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【ORIGINAL】BOUNTY HUNTERS【A to Z】

1 名前:ザナージュ ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/10/25(Fri) 19:10
時は2XXX年!世界は核の炎には包まれなかったが、次元の壁が崩壊した!
人間、獣人、魔族、エルフにドワーフ、果ては異世人からサイボーグといった
様々な人種が混在する世界で、賞金稼ぎ(バウンティハンター)を営む男がいた。
これは混沌とした世界をどげんかすべく戦うハンターたちの物語である。
彼らの元に今日も依頼が舞い込む……。



ようこそ、我が城『AtoZ』へ。俺に依頼かい?
……ん?ヒュウ!こいつは懐かしい顔だ。久しぶりだな、元気にしてたかい?


「もちろん!」→>>2

「誰ですか?」→>>3

「借した金返せよ」→>>4

714 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/14(Sun) 22:55
恋なんて言わば エゴとエゴのぶつかり稽古
今、あなたは「そこはシーソーゲームだろ!」と思いましたね?
これがメンタリズムです

715 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/15(Mon) 16:05
デカいケーキ置いておくから
食うなり顔を埋めるなり二人で入刀するなりしてくれ

716 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/01/23(Tue) 17:59
>>687 リチャーズ・ジョーンズと運命のダイヤル
(ゲスト:ドクター)

ザナージュ「……つうわけだ。またいつあの野郎どもが襲撃してくるかわからねえ。今の内に対策を立てておく」
ドクター「それで私を呼んだと」
アリス「はい!マスターの知恵と技術をお借りしたいのでごぜーます!」
ドクター「任せたまえ。私にいい考えがある」
アリス「本当ですか!さすがはマスターでごぜーます!」
ルキ「私には悪い予感しかしないけどね」
ゼノ「オレもだよ」
ザナージュ「心配すんな、ドクターは悪どいことさせれば天才だ。この前も国王の機密情報とされる謎のメモを入手したらしいぜ」
ドクター「教師、人妻、ツXヤ、スXバ店員……」
ゼノ「聞きたくねーよ」
ルキ「(まともに働いてる様子のないドクターの設備や資金が潤沢な理由がわかった……)」

ドクター「それじゃ皆、今日は事務所の周りにバリアを張ってみよう!」
ザナージュ「よっ、待ってましたドクドクさん!」
ルキ「子供に悪影響与えそうな教育番組始まった」
ゼノ「バリアなんてそんなことできんのか?」
ドクター「私はタイムマシンを造った男だ。バリアを張るくらい造作もないことだよ」
ルキ「……それはそうかもね」
ザナージュ「だがバリアつってもすぐ用意できるわけじゃねえだろ?」
ドクター「そうだな、30分待ってほしい」
ゼノ「そんなに早くできんのか!?」
ドクター「バリア装置は既に完成している。その装置をここに持って来るだけだよ。アリス、運ぶのを手伝ってくれるかい?」
アリス「はいな!アリスにお任せ!」
ルキ「……ホントに大丈夫なの?」
ザナージュ「ま、とりあえずはお手並み拝見と行こうぜ」



〈立ち入り禁止!〉
〈KEEP OUT〉
〈この先通行止め〉
〈工事中。ご迷惑をおかけします〉

ドクター「よし、準備完了だ。東西南北、全ての守りを固めておいたよ。ご苦労だったね、アリス」
アリス「どういたしいたしましていたし!」
ゼノ「バリアってコレただの看板じゃねーか!!」
ドクター「そうだ、ただの看板だ。良識のある者ならここへ立ち入ろうとは思うまい」
ゼノ「いきなり人の事務所をブッ壊す連中に良識があると思ってんのか!」
ザナージュ「まあ落ち着けよ、ゼノ坊。これだけじゃねえんだろ?ドクター」
ドクター「察しがいいな、その通りだよ。この看板の先にもう一つ罠を仕掛けておいた」
ルキ「どんな?」
ドクター「この看板を無視して進むとセンサーが感知し、政府が所有する衛星兵器からレーザーが発射される仕組みになっているのだよ、フフフ」
ルキ「バカじゃないの?」
ドクター「バカとは心外だ。ではルキくん、君にこのシステムを開発する技術があるのかい?」
ゼノ「そういう問題じゃねーんだよ!そんなモン使ったら事務所もブッ壊れるだろーが!」
ルキ「事務所だけじゃ済まないでしょ」
ドクター「壊してしまえばいいさ、こんな狂った世界は。人間達に与えるには過ぎた玩具だ」
ゼノ「い、痛ぇ……痛ぇよ……!」
アリス「大変です!ゼノ様が苦しんでいます!」
ザナージュ「これはキツいな……坊やにとっちゃドクターの痛さと過去の自分を思い出した痛みで二重苦だぜ」
ルキ「そろそろ真面目にやってくれる?」

(ピピッ!)

ドクター「おや、どうしたんだいアリス」
アリス「熱源を感知しました!火器を所有した方が数名接近中でごぜーます!」
ザナージュ「やれやれ、結局いつも通りのやり方でいくしかねえらしいな」
ゼノ「こっちの方がシンプルでいいさ」
ルキ「面倒だけどね」
ドクター「よく解っているじゃないか。力ずくこそ君達のような野蛮人に相応しい方法だ」
ザナージュ「ドクター」
ドクター「ん?」
ザナージュ「てめえ囮になれ」

ギャング一味『トリックオアトリート!何だ、誰もいねえじゃねぇか』

ザナージュ「(オーケー、奴ら俺達に気づいてねえ。不意討ちには絶好のチャンスだ)」
アリス「(さすがマスター!完璧に看板に擬態しています!)」

http://www.10ch.tv/bbs_img/img-box/img20240123175702.jpg

717 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/01/23(Tue) 17:59
>>688話 CHA-LA 借金-CHA-LA
(ゲスト:ドクター呪印解放状態)

ザナージュ「なんだよ藪からスティックに。金の話はよそうぜ、もっと楽しい話をしようじゃねえか!」
ゼノ「……あのよー、ザナージュ」
ザナージュ「あん?」
ゼノ「あの後聞いたんだけどさー、さっきの連中が襲ってきたのってアンタが借金返さねーのが理由なんだってな」
ザナージュ「まあな、それがどうかしたかい?」
ゼノ「じゃあアンタが悪いんじゃねーか!」
ザナージュ「いやいや、悪いのはあいつらさ。あいつらはな、人の事務所をブッ壊すような連中なんだぜ?」
ゼノ「だからそれはアンタが借金を返済
ザナージュ「まあ聞けよ、レベルで言えば奴らの方が上だろ?」
ゼノ「レベル?」
ザナージュ「借金を返すのが遅れた貧乏人と、いきなり人の家を銃で襲撃する集団、どっちが悪そうな奴だ?」
ゼノ「そりゃまぁ……後者の方が悪そうな感じはするけどさ」
ザナージュ「だろ?だからあいつらの方が悪い。借金を返すのが遅れた俺も悪いが、あいつらはもっと悪いんだ」
ゼノ「そうか……?そうなのか……?」
ザナージュ「よーく考えてみな。借金は返せばすぐチャラにできるが、壊れた家は簡単には戻らねえんだぜ?」
ゼノ「確かにそうだな……」
ルキ「なに簡単に言いくるめられてんの」
アリス「ゼノ様は詐欺師に引っかかるタイプですね!」

ザナージュ「俺だって借金生活とはさっさとオサラバしたいさ。なんで犯罪者でもねえのにコソコソ生きていかなきゃならねえんだ」
ゼノ「借金返さねーからだろ」
ルキ「ゼノ、ここはまず借金踏み倒すのは悪い事だってことを教えてあげないと」
ザナージュ「事務所の維持費だって大変なんだぜ?お前ら居候の生活費、アリスちゃんの改造・修理費の加えて
   俺が仕事中に壊した物の修理費、店の女の子達との交際費もある。服も欲しいし旅行にだって行きたいさ」
ゼノ「二行目削れよ」
ザナージュ「事務所の維持費だって大変なんだぜ?お前ら居候の生活費、アリスちゃんの改造・修理費の加えて」
ゼノ「そういうことじゃねーよ!なんだよ、修理費とか交際費とか!旅行!?オレだって行きてーよ!」
アリス「アリスも〜♪」
ザナージュ「お、じゃあ今度行くか。旅行するならどこに行きたい?」
ゼノ「うーん、そうだなー……」
ルキ「あんたさっきからチョロ過ぎない?」

ザナージュ「要するに事務所の維持に精一杯で、借金なんて返してる余裕はねえってことだ。アンダスタン?アンダスタン?」
アリス「いっそ骨の髄までしゃぶっちゃいませう!」
ゼノ「んなこと言ってたら一生返済できねーよ。節約できることはしていこうぜ」
ザナージュ「じゃあお前らしばらくメシ抜きな」
ゼノ&ルキ「あんたがキャバ嬢に貢ぐのやめろ」
アリス「みんなで協力していきませう!アリスもこれからはご飯の量を減らします!
   ……と言いたいところですが、やめられない止まらないかっぱえびせんできません!」
ゼノ「食うのは必要なことだからな。食費以外のことを節約すればいいんだよ」
アリス「ではご主人様のお金をくすねまくってソシャゲに課金しまくるのは我慢しまくりまする……」
ザナージュ「それはマジでやめまくってくれ」

ルキ「でも節約も大事だけど趣味も大事じゃない?」
ゼノ「そらまーな」
ザナージュ「じゃあ俺の交際費は必要経費ってことで」
ゼノ「悪い政治家みてーだな……ほどほどにしとけよな」
ルキ「一番無駄なのはザナージュやアリスが暴れて壊した物の修理費だと思うんだけど」
ザナージュ「HAHAHA、違いねえ!」
アリス「一本取られちまいやしたね!」
ルキ「イラッ」
ゼノ「ルキの言うとおりだぜ、それが一番デカい上に不要な出費なんだよ」
ザナージュ「酷え……俺とアリスちゃんはこの事務所にいらねえって言うんだな……」
アリス「アリスは悲しゅうごぜーます……」
ゼノ「あ、いやっ……そんなつもりはねーんだけど
ザナージュ「先生ー、ゼノくんがアリスちゃんを泣かせましたー」

ドクター「誰だ……」

ゼノ「うおっ!?ドクター!?」
アリス「サスケくん……!」
ルキ「ドクターの本名、サスケっていうの?」
ザナージュ「呪印が……体中を取り巻いている!?」
ルキ「あれ血でしょ。さっきギャングとどさくさに紛れたあんたにリンチされたから」
ドクター「アリスをそんな風にした奴は……どいつだ……」
ゼノ「……オレらだよ!」
ルキ「私関係なくない?……あーもう、ツッコミめんどくさっ!」

718 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/01/26(Fri) 01:19
キャラハン川柳

ザナージュ「ここで一句!」

   引き留めて
   留まるならば
   やってるさ

ザナージュ「みんなもキャラハンゲットじゃぞ〜!」

>>689話 ゼノの悲報

ザナージュ「今俺はこの街の頂点にいる。名無し、この意味がわかるかい?オーケー、教えてやるぜ。
   このザナージュが一番強いってことなんだよ!」

【ザナージュとのバトルに勝った!
名無しは賞金−9980円を手に入れた!】

アリス「ご主人様ー!!」
ゼノ「負けてんじゃん」
ルキ「なんかおかしくない?」
ゼノ「ああ、アッサリし過ぎだ。まるでわざと負けたみてーに 」
ザナージュ「わざと負けたからな」
アリス「なんと!その心は!?」
ザナージュ「殴られるフリをして財布を頂いたのさ。どれどれ、中身は……9980G?なんだよ、シケてんなあ」
ゼノ「アンタ、それ犯罪だぞ」
ザナージュ「バカ野郎、これは正当なバトルの結果だ。俺は『どろぼう』で賞金を頂いたまでさ」
ゼノ「賞金はバトルに勝たなきゃ貰えねーんだよ!」
ザナージュ「今のバトルの勝者は俺だぜ?試合には負けたが勝負に勝ったからな」
ルキ「ジュンサーさん、こいつです」
ザナージュ「待て待て、通報すんな!わかったよ、返せばいいんだろ返せば。ほら、返したぜ。これで文句ねえんだろ?ペッ!」
ゼノ「なんなんだコイツ……」
ルキ「何であんたがキレてんの?」
ザナージュ「いきなり人にケンカ吹っ掛けてきたチンピラから金もらって何が悪いんだ。なあ、アリスちゃん?」
アリス「ご主人様、そろそろそんなおチンピラみたいな真似はやめて真面目に働きませんか?」
ザナージュ「え、なんで今日はそんな真面目なんだアリスちゃん……」
ゼノ「とうとう愛想尽かされたんじゃねーの?」

アリス「アリスはお金が欲しいんです!だから真面目にお仕事を頑張ると決めたんです!」
ルキ「何か欲しいものでもあるの?」
アリス「逆刃刀です!」
ゼノ「お前は弥彦か」
アリス「ウソです!本当はいつもお世話になっているご主人様とルキ様とマスターを旅行に連れていってあげたいんです!」
ザナージュ「アリスちゃん……」(ジワッ
ゼノ「アリス……」(ジワッ
ルキ「二人とも涙ぐんでるけど理由は違う……」
アリス「まあゼノ様も特別に連れていってあげてもいいですよ!」
ゼノ「ありがとよ!」

ザナージュ「そういうことなら仕方ねえ。これからは俺も真面目にいきるとするか」
ゼノ「いい心がけだな」
ザナージュ「ヘイヘイヘイ、そこの名無し。なにガン飛ばしてんだ?本物のガンってやつを見せてやろうか?」(チャカッ
ルキ「ホントだ、真面目にイキってる」
ゼノ「ダメだこりゃ」
アリス「アリスも負けていられません!名無し様、バトルしませう!アリスが勝ったらお金ください!」
ゼノ「結局お前も同類かよ!よせよ、アリス。強盗だと思われるぞ」
アリス「それはわかっています、でも娘の手術代の為にはお金が必要なのです……!」
ゼノ「お前はサンドマンか!旅行の為じゃなかったのかよ!」
ルキ「アリス、そんなことして旅行に行けなくなってもいいの?」
アリス「嫌です!」
ルキ「じゃあ街中で暴れちゃダメ。わかった?」
アリス「わかりました!」
ゼノ「オレの言うことは聞かねーのにザナージュとルキの言うことは素直に聞くんだよな……」
ザナージュ「母ちゃんに反抗したいお年頃なのさ」
ゼノ「誰が母ちゃんだよ」
ルキ「ゼノはお母さんっていうより『オカン』って感じだよね」
ゼノ「あんま嬉しくねーな……せめてお父さんにしてくれよ」
アリス「ゼノ様なら将来きっといい旦那さんになれますよ!」
ゼノ「そ、そうか?」
アリス「はい!アリスならゼノ様とは絶対結婚したくありません!」
ゼノ「何が言いてーんだ……」

