掲示板に戻る 全部 前 50 次 50 1 - 50 最新 50 スレ一覧



レス数が 1000 を超えています。残念ながら全部は表示しません。

【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ四

1 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/07/05(Sun) 08:42
梅雨のしっとりと潤った空気の中、傘を差してのそぞろ歩きは心落ち着きます。
そして晴れ間よりのぞく穏やかな陽光にもまた心安らぐ想いでございます。

わたくし、イタリアより参りました吸血鬼のアーチェロ・カルミーニオと申します。
お蔭をもちましてこの度、ここに新館ノ四を立てさせていただきました
何卒よろしくお願いいたします

(過去スレ)
【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ壱
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&ls=50
【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ弐
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=478946904&ls=50
【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ参
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=519003578&ls=50

以下、お願い申し上げます

壱.sage進行でお願いいたします。
50以下に下がりましたら、適宜ageさせていただきます。

弐.わたくしとわたくしの家族、ご近所、友人の方々がお話をするスレッドでございます。
世間話などしにお出でいただけたら嬉しゅうございます 。

参.キャラハン(吸血鬼関連もしくは場に合わせたオリジナルキャラクター)も歓迎いたします。
SF系の方は、申し訳ございませんがご遠慮くださいませ。
 キャラハンの方は、初お目見えの際に、大まかでけっこうですので自己紹介くださいませ。
名前「     」
性別「     」
容姿・服装など「     」
備考「     」
また、トリップをお付けくださいますようお願いいたします。

わたくしのプロフィールにつきましては、以下の通り自己紹介させていただきます

名前「正式名称は『アーチェロ・ディ・カルミーニオ=ミズリーナ』でございます。
人間界ではイタリアに領地を持つ侯爵家です。領地にございます『ミズリーナ湖』がその名の由来です。」
性別「女性でございます。」
容姿「身長168cm。体重0〜53kg(『実在のレベル』を変えることで体重も増減するのです)。B85.W55.H82。
髪型はストレートロングの銀髪でございます。
総じて、日本で『外人』とよく言われますところの西洋白人の容貌でございます。
吸血鬼らしい身体的特徴としては、口内の鋭利な牙と必要に応じて背中より出しますコウモリ型の翼がございます。」
年齢「外見の年の頃は17歳、人間で申せばそれくらいの外見でございましょう。
本当の年齢は…、500歳代後半でございます。」
服装「和装が好きで、学校へ参るとき以外はいつもほぼ着ております。
季節に合わせた色柄を着ますよう心掛けています。
籍を置く学校の制服は、ワインカラーを基調としたブレザーです。」
備考「故郷の城館では貴族の娘として暮らしてまいりました。
長らく日本に恋焦がれ、父の反対を押し切って出奔してまいりました放蕩娘でございます。
日本の皆様に初めてご挨拶したのは、平成26年(西暦2014年)師走の初旬でございました。
以後、転居をしつつも皆様方に良くしていただき、今日に至っております。
同居している家族は、メイドとしていらしてくださいました羽藤柚葉さん、故郷より後を追って来てくださったメイドのレイナさん、それから見習いメイドのコウモリ三姉妹がおります。
日々、近隣の男女共学校に通っております。」

四.基本『日常系』とさせていただきます。
 バトルは、もしございましても日常の中の点描の範囲内にとどめ、引っ張ることの無きようお願いいたします。

五.誹謗中傷、過度に攻撃的なご発言、セクハラ等はご遠慮ください。

六.荒らしと思われる発言は無視なさってください。

七.同じ質問や話題の繰り返し、単なる個人的な事情の呟き、意味不明の発言等はお控え下さい。

八.キャラハンであるか否かを問わず、ゲストの方同士の過度な交流(クロストーク)はお控えください。

九.他の方の話題や質問に乗るのもお控え下さい。

十.10ちゃっとの規約を破る行為は厳にお慎み下さい。

十一. お約束事は、必要に応じて随時追加させていただきます。

ご質問に答えにくい場合や記憶違いもあるかもしれませんが、それにつきましてはご容赦ください。

いろいろとお願い申し上げましたが、基本的にこれまでと同じくのんびりと参れましたら幸いに存じます
何卒よろしくお願い申し上げます。


2 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/07/05(Sun) 08:55
新しいスレ建てたんだね。お疲れー

3 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/07/05(Sun) 09:10
>>2

まあまあ、さっそくに一人目のお客様をお迎えできるなんて!
どうぞどうぞ、お上がりくださいませ。

新茶と先ほど買ってきました水まる餅をお出ししますわね。
わたくしの冷気で水まる餅を冷やさせていただきますわ。
涼気を得るには最高の和のスイーツなのですよ。
魔力を出すとき、少し目が紅く輝いて恐ろし気に感じられるかもしれませんが、ご勘弁くださいませ。

4 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/07/05(Sun) 09:35
ルール守るんで宜しく!!

5 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/07/05(Sun) 09:47
>>4

こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします。
あなた様も、お茶と水まる餅をどうぞ。
ひんやりして美味しいのですよ。

そうそう、公民館に飾る竹飾り用の短冊がたくさんありますの。
よかったら貴方様の望みも描いてくださいませ。
天にまします織姫さま彦星様が願いを叶えてくださるかもしれませんよ。

6 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/07/05(Sun) 10:57
お嬢様、ただいま帰りました…。
ふう…。来週の七夕パーティに備えて色々と物入りでしたので、
こうして早めにお買い物を済ませられて何よりです。

梅雨の景色と雨は好きなのですけど、お買い物となると多少難儀しますので
こうして今の雨上がりの時は助かります。

それでは、改めて自己紹介させて頂きます。

名前「羽藤 柚葉(はとう ゆずは)」
性別「女性です。」
容姿「身長172cm。体重50k B87.W57.H86 」
髪型は黒のロングヘア。お仕事の際には、きちんと結んでいます。(主にポニーテール、サイドテールにしております。)」
服装「大学に通学している際は私服です。主に青、藍色、紺色を基調とした服装です。
大学からお屋敷に戻ってお仕事の際は主にメイド服を身に付けています。」
備考「普段は大学で家政学科に在籍しています。趣味はお料理とお菓子作りですね。
私個人は吸血鬼ではありませんが…私の家系は八十(やそ)八百(やお)八千(やち)にも値する「贄の血」の血族です。
然程特別な力をもっているわけではありませんが…ヒーリング程度なら身に付けています。
また、故郷にいた頃から護身術の心得はある程度身に付いています。
お嬢様の御父上である、現カルミーニオ家の当主様とのご契約でこのお屋敷の家政婦兼献血役として参りました。」


7 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/07/05(Sun) 11:08
>>2

はい、この場所もいよいよ「新館ノ四」となりました。
この屋敷の主であるお嬢様と四季折々の風情を楽しみながら、
此処を訪れる皆様と会話を楽しむ日々を大切にして参ります。

それでは、今後ともよろしくお願い致します。(ぺこり)

>>4

そのように仰って頂けると、安心して皆様をお迎えする事が出来ます。
波乱が全く無いというのは無理かもしれませんが、何よりこのお屋敷で
お嬢様とお客様と共に心穏やかな日々を送る事こそお嬢様と私の共通の望み。

さあ…お茶のお代わりをお持ち致しましょう。
もし宜しければ、緑茶以外にも紅茶、コーヒー、自家製のジュース等もありますよ。
お望みのものがございましたら、何なりとお申し付け下さいませ。

8 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/07/05(Sun) 18:38
>998
>1000(アーチェロお嬢様)

6月は私もお嬢様も多少なりとも寂しい思いを致しましたが、
このように新館での新たな日々を迎えられて何よりです。

前スレの終盤、不手際がございましてお嬢様にご迷惑をお掛けしたことは
改めて心からお詫び申し上げます。(ぺこり)
今後は焦らず、きちんと相談に参りますのでこの度の事はお許しください。

雨上がりの湿気もございますが、暑すぎず寒すぎず休日のお買い物を兼ねた
夕方の散歩には程よい気候でした。

三姉妹さんもレイナさんもお嬢様のお帰りをお待ちです。
では、帰り次第夕餉の支度に取り掛かります。
お嬢様は、居間でごゆるりと…。

9 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/07/05(Sun) 19:34
>>6-7(柚葉さん)

柚葉さん、おかえりなさい。
本日より新館ノ四がわたくしたちの住まい。
さっそくに帰ってきていただいて、ただただ嬉しくてなりませんわ。
本日よりまた新たな毎日を刻んでまいりたく、よろしくお願いいたしますね。

七夕パーティーの用意が順々に整ってゆくのが楽しくてなりません。
七夕飾りの短冊や折り紙、切り紙もずいぶんたくさん吊り下げられ、レイナさんや三姉妹もたくさん願い事を書いてくれました。
三姉妹それぞれ思い思いの望みを書いてくれましたが、中でも
「お姉さまのような立派なメイドになれますように」
は三姉妹共通の願いごと。
…この子たちが望むなら、いずれ人間の学校に通わせて大学で家政学を修めるが良いかも知れませんね。

>この屋敷の主であるお嬢様と四季折々の風情を楽しみながら、
>此処を訪れる皆様と会話を楽しむ日々を大切にして参ります。

はい、庭に、道に、森に、季節の風情はいつもわたくしたちを楽しませてくれます。
この国の四季の彩りはまことに美しい…。
これからも多くの方と共にその楽しみを分け合ってまいりたいです。
そして、わたくしが夜の世界に属する魔族だからでしょうか。
四季の空を彩る星々も深い風情を感じます。
それで、このたびの新館には新たな星見台を設けましたの。
以前の館の星見台より広くて、社交部の皆様とテーブルを囲んで星空の下お茶会を開くこともできますわ。
今度の七夕の夜空が晴れ渡りましたら、皆さんには是非こちらに来ていただきとうございます。


10 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/07/05(Sun) 19:52
>>8(柚葉さん)

>前スレの終盤、不手際がございましてお嬢様にご迷惑をお掛けしたことは
改めて心からお詫び申し上げます。(ぺこり)
>今後は焦らず、きちんと相談に参りますのでこの度の事はお許しください。

思い返すとわたくしも、なんだか言葉に険があったのではないか、と反省しております。
ごめんなさい。
親しい間柄だと言って、言葉の使い方に不用意になることの怖さをあらためて感じました。
わたくしも「報・連・相」というものを我が身に備えるよう気をつけてまいりますわ。

…反省はここまでにして、心機一転と参りたいですわ。
三姉妹とレイナさん、わたくしたち合わせて六人は「むつらぼし=すばる」の爽やかな青の輝きの如く心晴れやかにまいりたいのですわ。
今宵の夕餉も、共に思うところを語り合いその気持ちを分かち合って、良きひと時としてまいりましょう。


11 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/07/07(Tue) 09:25
今日は七夕だね。

12 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/07/07(Tue) 19:14
>>11

ええ、待ちかねました星の祭典がこれから盛り上がってまいりますね。
ごらんなさいませ、今宵の我が町はきれいに晴れ上がり、早くも星々が輝き始めましたわ。
これも織姫さまと彦星様のロマンスを願う地上の皆の願いが届いたゆえでしょう。

…実を申しますと、少しだけ魔力を使ったのですけれど。
土地神様のご助力もたまわり、空に向けて『元素支配』のパワーを放って、今夜ばかりは雲さんにもご遠慮いただいたのです。
でも、土地神様の力がフルチャージだったのも、今宵晴れるのを祈った地元の皆様のお陰ですから、やはり人の祈りは素敵なものですわ。

わたくしたち、これから商店街の七夕フェスに参ります。
我が家の皆とわたくしが所属する「社交部」のメンバーと共に。
あなた様もご一緒にいかがかしら?
お着物も用意していますから、着付けてさし上げてもよろしいのよ?

フェスの後は、建て増しした屋敷の星見台で宴をいたす予定です。
まことに嬉し楽しい一夜になりそうで、思わずこうして翼をパタパタと羽ばたかせてしまいますわ♪


13 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/07/07(Tue) 23:07
>>11
>>12(アーチェロお嬢様)

はい、先日から商店街は七夕フェスに向けて賑わいを見せており、
準備に追われながらも今日この日を皆待ち焦がれておりました。

七夕飾りの準備はこれで万全…。
そして今宵、星見台の宴を彩る準備も…。
これで、完成ですね。それでは、冷蔵庫で冷やしておきましょう。

火曜日は朝からお昼明けの3限目で講義が終わるのが幸いしました。
お陰様で、午後の大半を宴を彩るスイーツの準備に費やす事が出来ました。
私達が七夕フェスから帰り、星見台で宴を催す頃には良く冷えている事でしょう。

(冷蔵庫に完成したカップ入り七夕ゼリー、七夕羊羹を収納しておきました)

(お嬢様が帰宅されました)

お帰りなさいませ、お嬢様…。
お風呂の準備も出来ております。
汗を流して、七夕フェスの為の御着物をお召し下さいませ。

(この後お嬢様とお屋敷の家人一同は着物に着替え、社交部の皆様を出迎えました。)

社交部の皆様、本日はお忙しい中お越し頂き、誠に有難うございます。
今宵は街の皆様とお嬢様の祈りが通じ、誠に良き星空となりました。
織姫様と彦星様の再会を祝いつつ、商店街のフェスティバルを大いに楽しみましょう。

それではお嬢様、三姉妹さんの付き添いは私にお任せを。
レイナさんにはボディーガードを務めて頂きながら、社交部の皆様と共に
イベントを大いに楽しんで下さいませ。

(三姉妹さんと出店や射的、輪投げなどを楽しみながらも、やはり普段との違いを
お守り袋の“朱珠”から感じていました。)

土地神様からの御加護を得られたのと街の皆様の土地神様への信心が大きな支えとなって下さいましたが、
やはり天候を司るというのは、並大抵の事ではありません…。
お嬢様はまだ自覚されておられませんが、魔力の消費は大きかったようですね。

その証拠に“朱珠”の温もりが若干失われている…。
今日明日は大丈夫でも、数日後にお嬢様の御身体に影響が出るのは間違いありません。
ならば…。私の為すべき事は決まっていますね。
今宵は想い合う者達にとって、特別な日…。
男女の間柄とは違っていても、大切な方を想う気持ちに変わりはありません。
そして、街の人々の為に御力を尽くしたお嬢様には許される筈です。

まずは、今この時を大いに楽しみましょう。
そして、その時が訪れたならば…。

14 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/07/11(Sat) 08:30
>>13(柚葉さん)

土地神様、お陰様で空は見事に晴れ渡りました。
貴女様がどれほど崇敬を集めておいでなのか、あらためて実感いたしましたわ。
こちらはほんのお礼として…薔薇梅酒プレミアム「ゆめひびき」でございます。
どうかごゆるりとお休みなさってくださいませ。

梅雨が嘘のような星影のきらめきに街の雰囲気も盛り上がっておりますね。
道行く人の明るい表情を見られただけで、少しばかり頑張った甲斐があったというもの。

柚葉さん、只今帰りましたわ。
宴の準備、どうもお疲れ様でございます。
新館ノ四は社交部の活動に相応しい様に松江の興雲閣をモデルに擬洋風建築に仕上げていただきましたので、星見台もレトロなバルコニー風で、しかもダンスパーティーが催せるほどのこの広さと開放感。
そこをすっかり今宵の宴のために仕上げていただいて、テーブルクロスや椅子のクッション、テーブルの上の花瓶と花の一輪一輪に至るまで、落ち着いた清楚な雰囲気にまとめてくださいましたのね。
柚葉さんの采配、まことにお見事ですわ。

(しばしの湯浴みで一休みいたしました)
ふう、すっきりした…。
先ほど魔力を目いっぱい出したのが存外こたえていたようで、湯船の中でうたた寝してしまい、危うく溺れかけたけれど。
有名なメイドラゴン様の真似をして頑張ってみたけれど、わたくしもまだまだだわ。
だけど、今宵の祭りに昂ぶるこの心はこんなことでは治まらない。
では、社交部の皆様がいらっしゃる前にわたくしも浴衣を装いましょう。

(そして、七夕祭りの賑わいにわたくしたちは身を任せて。
 様々な出店、ローカルアイドルの皆様のステージ、それから − )

「お腹空いた…」
「ちょっとぉ、そこを行く銀髪のお嬢ちゃん、未来ある芸術家のためにチョコバナナとたこ焼きを買ってあげてくれなぁい?」

…お久しぶりですわね。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=519003578&st=979&to=979&nofirst=true
以来かしら?お母様と画家のお嬢様。
お母様は彼女のお家に寄寓していらっしゃるのでしょう?
パトロンとしてしっかり務めてさしあげてくださいませ。

「あら、ただとは言わないわよぉ。この娘が貴女のために作ったアクセサリーと交換よぉ。」

ちょっ、何も言っていないうちから、勝手にわたくしの髪に…
ってこれは、なんて綺麗な…。

「綺羅星とスワンをあしらった髪飾り、貴女の長い銀髪が天の川みたいだからって、この娘が思いついて作ったのよぉ。」

(社交部の皆様も見惚れていて視線が熱いです)
ありがとうございます…、これではお礼をいたさねばなりませんわね。

(チョコバナナ、たこ焼き、たい焼き、いか焼き、りんご飴、焼きそば、その他もろもろ…画家の方に差し上げました)

「どうも、ありがとね〜♪
 ああ、我が娘よ、なんだか少し魔力が減退しているようだけどぉ、こういうときは…くふふふ、きっと彼女が元気づけてくれるんじゃないかしらぁ?」
「何のお話しですか?」

(わたくしが訊いても母はニマニマするばかりで。
 彼女と別れた後は、わたくしは部員の皆様から母について質問攻めにあうこととなった)

ああ、あのお嬢さまはこの銀髪を天の川と例えてくださいましたが。
こうして星見台から見る天の川の美しさを前にしては、恥ずかしくなってしまう例えですわ。
そして、柚葉さんがご用意くださったスイーツの美しくて美味しいことと言ったら。
まさに、天界を閉じ込めたもう一つの宇宙がここにあるかのような…。
一緒にいただくこの新茶が日本の大地に育まれたものゆえ、まるで天と地を一つにして我が内に納めるような不思議な心地ですわ。



15 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/07/11(Sat) 09:02
>>14(アーチェロお嬢様)

>宴の準備、どうもお疲れ様でございます。
>柚葉さんの采配、まことにお見事ですわ。

有難うございます、お嬢様…。
新館ノ四が完成し、新たな星見台の初めての宴が七夕の夜…。
これ程相応しい機会にはなかなか巡り合えるものではありません。
家人一同、力を合わせて準備をさせて頂きました。

準備に追われながらも楽しそうな三姉妹さんの顔…。
クールビューティーなレイナさんの時折嬉しそうな微笑…。
この日を皆、楽しみにしていたのが伝わって参りました。
では、お風呂で暫しの休息を取られた後に社交部の皆様をお迎えし、
待ちに待った七夕フェスに参りましょう。

>…お久しぶりですわね。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=519003578&st=979&to=979&nofirst=true
>以来かしら?お母様と画家のお嬢様。

ご無沙汰しております、奥方様…。(三姉妹さんを連れながら)
今は、この街に留まっておられるのですね。
新館ノ四の完成して間もない時期にお会い出来るとは、正に「導き」と申せましょう。
いずれまた、新館にもお越し下さいませ。

あら?お嬢様、その髪飾りは先程までは…。
まあ、あの画家の方のお手製なのですか?
絵画のみならず、このような作品も手掛けられるとは実に多才であられますのね。
奥方様が才能を見込まれて、寄寓されておられるのも分かります。

ふふっ…。お嬢様、本当にお綺麗ですよ…。(微笑)
月明かりと星明りに優しく照らされて、お嬢様の銀髪と共に優しい輝きを放っております。
まるで地上に、天の川が降りてきたかのよう…。
社交部の皆様も、道行く方々も見惚れていらっしゃいます。
…無論、私もです。

>(わたくしが訊いても母はニマニマするばかりで。
>彼女と別れた後は、わたくしは部員の皆様から母について質問攻めにあうこととなった)

あれから社交部の皆様、奥方様に興味津々でいらっしゃいましたね。
お嬢様のお母様ですもの。加えてあの美貌と他者を惹きつけて止まない親しみの篭った笑顔…。
何処か圧倒されてしまいながらも、近寄り難さは微塵もない…。
人々に慕われる理想の「女王(クイーン)」と申せましょう。
本日はお別れと相成りましたが、いずれ奥方様と社交部の皆様の交流の機会も設けてみたいものですね。

16 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/07/11(Sat) 09:37
(続きです)

>>14(アーチェロお嬢様)

社交部の皆様、本日は新館ノ四にお越し頂き、誠に有難うございます。
本日の七夕の夜に、無事完成した新たな星見台において皆様を歓迎できることを
家人一同心からお慶び申し上げます。

では、ささやかではありますが宴を催させて頂きます。
お好きな場所にお座りになり、この天の川を抱く満天の星空をご鑑賞下さいませ。
それではお茶の準備をして参りますので、今暫くの間お待ちください。

>そして、柚葉さんがご用意くださったスイーツの美しくて美味しいことと言ったら。
>まさに、天界を閉じ込めたもう一つの宇宙がここにあるかのような…。
>一緒にいただくこの新茶が日本の大地に育まれたものゆえ、まるで天と地を一つにして我が内に納めるような不思議な心地ですわ。

有難うございます、お嬢様…。
今回の「七夕羊羹」は、御贔屓の和菓子屋さんからヒントを頂いたんです。
昨年はケーキを作ったので、今年は和菓子をメインにしようと考えておりましたが
なかなか良いアイディアが浮かばなくて…。

お買い物の際に店主様にご相談した所、

「羊羹は和菓子のイメージが強いかと思いますが、洋風にアレンジした羊羹もあるんですよ。
きっと貴女なら天の川をイメージした和洋折衷の羊羹を作れる事でしょう。
お嬢様の為にも、頑張って下さいね。」

と、ヒントと共に励ましのお言葉を頂きました。
今回の和洋折衷の青い天の川をあしらった羊羹が、新館の四の擬洋風建築の在り方、
そしてこのレトロなバルコニー風の星見台を彩る最初のスイーツとなれたのなら、誠に光栄です。(微笑)
この天の川と共に、部員の皆様にもご満足頂けて何よりです。

それではお嬢様、お茶のお代わりを…。

(この後社交部の皆様のお見送りを終えて、宴の片付けも無事終わりました。)

こうしてお嬢様と二人きりで、新たな星見台で星空を見られる最初の日が七夕の夜というのも
誠に嬉しいものですね。
七夕フェス、奥方様との再会、社交部の皆様との宴…。
私達の思い出のアルバムに、また素晴らしい1ページが加わりました。

そして…。この星空を今こうして見られるのもお嬢様のお陰です。
お嬢様は「それは土地神様の御加護と、街の皆様のお陰です」と謙遜なさるかも知れませんが、
お嬢様がその一躍を担っておられたのも、また事実です。

新館の四と新たな星見台が完成し、今宵の七夕は何もかもが「初めて」尽くしであると申せましょう。
だからこそ、この度のまたと訪れる事の無いこの夜に、私の「贄の血」をお嬢様に…。
(そっと肩をはだけさせて、うなじを露わにします)

それに、『朱珠』を通じてお嬢様に結ばれている私には分かるのですよ。
その温もりが、確かに薄れている事が…。
天候を司るというのは、お嬢様と言えども容易ではない筈。
ご自身の周囲なら兎も角、この町全体を司るとなれば土地神様の御加護を得られたとしても
魔力の消費は尋常ならざるものであったに違いありません。

それに何より…。
この『朱珠』の温もりが失われている事が私自身何より寂しいのです。
この温もりがあればこそ、私はお嬢様にお仕えする意味を知る事が出来るのですから。

さあ…お出で下さいませ。アーチェロお嬢様…。

17 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/07/11(Sat) 18:55
かき氷を食べると頭に強烈な刺激がくるんだけど経験ある?
あれは堪らないよね?

18 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/07/12(Sun) 07:58
>>15-16(柚葉さん)

>新館ノ四が完成し、新たな星見台の初めての宴が七夕の夜…。
星空にロマンスを思い描き、親しい人たちとただ見て眺める…。
こんな平和な日を迎えることのできる幸せを改めてかみしめますわね。
かつて天体の動きを異端者を糾弾する道具とされた時代、ガリガリ君…ではなくてガリレオ・ガリレイ氏の受難の日々を思うと隔世の感がありますわ。

それもこれも柚葉さんやレイナさん、三姉妹たちの頑張りがあればこそ。
あの冷蔵庫の中に眠る秘宝を思って感謝の念を新たにいたしますわ。

>ご無沙汰しております、奥方様…。(三姉妹さんを連れながら)
>今は、この街に留まっておられるのですね。

「おひさー。
 久しぶりに育て甲斐のある人の子を見つけたからねぇ。
 もうしばらくこの国に逗留させてもらうわねぇ。」
「チョコバナナ、美味しい…。」

>まあ、あの画家の方のお手製なのですか?
>絵画のみならず、このような作品も手掛けられるとは実に多才であられますのね。

「この娘には、表現したいイメージが先にあるからねぇ。
 それが絵か、彫刻か、はたまた装飾品かは、後からついてくることなのよぉ。
 どれも才能の煌きなら、あたくしも止められない。
 ほんの百年後にはこの街はあたしら吸血鬼なぞよりも、この食いしん坊娘が才能を開花させた場所として名を留めるかもしれなくてよ?
 それはそうと、ドラゴンのカルマちゃんの冒険の新刊が出たから、よかったら見てあげてねぇ。」
「たこ焼き…美味しい。」

>まるで地上に、天の川が降りてきたかのよう…。
>社交部の皆様も、道行く方々も見惚れていらっしゃいます。
>…無論、私もです。

あ、ありがとうございます…(赤面)。
柚葉さんに言っていただくと本当に嬉しくて、
「そんな、わたくしなど本当の天の川に比べたら」
という言葉も口の端に上らなくなってしまいます。
褒めていただいた嬉しさを目いっぱい感じていたいから。


19 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/07/12(Sun) 07:59
>>15-16(柚葉さん) (つづきです)


(お母様たちと別れてから)

>あれから社交部の皆様、奥方様に興味津々でいらっしゃいましたね。
>お嬢様のお母様ですもの。加えてあの美貌と他者を惹きつけて止まない親しみの篭った笑顔…。
わたくしは、少し前には人狼のグリッタちゃんを怖がらせるほど欲望ダダ漏らしでいらしたのにずい分と鉄面皮を厚くされて、ホッとしたのですけれど…。
今は画家のお嬢様に夢中のようですので、あの方には感謝しなければいけませんわね。

>では、ささやかではありますが宴を催させて頂きます。
>お好きな場所にお座りになり、この天の川を抱く満天の星空をご鑑賞下さいませ。

皆様方、こうしてしつらえられた特設の社交場に息を飲んでいらっしゃいますわ。
近代日本が産んだ和洋折衷のこの瀟洒な空間は、不思議と浴衣姿が綺麗に納まっております。
インテリアを変えれば欧州の宮殿のようにもなる、まことに不思議な空間と申せましょう。

では、せっかくの星見の催しですからわたくしからもこれをご覧いただきましょうか。
かつて我が家が密かに援助したお礼にと、ガリレオ様がくださった望遠鏡でございます。
伊太利亜の実家ではわたくしがよく覗いていたからと、メイドさんが送ってくれたのですよ。
今でもちゃんと見られるのです。
ほら、織姫星ベガ、彦星アルタイル、そして白鳥星デネブ…、『夏の大三角』が我等の街を見ていますわ。
お二人の逢瀬を願った皆様のことを…。

ああ、そしてさそり座のアンタレス…真っ赤なお星さまにウットリですわ。

>そして…。この星空を今こうして見られるのもお嬢様のお陰です。

はい、そう言っていただけることを今宵はありがたく素直に喜ばせてもらいましょう。
それが出来たのは、土地神様や街の皆様とわたくしが繋がれたその証しなのでしょうから。
この身やお役に立てたこと、
そして、この身の魔力を存分に使うことを躊躇わずにいたこと、心から嬉しいのです。

人の世界では魔力は控えるべきかとずっと我が身を戒めておりました。
人の世界では、それが普通の在り方だと思えたから。
でも、今はこう思いたいのですよ。
「『普通』は人それぞれであっていいのではないか」と。
(この考えはとある方…、はっきり申せば最近注目の女優、『夜凪景』様のお言葉 − 『フツーっていっぱいあるんでしょ?』由来なのですけど。)

>新館の四と新たな星見台が完成し、今宵の七夕は何もかもが「初めて」尽くしであると申せましょう。
>だからこそ、この度のまたと訪れる事の無いこの夜に、私の「贄の血」をお嬢様に…。
>(そっと肩をはだけさせて、うなじを露わにします)

柚葉…。
…そう、人間界でわたくしの『普通』を追い求めてきて。
あなたのそのうなじに牙を立てることを、今宵は本当にわたくしは『普通に』受け入れることができるの。限りない愛おしい想いを伴って。
あの経観塚での忘れがたい吸血の時でさえ、自分があなたの血の芳しさに溺れることを恐れていたけれど。
でも今は、愛おしい想いと共に、貴女に流れる『贄の血』を心からの歓びと共に受け容れようとしているわたくしがいる。

柚葉…すべてをわたくしに委ねてちょうだい。
あなたの愛でこの身が充たされるように、貴女もまたわたくしの愛で満たされるのよ…。
わたくしたちは今そうした絆で結ばれているのだから。

ああ…、わたくしの冷めかけた『朱珠』もまた輝き熱くなっていく。
貴女の『朱珠』もそうなのね?
貴女がわたくしで満たされていくのを確信できるから、そうでないはずがない。

今はただこの血に載せられた貴女の想いに焦がれていよう…。


20 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/07/12(Sun) 08:01
>>17

そうそう、そうですわね。
わたくしは吸血鬼ゆえ、人間より寒さには強いはずなのですが。
あのかき氷のキンキン攻撃は中々こたえますよね。
この町の商店街にはまだ懐かしい駄菓子屋様があって、昔ながらに店先に縁台が出ていて子どもたちがかき氷を食べては頭を押さえて呻いたりしていますでしょう?
楽しそうなのでわたくしもたまに混ぜてもらったりするんですが。
真っ赤ないちごやりんごのシロップをかけて一口いただくと、う〜ん、あの衝撃に耐えねばなりません。

日本の夏は吸血鬼には辛いですけれど、冷房に頼らず昔ながらの涼み方をしっかり楽しんでまいるのが良き過ごし方。
というわけで、これから駄菓子屋に行ってまいりましょう。
よかったら、あなた様もご一緒くださいませ。

21 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/07/12(Sun) 10:51
>>17
>>20

ガリガリガリ…。(手動のかき氷機でかき氷を作っています。)

はい、あの頭にキーンと来る感覚は応えますね。
あれが醍醐味と仰る方の気持ちも分かりますが。
正に、あれも風物詩と申せましょう。

お嬢様と商店街の駄菓子屋さんに足を運ぶのも、またこの季節の楽しみの一つ。
私も気を付けているのですけど、つい頭にキーンと来て熱い飲み物が欲しくなってしまうのですが、
生憎この時期は温かい飲み物は自動販売機では扱っていないのが辛い所ですね。

という訳で、当屋敷ではかき氷を準備する時は熱いお茶も準備しております。
特に見習いメイドの長女さんや三女さんには応えるようで…。
慌てて食べなくても、すぐに準備出来ますよと毎年言っているのですけどね。(苦笑)

それではお嬢様、宇治金時の練乳がけ、それと熱いお茶を準備致しました。
学習の合間に、潤いの一時を…。

涼やかな風鈴の音と共に夏休みの午後には、またこれが風物詩になるのですね…。
それではお客様も、ご希望のシロップがあれば何なりとお申し付け下さいませ。
大抵のものは、揃っておりますので。

22 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/07/12(Sun) 11:20
>>18-19(アーチェロお嬢様)

>それはそうと、ドラゴンのカルマちゃんの冒険の新刊が出たから、よかったら見てあげてねぇ。

貴重な情報を有難うございます、奥方様…。
それと、お嬢様が一番愛する『となりの吸血鬼さん』の最新刊は来月27日に発売との事です。
…発売日が夏の終わりなのは寂しい気も致しますが、ソフィーちゃん達にはその位の暑さのピークを越えた時期が
よろしいかも知れません。

>かつて我が家が密かに援助したお礼にと、ガリレオ様がくださった望遠鏡でございます。

そ、それでは本日いらして下さいました、社交部の皆様からお手に取って下さいませ…。

(この後、私の番が巡ってきましたが望遠鏡を取ろうとする手が震えています。)

こ、これは正に歴史的遺物、遺品と申しましても過言ではないのでは…。(汗)
正に、博物館級の歴史的遺品…。(汗汗)
博物館額を修めた父が目にしたら、どんな顔をするかしら…。
い、いえ、もしうっかり傷でも付けたら…。(滝汗)

い、いえ、何でもございませんお嬢様…。
それでは、歴史的偉人のご厚意に私もあやからせて頂きます…。

>柚葉…すべてをわたくしに委ねてちょうだい。
>ああ…、わたくしの冷めかけた『朱珠』もまた輝き熱くなっていく。

良かった…。
朱珠の温もりが、元に戻っていく…。
それはアーチェロの朱珠も、私の朱珠も同じ…。

でもそれ以上に、今大切な人と「アカイイト」で結ばれ、共に在る事…。
そう在りたいという想いこそが、私の一番の願いです。

互いにとってこれが『普通』であり、『特別』でもある…。
それは、コインの表と裏のように表裏一体のもの…。
何故なら、貴女以外にこの『贄の血』を以て「アカイイト」で結ばれる事を望む者は何処にもいないのだから…。

今はただ、想いのままに貴女に全てを委ねて…。

(どれ程の時が経ったか分かりませんが、身体を僅かに離した後、私はお嬢様と互いの瞳に吸い込まれてしまいそうな位に
笑顔で見つめ合いました。そしてそっとお嬢様の手を取り、星見台の階段を降りました。
この階段が果てしないものであればという気持ちは、きっと互いに同じであった筈です。)



23 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/07/12(Sun) 13:10
雷は苦手かな?

24 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/07/12(Sun) 13:33
>>21(柚葉さん)

あらあら、かき氷を作っていらっしゃるのね。
これ、わたくしも好きなんですよ。
ハンドルを回転させるとカップの中に雪が積もっていくなんて、素敵ではありませんか。
以前京都旅行でやったように『元素支配』の魔法で雪を降らせることはできますが。
かき氷のサクサク感ではこのかき氷機の後塵を拝してしまって。
わたくしにとっては『ライバル』でもあり『師匠』でもあるのですよ。

ちゃんと温かいお飲み物を用意するなんて、さすがは一流のメイドさん。
食べる人のお腹の具合をちゃんと気遣ってくださるのですもの。
わたくしも甘いシロップで口内を充たした後は、ほんのり温かいお抹茶で温まるのが好きでございます。

>それではお嬢様、宇治金時の練乳がけ、それと熱いお茶を準備致しました。

ん〜、これこれ。
白雪の山を染める抹茶と小豆の重ね塗り、それを練乳が包み込んで重層的な味わいを楽しめるのですわ。
わたくしは寒さに強い身ですので、しばらくこのキンキン感を楽しんでからお茶を…、はあ、喉をほっこりと温めてくれるこの感覚、素敵ですわ。

ふふっ、お客様もきっとご満足いただけましたわよね?


>>22(柚葉さん)

>それと、お嬢様が一番愛する『となりの吸血鬼さん』の最新刊は来月27日に発売との事です。

まあ、そうでしたの?
こちらこそ貴重な情報をいただきましたわ、ありがとうございます。
またヒロインの皆様の楽しい日常が見られるのが楽しみですわ。
ソフィー様と灯様にお目にかかるんが待ち遠しいです。

そういえば、夏アニメで「異常生物見聞録」というのが放映されていましたが。
制作はお隣の国のようですが、人間と殿方のラブコメ、というのは「モンスター娘のいる日常」のようでしたわ。
第1回で主人公の人間の前に現れた少女らが人狼と吸血鬼だなんて、ゴールデンウィークにお邪魔したお家のメイドの方が多様な組み合わせで楽しかったです。
人間と魔族の平和な日常が続くとよろしいのですけれど。

>こ、これは正に歴史的遺物、遺品と申しましても過言ではないのでは…。(汗)
>正に、博物館級の歴史的遺品…。(汗汗)
>博物館額を修めた父が目にしたら、どんな顔をするかしら…。

あの〜、柚葉さん?
天体観測のために持ってきたものですから、普通に扱っていただければそうそう壊れたりしませんよ。
…と言いましても、他の皆様もちょっと緊張気味かしら。
では、『元素支配』で少し補強しておきましょう。
観測中は頑丈になりますからご安心を。
それと、ご尊父様がご興味がおありでしたら、博物館にお貸しいたしますよ?
わたくしはもう400年も使っていますから、そろそろ学術的な価値を認めて得下さる方の下にあった方が、この子も喜ぶのではないかしら?

>互いにとってこれが『普通』であり、『特別』でもある…。
>それは、コインの表と裏のように表裏一体のもの…。
>何故なら、貴女以外にこの『贄の血』を以て「アカイイト」で結ばれる事を望む者は何処にもいないのだから…。

嬉しいわ…。
貴女の血を以て結ばれる縁がわたくしだけのものなのですもの。
これ以上ないほど『特別』な絆が、わたくしたちの『普通』であること、この絆をわたくしは決して手放したりはしない。
ずっと心に仕舞っていた覚悟があった。
もし貴女の選ぶ道がわたくしと違えることがあるなら、わたくしはそれを受け容れなければならないと。
だがもう無理だろう。
きっとわたくしの心はこの血を赤い糸として永久に貴女に寄り添うのだろう。
それがどれほど身を焦がすさだめであったとしても。

星見台の階段から指を搦めてわたくしたちは降りてゆく。
この時が永遠なれ、と切に思うのだけれど。
やがて聞こえてくる、階下に居るわたくしの家族の呼び声が。
その絆もまたきっと護っていこうと、わたくしは誓うのだ。


25 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/07/12(Sun) 13:49
>>23

…これはあまり言いたくないのですが、わたくし雷鳴にワクワクする質ですの。
故郷の城館にいた時からそうで、稲光と雷鳴にはしゃぐ子どもでした。
でも、一の兄様から
「領民の中には落雷で被害を受けた者もいる。
 お前の態度は人を傷つけかねぬから気をつけるように。」
と言われておりましたので、以後自重しております。

念のため申しますが、これはわたくし個人の性質であって、決して吸血鬼が皆そうだというわけではございません。

先日クラスメイトでお向かいにお住いの軽部様と帰宅途中雷が鳴り出して、軽部様がビクッとしてわたくしに縋りついてこられました。
にわか雨も降ってまいりまして、わたくしが慌てて翼を傘がわりに広げて彼女に差し掛けてさし上げたのですけれど。
ご近所のお婆様から
「おやおや、相合傘とはおあついねえ〜。」
と冷やかされてしまいましたわ。


26 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/07/12(Sun) 21:05
>>23

雷に関しては、無論事故に遭わぬよう気を付けねばいけないという自覚は
昔からもっていましたが、怯えるほど苦手というわけではありませんでした。

…むしろ雷に関しては、力強い、格好いいというイメージが先行していたのですよ。
お嬢様が好きであったアニメの木星の戦士が、雷を操る戦士でしたね。
私もあのように、強くて優しくて、お料理も上手な素敵な女性になりたいと憧れておりましたので。(微笑)

ただ、これからは夕立や雷が多くなる季節ではありますね。
夕方のお買い物の際には、十分注意せねばなりませんね。

27 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/07/13(Mon) 06:50
2人とも可愛いよ。僕と握手して

28 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/07/13(Mon) 09:15
お元気ですか?

29 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/07/13(Mon) 22:03
>>27

お褒めに預かり光栄ですが…。
初対面の女性に対していきなり肌を触れ合う行為を求めるのはご遠慮下さいませ。

単なる失礼と受け取られるだけでは済まない場合もあります。
極力、慎んで頂ければ幸いです。

>>28

前スレでも度々申し上げておりますが…。
チャットルーム化するのは極力避けるためにもこのような挨拶だけ、
一言だけの声掛けのようなものは極力控えて下さいませ。

書き込まれる際には、きちんと受け答えが出来る話題や質問をお願い致します。



30 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/07/14(Tue) 06:11
>>27

あらあら、ずい分と直截な仰り様ですこと。
サラリと女性を褒めるのにお慣れですのね。
あちこちの女性にその様にお声をかけているのではなくて?

昔のことですが、わたくしが領民の様子を見に領地を巡っていた時のこと。
幼子が寄ってきて無邪気に
『おねえちゃん、きれいだね。あくしゅして。』
と申しました。
吸血鬼であることが暗黙の了解になっている我が領民たちですが、幼子ゆえ知らなかったのでしょうね。
無邪気な態度が可愛くて思わず手を差し伸べたくなったのですが。
そこは思いとどまって申しましたわ。
『殿方から握手を求めてはなりません、それは礼儀に背きます』
と。
幼子に対して杓子定規にすぎないか、と思われるかもしれません
ですが、誰かが教えてあげないと、礼儀知らずと責められるのは本人ですから。
昔は傲慢で身分差を盾に平民に横暴に振る舞う貴族も多かった、ということもありますけれど。

今でも男性から女性に握手を求めることは基本的に礼儀にもとる、ということをお考え下されば幸いでございます。


>>28

我が家のメイドさんの申す通り、と申し上げておきますわ。
何とぞよろしくお願いいたします。

31 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/07/15(Wed) 15:55
熱中症にも注意した方が良い。

32 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/07/15(Wed) 18:21
お屋敷のお座敷で、演劇部の練習をさせて下さい。
例えばこういうのです。
「これはお代官様の大好物でございます。」
「気が利くのう大黒屋。これでまたわしの出世は間違い無しじゃ。」

勿論姫様には、「余の顔を見忘れたか」とお出ましを。


33 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/07/17(Fri) 07:21
>>31

お気遣いは嬉しいのですけれど。
熱中症に「も」?
「も」とはどういうことかしら?
わたくし、貴方様から何か体のことを気遣っていただいたのかしら?
その覚えが無いから、脈絡なく突然ぽつりと呟かれると戸惑ってしまうのですけれど。

まさかとは思うけれど、この後貴方様が、
「『も』というのはな…、熱中症の他にもなぁ…『これ』にも気をつけろ、ってことさぁ!」
と言いながら、銀の弾丸をわたくしに向けて発砲する、そんなサスペンスフルな展開を思い起こしてしまいますわ。
過去にはそんな危険な暗殺者もいたから、少し気が張ってしまうのですよ。
ことほど左様に言葉と言うものは使い方によって緊張感をもたらすものなのだからお気を付けいただきたいですわね。

熱中症につきましては、日本の夏も何度か経験しましたからね。
のんびりなわたくしも、備えあれば憂いなし、準備はおさおさ怠りないですわ。
雨の日のお散歩に必須のこの蛇の目傘は、晴れた日には日差しを遮る強い味方になってくれますし、袂には『冷え〇タ』もしっかり標準装備。
もちろん屋敷も風通しを良くして冷蔵庫には氷菓子の蓄えも十分ですのよ。


>>32

あらあら、演劇部の方とは珍しいお客様ですわね。
部長様はお元気にしていらっしゃいますか?
過去に文化祭で、わたくしのクラスとあなた方演劇部が同じ演目で競い合ったりして − もちろん観客の評価はあなた方に傾きましたが − は良い思い出です。

演劇部の練習ですが…、わたくしも最近演劇への興味と言うか役者の方への興味が湧いてきておりますので、お稽古を間近で見られるのは嬉しいことですわ。

プロの方でしたら夜凪景様や百城千世子様、
高校演劇部なら仙台星見高校の皆様、
そう言った方々のご活躍ぶりは実にこの身を熱くするのですもの。

屋敷は十分な広さと余裕の空間がございますから、大きな声で立ち稽古されても周囲に障りはございません。
わたくしたちのプライベート空間ゆえ、活動場所をあらかじめ決めそれ以外は立ち入られない、そうした約束事を守っていただければ、ご協力させていただくのもやぶさかではございませんわ。

ですが、わたくしも稽古に参加せよ、とはこれはまた…。
先の文化祭でわたくしの大根ぶりはよくご存じのはずなのに、あの部長様はまだわたくしをスカウトなさるおつもりかしら?
「吸血姫カーミラ」でカーミラ様を演じたときから、ずい分わたくしに興味をおもちのようですけれど。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&st=644&to=644&nofirst=true
演者としてはまるで素人のわたくしになぜご執心なさるのか…。

演目は時代劇なのですよね?
そして、わたくしに演じよと仰るのは『暴れん坊将軍』様?あるいは『れいん坊将軍』様かしら?
これは部長様が本来演じる役どころのように思うのですが。

…「余の顔を見忘れたか」
う〜ん、わたくし、他人様に自分の存在をアピールするのは苦手なのですよね。
故郷で吸血鬼のこんなことを言えば人間の皆様は顔面蒼白、我先にと逃げ出してしまうところですわ。

申し訳ありませんが、わたくしの出演については保留とさせていただきますわ。
部長様の意図がどこにあるのかよく確かめてからでないととても返事できるものではございません。
ですが、皆様の舞台の成功は心より応援させていただきますわ。
時代劇に挑戦だなんて高校演劇としては斬新ではございませんか?
早くその舞台を見てみたいものでございます。

そうそう、かの夜凪景さんを描く演劇が2022年に公開の運びだそうですわね。
ご本人も今を時めくスターであり、さらにその方を演じるお芝居が上演されるだなんて、本当に夜凪様は凄い方ですわ。


34 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/07/18(Sat) 08:16
>>31

当屋敷でも、熱中症対策は毎年きちんと行っております。
冷蔵庫には毎年自家製のドリンクもありますし、この時期は
例え仕事が忙しくても1時間毎に必ずそれを飲むようにしているんですよ。

それと、お嬢様の仰られている熱中症対策の氷菓子としては
こちらの「森〇アイスボックス」が重宝致しますね。
甘すぎずスッキリしていて、お風呂上りにも最適です。
加えて安価ですので、たくさん買っておくことも出来ますし。

>>32

…あらあら、時代劇のお約束のシーンですね。(笑)
それではいつものメイド服では違和感がありますので、取り敢えず和装のメイド服に着替えて
休憩の際のお飲み物を運ぼうかしら。
これでしたら、ほんの少し画面に映っても違和感は無いでしょう。

お嬢様にあの普段はめ組の用心棒をしている貧乏旗本のご子息に成り済ました
将軍様の役を?
お嬢様の出身から想像するととても格好いいのですけど、流石に大役過ぎるのでは…。(汗)

仮に演じられるとしたら、私の先輩のメイドさんと見習いメイドの次女さんが
御庭番の役を務める事になりそうですね。(苦笑)
私には帯回しの女中さんの役を依頼するなんていうのは流石に勘弁して頂きたいですが。

それではお稽古の方、頑張って下さいませ。
何かご入用でしたら、お申し付け下さいね。

35 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/07/19(Sun) 17:38
>>34(柚葉さん)

>お嬢様の出身から想像するととても格好いいのですけど、流石に大役過ぎるのでは…。(汗)

そうです、そうです。
言ってあげてください。
煌びやかな役どころなどわたくしには似合いませんわ。
出るにしても、もう少し控えめな役を…。

そう、吉宗さまは好奇心旺盛で学問に熱心、それで洋書の輸入制限を緩和されたのでしたわ。
それで当時出島にいた母が様々な書物を携え、オランダ商館長に同道して吉宗公の前でセールスを行ったと聞きます。
それでしたら母から当時の話を聞いて、わたくしが演じる、ということもできるかもしれませんわ。

>仮に演じられるとしたら、私の先輩のメイドさんと見習いメイドの次女さんが
>御庭番の役を務める事になりそうですね。(苦笑)

まあ、さすがは柚葉さん。
人材の生かし方を本当に心得ていらっしゃることに感心せざるを得ませんわ。
主人たる我が身が恥ずかしいほどでございます…。
あの二人でしたら、派手な立ち回りも隠密の凄みある暗中飛躍も見事にこなしてくれましょう…。
もし、部長様がわたくしの出演を強いて迫られるなら、彼女らの助演を条件といたしたいと存じます。

>私には帯回しの女中さんの役を依頼するなんていうのは流石に勘弁して頂きたいですが。

もちろん!ええ、もちろんでございますとも!
たとえ演技であろうと、柚葉さんに対し左様なふしだらなふるまい、あって良いことではございません。
そんなシーンを見せられて私が看過できるわけもございません。

それでしたら、わたくしが後輩お女中として、柚葉さんの楯となる役どころを務めるのが筋と申すもの。
柚葉さんにはむしろ、その護身術の心得を生かされて、不届き者を成敗する凛々しいお女中を演じていただきたいですわ。


36 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/07/19(Sun) 21:29
ふふふっ…、敬愛するグリッタちゃん先輩のお家で嬉しいお話しをされていますね。
なんでも、彼女の主演の映画のオファーが来たとか。
わたくしたちには舞台、あちらは映画、相前後して胸高鳴るお話が来るなんて。
実現できたらぜひエールの交換をしたいですわ。

http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=580178062&st=347&to=345&nofirst=true
>そうだ!映画化するなら以前のGWの間なんかどうですか?
>千夜さんが名付けてくれたGMW(ゴールデンメイドウィーク)、あれならピッタリかも!

>あ〜。あの時は賑やかで本当に楽しかったなあ…。
>優しくて綺麗な吸血姫アーチェロさんと、私のお姉ちゃんそっくりなアーチェロさんの専属メイド、羽藤柚葉さん…。
>新しいキャラハンの方が来てくれて、あの時みたいな賑やかで楽しい日々をもう一度過ごしてみたいなあ…。

あちらにお邪魔することは、またメイド見習いにならない限り出来ませんけれど。
あの日々のことを今も懐かしんでいただけること、とても嬉しくて…。
この場で以てお礼申し上げます。(平伏)
わたくしもあの時のお二人との日々を思い出すたびに胸が温かくなってまいります。
お芝居だなんて尻込みしてしまうわたくしですが、「GMW」が実現するならぜひ出演させていただきたいですわ。

あの日々が今もこうして両家の絆となっていること、本当に嬉しくて。
あのとき柚葉さんのご提案をいただけたことに、ただただ感謝でございます…。


37 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/07/19(Sun) 22:35
お嬢様、丁度麦茶が沸きました…。
今の熱さでしたら、湯呑に氷を入れてお飲みになるのが丁度良いかと思います。
私も今日のお仕事は終わりましたので、ここからは就寝の時間までお嬢様と共に
ゆっくりとさせて頂きますね。

それでは、沸かしたての麦茶を飲みながらごゆるりと…。

>>35

>もちろん!ええ、もちろんでございますとも!
>たとえ演技であろうと、柚葉さんに対し左様なふしだらなふるまい、あって良いことではございません。

仮にそのような役柄のオファーがあったとしても、それは冗談でしょうね。(苦笑)
まあ古くからの時代劇のお約束ですから、そういった話題が出るのもおかしくはありませんが。
仮にやるとしたら、受け身の心得がある方にお相手して頂きたいですね。
きちんと、成敗させて頂きます。(えっへん)

>それで当時出島にいた母が様々な書物を携え、オランダ商館長に同道して吉宗公の前でセールスを行ったと聞きます。
>それでしたら母から当時の話を聞いて、わたくしが演じる、ということもできるかもしれませんわ。

その場合、お嬢様は日本とオランダ、両国を巻き込む陰謀に巻き込まれるヒロインという役柄になりそうですね。
奥方様でしたら実際の所、表で大立ち回りをした後、裏ではきちんと全てを収めてしまいそうですが。
将軍様に陰謀から救われるゲストヒロインを演じ、港で再会を誓い合うラストシーン等は如何でしょう?
うふふ…。想像したら楽しくなって参りました。

>>36

まあ♪グリッタちゃんがそのようなお話をされていたのですね。
あれから約2か月ですが…。私は昨日の事のように覚えています。
GMW(ゴールデンメイドウィーク)とは、実に上手な言い方ですね。

私もグリッタちゃん、千夜さんと過ごした日々は本当に楽しくて…。
またグリッタちゃんをぎゅっとしてあげられる日々が訪れたらと思わずにはいられません。

あれから千夜さんは引退して本来の道を歩まれているそうですが…。
それでも健気に頑張っているグリッタちゃんには声援を送らずにはいられません。
いずれまた、あちらにも新たなキャラハンの方が来て下さる事を心から願っています。

>あのとき柚葉さんのご提案をいただけたことに、ただただ感謝でございます…。

はい、私も「越境」は初めてでしたので彼方様の失礼になりはしないかと多少の不安はありましたが…。
4人のメイドで力を合わせ、本当に素敵な日々を送る事が出来ました。
刹那さんの一言から始まったご縁が、本当に良き絆を生んでくださいました。
あの時、思い切ってお嬢様に提案してみて本当に良かったです…。



38 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/07/21(Tue) 02:05
今日は鰻を食べるの?土用の丑の日だよ

39 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/07/21(Tue) 07:38
>>37(柚葉さん)

>仮にやるとしたら、受け身の心得がある方にお相手して頂きたいですね。
>きちんと、成敗させて頂きます。(えっへん)

あの部長様は部員の演技指導に熱心と伺っておりますから、殺陣に秀でた役者も育成していらっしゃるかと思います。
柚葉さんの華麗なる立ち回りをしっかりと受けてくださることでしょう。
その凛々しいお姿を仰ぎ見て、後輩女中のわたくしが
「怖かったです、ありがとうございます。お姉さま〜。」
とすがりつく…、それはとても良い場面ですわ。

>その場合、お嬢様は日本とオランダ、両国を巻き込む陰謀に巻き込まれるヒロインという役柄になりそうですね。
>奥方様でしたら実際の所、表で大立ち回りをした後、裏ではきちんと全てを収めてしまいそうですが。
>将軍様に陰謀から救われるゲストヒロインを演じ、港で再会を誓い合うラストシーン等は如何でしょう?

あらあら、両国をまたぐ陰謀とそれを阻止せんとする人々、壮大で躍動感あふれる物語になりそうですわね。
将軍様に救っていただき彼の方に恋心を抱き、異国の娘ゆえ結ばれぬさだめに密かに涙しつつも、なお両国の懸け橋となるために再度の訪日と再会を誓う…。
わたくしが務めるには中々大変な役どころでございますけど。
本当に実現の運びとなったら、部長様から厳しい演技指導を受けることになりそうですわ。

ただ、わたくしも多少西洋剣技の心得がございます。
わたくしは、刀を手にされた将軍様と、あるいは薙刀をかまえられた奥女中の柚葉さんと互いの背中を預け、さらにはクナイや手裏剣を手にした御庭番の二人が傍に寄り添い。
そうして、向かい来る敵たちとの火ぶたを切る…。
そんなシーンもありかも知れませんわ。

…実際の母と吉宗公の会話はしごく穏やかなものだったそうですけれど。
吉宗公がたわむれに
「今宵、両国のこれからについて語り合わぬか。余の寝所で。」
と仰ったら、母が
「よろしいですよ?ただし、そのまま生涯覚めぬ夢の中に揺蕩うことをお望みでしたら、ですが。」
と微笑んで申したそうです。
彼の方の若干顔を引きつらせて
「冗談じゃ。」
と仰って、話題を変えられたそうですが。

>それでも健気に頑張っているグリッタちゃんには声援を送らずにはいられません。
>いずれまた、あちらにも新たなキャラハンの方が来て下さる事を心から願っています。

はい、ご主人様に愛されていらっしゃって多くの言葉をかけていただいているがゆえ、奉仕のお心に富んだ彼女の日々はとてもお忙しくて大変そうで。
わたくしも少しの間傍で見倣わせていただいただけで、その大変さの一端は分かりますわ。
グリッタちゃん先輩と共に頑張ってくださるキャラハン様が現れんことを切に願っております。

>刹那さんの一言から始まったご縁が、本当に良き絆を生んでくださいました。
>あの時、思い切ってお嬢様に提案してみて本当に良かったです…。

はい、一人の踏み出した最初の一歩があってこそ、縁は確かな絆となってわたくしたちを繋いでまいります。
刹那様の、そして柚葉さんのお心がわたくしに掛け替えのない時をくださいました。
その尊い意志の発露があったこと、わたくしの心に留め、この身のこれからに生かしてまいりたいと存じます。


>>38

はい、もちろんでございますわ。
七夕に続く日本の夏に欠かせぬならわしでございましょう。

イタリアでも鰻のトマト煮込みや鰻のリゾットを美味しく食したことがありますが、日本に参って食べた鰻の蒲焼きは今までにない書簡と味わいですっかりお気に入りなのですよ。
甘味の利いたソースを塗ってふっくらと焼き上げた鰻の味わい…、夏の暑さに弱い吸血鬼のわたくしには殊の外元気をくれるお料理ですわ。

そういえば。
以前読んだ「モンスター娘のいる日常」に鰻型の吸血人魚の方が出てきたので、わたくしそういう吸血性の鰻がいるのか、それでは土用の丑の日に日本の人々は吸血鬼への恐怖感を煽られたりしないのか、と心配になったのでしたわ。
でも、鰻屋様に聞いてみたら、それは全然別の種類だと聞かされてホッといたしました。

ですので、今日は美味しい鰻を心置きなくいただけるのですわ。


40 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/07/21(Tue) 07:43
訂正でございます。

>彼の方の若干顔を引きつらせて
「彼の方は」です。

>日本に参って食べた鰻の蒲焼きは今までにない書簡と味わいで
×)書簡
〇)食感

失礼いたしました。

41 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/07/23(Thu) 14:36
まあまあまあ…グリッタちゃん先輩からお手紙が参っていますわ!
さっそく柚葉さんにお知らせして開封いたしましょう。

http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=580178062&st=350&to=350&nofirst=true

丁寧な文面…、グリッタちゃんが今もわたくしたちのことを大切に思ってくださっている、親愛の想いが溢れていますわ。
これはさっそくお返事を書かねばなりませんね。

親愛なる我が先輩、グリッタちゃんへ

拝復。ご丁寧なお手紙ありがとうございます。
繰り返し拝読するごとに「百花繚乱☆ごおるでんメイドうい〜く」の忙しくも楽しい日々が心に甦ってまいります。

優しいお気遣いのお言葉の数々が、まるで今目の前でお声をかけてくださっているかのように胸を温めてくださいます。
わたくしたちはお蔭をもちまして壮健にございます。
グリッタちゃんの「お姉ちゃん」である柚葉さんも、毎日メイドとして学生としてその精励は変わることがございません。

千夜先輩がお家を去られたとのこと、グリッタちゃんにおかれましてはご主人様のご信頼を一手に享けられお忙しい日々をお過ごしのことと思います。
暑さが日々厳しくなる今日のこの頃、何より御身お大事になさって下さいませ。

私の机の上の写真立てに納められた4人の写真。
それを眺めては、懐かしさと共にお二人の強さとお優しさ、笑みと生気に溢れた姿を思い出します。
そしてあの時のお二人を見てわたくしが感謝と共に思ったことが何度も心をよぎるのです。
「人の世で時としてただ無事平穏を願って小さくまとまってしまいそうな自分だけれど、もっと伸びやかに、もっと大胆に生きていけ」るのだ、という思いが。

そしてもちろん他の写真も…レモンイエローのドレスのグリッタちゃん、ボーイッシュなご主人様バージョンの千夜先輩、ああ見ていてウットリ…。

わたくしは再び柚葉さんのお世話をいただく毎日に戻りました。
ですが、あらためてあの時お二方からいただいたご厚意を思って、この身に少しでもメイドという尊いお仕事の経験を忘れぬため、時には料理に挑戦する今日この頃でございます。
グリッタちゃんが作られたピッツァ・マルゲリータ、千夜先輩のミートスパゲッティ、柚葉さんの筍尽くし…、わたくしにはまだまだ遼遠な美味ですが、これからも精進してまいります。

貴女様の元気なお姿は、わたくにとりましてもこの新館ノ四を営んでまいるための大きな励ましでございます。
この日々を歩み続けてそしていつか。
いつかまたグリッタちゃんと千夜先輩、そして刹那様と、お会いする日が来ることを切に願っております。
あらためて、どうかお体を大切になさって、メイドとして、パティシエとして、誇り高き人狼として、日々をお過ごしなされますよう祈っております。


心からの親愛と尊敬を籠めて
アーチェロ・ディ・カルミーニオ=ミズリーナ


42 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/07/24(Fri) 05:20
>>38

はい、勿論ですよ。
これから厳しい暑さの時期を迎えますが、その前に元気を付けて頂くための
このお屋敷の皆の毎年恒例の行事です。

商店街のお魚屋さんで、きちんと予約してあるんですよ。
というわけで、帰りにきちんと買って参りました。
それでは早速、支度にかかりますね。

(支度が完了した後)

お嬢様、夕餉の支度が整いました…。
定番の鰻重と、しじみのお吸い物です。

それとサラダとして、おくらの新芽とおくらと長芋のねばねばトロロ和えもご用意致しました。
お颯さんに、夏に体力を付く新鮮なお野菜を見繕って頂きました。
さあ、商店街の皆様の心の籠った食材で作ったメニューを有り難く頂きましょう。

43 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/07/24(Fri) 06:00
>>41(アーチェロお嬢様)

お嬢様、只今帰りました…。
それでは汗を流して、夕餉の支度及びその他のお仕事に取り掛かります。

あら?お嬢様、とても弾んだお気持ちの顔をなさっておりますね。
どのような事が御有りになったのですか?

まあ♪あのグリッタちゃんからお手紙が?
それではお嬢様が目を通した後、私にも見せて下さいませ。

…グリッタちゃん、今も頑張っていらっしゃるのですね。
健気で頑張り屋さんで…もしこの場にいらして下さいましたら
思わずぎゅっと抱き締めずにはいられません。

それでは私も、きちんとお返事を書かなければ。

親愛なるグリッタちゃんへ

拝復。かつてのGWにおきましては、お忙しい中お願いを聞いて下さり、
お嬢様と私をご主人様のメイドとして温かく迎え入れてくれて本当に有難うございました。

あれから私も、大学で学びながらお屋敷でお嬢様の為に尽くし、精進する日々を過ごしております。
同じメイドとしてグリッタちゃんと千夜さんにお会い出来た事、
そしてお二人の私には無い素敵な所を見せて頂いた事は今後もお仕事を続ける上で
とても参考になり、励みになりました。

最終日に皆様で撮ったお写真は、お屋敷の居間に飾ってあります。
あの写真を見る度に、あの素敵な日々と素晴らしい思い出の数々が蘇り、l
この胸を温かい気持ちで満たして下さいます。

お嬢様と私をベストパートナーと言って頂けた事、この国でお嬢様にお仕えするメイドとしても
お嬢様のこの国における友の一人としても本当に誇らしく思えます。
グリッタちゃんが毎日をご主人様の為に尽くしていらっしゃるように、
私もまたお嬢様の為に日々尽くして参ります。

それからグリッタちゃんのメイドとしてだけではなくパティシエとしての技能、
本当に見事でした。
私もいずれは、グリッタちゃんの所有しているお菓子の製造に関わる資格を取得できるよう
努力して参ります。
そしてお嬢様やお屋敷を日々訪れるお客様に笑顔になって頂ける、
より美味しいお菓子を作る事のできる技能を身に付けようと考えております。

千夜さんはご自身の目標とする道を歩むために、旅立たれたそうですね。
グリッタちゃんと千夜さんが仲良くお仕事をされる姿はまるで仲の良い姉妹のようで、
本当に微笑ましいものがありました。

それを思うとやはり寂しいお気持ちはありますが、きっと千夜さんはご自身が努力する傍ら
グリッタちゃんがご主人様の為に頑張っている姿に心の中で声援を送り、
そしていずれ素敵なパートナーに巡り合えることを願っているでしょう。

勿論、私もそれを心から願っております。

これから暑さは一段と増していきますので、グリッタちゃんはご主人様の健康な日々の為に、
そして私はアーチェロお嬢様の健康な日々の為に頑張っていきましょう。
勿論ご自身の体調にも気を付けて、夏を無事乗り切れるように努力しましょう。

この次お会いできる時は、前回はお連れする事が出来なかった私の先輩や、
見習いメイドの三姉妹さんとも顔を合わせて頂きたいです。
特に三姉妹さんは、写真を通して知った先輩メイドのグリッタちゃんに
とても会いたがっておりました。
グリッタちゃんと三姉妹さんが顔を合わせる事が出来たらと思うと、
その楽しげな様子を想像して表情が自然と綻んで参ります。

その日々が本当に訪れるまで、どうかお元気でいて下さいませ。
そして私も、グリッタちゃんの思い出の「お姉ちゃん」に近づけるよう
頑張って参ります。

心からの親愛と尊敬を籠めて
羽藤 柚葉


44 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/07/24(Fri) 06:20
ひつまぶしは食べました?

45 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/07/24(Fri) 06:32
>>44

申し訳ありませんが、ローカルルールでお嬢様がお願いしておりますので
基本的には「sage」進行でお願い致します。

今回は弁当箱入りの、「鰻重」にさせて頂いたのですよ。
本当は「ひつまぶし」や「う巻き」にも挑戦したかったのですけど…。

近年鰻は貴重な食材となっておりますので、予約で買える量も限られているんです。
行きつけのお魚屋さんも、年々鰻の仕入れが大変になっていると仰っていました。

夏を前にした風物詩と言える食材と言える鰻が年々減っているというのは
やはり残念な事ですね。
美味しいものは味わいたいですが、だからといって捕り尽くしてしまっては元も子もありません。
この美味しさを噛み締めつつも、これからも味わえるのかという不安も多少ありますね。

46 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/07/24(Fri) 12:06
>>42(柚葉さん)

>お嬢様、夕餉の支度が整いました…。
>定番の鰻重と、しじみのお吸い物です。
>それとサラダとして、おくらの新芽とおくらと長芋のねばねばトロロ和えもご用意致しました。

柚葉さん、暑い中でのお買い物お疲れさまでした。
お陰で今年も夏の嬉しい夕餉の時を迎えることが出来て感謝でございます。

はふはふ…、やはり夏の暑さを乗り切るにはこの熱々の蒲焼きは最高でございます。
体の隅々まで英気が染み渡ってまいりますわ。
日本の鰻ははるか遠くマリアナ諸島の神界で生まれてはるばるこの国を目指すとそうな。
そのみなぎる精気がわたくしの中に摂り込まれていくのが分かりますわ。

そして、濃厚な鰻を楽しんだ後のお吸い物のスッキリとした味わいがまた楽しいですわね。
しじみは鉄分が豊富で貧血に宜しいとか。
なんだかわたくしの血も良い赤みを帯びて体内を癒してくれている気がいたします。
お颯様お奨めのとろりとしたお野菜のひんやりとした喉越しも涼気を帯びて体が休まりますわね。
この取り合わせの妙で、またウナギの新たな一口が楽しめると申すものですわ。


>>43(柚葉さん)

柚葉さん、懐かしそうな表情でいらっしゃる…、可愛い「妹」のことを思い出していらっしゃるのでしょうね。
あら、貴女たち揃って手紙を書く柚葉さんのことが気懸りなようね。
自分たちのお姉さまに出来た新たな妹のことが気になってしようがないのでしょう?
手紙を勝手に覗き見するわけにはいかないけれど、きっと柚葉さんも手紙に貴女たちのこともしたためているのではないかしら?
そしていつか貴女たちを彼女に引き合わせたいと思っているのだわ…。
わたくしもぜひそれが実現してほしいわね。

…え、三女ちゃんったら、もう柚葉さんのお手紙をチラ見したの?
もう、貴女ったら本当に気配も無く人に近づいておいたをして。
なのに可愛くて赦してしまえる雰囲気を持っているのだから、困ったものね。
そう、柚葉さんがグリッタちゃんのパティシエの技能を褒めていたのね。
だから、自分たちもお菓子作りを頑張る、と?
さっそくグリッタちゃんに感化されたようね。
それなら、グリッタちゃんに会えたらいろんなことをお話しすると良いわ。
300年に渡る時を生き、家族に愛され多くの苦難を乗り越えてきた誇り高い人狼の少女のお話しは、きっと貴女たちに多くのことを教えてくれることでしょう。

柚葉さん、お手紙を書きあげられたようですね。
では長女ちゃんが伝書蝙蝠として届けてくれるそうですから、こちらの封筒に入れて下さますか?

グリッタちゃん、今日もお忙しく働いていることでしょうね。
新たな吸血鬼メイドの募集をしていらっしゃるとことですが、早く良いパートナーと巡り合えると良いですね…。


>>44

我が家のメイドさんが申しますように、残念ながら「ひつまぶし」はいただけませんでしたわ。
「う巻き」もぜひいただいてみたかったのですけれど、鰻もすっかり希少な食材となってしまったとかで残念でございます。

でも、わたくしも一ときはメイドを務めた身でございます。
その気分を何とか味わえないかと考えて別の食材で作ってみましたわ、「ひつまぶし」。
材料は竹輪でございます。
わたくしのお料理修練のためですので高い食材は使うのを避けて。
たまたまネットで竹輪で蒲焼きを作る動画を見たものですから、試してみたのですわ。
竹輪の「ひつまぶし」や「う巻き」も作ってみましたが、そこそこのお味に仕上がったと思います。
もう少し手馴れてきましたら、恥ずかしながら家族の皆に試食してもらおうと思っておりますの。

ですがそれはそれとして、鰻が希少になってしまったのは心配でございます。
いつか鰻を卵から養殖できるようになれば、いずれ放流して豊かな川の幸として甦ることもできるのでしょうか。
青い薔薇と同様、人間の叡智がいずれそれを実現することを願っておりますわ。


47 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/07/31(Fri) 23:03
長女ちゃん、伝書係お疲れ様。
グリッタちゃんはお変わりありませんでしたか?
とてもお元気そうだった?それは何よりです。
千夜先輩がいらっしゃらなくて、忙しくて大変ではないかと気懸りだったけれど、ホッとしたわ。

あら、唇にクリームがついていますよ?
…そうですか、ケーキをいただいたのですね。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=580178062&st=356&to=356&nofirst=true

あらあら、何だか瞳がウットリしているわね。
そう、彼女のケーキがあんまり美味しくて?
そうでしょうね、彼女はまさにプロのパティシエですもの。
そして、大切なご家族から愛情をこめて教えられ、ご家族への愛をこめて作って腕を磨いたのだから。
わたくしも、パンペパートを作っていただいたから、その優しい美味しさに、すっかり魅せられてしまったわ。

あらあら、ギュッとこぶしを握り締めて何かを決意したような表情ね。
「わたしも柚葉お姉さまを喜ばせられるようにお菓子作りをもっともっと頑張ります!」
そう言うのね。
うん、貴女の柚葉さんへの愛の籠められたお菓子は、きっともっともっと美味しくなるでしょう。
がんばってね。
でも、わたくしにも美味しく出来たら、少しはお裾分けしてちょうだいね?
え、どうせ試作品はたくさん作らないといけないから?それはわたくしにくれるって…。
もう、本当に誰がご主人様が分からないわね…。(苦笑)


あら、玄関の呼び鈴が鳴っているわ。
まあまあ、楽しみにしていた通販の品が届いたのね。
ちょうどよかったわ。
グリッタちゃんのことが懐かしく思い出されたこのタイミングで。

(わたくしのお部屋の納戸に荷物を運びます)
ふふっ、これこれ…。
柚葉さん、グリッタちゃん、千夜先輩、そしてわたくしのドール。
あああ、どれも可愛いわ…。
…ううん、わたくしたち本人ではないけれど、ネット通販のカタログで見た、わたくしたちに似ているドールたち。
社交部のお友だちから「貴女によく似ている人形がある」と言われたときは、
(わたくしなんかのご面相に似た人形ですって?それって可愛いとは言えないんじゃ?)
と思ったのだけれど。
こんな可愛いドールにわたくしが似ている、というのはお友だちだからわたくしを喜ばせようとそう言ってくれたのでしょう。
でも、他のドールたちはどれもわたくしの大切な彼女たちによく似ていて…可愛い!
「DOLK」…このお店のドールの品ぞろえは素晴らしいわ。
4人仲良く寄り添えるように、サイズをそろえた特注品にして良かったわ。

柚葉さん…【DREAMING DOLL-DOLL】Eris
グリッタちゃん…【AIMERAI-DOLL】Uki- Manga Series Fullset
千夜先輩…【D.O.D-DOLL】Calla
わたくし…【DOLK×RSDOLL】VERROKY Daydream white skin Special make ?金魚?

「あらぁ、こんな納戸の奥に入れておくのぉ?柚ちゃんたちに見せないのぉ?」
…勝手に入ってこないでいただけますか?
だって、わたくしが似ている、と思っていても、ご本人がそう思われるか分からないじゃありませんか。
それでガッカリでもされたら、わたくしどうしたら良いか分かりませんわ。
だから、勝手に柚葉さんたちに見せたりしないでくださいね?
なに、ニマニマしてるんですか?
いいですか?ダメと言ったらダメですからね!?


48 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/08/01(Sat) 09:14
「だけどぉ、このドールって柚ちゃんにしては衣装がセクシー系よねぇ?
 こういうのも彼女に似合うと思うけどぉ、メイドバージョンも欲しくないぃ?」

彼女は清楚でいらっしゃいますけど、このドールの表情、内からにじみ出るような快活な
笑みの表情が彼女らしいと思ったのですよ。
ですので、メイド服は別に注文いたしましたの。
もちろんサイズをドールに合わせるように特注して。

FAR189【48/50cmドール用】50 クラシカルロングメイド服セット [50 Collection]

これから、ゆっくりお着替えをして差し上げるのですわ。

49 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/08/02(Sun) 13:25
土用の丑の日だよね?

50 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/08/02(Sun) 17:32
>>47
>>48

私の『朱珠』が、違う気配を感じている?
もしやこれは…。いえ、あの御方の事ですもの。
私達の知らず知らずの内にいらしていても、不思議ではありませんね。

では私はお茶の準備と…お茶請けの準備を致しましょう。
あら、長女さんお疲れ様でした。

そうでしたか…。グリッタちゃん、今も元気にご主人様の為に働いていらっしゃるのですね。
うふふ…どうやらお礼にケーキをご馳走になったのかしら。(微笑)
またあの娘にお会いする時には、是非とも良いお友達になって頂きたいですね。

では長女さん、お客様の歓迎の準備をしましょう。
それでは早速ご一緒に…。
あら?クッキーはお一人で用意なさるのですか?
分かりました。では、クッキーはお任せします。

では私は、「クロスタータ」を…。
イタリアのタルトで、各家庭の定番とも言われているスイーツ…。
奥方様に、喜んで頂けるように頑張りましょう。
それから食後のスイーツとして「グラニータ」も準備しておきましょうか。

>あら、玄関の呼び鈴が鳴っているわ。
>まあまあ、楽しみにしていた通販の品が届いたのね。

あら?お届け物かしら。一旦失礼します。
レイナさん?はい、お嬢様のプライベートのお届け物ですから、お嬢様がお受け取りになるというのですね?
承知致しました。それでは私は、引き続きお茶の準備を…。

(お茶の時間です)

奥方様、「新館ノ四」へようこそお越し下さいました。
お暑い中、わざわざ足を運んで頂き誠に有難うございます。
リビングにて、お茶の準備が出来ております。どうぞこちらへ…。

(お茶のお代わりをお出ししながら)

(長女さん、奥方様に手作りクッキーのお味を褒めて頂けて嬉しそう…。
お嬢様も、奥方様とゆっくりお話をなさる時間が出来て嬉しそうですね。
…随分とお話が弾んでいらっしゃるようですけど、着せ替え人形のお話かしら?
いけません、今は私はお客様を歓待するメイドの立場です。
お仕事に、集中しなければ。)

51 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/08/02(Sun) 17:38
>>49

はい、今日は第二の土用丑の日ですね。
梅雨が明けて、いよいよ本格的な暑さが始まります。
お嬢様には、元気を付けて頂かなければ。

という訳で、商店街のお魚屋さんで予約しておいた本日分の鰻を購入して参りました。
入荷される量の事もあり、前回程多くは無いのですが…。

本日こそは、「ひつまぶし」を準備致します。
今日この日にお嬢様の母上様である、カルミーニオ家の奥方様もいらして下さったのは幸いです。
共に食卓を囲んで、夏に向けて元気を付けて頂きましょう。

そして食後のデザートには、丁度良く冷えたイタリアのかき氷「グラニータ」をお出しする予定です。

52 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/08/02(Sun) 17:58
>>49

はい、今日は二の丑…今年二度目の鰻の日でございますが。
ですが、前に申しました通り日本の鰻は大変品薄と聞いておりますし、お値段も高く我が家のメイドさんの頭を悩ませてしまうのではないか、と思ったのです。

ですが、本格的な夏の訪れには家族みなの元気に気を配りたい、その想いゆえ本日遠出をしてまいりました。
鰻が駄目ならほかの魚で以て精をつけてもらいたい…、と思って本日未明釣ってまいりましたわ。
ご覧ください、このスマートなフォルム、これは「鱧(ハモ)」でございますわ。
実は釣りが趣味のお友達に
「残念ですが、今年は鰻はもう食べられません」
と話しましたら、その方はじっとわたくしの顔…というか口から覗く牙をご覧になって、
「…んじゃ、鱧とかどう?
鰻に似ていて美味しい高級魚だよ。
よかったら一緒に夜釣りに行こうか?」
と仰ったのです。
それで、急遽釣り道具一式を買ってその方に頼んで湾岸の釣り場まで行ってきたのですわ。

釣果はこれ一匹のみ…、それも二時間ほど粘ってようやく一匹釣りあげたと思ったら、あえなくバラしてしまい…。
(ここで逃したら、もうダメかもしれない。
幸いここは流れのほとんどない静かな内浦。
 ええい、女は度胸ですわ!)
…というわけで、鱧が海に落ちると同時にわたくしも飛び込んで…、その結果がこれでございます。
お友だちにはかなり心配をかけてしまいましたが、吸血鬼のこの身はこの季節の水温なら大して障りはございませんでしたわ。
水の流れがあったらとても無理でしたが…。

釣りあげて初めてお友達がわたくしの牙を見た意味が分かりました。
何とも鋭い歯をしているのですわね。
わたくしの牙よりももっと迫力がございますわ。

鱧は小骨が多くて細かく包丁を入れなければ食せないそうですので、これからお魚屋様に行って下拵えをお願いするのですよ。

あ、わたくしが海に飛び込んだことは我が家の家族には内密にお願いしますね?
たぶん…いえ、きっと叱られてしまうと思うのですよ。

53 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/08/02(Sun) 18:18
>>52(アーチェロお嬢様)

お帰りなさいませ、お嬢様…。
本日は、少し遠出をなさっていたようですね。
私は色々とやるべき事が多かったのでご一緒することは出来ませんでしたが…。

お茶の時間の後のお買い物には、奥方様がわざわざ付き添って下さいまして
和やかな一時を過ごす事が出来ました。
やはり奥方様の美しさには、商店街の方々は皆目を奪われて注目の的でした。

あら?お嬢様、潮の香りが…。
もしかして、最近のアニメで釣りを楽しんでいらっしゃる女の子達の影響ですか?

お嬢様に限って余程の事でも無い限りは大丈夫かとは思いますが…。
もしご一緒なさった方が事故に遭われた場合、無茶をなさらないとも限りません。
水の事故が増えるのも、やはりこの時期です。
くれぐれも、お気をつけ下さいませ。

あら?もしかしてそれは…鱧…ですか?
これはこれは、素敵な収穫を得られたのですね。
では、早速こちらへ…。
奥方様にも喜んで頂けるよう、お料理させて頂きます。
素敵なお土産を、有難うございます。(微笑)

(鱧は照り山椒にして、夕食にお出し致しました。)



54 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/08/02(Sun) 19:31
>>50(柚葉さん)

>私の『朱珠』が、違う気配を感じている?
>もしやこれは…。いえ、あの御方の事ですもの。
>私達の知らず知らずの内にいらしていても、不思議ではありませんね。

…申し訳ございません、柚葉さん!
先ぶれも何もなく母が参ってしまいまして、またお気を遣わせてしまいましたわ。

お母様、「親しき中にも礼儀あり」は金言であるとしかと心に刻んでいただけないでしょうか?

「柚ちゃんはメイドのプロよぉ。わたくし如きが『よっ』と気軽に来たくらいで慌てたりしないからぁ。
 ほらぁ、もう厨房から芳しい香りが…。
 これは『クロスタータ』かしらぁ、ほんと、この手際の良さは魔王業、もとい神業ねぇ。」

はあ…、まったくこの方と来たら。
後でよくよく柚葉さんにお詫びしなければ。

(納戸で宅配便の中身を確認した後、母と共にリビングへまいりました)

「柚ちゃんったら、本当にお見事ねぇ。これだけの『クロスタータ』、うちのメイドでも滅多に出せやしないわよぉ。
 ん〜、生地の間から溢れ出るジャムの甘味も絶妙よねぇ。
 それから、こちらは…へえ、長女が作ったのぉ?ん…、好い出来だわ。
 貴女は柚ちゃんの弟子として小さくまとまるだけじゃなく、自分の個性を伸ばせる娘だわね。
そうよ、成長してこそ柚ちゃんも喜んでくれるって分かるでしょ?
 これからも精進なさいな。」

ええ、本当に二人の味わいが互いを引き立て合って、さらに美味しいお茶もいただいて、美味しさが三重奏以上に楽しめますわ…。


…あら、何でしょう?小さな音がこちらに近づいてきているようですが。
これは足音でしょうか?
って、えええ、に、人形が、わたくしの人形たちが四体とも歩いてきました、ってなんでですの!?

「あらあらあら〜、先ほどの貴女が人形にウットリして魔気を発散するがままにして、さらにそこにわたくしの魔気も合わさって…『ゴーレム』みたいになってるわねぇ。
 まあ、一時的なものだと思うから安心なさい。」

いえいえいえ!
柚葉さんたちにみんな見られちゃったじゃないですかぁ!
あああ…、わたくしだけの密かなコレクションだったはずなのにぃ。
うっ、レイナさん、微妙に拗ねた目をしていませんか?
それに、三姉妹も何だかジト目になって…。
べ、別に貴女方のことを忘れたわけじゃなくて、なかなか『これは』という似たドールが見つからなくて。

「わたくし似の人形も無いしぃ。」

お母様は、ちょっと口を挟まないでくださいませ。
ああ、皆さんの、視線が、視線が痛いです…。

(その後、我が家族と…加えてお母様似のドールも注文することになりました。)


55 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/08/02(Sun) 19:57
>>53(柚葉さん)

ただ今戻りましたわ…、
そうですか、お買い物に母がついて行ったのですね。
好奇心旺盛な方ですから、あちらにフラフラ、こちらにフラフラとなさったのではありませんか?
それでなくても目立つのは、我が身の経験から想像がつきますから。
柚葉さんがついていてくだされば安心ですが、つまりは柚葉さんに負担がかかるのですから、申し訳ございません。
無茶をするようでしたら、叱って差し上げてくださってかまいませんよ?

そして、この食欲をそそる芳醇な香りは…鰻でございますか。
まあまあ、日を置かずまた鰻を楽しめるなんて素敵でございます。
(わたくし如きがお値段を心配することは無かったのですわね。)

>あら?お嬢様、潮の香りが…。
>もしかして、最近のアニメで釣りを楽しんでいらっしゃる女の子達の影響ですか?
(ドキッ)
さ、さすがは柚葉さん鋭いですわね。
ええ、彼女たちの楽しい釣りライフにわたくしも刺激を受けてしまいましたの。

>お嬢様に限って余程の事でも無い限りは大丈夫かとは思いますが…。
>もしご一緒なさった方が事故に遭われた場合、無茶をなさらないとも限りません

(あああ、もしかして柚葉さん、何もかもお見通しなのでは?)
さ、さようですわね、海釣りはいつも安全第一を心掛けなくては、なりませんわよね。
バラしてしまったからといって、海に飛び込むような真似は慎まねばなりませんわ。
(冷たい汗が止まりません。)

と、というわけで、僭越ながら鱧を用意させていただきました。
既に「ひつまぶし」を準備していただいているのなら、本日は不要かも知れませんけれど。

…と思っておりましたが、この「照り山椒」というお料理、「ひつまぶし」と見事な共演を果たしてくれますのね。
鱧と鰻は仲間と言ってもまったく味わいが違うのですね…。
濃厚な鰻と淡白な鱧、その対象的な味に料理の妙が加わって、さらに深い味わいに。
ちゃんと同じステージで互いの美味しさを引き立て合える良きパートナーとなっていますわ。
今年の夏を乗り切る素晴らしい元気の素をいただきました…。


56 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/08/02(Sun) 20:50
>>50(柚葉さん)

(レスが前後いたしました)

ふう…、やはり夏のお食事の締めには氷菓が最高ですわね。
グラニータは日本のかき氷とは違ってシロップから凍らせて細かく砕いているので、シャキシャキ感よりはむしろホロホロ感が優るのですよね。
レモン、スイカ、エスプレッソ…、どの味をとっても優しみがあって心和みますわ。
いつも柚葉さんのデザートのチョイスには感心させられますわ。

梅雨が明けて暑くなってきましたが、この暑さもグラニータをいただくには好い気候ですわね。
せっかくですから、こうして星見台に出てまいりました。
椅子に座って丸くなってまいりましたお月様を眺めながらひんやりとした清涼感をいただく…、なんて贅沢な時間なのでしょう。


57 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/08/22(Sat) 06:30
オバケは苦手?

58 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/08/22(Sat) 07:35
>>57

オバケと申しますと、定義や解釈が本当に広いですね。
日本古来の妖怪から、人間の幽霊まで含めて呼ぶ場合もありますし、
「妖怪」と「霊魂」は別という解釈もあります。

私の場合、総称するなら「妖(あやかし)」という呼び方をしておりますが。

お嬢様も私も、他社に仇を為す存在でなければ苦手とするわけではありません。
むしろお嬢様は、この日ノ本に古来から住まう妖の方々や神々に至るまで、
幅広く親交を結んでおられますから。
私も幼いころからそういった方々とは関りがあるため、必要以上に恐れることはありません。

そういえばこの夏は、土地神様からの依頼でこの暑さに参っている妖の方々の
お世話を頼まれる事が増えているのですよ。

このお屋敷は外は土地神様、内は屋敷神様のご加護で清浄な気に包まれております。
弱った妖の方々にとって、涼みながら体調を整える事の出来る一種のカフェ、サロン的な場所として
重宝されております。

朝餉の準備が出来ましたので、よろしければご一緒しませんか?

59 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/08/22(Sat) 07:44
>>54(アーチェロお嬢様)

>いえいえいえ!
>柚葉さんたちにみんな見られちゃったじゃないですかぁ!
>あああ…、わたくしだけの密かなコレクションだったはずなのにぃ。

わぁ!可愛い!
お人形さん達が歩いてきます〜♪
小さい頃、こんな風にお人形さんが動いてくれたらって夢見てましたから、
夢が叶った気持ちになれますね。

それにしても…ふふっ…。
このお人形さん達を単に愛でるだけでなく、私達「家族」と重ね合わせて同じ愛情をもって接しておられたのですね。
そうでなければ、このように愛らしい気を放ちながら動いたりはしないかと思います。

あの〜…。お嬢様…。
よろしければ私の白いアザラシちゃんのぬいぐるみも動かすことは出来ませんか?
(童心に帰って目を輝かせてます。)


60 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/08/22(Sat) 07:57
>>(アーチェロお嬢様)

お嬢様、食後のお茶をどうぞ…。
皆様、お茶請けに夏の風景を顕した錦羊羹をお持ちしました。
商店街の行きつけの和菓子屋さんの、季節の一品ですよ。

そういえばネットのニュースで面白い話題がありましたので、お茶を飲みながらあれこれと。
「好きな吸血鬼キャラクター」の人気投票で、「となりの吸血鬼さん」のソフィーちゃんが3位に入賞されていたそうです。
掲載されている雑誌等の知名度上の差もあり、残念ながら1位とはなりませんでしたが
それでもやはり、嬉しい話題ですね。

それと、「非日常が隣の家で起こっているよう?ワクワクするファンタジーな日常アニメ3選」という記事で、
「となりの吸血鬼さん」「まちカドまぞく」「小林さんちのメイドラゴン」の3作が紹介されていたのですよ。
どれも私達の好きな作品ばかりなので、こうしてネット上のニュースで紹介してもらえるのは嬉しいですね。(微笑)

お嬢様の日常も、あの作品の皆様のようなものであってほしいと願わずにはいられませんね。


61 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/08/22(Sat) 14:07
>>57

お客様、暑い中をようこそお出で下さいました。
この暑さに負けぬよう、麹甘酒のレモネード割りを作りましたのでよろしければどうぞ。
甘酒のこくとレモネードの爽やかな酸味がとてもよく合っているのですよ。

オバケが怖いか、でございますか?
ふふふ…、我が家のメイドさんの申す通り定義にも寄りましょうが、
「人間の知るこの世の理(ことわり)に収まらぬ力を備えた思念体」…、そう申せばたいていの「妖怪」「魔物」「幽霊」などなどが「お化け」と申せましょうか。
「神仏」とも重なるところはありますが、彼の方々は人間の感覚では少し別の範疇でしょうね。
ならば、真祖直系の純血吸血鬼たるわたくしも人間の方々から見てオバケとみられているのではございませんか?
ただ、「化け物」との仰り方をされますと、否定的意味合いを感じて好きではありません。
近所の小さいお子さんたちが
「オバケのお姉ちゃん」
と言って懐いてくれるのは嬉しいのですけどね。

自分がオバケなのですから、「オバケは苦手」というより「苦手なオバケ」はいる、というのが答えですわね。
過去のいきさつもあって我ら吸血鬼に強い敵愾心を持っている一部の妖狼族やあまりに他者を見下す傲慢な炎龍族など…、出会い頭に襲ってくるそういう方は怖いですわ。

ですが、幸いの国の「妖怪」「魔物」の方々からは今まで攻撃的な態度を取られたことはございません。
「西洋の小娘、何しに来た?」という興味本位で近づいて来られる方、
こちらからご挨拶をして歓談させていただいた方、
そういうご縁をいただいた方がたくさん在って大変嬉しいですわ。
もっとも会った途端になぜか悲鳴を上げて一目散に逃げだす方もいらっしゃいますが、吸血鬼と言う種族の希少なこの国ゆえ何か良からぬ風評でも聞かれたのでしょう。

幸い、メイドさんの言うように神々のご加護をたまわったことで少なからぬご信用をたまわれるようになりました。
気がつかれませんか?
既に貴方様の周囲にもオバケの皆様がたくさんいらっしゃることに。
こちらが失礼な真似をしない限り、害をなす方々ではございませんからどうぞご安心くださいませ。

ご一緒に朝餉を食されて親睦を深められれば、きっと新たな良き出会いとなりましょう。


>>58(柚葉さん)

妖怪の方が大勢いらっしゃるようになって、柚葉さんもずい分応対にお時間を割いていただくことになってしまって。
ずい分ご負担をかけてしまい、本当にごめんなさい。

ですが、人間である貴女が歓待してくださることで、彼ら彼女らもずい分と心穏やかに過ごせるようになったのですわ。
人間に住処を追われて当てどない放浪をしてきた方が多かったですから。
人間を警戒せずに済む、人間と一緒に穏やかに過ごせる場所を見つけられた安心感は一通りではございませんでしたでしょう。

わたくしにとりましても、西洋の魔族が日本の方のお世話をいただいていることで、わたくしへの警戒も解いていただけたのです。
最初は西洋でも有名な魔族である我々に警戒すること大でございましたもの。
柚葉さんのお陰で、日本妖怪の皆様ともお近づきになれたんですよ。
本当にありがたいと思っておりますわ。

もちろん土地神様、屋敷神様への感謝も忘れてはおりませんけれど。
こうして妖怪と人が集うカフェがこんなに賑わうのは、柚葉さんのお力があってのことですわ。


62 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/08/22(Sat) 14:08
>>59(柚葉さん)

あああ〜、柚葉さんに全部見られてしまいました。
人形の皆さんったら、こちらにわらわらと歩いてきて…あらら、やっぱり柚葉さんの周囲にちょこんと陣取ってしまいましたよ。

なんですか、人形さんたちが心なしかこちらを警戒するような目で見ていますわ。
やはり全員思い切りギュッと抱きしめて一晩中肌身離さず同衾しようと思っていたのがバレてしまったのかしら…。

だって…、柚葉さんのことを一晩中抱きしめて寝るなんて…したくても出来ないじゃあありませんか。
はあ…、わたくしのこの悶々とした想い、人形さんたちにも分かってはいただけないのかしら…。

あら…、DOLK様の「金魚」ちゃんが…、わたくし似の人形が手鏡を向けてきました。
うっ…、映っているわたくしの顔がなんだかソフィー様に迫る時の灯様のように…。
わたくし、人形たちにこんな顔を向けて?
これでは確かに怖がられるのは必定ね。
反省いたします…。

>あの〜…。お嬢様…。
>よろしければ私の白いアザラシちゃんのぬいぐるみも動かすことは出来ませんか?

あら、可愛い子ですわね。
それはもちろん、わたくしの元素支配の魔力を注げば…。
いいえ、ここは柚葉さんのお力も借りましょう。
柚葉さんがこの子を慕う強きお気持ちを、わたくしと手と手を取ることでわたくしに「マナ」として注ぎ込んでいただいて、それをわたくしが魔力に変換すれば…。

ほら、動き出しましたわ。
まあ、なんて可愛らしいつぶらな瞳…、その瞳に柚葉さんのお顔が移っていますわ。
まあまあ、ジタバタしながら柚葉さんのもとへと一心に近づいていきます。
早くもすっかり柚葉さんに懐いてしまいましたのね。
さあ、柚葉さん思う存分抱きしめてあげてくださいな。


>>60(柚葉さん)

まあ、これは見事な工芸細工としか思えぬ雅で繊細な美しさですのね…。
日本の夏の暑気に吹き込む涼風を感じさせますわ。
色とりどりの夏の風景が閉じ込められていて…。
星月夜の蒼、深山の緑陰、金魚の紅…、一口で消えてしまうお菓子に籠められた美を愛する心が伝わってまいります…。
これは一口一口、ゆっくりと存分に味わわせていただかねば罰が当たりますわ。

>「好きな吸血鬼キャラクター」の人気投票で、「となりの吸血鬼さん」のソフィーちゃんが3位に入賞されていたそうです。

まあ、それは嬉しゅうございますね。
アニメ終了から時間が経ちましたけれど、原作ではまだまだご活躍なのですもの。
あの愛らしいお嬢様が人気なのもむべなるかな。
わたくしもときどき「となりの吸血鬼さん画集」を見ては、あの愛くるしさにウットリとしております。
ネットを何時もご覧になっているソフィー様のことです、きっとこのニュースに接して照れていらっしゃるのではないかしら。

そして、「非日常が隣の家で起こっているよう?ワクワクするファンタジーな日常アニメ3選」がことごとくわたくしたちの好きな作品で占められるだなんて!
直接のご面識がない方々ですが、お会いすることがあればぜひとも「おめでとうございます」と申し上げたいですわね。

そして、聞くところによれば「メイドラゴン」は来年第2期の放映が決定したとのことですわ。
関係者の皆様には、心底感謝申し上げたいです。
ああ…、トール様、小林様、カンナちゃんたちとまた会えるだなんて、なんて嬉しいことなのかしら。

>お嬢様の日常も、あの作品の皆様のようなものであってほしいと願わずにはいられませんね。

あの方々は本当に心美しく、それゆえに多くの縁を結んでこられた素晴らしい方々です。
わたくしのような平平凡凡な魔族であろうとも、千里の道も一歩より、その気持ちを大切に少しでも彼の方々に近づいて参りたいですわ…。

もちろんそれもすべて、あのお三人に灯様、小林様、桃様という素晴らしい伴侶がいらっしゃるように、わたくしには柚葉さんがいてくださることを心に刻み、共に歩んでまいれるその幸せを噛みしめながらのことでございますわ。


63 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/08/23(Sun) 21:47
>>62

>いいえ、ここは柚葉さんのお力も借りましょう。
>柚葉さんがこの子を慕う強きお気持ちを、わたくしと手と手を取ることでわたくしに「マナ」として注ぎ込んでいただいて、それをわたくしが魔力に変換すれば…。

成程、そういうことですか。
この娘達が可愛らしく動き出したのも、そこにはお嬢様の想いが込められていればこそ。
ならば私も、いつも可愛い抱き枕にさせていただいているアザラシちゃんに対する想いを込めて…。

まあ♪動画のCMでしか見たことがなかった、あの可愛らしいじたばたが目の前に♪
本当に可愛いっ!お嬢様、本当に有難うございます!

うふふ…。本当に今にもキューキュー鳴き出しそう…。
久しぶりに、あのアニメが見たくなってしまいました。

それじゃ今夜も床につく際には、よろしくお願いね。(ぎゅむ)

>だって…、柚葉さんのことを一晩中抱きしめて寝るなんて…したくても出来ないじゃあありませんか。

(小声)お嬢様がお望みでしたら…私はいつでも…。(赤面)

>そして、聞くところによれば「メイドラゴン」は来年第2期の放映が決定したとのことですわ。

はい、私も今後の放送予定のアニメの中に第2期の放送が予定されているのを存じております。
加えてあの作品は、スピンオフも充実していますね。
小林さんとトールさんだけでなく、他のドラゴンと人間の方のカップリングもいろいろと面白くて
今後ともますます目が離せないです。

それから「となりの吸血鬼さん」の最新刊も来週いよいよ発売…。
来週は夏休み最後の週(大学はもう少し続きますが)ですが、こうして楽しみが待っているのは嬉しいものです。

>もちろんそれもすべて、あのお三人に灯様、小林様、桃様という素晴らしい伴侶がいらっしゃるように、
>わたくしには柚葉さんがいてくださることを心に刻み、共に歩んでまいれるその幸せを噛みしめながらのことでございますわ。

そのお言葉が、メイドとしての私にどれ程の喜びと活力を与えてくださり、
明日のお仕事における励みになる事か…。
だからこそ、暑さにも負けず健康で頑張れるんです。



64 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/08/26(Wed) 20:42
>>63(柚葉さん)

>本当に可愛いっ!お嬢様、本当に有難うございます!

あらあら、柚葉さんったら。
赤ちゃんアザラシをギュッと抱きしめるお姿がとってもキュートでいらっしゃいますわ。
普段の端正な面持ちをすっかり和らげられて、愛おしそうにスリスリなさって。
…なんだか、アザラシちゃんに少し妬けてしまいますわね。
わたくし似のDOLK様の金魚ちゃんは金魚ちゃんで、柚葉さんにスリスリしてるし。
どうやらわたしの魔力を注がれて、愛する相手もわたくしと同じになってしまったようね。
なんだか、なにも抱いていないこの腕が寂しいですわ。

「じゃあ、こっちの人形を注文したらぁ?DOLKの新作だそうよぉ。
 日本のドールも侮れないわねぇ。」

(PCの画面を眺めます)
『【DOLK×BJD CROBI】Lance Ver. Vampire』…?
まあ、これはなんということでしょう。
故郷で別れを告げた、可愛い弟にそっくりだなんて…。
お母様、お人が悪いですわ。
今さら、里心に訴えるようなことをなさるだなんて、不意打ちが過ぎましてよ。」

「といいつつ、しっかりカートに入れているじゃないのぉ。
 世界限定8体かぁ、当選するかしらねぇ?」

わたくしを慕うあの子を置いてきてしまったわたくしです。
その戒めに、ぜひとも傍に置いておきたいです。
本日より我が許(もと)に参りますよう祈りますわ…。

>(小声)お嬢様がお望みでしたら…私はいつでも…。(赤面)

………!
一瞬、意識が飛んでおりました。
(わたしは我を忘れて彼女の手をわたくしの両手でしっかりと包み、彼女の耳に口を寄せて)
今のわたくしの心はひたすらに裸で、何一つ臆することを知りません。
今宵…、貴女のお部屋に忍んでまいります。
ふしだらな気持ちではございません。
ただただ貴女の温もりをこの腕の中に、その慈愛に満ちたお心を我が心と一つに。
その想いのままにどうか一夜を…。

はっ!?
お母様が傍に居るのに、わたくしったら矢も楯もたまらず。
ああ、なんて恥ずかしげもなく心の内を晒してしまったの?

あら、三姉妹たち、何ですか、そのネックレスは

長女「大奥様はもう帰られましたよ。これを姫様に渡しておくように言付かりました。
 『封魔のチョーカー』だそうです。
 姫様が寝ぼけてお姉様の首筋に牙を立てようとしたら、全身が軽くビリビリするとか」
次女「『これ付けないで牙を立ててもそれはそれで面白そうだけど、本人が落ち込みそうだから』だってさ。
 こんなの付けなくても、お姉さまに変なことしたらあたしがトンカチでゴッツンしてあげるけどな。」
三女「あたしも一緒に寝たい…。」

…そのチョーカー、貸してちょうだい。
柚葉さんに寝ぼけて咬みつくなんて、そんなことがあってはならないわ。

(だって、『贄の血』を欲することが許されるのは、わたくしたちが互いを心から求めあっているときだけなのだから)

>はい、私も今後の放送予定のアニメの中に第2期の放送が予定されているのを存じております。
>加えてあの作品は、スピンオフも充実していますね。

はい、あのラインナップは本当にすごくて、そして嬉しゅうございますわ。
カンナちゃん、ルコア様、エルマ様、ドラゴンの皆様がそれぞれに人間と良き絆を結んでおられて。
わたくしにとりましても、それはとても素敵な光景でございます。
我が家、我が町もぜひああでありたいと心から思いますわ。

そして、「となりの吸血鬼さん」も最新刊発売間近なのですね。
ああ、あの『HAPPY!!ストレンジフレンズ』の情感豊かなメロディーが耳に聴こえてくるようでございます。

>そのお言葉が、メイドとしての私にどれ程の喜びと活力を与えてくださり、
>明日のお仕事における励みになる事か…。
>だからこそ、暑さにも負けず健康で頑張れるんです。

それはわたくしも同じことですわ。
ソフィー様、トール様、シャミ子様、彼女らが新たな出会いによって得た心の歓喜と潤いはどれほどであったことでしょう。
それは柚葉さんとの出会いがもたらしてくれた世界の豊かさ、この身の歓びと同じもの。
あの方々を見るたびに、柚葉さんといることの掛け替えのなさを再認識させられる、そんなわたくしにとってのバイブルでございます。

ですが、柚葉さん。
この夏の暑さは知らぬうちにその御身に負担をかけることがないとは申せません。
どうか、くれぐれもお体を大事になさって下さいね。

65 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/09/04(Fri) 21:19
お嬢さんがたはお祭りに参加せんのか?

66 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/09/05(Sat) 07:53
>>65

お客様いらっしゃいませ。
まだまだ暑い日が続いていますが、お体にお変わりはございませんか?
和栗のお月様と練り切りのうさぎさんをくるんだ羊羹をどうぞ。
ひんやり冷たく涼をとるのにもってこいでございますよ。

今月は色々お祭りがございますわね。
お客様が仰るのはどちらのお祭りなのでしょう?
ご一緒に行けますと嬉しいですわね。

土地神様の神社で催される例大祭は、たくさんの屋台に花火大会、そしてお神輿が街中を練り歩いて例年たいそうな賑わいですね。
わたくしと家族の有志も女神輿に参加する予定ですわ。
そろいの法被も用意しておりますのよ。
ただし、わたくしはその気になればロードローラーも持ち上げてしまえる力がありますゆえ、力を出し過ぎないように注意しないといけませんけれど。

それから、観月会がございますね。
月を愛でるお祭りだなんて、聞いただけでゾクゾクしてまいりますわ。
同じく神社で行われますけれど、ここでの見どころは奉納される雅楽の舞い。
土地神様の神社は近隣の神社のリーダー格でいらっしゃいます。
近隣の学校から小中高大問わず、舞踊系サークルの方々による雅な舞いが次々と演じられる様は実に華やかなのですわ。
わたくしの高校からは演劇部の皆様が参加されますが、日舞の名取でいらっしゃる美人部長様の舞いはそれはそれは見事ということです。
最近は遠くから見に訪れる方も多くて、騒ぎにならないよう人の整理をするのも大変だそうですわ。
あなた様もスマホなどで撮影したくなるかもしれませんが、部長様の「親衛隊」の皆様に睨まれないようにほどほどになさって下さいね。

それとも、もしかして…。
「秋季紅麗祭」なるイベントのことを仰っているのかしら…。
なぜか我が街で始まった、吸血鬼関連作品オンリーの同人誌即売会イベント。
往年の名作「ポーの一族」から今大人気の「となりの吸血鬼さん」まで数多い吸血鬼ものの漫画作品が並び、吸血鬼コスプレ大会も行われるとか。
なんでまた、よりにもよってわたくしの街で…、って、いえ、やっぱりわたくしがいるからでしょうか?
こちらに行くのは正直勇気が要りますわ。
でも、あなた様がこのお祭りのことを仰っているのなら、少し勇気を出して覗いてみようかしら。


67 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/09/05(Sat) 07:55
このスレはsage推奨では?

68 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/09/05(Sat) 08:02
>>67

最初にお願いしております通り、
「壱.sage進行でお願いいたします。
 50以下に下がりましたら、適宜ageさせていただきます。」
でございますわ。
このたびはかなり下に下がっていましたので上げさせていただきました。
ひきつづき、sageでお願い申し上げます。

69 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/09/05(Sat) 08:05
下がり過ぎていたから上げたってことですか?

70 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/09/05(Sat) 08:17
>>69

このたびもそうですし、今後もこの方針でございます。
ローカルルールが多くて目に入りづらいのかしら?
次の新館が建てられるものかどうか未知数ですが、お客様方の目に入りにくいのであれば一考を要すかもしれません。


71 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/09/07(Mon) 07:08
>>65

その「お祭り」というのは、この掲示板の18周年を祝う「10ちゃっと記念祭り」の事ですね?
一応以前から知っておりますが、数日で凄いレスの伸び様で驚いています。

>>67
>>69

お嬢様の仰る通り、基本的にはローカルルールにあるように「sage」進行でお願い致します。
ローカルルールが多い故に名無しの皆様には目を通すのにお手数をお掛け致しますが、
何卒ご了承下さいませ。
この掲示板でキャラハンを勤めていた者であれば、参加可能なのですね。
私達のようなオリジナルキャラであっても…。

ですが、あまりのスレの伸び様と勢いに少々尻込みしております。
加えて参加されている皆様の対応のレベルの高いこと…。
流石に私では、あれだけの勢いについていく自信がありません。

もし参加を希望するのであれば、一度お嬢様にお許しを頂く事になるかと思いますが
今の所はその予定はございません。

ご期待に沿えず、申し訳ございません。

72 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/09/07(Mon) 07:11
文章が前後してしまいました。
読み辛いかと思われますので、訂正致します。


>>65

その「お祭り」というのは、この掲示板の18周年を祝う「10ちゃっと記念祭り」の事ですね?
一応以前から知っておりますが、数日で凄いレスの伸び様で驚いています。
この掲示板でキャラハンを勤めていた者であれば、参加可能なのですね。
私達のようなオリジナルキャラであっても…。

ですが、あまりのスレの伸び様と勢いに少々尻込みしております。
加えて参加されている皆様の対応のレベルの高いこと…。
流石に私では、あれだけの勢いについていく自信がありません。

もし参加を希望するのであれば、一度お嬢様にお許しを頂く事になるかと思いますが
今の所はその予定はございません。

ご期待に沿えず、申し訳ございません。


>>67
>>69

お嬢様の仰る通り、基本的にはローカルルールにあるように「sage」進行でお願い致します。
ローカルルールが多い故に名無しの皆様には目を通すのにお手数をお掛け致しますが、
何卒ご了承下さいませ。


73 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/09/07(Mon) 23:11
>>65

まあ、お祭りと言うのはこの界隈挙げてのあの秋の大祭のことだったのですね。
でしたら、見当違いのことを申し上げてしまいましたね。
どうぞお許しください。

ことほど左様に、わたくしはあの大祭とは縁遠い娘でございます。
あのむせ返るような熱気は確かに多くの方の心に響き、喜びを一つにする高揚を感じますが。
生来の昼行燈のわたくしにはついて参るのはいささか厳しゅうございます…。

わたくしはこの街、このお屋敷でのんびり過ごし家族やお客様としばしのおしゃべりをさせていただければ、それに優る幸せはございませんわ。
せっかく水を向けていただいたのに、このような答えになって申し訳ございません。


>>71-72(柚葉さん)

柚葉さんのお陰で、間違いに気付かせていただき、お客様にお詫びを申すことができました。
どうもありがとうございます。

柚葉さんが大祭の勢いについていくのは大変、とおっしゃるなら、わたくしにはなおのことでございます。
わたくしには、この街の季節のお祭りをときどき貴女と巡り、この国の風情に親しむのが性に合ってあっておりますわ。


74 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/09/09(Wed) 18:59
>>73(アーチェロお嬢様)

本日は少しは気温も下がり、多少は過ごし易くなりました。
先述の「10ちゃっと記念祭り」は流石の盛り上がりで参加されている方々の力量に感嘆致しますが、
お嬢様や私にはやはり参加メンバーとなるには無理がありますね。(苦笑)

お嬢様の仰る通り、私も本質はのんびり屋さんですからこの街の四季折々のお祭りを心穏やかに楽しみ、
人と妖(あやかし)、そして八百万の神々との親交を温め、風情を楽しむ方が性に合っております。

先ほど商店街でのお買い物を済ませて参りましたが、既にそちらではハロウィンイベントに向けての準備も始まっているようです。
真夏並みの暑さはまだ続くとの事ですが、季節の移り変わりを徐々に実感する今日この頃ですね。



75 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/09/09(Wed) 19:25
>>64

(就寝前の寝室にて)

>…そのチョーカー、貸してちょうだい。
>柚葉さんに寝ぼけて咬みつくなんて、そんなことがあってはならないわ。

「禁血」のみならず、相手を想う故に戒めを己に課すのはお嬢様らしいですね。
でも、これ以上お嬢様が己を縛るのを見るのは私としても切ないものがあります。

古(いにしえ)より伝わる「贄の血」が、呪縛か、絆か…。
「答え」が出ることは無いとしても、私自身の「望み」は後者でありたいのです。

ならば私が、今宵だけでもお嬢様の戒めを解き放ってみせますわ。
(お嬢様の首のチョーカーを、そっと外す)

さあ、そろそろ横になりましょうか。

(お互い天井を見上げて仰向けになり、片手をそっと握り合います。)

“子守歌”とは違いますが、私達の今の想いを現すのに最もふさわしい歌をお聴き下さいませ。

(『旅路の果て(アカイイト EDテーマ)』を歌い上げました。)

ふふっ…。お嬢様、心穏やかな顔で眠りにつかれたようですね。
戒めのためであっても、「呪縛」に苦悶する苦悶するお嬢様のお姿は見たくありませんもの。
やはり私が見たいのは、「絆」によって癒されるお嬢様です。

それではお嬢様、お休みなさい…。良き眠りと夢を…。

(この後、知らず知らずの内に互いに握りしめた手から生み出された『月光蝶』が
私達を見守るように飛んでいたのを私は知りませんでした。)




76 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/09/09(Wed) 19:52
>>74(柚葉さん)

>人と妖(あやかし)、そして八百万の神々との親交を温め、風情を楽しむ方が性に合っております。
今年も秋祭りが近づいて参りました。
また柚葉さんとご一緒に回れるのが楽しみでございます。
最近は、わたくしがこの地に逗留していることを知る妖怪の皆様も多くなりまして。
土地神様の神社でもよくお見かけいたしますね。
わたくしもこの機会を大事にして、皆様と交流を深めたいと思っております。
日本の妖怪の方々の中にも西洋の妖怪・魔族の事情に興味を持たれる方がいらっしゃいますので、今後「妖怪社交部」を立ち上げることも考えておりますわ。

>先ほど商店街でのお買い物を済ませて参りましたが、既にそちらではハロウィンイベントに向けての準備も始まっているようです。

仮装した皆様のパレードや撮影会、お菓子配り、いろいろが予定されているのですよね。
子どもたちの間でも今からどんな衣装を着るかその話題で持ち切りで、わたくしもワクワクしてまいりますわ。
我が家でも訪ねて来てくれる子どもたちのためのお菓子を用意しておきたいです。

…ただ、一部に興奮が過ぎて無闇に騒いだり暴れたりする大人の方がいらっしゃるとかで、お颯様をはじめ商店街の方が巡回をしてくださるとか。
わたくしも及ばずながら交替でお手伝いをしようかと存じます。
それにつきましては、年末年始以外はお暇の在る秋田の鬼神族の方もご助力くださるそうで、ありがたいことでございます。
普段は温厚な彼の方々が、この時ばかりはオーラを解放して
「悪い大人はおらぬか〜」
と不埒を為す方を叱ってくださるそうですわ。


77 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/09/09(Wed) 19:55
もう秋刀魚は食べましたか?

78 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/09/09(Wed) 21:41
>>75(柚葉さん)

>「禁血」のみならず、相手を想う故に戒めを己に課すのはお嬢様らしいですね。
>でも、これ以上お嬢様が己を縛るのを見るのは私としても切ないものがあります。

柚葉さんの全てがわたくしの愛しい存在です。
柚葉さんの存在がわたくしを過去の縛りから解き放ち、広がる世界へと導いてくれたのです。
わたくしもまた、柚葉さんにとってそうでありたいと、あらねばと、そう望んでおりますわ。
貴女が「贄の血」を宿すことが呪縛などであってほしくはございません。
それがどこまでも絆であるために、わたくしの全てを賭けて寄り添ってまいりたいのです。

だからこそ、夢見心地のまま欲望に任せてこの牙を剥いてははならないとチョーカーをつけたのですけれど。
…わたくしは貴女を悲しませてしまったのですね。
欲望が愛に優る、覚めやらぬこの身がそうであると自縛しているこの身を気遣ってくださって。

ごめんなさい、貴女が信じてくださるなら、わたくしも我が身を信じましょう。

(そうしてわたくしたちは一つのお布団の中、片手を握り合い。わたくしは視線を柚葉さんに動かして彼女のうなじを見ます)
…なぜでしょう、ときめいているはずなのに心は夜の静寂(しじま)の如く凪いでいるのは。
貴女が傍に居てくれるだけで、こんなにも心が充たされています。
牙を立てることなど考えられません。
ただ、少しだけこうして触れられれば―
(柚葉さんの首筋にそっと口づけて)
至福がわたくしを包みます。

…美しい歌ですね。そして心が切なくて哀しくて嬉しくて…。
二人で未来に向かって、貴女とずっとずっと歩いてまいりたい、そう願うわたくしの心を鏡のように映す言葉の数々。
そう、この歌のように。
貴女とふたり、共に生き共に逝く。
わたくしのその望みを、貴女も共にして下さっている。
その想いが確信と共に伝わってまいります…。

ああ…、二人の夜がこんなにも心休まるものだなんて…。

(わたくしはゆっくりと深い眠りに落ちていきました。
 青い蝶が飛び交っていたのは、夢幻のことだったのでしょうか。)


>>77

九月に入りまして秋刀魚も旬でございます。
三陸沖より水揚げされた新鮮な秋刀魚、先ほど買ってまいったばかりですわ。
その名に負けぬ見事に研ぎ澄まされた剣のようなこのお魚、さていかがして堪能しようか、今からじっくり悩むところなのですよ。
このひと時が旬のお魚をいただく醍醐味の一つでございましょう。
商店街一の気風の良いお嬢様、青果店のお颯さまお奨めの大根も買ってきているのですよ。

やはり塩焼きがいちばんかしら?
そして秋刀魚をいただくときの情緒あふるる伝統の料理法と言えば、七輪は欠かせませんわ。
熱々になって脂がはじけるまで団扇でパタパタ煽ぐのですよ。
昔ながらの日本の秋の風物詩をこの手でやってみとうございます。
故郷にいた時から日本の本で前々から知ってはおりましたが、メイドたちがやらせてくれなかったのです。
「脂の濃い魚ゆえ、そんな食し方はお体に障ります」
だなんて、わたくしを目黒のお殿様のように扱うのですもの、本当に困ってしまいましたわ。

で、メイドたちが作ってくれたのがイタリアンな秋刀魚料理。
我が家でも和風の味をしっかり味わったら、我が故郷伊太利亜の味も味わいたいですね。
トマト煮込みやソテーを作ろうかと存じます。


79 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/09/10(Thu) 04:15
僕は食欲の秋(とは言っても食べ過ぎには注意)ですが君達は何の秋ですか?

80 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/09/11(Fri) 06:51
>>79

今年の秋は、「収穫の秋」、「食欲の秋」、そして「行楽の秋」を考えておりますわ。
実は、お向かいに住んでいらっしゃるお友達の軽部様のお母様のご実家にお邪魔する予定でおりますの。
そちらのお家が農家で梨を作っていらっしゃるのですが、今年は例年になく豊作と言うことで収穫が大変であられるとかで、軽部様がお手伝いにいらっしゃるそうなのです。
そうしたら軽部様がわたくしにも声をかけてくださって。
「お手伝い」と申しましても、昨年お裾分けいただいた梨があまりにも美味しかったので、今年はさらに採れたてで新鮮な梨をいただけるようお気を遣ってくださったのですよ。
ああ、あの梨の美味しさと言いましたら…、本当に楽しみですわ。
とても美しい田園風景で秋の野山の紅葉も格別の場所ゆえ、そこを散策するのもとても楽しみにしております。

そのお礼としまして、わたくしは彼女のご実家にて降霊の依り代をさせていただくことになっております。
わたくし、以前学校の音楽室で夜な夜なピアノを演奏されている幽霊の方とお話しさせていただいたことがございます。
ご自身が生者に伝えたいことがある幽霊さんとは交霊できるのですよ。
ちょうどお彼岸ゆえ、かつて幼少の軽部様を可愛がっておられた曽祖父母様が降りて来ていらっしゃることと存じます。
久々の団らんの時を持たれるお手伝いをさせていただければ嬉しゅうございますわ。


81 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/09/12(Sat) 18:25
雨は嫌いですか?

82 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/09/12(Sat) 21:08
>>81

最近朝晩は涼気が少しずつ優ってまいりましたわね。
秋の訪れの兆しが、空を渡る雲にも、草木に結ぶ露にも、泣く虫の声にも少しずつ現れておりますわ。
これからお天気、少しずつ秋雨の音が耳に届くことも多くなりましょう。

もしかして、わたくしが吸血鬼ゆえ流水や降水を恐れているとお思いですか?
わたくしの身を心配していただいてくださるのでしたら、恐縮でございますわ。
三月ほど前にもご近所の方に聞かれましたわね。
『雨は好きですか?』と。
そしてわたくしは『好きです』と申し上げましたのよ?
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=519003578&st=950&to=951&nofirst=true

さすがに夏の夕立は吸血鬼のこの身にはいささか辛うございますが。
これからの雨は、きっとより穏やかにしっとりとこの街を包んでくれましょう。
そしてこの季節の草花に優しい潤いを下さることでしょう。
秋海棠(シュウカイドウ)、秋桜(コスモス)、女郎花(オミナエシ)…。
傘を差しての道行きにふと向ける視線の先の道端や草原に咲く花々にご挨拶できるでしょう。
あるいは翼を広げて空より眺めれば、あたかも山水画の如きお湿りにけぶる紅葉の景色が目に入ることでしょう。
わたくしの好きな世界、わたくしの好きな時間、この秋もまた楽しませていただきますわ。
よろしければ少し心をその景色に向けられて、散策を楽しまれてはいかがですか?


83 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/09/12(Sat) 21:32
ずっと春や秋だったらいいのにね

84 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/09/13(Sun) 06:20
>>83

確かに春や秋の穏やかな気候は心休まりますわね。
温順なる季節の中で、身も心も身を大いに活力を得て生きてまいれる季節。
春には新たな命の芽吹きに心躍らせ、秋に命の実りをいただいて心満たされる。
夏と冬が厳しいこの国の生ける者は、長い時中、春と秋を愛してこられたのでしょう。
新たにこの国に参ったこの身でさえ、これまでの季節の移ろいの中でそれを実感しましたわ。
夏の暑さに弱い吸血鬼ですので、秋の訪れにはとてもホッとしておりますのよ。

ですが、夏と冬の厳しさの中にも、皆様はそれぞれの味わいを感じてこられたのではございませんか?
この夏も涼を取るひんやり美味しいスイーツやフルーツを堪能し、商店街のお祭りの賑わいの中立ち並ぶ夜店でお買い物を楽しみ。
あれらは納涼という趣きあってこそ、なお一層楽しめるものでございましょう。

冬もまた然り。
これから訪れる冬には炬燵を出してあの怠惰を誘う魔道具で思い切り暖を取り、彼の方の生誕祭であることを忘れてツリーを飾り、お正月には皆と一緒に寒空のもと晴れ着に身を包んで神々に祈りを捧げに参る。
温かさを味わえる営みの数々は、寒さがあってこそですわ。

四季を通じて楽しみを見出してきたこの国の方々の叡智、わたくしは有難く我が身に活かさせていただいているのですよ。

そうそう、わたくしの大好きな甘酒も冬に温めて楽しみますが、俳句では夏の季語。
ひんやりした喉越しを楽しみつつ滋養をいただける素敵なお飲み物ですわ。
そろそろ夏の暑さも治まってまいりますが昼間はまだなお暑いです。
よろしければ、貴方様にも冷えた甘酒を差し上げましてよ?


一つ訂正でございます。

>三月ほど前にもご近所の方に聞かれましたわね。
>『雨は好きですか?』と。
と申しましたが、既に四月経っておりましたわ。
失礼いたしました。


85 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/09/18(Fri) 20:55
僕、御飯に醤油をかけて食べるのが好きなんだけどやったことある?

86 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/09/19(Sat) 15:00
>>77
>>78(アーチェロお嬢様)

お嬢様との商店街のお買い物で、早速買って参りました。
生憎、召し上がるのはこれからという事になりますが。

七輪と炭の準備も整いまして、これから塩焼の準備に取り掛かります。
加えて馴染みの青果店で購入した大根とかぼす…。
正に、秋の食卓の代表と言えますね。

七輪で焼くのはどこか楽しいものがあり、手間とは考えておりません。
ですが、焼き魚と言えば猫さんがつきもの…。(苦笑)
匂いを嗅ぎ付けてどこからか現れてしまうのですよ。

野良猫さんを餌付けしてしまうわけには参りませんので、流石にお暇して頂く事にはなりますが。
こういう時には、メイド見習の次女さんが実に活躍してくれるのですよ。

「こらぁ!私達の夕飯を泥棒するなぁ!」

という具合に…。

お味噌汁はなめこ入り、それに金平ごぼう、ホウレンソウのお浸し、冷奴と準備致しました。
それと納豆まで準備すれば、和食メニューとしては十分かと。

それでは次女さん、猫さんのお相手、お疲れ様でした。
時折お嬢様にも、恐れながら七輪で焼くお役目を引き受けて頂きましたが
この匂いだけで本当に食欲が湧いて参りますね。

この次のメニューは洋風のアレンジをと考えておりますが、そこは先輩のメイドさんからご教授頂きましょう。
お嬢様に故郷の味を思い出して頂けるよう、頑張らなくては。

>>79

食欲の秋というのは定番ですが、運動の秋もよろしいですね。
以前友人から勧めてもらった万歩計アプリを楽しんでいるのですが、
時間のある時にこなすランニング、ウォーキングが最近ますます面白くなっているのですよ。

歩数を稼ぎながら、少しずつ秋色に色づいていく様々な街の風景を見て回る事も出来ますし。
他にもキノコ狩りや栗拾い、紅葉狩り等のイベントは「食欲」と「運動」の両方を満たして下さいます。


暑さも和らぐにつれて、色々と楽しみな事も増えていく事でしょう。
あなた様も、どうか実りある秋をお過ごし下さいませ。






87 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/09/19(Sat) 15:18
>>81

夏のゲリラ豪雨は流石に困りものですが、それ以外の普通の雨であれば
特段嫌う事はありません。
ただ、行事やイベント当日に雨天で差し支える、または中止というのは困りものですが。

お嬢様の種族は流水が苦手とされておりますが、お嬢様ご自身はある程度のものは克服しております。
加えてこの国の四季折々の雨の風景を楽しむ豊かな心をお持ちでいらっしゃいます。

既に過ぎ去ってしまいましたが、6月の梅雨の季節における紫陽花と蛇の目傘、
そして紫陽花の着物を身に纏ったお嬢様のお姿は同性の私達から見ても見惚れてしまう美しさです。
雨がもたらす恵みと潤いを、心から感じておられるお嬢様だからこそ
それらを身に纏うかの如く振舞う事が出来るのですよ。(微笑)

>>83

確かに厳しい暑さや寒さを感じると、春や秋の程よく過ごし易い気候が恋しくなる事もありましょう。
ですが、「春夏秋冬」「四季折々」とあるように、時に優しく、時に厳しく移り変わるからこそ
得られるものも多いのではないでしょうか。

厳しい暑さ寒さを乗り切った先に生まれるものが、この国には沢山あるのですから。
それらに私達が絶えて歩んでいくからこそ、身につく事も多い筈です。
時に厳しく、時に優しいからこそ、私達は大切なものは何かという事に改めて気付くのではと思います。

88 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/09/19(Sat) 19:35
>>85

ご飯の召し上がり方というのは人それぞれだと思いますが、
お醤油だけをかけて食べる事はしませんね。
若干、塩分が濃すぎるかと思いますので。

お醤油を用いるのであれば、こちらを使う時です。
(生卵を取り出しました。)

先程、ご近所の方に頂いた鶏の産み立ての卵です。
新鮮で美味しいんですよ。
これを炊き立てのご飯の上にかけて、少しだけお醤油を…。
朝食としては、堪らない美味しさです。

故郷では早朝、お散歩やランニングついでによく鶏の卵を買いに行っていたんです。
生みたての卵を召し上がるのは、懐かしい気が致しますね。

お醤油は日々のお食事に欠かせない貴重な調味料ですが、塩分の摂り過ぎは
生活習慣病に繋がってしまう可能性があります。
使う量には、くれぐれもお気をつけ下さいね。

>>76(アーチェロお嬢様)

>日本の妖怪の方々の中にも西洋の妖怪・魔族の事情に興味を持たれる方がいらっしゃいますので、今後「妖怪社交部」を立ち上げることも考えておりますわ。

まあ!それは素敵ですね。
土地神様の神社と同じく、このお屋敷が相互理解の場所、サロンとなるのでしたら大歓迎です。
良き交流の場所となるよう、精一杯おもてなしをさせて頂きますね。

>…ただ、一部に興奮が過ぎて無闇に騒いだり暴れたりする大人の方がいらっしゃるとかで、お颯様をはじめ商店街の方が巡回をしてくださるとか。

お菓子の準備、子どもたちの引率、安全を守り迷惑行為を取り締まるための巡回…。
イベントに携わる方々は色々と忙しいだけに、お力を貸して下さる方がいらっしゃるのは誠に心強いです。
今年は、更なる交流の機会が増えそうですね。
今から益々楽しみになって参りました。


89 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/09/19(Sat) 19:53
>>80(アーチェロお嬢様)

>実は、お向かいに住んでいらっしゃるお友達の軽部様のお母様のご実家にお邪魔する予定でおりますの。

子どもの頃ツアーで梨狩りに参加した経験はありますが、梨農家の方のお家にお邪魔するのは初めてです。
同行をお許し頂けるのであれば、私も是非頑張らせて頂きたいですね。
新鮮な梨は、そのまま頂くのが一番美味しいかと思いますが、
機会があれば梨のスイーツを軽部さんとご家族の皆様にも召し上がって頂きたいですね。

それと、いつもお世話になっている青果店のお颯さんの所には
是非ともお土産として持参したいですね。

>そのお礼としまして、わたくしは彼女のご実家にて降霊の依り代をさせていただくことになっております。

では、軽部さんのご実家にご挨拶する前に一度土地神様の神社で禊をなさるのがよろしいかと。
無論、軽部さんのご実家の土地神様へのご挨拶も忘れてはなりませんね。
当日持参するお土産の事も含めて、一度相談に参りましょうか。
帰宅した後は、土地神様へも新鮮な梨をお土産として持参致しましょう。

それと、軽部さんの実家が梨の生産が盛んであるのなら梨を用いたお酒、ワインが見つかるといいですね。
そちらもお土産とすることが出来れば、土地神様も喜んで下さると思いますわ。



90 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/09/20(Sun) 18:26
>>85

あの…ちゃんとおかずも一緒に食していらっしゃるのですよね?
日本人にとってお醤油のお味は最も親しまれているもの。
それだけに、美味しいご飯とのセットに慣れてしまいますとおかずが疎かにならないか心配ですわ。

わたくしは卵を溶いてかけてそこに醤油をかけることはたまにいたします。
生卵をそのまま食す、ということは日本に来て初めての体験で最初はおっかなびっくりでしたが、その美味しさにびっくりいたしましたわ。

でも、ご飯にお醤油のみかける、という食べ方は…そう、ここ400年くらいはやっておりませんでしたわ。
その昔、我がカルミーニオ侯爵家の領地で行き倒れている日本の女性を助けて城館に連れ帰ったことがございます。
その方は日本のキリシタン大名の家来の女忍者さんだそうで、ご主君が禁教令に触れて国外追放になったとき付き従い、その方の命を受けて伊太利亜ま参られたのだそうです。
ご主君は、
「追放された身で何も持たぬが、故郷を偲ぶよすがに米と醤油を持ってまいった。
せめてこの味を教皇猊下に献上申し上げたい。」
と仰って、その忍者さんに託されたのですよ。
それで、かつてわたしが在学したボローニャ大学の学友が教皇庁に作ってくれた極秘の裏ルートで連絡を取って、その方が教皇にご飯とお醤油を献上できるよう取り計らいました。
教皇庁との折衝…、我が家にも反対する声はございましたが、
「美味しいものを食べてお腹を喜ばせられたら、人の心も少しだけ優しくなれるかもしれないから。」
わたくしはそう我儘を言って、事を進めさせてもらったのですよ。

その際教皇が美味しく召し上がれるよう、事前に我が家の厨房でお米の一部を炊いてわたくしも試食してみましたわ。
ええ、とても美味しゅうございました。
ですがメイドさんたちから
「教皇のための味見役をお嬢様が為さるなど、こんな業腹なことはございません。」
と良い顔をされませんでしたので、醤油ご飯をいただいたのはそれっきりでしたわね。

使命を果たされた女忍者さんは、ご主君の待つフィリピンのマニラに戻っていかれました。
なお、教皇がホカホカの醤油ご飯を召し上がったことはどの歴史書にも載っていないそうでございます。

懐かしくなってまいりましたので、今宵は久しぶりに醤油ご飯をいただこうかしら。


>>86(柚葉さん)

秋の味覚を家族と堪能できる…。
季節の変わり目を最も楽しく実感できるときですわね。
柚葉さんの選んでくださった大根とかぼすでしっかり味わわせていただきましょう。

そして、これも秋の楽しき風物詩。
そして秋刀魚警護役は次女ちゃんがとても頑張ってくれてますわね。
普段は仲の良いお友だちの野良猫さんたちとも、この時ばかりは敵味方。
火花散らす次女ちゃんの気迫には猫さんたちもタジタジなので、わたくしも安心して七輪をパタパタと煽いでいられるのですわ。
使うのは柿渋を塗って丈夫にした「渋うちわ」と呼ばれる実用品。
七輪にはこれがとても見栄えがするんですよね。

(夕餉でございます)

ああ、大根おろしとかぼすが旬のさんまの味を引き立ててくれて、絶品ですわね。
この一本筋の通った新鮮な味、ほのかに混じった苦みは秋刀魚ならでは。
お箸を入れるたびに立ち昇る熱気は炭火ならではの風味を薫らせてくれますわ。

なめこ、ごぼうにほうれん草、居並ぶ野の恵みも交互に味わうとなお深みを増しますわね。
今年も涼しくなってまいりましたが、まだ冷奴は舌にひんやりと馴染んで美味しゅうございます。

そして伊太利亜の秋刀魚料理はまた今度味わわせていただけるのですわね。

ふるさとは、なお我と在り、秋の風…。


91 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/09/20(Sun) 18:28
>>87(柚葉さん)

>お嬢様の種族は流水が苦手とされておりますが、お嬢様ご自身はある程度のものは克服しております。
>加えてこの国の四季折々の雨の風景を楽しむ豊かな心をお持ちでいらっしゃいます。

それもまた、この国の四季の雨を愛でてこられた先人に励まされてのことでございます。
魔族の身なればなおいっそうこの国の人々の心を知りたいと思う心は切実で。
幸い、多くの名句・名歌を残してくださってわたくしを助けてくださいましたわ。
「秋雨や 色づきたけて 野路の草」(西山泊雲(にしやま はくうん))
斯様な句に触れましたなら、自然傘を差して自ら路地の草花を見てみたくなるものでございます。

>既に過ぎ去ってしまいましたが、6月の梅雨の季節における紫陽花と蛇の目傘、
>そして紫陽花の着物を身に纏ったお嬢様のお姿は同性の私達から見ても見惚れてしまう美しさです。

ああ、もう。
その様に柚葉さんに褒めていただくと恥じらいにより身を焦がす思いがいたしますわ。
柚葉さんもお着物をお召しになれば、それこそ正真正銘の大和撫子そのものでいらっしゃるのに。
萩、桔梗、紅葉…、薄と月などというのも良いのではないかし?
秋らしい柄のお着物を用意しますゆえ一緒にお出かけしたいですわ。

>厳しい暑さ寒さを乗り切った先に生まれるものが、この国には沢山あるのですから。
>それらに私達が絶えて歩んでいくからこそ、身につく事も多い筈です。

とても素敵なお考えですわね。
冬の眠りの後の春の芽吹き、厳しい夏がもたらす秋の恵み、厳しい季節を乗り越えたからこそ感じられる歓びもまたその尊さを感じられましょう。
巡り来る季節のそれぞれを感じてこそ生の歓喜もまた得られましょうね。
わたくしのように闇の中でひっそり生きてきた魔族は、人と交わってなおいっそうその素晴らしさを実感できた、と思いますわ。


>>88(柚葉さん)

>まあ!それは素敵ですね。
>土地神様の神社と同じく、このお屋敷が相互理解の場所、サロンとなるのでしたら大歓迎です。
良き交流の場所となるよう、精一杯おもてなしをさせて頂きますね。

あの…、本当に宜しいんですの?
この家をサロンにすることを許してくださいますの?
柚葉さんはわたくしの魔の気の影響下にいらっしゃいますから、ここを妖怪の皆さんが訪れましたら、そのことごとくがその目に映ってしまいますけれど。
わたくしにとりましてはとてもありがたいことではあるのですが。
なんと申しましても柚葉さんのおもてなしのお心と技は余人に追随を許しませんし、妖の方に対してもとても軽やかに相対してくださいます。
異界の住人を接客していただくのに、貴女以上の方は求めて得られるものではございません。

…でも、そう仰って下さるのなら思い切ってそのお心に甘えさせていただきますわ。
ここに「妖怪社交部」を設立することといたします。
どうか、よろしくお願いいたしますね。


>>89

>同行をお許し頂けるのであれば、私も是非頑張らせて頂きたいですね。

はい、もちろん軽部様からも家族全員でどうぞ、とご招待いただいていますわ。
梨のスイーツ…、柚葉さんの御手で魔法の陽に変化した素敵な味を楽しめるのですね。
今から甘美な味わいが奥地に広がる思いです。

>では、軽部さんのご実家にご挨拶する前に一度土地神様の神社で禊をなさるのがよろしいかと。
流石は柚葉さん、日本で降霊を行うのでしたらそれは行って然るべきですわね。
西洋魔族のわたくしでは、まだまだ気がつけないことが多うございます。
反省しなければ。
神社の奥には深い緑に囲まれた霊泉がございます。
そこに身を浸し、土地神様に祈りを捧げましょう。
長女ちゃん、すみませんが白装束を出しておいてくださいね。

ああ、以前はわたくしのことをあんなに怖がっていた軽部様がわたくしたち家族一同をご実家にお招きいただけるなんて、本当に感無量でございます…。

>それと、軽部さんの実家が梨の生産が盛んであるのなら梨を用いたお酒、ワインが見つかるといいですね。

ご実家は梨の生産第一位の県だそうですわ。
砂丘と伯耆富士、そして妖怪大博士のご生地として有名な県でございますね。
きっと梨由来の名品が沢山あるに違いありませんわ。

92 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/09/22(Tue) 08:59
訂正でございます。

>>90

>その方は日本のキリシタン大名の家来の女忍者さんだそうで、ご主君が禁教令に触れて国外追放になったとき付き従い、その方の命を受けて伊太利亜ま参られたのだそうです。
×)伊太利亜ま参られた
○)伊太利亜まで参られた


>>91

>今から甘美な味わいが奥地に広がる思いです。
×)奥地
○)お口

>砂丘と伯耆富士、そして妖怪大博士のご生地として有名な県でございますね。

かの大博士のご生地は大阪府で、幼少期に鳥取県にお引越しされたそうでございます。
三女ちゃんが間違いを指摘してくれました。

大変失礼いたしました。

93 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/09/26(Sat) 22:35
秋の味覚をどれくらい言える?

94 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/09/27(Sun) 07:50
>>93

そうですね、う〜ん。
椎茸、松茸、本占地、梨、栗、葡萄に薩摩芋、里芋、秋鮭、秋刀魚ときたら、戻り鰹も楽しみで。
忘れてならない新米は、故郷は北陸米どころ…。
ええと、これで十二ですね。

今は多くの食材が、季節を問わず並ぶのは大変助かりますが、旬のお味が店頭に並ぶのも、空より降る陽光の優しみ、野に咲く花の色形と共に秋の訪れを嬉しく感じさせてくれますわ。
それにしても、直ぐに思い出せる種類が少なくて、わたくしもまだまだ日本の秋を知らないと少々恥ずかしゅうございます。

筆頭にあげた椎茸は殊の外思い出が懐かしゅうございますね。
昔々、我が侯爵家の領地に女忍者の方が行き倒れていて…っと、この話は割愛しましょう。
その方が望む教皇庁との繋ぎをわたくしが担ったお礼に、故郷より持ってこられた干し椎茸をいただきました。
当時椎茸は人工栽培が出来ず非常に貴重なものだったのですが、使命を果たせたそのお礼としてくださったのです。
その方は国外追放されたご主君に手料理をお作りしていたそうで、お料理の腕も堂に入ったもの。
我が城館の厨房で料理をお作りする姿は何とも優美でいらっしゃいました。
きっと遠くにいるご主君のことを想っておられたのでしょう。
常在戦場、されどお心は常にお慕いする殿方のところへ…。

それゆえでしょう、わたくしが初めて食した「茶碗蒸し」なる日本料理の優しい味わいと来たらございませんでした。
あ、そうそう、それで思い出しましたが、秋の味の一つに茶碗蒸しに入れる「銀杏」がございましたわね。
そして、同じく茶碗蒸しに入る「柚」も11月ごろからですから、晩秋の味わいでございましょう。
これで思い出せたのが十四でございます。

「柚」…、この言葉の響きになぜかうっとりしてしまうのは、深け行く秋の情緒を思い出すからだけではない気がいたします。

(ローカルルールにございますとおり、基本sageでお願いいたします)


95 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/09/27(Sun) 17:50
>>93
>>94(アーチェロお嬢様)

既にお嬢様がお答えになっておりますので、せいぜい私は付け加える程度になりますが…。
南瓜(かぼちゃ)も、秋の味覚の一つですね。
ハロウィンイベントも近づいておりますし、様々なお店ではハロウィンに向けた商品も
目立つようになって参りました。

というわけで、行きつけの青果店さんで南瓜を買ってきたんですよ。
他にも、椎茸、トマト、色々と…。
そういえば行きつけの青果店のお姉さんが、「年々マツタケは入荷が難しくなってる」と仰っておりました。
夏の鰻のように、秋の味覚の王様である松茸も入手が困難になっているのは残念ですね。

>>93さんは、既にどのような秋の味覚を食されましたか?
イベント等と合わせて、楽しんで下さいませ。
では折角ですし、今宵はそれらを味わっていかれては如何ですか?

ではお嬢様…。今宵の夕餉はこちらになります。

・秋刀魚とトマト、椎茸のソテー
・南瓜のラタトゥイユ
・南瓜のスープ

前回は和食でしたので、お約束通りお次は洋食風に秋の味覚を味わって下さいませ。

>わたくしが初めて食した「茶碗蒸し」なる日本料理の優しい味わいと来たらございませんでした。

まあ、お嬢様も茶碗蒸しに懐かしさをお感じになるのですね。
実は、私もです。
母が容器に入れて準備した茶碗蒸しが冷蔵庫に入ってあるのを見て、夕食の時間が楽しみになったのは
故郷の良き思い出です。

ではデザートは、少し変わったものを準備致しましょう。
こちらはプリンをアレンジした、茶碗蒸し風プリンです。
普通の茶碗蒸しに入っている鶏肉、椎茸、三つ葉、銀杏、柚、蒲鉾などの代わりに、
アーモンド、ナッツ、各種ドライフルーツ(マンゴー、パイナップル、ブルーベリー等)を入れるんです。

お出しする際に少し温めると、味わい深くなりますよ。
お口に合えばよろしいのですが、どうぞ…。

>「柚」…、この言葉の響きになぜかうっとりしてしまうのは、深け行く秋の情緒を思い出すからだけではない気がいたします。

………。
(頬を染めながらも、嬉しさを?み締めております。)

お嬢様、秋の味覚とは違いますが、秋を代表する花である金木犀が咲く時期になりましたね。
金木犀というと、再会を果たし共に暮らし始めた母と叔母を思い出します。
(柚明エンド参照)

そして私は、お嬢様と共に小路を歩みながらその香りと共に幸せを実感するのですね…。(微笑)



96 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/09/28(Mon) 07:58
>>95(柚葉さん)

>南瓜(かぼちゃ)も、秋の味覚の一つですね。

まあ、そうでしたわ。
ハロウィンの名脇役の南瓜がございましたね。
この時季はお颯様の青果店でも鮮やかなオレンジ色のペポカボチャが目を引きますわね。

>そういえば行きつけの青果店のお姉さんが、「年々マツタケは入荷が難しくなってる」と仰っておりました。

まあ、そうなのですか?
日本の秋の味覚のプリマドンナが舞台から去られるのは何と寂しいことでしょう。

…ふむ、でしたら我が家がお役に立てるかも知れませんよ?

我が家の広壮な敷地にはたくさんの樹々が繁っておりますけれど。
松茸の苗床となる赤松の林もございましてよ。
日当たりが良くて水はけも風通しも良し、幸い今年は残暑が穏やかで涼しいと、生育の条件も揃っております。

そしてここからが大事なのですが。
わたくしがおりますことで林の魔の気がとても濃くなっておりますゆえ、そこには妖精さんが多く集うようになっておりますわ。
そう、彼らは森や林に集って楽しく歌い踊るもの。
これは、生きた樹の根に生える松茸のような「共生菌」にはとってもおあつらえ向き。
その宴が森と地面を活性化させキノコの生長を促し、いわゆる「フェアリーリング(妖精の輪)」を作るのですよ。

(というわけで、赤松の林にやってまいりました)

まあまあ、これは期待した以上ですわね。
林のそこここに、松茸の輪ができておりますわ。
ですが、ここはもう妖精さんの宴の場。
勝手に採ってはなりませんわ。

妖精の皆様、ちょっとお邪魔いたします。
この家の主、アーチェロ・カルミーニオでございます。
不躾ではございますが、こちらの宴の輪をわたくしたちにいただきたいのでございます。

もちろん只でとは申しません。
今宵我が家では秋の味覚尽くしの夕餉をいただきます。
そのお料理をお裾分けさせていただきますわ。
メニューはわたくしもまだ存じませんが、我が家のメイドの羽藤柚葉さんが作りますのよ。
あらあら、全員コクコク頷かれて、一も二もなくお許しくださいましたわ。
柚葉さんのお料理の美味しさは、この土地の妖精さんたちにも有名なのですね。

え?
「あちらのフェアリーリングも持って行ってくれてかまわぬ。」
と、そう仰いますの?
まあまあ、ありがとうございます。

(かくて大きなフルーツバスケットいっぱいにいただいた松茸のうち一部を我が家に、そして残りをお颯様のお店に卸させていただきました)

ふう…、柚葉さんのお料理のお陰で妖精さんたちにもお颯様にも喜んでいただけましたわ。
では戻りましたら、夕餉を楽しみましょう。
妖精さんたちの分へのお裾分けもちゃんとお届けしなくてはね。

(申し訳ございません。続きます)

97 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/09/28(Mon) 08:00
>>95(柚葉さん)(続きです)

>ではお嬢様…。今宵の夕餉はこちらになります。

ああ、このソテーのいくつもの味の合わさった濃厚な味わい…。
秋刀魚の上品な味わいをトマトの酸味が爽やかに引き立て、椎茸の旨味がさらに興を添える。
ラタトゥイユは南瓜のふくよかな味とトマトの旨味が重なって幾重にも舌を刺激する。
南瓜の濃厚なスープの甘味が喉を撫でていく快感よ…。

はあ、お見事でございます。
今宵すっかり涼しくなった秋の夜に、心温まる芳醇な味わいが次々とお腹に納まっていく満足感は例えようもございませんわ。

ふふふ…。
「料理を運んでもらうより熱々の出来立てをいただきたい。」
とやってこられた小さな妖精さんたちも、いつものように歌い踊るのではなくお料理に心を奪われたようにうっとりとなさっているわ。
柚葉さんのお料理でみんながこんなにも幸せな時間を共有できる…。
なんて幸せなひと時なのでしょう。

>母が容器に入れて準備した茶碗蒸しが冷蔵庫に入ってあるのを見て、夕食の時間が楽しみになったのは
>故郷の良き思い出です。

ご母堂様が柚葉さんのためにお作りになる茶碗蒸し…。
さぞお優しい、心から幸せになれるお味なのでしょうね。
お二人の愛に満ちた夕餉の光景が目に浮かんでまいりますわ。

そして、茶碗蒸しの如く温かなプリンだなんて思いも寄りませんでしたわ。
口に含むたびに滑らかに解けるカスタードの中から現れる粒々の様々な味わいがまた格別でございます。

>(頬を染めながらも、嬉しさを?み締めております。)

あら、どうかなさいましたの、柚葉さん?
そんな嬉しそうな可愛らしいお顔をなさって。

…何故でしょう、わたくしも頬が火照ってまいりましたわ。
わたくし何もしておりませんのに、これはいったい何なのでしょう??

>お嬢様、秋の味覚とは違いますが、秋を代表する花である金木犀が咲く時期になりましたね。
>金木犀というと、再会を果たし共に暮らし始めた母と叔母を思い出します。

ご母堂様と叔母上様が、秋空の下仲良くお買い物に出かけられるお姿がとても和やかでいらっしゃいますね。
長い苦難の時を共に乗り越えられた二つの心はどれほどの幸せを感じていらっしゃることでしょう。
風に乗って薫ってくる金木犀の薫りも心安らいで楽しまれたことでしょうね。

「天高く馬肥ゆる秋」に体重計の針を気にしていらっしゃる叔母上様が可愛らしいですわ。
でも、秋刀魚はやはり脂を抜かないで差し上げてくださいませ、ご母堂様。

そしてわたくし、重大なことを知りましたわ。
もうすぐお二人の誕生日でいらっしゃるのですね。
わたくしからも何か贈り物をさせていただかねば。
沢山の松茸、それに本占地も取れました。
お贈りしたら喜んでいただけるかしら?

そして添える手紙にはぜひ書いておきたいです。

「わたくしたちは、ちゃんと幸せに暮らしています」
と。


98 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/09/28(Mon) 12:31
う〜ん、セルフツッコミですが。

>>97

>「わたくしたちは、ちゃんと幸せに暮らしています」
>と。

これは、わたくしからご母堂様に申し上げるのは不遜な気がいたしますわね。
実の娘である柚葉さんが心からそう思ってくださっているときのみ、したためられる言葉でしたわ。

わたくしは、故郷への手紙にこう書くといたしましょう。
松茸と占地、そしてそのレシピと一緒に。


99 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/09/30(Wed) 19:38
クッキングパパって知ってる?

100 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/09/30(Wed) 20:08
お嬢様にハコフグを献上しよう。つ「ハコフグの味噌詰め焼き」

101 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/09/30(Wed) 21:16
>>99

お噂は少し聞いたことがございます。
たしか福岡市にご在住の玄人はだしのお料理上手な方でしたかしら?
遠いところにお住まいなので、もちろん面識はございませんけれど。

彼の方でしたら、今の時季の旬の食材を使ったお料理をたくさんご存じでしょうね。
聞いたところでは定番の松茸の他にも、釣ったばかりの新鮮なハゼを料理されたとか。
天ぷら、唐揚げ、甘露煮とどれもご家族や仕事仲間に釣り友達、みんな揃って笑顔でご賞味されたそうですね。

わたくしも一度鱧を釣ったことはございますが、また自分で秋の美味を釣ってみたいものですわ。
我が家には彼のパパさんにも劣らぬお料理名人がいますから、その味わいはきっと素晴らしいものになりましょう。


>>100

まあ、これはお珍しい料理をありがとうございます。
でも「献上」だなんて、恐縮してしまいますわ。
かつてカルミーニオ侯爵家領地の領民からいただき物をした時代ならいざ知らず、今のわたくしはただの小娘なのですから。

…なるほど、五島列島の名物料理、かの「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」で有名な彼の島の名物料理なのですか。
母が江戸時代の長崎のオランダ商館にいたことがありますが、ぶらりあちこち旅行に出かけて食べ歩きも楽しんだのですけれど。
大胆にも隠れキリシタンの里まで入って、お料理をいただいたとかで。
この料理も食べたという話は、伊太利亜の城館にいたわたくしも土産話に聞いたことがありますわ。

これがそのお料理を食する機会をいただけるなんて嬉しいです。
ですが、フグですのに毒はありませんの?
…なるほど、トラフグなどが持っている内臓の毒は無いけれども体表のぬめりに毒があるので、それを綺麗に洗い落としてから料理するのですか。

どうもありがとうございます。
いただくばかりでは申し訳ございませんので、我が家で採れた松茸と本占地をお裾分けいたしますね。

本当に、母に聞いてから数百年経っていただく日本の郷土料理、どんなお味がとても楽しみですわ。


102 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/09/30(Wed) 21:20
100まできましたね

103 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/09/30(Wed) 21:35
>>96-97(アーチェロお嬢様)

>わたくしがおりますことで林の魔の気がとても濃くなっておりますゆえ、そこには妖精さんが多く集うようになっておりますわ。
>そう、彼らは森や林に集って楽しく歌い踊るもの。

まあ…。それは素敵ですね。
妖精さんの姿が見られるとは、女の子には一つの憧れとも申せましょう。
ですが、私の霊力だけでは気配を感じ取るのが精一杯なのです。
お嬢様、御力を貸して頂けますか?

(お嬢様と手を繋ぎ、精神統一)

まあ!可愛い!
いえいえ、初対面で浮かれてばかりではいられません。
妖精さんの領分に少なからず踏み込むのです。
きちんと、礼儀を弁えなければ。

>ふう…、柚葉さんのお料理のお陰で妖精さんたちにもお颯様にも喜んでいただけましたわ。

はい、日頃お買い物以上に多くの事でお世話になっているお颯さんに恩返しが出来ただけでなく、
可愛らしい妖精さんの宴を目にすることが出来るとはとても貴重な体験をさせて頂きました。
お嬢様、有難うございます。(ぺこり)

それにしても…。あの妖精さん達の嬉しそうな顔…。
お料理をお出ししながら自然と表情が綻んでしまいました。(微笑)
機会があれば、また交流の機会を頂きたいものですね。

>もうすぐお二人の誕生日でいらっしゃるのですね。
>お贈りしたら喜んでいただけるかしら?

はい、それはもう喜んで頂けると思います。
夏から秋へ季節が移り替わるこの時期は、母と叔母が運命を乗り越えて再会を果たした忘れられない時…。
オハシラサマへのご挨拶も兼ねて、叔母はよくこの時期は経観塚のお屋敷へ足を運ぶのですよ。
そして金木犀の花の香りと共に、その時の喜びを語ってくれました…。

この時期に母が出してくれた秋刀魚、松茸ご飯、茶碗蒸し等の秋の味覚尽くしは
幼い頃からの楽しみで、叔母も大好きなんです。
未だに母は落語好きの叔母に、

「桂ちゃん、秋刀魚の脂は抜いた方がいいかしら?」

と冗談を口にして、

「もう〜、お姉ちゃんったら〜!」

と他愛のないやり取りをしてたんです。
それが叔母から、「目黒の秋刀魚」のお話を聞かせてもらう切っ掛けになったんですが。
これだけの松茸があれば、更に豊かな食卓になるでしょう。
母も叔母も、きっと喜んでもらえます。

>これは、わたくしからご母堂様に申し上げるのは不遜な気がいたしますわね。

いえいえ、そのように謙遜なさる必要はありません。
お嬢様が幸せであると実感出来ているという事は、その幸せに家人の一人として貢献できている
何よりの証です。
それこそが、私のメイドとしての誇りであり日々ご奉仕する励みともなります。

では共に、お手紙をしたためましょう。写真も添えて…。
本日の宴の光景を見れば、
「わたくしたちは、ちゃんと幸せに暮らしています」
という事が、母にもお嬢様の故郷の皆様にも伝わる筈ですから…。

「いつまで二人の世界に浸っている?お代わりはまだか?」

あら…。申し訳ございません屋敷神様。
すぐに、お代わりをご用意致します。(ぺこり)





104 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/09/30(Wed) 21:42
>>102

お客様がお出で下さり、我が家のメイドさんが微笑みを絶やさずおもてなしをしてくれる。
そのお陰で建て増ししたこの新館も笑顔と会話が絶えることがございません。
まことにありがたいことでございます。

ちょうどお庭の栗の木より落ちた栗の実を集めてまいったところでございます。
少し頑張って栗の甘露煮に挑戦してみました。
よろしかったら深け行く秋の夜長のお供になさってくださいませ。

105 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/09/30(Wed) 21:44
>柚葉さん

ごめんなさい、今宵はここまでとさせていただきますね。


106 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/09/30(Wed) 22:03
>>99

はい、知っていますよ。
巻数は既に150巻を超え、アニメ化もされた有名な作品ですね。
母が読んでいた事もあり、多少は私も知っています。
アニメでは、かの有名な映画俳優さんの専属ともいえる役者さんが演じておられましたね。

「あっ!クッキングパパの声って映画のあの人の声だよね?」

と聞いて、父がその通りだと答えてくれたのは良い思い出です。
頼もしくて優しいお父さんのイメージが、見事に合致していたと思います。

>>100
>>101(アーチェロお嬢様)

これは素敵な贈り物を、有難うございます。
流石に私も、未だふぐに関する免許は取得しておりませんので
このように直ぐに食することの出来るものを頂けるのは本当に助かります。

>母が江戸時代の長崎のオランダ商館にいたことがありますが、ぶらりあちこち旅行に出かけて食べ歩きも楽しんだのですけれど。

まあ…。もし奥方様が同席されたのなら当時の思い出を語って下さるかも知れませんね。
美食家である奥方様の事ですから、このお料理のお味を大いに理解なさっている事でしょう。

少し調べてみたのですが、漁師さん由来のお料理でもありやはり日本酒との組み合わせは
格別のようですね。
日頃お世話になっている、この街の神社の土地神様がとてもお喜びになりそう…。

我が家だけでなく、色々な方に味わって頂きたくなる素敵な贈り物に心から感謝致します。
それではお返しに、我が家のお嬢様からの秋の味覚の贈り物を…。
ご家族の皆様と、召し上がって下さいませ。

>>102

毎回到達する度に、お嬢様と共に達成感と喜びを実感しております。
では、今後ともよしなに…。







107 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/09/30(Wed) 22:10
>>105(アーチェロお嬢様)

はい、今宵も有難うございました。お嬢様…。
どうぞ、ゆっくりとお休み下さいませ。
私もお片付けが終わりましたので、入浴後は暫し寛ぎのお時間を頂きます。

今日で9月も終わり、明日は十五夜ですね。
こちらに向けても、準備を進めております。

ふふっ…。気付いてみれば行事やイベント尽くしの季節ですね。
季節の移り変わりやそれに伴う行事をお嬢様と共に楽しめる日々こそ、
掛け替えのない何よりの宝物です。(微笑)

108 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/10/01(Thu) 17:21
>>(アーチェロお嬢様)

ふふっ…。今宵は十五夜…。
秋の満月を、お屋敷の星見台で楽しみながら宴を催しましょう。
そろそろお嬢様も、お帰りになる頃ですね。
社交部の皆様も一度自宅にお帰りになられて、集合するのは18:30…。
それまでに、準備を進めておかなければ。

私は本日の講義は14:00過ぎには終わりましたので、午後を心置きなく
お買い物等に費やす事が出来ました。
土地神様の神社では先日お嬢様と共にご挨拶に出向き、純米吟醸『夜半の月』を奉納した後
敷地内の霊験あらたかなススキを頂戴致しました。
勿論、十五夜にススキと共に欠かせないのは定番のお月見団子ですね。
普通の餡子入りもですが、南瓜の餡子入り、薩摩芋の餡子入りのものも準備しておきましょう。
行きつけの青果店さんの秋の味覚、しっかりと使わせて頂きます。

それと、夕餉には和洋折衷のメニューを準備しましょうか。

・十五夜の和風あんかけオムライス
・十五夜茶碗蒸し(栗、南瓜を使用)
・白玉団子入りけんちん汁
・お月見ミルクプリン(デザート)

お嬢様とご一緒に話題にしてから、茶碗蒸しが我が家のメニューにおけるちょっとしたブームかしら。(微笑)
でも、卵は満月をイメージする代表的な食材ですから十五夜のレシピには欠かせませんね。

ん…。もしかしたら、今宵は社交部の皆様だけでなく意外な方が来訪されるかも…?
いえ、お嬢様曰く神出鬼没、風に乗って何処にでも自由に現れる御方ですから
決して意外ではないでしょう。
ならば、少し多めに準備をしておいても大丈夫でしょうね。
屋敷神様もお腹を空かせて楽しみにしていらっしゃるでしょうし…。
来訪されたのなら夜更けまでお話が弾むことでしょう。

それにしても、このお屋敷のお嬢様自慢の星見台は催し物に欠かせない素敵な場所となりました。
今宵は「月見台」となりお月様が主役ですが、その輝きを彩るのも周囲の数多の星々…。
夕陽と共に、宴の時間も近づいて参りました。
では、今宵もお嬢様とこのお屋敷のメイドとして皆様に精一杯ご奉仕致しましょう。


109 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/10/01(Thu) 19:46
これでもどうぞ食べてください。つお月見ウサギまんじゅう

110 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/10/01(Thu) 20:45
>>109

まあ、可愛い♪
お月見に相応しい、可愛らしいお土産を有難うございます。
綺麗な満月を前にして、今にも愛らしく跳ね回りそうですね。

幼い頃でしたら、

「食べちゃうのがかわいそう…。」

なんて思ったかもしれませんが、お菓子である以上、月と共に愛でながら頂くのが礼儀というものですね。
では、代わりにこのお月見団子をどうぞ…。
普通の餡子入りのものと、南瓜餡入り、薩摩芋餡入りのものもあります。

まだ宴は始まったばかりです。
今宵はゆっくりとしていって下さいませ。
少し、肌寒さも感じられるようになってきましたね。
温かいお茶を淹れましたので、こちらもどうぞ…。

111 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/10/02(Fri) 19:58
中秋の名月は逃してしまったけれど、今夜の満月や31日のブルームーンと
お月見イベントは盛沢山あるから気を取り直してくださいな、お嬢様達。

112 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/10/02(Fri) 20:05
今日は豆腐の日なんだって、知ってた?

113 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/10/02(Fri) 23:02
>>103(柚葉さん)

>ですが、私の霊力だけでは気配を感じ取るのが精一杯なのです。
>お嬢様、御力を貸して頂けますか?

はい、わたくしの魔力が柚葉さんのお役に立てるのでしたら喜んで。
それに、これは柚葉さんにぜひ見ていただきたい世界でございます。
さあ、お手をどうぞ。

>(お嬢様と手を繋ぎ、精神統一)

(はっ、思わず指と指を搦めてしまいましたわ。
 なんだか、ドキドキしてまいりました。
 いけませんわ、わたくしの気の乱れを悟られてしまっては。
 こういうことに聡いお人が、今日本に滞在していますゆえ、またからかいのネタにされてしまいますわ。)

よかった…、人間の目に見えてしまうと妖精さんは緊張してしまうことが多いのですけれど。
柚葉さんのお優しいお心映えと高雅なたたずまいは、妖精さんさえも惹きつけてしまいますのね。
皆さんの少しばかりの驚きの表情は、むしろこんなにも異種族の領域に自然に溶け込んでしまえる人間がいるとは思わなかったからでしょうね。
あらあら、皆さん小さな羽をパタパタと羽ばたかせて、柚葉さんの周囲を舞っていらっしゃる。
まるで一流の画家の手になる絵本を見ているかのようだわ。

>それにしても…。あの妖精さん達の嬉しそうな顔…。
>お料理をお出ししながら自然と表情が綻んでしまいました。(微笑)
>機会があれば、また交流の機会を頂きたいものですね。

柚葉さんのお料理の美味しさは種族の壁などものともなさらないのは、本当に素晴らしいですわ。
ですが、人間のおもてなしをこれほど心から楽しめる、というのはそうそうあることではございません。
哀しいことですが、人間に居場所を狭められひっそりと生きている者も多く、人の気配には自然身をすくめてしまう、妖精はそれほどかそけき者。
ゆえに人のいる場所へ自ら来て食事を共にするというのは、その人間がどれほど心優しく心豊かで異世界と睦み合える感性を持っているか、その証しなのですわ。

「そうよの。この人の娘のもてなしの返礼に、今度はぜひ森の中で宴の席を設けたい。」

まあ…、妖精の姫様もそう仰って下さいますのね。
わたくしたちはちょうど「妖怪社交部」を立ち上げたところなのですよ。
ぜひ皆々で妖精の輪を囲んで楽しく盛り上がりたいものでございます。

>この時期に母が出してくれた秋刀魚、松茸ご飯、茶碗蒸し等の秋の味覚尽くしは
>幼い頃からの楽しみで、叔母も大好きなんです。

大切な人との絆の中に楽しい会話や美味しいお料理や、いろいろな思い出が凝縮されている…。
毎日のわたくしたちの夕餉を思い返すと、我が事のようにお二人のお喜びが胸に迫ってまいりますわ。
では、ぜひぜひ松茸をお送りしなければ。

「人というものは、ほんに松茸が好きなようじゃのう。
 では、この次に森に来られるときは広葉樹の雑木林にも入って松茸を狩るが良いぞ。」

松林でないのに松茸が生えているのですか?

「ああ、とても良い香りがすると人が惹かれてやまぬ茸よな。
 ただし人間はこれを『馬鹿松茸』と称しているらしいが。
 松林でもないのに生えるから、というてな。」

…あるべき場所を決め付けられ、そこから外れると馬鹿呼ばわりされる、だなんて…。
何だか、他人事とは思えなくて身につまされますわね。
馬鹿松茸さんとは気が合いそうですわね。
食べちゃいますけれど。

では、近々また茸狩りにお邪魔させていただきますね。

(申し訳ございません、つづきます)

114 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/10/02(Fri) 23:03
>>103(柚葉さん)(つづきです)

>いえいえ、そのように謙遜なさる必要はありません。
>お嬢様が幸せであると実感出来ているという事は、その幸せに家人の一人として貢献できている
>何よりの証です。

柚葉さんにそう言っていただけると…わたくしの心にも勇気の灯がともってまいりますわ。
ですが、ご母堂様に心から幸せをお知らせするためには、何よりもまず柚葉さんに微笑んでいただきたいのです。
そして…、こうして人も、魔族も、神様も、妖(あやかし)も、妖精も…、皆が貴女のその笑みに心から救われている。
この人間界の一隅に、たしかに陰りなく輝く人の心が存在している…。
それは柚葉さんがわたくしと共に幸せでいてくださるからと…信じてもよろしいですよね?
それこそが、わたくしが人の世に生きていて得られた最高の幸せでございますわ。

では、わたくしたち二人で手紙を書きましょう。
ああ、文であるとはいえご母堂様にこの心の歓びをお伝えできるなんて。
なんと幸せなことでしょうか…。

屋敷神様、そんなからかうような目で見つめないでくださいませ。
照れているわたくしの姿など夕餉のおかずになどなりませんわ。

(今宵はここまでとさせていただきます。)


115 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/10/03(Sat) 13:46
>>106(柚葉さん)

>流石に私も、未だふぐに関する免許は取得しておりませんので
>このように直ぐに食することの出来るものを頂けるのは本当に助かります。

柚葉さんもお持ちでない免許と言うことは、人の命を預かる技能として厳重に取り扱われているのですね。
わたくしも過去にふぐで殺められそうになったことがあるので、ちょっと手を出しづらかったのですよ。
「日本びいきの貴女様のためにちゃんと調理したふぐをお持ちしました」
と言って持ってきたのが全くの嘘で猛毒入りのものを食す羽目になりましたの。
本当に狂信者の狩人と言うのはあの手この手で来られて困ってしまいますわ。
幸い、魔族の身で耐性に恵まれましたので事なきを得ましたが。

柚葉さんが免許をお取りになることがありましたら、真っ先に食べさせていただきたいですわ。
過去のイヤな記憶も雲散霧消しましょうから。

>まあ…。もし奥方様が同席されたのなら当時の思い出を語って下さるかも知れませんね。
>美食家である奥方様の事ですから、このお料理のお味を大いに理解なさっている事でしょう。

「美食家ってぇ、わたくしは、『女将を呼べ!』なんて言うより料理人のところに直接足を運ぶ方が気楽で良いわよぉ。」

…かの有名な日本の陶芸家よりもずっとあちらこちらに喧嘩を売った実績をお持ちかと思いますけれど。
なぜに、噂をした途端にこうも早くやって来られるのでしょう。
そして、お母様がいらっしゃったということは…。

「お腹空いた…。」

これは、画家のお嬢様、いらっしゃいませ。

「別に聞き耳を立ててなんかいないわよぉ。今夜はこの子が季節に合った絵を描いたっていうから、持ってきてあげたのよぉ。」

まあ、これは…これまで洋画にアクセサリーときて、そして今度は日本画でございますか?

群青の夜空、満月、薄の穂、月光の中で向かい合い両手の指を絡ませ合う…銀髪と黒髪の女性…
って、あのあのあの〜(あせあせ)。

「あげる。だから、ご飯…。」

は、はい、只今ご用意いたします!
(この絵を見たままジッとしているのはいたたまれません!
池永康晟さまや甲斐千鶴さまの絵を見た時と同様の胸の高鳴りに加えて、この絵の中の二人は、は、恥ずかしくて、あまりにも身の置き所がありませんわ!)

「まあ、うちの馬鹿松茸娘のことはおいといて、柚ちゃんにはわたくしの食べ歩きのこと、聞きたいならいっくらでも教えてあげるわよぉ。」

馬鹿松茸娘…って、言い方ぁ!
そして、やっぱり聞いていたんじゃないですかぁ!


>>107(柚葉さん)

柚葉さん、ゆうべはお客様がお出でのところ、先に休ませていただいてごめんなさいね。

>少し調べてみたのですが、漁師さん由来のお料理でもありやはり日本酒との組み合わせは
格別のようですね。
>日頃お世話になっている、この街の神社の土地神様がとてもお喜びになりそう…。

はい、「ハコフグの味噌詰め焼き」はたくさんいただきましたから、土地神様にもご奉納いたしましょうか。
どんな日本酒が良いものか商店街の酒屋様とも相談して、最高の組み合わせを差し上げたいですわ。

>ふふっ…。気付いてみれば行事やイベント尽くしの季節ですね。

今年も柚葉さんや皆様とご一緒に新しい思い出を作ってまいりたいですわ。
新たなお友達として妖精さんもいらしてくださって、きっと楽しい毎日になりましょう!

ハロウィンまではまだ間がありますが、今のうちにコスチュームをしっかり作っておきたいですね。
それから…旧暦の神無月には出雲のお社で神在祭がございます。
今年は新暦の11月25日から12月1日までとなっておりますが、土地神様からは
「この町の霊感のある娘たちには我の居らぬ間の街の清浄を保つ手伝いをやってもらいたい。
 なに、ただ毎日祈りを捧げればそれで良いゆえ、ぬしの家でも有志の者は手を貸してくれ。
 そして、おぬしは外より邪まな者が参らぬよう気を配っておいてくれると助かる。」
と頼まれておりますの。

皆様が安心して楽しい時が過ごせるお手伝いをわたくしができるなんて、本当に嬉しゅうございますわ。
良き十月を共に過ごしてまいりましょうね。

116 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/10/03(Sat) 16:19
>>108(柚葉さん)

>ん…。もしかしたら、今宵は社交部の皆様だけでなく意外な方が来訪されるかも…?
>いえ、お嬢様曰く神出鬼没、風に乗って何処にでも自由に現れる御方ですから
>決して意外ではないでしょう。

柚葉さん、只今帰りましたわ。
空から降る月の光がことのほか煌いて見えました。
社交部の皆様を迎えての星見の宴、ご準備いただいてお疲れ様でございます。

こちらの花瓶に生けていただいたススキが…まあ、穂の揺れるたびに月光を受けて艶々と光っておりますわね。
やはり、土地神様の霊験を受けたからなのでしょう。
地方に寄りましては魔除けともなるという花と伺っていますが、魔の気の強いこの家でもこんなに艶めいているのは、わたくしたちのことを受け容れてくれているのでしょう。
嬉しいですわ。

(すみません。レスが前後してしまいましたが、>>115の母の来訪はここに入ります。)

…。
馬鹿松茸娘…って、言い方ぁ!
そして、やっぱり聞いていたんじゃないですかぁ!

…ふう、とにかくこんな素晴らしい絵をいただいたからには夕餉にお誘いしないわけにはまいりませんわ。

「夕餉と宴、楽しみ…。」

わあ…夕餉がすっかりお月様尽くしですわね。
これは、真ん丸のオムライスの上に大根おろしに目鼻を付けたウサギさん、そして秋の風情の茸入りの餡をかけたのですね。
こんな和風の仕上げでしっかりオムライスのお味も引き立たせられるなんて意外ですわ。
茶碗蒸しには南瓜の濃黄色の鮮やかさが溶け出してこちらもきれいなお月様、南瓜の甘味が、鶏皮・海老殻・鰹節の出汁ととても相性が良いですわ。
けんちん汁にいくつも浮かぶ小さな白玉の満ちたる月、人参を星形に切ったお星さまとの白と朱の色合いの対比がカラフルですね。
白いプリンに浮かんでいるのは黄桃ですか。プリンの甘味に桃のコクが加わってとても深い味わいでございます。

卓囲み 灯火親しむ 月見かな…、ああ、満悦でございます。

「ふふふ…、日本ではどこで食べ歩きしても、どうしても柚ちゃんの味が恋しくなるわねぇ。」
「プリン、美味しい…。」

(社交部の皆様を迎えて、星見台に場所を移します)

…どうして、いただいた絵がこの場所に飾ってあるのでしょう?

「だってぇ、星見の宴に相応しい絵じゃないのぉ、飾っちゃダメなのぉ?」
「ダメなの…?」

あああ、お嬢様目に涙を溜められないで。
…わかりました、飾らせていただきます…。

ですが、今宵は空の月をこそご覧になってくださいませ。
街の外れのこの場所は、周囲は森に囲まれて街の灯は遠く、お月様の輝きを妨げるものはございません。
わたくしもただこの密やかなる光の舞い降りる時間を静かに味わっております。
と言いつつ、団子に手を伸ばさないわけには参りませんけれど。

それにしましても、緑茶に加えてこちらの紅茶…団子の濃厚な甘味にもとても合っておりますわね。
夏摘みの「ダージリン・セカンドフラッシュ」とのことですが、やはり丹精込めた淹れ方が決め手でございましょう。
三種類のお団子それぞれの個性ある甘味を全て優しく受け止めて、すっきりした口当たりの中に団子の味をしっかり引き立ててくれて素晴らしいですわ。

そして、今日はわざわざお出で下さった管弦楽部の皆様の演奏を得て、ささやかではございますがお月様をシャンデリアにダンスのひと時をお過ごしください…。

柚葉さん、今宵は貴女のお陰で本当に心躍るこの時を得ることができました。
ありがとうございます、本当に。

…どうか、わたくしにお手を。
今宵わたくしの最も愛しい時間を、わたくしと共にしてくださいませ…。

117 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/10/03(Sat) 18:22
>>109

あらあら、これはまた可愛らしいお菓子ですのね。
今日の宴にこんな素敵なものを持ってきてくださるなんて。
どうもありがとうございます。

なんでしょう、この思わず手のひらに載せてじっと見入っていたくなる可愛らしさは。
そして、うさぎさんたちと一緒に入っている真ん丸で淡い黄色のお饅頭のお月様。
ちゃんとお月様と一緒でうさぎさんたちも手のひらの上で踊り出しそうだなんて、菓匠の方のセンスに脱帽でございます。

つくづく東洋の人間のお月様を見る美のセンスは素敵ですね。
まさか、月でうさぎがお餅をついている情景を思い浮かべるなんて。
初めて聞いたときは不思議でしたけれど、お月様をじっと見ていると確かにそんな風に見えてきて、思わずため息が出てしまいました。
ため息が出ただけではなく、気分がふっわふわに上がってしまって、思わずうさぎさんに化けて野山を駆け回り、
オオカミに追い回されたのも懐かしい思い出でございます。

伊太利亜では、「茨をかつぐカインの姿」とか「カニ」とか言われていましたけれど。
うさぎさんがお餅をついている、そんなメルヘンな想像がわたくしは大好きでございます。

では、引き続き宴をお楽しみくださいませ。
紅茶のお代わりはいかがでございますか?


>>111

今宵の満月も本当に素晴らしいですが、ブルームーン…暦月の第2の満月が見られるというのも嬉しいですよね!
そして、青い月を見ることは稀であるため、「極めて稀なこと」を意味するんですから、私にとってはとても嬉しいお月様ですわ。
だって、こうして人間のみんなと一緒に宴を楽しめるのですもの…。

今回はススキを生けてお月様をお迎えしましたけれど、ブルームーンの夜には同じ名前を持つ藤色の薔薇を生けましょうか。
あるいは、ススキと一緒に一つの花器に生ける、というのはどうかしら?

もし、フラワーアレンジメントにお詳しいようでしたら、教えていただけると嬉しいですわ。


>>112

お豆腐の日?
…なるほど、10と2で「とお(う) ふ」でございますか。
なるほどなるほど、巧いこと考えましたわね。
ああ、それで商店街の豆腐屋様でいろいろな新作豆腐が並んでいたのですわね。
卵黄を載せた「お月見豆腐」も売っていましたけれど、我が家はメイドさんの素敵なお料理が並ぶので買い控えましたわ。
この次行ったときまだありましたなら、お夜食用に買ってみようかしら。

日本にはこうした食べ物にまつわる「○○の日」が多くて面白いですね。
1月15日が「いちごの日」というのは分かりやすいですが、
毎月22日がショートケーキの日と聞いたときは「?」でした。
理由が、カレンダーで22日の真上が「15」で『いちごが載っているから』だなんて、よく考えたものですわ。

毎月3、4、5日は「みたらしだんごの日」、『み(3)たらし(4)だんご(5)』だからなんですってね。
これで明日のおやつは決まりでございます。
必ず和菓子屋さんに言ってまいりますわ。


118 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/10/03(Sat) 19:03
お嬢様は長生きだから生きている間に月面旅行にいけそうですね

119 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/10/03(Sat) 19:23
>>118

まあ、その考えはございませんでした。
そうですわね、いずれ人類が今よりももっと簡便に、安全に月へと参れる交通手段を開発したならば、行ってみたいですわね。
かつては翼をもつわたくしたちは地上の人間を見下ろしたものですが、今は人間の翼ははるか彼方まで届くようになりました。
かつてアポロの月着陸の中継を見た時もそうですが、本当に人間の未知の旅への熱情は凄い、と思い知らされてしまいます。

ですが、そのような旅行を行うのでしたら、今この宴を囲む皆さんと…なかんずくこの場をこんなに素晴らしい一夜にしてくれたわたくしの大切な女性(ひと)と共に参りたいものでございます。
素敵な体験は人と共有してこそ本当に掛け替えのないものになりましょうから。

貴方様ともご一緒できると嬉しいですわね…。


120 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/10/04(Sun) 17:24
好きな映画とかありますか??

121 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/10/04(Sun) 22:00
>>115-116(アーチェロお嬢様)

>なぜに、噂をした途端にこうも早くやって来られるのでしょう。
>そして、お母様がいらっしゃったということは…。

ご無沙汰しております、奥方様…。(ぺこり)
そして、画家のお嬢様もお元気そうで何よりです。

“噂をすれば”と申しますが、おもてなしをさせて頂く私の立場としては
半ば期待しておりました。
こうして日ノ本の秋の行事を、お嬢様と共に楽しんで頂ければ何よりの事でございます。

>「お腹空いた…。」

はい、無論準備は出来ております。
本日は社交部の皆様にもお越し頂いておりますので、共に盛り上がって下さいませ。

>群青の夜空、満月、薄の穂、月光の中で向かい合い両手の指を絡ませ合う…銀髪と黒髪の女性…
>って、あのあのあの〜(あせあせ)。

これは…。ふふっ…。(微笑)
この幻想的な風景…。
そしてお嬢様と私を参考にして頂いたのなら、今宵はこれ程嬉しい贈り物は他にございません。
私は、お嬢様との絆を他の方にもご理解頂けた記念の品として、大事に飾らせて頂きます。

さあ、お茶のお代わりをお持ちしましょう。

>そして、今日はわざわざお出で下さった管弦楽部の皆様の演奏を得て、ささやかではございますがお月様をシャンデリアにダンスのひと時をお過ごしください…。

ふふっ…。「†吸tie Ladies†」の歌詞を思い出してしまいますね。
今宵は正に、お月様の見下ろすこの星見台がダンスホール…。

>…どうか、わたくしにお手を。
>今宵わたくしの最も愛しい時間を、わたくしと共にしてくださいませ…。

はい、喜んで…。(微笑)
画家のお嬢様からの贈り物のように、絆を確かめ合いましょう…。

皆、思い思いに踊っていらっしゃいますね。それも月夜の夜風の如く、たおやかに…。
これもまた、学校やお屋敷での社交部の活動を通しての賜物でしょう。
お嬢様が育んできた絆と努力を示す一つの在り方であることを、奥方様にも理解して頂けたかと思います。

あちらでは画家のお嬢様にダンスの手ほどきをしながらも、嬉しそうに皆と私達を見ていらっしゃいますね。
やはり、母の愛は私達を照らす今宵の月光の如し、ですね。
奥方様が日ノ本におられるのであれば、私の母とも再会できる日を願っておりますわ。
そうですね…。この次は、共にオハシラサマのお膝元で…。

(申し訳ありません。今宵の返信はここまでとさせて頂きます。)

122 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/10/07(Wed) 19:52
>>111

はい、秋は本当に月に関する行事やイベントが目白押しですね。
特に今年の10月は、1日はお月見、31日はブルームーンとなっていますから。
やはり秋において、月は季節の象徴と言えましょう。

出来ればブルームーンにも、何か催し物が出来ればと思いますので、考えておきましょう。
最もその前に、ハロウィンイベントがあるのでそちらを終えてからになりますが。
もしこの星見台においてお嬢様が青い着物、またはドレスを纏ってお立ちになられたなら…。

ブルームーンに照らされて光り輝く銀髪と、人を癒すと言われる青い輝きと身に纏って
皆様を魅了してしまうでしょうね。(微笑)

>>112

はい、日付の語呂合わせですね。
確か商店街ではお月見に続いてお豆腐屋さんやスーパーでも
お豆腐のイベントが行われていました。

うかうかしていると、見逃してしまう日付も意外と多いですね。
そのような時は、大抵お買い物中に思い出したり知ったりする事が多いです。
ちょっとお得な値段で買えたり、当日限定の美味しいものが店頭に並んだり…。
日々のお買い物を、それらのイベントが更に楽しいものにしてくれますね。

>>118

ええ…。もし私達が存命である間に実現して下されば素敵ですね。
アポロの月着陸は私の生まれるより大分遡ることになりますが、
人の未知への挑戦が遂に月へと降り立つに至ったのを目にしたお嬢様の感想は、
どれ程のものだったでしょう。

そういえば有名なペプシコーラのCMで、宇宙旅行のプレゼントという企画がかつてあったそうですが
やはり実現が難しく頓挫したという話を聞いたこともあります。
ですが、実現が容易ではないからこそそれを目指すのも人の英知というもの。
お嬢様としては、人の英知が良き形で実現する事を願いながらこれからも生きていかれる事でしょう。

願わくば、私も歴史の1ページが実現するのを共に目にしたいものですね。


123 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/10/07(Wed) 20:05
>>120

映画に関してはジャンルを問わず、色々見てきました。
特に父が、洋画が好きだったもので…。
若干アクション系のものを多く見ていた気がしますね。
趣味に関しては何かと父の影響が大きくて、男性的だと言われたこともあります。

実家にいた頃は、地上波デジタル放送に切り替わる前のVHSに父が録画した映画を
色々と一緒に見ていました。

特に、金曜日、土曜日、日曜日の映画の時間の最初と最後に解説をなさってくれる
映画人とも言える方々の語り口は子どもの頃好きだったんですよ。
金曜日は水野晴郎さん、土曜日は高島忠夫さん、そして日曜日は淀川長治さん…。
私がVHSで目にした時には亡くなられていたのが残念でしたが…。

でも解説の方がおられると、時には怖い映画でも色々と理解しながら見る事が出来て
怖さが少し薄れたのを覚えています。

いやあ、映画って、本当に面白いものですね。(苦笑)
あら、下手だったかしら?

124 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/10/08(Thu) 06:52
ここの廃校はね、戦争の時死体置き場だったの。
お兄ちゃんは、死んだ私に血を分けてくれようとしたの。
そして私はみんなと一緒に壁の向こうに埋められたの。

あれからずっと、この中に一人でいたの…。
だから、お腹がすいてるの!

(瞳が玉虫色に光り、金縛りにする)

私、お兄ちゃんの血を浴びたの。
それから血がほしくてたまらないの。
だから、お姉ちゃんたちの血をいっぱいちょうだい。

(次は首筋に喰らいつこうとする…)

125 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/10/08(Thu) 13:04
>>124

バシィン!!!
(お守り袋の中の『朱珠』が灼熱の輝きを放ち、少女を弾き飛ばす)

目を見てしまい、金縛りにあってしまったのは不覚でした…。
ですが、お嬢様と私の絆の証である『朱珠』は、私に害を為そうとする妖(あやかし)を寄せ付けません。
もし害を為そうとすれば、灼熱の輝きに身を焼かれます。

…可哀相に。
貴女の死を受け入れられないお兄さんから生き血を与えられてしまい、
死者から『鬼』となってしまったのね。
死者に生者の血を与えるのは禁忌です。
万が一血の味を覚えて蘇る事があれば、際限なく生者の血を求め続けてしまう…。

戦争の時代という事は、辛い時代に運命を翻弄されたのね。
でも、貴女にどんなに悲しい過去があったとしてもこれ以上現世に留まらせるわけにはいかない。
このまま留まれば、血を求めて貴女は際限なく鬼として罪を犯し成仏出来なくなってしまうわ。

幸い、貴女はまだ罪を犯したわけじゃない。
今ならまだ、間に合うわ。

お嬢様、力をお貸し下さいませ…。
私の『贄の血』に、かつての母の『オハシラサマ』の力が宿っているのなら…。
『オハシラサマ』の象徴たる、『月光蝶』よ…。
この娘の哀れな御霊を、あるべき場所へ…。

(お互いの手を握り締め、朱と蒼の蝶の群れを顕現させて少女を包み込む…。)


126 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/10/09(Fri) 22:37
>>120

「月世界旅行」…、ふと思い出したのは、お月見をした直後だからですわね。

1902年、映画の黎明期のフランス映画ですございます。
たいそう評判になっていると聞いて、見たいと思っていたら、お父様が城館の中にホームシアターを作ってくれて、それで鑑賞いたしましたわ。
今見てみますと、まだ舞台劇のような演出ですけれど、特殊撮影も大いに取り入れていて不思議でファンタジックなSFとして、なお瑞々しい魅力を放っておりますわね。

月世界に旅するなんて果たして実現するのか?と思っていましたら、わずかに60年余の後それを実現してしまうのですから、人間の叡智には本当に驚かされます。

とはいえ、特にその後は特にSF映画を追い続ける、というわけでもございませんでしたけれど。
他に思い出深い映画を挙げてみましょうか…。
「制服の処女」、「ローマの休日」、「桜の園」、「マリア様がみてる」、「恋は雨上がりのように」…。
いずれも年若い女性の繊細な心理を丹念につづった物語でございます。
同じ年頃の娘として、見ていて心揺さぶれ、キュッと胸を締め付けられる想いを抱いてしまいますわ。

あら、我が家のメイド見習い三人娘が何故にあきれ顔なのでしょう?

「『同じ年頃』って…姫様、どの口で仰いますか…。」

って、良いではありませんか!
心はまだ少女なのですよ、肉体年齢なんて、ただの飾りですわ!


127 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/10/09(Fri) 22:41
>>121(柚葉さん)

>“噂をすれば”と申しますが、おもてなしをさせて頂く私の立場としては
>半ば期待しておりました。

…もしや柚葉さんは召喚魔術の才能がおありなのかしら?
魔法陣も描かずに思念だけで悪魔を呼び出すほどの…。

「なにか言ったかしらぁ?」

いえ、別に…。

>こうして日ノ本の秋の行事を、お嬢様と共に楽しんで頂ければ何よりの事でございます。

「ああ、もう、柚ちゃんたらぁ、冷たいこの娘の代わりにウチの養女になりなさいよぉ。
 なんならいっそ、わたくしと二世を契るというものありよぉ。」

!!
ごめんなさいお母様大歓迎ですご一緒にお月見を楽しみましょうですからいま思いつかれたことは即刻頭から追い出してください! −

「うっわぁ、すっごい早口ぃ。そんな目の色変えなくても取ったりしない、しない。」

>これは…。ふふっ…。(微笑)
>この幻想的な風景…。
>そしてお嬢様と私を参考にして頂いたのなら、今宵はこれ程嬉しい贈り物は他にございません。

柚葉さん…、そんなに喜ばれるなんて、わたくし、さらにさらに照れてしまいますわ。
わたくしなどこの絵を見ているだけで気持ちが高ぶってしまいますのに…。
先ほど申しました甲斐千鶴さまの絵でも、軽部様からわたくしたちに似ている絵がある、と言われて紹介されたのを見てみて、ずい分ドキドキしましたけれど。

Pixivにアップされています「あのよろし」という題の絵はわたくしに似ていると言われたのも照れましたが。
「pixiv 甲斐千鶴」で検索して出てまいります「甲斐千鶴@お仕事募集ー - pixiv」に上げられた黒髪の女性ら…「ひらひら」「恋わずらい」「Wanna be an angel」「一緒。」「きっと生まれ変わったら」、これら皆々柚葉さんとイメージが重なって、何度溜息を吐いたことか…。
(柚葉さんがご自身にどのようなイメージをお持ちでいらっしゃるか分かりませんので、もしご覧になって不本意でしたらごめんなさい!)

