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【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ四
103 名前:
羽藤柚葉 ◆
cmJTqYfU
投稿日:2020/09/30(Wed) 21:35
>>96-97
(アーチェロお嬢様)
>わたくしがおりますことで林の魔の気がとても濃くなっておりますゆえ、そこには妖精さんが多く集うようになっておりますわ。
>そう、彼らは森や林に集って楽しく歌い踊るもの。
まあ…。それは素敵ですね。
妖精さんの姿が見られるとは、女の子には一つの憧れとも申せましょう。
ですが、私の霊力だけでは気配を感じ取るのが精一杯なのです。
お嬢様、御力を貸して頂けますか?
(お嬢様と手を繋ぎ、精神統一)
まあ!可愛い!
いえいえ、初対面で浮かれてばかりではいられません。
妖精さんの領分に少なからず踏み込むのです。
きちんと、礼儀を弁えなければ。
>ふう…、柚葉さんのお料理のお陰で妖精さんたちにもお颯様にも喜んでいただけましたわ。
はい、日頃お買い物以上に多くの事でお世話になっているお颯さんに恩返しが出来ただけでなく、
可愛らしい妖精さんの宴を目にすることが出来るとはとても貴重な体験をさせて頂きました。
お嬢様、有難うございます。(ぺこり)
それにしても…。あの妖精さん達の嬉しそうな顔…。
お料理をお出ししながら自然と表情が綻んでしまいました。(微笑)
機会があれば、また交流の機会を頂きたいものですね。
>もうすぐお二人の誕生日でいらっしゃるのですね。
>お贈りしたら喜んでいただけるかしら?
はい、それはもう喜んで頂けると思います。
夏から秋へ季節が移り替わるこの時期は、母と叔母が運命を乗り越えて再会を果たした忘れられない時…。
オハシラサマへのご挨拶も兼ねて、叔母はよくこの時期は経観塚のお屋敷へ足を運ぶのですよ。
そして金木犀の花の香りと共に、その時の喜びを語ってくれました…。
この時期に母が出してくれた秋刀魚、松茸ご飯、茶碗蒸し等の秋の味覚尽くしは
幼い頃からの楽しみで、叔母も大好きなんです。
未だに母は落語好きの叔母に、
「桂ちゃん、秋刀魚の脂は抜いた方がいいかしら?」
と冗談を口にして、
「もう〜、お姉ちゃんったら〜!」
と他愛のないやり取りをしてたんです。
それが叔母から、「目黒の秋刀魚」のお話を聞かせてもらう切っ掛けになったんですが。
これだけの松茸があれば、更に豊かな食卓になるでしょう。
母も叔母も、きっと喜んでもらえます。
>これは、わたくしからご母堂様に申し上げるのは不遜な気がいたしますわね。
いえいえ、そのように謙遜なさる必要はありません。
お嬢様が幸せであると実感出来ているという事は、その幸せに家人の一人として貢献できている
何よりの証です。
それこそが、私のメイドとしての誇りであり日々ご奉仕する励みともなります。
では共に、お手紙をしたためましょう。写真も添えて…。
本日の宴の光景を見れば、
「わたくしたちは、ちゃんと幸せに暮らしています」
という事が、母にもお嬢様の故郷の皆様にも伝わる筈ですから…。
「いつまで二人の世界に浸っている?お代わりはまだか?」
あら…。申し訳ございません屋敷神様。
すぐに、お代わりをご用意致します。(ぺこり)
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