719 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/01/26(Fri) 01:20
>>690話 洗浄のメリークリスマス

ザナージュ「メリークリスマス、愛してるぜ俺のファン達」
アリス「メリークリスマス!じんぐるべー♪」
ゼノ「メリークリスマス……」
ルキ「……メリークリスマス」

ザナージュ「なんだあ?元気ねえな。せっかくのクリスマスなんだから盛り上がっていこうぜ?」
ゼノ「ムリだよ、もうとっくにクリスマス過ぎてんじゃん」
ザナージュ「HAHA、いつものことだろ?そろそろ慣れな」
ルキ「まあ、それはそうなんだけど……そもそも私達魔族だからね?」
ザナージュ「あー細けえこと気にすんな!魔族がクリスマスを祝っちゃいけねえなんて法は人間界にはねえんだ」
アリス「じんぐるべー♪今年のツリーはアリスが用意いたしました!これです!」(ドスーン
ゼノ「うわっ、デケーな!こんなのどこに売ってたんだ?」
アリス「教会からお借りしてきました!」
ルキ「それって確か神木じゃなかったっけ……」
ゼノ「マジかよ……ただのパーティー用にそんなの借りて来ていいのか?」
ザナージュ「大丈夫さ、シスターの話によると物干し竿として使う参拝客も多いそうだぜ」
ゼノ「神木を!?」
ザナージュ「洗濯ものを干すことによって心の浄化を神にお伝えするんだとさ」
アリス「アリスもスペアの頭を洗浄してお供えしてきました!」
ゼノ「教会の木に、人の頭がブラ下がってんのを想像すると怖すぎるな」
ザナージュ「大丈夫だ、シスターの話によるとこの木の下にはもっとたくさん埋まってるらしいから」
ゼノ「もっとコエーんだよ!!シスターも部外者にそんな話すんなよ!」
ルキ「(闇が深そう……)」

ザナージュ「この木にはもう一つ、言い伝えがあるんだぜ」
ゼノ「なんだよ、また恐ろしい話か?」
ザナージュ「いや、愛とロマンスさ。なんとこの木の下で意中の相手に告白すると99%の確率で性交するらしい」
ゼノ「場所を弁えろ!!」
ザナージュ「あ、間違えた。成功だ成功。この木の下で告ると99パー成功するらしいぜ」
アリス「きゃー!それは素敵な与太話ですね!」
ゼノ「どんな話だよ」
ルキ「ふーん……」
ザナージュ「お、嬢ちゃん興味あんのか?」
ルキ「まさか。今時そんなベタな言い伝えがあるのかと思っただけ」
ゼノ「ベタってのは王道ってことだよ。オレはそういうの嫌いじゃねーぜ」
ルキ「そういうもん?」
ゼノ「そういうモンさ」
ザナージュ「じゃあお前コクれ」
ゼノ「ファッ!?」
アリス「ゼノ様、墓穴をほっちゃいましたね!クリスマスだけに!」
ゼノ「…………?……別にクリスマスかかってねーじゃん!」

ルキ「ツリーはいいとして飾り付けどうする?こんなに大きいと大変じゃない?」
ザナージュ「大丈夫大丈夫、お前らに任せておけばすぐ終わるさ」
ルキ「あんたは」
ゼノ「それならさ、ここに来たお客サンにも手伝ってもらうってのはどうだ?」
ザナージュ「そいつはいい考えだな。飾り付けを手伝ってくれた女性客には99%の確率で俺が
ゼノ「言わせねーよ!」
ザナージュ「お、久々に出たなそのフレーズ」
アリス「飾り付けをお手伝いしてくれたお客様には、プレゼントを差し上げるというのはどうでごぜーます?」
ルキ「うーん、今からプレゼントを用意するのは難しいんじゃない……?」
アリス「靴下を持参したお客様にはご主人様の靴下をプレゼントするというのはいかがでげす?」
ゼノ「誰が自分の靴下に他人のクセー靴下入れられて喜ぶんだよ」
ザナージュ「臭くねえよ!!俺の靴下嗅いだことあんのかお前!!口開けやがれ、今ここで嗅がしてやらあ!!」
ゼノ「うわっやめろバカ!!うえっ!ゴパァァァッ!ゴホッゴホッ!!うえーッ!!ゴハァァッ!!」
アリス「ゼノ様がヤベーほど苦しんでいます!メリークルシミマス!」
ルキ「これもう毒飲まされた人の反応でしょ」
ザナージュ「効いただろ、今のはお前らへのお仕置き用に用意しておいた特殊な靴下だからな」
ルキ「特殊……?何、まさかずっと洗ってないとか?」
ザナージュ「そんなチャチなもんじゃねえ。ドクターに頼んで野原ひろしの靴下と同じ成分を再現した代物さ」
アリス「なんとぉー!それは危険極まりねーです!」
ザナージュ「ドクターも開発中に二度死にかけたそうだ」
ルキ「まあなんでドクターがそんな匂いを知ってるのかは謎だけど」
ザナージュ「そうだ、こいつもツリーに干しておくか。いい魔除けになりそうだ」
ルキ「お客さんも近づかなくなるでしょ」
アリス「じんぐるべー♪」

720 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/01/26(Fri) 18:02
ザナージュ「前回のクリスマス回なんだがよお、アリスちゃんの一言で無理矢理締めてるだろ。
   あれ実は文字数の都合でラストシーンを一部カットしたからなんだよ。あ、鼻落ちた」(ポロッ
ゼノ「2レス使えば良かったじゃんよ」
ザナージュ「いや、数行だったからな。2レス使うのは勿体ねえかと思ってよ。あ、鼻が」(ポロッ
アリス「本来はどんなシーンでしたっけ?」
ルキ「ザナージュが、プラモデル配ってるサンタを見たとかそんな内容だったような……」
ゼノ「サタンじゃなかったか?」
ルキ「いや、何で悪魔がプラモデル配ってんの」
ザナージュ「どっちも正解、サタンでサンタさ。あ、また鼻が」(ポロッ
ゼノ「なんなんだよさっきからポロポロと!!なんだそれ、梅干し!?」
ザナージュ「ノンノン、ただの梅干しじゃないぜ。押すと光るんだ」(ピカー
ゼノ&アリ「おおー」
ルキ「……で、結局なんなのそれ」
ザナージュ「わからん、屋根裏に落ちてた」

>>691話 Y談・フレーズ
(ゲスト:オールスター)

酒場の親父「イけ、ハンターズ。この街の命運は君達に託された。頼りにしているぞ///」
ザナージュ「任せておきなベイビー。報酬はスイス銀行に振り込んでおいてくれよ」
DZ「この世界はオレっち達が絶対に救ってみせるでやんすよ!ね、ゼノきゅん!」
ゼノ「あ、ああ……」
アリス「ご主人様、DZ様、金太!負けないでくだせーませ!///」
ドクター「できれば標的は生け捕りにしてくれたまえ。生きたまま解剖されたらどんな声で鳴くのか……想像するだけでゾクゾクするよ///」
ジャスティ「奇遇だね、ドクター。私も悪党の断末魔を想像して震えていたところさ///」
ゼノ「ぜ、善処するよ……」
スターナ「あの、お兄様……もう少しこうしていてもいいですか……?///」
ラハール「勿論だ。今夜はずっと側にいよう……///」
ビリー「フー……見せつけてくれるじゃねぇかお二人さん。妄想が捗るぜ///」
フィアデス「血を分かち合った者達の愛は麗しいものだね……嗚呼、僕も姉さんと一つに……///」
ルキ「……ゼノ、頑張って……///」(ボソッ
ゼノ「お、おう……(なんでこんなことになったんだろうなぁ……)」

〜数時間前

DZ「大変でやんすー!」
ルキ「あ、変態」
DZ「そんです、オレっちが変なおじさんです……ってそんなこと言ってる場合じゃないでやんすよルキちゃん!ダンナ達は!?」
ザナージュ「いるぜ。とりあえず落ち着けよ変態。何があった?」
DZ「Y談おじさん(仮名)が現れたでやんす……!」
ザナージュ「なん……だと……!?」
DZ「おかげで街中大騒ぎでやんすよ。今、ギルドにハンター達が集まって会議中でやんすから、ダンナ達も来てほしいでやんす」
ゼノ「なんだそりゃ」
アリス「猥談ですって!?」(ワクワク
ザナージュ「お前ら知らねえのか?Y談おじさんってのは魔物の一種さ。奴が発する光に当たれば……」
ルキ「当たれば?」

(ピカーッ)

ルキ「うっ……!何……!?」
ゼノ「ルキ!」
DZ「こ、この光は……もうここまで来たでやんすか!?」
ザナージュ「どうやらそのようだ……ちっ、油断したぜ」
アリス「ルキ様、大丈夫でごぜーますか!?」
ルキ「う、うん、特に何ともない……けど」
ゼノ「けど?」
ルキ「パノッティくんにギューしたい……///」
ゼノ&アリ「」
ルキ「あ!?いや……は!?何!?」
ゼノ「オレが聞きてーよ……」
ザナージュ「わかったろ?奴の光に触れると強制的に性癖を暴露しちまうんだ」
ゼノ「なんだそれ怖すぎんだろ!!」
アリス「ほうほう、ではルキ様は可愛い男の子をギュー♪したいと」
ルキ「ち、違っ……///」
DZ「ルキちゃん、オレっちはどうでやんす?」
ルキ「汚い、消えて……///」
DZ「うっはw今の見たでやんすかダンナ!?」
ザナージュ「おおー、ゾクゾクしたなw」
ゼノ「言ってる場合か変態ども!」

(ピカー)

ゼノ「うわ、しまった!」
アリス「あ〜れ〜♪」
ザナージュ「アリスちゃーん!よいではないかよいではないか!」
DZ「アリスちゃん、ゼノきゅん、大丈夫でやんすか!?」
アリス「はい、大丈夫です!金太は?///」
ゼノ「金太!?オレのこと!?」
アリス「はい、金髪なので金太!まさしく金太です!///」
ゼノ「『ま』と繋げんな!大丈夫じゃねーじゃん!猥談っつーかしょーもねー下ネタだけど!」
ザナージュ「アリスちゃんが小学生男子並みの感性でよかったぜ」
ゼノ「確かに……最悪の事態は免れたな……」

721 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/01/26(Fri) 18:03
ルキ「……ねえ、ゼノ……///」
ゼノ「うおっ!?な、なんだ!?」
DZ「なに興奮してるでやんすか」
ザナージュ「いやらしい奴だぜ」
アリス「金太!真面目にやってくだせーませ!///」
ゼノ「お前らに言われたくねーよ!」
ルキ「ゼノは変化がないけど……我慢してるの……?///」
ザナージュ「これちょっと録画しとくか」
DZ「あ、後でオレっちにも回してほしいでやんす」
ゼノ「やめろ、後で死にてーのか!オレは……なんとか大丈夫みてーだ」
アリス「さすが金太!魔力がちげーますね!」
ゼノ「オレの魔力が酷い力に!」
DZ「金太魔力の高いスケベだからベースケ・金太マリアという名前はどうでやんすか?」
ゼノ「なんの話だよブン殴んぞ!」
ザナージュ「ん?もしかして魔力が高いヤツには効かねえのか?」
DZ「でもルキちゃんには効いてるでやんすよ」
ゼノ「アンタやザナージュも効いてねーじゃんか」
ザナージュ「いや、俺達は、なあ?」
DZ「普段から猥談ばかりしてるでやんすから」
ゼノ「認めたくねーけどスゲーなアンタら!」
アリス「あ、Y談おじさまがやりたい放題やって逃げちゃいましたよ!」
DZ「ありゃ女の子を抱くだけ抱いて飽きたらポイするタイプでやんすね」
ルキ「最悪……私達で遊んでたの……?許さない……許さない許さない許さない……刺す……!」
ゼノ「ルキ……お前元に戻るまでもう喋んない方が……」
ザナージュ「こいつは色んな意味でめんどくせえ事になってきたぞ。早いとこギルドに向かおう」



酒場の親父「ハンター諸君!よくぞ集まってくれた!諸君は素晴らしい!今日は思いきってヤろうぜ!」
ハンター達「おおー!!」
ヘルマン「待ちやがれてめえら!あのY談野郎とは俺にヤらせろ。タマ取ってやるぜ!///」
ジャスティ「そうはいかないな。あのような悪漢はこの手で殺ると私は正義、そして愛に誓った///」
スライヤ「そうはいかねぇっぺ、あいづはオラがヤる。ホンドはスライムみでぇにプリプリしてるのが好みなんだげどよ///」
ビリー「フー、男に興味はねぇ……が、奴は転がしてやるよ。病院のベッドの上で、コインみてぇにな……///」
ホラ「待ちたまえ、彼には私がレクチャーしてあげようではないか。この“足技の魔術師”がね///」

ゼノ「既に地獄絵図だ……」
ザナージュ「ちっ、どうやらここも襲撃されたようだな」
ラハール「むッ、待っていたぞザナージュッ!!来なければこちらから会いに行こうと思っていたところだ……///」
ザナージュ「うわあめんどくせえええ」
DZ「これみんな後で見せられたら死にたくなるでやんしょ」
アルス「DZさん!ザナージュさん達も、こんにちは!」
ゼノ「よっ、アルス。あっちもこっちもヒデー有り様だな」
アルス「そうなんだ、僕は何とか回避できたから無事だけど……」
アリス「さすがイケメンのアルス様です!食べちゃいたい///」
ルキ「あーわかる。アルスってさ、可愛いよね……///」
ゼノ「ちょ」
アルス「えっ!?ま、まさかルキとアリスも被害に……?」
ザナージュ「まあな、できれば今日見たことは忘れてやってくれ」
アルス「忘れる……?いや……思い出した……失ったはずの……幼い頃の記憶を……」
ゼノ「このタイミングで!?」
アルス「全部思い出した……僕を抱いてくれた温かな手、母乳の味……そうだ、僕は母さんから生まれたんだ!!
   母さん……もう一度僕に母乳をくれー!!///」
ゼノ「落ち着けアルス!それはお前だけの記憶じゃねーぞ!」
DZ「ウププ……老若男女から人気の爽やかイケメンハンターにマザコン疑惑が浮上でやんすねぇ!」
アリス「アルス様ならアリでごぜーますよね///」
ルキ「うん、母性くすぐられるっていうか……///」
DZ「ちくしょうイケメンめ!」