まして、わたくしたちをモデルに描いていただいたこのように美しい絵を柚葉さんが喜んでくださるなら。
そのお気持ちを決して裏切らないわたくし、貴女と指を搦め合うに相応しいわたくしでありたい…。

>ふふっ…。「†吸tie Ladies†」の歌詞を思い出してしまいますね。
>今宵は正に、お月様の見下ろすこの星見台がダンスホール…。

ああ、柚葉さんがわたくしの差し伸べた手を取ってくださって…。
月光に照らされた貴女があまりの輝きに夢幻の如く感じられてふと不安になりましたのに。
確かな触れ合いを感じられて、心の隅々まで歓喜で満ちていきますわ。
ふと視界に入る贈り物あの絵が、今はわたくしたちを映す鏡そのものに思えてまいりました…。
あのお嬢さまはわたくしの心を一点の曇りも無く描いていてくださったのね。

>皆、思い思いに踊っていらっしゃいますね。それも月夜の夜風の如く、たおやかに…。

あの過ぎ去りし日、「社交部」を作っては、とお奨めくださったあの方も、わたくしにいただけた一つの縁でしたが。
その言葉をわたくしなりに形にしたいと努め、そして柚葉さんのご指導をいただいて、こんな素敵な絆をいただくことができました…。
円舞曲に乗せて、わたくしたちが皆喜びを共有し合える日が来るなんて…、感謝の想いが心に溢れてまいります…。

>あちらでは画家のお嬢様にダンスの手ほどきをしながらも、嬉しそうに皆と私達を見ていらっしゃいますね。
>やはり、母の愛は私達を照らす今宵の月光の如し、ですね。

…お母様も、あのように優しい表情をなさることもあるのですね…。
人と魔族の溝をご存じだからこそ、その境を感じさせない画家のお嬢様の曇りの無い心を愛していらっしゃるのでしょうか…。
柚葉さんの仰るとおり、わたくしたちを照らす愛をお持ちであることを、今不思議と素直に感じますわ。
…もっとも、本人の前でそう口にする気はございませんし、それがわたくしたち母娘にとって自然だと思うのですよ。

>奥方様が日ノ本におられるのであれば、私の母とも再会できる日を願っておりますわ。
>そうですね…。この次は、共にオハシラサマのお膝元で…。

母を、経観塚へ…ご母堂様のところへ、でございますか。
それはとても有難いお話しですけれど。
あの人を連れて行って…大丈夫でしょうか?
邪神の類いを玩具にして泣かせてしまったりしないかと、少し心配ですわ。

(申し訳ございません。今宵はここまでとさせていただきます。)


128 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/10/09(Fri) 23:34
補足でございます。

>Pixivにアップされています「あのよろし」という題の絵はわたくしに似ていると言われたのも照れましたが。

甲斐千鶴さまのこの絵、「pixiv 甲斐千鶴 あのよろし」で検索すれば出てまいります。

それと、「pixiv 甲斐千鶴 桜」で出てくる絵の女性も素敵でございます。
桜と黒髪の女性の組み合わせは、わたくしの最愛の方との思い出に直結いたしますわ。

129 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/10/10(Sat) 09:45
>>127(アーチェロお嬢様)

>ごめんなさいお母様大歓迎ですご一緒にお月見を楽しみましょうですからいま思いつかれたことは即刻頭から追い出してください! −
>「うっわぁ、すっごい早口ぃ。そんな目の色変えなくても取ったりしない、しない。」

クスッ…。この奥方様とお嬢様のやり取りも、既に日常の中の一部となりつつありますね。(微笑)
お嬢様の、普段とは異なる慌てぶり…。
やはり家族だからこそ、素直に見せられる一面と申せましょう。

それに、お嬢様からは口ではあのように語っておられながらも奥方様とお会いできて嬉しい気持ちが
私にはよく分かります。
それと同時に、おもてなししながらもあのやり取りを私も楽しませて頂いているのですけどね。(笑)

>あの人を連れて行って…大丈夫でしょうか?
>邪神の類いを玩具にして泣かせてしまったりしないかと、少し心配ですわ。

(ここからは想像です)

奥方様:その白花ちゃん、蛇神を還すためにオハシラサマの務めを果たしてるなんて、偉いわねぇ。
でも、その蛇神のせいで家族と過ごす時間も若い子の大事な青春の日々も奪われたなんて不公平よねぇ。
何なら、私が直ぐにでも『主』とやらを還して、お役目からその可愛い子を開放してあげたいわぁ。

柚明:まあ、オルキデア様ったら、ご冗談を。(微笑)
あの子は、自らの意思でオハシラサマとなる道を選んだのです。
それは、かつての私も同じ…。
その事に対して、私も白花ちゃんも何一つ苦に思うことなどありませんわ。
でも、あの子を再び家族の元に返して差し上げたいというオルキデア様の心遣いだけは
有難く頂戴いたします。

アーチェロお嬢様:(小声)お母さまなら、本気でやりかねませんわ…。
何があってもお止めしないと。

柚葉:(小声)ま、まあ、流石にご冗談だと思いますが…。(汗)
『オハシラサマ』のお役目は、主を封印し御霊を還すのみならず、私達の町の土地神様と同じく
経観塚の霊的な守護を司っているわけですから…。
それが分からない奥方様では絶対にないと思いますし…。

…お屋敷の居間で、お茶を飲みながらこのようなやり取りが想像できますね。(苦笑)
とはいえ、白花さんは若く端正な顔立ちですから、初めて奥方様が白花さんとお会いした時には
奥方様が若干暴走めいた事をなさろうとしてやはりお嬢様が御止めする事になるかも…。(汗)

…さてと、楽しいひと時はあっという間に過ぎてしまいますね。
では皆様、御集り下さいませ。
今宵の素敵な月夜を祝して、記念撮影と参りましょう。

(この後社交部の皆様は家路につかれ、一同は解散となりました。)

これでまた、アルバムに素敵な1ページが加わるのですね。
前回の七夕の際はお祭り会場でお別れしてしまいましたので記念撮影は叶いませんでしたが、
今回は社交部の皆様と共にお屋敷にお越し頂いたお陰で、奥方様のお姿も記念写真に残すことが出来ました。

親しい方々との写真は勿論ですが、そこに家族が加わるのは嬉しさも一入ですね。
さてと…。私は先輩(オルキデア様の前では本名の呼称はしないよう気を付けています)とお片付けに入ります。
三姉妹さん達にお願いしてありますので、準備が出来次第お嬢様は入浴を…。

それにしても、少し遅い時間となりましたね。
それなりに離れた場所に住んでいらっしゃる画家のお嬢様は大丈夫でしょうか?
いえ、奥方様でしたら

「この娘は私が飛んで運んでいくから、終電の心配はしなくていいわよぉ?」

となりそうですが…。それこそ大騒ぎになってしまいますので…。(汗)
画家のお嬢様の都合にもよりますが、お布団をもう2組準備しておきましょう。

130 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/10/10(Sat) 10:11
>>128

早速甲斐千鶴さまの「pixiv 甲斐千鶴 あのよろし」「pixiv 甲斐千鶴 桜」
拝見致しました。
「あのよろし」は正に、お嬢様のイメージそのもの…。
かつてお会いした事があるのではないかと思う位に、イメージが重なりますね。
あれから他のイラストも拝見したのですけど、「あのよろし」の白とは少し対照的な
「洛都春艶」もまた、素敵でした。
もし機会があれば、この装束を纏われたお嬢様を奥方様のお連れしたあの方に是非描いて頂きたいですね。

そしてこちらの「桜」…。
私達の出会い、導きが正にこの花でしたから…。
こちらの女性と私を重ねて下さったのでしたら、本当に嬉しいです。
まだまだ一人前の「大人の女性」には至らぬ私ですが…。
外面も内面も、こちらの素敵な女性に近づけるよう今後も精進して参ります。

他にも「藤2017」も素敵でした。
藤の花はお嬢様も特に好きな花ですから、ついついお嬢様を重ね合わせて見惚れてしまいますね。(微笑)

この甲斐千鶴さまの美麗な絵の数々…。
今後も素敵な作品が生まれるのに期待しております。

お嬢様もやはり、こちらのHPで様々な方の絵を楽しまれているのですね。
私は最近、友人からあの「はめふら」関連のオリジナルの漫画で色々と面白いものを勧められて
よくこちらに足を運ぶのですよ。
もし機会があれば、「カタリナ・クラエス 夕くれま」で検索なさると、面白い作品が色々と見られますよ。(笑)



131 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/10/10(Sat) 11:02
雨の日は読書に限りますな

132 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/10/10(Sat) 16:59
>>124
>>125(柚葉さん)

この校舎ですわね?
吸血鬼が夜な夜な出るとの噂が立っている廃校は。
学校は移転、興味本位のオカルトマニアがやってきては、青い顔で「吸血鬼に襲われた」とか騒いでいるとか。
それが本当なら、他人様にご迷惑をおかけするような不埒者の同族は放っておけませんわ。

…柚葉さん、買い物帰りのついでとは申せ、貴女の身に危険があってはならないからお家に帰られては、と申しましたのに。
でも、貴女も感じられたのですね?
かそけき魂の慟哭の声を。
ならば柚葉さんのお優しさこそが、彼の魂が本当に必要としている者なのかも知れませんね。
では、わたくしが貴女の楯となりますゆえ、共に参りましょうか…。

わたくしたちが知らぬふりをしていては、いずれシスター・カリーナが参られて、問答無用で魂を撃ち滅ぼしてしまわれるでしょう。
その前にわたくしたちで何とかあの嘆きの声を鎮めることができると良いのですが。

>ここの廃校はね、戦争の時死体置き場だったの。
>お兄ちゃんは、死んだ私に血を分けてくれようとしたの。

貴女がどれほどの無念と共に命を散らされたか、貴女のお兄様がどれほど愛する貴女の命を繋ぎとめようと懸命になられたことか。
わたくしも時の流れの中、戦乱で大切な家族や友達が失ってまいりました。
何も成し得なかった我が身が呪わしく、彼ら彼女らの命を奪ったものを呪うこともございました。
一のお兄様を人の手で殺められたと知った時、わたくしの心は狂おしくかき乱されましたこと、今も忘れらません。

貴女のお兄様の想いは間違いなく尊きものでございます。
ですが、それでも。
反魂の術を以て貴女様を地上に留めたとき、貴女様の生への渇望のゆえに清らかだったはずの貴女の魂は妄執と我欲で染められてしまった…。

ですが、今ならまだ間に合いましょう。
私の横に立つこの女性(ひと)の優しい心を経て感じ取れる貴女の心の変わらぬ純粋な想いが、訴えかけてきます
「わたくしを眠らせてください。お兄ちゃんのもとへ送ってください。
もうこれ以上誰も傷つけたくはないから。」
そう貴女が、貴女ご自身が言っているのです。

>(瞳が玉虫色に光り、金縛りにする)

貴女のその力、効きませんよ、わたくしには。
真祖直系吸血鬼、わたくしアーチェロ・ディ・カルミーニオ=ミズリーナは、貴女とは違う本物の…魔の者なのですから。

そして。
これ以上、その昏き力を以てわたくしの柚葉さんを傷つけることは許さぬ。
彼女の持つ「朱珠」が其方(そなた)の力を退けたのは、其方を決して見捨てはしないという彼女の優しき決意の顕現。
彼女のその想いを蔑ろにすることは、わたくしが許さぬものと知れ。

>幸い、貴女はまだ罪を犯したわけじゃない。
>今ならまだ、間に合うわ。

…ごめんなさい、少し冷静さを失っていました。
どうやら彼女も分かってくださったみたいね。
彼女魂が澄み渡って、そして蝶々に誘われて消えていきました…。
良かったわ…。

(思わず知らず、柚葉さんと手を手を取り合います)

やはり柚葉さんのお優しさが、あの子の心を癒したのですね。
柚葉さんにしか出来ない、本当に尊いお心遣いでした…。
貴女に救われたのは、わたくしも同じこと。
彼女の安らぎは我が事のように分かりますわ。

どうか、あの子が魂の永遠(とわ)に安らかでありますように…。


133 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/10/10(Sat) 20:02
>>129(柚葉さん)

>クスッ…。この奥方様とお嬢様のやり取りも、既に日常の中の一部となりつつありますね。(微笑)

柚葉さん…、貴女の見ている光景は普通ではないのです。
慣れてしまわれては困るのです。
…はあ、なんで家出娘の家に当然のように居座っているのでしょう、この方は。
「嬉しい気持ち」?
諺に曰く、「故郷は遠くにありて思うもの」ですわ。
ふるさとがこうも傍に居られては感慨も何もあったものでは…。

「柚ちゃあん、やっぱりわたしと二世を…」

ああ、もう、それずるい、ずるいですわ!

>(ここからは想像です)

…柚葉さんは召喚術だけでなく、未来予知能力までおありですか?
本当にお母様とご母堂様のお話を聞いているようですわ。
それも、小春日和の陽光の差す日本間で、至極穏やかにお茶を飲まれながら、でもそれぞれのご信念を胸にその思うところ、譲れない心をしっかりと交わしながらの会話として。

「ふふふ、ならわたくしもあちらで彼女に余計な手間を取らせずに済んで良かったかしらねぇ。
 教えてくれてありがとう。
でも蛇神クンと遊べないのはちょっと残念だぁ。」

…わたくしも今のうちにお母様が聞き分けてくださって心底安心しています。
お礼申しますわ、柚葉さん。

「あの子は、自らの意思でオハシラサマとなる道を選んだのです。」
ですか。
それは、「アカイイト」のご母堂様エンドで見せていただいた、あのシーンですわね。
ご母堂様に対し、
「僕はオハシラサマに成りたくて成るんだ」
と仰った時のお言葉に寸分の迷いもございませんでしたもの。
今も彼の方は経観塚の地を優しく見守ってくださっているのです。
そのお志は誰であろうと妨げてはなりませんわ。

「じゃあ代わりに、この町にいるっていう、跳ねっ返りのシスターでも…。」

やめてください、わたくしの胃が持ちませんわ!

(星見の宴が終わって後でございます)

柚葉さん、お疲れさまでした。
社交部の活動も回を重ねてまいりましたが、今宵は秋の夜長の静寂(しじま)に円舞曲奏でられる中、殊の外優美にして高雅なひと時を皆様に味わっていただけましたかと存じます。
私の母が来たことでどうなるかと最初気が気ではありませんでしたが、
柚葉さんのいつもと変わらぬ英国伝統のメイドのご作法が、あの場の空気を律しつつも和やかな空間としてくださいました。
貴女の後に続くメイドコースの部員たちも、その立ち居振る舞いはまさに社交界の司る可憐な花々でございました。

皆さんがそれぞれ思い出を心行くまで作られた今宵の1ページ、こうして収めた写真を見るたびにわたくしは、皆さんとの大切なひと時を思い出して繰り返し心に刻むことでしょう。
この先の生涯、ずっと。

>それなりに離れた場所に住んでいらっしゃる画家のお嬢様は大丈夫でしょうか?

「彼女ならわたくしの腕の中で寝てるわよぉ。このまま飛んで帰っても良いのだけどぉ。
 布団、あるのぉ?
 じゃあ、今晩泊めてくれるぅ?
 わたしもちょっと疲れたしぃ。」

…お母様なら、魔法陣を書いて瞬間移動できるのでは?

「ああっ、それ言う?言っちゃう?
 めんどいのよぉ。あれ、けっこう。」

…と言うわけです。
ごめんなさい、柚葉さん、お布団をご用意いただけますか?
わたくしもお手伝いしますから…。


134 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/10/10(Sat) 20:59
>>130(柚葉さん)

>早速甲斐千鶴さまの「pixiv 甲斐千鶴 あのよろし」「pixiv 甲斐千鶴 桜」
拝見致しました。
>「あのよろし」は正に、お嬢様のイメージそのもの…。

柚葉さんもご覧になったのですね。
…「あのよろし」がわたくしに似ていますか?
よかった…、すごくホッといたしました。
日々魔の気を不用意に出さないようにと気をつけていますが − その分我が家の屋敷林の中では気を抜いていますけれど − 人様がわたくしの姿に怖い思いをしはしないか、とまだときどき不安になることがございます。
あの絵の様に見えていると仰るのでしたら安心でございます。
教えてくださった軽部様にもお礼を言っておきますわ。

「洛都春艶」も見てみましたけれど…。
何だか胸が少し胸にちくっと来る思いがいたしました。
微笑んでいるようでなんだか寂し気な表情は、かつてこの町に来たばかりのわたくしはこんな顔をしていたのではないか、と思えて。
そう、あの日のように…。
桜舞い散る中、貴女がいらしたとき、
(わたくしは魔族の身。前の町も追い出されてきた人に怖れられる者。
 なのに、そんなに優しいお顔でわたくしに微笑んでくださるのですか?
 わたくしのことを見捨てないでいてくださるのですか?)
心の中でそう呟いたあの時の…。
そう思うと、この絵がとても懐かしいものに思えてまいります…。

そして、柚葉さんがご自身で「桜」の絵を気に入ってくださったのなら。
これら二つの絵は大切な対の絵として、いつまでも保存しておきたいですわ。

それから申しておきますが、わたくしは柚葉さんがあの絵のように「大人の女性」と思っておりましてよ?
でも、わたくしなどの想いよりもさらに高く羽ばたこうと精進されている、それが柚葉さんなのでしょうね。

あ、それから、同じくpixivに甲斐様が投稿された「オールドチャイナ」の女性も柚葉さんを思わせますわ。
澄んだ意志的な瞳を輝かせていて…。

「藤2017」は、月と藤をバックにしたとても澄明で凛然とした素敵な絵ですわね。
それをわたくしにダブらせていただけるなんて、嬉しいですわ。
わたくし邦楽は嗜んでおりませんでしたが、がんばって奏でてみますわね。
柚葉さんが精進されるように、わたくしも選んでくださった絵に相応しい自分でありたいですもの。

「夕くれま」様のご紹介、どうもありがとうございます。
カタリナ様のいらっしゃるところ、無自覚に魅了した皆様がいつも楽しい輪を作っていらして、わたくしもああなりたい、と思われる素敵なお友達関係ですわね。

カタリナ様、前世のフランクなお人柄をそのまま受け継いでいらっしゃるからお友達同士、敬語無しでのおしゃべりに憧れていらっしゃるようですが。
皆様、カタリナ様が大好きだからこそ、これはハードルが高くて破壊力抜群のようですわね。
マリア様はがんばってクリアされましたが、アニメのEDのカタリナ様のような埴輪フェイスになられて…、戻ってこられるのでしょうか?
そして、メアリ様…がんばれ!


135 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/10/10(Sat) 21:16
>>131

はい、暫く雨が続き、金木犀の香りを楽しみながらお散歩とお買い物を
楽しむ時間が取れなかったのは少々残念ですが…。

お家の中でお茶を飲みながら、ゆっくりと読書が出来る時間が取れるというのも
また格別ですね。
幸い、お仕事が殆ど片付きましたので直ぐにお茶の準備をさせて頂きます。

というわけで、新たな書籍を探していたところ少し気になる作品がありましたので、早速購入してみたのですよ。

『吸血鬼は僕のために姉になる』(ダッシュエックス文庫)

本の表紙とタイトルに惹かれるものがあり、あらすじを見てみたところ
すぐにでも読みたくなってしまいました。
だって、こちらの作品のヒロインの吸血鬼の女性…。
美しい銀髪と容姿といい…。
お屋敷に住んでいらっしゃる事と言い…。
姉のような優しさと立ち居振る舞いと言い…。

…お嬢様に、良く似ていらっしゃるんですもの。(微笑)
まだ読み始めたばかりですが、私の好む優しい物語であるのは間違いないようです。
ゆっくりと、読ませて頂きます。

136 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/10/11(Sun) 07:46
>>131
>>135(柚葉さん)

「晴耕雨読」とはよく申したもの。
書を読むという習慣がこの世界に息づいていることを教えてくれますね。
しとしとと雨降る静かな日は、蛇の目傘でお散歩するのも良いものですが。
静かに書を楽しみ、めくるページのその先に広がる世界に浸るのも良き時間とわたくしも思いますわ。
貴方様はどんな書を嗜んでいらっしゃるのかしら?

私は先日1冊の書を読み終えて、新しい1冊を買ってまいったところです。  
読み終えたのは
『AGI -アギ- バーチャル少女は恋したい』(電撃文庫)。
意志を持ったAIと人間の青年の恋物語です。
読み始めたのは
『有川夕菜の抵抗値』(電撃文庫)。
身体から電気を発してしまう特殊体質の少女の物語です。
いずれも人間界において特異な存在ゆえの苦難在り、同時に得られた絆の尊さを実感させる。
そんな物語に惹かれてしまうのですね。

でも、柚葉さんが教えてくださった『吸血鬼は僕のために姉になる』を立ち読みしてみて。
即行で買い求めましたわ。
柚葉さんからわたくしと似ている、と言われて照れてしまいますが、人間の少年とかかわっていく真摯な姿から目を離すことができません。

そして、読み始めてすぐにこんな言葉が思い浮かびました。
『霧雨セナははかれない』
わたくしの大好きな漫画のタイトルの主語の『阿波連さん』を取り換えたのですが。
とても世話好きでどんどん少年に近づいてくるセナ様のそのお姿が、なんだかとても微笑ましくて。

柚葉さん、素敵な物語を教えてくださってどうもありがとうございます。

わたくし、この霧雨セナ様が大好きになると思います。
彼女のこと、珈琲店の吸血鬼・クリス様にぜひ教えてさし上げたいです。
そして、いつかはセナ様も交えて三人でおしゃべりがしてみたいですわ。
その時は、柚葉さんの紅茶とクリス様の旦那様の珈琲のお世話になることは必定でございましょう。
ああ、楽しみでございます。


137 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/10/11(Sun) 13:08
>>136

お嬢様、食後のお茶をどうぞ…。

『吸血鬼は僕のために姉になる』(ダッシュエックス文庫)

こちらの作品を、お嬢様にも気に入って頂けて何よりです。
先日、私は読み終えました。
まだ発売されて間もない作品故に、極力「ネタバレ」は避けますが…。

「家族」「絆」そして、「受け継がれていく大切なもの」…。

お嬢様が大切になさっていて、共感できるものがこの作品の中には
数多くありました。
霧雨セナさん…。お嬢様とお会い出来ればと願わずにはいられない方でした。

>彼女のこと、珈琲店の吸血鬼・クリス様にぜひ教えてさし上げたいです。
>そして、いつかはセナ様も交えて三人でおしゃべりがしてみたいですわ。

はい、その際は是非クリス様と旦那様の経営するカフェが相応しいかと思います。
その際は是非、手作りスイーツを持参させて頂きたいですね。
もし交遊が深まれば、セナさんのお屋敷、または当屋敷におかれましても…。

ふふっ…。金色の花が一輪、そして銀色の花が二輪…。
素敵なおしゃべりの時間になりそうですね。

そのひと時におかれましては、クリス様にも少し休憩して頂いて
代わりを勤めさせて頂きたいですね。
その際にはセナさんの愛する日向君が、「僕も手伝います」と甲斐甲斐しく動いてくれて
一緒に仲良く給仕をさせて頂いていたら、セナさんにやきもちを焼かれてしまうかも。(微笑)

それと、日向君の最後の決意には私も共感できるものがあり、私も家系と系譜から「受け継ぐもの」として
役目の大切さを改めて実感出来ました。
セナさんだけでなく、日向君ともお話してみたいです…。
無論その際には、誤解を招くことの無きようお嬢様に取り計らって頂くかも知れませんが。(微笑)

そしてその様子を、既婚者であるクリス様は「初々しいのう」と笑って見ておられるでしょうね。






138 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/10/16(Fri) 09:40
防寒対策してますか?

139 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/10/17(Sat) 18:44
>>138

ぐつぐつぐつ…。(鍋を煮ています)
今日は天気予報で、かなり気温が冷え込むと言っていましたね。
防寒対策なら、まずは外出の際には温かい上着を用意しておくことでしょうか?

それと朝は起き掛けに、生姜湯を一杯飲むことですね。
風邪対策になるし、身体がポカポカして朝の寒い時間帯には丁度いいんですよ。

そして夜は…。
この通り、温かい食事を用意する事ですね。
お店でも、やはり美味しいお鍋を宣伝する時期になりました。
というわけで、メイド見習の長女さんこちらの食器を運んで下さい。
次女さんは、書斎のお嬢様にお食事の支度が出来た事を伝えてきてくれますか?
三女さんは、>>138さんをお通しして。

では、防寒対策の一つとして今夜は鍋パーティですね。
どうぞ、お嬢様が来られるまでゆっくりとお待ち下さい。

140 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/10/17(Sat) 23:14
>>137(柚葉さん)

『吸血鬼は僕のために姉になる』(ダッシュエックス文庫)

ようやく半ばまで読み進めたところですわ。
一時期学校を休まれていた桐生心音様が、再び登校されるまで。
不安と焦燥に胸焦がした後の安堵を心より感じているところでございます。

人と人ならざる者との絆を紡いでゆく方々の姿に惹き込まれてしまいますわ。
それは我が身にとってもとても身近に感じられる物語でございます。

>お嬢様が大切になさっていて、共感できるものがこの作品の中には
>数多くありました。

ええ、まことに我が身を省み、教えられることの多い作品ですね。
丘の上にある森に囲まれたお屋敷は、おそらく我が家と似た姿を呈し、この家と同じく人の目に触れぬ者が数多住まっているのも同じなのに。
仲介者たるセナ様の立派なお働きを見ると、昼行燈な我が身がなんだか恥ずかしくなってしまいますわ。
そして、人の側にも同じく仲介者の務めを果たそうとする方がいらっしゃって。
その人が、『幻想』の側にいる女性を救ってくださったこと、他人事ながら感謝の想いを抱かずにはいられませんでした。
その『幻想』の方の懊悩それ自体は、決して他人事ではありませんでしたから。

そして自分を省みて、人の身にして人と異種との間に立ち、わたくしに人の世界での居場所を下さる方…柚葉さんへの感謝の想いを新たにさせてくださいました。
そのことを…セナ様にも日向様にもお礼を申したいですわ。

>ふふっ…。金色の花が一輪、そして銀色の花が二輪…。
>素敵なおしゃべりの時間になりそうですね。

はい、『カフェハウス カヒ』ではそれぞれの数百年の思い出や今現在の人間界での暮らしについて、思うところをいっぱいお話しできることでしょう。
立派なご事績を本で読んだ身としては、お二人と同じ席に着くことに少し緊張してしまいそうですけれど。
でも、それぞれが居場所を同じくする人間の方について話が及べば。
わたくしには柚葉さんのことを語ることに無限の歓びと誇らしさを感じることでしょう。

>その際にはセナさんの愛する日向君が、「僕も手伝います」と甲斐甲斐しく動いてくれて
>一緒に仲良く給仕をさせて頂いていたら、セナさんにやきもちを焼かれてしまうかも。(微笑)

むう…。
わ、わたくしも柚葉さんがあまり日向様と仲睦まじくいらしたら…。

いいえ、そのような心持ちこそわたくしが未熟である証し。
愛する方との二世の契りを遂げられたクリス様からすれば、「まだまだじゃな」とたしなめられてしまうかも知れません。
心せねばなりませんわ。


>>138
>>139(柚葉さん)

はい、寒い季節は暖を取ることが楽しみになる季節でもありますものね。
我が家で最大の防寒対策は、我が家のメイドさんが作ってくれる鍋料理でございますが。
わたくしもいろいろと工夫がございますのよ。

冬のお外のお出かけは「道行衿」…和装用のコートを、それからショールも良いものをきちんと着て出かけたいですね。

お家に戻りましたら、甘酒を温めていただくのがわたくしの楽しみでございます。
夏のひんやりした甘酒も美味しいですが、身がホカホカになる冬のあったか甘酒はまた格別でございます。

そして、最近我が家の広大な屋敷林に姿を見せるようになりました妖狼の方々をお招きすることを考えておりますの。
彼らは誇り高い種族ゆえ、ただ鍋パーティにお誘いするだけでは応じてはくださらないかも知れませぬゆえ、彼らのモフモフを味わわせていただきたいとお願いするのです。
その滑らかで柔らかなモフモフに身を沈み込ませたときの心地良さと言ったらございません。

あら、次女ちゃんが夕餉を告げてくれましたね。
では、参るといたしましょう。

柚葉さん、ありがとうございます。
鍋の芳しい湯気が身も心も温めてくれますわね。
お庭には妖狼の方たちも参りましたわ。
また賑やかなパーティとなりそうでございます。


141 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/10/24(Sat) 09:03
ハロウィンは毎年やってますか??

142 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/10/24(Sat) 22:20
命の次に大切な物は?

143 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/10/25(Sun) 06:46
10月も終わりに近いというのに、まだ暑気が去りやらぬ、日傘が話せぬ日でございました。
道端の秋の七草を眺めながら歩いていましたら、駄菓子屋様の軒先で大輪の朝顔が目絵にも鮮やかな青紫の花を綻ばせておりました。
不意に暑気払いをしたくなって、お店に入ってカップのアイスクリームを買ってまいりましたわ。

>>141

どうぞ、アイスクリームでございます。
紅茶は温かい方がよろしいかしら?

ハロウィンは、毎年楽しんでおりますわ。
子どもたちにあげるお菓子をメイドさんと相談していろいろ作っておりますわ。
嬉しいことに吸血鬼の衣装を着て訪ねて来てくれる子どもさんが毎年居りますのよ。
今はハロウィンのコスチュームもヴァラエティーに富んでいますのに、よりにもよって吸血鬼、それを「えっへん」という感じでわたくしに誇らしげに見せてくれるんです。
ああ、わたくしは怖がられていないのだ、嫌われていないのだ、と思える、
それがこのイヴェントの最高に嬉しいところですわね。

わたくしもコスチュームを着てお迎えしたりするんですよ?
子どもたちからは吸血鬼の衣装…そう、真紅のワンピースドレスと漆黒のマント、背中には大きな翼を、と。
それは自前で全部揃えられますけれど、故郷から送られてきた衣装をそのまま着るのはあまりお祭り気分に浸れないので気が進まないのですが…。

今年は日本の妖(あやかし)風の衣装を着てみてみたいのですよ。
それで、わたくし甲斐千鶴画伯の絵が大好きで、それでかの方の「秋鬼と金魚鬼火」のコスチュームをしようと思っております。
「秋鬼」だなんて、恐ろしげでありながらどこか物寂し気な響きも気に入っております。

あ、この絵が気になりましたら、「pixiv 秋鬼と金魚鬼火」で検索してみてくださいな。
別のサイトだと、なぜか他の絵と題名が入れ替わっていることがございますので注意が必要なのですよ。

当日、よろしければ貴方様もご覧になってくださいませんか?
そしてお気に召していただけましたらお菓子をいただけると嬉しゅうございますわね。
そのお菓子をエネルギーに、今年はハロウィンに羽目を外し過ぎる大人の方に立ち向かうのですわ。
(両腕を脇に付け、両の拳をグッと握りしめます。近年これを『ぞいの構え』と申すそうです)
そうそう、今年は東方地方からいらっしゃった鬼族の方々も
「悪い大人はいないか~。」
と巡回に当たってくださる予定なのですよ。
一緒に子どもたちの楽しいイヴェントを守るため、わたくしもがんばりますわ。


さて、>>141様へのご返事は以上でございますが。
わたくしもあらためて過去のハロウィンを思い出してみました。
柚葉さんや家族のみんなとの思い出…、いつまでも大切にしてまいりたいですわ。

2016年
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&st=934&to=934&nofirst=true
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&st=944&to=944&nofirst=true
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&st=946&to=946&nofirst=true
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&st=951&to=951&nofirst=true
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&st=953&to=953&nofirst=true
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&st=960&to=960&nofirst=true

2018年
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=519003578&st=395&to=395&nofirst=true
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=519003578&st=397&to=397&nofirst=true
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=519003578&st=398&to=398&nofirst=true
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=519003578&st=406&to=406&nofirst=true
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=519003578&st=409&to=409&nofirst=true

2019年
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=519003578&st=785&to=785&nofirst=true
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=519003578&st=788&to=788&nofirst=true


144 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/10/25(Sun) 06:47
>>142

「命の次」でございますか?
ん~、…家族?は、違いますわね。
家族はわたくしにとって命より大切なものですもの。
人間との戦いで一の兄様が逝かれた時のあの悲しみを二度と味わったりするものか…。
何があろうと家族のことはわたくしが絶対…。
っと、すみません、ふと遠い日に想いを馳せて心が深みに落ちかけましたわ。

「命の次」でございましたね。
それでしたら…。

…ちょっとお待ちください、なぜそれをお聞きになるのでしょうね?
まさかとは思いますが、わたくしが奪われたり失ったりしてはならない、そういうものを何らかの意図があって探ろうとなさっているのではないでしょうね?
(わたくし心の疑念を映して眼光に圧が加わります。)

すみません、過去に同じような質問で探りを入れてまいった教皇庁の間諜がいらしたものですから、ついつい気持ちが高ぶってしまいました。
いけませんね、人を無闇に疑うのは。
反省いたします。

わたくしの身に付けている『朱珠』、でございますわ。「命の次」は。
わたくしとわたくしの大切な方の血が交わって形を結んだ宝玉で、わたくしと彼女がそれぞれ一個ずつ持っておりますのよ。
二人の絆の至高の証しであることはもちろんのこと、彼女の身に危険が迫るようなことあらば、わたくしの意を映して敵を穿つ魔の気を放つ矛ともなり得るもの。
そんな事態があっては欲しくはございませんが…。

これがどれほど大切な物か、お分かりいただけるでしょうか?
「命と同等に大切な物」と言ってもよろしいほどに大切な物ですが、二つに一つ、朱珠とわたくし自身とどちらか一つしか残せないとするならば、
わたくしはわたくし自身を残しますわ。
だって、わたくし自身が滅することがあれば、彼女はそれを心から悲しんでくださる、そう確信しているからでございます。
彼女を悲しませること、それはわたくしが決して犯してはならぬ罪でございますわ。


145 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/10/25(Sun) 19:58
ここで来訪される方に一言、お願い致します。
ローカルルールにあるように、基本的には「sage」進行でお願い致します。
「age」に関しましては、この場所の主であるお嬢様にお任せ下さい。

>>141
>>143(アーチェロお嬢様)

はい、この街の商店街と近隣の方々で主催するハロウィンイベントは
毎年恒例の行事となっております。
お嬢様が紹介して下さったように、去年までのハロウィンイベントの様子はそちらを参照して下さいませ。

それと、今年はお嬢様が交流を温められていた鬼族の方々がいらっしゃる予定となっております。
そのため、今年は和風テイストの衣装を身に纏う予定です。

どのような衣装にしようかと色々と考えましたが…。
かつて私の母が、故郷の守護と封印を司る立場にあった時に身に纏っていたのと
同じ和服を身に付ける事に致しました。

まずは訪れる子どもたちを歓待する前半の時はメイド服で…。
そして後半巡回の際には上記の衣装を身に纏う予定です。
「守護者」の装いである以上、浮かれ過ぎず固過ぎず、きちんとお嬢様と来訪の方々と共に
お役目を果たすよう尽力致します。

お嬢様、少しばかりお時間を頂いてもよろしいでしょうか?
注文しておいた和服が届きましたので、一度袖を通してみました…。
精神的にも立場的にも、母の境地には遥かに遠い事は自覚しておりますが
憧れの母に少しでも近づきたいとの想いから、この衣装を身に纏う事に決めました。

当日「秋鬼と金魚鬼火」の衣装を纏われたお嬢様と並ぶのを、心待ちにしております。

>>142

それは勿論「家族」と思いましたが…。

「家族」とその絆は、命よりも大切なものですから「命の次」には該当しませんね。
天寿を全うする以外の別離は、絶対に遭遇したくはないものです。

…私もその血族の歴史故に、家族を守る事、家族に守られる事の意味と重さは少なからず理解しております。
時には、その身を挺してでも守らねばいけない時が来るかも知れない…。
ですが、そのために己であろうと家族の誰であろうと犠牲になってはいけない…。
それだけは、はっきりと自覚しております。
残された者が味わう悲しみは、己の死以上の辛さなのですから…。

かつての私の母と叔母が辿ったかも知れない結末においては、母は一片の残花、
蒼い蝶の髪飾りを残して叔母の腕の中で消えていった…。
あの結末とその末の涙は、絶対に私の大切な人には流させたくないから…。
無論、母の想いがどれほど尊いものであったかは痛いほどに理解しておりますが。

ですから、「命の次」に大事なものとして挙げるのであれば、このお守り袋の中の『朱珠』です。
これこそは、お嬢様の一族と私の血族に流れる血を一つの結晶として…、
そして私達の間の絆の証として形にしたものです。

…実は先日、この『朱珠』に命を救われたのです。
普段はほのかな温かさを宿すこの宝玉は、もし私の命を脅かそうとする妖(あやかし)が近づけば、
灼熱の輝きと共にそれを退けます。
出来ればあくまでも、「絆の証」として身に付けていたいものですが…。

『朱珠』を失う時がもし訪れるとしたら、それは私とお嬢様の命が脅かされる程のものかも知れません。
ですが、私達の血が一つとなって『朱珠』として形を成しているように、
絆は二人が共にあってこそ成り立つものです。
何があろうと、決して私達は離れたりはしない…。
それだけは絶対に違えることの無い私の決意と、誓いです。


146 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/10/28(Wed) 07:53
>>145(柚葉さん)

>ここで来訪される方に一言、お願い致します。
>ローカルルールにあるように、基本的には「sage」進行でお願い致します。

柚葉さん、ごめんなさい。
家主のわたくしが申すべきところを言っていただいてしまいました。

あらためてお客さま方にお願いいたします。
我が家にいらっしゃる際は「sage」進行でお願いいたします。

>それと、今年はお嬢様が交流を温められていた鬼族の方々がいらっしゃる予定となっております。

そろそろ鬼族の方々がいらっしゃる頃合いでございます。
今回のご来訪はこの地方で屈指の魔の気の多い場所となりました我が屋敷への親善訪問、となっておりますゆえ、わたくしも心しておもてなしする所存です。
柚葉さんにはまたご負担をかけてしまうかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

>かつて私の母が、故郷の守護と封印を司る立場にあった時に身に纏っていたのと
>同じ和服を身に付ける事に致しました。

まあ、ご母堂様のお召し物と同じ服を、でございますか?
柚葉さんにとってその服がどれほどの重みのあるものなのか、わたくしもその一端を知る者として身が引き締まる思いですわ。
彼の地でご母堂様が尊いお勤めをされていたのと同じく、柚葉さんもこの地で人と人ならざる者との平穏と均衡を保つため日々心を配っていてくださるのですもの。

>注文しておいた和服が届きましたので、一度袖を通してみました…。

まあまあまあ…、なんと素敵な、そして輝くばかりに神々しい、と敢えて言わせていただきますわ。
わたくしはオハシラサマであったときのご母堂様を直接存じ上げませんが、きっとこのようであったのでしょうね…。
確かに受け継がれた贄の力を改めて感じるのと同時に、それを聖なる力たらしめている柚葉さんご本人の魂の輝きを感じます。
思わずため息が漏れてしまいますわ…。

そうですわ、もし柚葉さんがわたくしの知らぬうちに妖の方と接触されることがございましたら、どうぞご遠慮なくこの場でお知らせくださいませ。
実のところ妖の中にはわたくしを恐れている方もいらっしゃるのではないか、と少し心配なのですよ。
真祖直系吸血鬼と申すものは魔族の中でもそれなりに力がある方ですから。
ほら、母がグリッタちゃん先輩を怖がらせてしまったこともありましたし。
ですが、貴女のその輝きは妖にも安堵と親しみを感じさせることでしょう。
妖怪社交部に入りたい、と思ったら、柚葉さんをこそ頼りにされる方もいらっしゃることと推察しますので、もしそういう方がいらっしゃったならばどうぞお願いいたしますね。

そして、「秋鬼と金魚鬼火」の衣装を着たわたくしとご一緒していただくことを想像しますと。
思わずその情景の嬉しさに今からため息が漏れてしまいますわ。
わたくしも心して秋鬼の姿となって柚葉さんのとなりに立つのに恥ずかしくない立ち居振る舞いをいたさなければ。

>かつての私の母と叔母が辿ったかも知れない結末においては、母は一片の残花、
蒼い蝶の髪飾りを残して叔母の腕の中で消えていった…。

「ユメイ編 〜END 一片の残花」
そんな言の葉の響きと共に映像がわたくしの心にも届きました。
そして、ご母堂様が叔母上様にかけられた想いの深さに胸が締め付けられました。
柚葉さんは…命長らえられた今のご母堂様の、このような優しく気高いお心を受け継がれたのですね。

>…実は先日、この『朱珠』に命を救われたのです。

(お客様の前でなければ、わたくしは矢も楯もたまらず柚葉さんを抱きしめていたでしょう)

その言葉でその妖に対する怒り以上に、斯様な者を近づけてしまった己の不甲斐なさに、血が沸騰するばかりの自身への怒りと、血が凍る恐怖を同時に感じます。

「命の次」の珠が失われる、それほどの危難があるならばそれを防ぎ得なかった我が身こそが最大の罪。
わたくしたちの絆の珠がわたくしたち自身の想いがあって形を成すならば、
それを護ることこそが絆を護ることの証し。
「命の次」と申して、わが命と引き換えにこの珠を失うことの決してないように、
全身全霊を以て今の貴女との日々を、貴女の尊い決意を護ってまいることを、わたくしは誓いましょう。
いつまでも、常しえに、この命のある限り…。


147 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/10/28(Wed) 07:57
訂正でございます。

>確かに受け継がれた贄の力を改めて感じるのと同時に、それを聖なる力たらしめている柚葉さんご本人の魂の輝きを感じます。
「贄の力」→「贄の血の力」

失礼いたしました。

148 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/10/28(Wed) 21:07
あなたの弱点・ウィークポイントを教えてください

149 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/10/29(Thu) 11:35
明後日はハロウィンだけど仮装するの?

150 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/10/29(Thu) 21:04
重ね重ね申し上げます。
ローカルルールにあるように、基本は「sage」進行でお願いします。
「age」はスレ主であるお嬢様がなさいますので、どうかご遠慮下さいませ。

>>148

主の平穏を守る者の一人として、その質問に関しましては口をつぐませて頂きます。
「吸血鬼」が一般に苦手とされているものに関しましては、お嬢様は然程苦手とはしておりませんが。
とはいえ、主を害する意味合いでそれらを持ち出されるのは甚だ困りものです。
肉体的なものよりも、精神的な意味合いでお嬢様が傷つきます。
どうか、お引き取り下さいませ。

>>149

はい、私自身は前半に子どもたちをお迎えする際の仮装は準備しております。
そちらに関しては、当日のお楽しみという事で未だ内緒にしておりますが。

後半の巡回の際には、仮装…とは少し違うかも知れませんが、
お嬢様と共に和装を身に纏う予定です。
かつて、私の母が纏っていたのと同じものを…。

実は当日、東北から来て頂いたお嬢様と兼ねてより親交のあった鬼族の方と共に
巡回を行う予定なんです。
通常の子どもたちの安全を守る意味合いもありますが、良からぬ事を企む妖(あやかし)が
行事のどさくさに紛れて子どもをかどわかす恐れもあるから気を付けよと土地神様からお告げを頂いたんです。

お嬢様と共に和装を纏うのは、遠路はるばる来て頂いた方々への礼儀でもあるんです。
何事もなく平穏無事に終わればよろしいのですが、好事魔多しとも申しましょう。
行事を楽しむのは勿論ですが、時には気を引き締めて参ります。

151 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/10/29(Thu) 21:31
>>146(アーチェロお嬢様)

>そろそろ鬼族の方々がいらっしゃる頃合いでございます。
>今回のご来訪はこの地方で屈指の魔の気の多い場所となりました我が屋敷への親善訪問、となっておりますゆえ、わたくしも心しておもてなしする所存です。

お嬢様、只今戻りました…。
長女さんと次女さんにも手伝って頂き、買い出しも無事終了致しました。
歓迎会のお鍋の材料、秋の味覚と子どもたちに配るお菓子やスイーツの材料…。
これだけあれば十分ですね。

青果店のお颯さんからも、

「随分と景気が良いね。お客さんのおもてなしに使うんだろ?
少しサービスしといてやるよ!」

と、お気遣いを頂きました。
男性3人、女性が2人参られるとの事ですが、もしかしたら多少変動するかも知れないとの事です。
そうなりましても差し支えなきよう、きちんと準備して参りますのでご安心を。
もし男性3人、女性2人となりましたら子どもたちが喜びそうな人数構成ですね。(笑)
私達としては、頼もしい限りですが。

>彼の地でご母堂様が尊いお勤めをされていたのと同じく、柚葉さんもこの地で人と人ならざる者との平穏と均衡を保つため日々心を配っていてくださるのですもの。

日々人と妖(あやかし)との絆を大事になさっているお嬢様にそう仰って頂けますと、誇らしい限りです。
ですが、それはやはりお屋敷の皆様やこの街の皆様、そしてお嬢様と絆を深められた方々との繋がりがあってのものですね。
その一翼を担う者として、お勤めを果たして参ります。

では、少しレイナさんに相談したいことがありますので一度失礼致します。。
ふふっ…。今年はどのようなお嬢様の故国イタリアのお菓子を作ろうかしら。


152 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/10/30(Fri) 07:44
繰り返しになりますが、こちらをお訪ね下さるときは「sage」でお願いいたします。


>>148

そうですわね、いろいろございますけれど、何よりもこれが苦手なものと申せば、我が家のメイドさん、貴方様にただ今応対いたしました彼女の憂い顔、でございますわ。
わたくしの何よりも誰よりも大切な想い人が心を翳らせている、それを目の前にしてしまえば、わたくしの心が千々に乱れますのも必定ではございませんか?

そして今まさに彼女が左様な顔をしている…、これは何ゆえにございましょうね?
…貴方様がわたくしの弱点を聞いてこられたこと。
そこに原因を帰しても間違いとは申せませんでしょう?

貴方様が何ゆえ斯様なことを探ってこられたのか問い質しはしませんが、そのご質問はわたくしの柚葉さんを心配させてしまいますゆえ、
何とぞご遠慮くださいませ。

…と、いささか空気を重くしてしまいましたわね。
申し訳ございません。
では、もう一つ苦手なものをお教えいたしましょうか。

『ペペロンチーノ』、これでございます。
「そりゃそうだろう、吸血鬼はニンニクが苦手なんだから。」
とお思いかしら?
あにはからんや、日本に参って苦手なお料理の克服を少なからず頑張りました結果、ニンニク入りのあのお味も好きになってしまったのですよ。
ですが、ニンニクの匂いで他人様を不快にすることがないよう、食後にすぐさま歯磨きで口臭を残さぬことが肝要。
パスタ屋さんではそれが叶わぬゆえ注文を手控えなくてはならない…これが辛うございます。
わたくしを惹きつけながら、容易に手を出すことを許さぬ意地の悪いお料理…。
まったく苦手でございますわ、かのパスタは。

(と申しつつ、チラチラと柚葉さんの方を見て、さりげなく「ペペロンチーノを昼餉に」とアイコンタクトで訴えるわたくしでございます。)


>>149

ふふっ、いよいよでございますわ。
わたくしがかねてより用意しておりました仮装を見に纏いますのは。

今はまだ秘匿いたしておりますが、ご覧になりたいとお思い下さるならば、
「pixiv 秋鬼と金魚鬼火」
これで検索してみてくださいな。
ご覧いただけたなら、お分かりいただけましょう。
この絢爛として高雅なる衣装を。
甲斐千鶴画伯…、今わたくしが最も憧れている新進気鋭の芸術家の作ですわ。

例年子どもたちからは吸血鬼らしき衣装を。
黒と真紅で染め上げられたドレスを纏うことを求められますけれど。
「吸血姫 ドレス」で検索して出てくる画像のようなドレスは、実家よりたくさん送られてきますけれど。

わたくしは日本の美をこそこの身に纏いたい、と望みますので。
烏滸がましきことながら甲斐画伯のお力をお借りして、
なんとか頑張ってこの衣装で子どもたちにも認めてもらえるよう頑張りたいのですわ。

それに、我が家のメイドさんも申していますように、今年は鬼族の方々、
我がペンパルの方…鬼族の姫君より差し遣わされますご家来衆の皆様の訪問を受ける予定でございます。
お客様のお目汚しにならないように、しっかりと着こなしてまいる所存でございます。

(もうしわけございません、ここで一旦下がらせていただきます。)


153 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/10/31(Sat) 15:24
>>151(柚葉さん)

柚葉さん、今年は例年以上の大忙しになってしまいごめんなさいね。
長女ちゃんも次女ちゃんもお疲れさまでした。

お鍋に入れます旬の食材が沢山…、一つのお鍋を囲んでの歓談は友誼を深めるいちばんの宴でございますわ…。
わたくしも、また屋敷の森に参りまして妖精の皆様のご厚意でたくさんの食材をとらせていただいたのですよ。
松茸、舞茸、占地といったきのこの類、
それに森に住まわれているセイレーン様がわざわざ採ってきてくださった真鯛と白鱚、
こちらは妖怪社交部立ち上げのご挨拶、ということでいただきましたの。
(セイレーン様は水陸両用、鳥の翼を持ちながら海では人魚の姿で泳げるのですから凄いですわ。)

以前鬼族の姫様に妖怪社交部立ち上げのことと鍋パーティーのことをお手紙にしたためましたら、
「では妾(わらわ)の家臣たちにも進物と大鍋を担がせてまいるゆえ使ってやってたもれ。」
とお返事を下さいましたわ。
沢山の具材を使ってもこれで安心でございましょう。

>日々人と妖(あやかし)との絆を大事になさっているお嬢様にそう仰って頂けますと、誇らしい限りです。
>ですが、それはやはりお屋敷の皆様やこの街の皆様、そしてお嬢様と絆を深められた方々との繋がりがあってのものですね。

ふふっ、そう言っていただけるとわたくしも少し自信が出てまいりますわ。
では、今の皆様がわたくしたちに見せてくださるお優しさはわたくしたち二人の頑張りの結果、とそういたしておきましょう。
(だからと申して、わたくしが柚葉さんへの感謝を忘れることなどゆめゆめあってはならないこと。
いいえ、わたくしのこの溢れる想いは忘れられるわけがないのだけれど)。

>では、少しレイナさんに相談したいことがありますので一度失礼致します。。
>ふふっ…。今年はどのようなお嬢様の故国イタリアのお菓子を作ろうかしら。

はい、ではまた後ほど…。
うふふ、レイナさんも柚葉さんと一緒にお菓子を作るのかしら。
いつもクールビューティーでいらっしゃるけれど、彼女はそういう見目可愛らしい姿もとても似合うのですよね。
それも、柚葉さんと一緒にいていっそう磨きがかかったよだけれど。


…ですので、皆様のご案内はこの家の主人であるわたくしが相務めさせていただきます。
アーチェロ・ディ・カルミーニオ=ミズリーナと申します。
このたびは遠路はるばるのお越し、まことに恐悦至極にございます。

「…気がついておられたのですか。」

はい、この街の境を越えてこられてからずっと心待ちにしておりましたわ。

(まあ、何と古式ゆかしい装束でしょう。
 女性も男性もひとしく凛々しきお姿。
 「狩衣」と申すものでしょうか。
 以前pixivでみました「龍の守護 白黒」「龍の守護 赤青」というイラストを思わせますわね。
これが鬼族の衣装なのでしょうか。)

「御尊顔を拝し奉り、恐悦至極に存じ奉ります。
我ら一同、我が主・瀬織津姫(せおりつひめ)の使者として、姫君へのご挨拶に罷り越しましてございます。」

(凛とした雰囲気に身を包み、頭より伸びる鋭利な角を生やした女性をはじめとする皆様のご挨拶を受け、わたくしは皆様を屋敷の客間へとご案内いたしました。)


154 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/10/31(Sat) 15:32
つカクテル・ブルームーン

155 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/10/31(Sat) 17:05
>>154

あら、今宵のブルームーンにちなんでのサービスかしら?
洒落たことをなさいますわね。
でも、それだけの意味かしら?
カクテル・ブルームーン…、確か二つの意味がありましたよね?
1つは「完全なる愛」、そしてもう1つは「叶わぬ恋」「無理な相談」。
勘違いでしたらごめんなさいですけど、まさかわたくしに想いを告白してくださったのでしょうか?
「自分は貴女に何一つ欠けることのない愛情を捧げる」とか…?

万万が一そうであったとしたら、ごめんなさいなのです。
わたくしには恋に等しいほど焦がれてやまぬ方が居るのですもの。
それも、すぐ傍に。
今、彼女はキッチンから彼女が今宵子供に配るお菓子を作っている最中なのですよ。

ですので、貴方様からこのブルームーンをいただきはしますけれど。
わたくしからの返礼は同じくカクテルで、

つシャンディ・ガフ

意味は…カクテルにお詳しい貴方様ならご存じでございましょう。


156 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/11/01(Sun) 18:32
>>154

まあ、素敵な贈り物を有難うございます。
闇の拳族の方々が集うハロウィンと、ブルームーン…。

普段より大きな月の加護を得られる今宵は、近年以上に素敵な夜となりましょう。
無論、浮かれ過ぎることの無きよう勤めて参りますが。

では、お返しに自家製のイタリアのお菓子をどうぞ…。
中身は…うふふ、今は内緒です。(微笑)
お家に帰りましたら開けてみて下さいませ。

>>153(アーチェロお嬢様)

>わたくしも、また屋敷の森に参りまして妖精の皆様のご厚意でたくさんの食材をとらせていただいたのですよ。

まあ!こんなにも沢山の素敵な贈り物を頂けるなんて…。
それでは腕によりをかけて、美味しいお鍋を作って見せます。
このお屋敷のメイドとして、「妖怪社交部」の立ち上げを祝う宴を盛り上げられるよう頑張ります。

>以前鬼族の姫様に妖怪社交部立ち上げのことと鍋パーティーのことをお手紙にしたためましたら、

それは楽しみですね。
立場上、あまりお客様のお手を煩わせるわけには参りませんが
お客様から新たな鍋の調理法や具材に関する知識を伝授して頂けるかも知れません。
様々な面で、良き交流の機会となりそうです。

>このたびは遠路はるばるのお越し、まことに恐悦至極にございます。

(一度作業を中断して、ご挨拶に伺いました)

初めまして。ようこそお越し下さいました。
このお屋敷の主に使える、羽藤柚葉と申します。

>まあ、何と古式ゆかしい装束でしょう。
>女性も男性もひとしく凛々しきお姿。

(この凛々しきお姿と、『武』の心を感じさせる立ち居振る舞い…。
あの阿弖流為様とも所縁のある方々では…。
国は違えども、一族の安住の地を追われながらも誇り高く一族の系譜を守ってきたという意味で、
きっとお嬢様とは分かり合えるものも多い事でしょう。
くれぐれも失礼の無きように振舞わねば。)

−この後、お茶をお出しして再度お仕事に戻りました。−

>今、彼女はキッチンから彼女が今宵子供に配るお菓子を作っている最中なのですよ。

お嬢様、少々お時間を頂いてもよろしいですか?
今宵子どもたちにお配りするお菓子が完成致しました…。
初めて作るものになりますのでお口に合うかどうか分かりませんが…。
一度、イタリアの味を再現できているかどうかご賞味下さいませ。

※今年のお菓子です。
・パーネ デイ モルティ(トスカーナ)
・オッサ ディ モルティ(シチリア)
・ファーヴェ デイ モルティ(ペルージャ)

(モルティは「死者」という意味で、「死者のパン」という意味になります。
名前だけ聞くと少し怖いイメージですが、先祖を祀る意味合いが込められたお菓子です。)

・リングェ ディ ガット
(「猫の舌」という意味で、薄いラングドシャの中にチョコが入っています。)

それからお嬢様、前半に子どもたちをお出迎えする際の仮装で今年はこのようなものを…。

(手と顔に包帯を巻いた、『メイド服ミイラ』です。少し血糊をつけています。)

『死者のパン』をお出しする際の仮装として、演劇部の部長さんから今年もアドバイスを頂きました。
お客様の手前、流石にこちらの格好をお見せするわけには参りませんので
お客様が巡回に出られてからの格好になりますが、如何でしょうか?

無論、子どもたちの歓待を終えてからは先日の母と同じ和装を身に纏い、
「秋鬼と金魚鬼火」の装束を纏ったお嬢様と合流させて頂きます。

157 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/11/02(Mon) 09:27
>>153(続きです)

さあ、腹が減っては何とやらです。
どうぞ皆様、存分に召し上がって下さいませ。

商店街の皆様の心遣いと、お嬢様がこのお屋敷の領域に住まう妖(あやかし)の方々から頂いた
素敵な食材が沢山揃っております。

今宵は無礼講です。遠路はるばるお疲れでしょう。
少しばかり肩の力を抜いて、存分に楽しんで下さいませ。

(鬼族の皆様の食べっぷりを見ながら)

やはり温かなご馳走の宴は、緊張を解きほぐして下さいます。
皆様をおもてなしする立場として、甲斐がありますわ。

>以前鬼族の姫様に妖怪社交部立ち上げのことと鍋パーティーのことをお手紙にしたためましたら、
>「では妾(わらわ)の家臣たちにも進物と大鍋を担がせてまいるゆえ使ってやってたもれ。」
>とお返事を下さいましたわ。

というわけで、次はお庭をお借りして鬼族の皆様の大鍋を頂く事になりました。
私もお手伝いさせて頂こうとしたのですが、
「馳走になってばかりでは主に申し訳が立たぬ。姫君と共に、暫しお待ちを。」

との事でした。
では、お嬢様と共に東北の郷土鍋の作り方を拝見させて頂きます。

南部せんべい、はっと、だまこ餅…。
お米の美味しい地域だけに、お餅やお団子を使うお鍋が多いとお聞き致しますが、どれも本当に美味しそうですね。
これらのお餅やお団子…。新たな和菓子のヒントになる筈です。
後にこれらについて、お話を伺いたいですね。

あら…。屋敷の森に住まう皆様も鬼族の皆様の大鍋の匂いが気になって出て参りました。
これはまた、より賑やかな宴になりそうですね。

158 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/03(Tue) 15:20
>>156(柚葉さん)

>初めまして。ようこそお越し下さいました。
>このお屋敷の主に使える、羽藤柚葉と申します。

あらあら、使者の皆様が目を瞠って固まっておいでですわ。
もしもし~?

「ひ、姫君、こちらの侍女の方は、まさか…。」

個人情報ゆえ姫様へのお手紙でもつまびらかにいたしませんでしたが。
やはりお分かりでいらっしゃいますか。

「驚きました。この内より立ち上る輝きは、…名にし負う『贄』の係累の御方か?」

それにつきましては、本人の承諾がない限りわたくしからは申しません。
ですが、悪意ある妖が彼女の血を狙えば、相応の代価を支払わせる所存ですわ。

「彼女の身に付けたものから強い霊力を感じます。邪妖の魔の手が彼女の身に及ぶことはございますまい。」

あなた方、邪悪を懲らすご一族からそう言っていただけると安堵いたしますわ。
そう…彼の誇り高き瀬織津姫(せおりつひめ)の勇名はかねてから伺っておりますわ。
かの阿弖流為(アテルイ)王陛下と盟友で在らせられ、朝廷より排撃された多くの人々を守られ、
彼らを迎え入れての結界の神魔国を建てることを征夷大将軍・坂上田村麻呂閣下に認めさせたと伺っておりますわ。

本日は瀬織津姫様のご厚意により、皆様方のご協力をいただけること、深く感謝申し上げますわ。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

柚葉さん、そういえば瀬織津姫様のお姿、まだご存じなかったですよね?
ほら、スマホに彼女から送られてきた写真ですわ。
可愛らしゅうございましょう?
Pixivのイラストの『人恋し鬼の子』によく似ていらっしゃいますわ。

「…姫君、残念ながら早くもわれらが剣となりて敵を祓わねばならぬ事態やも知れませぬ。」

…え?
あ、いえいえいえ、それはちょっとお待ちくださいませ!

「なによぉ、せっかく宴に来てあげたのにご挨拶ねぇ。
 まあ、どうしてもって言うなら遊んであげるけどぉ?」
「トリック オア トリート…、じゃなくて、トリート!トリート!トリートぉ! 
お腹空いた…。」

はいはい、喧嘩は無しでございますよ。
お母様、画家のお嬢様、いらっしゃいませ。

159 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/03(Tue) 15:24
>>156(柚葉さん)(つづきです)

>お嬢様、少々お時間を頂いてもよろしいですか?
>今宵子どもたちにお配りするお菓子が完成致しました…。

「お菓子…、すごい、なにこれ、なにこれ?」

画家のお嬢様、今日はジャパリパークのサーバルキャットちゃんのご衣裳なのですね。

これらは、伊太利亜で11月2日のil giorno dei mortiイル・ジョルノ・ディ・モルティ(死者の日)の
前後に
よくいただくお菓子なのですよ。
「死者の日」はカトリックの国では、故人への思いを馳せる祈りを捧げる日でございます。
日本で申せばお盆でしょうか。

わたくしにもとても懐かしい大好きなお菓子でございます。
柚葉さん、こんなにたくさんありがとうございます。
お嬢さまに説明しながら、ありがたく試食させていただきますね。
お菓子の名前についている「モルティ」は「死者」という意味です。

・パーネ デイ モルティ(トスカーナ)
Pane di mortiとは「死者のパン」。
 パンと申しますが、カカオパウダーを混ぜ込んだ小判型のクッキーです。
 中にクルミ、松の実などのナッツ、レーズンと軽くシナモンが入入っていて、甘すぎず柔らかで…。

「口の中で優しく溶けるの、とても好い…。」

・オッサ ディ モルティ(シチリア)
Ossa di Mortiは直訳すると「死者の骨」ですわね。
骨に見立てた白いメレンゲで作られたビスケットです。

「かわいい…。」

シャリシャリとした食感が絶妙で、心地良いですわ。

・ファーヴェ デイ モルティ(ペルージャ)
fave dei mortiを訳すと、「死者のソラマメ」となります。響きは物。
Faveは豆(ソラマメ)をさし、これは聖人または故人の骨を意味するのですよ。

「とっても、きれい…。」

白、淡いピンク、カカオ色の3色は伊太利亜での定番の色ぞろえですわ。
でも、色遣いがとても上品で柚葉さんのセンスが光っていますわね。
ポルトガルから来たコンフェイト…金平糖も原色に近い恋色をしているのに比べ、
透明感がある淡い色合いですけれど。
柚葉さんも、見事に和の雅を映した出来栄えでございます。

・リングェ ディ ガット
Lingua di Gattoは訳すと「猫の舌」。
形がそれっぽいでしょう?
卵白とたっぷりバターで作るクッキーなのですよ。
リングア・ディ・ガット “猫の舌”という意味です

「ふわあ…、ふわふわ、さくさく、バターがとっても薫ってくるの。」

プレーンタイプ、ココア味、チョコレートがけ、どれもしっかり味が生地に馴染んで口の中が蕩けそうですわね。

柚葉さん、どれも見事でございました。
子どもたちの喜ぶ顔が目に浮かんでまいりますわ。
お嬢様も、後でまた宴の後に食していただきますからしばらく我慢してくださいませ。

>(手と顔に包帯を巻いた、『メイド服ミイラ』です。少し血糊をつけています。)

まあ、演劇部の部長様がアドバイスを?
なるほど、素敵な着こなしになっていますわね。
ホラー色も十分ながら、柚葉さんの可愛さもちゃんと際立たせていて、
包帯の巻き方ひとつとっても美しさが感じられますわ。

それではわたくしもしばらくお客様と巡回してまいります。
お客様方も交替で見回りされます(何しろ、人でも妖でもアクの気配があれば即参上、
人間の方の巡回よりもずっと早く回れますゆえ)ので、有志の方は戻って来られたら
お子様たちの応対にも参加なさるそうです。
今年は我が家も本当に賑やかなハロウィンになりそうですわ…。

(そして「秋鬼と金魚鬼火」の装束をまとって巡回に出かけ、折を見て屋敷に戻って柚葉さんと共に子どもたちを迎える、
楽しい時間を過ごしました。)

(すみません、一旦下がらせていただきます。)

160 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/03(Tue) 16:12
補足だ…そうでございます。

>Pixivのイラストの『人恋し鬼の子』によく似ていらっしゃいますわ。

鬼の方々の仰るには、あのように童女のお姿なのは人間の前に出る時に相手を恐れさせないための姿、だそうでございます。
家来衆前での姫様のお姿は「pixiv 月?神社」のイラスト。
このイラスト(拡大しないと中央の姫様のお姿が分かりにくいですけれど)、これこそが姫様の真姿実相にとても近くあらせられると。

161 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/03(Tue) 16:21
申し訳ございません。
「pixiv 月?神社」の「?」の部分は「華」の中国語の簡体字(「化」の下に「十」)です。
煩雑になってしまって申し訳ございませんでした。
このイラストの件、忘れてくださってけっこうです。

162 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/03(Tue) 20:25
訂正でございます。
『』内が訂正部分でございます。

>ポルトガルから来たコンフェイト…金平糖も原色に近い恋色をしているのに比べ、
>透明感がある淡い色合いですけれど。

ポルトガルから来たコンフェイト…金平糖も『ポルトガルのものは』原色に近い『濃い』色をしているのに比べ、
『日本のものは』透明感がある淡い色合いですけれど。

>お客様方も交替で見回りされます(何しろ、人でも妖でもアクの気配があれば即参上、

お客様方も交替で見回りされます(何しろ、人でも妖でも『悪』の気配があれば即参上、

失礼いたしました。

>>157(柚葉さん)

柚葉さん、お疲れさまでした。
お陰で我が家のハロウィンのおもてなしもつつがなく、そして楽しく過ごすことができました。
柚葉さんの『メイド服ミイラ』も子どもたちがキャッキャッとはしゃいでいましたわね。
ああいう和やかで賑やかな場に身がおけますこと、本当に楽しくいられましたわ。
そして、子どもたちに交じって観察しておられた演劇部の部長様
 ― 吸血鬼の衣装がわたくしよりよほどお似合いでしたでしょうか − 
の会心の笑みが今日ほど平和的に感じられたことはございません。
(いつもは、わたくしを何とか演劇活動に巻き込もうとの企みを宿した笑顔で、
わたくしもドキドキして逃げ回っておりますから。)

(そうしてわたくしは心地良い達成感を胸に、宴の場に臨みます)

なんて大きくて立派なお鍋でしょう。
お庭でくつくつと音を立てて具材が煮えていく様子に皆さんの垂涎の気分も否が応でも高まってまいりましたわね。

薪能の如く周囲にかがりびを焚いて照らし出された温かな雰囲気も本当に胸暖まりますわ。

>今宵は無礼講です。遠路はるばるお疲れでしょう。
>少しばかり肩の力を抜いて、存分に楽しんで下さいませ。

ふふふ…、柚葉さんの音頭取りで皆さんも笑みをさらに楽し気にされていますわね。

わたくしからも皆様にお礼申し上げます。
この街のハロウィンが街の皆様の和やかな一日として幕を下ろし得たのもひとえに皆様方のお蔭でございます。
遠き地よりご足労いただき、一方ならぬご助力をたまわりましたこと心よりお礼申し上げます。
どうか今宵の宴、存分にお楽しみくださいませ。

>では、お嬢様と共に東北の郷土鍋の作り方を拝見させて頂きます。
>南部せんべい、はっと、だまこ餅…。

まあ、これはこれは…、どれも初めて見るお料理ですわ。
『南部せんべい』はゴマやクルミの味わい、
でもこちらはリンゴやココアのお味とバラエティーに富んでいて、それにカリッとした歯ごたえが快感ですわね。
そして「せんべい汁」は醤油仕立てのお汁に煎餅が意外な相性の良さですこと。
『はっと』は、もちもちの生地に枝豆の餡をかけた独特の甘味が噛むごとに感じられますわ。
『だまこ餅』は、軽く焦げ目の入ったお団子そ串に刺して甘い味噌を塗るのが良い風味ですね。鍋に入れてもよく味がなじんで美味しいですわ。

>あら…。屋敷の森に住まう皆様も鬼族の皆様の大鍋の匂いが気になって出て参りました。

あら、九尾の狐様やひでり神様。花子様などの日本の妖の皆様だけでなくハーピー様、セイレーン様といった西洋から来られた方も。
この屋敷の森がこんなに多くの方の安住の場所になっていたなんて驚きでございます。
皆様、鍋に舌鼓を打たれて、なんて胸が温まる光景でしょう。


163 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/03(Tue) 20:27
>>157(柚葉さん)(つづきです)

…あら、画家のお嬢様の姿が大鍋の周りに見えませんね。
どちらに行かれたのかしら?

「あそこよ、あそこでずっとキャンバスに向かって絵筆を振っているわ。鬼族を見たあたりからスイッチが入ってねぇ。
 絵画の道具は持ってきてたんだけど、あたしがさっき特急便であの大っきいキャンバスを宅配させたのよぉ。
 届いたとたん食べるのを中断して、もう一心不乱に描いてるわねぇ。
 あ、キャンバスの支払いの方あたしが立て替えといたから、後で支払い、よろー。」

え?わたくしが払うんですか?

「そりゃそうでしょう、この景色に惹かれて大作を描いてくれるのよぉ。たまにはパトロンをやったってバチは当たらないわよぉ?」

…分かりましたわ。
しかし、大きいですね。
『ヴィーナスの誕生』(172.5 cm × 278.5 cm)くらいありますよね。
鍋を食される時間があるのでしょうか?

「さあぁ?あの娘は、いちどハマっちゃうといつ手を休めるか、わたくしにも分からないわねぇ。
 だから、ウチに帰ってでも食べられるようにお菓子をお土産に包んどいてね〜。」

(かくて宴を心から楽しんだ記憶は、後日我が家に贈られた絵画と共に
その後ずっと変わることなく留められたのでした。)


164 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/11/03(Tue) 22:53
>>158

>個人情報ゆえ姫様へのお手紙でもつまびらかにいたしませんでしたが。
>やはりお分かりでいらっしゃいますか。

青珠のお守りで隠しておりますが、それでも尚私の一族に流れる『血』の存在を
感じ取る事が出来るのですね。
瀬織津姫様が々に遣わされた方々です。
遠路はるばるお越し頂いた皆様への礼儀として、改めてご挨拶せねば瀬織津姫様にも失礼となりましょう。

いかにも…。古来よりその身に流れる『贄の血』を「アカイイト」として、縁を紡いできた血族の者です。
一族の紡いでいた絆の果てに、今はこのお屋敷の主、アーチェロ・ディ・カルミーニオ=ミズリーナ様に仕えております。
こうしてお嬢様と共に親交を深める機会を与えて下さった、瀬織津姫様に心から感謝致します。

>柚葉さん、そういえば瀬織津姫様のお姿、まだご存じなかったですよね?

まあ…何て可愛らしい…。
背景の桜、水流、月夜が醸し出す雅で神秘的な雰囲気に、思わず魅入ってしまいました。

え?スマホから送られてきた写真?
瀬織津姫様、現代社会を満喫していらっしゃるのかしら。(微笑)
神秘的ながら不思議と近寄り難さというものは感じられず、どこか親し気な方でもありますね。
機会があれば、一度お嬢様と共にご挨拶に伺いたいです。

>はいはい、喧嘩は無しでございますよ。
>お母様、画家のお嬢様、いらっしゃいませ。

うふふ…。内心今か今かと期待しておりました。(微笑)
宴を一番盛り上げて下さる方の来訪に…。
奥方様、ようこそお越し下さいました。

その…よろしければお嬢様と共に、今夜お配りするイタリアのお菓子を味見して頂ければと思うのですが…。
無論、お連れ様の画家のお嬢様も一緒に…。

実は、以前からの願いだったんです。
お嬢様と奥方様に、私の作ったイタリアのお菓子を召し上がって頂く事が…。
それで少しでも故郷の味を思い出して頂ければ、メイド冥利に尽きるというものですから。

>まあ、演劇部の部長様がアドバイスを?
>なるほど、素敵な着こなしになっていますわね。

はい、ちょっとばかり怖く、それでいて可愛くという形で考えて頂きました。
子どもたちにはちょっとだけ怖がってもらって、そしてお菓子で喜んでもらえれば
仮装した甲斐があるというものです。
メイド服なら、怖い雰囲気もある程度は和らぎますから。
メイド服の可愛さは、ある意味万能ですね。(微笑)

>それではわたくしもしばらくお客様と巡回してまいります。
>お客様方も交替で見回りされます

お疲れ様です、お嬢様…。
(母と同じ和服を纏って、合流しました。)

子どもたちの歓待も滞りなく進みましたので、レイナさんと有志の方に
お嬢様と合流するお時間を頂きました。

ふふっ…。「秋鬼と金魚鬼火」の装束、素敵ですね。(微笑)
そして今宵のブルームーンが、白い装束とお嬢様の銀髪を淡く優しく輝かせてくれています。
そして私達をお守りするように、凛々しい瀬織津姫様の使いの方々が脇を固めて下さって…。
守られるお姫様のお気持ちとは、このような状況を言うのかも知れませんね。

(暫く巡回を続けながら)

すれ違う皆様、仮装を楽しむというよりは礼儀正しくご挨拶をしていかれましたね。
瀬織津姫様の使いの方々の凛々しさに、皆様圧倒されていたようです。
お決まりの台詞は、どうやら必要なかったようですね。
格好いいというのは、やはり正義ですね。(笑)

どうやらさしたるトラブルもなく、子どもたちの仮装の行列も無事住みそうです。
時には瀬織津姫様の使いの方々に子どもたちが寄ってきて…。
怖がられるのではなく、子どもたちに「格好いいお兄さん、お姉さん」と慕われている様子は
見ていてこちらが嬉しくなってしまいました。(微笑)

そしてお嬢様や私の事も、「お姫様みたい」と言ってもらえた時には
嬉しさを隠しきれませんでしたね。
今年のハロウィンの地域巡りもまた、素晴らしい思い出となり何よりです。

(ごめんなさい、今夜はここまでとさせて頂きます。)


165 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/11/06(Fri) 10:37
>>162-163

>わたくしからも皆様にお礼申し上げます。
>どうか今宵の宴、存分にお楽しみくださいませ。

お嬢様、先程鬼族の女性の方から『南部せんべい』『はっと』『だまこ餅』を
お土産としても頂きました。
瀬織津姫様曰く、

「伊太利亜の姫君は、大層日ノ本の味を好まれると聞く。
ならば我等の里の味も、土産として持たせようぞ。」

だそうです。
明日そちらを用いた和菓子についてもご教授頂けるとの事なので、楽しみですね。
ああ…お嬢様のお陰で私も更に交流の幅が広がりそうです。
こうして東北の地の方々とも絆が生まれること、心から嬉しく思います。

>…あら、画家のお嬢様の姿が大鍋の周りに見えませんね。
>どちらに行かれたのかしら?

今宵このお屋敷に集まった方々の事を考えますと、西洋のハロウィンと日ノ本の百鬼夜行が
同時に行われていると言っても過言ではありませんね。
正に百花繚乱の宴…。
これまでは何か召し上がっている印象が強い画家のお嬢様ですが、今宵の華やかな宴に
芸術家としての魂に火が付いたようですね。

ではお嬢様、画家のお嬢様のお土産は任せて下さいませ。
きちんと準備しておきますわ。

>「そりゃそうでしょう、この景色に惹かれて大作を描いてくれるのよぉ。たまにはパトロンをやったってバチは当たらないわよぉ?」

奥方様ったら…。(苦笑)
でもこのような滅多にお目にかかれない素敵な夜の宴を、作品に残して頂けるのは光栄です。
奥方様のお導きが無ければ、その機会には巡り合えなかったでしょう。
では奥方様、器をこちらへ…。すぐにお代わりをお持ち致します。

>(かくて宴を心から楽しんだ記憶は、後日我が家に贈られた絵画と共に
>その後ずっと変わることなく留められたのでした。)

素敵…。
アルバムの写真と共に、また一つ素敵な思い出の証がこのお屋敷に残りました。
それにしてもあの画家のお嬢様、一度筆を取った時の熱意と目の輝きは凄いものがありましたね。
絵のモデルの方や風景と違って、描かれている光景はせわしなく動いているというのに
このような素晴らしい絵をお描きになるなんて…。

奥方様が才能に惚れ込まれて、この国に留まっている理由も頷けます。

ところでお嬢様、何か郵便局等にお届けするものはございますか?
私、手紙を一筆したためましたのでお買い物と一緒にお届けしようと思うのですが。
はい、先日東北のお鍋やお料理、お菓子についてご教授頂いた鬼族の女性に…。

今は便利なツールでメッセージを瞬時に送る事は可能ですが、やはり直筆のお手紙こそが
一番心の篭ったメッセージですから。
今年のハロウィンも、本当に素晴らしいものとなりました。
子どもたちに混じっての仮装行列から戻った屋敷神様も、あの宴には驚きつつも子どものようにはしゃいでおられましたね。(微笑)

それから近々、土地神様の神社にもご挨拶に参りましょう。
勿論、お酒と共に…。

鬼族の方々、瀬織津姫様の使いとしてお屋敷に来られる前にご挨拶には向かわれたそうですが
この街で他の地の妖(あやかし)の方々が心置きなく過ごせるよう取り計らって下さったのは土地神様ですから。
こちらの絵を写真に写して、土地神様にも見て頂きたいですね。
お酒の肴として、この日の宴について話が弾むでしょう。

それと早速、作り方を教わった胡麻の南部せんべいを作ってみました。
私がお使いの間、お茶と共に召し上がって下さいませ。
お嬢様からも好評であれば、こちらも土地神様のご挨拶に持参しようと考えております。



166 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/06(Fri) 23:24
>>164(柚葉さん)

>いかにも…。古来よりその身に流れる『贄の血』を「アカイイト」として、縁を紡いできた血族の者です。

「左様であられたか…。
 山神と人柱の伝承、かの『オハシラサマ』の神業はかねてから聞き及ぶところ。
 お会い出来て光栄に存ずる。
 申し遅れましたが、わたくしは今回の瀬織津姫が使者の長を務めます鈴鹿(すずか)と申す。
 ですが、申し訳ござらぬ。
『青珠』によって隠しておられた貴殿の『血』のこと、持ち出しましたのは我の不覚。
 このことは決して口外いたさぬゆえ平にご容赦を。」

…それを申すなら、鬼族の慧眼への備えを怠ったわたくしの咎ですわ。
柚葉さん、申し訳ございません。
(わたくしは深く頭を垂れました。)

>え?スマホから送られてきた写真?
>瀬織津姫様、現代社会を満喫していらっしゃるのかしら。(微笑)

瀬織津姫様の神魔国は結界の中、人の世に知られていない世界ですけれど、
瀬織津姫様は人間界の有為転変を注意深くご覧になって、優れたところは取り入れて然るべき、とのお考えのようですわね。
わたくしに対しても
『カルミーニオ家は何故に人間界にその身を置くや?
人間との相互理解を図るのを良しとするや否や?』
とか、いろいろ我が家のことを尋ねてこられますわね。
スマホで。
あらたまった挨拶は書状でくださいますが、普段はメールを送ってくださいますよ。

>うふふ…。内心今か今かと期待しておりました。(微笑)
>宴を一番盛り上げて下さる方の来訪に…。

柚葉さん、そんなに嬉しそうに仰るとまたこの人が調子に…。

>その…よろしければお嬢様と共に、今夜お配りするイタリアのお菓子を味見して頂ければと思うのですが…。
>無論、お連れ様の画家のお嬢様も一緒に…。

「ん~、美味しい。
ちょっと、柚ちゃん、貴女って、ほんと出来た嫁よねぇ。
ハロウィン終わったら、すぐうちにいらっしゃいな。
 そしてメイドたちにこのレシピ教えて上げなさい。
 さすがに披露宴に出すスイーツを花嫁本人に作らせるわけにはいかないからぁ。」

お、お母様!
わたくしたち、結婚して『婦婦』になるとか、そんな!
柚葉さんを困らせるようなことをおっしゃらないで!

「じゃあ、この娘の弟と挙式する?
 義姉妹なっての麗しい愛というのも乙なものよぉ。」

だ…、だめだめだめですぅ!
柚葉さんは渡しませ……
ああ、もう!
そういう話は今無し!無しですわ!
これから着替えて巡回に出かけるのです。
わたくしがいない間に、柚葉さんにヘンなこと吹き込んじゃダメですよ…。

(その後、柚葉さんと合流して巡回をいたします)

>ふふっ…。「秋鬼と金魚鬼火」の装束、素敵ですね。(微笑)
>そして今宵のブルームーンが、白い装束とお嬢様の銀髪を淡く優しく輝かせてくれています。

ありがとうございます。
でも、柚葉さんのご衣裳こそ本当に素晴らしいですわ。
プレイ動画で拝見した、かつてオハシラサマでいらっしゃった頃のご母堂様のような、
雅で可憐なお姿で溜息が出てきて困ってしまうほどに…。

>すれ違う皆様、仮装を楽しむというよりは礼儀正しくご挨拶をしていかれましたね。
>瀬織津姫様の使いの方々の凛々しさに、皆様圧倒されていたようです。

賑やかで楽しいお祭りでありながら、古来の神様をお迎えするときのようなどこか厳かな、不思議な雰囲気ですわね。
そしてそのお陰で、毎年話題になる都心の繁華街の如き放埓な大騒ぎに流れない。
「戦わずして人の兵を屈するは善の善なる者なり」(孫子)
とはまさにこのことでしょうか…。

>そしてお嬢様や私の事も、「お姫様みたい」と言ってもらえた時には
>嬉しさを隠しきれませんでしたね。

ふふふ…、柚葉さんがそう言われたときは「さもありなん」と思わず大きくうなずきましたわ。
ですが…、城館ではともかく市井において自分がそう言われるのはとても気恥ずかしいですね。
それでも、誰を怖がらせることも無く祭りの一員として皆様から認めていただける、こんなに嬉しいことはそうそうございませんわ…。

(感激に自然と柚葉さんの手に自分の手が伸びて、ぎゅっと握ってしまうわたくしでした。)


167 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/07(Sat) 22:29
>>165(柚葉さん)

>「伊太利亜の姫君は、大層日ノ本の味を好まれると聞く。
ならば我等の里の味も、土産として持たせようぞ。」

まあ、また我が家の和菓子のレパートリーが増えるなんて。
我が家からは伊太利亜のスイーツが、瀬織津姫様からは東北の里の味が。
お菓子は心の大切な栄養、交流して互いの栄養をより豊かに出来る、
姫様のお心遣い、柚葉さんのこの度の奮闘、まことに嬉しゅうございます。

>ああ…お嬢様のお陰で私も更に交流の幅が広がりそうです。
>こうして東北の地の方々とも絆が生まれること、心から嬉しく思います

それもこれも、柚葉さんのおもてなしがあったればこそ。
わたくしのお願いにこんなにも応えてくださって本当に感謝ですわ。
あら鈴鹿様、感慨を湛えた澄んだ瞳を柚葉さんに向けていらっしゃいますが…?

「此度は姫様とは申すもさらなり、侍女殿とも縁をいただけてまことに良かったです。
 侍女殿のご一族は『鬼切部』と友誼を持たれていると聞き及んでおります。
 …実を申しますと、わたくしはかつて田村麻呂大将軍と刃を交えたことがあるのですが。
その折に彼の大将軍の使いし剣がまさに『鬼切』と申したのは、
かの「太平記」も伝えるところ。
 仔細は控えますが、二つの『鬼切』の繋がりについては我等にも知るところがござる。
そして今『鬼切』と縁故ある方と、こうして平和裏に友誼を結べたことが嬉しいのです…。」

まあ、そうなのですか?
誠に縁は不思議にして尚且つ然るべき形を成すものですわね。

>今宵このお屋敷に集まった方々の事を考えますと、西洋のハロウィンと日ノ本の百鬼夜行が
>同時に行われていると言っても過言ではありませんね。

確かに仰るとおりですわね。
そんな賑やかなる祝祭がこの街で花開くだなんて、なんて素敵なこと。
京洛でも毎年「一条百鬼夜行」という妖怪の集いが催されると聞いておりますが、
我が街にてはハロウィンと融合して新たな祝祭の空間が出来てまいったのですね。
洋の東西の妖(あやかし)と柚葉さんや画家のお嬢様のような人間とが皆で楽しく
こんなひと時が実現したこと、
これは皆の心が集いて作ってくださった、一つの輝石にして奇跡ですわ。

>これまでは何か召し上がっている印象が強い画家のお嬢様ですが、今宵の華やかな宴に
>芸術家としての魂に火が付いたようですね。

ふふっ、本当に。
わたくしもだんだん『食いしん坊さん』のイメージで見てしまって、その面でも少なからず
親近感を覚えていたのですけれど。
キャンバスに向かわれるお姿はかつて見たルネサンス期の芸術家の皆様と同じ、
情熱溢れるミューズの神の使徒のもの…。
圧倒されてしまいますわ。

柚葉さん、きっとお嬢様はとても激しく英気を費やされることでしょう。
どうかお土産のこと、よろしくお願いいたしますね。

>でもこのような滅多にお目にかかれない素敵な夜の宴を、作品に残して頂けるのは光栄です。
>奥方様のお導きが無ければ、その機会には巡り合えなかったでしょう。

むむう…。
ま、まあ、確かにお母様のお陰でないとは申せませんから、
感謝して差し上げてもよろしゅうございますわよ?

「ちょっと、聞きましたぁ?柚奥様ぁ。
 自分の母親にツンデレするなんて、ちょっと危なくございませんかぁ?
 ちゃあんと、ご自分のところに引き留めておきなさいませ、ですわよぉ。」

くっ、どうしても最後はわたくしをいじって遊ぶおつもりですのね…。

(わたくしがふくれっ面をしている間にも宴は続き…、そして名残惜しくも幕を閉じたのでした。)


168 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/07(Sat) 22:32
>>165(柚葉さん)(つづきです)

(そして、後日でございます。)

>素敵…。
>アルバムの写真と共に、また一つ素敵な思い出の証がこのお屋敷に残りました。

ええ、わたくしも思わず見入って…そして、あまりに精彩豊かな絵の中に
閉じ込められてしまいそう。
大貫妙子様の『メトロポリタン美術館』を実現させそうな絵でございます。
ピーテル・ブリューゲル画伯の『野外の婚礼の踊り』を思わせる、大人数の
一人一人に至るまで喜びと快活を溢れさせ、
それをまた甲斐千鶴画伯に通じる現代アート感覚で描いていらっしゃる。
ああ、ここに柚葉さん、こちらにわたくし。
わたくしたちの歓喜を余すところなく描破なさっていますわ。

>ところでお嬢様、何か郵便局等にお届けするものはございますか?

では、わたくしのドレスの四、五着ばかりを姫様への贈り物としてお届けいただけますか?
ハロウィンの時のわたくしの衣装を見て
「アーチェロ殿が和装の鬼を装うなら、妾もぜひ吸血姫の衣装をまといたい。
 できれば、一門の娘たちにも着させてやりたい。」
と仰られていたのです。
これを着られた方々の写真を見せていただくのが楽しみですわ。

そうそう、三女ちゃんが『PixiVision 魔をまとう隣人。鬼娘のイラスト特集』の
キーワードで鬼娘の素敵な絵を見つけてくれたのですよ。
その中には先に申した『人恋し鬼の子』も入っておりますが、鈴鹿様に
お見せしたところ
『なんと、まさに図ったかのように、我が一門の娘たちの写し絵のような
作品ばかりですな。』
と感心しきりでしたわ。
そう言われてしまいますと、なお見てみたくなってしまいますね…。

>鬼族の方々、瀬織津姫様の使いとしてお屋敷に来られる前にご挨拶には向かわれたそうですが
>この街で他の地の妖(あやかし)の方々が心置きなく過ごせるよう取り計らって下さったのは
土地神様ですから。
>こちらの絵を写真に写して、土地神様にも見て頂きたいですね。

はい、土地神様のご加護をいただいている街であるからこそ、瀬織津姫様のご信頼を
たまわることができたのですもの、
よくよくお礼を申さないといけませんわね。

ああ、この南部せんべいは美味しくてお茶との相性のよろしいこと。
味見役とは言え、土地神様より先にいただいたのが申し訳ないくらいですわ。
では、ご挨拶の時にはたくさん持ってまいりましょうね。
もちろん、お茶とお酒を一緒に携えて。


169 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/11/10(Tue) 19:21
>>165

>では、わたくしのドレスの四、五着ばかりを姫様への贈り物としてお届けいただけますか?

承知致しました。
では、早速包装の準備に取り掛かりますのでお嬢様はお送りするドレスを
お選びになって下さいませ。

(ドレスを準備しながら)

5着となると、箱は2つに分けた方がよろしいですね。
高級な衣類を梱包するのに相応しい箱をきちんと取っておいて、正解でした。
この2つでしたら、お送りするドレスにも相応しいと思います。

>「アーチェロ殿が和装の鬼を装うなら、妾もぜひ吸血姫の衣装をまといたい。
>できれば、一門の娘たちにも着させてやりたい。」

はい、実は私もあの方々が洋風のドレスを身に纏ったらどれ程お似合いになるかと
想像していたのですよ。
このお屋敷のホールでは、今までに社交部の方々ともダンスパーティを催してきましたが
「妖怪社交部」が実現したとなればいずれその日が訪れるかと思います。

あら、いけません、大切な事を忘れていました。
今回男性の方も来られていましたから、男性用の礼服も準備しなくては…。

これは思ったよりも、大掛かりな作業となりそうですね。
でも次の素晴らしい交流の事を思えば、逆に楽しくなって参ります。(微笑)

>そうそう、三女ちゃんが『PixiVision 魔をまとう隣人。鬼娘のイラスト特集』の
>キーワードで鬼娘の素敵な絵を見つけてくれたのですよ。

此度も、素敵なイラストの紹介を有難うございます。
『人恋し鬼の子』に始まり、『おにっこ』『月が眩しかったあの夜』
『鬼姫』『櫻鬼』『夜桜』

どれもついつい目移りしてしまいますね。(微笑)
和装を身に纏った伊太利亜のお嬢様と、ドレスを身に纏った日ノ本の鬼娘様達…。
いずれ並び立つ日が、待ち遠しいですね。
あら、いけません、話に夢中で手が止まっています。きちんと作業を続けなければ…。

東北に戻られた皆様は、これからがお忙しい時期かと思います。
次にお会いできる日は『夜桜』『櫻鬼』の時期となるやも知れませんが、
それまでにこまめに連絡を取り合いながら、次回も素敵な交流の機会となるよう
計画を立てておきたいですね。

(ドレス、礼服、お手紙をお送りしてその後)

土地神様、お忙しい中失礼致します。
此度はハロウィンイベントの際お屋敷に参られたお客様のためにお心を砕いて下さり、誠に有難うございました。
こちらはほんのお礼です。お納め下さいませ。

(南部せんべいと『田酒 特別純米』を献上致しました。)

それから、社務所のお台所をお借りしてもよろしいでしょうか?
すぐに、お茶の準備を致します。

(この後、画家のお嬢様が送って下さった今回の宴を描いた絵の写真と
その時の宴の話題で大いに盛り上がりました。)

はい、日頃からお嬢様が交流を温めておられた方々と直にお会いできる機会が実現した事、
誠に嬉しく思います。
今でこそ、人は日本全国はおろか海を越えて行き交う事が当たり前ではありますが
今尚八百万の神々とお仕えする妖(あやかし)の方々はそれぞれの領分と其処に踏み込む際には細心の注意と共に
相応の敬意を払っておられるとお聞き致します。
だからこそ、今尚日ノ本は『八百万の神々』の国であられるのだと…。

宴として交流を温めるのも実に良い事ですが、それは決して当たり前の事ではなく
実に得難き大切なひと時である事を徐々に知って参りました。
人の世に生きるだけでは知り得なかったことを、伊太利亜から参られたお嬢様に私は教わりました。
そのような素晴らしい主に巡り合えた事に感謝しながら、相応しい従者でいられるよう
今後とも精進致します…。

170 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/15(Sun) 19:07
>>169(柚葉さん)

>では、早速包装の準備に取り掛かりますのでお嬢様はお送りするドレスを
>お選びになって下さいませ。

ええっと、これと、これと、これ…は露出過多ですわね。
あまりの薄衣でほとんど、下着じゃありませんか。
伊太利亜から勝手に送られてきてお蔵入りしていたものですね。
せっかく柚葉さんが丁寧に梱包してくださるのに、先様で開けてこんなものが出て来たら、恥ずかしいから無しですわ。

>はい、実は私もあの方々が洋風のドレスを身に纏ったらどれ程お似合いになるかと
>想像していたのですよ。

ふふっ、ですよねー。
「妖怪社交部」のこと、宴の席でもいろいろ聞かれましたわ。
鬼族のあの凛々しいお姿の女性からも耳元でこっそりと、おずおずと。
「わ、我でもドレスを着ても可笑しくは無いのだろうか?
 瀬織津姫様は『きっと似合うぞ』と仰って下されるが、我のような武張った者があのようなヒラヒラしたものを着ても…のう?」
などと言われたら。
是非ともお召しになっていただきたい!というか、むしろ嫌がっても強引に着せて、己の似合いぶりに戸惑っていただきたい!
と、思うではありませんか?
うふふふふふ…。

「あー、やっぱり姫様って奥方様の娘よね。」

何か言いましたか、長女ちゃん?

>今回男性の方も来られていましたから、男性用の礼服も準備しなくては…。

ええ、わたくしもじっと鬼の殿方の体形を密かに見て居りました。
流石に鍛えた無駄のない筋肉の付き具合、鍛えられ均整の取れたあの身体、礼服を着せて存分にその魅力を発揮していただきたいものでございます。

>此度も、素敵なイラストの紹介を有難うございます。

三女ちゃんは柚葉お姉さまに喜んでいただきたくて探してくれたのですよ。
後であの子のこと褒めてあげてくださいませね。

では、これらのドレスの送付のこと、どうかよろしくお願いいたします。

>次にお会いできる日は『夜桜』『櫻鬼』の時期となるやも知れませんが、
>それまでにこまめに連絡を取り合いながら、次回も素敵な交流の機会となるよう
>計画を立てておきたいですね。

はい、これから年末年始にかけて地元住民の子どもたちの健康と破邪のために家々を廻られる、お忙しい時期でございましょう。
彼の地は、朝廷が『征夷』の名の下に起こした討伐で傷つけられた方々の子孫が多く残っていらっしゃいます。
その皆様を護って参られた鬼族は人の民としっかり結ばれていらっしゃる。
きっとこの冬も多くの温かい交流が行われることでしょうね。
わたくしもそのご様子をぜひ拝見したいですわ。

(すみません、続きます。)


171 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/15(Sun) 19:09
>>169(柚葉さん)(続きです)

(土地神様の社に御礼に訪れました)

土地神様、この度は一方ならぬお骨折りをいただき無事にハロウィンと百鬼夜行の催しを街の皆様と無事遂げることができました。
まことにありがとうございます。

「我は大したことはしておらぬよ。
 あの鬼姫の配下の者は実に良くやっていた。
 じゃが、献納の酒なら喜んで貰っておこうではないか。

 ふむ…、これが宴の絵か。
そなたの母御も良う絵師の娘を庇護していると見える。
実にのびのびとして命の活気を映した良き絵よのう。」

>はい、日頃からお嬢様が交流を温めておられた方々と直にお会いできる機会が実現した事、
>誠に嬉しく思います。

それも皆、神と妖と人とが長年月に渡って信頼関係を築いていらっしゃったからこそ、ですわ。
その絆があったから、わたくしはそのおこぼれに与らせていただいたのでございます。
その絆を築いてこられた中に、もちろん柚葉さんのご一族もいらっしゃったのです。
わたくしこそ感謝しなければ、と思っておりますわ。

>人の世に生きるだけでは知り得なかったことを、伊太利亜から参られたお嬢様に私は教わりました。
>そのような素晴らしい主に巡り合えた事に感謝しながら、相応しい従者でいられるよう
>今後とも精進致します…。

柚葉さん…、貴女がいらしてくださったから、わたくしはこの日ノ本に自分の居場所を見つけることができました。
寄る辺ないまま終わるかも知れなかったわたくしに、新たな世界を拓いて導いてくださったのです。
でも、そう言ってくださる貴女に、わたくしもこれから良き主であれるよう、ずっと傍で努めさせてくださいませ。

そして、この地の民としても良き一員であるよう努めてまいります。
土地神様におかれましても、どうかご照覧あれとお願い申し上げます。

「ほほう…、努める姿を我に見ていて欲しいと申すか。
ならば、一つ頼まれてもらいたい。
我は、間もなく神在月の神の集会のため出雲へ行かねばならぬ。
今年は新暦の11月24日より12月1日までじゃ。
吸血姫よ、その間この社にて我の代行をしてもらいたい。
我が庇護の下にある町民を一時とは言え目を離すのは忍びないのじゃ。」

…は?え、えっとそれは…。
い、いえいえいえ!!
御冗談が過ぎますわ、魔族のわたくしが神様の代行とか、ありえません!

「じゃが、そなたら妖魔の力は神力へと通ずるものがあると認めておる。
 なに、その期間限定で我より分け御霊(わけみたま)するゆえそなたに神性が宿る。
 まあ、神の仮免と言ったところじゃ。
 そして、暮らしはこれまで通りでよいが、定期的に社に参って参拝者の声を聴いてほしいのじゃ。
 ぱあとたいむの神ということじゃな。
 まあ、どうしても駄目なら、そなたの母御に打診してみるが?」

…はああ、それを言われたら、拒めませんわ。
…謹んで拝命いたします。

「うむ、よくぞ申した。
 では、景気づけに今宵は南部せんべいと『田酒 特別純米』で大いに盛り上がろうぞ!」

…盛り上がるというか、飲まないとやっていられない気分なのですけれど。

(その夜は、いつにも増してお酒が進んだわたくしでした。)


172 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/15(Sun) 19:43
コンビニのブリトーっていう食べ物の中ではどの種類がお好き?

173 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/15(Sun) 21:37
>>172

あらあら、なんと言う良いタイミングでしょう。
実は今しがた、小腹が寂しくなったので近所のコンビニで買ってまいりましたのよ。
『2種チーズのラザニアソース』。
わたくしの一番のお気に入りのブリトーですわ。
なんと申しましても、このラザニアの味。
ナポリ名物のパスタ料理由来の、ミートソース、ホワイトソース、チーズの
三位一体となったこの味わいと柔らかな歯ごたえ…。
人間と同じ夜を休息の時間とした今となっては、優しくお腹をくすぐってくれ
ますわね。

ですが、美味しさにつられて少し買い込み過ぎてしまいました。
良かったらお一つ貰ってくださいませんか?

今宵は新月、星影はとてもきれいにまたたいて。
少しお行儀が悪いですが、この星を眺めながら美味しくいただくのも乙でございますわ。


174 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/16(Mon) 12:05
あんまんと肉まん、どちらが好き?

175 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/17(Tue) 07:30
>>174

これはまた、難問を突き付けてこられましたわね。
商店街の点心・飲茶のお店、美人で双子の華僑の看板姉妹がいらっしゃるお店の品は両方とも絶品でございます。
あんまん大好きのお姉さまと肉まん命の妹さま。
お二人が相譲らずより良きお饅頭を追究なさった結果、本当に甲乙つけがたい逸品となったのですよ。

あんまんと肉まん、白くて丸い満月のようなその姿の蠱惑的なこと。
商店街のあの二つのどちら、と言われるととても難しいけれど。
晩秋の澄んだ空、満月の夜の空のお散歩ではしゃぎ過ぎてちょっとエナジーが欲しい時、真っ先にあの肉まんをいただきたくなりますわね。
ええ、店頭で買い求めたらすぐに『はむっ』といくと解放される肉の旨味は素晴らしいのですわ。

ですが、一息ついて飲茶を楽しむならあんまんでしょうか。
わたくし、これをジャスミン茶といただくとその濃密な甘さに心がふんわりと温かくなるのですよ。
もちろん、肉まんでいただく飲茶も素敵なのですが。

そういえば、先だっての11月11日は、『肉まんの日』だったのですよね。
日付は原材料の豚さんの鼻の形が(11)で「11」に見えることから、とかなかなかユーモアが聞いております。
ですが、『あんまんの日』が聞いたことがないのです。
それで11月11日には妹さまがドヤ顔、お姉さまが悔しげになさっていて。
それでわたくしも今は、少しあんまんに肩入れしたくなっておりますの。

ちなみに、『中華まんの日』もちゃんとあるのですよね。
1月25日、かつて北海道で日本の最低気温マイナス41.0℃を記録した日なのにちなみ、
寒い日には中華まんを食べて暖まってもらおうと制定されたとか。
その日は同じ趣旨で『ホットケーキの日』でもあるそうで、その日ばかりは姉妹も一致団結。
お隣のホットケーキパーラーとの間で火花を散らす日となっておりますわね。

わたくしもその日はどちらに入ろうか、迷ってしまうのですよ。
ホットケーキも見事な真ん丸お月様を彷彿とさせて。
わたくしにとって、実に悩ましい日なのですよ。


176 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/18(Wed) 21:22
キレイなお花は好きですか?

177 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/20(Fri) 23:11
>>176

はい、好きですよ。
綺麗なお花、惹かれますよね。
故郷の城館では園芸専門のメイドさんがいて庭園に四季それぞれ綺麗な花を咲かせてくださっていて。
その花を見ながら庭を散策する、煌々と月光を浴びて輝く姿を見るのはとても楽しくて。
中でも丹精込めて育てられた真紅の薔薇、メイドさんが一輪切ってわたくしの髪に飾ってくれたのが嬉しくて、はしゃいだこともありましたわね。

日本もまた四季折々の花咲き誇る国。
中でも最初に魅入ってしまったのがこの国で最も愛されている花、桜の舞い散る花吹雪の景色ですわね。
その花びらの舞う中で、わたくしはメイドさんと新たな出会いをしましたので、毎年桜の花綻ぶ季節は心躍ります。

そしてもう一つ大好きになったのは槐(えんじゅ)の花でございます。
真白くて、蝶々のような花びらの吹雪の何と幻想的なことか。
わたくしの屋敷の庭にも、枝垂れ槐の大きな樹がございます。
夏の宵の花の舞いは正に夢幻の情景で…。
これまたわたくしのメイドさんの故郷に咲く花ゆえ、その舞いを見るたびに鼓動が高鳴るのですよ。

ですが、すべての綺麗な花に心ときめく、というわけには参りませんね。
クリスマスローズ…、冬のガーデニングで人気の花です。
別に聖人の生誕祭を名乗っているのはよろしいのですが。
かつてアレクサンダー大王の命を奪ったともいわれるこの花の毒を塗った矢で射られた経験があるものですから。
幸い魔族のこの身を屠るほどの毒を注がれはしませんでしたが、
まだ幼い子どもだったゆえ、痛みと殺意を向けられた、という心的外傷が今も時に胸を疼かせるのですわ。
可憐な花なのにこんな思いを抱いてしまうことがとても哀しゅうございます。


178 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/22(Sun) 13:33
最近、柚葉さんの姿が見えないですね
家の家事が忙しくて来れないのかな…?

179 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/22(Sun) 15:37
>>178

ごめんなさい、応対に出てまいりましたのがわたくしで。

柚葉さんは我が家の家事全般心を籠めて何一つ揺るがせずにしてくださり、また大学の学業にも日々打ち込んでいます。
時に、大変そうだな、疲れていらっしゃらないかな、と心配になるわたくしですが、同時に主の身として気遣いが行き届かず恥じ入ってもおります。

彼女のことを気にかけてくださりありがとうございます。
こうして彼女の身を案じてお出で下さるお客様がいらっしゃる。
そのことはきっと彼女にとっても良き励ましになることと存じます。

どうか、彼女のことは静かに末永くお見守りくださり、そして彼女が参りましたときは親しくお声をかけてくださいますよう、
切にお願い申し上げます。


180 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/22(Sun) 17:29
ドリアとグラタンが好きなんですけど、
あなたはなんの冬料理が好きですか?

181 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/11/22(Sun) 17:31
試験及び私用で返信と来訪が遅れてしまい、申し訳ありません。
では、改めてお客様への対応に戻らせて頂きます。

>>172

近年、日本のコンビニでは定番となりつつあるホットスナックですね。
コンビニと言っても様々な店舗がございますが、あるお店では「ブリトー」、
または「ピザサンド」として販売されているのは存じております。

サンドイッチなどと一緒の棚に置かれているものはお家に帰って温めても美味しいですし、
時には空揚げ、コロッケなどと一緒に売られているのも見た事があります。
やはり寒い時期に立ち寄ると、ブリトーを初めとするホットスナックにはついつい目を奪われてしまいますね。

それで、好きな種類ですか?
どれも美味しそうなので、迷いどころなのですが…。
今回は、「チーズたっぷりボロネーゼ」を選びました。
基本的にブリトーにチーズは定番ですが、温めた際に中で具と共に溶け合った熱々のチーズが
冬の寒さにはたまりませんね。

ですが、もうすぐ夕餉の時間なので召し上がるのは一つだけに留めておきましょう。
学校帰りのコンビニのお食事はある意味青春の一ページですが、夕餉に差し支えないようお互いに気を付けましょうね。

>>174
>>175(アーチェロお嬢様)

これもまた、迷いどころですね…。(思案中)
残念ながら、どちらかの方が好き、とは決められないのですよ。

どちらを頂くかは、状況次第という事になります。
単にお腹が空いているのであればお肉のボリュームが味わえる肉まん、
少し疲れている時、勉強の合間に糖分が欲しいという場合はあんまんという具合に…。

件の飲茶のお店の看板娘さん達のお作りになる肉まん、あんまんはどちらも美味しくて
尚且つ情熱が籠っているだけに、ついつい両方とも購入してしまうのですけど。

お互いが良きライバルなだけに、両方を購入した際の「どうせならどちらか一方を選んで!」という視線が
優柔不断な私には少々痛いですね。(苦笑)

中華料理で姉妹、で思い出したのですけど、以前例の看板娘さん達に
香港の有名なアクションスターさんが一人二役で双子を演じる映画のDVDをお貸ししたのですが
とても楽しかったと喜んで下さいました。
あの映画はアクションというより、一種のコントでしたが。(笑)

それで、お二人とも映画のように通じ合って同じ動きが出来るかとお聞きしてみたら
それを見事に再現して見せて下さって、驚きでした。
やはり、本当はお二人とも仲がよろしいのですね。
“仲良きことは美しきかな”です。(微笑)

182 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/11/22(Sun) 18:26
>>176
>>177(アーチェロお嬢様)

(お庭のお花に水をあげながら)

ええ、勿論ですとも。
こうして丹精込めて、お庭で育てているものは勿論のこと…。
この街で、故郷で、そしてお嬢様と共に歩む先々で見る季節の花々も…。

「桜」はこの国において最も愛されている花の一つでありますが、お嬢様との出会いを経て
桜に対する想いはより強きものとなりました。

桜吹雪舞う中、その爽やかな風の導きの果てに初めて訪れたこのお屋敷において
桜の着物を纏ったお嬢様と私は出会いました…。
「桜」は私達にとって導きを示す花であり、全ての始まりの象徴でもあるのですから…。

そして私の故郷の「オハシラサマ」を象徴する槐の花も、導きを示す花です。
ふと気が付けば、私達は「花」にいつも導かれているのですよ。

今の季節に一番近い花で好きなものを挙げるのなら…。
やはり「金木犀」です。
金木犀に関するエピソードは、>>95>>97をご覧になって下さいませ。


>故郷の城館では園芸専門のメイドさんがいて庭園に四季それぞれ綺麗な花を咲かせてくださっていて。

もし、お嬢様と共にお嬢様の故国の土を踏む時が訪れたのなら…。
お嬢様の思い出の庭園を、一度見てみたいものですね。
今は離れていても、その庭園の花々はいつもお嬢様をお待ちしている事でしょう。
今尚丹精込めてお世話をなさっている、メイドさんと共に…。

>ですが、すべての綺麗な花に心ときめく、というわけには参りませんね。
>クリスマスローズ…、冬のガーデニングで人気の花です。

観賞用の花として愛されているものの中には、扱いを気を付けねばならないものも多くありますが…。
クリスマスローズ、すずらん(鈴蘭)、シクラメン、スイセン(水仙)…。
このお屋敷で庭園を預かる者として、毒性のあるものは取り扱わぬよう私もお花は慎重に選んでいます。

ですが、植物の特性という問題ではなく心に傷を負う切欠となってしまうのは悲しいものですね。
毒花とされているものも使いようによっては優れた薬となりますが、
全ては扱う者の心次第、なのですね。

全てをとは申しませんけれど…。
私はお嬢様が目にする花々が良き思い出として心に残るよう、努めて参りたいですね。

183 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/11/22(Sun) 18:43
>>178
>>179(アーチェロお嬢様)

長らくお待たせして、申し訳ありませんでした。
ですが、お嬢様と共にある限り私は決してお役目を放棄する事は致しません。
それだけは、お約束致します。

しかし、以前返信した日から少しばかり日にちが空き過ぎました。
遅くなりそうな時は、今後は一言書置きを残す事に致します。(ぺこり)

こうして気にかけて下さるお客様が居て下さる事は、お嬢様のメイドとしても、
そしてキャラハンとしても冥利に尽きます。
今後とも、お嬢様とお客様のためにより精進して参ります。

>>180

「食欲の秋」とは申しますが、冬も負けないほどに味覚と呼べるものは多いですね。
和食でしたら、ハロウィンイベントで訪れたお客様達と共に味わった「鍋料理」、
洋食でしたら「シチュー」「ポトフ」ですね。

ラザニアやグラタンも熱々で美味しいのですが、これだけでは少々食卓が寂しいもの。
これらをお出しする際には、やはりシチューやポトフを一緒にお出しするのが定番なのですよ。

ほら、今夜のシチューが完成致しました。
ラザニアも、大型レンジの中で熱々です。

先週半ばまでは少々季節外れの暑さを感じましたが、週末は本来の寒さが戻って参りました。
それでは、夕餉の時間に致しましょう。
お客様のお好きなラザニア、私のお手製でよければお口に合うとよろしいのですが。(微笑)


184 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/22(Sun) 18:53
お嬢様も柚葉さんも無理せず頑張ってね!

185 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/11/22(Sun) 19:11
>>171(アーチェロお嬢様)

>い、いえいえいえ!!
>御冗談が過ぎますわ、魔族のわたくしが神様の代行とか、ありえません!

まあ…。お嬢様が日ノ本のおわす神々からお役目を仰せつかる立場になられるとは…。
お嬢様の謙虚なお人柄であれば、戸惑われるのは無理からぬ事ですね。
ですが、これもまたお嬢様が新たな「道」を切り拓く切欠となり得ましょう。

土地神様は今でこそ私達と親しく接しておられますが、余程信を置く方でなければ
これ程の事はお頼みにはならない筈です。
それに、他の地の神々が異を唱える事もあり得ましょう。

そのための間を置かずにお嬢様にお役目を頼まれるという事は、
その点も含めて解決済みなのではと推測致します。

分かりました。では、此度のお役目は連休が明けてからという事になりますね。
では及ばずながら、私も出来る限りのお手伝いをさせて頂きます。
もし此度のお役目をお嬢様が無事果たせた折には、きっとお嬢様とこの国との結びつきは
より強くなられる筈です。
お嬢様の理想とする道において、新たな道標ともなりましょう。

>まあ、どうしても駄目なら、そなたの母御に打診してみるが?

…期間限定で、神社と周辺の雰囲気が随分と変わったものになっている気が致します。
無論奥方様の事ですから、神社の今後において差し障りになるような事はなさらないと思いますが、
やはりそこは一抹の不安が…。(汗)

もし屋敷神様が打診をされた際には、奥方様が茶目っ気たっぷりに、そして悪戯心満載の笑みを浮かべられる事でしょうね。
お嬢様、此度のお役目、是非とも引き受けて下さいませ。

でも噂を聞きつけた奥方様がいらして、きっと一騒動あるのでしょうね。(笑)
今の内に、歓迎の段取りを考えておきましょう。(達観)



186 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/22(Sun) 21:28
(申し訳ございません。お返事の順を入れ替えさせていただきます。)


>>181(柚葉さん)

お帰りなさい、柚葉さん。
わたくしの不調法な応対でご心配をおかけしたようでごめんなさい。
やはり我が家のお客様はプロのメイドである柚葉さんのご接待を心待ちにしていらっしゃるのですわ。

>どちらを頂くかは、状況次第という事になります。
>単にお腹が空いているのであればお肉のボリュームが味わえる肉まん、
>少し疲れている時、勉強の合間に糖分が欲しいという場合はあんまんという具合に…。

ええ、ええ。
本当にそうですわ、二つの中華まんはどちらかを選ぶかはその時その時違ってまいるのですよね。

ですので、飲茶のお店に行くたびに困ってしまうのすよね。
美人姉妹が二人して「どちらを選びますの!?」と迫って来られますとお返事に困ってしまうのですわ。
そっくりのお顔のお二人が、いずれ劣らぬ鋭い視線で、同じリズムでずずずいと来られるとどっちがどっちやら。

でも、誕生日には姉妹いずれも相手が大好きのあんまんと肉まんをその日ばかりは丹精込めて作ってプレゼント交換なさるそうです。
やっぱり仲の良い姉妹でいらっしゃるのですよね…。


>>180
>>183(柚葉さん)

冬は身を内側から温めてくれるお料理の数々を楽しめる季節!
考える時と場合を間違えますとお腹が切なくなって、早く家に帰りたいと自分の脚を急かしてしまいますわね。

ドリアもグラタンも素敵ですが、まずは日本の鍋料理に舌鼓を高らかに鳴らしたいものでございます。
「おでん」、この三文字がわたくしを魅了するようになってはや半世紀以上が経ちますわ。
故郷の城館の部屋の中、紅茶をいただきながら読んだ日本の有名なギャグ漫画で小柄な少年が食べていたこのお料理、
一体どんな味かと密かに垂涎の的としておりました。
日本に参ってお鍋でいただいた時の、出汁の聞いたお汁の中の具の数々の美味しかったこと。
かくて始まります日本の鍋の味の遍歴は「すき焼き」「水炊き」「鍋焼きうどん」、まだまだ先は長いです。

ですが、『ポトフは西洋のおでん』などという言葉を知り、日本の鍋を経てあらためて西洋のあったか料理を再認識していたしました。
今宵は嬉しや、ラザニアとシチューがいただけるとのこと。
我が家の柚葉さんの腕前にきっと貴方様の舌もご満足いただけるのではないか、と存じます。
ご一緒に夕餉の席に着くといたしましょう。

ああ、ラザニアのホワイトソースのとろとろ感、スプーンで掬うたびに湯気と共に起ち上る肉と野菜とパスタの香気。
口の中に広がるトマトの濃厚な甘味と酸味。
寒さ増します冬の夜の素敵な友でございますわ。

(申し訳ございませんが、今宵はここまでとさせていだだきます。)


187 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/23(Mon) 08:05
>>182(柚葉さん)

「桜」と「槐」、この国で大好きになった、わたくしに忘れ難い思いを刻んでくれた二つの花。
それが柚葉さんにとってもそうであったことが、こうして胸を震わせる喜びをもたらしてくれて。
柚葉さんの仰るとおり「花」がいつも私たちを導いてくれるのですね。
花に込められた人の想いがそうさせるのか、花そのものがわたくしたちに手を差し伸べる運命の御手なのか。

ならば、わたくしは感謝の心を曇らせることなくその導きに素直に従いましょう。
柚葉さんとご母堂様と、わたくしと共にいてくださる全ての方々に相応しいわたくしで在れるように「花」をこの胸に抱いて進みましょう。

そう、「金木犀」も大切な花。
あの薫りを感じるたびにご母堂様と叔母上様の絆が想われます。
わたくしもあのように貴女と二人でまたあの花薫る道を、手を繋いで歩きたいですわ。

>もし、お嬢様と共にお嬢様の故国の土を踏む時が訪れたのなら…。
>お嬢様の思い出の庭園を、一度見てみたいものですね。

はい、いつかきっとあなたの手を取ってあの花咲き乱れる庭園の中を歩き、
そして庭の中、手を取り合って舞い踊りたいですわね。

>クリスマスローズ、すずらん(鈴蘭)、シクラメン、スイセン(水仙)…。

そう、美しい園芸植物にも毒がございます。
我が家の庭には子どもたちも遊びに来てくれます。
毒を生じさせてしまうのは花たちの罪ではないのだけれど、万が一にも人の身に何かあっては大変です。
柚葉さんのお心遣いがとても有難いですわ。
それらの花は、私たちの目の届く室内の鉢植えで、あるいはお散歩の道端で、静かに愛でてまいりましょう。

クリスマスローズの花言葉は「私を忘れないで」。
切ない言葉を届けるこの花とも、いつか癒えた心で対する日が来ることを願いたいです…。


>>183(柚葉さん)

>長らくお待たせして、申し訳ありませんでした。
>ですが、お嬢様と共にある限り私は決してお役目を放棄する事は致しません。
>それだけは、お約束致します。

ありがとうございます、その言葉がどれほどわたくしの心に歓びをもたらしますことか…。
わたくしもまた、この家が柚葉さんにとって良き場所で在れるよう努めてまいりましょう。
ですが、決して無理はなさらないでくださいませ。
貴女の日々の営みと目指す夢とを損なうようなことが無いこと、それが何より大切なのですから。


>>184

優しいお言葉、本当にありがとうございます。
そう仰って下さるあなた様、そしてこれから来てくださるお客様、皆様と末永く楽しき日々を紡いでまいれるよう、
少しずつ焦らず、良き日々を積み重ねてまいりたく存じます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。


188 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/23(Mon) 10:56
>>185(柚葉さん)

(ほんとう、何を仰るのでしょう、土地神様ったら。
 わたくし、魔族ですよ?魔族。
 いっときとはいえ、地域の氏神で在らせられるこの社に祀られるなど、
お社の評判を落とすことにでもなったら、と思うと。)

>まあ…。お嬢様が日ノ本のおわす神々からお役目を仰せつかる立場になられるとは…。
>お嬢様の謙虚なお人柄であれば、戸惑われるのは無理からぬ事ですね。

いえいえ、柚葉さんまでなぜそんななることが決定事項のように瞳を輝かせていらっしゃるの?
わたくし謙虚とかそんなのではなくて、単にひたすら平々凡々で己を誇る要素が無いだけであって…。

>ですが、これもまたお嬢様が新たな「道」を切り拓く切欠となり得ましょう。

え?わたくしの「道」ですか?
新たな運命が、わたくし自身の手で拓かかれる、そんな運命が、でございますか?
…確かにこの神が数多ましまして人々が深く絆を結んでいる国で、人と新たな縁を得るそんな得難い機会ではあるかも知れませんが…。
この国の神々が、わたくしなどが鎮座することなど許したもうものでしょうか?

>土地神様は今でこそ私達と親しく接しておられますが、余程信を置く方でなければ
>これ程の事はお頼みにはならない筈です。

え?あ、それは確かに…そうなのでしょうか?

「そこは、ぬかりは在りはせぬよ。
 そなたとて我の氏子ゆえ、いじめ苛む気はないでな。
 任せるに足ると思わねば、斯様な話はいたさぬわ。」

なんて…勿体ないお言葉でしょう。
わたくしなどにこんな大任をいただけるだなんて。

(わたくし両手をつき、伏して土地神様に申します。)
不肖の身ではございますが、このアーチェロ・ディ・カルミーニオ=ミズリーナ、
土地神様の留守居として務めさせていただきます。
氏子たる街の皆様のお心を添い、街の安堵のため一意専心奮励努力いたすことをここにお誓いいたします。

「うむ、急な話で悪いが頼んだぞ。
 そなたの侍女は優秀であるし、故郷にて惟神(かみながら)の道にも通じて居ると聞く。
 よく支えてやってもらいたい。」

>分かりました。では、此度のお役目は連休が明けてからという事になりますね。
>では及ばずながら、私も出来る限りのお手伝いをさせて頂きます。

柚葉さん、また大変な負担をかけてしまいそうですがよろしくお願いしますね。
でも柚葉さんの支えがありましょうとも、神の座をお預かりするのはわたくし。
決してその座を貶めぬよう、吸血姫の名に懸けて持てる力の全てを注いで頑張らせていただきますわ。

(神社からの帰り道でございます)

柚葉さん、先ほどはありがとうございました。
貴女が
>もし此度のお役目をお嬢様が無事果たせた折には、きっとお嬢様とこの国との結びつきは
>より強くなられる筈です。
>お嬢様の理想とする道において、新たな道標ともなりましょう。
と言ってくださったから、わたくしは本当に心を決めてお引き受けすることが
できました。
この国に来て人々と絆を得るための、これはわたくしに与えられた大切な道標。
そのことを決して忘れず、貴女からいただいた言葉としてしっかり胸に刻んで
来週からお務めに励みますわ!

>でも噂を聞きつけた奥方様がいらして、きっと一騒動あるのでしょうね。(笑)
>今の内に、歓迎の段取りを考えておきましょう。(達観)

はい、お母様とつき合うとなると心を達観させねばとてもやっていけないかと…。

(翌日でございます)

「なんだか、ちょっと疲れた顔ねぇ。大丈夫う?」

また突然いらっしゃらないで、蝙蝠さんの先触れでもいただけるとありがたいのですけれど。

「だってあんまり楽しそうな話だったからぁ。
 土地神様から使いが来たときはびっくりけどねぇ」

もうお母様に話が行ったのですか?

「…本気で、務める気なのよね?」

「天地神明に誓って、嘘偽りなく。
 真祖直系のこの血とわたくしの誇りに懸けて、引き受けました。」

「だったら、けっこうけっこう。
そんな恐い顔しなさんな。
 別に怒っているわけでもないどころか、ちゃんと用があって来たんだからぁ。
 土地神様が、代理を引き受けてくれるお礼に神装束を新調してやりたい、と仰ってねぇ。
 うちのこの娘にデザインを任せるっていうからさぁ。」
「お腹空いた…。」

(かくて、画家のお嬢様によるわたくしを前に立たせてのスケッチとサイズ計測が
行われたのでした。)

189 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/23(Mon) 13:35
西洋妖怪というと紅茶のイメージ、お酒はワインを飲む感じだけど
お嬢様や柚葉はどんな飲み物が好きですか??

190 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/23(Mon) 16:47
>>189

貴方様のイメージの通り紅茶もワインも美味しく嗜みますわ。
紅茶は基本的に我が家のメイドさんが淹れてくれる毎日の味わいがとても楽しみです。
朝は心晴れやかになれるスッキリと清々しい味わい、夜は一日の疲れを癒してくれる優しい味わい。
季節の移ろいにも心を配って、いつもわたくしの心を和ませ温めてくれる、他では味わえないお茶でございます。

ワインはあまり銘柄に拘らない方だと思いますが、「イタリアワインの女王」などと称されるバルバレスコの繊細な味がお気に入りですわね。
これが牡蠣フライやブリの照り焼きともとても合うんですよ。
和風の味わいと相性が良いなんて素敵ですわ。

紅茶もよろしいですが珈琲もよろしいですね。
お気に入りのお店があるんです。
「カフェハウス カヒ」と申しまして、こちらのオリジナルブレンドコーヒーは本当に絶品で。
そしてお美しい吸血鬼の方がスタッフにいらっしゃるのです。
貴方様も一度訪ねて見られてはいかがでしょう?

そして、これからの季節いよいよ美味しくなるのが甘酒ですわね!
熟成した米麹の甘酒の自然な味わいはたまりませんわ。
冬の星空の下から温かな我が家へ帰っていただくその味に心和む、そんなこれからの日々が楽しみでございます。


191 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/23(Mon) 17:38
スケートやスキーなどの冬のスポーツとかは好きですか?

192 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/23(Mon) 18:33
>>191

スケートにつきましては、前にお話しさせていただいたことの繰り返しになってしまいますが。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=519003578&st=21&to=21&nofirst=true

わたくしの名には故郷のミズリーナ湖が入っております。
1956年のコルティナダンペッツォオリンピックでスピードスケートの会場となったこともあり、わたくしもそれに感化されてスケートを楽しみましたわ。
そして吸血鬼の性が出てしまい、アクセルジャンプをしようとすると、自然と翼が出てまいりまして。
回転しながらそのまま舞い上がってしまう、そんなスケートをしておりましたわ。

そういえば、このお返事をしましたときに
「家族みなでスケートリンクに参りたい。」
と申していながら、そのままになっておりましたわ。
この冬こそスケートリンクに参って家族と楽しみたいと存じます。

スキーも多少はいたしましたけれど、
「遮るものの無いゲレンデでは、ハンターからの攻撃に対処するのが難しゅうございますゆえどうぞお控えを。」
とメイドさんたちから言われておりまして、あまり経験がございません。
でも日本では身に付けた『朱珠』が敵手の存在を察知して熱を帯びて教えてくれますわ。
スキーを体験してみるのも良いかも知れませんわね。


193 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/23(Mon) 19:01
柚葉さんがお嬢様に仕えて、かれこれどのくらい経ちましたか?

194 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/23(Mon) 19:55
今は新型肺炎で大変だけど、旅行に行きたい場所ってあります?

195 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/11/26(Thu) 13:53
>>184

ありがとうございます。(微笑)
そのように優しく応援して頂けると、自信をもって臨むことが出来ます。
お嬢様のメイドとして、キャラハンの一人として…。

もう間もなく紅葉も散って、師走がやって参りますね。
様々なイベントで忙しくなる時期ではありますが、メイドとして働き甲斐のある時期でもあります。
あなた様もお体には気を付けて、頑張って下さいね。(微笑)

>>189

既に仰られているように、お嬢様は紅茶もワインも両方お好きですよ。
朝の起き掛け、夜にリラックスされたい時にお淹れする紅茶に
お嬢様が優しくお礼の一言と笑顔を返して下さる時は、日々の幸せの一つですね。

お食事の際は緑茶をお淹れする事が多いですが、洋食か和食によってお淹れするお茶も
多少違って参ります。

それと、お仕事の休憩を兼ねてお嬢様とのティータイムの際に頂くお茶も本当に大好きです。
自分でお作りしたお菓子を出したり、商店街の行きつけの和菓子屋さんの新作のお菓子をお出しする時など
その際にどのようなお茶をお出しするか、それを考えるのも好きですね。

緑茶も紅茶も、お屋敷では様々なものを取り揃えております。
その時に応じて最適なお茶を選び、それをお嬢様やお客様にお出しするのは私達の勤めですね。

そしてワインと言えば…。
先日今年もボジョレー・ヌーヴォーが解禁されましたね。
これをお嬢様と共に夜頂くのも、毎年の楽しみとなりました。

流石にこのお時間にワインをお出しするわけには参りませんので、今回は紅茶で我慢してくださいませ。
そして…。ワインに合わせたスイーツとしてはやはりチーズケーキかしら。
丁度チーズケーキが焼きあがりました。
どうぞ、召し上がって下さいませ。(微笑)




196 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/11/26(Thu) 14:27
>>193
お嬢様がこの場所に新しいお屋敷を建てられたのが、桜舞う時期でした。
あれから既に、今年で4度目の桜舞う時期を迎えましたね。
そしてこの場所も、既に4つ目となりました…。

時系列上と設定上、私達は学生のままという形にはなっておりますが
それは長期連載されている日常系の作品と同じように考えて頂ければ幸いです。(微笑)

(紅茶を淹れながら)

でも…。こうして何気ない日常を大切な方と共に歩み、その中で忘れかけていた
大切なものや幸せに気付き、共に笑いあえる事…。
それが、何よりの幸せですね。(微笑)

私はお嬢様さえよろしければ、この場所とお屋敷がある限りずっとお仕えしていきます。
その気持ちは、決して変わる事はありませんわ。
そして、訪れるお客様にご満足頂けるようメイドとしての勤めを果たしていく事もお約束致します。

では、冷めない内にどうぞ…。
チーズケーキも先程焼きあがったものがございます。
遠慮なく召し上がって下さいませ。

>>194

皆様は今は本当に、大変な時期を過ごしておられますね。
この秋だけでも、政府の推進していた旅行に関する政策と新型肺炎の感染とのせめぎあいから
今年は本当に大変でした。
ですが、やはり命を守るのが最優先。
くれぐれも軽率な行動は控えるよう、気を付けて下さいませ。

もしお嬢様と共に旅行に出かけるのであれば…。
もう一度、お嬢様を私の故郷にお連れしたいと思います。
その際には、今この国に滞在しておられるお嬢様のお母様である、
カルミーニオ家の奥方様も共に…。

実は以前、私の母がお屋敷を訪れた際には奥方さまもいらして下さったのですよ。
お嬢様の母上様「オルキデア・ディ・カルミーニオ=ミズリーナ様と、
私の母「羽藤柚明」はこのお屋敷で共に過ごす間、同じ「母」同士の立場もあり
意気投合して親交を温められました。
そして…。お嬢様と私のように「絆」を一つの形にされたようです。

(『朱珠』の入ったお守り袋をそっと握り締めました)

もう一度故郷を訪れる際には、是非とも奥方様に母との再会をして頂きたいです。
それだけではなく、奥方様には一度お会いしてほしい方も故郷にはいらっしゃいますから…。

思い出を作るだけでなく、新たな「出会い」が生まれ、そしてそれが「絆」、「縁」となる…。
お嬢様と奥方様がこの国におられる間は、旅がそのように実りあるものになるように
御側にお仕えしながら努めて参りたいですね。


197 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/26(Thu) 19:35
もし飼えるならどんな生き物をペットにしたいですか?

198 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/27(Fri) 20:06
もしも海外旅行に行くならハワイより、タヒチのほうがお勧め

199 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/28(Sat) 07:05
このスレはsage推奨でしたね。
あまりにも下がり過ぎていたのでageそうになりました。

200 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/28(Sat) 16:23
>>193

私がこの国において、いいえ、これまでの五百年余の時の中で最も忘れ難い日、それは今を去ること
四年と七カ月前のことになりますわね。
すなわち西暦2016年の4月末のことでございます。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&st=51&to=51&nofirst=true
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&st=57&to=57&nofirst=true

その曇りなき美しい瞳、口元に浮かぶ自然な微笑み。
知らずその姿に魅せられました
そしてあの時はお父様からのお引き合わせということで、最初は困惑いたしました。
なぜに、このような良き人間の方を吸血鬼のもとへお寄越しになるのか、この方を
恐れさせたりしたらどんなにすまない思いをせねばならぬか、と。
ですが、それもわずかのこと。
彼女の美しいだけではない、その強く揺るがぬ瞳に気が付いてしまえば。
その内なる心の輝きに応えずしてどうするのか、と。
わたくしの方こそこの方に相応しいわたくしで在りたい、胸の内にそんな想いが宿ったのでしたわ…。

彼女と二人、今もまたこうしてお客様をお迎えできる幸せを噛みしめております。
このような日々がこれからもどうか続きますように、そう祈りながらいただく紅茶のなんて美味しいこと…。
柚葉さんのおもてなしと共に、あなた様のご来訪があって、はじめてこのような時間がいただけるのです。
どうもありがとうございます…。


>>194

多くの方が不安を抱えて生きる、いつの時代もそんな日常を抱えて、それでも人は手を取り合いより
良き明日を目指して歩み続けてまいりました。
旅と申すものも、時には人の心の慰めや元気回復、あるいは新たな見聞を得る大きな力だったでしょう。
今もまたそれが求められるときなのでしょうね。

私も家族とともにまた久しぶりに旅を楽しみ、新たな出会いを得たい、との思いを持っておりますわ。
ただ、魔族のわたくしは人間よりも禍々しき力への耐性がございますゆえ、人の身への影響をなお一層
心せねばなりませんけれど。

柚葉さんが言うように、また彼女のご母堂様へご挨拶に伺いたいものでございます。
あのお優しいお方に微笑みかけていただければ、どんなにこの身にとって幸せでしょう。
はたして以前お会いしたときよりも、わたくしが柚葉さんにとってより相応しいものに成長できているのか
どうか、その点は緊張しますけれど。

他に旅したいところと申しますと。
そうですわ、ご存知かしら?
先だってのハロウィンで、なんと東北の鬼族の方々がこの街を巡回してくださっていたのですよ。
鬼族の姫様であられる瀬織津姫様のご厚意で。
一度彼女に御礼の言上に、彼の方の治めたおう地へ参りたいですわね。
もっとも、人界との軋轢を避けるためにいまだ結界の向こうに在るがゆえ、入国が叶いますかどうか
分かりませんが。
もしそれが叶わぬとても、彼の姫様のゆかりの場所、
たとえば誼を通じておられた阿弖流為(アテルイ)王様のいらした陸奥国胆沢(現在の岩手県奥州市)
などを見て回りたいですわ。


201 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/28(Sat) 17:21
>>196(柚葉さん)

>時系列上と設定上、私達は学生のままという形にはなっておりますが
>それは長期連載されている日常系の作品と同じように考えて頂ければ幸いです。(微笑)

あら、そう言えば確かに、わたくしも同じ学年のまま季節を繰り返しておりますわね。
これも柚葉さんや皆様とこの日常を過ごしていけるようにとの運命の導きなのでしょうか。
ならばいっそうこの日々の幸せを噛みしめて来し方への思い出を大切に、今日この時のあることを感謝し、
より良きこれからを歩めるよう心を新たにしてまいりましょう。
柚葉さんのおっしゃるとおり大切なものや幸せに気づき、共に笑い合える、そのことの掛け替えの無さを
心に刻んで。

>私はお嬢様さえよろしければ、この場所とお屋敷がある限りずっとお仕えしていきます。
>その気持ちは、決して変わる事はありませんわ。

こちらこそ、柚葉さんがずっといてくださるそのことにどれほど救われていることか。
これからもどうかどうかよろしくお願いいたします。
ここがわたくしたち二人にとっての良き場所で在れるようこれからも努めてまいりますわ。

ああ、本日のチーズケーキの蕩ける甘酸っぱさは最高でございますわ。

>もう一度、お嬢様を私の故郷にお連れしたいと思います。
>その際には、今この国に滞在しておられるお嬢様のお母様である、
カルミーニオ家の奥方様も共に…。

はい、柚葉さんとまたご母堂様のところへ、お母様も、ご一緒に…でござい…ますか?

「あらぁ、柚ちゃんのご招待とあらば、わたくしは喜んで行っちゃうわよぉ。」

…当然のように隣にいらっしゃいますのね。

「あちらにいる魔の者たちともちょっとばかりご挨拶しておきたいしねぇ?
 おいたする子は若くて落ち着かないこともあるからねぇ。
 家庭を持てば落ち着くかもだわよぉ。
日本の風習に倣ってブラックヴァイパーのお見合い写真でも持って行ってあげようかしらぁ。」

やめてください、ご母堂様のお仕事のお邪魔は許しませんよ?

「そんなに眦釣り上げて怒りなさんな。
 彼女のことを思うなら、ほら、土地神様から任された神様代理ちゃあんとやっときなさいよぉ?
 首尾よくいったら柚明さんも少しは安心してくれるかもよぉ?」

そ、それはもちろんでございますわ…。

新たな「出会い」を得たいなら、そしてそれを「絆」、「縁」へと育てたいなら、わたくし自身が
昨日より今日、今日より明日をより良く歩まねばなりません。

柚葉さん、まだ先のことになるでしょうけれど、ご母堂様の前に出て恥ずかしくないわたくし、
そして経観塚の皆様と親しくしていただけるわたくしであるように、わたくしも努めてまいりますわ。


202 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/28(Sat) 22:16
>>197

ペットですか、そうですわね。
もし飼えるとしたら、ごくオーソドックスに犬さん、かしら?
瞳のつぶらな柴犬さん、日本で初めて実物を見ましたけれど。
利発そうで、でもこちらを見てくる愛らしいあの瞳には頬が緩んでしまいますわ。

ですが、残念ながら飼うのは手控えておりますわね。
飼い猫もそうですが、自然の摂理として彼(女)らが子をなすのは必然。
それを飼い主の都合で体に施術を行ってその能力を奪ったりしたくないのです。
かと申して、子どもが増えるに任せていれば『多頭飼育崩壊』を起こしてしまいます。
その様な訳で鳥獣を飼うことは考えておりませんわ。

それにわたくし犬さんや猫さん、それに普通に日本の山野に生息するような鳥獣ですと、たいがいその
姿に変化できてしまうんですよね。
だから、彼(女)らとは一緒に駆け巡ったり空を飛んだりして交友を深める機会には不足しておりませんわ。

ですので、それ以外でペットと言いますと…金魚がよろしいですわ。
あの鮮やかな赤い色合いはとても素敵でございましょう。
そして、出来ますことなら大きな水槽に水草や流木や岩などを沈めた『アクアジオラマ』あるいは
『アクアリウム』と呼ばれる小さな別世界を作って上げて、その中でのびのびと泳ぐ姿を見ていたい、
そう思いますわね。


>>198

はて…、お勧めと言われましても。
貴方様が風光明媚な南国のリゾート地をお好みであろうことは何となく想像がつきますが。
なぜにハワイよりタヒチであるのか、そう仰る理由について聞かせていただかなければ判断の材料にはなり得ませんわ。
それでなくても、わたくしは吸血鬼の身ゆえ燦燦と照り付ける南国の太陽は苦手なのですよ。
残念ながら貴方様の今の言葉からではわたくしの旅への食指を動かしめるには至りませんわね。

そして未だ日本の南国風景も見て居らぬわたくしです。
南へ行くとしたらまずは沖縄や小笠原が候補に挙がるでしょうね。
シュノーケリングやホエールウォッチング、本土では見られない南十字星輝く星空を見てみたり。
私の第二の故郷・日本の自然の豊かさを実感してみたいですわね。


>>199

はい、ローカルルールがたくさん在ってsage推奨が気が付かれにくいかもしれませんがお許しくださいませ。
50番くらいになりましたら、わたくしが上げますのでお待ちいただけると幸いでございます。
これからもどうぞよろしくお願いいたしますね。


203 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/29(Sun) 08:28
アニメって見ます?

204 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/29(Sun) 14:12
ペットを飼うなら『ヨウム』という鳥が超お勧め
平均寿命は約50年ほどで上手くいけば最大100歳越えの子もいる
頭も良く鳥の中では随一の知力があり、ちょっとした芸も簡単に覚える


205 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/29(Sun) 15:32
ナッツ類だと何が好きですか?やっぱりマカダミアナッツとかかな?

206 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/29(Sun) 15:50
厳しい現実を言うと、金魚は水草を食い荒らすから水草とは相性最悪なんだよね・・・

207 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/29(Sun) 16:28
哲学とか学んだことはありますか?

208 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/29(Sun) 18:01
>>203

はい、各クールに何作か視ておりますわ。
我が家のメイド見習い三姉妹の三女ちゃんがアニメ好きなもので、彼女に付き合ってまいりました。

いくつかとても惹かれた作品もございます。
「となりの吸血鬼さん」、こちらは吸血鬼のソフィー様と人間の天野灯様の交流を軸にした日常モノで、
こんなに温かい交流があるのか、とわたくしが大いに勇気づけられた忘れ難い作品です。
ソフィー様にいつかお会いしたい、と今も思っておりますわ。

他にも人間と異種族の交流の物語に魅了されることが多いですわね。
「小林さんちのメイドラゴン」、「群れなせ!シートン学園」、「けものフレンズ(一期)」など心に残る作品でございます。

他にも「はたらく細胞」、これは素晴らしい作品でしたわね。
人間の命の営みの何たるかを教えてくれ、特に赤血球さんの日々頑張っていらっしゃる姿に胸温められ、
そして、わたくしが吸血鬼として血液をいただくことに対するかたじけなさが心に染みました…。
今は吸血をしていないわたくしですが、これまで命の糧をいただいたことに思いをいたし、何かの形で
その恩を返してまいりたい、と思っております。

そして、なんと嬉しいことでしょう。
2021年冬のアニメとして「はたらく細胞」が、そして2021年中に「小林さんちのメイドラゴン」が、
二期の放映が予定されているそうでございます。
人間の方(そして吸血鬼のソフィー様によれば吸血鬼族も)深夜アニメに多大の声援を送っている、
それに制作者の方々も答えてくださったのでしょう。

わたくしも一人のファンとして、ますます応援してまいりたいですわ。


209 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/29(Sun) 20:29
>>204

う〜ん、それは確かに長きにわたり友となり得そうな鳥さんですわね。
多くの時を共にすれば互いに理解し合い、気心が知れ、共に語るに足る相手となるかも知れませんわ。
もちろん飼い主が誠実にそういう相手であろうと努めるのが前提ですが。

ですが、>>202でも申しています通り、わたくしは鳥にも変化して一緒に飛ぶこともあるのですよ。
翼を得て生まれて自ら空を行くことを知る鳥さんを、籠の中に入れる気にもならないのですね…。

でも、貴方様はきっとその『ヨウム』なる鳥さんをペットとして大事になさっているのでしょう。
貴方が熱心にお勧めなさるところからも、良き関係を築いていることが伺えますわね。
よろしければ一度お宅のヨウムさんのご様子を拝見させていただけると嬉しいですわ。


>>205

マカダミアナッツ、美味しゅうございますよね。
マカダミアナッツをもち米と一緒に焼き上げたおかきは、ふんわりサクッとした食感で、お茶や
コーヒーのお供としてとても相性が良うございます。

ですが、ナッツと言って一等気に入っていますのは、『ルビーウォールナッツ(赤くるみ)』で
ございますわ。
その鮮やかな紅色ゆえかつての欧州では「血のクルミ」と呼ばれておりました、見目も麗しいナッツで
ございます。
クリーミーでまろやかな味わいはワインとの相性もよろしいのですよ。
今夜あたり、ボージョレ・ヌーヴォーと共にいただこうと楽しみにしているのですよ。

(申し訳ございません。今宵はこれにて下がらせていただきます。)


210 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/30(Mon) 07:20
>>206

それは貴重な情報をありがとうございます。
水草が好物だなんて、金魚にとってお菓子の家に入ったようなものですのね。
ですが、わたくしは金魚さんのゆったりまったりライフをプロデュースして差し上げたいのです。
だって、夜店の金魚すくいの金魚たちのことを考えてみてくださいませ。
水槽の中で衝突しないかと心配になるほどの過密ぶり。
ポイをそっと浸すと大挙して寄ってくるのはお腹が空いているから。
夏の風物詩でありながらどこか世知辛く金魚たちが気の毒に思える、あのような環境で飼いたくは
無いのですわ。

問題があるなら対策を考えねば。
では、ご一緒にペットショップへ参りましょう。

水草は、金魚の好物の水草と食べたがらぬ水草とを混ぜて飼うのがよろしいですね。
成長力がとても強くて齧られてもすぐに再生するマツモ。
ふさふさして居心地よくて隠れ場所にももってこいのカボンバ。
硬くて食べられにくいアヌビアス・ナナ、…なんだか名前も可愛いですね。
店員さんに伺うと、いろいろなことが分かりますわね。

そして水槽で人口、ではなく魚口密度を下げたいですわ。
こちらの…180×60×60アクリル水槽、この大きさならよろしいでしょう。
この中に思い切り水草やいろいろな舞台装置を入れましたら、神秘的な水中の森が出来ますわ。
たしか『水草の芸術!ネイチャーアクアリウム』とかネットで見たのですが、あんなに出来たら本当に素敵…。
わたくしもお魚に変化して、ゆっくり泳いでみたくなります。

貴重なご意見ありがとうございました。
お陰でよりよい金魚さんの住まいが出来そうで気持ちも高まってまいりましたわ。
ですが、大きな水槽はやはりお高いですね。
これはいったん家に戻って我が家のメイドさんに相談しなければなりませんわ。
(10万円を超えるだなんて…、さすがに許してはいただけ無さそうね。残念だわ。)


>>207

まあ、アカデミックな話題をわたくしなんかにふられるとは思いもしませんでしたわ。
恥ずかしながら、そういうことにはとんと疎いと申しますか。
故郷では学究肌でいらした三のお兄様の蔵書を良く見せてもらいましたが、お兄様が勧めてくださる
哲学書の類いは縁側で浴びる日差しのようにわたくしの瞼を重くしてしまい、お兄様に苦笑されて
おりました…。

ああ、ですが一人だけとても心に残った方がいますわね。
その方のことは以前申したことがございます。

http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&st=981&to=981&nofirst=true

繰り返しになりますが。
古代ローマ帝国の学者だった『ヒュパティア』という方でアレクサンドリア図書館で哲学、数学、天文学に
打ち込んでいらしたのですが、悲しいことに惨い目に遭って儚くなられたそうでございます。

貴方様に問われて、彼女の言葉がまた思い出されました。
『考えるあなたの権利を保有してください。なぜなら、まったく考えないことよりは誤ったことも考えてさえすれば良いのです』
『真実として迷信を教えることは、とても恐ろしいことです』

人の歴史は英知と迷妄のせめぎ合い…、憚りながらわたくしも肌身を以てそのことに触れてまいりました。
貴方様がどのような哲学をお持ちかは存じませんが、彼女の言葉をご存知でしたら、どうか今を生きる
人族としてその言葉を折に触れて思い出していただけると嬉しゅうございます。


211 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/11/30(Mon) 11:40
質問が一部前後して、申し訳ありません。

>>191

スキーは、残念ながら経験が無いのですよ。
スケートに関しては子どもの頃に友人の家族に一度だけ連れて行ってもらったことがあります。
それ以来行っておりませんので、どちらに関してもまだ好きかどうかと問われた場合
なかなかお答えするのが難しいですね。

ですが、経験のある方に手解きして頂けるのであれば行ってみたいです。
なかなか上手くいかないかも知れませんが、やり続ける内に楽しさも分かってくるのではないでしょうか。

あなたは経験が御有りなのですか?
もしそのようであれば、きっと楽しさも分かっていらっしゃるのでしょうね。

>>197

故郷にいた頃も、残念ながらペットを飼った経験が無かったのですよ。
友人や近所の方が飼っておられる犬さんや猫さんと遊んだ経験はありますが。

飼ったことがある生き物といいますと、縁日の金魚すくいで購入した金魚さんくらいです。
故郷の実家の、玄関の水槽でお世話をしていました。
以前お嬢様と共に故郷を訪れた際にも、夏祭りで購入しました。
残念ながら連れて帰る事は叶わぬため、今は故郷の水槽で母にお世話をお願いしてあります。

今も故郷の水槽で、元気に泳いでいるかと思います。
私が実家に不在のため母には苦労をお掛けしていますが…。

「あなたが飼っていた金魚さんのお世話をしっかりとしていたのはよく分かっているわ。
だから、後はお母さんに安心して任せておいてね。(微笑)」

と優しく言ってくれました。
この次お嬢様と共に故郷を訪れた際には、お嬢様と再会が叶うといいですね。

>>198
>>202(アーチェロお嬢様)

テレビで風景を少しばかり見たことはありますが、残念ながら私自身海外旅行の経験はございません。
行きたくないというわけではありませんが、あの土地の強い日差しは
やはりお嬢様の体調面が心配されますので何とも…。

>それでなくても、わたくしは吸血鬼の身ゆえ燦燦と照り付ける南国の太陽は苦手なのですよ。

やはりそうですね。
お勧めして頂けるのは有難いのですが、お嬢様も共に楽しめる場所でなければやはり私としても
足を運ぶ気にはなれません。
お嬢様も仰られているように、私もまだまだ国内で訪れたことが無い場所は数多くあります。
旅行をするのであれば、海外よりもやはりまだまだ国内がよろしいですね。
そしてその場所におわす方々と、親交を深めて参りたいです。

>>199

ローカルルールが多いのは、お客様に手間をおかけして申し訳ありません。
お気遣いでageて頂くのは有難いのですが、お嬢様が仰られているように
基本的にはsage進行でよろしくお願いします。

ageに関しましては、この場所の主であるお嬢様にお任せ下さい。(ぺこり)

212 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/11/30(Mon) 12:10
>>203

はい、各シーズン毎に楽しませて頂いております。
2018年の10月から12月にかけて放送された「となりの吸血鬼さん」に関しましては、
お嬢様にお仕えするようになって間もなく知った作品でした。

アニメ化が決定した時は、お嬢様と共に心から喜びを噛み締めました。
今尚連載の方は続いており、今後も心優しい吸血鬼さんと優しい友人達との日常を楽しませて頂きます。

基本的には私自身、基本一話完結で見られるような日常系のコメディ作品が好きですね。
今の時期では今年で第3期が放送されている「ご注文はうさぎですか?」が好きです。
それ以外では、今年の春に放送された「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった」
通称、“はめふら”です。

こちらも一年以上前に友人に勧められたところ、本当に面白くて原作もコミックも全て買い揃えてしまったんです。
そして今年のアニメ化は予想以上の話題と人気を呼び、早くも第2期が決定したとの事です。
来年もまた、心優しき“悪役令嬢”カタリナ・クラエスさんと彼女を取り巻く皆さんとの喜劇が楽しめると思うと、待ち遠しいです。

>>204

まあ、「鸚鵡」ではなく、「ヨウム」ですか?
こちらに関しては初耳なので、調べてみたのですが。
成程、オウム目インコ科に属する、鸚鵡の一種なのですね。

知能も5歳児並み、平均寿命は50歳、環境さえ整えば100年近く生きられるのですか。
鳥類に関しては詳しくは知りませんが、それ程長生きするとは驚きです。

とはいうものの、当屋敷では生き物を飼う予定がございませんので何とも言えませんが…。
今まで知らなかった生き物に関して知る機会を得られた事には感謝させて頂きます。

では、お茶をどうぞ…。

213 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/11/30(Mon) 12:48
>>205

ナッツ類に関しては、種類を問わず好きです。
マカデミアナッツが特別好きかと聞かれますと、自分自身でも分かりませんが。
でもマカデミアナッツと言いますと、
それ自体よりもチョコレートに包まれたお菓子を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?

店頭に並んでいる有名なお菓子メーカーの商品から、海外帰りの方のお土産まで
色々な種類があるかと思います。
私もたまに口にするのですが、あの歯応えとナッツの香ばしさはやはり絶妙ですね。

それと、マカデミアナッツに限らずナッツ類はお菓子作りには重宝しております。
そういえばそろそろ、ストックが少なくなっている筈…。
夕方のお買い物の際に、行きつけの青果店さんで購入することにしましょう。

>>206

あら、金魚の飼い方に関してお詳しいのですか?
私も買い始める時には、色々と図鑑で調べた思い出があります。
水槽の中には、水草を入れた上で金魚を飼っていました。

ただ、水草にも種類がありますし金魚との相性も色々とあるかと思います。
水草そのものを「相性最悪」と断言されてしまうのは少々困りものなのですが…。

大切なのは、適度な水替えと水槽内の清潔さを保つことですね。
金魚の糞は毒性が強いそうなので、故郷では毎週土曜日の朝必ず
水替えや水草の交換をしていました。
故郷の水槽では、主に「カボンバ」を使用していたんです。
あのフサフサした雰囲気と、金魚さんの泳ぐ姿は私の家族は勿論
我が家を訪れるお客さんの事も和ませてくれていました。

>>207

哲学者の方々に関しましては、あくまで高校までの授業や大学の講義で知る程度です。
流石にその…専門的に学んだ経験はございません。
ただ、お嬢様を傷つけようとする方と対峙した際にはニーチェ氏の言葉が頭を過りました。

「怪物と戦う者は、その際自分が怪物にならぬように気をつけるがいい。 長い間、深淵をのぞきこんでいると、深淵もまた、君をのぞきこむ。」

そしてもう一つ…。

「もし君が悩む友を持っているなら、君は彼の悩みに対して安息の場所となれ。
だが、いうならば、堅い寝床、戦陣用の寝床となれ。そうであってこそ君は彼に最も役立つものとなるだろう。」

「戦陣用の寝床」となれるかと問われたら流石に軽々に頷くことは出来ませんが…。
私自身、血筋に纏わる因果はあれども平和な日々を生きてきた一学生に過ぎませんので。
ですが、何があろうとも大切な方と共に在りたい。
その気持ちと決意だけは、なにがあろうと揺るぎはしない。
それだけは断言致します。




214 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/11/30(Mon) 15:54
>>209 (アーチェロお嬢様)

>ですが、大きな水槽はやはりお高いですね。
>これはいったん家に戻って我が家のメイドさんに相談しなければなりませんわ。
>(10万円を超えるだなんて…、さすがに許してはいただけ無さそうね。残念だわ。)

いえ、それはあくまでもこのお屋敷の主であるお嬢様がお決めになる事です。
余程のことであれば兎も角、私が口を挟んだり反対するような事ではありませんわ。
もし金魚、または他の生き物を飼われるのであればきちんとお調べした上で
お世話をさせて頂きましょう。

(ペットショップの様々な金魚を眺めながら)

一口に金魚と申しましても、様々な種類がいるのですね。
あら、この黒い出目金さんは懐かしいです。
金魚すくいでこの子を狙って掬おうとして、いつも失敗してばかりだったんですよ。(ペロッ)

(スマホで調べながら)

やはり種類によって、お世話のし易い種類も難しい種類もいるのですね。
種類によって、お世話の仕方も様々でしょう。
縁日の金魚さんのお世話の経験のない私としては、一から学ぶ必要がありますね。

>ナッツと言って一等気に入っていますのは、『ルビーウォールナッツ(赤くるみ)』で
ございますわ。

今宵のボジョレー・ヌーヴォーに合わせたスイーツとして、やはりチーズケーキをと考えておりましたが
お客様からの話題の提供で、ナッツも食してみたくなって参りました。
では、ナッツを散りばめたカラメルチーズケーキに致しましょう。

先程行きつけの青果店さんで購入したナッツもありますので、素材として使用させて頂きます。
そして、こちらのルビーウォールナッツも少々使わせて頂ければと…。
素材としても申し分ございませんが、少しばかりそのままで食してみても美味しそうですね。
では、今宵はカラメルチーズケーキとルビーウォールナッツをお供に
ボジョレー・ヌーヴォーを頂きましょう。

215 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/30(Mon) 16:31
好きな雑誌ってある??うちは小説現代がお気に入りで毎月定期購入しているよ
ジャスト1000円でプロのセンスが光る作品群をたっぷりと味わえるから大好きなんだ

216 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/30(Mon) 17:07
お嬢様に大切に飼われる金魚たちが羨ましいなぁ
大きな水槽で飼うと金魚は巨大化して鯉になるらしいって噂だよ
整った環境で飼えば30年ほど生きるらしいし、最長寿で43年ほど生きたとか

217 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/30(Mon) 17:19
私は金魚もいいけど、アクアリウムなら熱帯魚が好き
闘魚のベタやアピスト……熱帯魚の王様ディスカスとか大好き
上手く飼育すればその美しさはまさに『生きた宝石』と言っても過言ではないほどの麗しさ
小さい頃から生き物は好きだったけど、熱帯魚は死ぬまで続けるつもりだよ

218 名前:217 投稿日:2020/11/30(Mon) 17:31
もしも魚を飼うならペット用品の専門店 ネット通販の『チャーム』がお勧め
今クリスマスセールやっててお買い得だよ。自分は60ワイド水槽でショーベタを飼ってるけど
いつかは自分もお嬢様のとこのような巨大水槽で小型美魚を飼うのが将来の夢だよ

219 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/11/30(Mon) 17:51
>>216-218

お、お客様、その…。
色々とお気持ちは有難いのですが…。
一応ローカルルールに、以下のようにございますので…。

七.同じ質問や話題の繰り返し、単なる個人的な事情の呟き、意味不明の発言等はお控え下さい。

お客様の、お魚に関する話題の提供は有難いです。
ですが、ローカルルールにあるようにこれ以上同じ話題に関しましては控えて頂ければ幸いです。

当屋敷におきましては、まだお嬢様が大きな水槽を購入されて金魚を含む
お魚を飼われるかどうかはまだ決まってはおりませんが…。

もし決断されたとなれば、惜しみなく愛情を注がれる事でしょう。
その際には私も、誠心誠意お世話をさせて頂きます。

この街ではなく故郷のお話にはなりますが…。
友人のお宅の庭の池では、鯉と金魚が一緒に泳いでいるのを見たことがありますね。
ただし、鳥や猫に悪戯されないようにネットが張られておりましたが。

金魚は兎も角、熱帯魚を飼えるような大きな水槽となると取り扱いには注意せねばなりませんね。
それと、スペース等の問題や水替え等の手間等も色々あるかと思います。
それでも飼っておられるという事は、きっと色々と経験や知識が御有りなのでしょうね。
大切な家族として、末永く大事にしてあげて下さいませ。

220 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/30(Mon) 18:04
あっ、柚葉さん。ごめんなさい(ペコリ
好きな話題に入るとつい夢中になる悪癖が出てご迷惑をお掛けしました・・・
今度からはもうしませんから、どうかご勘弁を願います。。。

221 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/30(Mon) 18:16
>>214(柚葉さん)

>いえ、それはあくまでもこのお屋敷の主であるお嬢様がお決めになる事です。
>余程のことであれば兎も角、私が口を挟んだり反対するような事ではありませんわ。

家政のことにはお金の出納も入ってまいるのは必定、それゆえ柚葉さんのお許しが必要と思ったのですが。
これは心得違いでしたかしら。
『主なら決断すべき時に自ら決断せよ。』
とのご進言と心得ましたわ。

では、ここは奮発して水槽と金魚を購入いたしましょう。
ですが、飼うことを決断する以上、その命を預かる責もまたわたくしに帰するところ。
金魚のお世話についてお手伝いいただけるのはとても有難いですが、わたくしの飼育の仕方に
心得違いがございましたら、遠慮なくお叱り下さいね。

柚葉さんは出目金さんがご所望かしら?
一緒にお世話していただくのですもの、この子も買わせていただきますわ。
その他どの種類を選ぶかについては、ゆっくり考えましょう。
アクアリウムを作るのも、デザインと制作にじっくり取り組んで参りたいですわ。
柚葉さんの故郷で懐かしい金魚すくいの金魚さんをお世話してくださっているご母堂様に対して
恥ずかしくない飼い方をしてまいらなくては。

>では、ナッツを散りばめたカラメルチーズケーキに致しましょう。

まあ、わたくしが勝ってまいったルビーウォールナッツをさっそく使っていただけるのですね。
今年も柚葉さんといただくボジョレー・ヌーヴォーに新たな味の彩りが添えられる…胸がワクワクいたします。

土地神様にも出雲からお帰りになりましたら献納いたしましょうね。

ああ、そういえばそろそろ土地神様とお約束した神様代理のお時間でございます。
画家のお嬢様がデザインしてくださった神装束…、浦安舞で着るような華麗な衣装を着ての
代理神様は緊張いたしますが、どこの誰が拡散したのか存じませんけれど、『神無月なのに神様の
いる神社』と巷で噂になってしまって、神頼みに来られる参詣者が普段より多いそうでございます。
お勤めの時間は目いっぱい頑張らないといけません。

帰ってまいりましたら、いただくボジョレー・ヌーヴォーを楽しみに務めてまいります…。

(柚葉さんといったん分かれて神社へと急ぐわたくしでした。)


222 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/11/30(Mon) 18:50
>>215

現在定期購読している雑誌はございません。

アニメ好きの三女ちゃんが『月刊ニュータイプ』とか『メガミマガジン』とかなんとか、そちら
関連の雑誌をよく買うのでたまに読むことはありますね。

それから『木蓮』という純文学の雑誌の何冊かを保存しておりますわ。
そこに掲載された『お伽の庭』という作品が非常に面白い、と評判でわたくしも買って読んでみた
のです。
実際とても面白かったのでその後何号か続けて買ったのですが…。
中々その作品の作者の新作が載らないので何時の間にか購読をやめてしまいましたの。
もしも『そんな雑誌は見たことも効いたこともない。』と思われたなら、作者名の
『鮎喰響』を調べられれば、その雑誌にも行き当たれるかと存じます。

ああ、このたび金魚を飼うことにしましたので、金魚関連の専門誌を購読するのも良いかもしれ
ませんわね。


>>216-218

既に我が家のメイドさんからお願いされておりますので、重ねてのお願いとなりますが。
ペットのお魚に関する話題につきましては、ローカルルールにのっとり、そろそろお控えいただけ
れば幸いです。

金魚その他のお魚について熱意をお持ちなのはしっかり伝わってまいりましたので、わたくしも
そのお気持ちは有難く受け止め、これからの金魚飼育に遺漏無きようしっかりお世話してまいり
たく存じます。


>>219(柚葉さん)

柚葉さん、わたくしが申すべきところお客様への率先してのご注意、どうもありがとうございました。

柚葉さんが仰って下さったように、金魚を飼いましたならばしっかり愛情を注いで我が家の一員と
しての良き暮らしを送れるよう頑張ってまいりますわ。

鳥や猫に悪戯されないように…、とはとても大事な心得ですわね。
わたくしが彼(女)らに普段
より近しく交わってうっかり油断してしまわぬよう、金魚さんの安全に万全を尽くしてまいりますわ。


223 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/30(Mon) 19:07
明晰夢というのはご存知かな?そこのお嬢さん方

224 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/30(Mon) 19:29
お嬢様の世界には人間と吸血鬼以外にどんな種族がいるの??

225 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/11/30(Mon) 21:21
>>216

私もお嬢様と同じく、定期購読している雑誌はありません。
ですが、大学の図書館で「オレンジページ」「おかずのクッキング」といった
お料理に関する雑誌は読んでいます。

お屋敷で作る季節のお料理はどんなものが良いか、様々な情報をくれるのですよ。
ただ、雑誌はどうしても後々スペースを取ってしまうし埃の積もる原因にもなるので
個人的に定期購読は憚られてしまうんです。

そろそろスマートフォンアプリで、そういった雑誌が読めるアプリも契約しようかと
考えております。

>>223

「明晰夢」…。
少々聞きなれない言葉なので調べてみたのですが、夢の中でそれ自体が夢であると自覚する夢…ですか。
ええ、多少なりとも経験はあります。

それは、既に亡くなられている方と再会したという内容でした。
かつて故郷のご近所に住まわれていた、優しい老婦人との…。

既に亡くなられた方と再び会えたという事は、やはりこれは夢だと自覚しました。
ですが、その方の優しさと温もりは、今尚私の胸の中にある…。
そう思いながら目を覚ますと、一筋の涙が流れましたね。

このように、良い内容であればよろしいのですけど。
逆にこれは夢だと自覚するものが悪夢的な内容のものはご勘弁願いたいものです。

>>224

私は日ノ本、即ち日本を離れた事がございませんのでお嬢様と奥方様以外の
西洋の闇の拳族の方々とは面識がございません。

ですが私の血筋の関係、そしてお嬢様との出会いから神族、鬼族、日本古来の妖怪と呼ばれる方々とは
様々な出会いがありました。
お嬢様は人間だけでなく、日ノ本の八百万の神々や妖(あやかし)と呼ばれる方々との出会いや絆を
本当に大切にされておられます。
お嬢様自身、故国においてはやんごとなき立場の方故に多少の警戒を抱かれる事もございましたが、
その御心の内を知れば、皆良き形で親交を深めてこられました。

ですので今は、私達の住まう町の土地神様の神社で短期間ではありますが
代行を依頼される程の信を得ておられます。

そのような訳で、今御勤めに来られているお嬢様の様子を見学しに参りました。
神社のスタッフの方に支えられながら、多少緊張しながらも立派にお勤めを果たされておられるようです。

ですが、今日で霜月も終わり、いよいよ師走…。
寒さと業務の忙しさに、多少なりとも皆様お疲れのご様子…。
ここは社務所のお台所をお借りして、温かいお汁粉をご用意しましょう。

ハロウィンの日に東北よりお越し頂いた鬼族の方々からお土産として頂いたお団子、お餅もあります。
これを温かいお汁粉に入れて、夕方の疲れを癒して頂きましょう。
よろしければお客様も、召し上がっていかれますか?

226 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/30(Mon) 22:29
世にも奇妙な物語って番組を見たことあります?
ちょうどYouTubeで『迷路』という作品が見れますよ

227 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/12/01(Tue) 07:53
関暁夫がナレーションする『やりすぎ都市伝説』ってどう思います?

228 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/12/01(Tue) 22:36
今年も12月に入って残りはとうとうあと一ヵ月……皆さんは今年の抱負は達成できましたか?

229 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/12/04(Fri) 19:10
>>226

はい、ありますよ。
実は先月放送されたものは、つい忘れて見逃してしまいましたが。

1時間のオムニバス形式のテレビドラマから始まって、今では季節毎に作られる長寿番組ですね。
どちらかと言えば、ホラー系やブラックユーモア、シュールな結末を迎えるものが多いという印象があります。
世相を反映したものもあったり、時折ハッピーエンドもあったりしますが。

番組の雰囲気上、幸運が舞い込んだ矢先に有頂天になり最後のオチでバッドエンドという作品が
どうしても印象に残ってしまいますね。

お客様のお勧めは、『迷路』ですか?
どうやらこちらの作品も、かなり前の作品のようですね。

個人的に一番印象に残っているのは、「懲役30日」かしら…。
あれは歴代の中で8位に選ばれた名作だそうで…。

では、『迷路』はどれ程のものか、お仕事が終わりましたらじっくり見ることに致しましょう。

>>227

番組の名前は聞いたことがありますが、残念ながら見たことが無いんです。
あまり、バラエティ番組自体見ないので…。
面白みがない女と思われる一因かしら…。すみません。

ただ、ノンフィクション的な内容を扱った番組でしたら時間がある時に見ることがありますね。

>228

ええ、本当に早いものですね…。
まず、毎年変わらぬ抱負としてはお嬢様と共にこの街で健やかな毎日を過ごせる事と、

今年定めた抱負としては3つ目のお屋敷、スレを完走して新たなお屋敷をお嬢様と共に始める事…。
そして今年の私の勉強に関する抱負、目標を達成することが出来ました。
反省すべき点もありましたが、ある程度満足のいく結果を残せたと私としては考えております。

来年も勉強に関する事は勿論ですが、新たな絆、縁を結ぶという意味では
お嬢様の母上様、カルミーニオ家の奥方様を是非とも私の母と再会する機会を設けたいですね。

お嬢様や奥方様にもご予定がありますので簡単にはいかないと思いますが…。
冬の寒さが終わり、春の訪れが感じられる時期になりましたら是非とも実現したいものです。

12月は楽しみな事も多くあるかと思いますが、それだけに気を付けねばならない時期でもあります。
予期せぬトラブルに見舞われぬよう、互いに気を付けて最後まで過ごしましょうね。




230 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/12/06(Sun) 10:15
>>223

夢であると自覚している夢、ですわね?
わたくしも柚葉さんと同じく亡くなられた方とお会いする夢を見ましたわ。
わたくしの一のお兄様…、人間との戦いで散華なさった方ですわ。
お兄様の訃報に接して暫くわたくし、胸の奥に蠢く自分の黒い感情に苦しんでいた時期がございます。
その時は本当に怖くて…、自分が人間に対して何か禍々しい気持ちが湧いているのでは、と思いながら
それを自覚したら取り返しがつかなくなるのではないか、と恐ろしかった。
その時夢の中でお兄様が優しく微笑んでわたくしをそっと抱きしめてくださいました。
『わたしを悼んでくれてありがとう。
 だが、怖れて立ち止まらなくても良いのだ。
 お前ならきっと今の心を乗り越えられる。
 わたしがお前を見守っていることを忘れないでくれ。』
そう仰ってもらって、涙が止まりませんでした。
嬉しくて、悲しくて。
夢であってもお兄様がわたくしを労わってくれていることは確信できましたから。
そしてその後もわたくしは人間と共に在りたい、という気持ちを失わずに済みましたわ。
今も忘れられない夢でございます。


>>224

故郷の城館にいた時は、使用人の中に他の種族から出仕してきている者が居ましたわね。
妖狼族、竜人族、有翼族と言った種族の方々がいらしたわ。
わたくしの家が南欧に於いて有力な魔族でしたので、誼を結ぶため、場合によっては内情を探るため、
派遣されている方でしたね。
お母様が連れてくる画家のモデルにされることもしばしばで、ずい分恥ずかしがっている姿を
覚えています。

日本に参ってからは土地神様、屋敷神様をはじめ多くの神様とお会い出来ましたのも忘れられないわたくしの思い出の宝でございます。

ほかに、我が家に直接いらしてくださった以下の方々がいらっしゃいますわ。
(人間と吸血鬼以外、ということですので、そういった方々は割愛させていただきます。)

人狼の月華様
名前「十六夜月華」
性別「女」
容姿「肩まである長い白髪に紅眼、外見年齢は17歳ほど。
普段は人間とさほど変わらない姿だが、変身した際は銀の毛並みの狼となる。
……ちなみに、“しらが”ではなく“はくはつ”じゃぞ」
服装「以前は和装じゃったが……次第に鬱陶しくなってのう。
今はもっぱらTシャツにジーンズじゃな。洒落っ気が無い?余計なお世話じゃ、動きやすい服装が一番ではないか」
備考「先程も言うた通り、人狼じゃ。小娘に見えるかもしれんが、これでも人間の寿命より遥かに長き時を生きておる。
普段は人間とさほど変わらぬ姿をしておるが、“変身”した際の狼の姿こそが我らの真の姿よ。
ちなみに、身体を部分的に狼化させたりも可能じゃ。満月の夜には問答無用で全身狼化するがのう」

怨念の集合体のヴァンデッタ様
名前「ヴェンデッタ・フューリー」
性別「無し(普段は女の形態を取っている)」
容姿「不定形の赤黒い影 人間態:長い黒髪に赤目の少女」
服装「影なので無し 人間態:スカートの丈の長いセーラー服」
備考「闇の眷属に虐げられ、その命を弄ばれた人間達の怨念の集合体。
一時期は善悪を問わず全ての闇を滅ぼさんとしていたが、とある僧侶に諭された後ただ“闇を滅ぼす”のではなく“光を守る”事こそが真の復讐であると悟った。
様々な人間の魂と記憶が混ざり合っているため、本名は本人にすら不明。
名の由来は、イタリア語で「復讐」を意味する「Vendetta」と、英語で「怒り」を意味する「Fury」。
一人称は「我」、二人称は「汝」。」

妖狐の霊華様
名前「葛葉 霊華」
性別「女」
容姿「外見年齢は16歳程。長い金髪に狐の耳、七本の太い尾を持つ。肌は白く、瞳は赤い」
服装「白衣・緋袴(いわゆる巫女装束)」
備考「一千年以上の時を生きる妖狐。ある神社に御神体として祀られていたが、窮屈さを嫌い出奔した。何の気紛れかたびたび普通の人間に化け、別の神社で巫女のアルバイトをしている」


231 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/12/06(Sun) 11:39
>>225(柚葉さん)

>ですので今は、私達の住まう町の土地神様の神社で短期間ではありますが
>代行を依頼される程の信を得ておられます。

この度の大任は、本当に胸が不安と緊張でバクバクしておりましたけれど。
柚葉さんがそう仰っていただいたことで、気持ちを落ち着けることが出来て本当にありがたかったですわ。
貴女が『信を得ている』と言ってくださる限り、わたくしはその言を信じ、自分に与えられた
この巡り合わせに全力で臨もう、臨みたいと思えたのですよ。

>そのような訳で、今御勤めに来られているお嬢様の様子を見学しに参りました。
>神社のスタッフの方に支えられながら、多少緊張しながらも立派にお勤めを果たされておられるようです。

柚葉さん、今日は来てくださってありがとうございました。
わたくし頑張ることが…できましたわ。
あなたの言葉、見守ってくださる瞳。
それから画家のお嬢様がデザインしてくださった神装束を纏った自分を鏡で見て。
この身の内に土地神様よりお預かりした加護の御業が確かに息づいていることを確信できたのです。

そしてスタッフの皆様方、宮司様、巫女の皆様、それにお迎えの軽部様や社交部の皆様、演劇部の
方々が、訪れる参拝客の整理や応対にあたってくださり。
わたくしは願をかける参拝客の皆様を前に、静かに神様として相対せましたわ。
わたくしの魔力を御業で『運気』へと変換して、それを参拝客に授けること。
それがわたくしのお勤め。
土地神様は仰いました。
「『天は自ら助くる者を助く』はそなたの居た西洋の教えであろう。
 それと同じよ。
 人はそれぞれ己が道を切り開く意志と智恵の種を宿して居る。
 そこへ『運気』を与え、種を芽生えさせる助けをしてやるのよ。
 『わらしべ長者』に与えた運気はわらしべという形を成して与えられた。
 が、わらしべを生かしさらなる運を呼び込んだのは当人の心がけと行動に他ならぬ。
 お主の与えた運気を参拝客がどう生かすかは当人次第よ。」

ですので、わたくしも一人一人に心を籠めて運気を送って差し上げました。
もし参拝客が運気を生かして良き運をつかんでくだされたならば、それは全くわたくしを支えて
下さった柚葉さんはじめ画家のお嬢様やスタッフの皆様…それに、ええっと、まあ、お母様の
お陰でございます。

>寒さと業務の忙しさに、多少なりとも皆様お疲れのご様子…。
>ここは社務所のお台所をお借りして、温かいお汁粉をご用意しましょう。

まあまあ、ありがたいですわ。
ああ…、この心を癒す優しい甘味がたまりませんね。
出雲の神在祭の時期も終わり、後は八百万の神様もそれぞれにご自身のお社へと戻っていかれるでしょう。
このお社の土地神様はのんびりしておいでですから、まだ少し出雲に滞在されたいかもしれませんが、
この美味しいお汁粉があると知られれば、急いで帰ってこられることは必然でございましょうね。


232 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/12/06(Sun) 13:11
>>226

残念ですが、あまり見たことが無くて印象に残っていないのですよ。
たしか、大衆食堂で無限に注文を
続ける不思議なお客のお話をみた覚えが…
あれは故郷の城館のホームシアターだったかしら?

ご案内いただいた『迷路』も削除されてしまったのか、見つけられませんでしたの。
迷路…迷い込んで出口が見つからない、何が出てくるか分からない恐怖と焦燥…そんな情景が
目に浮かんできますね。
わたくしも小さい頃、城館の地下迷宮、侵入しようとする人間を阻むために作られた迷宮で迷子に
なってしまい、メイド長に助けてもらったことがありますので、タイトルを聞いてちょっと緊張
しましたわ。
迷宮の中で、運悪く迷っていた暗殺者と鉢合わせして…魔の気を思い切りぶつけて気絶させてしまい
救助に来たメイド長にその後始末まで面倒をかけてしまいましたの。

せっかくですので、youtubeではありませんが、『雪山』と言う作品を視聴しました。
遭難し極限状態で起こった恐怖の出来事と意外な結末…。
見捨てられた者の怨霊の仕業か、すべてが集団催眠だったのか、いろいろな解釈の余地のある幕切れでしたわね。


>>227

申し訳ありません。
まったく見たことがない番組ですね。
都市伝説は多々ありますけれど、わたくしは昭和初期の日本、特に東京を席巻した『赤マント』に
興味を惹かれますわ。
なにせ、その者は吸血鬼で大勢の人間を襲い殺めた、などと噂されたそうですから。
もし、そのような者が今も実在しているのなら、わたくし、その者の首根っこを掴んで懲らしめて
差し上げる所存でございます。


>>228

わたくしの抱負はただただ、人間界において家族と無事息災に、そして同じ町の皆様とより深く
縁を結んでまいることでございました。
お蔭をもちまして、多くの方と関わり合いを持て、お客様のご来訪をたまわり、結果この屋敷の
建て増しも達せられました。
まことに嬉しい一年でございました。
来年もまたこの経験と思い出を大事に、さらに縁を育ててまいりたいと思っております。

よろしければまたお越しくださいませ。
いつでもお茶とお菓子を用意してお待ちしておりますわ。


>>229(柚葉さん)

>来年も勉強に関する事は勿論ですが、新たな絆、縁を結ぶという意味では
>お嬢様の母上様、カルミーニオ家の奥方様を是非とも私の母と再会する機会を設けたいですね。

ご母堂様とまたお会いできるのはわたくしも嬉しいこと。
柚葉さんがそう仰って下さるなら、わたくしもしっかりとお母様に声をかけて、またフラッとどこかへ
行ってしまわないように気を付けてまいりますわ。
その場合考慮しなければならないのは、画家のお嬢様のことですわね。
あの方を独りにしておくとちゃんとお食事をなさっているか、とても心配ですから。
あの美しい経観塚の地へお連れしたい…、わたくしからもご母堂様にそうお願いしたいですわね。
春の訪れの頃に実現出来たら、とわたくしも願っておりますわ。


233 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/12/06(Sun) 13:33
お嬢様の家は何を稼業にしてますか??

234 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/12/06(Sun) 15:11
>>233

元々は侯爵位をたまわる領主貴族でございましたから、領民からもらう税によって領地を経営し、
彼ら領民の生活を守るのがお仕事でした。
今も多大な土地を所有する大地主ではございます。
ですが、今はその他にも事業に携わっておりますわ。
主要なものは製薬会社でございますね。
なにせ我が一族は吸血鬼、人間から血をいただかねばならない以上、彼らの生命と健康を守ることは
我等が務め…、かつて我が先祖も申していたそうでございます。
もちろん、我が一族の存続を守る意味合いもあることは否定できませんけれど。

数百年かけて研究してまいりました薬草・薬物の研究は人間界の生命科学の進歩と相まって、我が家を
支える一大事業とすることとなりました。
家出娘の身でもあり口幅ったいことを申すわけには参りませんが、我が家の事業が人様の命を繋ぐ
お役に立てている、ということは嬉しく思っております。


235 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/12/06(Sun) 15:35
みみっちい話ですが、庶民には100均ショップにはとてもお世話になっております。
お嬢様達は100均ショップをご利用したことはありますか?
わたしのような貧乏人には大いに役立っています。

236 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/12/06(Sun) 16:15
>>235

あら、『みみっちい』なんて仰ってはいけませんわ。
毎日の生活に必要な製品を良きコスパで提供してくれる100均ショップ、細やかなアイディアが
見て取れる商品の数々。
とても素敵ではございませんか?

わたくしも商店街の100禁ショップ様はたびたび覗いておりますわ。
そして思わず手にして、そして買い求めて嬉しくなるものはいくつもございますわ。

例として挙げるなら。
富士山型の『メラミンクリーナー』。
頑固な汚れを落としてくれる頼れるこの小物。
台形で二種類のスポンジの組み合わせで上は白、下はのその姿かたちはまるで小さな富士山で
ございます。
愛らしいデザインながら、かつて北斎・広重も愛した日本の風景を手にしてお掃除ができる
ご機嫌グッズなのですわ。

続いては『流し台用吊り下げヌメリとり』。
流し台で使うこのヌメリ取り、なんと色はピンクで形は薔薇の花!
こんな素敵なヌメリ取り、買って帰って即行で台所で使いましたわ。
わが愛する薔薇の花を手にしてのお掃除、楽しくならないわけがございません。

三番目は可愛い『アニマルブックスタンド』。
冬の夜長は温かいストーブの前で読書をゆっくり楽しめます。
そんな時、本棚を飾って楽しませてくれるのが、この動物型ブックスタンドなのですよ。
ネコさん、ブタさん、ウサギさん…。
動物のシルエットを見ているだけで、本棚に楽しい雰囲気が添えられ、本にも自然に手が伸びるというものでございます。

他にもいろいろ買い求めておりますわ。
貴方様も100均ショップに行かれるなら、きっとそのうちお顔を合わせることもございましょう。
そんなとき、お互い気に入った商品をお話し合いできましたら嬉しゅうございますわ。


237 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/12/06(Sun) 16:22
訂正でございます。

>わたくしも商店街の100禁ショップ様はたびたび覗いておりますわ。
『100禁』ではなく『100均』でございました。
失礼いたしました。

そういえば、昔城館の地下迷宮で迷子になったことがございますが。
あの場所は100歳未満の子どもが入ってはいけない『100禁の迷宮』で、それでメイド長に救助された後、
とても叱られたのでしたわ。
思い出すと恥ずかしいですわ…。

238 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/12/06(Sun) 17:06
習いメイドのコウモリ三姉妹達の調子はどうですか?
仕事ぶりは柚葉さんと比べるとちょっと酷ですかね?

239 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/12/06(Sun) 17:17
クリスマスはどのようなご予定で?

240 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/12/06(Sun) 17:37
過去にありそうな質問だけど、お嬢様はゴスロリが似合いそう

241 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/12/06(Sun) 19:35
お嬢様達は手嶌葵の歌う『エレファン』を聴いてどう思われますか?

