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【ORIGINAL】BOUNTY HUNTERS【A to Z】
- 505 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2023/04/27(Thu) 00:58
- ザナージュ「やったぁ!オレっちたちの勝ちでやんすね!」
ルキ「ハァ……ハァ……なんかやたら疲れたぜ……」
ゼノ「そんくらいで何ヘバッてんの。情けない」
ルキ「お、お前の体だろコレ……」
ゼノ「……だから私に言ったの」
ルキ「え……?あ、そ、そういやお前キズは平気なのかよ?まあオレの体なら大丈夫だろうけどさ」
ゼノ「うん……平気……。
(ゼノはいつもこんな痛みに耐えながら私やザナージュを守ってくれてたんだ……)」
ルキ「そっか、そりゃ良かったよ……。
(キズ付いたのがお前じゃなくてオレの体でさ)」
ドクター「マスター、アリスのお身体はお気に召しやがりましたか?」
アリス「上々だよ。さすがは私の最高傑作だね。私には無い素晴らしい力だ」
ドクター「ま、マスターったら!アリスが強いのは天才科学者であらせやがるマスターのおかげでごぜーますよ!
(マスター……貴方に腕力なんて必要ないんですよ。アリスがずっとお守りしますから)」
アリス「ふっ、その口八丁はザナージュに教わったのか?
(私に子供はいないが……子の成長を見守る親というのはこういう心境なのかもしれないな)」
ザナージュ「あーあー……オレっちたちはすっかり外野でやんすね」
DZ「まったくだぜ。ま、たまには構わんさ。いつも俺が主役じゃあいつらに悪いからな」(ニッ
ザナージュ「やれやれ……ダンナのその性格が羨ましいでやんすよ……。
(ダンナ……カッコつけてるけど、さっきのめっちゃダサかったでやんすよ……)」
DZ「だったら俺に近づけるよう努力しな。幸いにもお前は顔と強さ以外は俺に似てるんだからよ。
(弱えし手足は短えし何なんだこいつ。ああ、さっさと元の体に戻りてえ……)」
>>420話 フラッグ・デイ 乳を想う日
DZ「ヘイ、ゼノ坊。ちょっと耳貸せ」
ルキ「なんかDZにその呼び方されてる感じがしてヤだな……何だよ、ザナージュ?」
DZ「乳触ってみろ」
ルキ「ブフッ!いきなり何言ってんだアンタ!!」
DZ「せっかく嬢ちゃんの体になったんだ。乳……触ってみろ」
ルキ「『……』じゃねーんだよ!アンタ正気か!?さすがにドン引きだよ!」
DZ「だったら俺に触らせろ」
ルキ「ファッ!?」
DZ「俺が揉んででかくしてやろう。さあ、脱げ」
ルキ「気持ちワリーんだよ変態野郎!!」
DZ「そんなことはない!気持ち良くしてやるから!さあ!」
(バチ……バチ……
DZ「なっ……千鳥のさえずりのようなこの音はまさか……!」
ゼノ「何を気持ちよくするって?」
DZ「慈悲を……慈悲を……!」
ルキ「(死んだな)」
〜
アリス「というのが死亡フラグだよ」
ドクター「ほうほう、なるほどですね!」
ルキ「いや……もっと分かりやすい例あるだろ」
ザナージュ「あああ……オレっちの体があんな黒焦げに……」
ゼノ「ああ、ごめん。つい」
ザナージュ「まあ仕方ないでやんす。亡きダンナに変わってオレっちがルキちゃんの乳を
ゼノ「神の裁き(エル・トール)!!」
ザナージュ「」
ルキ「……死体が増えたぞ」
アリス「フラグを立てた者はこうなるのだよ。もしかするとクラレンス氏もフラグを立てたのかもしれない」
ドクター「ではそのフラグをヘシ折ればよろしいのですね!」
ルキ「そう言われてもクラレンスはフラグらしきことは言ってなかったぜ?」
ドクター「それだよ」
ルキ「え?」
ドクター「その油断こそがフラグなのだ。フラグを立てていないから自分は助かるだろう……それが既にフラグなのだよ」
>俺に死亡フラグなんか立たねえよ
>結婚する相手なんかいないし一人で部屋に戻ったりもしないからな
アリス「見たまえ、彼を。そして想像してごらん、数分後彼がどうなっているのかを」
ルキ「……なぜか不安になるな」
アリス「そうだろう?更にもう一つ言えることは」
ドクター「なんでごぜーます?」
アリス「映画だと銃を乱射した人物は大抵その直後に死ぬ」
一同「確かに!!」
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