【オリジナル】アラビアン・マッチョ【古代アラビア】

572 名前：月の沙漠を行く姫シャフルナーズ ◆EyAiQqWE 投稿日：2019/04/28(Sun) 22:36

>>569

北の沙漠に雪が降る
視察の折りに、サバクシロギツネと遊んだこともある
愛い奴であったな
エキノドラゴンが潜伏している可能性があるので、撫でる前には清浄の魔法をかけることが必要なのじゃがな
高説は春になると雪解け水となり砂より浸透して地下水脈を為す
雪は大事じゃな


>>570
北斗七星の先には空の玉座に鎮座する北極星がある
亡命していた時には好く見上げたのう
いずれわらわも彼の星の如く都の玉座に母上をお戻し申し上げる、とな
北斗七星はひしゃくの形をしておるが、あの頃は手の内の三日月鎌のように見えていた
懐にしまいしその鎌で、不義の臣をこの手で討つと誓った

それもこれもルミナ殿のお陰で成就した
内政も安定しつつある
もはやこの国を出立して旅に出ても良い頃かのう

日本が東の海浜オンジュクにわらわと王子の像を立ててくれたそうじゃ
除幕式に使節を送ってほしい、と連絡が来ておる
わらわ自ら行ってみたいと思っているところよ

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