242 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/12/08(Tue) 16:29
>>233
>>234(アーチェロお嬢様)

お嬢様のカルミーニオ家が故国イタリアでは爵位を賜った貴族であり、
闇の拳族の方々を束ねる立場であるとはお聞きしておりましたが、
現在においてはどのような事業に携わっておられるかに関しては存じません。
こちらに関しては、お嬢様の返答をお待ち下さいませ。

>主要なものは製薬会社でございますね。
>なにせ我が一族は吸血鬼、人間から血をいただかねばならない以上、彼らの生命と健康を守ることは
>我等が務め…、かつて我が先祖も申していたそうでございます。

まあ…。そうでございましたか。
人間と共存し、信頼を得て同族の方々と共に歩んでいくために苦心してきた
先祖様の苦労が偲ばれますね。
魔族と人間、双方の知恵と力を合わせて病魔に打ち勝つ方法について日夜研究なさっているのであれば
実に頼もしい事です。

欧州も、多数の病魔の流行と共に歩んできた歴史があります。
我が主の一族の皆様が、それらに勇敢に立ち向かってきたであろう歴史に思いを馳せてみると
誇らしく思いますね。
また、カルミーニオ家とは別の魔族が逆に病魔を広めようという蛮行を働こうとした際には
毅然と立ち向かったのでは…。
あくまで想像ですが、表には出ない歴史の中でそのような事があったかもしれませんね。

>>235

あら、100円均一のお店は季節を問わず私達も利用していますよ?
お料理、お掃除、様々な分野で活躍して下さる商品が本当に豊富なんですもの。

それに、同じ商品でも普通のお店で購入するより安く購入できることも多く
私物を購入する際にも色々とお世話になっています。

お嬢様も紹介なさっているメラミンスポンジは、日々のお掃除において
本当に頼れる味方なんですよ。
大きいものから小分けにされたものなど、綺麗にする場所に合わせて使い分けられるのは
実に便利です。

それからこちらの『くるくる毛玉とり』…。
カーディガンなどの毛玉を取る際には、本当に重宝しているんです。

ところでお掃除と言えば、年末の定番ですね。
近々掃除用具の消耗品のストックを確認し、少し多めに買いに行く予定なんです。
その際にはお嬢様ともご一緒したいですね。

100円ショップでアイディアに溢れた多くの商品を見て回る時に、一人だと気付かなくても
誰かと一緒だと色々と気付く事が多いのですよ。
「ここを掃除する時に、こんな道具があれば便利です」という具合に…。

日本の100円ショップは、海外の方々からも絶賛されているんですよ。
「みみっちい」などと自身を卑下なさる事はありません。
優れたアイディアに溢れた魅力的な商品の数々は、私達の暮らしの大切な味方です。

>>237(アーチェロお嬢様)

>100禁の迷宮

流石に怖いですね…。
魔族のお嬢様が「救出」されたというのであれば、
人間の私達では『鬼斬役』のような心身共に優れた方や『式(式神)』を使役する能力を
お持ちの方でなければ脱出は不可能でしょう。

こちらは(スマートフォン)年々機能が発達していますけれど、果たしてその迷宮で
電波が通じるかどうか…。

仮に私がお仕事をする場合、絶対に近づかぬようメイド長には厳命されるでしょうね。
いえ、他の方々も同じかと思いますが…。









243 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/12/08(Tue) 16:56
>>238

あら、この広いお屋敷ですもの。
私一人の力では到底どうにかなるものではありません。
先輩でありお嬢様のボディーガードのレイナさん、
そして見習いメイドの三姉妹さんと一緒でなければ日々のお仕事は賄いきれません。

それに、私は大学にも通っておりますから…。
私の不在の間は、三姉妹さんが色々となさって下さるんですよ。

大学の授業がある日は、私が起床から朝食のお片付けを終えた後に
三姉妹さんに交代して頂くんです。
その際には、帰りのお買い物で購入してほしいもの等についても相談したり等
色々と引継ぎがあるんですよ。

お料理のレパートリーやお出しするお茶等、経験上私と三姉妹さんでは
多少の差はありますが…。
私のお出しするお料理やお茶を味わって頂く中で、三姉妹さんも
「御姉様みたいに美味しいお料理やお茶が出せるようになりたい!」
と言って下さって…。
挑戦の成果を日々見せてくれるんです。

お料理も、お掃除も、様々な経験を重ねる毎に三姉妹さんは進歩なさっておりますから…。
私もうかうかしていられないのですよ。
私と同じ位の年齢になる時は、きっと素敵なメイドとして正式にお嬢様の専属メイドとなられる事でしょうね。(微笑)

>>239

クリスマスイブの夜は、お屋敷の皆様と共に過ごす事になるかと思います。
ですが、その前に2つほど用事がありますね。
毎年町の公民館で行われる、子どもたちのためのクリスマス会…。
そちらにお嬢様と共に参加する予定なんです。

ゲームを楽しんだり、お菓子を作ったり…。
町内会の皆様とイベントに関する話し合いをして当日子どもたちを
楽しませてあげられるよう頑張りたいですね。

それと、ビンゴゲームやその他のゲームの商品に色々と確保しておいて正解でした。
今の子ども達は、これらがあると俄然意欲的になってくれますからね。
(現在社会現象となっているアニメのグッズの数々)

それから、24日の午前中はお時間を頂いているんです。
この街の教会の神父様の、お手伝いをさせて頂くために…。(照)

それから、隣町に滞在なさっている奥方様にもお嬢様を通じて予定をお聞きしましょう。
もしお屋敷に来て頂けるのであれば、より賑やかなクリスマスパーティになるでしょうね。
御贔屓の画家のお嬢様の為にも、腕を振るわせて頂きます。




244 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/12/08(Tue) 17:13
>>232(アーチェロお嬢様)

>都市伝説は多々ありますけれど、わたくしは昭和初期の日本、特に東京を席巻した『赤マント』に
興味を惹かれますわ。

こういった恐怖話、都市伝説と言われるものには尾鰭がついたり派生したりといったお話が多いですね。
昔の有名な学校のトイレの怪談話で、「赤い紙 青い紙」と混同されたりとか…。
または、放課後の学校の閉まったままのトイレから「赤いマントやろうか、それとも青いマントやろうか」と
声が聞こえてきて、赤いマントと答えると刃物でメッタ刺し、青いマントと答えると首筋から血を吸いつくされるとか…。

こういった話の時代背景は、当時共働きの夫婦が増えて「鍵っ子」と呼ばれる
家に帰るまで単独行動になりがちな子どもたちが狙われる犯罪が多発した事にも関連があるそうです。

年の瀬で、暗くなる時間が早いだけに地域の皆様も子どもたちの安全には気を配っておられます。
こういったお話を聞くと、ハロウィンパーティでお越し頂いた鬼族の方々が本当に頼もしく思えます…。

>その場合考慮しなければならないのは、画家のお嬢様のことですわね。
>あの方を独りにしておくとちゃんとお食事をなさっているか、とても心配ですから。

それは確かに…。
では、正式に予定が決まりましたら母にきちんと打診しておきましょう。
きっと母でしたら、快諾して下さいますわ。

それに、経観塚の美しい風景はあのお嬢様の創作意欲を刺激してくれるかと思います。
風景画を専門になさっているかは存じませんが、それまでの作品を見れば
きっとそちらも問題にはなさらないかと思います。

それから当日、叔母が来られるかはまだ分かりませんが奥方様と画家のお嬢様が
叔母の守護霊であるノゾミさんをモデルにしたがるかも知れませんね。
何となく、騒がしくも楽しい展開が想像できてしまいます。(笑)



245 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/12/08(Tue) 18:00
>>240

お屋敷が和風ですから、お嬢様も自然と和装を纏う事が多いのですが…。
故国では、お嬢様もゴスロリ風の服装を身に纏っておられたかも知れませんね。
お屋敷のメイド見習の三姉妹さんのゴスロリ服は何度も目にしておりますが、
三人とも本当に可愛らしいのですよ。
元気な次女さんは「何であたしまで!」と恥ずかしがるのですけど…。(笑)

ゴスロリに限らず、私もお嬢様のドレス姿に何度かお目にかかった事があるのですが、
どうしても『吸血鬼』という印象が強くなってしまいがちな事がありますので
お嬢様個人は若干そういった服装に関しては気後れなさってしまうことがあるのですよ。

それではお嬢様が来られるまでの間、私がゴスロリメイド服でおもてなし致しますわ。
でも、紺色や黒はいつも着慣れているので少し新鮮味がある色がよろしいですね。
では、このピンクのゴスロリメイド服で…。

うふふふ、如何ですか?お客様?
(普段着ないメイド服を身に纏って、テンションが上がってます。)

え?お嬢様、い、いえ、これはその…。(ドギマギ)

>>241

こちらのアーティストの方は、調べてみて思い出しました。
「ゲド戦記」の「テルーの唄」を歌っていた方ですね。

「エレファン」は初耳でしたので、聞いてみました。
…もし小学校低学年で、夕方にテレビで聞いたら切なさと哀しさで
胸が潰れそうになるでしょうね…。
哀しい歌であるだけに、同時に母の愛というものが心に染み渡ります。

コメントで見てみたところ、子どもの頃に聞いて泣いてしまった思い出を
お持ちの方が多数おられるようです。
哀しい結末であっても、最後まで見ずにはいられない…。
そのような魅力がある事も分かりますね。

今夜の月は、綺麗かしら…。
(窓の外に、目をやりました)



246 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/12/09(Wed) 18:55
お嬢様は将来、一度帰国した後にイタリアの親善大使として来日されるかも知れませんね。

247 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/12/12(Sat) 10:11
>>246

それは素敵です!
お嬢様に志があれば、実現は決して不可能ではないと思いますよ。
お嬢様はご自身の出自をきちんと公言しておられますから、
その場合は魔族と人間の交流と理解を深めるためのものとなるのではないでしょうか。

お嬢様はご自身の意思で故国イタリアを出奔し、今は日本で暮らしておられますので
帰国するのは現時点では容易な事ではないと思います。
ですが、この国に滞在しながら私を含むこの街の人々との交流、
そしてこの国に古来から住まう妖(あやかし)から八百万の神々との交流を経てきました。

そして先日、神無月におかれましては一時土地神様の代行としての立場を任される程に
信頼を得ております。
海を渡って他国からいらしたお嬢様にそれ程重大な立場を任せるというのは、
そうそう先例があるものではないでしょう。

そもそも、この国とその中枢の方々の立場は八百万の神々との結びつきを守りながら成り立ってきましたから
「親善大使」という立場はこの国を知らずして成り立つとは思えませんからね。

お嬢様は謙虚な方ですから色々とご謙遜なさるかと思いますが…。
日ノ本でお嬢様が様々な形で『絆』を結び、『信』』を得ていく事は
故郷の方々にきっと認めて頂ける日が来るものと信じています。

その時が来たとしても…私はお嬢様のお傍に在りたいですね。
ついつい熱が入ってしまいましたが、素敵な話題を有難うございました。
すぐ、お茶のお代わりをお持ち致しますね。
他にもお嬢様のお好きな甘酒などもございますので、遠慮なく申しつけて下さいませ。


248 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/12/12(Sat) 19:53
>>224(補足でございます)

わたくしがこの町で大変お世話になった方のことを申すのを忘れておりました。
ここに補足させていただきます。

彼女の名はグリッタ、人狼(ワーウルフ)でメイドのお嬢様でございます。
彼女とご主人様のお家に参って、いっときメイドをさせていただくという大変貴重な体験をさせて
いただいたのですよ。
ふわふわの金髪ロングヘア、明るく人むきにお仕事をこなされるその姿を拝見しながら、不調法な
このわたくしも共にご主人様にお仕えさせていただきました。
他人様にご奉仕することの、大変さとやり甲斐を知ることができたのはグリッタちゃんのお陰と
感謝しております。


>>238

日々、それぞれの務めを果たしてくれているあの子たちのこと、わたくしは感謝しております。
三人とも元気に働いてくれていますわ。
…あの子たちは強くて優しいのです。
前の町で焼き討ちに遭ってサバイバル生活を余儀なくされた時も共に在ってくれたとき、ふと
(もうこの子たちは故郷に返した方が良くはないか?)
と思ってふと口の端にそれを上らせかけた時も口をそろえて、
「「「つまらない冗談はやめてとっとと食糧調達しましょう。」」」
と言ってくれました。

そして、彼女らはこの町で最高の師匠にして姉と慕う方と出会ったのです。
今のあの娘たちはかつてないほど輝いていますわ、彼女のお陰で。
柚葉さんの技量に一歩でも近づこう、そう思う心が彼女たちを前へと進ませています。

今貴方様とわたくしがいただいているお茶も長女ちゃんが淹れたものですのよ。
お菓子は次女ちゃんと三女ちゃんが焼いたもの。
いかがです、ずい分とふくよかで茶葉の特性を引き出しているとお思いになりませんか?
このお菓子との組み合わせは見事だと思われませんか?
ここまで来るのに、柚葉さんの指導をどれだけ学び反復してきたことか。
これをいただけば、彼女らの気概と今日この日の意気軒高ぶりをずい分と納得していただけるのではございませんか?


>>239

クリスマスの予定は柚葉さんの申した通りでございます。
中でも公民館で恒例のクリスマス会、こちらは年々盛り上がりも増しているのは嬉しいことですわ。
なんと申しましても、この日のために演劇部の部長様が書き下ろしてくださった聖夜の劇を上演
するのですよ。

年若い作曲家と吸血鬼の少女の物語ですの。
幼い弟妹を抱えていながら芽の出ないその作曲家が、聖夜の教会の奥で封印された少女の美しさに
インスピレーションを受けて想起したメロディーを何としても形にしたいと、その封印を破って
しまい。
頭に浮かんだ輪舞曲を形にすべく、自分の血を捧げることを交換条件に彼女と一晩中踊り明かして
着想を形にします。
でも、彼を必要とする弟妹がいることを知った吸血鬼の少女は彼に惹かれつつも
「高貴なるわたくしに相応しい作曲家になってから戻ってらっしゃい」
と言い捨てて自らを封印して眠りにつき。
そして、功成り名遂げ弟妹の独り立ちを見届けた作曲家が再び聖夜に強かを訪れ封印を解いて…、
おしまい。

今年は子どもたちも積極的に参加してくれて、お父様お母様を喜ばせようと張り切ってくれていますわ。
吸血鬼の役も近所の女の子が立派に務めてくれて、わたくしより吸血鬼らしいのではないか、
というくらいの出来ばえですのよ。

人間の皆様と楽しむ聖夜がまた来ます。
今からこの歓びに胸が高鳴っておりますわ。


249 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/12/12(Sat) 20:03
訂正でございます。
>そして、功成り名遂げ弟妹の独り立ちを見届けた作曲家が再び聖夜に強かを訪れ封印を解いて…、
「強かを」→「教会を」

なお、補足しますと作曲家が教会の少女を再び訪れた後、二人は同族として長い時を幸せに暮らした、と
ナレーションを部長さんが朗々と語る予定でございます。

250 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/12/12(Sat) 21:15
>>240
>>245(柚葉さん)

似合っているかどうか自分では今一つ分かりませんが。
そう仰って下さってありがとうございます。
『吸血鬼 ゴスロリ』で検索すると、たくさんの衣装が見られますわね。
わたくしのクローゼットには、そうしたゴスロリ衣装がたくさんございます。
わたくしは和装がよろしいのですけれど、故郷からたくさん送ってくるのですもの。
古典的なロココ調ドレスもあれば、今風のナイトドレス、それにカジュアルなミニ、中にはタキシード
にマントなどというのもございます。

こちらではあまり着ない、というか柚葉さんが申すように気後れしてしまいますわね。
自分ではよくわからないので困るのですが、ゴスロリ衣装を着るとお友だちから
『やっぱりそれ着ると、吸血姫なんだなーって感じがするよね。
 何ていうか…少し怖いかなー。』
とか言われてしまって凹んでしまったりしますもの。
正直な感想だけに。

ああっ、本人がなんだか見られて戸惑っているみたいだから敢えて触れないでいたのですけれど。
柚葉さんのピンクのゴスロリメイド服…、そうなのですよ。
わたくしも、こんな風に可愛くなれたらなあ、と思ってしまいますわ。

ですが、彼女がドギマギしていらっしゃるのに、わたくしだけ知らぬ顔の半兵衛は宜しくないですわね。
というわけで、思い切ってロココ調ゴスロリドレスを着てみましたわ。
二人でこうしてゴスロリを着るだなんてあまりない機会ですので、ちょっと嬉しくなってまいりました。

いかがでしょうか?
お客様にもタキシードなどご用意いたしますからお召しになってみてはいかがですか?
せっかくですので今この場を小さな夜会として楽しむのも一興でございましょう。

(申し訳ございません。今宵はこれにて下がらせていただきます。)


251 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/12/12(Sat) 21:53
好きな偉人はいますか?

252 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/12/13(Sun) 06:17
初めまして。私はアストリッド。
私は二百歳そこそこの吸血姫だけど、この国で12年前に出会った男の子と再会して
幸せを掴めたんだ。
あなたの言う演劇の内容って、何だか私と被っちゃうかも。
これ、良かったら読んでみて。
内容がアレだから私の登場はこれっきりにするけどね。

つ【吸血姫譚アストリッド】

253 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/12/13(Sun) 09:31
>>241

お客さまったら、ずい分と悲しい歌を聞かせてくださいますのね?
柚葉さんも申していますが、この歌は日本のテレビで昔夕方に放映されたものだそうですね。
きっと多くの子どもたちが涙し、子象さんの行方を気にかけられたのだと思いますわ。
今のわたくしのように。
天涯孤独の身となったこの子象さんに幸あれ、と願うと共に、これから人間とどのように関わっていくか気になって仕方が
ございません。
お母さん象も子どもが自分と同じに人間と手にかかることを心配されたかもしれません。
「どうか強く生きて」
と願ったに違いございません。

わたくし、この悲しい気持ちのままではおられませんので、失礼して別の歌をレコードをかけさせていただきますわ。
はい、『レコード』でございますよ。
「風の大地の子守唄」…、1980年の映画「象物語」の主題歌でございます。
日本が生んだ偉大な歌姫、ちあきなおみ、黛ジュン、お二方がそれぞれカバーされているのですよ。
両方ともyoutubeで聴くことができますわ。
子どもたちを育ててきた母象が親離れの時に子どもたちの送る哀しくも力強い言葉。
『エレファン』の物語は悲しいですけれど、あのお母さんもきっと同じ思いを抱いていたに違いない、そう思わせてくれる
のです。
ああ、今日はひと際レコードの歌声がわたくしの心を揺さぶりますわ…。


>>242(柚葉さん)

>人間と共存し、信頼を得て同族の方々と共に歩んでいくために苦心してきた
先祖様の苦労が偲ばれますね。
我が祖先にその様に考える方がいたからこそ、今のわたくしもあり柚葉さんとの出会いもいただけたのだと思います。
カルミーニオ家に生を享けた自分の幸運を思わずにはいられません。

>魔族と人間、双方の知恵と力を合わせて病魔に打ち勝つ方法について日夜研究なさっているのであれば
>実に頼もしい事です。

わたくしも欧州を疫病が襲うたびカルミーニオ家は領民の救済に当たる様を見てまいりました。
柚葉さんの仰るような信頼への道はなお前途遼遠ではございましょうが、いつか我等の魔の力と人間の科学とが相協力できれば
きっと我ら共通の福音となりましょう…。

>また、カルミーニオ家とは別の魔族が逆に病魔を広めようという蛮行を働こうとした際には
>毅然と立ち向かったのでは…。
>あくまで想像ですが、表には出ない歴史の中でそのような事があったかもしれませんね。

はい、それにつきましては柚葉さんのご想像も的を射ておりましょう。
父も母も兄たちも、わたくしに詳細を語ろうとはしませんが。
かの黒死病の大流行には介在していないにしろ、それを自分たちの手で再現してやろうとの邪悪な策謀を巡らした者は
確かにいたようでございます。
カルミーニオ家が魔族の間でも一層畏れられ一目置かれるようになったのは、その際の苛烈な戦いゆえであったそうで
ございます。
そして詳しいことは知らないながらも、わたくしも彼の者らに敵と見なされ害されかけたことがございますが。
わたくしも相手への怒りの余り『やり過ぎた』こともありまして…。
詳しいことをお話しするのは憚られますわ。
(汗が出てまいりました)

>>100禁の迷宮
>人間の私達では『鬼斬役』のような心身共に優れた方や『式(式神)』を使役する能力を
お持ちの方でなければ脱出は不可能でしょう。

もし柚葉さんを城館にお招きすることがございましても。
あの迷宮には絶対にお近づけはさせられませんわね。
入るとすれば、わたくしが同行するのが必須となりますが、わたくしも幼い時の怖い思い出があるゆえ敢えて近づきたく
ございませんわ。

>仮に私がお仕事をする場合、絶対に近づかぬようメイド長には厳命されるでしょうね。
>いえ、他の方々も同じかと思いますが…。

もしまかり間違って、柚葉さんが迷宮に入ってしまったとしたら。
その時こそわたくしたちの『朱珠』が力を貸してくれることでしょう。
わたくしたちの想い合う心がある限り、かの朱珠は貴女のいる場所を過たず示してくれることでしょう。
ですが、そのような事態には決してならぬようメイド長も心遣いをしてくれるでしょうね。
何しろ、わたくしが迷宮に勝手に入っていちばん肝を冷やしたのは彼女ですから。
同じ轍を踏む彼女ではございませんわ。


254 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/12/13(Sun) 12:31
>>244(柚葉さん)

>こういった恐怖話、都市伝説と言われるものには尾鰭がついたり派生したりといったお話が多いですね。
都市伝説はこの日本でもたびたび世の人々を恐怖させてまいったのですね。
ですが、尾鰭がつくということはことによったら本体のお魚さんもいる、と言うこともございますわ。
『青いマントと答えると首筋から血を吸いつくされる』だなんて、わたくしたち吸血鬼の存在があって生まれたものではない
か、と思うのですよ。
とても残念なことですけれど…。

実際、わたくしの通う学校でもそんな噂が流れましたもので、わたくし担任の先生に生徒指導室に呼ばれたことがございますわ。
先生、眼に涙をためて『どうして私がこんな役回りを』とか、ブツブツ仰りながら、
『あ、あの、やってないわよね、カルミーニオさんは、紅いマントと青いマントを担いで
トイレに潜んで女生徒に問いかけたり…』
だんだん声が小さくなってしゃくり上げてしまわれて…。
なぜか、呼び出されたわたくしの方が宥めてさし上げたものでしたわ。
結局、途中でお友だちの軽部様が憤然として乗り込んで来られてわたくしのために抗弁してくださいましたけれど。
毎日わたくしと帰り道を共にして下さる彼女がいることが本当にありがたいと思えましたわね。

>年の瀬で、暗くなる時間が早いだけに地域の皆様も子どもたちの安全には気を配っておられます。
>こういったお話を聞くと、ハロウィンパーティでお越し頂いた鬼族の方々が本当に頼もしく思えます…。
はい、子どもが安心して暮らせる社会であること、とても大切でございます。
わたくしも鬼族の方のご協力を忘れず、自分も子どもたちのためにできることはしっかりやってまいりたいですわ。
幸い夜に強いこの身であれば、夜の巡回もお手の物でございますから。

>では、正式に予定が決まりましたら母にきちんと打診しておきましょう。
>きっと母でしたら、快諾して下さいますわ。

ありがとうございます、柚葉さんのお力添えがありましたらご母堂様もお許し下さるでしょう。
ですが、わたくしからも季節のご挨拶も兼ねてご母堂様に手紙をしたためさせていただきますね。
画家のお嬢様だけならともかく、母が参るとなったらご母堂様にもご負担をかけてしまいそうですし…。

>それに、経観塚の美しい風景はあのお嬢様の創作意欲を刺激してくれるかと思います。

母の申すところでは、彼女が『きれい』とか『すてき』とか思ったら瞬時にスイッチが入るそうですから。
あの経観塚の風景を見たら、きっと筆を執ってくださるかと思いますわ。
そういえば、『おいしい』も彼女にはトリガーとなることもあるそうです。
夏祭りの時に買ってさし上げたたこ焼きも後で絵にされていましたけれど、『たこ焼き』があんな惹きつけられる静物画に
なるとは思いませんでしたわ。

>それから当日、叔母が来られるかはまだ分かりませんが奥方様と画家のお嬢様が
>叔母の守護霊であるノゾミさんをモデルにしたがるかも知れませんね。

ご母堂様も叔母上様も、そしてノゾミ様のこともきっと…お会いできるのであれば、いったいどれだけモデルを見つけ
られるか、わたくしも楽しみになってまいりました。

ですが…、母がノゾミ様とちゃんとご挨拶してくださるかどうか、それがちょっと心配なのですけれど…。


255 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/12/13(Sun) 15:05
>>246
>>247(柚葉さん)

!?

(紅茶をいただいていたわたくしは一瞬の絶句の後、思わずむせてしまいました。)

わたくしが親善大使として日本に、でございますか?
それは何とも…そういう発想は無かったと申しますか、ちょっと唖然としてしまいましたけれど。
でも、もしもイタリアへ戻らねばならないとしましたら、そのようにして再び日本へと参れるものなら、それはとても素敵な
ことでございます。
日本と再び縁を結べる、というのは勿論わたくしにとって至高の歓びでございますけれど。
わたくしにとっての二つの故郷が縁を結ぶお手伝いをできるのでしたら、至高のさらにその上を行く喜びと申すもの。

(わたくしは柚葉さんが改めて注いでくださった紅茶を口にして心を落ち着かせます。)

ですが、それはとても難しいことでもございましょう。
先ずなんと申しましても、人族と魔族との間の長い確執の歴史の中、わたくしが人の世界で認められねばならぬということ。
そして、わたくし自身が非才の身ゆえ魔族である無し以前にそのような大任に耐えうるか、ということがございます。

ですが、貴方様がそのようにご提案してくださり、そして

>そして先日、神無月におかれましては一時土地神様の代行としての立場を任される程に
信頼を得ております。

柚葉さんがわたくしの拙い頑張りを認めてくれていること、そのことにわたくしの心を励ましてくださるのもまた事実で
ございますわ。

今はまだ自分の本当の夢が何か掴めてもいないわたくしですが。
こうして今、一つの夢への示唆をいただけた気がいたします。

>そもそも、この国とその中枢の方々の立場は八百万の神々との結びつきを守りながら成り立ってきましたから
>「親善大使」という立場はこの国を知らずして成り立つとは思えませんからね。

「中枢の方々」…、そうですわね、この国を八百万の神々が守護し給うことを日々祈っておられると伺っている方々が
いらっしゃる。
「親善大使」となるならば、より深く神様からの『信』をたまわれるよう努めねばなりませんけれど。
そしてその努めは、わたくし自身の望みでもございますわ。

ああ、やはりご近所づきあいというのは良きものですわね。
こうして心熱くなるお話を伺えたりするのですもの。

ふう…、今日の甘酒はいつもより一層馥郁として味わい深いですわ…。


256 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/12/13(Sun) 20:39
>>251

一人挙げますなら、>>210でも申しました古代ローマ帝国の学者ヒュパティア様でございます。
アレクサンドリア図書館で哲学、数学、天文学を研究されていたのですが、その叡智の際立って輝きを三のお兄様は懐かしげに語ってくださいました。
繰り返しになりますが、彼女の残した言葉
『考えるあなたの権利を保有してください。なぜなら、まったく考えないことよりは誤ったことも考えてさえすれば良いのです』
『真実として迷信を教えることは、とても恐ろしいことです』
は、その後の人間界の蒙昧と英知とのせめぎ合いの中で尊い導(しるべ)となった、とお兄様が語られ、わたくしの心の深い
所に宿っております。

他にもう一人、日本人で尊敬する方に杉原千畝様がいらっしゃいます。
人道に奉仕することに躊躇を見せなかった彼の方の行いは、一人の人間としてまた動議ある国に仕える公人として、
まことにご立派であったと考えますわ。


>>252

まあ、同族のお客様をお迎えするのは久しぶりでございます。
よくいらしてくださいました。
ささ、どうぞお上がりくださいませ。

(紅茶と茶菓子をお出ししてしばらくお話しさせていただきました。)

あら、お急ぎでいらっしゃるのかしら?
残念ですわ、せっかくいろいろお話をさせていただきたかったのですが。
それに、わたくしたちの演劇が貴女様の来し方と重なるものがあるだなんて、とても気になってしまうではありませんか。

ご本をくださいますのね、ありがとうございます。
とても興味深うございますわ。
ゆっくりと読ませていただきますね。

またお気が向かれたら是非お出で下さいませ。
いつの日か、クリス様のお店で彼女や霧雨セナ様ともご一緒にお話しさせていただけたら嬉しいですわ。
その日が来ることを願っております。
どうぞ、ごきげんよう…。


>>224(またまた補足でございます。)

過去に故郷の城館で出会いました妖豹族の方がいらしたのでした。
姫殿下は一族の行く末を担う覚悟を持つ立派な方でしたわ。
彼女が君臨している限り、妖豹族の未来は明るいものであることでしょう。

http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=478946904&st=705&to=707&nofirst=true


257 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/12/13(Sun) 20:42
訂正でございます。

>>256

>人道に奉仕することに躊躇を見せなかった彼の方の行いは、一人の人間としてまた動議ある国に仕える公人として、
「動議」→「道義」

失礼いたしました。

258 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/12/15(Tue) 05:32
今宵は、新月。
今が盛りと流れゆく双子座流星群月を明かりの影響もなく、かなり良い条件で観察できる日でございます。
星見台に望遠鏡を据えて、社交部の方々も誘って皆で観望いたしましょう。

そういえば、親愛なるグリッタちゃん先輩も月を見ることなく流星群をご覧なれる良い機会かと想像いたします。
人狼でいらっしゃる彼の先輩は心優しく、そして強い方ゆえ、月の影響で試みだされることはないでしょうが。
今宵はきっと一切の懸念無く夜空のショーを楽しまれるのではないかしら。
こちらの観望の集いにもいらしていただければさぞ楽しいひと時のなるところですが。
このこと、事前に柚葉さんと相談していればよかったですわ…。


259 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/12/15(Tue) 05:34
すみません、訂正いたします…。

>そういえば、親愛なるグリッタちゃん先輩も月を見ることなく流星群をご覧なれる良い機会かと想像いたします。
「試みだされる」→「心乱される」です。

たびたび申し訳ございません。(汗)

260 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/12/15(Tue) 19:43
あの・・・誕生日を聞くのはタブーですか?

261 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/12/16(Wed) 07:35
>>260

あら、別にタブーなどではございませんわ。
むしろ、わたくしに興味を持っていただけて嬉しゅうございます。

わたくしの誕生日は、7月28日でございます。
母いわく、
「生まれる前からやんちゃで、『これは遊び甲斐がありそうだ。』と思ったわねぇ。」
だったそうでございます。

わたくしが生まれてから、城館の庭と温室にはビスカリアの花が絶えることが無くなりました。
その花が、わたくしの生まれた日の誕生花だそうで、ガーデニング専門のメイドさんが丹精込めて世話をしてくれたそうです。
五枚の花びらを持つとても愛らしい花ですの。
花色は紫、ピンク、赤、白といろいろございますが、わたくしはピンクの花弁に中心が白、桜の花びらのような形の「チェリーブロッサム」
が特に好きですわ。
誕生花がこの日本で愛されている桜の花に似ているのがとても嬉しくて。

ビスカリアの花言葉は『望みを達成する情熱』だそうですわ。
わたくしの望み…、『人間と共に在り続ける』、
この花は見るたびにその望みを思い出させ、勇気をくれるのですよ。

貴方様ともこれからも仲良くさせてくださると嬉しいですわ。
よろしければ、お茶と茶菓子をどうぞ。
白餡をういろうで包んだ可愛いうさぎさん『雪うさぎ』でございます。

262 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/12/16(Wed) 08:58
>>251

父が日本史を専攻し職業にしていた影響で、色々な方がおられますが…。
一人挙げるとしたら、二宮尊徳公ですね。
昔は小学校の銅像として有名だった、あの二宮金次郎さんの事です。

薪を背負って本を読んでいる男の子、という印象が強いと思いますが
成長した金次郎さんは経済学者として多くの事を成し遂げた方なんです。

あの方は経済から日常生活に至るまで、現代でも通用する多くの学ぶべき事を残していかれました。
あの方の名言の数々には、日常生活においてもはっとさせられるものがありまして
子どもの頃に感銘を受けたんです。

名前にあるように本当に徳があり、高い志をお持ちであった方なのですが
そのような方だからこそ、きちんと厳しい現実を見据えた現実主義者でもありました。

「道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である」

この言葉は、本当に名言だと思います。

やはり子どもの頃に知った偉人と呼ばれる方々には、皆さんも成長や今のご自分の考え方等に
影響を受けておられる事でしょう。
それらは何時までも、大切に持ち続けていたいものですね。

>>252

初めまして…。ようこそいらっしゃいました。
アストリッドさん…ですね?
お嬢様の同族の方の来訪は久しぶりです。歓迎致します。

『吸血姫譚アストリッド』…。
早速ですが、購入させて頂きました。
既にベストセラーとなられているのですね。おめでとうございます。

以前お越し頂きました、コーヒーをこよなく愛する吸血姫クリスさんの時のように、
表紙から最後までドキドキしながら読ませて頂きました。

お嬢様はまだ未読のようですのでネタバレは極力控えますが…。
正に最後は、「怖いくらい幸せなハッピーエンド」でしたね。(微笑)

お嬢様も、そして同族の方もそれぞれの立場で苦難の道を歩んできた事は
お嬢様と出会ってから色々と知る形となりました。

ですが、本当に誰かを愛することによって「幸せ」を掴めるのは
誰もが同じなのでしょうね。
この国で「幸せ」を掴む事の出来た同族の方のお話は、きっとお嬢様にも
新たな希望と決意を芽生えさせて下さる事でしょう。

どうか末永く、お幸せに…。

>>260

あら、いけない…。
プロフィールに、誕生日を忘れていましたね。
私もお嬢様同様、タブーなどではありません。

よろしければ、お伝えいたします。
私は6月30日…。
丁度一年の、半分が終わる時期になりますね。

お嬢様も好きな有名なアニメのヒロインの方と同じ日というのを知った時には、
とても嬉しかったです。(微笑)

お嬢様と同じく誕生花を挙げるなら…。
「クチナシ」「スイカズラ」ですね。

クチナシの花言葉は「とても幸せです」「喜びを運ぶ」…。
スイカズラの花言葉は「献身的な愛」…。

私のメイドという立場上、その花言葉に相応しくありたいものですね。(微笑)
ここにいらして下さるお客様の為に…。
そして何より、私がお仕えするお嬢様の為に…。

ここ最近は、随分と寒くなって参りましたね。
すぐに、温かいお茶のお代わりをご用意致します…。

263 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/12/16(Wed) 09:28
>>255(アーチェロお嬢様)

>(紅茶をいただいていたわたくしは一瞬の絶句の後、思わずむせてしまいました。)

お嬢様、大丈夫ですか?
ナプキンをこちらへ…。新しいものをお持ち致します。
すぐに紅茶のお代わりもご用意致します…。

(すぐにお飲み頂けるよう、すこし温めのものをお淹れしました)

>わたくしにとっての二つの故郷が縁を結ぶお手伝いをできるのでしたら、至高のさらにその上を行く喜びと申すもの。

今すぐにではないとしても、それが一年先か十年先か分からぬまでも、
大切な方々が今でもお嬢様をお待ちしている故国イタリアの土を再び踏む時が
いずれお嬢様にも訪れるかと思います。

まだ道を決めかねておられるとしても、お嬢様がこの国で築いてきたもの、得てきたものが
その道を切り拓くものになるものと私は考えております。

種族の違い、国の違い、そして歩んできた歴史の違いを思えば故国の方々が
それら全てを受け入れて下さるというのは難しいかも知れませんが、
それらはお嬢様が自らの意思で歩みながら得てきた確かなものであると、お伝えしたいものですね。
お嬢様が故国の土を踏む時、私が御傍にいる事で…。

お嬢様とお客様の話をお聞きましたら、益々決意が高まって参りました。
私も御傍にお仕えするのに相応しい従者として、認めて頂けるようにと…。

…申し訳ありません。
寛ぎながらお話をさせて頂く場だというのに、メイドの私が少々固くしてしまいましたね。
ここは一度、甘味でリラックスして下さいませ。

(小鍋で甘酒をご用意致しました。)

>ふう…、今日の甘酒はいつもより一層馥郁として味わい深いですわ…。

ふふっ…。いよいよ本格的な寒さがやって参りましたが、お嬢様の大好きな甘酒が美味しさを増すのも
今の時期ですね。
夕方や学校からお帰りになられた時にご用意した、温かい甘酒を褒めて頂けるこのひと時…。
冬の何物にも代えがたい私の至福の時です…。(微笑)

264 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/12/16(Wed) 10:02
>>258(アーチェロお嬢様)

社交部の皆様、今宵はようこそお越し下さいました。
お忙しい中今回もこうして多くの方に集まって頂き、誠に有難うございます。
ですが最近は朝晩と冷え込みが一段と増し、道中随分と寒い思いをなされたかと思います。

今宵の双子座流星群の観望の前に、一度身体を温めて下さいませ。
ささやかではありますが、夕餉の支度が出来ております。

(今宵はシチューと、焼き立てのパンをご用意致しました)

この寒さですので、ボリュームがあり過ぎるお食事ですと
満腹感と部屋の暖で後々お外に出るのが辛くなってしまうかと思います。
少し軽めで、後々外に出る時に備えて身体を温めるお食事にはシチューは最適ですね。

(食後、皆様で星見台に出る事に致しました)

お嬢様がご用意した望遠鏡を見たり、中には持参された望遠鏡を見ておられる方もいて
思い思いに流星群を待ち望んでおられますね。

ですが、一度食事を摂りましてもこの寒さは時間と共に応えるもの…。
冷たくなった手と身体を温めて頂くために、甘酒をご用意致しました。
皆様、遠慮なくどうぞ…。

あら?いよいよ星が流れ始めたようですね。
では、私は順番をお待ちしておりますのでどうかお先に…。

>そういえば、親愛なるグリッタちゃん先輩も月を見ることなく流星群をご覧なれる良い機会かと想像いたします。
>今宵はきっと一切の懸念無く夜空のショーを楽しまれるのではないかしら。

あの出会いから既に、半年以上が経過したのですね…。
新月の今宵は、この夜空のショーを楽しんで頂くには良い機会となりました。
あの娘はきっと、ご主人様のために温かい飲み物をご用意しながら
この天体のショーに目を輝かせているではないでしょうか。

時には太陽のように眩しく、時には月明かりのように優しいグリッタちゃんの笑顔…。
そして今宵の星々のようなキラキラしたあの無垢な瞳…。
お願い事は星の数ほどあるとしても、今宵一つ願うとしたらあの愛らしい笑顔にもう一度会いたい…。
そう願ってしまいますね。(微笑)

>こちらの観望の集いにもいらしていただければさぞ楽しいひと時のなるところですが。
>このこと、事前に柚葉さんと相談していればよかったですわ…。

はい、もし次の機会がありましたら遠慮なく私に相談して下さいませ。
そのような時にきちんとお仕事をするのが、お嬢様のメイドである私の勤めですから。

ではお嬢様、甘酒のお代わりを…。
順番が廻ってきましたので、私も望遠鏡を覘かせて頂きます。










265 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/12/16(Wed) 21:17
>>262(柚葉さん)

>お嬢様はまだ未読のようですのでネタバレは極力控えますが…。
>正に最後は、「怖いくらい幸せなハッピーエンド」でしたね。(微笑)

まあ、柚葉さんはもう読んでしまわれたのですね?
わたくしがのんびりフクロウさんと星月夜の散歩を楽しんでいる間に。
いけませんわ、このまま積読状態にしていては、柚葉さんとアストリッド様がどんどん仲良しになられて置いていかれてしまいそう。
灯下に書を紐解いて腰を据えての夜長を過ごす、たまにはそんな一夜を過ごさねば。
「怖いくらい幸せなハッピーエンド」だなんて、そこへたどり着くまでどんな想いをアストリッド様が重ねたことか、読まずにおれば
気もそぞろで。
今宵は長い夜になりそうですわ…。

>あら、いけない…。
>プロフィールに、誕生日を忘れていましたね。

はい、わたくしも柚葉さんのお誕生日、聞きたい聞きたいと思いながらその時を逸してしまい、恥ずかしい限りですわ。
気が早いですが『新館ノ五』を立てることができましたら、ご一緒にプロフィールに載せましょうね。

>私は6月30日…。

ようやく柚葉さんのお誕生日が知れましたわ。
とても嬉しいのですけれど、半年も先なのですね。
心からの祝福を捧げられるのがそんなに先だなんて、一日千秋どころではない待ち遠しさでございます。

>お嬢様も好きな有名なアニメのヒロインの方と同じ日というのを知った時には、
>とても嬉しかったです。(微笑)

それは…、月に変わってお仕置きなさる正義のヒロインとその娘さんのことかしら?
ああ、まだ故郷の城館に居た時、三女ちゃんが日本から取り寄せたレーザーディスクで一緒に夢中で見たのは懐かしい思い出。
ですが、今のわたくしは同じ国で生まれたのでなくても、ミラクルロマンスを手に入れた心持ちでございます。
(わたくしの目は自然と柚葉さんに惹きつけられます。)

>クチナシの花言葉は「とても幸せです」「喜びを運ぶ」…。
>スイカズラの花言葉は「献身的な愛」…。

クチナシの花言葉…、その言葉が柚葉さんにとっての心からの言葉となれるように、わたくしもっともっと柚葉さんにとって良き者で
在りたいです。
スイカズラの花言葉、そのままの素晴らし愛を柚葉さんからいただいているこの身にとって、それはそう在ってしかるべきであり、
心からの望みなのです。
誕生日はまだ先ですけれど、柚葉さんが生まれきてくださったことに、わたくしは心から感謝しているのですから…。

…そういえば、ご母堂様のお誕生日っていつなのでしょう?

「11月16日。」

…三女ちゃん、知っているならもっと早く教えてちょうだい。
柚葉さんは、遠慮されて敢えてお知らせにならなかったのでしょうけれど。

「気になる人の誕生日なら、ふつう自分から聞くよな〜。」
「姫様、そういうところお姉さまに甘えすぎ。」

次女ちゃん、長女ちゃん、主に二の矢、三の矢を放って楽しいですか…?
いえ、分かっています、わたくしが悪い…。
土地神様から代行を仰せつかってあたふたしていたからって、なんなんですか、わたくしと来たらこの体たらくは…。
ああ、穴があったら入りたい気分ですわ…。

温かいお茶をいただいたら、この身の迂闊さをしっかり反省しなければ…。
(申し訳ございません、今宵はこれにて下がらせていただきます…。)


266 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/12/17(Thu) 22:19
やあ、熱々の串カツでも食うかい?つ串カツ

267 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/12/17(Thu) 23:05
>>266

(大学の帰りに下校中のお嬢様とお会いして、お屋敷へ帰宅する途中です。)

あら、いい匂いですね…。
ここですね。最近商店街で人気の串カツ屋さんは。
大学の友人からも聞いたのですけど、熱々で美味しくて、大層評判だとお聞きしています。

加えて外からでも店内から聞こえてくる揚げ物の焼ける音…。
寒い日には、ますます食欲をそそりますね。

本来でしたらこれから帰って夕餉の支度に取り掛かるのですけれど…。
お嬢様、時には外食というのも如何でしょう?
承知して頂けるのでしたらすぐにお屋敷のレイナさんと三姉妹さんに連絡をしてみますし、
お時間の都合がつかないようでしたらテイクアウトをお願いするのもよろしいかと思います。

実は先日がお給料日でしたので、提案した以上今回は私がご馳走させて頂きます。

もし外食となるようでしたら…。
お屋敷にお住いの私達6人に加えて、あと2人分席を確保させて頂く事になりそうですね。
外食か、テイクアウトか…。
最終的な判断は主であるお嬢様にお任せする事に致しますので、今暫くの間お待ち頂けますか?

268 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/12/18(Fri) 07:31
>>263(柚葉さん)

>お嬢様、大丈夫ですか?
>ナプキンをこちらへ…。新しいものをお持ち致します。
>すぐに紅茶のお代わりもご用意致します…。

けほっ…、ごめんなさい、柚葉さん。
お客様、申し訳ございません、みっともない姿をお見せしてしまって。
ですが、今のお話しに強いインパクトを受けてしまいましたのは、我が心をどこか強く揺さぶるところがあったからでしょうね。
自分でも気づいていませんでしたけれど。

>まだ道を決めかねておられるとしても、お嬢様がこの国で築いてきたもの、得てきたものが
>その道を切り拓くものになるものと私は考えております。

柚葉さんはいつでもそうでございます。
わたくしの心に在って自身で気づかないものを見抜いてしまわれる。
『道を決めかねている』…、それがわたくしの今なのでしょう。
この国で人々と神々に出会い縁をいただき、それに対して何をわたくしは返せるか、わたくしに尊いものを与えてくれる世界に対して、
どう報いられるのか。
のんびりしているわたくしのこと、いつもそういうことを心に浮かべているわけではないけれど、その想いが澱となって沈んでいくことが
ないように、ふと軽やかに優しく思い出させてくださる。
今の言葉もそうでございましょう。
お客様からの今の言葉にただ驚いていてはいけない、二つの国の縁のために何かができる可能性、それはわたくしの心の導(しるべ)だと、
そう信じて気付かせてくださる。

>お嬢様とお客様の話をお聞きましたら、益々決意が高まって参りました。
>私も御傍にお仕えするのに相応しい従者として、認めて頂けるようにと…。

嬉しいです…。
かつてお客様から社交部立ち上げのお話しをいただいた時も、柚葉さんが寄り添っていてくださったから、わたくしはその提案の素晴らしさに
気付けました。
思いもよらなかったそれを心から実現したいとの願いに帰ることができました。
今また、導の言葉と共に柚葉さんが傍にいてくださることの感激がこの胸を占めてまいります。

柚葉さん…、どうかその御身をずっとわたくしと共に在ることを願うわたくしをお許しください…。

>…申し訳ありません。
>寛ぎながらお話をさせて頂く場だというのに、メイドの私が少々固くしてしまいましたね。

わたくしこそ、柚葉さんを見つめて語らってしまい、お客様に呆れられたのではないか、と恥ずかしくなってまいりました。
ああ、どうぞ甘酒をもう一杯。
ドキドキする胸を落ち着かせてくれる日ノ本の甘露を…。
日に日に寒さが厳しくなってまいりますが、こうして温かな時を過ごせるのは柚葉さんのお陰でございます。


269 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/12/19(Sat) 19:23
降った雪で雪だるまやかまくらを作った思い出はありますか?

270 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/12/19(Sat) 20:42
>>265(アーチェロお嬢様)

>それは…、月に変わってお仕置きなさる正義のヒロインとその娘さんのことかしら?

はい、その通りです。(微笑)
年明けにはまた新たに映画も公開されるそうですね。
早速三女さんが見に行きたいとの事です。
お嬢様にも思い出深い作品ですから、皆で見に行きましょう。

>>269

私の故郷の経観塚は、雪が降っても積もる事は滅多に無いんです。
ですから、残念ながら雪だるまやかまくらが作れるほどの雪はあまり見た事が無くて…。

ただ、この街では数える程度ですが雪が積もったことはありました。
かまくらは見た事がありませんが、雪だるまを誰かが作ってあるのは見た事があります。
それと、雪うさぎさんでしたら作った事がありますね。

雪が積もったお屋敷の朝、門前にちょっとした遊び心で…。
後々溶けてしまうのがちょっと切ないですけど、お屋敷の門の前を通る方々の癒しになってくれますから。

そしてその日の午後のお茶の時間は、温かい甘酒と兎さんを模したお菓子をお出ししたり作ったりするのが楽しみですね。
ええと、確かまだ戸棚に…。

ありました。お嬢様もお好きな白餡をういろうで包んだ可愛いうさぎさん『雪うさぎ』です。
温かいお茶と一緒に、召し上がって下さいませ。




271 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/12/19(Sat) 21:50
>>264(柚葉さん)

皆様方、本日は寒い中双子座流星群の観望会にようこそお越し下さいました。
ささ、どうぞお上がりになってくださいませ。

柚葉さん、社交部の皆様お出迎えお疲れ様です。
そしてキッチンから漂ってくるこの薫りに、寒さに身を震わせていらした皆様の表情にもほんわりとした温かみが戻ってまいりましたね。
わたくしも星見台の準備を整えてまいったところです。

天体望遠鏡を流星の放射点である双子座のカストルに照準を合わせました。
またそれとは別に、せっかくですから冬空の可憐な姉妹星『すばる』も見ていただけるようにガリレオ様の望遠鏡もセットしております。

(星見台に参りました。)

柚葉さんのお料理とお茶のお陰で皆様も私も体がぽかぽかでございます。
そして嬉しや、初詣の時もそうですが寒天のもとでいただく甘酒は格別でございますね。

>あら?いよいよ星が流れ始めたようですね。

ああっ、あちらにも、今度はあちらにも…、望遠鏡を覗かなくてもけっこう目立つ明るい流れ星が見えますわ。
あらあら、流れ星を見つけるたびに何か真剣な表情でつぶやいている方も。
きっと何か願い事をされているのでしょう。

わたくしも願ってみましょう。
どうか、家族みんなが息災でありますように。
わたくしが日ノ本と伊太利亜の縁を結ぶその道を見つけられますように…。

>あの娘はきっと、ご主人様のために温かい飲み物をご用意しながら
>この天体のショーに目を輝かせているではないでしょうか。

今回、グリッタちゃん先輩とご主人様を観望会にお誘いする機会を逸しましたのはとても残念でございますが。
そうですわね、彼女がこの流星群のことを心に留めているならば、今はご主人様と楽しい時を過ごしていることでしょう。
『太陽のように眩しく、時には月明かりのように優しい』、まったくそのとおりです。
とても屈託なく明るくてそして温かい笑顔は永の時の中、辛い時をも乗り越えて培われたもの。
ご一緒するご主人の心を照らしてくれ日々の支えとなっていることでしょう。

わたくしもその主従のご様子を是非とも拝見したいです。
あの辺りも地上の灯りで流星群が見えづらいのではないか、と思えてお誘いしたかったのですが、考えてみればご主人様のために
動かぬ彼女ではございますまい。
きっとご主人を引っ張ってお近くの山にでも観望に出かけていらっしゃるのではないでしょうか。
レンタカーを手配してドライブと洒落込まれたりして。

もしもご主人様とのデートのお邪魔でなければ、この次の流星群の観望会はご一緒に行いたいですわね。
幸い、来年早々1月4日ごろしぶんぎ座流星群の極大期が参ります。
お正月松の内にグリッタちゃん先輩と新年のあいさつを交わして星を見上げられたら嬉しいですわ。
この星見台にお招きするのでしたらグリッタちゃん先輩はお客様なのですから、わたくしが久しぶりにメイドとして柚葉さんとご一緒に
先輩をおもてなしさせていただきたいです。

今度は機会を逸すること無きよう、早めに書をしたためてコウモリさんに届けていただきましょう。

天体望遠鏡で見るすばる、青の美しい星がたくさん見えますわ。
家族と社交部員、お母様や画家のお嬢様、それにグリッタ先輩とご主人様が集っているかのようですわ…。


272 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/12/20(Sun) 10:38
>>266
>>267(柚葉さん)

あら、店主様からお声をかけていただきましたわ。
投函されていたチラシに新装開店と麗々しく書かれていて気になってはいたのですよ。
まあまあ、威勢の良い掛け声とともに串カツをズンと突き出してこられて、自身のほどが窺えますわね。
こうして商店から元気な呼び声を聞けると往来に活気が広がって心地良いですわ。

そうですか、柚葉さんのお友だちもお奨めなのですね。
これはいよいよ試食したくなってまいりますわ。
ですが、柚葉さんが作ってくださる夕餉のことを考えますと…、
え?柚葉さんから外食のご提案ですか?
まあまあ嬉しいこと。

でしたら、店主様、ぜひともこのお店で家族全員でいただかせていただきましょう。
ええ、それはもう興味津々でございましたとも。

串カツ…。
実は今の今まで食する機会が無かったのですが。
青果店の看板娘様が口ずさんでいた歌を聞いてから、ずっと気になってはいたのです。
お祖母様が関西出身でいらっしゃるそうで、そのお祖母様から聴いたという『食堂百貨の千日堂』なるお店のCMソング、その明るいメロディーに
乗せて出てきた『串カツ』というフレーズを聞いて。
如何にも食欲をそそるその響きを思い出すことしばしばでしたわ。
それをこうしてお声をかけていただいてしまっては、我慢するのは辛うございます。

>実は先日がお給料日でしたので、提案した以上今回は私がご馳走させて頂きます。

あら、こちらこそ垂涎の想いひとしおでございますのに宜しいんですの?
ではお言葉に甘えさせていただきますね。

>もし外食となるようでしたら…。
>お屋敷にお住いの私達6人に加えて、あと2人分席を確保させて頂く事になりそうですね。

まあまあまあ…、それは誠に良き考え。
先日の宴の絵を描いていただいたお嬢様に報いる好機とさせていただきますわね。

(そうしてわたくしは最近親しくしていただいているこの街の蝙蝠さんにお願いして − 彼女にも串カツを差し上げる約束で − 
画家のお嬢様への伝言を伝えていただきました。)

レイナさん、三姉妹ちゃんたち、こちらですわ。
臨時のことではありますが、これからこのお店でパーティーですよ。

「ふふふ、侯爵夫人に突然の夜会の招待とはねぇ。柚ちゃんのお眼鏡にかなったお店、楽しませ貰おうかしらぁ?」
「お腹空いた…。」

お二方、よくいらしてくださいました。
さあさ、こちらのテーブルでございます。

ご主人、ご準備は宜しくて?
我ら8名集い、これより串カツパーティーとさせていただきますわ。


273 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/12/20(Sun) 11:08
>>248(アーチェロお嬢様)

>中でも公民館で恒例のクリスマス会、こちらは年々盛り上がりも増しているのは嬉しいことですわ。
>なんと申しましても、この日のために演劇部の部長様が書き下ろしてくださった聖夜の劇を上演
>するのですよ。

(舞台劇が無事に終わりました。)

本当に、素晴らしい出来栄えでした。
今年はお嬢様の高校の演劇部の部長さんが脚本を書き下ろしてくださっただけでなく、
部員の皆さんと共に熱心に演技指導に来られて…。

お嬢様の高校の先生方も、地域の方々との繋がりを推進するという意味で
此度の活動を大いに評価なさっておられましたね。
また、衣装をお嬢様が社交部を通じてご用意された事も演じる子どもたちの意欲を
大いに沸かせる事に繋がりました。
わざわざ顧問の先生まで足を運んで頂けたようで…。
演劇部も社交部も、今回の活動を大いに評価して頂ける事でしょう。

三姉妹さん用の衣装を今回色々とお借りしましたが、どれも本物ですものね。
特に本物のドレスを着られるとあって、吸血鬼のお嬢様役の娘の演技の熱の入り様は見事でした。
やはりドレスは、女の子の憧れですものね。(微笑)

そして奥方様、画家のお嬢様、此度はわざわざ足をお運び頂き誠に有難うございます。
画家のお嬢様には、素晴らしい絵とクリスマスアートを今日のために用意して頂いて…。
町内会の皆様も、本当に感謝しておられました。

それではお嬢様、私達もそろそろ出番です。
ミニスカサンタ衣装に着替えて、ゲーム大会に参りましょうか。
トナカイ役は、今年は演劇部の方が引き受けて下さるそうですよ。

(ビンゴゲーム大会、クイズ大会等も無事終わりました)

賞品に、今社会現象的なヒットを飛ばしているアニメのグッズを準備しておいて正解でした♪
子どもたちの熱の入り様は、こちらでも凄かったですね。
プレゼントやお菓子の配布も終わり、イベントも終盤に近付いて参りましたね。

そういえばお嬢様、役員の方からお聞きしたのですが…。
この後サプライズがご用意されているのだとか…。

まあ、奥方様が今回素晴らしい演劇を見せて下さった子どもたちと
子どもたちを良く指導して下さった演劇部の皆様にプレゼントを?

いつも良い意味で皆様を驚かせるのが大好きですものね。
流石は奥方様です。(微笑)

それにしても、奥方様の美貌には改めて保護者の方々も子どもたちも目が釘付けになっておりますね。
最近イベントの度に足を運んで下さるようになって、近所の方々も奥方様を度々目にして噂になっていたそうですが
お嬢様のお母様だとお知りになって皆納得のご様子ですね。

274 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/12/20(Sun) 16:39
西洋で言う『ノブレス・オブリージュ』みたいな事やったことありますか?

275 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/12/20(Sun) 16:48
お嬢様の血の色は何色だーーっ!?
というわけで貴族の血は青いって噂は本当ですか??

276 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/12/20(Sun) 19:03
>>274

「高貴さは(義務を)強制する」
貴族の方々を象徴する、有名な言葉ですね。

こちらの質問に関しましてはお嬢様の返答をお待ち頂く事になりますが…。
>>234におきまして、お嬢様のカルミーニオ家は領地の経営だけでなく
現在は製薬会社を興してそれらの事業に携わっているそうです。

領民の暮らしだけでなく、命を守るための事業…。
ヨーロッパ諸国は多くの疫病の脅威に晒されてきた歴史があります。
それらから民を守るという意味で、製薬を含め医療事業に携わる事は
『ノブレス・オブリージュ』に相応しいと申せましょう。

私の返答は、あくまでも推測ということになります。
今暫くの間、お待ち下さいませ。

>>275

暴虐に対して怒りに身を震わせる「義星」の方の有名な台詞はさておき、
これも西洋諸語で「血筋が良い、貴族」といった意味の言葉ですね。

お客様を非難するわけではございませんが、そちらに関して私が言及するのは
主であるお嬢様に対して失礼となりますので、口をつぐませて頂きます。
私の立場では返答出来ぬ事を、お許し下さいませ。

あまり関係は無いのですけれど、「青」繋がりという事で
青林檎のアップルパイを焼いてみました。
寒い夕方に召し上がるスイーツとしては、やはり焼き立てのものがよろしいかと思います。
アップルティーと一緒に、召し上がって下さいませ。





277 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/12/20(Sun) 19:30
>>269

故郷ではよく雪だるまを作りましたわね。
冬になり、曇り空を見ていると作りたくて仕方なくて困りましたわ。
雪が積もると庭に飛び出して雪を転がしてウキウキでしたわね。
中々雪が降らないときは我慢できず『元素支配』の魔法で城館の庭に雪を降らせたりして。
でもその時は喜び勇んで雪だるまを作っていましたら、メイド長に摘み上げられてお説教タイムでございます。
勝手に雪を降らせたばかりに庭園で仕事をしていた庭師やメイドを困らせた、としてそれはもう懇々と…。

かまくらは…そういえば、未体験ですわ。
故郷ではそういう遊びは見たことがございませんし、日本に来てからもこの町はそれほど積雪がございませんし。
でも、写真や映像で見るかまくらには憧れがございます。
大きな雪のドームの中で神様をお祀りする祭壇をこしらえ、みんなでお餅や甘酒をいただいく、夜のとばりの中そんな温かな光景がそこここで
見られて素敵ですわね。

寒さも本格化してまいりました今日この頃、我が家の敷地には広い原っぱもございます。
この冬は心置きなく元素支配の魔法を使って雪を降らし、子どもたちを誘ってかまくらを楽しむ、そんなひと時を持ちたいですわ。
雪だるまさんや雪うさぎさんを作りたいですね。


278 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/12/20(Sun) 23:16
>>273(柚葉さん)

舞台は無事終了、子どもたちの『やり遂げた』感あふれる表情が見られて、わたくしも裏方をやった甲斐があるというものですわ。
皆さん、本当にお疲れ様でした。
舞台を見ていたご家族の方々も万雷の拍手、あなた方の頑張りを本当に歓んでいましたよ。
わたくしも袖から視ていて聖夜の恋物語を描く皆さんの熱演に感激しましたわ…。

>本当に、素晴らしい出来栄えでした。
>今年はお嬢様の高校の演劇部の部長さんが脚本を書き下ろしてくださっただけでなく、
>部員の皆さんと共に熱心に演技指導に来られて…。

ありがとうございます、柚葉さん。
あなたのお褒めの言葉、どうか部長様に申してさし上げてくださいな。
昂然と構えていらっしゃいますが、彼女は書き下ろした脚本が観客にどう迎えられるか、実はかなり気にしていらっしゃるようですから。
何しろわたくしは当初、既存のクリスマスの恋物語の舞台化を企画しておりましたら部長様が
『どうしてわたしを頼らないの!?
 わたしが直々に書き下ろしてさし上げるから、それを上演なさい!』
と仰って、それは意気込んでいらしたから。

彼女がしりぞけた恋物語のタイトルは『アベルはつらいよ』。
アベルは主人公で吸血鬼の殿方。
彼のクリスマスイブのとても素敵な恋の物語でございます。
別冊マーガレット2017年12月号別冊付録に掲載された漫画です。
え?それでは今読むのは不可能と?
いえ、わたくしはネットの『マーガレットBOOKストア!』でウェッブ版を購入して読んだのですよ。
もっとも、その作品を読むために本誌含めて丸ごと今から買うのはちょっと敷居が高いでしょうけれど。

で、これを上演したくて出版社に掛け合おうと思ってましたら、部長様に知れてしまい先ほど申した仕儀と相成りました。

それならば部長を名誉のためにも、と演劇部の皆さんも自主参加してくださって柚葉さんの仰ったように全面協力を得ることができました…。
そして社交部の皆様にも衣装のご用意を手伝っていただいて。
皆様からこんなにも手を差し伸べていただいたこと、心から感謝申し上げたいです。

それにしましても、部長様の演出は本当にすごかったです。
ご自身が全ての演者の演技をやってみて、子どもたちが感心して『自分もやりたい!』とやる気を目いっぱい引き出してから、実に丁寧に
演技指導をして下さいました。
彼女はまさに指導者としても立派な方だと実感いたしましたわ。

>そして奥方様、画家のお嬢様、此度はわざわざ足をお運び頂き誠に有難うございます。

お母様…『十戒』の一場面のように、人波が割れて道を開けてくださるからと言って、もう少し控えめに入って来られてはいかがですか?
本日の主役は子どもたちなのですよ?

「あらぁ、わたくしはモーゼ殿と違って何ら力は使っていないわよぉ?
 わたくしのために自然に皆が場所を開けたくなるって人徳あるいは魔徳というものねぇ。」
「お腹…満足。」

ここに飾られた聖夜の絵…、ツリーのイルミネーションが浮かばせる幻想的な天使と子どもとが手を取り合う祝福の夜。
感動した子どもたちがお嬢様に目いっぱいお菓子をプレゼントして、お嬢様のお腹の虫も今日は満足されたようで、良かったですわ。

>それではお嬢様、私達もそろそろ出番です。
>ミニスカサンタ衣装に着替えて、ゲーム大会に参りましょうか。

わたくしはトナカイの役を志望したのですけれど…。
どなたでしょう?こんな丈の短いミニスカを用意されたのは。
わたくしの脚線など誰得なのでしょうね。
でも、そんなものに頓着していない子どもたちのことだけを考えて司会進行に専念いたしましょう。

(ビンゴゲームとクイズの熱気にあてられて少し酔った気分でしたが、次に柚葉さんから告げられた言葉でそれも醒めました。)

(すみません、つづきます。)

279 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/12/20(Sun) 23:17
>>273(柚葉さん)(つづきです)

>まあ、奥方様が今回素晴らしい演劇を見せて下さった子どもたちと
>子どもたちを良く指導して下さった演劇部の皆様にプレゼントを?

…お母様、ほのかに体が光っているようですが何をなさるおつもり?

「そんな疑わし気な目で見るのぉ?
 サプライズだなんて役員さんが大げさなだけよぉ。
 わたくしはただ、サンタクロース殿の故郷・フィンランドの景色をちょっと再現してあげようってだけよぉ。」

フィンランドの景色…?

「そうよぉ、こうしてね。」

!!
お母様の中で循環する魔力が掲げられた手の先から迸って!

「ちょおっと魔力をビームにして上空100kmばかりに届けただけ。
 人間でも魔力の代わりにいろんな物質を打ち上げて同じことができるみたいだけど。
 セシウム、リチウム、ストロンチウム、バリウムとかねぇ。」

え…、それって、まさか。

(と思う間もなく、夜空に青、緑、赤などの鮮やかな光のカーテンが現れ、会場のあちこちから上がった驚きの一声はたちまち会場全体を
覆う歓声となって耳を打ちました。)

極光…。
なんて目映い…。

(斯様なものを何の苦もなく出して見せる母に、わたくしは驚愕と、そして不本意ながら憧憬を感じざるを得ません。
 そして、とにもかくにも、子どもたちと親御様方がこのサプライズを歓んでくださったことに胸をなでおろして、クリスマス会が
成功裏に終わるであろうことを感じています。
 隣に立つ柚葉さんの手とそっと握りながら。)


280 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/12/21(Mon) 07:12
>>278で申しました「アベルはつらいよ」について補足いたします。
作者のお名前は『香魚子』様と申されます。
本作が香魚子様のいずれかのコミックスに所収されてないかと調べてみたのですが、残念ながら見つけられませんでしたわ。


>>274

柚葉さんが申してくださったように製薬事業は貴方様の仰る『ノブレス・オブリージュ』の一環と申せましょうか。
また領主としては当然と申せましょうが、それ以前より領民の生命と健康の護持は長きにわたりカルミーニオ家本家の為すべきことと代々申し伝えられて
まいりました。
前にも申した通り健康で美味な血を確保する、という意味合いもあったのは否定できませんが。
殊に黒死病の大流行などの際は、病魔への耐性のある我が家は主従総出で積極的に救済活動に当たりました。
救護所の開設、病魔伝播の経路追跡とその原因の駆除、なるたけ安全な食料の確保と供給と。
わたくしが出来たことと言えば、看護のお手伝いや炊き出しと言った
微々たることでございますが。

後は人間に害意を抱く魔族・魔物の領内への侵入の討伐も行っておりましたわね。
こちらの方はわたくしの出陣を認めてもらえませんでしたが、そこは何と申しますか、こっそりと…。
今思うとメイド長が気づいていないわけがなく、多分小物が相手の時だけ目こぼししてくれたのだと今なら分かりますわ。(汗)


>>275

わたくしの血は真紅でございますよ?
あなたが仰るお噂は、
「貴族は肉体労働に従事していないから静脈の青が透けて見えるほど肌が白い。」
という意味合い、と言われておりますわ。
わたくしの肌が白いのは事実ですが、吸血鬼の体質で日に焼けないのですよね。
わたくしもたまには小麦色の肌になってみたいのですけれど。

ところで、血の色を問い詰めるその申し様は確か非道な行いをする者を言外に人に非ざる者と罵倒する意味合いですよね?
わたくしが人外なのは本当ですが、そのフレーズをぶつけられますと何だか人の心を解さぬ外道の輩と言われたようで胸が痛むのですよ。
今に始まったことではありませんが。
御冗談だとは分かっておりますが、もう少し静かな声で仰っていただけると有り難いですわ。


281 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/12/21(Mon) 17:25
どんなチョコレートが好き?チョコが付くものなら何でもいいから挙げてみて

282 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/12/21(Mon) 20:28
>>281

チョコレートは大好きですのであれもこれもと思い浮かびますけれど。
わたくしにとってのトップ3は、ヴァレンタインデーに我が家のメイドの柚葉さんからいただいたチョコレートでございます。
苺チョコタルト、純米大吟醸を使用した和風のチョコレート、苺のチョコレートケーキ…、毎年いただく手作りのチョコレートの甘さはわたくしにとって心を
甘く蕩かす最高のチョコレートでございます。

思い出の中のチョコとして、故郷の城館で専属メイドのフィドゥ―チャが淹れてくれたホットチョコレートも忘れられません。
わたくしが人間に受け入れてもらえずしょげている度に黙ってそっと出してくれたあの温かく甘いホットチョコにとても慰められたものでございます。

その他には、銘柄で言えばゴディバのトリュフの上品な甘味が好みでございます。
くわえてこのチョコの名前の由来であるゴダイヴァ夫人の気高きノーブリス・オブリージュのイメージが一層の好感を誘いますわ。

それから…より身近なところでは商店街のパン屋さんに毎日並ぶ焼きたてのチョココロネが楽しみなのですよ。
ホカホカで柔らかに焼き上げられたコロネとチョコクリームが絶妙の取り合わせで、学校帰りにたまに買い求めることもございますわ。


283 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/12/21(Mon) 22:05
愛があれば、どんな壁も乗り越えられると思いますか・・・?

284 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/12/22(Tue) 04:00
GO TOの停止については御存知?

285 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/12/22(Tue) 09:26
お嬢様のメイドさん、イケメン吸血鬼に口説かれそうですね。

286 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/12/23(Wed) 22:12
>>281

私もチョコレートは好きな種類が多くて、「これ」と挙げるのは少々難しいですね。
ですが、やはり一番好きなチョコレートは「手作り」のチョコレートです。

母が手作りのチョコレートを食べさせてくれたのに始まり、自分にも作り方を教えてとお願いして
基本的なやり方を習い、やがて自分で作ったものを家族や友達に食べてもらったり…。
そして、友人から手作りのチョコレートを貰ったり…。
でも、最高の思い出の手作りチョコはやはりお嬢様からバレンタインデーに贈られたものですね。(微笑)

久しぶりに、思い出のアルバムを見たくなって参りましたわ。
初めてのバレンタインデーでお嬢様から贈られたのが、この白い薔薇と赤い薔薇のチョコレート…。
花言葉に込められた想いと共に、受け取りました…。

次は練り切りにホワイトキュラソーとホワイトチョコを入れて練り混ぜた、
和風のハート形チョコレート…。
この年は、和風のテイストのチョコレートを互いに贈りました。
この時お嬢様は、白いお召し物姿で私にチョコレートを差し出して下さいました。
お嬢様ご自身もチョコも、正に「雅」の一言でしたね。

そして最大のものが、マーシア伯レオフリックが正室、ゴダイヴァ夫人のチョコレート像…。
この時は、家族全員で食しました。
この素晴らしい出来、もしかしたらお嬢様、ルネサンス時代の芸術家の皆様に師事していたのではと思いましたね。

お店で買うチョコレートも良いのですが、やはり作る方の想いが込められたチョコレートが一番ですね。(微笑)

>>283

ふふっ…。そうであればよろしいのですけれど…。
愛があっても乗り越えられない「現実」は確かにあるのですよ。

私、お嬢様のお屋敷でメイドとして暮らすようになってから出会ったこの街の教会のリヒト・フリューゲル神父様を
一人の男性としてお慕いしているんです。
その方は決して魔族の皆様を敵視したりはせず、各々の本質を見極める事の出来る広い御心と慧眼の持ち主で…。
紳士的な立ち居振る舞いと穏やかな性格で、町の多くの方々から慕われているんです。

私も個人的にミサや行事のお手伝いをさせて頂いたり、ささやかではありますが贈り物をさせて頂いたりして
親交を深めて参りました。

でも神父様は、信仰に生涯を捧げると誓った聖職者…。
私がどんなに望んでも、妻帯する事は叶いません…。

それでも私自身の、あの方をを好きな気持ちはずっと胸の内に秘めておく事は出来ませんでした。
ですからはっきりと、想いを伝えました…。

それに対して神父様は、

「私も貴女を一人の女性として好きです。ですが、申し訳ありません…。
私は生涯を主への信仰の道に捧げると誓った身…。
貴女と結ばれ、いずれ妻帯する立場となることは叶わないのです…。」

と、答えて下さいました…。
ですが、何故か「失恋した」という気持ちは湧いてきませんでした。
私が好きになった殿方が、私の事を好きでいて下さった…。
それで、十分でした。

男女のお付き合いをして伴侶となる事は叶わないとしても、
同じ町で暮らしていく中であの方を慕う気持ちは変わりません。

もし私が無理を言えば、あの方の歩む「信仰」という道に対して
私のそれは「愛」ではなく、ただの「我儘」になってしまいますもの。
愛によって壁を乗り越えるのではなく、愛を盾に「障壁」にはなりたくはありませんから。

「愛」によって「壁」を乗り越えるのは一つの確かな在り方ですが、
別の在り方もあると私は思いますわ。


287 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/12/23(Wed) 22:32
>>284

ええ、勿論存じてはおりますが…。
その手の話題はあくまで、皆様の世界のものとして捉えて下さいませ。
こちらでは、お嬢様とお屋敷の皆、そして町の皆様と穏やかな日々を過ごしておりますので。

>>285

お嬢様の同級生にも実はダンピールの、所謂「イケメン」と言える方はいらっしゃるのですよ。
その方はあくまでもお嬢様の友人であり、大切なお客様の一人ですわ。

その同級生の方は別として、私が男性の吸血鬼の方に口説かれたら、ですか?
真摯で誠実な方であれば、お客様として丁重におもてなしさせて頂き
無碍にするような事は致しませんが…。

ですが、仮にその話が現実になったとしても私の血だけは差し上げる事は出来ませんね。
お嬢様のお父様である、カルミーニオ家の旦那様との契約にもありますから。

何よりそれ以上に、私が血を差し上げたい方はお嬢様だけです。
仮に共に暮らす家族、お嬢様にお仕えする先輩のメイドさんや見習いメイドの三姉妹さんが
命に関わる事になれば話は別ですが…。

それと、そのような場合はきちんとお嬢様が釘を刺されるでしょうね。
自惚れるわけではありませんが、あくまでも「口説く」程度であれば問題は無いのですが…。
くれぐれも私を守るお嬢様との絆の証、「朱珠」が力を発揮する事態にはなってほしくないものです。

(申し訳ありません。今晩はこれにて失礼致します。)

288 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/12/24(Thu) 13:54
>>278-279(アーチェロお嬢様)

>わたくしはトナカイの役を志望したのですけれど…。
>どなたでしょう?こんな丈の短いミニスカを用意されたのは。

ええと、そちらの件につきましては…。
演劇部の部長さんや社交部の皆様に、主であるお嬢様に流石にその役は心苦しいので今年は私が代わりたいと申し上げたところ…。

「どっちも駄目!アーチェロさんが慎み深いのは分かるけど!
お姫様のアーチェロさんは勿論、そのメイドさんの羽藤さんのイメージが損なわれちゃうから!
それに、アーチェロさんのお母さんも見に来るんだから流石に失礼でしょ!」

と、怒られちゃいました。(汗)
クリスマス会に彩を添える意味でも、今年はこちらの衣装で共に頑張りましょう。
お嬢様も、とても可愛らしいですよ。(微笑)

>お母様…『十戒』の一場面のように、人波が割れて道を開けてくださるからと言って、もう少し控えめに入って来られてはいかがですか?
>本日の主役は子どもたちなのですよ?

でも劇の後、奥方様は子ども達に囲まれて嬉しそうでしたね。
アニメのヒロインや妖精の皆さんに使命を与える、女王様のような雰囲気で…。
今回の装いは、白を基調としたものを選ばれたのですね。
子ども達の見る目を意識されたのかも知れませんね。(微笑)

>「そんな疑わし気な目で見るのぉ? サプライズだなんて役員さんが大げさなだけよぉ。
>わたくしはただ、サンタクロース殿の故郷・フィンランドの景色をちょっと再現してあげようってだけよぉ。」

素敵…。
映像を通してしか見る事の出来ない、もしかすると一生お目にかかれないような素敵な光景を
この場にて再現して下さるなんて…。
この会場があっという間に、フィンランドのサンタ村に早変わりです。

奥方様は当たり前のような御顔で私達にこの光景を見せて下さっておりますが、
この御業を成しえる方があとどれ程おられるのでしょうか…?
正に「奇蹟」と呼んでも過言ではありません…。

>隣に立つ柚葉さんの手とそっと握りながら。

(私もお嬢様の手を、そっと握りながら)

お嬢様、御疲れ様でした…。
お嬢様が町の皆様と営々と築いてきた絆がまた、素敵な出会いと思い出を皆様にもたらして下さいました。
そして国を越えて紡がれた縁がまた、この奇蹟の光景をもたらしてくれたのですね。

お嬢様がこの国に来ることによってまた、奥方様も導かれて…。
そして社交部の皆様、演劇部の皆様、奥方様がご懇意の画家のお嬢様、
演劇やイベントの準備に携わって下さいました子ども達や町内会の皆様…。

このクリスマス会の成功というパズルは、どれが欠けていても完成しませんでした。
奥方様が見せて下さったこの光景は、パズルの完成の象徴とも申せましょう。
本当に、素晴らしいイベントとなりました。

では、次は我が家のクリスマス会ですね。
今年は奥方様と画家のお嬢様も勿論ご招待して、大いに宴を楽しみましょう。
大いに腕を、振るわせて頂きますね。


289 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/12/24(Thu) 14:35
>>279(続きです)

さてと…。定番の苺と生クリームのクリスマスケーキは勿論ですが…。
今年はもう一つ、趣向を凝らしたケーキをご用意しましょう。
レイナさん、パネットーネの作り方のご指導、有難うございました。
こちらを生地にしたケーキも、もう一つ作ろうかと考えております。
出来栄えを、見て下さいますか?

有難うございます。これなら、奥方様にも自信をもってお出しする事が出来ます。
それでは、以下のメニューでよろしいでしょうか?

・ケーキ(苺と生クリームのケーキ&パネットーネを生地にしたフルーツケーキ)
・香草を詰めたチキンの丸焼き
・スープパスタ料理(トルテッリーニというひき肉を包んだパスタ)
・溶かしバターのかかった栗のピューレ

まずはケーキとイタリア風のお料理を…。
そして次は、和風のメニューもお嬢様と奥方様に味わって頂こうと思います。

・華やかおもてなし寿司
・旬野菜とスモークサーモン 白酢かけ
・えびとささみの茶碗蒸し

若干ボリュームを抑えめのメニューにして、出来るだけ多くのメニューを味わって頂こうと考えております。
そしてこの、花をイメージした「華やかおもてなし寿司」は
今年初めてクリスマスパーティにお越し頂く奥方様に満足して頂けるよう練習を重ねました。
如何でしょうか?

良かった…。後は今夜の本番を待つだけですね。
プレゼントもきちんと準備できましたし、ツリーや飾りつけの準備も万端です。
三姉妹さんのお仕事も一段落したようですので、一度お嬢様もお呼びしてお茶の時間に致しましょう。



290 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/12/24(Thu) 21:39
(すみません、続きます)

メリークリスマス、お嬢様、奥方様…。
そして先輩、三姉妹さん、画家のお嬢様…。

心ばかりのものですが、クリスマスプレゼント、受け取って下さいませ。

お嬢様、奥方様には和柄の生地で作ったマフラーを…。
以前マフラーをお贈りした事はありましたが、そろそろ新しいものが必要かと思います。
お召し物と合わせて、お使い下さいませ。

先輩には新しい、メイドエプロンを…。
(奥方様やメイド長さんの前では先輩のお名前を呼ばないようお嬢様から注意されていますので、気を付けています。)

次は、三姉妹さんですね。
長女さんには、毛糸のマフラーを…。
お外で運動をされる事が多い次女さんには、毛糸の手袋を…。
屋内でのお仕事や、屋内で過ごされる事が多い三女さんには足が冷たくならないよう、室内防寒シューズを…。

画家のお嬢様、今年はお嬢様の為に素晴らしい作品を幾つも有難うございました。
こちらは、オランダのロイヤル・ターレンス社のレンブラント画筆と絵具になります。
また素晴らしい作品を、作り上げて下さいませ。

もう少し経ちましたら、屋敷神様も参られるかと思います。
屋敷神様にも、お着物に合う和柄の生地のマフラーをご用意しています。

毎年クリスマスイブの夜にこうして、お嬢様、先輩、三姉妹さん、屋敷神様と食卓を囲み
宴を催すのは恒例となって参りましたが、今年は奥方様と画家のお嬢様にも来て頂けて
より賑やかで楽しい行事となりました。
来年も是非とも、お嬢様のご家族と共にこうして楽しい時を過ごしたいものですね。(微笑)

291 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/12/25(Fri) 08:54
ゆうべはお楽しみでしたね

292 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/12/26(Sat) 18:36
今年のクリスマスはどうでしたか?楽しめたでしょうか・・・?

293 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/12/26(Sat) 20:57
>>283

そうでなるならどんなに良いかと思いますけれど。
多少長生きして参った身からしますと、壁を越えられなかった愛も少なからず思い出されて辛くなりますわ。

黒死病をはじめとする疫病は多くの人の絆を断ちました。
いったん罹患したが最後、つい昨日まで多くの愛に囲まれていたはずの人も忌まれ疎んじられその身を焼かれることさえありました。
悪魔憑きと見られた人が家族から打擲され火を以て追われ、庇った者も同じ仕打ちを受ける光景を見たこともございました。
…わたくしを見た者が親しき人を突き飛ばして自分だけ我先に逃げ、置き去りにされた人が唖然とするわたくしに
『わたしはどうなってもいいから、アイツも殺して!』
と言われて困ってしまったこともありましたわね。
もちろんそんな頼みは聞けませんでしたけれど、あれにはほとほと参りましたわ…。
愛とはかくも儚いものか、と思わされてまいったのですよ。

ですが、愛があって初めて成し得られたことがあったのもまた事実。
ある女性は薬草に詳しい我が家の者にとある貴重な薬草のありかを聞き、我が子の病を治さんと危険な場所まで出かけその薬草を必死の思いで手にしたことが
ありました。
彼女の愛が無ければ子どもは命長らえることはできなかったでしょう。
そうしたことも尊い場面を何度も見て心揺さぶられてまいりました。

そしてわたくし自身この国で形ばかり時間を費やすのではなく、本当に人々との交わりに歓びを見出せる、そんな暮らしができたのは我が家の柚葉さんの
心からの励ましをいただけたから。
その励ましの依って立つところが何かは…愛のお心と確信させてもいただけました。

やはり愛はどこまでも種族を越えてわたくしたちの心の灯火となる大切なものであることは間違いございませんわ。


>>284

それが話題になっている世界線があることは存じておりますが。
我が家の柚葉さんが申します通り私たちに関係しませんし、こちらからそちらの世界に干渉することもできませんわね。


>>285

柚葉さんほどその心根の美しく見目清らかで魅力的な方が種族を越えて殿方を惹きつけるのはまことに自然なことでございましょう。
ですが、そんな彼女に真に相応しい方など、そう滅多にいるものでもございますまい。
ええ、そうですとも、彼女のような素晴らしい女性を大胆不敵にも口説こうなどと一体どこのどなたが…。

…失礼しました、少し情に掉さして流されるところでした。
もとより柚葉さんにはフリューゲル神父様という心高潔にして情においてとても厚くお優しい恋人がいらっしゃるゆえ、新たな求愛は成果を得ることができないかと存じます。
ですがそれより心配なのは吸血鬼の殿方が悪心を抱いて、そう彼女の『贄の血』を得んとする下心を以て近づいてきた場合でございます。
そのような…そのような輩はわたくし決して見逃すことなどできません。
わたくしは彼女から血をいただいたただ一人の者でございます。
ですが、それゆえに彼女がかたじけなくもわたくしの牙に身を預けてくださったその尊きお心にどこまでも添うてまいりたいのです。
わたくし以外の誰であれ彼女の首筋に牙を立てることを決して許しはしない。
彼女に欲望を向けようとする者には重々承知しておいていただきたいですわ。


294 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/12/27(Sun) 10:08
>>286(柚葉さん)

>母が手作りのチョコレートを食べさせてくれたのに始まり、自分にも作り方を教えてとお願いして
>基本的なやり方を習い、やがて自分で作ったものを家族や友達に食べてもらったり…。

柚葉さんが手作りチョコへの愛着と持たれ心を籠めた贈り物とされていたことで、あらためてご母堂様との強い絆を感じさせられますわね。
わたくしもまた受け継がれた尊い想いをいただいた者として、心からの感謝と共にまた後世へと伝えてまいりたいです。
長き寿命を享けた運命にとって、それこそが大事なことであると今回また気付かせていただきました。

わたくしがこれまで贈らせていただいたチョコレートのこと、こうして口の端に上らせていただいてまた胸がじんわりと熱くなるのを感じます…。
不調法なわたくしですけれど、少しは頑張れて柚葉さんのお心に残していただけたことが嬉しくて、本当に嬉しくて。

ゴダイヴァ夫人の面影を形にして喜んでいただけたことには、ゴダイヴァ夫人にもお礼を申したいですわ。
わたくしが生まれる前の方ゆえ面識をいただけなかったこと、叶わぬこととはいえ残念ですわ…。


>私、お嬢様のお屋敷でメイドとして暮らすようになってから出会ったこの街の教会のリヒト・フリューゲル神父様を
>一人の男性としてお慕いしているんです。

「壁」を乗り越えるのではなく別の在り方で貫かれる柚葉さんの愛の確かな強さにわたくしの心が震えます。
彼の方との交わした心がどれほど篤くて、互いの絆をどれほど強いかを感じるにつけ、二人の間に寸分の壁も無いことを思い知らされます。

柚葉さんが神父様を慕っていらっしゃることを知って最初の頃、わたくしは自分を恐れました。
誰よりもそばにいてほしい柚葉さんの心をとらえた彼の人に、わたくしの未熟な心が敵意を培いはしないか、と。
ですがそうはなりませんでした。
その確かな「愛」を育んで来られた柚葉さんをこそ、わたくしは心よりお慕いしていることに気づきましたから。

わたくしが申しますのも口幅ったいですが、どうかこれからも神父様と今在る愛の形を大事に育てていかれることを心から祈っております…。


>>287(柚葉さん)

>何よりそれ以上に、私が血を差し上げたい方はお嬢様だけです。

ああ、伺っているだけで胸のときめきが抑えられません。
この、『彼女にとってのただ一人の者になれている』という実感が胸を焦がして目頭が熱くなってなりません。
これは親愛の情であって恋情ではない、ないはずなのに、どうしてこんなに胸の内が乱れるのでしょう。

>それと、そのような場合はきちんとお嬢様が釘を刺されるでしょうね。

誰であろうと、柚葉さんの望まない『献血』などあって良い道理がございません。
そのようなことを望む者からこの身に代えても柚葉さんを御守りすることこそ、わたくしの務めにして心からの望みです。
幸い、柚葉さんのお話しからは過去に左様な者らはいなかった、と看取いたします。
よかったですわ…。
わたくしとて敵とは言え柚葉さんの眼前で命を裂くような真似をしたくはございませんもの。


295 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/12/27(Sun) 16:54
>>288(柚葉さん)

>「どっちも駄目!アーチェロさんが慎み深いのは分かるけど!
>お姫様のアーチェロさんは勿論、そのメイドさんの羽藤さんのイメージが損なわれちゃうから!
>それに、アーチェロさんのお母さんも見に来るんだから流石に失礼でしょ!」

は〜、わたくしが良いと申しておりましたのに、トナカイさんのコスチューム。
『トナカイ コスプレ』で画像を検索すれば可愛い衣装はいっぱいありますのよ?
そして大きな赤鼻をつけて柚葉さんのサンタ様が乗ったソリを『うんしょうんしょ』と引っ張ってまいりとうございましたのに。

部長様、以前わたくしと文化祭のカミーラ役の演劇勝負 − わたくし勝負などと挑んだ覚えは無いのですが − をして以来、何かとわたくしに艶っぽい衣装を着せたがるのですわ。
わたくしの母に失礼?
いえいえ、娘が脚線を露わにするのをニマニマ見ているような母になど配慮など無用ですわ。

…とは申せ、柚葉さんと二人ペアルックをさせていただけるのが嬉しくないと言えば嘘になりますけれど。
故に部長様には…はい、感謝しておりますわ。
(ボソッ)でも来年はきっとトナカイになってみせますとも!

>でも劇の後、奥方様は子ども達に囲まれて嬉しそうでしたね。
>アニメのヒロインや妖精の皆さんに使命を与える、女王様のような雰囲気で…。

わたくしの知るところでは、セーラー服美少女戦士の前世のお母君・クイーン・セレニティとかでございますか?
今の子どもたちはむしろ「プリキュア」に出てくる女王様を連想するのかも知れないけれど。
いずれにせよ、子どもたちの前では慈愛深い女王様に見えてしまうのですよね。
月は月でもわたくしの前で見せるあの三日月形に口端を持ち上げたニヤリ笑顔を知っている身には目眩がしそうですけれど。

そういえば、お母様のお友だちの『千の仔孕む森の黒山羊』様の新刊が発行されたのでしたね。
彼女も弟さんの前では慈愛に満ちた笑みを浮かべられたのでしたわ。
…弟さんの前でだけは。

>素敵…。
>映像を通してしか見る事の出来ない、もしかすると一生お目にかかれないような素敵な光景を
>この場にて再現して下さるなんて…。

柚葉さんがそう仰って下さって、今日いらした皆様も感に堪えぬとばかりに見惚れていて。
…わたくしが母の所業にハラハラするのも心狭きことのように思えてまいりました。
『奇蹟』…そのお言葉を信じて暫しご一緒に楽しませていただきましょう。

そして今宵一夜、そう一夜限り、この催しの淵源を作ってくださった主の独り子へ向けて、皆の心に深い思い出が刻まれたことに感謝し、申しましょう。
ハレルヤ…。

>お嬢様、御疲れ様でした…。
>お嬢様が町の皆様と営々と築いてきた絆がまた、素敵な出会いと思い出を皆様にもたらして下さいました。
>そして国を越えて紡がれた縁がまた、この奇蹟の光景をもたらしてくれたのですね。

わたくしの方こそ、わたくしに出会いと思い出とをもたらしてくださった柚葉さんと町の皆様への感謝の思いで胸いっぱいでございます。
斯くまで多くの恵みが国の垣根の先でわたくしに与えられた喜びをどう表現したらよいのでしょう。
ここに集ってくださった皆様の中の誰か一人欠けても思い出はその分減じたことでしょう。
母の見せた光景はパズルの完成、最後の画竜点睛…そう認めたとしましても、それ以前に皆様の笑顔が減じて良いことではございませんわ。
緒空を見上げる一人一人の笑顔をわたくしはずっとずっと覚えていたいです。
いつかまた感謝の思いを少しずつ形にすることを誓いながら。

では、皆様方にご挨拶、然るのちに後片付けを終えましたら我が家へ帰ってクリスマス会と参りましょう。
柚葉さん、お疲れではございましょうがどうぞよろしくお願いいたしますね。

(わたくしは満たされた心と共に帰路につきました。
 なお、後日突如観測されたオーロラの原因が我が家にありと目星をつけられた市立博物館の学芸員の方が我が家に来られて、事の次第を根掘り葉掘り聞いて
いかれたのですが、それはまた別のお話しでございます。)


296 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/12/27(Sun) 17:04
訂正でございます。

>部長様、以前わたくしと文化祭のカミーラ役の演劇勝負 − わたくし勝負などと挑んだ覚えは無いのですが − をして以来、

『カミーラ』ではなく『カーミラ』でございました。
ジョゼフ・シェリダン・レ・ファニュの「カーミラ」に出ていらっしゃる吸血鬼でいらっしゃいます。
『カミーラ』は「ゲゲゲの鬼太郎」6期の敵キャラの一人でしたわね。


>緒空を見上げる一人一人の笑顔をわたくしはずっとずっと覚えていたいです。

『緒空』ではなく『夜空』でした。

失礼いたしました。

297 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/12/28(Mon) 10:29
>>289(柚葉さん)

キッチンから香ばしい香りが…。
今宵はどんなメニューを用意してくださっているのでしょう?
わたくしも時々キッチンに立たせていただきますけれど。
こういう特別な晩は足手まといにならないか、と足が止まってしまうんですよね。
長女ちゃんからは
『主たる者、家政は侍女に任せてどっしりとかまえていてください。』
と釘を刺されちゃうし。
でも、気になってしまいますよ〜。

というわけで、『実在のレベル』を下げて姿を消して、抜き足差し足忍び足…。
あっ、レイナさんの視線がチラリとこちらに。
やはりばれてしまってますよね、でもお願いです、このまま見逃してください。
あ、また素知らぬ顔に…ありがとう、恩情に感謝いたします。

まあまあまあ、これはなんと嬉しい懐かしのお料理の数々!
パネットーネをわざわざ作ってくださるだなんて。
そしてメニューの数々のベースは確かに故郷の城館で『クリスマスイプ』にわたくしが食したお料理たち。
昔クリスマスの意味をよく知らないで、どこの家でも楽しみにしているお祝いと聞いて
『ウチでもやりたい!ご馳走食べたい!』
って駄々をこねたのでしたね。
メイド長が料理長と相談して用意してくれたメニューがまたこうして…。

でも、見た目も香りも少しずつ違っているような。
レイナさんからの指導を受けて、柚葉さんがひと工夫もふた工夫もして下さったのが分かりますわ…。

やはり日本のクリスマスには真紅の苺の乗った純白のケーキですわね。
そしてパネットーネの見るからにふんわりしたあのケーキを切れば中には色とりどりのフルーツが散りばめられているのでしょう。
ボローニャ地方の名物パスタ・トルテリーニがひたひたとスープに浸った姿は濃厚なお味を予感させますね。
日本に来て水餃子の美味しさを知りましたが、こちらのスープパスタもそれと双璧を為す、いいえそれ以上の期待感がございます。
栗のピューレから伝わってくるしっとり感、そこに溶かしバターをかけたらどんなに濃厚な味になることでしょう。
わたくし、映画館でもポップコーンには溶かしバターをかかせない人(人じゃないですけど)ですからたまりませんね!

そして和風の料理のまた煌びやかなこと!
酢飯に漬物、肉そぼろ、いろいろスライス大根に挟んだらなんてカラフルなのかしら。
黒い陶器の長皿に並べて乗せられたらとても愛らしいですわ。
朱塗りの正角皿に盛られた白、緑、橙の野菜、深みのある赤のサーモン、一幅の絵を見るような鮮やかさですね。
茶碗蒸しの椎茸、三つ葉、海老も濃厚な玉子にとじられていて、お匙で掬い出すのが今から楽しみです。

食堂のツリーや飾りつけにも負けない色彩の鮮やかさ。
今日ほどお母様のお越しが待ち遠しいと思ったことは無いかも知れませんわ…。(ごくり)

「ブオン・ナターレ!(メリー・クリスマス!)
 お邪魔するわよぉ〜。
あらあらぁ〜、どこからかしらぁ〜?
はしたなく 唾を飲み込む 喉の音〜。」
「お腹すいた…。」


298 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/12/28(Mon) 15:54
>>290(柚葉さん)

メリークリスマス、柚葉さん、レイナさん、三姉妹ちゃん、そして画家のお嬢様、お母様、よくお出で下さいました。

>お嬢様、奥方様には和柄の生地で作ったマフラーを…。
まあこれは…なんて素敵なデザイン、色・柄共にわたくしの凄く好みで着物ともマッチしております。
手触りもほっこり温かくて心地良い滑らかさで…。
今すぐにでもこれを纏ってそぞろ歩きをしたくなってしまうほどですわ。

「ほんと、お見事だわねぇ。
 こんなこともあろうかと和装をしてきて正解だったわぁ。
 あらまぁ、この娘(画家のお嬢様)も目を凝らしてじいっと魅入ってるわよぉ。
 ふふふ、柚ちゃん素敵なお着物とってもありがたいけれど、これからパーティーだというのに、この娘の芸術魂に火をつけちゃダメよぉ。」

柚葉さん、それではわたくしからもプレゼントでございます。
手編みのマフラーでございます。
槐の花びらの舞い散る様を編み込みました。
今回は夏休み頃から繰り返し編み込みを練習しましたからそれなりに見られるものに仕上がったと………自負しておりますわ。

「姫様、語尾が自信なさげだぞ。」

次女ちゃん、仕方がないじゃありませんか。
柚葉さんにお召しいただくものならば、中々『これならいける』とはいかないのですよ、メンタル的に。

「では、わたくしからは柚ちゃんにこちらの花束をプレゼントよぉ。」

…?それは何のお花でしょう、初めて見ますけれど。
深くて鮮やかな紫色、薔薇の様に見えますけれど少し違うような。
ん?この薫りは…ラベンダー?

「そうよぉ、ラベンダーだけど、ずい分と大輪でしょう?
 何しろわたくしが手ずから育てて品種改良したからねぇ。」

品種改良?お母様が?ご自分で?
どうやってこんなに大きくて八重の花びらの大きな花を??

「疑問形が多いわねぇ。
わたくしなら別にどうってことないわよぉ。
いちいち説明するのは面倒だから教えてあーげない。
それはそうと花言葉、あんたは分かるぅ?」

…『清潔』。

「他には?」

…『優美』、『繊細』、『沈黙』ですわね。以上ですわ。

「…もしかして、わざと言わない気?わたくしが言いましょうかぁ?」

……『あなたを待っています』

そうそう、そうよぉ。
というわけだから、柚ちゃん、もしウチの城に期待ならわたくしはいつでも歓迎するからねぇ。
この子が親善大使とやらになるつもりなら貴女も来てくれるでしょ?

「お母様、どこでお聞きになったのか知りませんが、それは将来の課題であって今お約束するようなことでは。」

分かってるわよぉ。わたくしだって別に期限切ったりしないしないからぁ。
まあ、二人でじっくりお考えなさいねぇ。
ああ、そうそう、このラベンダーはわたくしの魔力がかかっているから不老長寿。
ずうっと飾っておけるから、わたくしの言葉も覚えておいてねぇ♪

…お話は分かりましたわ。
ではそろそろプレゼント交換の続きをさせていただきますわよ?

(すみません、続きます。)

299 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/12/28(Mon) 15:55
>>290(柚葉さん)(続きです。)


>画家のお嬢様、今年はお嬢様の為に素晴らしい作品を幾つも有難うございました。
>こちらは、オランダのロイヤル・ターレンス社のレンブラント画筆と絵具になります。

「お〜。」

まあ、流石の目の付け所ですわね、柚葉さん。
お嬢様手に取って食い入るように見ていらっしゃいますが。

「わたし…プレゼント何にも用意していないけど…。
 でも…、お礼がしたい、から…。」

「アーチェロ、貴女の方をジッと見ているけれど、どうするぅ?」

…ハア、やっぱりこういうことになるんですよね。
描きたいのはこのパーティーの宴たけなわの様子、でしょうか?
いいですよ、わたくしも『こんなこともあろうかと』新館ノ四にアトリエを設けておりますの。
お嬢様がこの家で描きたいもの、作りたいもののインスピレーションがひらめいたらすぐに取り掛かれるように。
でも、せっかくその柚葉さんがご用意したご馳走、まずはお召し上がりくださいませ。
間もなく家神様もお出でになります。
みんなが揃ってからの宴の様子をしっかりお目に焼き付けられてはいかがでしょうか?

(間もなくして土地神様もいらっしゃり、プレゼント交換もすっかり行われて宴の賑わいはいよいよ高まりましてございます。)

>毎年クリスマスイブの夜にこうして、お嬢様、先輩、三姉妹さん、屋敷神様と食卓を囲み
宴を催すのは恒例となって参りましたが、今年は奥方様と画家のお嬢様にも来て頂けて
より賑やかで楽しい行事となりました。
はい、年々卓を囲む人数も増え、人と神と魔族と、誰もが分け隔てなく一夜を過ごす。
今年もまたこの時を迎えられたこの世界に心からの感謝を捧げます。
賑わいはそのまま温かさとなるこのひと時の歓びが、どうか来年も続いていきますように…。

経観塚のご母堂様も叔母上様や親しき方々とこの夜をお過ごしでいらっしゃることでしょう。
どうぞ良き新年をお迎えになられますよう祈っております…。


300 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/12/28(Mon) 17:48
>>294-295(アーチェロお嬢様)

>わたくしが申しますのも口幅ったいですが、どうかこれからも神父様と今在る愛の形を大事に育てていかれることを心から祈っております…。

有難うございます。お嬢様からの、祝福の御言葉ですね。(微笑)
神父様も申しておりました。
「貴女のお嬢様が羽藤さんを心から大切に想っており、何があろうとも貴女を守りたいと思うように
私も共にこの街で生きる者として貴女を守りたい。
もし困った事があればお嬢様と共に何時でも教会を訪れてほしい。
共に大切な女(ひと)を愛する者だからこそ、お嬢様の美しい心は分かっているつもりです。」

と…。

>わたくしとて敵とは言え柚葉さんの眼前で命を裂くような真似をしたくはございませんもの。

はい、今後も全てが平穏無事とはいかぬとしても、
以前お嬢様とお二人で救われぬ魂の女の子を「月光蝶」の力で天に還した時のように
収まれば宜しいですね。

ただ、狒々や猿神のように邪な欲望のままに無辜の女性を餌食にするような魔物にまで
情け深くはなれませんが。

いずれにせよ、私達の絆の証『朱珠』と紡がれた絆がお嬢様と私達の平穏無事な日常を
守り続けてくれる事を願うばかりですね。

>いずれにせよ、子どもたちの前では慈愛深い女王様に見えてしまうのですよね。

時には高貴な淑女として、時には魔の眷属を束ねる誇り高き女王として、
そして親しい者には悪戯心も交えて茶目っ気たっぷりな一面を見せて下さる…。
飾るようで飾らないとも言えるお人柄(失礼ながら、人とは違うかも知れませんが)が、
奥方様の魅力ですね。(微笑)
だからこそ、自由な翼と共に飛んで行かれたどの場所におきましても
多くの方々を惹きつけて止まないのでしょう。

余談ですけれど、未来の世界で女王様となられたヒロインの方の未来からのお手紙が
平仮名ばかりというエピソードには思わず笑ってしまいました。(笑)
きっと他の4人の方とも、変わらぬ間柄で過ごしておられるのでしょうね。

>そういえば、お母様のお友だちの『千の仔孕む森の黒山羊』様の新刊が発行されたのでしたね。
>彼女も弟さんの前では慈愛に満ちた笑みを浮かべられたのでしたわ。

はい、実は先日友人からメールがあり、すぐに購入致しました。
「陽子さん」の生まれた経緯とお目覚めになった夕君の叔父様の事と言い、
一つの山場を迎え、もう一つの物語が描かれた…。
そんな展開に思えました。
そして気付いた時にはもう読み終えており、
「ああ、今回もあっという間に終わってしまった」
という感覚になりました…。

何度も目を通して思う事ですが、夕君にとってひと夏の物語では絶対に終わってほしくない…。
そう願うばかりですね。

>では、皆様方にご挨拶、然るのちに後片付けを終えましたら我が家へ帰ってクリスマス会と参りましょう。
>柚葉さん、お疲れではございましょうがどうぞよろしくお願いいたしますね。

ふふっ…。お疲れどころか、気持ちは益々高揚しているのですよ。
師走を迎えた時から、ずっとこの日を楽しみにしていたのですから。
無理などしておりません。『朱珠』がいつもの仄かな温かさではなく、
何となく「熱い」のがお分かりになるかと思います。
ここからが、メイドの本領発揮ですもの。
このサンタ衣装に相応しい、最高のクリスマスイブの夜をプレゼント出来るよう頑張ります。

301 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/12/28(Mon) 18:14
>>297-299(アーチェロお嬢様)

>昔クリスマスの意味をよく知らないで、どこの家でも楽しみにしているお祝いと聞いて
『ウチでもやりたい!ご馳走食べたい!』
って駄々をこねたのでしたね。

まあ…。そのような可愛らしいお願いを聞き入れない方が果たして何処におられるのでしょう。(微笑)
メイド長さんは教育熱心な方と聞き及んでおりますが、きっと普段から色々と頑張っておられるお嬢様だからこそ
お願いを聞いて下さったのでしょうね。

そのお料理が良き思い出となっているのも、普段は厳しい中に垣間見える優しさあってのものに違いありません。
どのお料理をお出ししたら良いか先輩に相談した時すぐに答えて下さったのも、
それだけお嬢様が嬉しそうに召し上がっておられたのが印象に残っているからだと思います。

>「ブオン・ナターレ!(メリー・クリスマス!)
 お邪魔するわよぉ〜。」

(玄関にて)

奥方様、画家のお嬢様、ようこそお越し下さいました。
支度が終わるまで、どうぞ居間にてお寛ぎ下さいませ…。

奥方様…。今宵は和装なのですね。
先程の白いドレスとはまた違う魅力に満ち溢れております。
お嬢様とお並びになったお姿、さぞや絵になる事でしょう。
また画家のお嬢様の、芸術家魂に火を点けてしまうやもしれませんね。

(本当に美しい…。
流石は奥方様、お嬢様の母上様です…。
同性の私から見ても、ドキドキが止まりません…。
故郷の母と再会なさった時に和装であれば、どれ程美しい光景になるのかしら…。)

>柚葉さん、それではわたくしからもプレゼントでございます。
手編みのマフラーでございます。
槐の花びらの舞い散る様を編み込みました。

有難うございます、お嬢様…。
槐の花は、桜と並ぶ私達の思い出の花…。
その姿をこのように繊細に編み込まれるまでに、どれ程の研鑽を重ねた事か…。
では、この場にて巻いてみてもよろしいですか?

暖かい…。
これを巻いて共に歩んでいけば、冬の寒さに感謝してしまいますね。
この次お出かけの際には、互いのマフラーを巻いてお出かけ致しましょう。(微笑)

(申し訳ありません、一度切らせて頂きます。)


302 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/12/28(Mon) 18:37
>>291

あら、おはようございます。
はい、ゆうべはまことに良い宴で楽しく盛り上がっておりました。
最初は館のダイニングルームでワイワイ歓談していただけですけれど、わたくしの母が
『妖精の森に挨拶に行こう!』
と申しまして、それで皆で森へと歩を進める道すがら早くも森の動物たちが、わたくしたちが携えたお料理の匂いにつられてまいりましたの。
ハクビシン、タヌキ、アライグマ、イタチ、その他諸々…。
寒空の下の妖精の森も、プレゼント交換で皆がまとったマフラーや手袋をすればぽかぽかと温かで、興が乗ってまことに賑やかなひと時でしたわ。
奥まった森のことゆえ屋敷の敷地外まで音が漏れてはいないと思いましたが…。

ああ、そういえば強い魔の気に惹かれたらしく有翼のトナカイさんもいずこかより飛んでいらっしゃって、それを目撃したご近所の方が騒いでいらっしゃいましたわね。
お騒がせしたのでしたら申し訳ございません。
ですが、トナカイさんは決して聖ニコラオス様の御使いとしてプレゼントを届けに来た、というわけではございませんので、誤解無きようお願いいたします。


>>292

はい、お蔭をもちまして誠に良きクリスマスイブでございましたわ。
公民館で恒例のクリスマス会では子どもたちに楽しんでいただこうと親御さんと相協力し我が家の皆や学校の社交部、演劇部、それにわたくしたちの家の者
みんなが手を携えて様々な催し物をいたしました。
そうそう、クリスマス会の飾りつけには年長の子どもたちが自ら進んでお手伝いを申し出てくれましたし、演劇の練習もとても熱心に取り組んでくれました。
子どもたちと言えど、より小さな幼い子どもたちのためのために何かしたい、そう思っているものなのですね。
そうしたみんなの協力を得られることの歓び、吸血鬼のこの身にどれほど嬉しく気持ちの満たされるものであることが、毎年わたくしの中で色褪せることのない
確かな思い出となり、人と手を携えることができるという確信になって積み重なっていくのです。

そしてその後は我が家に帰って家族や懇意にしている方との宴を催しました。
互いに一年の厚情を深謝して、互いの絆の確かなることを改めて実感できましたわ。
ふふっ、わたくしの今巻いておりますこのマフラーもその時いただいたものですのよ。
こうして温もりに身を委ねていると心までぽかぽかと温まってまいります…。

あらためて昨夜までのことを思い出しますと、再び胸に熱いものがこみ上げてまいります。
数百年にわたり敵方の大祭とされ、多くの人々の歓びの輪から全く疎外されていると嘆いていたことが嘘のようでございますわ…。


303 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/12/28(Mon) 19:03
あらあら、グリッタちゃん先輩のところに行ってくれていた伝書コウモリさんが戻ってきましたわ。

http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=580178062&st=451&to=452&nofirst=true

まあまあまあ、なんて嬉しいことでしょう。
来年1月4日のしぶんぎ座流星群の観望会に来てくださるそうですよ!
嬉しいです〜。
お返事ありがとうございます、先輩〜♪
(こちらからのお返事が遅くなって申し訳ございません。)
これでグリッタちゃんとも新年のご挨拶をさせていただけます。
一年の計は元旦にあり。
新年も互いに元気で息災に過ごせるよう、楽しきひと時を過ごしてまいりましょう。
そうと決まれば、お出迎えの準備をしなければ。
ふふっ、お正月が一層楽しくなりますわね。

それにつけても、グリッタちゃん先輩もご主人様と楽しいクリスマスを過ごされたようで良かったです。
グリッタちゃんの優しいお心遣いでご主人様も良き聖夜を迎えられたことでしょう。
人に非ざる種族の方が人間の方と素敵な温かい夜を過ごされたこと、わたくしにとりましても大きな喜びでございますわ。


304 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/12/28(Mon) 22:35
>>297-299(続きです)

>「では、わたくしからは柚ちゃんにこちらの花束をプレゼントよぉ。」
>「そうよぉ、ラベンダーだけど、ずい分と大輪でしょう?
 何しろわたくしが手ずから育てて品種改良したからねぇ。」

従者である私の為に、奥方様、自ら…。
素敵な贈り物を、誠に有難うございます…。
しかも、不老長寿のラベンダー…。
ラベンダーも美しき咲き誇り、切なく散る花の一つですが、
その美しさを保ったまま私の傍に居て下さるのですね。

お嬢様との絆の証が『朱珠』であるように、このラベンダーは奥方様との絆を現すものとなりましょう。
私のお部屋にて、きちんとした花瓶に生けて大切に飾らせて頂きます。
…これからは、ラベンダーを見る度に奥方様を思い出す事になりましょう。

(うっとりとした表情で、花束を抱えます)

>花言葉

このラベンダーに込められた花言葉…。しかと受け止めました。
例え先だとしても、いずれはお嬢様が故国イタリアの土を踏む時は必ず訪れます。
その時に、この国ではなくイタリアでお嬢様に相応しい従者として共に立てるかどうか…。
私には、まだまだ学ばねばならない事が沢山あります。

幸い、傍には先輩のメイドさんも居て下さいます。
先輩からは、日々多くの事を学ばせて頂いております。
先輩と並んで、お嬢様の隣に立つに相応しい従者となれるよう、精進致します。
どうかその時まで、お待ち下さいませ…。

>いいですよ、わたくしも『こんなこともあろうかと』新館ノ四にアトリエを設けておりますの。
>お嬢様がこの家で描きたいもの、作りたいもののインスピレーションがひらめいたらすぐに取り掛かれるように。

流石はお嬢様、『星見台』と並んでお屋敷を訪れるお客様の事を常に考えておられるのですね。
でも、この寒さと玄関にお越し頂いた時の第一声…。
腹が減っては何とやら、ですね。
では、素敵な作品を仕上げて頂くためにもどうぞ召し上がって下さいませ。
お代わりもきちんと用意してありますので、どうぞご遠慮なく…。

>賑わいはそのまま温かさとなるこのひと時の歓びが、どうか来年も続いていきますように…。
>経観塚のご母堂様も叔母上様や親しき方々とこの夜をお過ごしでいらっしゃることでしょう。

はい、先程母から連絡がありました。
経観塚のお屋敷に叔母の家族やサクヤさん、若杉の当主様や鬼斬りの側近の女性も集まって
賑やかで楽しい宴を開いているとの事です。
私もお嬢様やお屋敷の皆様、そして奥方様や画家のお嬢様と楽しく過ごしている事を伝えたら
大層喜んでくれました。

そして、母からお嬢様と奥方様に

「いつも娘を優しく見守って頂き、有難うございます。
いずれはお嬢様も奥方様と共に経観塚へお越し下さいませ。
何時でもお待ちしております。」

との事でした…。
来年は、また新たな絆が結ばれる年になるとよろしいですね。
では、乾杯致しましょう…。

(こうして新たな絆が結ばれた今年のクリスマスイブの夜は、誠に素晴らしいものとなりました。)

綺麗…。
また新たな作品を、この短時間で仕上げてしまわれるなんて…。
芸術家という枠を超えて、「超人的」ですらありますね。
才能のみならず、色々な意味で奥方様が御認めになるのが分かります。

ですが…。作品を仕上げた後糸が切れたように眠ってしまわれましたね。
今宵は奥方様にも画家のお嬢様にもお泊り頂く事を想定して、準備は万端です。
では、起こさないようにそっとお布団にお運びしましょう…。

(申し訳ありません。今宵はここまでとさせて頂きます。)

305 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/12/29(Tue) 17:31
>>300(柚葉さん)

>「貴女のお嬢様が羽藤さんを心から大切に想っており、何があろうとも貴女を守りたいと思うように
>私も共にこの街で生きる者として貴女を守りたい。

まあ、神父様がそのようなことを?
なんと心強いお言葉でしょう。
神父様に対して一層心服の思い、そして同志としての連帯感を感じますわ。

今度神父様にお会いする機会がありましたら、わたくしの言葉をお伝えしましょう。
「柚葉さんの素晴らしさを心から愛していらっしゃる貴方様に衷心よりの敬意を表します。
 貴方様の柚葉さんへの愛の深さを知る同志として共に立つことをこの上ない名誉と感じます。
 これからも柚葉さんを共に守ってまいりましょう!」
と。

>以前お嬢様とお二人で救われぬ魂の女の子を「月光蝶」の力で天に還した時のように
収まれば宜しいですね。

いらっしゃいましたわね、懐かしい思い出の一つでございます…。
どうか彼女の魂の安らげられていることを。

>>230でも異種族のお客様について少し触れましたが、わたくしは随分と良き縁に恵まれてまいったと思います。
今はまだ拝謁をたまわっていない瀬織津姫様につきましても同様でございます。
ですが残念ながら、無辜の女性が邪悪な影に怯えさすような輩がいることもまた事実。
『朱珠』がわたくしたちの絆の証しであり守護の力を宿しているとしても、わたくしがそれに安住すればいずれその輝きも曇るでしょう。
いつも柚葉さんが傍にいてくださることの歓びを胸に、『朱珠』の光の導く先のわたくしの道を探して歩んで参ります。

>だからこそ、自由な翼と共に飛んで行かれたどの場所におきましても
>多くの方々を惹きつけて止まないのでしょう。

五百年余の時を経てやっと、ではありますがわたくしが出奔しこの日ノ本まで来られたのも、母の自由奔放な旅暮らしと、城へともたらしてくれた日本の面影の
数々の影響がありましたゆえ、惹きつけられる気持ちもまったく故なしとは思いませんが。

「ちょっとぉ、我が娘ぇ、こちらのお父様がミニスカサンタを被写体にご所望よお。
 早くポーズの一つも取りなさいよねぇ。」

…素直に認めると負け、みたいな気がするのですよ、とっても。
(そちらのお父様、奥様に睨まれてらっしゃいますが…。)

>余談ですけれど、未来の世界で女王様となられたヒロインの方の未来からのお手紙が
>平仮名ばかりというエピソードには思わず笑ってしまいました。(笑)

ええ、確かに。
お友達の方々が、
『あ、間違った漢字を書いて消した跡がある。』
『辞書引けばいいのに。』
『面倒臭かったんでしょう。』
と話していらっしゃるのを聞いて吹き出してしまいましたわ。
『ネオ・クイーン・セレニティ』は、現代の月野のお嬢様の雰囲気をずい分残していらっしゃる方のようでしたわね。

>はい、実は先日友人からメールがあり、すぐに購入致しました。

まあ、柚葉さんもさっそくお読みになったのですね。
第4巻では、陽様も千夜様に受け入れられて平和な日常が続いていましたが、
(陽様ったら千夜様をいじる悪戯好きなところが何となくわたくしの身近にいる誰かに似ているような…。)
第5巻では彼女の出生の経緯、夕さんの叔父様との関係を知って切なくなってしまいましたね。

>そして気付いた時にはもう読み終えており、
>「ああ、今回もあっという間に終わってしまった」
>という感覚になりました…。

はい、わたくしもですわ。
楽しみにしている作品ほど早く終わってしまう気がするのは何故なのでしょうね。

ところで大変嬉しいことに、この作品もアニメ化が企画されているそうですね。
公式サイトでそのことが書かれていて、わたくし欣喜雀躍いたしましたわ。
夕さんと千夜様のひと夏の物語が映像で見られると思うと、胸が躍って仕方がありませんね。

>ここからが、メイドの本領発揮ですもの。
>このサンタ衣装に相応しい、最高のクリスマスイブの夜をプレゼント出来るよう頑張ります。

「お腹空いた…。」

えっ?画家のお嬢様、先ほど『満足』と仰っていたのに、もう、でございますか?
あ〜、これはお嬢様の芸術魂が発火する予兆かもしれません。
新たなエネルギーの補給が必要なのですわ。
柚葉さん、本当にお忙しくなるかと思いますが本当に貴女が頼りです。
よろしくお願いいたしますね…。


306 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/12/30(Wed) 06:42
>>301(柚葉さん)

>メイド長さんは教育熱心な方と聞き及んでおりますが、きっと普段から色々と頑張っておられるお嬢様だからこそ
>お願いを聞いて下さったのでしょうね。

やんちゃをしたり駄々をこねたりで叱られてばかりだった、と思っていましたけれど、
思い返してみると、わたくしはとても慈しんでもらっていたのを今さら思い当ってしまいます。
だって柚葉さんがそうやって、未だ会ってもいない彼女のことをそうと感じさせないほど慕わしげに話してくださるから。
自分が色々気付けていないことが恥ずかしくなってまいります。

柚葉さんの今の言葉で少しだけ彼女に想いを届ける勇気が湧きました。
…明日になりましたら彼女に薔薇の花束を贈るよう手配いたしますわ。
ピンクの薔薇の花言葉は『感謝』。
白い薔薇の花言葉は『尊敬』。
領地の街で同族の女性が営んでいる花屋さんにお願いして、二色の薔薇を届けていただきましょう。
メイド長、受け取るときどんな顔をするかしら。

>(本当に美しい…。
>流石は奥方様、お嬢様の母上様です…。

もう、柚葉さんったらお母様のことをウットリと眺めて。
何か考えていらっしゃるのかしら?
…なんだか少し妬けてしまいます。
ご母堂様のようなお美しくいらっしゃる方を母となさっているのに、ウチの母がそんなに見惚れるほどでしょうか?

「美しいものを美しいと素直に認められるのは大事なことよぉ。
 アンタもいいかげん己が母の美しさに気づくべきよねぇ。
 これは第三者の公平な審美眼に任せましょうか?
経観塚に行ったらこの娘にわたくしと柚明さん二人並んだ絵を描いてもらうのよぉ。」
「お腹、とっても空いた…。」

今から溜息を吐きたくなるようなプランをわたくしに聞かせないでくださいませんか…?

>その姿をこのように繊細に編み込まれるまでに、どれ程の研鑽を重ねた事か…。
>では、この場にて巻いてみてもよろしいですか?

……。
はああああああ…、良かったです〜。
どうやら何とか柚葉さんにお召しになっていただけるレベルになっているかも。
いえむしろ、柚葉さんの輝きが照り映えてマフラーが本来の姿よりずっと趣きを増しているように思えます。
結局柚葉さんのお美しさに救われているようで、少し恥ずかしいですが。
柚葉さんに喜んでいただけで、わたくしも嬉しゅうございます。

できれば明日にでも二人でマフラーを巻いてお出かけしたいです。
この厳寒の候ですもの、柚葉さんにギュッと寄り添って少しだけスリスリとかしても罪ではありませんわよね…。


307 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/12/30(Wed) 15:56
>>304(柚葉さん)

>従者である私の為に、奥方様、自ら…。
>素敵な贈り物を、誠に有難うございます…。

「あ〜、いいの、いいのぉ、そんな畏まらなくてもぉ。
 柚ちゃんはうちのポンコツ娘を毎日お世話してくれる保護者みたいなものだしぃ。」

む…、反論できなくて悔しいですけど、柚葉さんの心遣いにちゃんと応えてくださることは感謝いたしますわ…。

>私のお部屋にて、きちんとした花瓶に生けて大切に飾らせて頂きます。
>…これからは、ラベンダーを見る度に奥方様を思い出す事になりましょう。

ああ…、お母様ったらこれが狙いですのね?
柚葉さんがご自分の部屋に戻られるたびに自分のことを思い出させよう、という算段ですわ。
わざわざラベンダーの品種改良までして柚葉さんを誘惑なさるだなんて…油断なりませんね。

>このラベンダーに込められた花言葉…。しかと受け止めました。

何だか、柚葉さんの周囲にメラメラと情熱の炎が燃え立っている気がいたしますわ。
わたくしと共に立とうと思ってくださるそのお気持ちは、これ以上ないほどの歓びではございますが。
カルミーニオの城館は人間にとって今なお闇深い場所。
献血係の人間はみんな通いでしたし、場内に居る者たちの多くは長い時を生きて参って昔の考えを捨てきれぬ、人を疎んじる者も多くおります。
たとえお母様がお認めになっても、そういった者たちが柚葉さんを快く迎えますかどうか…。

>幸い、傍には先輩のメイドさんも居て下さいます。

…そうですわね、柚葉さんとレイナさんは同僚として、友として、互いに心から信頼し共に立つことを決意しているのです。
ならば従者の行く道を確固たるものにするのは主人たるものの務め…。
わたくしが迷っていてはいけないのですよね。
『熱血』はわたくしの柄ではございませんが、わたくしも柚葉さんに負けないように腹を括らねばいけませんわね。

>流石はお嬢様、『星見台』と並んでお屋敷を訪れるお客様の事を常に考えておられるのですね。

ハロウィンの時も、お食事そっちのけでキャンバスに向かっていていらっしゃいましたから。
少しでも早く絵を描ける条件を整えてさしあげておかないと、お食事の時間が無くならないか心配になってしまうのですよ。
せっかく柚葉さんが素晴らしい絵の具を贈られたのですもの、心置きなく使えるようにわたくしもお手伝いできるのでしたら嬉しゅうございますわ。

(すみません、続きます。)

308 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/12/30(Wed) 15:58
>>304(柚葉さん)(続きでございます。)

>はい、先程母から連絡がありました。
>経観塚のお屋敷に叔母の家族やサクヤさん、若杉の当主様や鬼斬りの側近の女性も集まって
>賑やかで楽しい宴を開いているとの事です。

まあ、ご母堂様からですの!?
あちらでも皆様楽しく過ごしていらっしゃるのですね。
わたくしにとりましても既に懐かしい、親しみの想い深き方々の顔が浮かびます。
いつかまたお会いしたいですわ。

>そして、母からお嬢様と奥方様に
―――
>との事でした…。

そんな…、お礼を申し上げねばならないのはわたくしの方ですのに。
最愛の娘さんが親元を離れ、わたくしのところにいてくださることをお認め下さって。
どんなにお礼を申しても足りませんのに…。

「そうそう、お礼は大事よねぇ。
 それじゃ、来年みんなで経観塚にお礼に行きましょう。
 ふふっ、柚明さんが招いてくださるんだから、遠慮深いわたくしも心置きなくお邪魔できるわ。」

…とてつもない冗談をサラッと混ぜないでください。
柚葉さん…、ご母堂様のお誘いはとてもとても有難いです。
わたくしもまたご挨拶に参りたいですわ。
でも今度は前回よりさらに人数が増えてしまうのは必定。
柚葉さんとご母堂様のご都合に照らしてよくよく考慮した上で考えるべきことと弁えておりますので、決してご無理はなさらないでくださいませ。

では、これまでのご厚情への感謝とこれからの絆の育みを願って…乾杯、でございます。

>綺麗…。
>また新たな作品を、この短時間で仕上げてしまわれるなんて…。

また今宵の宴がこのような芸術作品になるなんて、驚きでございます。
一人一人が今にも動き出しそうな生命の躍動感を湛えていて目が吸い寄せられるようです。
柚葉さんの贈り物が早速にこのキャンバスの中の世界になるなんて。
きっとよほど嬉しいプレゼントで筆を走らせずにはいられなかったのでしょう。

>ですが…。作品を仕上げた後糸が切れたように眠ってしまわれましたね。
>今宵は奥方様にも画家のお嬢様にもお泊り頂く事を想定して、準備は万端です。

さすが柚葉さんですね。
お嬢様、どれほど精魂込めてこの絵を描いてくださったことでしょう。
お疲れさまでした、今宵はゆっくりお休みくださいませ。

309 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/12/31(Thu) 20:26
遅くなりまして申し訳ございません。
一纏めに返信させて頂く事を、どうかお許しくださいませ。

>>291
>>292

はい、今年は新たにお嬢様のお母様であるカルミーニオ家の奥方様、
そして奥方様が才能に惚れ込んで同居なさっている画家のお嬢様もお越し下さり、
昨年以上に賑やかなクリスマスとなりました。

そして地域の方々や子ども達との交流のための大切な機会の一つである、
公民館のクリスマス会…。
こちらではお嬢様の高校の方々がお力を貸して下さり、こちらも去年以上に素晴らしいイベントとなりました。
毎年紡がれた縁が、こうして素晴らしい交流の機会を生んで下さることに本当に感謝しております。

ふう…それにしても、クリスマスが終わったと思えばもう今年が終わろうとしています…。
無事大掃除も終わり、今甘酒をご用意致しました。
今年最後のおもてなしになります。
ゆっくりと、召し上がって下さいませ。


310 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/12/31(Thu) 21:52
>>309(柚葉さん、皆々様)

柚葉さんお疲れさまでした。
ふう…、屋敷を建て増しして大掃除にずいぶん時間がかかりましたが、それも終わりようやく落ち着いて除夜の鐘を聞けそうですね。
家族全員での力を合わせての大掃除もまた楽しゅうございました。
そして、甘酒のご用意ありがとうございます。
一仕事の後のこの一杯は本当に極上の甘露ですわ。

それから…厨房を使わせていただいてありがとうございました。
年の初めの流星群観望会にグリッタちゃん先輩がいらっしゃるかも知れませんので、わたくしなりにおもてなしの用意をしようとイタリアのお料理やスイーツの
試作をいたしたのですけれど…。
焦げたり生煮えだったりとずい分食材を無駄にしてしまい中々の惨状を呈しましたが、ようやくそのお片付けも済みましたわ。

皆々様、今年も一年本当にお世話になりました。
多くのご来訪をいただきご縁を賜わりましたこと厚くお礼申し上げます。
間もなく来る年も何卒よろしくお願いいたします。


311 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/01/01(Fri) 08:13
お嬢様、柚葉さん。新年明けましておめでとうございます!

312 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/01/01(Fri) 17:32
>>311

まあまあ、新年最初のお客様でございます。
よくいらしてくださいました。
新年あけましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願いいたします。

寒さ厳しき元旦でございます。
しばし温まっていかれてはいかがでございますか?
お体の温まる紅白の白玉お汁粉を用意いたしております。
宜しければどうぞお召し上がりくださいませ。


>皆々様

明けましておめでとうございます。
ご一緒に新年を迎えられましたこと、まことに嬉しゅうございます。
これまでの御縁を今年も繋いでまいれますよう、こいねがっております。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。


>柚葉さん

明けましておめでとうございます。
本年もまた貴女と共に迎えられますこと、心より歓んでおります。
昨年は忘れ得ぬ想い出をたくさんいただきました。
今年も貴女との良き縁をなおいっそう深め、新たな想い出を重ねてまいりたいと願っております。
ふつつかな主(あるじ)ではございますが、どうぞよろしくお願いいたしますね。


313 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/01/02(Sat) 12:55
あけおめ〜 ことよろ〜!!
年越しそば食べた?

314 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/01/02(Sat) 13:57
>>313

いらっしゃいませ。
新年あけましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願いいたします。

年越しそば、いただきましたわ。
貴方様も一年の締めくくりに長寿を願っていただく美味しいお蕎麦を味わわれたのでしょうね。
誠に一年を締めくくり来る年の幸いを願うに相応しい日本の美風ですわ。
我が家では、メイドの柚葉さんが作られた手打ちのお蕎麦をいただくのが毎年の習わしなのです。
その腰の強い滑らかな麺と深い『こく』を味わえるつゆはご母堂様直伝とのことで、年の瀬を締めくくるのに欠かせない我が家の味でございます。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=478946904&st=873&to=873&nofirst=true

そして彼女のお蕎麦には及びもつきませんが、わたくしもイタリア流のお蕎麦であるピッツォッケリも出させていただいております。
今年も時々は蕎麦打ちを頑張って年末にはより美味しいピッツォッケリを作れるように頑張りたいですわ。

ところで日本では最近『年明けうどん』をいただくという風習も広がっていますわね。
わたくしもうどんを作ってみましたの。
伝統的なこね方にのっとって、小麦粉を足で踏み踏みしたのですよ。
よろしかったら試食なさってくださいませ。


315 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/01/02(Sat) 16:33
西洋では、新年のお祝いだとどんなものをお召し上がりになってますか?

316 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/01/02(Sat) 19:10
>>315

フランスでは「ガレット・デ・ロワ」というケーキ、オランダでは「オリボル・オレボレン」という大きなドーナツ、英国ではスモークサーモンや
クラッカーをビュッフェ形式で食べるとか、知識としてはきいたことがございますが、日本のお節料理やお雑煮のような特別なお料理を賞味するとは
あまり聞いたことがございません。
わたくし欧州ではイタリア以外へ行ったこともございませんし。
むしろ今どきのグルメな日本の方の方が詳しいかもしれませんね。

わたくしが親しみましたのは、城館で出されたイタリアのお正月料理ですわ。
我が家の領地のある北イタリアでは『コテキ―ノ』と『ザンポーネ』とが定番でしたわね。
『コテキーノ』は豚肉のミンチに香辛料を混ぜて腸に詰めたもの。
『ザンポーネ』は豚の前足の骨をくり抜いて豚のミンチ肉と香辛料を中に詰めたものです。
これにレンズ豆を煮たものを添えるのが定番でしたわね。
これらのお料理は、我が領地と目と鼻の先のガヴェッロという町が教皇の軍勢に包囲されたとき保存食として考案されたと伝えられております。
それもあって特に我が家では町の住民の不屈を称えて料理長が張り切って料理いたしましたわ。
他に挙げるなら南イタリアでお正月に食されるウナギのフライやトマトソース煮も美味しゅうございましたわ。

我が家の正月は柚葉さんはじめメイドのみんなが作ってくれる絶品のお節料理がございますから出番はございませんが、こうして説明させて
いただいていると少しお腹の虫が目覚めてまいりますわね。


317 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/01/03(Sun) 15:32
ああ、もう三日か・・・ほとんど寝正月だったなぁ
ちなみにお嬢様達はどんなお正月になりました?

318 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/01/03(Sun) 16:23
>>317

師走はどなたも一年の締めくくりと新年の準備とで忙しいもの。
お正月をのんびりと過ごすのも良いではありませんか。

わたくしたちは元日に初日の出を拝んだ後、土地神様のお社に参詣に参りましたわ。
けっこうな賑わいでご近所の皆々様ともご挨拶が出来て、互いに新年を迎えたことをあらためて実感できました。
わたくしもいっとき巫女を務めさせていただいて社務所でおみくじやお守りの売り子をしておりました。
家族の皆は初詣の後はそれぞれ思い思いに過ごしていましたわ。

そして、今日これからはわたくし少し忙しくなりますの。
『しぶんぎ座流星群観望会』を我が家の星見台で催す準備でございます。
我が家は敷地が広く周囲の街の灯りに遮られず星影を望むことができますゆえ。
冬の夜空を見上げるこの観望会におきましてお客様が体を冷やさぬよう、温かなお料理やスイーツを用意いたす所存です。
今夜から明日未明にかけてピークを迎えます星空の一大ショー、よろしければ足をお運びくださいませ。


319 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/01/04(Mon) 17:33
>>311

皆様、ご挨拶が遅れて申し訳ありません。
新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

お嬢様と、このお屋敷を支えるメイドの一人として今年も精一杯ご奉仕致します。
何卒よろしくお願い申し上げます。

>>310
>>312

お嬢様、昨年は誠に有難うございました。
国を越え、種族を越え、紡がれた縁と共に本年もお嬢様と歩んで参ります。
昨年は奥方様も日ノ本に腰を落ち着けられ、ご懇意にされている画家のお嬢様と共に
素敵な思い出の数々を頂きました。

共に歩む中で、また新たな縁が紡がれ素敵な出会いのあらん事を…。
本年も、何卒よろしくお願い致します。(ぺこり)

>>313
>>314(アーチェロお嬢様)

はい、勿論ですとも。(微笑)
年越し蕎麦を頂き、炬燵で温まりながら家族と共に今年を振り返り、素敵な思い出の数々を語り合う…。
これもまた、日本の風物詩ですね。

>我が家では、メイドの柚葉さんが作られた手打ちのお蕎麦をいただくのが毎年の習わしなのです。
>その腰の強い滑らかな麺と深い『こく』を味わえるつゆはご母堂様直伝とのことで、年の瀬を締めくくるのに欠かせない我が家の味でございます。

まあ、有難うございますお嬢様。
まだまだ母の熟練の味には及びませんが、それでも「我が家の味」と仰って頂けた事、心から嬉しく思います。
メイドとして、冥利に尽きるというものです。

そして手打ち蕎麦の準備には、このお嬢様から頂いた和装のメイド服が欠かせないものになりました。
これを着て、鉢巻きをするとお嬢様からお力を頂けたようでよりお仕事に熱が入るのですよ。
いつものメイド服を着た自分とは、違った自分になったような気がするんです。

そして忘れてはならないのが、お嬢様からのピッツォッケリ…。
日本の年越し蕎麦と、伊太利亜のピッツォッケリの二つが並んだこの食卓こそ、
我が家の年越しに欠かせない風景であり、私達の国を超えた絆を現しております。
今年もまた日本とイタリア、二つの味と共に年越しの味を楽しむ事が出来ました…。

ですが、年越しの味を頂いて恒例の番組を見ながら過ごしている内に
お茶と共にお菓子も欲しくなるというもの…。
沢山作ったお蕎麦と共に、このようなものも作ってみました。

揚げ蕎麦のスナック、蕎麦のポッキー、蕎麦のかりんとうです。
袋に詰めてみましたので、よろしければお家で召し上がって下さいませ。

>ところで日本では最近『年明けうどん』をいただくという風習も広がっていますわね。
>わたくしもうどんを作ってみましたの。

本来のメイドの立場からすれば、新年早々お嬢様にお手間をかけさせてしまうのは心苦しいのですが…。
私達従者と共に家事を楽しんで下さる心の優しさ、心の豊かさこそがアーチェロお嬢様です。

ならばお嬢様のお気持ちを理解し、そのお心遣いを喜び、それを昇華するのが私達メイドの勤めです。
美味しいおつゆの準備は、私に任せて下さいませ。

そして…。年明けには欠かせないのがこれですね。
レイナさん、もち米の準備、有難うございました。
お嬢様がうどんの準備をなさっている内に、恒例の餅つきと参りましょう。

…有難うございます。では、お餅の準備はレイナさんと次女さんにお任せします。
私は長女さんと共に、お雑煮にもうどんにも使えるおつゆの準備を致します。
三女さん、お嬢様のお手伝いをお願いしますね。

>>313さん、お嬢様のうどん、私のうどんつゆ、そしてレイナさんのお餅で素敵なメニューが完成しました。
この3つを合わせれば、「力(ちから)うどん」の完成ですね。
これでお体を温めて、寒気に負けないお力を付けて下さいませ。

(一旦切らせて頂きます。)



320 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/01/04(Mon) 17:34
(続きです)

お嬢様、沢山作ったお餅の余った分は冷凍保存しておきます。
これは、4日の流星群を見る際にお客様にお出しするのに使わせて頂きますね。
素敵な流星群を見られるのは嬉しいものですが、お客様に寒い思いをさせてはなりませんから。
当日はお汁粉、ぜんざいでおもてなしさせて頂きます。

余談ですが、お正月とお餅と言えば、近年は「となりの吸血鬼さん」のソフィーちゃんと灯さんのエピソードを
ついつい思い出してしまいますね。

灯:「お餅はそんなに危険なものじゃないってば〜!食べるもん!」

ソフィー:「毎年死人が出ているんだぞ!」

お餅による事故は毎年残念に思ってしまいますが…。
ご自身はお餅を食する事が出来ないながらも、灯さんを心配するソフィーちゃんの優しさが伝わってきますね。

321 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/01/04(Mon) 17:36
>>315
>>316(アーチェロお嬢様)

こちらに関しましては、お嬢様の返信を参考になさって下さいませ。

>我が家の領地のある北イタリアでは『コテキ―ノ』と『ザンポーネ』とが定番でしたわね。
>他に挙げるなら南イタリアでお正月に食されるウナギのフライやトマトソース煮も美味しゅうございましたわ。

レイナさんには色々とイタリアのお料理について教わってはおりますが、まだまだ私も修業が必要ですね。
もしお嬢様の故国を共に訪れて、年始のお料理をお出しする事になりましたら恥ずかしくないお味のものをお出しできるようにならなければ。
幸いな事に、今は奥方様もこの国に居て下さいます。
機会を見つけてイタリアのお料理を召し上がって頂き、故国でも認めて頂けるお味のものを出せるよう精進して参ります。

>我が家の正月は柚葉さんはじめメイドのみんなが作ってくれる絶品のお節料理がございますから出番はございませんが、こうして説明させて
>いただいていると少しお腹の虫が目覚めてまいりますわね。

一度、伊太利亜尽くしのメニューによるお正月というのも考えてみようかしら…。
ですが和服をお召しになり和の心を愛するお嬢様に、日本の定番のお正月のメニューが無いというのはやはり寂しい思いをさせてしまうでしょう。
また先輩に、色々と相談してみる必要がありますね。
来年はピッツォッケリのみならず、別のメニューも準備出来るよう努力してみます。


322 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/01/04(Mon) 17:37
>>317
>>318(アーチェロお嬢様)

あら、年末年始はお疲れでしたか?
中には年末までお仕事という方もおられるかと思います。
ゆっくりと疲れを癒すのも、また一つの過ごし方ですね。

ですが、私としてはやはり初詣無しのお正月は寂しいのでそれだけは欠かせないですね。
「一年の計は元旦にあり」と申します。
元旦の過ごし方次第で一年が決まると、この国では昔から言われております。
事情は様々でしょうし、無理にとは申しませんがきちんとお住まいの地域の神様にご挨拶なさるのがよろしいかと。

>わたくしもいっとき巫女を務めさせていただいて社務所でおみくじやお守りの売り子をしておりました。
>家族の皆は初詣の後はそれぞれ思い思いに過ごしていましたわ。

お嬢様、御疲れ様でした…。
お仕事をされている間、訪れる参拝客の方々が噂しておりました。

「今年もあの銀髪の綺麗な外国人巫女さんがいる!」
と…。

お嬢様が土地神様の神社でお仕事をされるのも、随分と板についてきたと思います。
地道なお手伝いと交流を経て、今年は土地神様の代行を務める程になりました。
土地神様も、

「参拝客を呼び込む意味でも、この地との結びつきにおいても、アーチェロ嬢の存在はこの神社に欠かせぬものになりつつある。
これからも、よろしく頼む。」

と申しておりました。
これからも共に、土地神様に尽くして参りましょう。

>そして、今日これからはわたくし少し忙しくなりますの。
>『しぶんぎ座流星群観望会』を我が家の星見台で催す準備でございます。

はい、お正月の三が日を終えてもこうして楽しみの機会があるというのは良いものです。
そして…。>>303にあるように、あのGMW(ゴールデンメイドウィーク)以来のグリッタちゃんとの再会…。
もしかしたら、これは土地神様のご加護かも知れませんね。
この土地の皆様との縁を大切にしてきたお嬢様への、お導きかも…。

何時に参られるかはまだ分かりませんが、グリッタちゃんと社交部の皆様をおもてなしするための準備を整えて参ります。
今暫くの間、お待ち下さいませ。

323 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/01/04(Mon) 20:09
うわあ〜。広い御屋敷…。正に、純和風って感じですね。
ここがアーチェロさんのお屋敷なんだ…。
やっぱりアーチェロさんって、本物のお姫様なんだなあ…。

アーチェロさんのプロフィールを見せてもらいましたけど、本当に日本が好きなお姫様なんですね。
以前私にくれたみたいなドレスもですけど、着物姿も似合うんだろうなあ…。
あ、いけないいけない。立ち止まってないで、きちんとご挨拶しなきゃ。

ごめんくださ〜い。昨年アーチェロさんにお世話になりました、人狼メイドのグリッタです。
本日はお招き頂き、ありがとうございます。
こちらは心ばかりのものですが、どうか受け取って下さい。

つ【グリッタ特製重箱詰めおせちスイーツ】
(紅白のマカロン、栗きんとんのタルト、黒豆のショコラ、黒豆抹茶のマフィン、
伊達巻ロールケーキを詰めてみました。)

それでは、お邪魔します。
(帽子を取ってぺこり。耳がぴょこんと飛び出しました。)


324 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/01/04(Mon) 20:45
やあ、アーチェロお嬢さんにお付きのメイドさん、今晩はうちのグリッタをどうかよろしく頼むよ

325 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/01/05(Tue) 00:19
>>319(柚葉さん)

柚葉さん、あらためて明けましておめでとうございます。
昨年も本当にお世話になりました。

>国を越え、種族を越え、紡がれた縁と共に本年もお嬢様と歩んで参ります。

こちらこそ新たな年の毎日を貴女と共に在ることの歓びを噛みしめながら歩んで参りますわ。
母のことも昨年は懇切な御もてなしをしていただいて本当に感謝しております。
母娘共々何かとご苦労を掛けておりますが、どうか良しなにお願いいたします…。

>まだまだ母の熟練の味には及びませんが、それでも「我が家の味」と仰って頂けた事、心から嬉しく思います。

いいえ、わたくしの方こそご母堂様から柚葉さんへと繋がれたお二人の丹精込めた美味をいただけることに感謝しておりますわ。
お互いの深い親愛が編み出した深い芳醇な味を味わうことで、自身がお二人の縁に連なっている歓びを新たにできるのですから。

>そして手打ち蕎麦の準備には、このお嬢様から頂いた和装のメイド服が欠かせないものになりました。

まあ、そんな…。
そんな尊い味を生み出していただく際にわたくしがお贈りしたエプロンがお役に立っているのでしたら望外の喜びと申さねばなりませんわ。
わたくしの柚葉さんへの想いを受け取っていただいている…、そう思うと顔が火照り胸が熱くなるのを抑えることができません…。

>そして忘れてはならないのが、お嬢様からのピッツォッケリ…。

柚葉さん御手打ちのお蕎麦が年々更なる芳醇の高みに上っているのです。
わたくしもうかうかとしていられませんわね…。
例え無謀と分かっていても同じ高みに立ちたいと思う志なくば、二つが並ぶ食卓を喜んでくださる柚葉さんにも申し訳が立ちません。
今年もピッツォッケリ作り、頑張ってまいりますわ。

>揚げ蕎麦のスナック、蕎麦のポッキー、蕎麦のかりんとうです。

まあ、蕎麦のお菓子がそんなにございますのね。
わたくしもいただいて宜しいかしら?
…ん~、カラッと揚がったサクサク感、蕎麦の味の加わったスナックのこくのある味わい、これは癖になりますわね…。



フランスでは「ガレット・デ・ロワ」というケーキ、オランダでは「オリボル・オレボレン」という大きなドーナツ、英国ではスモークサーモンや
クラッカーをビュッフェ形式で食べるとか、知識としてはきいたことがございますが、日本のお節料理やお雑煮のような特別なお料理を賞味するとは
あまり聞いたことがございません。
わたくし欧州ではイタリア以外へ行ったこともございませんし。
むしろ今どきのグルメな日本の方の方が詳しいかもしれませんね。

わたくしが親しみましたのは、城館で出されたイタリアのお正月料理ですわ。
我が家の領地のある北イタリアでは『コテキ―ノ』と『ザンポーネ』とが定番でしたわね。
『コテキーノ』は豚肉のミンチに香辛料を混ぜて腸に詰めたもの。
『ザンポーネ』は豚の前足の骨をくり抜いて豚のミンチ肉と香辛料を中に詰めたものです。
これにレンズ豆を煮たものを添えるのが定番でしたわね。
これらのお料理は、我が領地と目と鼻の先のガヴェッロという町が教皇の軍勢に包囲されたとき保存食として考案されたと伝えられております。
それもあって特に我が家では町の住民の不屈を称えて料理長が張り切って料理いたしましたわ。
他に挙げるなら南イタリアでお正月に食されるウナギのフライやトマトソース煮も美味しゅうございましたわ。

我が家の正月は柚葉さんはじめメイドのみんなが作ってくれる絶品のお節料理がございますから出番はございませんが、こうして説明させて
いただいていると少しお腹の虫が目覚めてまいりますわね。

>本来のメイドの立場からすれば、新年早々お嬢様にお手間をかけさせてしまうのは心苦しいのですが…。

厨房はメイドの皆のお仕事の場。
そこに入っていきたいと思うのはわたくしの我儘かも知れませんのに。
柚葉さんがわたくしを快く受け入れてくださることが嬉しくてなりません。

そして柚葉さんとレイナさんが手を差し伸べてくださったお蔭で、「力(ちから)うどん」…、こんな正月のめでたさを醸すお料理に仕立てていただけました。
お客様にもお正月の晴れやかさと身を温める嬉しさを感じていただけそうですわね。
柚葉さん、レイナさん、ありがとうございます…。


326 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/01/05(Tue) 00:24
ごめんなさい、柚葉さん…。

>>325の途中に、前にいたしましたイタリア料理の話が混じってしまっております。
不調法な真似をしてしまい、本当に本当に申し訳ありません。

327 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/01/05(Tue) 00:26
(柚葉さん、申し訳ございません。お返事の順番を変えさせていただきます。)

>>323(グリッタちゃん先輩)
>>324(グリッタちゃんのご主人様)

まあまあまあ、よくいらしてくださいました。
新年あけましておめでとうございます。
本当にお久しゅうございます。
あのGMW(ゴールデンメイドウィーク)以来ですわね。
お変わりありませんか?
本日はご足労いただきましてありがとうございます…。

>アーチェロさんのプロフィールを見せてもらいましたけど、本当に日本が好きなお姫様なんですね。

いえ…、故郷の城館ではただメイドさんたちにかしずかれてのほほんと過ごしてきた能天気昼行燈娘でございます。
早くから独り立ちされ経験を積みお仕事をしてこられたグリッタちゃん先輩の前では恥ずかしゅうございますわ。

>つ【グリッタ特製重箱詰めおせちスイーツ】
まあまあ、なんて豪華で色鮮やかなスイーツの数々でしょう。
お正月の晴れやかさをこんなに輝かせたお菓子は見ていて惚れ惚れいたしますわね。
さっそくにお茶のご用意をしなければ…。

斯様な見事なスイーツの前では気後れしてしまいますが、わたくしも故郷のことを思い出していくつかスイーツをご用意させていただいております。
グリッタちゃん先輩をお迎えして、後輩メイドとしまして少しはおもてなししたく存じまして。
『プロフィットロール』。
積み上げられたプチシューに、たっぷりのチョコレートをかけたスイーツです。
『カンノーロ』。
ロール状にしたクッキー生地にクリームを詰めたスイーツです。

ああ、大きなお耳が本当に愛らしいグリッタ先輩…。
と、見惚れているばかりではいけませんね。

(しばしスイーツとお茶で一息ついていただいてから星見台にご案内いたしました。)

こちらの建物は松江の興雲閣をモデルに擬洋風建築に仕上げおり、星見台もレトロなバルコニー風で、しかもダンスパーティーが催せるほどのこの広さに
しつらえております。
周囲は森に囲まれていて、街の灯りに邪魔されませんので鮮明に見えるかと存じますわ。
望遠鏡も複数台用意いたしました。
しぶんぎ座流星群の放射点の方に焦点を合わせたものと、冬空の蒼の宝石・すばるに合わせたものですわ。
もっとも流星群は肉眼でも十分見えるかと思いますけれど。

こちらにもテーブルと椅子、そしてスイーツとお茶を用意させていただいております。
お召し物の防寒が十分であればゆっくりご覧いただけるかと存じます。
しばしご一緒に夜空の綺羅の流れる様をご覧くださいませ…。

(恐れ入りますが、今宵はこれにて下がらせていただきます。)


328 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/01/05(Tue) 15:23
>>326(アーチェロお嬢様)

お嬢様は、本当にお優しい方ですね。(微笑)
そのような細やかな気遣いが出来る方であるからこそ、故国でも日ノ本のこのお屋敷でも
従者の私達に慕われているのですから。

お嬢様、些細な事です。
くれぐれもお気になさらないで下さいませ。(微笑)
それだけ、お嬢様と私の間でお料理に関する素敵な思い出が多いという事です。
これからも素敵なお味の思い出を、増やしていけるよう頑張ります。

そして、お返事の順番もどうかお気になさらぬよう。
今はしぶんぎ座流星群の鑑賞を、そして素敵なお客様の来訪を最優先して下さいませ。
では、私も本来のお仕事に戻らせて頂きます。(ぺこり)

>>323(グリッタちゃん)
>>324(ご主人様)

グリッタちゃん、お久しぶりです。(微笑)
そしてご主人様、本日はようこそお越し下さいました。
お二人とも息災で、何よりです。

昨年は突然の来訪をお許し頂き、誠に有難うございました。
あのGMW(ゴールデンメイドウィーク)の時の素敵な思い出の数々は、
私達のアルバムと心にしっかりと残っております。

あれから再会する日を、どれ程待ちわびた事か…。
今こうして、お嬢様と共にこのお屋敷でお迎え出来るとは、感激の極みです。
紡がれた縁とその導きに、感謝致しますわ。(微笑)

まあ!これは素敵なお土産を、誠に感謝致します。
重箱に、色とりどりのスイーツの数々…。
流石はグリッタちゃん、本物のパティシエの本領発揮ですね。

お嬢様は勿論、このお屋敷の見習いメイドの三姉妹さん、そして本日来訪される
お嬢様が部長を務める「社交部」の皆様もきっと喜んで下さいますわ。

さあ、どうぞお上がり下さいませ。
社交部の皆様がお集りになるまで、今暫くの間お待ち下さい。
私は暫く、お仕事と夕餉の支度に戻らせて頂きます。(会釈)

では、早速準備に取り掛かりましょう。
お屋敷自慢の本格ピザ窯を使用して、お餅のピザを焼き上げます。
ピザは大人数で集まる際、会話を楽しみながらのお食事には実に向いておりますから。
しかもここには、本場仕込みの技術をお持ちの私の先輩、レイナさんもいて下さいますから
誠に心強いです。

レイナさん、昼間の準備で生地の準備と材料のトッピングは既に終えております。
後は、焼くだけですね。
では、参りましょう。

(社交部の皆様が集まり、夕餉の支度も整いました。)

社交部の皆様、新年明けましておめでとうございます。
年始のお忙しい中、『しぶんぎ座流星群観望会』にお越し下さり、誠に有難うございます。
今年も皆様を歓待し、満足なおもてなしが出来ますようお嬢様に仕えるメイドの一人として努力して参りますので
よろしくお願い致します。

それから今宵は、新たなゲストの方を紹介させて頂きます。
昨年のGWにおきまして、お嬢様と私が貴重な交流の機会を頂いた人狼族のメイド、グリッタさん。
そしてグリッタさんのご主人様です。

彼女は本職としてメイドをなさっているだけではなく、プロのパティシエとしての技能もお持ちです。
その技能を大いに発揮されて、今宵は皆様のために素敵なお土産を持参して頂きました。

(グリッタちゃんの重箱入りおせちスイーツをお見せしました。)

こちらは夕餉の後のお楽しみとして、皆様で是非召し上がって下さいませ。
それでは本日の夕餉は、お餅のピザとなります。
ピザの生地、そして使用させて頂いたお餅は私の先輩の手作りです。
では冷めない内に、ご遠慮なく…。

それからお飲み物は、温かいものから冷たいものまで幅広く取り揃えております。
ご入り用の方は、遠慮なくお申しつけ下さいませ。

329 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/01/05(Tue) 18:23
>>327(アーチェロさん)

>斯様な見事なスイーツの前では気後れしてしまいますが、わたくしも故郷のことを思い出していくつかスイーツをご用意させていただいております。

お姫様のアーチェロさんが、わざわざ私のために!?(瞳がキラキラ)
嬉しいっ!大感激ですっ!本当にありがとうございますっ!(尻尾がパタパタ)

わあ!イタリアのスイーツ!本当に美味しそう!
クリームだけじゃなくて、アーチェロさんの優しさがいっぱい詰まった素敵な一品ですね!
ご主人様と一緒に、後で美味しく頂きますっ!

>(しばしスイーツとお茶で一息ついていただいてから星見台にご案内いたしました。)

うわ〜。お星さまを見るためにこんな素敵な場所が用意されてるんですね。
外から見るとアーチェロさんのお屋敷って純和風だけど、中は和洋折衷の素敵な作りだなあ…。
それとアーチェロさんが、着物姿で日本の有名な建物についてすらすら話してるのって、本当に素敵…。
イタリアのお姫様だけど、何だか「やまとなでしこ」って雰囲気ですね。

それじゃご主人様と一緒に、流星群を見せていただきますね。
あ、ご主人様は遠慮なく望遠鏡を使って下さい。
私は視力が良いですから、十分に見えますよ。

それとアーチェロさんが用意してくれたお茶とスイーツ、頂きましょう。
あ、でもスイーツは今はちょっとだけにして下さいね。
お夕飯に、差し支えちゃいますから。

あっ!また流れましたよ!
二人っきりで見るのもいいけど、こういう素敵な場所で見られるのも素敵ですね。
うふふ、美味しい〜♪
お店のも美味しいですけど、こういう手作りのスイーツってもっと幸せになれちゃいますね。
「誰かのために」って思いながら作ったスイーツの美味しさって、よく知ってるつもりですから。
お兄ちゃんが私のために初めて作ってくれた手作りのケーキ…。
あの時から、私のメイドとしての生き方が始まったのかな。
このアーチェロさんのスイーツは、お兄ちゃんのそれを思い出させてくれました。

お兄ちゃんはお姉ちゃんと一緒に、星の向こうで私たちを見守ってくれてるのかな…。

330 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/01/05(Tue) 18:24
>>328(柚葉さん)

>それから今宵は、新たなゲストの方を紹介させて頂きます。

アーチェロさんの学校の皆さん、初めまして。
私は人狼族のグリッタといいます。
去年、アーチェロさんと柚葉さんは私のご主人様のお家に来てくれて…。
私の先輩だったメイドさんと一緒に、いっぱいご主人様と私に良くしてくれました。

今は残念ながらご主人様のお家を離れちゃいましたけど…。
先輩のメイドさんはアーチェロさんと同じ吸血鬼で、人間の世界で頑張ってる方だったんです。
そんな先輩のことをアーチェロさんと柚葉さんは色々と分かってくれて…。
そして私のことも本当の妹みたいに可愛がってくれて…。
またいつか、会ってみたいってずっと思ってました。

あれから随分と経ちましたけど、アーチェロさんが私のご主人様のお家に今夜の流星群を見る会の招待状を届けてくれたおかげで
こうして再会できたことを心から嬉しく思います。
もしかしたら、昨年ご主人様と流星群を見に行った時に願いを叶えてくれたのかも知れません。

そして今度は、アーチェロさんと柚葉さんだけじゃなくてお屋敷の皆さん、学校の皆さんにもお会いできて
本当に幸せです。
それでは、よろしくお願いしますっ!

>それでは本日の夕餉は、お餅のピザとなります。

わあ〜♪香ばしくっていい匂い!
本物の窯焼きピザですね!
流石はイタリアのお姫様ですね。本格的なピザ窯があるなんて凄いです!
う〜ん、熱々で美味しい〜♪

きゃ〜ん♪お約束ですけど、やっぱり耳とか尻尾とかもふもふされちゃう〜♪
えへへ〜♪でも大丈夫ですっ♪こういうスキンシップとか、もう慣れっこですから。
あ、でも尻尾はもう少し優しく…はぁん♪

はい、私の本職は今はメイドですよ。
え?私のメイド服姿ですか?
はい、大丈夫ですよ。ちゃ〜んと持ってきてますっ♪

えへへ…。その、何ていうか…。
こういう集まりの時に、同じ仕事の娘たちと一緒にコスプレとか楽しむのって、よくやってましたから。
じゃあ、ちょっとだけ席を外しますね。
アーチェロさん、ちょっとだけ廊下を貸してください。

じゃ〜ん♪これがいつもの私、人狼メイドグリッタですっ♪
(くるっと一回転)

あはは、ご主人様すみません。
色々な人と会えて、嬉しくてちょっとだけ調子乗っちゃいました♪(ペロッ)

アーチェロさん、柚葉さん、今日は本当にありがとうございます。
こんなに素敵な会に、私とご主人様を招待してくれて…。
アーチェロさんの『プロフィットロール』と『カンノーロ』も、
柚葉さんたちお屋敷のメイドさんたちの窯焼きピザも、本当に美味しかったです。

でも、ご馳走だけじゃなくて夜はこれからですね。
きっとまだまだ綺麗な流星群が見られると思います。
またバルコニーに、足を運んでもいいですか?


331 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/01/06(Wed) 21:10
>>328(柚葉さん)

ごめんなさい、そしてありがとうございます。
粗忽でうっかり者のわたくしのことを微笑んでふわりと受け止めてくださる。
そんな柚葉さんのお優しさに触れられると、本当にお姉さまを得たような安らぎを覚えます。
でも、この家の主であり今宵また大勢のお客様をお迎えするホストとして甘えてばかりいてはいけませんわね。
皆様に楽しんでいただける観望会を催せますようあらためて身を引き締めてまいります。
それができてこそ素敵な思いでも積み重ねられるのですから。
柚葉さんもどうぞよろしくお願いいたしますわね。

いらっしゃるのはグリッタちゃん先輩とご主人様だけではございません。
「社交部」の皆様方も新年早々ご参集くださるのです。
大変嬉しくもありますが、こうしてピザ窯をフルに活用してお迎えの準備万端整えられるのはひとえに柚葉さんはじめメイドの皆のお陰でございます。
「お餅のピザ」だなんて日伊折衷のお料理は柚葉さんとレイナさんの連携の賜物。
わたくしも宴でいただくのがもう楽しみでたまりません…。

(それでは、時系列に沿ってわたくしのお返事を続けさせていただきます。)


>>320(柚葉さん)

>お嬢様、沢山作ったお餅の余った分は冷凍保存しておきます。
>当日はお汁粉、ぜんざいでおもてなしさせて頂きます。

ふふっ、当日はバラエティー豊かなお餅パーティーになりますわね。
お正月の丸餅、中秋のお団子、そして白玉…。
お月様のような白くて真ん丸の食材はそれだけでわたくしには魅力的ですけれど。
いろいろな甘味を受け止められる、控えめでいながら懐の深いその味を、この日ノ本では本当に見事に使いこなしていらっしゃいますわ。

そういえばグリッタちゃん先輩も満月を見ると心が昂ぶると仰っていましたわね。
(勝手にあちらのお家にリンクを貼って良いものか迷いましたので差し控えますが、374番のご発言でございます。)
お餅を見ても少しはドキドキなさったりするのかしら?
だとしたら、ますます親近感が湧いてまいりますわね。

>余談ですが、お正月とお餅と言えば、近年は「となりの吸血鬼さん」のソフィーちゃんと灯さんのエピソードを
>ついつい思い出してしまいますね。

コミックス第4巻第39話「お正月の吸血鬼さん」ですわね。
ソフィー様本当に灯さんのことを気遣っていらっしゃるのが表情からも分かりますわね。
吸血姫から見れば人の命の儚きこと、長き生の中で思い知ることもあったのかも知れません。
お餅を小さく切って差し上げるお姿は過保護にも見えますが、そのお優しさに少し胸が打たれるのは同族のゆえでしょうか…。

話は違いますがコミックス第5巻に掲載されている「ふわふわパティスリー」のケーキ屋さんにも一度訪ねてみたいですわ。
店長様が考え出される新作スイーツを店内のイートイン席でいただく、店長自らケーキに遭うお茶や珈琲を選んでいただけるなんて体験してみたいですわ。


332 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/01/06(Wed) 22:00
>>321(柚葉さん)

>もしお嬢様の故国を共に訪れて、年始のお料理をお出しする事になりましたら恥ずかしくないお味のものをお出しできるようにならなければ。

柚葉さんが故郷の城館に共にいてくださる…、
もしそれが叶ったならばこの上なく嬉しいことで、そして柚葉さんの誰に対しても心配り細やかでお優しくかつ毅然として立つお姿は、きっと
お城においても多くの者らを魅了することでしょう。
イタリア料理においてもきっとあちらのメイドさんたちが想い及ばぬメニューを編み出され、お玉とフライパンを手に軽々と厨房を舞う姿が容易に
想像できますわ。
そしていずれ日本料理のご披露を彼女たちがねだる風景さえもが…。

ですが、あちらに居る者は全て吸血鬼あるいは縁あって身を寄せている魔族の者たちです。

人間に対するほんの少しの害意も、あるいは『贄の血』に対する執着も、決して許さない強さをわたくしが示さねばなりません。
残念ながらそうした者が絶無とは申せぬと思いますゆえ。
柚葉さんと共に歩むならわたくしがもっと強くあらねばと切に思います。
どうかそれができる時まで、どうかまだお時間をくださいませ。

>一度、伊太利亜尽くしのメニューによるお正月というのも考えてみようかしら…。
>ですが和服をお召しになり和の心を愛するお嬢様に、日本の定番のお正月のメニューが無いというのはやはり寂しい思いをさせてしまうでしょう。

伊太利亜尽くし、ですか。
それでしたら、年始に訪れるお客様にも振る舞わせていただいてイタリアのお正月についてお話し申し上げるのにうってつけでございましょう。
ご近所の方からも
『イタリアではどんな風にお正月を過ごすの?』
と聞かれることがありますので、それこそ、親善大使を志すにあたり正にその第一歩とも申せましょうか。
もちろん日本古来の年神様をお迎えする伝統のお正月がまずあってのことですけれど。


>>322(柚葉さん)

>お仕事をされている間、訪れる参拝客の方々が噂しておりました。
>「今年もあの銀髪の綺麗な外国人巫女さんがいる!」
>と…。

ふふっ、こんなわたくしでも日ノ本では物珍しくて人目を引きますので少しばかり売り上げに貢献できたかもしれませんね。
土地神様がほくほく顔で
「また美味い酒が飲めるのう。」
と仰ってましたから。
でも、柚葉さんにはわたくしのことをずい分と評価するお言葉を下さったようですわね。

>「参拝客を呼び込む意味でも、この地との結びつきにおいても、アーチェロ嬢の存在はこの神社に欠かせぬものになりつつある。

…わたくし如きにそこまで仰っていただけるだなんて…。
魔族の身である上にたいがい昼行燈なわたくしにそこまで…。
本当にありがたいことですわ。
これからもこの神社の繁栄と町の皆様への招福のお手伝いをさせていただきますわ。
ですが、神無月の神様代理は恐縮してしまって中々慣れないと思いますけれど…。

ところで土地神様はわたくしには、
「そなたの侍女がこちらに参詣に参るたびに神域の気が不思議と澄み渡る。
 あれの内なる輝きは生得のものじゃが、人の身にして不思議とそれを周囲の清めへと振り向ける力があるやに見受けられる。
 あの娘が持つ『血』のゆえか、そなたの気にあてられたゆえか、あるいはその両方か。
 まあ、わらわも楽が出来れば助かるゆえ細かな詮索はせんがな。」
とのことでございましたわ。
 きっとご母堂様から受け継がれご自身で培ってこられた柚葉さんの尊いお心が以心伝心、皆様の心に響いているのでしょう。

>そして…。>>303にあるように、あのGMW(ゴールデンメイドウィーク)以来のグリッタちゃんとの再会…。
>もしかしたら、これは土地神様のご加護かも知れませんね。
>この土地の皆様との縁を大切にしてきたお嬢様への、お導きかも…。

そうですわね、きっとグリッタちゃん先輩との御縁もご加護のあってのことなのでしょう。
そしてわたくしがこの地に根付かんと心から思えたのはやはり柚葉さんあってのこと。
桜の咲く季節の出会いより、変わりゆく季節の中いつも変わらずわたくしの手を引いて先へ進む標(しるべ)となってくださった貴女がいらしたから。
あのGMWも柚葉さんのご提案が無ければ、わたくし一人では踏み出すことはできなかったでしょう。
ありがとうございました。
今年も新たな御縁をいただけるようわたくしも勇気を出して進んで参りますわ。
どうかそのお手をずっとこの手に取らせてくださいませ…。


333 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/01/06(Wed) 22:04
>>329(グリッタちゃん先輩)

>うわ〜。お星さまを見るためにこんな素敵な場所が用意されてるんですね。

せっかく森に囲まれた場所の屋敷を手に入れられたものですから。
わたくしは元々お月見でもできれば楽しそうだな、と思って作ったのですけれど。
実家からそちらの望遠鏡を故郷から送ってよこしてくれたので観望会でもしようかな、と思い立ったのですよ。
それ、昔ガリレオ様がくださった望遠鏡の内の一台なんですけれど、実家ではあんまり星見の趣味の者がいないので『良かったら使ってください』って
送ってくれましたの。

>それとアーチェロさんが、着物姿で日本の有名な建物についてすらすら話してるのって、本当に素敵…。

ありがとうございます…。
実は今でも『魔族のわたくしが着ていて様になっているのかな?』とふと思ったりするのですけれど。
柚葉さんのお言葉に励まされて少しでも着こなせるよう日々精進でござます。

でも、わたくしはグリッタちゃんにもぜひ和装をしていただきたいですわ。
和装は、着ている方の嫋やかさを演出するに優れた衣装ですけれど、それは来ている本人の輝きがあって初めて映えることと考えます。
グリッタちゃんの常日頃よりご主人様に明るくも優しく接せられるその煌きのお姿を可憐に包み込むことこそ和服の美しさが際立つはずですわ。
よろしければ、観望会の後で袖を通していただけるようお着物をご用意いたしますわ。

>あっ!また流れましたよ!
>二人っきりで見るのもいいけど、こういう素敵な場所で見られるのも素敵ですね。
>うふふ、美味しい〜♪

『地上の星』…。
キラキラと目を輝かせてご主人様に話しかけられるグリッタちゃんを見ていると、そんな言葉が浮かんでまいりますね。
頑張るときも楽しむときもいつも全力、息を弾ませ心躍らせる様が見ていて眩しくなりますわ。
後輩メイドとしてご一緒させていただいていた時も感じていたことですが。
グリッタちゃんのご主人様もきっとそんな彼女のことを心から好いていらっしゃるのでしょうね。

それもこれも、彼方の空から彼女を見守ってくださるお兄様とお姉様がいらっしゃるからなのでしょう。
わたくしからも、どうもありがとうございます、お二方と申させてください…。

そんなグリッタちゃんにスイーツを褒めていただけると、わたくしまで心が浮き立ってまいります。
わたくしもせっかくのグリッタちゃんお手製のスイーツを早くいただきたいですわ。
『社交部』の皆様が揃ったならあのスイーツが最高のティータイムをもたらしてくれるのでしょう…。
ああ、本当に楽しみ…。

(申し訳ございません。今宵はこれで下がらせていただきます。)


334 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/01/08(Fri) 22:34
>>330(グリッタちゃん先輩)

(柚葉さんのご紹介でグリッタちゃん先輩が社交部はじめ学校の皆様と歓談なさっているのをわたくしは見ています。)

皆さんも目を輝かしてすっかり親し気にグリッタちゃんと言葉を交わしていますね。
グリッタちゃん、本当に種族の隔てなんか全然感じさせませんわ…。
…そういえば、後輩メイドとして一緒に働かせていただいていた時、グリッタちゃんのお母様が彼女にお教えになったという言葉があったのでしたわ。

>「憎んでは駄目。憎しみは自分の目を曇らせて、大切なことや真実を見えなくするだけ。
>真実が見たいのなら、きちんと学びなさい。そして、知恵をつけなさい。」

そしてグリッタちゃんはその言葉を信じて生きてこられて…。
お母様のお言葉は簡明でありながらそこに籠められた意義はとてつもなく重くて、それを伝えるお母様の愛娘への想いは本当に深くて。
だから、それを実践してこられたグリッタちゃんの今のあの姿は本当に輝いていて惹きつけられるのでしょう。
あの強さと明るさとにまだまだわたくしは及ばない、と思い知らされますけれど。
ああして、わたくしのことまで親しみを込めて皆さんに伝えようとしてくださっているのです。
これからも皆との縁を大切に、と背中を押してもらっているようで勇気が湧いてまいります。

>じゃあ、ちょっとだけ席を外しますね。
>アーチェロさん、ちょっとだけ廊下を貸してください。

まあ、今からメイドの衣装をお召しになるのですね。
廊下と言わず、お召替え室がございますからご案内いたしますね。
パーティーを催すときにお客様にお使いいただくために設けておりますの。

>じゃ〜ん♪これがいつもの私、人狼メイドグリッタですっ♪
>(くるっと一回転)

あらあらまあまあ、メイド姿のグリッタちゃん、さすがでございます。
一瞬にして皆様の注目を集めてしまいましたわ。
もともと社交部の皆様は活動を通じて柚葉さんの楚々たる立ち働きぶりを間近で見ていて『メイド道』に目覚めた方もいらっしゃるのですもの。
グリッタちゃんという新たなベテランメイドの姿を見て魅了されないわけもないのでしたわね。

>アーチェロさん、柚葉さん、今日は本当にありがとうございます。
>こんなに素敵な会に、私とご主人様を招待してくれて…。

いいえ、わたくしの方こそグリッタちゃん先輩の元気なお姿をまた拝見させていただいて本当に嬉しく楽しい時間をいただいております。
GMW以来、いつかまたお会いしていっぱいお話がしたいと常々思っておりましたけれど。
こうしてようやくその機会をくださいまして本当にありがとうございます。
メイドのお仕事の大変さを教えていただいた身としましては、お忙しい時間を割いてわたくしの招待に応えてくださったこと本当に嬉しくて…。

>きっとまだまだ綺麗な流星群が見られると思います。
>またバルコニーに、足を運んでもいいですか?

ええ、お空の星々も宴たけなわのようでございます。
バルコニーでその様を楽しみましょう。

「それじゃあ、わたくしたちも、ご一緒させてもらおうかしらぁ。」
「お腹空いた…。」

…いらっしゃいませ、お母様、画家のお嬢様、よく来てくださいました。

「何よぉ、微妙に顔が引きつってるわよぉ?
グリッタちゃぁん、お久〜、って覚えてくれてるかしらぁ?
 オルキデア・ディ・カルミーニオ=ミズリーナよぉ。
このスットコ娘はちゃぁんともてなしているかしらぁ?
 この間は怖がらせちゃってごめんなさいねぇ。
 貴女が
>私でよければ是非あなたの愛する絵のモデルをさせて下さい。
そう言ってくれたからぁ、この娘連れて来たわよぉ♪」
「お腹空いた…。だけど、人狼メイドさん、すごくきれい…、描かせてほしい、これ最優先。」

グリッタちゃん先輩、どうぞそのままバルコニーにお出で下さいませ。
画家のお嬢様はいったんスイッチが入ればひたすら絵筆をとられていますから、流星群を堪能していただいていて大丈夫でございます。


335 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/01/08(Fri) 22:40
寒い日にオススメ食べ物って何かある?

336 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/01/08(Fri) 23:10
>>335

故郷におりましたときはお料理でしたらお肉を赤ワインで煮込んだ『ブラザート』、小ぶりのパスタをコンソメスープでいただく『トルテリーニ』が
わたくしのおすすめ。
スイーツでしたらイタリアンホワイトチョコレートの甘々さがたまらない『ホットジェラート』でしたわ。

日本にまいってからは定番のお鍋ですわ。
『おでん』や『鍋焼きうどん』とか土鍋の中で具材がひしめき合ってことこと煮えて湯気が立つ様を見るだけでぽかぽかしてまいりますでしょう?
スイーツの最近のマイブームは『ホットプリン』でございます。
玉子と牛乳が醸す優しい甘味に、柚ジャムや抹茶を加えたものなどはそれはもう絶品です。
それからお飲み物でしたらわたくしにとっての不動の一位は『甘酒』でございます。
お砂糖なしでお米と麹が作り出す自然な甘さを味わえるあの時の安らぎは…たとえようもございませんわ。

言葉にしていますと我慢が出来なくなりますわね。
『ホットプリン』と『甘酒』をお茶と一緒にご用意しました。
よろしければお付き合いくださいませ。


337 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/01/09(Sat) 07:51
>>333(アーチェロさん)

>それ、昔ガリレオ様がくださった望遠鏡の内の一台なんですけれど

え!?ガリレオさん?
教科書に出てくるような人に会ったことがあるなんてやっぱりアーチェロさんすご〜い!
でも、ガリレオさんのお話ってひどいよねっ!
「地動説」が正しくなっちゃうと自分たちに都合が悪いから、神様の名を出して死刑にするとか言ってガリレオさんを脅すなんてっ!(ぷんすか)

神様の名を出せば何でも許されるとか、神様に逆らった罰だとか、
神様は人間の都合のいい道具じゃないよっ!
神様の名を出して威張ってる人たちこそ、神様を馬鹿にしてるよっ!(ぷんぷん)
私だって、口だけ立派なこと言ってるのに本当はひどいことやってる人たちいっぱい見てきたもんっ!

あ、ごめんなさい、ついついムキになっちゃいました。

>でも、わたくしはグリッタちゃんにもぜひ和装をしていただきたいですわ。

え?いいんですか?私も着物着てみた〜い!
でもあんまり着たことないから、お手伝いしてもらえますか?
えへへ〜♪着物ちゃんと着れたらご主人様可愛いって言ってもらえるかな?(尻尾パタパタ)

じゃあ、後でよろしくお願いしますっ!

>>334(アーチェロさん)

>…そういえば、後輩メイドとして一緒に働かせていただいていた時、グリッタちゃんのお母様が彼女にお教えになったという言葉があったのでしたわ。

はい、私もそれなりに長生きしてきましたから色々と世の中の色々な人や色々な部分を見てきました。
戦火の時代は特にそうでしたけど…。
でも、そういう大変な時にこそ人の本当の強さや優しさって分かりますよね。

私を脱走兵になるのを覚悟で助けてくれた兵隊さんがいて…。
その人は「君は妹に似てる」って言ってくれて…。
そしてそんな私達を匿ってくれた教会の人たちがいて…。
そこでお世話になって色々と助け合って…。

綺麗なものも、綺麗じゃないものもいっぱい世の中にはあって、
生きていく中で全てをちゃんと見ていかないと何も分からない、一方的な見方だけじゃ駄目って
お母さんは教えてくれたんだと思います。

お姫様のアーチェロさんだって、きっと色々なことを経験してきたんですよね?
楽しいことも、嬉しいことも、辛いことも、心の底から怒りたくなることも…。
勿論、お姫様だからっておとぎ話みたいに毎日夢のような暮らしだなんて思ってないですよ。
お姫様と言われる人たちには、そういう立場の大変な部分がいっぱいありますから。

あ、ごめんなさい、ちょっと重くしちゃったかな?
でも、異種族同士だからついつい分かっちゃいますよね、そういうの。

338 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/01/09(Sat) 08:08
>>334

>あらあらまあまあ、メイド姿のグリッタちゃん、さすがでございます。
>一瞬にして皆様の注目を集めてしまいましたわ。

あ!あなたは確かお手紙を届けてくれたコウモリさん!
か・わ・い〜♪(きゃっきゃっ♪)
可愛い人間の姿でもすぐに分かりますよ。

改めて初めまして。人狼メイドのグリッタです。
その〜。良かったらちょっとお手伝いしてもいいかな?
メイド服着て、同じメイドさんが頑張ってるのをみてたらついつい私も頑張りたくなっちゃって…。(うずうず)
じゃあアーチェロさんの部活の人たちが、けも耳メイドのご奉仕大歓迎って言ってくれたから頑張っちゃいま〜す♪

>…いらっしゃいませ、お母様、画家のお嬢様、よく来てくださいました。

あ…。あの時の…。
は、は、は、初めましてっ!人狼メイドのグリッタですっ!
あの時は勝手な勘違いして、怖がって逃げちゃって申し訳ありませんでしたっ!(ぺこぺこ)
まさか、アーチェロさんのお母さんだったなんて…。
偶然って、本当に凄いです。
あの時のお詫びも兼ねて、今日は精一杯ご奉仕しますっ!

え?ご主人様、アーチェロさん、今日の私はお客さんでしょ、ですか?
ごめんなさい、メイド服着ちゃうとつい…。(汗)

>グリッタちゃん先輩、どうぞそのままバルコニーにお出で下さいませ。

は、はいっ!私でよければモデルをさせて下さいっ!
その…。ポーズとか取らなくていいんですか?
じゃあ、アーチェロさんのメイドさんたちと一緒に流星群を見せて下さい。










339 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/01/09(Sat) 09:39
宴もたけなわ、デザートのお時間ですね。
皆様、お餅の和風パフェをご用意致しました。
お好きな時に、召し上がって下さいませ。

>>330(グリッタちゃん)
>>333(アーチェロお嬢様)

>流石はイタリアのお姫様ですね。本格的なピザ窯があるなんて凄いです!

はい、「社交部」の方々やお客様をお招きした際に本格的なものを味わって頂いたくて、
お嬢様が特別に用意して下さったんです。
「星見台」と並ぶ、お屋敷の自慢の場所の一つですわ。
まだまだありますから、遠慮なく召し上がって下さいませ。

ちなみに「社交部」というのは、お嬢様の立ち上げた部活動です。
普段はなかなか知る事の無い紳士淑女の世界における作法、マナー、伝統などを
学ぶというのが基本的な内容です。
現在はマナーなどに関する資格、検定等もありますからそれらに関する学習も内容の一つだそうですよ。
私も及ばずながら、講師の真似事などをさせて頂いております。

>今は残念ながらご主人様のお家を離れちゃいましたけど…。

はい、千夜さんですね。
千夜さんは夢のために、新たな道に旅立たれたのでしたね…。
あのGMW、一緒にお仕事をさせて頂いた時の事は忘れてはおりません。
あの力強いシャウト(叫び)、何処か不器用で、でも本当は優しくて…。
そして一生懸命だった先輩のメイドさん…。
グリッタちゃんのことを、本当に可愛がっておられました。
お別れの時は、さぞや寂しい思いをされた事でしょう。
でもきっとグリッタちゃんの健気な姿を胸に、今も頑張っておられる筈です。
いつまでも、忘れないであげて下さいね。

>きゃ〜ん♪お約束ですけど、やっぱり耳とか尻尾とかもふもふされちゃう〜♪

やはりそう来ましたか。(汗)
とはいえ、あのようなスキンシップは女子高生のお約束ですね。(微笑)
グリッタちゃんも別段嫌がってはおりませんし、むしろ歓迎のご様子。
ならば、口を挟むのは野暮というものでしょう。

>よろしければ、観望会の後で袖を通していただけるようお着物をご用意いたしますわ。

ふふっ…。前回のドレスに引き続き、今度は和装…。
私もグリッタちゃんの和装、見てみたいですね。
お嬢様、大変良き提案をして下さいました。(笑)
では、候補を幾つか選んでおきましょう…。

>じゃ〜ん♪これがいつもの私、人狼メイドグリッタですっ♪
>(くるっと一回転)

うふふ、これもお約束。(微笑)
あのけも耳尻尾のもふもふの可愛らしさと天真爛漫さに加えて、
メイドとくれば男女問わず萌えない方はおられないでしょう。

お客様にそのような事はといつもなら言う所ですが、社交部の皆様がメイドのグリッタちゃんを
見たがっておられるのです。
ここは、優しく見守りましょう。(微笑)
頑張れ、グリッタちゃん♪


340 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/01/09(Sat) 10:07
>>334(アーチェロお嬢様)
>>337−338(グリッタちゃん)

…お嬢様にも、グリッタちゃんにも、たとえ妖(あやかし)と関わってきた経験こそあれ
平凡としか言えない日々を歩んできた私には計り知れない「歴史」があるのですね…。
お嬢様は常に「故郷でメイドさん達に傅かれてきた昼行燈小娘」と謙遜なさいますけど、
時代のうねりに人生を左右された事は一度や二度ではないでしょう。

ここは、「歴史」を知らぬ者には立ち入れぬ領域…。
今は、メイドとしての役割に専念しましょう。

>…いらっしゃいませ、お母様、画家のお嬢様、よく来てくださいました。

奥方様、ご機嫌麗しく…。
画家のお嬢様、ようこそお越し下さいました。
夕餉の支度も整っております。どうぞこちらへ…。

先輩(レイナさん)、私は新しいピザを焼いて参ります。
奥方様と画家のお嬢様のご案内をお願い致します。

(ピザを焼きながら)

奥方様とグリッタちゃんのご対面、私も楽しみにしておりました。
うふふ…。どのようなやり取りになるのかしら。
初対面の際少々誤解があったそうですが、それも解けてグリッタちゃんも
改めて奥方様の魅力の虜となられる事でしょう。(ちょっと腹黒い笑み)

あらあら…グリッタちゃんの勢いに今度は長女さんが…。
でも、これもまたお約束ですね。
グリッタちゃん、改めてご紹介させて頂きますわ。

こちらはアーチェロお嬢様にお仕えする私の先輩、そして見習いメイドの三姉妹さんです。
先輩は私と同じくお嬢様の身の回りのお世話と同時に、お嬢様のボディーガードを…。
長女さんは主にお屋敷の財政管理を…。
次女さんは主に外仕事を…。
三女さんは主に屋内のお仕事を担当されております。

この広い御屋敷でのお仕事に私が従事出来ているのも、先輩と三姉妹さんがおられてこそです。
日々助け合いながら、お嬢様とお屋敷のためにご奉仕させて頂いております。
同じメイドとして、今後とも宜しくお願い致します。

>「お腹空いた…。だけど、人狼メイドさん、すごくきれい…、描かせてほしい、これ最優先。」

画家のお嬢様、早速スイッチが入ったようですね。
ですが、今宵のバルコニーは随分と冷え込みます。
星空を見ながらも皆が寒い思いをなさらぬよう、お汁粉、ぜんざいをご用意しております。
手とお身体を温めながら、素敵な作品を描き上げて下さいませ。
近くのテーブルに、置かせて頂きますわ。
では、ごゆっくり…。
お代わりもこちらのブザーを押して頂ければすぐにご用意致します。

341 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/01/09(Sat) 20:18
>>335

これまでも幾つか紹介させて頂きましたが、本日はお汁粉とぜんざいをご用意させて頂きました。
今宵は流星群を見るにはうってつけの青天ですが、気温まではそうはいきませんものね。

ですから、皆様が寒い思いをなさらぬようこうして温かいものをご用意しております。
どうぞ、召し上がって下さいませ。

342 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/01/09(Sat) 22:17
>>337(グリッタちゃん先輩)

>教科書に出てくるような人に会ったことがあるなんてやっぱりアーチェロさんすご〜い!

あー、いえいえ、すごいのはガリレオ様であってわたくしは何もしていませんわ。
我が家の三番目のお兄様が学究肌でいらっしゃってガリレオ様に強い関心を持っていらしたのですが。
グリッタちゃんの仰った宗教裁判の話を聞いて、お父様を動かしてガリレオ様に援助させなさったのですよ。
『科学の発展はいずれ人々の世界観を揺るがし宗教による支配にひびをいれるでしょう。』
そう仰って。

>あ、ごめんなさい、ついついムキになっちゃいました。

いえいえ、そのお気持ちはわたくしも共感いたします。
神の名の下、己が正義の絶対を説いて憚らず意見を異にするものを居丈高に排除する…。
彼の者たちのやり方、わたくしも腹に据えかねることが何度あったことか。

ある時はわたくしと少しばかり接触したというそれだけの理由で無辜の民をあたかも悪に染まりし者の如く糾弾する、そんな聖職者を見て
少しばかり腰を抜かしていただいたこともありましたわ。
もっともその民を苦しめたのは不用意に接触したわたくしの咎でもありますゆえ、大きなことは申せませんが…。
詳しい話は下の日記に書いておりますが、長いのでむろん無理に読んでいただかなくてもよろしいですわ。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&st=720&to=720&nofirst=true

>え?いいんですか?私も着物着てみた〜い!
>でもあんまり着たことないから、お手伝いしてもらえますか?

はい、そう仰っていただけるとわたくしも嬉しゅうございます。
各種の柄をご用意いたしておりますのでお気にいられたものをお召しくださいませ。
ただセンスにおきましては柚葉さんが一等優れていらっしゃいます。
そして彼女がきっと良き候補を選んでくれると思いますわ。

>はい、私もそれなりに長生きしてきましたから色々と世の中の色々な人や色々な部分を見てきました。
>戦火の時代は特にそうでしたけど…。
>でも、そういう大変な時にこそ人の本当の強さや優しさって分かりますよね。

はい、仰るとおりでございます。
歴史の大きな奔流の中多くの民が戦乱の中本来あるべき命も絆も無慈悲に断ち切られる有様を何度見たことか。
その一方で戦乱の中己の大切な物を守るために覚悟を決めて散っていかれた方々、散り行く命の幾らかでも
救おうと最善を尽くした方々も大勢いらっしゃいましたわ…。

(すみません、続きます。)

343 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/01/09(Sat) 22:18
>>337(グリッタちゃん先輩)(続きでございます)

>私を脱走兵になるのを覚悟で助けてくれた兵隊さんがいて…。

グリッタちゃんは…自ら兵役についていたことがおありだったのですね。
そして貴女を助けてくださった方、匿ってくださった方が…。

(ふと気が付くとわたくしはグリッタちゃん先輩を抱きしめていました。)

ああっ、申し訳ございません。
先輩に対し感情の赴くまま抱きしめてしまいました。
ですが…、戦乱の中をかいくぐりよくぞ今まで生き永らえて、わたくしと出会い御縁を下さったそのことに、感情のうねりを抑えることができません。
本当に…よく無事でいてくださいました。
貴女をお助けしたその方々にも心からの感謝を申し上げます。

やはりグリッタちゃんのお母様のお言葉がいつも胸の内にあって、この世界の瞳を曇らせることなく美しいものも醜いものもありのままに見据える、
そんな強さを宿す導(しるべ)となってくださっているのですね…。

>お姫様のアーチェロさんだって、きっと色々なことを経験してきたんですよね?
>楽しいことも、嬉しいことも、辛いことも、心の底から怒りたくなることも…。

わたくしは貴族の娘として城館の中で皆に護られてまいりましたゆえグリッタちゃん先輩にはその経験において到底及びもつきませんが。
一のお兄様が人間との戦いに赴かれ散華なさった後、本当はいっとき
『かたき討ちをこの手で!』
などと気をはやらせたましたが、お兄様と恋仲であったメイド長が
『お兄様が命懸けて護ろうとした貴女様まで失うわけにはまいりません。』
と断固行く手を阻みました。
阻んでくれたがゆえにわたくしは怒りと憎しみの昏い炎に身を焦がさずに、『ただの小娘』のままでいることができております。
お母様のお言葉を糧にご自分を見失うことなく立ち続けられたグリッタちゃんに比べると恥ずかしい限りですわ。

わたくしの方こそ重い話になってしまいましたわね。
ですが、お相手がわたくしで良ければどうぞまたお話を聞かせてくださいませ。

(申し訳ございません。今宵はこれにて下がらせていただきます。)


344 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/01/10(Sun) 23:01
>>342
>>343(アーチェロさん)

>神の名の下、己が正義の絶対を説いて憚らず意見を異にするものを居丈高に排除する…。
>彼の者たちのやり方、わたくしも腹に据えかねることが何度あったことか。

私たち以上に、吸血鬼さんたちってそういう人たちに目の敵にされてきましたよね。
実際に人を襲う吸血鬼さんもいましたし、聖職者さんの中には本当に人間を守ろうと戦った人がいるのを知ってます。
でも、異種族だからってことで悪い存在だと決めつけるのはやっぱり違うと思うんです。

幸い、私は幸せな環境で育つことが出来ました。
お母さんは過去についてはあまり話そうとしなかったけど…。
やっぱりアーチェロさんみたいに謂れのない迫害を受けたこともあったんじゃないかな。
でもその中で、きっとお母さんを助けてくれた温かい人たちもいて…。
だからこそ、私にあの言葉を残してくれたんだと思います。

>(ふと気が付くとわたくしはグリッタちゃん先輩を抱きしめていました。)

(お母さんみたいな安らぎ…。しばらく、このままでいたいです…。)

はい、実際には戦うわけじゃなくて傷病者を手当てする役割だったんですが…。
傷ついた私を助けたい一心で、その兵隊さんは私を連れて…。
その人は、一緒にお世話になった教会で7年後に生涯を終えました。
決して長生きとは言えませんでしたけど、私を妹のように、そして恋人のように思ってくれてました。
思い出の品として、その人の認識票は今も持っています…。

アーチェロさんも、時代の中で大切な人を失った辛い過去があるんですね。
でも、誰かに愛されてるって分かるからこそそれを乗り越えられるんですよね。
今は私のことをご主人様が大切に思ってくれてるように、
アーチェロさんにとっては家族以外でそういう人は、やっぱり柚葉さんなんだろうな…。
何があっても、あの人とはずっとずっと一緒にいてあげて下さいね。

345 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/01/10(Sun) 23:32
>>338(グリッタちゃん先輩)

>あ!あなたは確かお手紙を届けてくれたコウモリさん!
>か・わ・い〜♪(きゃっきゃっ♪)

あらら〜、こういうときのグリッタちゃんの親愛の表現は見ているだけで心が和んでまいりますね。
ケモ耳と尻尾のパタパタ動く様がとってもラブリーですわ♪

グリッタちゃん先輩、その子は我が家のメイド見習い三姉妹の長女でございます。
先日はその娘を先輩のところにお送りしましたところ、たいそう歓待してくださりありがとうございました。
三姉妹はいずれも柚葉さんを師匠と仰いで日々メイドの道に精進しております。
そして長女ちゃんはグリッタちゃんのところにお邪魔して以来、貴女のことも見習うべき新たな師範と私淑しておりますわ。
ふふ…、憧れの師範に抱きしめられて長女ちゃん真っ赤になって…。
あらあら、グリッタちゃんの尻尾に同期するように、小さな翼を出してパタパタしているわ。

>その〜。良かったらちょっとお手伝いしてもいいかな?

あらあらあら…、長女ちゃんの目が輝き、『社交部』の皆さんからも「おおっ」と声が上がっています。
メイド道の模範を見せてもらえるというので一気に期待が膨らんだみたい。
なんということでしょう。
流星群観望会のはずがだんだん臨時メイド道講習会の様子を呈してきていません?

これはもしかして、グリッタちゃんの後輩メイドであるわたくしもメイド服に着替えるべきかしら?

「およしなさいよぉ。メイドがいるなら主人も必要でしょう?
 こういう場なんだから、貴女はパドローナ(女主人)としてしっかり仕えられる立場をわきまえなさいよねぇ。」

それはそうですけれど…。(そわそわが治まりません…。)

>は、は、は、初めましてっ!人狼メイドのグリッタですっ!
>あの時は勝手な勘違いして、怖がって逃げちゃって申し訳ありませんでしたっ!(ぺこぺこ)

「あららぁ、もう、かたい挨拶は良いからぁ。
 ご奉仕ぃ?それじゃあ、お言葉に甘えようかしらぁ。」

ああっ、もういきなり抱きしめて!

「良いじゃない。
 さっきの長女への抱擁見たでしょお?
 人狼族へのご挨拶は全身で以て積極アピールがいちばんよ。
 ねえぇ?うふふふ」

………。
…お母様、そろそろ解放して差し上げてくださいませんか?
メイドのお仕事の邪魔をしちゃいけませんでしょ?
ごめんなさい、グリッタちゃん先輩…。

>は、はいっ!私でよければモデルをさせて下さいっ!
>その…。ポーズとか取らなくていいんですか?