722 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/01/26(Fri) 18:03
ジョニィ「あれはマンPのGスポッ!Gスポ〜♪」
アリス「波乗りジョニィ様が酔っぱらってサザンを歌っています!」
ゼノ「ソロからバンドになっただけじゃねーか!」
酒場の親父「ジョニィ、飲み過ぎだ。その辺にしておけ。さもなくば……強引に黙らせるぞ///」
ジョニィ「胸騒ぎの腰つき〜!ラーララー!」

ザナージュ「単なる酔っぱらいどもの宴状態だな」
ラハール「ザナージュよ」
ザナージュ「あん?」
ラハール「黙って俺に刺されろ……///」
ザナージュ「なんだこいつきめえ」
ラハール「今は争っている場合ではない。そんなことは解っている。だが最早我慢できぬのだ……俺は貴様と交わりたい……///」
アリス「きゃー!ラハール様ったら大胆!///ラハザナですね!///」
ルキ「ホント誰かさんも見習ってくれればいいのに……///」
DZ「言われてるでやんすよ、ゼノきゅん」
ゼノ「へっ!?」

(コンコン

ビリー「親父、誰かこの花園に来たみてぇだぜ……///」
酒場の親父「もしや例の猥談親父か?ここはハンター達がピーする神聖な場。ピーな真似はこの私が許さんぞ///」
DZ「おやっさんも猥談親父の一人でやんしょ」
スターナ「私です、スターナです。開けてください」
ラハール「!!」
DZ「おっほ!スターナちゃん!?汚い店ですがどうぞ入ってくれでやんす!」
酒場の親父「代わりにお前は出ていってくれ。さあスターナ、中に入りなさい///」

スターナ「お邪魔しますね……皆さんお久しぶりです。あら?そちらの方は……」
ラハール「あ……///」(ドクン
ゼノ「ん?どうしたんだよ、ラハールさん?」
スターナ「ラハール……!?ではやはりあなたは……お兄様……!?」
ゼノ「お兄様!?ラハールさんが!?スターナの!?そういや天使と堕天使か……」
ルキ「やっぱそうだったんだ……」
フィアデス「兄と妹を残酷に引き裂いたのが神の悪戯だとしたら……再び二人が出会ったのは神の気まぐれなのさ……///」
スライヤ「おめぇはあいがわらず何言ってっかわがんねぇっぺ……そこがいじらしいべよ///」
ラハール「スターナ……!」
スターナ「お兄様……!」
ラハール「俺は……お前と……」
スターナ「はい……」

ラハール「お前と……したいです……///」
http://www.10ch.tv/bbs_img/img-box/img20240126180003.jpg

ゼノ「世界で一番酷い兄と妹の再会シーンだ……」
DZ「まさかエロギャグ回で再会するとは二人も思ってなかったでやんしょね」
ザナージュ「俺だって思ってなかったさ」

723 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/01/26(Fri) 18:04
酒場の親父「何!?それは本当かザナージュ!お前達はピーだからあのピーにピーされてもピー状態にならないのか!///」
DZ「何をピーピー囀ずってるでやんすか、おやっさん」
ザナージュ「ああ、常にピーピーマックスの俺とDZ、それと理由はわからねえがゼノ坊には効かねえようだ」
酒場の親父「素晴らしい……お前達は選ばれし真のピーだ!人類の希望だ!///」
ジャスティ「ザナージュくん、ゼノくん、DZくん、君達こそヒーローだ///」
ビリー「フー……仕方ねぇ、今回の主役は譲ってやるよ///」
アリス「皆様カッコいいです!///」
ザナージュ「フッ、俺にホレるなよ」
ヘルマン「ケッ、誰がてめえなんぞをほりたがるかよ……せいぜい頑張んな。負けたら承知しねぇぞ……///」
ザナージュ「ツンデレみてえできめえ」
DZ「な、なんか照れるでやんすねぇ、アベンジャーズになった気分でやんす///」
ゼノ「(イヤだな、こんなヒーローチーム……)」

ザナージュ「ところでスターナちゃん、キミは猥談光線食らってねえのか?」
スターナ「あ、いえ、私も実は……///」
DZ「うっひょー!?マジでやんす!?スターナちゃんの口からあんな言葉やこんな言葉が聞けるチャンス!?」
ラハール「DZよ、今すぐその口を閉じてやる……///」
スターナ「ま、待ってくださいお兄様!実は私、お願いがあるんです……///」
ラハール「お願い……?///」
ザナージュ「兄妹プレイか!?」
DZ「禁断の愛!?」
ゼノ「それはアンタらのお願いだろ」
スターナ「私の手を……握っていてくれませんか?///」
ザナ&DZ「ピュアーーー!!」
ゼノ「さすが天使だな……」

ザナージュ「さて、そろそろ片付けに行くか。さすがに長過ぎるからな」
DZ「長いものには巻かれるのがオレっちのモットーでやんす」
ゼノ「要するにY談おじさんを見つけ出してブチのめせばいいんだな?」
アリス「金太、待ってください!それは親父狩りですよ!」
ゼノ「そうだよ親父狩りだよ!もう金太なんて呼ばせねーぞ!」

ドクター「待つんだ」

ザナージュ「お?ドクターじゃねえか」
アリス「マスター!なぜここに?」
ドクター「店長から依頼されてね、猥談ウイルスに対抗するワクチンを持ってきたのだよ」
酒場の親父「おお、よく来てくれた!アベンジャーズとワクチンの力があればすぐに事件は解決できるだろう!///」
ドクター「……うぐっ」
アリス「マスター!?どうしやがったのです!」
ドクター「実はここに来る途中、猥談光線を浴びてしまったのだ……まもなく私も猥談しか喋れない身体になるだろう……」
アリス「そんな……」
ドクター「急ぐんだ……私が理性を失う前にこのワクチンXンを……」
一同「」
ドクター「ハーハッハッハ!!そうだワクチンXンだ!私はワクチンXンの開発に性交したぞー!!」
アリス「マスタァァァ!!」
ゼノ「ちくしょう、ドクターまで……!」
ルキ「ゼノ……ドクターの犠牲を無駄にしない為にも、行って……///」
ゼノ「そうだ……オレらがやるしかねーんだ!行こうぜ、ザナージュ!DZ!真の戦いはこれからだ!」

724 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/01/26(Fri) 18:05
>>693話 Gamble Rumble

ザナージュ「一言で表すなら俺は『イイ男』ってことだな。サンキューベイビー」
ルキ「一言で表すなら『胡散臭い男』じゃない?」
アリス「『チャラチャラした男』かと!」
ゼノ「少なくとも『サギ師』は誉め言葉じゃねーよな……」
ザナージュ「ヘイ、嫉妬は見苦しいぜお前ら。俺がクールダーティーなイケメンだってのは事実だろ」
アリス「ご主人様がよくおっしゃるクールダーティーとはどういう意味でごぜーます?」
ルキ「冷たくて汚い」
ザナージュ「直訳すんなボケ!意訳すると、『ちょっと悪そうで危険な香りが漂っているけど
   実は優しくてそのギャップにキュンとしちゃう女の子が絶えなさそうな大人の男』って意味さ」
ゼノ「そんなの意訳できねーよ」
ザナージュ「お前らは想像力が足りないねえ」
ルキ「あんたと比べりゃ大抵の生物はね」

ザナージュ「でもあの俺のイラスト、実はあまり納得いってねえんだよなあ」
アリス「なぜどす?ちゃんとカッコよく描かれてますよ!」
ザナージュ「肝心の顔があまり見えないだろ?他の奴らと同じようにもっとアップにしたかったのさ。
   あと俺の絵だけ背景がなかったんでな。後から適当に合成したおかげで、やっつけ感が半端ねえ」
ルキ「言わなきゃ誰もわかんないのに」
ザナージュ「しまった。……まあもっとイケメンな絵もあったんだが、表情はあの絵が一番イメージに近かったぜ」
アリス「ご主人様はいつもニヤニヤしてますもんね!」
ゼノ「まぁ爽やかとか朗らかな笑みってイメージはねーな」
ルキ「ザナージュは ぶきみに ほほえんでいる的な」
ザナージュ「ばくだん岩扱いすんじゃねえ。大胆不適な男と言ってくれ」

ゼノ「じゃあ一番苦労したのはアンタの絵か? 」
ザナージュ「いや、全員それなりに苦労したぜ」

ザナージュ:帽子に片目隠れと顔だけで特徴てんこ盛り。銃は最後まで出せなかったから諦めた。

ゼノ:剣を持たせたかったが、武器の絵は崩れやすい。結局、雷光で誤魔化した。

ルキ:怠そうな表情が難しい。何度か良い絵ができたが胸がデカかったので都度やり直し。(小さな胸:1.4)

アリス:一度ポーズも服も表情も完璧な絵ができたが、胸が小さかったのでやり直し。

ドクター:何度作っても眼鏡かけただけのモブ顔になった。癪だがファンもいるようなのでイケメン絵を採用。

ラハール:刀と手がよく崩れた。何度作っても構図や顔は大体イケメンになるのがちょっとムカついた。

アルス:頭に巻いてるあの赤いのがなかなか上手くいかなかった。AIちゃんはどうもアクセサリー系と指が苦手らしい。

スターナ:翼とかあるから苦戦を予想したが意外とすぐできた。さすが天使、優しい!

ジャスティ:アメコミっぽいのは簡単にできるが特撮風ヒーローは難しいぜ。だが楽しかったせいで変身シーンまで作っちまった。

DZ:B系ファッションのゴブリンなんて出てこねえよ。まず緑の肌が出ねえ。ハルクやピッコロ、シュレックとか色々な呪文を試した結果があれさ。

ザナージュ「というわけだ」
ゼノ「そっか、結構手こずったんだな……ありがとな、ザナージュ」
アリス「お疲れ様でした、ご主人様!」
ルキ「ちょっと待て」

725 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/28(Sun) 16:12
このメンバーのグッズを販売したら一番売れそうなのは誰のだろう

726 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/02/04(Sun) 07:29
なぐ子はいねがーわり子はいねがー

727 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/02/04(Sun) 19:46
ザナージュ「前回のレスを書く前に、Y談おじさんの元ネタの漫画がちょうど無料公開されてたから読んだんだ」
アリス「いかがでごぜーました?」
ザナージュ「俺達と似たようなノリだった。主人公からしてちょっと俺と似てるしよ」
ルキ「またパクった」
ザナージュ「違う、本当に偶然だ!俺はこないだ初めて読んだんだ!どうしてだよおお!パクってなんかないって言ってるだろおお!信じてくれよおお!」
ゼノ「なんでそんな必死なんだ……」
ザナージュ「レスの前に予習してパロディでもやろうかと思ったら普段の俺達と変わらなかったな、HAHAHA!
   ドクターっぽい性格だなと思ってたキャラがタンバリン叩きまくってて笑ったぜ。まさかそんなネタが被るとは思わねえだろ」

>>698話 ETERNAL CHAOS
(ゲスト:エージ、DZ)

そしてまさかこのネタが続くとも思わねえだろ!
こっちは一話完結のつもりだったから続編なんて考えてねえんだぞ!
まあいいさ、乗りかかった船ってやつだ。付き合ってやろうじゃねえか、この終わりなき混沌によ。
3、2、1、アクション!



俺はエージ。役者だ。
デビュー後しばらくは鳴かず飛ばずの無名な役者だったが、
自称ラッパーの不審者に絡まれた人気アイドルの星奈ちゃんを助けたことで
星の救世主として持て囃されることになった。
その後、無銭飲食と銃刀法で逮捕された気がするがそれはどうやら夢だったらしい。
今はそこそこ人気のある役者としてそれなりに充実した日々を送っている。

ザナージュ『全ては俺のおかげだな、HAHAHA』
エージ「そうですね、ザナージュさんのおかげです。
   酷い目に遭った気もしますが気のせいっすよね、ははは。
   今度なんと星奈ちゃんと共演することになりましたよ!」
ザナージュ『良かったじゃねえか。気合い入れていけよ、期待してるぜ』
エージ「はい、がんばります!」

DZ「そうはいかないでやんすねぇ!」
エージ「あ、お前はあの時のチンピラ!警察に捕まったはずじゃ!?」
DZ「脱獄してきたでやんすよ、お前に復讐する為にねぇ! 」
ザナージュ『懲りねえ野郎だな。返り討ちにしてやろうぜ、エージ』
エージ「できるもんならやってみろ!」
ザナージュ『あ?俺に命令するたあ偉くなったじゃねえか』
エージ「あ、いや、今のはあいつに言ったんです……」

DZ「何をコソコソ言ってるでやんす?」
ザナージュ『てめえをブチのめす作戦会議だよ!』
エージ「お、お前を倒す作戦を考えてたんだ!
   これを見ろ!無駄な抵抗はやめて大人しくしろ!」(チャカッ
DZ「やっぱり銃でやんすか……そう来ると思ってたでやんすよ」(ニタァ
ザナージュ『なんだ?あいつのあの余裕は……』

728 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/02/04(Sun) 19:47
ザナージュ『気をつけろ、エージ。あいつ何か企んでやがるぜ』
エージ「まさか防弾チョッキでも着込んできたんじゃ……?」
DZ「防弾チョッキ?……その手があったでやんす!」
ザナージュ『どうやらハズレのようだ』
エージ「ですね」

DZ「ふん、けどオレっちは防弾チョッキより遥かに強力な武器を手に入れたでやんすよ!」
エージ「ぶ、武器だって?」
ザナージュ『ロケランでも持ってきたんじゃねえだろうな』
DZ「こいつでやんすぅー!聖剣デュランダル!」(チャキッ
エジ&ザナ「なん……だと……!?」

DZ「デュフフフ!この剣の錆びにしてやるでやんすよ!」
エージ「銃の方が有利じゃん」
DZ「」
ザナージュ『なんだただのバカか』
ゼノ『なに怯んでんだよ、DZ!オレとデュランダルの力を信じろ!』
エージ「え?なんだこの声!?」
DZ「おお、ゼノきゅんでやんすか。そうでやんした、今のオレっちにはゼノきゅんが付いてるでやんす!」
エージ「ゼノキュン?」
DZ「この剣の持ち主でやんすよ、そしてオレっちと契約した悪魔でやんす!」
エージ「なん……だと……!?」
ザナージュ『HAHAHA!悪魔と契約だとよ、何言ってんだあいつ』
エージ「いや、今の俺とザナージュさんみたいなもんでしょうよ!」
ザナージュ『なん……だと……!?』
ゼノ『ワリーな、アンタに恨みはねーけど斬るぜ。そういう契約だからな』
ザナージュ『でも銃の方が有利だろ』
エージ「確かに」(パァン
DZ&ゼノ「うわっ!!」

エージ「よし、鎮圧完了っと」
DZ「ちょいとゼノきゅん!どーなってるでやんすか!この剣使えないでやんすねぇ!」
ゼノ『アンタの使い方が悪いんだよ!弾丸くらい斬れよ!』
ザナージュ『素人にそれは酷じゃねえか?さて、エージ。こいつらどうする?』
エージ「とりあえず警察呼んだんで後のことは任せましょう」
DZ「警察!?ちょっと待つでやんす、まるでオレっちが悪いことしたみたいじゃないでやんすか!」
ザナージュ『しただろうが!』
エージ「こないだザナージュさんも同じようなこと言ってましたよ」
警官「乱闘騒ぎを起こしたというのはお前達か!銃刀法違反で二人とも逮捕する!」
エージ「へ?」

そして逮捕されたDZと俺は檻の中で仲良くやっている。

ゼノ『結局逮捕されるオチなのな……』
ザナージュ『そう簡単に運命は変えられねえのさ。まあ仲間ができてよかったじゃねえか、HAHAHA!』

729 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/02/04(Sun) 19:47
>>699話 怪奇!行列のできる人喰い箱ふたたび!

