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シェルダ1【オリジナル】出撃！王都親衛隊【SFファンタジー？】

354 名前：アリーナ ◆Arena7dg 投稿日：2020/12/13(Sun) 21:09

>>351
>ふふ…ねぇアリーナさん…今日は二人きりだよ…？
澄み渡る空には光り輝く月が浮かんでおりマス……。
シェルダさんの顔を映すために輝いているのか、シェルダさんの光で輝いているのかは分かりませんがネ。
天上に浮かぶ月はいざしらず、夜空の下に生きる私達にはいささか寒いデス。
折角二人いるのですから、身を寄せ合って温め合いマショ―――
「小隊長、これから立哨に―――何をやっているのかしら、訓練中に」
こ、これは、シェルダさんに虫が付いていたので払ってあげようト！
「こんな寒い中に虫、ねぇ？相当悪い虫が居るようねぇ？」
（あ、終わったなコレ）

>そういえばアリーナさんはなんでこの隊に？
ん〜、そうですネ……そういう話も無かったわけではないのデスガ……。
―――とある、白髪の麗しい剣士に一目惚れしてしまったからですかネェ。

>ただ、仲間に任せることはあっても、仲間に頼るのは絶望的に下手な人なんだよねー…。
あまり前に出られると私達の存在意義が無くなっちゃいますからネェ。
このあたりどうにかしないと、色々支障をきたすと思うのデス。
例えば、目が行き届かないところが出てきたり、ネ。
私なんて、結構悪いことできる立場デスヨ？
経費やモノを握ってるから、勝手に買い物をしたり、横流しだってデキマス。

>「やだなー♪あんなダサい服着れるわけないじゃないですかー♪」なんて目が笑ってない笑顔で言いかねない…。
う〜ん、元怪盗さんにそういう目で見られると背筋が凍りそうデス。
怪盗じゃなくて一瞬アサシンに変貌したりするんじゃありませんかネェ……。
モノじゃなくて命を持っていきそうナ……リリスさんはやめておきマショウ。
あと非力っぽいのはサキさんやウチのホーリス上等兵くらいデスカ。そういう人達に使ってもらうのデス。

>そこは、まー、ほら、一国の長なのに自ら最前線に立ちたがる王様の直轄部隊だから…。
それはそうなのデスガ……うむむ、忙しい部隊に来てしまいマシタ。
あまり振り回されるのは好きじゃないんですけれどネェ。

>そ、その三つが揃った人ってあまりいないんじゃないかなぁ…？
分かっていませんねシェルダ＝サン。
最後の戦いだからこそ決戦兵力を投入する必要があるのデス。
それに三つ揃った人ならとりあえず私の目の前にヒトリ。
コスプレでも大丈夫デス。この隊は隊本部班と私の小隊くらいしか制服や戦闘服着てないので違和感ありまセン。
「あまり肌出していると、植物や岩で切るからね。シェルダも折角綺麗な肌しているんだから、気をつけなきゃ」

>…ってアリーナさん、私には露出高めの服勧めておきながら自分は控えめなんだね…。
私、寒がりなので今の季節は露出高いのはダメなんですよネェ。
体型が出る分にはなんとも思いませんケレド。

>誰かが贄になりましょう。（鬼）
「もうなっててコレなんだけれど」
ん〜、キャリアに傷がつくのは困りますネェ。昇任や昇給止まるとロクなことがありマセン。
しばらくはウェンディとシェルダさんだけにしておきマスカ。
「訴えないとは言っていないんだけれど？」

>事務仕事と射撃がこなせるって第7部隊ではウルトラレアな人材なんだから！
ご自分で最初の問の答えを出してしまいましたネェ。
そんなにできる方でもないですケレド。
「言っちゃなんだけれど、前の小隊長も隊長と一緒に突っ込んでばかりだったからねぇ。
仕切ってくれる方がありがたいというか。アリーナはそれなりに調整とか行ってくれるし」
んー？ただ、お偉方や協同部隊のところに遊びに行ってるだけデスヨ？
「というわけで、今日は4科長のところに遊びに行ってきてください」
気が進まないナァ……。

>お二人の間に私や兄さんが付け入る隙はなさそうですね…。（生暖かな微笑み）
「どうしたのよシェルダ、にやにやして」
付け入る隙が無イ？ご心配なく、受け入れる余地はいくらでもありマス。
「そういうことか！無いわよ！」
独占欲が強いですネェ。
「独占欲とかじゃなくて、フツーはそういうもんでしょうが！」

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