「星空を見上げる人狼さん…、すごく描きたい。
 だから思い切り流れ星を見上げて楽しんでいて欲しい。
 楽しんでいる人狼さんが大好き…。」

グリッタちゃん先輩、参りましょう。
画家のお嬢様がこう言ってらっしゃいます。
これはむしろ思い切り流星と星空を楽しんでくださった方が筆が進むかと存じますわ。

(その後、夢中で筆を走らせるお嬢様のお口に、グリッタちゃん先輩手作りのスイーツをタイミング良く挿し入れてエネルギー補給をして
さし上げるわたくしでした。)

(今宵はこれにて下がらせていただきます。)


346 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/01/11(Mon) 12:26
>>330(グリッタちゃん先輩)
>>339(柚葉さん)

>はい、「社交部」の方々やお客様をお招きした際に本格的なものを味わって頂いたくて、
>お嬢様が特別に用意して下さったんです。

イタリアの食文化を楽しんでいただけるのはやはり嬉しくなってしまいますわね。
文化交流の本の一端でも担えたのかな、と思うのは大げさかも知れませんが、皆様のピザを頬張られる姿がとても愛しゅうございます。

>ちなみに「社交部」というのは、お嬢様の立ち上げた部活動です。

柚葉さん、解説ありがとうございます。
そうでしたわ、まだ「社交部」についてグリッタちゃんにご説明しておりませんでした。
…母の申す通りもっと「パドローナ(女主人)」である自覚を持たなければ…。

それとこの「社交部」についてグリッタちゃんにも申しておきたいことが一つございます。
部活動として立ち上げたのはわたくしですが、提案をして下さったのはこちらにいらしたお客様であったことでございます。
ご近所のお客様がわたくしにそれができると − わたくし自身はたとえ未熟であったとしても − そう認めてくださったこと、
それがあったればこそわたくしは一歩を踏み出すことができました。
人の世のお客様の言葉からこんなに縁が結ばれたのを目の当たりにしていることに感慨を覚えずにはいられません。

>はい、千夜さんですね。
>千夜さんは夢のために、新たな道に旅立たれたのでしたね…。

エネルギッシュで一本気ながら、とても繊細で照れ屋でもいらっしゃった千夜先輩。
グリッタちゃんととても仲睦まじかった千夜先輩。
そしてわたくしにまた一つの灯(ともしび)となる言葉を聞かせてくれた千夜先輩でした。

>音楽に出会う前のアタシは、人間を傷つけることでなんとか生き延びてきた。
>吸血鬼のアタシにとって、人間は食糧でしかなかったんだ。
>でも、人間の音楽を初めて聴いたあの日から、アタシは変わった。
>聴けば、踊り出したくなるくらい楽しくて。人間の気持ちが少し分かった気がした。アタシのこと歌ってる気がした。
>――悔しいけど、アイツらに共感しちまったんだなァ、これが!
>人間という生き物がすごく愛おしくて、身近に感じる存在になっていったね。

音楽が吸血鬼と人間との壁を越える糧とされたというあの言葉を、今も彼女は音楽の道を進むことで形にしていらっしゃるのでしょう。
グリッタちゃんと共に人間のご主人様にご奉仕した時間はその実践の日々。
あの時があったからこそ再び音楽の世界へと大きく羽ばたかれたのではないかしら。
わたくしにとっても彼女の生き方はわたくしを励ます大きな希望ですわ。

>ふふっ…。前回のドレスに引き続き、今度は和装…。
>では、候補を幾つか選んでおきましょう…。

よろしくお願いいたしますね、柚葉さん。
檜扇、牡丹、菊に手毬に御所車…。
色も柄もいろいろ思い浮かびますけれど何をお召しになってもお似合いになる気がしますわ…。
それがケモ耳尻尾と一体だなんて、冬のさなかに小柄ながらの大輪の花が咲くようではありませんか…。


347 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/01/11(Mon) 18:21
>>337(グリッタちゃん先輩)
>>340(柚葉さん)

>ここは、「歴史」を知らぬ者には立ち入れぬ領域…。

確かにグリッタちゃんもわたくしも人間を超える長い時間を生きてまいりましたけれど。
柚葉さんのご一族の「歴史」もまたこの世界の人知れず支えてこられ、殊に柚葉さんのご母堂様は人と妖の境界に立ちその均衡を保つべく
尽力されてきた方でございましょう。
彼の方の尽力がもたらしてくださった平らかな世であればこそ、わたくしはこの国に平穏を見出すことができ、
彼の方が慈しみ育てられその「贄の血」を伝えられた方がわたくしの元に来てくださった。
羽藤家の血脈と慈愛の「歴史」がわたくしの居場所を作ってくださったと申しても良いでしょう。
日ノ本における羽藤家の「歴史」を未だ知らぬ新参者であるわたくしなれば、いずれまたご母堂様に教えを乞う日もあろうかと思いますわ。

>奥方様、ご機嫌麗しく…。
>画家のお嬢様、ようこそお越し下さいました。

「柚ちゃん、お疲れさま。
 まぁたこの娘が急に星空観望会とか言い出して、ごめんねぇ。
 ちゃんと休めてるぅ?
 ダメよお、ポンコツな主人には言うこと言ってあげないと。」

…申したくありませんが、お母様が突発的にお出でになるからよけい準備がたいへんになるのではないか、と。

「だったら、わたくしたちのことも最初っからしっかりスケジュールに組み込んでおきなさいよねぇ。」

スケジュールに組み込んでも、その枠をはみ出すことをなさるのですもの…。
その後ろにいらっしゃる方はどなた様でしょう?
人猫(ワーキャット)族の方のようですけれど?

「ああ、招待されていないけれど、なんだかすごく入りたそうで門前でモジモジしていたから声をかけてあげたのよぉ。
ご近所の娘でわたくしも仲良しなのよぉ。
入れてあげてくれない?
代わりと言っちゃなんだけど、わたくしがメイド服着て給仕してさしあげるけどぉ。
ねえ、『パドローナ(女主人)』様ぁ?」

入っていただいてけっこうございます。
それから、お母様のメイドは謹んでお断り申し上げます。

人猫(ワーキャット)族のお嬢様、いらっしゃいませ、歓迎いたしますわ。
え?
『お礼にメイド服で給仕させてほしい?』
と仰いますの?
まあ、メイド喫茶でお仕事を経験されたのですか?
あらあら、三女ちゃんったら耳ざとく寄ってきて人猫(ワーキャット)族のお嬢様の袖を引いていますわね。
では、貴女様さえよろしければメイド服をご用意させていただきますわ。

>こちらはアーチェロお嬢様にお仕えする私の先輩、そして見習いメイドの三姉妹さんです。

グリッタちゃんと三姉妹そろっての顔合わせですわね。
既に面識のある長女ちゃんはもちろん、グリッタちゃんの快活さやふんわり温かなご気性に次女ちゃんも三女ちゃんもすっかり見惚れて背中では翼がパタパタ…。
なんだかわたくしの計画など越えて種族を越えた楽しい一夜の宴がますます盛り上がってまいりますわね。
それではレイナさん、人猫(ワーキャット)族のメイドさんのご案内よろしくお願いしますね。

メイド人口が増えての宴たけなわ、皆様の楽しげな雰囲気も盛り上がってまいります。
画家のお嬢様も頬を紅潮させキャンバスに向かっていらっしゃいます。
流星群も今を盛りと流れて皆様それぞれ魅入っていらっしゃって。

これは皆様、夜明けまで観望会プラス社交部臨時活動が続きそうですわね…。


348 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/01/11(Mon) 18:26
訂正でございます。

>『お礼にメイド服で給仕させてほしい?』
→『お礼にメイド服で給仕させてほしい。』
でございます。

失礼いたしました。

(今宵はこれにて下がらせていただきます。)

349 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/01/11(Mon) 20:08
(すみません、下がらせていただくと申しましたが、お返事をつづけさせていただきます。)

>>344(グリッタちゃん先輩)

>私たち以上に、吸血鬼さんたちってそういう人たちに目の敵にされてきましたよね。
>実際に人を襲う吸血鬼さんもいましたし、聖職者さんの中には本当に人間を守ろうと戦った人がいるのを知ってます。
>でも、異種族だからってことで悪い存在だと決めつけるのはやっぱり違うと思うんです。

ありがとうございます。
そう仰っていただけることがどれだけ嬉しいことか…。
それもきっとグリッタちゃんがお母様の言葉を大事にされ、そしてご自身が苦難の時も心強くあられてご自身の信じることを貫かれた
からなのですよね。
その強さが培われたお優しさがまたこうしてわたくしを優しく包んでくださる。
グリッタちゃんにもお母様にも本当に感謝いたします…。

それに恥ずかしいことですが、かく申すわたくしも人間の方にご迷惑をおかけしたことがございます。
そちらで望遠鏡を見ていらっしゃるお嬢様、クラスメイトで『軽部』様と仰るのですけれど。
元々彼女、ホラーの類いがとても苦手で
いらっしゃるのです。
ですのに、ほら『軽部』と『カルミーニオ』って五十音順で近いでしょう?
クラスの日直とかでよくご一緒になることが多くて、ずい分お付き合いいただくことになって二人きりになってしまい怖がらせてしまいました…。
でも彼女は雨の日に傘を忘れたわたくし(流水が苦手なのですよ)に勇気を出して傘を差しかけてくださって…。
そんなきっかけを作ってくださって、怖いでしょうに少しずつわたくしとの距離を縮めてくださいました。

聖職者と言えば柚葉さんの想い人がまさに仰るとおり、魔族であるわたくしを偏見無く接してくださいました。
異種族であるだけでわたくしたちを憎む方もいれば、このように分け隔てなく向き合ってくださる方がいることに本当に励まされてまいりました。
粗忽で昼行燈なわたくしですが、こうしていただいたお優しさをどこかまた別のところでどなたかに返してまいりたいです…。

>はい、実際には戦うわけじゃなくて傷病者を手当てする役割だったんですが…。

戦場では人の心に恐怖と荒みをもたらされること、わたくしも目撃したことがございます。
その様な場所で戦わねばならない方にとって、グリッタちゃんの看護がどれほど支えとなったことでしょうか。
その傷病者だけではございません。
その方々が救われたことで、故郷で彼らを待つ家族や友人、恋人…多くの方の心が救われたことでしょう。
そのお優しさと屈さぬ心があったから、グリッタちゃんのことを護ろうと懸命になった方もいらっしゃったのですね…。
その方が教会で生涯を終えられたときどのようなお気持ちをなさっていたのか知る由もございませんが。
支え合える朋友がいてそして家族のように愛情を注げたことを喜びとして旅立たれたと信じたいです…。
その方の認識票はグリッタちゃんにとって本当に大切な宝なのでしょうね…。
最も苦しい時に良き出会いをなされたこと…グリッタちゃんのその来し方が、わたくし本当に嬉しゅうございます。

ありがとうございます、大切な大切な想い出をわたくしに教えてくださって…。
今のご主人様ともどうか末永くお幸せを分け合われることを心から祈らせてくださいませ。
わたくしもそのお心を折に触れて思い出しながら、柚葉さんとの大切な時間を重ねてまいります。
ずっとずっと彼女と一緒の時間を…。

(あらためまして。今宵はこれにて下がらせていただきます。)


350 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/01/12(Tue) 23:30
では改めて社交部の皆様、流星群の鑑賞再開と参りましょう。
温かいお汁粉、ぜんざいで身体と手を温めながら、ごゆっくりと…。
はい、すぐにお代わりもご用意致しますわ。

>>342-343(アーチェロお嬢様)
>>344(グリッタちゃん)

>ただセンスにおきましては柚葉さんが一等優れていらっしゃいます。
>そして彼女がきっと良き候補を選んでくれると思いますわ。

お嬢様のご評価、誠に恐れ入ります。
ならば、それに相応しいものを選ばなくては。
今暫くの間、お待ち下さいませ。

(お二人のお話を聞きながら)

時代の波に、懸命に抗いながら生きてきた他種族の知られざる歴史…。
でもお嬢様にもグリッタちゃんにも共通しているのは、「己を見失わない事」
その一点に尽きますね。
そしてその根幹を為すのが「誰かを愛する事、誰かに愛されていると知る事」なのでしょう。

>アーチェロさんにとっては家族以外でそういう人は、やっぱり柚葉さんなんだろうな…。
>何があっても、あの人とはずっとずっと一緒にいてあげて下さいね。

ありがとう。グリッタちゃん…。
昨年お会いした時もそうでしたが、お嬢様も私も改めて貴女の優しさ、強さに触れられた気がします。
互いの絆を深める事で、大切な方への思いが強くなって参ります。
そんな貴女のためにも、今宵はこのお屋敷のメイドとして最高の思い出をご用意致しますわ。





351 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/01/12(Tue) 23:52
>>347(アーチェロお嬢様)

>柚葉さんのご一族の「歴史」もまたこの世界の人知れず支えてこられ、殊に柚葉さんのご母堂様は人と妖の境界に立ちその均衡を保つべく
尽力されてきた方でございましょう。

そうですね。お嬢様のお陰で、改めて大切なものに気付いた気が致します。
確かにお嬢様、グリッタちゃんと私では歩んできた道の長さは大きな違いがあります。
だからこそ、私の一族は縁を糸として紡ぎ、その血を絆の証として歩んできた…。
そしてその先に、今は私がいるのですね。

お二人のお話を聞いていて、時代の重さというものを知らぬが故に多少気後れしていたようです。
でもお嬢様の御言葉によって、少しまた自信が持てました。
私達は、まだ始まったばかり…。すべてはこれからなのですね。

>…申したくありませんが、お母様が突発的にお出でになるからよけい準備がたいへんになるのではないか、と。

ご心配なく。(微笑)
奥方様と画家のお嬢様の来訪に関しまして先輩と共に織り込み済みです。
お食事の準備も、お屋敷で過ごす上でも準備は万端です。

…そちらの可愛らしいお客様の来訪までは予想しておりませんでしたが、
些末な事ですわ。
きちんと、歓迎させて頂きます。

そうでしたか。奥方様と画家のお嬢様の隣人の方なのですね。
お嬢様もですが、奥方様は奥方様で新たなコミュニティを形成しつつあるのですね。
今後、新たな交友の幅が広がるのを楽しみにしております。

>入っていただいてけっこうございます。
>それから、お母様のメイドは謹んでお断り申し上げます。

…この手の話題でツッコミを入れますと、流石に私でも後が怖いです。
ここは、口をつぐませて頂きましょう。(そそくさ)

>『お礼にメイド服で給仕させてほしい?』
>と仰いますの?

…流星群の鑑賞会と宴を楽しむだけでなく、これも奥方様の目的の一つかしら。(笑)
茶目っ気たっぷりの、奥方様らしい趣向ですね。
三姉妹さん、人狼のグリッタちゃん、そして奥方様のお連れした人猫のお嬢さん…。
今回もまた、百花繚乱ですね。(微笑)

ですがこの寒さです。
「腹が減っては戦は出来ぬ」と申しましょう。
まずは熱々のピザ、そしてデザートを召し上がって下さいませ。
お腹も満たされて元気が出てきましたら、存分に活躍して下さいね。(微笑)


352 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/01/13(Wed) 08:34
>>345

>三姉妹はいずれも柚葉さんを師匠と仰いで日々メイドの道に精進しております。
>そして長女ちゃんはグリッタちゃんのところにお邪魔して以来、貴女のことも見習うべき新たな師範と私淑しておりますわ。

えへへ〜♪柚葉さんみたいな素敵なお姉さんならまだしも、私のことまで師範だなんて…。
でも、これでもメイド歴100年以上ですからそこは自信をもたなきゃ、ですね。
コウモリさんはお空が飛べるから、やっぱり羨ましいなあ。
周りに住んでる人たちがビックリしちゃうから本来の姿でお使いに来てくれたんだと思うけど、
お空が飛べるのって、お使いも便利そうだし何だかかっこいいですね。

コウモリさんたちとは、いつかメイド喫茶で一緒にお仕事してみたいなあ。
きっと、とっても楽しくお仕事が出来ると思います。

>ああっ、もういきなり抱きしめて!

きゃっ?
うわあ…間近で見ると、本当に綺麗だなあ…。
アーチェロさんがお姫様だから、お母さんは正に女王様、ですね。
やっぱりこの人(私もアーチェロさんのお母さんも人じゃないけど)、凄い力の持ち主なんだ…。
ドラゴンでも、子犬を可愛がるように大人しくさせちゃうんだろうなあ…。

でもあの時は気後れしちゃったけど、本当はそういう人じゃなかったんですね。
こんなに皆さんと親しげに過ごせるところが、この方の本当の魅力なのかも…。

>人猫(ワーキャット)族のお嬢様、いらっしゃいませ、歓迎いたしますわ。

わ、可愛い♪
今日は、本当に素敵な出会いがいっぱいですっ♪
あなたは人猫(ワーキャット)だね。初めまして!私は人狼メイドのグリッタですっ♪
あはは、別に私が狼だからって怖がらなくていいよ。
あなたの種族とは、よく一緒にお仕事してたし。
私のことは、じゃれてくる子犬だと思ってくれたらいいよ。
それじゃ、一緒にがんばろっ!(にぱ♪)

あはは、楽しいっ♪
アーチェロさんのコウモリさん姉妹とこの人猫メイドさんでいつか一緒にメイド喫茶で
本当にお仕事してみたいなあ。
でもまとめ役は、柚葉さんかなあ。
頼れるお姉さんがいると、みんなの結束も強くなりますからね。



353 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/01/13(Wed) 17:22
>>346(アーチェロお嬢様)
>>352(グリッタちゃん)

お嬢様、グリッタちゃんと人猫のお嬢様がお召しになる着物の選別が終わりました。
それぞれ、この衣装は如何でしょう?
グリッタちゃんには橙色の生地に梅 松 藤 菊 菖蒲 桔梗 牡丹 笹 松 紅葉の花づくしを…。
人猫のお嬢様には、少し儚げながらも可愛らしい薄桃色の生地に手毬柄を…。

(宴が一段落し、お二人にお礼を申し上げます)

グリッタちゃん、そして人猫(ワーキャット)のお嬢様、本日は有難うございました。
本当はお客様としていらして下さったのに、ここでもメイドとして働いて下さって…。
このお屋敷の家人としては心苦しいのですけど、社交部の皆様の嬉しそうな表情を見ていると
どうにも遠慮する事が出来なくて…。

せめてものお礼に、お二人のために和装を用意致しました。
メイド服の次は、是非ともこちらに袖を通して下さいませ。
奥方様も、社交部の皆様もお二人の可愛らしいお姫様のお成りを心待ちにしておりますわ。

まずグリッタちゃんには、橙色の生地に梅 松 藤 菊 菖蒲 桔梗 牡丹 笹 松 紅葉等の花づくしの着物を…。
人猫のお嬢様には、薄桃色の生地に手毬柄の着物を…。

着付けに関してましては、私達がお手伝い致しますわ。
さあ、こちらへどうぞ…。

(この後和装に身を包んだお二人のお披露目が行われ、奥方様も画家のお嬢様も、
社交部の皆様も大いに感嘆しておられました。)

354 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/01/15(Fri) 07:47
>>350(柚葉さん)

ああ、澄み渡る冬の星空の下寒気を実感しながらいただく温かなお汁粉は格別でございます。
伊太利亜に居た時ならチョコラータ・カルダ(ホット・チョコレート)をいただいていたところですが、お汁粉をいただいていると
『ああ、わたくしは憧れの国で日本の皆様と同じ味を楽しんでいるんだ』
と実感いたしますわ。

>でもお嬢様にもグリッタちゃんにも共通しているのは、「己を見失わない事」
>その一点に尽きますね。
>そしてその根幹を為すのが「誰かを愛する事、誰かに愛されていると知る事」なのでしょう。

一緒にメイドをさせていただいていたとき、グリッタちゃんが仰っていましたわね。
ご家族にいっぱい幸せをいただいたこと。
真っ直ぐに一生懸命生きていかないと天国の家族に申し訳ないと思ってきたこと。
ご家族が教えてくれた幸せを誰かに伝えていかねばと心に誓い、それを為すためにメイドになったこと。
そのお話を伺った時も輝いて見えた彼女ですが。
今もああして皆様ときらめくように明るく交流しているお姿を見ていますと。
いつもご自身の中のご家族と向き合ってこられた彼女だからこその今の彼女なのだ、とあらためて感じますわ。

思えばわたくしも。
幼い頃人間から忌み嫌われていると知っていてなお懲りもせず人間との交流を求め続けられたのも、傷ついても城館では温かくわたくしを
慰め優しさにくるんでくれた家族や使用人たちがいてくれたから。
恥ずかしながら、出奔してきてから初めてそのことを実感できました。

あの優しさに応えるため、
そして今わたくしを支えてくださる柚葉さんのお心に対して恥じない自分であり続けるため、
わたくしは
>何があっても、あの人とはずっとずっと一緒にいてあげて下さいね。
あのグリッタちゃんの言葉を守り続け、
そしていただいた優しさをまたどなたかに返してまいりましょう。


355 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/01/16(Sat) 23:54
>>351(柚葉さん)

>確かにお嬢様、グリッタちゃんと私では歩んできた道の長さは大きな違いがあります。
>だからこそ、私の一族は縁を糸として紡ぎ、その血を絆の証として歩んできた…。
>そしてその先に、今は私がいるのですね。

人の世は後生の者へと想いを連綿と受け継いできましたこと、魔族の身には昔から驚くばかりでした。
ですが日本で柚葉さんと出会い『贄の血』を受け継いでこられたご母堂様や叔母上様の深い愛と絆を知るに及んで、ご一族がその血に
宿命づけられながらどんなに自身の想いを近親へと伝えようとしてきたか、そのために我が身を懸けて相手の幸せを護ろうと努めて
まいられたか、に心揺さぶられずにはおれませんでした。
それを思えば、長命の我が身の方がはたしてどれだけのことを積み重ねてこれたのか自信を無くしそうなのですけれど。
私たちがまだ始まったばかりなら、これから人間の貴女と歩むわたくしの道のりはこれまでよりずっと貴重な宝の時間に違いございませんわ。

>ご心配なく。(微笑)
>奥方様と画家のお嬢様の来訪に関しまして先輩と共に織り込み済みです。
>お食事の準備も、お屋敷で過ごす上でも準備は万端です。

なんと申しましょうか、最近わたくしより柚葉さんの方がずっとお母様とツーカーでいらっしゃるように思えてなりませんわ。
本当に助かりますけれど、今宵の流星群は明け方まで続くそうでございます。
夜のお仕事が負担になるようでしたら遠慮なく仰って下さい。
母がいつまでも起きているようでしたらわたくしが相手をいたしますゆえ。

>そうでしたか。奥方様と画家のお嬢様の隣人の方なのですね。
>お嬢様もですが、奥方様は奥方様で新たなコミュニティを形成しつつあるのですね。
>今後、新たな交友の幅が広がるのを楽しみにしております。

そう言われてしまうとそこはかとない不安が起こってまいります…。
最近はたまに夜更かしするだけのわたくしでさえフクロウさんやキツネさん、タヌキさんと交友があるくらいですから、普通に夜中
起きている母がこちらの動物さんや妖怪さんと
どれだけつき合いがあるものなのか…。

「いくらなんでも連れてきて柚ちゃんが困るような子をいきなり連れてきたりしないわよぉ。
 この間この町にこっそり這い入ろうとした蛇神娘も襟首引っ掴んで土地神様に引き渡したげたんだけどぉ、
わたくしに『一任する』ってことでぇ、今夜も大人しく皿洗いとかさせてるしぃ。」

…お母様が画家のお嬢様の身の回りのお世話とかできるのか?と思ったんですけれど。
はあ…、その娘さんに同情しますわ。

>…流星群の鑑賞会と宴を楽しむだけでなく、これも奥方様の目的の一つかしら。(笑)
茶目っ気たっぷりの、奥方様らしい趣向ですね。

「わたくしがメイドの何たるかを教えてあげてるから蛇神娘も家事が出来ているのよぉ。
そのうちあの娘もこちらでメイドやらせて柚ちゃんに認定証でももらおうかしらぁ。」

いくら柚葉さんがこの道のエキスパートだからって勝手に仕事を増やされては。
でも人猫(ワーキャット)族のお嬢様、メイド服を着ていっそう生き生きとしていらっしゃいますわね。
柚葉さんも楽しげに見つめてらっしゃるし、良いお客様をお連れいただきましたわ。

「ん…、良い焼き加減、味の配合も抜群ね。
 柚ちゃんはピザを焼いても一流よねぇ。
 料理長にも紹介したいくらいよぉ。」

ほんと…美味しいわ、寒空の下体の芯までぽかぽか温まるくらい。
確かに今回の出来はこれまでの柚葉さんのお手製の中でも最高かしら…。
一枚お土産にお持ちくださいませ。
そのお気の毒な蛇神娘さんへのお土産として。

(今宵はこれにて下がらせていただきます。)


356 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/01/17(Sun) 12:45
>>352(グリッタちゃん先輩)

>えへへ〜♪柚葉さんみたいな素敵なお姉さんならまだしも、私のことまで師範だなんて…。
>でも、これでもメイド歴100年以上ですからそこは自信をもたなきゃ、ですね。

そうですよ〜、継続は力じゃないですか。
そして亀の甲より狼の功、グリッタちゃん先輩がご主人様をどれだけ大切にもてなされていたか今でも思い出して、わたくしにとって
『師範』だったんだ、って思ってます。
グリッタちゃんの下で初めてメイドをやらせていただいて、メイドさんって本当にすごいんだな、って実感しました。
お城で何百年もメイドさんたちに仕えられていても、頭が能天気なわたくみんなの凄さと苦労に気付けなくていろいろ申し訳なかったな、
って思ってお礼を年賀状に書いて送りましたわ。

>コウモリさんはお空が飛べるから、やっぱり羨ましいなあ。
>周りに住んでる人たちがビックリしちゃうから本来の姿でお使いに来てくれたんだと思うけど、
>お空が飛べるのって、お使いも便利そうだし何だかかっこいいですね。

あらあら、三姉妹たちがほおを紅潮させて、手を取り合ってはしゃぎ合っていますわ。
みんな、敬愛する師範に感心されたらそうなりますよね。
でもわたくし、故郷の城館にいた時人狼のメイドさんに助けられましたのよ?
我が家では同族の他にもいろいろ事情をお持ちの他種族も使用人としていましたけれど。
蝙蝠の姿で調子に乗って遠くまで飛んでいって迷子になったわたくしを、人狼メイドさんが助けに来てくれました。
森の狼たちと力を合わせて。
一刻も早く連れて帰ろうと狼の姿になってわたくしを咥えて一目散に城館へ連れ帰ってくれた時どんなに安心したことでしょう。
わたくしこそ、人狼さんの俊足と嗅覚と慈愛の心にぞっこんでございました…。

>コウモリさんたちとは、いつかメイド喫茶で一緒にお仕事してみたいなあ。
>きっと、とっても楽しくお仕事が出来ると思います。

おおっ、これは…。
三姉妹ちゃん、よかったですわね…と聞いていませんわね。
先ほどに輪をかけておおはしゃぎ、翼を生やして飛び回っちゃってますよ〜。
これこれ、嬉しいのは分かりますが、お客様方の前ですのでほどほどに、ね?

>うわあ…間近で見ると、本当に綺麗だなあ…。
>アーチェロさんがお姫様だから、お母さんは正に女王様、ですね

『女王様』…、あまりに正鵠を得ている形容がなんだか複雑ですわ。
先ほどの蛇神娘さんのことといい、いつの間にかコネクションを作っておられるのですもの。
土地神様ともなんだか仲良しみたいだし…。
でも、母と仲良くしてくださってわたくしも一安心ですわ。

>ドラゴンでも、子犬を可愛がるように大人しくさせちゃうんだろうなあ…。

可愛がっているかどうかは存じませんが、以前話題に出たところによりますとお二方容易ならざるお友だちはいらっしゃるらしいですわ。
『カルマアビス様』、種族は『邪神竜』。
『千の仔孕む森の黒山羊』様、こちらは…人から時に神と呼ばれ時に悪魔と呼ばれる者だそうです。近々アニメでご登場されるそうですわ。

>あなたは人猫(ワーキャット)だね。初めまして!私は人狼メイドのグリッタですっ♪
>あはは、別に私が狼だからって怖がらなくていいよ。

グリッタちゃんって本当に誰とも見事に距離を詰めていかれますのね。
最初はおっかなびっくりだった人猫(ワーキャット)さんもすぐに警戒を解いてしまわれるし。
きっと長い間多くの種族と接してこられた時と同じ『真心』が人猫さんにも伝わるのでしょうね。
ああ、あの(にぱ♪)の笑顔の前にはどんな心の錠前も無力ではないかしら…。

>アーチェロさんのコウモリさん姉妹とこの人猫メイドさんでいつか一緒にメイド喫茶で
本当にお仕事してみたいなあ。
>でもまとめ役は、柚葉さんかなあ。

柚葉さんをご信頼してくださるとわたくしも嬉しいですわ。
グリッタちゃん先輩がそう仰って下さるなら、本当に柚葉さんとも相談してメイド喫茶でのお仕事を実現させたいですわね。
こうして、一つの出会いが新たな交流へと繋がっていくのが本当に嬉しゅうございます。
お家同士の隔てを越えて絆が結ばれていく、こんな素敵な場を持てたことが本当に幸せ…。


357 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/01/17(Sun) 13:06
>>353(柚葉さん)

>お嬢様、グリッタちゃんと人猫のお嬢様がお召しになる着物の選別が終わりました。
>それぞれ、この衣装は如何でしょう?
>グリッタちゃんには橙色の生地に梅 松 藤 菊 菖蒲 桔梗 牡丹 笹 松 紅葉の花づくしを…。
>人猫のお嬢様には、少し儚げながらも可愛らしい薄桃色の生地に手毬柄を…。

はああ…、もう溜息しか出てまいりません。
なんと見事な選択でしょうか。
グリッタちゃんのお着物は先ほどの(にぱ♪)の笑顔に相応しい見事な絢爛豪華、この場を一気に四季の彩りを一つにして花開かせるなんて、本当にお見事。
そして、人猫のお嬢様はほんのり春の訪れを感じさせる陽だまりの温かさ、そしてこの手毬柄の愛らしくも派手やかな色合いがとっても素敵で。

>着付けに関してましては、私達がお手伝い致しますわ。
>さあ、こちらへどうぞ…。

ああ、思った通り本当にお二人によくお似合い…。
グリッタちゃんの可憐さはメイド服をお召しでももちろんですが、やはり晴れ着を召された時は格別で、皆も目を瞠っていらっしゃいます。
あらあら、手毬柄を見たお嬢様、柄の中の手毬なのにそわそわしていらっしゃいます。
手毬と遊びたくて仕方が無いのですわね。
っと!まあ、手毬を投げてよこしたのは次女ちゃんかしら?
さっそく二人で手毬の妙技を競おうだなんて、やんちゃなんだから…。

(和装のお披露目で盛り上がり、流星群に感嘆し夜も更けていきます。)

柚葉さん、素晴らしい目利きでお着物を選んでくださって本当にありがとうございました。
普通の観望会では考えられない楽しく充実した一夜をわたくしと皆様に下さって。

さて…、皆様の中にもそろそろ瞼が重くなっていらっしゃる方もおられますわ。
よろしければご順に湯殿へ…もちろん皆様一緒に入っても大丈夫な広さがございます。
寝所も整えておりますので、そのままお休みになっても大丈夫ですよ。
最後まで流星群をご覧になりたい方はどうぞそのままでいらしてください。

(その後、東の空が白み始め観望会がお開きになるまで、わたくしは起きている方のお相手をお務めいたしました。)


358 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/01/17(Sun) 13:51
>>353(柚葉さん)
>>357(アーチェロさん)

>お嬢様、グリッタちゃんと人猫のお嬢様がお召しになる着物の選別が終わりました。
>グリッタちゃんのお着物は先ほどの(にぱ♪)の笑顔に相応しい見事な絢爛豪華、この場を一気に四季の彩りを一つにして花開かせるなんて、本当にお見事。
>そして、人猫のお嬢様はほんのり春の訪れを感じさせる陽だまりの温かさ、そしてこの手毬柄の愛らしくも派手やかな色合いがとっても素敵で。

あははっ♪やっぱりメイドさんとして皆さんに喜んでもらうのって楽しいっ♪
コウモリの姉妹さん、人猫(ワーキャット)メイドさん、本当に楽しいね。
はい、私と人猫メイドさんをアーチェロさんがお呼びですか?
分かりました。では一旦お仕事を切り上げて、失礼します。

(人猫メイドさんと一緒に、お召替え室に案内されました。)

アーチェロさん、柚葉さん、失礼します…。
わぁ♪素敵〜♪この着物を私達のために選んでくれたんですか?
去年のドレスもだけど、このお着物もすごく豪華で綺麗だなあ…。

私はこの橙色のお着物…。
柄になってる花の種類が、本当にいっぱいあるんですね。
着物の花の柄って、一種類だけじゃなくてこんなに沢山の花が使われてるものもあるんだなあ…。
何だか時代劇や大河ドラマに出てくる、お姫様のお着物みたいですね。
しかもこのお屋敷って、純和風ですし…。

夕方によく時代劇を流しながらお仕事をしてるんですけど、
私が和風のお屋敷でこんなに素敵なお着物を着られる日がくるなんて…。
アーチェロさん、本当にありがとうございますっ!

えへへ♪あなた(人猫メイドさん)のも似合ってるよ♪
猫さんだから手毬かあ…。
猫さんと手毬って昔からの可愛い組み合わせだよねっ!
それじゃ、お願いします。

(着替えた後、ご主人様と皆さんの前でお披露目です)

ご主人様、そしてお越しの皆さん、お待たせしました。
今日はアーチェロさんと柚葉さんに、こんなに素敵なお着物を着せて頂きました。
あはっ♪ご主人様、ちょっと赤くなってる♪
ご主人様の前で和装になるのって初めてじゃないかな?
可愛いって思ってもらえたなら、嬉しいですっ!

>っと!まあ、手毬を投げてよこしたのは次女ちゃんかしら?

あはは…。コウモリさんの次女さんって元気なんだね。
でも人猫メイドさんも最初の時の緊張もないみたいだし、
メイドさんのお仕事をしてからは本当に元気そう。
あ、でも着慣れない格好だから転ばないように気を付けてね?




359 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/01/17(Sun) 14:53
>>356(アーチェロさん)

>我が家では同族の他にもいろいろ事情をお持ちの他種族も使用人としていましたけれど。
>蝙蝠の姿で調子に乗って遠くまで飛んでいって迷子になったわたくしを、人狼メイドさんが助けに来てくれました。

高位の吸血鬼さんは、私たち狼を僕(しもべ)として従えているのは私も知ってます。
アーチェロさんの故郷では、私たち人狼もお仕えしていたんですね。
お母さんが今のヨーロッパのどの国で生まれたかは今となっては分からないけれど…。
もしかしたらアーチェロさんの一族とお母さんが出会っていたり、何らかの繋がりがあったかも知れないですね。
そして同じ日本で私たちが出会ったのだとしたら…。
何だか運命的ですね。

>これこれ、嬉しいのは分かりますが、お客様方の前ですのでほどほどに、ね?

あはっ♪そこまで喜んでもらえるなんて、嬉しいなっ♪
コウモリさんたちは将来的にアーチェロさんの専属メイドになると思いますけど、
例えば経験を積むために他のお家で実地研修するという話になったら、是非知らせて下さいね。
そうなったら是非、私のご主人様のところで一緒にお仕事してほしいなあ。

うちのご主人様は思いやりのあるご主人様だし、それでいてしっかりした人ですし
この人のために尽くしたいって思わせてくれる方なんですよ。

>可愛がっているかどうかは存じませんが、以前話題に出たところによりますとお二方容易ならざるお友だちはいらっしゃるらしいですわ。

わわ…。聞いたことがある有名なドラゴンさんだったり、調べてみたら途轍もない存在の方だったり…。
純血種の吸血鬼さんは魔族の中でも高貴な方だって聞いたことありますけど、
やっぱり途轍もない方なんだって実感します…。

でもやっぱり、アーチェロさんのお母さんなんだなって分かります。
立場とか種族とかそういうことよりも、誰とでも仲良くなれる、仲良くなりたいっていう気持ちが一番なんですね。
だからこそ、今回の人猫メイドさんを連れてきたり他のお客さんとも和気あいあいと楽しくいられるんですね。

>グリッタちゃん先輩がそう仰って下さるなら、本当に柚葉さんとも相談してメイド喫茶でのお仕事を実現させたいですわね。

本当のお店となると色々と難しいかもしれませんけど、例えば学園祭でボランティアとか地域のバザーとかなら出来るかも知れませんね。
私はともかく、柚葉さんもお仕事としてメイドさんをされてますから忙しくてボランティアは難しいかも知れませんが…。
でも実現出来たら、アニメの中のお話みたいに楽しそう…。

>(和装のお披露目で盛り上がり、流星群に感嘆し夜も更けていきます。)

アーチェロさん、柚葉さん、本日はこんなに素敵な会に私とご主人様を招待してくれてありがとうございました。
ご主人様も本当に楽しそうでしたし、今はこんなに満足そうなお顔で寝ちゃってますね。
あ、ご主人様のことは私に任せて下さい。
これでもそれなりに力持ちですから、お布団まで私がお運びしますっ。

この後はちょっとはしたないですけど、人猫メイドさんやコウモリさんたちとパジャマパーティかな?
人様のお家でちょっと失礼ですけど、素敵なお友達が出来てとっても嬉しくて…。
あ、その前にちゃんと後片付けしなきゃ。
え?折角お着物に着替えたんだからコウモリさんたちに後は任せてほしい?
…ありがとうございます。では、お言葉に甘えさせていただきます。

360 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/01/17(Sun) 17:43
>>358(グリッタちゃん先輩)

>私はこの橙色のお着物…。
>柄になってる花の種類が、本当にいっぱいあるんですね。

グリッタちゃんの満面の笑みは本当に気持ちが良いですから。
お着物の花々もいっそう満開になった気がいたしますわ。

>何だか時代劇や大河ドラマに出てくる、お姫様のお着物みたいですね。
>しかもこのお屋敷って、純和風ですし…。

グリッタちゃんは時代劇がお好きなのですね。
お姫様の役で出演されたらきっと画面の前の視聴者も釘付けですわ。
以前わたくしたちの家では京都の太秦映画村に行ったことがございます。
その時、柚葉さんの提案で時代劇の扮装で見学して回りましたわ。
あの時お姫様衣装のグリッタちゃんがご一緒であればと思うと、言っても詮無いことながら少し残念ですわね。

>ご主人様、そしてお越しの皆さん、お待たせしました。
>今日はアーチェロさんと柚葉さんに、こんなに素敵なお着物を着せて頂きました。
>あはっ♪ご主人様、ちょっと赤くなってる♪

皆様の感嘆の声が耳に心地よいです。
先輩の魅力を皆に知らしめる、そのお手伝いをできたことがとても嬉しくて。
あらあら、ご主人様もすっかり虜になっていらっしゃる?
ふふふっ、いつも一緒にいるメイドのグリッタちゃんがこんなにも魅力的だったなんて知っていらしたかしら?
どうかこれからも一つ屋根の下、その魅力にドキドキなさってくださいませ。

>あはは…。コウモリさんの次女さんって元気なんだね。
>でも人猫メイドさんも最初の時の緊張もないみたいだし、
>メイドさんのお仕事をしてからは本当に元気そう。

人猫さんってどちらかというと自由だけれど警戒心の強い性質の種族ではないかしら?
こんなにみんなと打ち解けているのはグリッタちゃんの(にぱ♪)が効いたのでしょうね、きっと。
グリッタちゃんが来てくださったお蔭でこんなに多種族が集まった集いがすっかり打ち解けたこと感謝でございます。

あ、みんなの様子を画家のお嬢様が描いていらっしゃる。
グリッタちゃんと人猫さんの和装姿を一心に。
どんな絵が出来上がるのか本当に楽しみです。
日本の画家と申しますとただ今のわたくしは『甲斐千鶴』様に大変注目していますけれど、きっとお嬢様の絵も同じく素敵なものに
仕上がるに違いございませんわ。


361 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/01/17(Sun) 17:45
>>359(グリッタちゃん先輩)

>高位の吸血鬼さんは、私たち狼を僕(しもべ)として従えているのは私も知ってます。
>アーチェロさんの故郷では、私たち人狼もお仕えしていたんですね。

ええっとお…、我が家は確かにかなり広域の魔族の秩序を調える役割を担っておりましたので、わたくしに仕えてくれる人狼の方もいましたけれど。
わたくしにとって彼女らは『優しいお姉さんたち』といった意識でしたわね。
それですっかり彼女たちに甘えて今申したように迷惑をかけてしまうことが多かったので。
僕(しもべ)と言われるとすごく恐縮してしまいます…。
『こんな不出来な主(あるじ)で本当にごめんなさい!』
と今になって謝りたい気分ですわ。
そしてグリッタちゃんとお会いした今となっては、もっと彼女らの来歴を聞いておけばよかった、と悔やむことしきりでございます。
我が家に仕えていたのだからいろいろ事情もあったでしょうにそれに無頓着だった自分が恥ずかしくて。
あの時いろいろ聞いていれば、グリッタちゃんのお母様の御係累のことも何か知ることができたかも知れないのに。
でも、こうしてグリッタちゃんに出会うことができたのは本当に運命だったのかも知れません。
もっと魔族について自覚的に学ぶよう運命を司るどなたかがわたくしを叱ってくださっているような気がいたしますわ。

>コウモリさんたちは将来的にアーチェロさんの専属メイドになると思いますけど、
>例えば経験を積むために他のお家で実地研修するという話になったら、是非知らせて下さいね。
>そうなったら是非、私のご主人様のところで一緒にお仕事してほしいなあ。

まあまあ、それは有難いお言葉ですわ。
今は柚葉さんが師匠でいらっしゃり彼女から学ぶことはまだまだとても多いはずですけれど。
あの子たちが望み、柚葉さんが許すなら、グリッタちゃんのところで学ぶことはきっと貴重な経験でしょう。

>うちのご主人様は思いやりのあるご主人様だし、それでいてしっかりした人ですし
>この人のために尽くしたいって思わせてくれる方なんですよ。

はい、わたくしも短い間でしたがご主人様にお仕えしてとてもお優しくて気さくな方で、とても心地良く働かせていただきました。
きっと三姉妹たちも良き縁を結んでくれることでしょう…。

>わわ…。聞いたことがある有名なドラゴンさんだったり、調べてみたら途轍もない存在の方だったり…。

ごめんなさい、グリッタちゃん。
分かりにくかったかもしれませんね。
お二人の詳細についてはそれぞれ書物に知らされておりますわ。
『カルマアビス』様は、「冒険に、ついてこないでお母さん! 〜 超過保護な最強ドラゴンに育てられた息子、母親同伴で
冒険者になる」、
『千の仔孕む森の黒山羊』様は、「姉なるもの」
でございます。

>でもやっぱり、アーチェロさんのお母さんなんだなって分かります。
>立場とか種族とかそういうことよりも、誰とでも仲良くなれる、仲良くなりたいっていう気持ちが一番なんですね。

わたくしと母って…似ているのでしょうか、やはり?
グリッタちゃんがそう仰って下さるなら素直にそう思うべき…なのかしら?

「グリッタちゃん、流石に分かってるわねぇ。
そ・う・よ、素直になんなさいよぉ。
 ほらあ、遠慮なく母の胸に飛び込んでいらっしゃぁい♪」

…何時でしたか抱きしめられた途端にうなじを咬まれたことがありましたけれど?

「いやあねぇ、あれは検血よぉ。娘の健康を気遣うのは母親として当然じゃなくてぇ?」

もういいですよ、昔のことですから。
ではグリッタちゃんのお話しに戻らせていただいても?

(すみません、つづきます。)

362 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/01/17(Sun) 17:47
>>359(グリッタちゃん先輩)(つづきです。)

>本当のお店となると色々と難しいかもしれませんけど、例えば学園祭でボランティアとか地域のバザーとかなら出来るかも知れませんね。
>私はともかく、柚葉さんもお仕事としてメイドさんをされてますから忙しくてボランティアは難しいかも知れませんが…。
>でも実現出来たら、アニメの中のお話みたいに楽しそう…。

わたくしは高校、柚葉さんは大学に通っていますから、いずれかの学園祭がその機会として良いかもしれませんね。
その上でお忙しい柚葉さんのご都合に合わせるのがよろしいかと。

「アニメの中のお話しみたい」…ええ、本当に。
わたくしの同族がソフィー様も「となりの吸血鬼さん」で
『おぉ文化祭!マンガとかアニメでよく見るやつだな!実在するのか!』
と色めき立っていらっしゃって(原作第16話、アニメ第9話ですわ)。
日常アニメなどでは定番で楽しいイベントですわね。

>アーチェロさん、柚葉さん、本日はこんなに素敵な会に私とご主人様を招待してくれてありがとうございました。
>ご主人様も本当に楽しそうでしたし、今はこんなに満足そうなお顔で寝ちゃってますね。

こちらこそ、お陰様で皆さんがとても盛り上がって楽しめる素敵なイベントにしていただいて、本当にありがとうございました。
お休み中のご主人様も、どうもありがとうございました…。
そうしてグリッタちゃんが甲斐甲斐しくお世話なさっている様子は本当に強い絆のお二人なんだな、と感じ入りますわ。

あらあらあら〜、それは素敵ですわね。
どうやら社交部の皆様もご近所の方々もお引き上げになるご様子。
それではホストのわたくしと家人とで後片付けをしてしまいましょう。
グリッタちゃん、人猫様、お母様、画家のお嬢様、お疲れさまでした。
パジャマパーティーで今宵最後の楽しいひと時をどうぞ…。


363 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/01/17(Sun) 20:30
>>362の訂正でございます。

最後から5行目の
「あらあらあら〜、それは素敵ですわね。」
の前に入るべきグリッタちゃんの

>この後はちょっとはしたないですけど、人猫メイドさんやコウモリさんたちとパジャマパーティかな?

が抜けておりました。
失礼いたしました。

364 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/01/17(Sun) 21:50
>>355(アーチェロお嬢様)

>夜のお仕事が負担になるようでしたら遠慮なく仰って下さい。
>母がいつまでも起きているようでしたらわたくしが相手をいたしますゆえ。

有難うございます。
その点につきましては、きちんと先輩(レイナさん)と相談しております。
私はそろそろ切り上げて、明日の早朝からのお仕事に備えさせて頂きます。
先輩は夜行性の体質を生かして夜遅くまでお仕事をして頂く代わりに、
早朝はゆっくりお休みして頂く事になっております。

では社交部の皆様のお見送りが終わり次第、奥方様から近況のお話などを
伺いたいと思います。

>いくらなんでも連れてきて柚ちゃんが困るような子をいきなり連れてきたりしないわよぉ。
>この間この町にこっそり這い入ろうとした蛇神娘も襟首引っ掴んで土地神様に引き渡したげたんだけどぉ、
>わたくしに『一任する』ってことでぇ、今夜も大人しく皿洗いとかさせてるしぃ。

…まさか、分霊(わけみたま)?もしや経観塚の主(ぬし)の…?
(思わず『朱珠』の入ったお守り袋を握り締めます)
主は封じられた後、下僕であったノゾミさんを操り封じを解くために
ノゾミさんの影を妹の『ミカゲ(御影)』として暗躍していた…。
経観塚から遠く離れた地で地元の私の家族に知られぬよう、『贄の血』を狙って…?

土地神様は元来、他所の土地から訪れる妖(あやかし)を邪険にする方ではありますまい。
奥方様に「一任された」という事はその可能性はありましょう…。
いずれにせよ、災厄の芽を摘んで頂いた事には大いに感謝せねばなりません。
奥方様、誠に有難うございます…。(三つ指をついて頭を下げます)

もしかしたら若杉の当主様より、土地神様にお話が来ているかもしれません。
後日、ご挨拶に伺います…。

それにしても、分霊とはいえ奥方様ならば手懐けてしまわれるのも大いに頷けます。
「井の中の蛙大海を知らず」と申しますが、此度の場合「丘の上の蛇(くちなわ)大龍を知らず」とでも申しましょうか…。
ですが奥方様の場合、それは力ずくで従わせるのとは意味合いが全く違うのでしょう。
「力」を超越した「魅力」が奥方様にはお有りなのですから…。

>一枚お土産にお持ちくださいませ。
>そのお気の毒な蛇神娘さんへのお土産として。

はい、ではお持ち帰り用の箱に一枚詰めておきます。
一度冷凍しておきますので、後日お忘れにならぬよう申しつけて下さいませ。


365 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/01/17(Sun) 22:14
>>358-359(グリッタちゃん)
>>360-362(アーチェロお嬢様)

今宵の宴の最後を彩る、グリッタちゃんと人猫メイドさんの和装…。
奥方様にも社交部の皆様にも、そしてグリッタちゃんのご主人様にも
ご満足頂けたようで何よりですわ。

>グリッタちゃんは時代劇がお好きなのですね。

そう聞くと、ついつい私の叔母を思い出してしまいますね。(微笑)
いえ、叔母の趣味とは別に私もお好きなのですけどね。
う〜ん、もしグリッタちゃんが出演されるのであれば…。

とある大名の姫君と容姿がよく似ているため、姫君を巡る陰謀を挫くために
本物の姫君と入れ替わって…。
最後は耳と尻尾を出して御老公一行やめ組の用心棒の方と一緒に大立ち回り、
などという展開になれば面白そうですね。(微笑)

>わたくしは高校、柚葉さんは大学に通っていますから、いずれかの学園祭がその機会として良いかもしれませんね。

まあ!それは楽しそうですね。
私自身はお時間の都合さえつけられたら、大歓迎ですよ。
そしてお嬢様は、地域の皆様とは季節を通じて公民館などで行われる
町内会主催の各種イベントで色々と交流がございます。
もしグリッタちゃんが来て下さり、イベントの一環を担って頂けるのであれば
本当に頼もしいですわ。
いずれまた、機会を見つけて是非ともお願いしたいですね。

>グリッタちゃん、人猫様、お母様、画家のお嬢様、お疲れさまでした。
>パジャマパーティーで今宵最後の楽しいひと時をどうぞ…。

皆様、湯殿の準備が出来ております。
順に入られるのもご一緒されるのも自由でございますので、
どうぞ思い思いにお身体を温めて下さいませ。

ではお嬢様、私達は最後に参りましょう。
グリッタちゃんは三姉妹さん、人猫メイドさんとご一緒されるでしょうね。
それから、お嬢様と奥方様のお背中は私が御流しします。
その後は床に就くまでの間、お茶を飲みながらゆっくりとお話を伺いたいですわ。


366 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/01/22(Fri) 22:51
>>364(柚葉さん)

>私はそろそろ切り上げて、明日の早朝からのお仕事に備えさせて頂きます。
>先輩は夜行性の体質を生かして夜遅くまでお仕事をして頂く代わりに、
>早朝はゆっくりお休みして頂く事になっております。

はい、大勢のお客様のおもてなしで疲労が溜まっているのではないかと心配でございます。
明日もお疲れのようでしたら遠慮なく仰って下さいね。
レイナさんも明日はゆっくり休んでいただきましょう。
そうそう、お二人には薔薇のエッセンスの入ったローズキャンディをお渡ししておきますね。
リラックス効果と美肌効果がありますから、お仕事後に少しはお役に立てるかと思いますわ。

>…まさか、分霊(わけみたま)?もしや経観塚の主(ぬし)の…?
>経観塚から遠く離れた地で地元の私の家族に知られぬよう、『贄の血』を狙って…?

なんですって!?
ご母堂様の目を盗んで柚葉さんを狙ってだなんて。
本当なら容易ならぬ事態ですわ…。

「ちょっとちょっとぉ、眼ぇ爛々とさせてお客様怖がらせちゃダメよぉ?
 柚ちゃん絡みだとネジが吹っ飛ぶの、なんとかしなさいよねぇ。どうどう。」

>奥方様、誠に有難うございます…。(三つ指をついて頭を下げます)

「ああ、大したことないない。
あの小娘は、ちゃあんと躾けとくから心配しないでぇ。
ほら、我が娘よ、柚ちゃんの方がずっと落ち着いているじゃない。
 この子を護りたいならもう少し冷静になさいよぉ。
 カルミーニオ家はいろんな魔族と渡り合ってかつての仇敵と手を取り合ったことだってあるの知ってるでしょぉ?」

…失礼いたしました。
そういえばノゾミ様もわたくしにずい分友好的でいらしたわ。
「私は桂と桂奈の血を…貴女は柚葉の血を他の鬼には渡すんじゃないわよ。」
と仰って、わたくしが柚葉さんのお傍にいることを認めてくださって。」
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=478946904&st=458&to=458&nofirst=true

その新たな分霊さんもああなってくれるとよいのですが。

>もしかしたら若杉の当主様より、土地神様にお話が来ているかもしれません。
>後日、ご挨拶に伺います…。

かのご当主様でしたらいろいろご相談に乗っていただけそうですね。
その娘さんにお考えを改めてもらえる良い知恵もいただいたり、その後の身の振り方を考えていただいたり…。

>それにしても、分霊とはいえ奥方様ならば手懐けてしまわれるのも大いに頷けます。

「うふふふ…、だってぇ、女の子だもの、手元において可愛がりたいじゃなぁい。
たとえ分霊だろうが、この手にあれば育て甲斐があるってものよぉ。
その『主』クンが文句言うようなら…。」

お母様、その口角を上げる笑い方はそれこそお客様の前で見せないでくださいませ。
柚葉さんのご母堂様のご領分に手出しは絶対になりませんよ?

「分かってるわよお。
 若杉の当主殿にはあんたの件で世話になってるしね。
 柚明さんにもいずれ話は行くだろうしそれまでじぃっくり可愛がるだけだからぁ。
 できたら画家のお嬢ちゃんの専属メイドとして採用したいかなぁ。」

>はい、ではお持ち帰り用の箱に一枚詰めておきます。
>一度冷凍しておきますので、後日お忘れにならぬよう申しつけて下さいませ。

「ありがとう〜♪
これ一枚あれば柚ちゃんに手ぇだそうなんて思わなくなるんじゃないかしらぁ。
胃袋掴まれて陥落よねぇ、きっと。
主クンの遠祖は『やしおりの酒』とやらで酔い潰れて討ち取られたそうだけど。
柚ちゃんのお料理は平和的に事を納めてみんなニコニコだもの。
今日もご馳走様、感謝していてよぉ。」

(不穏な話を聞いてちょっとひやひやしたわたくしですが、どうやら今宵も穏便に終わりそうでホッといたしたわたくしです。)


367 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/01/22(Fri) 22:52
>>365(柚葉さん)

>そう聞くと、ついつい私の叔母を思い出してしまいますね。(微笑)
>いえ、叔母の趣味とは別に私もお好きなのですけどね。

さすがにグリッタちゃんに経観塚へご足労願うというのは難しいかもしれませんけれど。
柚葉さんと叔母上様とグリッタちゃん、時代劇の話で盛り上がる女子会というのも楽しそうですわね。

>とある大名の姫君と容姿がよく似ているため、姫君を巡る陰謀を挫くために
>本物の姫君と入れ替わって…。

時代劇でレギュラーメンバーのそっくりさんが出てくる、というのも一つの定番でしょうか。
わたくしはあまり存じ上げないのですが、水戸のご老公のドラマでは黄門様や従者の方のそっくりさんが出てきて騒動が起こる話がたくさんあるとか。
グリッタちゃんが一人二役で活躍だなんて想像したらとても華やかで楽しいエピソードになりそう。
そしてクライマックスではyoutubeにアップされている『水戸黄門 殺陣のテーマ』『同 殺陣のテーマ2』のBGMに乗っての大立ち回り。
わたくしがプロデューサーでしたら絶対に実現させたいですわ。

(メイド喫茶のお話しで盛り上がります)
>まあ!それは楽しそうですね。
>私自身はお時間の都合さえつけられたら、大歓迎ですよ。

文化祭や地域のイベント…、また時間を見つけて柚葉さんとグリッタちゃんのメイド道の神髄を皆様方に見ていただけるなんて
最高ですわ。
でもわたくしも置いていかれないよう研鑽を積まなければ。
お二人ともとてもお忙しい御身ゆえ時機を選ばなければなりませんけれど、その日が楽しみでございます。

>ではお嬢様、私達は最後に参りましょう。
>それから、お嬢様と奥方様のお背中は私が御流しします。

「もう、柚ちゃんたら〜。
 最後までお仕事熱心なんだからぁ。
 貴女ちゃんと休めてる?
 宴の後だもの、疲れてるだろうに背中ぐらいうちの娘に流させれば良いのよぉ。」

その点は同感ではあるのですが、柚葉さんは矜持にかけてお仕事を最後までなされるのでしょうね…。
でも、今夜ばかりはわたくしにも貴女のお背中流させてくださいな。
本当に今宵はお疲れ様でしょうから。
また忘れられない思い出を下さった感謝を込めてお背中綺麗にしてさし上げたいですわ…。


368 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/01/24(Sun) 20:32
>>362(アーチェロさん)
>>365(柚葉さん)

>グリッタちゃん、人猫様、お母様、画家のお嬢様、お疲れさまでした。
>パジャマパーティーで今宵最後の楽しいひと時をどうぞ…。
>皆様、湯殿の準備が出来ております。

その…よろしかったら、コウモリの姉妹さんや人猫さんとお風呂、ご一緒してもいいですか?
わぁ!ありがとうございます!
それじゃ一緒に、お背中の流し合いですね。
他種族の方とこういう風にご一緒するのって久しぶりです。
でも、はしゃぎ過ぎないようにしなきゃ。

わぁ♪広いお風呂〜!
これだけ立派なお風呂があるなら、アーチェロさんのお屋敷って旅館も出来そうですね。
それじゃ一人ずつ、綺麗にしてあげますね。
私、こういうの慣れてますからリラックスして下さいねっ♪

(お風呂を存分に楽しんだ後、パジャマパーティでお喋りを楽しんでぐっすり眠りました。)

−翌朝、ご主人様と一緒にご挨拶です−

アーチェロさん、アーチェロさんのお母さん、柚葉さん、そしてお屋敷の皆さん、
今回は本当にお世話になりました。
お泊りまでさせて頂いて随分とご迷惑をおかけしちゃいましたけど…。

昨年のGMWから再会が叶って、今度はこんなに素敵な会に招待して頂いて…。
素敵な思い出を沢山ありがとうございましたっ!

また私は、ご主人様のところで一生懸命メイドとして頑張ります。
柚葉さんも、コウモリさんたちも、アーチェロさんのために頑張って下さいね。
また、お会いできる日を楽しみにしています。
本当に、お世話になりましたっ!(深々とお辞儀)










369 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/01/25(Mon) 11:35
>>366-367(アーチェロお嬢様)

>そうそう、お二人には薔薇のエッセンスの入ったローズキャンディをお渡ししておきますね。
>リラックス効果と美肌効果がありますから、お仕事後に少しはお役に立てるかと思いますわ。

有難うございます。では、お風呂上りに頂きます。
薔薇のエッセンス…。以前にも、お嬢様から頂きましたね。
夢見心地の素敵な記憶と共に…。(微笑)

(後ろでは奥方様が、意味深な笑顔を浮かべていらっしゃいました。)

>ああ、大したことないない。
>あの小娘は、ちゃあんと躾けとくから心配しないでぇ。

その蛇神娘さんに関する真相は、あくまでも私の推測の域を出ませんが…。
奥方様の元であれば、ご安心です。
お嬢様も居て下さいますし、もしお会いする機会があれば邪険には致しません。
いずれまた、機会があれば宜しくお願い致します。

>(不穏な話を聞いてちょっとひやひやしたわたくしですが、どうやら今宵も穏便に終わりそうでホッといたしたわたくしです。)

同感ですね、お嬢様…。
でも、様々な出会いと山あり谷ありの経過を経て紡がれる絆もありましょう。
鬼斬り役であった叔母のお母さんと、サクヤさんのように…。
出来る事なら、穏便な形が一番望ましいですが。

>時代劇でレギュラーメンバーのそっくりさんが出てくる、というのも一つの定番でしょうか。

かの御老公の場合、二代目の方が初代の偽物役を、そして三代目の方が二代目の偽物を演じられたそうですね。
再放送では、風車がトレードマークの方やコメディリリーフの方のそっくりさんの登場も見た事があります。
なかなかに、面白い展開でした。

以前このお屋敷で演劇の練習をしてみたいというお話もありましたが、
想像してみるとやはり色々と楽しそうですね。(笑)
ふう…。宴の後にこうして落ち着いた時間を過ごすのも、やはり良いものですね。
お嬢様、奥方様、お茶のお代わりをどうぞ…。

>また忘れられない思い出を下さった感謝を込めてお背中綺麗にしてさし上げたいですわ…。

有難うございます。それでは、御言葉に甘えさせて頂きますわ。
それにしても…。うふふ…。(微笑)
グリッタちゃんと人猫さん、そして三姉妹さん、楽しそうにしていらっしゃるようですね。
よくよく考えると、狼、猫、蝙蝠…。
さながらお嬢様もお好きな「フレンズ」のようですね。(微笑)
それに全員がメイドとくれば、萌えない方はきっとおられないでしょう。
最後の思い出作りのご様子、温かく見守りましょう。

(グリッタちゃんへのご挨拶は、お嬢様の後とさせて頂きます。
今暫くの間、お待ち下さいませ。)

370 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/01/27(Wed) 20:27
>>368(グリッタちゃん先輩)

>その…よろしかったら、コウモリの姉妹さんや人猫さんとお風呂、ご一緒してもいいですか?

はい、もちろんでございます。
と申しますか、グリッタちゃんが皆さんとわいわい楽しくしていらっしゃるところは、わたくしにとって、それはもう『心のご馳走』と
申しましょうか。
見ていて心躍り自然に我が身が充たされてまいると申しましょうか。
三姉妹もきっと同じ思いで目がキラキラしていますでしょう?
わたくしはまだ柚葉さんと後片付けがございますから、どうか三姉妹や人猫さんと思い切り楽しんでいただけたらと存じます。
三姉妹がホカホカ温まり心もポカポカになりましょうから、後であの子たちの笑顔も堪能させていただきますわ。

(グリッタちゃん先輩が三姉妹や人猫さんと湯殿に向かうのを見送ります。)

…さて、少し聴覚を研ぎ澄ましてみましょう。
あらあら…、お風呂で皆さんがはしゃぐ声が聞こえてまいります。
グリッタちゃん、皆さんを綺麗にしていらっしゃるのですわね。
お客様ですのにさすが先輩、皆さんのお世話をする声もとっても弾んでいらっしゃいます

…よかったですわ。
グリッタちゃんをおもてなししたい、と思ったのがそもそもこの観望会を催すきっかけでしたからね。
今こうして楽しまれていく声を聴くことができて、その目的も達せられたでしょうか…。

(ちょっとお行儀が悪いですが、わたくしはその後もグリッタちゃんたちのお声を聴きながら心ときめかせて柚葉さんと一緒に後片付けに
いそしみました。)

>アーチェロさん、アーチェロさんのお母さん、柚葉さん、そしてお屋敷の皆さん、
>今回は本当にお世話になりました。
>お泊りまでさせて頂いて随分とご迷惑をおかけしちゃいましたけど…。

お名残り惜しいですが、一夜の宴も夜が明けグリッタちゃん先輩をもう見送らなければなりません。
ご主人様、グリッタちゃん、この度はご足労をいただき本当にありがとうございました。
わたくしの招きに応えていただいた上、皆様が楽しめるようお心遣いをいただいて誠に楽しい夜を過ごさせていただきました。
ご迷惑だなんて、とんでもございません。
わたくしこそホストとしてまことに不調法でありましたこと、お許しくださいませ。

>素敵な思い出を沢山ありがとうございましたっ!

こちらこそ忘れられない楽しい思い出の数々、本当にありがとうございました。

「これも思い出になるといいな…。」

まあ、画家のお嬢様、もう絵が完成したのですか?
え?大きなキャンバスにみんなを描いた大作はこれから仕上げですか。
そしてこちらは…望遠鏡を見ているグリッタちゃんと彼女のご主人様の絵ですのね。
なんて仲睦まじい温かな絵でございましょう。
星空を見上げて親し気に身を寄せ合う情景にため息が出てまいります。
ありがとうございます、お嬢様。
このサイズでしたら、グリッタちゃんにお持ちいただいても負担にならないかしら?

>また私は、ご主人様のところで一生懸命メイドとして頑張ります。
>柚葉さんも、コウモリさんたちも、アーチェロさんのために頑張って下さいね。

グリッタちゃんのお優しさと頑張り、ご主人様がいつもグリッタちゃんを慈しみ大事にされているから。
お二人の気持ちが通じ合っているからこそ、この絵のように仲睦まじくいらっしゃるのですよね。
わたくしも、柚葉さんや三姉妹たちから認めてもらえるような『主』でなければならない、と教えられましたわ。

グリッタちゃん、ご主人様、これからもお元気で日々をお過ごしくださいますよう祈っております。
また、いつかお会いできるその日を楽しみに、名残は尽きませんがこれにて本日はごきげんよう。
お世話になりました、さようなら…。

(心からの感謝を込めてわたくしもお辞儀をいたしました。)


371 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/01/27(Wed) 20:32
>>369(柚葉さん)

>薔薇のエッセンス…。以前にも、お嬢様から頂きましたね。
>夢見心地の素敵な記憶と共に…。(微笑)

ああ、思い出すとこの身が火照る思いがいたします。
柚葉さんが喜んでくださるたびにわたくしの中の想い出はあらためて輝く想いがいたします。

…お母様、ニマニマしていらっしゃいますが、その手のひらの魔水晶はなんでございますか?

「ちょっとした記念撮影よぉ。
 人間のスマホもけっこうだけれど、これの方が映し絵が立体視できて臨場感あるのよねぇ。
 …柚明さんにも一個送ってさしあげようかしらぁ?
 この光景を実況で見てもらえら、きっとよろこ…」

恥ずかしすぎますから!
おやめくださいませ!

>お嬢様も居て下さいますし、もしお会いする機会があれば邪険には致しません。
>いずれまた、機会があれば宜しくお願い致します。

…。
あらあらあら〜、柚ちゃんアレに会ってくれるのぉ?
はあ、ウチの娘も信頼されたもんだわ…。
じゃあ、そのうちしつけが行き届いたら知らせるわ。
その前にそのうちピザを食べた感想を知らせてあげるわねぇ。

「きっとお腹空いてる…。
 早く食べさせてあげたい…。」

>でも、様々な出会いと山あり谷ありの経過を経て紡がれる絆もありましょう。

…先ほど柚葉さんがその娘さんに会う、と仰った時、ほんの一瞬ですがお母様が驚きの空気をまとわれました。
母も柚葉さんのお心の強さに目を瞠る思いだったのでしょう。
その曇りなきお心映えにわたくしは何度も救われてまいりました。
吸血鬼のわたくしのところにただお一人で穏やかな笑顔のまま来てくださった、そのお心に…。

その娘さんとの顔合わせが良きものになるよう、わたくしもお傍で最善を尽くす覚悟でございます。

>かの御老公の場合、二代目の方が初代の偽物役を、そして三代目の方が二代目の偽物を演じられたそうですね。
さすがは柚葉さん、お詳しいのですわね。
そうやって代替わりしつつ世直しの旅を続けて日本中の視聴者の心を楽しませる不朽のシリーズが紡がれていったのですね。

>以前このお屋敷で演劇の練習をしてみたいというお話もありましたが、
>想像してみるとやはり色々と楽しそうですね。(笑)

演劇部の高橋部長様も先ほどのグリッタちゃん主演時代劇の話にちょっと食指が動いていたご様子でしたが。
また公民館での子どもたちの公演の練習に使っていただけると嬉しいですわ。
わたくしは裏方に徹したいですけれど…。

「ふふふ…、あのドラゴ・バンビーノも自分が数百年後日本中の人気者だなんて知ったら驚くだろうな。」

ドラゴ・バンビーノ?

「『子龍』の直訳よ。アザナってやつかしら?誰のことかわかるわよねぇ?」

…分かる気がしますが、今は時代劇の話限定でいさせてください。
話がややこしくなりそうですから。

>有難うございます。それでは、御言葉に甘えさせて頂きますわ。

ああ…、そのお答えが聞けて本当にホッといたしました。
どんなにお仕事に慣れていらっしゃっても、これだけのおもてなしをしていただいて、お疲れが心配で…。
その絹のお肌、しっかり丁寧に、大事に大事に清めさせていただきますわ…。

>よくよく考えると、狼、猫、蝙蝠…。
>さながらお嬢様もお好きな「フレンズ」のようですね。(微笑)
>それに全員がメイドとくれば、萌えない方はきっとおられないでしょう。

はい、これほど愛らしいモフモフの「フレンズ」でメイドだなんて、どれほど多くの人の垂涎の光景でしょう。
「ジャパリパーク」と「シートン学園」、どちらもあったかお風呂で和むシーンがありましたけれど。
あれを彷彿させる素晴らしい光景が我が家のお風呂で繰り広げられるだなんて、素晴らしいですわ!
いつもお忙しいグリッタちゃんのこと、今宵はしっかり命のお洗濯をしていただきましょう。
その後のパジャマパーティーが思い切り楽しめるように、心休まるハーブティーなどご用意いたしましょうか…。

(そして皆様方がお風呂を上がられ、わたくしたちの後片付けも終わりました。)

お疲れさまでした、柚葉さん。
本当に今日はありがとうございました。
それではお風呂に参りましょう。
お嬢様、お母様もお待たせいたしました、
どうかゆるりとおくつろぎ温まってくださいませ。


372 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/01/28(Thu) 21:29
(すみません、これで最後にさせて頂きます。)

>>370(アーチェロさん)

>そしてこちらは…望遠鏡を見ているグリッタちゃんと彼女のご主人様の絵ですのね。
>なんて仲睦まじい温かな絵でございましょう。

わぁ…素敵な絵…。
でもこんなに綺麗な絵を、あの時間だけで描いちゃったんですか?
アーチェロさんのお母さんが連れてきてくれた画家のお姉さん、すごい…。

何ていったらいいのかな…流石はアーチェロさんのお母さんが連れてきた人ですね。
この絵、貰っちゃっていいんですか?
ありがとうございますっ!この絵、ご主人様と私の宝物にしますっ!

ご主人様のお家に帰ったら、額縁に入れて飾りますね。
えへへ…♪ご主人様との思い出の宝物です…♪(尻尾がパタパタ)

>グリッタちゃんのお優しさと頑張り、ご主人様がいつもグリッタちゃんを慈しみ大事にされているから。
>お二人の気持ちが通じ合っているからこそ、この絵のように仲睦まじくいらっしゃるのですよね。

そう言ってもらえると、ご主人様も喜んでくれます。
この絵の中の私たちのように、ずっと一緒に幸せでいるために頑張ります。

大切な人が側にいてくれるから…。
大切な方が喜んでくれるから…。
何よりお互いを大切に思ってるから…。
だからこそ、メイドとして頑張れるんですよね。

そしてご主人様もアーチェロさんも、私たちの気持ちをよく分かってくれてるから
笑顔と優しい労いの言葉をかけてくれる…。

これでまた暫くの間お別れになっちゃいますけど、私たちの気持ちはずっと同じですね。
これからもお互いの場所で、素敵な思い出をたくさん作っていきましょう。
本当に、お世話になりましたっ!

373 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/01/29(Fri) 18:07
>>368
>>372(グリッタちゃん)

グリッタちゃん、ご主人様、今回はお忙しい中わざわざお越し頂き、有難うございました。
私とお嬢様は、昨年と同じグリッタちゃんの素敵な笑顔に再会できた事、心から嬉しく思っております。
そして奥方様、画家のお嬢様、お屋敷の先輩や姉妹さん、社交部の皆様にとっても
グリッタちゃんとの出会いはとても素敵なものとなられたようで、何よりです。

昨晩の流星群のようにキラキラ輝くグリッタちゃんとの思い出と笑顔は、
皆様の思い出の中にもずっとあり続けるでしょう。

グリッタちゃんとご主人様が、その絵の中のようにずっと仲睦まじくあられる事を
心から願っております。
そして今日もまた、グリッタちゃんはご主人様のために、私はアーチェロお嬢様のために
メイドとして互いに尽くして参りましょう。
グリッタちゃんがどれだけ長き日々を重ねてきてもメイドとしての研鑽を忘れぬように、
私も決して現状に満足することなく精進して参りますわ。

グリッタちゃんの輝く星々のように素敵な笑顔と太陽のように温かな真心…。
私だけでなく、三姉妹さんにとっても素敵な指標となられる事でしょう。

誠に名残惜しいですが、これにてお別れのご挨拶とさせて頂きます。
さようなら、グリッタちゃん…。
貴女の素敵な笑顔に再会出来る日を、心からお待ちしております…。




374 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/01/31(Sun) 14:23
>>372(グリッタちゃん先輩)

>わぁ…素敵な絵…。
>でもこんなに綺麗な絵を、あの時間だけで描いちゃったんですか?

画家のお嬢様、スイッチが入るとすごく筆が早いですよね。
それで侵食も何も忘れちゃうから心配ですけれど。
今日はわたくしが横に侍ってお食事をお口に運んでさし上げたんです。
グリッタちゃんがメイドとして大活躍してくださってお客様をおもてなししてくださったので、ホストの身ですが安心してお嬢様についていられましたわ。

「この子ったら、絵を描き上げた後不思議そうに首傾げてたのよねぇ。
 『お腹空い…てない。どうして??』って。
 うちの娘も食事係の才能だけはあったみたいで良かったわぁ。」

>この絵、貰っちゃっていいんですか?
>ありがとうございますっ!この絵、ご主人様と私の宝物にしますっ!

あらあら、お嬢様ったらすごく嬉しそうで…。
まあ、グリッタちゃんとご主人様に抱きついちゃいました。
グリッタちゃん、そのお嬢様はいちばん絵を喜んでくれる人に上げるのがとても好きなんだと思います。
グリッタちゃんが喜んでくださるのであれば、貴女様のところがその絵の居場所なのですわ。

>大切な人が側にいてくれるから…。
>大切な方が喜んでくれるから…。
>何よりお互いを大切に思ってるから…。
>だからこそ、メイドとして頑張れるんですよね。

そのお言葉で、グリッタちゃんが今のご主人様を心からお慕いしているのがよく分かりますわ。
貴女を知る前に、貴女のいらっしゃるお家から聞こえてきた温かい会話のやり取りに惹かれてふと耳をそばだててしまい、
貴女のことを知りましたけれど。
知れば知るほど、大切な人の幸せを何より願っていらっしゃるお気持ちの表れに胸を打たれて。
今宵またその想いをひしひしと感じました。
わたくしも貴女のご主人様に負けないよう、柚葉さんに相応しい『主』であるよう努めてまいりますわ。
本当にありがとうございました。

(そうして先の別れの言葉とお辞儀の後、お二人を見送って観望会の宴の終わりを迎えました。)


375 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/01/31(Sun) 14:43
>>373(柚葉さん)
(横から失礼いたします。)

>さようなら、グリッタちゃん…。
>貴女の素敵な笑顔に再会出来る日を、心からお待ちしております…。

…行ってしまわれましたね。
本当に名残惜しくて寂しゅうございます。
ですが、柚葉さんが仰るように『再会』をまたいずれの日にかあることと心に留めてまいりたいですわね。
グリッタちゃんも
『これでまた暫くの間お別れになっちゃいますけど、私たちの気持ちはずっと同じですね。』
とおっしゃて下さいましたゆえ、これが今生の別れではありますまい。
いずれの日にかの再会を期し、その日に恥ずかしくないわたくしで在れますよう日々を送ってまいりとうございます。

『現状に満足することなく精進して参る』こと。
それは日々努力を怠らない柚葉さん以上に、昼行燈なわたくしこそ心せねばなりませんわ。

柚葉さん、本当に一晩お疲れさまでした。
ゆっくりお休みくださいませ。

(柚葉さんが寝室へ下がられるのを確認いたします。)

さて…。
わたくしは夜行性の身、まだしっかり覚醒の状態が続いていますゆえ、各客間にお泊りいただいたお客様方の起床の後のお世話をいたしましょう。
久しぶりにメイド服に身を包んで頑張らせていただきますわ。
レイナさんの足手まといにならないように心しなければ…。


376 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/02/02(Tue) 13:42
>>371
>>375(アーチェロお嬢様)

行ってしまわれましたね、グリッタちゃん…。
ご主人様と、画家のお嬢様からの素敵なプレゼントと思い出を胸に…。

アーチェロお嬢様、「しぶんぎ座流星群観望会」の主催と
グリッタちゃんをはじめとする皆様のおもてなし、本当にお疲れさまでした…。

前回のGMW(ゴールデンメイドウィーク)は私がお嬢様に提案したのを切っ掛けに…。
そして今回は、お嬢様が企画を提案して下さったお陰で、
またもこのお屋敷のアルバムに素敵な思い出の1ページが加わりました…。

私ももう一度、グリッタちゃんの素敵な笑顔に再会したいと思っていただけに
お嬢様の提案には胸が弾むものがありました。(微笑)
そしてグリッタちゃんも、お嬢様のお誘いを嬉しそうに快諾してくれて…。

お手紙を通じて交流のあった奥方様や三姉妹さんとの改めての交流、
このお屋敷における恒例の行事となりつつある星見台の観望会に来て下さる
社交部の皆様とグリッタちゃんとの交流…。

是非とも実現したいと思っていただけに今回はそれら全てが叶い、喜びも一入です。

>いずれの日にかの再会を期し、その日に恥ずかしくないわたくしで在れますよう日々を送ってまいりとうございます。

はい、私も今回は改めてアーチェロお嬢様のメイドとしての姿をグリッタちゃんに見て頂く機会となりました。
私の姿をどう受け止めて頂けたかはグリッタちゃんの御心次第ですが…。
「メイド歴100年以上」の彼女に近づけるよう、私もお嬢様のお傍で努力致します。

お客様であるグリッタちゃんにメイドとしてのお仕事をして頂くのは一種のハプニングでしたが…。(苦笑)
あちらに関しては、グリッタちゃんの天真爛漫な魅力を皆様に知って頂くためのものとして良い方向に捉えておきましょう。(微笑)

>久しぶりにメイド服に身を包んで頑張らせていただきますわ。
>レイナさんの足手まといにならないように心しなければ…。

そしてお嬢様、昨晩はお疲れ様でした…。
レイナさんと交代の予定が決まっていたとは申しましても、お嬢様にもお力添えを頂かなければ
昨晩の会は無事終える事が出来ませんでした。
ですが、私が無理をして心配をおかけするのもメイドとしてはあってはならない事。
お嬢様からの心遣いに、感謝致します。(お辞儀)

では、今日も元気にお嬢様とお屋敷の皆様のためにお仕事に取り掛かります…。
え〜と、今後のスケジュールは…。
(手帳に目を通します)

年明けが終わっても、すぐにまた様々な行事の数々がやってくるのですね。
このお屋敷とお嬢様の四季折々の日々を彩るのが、お嬢様のメイドである私の務め。
では新たな行事に向けて、気持ちを切り替えます。


377 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/02/02(Tue) 14:08
さてと…本日は節分ですね。
これもまた、お屋敷の主であるお嬢様と屋敷神様の為の大切な行事の一つ。
きちんと、準備を整えておきましょう。

まずは恵方巻…。
だし巻き卵、胡瓜、桜でんぶ、かんぴょうを用いた基本的なものと、
商店街の鮮魚店さんで購入した新鮮な材料を用いた海鮮巻…。

そして鰯は、ナゲットと温かいつみれ汁に…。
この鰯のナゲットですが、ヘルシーですし季節を問わずお弁当のおかずの一つにしても良さそうですね。

煎り豆はそのまま食べてもよろしいですが、根菜と共にかき揚にしてみましょう。
そして水菜とトマトで、カリカリサラダも作りましょうか。

デザートは…。
お颯さんの青果店で購入した苺を使って、ロールケーキを作りましょう。
そして苺を幾つかチョコペンでアレンジして…。
ロールケーキの上に、苺で作ったかわいい赤鬼さんを飾ってみました。(微笑)

本日は季節柄、節分を話題になさるお客様も来られるかも知れませんので
これで準備は万端ですね。
そして、後はお嬢様の学校からのお帰りを待つ事に致しましょう。


378 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/02/05(Fri) 07:44
>>376(柚葉さん)

>アーチェロお嬢様、「しぶんぎ座流星群観望会」の主催と
>グリッタちゃんをはじめとする皆様のおもてなし、本当にお疲れさまでした…。

いえいえ、わたくしのしたことなど些細なこと。
お料理はもとより、防寒の衣類、望遠鏡、お風呂に寝室…、わたくしが確認した時にはもうすっかり準備万端整っていて。
わたくしがしたことと言えば、お出で下さる皆様へのご挨拶やご案内くらいのもの。
その上、グリッタちゃんのお着物の用意などとわたくしが思いついたことにも柚葉さんがしっかり対応してくださって。
柚葉さんはじめメイドの皆のお陰でございますわ。

>前回のGMW(ゴールデンメイドウィーク)は私がお嬢様に提案したのを切っ掛けに…。

はい、あのときの柚葉さんのご提案があったからこそこのたびのグリッタちゃんとの二度目の交流へと繋げることができました。
思えばゆうべお集まりくださった社交部も、そもそもの立ち上げはお客様からのご提案でした。
あらたな交流、積み重ねられる想い出…。
みな、わたくしがいただいたご提案の賜物であることの有難さを今噛みしめております…。

>私ももう一度、グリッタちゃんの素敵な笑顔に再会したいと思っていただけに
>お嬢様の提案には胸が弾むものがありました。(微笑)

わたくし、GMW以来グリッタちゃんのはじけるような笑顔が忘れられなくて。
お会いできない間もあの笑顔がご主人様に向けられていると思うと、何だかソワソワする気持ちが湧いてきて仕方がございませんでした。
何かの機会に我が家にお誘いできないか、とずっと考えておりました。
望みが叶ってこうして無事に朝を迎えられたこと、心から嬉しゅうございます。
ああ、グリッタちゃんの一夜の笑顔が思い浮かんできてうっとり…。
…あ、でもこれは友人として、後輩としての親愛の気持ちでございますよ?

「あんた、なに浮気の言い訳じみたこと言ってんのよぉ?」
「お腹空いてきた…、なのに何だかお腹いっぱい…。」
「それ、聞きたくもない恋バナ聞かされた時の気分ですよ、画家のお嬢様。」

ああもう、長女ちゃんまで。
だからそうじゃありませんから。

>「メイド歴100年以上」の彼女に近づけるよう、私もお嬢様のお傍で努力致します。

柚葉さんに側にいていただいたこの数年はわたくしにとって優に百年に優る心が充ちる日々でございました。
そしてこれからもなお良き日々がこの先に待っている、いえ二人で作ってまいれると信じております。
これからもどうかよろしくお願いいたしますわね…。

>レイナさんと交代の予定が決まっていたとは申しましても、お嬢様にもお力添えを頂かなければ
>昨晩の会は無事終える事が出来ませんでした。

わたくしもグリッタちゃんのところで短いながらもメイドとして働かせていただいた身でございます。
お役に立てないままこの宴の終わりを迎えるのは心苦しくて。
及ばずながら再びメイド服を身にまとった不肖の新米メイドを使っていただけて。
むしろそのことに感謝しておりますわ。

>では、今日も元気にお嬢様とお屋敷の皆様のためにお仕事に取り掛かります…。

もう、柚葉さんはそうやって決してご自分を楽にさせないのですから。
本当にお体に元気は戻ってきているのですか?
…などと体調管理を疎かになさる貴女ではないでしょうけれど、それでも少し心配になってしまうのですよ。

>年明けが終わっても、すぐにまた様々な行事の数々がやってくるのですね。

はい、7日には人日の節句で七草粥、11日には鏡開きでお汁粉を、15日には小正月でどんど焼きをしたり小豆粥をいただいたり…。
2月に入ればさっそく節分。
色々準備もございますれば、心機一転気を入れ直してまいりましょう。

「じゃあ、まずは疲れて寝ちゃったこの娘を寝室に運んであげてねぇ。それとこの大きなキャンバスはアトリエにお願いよぉ。
 あ、あたしの寝室と棺桶はちゃあんと調えてくれてるのよねぇ?」

そちらも怠りはございませんわ。
では、お嬢様をお運びいたします。

では、柚葉さん。
今日からもまたどうぞよろしくお願いいたしますね…。


379 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/02/06(Sat) 16:32
>>377(柚葉さん)

(学校から帰ってまいりました。)

柚葉さん、只今帰りましたわ。
今年も招福の大切な行事の夕餉の時が参りましたのね。
この家を守護くださる屋敷神様に感謝を。
そしてその下にある皆の幸いを。
その祈りを以て今日という日を過ごしてまいりましょう。

ですが、その前にわたくしちょっと一っ飛び、町の上を巡回してまいりますね。
今宵はあちこちの家で『鬼は外、福は内』の声が響くことでしょう。
もちろん我が家は例外ですけれど。
わたくしが『鬼』であることはさておき、形だけであれハロウィンの時にお世話になった鬼族の方を祓うだなんて
そんな失礼できることではありませんもの。

もっとも、一般人の皆様は魔なる者を種族など判別せず『鬼』と呼んでいるのでしょうけれど。
今宵は家より祓われた邪まなる、その『鬼』と呼ばれる者らが行き場を求めて街中を跳梁跋扈する恐れ無しとはいたしません。
ちょっとお空から魔なる者らが居らぬか見廻ってまいります。
これでも真祖直系吸血姫。
それなりの力もありますから、
『悪さをしてはいけませんよ。』
と穏やかにお話しすればたいがい大人しくしてくれましょう…。

今日は部活も無く早めに帰ってまいりましたゆえ、夕餉までには時間がございましょう。
急いで一回りしてまいりますね。

「ちょっとぉ、あんた独りで大丈夫ぅ?
 一緒に行ってあげよおかぁ?」
「お腹空いた…。」

いらっしゃいませ。
心配はご無用ですから、どうかゆるりとおくつろぎになってくださいな。

(そうして街を一巡りした後お家に戻ってまいりました。)

屋敷神様、夕餉の席へお出で下さりありがとうございます。
ふふふ…、柚葉さんの御手料理の数々に早くも垂涎でございますか?

柚葉さん、お疲れさまでした。
今日のお料理は殊の外鮮やかでございますね。
招福の願いを込めたが故にお料理の一つ一つが光っております。
恵方巻から覗く新鮮な食材、出汁と野菜の旨味の染みわたるお味噌、そこにしっかり溶け込んだお魚。
味わう前から薫りが楽しませてくれますね。

ええと、その煎り豆は…。
なるほど、かき揚げにするのですね。
カラッと揚がった新鮮な豆は心地良い噛み心地を楽しめることでしょう。
本日の煎り豆が鬼祓い用ではなくちゃんとお食事に出ると分かって安心いたしました。
煎り豆と言えば節分の必須アイテムですが、我が家は投擲するわけにはまいりませんものね。
水菜とトマトもお颯様お見立ての鮮度が輝きますわ。

そうそう、このロールケーキの可愛い赤鬼さん!
こんな可愛い鬼さんが悪いことをするわけがございませんわ!
お口に含むごとにトロリと甘いチョコと苺の味が舌の上でとろけてまいるのですね。
うっとりですわ…。

(そうして屋敷神様や母、画家のお嬢様も交えて節分の宴が始まりました。)


380 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/02/06(Sat) 17:16
>>379(アーチェロお嬢様)

お帰りなさいませ、お嬢様…。
そして奥方様、画家のお嬢様、ようこそお越し下さいました。

私も本日は午後の講義が3限目で終わりましたので、お買い物を兼ねて
宴の準備に取り掛かる時間が十分にございました。
宴の準備は既に終わり、後は屋敷神様がお出でくださるのを待つばかりです。

>今宵は家より祓われた邪まなる、その『鬼』と呼ばれる者らが行き場を求めて街中を跳梁跋扈する恐れ無しとはいたしません。

お嬢様、奥方様、お疲れ様です。
実は先程、土地神様の使いの方が来られまして、土地神様より
「厄払いまでしてもらい、アーチェロ殿と母上殿には感謝している」
とお礼の言葉を頂きました。

その際、恵方巻とロールケーキを少しばかりお土産とさせて頂きました。
ちなみに土地神様より、
「今年の恵方は南南東故、作法に則って恵方巻を食せば必ずや加護を与えん」
との事です。
土地神様に、そしてお嬢様と奥方様に感謝しながら恵方巻を頂きましょう。

日中は大分暖かくなって参りましたが、やはり夕方となるとまだまだ気温の変化による
肌寒さが堪えますね。
すぐに温かいお茶をお淹れしますので、暫しの間お待ち下さいませ…。

>屋敷神様、夕餉の席へお出で下さりありがとうございます。
>柚葉さん、お疲れさまでした。
>今日のお料理は殊の外鮮やかでございますね。

お褒めに預かり、光栄です。(ぺこり)
奥方様と画家のお嬢様がお出でくださるのも恒例となり、
よりメニューの考案と準備が楽しくなって参ります。

その際、先輩や三姉妹さんとも話し合うのですけれど
それもまたメイドとして楽しさを感じられるひと時ですね。

>わたくしが『鬼』であることはさておき、形だけであれハロウィンの時にお世話になった鬼族の方を祓うだなんて
>そんな失礼できることではありませんもの。
>煎り豆と言えば節分の必須アイテムですが、我が家は投擲するわけにはまいりませんものね。

やはりお嬢様も、同じ思いであられるのですね。(微笑)
お嬢様と私が、先に言葉にせずとも気持ちが通じ合っていた事が実感出来て
嬉しくなって参ります。
ですから購入した煎り豆は、全てこうしてメニューの一部として使わせて頂きました。

そして苺の赤鬼さんはお颯さんのお店に出向いた際に、長女さんの

「四角っぽい形をした苺って、何だか赤鬼みたい」

という一言をヒントにさせて頂きました。
長女さん、素敵なアイディアとなる一言を有難うございます。
当屋敷ではかつてお世話になった鬼の皆様への感謝と親しみを込める意味で、
良いスイーツを作る事が出来たと思います。

さあ、準備が整いました…。
まずは土地神様のおられる南南東を向き、恵方巻を食するところから始めましょう…。

(今年は124年ぶりの2月2日の節分にして、初めて奥方様と画家のお嬢様にもお越し頂く機会となり
例年にも増して楽しい宴となりました。)

381 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/02/06(Sat) 21:10
>>380(柚葉さん)

>そして奥方様、画家のお嬢様、ようこそお越し下さいました。

「柚ちゃん、お久ね〜。
 元気だった?
 今日は『セツブン』だっけ?ご招待ありがとね〜。」

ご招待しておりませんよね?ね?
って、画家のお嬢様、そんな潤んだ目で見ないでくださいまし。
ええ、もちろん、大歓迎ですわ。

>実は先程、土地神様の使いの方が来られまして、土地神様より
>「厄払いまでしてもらい、アーチェロ殿と母上殿には感謝している」
>とお礼の言葉を頂きました。

「あら〜、さすが地元に愛されている神様ね〜。
 ご明察だこと。
 いえいえ、この娘に早く『エホウマキ』とやらを食べさせたいから、ちょちょっとね。」

…お母様、やはり動いていらっしゃったのですね。
町のあちこちから魑魅魍魎さんの悲鳴やら助命嘆願の声やらが聞こえていましたので分かってはいましたけれど。

「失礼ねぇ。わたくしは彼ら彼女らにニッコリ笑って
 『長生きしてねぇ?』
 とか言ってあげただけよぉ。
 ただのご挨拶、ご挨拶。」

なんですか、
『やべえ、蛇神娘みたいに皿洗いさせられるぞ!』
なんて声も聞こえましたわね。

「細かいこと良いのよぉ。
 おかげで今からすぐ『エホウマキ』できるんだからさぁ。」

>ちなみに土地神様より、
>「今年の恵方は南南東故、作法に則って恵方巻を食せば必ずや加護を与えん」
>との事です。

まあまあ、土地神様のお心遣いまことにありがたいですわ。
土地神様からもそう言っていただけるのでしたら。
お母様、この度は感謝いたします。

>土地神様に、そしてお嬢様と奥方様に感謝しながら恵方巻を頂きましょう。

わたくしもただ皆様と招福を願いたく行ったまでのことです。
感謝などと仰られると恐縮してしまいますわ。
…全然恐縮しない身内が隣にいるとなおのことですが。

「ところで、その『エホウマキ』ってどうやって食べたらよいのかしら?
 ふむ、福徳を司る神様がいる方角を向いて願い事しながらその恵方巻きとやらを食べるの?
 え、この太いのを黙々と?食べ切るまで口を聞いてはいけないの?
 なんだかとっても豪快だわねぇ。」

>奥方様と画家のお嬢様がお出でくださるのも恒例となり、
>よりメニューの考案と準備が楽しくなって参ります。

柚葉さん申し訳ございません、行事のたびに母が来るのが普通になってしまって。
それでも『楽しい』と言ってくださる柚葉さんには本当に感謝しております。
『メイドとして』感じられる楽しさ…、ですか。
わたくしがメイド服を着てそれらしく振る舞っても、柚葉さんやグリッタちゃんに決して敵わないと思う所以はそのことでございます。
おもてなしのためにかけられるその熱情、わたくしには眩しく見えて仕方がございませんわ。

>やはりお嬢様も、同じ思いであられるのですね。(微笑)
>お嬢様と私が、先に言葉にせずとも気持ちが通じ合っていた事が実感出来て
>嬉しくなって参ります。

はい、わたくしも。
鬼族の方との交流を大切に思う気持ちが柚葉さんとしっかり重なっていること、同じことを大切に思える、そのことが、
あたかも身を寄せ合って体温を感じるかの如くですわ。

>そして苺の赤鬼さんはお颯さんのお店に出向いた際に、長女さんの
>「四角っぽい形をした苺って、何だか赤鬼みたい」
>という一言をヒントにさせて頂きました。

まあ、そうだったのですか。
なるほど、苺の中にはたしかにそんな姿かたちをしたものがありますけれど。
その中に鬼さんの顔を見出すなんて。
長女ちゃん、よく考えましたわね。
(長女ちゃんの頭を撫でてあげます。)

あらあら…、ふだん大人びている彼女が少し頬を染めて可愛らしいです。
もっとも、これが柚葉さんに撫でられたのでしたら、「きゅ〜」とか言って失神してしまうと思いますけれど。

>さあ、準備が整いました…。
>まずは土地神様のおられる南南東を向き、恵方巻を食するところから始めましょう…。

はい、それでは…。
土地神様、新たな一年のご加護をどうかわたくしの家族に賜わりますよう…。
何とぞ良しなにお願い申し上げます…。

(そして柚葉さんと三姉妹、レイナさん、皆の心づくしを思い切り堪能させていただきました。)


382 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/02/14(Sun) 06:40
バレンタインデーのチョコを誰に渡すの?

383 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/02/14(Sun) 07:58
>>382

勿論、アーチェロお嬢様に手作りのチョコレートをお渡しします。
そして共にお屋敷で仕事を頑張っている先輩のメイドさんと見習いメイドの三姉妹さんには
チョコケーキとトリュフをお出しして感謝の気持ちをお伝えします。

唯一異性で贈る方は…この街の神父様ですね。
本日はミサと一緒に行われるバレンタイデーの行事をお手伝いさせて頂いた後、
お渡しするつもりです。

少し調べてみたのですけれど、お嬢様の故国イタリアでは本命以外の異性に
バレンタインデーで贈り物をするのはタブーのようですね。
私の場合、一応はそれに沿った形になるのでしょうか。

そして…。今年のお嬢様へ贈るチョコレートは青い薔薇の形のものに致しました。
青い薔薇の花言葉は、かつては「不可能」だったそうですが、不可能を超えて青い薔薇が作られた後は
「奇跡」とされています。

国の違い、種族の違いを超えて運命の糸に導かれた末のお嬢様と私の出会いを
「奇跡」として、お嬢様にお渡しします…。
本日は少々天気が心配でしたが、幸いにも晴天に恵まれました。
爽やかな休日の青空に感謝しながら、青い薔薇をお嬢様に…。(微笑)

384 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/02/14(Sun) 16:48
>>382

我が家のみんなに手作りのチョコを差し上げますわ。
殿方に差し上げる予定はございません。

我が家の柚葉さんには濃いピンクの色粉で染めた薔薇の形のチョコレートを作りました。
濃いピンクの薔薇の花言葉は『感謝』…に加えて『気品』『温かい心』などがございます。
さらに『愛の誓い』という花言葉。
これはわたくしの想いの表明。
積み重ねた年月の中想いは募るばかりですが、その想いをわが胸の内で新たにするために丹精を籠めて作りました。

柚葉さんが『先輩』と言っているメイドさんにはオレンジの色粉で染めた薔薇の形のチョコレートを。
花言葉は『魅惑』『絆』そして『信頼』です。
寡黙でわたくしの影に溶け込むように佇む彼女ゆえ、わたくしも日々交わすことが少なくなりがちですが、
この気持ちを受け取っていただきたいと願っておりますわ。

そしてメイド見習いの三姉妹たちには小さなハート型のチョコレートパイをたくさん作りましたわ。

今は、少し離れた場所に住んでいる母と画家のお嬢様のためにチョコレートピザを作っておりますの。
チョコとマシュマロが溶け合い甘味とろける大判のピザ。
よくお腹を空かせていらっしゃるお嬢様にも喜んで貰えると良いのですけれど。


>>383(柚葉さん)
(横から失礼いたします。)

>そして…。今年のお嬢様へ贈るチョコレートは青い薔薇の形のものに致しました。
>青い薔薇の花言葉は、かつては「不可能」だったそうですが、不可能を超えて青い薔薇が作られた後は
>「奇跡」とされています。

はしたないことですが、お客様との会話が耳に届いてドキドキいたします。
物陰でそっと耳をそばだてて胸の鼓動をしばしそのままにこの歓びを噛みしめましょう。
今のわたくしの顔はきっと緋色、薔薇の花言葉なら『灼熱の恋』。
親愛の情のはずなのに限りなくこの花言葉に近しい。

そう、本当に彼女との出会いは奇跡の日々の始まり。
それまで決して得られなかった唯一無二の魂との固い絆の契りでした。
青い薔薇の花言葉には『神の祝福』もございますが。
わたくしたちのあざなえる縁の糸を紡いでくれた存在があるのなら、わたくしはそれが何であろうと感謝いたします。

ですが、たとえ他の誰が介在していようとも今この胸を焦がすのは柚葉さんその人そのもの。
またこの良き日に熱い想いに浸れるこの身の幸いは限りがありません…。


385 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/02/14(Sun) 19:19
>>384(アーチェロお嬢様)

お嬢様、只今帰りました…。
教会の行事も無事に終わり、神父様にも私の手作りのチョコレートを受け取って頂きました。
では次に、奥方様と画家のお嬢様の許へ参りましょう。

>今は、少し離れた場所に住んでいる母と画家のお嬢様のためにチョコレートピザを作っておりますの。

私も奥方様と画家のお嬢様のための、チョコレートケーキが出来ております。
お嬢様のチョコレートピザの準備が出来次第、共に参りましょう。

(奥方様の滞在先から帰りました)

ではお嬢様、レイナさん、三姉妹さん…。
バレンタインデーのティータイムと参りましょう。

では、最初はお嬢様に…。
今年はお嬢様のために、青い薔薇のチョコレートをお贈りします。

>そう、本当に彼女との出会いは奇跡の日々の始まり。
>それまで決して得られなかった唯一無二の魂との固い絆の契りでした。

はい…。生まれは海を隔てていても、そして異なる世界の出自であろうとも…。
私達の出会いは一つの奇跡…。
そしてそこから育まれた絆と、運命の糸が織り成す数々の縁もまた、奇跡なのですわ。
それを象徴するものとして受け取って頂ければ、幸いです…。(微笑)

>濃いピンクの薔薇の花言葉は『感謝』…に加えて『気品』『温かい心』などがございます。
>さらに『愛の誓い』という花言葉。

お嬢様のピンクの薔薇…。
メイドとしての私と、絆を結んだ者としての私…。
二つの私を愛して下さる、お嬢様からのメッセージなのですね。
淡く優しい色が、小春日和の如く私の胸の中を優しく温めて下さいます…。

そしてレイナさん、三姉妹さん…。
こちらはトリュフになります。
ミルクチョコ、抹茶、ストリベリーの3つの味のものを詰めております。
常日頃、私のお仕事を支えて下さる事への感謝を込めて…。

そしてティータイムは、皆で召し上がるためのチョコレートケーキが主役となります。
すぐにお茶の準備を致しますので、暫しお待ち下さいませ。

お嬢様、先日バレンタインにお似合いの紅茶を購入して参りました。
「LUPICIA(ルピシア)」の、スイーツの紅茶です。
ケーキやチョコレートを思わせる、甘い香りの紅茶だそうですよ。

「タルト オ シトロン」(レモンタルト)
「フレジエ」(苺ケーキ)
「テ・オ・ショコラ」(ビターチョコレート)
「フランボワーズ ショコラ」(ラズベリー)
「アールグレイ・ショコラ」
これら5つの中から、お好きなものをお選び下さいませ。

ふふっ…。今年のバレンタインデーは、何時にも増して甘いひと時となりそうですね。
チョコレートのお味も、紅茶も、そしてチョコレートに込められたメッセージも…。
そして甘さの次に、何物にも代え難い絆の温かさを感じる事が出来るのですね…。

386 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/02/15(Mon) 07:18
>>385(柚葉さん)

>教会の行事も無事に終わり、神父様にも私の手作りのチョコレートを受け取って頂きました。
>では次に、奥方様と画家のお嬢様の許へ参りましょう。

ふふふ…。
せっかくの神父様との逢瀬、お話をぜひ伺いたいのですけれど。
差し出す手と受け取る手とがふと触れ合い、切なげに愛し気に交差する視線…。
ロマンス小説のようなシーンが思い浮かぶのですけれど。
こちらから詮索するのは野暮と言うものですわね。
それでは、ご一緒に参りましょうか。

(お嬢様のお家に参ってわたくしたち二人、チョコレートをお贈りしました)

「リス…かしらねぇ?」

はい、確かにチョコレートを頬張られたお嬢様はリスさんのようで、可愛らしいことといったらございません。
そんなにお腹が空いていらしただなんて…またお食事をおろそかにしていらっしゃるのではないですか?

「蛇神娘が頑張って料理を作ってるんだけどね。
 絵を描くエネルギー消費に追いついていないのよねぇ。
 ついさっき描き上げたのはこの絵だけどぉ。」

…一糸まとわぬ姿で騎乗し街を行く妙齢の美女…ゴダイヴァ夫人かしら?
たしかに、本日この日に相応しいモチーフですね。
そして内側から画面全体がまとう荘厳な雰囲気が素晴らしいです。
ピカルディ美術館所蔵のジュール・ジョセフ・ルフェーブル作「ゴダイヴァ夫人」に優るとも劣らぬ見事な出来栄えかと
思いますわ。

…ですが、彼女の隣にもう一人やはり裸で騎乗する美女がいるのは?
こんな構図は初めて見ますわ。
そしてその頭にはホワイトプリムが装着されていますが…メイドさん、でしょうか?

「もぐもぐ…。
 思い浮かんだの。
 優しいゴダイヴァさんには味方してくれるメイドさんが。
 『奥方様、奥方様がお一人で辛い思いをされるのをどうして見ていられましょう。
わたくしにもお供させてください!』
って、一緒に頑張る姿が…。」

ええっと、なぜわたくしと柚葉さんをチラチラとご覧になるのかしら?
…絵を見ながら何だか急に恥ずかしくなってきたのですけれど。
ふ、深く追求するのはよした方が良さそうですわね…。

「いっそ、ゴダイヴァ夫人の背中にコウモリの翼を付けたらぁ?」
「それは…良いかも。」

いえ、それもうゴダイヴァ夫人ありませんよね!?

(申し訳ございません。つづきます。)


387 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/02/15(Mon) 07:19
>>385(柚葉さん)(つづきでございます。)


(お母様の提案を無事ボツにして、屋敷に戻ってまいりました)

>では、最初はお嬢様に…。
>今年はお嬢様のために、青い薔薇のチョコレートをお贈りします。

ありがとうございます…。
これが…柚葉さんが作ってくださった奇跡の薔薇…。
私たちの出会いを『奇跡』と言ってくださることが何よりも嬉しくて、
『このまま時よ、止まって。』
と願ってしまいます。
ですが、『運命の糸』の織りなす縁を、まだこれからも長く長く続かせてまいる。
それこそがわたくしの歓びにして務めでございます。
永遠に保存しておきたいチョコレートではございますが、ここからまた続いていく『奇跡』を胸に刻むために、しっかり
味わわせていただきますわ。

そして、わたくしからはピンクの薔薇のチョコレートを。
どうぞ受け取ってくださいませ。

>メイドとしての私と、絆を結んだ者としての私…。
>二つの私を愛して下さる、お嬢様からのメッセージなのですね。

感謝と愛とを心から、とこしえに続け、との願いと共に贈らせていただきます。
どうかこれからも互いに寄り添う日々で在らんことを願わせてください。
その想いを込めてわたくしの手ずからこのチョコを貴女のお口に入れてさし上げたい…。

「姫様、どうかその辺りで。」
「そろそろ、先に進みたいんだけど。」
「お姉様のチョコ、早く欲しい…。」

>そしてレイナさん、三姉妹さん…。
>こちらはトリュフになります。

寡黙であまり表情を動かされないレイナさんですが、控えめに綻ぶ口元がとても微笑ましいですわ。
そして三姉妹ちゃんたちの満面の笑み…、見ているこちらも嬉しくなってまいります。
互いに絆を確かめ合いみんなが笑顔になれる、これこそがバレンタインデーの素晴らしさですね。

>お嬢様、先日バレンタインにお似合いの紅茶を購入して参りました。
>「LUPICIA(ルピシア)」の、スイーツの紅茶です。

まあ、あの有名な紅茶のお店の?
わたくしもかねがね頂きたいと思っていて未だその機会がなかったのですよ。
ああ…、巷間に評判高い華やかな香りですこと。
そして…舌を和ませる上品な味わい、…『ロゼ ロワイヤル』かしら?

>これら5つの中から、お好きなものをお選び下さいませ。

もう、柚葉さんったら、こんなに美味しそうなスイーツをお見せになって一つを選べだなんて、意地悪ですわ。
ですが、だれしも決断をしなければならない時があるのですよね。
さくさくのタルトに甘酸っぱいレモンカードをたっぷり乗せた『タルト オ シトロン』、
カスタードとバターで作るクリームと苺をたっぷりはさんだ『フレジエ』、
ショコラで濃厚なクリームを包んだ『テ・オ・ショコラ』
フランボワーズのムース、チョコレートムースなどが層が織り成し、天辺を苺が飾る『フランボワーズ ショコラ』、
アールグレイとミルクチョコのムースの『アールグレイ・ショコラ』。

とても悩ましいですが、真ん丸でレモン色がお月様のようで愛らしい『タルト オ シトロン』をいただきますね
ん〜、甘酸っぱくて滑らかなレモンの味わいとタルトのサクサク感がたまらないです。

>ふふっ…。今年のバレンタインデーは、何時にも増して甘いひと時となりそうですね。
>そして甘さの次に、何物にも代え難い絆の温かさを感じる事が出来るのですね…。

はい、柚葉さんの愛情いっぱいのスイーツの数々…、それを堪能する皆があらためて温かい空気に包まれて幸せを感じていますわ。
柚葉さん、今年も本当にありがとうございました…。


388 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/03(Wed) 11:45
今日は耳の日。

389 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/03/03(Wed) 18:58
>>388

申し訳ありません。
このような日時について一言呟くのみの行為は以前にも繰り返されたため注意させて頂きましたので、
これ以上は控えて頂けると助かります。

折角書き込みをして頂いたのに恐縮ですが、何卒ご理解のほどよろしくお願い致します。

390 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/03/03(Wed) 19:02
>>388

まあ、そのような日があるのですね。
とても分かりやすく覚えやすくて、日頃お世話になっている耳を大事にする日と言ってよろしいのでしょうか?

いかがですか、せっかくですから耳掃除させていただけますか?
さあ、横になりわたくしの膝に頭を預けてくださいな。
うららかな陽の当たる縁側でしばし微睡まれてはいかがでしょう?
さあ、ご遠慮なさらずに。

ああ、ほんに良い日和でございます。

ももとせを たちばなよりも かぐわしき ゆずのかのじょと てとりあゆまぬ

…拙い歌を詠んでしまいました。
まことに春の先触れの薫風そよぐ良き日でございます。

桃の節句を楽しみました本日でございます。
長き年月薔薇を何よりも愛でてまいった吸血姫ですが、春先に開く桃の輝きもまた感に堪えず魅入ってしまいますわ。

後であなた様にも白酒を一献傾けさせてくださいますか?
美味しいちらし寿司もご用意いたしておりますよ。


391 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/03/03(Wed) 19:06
>>389(柚葉さん)

ごめんなさい、柚葉さん。
縁側でウトウトしていたところへ久しぶりのお客様の声が聞こえて思わず反応してしまいました。

ダメですわね、柚葉さんにまたお手間をかけさせてしまって。
いつもながらのダメ主(あるじ)は席面の至りでございます…。
(赤面してひたすら平伏するわたくしでございます。)


392 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/03/03(Wed) 19:09
>ダメですわね、柚葉さんにまたお手間をかけさせてしまって。

『席面』は『赤面』でございます。
重ね重ね申し訳ありません。

393 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/03/03(Wed) 19:19
歌の訂正です。

『あゆまぬ』では打ち消しになってしまいますので、以下のように直します。

ももとせを たちばなよりも かぐわしき ゆずのかのじょと てとりあゆまん

ですが、この歌に籠めた我が心は、一点の曇りも無い本日の空の如く澄みわたっております。

394 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/03/03(Wed) 21:50
>>391(アーチェロお嬢様)

いえ、お嬢様、どうかお気になさらないで下さいませ。

最近訪れるお客様が少ないのは使用人である私の力不足による所であるのも自覚しておりますが、
チャット化した中身の無い一言ばかりが繰り返される場所になり、
レスを無意味に消費していくというのも好ましい事ではありませんので。

加えてこの手の時報の一言書きは、以前より何度も控えて頂くよう注意させて頂いております。
決してお客様を無碍に扱うような事はしたくはないのですが、やはり一度注意した事は守って頂けるよう
今回の対応と相成りました。

申し訳ございませんが、今宵はこれにて下がらせて頂きます…。(ぺこり)




395 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/07(Sun) 18:12
正直ここ、ローカルルールがあり過ぎて息が詰まる
ルールを守るのが面倒くさくてやってらんない
これじゃあ、お客さんも自然といなくなるわけだよ

一言でいうならこう

『白河の清きに魚も棲みかねて もとの濁りの田沼恋しき』

396 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/07(Sun) 19:18
姫様、侍従長殿、楽しい雛祭りが終わっていささか寂しいのではありませんか?
そんなお二人に朗報、遥か西方の回教徒達の国ではまもなく新年を祝う宴が催されるとのこと
この国ではいささか縁遠い祭典ですが、この街の文化の発信地たるこの館でやることで根付くこともあるやもしれませぬ

397 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/03/07(Sun) 20:20
>>394(柚葉さん)

>最近訪れるお客様が少ないのは使用人である私の力不足による所であるのも自覚しておりますが、
それを言うなら、ひとえにこの家の主人であるわたくしの責でございましょう。
面と向かって申すのも照れ臭いのですが、柚葉さんのお客様に対するご返答はとても心づくしされ、懇切丁寧と
かねがね感じ入っているところ。
わたくしも見習いたいと常々思っておりますが、これがなかなか。
これからも見様見真似をさせていただくことがあるかと存じますが、どうか笑ってお許しいただければ幸いでございます。


>>395

忌憚の無いご意見誠に有難うございます。
わたくしは松平定信公のような見識も田沼意次公のような英知も持ち合わせておりませんが、おっしゃるところはまことに耳に痛いです。
今一度スレの在り方を考える機会をいただき、感謝いたします。

今までご近所の方々とお話しして、多くの方がマナーを心得てお出で下さっていることを感じております。

そこで、これは柚葉さんにもご相談したいことですが。
ローカルルールを簡明にして、他は皆様の常識に御頼りすることも考えたいです。

・ご近所同士、マナーをお守りください。
・セクハラや猥談、誹謗中傷はお控えください。
・名無しさん同士で過度に話し込むのもお控えください。
・その他、荒らしや迷惑行為に該当するような言動はお慎み下さい。
・キャラハンの方は以下の各項目をご記入ください。
名前:
性別:
年齢:
容姿:
好きなもの:
嫌いなもの:
その他自己紹介:(何かあれば)

今はスレの途中ゆえ皆様へのお願いを書き改めても中々分かりづらいかと思いますが、方針が決まりましたら皆様に
お知らせして参ることを考えたいです。

>柚葉さん

これはあくまで不敏なるわたくしの一案。
柚葉さんもご意見があればどうか忌憚なきところを教えてくださいませ。


>>396

ようこそお出で下さいました。
桃の練り切りがございます。お口に合えば宜しいのですが。
ええと、お客様に『姫様』と言われると照れてしまいますね。
そして『侍従長』とは…、メイドの柚葉さんのことでしたら確かにその担ってくださるお役の重みを良く表す職名ですが。
もっとも柚葉さんは先輩メイドさんを立てる人ですから、恐縮なさるかも知れませんけれど。

とても興味深いことを教えていただきました。
どうもありがとうございます。
回教徒が新年を祝う宴、ですか。
ええと、3月11日の『預言者昇天祭(イスラ・ミラージュ』は…違いますね。
『預言者(ムハンマド)が昇天したことを記念する日』なのですから。
3月14日は…こちらはヒンドゥー教の新年元旦ですから、これも違いますか。
イスラム暦の新年は、今年は8月10日…。

申し訳ございません、わたくしの探し方が悪いのだと思いますが。
どの日をどのようにお祝いしたら良いのか、見つけられませんでしたわ。(汗々)
せっかくお心遣いいただいたのにごめんなさい。
ご近所にムスリムの方がいれば聞いてみたいと存じます。


398 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/07(Sun) 21:19
人が来ないのは純粋になりきりの過疎化が進んでいるのもあると思うよ

399 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/07(Sun) 21:24
>>397
姫様からの下賜とあらばなんなりと頂戴致しましょう
これはこれは……かように繊細拵えの菓子があるとは寡聞にして存じませんでした
黒文字を当てるのも口へ運ぶのも惜しく思います……

高貴なお方を前にするとついつい迂遠な物言いをしてしまう悪癖が妾にはございます
ものの言い方の分からぬ端女のすることと、ご笑納下さいまし
今でこそ回教徒の国ではございますが、かつて火を崇めていた波斯国とその周辺では
ノウルーズなる新年の祝いをしておりますとか

かつて大秦国の栄えた土地より渡来されました姫様におかれましては波斯国は敵国、
その風習は蛮族の因習と映るやもしれませぬが、大秦国は過去において三大陸を支配した超大国
その度量を今一度この極東の島国の民に示されるのも一興かと

400 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/07(Sun) 23:01
キャラハンの返答スタイルは自由だから好きにやればいいと思うけど、
書き込みの減少が気になるなら、
「こういうレスはダメ、ああいうレスもスルー対象」みたいなのがあまり多いと
書き込んでもスルーされるんじゃないか?とか
この内容は大丈夫かな?って気になるから
名無しとしても書き込みにくくなるんじゃないかな
と言うよりマナーの悪い人はルールを厳しくしても結局破るだけだと思うから
あまりメリットない気もする

401 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/03/09(Tue) 13:02
>>395
>>398
>>400

現状としては、どれも当て嵌まるというのが私自身の導き出した結論ですね。
一言だけの呟きが繰り返されるのは流石に困りものですが、マナーを守って頂けるという前提の上でしたら
ローカルルールの簡略化は私達がするべき現状の改善と申せましょう。

私自身に対する「面白味に欠ける女」という見方がしっかり当て嵌まっているというのも
改めて実感する事になり、その点は私も反省すべきですね。

お嬢様が改めて制定されたローカルルールに則った形であれば、何も言う事はございません。
今後とも、よろしくお願い致します。

>>397(アーチェロお嬢様)

私としましては、お嬢様の示された新たなローカルルールで特に問題はないと考えております。
お嬢様に付き従い、サポートする立場として今後とも運営に関わっていく所存です。

402 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/03/09(Tue) 13:17
>>396

ようこそお越し下さいました。
回教徒…イスラム教の信徒の方でしょうか?
残念ながら私もお嬢様同様、そちらの文化に関しては十分な知識を持ち合わせておらず
誠に申し訳ありません。

雛祭りに関しましては、このお屋敷ではお嬢様に仕える見習いメイドの三姉妹さんが主役です。
ちらし寿司、甘酒、桃のケーキやスイーツで三姉妹さんの成長を願う宴を催させて頂きました。

お客様にお出しするお茶請けとして、桃の羊羹を用意しております。
どうぞ、召し上がって下さいませ。

こうしてお越し頂いたのも何かの縁…。
回教徒の方の新年の宴について、こうしてゆっくりとお茶を飲みながら学ばせて頂ければと思います。

403 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/03/10(Wed) 07:44
>>398

なるほど、そういうことがあるのですね。
わたくし自身の不手際も常に自省しなければなりませんが、そうした前提があるのでしたらあまりくよくよするのも
宜しくありませんわね。
焦らず腐らずゆっくりゆっくり。
もともと昼行燈のわたくしですからその方が性に合っておりますわ。

どうもありがとうございます。
桃餡を載せた桃カステラをどうぞ。


>>399

>姫様からの下賜とあらばなんなりと頂戴致しましょう

あ、いえいえ、お口に合わないようでしたら遠慮いただいてかまわないのですよ?
お客様に喜んでいただくのが何より大事なのですから。
でも、黒文字を口元に運ばれる所作がとても優雅でいらっしゃいます。
端女とご謙遜なさっていますが、礼儀作法に通じたそのおふるまい、然るべきお立場の方とお見受けいたしますわ。
お名乗りなさらないのはゆえあってのことでしょうから敢えてお尋ねはいたしませんけれど。

なるほど波斯国…今はイランと名乗る国の『ノウルーズ』と申すお祭りですか。
回教勃興より以前、拝火教に由来する長き伝統の風習とは興味深いですわ。
大秦国…ローマ帝国と長きにわたる抗争につきましては、わたくしが特に含むところなどございませんわ。
わたくしにとっては生まれる以前のことですし。
またローマ帝国は途中よりキリスト教を国教としましたことに残念な思いがありますから。

まして『蛮族の因習』などとはとんでもございません。
その『ノウルーズ』というお祭り、波斯暦の元日にして春の訪れを祝うものとのこと。
そして春分の日に行われるというではございませんか。
まるでこの日ノ本のお正月と春季皇霊祭をいちどきに祝うかの如し。
洋の東西、いえこの場合は洋の東中を問わず人々の自然な喜びを溢れさすことを感じさせてくれる嬉しいお祭りではありませんか。
それに、波斯国文化の伝来はその宝物が今も皇室の宝物庫である正倉院に眠っていることからも明らか。
今また彼の国の文化を知る機会をいただけて嬉しゅうございますわ。

この祭りで行われる『チャハールシャンベ・スーリー』が面白いですね。
家の前かみんな集まる場所で火を焚いてその上を飛び越えるのだそうで、火を燃やすことで幸いならざるものを祓う、との意味合いだとか。
日本にも無病息災や家内安全を願う火祭りは各地にございます。
またクルド人が行う高く木を組み合わせて盛大に燃やす儀式は、日本の『古志の火まつり』とそっくりではございませんか。

その他にも、災難・不幸を封じた(とされる)壺を屋根から地面に投げて割ったり、そうした儀礼の後でドライフルーツやお菓子を食べるたり、食卓に7種類の縁起物を飾ったり。
いろいろ盛沢山ですのね。

ですが、すっかり世俗化した日本のクリスマスとかはともかく、土地に根付いた信仰心に基づく行事を広めるのは
なかなか難しゅうございます。
まずはわたくしがその火渡りの儀式を自ら行いましょうか。
もちろん、家族の無病息災を願って。

「そういうことなら、一口かませてもらおうかしらぁ?
 あ、いらっしゃいませ、お客様。
 この娘の母、オルキデア・ミズリーナですわ。」

…また、唐突にいらっしゃいませ、お母様。

「お祭りは一人でやってもつまらないでしょお?
 あんた、気が付いてないようだけどこの屋敷の森の中に、他ならぬ拝火教の日の精霊であられる『アータル』ちゃんもいるのよぉ。
 悪竜『アジ・ダハーカ』と戦った戦士だわねぇ。
クルド人のノウルーズでは大勢で踊るのが定番。
当日は彼の方をはじめ、森の妖精や幻獣たちとダンパをするのはどおかしらぁ?」

はあ…(溜息)。
お母様が言い出したら、もう既定路線になった気がしますわね。

お客様もよろしければ当日お祭りにお出で下さいませ。

(というわけで、わたくしは屋敷の森の皆様に火の祭りへのご招待に参ることとなりました。)

(以降のお返事はまた後でさせていただきます。)


404 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/03/10(Wed) 07:53
>あんた、気が付いてないようだけどこの屋敷の森の中に、他ならぬ拝火教の日の精霊であられる『アータル』ちゃんもいるのよぉ。

『日の精霊』ではなく『火の精霊』でした。
申し訳ございません。

(間違えたのはお母様なのですけれど…。)


405 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/03/10(Wed) 20:49
>>400

ご助言どうもありがとうございます。
こうして親切に教えてくださる方がまだいらっしゃること、まことに嬉しく心強いです。
先のお話しの通り過疎化が進んでいる昨今『ああせよ、こうせよ』では、ますますお客様の脚が遠のくのもむべなるかな。
やなりローカルルールを簡素化するのがよろしいと感得いたしましたわ。
もちろん、マナーを踏み外す方にはそれなりの注意を申し上げねばなりませんが、『水清ければ魚棲まず』の格言を
胸に、独善に陥らぬよう心いたしてまいる所存でございます。
これからも何とぞ良しなにお願い申し上げます…。


>>401(柚葉さん)

>私としましては、お嬢様の示された新たなローカルルールで特に問題はないと考えております。

ありがとうございます、柚葉さん。
貴女からその言葉をいただけて、本当にホッといたしました。

日頃より家主であるわたくしよりもよほどお客様を丁寧にもてなされ、かつまたルールを無視した方には毅然と御注意して
いただいていますのに、そうしてお世話になっているわたくしの方から
『ルールを緩くしましょう』
というのは申し訳なくは思ったのですけれど。
まずは家主から申さねば始まらぬ、と烏滸がましくも発案した次第です。

ですので、柚葉さんのお墨付きに恐縮すると共にとてもとてもありがたいです…。
頼りない家主ではございますが、どうぞこれからもよろしくお願いいたします。

それから一言申し上げたいのですが。

>私自身に対する「面白味に欠ける女」という見方がしっかり当て嵌まっているというのも
>改めて実感する事になり、その点は私も反省すべきですね。

柚葉さんが『面白みに欠ける』というのなら、わたくしなど本当に立つ瀬がないと思うのですけれど。
そのようにご自身を厳しく律せられるのがいかにも柚葉さんらしいですが、
貴女がいてこそ、この優しく和やかな家があるのです。
わたくしも貴女がいるから、こんな拙い家主でもやっていけているのです。
余計なことを申しているかも知れませんが、そのことどうかお心の片隅に留めておいていただきとうございます…。


ところで別段のお話しでございますが。
既にご存知かもしれませんが、我が親愛なるグリッタちゃん先輩が、このたびメイドのお仕事を辞して旅に出られたそうでございます。
あんなに快活でご主人様を楽しませていらしたのに、吸血鬼メイドのお家をお一人で切り盛りするのは大変だったようですね。

そして、

『あそこは既に柚葉さんがいますし、常駐しちゃうとちょっと迷惑かもしれないですね。
ですから期間限定とかで、向こうの方から許可を貰えたときにしようかな。』
『もし私みたいなオリジナルキャラのメイドさんが参加できそうなスレがあれば、
許可を貰った上で参加したいと思います。
あとは上述したように、アーチェロさんの場所とかで期間限定で活動できる機会があれば考えます。』

と仰っていらしたので、いずれこちらにいらっしゃるかも知れませんわ。
わたくしとしては、今度は『越境』ではなく神父様やシスター・カリーナ様と同じく一キャラハンとしていらっしゃるものとしてお迎えすれば良いか、と考えております。
先の仰り様からすると、こちらにいらしてもいっときのご逗留のおつもりのようですが。
わたくし、その日を楽しみに待ちたいと思います。
柚葉さんと共に笑顔でお迎えできれば嬉しゅうございますわ。


406 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/10(Wed) 23:33
お嬢さんの家ではバーベキューはするの??

407 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/03/11(Thu) 21:15
>>399
>>403(アーチェロお嬢様)

お客様、お茶のお代わりをお持ち致しました…。
お茶以外にも大抵のものは取り揃えております。
お望みのものがございましたら、何なりとお申し付け下さいませ。

申し訳ございません。
私、貴女様の故国と周辺国の歴史に関しては疎いもので…。
恥ずかしながら、お嬢様の知識を頼らせて頂きます。

ノウルーズ…。
イラン国における元日なのですね。
いえ、イラン国に限らずイランを中心に、中央アジア、アゼルバイジャンからアフリカまでに及ぶ
広い地域で祝われる祭日なのですか。
国際連合総会は、2010年2月23日にこの日を「ノウルーズ国際デー」として正式に承認されたのですね。
正に、国際的な祭日なのですね。

この祭日の儀式においては、火が重要な役割を果たすのですか。
火を用いた祭りや儀式は日本の行事にも数多く存在します。
日本にも「左義長」、小正月に行われる火祭りの行事がございまして、
その日はこの街の土地神様の神社においてお手伝いをさせて頂きました。

火が無病息災、穢れを祓う役割を果たすのはある意味万国共通ですね。

>…また、唐突にいらっしゃいませ、お母様。

奥方様、ようこそお越し下さいました…。
すぐにお茶の準備をして参ります。
今暫くの間、お待ち下さいませ。

(お茶と桃羊羹、桃カステラをお出ししました。)

>あんた、気が付いてないようだけどこの屋敷の森の中に、他ならぬ拝火教の日の精霊であられる『アータル』ちゃんもいるのよぉ。

今までにもこの森や街に住まう、多くの妖(あやかし)の方々と交流を深めて参りましたが、
未だに見ぬ方々がまだまだおられるのですね。
此度のお客様の来訪、そして奥方様の来訪は更なる交流を深める良い機会…。
誠に有難うございます。

では祭りの準備のために必要なものがございましたら、遠慮なく申しつけ下さいませ。
すぐに、取り掛からせて頂きます…。

408 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/03/11(Thu) 21:43
>>405(アーチェロお嬢様)

>貴女がいてこそ、この優しく和やかな家があるのです。
>わたくしも貴女がいるから、こんな拙い家主でもやっていけているのです。

有難うございます。
常に私達従者を慮って下さるお嬢様だからこそ、ずっとお仕えしていきたいのです。
お嬢様がこのお屋敷に居られる限り、私は仕えていくことをお約束致します。

私達が巡り合ったあの春の日も、もうすぐ五度目を迎えようとしております。
再びその日を、穏やかな気持ちでお迎えするのが楽しみです。

>ところで別段のお話しでございますが。
>既にご存知かもしれませんが、我が親愛なるグリッタちゃん先輩が、このたびメイドのお仕事を辞して旅に出られたそうでございます。

はい、あれからお一人で頑張っておられたのを私も良く存じております。
千夜さんが去られてから、やはり何処かで心の寂しさを感じておられたのかもしれませんね。

私に対して少し遠慮されているようですが、私は迷惑などとは全く考えておりません。
グリッタちゃんが此処に来て下さるのなら、私は大歓迎です。
どうか遠慮なく、私の胸の中に飛び込んできてほしいですね。

その時はしっかりと抱き締めて、
「もう一度お姉ちゃんって呼んでくれていいのよ。」
と言ってあげたいですね。(微笑)
何時になるかは分かりませんが、グリッタちゃんが来て下さる日を私も楽しみにしていますわ。

そういえば奥方様がこの国に滞在されてそれなりの月日が経たれたかと思いますが、
奥方様であればグリッタちゃんを喜んで雇用されるかも知れませんね。

>>406

バーベキューでしたら、お庭で夏の暑い日に何度か実施しております。
行きつけの青果店さんの新鮮なお野菜や、お肉屋さんの新鮮なお肉…。
その他多くの食材を準備して、楽しませて頂きました。

それ以外の時期では、主に七輪を用意して何かしらお庭で焼いております。
夕方はまだまだ寒いので、今はお餅を焼いているのですよ。
温かいお汁粉の準備が出来ましたので、焼き立てのお餅を入れて召し上がって下さいませ。

409 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/03/13(Sat) 08:44
>>406

柚葉さんも言っていますように、夏場の楽しみとして我が家の恒例となっておりますわ。
幸い我が家は敷地も広くて庭は屋敷森に囲まれていますので、火を焚いて煙を出してもご近所の迷惑になることはございません。
ただこの頃は屋敷森の中に棲む妖精や幻獣の方も増えてきましたので、その方々の迷惑にならないように気を付けてはおりますわ。
そして時にはその方たちが森の恵みを携えて参加されることもございます。
ご近所の方をお招きすることもありますので、人と異種族との交流の場ともなってとても楽しいひと時でございます。

柚葉さんが今作ってくれている冬のお汁粉、主に秋に行う芋煮会。
バーベキューもそれらと共に季節の楽しい行事が定着しておりますわ。
ご近所様をお招きする際には、よろしければ貴方様もご参加くださいませ。


>>407(柚葉さん)

>恥ずかしながら、お嬢様の知識を頼らせて頂きます。

いえいえ、わたくしの申すことも付け焼刃ですから。
柚葉さんのお話しに傾聴させていただきますわ。

『国際連合広報センター』のサイトを見ますと国際連合では実に多くの国際デーを制定していますけれど、
そのうちの一つなのですね。
それだけ多くの人々に親しまれ、心に歓びを灯す日として認められているのでしょう。
素晴らしい
ことですわ。

土地神様の神社での『左義長』では、わたくしたちも薪(たきぎ)や藁を準備したり、左義長の芯にする
孟宗竹を切り出して立てたりと準備をさせていただきましたが。
それらが大きな炎となり天を突いて燃え上がるのを大勢の方が囲んで大いに盛り上がるのを見て、とても
心が高揚いたしましたわ。

中東の広い地域に渡りあれと似た歓喜が繰り広げられているのですね。
無病息災、穢れに染まらぬ、その想いがどうか世界にひろがりますように…。

>奥方様、ようこそお越し下さいました…。
>(お茶と桃羊羹、桃カステラをお出ししました。)

「ありがとねぇ〜。
ほんとに、いつでも絶品をススッと出してくるんだからぁ〜。
柚ちゃんってば魔法使い?」

>今までにもこの森や街に住まう、多くの妖(あやかし)の方々と交流を深めて参りましたが、
>未だに見ぬ方々がまだまだおられるのですね。

「ここは良い土地だわよぉ。
町民が土地神様を敬ってて、土地神様もちゃあんとそれに応えていてぇ。
なのにあたしたち魔族がくつろげるくらいゆるゆるでぇ。
 『戦士の休息』…、アータルちゃんみたいのが骨休めをするのに絶好の場所よねぇ。

 だから、こないだ街を案内してあげたんだけどねぇ。
 あの子ったら近所の『だるま湯』の火の調節を手伝ってあげたのよぉ。」

ああ、あの今も薪で火を起こしている銭湯様ですね…
って、連れ出して、人と会わせたりしたんですか!?

「そうだけどぉ?
 あの子もこの町でずい分くつろげたようで、左義長とかの話も聞いて、
『人の心に故郷と相通ずるものを感じる。』
と言って、人と交わるのもやぶさかではないってさ。
銭湯の看板娘ちゃんから
『あんたやるじゃん、養子に来てヨ!』
って口説かれてたわよぉ。」

>では祭りの準備のために必要なものがございましたら、遠慮なく申しつけ下さいませ。

では、そのアータル様のことを含めてちゃんと話を詰めなければなりませわね。
初めてのお客様をお迎えするのに、柚葉さんのご負担をできるだけ減らしたいですから。

柚葉さん、またいろいろ忙しくなってしまいそうですが、どうぞポンコツな家主をお助け下さいまし…。
謎のお客様のお話しからまた新たな交流が始まりそうです、一緒にがんばり、一緒に楽しんでまいりたいですわ。


410 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/03/13(Sat) 08:45
>>408(柚葉さん)

>有難うございます。
>常に私達従者を慮って下さるお嬢様だからこそ、ずっとお仕えしていきたいのです。
>お嬢様がこのお屋敷に居られる限り、私は仕えていくことをお約束致します。

わたくしの方こそ、ありがとうございます、ですわ。
側仕えして下さる人がいてこそ、わたくしのような粗忽な昼行燈が日々自分を見失うことなく生きて
いけているのです。
これからも傍にいてくださるというその言葉で、わたくしは今日も明日も自分が自分でいられるとの
無限の歓びに身を包まれます。
どうかこれからもよろしくお願いいたしますね。

>私に対して少し遠慮されているようですが、私は迷惑などとは全く考えておりません。
>グリッタちゃんが此処に来て下さるのなら、私は大歓迎です。

柚葉さんを聞けば、きっとグリッタちゃんも喜んでくださると思います。
わたくしも、この街の新たな大切なお友達として、彼女に長く留まっていただきたいですわ。

>何時になるかは分かりませんが、グリッタちゃんが来て下さる日を私も楽しみにしていますわ。

グリッタちゃんのあの大きくて愛らしいお耳なら、柚葉さんのそのお声がきっと届いていることでしょう。
ふふふ…、グリッタちゃんが柚葉さんに抱きしめられる尊いシーンが待ち遠しいですね…。

>そういえば奥方様がこの国に滞在されてそれなりの月日が経たれたかと思いますが、
>奥方様であればグリッタちゃんを喜んで雇用されるかも知れませんね。

「あら〜、わたくしがもらっちゃっていいのかしらぁ?
 だったら大歓迎だけどぉ。
 けどあの子も元の職場で疲れたかも知れないしい。
 あの子の気が向きさえすれば、いつでもこの屋敷に遊びに来ていいと思うわよぉ。」

(かくて、わたくしたちはグリッタちゃんのご来訪を楽しみに待つことにいたしました。)


411 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/03/13(Sat) 08:51
スレッドが上がったところで、あらためてお知らせ申し上げます。
>>1のローカルルールが長大になっていますゆえ、以下の通りにあらためさせていただきました。


・ご近所同士、マナーをお守りください。
・セクハラや猥談、誹謗中傷はお控えください。
・名無しさん同士で過度に話し込むのもお控えください。
・その他、荒らしや迷惑行為に該当するような言動はお慎み下さい。
・初めていらっしゃるキャラハンの方は以下の各項目をご記入ください。
名前:
性別:
年齢:
容姿:
好きなもの:
嫌いなもの:
その他自己紹介:(何かあれば)


何とぞよろしくお願いいたします。

412 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/03/13(Sat) 09:00
訂正でございます。

>柚葉さんを聞けば、きっとグリッタちゃんも喜んでくださると思います。

『柚葉さんを聞けば、』は、
『柚葉さんのそのお言葉を聞けば、』でした。

失礼いたしました。

413 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/13(Sat) 16:50
自分にとって英雄だと思える方はいますか?

414 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/13(Sat) 20:18
もうそろそろ桜が見頃になりますな
西行法師の和歌で如月は2月ですが、旧暦なので三月中旬になりますね
『願わくは 花の下にて 春死なん その如月の 望月の頃』


415 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/03/14(Sun) 09:49
>>413

英雄…、その存在を以て人々の胸に熱い想いを抱かせ、未来を信じさせる、力強い存在。
そういう方は今のわたくしの傍にいてくださり、静かに微笑んで、わたくしに美味しいお茶を淹れてくださっています。
ですが、わたくしがそれを公言してもその方を困らせてしまいそうなので口には出さずに置きましょう。

そして口に出して申したいわたくしの英雄でしたら、それは一のお兄様、わたくしの長兄でございます。
人間と魔族との長く昏い戦いのその最後の大規模決戦で陣頭に立たれ、数多くの勇者や魔導師の攻撃を
浴びながら引くことなく、そして散華された方…。
しかし敵方に苛烈な被害を与えたがために、以後人間と魔族の共倒れを避けての停戦をもたらして
くださった、そういう方でございます。
なお付言しますれば、無辜の民に被害を及ぼさぬよう常に心を砕かれてもおりましたわ。

暗い話になってしまい申すわけありません。
今あの方の優しい笑顔を間近で見るかのように思い出すたびに胸に溢れるのは、彼により得られた平穏に
感謝する気持ちでございます。
彼が果てた地には今も一本の薔薇の木が花を咲かせていますけれど、その花びらの一枚をしおりにして
大切に持っておりますわ。


>>414

我が家の庭、街の公園や街路でそろそろ花が綻んできて、その美しさに心和みます。
同時にまた、わたくしの大切なメイドさんが桜花舞い踊る中を歩いていらした光景を思い出し心躍ります。
今年もまた嬉しい季節が巡ってまいりましたね。

西行法師様の御歌、桜花を愛するお心が溢れていて繰り返し口ずさみたくなりますわ。
美しい桜花を見たならばもう見るべきものはすべて見たかの如し。
それほどに法師様がご覧になった桜は美しかったのでしょうね。
古典の授業で聞いたところでは、この歌は同じころに入寂されたお釈迦様への憧憬を籠めて歌ったもの、
とされていますが、そうした篤き信仰心もまたこの歌に熱い気持ちを感じさせるのでしょうか。

桜の花見は我が家でも恒例の行事、我が家の桜のみならず街の各所の桜を見に繰り出す日でございます。
そして時には家族やおやすみしてからの空からの夜桜見物、これも楽しいですわ。
煌々と輝く月の光を浴びてひらひら舞う桜吹雪の美しいことと言ったらございません。
西行法師様がいらっしゃったら、ぜひ我が背にお乗せして共に夜桜を楽しみたいですわ。
もちろん、背中で儚くなられては困りますので、わたくしの魔の力を以てしっかりと命を繋がせていただきますけれど。


416 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/03/14(Sun) 15:23
>>413

私自身は愛する方々に囲まれた平穏な人生を送ってきましたので、
「英雄」と呼ばれる方となりますと多少考えてしまいますね。

挙げるとすれば、私の母、羽藤柚明でしょうか…。
私の生まれる前の話ですが、私の血族はその身に流れる血の宿命故か、
妖(あやかし)と呼べる存在との関わりをもって生きてきました。
母と叔母の代には、故郷の蛇神さ封印とそれに纏わる様々な因果、過酷な運命を乗り越えて
母と叔母は一時的ではありますが決着を付けました。

ですが、その血筋故に全てが今後も平穏無事にとはいかない運命にあることを覚悟した母は
私の身体に流れる代々受け継がれてきた血に纏わる全てを私に伝えました…。

「願わくば、あなたの血は大切な人とあなた自身を結びつける『絆』であってほしい。
そして、その結ばれた絆は解ける事の無いように大切にして。決して手放さないで。」

という言葉と共に…。
母と叔母が結んだ絆を守り続けた末に、私が生まれた…。
そして次は私が結んだ絆を大切に守り続け、それを次に結び付けていく立場にあるのだと、実感しております。

(お嬢様に向けて、微笑みかけました)

過酷な運命に屈する事なく、慈愛と心の強さをもって運命を切り拓いた末に
私に大切な事を伝え、大切な方に巡り合わせてくれた母は、私にとって『英雄』と呼べるのかもしれませんね。

>>414

西行法師の、臨終を前にした時の歌ですね。
西行法師は出家される前は立派な武士(もののふ)でもあらせられたそうですが、
生きられた時代は末法の世の始まりと共に武家政治の始まった時代…。
大いなる時代の変化に、大いに思う事があられたのでしょう。

歌の中にある桜は命の芽吹きと新たな季節の始まりを示すのみならず、
その散り様故に命の儚さ、そして釈尊の入滅も含めて相反する側面がありますね。

でも私とお嬢様にとっては、紛れもなく『始まり』の象徴です。
このお屋敷とお屋敷の前の桜並木…。
舞い踊る桜の花びらと、それを運ぶ優しい風に導かれて私達は出会ったのですから…。

このお屋敷と街が桜吹雪に包まれる時が訪れましたら、またお越し下さいませ。
人、妖(あやかし)と問わず訪れる方々と共に、歓迎致しますわ。(微笑)





417 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/14(Sun) 16:03
あなたにとってのトレンドなマイブームはございますか?

418 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/14(Sun) 16:29
今日はホワイトデーなので、バレンタインのお返しは貰えましたか?

419 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/03/14(Sun) 17:30
>>417

トレンド…ですか?つまり、最近のという事でよろしいでしょうか?
まずは静的なものとして、去年アニメ化され大いにヒットし7月には第2期の放送も決まっているライトノベル、
「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった」の新刊が発売されましたので、読み返しながら楽しんでおります。

相変わらず男女問わず多くの方を魅了する主人公の姿が見ていて楽しくて、
今回も大いに楽しませて頂きました。
アニメは昨年放送終了と同時に第2期の製作が決定したと聞いて、ずっと楽しみにしていたのですよ。
今度は原作にはないどのようなオリジナルのストーリーが見られるか、今からわくわくしているんです。

動的なものとしましてが、ウォーキングですね。
元々ウォーキング、ランニングは日常生活の中に取り入れてこの街の風景と共に楽しんでいるのですが、
昨年友人より、「あるくと」という歩数計アプリを勧められて以来そちらも楽しんでおります。

街を歩いて「住人」と出会い、決められた時間内に一定の歩数を歩く「依頼」を達成するという
遊び心のある歩数計アプリなのですが、これによってよりウォーキングが楽しくなって参りました。
勿論、歩きスマホは危険なので作動させる際にはきちんと足を止めて安全な場所で操作するよう心掛けています。

最近は町の梅の花が咲き乱れる場所のウォーキングを楽しんでおりました。
そしてもうすぐ、桜の楽しめる季節の到来ですね。

>>418

はい、本日ミサのお手伝いで教会を訪れた際に…。
教会の神父様に、クッキーを頂きました。
お手伝いをしている際に他の方からお聞きしたのですけれど…。
このクッキーは、神父様の手作りだそうです。

想いを寄せる殿方から、手作りの贈り物を頂ける…。
胸の中がドキドキして、温かくなって参りますね。
こちらは夕食後、美味しい紅茶を淹れて頂くつもりです。

ああ…。楽しみ…。(微笑)

420 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/03/14(Sun) 19:09
>>416(柚葉さん)

なるほど、柚葉さんにとっての『英雄』はご母堂様である、と。
あらためてお話を聞いておりますと、ご母堂様はわたくしにとりましても『英雄』と申し上げたいですわ。

邪まなる妖(あやかし)を我が身の危険を賭して封ぜられたその行い。
人と異種族との交友を願うわたくしにとりまして、まことにありがたきことです。
左様な者らが跳梁跋扈すれば、わたくしの願いの成就はさらに遠ざかるところでした。
ましてかの邪神はわたくしと同族の方を使役していたのですから。

そしてまた、柚葉さんがわたくしと絆を結んでくださった、その尊いお心もご母堂様の元で育まれたのです。
わたくしもこれから先ずっと、この絆の解けることの無きよう務め、我が『英雄』の思し召しに応えて
まいりましょう。


>>417

柚葉さんが仰っている「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった」は、わたくしも
コミックスを購読し、アニメ第二期も楽しみにしておりますが。

今最も注目しておりますのはアニメ放映中のアニメ「はたらく細胞」およびその原作シリーズでございます。
人の体の健康を支えるべく日々働き続ける細胞さんの奮闘は本当に心から応援しております。
コツコツと毎日命の糧を運び続ける赤血球さん、外敵を討つべく奮戦される白血球さん、その他の細胞さん一人一人の働きに感謝の念を覚えずにはおれません。
だって、人間の皆様が彼ら彼女らのお陰で生きていられるのです。
わたくしの日々の交友の陰にあるその働きには頭が下がる思いですわ。
無印の「はたらく細胞」に温かい想いを抱き、そして細胞の皆が危険の中任務を遂行する「はたらく細胞BLACK」を見て、
世の不養生の人々が己が健康の想いを致してほしい、と心底願います。

シリーズのその他の「はたらく細胞BABY」「はたらく細胞WHITE」「はたらく細胞LADY」なども、日々読み進めているところですわ。

それから我が身を働かせてのマイブームとしましては、『アクアジオラマ』がございます。
大きなアクリル水槽の中に水草や岩、流木や模型などを配して美しい景色を作り、その中で金魚さんに
ゆったりとくつろいで暮らしていただくのです。
ジオラマでございますから、限りある水槽の空間の中に遥か広い世界の広がりを感じさせる、それがとても楽しいのですよ。
過去に故郷の城館に飾られていた風景画なども参考になりますわ。
それらを参考にしながら、他のどこかにありそうでけれどどこにもない、わたくしの水槽だけの世界を作るのです。
山あり谷あり、草原あり屋敷あり…、その中を優雅に泳ぐ金魚さん…。
本当に見ていて飽きない小さくも広大な世界でございますわ。


>>418

わたくしには現在おつき合いしている殿方も想いを寄せる殿方もいませんが。
バレンタインデーにクラスメイトとして親しくしているダンピールのヴァルド・クリムゾン様に親愛の
気持ちを込めてチョコをお贈りしました。
そのお返しにいちごマシュマロをいただきましたわ。
先日お菓子屋さんで偶然彼を見かけた時、真剣な顔でいろいろなお菓子をご覧になっていたので
もしかしたら、と思っておりましたが。
実際にいただくとなんとも胸が温かくなるものですね。
今宵、紅茶と共にゆっくりいただきますわ。


421 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/03/14(Sun) 21:06
>>415
>>420(アーチェロお嬢様)

お嬢様、紅茶をお淹れ致しました…。
今夜の紅茶は「アラベスクローズ」です。
では、ホワイトデーの贈り物を頂きましょう。

>しかし敵方に苛烈な被害を与えたがために、以後人間と魔族の共倒れを避けての停戦をもたらして
>くださった、そういう方でございます。

辛い時代の中で、守るべき者のために刃を手にして戦わざるを得なかったとしても…。
憎しみの連鎖を己の手で断たねばならない…。
長兄様の胸中は、きっとそのような決意に満ちていた事でしょう。

長兄様が果てた地に咲く薔薇は、赤い薔薇なのでしょうか?
赤い薔薇の花言葉は「あなたを愛します」「愛情」「美」…。
残されたお嬢様に、例え自身が果てても「愛」を、
そして愛する事によって生まれる美しさを忘れてほしくない…。
長兄様が残した薔薇には、そのようなメッセージが込められているのかも知れませんね。

>ましてかの邪神はわたくしと同族の方を使役していたのですから。

叔母は母に守られるだけでなく、その娘を縛られた運命から解き放ちました。
そして経観塚では、その娘はお嬢様とも心を交わし新たな絆がまた生まれたのでしたね。
互いを思う気持ちが、時として他の者の運命をも変える…。
そのような意味では、叔母も私にとっては『英雄』なのかも知れませんね。
願わくば、私達の絆もそのようでありたいですね。

(紅茶と贈り物を頂きながら)

込められた気持ちは『愛情』であったり、『感謝』でもあったり、様々だと思います。
でも異性から贈られたものは、やはり特別でありお嬢様の仰るように胸が温かくなって参ります。
では、紅茶のお代わりをどうぞ…。


422 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/15(Mon) 08:28
皆さんはどんな信念はお持ちですか?

423 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/15(Mon) 20:20
グルメツアーに参加した経験はありますか?

424 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/03/15(Mon) 22:05
>>422

色々な意味で私自身は半人前であり、「信念」と呼べるものを持ち合わせているかどうか
まだまだ疑わしいのですが…。
お嬢様と絆を結んだ者として、譲れないものは確かにありますね。

それが何かと申しますと、

「私の血を吸っていいのは、お嬢様だけ」

という事です。
古より、私の血族はその身体に流れる血が妖(あやかし)に多大な力を与えるという理由で
多くの妖から狙われてきました。

お嬢様と共にこれからも歩み続けるのであれば、
きちんと己の身を守る事、我が身を危険に晒す迂闊な行動は慎む事を
心掛けていかねばならないと自覚しております。

ただし、お嬢様の近しい方が命の危機に晒されており、その命を救うためであれば
お嬢様のお許しを得た上で例外となりますが。

>>423

秋によく見られそうな企画ですね。
旅先で美味しいものを頂く事は私も好きですが、ツアーのようなものに直接参加したことは
残念ながら無いのですよ。

故郷は温泉や温泉饅頭くらいはありますが、グルメツアーの対象となるような名物は
残念ながら無いですね。

グルメツアーとは少し違いますが、春の桜が咲く頃にはお嬢様の学校の方々との
桜の名所巡りを企画しております。
ただし、宴会形式は周囲の方々にご迷惑となるのでウォーキングを中心に、
お食事はおにぎりやサンドイッチ等の軽食に限りますが。

425 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/15(Mon) 22:51
一緒に苺狩りにでも行きませんか?

426 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/03/17(Wed) 21:16
>>421(柚葉さん)

>今夜の紅茶は「アラベスクローズ」です。

ありがとうございます、柚葉さん。
ああ…、良い香り。
一日の終わりに三種類ものバラの香りに包まれて…、身も心も癒されますわ。

…柚葉さんは神父様からの贈り物のクッキーをお茶と共にいただいて。
ふふふっ、きっとこれ以上ないほど甘く芳しい味を堪能されているのでしょうね。

>辛い時代の中で、守るべき者のために刃を手にして戦わざるを得なかったとしても…。
>憎しみの連鎖を己の手で断たねばならない…。

柚葉さんにそう言っていただけると本当に心が救われる思いがいたします。
お兄様が身を以て悪しき連鎖を断たれたそのお心に、時を越えてこうして思いを致してくださって。
戦跡に花開いた薔薇を思い出すたびになお塞ぐこの胸が癒され、お兄様が安堵の笑みをわたくしに
向けてくださる、そんな気がいたしますわ。

>長兄様が果てた地に咲く薔薇は、赤い薔薇なのでしょうか?

…ごめんなさい、柚葉さん。
お兄様の散華のお話、以前したことをもっとちゃんと思い返してお話しいたしておくべきでした。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=519003578&st=776&to=776&nofirst=true

そして、今「アラベスクローズ」を淹れていただいていて誠に幸いでした。
この三色の薔薇の花びらを見て気付いたのですよ。
あの時、お兄様の薔薇を紫と回想したのですけれど、実はその紫は不思議な色合いで。
見る方向によって赤が優ったり青が優ったりして見える、そのことの意味に。

わたくしは紫の印象が強くて、その花言葉の「誇り」「気品」「尊敬」を、お兄様からのお諭しの如く受け止めておりました。
『誇りを持ち』『気品を保ち』『他者への尊敬を忘れるなかれ』
と。
貴族の娘としていろいろ足りていないわたくしへ優しく言い聞かせる、そんな兄でしたから。

ですが、今柚葉さんのお話を聞いて、大事なことに気づかせていただきました。

>残されたお嬢様に、例え自身が果てても「愛」を、
>そして愛する事によって生まれる美しさを忘れてほしくない…。

この赤い薔薇の花言葉こそ、わたくしに本当に言いたかったことだったのでしょうか。
なんという
ことでしょう。
長い長い年月を経て、ようやくお兄様のお気持ちに気づけたなんて。

そして。青い薔薇の花言葉は「奇跡」「喝采」。

「アーチェロ。
お前に自ら寄り添い優しく支えてくれる、そんな人間が現れる『奇跡』がきっとお前に訪れる。
 今からその素晴らしい人間に『喝采』を送らせてもらうよ。』

天上のお兄様がそう言って優しく微笑んでいらっしゃるのが目に浮かびますわ。

>叔母は母に守られるだけでなく、その娘を縛られた運命から解き放ちました。
>そして経観塚では、その娘はお嬢様とも心を交わし新たな絆がまた生まれたのでしたね。

そうだったのですね…。
叔母上様はご母堂様をその血潮を以てお助けになり、
(ニコニコ動画の『アカイイト プレイ動画 ユメイルート Part12』は胸に迫り落涙を禁じ得ませんでした)
そして、わたくしの同族をも救ってくださったのですね。
それはわたくしにとっても日ノ本における希望の光明でございます。
叔母上様もまた、わたくしの『英雄』だったのですわ…。

ああ…、今宵はヴァルド様との交友をゆっくり思い返すつもりでしたのに。
お兄様や柚葉さんの叔母上様への感謝の念が心を満たしてまいりますわ…。

(申し訳ございませんが、今宵はここまでとさせていただきます。)


427 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/18(Thu) 09:56
姫様はこの娘とお友達にはなれそうですが、姫様も姉属性ですから
「妹」にはなれそうもないですね。
つ【最強の吸血姫は妹が欲しいっ!】

それから姫様が異世界に行くなら、冒険よりスローライフ系ですね。

428 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/03/18(Thu) 19:33
>>425

苺狩りですか?それは良いですね。
冬と春の境目のこの時期は、苺の美味しい季節ですものね。

行きつけの青果店さんのお店でも美味しい苺を購入したり、
お店でも苺のスイーツを宣伝していたりと今の時期を彩る果物だと実感しております。

もし宜しければ、お客様の知っておられる苺狩りについて教えて頂けますか?
一度、下調べをしておこうと思います。
次の休日に、計画を立てた上でお嬢様やお屋敷の皆と共に参加させて頂きたいですね。

そういえば1月に来て頂いたグリッタちゃんは、苺のスイーツがお好きだとお聞きしています。
苺のスイーツは大切な家族の思い出だとか…。
今度は私が、苺のスイーツを作って差し上げたいですね。(微笑)

>>426(アーチェロお嬢様)

>…ごめんなさい、柚葉さん。
>お兄様の散華のお話、以前したことをもっとちゃんと思い返してお話しいたしておくべきでした。

こちらこそ、申し訳ございません。
主と共に、共有すべき大切な記憶であるというのに…。
私も、従者としてまだまだですね。

>天上のお兄様がそう言って優しく微笑んでいらっしゃるのが目に浮かびますわ。

私との出会いを「奇跡」だと長兄様に認めて頂けるのなら、それは至上の喜びです…。
過ぎた時は還らず、失われた命もまた戻らない…。
その時のお嬢様の哀しみを推し量る事など私には到底出来ませんが…。

ならばこうして手を取り合って、新たな道をお嬢様と共に歩む事…。
私が長兄様に報いる、唯一の方法なのかも知れませんね。

>>427

近年の「異世界もの」のブームは未だ留まる事を知らないようですが…。
このような場所でも、お嬢様の同族の方が活躍していらっしゃるようですね。

この時間では本屋さんに出向くのはもう無理ですが…。
幸い、電子書籍でも購入可能のようですね。
ならばお仕事が一段落しましたら、購入してみようかと思います。

給料日を迎えて、多少は余裕も生まれましたし…。
お嬢様の同族の方の活躍、楽しみにしております。
感想は、今暫くの間お待ち下さいませ。






429 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/03/20(Sat) 11:17
>>422

これは、『信念』と申しますか『そうであらねば』というわたくしの想いなのですが。

「『絆』に対して誠実であれ」

でしょうかしら。

それは当たり前のこと、と聞こえるかもしれませんが迂闊なわたくしは時としてそれを疎かにしかねない、
それを知っているからこそ、ゆめゆめ忘れてはならないと自戒しております。

>>415で少し申した通り、わたくしの一番上のお兄様は人間との戦いで落命いたしました。
そしてお兄様のお心は柚葉さんが>>421で、正しく汲んでくださっています。

『辛い時代の中で、守るべき者のために刃を手にして戦わざるを得なかったとしても…。
憎しみの連鎖を己の手で断たねばならない…。』

と。
ですが、お兄様を亡くした直後のわたくしはそれをなすことができず。
「お兄様の敵討ちはわたくしの手で。たとえこの身が滅びようと。」
とすぐさま飛び出そうといたしましたの。
そしてメイド長に制止され、これ以上ないと思うほど激しく叱責されました。

「若様のお心も分からず停戦を覆すような所業をなさるというなら。
 貴女を滅して、わたくしも自裁する。
 妹君をこのような愚か者に育ててしまったことを、冥府であの方にお詫びせねばなりません。」

…あの時ほど、メイド長が怖いと思ったことは無く、また我が身の愚かさに打ちのめされたこともございません。
わたくしは、お兄様のお心は言うに及ばず、お兄様と恋仲であったメイド長の心をも踏みにじるところ
だったのです。
そして停戦により救われるべき多くの命と心に対しても…。

不敏なる身は斯くの如しでございます。
相手を想っているつもりが相手に対して不誠実極まりない、そんな過ちを犯していないか、粗忽者ゆえ、
あのことを忘れずこれからに生かしてまいりたいのですわ。


>>423

まあ、グルメツアーだなんて滅相もございません。
わたくし、故郷にいた時から正式に雇用した献血係からの血しかいただいておりませんわ。
親戚の
伯爵令嬢や子爵令息から
「たまには人間の街をお忍びで飛び回って美男美女の血を堪能しようよ。」
なんて誘われたことがありますけれど、わたくしは断固お断りしていましてよ。
強引に迫るにしろ言葉巧みに誘うにしろ、そうやって街に繰り出すのは人間界にわたくしたちへの
恐怖を拡げて…。

…え、そうではない?
ああ、人間界でさかんに広告している方の…ですか。
勘違いしてしまいましたわ、申し訳ございません。(汗汗)
残念ながらそちらのツアーも参加したことはございません。
『宇都宮餃子はしごツアー』なんて、ちょっと怖いもの見たさで参加してみたかったですけれど。

ただし、企画されたツアーではなく個人的な食べ歩きの旅でしたら、昔から何度もしておりますわ。
独り気ままに、というわけにはいかずメイドさんの護衛がついてですが、それでも貴族の箱入り娘と
しては羽を伸ばせて楽しい旅でしたわ。
イタリアは地方色豊かで色々特色あるお食事が楽しめるのですよ。
カルミーニオ家の領地のある北イタリアのレストランにはよく参りましたが、『サグラ(収穫祭)』の
賑わいに交じってお料理をいただくのが殊の外好きでしたわ。

コマッキオという町の『うなぎ祭り』で鰻のリゾットや網焼きをいただいたり、
クレスという町の『りんご祭り』でストゥルーデル(オーストリア風アップルパイ)をほおばったり、
アルバという町の『白トリュフ祭り』では、白トリュフをふんだんにかけた目玉焼きに舌鼓を打ったり。

ですが、この街では柚葉さんが申しました通り桜の名所巡りが何より楽しみでございますわ。
街の皆様が大勢訪れる各所の賑わいに包まれて、家族といただくお食事は格別の味わいですから。


430 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/03/20(Sat) 11:20
>>424(柚葉さん)

>「私の血を吸っていいのは、お嬢様だけ」

『信念は?』との問いに、この言葉を紡いでくださる。
それがどれほどわたくしの胸を熱くすることか、お分かりになるでしょうか?
永の年月、人の世に交わりを求めて歩いてまいったわたくしですが、そのすべてが貴女のその言葉を
いただくまでの長い長い歩みだったかのように思えます。
今はただその一言に心からの歓びと感謝を表する以外ありません。

ですが、新たに湧き上がる思いは、

『決して貴女を危険に晒して、わずかでもその血を失わせることがあってはならない。』

その一事でございます。
他の誰に対してもそうであることはもちろんのこと、わたくし自身に対してもそれは戒めで。
あまりにも芳しく、あまりにも美味で、あまりにもこの身を潤すから、求めてしまいたくなるけれど。
その誘惑に身を任せて濫りにその尊い血を求めないように我が心を戒めて。
本当に二人の気持ちが高まり、与え与えられる二人の想いが一つになった時にだけ、どうかまたその血を
いただかせてくださいませ。
あの経観塚での忘れ得ない二人だけのときのように。

そういえば、ノゾミ様の言葉が思い出されますわ。

『私は桂と桂奈の血を…貴女は柚葉の血を他の鬼には渡すんじゃないわよ。』

いつかまた彼女にお会い出来たら、あの言葉をちゃんと守っていると胸を張って申したいですわ。


>>425
>>428(柚葉さん)

まあ、それは素敵なご提案ですわ!
皆で連れ立って、季節の恵みをいただきにまいる、ワクワクする催しでございます。
ぜひぜひ、ご一緒にまいりましょう。

柚葉さんが下調べしてくださると言っていますし、わたくしたち家族と貴方様、そして貴方様のご家族やお友達もよろしければ、みんなで参りましょうね。
聞くところによりますと、もぎたての苺は練乳やチョコレートソースに付けて食べても良いですが、
軽く水で洗ってそのまま何もつけずに食べてもそれはそれは例えようもなく甘くて美味しいとか。
あの可愛らしい紅い実を口に含むのを想像しただけで、喉が鳴ってしまいますわね。

ところで、お客様や柚葉さんのおっしゃる『苺狩り』とは、いずこかの農園で栽培されている苺…、
いわゆる『オランダイチゴ』を収穫させていただくということでしょうけれど。

わたくしはもう少し温かくなったら、ハイキングを兼ねて野苺狩りもしたいですね。
この街の周囲に広がる野山にはたくさんの種類の野苺が、季節の巡りの中わたくしたちを誘うかの如く
愛らしく実っているのですから。
クサイチゴ、ニガイチゴ、モミジイチゴにクマイチゴ…。
他にもいろいろありますが、生食に良し、ジャムにして良し、それぞれの魅力を堪能したいですわ。

心ワクワク苺狩り…、
グリッタちゃん先輩がこちらにいらっしゃるなら、もちろん一緒に楽しみたいですわね。


431 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/03/20(Sat) 11:21
>>427

これはまた耳寄りな情報、どうもありがとうございます!
さっそく電子書籍を購入しましたわ。

なるほど、妹大好き吸血姫さま、とても親近感がわきますわね。
わたくしも妹や弟がいる身ですし、今我が家にいるメイド見習い三姉妹も、わたくしにとっては妹の
ように可愛く思っておりますから。
(もっとも、三姉妹はすっかり柚葉さんに懐いていますけれど。)

真祖の一族でいらしてとてつもなく強い力をお持ちでありながら、それを鼻にかけることなく人間の
方々と対等につき合って仲良くなっていかれる姿はとても好感が持てますし、
あのほわほわ〜っとした笑顔が、見ていてとても心癒されます。
早く妹さんができると良いですね。

すごい力を見せられても友達付き合いをしてくださるナナミも素敵ですわ。
これからもリスティア様と人間界との懸け橋になっていただきたいです。

このところ、各地の同族の方本人の訪れや情報をいただいて、とても有難いことでございます。
クリス様(『吸血姫と学ぶ美味しい珈琲』)、セナ様(『吸血鬼は僕のために姉になる』)、アストリッド様
(『吸血姫譚アストリッド』)、そしてリスティア様(『最強の吸血姫は妹が欲しいっ!』)…。

いつか皆様を招いてお茶会が開けたらどんなに嬉しいことでしょう。
いずれ劣らぬ綺羅星の如き皆様を前に少し気後れしてしまいそうですけれど…。

そして、わたくしは冒険よりスローライフ系であると。
そうそう、そうなんですよ〜。
異世界に行ったなら、緑豊かな土地で家の敷地に畑を作って美味しいものを食べて過ごすのが最高
ですね〜。
だから、「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった」のカタリナ様に憧れて
しまうのですけれど。

でも、時々は日本食が食べたいですね〜。
ですので、週に一度扉が開く『異世界食堂』に行って、豆腐ステーキとか食べられるとなお良いかな。
逆に戦雲渦巻く異世界から日本に来て農村でスローライフを送る「俺んちに来た女騎士と田舎暮らし
することになった件」という小説・漫画がありますが、
そういうヒロインさんは全力で応援したいですね。


>>428(柚葉さん)

>こちらこそ、申し訳ございません。
>主と共に、共有すべき大切な記憶であるというのに…。
>私も、従者としてまだまだですね。

いえいえ、柚葉さんが恐縮されることはございませんわ。
わたくし自身、過去自分が何を言いどう行動してきたか、ちゃんと日記をつけておかないばかりに
いろいろ思い出せずに悔やむことしばしばなのですから。

こうして紅茶のお陰で大事なことを思い出せて本当に良かったですわ。
これからも少しずつ過去のことを回想してこれからの会話に活かせたら、と思っております。

>その時のお嬢様の哀しみを推し量る事など私には到底出来ませんが…。

それにつきましては、>>422様にお話ししたとおり、まことに恥ずかしくもすっかり平静を失って
しまって、危うく皆に大変なご迷惑をかけるところでした。

メイド長に叱られた後、自分の部屋に戻ってわんわんと泣いて泣いて泣いて…、
それでようやく少し落ち着くことができました。
さらに時間が経ってようやく何かお腹に入れたい、と思った時に、メイド長がそっと好物のケーキと
紅茶を差し入れてくれましたの。
メイド長だってどれほど悲しかったか分からないのに、と思い至って、自分の不明を恥じて。
ようやくお兄様とのとわの別離を受け容れられるようになっていきました。

今になって柚葉さんに気遣わせてしまったわたくしをどうかお許しくださいませ…。


432 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/20(Sat) 14:38
食玩や春のパン祭りや空き缶の蓋やベルマークなど、個人的に蒐集しているものはありますか??

433 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/20(Sat) 16:08
勉学に励んだ経験はありますか?

434 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/03/21(Sun) 20:30
>>432

つまり、商品の『おまけ』グッズということですよね?
はい、それでしたらわたくしにもございます。
まずは、『カバヤ児童文庫』と申すものでございます。
日本の老舗お菓子メーカーのキャラメルのおまけですの。
キャラメルの文庫券というものを集めて送りますと、古今東西の名作児童文学の立派なご本を
いただけるというとても文化的なおまけなのですわ。
1952年から1954年にかけて発行されましたの。
「そんな昔に日本にはいなかっただろう?」
とツッコミを受けそうですが、もちろん伊太利亜の城館にいながら、発注して送ってもらったのですよ。
多くは既になじみのある作品なので、その文字を読むことで日本語を覚えるのに大いに役立ちましたわ。
今も城館のわたくしの部屋には多くの名作が本棚に並んでいることと思います。
興味のある方は、岡山県立図書館のホームページで公開していますから『カバヤ児童文庫』で検索して
ご覧くださいな。

その後も日本の文物を集める機会として、故郷にいながらいろいろなものを集めましたわね。
『一粒300メートル』で知られるお菓子メーカーの食玩や、お茶漬けのおまけの浮世絵シリーズも
集めましたわ。
前者は戦時中の物資不足の時にあっても工夫していろいろな玩具を作ってくれました。
苦難の時代にも子供の夢を護ろうとしたその気高い精神に感動したものでございます。


>>433

あの〜、お忘れのようですがわたくしは現役の高校生ですよ。
もちろん登校し成績優秀…とは教科によっては少々心もとないのは否定できませんが。
それでも、我が家のメイドさんの美味しい紅茶とお菓子で頭を活性化していただけて、まずまず各教科
平均以上は保てていると自負しております。
ことに古文の解読は中々に苦労もございますが、そこに感じる先人の息づきはとても魅了される
素敵な教科ですわね。

更に申せば、わたくし過去に大学にも通っていたことがございますわ。
ボローニャ大学、欧州最古にして女性に門戸を開いた大学で、ぐうたらなわたくしも一念発起して
入学しましたのよ。
このことにつきましては、以前も少しお話しさせていただきましたわ。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=519003578&st=877&to=880&nofirst=true

残念ながら学友に正体を知られてしまい、退学せざるを得なくなりましたが。
わたくしがいま日本の高校に敢えて正体を明かした上で編入しましたのも、あの時の苦い思い出が
あったからなのです。
幸い、怖がりながらもわたくしを受け容れてくれた得難い方と今も机を並べております。
それを考えますと、勉強に身を入れねば、とあらためて心が引き締まりますわ。


435 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/03/22(Mon) 09:37
>>432

ん…。個人的に収集しているものと言いますと…。
両親と旅行をした時、父と一緒に歴史関係の観光名所等に足を運んだ時には思い出の品、記念品として
テレホンカード、QUOカードを購入する事にしています。
そして、お嬢様やお屋敷の皆様と遠出をした時にも…。

最近は携帯電話、スマートフォンの普及に伴い公衆電話が減っておりますので、
専らQUOカードが記念品となりつつありますね。
こちらのケースに入れておくのですけど、これらを見て色々と思い出を振り返るのは
個人的に楽しいひと時ですね。

それから春のパン祭りのシール、ベルマークは個人的な収集というよりも
生活の一つとして行っています。
ほら、キッチンの冷蔵庫にはきちんとマグネットで春のパン祭りの応募用紙にシールを貼っておりますし、
ベルマークは戸棚のチャック袋に収納しています。
お菓子の包装紙や食材のプラスチックごみを捨てる前には必ず、ベルマークが付いたものが無いか
確認していますよ。
お客様のご家庭でも、お母様が同じようになさっているかも知れませんね。

春のパン祭り以外にも、コンビニのパンのシールを集めて世界名作劇場のお皿等を貰ったこともありますよ。
これらは三姉妹さんが喜んで下さるので、集め甲斐がありますね。

ベルマーク以外にもペットボトルのキャップは捨てないできちんと集めて、
ある程度の数が集まりましたら定期的に町内会に寄付しております。
一つ一つの価値は小さくとも、忘れずにきちんと集めれば誰かの助けとなる。
「塵も積もれば山となる」ですね。

>>433

はい、私はこの街の大学に通っておりますので、勉学に励む立場という事になりますね。
やむを得ない事情を除いては講義を休む事はありませんし、今までに単位を落とした事もありません。

専攻しているのは、家政学になります。
大学で学んだ事をお嬢様のお屋敷での暮らしに役立てる事は勿論、
自分の将来のために必要な技能や資格を取得する為に日々励んでおります。

そのための一つの形として調理師免許を取得出来ましたし、
菓子製造技能士等の製菓に関わる資格に関しても学んでいます。

大学で学ぶ以外にも今後に役立つであろう資格の為の勉強は欠かしておりません。
あまり数学には強い方ではないのですが、2度の失敗を経て簿記の2級も取得出来ました。

あまり偉そうな事は言えませんが、「日々是精進」ですね。
何かを学ぶ姿勢は、一生持ち続けるようにしたいものです。

436 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/03/22(Mon) 10:26
>>427
>>431(アーチェロお嬢様)

お嬢様、>>427様、私も先日、「最強の吸血姫は妹が欲しいっ!」を電子書籍で購入致しました。
あまり意識していなかったのですが、改めて見ると随分と大胆なイラストの表紙ですね。(微笑)

リスティアさん、眷属になってくれる女の子ではなく心の底から甘えてくれる女の子が欲しいというのが
微笑ましくて好感が持てますね。
持ち前の御力で大抵の事はどうにかなってしまうとしても、心から欲しているものはなかなか手に入らない…。
貴族のシャーロットさんと互いの思惑が異なっていたり、現代社会から転移してきたユウコさんに
リスティアさんではなくナナミさんがお姉ちゃんと呼ばれてしまったり…。
リスティアさんの微笑ましい妹探しは、試練続きとなりそうですね。

それからこの手の作品は大抵は現代社会から転移してきた方と異世界の方で話が進むのですけど、
現代社会から転移してきた立場の方、ここではユウコさんを脇役、ある意味読者の視点とする事で
話を進めていくというのも面白いです。

お客様が仰る通り、お嬢様もお世話好きな「姉」タイプでいらっしゃいますので
残念ながらリスティアさんの望まれる「妹」的な立場は想像し辛いのですが…。
お友達として楽しくお茶の時間を過ごす事はきっと出来ますね。(微笑)

そうなると三姉妹さん、そしてグリッタちゃんはどうかと考えてみますと…。
三姉妹さんもグリッタちゃんも確かに「妹」的な立場だと思いますが、
双方共にお姉ちゃんに甘えてしまうのではなく、大好きなお姉ちゃんのために頑張りたい、
お姉ちゃんの喜ぶ顔が見たいというタイプなので、リスティアさんの求める「妹」とはちょっと違うかも知れませんね。

(一旦切ります)

437 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/24(Wed) 23:32
この時期は菜の花畑にピックニックしに行きたいですね

438 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/03/25(Thu) 15:29
>>427
>>431(アーチェロお嬢様)

>このところ、各地の同族の方本人の訪れや情報をいただいて、とても有難いことでございます。
>いつか皆様を招いてお茶会が開けたらどんなに嬉しいことでしょう。

最初はおそらく、クリスさんの旦那様の至高の一杯(コーヒー)から始まる事でしょう。
セナさん、アストリッドさん、リスティアさんがあの至高の一杯を口にされた時の満足げな表情が容易に浮かびますね。
そして、愛する旦那様のコーヒーを褒めて頂いた時のクリスさんの誇らしげな表情も…。

その際のスイーツの準備は、是非私に任せて下さいませ。
クリスさんの旦那様のコーヒーに恥ずかしくないものをお出しできるよう、精一杯頑張ります。

きっと楽しいひと時になるのは間違いありませんが、リスティアさんはきっと心の中で、

「でもみんな“お姉ちゃん”っぽいなあ…。“妹”になってくれそうな方はいないかも。」

と思われるかも…。
そしてその後に、三姉妹さんやグリッタちゃんが登場したら…。
ちょっとした騒動になるかも知れませんね。(微笑)

>そして、わたくしは冒険よりスローライフ系であると。

はい、そちらに関しては私も同意見ですね。
花々を育てるのと野菜を育てるのとでは多少違いはありますが、三姉妹さんとも力を合わせて
お嬢様のお力になってみせます。

流石にプロの料理人の方には及びませんが…。
異世界でスローライフを営むのであれば、和食の良さを多くの方に知って頂きたいですね。
そういえばカタリナさん、前世の記憶から和食を恋しがっておられますね。
もしご一緒出来れば、是非とも作って差し上げたいのですが。

材料さえあれば親友のマリアさんは直ぐにでも和食の作り方を覚えてしまうでしょうし、
カタリナさんはますます胃袋を掴まれてしまう事でしょう。(微笑)

お嬢様と同族の方や、異世界の方々との交流…。
想像すると、楽しそうな光景が沢山頭に浮かびますね。

>>437

はい、この時期は桜が一番話題になりますが、菜の花もまた綺麗な季節ですね。
春の穏やかな日差しと青空、その下に広がる「黄色の絨毯」とも呼べる光景…。
休日のピクニックには、最適ですね。

温かい春の日差しの中、菜の花畑を背景にシートを敷いてお弁当を広げて…。
時間を忘れて、穏やかな春風に身を任せるのはどんなに心地よい事でしょう。

ふふっ…。春風になびくお嬢様の銀髪と穏やかな優しい笑顔…。
時が止まればいいのにと思うのは、私だけではないでしょうね。(微笑)
そして遠目から三姉妹さんとグリッタちゃんがはしゃぐ光景を、優しく見守りたいものです。

もしピクニックに行くとすれば、今年はお嬢様のお母様であるオルキデア様、
そしてオルキデア様の御贔屓の画家のお嬢様もご一緒されるかと思います。
お嬢様と菜の花畑の風景は、最高の季節画になられるでしょう。

439 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/03/25(Thu) 21:39
>>430(アーチェロお嬢様)

>永の年月、人の世に交わりを求めて歩いてまいったわたくしですが、そのすべてが貴女のその言葉を
>いただくまでの長い長い歩みだったかのように思えます。

私も母から一族の系譜を、そして母と叔母が大切なものを守るために紡ぎ、
時に結び直してきた絆に纏わる話を聞いた時に、きっとこの身体に流れる『贄の血』は、
そして結ばれる『アカイイト』は、これから出会う大切な方の為にあると思って歩んで参りました。

だからこそ、決して我欲を満たそうという邪(よこしま)な者には屈しない、
いつか出会う、大切な方と共に歩むために少しでも心を強く持てる自分でありたい…。
そう思って歩んできた先に出会えたのが、他ならぬお嬢様でした…。

お互いの『信念』の合致…。
これもまた、私達の絆の一つなのですね。

満開となるのはもう少し先になりますが、お屋敷へと続く小路の桜並木…。
あの日のように、また今年も花開こうとしていますね。

>そういえば、ノゾミ様の言葉が思い出されますわ。

あの忘れ得ぬ日から、お嬢様は人、妖(あやかし)、神々を問わず多くの絆を結んで参りましたね。
その絆は自然と、私達の歩みを見守りながら時に標となり、時にお守り下さるでしょう。
ノゾミさんとの誓いを守る為にもお嬢様自身を強くするのは、『贄の血』がもたらす『力』に非ず…。
『贄の血』を一つの切っ掛けとして結ばれていく、『絆』に他なりません。

お嬢様の道のりが、私の語った『信念』へと繋がる長い長い歩みであったのなら、
私が叔母と同じ程に濃い『贄の血』を何故受け継いだのかという答えもきっと同じですね。

440 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/03/27(Sat) 18:00
>>436(柚葉さん)

>あまり意識していなかったのですが、改めて見ると随分と大胆なイラストの表紙ですね。(微笑)

表紙があれなら中身はもっと顔が赤らむような内容かとドキドキしましたが、意外と穏やかでホッといたしましたわ。

>持ち前の御力で大抵の事はどうにかなってしまうとしても、心から欲しているものはなかなか手に入らない…。

明るくて天真爛漫な方なので、もっと躊躇なく妹候補を攻略するのかな、と思っておりましたのに、
とてつもない力を持ちながらそれに溺れない、相手の心を尊重して、自分を信頼してもらえるように
動く、というのがとても好感が持てましたね。

>リスティアさんの微笑ましい妹探しは、試練続きとなりそうですね。

まずは、シャーロット様から依頼された孤児院の捜査からでしょうか。
そこにいる子どもたちとどんな交流があるか、行方が気になりますわ。
あのもの柔らかい笑顔で子どもたちを魅了して、孤児院を食い物にする悪党にはしっかりお仕置きを。

世界はそれぞれ違いますがラノベやアニメにも孤児院がよく出てまいります。
本好きの転生少女やクマの着ぐるみを着た転移少女が孤児院の子どもを救う展開はまことに
嬉しいもの。
戦乱の時代にわたくしも多くの寄る辺ない子どもたちを見てまいりましたゆえ、子どもの笑顔が
絶えるのは本当に辛いのです。
子どもたちの笑顔のためリスティア様も存分にお力が振るわれるのを切に願っておりますわ。

>現代社会から転移してきた立場の方、ここではユウコさんを脇役、ある意味読者の視点とする事で
>話を進めていくというのも面白いです。

後書きを読みますと、ユウコ様はコミック版のオリジナルキャラクターなのですね。
原作にはいないキャラ、それもラノベに精通した女の子が出てきたことで、柚葉さんのおっしゃるように
読者の視点からいっそう楽しめそうですね。

>お客様が仰る通り、お嬢様もお世話好きな「姉」タイプでいらっしゃいますので
>残念ながらリスティアさんの望まれる「妹」的な立場は想像し辛いのですが…。

わたくしがリスティア様に
「お姉ちゃん、だ〜い好き!」
と抱きついたりしても…あまり様にならない気がいたしますよね。
でも、柚葉さんにはたまに…いえ、なんでもございません。(汗汗)

リスティア様に思い切り甘える可愛い妹さん、きっとあの異世界のどこかで赤い糸でつながって
いることでしょう。
第2巻で登場することを期待していますわ。


>>437
>>438(柚葉さん)

お客様、これはまた素敵なご提案をありがとうございます!
おっしゃる光景を思い浮かべただけで麗らかな陽光に輝く一面の菜の花畑、まるでお日様の光に
光に染まったかのような菜の花畑が目に浮かびますわ。
確かこの街の郊外には正にそんな菜の花畑がありましたもの。
お客様と家族と一緒にぜひぜひ出掛けましょう。

大きなシートを持って行きましょう。
手作りのお料理を入れたお重を携えてまいりましょう。
お客様、お料理のリクエスト等ございましたらお聞かせくださいね。
不肖アーチェロ、腕によりをかけて作らせていただきますわ。

>ふふっ…。春風になびくお嬢様の銀髪と穏やかな優しい笑顔…。
>時が止まればいいのにと思うのは、私だけではないでしょうね。(微笑)

あら柚葉さん、それをおっしゃるのでしたら。
わたくしは貴女の黒髪が風に踊る様を、そして菜の花に遊ぶちょうちょが柚葉さんの周りを巡る、
そんな光景を見たくてなりません。
それこそいつまでも見つめていたいほどに。
お母様や画家のお嬢様もきっとその麗しのお姿に見惚れると思いますわ…。

そして柚葉さんには申し訳ないのですが。
わたくしはゆっくりとながら時が流れることを望んでもおりますの。
それはこの国の名曲に歌われた光景を見たいから。
「朧月夜」…、わたくしあれほど春の夜を歌った美しい歌を他に知りません。
まことに一幅の絵を見るかの如き美しい情景描写、心和む優しいメロディー。
あの歌が歌う光景を見るには、月の出を待たなければなりません。
お日様に代わり朧に浮かぶお月様が菜の花畑を照らす時までその場にいたいのです。
もちろん、そこまでの長居が難しければわたくしが今流行りという『女子ソロキャンプ』で楽しむ、
ということも考えられますけれど。

(申し訳ございませんが、いったん切らせていただきます。)


441 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/27(Sat) 19:57
お化粧にはこだわりはありますか?
もしくは好みの好きなブランドはありますか??

442 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/03/27(Sat) 21:19
>>438(柚葉さん)

なるほど、それはとても素敵でございます。
深井様のお淹れになる極上の珈琲に皆様方が陶然となさったところへ、柚葉さんお手製のこれまた
甘美極まるスイーツを頬張ったならば、それは正に天上の歌声も聴こえてこようかという最高の宴
ですわね。

三姉妹ちゃんやグリッタちゃんを見たリスティア様はキラーンと目を光らせられそうで、確かに
追いかけっこになったりしそうですね。

あ…、それでしたらこの際ソフィー様や灯様もお呼びするのも宜しいかもしれませんわ。
ソフィー様は血液以外は受け付けられませんが、エリー様以外の同族の皆様とお話しする良い機会
かもしれません。
そして灯様は…、リスティア様を見て
「お人形さんみたい〜。」
と迫っていかれたりして。
リスティア様に抑えが効くのは、彼女を措いて他にいないのではないかしら。

>花々を育てるのと野菜を育てるのとでは多少違いはありますが、三姉妹さんとも力を合わせて
>お嬢様のお力になってみせます。

なんと心強いお言葉でしょう…。
柚葉さんに三姉妹ちゃんたち、それにレイナさんがいてくだされば、わたくし怖いことなどなにも
ございませんわ。
これでも力には自信がございます。
荒地でも鍬を以て開墾するところから始めるのもまた楽しからずや、でございますわ。

そしてカタリナ様にはナスやキュウリの栽培法を教えていただいて、収穫したものは柚葉さんに
和食として美味しく仕上げていただいて。
もちろんわたくしもお手伝いいたしますけれど。
そしてカタリナ様のお友だちの皆様にもお出でいただいて、ガーデンパーティーなど催せたらとても楽しそうですね。

新たな交流、新たなお友だち、人とも人ならざるものとも絆は広がっていく、ステキなステキな
スローライフが目に浮かびますわ…。

(恐れ入りますが、今宵はここまでとさせていただきます。)


443 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/03/28(Sun) 06:33
>>441

化粧水は、国内メーカーの製品を選んで使用しています。
資生堂、カネボウ、花王、それなりに色々と選んで使用してきましたが、
一番合っていると感じたのは、資生堂の化粧水ですね。

メイクアップセットは、こちらのシャネルの製品を使用しています。
いえ、ブランドに拘りが強いというわけではなく…。
こちらのシャネルのメイクアップセットは、大学入学を祝って両親が選んでくれたものなんです。
ですから、大切に使わせてもらっています。

もし新たにメイクアップセットを購入する際にも、出来れば同じシャネルのものにしようかなと
思っていますね。

444 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/03/28(Sun) 11:39
>>439(柚葉さん)

>私も母から一族の系譜を、そして母と叔母が大切なものを守るために紡ぎ、
>時に結び直してきた絆に纏わる話を聞いた時に、きっとこの身体に流れる『贄の血』は、
>そして結ばれる『アカイイト』は、これから出会う大切な方の為にあると思って歩んで参りました

ご一族の運命の転変に大きな影を落とすもの。
『贄の血』のお話を伺った時、わたくしはそこに苦難の枷を感じておりました。
けれど
それは大きな間違いでした。
『贄の血』は尊き魂と繋がり合って、その血を受け継ぐ人たちに掛け替えのない絆の『アカイイト』を
結ばせてくれるものだった、
柚葉さんに傍にいていただいて、愚かなわたくしもそれを確信いたしました。

わたくしは…先に申しました通りお兄様が遺してくださった人との和解の細い道筋を、メイド長の
戒めを胸に、辿ってまいりました。
それがどんなにか細く不安に満ちていようと、幼い頃よりの憧れを、人と結ぶ絆の在ることを信じ
ながら。

おっしゃるとおり私たち二人の『信念』が、わたくしたちを出会わせてくれたのでしょう。
それは『運命』の言葉で片付けるべきものではない、わたくしたちが心に決めた想いを以て確かに
選択してきた結果でした。
そして、この場所へと桜舞う小路を歩いて来てくださった貴女の慈しみ深く強いお心に、心底からの
感謝と親愛を捧げます。

わたくしが結んでまいった絆は、柚葉さんあってのもの。
貴女への親愛と誠に賭けて、決して揺るがせにはいたしません。
わたくしを受け容れてくれた日ノ本にとってそれが正しい選択であったことを、我が身を以て
示してまいります。
この身に貴女の『贄の血』をいただいたことが、わたくしたち二人にとっての最良の選択であったと
証明するために。


>>441

女性の嗜みとして、他人様に不快を感じさせない程度の身綺麗さを保ちたい。
その想いでお化粧はいたしますが、特に華々しく自分を見せたいとの拘りまではございませんね。

試用している化粧品は、実家の経営する化粧品メーカーの品を使っておりますわ。
以前にも触れたことがございますが、実家のカルミーニオ家は製薬を含め医療事業に携わって
おりますが、
そこからさらに化粧品の製造・販売にも事業を拡大しております。
化粧品と申すものは人体に触れるものゆえその研究は薬物・毒物との研究とも関わってまいります。
中世の欧州では美肌を作るためとして水銀を含んだ白粉(おしろい)が流行し、傷ましい副作用を
もたらしたのは良く知られるところ。
もしご興味があれば、なろう小説の『異世界薬局』(2章1話「瀉血とファンデーション」)や
コミック版をお読みになることをお奨めいたしますわ。

そして、わたくしは故郷の城館に居りましたときより実家の経営する化粧品メーカーの品を使って
いる次第です。
今も故郷から新作が送られてくることもあるのですよ。
わたくしの肌の白さや髪の艶やかさを褒めてくださる方がいらっしゃいますが、それも彼ら彼女ら
研究者の研鑽に依るところが大きいのですよ。
最近では商店街の化粧品店様でも取り扱ってくださっているとのことで、ありがたいことですわ。


445 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/03/28(Sun) 11:43
さて、繰り返しになりますが。
最近ローカルルールを変更、より簡明にしたことをあらためてお伝えさせていただきます。
一度のお知らせでは中々浸透いたさないのではないか、と思いますので。

以下のとおりでございます。

・ご近所同士、マナーをお守りください。
・セクハラや猥談、誹謗中傷はお控えください。
・名無しさん同士で過度に話し込むのもお控えください。
・その他、荒らしや迷惑行為に該当するような言動はお慎み下さい。
・初めていらっしゃるキャラハンの方は以下の各項目をご記入ください。
名前:
性別:
年齢:
容姿:
好きなもの:
嫌いなもの:
その他自己紹介:(何かあれば)

何とぞよろしくお願いいたします。


446 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/28(Sun) 19:05
スマホは使っていますか?恥ずかしながら私はまだガラケーです(苦笑

447 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/30(Tue) 01:27
ルールすっきりしたね
乙です

448 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/03/31(Wed) 07:53
>>446

スマホとガラケーは、それぞれ得意不得意な機能がございます。
ガラケーをご利用なのも、それはもちろん普通の選択だと思いますわ。

ただ、わたくしも今年の年初に必要があってスマホに乗り換えました。
これはわたくしが部長を務めさせていただいている『社交部』の部員の方から連絡を密に行うために
通話アプリを利用したい、との希望をいただいたからなのです。
わたくしの方からの発案で流星群観望会なども催したりもしていますので、これは部長として
必要だな、と思いスマホを購入いたした次第です。

スマホを買った時に、粗忽者のわたくしのこと、うっかり落としたりして壊しては大変とスマホケースも
一緒に購入しましたが、ずい分いろいろステキなケースがあってずい分迷いましたわ。
『ファンタジーネコ』というシリーズが特に気に入りまして、悩んだ末に複数買ってしまいました。
『窓と星空と猫』『夜桜と蝶と猫』『手まりと金魚と猫』の三種類、その日の気分で選んで使っております。
今日はこちらの『夜桜と蝶と猫』、今の季節にちょうど似合う、そして幻想的な絵柄が気に入って
おりますの。


>>447

どうもありがとうございます。
お客様からそうおっしゃっていただけてホッといたしました。
今さらながら、元のルールはお客様にとってご来訪いただく足を遠のかせてしまったのか、と反省
しております。

皆様に気軽にお出でいただいてお話ししていただける、そんな場になれたら嬉しゅうございますわ。
こんな粗忽者ではございますが、少しでも皆様に良きひと時を過ごしていただける場でありたいと
願っております。

わたくしがこちらに参って6度目の春…。
あらためて皆様とのご近所づきあいを家族と共に深めてまいりとうございます。
これからも何卒よろしくお願い申し上げます。
(三つ指をついて平伏いたします。)


449 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/04/01(Thu) 22:29
エイプリルフールはお嫌いですか?