ザナージュ「というわけで拾ってきた」
ルキ「どういうわけ」
ゼノ「ミミックなんて拾ってきてどーすんだよ……ちょっと前に食われかけたの忘れたのかよ?」
ザナージュ「あんなゴミ箱と一緒にすんな。このミミックちゃんからは美少女の匂いがするだろ」
ルキ「……装飾は可愛いけど、ただのミミックでしょ」
ザナージュ「ところがどっこい中身は美少女に違いねえ」
ゼノ「何を根拠に言ってんだ?」
ザナージュ「喋り方からして可愛いだろ?」
ゼノ「油断させる為のワナじゃねーの?」
ザナージュ「女の罠にはかかってやるのが男の生き様ってもんだ」
ゼノ「男の生き様……なんかカッコいいな……!」
ルキ「あんた達みたいなバカな男がハニートラップに引っ掛かるんだろうね」

アリス「ガジガジ」
ザナージュ「アリスちゃん!?さっきから静かだと思ったら何をやっとるのかね!」
アリス「美味しそうな匂いがしたので味見をしようかと!」
ゼノ「食うな食うな!」
ルキ「……ていうか味見するならフツー中身じゃない?」
アリス「では中身を確認しませう!ご主人様、おねげーします!」
ゼノ「さっきはついノッちまったけど、やっぱ開けるのはやめといた方がよくねーか?」
ルキ「ゼノに賛成。こんなの明らかに罠でしょ」
ザナージュ「ノンノン、中身は美女に決まってんだろ?『ザナージュさん、私を食べてください!』なんつってよ!」
アリス「アリスはお菓子がたくさん詰まっていると思います!」
ゼノ「ダメだ……コイツらの頭には夢しか詰まってねー」
ルキ「逆に食べられても知らないからね」
ザナージュ「それではご開帳〜!」
(パカッ)

ゼノ「…………」
ルキ「…………」
ザナージュ「暗いよー!怖いよー!」
アリス「ご主人様ー!!」
ゼノ「お前らに学習能力はねーのか!」
アリス「今、引っ張り出してあげますよご主人様!」(グイグイ
ザナージュ「うぎゃあああ!!ちぎれるちぎれる!!」
ゼノ「思い出せアリス!こういう時は押し込むんだ!」
アリス「そうでした!フンガー!」(グイグイ
ザナージュ「うぎゃあああ!!中になんかいる!セミとかカマキリとかいる!」
ルキ「え゛……アリス、そのままザナージュで蓋しといて」
アリス「はいな!」(グッグッ)
ザナージュ「うぎゃあああ!!」
ゼノ「中に何入れてんだこのミミック……」



ザナージュ「やれやれ、酷い目に遭ったぜ」
ルキ「自業自得」
ザナージュ「一割くらいはお前のせいだろうが」
ルキ「……仕方なかったの。蟲を封印しておくには誰かが犠牲になるしかなかったから」
アリス「調査の結果、虫さん以外にどんぐりも入っていましたよ!」
ゼノ「あとよくわかんねー石とか枝とか」
ザナージュ「かわいそうに……この子はきっとどこかのガキにゴミ箱のように扱われてたんだ」
アリス「それでアリス達に助けを求めてきたのかもしれませんね……」
ゼノ「悪いミミックじゃねーのかもな……」
ルキ「ザナージュ思いっきり食べられそうになってたんだけど」
ザナージュ「まあいいさ、これも何かの縁だ。このミミックちゃんはこのまま事務所に飾っておこう」
アリス「もしかしたらこのミミックさんはお客様をたくさん呼び寄せる幸運の宝箱かもしれませんね!」

【ミミックレビュー】★★★★★
大人気!あの有名箱ちゃんがまさかの降臨。感謝の気持ちを込めて★5つだ!

アリス「お仲間の印にアリスが可愛くペイントしてあげますね!」(カキカキ

730 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/02/06(Tue) 17:54
弟子とか取らないの?

731 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/02/07(Wed) 17:48
>>700話 俺、苦労性。

アリス「ご主人様ー!すごいものを拾ってきましたよ!」
ザナージュ「でかしたアリスちゃん!」
ゼノ「ホメる前に何拾ったかくらい確認しろよ。アリス、何拾ったんだ?」
ルキ「ミミックじゃなけりゃいいけどね」
アリス「ミミックさんじゃごぜーませんよ!ドラゴンボールです!」
ザナゼノルキ「??」
アリス「ドラゴンボールが落ちていたので回収してきました!」
ザナージュ「でかしたアリスちゃん!」
ゼノ「マジでスゲーの拾ってた」
ルキ「玩具か何かでしょ?」
アリス「玩具じゃごぜーません!このタマタマからは神秘的な力を感じるのです!」
ゼノ「タマタマ言うな。でも確かに妙な力を感じるぜ」
ルキ「ホントだ、魔力とは少し違うみたいだけど……ねえ、返して来た方が良くない?」
ザナージュ「迷わず使えよ、使えばわかるさ。あん時の猪木が言った有名な言葉だ」
ゼノ「どん時だよ、聞いたことねーよ」
アリス「ではアリス行きまーす!いでよ、シェンロン様ー!!」

(カッ)
http://www.10ch.tv/bbs_img/img-box/img20240207174705.jpg

ザナ&ゼノ「小っさ!!」
アリス「蛇さんみたいで可愛らしいです!ね、ルキ様!」
ルキ「え?あ、あー、うん……想像してたのとは違ったかも」
ゼノ「顔付きもシェンロンとは微妙に違くねーか?」
ザナージュ「シェンロンっぽい何かだな。まあ何者でもいいさ、お願いさえ叶えてくれるならな」

シェ●ロンぽいナニカ『願いを言え…』

ゼノ「おおっ、シェンロンっぽい!けどこんなちっちゃい龍にそんな力あんのか?」
ルキ「ゼノのその『小さいものには価値がない』みたいな考え、私好きじゃない」
ゼノ「そんなこと言ってねーぞ!?」
シェ●ロンぽいナニカ『願いを言え…』
アリス「シェンロン様っぽいナニカ様が待ちくたびれてますよ!さっそく何かお願いしてみませう!」
シェ●ロンぽいナニカ『今ならザナージュが願いを叶えてくれるぞ…』
ザナージュ「」
ゼノ「マジかよ、ザナージュ」
アリス「太っ腹ですね、ご主人様!」
ルキ「なにお願いしようかな」
ザナージュ「待て蛇!なんで俺なんだ!てめえが叶えてくれるんじゃねえのか!」
シェ●ロンぽいナニカ『願いを言え…』
ザナージュ「オーケー、それでいい。じゃあとりあえず俺を大金持ちにしてくれ」
シェ●ロンぽいナニカ『今ならザナージュが願いを叶えてくれるぞ…』
ザナージュ「俺の願いはてめえをブチのめすことだよ」

ゼノ「金持ちになりたいなら自分で努力しろってことじゃねぇ?」
ザナージュ「そんな猿でも言えるようなクソの役にも立たねえ説教じみたセリフは望んじゃいねえんだよ!」
アリス「いけませんよ、ご主人様!お客様には優しくしませんと!」
ザナージュ「ごめんよ、シェンロンくん。キミの言うとおり、お金持ちは努力して目指すことにするよ」
ルキ「え……?急に何……?」
ザナージュ「わ、わからねえ、口が勝手に……」
ゼノ「もしかしてザナージュがアリスの願いを叶えてくれた……ってことか?」
アリス「さすがご主人様です!いい子いい子してさしあげまする!」(ミシミシ
ザナージュ「うごああああ……!!これは悪い子にお仕置きする力だぜアリスちゃあああん……!」
ルキ「……ザナージュ」
ザナージュ「あん?」
ルキ「皆にコーヒー淹れてきて」
ザナージュ「ああ?なんで俺が……うっ、体が勝手に!?オーケー、俺に任せときな!」(ダダダッ
ゼノ「マジか」
ザナージュ「フッ、待たせたな。コーヒーだ、召し上がりやがれ調子に飲んなよ貧乳てめえ」
アリス「ご主人様がなんだかすごく面白いことになっています!」
ゼノ「ザナージュ」
ザナージュ「あん!?」
ゼノ「あのちゃん踊ってくれよ」
ザナージュ「ゲゲゲロゲゲゲロゲロチュー♪」(フリフリ
ゼノルキアリ「ブフッ」
ザナージュ「ちくしょう覚えてろよクソガキどもめ♪」(フリフリ

732 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/02/09(Fri) 18:15
ザナージュ「ヘイヘイ見ろよこれ。P'sの応援グッズを作ったぜ」

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アリス「らぶあんどぴーす?ワンピースのロゴみたいでカッコいいですね!」
ザナージュ「だろ?」
ゼノ「モロパクリじゃねーか」
ザナージュ「聖者でも相手にしてるつもりか?俺は海賊だぜ」
ゼノ「アンタは海賊版だろ」
ルキ「何でうちわ?冬なのに」
ザナージュ「応援グッズといえば、うちわかメガホンかタオルだろ?その中だとうちわが一番デザインしやすかったんでな」
ゼノ「それアイドルを応援する時のグッズじゃねーの?バンドは違
ザナージュ「細けえこたあいいんだよ!というわけで全国80億人のP'sファンの皆様!
   これからもこのうちわでメンバーを応援してくれよな!売上金はありがたくバンド活動の資金に充てさせてもらうぜ!」
ゼノ「ウソつけ、アンタ独り占めする気だろ」
ルキ「ギャラの配分で揉めて解散〜なんて事にならなきゃきゃいいけどね」
アリス「これが本当の内輪揉めですね!」

ザナージュ「ちなみにこいつはただのうちわじゃねえ。驚きの機能が搭載されてるんだぜ」
ゼノ「どんな?」
ザナージュ「今は秘密だ。次回のレスで明らかになるさ」
アリス「それは楽しみですね!ね、ルキ様!」
ルキ「え?あ、あー、うん……(絶対くだらない機能なんだろうけど……)」

>>701話 演技でいいから食べてくれ

オーケーベイビー、いいとこに気がついたな。
今回はこの俺、ザナージュがソロでお答えするぜ。
あれ元々は別次元を描いてたものなんだよ。
パラレルの世界っての?平和な世界に生まれた俺達はあんな風に過ごしてるんじゃねえかってな。
だからあのホラー映画の序盤で死にそうなバカップルは
“ハンター世界の坊やや嬢ちゃん”とは別世界に住む似て非なる存在だと思ってくれ。
もしこっちの二人に頼んだって絶対やらねえだろうぜ。
嬢ちゃんは普通に断るだろうし、坊やも……いや、あいつはやりたがるか。
あー、でもあいつのことだ。演技じゃなくて自力で実現させるとか言うかもしれねえな。
まあ、そんなわけであれは別次元の出来事ってことさ。

それをドクターの大バカ野郎が『私はいつもこんな役だ』なんてメタいことボヤいたせいで世界線が崩壊しちまった。
つまり全部ドクターってヤツの仕業なんだ。
最後のスタッフロール?ありゃお遊びだ。尺が余ってたんでね、詰め込んでみた。
ブラザーのウケも上々で良かったぜ。これからも仲良くやっていきたいもんだ、HAHAHA!」



ザナージュ「さあ、次はいよいよ一年最後のレスだぜ!」
ルキ「去年のね」
ゼノ「いつものことだけど遅すぎだよ。世間は鬼との戦いも終わってんのに、ウチはまだクリスマスってどーなんだ?」
アリス「アリスとしては年中イベント気分で楽しい気がしてきました!」
ルキ「待たされてる方は楽しくないでしょ」
ザナージュ「遅れた分はせめて内容で楽しんでもらわねえとな!ちょいと遅めのクリスマス、盛り上がっていこうぜ!」
ルキ「ちょいと……?」
ゼノ「テンションで誤魔化そうとしてねーか?」
ザナージュ「だまらっしゃい!」

733 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/02/12(Mon) 07:29
ザナージュ
「返信と変身の前に私信だ。

長い間お疲れさん。
なんかやたら自虐してたようだが、おたくらの代わりなんていやしねえ。
おたくらは俺が名前すら持たねえガキだった頃からの憧れであり、手本であり目標だったぜ。
別れの挨拶なんていらないだろ?また会える日を気長に待たせてもらうさ。

