【オリジナル】アラビアン・マッチョ【古代アラビア】

442 名前：天狼ルミナ ◆uwki1uEg 投稿日：2018/12/18(Tue) 19:49

>>436

まだお互いに、本来の姿を見せた事が無いから分からないわ。
ヴィクセンがどれだけ長く生きているかにもよるわね。

まあ荒野で生きていて、縄張り争いでもしているのであれば兎も角
人の姿で人の世に生きている以上、大きさなど意味を持たないわ。

たまには自分で“もふもふ”を堪能したいのであれば大きい方が
何かと都合がいいけどね。

>>437

どうかな…？
流石にそこまでは長生きしていないんじゃないかしら。
九尾ともなれば、普通の人間でも只ならぬ雰囲気を感じ取れる位の妖気を放っている筈よ。

でも、力に驕って人の世を乱すような愚を犯すような娘じゃないのは確かね。
例え後々九尾になれたとしてもね。

人と人の作る世の中は絶え間なく変化していく。
私たちが想像できない程にね。
それを見ていく方が、討伐されたという九尾のやってきた事よりずっと楽しいわ。

>>438

＞大変失礼な言い様であるがルミナ殿がこれほど内政に広く高い見識を持っておられたとは驚きなのじゃ

お褒めに預かり、光栄です。
私が初めて女として結婚した時の夫は、地方領主の妻でしたから…。
夫からも、そして３人の側室達からも領地を治めていくための知識を数多く学ぶ事が出来ました。
その後旅をして様々な国を見ていく中でも学ぶ事は多々有りましたが、
いずれにしても初めての夫と暮らした日々に得た知識が私の支えになっている事は確かです。

それがまたこうして姫さまの為に役立てることが出来て、有難い事です。

＞特に心配なのはその改革の中心にいる存在のこと…すなわちルミナ殿のことじゃ
＞まあ、ついでにわらわのことも多少目をつけているようじゃがな

私如き一介の踊り子が、改革の中心などとは他国の者達も随分と買い被っておられるようで…と言いたい所ですが、
国政を恣にしてきた不届者に一矢報いる為の手段として私も名声を必要としました。

国一番の踊り子を決める大会であればまだしも、女の身で御前試合を制し
それを女王陛下の奪還の為の舞台にしたとなれば、目立つのも些か無理はありませんでしたね。

努々油断無きよう努めておりますが、外交官の多数の来訪はある意味攻撃でもありますゆえ、
女王陛下より「攻め」に転じるよう託を賜りました。

来訪者の接待に努める傍ら、私の常人を凌ぐ耳をもって他国の者達の不穏な動き、
我が国への来訪の真の目的や思惑を見抜き、女王陛下へ奏上する役割を仰せつかっております。

私の狡猾さと策を弄する小賢しさは、先の大臣の失脚で女王陛下も存じております故
国政を預かる者として生かさぬ手はありますまい。
無論姫様も、私が必要とあらば存分に活用して下さいませ。

手中の人材を存分に生かす事は、次期女王陛下としての資質にも影響致しますので
どうか遠慮なさらずに…。


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