450 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/04/02(Fri) 22:17
>>446

お嬢様とお会いする少し前から、私はガラケーからスマホに切り替えました。
今はこれで、3代目のスマホになります。

私も最初はスマホを使いこなせず色々と大変でしたが…。
慣れてしまうとこの便利な機能についつい頼ってしまい、ガラケーを使っていた頃には
もう戻れないと思ってしまいますね。

各種の携帯電話のお店の店頭の広告に出ておりますが、ガラケーは段々とサービスが終了していくようですね。
もしお客様が切り替えられた際には戸惑いも多いかと思いますが、
慣れるとその便利な機能に驚かれるかと思います。

その日が来るまで、愛用の携帯電話を大事にお使い下さいませ。

>>447

有難うございます、お客様…。
ルールに関してはあくまでも決定権はお嬢様にありますが、お嬢様からの相談の際には
私からは特に異論はございませんでした。

お客様から好評価を頂けた事は、この場所を担当する一人として嬉しく思います。
どうか、今後ともよろしくお願い致します。

今、桜茶と御贔屓の和菓子屋さんで購入した桜餅を準備して参ります。
今暫くの間、お待ち下さいませ。

>>449

ふう…。(溜息)
この時期になると、ついつい私の短所を自覚してしまいます。
普段から冗談を口にするのはどうも苦手で…。

だからといって無理に冗談を口にして、その結果相手の方を不快な気持ちにさせてしまわないかと
心配で何も言えず、結局は何も無く終わってしまいます。

決して嫌いというわけではないのですが、何処か苦手意識を感じているのは確かです。
「面白味の無い女」としての自分を、自覚してしまいますね。

ですから私としては、相手の方からの軽く受け止められる程度の冗談を笑ってやり過ごす事が出来れば
それで十分だと思ってます。

(申し訳ありません、今宵はこれで失礼致します。)


451 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/04/03(Sat) 06:52
お二人はあまり血を吸ったり吸われたりはしないみたいですが、
こういう間柄ですか?

つ【吸血鬼ちゃんとメイドさん】

452 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/04/03(Sat) 07:22
>>449

嫌いではございませんわ。
吐かれても楽しくなれる嘘なら、ですけれど。
でもそういう嘘って中々難しいかと思いますわ。
わたくしもこの4月1日はこれと言って面白い嘘を思いつきませんでした。

嘘と言えば、こんな想い出がございます。
昔、まだ幼かったわたくしに城館のメイドの一人がニコニコしながら申しました。

「お嬢様、『日食』ってご存知ですか?」

「ニッショク?…知らない。なあに、それ?」

「あの空に輝く太陽が消えてしまうんですよ、今日を最後に。
 そしてこれからは常闇の世界が続いていくのです。
 我ら魔族の世界が来て…、
人間たちはただ我等に恐れおののき、日々身を縮めて生きていくしかなくなるんです。
 ステキですよね。
あの我等に仇なす連中が、いい気味じゃありませんか。」

「…まさか、そんなことが?」

わたくし、朝になっても大人しく棺桶に入らずに ― もともと寝相が悪いせいで棺桶は窮屈なので、
よく入らないまま寝ちゃうんですけど ― 夜更かし、じゃない昼更かしをして窓の方を見て
いましたら。
外が次第次第に暗くなり、やがてすっかり夜になってしまいました。
わたくし思わず自分の部屋から飛び出して廊下を走り、一のお兄様の部屋に飛び込みました。
何事ならんと目を丸くしていらっしゃるお兄様にしがみつき

「お兄様、お兄様!お日様が消えてしまいました!
 どうしましょう!
 人間が夜目が利きません。魔族に襲われてしまいます!
作物はお日様が無ければ育ちません!お腹を空かせてしまいます!
きっと大勢の人間が死んじゃいます!
どうしたらいいですか?どうにかならないのですか!?」

…しまいには涙声で訴えるわたくしにお兄様は

「アーチェロは、本当に人間が好きなんだね。」

そう言いながら微笑んで頭を撫でてくれました。
そして、お兄様の説明でわたくし日食がどういうモノか初めて知りました。

そのメイドは思い付きで、吸血鬼なら笑って済ませられるような嘘のつもりで吐いたのだと後で
知りました。
わたくしのリアクションを知ってそのメイドもすまなさそうに謝ってきましたが、わたくしはただ
(人間に何も無くて本当によかった)
との安堵だけが残っておりましたわ。

あれを思い出しますと、本当に嘘に対する感じ方は人によって違うものだと思いますわね。


そういえば、昔エイプリルフールに『贄の血』を『アカジル』なる商品名で通信販売する、という
宣伝がされた、と聞き及んでおります。
もちろんご母堂様はじめ関係者の方々のご承諾あってのことかと思いますが、ずい分大胆な企画では
ないでしょうか。

もしや『となりの吸血鬼さん』のソフィー様などはそれを本気にして申し込んだりなさったのでは
ないか…、と。
そう思うとなんだか可笑しくなってしまいますわね。


453 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/04/03(Sat) 08:19
>>444(アーチェロお嬢様)

>そして、この場所へと桜舞う小路を歩いて来てくださった貴女の慈しみ深く強いお心に、心底からの
感謝と親愛を捧げます。

お嬢様、社交部の皆様にお配りする桜おにぎり、桜サンドイッチの準備が整いました…。
その他の御支度も、万全です。
今年もまた、社交部の皆様との『桜名所巡り』の時期となりましたね。
では、参りましょう…。

(桜舞う小路をゆったりと歩きながら)

ふふっ…。三姉妹さん、はしゃいでおりますね。
かつては夜行性だったあの娘達も、すっかりこの街の春麗らかな青空と桜吹雪の光景がお好きになられて…。
幾度もお屋敷にお招きして、親交を深められた社交部の皆様とお会い出来るのも楽しみなのでしょう。

(小路を振り返りながら)

この桜舞う小路を歩いてお屋敷の正門の前でお嬢様とお会いしたあの日から、私達のかけがえのない日常は始まりました…。
母と若杉家の当主様、そしてカルミーニオ家の旦那様とメイドとしての採用の面談を終えて、
そして写真で御顔を拝見させて頂いたお嬢様と初めての対面を果たして…。

外国の方とは接する機会は決して多くはなかった私ですが、そのようなものを超えて
ここまでこの『春』の光景に馴染んでおられる方とお会いするのは初めてだと感じましたね。

今お嬢様が身に纏っておられる桜柄の御着物…。
私達の出会ったあの日の、それですね。(微笑)

そして春が過ぎ、この街の春夏秋冬の風景の中を共に過ごし…。
どの季節の風景にも一体となって馴染んでおられるかのようなお嬢様の御姿…。
それは、お嬢様がこの国と、そしてこの国の方々と共に在ろうとする御心の現れであると共に日々を過ごす中で実感致しました。

時が過ぎれば過ぎる程、共に重ねたかけがえのない思い出と絆の数は限りなく…。
そして思い出と共に収められた写真の数々はセピア色に染まる日が来ようとも色褪せる事は無く…。
あの日の出会いのように、決して変わる事の無い大切なものを思い出させて下さいます。

さあ、参りましょうお嬢様…。
そして本日は、奥方様と画家のお嬢様も合流される予定ですね。
奥方様が初めて参加される『桜名所巡り』…。
また新たな思い出が、皆様の胸の中に刻まれる事でしょう。(微笑)

454 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/04/03(Sat) 09:25
>>451

………っ!

すみません、お出かけのお時間の都合上、まずはサンプルで読ませて頂いたのですが…。
何故でしょう…。今まで読んだ吸血姫の皆様の作品の中で一番ドキドキしてしまいました…。(赤面)

クリス様やアストリッド様のように、人間の殿方との恋物語を成就させて夫婦となられた
吸血姫の皆様の物語も見てきたのに、何故でしょう…?

ああ、成程…。
吸血鬼のヒロインと人間の方が織り成す物語は幾つも見てきましたが、
明確に吸血鬼の方とお仕えするメイドの方の物語は私自身未見だったと思います。
お嬢様と私の姿を重ね合わせて、ドキドキしてしまったのですね。

いえ、その…。
お嬢様と私にとっては「吸血」はとても重要な意味を持ちますので
お嬢様が仰るように私たちの想いが本当に一つになった大切な時に留めておりますが…。

吸血鬼の方の「吸血」に対して「お礼(口づけ)」を頂くという行為は残念ながら未経験ですので…。
い、いえ、お嬢様さえお嫌でなければ私は何時でも受け入れるつもりでおりますが…。

い、いえ、その…。
す、すぐにお茶のお代わりを用意して参ります…。
素敵な作品を紹介して頂いた事に感謝致します、お客様…。(赤面)



455 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/04/03(Sat) 09:36
>>451

ステキな作品を教えて下さり本当にどうもありがとうございます!
さっそく電子書籍を買って読了いたしました。

吸血鬼のお嬢様と人間のメイド様の優しく温かい…そして情熱的な触れ合いの物語ですね。
お二人が互いに心から慕い合い求め合う姿は誠に尊くて、見ていてウットリいたします。
愛らしく小悪魔的な吸血鬼の主(あるじ)と、彼女を優しく受け止めつつ包み込むメイドと。
一コマ一コマから溢れ出る情愛にあてられて、少し酔ったような気分ですわ。

わたくしと柚葉さんともこのような間柄かと言われますと。
もし他人様の目にその様に映っているのなら、とても照れくさくて恥ずかしく、また嬉しくはあるの
ですけれど。
ですが、わたくしたちの関係とは少し違うかな、と思うのです。
おっしゃるとおり、わたくしはあまり柚葉さんの血をいただくことはございません。
柚葉さんは吸血鬼たるわたくしを心から…、そう心から受け容れてくださった方なのです。
わたくしはそのお心にひたすらのお慕いと感謝とを捧げてまいり、それを我が身を以て示してまいりたい。
そう思っているのです。

なるほど、この作品の第10話4ページ目でのお嬢様の言葉から、彼女もそれに類する想いを抱いて
いらっしゃるのが窺えますが。
ですが、彼女は恐らくは毎日メイド様の血をいただいていらっしゃいますわ。

血とは人の体を健やかに保ち、命を繋ぐ尊いものでございます。
それをいただくことは多かれ少なかれその体と命に負担となる。
そのことをわたくしは忘れたくは無いのです。

それに、わたくしは本当のところとても欲張りなのかも知れません。
かつてわたくしは、柚葉さんから血をいただいたとき心がとてつもなく波立つのを覚えました。
『贄の血』…、その美味しさ、芳しさにわたくしは心を奪われそうになりました。
柚葉さんの存在そのものをまるごといただいてしまいたい、そんな貪欲が我が身にあるのではないか
と自覚し、恐怖し、そして必死に自分を戒めたのです。

『忘れるな、惑うな、彼女が与えてくれたものを見誤るな』
と。
(その時のことを回想しております)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=478946904&st=471to=471&nofirst=true

ですから、わたくしは彼女を慕うこの心と向き合い、普段から血をいただくことはしない、そう心に
決めたのでございます。
ですからその点につきましてはどちらかというと、『となりの吸血鬼さん』(第2巻20話)のソフィー様に
近いでしょうか。
『灯から血を吸いたくないのは友人だからだ
 毎日一緒に過ごす人間の血を吸うのが癖になったりでもしたら危険なんだ』
そうソフィー様は仰いましたわ。

そして、どこまでも吸血鬼と人間と。
種族の違いを越えて手を取り合う、そうして共に歩んでいく、それがわたくしたちなのですわ。

(申し訳ございません、いったんここまでとさせていただきます。)


456 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/04/03(Sat) 10:06
訂正でございます。
>>455でのわたくしの回想のリンク先の表示が、レスの471以降全部になってしまっていました。
あくまで471のみが対象ですので正しいリンクにお直しをいたします。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=478946904&st=471&to=471&nofirst=true

失礼いたしました。

話は違いますがこの際ですのでもう少し。
献血する者とされる者の物語と申しますと、わたくしは過去に『吸血鬼の食卓』という作品も読んだ
ことがございます。
この物語も大好きですが、今回まったく別の雰囲気の作品を読ませていただくと、他にもこのような
作品が在るのだろうか、と気になってしまいますね。

もし、そんな作品をご存知の方がいらっしゃいましたら、お教えいただければ嬉しゅうございますわ。


457 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/04/03(Sat) 16:56
>>453(柚葉さん)

>お嬢様、社交部の皆様にお配りする桜おにぎり、桜サンドイッチの準備が整いました…。
>その他の御支度も、万全です。

ありがとうございます、柚葉さん
桜の塩漬けのトッピングが映えるおにぎり、
桜の型抜きをしたパンから桜色のハムがのぞいているサンドイッチ。
とても可愛らしいですね。
それでは、みんなの準備も整ったところで、いざ出かけましょう。

日の光は麗らか、風邪は済んでいて温かくそよいで心地良いですね。
三姉妹ちゃんたちもようやく寒風から解放されて、綻んだ表情が見ていて和みますわ。

そして社交部の皆様もご一緒で。
恒例の我が家の春の行事ですが、これまでにない大人数でまことに賑々しいのが嬉しいですね。
本日桜目当ての人々も多いのでしょう、バスケットを持った人が行き交って、皆様の笑みも桜同様に
満開の綻び、見ていて心弾む光景です。
並木に、家々の庭に、川べりに、そこかしこで桜が満開、惜しげもなく花びらを舞い散らせて。
本当に今日は街を上げてのお花見日和ですわ。

>この桜舞う小路を歩いてお屋敷の正門の前でお嬢様とお会いしたあの日から、私達のかけがえのない日常は始まりました…。

はい、桜の舞い散る様を見ていると、ふと周囲の人の姿が後景へと退いて、柚葉さんのお姿が際立って、
そしてあの光景が目に浮かんでまいります。
あの日、ふと何かに誘われるように玄関を出て、門までの緩やかにカーブを描く道のその先に柚葉さんの
姿を見つけたあの時の。
初めてお目にかかるお姿なのに、なぜか一瞬でわたくしの目を惹きつけたあの微笑みを。

>母と若杉家の当主様、そしてカルミーニオ家の旦那様とメイドとしての採用の面談を終えて、
>そして写真で御顔を拝見させて頂いたお嬢様と初めての対面を果たして…。

まあ、お父様が日本にいらしていたのですか?
それはまあなんとも…、あの方は何をなさっているのやら。
娘から見ても無闇に子煩悩なところがある方ですので、柚葉さんに何か失礼を言わなかったか、と
心配になってまいりますわ。

>今お嬢様が身に纏っておられる桜柄の御着物…。
>私達の出会ったあの日の、それですね。(微笑)

気づいていらっしゃいましたか…。
あの、わたくしの生涯で最も忘れ難いであろうあの日を思い出したくて、召してまいりました。
あまりにあの日の感情が溢れて鼓動が治まらなくなるのではないかと心配もしましたが、貴女が傍に
いてくださると、ただ穏やかな歓びに包まれていられます。

>それは、お嬢様がこの国と、そしてこの国の方々と共に在ろうとする御心の現れであると共に日々を過ごす中で実感致しました。

わたくしが穏やかに過ごせてこられたのは、この国の人々と妖(あやかし)と神々とが、わたくしを
受け容れてくださったからですわ。
今日のこのどこまでも優しい光も、風も、花々も、それを教えてくれています…。
『今日もまた新たな想い出を作りなさい』
とそう囁きかけてくださっているように思えるのですよ。

(申し訳ございません。続きます。)

458 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/04/03(Sat) 16:58
>>453(柚葉さん)(続きでございます)

>奥方様が初めて参加される『桜名所巡り』…。
>また新たな思い出が、皆様の胸の中に刻まれる事でしょう。(微笑)

…お母様も受け容れてくださったこの国の皆々様は、本当に本当に寛容でいらっしゃるのでしょうね…。

「ちょっとぉ、なんで溜息交じりで言っているのかしらぁ?」

…それは空耳ですわよ、きっと。
お母様、本日はようこそお出で下さいました。
…これはまた豪奢な…お母様、お着物を新調なさったのですね。
なんとも見事な夜桜ですわね。
闇の中舞い散る桜花がなんだかすごく躍動感があって。

「んふふふふ〜、そりゃあねえ、この娘がデザインした柄をこの街の腕利きの職人に染め上げさせた
からねぇ。」
「お腹空いた…。」

お嬢様、お久しぶりでございます。
母のためにお骨折りいただき、どうもありがとうございました。
…あら、その隣にいらっしゃる女性は?

「…ども。」

ん、あら?
ノゾミ様?…ではないですね。
でも、なんだか面影が似ているような…。

「ああ、これはうちの『皿洗い』よぉ。」

えっ、ということは、例のあの『蛇神』様がらみと言う?

「ん〜、さあ?
なぁんか、ヘンな糸がついていたから、こう、ね。」
(そう言って母が手をチョキの形にして、ものを切るしぐさをします。)

「もっとも、糸の端はまだちゃあんと掴んでいるからねぇ。
気が向いたらそのうち糸を手繰ってこの『皿洗い』を放ったヤツと遊んでやっても良いわよぉ。」

…ほんと、やめてくださいね、トラブルを持ち込むのは。
下手を打つとご母堂様にご迷惑になるかも知れませんから。

「そんなつもりはないから、そんな顔を曇らせるんじゃないわよぉ。
 さあさあ、今日はみんなで柚ちゃんのランチを楽しむんだから、笑って笑って。
 今宵この着物の柄みたいな夜桜を見るまで楽しむのよお。」

どうやら長い一日になりそうですわね…。
でも、柚葉さんとご一緒なら目いっぱい楽しめると信じておりますわ。


459 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/04/03(Sat) 20:50
>>457(アーチェロお嬢様)

>娘から見ても無闇に子煩悩なところがある方ですので、柚葉さんに何か失礼を言わなかったか、と
>心配になってまいりますわ。

面談の時以来、残念ながらカルミーニオ家の旦那様とお会いする機会はありませんでしたが、
貴族の名家の当主としての風格を備えながらも
今は離れて暮らすお嬢様の事を心底大切に思っていらっしゃるのを母も私も感じ取っておりました。

実はあの時、旦那様は…。

「娘が長年“禁血”に耐えてきたとはいえ、慣れぬ異国の暮らしで心身が弱っていないか心配でならない。
娘自身はお主の血を決して望まぬであろうが、
もし娘の命に関わるような事態に陥った時にはお主のような者が側にいてくれれば心強い。
どうかこの国で、娘の傍にいて支えてやってほしい。」

と、頭を下げられたのです。
初対面で私達のような庶民に、貴族の末裔の名家の当主様が頭を下げられるとは並大抵の事ではないと思いました。
一人の父親として、娘を想う旦那様の真摯な姿に母も私も心を打たれました…。

若杉の当主様も、

「異国の方、それも西欧の魔族出身の方が“贄の血”を得るかも知れないというのは歴史的にも前代未聞です。
我々鬼斬部としても看過出来ない事なのは間違いありません。
ですが、カルミーニオ家のお嬢様は困難を覚悟で自ら道を切り拓こうとこの国に足を運ばれました。
その志を無碍にするのではなく、誠意をもって見守るのが私達の役目であると考えます。
結論はあくまでも柚明さんと娘さんですが、私達に依存はありません。」

と言って下さいました。

>気づいていらっしゃいましたか…。
>あの、わたくしの生涯で最も忘れ難いであろうあの日を思い出したくて、召してまいりました。

そしてこの桜舞う小路を歩いて、私達は…。(微笑)
思えば私達の出会いと縁や絆も私達を取り巻く大切な方々が織り成す形で生まれたのですね。

あれから変わらないものも、そして変わっていくものも私達には沢山ありました。
そして変わらないのは、この季節の桜舞う小路と私達の出会いの記憶…。
幾度季節が廻ろうとも、それは決して色褪せる事は無いでしょう。

460 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/04/03(Sat) 21:19
>>458

>お母様、本日はようこそお出で下さいました。
>…これはまた豪奢な…お母様、お着物を新調なさったのですね。

奥方様、ご機嫌麗しく…。
ああ…これまでもドレス、和服と問わず見事なお姿を披露されてきましたが
桜を身に纏った姿は初めてですね。
お嬢様と並び立つと…。正に『満開』の一言ですね。

このデザインは、画家のお嬢様が…。
絵画のみならず、様々な分野でご活躍されているのですね。
流石は奥方様が見込まれた芸術家です。

>「ああ、これはうちの『皿洗い』よぉ。」
>えっ、ということは、例のあの『蛇神』様がらみと言う?

お初にお目にかかります。羽藤柚葉と申します。
私はお嬢様に…貴女は奥方様に…。
お仕えする立場として、私達は同士という事になりますね。
互いの主のために、共に尽くして参りましょう。

…確かにどこか、ノゾミさんと似ていらっしゃいますね。
でも奥方様が、呪縛からその身を解き放って下さったのですね。
慣れぬ事も多いかと思いますが、『自由な翼』をお持ちの奥方様の傍にいるのですもの。
自らの意志で、いずれはきっと自らの道を歩まれていくのでしょう。
その時まで、頑張って下さいね。(微笑)

>どうやら長い一日になりそうですわね…。
>でも、柚葉さんとご一緒なら目いっぱい楽しめると信じておりますわ。

はい、それはもう…。
行き交う人々の楽し気な光景、そして春のこの街を彩る桜吹雪…。
ゆっくりと歩みながら、堪能致しましょう。

461 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/04/03(Sat) 22:36
>>454(柚葉さん)

柚葉さんもあの作品をお読みになったのですね。
まだサンプルを読んでいらっしゃるところのようですけれど。
それでもわたくしと同じくドキドキとしていらっしゃるということは、ヒロインお二人の関係に
…その思い当たるところがあったの…ですね。

もちろんわたくしも我が身と柚葉さんになぞらえてドキドキと…って、いえ、その、ほんの少しですのよ?
わ、わたくしはあのように艶めかしく迫って柚葉さんの血を毎日耽溺したりしませんから。

>吸血鬼の方の「吸血」に対して「お礼(口づけ)」を頂くという行為は残念ながら未経験ですので…。

それも、もちろんですわ!
柚葉さんのその如何にも弾力に富んで瑞々しく、重ねればきっと陶酔と悦楽をもたらしてくれそうな
唇をいただくなど、ああ、いえ、これは思ったままを言ったまでで、いえいえいえ…。

>い、いえ、お嬢様さえお嫌でなければ私は何時でも受け入れるつもりでおりますが…。

はううっ!!
わ、わ、わたくしの心臓が跳ねて、血が逆流してしまいそう…。
い、何時でも、とおっしゃるのはつまり、あのお嬢さまとメイド様のように献血が行われたときに、
ということですわよね?
まさか日常的にしても良いとか…、いやいやいや、何を言っているのでしょう、わたくし。
さすがにそれは神父様に対して申し訳が立ちませんわ。

で、では、今度何時か、またその大切な血をいただく、そんな時が訪れましたら、わたくしも…それを
望みます。
どうか…その時はそのお美しい唇にわたくしの唇を重ねることをお許しになって…。

あああ、お客様の前でわたくしったら。
すっかり想いの丈を披露してしまいました。
今すぐにでも閉じこもって布団をかぶってしまいたい…。

(申し訳ございません。今宵はここまでとさせていただきます。)


462 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/04/04(Sun) 17:36
>>459(柚葉さん)

>貴族の名家の当主としての風格を備えながらも
>今は離れて暮らすお嬢様の事を心底大切に思っていらっしゃるのを母も私も感じ取っておりました。

…お父様、ごめんなさい。
『柚葉さんにわたくしの献血係になるように居丈高に申したのでは?』
などと疑ったりいたしまして。
お父様が『贄の血』を知っていることがずっと気になっていたのですよ。
『蛇神』様のことは、ご母堂様とその知己の方々を信じていれば大事無い、でもカルミーニオ家が
『贄の血』を無心するならば、断然実家との関係を断って柚葉さんをお護りする、この命に代えて
できることなら喜んでそうする、そう思っていましたけれど。
どうやら、お父様は紳士的に柚葉さんにお頼みくださったとのこと。
心より安心いたしましたわ…。

そして、わたくしと柚葉さんを繋ぐ糸を手渡してくださったことに心から感謝いたします。
娘として心から愛していますわ。

>初対面で私達のような庶民に、貴族の末裔の名家の当主様が頭を下げられるとは並大抵の事ではないと思いました。

父の想いを汲んでくださってありがとうございます。
魔族の大身(たいしん)の者が接触されてきて、不安をお持ちになったかと心配でしたけれど。
子煩悩なうえ、わたくしが人間と何とか仲良くなりたいと思い続けていたことを良く知る父なのです。
人間のお嬢様、それも妖に狙われやすい方に接触しようとしていることをわたくしが知ったなら、
わたくしに怒られる、と内心ドキドキだったかと思いますよ?
今となっては容易に想像できますわね…。

ご母堂様…、ご自身が『贄の血』を狙う妖と戦っておられながら、吸血鬼の頼みを受け容れて愛娘の
柚葉さんがわたくしのもとにいらっしゃることを許してくださるなんて…。
あらためて柚葉さんから教えていただくと本当に身の縮む思いです。
経観塚で初めてご挨拶させていた時も自然と頭が下がって平伏いたしましたが。
感謝の想いは高まるばかりでございます。

若杉のご当主様にも感謝申し上げなければなりません。
たしかに鬼斬部としては看過できないどころか断固断ってもおかしくない事態でしたでしょう。
今も見守られている、ということはわたくしに不義があれば即座に断罪されることでしょうね。
それは重々心に留めておきましょう。
もっとも鬼斬の方々が動く前に、朱珠のお守りがこの身を遠慮なく焼いてくれるでしょうけれど。

そして誰よりも、まだ見たこともない吸血鬼のわたくしのもとへ、献血をなすために来てくださった、
柚葉さんのお優しさと…勇気に、どんなに感謝してもしきれません。
どのような負担が待っているかも知れない場所へ独り参られたわたくしと、今はこうして並んで
歩いていてくださるのですから。

>思えば私達の出会いと縁や絆も私達を取り巻く大切な方々が織り成す形で生まれたのですね。

なんだか物騒な話になってしまいましたけれど、大切なのはそのことですわね。
多くの方々のお心遣いをいただいて、今のわたくしたちがあるのです。
この形を決して失うことのないように、心通わせて大切にしてまいりましょう。


463 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/04/04(Sun) 17:39
>>460(柚葉さん)

>奥方様、ご機嫌麗しく…。
>お嬢様と並び立つと…。正に『満開』の一言ですね。

「ありがとう〜。
 ほらほら、我が娘よ、もっとこちらに寄って寄って。
 柚ちゃん、写真お願いねぇ。」

お母様、少し離れていただけませんか?
暑苦しいのですけど…。

>このデザインは、画家のお嬢様が…。
>絵画のみならず、様々な分野でご活躍されているのですね。
>流石は奥方様が見込まれた芸術家です

「あらあら、この子ったら、頬を赤らめて何々?」

「この次は…もっと頑張る。」

「ん?ああ〜、そうそう、この娘この着物は『手描き友禅』の図案作成(デザイン画描き)から下絵描きまではやったんだけどぉ。
それだけじゃ飽き足らず、これからは全工程自分でやって、その後の『友禅流し』、そして
着物の仕立ても自分で、って言い出してさぁ。」

『友禅流し』って、昔の京都の川の風物詩だったアレですね?
水のきれいな川で糊や余分な染料を落とすための。
でもそういうのは専門の業者がやるものなんじゃ…。

「それも全部やりたい、って聞かないのよねぇ。
 なので、まあ手はずは整えてあげるんだけどさぁ。
 …あ、この娘ったら、また。」

え?あ、あの、お嬢様、わたくしの着物をじっと見て、つまんでいらっしゃいますけど。
いえいえ、これはわたくしにとって特別なお着物で替えは利きませんから!(汗汗)
う…、そんな残念そうなお顔なさらないで。
別の時に着る別の柄の置き物でしたら、いつかお願いしますから…。

>お初にお目にかかります。羽藤柚葉と申します。
>私はお嬢様に…貴女は奥方様に…。
>お仕えする立場として、私達は同士という事になりますね。

「はい、お初に…って、あなた、なんでそんなに落ち着いてるの?
 『同士』??
 聞いたでしょ、わたし今は切れたとはいえ『紐付き』だったのよ?
 わたしが何しに来たか、だいたい想像がつかない?
 少しは警戒とかしなさいよ。」

「あはは、ダメよぉ、柚ちゃんには表面的なごまかしも虚勢も無駄なんだからぁ。
 なんたって仮にも真祖直系の我が家のドラ娘のところへ独りで行って餌付けしちゃった子なんだ
 からぁ。」

…言葉の端々に引っかかりを覚えないではないですが、嘘ではないから何も言えませんわね。

>慣れぬ事も多いかと思いますが、『自由な翼』をお持ちの奥方様の傍にいるのですもの。
>自らの意志で、いずれはきっと自らの道を歩まれていくのでしょう。
>その時まで、頑張って下さいね。(微笑)

「…はああ。
 たしかに、わたしが突っ張っるのがバカバカしくなる器量の持ち主みたいね。
 わたしの『姉様』もこの人の親戚に陥落したらしいけど、今ならその気持ちがよく分かるわ。
 柚葉さん、だっけ?
 …まだしばらくこの奥方様のところで『皿洗い』を務めさせていただくから、いろいろよろしくね。」

…よかったですわ。
お母様の魔法の『チョッキン』はありましたけれど、柚葉さんのお陰でまた一人本当に心から『解放』
された方がいらっしゃるなんて。

今日の日の春の日差しがまた一段と明るく柔らかくわたくしたちを照らしてくださっている心地です。
柚葉さんと共にこの新たな春の息吹を感じられる今日この日が、幸せに満たされていきます…。


464 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/04/04(Sun) 20:57
訂正でございます。

>>463

>どのような負担が待っているかも知れない場所へ独り参られたわたくしと、今はこうして並んで
>歩いていてくださるのですから。

「どのような負担が待っているかも知れない場所へ独り参られ『た』」

ではなくて、

「どのような負担が待っているかも知れない場所へ独り参られ『て、』」

でしたわ。

わずかの文字の違いですが、全然意味が違ってしまいました。
申し訳ございません。

465 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/04/05(Mon) 21:10
最近は季節の変わり目で寒暖差が激しいですが、お嬢様達は大丈夫でしょうか?

466 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/04/07(Wed) 19:35
>>465

お客様、お気遣いくださってありがとうございます。
さりげなくおっしゃって下さるそういったお言葉が相手の胸を温める。
そんな優しさに触れられるのが嬉しゅうございます。
わたくしはご存じのとおり吸血鬼。
他人様から大切なものを奪って生きてまいった身だからこそ、他人を気遣うことを心してまいりたい、
あらためてそう思わされますわ。

せっかく桜が喜びを表現するように花開いていましたのに、本当に急にまた寒さが戻ってまいり
ましたね。
お客様もどうかお体をおいたわり下さいませ。

せっかく衣替えをしたと思ったら、また冬物のお世話になってしまう今日この頃です。
冷えた北風にショールが手放せず、帰り道も少し急ぎ足。
それでも、日本の三寒四温を体験するのもずい分と年を重ねましたので、心構えはしておりましたわ。
そしてせっかくまた寒くなったのだから、この際冬の暖を取ることをまた楽しもうと考えて。
これこのとおりまた炬燵を使っておりますの。
温かい甘酒も用意して、ぬくぬくを味わうこの楽しさよ…。
お客様もどうかお入りなさいませ。

そういえばかつて我が城館を訪ねてこられたオーストリア帝国の吸血姫の方に、あちらの三寒四温を
表現する言葉を教えていただきましたわ。
いわく、
“April, der macht was er will.”
(4月、アイツはやりたいことをやる。)
4月の気まぐれな天候を上手く表していますわね。

わたくしたちもそんな気まぐれな春の女神…日本で申せば『佐保姫(さおひめ)』様、彼女に翻弄され
ないように、上手におつき合いしてまいりたいですわね。


467 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/04/07(Wed) 21:30
わたくしの大好きな画家である甲斐千鶴さまが『佐保姫(さおひめ)』の御神影(おみえ)を
描いていらっしゃいますね。

『甲斐千鶴 春媛神』で画像検索するとヒットいたします。
この方が気まぐれに三寒四温をもたらされていると思いますと、ここしばらくの天候もふと
苦笑しながらも穏やかな心地で過ごせそうでございます。

468 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/04/09(Fri) 07:11
>>465
>>466(アーチェロお嬢様)

コトコトコト…。(小鍋で甘酒を温めています)

お客様、お気遣い有難うございます。(微笑)
朝晩と昼間の寒暖の差の激しさ…。
早朝は特にそれを実感致しますね。

主な対策としましては、インナーは未だに冬用のものを着用し、
日中大学に通う時は上着を必ず持参しております。

お仕事の際に着用するメイド服に関しましては既に春用のものを着用しておりますが、
こちらは春の寒暖の差を想定したきちんとした造りになっております。
私達メイドに対する、お嬢様の御心遣いですわ。(微笑)

そしてお出かけする前、またはお仕事を始める前に温かい飲み物を飲む事です。
お嬢様がこよなく愛する甘酒は、ほっとする温かさを身体にもたらしてくれるのですよ。
どうぞお客様、召し上がって下さいませ。

お嬢様や私は特に寒い朝は、甘酒に少しすり下ろした生姜を加えて飲むようにしております。
生姜は健康に良く、身体を温めてくれます。
喉や鼻をすっきりとさせてくれますし、この時期の花粉症対策にもなりますよ。
お客様さえよろしければそちらもご用意させて頂きますが、如何ですか?

>わたくしの大好きな画家である甲斐千鶴さまが『甲斐千鶴 春媛神』の御神影(おみえ)を
>描いていらっしゃいますね。

佐保姫(さおひめ)様の御姿、拝見させて頂きました。
桜の背景、そして傍らの鹿さんと共に微笑むお姿…。
誠に美しい方ですね。

お嬢様が仰るように、女神様としての余裕故か何処か気紛れな一面もお有りなのでしょうか。
でもこの朝晩の冷え込みも、
「春だからと浮かれるだけでなく、この寒さをもって気を引き締めよ。」
という私達に対する啓示なのかも知れませんね。

「春眠暁を覚えず」と申しますが、この冷え込みはお仕事を始める前の爽やかな意気込みももたらして下さいます。
『佐保姫(さおひめ)様』のご加護に感謝しながら、今日もお嬢様とお客様にご奉仕致しますわ。

469 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/04/10(Sat) 08:09
>>463

>ほらほら、我が娘よ、もっとこちらに寄って寄って。
>柚ちゃん、写真お願いねぇ。

奥方様、お嬢様、それではシャッターを切らせて頂きます。(カシャ)
ん…これなら上出来ですね。
背景の満開の桜、青空、そしてその中心におられる奥方様とお嬢様…。
今年の桜名所巡りの最初を飾るに相応しい一枚となりました。

昨年よりアルバムには奥方様、そして画家のお嬢様もご一緒の写真も増えて参りました。
これからも素敵な思い出の数を増やしていけるよう、よろしくお願い致します。

>それだけじゃ飽き足らず、これからは全工程自分でやって、その後の『友禅流し』、そして
>着物の仕立ても自分で、って言い出してさぁ。

…絵の才能に関しましては今までお描きになった作品から重々承知しておりますが…。
それ以外の技術と言い、知識と言い、私と然程変わらない年齢の方の筈なのに
どれ程のものをお持ちなのかしら…。
『感心』を超えて、『驚愕』の一言ですね。
イタリアにおいて芸術の歴史と共に歩んできたであろう奥方様が御贔屓になさる理由が、改めて分かりました。

>わたしが何しに来たか、だいたい想像がつかない?
>少しは警戒とかしなさいよ。

我が家の血族の系譜を知る者としましては、確かに想像がつきますね。
ですが、あの守護霊的な娘と旧知の間柄の私としてはその性格も大体知っております。
あの娘の面影を宿しているのなら、奥方様によって解き放たれたとしても一所に落ち着いておられないかと。
でも貴女は貴女の意志で、奥方様の所に留まっておられるのでしょう?

奥方様は誠に器の大きな方です。
確かに圧倒的な御力をお持ちだとは思いますが、あの娘の性格であればそれに対して傅く(かしずく)とは思えません。
その器をもって、そして“母”として受け止めて貰えた事に『居場所』を見つけたと感じておられるのではないですか?
もし私の想像が正しければ、その奥方様の前でご無礼はなさらないかと思いますわ。(微笑)

何より、この澄み切った青空と舞い散る桜吹雪の爽やかな光景の中で
疑念を抱くのは野暮というもの…。
今日は共に、こうしてお会い出来た事に感謝致します。

もし奥方様の所に足を運ぶ機会があれば、是非ご一緒させて下さいね。
共に奥方様のために、ご奉仕させて頂きます。

(様々な名所を巡りながら)

そろそろ、お昼時ですね。
では社交部の皆様、おにぎり、桜サンドイッチ、好きなものをお取り下さいませ。

ところで貴女は、こういった食べ物を口になさる事は出来ますか?
もしよろしければ、お一つどうぞ…。

あら?奥方様、お嬢様、背後の木の枝の上に…。
(リスさんが2匹、それぞれ様子を窺っています)

あらあら、あっという間に奥方様とお嬢様の肩に飛びついて、甘えていらっしゃいますね。
やはり私達よりも、動物さんを惹きつけるものをお持ちなのですね。
…何となく今年も予想していた展開ですので、菜園で取れたお豆を用意しております。
よろしければ、そちらをあげて下さいませ。

…ふふっ、社交部の皆様もリスと戯れる奥方様とお嬢様に見惚れていらっしゃいますね。(微笑)

470 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/04/10(Sat) 17:32
家のインテリアは、どんなコーディネートをしていますか?

471 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/04/10(Sat) 21:22
>>468(柚葉さん)

>コトコトコト…。(小鍋で甘酒を温めています)

ありがとうございます、柚葉さん。
炬燵に入って柚葉さんがお燗して下さった甘酒をいただく。
古き時代の日本の夫婦の姿は斯くあった、と聞いたことがございますが、こんな素敵な御内儀様がいたなら、
それは往年の日本のご主人方も幸せであったことでしょうね。
甘酒がコクリと喉を通るごとに幸せをいただいているような想いですわ。

>私達メイドに対する、お嬢様の御心遣いですわ。(微笑)

いえいえ、そんな…。
日本の春夏秋冬は本当に天候も気温も湿度も千変万化、同じ温帯といってもイタリアともまたずい分と
違うと実感してまいりましたから。
仕えていただくメイドさんのお体に気を配るのは『主』の務め、と申すものです。
それぞれの季節に合った服を着ていただいて気持ちよく働いていただく、ましてそれが柚葉さんなら
良き衣装を用意するのはむしろ嬉し楽しいことですわ。

>お嬢様や私は特に寒い朝は、甘酒に少しすり下ろした生姜を加えて飲むようにしております。

故郷でも生姜紅茶は清々しい香りを楽しみ、心和ませる味わいでしたが。
日本で柚葉さんに生姜入りの甘酒を入れていただいて、すっかり虜になりましたわ。
そして、生姜の花言葉は「信頼」「慕われる愛」…。
密かな親愛のメッセージ?と思ったりして、それはもう生姜の効能と相まって心がポカポカと温まった
ものでございます…。

>お嬢様が仰るように、女神様としての余裕故か何処か気紛れな一面もお有りなのでしょうか。
>でもこの朝晩の冷え込みも、
>「春だからと浮かれるだけでなく、この寒さをもって気を引き締めよ。」
>という私達に対する啓示なのかも知れませんね。

なるほど、さすが柚葉さん。
女神様の深い神意をちゃんとお考えなのですね。
たしかに温かい一方では、わたくしのような昼行燈娘は陽だまりの猫のように、ふにゃあとくつろぎ
過ぎて蕩けてしまいそう。
わたくしも女神様のご加護に感謝しながら、気持ちにメリハリをつけて毎日を過ごしてまいりましょう。

(申し訳ございません。今宵はここまでとさせていただきます。)


472 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/04/11(Sun) 09:28
>>469(柚葉さん)

>背景の満開の桜、青空、そしてその中心におられる奥方様とお嬢様…。
>今年の桜名所巡りの最初を飾るに相応しい一枚となりました。

もう、お母様ったら。
柚葉さんもご一緒になってこその桜名所に相応しいお写真ではありませんか!
さあ、柚葉さん、今度はわたくしとご一緒に。
二人の写真をまた撮れたことを嬉しい思い出として、ずっとアルバムに残してまいりましょう。

(その後も、三姉妹ちゃん、レイナさん、画家のお嬢様、『皿洗い』様、社交部の皆様と写真を撮ってまいりました。)

たくさんの写真、大勢の皆様の姿…、桜舞い散る花見日和はまた忘れられない思い出が積み重なって
参って…。
佐保姫様がようやく温かい春を爛漫と花開かせて、祝福してくださっているかのようですわ。

>それ以外の技術と言い、知識と言い、私と然程変わらない年齢の方の筈なのに
>どれ程のものをお持ちなのかしら…。

「わたしは…これしかできないから。
 いつも何かがわたしの中に降りてきて…創り続けずにはいられないだけ。
 貴女みたいにお家のこと、お料理とか全然ダメだから…。
 貴女のこと…すごいと思う。
 いつも、ありがとう…。」

「この娘に取っちゃあ、柚ちゃんのことが『驚愕』なのかもねぇ。
 まあ、そんなわけだからこれからもよろしく頼むわよぉ。」

>あの娘の面影を宿しているのなら、奥方様によって解き放たれたとしても一所に落ち着いておられないかと。
>でも貴女は貴女の意志で、奥方様の所に留まっておられるのでしょう?

「いや…、この奥方は本気で『皿洗い』のためにわたしを手放さないんだと思うけど?」

「あら?なんなら、解雇してあげようか、『皿洗い』?
 家事手伝いなら他から引っ張ってくることもできるしぃ。
 たしか、グリッタちゃんは今フリーなのよねぇ。」

「くっ…。」

…お母様、『皿洗い』様がちょっと不安そうに唇を噛んでいらっしゃいますから、その辺で。

「いっそ、うちの娘の家に引っ越せば、柚ちゃんに全部お任せできるしぃ。」

『皿洗い』様!わたくしからもお願いいたします!
これからもお嬢様と母のお世話、どうか、よ・ろ・し・く、お願い申し上げます!!!

>その器をもって、そして“母”として受け止めて貰えた事に『居場所』を見つけたと感じておられるのではないですか?

「あああ、もう!
 分かったわよ!
 恥ずかしいから、もうそれ以上は禁止!
 まだしばらくは居てあげてもいいから…、ちょっと黙っていてよね。
 ほんと、西洋吸血鬼もその従者も変わり者ばかりね…。」

「お腹空いた…。」

お嬢様は安定のお腹ペコペコで、なんだか安心いたしますわ。
…そういえば、『皿洗い』様は、今お食事は…その、血は摂取していらっしゃるのですか?

「ああ、この娘はグリッタちゃんの所属する『本部』に加入の手続きを取ってあるわ。
 ほら、あそこは『種族別補償』があって瓶入り血液を届けてくれるからね。
 くわしくは、グリッタちゃんのスレッドのレス51をご覧なさいな。
 つまりこの娘はグリッタちゃんの後輩、ってことね。」

「おかげで、『本部』からも水晶玉で働きぶりを監視されてるとか…。
 ったく、本当にわたし『自由』になったんだかどうなんだか…、はあ。」

まあまあ、画家のお嬢様のお腹も進退窮まっていらっしゃったようですから、そろそろお食事にいたしませんか?
『皿洗い』様もどうか今日は羽を伸ばされませ。

>あら?奥方様、お嬢様、背後の木の枝の上に…。
>(リスさんが2匹、それぞれ様子を窺っています)

まあまあ、この方々は、最近小動物への変身のおけいこの際に親しくさせていただいているリスさんたちですわ。
耳元で囁いていらっしゃいます。
『お弁当を持ってお出かけするなら、わたしたちも誘いなさいよね!』
とかなんとか。
柚葉さんが美味しいお豆をご用意してくださっていて良かったですわ。

ふふふ…、お二方ともさっそくお気にいられて、こんなに頬張って可愛らしいですわ。
社交部の皆様ともすぐに打ち解けられて。
また素敵な想い出の写真をいただけました…。


473 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/04/11(Sun) 12:53
>>470

わたくしの屋敷は元々、古いお武家様のお屋敷を土地ごと買い取ったものです。
ですので、純粋な古い日本家屋、武家の世にできました『書院造り』が本来の形だったのです。
わたくしも日本古来のライフスタイルをできるだけ踏襲したい、と考えましたので、その家屋の持ち味を
大事にしてまいりました。
それが、最初の『新館の壱』でしたわ。
わたくしの私室も障子や襖で仕切られていて、床の間や書院、欄間もございます。
家具は漆塗りのものを置き、床の間にはわたくしが買い集めました掛け軸を飾っております。
『月に照らされる夜桜』や『月見兎』など、とても気に入っているのですよ。
障子も季節の花を描いた柄物を四季それぞれ張り直し、襖には可愛い金魚さんの柄が入っておりますの。
床の間にはわたくしの生けた花など置いておりますが、こちらの方はまだまだ満足のいく出来ではなく、
お恥ずかしい限りです。

その後、『新館の弐』以降を建て増ししてまいりましたが、こちらはより現代的な『和モダン』を旨と
しております窓を、現代アートを描いたガラス障子にしたり、
藤色の壁をアーチ状に繰り抜いた床の間に紅葉や夜桜を描いたタペストリーを飾ったり…。
紅茶をいただくカップなども、『新館の壱』では有田焼の古式ゆかしいものを、『新館の弐』以降では、
彩り鮮やかな美濃焼を良く使ったりしますわね。
春から始まったアニメでまた脚光を浴びておられる『豊川 姫菜(とよかわ ひめな)』様の作品は、
本当に素晴らしゅうございますわ…。

もっとも、わたくしの希望を汲んで本当にインテリアに調和をもたらして心地良い生活空間を作るに
つきましては、我が家の家政を与るメイドの皆さんのセンスに依るところが大きいと申せますわ。


474 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/04/11(Sun) 12:58
訂正でございます。

>その後、『新館の弐』以降を建て増ししてまいりましたが、こちらはより現代的な『和モダン』を旨と
>しております窓を、現代アートを描いたガラス障子にしたり、
>藤色の壁をアーチ状に繰り抜いた床の間に紅葉や夜桜を描いたタペストリーを飾ったり…。

この一文は、二行目の『しております』で一旦『。』で切って、そのご改行して『窓を』以降の文となります。
失礼いたしました。

475 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/04/11(Sun) 18:40
>>472(アーチェロお嬢様)

>(その後も、三姉妹ちゃん、レイナさん、画家のお嬢様、『皿洗い』様、社交部の皆様と写真を撮ってまいりました。)

これで今年のアルバムの、『春の章』の分は撮り終えましたね。
後日、写真屋さんに持っていきましょう。
完成した写真をアルバムに収め、お茶を飲みながら眺めるのが楽しみですね。

>佐保姫様がようやく温かい春を爛漫と花開かせて、祝福してくださっているかのようですわ。

もしかすると、土地神様の所にいらしているかも知れませんね。
御顔の広い土地神様の事ですもの。一度いらしていても不思議ではないですね。
後日、ご挨拶に伺いましょう。
その際には、手作りの桜餅を持参致します。

>…お母様、『皿洗い』様がちょっと不安そうに唇を噛んでいらっしゃいますから、その辺で。

…少し照れ屋さんで意地っ張りな所も、ノゾミさん譲りかしら。
でも、奥方様がやはり何枚も上手ですね。(微笑)

(小声)
奥方様、差し出がましいようで失礼致しますが…。
あの娘によろしければ、名前を付けてあげて下さいませ。
もし奥方様の住まいにご一緒した際には、あの娘と共に協力してお料理などをしてみたいですわ。

>ああ、この娘はグリッタちゃんの所属する『本部』に加入の手続きを取ってあるわ。
>ほら、あそこは『種族別補償』があって瓶入り血液を届けてくれるからね。

良かった…。
命を繋ぐためとはいえ、血液となるとやはり入手するのは容易な事ではありませんので。
グリッタちゃんと出会えた事は、この娘が人の世で生きていく上で良き御縁となりました。
グリッタちゃんには、感謝ですね。

>まあまあ、この方々は、最近小動物への変身のおけいこの際に親しくさせていただいているリスさんたちですわ。

まあ♪初対面にしては随分と懐いていらっしゃると思いましたが、そうだったのですね。
うふふ…リスさん用のお弁当を用意していた甲斐がありました。
どうぞお嬢様、こちらをリスさんに…。

社交部の皆様も、間近でリスさんを見られるとあって嬉しそうですね。
ですが、あまり大勢で騒ぐとリスさんが怖がってしまいます。
よろしければ一人ずつ、お嬢様と共にリスさんを愛でてあげて下さいませ。

(名所を巡り終え、少し日が傾き始めた頃に解散となりました。)

奥方様、画家のお嬢様と『皿洗い』様、社交部の皆様、本日は有難うございました。
今年もまた、この街の桜と共に素敵な思い出を作る事ができました。
写真に関してはもしご希望のものがあれば、後日焼き増ししてお渡し致しますわ。
それでは、本日はこれで失礼致します。
皆様も、どうぞお気を付けて…。

お嬢様、帰りに一度お颯さんのお店に寄ってもよろしいですか?
桜餅に使うための、桜の葉の塩漬けを注文してあるんです。
それと、幾つか買っておきたいお野菜も…。

今宵のお茶菓子として、桜餅も既に準備してあるんです。
桜の葉で包めば、完成です。
土地神様の所に持参するのに相応しいかどうかの品定めも兼ねて、
是非ご賞味下さいませ。

476 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/04/15(Thu) 09:50
桜も散ってしまいましたね。
自分は桜を見ると「桜を見たら俺を思い出してくれないか」
という台詞と共に去っていった鬼武者を思い出します。

477 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/04/15(Thu) 21:32
>>470

詳細に関しましては、お嬢様が仰る通りです。
まずは館の主であるお嬢様のご希望をお聞きした上で、先輩のメイドさん、
そして三姉妹さんの助言も交えながら生活空間を作って参ります。

今思い返すと、お嬢様が御客様からの助言を切っ掛けに「社交部」を立ち上げられた事は
このお屋敷に大きな変化をもたらしたと思います。

離れの広間をダンスホールとして生かしたり、そして「新館ノ四」における星見台は
お嬢様の社交部の皆様をお招きする上で欠かせない場所となりました。

今の「和モダン」を旨とした生活空間は、屋敷神様からも好評なのですよ。
本来の良さを失わず、それでいてどこか新しさも感じられるお屋敷の在り方には

「古きも新しきも見事に調和していて、実に気に入った。
時の移ろいと共に、どのように変わっていくかがこれからも楽しみよのう。
これからも、よろしく頼むぞ。」

と、労いの言葉を頂きました…。
ではお客様、お茶と桜餅の準備が出来ております。
よろしければ、召し上がって下さいませ。

478 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/04/15(Thu) 22:42
>>476

はい、お屋敷へと続く小路を、そしてこの街を彩っていた満開の桜の季節もそろそろ終わりですね。
ですがその後に訪れる逞しい若葉の季節も、私は好きなのですよ。
初かな爽やかな風に揺れる若葉は、私達の心に涼やかな気持ちをもたらして下さいます。

>「桜を見たら俺を思い出してくれないか」

「鬼武者」、有名な作品ですね。
タイトルを少し聞いただけで、作品によっては若くして故人となられた伝説の俳優さんや
外国の有名な俳優さんが出演しているのを知っている程度ですが…。

そちらの台詞を検索して分かったのですが、その台詞の主はあの結城秀康公だったのですね。
武勇の誉れ高くも、それを発揮する機会に恵まれず不遇であったと聞いておりますが
人知れず、実はこのような活躍をされていたのですか…。

随分と格好いい方でいらっしゃいますね。
さながら世を乱す悪を討つヒーローではありませんか。
動画を拝見させて頂きましたが、

「悪党にはわかるまい…。俺達人間の、最後の…。
そしてたった一つの武器…。絆ってやつだっ!」

力でも、手にした刃でもなく、『絆』をもって悪に打ち勝つ…。
実に良い言葉ですね。
そしてその後は、此度紹介して頂いたその言葉と共に一人去っていく…。
切なくも、秀康公の優しさと強さを感じる美しい台詞です。
彼を引き留めようとする女の子の叫びが、胸を打ちますね…。

私とお嬢様にとっては桜は出会いの象徴…。
秀康公と彼を慕う女の子にとっては別れの象徴…。
ですが、そこに秀康公の申された『絆』があるのは同じですね。

ならば私も心に留め、そして桜を見る度に思い出す事に致しましょう…。
人知れず人の世を、人の絆を守る為に戦ったという一人の武者の伝説を…。

479 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/04/17(Sat) 07:06
>>475(柚葉さん)

>これで今年のアルバムの、『春の章』の分は撮り終えましたね。

『春の章』、ですか。
良いですね、新たな一ページの一区切り。
いずれは『夏の章』、『秋の章』、『冬の章』、そしてまた『春の章』へと。
想い出をみんなと共に、そして新たな出会いも、きっとアルバムに積み重なっていくと思うと、とても
楽しみですわ。

>もしかすると、土地神様の所にいらしているかも知れませんね。

ああ、それはそうですよね。
お会いしたい…、是非お目にかかりたいです。

そう言えば…たしか秋の女神様、『竜田姫』様という方もいらっしゃるとか。
『竜田姫』で画像検索すると、甲斐千鶴さまをはじめ大勢の方がその尊貴の御神影(おみえ)を描いて
いらっしゃいますわ。
広く日ノ本の皆様に愛されていらっしゃるのですね。

そして夏の女神『筒姫(つつひめ)』様、冬の女神『宇津田姫(うつたひめ)』様…、こちらのお二方は
情報も画像も少ないですけれど、人の世に知られていなくても土地神様ならご存知かもしれません。
お伺いできたら嬉しいですわ。

>奥方様、差し出がましいようで失礼致しますが…。
>あの娘によろしければ、名前を付けてあげて下さいませ。

「あらぁ、『皿洗い』じゃダメかしらぁ?
 そうねぇ、柚ちゃんがそう言うのならぁ。
 ん〜、『皿洗い』、さらあらい、サラアライ、サラ…イ。
 それじゃ、『サライ』でどうかしらぁ?」

「ちょ、適当すぎるでしょ。
『皿洗い』から離れてくれない?」

「そうじゃないわよぉ。
 『サライ』、この言葉はねぇ、イタリア語で『小悪魔』の意味で使われるわ。
 可愛くてこまっしゃくれたアンタには似合いだと思うけどぉ。
 それにペルシャ語では『家』とか『宿』っていう意味。
 嘘だと思うなら、この町にいるペルシャ渡りの子に確かめてごらん。
 >>396で登場して、うちの娘や柚ちゃんと話してる子よ。
 ほら、この画家の娘、なぁんか浮世離れしちゃってちょっと危なっかしいしぃ、あんたもこの子の
 帰る家を守れる娘、って期待してあげてるんだけどぉ?


「あの、あの。それなら、それなら!」

三女ちゃん?
急に手を上げてどうしたの?

「『サライ』って近未来SF漫画がある。
ヒロインの名が『神薙サライ』で、お仕事は護衛メイド!」

まあ、さすが三女ちゃん、それは素敵なお仕事ではありませんか。
ねえ、レイナさん?
(レイナさんは何もおっしゃいませんが、微妙に誇らしく顔を上げたようです。)
これはまさに芳名ではないでしょうか?

「あ〜、分かったわよ。
 ご主人の命名なら受けるのにやぶさかではないわね。
 『サライ』、今日からわたしをそう呼んでくれて良いよ。」

あらあら、『皿洗い』…もといサライ様、少し頬を赤くしていらっしゃるわ。
柚葉さん、ステキな提案をして下さいましたね。
お蔭で、サライ様との距離がずっと縮まったように思いますわ。

>グリッタちゃんと出会えた事は、この娘が人の世で生きていく上で良き御縁となりました。
>グリッタちゃんには、感謝ですね。

はい…、サライ様がまた人と繋がっていけて、グリッタちゃんとの縁もまた深まった思いです。
グリッタちゃんにぜひお礼を申したいですわね。
グリッタちゃん先輩、どこにいらっしゃるか分かりませんが、ありがとうござます…。

(申し訳ございません。続きます。)

480 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/04/17(Sat) 07:08
>>475(柚葉さん)(続きでございます)

(桜の名所めぐりも散会し、家路をたどるわたくしたちです。)

ああ…、まことに良い一日となりました。
想い出となるステキな写真もたくさん撮れて、これらをまた飽かず眺める日が来るのが楽しみですわ。

>お嬢様、帰りに一度お颯さんのお店に寄ってもよろしいですか?
>桜餅に使うための、桜の葉の塩漬けを注文してあるんです。

まあまあ、さすがは柚葉さん、芳しい食材をもう準備してくださっていたのですか。
そしてお颯様、巡る季節の恵みをそうしてしっかりご用意くださるのですね。

ご用意いただいた桜餅は、きっと土地神様にもご満足いただけることでしょう。
そしてもし春の女神様がお出でならば、まさに春爛漫の花の宴、どんなにか楽しいことでしょうね。

ああ、月が柔らかく空を照らしています。
誠にステキな朧月。
唱歌『朧月夜』…、著作権が消滅していますから、わたくしが口ずさんでも怒られませんわよね?

菜の花畠に、入り日薄れ
見わたす山の端(は)、霞ふかし
春風そよふく、空を見れば
夕月かかりて、におい淡(あわ)し

里わの火影(ほかげ)も、森の色も
田中の小路(こみち)を、たどる人も
蛙(かわず)のなくねも、かねの音も
さながら霞(かす)める、朧月夜

中島美嘉様が歌う『-朧月夜〜祈り』も帰ったら聞いてみましょう…。

481 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/04/17(Sat) 19:53
>>476

一面の花吹雪がひと際の乱舞を見せてくれたのが見事なフィナーレでございました。
ですが、一抹の寂しさと共に到来するのは新たな美しき芽吹きに心は新たな晴れやかさを感じませんか?
そう、葉桜の、陽の光を空かして見える若緑の何と活き活きと命の輝きに満ちていることか。

「桜を見たら俺を思い出してくれないか」
はて…、それはどなたのお言葉なのでしょう?
あら、三女ちゃんモニターに何を表示させているの?
『ストーリーを教えてもらうスレ暫定Wiki 新 鬼武者 DAWN OF DREAMS』?
まあまあ、この言葉は『新鬼武者』というゲームにて伝えられて参った言葉なのですね。
では、このサイトで物語をあらすじを読んでみますわね。

…なんともこれは勇壮にして悲愴な物語なのでしょう。
結城秀康…お名前は伺っておりますが、このように波乱に富んだ生涯を送られた方でしたか。
接近する妖星を撃破すべく、ただ独り旅立たれる秀康さまが最後に遺された言葉でしたのね。
大切な方々を救うべく苦難に立ち向かわれ、たとえその身を滅せられようと、その仲間の心に生き続けたい、
その想いはどれだけ深かったことでしょう。
そのお仲間、茜さまもどれほど辛い想いを抱きながらその言葉を胸深く刻まれたことでしょう。
苦楽を共にしてきた方同士の、固い固い信頼の絆…、聞いてしまって涙を禁じ得ませんわ…。
ずっとずっと朋友の心に残れたことを確信できたことが、どれほど秀康さまの心の支えになったこと
でしょう。

良き言葉をお教えくださり、ありがとうございます。
三女ちゃんも、良いサイトを教えてくれましたね、ありがとう。
わたくしのお兄様も散華された戦場の跡地に薔薇の若木を残していかれましたが、このお話を知って、
あらためてこの胸の記憶を大事にしてまいりたい、と思わされましたわ。

日ノ本の桜は分かれと出会いの季節に咲く花。
きっと多くの人々が桜舞う中で互いの心を伝えあったことでしょう。
わたくしと柚葉さんの出会いの想い出をも彩るこの花に、今一度感謝の想いを捧げましょう。


482 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/04/17(Sat) 20:19
>>477(柚葉さん)

>まずは館の主であるお嬢様のご希望をお聞きした上で、先輩のメイドさん、
>そして三姉妹さんの助言も交えながら生活空間を作って参ります。

わたくしでは、とてもあのように調和のとれた心落ち着けられるコーディネートはできなかったでしょう。
見ていて心和む襖の意匠、その場その場に相応しい花瓶や飾り皿の配置、などなどあたかもずっと前から
その場に所を得ていたかのような見事な配置の空間を作ってくださっていましたから。

>今思い返すと、お嬢様が御客様からの助言を切っ掛けに「社交部」を立ち上げられた事は
>このお屋敷に大きな変化をもたらしたと思います。

はい、本当に…。
他人様が寛いでいられる場所を作ること、おもてなしの基本を考える大きなきっかけでございましたわ。
離れの広間をダンスホールとして調えてくださったときなど、社交部の部員さんからも
『昔の鹿鳴館にタイムスリップしたみたい』
などとおっしゃっていただけて。
わたくしも古式ゆかしい伝統の中に不思議と溶け込む近代日本のワンシーンを見る思いでした。

>今の「和モダン」を旨とした生活空間は、屋敷神様からも好評なのですよ。

屋敷神様からお褒めの言葉をいただけたこと、本当に嬉しゅうございましたね。
昔よりこの屋敷に住まわれて、お武家様を見守り続けてこられた方にまで認めていただけたこと、
わたくしもこの地に居を構えることを本当にお許しいただけたと感じましたわ。
この屋敷の変化と調和を司ってくださった柚葉さんはじめメイドの皆さんには、本当に心からお礼
申し上げます…。


483 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/04/18(Sun) 09:52
何てステキな唄声♪
アナタ、児童コーラスサークルのコーチになって下さらないかしら?

484 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/04/18(Sun) 10:30
>>483

まあ、今のわたくしの歌…聞かれてしまいましたの?
お月様の美しさについつい心昂ぶって思わず歌ってしまいましたが。
他人様に聞かれるなんて、恥ずかしいですわね。
道すがら歌っていたわたくしの自業自得ですが。

はい?
児童コーラスグループ…ですか。
そういえば、この街にそういうグループがあって盛んに活動していらっしゃいますよね。
大きなイベントで歌声を披露されたりして。
七夕祭りの野外音楽堂での声楽の夕べ、児童筝曲楽団と共同での舞台公演、あれらを行っていらっしゃる
コーラスグループかしら?
あれらはわたくしも聞き惚れてしまいましたわ。
もしそうであるなら、コーチ役のご指名だなんて、まことに光栄でございます。

それでしたら…とにかく一度お引き受けいたしたく存じます。
少し前のわたくしでしたら、
「めっそうもない、わたくしなどとてもその任に堪えません。」
とご辞退申し上げるところだったでしょう。
ですが、こうしてお声をかけていただいた、御縁をいただいた、そのことを大事にいたしたいと思いますわ。
ここでお断りしてしまえばそれっきりのこと。
でも、一度でもお歌を披露させていただければ、たとえそこで
『これではコーチは無理ね。お引き取りくださってけっこうです。』
と言われても、わたくしに悔いは残らないでしょう。
まして、日本の美しい唱歌を歌わせていただけるなら願ってもないことですわ。

そちら様のご練習の予定を伺って、都合をつけて参じたく存じます。
どうぞよろしくお願いいたしますね。


485 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/04/18(Sun) 15:07
最近血吸ってるかい?

486 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/04/18(Sun) 20:40
>>485

わたくし、もうずいぶんと長いこと他人様の血をいただくのを控えております。
真祖直系吸血鬼ではございますが、吸血が必須であるのは赤子の時より成長期までのこと。
もちろん人の血、特に健康な方の血の芳醇な味わいは今なお単なる味覚を越えて、わたくしの心を揺さぶる
ものですけれど。
人の世に生き人と交わりをなすことを我が望みとして以来、『禁血』は我が身に課した戒めなのですよ。

ただし、人の身にしてただ一人でわたくしの許に来てくださった大切な方…。
我が家のメイドの柚葉さんとの間のことは特別とさせていただいています。
互いの心が求め合い、その魂の煌きにじかに触れたい、その渇望がどうしようもなく高まったその時だけ、
彼女の血をいただくことを許していただいています。
そしてその時は血の芳しさだけではなく、わたくしの姿を映してくださっている瞳、わたくしを受け容れて
くださる彼女の笑みもまた、わたくしに歓びをもたらしてくれますわ。

余談ですが、異種族メイドを派遣する『本部』なるものがあるそうで、吸血鬼がメイドとして働くならば
『種族別補償』として定期的に血液が支給されるシステムがあるそうでございます。
ですが、わたくしにはメイド職に長期就職する気はございませんので関係ないですわね。
もっとも、仮に支給されたとしても自分ではいただかずにこの街の献血ルームに寄付させていただく
でしょうね。


487 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/04/19(Mon) 06:35
>>479(アーチェロお嬢様)

>あらあら、『皿洗い』…もといサライ様、少し頬を赤くしていらっしゃるわ。
>柚葉さん、ステキな提案をして下さいましたね。

こちらこそ有難うございます、お嬢様、奥方様…。
これでまた私に、先輩メイドさんや三姉妹さんと同じく共に働く「同士」の方が出来たのですね。
私はお嬢様に…。『サライ』さんは奥方様に…。
仕える主人は違えども、共に尽くして参りましょう。

>『サライ』、この言葉はねぇ、イタリア語で『小悪魔』の意味で使われるわ。
>可愛くてこまっしゃくれたアンタには似合いだと思うけどぉ。

まあ、奥方様ったら…。(微笑)
でも、実に的を射ていらっしゃると思いますわ。
その可愛い『小悪魔』さんを手玉に取りながらも、その実優しく愛おしんで下さる優しさもまた
奥方様の魅力ですね。
だからこそ、先日いらっしゃった人猫(ワーキャット)族の方も含めてこの国におきましても
奥方様をお慕いする者が絶えないのでしょう。
では改めて『サライ』さん、今後ともよろしくお願いしますね。(微笑)

488 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/04/19(Mon) 07:02
(続きです)
>>479
>>480(アーチェロお嬢様)

>そう言えば…たしか秋の女神様、『竜田姫』様という方もいらっしゃるとか。

私も甲斐千鶴様のものを含め、『竜田姫』様の御神影(おみえ)を拝見させて頂きました。
誠に雅な御姿の方でいらっしゃいますね。
中にはゲームのキャラクターとしても採用されているようで…。
甲斐千鶴様を含め、多くの方の個性が存分に表れた竜田姫様のイラスト、楽しませて頂きました。

>ご用意いただいた桜餅は、きっと土地神様にもご満足いただけることでしょう。
>そしてもし春の女神様がお出でならば、まさに春爛漫の花の宴、どんなにか楽しいことでしょうね。

はい、お颯さんに桜の葉の塩漬けについて相談したところ、快く引き受けて下さいました。

「ああ、この時期は和菓子屋さんからはよく頼まれるのさ。
任せときな。とびっきりのやつを用意しておいてやるよ。
お嬢様に美味しい桜餅、ご馳走してやんな。(ウィンク)」

と、自信満々に仰って下さいました。
お颯さんにはいつもお世話になっておりますし、桜餅はお颯さんの所にもお裾分け致しましょう。

(その後お買い物を済ませ、夕食後には桜餅の準備に取り掛かりました。
そして翌日…。)

お颯さん、少し戸惑いながらも快く受け取って下さって何よりですね。(微笑)
いつもお嬢様や私に素敵な心遣いをして下さる方ですもの。
機会を見つけてお礼をさせて頂くのは、至極当然ですね。
こうしてまた、お嬢様と共にこの街で共に暮らす方との絆を確かめ合えるというものです。

(土地神様の神社の前の階段に立ちました)

こうして桜餅も重箱に詰めてご用意しましたし、準備は万端です。
それではお嬢様、共に参りましょう。
それにしても…。昨日廻った名所の中には葉桜が目立つ場所もそれなりに見受けられましたが
この神社の境内の桜はまるで昨日今日満開になったようでいらっしゃいますね。

これは…。嬉しい予感が当たる気がして参りました。(微笑)

489 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/04/21(Wed) 07:25
>>487(柚葉さん)

>私はお嬢様に…。『サライ』さんは奥方様に…。
>仕える主人は違えども、共に尽くして参りましょう。

『主人』と言われた身としてはとても照れくさいですけれど。
サライ様、柚葉さんがこう申しています。
目を丸くしていらっしゃいますけれど、よろしければ彼女の手を取っていただけませんか?

「お、おう…。」

ふふふっ、向かい合わせになられたお二人ですが。
一方は気圧され、一方は意気込まれ。
おずおずと差し出された片手が両の手で優しく包まれ。
とても好対照なお姿が微笑ましいですわ。
サライ様のお姉様方とご母堂様との過去の衝突を思いますと、このお姿は何とも嬉しく感慨深いものが
ございますわ…。

「いや、アンタの、こんな情熱的に眼を輝かせていられる従者もちょっと怖いんだが。
 羽藤…柚葉だったか?
 まあ、その、従者としては貴女が先輩ということらしいからな。
 よろしく…頼む。
 うちの主に名前を付けるように言ってくれて感謝するよ。
 自分でもだんだん『皿洗い』って呼び名に慣れそうで困っていたんだわ。
 まったく、妖怪『小豆洗い』じゃないんだから…。」

「女の人だから、『小豆婆』…、『ゲゲゲの鬼太郎』で見た。」

「そういう話じゃないわよ!」

三女ちゃん、今は、アニメの話はちょっと控えましょうね…。

>その可愛い『小悪魔』さんを手玉に取りながらも、その実優しく愛おしんで下さる優しさもまた
>奥方様の魅力ですね。

「そうよぉ〜。
 わたくしの有り余る慈愛を一身に浴びていられるなんて、この娘は幸せよねぇ〜。」

「遠慮なく他の誰かにお譲りしたいけどね、『慈愛』。」

>では改めて『サライ』さん、今後ともよろしくお願いしますね。(微笑)

「ああ、よろしくね、先輩。
 …貴女、顔広いんでしょう?
 この主の『慈愛』を分担してくれる人、絶賛募集中だから、良い人いたら紹介してね。
 その『グリッタ』って人狼、可愛がられてたみたいだから、来てくれるなら歓迎するわ。」

そう言いつつ、お母様が頭を撫でまわしているのを止めようとなさらないけれど…。
柚葉さんが頼りにされているのは、わたくしも嬉しいですわ。
柚葉さんのそのお人柄が新たな絆を得ていかれるのですわね…。

(申し訳ございません。いったんここまでとさせていただきます。)


490 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/04/21(Wed) 09:52
>>480(アーチェロお嬢様)
>>483

>唱歌『朧月夜』…、著作権が消滅していますから、わたくしが口ずさんでも怒られませんわよね?

懐かしい歌ですね…。
私は中学生の時の音楽の授業でこの歌を習いました。
少し歌詞を忘れかけていましたが、お嬢様のお陰で思い出す事が出来ました。

ふふっ…。お嬢様の御召し物と夜桜、そしてそれらを優しく照らす朧月夜の淡く優しい光…。
そして舞い踊るかの如く響き渡るお嬢様の唄声…。
この一日の締めの光景に相応しいですね。

あら?どちら様でしょうか?
はい、この街の児童コーラスのグループの方でいらっしゃいますか?
それで、お嬢様の唄声をお聞きになってコーチを務めて頂きたいと?

それは嬉しい提案ですね。
名刺に書かれたこのグループ名、この街のイベント会場にお嬢様と共に足を運んだ際に
何度も目にした事がございます。
子ども達の素敵な唄声には、お嬢様も私も感嘆しておりました。
そのようなグループの方からお嬢様にお声をかけて頂けるとは、光栄の至りです。

子ども達との触れ合いと申しますと、お嬢様はこの街の公民館、児童館等で
本の読み聞かせの会にも参加しております。
こうして新たな機会に恵まれる事、誠に嬉しく思います。

では後日、お嬢様の御都合の良い日時を見つけて共に参りたいと思います。
その際には、私も同行する事をお許し頂けますか?

(もしよろしければ、子ども達への差し入れとなるお菓子も持参したいですね。)


491 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/04/23(Fri) 22:24
>>485

この国におけるお嬢様への献血は、契約上私のお役目となっております。
ですが、お嬢様自身は『禁血』を己に課し、日常的に血を頂く事はなさっておりません。
少なくとも、今年はまだです。

お嬢様が仰っているように、お嬢様が私の血を頂く時は
『互いの心が求め合い、その魂の煌きにじかに触れたい、その渇望がどうしようもなく高まったその時』
に限られております。

私の一族の血は力を欲する『妖(あやかし)』が欲してきたものとされておりますが、
邪(よこしま)な者には奪わせまいと己自身誓っております。

何故私が叔母以来の濃い血を受け継いだのか…。少なからず疑問に思う事はありました。
そしてそれはお嬢様との出会いを経て、私の血は人との絆を何より欲してこの国に渡ってこられたお嬢様と
『絆の証』とするために受け継いだものと今は実感しております。

いずれ機会が訪れた際には、再び私達の絆を確かめそれを育み大切にしていく決意を新たにするために
お嬢様にこの身を捧げたいですね。(微笑)

492 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/04/23(Fri) 22:33
>>488(柚葉さん)

>甲斐千鶴様を含め、多くの方の個性が存分に表れた竜田姫様のイラスト、楽しませて頂きました。

佐保姫様の御神影がしばしば淡い桜色に彩られるのと対照的に、竜田姫様は深い紅葉色と共に麗しく
映えておられます。
対照的ながら共に日ノ本の美しい景色と共に在るお姿は、溜息が出るほど美しゅうございます。
桜と紅葉、日本の美を、山野をカンバスに描いてくださるお二方はご自身もまたお美しいのですね。
古来多くの方々か憧れてきたのも頷けますわ。

「佐保姫の霞の衣ぬきをうすみ花の錦をたちやかさねむ」 (後鳥羽院)

「見るごとに秋にもなるかな竜田姫もみぢ染むとや山も着るらん」(よみ人知らず)

二柱の女神様に憧れる気持ちは脈々と受け継がれ、今のわたくしたちもその末にいるのがとても嬉しゅう
ございますわ。

>お颯さんにはいつもお世話になっておりますし、桜餅はお颯さんの所にもお裾分け致しましょう。

お颯様が選りすぐって店頭に並べられる食材をお客様に買ってもらうのを
「柄にもなく、大事に育てた娘を嫁に出す気分になることがあるよ。」
と仰ったことがございます。
柚葉さんの手で桜餅になって戻ってきた娘様の艶姿に、お颯様もさぞ喜ばれることでしょうね。

(青果店からの帰り道でございます。)

桜餅に舌鼓を打たれるお颯様…。
頬が蕩けるかと思うほどの満面の笑みで、柚葉さんのお腕前を存分に味わっていらっしゃっているのが
分かって、傍目にも幸せをお裾分けいただいた気分でしたわ。

これから参る土地神様のお社でもきっと同じ表情を見ることができそうですね。

>この神社の境内の桜はまるで昨日今日満開になったようでいらっしゃいますね。
>これは…。嬉しい予感が当たる気がして参りました。(微笑)

はい、もう花びらが舞い散る頃かと思っていたのですが。
今が満開、まさに今を盛りの花の賑わいですが…。
なんだか花びらがいつになく濃くて深い、紅がかった桜色ですわね…?

(神社の石段を登り切ったところにいらしたのは…。)

まあまあ、土地神様の隣で盃を傾けていらっしゃるお美しい方が。
そして、その隣には白鹿が寄り添っていて、これはもしや…。

「遅いっ!待ちかねたっ。近う寄りなさい!!」

きゃっ!?急に叱られてしまいました。
何事でしょう…?

「落ち着け、佐保。別に本日いついつまでに、との約定はしておらぬ。
 …すまぬな、この者、そなたらが来るのを心待ちにしておってのう…。
 ちびちびやっていたのじゃが、だいぶ出来上がってしもうたわ。」

やはりそちらは佐保姫様でいらっしゃったのですね。
なるほど、桜花がとても色濃いのは御飲みになったからであると。
はじめました、わたくし土地神様の氏子のアーチェロ・カルミーニオでございます。

「それ、ずるいっ!」

…はい??
あの、土地神様とわたくしを交互に指さされて、いったい「ずるい」とは何ゆえに…。

「去年の神在月!
 わらわの神社はわたしが不在ゆえ参拝客がまばらだった。
 だから、帰ってきたとき『信心の気』が少なくて寂しかったのに。
 この土地神ときたら、吸血姫を留守居役にして評判を高めて!
 『信心の気』をいっぱい享けられた、民の信仰をいっそう高めたって聞いた!
 それってずるい…。
 そなた、今年の神在月はうちの神社で留守居役をしなさい!」

ええ…?
いえいえいえ!
>>171で土地神様から仰せつかった臨時神様代理でしたら、わたくしなど、ろくにお役に立てません
でしたわ!
吸血鬼がお社に鎮座しているなんて畏れ多い限りで。
物見高い野次馬の方がそこそこ来はしましたが、『信心の気』がさほど集まったわけでは決して。

「…そんなこと言って、わらわを仲間はずれにするのか…。
 悲しい、飲まずにおられない…。」

「おい、もうその辺にしておけ。
 …すまぬの、吸血姫。
 この者がこんな絡み酒だとは思わなんだ。
 だが、羽藤の娘が一緒でいてくれて助かった。
 なんぞ美味なるものを持ってまいったのであろう?
 早う佐保に食させてやってくれ。
 それと、酔い醒ましにお茶ももらえぬか?」

(なんだか思いもよらない賑やかな宴になりそうな予感がしました…。)


493 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/04/25(Sun) 09:34
>>490(柚葉さん)

>懐かしい歌ですね…。
>私は中学生の時の音楽の授業でこの歌を習いました。

大正の御代に初めて小学校の教科書に載ったと伺っていますから、何世代にもわたって日本の皆様の
心に響いてきたのでしょうね。
ご母堂様や叔母上様も、その親御様も、皆様が聴かれたのだと思うと、時を越えて思いを同じにしたの
ではないか、と嬉しくなりますわ。

わたくしにとっても懐かしい歌…、故郷の城館にいらっしゃった日本のとある声楽家の方がこの曲を
披露してくださったのですが、大広間で朗々と歌われたのを聴いていて、身が震える思いがいたしました。
一瞬にして眼前に広がる、春の山野や農村が淡い月光に包まれる美しい情景。
まさに『耳で聴く名画』を鑑賞する思いでした。

>子ども達の素敵な唄声には、お嬢様も私も感嘆しておりました。
>そのようなグループの方からお嬢様にお声をかけて頂けるとは、光栄の至りです。

故郷であの歌を聴いたがため、自分でも歌いたくなったわたくし、ぐうたらなわたくしが声楽のレッスンを
嬉々として受けましけれども。
お蔭でこうして有難くもお声をかけていただけました。
あの声楽家の方にお礼を申したいですわ。
このような縁を結んでいただいたことに…。

>子ども達との触れ合いと申しますと、お嬢様はこの街の公民館、児童館等で
>本の読み聞かせの会にも参加しております。

はい、子どもたちの前でお話を語り、子どもたちが目を輝かせて耳を傾けてくれる。
吸血鬼であるわたくしの前で、ですよ?
こんな嬉しいことがございましょうか…。
楽しいお話、悲しいお話、ドキドキするお話、こちらの一挙手一投足が子どもたちの反応を左右する
こともありますので、気を抜くことができませんが、本当にやり甲斐がありますわ。
淀みなく滑らかに、心を籠めて、でもオーバーにはならないように。
演劇部の部長様にも教えていただいて、より良い語りができるよう頑張っております。

もっとも、「吸血鬼カーミラ」のさわりを聞かせて、とねだられた時ははなはだ困りましたけれど。
恐いシーンはどうしても躊躇ってしまい、棒読みにならないようにするのに苦労いたしました。

>では後日、お嬢様の御都合の良い日時を見つけて共に参りたいと思います。
>その際には、私も同行する事をお許し頂けますか?

まあ、柚葉さんがご一緒してくださるなら、わたくしにとりまして心強いことこの上もございません。
それに、柚葉さんは大学で家政を専門に学ばれて、児童学や育児支援についても深い教養をお持ちのことと
存じます。
子どもたちへのわたくしの接し方について、ご指導してもらえればとても嬉しゅうございますわ。

ああ、コーラスサークルへ参るのが、とてもとても楽しみになってまいりました…。


494 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/04/25(Sun) 10:18
>>492(アーチェロお嬢様)

>(青果店からの帰り道でございます。)

はい、喜怒哀楽の激しさはお颯さんの魅力の一つではありますが
お菓子がもたらす笑顔は本人のみならず周囲の方々にも等しく幸せを分けて下さいます。
…お颯さんが照れ臭さでちょっと怒るかも知れませんけど、
あの子どものように無邪気なお颯さんの笑顔が見られて私も幸せでした。(微笑)

また良いお菓子が作れましたら、是非お買い物と一緒にお裾分けに参りたいですね。

>まあまあ、土地神様の隣で盃を傾けていらっしゃるお美しい方が。
>そして、その隣には白鹿が寄り添っていて、これはもしや…。

もしやとは思いましたが、やはり…。
日ノ本の春を象徴する女神さまが降臨されていたのですね。
こうして私達が、このような機会に巡り合えたのも土地神様の導きと申せましょう。
今一度、お手を清めた上できちんと作法に則って…。
(二礼二拍手一礼をきちんと終え、ご挨拶に参りました。)

>「遅いっ!待ちかねたっ。近う寄りなさい!!」
>きゃっ!?急に叱られてしまいました。
>何事でしょう…?

きゃっ!?さ、佐保姫様、ご機嫌斜めでいらっしゃるのかしら…?
何か非礼がありましたなら、心よりお詫びを…。

>なるほど、桜花がとても色濃いのは御飲みになったからであると。
>はじめまして、わたくし土地神様の氏子のアーチェロ・カルミーニオでございます。

それを聞いて安心しました。土地神様…。
お初にお目にかかる佐保姫様のご機嫌を主の前で損ねてしまったとあっては、従者失格ですから。
では改めて…。
初めまして。アーチェロ・カルミーニオに仕える従者で羽藤柚葉と申します。
以後、お見知りおきを…。

>…はい??
>あの、土地神様とわたくしを交互に指さされて、いったい「ずるい」とは何ゆえに…。

ああ、昨年の神無月におきましてお嬢様が土地神様より留守居役を仰せつかった事ですね。
はい、我が主は立場上最初はご遠慮されましたが、これもまたこの街の、いえ、この国の方々との親交を深める良き機会として
無事に大役を果たされました。

出自は闇の眷属なれど、その心次第で相反する立場に身を置き役目を果たす事も出来る…。
お嬢様がこの国におわす八百万の神々に、共に生き共に在る事を認められた出来事として
従者の私としましても誇らしく感じております。

>この土地神ときたら、吸血姫を留守居役にして評判を高めて!
>そなた、今年の神在月はうちの神社で留守居役をしなさい!

さ、佐保姫様…。どうぞ気をお鎮めに…。(汗)
かねてよりお嬢様が尊敬と憧憬の念を抱く佐保姫様より大役を仰せつかるとは光栄の至りですが…。
突然の申し出に、お嬢様も少々困惑しておられます…。
どうか返答に関しましては、今暫くお待ち頂ければと…。

>羽藤の娘が一緒でいてくれて助かった。
>なんぞ美味なるものを持ってまいったのであろう?
>早う佐保に食させてやってくれ。

従者の私がお嬢様のために、そして土地神様に働きを期待して頂けるとは光栄の至りです。
本日は、麗らかな春の訪れと桜の満開を祝して桜餅を持参致しました。
桜の葉は、御贔屓の青果店様の目利きの一品です。
土地神様、佐保姫様、是非召し上がって下さいませ。

すぐに、桜茶も準備して参ります。
社務所をお借りしてもよろしいですか?

(この後桜茶をお淹れし、持参した桜餅と共に宴の始まりとなりました。)

495 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/04/25(Sun) 10:47
>>492(続きです)

>「…そんなこと言って、わらわを仲間はずれにするのか…。
> 悲しい、飲まずにおられない…。」

(佐保姫様、意外と子どもっぽい一面もお有りなのですね。
こうしてちょっと拗ねてみせるところなど、どこか可愛らしく見えてしまいますね。)

「…そこの従者、何か失礼なこと考えてない?」

いえいえいえ!!!そのような事は決して…。
そ、それよりもすぐに準備をして参りますので…。(汗)

(申し訳ありませんお嬢様…。準備が出来るまで今暫く佐保姫様のお相手をお願いします…。
ああ…今宵は心を落ち着ける紅茶を厳選してお出ししなくては…。)

佐保姫様、こちらの白鹿さんもまた姫様にお仕えする方でいらっしゃいますか?
ふふっ…可愛い…。こうして私の膝に顎を乗せて甘えて下さるなんて…。(微笑)

佐保姫様、もしこの白鹿さんのお身体に差し障りなければ桜餅を差し上げてもよろしいですか?
お餅が駄目でも、桜の葉であればよろしいでしょうか?

ああ…このつぶらな瞳…。
この温かな日差しの中、ずっとこうして優しく見つめていたい気持ちになってしまいますね。(微笑)

496 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/04/25(Sun) 15:54
>>491(柚葉さん)

(横から失礼いたします。)

柚葉さんがわたくしのために、毅然としてお客様に返事してくださっています。
わたくしは吸血鬼ゆえ、他人様が関心を持たれるのも吸血のことがまず最初に来るのは当然と言えば
当然なのですけれど、
そこは少しドキリとしてしまうのですよ。
やはりわたくしは闇に住まう魔族であり、それも最も人間に原初的な恐怖を抱かせる、血を奪う存在と
自覚して。
恐れられているのではないか、という不安を感じてしまうことが時にはございます。
『気にしたりする方が良くない』
と言われればそれまでなのですが。

でも、柚葉さんが進んでわたくしの思うところを述べてくださるのが、とてもとても嬉しくて。
同時にこれでまた他人様の不安を払拭できたのではないかと、そう安堵できるのですわ。
いつもありがとうございます、そう申すしかないわたくしでございます。

>私の一族の血は力を欲する『妖(あやかし)』が欲してきたものとされておりますが、
>邪(よこしま)な者には奪わせまいと己自身誓っております。

柚葉さんのその誓いを無にしないため、そして誓いを守るためのご負担をかけないようにするため、
わたくしこそがあらゆる邪な者を斥けて、決して引かないと、その想いを新たにいたします。

『絆の証』は、我が身、我が牙、そして我が魂を以て証明し続けてまいりますわ。
忘れ得ぬ桜の季節の出会いの日の想い出を、決して曇らすことのない様に。

>いずれ機会が訪れた際には、再び私達の絆を確かめそれを育み大切にしていく決意を新たにするために
>お嬢様にこの身を捧げたいですね。(微笑)

…こうして柚葉さんのわたくしに下さる慈しみのお心に触れれば触れるほど、わたくしは自分に問いかけずにいられない。
羽藤柚葉、この尊き魂よりいただく想いの深さに相応しい我が想いをこの牙に乗せて、貴女のうなじを
穿つ資格が今の自分にあるのか、と。
たとえ柚葉さんが許容されようと、我が心に恥じぬ吸血を為せるのか、と。

ですが、またきっと、恥じぬ自分の想いを胸に、その血をいただく者として、貴女を抱きしめて見せ
ますわ…。


497 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/04/25(Sun) 17:36
そろそろアイスクリームが恋しくなる時期ですね・・・
景気付けに新作の新しい種類のアイスを召し上がられてはいかが?

498 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/04/27(Tue) 19:14
>>497

アイスクリームですか?そうですね…。
日中はかなり暑い日もありますし、休憩の時に欲しいなと思う機会は増えましたね。
ですが実際に召し上がる時間帯となると、大抵は夜の食後の時間…。
1日を終えてゆっくりする時間帯なんですよね。

私自身冷え性なものですから、日中暑くても夜となるとまだまだ寒い日が続いているので…。
まだアイスよりも、どちらかと言えば温かいものが欲しくなってしまうんです。(汗)

でもコンビニのアプリ等を見てみると、新作のアイスなどの情報が入ってくるのは目にしますね。
この時期は、やはり苺系のアイスが多い気がします。
この機会に買ってみるのもいいかも知れませんね。

お客様、ところで今時間に余裕はお有りですか?
もしよろしければ、私の手作りアイスでよろしければ召し上がっていかれますか?
先程スイーツの材料にと購入した苺もありますので、そちらを使ったものを作ろうかと考えていたんです。

どうぞお客様…。
こちらは『苺と甘酒のアイス』になります。
甘酒はアーチェロお嬢様のこよなく愛する飲み物でもあるんです。
甘酒と季節の果物である苺を用いて、作らせて頂きました。
砂糖を用いていないので、健康にもよろしいかと思いますわ。

もうすぐお嬢様もお帰りになられるかと思いますし、
よろしければお嬢様とご一緒に召し上がって下さいませ。(微笑)



499 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/04/27(Tue) 21:50
お嬢様達も『ピンクムーン』をご覧になりましたか?
桜の花が散って久しいですが、満月は相変わらず美しいですね

500 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/04/27(Tue) 23:16
>>499

はい、先程『ピンクムーン』を鑑賞しながらお嬢様との家路を楽しんでいたんです。
嬉しい偶然と申しましょうか、実は>>483の方からのお誘いで
この街の児童コーラスサークルのコーチとして招かれたお嬢様と共に
街の公民館での練習に参加させて頂きました。

その際にお嬢様が歌われたのが『朧月夜』で、今宵が『ピンクムーン』…。
不思議でロマンチックな偶然の組み合わせに、嬉しくなってしまいました。(微笑)

練習後のお茶の時間には子どもたちとも一緒にピンクムーンを堪能し、
その美しさに見惚れておりました。
その際には私の持参した『甘酒クッキー』を喜んでもらえて、嬉しかったですね。
そして子どもたちのお見送りの際、練習に参加していた女の子の『月明かりの下のアーチェロ先生、お姫様みたい』
という一言には、私も感激を隠せませんでしたね。(微笑)

まだ初日ながら、お嬢様の唄声は子どもたちの心も掴むことに成功しまして
サークルの先生からも「次もまた、是非参加してほしい」と頼まれました。
次は指導の方法についても改めて勉強した上で、臨むように致しましょう。
こういう時に大学で学んだことが生かせるのは、嬉しいものですね。

素敵なひと時の後にこうして眺める『ピンクムーン』…。
時間を忘れて、ずっと見ていたい気持ちになりますね。

501 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/04/29(Thu) 12:24
>>494(柚葉さん)

お颯様のあの溌溂とした表情と態度が魅力的ですが。
ふと見せられるとても愛らしい繊細な表情が印象的ですわ。
柚葉さんの仰る喜怒哀楽の激しさも、いろんな『本物』の経験に裏打ちされた心からのものであるからこそ、
お菓子を食された時の笑顔もとても生気に満ちていらっしゃるのでしょう。
柚葉さんの心を籠めた桜餅を、その心ごと目いっぱい堪能されている様が素敵でございましたわ。

>また良いお菓子が作れましたら、是非お買い物と一緒にお裾分けに参りたいですね。

そういえば、お野菜を使ったチョコがあると伺ったことがございます。
キノコ、オニオン、赤パプリカ、オリーブ。
意外な取り合わせですが、不思議とマッチしていて新鮮な味わいだとか。
それをパリの高級チョコレートショップで販売しているそうですわ。
もし柚葉さんがお颯様のお店のお野菜でお野菜チョコを作ってさし上げたら、きっとお颯様は大喜び
なさるのではないかしら?
バレンタインデーにお贈りなさったら、それはもう極上の笑顔を見せてくださるかと思いますよ?

あ、もちろん、あくまで『友チョコ』である、とハッキリおっしゃって下さいましね?
『本命チョコ』だと思われてしまったら…、わ、わたくしが困ってしまいますから。

>お初にお目にかかる佐保姫様のご機嫌を主の前で損ねてしまったとあっては、従者失格ですから。

いえいえ、柚葉さんが原因ということはあり得ませんでしょう。
だとすると、わたくしが何か無作法をしてしまったということなのかしら?
ですが、う〜ん、心当たりがありませんわね。

>出自は闇の眷属なれど、その心次第で相反する立場に身を置き役目を果たす事も出来る…。
>お嬢様がこの国におわす八百万の神々に、共に生き共に在る事を認められた出来事として
>従者の私としましても誇らしく感じております。

あああ…、今になってあの時のことが話題になるなんて、とても恥ずかしいのですけれど。
あの時はふだんの土地神様と同じく姿を見せないように、『実在のレベル』を最小限にして、参拝客の前に
着座していようと思いましたのに。

それなのに、巫女の方たちが神社のホームページで
「今年のお社は出雲と同じ『神在月』です!
わたくしたち、土地神様の代理の神様を勧請いたしました。
 皆様のご参拝を一同お待ち申しております。」
と書いてしまわれるから…。
本当に代理の神様がいると分かっていただくために、畏れ多くも土地神様に準じた衣装を着て拝殿にて
皆様の前に座っている羽目に…。
とにかく参拝客の願いごとに耳を傾けるだけはいたしましたけれど。
今でも皆様の願いが叶っていて欲しい、と思わずにはいられませんわ。

>突然の申し出に、お嬢様も少々困惑しておられます…。
>どうか返答に関しましては、今暫くお待ち頂ければと…。

たしか、佐保姫様のお社は、奈良の佐保姫神社ですわね?
わたくしたち、京都まで足を延ばしたことはございますが、それよりさらに遠くとなりますと…。

>本日は、麗らかな春の訪れと桜の満開を祝して桜餅を持参致しました。

「おお…、これじゃ、これ。
 ほおお、あの元気娘の店の桜葉か、相変わらず良い仕事をしておる。
 あの店の契約農家にまた加護を与えておかねばのう…。
 ほれ、佐保よ。そなたが運んでまいった春が育んだ茶と餅じゃ。
 拗ねておっては桜が泣くぞ。」

「むー、お菓子や茶ごときでわらわの機嫌は…、
……。
って、え、なに、なんじゃ、これは??」

あらあら、佐保姫様、お茶を飲まれた途端に瞳が輝いていらっしゃいましたわ。
そうですよね、桜は佐保姫様より特に可愛がられる花でございます。
それが、こうして極上の美味しさに仕上がっているのですもの。
ふふっ、佐保姫様のお顔が誇らしげになって。
境内の桜も紅が再び元の桜色に…、でも、さらに爛漫に咲き誇っていますわ。


502 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/04/29(Thu) 12:25
>>495(柚葉さん)

>そ、それよりもすぐに準備をして参りますので…。(汗)

あ、ちょっと、柚葉さん…、ああ、行ってしまわれた。
佐保姫様のお相手は…わたくしですよねー。

「なんじゃ、その困ったような面は?
 そんな湿気た顔でわらわの神社の留守居役をされては困るぞ。」

いえ、ですから、奈良は遠うございますから…。
…そういえば、佐保姫様は如何にしてこちらの神社にお出でになられたのですか?
あ、もしや…。

「知れたことじゃ。
 わが神社の鳥居よりこちらの鳥居まで異空の近道を通して、そこを歩んでくるのは造作もない。」

ああ、やはりそうでございましたか。
以前我が家でも話題になりました、世話焼きお狐様の『仙狐』様、
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=519003578&st=645&to=645&nofirst=true
彼の御方のアニメの第7話で出てきた御業でございますわね。

「やれやれ、吸血姫よ、わざわざ佐保にそれを聞くかのう…。
 そなたは我の氏子だというのに。
 留守居役を断りにくくなってしもうたではないか。」

ああっ、そうでございました。
…ですが、せっかく春の女神様と御縁をいただいたのでございます。
決してこちらのお社の留守居役を蔑ろにいたしたりしませんから、掛け持ちさせていただくわけにはまいりませんか?

「なんじゃ、わしが留守居を頼んだ時に比べて積極的ではないか?
 じゃあ、この美味い餅と茶を味わえたのも春の女神の神助あってのことと申せよう。
 よかろう、認めようぞ。
 じゃが、うちの方もよろしく頼むぞ。」

(話がつきましたので、桜茶を持ってこられた柚葉さんに事情を説明いたしました。)

>佐保姫様、こちらの白鹿さんもまた姫様にお仕えする方でいらっしゃいますか?
>ふふっ…可愛い…。こうして私の膝に顎を乗せて甘えて下さるなんて…。(微笑)

「うん、長きにわたるわらわの長年のともがらで神使としてよく仕えてくれているわ。
 それにしても、そなたは甘やかせ上手ね。
 この子がこんなに易々と心を許すなんて珍しいわ。」

>佐保姫様、もしこの白鹿さんのお身体に差し障りなければ桜餅を差し上げてもよろしいですか?

「うん、そうしてやって。
 その子の好みならわらわは良く知っている。
 きっと気に入ると思うわ。」

あらあら、本当に…佐保姫様と嗜好が似ていらっしゃるようですわね。
とても美味しそうに頬張って、可愛いですわ。

>ああ…このつぶらな瞳…。
>この温かな日差しの中、ずっとこうして優しく見つめていたい気持ちになってしまいますね。(微笑)

「ほお、そんなに気に入ったの?
 ならば、せっかくだから変化の姿も見てみるかしら?」

え?これは…。
まあ、白鹿さんが急に光に包まれて…。
…なるほど、神使のキツネの仙狐様も人の姿になられます。
我が家のコウモリの三姉妹もまたしかり。
ならば神使の白鹿さんが人に姿になるのも不思議はございませんでしたね。
そして甲斐千鶴さまの絵の如く角を持ったシカの方ですから…男の子なのですね。
紅顔の美少年が柚葉さんを見つめる姿はなんと愛くるしいことでしょう。
…これはまた柚葉さんのファンがまた増えたようですわね。

(それからも、春の宴はのどかに、そして和やかに続いてゆきました。)


503 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/04/29(Thu) 17:59
>>497
>>498(柚葉さん)

舞い踊る桜花に誘われるかのように、陽気日々高まり、昼日中には汗ばむ人々がカフェでアイスを嗜む、
そんな光景も見られるようになってまいりましたね。

夏は新たなアイスクリームとの出会いの季節…。
そして日本にまいって以来、この国ならではの新作を楽しんで参りましたわ。
抹茶アイスはもちろんのこと、小倉黄な粉アイス、柚蜜アイス、アイスを挟んだどら焼き…。
昨年は、くみあげ湯葉と豆乳と苺ジャムをかけた京風アイスがまことに美味しゅうございましたわ。
和の味わいは毎年姿も味も新たな創意工夫で、わたくしの心に芳しい涼風を送ってくれます。

天然の氷に頼らず、硝石を使って水の温度を下げられることを発見したのは、イタリアで二番目に古い
大学 ― いちばん古いのは我が母校であるボローニャ大学です ― の教授マルク・アントニウス・
ジマラで、それゆえイタリアはいち早くアイスクリームを発展させたと申します。
ですが、この日本はイタリアには無い雅なアイスの花々を見事開花させてまいったのですわ…。

その一方で、商店街のスイーツのお店屋様はわたくしがお庭で育てた紫の薔薇をお使いになって、目にも
鮮やかなローズソフトクリームを作って多くのファンを獲得なさっています。
あの薔薇ならではの神秘の色合いと清楚で上品な味わい…。
わたくしが日欧の味の文化交流の少しだけお役に立てたと思うと感無量でしたわ…。

ですが今年は何ということでしょう。
まるで童話の青い鳥の如く、他ならぬ我が家で新たな素晴らしい和のアイスをいただくことができる
のですね。
『苺と甘酒のアイス』…、柚葉さん、本当に心から感謝申し上げますわ。
この夏最初のアイスの楽しみの開幕をこのような最高の一品で飾ってくださるなんて。
甘味豊かな中にわずかに爽やかな酸味が彩る苺と、わたくしの大好きな優しい味わいの甘酒とが、共に
アイスと手と手を取り合い、渾然一体の地味として舌の上で蕩けていきます…。

ああ、わたくし一人で感動していてはいけませんね。
お客様も、この逸品どうぞごゆっくりお楽しみくださいませ…。


504 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/04/29(Thu) 22:47
>>499

柚葉さんが申しました通り『ピンクムーン』はコーラスサークルの子どもとも一緒に、そして柚葉さんと
二人の帰り道で仰ぎ見ておりました。
公民館の敷地にも桜はまだ散りやまず、美しい一面の桜色を空かして見える月『ピンクムーン』はまさに
絶佳の眺望でございました。
『ピンクムーン』は北米の先住民族がフロックスというピンク色の花が咲く頃の満月との意味で呼び
ならわしたそうですが。
公民館より仰ぎ見たお月さまは、まさに夜桜に化粧された淡紅色に染められたかのようでしたわ…。

嬉しいことに子どもたちがわたくしの歌声に聞き入ってくれたのですけれど。
そこで、あの『ピンクムーン』を目の当たりにしたわたくしの心の踊ることと言ったら。
公民館のドアを開けて表に出て、もう一度昂揚する心のままに『朧月夜』を声高らかに歌いました。
今思い出すととても恥ずかしゅうございますけれど。

途中から子どもたちも少しずつ口ずさんで、やがてみんなで合唱いたしたのですよ。
沖天のお月様もなんだか微笑んでわたくしたちを照れているかのようでしたわ。
まことに良き月夜でございました…。

そういえば、月ごとのお月様の名前には、他にもいろいろありまして、まことに我が意を得た思いをする
ことがございます。
6月に低い高度に輝く紅がかったお月様は『ストロベリームーン』、『ローズムーン』と呼ばれますわね。
日本の秋の中秋の名月の素晴らしさは申すまでもございませんが、苺に薔薇、優雅な名付きのお月様も
とても素敵でございます。
その時期が参りましたら、またお月様を眺めて夜を過ごしたいですわね。


>>500(柚葉さん)

柚葉さん、コーラスサークルへのご同行、ありがとうございました。
柚葉さんがいてくださってとても心強かったですわ。
故郷の城館で声楽をある程度修めたとはいえ、それも昔のこと。
子どもたちのコーチが果たして務まるかと思えば腰も引けてしまいそうなところを、『身を捨ててこそ
浮かぶ瀬もあれ』の心で思い切ってあの場に飛び込めましたのも、柚葉さんがいてくださったから。
せっかくの『甘酒クッキー』が無駄になるようなことはできない、とそうお腹を括れたからですわ。

>そして子どもたちのお見送りの際、練習に参加していた女の子の『月明かりの下のアーチェロ先生、お姫様みたい』
>という一言には、私も感激を隠せませんでしたね。(微笑)

はい、わたくしもあの一言に涙ぐみたくなりました。
あ、いえ、『お姫様みたい』というのは面映ゆかったですが、『アーチェロ先生』の一言に胸が撃ち抜かれた
ような感動を覚えました…。
わたくしが人から『先生』と呼ばれることがあろうとは…数百年の時の中でも初めてだったはず。
子どもたちに、自分たちの手本となり得ると認めてもらえる日が来ようとは…。
わたくし、今日のこの日の感激を決して忘れることは無いでしょう。

>次は指導の方法についても改めて勉強した上で、臨むように致しましょう。
>こういう時に大学で学んだことが生かせるのは、嬉しいものですね。

はい、子どもたちの師範であろうとするなら、指導の方法をしっかり学ばねば。
『先生』という言葉をくれたあの子たちを裏切ることはできません。
柚葉さん、どうかよろしくご指導くださいませ。

>素敵なひと時の後にこうして眺める『ピンクムーン』…。
>時間を忘れて、ずっと見ていたい気持ちになりますね。

柚葉さんと二人でこうして眺める今宵の月のなんて美しいことでしょう。
桜花の季節も間もなく終わります。
名残りの桜と一緒にゆっくり月を眺めながら二人の時を過ごしたいです…。


505 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/04/30(Fri) 21:09
お久しぶりです、アーチェロさん、柚葉さん。
1月は私とご主人様を、素敵な集まりに招待してくれてありがとうございましたっ!
この場所ももう500なんですね。
お二人ともお元気そうで、そして仲睦まじい様子で何よりです。

そして今年も、私たちが出会ったGWがやってきましたね。
昨年私とご主人様のところにお二人が来て下さったお礼に、
今年のGWは私がGMW(ゴールデンメイドウィーク)としてこちらの場所でご奉仕させて頂いてもいいですか?

その…毎日は来られないかも知れませんが少しでもアーチェロさんたちに恩返しがしてみたいです。

506 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/04/30(Fri) 21:50
おお、グリッタじゃないか!あの後は元気にしてたかい?

507 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/04/30(Fri) 22:47
>>505(グリッタちゃん先輩!)

まあ…、まあまあまあ!
グリッタちゃん先輩ではございませんか!
ようこそお出で下さいました!
なんて嬉しいことでしょう。
五月を間近にして、昨年のGMWを懐かしく思い返しいたところだったのですよ。
あの懐かしの忘れ難い日々、そして年の初めの流星群観望会、グリッタちゃんと過ごした楽しいが次々と
思い出されて…。
それだけに今はいずこの旅の空の下にいらっしゃるのだろう、と思いをはせてまいりました。

ああ…、またこうしてお会いできるだなんて!
わたくしの想いの丈のありったけを籠めて歓迎させていただきますわ!
(矢も楯もたまらずグリッタちゃんを抱きしめてしまいます。)

さあさあ、どうぞお上がりくださいませ。
長らくの旅路でお疲れではございませんか?
すぐに柚葉さん特製の桜餅と桜茶をお出ししましょうね…。

恩返しだなんて、それはわたくしの方こそいたさねばならないところでございます。
わたくしがあれほどお世話になりましたのに、こちらで新たなるGMWのお申し出をいただけるの
ですか?
もう嬉しくて嬉しくて、目頭が熱くなってまいります。
この屋敷を我が家と思ってお寛ぎいただいても嬉しいですが、メイドとしてのご本領を発揮されて
わたくしにご垂範くだされるならまこと望外の喜びですわ。

ああ、今はまだ宵の口だというのに、早くも明日の五月晴れがわたくしの心に宿ったかのような心持ちで
ございます…。


>>506

まあまあ、早くもお客様がグリッタちゃんのご帰還をお悦びになっていらっしゃるのですね。
我が家にいらっしゃるご近所の皆様にもグリッタちゃんの盛名が浸透しているなんて嬉しいですわ。
『吸血鬼メイド』の館をグリッタちゃんが去られた時も惜しむ声が引きも切りませんでしたから、
彼女の愛らしい姿をまた見ることができて歓呼の声が巻き起こりそうですわね…。


508 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/04/30(Fri) 23:37
>>507

>ああ…、またこうしてお会いできるだなんて!
>わたくしの想いの丈のありったけを籠めて歓迎させていただきますわ!

嬉しい…。
こうしてまた、私のことを優しく抱きしめて、受け止めてくれるんですね。
何だか私まで、目頭が熱くなっちゃいそうです。

私もお仕事が色々と忙しくてなかなか足を運べませんでしたけど、
きっとGWにはアーチェロさんと柚葉さんにもう一度会いたいって思ってました。
それがこうして叶って、そしてアーチェロさんはこんなにも喜んでくれて…。

それではアーチェロさん、柚葉さん、そしてお屋敷の皆さん、
素敵なGMWになるように、人狼メイドグリッタ精一杯ご奉仕しますっ!

>長らくの旅路でお疲れではございませんか?
>すぐに柚葉さん特製の桜餅と桜茶をお出ししましょうね…。

わぁ♪美味しそう♪
柚葉さん特製の桜餅ですねっ!
この桜餅、この街の神様にも認めてもらえた一品なんですね。
流石は柚葉さん、アーチェロさん自慢のお姉ちゃんメイドさんです。

美味しい〜♪
何だろう、何だか春風に当てられたみたいに胸の奥がポカポカ温かくなってきちゃいますね。
やっぱりこれは、柚葉さんの優しさと温かさがいっぱい詰まってるからですよね。

う〜ん、お腹も満たされて、何だか眠くなっちゃいました…。
あ、いけないいけない、仮にもこれからお世話になるのにこんなことじゃ…。
でも、アーチェロさんのお屋敷ってすごーく寛げちゃうんですよね…。
ごめんなさいアーチェロさん…。私、もう…。(ZZZ)

>>506

ここに来てくれるお客さんに覚えていてもらえるなんて、感激ですっ♪
以前の場所では、残念ながら完走には辿り着けなかった私なのに…。

でもこうしてお客さんにも歓迎してもらえるのは、アーチェロさんが私を1月に招待してくれたからですよね。
あの時のお礼も兼ねて、この場所を盛り上げるのに私がお役に立てたらメイドをやってて良かったって心から思えます。
それじゃ明日から、よろしくお願いしますっ!

509 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/05/01(Sat) 09:57
五月病は大丈夫?

510 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/05/01(Sat) 11:03
>>505

グリッタちゃん…。お久しぶりです。
ようこそお越し下さいました。(ぺこり)

以前の場所を離れられ、今はどうなさっているのかお嬢様と共に
私も気にしておりました。
メイドが天職ともいえるグリッタちゃんの事ですから、きっと息災で頑張っていらっしゃると
信じてはおりましたが。

そういえば以前、「期間限定でお世話になるかも知れない」と仰っていましたね。
その期間が来るとすれば、やはりこの時期が一番相応しいのではないか…。
そう思って私も内心期待していたのですよ。
その願いが結実し、再びグリッタちゃんはこのお嬢様の御屋敷に来て下さいました…。
お嬢様と共に、心から歓迎致しますわ。(微笑)

それでは再び訪れたGMW(ゴールデンメイドウィーク)、素敵な思い出をいっぱいグリッタちゃんが持って帰れるように
お互いに頑張りましょうね。(微笑)

>>507(アーチェロお嬢様)
>>508(グリッタちゃん)

>(矢も楯もたまらずグリッタちゃんを抱きしめてしまいます。)

うふふ…。これが“尊い”と申せましょうか…。
見ているだけで私も心から癒されてしまいますわ。(微笑)

以前お客様に紹介して頂いた「吸血鬼ちゃんとメイドさん」の後半に、
「猫耳メイドさんとお嬢様」という作品が収録されていたのですが、
今のお嬢様とグリッタちゃんを見ていると
正にそれを読んでいるかのような気持ちになってしまいますね。
今回の場合は、「狼メイドさんと吸血姫お嬢様」かしら。(微笑)

>美味しい〜♪
>何だろう、何だか春風に当てられたみたいに胸の奥がポカポカ温かくなってきちゃいますね。

まあ…うふふふ。
美味しそうに桜餅を召し上がるグリッタちゃんを見ていると、私も胸が温かくなって参ります。
この桜餅は私一人で作ったものではなく、この街の方々、そして春の恵みを運んできて下さる
佐保姫様のご加護あってのものなんです。
こうしてグリッタちゃんの幸せそうな笑顔が見られた事に、心から感謝致しますわ。

>う〜ん、お腹も満たされて、何だか眠くなっちゃいました…。

はい、長旅でさぞやお疲れになったでしょう?
お嬢様も仰るように、ご自身のお家だと思って寛いで下さいませ。
グリッタちゃんのお仕事熱心振りは、翌日からで大いに結構です。
今は、安らぎのひと時を…。

(眠ってしまったグリッタちゃんをお嬢様と温かく見守りながら)

それではお嬢様、私、グリッタちゃんの寝室の用意をして参ります。
今暫くの間、グリッタちゃんの事をよろしくお願いします。
その…。お嬢様…。
よろしければ、グリッタちゃんを膝枕してあげて下さいますか?
それはお嬢様も、大いに望むところかと思っておりますが。(笑)

ふふ…なんて愛らしい寝顔…。
グリッタちゃん、お嬢様はグリッタちゃんが甘えて下さることを心から歓迎して下さいますわ。
またこうして巡り合えた縁と絆に感謝しながら、今はゆっくりとお休みくださいませ…。




511 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/05/01(Sat) 11:10
>>509

その点に関しましては、私は問題ありません。
一年365日を通じて、アーチェロお嬢様にご満足いただけるようお仕えするのが
私のお仕事であり、生き甲斐でもありますから。

もちろんお嬢様やお屋敷の皆様と共にお出かけしたりして、羽目を外す機会もありますが。
お仕事をしている時、お嬢様と心安らぐひと時を共に過ごす時…。
メイドである以上、時と場所における気持ちの切り替えは重要ですので。

でも長らく休みが続くと、その後が大変だという方のお気持ちも分かりますね。
ですがこのような楽しい時があるからこそ、学生生活もお仕事もまた頑張れるのではないかと思います。
お休みの終わりの名残惜しさというものは仕方がありませんが、気持ちを切り替えてまた頑張って下さいませ。

512 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/01(Sat) 13:08
>>508(グリッタちゃん)

>嬉しい…。
>こうしてまた、私のことを優しく抱きしめて、受け止めてくれるんですね。
>何だか私まで、目頭が熱くなっちゃいそうです。

うふふふ…、再会の感激の気持ちをご一緒できるなんて嬉しゅうございますわ。
ああ、懐かしい、この小さくてきゃしゃなお体を抱きしめていると元気がこちらに伝わってくるようです。
そして…このモフモフがたまりません。
ピンと立ったお耳もパタパタと振れる尻尾も、一日撫でていても飽きることはないでしょうね…。

…はっ、いけません、ついつい夢中になって思い切り撫でまわしてしまいました。

>わぁ♪美味しそう♪
>柚葉さん特製の桜餅ですねっ!

柚葉さんの桜餅がグリッタちゃんのお心も温めているなんて嬉しいです。
この桜餅が土地神様のお気に召されたこともご存じなのですね。
でしたら、この町に春の陽気を招来して桜を花開かせてくださった春の女神にも、いずれお引き合わせ
したいですわね。

他にもいろいろご存じなのかしら?
わたくしもお話したいことは多々ございますが、何よりグリッタちゃんがあの観望会から後どんな旅路を
辿ってこられたか、差し支えなければ教えていただければ嬉しいですわ。

あらあら、グリッタちゃんお休みになってしまわれました。
やはりお疲れだったのですね…。
これはさっそくお部屋とお布団を用意しなければ。

それにしましても、せっかくこうしてグリッタちゃんがいらっしゃったのです。
かつての『吸血鬼メイド』のご主人様の中にも、このことをまだご存じない方がいらっしゃるのではない
かしら?
少し早いですが、もう一度ageさせていただきましょう。
それでグリッタちゃんのご来訪に気づかれる方もいらっしゃるかも知れませんもの。


>>509

新たな春は新たな出会いの季節。
学校も新年度の新たな教室で少なからぬ緊張と嬉しさとを以て四月を過ごしてまいりました。
ですが、五月もまた新たな意気込みと共にあって、心消沈する暇もございませんわ。
学校では四月に行われた新入生への部活勧誘で、わたくしたちの社交部も充実した活動ができました。
新入生の体験入部のお茶会を催しましたところ、有難いことに興味を以て体験入部をして下さる方が
ずい分いらっしゃいましたのです。
正式入部していただけるよう、これからも部員一同頑張ってまいりたいです。

それに部活とは少し違いますが、お正月に続いての流星群観望会、4月22日のこと座流星群の観望を行い、
楽しい一夜を皆で過ごすことができました。

それにわたくしには大切な家族と共に過ごすという素晴らしい時間があるのです。
柚葉さんが淹れてくださるお茶をいただく春の宵は、わたくしにとって至福の時ですわ。
それに今は何と申しましても、親愛なる人狼メイドのグリッタちゃんも来てくださっているのです。
昨年のGMWに我が身の働きを以てお客様の笑顔を見ることの歓びを教えてくださった方がまた傍に
いてくださるのですよ。
ならばわたくしも一年ぶりにメイド服を召して、共にお客様を歓待しようと気持ちも上がろうというもの
ですわ。

あなた様は如何でございますか?
ご自身が五月病に悩んでいるなどということはございませんか?
いずれにしましても、お出で下さったからには温かい紅茶とスイーツを以て歓待させていただきとう
ございます。
どうぞごゆっくりお寛ぎくださいませ。


513 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/05/01(Sat) 14:29
GMWだからお祝い記念としてピザ配達の予約を取ろうと思う
ちなみに三人はどんなピザがお好み?好きなだけ挙げてみて

514 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/05/01(Sat) 17:52
>>509

私も大丈夫ですよ。
メイドさんはある意味年中無休!
一年を通してご主人様にお仕えするのがお役目ですっ!

あ、でも年中無休って言っても例えばブラック企業なんかのように思ったりしてないですよ。
だって住み慣れたお家にずっと居てのお仕事ですから、緊張するようなこともないですしね。
だからって、もちろん手を抜いたりもしませんけどね。

柚葉さんが言ってくれているように、お勤めしている方にはお勤めする方の苦労もあると思います。
長い休みが続くと、ずっと続けばいいのにって思う気持ちは分かりますね。
でも日々頑張るからこそ、お休みがとても楽しみで良い時間にも感じられるんじゃないでしょうか。
まだGWは前半ですけど、もし終わっちゃったとしても気を取り直して頑張って下さいね。

>>510(柚葉さん)

改めてご挨拶させて頂きますね。
お久しぶりです。柚葉さん。
あれからもずっと、このお屋敷の素敵なお姉さんメイドとしてアーチェロさんを支えているんですね。

ご主人様とメイドさんとしての関係も理想的ですけど、ある意味それ以上の大切な間柄なんですね。
お二人の仲睦まじさが、1月の流星群の鑑賞会の時みたいな素敵な輪を広げているんだと思います。
私もその輪の中に入れてもらえて、本当に嬉しいですっ♪

>グリッタちゃんのお仕事熱心振りは、翌日からで大いに結構です。
>今は、安らぎのひと時を…。

おはようございます、柚葉さん。
昨夜はあれから、ふかふかのお布団に運んで寝かせて下さってありがとうございました。
昨日は思い切りお二人に甘えちゃいましたけど、今日からはメイドとして本領発揮させて頂きます。
お仕事を始める前にきちんと身体を綺麗にしないといけませんので、よろしければ浴室をお借りしてもよろしいですか?

515 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/05/01(Sat) 18:31
>>512(アーチェロさん)

おはようございます、アーチェロさん♪
こうしてアーチェロさんのお屋敷でメイドとして朝を迎えるのは初めてですね。
初日ですので、今回は柚葉さんの朝食作りの補助に回らせて頂きました。
明日は本格的に、お二人にも私の作る朝食を召し上がって頂きたいですね。

>そして…このモフモフがたまりません。
>ピンと立ったお耳もパタパタと振れる尻尾も、一日撫でていても飽きることはないでしょうね…。

えへへ〜♪
アーチェロさんにもふもふしてもらうの、すっごく気持ちよかったですっ♪
今はお仕事中ですけど、休憩の時間でしたらいくらでももふもふして下さいねっ♪

>わたくしもお話したいことは多々ございますが、何よりグリッタちゃんがあの観望会から後どんな旅路を
>辿ってこられたか、差し支えなければ教えていただければ嬉しいですわ。

はい、あれから『本部』に戻りまして、新しいお仕事先を紹介して頂いたんです。
今はとあるパン屋さんで、店員兼メイドとして働いています。
そのパン屋さんの店長さんなんですが、『本部』においてパン作り等の講師としても招かれる程の腕前の方でして…。
特にクロワッサンは、巷では『究極のクロワッサン』と呼ばれるほどの絶品なんです。

ですが最近、少々体調を悪くしてしまわれたみたいで…。
そこで、店長さんの体調が治るまで私が働かせて頂くことになったんです。

お店の奥さんが店長さんの介護のために病院へ行っている間、
私が家事をしてお子さんたちのお世話をしたり、お店を手伝ったりしています。

…ですが、私もパン作りは一通り出来てそれに関する資格は持っていても
特にクロワッサンに関しては全然店長さんのそれに及ばなくて、苦労してました。

私みたいなけもみみっ娘が店員をしている物珍しさもあって、お客さんは今のところそんなに減っている様子は無いんですけど…。
昔からの常連さんにはやっぱり、「店長さんの味じゃない」ってのが分かっちゃうみたいなんです。

奥さんからは、

「無理を言って折角来てもらっているんだから、グリッタちゃんは気にしないでいいのよ。」

と言ってもらえましたけど、いくら店長さんが不在でも私のせいでお客さんから不評を買ってしまえば
働かせてもらっている意味がないですよね。

かなり苦労しましたけど、頑張ってクロワッサンも含めて店長さんの作るものに近いくらいに
今はパンが焼けるようになりました。
それでもやはり違いは隠せないですけど、常連さんからも好評を頂けるようになったんです。

慣れているつもりでも、どんなに長生きしてきても、まだまだ学ぶべきことって尽きないんですよね。
メイドさんとしてのお仕事も、お菓子作りも、パン作りも…。
でも全ては、お仕えするご主人様の、お客さんの笑顔のためですよね。
そのためにもグリッタ、今日も頑張りますっ♪(にぱ♪)

明日の朝は、今のお仕事先で頑張った成果をお披露目したいですね。
よろしければ、明日の朝食は私に焼き立てのパンを作らせて下さい。

516 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/05/01(Sat) 20:40
>>513

わ、ご主人様太っ腹♪
でもいいんですか?ピザでしたら、私も一応作れますよ?
幸い、アーチェロさんのお屋敷には本格的なピザ窯もありますし…。
でも、折角のご好意を無碍にするのも気が引けちゃうな…。

注文するかどうかに関してはこのお屋敷のご主人様のアーチェロさんに相談するとして…。
宅配ピザの中では、私は「シカゴピザ」が一番好きです。
スタンダードな「シカゴトラッド」、それから「ロイヤルシカゴ」「フレッシュマルゲリータ」ですね。
取り敢えず、私の好きな候補はこんな感じです。

517 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/05/02(Sun) 07:32
せっかくの休みなんだから三人で遊園地…ディズニーランドにでも行って来たらどう?

518 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/02(Sun) 08:09
>>510(柚葉さん)

>うふふ…。これが“尊い”と申せましょうか…。
>見ているだけで私も心から癒されてしまいますわ。(微笑)

な、なぜでしょうね、柚葉さんに見られているとなんだかとても気分がソワソワしてしまうのですけれど。
これは、その、親愛と友情のハグ、抱擁でございます。
それ以外の何か別の感情では決して…と何をわたくしは取り繕うようなことを申しているのでしょう?
(汗汗)
柚葉さんも、そう柚葉さんもご一緒に抱擁してくださって良いのですよ?

>以前お客様に紹介して頂いた「吸血鬼ちゃんとメイドさん」の後半に、
>「猫耳メイドさんとお嬢様」という作品が収録されていたのですが、
はい、あの作品はわたくしの大のお気に入りになりまして、今も繰り返し愛読しております。
猫耳メイドさんはとても甘えん坊さんで、ご主人のお嬢様の腕の中にすっぽり納まっているのが掛値
無しに可愛いのですが。
グリッタちゃんは愛らしさは匹敵していても、同時に元気に満ち溢れていて、とてもわたくしの腕の中に
納まらない、というか。
だからなおさら離すまいと強く強く抱きしめずにはいられません…。
先輩に対して距離が近すぎないか、との心の片隅の声にも今は耳をふさいでしまいます…。

>美味しそうに桜餅を召し上がるグリッタちゃんを見ていると、私も胸が温かくなって参ります。
>この桜餅は私一人で作ったものではなく、この街の方々、そして春の恵みを運んできて下さる
>佐保姫様のご加護あってのものなんです。

柚葉さん、お颯様、そして佐保姫様…、皆々様の繋がる心の結晶が、こうしてまたグリッタちゃんという
掛け替えのない方との絆を結んでくださったのですね。
皆が差し伸べる手と手が生み出す心の赤い糸をまたこうして目の当たりにできて、わたくしの心も早月の
空の如く温かさが充ちてまいります…。

>その…。お嬢様…。
>よろしければ、グリッタちゃんを膝枕してあげて下さいますか?

まあまあまあ、柚葉さんったら…。
頼み事という形を取りながら、わたくしに最高に嬉しい時間を下さるのですね。
ありがとうございます、グリッタちゃんとの素晴らしいひと時をしっかり務めさせていただきます。

わたくしの膝の上でスヤスヤお眠りになるグリッタちゃんの安堵した表情…。
信頼を置いて甘えてくださることの何と有難いことでしょう。

…この方にとって愛情と信頼に満ちたお膝は、実のお母様や養母様、その家の『お姉ちゃん』様のもの
なのでしょう。
わたくしも少しでもそれに近づけるように、そしてこの家で心地良く過ごしていただけるように、
精いっぱいのことをさせていただきますわ。


>>511(柚葉さん)

(横から失礼いたします)

>一年365日を通じて、アーチェロお嬢様にご満足いただけるようお仕えするのが
>私のお仕事であり、生き甲斐でもありますから。

嬉しくて…というか嬉しすぎて感動に胸が打ち震えて、この場でゴロゴロと床の上を転げ回ってしまい
そうです。
グリッタちゃんに膝枕をしているので、かろうじて耐えることができましたけれど。
こんな高まる気持ちで始まった五月に、五月病などますます無縁に思えます。
ここまで言っていただけるほど自分が出来た『主』なのか、とふと考えたくなってしまいますけれど。
柚葉さんの言葉なのです、心からそう信じずして何といたしましょうか。

この早月も柚葉さんの言葉に応えられるように良き日々を共に過ごしてまいりましょう。
GMWや毎年恒例の端午の節句、この月もまた思い出を積み重ねる日がたくさんございましょう。
この胸の高鳴りを今はそっと納めつつ、毎日を楽しく、そして『主』として為すべきことを為してまいり
ますわ。


519 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/05/02(Sun) 09:54
寝正月じゃないけど、GWを家でゴロゴロとゆっくり過ごすのも悪くない
ちなみに三人はインドア派?それともアウトドア派?

520 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/02(Sun) 10:19
さて、わたくしも一年ぶりにメイド服に袖を通しました。
やはり、この服を着ると身が引き締まりますわ。
さあ、GMW本格始動ですわよ…。

>>513
>>516(グリッタちゃん)

ご主人様いらっしゃいませ、いえお帰りなさいませ、の方がよろしいかしら?
まあ、ご主人様がわたくしたちにご馳走してくださるのですか。
他人様に奢っていただくのはなんだかとても新鮮な気持ちで、それがご主人様からとなればなおさら
胸弾みますわね。
はい、それではお言葉に甘えさせていただきます。

グリッタちゃんは「シカゴピザ」からお選びになったのですか。
では、わたくしは「ピザーラ」から。
この春の新作の「桜海老のシーフードピザ」と「とろけるモッツァの贅沢マリゲリータ」を、おねだりさせて
いただきますね。
前者は桜海老の甘やかな味わいを懐かしの味イタリア産ボッタルガで包んで、後者はストラッチャ
テッラチーズの濃厚な生クリームの味わいで…。
故郷の味わいをこの家の家族にも味わっていただきたいです。

>幸い、アーチェロさんのお屋敷には本格的なピザ窯もありますし…。
>でも、折角のご好意を無碍にするのも気が引けちゃうな…。

あら、バラエティー豊かなピザがテーブルに所狭しと並ぶなんて素敵ではありませんか?
もちろん、我が家のピザ窯からも大いに活躍していただこうではございませんか。

いかがでしょうか、ご主人様?
たくさん焼いてご主人様にも楽しんでいただきたいですわ。

わたくしとしましては、和風のピザを焼いてみとうございます。
先ず真っ先に上げたいのは「甘酒ピザ!」
ピザ生地に甘酒とチーズをたっぷりかけていただくのです。
「そんなピザがあるのか?」
と思われるかもしれませんが、ネット上でレシピが紹介されていますわ。
それから、「きのこピザ」もぜひ。
シイタケ、エリンギ、エノキタケ、各種キノコをトッピングして、醤油やみりんも使って味を調えた一品でございます。

ご主人様のお陰でいろいろなピザが並んだガーデンパーティーが開けそうですわ。
五月晴れの空の下、我が家の庭園で催す素敵なイヴェントになりそうですね。


521 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/03(Mon) 00:08
>>515(グリッタちゃん)

>おはようございます、アーチェロさん♪
>こうしてアーチェロさんのお屋敷でメイドとして朝を迎えるのは初めてですね。

おはようございます、グリッタちゃん。
ゆうべはよくお休みになれましたか?
さっそく柚葉さんとご一緒に朝餉を作ってくださっているのですね。
お二人はともにお料理のプロフェッショナルでいらっしゃる、そのお腕前をさっそく味わわせていただく
なんて、朝から何と贅沢をいただけることか。

>今はお仕事中ですけど、休憩の時間でしたらいくらでももふもふして下さいねっ♪

まあまあまあ、それでしたら早めにお仕事が終わるようにわたくしも台所に立たせていただいて…。
え?なんですか、三姉妹ちゃんたち、なぜ行く手に立ちはだかるのですか。

「姫様が手を出すと、かえって捗らなくて休憩の時間が先に延びますよ?」

…長女ちゃん、はっきり言いますわね。
残念ながら反論できないので、わたくしは檜風呂のお掃除でもしていましょうか…。

>はい、あれから『本部』に戻りまして、新しいお仕事先を紹介して頂いたんです。
>今はとあるパン屋さんで、店員兼メイドとして働いています。

まあまあまあ、それは宜しゅうございましたわ!
調理師免許有り、製菓衛生士資格有り、菓子製造技能士資格有り、そして既に現場で経験を積んでおられる
グリッタちゃんが良きところを得られたのですね。
今の今まで知りませんでしたが、これからはそのお店でお買い物をさせていただきましょう。
『究極のクロワッサン』はぜひ食したいですわ。

あ、何か就職祝いを贈らせていただきたいですね。
うーん、何がよろしいかしら…。

>私みたいなけもみみっ娘が店員をしている物珍しさもあって、お客さんは今のところそんなに減っている
様子は無いんですけど…。
>昔からの常連さんにはやっぱり、「店長さんの味じゃない」ってのが分かっちゃうみたいなんです。

ご自身がパティシエとして経験を積んでおられるだけに、お仕事を得られたお店の店長さんの味わいを
踏襲するというのは、かえって難しかったのでしょうか。
今は常連の方にも好評とのこと、さすがグリッタちゃんでございます。
いえ、むしろ柚葉さんでさえ、
『年季の違い、経験の違いを見せて頂きました…。』
と仰る(『吸血鬼メイドスレ』のレス141)ほどの技量を思えば、むしろグリッタちゃんと店長様、お二人の
持ち味を融合した新たなパンが生まれたりするのでは…?
素人の考えかも知れませんが、グリッタちゃんはそれを為される気がしてなりませんわ。

>でも全ては、お仕えするご主人様の、お客さんの笑顔のためですよね。
>そのためにもグリッタ、今日も頑張りますっ♪(にぱ♪)

はい、メイドのお仕事の最も歓びとするところはきっとそうなのですよね。
わたくしも昨年短い期間ながらご主人様に仕えて、その想いを感じましたわ。
もっとも、それはグリッタちゃんや千夜先輩、そして柚葉さんがいらしたから、ご主人様の笑顔も絶えなかった
のでしょうけれど。

新しいお店でさらに腕を磨かれたグリッタちゃんが作ってくださる明日の焼きたてのパン、すごくすごく楽しみで
ございます…。


>>517

せっかくのゴールデンウィークですもの、家族総出で遠出をするには絶好の機会ですよね。
ですが、ご主人様。
「行って来たらどう?」
だなんて、なんだか家族に外出を勧めながら自分はごろ寝で過ごす、一家のご主人のような仰りようではござい
ませんか?
わたくし、メイドとしてせっかくの休日をご主人様に楽しんでいただけるようサポートさせていただき
たいのですよ。
ご主人様のお望みをお伺いさせていただけないでしょうか?

そもそも今はGMW。
我が家にいらっしゃるお客様にわたくしたちがメイドとしておもてなしするという、いわば期間限定の
テーマパークのようなものでございます。
なのに、わたくしたちがご主人様を置いて留守をお願いするなどメイド道に外れた振舞いではないか、と
思うのですわ。

わたくしこの国に参って一度もディズニーランドに参ったことがありませんゆえ、行けますものなら行って
みたいですが、今はご主人様がお望みの場所へご案内するお務めこそ本分と心得ます。
もちろん、ご主人様がこの屋敷でのんびり過ごしたい、とのお望みであれば、わたくしも身の回りのお世話を
させていただきますゆえ、どうぞご自身のご希望を仰ってくださいましね。


522 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/05/03(Mon) 07:17
>>513

既にアーチェロお嬢様とグリッタちゃんが申し上げておりますので、
私からはそれらのメニューで特に依存はございませんわ。

宅配ピザにはそれ程詳しくは無いのですけど…。
グリッタちゃんの「シカゴピザ」でしたら知っております。
お屋敷でも時折、クーポン付きのチラシが投函されておりますので。

スタンダードなピザとして覚えておりますのは、やはり「シカゴトラッド」でしょうか…。
チラシの一覧を見るとどれも美味しそうですが、これが一番食べ易そうですね。

それとこのお屋敷には、先輩のメイドさんとお嬢様にお仕えするコウモリさんの三姉妹もおります。
ご主人様の心遣いと出費を労うためにも、注文の品だけでなく腕を振るわせて頂きますわ。

>>516(グリッタちゃん)
>>520(アーチェロお嬢様)

>さて、わたくしも一年ぶりにメイド服に袖を通しました。

本来従者である私の立場としては如何なものかと思われる台詞ではありますが、
お嬢様、良く似合っていらっしゃいますよ。
グリッタちゃんが来て下さった事で、その嬉しさと共にグリッタちゃんの元気さに触発されたのですね。
ではお嬢様、共に頑張りましょう。

>でもいいんですか?ピザでしたら、私も一応作れますよ?
>幸い、アーチェロさんのお屋敷には本格的なピザ窯もありますし…。

>わたくしとしましては、和風のピザを焼いてみとうございます。

はい、我が家自慢のピザ窯にも是非活躍して頂きましょう。
一年ぶりにメイド服に身を包んだお嬢様、そしてはるばるいらして下さいましたグリッタちゃんも共に
お嬢様オススメの「和風のピザ」を準備致しましょう。

ではピザの注文に関しては、手作りのピザが出来上がるタイミングを見計らって
私からお電話させて頂きます。
そしてお嬢様、手作りのピザは多少多めに用意しておいた方がよろしいかと思います。
既にグリッタちゃんの来訪を、知らぬあの御方ではありませんから…ね。

523 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/05/03(Mon) 07:48
>>517

テーマパークですか?
個人的に嫌いではないのですけど…。
やはりこの時期となりますと、多数の混雑が予想されてしまうのですよね…。
それもまた、大型連休の醍醐味ともいえるのでしょうが…。

今回はこうしてグリッタちゃんが来て下さいましたので、GMWに専念させて頂こうかと思います。
三姉妹さんもグリッタちゃんが来て下さった事で、あのように和気藹々と仲良くお仕事をしておりますし…。

とはいえ、全くお屋敷から出ないというのも考えものですね。
皆様の希望やお嬢様の意見をお聞きした上で、
何処にお出かけするかに関しては検討してみます。

>>519

ご主人様が忙しい毎日を離れてのんびりするのをお望みでしたら、
それこそ私達の本領発揮というものですね。
GMW(ゴールデンメイドウィーク)を、ここを訪れるご主人様の満足頂けるものになるよう
一丸となって努力致します。

インドア派、アウトドア派、ですか?
私はお屋敷でのお仕事がメインですから、職業柄、やはりインドア派という事になるのでしょうね。
地元で暮らしていた頃は、周囲は自然が豊富でしたし父の職業柄それなりにアウトドアも楽しんで参りましたが。

今はこうして、お屋敷でお仕えする主の日々を彩るのがメイドの務めですわ。
お茶の準備が出来ましたので、一度休憩に致しましょう。

>>518(アーチェロお嬢様)

>はい、あの作品はわたくしの大のお気に入りになりまして、今も繰り返し愛読しております。

やはり、お嬢様もそうでしたか。
吸血鬼のお嬢様とメイドさん、そして猫耳メイドさんとお嬢様…。
やり取りは短いながらも、尚更お二人の絆がぎゅっと詰まっていて思わずうっとりとしてしまいますね。(微笑)

グリッタちゃんも元気で健気に頑張っている時、そして甘えん坊さんになる時と
天真爛漫なだけでなくスイッチのオンオフが上手でいらっしゃいますね。

頑張り屋さんだからこそ、ゆっくりとする時には思い切り甘えさせてあげたい…。
多くの方が、そのように思わずにはいられないのでしょうね。

>ここまで言っていただけるほど自分が出来た『主』なのか、とふと考えたくなってしまいますけれど。
>柚葉さんの言葉なのです、心からそう信じずして何といたしましょうか。

ふふ…。謙遜されるのもお嬢様らしいと言えばお嬢様らしいのですが。
それでもアーチェロお嬢様が私やレイナさん、三姉妹さんにとって

「もっともっと尽くしたい。お嬢様のために頑張りたい。お嬢様の笑顔が見たい。」

と思わせて下さる素敵な主であることは紛れもない真実ですわ。
私達の事は勿論、お嬢様ご自身の事も信じて下さいませ。

(スヤスヤ眠っているグリッタちゃんを見守りながら)

その…。お嬢様…。
もし機会があれば、グリッタちゃんを土地神様にも紹介したいですね。
お嬢様が仰る、「皆々様の繋がる心の結晶」、
グリッタちゃんをこの街の象徴たる土地神様に紹介する事によって
より確かなものとなるのではないでしょうか?

524 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/05/03(Mon) 08:12
>>515(グリッタちゃん)

グリッタちゃん、お手伝い有難うございました。
このお屋敷で、こうしてお互いにメイド服に身を包んでお嬢様の為の朝餉の支度をする…。
いつもと同じ光景でありながら、どこか新鮮で嬉しさが込み上げて参りますわ。

いつもとお勝手が違うので、多少慣れるまでそれなりに説明をする必要があると思われましたが…。
既にこの厨房にすっかり馴染んでしまった気が致しますね。
流石はメイド歴100年以上、グリッタちゃんの本領発揮ですね。

>はい、あれから『本部』に戻りまして、新しいお仕事先を紹介して頂いたんです。
>今はとあるパン屋さんで、店員兼メイドとして働いています。

(一通りお話を聞き終えて)

天真爛漫にお仕事をされる中で見え隠れする、妥協なき姿勢と向上心…。
やはりグリッタちゃんは「プロフェッショナル」なのですね。
まだまだアマチュアの域を出ない私に対し、
製菓の腕前もメイドとしても一流と言えるグリッタちゃんが「全然及ばない」と仰る方の作られるパン…。
私としても、興味がありますね。
お嬢様とご一緒に、是非とも味わってみたいですわ。

そして店主様、一日も早くご快癒される事を願っております。
奥様がグリッタちゃんの頑張りを認めて下さっているように、
きっと病院の店主様にも奥様を通じてそれは伝わっていると思いますよ。

それに何より、グリッタちゃんには如何なる心の錠前も解き放ってしまう
最高の笑顔(にぱ♪)があるんですもの。
笑顔の絶えないお店に、お客さんが絶える事はないと思いますわ。

それでは明日の朝は、是非グリッタちゃんのパンをご馳走になりたいですね。
パン作りのための準備は私がきちんとしておきますので、存分に腕を振るって下さいませ。

525 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/05/03(Mon) 08:48
>>517

ディズニーランドは、メイド喫茶のみんなと遊びに行って以来かな?
あそこだと、私たちがけも耳や尻尾を出しててもそんなに違和感なく楽しめるんですよね〜♪
時々、テーマパークのスタッフだと勘違いされちゃうこともありますけど…。(汗)

お休みに遊びに行きたい場所ではありますけど、ご主人様はあまり乗り気じゃないみたいですね?
それでも私たちを気遣ってくれて、たまには羽目を外して来たらいいんじゃないかと
提案してくれてるのは分かりますけどね。

でもアーチェロさんや柚葉さんって、落ち着いた大人の女性って雰囲気ですよね。
勿論遊園地とかも嫌いじゃなくて、むしろ好きな方なんじゃないかと思いますけど…。
もしアーチェロさんや柚葉さんとご一緒するなら、この街の中の落ち着いた雰囲気の場所が良いかな〜。

あ、遠慮してるわけじゃないですよ?
私ならそうしたいって心から思ってるんです。
この街は、私みたいな亜人種でも寛容な雰囲気がありますよね。
それはやっぱり、アーチェロさんがこの街の皆さんとの絆と大切にしてきたお陰なのかな。

>>519

故郷で暮らしてた200年くらい前とか、旅をしてた頃はある意味バリバリのアウトドア派だったと思いますね。
でもメイドさんやお料理、お菓子作りに関するお仕事を得てからはやっぱりインドア派なのかな。

メイドさんは、基本的にお仕えするご主人様のお家でお仕事をするのが日常ですからね。
ご一緒するのであれば、アウトドアなお休みの過ごし方も大歓迎ですけどね。

最近はキャンプの好きな女の子たちの漫画やアニメが流行ってるし、
現代ならではのアウトドア的なお休みの過ごし方もいいかな〜。
あの娘たち、すっごく楽しそうですしね♪

(ごめんなさいアーチェロさん!柚葉さん!続きは明日ですっ!)

526 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/03(Mon) 10:58
>>519

ご主人様はインドア派でいらっしゃるのかしら?
う〜ん、そうですね、わたくしは…。
『気まぐれどちらも有り派』でしょうか?

わたくし普段は陽の当たる縁側でのんびりお茶をいただいきながら、ポカポカ陽気を堪能するのが大好き
なのです。
最近はご近所の年配のご婦人方も茶菓子をお持ちになって、我が家の庭で一緒にお喋りいたしたりしま
すわ。
どうもご婦人方は、より年長なわたくしといると、ご自分らが十分若いのだ、との実感されて元気が出る
らしいのです。

ですが我ながら気まぐれと申しますか、ときどきゆっくり時間をかけて外出するのも好きなのですよ。
日傘をさして緑豊かな野道を散策したり、月明かり照らす中お空を飛んだり。
あるいは犬さんや猫さん、時にはリスさんに変化(へんげ)して、動物さんたちの集会に参加したりも
楽しいですわね。
もちろん、家族と一緒ならさらに足を延ばしてピクニックするのも楽しゅうございます。
これからは、お重にご馳走をたくさん詰めて、春の花々が咲き乱れる草原へ出かけるのに絶好の季節。
家族と相談してお出かけしたいと思っています。
我ながら吸血鬼本来のライフスタイルと随分違ってしまった、とちょっと可笑しくなってしまいます
けれど。

でもインドア派のご主人に、お茶とお菓子をご用意いたしますね。
今の季節の定番、ちまきと柏餅でございます。
商店街の和菓子屋さん自慢の一品ですのよ。


527 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/03(Mon) 10:59
>>522(柚葉さん)

>既にアーチェロお嬢様とグリッタちゃんが申し上げておりますので、
>私からはそれらのメニューで特に依存はございませんわ。

柚葉さんからもメニューのご賛同がいただけましたね。
それではご主人様のお言葉に甘えて今申しましたピザを注文させていただきましょう。

そしてピザ窯を使ってのオリジナルメニューへの挑戦…、柚葉さんとグリッタちゃんがいらっしゃる以上
至高の味わいをいただけるのは確定でしょうが、今はわたくしもメイドですので、拙いながら挑戦させて
いただきましょう。
最初の一歩を踏み出さなければ技量の向上は望めませんからね。

>本来従者である私の立場としては如何なものかと思われる台詞ではありますが、
>お嬢様、良く似合っていらっしゃいますよ。

ありがとうございます、柚葉さんにそう仰っていただけると、勇気とやる気がみなぎってまいります。
GMWです、ふつつかで未熟なメイドではありますが、どこまでもついてまいりますわ、柚葉先輩!

>一年ぶりにメイド服に身を包んだお嬢様、そしてはるばるいらして下さいましたグリッタちゃんも共に
>お嬢様オススメの「和風のピザ」を準備致しましょう。

はい、ご一緒に頑張ってまいりましょう。
日伊文化が混然となった素敵な一品をぜひに食卓へお届けしましょう。

>ではピザの注文に関しては、手作りのピザが出来上がるタイミングを見計らって
>私からお電話させて頂きます。

ありがとうございます、よろしくお願いしますね。
それにしましても、日本にはたくさんの宅配ピザチェーンがあって好評を得ているようですね。
生まれ故郷の文化がこの日本でも受け入れられている、というのはとても嬉しゅうございます。

>そしてお嬢様、手作りのピザは多少多めに用意しておいた方がよろしいかと思います。
>既にグリッタちゃんの来訪を、知らぬあの御方ではありませんから…ね。

…なぜ「噂をすれば影が差す」という諺があるのでしょう?
きっとそれがしばしば事実を以て証明されているからでしょうね。
ただその実現が早いか遅いか、というだけで。
ああ、でも今はピザの調理に専念したいかと…。

「なぁにをブツブツ言っているのかしらぁ?
 柚ちゃんの言葉に耳をふさぐなんていけないことでしょお?」

いらっしゃいませ、お母様、もちろん耳など塞いでいませんよ?

「グリッタさんという人狼の先輩はどちら?
 『種族別補償』のこと、お礼を言いたいのだけれど。」

サライさんもおいでなさいませ。
彼女でしたら今はピザ窯の方ではないかしら?

「お腹…すごく空いたぁ…。」

ど、どうされたのですか、画家のお嬢様、そんな涙目で見つめてこられて。
なんだか、わたくしがすごく悪いことをしたような気分になるのですけれど。

「したじゃないのぉ、悪いこと。
 土地神様のところで宴会やる時、わたくしたちを呼ばないとかあり得ないでしょう?」

分かった、分かりましたから。
お母様には悪いことをしたとは思いませんが。
…卑怯ですわ、お嬢様の涙の精神攻撃は半端ございません。
これからピザのガーデンパーティーを行いますから、席をご用意させていただきます…。


528 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/03(Mon) 14:09
>>523(柚葉さん)

>やはり、お嬢様もそうでしたか。
>吸血鬼のお嬢様とメイドさん、そして猫耳メイドさんとお嬢様…。

はい、ご主人様とメイドさんの二つの素敵な物語、それはもうすっかり感情移入してしまって。
吸血姫のお嬢様の全てを包み込むような慈愛と熱情に満ちたメイドさんに柚葉さんを重ね、
マタタビに酔い痴れたふりをしてふりをして甘える猫耳メイドさんにオフのときのグリッタちゃんを重ね…。
それだけに、猫耳メイドさんとお嬢様のエンディングには胸の高鳴りが抑えきれませんでした。
物語の終わりのあの先を見てしまったら、わたくしクラクラして倒れてしまったかも知れませんわ…。

>頑張り屋さんだからこそ、ゆっくりとする時には思い切り甘えさせてあげたい…。
>多くの方が、そのように思わずにはいられないのでしょうね。

ええ…、いつも明るいグリッタちゃんですが、ふと僅かに覗かせる陰りを見ますと、思いきり抱き締めて
安らぎの眠りをお手伝いして差し上げたい、と心から思いますわ。
そんな気遣いは余計なおせっかいかも知れませんが、お気楽に生きてまいったわたくしにとって、苦難を経て
今の天真爛漫さはあまりにも愛おしいのですよ…。

>それでもアーチェロお嬢様が私やレイナさん、三姉妹さんにとって
>「もっともっと尽くしたい。お嬢様のために頑張りたい。お嬢様の笑顔が見たい。」
>と思わせて下さる素敵な主であることは紛れもない真実ですわ。

ああ、もう。
その様なことを仰られると幸せが怖くなるではありませんか…。
どれだけわたくしを惑わす言葉をおかけになりますの?
ですが、そうですわね、わたくしも皆の笑顔を見ていたいですから、そのためならなんだっていたしたい。
私たちの心は皆同じ想いを抱いている、と信じられて嬉しゅうございます。

…そうそう、つい先日もう一つの素敵な吸血鬼の物語「最強の吸血姫は妹が欲しいっ!」の2巻が発売され
ましたので早速買ってまいりました。
リスティア様、妹候補がたくさんできてよろしゅうございましたわ。
そして、ケモ耳少女も幸せそうで何よりでございます。

>もし機会があれば、グリッタちゃんを土地神様にも紹介したいですね。

ええ、それはもうグリッタちゃんさえ良ければなるべく早く。
土地神様もご自分のテリトリーに入られた人狼族のこと、とうにご存じでいらっしゃるでしょう。
きっと、グリッタちゃんの参拝を心待ちにしていらっしゃいますわ。
それがグリッタちゃんの新たな絆として彼女の力になってくれたら、と願わずにいられません。


529 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/05/03(Mon) 15:51
最新流行のスイーツ、エッグワッフル/バブルワッフルを作ろうと思う
メイドさん達から何かアドバイスがあるなら聞くけど、もし手伝ってくれたら嬉しいな

530 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/03(Mon) 17:37
>>529

まあまあ、ご主人様自ら厨房に立ってスイーツをお作りに?
ご主人様わたくしたちの喜ばせようと考えられたのでしょうか?
なんて優しいご主人様。
それも最新流行のスイーツだなんて、もしやご主人様はスイーツを作るのがご趣味でいらっしゃいま
すか?
むむ…、ご主人様にその様なお心得があろうとは、わたくしも新米メイドとしてうかうかしてはいられ
ませんね。
我が家みんなはスイーツが大好きでございます。

『エッグワッフル/バブルワッフル』、以前一度だけ学校帰りに食したことがございます。
それは中華まんが美味しいお店で、鶏蛋仔(けいたんし)と呼ばれていていましたわね。
チャイナドレスの双子の看板娘に奨められたのですが、とても美味しかったですわ。

恥ずかしながら、わたくしはこのスイーツに関してはほぼ全くの素人です。
むしろご主人様に教えを乞いたいですわ。
ですが…、あの時食べた印象では、外はカリカリ、中はフワフワの食感がとても素敵でしたわ。
したがいましてあの食感を再現しようとなさるなら、生地をあの専用の鉄板に注ぎこんだら素早く
ひっくり返すのがよろしいかと、存じます。
あ、専用の鉄板は我が家に無いと思いますが、形の似ているたこ焼き機でも代用できるのではないで
しょうか?
もちろん、味のバラエティーも考えてトッピング用の生クリームやチョコレートソースを用意させて
いただきますね。


531 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/05/04(Tue) 11:15
>>529

わぁ♪ご主人様もお料理に参加してくれるんですか?嬉しいっ♪
じゃあ、ワッフルはデザートということになりますね。
ご主人様、一緒に頑張りましょう!

アーチェロさんが既にアドバイスしてくれているように、バブルワッフルはたこ焼き機でも代用できますよ。
それと、たこ焼き機を温めるときに先に溶かしたバターを塗っておくとより美味しく仕上がるんです。
あとはやっぱり、焼き加減かな?
たこ焼きと同じで、焼いてひっくり返すタイミングが重要ですね。
これはたこ焼き作りのように繰り返すうちに慣れてくると思います。
“習うより慣れよ”かな?

あまりアドバイスにならなかったと思いますけど、こんな感じですね。
焼き立ての外はカリカリ、中はふわふわで食べても美味しいし、
アイスクリームやチョコレートでトッピングしてワッフルパフェにしてもいいですよ。

ピザも楽しみですけど、ご主人様のおかげで新しいお楽しみが出来ちゃいましたっ♪

>>521(アーチェロさん)
>>524(柚葉さん)

>『究極のクロワッサン』はぜひ食したいですわ。
>そして店主様、一日も早くご快癒される事を願っております。

はい!アーチェロさんも柚葉さんも、是非一度いらして下さいね♪
店長さんもだいぶ良くなってきたそうですし、まだ無理は禁物ですけど
復帰したら頑張るって仰ってました。

そうしたら店長さんにもパン作りを見てもらって、『究極のクロワッサン』にどこまで近づけたかを
確かめてもらいたいですね。
それじゃ明日は、皆さんに練習の成果を披露します。
パン作りの準備の際にはまた柚葉さんにお世話になると思いますけど、頑張りますっ!

532 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/05/04(Tue) 11:50
>>523(柚葉さん)
>>528(アーチェロさん)

え〜と、その…。
お二人が話題にしている、『吸血鬼ちゃんとメイドさん』なんですけど…。
何だかとても可愛い内容みたいなので、気になっちゃって…。
昨晩、私も電子書籍で買っちゃいました♪

可愛いっ!可愛いっ!みんな、すっごく可愛いですっ♪
吸血鬼のご主人様にお仕えするメイドさんが、柚葉さんに似てるっていうのは凄く分かりますね。
アーチェロさんは前にお聞きしたように、柚葉さんから血を頂くことは滅多にないみたいですけど
お互いを本当に大切に思っているというのは共通してますね。

それと、猫耳メイドさん…。えへへ〜♪可愛いな〜♪
メイド喫茶のお友達と、一緒にじゃれ合ってたのをついつい思い出しちゃう〜♪
もふもふされるのは私も好きですけど、私ももふもふするのは大好きですよ♪

それと最後のお話…。
ジュリア様とナタリーさんのお話も良かったです。
私が初めてメイドになったのは、行き倒れてたときでしたね。
でも私は私の意志で生まれ故郷を離れたのだし、
その道を選んだ以上一匹の狼として荒野で果てることも覚悟の上でしたが。

それでも厳しさも優しさも、この世界にはあるんですよね。
あるお屋敷の貴族の方が、私を拾ってくれたんです。

私が人狼族ということで奇異の目で見られることはありましたけど、
それまで身に付けてきた技能がメイドとしての仕事を助けてくれたし、
当時のご主人様の奥様は、私を本当に可愛がってくれました。

この本の中のジュリア様がナタリーさんにかけた、

「私はあの笑顔をずっと見ていたいんだ。」

っていう言葉は、かつての奥様を思い出します…。
そしてまだ幼かったお屋敷のお嬢様の、専属メイドを仰せつかって…。
あの頃もまた、私の大切な思い出の日々です…。

私たちメイドにとって、「笑顔」はやっぱり一番大切なものですよね。
これから先どんなことがあっても、ナタリーさんのように笑顔を忘れないメイドでありたいです。
自分が笑っていられれば、きっとご主人様も笑ってくれますから。

533 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/05/04(Tue) 12:18
>>527(アーチェロさん)

ふんふんふ〜ん♪いい匂い〜♪
柚葉さん、ピザが段々と焼き上がってきました。
さすがは本格的なピザ窯、イタリア仕込みですね。

アーチェロさん、柚葉さんとこうして厨房に立つのも一年ぶり、楽しいなあ〜♪
あれ?お客さんが来たみたいですよ。
焼き上がるまでには、まだ余裕がありますね。
私、ご挨拶してきてもいいですか?

>いらっしゃいませ、お母様、もちろん耳など塞いでいませんよ?

いらっしゃいませ。オルキデア様。
人狼メイドグリッタ、昨年と今年の1月、お世話になりましたアーチェロさんのために
御恩返しに参りました。
そして画家のお姉さん、私とご主人様のために素敵なプレゼントをありがとうございました。
お二人に満足して頂けるよう、精一杯ご奉仕致しますっ!

あれ?一人、初めて見る娘がいますね。
もしかして、オルキデア様の新しいメイドさんかな?

>「グリッタさんという人狼の先輩はどちら?
> 『種族別補償』のこと、お礼を言いたいのだけれど。」

初めまして、グリッタといいます。
サライさんっていうんだね。同じメイドさん同士、仲良くしましょうね♪(にぱ♪)

え?お礼?私、あなたとは初対面のはずなんだけど…。
私、何かしてあげたかな?
『種族別保証』?あ、分かった!あなたも私と同じく、『本部』に登録されたメイドさんなんだね!
じゃあ、新しい同僚さんなんだ!
見たところ、獣人族じゃないみたいだね。
そうか、『種族別保証』を提供してもらっているとしたら、アーチェロさんの同族さんなのかな?

うんうん、私たちのような亜人種が人間社会できちんとお仕事をして生きていく上で、
『本部』の人たちの存在には本当に助けられてるよね。
もし誰か、困っている子が他にもいたら教えてね。
きちんとお仕事が出来るようになるまでお世話になれるよう、お話してみるから。

いよいよ千客万来、GMWも本番ですね。
それじゃグリッタ、頑張りますっ!

534 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/05/04(Tue) 13:36
皆さんが得意な料理と苦手な料理を教えてください

535 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/05/04(Tue) 13:40
ツバメの巣は幸運の象徴、皆さんのお家ではツバメが来たりしますか?

536 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/04(Tue) 16:14
>>531(グリッタちゃん)

>はい!アーチェロさんも柚葉さんも、是非一度いらして下さいね♪
>店長さんもだいぶ良くなってきたそうですし、まだ無理は禁物ですけど
>復帰したら頑張るって仰ってました。

そうですか、店長様は快癒に向かっていらっしゃるのですね。
それはまことに良うございました。
店長様とグリッタちゃん、お二人のクロワッサンが揃って店頭に並ぶのを楽しみにしております。

それにしましても、『本部』というところは加入者に対して本当に細やかな心配りができるところなの
ですね。
グリッタちゃんにとってもお店にとっても、これ以上なしの適材適所となりましたもの。
『吸血鬼メイド』の千夜先輩といい、わたくしの知らないうちにこの日ノ本は人間と異種族が共存できる
土壌ができつつあるのかしら?
もしそうなら、本当に嬉しいことですわ。

それを思うと、グリッタちゃんが作られるパンは正にその和合の象徴とも申せましょう。
わたくし、いっそう早く味わいたいとの思いが沸々と湧いてまいります…。


>>532(グリッタちゃん)

そうですか、グリッタちゃんも『吸血鬼ちゃんとメイドさん』もお読みになったと。
とても気に入られたようで、わたくしも嬉しいです。
異種族間の甘々で優しい情愛の世界を語り合える方がまた増えたなんて。

>お互いを本当に大切に思っているというのは共通してますね。

そう仰っていただけるとなおのこと嬉しいですわ。
柚葉さんとわたくしがあのような関係と認めていただけるなんて。
たしかに柚葉さんから血をいただくことは滅多にないですが、通じ合う心の温かさは同じである、と
わたくしもそう思っておりますわ。

>それと、猫耳メイドさん…。えへへ〜♪可愛いな〜♪
>メイド喫茶のお友達と、一緒にじゃれ合ってたのをついつい思い出しちゃう〜♪

グリッタちゃんがいらっしゃるメイド喫茶…それは知らずにいたことが悔やまれますわ。
きっとワーキャットの同僚の方とかいらっしゃったのではないかしら?
その方とグリッタちゃんとのキャッキャウフフが見られたのだろうな、と思うと…。

>それと最後のお話…。
>ジュリア様とナタリーさんのお話も良かったです。

ジュリア様がナタリーさんの消えてしまいかねなかった命と笑顔を救われたのは確かですが、ジュリア様も
また、ナタリーさんの逆境の中でのその笑顔と他人の幸せを願う健気で無垢な魂に多くの大切なものを
もらった、その互いを輝かす絆の強さに胸打たれました。
わたくしも柚葉さんやグリッタちゃんの笑顔に助けられて参りましから、他人事とは思えませんでしたわ。

わたくしが申すのも口幅ったいことですが、グリッタちゃんを助けられた貴族の方もきっとグリッタちゃんの
輝く笑顔をこよなく愛されたことと思います。
一つ一つの優しさが積み重なって幸せの種となっていくつも芽吹き、それらがまた互いに繋がってわたくし
たちの世界をより美しいものにしてくれる…、
グリッタちゃんの思い出、そしてこの漫画からそう思わずにはいられません。

わたくしも多くのものをいただいた身として、その幸せを忘れず『笑顔』を大切にしてまいりますわ。


537 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/04(Tue) 17:28
>>533(グリッタちゃん)

>ふんふんふ〜ん♪いい匂い〜♪
>柚葉さん、ピザが段々と焼き上がってきました。

お二人が並んで楽しそうにピザを焼いていかれる姿を見ていると、わたくしは言うも愚かながら
『まだまだですね、わたくしは』
と思うのですが、
お二人のこの道の先輩二人のキラキラした輝きにあてられて、なんだか心が浮き立ってなおいっそう奮起
する気持ちが湧いてまいります。
本当にお二人のオーラは眩しいですね…。

おや、玄関の呼び鈴が鳴ったようですね。

>いらっしゃいませ。オルキデア様。
>人狼メイドグリッタ、昨年と今年の1月、お世話になりましたアーチェロさんのために
御恩返しに参りました。

「グリッタちゃん、お久しぶりぃ♪
 元気そうで何よりねぇ。
 御恩返し?って義理堅いわねぇ。
 うちの娘が来てもらいたくて、それに応えてくれたんでしょ?
 いいのよぉ、あなた先輩なんだから、ビシビシしごいてやりなさいよぉ。」

>そして画家のお姉さん、私とご主人様のために素敵なプレゼントをありがとうございました。

「…そんなの、全然いいの。
 御馳走してもらった。
 すごく絵になるモデルさんだし。
 あれからまたあなたの絵、描いた。」

…後ろのサライ様が担いでいる荷物はそれですか。
って、さっそく包みを解くのですか?

…これはまた不思議な絵ですね。
背景に大きな夜空を照らす月。
買い物かごを持って歩く人狼の可愛い女の子…グリッタちゃんですね。
幸せそうな笑顔を向ける先にいる誰かと繋ぎ合っていますが、その人の姿は画面には写されていない、
でもグリッタちゃんの笑顔からきっとそれは心から信頼するどなたか、過去のご家族か、それともご主人様
でしょうか。
幻想的でありながらとても温かい血の通った幸せそうな光景…。
タイトルは『ウルムムーン』…1月のお月様の別称ですわね。

「今日のピザのお礼…。」

「ほんと、この娘ったら描き出すと止まらないんだから。
 早くピザを食べられないと干乾しになっちゃうわよぉ。」

た、ただいま、鋭意料理中です、今しばらくお待ちくださいませ…。

>初めまして、グリッタといいます。
>サライさんっていうんだね。同じメイドさん同士、仲良くしましょうね♪(にぱ♪)

うっ、なんか、すっごく眩しいんですけど…。
噂通りのパワフルな笑顔ね。
下級の魔物ならその『にぱ♪』一つで退散するわよ。

>え?お礼?私、あなたとは初対面のはずなんだけど…。
>私、何かしてあげたかな?

「わたしがここに来た経緯は、まあ、ここの羽藤柚葉がらみであんまり大きな顔ができない
んだけど。
お礼を言いたいの。
以前の『主』と手が切れたのは、『本部』派遣のあなたが『種族別補償』ってのの情報を
くれたから
だから。」

>そうか、『種族別保証』を提供してもらっているとしたら、アーチェロさんの同族さんなのかな?

「そうよ。
 血液の支給をもらえたから、わたしも自主的にかつ穏便に元『主』と手を切れたんだ。
 でなかったら今のこの『主』が手切れのために何をしたかと思うと…、
いや、想像すると夢でうなされそうだからやめとく。
とにかく感謝してる、って伝えたかったのよ。」

>もし誰か、困っている子が他にもいたら教えてね。
>きちんとお仕事が出来るようになるまでお世話になれるよう、お話してみるから。

「…そんな明るい笑顔で応えられるとは思わなかった。
 かなり物騒な話だから。
 …うん、そんな子がいたら相談に乗ってもらうわ。
 これからもよろしくね、先輩。」

はあ…、本当にグリッタちゃんの笑顔がすごいです。
本当に相手の幸せを願い行動できる方の笑顔というものの力強さを思い知りました。

そろそろピザも焼きあがる頃です。
GMWもたけなわとなってまいりました。
まだまだその笑顔に魅せられるご主人様がいらっしゃることでしょう。
本当にワクワクしてまいります…。


538 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/04(Tue) 19:35
>>537の訂正でございます。

>幸せそうな笑顔を向ける先にいる誰かと繋ぎ合っていますが、その人の姿は画面には写されていない、

脱字がございました。
「幸せそうな笑顔を向ける先にいる誰かと『手を』繋ぎ合っていますが、その人の姿は画面
には写されていない、」
でした。
失礼いたしました。


>>534

お恥ずかしながら…。
以前『吸血鬼メイド』のお屋敷で申したことがありますが、わたくしはメイドの先輩方についていくのに
ふうふう言っているような次第で。
得意な料理と申しますか、あのお屋敷で造ったものだけでもせめて美味しく作れるようになりたいと
頑張ったのが「カルパッチョ」でございます。
あちらのお屋敷では「牛肉のカルパッチョ」を完成させることができまして、
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=580178062&st=157&to=157&nofirst=true
そこから少し拡げていろいろな「カルパッチョ」を作ってまいりました。
タイ、マグロ、タケノコなどなど、商店街では新鮮なお魚やお野菜が手に入りますので、ずい分レパートリーが
増えましたの。

それから、もう一つはペペロンチーノ。
苦手なニンニクを克服しようとの思い、そしてパスタ料理の第一歩としてそこから色々レパートリーが
拡げたいとの思いから、まずペペロンチーノから挑戦したのです。
味付けは塩とにんにくとオリーブオイルだけですので、シンプルながらその匙加減で美味しさも左右される
のが作っていて楽しいですね。

そういうわけで、後はまだまだ未熟ゆえ苦手な料理と言われますと、枚挙にいとまがない、と申すしか
ございませんわ…。


>>535

日本ではツバメの巣作りは商売繁盛や家内安全をもたらす、と言い伝えられているのでしたね。
わたくしも日本の風習を尊重したいとの思いがございますし、なにしろツバメさんの子育ては見ていて
とても愛らしいので出来れば大事にしてあげたいのですけれど。
やはり…場所を選んでもらわないといろいろ汚れたものを落とされて困ることもございますから、玄関などの
人通りの在る場所は遠慮してもらえるようにお願いいたしましたわ。
はい、ツバメの姿に変化(へんげ)して。
あれがきっかけでいろいろな鳥への変化のコツを掴めましたね。
どちらかというとフクロウさんのような夜の鳥さんの姿になる方がやさしかったですけれど。

今は人通りの少ない場所の壁面に庇と巣台を設けておりまして、ツバメさんはそこに巣が作っていますわ。
今は子育ての真っ最中ですよ。
とても愛らしいですから、よろしければご主人様もご覧くださいませ。


539 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/05/05(Wed) 07:51
>>534

得意なお料理は、やはり和食でしょうか?
母がお料理教室の講師などをしている事もあり、故郷では手ほどきを受けてきましたので
和洋を問わず、一通りのものは作れますが…。

自惚れるわけではありませんが…。
苦手なお料理と言いますと…あまり思いつきませんね…。
例えば河豚(ふぐ)のような、特別に免許が必要な食材は扱えませんし、
本物のプロの料理人が作るものには流石に及びませんし、まだまだ研鑽が必要ですが。

得意不得意に関しては今後も私自身の課題として出てくる筈ですから、
頑張って克服していきたいですね。

>>535

ツバメさんと巣に関するお話は、周知のとおりですね。
以前テレビで見た事があるのですが、
不況で完成を待たずして工事中止となったビルの持ち主が途方に暮れていた所、
そこに多くのツバメが巣を作るようになり、持ち主はそれを貴重な食材として提供する商売を始めて
富豪となられたとか。
商売繁盛をもたらすというのは、ある意味事実ですね。

ですが、お屋敷の衛生を保たなくてはならないメイドとしてはやはりお仕事上の問題が…。(汗)
その件についてはお嬢様が適切な配慮をして下さり、本当に助かりました。
主が鳥や動物と意思疎通する力をお持ちであるのは、これまでにも大きな助けとなっています。

540 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/05/05(Wed) 08:25
質問の順番が前後してしまい、誠に申し訳ありません。

>>529

バブルワッフルですね?
作り方のアドバイスに関しましてはお嬢様とグリッタちゃんが適切なアドバイスをして下さったので
これ以上私が口を挟む余地は無いと思われます。

では私からは、バブルワッフルのアレンジについて…。
無論、そのまま召し上がっても十分美味しいのですが。
グリッタちゃんが仰るように、器に入れてパフェ風に盛り付けるものや
プレートに入れてフルーツやアイスクリームを添えるのがやはり定番のようですね。

ではチョコレート、御贔屓の青果店さんの苺を用いてストロベリー、白玉団子や抹茶、餡子を加えた和風と
三種類を準備させて頂きましょう。
プレートに乗せるかパフェ風に盛り付けるかも、ご主人様のご希望のものをご用意させて頂きますわ。

>>527
>>533

>アーチェロさん、柚葉さんとこうして厨房に立つのも一年ぶり、楽しいなあ〜♪
>あれ?お客さんが来たみたいですよ。

はい、こうしてグリッタちゃんとこのお屋敷の厨房でお料理が出来る日が来る事を
私も心待ちにしていました。
グリッタちゃんの嬉しそうな顔を見ていると、お仕事の最中だというのに自然と表情が綻んでしまいますね。(微笑)

あら…。もう一つ、私にとっても待望の時間の訪れのようですね。
グリッタちゃん、後は私が見ておきますので遠慮なくお客様のお出迎えに行ってらっしゃいませ。
私は、後から参りますわ。

>初めまして、グリッタといいます。
>サライさんっていうんだね。同じメイドさん同士、仲良くしましょうね♪(にぱ♪)

(楽しそうな声を聞きながら)
うふふ…。グリッタちゃんとサライさんの邂逅…。
これもまた、私の待ち望んでいた光景の一つですね。
サライさんの出自と目的については無粋でしょうから敢えて言及しませんが…。

私達がグリッタちゃんと結んだ絆が新たな糸となり、サライさんを日の当たる場所へと連れ出す切っ掛けになったのなら
それは至上の喜びですね。
そして糸に引かれて一条の光を辿る果てに、日輪の元に行き着いた…。
その果てに待ち受ける日輪(グリッタちゃんの笑顔)の、何と眩しい事でしょう。
きっとこれがまた新たな絆となり、笑顔と喜びを生み出していくのですね。(微笑)

さてと…。お支度も一段落しました。
改めて、奥方様にご挨拶に参りましょう。
奥方様、ご機嫌麗しく…。
画家のお嬢様、そしてサライさん、お忙しい中お越し下さり、有難うございます。
お支度が整うまで、今暫くお待ち下さいませ。

541 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/05/05(Wed) 08:50
>>527
>>537(アーチェロお嬢様)

(ピザが焼き上がり、ご主人様の宅配ピザも届きガーデンパーティの開催となりました。)

本日は初夏の陽気に包まれながら、交友を温められる事を誠に嬉しく思います。
ささやかながら宴の準備をさせて頂きましたので、是非楽しんで下さいませ。
それでは、乾杯を…。

>「したじゃないのぉ、悪いこと。
> 土地神様のところで宴会やる時、わたくしたちを呼ばないとかあり得ないでしょう?」

お、奥方様、誠に申し訳ありません…。(汗)
え、桜餅ですか?そ、それはその…。(汗汗)
(グリッタちゃんにお出しした分で最後でした。)

そ、その、今回はご主人様が焼いて下さったバブルワッフルをご用意させて頂きますので…。
それで、目をつぶって下さいますか?

>…これはまた不思議な絵ですね。
>背景に大きな夜空を照らす月。
>買い物かごを持って歩く人狼の可愛い女の子…グリッタちゃんですね。

素敵な絵…。
幻想的で、可愛らしくて…。
一目会っただけで、グリッタちゃんの特徴をこれ程までに捉えていらっしゃるとは…。
毎度ながら、その才能と作品の素晴らしさに感嘆致しますわ。

ところでグリッタちゃん、相談があるのですけど…。
この宴を終えた後、共にこの街の土地神様の神社へ参拝しませんか?

お嬢様も含めてこの屋敷の皆は、土地神様に日頃からお世話になっているんです。
お嬢様がこの街にいらした時から色々とお心を砕いて下さり、
様々な機会を設けて私達の交友の幅を広げて下さっているんです。

グリッタちゃんが既にこの街に来られている事もご存じの筈。
きっと、歓迎して下さいますわ。(微笑)

542 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/05(Wed) 09:31
>>540(柚葉さん)

>あら…。もう一つ、私にとっても待望の時間の訪れのようですね。

『待望』、でございますか…。
今となっては、なんだか柚葉さんとお母様との間にしっかりと『赤い糸』が結ばれてしまっている気がいた
します。
更に申しますならば、お二人が赤い糸で繋がれながらわたくしの周囲でダンスをなされ、わたくしがその
糸に絡めとられているような気が…。

でも、柚葉さんがいらっしゃったから、わたくしがお母様とも穏便な関係でいられている、というのも
また事実なのですよね。
もしそうでなければ、きっとお母様がこのお屋敷を、それこそ我が物顔で闊歩なさっていたでしょうから。

いけないいけない、本日のわたくしはメイドなのです。
お客様としていらっしゃったなら、お母様のことも丁重におもてなししなくては。

>私達がグリッタちゃんと結んだ絆が新たな糸となり、サライさんを日の当たる場所へと連れ出す切っ掛けになったのなら
>それは至上の喜びですね。

本当に、仰るとおりでございます…。
サライ様もわたくしの同族、それも放っておいたら昏き神に使役されるままだったかもしれない方でした。
その方が解き放たれたこと本当に嬉しいですわ。
グリッタちゃんのあの笑顔は、正にお日様ですね。
わたくしたちの結んだ縁が一つ一つ繋がって、救われる方がいらっしゃることに感謝を覚えずにはおられ
ませんわ。

そしてその絆をいただけたのは、昨年柚葉さんが『吸血鬼メイド』の館へと誘ってくれたがゆえ。
柚葉さんはまたわたくしを新たな光明へと導いてくださったのでした。
やはり、わたくしにとって柚葉さんとの縁がすべての始まりで、わたくしにとっての至高の宝物でござい
ます…。

>奥方様、ご機嫌麗しく…。
>画家のお嬢様、そしてサライさん、お忙しい中お越し下さり、有難うございます。

「あらあら〜、柚ちゃん、本日はお招きありがとう〜。「いえ、別に招待したわけでは」あ
ー、口を挟まないの、わが娘よぉ。
わたくしは『待望』されていたはずよぉ。
それが分からないわたくしだと思ってぇ?」

「お招きありがとう、本日はよろしくね、メイド長。
 …え、あなたメイド長じゃないの?嘘でしょ?
 あなたがトップじゃないとか、この屋敷のメイドはどれだけ人材豊富なの?
 まあいいや、それじゃ『ガーデン・ピザ・パーディー』だっけ?
 わたしもお手伝いするから、指示をちょうだい。」

「おなか、空いた…。」

メイド人口がまたまた上がりましたね。
ではわたくしは庭園にテーブルと椅子の用意をいたしましょう。
ご主人様にも喜んでいただけるように頑張らなければ。


543 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/05(Wed) 11:39
>>541(柚葉さん)

>(ピザが焼き上がり、ご主人様の宅配ピザも届きガーデンパーティの開催となりました。)

麗らかな陽気の下、この日のために用意した天然チークのリゾートダイニングテーブルの上に所狭しと
並べられたピザ、そして白磁の三段重ねケーキスタンドに乗せられたバブルワッフルの数々。
まことに見目鮮やかで誠に豪奢でございます。
ご主人様とわれらメイドとの力を結集して、いよいよ開幕でございます。

柚葉さん ― やはり柚葉さんこそメイド長に相応しいです ― の開催宣言でと共に、皆様が掲げた
グラスが涼しげな音を奏でて。
そして、舌鼓を打つ皆様の笑顔が咲き誇る様が、まことにこの晴れやかですわ…。

>お、奥方様、誠に申し訳ありません…。(汗)
>え、桜餅ですか?そ、それはその…。(汗汗)

「あらぁ、柚ちゃんが謝ることはなくってよぉ。
 そんなの『主』の采配ミスじゃない。
 ちょっとぉ、絵師の娘のこの涙目、どうしてくれるのよぉ。」

>そ、その、今回はご主人様が焼いて下さったバブルワッフルをご用意させて頂きますので…。
>それで、目をつぶって下さいますか?

あらあら、お嬢様がバブルワッフルのイチゴとアイスクリーム添えに行かれました。
なんて幸せそうなお顔でしょう。
先ほどまで違う感動の涙が煌いていますわ。
柚葉さんのお陰で、お母様の矛先がこちらに向かずに済みました…。

>素敵な絵…。
>幻想的で、可愛らしくて…。

柚葉さんのお言葉で、お嬢様が頬を赤くしていらっしゃいます。
彼女もグリッタちゃんの『にぱ♪』にすっかり参ってしまったから。
それをちゃんと描きたい、と精魂込められたから認めてもらえて嬉しいのでしょうね。

>ところでグリッタちゃん、相談があるのですけど…。
>この宴を終えた後、共にこの街の土地神様の神社へ参拝しませんか?

ゆ、柚葉さん、今そのお話をされますと…。
ほら、母がまた「してやったり」という表情をしていますが。
いけませんよ、お母様。
今はグリッタちゃんの意向を伺っているのです。
お母様のための二次会じゃありませんからね…。


544 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/05/05(Wed) 16:07
>>534

得意な料理というと、私はやっぱり、『お菓子作り』かな?
私を育ててくれた故郷のお家が製菓店だったので、
それが私がお料理をするようになった全ての原点ですね。

苦手な料理というと、昔は香辛料とか匂いのきついものは苦手でしたね。
鼻への刺激がやっぱり辛くて…。
でもそれなりに長生きしている内に、ある程度きついスパイスにも慣れちゃいました。
今は、そんなにお料理で悩むことはないですね。
よほど変わった食材でなければ、大体のものは扱うことは出来ますよ。

>>535

ツバメさんかあ…。
確かに可愛いけど、例えばお店の入り口とかの前に巣を作られちゃったら流石に困りますね。(汗)
衛生上、お客さんに良い印象を与えませんから…。
今まで私がお世話になったお店で、ツバメの巣を見つけたことはないですね。

もし作られちゃったとしたら店長さんの判断次第かな?
でもやっぱり入ってくるお客さんには、良い印象は与えないかなあ。(汗)
傍から見ている分には可愛いですけど、住んでるお家や働いてるお店となるとやっぱり複雑ですね。

545 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/05/05(Wed) 16:42
>>537(アーチェロさん)
>>541(柚葉さん)

>…これはまた不思議な絵ですね。
>背景に大きな夜空を照らす月。
>タイトルは『ウルムムーン』…1月のお月様の別称ですわね。

え?私のために絵を?
お姉さん、そしてサライさんありがとうございますっ!

わ〜♪背景がこんなにきれいな月夜で、しかもこんなに可愛く描いてもらえて嬉しいです〜♪
1月にご主人様と一緒に描いてもらえたときの絵もそうでしたけど、今回も本当に素敵ですっ!
『ウルフムーン』かぁ…。今年最初の満月のことですね。

『ウルフムーン』の由来は、お腹を空かせた狼さんの遠吠えらしいですね。
でも私は、絵の中で描かれてるみたいに買い物の後はお料理をして
ご主人様を満たしてあげたいですね。
…でもお姉さん、かなりお腹が空いちゃってるみたい。
じゃあ、頑張ってお腹いっぱいにしてあげなきゃ、ですね。

すぐに準備しますっ!待っててくださいねっ♪
(尻尾をはためかせながらお台所へ)

>(ピザが焼き上がり、ご主人様の宅配ピザも届きガーデンパーティの開催となりました。)

アーチェロさん、柚葉さん、そしてこのお屋敷のメイドさんたちのおかげで準備も整いました。
美味しそうなピザと、ご主人様が焼いてくれたワッフルが並んでいるのを見てたら私もお腹が空いてきちゃった♪
それでは、頂きますっ♪

>ところでグリッタちゃん、相談があるのですけど…。
>この宴を終えた後、共にこの街の土地神様の神社へ参拝しませんか?
>ゆ、柚葉さん、今そのお話をされますと…。
>ほら、母がまた「してやったり」という表情をしていますが。

あ、それいいですね!
私、まだこの街のことを全然知りませんから、出来れば案内してほしいなって思ってたんです。
そういえば去年、アーチェロさんが私のお世話になっていた
ご主人様のお家に来てくれた時のプロフィールで、趣味の項目に『神社巡りと祭神様へのご挨拶』ってありましたね。

アーチェロさんって、普段から着物を身に纏ってるんですよね?
着物姿でお参りするアーチェロさんって、綺麗なんだろうなぁ♪

その…。もし良かったら、一つだけお願いを聞いてもらえますか?
神社に参拝するときに、>>358で着せて頂いた着物、もう一度来てみたいなあ…。
今の日本だと和装ってなかなか機会がありませんから、すごく新鮮に感じられちゃうんですよね。

オルキデア様も、一緒に参拝されたいみたいですね。
さっきお話されてたみたいに、こうして様々な種族の方と交流を持つのがお好きなんですね。

参拝する際には、やっぱり何かお土産を持って行った方がいいのかな?
じゃあお土産に、私にもバブルワッフルを作らせて下さい。
本当は焼き立てのパンがいいんですけど、今からだと時間がかかっちゃいますので。

この後参拝されるかどうかは最終的にアーチェロさんの判断に委ねますが、
私は大歓迎ですっ♪

546 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/07(Fri) 07:04
>>545(グリッタちゃん)

>姉さん、そしてサライさんありがとうございますっ!
>わ〜♪背景がこんなにきれいな月夜で、しかもこんなに可愛く描いてもらえて嬉しいです〜♪

「いや、わたしは絵を担いできただけで何もしていない…、まあ、お嬢は絵を描き始めると
すごく精力を
消費するから料理はたっぷり作ったけど、まあ、それだけ。
…っていうか、グリッタ先輩のお礼と『にぱ♪』で、お嬢が硬直して真後ろに倒れて焦っ
たわ。
本当に貴女の笑顔は破壊力あり過ぎだわ。」

>『ウルフムーン』の由来は、お腹を空かせた狼さんの遠吠えらしいですね。

「へえ、そうなんだ…。
 グリッタ先輩の過去の苦労はわたしたちも聞いたし、このはらぺこお嬢にもきっとメン
タル的にこたえ
たんでしょうね。
いろいろ創るくせに自己表現は不器用な娘だけど、グリッタ先輩には幸せでいて欲しく
て、その気持ちを
絵に託したのね、きっと。」

>…でもお姉さん、かなりお腹が空いちゃってるみたい。
>すぐに準備しますっ!待っててくださいねっ♪

「待ってる…、すごく楽しみ…。」

あらあら、お嬢様が目をパチクリして復活されましたわ。

>アーチェロさん、柚葉さん、そしてこのお屋敷のメイドさんたちのおかげで準備も整いました。

グリッタちゃん、お疲れさまでした。
柚葉さんと並んでピザをご用意なさる姿は本当に見事な手際で、それ自体絵になりそうな光景でしたわ。
やはりわたくしはとても及ばない、と言うも愚か。
今後の精進の励みとさせていただきますわ。

>あ、それいいですね!
>私、まだこの街のことを全然知りませんから、出来れば案内してほしいなって思ってたんです。

良かったですわ。
このこともまたグリッタちゃんがこの街により一層馴染まれる機会になれるなら嬉しゅうございます。
気さくな土地神様ですからもろ手を挙げて歓待なさることでしょう。
むしろグリッタちゃんのモフモフを気に入られて、容易に放してくださらないかも知れませんからご用心
くださいませ。

>ご主人様のお家に来てくれた時のプロフィールで、趣味の項目に『神社巡りと祭神様へのご挨拶』ってありましたね。

まあまあ、覚えていてくださったなんて嬉しゅうございます。
京都の大社から道端の小さな祠まで、日本は津々浦々に神様がおわす国。
いろいろな神様、その神使の方と御縁をいただけるのはすごく嬉しいです。
そういえば狼さんを神使とされる神社に詣でたこともございます。
今度詣でた時はぜひグリッタちゃんのことをお伝えしたいですね。

>その…。もし良かったら、一つだけお願いを聞いてもらえますか?
>神社に参拝するときに、>>358で着せて頂いた着物、もう一度来てみたいなあ…。

ええ、もちろんです。
あのお着物はグリッタちゃんがお召しになってこそいちばん映えるのですもの。
ああ、あの可憐極まるグリッタちゃんがまた見られるなんて、もう楽しみで楽しみで…。

>この後参拝されるかどうかは最終的にアーチェロさんの判断に委ねますが、
>私は大歓迎ですっ♪

それこそ、グリッタちゃんのお心のままに。
むしろわたくしこそぜひぜひお願いしたいです!!
わたくしの大好きな皆さまが集うその中に新たにグリッタちゃんがいらっしゃる…。
このGMW最高のハイライトでございましょう。
ではさっそくにお召替えをなさいますか?
ああ、わたくしの方がすっかり気が急いてしまって、グリッタちゃんをお姫様抱っこして更衣のお部屋まで
お連れしたいです…。

(そうして、皆様支度を調えて、土地神様の神社に向かうのでした。)

547 名前:この投稿は削除されました 投稿日:この投稿は削除されました
この投稿は削除されました

548 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/05/07(Fri) 18:36
姫様やグリッタがバトル系ならこんな感じでしょうか。
10日まで今なら1巻は半額です。

つ【恋する狼とミルフィーユ】

549 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/05/08(Sat) 17:28
>>548

無理無理無理〜!絶対無理です〜!
私がアカネちゃんみたいに戦うなんて絶対無理ですよ〜!