それとブラザー達もお疲れさん、だな。
おたくらが、どんな理不尽をも笑顔で受け入れよう、などと聖者のような事を口走る男達でなくてよかった。
だから俺は貴公らと本当の友になろうと決めたのだ。
貴公らにネタがあれば乗っかろう。俺に饅頭あれば分け与えよう。貴公らがこれからもこの世界で笑えるように」
ゼノ「どこの黒縄天譴明王だよ」
ザナージュ「まあとにかくだ。彼らと同じ時代を駆け抜けることができて俺はラッキーベイビーだぜ!」

>>702話 時計じかけの俺ん家

アリス「ご主人様、お荷物が届いてごぜーます!」
ザナージュ「差出人は?」
アリス「ボーミズ・ハシシ様という方からです!」
ザナージュ「……誰だ?」
ゼノ「ザナージュの知り合いじゃねーの?」
ザナージュ「ボーミズなんて名前の知り合いはいないぜ?」
ゼノ「ホントかよ、また借金取りじゃねーだろーなー」
ルキ「……アリス、ちょっと伝票見せて」
アリス「プロジェクトAとスパルタンX、どちらを所望ですか?」
ルキ「はぁ……?」
ザナージュ「ユン・ピョウじゃないぜ、アリスちゃん。伝票、送り状のことさ」
アリス「この紙切れですね!どうぞ!」
ルキ「……某水橋氏だってさ」
アリス「やはりボーミズ・ハシシ様からですね!」
ゼノ「ちげーよ、これは水橋さんってイミだ」
アリス「なんと!もしかして声優さんですか?」
ゼノ「パルスィだよ!」
アリス「パルスィ様ですか!?わーい、ケーキ〜♪」
ルキ「アリスの中ではお菓子くれる人って認識なんだ……」
ザナージュ「悪いな、アリスちゃん。中身はケーキじゃないようだぜ」
アリス「ではチキンですか?」
ザナージュ「ノンノン」
アリス「ではチキンライスですか?今日はクリスマス!街は賑やかお祭り騒ぎですからね!」
ゼノ「アリス、あとでチキン持ってきてやるからちょっとだけ静かにしててくれ……」
アリス「はい!食べきれるサイズでお願いしますね!」

ザナージュ「ワーオ!見てくれよ。この輝きを!」
ゼノ「腕時計か?スゲーな、コレって高いヤツじゃねーの?」
アリス「じーしょっくですか?」
ゼノ「違う違う」
ルキ「メッセージカードには何て?」
ザナージュ「『抱いてほしい』と」
ルキ「何々……次のデートに遅刻したら殺す、だって」
ザナージュ「あ、コラ勝手に読むな、しかもウソをつくな!」
ゼノ「けど許さねーってさ。大丈夫かよ、ザナージュ?このクリスマスも二ヶ月遅刻してんだぜ?」
ザナージュ「大丈夫だ、9月のパーティーには間に合わせる。この時計があれば俺は時空すら飛べるのさ」
アリス「本当ですか!?凄いですねご主人様!」
ゼノ「それって凄いのは時計じゃねーのか?」
ルキ「いくら高級な時計でも本人が遅刻魔じゃ宝の持ち腐れね」
ザナージュ「バカ野郎、この時計を使いこなせるのは世界で俺だけだ。それを今から見せてやるよ」
ゼノ「なんだなんだ?」

734 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/02/12(Mon) 07:30
ザナージュ「装・着!」
(ジャキーン
アリス「おおー!カッコいいですご主人様!」
ゼノ「確かにポーズはカッコいいけどそれが何だよ?変身でもすんのか?」
ルキ「カッコいい……?」
ザナージュ「よーく見てな。前回披露したP'sうちわと組み合わせることによって発動するこの時計の真の力をな」
ゼノ&アリ「真の力……!?」
ルキ「……ただのうちわと腕時計でしょ」

ザナージュ「アクセス……ザナーッシュ!!」
(ピカー
ゼノルキアリ「!?」
http://www.10ch.tv/bbs_img/img-box/img20240212072636.gif
↑ゼノとアリス視点

ゼノ「おおーっ!?スッゲー!!今まで見て来た中でザナージュが一番カッコいい瞬間だ!!」
アリス「ですです!!きっと今がご主人様の人生で一番輝いています!!」
ルキ「それはさすがにザナージュがかわいそ過ぎない……?てか、私にはザナージュがジャンプしただけにしか見えなかったんだけど」
ゼノ「マジ……!?ザナージュが光に包まれながら時空を移動したのがお前には見えなかったのか……!?」
アリス「見逃してしまったのですね……かわいそうなルキ様……」
ルキ「いや、別にいいけど……」
ザナージュ「あれはピュアなハートの持ち主にしか見えないのさ。残念だったな、嬢ちゃん」
ルキ「あっそ……」

ゼノ「いやー、スゲーなー。いいモンもらったなーザナージュ!」
ザナージュ「悪いがやらないぜ、俺へのプレゼントだからな」
ゼノ「ちぇ……まあ仕方ねーか、ザナージュの専用アイテムだもんな……」
アリス「ご主人様以外の方が装備しても意味ごぜーませんよね……」
ルキ「あるでしょ、時計なんだから」
ゼノ「でも変身はできねーだろ」
ルキ「それはザナージュもできないから」
アリス「ですがまさかうちわにあんな機能があったとはビックリクリスマスです!」
ゼノ「ああ、驚きの機能ってアレのことだったんだな!」
ザナージュ「フッ。愛と平和が砕かれた時、H EROは現れるのさ」
ゼノ&アリ「おおーっ」
ルキ「……なんでもいいけどお礼くらいは言っておきなよね。礼儀知らずだと思われたら困るし」
ザナージュ「もちろんさ、俺はやられたらやり返す。倍返しだ!」
ゼノ「古りーぞ。今回は何返すんだ?」
ザナージュ「P'sのアルバム……何!?それは被っているだと!?」
ルキ「誰と話してんの?」
ザナージュ「どうすっかなあ……彼女は俺が持ってるもんは大抵持ってそうなんだよなあ」
アリス「あの方は何を贈るかより、誰が贈るかを大切になさる方だと思いますよ!」
ザナージュ「アリスちゃん……フッ、まさかキミに教えられるとはな」
アリス「この前出てきた野原ひろし様と同じ匂いの靴下でも、ご主人様からの贈り物ならばきっと喜んでくださりますよ!」
ザナゼノルキ「それはどうだろう……」

ザナージュ「そうだ、パルスィちゃんにセクスィちゃんなサンタ服をプレゼントして着てもらうってのはどうだ?」
ルキ「あんたとゼノしか得しないでしょ」
ゼノ「なんでオレが出てくんだよ!?」
ザナージュ「それだけじゃないさ。もう一つサンタに必須のプレゼントを用意する」
アリス「なんですか?」
ザナージュ「俺自身がソリになることだ」
ゼノ「アンタが得するだけじゃねーか」
ザナージュ「俺は上に乗ってもらうのが好きなんや!」
ルキ「最低のオチ」
ザナージュ「じゃあ無難にマフラーとかストールにするか」
ゼノ「フツーだな」
アリス「らしくないですね」
ルキ「期待裏切っていいの?」
ザナージュ「なんなんだお前らは!」

735 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/02/14(Wed) 00:25
ハッピーバレンタインハンターズ
っ【生チョコ】
素直に分け合えば全員分以上の数があるけど敢えて一人一人には渡さない
せっかくだから皆で奪い合いをしてね!

736 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/02/14(Wed) 00:52
ザナージュ
「1、まず時計を装・着!した俺のイラストを用意します。
 2、うちわのイラストを用意します。
 3、パッカーンとしたうちわのイラストを用意します。
 2と3を1のイラストに重ねて繋げればあら不思議!簡単にアニメが作れるぜ!」
アリス「以上、詐欺師のようなマジシャンのようなイケメンご主人様による手品の種明かしでした!」

>>704話 もちつきラプソディ

ザナージュ「ハッピーニューイヤー。今年も当事務所をどうぞご贔屓に」
ゼノ「あけおめー」
ルキ「ことよろー」
アリス「あけましておめでとうごぜーまーす!!」
ゼノ「ってもう2月だぞ。正月の挨拶してんのなんてオレらくらいだよ」
アリス「数日前までクリスマスだったのにあっという間ですね!」
ルキ「あっという間というか私達が遅いだけっていうか」
ゼノ「あ、そうこうしてる間にバレンタインのチョコが届いてるぜ!」
ザナージュ「落ち着きな、みっともねえ。今回はあくまで正月って設定なんだからなうっひょおおお!!」
ゼノ「落ち着けよ」

ザナージュ「正月にやりたいことねえ。お前らなんかあるか?」
ルキ「私は特に……そういうザナージュは?」
ザナージュ「バレンタインムードでイチャイチャしてるカップルどもを爆破して、
   女の子の方だけ俺が華麗に助けて恋に落ちたいね」
ルキ「季節も内容もイカレてる」
ゼノ「一応今は正月って設定なんだから、正月の話しよーぜ……」
アリス「はいはい!アリスはお餅つきがしたいです!」
ゼノ「餅つきかー、そういややったことねーな」
ザナージュ「魔界にいた頃やらなかったのか?」
ゼノ「やるワケねーだろ」
ルキ「あんた餅つく悪魔見たことあんの?」
ザナージュ「オーケー、じゃあやってみよう!やりたかったことは?」
アリス「やってみよー!」
ザナージュ「やったことないことも?」
アリス「やってみよー!!」
ゼノ「ホント元気だなこの二人……」

ザナージュ「じゃあ早速始めよう。合図を頼むぜ、アリスちゃん」
アリス「はいな!ゾンビ相手にロケットランチャーを持ち出す男の人がいたんですよ〜!」
ザナージュ「なあ〜にい〜!?やっちまったなあ〜!」
アリス「男は黙って!」
ザナージュ「ハリセン!!」
アリス「男は黙って!」
ザナージュ「ハリセンボルグ!!」
アリス「愛ですね〜」

ゼノ「……なあ」
ザナージュ「なんだ?」
ゼノ「餅つきするんじゃなかったのかよ」
ザナージュ「ん?今したじゃねえか」
ゼノ「クールポコをな!」
ザナージュ「同じようなもんだろ。なあ、アリスちゃん?」
アリス「はい、アリスは満足ですよ!」
ゼノ「お前餅ついてすらねーじゃん!」
ルキ「まあ、アリスがいいならいいんじゃない……?」



バレンタインチョコ(ノーマルver)
http://www.10ch.tv/bbs_img/img-box/img20240214004537.jpg

バレンタインチョコ(アイスver)
http://www.10ch.tv/bbs_img/img-box/img20240214004610.gif

737 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/02/19(Mon) 04:31
同時上映
>>708話 ハンターファイト開始!地に堕ちたハンター
>>735話 チョコレート戦争
(ゲスト:ドクター、ラハール、DZ)

ドクター「第一回チキチキチュコレート争奪戦!チョコを手にするのは誰だぁぁぁぁぁ!!」
ザナージュ「今噛んだか?」
ラハール「噛んだな」
DZ「そこは滑らかにお願いしたいでやんすねぇ、ドクターのダンナ」
ドクター「今のはわざとだ。君達が気づいてくれて安心したよ。その程度の事にも気付けない様な相手と戦ってもつまらないからね」
ザナージュ「面白えこと言うな。殺すのは最後にしてやるぜ」
ゼノ「なあ……マジで戦んのか?チョコなら人数分あんだから、フツーに分け合って食えばいいじゃんか」
ザナージュ「そういうわけにもいかねえんだ。依頼だからな」
ラハール「我らに殺し合いをさせる事がか」
DZ「お金持ちの道楽みたいでやんすね」
ザナージュ「勘違いすんな!マジで殺るわけねえだろ。あくまでゲームみたいなもんだ」
ドクター「そういう事だよ。今回の戦いはサイバースペースで行う」
ゼノ「なんだそりゃ?」
ドクター「簡単に言えば仮想空間の事だよ。そこで私達の分身(アバター)を戦わせるのだ」
DZ「ということは、攻撃を受けてもオレっち達自身はダメージを受けないってことでやんすね」
ラハール「残念だ。それではザナージュを抹殺できぬ」
ザナージュ「確かに残念だ。てめえを返り討ちにしてやれねえのがな」
ラハール「それは当然だ。貴様の実力ではな」
ザナージュ「あ?現実世界で戦るか?」
ゼノ「二人ともよせよ……」

ドクター「安心するのは早いな。ダメージを受けても我々が死ぬことはないが、アバターのダメージに応じて痛みが伝達する仕組みになっている」
DZ「え、マジでやんすか!?なんでそんないらない機能付けたでやんすか!」
ドクター「ゲームといえど最低限のスリルと緊張感は欲しいだろう?」
ザナージュ「へえ、たまにはいいこと言うじゃねえか」
ラハール「その意見には同意しよう」
DZ「オレっちが欲しいのはチョコだけでやんす!」
ゼノ「んじゃアンタはやめとけよ。元々戦いは苦手だろ?」
DZ「……それだけはできないでやんす」
ゼノ「なんでだよ」
DZ「このチャンスを逃したら二度とチョコに手が届かない……そんな気がするでやんすよ」
ドクター「そう、それを敗北という」
ゼノ「いや、チャンスなんてこの先いくらでも
ザナージュ「よしな、ゼノ坊。DZの覚悟は本物だ。負け犬だって追い詰められりゃ必死に噛みつくさ」
ラハール「憐れみの言葉は戦士にとって最大級の侮辱だと覚えておくがいい」
ゼノ「アンタらの言葉は侮辱じゃねーのか?」

DZ「好き勝手言ってくれるでやんすねぇ!ダンナ達にオレっちの気持ちがわかるわけないでやんす!」
ドクター「何を言う。ザナージュは誰よりも変態の気持ちが解る男だよ」
ラハール「如何にも」
ザナージュ「ああ、だからお前らの気持ちもよく解るぜ」
ゼノ「(もう帰りてぇ……)」
DZ「じゃあ質問でやんす。あんた方は今年チョコ貰えたでやんすか?」
ザナージュ「名無しちゃんからいくつか貰ったぜ?あとアリスちゃんからデカいのと、嬢ちゃんから小さいのをな」
ドクター「私もアリスから頂いたよ。あと研究会の知人からいくつか」
ラハール「……妹から貰った。あと依頼人からいくつか」
ゼノ「……ルキにデカいのと、アリスに小さいの貰ったぜ。あと近所のちっちゃい子やおばちゃんからいくつか」
DZ「見てみい!!全員本命から貰ってるでやんしょ!しかも揃ってあといくつか貰ってるでやんすし!!」
ゼノ「ま、まあまあ落ち着けよ……」
ドクター「では名無しくんのチョコ以外にも、我々が貰ったチョコ全てを賭けるというのはどうかな?」
一同「なん……だと……!?」