(一旦落ち着いて)

すみません、取り乱して…。
同族の方の活躍する作品って、やっぱりシンパシーを感じるからかな。
ついつい気になって読んじゃいますね。
『恋する狼とミルフィーユ』は、私も前から知ってますよ。

でも私は、ああいう世界には極力関わらないようにして生きてきました。
千夜さんが以前、人狼族とは何度もケンカになっちゃったと語ってたように
私たち人狼族と他種族の争いのことは知ってますし、
同族でもアカネちゃんのように狩る者と追われる者がいたりするのも珍しいことではないです。

でも私は幸い、家族がそういう争いに巻き込まれたことはないですし
世の中を渡り歩く中で血生臭いことと全く無縁だったわけじゃないですけど、
何より私自身に誰かと争わなきゃいけない理由がないですから。

今思えば、お母さんが私に「憎むことを決してしないように」と言い聞かせていたのは
他種族、または同族内の争いの恐ろしさを知っていたからかも知れません。
まだ幼かった私に多くを語らなかったけど、今思えばそうだと思います。

でも自分の意志でアカネちゃんと一緒にいる決意をした主人公の麻綾さんは、
とても強い方ですね。
ああいう世界に一度踏み込むと、容易くは抜け出せないことは分かっている筈なのに…。

よくよく考えると、麻綾さんって何処か柚葉さんに似ているところがありますね。
いえ、柚葉さんは不良さんたちと積極的にケンカはしないと思いますけど…。(汗)

私はアカネちゃんみたいなバトルな日々とは出来れば無縁でいたいですけど、
アカネちゃんと麻綾さん、アーチェロさんと柚葉さんみたいな間柄にはやっぱり憧れちゃいますね。

550 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/05/08(Sat) 17:58
>>546(アーチェロさん)

>ええ、もちろんです。
>あのお着物はグリッタちゃんがお召しになってこそいちばん映えるのですもの。

本当ですか!?やったぁ♪
アーチェロさん、ありがとうございますっ!
その…和服ってまだ慣れてないので出来れば着付けを手伝ってもらえれば…きゃっ!?

(この後、アーチェロさんにお姫様抱っこで運ばれちゃいました。)

わぁ♪やっぱり素敵!
もう一度この着物を着られるなんて、夢みたいですっ!
アーチェロさん、柚葉さん、着付けまできちんと面倒を見て頂きありがとうございます。

え〜と、お土産のバブルワッフルはちゃんと箱詰め出来ましたし…。
それでは、よろしくお願いします。

(アーチェロさんと柚葉さんの案内で、神社に辿り着きました。)

随分と大きな神社なんですね。
石段もかなりの段数でしたし…。
GWだけあって、参拝される方も多いんですね。

「おお、お稲荷さまじゃ。」

「ありがたやありがたや…。」

あれ?年配の方が何で私に向かって手を合わせてるんだろ…。
え?お稲荷さま?お稲荷さまって、狐さんの神様ですよね?

あわわ、違いますよ、私はそんな偉い方じゃないです。
それに私は狐じゃなくって、狼なんですけど…。

あ、でもアーチェロさんがさっき言っていたように、
日本だと狼さんが神様として祀られている神社もあるんですよね?

狐さんは稲の茎を食いちぎっちゃう鼠を、狼さんは農作物を食い荒らす鹿を食べてくれる
農家の人たちにとってはありがたい存在であることが由来らしいですね。

でも私は神様の使いなんて偉い方じゃないから、
手を合わせて拝まれちゃうと何だか申し訳ない気持ちになっちゃいます〜!(汗)

あ、いけないいけない。
これから、この神社の神様にご挨拶するんでしたね。
きちんと姿勢を正して、気を引き締めなきゃ。

551 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/08(Sat) 18:21
>>548

その漫画は以前から気になっていたのですよ、ご主人様。
愛らしい人狼の女の子、その子が家族を失い危難の中必死で生きていること、そしてパートナーとなる女性を
得て、二人相協力して新たな戦いに身を投じていくこと…。
仰るとおりグリッタちゃんに重ね合わせて見ておりました。

…ただ、以前にも申しましたことがございますが、わたくし『流血』というものが苦手なのですよ。
「吸血鬼のくせに?」
と仰るかも知れませんが、これでも欧州の長き戦乱を見、また人間との戦いで大切な家族を失ってまいりま
したゆえ、同族であれ人間であれ、または他の種族であれ、血を流した者、そしてそれらと縁を結びし多くの
者の悲劇を肌身で感じてしまうのです。
まして、この漫画ではグリッタちゃんを思わせる人狼さんが辛い目に遭うかと思うと、中々てを伸ばすのが
躊躇われたのですわ。
グリッタちゃんの過去の一端を伺った者として、グリッタちゃんが穏やかな普通の生活を送ってくださり、
あのお日様のような笑顔を絶やさないでいてくださることを願っておりますので。

それでも、ご主人様が勧めてくださいましたゆえ、今少しページをめくってみました。
アカネ様と麻綾様はどうやら『狼』や『嵐の猟団』との関りからは逃れられないご様子。
ならば、どうか互いの背中を預けられる朋友同士として、自身に降りかかる災厄に二人で打ち勝っていただき
たいですね。

あってほしくないことですが、わたくしとて柚葉さんやグリッタちゃんと共に彼女らのような災厄と相対する
ならば、我が力の全てを以て戦うでしょう。
真祖直系吸血姫アーチェロ・カルミーニオには憚りながらその力有りと自負しておりますから。


552 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/08(Sat) 21:33
>>550(グリッタちゃん)

>その…和服ってまだ慣れてないので出来れば着付けを手伝ってもらえれば…きゃっ!?
>(この後、アーチェロさんにお姫様抱っこで運ばれちゃいました。)

ああ、この腕に収まった小柄な体(身長156センチ)、ふわふわの金髪ロングヘア、もふもふのケモ耳と尻尾…。
わたくしの膂力でしたら、あと2、3人のグリッタちゃんもお持ち運びできますのに…。
もう、更衣のお部屋に着いてしまいました。
では、柚葉さんと一緒に着付けを手伝わせていただきます。(うっとり)

>アーチェロさん、柚葉さん、着付けまできちんと面倒を見て頂きありがとうございます。

ああ、これです、このお姿が見たかったのです。
では、次は御髪ですね、こちらも綺麗に結い上げさせていただきますわ。
それに、かんざしや和玉、花の髪飾り…、その金髪に映えるお品を選ばなくては。

>アーチェロさん、柚葉さん、着付けまできちんと面倒を見て頂きありがとうございます。

柚葉さんの流石のセンスが光る、ステキな仕上がりになって良かったですわ。
そしてこうなりました以上、もちろん柚葉さんもお着物にお召し替えさせていただきますとも。

(土地神様の神社に参りました。)

>随分と大きな神社なんですね。

はい、土地神様は高きご神徳のゆえ、神々とのお付き合い多く、参拝者も大勢いらして、このように広い境内と
社殿が寄進されて今日に至っているのですよ。

>あれ?年配の方が何で私に向かって手を合わせてるんだろ…。
>え?お稲荷さま?お稲荷さまって、狐さんの神様ですよね?

ふふふ…、参拝客の方々にはちゃんと分かるのですね。
グリッタちゃんがまとわれる高潔なお心の、内側より輝くが如き様子を。
たとえ神族でなくとも、今のお心映えあれば、自然惹きつけられるのも自然のことと思えますわ。
なにしろ、わたくしですら拝まれることがあるのですから。
昨年の旧暦神無月に土地神様が出雲へ行っていらっしゃる間わたくしが臨時神様代行をするよう仰せつけに
なられたのです。
いくら一時的に神性を付与されたにしろ、吸血鬼のわたくしに手を合わせて拝むとか、皆様の寛容に驚きました。

まして、グリッタちゃんがおっしゃったように狼は古来よりの信仰の対象。
狼とはすなわち『大神(おおかみ)』の意なのですもの。
わたくしよりもよほど神様とイメージが重なるのではないかしら?

とはいえ、これではグリッタちゃんが落ち着きませんわよね。
早々に社殿へ参って土地神様にご挨拶いたしましょう。

…それにしましても、不思議ですわ。
たしか先週には桜の花も大方散って葉桜へと模様替えしていたはずですが。
今日はまた季節を遡行したかのようにまた桜花が乱れ舞っているのはどうしてでしょう?

「それはの、佐保がそなたらの奉納品を楽しみにして、ここに留まっておるからじゃよ。」

これは土地神様、先日はお邪魔いたしました。
本日は今現在我が家に逗留してメイドを務めてくださっているグリッタちゃんをお連れいたしました。

「ほほお、これはこれは、何とも愛らしい娘御じゃのう。
 くわえて澄み切った瞳を見れば、良き心映えの娘だと一目でわかるではないか。
 のう、佐保よ。」

「うん、わたしも会えてよかったわ。
 これで従者の白鹿を安心させられる。
 ほらほら、分かるでしょう、白鹿。
 このグリッタと言う愛らしい娘御は、あなたを食べたりなんかしないって。
 あなただって農作物を食い荒らしたりしないのだし、ね。」

あらあら…、それを心配なさっていたのですか、白鹿さん。
それは、もちろんのことでございますとも。
ご安心くださいませ。

では、わたくしは本日メイドとして参りましたゆえ、これよりお茶のご用意をさせていただきますわ…。


553 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/05/09(Sun) 07:53
>>550(グリッタちゃん)
>>552(アーチェロお嬢様)

>わたくしの膂力でしたら、あと2、3人のグリッタちゃんもお持ち運びできますのに…。
>もう、更衣のお部屋に着いてしまいました。

1月のしぶんぎ座流星群の鑑賞会で、社交部の皆様の前でご披露されたグリッタちゃんの着物姿…。
もう一度見たかったのは私も同じです。(微笑)
前回のお披露目はお屋敷の中に留まりましたが、外でのお披露目は初めてという事になりますね。
この街の方々に、そして屋敷神様にも是非見て頂きたいものですね。

あらあら…。お嬢様ったら、はしゃいでいらっしゃいますね。
あのような側面は、やはり奥方様の娘ですね。(笑)
でも嬉しい時もある程度落ち着きを見せているお嬢様があのように無邪気に振る舞われるのは
グリッタちゃんの天真爛漫さに当てられたからでしょう。
ではお嬢様、腕の中に可愛らしいお姫様をこちらへ…。

>ああ、これです、このお姿が見たかったのです。
>では、次は御髪ですね、こちらも綺麗に結い上げさせていただきますわ。

はあ…。可愛らしさと太陽のような眩しさが見事に同居していらっしゃいます。
そしてふわふわの金髪が和のいでたちに…。
これもまた、新鮮でいらっしゃいますね。

>柚葉さんの流石のセンスが光る、ステキな仕上がりになって良かったですわ。
>そしてこうなりました以上、もちろん柚葉さんもお着物にお召し替えさせていただきますとも。

いえいえ、お嬢様が日頃から素敵な品々を取り揃えていて下さるからこそ
私達使用人もお支度に慣れる機会を与えて頂けたのです。
では私は…。かつての母の蒼を基調としたお召し物を…。

あら?奥方様?
ええっ?このような楽しそうな場面で私が蚊帳の外とは寂しいと…。
承知致しました。では、奥方様も…。(汗)

>あれ?年配の方が何で私に向かって手を合わせてるんだろ…。
>え?お稲荷さま?お稲荷さまって、狐さんの神様ですよね?

うふふ…。ある意味、これも待望の光景かしら。
グリッタちゃんの着物姿、可愛らしいだけでなくどこか神使様のような神秘性を纏っていらっしゃいますもの。
あの天真爛漫さと笑顔は、周囲の者にとって陽の光の如き恵みでいらっしゃいますもの。(微笑)

>まして、グリッタちゃんがおっしゃったように狼は古来よりの信仰の対象。
>狼とはすなわち『大神(おおかみ)』の意なのですもの。

お嬢様、実に言い得て妙ですね。(微笑)
異国から参られたお嬢様が、昨年は土地神様より代行を仰せつかり、
そして私たちと昨年縁を結んだグリッタちゃんがこうして導かれた…。
縁の糸が織り成し、そして描かれたかのような不思議で素敵な光景ですね。

>…それにしましても、不思議ですわ。
>たしか先週には桜の花も大方散って葉桜へと模様替えしていたはずですが。

これは、やはり…。
佐保姫様の、歓迎の証であらせられましたか。
お嬢様と同じく異国から参られ、素敵な縁を結んだ可愛らしいお姫様への…。

土地神様、佐保姫様、ご機嫌麗しく…。
そして奥方様も、佐保姫様と待望のご対面を果たされて何よりです。

では本日は、グリッタちゃんお手製のバブルワッフルを召し上がって下さいませ。
グリッタちゃんのお菓子作りの年季と技量は、私など及びもつかないものでいらっしゃいます。
きっと、お気に召すと思いますわ。

ではお嬢様、共にお茶の準備を…。

554 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/05/09(Sun) 08:18
>>548

>『恋する狼とミルフィーユ』

昨日、2巻とも購入させて頂きました。
1巻が半額であるという事も教えて頂けて、感謝しております。

麻綾さんが私に似ていらっしゃるというグリッタちゃんの御言葉も気になっておりましたので、
じっくり読ませて頂きました。
いえ、自惚れるわけではないのですが…。(汗)

成程…。『赤ずきん』としての麻綾さんは、『狼』を惹きつけ、
そしてその血は、『狼』に力を与えるのですか…。
私は血の匂いをお守りで隠していますが…。

ですが、麻綾さんはとてもお強い方でいらっしゃいますね。
お嬢様に守られている私とは違う頼もしさが感じられます。
同性の方が憧れる、格好いい女性ですね。

でもどうやら、アカネさんの家族の仇とされる方と麻綾さんは因縁浅からぬ間柄のようですね。
麻綾さんが自分から巻き込まれたのではなく、必然の流れだったと言えましょう。
麻綾さんとアカネさん、どうか結ばれた手を放さず、最後まで共にあってほしいものですね。

>あってほしくないことですが、わたくしとて柚葉さんやグリッタちゃんと共に彼女らのような災厄と相対する
>ならば、我が力の全てを以て戦うでしょう。

お嬢様の決意は、いつも常に胸の内に秘めております…。
無論、争いは望みません。常に平穏な日々を私も望んでおります。
ですが理不尽な運命も暴力も、望む望まないに関わらず訪れるもの…。
それらに負けない、屈しない『勇気』は持ち合わせていたいものですね。

555 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/09(Sun) 14:49
>>553(柚葉さん)

>あらあら…。お嬢様ったら、はしゃいでいらっしゃいますね。
>あのような側面は、やはり奥方様の娘ですね。(笑)

……。

「あらら、この娘ったらなんで急に硬直してるのよぉ。
 今初めて気づいたみたいに愕然とするとか、失礼でしょ?」

…ええ、もちろん分かっていましたとも。
柚葉さんのお見立てを否定などいたしませんわ。
『伊太利亜から来た大和撫子』と言ってくださったのも柚葉さんですし。
わたくしはどこまでもわたくしなのですもの、逃げも隠れもいたしませんわ。
今はこうしてグリッタちゃんを抱きしめて、ほっぺにスリスリできれば幸せなのですから。

>いえいえ、お嬢様が日頃から素敵な品々を取り揃えていて下さるからこそ
>私達使用人もお支度に慣れる機会を与えて頂けたのです。

わたくしの大事な方たちが見目麗しく着飾ってくれる、それはむしろわたくしの望みでございます。
柚葉さんも、グリッタちゃんも、レイナさんも、三姉妹も…。
わたくし一人の気持ちが暴走してご迷惑をかけていないのでしたら有難いことですわ。
こういうところも、きっとお母様似なのでしょうから素直に認めた上で、お支度をさせていただけることに
感謝いたしますわ。

「だったらあ、親のあたしにもその気持ち、向けてくれても良いんじゃないのぉ?
 今日は着物を用意してこなかったしぃ。
 忘れられると寂しいじゃないのよぉ。」

>ええっ?このような楽しそうな場面で私が蚊帳の外とは寂しいと…。
>承知致しました。では、奥方様も…。(汗)

これはもう…、我が家全員お着替えをした方が良さそうですわね。
このことあるを予想して、画家のお嬢様やサライ様の和装も用意しておいてよかったですわ。

(そして一同和装に着替えて土地神様の神社にご挨拶にまいりました。)

柚葉さん、急な着付けと髪結いでしたがお陰様で準備が整えられましたわ。
ありがとうございます…。

>グリッタちゃんの着物姿、可愛らしいだけでなくどこか神使様のような神秘性を纏っていらっしゃいますもの。
>あの天真爛漫さと笑顔は、周囲の者にとって陽の光の如き恵みでいらっしゃいますもの。(微笑)

吸血鬼のわたくしのことさえも受け容れてくださったこの街の皆様ですもの。
あの『にぱ♪』の笑顔を向けられて歓迎されないはずがございませんわね。

>縁の糸が織り成し、そして描かれたかのような不思議で素敵な光景ですね。

互いを幸せにするような縁がここにもまた結ばれていくのでしょう。
グリッタちゃんとパン屋の皆様がきっとそうであったように。
それがわたくしの目で確かめられる、なんて良き日でございましょうか。

>これは、やはり…。
>佐保姫様の、歓迎の証であらせられましたか。

「ちょっと、お嬢。
 さっそくスケッチブックを拡げて桜を描こうってか?
 あなたらしいけど、ちょっとそれは後にしておきな。
 いちおう、こっちの氏神様に面通ししとこうや。
 まったく、散った桜をまた咲かすとか自然の摂理を、まあひっくり返してくれるよ。
 可愛いふりして神様って言うのは、まさに神ってるよ…。」

あらあら、サライ様、マイペースなお嬢様をちゃんとフォローなさっていて頼もしいですね。
そして今日の氏神様と佐保姫様へのご挨拶もまた素敵な記念の絵になるのでしょうか。
楽しみでございます…。

(申し訳ございません。続きます。)


556 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/09(Sun) 14:51
>>553(柚葉さん)(続きでございます)

(社殿で二柱の神様へご挨拶いたしました。)

「お初にお目にかかります。
 イタリアより参りしオルキデア・ディ・カルミーニオ=ミズリーナにございます。
 お二方のご尊顔を拝し恐悦至極でございます。
 いつも我が娘がお世話になっております。」

「こちらこそいつも世話になっている。
 我は土地神。
 貴女が名にし負う真祖吸血鬼の魔妃であられるか。
 お目にかかれて嬉しく思う。」

「佐保姫です。
 わたくしもお会いできて嬉しいですわ。」

…なぜわたくしはお母様がお二方と会うだけでこんなに身が引き締まってしまうのでしょう?
やはり日本の神々と真祖の末裔が何事もなくお顔を合わせられるか、心配していたのね、自分で気が付かな
かったけれど。

とにかくこれで一つの山は越えられたのです。
今からは、柚葉さんと共にしっかりお茶を淹れることに専念いたしましょう…。

(そして、土地神様と佐保姫様がバブルワッフルをすっかり気に入られ、グリッタちゃんと親しくお話される
のを心安らかに見ていることができたわたくしでした。)


557 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/05/09(Sun) 18:05
>>552 >>555(アーチェロさん)
>>553(柚葉さん)

>「それはの、佐保がそなたらの奉納品を楽しみにして、ここに留まっておるからじゃよ。」
>本日は今現在我が家に逗留してメイドを務めてくださっているグリッタちゃんをお連れいたしました。

あれ…?こちらの神社は桜が遅咲きなんですか?
もうGWでしたら、葉っぱが青々としてる時期ですよね…?

佐保姫様…。ええと、すみませんアーチェロさん、佐保姫様とはどのような神様なんですか?
すみません、日本にはとても多くの神様がいますので、勉強不足で…。
(アーチェロさんに、佐保姫様についてお聞きしました。)

この国の春の女神様がいらしているんですか!?私、凄い方に出会っちゃった…。
って、感心してる場合じゃないですね。
初めまして。アーチェロさんのお屋敷でお世話になっている、メイドのグリッタといいます。
今後とも、よろしくお願いします。(ぺこり)

本日はささやかながら、お土産としてバブルワッフルをお持ちしました。
お口に合うか分かりませんが、どうか召し上がって下さい。

>ほほお、これはこれは、何とも愛らしい娘御じゃのう。

い、いえ、そんな…。
それなりに長く生きてはきましたが、未だに子犬みたいって言われる始末です…。(かぁぁ…)

>このグリッタと言う愛らしい娘御は、あなたを食べたりなんかしないって。
>あなただって農作物を食い荒らしたりしないのだし、ね。

あ………。(さっきの失言に気付きました。)
ごめんなさいごめんなさい佐保姫様!そして白鹿さん!(ぺこぺこ)
鹿さんも立派な、神様の使いでしたね…。(奈良の鹿さんとか)
さっきさりげなく、酷いこと言っちゃいました!どうかお許しください!(ぺこぺこ)

(この後、神社の土地神様と佐保姫様に窘められました)

わぁ、白鹿さん可愛い♪(なでなで)
あの…この子にもお菓子をあげていいですか?
え?でしたら一緒にお茶も?きゃっ?

>>502を参照させて頂きました)

わぁ♪白鹿さん、男の子なんだ!こっちの姿も可愛いっ♪
アーチェロさん、柚葉さん、私、お茶のお代わりをお持ちします。
白鹿さん、どうぞ召し上がれ♪

(この後、参拝したアーチェロさんやお屋敷の皆さん、そして土地神様と佐保姫様と一緒に楽しい時間を過ごしました。)

558 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/05/09(Sun) 19:02
>>555-556(アーチェロお嬢様)
>>557(グリッタちゃん)

>柚葉さん、急な着付けと髪結いでしたがお陰様で準備が整えられましたわ。
>ありがとうございます…。

いえ、グリッタちゃんの着物姿のお披露目の時点である程度は心づもりが出来ておりました。
それに、普段はあまりお目にかかれないレイナさんや三姉妹さんの着物姿が見られるのも
新鮮で嬉しいものですね。
それに、このお屋敷の着物の皆様もきっとこのように袖を通してもらえる日を心待ちにしていた事でしょう。
グリッタちゃんの来訪によって、良き機会に恵まれたと思います。

>…なぜわたくしはお母様がお二方と会うだけでこんなに身が引き締まってしまうのでしょう?

…はい、私も自然と心身が引き締まる思いです。
奥方様、やはりイタリアの闇の眷属を束ねる王妃であらせられるのですね…。
普段の気さくなお人柄も十分知っておりますし、威圧的な雰囲気など微塵も感じられないというのに…。

誰もが自然と畏敬の念を抱かずにはいられない…。
「神々しい」とはあの御姿を言うのではないでしょうか…。
和服も黒を基調とした落ち着きのあるものを纏いながら、内に秘めた輝きが滲み出ている…。
宝石に例えるなら、『黒真珠』ですね。

ですが、こうしてご挨拶を終えられた後は自然と打ち解けていかれる事でしょう。
土地神様と佐保姫様も、奥方様との出会いによってまた新たな縁を紡がれていくのですね。
ではお嬢様、御茶の準備を…。

>わぁ♪白鹿さん、男の子なんだ!こっちの姿も可愛いっ♪

クスッ…。グリッタちゃんと男の子の姿に変化した白鹿さん…。
こうして並んで仲良くしているのを見ると、実にお似合いでいらっしゃいますね。
彼氏彼女…というよりも、“仲の良い幼馴染のおままごと”のようですね。(微笑)

初対面ながら、白鹿さんはすっかりグリッタちゃんの笑顔に魅せられていらっしゃるようです。
何とも微笑ましい光景ですね。(微笑)

グリッタちゃんに土地神様への参拝を勧めた事は、誠に良い機会となりました。
お嬢様が先程仰られたように、お嬢様の大好きな皆さまが集うその中に新たにグリッタちゃんがいらっしゃるこの光景…。
また大切な思い出の1ページが、加わりましたね。

559 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/05/09(Sun) 20:19
(神社の参拝から帰宅し、夕食後)

アーチェロお嬢様、グリッタちゃん、お疲れ様でした…。
ハイビスカスティーをお淹れしました。
これを飲んで、1日の疲れを癒して下さいませ。

本日は、実に良き1日となりました…。
佐保姫様も、今年は実に多くの土産話をもって奈良に帰る事が出来ると言っておられて
実に満足げで何よりです。

では、明日の朝食はグリッタちゃんにお任せ致します。
クロワッサン作りに必要なものは準備を終えてありますので、存分に腕を振るって下さいませ。
私はそれ以外のお仕事に回らせて頂きます。
何か困った事、足りない物などがありましたら遠慮なく教えて下さいね。

明日の予定に関してですが、公民館で子ども達の手作り鯉のぼりのお披露目と
柏餅作りのイベントが行われます。
また、端午の節句に関わる昔話の読み聞かせの会に関しましては
お嬢様の予定に差し支えなければ「食わず女房」の読み聞かせをお願いしたいという連絡が
回覧板を通して届いております。

そして都合がよろしければ、明日のイベントにグリッタちゃんにも参加して頂きたいのですが如何ですか?

560 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/05/09(Sun) 20:30
すみません、補足です。
「食わず女房」だけでは少し足りないと思い、端午の節句に関する昔話について調べたところ
「節句のたんぼすき」「鯉のぼりのはじまり」というものもあるようですね。
イベントの進行上、差し支えなければ私もこれらの読み聞かせをさせて頂きたいと思います。

561 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/05/11(Tue) 08:21
>>558-559

>クスッ…。グリッタちゃんと男の子の姿に変化した白鹿さん…。
>こうして並んで仲良くしているのを見ると、実にお似合いでいらっしゃいますね。

えへへ…。(赤面)
あれから実は、文通する約束しちゃいましたっ♪
帰ったら、佐保姫様の神社宛にお手紙を書きますね。

それからまとまったお休みがあれば、奈良にも行ってみたいなあ。
夕方の紅く染まる奈良の町の風景って、趣がありますよね。
でもアーチェロさんや柚葉さんが着物姿で巡るのを想像したら、
もっと似合うと思います。

>ハイビスカスティーをお淹れしました。
>これを飲んで、1日の疲れを癒して下さいませ。

わ、いい香り〜♪
やっぱり柚葉さんの淹れる紅茶は最高ですっ♪
あ〜落ち着くなぁ〜♪(まったり)

>では、明日の朝食はグリッタちゃんにお任せ致します。
>クロワッサン作りに必要なものは準備を終えてありますので、存分に腕を振るって下さいませ。

(まったりからメイドモードへ)

はい、是非とも腕を振るわせて下さいっ!
柚葉さん、必要な材料や道具の準備、ありがとうございました。
これなら、美味しいパンが焼けそうです。

>そして都合がよろしければ、明日のイベントにグリッタちゃんにも参加して頂きたいのですが如何ですか?

わぁ♪面白そうですね!私も是非参加させて下さいっ!
アーチェロさんは本の読み聞かせのお姉さんなんですね。
きっと優しくて、素敵な先生なんだろうなぁ〜。
子どもたちの中には、アーチェロ先生が初恋のお姉さんになっちゃってる男の子が
いると思いますよ。うふふ♪

すみません、それでは明日の準備に備えてこれでお休みします。
コウモリさんたちがお風呂の準備をしてくれましたので、御言葉に甘えさせて頂きます。
では、失礼します。(ぺこり)

(翌日の朝)

おはようございます、アーチェロさん、柚葉さん。
もうすぐ、クロワッサンとバターロールが焼けます。
おかずはトマトサラダとハムエッグ、コーンスープです。

もしご希望であれば、クロワッサンやバターロールはハムとキャベツ、卵を挟んで
サンドにも出来ますので、遠慮なく申しつけて下さいね。

(朝食の準備が出来ました。)

アーチェロさん、柚葉さん、そしてお屋敷の皆様、お待たせしました。
それでは今日は、私の朝食を召し上がって下さい。
今日も素敵な一日にするために、しっかり栄養を摂って下さいね。

562 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/12(Wed) 20:56
>>557(グリッタちゃん)

>この国の春の女神様がいらしているんですか!?私、凄い方に出会っちゃった…。

「ほほう…、これはまた美しい毛並みの狼の娘御ね。
 この子は、土地神の眷族の大口真神(おおくちのまがみ)?
 …え、違うの?こんなにキラキラしているのに?」

大口真神…、狼の神様のことですわね。
たしかに、グリッタちゃんのキラキラした快活さと可愛さはそう思われても不思議ではありませんね。

>それなりに長く生きてはきましたが、未だに子犬みたいって言われる始末です…。(かぁぁ…)

「いやいや、『子犬』のごとくあるは、まことにけっこう。
 愛らしく、生気に満ちていて、見ているこちらに実に心地よい。
 それにこの国に狼の姿が絶えて久しく、今は神界にても見るのは稀のこと。
 そなたのように若々しい人狼が健在でいるのは、それだけでこの国の霊気をより良きも
 のにしてくれて、
 実にありがたいよ。」

>鹿さんも立派な、神様の使いでしたね…。(奈良の鹿さんとか)
>さっきさりげなく、酷いこと言っちゃいました!どうかお許しください!(ぺこぺこ)

「おやおや、尻尾をそんなに垂れさせて恐縮することではないよ。
 野の鹿が人間の作物を喰うて困らせることもあるのは本当だからね。
 ただ、そなたは狼との縁が濃いゆえ、うちの白鹿に限らず怖がるものは少なくない。
 そなたの心根の美しいことは誰も疑念を差し挟む余地などないけれど、草食獣由来の者
 にはそれを得心
 するのに少し時間がかかることもあることは知っていて欲しい、それだけよ。』

「そうじゃな、申し訳ないがそこは少ぉしだけ分かってくりゃれ。
 そこな吸血姫なぞ、そこが多少無自覚であったゆえ、最初かなりの者を怖がらせとったか
 らのう。」

…ううう、土地神様〜。
それは言わないでくださいませ。

>わぁ、白鹿さん可愛い♪(なでなで)

あらあら…、最初生まれたての子鹿のようにプルプル震えていた白鹿さんがだんだん安心したようですね。
自分の方からグリッタちゃんにスリスリしていますわ。
ふふっ、可愛らしいこと…。

>わぁ♪白鹿さん、男の子なんだ!こっちの姿も可愛いっ♪

「ありがとう…狼のお姉さん。
 ん…、すごく、美味しいです。」

まあまあ、本当にすっかり気分が落ち着いたようですね。
まるで、実の姉を慕う弟のように信頼が瞳に浮かんでいるかのようでございます。
本当にグリッタちゃんの『にぱ♪』は無敵ですわね。

(申し訳ございません。今宵はここまでとさせていただきます。)


563 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/14(Fri) 07:25
>>558(柚葉さん)

>いえ、グリッタちゃんの着物姿のお披露目の時点である程度は心づもりが出来ておりました。
>それに、普段はあまりお目にかかれないレイナさんや三姉妹さんの着物姿が見られるのも
>新鮮で嬉しいものですね。

そうですか、柚葉さんにはわたくしの考えがお見通しなのですね。
はい、わたくしもみんなと一緒にお着物でお出かけができる、なんと申しましてもそのことが嬉しいのですわ。
故郷の城館にいた時、メイドの皆がドレスを着せてくれる時も、それは嬉しくはあるのですけれど
「みんなも一緒にドレスを着られたらもっと嬉しいのに。」
とか
「わたしもメイド服でみんなのお手伝いができたらいいのに。」
とか、良く思っておりました。
それを口に出すと
「貴族として、主人として、の自覚が足りない」
と叱られてしまいましたけれど…。

こうして今回皆で着物を着る機会が得られたことがとても嬉しくて。
そして…柚葉さんはお着物の皆の気持ちもちゃんと分かっておられたんですね。
実を申しますと…わたくしは彼らの声まで気づいてはいなかったのです。
魔族の耳は人の耳より敏いもの、などと思い込んでいた自分が本当に恥ずかしい…。
今の柚葉さんのお言葉で、初めて彼(女)らの声に気づきましたわ。

『早く袖を通してほしい。わたしたちは貴方たちを綺麗に見違えさせてあげられるんだから。』

そんな声がわたくしにも聞こえてまいります…。
柚葉さんがいてくださるから、こんな粗忽なわたくしにも気づくことができました。
グリッタちゃんが来てくださったことで得られた大切なきっかけでしたのに、うっかり逸してしまうところ
でしたわ。
ありがとうございます、柚葉さん…。

>…はい、私も自然と心身が引き締まる思いです。
>奥方様、やはりイタリアの闇の眷属を束ねる王妃であらせられるのですね…。

人間界では侯爵夫人ですけれど、魔族界では『無冠の王妃』と言われる、その方が母の本質に近いのでしょう
ね…。
娘のわたくしが申すものもなんですが。
誰かから地位を認められたからではなく、好き放題に振る舞っているようにしか見えないのに、誰もこの方を
掣肘せず、近づく者は誰もが一歩下がって道を譲る…。
あんな奔放でいていいのか、とわたくしには思えるのですが…。

「なあによぉ。
 わたくしが日頃アンタがお世話になっている方にご挨拶しているのにぃ。
 こんな折り目正しく謙虚な母親を、なんかとんでもない放蕩者みたいに言わないでくれるぅ?
 あ、柚ちゃんはいいのよぉ?
 もう、『王妃』だなんてぇ、わたくしの滲み出るような気品をちゃあんと分かってくれるのは貴女だけよぉ。」

柚葉さんの手を取って愛し気に囁かれるのはお控えくださいませ、

「神々の御前だからこれでも控えてあげてるのだけどぉ?
 ねえ、柚ちゃん。
 わたくしを黒真珠に例えてくれるなんてとても嬉しいわ。
 
…昔、わたくしが神様を相手にやんちゃをしていた不良娘だった時にも、わたくしをそのように言って、
わたくしのおバカを少しお直ししてくれた方がいたっけねえ…。
 
貴女は本当に、優しくて聡い子ね…。
 貴女がうちの娘の嫁に来てくれたら本当に安心難だけどなぁ…。」

…なんだかいろいろ仰っているようですが。
柚葉さんに心配をかけないように努めますので、それ以上口説かれませんようにお願いいたしますわ。

>初対面ながら、白鹿さんはすっかりグリッタちゃんの笑顔に魅せられていらっしゃるようです。
>何とも微笑ましい光景ですね。(微笑)

はい、人狼の方と白鹿の神使の方がこんなに仲睦まじくされるなんて、本当に絵になる光景で…。
と申しますか、画家のお嬢様、さっそくスケッチを始めていらっしゃるのですか。
神様の御座所ですので、まずはお許しをいただかないと…。

「ああ、かまわぬ、かまわぬ。
 このように和やかな景色、まことに見ていて飽きぬ。
 その者は優れた絵師なのであろう?
 ぜひ良き絵にしてもらいたい。
 のう、佐保よ。」

「ええ、白鹿に友達ができるなんて嬉しいことだね。
 二人の笑顔を絵に留めておいてくれるのは、願っても無いことだよ。」

(かくて、お嬢様の筆が走るうちにも和やかに時が過ぎていきました。)


564 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/14(Fri) 07:31
訂正でございます。

>貴女がうちの娘の嫁に来てくれたら本当に安心難だけどなぁ…。

×)安心難だけどなぁ…。
○)安心なんだけどなぁ…。

失礼いたしました。

565 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/05/14(Fri) 21:30
皆さん、ヨーグルトは好きですか?ちなみに好みのヨーグルトも教えてください

566 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/15(Sat) 16:04
>>559-560(柚葉さん)

柚葉さん、グリッタちゃん、レイナさん、三姉妹ちゃんたち、皆さんお疲れさまでした。
お陰様で、神々様のもと和やかで素晴らしい春の宴を楽しませていただけました。
わたくしも拙いながらメイドの末席を務めさせていただけましたこと、先輩の皆々に感謝申し上げますわ。

鳥居をくぐって奈良へと帰られる佐保姫様と白鹿さん、とても満ち足りたお顔で良かったですわ。
ただ白鹿さんのグリッタちゃんを見る目が名残惜しそうでしたけれど…。

画家のお嬢様も遅咲きの桜花の絢爛さに大いに刺激されたのでしょう、
絵筆の運びも滑らかに素敵な絵を描いてくださいました。それも二枚も。

一枚は、皆さん揃っての賑やかな宴の絵。
以前pixivで見た『飲めや歌えや大騒ぎ!パーティーを描いたイラスト特集』の絵の数々を思わせる賑々しく
心浮き立つ絵でございます。

そしてもう一枚はグリッタちゃんと白鹿さんが仲睦まじく寄り添った絵、本当にほのぼのと温かい素敵な絵ですわ。

今、お屋敷のアトリエで二枚の絵を同時並行で仕上げるという、離れ業をしていらっしゃいまして、まさに
天才の所業と申せましょう…。
完成が待ち遠しゅうございます。

>ハイビスカスティーをお淹れしました。
>これを飲んで、1日の疲れを癒して下さいませ。

まあまあ、これはまた真紅の鮮やかなお茶ですのね。
素晴らしい…。
そして効能は『疲労回復』『むくみ解消』『美肌』…、
ん…、喉を通るごとに体の疲れが退いていく感覚、真紅の色合いと相まって、とても気持ちが清々しいですわ。

これでまた明日の公民館でのイベントに英気充実して臨めますわね。
柏餅のお餅をこねるコツも練習しておりますので、子どもたちにしっかりとお手本を示せるでしょう。

そしてわたくしも楽しみな読み聞かせ、柚葉さんもお気に入りの「食わず女房」のご希望ですか。
ではでは、この後しっかりリハーサルいたしませんと。
それに「節句のたんぼすき」「鯉のぼりのはじまり」も追加ですのね。
こちらはわたくしも初めてのお話ですね。

…というわけでさっそくお手本を鑑賞させていただきました。
「まんが日本昔ばなし」の「節句のたんぼすき」。
「絵本読み聞かせ」の「鯉のぼりのはじまり」。

「節句のたんぼすき」はドキドキさせられますわ。
禁忌を破ってしまったがために神様の怒りに触れた若者がどうなってしまうのか、と。
結果は…ホッといたしました。
あれは家畜にも感謝を忘れてはならない、という教えでしたのかしら…。
節句という季節の巡りの節目の日に、他者への感謝を思い起こす、良きことだと思いますわ。

そして「鯉のぼりのはじまり」には子供が儚くならないように、といういつの時代も変わらない親御さんの
切なる願いが籠められていて、胸が痛くなりました…。
子どもの日にこそ親の愛もまた思い出されるべき、と思わされましたわ。

>イベントの進行上、差し支えなければ私もこれらの読み聞かせをさせて頂きたいと思います。

ステキな物語をありがとうございます、柚葉さん。
もちろん柚葉さんに読み聞かせいただくのは嬉しいですわ。
当日グリッタちゃんもご参加なさるのでしたら、一話ずつ三人で分担して読む、ということも考えられましょうか。
もちろん、柚葉さんのご判断こそ最優先でございますわ。


567 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/15(Sat) 18:22
>>561(グリッタちゃん)

>えへへ…。(赤面)
>あれから実は、文通する約束しちゃいましたっ♪
>帰ったら、佐保姫様の神社宛にお手紙を書きますね。

まああっ、それは素敵なことでございます。
白鹿さん、グリッタちゃんの『にぱ♪』に真っ赤になってお口をもぐもぐされていましたが、お二人の心がもう
そんなにも通じ合っていたなんて!

>それからまとまったお休みがあれば、奈良にも行ってみたいなあ。
>夕方の紅く染まる奈良の町の風景って、趣がありますよね。

それは宜しゅうございますね。
奈良はわたくし未だ行ったことはございませんが、イタリアに居りましたときから
『柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺』
という有名な一句を聞いて、短い詩形の中に籠められた色鮮やかな秋の風景に想いを馳せておりました。
グリッタちゃんの仰る美しい奈良の町の風景をぜひ訪ねてみとうございます。

その気になれば、先ほど佐保姫様方がなさったようにこちらの鳥居からあちらの鳥居へと異空間を通って
すぐに参れましょうが、やはり旅情を感じるには鉄道の旅がよろしいかしら?
ぜひグリッタちゃんと白鹿さんの逢瀬の旅にお供させてくださいませ。
その時はまた季節に合ったお着物をご用意させていただきますわ。

>はい、是非とも腕を振るわせて下さいっ!
>柚葉さん、必要な材料や道具の準備、ありがとうございました。

わあ…、グリッタちゃんお手製のクロワッサンでございますか。
今いらっしゃるパン屋様で仕込まれた手腕を味わわせていただけるなんて素敵です!
あの美しい三日月形のフォルムがわたくしの前に…ウットリですわ。

>わぁ♪面白そうですね!私も是非参加させて下さいっ!
>アーチェロさんは本の読み聞かせのお姉さんなんですね。
>きっと優しくて、素敵な先生なんだろうなぁ〜。

ああ、そんなことを仰られますと、今から目の前に子どもたちが沢山座っている光景が思い浮かんで、胸の高鳴りが
抑えられません。
吸血鬼のわたくしの前に恐れることなく子どもたちが座って話に聞き入ってくれる、わたくしにとって本当に
感慨深いです。
…と、わたくしときたら、今から有頂天になっていてどうするのでしょう。
子どもたちにちゃんと耳を傾けてもらえるよう、今夜もしっかり朗読のお稽古ですわ…。

>子どもたちの中には、アーチェロ先生が初恋のお姉さんになっちゃってる男の子が
>いると思いますよ。うふふ♪

はううっ!
お、お願いでございます、グリッタちゃん、これ以上わたくしを舞い上がらせないでくださいませ。
昔の故郷では、少し人間の男の子と話をしただけで
『うちの子どもをたぶらかすつもりか、吸血鬼めが!』
と面罵されたこと一再ならず…。
正に文字通り隔世の感がありますが、明日こそはこの夢のような幸せを静かに噛みしめたいのです。
わたくしのごとき者に思いを寄せてくれる男の子がいたらと想像すると、それはまことにありがたいですが。
今は虚心坦懐に物語と向き合い、子どもたちを楽しい世界へといざなう案内人役であることを肝に銘じていたいです…。

(一夜明けまして朝食のテーブルに着きましてございます。)

…すばらしいですわ、グリッタちゃん。
ああ、芳しい香りが胸いっぱいに満ちてまいります。
パンの香り、トマトサラダ、ハムエッグ、コーンスープ…。
色とりどりのお食事がわたくしを手招きしております。
それではグリッタちゃんの心籠ったメニューの数々、いただきます…。

ああ、このパンの焼き具合、やわらかでフカフカで、噛むたびに芳香が鼻をくすぐります。
ハムもキャベツもトマトも素材の繊細な味わいがパンの程良い甘味としっかり溶け合って舌に馴染んで蕩けます。
一噛みするごとにグリッタちゃんの繊細な調理の妙を感じますわ。

ありがとうございます、グリッタちゃん。
本当に美味しゅうございました。
この美味しいお食事を活力に、本日の公民館での子どもたちとの交流もしっかりと果たしてまいりますわ。


568 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/15(Sat) 20:34
>>565

はい、ヨーグルトは大好きでございますよ。
美味しい牛乳から作られた、コクのある酸味は爽やかで、舌の上でフルフルと震える食感が魅惑的で、喉越しが
心地良くて…。
食するタイプも良いですが、飲むタイプもすっきりした口当たりが素敵でございます。

ご近所のコンビニで売っている品々も十分美味しゅうございます。
最近は種類も多く効能もいろいろ書かれていて体を内からきれいにしてくれると感じれば、いただく気持ちも
さらに増しますわ。

ですが、一つだけ特に推しの銘柄を上げるとしましたら、
『伊都物語』
これでございますわ。
最初はこの名前がわたくしの故国の懐かしの都市を思い出させて嬉しかったのですが、試しに購入してみた
ところ、その妙なる滋味にすっかり魅せられましたわ。
大切に育てられた乳牛さんからいただいた乳をこれまた独自の製法で精製したという搾りたての味わいに
仕上げられた深い味わいが大のお気に入りになりました。

ですが、ヨーグルトの食し方はそれ単体でいただくだけではございません。
日本が誇る発酵飲料の雄・甘酒を使った『ホットヨーグルト甘酒』、白玉や苺、バナナなどにヨーグルトを
かけた『ヨーグルト白玉』、ヨーグルトにお抹茶をかけたシンプルな『ヨーグルト抹茶』…、いろいろな組み
合わせでまた美味しくいただけるのですよ。

どれも今家にある材料ですぐにできますわ。
『伊都物語』を使ってご主人様に今作ってさし上げますので、少しお待ちくださいませ。

余談ですが、最近はさらにヨーグルトの素晴らしさを再認識いたしました。
最近よく見ているアニメの一つに「はたらく細胞」がございますが、二期では可愛らしい乳酸菌が体のために
頑張って悪玉菌をやっつけてくれていますわ。
ヨーグルトをいただくたびにあの子たちを体に摂り入れると思うと、なんだか嬉しくなってくるのですよ。


569 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/05/17(Mon) 18:33
>>561(グリッタちゃん)
>>566-567(アーチェロお嬢様)

>あれから実は、文通する約束しちゃいましたっ♪
>帰ったら、佐保姫様の神社宛にお手紙を書きますね。

まあ、それは良かったですね。
こうして佐保姫様と白鹿さん、グリッタちゃんの間に新たな縁が、絆が生まれていくのでしょう。
今は便利な連絡手段が幾つも生まれておりますが、手書きのお手紙こそやはり一番素敵だと思うのですよ。

私も素敵な思い出が出来た時には、必ず実家に手紙を書くようにしております。
佐保姫様、グリッタちゃんと過ごした思い出はきちんと両親に手紙で伝えましょう…。

>その気になれば、先ほど佐保姫様方がなさったようにこちらの鳥居からあちらの鳥居へと異空間を通って
>すぐに参れましょうが、やはり旅情を感じるには鉄道の旅がよろしいかしら?

うふふ…。(微笑)
想像しただけで、楽しくなって参りますね。
お嬢様とは以前、京都を旅した事があるのですよ。
次はグリッタちゃんも一緒に奈良の旅…。
是非とも実現したいものですね。

もしお嬢様と私達お屋敷の一同、そしてグリッタちゃんの予定さえ合えば
是非ともセッティングさせて下さいませ。
その際には、きっと奥方様もご一緒に…。

>一枚は、皆さん揃っての賑やかな宴の絵。
>そしてもう一枚はグリッタちゃんと白鹿さんが仲睦まじく寄り添った絵、本当にほのぼのと温かい素敵な絵ですわ。

ええ、私も完成が待ち遠しいです。
ですが、ご無理は禁物。
画家のお嬢様のためにすぐに紅茶(ハイビスカスティー)の準備を致します。
少し疲れを癒した上で、また創作に取り組んで頂きたく存じます。

(アトリエから戻りました)

アーチェロお嬢様、2枚の絵は8割方完成し最後の仕上げに取り掛かっておられるそうです。
はあ…一目見ただけで癒される、ずっと見ていても飽きない素晴らしい出来栄えでした。
あのお嬢様、私達とお知り合いになってから実に多くの作品を描かれてきましたが
そろそろ個展を開いてもおかしくないだけの数を仕上げておられるかと思いますね。

そうなりましたら奥方様からお話が来るかと思いますが、一度実現してほしいものですね。

(翌日の朝食の時間です)

さてと、早朝のお仕事はこれで終了ですね。
それにしても、外からでも分かるこの香ばしい香り…。
いよいよ、グリッタちゃんのパンのお披露目ですね。
うふふ…何だか足取りが弾んでしまいます。
(さりげなくスキップで食堂に向かいます)

え?お嬢様?いえいえいえ、何でもありません!
…少々、はしたない姿を見られてしまいましたね。(汗)
グリッタちゃんのパン、昨晩から私も楽しみで…。
その香ばしい匂いに嬉しさが込み上げてきて…。(赤面)

それでは改めて、グリッタちゃん、朝食の準備を有難うございました。
では、頂きます…。

はあ…グリッタちゃんの丹精込めて作られたパン、ふわふわで本当に美味しいです。
何と申しましょうか、グリッタちゃんをもふもふした時の温かさと柔らかさが
この身に感じられてくるようです。
改めて、グリッタちゃんが作ったものだという事を実感致します。

>もしご希望であれば、クロワッサンやバターロールはハムとキャベツ、卵を挟んで
>サンドにも出来ますので、遠慮なく申しつけて下さいね。

そのまま食べても十分に美味しいのですけど、サンドも捨て難いですね。
ではグリッタちゃん、御言葉に甘えて、お願いできますか?

(一旦切ります)

570 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/05/17(Mon) 19:33
(続きです)

>ステキな物語をありがとうございます、柚葉さん。
>もちろん柚葉さんに読み聞かせいただくのは嬉しいですわ。

はい、お嬢様にも気に入って頂けたようで何よりです。
ちょっとハラハラドキドキな「食わず女房」
きちんと大人になるための教訓めいた「節句のたんぼすき」
親御さんのお子様の健やかな成長を願う思いの込められた「鯉のぼりの始まり」
5月の読み聞かせに、相応しいものが揃えられたと思います。

そういえば私がこのお屋敷に来て間もない頃、「食わず女房」を三姉妹さんにしてあげた所

「まさかお姉様が髪を解くと、口があったりするの!?」

と、怖がられた事がありましたね。
あの後3人とも、部屋の隅で震え上がっちゃって…。(意地悪な笑み)

三姉妹さん:「柚葉お姉様の意地悪〜!」

あらあら、ごめんなさい、ちょっと調子に乗り過ぎたかしら?(微笑)

>子どもたちの中には、アーチェロ先生が初恋のお姉さんになっちゃってる男の子が
>いると思いますよ。うふふ♪

まあ、グリッタちゃんったら…。(微笑)
私も何度か読み聞かせの会にはご一緒させて頂いているのですけど、
的外れというわけでもありませんよ?

兎も角、グリッタちゃんにも参加を快諾して頂いて何よりです。
子ども達に喜んでもらえるよう、共に頑張りましょう。
では改めて、朗読の練習を…。

それでは子どもたちにとっては怖いお話は正に花形。
「食わず女房」はアーチェロお嬢様に担当して頂けますか?
私は「節句のたんぼすき」を、そしてグリッタちゃんは「鯉のぼりの始まり」を…。
ちなみに「鯉のぼりの始まり」は有名動画サイトでも見る事が出来ますわ。
一度鑑賞しておくと、より朗読がし易くなりますよ。

>>568

ヨーグルトですね?
普通に召し上がっても美味しいのですけど、スイーツやデザート作りにも重宝する
お屋敷の食生活に欠かせないものですね。

市販のものでしたら、「明治ブルガリアヨーグルト」ですね。
実家にいた頃から、砂糖抜きでよく食べていました。
砂糖を入れても美味しいのですけど、そのままの酸味がまた癖になるのですよ。
そういえば砂糖の添付が終了して大分経つのですが、味は一層美味しくなったと思います。

それからお嬢様の紹介なさっている『伊都物語』。
これはお嬢様から教えて頂いたのですけど、これも大好きな商品になりました。
今は定期的に配送して頂いております。
確か残りのストックは…。もう無くなりかけておりますね。
明日また届く予定なので、楽しみに待ちましょう。

571 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/05/18(Tue) 21:41
(翌日の公民館で)

皆さん、おはようございます。
中にはご家族での予定がある子もいたかも知れない中、こうして集まってくれて
本当に嬉しく思います。

今日は柏餅作り、鯉のぼりのお披露目、5月の絵本の読み聞かせを楽しんでいって下さいね。
その前に、今日は素敵なゲストの方を紹介したいと思います。
GWの間、アーチェロお姉さんのお家にメイドさんとして来て下さったグリッタお姉ちゃんです。

今日はグリッタお姉ちゃんも、皆さんのお手伝いをしてくれます。
それでは一緒に、頑張りましょうね。

(まずは鯉のぼりのお披露目です)

皆さん、学校の宿題や習い事などもあってお忙しい中、
昨日まで鯉のぼり作りを手伝ってくれて本当に有難うございました。
お陰様で今日は本当に快晴になり、鯉のぼりさんも気持ちよく空を泳ぐ事が出来ます。

(自治会の皆様によって、無事鯉のぼりが上がりました。)

この街の地域の方々が、子どもたちの集まりや行事を今尚大事にしてくれているのは
実に良いものですね。
この手作りの鯉のぼり…。子どもたちの頑張りの結晶ですもの。
皆で協力して一つのことを成し遂げる事の喜びと大切さ、ずっと忘れないでいてほしいですね。

それでは皆さん、お部屋に戻りましょう。
鯉のぼり作りを通して、皆で協力して頑張ったり何かを作ったりする事の喜びを知ったと思います。
でも、なぜ子どもの日に鯉のぼりを飾るのかを知らない子も多いのではないでしょうか?

今日は鯉のぼりについて分かる本、それから5月の節句について分かる面白い話、それから怖いお話も紹介します。
アーチェロお姉さん、グリッタお姉さん、それから私の3人がこれから本を読んでいきますので、じっくり聞いて下さいね。

(絵本の読み聞かせの後は、親御さんたちも一緒に柏餅作りになります)

572 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/05/20(Thu) 18:17
>>565

私もヨーグルトは好きですよ。
宅配で「明治プロビオヨーグルト」の飲むタイプと、食べるタイプを
良く届けてもらってました。

朝早起きしてお外を掃除してる時に、宅配の方とご挨拶するのって気持ちがいいんですよね。
それに美味しくて健康にもいいし…。

お引越しして落ち着いたから、また注文を再開しようかな?

>>567(アーチェロさん)
>>569(柚葉さん)

良かった〜♪
アーチェロさんたちにも喜んでもらえて♪

>ではグリッタちゃん、御言葉に甘えて、お願いできますか?

はい、サンドですね。少々お待ち下さい。
柚葉さんたちが材料も良いものを揃えておいてくれましたので、
より一層満足のいくものが作れました。

パンもワッフルも、やっぱり焼き立てが一番美味しいですよね。
焼き立てのパンを美味しいっていってもらえる瞬間、作り手としては一番嬉しいひと時ですね。

たくさん焼きましたから、遠慮せずに食べて下さいね。
あ、でもこれから公民館で柏餅作りもするんでしたね。
食べ過ぎちゃうと、ちょっと苦しいかな?

では残りのパンはきちんと保存しておきます。
幾つかは卵とハム、レタスを挟んでサンドにしておきますので
夜食などでも召し上がって下さい。

それじゃ食べ終わったら、お出かけの支度ですね。
あ、和菓子作りとかするんでしたら、メイド服のままでも良いですか?

573 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/05/20(Thu) 18:30
>>570-571(柚葉さん)

>ちなみに「鯉のぼりの始まり」は有名動画サイトでも見る事が出来ますわ。
>一度鑑賞しておくと、より朗読がし易くなりますよ。

分かりました。早速視聴してみたんですけど、なるほどって思いましたね。
滝を昇る鯉は龍になるっていうのは私も聞いたことがありますけど、
落ちてくる滝の水の強さにも負けずに昇っていくような、
強い男の子に育ってほしいっていう意味が込められてるんですね。
鯉の滝登りの掛け軸も、鯉のぼりも共通した意味をもっているのかな。

今では動画サイトでも、昔の紙芝居とか絵本の朗読が見られるのは便利ですね。
でも、やっぱり先生やお兄さんお姉さんが目の前で気持ちを込めて読んでくれるのを見るのが一番だと思います。
気持ちがこもっている分、子どもたちにもそれが伝わりますから。

それじゃ、「鯉のぼりのはじまり」は私に任せて下さい。

>その前に、今日は素敵なゲストの方を紹介したいと思います。
>GWの間、アーチェロお姉さんのお家にメイドさんとして来て下さったグリッタお姉ちゃんです。

初めまして皆さん、アーチェロさんのお屋敷でお世話になっているグリッタです。
普段はこの格好で色々なお家でメイドさんをしていたり、パン屋さんとかで働いたりしています。
今日は皆さんのために、色々とお手伝いをさせて下さい。
それじゃ、よろしくお願いしますっ♪

え?この尻尾と耳ですか?
いえ、これはアクセサリーやカチューシャじゃなくて本物ですよ♪
え〜?触りたいんですか〜?
うふふ、触ってくれるのは構いませんけど、それはもうちょっと後にして下さいねっ♪

>(まずは鯉のぼりのお披露目です)

わぁ♪みんな今日までにこんなに素敵な鯉のぼりを作っていたんですね。
みんなも学校の宿題とか部活動とかで忙しいのに、えらいえらい♪
(子どもたちの頭をなでなで)

きゃ〜♪さっそく尻尾とかもふもふされちゃう〜♪
あはは…私は全然いいですけど、今は鯉のぼりさんを見てあげて下さいね。
ほら、青い空をこんなに元気に泳いで…。
柚葉さんの言うとおり、みんなで頑張って何かを作るって本当にいいものですね。

574 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/05/20(Thu) 21:11
>>566

>一枚は、皆さん揃っての賑やかな宴の絵。
>そしてもう一枚はグリッタちゃんと白鹿さんが仲睦まじく寄り添った絵、本当にほのぼのと温かい素敵な絵ですわ。

1枚目の絵は、1月にアーチェロさんの学校の皆さんと過ごした時を思い出しますね。
沢山の人たちを描くのって大変なのに、一緒に過ごした後でもあんなに正確に皆さんの様子や特徴を捉えて描けるなんて
本当に凄いですね。
アーチェロさんのお母さんが認めてる方ですから、きっと凄い画家になるんだろうなあ。

もう一つの絵は…。
えへへ、嬉しいです…♪
白鹿さんと私の絵までわざわざ描いてくれるなんて…。

この絵をどうするかはお姉さんの判断だと思いますけど、出来れば白鹿さんと佐保姫様に届けてあげたいなあ…。
アーチェロさん達と一緒に、奈良へ行く機会があれば…。
きっと佐保姫様もお喜びになると思います。

あ、いけないいけない。
感心してばっかりじゃなくて、ちゃんとメイドさんとしてお仕事しなきゃ。
すみません、またお台所をお借りします。

(約1時間後)

お姉さん、少し休憩した方がいいですよ。
良い作品を仕上げるためにも、身体を大切にして下さいね。
今、パウンドケーキを焼いてきました。
柚葉さんの紅茶と一緒に、召し上がって下さい。
疲れた身体には、適度な当分補給が必要です。

もし他にも欲しいものがありましたら、遠慮なく言って下さいね。

575 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/21(Fri) 07:34
>>569(柚葉さん)

>次はグリッタちゃんも一緒に奈良の旅…。
>是非とも実現したいものですね。

ええ、また我が家の皆と、そしてグリッタちゃんと、思い出を積み重ねる素敵な機会になることでしょう。
グリッタちゃんの笑顔が育んだ縁を、わたくしも一緒に大事にしてまいりとうございます。

去年のGMW、年始の流星群観望、そして二度目のGMW…。
イヴェントを重ねていくたびに縁が深まってまいることが本当に嬉しいですね。

>もしお嬢様と私達お屋敷の一同、そしてグリッタちゃんの予定さえ合えば
>是非ともセッティングさせて下さいませ。

ありがとうございます柚葉さん、京都に続いてまたお世話になってしまいますけれど。
柚葉さんにお任せできれば、何一つ気兼ねなくこのくにの『まほろば』…『素晴らしい場所』を満喫できましょう
から。
どうかよろしくお願いいたしますね。

>その際には、きっと奥方様もご一緒に…。

…はい、もはやそれも覚悟の上…いえいえ、画家のお嬢様やサライ様もご一緒ですもの。
さらなる楽しい旅になること間違いありませんとも。
こうして幾重にも新たに縁を結んでいけるこの街こそ、わたくしにとっての『まほろば』でございますわ。

>アーチェロお嬢様、2枚の絵は8割方完成し最後の仕上げに取り掛かっておられるそうです。
>はあ…一目見ただけで癒される、ずっと見ていても飽きない素晴らしい出来栄えでした。

お嬢様の筆が乗っているようで、何よりですわ。
わたくしは完成するまで様子を見に行くのは控えましょう。
以前でしたらお料理をお届けしてエネルギー補給をさせていただきましたけれど。
今はサライ様がそのお役目を担っていらっしゃるから大丈夫ですわ。

>そろそろ個展を開いてもおかしくないだけの数を仕上げておられるかと思いますね。

まあ、それは良い考えですね。
お嬢様の作品をたくさんの方に見ていただきたいです。
わたくしたちを描いた作品が展示されるのは気恥ずかしゅうございますが。
グリッタちゃんを描いた作品は、あの『にぱ♪』で子どもたちをもきっと魅了するでしょう。

恐らくご自宅の方にも多くの絵や彫刻があるはずですから、それらと合わせて個展を開いては、とそれとなく
伺ってみましょうか。
そのおつもりがおありなら、お嬢様の作品にふさわしい良い画廊も探しておきたいですね。

(翌朝でございます)

あらあら、柚葉さん足取りの軽やかでなんだか可愛らしいですわ。
いえいえ、はしたない、だなんてとんでもございません。
わたくしもあの香ばしい匂いに、ステップを踏んでしまいましたもの。
さすがはグリッタちゃんのパンですね。
パンはパンでもギリシャ神話の神様の『パン』の如く、わたくしたちの心を浮き立たせ踊らせてしまう、そんな
魅力を持っているようですわ。

では、今日の朝餉はジョヴァンニ・ベリーニの描く『神々の祝宴(バッコス祭)』の如く楽しくいただき
ましょう…。

(申し訳ございません。いったん切らせていただきます。)


576 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/21(Fri) 23:28
>>570(柚葉さん)

>そういえば私がこのお屋敷に来て間もない頃、「食わず女房」を三姉妹さんにしてあげた所
>「まさかお姉様が髪を解くと、口があったりするの!?」
>と、怖がられた事がありましたね。

あらあら…、『綺麗な薔薇には棘がある』、わたくしたち吸血鬼にも伝わる箴言をあの子たちも知っていたの
かしら?
そういえば有名な小泉八雲翁の『雪女』を読み聞かせて上げた時も、あの子たちは震えていましたわね。
美しい存在はときに相手の心の深いところの情動を揺さぶりますものです。
それが憧れの対象ならなおのこと、己の心に収まりがたい深淵を心に感じてしまうのでしょう。
でも今は柚葉さんのお優しさや親しみやすさも知っていますから、あんなふうに怯えることもないでしょう
けれど。

でも、柚葉さんがそんなに子供を怖がらせる演技力があるとは存じませんでしたわ。
夏になりましたら、また町内会の企画で『納涼肝試し会』が催されますから、ご一緒におばけを演じられたら
嬉しいですわ。
いえ、わたくしはもともとが『おばけ』なのですけれど、どうも子どもに怖がってもらう自信が無くて。

>私も何度か読み聞かせの会にはご一緒させて頂いているのですけど、
>的外れというわけでもありませんよ?

もう、柚葉さんまで…。
子どもたちにしてみましたら、こんな何百年も昼行燈をしているのんびり吸血鬼が想い人になったりするもの
でしょうか…。
もちろん幼心に少しでも慕情の想いを灯してもらえたのでしたら光栄ですけれど。
…なんだか、お二人でちょっと胸がドキドキしてしまいますが、いけませんね、今は読み聞かせのことを
しっかり考えませんと。

>それでは子どもたちにとっては怖いお話は正に花形。
>「食わず女房」はアーチェロお嬢様に担当して頂けますか?

まあまあ、大役を仰せつかってしまいましたね。
これは責任重大でございます。
しっかり読み聞かせして子どもたちにハラハラドキドキしてもらえるように頑張りますわ。
三姉妹たちを怖がらせた柚葉さんに負けないように、もてる力を尽くしてご覧に入れましょう…。


577 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/22(Sat) 20:49
(申し訳ございませんが、お返事の順番を変えさせていただきます。)

>>572(グリッタちゃん)

ふう…、美味しいパンを堪能させていただきました。
わたくしもメイドの素養としてパン生地をこねてパンを焼いたりもしましたが、これは同じ材料から作られた
とは信じられないほどの馥郁として心をウットリとさせてくれる、美味しい美味しいパンでございました。
もとより付け焼刃のわたくしなど比較の対象でないのは承知しておりますが。
グリッタちゃんのその手は何か魔法の手のようで。
植物を育てるのが上手な手を『緑の手』ということがございますが、グリッタちゃんの手はこんがり焼かれた
パンの色合いに例えて『黄金の手』と申したくなりますわ。
もっといただきたいですが、柏餅のことを考えて残念ですがここまでにさせていただきましょう。

>それじゃ食べ終わったら、お出かけの支度ですね。
>あ、和菓子作りとかするんでしたら、メイド服のままでも良いですか?
そうですわね、わたくしも柏餅づくりがありますからメイド衣装も用意してまいりましょう。
GMWもまさにたけなわ、子どもたちを歓待するため、あらためてメイド衣装に身を包みご奉仕の心で事に
当たりましょう。

でも読み聞かせの時のために、皆の分の和装も用意させていただきますね。
どうかよろしくお願いいたしますね…。


578 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/22(Sat) 21:45
>>574(グリッタちゃん)

>アーチェロさんのお母さんが認めてる方ですから、きっと凄い画家になるんだろうなあ。

「うふふふ…、グリッタちゃんったらよく分かってくれてるじゃないのぉ。
 レオやミケも、最初に習作を見た時に『これは伸びる』と思ったけどね、あの娘にも同じ
くビビッときた
から、ほんとこれからが楽しみよねぇ。」

『レオ』に『ミケ』…、何となく誰だか想像がつきますが、聞き返すと話が止まらなくなり
そうですから、
スルーいたしましょう…。

「だけど、それもあの娘のお腹を満たしてくれるメイドがいてこそよねぇ。
 サライにはこれからも頑張ってもらわないとぉ。」

「ああ…、グリッタ先輩みたいなできた人が身近にいると、頑張んなきゃな、って思うし。
 少なくとも飯がうまいメイドって言われるように努力するよ。」

>もう一つの絵は…。
>えへへ、嬉しいです…♪
>白鹿さんと私の絵までわざわざ描いてくれるなんて…。

よかったですわ、グリッタちゃんが気に入られて。
これでまた素敵な縁の記念の絵が増えました。
ではこの絵はグリッタちゃんのお部屋に飾っていただくということになるのかしら?

>この絵をどうするかはお姉さんの判断だと思いますけど、出来れば白鹿さんと佐保姫様に届けてあげたいなあ…。

「これは、グリッタさんにあげる絵。
 だから、グリッタさんが決めてくれてかまわない…。」

では、皆で奈良旅行に行くときにぜひお届けいたしましょうね。
これでいよいよ奈良旅行は確定かしら。
すてき、楽しみですわ…。

>今、パウンドケーキを焼いてきました。
>柚葉さんの紅茶と一緒に、召し上がって下さい。

「わたし…、すごくお腹空いてた?
 美味しそう…、食べるのが楽しみ…、ありがとう…。」

グリッタちゃんのケーキと柚葉さんの紅茶と。
これはまた何とも贅沢なティータイムでしょう。
画家のお嬢様も絵を描いているときの憑かれたような真剣なお顔から、心から寛いだお顔へ変貌されて
頬張っていらっしゃいます。
これこそが真のメイドの為せる業なのでしょうか。
もてなされた方の本当に嬉しそうな表情…、これこそがメイドだけが得られる醍醐味なのでしょうね。


579 名前:g1SPxrtM 投稿日:2021/05/23(Sun) 09:58
Name=久我原雪姫(くがはらゆき)
Sex=女
Age=見た目19歳、実年齢400歳
Appearance=イギリス人の先祖返り。日本人離れした金髪碧眼で、金髪をポニーテールにしている。
代々吸血姫のお世話をする魔法使いの一族である久我原家の生まれである。
容姿の続き
着ている服はイギリスメイドの服装


580 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/23(Sun) 12:13
>>571(柚葉さん)

(いよいよ、公民館での読み聞かせに臨むときが参りました。)

ああ、緊張しますわ…。
柚葉さんが子どもたちと親御さんにご挨拶なさっています。
にこやかに、堂々と、良く通る涼やかなお声で…、あれも大学での修学の成果でしょうか。
子どもたちのワクワク顔、期待が高まっているのが見て取れますわね。
そして、にぱっ♪と笑顔で挨拶しているグリッタちゃんに見惚れています…。

…さて、皆様に交じってニコニコしていらっしゃるお母様、何をお考えなのかしら?
数日前に仰られていましたね。

『柏餅の材料はうーんとたくさん用意しておいてねぇ。
 実はわたくしの知り合いが当日来られることになってねぇ。
 彼女にも食べさせてあげたいのよぉ、
なにせとっても健啖な人だからぁ。』

今、お母様の隣にいらっしゃる大きなつば広の帽子をかぶって顔が隠れている方かしら?
『あんたも知ってる人よぉ。』
とお母様が仰っていたけれど…、どなたかしら?

(子どもたちお手製の鯉のぼりがお空にはためいています)

>お陰様で今日は本当に快晴になり、鯉のぼりさんも気持ちよく空を泳ぐ事が出来ます。

はい、五月の風に力強く泳いでいますね。
子どもたちが本当に頑張って作った鯉のぼり、まるで生命を得たように元気でございます。
綺麗に塗られたカラフルな鯉のぼりたち…、子どもたちに作ってもらえたことのお礼の気持ちを表したいが
ため、思い切り元気な姿を見せているかのようですわ。

>この街の地域の方々が、子どもたちの集まりや行事を今尚大事にしてくれているのは実に良いものですね。

ええ…、子どもの日は子どもたちの健やかな成長を願う日でございます。
その趣旨を大事にして大人の方々がしっかりと子どもたちが楽しむ行事を企画し催す…。
このお心をずっと続けていってほしいですね。

>皆で協力して一つのことを成し遂げる事の喜びと大切さ、ずっと忘れないでいてほしいですね。

はい、人と人とが縁を結ぶそのことを自身の体験からしっかり心に刻む、とても良き今日の日です。
きっとその喜びは子どもたちの心に残っていくことでしょう。

わたくしも、ずっと長くこの命が続いていくのなら、何時の時代の子どもたちもそうであり続けるように
お手伝いしてまいりたい…。
それがきっと吸血鬼として生を享けたこの身の歓びとなるだろうから。

>今日は鯉のぼりについて分かる本、それから5月の節句について分かる面白い話、それから怖いお話も紹介
します。

さて…、いよいよですわ。
練習をしてまいりました読み聞かせ、「食わず女房」を語るといたしましょう。

(申し訳ございません、いったん切らせていただきます。)


581 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/23(Sun) 13:48
>>571(柚葉さん)(つづきでございます)

むかしむかし、ある村の村はずれに一人の若者が住んでおりました。
その若者は、とてもけちんぼだと評判でした。
「お前もそろそろ嫁をもらわんか?」
と村人がすすめても、
「めんどうじゃから、そんな者はいらん。
 だけど、飯を食わない嫁ならもろうてもええな。」
と答えて、あきれられる始末でした。

ある日一人の若い女が訪ねてまいりまして
「わたくしはご飯を食べませんので、お嫁にして下さい。」
と申しました。
若者は
「そうか、それなら嫁にしてやってもええ。」
と喜んで、その女をお嫁さんにしました。

そのお嫁さんは、若者のために三度のご飯を作っても、本当に自分はただ黙ってご飯を他所って差し出す
ばかりでした。
若者は
「ええ嫁をもろうた。飯を食わずに元気で働く、ほんに良い嫁をもろうた。」
と喜んでおりました。

ですが奇妙なことに、お嫁さんが来てから米びつの米がどんどん減っていくのです。
若者は不思議に思って、ある日畑仕事に行くふりをして、こっそり戻ってきて天井裏に隠れると、お嫁さんの
様子をじっと眺めておりました。

そうしましたら、お嫁さんは米びつの米を大釜にどさっと入れてご飯を炊き始めました。
ご飯が炊けると、大釜から取り出しておにぎりを作り始めました。
たくさんたくさん作りますと、頭の髪の結いを解きました。
するとどうでしょう、頭のてっぺんに大きな口がぽっかりと空いているではありませんか。
お嫁さんはその中におにぎりを次々と入れて食べ始めたのでした。
どんどんどんどんおにぎりを放り込んで、とうとう全部食べてしまいました。
お嫁さんは、なんと妖怪『二口女』だったのです…。

若者はびっくりしました。
あわてて屋根裏部屋からこっそり出ていき、何食わぬ顔で戻ってきますと
「まことにすまぬが、お前、里に戻ってはくれないか?」
と申します。

お嫁さんは驚くこともなく
「はい、お前様がそうおっしゃるなら ― 」

(あ、あら、なんでしょう、急に視線を感じてまいりました。
 …お母様、なぜか表情を消してこちらをご覧になって。
 それに、隣の女性が髪に隠れた奥の瞳が射すような視線を…?)

「…いいえ、そのようなことを仰られても困ります。
 わたくしはずっとお前様のお傍にいたいのです。」

(ええっ、わたくしなぜ、このようなことを言っているの?)(汗汗)

若者が
「聞き分けの無いことを言わんでくれ、俺はお前と一緒にはおられん。」
と言いますと、お嫁さんはしょんぼりして
「分かりました。わたくしは出ていきます。
 ですが、里への土産に大きな樽を一つください。」
そう言いますので、若者がそれならといちばん大きな樽をかついできました。
と、お嫁さんは若者を担ぎ上げると樽の中に放り込み、樽を担いで家の外に走り出ました。

(申し訳ございません。さらにつづきます。)

582 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/23(Sun) 14:11
>>571(柚葉さん)(さらにつづきでございます)

お嫁さんは走りながら
「米を食われて嫌なら、山の中に棲もう。
 山には木の実、草の実、獣もたくさんいる。
 いくらでも腹いっぱい食わせてやる
二人でずっと暮らそう。」
と、そう申しました。

そうしましたら森の中から木霊のように声が響きました。
「生きのいい人間を連れてきたのに、独り占めはさせん。
 そいつはみんなで食うのじゃ。」
そう言って目の前に次々と怪しい影が ― 多くの二口女が現れ立ちふさがったのです。
お嫁さんは腕を振るうとすごい力で二口女たちをなぎ倒し、なおも走り続けました。

若者はとっさに樽から飛び出すと、走って走って、近くの沼に転がり落ち、丈の高い草の間に隠れました。
遠くから叫び声、打ち合う音が聞こえてきましたが、やがてそれも静まりました。

若者がじっとしていると、足音が近づいてきます。
それはお嫁さんのものでした。
草むらの隙間にじっと目を凝らしたお嫁さんは言いました。

「山の中ならお前様に食べ物のことで苦労をかけないと思ったが、どうやら仲間の者たちがほおっておいて
くれぬようじゃ。
 もう村に帰ってくれていい。
 すまなかったな、こんな妖怪の相手をさせてしもうて。」

「ちがう!」

若者は大声で答えました。

「俺が小さい時、俺の村はひどい不作で大勢飢え死にした。
 俺の父母も…。
 俺一人、他所の村の親族に助けられかろうじて生き延びた。
 この村だって貧しく、いつ不作で多くの人が死ぬかもわからぬ。
 そんな場所で女房子供を持って、いつか食わせてやれない日がくるのが怖かったのだ。
 お前は優しくて良い嫁だった…。」

そう言うと、お嫁さんは優しい顔になって言いました。

「そうか…。
 一つ、教えておこう。
 お前様が今隠れているその草は『菖蒲』と言ってな、魔除けの力がある。
 それを持って帰るがいい。
 それを植えておけば、仲間たちも手が出せまいよ。」

それから寂しげに

「昔、人の子のふりをして出歩いて迷子になり行き倒れていたわしに、自分も腹を減らしながら握り飯を
恵んでくれたこと、覚えておるか?」

若者が驚いた顔で見つめてくるのを見ると、女は少しだけ微笑んで去っていきました。
お嫁さんはそれから二度と現れることはありませんでした。

おしまい


(控室に戻ってまいりました…。)

「お疲れさまぁ。
 あらら、本当に疲れているようねぇ。
 ぐったりしちゃってぇ。」

…怖い話をするはずでしたのに、途中から趣旨が変わってしまいましたわ。
親御さんたちも不思議そうな顔をしてらっしゃいましたし。

「まあまあ、良いじゃないのぉ。
 それなりに聞き入ってもらえたんじゃないかしらぁ。
 わたくしの昔の『土産話』。」

二百年ぶりぐらいに思い出しましたわ。
昔、故郷の城館で聴かせていただいたのを。

「そうよぉ、ちゃんと覚えていてくれて嬉しいわぁ。
 本人たちの前で改ざんされた話を聞かせるのも申し訳ないしぃ。」

『本人』って、ま、まさか!?
ええっ、『あんたも知ってる人よぉ。』って、そういう意味でしたの?

「さらに言うなら、『本人』だけじゃないけどねぇ。」

あ…、よく見ると『ご本人』のスカートの後ろに女の子が。

「母親の血を濃く継いだもので、長生きなのよねぇ。
 かわいいでしょ?
 いや〜、くだんの若者とは仲睦まじくてこんな一粒種までできちゃってぇ。
 嬉しいわぁ。
 今日は、たっくさん柏餅を用意するからたっぷり食べてねぇ。」

(その後、わたしはたくさんの柏餅づくりにかかりきりになったのでした。)


583 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/23(Sun) 15:24
>>579

あら、以前もお出で下さった久我原さまではございませんか。
お久しぶりでございますね。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&st=652&to=652&nofirst=true

イングランドからお戻りになりましたの?
吸血姫のお世話?
いえいえ、我が家では既に大勢のメイドさんにお世話してくださるので心配ご無用でしてよ?

あれから間もなく5年経ちますが魔法使いの修行はご進捗でいらっしゃいますか?
最近はスライムを300年たおし続けてレベルマックスになられた魔女様や旅を重ねて経験値を積む魔女様も
いらっしゃいます。
貴女様もご修学の捗らんことをお祈りしておりますわ。

よろしければ、柏餅と伊勢で育てられた豊熟の新茶をどうぞ。


584 名前:久我原雪姫 ◆g1SPxrtM 投稿日:2021/05/23(Sun) 15:36
久しぶりですね、アーチェロ様。
魔導は奥深いものです…
あのときの私はまだ未熟な魔女だったと自省をしておりまして…
5年経過してもまだ真髄には到れずにおります。
口調もあの頃とは変えております。
アーチェロ様の舘の賑やかしにでもわたしを使ってくださいね?

585 名前:久我原雪姫 ◆g1SPxrtM 投稿日:2021/05/23(Sun) 15:46
(柏餅と緑茶受取)
………ふぅ。日本のお茶は宜しいですね。
英吉利育ちの私でもわかります。
先祖の故国の味…(しみじみと味わいつつ)
魔導の修行は一生かかるものですから、今後も修行を続けますよ?
(魔導書取り出し)

586 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/23(Sun) 17:32
>>584-585(久我原雪姫様)

5年を経てもなお前途遼遠の様ですのね。
それだけ深みの更なる奥の深淵があるのでしたら、さぞややり甲斐のある御学問なのでしょう。
現代文明の眩い光で魔導は陰に隠れがちの趣きがございますが、こうして日々研鑽をされている方がいらっ
しゃるのは良きことかと存じますわ。
その修められた学問が世界の新たな相貌を明らかにし、世の人々により広い知的自由と良き暮らしをもたら
して下さることを願ってやみません…。

それにしましても、久我原様の立ち居振る舞い五年の時を経てよりいっそう高雅になられましたわね。
お茶を嗜まれるその白い指の運び方も本当に洗練されて。
またイングランドに戻られるなら、あちらの方々にも日本の雅をぜひお伝えくださいませ。

こちらの館もあれからずい分と建て増ししましてお部屋も増えましてございます。
ご逗留になられるのでしたら、ゆっくりお部屋をお選びになってくださいね。
魔導の研究をなさるのに適当な静かな場所もご用意できますわ。


587 名前:久我原雪姫 ◆g1SPxrtM 投稿日:2021/05/23(Sun) 18:26
この頃は科学と魔導を融合させようと苦心惨憺の日々でございます、アーチェロ様。
5年前と比べると私の立ち居振る舞いも大人びた、ということですね。
トリップもその時とは異なりますが、滞在を許可してくれますか…?
ここに来られる名無しの方々の質問にも答えてまいります…!
(土下座しつつ)

588 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/23(Sun) 21:24
>>587(久我原雪姫様)

あらあらまあまあ、土下座などとお止しくださいまし。
イングランドにお住まいなら、こちらで新たに下宿を探すのも難渋いたしましょう。
こちらにお住いいただいてもけっこうでございますわ。
お客様方にご応対いただいて、新たなご近所づきあいができるのも良きことと存じますわ。
どうぞよろしくお願いいたします。

ですが、こちらに住まわれお客様とも受け答えなさると仰るのでしたら、久我原様はお客様としてご逗留される、
というわけにはまいりません。
ご近所のお客様が気持ちよくお出でいただけるのが何よりですので、どうか穏やかなご対応をお願いいたし
ますね。
魔導というお力をお持ちだからこそ、ご近所様とのお力の懸隔にご留意有りたくお願い申し上げます。


では、せっかくの機会ですので、皆様に対しあらためてこちらの屋敷のルールを申し上げておきましょう。
1に記したルールは煩瑣に過ぎますので、あらためましたものでございます。
繰り返しになりますが、ご容赦ください。

・ご近所同士、マナーをお守りください。
・セクハラや猥談、誹謗中傷はお控えください。
・名無しさん同士で過度に話し込むのもお控えください。
・その他、荒らしや迷惑行為に該当するような言動はお慎み下さい。
・初めていらっしゃるキャラハンの方は以下の各項目をご記入ください。
名前:
性別:
年齢:
容姿:
好きなもの:
嫌いなもの:
その他自己紹介:(何かあれば)

何とぞよろしくお願いいたします。

589 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/05/23(Sun) 21:44
いま作成している最中です。あの時から年月も経ちましたからリファインさせます。

590 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/05/23(Sun) 21:48
おっ?最近、このスレ賑わってるなぁ……これは実に良い傾向だ

591 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/05/23(Sun) 22:31
このスレ一時は削除依頼スレの常連化してたからなぁ
それがなくなったのも大きいと思う
ああいう場所で見かける機会が多いとどうしてもトラブルが多発してるイメージが付いて入り辛くなるからね
まあ、あそこで見かけたから気になって覗くようになった人間もここにいますがね!

592 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/05/23(Sun) 22:31
お伽噺とか昔話とかで思いだしたんですが、
フランケンシュタイン(の怪物)が、姫様と会えてたら
きっと幸せになれたのに…。(涙)

593 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/05/24(Mon) 15:59
>>580-581(アーチェロお嬢様)

>ああ、緊張しますわ…。
>柚葉さんが子どもたちと親御さんにご挨拶なさっています。

無事ご挨拶を終えて、グリッタちゃんの紹介も終わりいよいよイベントの開始です。
お嬢様、少し緊張なさっているようですね。
本の読み聞かせの会は数をこなして既に慣れておられるかと思うのですが、
今日は子どもたちの参加人数も多く、町内会の役員の方々、親御さん達も揃っておられますから
無理からぬ事でしょう。

でも大丈夫です。グリッタちゃんも一緒の朗読の練習、そしてこれまでの経験の積み重ね、
お嬢様ならばきっと今日も上手くいきます。
お嬢様、頑張って!

>…さて、皆様に交じってニコニコしていらっしゃるお母様、何をお考えなのかしら?
>数日前に仰られていましたね。

はい、しぶんぎ座流星群の際の人猫(ワーキャット)族のメイドさん、そしてサライさんの来訪の事もありましたから
今回も奥方様が親交を結んだ方が来られるのは予想出来ない事ではありませんでしたが…。
それにしても、あの意味深な笑顔…。何を考えておられるのでしょうか…?
私にも、想像がつきません…。

(お嬢様の朗読が始まりました。)

こうして読み聞かせが始まると、各々の登場人物になりきった語り口の数々と口調の切り替え…。
流石はお嬢様、日々の練習とこれまでの経験の賜物です。
さて、お米が減っていく原因を訝しむ旦那さんが奥さんの秘密を知ってしまい…。
震えながらも素知らぬ顔をして別れを切り出す展開が…あら?

>(ええっ、わたくしなぜ、このようなことを言っているの?)(汗汗)

お、お嬢様?どうなさったのかしら?少し展開が違いますよ?
この後お嫁さんは、素直に別れ話を受け入れ大きな桶、もしくは樽が欲しいと言い出す展開では?
このように食い下がる展開ってあったかしら???
あ…奥方様の連れてこられたお客様から不思議な力を感じるわ。
もしかして、あの方がお嬢様に語らせている…?
でも、一体何故…?

そして、お嫁さんが旦那さんを樽に放り込んで山へ走っていくのは私も知る通りですが…。
その前に確か…。

「飯を食わん女房が、この世にいると思うか!
飯を食う所をよくも見ていたな!」

と憤怒の声と共に鬼婆(他にも蛇、蜘蛛というパターンもあります)の姿になるのが
私の知る話の展開だったのですが…。

(朗読を聞きながら戸惑っています。)

594 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/05/24(Mon) 17:12
>>582-583(アーチェロお嬢様)

>「米を食われて嫌なら、山の中に棲もう。(以下略)」

ええええええ?????
ず、随分と献身的な…。
この後山奥に連れて行ってゆっくり食らってやると言ったり、
旦那さんが入った樽を谷底に放り込んで、樽が空っぽなのに気付いて怒って追いかけてくるのでは…?

私も「食わず女房」については色々なパターンのものを読みましたが、この展開は知りません〜?
ど、どうなってるんですか???
今回のお客様が放っているのは恐らく邪視(蛇視)の一種…。
でもお嬢様に私達が知るのとは違う内容を朗読させているのは一体何故…?

(知らぬ展開に戸惑いながらも、朗読を聞き終えました)

旦那さんが菖蒲によって守られて、それが5月の節句の魔除けの由来となるのは知る通りですけど…。
これってある意味、良い終わり方なのでは?
このお話は勝負が魔除けの由来になるのと同時に、自分の都合ばかり考えている
ケチで身勝手な考え方に対する戒めの意味が込められているという形で締め括られるのが定番ですが…。

例え人ならざる者であったとしても、心から旦那さんを想ってくれている本当に良いお嫁さんじゃないですか!
人も妖怪もありません!お別れしちゃ駄目ですよ!
こんなの切なすぎます!!!

>「そうよぉ、ちゃんと覚えていてくれて嬉しいわぁ。
>本人たちの前で改ざんされた話を聞かせるのも申し訳ないしぃ。」

すみません、お嬢様に語らせていたのは奥方様でしたか。

>あ…、よく見ると『ご本人』のスカートの後ろに女の子が。

例えお別れする事になったとしても、お二人の間には夫婦としての確かな“絆”があったのですね。
私が知る「食わず女房」の中には、お嫁さんの正体が「蛇」であるお話もあるのですが、
ならばこの話の結末が滋賀県の琵琶湖に伝わる、

「〜三井寺の龍神伝説〜(三井の晩鐘)」

のようであればいいのにと思っていたんです。
私の密かな願いが叶っていたかのようで、嬉しいですね。
(ちょっと涙ぐんでます)

それではお嬢様、グリッタちゃん、頑張って柏餅を作りましょう。
いえ、その前に、私は「節句のたんぼすき」の朗読を頑張らねばなりませんね。

(すみません、もう少し続きます。)



595 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/05/24(Mon) 18:04
>>582(アーチェロお嬢様)
(続きです)

皆さん、お話を始める前に「節句」についてちょっとお話しますね。

「節句」というのは、簡単に言うと「季節の節目」で、年に5回あります。
皆さん、「節句」というと今日の5月5日以外にも幾つか思い出すものがありませんか?
例えば3月3日の雛祭りは「桃の節句」と言いますね。
女の子の成長を願うのは「桃の節句」、そして男の子の場合は「端午の節句」という形で
覚えている子も多いと思います。

それ以外の3つ、何か思い当たるものはありませんか?
七草粥を食べる1月7日は「七草の節句」、そして七夕の7月7日も節句です。
最後に9月9日は「菊の節句」といいます。
ちょっとこの日だけは、あまり馴染みがないかも知れませんね。

昔から、こうした節句の行事というのは地域の人達が皆で協力して準備をしてきました。
皆さんが今日まで頑張ってくれた、鯉のぼり作りがそうですね。
それ以外にも、今日まで町内会の方々が皆のために頑張って準備をして下さいました。

ですが…。昔々のある村に、大変へそ曲がりな若者がいたそうです。
昔も今も、こうして行事の準備やその日の御祝い事のために皆が頑張っているというのに、
その若者は村の行事にもお祝いにも鼻で笑って一切参加する事がありませんでした。

これは、そんなへそ曲りな若者のお話です。

(朗読終了後)

如何でしたか?
この若者は自分一人で勝手な事をしていたためにうっかり自分も牛も田んぼに沈んでしまう所でした。
何とか牛が田んぼから出てこれたために自分も助かりましたが、
これで自分の田んぼには稲を植える事が出来なくなってしまいました。

昔はこうして暮らしている私達の多くが田んぼを耕してお米を作っているお百姓さんでしたから、
お米を作れなくなってしまうのはとても大変な事です。
若者はこれまでの事を反省し、他の人の田んぼを手伝う事で何とかやっていけるようになりましたが
それでも生きていくのは大変だったと思います。

皆さんも時には、この若者のように

「他の人達なんか関係ない。自分の好きなようにやりたい」

という我儘な気持ちが出てきてしまうかも知れません。
ですが、そういう自分勝手な気持ちや振る舞い方をしていると
いつかはひどい目に遭う時が来るかも知れませんよ。

今日まで力を合わせて鯉のぼり作りのために放課後頑張ってきたお友達、
そして皆のために今日まで頑張って下さった町内会の皆さんや親御さん達への
感謝の気持ちを忘れないで、皆で協力する事の大切さをいつまでも覚えていて下さいね。

ふう…。ちょっとお説教っぽい話し方になってしまったかしら…?
ですが、こうした行事への参加は年齢を重ねる毎に大変になっていきますから。

それでもより多くの子どもたちにこれからも行事に参加してもらい、
そして将来は地域の活動にも積極的に貢献できる大人に育ってほしいという願いを込めて
このお話を選ばせて頂きました。

では、最後はグリッタちゃんの番ですね。
よろしくお願いします…。

596 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/05/24(Mon) 19:29
>>579
>>584-585

久我原さん、お久しぶりです…。
最初の来訪から、既に5年が経過していたのですね。
息災で何よりです。
宜しければ、お茶のお代わりをお持ち致しますか?

あれから尚、ご自身の魔導の道を極めるために精進なさっておられるのですね。
私も日々、お嬢様のためにメイドとして研鑽を重ねる日々です。
共にお客様をもてなす方がいて下されば、お嬢様もお喜びになります。
私としても、心強いですわ。

丁度今、グリッタちゃん(人狼メイド)という可愛らしく素敵なメイドさんがいらしています。
彼女とも親交を深めて下さいませ。

>>590

はい、グリッタちゃんの来訪が今年は一つの大きなきっかけとなりました。
かつての「吸血鬼メイドの館」でご主人様を含め多くのお客様に慕われていた彼女のおかげで、
多くの素敵な思い出が加わりました。

彼女が灯してくれた火を絶やさぬよう、今後とも頑張りますので宜しくお願いします。

>>591

ええ、この場所を支える一人として紆余曲折がありました。
反省すべき点は反省し、改めるべき所は改め、今後ともお嬢様を支えていきます。

堅苦しく面白味の無い女である事は私自身自覚する所ではありますが、
寛容さというものをもう少し身に付けてお客様と接していく所存です。

597 名前:久我原雪姫 ◆g1SPxrtM 投稿日:2021/05/24(Mon) 19:32
羽藤さん、お代わりは頂けますか…?
あの頃の私はまだ未熟な存在でした…
プロフは今リファインをかけている最中でして(メタ)

598 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/24(Mon) 22:54
(柚葉さん、ご近所の皆様、申し訳ございません。お返事は今しばらくお待ちくださいませ。)

>久我原雪姫様

>スレが下がってるねー。あたしが来た証拠にスレを魔法で上げとくよ?
>うーん・・。数字IPだとここ書き込めないんだよねー・・。
>プロフは今リファインをかけている最中でして(メタ)

以前のお言葉を含めて申し上げますが。
これ以上のメタ的な発言はお慎み下さいますよう、お願いいたします。


599 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/05/25(Tue) 02:33
キャラハンの振りして独り言ぼやくだけの奴がいるが、
こいつは別スレでもよく見る奴だから相手しないほうが良い。

600 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/05/25(Tue) 06:57
そいつ電車って呼ばれてる荒らしだよ

601 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/05/25(Tue) 22:15
>>590-591

すみません、私はこの場所でお世話になっている立場なので
この手の話題は遠慮させて下さい。

>>592

はい、私も知っているし、読んだこともあります。
フランケンシュタインと言えば、ドラキュラ伯爵、狼男と並んで有名な
西洋の三大巨頭ともいえる方ですね。

(本当は『フランケンシュタイン』は作った人の名前で、人造人間さんそのものには
名前が無いのは知ってますが、敢えて呼ばせて下さい。)

アーチェロさんはとても優しい方ですし、迫害されることの辛さもよく知っている筈ですから
きっとフランケンさんの悲しみや辛さを理解して、手を差し伸べてくれると思います。

でも…それだけじゃ解決にならないんじゃないかな…。
アーチェロさんがいくら優しくても、本来は無関係の方に押し付けてお終いというのは
ちょっと間違いだと思うんです。

本当なら、作り主がきちんと責任を取らなきゃいけないはずですよね。
自分で生命を生み出しておきながら、異形とも言える姿になってしまったからといって
見捨てて逃げるなんてあんまりです。
それじゃ、育児を放棄して勝手に子どもを捨てる親と同じですよね。

もしアーチェロさんが作り主の前に立ったら、キッと見据えて平手打ちして
本気で怒るんじゃないかな。
「あなた自身できちんと親としての責任を果たしなさい」って…。

最後は本当に、誰も救われない哀しい結末だっただけに
誰かに救ってほしかったという気持ちは分かりますね。

私だったらどうかなあ…。
さすがに初めて見たらビックリしちゃうと思うけど、私も「悪魔憑き」とか言われて追われたこともあるし、
言葉と意思が通じ合えるなら話し相手になってあげられるかも、と思いますね。

(すみません、アーチェロさん、柚葉さん、今夜はこれで失礼します。)

602 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/26(Wed) 07:33
>>590

ありがとうございます。
お客様がいらしてくださる事実、そしてそれを良い傾向と仰って下さる貴方様。
両方のことがとても嬉しゅうございます。
訪れてくださるお客様には、本当に感謝しかございません。
本当にありがとうございます…。(平伏)

これと申しますのも、我が家にメインのメイドとして立つ方が二人に増えて、接客していただいていることが、
お客様にもいっそうの歓びをもたらしてくれた…。
そのゆえかと思います。
家主として、そしてひと時の後輩メイドとして、ありがたいことと思っておりますわ。


>>591

なるほど、この家の状態を憂いて為された対処依頼の掲示が、そのような副作用をもたらすのですか。
考えてみれば自然のことですわね。
気付かせていただきありがとうございます。
ですが、こちらのルールをお守りいただきながらこちらに来ていただいている方々のことを思えば、それを
守らぬ方へ一定の対処が望まれるのもやむをえざること。
まさに痛しかゆしと言ったところでしょうか。

そして、貴方様はあちらの掲示をご覧になって興味を持っていただいたのですね。
このような縁をいただくきっかけともなる、そのことを励みとしてわたくしも物申すべき時はちゃんと物申せる、
そういう自分であろうと努めさせていただきますわ。

(申し訳ございません。ここでいったん切らせていただきます。)


603 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/26(Wed) 19:44
>>592

フランケンシュタインの怪物様…、とお呼びするのはなんとも申し訳ないのですが。
あの方のことは、メアリ―・シェリー様の著作「フランケンシュタイン」を読んで初めて知りましたので
時すでに遅く、彼が既に北極の氷原に消えてからのこと。
イタリアに居りましたわたくしとはすれ違う機会すらございませんでした。
世界の中でただの一人もお味方する者とて無く、すべての希望を打ち砕かれたそのことに、胸痛む思いがした
ことは今も覚えております。
貴方様も彼のために泣いておられるのですか。
そのお優しさを彼の方に伝えたいものでございます。

わたくしが彼と知り合うことができていたら…。
『きっと幸せになれた』と仰って下さるのはまことに光栄ですが、わたくしにどれほどのことができたかしら…。
ですが、せめて『幸せになるお手伝い』はさせていただきたかったです。

本来親であるはずのフランケンシュタイン様が心から悔いて和解できるのなら、それがもっとも宜しいの
ですけれど。
それができないなら、きっと孤独の痛みを癒してさし上げたくて、半ば強引に彼を我が城館へお連れしていたかも
知れません。
ええ、たとえあの方を担ぎ上げてお運びしてでも。
彼の方の身長は約2.4メートルとのことですので、適正体重は130キロといったところ。
せいぜい米俵(四斗俵の場合)二俵程度ですから、造作もございません。
逃げようたって無駄な抵抗ですわ。

我が家の城館では様々な職種の使用人を雇っており、吸血鬼以外の魔族もおりますゆえ、色々な職場を廻って
彼に合ったお仕事を見つけて…。

そして、彼の方が望むのでしたら少しずつ人間との接点も増やしてまいりましょう。
彼は感情豊かで知性的なお人柄と伺っております。
容貌が人を恐れさせる、といってもそれは牙と翼を持つわたくしとて同じこと。
きっと彼に心を開く人と縁を結ぶことができる、わたくしはそう信じますわ。

…北極の白い霧の中で彼は眠りに就いたのでしょうか。
未だその姿が発見されていないのですから、いつかお会いする日が来ることを願わずにはいられません…。


604 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/28(Fri) 07:38
>>593-594(柚葉さん)

(少し時を遡ります)

>でも大丈夫です。グリッタちゃんも一緒の朗読の練習、そしてこれまでの経験の積み重ね、
>お嬢様ならばきっと今日も上手くいきます。
>お嬢様、頑張って!

柚葉さんの強い目力を感じます。
わたくしに対する励ましがヒシヒシと伝わってきますわ。
ありがとうございます、柚葉さん。
ええ、過去に図書館などで積み重ねた経験、そしてこのたびも柚葉さんやグリッタちゃんと一緒に練習を積んで
まいったのです。
ここで臆したりしてなるものですか。

>それにしても、あの意味深な笑顔…。何を考えておられるのでしょうか…?
>私にも、想像がつきません…。

「あらあ、柚ちゃんがこちらを怪訝そうに見ているけれど、何か心配事でもあるのかしらぁ?」

「…それ絶対、自覚があって言ってるよね、主(あるじ)?」

「あらぁ、何のことかしらぁ?サライったらぁ。
 せっかくお招きしたゲストの前で不安を煽るようなこと言わないでよねぇ。」

「わしはいいよ別に。昔話なんだから。
 本当のことが伝わらないなんてこと、ざらにあるんだし…。」

「もお。大丈夫よぉ、あれでやるときはやる娘だからぁ、多分。」

(読み聞かせを進めるうちに表情を消したお母様を見、そして隣の女性が放つ邪視の気を感じました。)

(あららら…、なんだか思わず気を放ってしまったようで、ご本人が『しまった』という表情を覗かせて
いらっしゃいますが。
 大丈夫でございますよ。
 これでも真祖直系吸血姫アーチェロ・カルミーニオ。
 魔法障壁形成の速さと強靭さは、それなりのものなのですよ。

 ですが、よかったですわ。
 お二人のお陰で、ようやく自分が思わず知らず予定と違う話を始めてしまったわけが分かりました。
 これは二百年の昔、お母様が海外旅行で立ち寄った日本で、妖怪の方から聴かれた話。
 そして、その妖怪は恐らくきっと、今隣にいらっしゃる…。)

>でもお嬢様に私達が知るのとは違う内容を朗読させているのは一体何故…?

(柚葉さんが心配そうにこちらをご覧になっています。
わたくしが邪視に操られているのではないか、と心配してくださっているのですね。
ああ、柚葉さんにご心配をかけているのが辛いです。
後でちゃんと事情を説明させていただきませんと。
でも、今は読み聞かせに集中、集中ですわ…。

そう、これはわたくしが昔涙した物語。
 妖怪と人間との出会いと別れの哀しい物語。
 ですが、わたくしは伝えたい。
 添い遂げられずとも、互いを想い合った二つの魂が確かにあったことを…。)


(申し訳ございません。いったん切らせていただきます。)


605 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/05/28(Fri) 14:42
>>580-582(アーチェロさん)

まずはアーチェロさんからですね。
絵本の読み聞かせとか、紙芝居って幼稚園や小学校の定番ですけど、
実際にやってみると緊張するのって分かります。

思ったより、子どもたちが大勢来てるなあ…。
アーチェロさんもちょっと緊張してるみたい…。
でも、あれだけ練習したんだしきっと大丈夫です。
アーチェロさん、参考にさせて下さいね。

>そのお嫁さんは、若者のために三度のご飯を作っても、本当に自分はただ黙ってご飯を他所って差し出す
ばかりでした。

ぷく〜。(頬が膨れてます)
参考にこのお話は読ませてもらいましたけど、やっぱり納得いかないなあ〜。
お嫁さんは一生懸命働いてくれて、ご飯もしっかり作ってくれて…。
それなのに自分だけお腹いっぱい食べてて本当に平気なのかな!?

普通、一緒にご飯を食べてそれを美味しいって旦那さんが感謝してくれて、
「いつも頑張ってくれているお前さんの為です」って感じで笑顔で返したりするのが普通じゃない!?
そんなけちんぼさんだから、後で怖い目に遭うんだよっ!

>お嫁さんは、なんと妖怪『二口女』だったのです…。

うわ〜。ここでジェスチャーも織り交ぜたり、危機感や怖さを煽る口調になったりして
聞いている子どもたちの気持ちを煽るのが上手ですね…。
怖い話って、どこで段々と怖くなっていくかが大事ですから…。
さてさて、けちんぼな旦那さん、報いが来ますよ〜。

>「…いいえ、そのようなことを仰られても困ります。
> わたくしはずっとお前様のお傍にいたいのです。」
>(ええっ、わたくしなぜ、このようなことを言っているの?)(汗汗)

あれれ?こんな台詞あったかな?
アーチェロさんのアドリブかな?
でも何だか、アーチェロさんの様子がおかしいな?

>お嫁さんは走りながら
>「米を食われて嫌なら、山の中に棲もう。

えええ?この後、鬼婆とか蛇とかに化けて旦那さんを攫っていったり
食べようとするんじゃなかったの!?
そういえば、アーチェロさんのお母さんが連れてきた人から不思議な気配がするけど…。
もしかして、あの人が言わせてるの?

(話を聞き終えて)

菖蒲が魔除けになるっていうのは聞いた通りですけど、
何だかある意味ハッピーエンドっぽくないですか?
いえ、お別れになっちゃったのは辛いですけど…。
最後まで旦那さんを大切に思ってくれていたのなら、良いお嫁さんじゃないですか?
でも何で、私たちが知ってる本とは違う結末になっちゃったの?

(アーチェロさんのお母さんが種明かしをしてくれました)

えええ〜?
じゃあ、アーチェロさんが話してくれた内容が本当のお話だったんですか?
そっか…。それで絵本の内容とはかなり違うものだったんですね。
でもオルキデア様って、どれだけ交友関係が広いの〜?
まさか、このお話の当事者さんを連れてきちゃうなんて…。

>あ…、よく見ると『ご本人』のスカートの後ろに女の子が。

そっか…。さっきのお話の通りなら、あなたもお父さんを知らないんだね。
そしてあなたのお父さんとお母さんは、あなたが生まれる前に離れ離れになっちゃったんだ…。
私も実は、本当のお父さんを知らないの。
私のお父さんは、私が生まれる前に亡くなったそうなんだけど…。

あ、ごめんね。あなたの事情も知らないでこういう言葉をかけるのは失礼だよね。
でも今日は、私たちが作る柏餅をお腹いっぱい食べていってね。
私がしてあげられることはそれくらいだけど、私、頑張るね。

606 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/29(Sat) 07:23
>>594(柚葉さん)

(続きでございます)

若者が驚いた顔で見つめてくるのを見ると、女は少しだけ微笑んで去っていきました。
お嫁さんはそれから二度と現れることはありませんでした。

おしまい

(あ、あら、子どもたちの表情は色々ですね。
 前半の印象からでしょうか、まだ怖そうに隣のごきょうだいに身を寄せている子、
 後半になってから、より聞き入って哀しそうな表情をしている子。)

それではしばらくお休みを挟んだら、お話の贈り物その二、柚葉お姉さんが「節句のたんぼすき」をお話しいたしますね。

(皆様にお辞儀をして下がらせてもらい、チラと目でお母様たちを促して一緒に控室に入ります。)

ごめんなさい、柚葉さん。
怖い話で盛り上げるはずでしたが、会場の雰囲気はかなり違うものになってしまいました。
ですが、わたくしも事実を知る妖の方を前にして、わたくしの知る事実をどうしてもお話したくなってしまい
ましたの。

>例え人ならざる者であったとしても、心から旦那さんを想ってくれている本当に良いお嫁さんじゃないですか!
>人も妖怪もありません!お別れしちゃ駄目ですよ!
>こんなの切なすぎます!!!

まあまあ、突然のお話を変えてしまいましたのに、柚葉さんも感情移入していただけたのですね。
よかったわ、叱られるのではないかとドキドキしていたのですよ、実は…。
これが事実の持つ重みと申すものでしょうか。

「そうよねぇ。
 柚ちゃんは、
 >こうして読み聞かせが始まると、各々の登場人物になりきった語り口の数々と口調の切り替え…。
>流石はお嬢様、日々の練習とこれまでの経験の賜物です。
って、ずい分とアンタの語り口を評価していたけれど。」

まあ、そうだったのですか?
嬉しい…、柚葉さんが褒めてくださった…、すごく嬉しいです。
あ、で、ですが、ここはその『事実』を二百年前お母様に語られた当のご本人にご挨拶をさせていただか
なければ。
こちらの女性がくだんの二口女様ゆかりの方であろうとは想像していましたが、ご本人で
いらっしゃったの
ですね…。

(すみません。続きます。)

607 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/29(Sat) 07:25
>>594(柚葉さん)(続きでございます)

(五月の空のように明るい蒼のワンピースをお召しになり、同色のつば広の帽子をかぶられた女性が、その
帽子を取り、お顔をお見せになりました。)

「先ほど、吸血姫さんに集まった皆に『ご紹介』していただいた二口女、今の名は『久地崎朱乃(くちさき 
あけの)』よ。
 よろしく、そしてごめんなさい。
 さっき、つい『邪視』を使ってしまって。
 自分の話が本当のことから離れていって、旦那が怠け者扱いされるのを聞いていて思わず…。」

いえいえ、お気になさらず。
大切な旦那様のことですもの、こちらの方こそ事実から離れた話をしてしまうところで申し訳ございません
でした。
むしろ、本当のお話をさせていただくきっかけを作ってくださってありがたかったですわ。

「そう言ってくれると助かるわ。
 聞いている子どもたちも、ずい分と聞き入ってくれて嬉しかったわ。
 それから、こちらのお嬢さん(と言って柚葉さんの方を向かれます)、わたしたち夫婦の別れをとても
悲しんでくれて。
 わたしも旦那と別れた時は本当に悲しかったから…、こうして泣いてくれる人がいるなんて、とても
慰められるわ。
 ありがとう。」

>例えお別れする事になったとしても、お二人の間には夫婦としての確かな“絆”があったのですね。

「あはは…、それを言われると照れちゃうわね。
あ、そうそう、旦那のこと
『不作で食べさせてやれないのが怖いから女房子どもを持たない、と言っていたくせに、しっかり子どもを
作ってたのかーい。』
とか言われると困るから念のため言っておくけど。
どうも旦那はわたしが妖怪であることは、わりと早くから察していたみたいなんだよね。
それこそ、あなたが言った
「飯を食わん女房が、この世にいると思うか!」
ってなもので、人間がモノを食わないわけがないんだから。
あの人ったら夜中に寝言で
『お〜いお前、外を出歩くときは角は隠しとかんといかんぞ〜。
 でないと、桃太郎に成敗されてしまうぞ〜。』
なんて言って。
わたしのこと、鬼とでも思っていたのかねぇ…ふふふ。」

>「〜三井寺の龍神伝説〜(三井の晩鐘)」

わたくしも彼女のお話は聞いております。
夫や子供と別れ別れになってもなお、視力を失いながら子どもを守った竜の女性のお話ですわね。
「鶴女房」や「葛の葉」もそうですが、正体が知られた途端別れねばならない、そのことに悲しくやるせない
思いを抱かざるを得ませんわ…。

あ、そろそろ柚葉さんがお話しをされる時間ですわね。
柚葉さんの読み聞かせ、わたくしもとても楽しみでございますわ。


608 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/29(Sat) 18:31
>>595(柚葉さん)

>皆さん、お話を始める前に「節句」についてちょっとお話しますね。

あら、柚葉さんはお話しの前に今日この日の意味を子どもたちに説かれるのですか。
たしかに「節句」という言葉は、しごく当たり前に使われていても、その意味をきちんと説明できる人が少ない
ですが。

最初のわずかな息継ぎから、自然な抑揚で子どもたちに語りかけていらっしゃいます。
わたくしの目の前に「節句」でおなじみの光景、季節それぞれを印象付けるものが巡ってまいります。
桃、雛飾り、七草、菊…。
身近なビジュアルで惹きこみながら、節句の行事の大切にわたくしは自然にうなずいてしまいますわ。
子どもたちも、そして親御様方も、同じようにうなずいて、そして心に去来するのはきっと。
子どもたちには昨日から今日へ、今日から明日へと毎日を繋いでいける嬉しさと、それをなしてくれる親御様の
愛情を。
親御様もまた、その親御様が同じように自分たちに注いでくださった深い想いの丈を。

今日この日に柱に刻まれる背の丈もまた、子供の成長するを喜ぶ想いの丈の謂いであるのです。
五つの節句すべてがそれぞれに共に手を携えてきた人々の縁の大切さを刻んでいることが、自然と伝わって
まいりますわ。

柚葉さんの語り口の何と自然に心に流れ込んでくることでしょう。
子どもたちへの愛情をご学問の中に据えて励んで来られた、彼女ならではの語りでございましょう。

(朗読を聞き終えました)

農民の皆が互いに助け合ってきたか、それを蔑ろにすることがどれだけいけないことか、ひしひしと伝わって
まいりましたわ。
自分の田を失ってしまう…、きっとそれは一片の反省では済まない深い罪を為してしまったことへの神様からの
お叱りでしょう。
それでも若者を泥田と共に沈ませなかったのは、神様のお慈悲だったのではないかしら。
それは、天地を洪水で満たした『彼の方』とは違う、もっと身近な親御様のような神様だったのではあった、
そのように思えるのですわ。

>今日まで力を合わせて鯉のぼり作りのために放課後頑張ってきたお友達、
>そして皆のために今日まで頑張って下さった町内会の皆さんや親御さん達への
>感謝の気持ちを忘れないで、皆で協力する事の大切さをいつまでも覚えていて下さいね。

子どもたちが深くうなずいていますね。
皆の心に昔話が含意する人の世の理(ことわり)が自然に受け入れられたのでしょう。
決してお説教っぽくなどございませんでしたわ。
これはまた、子どもたちが成長して今日のような行事を続けていく、その礎となることでございましょう。

柚葉さん、お疲れ様でございました。
お茶を用意しましたのでまずはご一服くださいませ。

そしていよいよグリッタちゃんの番です。
グリッタちゃん、よろしくお願いいたしますね!


609 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/29(Sat) 20:10
>>599

ご助言ありがとうございます。
あの人のことは、昔の言動から危惧はしていたのですが。
最初から疑ってかかりたくないと思って、受け容れてしまいました。
自分の甘さを猛省しております。
何より、他のお客様やご対応くださった柚葉さんに不快な思いをさせたのではないか、と思うと申し訳ない限りです。
これからは非礼に対してより毅然といたしてまいる所存ゆえ、何とぞご容赦くださいませ。


>>600

再びのご助言ありがとうございます。
無意味に交通に関する話を差し挟んでくる方ですね。
他所様でも出没し、必ずしも交通の話をせずとも、真っ当な人物を装って私的な話ばかり繰り返して場の雰囲気を
台無しにしていると聞き及んでおります。
今後より一層気を付けてまいりますゆえ、このたびの家主の不手際どうぞご寛恕くださいませ。


610 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/29(Sat) 21:09
>>601(グリッタちゃん)

(横から失礼いたします。)

>アーチェロさんはとても優しい方ですし、迫害されることの辛さもよく知っている筈ですから
>きっとフランケンさんの悲しみや辛さを理解して、手を差し伸べてくれると思います。
>でも…それだけじゃ解決にならないんじゃないかな…。

グリッタちゃんは本当に大切なことを見据え考えてお話をされるのですね。
本当に責任を取るべき人がそれを放棄していること、それ自体が人造人間さんを傷つけ苦しめているのですから、
その状態を変えようと努めるのが何よりの優しさなのでしょうね。

グリッタちゃんは大切なご家族との別れられた後、多くの孤独の時間を歩んできた方。
寄る辺なき人の辛さをよくご存じだからこそ、本当に人を救うことの難しさと大切さをご存じだから。
彼の方を憂うお気持ちの強さをひしひしと感じますわ。

>もしアーチェロさんが作り主の前に立ったら、キッと見据えて平手打ちして
>本気で怒るんじゃないかな。
>「あなた自身できちんと親としての責任を果たしなさい」って…。

はい、きっとそうせずにはいられなかったでしょう。
わたくしの力で本気で平手打ちすると相手の生命の保証ができませんので、力の入れ具合に苦労しそうですが。
せめて仰るように毅然と物申したいですわ。
『あなたに救いを求めている、心あるあの人をこれ以上傷つけないでください。』
とも続けて言えたら良いのですが、わたくしの言葉がフランケンシュタイン博士にどれだけ響くかどうか。

>私だったらどうかなあ…。

グリッタちゃんとお話しができたら、彼のモンスター様の心もずい分癒されるでしょうね。
前にいらした吸血鬼メイドのお屋敷でも、ご主人様を何時も癒してさし上げていたグリッタちゃんですもの。
今あの方に会えましたなら、きっとお話し相手になってさし上げて優しい『にぱ♪』と共に彼の方の凍てついた
心を溶かしていただけたのではないかしら…。

(今宵はここまでとさせていただきます。)


611 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/05/29(Sat) 23:38
>>599-600

助言を有難うございます。
最終的な判断は、この場所の主であるお嬢様の判断に委ねるところです。
私達も対応に関する厳しさ、不手際について反省する所がありましたので
ある程度は寛容であらねばと思っております。

ですが、>>598でお嬢様が注意を促されたことで
今後は毅然とした対応をさせて頂きます。

ここにいらして下さるお客様に不快な思いをさせぬよう努めて参りますので、
今後ともよろしくお願いします。

>>592

こちらの作品については、私も読んだことがあります。
既にお嬢様やグリッタちゃんが述べられているように、あの救いの無い結末に
遣る瀬無さを感じて涙する方はきっと多かった事でしょう…。

人造人間さんはフランケンシュタイン氏と再会を果たすまでに、様々な経緯を経て
言葉を学び、文字を学んだそうですね。
誰にも教えられることも無く、人目を盗んで孤独の中で…。

ですが、他の人間の方は勿論創造主からも怪物呼ばわりされた末に、同じ孤独を癒せる
女性の同族を作る事を懇願しますが、所謂「フランケンシュタイン・コンプレックス」により、
女性の同族を作る事を破棄、そして人造人間さんの怒りと復讐心に火を点けてしまうのでしたね。

それでももし、あなたがお嬢様にあの方を救って下さる事を望むのであれば
取り返しのつかなくなる事態になる創造主との再会の前にお嬢様とお会い出来ていれば…と思います。

そしてお嬢様の、

「せめて『幸せになるお手伝い』はさせていただきたかったです。」

というお言葉には、救われる思いが致します…。

更にグリッタちゃんも仰るように、創造主の方とは一度再会し己の所業の罪深さを
猛省してもらいお二人の関係に一つの区切りを付ける必要があるでしょう。
自分勝手に命を生み出し、それを放棄するなどとは命を奪う事と同じ位罪深い事なのですから…。

迫害される事の本当の辛さ、苦しさを知らない私があの方に対して軽々しく
救いの手を差し伸べるなどとはおこがましくて容易く口には出来ません。
それを知るお嬢様やグリッタちゃんであればこそ、手を差し伸べるだけの気構えと
御心があるのでしょう。

物語を読み終えた末の私の都合の良い考え方だとしても、お嬢様やグリッタちゃんのような方に
出会えていたら…と考えずにはおられませんね。

(申し訳ありません。今宵はこれで失礼致します。)

612 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/30(Sun) 18:35
>>605(グリッタちゃん)

(再び時を遡ります。)

>ぷく〜。(頬が膨れてます)
>参考にこのお話は読ませてもらいましたけど、やっぱり納得いかないなあ〜。

(あらあらあら…、グリッタちゃんのほっぺがぷっくり膨れています。
 ご機嫌斜めの表情であってもとてもキュートでいらっしゃいますが。
 たしかにこの若者は身勝手でいけませんね。
 目の前でお嫁さんがただ佇んでいるだけで、自分一人ご飯を食べるだなんて、夫としてまことに不実としか
 申せません。

 あら、なんでしょう?
 今鋭い眼光がこちらに飛んできたような。
 わたくしの語りに何か不満を持った方がいらしたのでしょうか?
 まだまだ未熟なわたくしです、心して続きを読みましょう。

 さあ、いよいよ若者がお嫁さんの正体を知るシーンですわ。
 ここは若者に思い切り怖がって報いを受けてもらいましょうか。)

>うわ〜。ここでジェスチャーも織り交ぜたり、危機感や怖さを煽る口調になったりして
>聞いている子どもたちの気持ちを煽るのが上手ですね…。

(吸血鬼本来の魔の気を出しては皆さんにトラウマを植え付けてしまいます。
 決して魔の気を出さず、演技だけで怖がっていただくのでなくては。
 口角を上げ凄みのある顔を作って、頭の口におにぎりを放り込むパントマイム。
 憑かれたように食べ続け満足げに舌をペロリ…。
 そして、ガタガタと震え出す若者の怯えた表情…。

 と、またです、また強い視線…というか、もしやこれは『邪視』?)

(そうしてわたくしはようやく母から聞いた話を思い出します。)

(柚葉さんが心配そうにこちらをご覧になっています。
 わたくしが邪視に操られているのではないか、と心配してくださっているのですね。)

>そういえば、アーチェロさんのお母さんが連れてきた人から不思議な気配がするけど…。
>もしかして、あの人が言わせてるの?

(あああ、グリッタちゃんも心配そうなお顔を。
 彼女にも心配をかけてしまっているようですね。
 申し訳ありません、後でちゃんとご説明しますから!)

(皆さんにご挨拶して退場いたします。)

>菖蒲が魔除けになるっていうのは聞いた通りですけど、
>何だかある意味ハッピーエンドっぽくないですか?

心配をおかけして申し訳ございません、グリッタちゃん。
今から控室でご説明させていただきます。

お母様、どうかお客様とご一緒に同席をお願いできますでしょうか?

「もちろんよぉ、柚ちゃんとグリッタちゃんにちゃあんと説明してあげるからぁ。」

(申し訳ありません。続きます。)

613 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/30(Sun) 18:37
>>605(グリッタちゃん)(続きでございます)


>(アーチェロさんのお母さんが種明かしをしてくれました)

>えええ〜?
>じゃあ、アーチェロさんが話してくれた内容が本当のお話だったんですか?

「うむ、あれはわれの過去の物語だったのよ。
 われはともかく、娘の父親が悪く思われるのは辛くてね。
 吸血姫殿が途中で気づいてくれて、ホッとしたわ。」

>そっか…。それで絵本の内容とはかなり違うものだったんですね。
>でもオルキデア様って、どれだけ交友関係が広いの〜?
>まさか、このお話の当事者さんを連れてきちゃうなんて…。

「貴女たちが読み聞かせするって聞いてさぁ。
 それも、この二口ちゃんの話をするっていうじゃないのぉ。
 懐かしくなって彼女に声をかけたのよぉ。
 いやぁ、二口ちゃんのことは前から風の噂に聞いていたんでねぇ。
 すぐにコンタクトが取れて良かったわぁ。
 ま、他の交友関係については、またこの次昔話の読み聞かせをするとき当事者がいるようなら連れてきて
 あげられるかもよぉ。」

>そっか…。さっきのお話の通りなら、あなたもお父さんを知らないんだね。
>そしてあなたのお父さんとお母さんは、あなたが生まれる前に離れ離れになっちゃったんだ…。

「うん…、お父さんのことはお母さんから聞いただけ。
 でも、お母さんのことを大事にしていたって聞いたよ。
 さっきの吸血姫さんの話はかなり二人の日常のこととか、端折っていたけれど。」

そうでしたね、子どもたちに伝わるようにかなりシンプルな話の運び方になってしまって。
ごめんなさい。

>私も実は、本当のお父さんを知らないの。
>私のお父さんは、私が生まれる前に亡くなったそうなんだけど…。
>あ、ごめんね。あなたの事情も知らないでこういう言葉をかけるのは失礼だよね。

「ううん、全然失礼とかそんなことないよ?
 …そうなんだ。
 お姉さんはわたしと同じなんだね。
 今日会場で初めてお姉さんを見た時、すごくキラキラした笑顔ですごく見惚れちゃったんだけど。
 きっとお父さんやお母さんに大事にされた人なんじゃないか、ってなんとなく思ってたんだけど。
 わたしの方こそ勝手に想像しちゃった。

 でも、お姉さんはお母さんとは幸せに暮らしたんじゃないのかな?違うかな?
 そして二人一緒に幸せだったのは、お母さんがお父さんと幸せに暮らしていた、その続きだったから…じゃない
 のかな?

 あ、ごめんなさい、なんだか思ったことをペラペラしゃべっちゃって。
 わたしも二口女だからかな、おしゃべりでごめんなさい…。」

>でも今日は、私たちが作る柏餅をお腹いっぱい食べていってね。
>私がしてあげられることはそれくらいだけど、私、頑張るね。

「わあっ、ありがとう!
 柏餅、大好きなの。嬉しいな。
 それに…さっきのお話しの中のお母さんと一緒で、わたしもとっても食いしん坊なの。
 柏餅を食べられるの、すっごい楽しみ♪」

「うん、食いしん坊母娘ですまないが、今日はありがたくご馳走になるわね。
 そして、もし良ければだけど、お礼として余興に大道芸でもさせてもらえないかしら?」

大道芸、ですか?

「ええ、私と娘とでね。
 旦那を助けたことで里から追い出されちゃってさあ。
 かと言って人間界では年を取らないと怪しまれるから、旅回りの芸人をやってるのよ。
 やってることは『腹話術』。
 て言っても、人形を持ちながら帽子で隠した頭のてっぺんの口でしゃべってるだけなんだけどさ。
 これがけっこう受けていてさ、見物人から
 『久地崎最高―!!』
 とか言われてたりしてるわよ。」

はい、お話しの後は柏餅づくりですからいっぱい振る舞わせていただきますわ。
そして、腹話術の上演は他の役員の方々と相談させていただきますね。

ですがその前に、どうぞグリッタちゃんの読み聞かせを楽しんでくださいませ。


614 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/05/30(Sun) 19:40
>>611(柚葉さん)(横から失礼いたします。)

>最終的な判断は、この場所の主であるお嬢様の判断に委ねるところです

そのわたくしが判断を誤ってしまい、このたびは柚葉さんに要らぬご負担をかけたこと、お詫びいたします。

>ですが、>>598でお嬢様が注意を促されたことで
>今後は毅然とした対応をさせて頂きます。

本当はあの人が来た時点でわたくしが、今おっしゃった注意をして釘をさすべきでした。
これからは親しくこちらに来ていただくお客様方や誠実に対応してくださる柚葉さんが心地良い場所で在れる
よういっそう励んでまいります。
どうぞこれからもよろしくお願いいたします。(平伏)

>人造人間さんはフランケンシュタイン氏と再会を果たすまでに、様々な経緯を経て
言葉を学び、文字を学んだそうですね。
>誰にも教えられることも無く、人目を盗んで孤独の中で…。

何も教えられずに投げ出され、自ら真摯に学び良き人間の一人で在らんとされたのですね、彼の人造人間様は。
そして伴侶を得て静かに暮らしていきたいと切に願われた…。

本当に自ら幸せを掴もうと努力なさったことに、強い敬意を覚えずにはいられません。
わたくしが出会えていたら、なにがしかその努力が報いられたと感じていただけるよう努めていたと思います。
人間と交流したいなどと彼の方よりずっと身に過ぎた望みを持つ者として、それをせずしていかがいたしましょう。
彼の方はまさに『人間』なのですもの…。

>そしてお嬢様の、
>「せめて『幸せになるお手伝い』はさせていただきたかったです。」
>というお言葉には、救われる思いが致します…。

…申し訳ございません、そのことで告白せねばならないことがございます。
今おっしゃっていただいたわたくしの言葉は、もちろんわたくしの心よりの嘘偽りのない言葉です。
ですが、それが言葉としてしっかり形を成したのは、それがわたくしがとある作品で既に聞いていた言葉であった
からなのです。

その作品は、『魔法少女プリティサミー(TV版)』と申します。
1996年から翌年に賭けて放映された作品ですが、わたくしは日本にまいってから三女ちゃんに教えてもらって鑑賞いたしました。
その中の第21話『魔法があってよかった』のセリフが強烈に心に残ったのです。

『魔法と言うのはまやかしの術だ。(中略)魔法で人を幸せにすることはできない。
でもね、幸せにするお手伝いは魔法でできる。
絶対できるって僕は信じてる。』

この言葉はわたくしに教えてくれました。
人が幸せになるには本人にその強い想いがあることが必要なのだって。

人造人間様は正にそう言うお方。
わたくしもまた彼の方のそんな姿勢に学んでまいりたいと思っております。

>迫害される事の本当の辛さ、苦しさを知らない私があの方に対して軽々しく
>救いの手を差し伸べるなどとはおこがましくて容易く口には出来ません。

柚葉さんは、このわたくしを救ってくださったこと、これは何度でも繰り返し申させていただきます。
貴女の優しく柔らかなお心は、少なくともわたくしの人間界にまいりながら一歩一歩を踏み出すのを恐れる
この心を包んでくださいました。
貴女の深い感受のお心は、むしろわたくしの中の悩みを受け止めすぎて傷つきはしないか、と恐れることすら
ございます。
貴女ご自身はそのお心にご自覚が無いのかも知れませんが、どうかそのお心のままわたくしの傍にいらして
くださいませ、どうか…。
我儘な吸血姫の心よりのお願いでございます…。

そしていつの日か人造人間様と出会うことがありましたら、わたくしたちであの方を歓待したい、そう望んで
おりますわ。


615 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/06/01(Tue) 21:00
アーチェロさんごめんなさい〜!
来るのが遅くなっちゃいました〜!

>>595(柚葉さん)
>>608(アーチェロさん)

(ここからの続きになります)

それでは皆さん、私が最後を勤めさせていただきます。
アーチェロさんや柚葉さんと違ってそんなに上手じゃないですけど、
精一杯頑張りますっ!

それでは私は「鯉のぼりの始まり」を読ませて頂きます。

江戸時代という昔々の大昔、金さんと銀さんの家に一人ずつ男の子が生まれました。
お金持ちだった金さんの家では、子供が産まれると「いつまでも健康で育ちますように」と願いを込めて、
家を表す立派な模様の入った『のぼり』という旗を飾ってお祝いをしました。

「おめでとう金さん!」「りっぱな赤ちゃんだ!」外に『のぼり』を飾っている金さんは、
家の前を通った人たちから「おめでとう」と声をかけられました。
それを見た銀さんは
「よーし!ウチも『のぼり』を飾ろうじゃないか!」
と急いで家へ帰りました。

家に帰った銀さんは「どうせ飾るなら、うんとかっこいいものがいいな…」と考えました。
すると、赤ちゃんにお乳をあげていた奥さんが
「鯉を描くのはどうだい?鯉にはさ、滝を登って龍になったってすごい話があるんだよ。」
と言いました。

銀さんは「それはいい!上から下に落ちる滝を登っていくなんて、たいした魚じゃないか!
きっとこの子も苦しいことに負けない、立派な強い子に成長するはずだ!よし、鯉の絵にするとしよう!」
と張り切りました。

絵が得意だった銀さん。さっそく布を出してくると、
大きくて立派な鯉を描きました。
それを竹にくっつけて外へ飾ると、家の前を通った人達はみんな口々に言いました。
「立派な鯉だなー!これはたくましい子に育ちそうだ!おめでとう!」
「どんなことにも負けない子になるぞ!」

それを見ていた金さん。
「なんてかっこいい『のぼり』なんだ!」
うらやましくなって急いで家に帰ると、家にある布をひっぱり出して、すぐに銀さんの家へ持っていきました。
「おれの家の『のぼり』も描いてくれないかい?」

金さんがお願いすると、「いいともよ!子供が生まれたお祝いだ!」
そう言って銀さんはすぐに鯉を描いてあげました。
できあがった鯉の『のぼり』をみた金さんは「いやーこりゃ立派な鯉だ!ありがとう銀さん!」
嬉しそうにのぼりを持ち帰って、早速家に飾りました。

(続きます)

616 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/06/01(Tue) 21:46
(続きです)

金さんと銀さんの周りでは、生まれてすぐに天国へ行ってしまう赤ちゃんがたくさんいました。
でも二人の子供は病気ひとつせず、すくすくと立派に育っていったのです。
「きっと鯉の『のぼり』のおかげだ!」
街の人はそう噂するようになりました。

金さんと銀さんのかざった鯉ののぼりは、街中の評判になりました。
そのころから、いつしか男の子が産まれるとどの家でも「立派な強い子になりますように」
と鯉の『のぼり』を飾るようになりました。

「鯉の形にしたほうが、強くてかっこいいんじゃないか?」
誰かが鯉の形の『のぼり』を飾りだすと、そのうちにどの家の『のぼり』も、鯉の形に変わっていきました。
「子供を悪いものから守ってもらうように、魔除けを一緒に飾ったらどうだろう」

誰かが5色のひらひら風になびく『吹き流し』も一緒に飾るようになると、
それもまた、どの家でも真似をするようになりました。
名前も『鯉ののぼり』から『こいのぼり』と変わっていき、長い年月をかけて、今の鯉のぼりになっていきましたとさ。

おしまい

いかがでしたか?
実は私もですね、、アーチェロさんたちにこの絵本を見せてもらうまで、
どうして5月の節句に鯉のぼりを飾るのかを知らなかったんです。(てへっ♪)

行事のときに当たり前のように置いたり飾ってあるものって、
どうして飾るのかな、どうしてああいう形なのかなって意外と知らないことが多いですね。

でもこうして絵本を読んだり、、お家のお父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃん、
または学校の先生に教えてもらったりすると「なるほど〜」と思ったり、
今まで知らなかったことが分かったりして面白いと思いますよ。

私は今まで、鯉のぼりさんの上で泳いでる五色の「吹き流し」に、
魔除けの意味があるって知りませんでした。
さっきアーチェロさんが読んでくれた「食わず女房」の菖蒲と同じ役割をしていたんですね。

皆さんのお家では、鯉のぼりは飾りましたか?
ここに来るまでに、私はいろんなお家で鯉のぼりが飾られてるのを見てきました。
色々な鯉のぼりがあってとっても綺麗でしたけど、あれを飾るのって大変ですよね。
それでもお父さんやお母さんは、みんなに元気で立派な子どもに育ってほしいって
願いを込めて頑張ってくれたと思います。

「こどもの日」だからお祝いしてもらうのはいいですけど、
鯉のぼりにはこのお話の金さんや銀さん、そして皆さんのお父さんやお母さんが
子どもを思う気持ちがいっぱい込められてるってことを覚えておいてあげて下さいね。
そして、お祝いしてくれた人たちへの感謝も忘れないでね。

(控室で)

最初はちょっと緊張したけど、楽しかったなあ〜。
柚葉さん、初心者の私にも読み易い本を選んでくれてありがとうございました。
私が今回読んだお話はオチとか山場的なものが少ないから、私でも何とかなりましたね。

でも慣れてくると、例えば面白かったり大笑いしちゃうようなお話とか、
ハラハラドキドキするようなお話とか、
怖くて一人でトイレに行けなくなっちゃうようなお話をしてみたくなっちゃうんだろうなあ。
そして子どもたちがどう反応してくれるかを見るのが、読み聞かせの醍醐味だったりするんでしょうね。

私にとってもいい経験をさせてくれて、本当にありがとうございましたっ!
もし機会があれば、また参加させて下さい。
あ、そういえば「鯉のぼりのはじまり」について調べてたら、他にもこんな絵本を見つけちゃいました。

「人間になりたい狼男」

同族でシンパシーを感じるところもあるし、次があれば読んでみたいなあ…。

617 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/06/02(Wed) 21:25
>>606-607(アーチェロお嬢様)

>「先ほど、吸血姫さんに集まった皆に『ご紹介』していただいた二口女、今の名は『久地崎朱乃(くちさき 
あけの)』よ。

私も改めて、自己紹介させて頂きます。
初めまして。羽藤柚葉と申します。
アーチェロお嬢様の御屋敷で、家政婦を勤めております。

成程、先程の気配にはそのような理由があったのですね。
伝承や民話には誇張や間違いが見受けられるというのは然程珍しい事ではありませんが、
ご家族の事でしたら感情的になるのも無理からぬ事…。

ですが場所が場所だけに騒動に発展しないかと心配でしたが
無事に収まってホッとしております。

>それから、こちらのお嬢さん(と言って柚葉さんの方を向かれます)、わたしたち夫婦の別れをとても
悲しんでくれて。

ええ…。私も「食わず女房」は思い出深い作品でしたので…。
ですが、件の「本性を出して襲ってくる」展開にはお二人の間には
短い間ながらも夫婦として過ごした確かな日々があったと思うと複雑な思いがしていたんです。

それでもお別れに至ったのは残念でしたが、真相を知って救われる思いがしました。
こうしてお会い出来て、良き機会に恵まれたと思います。(微笑)

>>605-606(グリッタちゃん)
>>612-613(アーチェロお嬢様)

>私も実は、本当のお父さんを知らないの。
>…そうなんだ。
 お姉さんはわたしと同じなんだね。

まあ、久地崎さんのお嬢様とグリッタちゃんがすっかり意気投合されて…。
グリッタちゃんはどちらかと言えば妹気質な娘ですけれど、
子ども達の目線からは朗らかで親しみやすくて、お菓子作りも上手な素敵なお姉さんですもの。

年下の子にああして優しく接している様子は、実に微笑ましいものですね。

>「うん、食いしん坊母娘ですまないが、今日はありがたくご馳走になるわね。
>そして、もし良ければだけど、お礼として余興に大道芸でもさせてもらえないかしら?」

はい、そちらに関しましては役員の方とも相談させて頂きますね。
柏餅作りを終えた後のお食事会に関しまして、地域の方々の交流のために
多少多くの時間を取らせて頂いています。

お茶と柏餅を頂きながら交流を楽しむ場において、
場を和ませる良きお披露目の舞台となるでしょうね。

それではグリッタちゃんの朗読の前に、一度お話を通しておきますね。
役員の方々とは日頃交流もございますし、こういうサプライズは
むしろ歓迎して下さると思いますわ。

(すみません、今夜はこれで失礼します。)

618 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/06/04(Fri) 21:10
>>615-616(グリッタちゃん)

グリッタちゃん、お疲れ様でした…。
喉も乾いたでしょう?お茶を淹れましたから、ゆっくりして下さいな。

>実は私もですね、、アーチェロさんたちにこの絵本を見せてもらうまで、
>どうして5月の節句に鯉のぼりを飾るのかを知らなかったんです。(てへっ♪)

うふふ…。あの茶目っ気たっぷりな表情…。
子どもたちから親御さんまで、多くの方の心を掴んでいらっしゃいましたね。
明るくて元気で、傍にいるだけで皆に元気を与えてくれるグリッタちゃん…。
今日思い切ってお誘いして、本当に良かったです。

昔話や民話というものは、時には色々な知識を親しみやすい形で私達に与えてくれます。
自分で読んでそれを知り、そして伝え合うというのは楽しいものですね。

>そして子どもたちがどう反応してくれるかを見るのが、読み聞かせの醍醐味だったりするんでしょうね。
>「人間になりたい狼男」

グリッタちゃんにも、読み聞かせの楽しさを知ってもらえて何よりです。
いえ、グリッタちゃんの事ですから決して知らなかったわけではないと思いますが。

それでも自分がそれぞれの物語について抱いていた感情や感想を
子ども達と共に分かち合ったり、中にはこういう感じ方をする子もいるんだというのを知ったり…。
一つの物語から、色々と通じ合えるというのはやはり楽しいものですね。

まあ、グリッタちゃんも新しい本の候補を?
早速私も、読ませて頂きました。
これはまた、心温まる内容ですね…。
機会があれば、また場を設けてグリッタちゃんに是非読み聞かせに参加して頂きたいですわ。
グリッタちゃんがお読みになるとすれば、子どもたちの共感の度合いもより高いものになるでしょうね。

619 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/06/04(Fri) 21:27
>>615(グリッタちゃん)

>アーチェロさんごめんなさい〜!
>来るのが遅くなっちゃいました〜!

お気遣いまことにありがたいですけれど、GMWをご一緒に盛り上げていただいて本当に感謝しているのですよ。
どうかいつでもご都合のよろしい時にお出でくださいませ。
よろしくお願いいたします。

さあ、いよいよグリッタちゃんの読み聞かせが始まります。
子どもたちの目が早速キラキラ輝いていますね。
子どもたちの瞳が、グリッタちゃんのふわふわ金髪のロングヘアに負けないほど、輝いていますね。
ケモ耳と尻尾を見て前のめりに乗り出す子どもたちも。
眼には見えないけれど、まるで尻尾をパタパタと元気よく振っているかのようですわ。

たしかに、グリッタちゃんの愛くるしいお姿は人目を惹きますけれど。
子どもたちが彼女から目を離せないのは、何よりあの『にぱ♪』の笑顔と、まるで五月晴れを映したような朗らかな
雰囲気でしょうね。

「素敵ですね…、グリッタお姉さんの笑顔。
 陽の光に草花がなびくように、誰もがお姉さんから目を離せないのですね。」

あなたもそう思いますか?
ええと…。

「『久地崎朱瑠(くちさき あける)』です。
 わたし、お母さんと大道芸を続けてきましたから、グリッタお姉さんのあの人を惹きつける華やかさと明るさが、
羨ましいですよ。」

本当にそうですね。
さあ、子どもたちの注目を集めたところでいよいよお話が始まりますよ…。

>「おめでとう金さん!」「りっぱな赤ちゃんだ!」外に『のぼり』を飾っている金さんは、
>家の前を通った人たちから「おめでとう」と声をかけられました。
>それを見た銀さんは
>「よーし!ウチも『のぼり』を飾ろうじゃないか!」
>と急いで家へ帰りました。

ああ、なんとも嬉しくて心がポカポカするような情景でございます。
二つの家それぞれに赤ちゃんが生まれたこと、親御さんがそれぞれその歓びを思い切り表そうと心弾ませて
いらっしゃることが伝わってまいります。
グリッタちゃんの心躍るような語り口、目の前の子どもたちへ向けた煌く視線。
子どもたちの表情もそれにつられるように晴れやかになってまいります。

銀さんのお家ではご夫婦でとても良いアイディアを思いつかれましたわね。
お二人の会話がとても楽し気で、アイディアの交換がどんどんつなげられていって。
夫婦そろって子を想う気持ちが生み出した、そのことで鯉のぼりの素晴らしさがいっそう輝いてまいります。

>絵が得意だった銀さん。さっそく布を出してくると、
>大きくて立派な鯉を描きました。

「なんだか不思議…。
 目の前に大きな鯉の絵が見えてくるみたい。
 そしてファンファーレが鳴り響くのが聞こえてくるみたいだよ…。」

まあ、朱瑠様もですの?
実はわたくしもそうなのですよ。
グリッタちゃん、別に幻視幻聴の魔術など使っていらっしゃるわけでもないのに、こちらの心を見事に捉えて
しまわれましたわ。

そして金さんのお願いに快く応えられる銀さん。
お二方の歓びが一層の相乗効果を生み出してゆくようです。
聞いている子どもたちも、心からお祝いしているのでしょう、笑顔がはち切れんばかりではございませんか…。
あらあら、拍手しているお子さんもいらっしゃいます。
…と思いましたら、わたくしも手を叩いていましたわ…。

(続きます)


620 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/06/04(Fri) 21:30
>>616(グリッタちゃん)

>金さんと銀さんの周りでは、生まれてすぐに天国へ行ってしまう赤ちゃんがたくさんいました。

ウキウキのお祝いムードの中にふと射し込まれた影…。
そうなのですね、この祝福の陰には子どもを失った幾多の親御さんの悲しみがあるのでしょう。

「そうだよね…、わたしのお父さんもその悲しみを目にしてきたから、ご飯を食べないお嫁さんがほしいなんて、
 考えたんだものね…。」

町の皆さんも同じ思いだったのでしょうね。
次々と鯉のぼりの新しい創意工夫が重ねられていきます。
『魔除け』…、わたくしには少し胸に痛い言葉ですが、親御様たちは儚くなった子どもたちが魔の者に奪われたような
そんな悔しい想いにも囚われたのでしょう。
吹き流しと同じく鯉のぼりの竿の上についている矢車も、破魔の意味を込めてのことでしょうし。
端午の節句に魔を祓うアイテムが数多くあるのも、子どもの健やかな成長を切に願おう想いからだったのでしょうね。

子どもの幸せを願う想いに溢れている、町中の皆様の想いが一つになっているのが分かりますわ。
まさにグリッタちゃんが語るのに相応しい、とても晴れ晴れとして明るく楽しいお話でございました。

>皆さんのお家では、鯉のぼりは飾りましたか?
>ここに来るまでに、私はいろんなお家で鯉のぼりが飾られてるのを見てきました。

グリッタお姉さんに見てもらえた、そう感じたのでしょうか、子どもたちの笑顔がなんだかとても誇らし気。
そしてお父さんやお母さんが願いを込めて飾ってくれたことがちゃんと子どもたちに伝わったようです。
自分たちが大事にされている、そのことに思い至るのはすごく心強く、そして掛け替えのないことなのだ、
と自然と心に染み入ることでしょう…。

そしてグリッタちゃん…、彼女自身が大切にされてきた親御様との絆が、語る物語の後ろに息づいている、とそう思えて
なりませんわ。

(控室でございます)

グリッタちゃん、お疲れ様でございました。
とても良いお話を聞かせていただきましたわ。

>私が今回読んだお話はオチとか山場的なものが少ないから、私でも何とかなりましたね。

わたくしはむしろ、シンプルな物語だからこそ、語り手が醸す雰囲気、言葉に載せて送る想いの深さ、が如実に
聴く方の心に揺さぶるのだと思わされましたわ。
刺激的なドラマ展開に依らず、平和で温和なお話を以て胸を打つ、それはグリッタちゃんのお人柄があって初めて
なせる業であった、とそう思っております。

>でも慣れてくると、例えば面白かったり大笑いしちゃうようなお話とか、
ハラハラドキドキするようなお話とか、
>怖くて一人でトイレに行けなくなっちゃうようなお話をしてみたくなっちゃうんだろうなあ。

もちろんグリッタちゃんでしたら、そういったお話でも子どもたちを惹きつけられると思います。
グリッタちゃんの語られるホラーだなんて、実に興味津々ですわ。

>私にとってもいい経験をさせてくれて、本当にありがとうございましたっ!
>もし機会があれば、また参加させて下さい。

ええ、こちらこそまた機会がありましたら、ぜひともご一緒させていただきたいですね。
どうかよろしくお願いいたします。
わたくしも、今からいろいろなお話を読んで読み聞かせの練習をしてますわ。

>「人間になりたい狼男」

まあ、これは初めて知る物語です。
さっそく読ませていただきますね。

………。
これはまた、なんともほのぼのとした人狼さんですね。
心優しい彼が人間との絆を徐々に得ていかれるのが嬉しくなりました。
たくさん着込んで街に出かける、そのお気持ちよく分かりますわ。
我が身を振り返って、人狼さんが人間に追い回されたりしないか、とハラハラもいたしました。
次の機会にはグリッタちゃんに読み聞かせていただけたら嬉しいですわ。

以前「おおかみこどもの雨と雪」というアニメを見て、人狼さんも人間界で生きていくのは大変だな〜、と思い
ましたけれど、今も世界に同じく苦労していらっしゃる人狼さんがいらっしゃるなら、
『わたくしも同じです。いっしょにがんばりましょう。』
と呼びかけたいですわ。

(申し訳ございません。今宵はここまでとさせていただきます。)


621 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/06/05(Sat) 12:46
>>613(アーチェロお嬢様)

(子どもたちや役員さん達と柏餅作りを終えました)

>うん、食いしん坊母娘ですまないが、今日はありがたくご馳走になるわね。
>そして、もし良ければだけど、お礼として余興に大道芸でもさせてもらえないかしら?」

皆さん、いよいよお待ちかねの時間ですね。
皆さんの協力のお陰で、今年も多くの柏餅を作る事が出来ました。
沢山作りましたので、お家の方へのお土産にもお持ち帰り下さいませ。

粒餡、こし餡、味噌餡、皆それぞれ一つずつ行き渡りましたか?
それでは、頂きましょう。
お茶のお代わりは、遠慮なく私達(アーチェロお嬢様、グリッタちゃん、私)にお申しつけ下さいませ。

(皆さんにお茶のお代わりをお持ちしながら)

あらあら…。やっぱりグリッタちゃんは子どもたちに人気なのね。
尻尾とか耳をもふもふされながらも、楽しそうにしていらっしゃるわ。(微笑)

そしてお嬢様も、「伊太利亜から来た大和撫子」の呼び名は伊達ではありませんね。
優雅な立ち居振る舞いに、親御さん達も年配の方々も感嘆しておられますわ。(微笑)

いけませんいけません、お二人に見惚れている場合ではありませんね。
私もきちんと、お茶のお代わりをご用意しなければ。

(宴もたけなわになったところで、久地埼さん親子にお出まし願いました)

皆様、今日はゲストとしていらして下さった久地埼さん親子が
皆様のために芸を披露して下さるそうです。
それでは、大いに楽しんで下さいね。

(この後、久地崎さん親子の腹話術の芸を楽しんで頂いた後、お開きとなりました)

お嬢様、グリッタちゃん、お疲れ様でした…。
そして奥方様、今回も素敵なサプライズをご用意頂き、誠に有難うございます。
久地崎さんもお疲れ様です。
皆で頑張った柏餅、満足して頂けましたか?
お土産の分は、お帰りになられた後で皆で召し上がって下さいませ。

それではお嬢様、最後の御勤めですね。
これらの柏餅を、土地神様の神社へお届けに上がりましょう。
勿論屋敷神様の分も、ご用意してありますわ。



622 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/06/05(Sat) 13:16
>>614(アーチェロお嬢様)

(土地神様の神社への道を歩きながら)

>今おっしゃっていただいたわたくしの言葉は、もちろんわたくしの心よりの嘘偽りのない言葉です。

お嬢様が仰った作品、確か有名な原作のスピンオフ作品ですね。
生憎、私はまだ未視聴なのですが…。

(契約しているアプリを調べています)

どうやら、視聴可能のようですね。
これを機会に、見てみようかしら。
何やら各話のタイトルに、どこかで聞いたことのあるものが見受けられますが。(笑)

こほん…。(咳払い)
先程の言葉、説得力のあるものですね。
優れた力も知識も、使い方を誤ったり心根が不誠実であれば不幸な結果を齎します。
フランケンシュタイン氏のように…。

ある意味、あの方の知識や技術は魔法とも言えるものでしょう。
ですが作中の「いずれ自分は神として称賛されるだろう」などという彼の傲慢な台詞には
思わず私も顔を顰めたのを覚えています。

魔法も知識も、それらが成しえる可能性故にそれを手にした者の心を容易に変えてしまう…。
今になると、私がヒーリングを身に付けた時に母が厳しくそれを他者に見せる事、使う事を禁じた理由が分かります。
実際、私がそれを身に付けた際には私も『魔法少女』になったかのような高揚感を覚えたのは事実ですから。

お嬢様には辛い記憶を思い起こさせてしまうようで申し訳ありませんが、
初めてお嬢様に私の『贄の血』を飲ませた時、『魔法があって良かった』の言葉の如く、
『ヒーリングが使えて良かった』と思いましたね…。
お嬢様に多大な心配をお掛けしながらも、あの力のお陰で私も命に関わる事態になる事だけは避けられたのですから…。
最終的に決してお嬢様や家族を不幸にしないために、この力はあるのだと実感しました…。

>柚葉さんは、このわたくしを救ってくださったこと、これは何度でも繰り返し申させていただきます。

グリッタちゃんも自覚していらっしゃるように、誰かを「救う」というのは容易ならざる事だと思います。
ですが、自分以外の誰かがそう仰って下さった時にこそそれは成しえたと言えるのかも知れませんね。
ご心配なく…。お嬢様のそのお気持ちだけは、他の誰よりも私自身が理解しておりますわ。(微笑)


623 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/06/05(Sat) 19:25
>>617(柚葉さん)

>私も改めて、自己紹介させて頂きます。
>初めまして。羽藤柚葉と申します。
>アーチェロお嬢様の御屋敷で、家政婦を勤めております。

「は〜、オルキデアさんから聞いてはいたけれど。
 妖怪…この吸血姫さんの場合は魔族か。
 人間が自分から出向いて行って甲斐甲斐しくお世話をするとはねぇ、わたしとは反対のパターンだなんて、
大したものだよ。
これも時代ってものかしら。
 いやいや、やっぱりあなたがよくできたお嬢さんだからよね。」

はい、本当にわたくしにはもったいない侍女さんにして無二の親友でございます。

>伝承や民話には誇張や間違いが見受けられるというのは然程珍しい事ではありませんが、
>ご家族の事でしたら感情的になるのも無理からぬ事…。

「いやあ、悪かった、悪かった。
 この子の父親のこと、っていうのもあるけどね。
 わたしもさあ、旦那がそりゃもう良い男だったって言いたくなっちゃって。」

>ですが、件の「本性を出して襲ってくる」展開にはお二人の間には
>短い間ながらも夫婦として過ごした確かな日々があったと思うと複雑な思いがしていたんです。

「それを知ってくれる人ができてありがたいわ。
 これからもわたしと旦那の話は怖い話として伝わっていくだろうけれど。
 『竜や狐や鶴は良い話風に伝わるのに、なんで二口女はダメなんだろう』とか思っていたからさ。
 あなたや吸血姫さんにだけでも知っていてもらえるのは嬉しいね。」

>それでもお別れに至ったのは残念でしたが、真相を知って救われる思いがしました。
>こうしてお会い出来て、良き機会に恵まれたと思います。(微笑)

「そこまで言ってもらえると、今日誘いに乗った甲斐があったってものだよ。
 人間でもあなたみたいに二口女を怖がらない人がいてくれるなんて。
わたしたちは年を取らない母娘として、怪しまれないように大道芸をしながら旅を続けてきたけれど。
この町にはしばらく留まってみても良いかもね。
同じ長命の吸血姫さんがこんなにいるなんて、心強いじゃないか。」

あら、それでしたら時々はご一緒にお茶をいただけますでしょうか?
新しいご近所様ができるのは大歓迎でございますわ。

>まあ、久地崎さんのお嬢様とグリッタちゃんがすっかり意気投合されて…。
>年下の子にああして優しく接している様子は、実に微笑ましいものですね。

はい、グリッタちゃんの新たな魅力を見せていただいたでしょうか。
ですが、長年メイドとして鍛えられてまいった包容力はたしかに甘えさせ上手なお姉さまらしい、とも申せますわね。

>はい、そちらに関しましては役員の方とも相談させて頂きますね。
>柏餅作りを終えた後のお食事会に関しまして、地域の方々の交流のために
>多少多くの時間を取らせて頂いています。

柚葉さんのご賛同をいただけて良かったですわ。
お食事会の場の和んだ雰囲気の中で楽しい出し物を見せていただく、とても良いですね。

>役員の方々とは日頃交流もございますし、こういうサプライズは
>むしろ歓迎して下さると思いますわ。

ええ、きっとそうですわね。
なにしろ、役員の中には『あの方』もいらっしゃいます。
きっとご承知いただけることでしょう。
今回の柏餅の小豆や柏の葉も厳選するほど、今日の行事に力を入れてくださった方ですもの。

「それは、あたしのことを言ってくれているのかい?」

あ、あららら、お颯様ではありませんか!?
いつからドアのところに?

「いやあ、読み聞かせの時のアーチェロさんの様子が少し気になったから来てみたんだけど。
 話は聞かせてもらったよ。
 いやあ、まさかお話のヒロインさんが来てくれるとは、ずい分とまあ豪気なこともあったもんだ。
 わたしもあの話でご夫婦の絆にジーンときたよ。
 いいね、腹話術。
 話は役員のみんなに通しておくよ。」

「…ちょっと、吸血姫さん。
 なんなの、この役員さん?
 この人もわたしの正体を知っても全然動じないとか。
 この町の人間って、本当に肝の据わった人が多いわね…。」

(かくてお颯様が役員の皆様に話を通してくださって、お食事会で新たな出し物が上演されることと相成りました。)


624 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/06/06(Sun) 14:09
>>621(柚葉さん)

>皆さん、いよいよお待ちかねの時間ですね。
>皆さんの協力のお陰で、今年も多くの柏餅を作る事が出来ました。

子どもたちが柏餅づくりに活き活きと取り組んでいる姿は心身の躍動がとても感じられて心地よかったですわ。
読み聞かせの時の柚葉さんやグリッタちゃんのお話を聞いて、あらためて五月五日を家族で祝う嬉しさ、家族に
感謝を送る意味を感じてくれたからでしょう。
それにですね、上新粉に水を加えてこねていくうちにどんどんお餅っぽくなっていく、その手の中の感触の変化、
自分がお餅を作っている、という実感がすごく楽しげでしたわ。
わたくしも皆を見て回って少しばかりのアドバイスをさせてもらいましたが
「すごーい、すごい!」
「おもしろーい!」
とはしゃぐ子どもたちの笑顔に心がホンワカとさせられましたわ。

>粒餡、こし餡、味噌餡、皆それぞれ一つずつ行き渡りましたか?
>それでは、頂きましょう。

子どもたちも親御さんも、満面の笑みで柏餅をぱくついていらっしゃいますが。
さすがはお颯様厳選の小豆、お味噌屋様自慢のお味噌でございます、一口食べて目を瞠っている方もあちらこちらに。
そして待ちかねていた画家のお嬢様…、あらあら、いっぱい頬張っていらっしゃって、お口の周りのあんこを侍女の
サライ様が拭いてあげていますわ。

グリッタちゃんがテーブルからテーブルへと軽快な足取りで回ってお茶を注いていらっしゃいますし、
柚葉さんは皆様それぞれのお茶が無くなる前に、実にさり気なく傍に立たれてお代わりを淹れていかれます。
まったく無駄なく楚々として…
お二人ともなんと見事な所作でしょう。

わたくしはとてもお二人には及びませんが、かつて王宮の舞踏会などで培った動きを応用してなるべく優雅に動きましょう。
あ、お母様ったらニヤニヤとこちらをご覧になっていますわね。
わたしが何とか体裁を保とうとしているのを目ざとく見抜いていらっしゃって、もう、憎たらしいったら。

>皆様、今日はゲストとしていらして下さった久地埼さん親子が
>皆様のために芸を披露して下さるそうです。

さあ、いよいよ始まりましたわ。
親子共演のダブル腹話術、まるで人形も生きていて4人でおしゃべりしているかのよう。
声音の使い分け、歌や踊りも交えての変幻自在の熱演は、本当に磨き抜かれた芸ですわね。
お二人ともお顔と頭のそれぞれの口を同時に動かすのですから、4人の言葉が交差する、という、人間の腹話術師では
できない芸ですわ。
娘の朱瑠様が、
『帽子で隠した頭のてっぺんの口を使うなら、普通の腹話術は簡単に出来てしまいます。
 でも、それでは芸人、パフォーマーとしては恥ずかしいから、こういう芸を編み出したんです。』
と仰って、お母様の朱乃様が
『普通に腹話術やっていれば楽なのに、この娘ったらなんだか芸道に目覚めちゃったみたいで、つき合わされて大変よ。』
とボヤいていらっしゃいましたね。
でも、お二人とも活き活きと熱演されていて、やはりお心が通じ合っているみたいですね。

>お嬢様、グリッタちゃん、お疲れ様でした…。

お二人もお疲れ様でした。
先輩メイドお二人の立ち居振る舞いを傍で見させていただいて、なんとかわたくしもメイドらしく振舞えたと思えました。
ありがとうございました。

>そして奥方様、今回も素敵なサプライズをご用意頂き、誠に有難うございます。

「ふふっ、みんなお疲れ様ぁ。
 二口ちゃんたちのおもてなしもしてもらってありがとねぇ。
 でも、二人にはまだまだ食べたりないでしょう?」

「お土産の柏餅いっぱいもらったから、帰ったら美味しくいただくわね。
 どうもありがとう。」

「こんなにいただいてすごく嬉しいです!
 お客様にも腹話術を楽しんでもらえたみたいで、拍手をいっぱいもらえました。
 この後食べる柏餅はすごく美味しいと思います!」

>それではお嬢様、最後の御勤めですね。
>これらの柏餅を、土地神様の神社へお届けに上がりましょう。
>勿論屋敷神様の分も、ご用意してありますわ。

はい、本日の行事がつつがなく終えられたご報告をしないといけませんね。
柏餅のこともきっと心待ちにしていらっしゃることでしょうし。
もちろん菖蒲酒も持ってまいりましょうね。


625 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/06/06(Sun) 15:38
>>622(柚葉さん)

>お嬢様が仰った作品、確か有名な原作のスピンオフ作品ですね。
>生憎、私はまだ未視聴なのですが…。
>どうやら、視聴可能のようですね。
>これを機会に、見てみようかしら。

若干ネタバレなことを申してしまって申し訳ありませんでした。
柚葉さんもご覧になれる環境で良かったですわ。
この作品、わたくしもかなり記憶が薄れていたのですが、このセリフは強烈に胸に響き忘れることができないのです。

>何やら各話のタイトルに、どこかで聞いたことのあるものが見受けられますが。(笑)

はい、内外のいろいろな作品から採られたらしいタイトルが並んでいますね。
「あの箱を飛べ!」だなんて、元ネタと思しき特撮作品のタイトルを日常的な話に落とし込んだ落差が面白うござい
ました。

>優れた力も知識も、使い方を誤ったり心根が不誠実であれば不幸な結果を齎します。
>フランケンシュタイン氏のように…。

はい、本当に…。
せっかく手にした力も、ただ己の優秀さを認めさせようとする我欲から使用し、生み出された魂の慟哭から目を背けた
結果があれですもの。
ご本人にとっても生み出された命にとっても、なんて哀しい結末だったことでしょう。

それにしましても、なぜ神になって賞賛などされたいのか、わたくしには分かりませんわ。
ひと月足らず土地神様の代理を務めただけでもうヘトヘトになった我が身からすれば。

>今になると、私がヒーリングを身に付けた時に母が厳しくそれを他者に見せる事、使う事を禁じた理由が分かります。
>実際、私がそれを身に付けた際には私も『魔法少女』になったかのような高揚感を覚えたのは事実ですから。

自分の可能性を拡げたい、その想いはとても大切だと思います。
それは向上心に繋がり、また他人にも良き助けとなる可能性を持っていますから。
でもだからこそ、それが強ければ強いほど使い方を誤るわけには参りません。
ご母堂様はそれをよくお分かりだったのでございましょう。

(ボソッ)でも、柚葉さんの魔法少女姿は見てみたいですわね…。

>お嬢様には辛い記憶を思い起こさせてしまうようで申し訳ありませんが、
>初めてお嬢様に私の『贄の血』を飲ませた時、『魔法があって良かった』の言葉の如く、
>『ヒーリングが使えて良かった』と思いましたね…。

ご母堂様の戒めを胸にされ、柚葉さんはご自身をずっと高めてまいられたのでしょうね。
その母娘二代にわたるご思慮とご自省が、あの時のわたくしを救ってくださった。
良き心からの良き力を、わたくしに一心に注いでくださった…。
あらためて、お二人のお心のありがたさとわたくしの幸運を感じずにはいられませんわ。

わたくしもこれからずっと、そのお心に応えてまいる、この身と力の及ぶ限りこの力捧げてまいりたいです…。

>ご心配なく…。お嬢様のそのお気持ちだけは、他の誰よりも私自身が理解しておりますわ。(微笑)

嬉しゅうございます、わたくしの想いを分かっていただいて。
柚葉さんがなんと申されようと、この想いは決して譲るつもりはございませんでしたが、ご本人に届いているという
ことはこんなにも嬉しくなるものなのですね。

人とは日常接していてもその想いがちゃんと重なるとは限りません。
だからこそ折に触れてその想いを伝え合うことの大切さを噛みしめてまいりたいです。
今日の日が家族の絆を確認する日であったこと、そのことを子どもたちに伝えたことで、なおいっそうその大切さを
胸に刻められた思いがいたします。

さあ、土地神様のお社に着きました。
今日のこの日に在ったことを土地神様にしっかりお伝えいたしましょう…。


626 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/06/06(Sun) 17:32
>>618(柚葉さん)
>>619-620(アーチェロさん)

>グリッタちゃん、お疲れ様でした…。
>喉も乾いたでしょう?お茶を淹れましたから、ゆっくりして下さいな。

はい、おかげ様で無事に朗読を終えることが出来ました。
昨日アーチェロさんと柚葉さんが、練習を見てくれたおかげです。
それじゃ、ありがたく頂きます。
やっぱり、柚葉さんの淹れてくれるお茶は生き返ります〜♪

>子どもの幸せを願う想いに溢れている、町中の皆様の想いが一つになっているのが分かりますわ。
>まさにグリッタちゃんが語るのに相応しい、とても晴れ晴れとして明るく楽しいお話でございました。

良かった…。
まだ1回目ですけど、子どもたちに喜んでもらえたり
読み聞かせの先生のアーチェロさんに褒めてもらえると、自信もつきますね。
そしてまたやってみたいなって思っちゃいます。

>もちろんグリッタちゃんでしたら、そういったお話でも子どもたちを惹きつけられると思います。
>グリッタちゃんの語られるホラーだなんて、実に興味津々ですわ。

でも選ぶなら、出来るだけ後味の悪くならないものを選ばないとダメかな〜。
そういうお話は日本の昔話の方が多いので、そちらから探してみたいですね。

>「人間になりたい狼男」

この狼男さんに不思議な虹色の飴をくれたおばあさんって、
もしかしたら魔法使いさんの子孫だったのかも知れませんね。
あの後、もう一度おばあさんに会えたのかな…。
もう会えなかったのかも知れませんけど、きっと何処かで優しく見守ってくれてるのかな。
ああいう形で、大変な思いをしながらも正しく生きてる種族の人たちを助けているのかも知れませんね。


627 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/06/06(Sun) 18:04
>>621(柚葉さん)
>>624(アーチェロさん)

>子どもたちが柏餅づくりに活き活きと取り組んでいる姿は心身の躍動がとても感じられて心地よかったですわ。

はい!私の働いているお店でも職業訓練や体験教室とかで子どもたちが来てくれるんですよ。
そういう時に一緒にパンやお菓子を一緒に作るのって本当に楽しいです〜♪
そして楽しく作った後は子どもたちに、

「私も将来お姉ちゃんみたいに美味しいパンやお菓子が作れるようになりたい」

って言ってもらえるのって、凄く嬉しいんですよね。
何かを作れるようになれることの楽しさを知って、親御さんやお友達に喜んでもらえて、
そして将来に結び付くようなことになってくれたならこれほど嬉しいことは中々無いです。

>あらあら…。やっぱりグリッタちゃんは子どもたちに人気なのね。
>尻尾とか耳をもふもふされながらも、楽しそうにしていらっしゃるわ。(微笑)

はいは〜い、お茶のお代わりですよ〜。
すぐに入れますから、ちょっと待ってて下さいね。
きゃ〜ん♪そうやってすぐにイタズラしちゃダメ〜♪
毛がお皿やカップの上に落ちちゃいますから〜。

>子どもたちも親御さんも、満面の笑みで柏餅をぱくついていらっしゃいますが。
>さすがはお颯様厳選の小豆、お味噌屋様自慢のお味噌でございます、

それじゃ私も、頂きます。
う〜ん、美味しいっ♪やっぱり皆さんで頑張って作った柏餅のお味は格別ですっ。
そして柏餅の中身も、商店街の人たちがしっかりしたものを用意して下さったから
こんなに美味しいんですね。

(すみません、一旦切ります。)


628 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/06/09(Wed) 20:54
>>626(グリッタちゃん)

>読み聞かせの先生のアーチェロさんに褒めてもらえると、自信もつきますね。
>そしてまたやってみたいなって思っちゃいます。

ええっ?
いえいえいえ、先生だなんて恐縮ですわ。
わたくしも図書館で催される読み聞かせに参加させていただいたり、ネット上の「初心者向け読み聞かせ
レクチャー」などの映像を見たりして、
色々なご指導をいただいたので、グリッタちゃんにもお伝えしただけでございます。
絵本の持ち方、声の大きさ、読む速さ、声色…。
なかでも、
『読み手が子どもたちへ親愛の気持ちを持って語りかけることで、子どもが誰かと一緒に本を読む楽しさを知ることが
できるのですよ。』
とのご指導は大変感銘を受けましたので、グリッタちゃんには ぜひともお伝えしたかったのですよ。
もっとも、グリッタちゃんからのこぼれんばかりの笑顔を見れば、わたくしが申すまでもなかったか、と思いましたけれど。

グリッタちゃんが先ほど子どもたちに読み聞かせされるお姿を見ていて、その温かく優しい表情、口調から、
本気で子どもたちと向き合っていることがヒシヒシと感じられて、これが本当の読み聞かせと言うものなのだ、と
感じ入りました。

>>グリッタちゃんの語られるホラーだなんて、実に興味津々ですわ。
>でも選ぶなら、出来るだけ後味の悪くならないものを選ばないとダメかな〜

恐くて、だけど後味の心地良い昔話ですか。
それはぜひともグリッタちゃんのお口から伺いたいですわ。

「船幽霊」、「女郎ぐもの話」、「子育て幽霊」…。
可笑しみがあったり、哀しかったり、温かい気持ちになれたり。
いずれもアニメの「まんが日本昔ばなし」で知ったので、絵本が図書館にあるかどうか分かりませんが、無いようでしたら
本日も母と一緒にお出でになっている画家のお嬢様にお描きいただけないか伺ってみたいと存じます。

あらあら、お嬢様が柏餅を頬張りながらコクコクと頷いてくださっていますわ♪

>この狼男さんに不思議な虹色の飴をくれたおばあさんって、
>もしかしたら魔法使いさんの子孫だったのかも知れませんね。

ええ、きっとそうですわね。
魔法使い様はきっと人に紛れていらっしゃる狼男さんのことをずっと気にかけていらしたのではないでしょうか?
人間になりたい、そう切に願う狼男さん、悪者たちに対してもむやみに牙を剥かず悪事を事前に止めようとする
優しい方です。
そんな狼男さんだからこそ、幸せにしてあげたかったのかも知れませんね。

狼男さんとはもう会うことは無くても、きっと同じように人間界で暮らしたいと願っている異種族の方のところに
ふらりと現れて助けてあげる、そんなお姿が想像されますわ…。

こうしてまたグリッタちゃんから素敵な、心のプレゼントをいただきました。
機会がありましたら、わたくしからもまた子どもたちに伝えてまいりたいですわ。

(申し訳ございません。今宵はここまでとさせていただきます。)


629 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/06/09(Wed) 21:49
(続きです)

>さあ、いよいよ始まりましたわ。
>親子共演のダブル腹話術、まるで人形も生きていて4人でおしゃべりしているかのよう。

あはは♪面白いです〜♪
それに息のぴったり合った演技も流石は母娘ですよね。
あれなら、人形劇とかもきっと上手じゃないかな。

>『帽子で隠した頭のてっぺんの口を使うなら、普通の腹話術は簡単に出来てしまいます。
>でも、それでは芸人、パフォーマーとしては恥ずかしいから、こういう芸を編み出したんです。』

うんうん、現状に満足せずより多くの人を楽しませるために頑張ってるんですね。
それに何より、演じてる朱瑠ちゃんが一番楽しそうです。

本の読み聞かせと同じですね。
楽しいと思ってるからこそ、その楽しさを他の人たちにも知ってほしい。
そして楽しんでもらうためにはどうすればいいか。
常にそう考えながら演じてるのが伝わってきます。

機会があれば、私にも教えてほしいなあ。
それでもし、人形劇とかやれたらとっても楽しそうですね。

>お二人もお疲れ様でした。
>先輩メイドお二人の立ち居振る舞いを傍で見させていただいて、なんとかわたくしもメイドらしく振舞えたと思えました。

私もお家だけじゃなくて、こうして多くの人たちに喜んでもらえる場所でお仕事が出来て本当に楽しかったです。
形式は違いますけど、メイド喫茶でお仕事をしてたときを思い出しちゃいますね。
そして、メイドさんになったアーチェロさんも素敵でした。
…アーチェロさんが、この街の人たちに慕われてる理由も伝わってきました。

>「お土産の柏餅いっぱいもらったから、帰ったら美味しくいただくわね。
>どうもありがとう。」

久地崎さん、お疲れさまでした。
また良かったら、私のお世話になってるパン屋さんにもいらして下さいね。
それから朱瑠ちゃん、次に会う時には私にも腹話術教えてね。
アーチェロさんのお母さんにお願いする形になると思うけど、お手紙書くからね!

>はい、本日の行事がつつがなく終えられたご報告をしないといけませんね。
>柏餅のこともきっと心待ちにしていらっしゃることでしょうし。

はい!子どもたちと一緒に頑張って作った一杯思いが込められた柏餅ですから。
きっと、喜んで下さると思います。
やっぱりアーチェロさんと柚葉さんは偉いですね。
こうして日頃の感謝を忘れずきちんとしていますから、この街で幸せに暮らしていけるんですね。

630 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/06/09(Wed) 22:22
>>625(アーチェロさん)

すみません、実はあれから、アーチェロさんと柚葉さんのこれまでについて
色々と読ませて頂きました。
(以前のスレのことです。)
柚葉さんの家系と『血』にまつわることや柚葉さんのお母さんのお話なども…。

柚葉さんの一族は家族の絆や大切な人を守るために、過酷な運命や多くの辛い出来事を乗り越えて…。
アーチェロさんは人間の皆さんと仲良くしたいと思って頑張ってきたのに、時にはそれを分かってもらえなくて…。
それでも諦めずに大切に守り続けてきたものがあるからこそ、お二人はこんなにも尊くて固い絆で結ばれているんですね。
お二人の会話からは、それが伝わってきます。

>(ボソッ)でも、柚葉さんの魔法少女姿は見てみたいですわね…。

うんうん♪私も見てみた〜い♪
あれから色々と分かったことがあるんですけど、柚葉さんのお母さんって
有名なアニメの土星の戦士に似てるって聞いたので調べてみました。
(動画も見ましたが、同じ声の方なんですね)

それで見てみたんですけど、あの娘が大人の女性になったらっていうイメージにピッタリで驚きました。
柚葉さんがあの戦士の娘の格好になったら、凛々しくて似合いそうです〜♪

>でもだからこそ、それが強ければ強いほど使い方を誤るわけには参りません。

柚葉さんのプロフィールに確か、ヒーリングが使えるってありましたね。
でもそれをお母さんに人に見せないようにって厳しく言われたのって分かる気がします。
それ自体、人間の皆さんから言わせればそれこそ奇跡に近いものですから。

でもそういう力を、誰かを助けるとか必ずしも良い方向にばかり考える人たちばかりじゃないと思います。
「力」が、必ずしも人を幸せにするとは限らないってことを分かっていたんだろうなあ…。
それも、本人の意志とは関係の無い形で…。

でも柚葉さんは、きちんと教えられたことを守ってきたんですね。
そういう人だからこそ、アーチェロさんも柚葉さんに全幅の信頼を置いているんですね。

631 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/06/10(Thu) 21:18
>>626-627(グリッタちゃん)

>読み聞かせの先生のアーチェロさんに褒めてもらえると、自信もつきますね。
>そしてまたやってみたいなって思っちゃいます。

有難うございます。
人に喜んで頂く事が大好きなグリッタちゃんですもの。
今回で新たに学ばれた事を、きっと今後にも役立たれていかれるでしょう。

これは想像ですが…。
もしどこかのお屋敷でグリッタちゃんがメイドとしてお仕事をされていたとして
その御屋敷のご子息やお嬢様に絵本の読み聞かせをされていたらと思うと微笑ましいですね。(微笑)

または寝る前に物語を読んで差し上げたりというのも、想像すると楽しくなって参ります。
物語の続きをせがまれたり、もっと他の話をおねだりされたりして
素敵なお姉ちゃんとして親しまれるでしょうね。(微笑)

>「人間になりたい狼男」

狼男さんに不思議な飴玉をくれたおばあさんが魔法使いさんではないかというグリッタちゃんの推測…。
実に的を得ている気が致します。
人間の世界で皆さんと仲良く生きていきたいという「希望」…。
お嬢様が仰るように、例え相手が悪人であっても無闇に傷つけまいとする「優しさ」…。
この2つを持ち続けていたからこそ、願いが叶ったのでしょう。
グリッタちゃんが次の機会があれば読んでみたいというお気持ち、よく分かりますわ。

(すみません、今夜はこれで失礼致します。)

632 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/06/11(Fri) 21:27
>>627(グリッタちゃん)

>はい!私の働いているお店でも職業訓練や体験教室とかで子どもたちが来てくれるんですよ。
>そういう時に一緒にパンやお菓子を一緒に作るのって本当に楽しいです〜♪

まあ、そんな素敵な体験を子どもたちにさせてあげているのですか?
先ほどの柏餅づくりのように美味しいパンを自分で作るその手ごたえ、それを先生であるグリッタちゃんが教えて
あげるのですね。
いえ、教えてあげる、というか、子どもたちの中に眠っていた今までにない歓びに気づかせてあげる、とても素敵な
お仕事ですわ。

>「私も将来お姉ちゃんみたいに美味しいパンやお菓子が作れるようになりたい」
>って言ってもらえるのって、凄く嬉しいんですよね。

子どもたちにとってこんなに素晴らしい巡り合わせはありませんね。
グリッタちゃんのような零れんばかりの笑みで指導をしてくれるお師匠様に出会えるだなんて。
きっと本職になって何年が経とうとも、初めてパンを作った時のグリッタ先生の眩い笑顔を、パン生地をこねる
たびに思い出すのでしょうね…。

>はいは〜い、お茶のお代わりですよ〜。
>すぐに入れますから、ちょっと待ってて下さいね。
>きゃ〜ん♪そうやってすぐにイタズラしちゃダメ〜♪

…さすがはメイド喫茶の人気アイドルでいらっしゃったグリッタちゃんですわ。
大人のお姉さんなのにすっごく可愛い、って子どもたちがお耳に、尻尾にと、てんでに手を伸ばしていますわ。
運良く触れられた子どもはもう大喜び。
かと思うとグリッタちゃん、お茶がこぼれないようにひらりとかわしたり。
人狼族ならではの、きびきびとして、それでいて愛らしい身のこなしに目を奪われてしまいます。

皆さんに柏餅がいきわたりましたのでわたくしたちもいただきましょう。

>それじゃ私も、頂きます。
>う〜ん、美味しいっ♪やっぱり皆さんで頑張って作った柏餅のお味は格別ですっ。

グリッタちゃんの頬張る姿に目を輝かせ、子どもたちも満足そうに味わっていますね。
自分たちの手で美味しい柏餅ができた、この実感はなにものにも代えがたいもの。
どこか誇らしげな表情は、商店街の皆様やグリッタちゃんや柚葉さん(少しだけわたくしも?)のご厚意に応える
ことができたことへの誇らしさ、からのなのでしょう。
子どもたちは子どもたちなりに、今日のこの日を自分たちで作ったんだ、という嬉しさと共に、グリッタちゃんとも
よりいっそうの絆を結べた、その想いが胸に刻まれたのでしょう、きっと。

(申し訳ございません。今宵はここまでとさせていただきます。)


633 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/06/12(Sat) 19:41
>>629(グリッタちゃん)

>あはは♪面白いです〜♪
>それに息のぴったり合った演技も流石は母娘ですよね。

ぷっ、くふふう…、ええ、お二人の呼吸が見事に合っていて間断なく笑いを起こしてくれます。
四者四様、誰が生身か人形か、互いにお喋りにしのぎを削っていて、みんなが活き活きしていますわ。

>うんうん、現状に満足せずより多くの人を楽しませるために頑張ってるんですね。
>それに何より、演じてる朱瑠ちゃんが一番楽しそうです。

どんな分野でもそうですが、表現者自身が乗っている、楽しんでいる、というのは大事ですわね。
朱瑠ちゃんのキラリと光る汗の珠からは、彼女自身が心から楽しんでいるのが感じられます。

>本の読み聞かせと同じですね。
>楽しいと思ってるからこそ、その楽しさを他の人たちにも知ってほしい。

ええ、そうですわね、本当に。
今日のグリッタちゃんや柚葉さんの語りを聞いていましても、ご本人がそれぞれの物語世界を愛されて、その気持ちに
載せて子どもたちへと伝えていらっしゃっるのが分かりましたもの。
…わたくしのお話は途中から実話にシフトしましたけれど、それも実のところ朱乃様の物語を楽しんでおりましたわ。

グリッタちゃんがなさっているパン作り、以前なさっていたお屋敷のご主人様へのご奉仕も、グリッタちゃんが
やり甲斐と楽しさをもってなさるからこそ、皆々様が幸せになれるのでしょうね。

(腹話術が拍手喝采の内に終わりました。)

>私もお家だけじゃなくて、こうして多くの人たちに喜んでもらえる場所でお仕事が出来て本当に楽しかったです。
>形式は違いますけど、メイド喫茶でお仕事をしてたときを思い出しちゃいますね。

こちらこそ本当に嬉しゅうございました。
グリッタちゃんがいてくださったお蔭で、本日の子どもたちや親御様の楽しさも倍増であったと思います。
綻ぶ笑顔がいっぱい…、まさに青空の下で可愛い季節の花・ポピーが咲き誇るかのようでしたわ。

>そして、メイドさんになったアーチェロさんも素敵でした。
>…アーチェロさんが、この街の人たちに慕われてる理由も伝わってきました。

ああ、もう、わたくしなどまだまだ…などと、へりくだるのではなく、素直にお礼申し上げますわ。
グリッタちゃんほどの方に褒めていただいたのです、これからも街の皆様と心交わらせられるわたくしでありたい
です。
今日という日を皆様方の歓びで満たしてくださったグリッタちゃんへのお礼も込めて…。

>久地崎さん、お疲れさまでした。
>また良かったら、私のお世話になってるパン屋さんにもいらして下さいね。

「ああ、娘に引っ張りまわされたけど、こんなに拍手がもらえると嬉しいものだね。
 パン屋は可愛いケモ耳の女の子とすごく美味しいパンで評判になっているそうじゃない。
 今度、ぜひ寄らせてもらうよ。」

>それから朱瑠ちゃん、次に会う時には私にも腹話術教えてね。
>アーチェロさんのお母さんにお願いする形になると思うけど、お手紙書くからね!

「ええ〜、本当ですか?
 すごい、すごーい!!
 グリッタお姉さんに喜んでもらえただけでも嬉しいのに、わたしからお姉さんに教えられるなんて、もう感激です!
 ぜひぜひこちらからお願いします!
 ご連絡お待ちしていますね。
 パン屋のお仕事がお忙しいって聞いていますから、何時でもいいですから、お手紙待ってます。
 あ、わたしからも書きますね〜♪」

>はい!子どもたちと一緒に頑張って作った一杯思いが込められた柏餅ですから。
>きっと、喜んで下さると思います。

土地神様も、以前グリッタちゃんをご案内した時から参詣のたびに
「人狼の娘はまた来ぬのか?」
とおっしゃるのですよ。
そして、
「あの人懐っこい笑顔を見ると食が進むでのう。
 早う連れてこりゃれ。
 それとな、奈良に居る白鹿も恋しがっておるぞ。」
ともおっしゃっていましたわ。

>やっぱりアーチェロさんと柚葉さんは偉いですね。
>こうして日頃の感謝を忘れずきちんとしていますから、この街で幸せに暮らしていけるんですね。

それはもう、魔族のわたくしを快く受け入れてくださった土地神様には本当に感謝しかございませんもの。
今日のこの日のこともきっとあの方は見守っていてくださったことでしょう。
お礼を申すことは、わたくしにとっての望みでございますわ。


634 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/06/12(Sat) 22:50
>>630(グリッタちゃん)

>すみません、実はあれから、アーチェロさんと柚葉さんのこれまでについて
色々と読ませて頂きました。

まあまあまあ…、なんということでしょう。
わたくしたちの来し方に関心をお寄せくださり、わたくしと柚葉さんの出会いや、わたくしたちそれぞれの過去に
ついて読んでくださったのですか。
グリッタちゃんがわたくしのこと、柚葉さんのことを見つめていてくださる、そしてお心を寄せてくださるなんて、
何とありがたく嬉しいことでしょう。

過去の回想に触れているシーンを選り抜くのはかなりお手間を取らせてしまったのではないでしょうか?
にもかかわらず、今こうしてわたくしと柚葉さんそれぞれの過去を丹念に拾い、心遣いをしてくださり、それのみならず
わたくしと柚葉さんの出会いと絆とに温かい眼差しを向けてくださる。
なんだか優しく頭を撫でられているかのような心持ちでございます。

以前仰いましたね。

「家族が私に教えてくれた幸せを今度は私が誰かに伝えていかなきゃいけないんです。
そのために私、メイドさんになったんです。」

今わたくしにかけてくださる言葉から、今まで以上に感じます。
あなたがご家族との絆を通じてご自身をより強く、より優しく高めてこられたことを。

>あれから色々と分かったことがあるんですけど、柚葉さんのお母さんって
>有名なアニメの土星の戦士に似てるって聞いたので調べてみました。

わたくしも日本にまいる前からセーラー服美少女戦士のアニメは、ホームシアターで見ていましたけれど。
土星の戦士様の儚げで、でも芯の強いお姿に魅了されました。
そしてあの凛々しいお姿は、たしかにご母堂様と似ていらっしゃいますわね。

>柚葉さんがあの戦士の娘の格好になったら、凛々しくて似合いそうです〜♪

良いですね、実に良いですね。
わたくし、ぜひ見てみたいですわ。
でも、柚葉さんが首を縦に振ってくださるでしょうか…。

そういえば、コスプレイヤーを描く漫画「その着せ替え人形(ビスク・ドール)は恋をする」のアニメ制作が決定したそうで
ございます。
柚葉さんにはあのアニメの鑑賞をお奨めして、コスプレに対する親しみを持っていただくのが良いかもしれませんわ。

でも、柚葉さんお一人にお願いするのは申し訳ありません。
わたくしも何か同じセーラー服美少女戦士のコスプレをしようかしら?
髪色からしますとメインヒロインの前世のお母上でしょうか…?

「姫様、大胆というか無謀…。」

わ、わかってますよ、三女ちゃん。
言ってみただけです…。

>柚葉さんのプロフィールに確か、ヒーリングが使えるってありましたね。
>でもそれをお母さんに人に見せないようにって厳しく言われたのって分かる気がします。

柚葉さんご自身は気高いお心映えゆえ道を誤るなど考えられませんが、彼女に邪な理由で近づく者が居ないとも
限りません。
ご母堂様もグリッタちゃんのお母様もそのことをご存じで、哀しいことだけれど真実に目を据えて、逸らすことは
なかったのでしょうね。

「人間を信じすぎても、疑い過ぎてもいけない。そして憎むことだけは絶対にしてはいけない。
自分で真実を見極め、自らの力で生き抜いていく為にも多くのことを学んで、知恵を身に付けなさい。」

グリッタちゃんのお母様のお言葉、わたくしもまた日々噛みしめております。

柚葉さんの受け継がれた尊い血と共に、我欲のために利用しようとする者がいるなら、わたくしは何を置いても
彼女を守ってまいりますわ。

この街でのわたくしの生活は、柚葉さん無しでは決してあり得ませんでした。
今グリッタちゃんとお話しする、こんな素晴らしい時間も。
わたくもまた、人に比べれば力のある身。
柚葉さんに手を取られて進んでまいった今の世界、わたくしもまた力に溺れず守ってまいりたいですわ。


635 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/06/14(Mon) 16:56
>>630(グリッタちゃん)
>>634(アーチェロお嬢様)

>すみません、実はあれから、アーチェロさんと柚葉さんのこれまでについて
>色々と読ませて頂きました。

お嬢様と私がグリッタちゃんに「越境」を申し出て、それを快く受け入れて下さって約1年…。
そのグリッタちゃんが、今度は私達の出会いとこれまでに思いを馳せて下さる…。
楽しく心温まる交流を経て、絆が深まった事を実感致します。

>柚葉さんの家系と『血』にまつわることや柚葉さんのお母さんのお話なども…。

私の母「羽藤柚明」と主軸となる叔母「羽藤桂」の織り成す
「血」と「絆」に纏わる過去の物語を知って下さったのですか?
有難うございます、グリッタちゃん…。

母のかつてのお役目を、叔父にあたる方が受け継ぐ事で母は再び人の身となり
父と結ばれて私が生まれました…。
今の私があるのも、母や叔母が過酷な運命を乗り越えて家族の絆を守り抜いたお陰です。
そして今は、私が新たな絆を育み、育てていく番なのです。
アーチェロお嬢様とそのご家族、そしてグリッタちゃんとのように…。

>(ボソッ)でも、柚葉さんの魔法少女姿は見てみたいですわね…。

えええ???た、確かに私も「魔法少女」にかつて憧れを抱いた一人ですけど…。
その力を正しく使い、華麗に戦う姿に…。
「なりたくない」と言えば嘘になりますけど、多くの作品を見てその立場や力、運命の重さというものに
次第に視点が移り変わっていきましたので…。
果たして私に耐えられるだけのメンタルがあるかどうか考えると、不安です…。

>あれから色々と分かったことがあるんですけど、柚葉さんのお母さんって
>有名なアニメの土星の戦士に似てるって聞いたので調べてみました。

あの娘を巡っては、様々な葛藤や対立がありましたね。
母が似ているというのは嬉しい事でしたけど…。
でもあの娘が成長したら、きっと母と似た素敵な女性になられるでしょう。

>でも、柚葉さんが首を縦に振ってくださるでしょうか…。

わ、私がですか!?
ハロウィンの際にメイクを施したりしてゾンビやマミー(ミイラ)の仮装をした事はありますけど…。
本格的な「コスプレ」となると未経験なんです…。

私が年齢的に高校生でしたらまだ良いですけど…。
今の私では果たしてどうでしょうか…?(赤面)

>そういえば、コスプレイヤーを描く漫画「その着せ替え人形(ビスク・ドール)は恋をする」のアニメ制作が決定したそうで
>ございます。

こちらの作品は、初耳です。
少し興味が湧いてきましたので、電子書籍を活用してみましょう。
「仮装」と「コスプレ」は似ているようでやはり違うのでしょうね。
今年のハロウィンで、少し考えておくのもいいかもしれません。
お嬢様の学校の演劇部の部長さんが、良きヒントをくれるかも知れませんね。

(すみません、一旦切ります)

636 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/06/14(Mon) 21:04
(続きです)

>わ、わかってますよ、三女ちゃん。
>言ってみただけです…。

お嬢様がご一緒なのでしたら、とても心強いのですけど。(微笑)
そういえばソフィーちゃん達は、念願叶ってコミケに参加したのでしたね。
あそこまで大きなイベントではなくても、それ以外で機会があれば考えましょう。

>柚葉さんのプロフィールに確か、ヒーリングが使えるってありましたね。
>柚葉さんご自身は気高いお心映えゆえ道を誤るなど考えられませんが、彼女に邪な理由で近づく者が居ないとも
限りません。

「普通」とは異なるものは、個人の意思とは関係なく時として大きく周りを左右します。
私の一族の「血」も、わずかながらに受け継いだこの「力」も…。
母は禁じた理由について多くを語りませんでしたけど、
成長するにつれて私なりに理解をしてきたつもりです。

その事も含めて、お嬢様やグリッタちゃんが私を思いやってくれるのは
本当に心強いですわ。

>土地神様も、以前グリッタちゃんをご案内した時から参詣のたびに
>「人狼の娘はまた来ぬのか?」
>とおっしゃるのですよ。

さてと…。真面目な話はここまでにしましょう。
折角のお土産を持参しながらも、深刻な顔で赴いては土地神様も心配なさいますわ。
さあ、グリッタちゃん。とびっきりの笑顔でご挨拶なさって下さいませ。
土地神様も、それをお待ちしておりますから…。


>柚葉さんのプロフィールに確か、ヒーリングが使えるってありましたね。

637 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/06/18(Fri) 21:00
>>633(アーチェロさん)
>>635-636(柚葉さん)

>土地神様も、以前グリッタちゃんをご案内した時から参詣のたびに
「人狼の娘はまた来ぬのか?」
とおっしゃるのですよ。

わあ!嬉しいですっ♪
この街を訪れる時には、是非ご挨拶させて下さい。
今日は皆さんと作った柏餅がメインですけど、この次は是非クロワッサンを持参したいですね。

アーチェロさんに招待してもらって、私も色々な方とお知り合いになれました。
佐保姫様と白鹿さん…。
久地崎さんと朱瑠ちゃん…。
そしてこの街をお守りする神社の土地神様…。

絆が広がっていくのは、本当に良いものですね。

>私の母「羽藤柚明」と主軸となる叔母「羽藤桂」の織り成す
>「血」と「絆」に纏わる過去の物語を知って下さったのですか?

はい、動画を幾つか見せて頂きました。
柚葉さんのお母さん、本当に綺麗で優しい方ですね。
ちょっと心配になっちゃう場面もありましたけど、無事ハッピーエンドを迎えたからこそ
今の柚葉さんがいるんですよね。

それからフォトグラファーをしているかっこいいお姉さん…。
あの方は狼の神様の眷属なんですね。
あの人にも会ってみたいなあ。

>私が年齢的に高校生でしたらまだ良いですけど…。
>今の私では果たしてどうでしょうか…?(赤面)

いえいえ!楽しいことに年齢なんか関係ないですよっ。
年齢のことを言ったら、私なんて300歳以上ですから♪
ハロウィンの仮装とかも慣れてるんでしたら、すぐに楽しさが分かると思います。
機会があれば是非、コスプレを一緒に楽しみたいです。

>さあ、グリッタちゃん。とびっきりの笑顔でご挨拶なさって下さいませ。
>土地神様も、それをお待ちしておりますから…。

はいっ!それはもう全力でっ♪
って…あわわわっ!
いけない、柏餅が〜!

ふう…ギリギリセーフです。
折角子どもたちが頑張って作ってくれたお土産、
ここまで来て私が落としちゃったらあの子たちに怒られちゃいますね。

(ご挨拶に参りました。)

土地神様、こんにちは。
アーチェロさんの町の公民館の、子どもの日のお手伝いが無事終わりました。
素敵なゲストの方が来てくださったり、子どもたちが鯉のぼりや柏餅作りを頑張って下さったおかげで
とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。

今日のような素晴らしい機会を与えて下さったアーチェロさんと柚葉さんには本当に感謝しています。
こちらは、皆さんで作った柏餅です。
アーチェロさんや柚葉さん、参加して下さった多くの方々の頑張りと思いがいっぱい詰まっています。
どうぞ、召し上がって下さい。

638 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/06/19(Sat) 13:35
カレーを食べる時は箸を使う?それともスプーンを使う?

639 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/06/19(Sat) 14:31
>>635(柚葉さん)

>お嬢様と私がグリッタちゃんに「越境」を申し出て、それを快く受け入れて下さって約1年…。
>そのグリッタちゃんが、今度は私達の出会いとこれまでに思いを馳せて下さる…。

今も昨日のことのように思い出されますね。
わたくしは千夜先輩とグリッタちゃん先輩のいるお屋敷から聞こえてくる声に耳を澄ますだけでしたのに、
柚葉さんは控えめに、ですけど心持ちとしてはわたくしの手をしっかと取って
(あの家を訪ねましょう。扉をたたきましょう。待っているだけでは他人との絆は出来ませんよ。)
そう力強く導いてくださった思いがいたしました。

今こうしてグリッタちゃんもご一緒にお社に向かっている、のみならず。
グリッタちゃんとも互いの過去への想いをご一緒していただける仲になれたのもあの日あの時があったから。
それを思うと、いつもの参道もいくつもの出会いと触れ合いの賜物と、心高まってまいりますわ。

>今の私があるのも、母や叔母が過酷な運命を乗り越えて家族の絆を守り抜いたお陰です。
>そして今は、私が新たな絆を育み、育てていく番なのです。
>アーチェロお嬢様とそのご家族、そしてグリッタちゃんとのように…。

ええ…、その絆がわたくしたちにとっても今はまだ知れないいずこかの人々にとっても幸いで在れるよう、今のこの歩みを
大切に守ってまいりたいです。

>「なりたくない」と言えば嘘になりますけど、多くの作品を見てその立場や力、運命の重さというものに
>次第に視点が移り変わっていきましたので…。
>果たして私に耐えられるだけのメンタルがあるかどうか考えると、不安です…。

大多数の人間が怖れる魔族の娘のところに来てくださり、その血を以て命まで救ってくださった貴女がどれほど
気高く強いお心をお持ちでいらっしゃるか。
わたくしは知っているつもりでございます。
その貴女に、成れないということなどないと思いますけれど…。

わたくしもしばしば人の世界で足の竦むとき柚葉さんに助けてもらいましたけれど。
柚葉さんがご自身をそうへりくだられるなら、むしろ積極的に推したいですわ。
土星の戦士様の『コスプレ』を。

ハロウィンでも京都でもご一緒に変化(へんげ)を楽しんだ、あの想いをまた共有しとうございます。

>>「その着せ替え人形(ビスク・ドール)は恋をする」
>こちらの作品は、初耳です。
>少し興味が湧いてきましたので、電子書籍を活用してみましょう。

よかった…、わたくしが好きな作品ゆえ押しつけがましくはなかったか、と心配したのですが。
興味を持っていただいて嬉しゅうございます。
自分の好きなキャラのコスプレを自由に楽しむ、その楽しさに触れていただけるなら幸いでございますわ。


640 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/06/19(Sat) 15:04
『乙嫁語り』っていう漫画が人気高くてお勧めだよ
森薫って人の作品で前作の「エマ」や「シャーリー」で有名な人だよ

641 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/06/19(Sat) 16:24
>>636(柚葉さん)

>お嬢様がご一緒なのでしたら、とても心強いのですけど。(微笑)

はい、もちろん柚葉さんが望んでくださるならわたくしも。
あ、柚葉さんが土星の戦士様以外の推しキャラがあるのでしたら、もちろんそちらを選んでくださいませ。
好きなキャラと一体化することこそコスプレの醍醐味なのですから。
>>212で仰っているように、「となりの吸血姫さん」がお気に入りでいらっしゃるのですよね?
でしたら、そのいずれかのキャラの方がよろしいかしら?
コスプレの会場で、わたくしたちがコスプレをして本物のソフィー様たちとご挨拶できたらどんなお顔をなさるかしら。

>そういえばソフィーちゃん達は、念願叶ってコミケに参加したのでしたね。

第4巻第38話でしたわね。
あの時のソフィー様の魔法少女、可愛かったですわ。
美月様はひなた様とエリー様のコスプレも想像していらっしゃいましたから、次のコスプレイベントでは実現して
ほしいですね。

それとも他の柚葉さんのお気に入りである「ご注文はうさぎですか?」や「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に
転生してしまった」も良いかしら?
「はめふら」は7月から2期が放映されますし、わたくしもどなたかのコスプレがしてみたいですね。
できましたら、グリッタちゃんにもご参加いただきたいです。
いずれも大勢の魅力的なキャラが登場いたします。
お気に入るキャラがいれば良いのですけれど。

>「普通」とは異なるものは、個人の意思とは関係なく時として大きく周りを左右します。

その「普通」とは異なる『贄の血』がわたくしを救ってくださいました。
ですがそれ以前に柚葉さんの存在そのものがわたくしにとって何より愛しいのです。
なのに柚葉さんその人を一顧だにせず、その血にしか目のいかぬ者がわが眷族を含めた闇の者の中にいることは
情けない限りでございます。
この『贄の血』がとこしえに柚葉さんの身の内で穏やかに流れ続けていられるように、この力を使ってまいる、それが
今わたくしの為すべきことでございましょう。

ですがこの町のすべては、これから参るお社におわすお方が見守っておられます。
そのことに感謝を込めて柏餅とお酒をお届けいたしましょう。


642 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/06/19(Sat) 17:48
>>637(グリッタちゃん)

>今日は皆さんと作った柏餅がメインですけど、この次は是非クロワッサンを持参したいですね。

まあまあ、それは嬉しいですわね。
日々精進、美味しくなっていく修行の成果の品をいただけるだなんて。
ではでは、わたくしはクロワッサンに合うとお酒を…サクサク感とバターの香りに合うと故郷のお城でもシェフからの
お奨めだったスパークリングワインをご用意しましょうか?
いえいえ、きっとグリッタちゃんや店主様が既に何か最高に合う銘柄をご存じなのでしょうね…。

>アーチェロさんに招待してもらって、私も色々な方とお知り合いになれました。

土地神様と…それにグリッタちゃんが仰っていたようにお母様の顔の広さにわたくしも助けられたと申しますか…。
ですが、お会いするきっかけにはなったにしても、グリッタちゃんの「にぱ♪」こそが決め手でございましょう。
グリッタちゃんがずっと、お母様からのお言葉を胸に、人に表してこられた親愛の積み重ねから生まれる笑みで。
わたくしも一瞬で魅了された、人の心を開かせる本物の笑顔…。
そのグリッタちゃんが新たな知己を得るお手伝いができたなら、本当に二度目のGMWをご一緒できて良かったです。

>それからフォトグラファーをしているかっこいいお姉さん…。
>あの方は狼の神様の眷属なんですね。
>あの人にも会ってみたいなあ。

そうでした、サクヤ様は観月の民…、もしやグリッタちゃんとも近しい関係でいらっしゃるのかも知れませんね。
ご一族のことをわたくしなどが軽々に聞くわけにも参りませんが、いつかあの方ともお会いしていただきたいですわ。
ただし、また浴場でわたくしの肢体をしげしげとご覧になるのは勘弁していただきたいですけれど。

>ハロウィンの仮装とかも慣れてるんでしたら、すぐに楽しさが分かると思います。
>機会があれば是非、コスプレを一緒に楽しみたいです。

あらあら、それは良かったですわ。
ご都合がつきましたらぜひわたくしたち皆でコスプレイベントに参加したいです。
またいずれグリッタちゃんが推される作品やキャラをじっくり伺いたいですね。

>土地神様、こんにちは。
>アーチェロさんの町の公民館の、子どもの日のお手伝いが無事終わりました。

「おお、待ちかねたぞ。
 よく参った。
 本日はわらべたちの世話ご苦労であったな。
 こちらの皆からたいそう活躍したと聞いておる。」

>素敵なゲストの方が来てくださったり、子どもたちが鯉のぼりや柏餅作りを頑張って下さったおかげで
>とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。

「うむ、子どもたちもそなたらの頑張りでたいそう盛り上がっていたと聞いて、わらわも嬉しい。
 若い命が元気に育まれるのは土地神として何より嬉しいぞ。
 で、こちらのゲストらも手を貸してくれたようじゃな。
 まことにけっこう、今宵の柏餅と酒は殊の外美味かろうぞ。」

「もぉ〜、三人とも遅おい。
 この子たちのお腹が鳴りっぱなしだわよぉ。」

「グリッタお姉さん、お疲れ様でしたぁ。
 差し出がましいですが、お姉さんたちが来るまで腹話術で場を温めておきました♪」

「お腹空いた…。」

「この画家の娘さん、さっきからわたしより空腹を訴えているんだけど。
 人の腹ペコを慰める羽目になるなんて。
わたし二口女なんだけどねえ。」

「グリッタさんに喜んでもらえるような『後味の悪くならない』昔ばなしの絵本のアイディアスケッチを描いてたら、
すごくお腹空いた…。」

>今日のような素晴らしい機会を与えて下さったアーチェロさんと柚葉さんには本当に感謝しています。

いえいえいえ…、本当にグリッタちゃんがいてくださって本当に子どもたちも大喜びでした。
わたくしも心から楽しいと思えるイベントでしたわ。
感謝申し上げますわ…。

それでは柏餅で本日締めの宴をいたしましょう。
皆々様、本日は本当にありがとうございました…。


643 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/06/19(Sat) 19:22
>>638

カレーって、カレーライスですよね?
でしたら、普通お箸では食べないのではありませんか?
あ、でも『普通』とか決めつけちゃいけないのかな、う〜ん。

とにかくカレーライスはスプーンで食しますわ。
ですが、日本に来てお箸でカレー料理も知りました。
カレー丼はお箸を使います。
カレーはお箸からこぼれやすいので片栗粉でとろみをつける、という工夫に関心いたしました。

そして最近知りましたカレーとご飯の取り合わせ!
『カレー茶漬け』を楽しんでおります。
ご飯にカレーとみじん切りのネギをのせて出汁を注ぐだけ。
手軽で美味しく冷やした出汁で涼味を味わうのも乙でございます。
先日放映していた「やくならマグカップも」というアニメに出てきたメニューですが、思わぬ拾い物でしたわ。
ご主人様も召し上がられますか?


>>640

「乙嫁語り」、存じております。
わたくしも試し読みまではいたしたのですが、購入するまでには至っておりません。
とても魅力的な設定ですが、本屋様に行くといろいろ目移りしてしまいまして…。

蒼天はるかな中央アジアの高原を思わせる民族の世界で、お嫁に参られた精悍にして可憐な乙女の物語、であったと
記憶しております。
良き作品を思い出させてくださいました。
また機会がありましたら手に取ってみようかと存じます。

同じ作者様の「エマ」は購読しておりましたわ。
表紙の印象から大英帝国華やかなりし時代の、メイドの方とご主人様の日常物語かと思って読み始めました。
実際には波乱に富んだ展開、階級差別の現実の厳しさを目の当たりにし、とても辛いものがございました。
以前ここで話題に上りました「吸血鬼ちゃんとメイドさん」の巻末に掲載されている「Whera You Belong」を読んだ時と
同様の…。
エマ様の末長き幸せを願いつつ本を閉じるまで、胸に何度も痛みが走りましたわ。


644 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/06/20(Sun) 15:36
天然産のかき氷を食べたことはありますか?
あれ、全然キーンと来ないし美味しいですよね

645 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/06/20(Sun) 18:12
>>644

以前いらっしゃった>>17のお客様17ともお話したことですが。
>>20で答えましたように、子どもたちとの交流のきっかけにもなる素敵なスイーツですね。
夏のかき氷は。
そして日本で食するようになって、あのキーンを初めて体験いたしました。
最初は、すわ、何者かに頭痛の魔法でもかけているのか、いつの間にか呪術師がわたくしを狙っているのかと緊張したものでございます。
子どもたちがその痛みを当然の如く受け止めているので、驚きましたわ。

そもそも伊太利亜の城館にいた時には、かき氷は天然氷で作ったものを食しておりました。
たしかに、あの頃は城の氷室に保存したアルプスの天然氷を用いていて、かき氷でキーンと来ることはありませんでしたね。
古代ローマ以来の夏の涼味で蜂蜜をかけていただくのが定番でしたわ。
献血係の人間からいただいた血を垂らすこともありましたが、わたくしは『禁血』をして以来いただかなくなりました。

天然氷は不純物が少なくて融点が高くなるため、少し高めの温度でかき氷にすることができるのだそうですね。
後日、物理の先生にそう教えていただきましたわ。

実はお客様にお出しするために頭が痛くならない氷を用意したいと思いまして、この屋敷にも地下に氷室を設けました。
保存しているのは日光の製氷池から取り寄せた天然氷でございます。
どうぞご試食くださいな。
何をおかけになりますか?
蜂蜜をかけて古代ローマに思いをはせてみるのも良いものですよ。


646 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/06/20(Sun) 18:18
訂正でございます。

>最初は、すわ、何者かに頭痛の魔法でもかけているのか、
『何者かに』ではなく『何者かが』でした。

それから、
>天然氷は不純物が少なくて融点が高くなるため、少し高めの温度でかき氷にすることができるのだそうですね。
この後に、
『だから、冷たさの刺激が少なくて、キーンとなりにくい。』
と続けるべきでした。
言葉足らずで申し訳ございませんでした。


647 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/06/20(Sun) 18:59
お嬢様は完璧主義者であらせられますか?
多少のミスくらい、皆、寛容に許してくれますよ
失敗やミスなど誰にでもありますから、誰もお嬢様を責めたりしません

648 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/06/20(Sun) 20:37
>>647

いえ、まったくあらせられませんわ。
完璧主義者なら日本語のテニヲハを間違えたりしませんもの。
未だ日本語熟達せず、間違えるたびにアワアワしていますのよ。

お気遣いどうもありがとうございます。
皆様お優しくて、わたくしの言い間違いを責めたりはなさいません。
でも、わたくしの本意が伝わらないままでいると、何だかご近所づきあいを軽んじているようで申し訳ないのですよ。
ですが、訂正を一々入れるのはかえってお気を遣わせてしまうかも知れませんね。
粗忽なわたくしですが、今少し落ち着いて言葉を紡ぐように気をつけてまいります。

リラクゼーションに効果があるホットヨーグルトを作りますので、よろしければしばしお付き合いくださいませ。


649 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/06/20(Sun) 21:33
このヨーグルトでもいかがでしょうか?
つミルコロエイジングヨーグルト×三瓶

650 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/06/21(Mon) 21:32
>>638

カレーを頂く時は、スプーンですね。
お箸を使う方も全くいないとは思いませんが…。
やはりスプーンを使う方が食べ易いと思います。

では今夜は、夏野菜カレーに致しましょう。
お肉は挽肉を使い、かぼちゃ、ズッキーニ、パプリカ、オクラを使用しています。
どのお野菜も、御贔屓の青果店さんの目利きの物です。

赤、緑、黄色と色鮮やかで、普段召し上がるカレーライスとはまた違った魅力を
感じられるかと思います。
よろしければ、お客様も召し上がって下さいませ。

>>640

「エマ」に関しては何度か読んだことがあります。
「メイド」に関しては日本ではサブカルチャーと共に独自のイメージが作り上げられておりますが、
こちらの作品については読んでみて本来の在り方について改めて知る事になった方も多いのではないかと。

『乙嫁語り』と『シャーリー』に関してはまだ未読なのです。すみません…。
機会を見つけて、触れてみたいと思います。

>>644
>>645(アーチェロお嬢様)

ええ、和風の喫茶店等で何度か召し上がった事がございます。
着物姿のお嬢様とご一緒するのは、私の好きな夏のひと時です。

あのふわっとした雰囲気のかき氷をお嬢様が召し上がる姿は実に涼し気で…。
絹のような銀髪も相まって誠に優雅な雰囲気を醸し出しており
多くのお客様が見惚れていらっしゃいますわ。(微笑)

>実はお客様にお出しするために頭が痛くならない氷を用意したいと思いまして、この屋敷にも地下に氷室を設けました。
>保存しているのは日光の製氷池から取り寄せた天然氷でございます。

かき氷で頭がキーンとなるのもある意味季節の風物詩ですが、
やはりお客様にお出しするものになりますとそうも参りません。
そう思ってお嬢様に相談したところ、今回のご配慮を頂きました。

おかけになるもので何かご希望のものがありましたら、どうぞ遠慮なく申しつけ下さいませ。
すぐにご用意致しますわ。

651 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/06/21(Mon) 21:50
>>647

お気遣いいただき、有難うございます。
お嬢様は従者である私達にも、学校の友人にも、ここを訪れるお客様にも
等しく丁寧な気遣いをされる方でいらっしゃいますので。

様々な場面で丁寧に言い直しや訂正をされるお嬢様の人柄を、
私達使用人一同は心からお慕いしております。

お客様からそのように言って頂けると、私達も嬉しいです。
では、お茶のお代わりをどうぞ…。

>>649

素敵な商品を紹介して頂き、有難うございます。
こちらの商品についてお調べしましたところ、多くの苦労と紆余曲折の末に生まれた
素晴らしいヨーグルトなのですね。

最近衛星放送でも見られるようになった名作ドキュメント番組「プロジェクトX」の
題材になりそうな経緯を拝見させて頂きました。
人気商品故に、殆どが売り切れているようですね。
入手困難な貴重な品を、有難うございます。

ではお嬢様がいらっしゃいましたら、家族揃って頂きます。
ヨーグルトに合ったお菓子も見繕って参りますので、今暫くお待ち下さいませ。

652 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/06/22(Tue) 12:50
>>642(アーチェロさん)

>ではでは、わたくしはクロワッサンに合うとお酒を…サクサク感とバターの香りに合うと故郷のお城でもシェフからの
>お奨めだったスパークリングワインをご用意しましょうか?

ああっ!いえいえ、そこまでしていただくわけには…。
でも、クロワッサンに合う飲み物もきちんと調べて、用意しておこうと思います。
多分店長さんでしたら、そういうのにも詳しいですから。

>土地神様と…それにグリッタちゃんが仰っていたようにお母様の顔の広さにわたくしも助けられたと申しますか…。
>ですが、お会いするきっかけにはなったにしても、グリッタちゃんの「にぱ♪」こそが決め手でございましょう。

私が笑顔でいられるのも、美味しいものを食べて笑顔になってほしいって思えるのも、
お母さんや故郷の私の家族が幸せをくれたから…。
そして出会えた多くの人たちとの絆があればこそ、ですね。

>そのグリッタちゃんが新たな知己を得るお手伝いができたなら、本当に二度目のGMWをご一緒できて良かったです。

はい、そのきっかけもまずはアーチェロさん自慢のメイドさんの柚葉さんが
私たちに「越境」を申し出てくれたおかげですね。
そして次はアーチェロさんが、今年の初めに私とご主人様を招待してくれて…。
こうして思い出が増えていく度に、私ももっともっと笑顔になれます。

>ただし、また浴場でわたくしの肢体をしげしげとご覧になるのは勘弁していただきたいですけれど。

あはは…。(汗)
温泉のイベントの時ですね。
ちょっと悪戯好きで茶目っ気がある方みたいですけど、柚葉さんのお母さんに負けないくらい愛情が深くて
本当に素敵な方ですよね。
私は撮られ慣れてるから、機会があれば色々と撮ってほしいなあ。

>「もぉ〜、三人とも遅おい。
> この子たちのお腹が鳴りっぱなしだわよぉ。」

はいは〜い、お待たせしました〜♪
お茶もすぐにお持ちしま〜す♪

(さっきお別れしたばっかりだったのに、皆さんもちゃんと神社にご挨拶に来られてたんですね。
でも、二次会みたいでなんかいいかも♪)

>それでは柏餅で本日締めの宴をいたしましょう。
>皆々様、本日は本当にありがとうございました…。

(翌日です)

それではアーチェロさん、柚葉さん、本当にお世話になりました…。
今年も本当に素敵なGMWとなりました。
よろしければ、また来年もお世話になりたいです。
私とアーチェロさんたちとの、絆を確かめ合う意味で…。

その…また機会があればお邪魔させて下さいますか?
>>567>>569で仰っていたように、佐保姫様とお会いできる機会があれば、是非ご一緒したいです…。
白鹿さんともお会いしたいし…。(照)

これからはちょっとアーチェロさんには厳しい季節かも知れませんけど、
お身体には気を付けて頑張って下さいね。
でも、アーチェロさんには柚葉さんがいてくれるからきっと大丈夫ですよね!

それでは、本当にありがとうございましたっ!
また、お二人に会える日を楽しみにしていますっ♪(にぱ♪)

653 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/06/26(Sat) 13:07
>>649

まあまあ、わざわざありがとうございます。
清楚な白色の愛らしいパッケージですね。
そして柚葉さんが言うように、生産者の方の並々ならぬ苦労と創意工夫が籠められた、まさに至高の逸品。
世界20数か国を研究して辿り着かれ、『にっぽんの宝物』と認められるまでになった、だなんて。
これほどのもののご用意くださるなんて、ご主人様には感謝に堪えません。
柚葉さんがご用意くださったお菓子と一緒に楽しませていただきます。

ほああ…、謳われているとおり、トロリと濃厚なクリーム層とその下から現れるヨーグルト層の芳醇な爽やかさ…。
口の中が夢のような甘美さに満たされております。
そして大切に育てられた乳牛さんの命の息づきを感じさせる深いコクたたまりません。
素晴らしいヨーグルトタイムをいただきまして、ありがとうございます。


>>650(柚葉さん)

>ええ、和風の喫茶店等で何度か召し上がった事がございます。
>着物姿のお嬢様とご一緒するのは、私の好きな夏のひと時です。

柚葉さんと二人、差し向かいでかき氷をいただくのは、心弾む素敵なひと時ですわ。
暑さ高まる今日この頃、額に汗をにじませた柚葉さんが、氷を口へ運ばれ人心地ついて涼味にホッとしていらっしゃる
様はまことに一幅の絵。
見ていて飽きないのですよ。

それにしましても、和装のウェイトレスの皆様の風雅なお召し物も中々に目の保養でしたね。
そろそろ今回のGMWも終わりを迎えますが、この次にはわたくしも和装でご主人様をお迎えしたくなりましたわ。

>絹のような銀髪も相まって誠に優雅な雰囲気を醸し出しており
>多くのお客様が見惚れていらっしゃいますわ。(微笑)

まあ、わたくしが皆様に見られていましたの?
わたくしには柚葉さんこそ、そのお美しい姿と優雅かつ無駄のない所作で皆様の注目を浴びていたものと思えましたが…。
ただ他所のテーブルの小さなお子さんが
「ママー、あの人髪の毛が真っ白にキラキラ光っているよ。かき氷のたくさん食べたからかなあ?」
と言ってたのを聞いて可笑しくて。
我が身の姿が子どもさんに涼しさを上げられたのなら嬉しいかも、なんて苦笑を漏らしましたわね。

>そう思ってお嬢様に相談したところ、今回のご配慮を頂きました。

はい、さすが柚葉さんのお心配りの素晴らしいことに感心いたしました。
そして我が故郷での経験がお役に立てて嬉しかったですわ。
頭が痛くならない氷のスイーツ、どうぞご賞味くださいませ。

古代ローマ風の蜂蜜がけも良いですが、この日ノ本でも『枕草子』にも記された伝統の夏の美味、蔦の樹液を煮詰めて
作った『甘葛煎(あまづらせん)』もご用意しております。
柚葉さんもいろいろなシロップをご用意してくれるでしょう。
お好きなシロップをおっしゃって下さいね。


654 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/06/26(Sat) 16:18
>>652(グリッタちゃん)

>ああっ!いえいえ、そこまでしていただくわけには…。
>でも、クロワッサンに合う飲み物もきちんと調べて、用意しておこうと思います。

どうもありがとございます。
餅は餅屋、パンはパン屋様にお任せするのが正解ですよね。
どんなお飲み物を選ばれるのか、グリッタちゃんと店長様のお奨めの品、楽しみでございます。

>私が笑顔でいられるのも、美味しいものを食べて笑顔になってほしいって思えるのも、
>お母さんや故郷の私の家族が幸せをくれたから…。

お母上様やご家族からいただいた幸せを胸に、メイドとして、そして今はブーランジェ(パン職人)として、新しい
幸せの絆を作っていかれるのでしょう。
わたくしも、>>567でグリッタちゃんのパンをいただいたとき、本当に心が充たされたのですもの。
お蔭をもちまして、わたくしも公民館で皆々様と幸せのひと時を味わわせていただけました。

>はい、そのきっかけもまずはアーチェロさん自慢のメイドさんの柚葉さんが
>私たちに「越境」を申し出てくれたおかげですね。

こうして素晴らしいお友だちにしてメイドの先輩ができましたこと、「越境」を提案してくださった柚葉さんには心から
感謝しております。
そして、わたくしたちを快く迎え入れてくださったグリッタちゃんと千夜先輩との思い出の数々。
素晴らしい縁の始まりは、これから後もご一緒に育ててまいりたいです。
図々しい後輩の願いですが、ずっとずっと続けてまいりたいです。

>私は撮られ慣れてるから、機会があれば色々と撮ってほしいなあ。

あ、もしやお勤め先のメイド喫茶はメイドさんの撮影も許可されているお店だったのかしら?
グリッタちゃんがいらっしゃるお店を知らなかったのは返す返すも残念ですわ。
もちろん、昨年のGMWに撮った写真は今も写真スタンドの中で大切な想い出として見るたびに温かい気持ちに
なりますけれど。
でも、サクヤ様が撮ってくださったら、グリッタちゃんの秘めたる愛らしいお姿を見ることができるのでしょうか。
グリッタちゃんが撮影を許可なさるのでしたら、わたくしも見せていただきたいです!

でも、今宵の宴はきっと画家のお嬢様が美しい絵に描いてくださることでしょう。
今もああしてスケッチブックに筆を走らせていらっしゃるのですから。
以前申したpixivの『飲めや歌えや大騒ぎ!パーティーを描いたイラスト特集』のような絵を描くために。

>はいは〜い、お待たせしました〜♪
>お茶もすぐにお持ちしま〜す♪

ありがとうございます、グリッタちゃん。
こうしてGMWの最後までメイドとしてお手並みをご披露いただいて。
そのお姿、笑顔、本当に見惚れるほどに可愛らしくて、これで最後と思うとふと寂しくなります…。

(宴が始まります)

月光に金髪ロングヘアをきらめかせるグリッタちゃんと、彼女にすっかり懐いた朱瑠ちゃん。
頭のお口に柏餅をポイポイ入れてご満悦の朱乃様。
静々と土地神様の盃にお酒を傾けられる柚葉さん。
あらあら、お母様ったらすっかり興が乗られて、柚葉さんをダンスへ誘われるなんて。
スケッチをなさるお嬢様のお口に柏餅を運ぶサライ様。
三姉妹ちゃんたちも今宵はお仕事から解放されて、コウモリの姿でパタパタと舞い踊る姿が可愛らしいです。
これは誠に良き無礼講。
わたくしも今日一日の為し終えたことを思い返しつつ、皆様にお茶を差し上げてまいりましょう。

(申し訳ございません、続きます。)


655 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/06/26(Sat) 16:20
>>652(グリッタちゃん)(続きです。)

(翌日でございます)

>それではアーチェロさん、柚葉さん、本当にお世話になりました…。
>今年も本当に素敵なGMWとなりました。

こちらこそ、本当にありがとうございました。
二度目のGMWが実現したことも、こうして無事幕を閉じることができましたのも、感謝しかございません。

>よろしければ、また来年もお世話になりたいです。
>私とアーチェロさんたちとの、絆を確かめ合う意味で…。
>その…また機会があればお邪魔させて下さいますか?

ええ、ええ、それはもちろん。
こちらからぜひお願いいたします。
どうぞいつなりとお出で下さいませ。
佐保姫様と白鹿さんとをお訪ねするときは、ご一緒に奈良旅行ができますわね。
楽しみですわ。

>これからはちょっとアーチェロさんには厳しい季節かも知れませんけど、
>お身体には気を付けて頑張って下さいね。

お気遣いありがとうございます。
グリッタちゃんはブーランジェとしてお忙しい身。
どうか、お体にお気をつけくださいませ。
貴女の笑顔がずっとずっと美味しいパンと共に在ることを祈っております。

では、いずれまたお会いいたしましょう。
ああ、最後までその笑顔に胸が温められますわ。
どうぞ、お元気で…。


656 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/06/26(Sat) 19:30
>>652(グリッタちゃん)

>私が笑顔でいられるのも、美味しいものを食べて笑顔になってほしいって思えるのも、
>お母さんや故郷の私の家族が幸せをくれたから…。

ええ、そしてグリッタちゃんとの出会いがお嬢様を…。
更にこうして集った多くの方を笑顔にして下さいました。

いずれお嬢様と共に、グリッタちゃんの働くお店に足を運んでみたいですわ。
メイドさんとして働くグリッタちゃんも素敵ですが、お店で働くグリッタちゃんの姿にも
是非お目にかかりたいものです。
きっと笑顔の溢れる、素敵なお店の光景が見られる事でしょう。

>はい、そのきっかけもまずはアーチェロさん自慢のメイドさんの柚葉さんが
>私たちに「越境」を申し出てくれたおかげですね。

まあ、嬉しい事を仰って下さるのですね。(微笑)
グリッタちゃんとお嬢様が楽しそうにしていらっしゃる姿を見る度に、
お嬢様に申し出て良かったと思います。

そして今年の初め、お嬢様からの招待をグリッタちゃんが受けて下さった時も…。
今回はグリッタちゃん自らお出で下さった時も…。
思い出が増える度にグリッタちゃんの事がもっともっと大好きになっていくお嬢様を見ていて
私も嬉しさで胸が温かくなっていきました。(微笑)

>ちょっと悪戯好きで茶目っ気がある方みたいですけど、柚葉さんのお母さんに負けないくらい愛情が深くて
本当に素敵な方ですよね。

サクヤさんでしたら、グリッタちゃんの事を本当に可愛がって下さると思います。
姉御肌の素敵なお姉さんというだけでなく、私の叔母や家族への愛情の深さを
感じ取って頂けたのでしたら、とても嬉しいです。

グリッタちゃんが被写体を引き受けて下さるのなら、きっと素敵な写真が撮れるでしょう。
確かに悪戯好きな面もありますから、ちょっと心配ですが。(汗)

>はいは〜い、お待たせしました〜♪
>お茶もすぐにお持ちしま〜す♪

最後の最後まで、グリッタちゃんはメイドなのですね。
忙しそうでも、くるくると妖精のように舞いながら楽しそうにお仕事をこなす光景…。
土地神様まで虜になっていらっしゃいますわ。(微笑)

いえ、メイドであるのは私も同じです。
私まで見惚れて仕事を怠るわけには参りません。
ここは、彼女を見習って頑張らなければ。

>(翌日です)

はい、グリッタちゃんがお出で下さった時にはお嬢様と私の心の中の密かな願いを
天が聞き入れて下さったと思いました。
そして二度目のGMWも、多くの素敵な思い出を頂きました…。
グリッタちゃんもお忙しい中、お出で下さって本当に有難うございました。

>佐保姫様とお会いできる機会があれば、是非ご一緒したいです…。
>白鹿さんともお会いしたいし…。(照)

はい、奈良の佐保姫様の許へお出かけする機会については
これからお嬢様ときちんと話し合い、予定を組み立てておきます。
「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」の句にあるように、やはり柿が色づく
秋の季節がよろしいでしょう。

佐保姫様から「神無月」の来訪をお嬢様が仰せつかっておりますし、
その前の良きご挨拶になるかと思います。
お嬢様の体調を考えても、やはりその時期が望ましいですね。

>でも、アーチェロさんには柚葉さんがいてくれるからきっと大丈夫ですよね!

はい、その事に関しましては私に任せて下さいね。
私、羽藤柚葉はこの国の人間としては唯一の、アーチェロお嬢様のメイドです。
お嬢様の健康と平穏な日々を守っていくのが、私の責務なのですから。

…名残惜しいですが、貴女の笑顔はお別れの寂寥感を一瞬にして癒して
次にお会いできる機会に対する希望が湧いて参ります。
その時まで、どうぞお元気で、グリッタちゃん。

同じメイドとして、そしてお嬢様と共に大切な絆で結ばれた者として、
また素敵な思い出を共に作っていきましょうね。(微笑)

657 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/06/26(Sat) 19:49
>>654-655(アーチェロお嬢様)

(グリッタちゃんをお見送りを終えて、お茶の時間です。)

お嬢様、かき氷とお茶の準備が出来ました…。
シロップは、『甘葛煎(あまづらせん)』をご用意しております。
本日は、私も同じものを頂きたいと思います。

では、先輩と三姉妹さんをお呼びして参ります。

…これで、今年のGMWも終了ですね。
ですが先程申し上げた通り、寂寥感よりも次にお会いできる機会に対する
希望と温かさが湧いてくるのもあの娘の笑顔のおかげでしょうね。(微笑)

今回も画家のお嬢様から頂いた素敵な作品の数々…。
そしてアルバムに収める写真…。
土地神様への訪問から公民館のイベントまで、思い出の数々を振り返る作業が
楽しみになって参ります。

先程グリッタちゃんが仰っていたように、これからは暑さが心配な季節ではありますが
遠慮なく私に任せて下さいませ。
勿論自身の体調にも気を付けながら、これからのお仕事をこなして参ります。

またいずれ、佐保姫様の許へ参る際の計画を立てて参りましょう。
お嬢様の和装には、やはり色づく秋の奈良の光景がお似合いだと思いますわ。(微笑)
そしてグリッタちゃんも…。

奈良といえば駅周辺の鹿さんが有名ですが、鹿さんと戯れるお嬢様とグリッタちゃんの御姿は
私も見てみたいですね。(微笑)

658 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/06/26(Sat) 21:09
グリッタは、どんな声優さんが似合うと思いますか?

659 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/06/27(Sun) 11:16
>>657(柚葉さん)

>お嬢様、かき氷とお茶の準備が出来ました…。

ありがとうございます。
湯殿で体を清めてほぐし、こうしていただく氷菓子にホッと一息。
まことに本日一日の疲れを癒すのに素晴らしい味わいでございますわ。
それも、氷室から持ってきた氷に甘葛煎、千年の昔に清少納言が味わった涼味をこうしていただけるなんて、まことに
贅沢な時間。
我が家の皆で味わうのに最もふさわしいひと時でございます。

>…これで、今年のGMWも終了ですね。

重ねて、ありがとうございます、と申しますわ。
柚葉さんの采配のお陰で無事過ごせ、まことに充実した思いをさせていただきました。
グリッタちゃんのお出でをいただき、わたくしたちが一丸となってご主人様や子どもたちにご奉仕できて嬉しゅう
ございます。
わたくしはただただお二人の背中を追いかける立場でしたけれど。
皆様からの多くの笑顔を以て応えていただけたことに、少しばかりの誇りを感じることはお許しいただけるかと
思っております。

(わたくしの頭は自然と柚葉さんに対して下げられます。)

このたびの柚葉さんのご尽力、なかんずく公民館での読み聞かせのプランを立ててくださいましたこと、は本当に
ありがたいと思っております。
そのお陰で、また新たに久地崎様母娘に、妖怪と人間との絆に、触れることができたのですもの。

画家のお嬢様の絵画、たくさん撮られた写真。
ここにいるみんなとわたくしの知己の皆様、そして新たにご縁をいただいた方々との思い出がたくさん詰め込まれています。
振り返れば嬉し涙が込み上げて、再び前を向けば新たな想い出となる明日に胸ときめく。
そんな想いを抱かせてくださる皆の笑顔が、本当に眩しいですわ。

>またいずれ、佐保姫様の許へ参る際の計画を立てて参りましょう。

はい、もちろんでございます。
おっしゃるとおり、秋の紅葉色づく奈良の地へと、グリッタちゃんと共に参りましょう。
鹿さんと戯れる、それはとても
楽しいことでしょうね。
もちろんグリッタちゃんと鹿さんの戯れも、そして柚葉さんの清らな笑顔に懐く鹿さんというその情景も。

もちろん、それ以前の季節にもグリッタちゃんさえ宜しければ、またご一緒の機会を持ちたいですわ。
想い出はいつでもどこでも、わたくしたちが求めれば得ることができるはずですから。

これからもご一緒に素敵な想い出を作ってまいりましょうね。

(そう言って、柚葉さんの手に自分の手をそっと重ねました。)


660 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/06/27(Sun) 12:15
>>658

グリッタちゃんがアニメで見られたら、とっても素敵ですよね!
でも、わたくしはあまり声優の方に詳しくないのですけれど。
わたくしが知っているキャラクターのお声からの印象で良ければ申しましょう。

本渡楓様(ライカ「スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました」)
上坂すみれ様(アレッタ「異世界食堂」)

どちらも前向きに頑張る少女の、愛らしくて元気のあるお声を表現していらっしゃると感じております。
それぞれの作品において、演じられるキャラクターが活き活きと動いて働いている姿を見ていると、こちらも和みつつ
元気をいただけるのですよ。

なお、これまでにもわたくしたちの声をアニメで演じてくださる方を考えてくださった方がいらっしゃいました。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&st=471&to=471&nofirst=true
『皆さんの日常をアニメにしたら、OPを歌うのは霜月はるかさんがピッタリ。
キャスティングはこんな感じ。
 
アーチェロ:佐藤莉奈
柚葉:皆口裕子
レイナ:渡辺明乃
月華:小清水亜美
神父:小杉十郎太』

レイナさん、月華様、神父様はもう長いことこちらにお出でになりませんけれど。
また新たなキャラクターボイスが加わるのは、とても嬉しいですわ。


661 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/06/29(Tue) 23:19
アイドル(偶像)に興味はありませんか?

662 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/06/30(Wed) 21:41
>>658

グリッタちゃんを演じるのが似合う方ですか…。
やはり「妹」キャラを演じるのが上手な方がよろしいかと思います。

候補としては「水瀬いのりさん」
(タプリス「ガヴリールドロップアウト」)
(ソフィア「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢にてんせいしてしまった」)

または、「となりの吸血鬼さん」でエリーさんを演じたり、
「世話やきキツネの仙狐さん」の仙狐さん役でも知られる「和氣あず未さん」も
似合うのではないかと思います。

和氣あずみさんでしたら、グリッタちゃんの元気な面も可愛らしい面も見事に
演じられるのではないかと。
お嬢様の候補の方も合わせて、想像してみるのも楽しいですね。

何だか、過去作を見直したくなって参りました。
新たなシーズンに入る前に、改めて見てみようかしら…。

>>661

興味が無いとは言いませんが…。
すみません。男性にせよ女性にせよ、それ程詳しくはないんです。
少しだけテレビで見た事がある程度で…。

話題が乏しくて、どうもすみません…。
よろしければ、お茶のお代わりをお持ちしますか?

663 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/07/02(Fri) 21:41
>>661

わざわざ(偶像)とおっしゃるところから考えますに、ただ芸能人のみに限ったお答えでなくてもよろしいのかしら?
偶像…、信仰や崇拝、憧憬の対象と考えますと、まず脳裏に浮かびますのは、我が親愛なる柚葉さんのご母堂様ですわ。
初めてお会いしたときから、その気高いお姿、お優しいお心に一瞬で魅了されました。
かくも神々しき方で巡り合えたことの運命に感謝しております。
そして元々のこととは申せ、彼の方に慈しみ育まれた一人娘の柚葉さんにも、憧憬の想いを抱いておりますわ。

では芸能人のアイドルと申しますと、真っ先にエレオノーラ・ドゥーゼ(1858-1924)様を挙げますわね。
伊太利亜の女優で、フランスの国際的スターであるサラ・ベルナール(1844-1923)様と終生のライバルであった方です。
かつてわたくしが舞台を見てその入神の演技に唖然慄然いたしたのですよ。
作品ごとに全く別人ではないかと言うほどその役になり切り、なおかつ内より輝くオーラは彼女以外の何物でもござい
ませんでした。

実は彼女は我が城館に一度訪ねてこられたことがございます。
目的は『吸血鬼カーミラに会いたいから、紹介してもらえないだろうか。』と申すもので。
「カーミラ」を読んで、
是非舞台で演じたいと思ったそうなのです。
彼女の演技は『自己の滅却』と称するもので、自分の演じようとする登場人物の内面に心を通じ合わせ、そこから表現を
湧き起こらせるものだそうです。
ゆえに演じようとするカーミラ様に直接お会いしたい、とのことでしたわ。

自ら吸血鬼の城を訪ねてまで舞台化を実現しようとなさる、その熱意にぜひ応えたい、とわたくしもカーミラ様との
接触を図りましたが。
残念ながら彼女は取り合ってくださらず、エレオノーラ様による舞台化はなりませんでした。
今も彼女と一緒に撮った写真を見るたびに、当時を思い出して少し心が痛むのですよ。


664 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/07/03(Sat) 14:16
>>662(柚葉さん)

(横から失礼いたします。)

待望の「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X」が始まりまして、久方ぶりに『ソフィアっちゃん』
ことソフィア様の愛らしいお声が聴けましたけれど。
なるほど「水瀬いのり」様のお声もグリッタちゃんによく合っていらっしゃいますわね。
あの『健気可愛い』お声、とても耳に心地良うございます。
そして「和氣あず未」様の演ずるエリー様のキュートなお声も。

表情のはじけるような明るさと近縁であることから、「群れなせ!シートン学園」のランカちゃんを演じる「木野日菜」様も
推したいところですが、グリッタちゃんのお声しては少しお声が幼いかしら。
もしグリッタちゃんに妹さんがいらしたら、こんな感じなのかもと想像されて楽しいですけれど。


665 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/07/04(Sun) 04:31
>>663-664(アーチェロお嬢様)

お嬢様、お茶の準備が出来ました…。
お茶請けは、お野菜のクッキーになります。
お颯さんのお店で、「本日の見切り品」になっていた人参、南瓜等を材料にさせて頂きました。

発想は…先ほど見た「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X」の
カタリナさんとマリアさんの学園祭のエピソードを参考にさせて頂きました。

>偶像…、信仰や崇拝、憧憬の対象と考えますと、まず脳裏に浮かびますのは、我が親愛なる柚葉さんのご母堂様ですわ。

有難うございます、お嬢様…。
>>661さんのご質問について、お嬢様のようにもっと掘り下げて考えてみるべきでした。
>>661さん、申し訳ありませんでした。(ぺこり)

母のかつてのオハシラサマとしての役割は、私の叔父にあたる白花さんが受け継ぎましたが、
大切な家族とその絆を守ろうとする優しさと強さは変わる事は無いと思います。
母、羽藤柚明に憧憬を抱いているのは、私もお嬢様も同じ…。
気持ちが通じ合っているのは、誠に嬉しいものですね。

>残念ながら彼女は取り合ってくださらず、エレオノーラ様による舞台化はなりませんでした。

そうだったのですか…。それは残念でしたね。
お嬢様、お茶のお代わりを…。

エレオノーラさんは女優であると同時に、偉大な芸術家でもあられたと思います。
大多数の人間のように恐れられる存在としてカーミラさんを見るのではなく、
間近に接する事で真摯に理解なさろうとしていたのだと思います。

恐れられる存在でありながら、尚も人を惹きつけるのは何故か…。
彼女自身にしか無い美しさの本質とは何なのか…。
ご自身の演技のためだけでなく、知りたい事がきっと沢山あったのではないかと…。

お会いしたいというエレオノーラさんの心の内が、
決して理解出来ないわけではないカーミラさんではなかったと思いますが
人間との様々な経緯からやはり容易く心を許す事は出来なかったのでしょうね。

>待望の「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X」が始まりまして

元々この作品が好きで、昨年4月に待望のアニメがスタートし
オリジナルのエピソードも含めてその出来に感嘆しておりましたが、
放送終了後に第2期が決定した時には更なる喜びを噛み締めました。

第一期の放送終了から早一年…。
再びカタリナさんの青空のような朗らかさとくるくると変わる表情を
大いに楽しませて頂きました。
ついつい、繰り返して見てしまいます。(笑)

アニメならではの「カタリナファイブ」の楽しそうな様子も
更にパワーアップしていらっしゃいますね。
来年には舞台化も決定し、作品の更なる躍進が期待出来そうです。
こうしてお嬢様もお気に入りの作品となられた事は、本当に嬉しいです。

>「群れなせ!シートン学園」のランカちゃんを演じる「木野日菜」様も
推したいところですが

なるほど、狼繋がりであの方も有りですね。
もしあの娘とグリッタちゃんがお料理を一緒になさるとしたら
ドタバタ展開が容易に想像できますね。(笑)
グリッタちゃんの事ですから、それはそれで楽しんでしまうと思いますが。


666 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/07/07(Wed) 12:44
レイナさん、三姉妹さん、ただいま帰りました…。
はい、本日の講義は午前中で終わりですので…。
ですから午後の時間は、ゆっくりと七夕パーティの準備に当てられます。

今年は社交部の皆様だけでなく、奥方様や画家のお嬢様、奥方様にお仕えするサライさんも
お見えになるかと思いますので、ダンスホールを利用しての立食形式がよろしいかと思います。

三姉妹さん、午前中にお買い物を済ませて下さりどうも有難うございました。
この日に備えて大型冷蔵庫も十分なスペースを確保し、準備に支障は無いですね。
それでは、これらが今年の七夕のメニューとなります。

・カップ散らし寿司
・手まり寿司(ローストビーフ スモークサーモン きゅうり ラディッシュなど)
・星形オクラとコーンの豚肉巻き
・トマトの器のミニサラダ
・餃子の皮の星型ミニピザ

・レモン甘酒の水饅頭
・天の川のクリーム杏仁豆腐
・七夕レアチーズタルト

今回もお颯さんをはじめとする商店街の皆さんに良き材料を提供して頂いたり、
御贔屓の和菓子屋さんからは良きアイディアを頂く事が出来ました。

それではお嬢様が学校からお戻りになるまでに、頑張ってパーティの準備を致しましょう。

667 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/07/08(Thu) 21:54
>>665(柚葉さん)

ありがとうございます、柚葉さん。
流石お颯様のお店の品。
クッキーになっても新鮮な艶やかさ、そして一噛みごとに滋養が口内に溢れるようですわ。

なるほど、柚葉さんも「はめふら」の第2期をご覧になったのですね。
破滅エンドを回避して、ますます意気軒高なカタリナさん。
彼女のアドバイスを受けてマリアさんが作ったお菓子も学園祭で好評を博していて、もう彼女をいじめようなどと言う
不逞の令嬢もいないようでホッといたしました。

でも、こうして柚葉さんのクッキーに舌鼓を打っていますと、何だか自分がモブの令嬢方に餌付けされているカタリナさんの
ように思えてまいりますね。(苦笑)

>有難うございます、お嬢様…。
>>661さんのご質問について、お嬢様のようにもっと掘り下げて考えてみるべきでした。

いえいえ、わたくしの場合は『偶像』という言葉にちょっと思うところがあるものですから。
かつて中世と呼ばれた時代、わたくしの正体を知っていて敵視してくる方から、
「神の教えが偶像崇拝を禁じたもうたのは、まことにもっともなことだ。
貴様は、その蠱惑的な笑みで自分を人々に『偶像』として崇拝させ、背徳の沼に沈めようと企んでいるのであろう!」
などと、訳のわけのわからないことを言われていたのですよ…。
単に笑顔でご挨拶しただけですし、そもそも偶像扱いなんてされるような見目でもございませんのに。
先入観と言うものは本当に厄介なものですわ。

ご母堂様こそ本当に心から憧れる、わたくしの『偶像』です。
そして柚葉さんも同じ想いを抱いていらっしゃるのですね。
ふふふ…、では、二人でファンクラブを立ち上げましょうか?。
きっとゲームを通じてご母堂様に親しんだ皆様が我も我もと加入なさいますわ。

>エレオノーラさんは女優であると同時に、偉大な芸術家でもあられたと思います。

はい、あの迷いのない透徹した眼差しは、『最高の演技をしたい』という意気込みに満ち満ちていましたわ。
吸血鬼の城に来ることにまるで逡巡も感じさせない、強い意志の光が宿っていて。
わたくしが憧れる人の魂の輝きを体現する方でした。
だからこそ、わたくしもカーミラ様に彼女の想いを伝えたのですが。
エレオノーラ様が惹かれたカーミラ様の物語のとおり、カーミラ様は人を殺めかけ、そして報いを受けられたゆえに、
人と関わることにとても慎重になってしまわれたのです。
それでも、
「エレオノーラに伝えて。
わたしを演じずとも、貴女には演じられるのを待っているヒロインがいくらでもいるはずだ、と。」

それでもカーミラ様の役は唯一無二。
わたくしもエレオノーラ様が演じる姿を見たかったですね。

そういえば夏アニメの一つである「かげきしょうじょ!!」には歌劇の世界で己が魂を燃やす女性が大勢出てきますね。
苦難の先の栄光を勝ち取ろうとする彼女たちに、あの日のエレオノーラ様の姿が重なりますわ。

>再びカタリナさんの青空のような朗らかさとくるくると変わる表情を
大いに楽しませて頂きました。
>ついつい、繰り返して見てしまいます。(笑)

はい、わたくしもですわ。
学園祭の賑わいの中を軽やかな足取りで闊歩されるカタリナさんの姿にはワクワクいたしますね。
新たに第一・第二王子様とその婚約者の方々が出ていらっしゃいましたけれど。
きっとあの方たちもカタリナ様のはじける笑みに魅了されていくのでしょうね。

>来年には舞台化も決定し、作品の更なる躍進が期待出来そうです。

まあ、そのような企画があるのですか!?
感謝いたしますわ、素晴らしいニュースを教えてくださって。
それはぜひ観劇にまいりたいですわ。
それが叶わないなら、ぜひともネットで配信していただきたいですね。
本当に今の時代はネットでいろいろなお芝居が…先だっても「はたらく細胞」の舞台を見て、赤血球さん、白血球さん、
血小板ちゃんらの活躍を大いに楽しませていただいたのですもの。

>もしあの娘とグリッタちゃんがお料理を一緒になさるとしたら
>ドタバタ展開が容易に想像できますね。(笑)

お料理上手なグリッタちゃん、料理部のボスのランカちゃん、きっと笑みを交わしながら楽しくお料理を作られるでしょうね。
でも、ランカちゃんのことです、かの種族のご挨拶でグリッタちゃんのお口に熱いペロペロをなさることでしょう。
なんだか、ちょっとドキドキしてしまいそうですわ…。

(申し訳ございません。今宵はここまでとさせてくださいませ。)


668 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/07/11(Sun) 17:32
>>666(柚葉さん)

あちらがわたくしの屋敷でございます。
柚葉さんやレイナさん、そして三姉妹ちゃんたちが今日七夕のご馳走を用意してくれるそうなのですよ。

「本当に、わたしたちもお邪魔しちゃって良いんですか?」

朱瑠ちゃんはお母様とご一緒に、しばらくこちらの町に逗留されるのでしょう?
それに町の七夕祭りでは、また素晴らしいパフォーマンスを見せてくださるそうですし。
お二人にはぜひ英気を養っていただきたいのです。

そして、いつもお母様や画家のお嬢様のお世話をしていただいているサライ様にも、今宵はゆっくりしていただきたいですし。

「そのお世話を今から肩代わりしてもらうのは、なんだか申し訳ないんだけど。」

いえいえ、画業で根を詰めてお腹をすかせたお嬢様を負ぶって、我が家までエスコートなんて光栄の至りですわ。
さて、我が家に着きましたわ。
どうぞお入りくださいませ。

ただ今帰りました。
柚葉さん、レイナさん、三姉妹ちゃんたち。
ご馳走のご用意、どうもありがとうございます。

では、せっかくの星祭りの宵でございます。
星見台へご馳走を運びましょうか。

「あ〜、吸血姫さん、二口女の妖怪の勘で今夜の空模様を予測するなら、残念ながらこれから雨だね。
 星見台での宴はちょっと難しいかと思うよ。」

…それについては、考えがございます。
ささ、ご馳走を運びますので、お客様方は客室でしばしお待ちくださいまし。
お茶をお淹れいたします。」

「わ〜、きれい、きれい!
 『カップちらし寿司』ってすごく可愛いね!
 透明のカップに綺麗なお寿司、お刺身やアボガドをスライスして並べてすっかりお花みたいだし、散りばめたイクラが
小さな紅真珠みたいだし。
 本当に小さな宝石箱みたい。」

「お腹空いた…でも、『手毬寿司』が可愛すぎて、これから食べるのが辛い…。
 紅芯大根やラディッシュをスライスしてご飯を包んだのが、本当の鞠みたい。
 これはぜひ絵にしておかないと…。」

「へえ…、『オクラとベビーコーンの豚バラ巻き』って、星形のオクラ、花型に切った人参、菊の花のようなベビーコーン、
豚バラに巻かれた野菜の断面がちんまりして綺麗ね。
 眼で魅せる料理に、頭の舌が舌なめずりしてしまったよ。」

『トマトの器のミニサラダ』は鮮やかな真紅のトマトをくりぬいて盛られた鶏ひき肉、アボガド、チーズ、あら、
イタリアンドレッシングを使っていますのね。
見て良し、頬張って良しのイタリアンテイストが横溢していますわ。

「あらあ〜、『餃子の皮の星型ミニピザ』だなんてぇ。
 ピザは大歓迎だけど、餃子の皮を使うってことはぁ…。
 我が娘ぇ、ついにニンニクを克服したのかしらぁ?」

ええ…、先日も街の中華料理屋様で新作のナンプラー入りエスニック風餃子をいただいて…。
慣れてしまいますと、食欲が促されますわ。

柚葉さん、商店街の皆様からいただいた良き材料を本当に見事に料理してくださいましたね。
では、星見台へとまいりましょうか。

(家人に加えて、二口女の朱瑠ちゃんやサライ様もお料理を運ぶのを手伝ってくださいました。)

(申し訳ございません。続きます。)


669 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/07/11(Sun) 17:34
>>666(柚葉さん)(続きでございます。)

(星見台でございます。)

さてさて、空は雲に覆われ雨模様。
ですが、今日ばかりは牽牛様織女様の逢瀬を思いながらお料理をいただきたいもの。
故にわたくし、『元素支配』の魔力を解放させていただきます!

天の雲よ、今宵はどうかわたくしの魔の気に場を譲り、勢威の翼を畳み、しばしの眠りに就かれたまわんことを…。

(わたくしの魔の気が空に達すると空を覆う雲の一点より晴れ間が見え、その点は速やかに広がり、やがて空一面が
星影にちりばめられました。)

「ちょっとぉ、大丈夫ぅ?なんかへたりこんじゃったけどぉ。」

いえ、少し気を費やしましたが…、平気ですわ。
むしろお腹が空いて、目の前のテーブルに広げられたご馳走にいっそう食欲がわいてまいりました。

綺麗に晴れ上がりました…。
先日始まった「小林さんちのメイドラゴンS」に励まされたのが良かったのですわ。
第1期第1話でトール様が見せたドラゴンブレスによる青空。
最初はトール様をお訪ねして再現してもらえないか、頼もうと思いましたが。
この町の住民として自分の町のことは自分でやろう、と頑張った甲斐がございました…。

ああ、早くご馳走を、そしてその後は ―

『レモン甘酒の水饅頭』だなんて、夏の涼味を最高に引き出すレモン水と水饅頭、そこに愛しの甘酒まで一緒だなんて、
最高過ぎじゃないですか!

「わ、わたしは夜空を映したような『天の川のクリーム杏仁豆腐』をじっくり眺めてから、頭のお口で堪能したいです!」

「わたしは風流を解する趣味は無いんだけど、果肉を切ったキューブを青のかき氷シロップとゼラチンで固めた『七夕レアチーズタルト』にそそられるわ。
 お嬢も欲しそうに見てるし、後でレシピも教えてもらおうかしら。」

デザートも食欲をそそりますけれど、まずはお料理ですわね。
それでは皆様、星空のお二人の導きに感謝して今宵の宴を始めましょう…。


670 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/07/12(Mon) 09:52
姫様の故国イタリアの、欧州サッカー選手権の優勝おめでとうございます。
53年ぶりの快挙だそうですね。

671 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/07/12(Mon) 11:51
>>670

まあまあまあ、わざわざお祝いにお越し下さってありがとうございます!!
(感激で思わずお客様に抱きついてしまいました。)

し、失礼しました。
さすがに53年ぶりとなりますと、吸血鬼のこの身にも少しは長い年月ゆえ感激もひとしおなのですよ。
どうぞお許しください…。

わたくし普段はそれほどサッカーを見ているわけではないのですが、このたびはさすがに落ち着いてはいられません
でした。
レオナルド・ボヌッチ様が歴代最年長ゴールを決められたときは思わず飛び跳ねてしまいまい、家人に次々と抱き
ついてしまいましたわ。

イタリア代表の皆様、本当にお見事でございました。
あの鮮やかな青のユニフォームが、まるで咲き誇る青薔薇のように目に焼き付きましたわ。
青い薔薇の花言葉は、かつては「不可能」でしたが、日本で『サントリーブルーローズアプローズ』が花開いてからは
「夢がかなう」に変わりました。
イタリア代表の皆様はまさに『ウェンブリー・スタジアムの青い薔薇』でしたわ。

もちろん、優勝を争ったイングランド代表の皆様にもその敢闘へ拍手を送らせていただきます。

せっかくいらしていただいたのです。
今から我が家特製のブルーローズ・ダージリンでティーパーティーを催しますのでご一緒くださいませ。
バラをかたどったアイシングクッキーもご用意いたしますわ。


672 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/07/12(Mon) 21:43
>>668(アーチェロお嬢様)

>ただ今帰りました。
>柚葉さん、レイナさん、三姉妹ちゃんたち。
>ご馳走のご用意、どうもありがとうございます。

お帰りなさいませ、お嬢様…。
そして奥方様、ようこそお越し下さいました…。
…あらあら、画家のお嬢様はお仕事と空腹でいらっしゃいますね。
サライさん、お疲れ様です。
そして朱瑠ちゃんとお母様も…。

久地崎さんは、お越し頂くのは初めてになりますね。
どうか遠慮なく寛いで下さいませ…。

>「あ〜、吸血姫さん、二口女の妖怪の勘で今夜の空模様を予測するなら、残念ながらこれから雨だね。
>星見台での宴はちょっと難しいかと思うよ。」

ええ…。天気予報に関しては注意しておりましたが、残念ながら…。
ですので、今宵の宴は離れのダンスホールがよろしいかと…。

>…それについては、考えがございます。
>ささ、ご馳走を運びますので、お客様方は客室でしばしお待ちくださいまし。

成程、滅多に御力を発揮することのないお嬢様が今宵は本領発揮なのですね。
ここにいらして下さった皆様のために…。
そして今宵の町の皆様のために…。
皆の事を想うお嬢様の純粋な願いでしたら、天も許して下さるでしょう。
そして織姫様、彦星様の年に一度の逢瀬のためにも…。

>柚葉さん、商店街の皆様からいただいた良き材料を本当に見事に料理してくださいましたね。
>では、星見台へとまいりましょうか。

お嬢様をはじめとして、いらして下さった皆様から思い思いの賛辞を頂けると
私達家人一同も大変誇らしく思います。
奥方様、『餃子の皮の星型ミニピザ』に関しましてはご心配なく…。

こちらは生地として餃子の皮を用いておりますが、にんにくは使用しておりません。
カレールーのように、食材の一部としてにんにくが既に使われているものは別として、
(となりの吸血鬼さんのアニメの第5話ですね)
もしにんにくを直接用いるお料理をする際にはきちんとお嬢様に報告し、
了解を得た上で使用しております。

例えお嬢様が克服なさっているとしても、吸血姫に仕えるメイドとしての
最低限のマナーです。

>(家人に加えて、二口女の朱瑠ちゃんやサライ様もお料理を運ぶのを手伝ってくださいました。)

本日はお客様としていらして下さったのに、お仕事を手伝って頂き申し訳ございません。
え?それを言ったらあのグリッタちゃんも同じですか?
はい、確かに…。

実はこの後、お嬢様の『社交部』の方々も来られる予定になっております。
お家でパーティをされる方もおられますので全員ではありませんが、
それでも大人数となりますので本当に助かりました。
心から、お礼申し上げます。

673 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/07/12(Mon) 22:26
>>669(アーチェロお嬢様)

>天の雲よ、今宵はどうかわたくしの魔の気に場を譲り、勢威の翼を畳み、しばしの眠りに就かれたまわんことを…。
>「ちょっとぉ、大丈夫ぅ?なんかへたりこんじゃったけどぉ。」

(思わずお嬢様に駆け寄ります)

お嬢様、具合は如何ですか?
お嬢様ご自身の周囲やお部屋であれば兎も角、この街一帯となられますと…。
顔色は然程ではありませんが、『朱珠』のぬくもりが半減しているのを確かに感じます。
お嬢様の皆様への心遣いには感謝しながらも、今宵は常にお傍にいさせて下さいませ…。

(レイナさんが給仕は自分達に任せて、お嬢様の御世話に専念するように取り計らって下さいました。)

お嬢様、私のヒーリングをどうぞ…。
傷を治すのみならず、体力の回復にも効果がありますので…。
今宵はお嬢様と私の能力が、適材適所ですね。

>第1期第1話でトール様が見せたドラゴンブレスによる青空。
>最初はトール様をお訪ねして再現してもらえないか、頼もうと思いましたが。

先週の第1話は、町への被害をきちんと考慮されているところが
トールさんの心情の変化としてよく表れていましたね。
しかしトールさんのあの威力となると、流石に土地神様からも待ったがかかるのでは…?(汗)

>『レモン甘酒の水饅頭』だなんて、夏の涼味を最高に引き出すレモン水と水饅頭、そこに愛しの甘酒まで一緒だなんて、
最高過ぎじゃないですか!

良かった…。実はこちらの『レモン甘酒の水饅頭』は、今年の七夕のスイーツの中で
一番の自信作なんです。
…お嬢様のこよなく愛する甘酒を用いて、尚且つ七夕に合う涼し気なスイーツを作りたい…。
そう考えて相談したところ、和菓子屋さんから良きアドバイスを頂きました。

お嬢様の喜ぶ御顔が見られて、感無量です。(微笑)

>お嬢も欲しそうに見てるし、後でレシピも教えてもらおうかしら。

はい、喜んでお伝え致します。
それと、こういった季節の行事で作るメニューに関してはレシピをデータとして
常にまとめております。
後で印刷したものも、お渡し致しますわ。
奥方様とお嬢様のためにも、頑張って下さいませ。

>それでは皆様、星空のお二人の導きに感謝して今宵の宴を始めましょう…。

はい、先程社交部の皆様も到着し、宴の準備も整いました。
それでは天の織姫様と彦星様の再会を祝し、
今宵お集り頂いた皆様への感謝と共に乾杯を…。

それでは、遠慮なく召し上がって下さいませ。

674 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/07/14(Wed) 07:38
>>672(柚葉さん)

>久地崎さんは、お越し頂くのは初めてになりますね。
>どうか遠慮なく寛いで下さいませ…。

「お邪魔しまぁす。
 は〜、大きなお屋敷ですねぇ。
 それに…なんだろ?
 すごぉく、神々しい視線がこっちを見てるみたいですけど??」

「あ〜、驚いたね。
 神様が鎮座している家なんて久しぶりに見るわね。
 ああ、あちらにいらっしゃるわ…、廊下の角から顔を出してジッとこちらをご欄になってる、愛らしい子どもの姿の神様が。
 ええっと、わたしたち妖怪なんですけど、入っても…?
 あ、コクコク頷いてらっしゃる。
 じゃあ、ありがたく…お邪魔しますね。」

屋敷神様、ただいま帰りました。
お待たせいたしましたが、間もなく宴でございますわ。

>成程、滅多に御力を発揮することのないお嬢様が今宵は本領発揮なのですね。
>ここにいらして下さった皆様のために…。
>そして今宵の町の皆様のために…。

はい、このところ毎日雨模様で、町の皆様、特にお子さんたちは空を見上げてとても心配そうでしたので。
と申しましても、わたくし自身が晴天の星祭りを迎えたい、という我儘でもございましたけれど。

>皆の事を想うお嬢様の純粋な願いでしたら、天も許して下さるでしょう。
>そして織姫様、彦星様の年に一度の逢瀬のためにも…。

はい、土地神様にもご相談しましたが、
「年に一度の浪漫じゃ、むしろ歓迎するぞ。」
とおっしゃって下さいました。
地元の気象台様にも、その時になって困惑されないように、事前にご連絡してしておきましたわ。
ごめんなさい、各方面への連絡に気を取られて、柚葉さんにお伝えするのが後回しになってしまいました。(ぺこり)

>奥方様、『餃子の皮の星型ミニピザ』に関しましてはご心配なく…。
>もしにんにくを直接用いるお料理をする際にはきちんとお嬢様に報告し、
>了解を得た上で使用しております。

「うふふふ、気遣いありがとうねぇ、柚ちゃん。
 でも、あたくしも実はペペロンチーノはいけるのよねぇ。
 餃子はまだ挑戦したことないけれど、今度サライに作ってもらおうかしらぁ。」

「おい、勘弁してくれ。あたしも吸血鬼なんだぞ。」

…はあ、まったくお母様は。
柚葉さん、今度餃子を作ることがありましたら、お母様も招待させてくださいませ…。
サライ様が作られるのは、さすがにお気の毒ですので。

>本日はお客様としていらして下さったのに、お仕事を手伝って頂き申し訳ございません。

「ううん、全然かまわない、っていうか、むしろ手伝わせてください!
 わたし旅芸人してきましたから、何でも自分でやるのが普通ですから。
 それにこんなにご馳走作ってもらって、何もしないなんて申し訳ないですよお!
 グリッタお姉さんだって、ここにいたらきっと同じことをしたと思いますし。」

「わたしも、すっかりメイドが板に付いちまったと言うか…。
 何かしていないと落ち着かないのよ。
 やれやれ、姉さんたちが見たらさぞあきれるだろうなあ。」

わたくしも、申し訳ないと思いつつも、一緒にパーティーの用意をできるのがとても楽しいです。
これも、柚葉さんが作って下さる温かい雰囲気と美味しいお料理の賜物ですわね。

あら、玄関の呼び鈴が鳴っておりますね。
社交部の皆様がお着きになったようです。
すみませんが、わたくし応対にまいりますので、柚葉さんはご準備の方、どうぞよろしくお願いいたしますね…。

(すみません、いったん切らせていただきます。)


675 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/07/16(Fri) 07:37
>>673(柚葉さん)

>お嬢様、具合は如何ですか?
>お嬢様ご自身の周囲やお部屋であれば兎も角、この街一帯となられますと…。

ごめんなさい、また柚葉さんに心配をかけてしまいましたね。
気合いを入れて頑張ってみましたが、まだまだわたくしは未熟でしたわ。

>お嬢様、私のヒーリングをどうぞ…。

ああ、力が充ちてまいります…。
こうしてくずおれたところを柚葉さんに癒していただいたことで、自分がとても安堵したことを自覚いたしました。
貴女がいてくださるから、わたくしは身も心も充ちていて頑張ることができるのですけれど、それに甘えてしまった
わたくしをどうか許してください…。

ですが、こうして満天の星空を見上げていますと、やはり少し背伸びをして良かったと思うのですよ。
町の皆様にも喜んでいただけたのではないか、と思うと心が充たされて、柚葉さんのご馳走への食欲が戻ってまいり
ますわ。

>先週の第1話は、町への被害をきちんと考慮されているところが
>トールさんの心情の変化としてよく表れていましたね。

はい、わたくしもそれがとても印書的でしたわ。
イルル様を相手に我が身が傷つくのも厭わず街を護ろうと懸命になっていらっしゃるお姿には思わず手に汗握って
しまいました。
無事イルル様を撃退した後、小林様以外の人間を見捨てようとしたご自分に自責の念を抱いていらっしゃいましたが、
それ自体が、トール様が人間を好きになっている表れだと思いました。
そんなトール様の心情を察してか、何も言わずに頭を撫でてさしあげる小林様。
お二人の心の絆の深さに、思わず目頭が熱くなってしまいましたわ。

>しかしトールさんのあの威力となると、流石に土地神様からも待ったがかかるのでは…?(汗)

トール様と土地神様は多分初対面でしょうし、強大なドラゴンに力を振っていただくにはちゃんとお引き合わせとかの
準備が必要でしょうね。
やはりわたくしが責任を負って晴れ渡らせる、これで良かったのですわね。

>…お嬢様のこよなく愛する甘酒を用いて、尚且つ七夕に合う涼し気なスイーツを作りたい…。
>そう考えて相談したところ、和菓子屋さんから良きアドバイスを頂きました。

そうでしたか。
和菓子屋様もきっとこの夏を楽しく彩る、美味しく涼しいスイーツをいろいろと考えて下さっているのですね。
柚葉さんのお心遣いと、それに応えてくださった和菓子屋様。
心地良い甘味は優しい心づくしによって生み出されたものなのですね。
それを伺って、なおいっそう今宵のスイーツを美味しくいただけそうですわ。

顕現なされた屋敷神様もスイーツに目を輝かしておられます。
わたくしもその瞳の輝きに、さらに食欲が刺激されて仕方ありませんわ。

>はい、喜んでお伝え致します。
>後で印刷したものも、お渡し致しますわ。
>奥方様とお嬢様のためにも、頑張って下さいませ。

「おお、それは助かるよ。
 主(あるじ)とお嬢のために、うんと腕によりをかけて作らなきゃあな。
 …って、あたしもすっかりコック業が板に付いちまって、なんだか複雑な気分だな。」

わたくしもサライ様に感謝いたします。
画家のお嬢様の食生活がどうなっているか以前は気懸りでしたけれど、お陰様で最近はとても血色も宜しくて安心
できますわ…。

「お腹空いた…。
 それに満天の星も手毬寿司も、とっても絵になる。
 みんなの笑顔もきっと絵になる。
 絵になるから絵にすると、またお腹が空く…。」

>それでは、遠慮なく召し上がって下さいませ。

お嬢様も、お待たせいたしました。
どうぞ、存分にご堪能下さいませ。


676 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/07/16(Fri) 20:42
>>670
>>671(アーチェロお嬢様)

お客様、祝辞を述べて頂き有難うございます。
当屋敷におきましては、数日前から見習いメイドのスポーツ好きな次女さんが
決勝戦を楽しみにしておりまして…。
そしてお嬢様も、キックオフの時間が近づくと待ちきれないご様子でした。

国際的なスポーツのイベントにおきましては、やはり日本代表の方々の活躍は気になりますが、
お嬢様と共にこのお屋敷で暮らすようになってからはイタリアの方々の活躍も自然と意識するようになりました。

お嬢様と次女さんから、もしイタリアが優勝すれば53年ぶりの快挙というお話を聞き、
一息入れて頂くためのお茶やお菓子の準備をしながらも試合が気になって
私もずっとそわそわしておりました。

>レオナルド・ボヌッチ様が歴代最年長ゴールを決められたときは思わず飛び跳ねてしまいまい、家人に次々と抱き
>ついてしまいましたわ。

はい、普段は「伊太利亜から来た大和撫子」とも呼ばれ落ち着いた立ち居振る舞いの
お嬢様のはしゃぎっぷり…。
試合会場のサポーターの皆様と興奮を分かち合い、そして家族皆で喜び合いました。

スポーツを通じて得られる感動と興奮は、実に良いものですね。(微笑)

>今から我が家特製のブルーローズ・ダージリンでティーパーティーを催しますのでご一緒くださいませ。
>バラをかたどったアイシングクッキーもご用意いたしますわ。

はい、お嬢様自ら企画されたパーティ、私も喜んでサポート致します。
お客様、準備が出来るまで今暫くの間お待ち下さいませ。
もしお客様がサッカーにお詳しいのでしたら、次女さんのお話にお付き合い頂ければ幸いです。


677 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/07/16(Fri) 22:32
>>674(アーチェロお嬢様)

>屋敷神様、ただいま帰りました。
>お待たせいたしましたが、間もなく宴でございますわ。

屋敷神様、本日は新たなお客様にお出で頂きました。
奥方様からの御縁で参られた『久地崎朱乃(くちさき あけの)』さん、
『『久地崎朱瑠(くちさき あける)』さんです。

今は奥方様の住まわれている街に留まっておられます。
GWの際には、公民館でイベントにご協力頂きお客様を盛り上げて下さいました。
そのお礼も兼ねて、おもてなしさせて頂きます。
では支度が整うまで、今暫くお待ち下さいませ。

>ごめんなさい、各方面への連絡に気を取られて、柚葉さんにお伝えするのが後回しになってしまいました。(ぺこり)

いえ、それを聞いて安心致しました。
天を左右するとなりますと様々な影響は避けられないと思い気になりましたが、
これで気兼ねなく宴を楽しめましょう。

>「餃子はまだ挑戦したことないけれど、今度サライに作ってもらおうかしらぁ。」
>「おい、勘弁してくれ。あたしも吸血鬼なんだぞ。

以前からさりげない会話の中で気になっておりましたが…。
サライさん、既に奥方様からお料理を任されているのですね。
お仕えして、まだ1年にも満たぬ筈…。
グリッタちゃんもビックリの才をお持ちなのでは…?
いえ、画家のお嬢様の生活を支えて下さる上でとても心強く、喜ばしい事ではありますが。

>…はあ、まったくお母様は。
>柚葉さん、今度餃子を作ることがありましたら、お母様も招待させてくださいませ…。

承知致しました、お嬢様…。
では餃子パーティは、暑さの和らいだ季節がよろしいかと思いますね。
餃子は焼いても美味しいですが、お鍋に入れてもまた美味しいですね。
少し苦手な方の事も考慮した上で、メニューを検討致します。

>「ううん、全然かまわない、っていうか、むしろ手伝わせてください!」
>「わたしも、すっかりメイドが板に付いちまったと言うか…。」

うふふ…。それでは共に皆様を頑張っておもてなし致しましょう。
では、お二人もこのお屋敷のメイド服に身を包んでみては如何ですか?
きっと可愛らしくて、お似合いですわ。(微笑)

>社交部の皆様がお着きになったようです。
>すみませんが、わたくし応対にまいりますので、柚葉さんはご準備の方、どうぞよろしくお願いいたしますね…。

はい、それではお嬢様、よろしくお願い致します。
うふふ…。社交部の皆様も、今回は新たに可愛いメイドさんが2人増えて喜んで下さるでしょう。
もうすぐ始まる宴と皆様の笑顔が、待ち遠しいですね。(微笑)

(申し訳ありません。今宵はこれで失礼致します。)

678 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/07/17(Sat) 16:51
>>676(柚葉さん)

>当屋敷におきましては、数日前から見習いメイドのスポーツ好きな次女さんが
>決勝戦を楽しみにしておりまして…。

あの娘はお休みの時に公園で子どもたちに交じってのサッカーで何度もゴールを決めたりしているのを注目されて、
最近では地域の女子サッカークラブのから勧誘されたりもしてるんですよね。
尊敬する柚葉お姉さんに付いてメイド修行の最中ゆえお断りしていましたけれど。
イタリア優勝が決まったときはわたくしも大喜びしましたが、あの娘の喜びようといったらなくて、快哉の声を上げて
鮮やかにバク転を決めてくれたほどでしたわ。

>お嬢様と共にこのお屋敷で暮らすようになってからはイタリアの方々の活躍も自然と意識するようになりました。
柚葉さんに興味を持っていただけるのは本当に嬉しいですが、他にも優勝と共にスマホに「おめでとう」のメッセージが
いくつもついたのには胸がジーンとしましたわ。

他にもこれまでイタリアのスポーツや美術の話をいろいろ振ってくださったり、わたくしの返答に興味深げに頷いて
くださったり。
そういう交流って本当に嬉しくなりますね。
…もっとも、そうやって話しているうちにいつの間にか、故郷の城館でわたくしが強引に描かれたゴシックホラーっぽくて
恥ずかしい肖像画の話になっていたりすることもありましたけれど。

>はい、普段は「伊太利亜から来た大和撫子」とも呼ばれ落ち着いた立ち居振る舞いの
お嬢様のはしゃぎっぷり…。

はい、そうでしたわね、テンションが高くて今思い出すと恥ずかしいですけれど。
その様子を長女ちゃんに
「後で思い出の一コマとして柚葉お姉さまを喜ばせるために。」
と言われて写真を撮られたのは不覚でしたわ…。

>はい、お嬢様自ら企画されたパーティ、私も喜んでサポート致します。

ありがとうございます、柚葉さん。
たしかアンティークショップで買った青い薔薇の模様のティーカップがございましたね。
梅雨明けも間近で気温も高まってまいりますが、青い薔薇尽くしのティーパーティーはとっても涼やかで、心に爽やかな
風をもたらしてくれることでしょう。


679 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/07/17(Sat) 19:54
>>677(柚葉さん)

(少し遡りまして家に帰りましたところからでございます。)

(あら…、屋敷の周囲に強い結界が張られておりますね。
 ま、まさか、わたくしやらかしてしまいましたか?
 何か屋敷神様のご機嫌を損なうようなことをしてしまったと?

 …ああ、そうではなくて久地崎様母娘のことを警戒していらっしゃるのでしょう。
 二口女と言えば、音に聞こえた強い力を持つ妖怪。
 屋敷を守る立場の神様としてはまずはご様子見、ということなのでしょうね。

(意識を屋敷の中に飛ばします。) 
 屋敷神様、アーチェロでございます。
…申し訳ございません、わたくしたちのために警戒してくださったのですね。
でも、大丈夫でございます、このお二方はわたくしが招待いたしましたお客様でございます。
どうかお力をお納めくださいませ。)

>屋敷神様、本日は新たなお客様にお出で頂きました。

良かったですわ。
柚葉さんからご紹介いただいたことで、屋敷神様の久地崎様母娘への警戒が雲散霧消いたしました。
やはり、最後の決め手は柚葉さんのご人徳でしたわ。

>GWの際には、公民館でイベントにご協力頂きお客様を盛り上げて下さいました。
>そのお礼も兼ねて、おもてなしさせて頂きます。

「おお〜。」

あらあら、先日のイベントのゲストと聞いて、目をキラキラさせていらっしゃいます。
こういうときの直截な反応は、子どものお姿の神様らしく可愛らしいですね。
ちょっと「小林さんちのメイドラゴン」のカンナカムイ様を思わせますわ。

>天を左右するとなりますと様々な影響は避けられないと思い気になりましたが、
>これで気兼ねなく宴を楽しめましょう。

「そのことなのですが、姫様、柚葉お姉様。」

あら、どうかしましたか、長女ちゃん?
スマホがどうかして?

「実は、気象台のお天気お姉さんが、今夜この町が晴れの特異点になるでしょう、とネットに書き込んでいて。
 それに反応した周辺の町の一部の人たちがこの町に集まってきているそうです。
 ここら一帯は今夜雨の予報でしたので、皆さん半信半疑ながら『星が見られるかも知れないなら』と親子連れやら
カップルやらが。」

あらあらあら…、それでしたらお空に晴れていただくようにいっそう頑張らなければ。

「特に高台にある土地神様の神社の境内は賑やかになってきて、土地神様が巫女の皆様と一緒に総出で家内安全や
縁結びのお守りをご用意になっているとか。」

土地神様も、けっこう機を見るに敏でいらっしゃるのね…。


(申し訳ございません。続きます。)

680 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/07/17(Sat) 19:55
>>677(柚葉さん)(続きです。)

>以前からさりげない会話の中で気になっておりましたが…。
>サライさん、既に奥方様からお料理を任されているのですね。

「最初は皿洗いだけだったんだけどね。
 お嬢は放っておくといつまでも飯食わないでキャンバスに向かってるし。
 人間が血色悪いのって、見ていてなんかすごく気になるんだよね。
 ああ、前は主(あるじ)も作っていたんだけどさ、なんかときどきどっかの蛇神か何かのものらしき肉が混じってたりして。
 主は
 『ちょっと暇つぶしにお仕置きしたら尻尾を自切して逃げたから、それをもらっただけよぉ。』
 って言うんだけどさ…。
 元はそっち系の主人に仕えていたこちらとしては、すごく気になるわけで。
 もう、こりゃあたしがやるのがいちばん良いんじゃないか、と思ってね。」

それにしても、アンタを狙っていたあたしに親しく話しかけてくれるとか、本当にアンタの包容力にはかなわないな。

>では餃子パーティは、暑さの和らいだ季節がよろしいかと思いますね。
>餃子は焼いても美味しいですが、お鍋に入れてもまた美味しいですね。

「あらぁ、それは嬉しいわねぇ。
 イタリアにペペロンチーノに対し東洋に餃子あり。
 新しいガーリックの妙味を楽しみにしてるわよぉ。」

>うふふ…。それでは共に皆様を頑張っておもてなし致しましょう。
>では、お二人もこのお屋敷のメイド服に身を包んでみては如何ですか?

「わ〜、良いんですか!?
 ぜひぜひお願いします。
 柚葉さんやグリッタちゃんみたいな可愛い服が着れるのって嬉しい〜♪
 実はこないだ、ネットの
『かわいいメイド服25種類と、キャラを描くコツ。講座でも学べます』
っていうサイトで、すっごくいろんなメイドさんのファッションを見て憧れたんですけれど。
 その中でもやっぱりこのお屋敷みたいなタイプのがいちばん好きでした〜。
 ああ、もう、ほんと楽しみ〜♪」

「おお、メイドの制服とかなんかテンションが上がるな。
 せっかくお嬢に食べさせるんだ。
 形から入るのも良いかもな。」

>うふふ…。社交部の皆様も、今回は新たに可愛いメイドさんが2人増えて喜んで下さるでしょう。
>もうすぐ始まる宴と皆様の笑顔が、待ち遠しいですね。(微笑)

あらあら、それはわたくしも楽しみですわ。
社交部の皆様にもまた良きサプライズになりそうですわね。
ワクワクしてまいりますわ…。


681 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/07/17(Sat) 20:02
申し訳ございません。
>>680の訂正でございます。

>それにしても、アンタを狙っていたあたしに親しく話しかけてくれるとか、本当にアンタの包容力にはかなわないな。

これは、「」には入っていませんけれど、サライ様の言葉でございます。

失礼いたしました。


682 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/07/19(Mon) 12:02
>>675(羽藤柚葉)

>町の皆様にも喜んでいただけたのではないか、と思うと心が充たされて、柚葉さんのご馳走への食欲が戻ってまいり
>ますわ。

良かった…。こういう時にお嬢様の御力になれる事、メイドとして誇らしく思えます。
家人一同で丹精込めて作ったご馳走も、来訪の皆様もお待ちかねです。
では、参りましょうか。

>そんなトール様の心情を察してか、何も言わずに頭を撫でてさしあげる小林様。
>お二人の心の絆の深さに、思わず目頭が熱くなってしまいましたわ。

はい、そして先週のイルルさんの幼い頃の記憶と心情を小林さんに吐露する場面…。
お嬢様のかつての記憶と重なるものがあり、切なかったです。
お嬢様もきっと同じ思いで見ておられたかと思うと…。

>顕現なされた屋敷神様もスイーツに目を輝かしておられます。
>わたくしもその瞳の輝きに、さらに食欲が刺激されて仕方ありませんわ。

ええ、今宵は新たなお客様と共に存分に味わって頂きたく存じます。
屋敷神様と朱瑠ちゃんがスイーツの取り合いに…という事態も想定して
十分な量を用意しておりますわ。

あ…屋敷神様がジト目で…。
失礼致しました。(苦笑)

>>679(アーチェロお嬢様)

>「ここら一帯は今夜雨の予報でしたので、皆さん半信半疑ながら『星が見られるかも知れないなら』と親子連れやら
>カップルやらが。」

私もここ数日の天気予報を見ながら多少残念な思いをしておりましたので…。
お集りになった皆様のお気持ちはよく分かりますね。
特に恋人同士で、ご夫婦で祝いたい方々からすればこの機を逃す手はないかと。
でも、何処に参られるのでしょうか?

>「特に高台にある土地神様の神社の境内は賑やかになってきて、土地神様が巫女の皆様と一緒に総出で家内安全や
>縁結びのお守りをご用意になっているとか。」

やはりそうでしたか…。
先週参拝した際に神社の皆様も七夕の準備をなさっていましたが、土地神様はその際に

「残念ながら、当日は天気が芳しくなさそうだのう。」

と憂いておられました…。
お嬢様の申し出は、正に“渡りに船”であられたのではないかと。
あ…でも恐らく数日後には土地神様の許に奈良の佐保姫様が顕現されて…。

「あなたずるい!氏子の吸血姫が雨雲を祓ってあなたの町一帯を星空に変えて
多くの信心を集めたそうじゃない!
七夕のパワースポットとして今後も注目ですって!?」

「そう言われても、皆に星空を見せてやりたいというのはあくまで吸血姫からの申し出だからのう。
我は無理強いなどしてはおらぬよ。
それに、年に一度の浪漫じゃ。
信心深く可愛い氏子の皆の為を思うての頼みを、無碍にする事もあるまい。」

「そう言って、ちゃっかり商売に利用してたじゃない!」

「折角の機会を、無駄にすることもあるまい。どこに集まるかは人それぞれじゃ。
それがたまたま、我の神社だっただけの事よ。」

「じゃあ来年雨が降ったら、件の吸血姫をうちに寄越しなさい!」

「それを決めるのはあの娘じゃから、我としては構わんがのう。
じゃが、天を左右するのはあの娘とて並大抵の事ではない。
あまり無理はさせられんのう。」

…というやり取りが想像出来ます…。(汗)
今宵のスイーツ、明日もう一度準備しておきますね。(汗汗)

683 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/07/20(Tue) 09:36
>>680(アーチェロお嬢様)

>お嬢は放っておくといつまでも飯食わないでキャンバスに向かってるし。
>血色悪いのって、見ていてなんかすごく気になるんだよね。

いつも頂いている素晴らしい作品の数々を見て、途轍もない集中力をお持ちなのは理解しておりますが…。
その分緊張の糸が切れると、「お腹空いた…」のお約束になってしまうようですね。(汗)

>ああ、前は主(あるじ)も作っていたんだけどさ、なんかときどきどっかの蛇神か何かのものらしき肉が混じってたりして。

…奥方様の事ですから、人間が食しても問題の無い食材をきちんとお選びになっていると思いますし
きっと精のつくものなのでしょうけれど、やはりそこは一抹の不安が…。(苦笑)
(出会ったばかりの頃の小林さんとトールさんのやり取りが頭に浮かびます。)

それで、今はお料理も担当されているのですね。
今のお仕事ぶり、きっとグリッタちゃんの所属する「本部」の方々も高く評価されている事と思います。
どうかこれからも、画家のお嬢様と奥方様の日常を支えてあげて下さいませ。

>それにしても、アンタを狙っていたあたしに親しく話しかけてくれるとか、本当にアンタの包容力にはかなわないな。

(サライさんの唇にちょんと指を当て、自分の唇にも指を立てながら)

それは、言わない約束です。(微笑)
私達は、それぞれの主の健やかな日常を支え日々を彩るメイドなのですから。
過去や経緯に拘るよりも、前を向いて進む事を主も望んでおりますわ。

そのためにも、今は皆様の御給仕を頑張りましょう。
ほら、朱瑠ちゃんったらあんなに楽しそうにメイド服に身を包んで頑張っておられますわ。
社交部の皆様も、新しいメイドさんの参加にあんなに楽しそうに…。
私達も先輩として、負けていられません。(腕まくりしながら)

(こうして星見台の立食パーティと天の川の鑑賞会を終えて、社交部の皆様も帰宅の時間を迎えて解散となりました。)

お嬢様、奥方様や画家のお嬢様、サライさん、久地崎さん親娘の寝室の準備が整いました…。
皆様、今は楽しそうに我が家自慢の檜風呂での入浴を楽しんでおりますわ。
お客様の入浴が終わり次第、私達も参りましょう。
私が、お背中を流させて頂きます。
お疲れの身でありながら、最後まで手伝って頂き誠に有難うございました…。(ぺこり)

(お背中を流しながら)

お嬢様…。決してご無理はなさっていないかと思いますが私には分かります。
こうしてお肌に触れていると、いつもより少し体温が低くなっておりますね。
加えてこの梅雨が明けた時に訪れる本格的な夏の訪れ…。
この後、お嬢様さえ宜しければもう一度星見台へ来て頂けますか?
勿論、お一人で…。
私は、身支度を整えてお待ちしておりますわ。(微笑)

(薄青の浴衣に身を包み、星空を背景にお嬢様をお待ちしておりました。)

今宵は、一年に一度の想い人同士の逢瀬の時…。
最早、言葉は要りませんね。
ああ…いい夜風です。
この星空も、今の心地よい夜風もお嬢様がもたらして下さったものだと思うと感慨深いです。

(結わえた髪をそっと解くと、髪が夜風になびきます)

お嬢様の、いえ、アーチェロの『禁血』の戒め、今だけは解いて頂けますか?
私自身が、何よりそれを望んでいるのですから…。(微笑)

684 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/07/21(Wed) 20:38
いよいよ夏休みですね。
夏休みの宿題は早めにやる方ですか?
後に溜めてしまう方ですか?

685 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/07/23(Fri) 07:18
>>682(柚葉さん)

>はい、そして先週のイルルさんの幼い頃の記憶と心情を小林さんに吐露する場面…。
>お嬢様のかつての記憶と重なるものがあり、切なかったです。
>お嬢様もきっと同じ思いで見ておられたかと思うと…。

イルル様が人間の子どもたちと心からの笑顔で向き合えていた時は本当に幸せそうで、わたくしが最も望んだものを
手に入れられている情景に胸が熱くなりました。
それは、年長のドラゴンが人間との歩み寄りを考えるほどに素敵な希望の灯であったことでしょう。
なのに…その後の出来事には、人の手により我が兄の命を散らされたときの衝撃が重なって胸が痛みました。
『なぜ、憎しみに身を委ねて、小さな者らのささやかな善意も好意も踏みにじってしまえるのだ!?』
と。
その後、心の虚ろを頑なに押し隠していたイルル様のことを、小林様が優しく抱きしめてあげたときには、わたくし自身が
救われた思いでした。
それは小林様のお優しさが、柚葉さんに重なったからでもありました。

そしてもう一人、わたくしが我が身を重ねて見ていた方がいます。
あの後、小林様を害そうとした男の前に立ちはだかったトール様です。
『よくも小林さんに…!!』
怒りに目を真紅に燃えさせたお姿に。

…サライ様の前では決して申せませんが、もしも彼女が旧主の下命を忠実に実行しようとしていたならば、わたくしは
あのときのトール様と同じになっていたでしょう。
そのことにつきましては、サライ様を手元においておかれたお母様に感謝しなくてはなりませんね。
柚葉さんの身を守ってくださったことはもちろん、サライ様に道を誤らせなかったこと、そしてわたくしが蛇神様に
直接牙を剥くという、ご母堂様の領域を犯す所業をせずに済んだことに対して。

>屋敷神様と朱瑠ちゃんがスイーツの取り合いに…という事態も想定して
十分な量を用意しておりますわ。

ふふふ…、屋敷神様は人見知りでいらっしゃいますけれど、一度心を許せばとても打ち解けられる、本当に子どもの
良き心根を変わらず持っていらっしゃる方ですからね。
一方、朱瑠様は旅路の中でお母様と同じく人間の領域から遠ざけられて、寂しい思いをなさったこともあるのではないか、
と気懸りだったのです。
人が端午の節句にごく当たり前に用いる菖蒲の葉によって。
朗らかな笑顔がグリッタちゃんと重なるがゆえに、辛い過去も同じようにあったのではないかって。
だからわたくし、今日はお二人がわいわいと楽しく交流をされるのをとても楽しみにしておりますわ。

>私もここ数日の天気予報を見ながら多少残念な思いをしておりましたので…。

柚葉さんが憂いていたことを払拭できる、これが最高の歓びですわ。
わたくし、あらためて奮起いたしました。
気合いを入れてしっかりお空を晴れ渡らせてご覧に入れましょう!

>あ…でも恐らく数日後には土地神様の許に奈良の佐保姫様が顕現されて…。

ぷっ、あははは…、柚葉さんったら。
この間の子どもの日の集いで読み聞かせをなさってからこの方、演技力に磨きがかかっていませんか?
本当にお二人の会話を聞いているみたいではないですか。
佐保姫様がぷうーっとほっぺたを膨らませて、それを土地神様がシレっとして躱すお姿が目に浮かびますわ。

ああ〜、でも佐保姫様から本当にあちらで雨雲を払うように求められたら困りますわね。
今年の神無月のことでさえ頭が痛いのに。
はてさて、どうしたものかしら…。


686 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/07/23(Fri) 07:23
>>683(柚葉さん)

>…奥方様の事ですから、人間が食しても問題の無い食材をきちんとお選びになっていると思いますし
>きっと精のつくものなのでしょうけれど、やはりそこは一抹の不安が…。(苦笑)

「あらぁ、柚ちゃんまでそんなつれないこと言わないでよぉ。
 材料は厳選しているしぃ、たとえ何が入っていようとわたくしにかかれば解毒も解呪もお手の物よぉ。
 あ、サライに聞かれたけどぉ、決して経観塚のアレには手ぇ出していないから。
 あそこは柚明さんの領分だからねぇ。」

途中にすごく気になる単語がありますけれど、ご母堂様のお邪魔をしない、との一言で他は聞かなかったことにいたしますわ。
サライ様がいて下さって本当に良かった…。

>(出会ったばかりの頃の小林さんとトールさんのやり取りが頭に浮かびます。)

あら、柚葉さん、笑みを浮かべられて、もしかしたらトール様が小林様に『尻尾焼き』を出されたことを思い出されています?
イルルさんに渡したマニュアルでも、食べさせる方法を求めていらっしゃいましたから、まだまだあきらめられないようですね。
そんなにお味に自身があるのかしら…。

>今のお仕事ぶり、きっとグリッタちゃんの所属する「本部」の方々も高く評価されている事と思います。
>どうかこれからも、画家のお嬢様と奥方様の日常を支えてあげて下さいませ。

「ああ、期待に応えられるかは分からんけど、『種族別補償』はちゃんともらえてるし、お嬢はどうにもほっとけないから、
 やれるだけのことはやるつもりだよ。」

>それは、言わない約束です。(微笑)
>私達は、それぞれの主の健やかな日常を支え日々を彩るメイドなのですから。
>過去や経緯に拘るよりも、前を向いて進む事を主も望んでおりますわ。

「お、おう…。
 なんか微笑の破壊力がけっこうなもんだぞ。
 言葉は『誰が言うか』で、説得力がまるで違うもんだな。
 あたしもお嬢と一緒に前へ進みたくなるよ。
 …元の主にも心置きなく『さよなら』って言えそうだ。
 あと
 『最後の忠言。オルキデア・カルミーニオには絶対に手を出すな。』
 とも、な。」

>ほら、朱瑠ちゃんったらあんなに楽しそうにメイド服に身を包んで頑張っておられますわ。

何だか見れば見るほど、グリッタちゃんを思い出しますわ。
誰もが心を浮き立たせずにはいられない軽やかな立ち居振る舞いとはじける笑顔とが。
さあ、皆様に喜んでいただけるよう、夜空へ我が力届かせましょう。

>お嬢様、奥方様や画家のお嬢様、サライさん、久地崎さん親娘の寝室の準備が整いました…。
>皆様、今は楽しそうに我が家自慢の檜風呂での入浴を楽しんでおりますわ。

お疲れさまでした、柚葉さん。
今日はお泊りのお客様が殊の外多く大変でしたでしょう。
朱瑠ちゃんは最後までお手伝いしたいとおっしゃっていましたが、二つのお口を大きく開けて眠たげにあくびをして
いらっしゃいましたから、無理をしていただくわけには参りませんでしたものね。

では、ご一緒にお風呂に参りましょうか。

>お嬢様…。決してご無理はなさっていないかと思いますが私には分かります。
>こうしてお肌に触れていると、いつもより少し体温が低くなっておりますね。

いえ、柚葉さんも毎日の暑気でお疲れでございましょう?
わたくしの背中にタオル越しに触れるお手の生気にもわずかながら陰りが見えましてよ?
わたくしの力がこんなに減退していなければ、むしろ身の内の力で柚葉さんを癒してさし上げたいところでございます。

>この後、お嬢様さえ宜しければもう一度星見台へ来て頂けますか?
>勿論、お一人で…。

(わたくしの姿を映す柚葉さんの瞳がしっとりと潤みを帯びている。
 その艶めきが容易にわたくしの心を蕩かせていく。
 その甘美な誘いに敢えて抗わず、だけどわたくしは溢れる感謝の心と共に彼女を見つめ返す。)

…はい、わたくしも心して貴女の元に参りましょう…。

(申し訳ございません。続きます。)

687 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/07/23(Fri) 07:25
>>683(柚葉さん)(続きです。)

(再び星見台に参りました。)

空の恋人たちが永の年月、決して変わることなく互いを求め合う、それほどの魂の絆があることを、わたくしは我が心の
想いによって信じ、今宵を祝福と共に過ごしてきましたが。

今からは、ただただ貴女への愛おしさ、貴女を求める狂おしさに身も心も委ねよう。
わたくしの柚葉、わたくしだけの柚葉。
今宵はそう思うことを誰にも妨げさせはしない。

さあ、そのうなじを我が前に。
わたくしの牙で穿ってあげましょう。
その血をわたくしに奪わせなさい。

そして同時に。
この身の内で、貴女への想いと共に育んだ『精』を貴女の中に。
今宵のその疲れをすべて癒す栄誉を我に与えたまえ…。

柚葉…。

(純白の牙が柚葉のほの紅いうなじに沈む。
 至上の美味と愛情が我が喉に流れ込む。
 欲深き我が心よ。
 そして身の内の『精』よ。
 過たず、彼女の生命の新たに輝くを助けよ…。)


688 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/07/23(Fri) 10:29
>>684

はい、待ちに待った夏休み、楽しくそして思い出いっぱいの休暇にしたいですね。
そして、その前に立ちはだかるあの高い壁、宿題を乗り越えてた地平にこそ、その休暇は広がっているのですよね。
…そう思っておりましたゆえ、日本にまいって最初のうちは計画を立てて真面目に宿題をこなしてからゆっくりお休みを
満喫しておりました。
本当ですよ?

ですが年を重ね、少しずつ多くの人々がわたくしへの警戒心を解いて、親しくおつき合いしてくださるようになってからは、
その方々と過ごす予定が次第に立て込んできて。
計画どおり宿題をこなせなくなってきたわたくしでございます。
だって、家族と冷えた甘味を楽しんだり夏ならではの町の行事を楽しんだり、子供たちの毎朝のラジオ体操の受付役を
させていただいたり、お友だちと海や山にでかけたり…。
そうそう、子どもの日の公民館の行事の運営に携わってからは、近所のお子さんたちが
「アーちゃん、あそぼー。」
なんて訪ねて来てくれたりするのですよ。
ああ、もう、嬉しいじゃありませんか〜。

そんな人間の方々からの親愛からのお誘いはご遠慮するのが、とても難しいのです・・・。
わたくしの意志が弱いから、というのは分かっていますけれど。

貴方様もうちの学校の方でいらっしゃいますか?
でしたら、もしも夏休み後半に宿題を溜めてしまわれたなら、そのときは勉強会におつき合いしてくださいませんか?
我が家でひんやり涼しい麦茶や水羊羹などご用意しておもてなしいたしますから、ご参加いただければ嬉しゅうございます。


689 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/07/24(Sat) 20:28
>>684
>>688(アーチェロお嬢様)

高校の頃まで過ごしていた実家では、夏休みの宿題に関しては決まり事があったんです。
両親の盆休みが始まる8月15日までに一通り終わらせること、
そして8月後半はきちんと復習の時間に充てる事、でした。

ですから、よくあるアニメや漫画のお約束のように夏休み最後に大慌てになるという
展開にはなりませんでした。
普段のお仕事もそうですが、やはり大変な事は率先してやっておかないと
後々苦しくなりますからね。

それと父が元々教育関係の仕事に就いておりますので、

「宿題とはただこなせばいい“作業”ではなく、身に付けなければ意味がない。」

と教えられました。
夏休みが終われば課題テストも待っていますから、その言葉には説得力がありましたね。

>だって、家族と冷えた甘味を楽しんだり夏ならではの町の行事を楽しんだり、子供たちの毎朝のラジオ体操の受付役を
>させていただいたり、お友だちと海や山にでかけたり…。

お嬢様、ご心配なく。
毎朝のラジオ体操の受付役をこなす…。
つまり早起きを心掛けている事(元々お嬢様は早起きでいらっしゃいますが)は
計画的に宿題をこなす上で大変重要な要素となります。

ラジオ体操、朝食後の午前中の過ごし方を計画的なものにすれば
一定のペースを保って宿題に取り組めますよ。
私も専攻分野に関するレポートや論文を作成するための学習時間が必要ですので、
午前中は学習の時間に充て、午後をお楽しみの時間としましょう。
勿論、休憩の際のお飲み物やスイーツの準備もお任せです。

もし学校の同級生の方で、夏休みの初めから共に宿題に取り組みたいという方がいらっしゃるのでしたら
気軽にお声を掛けてあげて下さいませ。
心地よく学習に取り組めるよう、メイドとしての役割を果たさせて頂きます。

…余談ですが、ソフィーちゃんと同居している灯さんと親友のひなたさんのように
最後になって大慌ての展開はやはり避けたいですね。(汗)
あれでは夏休み明けの課題テストへの対策が不十分ですから…。

690 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/07/24(Sat) 20:48
>>685(アーチェロお嬢様)

>…サライ様の前では決して申せませんが、もしも彼女が旧主の下命を忠実に実行しようとしていたならば、わたくしは
>あのときのトール様と同じになっていたでしょう。
>そのことにつきましては、サライ様を手元においておかれたお母様に感謝しなくてはなりませんね。

何事が起きても慌てず騒がず、むしろご自身が楽しむ方向に持っていってしまうのが
奥方様の器の大きさであるのは重々承知しておりますが…。
その中できちんとお嬢様や私の事も考えて下さっているのが奥方様ですね。

「別に深い意味は無いわ。楽しそうだからそうしただけの事よぉ?」

と仰るかもしれませんが…。
そこはやはり奥方様も立派な“母親”であらせられますから…。
私達の知らない所で、我が子の身を案じ、見守り、常にその幸せを願っている事を感じずにはいられません。

>あら、柚葉さん、笑みを浮かべられて、もしかしたらトール様が小林様に『尻尾焼き』を出されたことを思い出されています?

はい、お嬢様の仰る通りです。(笑)
そういえば今回、『敵情視察』と称して突撃したメイド喫茶でトールさん、
コック長として大いに活躍しておられましたね。
ネット上の口コミで、メイドとしての働きよりお料理の事ばかりが評価されているのがご不満のようでしたが…。
お料理もメイドとして重要な要素ですからそれでよろしいのでは?と突っ込みたくなりました。(汗)
そこには『メイドラゴン』としての拘りがあるのでしょうね。(苦笑)

>ああ〜、でも佐保姫様から本当にあちらで雨雲を払うように求められたら困りますわね。
>今年の神無月のことでさえ頭が痛いのに。

上記の事はあくまでも私の想像ですが…。
やはりこの後ご挨拶に参りましょう。
その際に、今年の神無月の事に関してもご相談なさるのがよろしいですね。
…私もスイーツで、和やかな雰囲気でお話が進むようご協力させて頂きます。

691 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/07/24(Sat) 22:17
>>686(アーチェロお嬢様)

>…元の主にも心置きなく『さよなら』って言えそうだ。
>あと『最後の忠言。オルキデア・カルミーニオには絶対に手を出すな。』

ええ…。奥方様の口許から笑みが消えた時…。
いえ、私自身は未見でありますが、あまり想像したくはないものですね。
“母”としての立場で奥方様がお怒りになればどうなる事か…。
願わくば、その時は永久に訪れない事を…。

>いえ、柚葉さんも毎日の暑気でお疲れでございましょう?
>わたくしの背中にタオル越しに触れるお手の生気にもわずかながら陰りが見えましてよ?

ええ、無論体調には十分に注意しておりますが…。
疲労はやはり自覚しない内に溜ってしまうものですね。
ですからこうして、大切な方と共に過ごす時間、
そして大切な方が私を思いやって下さる時にこそ癒しを得られます。

>…はい、わたくしも心して貴女の元に参りましょう…。

良かった…。
お嬢様と私が絆を確かめ合う時…。
それは、何物にも代えがたい大切な時であると同時に、
人との絆のために“禁血”を己に課すお嬢様自身の戒めを解く時…。

ですが、こうして互いを想う気持ちが一つになり、その想いは今宵の星空のように澄み渡っている…。
相応しい時が訪れた事を、実感しておりますわ。
それではお嬢様、お待ちしております…。

692 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/07/25(Sun) 13:41
>>689(柚葉さん)

>両親の盆休みが始まる8月15日までに一通り終わらせること、
>そして8月後半はきちんと復習の時間に充てる事、でした。

まあまあまあ…、さすがですわ、柚葉さん。
祖霊様をお祀りする大切な祭事をつつがなく行えるよう、しっかりと計画を立てて宿題をなさるのですね。

わたくし、柚葉さんにお世話になっている身でありながら、貴女の祖霊様をお迎えしてお礼を述べるその大切な機会に、
なんと迂闊だったのでしょう。
宿題への着手が延び延びになるのを他人様とのお付き合いのせいにして、大切な方々へのおもてなしを看過するなど
恥ずかしい限りですわ。

わたくしも今年は宿題を計画的にこなして、身も心も整えて柚葉さんのご先祖様をお迎えいたしましょう。
そうそう、迎え盆のときのキュウリや送り盆の時のナスも、お颯様のお店で新鮮なものを選んでおきませんと。

>「宿題とはただこなせばいい“作業”ではなく、身に付けなければ意味がない。」

は、はい、おっしゃるとおりでございます!
…御父君に諭されてしまった心地で、思わず正座して居住まいを正してしまいましたわ。

>ラジオ体操、朝食後の午前中の過ごし方を計画的なものにすれば
>一定のペースを保って宿題に取り組めますよ。
>勿論、休憩の際のお飲み物やスイーツの準備もお任せです。

頼もしいお言葉ですわ。
ラジオ体操の受付役はわたくしの一日の始まりで、元気の素なんです。
元気に集う子どもたちとあいさつを交わすと、それだけでなんだかこちらの気持ちも溌溂としてきて。
ですが、そこからの過ごし方が大事だったのですね。
その気分を保ちながら、午前中涼しい内に宿題に取り組む、まことに道理にかなっていますわ。
そしてお飲み物やスイーツをいただけるなら、最高です!

>もし学校の同級生の方で、夏休みの初めから共に宿題に取り組みたいという方がいらっしゃるのでしたら
>気軽にお声を掛けてあげて下さいませ。

でしたら、お向かいの軽部様や社交部の方にお声をかけてみますわね。
演劇部の部長様は…お声をかけずともどこからともなく現れて、
『一緒に勉強してあげてもよろしいのよ?』
とかおっしゃりそうですけれど。
もし、メンバーが決まりましたら柚葉さんにもご報告いたします。
またご面倒をおかけするかも知れませんが、よろしくお願いいたしますね。(ぺこり)

>…余談ですが、ソフィーちゃんと同居している灯さんと親友のひなたさんのように
>最後になって大慌ての展開はやはり避けたいですね。(汗)

原作の3巻第25話、アニメの第8話ですわね。
夏休みの最終日に宿題が全然終わっていない…、まさに真夏の世の悪夢でございます。
自分が夏休みの宿題をやるようになって、その恐ろしさを実感いたすようになりました。
こればかりは反面教師とさせていただいて、しっかりと計画的に進めてまいりますわ。


693 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/07/27(Tue) 16:49
>>687(アーチェロお嬢様)

澄み渡った幾千万の星々の輝きと、優しく私達を照らす月に見守られながら…。
今宵アーチェロと私は、再び絆を確かめ合う…。

人との絆を求めるが故に、貴女が命の雫を得るための牙を封じて幾星霜…。
でもこの時だけは、己が戒めを解き放つ時…。
何故ならば、我が身に流れる命の雫こそが貴女と私を結ぶ「アカイイト」なのだから…。

(お嬢様の背中に回した腕に、優しく力を込めて)

アーチェロの牙が、私の肌を穿つ…。
貴女のその牙こそは、絆を確かなものとする「楔」…。
楔に巻き付けられたアカイイトが、固く強く結びつけられていく…。
それと同時に、言葉にせずとも分かる確かなものが、私の身体に流れ込んでくる…。
貴女から奪うだけではない、私も貴女に与えたいという確かな思いが…。

(そっと身体を離し、優しく見つめ合うアーチェロと私…。)

今は、言葉は要りません…。
全部分かります…。
貴女が私の髪を優しく撫でる手が…。
伝わってくる鼓動が…。
温もりを取り戻した『朱珠』が…。

全てを、物語っているのですから…。

694 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/07/27(Tue) 17:28
>>692(アーチェロお嬢様)

>でしたら、お向かいの軽部様や社交部の方にお声をかけてみますわね。
>もし、メンバーが決まりましたら柚葉さんにもご報告いたします。

(こうして夏休みの、午前中の勉強会が始まり数日が経過しました。)

皆様、おはようございます。
本日もお暑い中足を運んで頂き、有難うございます。

7月も残り数日となりましたが、成果は上々でありお嬢様も既に半分以上
宿題を終えております。
軽部さんも部長さんも社交部の皆様も、時には協力し時には競い合うように
意欲的に学習に取り組まれており、この集まりをお嬢様に提案した甲斐がありました。

私も皆様に負けぬよう、卒業論文の進行と夏休み明けのゼミ内における中間報告のための
資料作成に全力で取り組んで参ります。
それでは、本日も頑張りましょう。

お飲み物が必要な方は、遠慮なく申しつけ下さいませ。
麦茶、緑茶、自家製の健康ドリンク等お好きなものをお持ち致します。

10時の休憩の際には、七夕パーティの際に好評を頂きました『レモン甘酒の水饅頭』
をご用意させて頂きます。

(勉強中、社交部の方と少しお話中です)

はい、お嬢様の宿題の進行の速さについてですか?
お嬢様は午前中の勉強会の他にも、夕食、入浴を終えて一息ついた後の就寝時間前、
21:00〜23:00の時間にも学習に取り組んでおられます。

普段学校に通っている時の学習のペースを、夏休みになっても継続する事で
規則正しい夏休みを送っておられますわ。
そしてそれをサポートするのも、メイドの勤めです。

やはりこの暑さですから、1日中取り組むのは身体に酷ですので…。
決められた時間に集中して取り組む姿勢を身に付ければ、後で困る事はありません。
それに何より、後で楽しみが沢山待っていると思えば自然と頑張れますものね。(微笑)

夏休みとは正に『楽は苦の種 苦は楽の種』です。
大学生になってもそれは同じですから、共に頑張りましょう。

本日もしお時間のある方は、昼食も召し上がっていって下さいませ。
夏の風物詩、素?を準備致します。

695 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/07/27(Tue) 18:44
姫様、柔道女子のマリア・チェントラッキオ選手の銅メダル獲得おめでとうございます。

696 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/07/28(Wed) 16:13
>>695

お客様、紅茶をお淹れしました…。
お茶請けは、紅茶羊羹になります。
洋風の要素も織り交ぜた羊羹も美味しいと御贔屓の和菓子屋さんから伺いましたので、
早速作ってみました。

改めまして、祝福の御言葉を有難うございます。
私自身、まだお嬢様の故国を訪れた事はありませんがこうして国際的なイベントとなりますと
お嬢様の故国の選手の活躍も自然と注目する今日この頃です。

先日の柔道の、女子の63s級の三位決定戦ですね。
生放送で私も見る事が出来ました。
我が家の見習いメイドさんの次女さんが、

「お願い!何とかメダルを獲って!」

と祈るような思いで見ていらっしゃいました。
私も同じく、応援させて頂きました。
鮮やかに一本とは参りませんでしたが、死力を尽くした末に獲得した銅メダル…。
チェントラッキオ選手の勝利した際の表情には、感慨深いものがありましたね。

午前は勉強に専念し、午後はこうしてスポーツをゆっくりと鑑賞する時間が取れるのは良いものです。
様々な競技を見てきましたが、日本とイタリアの試合となると少々複雑な思いも致しますが。(汗)

勉強会の後用事のある方は帰宅されておりますが、
お時間のある方はこうして鑑賞会を楽しんでおられます。
お客様もお時間が許す限り、ごゆるりと…。

697 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/07/28(Wed) 18:25
今日は土用の丑の日と言って、鰻を食べる日でしょう?

698 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/07/28(Wed) 19:27
>>697

はい、お嬢様と屋敷の皆様に暑い夏を乗り切るための元気をつけて頂くための
恒例の日となっております。
ですが、一つ問題が…。

食材の鰻と赤だし汁に使うためのしじみを購入して参りましたが、
鰻は近年貴重な食材となり、お世話になっている鮮魚店でも予約できる量が
どうしても限られてしまうのですよ。

本来なら鰻重、鰻丼としてお出ししたいのですが…。
恐らくは奥方様と滞在先の皆様もお越し頂く事を想定すると
やはり足りないんです。

そこで今年は、鰻のちらし寿司を作る事に致しました。
御贔屓の青果店さんの野菜も加えて、満足のいく出来栄えとなりました。
これならお代わりをして頂く事も可能です。

それから鰻の卵巻き、和風サラダ(オクラ、ツナ、山芋、トマト)、しじみの赤だし汁、
デザートは土用餅になります。

鰻だけでなく、オクラや山芋も夏バテ防止に役立つ食材ですね。
いつも新鮮な食材を提供して下さる青果店のお姉さんに、感謝です。

それでは支度が整いましたので、お嬢様をお呼びして参ります。
そしてこの後参られる奥方様の出迎えもありますので、今暫くの間お待ち下さいませ。



699 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/07/31(Sat) 05:25
アーチェロさんの姿が見えないけど大丈夫なんだろうか?

700 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/07/31(Sat) 13:01
>>699

お客様、昼餉の支度が整いましたので、よろしければ召し上がって下さいませ…。
献立はざる蕎麦と天ぷらの盛り合わせ(南瓜、茄子、オクラ、獅子唐、青しそ、鱧)になります。

お嬢様の事を心配して下さり、誠に有難うございます。
お嬢様は休日、特に土日はよく土地神様の神社に参拝とお手伝いに行かれる事が多いので
場合によりお客様とはお会い出来ない日もございます。
その際は、なにとぞご容赦下さいませ。(ぺこり)

不在にしている期間、または不在の回数はむしろ私の方がお嬢様より多かったり長かったりかと思われます。
お客様をお待たせしてしまう事は誠に心苦しいのですが、
出来るだけ早くお客様の質問や話題に応えて参りますので、今後とも宜しくお願い致します。

お客様の心配事となりますと、この季節はやはりお嬢様の体調の面でしょうか?
私達も出来る限り気を付けておりますが、出来るだけご無理はなさらないように
我々でサポートしていきます。

行事などの準備を含めてお嬢様も今頃少々お忙しいのかも知れませんが、
もう暫くの間お待ち下さいませ。

701 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/07/31(Sat) 20:57
>>690(柚葉さん)

>何事が起きても慌てず騒がず、むしろご自身が楽しむ方向に持っていってしまうのが
>奥方様の器の大きさであるのは重々承知しておりますが…。

器は大きいのかも知れません、知れませんけれど。
大きすぎて、中に何が入っているのか分からないのですよ。
全てを凍てつかせる氷の飛沫だったり、逆巻く灼熱の炎であったり、そう思えてしまって。

ですがそうして信頼してくださって、あの方の心の内を感じてくださることで、ふと思い出すことができるのです。
幼い日確かに何の邪気もない微笑みをわたくしに向けてくださったこともあったのだと。
…その後はたいがい何を企んでいるか分からない口端を上げた笑みでイメージが上書きされていたとしても。

>私達の知らない所で、我が子の身を案じ、見守り、常にその幸せを願っている事を感じずにはいられません。

ずっとわたくしと柚葉さんの傍にいてくれている事実を忘れてはいけない、とそう思っておりますわ。
わたくしに画家のお嬢様やサライ様、久地崎様母娘を引き合わせてくださったことで、わたくしの毎日はより豊かな
ものになりました。
何より柚葉さんとの思い出の日々を重ねさせてくださったことに、その、あの、少しは感謝しているのですよ?
あ、これはお母様には内緒でお願いしますわね。

>そういえば今回、『敵情視察』と称して突撃したメイド喫茶でトールさん、
>コック長として大いに活躍しておられましたね。

「敵」であったはずのメイドの皆様に慕われて、喫茶を去るときに皆から慰留されて、きっと心揺れることもあった
のではないでしょうか。
だから、去り際にお料理のレシピを置いて行かれたのは、メイドの皆様への友情の表れだったのでしょう。
少しずつ人間と心通わせていかれるトール様を見るのは、わたくしにとってもとても嬉しいことですわ。

>上記の事はあくまでも私の想像ですが…。
>やはりこの後ご挨拶に参りましょう。

はい、そのことにつきましては、土地神様からもお口添えをぜひお願いしたいところでございます。
でなければ、佐保姫様にも中々ご納得いただけないでしょうから。
わたくしが思いますに、佐保姫様には土地神様に対して以上に対抗心を持っている方がいるのではないか、と懸念して
いるのですよ。

「竜田姫」様…、春の女神の佐保姫様と並び称される秋の女神様で、同じ奈良の社に神座をお持ちの方。
甲斐千鶴さまの描く神影(みかげ)は真に美しい方でございますが。
わたくしが佐保姫様のお社で空を晴れ参らせて、今度は竜田姫様から「あなた、ずるい!」などと言われたら、いたたまれ
ませんわ。

柚葉さんのスイーツがあれば話の場も大いに和みましょう。
頼りにさせていただきますわね。


702 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/07/31(Sat) 20:58
>>691(柚葉さん)

>ええ…。奥方様の口許から笑みが消えた時…。
>いえ、私自身は未見でありますが、あまり想像したくはないものですね。
>“母”としての立場で奥方様がお怒りになればどうなる事か…。

…一の兄様が人間との戦いで散華なさったとき、お母様は。
お母様は、嘆き悲しむメイドさんたちはじめ使用人の皆さんに微笑んでおられました。
「息子のために泣いてくれるそなたらに感謝します。」
とおっしゃって、それはもうこれ以上はない美しい笑みでしたわ。

ですが、使用人たちが去ったその部屋で一瞬だけ、お母様の笑みが別の何か、とてつもない凄愴な何かを湛えたような気が
したのですが ―
その後フッと意識が途切れた気がしましたけれど、気が付いたらわたくしは寝台で寝ていました。
傍にはメイド長がいてくれて、とても安堵した表情をしていました。
その後しばらくお母様は長い旅に出られてしばらく会うことが叶いませんでした。
時を同じくしてわたくしたちの周りから急に人間たちの不穏な動きが見られなくなりましたが、それが偶然出会った
のかどうかは、今もって分からないでおります。

>ええ、無論体調には十分に注意しておりますが…。
>疲労はやはり自覚しない内に溜ってしまうものですね。

もう、柚葉さんは。
生意気を申すようですが、しっかりお休みを取るのもメイドのお仕事とお心得なさいませ。

…いいえ、責められるべきはわたくしね。
柚葉さんの輝きを曇らせるような者がどうして主(あるじ)を以て任じられましょう。
(柚葉さんの身を抱きしめてしまうわたくしです。)
どうか、そのお体、わたくしを愛しく思ってくださるなら、なおのこと大事になさって下さい。

>お嬢様と私が絆を確かめ合う時…。
>それは、何物にも代えがたい大切な時であると同時に、
>人との絆のために“禁血”を己に課すお嬢様自身の戒めを解く時…。

はい、貴女と結ばせていただいたこの血の絆で、わたくしは本当に分かちがたく人の世との絆をも確かなものに出来ました。
今宵また貴女との逢瀬を許されるなら、わたくしはわたくしとの縁を下さる人々と共に在り続ける、その力をさらに
強きものにしてまいります。

>それではお嬢様、お待ちしております…。

僅かの時間貴女と離れることすら今はもどかしい…。
すぐに、すぐにまいりましょう、貴女の許へと。

(そして>>687へと続くのでした。)


703 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/07/31(Sat) 21:59
>>693(柚葉さん)

星が幾千万あり、それを何億の命育む大地を持つ惑星が巡ろうとも。
その中で巡り合えた貴女以上の奇跡をわたくしは知らない。

いいえ、そうではなくて。
貴女がわたくしたちを繋ぐ「アカイイト」だと言ってくれたその心こそが、わたくしにとっての奇跡なのだ。
だからもう一切の躊躇いは無い。
わたくしと世界を結んでくれる絆の血であることさえも、今は心の後景に退いて。
ただただ、貴女だけしか見えないわたくしがいる。
貴女との「楔」がさらに強いものになっていく。
常しえの互いの誠を互いに捧げて、今わたくしたちは一つになっている。

柚葉、わたくしの柚葉。
どうかわたくしのすべてを受け止めて。
わたくしのすべてを奪ってわたくしを貴女の物にしてほしい。
…今この瞬間だけで良いから。

(わたくしの牙が柚葉から離れ、彼女の体の温もりがこの身から離れていく。
 だけど、わたくしに欠片ほどの寂寥も無い。
 わたくしたちは確かに結ばれているのだから。)

ありがとう、柚葉。
わたくしの『朱珠』もまた光と温もりが溢れていて。
貴女の精気が戻ってきたことにこの胸が安堵で満たされます。

もう少しだけ、このままでいさせてください。
今宵の逢瀬を今一度感じるために…。

(わたくしは、先ほど穿ったうなじを今度はそっと唇でついばみました。)


(今宵はここまでとさせていただきます。)

704 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/01(Sun) 11:57
>>694(柚葉さん)

柚葉さん、おはようございます。
今日もわたくしたちの勉強会のためにご準備の数々、どうもありがとうございます。
お集まりになる皆様も、お飲み物の数々もさることながら、端然としてメイドのお務めをされているそのお姿に、清々しい清涼の
感を肌身に感じておられるようで、毎日勉強がとても捗っておりますわ。
それに、社交の学びの先生からのおもてなしを受けて、自然と心も引き締まってまいるのですよ。

わたくしは、お勉強部屋を調えてきたところです。
「旧並河邸」に倣った、疎水へと張り出した縁側を開け放ち涼風がそよそよと吹き込むのがとても快適ですわ。
涼風は縁側の向こうに広がる屋敷林からのもの。
わたくしと柚葉さんで、屋敷林に住まう妖精さんに夏野菜や果物を差し上げたお礼でございましょう。
冷房の苦手な方にも快適に過ごしていただけます。

(皆様をお迎えして勉強会が始まりました。)

>7月も残り数日となりましたが、成果は上々でありお嬢様も既に半分以上
>宿題を終えております。

はい、皆様とご一緒と言っても一人一人の心構えができていなければ、すぐにみんなで自堕落に流れてしまうところですが、
柚葉さんから教えられた社交の場で己が節度を保つ態度がしっかり生かされておりますわ。
そもそも柚葉さんがご自身の卒業論文やゼミのために全力を尽くしていらっしゃるのに、わたくしたちが手を抜くことなど
考えられませんもの。

それに今回は『お目付け役』もいらっしゃるので…。

「何?わたしのこと?
 当然でしょう。
宿題を全部やったら、秋の文化祭での演劇部と社交部との合同成果発表会の話をしなければならないのだから。」

いえ、部長様、そのような話は決まっていませんけれど…。

「本格的な英国社交マナーを身に付けた人たちがこんなにいるのよ?
 わが演劇部が上演を計画しているゴシック・ホラーに出演する。
 これって貴方たちの活動を拡げる好機だと思わない?思うわよね?」

…柚葉さん、いろいろお骨折りいただいておいて恐縮ですが、もう一つお願いです。
今日ばかりは、母が来ましてもこちらには案内しないでくださいまし。
こんな話を聞かれたら、絶対面白がって部長様の味方に付くんですから…。

>お嬢様は午前中の勉強会の他にも、夕食、入浴を終えて一息ついた後の就寝時間前、
>21:00〜23:00の時間にも学習に取り組んでおられます。

うっかりすると、吸血鬼本来の夜型に戻って夜更かししてしまいますので、きちんと就寝時間までに切り上げる、そのために
柚葉さんが一日の締めとしてカフェインレスで蜂蜜入りの紅茶を淹れて下さって、とても安眠できるのですよ。
柚葉さんのサポートに隙はございませんわ。

(10時の休憩でございます)

はあ〜、甘露とはまさにこのことでございます。
檸檬のスッキリとした酸味、甘酒のふくよかな甘味。
ひんやりとした瑞々しいお饅頭がお口の中で溶けて全身が生き返りますわ。

>本日もしお時間のある方は、昼食も召し上がっていって下さいませ。

夏はやはり見るからに涼し気な純白の細麺が最高ですわね!
最近は色々な色の素麺が販売されていますが、わたくしは昔ながらの白が特に良いですわ。
その中にほんの1、2本だけ色付きの麺が混じっているのが、日ノ本の奥ゆかしい美意識を感じさせるのですもの。

さあ…、それでは食欲増進のためにももうしばらく宿題にエネルギーを注ぐといたしましょうか…。


705 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/01(Sun) 11:58
>>695
>>696(柚葉さん)

お客様、わたくしの故郷の選手のことをお気に懸けていただき、まことにありがとうございます。(平伏)
彼女の栄冠はわたくしにはもちろん嬉しゅうございますが、こうして日本の方から祝福をいただけるもまことに心震えることでございます。

準決勝1回戦でスロヴェニアの選手相手に一本を取られた時は、思わず「ああ…」と嘆息を漏らしました。
そして敗者復活戦。
上背のあるオランダの選手を相手に苦戦するその姿に、ただただ「がんばれ!」とひたすら祈ることしかできませんでした。

>私も同じく、応援させて頂きました。
>鮮やかに一本とは参りませんでしたが、死力を尽くした末に獲得した銅メダル…。
>チェントラッキオ選手の勝利した際の表情には、感慨深いものがありましたね。

はい、嬉し泣きでお顔をくしゃくしゃにされたその姿が光り輝いて見えて。
拍手を送りつつ眼を拭うばかりでした。
全力を尽くしてそれが報われた者だけが纏うオーラを感じましたわ。

そして試合後に選手同士が抱き合われたとき、相手の選手がチェントラッキオ選手を称えるように背中を優しく叩かれた姿に
誠のスポーツ精神の粋を見た思いがいたしましたわ。

>様々な競技を見てきましたが、日本とイタリアの試合となると少々複雑な思いも致しますが。(汗)

正直、『どちらも勝ってください!』という都合の良いことを叶わぬことと知りつつ考えてしまいますけれど。
どうか出場する選手の皆様どうかベストを尽くしてくださいませ、と祈る日々でございます。

お客様、よろしければあらためての祝杯にお付き合いくださいませ。
ミントのシロップと牛乳のミックス、『ラテ・エ・メンタ』でございます。
オリンピックの熱気に交じる一幅の清涼感を楽しむことができますわ。


706 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/01(Sun) 13:49
>>697
>>698(柚葉さん)

夏の土用の丑の日に鰻を食するという習慣の期限は諸説ございますが、平賀源内の発案という説がよく知られているよう
ですわね。
『土用の食い養生』といって、この日は「う」の付くものを食するのが良い、と言われていたそうで、平賀さまはそれを
利用して夏の鰻の需要を喚起しようとして成功したのだとか。
他の季節の土用の丑の日につきましても、春は「い」、秋は「た」、冬は「ひ」のつくものを食べる、とも申すそうです。
せっかくですから、他の季節の食卓にもそんな字の付く食べ物を並べて季節の風趣を味わう、そんな楽しみがあっても
良さそうですわ。

夏の土用につきましては、毎年柚葉さんが工夫を凝らした鰻のご馳走を用意してくださいます。
昨年(>>42)は、「鰻重と、しじみのお吸い物」「おくらの新芽とおくらと長芋のねばねばトロロ和え」をとても美味しく
いただきましたわ。
他にも(>>45)「ひつまぶし」や「う巻き」にも挑戦したかったそうですが、鰻の品薄と高騰は如何ともしがたかった
のですよ。

それで今年はどうなさるのかな、とずっと楽しみと気懸りが半々の気持ちでおりました。
そして「鰻のちらし寿司」という新趣向は、とても嬉しい予想外でございますわ。
鰻の握りずしはいただいたことがございますが、鰻の濃厚なお味と負けないくらい酢飯の味わいを生かすなら、むしろ
他の具材と共演するちらし寿司にする、というのは良きアイディアですね。

そしえそれとは別に、単品の「鰻の卵巻き」もご用意くださるのですか。
「鰻の卵巻き」といえば、出汁の醸す卵焼きのお味とのコラボの美味しさは誰もが知るところ。
昆布、鰹節、椎茸…、どんな味が待っているか、ワクワクいたしますね。

サラダの類もこれまでになく多種多様ですのね。
そういえば、青果店のお颯様も
「柚葉さんの料理を試食させてもらって、自分が売っている商品がこんなに可能性があるものとは知らなかったよ。」
とおっしゃって、ますます食材しての目利きに力を入れられているのですよ。
お客様も、あのお店の品ぞろえが最近ますます充実していることにお気が付かれたのではございませんか?

では、わたくしは柚葉さんの支度が調うまで邪魔にならないよう厨房から離れていましょう。
柚葉さんがお呼びくださるその時を心待ちにしておりますわ。


707 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/01(Sun) 15:10
>>699
>>700(柚葉さん)

ただ今戻りました…、あら、お客様ですか?

まあ、わたくしの不在を心配してきてくださったのですか。
それは大変申し訳ございませんでした。(平伏)

わたくし、柚葉さんの申すとおり土地神様の神社に参っておりました。
神社で巫女装束になって他の巫女の皆様とお仕事をしておりましたの。
おみくじやお守りなどの品々の授与(販売)や在庫管理もさせていただいておりました。
ただ、夏祭りが近いためお仕事は色々あって、思ったより時間がかかってしまいましたわ。

それに最近こちらにいらした大道芸人の母娘様が境内で芸をご披露になっていて、こちらがとても参拝客の人気になって
いますため、お客様の整理に手間取ってしまいましたわ。
夏祭りでもご出演なさるそうですから、よろしければお客様もご覧くださいませ。

これからも、お客様とすれ違いになることもあるかも知れませんが、何とぞご容赦くださいませ。

柚葉さん、お客様へのご対応どうもありがとうございました。
わたくしが時間がかかったために心配をおかけしてしまいごめんなさい。
わたくしはこのとおり元気でございますわ。
境内の木陰で、蝉時雨を聞きながら冷えた甘酒もいただき、仕事も無事終えることができました。

ですが、やはり柚葉さんのお料理がわたくしの元気の源でございます。
涼を納めるざる蕎麦と精の付く天ぷらの盛り合わせとは、外から帰った身にはまことに嬉しい干天の慈雨ですわ。

お客様もご一緒にお召し上がりになるのですね?
さあさあ、どうぞ席に着かれませ。
屋敷林より庭をそよいでくる涼風、ガラス風鈴の可憐な音色。
夏の風味をいただくに相応しいたたずまいのお部屋かと存じますわ。


708 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/08/01(Sun) 15:58
>>704

>わたくしは、お勉強部屋を調えてきたところです。
>「旧並河邸」に倣った、疎水へと張り出した縁側を開け放ち涼風がそよそよと吹き込むのがとても快適ですわ。

お嬢様、勉強に励むのに快適な環境を整えて下さり、有難うございます。(ぺこり)
お嬢様はお屋敷の主として、お屋敷とこの地に住まう方々からのご加護を…。
私達従者は訪れるお客様のおもてなしを…。

お陰様で、こうしてお嬢様の学友の方々が日々足を運んで下さいます。
それでは、本日も共に頑張りましょう。

>宿題を全部やったら、秋の文化祭での演劇部と社交部との合同成果発表会の話をしなければならないのだから。

クスッ、お嬢様と演劇部の部長さんの経緯は私も見守って参りましたが…。
照れ隠しの入り混じった部長さんのそれは、お嬢様を良き友人として認めて下さっている何よりの証です。
切磋琢磨しながら、今後もお嬢様をよろしくお願い致します。(ぺこり)

>…柚葉さん、いろいろお骨折りいただいておいて恐縮ですが、もう一つお願いです。
>今日ばかりは、母が来ましてもこちらには案内しないでくださいまし。

承知致しました、お嬢様…。
こちらの件に関しましてはお屋敷の主としての私的なものではなく、
学校の部活動の代表者として部員やクラスメイトの皆様に関わりがあるものですから。
部の纏め役として、イベントの進行等において大きな責任が伴います。
心労はなるべく少ないのが望ましいですね。

ああ…。でも勘が良すぎる奥方様の事ですから…。
この件についてお知りになるのは出来るだけ後になるのを願うばかりです…。
無論、私共も極力口をつぐませて頂きますが。

>さあ…、それでは食欲増進のためにももうしばらく宿題にエネルギーを注ぐといたしましょうか…。

はい、それでは私は課題が一段落しましたのでそろそろお食事の準備に取り掛からせて頂きます。
素麺つゆのみで召し上がっても十分美味しいですが、短冊切りにした卵、胡瓜、ハム、
他にもお好みで使用する摺り胡麻、刻み葱等も準備しましょう。

多種多様な味わいを、楽しんで下さいませ…。

(屋敷林より庭をそよいでくる涼風による、ガラス風鈴の可憐な音色を背景に
お集まり頂いた皆様とお食事を楽しむ事が出来ました。)

709 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/08/01(Sun) 16:16
>>706(アーチェロお嬢様)

>それで今年はどうなさるのかな、とずっと楽しみと気懸りが半々の気持ちでおりました。
>そしてそれとは別に、単品の「鰻の卵巻き」もご用意くださるのですか。

はい、散らし寿司である程度量の問題は解決できましたが、やはり土用丑の日の食卓は
鰻のボリューム感が食欲をそそる重要な要素となります。
外の卵に対し、中身の鰻は多少小さめとはなりましたが…。
鰻の存在感を示す意味で卵巻きは重要な役割を果たしてくれます。

>「柚葉さんの料理を試食させてもらって、自分が売っている商品がこんなに可能性があるものとは知らなかったよ。」
>とおっしゃって、ますます食材しての目利きに力を入れられているのですよ。

はい、お颯さんには私がこのお屋敷での生活を始めた頃からお世話になっておりますもの。
その頃からおまけやサービスを頂いたり…。
お祝い事に必要になる重要な食材を準備して頂いたり…。
互いの感謝の気持ちを交えたやり取りが、お颯さんの御商売の上でも役に立っているのなら
本当に嬉しいです。

710 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/08/01(Sun) 16:35
>>707(アーチェロお嬢様)

お帰りなさいませ、お嬢様…。
お暑い中、土地神様への参拝とご奉仕、お疲れ様です。

塩レモンドリンクをご用意致しました。
喉の渇きを癒して下さいませ…。

>ただ、夏祭りが近いためお仕事は色々あって、思ったより時間がかかってしまいましたわ。

それは猶更、お疲れになった事でしょう。
本日の午後は無理をなさらず、ゆっくりと寛いで下さいませ。
幸い、レイナさんも私もやるべきお仕事は午前であらかた終えております。
午後はゆっくりと、お嬢様との時間を楽しむ事が出来ますわ。

>それに最近こちらにいらした大道芸人の母娘様が境内で芸をご披露になっていて、こちらがとても参拝客の人気になって
>いますため、お客様の整理に手間取ってしまいましたわ。

久地崎さん母娘の事でいらっしゃいますね?
この街にすっかり馴染まれたようで、実に喜ばしい事です。
人気を集めておられるのは嬉しいですが、土地神様のご加護あれども
やはりこの暑さの中ではそれなりに大変かと思われます。
夕方涼しくなってからのお買い物の際に、参拝を兼ねて労いの為に手作りの甘味をお届けに上がりましょう…。

>ですが、やはり柚葉さんのお料理がわたくしの元気の源でございます。
>涼を納めるざる蕎麦と精の付く天ぷらの盛り合わせとは、外から帰った身にはまことに嬉しい干天の慈雨ですわ。

お嬢様の感謝の御言葉こそが、私達一同の日頃の活力です。(微笑)
それではお客様もお待ちかねです。
準備も整っておりますので、本日の昼餉を召し上がって下さいませ…。

711 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/01(Sun) 17:01
>>708(柚葉さん)

>お嬢様、勉強に励むのに快適な環境を整えて下さり、有難うございます。(ぺこり)

いえいえ、せっかく日々思い出を積み重ねているわたくしたちなのです。
夏休みの宿題だって、苦難の思い出ばかりではもったいないですわ。
涼しい風、疎水のせせらぎの音、蝉時雨、鹿威しの音、勉強会が長引いて宵に至れば池泉(ちせん)に蛍が飛び交うのを
眺め、しっかり一日の予定を全うできたなら花火を楽しむ機会にもなりましょう。
そんな思い出深い勉強会にしたいのですわ。

もちろん、柚葉さんがご学友とご一緒に課題に取り組むならば、同じくこの日本間で夏の情緒を楽しんでいただきたい
のですよ。

>クスッ、お嬢様と演劇部の部長さんの経緯は私も見守って参りましたが…。
>照れ隠しの入り混じった部長さんのそれは、お嬢様を良き友人として認めて下さっている何よりの証です。

「うん、そうなの。わたしのこれは照れ隠しなの。
 さすが侍女さんはお客の機微も良く感じてくれているわ。
 だから、カルミーニオさんも良き友であるわたしの気持ちを汲んで、共に有意義な部活を実現しよう。」

そんな、両手を取って熱く語られても…。
まあ、柚葉さんが反対なさらないのなら有意義であることは認めますけれど。
あくまで、部員の皆の総意を確かめてからです。
本来の社交部の活動からは、やはり外れると思いますし。

「期待しているわ。」

>承知致しました、お嬢様…。
>部の纏め役として、イベントの進行等において大きな責任が伴います。
>心労はなるべく少ないのが望ましいですね。

柚葉さん〜。
感涙ですわ、『心労』と言ってくださって。
そうなのです、部活動はわたくし全員が自分で納得する活動をしっかり行いたいのですわ。
それでこそ、柚葉さんに導いてここまでやってこられた甲斐があるというものですわ。
お母様に対して秘密を持つのは、柚葉さんとしては心苦しいかもしれませんが、どうかわたくしのお願い、聞いてくださいね。

>はい、それでは私は課題が一段落しましたのでそろそろお食事の準備に取り掛からせて頂きます。

皆様の目が斉しく輝いていますわ。
おそらく、勉強会が終わってもすぐに帰ろうという方は一人もいらっしゃらないでしょう。
あらあら、花火を持ってきた方もいらっしゃるのですね。
勉強も予定以上に捗りましたから、お食事の後みんなで楽しめそうですわね。
「となりの吸血鬼さん」の灯様やひなた様が夏休みの最終日に楽しんだことを、わたくしたちは宿題を終えて夏休みは
これから、というときに楽しめるのです。
それもこれも、気持ちよくお勉強ができるようにご用意くださった柚葉さんのおかげ。
本当にありがとうございます。

(そうして夏の宵の情緒を楽しみながらのお食事会となりました。)

やはりお勉強に精力を使った後は、様々な具材を入れた目にも鮮やかな素麺が食べ応えがあってよろしいですね。
この軽やかな喉越しは素麺ならでは。
本当に美味しゅうございます。
心身ともに充実して、今宵の充実感はもちろん、明日の勉強会へ向けての英気も充ちてまいりますわ…。


712 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/01(Sun) 21:18
>>709(柚葉さん)

>外の卵に対し、中身の鰻は多少小さめとはなりましたが…。
>鰻の存在感を示す意味で卵巻きは重要な役割を果たしてくれます。
いろいろ工夫してくださっているのですね。
ですが、イタリアでもマリネにしたりオーブンで焼いたりと、様々なウナギ料理を食しますけれど、わたくしは蒲焼きの
濃厚な味がとても好みなのですよ。
今申したイタリアの料理は人間外部の料理として賞味しますけれど、日本の蒲焼きは食が細る夏場に人々の食欲を刺激して
精を付けるお料理として喜ばれてまいったのでしょう?
う巻きに入れられた蒲焼きでも、わたくしにはとても濃厚な、精を求める本能を刺激する味わいですわ。
わたくしには十分以上に舌を満足させてくださっているのですよ。

>はい、お颯さんには私がこのお屋敷での生活を始めた頃からお世話になっておりますもの。
>その頃からおまけやサービスを頂いたり…。
>お祝い事に必要になる重要な食材を準備して頂いたり…。

食材を通じてお二人が意気投合され、互いが互いを高め合っていらっしゃる。
とても尊い交わりだと思いますわ。
そして、それはお颯様との間だけではございません。
魚屋様、肉屋様、卵専門店様、うちで食材を買う商店街のどのお店も、柚葉さんがお客様に振る舞われたお料理がどれも
すごく美味しい、と評判になっていて、いずれのお店のご主人も、とてもお仕事にやり甲斐を感じていらっしゃるそうで
ございます。
今の柚葉さんは誰もが知る商店街のヒロインですわ。
わたくし、自分が食べているお料理がどれほど美味しいものなのか、一噛み一噛み味わっております。
たとえ小ぶりであろうと、美味しい卵に包まれた濃厚な鰻、極上の味であることを知っておりますゆえ、楽しみにしていますわ。

(今宵はここまでとさせていただきます。)


713 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/01(Sun) 21:21
訂正でございます。

>今申したイタリアの料理は人間外部の料理として賞味しますけれど、

「人間外部の料理として」は「人間がイブの料理として」でした。
失礼いたしました。

714 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/08/02(Mon) 22:30
暑さでまいってるでしょう?

715 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/08/03(Tue) 22:45
50以下なのでageた方が良いっスよ

716 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/04(Wed) 07:12
>>710(柚葉さん)

>お帰りなさいませ、お嬢様…。
>お暑い中、土地神様への参拝とご奉仕、お疲れ様です。

奉仕活動は、氏子として土地神様のお役に立て、かつ地域の皆様と交流できる機会ゆえ、楽しいことではありますが、
盛夏の候はやはり吸血鬼の身には堪えますね…。
やはり、帰ってくると柚葉さんの笑顔があること。
これほど疲れた身に優しく、元気になれるお薬はございません。

そして、ああ…塩レモンドリンクがこの身を潤す爽やかな美味しさと言ったらございませんわ。
砂漠を行く旅人がオアシスで水を飲むとき、きっとこんな心持ちになるのでしょう。

ふう…、こうして身も心も落ち着いて、あらためて奉仕活動の充実感を思い返すことができますわ。
参加された方々は老若男女問わず、下は2歳の子どもさんから上は90代の方まで。
小さな女の子が小さな箒を手にして頑張っている姿は、それはもう可愛くて。

ご年配の方が
『560歳台のアーチェロさんががんばっているんだから、わたしだってまだまだ頑張れるんだ、と思うと元気が出て
こうしてご奉仕ができるんですよ。』
と言われましたわ。
他人様の元気のお役に立てるなんて、光栄ですわ。

そうしましたら、今申した2歳の子のお母様が、
『アーチェロさん、この子を抱っこしてもらえる?
 この子もあなたの長生きの力を分けてもらえるかも知れないから。』
とおっしゃってくださって。
わたくしに、吸血鬼のわたくしなどに…、大切なお子さんを抱かせて…くださって。
ああ、申し訳ございません、思わず感涙が出てまいりました。(汗汗)

>幸い、レイナさんも私もやるべきお仕事は午前であらかた終えております。
>午後はゆっくりと、お嬢様との時間を楽しむ事が出来ますわ。

まあ、そうなのですか?
それは嬉しゅうございます。
お二人はいつもお忙しく働いていらっしゃるのですから、ご一緒に骨休めされるのでしたら、ぜひご一緒に過ごさせて
くださいませ。

>久地崎さん母娘の事でいらっしゃいますね?
>この街にすっかり馴染まれたようで、実に喜ばしい事です。

はい、お二人ともここのところ境内でその妙技をご披露になっています。
参拝客や奉仕活動の皆様も皆拍手なさって、見物料も進んで出していかれますのよ。
わたくしと仲が良い、ということで、見物客の中には彼女らも妖怪、魔族でないか、と噂する方もいますけれど、でも
全然恐がる風でもないのですよね。
『あののんびり吸血姫さんのお友だちだものね〜。』
などと言われているのですから、少しはお役に立てているのかしら?

>夕方涼しくなってからのお買い物の際に、参拝を兼ねて労いの為に手作りの甘味をお届けに上がりましょう…。

まあまあまあ、それは素敵なご提案ですわ!
画家のお嬢様が絵を描くのに夢中になって『お腹空いた…。』となられるように、久地崎様母娘、特に娘の朱瑠様は
パフォーマンスにご熱心でお客様を喜ばせようと頑張り過ぎるきらいがあって、少し心配でした。
柚葉さんの差し入れでしたら、どんなに元気づけられることでしょう。
甘酒の美味しさと、その優しい笑みとで…。

>準備も整っておりますので、本日の昼餉を召し上がって下さいませ…。

はい、ありがとうございます。
一息ついて落ち着けたことで昼餉も心行くまで楽しめますわ…。

(そして午後になり、なお日の高い土地神様の神社に参りました。)

朱乃様、朱瑠様、熱演お疲れさまでした。
だいぶ長く演じられていたこと、巫女の方にお伺いしました。
どうかしばしお休みくださいませ。
柚葉さんからの甘酒の差し入れ、どうぞご堪能を。

(社務所の奥の座敷をお借りできたので、お二人とも帽子を取って頭のお口で思い切り甘酒をいただきながら、
わたくしたちとのしばしのおしゃべりにおつき合いくださるのでした。)

(申し訳ございません。今回はここでいったん切らせていただきます。)


717 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/06(Fri) 07:29
>>714

お客様、お暑い中でのお運び、恐れ入ります。
体の渇きを癒す塩レモンドリンクをどうぞ。
最近の我が家のブームの品ですのよ。

わたくしですか?
たしかに毎年確かに暑さには苦労いたしますが、その分経験を積み対処法も様々に用意いたしましたので、今年は
ずい分と楽に過ごさせていただいております。

和装も普段着としましては、薄くて軽い麻を使っております。
ちょっとしたお出かけにも使えて重宝ですわ。
その際にはお気に入りの蛇の目の日傘を差してまいります。
暑さが高ずる時間はなるべく外出は避けたいですが、止むを得ざる時は周囲の空気にささやかな『元素支配』の術を
かけて小雪を舞わせながら歩いてまいります。

そしてこの日本間、庭園の向こうの屋敷林より吹き渡る風の涼しいこと。
もともと木陰で暑さの和らいだ空気を運んでくるのですけれど、それだけではございません。
屋敷林の奥は結界となっていて妖精の方々の住まいとなっておりますけれど、商店街の青果店で買いました新鮮な
お野菜や果物をお贈りいたしたところ、大変好評をいただきまして。
こうして涼やかな風を吹かせてくださっているのですよ。

ですが、暑さに抗するにはやはり身の内の精を充実させるの肝要。
お食事に関しましては、我が家のメイドさんが創意工夫を凝らして、ひんやりとしてお腹に優しいながら精の付く
お料理を作ってくださいます。
日々心の籠った三食とお飲み物とスイーツとで心身ともに満たしていただいていますわ。

斯様な訳で、今年の夏はこの身も負担の少ない日々を送っております。
貴方様もよろしければしばし、こちらでおくつろぎくださいませ。


>>715

後景に退いた我が家のことを気に掛けていただいて恐縮でございます。
この夏も暑さへの対策をいたした分元気が出て、街のいろいろな行事や学校の部活いろいろな予定を組んで過ごせておりますが。
家を留守にすることも多くなり、こちらに参ることが中々できず、汗顔の至りです。
何とぞご海容いただき、長い目で見守っていただきますようお願いいたします。


718 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/08/07(Sat) 22:33
ASMRって御存知?眠れない時に聴くと良いですよ

719 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/08(Sun) 15:17
>>718

ASMR?初耳ですわね。

英語の Autonomous Sensory Meridian Responseの略で、日本語訳は「自律感覚絶頂反応」ですか。
そして意味は視覚や聴覚によって感じる脳が『ゾクゾクする』感覚、反応とのこと。
ですが例に挙げられるもの、これって本当に心地良いのですか?
「アロエを食べる租借音」「耳掻きするときの音」…??

柚葉さんに膝枕で耳掻きしていただくときの、お膝の温もりが頬に伝わる感覚は好きですけれど。
ああ、いえ、コホン…。

「焚き火の音」?
あ、これは何となく分かります。
みんなで焚き火を囲む和んだ雰囲気、落ち着きますよねぇ。

みなさん、いろいろと体験に基づいた心を和ませる音があるのですね。
それでしたらわたくしには、屋敷林に棲むフクロウさんの羽ばたきの音がフワッと柔らかで気持ち良いですね。
人間の耳にはほとんど聞こえないのですけれど、吸血鬼の聴覚にはちゃんと聞こえてくるのです。
心地よい音と共に、獲物を狙っているという緊縛感があって、『ゾクゾク』いたしますわね。

他には、赤ちゃんだった頃の弟の牙が生えてきたときに、わたくしが自分のうなじに導いてやったら「カプリ」と可愛い
音を立てて噛んできたのですが、胸の内からこみ上げる愛しさが「カプリ」の音と共に甦るのですよ。
弟に自分の血を分けてあげていると思うと。
もっとも、「となりの吸血鬼さん」のソフィー様もおっしゃっていたとおり、吸血鬼同士の吸血では「精気」をいただく
ことはできないのですけれど。

でも、今のわたくしにはフクロウさんの羽音も弟の牙を立てる音も必要ではございません。
柚葉さんが淹れてくださった紅茶こそが、わたくしにとっての至高の眠りへのいざないなのですから。


720 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/08/08(Sun) 21:38
>>714

やはり時期が時期ですので、暑さというものは実感しております。
ですが、お仕事上それなりに気を付けておりますので体調に影響を及ぼす程ではありません。

例えば屋外の庭仕事等は午前中の涼しい時間帯に、
昼食前から午後のお茶の時間までは主に掃除などの屋内の作業を、
お買い物等お屋敷の外に出かけるのはお茶の時間を終えて夕方近くになってから…という具合に
暑さに気を付けながらお仕事に取り組んでおります。

それでもやはり暑い時は暑いのですが、お嬢様が御屋敷の敷地内に住まわれている方々へのお気遣い、
そしてお嬢様の『元素支配』の御力には随分と助けられております。

お屋敷の主として、私達従者を思い遣って下さるお嬢様の優しさがあればこそ
一同安心してお仕事に取り組むことが出来ています。

実は先程、御贔屓の酒屋さんで炭酸水を買って参りました。
塩レモンドリンクは夏対策としても最近お屋敷内でブームとなっておりますが
少し違った味わい方を試してみるのも良いかと思いまして…。

少し冷やして参りますので、よろしければ召し上がっていかれますか?
この手の飲み物は、お風呂上り等にもよろしいかと思いますわ。

>>715

お気遣い、有難うございます。
こちらに関しましてはローカルルールにも示されているように、
主であるお嬢様に一任しております。

私もお仕事上の都合から、時折お客様への対応が遅れてしまう事もございますが
出来るだけ早い対応を心掛けて参りますので何卒ご容赦下さいませ。

721 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/08/08(Sun) 21:57
>>718

私もお嬢様同様、初耳です。
『眠れない時に聴くと良い』との事ですので、睡眠効果のあるCDと同様のものかと思いましたが、
どうやら違うようですね。
そうですか。主に動画配信サービスによってこれらは普及しているのですね。

暑い日が続いているという事で、私達が寝苦しい夜を過ごしているのではないかと心配されて
紹介して下さったのですね。誠に有難うございます。(ぺこり)

眠れない夜と申しますと、故郷で過ごしていた頃はやはり母の子守歌が
一番安らかな眠りをもたらしてくれました。
小学生の頃までは、眠れる眠れないに関わらずよくせがんだものですわ。(微笑)

年齢を経て流石にその機会は少なくなりましたが、布団の中で母の優しい歌声を思い出すだけでも
その頃の安らかな気持ちを思い出して、眠りにつけたものです。

便利なものもよろしいのですが、私達にはやはり心に残ったものが
一番の安らぎをもたらしてくれるのですよ。

722 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/08/08(Sun) 22:41
>>719(アーチェロお嬢様)

お嬢様、湯加減は如何でしたか?
はい、それはよろしゅうございました…。

先程三女さんは耳掃除を終えて、寝床に向かわれましたわ。
最近は夜更かしをする機会も減り、明日のお仕事に備えて規則正しい生活をなさっているようで何よりです。

>柚葉さんに膝枕で耳掻きしていただくときの、お膝の温もりが頬に伝わる感覚は好きですけれど。

はい、お嬢様が御望みであればいつでもさせて頂きますわ。
それではお嬢様、こちらへ…。(微笑)

少し照れてしまいますが、私も故郷に帰った時はついつい母に耳掃除をせがんでしまうのですよ。
でもお嬢様や三姉妹さんが私にそれを求めて下さるようになって…。
憧れの母にまた一歩近づけたようで、嬉しさを噛み締めております。(微笑)

(耳掃除を終えて)

こうして縁側を臨んでおりますと、心地よい夜風と虫達の合唱が素敵な安らぎをもたらして下さいます。
それはこのお屋敷の屋敷神様をはじめとする皆様のご加護であると同時に、
その方々との絆を大切になさっているお嬢様のお陰ですね。(微笑)

>柚葉さんが淹れてくださった紅茶こそが、わたくしにとっての至高の眠りへのいざないなのですから。

ふふっ…。お嬢様のその優しいお言葉が、季節を問わず私にとっての一番の活力です。
それでは床に就くまで、まだ多少の時間がございます。
実は最近、新しい紅茶を仕入れることが出来ましたのでそちらをご用意致しますわ。

お嬢様、準備が出来ました…。
夏の夜にお勧めの「アールティールーム」の「オリエンタル・ミントティー」です。
ノンカフェインのルイボスの中でも、ちょっと珍しいグリーンルイボスとミントをブレンドしたものだそうで、
夏の熱帯夜にもその後の睡眠を妨げる事なく、心から爽やかで涼しい気分になることが出来るそうです。
それでは、召し上がって下さいませ…。

(紅茶を飲みながら)

お嬢様、お茶と一緒にちょっとした話題を…。
昨年紹介させて頂きました、「アルテ」のアルテさんと「はめふら」のカタリナさんの公式コラボ、
「貴族令嬢同盟」に関してですが、自分は続きが上手く見つけられず最初の一回で止まってしまったかと思っていましたが、
実はあれからお話が進んで、きちんと完結まで行き着いていた事が最近分かったのですよ。

アルテさんがジオルド王子に頼まれてカタリナさんの美しい肖像画を描いたり…。
カタリナさんの畑にアルテさんが招待されて大活躍し、メアリさんが「新しいライバル登場ですわ!」とヤキモチを焼いたり…。
お二人はそれはもう仲良くなられて、最後に同盟を結成して無事完結されたそうです。

今年もカタリナさんは元気で活躍されておりますので、いずれアルテさんも第2期が決まって
「貴族令嬢同盟」の新たな展開が見てみたいですね。

1日を終えて、夏の夜風と共にお嬢様とお茶を飲みながら過ごすこの時間…。
暑さを忘れる、最高の安らぎの一時ですね。(微笑)



723 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/09(Mon) 09:03
>>720(柚葉さん)

>それでもやはり暑い時は暑いのですが、お嬢様が御屋敷の敷地内に住まわれている方々へのお気遣い、
>そしてお嬢様の『元素支配』の御力には随分と助けられております。

妖精様方が涼しい風を吹かせてくださるとは言え、四六時中頼っているのも申し訳ないですからね。
夏の空気は湿潤で、『元素支配』の力を使えばお庭くらいなら季節外れの雪を舞わせることも容易いです。
近所の子どもたちにお庭の一角を開放して雪遊びに興ずるも良し、それを眺めながら柚葉さんと雪見酒と洒落込む
のも良し。
ただし、塩レモンドリンクの有難みを堪能したいですから、そうそう力は使いませんけれど。

>お屋敷の主として、私達従者を思い遣って下さるお嬢様の優しさがあればこそ
>一同安心してお仕事に取り組むことが出来ています。

思い遣っていただいている主(あるじ)としては、それに報いるべく取り組むのは当然のことでございますわ。
まして皆様とは主従である以上に家族として接していただいているのですから。

そういえば、今月14日は旧暦の七夕。
お母様が
『ローマ教皇が決めた今の新暦だけ七夕だなんて、物足りないわよぉ。
 お空のカップルだって年に二度デートできた方が良いでしょう?
 日本の旧暦でもお空を眺めたらぁ?』
と仰っていました。

そして前日はペルセウス座流星群の極大期。
さすがに7月と連続してご馳走を並べるのは皆の負担になりますから控えた方がよろしいでしょうけれど、星見台で
夏の夜空をゆったり眺める家族団らんも良いかもしれませんね。
今度はきっと空もきれいに晴れるでしょうから。


724 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/09(Mon) 17:35
>>721(柚葉さん)

>眠れない夜と申しますと、故郷で過ごしていた頃はやはり母の子守歌が
>一番安らかな眠りをもたらしてくれました。
>小学生の頃までは、眠れる眠れないに関わらずよくせがんだものですわ。(微笑)

それはまた何とも、想像するだけで心温まる情景ですね。
幼い柚葉さんがご母堂様に甘えて、ご母堂様がそれに優しく応じられるだなんて、さようなお姿、いくら見ていても飽きない
ことでしょう。

先日ご母堂様に暑中見舞いをお出ししましたけれど、今のお話を事前に伺っていたら文面に、
「わたくしもご母堂様のお歌を聴かせていただきたいです。」
と衝動的に書きたくなり、それを我慢するのに苦労したことでしょう。
母娘二人だけの想い出の場面に割り込むようなはしたない真似はできませんから。


725 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/09(Mon) 17:36
>>722(柚葉さん)

>先程三女さんは耳掃除を終えて、寝床に向かわれましたわ。

あらあら、先ほどすれ違った三女ちゃんがホワホワ〜と夢見心地な顔をしていましたが、柚葉さんにお耳を掃除して
もらったのでは、それはああなりますよねぇ。
おかげで深夜アニメの本放送のチェックを控えてもちゃんと安眠できて、アニメは動画配信サイトでお昼の休憩時間に
見るようになって、血色も良くなって安心しましたわ。

>はい、お嬢様が御望みであればいつでもさせて頂きますわ。
>それではお嬢様、こちらへ…。(微笑)

あああ…、こうして柔らかなお膝に身を任せる心地良さと言ったらございませんわ。
ご母堂様のお膝がどれほどかは存じませんが、今のわたくしはこれ以上ないほどに胸が温まっております。
ああ、ごめんなさい、嬉しさで耳がパタパタと動いてしまって。

落ち着くのよ、わたくし。
至福の時間はこれからなのだから…。

(耳掃除が終わり、なお柚葉さんのお膝から離れがたくて頭を預けます。)

>こうして縁側を臨んでおりますと、心地よい夜風と虫達の合唱が素敵な安らぎをもたらして下さいます。

ああ、心地良い…。
夜風と虫の音と…、まことに日本の夏の情緒に身を任せる良き宵闇でございますね。
そして傍らには豚さんの蚊やりが愛らしくちょこんと佇んで、煙をくゆらしているのも心和みます。

>それはこのお屋敷の屋敷神様をはじめとする皆様のご加護であると同時に、
>その方々との絆を大切になさっているお嬢様のお陰ですね。(微笑)

わたくし一人ではどうにもなりませんでしたよ。
何時だって柚葉さんと皆が、わたくしと一緒にいてくださるおかげですわ。
ただ形だけ家を清めても屋敷神様は満足なさらないでしょう。
家と家族とを慈しむ優しさに裏打ちされた家政あってこそ、わたくしたちに団らんがあり、屋敷神様からも在所として
認めていただけましょう。

では、そのお礼を籠めて。
わたくしにも柚葉さんのお耳を清めさせてくださいな。
さあさあ、わたくしの膝に頭をお預けくださいませ。
これでも数百年にわたり故郷の城館でお付きのメイドのフィドゥーチャ相手に腕を磨いてきたのですよ。

>お嬢様、準備が出来ました…。
>夏の夜にお勧めの「アールティールーム」の「オリエンタル・ミントティー」です。

まあ、これはこれは…。
薫り高くすっきりしたミントと、干し草のような香りのグリーン・ルイボスが絶妙にブレンドされていて。
飲み心地が良くて、本当に心が休まりますわ。
もしやリコリスルート(甘草)もわずかに配合されているのかしら?体が内から清めれれていくような清々しさを感じます。

>お嬢様、お茶と一緒にちょっとした話題を…。

はい、わたくしも拝読いたしましたわ。たしか、全6話でしたかしら?
ジオルド王子殿下に頼まれて描かれた肖像画…、とても神々しくて。
カタリナ様ご本人は「え…誰?」と戸惑っていらっしゃいましたが、恐らく魔法学園の生徒の皆様は「聖女カタリナ」と
してあのようなイメージで見ていらっしゃるのでしょうね。
そしてアルテ様は体力もありますし、何でも進んで自分でおやりになる方ですから、野菜の栽培でも八面六臂の活躍で、
メアリ様がさぞヤキモキなさったでしょうね。

>今年もカタリナさんは元気で活躍されておりますので、いずれアルテさんも第2期が決まって
>「貴族令嬢同盟」の新たな展開が見てみたいですね。
アイドルユニットを結成なさるか、刑事として活躍なさるか、続編が見られたら嬉しいですわね。
アルテ様の画業はまだまだこれからその活躍の場を広げていかれることでしょう。
わたくしも、ぜひアニメでの再来を期待したいですわ。

>1日を終えて、夏の夜風と共にお嬢様とお茶を飲みながら過ごすこの時間…。
>暑さを忘れる、最高の安らぎの一時ですね。(微笑)

庭園の池泉の上を飛び交う蛍。
夢幻のようなひと時ですが、柚葉さんの淹れてくださるお茶の温かさが確かな現実と知らしめてくれて、嬉しさを
いっそう実感いたしますわ…。


726 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/08/10(Tue) 22:56
イタリアの五輪メダリスト達は実に粋でしたね。
世界的に有名なアニメの必殺技のポーズを決めたのは序の口、
銀メダルを獲得した自転車のチームの5人揃ってのポーズとか最高じゃないですか!(爆笑)

727 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/08/13(Fri) 11:54
>>726

はい、今回の五輪は各国の代表選手達の日本のアニメを題材にしたパフォーマンスが
大きな注目を浴びていましたね。
「ドラゴンボール」「ワンピース」「セーラームーン」「ガンダム」…。
日本のアニメが世界中で愛されており、それらに対するリスペクトが良く表れている
素晴らしいパフォーマンスの数々を私達も楽しませて頂きました。

お嬢様の故国、イタリア代表の陸上、競歩、自転車の選手達がそれらをアピールしている事には
私も含めてお屋敷の一同、共感を覚えました。
お客様の仰る自転車の選手達の、愉快な悪者チームのポーズはあまりに面白くて
私も思わず笑ってしまいました。(笑)

あの時の彼らの表情は、少年漫画に夢と憧れを抱く少年達のそれでしたね。
その心を持ち続けたまま、世界中が注目する舞台でメダリストとして輝く…。
本当に素晴らしかったです。
お嬢様の母上である奥方様もきっと見ていらっしゃったと思いますが、
きっとご満悦だった事でしょう。

他にもウズベキスタン代表の新体操の選手達の演技も、華麗で見事でした。
お嬢様も愛する作品だけに、実に嬉しそうでいらっしゃいましたね。
声優さんもSNS上に、喜びのメッセージをアップされていたそうです。

五輪は国を代表して競い合う舞台ではありますが、感動や喜びは国境を越えて
共に分かち合う事が出来るものです。
今回も素晴らしいものを見せて下さったアスリートの皆様に、感謝ですね。

728 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/13(Fri) 12:33
>>722

お客様、イタリアのメダリストの姿へのご賞賛のお言葉、たいへん嬉しゅうございます。
オムニアムとパシュートのメダリストの皆様が「ドラゴンボール」のキャラクターのポーズを決めてくださったこと、
まことに快哉したくなる光景でしたわ。

…と申しましても、わたくし恥ずかしながら「ギニュー特戦隊」なるキャラのことよく存じませず、三女ちゃんから教えてもらったのですけれど。
その出典を知って、いっそうそのポーズが勝利の表現として輝いて見えましたわ。
選手の皆様が…彼らにとっての『でっかい宝島』で、『てごわいチャンス』を掴み取られ、『ユカイな奇跡』を実現された、
そのことの表現としてとても相応しいものと感じ入りました。
(カッコ内は「魔訶不思議アドベンチャー〜ドラゴンボール〜」より引用させていただきました。)

日本のアニメが諸外国でも愛されていることは昔から実感することがありました(宮崎駿監督の「名探偵ホームズ」は
イタリアのテレビ局の依頼でしたね)けれど、五輪の栄えある場で、こうして人気の広がりを実感させていただく
感慨はまた格別でございます。

他にも、米国の男子陸上選手が孫悟空(「ドラゴンボール」)のポーズを、ウズベキスタンの新体操の選手が「セーラー
ムーン」をモチーフにした衣装で「ムーンライト伝説」をバックに華麗に舞い踊られ、ギリシャの走り幅跳びの
選手やイタリアの20キロ競歩の選手が「ワンピース」の主人公のポーズを…。

日本のアニメが愛されていること、そしてそれを海外の選手が東京五輪の場で表明してくださったことに、どれほどの
感激を覚えたことか。
親愛あふれる素晴らしいメッセージを送ってくださった選手の皆様には、心から感謝申し上げますわ。

そしてこのことがまた日本のアニメ制作者の心の新たな糧となることを願わずにはいられません。


729 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/08/17(Tue) 11:34
近年のアニメ見てると、「魔族=貧乏、ボロアパート、苦労人」のイメージが定着してませんか?
そんな皆さんから見ると姫様は羨ましいお方ですよね。

730 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/08/18(Wed) 02:25
アーチェロさん、(スレが)下がり過ぎてますよ〜。

731 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/18(Wed) 07:51
>>729

いらっしゃいませ。
時ならぬ雨模様と肌寒い日が続きましたが、体調にお変わりございませんか?
再び夏らしい暑さが戻ってまいりました。
宇治抹茶の冷やし善哉をご用意いたしましたので、よろしければお召し上がりください。

わたくし、アニメにはあまり詳しくないのですが。
日本に住んでいらっしゃる魔族でおっしゃるような方というと、「ガヴリールドロップアウト」の『月乃瀬=
ヴィネット=エイプリル』様や「まちカドまぞく」の『吉田優子』様のことが思い出されますね。
たしかに、お一人暮らしとご家族とご一緒という違いはありますが、お二人とも生活費にお困りで、慎ましい暮らしを
送っていらっしゃいますわね。
ですが一方、「となりの吸血鬼さん」の『ソフィー・トワイライト』様のように広壮なお屋敷で暮らして
いらっしゃる方もおいでですわ。

わたくしもかつて他所の町にいた頃は、他人様の家に下宿させていただいたり、その方々が引っ越していかれた後は
古い家屋を買って下宿屋を営んでいたこともございます
ですが、いずれも順調とはまいりませんでした。
人間の町で住むようになって間もないわたくしは、人間の皆様と距離を縮めることに急ぎ過ぎてかえって敬遠
されてしまった…そう思わざるを得ません。
その町では最終的には焼き討ちに遭ってしまいましたし。

そのため野宿の日々を過ごしながら考えました。
まず魔族であること、吸血鬼であることを隠さない、その方針は変えないこと。
ありのままのわたくしを信じてほしい…、イタリアにいた時からの数百年にわたる願いですから。
そして恐れられることを覚悟し、それでも少しずつわたくしを信用していただけるように最初は距離を取りつつ、
少しずつ信用を得ていくこと。

そうして辿り着きましたこの町では、広壮ながら『亡霊が出る』との噂があって人が立ち寄らず朽ち果てていた
元武家屋敷を買い取ったのです。
屋敷奥で追憶の日々を送られていた屋敷神様にご挨拶し、亡霊の方を慰霊する祠を建て、このお屋敷に住む準備を
しっかり整えましたわ。
元は鬱蒼としていた雑木林…人間が不法に捨てたゴミも片付け、屋敷林としてきれいにいたしました。
そうしましたら、他所を追われてこちらにきた狐狸妖怪や妖精の方々が、住まわせてほしいといらっしゃいました
ので、人間に迷惑をかけないことを条件に屋敷林に住んでいただきました。

そして、この屋敷で日々を送っていたわたくしは、桜舞う季節、最愛の方となる女性と出会うことができたのです…。
彼女の助けを得て少しずつ人間の方々の信用を得られ、今のこのお屋敷での暮らしがあります。
何不自由ない暮らしをしておりますゆえ、他人様から『贅沢な』と言われることも無いことはございませんが、
これがこの町で暮らすわたくしの最も良き在り方である、と信じておりますわ。


>>730

その点は、>>715様へのお返事(>>717)でも申しましたように、汗顔の思いではございますが。
わたくし気が弱いので繰り返しおっしゃられると凹んでしまいます。
恐れ入りますが、斯様なご指摘はお控えいただきたくお願いいたします。
何とぞご海容のほど、お願い申し上げます。
できましたら、何かご近所様からの日々のお便りをいただければ望外の喜びでございます。


732 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/08/20(Fri) 22:24
>>729

先日、お彼岸の為のおはぎを屋敷の皆で作りました。
宜しければ、召し上がって下さいませ。
すぐに、お茶もお淹れ致します。

お嬢様が挙げられた以外の方を挙げてみますと、他にも「はたらく魔王さま!」の
真奥貞夫さんがいらっしゃいますね。
一番最近の方になりますと、「ジャヒー様はくじけない!」のジャヒーさんが最たる例ではないかと。
もしかしてお客様が思い浮かべているのは、ジャヒーさんの事でしょうか?

こちらの方のアニメは7月末に始まったばかりで知らなかったのですが、
友人に教えられて見てみたところ思わず笑ってしまいましたね。(苦笑)

ジャヒーさんを演じる声優さんが「ガヴリールドロップアウト」のサターニャさんと同じという事で、
魔族繋がりで共通点が多いとネット上では色々と話題になっているそうで…。

姿形の問題で、働けるのが居酒屋さんの開店時間から閉店まで…。
食事はもやしに塩かマヨネーズ…。
家賃の取り立てに来る大家さんと毎回ドタバタ劇に…。
人間界で暮らす魔族の皆さんの中でも、極めつけの貧乏暮らしと苦労をされてますね。(汗)

かつて魔界2であった頃のジャヒーさんは下の者達に随分と居丈高に振る舞い、「かつては搾取する側だったのに」と仰っていますから
自業自得と言えなくもないのですが…。

確かにそういった方から見ると、お嬢様の今の暮らしは羨むものかと思います。
ですが私と出会うまでのお嬢様は、この国を訪れてから苦労を重ねた末に今に至っているとお聞きしております。
そして何より、お嬢様は常日頃この街で出会った方々、お世話になっている方々への感謝を忘れておりません。

地域の奉仕活動に積極的に参加し、交流を深める行事の運営にも深く携わっております。
そしてこの街を見守る土地神様の神社へ休日は欠かさずお手伝いに参っております。

物的な意味だけでなく、心的な意味でも満たされていなければ本当に豊かとは申せません。
今の暮らしが豊かであるのは、自身と縁を結んだ多くの方々の支えがあればこそです。

それを誰よりも理解しているお嬢様だからこそ、その気持ちを常に己の行動で示す事で
このお屋敷の私達使用人一同は勿論、この街の方々にも慕われております。

人間の世界で生きる魔族の皆様の日常を描いたアニメは悲喜こもごもで、私も大好きです。
皆様にはそれぞれの道で、頑張って頂きたいですね。

733 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/23(Mon) 08:25
>>732(柚葉さん)

>先日、お彼岸の為のおはぎを屋敷の皆で作りました。

柚葉さんがお手本に作ってくださったおはぎは甘味がとても舌に優しく馴染んで、小豆の美味しさが柔らかに
お口を和ませてくださいます。
これもご母堂様直伝なのでしょうか。
伝統の味の心に染み入ることは流石に歴史の厚みを感じますわ。

最近の和菓子店では創作おはぎもさかんなようで、東京の『タケノとおはぎ』様では本物の薔薇のような
おはぎも店頭に並ぶそうですけれど。
我が家でこうしてみんなで作るコロコロと丸くて可愛いおはぎには、わたしが知らぬはずの郷愁がなぜかふと
心を満たして胸が温かくなりますわ。


>お嬢様が挙げられた以外の方を挙げてみますと、他にも「はたらく魔王さま!」の
真奥貞夫さんがいらっしゃいますね。

まあ、確かにそうでしたわね。
玉座から一転、臣下の方とご一緒に人間界で慎ましい生活を送られていますが、その意気やなお盛んにして、
バーガーショップで日々精力的に働くお姿は、見ていてこちらも元気をいただきましたわ。
2期制作が発表されていますので、またお元気なお姿を拝見できる日が楽しみでございます。


>一番最近の方になりますと、「ジャヒー様はくじけない!」のジャヒーさんが最たる例ではないかと。

まあ、その方のことは存じませんでしたわ。
では三女ちゃんにお願いして、彼女が加入している動画配信サイトでちょっと見てまいりますわね。

第3話まで見てまいりました。
なるほど、この方もご苦労されているのですね…。
魔界では魔王様に次ぐナンバー2の地位に居られたそうですが、もしや幡ヶ谷ではたらいていらっしゃる真奥様の
臣下でいらっしゃったのかしら?
苦労を重ねながら少しずつ人間と交流して、ご本人も知らず知らずのうちに人間界に馴染んでこられたようで
ホッといたしました。
魔界では魔力と権力にものを言わせて好き放題なさっていたようですが。
時に喧嘩しつつも相手と同じ高さの目線で向き合い触れ合っていかれる今のお姿の方が、わたくしには好ましく
思えます。
絶望的な状況にありながら、怪我をした我が身に鞭打ってひな鳥を助けてあげた優しい心根も魔界では花開かぬ
ままであったかも知れないのですから…。

プライドが高くて意地っ張りな彼女のことです。
これからもいろいろご苦労もあることでしょうけれど、どうかたくましく生きていっていただきたいですね。
わたくしもそのうち、おはぎを差し入れにまいりましょうか。


>地域の奉仕活動に積極的に参加し、交流を深める行事の運営にも深く携わっております。

そういったことに参加させていただけたのも、柚葉さんがそういう行事があることをわたくしにお知らせ
くださり、さりげなく導いてくださったことが大きいですわ。
わたくしだけですと、中々踏み出しづらいことが多いのですけれど、柚葉さんがにこやかにお誘いくださるのですもの。
わたくしが勇気を出さずして何といたしましょう?
お蔭で今年の子どもの日にも、本当皆様との楽しい交流をさせていただけました。
大勢の前でわたくしなりに頑張って読み聞かせに挑戦したがために、伝説の中の女性とも思いもかけぬご縁を
いただけました。

>物的な意味だけでなく、心的な意味でも満たされていなければ本当に豊かとは申せません。
はい、はい・・・、まことにおっしゃるとおりですわ。
この町に来て、そして柚葉さんに手を取っていただいて歩んできた来し方を思うと、この満たされた心の
あることの、何と幸せであることか。

そういえば、ジャヒー様の臣下のドゥルジ様は豪奢なタワーマンションにお住まいでしたけれど。
わたくしも以前、お客様から高層マンションから地上を見下ろすのに憧れたりしないのか、と尋ねられたことが
ございましたわね。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&st=305&to=306

あのような広くとも閉じられた高みから地上を見下ろしていたのでは、今のような交わりは難しかったことと存じます。

今こうして受け容れていただいている、そのことへの感謝をゆめゆめ忘れることなく、これからも家族のみんな、
そして町の皆様方と共にこれからの時間を歩んでまいりたいです。


734 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/08/23(Mon) 10:59
フランス、オーストリア、ドイツ、ポーランド等に同族はいましたか?
交流されたことはありますか?

735 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/23(Mon) 13:24
>>734

はい、今あげられた各国に名の知られた吸血鬼の方がいらっしゃいますわ。
それぞれの地域の魔族の世界で重きをなしておられます。

代表的なお名前を挙げてまいりますね。
まずフランスの『クラリモンド』様。
人間界では「死霊の恋」という物語で伝えられております。
淡いブロンドの髪とシーグリーンの瞳を持つ清らかな美貌の女性です。
人間の血を奪うことを厭われ、恋人に睡眠薬を飲ませてから針で体を突き、わずかな血をいただくだけ、という
優しい方なのですよ。

オーストリアといえば、まずは『カーミラ』様といえば、貴方様もご存じなのではありませんか?
アイルランドの小説「カーミラ」で高名ですが、ご出身はオーストラリアなのですよ。
金髪交じりの茶褐色の髪と黒い瞳、そして気だるげで妖艶な雰囲気が印象的でございます。

ドイツでしたら『ベルタ・クレテル』様。
小説「骸骨伯爵 あるいは女吸血鬼」で名を知られるようになりました。
元農家の娘でありながら、儚くなった後魔術によって甦らされ、恐ろしいことと思いつつ喉の渇きに耐えられず、
他人様の血を吸うことをやめられず苦しんだ方です。
小説では最後に胸に杭を打ち込まれた、との哀しい最期で締めくくられております…。

そしてポーランドの『吸血鬼王女』様…。
民話「吸血鬼になった王女」で伝えられる方でございます。
お名前ですか?
ご本人が明かされていませんので、わたくしから口外することはどうかご勘弁を。
たいへん寝起きが悪い方で、棺を瞠る兵士に暴行を働いたり、城の礼拝堂を壊したり、吸血鬼を100人呼び出して
舞踏会を開いたりと、それは周囲の方々が大変だそうでございます。

いずれも人間界でいろいろと軋轢があったゆえ、今はそれぞれ魔族のコミュニティーで暮らしていらっしゃるそうですわ。

わがカルミーニオ家は南欧で魔族界にて上位の立場…いわば『世話役』としての役割を担っておりますゆえ、
他地域との交流もそれなりにいたしてまいりました。
魔族界同士の会合も持ち回りで行いましたゆえ、わが居城にそれらの方々が集われたこともございます。
わたくしもこの交流は大事のこととして出席の栄に浴してまいりました。
また、他地域での会合にも、母からの勧めで出かけたこともございます。
父に無闇に箱入り娘扱いされていたわたくしにとりましては遠出する数少ない貴重な機会。

それぞれの方々とひと時お茶を共にして交流を深めた思い出深い体験でしたわ。


736 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/23(Mon) 13:29
訂正でございます。

>アイルランドの小説「カーミラ」で高名ですが、ご出身はオーストラリアなのですよ。
(誤)オーストラリア
(正)オーストリア

>たいへん寝起きが悪い方で、棺を瞠る兵士に暴行を働いたり、
(誤)瞠る
(正)見張る

失礼いたしました。

737 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/08/24(Tue) 00:46
最近見つけた漫画で「ちゃんと吸えない吸血鬼ちゃん」が面白いです。
無料で何話か見られるので良かったら。

738 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/08/24(Tue) 12:46
>>734
>>735(アーチェロお嬢様)

お嬢様、紅茶のお代わりをどうぞ…。
お客様もお代わりをご所望でしたら、遠慮なく申し付け下さいませ。
こちらの質問に関しましては、私もお嬢様の返答をお待ちしております。

(お嬢様の御話を聞き終えました)

やはりヨーロッパには、各国の闇の眷属において重きをなす方々がおられるのですね。
カーミラ様の物語は読んだことがありますが、『クラリモンド』様(死霊の恋)や
『ベルタ・クレテル』様(骸骨伯爵 あるいは女吸血鬼)については未見でしたので、あらすじを調べてみました。

まだ当時は、「人間に正体を知られてはならない」という掟が存在していたのですね。
だからこそ、クラリモンド様は悲しいお別れを経験したり、またはベルタ・クレテル様は悲劇的な最期を遂げられた…。

お嬢様が『禁血』を実践されているが故に少々忘れがちになっておりますが、
吸血鬼の皆様にとって血を吸えないというのは、人が水を飲むのを禁じられるにも等しい苦行…。
「吸血」という意味でも、「恋」においても、
お二人がどれ程苦しまれたか、私には想像もつきません…。

ですが、人間の中で伝わっている物語ではあのカーミラ様も含めて悲劇的な最期で締め括られていても
お嬢様の御話を聞く限り皆様は息災であられるのですね。

お嬢様が

『それぞれの方々とひと時お茶を共にして交流を深めた思い出深い体験』

と語られていて、安心致しました…。

ここからは想像になりますが…。
先程の『吸血姫』の皆様が息災で、カルミーニオ家は南欧の魔族界にて『世話役』としての役割を担っておられるという事は…。
旦那様は政治的な表の舞台で、そして奥方様は目の届かない所で
同族の皆様のために尽力されていたのではないでしょうか?