ラハール「……勝者が総取りということか。しかしそれは流石に……」
ゼノ「それはやめようぜ……くれた人達に失礼だろ。リスクもデカいし……」
ザナージュ「なんだ、怖じ気付いたのか?いいぜ、負けるのが怖いなら逃げ出しな。ただし、お前らの愛はその程度ってことになるがなHAHA」
ゼノ「なにをー……!」
ラハール「……良かろう。受けて立つ」
DZ「オレっちは元々リスクなんてない無敵のゴブリンだから勿論賛成でやんす!」

ナレーション『こうしてバカ5人による死闘の幕が切って落とされた――!』

738 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/02/19(Mon) 04:32
ゼノ「へぇ〜、これがサイバースペースか。スゲーな、ホントにここに立ってるみてーだ」
DZ「アバターの視点がそのままオレっち達が見てる景色になってるんでやんすね」
ザナージュ「相変わらずこういう無駄なもん作ることに関しちゃ天才的だな、ドクターのヤツは」
ラハール「昔からな」
ドクター「お気に召したかな?ここなら存分に暴れる事が可能だ。それでは臨場感のある戦いを楽しんでくれたまえ」
ザナージュ「オーケー、始めるぜ!」

ザナドクラハDZ「ガンダムファイトー!レディー・ゴー!!」

ゼノ「違う……そうじゃない……」
ドクター「何が違う?」
ゼノ「ガンダムが戦うワケじゃねーだろ。オレらが戦うんだろ」
DZ「戦うのはアバターでやんすよ?」
ゼノ「細けーな、わかってるよ!そのアバターはオレらの分身……分身……!?」
ドクター「ようやく気づいたようだね。待ちくたびれたよ」(ニィ
ザナージュ「やっぱり何か企んでやがったか」
DZ「ん?何?なんでやんす?」
ラハール「……身体能力だけなら一般人にも劣るドクターが生身でこの様な戦いに参加する筈あるまい」
DZ「あ、確かに。……しまった、オレっちも弱いのに生身でやんす!!」
一同「(頭も弱いのか)」

ドクター「見せてあげよう。私の戦闘形態を」
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ゼノ&DZ「!?」
ザナージュ「ヒュウ、お前はいつからアイアンマンになったんだ?」
ドクター「アイアンマンではない、ガンダムだよ」
ゼノ「ガンダムでもねーよ!つーかアイアンマンかガンダムならアイアンマンの方が近けーよ!」
DZ「というかメタリックルージュ?」
ゼノ「く、くそっ、なんにしろちょっとカッコいいじゃねーか……!」
ザナージュ「ヘイヘイヘイ、見とれてんなよ。敵だぞ」
ドクター「ハッハッハ、無理もないさ。アリスには遠く及ばないが、このバトルスーツもなかなかの出来だと自負しているよ」
ラハール「そうか……では礼代わりに俺も一つ見せてやろう」
ドクター「何?」

ラハール「出でよ」
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ゼノ&DZ「!?」
ザナージュ「召喚術か。ハッ、どうせなら美女を喚んでほしいもんだ」
ゼノ「黒縄天譴明王みてーだ……召喚系も悪くねーな……!」
ドクター「なるほど、そう来たか。圧倒的な力なら私のアーマーを破壊できると?」
ラハール「そういう事だ。この広々とした空間が仇となったな」
ドクター「ククッ、実に面白い。いかに強大な攻撃だろうと当方不敗!このドクターアジアに当たらなければどうということはない!」
ゼノ「アンタ、アジア人じゃねーだろ」
DZ「無理矢理ガンダム要素入れようとしてないでやんすか?」

739 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/02/19(Mon) 04:32
DZ「ていうかあのダンナ達、ガチ過ぎるでやんしょ!!全然ゲーム感覚じゃないでやんすよ!」
ザナージュ「あいつらは昔からそうなんだよ。ゲームだろうとガチでやり合うヤツらなのさ」
DZ「大人げなっ!」
ゼノ「(そうだよな……ドクターもラハールさんもザナージュと張り合う力を持ってんだ)」
DZ「ゼノきゅんからもツッコんでやってほしいでやんす!」
ゼノ「わかった。そこで見ててくれ、オレのツッコミを」
DZ「キュン……」
ザナージュ「やれやれ、ようやく火がついたか。……これで少しは面白くなりそうだぜ」(ニッ
ゼノ「ヘッ、どうやらオレも出し惜しみしてる場合じゃねーみてーだな」
ドクター「賢明な判断だ」
ラハール「ならばどうする」
ゼノ「見せてやるよ、オレの新技!」
DZ「ちょおおお!?ツッコミは!?」
ザナージュ「今はお前の仕事さ」

ゼノ「名誉……挽・回!」
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DZ「!?…………え、ハリセン?」
ラハール「ハリセンボルトか……その若さで会得していたとはな。よもやよもやだ」
DZ「真面目な顔して何言ってるでやんすか!?」
ドクター「それがハリセンボルト……ツッコミ役のみが会得することができるという奥義かい」
DZ「え、みんなあのギャグみたいな技知ってるでやんすか?知らないのオレっちだけ?」
ザナージュ「見た目がハリセンだからって甘く見ない方がいいぜ。あのしぶといアンデッド属性を一撃で消し飛ばす威力があるんだからよ」
DZ「見た目ハリセンにする必要あるでやんすか?普通に雷の剣で斬った方がよくないでやんすか?」
ドクター「なるほど……悪魔とはいえ所詮子供だと侮っていたな。すまない、ゼノくん。お詫びに全力で叩き潰してあげよう」
ラハール「もはや加減はできぬ。悪く思うなよ、ゼノ」
ゼノ「そりゃどーも、上等だぜ!」

DZ「まずいまずいまずい!ガチ勢が増えただけでやんす!このままじゃチョコが貰えないでやんす!こうなったらせめて一つだけでも盗み食いを……」
ザナージュ「情けねえヤツだな」
DZ「ダンナ……」
ザナージュ「一つだけ?あいつらはその一つが欲しくて身体張ってんだぜ」
DZ「!」
ザナージュ「お前みてえに『誰のどんなチョコでもいいから一つだけ』なんて考えてるヤツが勝てるわけねえだろうが!」
DZ「ダンナ……うっ、ううっ!でもオレっちは昔から……腕力も人望もなくて……欲だけはあって……」
ザナージュ「意地は?」
DZ「意地……?」
ザナージュ「このまま逃げ続ける人生でいいのか?」
DZ「…………」
ザナージュ「それじゃお前は本当の負け犬だな。そこで泣いてろ、俺は行くぜ」
DZ「……待つでやんす!!」

740 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/02/19(Mon) 04:33
DZ「あるでやんすよ!」
ザナージュ「何が」
DZ「負け犬にも……意地ってものが!」
ザナージュ「……なんだよ、 そんな顔もできるんじゃねえか」
DZ「この顔のイラストあるでやんすか?」
ザナージュ「あるぜ、後で貼ってやるよ」
DZ「ひょっほぉぉぉー!!」
ザナージュ「だがその前にあいつらを叩き潰す。行けるかDZ?お前にやってほしいのは
DZ「オレっちが囮になってる間にダンナがスナイプするでやんすね?任せるでやんす!」
ザナージュ「……フッ、悪かったなDZ。お前は負け犬なんかじゃねえ。お前は
DZ「ダンナ、皆まで言うなでやんす。オレっちの命、ダンナに預けたでやんすよ!」(ダッ
ザナージュ「(ああ、DZ。かわいいDZや。ありがとうよ。お前は負け犬なんかじゃねえ。お前は俺の――)


   飼い犬だ」
http://www.10ch.tv/bbs_img/img-box/img20240219042600.gif


ドクター「あっ!」
ゼノ「いっ!?」
ラハール「うっ!?」
DZ「え?」

http://www.10ch.tv/bbs_img/img-box/img20240219042649.gif
DZ「お……おお……!?な……なんじゃこりゃあ……!!」
ドクター「DZくんもろとも我々を撃つとは……」
ザナージュ「撃っちゃうんだな、これが」
ラハール「不覚……!」
ザナージュ「悪いなDZ、俺が狙ってんのは一つだけじゃねえ。全部だ。チョコもターゲットもな」
DZ「さ、さすがでやんすね、ダンナ……」
ザナージュ「ま、お前にも少しくらい分けてやるよ。俺は寛大だからな」(ニッ
DZ「ニッ……信じてたでやんすよ、ダンナ……」(ガクッ
ドクター「すまないアリス……私を許してくれ……」
ラハール「スターナ……済まぬ……」
ゼノ「ごめんなルキ……つーか待て!攻撃の規模とダメージの比率全然合ってねーな!!」

〜翌日

ゼノ「結局オレらが貰ったチョコは返してくれんのな」
ザナージュ「当たり前だ、女の子が他の男に作ったチョコを無理矢理奪ったってスカッとするだけだろ」
ゼノ「ならアンタにとってはいいんじゃねーか……?」
ザナージュ「だがそれは男だけじゃなくて女の子まで悲しませちまうことになる。俺にはできねえ」
ゼノ「……アンタは短気で卑怯な腐れ外道だけど、女にだけは優しいんだな」
ザナージュ「バーカ、仲間にも優しいだろ?」
ゼノ「仲間は撃ち殺しただろーが」
ザナージュ「生きてるじゃねえか」
ラハール「ザナージュッ!昨日の借りを返しに来たぞッ!俺と戦えッ!」
ドクター「私からも頼むよ。こう見えて義理堅い性分なのでね」
DZ「ダンナ達の行動パターンはバッチリ把握したでやんす!次は勝てるでやんすよ!」
ゼノ「やっぱ全員来たな……んじゃオレも混ぜてもらうかな」
ザナージュ「いいだろ、王者としてまとめて面倒見てやるぜ!」

ザナドクラハDZ「ガンダムファイトー!レディー・ゴー!!」

ゼノ「違う……そうじゃない……」

741 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/02/20(Tue) 19:17
紙芝居屋「ふぉっふぉっふぉ、今日は桃太郎のお話を聞かせてあげよう」
アリス「それは楽しみです!アリスはあの弱肉強食なストーリーが大好きなんです!」
ルキ「そこは勧善懲悪って言うとこだと思うけど……」
ゼノ「今時、紙芝居屋なんて珍しいな」

紙芝居屋「昔々、あるところに獅子舞がいました」
http://www.10ch.tv/bbs_img/img-box/img20240220191518.gif

アリス「なんとぉー!紙芝居屋さんはご主人様だったのですね!」
ゼノ「登場の仕方が段々凝ってきたな……」
ルキ「力入れるとこが違くない?」

>>713話 鉄血のハンターズ

ザナージュ「ドブみてえなニオイさ。この街は腐った連中が流れ着くドブ川みたいなもんだからな。そこに住む俺達はさしずめドブネズミってとこか」
ゼノ「何パンクロッカーみてーなこと言ってんだよ」
アリス「ドブネズミさんには写真には写らない美しさがありますよ!」
ルキ「ま、ザナージュはゾンビみたいなもんだし、腐ってるのはあながち間違いじゃないかもね」
ザナージュ「シンダシンダ〜!!ミンナミンナゾンビ〜!」
ゼノ「いい加減にしろ!」(スパーン)
ザナージュ「ひでぶっ!」

アリス「ご主人様は本当はいい香りですよ!鼻が曲がりそうなくらいに!」
ゼノ「それクセーってことじゃ……」
ルキ「香水付けすぎなんだって」
ザナージュ「エゴイストでプラチナムな俺に相応しい匂いだろ?」
ルキ「Gacktか」
ザナージュ「そうだ」
ゼノ「肯定しやがった」

アリス「ルキ様からは食欲をそそられるいい匂いがします!アリス、お腹空いてきました!」
ルキ「(身の危険を感じる……)」
ザナージュ「焼肉のタレみてえな?」
ゼノ「そういうんじゃねーだろ。ルキはもっとこう……甘い感じの」
ルキ「いやちょっと何言ってんの……」
ザナージュ「気持ちわりいヤツだな」
アリス「へんたーい♪ざぁーこ♪」
ゼノ「オレか!オレが悪いのか!」

アリス「ゼノ様は無臭です!終わりです!」
ゼノ「うおい!もうちょい何かあるだろ!」
アリス「強いて言うならあまじょっぱがらい匂いがします!」
ゼノ「それ病気だろ。……まあクサくねーならいいや」
ザナージュ「今の雷鳴はアンタに捧げるレクイエムさ」
ルキ&アリ「クサッ」
ゼノ「やめろよ!そういうのやめろよ!」
アリス「冗談です!ゼノ様はいい臭いですよ!」
ゼノ「『匂い』が『臭い』になってんぞ!」
ゼノ「ゼノ様からも美味しそうな匂いがします!」
ルキ「よく料理してるしね」
ザナージュ「ラーメンみてえな?」
ゼノ「アンタさっきから食いたいモン言ってるだけだろ」

アリス「アリスはどんな匂いがしますか?機械なのでやはり鉄でしょーか!」
ルキ「アリスは……
ゼノ「血だよ」
アリス「厨二病ですか?」
ゼノ「違げーよ!血が通ってるってことだよ」
アリス「はい??」
ゼノ「お前の身体は機械かもしれねー。けど感情があるし、腹だって減る。生きてるヤツらと何も変わんねーよ」
アリス「ゼノ様……」
ゼノ「な、なんだよ」
アリス「クサいです」
ゼノ「ちょ」
ザナージュ「まあ、今のはクサかったな」
ルキ「うん」
ゼノ「悪かったな!」
ザナージュ「けど、坊やらしいぜ」
ルキ「……うん」
アリス「ありがとうごぜーます、ゼノ様♪」
ゼノ「……おう」

742 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/02/21(Wed) 04:47
>坊やらしいぜ
「坊や/らしいぜ」ではなく「坊/やらしいぜ」に空目した
それもこれもザナージュがやらしいせい

743 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/02/23(Fri) 12:13
このふぐ刺しは君らのために用意したものじゃないんで食べないように

744 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/02/26(Mon) 00:17
みんな俺に現金を分けてくれ!
ttps://d.kuku.lu/k6r7f3j62
(曲が流れるから音量に注意だぜ)

>>714 話 単純な恋の罠

『恋なんて言わば エゴとエゴのぶつかり稽古』

ゼノ「いや、そこはシ

『今、あなたは「そこはシーソーゲームだろ!」と思いましたね?』

ゼノ「なっ……!(思考が……読めるのか?まずい……)」
ザナージュ「何がまずい?言ってみろ」
ゼノ「アンタまで読むなよ!」
アリス「名無し様凄いです!ゼノ様の心をお読みになりやがるとは!」
ルキ「ま、ゼノはわかりやすいからね」
ザナージュ「確かにな。坊、やらしいぜ」
ゼノ「オイ待て、読点の位置に気をつけろ」

アリス「ぶつかり稽古というとお相撲さんのようですね!」
ザナージュ「だが間違いじゃないぜ。恋も相撲も裸で密着するからな」
アリス「それはミスターとチルドレンでも大丈夫ですか?」
ザナージュ「恋に年齢なんて関係ないさ。後先考えずにギッタンバッコンする勇気、人はそれをシーソーゲームと言うんだ」
ゼノ「それ遊びってことじゃねーのか!」
ルキ「アリスもいるのに何て会話してんの」

『これがメンタリズムです』

ゼノ「メンタリズム……なのか?」
アリス「IKKみたいですね!」
ゼノ&ルキ「IKK?」
アリス「胃が 腐った 方 です!」
ゼノ「ダイゴが二人出てきて二人ともハズレってどういうことだよ」
ルキ「そういえばメンタリストってのがいたっけ。最近見ないけどあの人って今何してんの?」
ザナージュ「炎上系配信者として元気に頑張ってるぜ」
ルキ「……それ元気に頑張ってんの?」
ザナージュ「自ら火の中に飛び込み精神を鍛える。それがメンタリズムなのさ」
ゼノ「過酷な道なんだな……」

アリス「ですが思考を読むのはすごいです!アリスもメンタリズってみたいです!」
ザナージュ「オーケー、じゃあ俺の考えてることを当ててごらん」
アリス「地球温暖化について!」
ザナージュ「悪いな、考えたこともねえや」
アリス「むむむ、難しいです!ゼノ様とルキ様はわかりますか?」
ゼノ「金」
ルキ「女」
ザナージュ「お、よくわかったな」
アリス「お二人ともすごいです!メンタリストみたいですね!」
ゼノ「ザナージュを知ってるヤツなら誰でもわかんだろ……」

アリス「ではご主人様、アリスの考えていることはわかりますか?」
ザナージュ「『お腹が空いた』、かい?」
アリス「すごい、よくわかりましたね!さすがご主人様です、世界一カッコいいです!」
ザナージュ「フッ、それほどでもあるさ。オーケー、今から何か食べに行くかい?」
アリス「わーい!ご主人様大好きです!」
ザナージュ「キミもキュートだぜ、アリスちゃん。HAHAHA」
ルキ「……チョロいね」
ゼノ「チョロいな……」
アリス「KMDです!」
ゼノ&ルキ「KMD?」
アリス「これが メンタリズム です」



ザナージュ「そうだ、屋根裏に差し入れが置いてあったからお前らにやるよ」
ルキ「何で屋根裏に」
ゼノ「大丈夫なのかよ、それ」
ザナージュ「大丈夫大丈夫、鬼X隊からの差し入れだから安心しな」
ゼノ「なんだ、それなら大丈夫だな」
アリス「中身はなんですか?」
ザナージュ「女性も喜ぶこと間違いなしのスイーツだそうだ」
ルキ「やった、ちょうど甘いもの欲しかったから嬉しい……」
アリス「アリスも〜♪」
ゼノ「二人ともよかったな」
ザナージュ「後で食った感想聞かせてくれ。あちらさんに俺から伝えておくからよ」
ルキ「ん、わかった」
アリス「はーい!」

745 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/02/26(Mon) 02:30
もういっそ紙芝居屋に転職した方が儲かるんじゃないか?w

746 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/02/29(Thu) 05:20
次は主題歌を作ろう!

747 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/03/01(Fri) 19:38
ザナージュがゾンビサバイバルの世界に放り込まれたら
たぶんゾンビになっても今とそう変わらなさそう

748 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/03/08(Fri) 19:07
ザナージュ「こないだは俺がみんなに現金をわけてもらったからな。今日は俺がみんなに元気をわけてやるぜ」

>>715話 ケーキ爆発、BURN無礼BURN

ザナージュ「デカァァァァァいッ説明不要!!」
アリス「すごく……大きいです!」
ルキ「……大き過ぎない?」
ゼノ「顔どころか全身埋まるな」

715『食うなり顔を埋めるなり二人で入刀するなりしてくれ』

アリス「食べていいでごわすか!?わーい、ありがとうごぜーます名無し様!!」
ザナージュ「じゃあ坊やと嬢ちゃんは入刀を頼むぜ」
ゼノ&ルキ「なんで」
ザナージュ「不満ならお前らが顔埋めるか?」
ゼノ「顔埋める理由がねーだろ」
ザナージュ「顔を埋めるのに理由がいるかい?」
ゼノ「アンタは理由がなくてもケーキに顔埋めんのか?」
ザナージュ「理由ならあるさ、ネタ振りされた。ケーキに顔を埋める理由なんざそれだけで十分だ」
ルキ「そう、じゃあこれからはお笑い界で頑張って」
ゼノ「エアガン撃ったり、後輩にペットボトル投げつけたり、女の子紹介させたりすんなよ」
ザナージュ「笑えねえんだよ」
アリス「ご主人様なら全部やりかねませんからね!」

ザナージュ「準備はいいな?それじゃ俺がケーキに顔を突っ込んだら、アリスちゃんが食ってくれ。そのあと坊やと嬢ちゃんでスパッといっちまいな」
ルキ「順番がおかしいでしょ」
ザナージュ「え?」
ルキ「いや、え?じゃなくて」
ゼノ「何でアンタが顔埋めた後のケーキをアリスに食わせるんだよ。しかも食ったら入刀できねーだろ」
ザナージュ「そこはほら、エア入刀で」
ゼノ「殺陣シーンかよ」
アリス「なんでもいいから始めちゃいませう!アリスはケーキが食べたいです!」
ザナージュ「オーケー、飛び込むぜ!ザッバーン!」

749 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/03/08(Fri) 19:08
ゼノ「…………」
ルキ「…………」
ザナージュ「暗いよー!怖いよー!」
アリス「ご主人様ー!!」
ゼノ「またこの展開かよ!」
ルキ「ワンパターンなヤツ……」
ザナージュ「ヤベえ、出られなくなった。窒息する前に助けてくれ」
ルキ「会話できてんだから大丈夫でしょ。しばらくその状態で頭冷やせば?」
ザナージュ「なんだとこの薄情者め!俺をこんな状態で晒し者にする気か!」
ゼノ「犬神家の一族みてーだ」

アリス「待っていてください、ご主人様!アリスが今お助けします!」
ザナージュ「おお、さすがアリスちゃん。そこで人を嘲笑ってる性悪なガキどもと違って頼りになるぜ」
ゼノ「なんでケーキに埋まったバカな大人にそこまで言われなきゃなんねーんだ」
アリス「ご主人様ったら、そんなに誉められると照れまする〜///」(バシバシ
ザナージュ「ぐあああ!!」
ルキ「あ、ザナージュ沈んだ」
ゼノ「スゲー勢いでな」
アリス「きゃー!ご主人様ー!こうしてはいられません!救出を急ぎませう!」
ゼノ「仕方ねーな、オレが斬ってやるよ」
アリス「いえ、今からアリスが全速力でケーキを食べます!」
ゼノ「斬った方が早くねーか?」
アリス「ゼノ様、食べ物で遊んじゃいけませんよ!いくらルキ様と新婚ごっこ
ゼノ「よーしわかった!好きなだけ食え!」
ルキ「急にどしたの」

アリス「では効率アップの為にアリス分裂します!」
ゼノ「は?分裂?」
アリス「ワンダーチェーンジ!」

(カッ)
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ゼノ「数が……倍になりやがった……そんなのアリかよ……!?」
ルキ「(何これかわいい……)」
アリス「これなら効率二倍です!ただし自力では動けないので、このコントローラーでゼノ様とルキ様が操作してくださいませ!」
ゼノ「なん……だと……!?」

ルール
アリスを操作して犬神家になったザナージュをたすけよう!
ただし一気に食べ過ぎるとアリスはしばらく動けなくなるので注意しよう!

ゼノ「なんかマリオパーティーのミニゲームみてーなの始まったぞ……どーやって動かすんだコレ?」
ルキ「〜♪」(スイスイ
ゼノ「お前操作上手いな!えーと、このボタンを……こうか?」
アリス「ひゃっ!どこ触ってるんですかゼノ様ー!」
ゼノ「へっ!?悪い、なんかミスったか!?」
アリス「そこはお胸のボタンです!」
ルキ「うーわ」
ゼノ「コントローラー触っただけだぞ!?つーか何のためにそんなボタン付けてんだよ!」

(プスプス
ルキ「あれ……アリス動かなくなっちゃった」
アリス「申し訳ごぜーません、もうお腹いっぱいです……」
ゼノ「え、早くね?お前ならこれくらい余裕で食えるだろ」
アリス「今は体が小さいので!」
ゼノ「お前一体何のために分裂したんだよ!?」
アリス「計算ミスです!これはもうゼノ様とルキ様が入刀するしかありまへんね」(ニヤリ
ゼノ「はっ……!お前まさかそれを狙って……」
アリス「さあ、ご主人様が窒息する前に早く決めちゃってください!」
ゼノ「お、おう!……ルキ、一緒にやってくれるか?」
ルキ「……私、剣なんて使ったことないし、手添えるだけだからね」
ゼノ「十分だ!待ってろよ、ザナージュ!今助けてやるぜ!」
ザナージュ「ヘイヘイヘイ、遅えぞお前ら。待ちくたびれて出てきちまった」
ゼノルキアリ「あ」
ザナージュ「あ?」

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750 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/03/10(Sun) 20:44
大砲でミサイルを迎撃するぜ!

751 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/03/17(Sun) 00:28
君たちは花粉症には悩まされないかい?
俺は喉痛い

752 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/03/23(Sat) 20:29
ザナージュ達が今考えていることを当ててやろう


花見団子何味買おうかな


だな

753 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/03/30(Sat) 21:50
最近どんなことに興味を惹かれる?

754 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/04/06(Sat) 17:15
ザナージュちゃんあーそーぼ

755 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/04/06(Sat) 20:43
ザナージュがゾンビになったら言いそうな台詞。

「この世の全ての美女の脳ミソは、俺が美味しく頂くぜ!!!」

756 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/04/06(Sat) 21:22
ゼノルキペア遊びましょ

757 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/04/07(Sun) 23:46
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ザナージュ「例の恵方巻きだが、イメージとしてはこのくらい衝撃的な味だったらしい。さすが奥義だぜ、HAHAHA」
ゼノ「笑ってる場合じゃねーだろ!ルキ、アリス、しっかりしろー!!」

>>725話 某人形の館

ザナージュ「グッズねえ、モノによるだろうぜ。例えば抱き枕なら、野郎の抱き枕など死んでもいらん」
アリス「そうですか?ご主人様の抱き枕ならアリスは欲しいですよ!」
ザナージュ「フッ、キミには尚更必要ないさ。抱きたいなら俺を
アリス「はいな!」(メキメキ
ザナージュ「うがあああ……!」
ゼノ「懲りねーヤツだ……」
ルキ「実はそういう趣味なんじゃないの?」

アリス「どんなグッズでもご主人様のグッズならたくさん売れやがると思いますよ!」
ゼノ「ザナージュの顔をプリントしたTシャツとか?」
ルキ「売れなさそ」
ザナージュ「やかましい。んなもん俺じゃなくても売れねえだろ」
アリス「んなことごぜーません!ルキ様やスターナ様のTシャツならDZ様のような方がたくさん買ってくださるはずです!」
ザナージュ「HAHA、あいつならシャツをタオルとして使いそうだな。
   『あうう〜!オレっちの汗がルキちゃんの顔に染み込んでいくでやんすぅ〜!』とか言ってよ」
ルキ「キモい」
ゼノ「衣類じゃなくてさ、フィギュアとかホビー系ならどうだ?」
ザナージュ「それこそ男にしか需要ねえよ。メジャー作品ならともかく、マイナー作品でフィギュア化されんのは美少女キャラばっかだ。
   マッチョな野郎のフィギュアなんて見たことねえだろ?」
ゼノ「んなことねーよ。バットマン、スパイダーマン、アイアンマンとかいっぱい出てんじゃん」
ザナージュ「そいつらは海外で超メジャーな上に美少女キャラがいねえだろうが!」
アリス「怒られますよご主人様!」

ルキ「ゼノはヒーローとかああいう系のグッズ好きだよね」
ゼノ「まあな、ついつい集めたくなるんだよなー」
アリス「可愛いお人形さんやぬいぐるみならアリスやルキ様も欲しいです!」
ルキ「わ、私は別に……」
ザナージュ「オーケー、じゃあドクターに頼んで俺達のフィギュアを作ってもらおう」



ザナージュ「さあ、試作品が届いたぞー!」
アリス「わー見るのが楽しみですね!」
ルキ「顔はちゃんと可愛くなってる?」
ゼノ「見てみようぜ。どれどれ……」
ザナージュ「じゃあまずはアリスちゃんと嬢ちゃん、ここにはいないがスターナちゃんのフィギュアからだ」
アリス「わくわく!」

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ルキ「想像と違った」
ゼノ「コエーよ!!なんだよコレ!ホラーじゃん!」
ザナージュ「俺に言うな!文句ならドクターに言え!ちっ、あの野郎……面白がって妙なもん作りやがって」
ゼノ「コレ……売れるか……?」
ルキ「ないでしょ」
アリス「いえ、アリスはどれも可愛いと思いますよ!」
ルキ「そ、そう……。あのさ、私のやつ特に酷くない?」
ゼノ「髪が伸びたり、捨てても手元に戻ってきそうだな……」
ルキ「へー、私のこと捨てるつもりなんだ」
ゼノ「な、なんだよその言い方!?お前じゃねーだろコレは!?」
ザナージュ「よく見りゃアリスちゃんの顔だけはちゃんと本物に似せてんな、ドクターの野郎」
ゼノ「目ン玉飛び出てるけどな……」
アリス「よろしければここで再現してみましょうか?」
ゼノ「やんなくていい!次行こう次!」
ザナージュ「オーケー、お次はゼノ坊とドクターだ!」

758 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/04/07(Sun) 23:46
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ルキ「誰これ」
ゼノ「うおい!何でアメコミ風なんだよ!」
ザナージュ「何言ってんだ、お前の為にヒーローっぽくしてくれってドクターに頼んでやったんじゃねえか」
ゼノ「原型ねーじゃん!オレこんなゴツくねーだろ!ちくしょう、ドクターのヤツ、自分はちょっとスタイリッシュな感じにしやがって……」
ザナージュ「ゴーグル外すと目からビーム撃ちそうだよな」
アリス「ですがこのゼノ様は本物のゼノ様より逞しくて強そうでカッコいいですよ!」
ゼノ「え、マジかよ……」
アリス「ね、ルキ様!」
ルキ「え?いや、私は……あ、そういえばザナージュのはないの?」
ザナージュ「ねえ。俺のような美形をアメコミ風の濃いタッチで再現するのはなかなか難しいそうだ」
ルキ「あっそ……」
ゼノ「面白くならなかったってことか」
ザナージュ「お黙り!さあ、後はこいつを商品化して売り捌くだけた。売上次第で第2弾が出るかもな、HAHAHA!」
アリス「どのお人形も売れるといいですね!」
ルキ「どれも売れなさそう……」

>>726話 泣く子はいねえが役に立つ

アリス「皆様大変でごぜーます!」
ザナージュ「どうしたんだい、アリスちゃん」
アリス「事務所の外で怪物さんがなぐ子様をお探しです!」
ザナゼノルキ「??」
ゼノ「怪物?魔物か?」
ルキ「なぐ子って誰?」
アリス「わかりません!ご本人に聞いてみます!」
ザナージュ「オーケー、見に行った方が早そうだ」

『なぐ子はいねがーわり子はいねがー』

ザナージュ「なるほど、ナマハゲか」
アリス「ナマハゲー!!違うだろー!!」
ゼノ「違わねーし古りーぞ、アリス」
ルキ「そういえばもう節分(は過ぎたけど、この日は節分)だっけ」
アリス「鬼を殲滅してスコアを競うイベントですね!」
ゼノ「オレの知らねーイベントだ」
ザナージュ「鬼の目にも涙とはよく言ったもんだぜ」

『なぐ子はいねがーわり子はいねがー』

ザナージュ「他を当たりな。ここには鬼を見て泣くようなピュアな子はいねえさ」
ゼノ「ハハ、ガキの頃のオレなら泣いたかもしれねーけどな」
ルキ「(悪魔のセリフと思えない……)」
アリス「泣く子はごぜーませんが、悪い子ならここにごぜーますよ!」
ザナージュ「確かにな。刃物を持った金髪小僧と目付きの悪いひねくれ娘がいるぜ」
ゼノ「銃持った白髪のオッサンもな」
ルキ「ついでに手癖も悪いおっさんがね」
ザナージュ「誰がおっさんだコラァ!ヘイ、Mr.ナマハゲさんよ。このガキども叱ってやってくれよ」

『なぐ子はいねがーわり子はいねがー』

ルキ「……お仕事大変ですね」
ゼノ「お、お前なー、そういうことは言っちゃいけねーんだぞ」
ルキ「あ、ごめん、つい……」
ゼノ「ゴメンな、ナマハゲさん」
ザナージュ「俺がナマハゲ役ならこんなガキは絶対泣くまで追い回してやるぜ」
アリス「おや?ナマハゲ様ってお顔は怖いですが、よく見ると手足は人間みてーですね。やや!下から覗くともうひとつお顔が!」
ゼノ「あ、コラよせアリス!ナマハゲの人が困ってんだろ!」
ルキ「すみません、よく言っておくんで今回は許してあげてください……」
アリス「えへへ、どうやら悪い子はアリスでした。申し訳ごぜーません、ナマハゲ様!」
ザナージュ「やっぱり俺がナマハゲ役だったら泣いたかもしれん」

759 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/04/11(Thu) 11:06
高いところが好き?

760 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/04/14(Sun) 11:38
ルキさんのように綺麗な花には棘がありますね!

761 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/04/15(Mon) 11:23
「もちろん!」→>>2

「誰ですか?」→>>3

「借した金返せよ」→>>4

今更ながらの話題だけどさ、これって一種の選んじゃいけないと分かってるのに
選びたくなる選択肢だよね。

例えば某理不尽過ぎるファミコンソフトの最初の画面。

1 げーむを はじめる

2 げーむを さいかいする

3 おやじを なぐる

3を選ぶと「ぎゃーひとごろしー」のセリフの後、こんてにゅうやの親父に反撃され
最速ゲームオーバー、葬式の画面へ…。

762 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/04/16(Tue) 18:54
アナウンサー
「さあ、ついに始まりました!
賞金とチーム存続を懸け、総勢80名のハンター達が一斉に戦うバトルロイヤル!
果たして優勝はどのチームに!
それでは選手入場です!!」

http://www.10ch.tv/bbs_img/img-box/img20240416184928.jpg
「まずは優勝候補の一角!恐らく今大会で最もバランスの良いチームでしょう!
我らの剣技と魔法に死角無し!
鉄壁の連携と絆!チームワークとはこういうことだ!
若き勇者、アルス率いるブレイブハーツ!!」

「こちらも優勝候補筆頭!
天が呼ぶ地が呼ぶ人が呼ぶ!悪を倒せと彼らを呼ぶ!
もう大丈夫!私達が来た!宇宙の平和と日曜の朝はこの手で守り抜く!
チビッ子人気No.1チーム!ジャスティ・マックス率いるハイパーボイジャー!!」

http://www.10ch.tv/bbs_img/img-box/img20240416184957.jpg
「その昔、保安官、ギャング、戦士、三つの派閥が
領地を守る為、手を取り合い誕生したこのチーム!
最も長い歴史を誇る古豪!
ガンスモーク家現当主、ビリーを先頭に堂々の入場です!!」

「おどろおどろしい雰囲気が会場を包み込んできました!
色物軍団と侮ることなかれ!侮ればたちまちその首吹き飛ぶぞ!
天下無双の傾奇者軍団!鍵を握るはやはりこの男スライヤ!
斬魔衆、ここに見参!!」

http://www.10ch.tv/bbs_img/img-box/img20240416185025.jpg
「徒手空拳ならこのチームが最強でしょう!
攻防共にもはや死角無し!地上に存在する全ての格闘技を極めし者達!
俺より強い奴らに会いに来た!格闘界の生ける伝説ホラと超新星ヘラ!
ケントーサ親子率いるキィィィングオブゥゥゥキィィィックスジィィィムゥゥゥ!!(巻き舌)」

「もう噛ませ犬とは呼ばせねえ!
覚えておけ!狩るのは俺達、狩られるのはお前達だ!
首を洗う必要はねえ!汚物どもはまとめて消毒してやらあ!
地獄の看守長ヘルマンが支配するルール無用のアウトロー集団!アルカトラズだー!!」

http://www.10ch.tv/bbs_img/img-box/img20240416185048.jpg
「やってきました、ある意味最も危険なチーム!
テレビ放送ができない最大の理由は彼らにあり!存在そのものがタブー!
我々にできるのは彼らが勝ち抜かないことを祈るだけです!
船長、波乗りジョニィと9人の海賊達!帆を上げろ!ホワイトラヴァーズ出航だ!!」

「トリを飾るのはやはりこの男!
今回はスターゲイザーやフリーハンター、さらに酒場のおやっさんをも巻き込み登場だ!
曲者揃いのこのチーム!チームワークは大丈夫なのか!?どうなんだザナージュ!
オーケーベイビー!AtoZ改め、BOUNTY HUNTERZ!!」



ザナージュ「ってストーリーを考えたんだが、見たいかい?あ、もちろんメンバー集めのとこからな」
ゼノ&アリ「見たい!(です!)」
ルキ「完走までに終わりそうにないから却下」

>>730話 剣士の弟子を名乗る剣士

ザナージュ「弟子?いらねえなあ。めんどくせえし、パシリならもういるし。な」
ゼノ「な、じゃねーよ。なんでオレ見て言うんだよ?オレがパシリだってのかよ」
ザナージュ「違うのか?」
ゼノ「ちげーよ。だいたい弟子とパシリは別だろ」
ザナージュ「そうなのか?嬢ちゃん」
ルキ「多分ね」
ザナージュ「ま、どっちだっていいさ。俺に弟子なんてもんは必要ねえ……いや、待てよ?」
アリス「どうしました?」
ザナージュ「美少女を弟子にして、『師匠』と呼んでもらいてえ」
ゼノ「邪な師匠だな」
アリス「ししょ〜!」
ルキ「↑ここだけ違うスレみたい……」

ザナージュ「やっぱ弟子取るか。授業料だとか言って金をむしりとるチャンスだ」
ゼノ「邪な師匠だな。こんな師匠から何を学べってんだよ」
ザナージュ「ふんっ!」(スパーン)
ゼノ「イッテ!!何すんだよ!?」
ザナージュ「お前に隙があったからじゃ!修行中に気を弛めるでないわ、バカ弟子め!」
ゼノ「はぁ?なんだよ、いきなり。オレがいつアンタの弟子に
ザナージュ「隙有り!」
ゼノ「おっと」(ヒョイ
ザナージュ「!」
ゼノ「残念だったな、お師匠さん。オレに隙なんてねーぜ」
ザナージュ「ふん!さっき一発食らったではないか」
ゼノ「あれは、その……ノーカンだ、ノーカン」
ザナージュ「師匠と弟子ってこんな感じでいいのか?嬢ちゃん」
ルキ「多分ね」

763 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/04/16(Tue) 18:54
アリス「楽しそうです!ご主人様、アリスもお弟子さんにしてくだせーませ!」
ザナージュ「わしの修行は厳しいぞ。それでもよいのか?アリスちゃん」
アリス「はい!覚悟はできておりまする!」
ザナージュ「よろしい!弟子入りを許可する!」
アリス「わーい!」
ゼノ「なんだコレ。ザナージュのヤツ、ノリノリじゃねーか」
ルキ「ま、すぐ飽きるでしょ」
ザナージュ「あ、当然お前らも弟子じゃからな。バシバシ鍛えてやるぞい」
ゼノ「え、マジ?まあ強くなれるならいいか」
ルキ「だる……」

ザナージュ「よいか、我が弟子達よ。よく遊び、よく食べて、よく休み、よく盗め。
   キャラハン人生を面白おかしく張り切って過ごせ。
   それが我が守銭流の教えじゃ」
アリス「しゅせんりゅう?」
ルキ「守銭奴ってことじゃない?」
ゼノ「いいこと言ってる風だけど、よく盗めってのは何だよ」
ザナージュ「達人の技術と饅頭を盗めということじゃ」
ゼノ「饅頭はダメだろ」
ザナージュ「いいんじゃよ、グリーンじゃよ。そもそも弟子というのは師匠から盗むのが仕事なのじゃ」
アリス「ではアリスを褒めてください!実はご主人様がおやつに取っておいたお饅頭、こっそり食べちゃいました!」
ザナージュ「なん……じゃと……!?あれ結構高かったのに……ま、まあよい。よくやったぞアリスちゃん」
アリス「えっへん!」
ルキ「ダメな師弟……」

ゼノ「なー、師匠。オレもっと強くなりてーんだよ。戦い方とか教えてくれよ」
ザナージュ「よかろう。ではまず事務所を掃除しなさい」
ゼノ「へ?掃除?」
ザナージュ「これも修行じゃ」
ルキ「どういうこと?」
ゼノ「(そうか!ただの雑用かと思ってた何気ない行動が全部修行になってる、ってヤツだな!
   ベストキッド的なアレだ!よーし!)わかった、掃除してくるぜ!」(ダダッ
ルキ「あ、ゼノ!……何で急に張り切ってんの?」
ザナージュ「チョロい坊やじゃのう。では嬢ちゃん、次はお前の番じゃ」
ルキ「……私は別に修行とか必要ないから。ダルいし」
ザナージュ「隠すな隠すな。わしはお前が夜な夜な外でこっそり魔法の修行をしておるのを知っておるぞ」
ルキ「え、見てたの?」
ザナージュ「え?」
ルキ「え?」
ザナージュ「マジでそんなことしてたのか?知らんかったぞい、HOHOHO」
ルキ「ちっ……知られたくなかったのに……」
アリス「別に隠すことないじゃないですか!」
ザナージュ「そうじゃそうじゃ、立派なことじゃろ」
ルキ「いや……」
アリス「これからはアリスも修行にお付き合いいたしまする!まずはルキ様も岩を持ち上げられるようになりませう!」
ルキ「……こうなるから知られたくなかったの」
ザナージュ「あ、すまん」

ナレーション『そして数時間の刻が過ぎた……』

ザナージュ「よくやったなお前達。見事じゃ。もうお前達に教えることは何もない」
アリス「お師匠様!ありがとうごぜーました!」
ルキ「何も教えてもらってないけどね」
ゼノ「修行期間、短過ぎんだろ。数時間じゃさすがに何も変わんねーよ」
ザナージュ「俺に師匠役はやっぱ無理だぜ。次スレは、成長した俺の弟子を主人公にしようと思ったんだけどよ」
ルキ「そんなこと考えてたんだ……」
ゼノ「まず次スレを考えてたことにビックリだよ」
ザナージュ「最終回ではないぞよ。もうちっとだけ続くんじゃ」

ゼノ「ザナージュさー、今回は遊びだったけど、マジでオレに剣の稽古つけてくれよ」
ザナージュ「無理だっつってんだろ。剣なんてもう何年も使ってねえんだ」
アリス「そういえばご主人様は元々魔法剣士なんでしたっけ?」
ルキ「らしいけど。……ってことは魔法の知識も案外あったりして」
ザナージュ「ないない、魔法のお勉強が嫌でジョブチェンしたようなもんだぜ?」
ルキ「ま……あんたはそうだよね」
ゼノ「惜しいな、剣も魔法も使えるならオレらの師匠になってもらえたかもしれねーのに……」
ザナージュ「HAHAHA、そんな都合のいいヤツがそうそういるわけ……」
ラハール「来たぞ、ザナージュ!今日こそ貴様の息の根を止めてくれるッ!」
一同「あ、いた」

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