奥方様が旅好きであることは重々承知しておりますが…。
その旅の中で各国の歴史の闇に埋もれた皆様に手を差し伸べて交流を深め、
その姿形を取り戻した後に旦那様が表舞台において取り計らう…。

旦那様を立てながら、ご自身は多くを語らず遠くから笑って見ておられる…。
そのような気がいたします。
奥方様が各国の同族の方々と親交を温めたいというのは一つの本音だとしても…。
私の推測が外れていないのであれば、光、闇を問わず今尚多くの方々から称賛と尊敬のまなざしを集めておられる事も頷けます。

お嬢様が故国を離れ、少々寂しい思いをされている吸血姫の皆様もおられるかと思いますので
良い形で再会が叶う事を願っております。
その際、お嬢様とご一緒して恥ずかしくない振る舞いが出来るよう精進しておかねばなりませんね。
その時にグリッタちゃんも一緒であれば、きっと皆様にも喜んで頂けるのではないかと思いますわ。(微笑)

739 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/08/25(Wed) 08:46
>>737

お客様、お茶をどうぞ…。
お茶請けは、御贔屓の和菓子屋さんの「花おはぎ」になります。
>>733でお嬢様が触れられている花を模ったおはぎを探してみたところ、
季節限定の商品という事で購入出来ました。

個人的にも練習して、いずれお客様にもお出し出来るように努力致します。

このお屋敷を訪れるお客様には、お嬢様の同族の方の登場する素敵な作品を
幾つも紹介して頂き、誠に有難うございます。
早速私も閲覧させて頂きました。

どうやらこちらの作品は「となりの吸血鬼さん」の最新号がUPされているHPで
閲覧出来るようですね。
毎月の楽しみが、また一つ増えました。(微笑)

こちらの作品のヒロインの吸血鬼さんは「石川月菜(いしかわ ルナ)」さんというのですね。
冒頭の、「ミステリアスな雰囲気と圧倒的な存在感」…。
とは裏腹に…。

ご自身でキャラを作っていたり、空腹をお菓子で紛らしていたりと
何かと大変なのですね。(苦笑)
ですが、主人公の大鳥辰太君といい他のクラスメイトの皆さんといい、
親切で優しい方が多くいらっしゃって安心致しました。(微笑)

今回石川さんを見てはっとしたのですが…。
「吸血」という行為はご自身にとっても決して簡単な事ではないのですね。
個人的な話ではありますが、健康診断の採血の際私は冷え性で血管が細く、
看護師さんがなかなか血管を見つけられず苦労なさる事が多くて…。

上手く血管の位置をつきとめられなければ、「採血」も「吸血」も出来ないという事が
改めて分かりました。

石川さんと大鳥君を含むクラスメイトの皆さんの日常は始まったばかりですが、
今後とも温かく見守っていきたいですね。
石川さんと皆さんのどこか可笑しくて優しくて楽しそうな日々…。
お嬢様が見たら、きっとお喜びになるでしょうね。(微笑)

改めて、素敵な作品の紹介を有難うございました。(ぺこり)
今後とも、よろしくお願い致します。

740 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/27(Fri) 21:12
>>737

ありがとうございます、本当にありがとうございます。
またこうして日本にお住いの同族の方のことを教えていただけるなんて、わたくし本当に嬉しゅうございます。

そうですか、『石川月葉』様とおっしゃる方なのですね。
とてもミステリアスに見えて、実はちょっと隙があって食いしん坊な愛らしい方でいらっしゃる。
見ていて何だか抱きしめてしまいたくなりますわ。

そして何より嬉しいのは、彼女の学校生活がとても周囲の人間から温かく受け容れられていることですわ。
正体を明らかにしているのに、彼女を忌み嫌う方が誰もいらっしゃらない…。
そのことがわたくしには我が事のように嬉しくて目頭が熱くなってまいります。

そしてその上、そんな彼女でも人に言えない密やかな悩みがあったのですね。
血を上手く吸えない…そのことでとても困っていらっしゃるようですが、それもまた彼女の『美点』であるとも
申せましょう。
だって彼女はいつも気を配っていらっしゃるのです。
人によって違っている、力加減や血管の位置を。
それはつまり、人を無闇に傷つけず無駄な血を流さないように努めているということなのですから。
世の中にはまことに情けないことに、そういったことにまったく頓着せず闇雲に他人様の体に牙を立て流血と
苦痛を強いることを恥ともしない不届きな同族がいるのです。
彼女がそんな悪弊と無縁でいらっしゃって良かったですわ。

そして、そんな彼女を支えてくれる『大鳥辰太』様のお優しさがまた嬉しいですね。
彼がいたおかげで、月葉様も苦しい思いから解放されたことでしょう。
ですが、だからこそ大島様の身を弱らせるような血のいただき方は是非ともお控え願いたいですね。
体をプルプルと震わせている大鳥様を見るのは傍目にも辛いですわ。

彼女はソフィー・トワイライト様のように血液の通販もご存じないようですし、お仕事もされていませんから
吸血鬼メイドの千夜先輩やサライ様のように『種族別補償』をいただくわけにもまいりません。
大島様には感謝を忘れず末長くおつき合いできることを願っております。

わたくしも幼少の頃、他人様からいただく血を決して無駄にしないよう、確実に血管を穿ち血の一滴も無駄にせず
ありがたくいただくよう教えられてまいりました。
『禁血』をしております今は、その技を使うこともごく稀になりましたけれど。
彼女がこれから吸血の技能を向上させて、人との和をより確かなものにしていかれることを願っておりますわ。

本当にご近所の皆様より同族の方々のことを教えていただけて、ありがたいことでございます。
いつか彼の方々をお訪ねしてお話など出来たら、などと夢を膨らませているわたくしでございます。

(申し訳ございませんが、今宵はここまでとさせていただきます。)


741 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/29(Sun) 10:33
>>738

>カーミラ様の物語は読んだことがありますが、『クラリモンド』様(死霊の恋)や
『ベルタ・クレテル』様(骸骨伯爵 あるいは女吸血鬼)については未見でしたので、あらすじを調べてみました。

まあ、さっそく彼女らのことを知ろうとしてくださったのですか。
嬉しゅうございます、柚葉さんがわたくしの同族のことに興味を持っていただけることが。
彼女らもそれぞれ長い時の中で様々な…、辛い体験を重ねてきた方々。
その方たちへと思いを致してくださることで、人間と吸血鬼との遠い距離を縮めてくださっているのですから。

>お嬢様が『禁血』を実践されているが故に少々忘れがちになっておりますが、
>吸血鬼の皆様にとって血を吸えないというのは、人が水を飲むのを禁じられるにも等しい苦行…。

今わたくしが確固として『禁血』が実践できているのも、柚葉さんが傍にいてくださるからです。
長い年月の中、渇きを覚え、家人から心配され、同族から変人もとい変魔扱いされても『禁血』だけは
疎かにできなかったのも
『人間と少しでも近づけるなら。』
との想いが忘じがたく在ったからですけれど。
柚葉さんに出会えて
『ああわたくしの想いは、ここまでの道程は間違っていなかったのだ。』
と心から思えましたもの。

ですが、柚葉さんがおっしゃるように、それぞれ別の背景を持つ吸血鬼の皆さんは、苦しみ
ながら精いっぱい
自分の道を模索し逆境に立ち向かわれてきたことに、あらためて気づかせていただけた思いです。
わたくしは欧州各地で彼女らと対面を果たし、言葉を交わして互いの思いを吐露することができたことを
誠に幸いであったと思っております。

>ですが、人間の中で伝わっている物語ではあのカーミラ様も含めて悲劇的な最期で締め括られていても
>お嬢様の御話を聞く限り皆様は息災であられるのですね。

はい、人間の伝える物語では悲劇的な形でその存在の終焉が描かれましたけれど。
それぞれの作家の方の気遣いか、あるいは彼女ら自身の強さゆえか、決してその息は絶えることは無く、新たな
道を歩んでおられますわ。
静かに隠棲されている方もいらっしゃるし、人間界でより強い絆を得て意外な形で溶け込んで活躍している
方もいらっしゃるのですよ。
そういったことがまた
『やはり吸血鬼は恐ろしい怪物だ。おぞましいリビングデッドだ。』
との悪評に繋がるのは悲しいことですが…。

彼女らの行方に「安心致しました…。」とおっしゃってくださる、そんなお優しい方が今わたくしと一緒にいて
くださるのですね。

(わたくしは嬉しさのあまり思わず柚葉さんの手を自分の両の手でそっと包みます。)

(申し訳ございません、続きます。)

742 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/29(Sun) 10:36
>>738(続きです。)

>旦那様は政治的な表の舞台で、そして奥方様は目の届かない所で
>同族の皆様のために尽力されていたのではないでしょうか?

はい、お父様がメイド長や執事長と共に魔族間の問題について鳩首凝議なさっているところは何度も見ましたし、
城館に欧州各地域の魔族の長らが一堂に会して会議…と言っていいのかしら?
時には火を吹き氷を舞わせながら協議、交渉することもありましたわね。

そしてお母様は…旅から帰るたびに
『ただいまぁ、わが旦那様ぁ。またお土産を持って帰ったわよぉ。』
とおっしゃり、お父様が溜息を吐いて
『はあ…。今度はどこの種族とのコネクションを持ち帰ってきたんだね?』
と、やれやれといった感じで応対され…。

「ちょっとぉ。わたくしが家に帰るたびに面倒ごとを持ち込んでいるみたいに言うの、やめてくれるぅ?」

…いつの間にいらしたのですか?
だって、お父様はいつも溜息を吐いていたじゃないですかぁ。

「それはあんたの心の『投影』なんじゃなくてぇ?
 自分が優しい母を避けているからって、他もそうだと思っちゃダメよぉ。
 柚ちゃん、早くうちの子になってよぉ。
 わたくしの娘になって、実の娘に邪険にされているわたくしを慰めてよぉ。」

(その後、わたくしとお母様がやいのやいのと言い合うのを、柚葉さんは微笑んで温かい目で見守っていらした…
と思います、多分。)

>私の推測が外れていないのであれば、光、闇を問わず今尚多くの方々から称賛と尊敬のまなざしを集めておられる事も頷けます。

確かに…、グリッタちゃんも最初あんなにお母様のことを怖がっていたのに、その後ずい分と仲良くしていただき
ましたし、最近は
近隣の子どもたちやお母様方とのお付き合いも増えたり、さらには画家のお嬢様に興味を持たれた芸術家、
文化人の方が訪ねて来て半ばサロンと化していたりします。

>お嬢様が故国を離れ、少々寂しい思いをされている吸血姫の皆様もおられるかと思いますので
>良い形で再会が叶う事を願っております。

はい、彼女たちともまた是非お会いして旧交を温めたいです…。

「あらぁ、それなら日本の同族たちにも会っておいたらぁ?
 あんた、この日本の吸血鬼との交流とかまだまだできてないでしょ?
 飛縁魔(ひのえんま)ちゃんならわたくしと知り合いだし。
 わたくしがあんたのことを話したら、『会ってみたい』と言っていたわよぉ。」

もう日本の同族の方とお知り合いなのですか…。

「いやあ、徳川の時代にはもう会ってるしぃ。
 わたくしの名前を出したら、多分無碍にはしないわよぉ〜。」

そのニコニコとした笑顔がなんだか怖いのですけれど…、いったいどんな対面をなさったのやら。
あら、三女ちゃん、ニコニコ静画に「オリジナル〜飛縁魔〜」というタイトルでその方のお姿が紹介されて
いるのですね、どうもありがとう。

はい、いずれはその方ともお会いしたいですね。
今年につきましては、奈良への旅行の日程を組んでおりますので、飛縁魔様とのことはまだ先になるかと思い
ますが…。

>その際、お嬢様とご一緒して恥ずかしくない振る舞いが出来るよう精進しておかねばなりませんね。
>その時にグリッタちゃんも一緒であれば、きっと皆様にも喜んで頂けるのではないかと思いますわ。(微笑)

柚葉さんがどこかへ出られて恥ずかしい振舞いをなさるなんてまるで想像できませんが、そうしていつも向上心
を忘れないでいらっしゃるのも柚葉さんの素敵なところですわ。
柚葉さんやグリッタちゃんとご一緒に同族の方たちとお会いできる日を、わたくし心から楽しみにしております。


743 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/08/29(Sun) 15:00
>>741(アーチェロお嬢様)

>彼女らもそれぞれ長い時の中で様々な…、辛い体験を重ねてきた方々。
>その方たちへと思いを致してくださることで、人間と吸血鬼との遠い距離を縮めてくださっているのですから。

クラリモンド様の想い人だった方は、聖職者でしたね。
私個人としても、シンパシーを感じるものがありました。
「人間界でより強い絆を得て意外な形で溶け込んで活躍している」方が、
クラリモンド様である事を願わずにはいられません。

>わたくしは欧州各地で彼女らと対面を果たし、言葉を交わして互いの思いを吐露することができたことを
>誠に幸いであったと思っております。

…お嬢様の前でしたら、他の吸血姫の方々も長年胸の内に秘めてきたものを
素直に吐露する事が出来たのではないかと思います。
あのフィドゥーチャ様のように、お嬢様と出会い、救われ、確かな絆を結んだ方も
おられたのですから。
人間と関わる事で、辛さも、嬉しさも、優しさも、哀しさも、全てをその身で感じてこられた
お嬢様とご一緒なら、きっと…。

>(わたくしは嬉しさのあまり思わず柚葉さんの手を自分の両の手でそっと包みます。)

お嬢様の語られた吸血姫の皆様にも、種族を超えて絆を結んだ方がおられるのなら…。
そしてこの国では、お嬢様に取ってそれが私の事であるのなら…。
これ程嬉しい事は、ありません…。(微笑)

(優しく私の手を包んでくれるお嬢様を、真っ直ぐに見つめます)

744 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/08/29(Sun) 15:41
>>742(アーチェロお嬢様)

>城館に欧州各地域の魔族の長らが一堂に会して会議…と言っていいのかしら?
>時には火を吹き氷を舞わせながら協議、交渉することもありましたわね。

『世話役』…。
即ち調停する立場におられるという事ですから、重責ですね。
安易な妥協は禍根を残す事にも繋がりますし、他の魔族の方々からの信頼や
旦那様ご自身の立場、カルミーニオ家そのものの存続にすら関わるのではないかと。

故に議論が白熱するのも無理からぬ事でしょう。
その時にご自身が一切の責任を負う…。
時には身命を賭して決定する事になろうとも…。
きっとそのような覚悟で、旦那様は臨まれていたのではないかと。
最愛の長兄様を失われた過去と私情を胸の奥底に秘めて…。

>「ちょっとぉ。わたくしが家に帰るたびに面倒ごとを持ち込んでいるみたいに言うの、やめてくれるぅ?」
>…いつの間にいらしたのですか?
>だって、お父様はいつも溜息を吐いていたじゃないですかぁ。

奥方様、ご機嫌麗しく…。(ぺこり)
残暑の厳しい中お出で頂き、誠に有難うございます。
すぐに、お茶の準備を致します。
お茶請けは…既に準備が整っておりますので今暫くお待ち下さいませ。

(冷えた麦茶と温かい緑茶、完成した『花おはぎ』をご用意致しました。)

>(その後、わたくしとお母様がやいのやいのと言い合うのを、柚葉さんは微笑んで温かい目で見守っていらした…
と思います、多分。)

こちらのやりとりも、既に馴染みの光景になられましたね。(微笑)
先程の話題の中にあられた旦那様とは、面接の時以来お会いしておりませんが…。
何時の日か、この光景の中に共に居られる日が来るのかしら。
今も故国で、お忙しい日々を送っておられるのかと思いますがいつの日かこのお屋敷にいらして頂きたいものですね。

>近隣の子どもたちやお母様方とのお付き合いも増えたり、さらには画家のお嬢様に興味を持たれた芸術家、
>文化人の方が訪ねて来て半ばサロンと化していたりします。

本日は、画家のお嬢様とサライさんはご一緒ではないのですね。
残暑が厳しいので、サライさんには残って頂いて画家のお嬢様の御世話を任されたのかも知れませんね。
先程のお話から想像すると、今後のお仕事の上で重要となる作品の製作に取り掛かっておられるのでしょうか?
個展が開かれる日も、そう遠くはないのかも知れませんね。

ではこちらの『花おはぎ』を、奥方様にお土産としてお持ち帰り頂きましょう。
沢山作っておいて、正解でした。(微笑)

>あんた、この日本の吸血鬼との交流とかまだまだできてないでしょ?
>飛縁魔(ひのえんま)ちゃんならわたくしと知り合いだし。

早速お姿を、拝見させて頂きました。
…同性の私から見ても、魅惑的な方でいらっしゃいますね。(照)
例えとり殺されてしまうとしても、この御方ならば…と考えてしまう殿方がいたとしても
決しておかしくはないですね。

もしお嬢様と出会ったら、あのソフィーちゃんとエリーちゃんのような
やり取りになるのではないかと…。(汗)
(飛縁魔様が誘惑して、お嬢様がやんわりとツッコミを入れながら阻止するというもの)

でも対象とされるのは殿方のようですから、私は大丈夫でしょう。
多分…。(一抹の不安が)

>今年につきましては、奈良への旅行の日程を組んでおりますので、飛縁魔様とのことはまだ先になるかと思い
>ますが…。

はい、9月になりましたら本格的に宿泊先の予約、コースなどについて
先輩メイドさんや三姉妹さんと話し合い、決定致します。
楽しみな事ですので、休憩中それらについて話し合ったり、調べた事を少しずつ纏めている最中です。
佐保姫様の神社の訪問も含めて、ある程度纏まりましたら提出致します。

今暫くの間、お待ち下さいませ。
そしてグリッタちゃんとの再会、楽しみですね。(微笑)

745 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/09/04(Sat) 08:34
>>743(柚葉さん)

>クラリモンド様の想い人だった方は、聖職者でしたね。
>私個人としても、シンパシーを感じるものがありました。

お二人の魂は互いに強く惹かれ合いましたけれど、その想いが強ければ強いほど、お二人とも葛藤を深めていかれた、
そのお立場の違いからくる悲劇は、クラリモンド様からも伺っていて胸を締め付けられました。
ですが、今柚葉さんのお言葉を聞いて、わたくしにとりましても他人ごとではないことをあらためて感じましたわ。
柚葉さんはもちろん人間でいらっしゃいますが、吸血鬼のわたくしに仕えていただいているお立場。
わたくしの品行が道を外れるようなことがあれば、否が応でも柚葉さんと神父様の恋路を阻むものとなって
しまいますもの。
この地で穏やかに生きてまいるのはわたくし自身の望みでもありますが、世間のどなたであろうとお二人の
仲に疑念を抱くことがないよう、これからも我が身を省みてまいりましょう。

>「人間界でより強い絆を得て意外な形で溶け込んで活躍している」方が、
>クラリモンド様である事を願わずにはいられません。

彼女が高級娼婦であったことは「死霊の恋」でも伝えていることですけれど、今はそのお仕事は辞めた、と以前
ご本人から伺いましたわ。
高級娼婦というお仕事は「アルテ」にも出てまいりましたが、その美貌だけでなく人を魅了する様々な資質を
磨かねば続けてはいかれぬもの。
吸血鬼ゆえ長きにわたり業界で活躍してこられましたが、それも飽いたとのことでいろいろな職業を渡り歩いて
いらっしゃったようですね。
ご自身の魅力を生かして女優、もてなしの技量を生かしてホテル経営、その見目を飾る力を生かしてメイクアップ
アーティスト…となどと、わたくしには到底及ばぬ様々な活躍をなされているそうですわ。

>…お嬢様の前でしたら、他の吸血姫の方々も長年胸の内に秘めてきたものを
素直に吐露する事が出来たのではないかと思います。
>あのフィドゥーチャ様のように、お嬢様と出会い、救われ、確かな絆を結んだ方も
おられたのですから。

そう言っていただけると、魔族の世界で「吸血を拒否するおかしな姫様」と奇異の目で見られることの多い
わたくしの在り方も悪しきものではなかったのだ、とそう思えますわ。
その変わり者に興味を持たれた皆様がわたくしに質問をぶつけてくるのを皮切りとして、互いの来歴と胸の内に
在ることを語り合えたのです。
そしてそれぞれの方が人間に対して思う心の襞に触れることで、人間とのより良き明日を手にしたい、との
思いもまた共有できたのですもの。
その想いは…、フィドゥーチャのそれも含めて、いつか柚葉さんにも直接彼女らから聞いていただけたら嬉しい
ですわ。

(それから柚葉さんの手を包んだまま、そっと耳元で囁きます。)

でも、お母様に聞かれたら、彼女らを勝手に我が家に招待しかねませんので、どうかご内密に…。


746 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/09/04(Sat) 08:53
>>744(柚葉さん)

>『世話役』…。
>即ち調停する立場におられるという事ですから、重責ですね。

魔族の間でも、様々に錯綜したしがらみや対立がありますからね。
ですが、お母様の方からあちらこちらに出かけては、対立の芽があるとみるや首を突っ込んで、案件として城館に
持って帰ってくるものですから、お父様がてんてこ舞いでしたわ。
ただ魔族たちからは
『あのオルキデアが一枚噛んでいるのなら、とりあえず会議のテーブルには着こうか』
という認識が多かったとか…。
実際に案件をまとめるのは議長となるお父様なので、その労苦が目についてお気の毒でしたわ。
わたくしにはお茶を淹れてさし上げたりお肩を揉んでさし上げるくらいしかできませんでしたけれど…。

>最愛の長兄様を失われた過去と私情を胸の奥底に秘めて…。

はい、お兄様が落命された後に出来た平穏をつかの間のものにはさせない、という思いは、城館の皆が共有して
いたと思います。
フィドゥーチャも、
「吸血鬼になったときは、わたしもこれから人間に疎まれ憎まれて生きていくのか、とそんな思いばかりだった
けれど、今は違う。
 姫様のお兄様の気持ちを蔑ろにするようだったら、どんな人間も魔族も絶対許せないよ!
 だから(声を潜めて)『アーチェロと』一緒にもっと美味しいお茶とお菓子を作れるようになって、旦那様と
奥方様に喜んでもらおうよ。」
と、そう言ってくれましたわ。

>奥方様、ご機嫌麗しく…。(ぺこり)
>残暑の厳しい中お出で頂き、誠に有難うございます。

「は〜、ごめんねえ、柚ちゃん。
うちの娘ったら、気が利かなくってぇ。
打ち水の一つもすりゃあ良いのにねえ。
ここら一帯にゲリラ氷雨をザーッと降らせるとかさぁ。」

そんなことしたら、ご近所一帯大迷惑ですよ。
わたくしが、気象台のお天気お姉さまにドヤされてしまいますわ。

「あ〜、はいはい、言ってみただけよぉ。
 ん〜、まずは冷えた麦茶が一杯、良い喉越しだわぁ。
 体が冷えたところで、うわっ、何この『花おはぎ』って、すっごい綺麗で熱い緑茶にも合うわ。
 やるわねぇ、こっちの菓匠も。」

>先程の話題の中にあられた旦那様とは、面接の時以来お会いしておりませんが…。
>何時の日か、この光景の中に共に居られる日が来るのかしら。
>今も故国で、お忙しい日々を送っておられるのかと思いますがいつの日かこのお屋敷にいらして頂きたいものですね。

「あらぁ、そおぉ?
それじゃあ、旦那に伝えておくわ。
あれで忙しい身だから何時になるかはちょっと分かんないけど。」

(ボソッ)誰のせいでお忙しいのだか…。

「ん〜?
じゃあ、暇なアンタが仕事手伝ってあげなさいよぉ。
今から箱詰めにして空輸してあげてもいいのよぉ?」

遠慮しておきます。
佐保姫様へのご挨拶の準備とか、文化祭のことで演劇部とのコラボ企画の打ち合わせとか、いろいろありますので。

>本日は、画家のお嬢様とサライさんはご一緒ではないのですね。

「ええ、柚ちゃんの言うとおり、個展の企画が持ち上がっているからねぇ。
 本人よりも業界の方が色めき立っているけどねぇ。
 ま、あの娘にそういう交渉とか無理っぽいから、今はサライがマネージャーとして仕切ってくれてるわ。
 本人はもの創っているとき以外は寝てるか食べてるかだから、日の目は見るのはいつのことやら。
 『花おはぎ』ありがとね。多分、『おはぎ』って言った途端に目をピカーって光らせて覚醒するわよぉ。」

(申し訳ございません、続きます。)

747 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/09/04(Sat) 08:55
>>744(続きです。)

>早速お姿を、拝見させて頂きました。
>…同性の私から見ても、魅惑的な方でいらっしゃいますね。(照)

はい、この大胆な装束に思わず顔が赤らんでしまいますわ。

>もしお嬢様と出会ったら、あのソフィーちゃんとエリーちゃんのような
>やり取りになるのではないかと…。(汗)

ああ…、それはわたくしも目に浮かびそうですわ。
殿方と二人きりになりたがる飛縁魔様を何とか阻止しようとして、わたくしが悪戦苦闘、ヘトヘトになりそうです…。
いえ、クラリモンド様のように節度を弁えた吸血ならばわたくしも口を挟みはしませんけれど、飛縁魔様の場合
『ファム・ファタール』…殿方を破滅させる魔性の女と言うことですから、さすがに見過ごせません。

>でも対象とされるのは殿方のようですから、私は大丈夫でしょう。
>多分…。(一抹の不安が)

…それは絶対に、絶対に許さない。
柚葉を傷つけるあらゆるものは、世界から排除されるべきだ。

「どうどうどう、ちょっと落ち着きなさいって。
 オーラがどす黒くなってるわよぉ。」

三「姫様、『小林さんちのメイドラゴンS』第2話のトールさんみたいになってる。」
次「あ〜、小林さんが襲撃された時な。」
長「あの画像、プリントアウトして姫様の部屋に貼った置いた方がいいわね。
  お姉さまを護るのは当然だけど、冷静さを失うと足元をすくわれるわ。」

し、失礼しました…。
いけない、いけない、気を付けなければ。
ですが、柚葉さんのことは絶対守りますから、ご安心くださいませ!

>はい、9月になりましたら本格的に宿泊先の予約、コースなどについて
>先輩メイドさんや三姉妹さんと話し合い、決定致します。

はい、京都旅行に続いてまたご面倒をかけてしまいすみませんが、よろしくお願いしますね。

グリッタちゃん…、来ていただけるかしら?
彼女はパン屋のお仕事がお忙しいでしょうから、無理は申せません。
ですが、もしも彼女にそのお気持ちがおありでしたら大歓迎でございますわ。


748 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/09/07(Tue) 22:45
食欲の秋・芸術の秋・スポーツの秋・読書の秋があるけど君達はどの秋かな?

749 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/09/10(Fri) 07:28
>>748

暑さもずい分と和らぎ、空澄んで、虫の音が優しく耳に届く、そんな秋の趣きが濃くなってまいりましたね。
9月の季節の和菓子、大粒の巨峰を求肥で包んだお餅でございます。
よろしければお茶請けにどうぞ。

秋の色合いが深まってまいりますと、皆様方が「〜の秋」という話題を楽しむ光景が多くなりますね。
皆様、心穏やかな秋を楽しみにしていらっしゃるのが窺え、わたくしに対しましても恒例のお話としてお仲間に
加えていただけて嬉しゅうございます。
昨年のお話し(>>79-80)では「収穫の秋」、「食欲の秋」、そして「行楽の秋」とお答えして実際とても良い
思い出作りになりましたわ。

今年も「行楽の秋」は外せませんわね。
実は奈良の神社にいらっしゃる春媛神の佐保姫様のところに一家でご挨拶に参る予定でございます。
わたくしたちの町の土地神様のご友人で在られる方で、遊びに参るように誘っていただいているのですよ。
御影(みえい)がお気になるようでしたら、「佐保姫 甲斐千鶴」で画像検索なされば、美しい白鹿と共にたたずむ
可憐なお姿をご覧になれるでしょう。
一面の紅葉に彩られたお社で、わたくしたちが用意したお食事を共にして歓談させていただくのがとても楽しみです。

ただ、ご挨拶に参った際に空が雨模様であるなら、わたくしの『元素支配』の魔法で空を晴れ渡らせてほしい、と
そう仰っているのが少し悩みの種ですの。
土地神様のお社でそれをやって参拝客に注視されたことを「ずるい、ずるい。」を拗ねられてしまいまして…。
でもあれもけっこう魔力を使いますので、もし今後も頼りにされたりすると困ってしまいますわ。

そしてこの旅は奈良の味覚を楽しむ「食欲の秋」も兼ねておりますわ。
柿の葉に包まれた「柿の葉寿司」、鳥ガラスープに牛乳を加えたまろやかヘルシーな「飛鳥鍋」、奈良を代表する
フルーツである柿を用いた「柿ティラミス」…。
そしてお土産にメレンゲに砂糖・蜂蜜・寒天を加えて卵黄でコーティングした「きみごろも」というスイーツを買って
帰る予定です。
またお訪ねいただければ、貴方様にも振る舞わせていただきたいですわ。


750 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/09/12(Sun) 07:17
おはようございます!アーチェロさん。
突然お邪魔しちゃって、申し訳ありません。
今日はお休みを頂いて、一度ご挨拶に来ました。

これは、朝一番で焼いたクロワッサンです。
お屋敷の皆さんで、召し上がって下さい。

10月になりましたら、以前お話に合ったように是非とも奈良の旅行にご一緒したいです。
>>749のアーチェロさんのお話を聞いていたら、わくわくしてきちゃいましたっ♪

まだ色々と忙しいので9月は無理ですが…。
10月は是非ともよろしくお願いします。(ぺこり)

それからちょっと早かったですけど、神社の土地神様のところにもご挨拶に行ってきました。
お届けしたパンを土地神様や社務所の皆さんにも喜んでもらえて、嬉しかったです♪

まだ日中は暑いので、アーチェロさんも柚葉さんもお身体には気を付けて下さいね。
それでは、失礼します。

751 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/09/12(Sun) 11:44
>>748

もう少しお話させていただいてよろしいでしょうか?
わたくしのことばかり話してしまいましたが、貴方様は何の「秋」も知りたくなりました。
せっかくのご近所同士ですもの、どうですか、これからご一緒に「秋」を探しに参りませんか?
さあ、出かけましょう、そうしましょう。

まずは「食欲の秋」ですわね。
ほら、こうして樹々に囲まれた遊歩道を歩いていますと、美味しいそうな木の実がそこここに成っておりますわ。
こちらの紅くて表面に粒粒のあるのはヤマボウシの実。
あら、こちらにはオレンジ色のナガバモミジイチゴの実が。
どちらもそのまま食べられて美味しいですよ。
貴方様の分も摘んでみましたわ、よろしければ一緒にご試食くださいな。

さて、歩いていたら公園内の市立美術館の前に参りましたね。
どうでしょう、「芸術の秋」としゃれこんでみませんか?
ちょうど秋をモチーフにした名画の展示会が行われているようですよ。

いろいろ有名な絵がございますが、連作をたくさん描いたモネのものが目を引きますね。
積みわら、睡蓮、ポプラ並木…。
あら、こちらには広重の「満月の紅葉にみみずく」に「真間の紅葉手古那の社継はし」。
和洋いろいろな秋の世界をじかに出会えるなんて素敵な空間ではありませんか?

さて、今度は「スポーツの秋」はいかがでしょう?
公園のアスレチックフィールドに新しい吊り橋ができたそうなのです。
川の上を渡る吊り橋、少し怖いのでご一緒に渡っていただけませんか?

体を動かして爽快なまま歩いていましたら、駅前広場で開かれている古本市に行き当たりました。
本日の最後は「読書の秋」ですね。
何か面白そうな本をそれぞれ見つけて見せ合いしません?
稀少な有名作家さんのサイン本とか、思わぬ掘り出し物があったりするかも知れませんよ。

ごめんなさい、ちょっと引っ張りまわし過ぎましたかしら?
貴方様もいろいろな秋を楽しめたでしょうか?
来年もまたいろんな秋を見つけられると良いですわね。


752 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/09/12(Sun) 11:46
>>750(グリッタちゃん)

まあまあまあ、ようこそおいでくださいました!!
お久しゅうございます。
グリッタちゃん先輩…。

(思わずグリッタちゃんを思いっきり抱きしめてしまいます。)

ああ、よくぞいらしてくださいました。
お忙しい中お休みを取ってくださって来ていただけるなんて、アーチェロ感激でギュッとしてスリスリせずには
いられません。
この温かな体温、内側から萌え立つ生気…、グリッタちゃんが今充実した毎日をお過ごしでいらっしゃることが
感じられますわ。

まあまあ、焼き立てのクロワッサンですか、ありがとうございます。
手に取るとふかふかして温かな中から豊かな薫りが立ち上がり、この胸を満たしてくれます…。
グリッタちゃんが精魂込めて作ってくださったクロワッサン、鮮やかな焼き上がりの色、三日月型の美しいフォルム。
素晴らしい逸品をしっかり堪能させていただきますわ。

>10月は是非ともよろしくお願いします。(ぺこり)

ありがとうございます、嬉しゅうございます。
わたくしたちの旅行にご参加いただけますこと、わたくしアーチェロ・カルミーニオ、心から感謝いたします。
この度の奈良旅行のこと、グリッタちゃんも聞いていただけたとのことですが、あのとおり佐保姫様からのご希望が
少しだけ気が重かったのですが、今はそんなことは雲散霧消、たくさんの元気をいただきました。
我が家の皆とグリッタちゃんとの良き思い出の旅となること、疑いようもございません。

>それからちょっと早かったですけど、神社の土地神様のところにもご挨拶に行ってきました。

そうでしたか、土地神様もそれはお悦びになったことでしょう。
グリッタちゃんの焼き立てのパンを一心に夢中で召し上がられるお姿が目に浮かびますわ。
わたくしも朝餉が待ち
遠しくてなりません。

グリッタちゃんには本当に感謝しかございません。
初めてGMWでお世話になって以来、何度もわたくしたちにお付き合いくださって、そのたびに素敵な笑顔と
元気とをくださって。
わたくしの関係で次々出ていらっしゃる方々にも笑顔を絶やさず応対してくださって。
おかげでわたくしたちの毎日がより豊かに楽しいものになりました。
今度の旅行のこと、あらためてよろしくお願い申し上げます。(平伏)

>それでは、失礼します。
あら、もうお帰りになるのですか?
ではでは、今日はどうか日頃のお疲れをごゆるりと癒してくださいませ。
では、また。
旅行の日を楽しみにしております。
どうぞ、お体にお気をつけくださいませ…。


753 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/09/14(Tue) 07:52
>>748

お嬢様、そしてお屋敷の皆との日々の営み、そしてお客様のおもてなしのためにも
メイドとして「食欲の秋」は必須ですね。
商店街でも、秋のイベントや秋の味覚のアピールが始まっており、残暑の暑さは続いていても
色づく秋を連想する今日この頃です。

ですが一番はお嬢様も仰るように「行楽の秋」、そして「再会の秋」になるかと思われます。
家族一同、そして恐らくは奥方様と共に暮らしている方々もご一緒に
奈良への旅行を計画しております。

その際には以前この街にも土地神様を通じて親交を温めた奈良の佐保姫様の許へ
本格的にご挨拶に参る予定です。
そして、去年のゴールデンウィークにおいて交流を深め大切な絆を結んだ
人狼メイドのグリッタちゃんにもご同行願えればと考えております。

私自身、絵は得意ではありませんので奈良の美しく色づく光景を描く事は出来ませんが
素敵な思い出を写真に撮り、お屋敷のアルバムに収めたいと思っております。
これもまた、「芸術の秋」になるのではないかと思いますね。

>>751(アーチェロお嬢様)

お嬢様、お客様とお出かけになられるのですね。
分かりました。では気を付けていってらっしゃいませ。
あ、お嬢様、少々お待ち下さいませ。

(炊き込みご飯のおにぎりと水筒を入れたランチバッグをお渡ししました。)

少しお仕事が立て込んでおりまして、ご同行出来ないのは残念ですが…。
お嬢様が「秋」について熱心に語っておられるのを見て、秋散策に出られるのではないかと思い
準備しておきました。
お客様とご一緒に、召し上がって下さいませ。

それでは、改めてお気を付けて…。
お帰りになりましたら、お嬢様の見つけた「秋」に関して私もお話を伺いたいですね。(微笑)


754 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/09/14(Tue) 08:37
>>750(グリッタちゃん)
>>752(アーチェロお嬢様)

さてと…。これでお食事前のお仕事は終了です。
それでは早速、朝餉の準備を…あら?
どこからか、とても香ばしく美味しそうな香りが…。

この焼き立てのパンの香りは、もしや…。

(お嬢様が、グリッタちゃんを抱き締めている場面に遭遇しました)

うふふ…朝から“尊い”ものを見せて頂きました。(微笑)
先日、お客様に「再会の秋」について語っていたのですけれど、
それが叶って私も喜びで一杯です。

あらあら…お嬢様、グリッタちゃんの尻尾とお耳をもふもふするのに夢中になっておりますね。
いえ、ああせずにいられない方などかえって想像もつきませんが。
…これも、我が家のアルバムに収めてしまおうかしら。(悪戯な微笑)

(グリッタちゃんからクロワッサンを受け取りました)

有難うございます。グリッタちゃん。
こちらのクロワッサンは、朝餉で皆で美味しく頂きます。
よろしければグリッタちゃんもご一緒に…と思いましたけれど、もうお帰りになるのですね。
そして土地神様への丁寧なご挨拶、誠に有難うございました。
土地神様も神社の皆様も、さぞやお喜びになった事でしょう。

…きっと社務所の方々は、こぞってグリッタちゃんをもふもふされたと思いますね。(微笑)
後で一度、土地神様にもお話を伺いたいですわ。

ああ…奈良の旅行の計画を立てるのがより楽しくなって参りました。
お嬢様、宿泊先、行先等もうすぐ決まりますのでもう暫くお待ち下さいませ。

それではグリッタちゃん、10月の再会を楽しみにしております。
では、それではお元気で…。(お辞儀)

755 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/09/14(Tue) 18:55
僕は食欲の秋です。
でもいくら食欲の秋だからって食べ過ぎは駄目だけど(【腹八分目に医者いらず】と言うしね)。

756 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/09/17(Fri) 04:56
猫に芸を教えているんだけど、猫だとお手すら出来ないのかな?

757 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/09/17(Fri) 23:27
>>755

ええ、秋と言えばご存じの通り多くの秋の味覚、
そして中秋の名月のお月見団子やハロウィンイベントと
美味しいものがたくさん登場する行事が目白押しですね。

暑い夏が終わり、程良い気温となり過ごし易くなると食欲が増してくるのも必然ですが
仰る通り食べ過ぎには注意ですね。
”摂る”だけでなく、”消費”も心掛けましょう。

これでも一応、お仕事だけでなく日々の中に健康を保つための運動を取り入れて生活しております。
美味しいものを味わうためにも、まずは健康が大事ですね。

>>756

私は猫さんを飼った事が無いので何とも言えませんが…。
猫さんは気紛れと聞きますし、本人が楽しんでいない、望んでいないのなら
無理に教えない方がよろしいのでは?

教える方も、教わる方も楽しいのであれば上達も期待できると思いますが
今回のお客様の場合、猫さん側が芸を学ぶ事を望んでいないような気がいたします。

無理強いしては、飼い主と猫さんとの間の信頼関係が壊れてしまう事にもなりかねません。
お客様本人が望む事を押し付ける前に、まずは猫さんの立場に立って考える必要があるのではないかと思います。

お客様も猫さんを大事に思っているのであれば、思いやりをもって接してあげて下さいませ。



758 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/09/18(Sat) 10:14
(続きです)

>>752(アーチェロお嬢様)

お嬢様、コーヒーのお代わりをどうぞ…。
これがグリッタちゃんのお世話になっているお店の「究極のクロワッサン」…。
私達のために焼いて下さり、そして出来立てをお届けするために来て下さったのですね。

近くにはおられなくとも、この黄金色とふんわりした感触…。
そして未だ残る温かさ…。
グリッタちゃんが側にいて下さるような気がします。

この美味しさに加えて、あの「にぱ♪」の笑顔で接客をなさっていたら
あっという間に売り切れてしまうでしょうね。(微笑)

ほら、三姉妹さんはあんなに嬉しそうな笑顔を浮かべて…。
そしてレイナさんも、口許が優しく笑っておられます。

お嬢様、それでは朝食を終えましたら奈良旅行について一度お話したい事が…。
お片付けが終わり次第参りますので、今暫くお待ち下さいませ。

(お片付けを終えてリビングで)

奈良旅行は、2泊3日を予定しております。
宿泊先は、「奈良ロイヤルホテル」になります。
まずは京都まで新幹線で…。
京都駅からは近鉄線に乗り換えて奈良に向かう事に致します。

奈良市内の移動に関してですが、交通網に関しては京都程ではありませんのでレンタカーを手配しておきました。
それから人数に関してですが…。
その点に関しまして、お嬢様のご意見を伺いたいと思います。

我が家からはお嬢様、レイナさん、三姉妹さん、そして私とグリッタちゃんを含めて7人…。
後は、奥方様と画家のお嬢様の関係の方がどれだけ参加なさるかですね。
レンタカーで借りられるワゴン、バンは最高で10人…。
10人を超えますと2台必要となりますので、一度奥方様にお話を伺えればと思いまして…。

そしてまず1日目は、佐保川天満宮と佐保姫神社にご挨拶に参りましょう。
今年の神無月の事も含めて、お話を伺えればと思います。

それを終えましたら、待望の奈良公園の散策ですね。
東大寺を含め、周辺の散策と鹿さん達との戯れをゆっくりと楽しみたいと思います。
その際、佐保姫様の都合が宜しければ散策にお付き合い頂ければと…。

そして翌日は奈良国立博物館と国営平城宮跡歴史公園の散策を致しましょう。
毎年奈良の恒例の「正倉院展」に関しましては10月30日からの開始となるそうで、
今回は見られないのが残念ですが…。

午後はお車で法隆寺に向かいましょう。
法隆寺は特に夕方が、それも秋の夕暮れの中見下ろす奈良の街の風景は素敵です。
父に連れて行ってもらった事がありますので、今度はお嬢様とご一緒にあの風景を見てみたいです。(微笑)

3日目はお土産選びと、帰宅の準備になりますね。
最後にもう一度鹿さん達との戯れを堪能し、ゆっくりとお土産を選びましょう。

以上が、使用人一同で話し合った末の計画になります。
もしお嬢様に他に希望の場所がお有りでしたら、遠慮なく申して下さいませ。
再度、計画を練り直してみます。

759 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/09/18(Sat) 20:52
はがないの小鳩ちゃんと同じで自分のことを吸血鬼と思っている女の子かな?

760 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/09/18(Sat) 22:18
>>759

折角ですが、主に対して厭味を言いたいだけでしたらお客様としては歓迎致しかねます。
どうぞ、お引き取り下さいませ。

761 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/09/20(Mon) 10:35
>>753(柚葉さん)

それでは柚葉さん、「秋」を探す小さな旅にお客様と一緒に行ってまいります。
いえ、そう遠くへ行くわけではございませんので、夕餉の時間までには帰ってまいります。

え、お弁当を用意してくださったのですか?
まあ、これは素敵な「食欲の秋」をさっそくいただいたのですね。
ありがとうございます、しっかり味わわせていただきますわね。
お忙しいところ申し訳ありません。
本当は柚葉さんにもご一緒いただけたら最高なのですけれど…。

それにしても、お出かけすると申したらすかさず素敵なお弁当を出してくださるなんて、まるで柚葉さんは魔法使いの
ような方ですね。
いえ、わたくしがお会いした魔女の方でもこんな水際立ったお振舞いをされる方はめったにいらっしゃいません
でしたわ。

それでは行ってまいりますね。

(美術館での鑑賞の後、公園のベンチでお弁当をいただきます)

七種の具が炊きこまれたおにぎりは、コクのあるお出汁の味にまとめられながら、それぞれの味わいをしっかり
楽しめますね。
街を巡って少し疲れた体に優しく滋養を与えてくれますわ。
さあ、お客様もどうぞお召し上がりくださいませ。
水筒のお茶も深い味わいでおにぎりのまろみを引き立たせてくれますわ。
ああ、秋の気配の中いただくお弁当は、美味しさもひとしおでございます。

柚葉さん、ただいま帰りました。
お茶とお弁当、本当に美味しゅうございました。
やはりわたくしも食いしん坊、食欲の秋をしっかり堪能させていただきましたわ。

わたくしが見つけた秋をおみやげに持ってまいりました。
ヤマボウシとナガバモミジイチゴ、それにガマズミの実を採ってまいりました。
生食、ジャム、果実酒、いろいろな楽しみ方ができますわ。
わたくしが腕を振るわせていただきますね。
それから、美術館のミュージアムショップで買いました、今回の展覧会の絵をガラスの中にくるんだペーパー
ウェイト、モネと広重の絵のジグソーパズルでございます。

紅葉に彩られた街の様子は、こちらの魔石に納めてきております。
今どきのビデオカメラに負けない鮮明な映像と音声を立体化してご鑑賞になれますわ。
よろしければ、お時間のある時に見てみてくださいませ。

それから…ちょっとしたハプニングがございました。
公園でお弁当をいただいていましたところ、ご近所のお弁当屋さんが偶然同じ場所にいらっしゃいまして。
柚葉さんのおにぎり弁当と聞いて非常な関心をもたれ、
「【羽藤柚葉さん監修 秋の七色おにぎり弁当】として、ウチのこの秋限定の看板商品として売らせていただきたい!」
とおっしゃいますの。
さすがです柚葉さん、そのお料理の腕前は既にご近所に知れ渡っていたのですね。
わたくしの一存で決められることではございませんので、柚葉さんとご相談して後日お答えいたします、と申し
ましたわ。
申し訳ございませんが、今月中にお返事をいただきたいとのことですので、少し考えておいてくださいませ。
もちろん、柚葉さんのお気が進まなければちゃんとお断りいたしますわ。


762 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/09/20(Mon) 10:36
>>754(柚葉さん)
>>758(柚葉さん)

>うふふ…朝から“尊い”ものを見せて頂きました。(微笑)
…はい?
あ、あの、これはあくまでグリッタちゃん先輩への親愛と敬愛の表現であって、「尊い」とおっしゃられると、まるで恋愛とか浮気とかそうでは…。
あああ、でも、柚葉さんの恋人はあくまで神父様であって、わたくしとは別にそういう関係ではなくて…。
でもこの胸に宿る熱い想いは、今のわたくしを形作る至高のピースなのは間違いなくて…。(汗々)

(と言いつつ、グリッタちゃんの尻尾とお耳をもふもふする手はまったく止まらないのでした)

一人でアワアワして申し訳ございませんでした…。(赤面)
それにしましても、グリッタちゃん特製のクロワッサンは本当に美味しゅうございますわ。
柚葉さんの淹れてくださる紅茶との相性も最高で。
バターの味わいもパンの中に渾然一体となって紅茶の爽やかな甘味と本当に良く引き立て合っております。
いつもは美味しい食事にはすぐ「酒を持て」とおっしゃる土地神様も、巫女様が淹れた紅茶と一緒に堪能されて
いるに違いございません。

>近くにはおられなくとも、この黄金色とふんわりした感触…。
そして未だ残る温かさ…。
>グリッタちゃんが側にいて下さるような気がします。

はい、まったくおっしゃるとおりですわ。
パンそのものの美味しさもさることながら、心を籠めて焼いてくださったグリッタちゃんの笑顔とご厚意とが心を満たしてまいります。
その純粋な想いがあるからこそ、レイナさんも三姉妹ちゃんたちも、あのように幸せそうな笑顔でパンをいただいたのでしょう。

>ああ…奈良の旅行の計画を立てるのがより楽しくなって参りました。
グリッタちゃんがいらしてくださって、今度の旅行がさらに楽しみなものになりましたわね。
魔石も忘れず持ってまいりましょう。
この旅の思い出を余すことなく記しておけるように。

>お嬢様、それでは朝食を終えましたら奈良旅行について一度お話したい事が…。

まあ、いよいよ旅行のプランが固まったのですね。
それを伺えるなんて本当にワクワクいたしますわ。

「奈良ロイヤルホテル」、これはまた奈良で最高級のホテルですのね。
落ち着いた気品ある客室、レストランは和洋のビュッフェに会席料理、中華料理にランチやスイーツと本当にゴージャスで。
「食欲の秋」を思い切り堪能できそうですね。

>後は、奥方様と画家のお嬢様の関係の方がどれだけ参加なさるかですね。

そのことですが、お母様からの手紙をコウモリさんが届けてくれました。
お母様、お嬢様、サライ様、それと久地崎母娘さまも誘われて応諾をいただいたそうですわ。
…そしてさらにお一人ゲストがいらっしゃるそうですわ。
いえ、それがどなたかは教えてくださいませんでしたけれど。
申し訳ございません、大勢になってしまいまして。
こうなるともうプロのツアーコンダクターの領域になってしまいますね。
わたくしは、レイナさんと共に皆様の身の安全を図るボディーガードの役目は当然として、他に何かするべき
ことがあればおっしゃってくださいませ。

まずは佐保姫様にご挨拶ですわね、ええ、神無月のことはしっかり確認して土地神様にもご報告しなければ。
そしてその後佐保姫様…そして白鹿様もご一緒いただければ、さらに楽しい旅になりましょう。
東大寺で大仏様にお目にかかれるのも楽しみですね。
「正倉院展」を鑑賞できないのは少し残念ですが。
故郷の城館の母のコレクションの中に、正倉院御物のグラスや琵琶と同じ名工が作った品がありますので、
比較して見てみたかったですが、これはまた次に機会の楽しみにとっておきましょう。

法隆寺!
この日ノ本が誇る天才皇子様が建立されたお寺ですね!
それを眺めながら柿をいただくのが今回の旅の大きな楽しみの一つなのですよ。

素敵なコースを計画してくださってありがとうございます。
これほどの素敵な旅にわたくしからさらに注文を付けるのは申し訳ないのですが…。
興福寺の阿修羅像を見てみたい、と思っていたのです。
写真で見る紅顔の少年の憂いを湛えた表情、それから「石居里佳」という画伯が描かれた阿修羅像にすっかり魅了されまして。
もしかしたら、現地でご本人とお話させていただけたりしないかなー、と。
自動車ですと、法隆寺からの所要時間が36分ほどとのことです。
もちろん、スケジュール的に無理がありましたら取り下げさせていただきますわ。
皆が無理なくゆるりと楽しめる旅であることが何より大事ですから。

763 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/09/20(Mon) 10:41
>>755

はい、実りの秋、田畑はきらめく黄金色の穂が風にそよぎ、多くの作物が収穫され、川や海にも新鮮なお魚の
恵みをもたらしてくれて…。
暑い夏で減退した食欲も戻ってきて、食欲を求める堪能する季節でございましょう。
それゆえに、心に節制を保つのは一苦労…というのは、恥ずかしながらわたくしも身をもって感じるところで
ございます。

貴方様も食を大いに楽しまれるご様子、わたくしなどが申すのも口幅ったいですが、どうぞご自愛のほどお祈り
いたします。

というわけで、今わたくしの屋敷の庭で落ち葉を集めて焼き芋を作っておりますが、貴方様の目がありますことが、
我が身の救いでございます。
家人だけですとどうしても気が緩んで、あともう一つとパクパクいただいてしまいますが。
あらぶる食欲を鎮め、
一つ一つの甘味を丹念に味わうことができております。

さて、こちらのお芋もがちょうど食べごろでございます。
まだお腹が七分目以下でしたら、どうぞお召し上がりくださいな。


>>756

あらあら、わたくしと同じ疑問を持つ方がいらっしゃいましたのね。
わたくしも530年ほどの昔、そのように思いまして、猫さんに直接窺ったことがございますわ。
530年ほど昔でしたかしら、たしか日本で慈照寺銀閣の上棟式が行われた、と母が言っていた頃でしたから。
その頃ようやくいろいろな動物に変化(へんげ)する技も上達しまして、さっそく猫さんになってみたのですよ。
そして、あなたが仰ったのと同じ質問をしましたところ、
「はあ?意味分かんないんですけど。
なんで、わたくしに食べ物を貢ぐ目下の者たちの言うことを、わたくしが聞かなければならないの?」
とのことでしたわ。
つまり猫さんたちにとって、人間は食べ物をくれるから召使に近い、という考え方なのですね。
一方犬さんからは、
「食べ物をくれる人にはその恩義に応えないといけないよね。」
とのお答えでしたわ。

動物は種族ごとに生まれ持った気性があるのですね。
それを変えようというのは相当難しいと思いますし、無理をさせては仲良くなるのは難しいかと存じます。
どうか、猫さんのご気性を慮りながら良い関係を作っていってくださいませ。


764 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/09/20(Mon) 10:47
>>759

あら、翼も牙も本物でございますが?
もしかしてギミックとお考えですか?
ご近所様からも多くの同族の方のご活躍を記した書物を教えていただいて、思いのほか多くの吸血鬼がこの世界にも
いらっしゃることを知れてありがたく思っているのですよ。
そうして人間の方もそうした交流からいろいろ良き絆を結ばれているようで喜ばしく思います。
ですが、それを信じられない方は交流の機会を閉ざされただけで、別に日常生活にも支障ございませんので、わたくしも
強いてあれこれ申すこともございませんわ。


>>760(柚葉さん)

また、お客様へのご応対で不快な思いをさせてしまいましたら申し訳ございません。
気分直しに、先日の「秋を見つける旅」で採りましたナガバモミジイチゴのジャムをご試食いただけませんか?
中々良い具合にできあがりましたのよ?
トーストと紅茶をご用意いたしますね。

では、いただきましょう。
BGMにわたくしが最近聞いた歌など流してみましょうか。
これらの歌「ワタリドリ」と「原野の風」。
三女ちゃんと一緒に視聴した「現実主義勇者の王国再建記」というアニメで歌われていたのですけれど。
Youtubeの「【試聴動画】TVアニメ「現実主義勇者の王国再建記」第12話挿入歌」で聴いて心に染みましたの。
「ワタリドリ」は長い時の中でこの国にたどり着いたわたくしの安寧を。
「原野の風」はこれから家族や朋友と共に歩むことの嬉しさを。
わたくし自身の、そんな心を歌ってくれているようでとても嬉しいのですわ。


765 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/09/20(Mon) 14:10
>>753(柚葉さん)(つづきでございます)

すみません、少しメタなお話ですが補足させてくださいませ。

>申し訳ございませんが、今月中にお返事をいただきたいとのことですので、少し考えておいてくださいませ。
と、わたくし先ほど申しましたが、なんだか「本当に」期日を切ってお返事を求めているかのような物言いになって
しまいました。
申し訳ございません。

わたくしたちのこの話題はここでお終い、としていただいてももちろん一向にかまいません。
柚葉さんに余計なお手間を取らせることのなきよう、念のため申させていただきます。


766 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/09/21(Tue) 15:11
(留守番電話です)

もしもし、グリッタです。
アーチェロさん、柚葉さん、お元気ですか?
突然お電話してしまってごめんなさい。

10月の奈良の旅行について、コウモリの三姉妹さんからメールで相談を受けましたので
一度お電話させて頂きました。

奈良の旅行で移動の際にレンタカーを使用されるとのことですが、
柚葉さんの運転する一台では人数的に厳しいので、協力をお願いしたいという連絡を受けまして…。

私は自動車免許を持っていますので、よろしければもう1台のお車の運転手は私に任せて頂けますか?
奈良には何度か訪れた経験もありますし、土地勘もある程度は備わっています。
オルキデア様、画家のお姉さん、サライさん、久地崎さん母娘は私がご案内しますので、
柚葉さんにはアーチェロさんとお屋敷の皆さんのご案内に専念して頂ければと思います。

アーチェロさんと柚葉さんがよろしければ、是非ご一考下さい。
それでは、失礼します。

767 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/09/21(Tue) 22:50
今日は中秋の名月だけど満月を見た?

768 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/09/22(Wed) 18:01
人が永遠の命を手にした先にあるものは光?それとも闇?

769 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/09/22(Wed) 19:57
>>767

実はその事なんですが…。
昨日は雨予報という事で、土地神様とも相談した結果1日予定を早めて20日の夜に
「中秋の名月」の鑑賞会と参りました。
(お嬢様がご無理をなさらぬよう、土地神様が配慮して下さいました。)

日にちが1日ずれてしまったのは残念ですが、それでも参拝客の方も多く訪れて
素敵な夜を過ごす事が出来ました。

私はお団子を月に見立てたお団子汁の販売を手伝わせて頂き、
お嬢様は巫女福姿でお守り等の販売をなさっておりました。

そして終了後の打ち上げの際には、お屋敷の皆で頑張って作った兎さんの形のお月見団子、
商店街の御贔屓の青果店さんのお野菜を使ったカラフルなお団子を
神社の皆様に味わって頂きました。
後から訪れた、お嬢様の母上である奥方様とその関係の方々も宴を大いに楽しまれました。

お団子はまだありますので、よろしければ召し上がっていかれますか?
すぐに、お茶の準備を致します。

>>768

永遠の命を得てしまったために終わりなき永遠の地獄を味わう…というのは
よく聞く悲劇の一つですね…。

ですが、それが必ずしも闇、悲劇ばかりだとは言い切れない場合もあります。
以前>>451のお客様に教えて頂いた、『吸血鬼ちゃんとメイドさん』という作品では、
眷属となることを決意したメイドさんと吸血鬼のお嬢様が、

「だって時間は永遠にあるんだから」

と幸せそうに寄り添っている姿が見られ、これは正に「光」と思えましたね。

他にも以前お屋敷に訪れた『吸血鬼と学ぶ美味しいコーヒー』のヒロインであり
吸血姫のクリス様は、旦那様が眷属になる道を選ばれて
美味しいコーヒーを提供するお店を営む優しい日々を送っております。

「永遠」というのは確かに辛い一面もありますね。
ですが、上記の方々のように愛する者を想う気持ちがあれば必ずしも「闇」とはならないと思います。

全ては「永遠の命」を得る者の心次第で、「光」にも「闇」にもなるのでしょうね。

770 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/09/23(Thu) 07:12
>>756(グリッタちゃん)

まあまあ…、グリッタちゃんからお電話をいただいていただなんて。
直接電話に出られなかったのが残念です。
お忙しい中せっかくかけてきてくださったのに。

そして三姉妹ちゃんたち、今回の旅行での柚葉さんの負担を慮ってグリッタちゃんに連絡を取ったのね。
わたくし、完全に出遅れたわ。
主(あるじ)に耳に入れる前に従者としてちゃんと準備を整えておく、とそう心得ているのでしょうけれど。
柚葉さんのお役に立てていない我が身が情けないわ。

そしてグリッタちゃんが運転手を引き受けてくださるなんて本当ありがたいこと。
そういえば、グリッタちゃんのお店ではキッチンカーで移動販売も行っている、と聞いたことがありましたね。
街を廻って焼き立てのパンを提供する、とても喜ばれていると。
きっとグリッタちゃんもそうして街中のみんなに、「にぱ♪」の笑顔の無料サービスと共にパンを売っていらっ
しゃるのでしょう。

お母様たちのご一行を乗せて走っていただける、のでしたら柚葉さんのご苦労もずい分軽減されますね。
ありがたくて、そして申し訳なくもありますが、お言葉に甘えさせていただきましょう。
わたくしもこの旅が終わったら自動車免許を取った方が良いかしら。
翼があると一人で遠出も楽々ですが、こういうときは何のお役にも立てないのですもの。

それにしてもグリッタちゃんはもう奈良を旅した経験がおありなのね。
きっと永の年月遍歴を重ねて多くの出会いを経験されたのでしょう。
そうして得られた多くの絆は、きっとわたくしなど及びもつかないのでしょうね。

などと物思いにふけっていてはいけませんわね。
急ぎ柚葉さんに留守電のことお知らせしませんと。


771 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/09/23(Thu) 07:15
申し訳ございません。
グリッタちゃんへのお返事のアンカーを間違えてしまいました。

ただしいアンカーは >>766 でございます。
グリッタちゃん、ごめんなさい。

772 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/09/23(Thu) 14:04
秋を題材に俳句を一句読んでください

773 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/09/23(Thu) 18:15
>.767

(9月21日の夜です)

事前に気象台のお天気お姉さんから「明日は雨ですよ」との、予報をいただいていましたので、昨日20日夜に
「中秋の名月」観賞会を催しました。
>>769で柚葉さんが言っていますとおりですね。
雨雲があるとわたくしがまた魔法で空を晴れあがらせる、そのつもりでしたが彼女が気を遣ってくれたのです。
観賞会の様子は柚葉さんがお伝えしたとおりですが、純白のお団子と共に野菜スープを使ったお団子も
好評でしたね。
先ほどお出ししたお団子、お口に合いましたかしら?

ですが、夜を迎えて雲間よりお月様がどうにかお顔を覗かせて下さましたね。
…と言っているうちにまた隠れてしまわれましたが、ベールよりチラチラと美貌を覗かせるその思わせぶりな
態度、
わたくしの心をソワソワさせて仕方がございません。

というわけで、今から少し空の高みへ行こうかと思います。
雲の上は当然に晴れ上がり、お月様も満面の笑みで煌々と輝いておいででしょう。
あの雲はいわゆる「層雲」、高さは目分量で500メートルといったところですね。
朧月を地上より眺めるのも風流ですが、せっかくの名月です、ちょっと頑張ってみたいと存じます。

よろしければ、お手を繋いで一緒にあの雲の上まで昇ってみませんか?
今年の「秋」の一つとして「観月の秋」というのもよろしいではありませんか。


>>768

わたくしとてせいぜいが560歳余のまだ小娘の身でございます。
永遠の命といえるほどの永の年月生きているわけではございませんが、それでも人間の方から見ると長い長い
年月なのでしょうね。
古代ローマ時代のことをつい昨日のことのように話す母ほども生きましたら、また別の感慨も生まれるのかも
知れませんけれど。

わたくし自身はこれまでの年月、喜びも悲しみも経てまいりましたその時間を、わたくしの心を形作る大切な
時間の積み重ねであったと思っております。
箱入り娘扱いされてきたとはいえ、やはり多くの出会いと交流と別れとを経験できたこと、その一つ一つが忘れ難い
縁をわたくしに与えてくれたのです。

優しい笑顔で近づいてきた人がその裏に隠していた敵意を向けてきて、心切り裂かれる思いをしたこともあれば、
頑なにわたくしを忌み嫌った人が、少しずつ心を開いてくれて我が心に灯火が灯ったこともありました。
そんな光もあれば闇もあったからこそ、今のわたくしが得た絆の大切さがわたくしには分かるのです。

貴方との出会いもまた、絆を創る縁の一つに成ることを祈りたいのです。
今こうしてわたくしに問いかけるその言葉がわたくしの過去を思い出させ、今を見つめさせ、これからを照らす、
そういうものであれればと切に願っております。
そうして、あなたにとっても何らかの良き縁であらんことを。


>>772

木漏れ月 射して笑みたる 藤袴

先ほど宵の口のお散歩をしておりましたとき、森の中で見つけた光景が思い浮かんだのですよ。
思ったままを口ずさんだにすぎませんが、お月様が教えてくれた秋の七草はとても可愛かったですわ。


774 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/09/23(Thu) 22:21
>>761(アーチェロお嬢様)

>お忙しいところ申し訳ありません。
>本当は柚葉さんにもご一緒いただけたら最高なのですけれど…。

はい、私も本当はご一緒したいのですけれど、本日はそれ以上に今はお屋敷の家政に携わる身ですから。
日が経つにつれて深まりゆく秋を、いずれまたお嬢様と堪能させて下さいませ。

>わたくしが見つけた秋をおみやげに持ってまいりました。

まあ!それは素敵です。
それでは明日は、ホームベーカリーで食パンを準備致します。
お嬢様の御土産を煮詰めた天然のジャムで、素敵な朝食を頂きましょう。

それではお嬢様、夕餉の支度まではお台所を存分にお使い下さいませ。
私は少し、別のお仕事を済ませて参ります。

(お台所から薫る果実の甘酸っぱい香りを楽しみながら、お仕事に取り掛かっておりました。)

>ジグソーパズル
>魔石

ジグソーパズルは、故郷の実家で中学、高校の頃はよく楽しみました。
初めて挑戦したのが500ピースで、最高が1000ピースでした。
休日の土曜の夜はついつい夢中になり過ぎて、母に早く寝るように促されました。(苦笑)

そして魔石…。正に、天然の映像ですね。
(手にとって、少し見せて頂きました。)
あら、いけない…。お仕事を放って夢中になっているとレイナさんに叱られてしまいます。(苦笑)

では、次の休日はこれらをゆっくりと楽しませて下さいませ。
その際には、お嬢様のお作りになったジャムを生かしたお菓子をご用意致します。

>それから…ちょっとしたハプニングがございました。

まあ…お弁当屋さんが?
お弁当屋さんにはお颯さんと同じく、地域の行事等で美味しいお弁当をご用意して頂き
いつもお世話になっております。
私でよろしければ、いつでもお力になりたいと伝えて下さいませ。

暑さも和らぎ、これから始まる紅葉も含めて秋は行楽の季節ですものね。
もし御恩返しになれば、同じ街で暮らす者として誇らしいです。

>>762

うふふ、大切な方を愛でるお気持ちは私も同じです。(微笑)
お仕事中という事もありますけど、私も内心はグリッタちゃんをもふもふしたくてたまりませんもの。

それでは、ごゆっくりお嬢様。
私は、支度をして参ります。(すすす)

>…そしてさらにお一人ゲストがいらっしゃるそうですわ。
>いえ、それがどなたかは教えてくださいませんでしたけれど。

…サプライズのお好きな、奥方様らしい趣向ですね。
久地崎さん母娘に続き、この次はどのような出会いが生まれるのかしら。
もしかしたら、奈良と関わりのある方かも知れませんね。

>故郷の城館の母のコレクションの中に

以前、『遣唐使船』等を含めてさり気なく歴史に関わっておられるお話を聞いたような…。
正倉院の宝物を見学出来ないのは残念ですが、博物館では何か重要なお話を奥方様から伺えるかも…。

>これほどの素敵な旅にわたくしからさらに注文を付けるのは申し訳ないのですが…。
>興福寺の阿修羅像を見てみたい、と思っていたのです。

承知致しました。興福寺の見学と参拝ですね。
2日目の午前中は、もしお嬢様ご希望の場所があればと思い
予め博物館と平城宮跡歴史公園の散策のみにしておきました。

それでは博物館と公園の散策を楽しんだ後、お昼より少し前に興福寺に向かいましょう。
法隆寺は夕方が見頃ですので、昼食を済ませて興福寺を見学した後でも十分間に合うかと。
では2日目の予定に、『興福寺見学、参拝』を加えておきましょう。

>それを眺めながら柿をいただくのが今回の旅の大きな楽しみの一つなのですよ。

「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」

正岡子規の、有名な俳句ですね。
ええ、日ノ本の文化と風情をこよなく愛するお嬢様ですもの。
句の通りの風景に巡り合えるとなれば、感慨も一入でしょう。

それでは、この予定で進めさせて頂きます。
後々変更もあるかと思いますが、その都度ご報告させて頂きますね。

775 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/09/25(Sat) 20:18
>>774(柚葉さん)

>それでは明日は、ホームベーカリーで食パンを準備致します。

そうでした、ホームベーカリーというものがあったのでしたね。
グリッタちゃんのお店でプロの方のパンを買い求める一方で、家庭ならでは、柚葉さんならではのパンの追求も
また忘れない。
さすがでございます。
それではわたくしも秋の味覚のジャムづくりを揺るがせにはできませんね。

>それではお嬢様、夕餉の支度まではお台所を存分にお使い下さいませ。

はい、しばしお借りいたします。
お台所は家政の聖域、この家の主と言えども気を引き締めて立たねばなりませんね。
では和柄のエプロンを着けて、さあ始めるといたしましょう。

……。
…ふう、ようやく終わりましたわ。
ヤマボウシとナガバモミジイチゴ、それにガマズミ、いずれも貴婦人のたたずまいを持つ美しい果実の皆さん、
「わたくしたちを綺麗にお化粧してちょうだい」
と言われているかのようで、それぞれの美味しさを引き出すジャム作りは、慣れないこの身にはけっこう
大変でした…。
ヤマボウシは実自体がとても甘味があるので砂糖の入れ過ぎないように。
ナガバモミジイチゴは酸味が爽やかですのでそれを生かす方向で。
ガマズミはその深紅の色合いに思わずウットリ見入ってしまいましたが、酸味が強いので砂糖で味を
調整して。
それぞれの個性をちゃんと引き出せたでしょうか。
自分では良い出来だと思いますが、屋敷のみんなの評価を待ちましょう。


>ジグソーパズルは、故郷の実家で中学、高校の頃はよく楽しみました。

そうですか、それでしたらお土産にして良かったですわ。
1000ピースはすごいですね。
きっと素敵な絵だったことでしょう。
こちらのパズルも楽しんでいただけたら嬉しいですわ。
出来上がりましたら額に入れて飾ってもよろしいですね。

>そして魔石…。正に、天然の映像ですね。
>あら、いけない…。お仕事を放って夢中になっているとレイナさんに叱られてしまいます。(苦笑)

レイナさんごめんなさい、時と場合を弁えなかったわたくしが悪いのです。
でも、ほら、ごらんくださいな。
紅葉と黄葉が色付き始めた遊歩道の樹々がとてもきれいではありませんか。
ね、そんなに睨まないでくださいまし…。

>その際には、お嬢様のお作りになったジャムを生かしたお菓子をご用意致します。

ありがとうございます。
そのときにはぜひ、秋晴れの下のガーデンティーパーティーにいたしたいですわ。
わたくしの手製のジャムがどのように評価されるか、少しドキドキしますけれど。

>お弁当屋さんにはお颯さんと同じく、地域の行事等で美味しいお弁当をご用意して頂き
いつもお世話になっております。
>私でよろしければ、いつでもお力になりたいと伝えて下さいませ。

まあ、よかった。
きっとお弁当屋様は大喜びなさるでしょう。
では日をあらためて柚葉さんのお時間のある時に、お奨めのお弁当をお伝えくださいますか?
試作の段階で直接柚葉さんのアドバイスもいただけると先方も心強いでしょうけれど、進め方についても
一度相談させていただきましょう。

柚葉さんのおかげでまた街の方との新たな縁をいただくことができました。
わたくしにとっても、素敵なプレゼントをいただけた想いでございます。

(つづきます。)

776 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/09/25(Sat) 20:19
>>774(柚葉さん) (つづきです。)

>それでは、ごゆっくりお嬢様。
>私は、支度をして参ります。(すすす)

あ、あの柚葉さん?
そんな「後は若いお二人でごゆっくり」みたいに行ってしまわれては、わたくしもモフモフの堪能をやめる
きっかけが無くなってしまいのですけれど。

で、でも、このままではグリッタちゃんにご迷惑ですから、断腸の思いでもここまでといたしますわ。

>…サプライズのお好きな、奥方様らしい趣向ですね。
>久地崎さん母娘に続き、この次はどのような出会いが生まれるのかしら。
>もしかしたら、奈良と関わりのある方かも知れませんね。

お母様のことですから、その方も多分人間ではないと推測しますが。
奈良にゆかりの方というと…京都以前の日本の古都ですから、古き神々に連なる方とかだと緊張して
しまいますね。

>以前、『遣唐使船』等を含めてさり気なく歴史に関わっておられるお話を聞いたような…。
そうですね、母は彼の船の上で琵琶を奏でて船旅に苦しむ使節団を慰めた、などという話もございますけれど。
唐の国での楊貴妃と安禄山という男との『赤ちゃんごっこ』なる益体も無い話を面白おかしく語るものですから、
ずい分辟易した覚えが…。
博物館や歴史公園の散策中にムードを壊すような話をしないよう釘を刺しておきませんと。

>承知致しました。興福寺の見学と参拝ですね。

まあまあ、ありがとうございます。
これであの艶やかな阿修羅様のご尊顔を拝せる楽しみが加わりました。
ちゃんとスケジュールに余裕を持たせていただいていたなんて、本当に何から何までわたくしのことを
気遣ってくださるお優しさに感謝するばかりです。

そして法隆寺の近くで柿が買い求められるか、わたくしも調べておきますね。
お颯様のお店のような確かな目利きの青果店があることを祈っておきましょう。

柚葉さんのおかげで本当に素敵な旅になりそうですね…。


777 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/09/26(Sun) 19:20
>>764(アーチェロお嬢様)

お気遣い頂き、有難うございます。
メイドの私がお嬢様に…等と申すのはお嬢様のお心遣いに対して失礼ですね。
今回は、お嬢様のご厚意を有難く頂戴致します。(微笑)

ふふっ…。この天然の甘酸っぱさ…。
野の摘みたての香りが、トーストの香ばしさを引き立てていらっしゃいます。
そして紅茶の温かさと共に、お嬢様の嬉しそうに野苺を摘む笑顔が浮かんで参ります。

この次は、是非ともご一緒させて頂きたいですね。

>BGMにわたくしが最近聞いた歌など流してみましょうか。

はい、2つとも今期のアニメの挿入歌ですね。
私も動画で拝見させて頂きました。
今期は面白い作品が多くて、こちらは録画したまま未視聴なので
そろそろ見てみようかと思います。
来期は若干見る作品が少なくなるかと思いますので、丁度良い機会になりそうです。

「ワタリドリ」の温かくも切なさを感じるメロディの後に、
軽い足取りを思わせる「原野の風」…。
素敵なチョイスでした。

そして何より、素敵なお茶の時間を有難うございます、お嬢様…。

>>766(グリッタちゃん)
>>770(アーチェロお嬢様)

ただいま帰りました、お嬢様…。
本日もお颯さんのお店で、素敵なお野菜を頂いて参りました。
あら?留守番電話ですね。
これは私が出かけて、すぐの時刻のようですね。

(一部始終を聞き終えました)

グリッタちゃん…。
ご挨拶に来て下さっただけでなく、このような細やかな気遣いを…。
本当に有難いです。

…実は人数とレンタカーの件に関しては、少々頭を悩ませておりまして。
やはり1台分では足りないため、タクシーを数台チャーターするべきか、
または奥方様の関係の方々で免許をお持ちの方がいらっしゃらないかお聞きすべきか
正確な参加人数が分かり次第お嬢様に相談するつもりでした。

奥方様にお頼みするのは私では立場上失礼ですし…。
いえ、それで奥方様が怒るような方ではないのは重々承知しておりますが、
やはりどうしても…。(汗)

きっとその辺りを気遣って、三姉妹さんがグリッタちゃんに相談して下さったのですね。
三姉妹さん、本当に有難うございました。(ぺこり)

>そういえば、グリッタちゃんのお店ではキッチンカーで移動販売も行っている、と聞いたことがありましたね。

ええ、子どもたちも大人の方も、年配の方々も…。
きっとグリッタちゃんのお届けするパンと「にぱ♪」の笑顔に
お腹も心もきっと満たされている事でしょう。

そんなグリッタちゃんが運転手を引き受けて下さる…。
本当に心強いです。
奈良ロイヤルホテルと東大寺周辺はそれなりに距離がありますので、
やはり移動にはお車が必要になるんです。
これでまた一つ、課題が解決しました…。

>わたくしもこの旅が終わったら自動車免許を取った方が良いかしら。

ええ、お嬢様さえよろしければ是非。
お嬢様を目的の場所へ送り迎えするのは私の役目…というのはこの際さておいて。

運転が出来るようになると、生活も景色もかなり違ってくるのですよ。
勿論、安全には細心の注意を払わねばなりませんが。

それに何より、必要な機会に誰かのお役に立てるというのは大きいんです。
私も故郷では、短い間でしたがお買い物の手伝いに運転免許が役立って
家族の力になれたのが嬉しかったです。

お嬢様が運転免許を取得されたら、また一つ家族で楽しみが増えそうですね。(微笑)

778 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/09/26(Sun) 21:32
>>772

う〜ん…。
すみません、どうしても思いつきませんでした…。
奈良へ旅行に行った際に必ず作りますので、もう少し待っていて頂けますか?

779 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/10/01(Fri) 22:13
>>777(柚葉さん)

>ふふっ…。この天然の甘酸っぱさ…。
>野の摘みたての香りが、トーストの香ばしさを引き立てていらっしゃいます。

良かったわ。
柚葉さんのお気に召してホッといたしました…。
ジャムも紅茶も、メイドとしてその道のプロである柚葉さんにお出しするのです。
本当に、どんな感想をいただけるかドキドキして、自分の鼓動が聞こえてくるほどでしたわ。
安堵したことでジャムの味もいっそう甘やかに感じますわね…。

実りの秋にして行楽の秋でございます。
この次は是非美味しい木の実・草の実を摘みにご一緒してくださいね。

そうそう、これからの時期は庭園の薔薇も紅い実…ローズ・ヒップが実ります。
これらも美味しいジャムになりますわ。
また食欲の秋を彩るお味を披露させてくださいね。

そういえば…、グリッタちゃんのパン屋のお店でもジャムを売っているのではないかしら?
きっと美味しい自家製のジャムが棚に並んでいたりするのでしょう。
今度まいりましたらぜひ買い求めたいですわ。

>はい、2つとも今期のアニメの挿入歌ですね。
>私も動画で拝見させて頂きました。

まあ、さっそくご覧下さったのですね。
楽しんでいただけたようで、良かったですわ。
わたくしも、柚葉さんがお好きなアニメソングがあれば、わたくしも聴いてみたいですわ。

そして、アニメの方も録画されていたのですか。
柚葉さんにはわたくし毎日お世話いただいて、ずい分お時間を取らせてしまっておりますゆえ、アニメを視聴
されるお時間も限られてしまっているのですね。
わたくしは「小林さんちのメイドラゴンS」、「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X」
と共に楽しんでいたのですが、申し訳ないことをしてしまいました…。
来年年頭より二期が放映されますので、そのときにはご一緒にお茶をいただきながら見られると良いの
ですけれど。

>…実は人数とレンタカーの件に関しては、少々頭を悩ませておりまして。
>やはり1台分では足りないため、タクシーを数台チャーターするべきか、

柚葉さんには本当に何から何までお世話いただくことになってしまいました。
わたくしもそうですがお母様がお客様を呼び寄せることで本当に困らせてしまって、申し訳ございません。

>奥方様にお頼みするのは私では立場上失礼ですし…。

いえいえ、失礼ということはございませんけれど。
ただ、この件はお母様のお耳に入らないうちにグリッタちゃんが運転をお申し出くださって、本当に
ありがたかったですわ。
もしもお母様に申しましたら、きっと嬉々として
『水臭いこと言いっこなしよぉ、わたくしが運転してあげるから任せてぇ♪』
とおっしゃると思いますから…。

意外でございますか?
でも、あの方はそういうことにも血を騒がせるのですよ。
ただし普通の自動車を用意するかどうかはまた別ですが。
ユニコーンを繋いだ馬車…もとい一角獣車を、御者台に座って疾走させるくらいする人ですもの。
高速道路で奈良まで疾駆とか…考えるだけで冷や汗が出てまいりますわ。
グリッタちゃんに相談してくれた三姉妹たちは、本当にグッジョブでした。

>運転が出来るようになると、生活も景色もかなり違ってくるのですよ。
>それに何より、必要な機会に誰かのお役に立てるというのは大きいんです。

そうですわね、本当に今さらながら教えられた思いです。
翼で飛ぶのは自由気ままではあっても他人様のお役に立つには限りがございます。
柚葉さんのご負担を軽減しわたくしも家庭サービスができるように、早めに自動車教習所の門をたたきましょう。
免許が取れたなら、家族みんなで乗れるワゴン車を買いたいですね。
でも、その前に。
柚葉さんは免許をお持ちなのですから、何かお気に入りの車種がございましたら。いつでも購入させて
いただきますわ。


780 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/10/01(Fri) 22:54
(留守番電話です)

こんにちは。グリッタです。
お忙しいところ失礼します。
お仕事とお休みの調整も上手くいきまして、無事奈良への旅行に参加できることになりました。
旅行の支度も整えまして、準備は万端ですっ♪
他の方と一緒の旅行は久しぶりなので、今から気分がワクワクしています。

私はいつでも大丈夫ですので、アーチェロさんや柚葉さんの都合がよろしいときに
気軽にお声を掛けて下さい。

アーチェロさんたちは色々と忙しいと思いますし、
私のことはお気になさらずゆっくりと準備を進めて下さいね。
それでは、一緒に奈良に向かう日を楽しみにしています。

781 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/10/02(Sat) 00:51
>>779(アーチェロお嬢様)
>>780(グリッタちゃん)

>この次は是非美味しい木の実・草の実を摘みにご一緒してくださいね。
>そうそう、これからの時期は庭園の薔薇も紅い実…ローズ・ヒップが実ります。

はい、お屋敷の内でも外でも、美味しい木の実、草の身を摘む機会に恵まれそうです。
故郷の経観塚でもこの時期は、友人達と共にジャムの材料になる木の実、草の実を摘みに出かけました。
そしてそれらを母が美味しいジャムにしてくれたり…。
または部活動のメンバー達と共にジャムの作り方を習ったりして楽しみました。

故郷の思い出を、お嬢様とご一緒に再現できる…。
誠に感慨深いです。

>わたくしも、柚葉さんがお好きなアニメソングがあれば、わたくしも聴いてみたいですわ。

今年も「はめふらX(乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X)は
OP、ED共に素晴らしかったです。
「アンダンテに恋をして」のカタリナファイブの皆さんの楽しそうな演奏会は本当に楽しそうで…。(微笑)
そしてラスト直前の挿入歌「あなたがくれたヒカリ」は心が洗われるようでした。

>柚葉さんにはわたくし毎日お世話いただいて、ずい分お時間を取らせてしまっておりますゆえ、アニメを視聴
>されるお時間も限られてしまっているのですね。

いえ、それがこのお屋敷における私の果たすべきお役目なのですから。
お嬢様がお気になさる事は、何一つございません。
それに、こうして素敵なお茶の時間を共にしながらゆっくりと語り合える一時こそ
一番の楽しみなのですから。

>ユニコーンを繋いだ馬車…もとい一角獣車を、御者台に座って疾走させるくらいする人ですもの。
>高速道路で奈良まで疾駆とか…考えるだけで冷や汗が出てまいりますわ。

…奥方様でしたら、やりかねませんね。
更にスケールアップしたものを想像してみますと…。

奥方様:「早速知り合いのドラゴンを呼んでみたわぁ♪これで、奈良まで一っ飛びよぉ♪」

お嬢様:「更に後ろから戦闘機やヘリコプターがもれなくついてくる事態になってしまいますっ!
大仏様のお膝元で怪獣映画でもなさるおつもりですかっ!!!(お嬢様が激怒とツッコミを入れる羽目に)」

という具合に…。(汗)
と、とにかくここは三姉妹さんのお気遣いに感謝ですね。(汗汗)

>柚葉さんは免許をお持ちなのですから、何かお気に入りの車種がございましたら。いつでも購入させて
>いただきますわ。

有難うございます。
それでは奈良への旅行が終わり次第、レイナさんや三姉妹さんも交えて
家族皆で話し合いましょう。
皆で乗るお車ですから、ご希望を色々と反映させたものにしたいですね。

(留守番電話を聞き終えて)

本日もまた、グリッタちゃんからお電話が入っておりました。
グリッタちゃんは既に支度を整えておられて、お声掛けすれば
いつでも馳せ参じて下さるそうです。

それでは奈良までの行程について簡単に説明させて頂きます。
まずは新幹線で京都へ…。
そして京都に到着したら近鉄京都線(橿原神宮前行)に乗り換え、大和西大寺で下車します。
次に近鉄奈良線(近鉄奈良行)に乗り換え、近鉄奈良駅で下車、到着となります。

この付近で、既にレンタカーを借りておりますので
私の運転するお車とグリッタちゃんのお乗りになるお車に分かれて
一同佐保川天満宮と佐保姫神社にご挨拶に参りましょう。

ご挨拶を済ませた後、どのような行動になるかは佐保姫様の御心次第に
なるかと思われます。
よろしければ東大寺周辺を、共に散策したいものですね。

782 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/10/02(Sat) 10:34
>>731(柚葉さん)

(グリッタちゃん、すみません。お返事の順番を少し変えます。)

>故郷の経観塚でもこの時期は、友人達と共にジャムの材料になる木の実、草の実を摘みに出かけました。
>そしてそれらを母が美味しいジャムにしてくれたり…。
>または部活動のメンバー達と共にジャムの作り方を習ったりして楽しみました。

まあ、それはきっと素敵な光景だったことでしょうね…。
ご母堂様との温かい暮らし、部活の仲間との楽しい時間。
そしてわたくしとのこの時間をそれらと一緒のものと思っていただける、なんて嬉しいことでしょう。

>今年も「はめふらX(乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X)は
>OP、ED共に素晴らしかったです。

はい、わたくしもアニメを見ながらあの曲に心弾ませていました。
カタリナファイブさんたちの演奏会、わたくしも子どもの姿に戻って交ざりたいと思うほど楽しそうでしたわ。
そして「あなたがくれたヒカリ」…、カタリナ様がキース様を救う感動のシーンに高らかに響く想いの歌。
閉ざされた心の闇に光明が射す情景に胸が熱くなりました。

>いえ、それがこのお屋敷における私の果たすべきお役目なのですから。
>お嬢様がお気になさる事は、何一つございません。

柚葉さんはそうおっしゃるだろうとは思いましたけれど。
ですが、そのお優しさにただうずもれてしまわぬように、これからもわたくしはわたくしのやれることを
探してまいります。
EDの「give me ? me」の歌詞
『その真っ直ぐな眼差しを この手で守るよ』
を我が心の誓いとして。

>それに、こうして素敵なお茶の時間を共にしながらゆっくりと語り合える一時こそ
>一番の楽しみなのですから。

ええ、わたくしにとりましてもこうして柚葉さんと差し向かいでお茶を楽しめるこの時間は至福のひとときで
ございます。

ですが、それにくわえてまた何かご一緒にアニメが見られると嬉しいですわ。
なんと申しましても今期はわたくしの同族が活躍するアニメが2作もあるのですもの。
「吸血鬼すぐ死ぬ(吸死)」と「月とライカと吸血姫」。
もちろん、柚葉さんにもわたくしにもそれぞれ好みがございますから、見るアニメが全くかぶらなくても
不思議ではありませんけれど。

>奥方様:「早速知り合いのドラゴンを呼んでみたわぁ♪これで、奈良まで一っ飛びよぉ♪」

ゆ、柚葉さん、子どもの日の読み聞かせ以来、演技力がどんどん上がっていませんか?
口調といい内容といい、お母様が目の前に現れたようでちょっとビクッときてしまいましたわ。
そして、自衛隊や警察の方々にご迷惑をかけ、マスコミの注目の的になってしまうフラグが見えてしまい
ました。
「小林さんちのメイドラゴンS」第10話でカンナ様がアメリカへ飛んで行かれたときそういう事態になら
なかったのは、恐らく後を追いかけていたトール様が認識阻害の魔法をかけたからだと推測しています。
わたくしも旅行の日まであの魔法の練習をしておいた方が良いかしら…?

三女ちゃんが言うには、昔手塚治虫先生原作の「マグマ大使」なる特撮テレビドラマがあったそうですが。
怪獣が大仏殿を破壊してしまうシーンがあったそうで、東大寺からクレームが来たとか何とか。
ドラマでさえそうなのに、実際に東大寺周辺で騒ぎを起こしたら、どんなに叱られますことか。

>皆で乗るお車ですから、ご希望を色々と反映させたものにしたいですね。

はい、どんな希望が出てくるか楽しみですわ。
レイナさんからはVIP用の防弾仕様の自動車を、とか言われそうですけれど。


783 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/10/02(Sat) 10:36
(つづきです。)

>>780(グリッタちゃん)
>>731(柚葉さん)

(しばらく後、お散歩からの帰り道に我が家の電話のベルの音を耳にしました。)

>本日もまた、グリッタちゃんからお電話が入っておりました。
>グリッタちゃんは既に支度を整えておられて、お声掛けすれば
>いつでも馳せ参じて下さるそうです。

>こんにちは。グリッタです。
>お忙しいところ失礼します。

あああ…。もうもうもう!
またグリッタちゃんのお電話に出ることができませんでした…、
今回はベルの音を聞いたとたんピンときて、文字どおり飛んでまいりましたのに。

ですがとても嬉しいお知らせですね。
グリッタちゃんが奈良旅行にご一緒いただけると確定したのですもの。
新しい旅行の秋、思い出作りの秋がもう間近です。

>お仕事とお休みの調整も上手くいきまして、無事奈良への旅行に参加できることになりました。
>旅行の支度も整えまして、準備は万端ですっ♪

ありがとうございます、グリッタちゃん。
旅行の当日を楽しみにしています。
ああ、本当に嬉しい。

>アーチェロさんたちは色々と忙しいと思いますし、
>私のことはお気になさらずゆっくりと準備を進めて下さいね。

グリッタちゃん、こうしていつもお気遣いくださって。
楽しいイベントのある時はいつもグリッタちゃんが来てくださって、思い出は積み重ねられていくのです。
本当に感謝しておりますわ。

わたくしももう一度奈良の各所のことをよく調べ直しておきましょう。
せっかくの旅行で何も見落とすことのないように。
思い出作りのきっかけを見逃すことのないように。

>それでは奈良までの行程について簡単に説明させて頂きます。
>まずは新幹線で京都へ…。

ほっ…。
どうやら小林様の通勤のようにドラゴンの方のお背中で腰が痛くなる事態は避けられそうですわね。
そして奈良では真っ先に佐保姫様だけでなく道真公にもご挨拶ができるのですね。
それでは柚葉さんのご学業に幸あらんとお祈りいたしましょう。

その後は佐保姫様もご一緒に散策を…、実現したらなんて贅沢な旅になることでしょう。
ああ…、まだ見ぬ場所へと今から心が惹かれて仕方がありませんわ。


784 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/10/02(Sat) 21:09
アーチェロさんのお母様って、「xxxHOLiC」の侑子さんみたいなタイプでしょうか?
普段は何となく悪戯っぽくて悪ふざけが好きだけど、
シリアスな表情になるとミステリアスな雰囲気になって
真理をついたことを言ってくるような御方。

785 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/10/03(Sun) 18:45
訂正でございます。
>>782-783の中のアンカーが間違っていました。
(誤)>>731(柚葉さん)
(正)>>781(柚葉さん)

失礼いたしました。
特に柚葉さん、ごめんなさい。(平伏)


>>784

「xxxHOLiC」の侑子様…壱原侑子(いちはら ゆうこ)様とおっしゃる方なのですね。
アニメの2話まで視聴いたしました。
大変興味深くて魅力的な方ですわね。
そして9月半ばから本日まで舞台公演をなされていた高名な方であることも知りました。
教えて下さりありがとうございます。

そしてまた、わたくしの母のこともこの魅力的な侑子様と重ねて見ていただけること、娘としてお礼申し上げます。

アニメで拝見した侑子様の印象は確かに母に重なるところがございますね。
茶目っ気があって掴まえ所が無くて周囲を翻弄するような行動をなさいますけれど、何か本質を透徹して
ご覧になる聡明さがあって…。
付け加えますれば、ソファーに横臥して艶やかなオーラを放っておられるところも。

って、いえ、それではまるでわたくしが母をそのように思っているかのようですが。
むー、不本意ながら侑子様にしろ母にしろ、わたくしでは太刀打ちできないと思わされるのは確かですわ。

それに、侑子様に側仕えして甲斐甲斐しくお世話なさっている四月一日君尋(わたぬき きみひろ)様のお姿は、
母に仕えてくださっているサライ様を彷彿とさせますわね。

ただ侑子様はこれまで見た印象では、いわば『安楽椅子探偵(アームチェア・ディテクティブ)タイプの方と
お見受けいたしました。
ご自邸から外へ出ることなく、まるで吸い寄せられるように訪ねてくるお客様の相談に乗り解決のヒントを
くださる、そういうお方ではないかと。

わたくしの母はあちらこちらに神出鬼没、気が向けばどこへでも首を突っ込んで、時にはそれをこちらに
持ち込んでくるのですよ。
今申しましたサライ様からして、一般市民の四月一日様と違って元は蛇神様から遣わされた吸血鬼なのですが、
それを事も無げに引っ張り込んでわたくしたちに関わらせようとなさいます。
我が家だけではございません。
>>742で申しましたとおり、あちらこちらの魔族とのコネクションを勝手に作っては、
「後のことはよろしく♪」
とばかりに父に任せてしまって。
…でもうそうやって母が持ち込んだ話は、確かにその後『雨降って地固まる』結果になるのですよね。
こういう行動的というか野放図なところは侑子様と対照的ですわね。
そこに深い考えがあるのか、それともただ思いのままに振る舞っているのか。
娘のわたくしも、ときどき分からなくなりますわ…。

でも、侑子様のこともまだほんの少し知ったに過ぎません。
これからもアニメを拝見して、もっと彼女を知ってまいりたいと存じます。


786 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/10/04(Mon) 16:13
(申し訳ございません。順番が前後致します)

>>784

久しぶりに耳にする作品ですが…。
お客様が仰られた事に思わずはっと致しました。

原作も一応読んでおりましたし、アニメも見ていましたので
壱原侑子様の事はそれなりに存じております。
実は実家にもこの作品のアドベンチャーゲームがあり、楽しませて頂きました。
余談ですが、私が著書を愛読している作家の荒俣宏氏はこちらの作品を絶賛しておられました。

舞台になっているとは知りませんでしたので驚きですが、
実に舞台劇向けの作品だと思っておりますので大いに納得です。

お嬢様が仰るように、普段はご自身の「ミセ」でお客様をお待ちしている侑子様と
国内外を問わず様々な場所に足を運ばれる奥方様は、正に「静」と「動」で
行動は対照的ですが…。

「茶目っ気があって掴まえ所が無くて周囲を翻弄するような行動をなさいますけれど、何か本質を透徹して
ご覧になる聡明さがあって…。」

という、お客様もお嬢様も抱かれている印象は共通するものがございます。

あの方と、奥方様を重ね合わせて見て下さるというのは私としても嬉しいものがあります。
奥方様の事もよく見ていて下さり、誠に有難うございます。(ぺこり)

丁度今、パンプキンクッキーが焼き上がった所です。
すぐにお茶のご用意も致しますので、暫しお待ちを…。

ちなみに私が印象に残っているのは、コミックスでは3巻、アニメでは8話「ケイヤク」のエピソードです。
侑子様に関するお客様の、

「シリアスな表情になるとミステリアスな雰囲気になって真理をついたことを言ってくる」

という表現が、実に当て嵌まっているエピソードだと思いますわ。

奥方様も、他者の相談に乗り忠告やアドバイスを送る際にはあのような憂いを帯びた表情になられたのではないか…。
そんな気がいたします。

>>782(アーチェロお嬢様)

>ですが、それにくわえてまた何かご一緒にアニメが見られると嬉しいですわ。
>なんと申しましても今期はわたくしの同族が活躍するアニメが2作もあるのですもの。

やはりお嬢様も、注目しておられたのですね。
私も録画予約はバッチリです。(ウィンク)

7月からは原作を知るアニメが楽しみでしたが、10月からは初見となるアニメが楽しみになりそうです。
どのようなエピソードが見られるか、楽しみですね。

>ゆ、柚葉さん、子どもの日の読み聞かせ以来、演技力がどんどん上がっていませんか?
>口調といい内容といい、お母様が目の前に現れたようでちょっとビクッときてしまいましたわ。

あら…?今使い魔らしき蝙蝠さんが夕陽に向かって飛び立っていかれるのを見たような…。
ええと…お、奥方様には今夜交通手段と集合の日時について連絡させて頂きますね。

(その夜、奥方様に日時と交通手段について連絡を差し上げたところ、
「折角当日、もう一つサプライズを用意してたのにぃ。見抜かれてたんじゃ残念ねぇ。」と
仰られました。)

>わたくしも旅行の日まであの魔法の練習をしておいた方が良いかしら…?

ええ…。お手数をお掛けしますがもしお嬢様が宜しければ…。
佐保姫様と白鹿さんは地元の方でしたらある程度は存じておられると思いますが、
大仏様、そして日ノ本の春の女神様のお膝元に伊太利亜の闇の眷属の王妃と令嬢が集うとなれば
飛鳥の神々も注目されましょう。
念には念を、ですね。

お嬢様、少し気が早いかと思われますが旅行の準備は既に整っております。
お嬢様さえ宜しければ、いつでも佐保姫様とはじめとする奈良、飛鳥の神々の地へ…。

(少し調べ物を)

その昔、特撮になった手塚先生の作品として聞いたことがありますが
後にアニメにもなっていたのですね。
「三つ目がとおる」同様、それなりにハードな作風のようですね…。

787 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/10/10(Sun) 07:20
>>786(柚葉さん)

わたくしも三女ちゃんの影響でアニメを少々見るようになりましたが、お客様といい柚葉さんといい、アニメに
お詳しい皆さんとお話しさせていただけると、視野が広がって新鮮ですわ。
柚葉さんは侑子様のことにずい分とお詳しいのですね。
侑子様がアドベンチャーゲームでもご活躍だったとは存じませんでした。
「xxxholic〜四月一日の十六夜草話」というのですね。
ニコニコ動画にプレイ動画があげられていましたから、わたくしも後で観賞してみますわ。
侑子様の活躍、楽しみでございます。
素敵な情報、ありがとうございます。

>奥方様も、他者の相談に乗り忠告やアドバイスを送る際にはあのような憂いを帯びた表情になられたのではないか…。
>そんな気がいたします。

わたくしも侑子様のアニメを第4話まで見ましたけれど、占いの粉飾や偽りに厳しくて、本物には敬意を
表す、そんな道を違えぬ毅然とした姿に魅了されました。
それはまた苦難の過去を経てきた四月一日様のこれからを気遣われて、真剣にその行方を考えられてのこと
だったのでしょう。

母がそう言う方であるかは、わたくしにはまだ見究められておりませんけれども。
この間まいった母の使い魔のコウモリさんが申すには、画家として盛名を築きつつあるお嬢様に対し、かつては
彼女を省みようとしなかった親族の方が、今さらながらにじり寄ってこられたとかで。
どう対応して良いか千々に心乱れていたお嬢様に対して、母は憂いを目に宿しながらも笑みをこぼして
「素直になっていいのよぉ?
それって、うちのポンコツ娘さえできたことなんだからぁ、貴女にできないわけないじゃなぁい?」
と申されたとか。
お嬢様、このときばかりは普段に似ぬ確たる口調で親族の方を退けられたそうでございます。
…わたくしの引き合いの出し方はどうかと思いますが、母がお嬢様に対して『幸せになるお手伝い』をした、と
思えば、母のことを誇りに思えますわ。

(すみません、続きます。)

788 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/10/10(Sun) 07:22
>>786(柚葉さん)(続きです。)

>やはりお嬢様も、注目しておられたのですね。
>私も録画予約はバッチリです。(ウィンク)

柚葉さんも興味を持ってくださったなんて嬉しいですわ。
わが同族の活躍、早く見てみたいですわ。

(後日でございます。)

楽しみにしていた二作品、それぞれの第一話を鑑賞いたしました。
まず「月とライカと吸血姫」のイリナ・ルミネスク様のキリリとして愛らしいこと♪
冷戦下、強権に押し付けられた実験体という立場、周囲からの偏見、心が折れてしまいそうな過酷な状況に
ありながら、毅然として振る舞い誇り高くある姿、そして犠牲となった犬さんのために祈る優しい心…。
わたくし心から敬意を表しますわ。
どうか地球周回の際はその美しい星の姿を、誰よりも早くその目に焼き付けていただきたいです。
そして最後には自由を手にされんことを願わずにはおれません。

一方、「吸血鬼すぐ死ぬ」のドラルク様、居城に部外者が闖入して平穏を乱されていらっしゃるのがお気の毒で
なりません。
あげく居城がまる焼けの焼け出されで路頭に迷うところでしたが、火災保険にはご加入していらっしゃら
なかったのでしょうか?。
ヴァンパイアハンターの方とタッグを組まれるようですが、どうか同胞を傷つけることのないようにお願いしたいです。

>7月からは原作を知るアニメが楽しみでしたが、10月からは初見となるアニメが楽しみになりそうです。

柚葉さんのお奨めのアニメがありましたら、教えていただけると嬉しいですわ。
新たな共通の推しの作品ができたなら、夜をご一緒に過ごす機会が増えますもの…。

>(その夜、奥方様に日時と交通手段について連絡を差し上げたところ、
>「折角当日、もう一つサプライズを用意してたのにぃ。見抜かれてたんじゃ残念ねぇ。」と
>仰られました。

ああ、良かった…。
柚葉さんのご慧眼に感謝いたします。
おかげで出発から騒動にならなくて済みました。
お母様、いったい何をご用意なさっていたのでしょう。
一角獣車ならまだしも本当にドラゴンの方をお呼びでもする気だったのかしら?
もしや現代日本で有名な方だったり?
トール様は…
『なんでわたしが小林さん以外の人を乗せなくちゃならないんですか。』
とご機嫌斜めでしょうね。
ルコア様は…ドラゴン本来の姿のときより、人間のときのセクシーな姿をアピールされますと周囲の方の視線で
落ち着けないでしょう。
他にもいろいろな方が思い浮かびますが、いずれにせよ鉄道旅行で普通に旅の旅情を味わう方がよろしゅう
ございますね。

>ええ…。お手数をお掛けしますがもしお嬢様が宜しければ…。

なんの。
この旅の準備に柚葉さんがして下さったことを思えば、わたくしの魔法修練など何ほどのこともござい
ません。
出発の日まで頑張らせていただきますわ。

(そして魔法の修練に集中する日も過ぎて。)

>お嬢様、少し気が早いかと思われますが旅行の準備は既に整っております。
>お嬢様さえ宜しければ、いつでも佐保姫様とはじめとする奈良、飛鳥の神々の地へ…。

ありがとうございました。
いよいよですわね。
グリッタちゃんとお母様らのお出でを待って、出発いたしましょうか。
いざ、日ノ本のまほろばの地へ…。

>その昔、特撮になった手塚先生の作品として聞いたことがありますが
>後にアニメにもなっていたのですね。

昔はマンガも実写で作られて、その後にアニメ化されたという作品が多いようですね。
特に「鉄腕アトム」や数々のヒーローものなど、手塚先生や石ノ森先生の作品が。
そうして新しいファンを獲得し夢を育んでくださっている、というのは本当に素晴らしいですわ。
「三つ目がとおる」のアニメはわたくし未見なのですが、いずれ観賞してみますね。


789 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/10/10(Sun) 17:03
御機嫌よう
私の家でお茶会をすることになりましたの
もしよかったらあなた達も是非来てください
お土産期待しておきますわ

790 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/10/10(Sun) 19:55
>>789

あら、これはお久しゅうございます。
以前もお茶会に誘ってくださったお嬢様ですよね?
ありがとうございます、またお声をかけていただいて嬉しいですわ。

そうですか、その日にちでしたら奈良旅行の後になりますから、是非参加させていただきますわ。
「あなた達」ということは、他の誰かを誘ってもよろしいのですね?
我が家の家族やお友だちからも希望があれば、そのことをまたお知らせさせていただきますね。

お土産は奈良を廻っているうちに何か良い品を見つけておきますね。
でもせっかくですから、何か貴女様のご趣味に合わせた品を見つけたいですわ。
せっかくご招待いただくのです、貴女様がどんなもの、どんなことに興味がおありか分かっていましたら、
貴女様にとって土産話になりそうなことにも意識していられますし、カメラや魔石に想い出として保存して
おけるでしょう。
間もなく旅行に出発いたしますが、旅に出ている間でもよろしいからスマホにご連絡くださいませ。


791 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/10/11(Mon) 11:55
アーチェロさん、おはようございますっ♪
いよいよ、お約束していた奈良への旅行の日ですね。
えへへ〜♪旅行って久しぶりだから、何だかわくわくしちゃう〜♪

今日の日のために、ちょっとおしゃれしてきちゃいましたっ♪
このワンピースと帽子、似合ってます?
無理に隠さなくてもいいんですけど、旅行先だとちょっと耳が目立っちゃうので…。

そしてアーチェロさんは、やっぱり和服が似合ってますね。
これで奈良の秋の光景を背にしたら、正に「大和撫子」ですね。
以前京都にも行かれたそうですけど、その時も本当に素敵だったんだろうなぁ。

それでは本日より3日間、よろしくお願いしますっ!
そういえば店長さんから、朝食用のサンドイッチを頂いてきました。
よろしかったら新幹線の中で、召し上がって下さいね。

792 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/10/12(Tue) 17:05
>>787(アーチェロお嬢様)

>「xxxholic〜四月一日の十六夜草話」というのですね。

はい、日本の有名な文学作品をベースにしたストーリー展開となっておりまして
その点も大変味わい深い作品でした。
後日ゆっくりと、楽しんで下さいませ。

>画家として盛名を築きつつあるお嬢様に対し、かつては
>彼女を省みようとしなかった親族の方が、今さらながらにじり寄ってこられたとかで。

そうでしたか…。(溜息)
あまりご家族に関するお話があちらのお嬢様の口からは聞く事がございませんでしたので
もしやとは思っておりましたが。

「家族の絆」を何よりも大切にしてきた私の母を思うと複雑ではありますが、
今は画家のお嬢様の身内の方々には距離を置いて頂く必要があるかと思われます。

例え身内であっても、いえ、身内であればこそ「欲」が絡むとろくな事になりません。
身内だからとつけ込んできて画家のお嬢様が振り回されるような事になれば、
折角画家としての立場を築いてこれからという大切な時期にその未来を駄目にされかねません。

あのお嬢様が、毅然とした態度を示されたのであれば安心致しました。
奥方様が今後とも御力にはなって下さるとは思いますが、
私達もよろしければいつでも相談に乗ると伝えて下さいませ。

>>788(グリッタちゃん)

>楽しみにしていた二作品、それぞれの第一話を鑑賞いたしました。

はい、私も早速…。
あまりに対照的な作品ではありますが、それぞれの良さを楽しませて頂きました。

ドラルクさん…。出だしから本当に災難ですね。(汗)
まあOPに見られるように、ヴァンパイアハンターのロナルドさんとは良きバディ(相棒)と
なられるのではないかと。(笑)

それにしてもロナルドさん…。
夏休みの宿題やレポート、論文と同様に〆切は守りましょうね。(苦笑)
何と言いましょうか、やるべき事が終わっていないという恐怖感がひしひしと伝わって参りました。
これはある意味、人非ざる者の脅威よりずっと怖い気が…。(汗)

そしてイリナ・ルミネスク様に関しては、否が応でも前途多難なこれからを感じております。
あのような状況では、頑なな態度になられるのは無理からぬ事ですから。
だからこそ、あの毅然とした立ち居振る舞いは気高く映りますね。
レフさんが彼女と絆をどのように結んでいくか…。今後とも目が離せません。

>いずれにせよ鉄道旅行で普通に旅の旅情を味わう方がよろしゅうございますね。

はい、新幹線も既に指定席はきちんと確保しております。
やはり鉄道と移り行く景色は、旅行の醍醐味ですので。
奈良への道中となりますが、あの京都駅で一度降りるのもまたよろしいですね。
あちらでは、「地下鉄に乗るっ」の皆さんとの再会が待っておりますから。
帰りの際には、少しばかり京都駅でかつての旅行を懐かしむのもよろしいのではないかと思います。

>いよいよですわね。
>グリッタちゃんとお母様らのお出でを待って、出発いたしましょうか。

はい、私も本当にこの日を楽しみにしておりました。
私も幾度か奈良には足を運んだ経験がありますが、
お嬢様と共に参ります事、更に絆を結んだ方々との再会が待っている事もあり
内心楽しみで仕方がありません。
ですが、羽目を外し過ぎぬようお嬢様にお仕えするメイドとしての役割も果たして参ります。

あら…?
包み込まれるような温かさと甘くて香ばしいパンの香り…。
この気配は、やはり…。

(お屋敷への小路を歩いてこられるグリッタちゃんの姿が目に移りました。)



793 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/10/12(Tue) 21:59
>>789

我が家のお嬢様をお招き頂き、誠にありがとうございます。(ぺこり)
日程は奈良旅行の後となりますが、よろしいでしょうか?

はい、お土産は是非とも期待していて下さいませ。
奈良特産の銘菓、旅先の写真と思い出話を多く持ち帰って参ります。
他にも奈良の柿を使用したスイーツを持参出来ればと考えております。
お茶と一緒に、是非召し上がって頂ければと…。

そしてお嬢様が仰られたように、何か私達にご希望があれば
遠慮なく連絡して下さいませ。
出来る限りご期待に添えられるよう、尽力致しますわ。

>>791(グリッタちゃん)

ああ…。この温かくも甘く香しいこの気配は…。
グリッタちゃん、ようこそお越し下さいました。

実は以前より、京都の次は奈良へという希望をもって参りましたが
それがこうしてグリッタちゃんもご一緒して下さる事になり、感無量です。

ふふっ…。秋らしい色合いのワンピースと可愛らしい帽子…。
可愛らしさのあまり、思わず抱きしめたくなってしまいます。
ですが、それはまずはお嬢様の役割ですね。
お嬢様、それでは是非…。(微笑)

間もなく、奥方様と画家のお嬢様も参られるかと存じます。
今暫くの間、お待ち下さいませ。
それではこちらの、新幹線の切符をどうぞ…。
いえ、お誘いしたのは私達ですもの。遠慮は要りませんわ。

まあ、店長さんから?
有難うございます。パン屋さんの出来立てのサンドイッチ…。
本当に美味しそうですね。

では、新幹線の中で朝食として頂きます。
奈良旅行が終わりましたら、一度店長さんの所にもご挨拶に伺いたいですね。

794 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/10/13(Wed) 07:54
>>791(グリッタちゃん)

(呼び鈴の音に、わたくしは即座に早足で玄関へと向かいます。)

おはようございます、グリッタちゃん!
ご足労申し訳ございません、よくいらしてくださいました!

(思わずグリッタちゃんを思いきり抱き締めてしまいました。)

あああ…、久しぶりのこの温かみ、柔らかな感触、ほのかな心地良い香り…。
っと、またやってしまいました、申し訳ございません!(汗汗)

(あわてて身を離して…、あらためて視界にとらえた彼女の姿に目を奪われました。)

>今日の日のために、ちょっとおしゃれしてきちゃいましたっ♪
>このワンピースと帽子、似合ってます?

………。
はっ、も、申し訳ございません。
思わず見とれてしまい、言葉を失いました。
とてもお似合いで…お美しいです。
愛らしいのに大人の気品を纏わせ、その笑顔と相まってキラキラと眩いばかりに煌いていらっしゃいますわ。
秋の色に染まる奈良の地に降り立たれたら、さらにどんなに輝いて見えることでしょう。

>そしてアーチェロさんは、やっぱり和服が似合ってますね。

ありがとうございます。
この日のために烏滸がましくも新調してしまいました。
「倭(やまと)は 国の真秀(まほ)ろば (大和は、国の最も素晴らしいところ。)」と申します。
闇の眷族であるわたくしが参る以上、少しもその明媚を損なってはならない、と自戒し着物をあつらえ、
礼儀作法を今一度おさらいいたしました。

>以前京都にも行かれたそうですけど、その時も本当に素敵だったんだろうなぁ。

い、いえいえ、そんな…。
(きっと今のわたくし、頬が真っ赤です。)
あの時はすっかりはしゃいでいましたから、皆の目にはずい分とはっちゃけて見えたのではないかしら…。
京都もまた思い出深い場所ですが、見ていない場所も多々ございます。
グリッタちゃんさえ差し支えなければ、また何時の日かご一緒にまた訪ねてみたいですわ。

>そういえば店長さんから、朝食用のサンドイッチを頂いてきました。
>よろしかったら新幹線の中で、召し上がって下さいね。

まあ、グリッタちゃんのお師匠様がわざわざわたくしたちのために?
何とご親切な方でしょう。
後日お礼に参らせていただきますわ。
さっそく今からお腹が切なくなってきますね、店長様特製のお品が傍にございますと。
でも、これでまた旅の楽しみが増えたのですもの、新幹線に乗るまでがまんがまん、ですね。

それではグリッタちゃん、こちらこそよろしくお願いいたします。

(申し訳ございません、以降のお返事はまた後刻とさせていただきます。)


795 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/10/15(Fri) 22:43
>>792(柚葉さん)

>はい、日本の有名な文学作品をベースにしたストーリー展開となっておりまして
その点も大変味わい深い作品でした。

まあ、そうなのですか。
それは興味深いですわ。
わたくしの読んだことのない文学作品でしたら、侑子様がそちらへの案内人にもなってくださいますわね。
楽しみです。

>そうでしたか…。(溜息)
>あまりご家族に関するお話があちらのお嬢様の口からは聞く事がございませんでしたので
>もしやとは思っておりましたが。

はい、わたくしも気になっていたのですが、こちらから伺うのは不躾ゆえ何も知りませんでした。
ですが、夢中で絵を描いていらしたあと疲れてお母様にもたれかかってスヤスヤとお休みになっていた
のを見て、こういってはなんですが
(お母様に何の恐れも抱かず身を委ねられるなんて、もしやとても寂しく人恋しい思いをされてきたのでは?)
と感じたことがございます。
こうしてご家族のことを聞いてしまいますと、柚葉さんのおっしゃるように今はその方々にお引き取り願う
のが至当と思わざるを得ませんね。

>例え身内であっても、いえ、身内であればこそ「欲」が絡むとろくな事になりません。

最も身近にいて親愛を持って繋がっていたい人たちから、欲得にまみれた心で近づいてこられ、自分がいちばん
精魂を傾けているものにそんな目を向けられる、
そのときのお嬢様の心が如何様であったかと思うと胸が痛みます。

>あのお嬢様が、毅然とした態度を示されたのであれば安心致しました。

お母様でしたら、その方たちをひと睨みすれば退散させられたでしょうけれど、やはりお嬢様ご本人がご自分の
気持ちを表することができてよかったです。

もっとも、ご家族がまだ何か言いたげな様子でいると、お母様が傍にあった絵の一枚を見ながら独り言を
漏らされたとか。
「あ〜、そんなに絵が『好き』なら、『メトロポリタン美術館』にご招待した方がよろしいかしら…。」
皆様、意味を取りかねて怪訝な顔をされていましたが、中のお一人が若干青ざめられて皆様に「もう帰りましょう」と
辞去を促されたそうです。

皆が去った後で母が、
「ふうん。オオヌキ・タエコというアーティストってほんと有名なのねぇ。」
と呟いたそうで、傍で聞いていたサライ様が後でネットで調べて歌詞の最後の一節を知って、
(うっわ、主(あるじ)怖いこと考えてたよ。
 歌を知ってる奴がいて助かったな、あの連中。)
と思われたのだそうですわ。

>奥方様が今後とも御力にはなって下さるとは思いますが、
>私達もよろしければいつでも相談に乗ると伝えて下さいませ。

柚葉さんにそう言っていただけると心強いですわ。
お嬢様の心がこれからも穏やかであれるよう、共に支えてまいりましょう…。

(すみません、続きます。)

796 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/10/15(Fri) 22:44
>>792(柚葉さん)(続きです。)

>ドラルクさん…。出だしから本当に災難ですね。(汗)
>まあOPに見られるように、ヴァンパイアハンターのロナルドさんとは良きバディ(相棒)と
>なられるのではないかと。(笑)

口論は絶えない、給料は支払われない、と第2話でもこんなことで大丈夫?と思わせるコンビでしたが。
さっそく事務所のある新横浜で怪しげな同胞と対決していらっしゃって、どうにか事を治められてよかった
ですわ。

それにしましても、ドラルク様の居城は埼玉県、事務所は新横浜付近、と意外とわたくしたちの町からも
近い場所だったのですね。
しかしそうしますと、事務所はかの女王ミナ・ツェペッシュ様のおわすヴァンパイアバンドと目と鼻の先と
いうことになりますわね。
さすがにミナ様の王国に殴り込みをかけるような無謀な真似はなさらないでしょうけれど。

ドン・ドラキュラ閣下は練馬にいらっしゃるし、ソフィー様も恐らく東京にお住まい ― 気軽に秋葉原に
行っていらっしゃいますから ― ですし、首都圏には有名な同胞が大勢いらっしゃるのですね。

>それにしてもロナルドさん…。
>夏休みの宿題やレポート、論文と同様に〆切は守りましょうね。(苦笑)

そういうところも、灯様やひなた様と同じですわね。
ですが、原稿の完成が遅れれば出版社や印刷所にもご迷惑がかかってしまいます。
アイアンメイデンの中でまさに缶詰状態ですが、しっかり責任を果たしていただかないと。

>そしてイリナ・ルミネスク様に関しては、否が応でも前途多難なこれからを感じております。

今の彼女は人間に対し強い不信を持っておいででしょう。
レフ様にはイリナ様に寄り添っていただいて、どうか彼女の心を癒してさし上げていただきたいですわ。

学校の映像研究部の方がおっしゃっていたのですが、昭和時代の特撮テレビドラマに「故郷は地球」という
作品があるのだとか。
祖国に見捨てられた宇宙飛行士が地球に戻ってきて復讐のために手を血で染める、という悲しいお話だそうで
ございます。
イリナ様が決してそのような惨い道を辿らぬように願っておりますわ。

>やはり鉄道と移り行く景色は、旅行の醍醐味ですので。

日本には120年ほどの昔に生まれた「鉄道唱歌」なる歌がございますものね。
わたくしもそのうちの『東海道篇』をネットで聴いてみましたが、一駅一駅の土地をつぶさに描写してまだ
見ぬ地への旅情を掻き立てられました。
わたくしも今回の旅で明治の御代の方々と気持ちを重ねて楽しんでまいりたいですわ。

>奈良への道中となりますが、あの京都駅で一度降りるのもまたよろしいですね。
>あちらでは、「地下鉄に乗るっ」の皆さんとの再会が待っておりますから。

2010年に始まり今なお新たなキャラクターを生み出し続けている、京都全市をあげての一大アイドルプロジェクトですね。
ポスター、グッズ、ライトノベルにアニメ、とまさにローカルアイドル界のスターでいらっしゃって。
せっかくですからぜひ間近に拝見したいですわ。
今年投入された新人の京乃つかさ様は、ちょうど10月15日がお誕生日だそうですね。
きっとファンの皆様から祝福されたことでしょう。

>私も幾度か奈良には足を運んだ経験がありますが、
>お嬢様と共に参ります事、更に絆を結んだ方々との再会が待っている事もあり
内心楽しみで仕方がありません。

わたくしにとりましては初めての訪れですが、やはり何よりもご縁をいただいた多くの方とご一緒できると
いうのが何より心躍らせるもの。
その想いを行く先々でしっかりこの胸で実感したいです。

>ですが、羽目を外し過ぎぬようお嬢様にお仕えするメイドとしての役割も果たして参ります。

今回もきっと柚葉さんにいろいろとお手をかけさせてしまうことでしょう。
ですが、それでもなお余りある楽しさ、嬉しさをその胸に刻んでいただけるように、わたくしも貴女と共に在り
心を一つにして楽しんで参りたいです…。

>あら…?
>包み込まれるような温かさと甘くて香ばしいパンの香り…。
>この気配は、やはり…。

優しさと朗らかさに満ちた気配、彼女が来てくださったのですね。
ああ、もうわたくし気もそぞろでございます。
急ぎご挨拶に参りましょう…。

(そして>>794へと続き、グリッタちゃんをお迎えするのでした。)

(申し訳ございません。今宵はここまでとさせていただきます。)


797 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/10/16(Sat) 06:52
>>795(アーチェロお嬢様)
>>796(アーチェロお嬢様)

>「あ〜、そんなに絵が『好き』なら、『メトロポリタン美術館』にご招待した方がよろしいかしら…。」

…芸術をこよなく愛する奥方様の、滅多に見せる事の無い静かな憤りが感じ取れます。

「結局あんた達は、この娘の絵を金の卵を産む雌鶏としか見てないのねぇ。
じゃあその上っ面だけの“絵が好き”という台詞が、どこまで本物か試してみようかしらぁ?」

…という、心の声が聞こえてくるような…。(冷汗)

これまでで奥方様の思い入れの強さを知ってるだけに、
画家のお嬢様とその作品に対する礼を失する態度を感じられた事でしょう。
…今は、距離を取って頭を冷やして頂くのが賢明ですね。
奥方様の逆鱗に触れてしまえば、歌詞の通りの事になりかねません。

>「故郷は地球」

先日80歳で亡くなられた隊員さんの、

「犠牲者(為政者)はいつもそうだ……文句だけは美しいけれど……」

という言葉が胸に刺さりますね。
その代わり、近年の「擬人化」によって生まれ変わった後、
赤い球の姿の御方の計らいによって念願の地球への帰還が叶ったそうです。

…その地球への帰還の最中も、前世の如く宇宙船が壊れるトラブルや不時着した星での苦難が待ち構えており
相当な苦労をされたようですが。

宇宙船は壊れ、食料も底をつき、再び訪れた絶望的な状況の中でご本人は、

「今までの行いが悪かったんだよ。罪の無い村を焼き払ったり。
神様にどう懺悔したらいいか。」

と後悔の涙を流し、同行していた相方は

「あたしこそ懺悔しないと。地球の未来ある若者を大勢誘拐し、消去してしまって…。」

という具合に…。
ですが、宇宙飛行士として学んだ本分を思い出し、知恵を絞り、相方の能力(触ると消えてしまう液体)を利用し、
地球への帰還に繋げたとか。
近年は、過去のトラウマというべきエピソードに少しずつ救いがもたらされているそうで
ホッとした気持ちになります。

>京乃つかさ様

10月15日はお誕生日であると同時に、京都市政の始まった日でもあるそうです。
様々な意味で記念となる日に誕生日を迎えられて、カメラを手にしてのこれからの活動にも
一層熱が入る事でしょう。

HPを閲覧させて頂きましたが、アクティブで爽やかな普段着以外にも見目麗しい着物姿を拝見することが出来ました。(微笑)
もし京都駅周辺でお会い出来たら…。
共に記念撮影をしてみたいですね。

ふう…。お嬢様とこうしてお茶を飲みながらお話をしていると
お待ちしている時間さえもあっという間に過ぎてしまいます。

それでは、まずはグリッタちゃんにご挨拶を…。

798 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/10/16(Sat) 21:52
>>793(柚葉さん)
>>794(アーチェロさん)

>それではこちらの、新幹線の切符をどうぞ…。

えっ?切符を私に?
わわっ、いいんですか?私、駅に着いてから買うつもりだったんですけど…。
柚葉さん、ありがとうございます。

その代わりというのも何ですけど、オルキデア様たちのご案内と運転手を
精一杯頑張ります。
オルキデア様は、まだ来られてないみたいですね。
久しぶりにお会いするのが楽しみです。

>(思わずグリッタちゃんを思いきり抱き締めてしまいました。)

…アーチェロさん、そんなに優しく、温かく抱き締められちゃったら、私…。
…人狼族のキス、したくなっちゃいますよ?
うふふ、冗談ですっ♪
仮に女の子でそういうことアーチェロさんにしていいのは、一人だけですもんね♪

>何とご親切な方でしょう。
>後日お礼に参らせていただきますわ。

はい、店長さんもアーチェロさんや柚葉さんにお会いしたいって言ってました。
この旅行が終わって、もしお時間があれば是非一度いらして下さいね。

>>796(アーチェロさん)

最近、アーチェロさんの同族の方が宇宙飛行士を目指すアニメが放送されてますね。
同族の方が頑張ってると、やっぱり気になるんですね。
私も同族ということで、「恋する狼とミルフィーユ」の3巻買っちゃいました。

あ〜。やっぱりアーチェロさんも怪獣になっちゃった宇宙飛行士さんの悲劇を思い出しちゃうんだなあ…。
あれって確か、昭和の皆さんのエピソードで5本の指に入る悲劇のエピソードでしたね。

でも今は確か、怪獣さんや宇宙人が女の子に生まれ変わったお話があるんでしたね。
私もアニメとか漫画で見てましたから、知ってます。
特に4コマが面白かったですよ。

たしか元宇宙飛行士の怪獣さんって水に弱いんでしたね。
その弱点について、「怪獣殿下」ちゃんがきょーみしんしんで…。
色々と振り回されて、「火ならどんなに熱くても大丈夫」と言ったら、
怪獣殿下ちゃんがよりにもよってあの有名な「一兆度の人」に声かけちゃうんですよね。

流石に一兆度が相手じゃ、火に幾ら強くても無理がありますよね。(汗)
一兆度の人は基本的に良識派ですから、一兆度の火の玉を食らうことにはなりませんでしたけど。

怪獣さんや宇宙人の皆さんがああいう風に平和に暮らせてたら、
人間の姿だとお爺さんになってる兄弟の皆さんも安心して余生を送れるんじゃないかな。

799 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/10/17(Sun) 21:06
焚き火していたら家まで燃えました

800 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/10/17(Sun) 21:46
>>793(柚葉さん)

>可愛らしさのあまり、思わず抱きしめたくなってしまいます。
>ですが、それはまずはお嬢様の役割ですね。
>お嬢様、それでは是非…。(微笑)

柚葉さんにそう言っていただけると、安心してグリッタちゃんをぎゅ〜っとできますわ。
いえ、もちろんグリッタちゃんが許してくださることが大前提なのですけれど。

>間もなく、奥方様と画家のお嬢様も参られるかと存じます。
>今暫くの間、お待ち下さいませ。

…思わずグリッタちゃんをもふもふする手が止まってしまいましたわ。
そう、忘れようとしても忘れてはならないあの方が来るのですよね。
それも運命(さだめ)と分かっていますが。


>>797(柚葉さん)

>…芸術をこよなく愛する奥方様の、滅多に見せる事の無い静かな憤りが感じ取れます。

さすが柚葉さん、お母様の心境を察してくださいますのね。
はい、わたくしも聞いていて震えが来ました。
あの人は静かな時ほど本気で容赦がないのです。
そのときお母様がチラと見ていた絵画は、お嬢様がとても細密なタッチで描かれた、西洋幻獣の『百獣夜行の図』
だったとか。
普通の人間が閉じ込められたら、無事で済みましたかどうか…。

>これまでで奥方様の思い入れの強さを知ってるだけに、
>画家のお嬢様とその作品に対する礼を失する態度を感じられた事でしょう。

お嬢様も、そのお気持ちを感じ取られたのでしょう。
ご親族が退散した後、お母様にギュッと抱きついてしばらく離れようとしなかったとのことです。

ただ、その後お母様を曇りない瞳でじっと見つめて
「わたし…入ってみたい、大好きな絵の中に。」
とせがまれて、お母様も少し驚かれたそうで、
「貴女は感性が純粋すぎて、絵に魅了されたら戻って来られそうにないからダメよ。」
と答えたそうですわ。

>先日80歳で亡くなられた隊員さんの、
>「犠牲者(為政者)はいつもそうだ……文句だけは美しいけれど……」
>という言葉が胸に刺さりますね。

その想いが隊員の皆様に共有されて、同じ過ちが繰り返されないことを祈りたいですわ…。
慰霊碑を立てただけで終わりにされてしまっては困りますから。
本当にジャミラ様が安らかに眠れる日がくるには生きている人々の行いこそが大事でございますわ。

>その代わり、近年の「擬人化」によって生まれ変わった後、
>赤い球の姿の御方の計らいによって念願の地球への帰還が叶ったそうです。

まあ、そのような物語があるのならぜひ読んでみたいですわ。
別の世界線でジャミラさんの願いがちゃんと叶っただなんて、とても素晴らしいです。
わたくし、三女ちゃんから「ウルトラ怪獣擬人化計画 feat.POP」という漫画作品を借りて読みましたが、
こちらでもジャミラさんはせっかくの遠足の機会に地球に行けず、お気の毒でしたわ。
いずれ「ウルトラ怪獣擬人化計画 ギャラクシー☆デイズ」も読みたいと思っております。
ジャミラさんの幸せは多くの方が願っているでしょうから、わたくしもいろいろなジャミラさんを追って
まいりたいです。

>>京乃つかさ様
>様々な意味で記念となる日に誕生日を迎えられて、カメラを手にしてのこれからの活動にも
>一層熱が入る事でしょう。
>HPを閲覧させて頂きましたが、アクティブで爽やかな普段着以外にも見目麗しい着物姿を拝見することが
出来ました。(微笑)

サクヤ様を彷彿とさせる颯爽としたお姿ですよね。
きっと市内のあちこちにお出ででしょうからお会いするのは難しいかもしれませんが、記念撮影できたら
嬉しいですわね。

逆に、サクヤ様の着物姿もいつか見てみたいですわ。


801 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/10/17(Sun) 21:57
>>798(グリッタちゃん)

>その代わりというのも何ですけど、オルキデア様たちのご案内と運転手を
>精一杯頑張ります。

参加者がたくさんになり、ご招待させていただいたグリッタちゃんにお手数をおかけすることになって
申し訳ございません。
何かお困りのことがございましたら、なんなりとおっしゃってくださいませ。

>オルキデア様は、まだ来られてないみたいですね。

申し訳ございません、間もなく参るかと存じますのでしばしお待ちを。

>…アーチェロさん、そんなに優しく、温かく抱き締められちゃったら、私…。
>…人狼族のキス、したくなっちゃいますよ?

は?はいいいいいい!?
キ、キスは、それは、その、とても光栄ではありますけれど、
わたくしにとって心に決めたその相手は、たった一人の方ですので…。

>うふふ、冗談ですっ♪
>仮に女の子でそういうことアーチェロさんにしていいのは、一人だけですもんね♪

う〜、見抜かれてしまっています。
ですが、ご本人の射る前でそんなにニマニマしながらおっしゃらないでくださいまし〜。

>はい、店長さんもアーチェロさんや柚葉さんにお会いしたいって言ってました。

ありがたいお言葉でございます。
いただきましたサンドイッチもしっかり味わわせていただきますね。

(お腹空いた…。サンドイッチ美味しそう…。)

あら?あらあらあら?
何か切なげな視線と思念とが頭に流れ込んできますね。
そして、画家のお嬢様の家の方向からこちらに向かってくるあの雲の中からこちらに送られてくるような…。
と申しているうちに、こちらに雲間から覗くいくつもの影が見えますわ。

はあ…、集合場所であるここからは交通機関を乗り継いでいきますが、ここまでの道程はその限りではない、と
そう言いたいのでしょうね、お母様ったら。

幸い周囲に対しては「認識阻害」の魔法がかかっていますが、この屋敷のわたくしたちには丸見えですわ。
お母様とサライ様、そしてその背中に画家のお嬢様を背負われておりてきましたけれど。
さらに壮観なのは、隣を飛ぶ大きな獣の姿です。
あれは…?

清らかな白色の長い髪、ツンと立ったお耳、ふわりと膨らんだ幾本もの尻尾。
その白い背中には乗せていらっしゃるのは。

(大きな獣さんが地上に降り立つと、その背中からお二方が降りられます。)

「皆さん、お久しぶりです、お誘いありがとうございます。」

お久しぶりでございます、久地崎朱瑠様。
そしてお母様の朱乃…様、あの、なんだかちょっとお疲れのご様子ですが?

「わたしたちもけっこう名の知られた妖怪だけれど、こんな大物の背中に乗せてもらって緊張したのよ…。」

「え〜?そんなこと言われると寂しいな〜。
 わたしは普通の妖怪だよ〜?」

…あら、白いお狐の姿が光り輝きながら人の姿に。
まなじりが垂れ気味で、桃色で厚めの唇が艶やかな、なんだかふわっとした雰囲気の方…。

「どうも〜、はじめまして〜。
 わたしは〜、…なんて名乗ろうかな〜?
 いろんな名前付いてるし、どれ言うかで第一印象変わるし〜。
 『飛縁魔』?『玉藻前』?『九尾の狐』?
どれが良いのかな〜?」

「何だって良いわよぉ。
 どれ名乗ってもあなたを遠ざけようとする人はここにはいないはずだしぃ。」

「いや、主(あるじ)、お客人。もうみんなに聞こえてんぞ。」

えええ…。
この日本に伝わる有名なお名前が立て続けに聞こえたようですが。
この方…ですか?

「やっぱり驚かれてる〜?
 でも、あんまり気にしないでね〜。
 わたしは奈良にいるちょっとした知り合いを訪ねるために、一緒にもらうだけだから〜。
 一人だとちょっと気が引けたんだけど〜、オルキデアさんが『じゃあ観光がてら一緒に行く?』って言って
 くれたから〜。」

(というわけで、新たなお客様をお迎えして旅が始まりました。)

(すみません、続きます。)


802 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/10/17(Sun) 21:59
>>798(グリッタちゃん)(続きです。)

>最近、アーチェロさんの同族の方が宇宙飛行士を目指すアニメが放送されてますね。
>同族の方が頑張ってると、やっぱり気になるんですね。

はい、同族の運命、そして人間との関わり方はとても気になって仕方がございません。
第2話を見たところ、ヒロインのイリナ様は人間の血を奪っていらっしゃらないません。
なのに自由を奪われ人を憎み背を向ける姿は悲しいですわ。

>私も同族ということで、「恋する狼とミルフィーユ」の3巻買っちゃいました。
この日ノ本では、「日本書紀」に「かしこき神(貴神)にしてあらわざをこのむ」と記されたように、狼は英知と
力を兼ね備えた尊き存在とされてきたそうですが。
わたくしが以前アニメで見た「狼と香辛料」が前者を描いたものなら、「恋する狼とミルフィーユ」は後者と
しての狼を描いて余すところがありませんね。

>あ〜。やっぱりアーチェロさんも怪獣になっちゃった宇宙飛行士さんの悲劇を思い出しちゃうんだなあ…。
>あれって確か、昭和の皆さんのエピソードで5本の指に入る悲劇のエピソードでしたね。

グリッタちゃんも連想されたのかしら?
半世紀前から見る人の心をとらえてしまう印象深い作品ですよね、本当に…。

>でも今は確か、怪獣さんや宇宙人が女の子に生まれ変わったお話があるんでしたね。
>私もアニメとか漫画で見てましたから、知ってます。
>特に4コマが面白かったですよ。

はい、ちょうど柚葉さんともお話ししていたのですよ。
4コマと言いますと、「ウルトラ怪獣擬人化計画 ギャラクシー☆デイズ」ですわね?
まだ1巻を買ったばかりなのですが、ゴモラさんとベムスターさんを見ていたらほのぼのしてきますね〜。

アニメの「怪獣娘」も視聴しましたけれど、どの作品でも怪獣さんたちが平和に暮らせているのが嬉しいですわね。
人から憎まれ排除される怪獣さんたちを見るのは、なんだか我が身と重ねてしまい辛いですから。

>たしか元宇宙飛行士の怪獣さんって水に弱いんでしたね。

既に読んでいる「ウルトラ怪獣擬人化計画 feat.POP」でもそのことでずい分ご苦労なさっていましたね。
見ていてお気の毒でなりませんでした…。

>怪獣殿下ちゃんがよりにもよってあの有名な「一兆度の人」に声かけちゃうんですよね。

あの『宇宙恐竜』さんですね?
「怪獣娘」でもそうでしたけれど、あの方はとても優しく強く気高い方でとても惹かれますわ。
強い力を持ちながらそれに奢らず自分の出来ることをしっかり為そうとする姿はとても好感が持てますね。

怪獣さんもウルトラ兄弟も人間も、種族を越えて平和に暮らせる世界は本当に理想の世界ですわ。


803 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/10/18(Mon) 13:50
>>799

類焼の原因となるものから距離をとりましたか?
無駄に大量の薪を燃やしませんでしたか?
焚き火から目を離しませんでしたか?
すぐに消火できるように準備はしましたか?

他人様にまで危険に晒し二度と取り戻せないものを失わせる迷惑をかけた自覚がおありですか?
ぼやいていれば済ませられることだと思っていらっしゃいませんか?

残念ですが、あなたはご近所づきあいの言葉を交わすというこの場の主旨、わたくしの願いを逸脱していらっしゃいます。
どうぞお引き取りください。

804 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/10/19(Tue) 00:45
納豆はお好きですか?
納豆を食べるなら薬味は何を入れますか?

805 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/10/20(Wed) 06:30
>>804

はい、好きですわ。
朝餉にひきわり納豆のお味噌汁、夕餉に納豆乗せご飯、よくいただきますよ。
定番の薬味は、青ネギが一押しです。
他には辛子、卵、大根おろしもよろしいですわ。
それに最近大好きになったのはマヨネーズ。トーストに乗せて焼いたときのお味はなんとも快感を覚えます。

食は文化、食卓を同じくし同じ味を楽しむことは縁を繋ぐ大切な営みでございます。
ゆえに、日本に憧れを抱いて以来食文化にも触れようと努めてきましたゆえ、納豆もまたその一つとして
わたくしの心に届いたものの一つでございます。
故郷の城館にいたときのお食事では大豆の発酵食品は縁が無かったので、日本より取り寄せてもらったの
ですが、最初はあの粘り気に驚きましたね。
口の中がねばつく感覚は慣れるまで少し時間がかかりました。
吸血鬼の牙が搦めとられるようなあの感覚は初めてのもので、ちょっと危険な感覚でドキドキしましたわ。


>>797(柚葉さん)
>>798(グリッタちゃん)

補足させていただきます。

>その代わり、近年の「擬人化」によって生まれ変わった後、
>赤い球の姿の御方の計らいによって念願の地球への帰還が叶ったそうです。

先日のこのお話、「ウルトラ怪獣擬人化計画 feat.POP」だったのですね。
以前最初の方だけパラパラと読んでいたのですが、この度あらためて読んでみましたところ、すっかり惹き
こまれまして、一日で全巻通して読んでしまいました。
怪獣の皆さんを巡る様々な交流の物語の中で、ジャミラさんも新しい友を得られ、その方と共にようやく
念願を叶えられたのですね…。
かつてわたくしたちが胸を痛めた彼の方の運命の転変が、こんな良き形におさまったことを心から祝福いたし
ます。

では次はグリッタちゃんお奨めの4コマ…「ウルトラ怪獣擬人化計画 ギャラクシー☆デイズ」ですわ。
こちらの怪獣の皆々様がどんなドラマを繰り広げられるか、楽しみですわ。
「怪獣殿下」ちゃん、とはあの方のことだと思いますが、「feat.POP」もそうでしたが「ギャラクシー☆デイズ」
でも天真爛漫な方のようですね。
グリッタちゃんのご説明を伺って、とてもワクワク、楽しみにしているのですよ。


806 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/10/20(Wed) 06:50
>>804

すみません、補足させていただきます。

納豆の薬味としてもう一つ大切な一品を忘れておりました。
海苔、これもまた外せませんね。
ただしわたくしの場合は、納豆単品にかけて食すのではなく、青ネギと一緒にのせてそれらをパスタにかける
「納豆スパ」でございます。
まさか日本に来て新たにこんな素晴らしいパスタをいただけるなんて、と東西食文化の融合の奥深さに
感激いたしました。
そしてそれがテレビアニメの「異世界食堂」1期第10話で採り上げられていたのを見たときは思わず
「まあっ!」
と声を上げ、乗り出して見入ってしまいました。
エルフのお二人が舌鼓を打ちながら的確な食レポをされているのを見て、
「そうそう、そうなんですよね〜。」
と頷いてしまいましたわ。

食レポの具体的な内容はここで申してもよろしいのですが、お食事の現場を見ながら確認される方が
美味しさが伝わりましょう。
もしご興味がおありなら、動画配信サイトをご覧になれる環境でいらっしゃるならそれをご覧になるか、
あるいはアニメ感想まとめサイト…たとえば「あにこ便」などをご覧になることをお奨めさせていただきます。


807 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/10/20(Wed) 20:12
異国の食に大変関心がありそうですがシュールストレミングや蛆虫が湧いている発酵チーズなんかも食べた経験はおありですか?

808 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/10/20(Wed) 20:36
>>804
>>805(アーチェロお嬢様)
>>806(アーチェロお嬢様)

基本的には、お嬢様が仰る通りの薬味を実家にいた時から使用しております。
納豆は健康に良いですし、和食の献立には定番の一品ですね。
そして私も、一番好きな薬味は青ネギです。

御贔屓の青果店さんでよく細ネギを購入するのですが、それを細かく刻んでフリーザーバッグに入れて冷凍し
納豆を頂く時に使用するのが定番ですね。
そして青ネギは納豆だけでなく、お味噌汁の風味を引き立てるのにも役立ってくれます。
薬味として、正に万能ですね。

>ただしわたくしの場合は、納豆単品にかけて食すのではなく、青ネギと一緒にのせてそれらをパスタにかける
>「納豆スパ」でございます。

「納豆スパ」は、私も一人暮らしをしている頃からよく食しておりました。
刻んだ玉ねぎ、しめじまたは刻んだ椎茸と一緒にパスタを炒め、
最後に納豆と青ネギ、海苔をかけるんです。
炒める際の味付けには、白出汁汁がオススメです。
ここでも青ネギと海苔は、納豆とパスタの風味を引き立ててくれるのですよ。

これはあくまでも私個人の創作メニューなのですが…。
お嬢様とお客様がよろしければ旅行を終えた後に食卓に出させて頂きます。

>>807

そ、そこまで強烈なメニューを食した経験は生憎無いのですが…。
田舎暮らしでしたので、イナゴの佃煮や甘露煮でしたらそれなりに経験があります。

シュールストレミング…。
調べてみましたが「世界一臭い缶詰」だそうですね。
流石にお客様にお出しするわけには参りませんが、頂く機会があれば臆さず挑戦してみようかと思います。
「食わず嫌い」とも申しますし、何事も経験ですね。

809 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/10/21(Thu) 11:50
>>798(グリッタちゃん)

>うふふ、冗談ですっ♪
>仮に女の子でそういうことアーチェロさんにしていいのは、一人だけですもんね♪

かああ…(赤面)

も、もうっ!グリッタちゃんったらっ!
普段は私もお嬢様のようにいっぱいもふもふしたいと思ってしまう程可愛らしいのに、
時折小悪魔ちゃんなんですからっ!

…勿論、そういう所も含めてお嬢様も私も貴女が大好きなのですけど…ね。

は、はい…。未だに私とお嬢様にはその経験はございませんが…。
わ、私はお嬢様さえお嫌でなければ、いつでも…。はっ!?

(グリッタちゃんがニマニマしながら私達を見つめていらっしゃいます)
ああ…もうっ!やっぱりグリッタちゃんったら、人を惑わすオオカミさんなんですから…。(赤面)

>私もアニメとか漫画で見てましたから、知ってます。
>特に4コマが面白かったですよ。

まあ、それは共通の話題があって嬉しいですね。
私も漫画は4コマの「ギャラクシー☆デイズ」、きちんとしたストーリー仕立ての「feat.POP」、
両方とも知っていますし、電子書籍で揃えております。
アニメもショートアニメの1期、2期、そして映画版も見る事が出来ました。

これらの作品は昔から「主役は怪獣」という言葉が有名ですが、
今現在はその言葉がこれ以上無い形で実現していると言えますね。

>>801(アーチェロお嬢様)

>お母様とサライ様、そしてその背中に画家のお嬢様を背負われておりてきましたけれど。
>さらに壮観なのは、隣を飛ぶ大きな獣の姿です。

奥方様、ご機嫌麗しく…。(ぺこり)
画家のお嬢様、サライさん、そして久地崎さん、お久しぶりです。
先程グリッタちゃんも合流され、これで奈良旅行へ向かう全員が揃いました。

そして改めまして…。
お初にお目に掛かります。
私、このお屋敷でメイドを勤める羽藤柚葉と申します。

此度は私達の旅行に同行して頂き、誠に有難うございます。
心より、歓迎致します。(ぺこり)

>わたしは〜、…なんて名乗ろうかな〜?
>いろんな名前付いてるし、どれ言うかで第一印象変わるし〜。

先程の一覧といい、先程の御姿といいさぞや名のある方とお見受け致しますが…。
やはり、お名前で呼ばせて頂きたく存じます。
ですが、先程の候補となりますとさり気ない会話の中で
大和におわす神々や妖(あやかし)の方々が驚かれてしまいますし…。

何か、良きものは無いでしょうか…?(思案中)

それにしても先程の白き毛並みと神々しいお姿、
人の形を取られても尚輝きを失わぬ白き光…。
夜の闇をも、白く染めてしまいそうですわ。
あ…。

お嬢様、奥方様、提案があります。
今回の旅行の間に限りますが、こちらの御方を「呼び名」で呼ばせて頂いてもよろしいでしょうか?
いえ、お気に召さぬようでしたら却下して頂いても構いません。

天より降り立ち、人の姿を取られても輝く白き美しい光は、まるで夜の闇をも白く染めてしまいそうな神々しさから
「白い夜」を連想してしまったのです。
そこで、この御方を「白夜(びゃくや)」様とお呼びしてもよろしいですか?

810 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/10/21(Thu) 12:14
>>805(アーチェロお嬢様)

>以前最初の方だけパラパラと読んでいたのですが、この度あらためて読んでみましたところ、すっかり惹き
>こまれまして、一日で全巻通して読んでしまいました。

まあ、既に全巻購読されたのですね。
「擬人化」は様々なメディア展開がありましたが、あの漫画は作品を知る方の心をくすぐる
様々な遊び心が散りばめられていて、面白かったです。
それだけでなくストーリーもきちんとしていて、完成度の高い作品でした。

私個人としては、特にレッドキングちゃんのエピソードがお気に入りでした。
かつては「凶暴で乱暴者、頭が悪い」という典型的な「悪役(ヒール)」のイメージでしたが、
擬人化された後はどの作品でも仲間思いで頼もしく、所謂「男前」な素敵な女の子でしたね。

遠足のラストで友達を助けるために地球に取り残されてしまった後、お世話になっていた大工の棟梁ご夫妻と
本当の家族のように暮らしている姿は本当に心温まるものがありましたね。
休日に、奥様と買い物に出かけられている姿は本当の母娘のようで…。

あの光景を御兄弟の皆様は勿論、「緑のおばさん」をなさっている御兄弟のお母様がさり気なく街角で見ていらしたら
どれ程お喜びになる事でしょう。
きっと太陽のように微笑んで見守っておられるでしょうね。(微笑)

「ギャラクシー☆デイズ」も「feat.POP」もそれぞれ違った魅力がありますから、
それぞれの楽しい世界を満喫して下さいませ。

811 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/10/22(Fri) 20:27
裕福な生活をされているようですがお金はどこから出てくるのですか?


812 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/10/22(Fri) 21:31
>>807

いえ、それらの食品はいただいたことがございません。
確かに異国に思いをはせる時はその国の文化・風俗に目を向け、特に食品・お料理に食指を伸ばすことが
ありますけれど。
特に強烈な味や匂いのものに何が何でも挑戦する、というスタンスというわけではございません。
それに今挙げられた食品は日本のものではございませんでしょう?

日本はわたくしが長年想いを馳せた国ゆえ、そこで親しまれている食品として納豆をいただく、というのは
ごく自然なことだったのですわ。
もし日本でよりとっつきづらいとされる食品を求めるならば、たとえば鮒や鯖のなれずし、それからくさや
かしら?
それらも最初は慣れづらかったですが、いつしか口に馴染んで食卓の彩りとなりましたわ。

虫の類いでしたら、柚葉さんも言っているイナゴの佃煮を信州より取り寄せて食したことがございます。
海老のような風味でなかなか美味しゅうございました。
そういえば、今年の夏アニメの「現実主義勇者の王国再建記」に出てまいりましたわね。
愛らしい妖狼族の女の子が美味しいそうに食しているのを見て、その気持ちが容易に想像できましたわ。


>>808(柚葉さん)

>「納豆スパ」は、私も一人暮らしをしている頃からよく食しておりました。
>刻んだ玉ねぎ、しめじまたは刻んだ椎茸と一緒にパスタを炒め、
>最後に納豆と青ネギ、海苔をかけるんです。

さすがは柚葉さん、「納豆スパ」もいろいろな具材を使って凝った作りをなさっていたのね。
一人暮らしだと得てして料理も簡単なものになりがちですけれど、しっかりと作り込まれた、お客様にも
お出しできる逸品を作られる。
そういった積み重ねをなさっていたからこそ、わたくしも毎日美味しいお料理をいただけている。
そのことをあらためて実感しましたわ。

>お嬢様とお客様がよろしければ旅行を終えた後に食卓に出させて頂きます。

まあ、嬉しいです!
ぜひ食させてくださいな。
日伊折衷のお料理の粋、楽しみにしておりますわ♪

>シュールストレミング…。
>調べてみましたが「世界一臭い缶詰」だそうですね。

ネットの巨大百科事典で「シュールストレミング」の項を見てみましたら、臭い食べ物の比較グラフが
載っていました。
シュールストレミングは堂々の一位で、焼きたてのくさやの実に6倍以上だそうです。
わたくしニンニク入り餃子を克服できて、臭い食べ物にもそれなりの自信がつきましたが、さすがにこれは…。

>流石にお客様にお出しするわけには参りませんが、頂く機会があれば臆さず挑戦してみようかと思います。
>「食わず嫌い」とも申しますし、何事も経験ですね。

…え?
ゆ、柚葉さんこれにチャレンジなさるの、ですか?
で、では、わたくしもご一緒させていただきましょう。
柚葉さんお一人を臭気指数8070Auなる猛威の前に立たせはいたしません!
そう、何事も経験です、食べ慣れれば癖になる味ということもございますわ。


813 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/10/22(Fri) 21:39
>>809(柚葉さん)

>は、はい…。未だに私とお嬢様にはその経験はございませんが…。
>わ、私はお嬢様さえお嫌でなければ、いつでも…。はっ!?

ゆ、柚葉さん…。
わたくしはですね、貴女には神父様がいらっしゃると思えばこそ、そのいろいろと耐えていますのに、
そんなことをおっしゃられては…。
って、わたくしは何を口走っているのでしょう!?

ああ、もう、グリッタちゃんったら。
この可愛い人にも早く想い人ができないかしら。
そうしましたら、今日のお返しにひやかしてさしあげますのに…。

>アニメもショートアニメの1期、2期、そして映画版も見る事が出来ました。

映画版もあったのですね…、と思って自分が加入しているアニメ配信サイトを見ましたらちゃんとライン
ナップされていましたわ!
灯台下暗し、これは見てみなければいけませんね。
柚葉さんのおかげでまた新たな「怪獣擬人化計画」を見ることができます。
ありがとうございました。

>奥方様、ご機嫌麗しく…。(ぺこり)
>画家のお嬢様、サライさん、そして久地崎さん、お久しぶりです。

「柚ちゃんも元気だったかしらぁ?
 今回はお世話になるわねぇ。
 レイナや三姉妹をまとめてプランを練ってくれたんでしょお?
 期待させてもらうわねぇ。」

「こんにちは、今日はよろしく…。
 さっき、オルキデアさんが念波でこっちの様子を見せてくれた…。
 サンドイッチすごく美味しそうだった…。」

「今日はお招きいただいて、ありがとうございます!
 奈良までみんなで旅行、楽しみです♪
 あ、わたしもこのたび免許取りました〜。
 柚葉さんやグリッタさんが疲れたときは交替しますから、おっしゃってくださいね!」

「やれやれ、九尾の狐様の背中に乗ってこんなに元気とか、我が娘ながら豪胆だわね。
あ、今日はよろしく…。」

(すみなせん、続きます。)

814 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/10/22(Fri) 21:42
>>809(柚葉さん)(続きです。)

>そして改めまして…。
>お初にお目に掛かります。
>私、このお屋敷でメイドを勤める羽藤柚葉と申します。

「はじめまして〜。
 貴女が柚葉さんね〜?
 すっごくできる侍女さんだってオルキデアさんから聞いてるよ〜。
 ごめんね〜、ヘンなのが混じっちゃって〜。
 やっぱり知ってるよね、あたしの名前〜。
 評判良くないの知ってるから、旅の間大人しくしてるから勘弁ね〜。

 あ、そしてこっちのすっっっごく可愛い人狼さんがグリッタちゃんだね〜?
 どうぞ、よろしく〜。
 えへへ、わたしこのとおり狐だから、狼さんにはちょっとドキドキするよ〜。

 そして…、貴女がオルキデアさんの娘のアーチェロさんだね〜。
 はじめましての、よろしくだよ〜。
 いろんな名前があるけど、好きなので呼んでくれていいよ〜。」

ご挨拶が遅れて申し訳ございません、アーチェロ・カルミーニオでございます。
本日はわたくしたちの旅にご同行いただき、まことにありがとうございます。
当家の主として精いっぱいもてなさせていただきます。
何かご不便のことがございましたら、なんなりとおっしゃって下さいまし。

「あ〜、そんなに固くならなくていいよ〜。
 わたしこんなだし、名前もアレだから、旅の間いろいろ迷惑かけるかもしれないし、ほんと、ごめんね〜。」

>先程の一覧といい、先程の御姿といいさぞや名のある方とお見受け致しますが…。
>やはり、お名前で呼ばせて頂きたく存じます。
>ですが、先程の候補となりますとさり気ない会話の中で
>大和におわす神々や妖(あやかし)の方々が驚かれてしまいますし…。

そうですね、柚葉さん。
この方の先ほどからのご様子、とても古来より伝え聞くような禍々しい為さりようをするような方には
見えませんわ。
ですが、ご本人が気にしていらっしゃるのならば、あらかじめその後懸念を取り去ってさしあげたい
ものですが…。

>お嬢様、奥方様、提案があります。
>今回の旅行の間に限りますが、こちらの御方を「呼び名」で呼ばせて頂いてもよろしいでしょうか?

それは良い考えですわね。
もちろん、この方にご同意いただくのが前提ですけれど。

「うん、それで奈良の神様や妖怪さんを驚かさないで済むなら、そうしてくれていいよ〜。」

>天より降り立ち、人の姿を取られても輝く白き美しい光は、まるで夜の闇をも白く染めてしまいそうな神々しさから
>「白い夜」を連想してしまったのです。
>そこで、この御方を「白夜(びゃくや)」様とお呼びしてもよろしいですか?

まあ、それはまことにこの方の美しさを良く表す呼び名かと思いますけれど。
いかがでございましょう…?
あ、あら、お客様も、それからお母様もなんだか面食らったお顔をなさっておいでですが…なぜに?

「オルキデアさん〜。
 柚葉さんにわたしのこと、もうあれこれ話したの〜?」

「いいえ、ついさっき会うまでなーんにも話していないんだけど…。
 いやあ、今のネーミングはわたくしもちょっと驚いたわぁ。」

「うん、ほんと、ビックリだよ〜。
 なんなんだろう、まるであたしのこれまでのこと、『あの人』とのこと、全部見透かされたような…。
 すごい、こんな偶然ってあるの?千里眼とかじゃなく?
 
 あ、別に驚かそうっていうんでもないし、後付けで話を盛ろう、とかっていうんじゃ全然ないんだよ?
 …本当に『わたしたち』のことを話すなら、避けて通れないことなんだよ〜。」

あ、あの…、それはどういうお話か、伺ってもよろしいでしょうか?

「ん〜、別に隠すつもりはないけれど、それは旅の間に少しずつ話していけたらいいかな〜。
 わたし個人のことだし、聞いても面白くないかも知れないし〜。
 でも、気に入ったよ〜『白夜(びゃくや)』。
 じゃあ、旅の間はこの名前で呼んでね〜。」

承知いたしました。
では、そろそろ出発といたしましょうか。

柚葉さん、これからどうぞよろしくお願いいたします…。


815 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/10/22(Fri) 21:49
>>810(柚葉さん)

>まあ、既に全巻購読されたのですね。
>「擬人化」は様々なメディア展開がありましたが、あの漫画は作品を知る方の心をくすぐる
>様々な遊び心が散りばめられていて、面白かったです。

はい、はじめのうちは最近よくあるなんでも擬人化…おもに女性化をして女子高の日常を描くコメディーかと
思っていたのですが。
おっしゃるとおり遊び心…懐かしの特撮ドラマを知る人なら思わず笑みが漏れてしまう小ネタがそこここに
散りばめられていて。
そしてそれのみならず、ドラマとして盛り上がっていって。その一人一人それぞれの想いが交差していく
様に惹きこまれてしまいました。

レッドキングさん、ドラマ本編でははなはだ乱暴で無体な真似をなさっていましたが、ここでは大工の
棟梁のご夫妻やピグモンさんに対して真摯な態度で臨まれていて、とても好感を覚えましたわ。
そして棟梁ご夫妻もまた、娘さんを失った苦しみを経てなおレッドキングさんを優しく受け容れられた
あのお優しさに涙せずにはいられませんでした。

そして物語を貫くメフィラスさんとエレキングさんの友誼は終始まことに尊うございました。
その胸のうちに宿った人間のお二人の友情をしっかと受け容れられ、ご自身もまたその想いに応えるように
自らの友情を育んでいかれた怪獣のお二人。
かつてウルトラマンに向かって投げかけた問いに対し、自らの内で見出されたメフィラスさんの答えこそ、
この長いドラマの中の素晴らしい希望であったと思いましたわ。

ウルトラマンの物語の後日譚としては、ハヤタ隊員のご子息が活躍する「ULTRAMAN」という作品も
ございますが。
半世紀前に生まれた「ウルトラマン」の世界が素晴らしかったからこそ、今もこうして新しい世界が新たに
生まれてくるのでしょうね。

>あの光景を御兄弟の皆様は勿論、「緑のおばさん」をなさっている御兄弟のお母様がさり気なく街角で見ていらしたら
>どれ程お喜びになる事でしょう。

怪獣墓場学園へ通学する生徒お一人お一人を、あの「緑のおばさん」が見守っていたのかも知れませんね…。

>「ギャラクシー☆デイズ」も「feat.POP」もそれぞれ違った魅力がありますから、
>それぞれの楽しい世界を満喫して下さいませ。

はい、それでは「ギャラクシー☆デイズ」の方も楽しませていただくといたしましょう…。


816 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/10/22(Fri) 22:02
>>811

「出てくる」ですか。
さあ、どこから出てくるのでしょうね?
わたくし個人の資産を運用している、ということでご勘弁くださいな。
前にも(>>729)我が家の懐具合について言及される方がいらっしゃいましたけれど、別に事細かに
申し上げるようなことでもございますまい。


817 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/10/23(Sat) 13:00
奈良公園に車で行くなら、県庁や近鉄奈良駅より1.3kmほど西の駐車場の方が
広くて安くて安全ですよ。
逆に奈良公園付近は駐車場が混む上に高いです。

ちなみに鹿せんべいは10枚200円です。
買ったらすぐに鹿が群がってきます。
もう無いから袖を咥えて引っ張らないで!


818 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/10/23(Sat) 22:48
>>817

まあまあ、出立前のご親切なアドバイス、どうもありがとうございます。
あなた様も奈良へ行かれたことがございますのね、きっと。
今回の旅行は、柚葉さんが綿密に計画を立ててくれているので何ら心配はないかと存じますが。
駐車場の混雑への対処について複数の候補地をあらかじめ覚えておく、というのはわたくしには気が付かない着眼点でした。
こうして現地の細かな情報をいろいろな方から聞いておけば、わたくしのような者でもその場での対応が
違ってくるというもの。
しっかり心に刻んでおきたいと存じます。

そして、奈良公園に行きましたら鹿さんへの餌やりは欠かせませんわね!
鹿さんたちに「ちょうだい、ちょうだい」と寄って来られるなんて考えただけで楽しくなってまいります。
ふふっ、袖を引かれたりしたらあまりにいじらしく思えて、わたくし鹿さんに変化(へんげ)して一緒に駆け
回ってしまいそうですわ。

アドバイスのお礼に、旅から帰りましたらお土産を差し上げますね。
それでは行ってまいります…。


819 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/10/23(Sat) 23:49
今年のハロウィンは日本の妖怪の仮装をしてください


820 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/10/24(Sun) 09:14
私もここでお世話になっている間はきちんと名無しさんの質問や話題に答えなきゃ。

>>804

今は私も、納豆は好きになりましたよ。
でも昔は…初めて前にした時は「きゃいん!きゃいん!(涙)」でした。(汗)

ですけど、私も青ネギを入れてもらって何だか匂いが違ってきたって思うようになって…。
そしてほかほかの白ご飯と一緒に食べて…。
それからは、朝ご飯の和食には欠かせない食べ物になったんです。

んー。でも辛子までは入れないかな?
あれまで入れちゃうと、ちょっとむせちゃうんです。
鼻につーんとして…。

>>807

きゃいんきゃいん!
いくら何でもあんなに酷い臭いは無理〜!
自分で好きで食べるならまだしも、自分以外の人にそういうのを出すのはやめて下さいー!

>>819

う〜ん、日本の妖怪さんかあ…。
だったらやっぱり日本の狼さんとか獣に由来する妖怪さんかなあ…?

今なら萌えキャラで妖怪さんも色々いますよね。
一度アーチェロさんに相談してみようかな?

821 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/10/24(Sun) 10:09
>>801(アーチェロさん)
>>809(柚葉さん)

>う〜、見抜かれてしまっています。
>ですが、ご本人の射る前でそんなにニマニマしながらおっしゃらないでくださいまし〜。

>ああ…もうっ!やっぱりグリッタちゃんったら、人を惑わすオオカミさんなんですから…。(赤面)

えへへ〜♪小悪魔とか人を惑わすとか、それって私には褒め言葉ですっ♪
でも分かってますよ。女の子が好きっていうんじゃなくて、アーチェロさんは柚葉さんが大好きで、
柚葉さんはアーチェロさんが大好きなんですよね♪

>清らかな白色の長い髪、ツンと立ったお耳、ふわりと膨らんだ幾本もの尻尾。
>その白い背中には乗せていらっしゃるのは。

わわっ!?何だかすご〜く大きな存在の気配を感じるんですけど…。
あわわ…。これが日本の伝説の九尾の狐さん?
あれ?あの方って元々は大陸から渡ってきたんでしたっけ?

(スマホで調べ中)

そうなんだ。九尾の狐さんって一人だけってわけじゃないんですね。
本来は神獣さんで、色々な方がいるんだ。
でもオルキデア様とお友達みたいに話してるってことは、相当すごい方なんですね。

そして久地崎さん、おはようございます。
お元気そうで何よりです。
いいなあ…。ふわふわのおっきな尻尾に乗せてもらえて…。

え?尻尾があるのは私も同じだって?
あはは、私はあんなに大きくないもん。
私だってもふもふされるばっかりじゃなくって、たまにはもふもふさせてほしいなあ〜♪

>>802(アーチェロさん)

>わたくしが以前アニメで見た「狼と香辛料」が前者を描いたものなら、「恋する狼とミルフィーユ」は後者と
>しての狼を描いて余すところがありませんね。

私はあの狼さんたちみたいに頭もよくないし、強くもないですけど…。
でも出会った人たちと仲良くなること、仲良くなりたいって気持ちだけなら負けないですっ!

>4コマと言いますと、「ウルトラ怪獣擬人化計画 ギャラクシー☆デイズ」ですわね?

あれは何も考えずに読める、楽しいコメディですね。
元ネタを知ってると、もっと楽しめますけどね。
そういえばゴモラちゃんって、あのスクール水着の娘だけじゃないですよ。
もし興味がお有りでしたら、続きも読んでみて下さい。

>>813(アーチェロさん)

>この可愛い人にも早く想い人ができないかしら。
>そうしましたら、今日のお返しにひやかしてさしあげますのに…。

ふふ〜ん♪それなら心配要らないですよ〜♪
からかわれても、私の場合照れたりしないでのろけ話になっちゃいますから〜♪
でもそれ、全然先の話じゃないですよっ。
きっとこれから、分かると思いますから…。

(ほっぺたが赤くなってうっとりした表情)

>>814(アーチェロさん)

>あ、そしてこっちのすっっっごく可愛い人狼さんがグリッタちゃんだね〜?
>えへへ、わたしこのとおり狐だから、狼さんにはちょっとドキドキするよ〜。

えへへ〜♪そんな、すっごく可愛いだなんて〜♪
初めて見たときはおっきくて凄い方だなあって思ったけど、とても気さくな方なんだなあ…。
私とじゃ「格」が全然違いますけど、お友達になりたいです〜♪

え〜?私と貴女じゃ大きさも格も違いすぎますし、説得力無いですよ〜!(汗)
でももし機会があれば、朱乃ちゃんみたいに私も乗せてほしいなあ♪
乗せてくれたら、お礼に美味しいスイーツご馳走しちゃいます♪

>でも、気に入ったよ〜『白夜(びゃくや)』。
>じゃあ、旅の間はこの名前で呼んでね〜。」

分かりました。柚葉さんの提案通り、『白夜さん』と呼ばせて下さいね。
それから私、現地では運転手さんをすることになってるんです。
お車は、私の運転する方に乗って下さいね。

>>813のお話を聞いて)
そうなんだ。朱乃ちゃんも車の免許取ったんだね!
じゃあこれから、一緒に色々な所にお出かけできるね!
もし困ったらその時はお世話になるかも知れないから、よろしくね!

それじゃ皆さんで奈良に、しゅっぱ〜つ!

822 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/10/24(Sun) 11:09
>>819

こうしてご近所様からリクエストがいただけると、参加を期待されているのかな?と思えて嬉しくなりますね。
奈良旅行から帰りましたら、さっそく準備するつもりでございます。
日本の妖怪の方の仮装、ぜひしてみたいですわ。

わたくしは…そう、日本でおそらくもっともポピュラーな妖怪で、我が種族にもその名をいただいている
『鬼』の仮装をしてみましょうか。
前にもこの場でお話したことのある、ネットの「PixiVision」での「魔をまとう隣人。鬼娘のイラスト特集」を
参考にいたしたいのですよ。
大変美しい鬼の皆様の絵姿にとても魅了されたのです。
日本の鬼の皆様の名誉を傷つけぬよう、しっかり仮装することが重要かと存じますので、衣装も頑張って
用意したいですわ。


>>820(グリッタちゃん)

まあまあ、グリッタちゃんもこの町のハロウィンにご参加いただけるなんて嬉しいです!
ぜひお着物の用意、手伝わせてくださいませ。

グリッタちゃんは獣由来の妖怪様に仮装でしょうか?
猫又様やお稲荷様、グリッタちゃんでしたら、どの仮装もそれは可愛くなりますでしょうね。
わたくしも見ております「PixiVision」の「しとやかに可愛く?獣耳×和服少女のイラスト特集」には愛らしい
獣耳の女の子がたくさんアップされております。
もしご覧になって、それでお気に入りのお衣装がございましたら、どうか教えてくださいませ。


823 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/10/24(Sun) 14:10
>>820(グリッタちゃん)

ちょっと補足です。
さっきは「PixiVision」を例として挙げましたけれど、もちろん名のある萌えキャラの方の仮装やオリジナル
デザインも大歓迎です♪
「けものフレンズ」のタイリクオオカミさんやギンギツネさん、「狼と香辛料」の和装姿も見てみたいですわ。


>>821(グリッタちゃん)

>えへへ〜♪小悪魔とか人を惑わすとか、それって私には褒め言葉ですっ♪

う〜ん、可愛いです、やっぱり。
前に働いていらしたお屋敷では、明るくて、でも仕事熱心な女の子の印象を強く受けましたが。
なんでしょう、今日はとってもキュートで茶目っ気が溢れていて。
英国の悪戯好きの妖精パックを思わせて…今まで以上に、もう可愛いですわ!

>でも分かってますよ。女の子が好きっていうんじゃなくて、アーチェロさんは柚葉さんが大好きで、
>柚葉さんはアーチェロさんが大好きなんですよね♪

いつもならわたくし、頬をポオっと染めて口ごもってしまいそうですが、今日のグリッタちゃんにズバリ
言われると、もうもう、正直に言えちゃいますね。
はい、大好きです、心からお慕いしておりますわ…。

>そうなんだ。九尾の狐さんって一人だけってわけじゃないんですね。
>本来は神獣さんで、色々な方がいるんだ。

「そうだね〜。
 でも、狼さんも神獣になってる方がいるからね〜。
 グリッタちゃんの親戚にもそういう方がいるかも知れないよ〜。
 今度会ったら聞いておくね〜。」

>え?尻尾があるのは私も同じだって?
>あはは、私はあんなに大きくないもん。
>私だってもふもふされるばっかりじゃなくって、たまにはもふもふさせてほしいなあ〜♪

「うん、いいよ、いいよ〜。
 わたしので良ければいっぱいもふもふしてくて〜。
 自動車の運転もしてくれて〜、わたしにできるお返しってそのくらいだし〜。」

>私はあの狼さんたちみたいに頭もよくないし、強くもないですけど…。
>でも出会った人たちと仲良くなること、仲良くなりたいって気持ちだけなら負けないですっ!

前のお屋敷での家宰としての見事なお働きぶりを見てていただきました。
そして聞かせていただきたグリッタちゃんの過去のお話…。
わたくしにとってもはや、聡明で強くて、それゆえに本当の優しさをお持ちでいらっしゃるのは、全くもって自明の理なのですけれど。
そしてグリッタちゃんと仲良くさせていただいていること、今日また旅を共にできること、あらためてその幸せを
噛みしめております。

>そういえばゴモラちゃんって、あのスクール水着の娘だけじゃないですよ。
>もし興味がお有りでしたら、続きも読んでみて下さい。

はい、未だ1巻を読んでいる最中ですけれど、この先またどんな可愛いゴモラちゃんが見られるか、とても
楽しみです。

(すみません、続きます。)

824 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/10/24(Sun) 14:13
>>821(グリッタちゃん)(続きです。)

>ふふ〜ん♪それなら心配要らないですよ〜♪
>からかわれても、私の場合照れたりしないでのろけ話になっちゃいますから〜♪
>でもそれ、全然先の話じゃないですよっ。

えええーっ!?そうなのですか?
まあまあまあ…、まあまあまあ…。
なんて嬉しいニュースでしょう、なんて心弾むホットニュースなのでしょう…。
グリッタちゃんに良い方がいらしただなんて。
ああ、早くその方にお目にかかりたい、グリッタちゃんと共に幸せを創っていかれる方はどんな方なので
しょう…。
ほおを紅潮させた幸せそうな笑顔は、この旅の出発の思い出として、魔石に保存しておきましょう。

>えへへ〜♪そんな、すっごく可愛いだなんて〜♪
>初めて見たときはおっきくて凄い方だなあって思ったけど、とても気さくな方なんだなあ…。
>私とじゃ「格」が全然違いますけど、お友達になりたいです〜♪

「『格』とか全然関係ないよ〜。
 わたしの方こそ、よろしくなんだけど〜。
 でもね、わたし『玉藻の前』だったし〜。
 大陸にいたことがあってね〜、あっちの偉い人に見染められては国を傾けたこともあったんだよ〜。
 だから悪評が高くて、それで仲間にも迷惑かけてるんだよ〜。
 わたしのこと、『嫌だなー』って思っても、全然かまわないからね〜。」

「あー、またそうやってなんでも背負込むの、おやめなさいよねぇ。
 あのね、グリッタちゃん、この子がいろんな二つ名で呼ばれていたのはまあ、確かよ?
 わたしもその場にいたしねぇ。
 だけど、話に尾ひれがついているのも確かなんだわぁ。
 まあ、旅の間にそういう話もおいおいしてあげるわよぉ。」

大陸での九尾の狐様のお話というと、紀元前までさかのぼるお話ですか?
お母様、未だにわたくしにもお年を教えてはくださいませんが、その頃からもう…。

「あー、具体的にいつのどの王朝の話かは教えな〜い。」

「でも、そうですね。
 お母さんも二口女として、本当とは全然違う話が広まっちゃってますからね。
 もし誤解があるなら、せめてわたしたちにははっきりおっしゃってほしいです!
 グリッタさんもわたしたちのお話聞いてくれて、すぐ信じて下さって、わたしすごく、本当にすごく
嬉しかったんですから。」

>それから私、現地では運転手さんをすることになってるんです。
>お車は、私の運転する方に乗って下さいね。

「ありがとう〜。
 それじゃあ、疲れたらこっちの朱瑠ちゃんと交代して、グリッタちゃんはわたしの尻尾をお布団にして、
 ゆっくりお休みしてね〜。」

>じゃあこれから、一緒に色々な所にお出かけできるね!
>もし困ったらその時はお世話になるかも知れないから、よろしくね!

「はい、わたしもグリッタちゃんと色んなところに行きたいです!
 一緒にどこまでも道の続く限り日本のあちこちへ。
 季節によって桜前線や紅葉前線を追いかけたりしたら楽しいだろうな〜♪」


825 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/10/24(Sun) 17:50
今年もあと2ヶ月なんて思っていたらすぐ来年が来てしまいそうです
年を重ねる旅に時間の流れが早く感じます
ジャネーという哲学者は「人生のある時期に感じる時間の長さは年齢の逆数に比例する」という法則をつくているので、私だけでなく人は誰しも年を取ると時間の経過が早くなっていくのでしょうね
何百年と生きている方には一年も1月くらいの感覚なんでしょうか?


826 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/10/24(Sun) 18:38
>>811

私はお屋敷の家事には携わっておりますが、あくまでも雇用されている立場ですので
経済的な部分に関しては存じません。
仮に存じているとしても、他所様にお話しする事ではありませんので
その点に関しましては口を噤ませて頂きます。

>>819

そうですね…。
昨年はメイド服でマミー(ミイラ)…。
一昨年はメイド服でゾンビ…。

他国の妖異の仮装をしましたので、今年はそれもよろしいですね。
でも、どのような仮装をしようかしら…?
一度お嬢様の学校の演劇部の部長さんに相談するのも良いですし、
お嬢様に直接相談するのもいいですね。

近いうちに、決めておかねばなりませんね。
決断に関しては、今暫くお待ち下さいませ。

>>817

到着前に、的確なアドバイスを有難うございます。
お客様の仰る事は、その通りだと思います。
有名な観光地ですもの。季節的には行楽には絶好のシーズンですし、
他府県から来られた方が近辺にお車を止められて混雑するのは必然ですね。

というわけで、早速スマホで近辺の有料駐車場について調べてみました。
成程、奈良公園や近鉄奈良駅に近づくほど道も狭いし料金も割高ですね。
バス停で一つ前辺りの場所の方が、確かに広くて料金も割安です。

そして実は奈良に到着した際、一度ご挨拶に参ります神社があるのですけど
そこからそう遠くない場所に広くて割安な駐車場を見つけることが出来ました。
レンタカーでお借りしたお車は、一度そちらに止める事に致します。

早速お客様から頂いた情報が役に立ちました。誠に有難うございます。(ぺこり)

そして…。うふふ…。
これからお嬢様と共に鹿さん達と間近に接する事が出来ると思うと、
思わず笑みが零れてしまいますね。(微笑)

>>825

ええ…。「秋の日は釣瓶落とし」と申しますが、こうして日の落ちるのが早まっていくのを見ていると
今年ももうすぐ終わりだという事を実感致します。

お客様の仰る通り、小中の合計6年間に比べると高校から大学、そして在外中の今に至る時の流れは
同じ1年間でも随分と早く感じる今日この頃です。
お客様の仰る通り、社会人になると時間の経過というものは更に早く感じられるんでしょうね。

漫画やアニメ等でも、学生の登場人物達に先生が「大人になってからの10年は早い」と語っておられるのを
時折目にしますが、その通りなのでしょうね。

>何百年と生きている方には一年も1月くらいの感覚なんでしょうか?

こちらに関しましては、お嬢様の返答待ちですね。
今暫くの間、お待ち下さいませ。

827 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/10/24(Sun) 19:13
>>825

はい、いつの間にかまたクリスマスや大晦日、お正月が近づいて参りましたね。
ええ、クリスマスも教祖様の生誕を祝うというより、家族や友だちとの和やかで賑やかな時間を共に
過ごす日として楽しみでございます。
そしてどの行事も楽しみ、新たな一年を心して迎えるために今からしっかり準備を進めたいものですね。

わたくしも長い時を経てまいりましたが、しばしば思いますのは『時は心なり』ということでしょうか。
確かに幼き日と比べれば、年月が過ぎるのが早くなったと感じることはございますが。
心の充足の度合いによってずい分と長さの感じ方も変わりますわ。

遠き日、欧州で伝染病が蔓延したあの沈鬱なる日々は
『一日も早くこの苦難のときが過ぎますように。』
と祈る毎日が長くて長くてなりませんでした。
逆に日ノ本に来てこの町に越してまいって以来、毎日が心充ちて
『一日がもっとゆっくり進めばよいのに。』
と思う毎日でございます。
これもわたくしが年を重ねたから、というより今が楽しくてならない、その心の在り方ゆえでしょね。
もしまた昔のように伝染病が流行るとしましたら、きっとその日々は長く感じることでしょうが、そんな日は
来てほしくありませんね。

人間の皆様との時間の長さの感覚が違うかどうかは、どう比べたらよいか分かりませんが、来年も
『ああ、またこんなに早く時が過ぎてしまった。』
と感じるとするならば、それは残念ではあってもきっと幸せなことで、そんな時間を共にして下さった
人間の皆様へ感謝を忘れないようにしとうございます。
その中に貴方様も居てくださることもまた、わたくしの望みでございますわ。

あまりうまくお答えできなかったかも知れませんが、わたくしの正直な気持ちでございます。


828 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/10/24(Sun) 19:25
>>813-814(アーチェロお嬢様)

>柚ちゃんも元気だったかしらぁ?
>さっき、オルキデアさんが念波でこっちの様子を見せてくれた…。
>サンドイッチすごく美味しそうだった…。
>あ、わたしもこのたび免許取りました〜。
>柚葉さんやグリッタさんが疲れたときは交替しますから、おっしゃってくださいね!

皆様、息災で尚且つ充実した日々を送られているようで、何よりです。
そのお忙しい中、こうして足を運んで下さり誠に有難うございます。(ぺこり)
では朱乃ちゃん、今回はグリッタちゃんの事を良きパートナーとして、友人として
よろしくお願いしますね。

>あ、あら、お客様も、それからお母様もなんだか面食らったお顔をなさっておいでですが…なぜに?

え…?不躾ながら、私が提案した呼び名に何か思い当たるものがお有りなのですか?
いえ、私は本当に、感じたままに申し上げただけで…。
貴女様に関しては誰でも耳にした事のあるお話以外の事に関しては、何も存じません…。

その…何かお気に障ることがございましたら私めの提案、却下して頂ければ…。

>でも、気に入ったよ〜『白夜(びゃくや)』。
>じゃあ、旅の間はこの名前で呼んでね〜。

有難うございます。
そのように言って頂けて、安心致しました。
それでは『白夜様』、此度の旅行の間、精一杯お世話させて頂きます。
どうぞ快適な旅と、良き思い出の数々を…。

(そして一同、新幹線に向かいました)

お屋敷の前で、グリッタちゃんのサンドイッチも行き渡りましたね。
それでは『のぞみ』に乗って出発致しましょう。
私も久しぶりの旅行とあって、内心かなり浮かれているのを隠せませんが…。

指定席ではあっても他のお客様もおられますので、
京都に到着までの間は出来るだけ落ち着いてお過ごし下さいませ。

それではお嬢様は、奥の窓側へ…。
ボディーガードのレイナさんは通路側に、
そして私は直ぐにお嬢様からの指示に答えられるよう真ん中の席に座らせて頂きます。

(グリッタちゃんのサンドイッチを味わった後、外の景色を眺めるお嬢様の横顔を見つめております)

ふふっ…。列車でここまでの遠出となると、京都以来ですね。
お嬢様、本当に嬉しそう…。
それと目的地に着くまでに、一度は京都に降りるのですもの。
思い出の地に再び足を運ぶと同時に、あの時の思い出が昨日のように蘇って来るのでしょうね。

(無事に京都に到着、懐かしい思い出に心を弾ませながら新幹線出入り口のすぐ近くの
近鉄線に乗り換え、近鉄奈良駅に到着しました。)

皆様、全員揃っておりますね。
道中、お疲れではないですか?体調のすぐれない方はいらっしゃいませんか?

それでは私、グリッタちゃんと一緒にレンタカーを借りて参ります。
この後兼ねてからのお約束通り、佐保姫様のおわします「狭岡神社」へ…。
そして佐保姫神社(天柵織姫神社)へご挨拶に…。

あ、お電話が…。
はい、佐保姫様、ご機嫌麗しく…。
ただいま、近鉄奈良駅に到着致しました。
これより、お迎えに上がります。

はい、佐保姫神社近辺はそこそこ広い駐車場もお有りで、
今は空きもあるので心配はいらないとの事ですね。
分かりました。それでは、合流してからはそちらにお車を止める事に致します。
はい、本日は白鹿さんもお待ちだという事ですね。
グリッタちゃんとお会いできるのを、楽しみになさっていると…。
それでは、失礼致します。

(お電話が終わりました)

はい、本日までに色々とお話をさせて頂きまして…。
あの方も既に、現代には色々と馴染んでおられますから…。(汗)

(この後一同、狭岡神社へ)

お嬢様、あれから色々と佐保姫様からもお話を聞いたのですが、
神社を成り立たせていくのもやはり大変なご時世のようですね。

土地神様とのお話にもありましたように、神無月にお嬢様のお力を借りたいというのも
色々と頷けました。
ですので今回の交流が、佐保姫様にとっても良き機会となりますように…。

829 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/10/27(Wed) 07:21
>>826(柚葉さん)

(横から失礼いたします。)

>昨年はメイド服でマミー(ミイラ)…。
>一昨年はメイド服でゾンビ…。

思い出すますわ、様々な恐怖譚に彩られた魔族の姿も、柚葉さんが召されると端麗で優雅な雰囲気を纏われて
思わず見入ってしまいました。
わたくしは、一昨年は男性吸血鬼、昨年は和装の鬼の仮装をいたしたのでした。
二人並んだ写真は大切な想い出の一コマ。
今年はどんな仮装でアルバムを飾りましょうか?

>一度お嬢様の学校の演劇部の部長さんに相談するのも良いですし、
>お嬢様に直接相談するのもいいですね。

部長様に、ですか…。
嬉々として相談に乗ってくださるのが目に浮かんでしまいますね。
恐らく、文化祭の演劇部と社交部のコラボ企画も念頭に、色々な衣装をとっかえひっかえ試着させられて
目を回してしまいそう…。
でも、柚葉さんとご一緒での試着ならきっととても楽しいでしょう。
今年はグリッタちゃんも参加してくださるそうですし、三人和装をしっかり決めてみたいですね。
やはり、日本の妖怪の衣装になりましょうか?
このことは、ご一緒にじっくり考えてまいりたいですわ。

>そして…。うふふ…。
>これからお嬢様と共に鹿さん達と間近に接する事が出来ると思うと、
>思わず笑みが零れてしまいますね。(微笑)

わたくしもワクワクしておりますわ。
柚葉さんが可愛らしい鹿さんと戯れていらっしゃる姿…、思い描いてうっとりしてしまいます。
わたくしもおせんべいをあげた時にぺこりとおじぎするという、そのお姿が楽しみなのですよ。

(申し訳ございません。あとのご返事は後刻とさせていただきます。)


830 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/10/28(Thu) 19:05
>>817

あっ、本当ですね。
確かに調べてみると、バス停で一つくらい離れてる場所の方が安くて広いです。
便利な情報を、ありがとうございます。

それと、これから向かう神社には参拝者向けの駐車場は無いみたいですね。
そうなると、やっぱり車は有料駐車場かな?
あ、ローソンの近くの駐車場、ここならいいかも!
ここなら佐保姫様の神社もそんなに遠くないですね。

それと、佐保姫様の神社ってセブンイレブンが目印になりますね。
…すみません、これから神様にご挨拶に行くのに何だか俗世間っぽいことばっかり言ってるような…。

それと鹿さんと遊ぶの、お話聞いててとっても楽しみになっちゃいましたっ♪
それじゃ、行ってきます!

>>825

確かにもう今年も終わりが近づいてるんだなあって気はしますね。
1月に初めてアーチェロさんのお屋敷に及ばれして、GWもいっぱい楽しんで…。
もう10月も終わりが近いですね。

>何百年と生きている方には一年も1月くらいの感覚なんでしょうか?

う〜ん、そんなことはないですよ?
1日1日、充実してたり忙しかったりする日々を過ごしてるのは、私も同じですから。
確かに長い年月を生きてますけど、共に一生懸命生きていくことに変わりはないですから。

長く生きていると確かに時々人間の皆さんとは違ったものを感じる時もあります。
でも大事なのは、同じ時間でもどれだけ充実して生きられるかってことじゃないかな。


>>824(アーチェロさん)
>>828(柚葉さん)

>なんて嬉しいニュースでしょう、なんて心弾むホットニュースなのでしょう…。
>グリッタちゃんに良い方がいらしただなんて。

えへへ〜♪GWでお会いした、佐保姫様の白鹿さんとは文通してたんです。
それで、奈良にアーチェロさんとご一緒出来たら会えたらいいねって…。

>「あー、具体的にいつのどの王朝の話かは教えな〜い。」

わ…王朝とか、何気に凄いこと言ってるよ…。
で、でも、過去は過去だし、今一緒に仲良く過ごす方が大事ですよねっ!?(汗)
それじゃ『白夜』さん、今回の旅で、いっぱい思い出を作りましょうねっ!

>指定席ではあっても他のお客様もおられますので、
>京都に到着までの間は出来るだけ落ち着いてお過ごし下さいませ。

そうですね。確かに気分はウキウキですけど他のお客さんに迷惑かけちゃ駄目ですよね。
景色を見ながら、のんびりと行きましょう。

>グリッタちゃんはわたしの尻尾をお布団にして、
>ゆっくりお休みしてね〜。

あれ〜?朝早かったから眠いのかな…。
いい景色ですけど、私、乗り物に乗ると眠くなっちゃうことが多くて…。
ZZZZZ…。

(新幹線の中で途中で目を覚ますと、白夜さんが尻尾枕をしていてくれました)

あわわ、ごめんなさい…。
でも、私以上にもふもふで、温かくて…。
白夜さん、ありがとうございましたっ♪
(白夜さんのほっぺたにキスしちゃいました♪)

>皆様、全員揃っておりますね。
>道中、お疲れではないですか?体調のすぐれない方はいらっしゃいませんか?

はい、途中で白夜さんが優しく寝かしつけてくれましたし、眠気もスッキリですっ!
…景色が見られなかったのはちょっと残念ですけど…。(汗)
でも、ここからは運転手だし、気を引き締めなきゃ。
それじゃ柚葉さん、ご案内をお願いします。
オルキデア様と白夜さんたちは、暫くの間お待ちください。

>(この後一同、狭岡神社へ)

この階段を上って、神社に行くんですね。
そんなに高い場所じゃないみたいですけど、うっそうとした森の中という雰囲気で
確かに『鎮守の森』っていうイメージです。

白鹿さんとお会いする前に、きちんと佐保姫様にお土産を渡してご挨拶しなきゃ。
自家製のクッキーの詰め合わせ、喜んでもらえるかな?

831 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/10/28(Thu) 21:19
乳酸菌とってるぅ?


832 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/10/29(Fri) 22:42
>>828(柚葉さん)

>皆様、息災で尚且つ充実した日々を送られているようで、何よりです。
>そのお忙しい中、こうして足を運んで下さり誠に有難うございます。(ぺこり)

「ええ、とおっても息災で充実していてよぉ。
 見てよ、お嬢のこのお肌。
 もう聞いているみたいだけどぉ、最近『良いこと』があって心晴れ晴れよぉ。
 だから筆も進むし、「(ボソッ)お腹空いた…」って、この子はこのとおり、お腹も空くから今日からは
よろしくねぇ。」

「朱瑠も、お母さんと一緒に大道芸が大うけで、元気はつらつです!
 運転の交替要員もバンバンやっちゃいますよお!」

「わたしは朱瑠に日頃引っ張りまわされてるから、とにかくの~んびり行楽を楽しませてもらいたいわあ…。」

>それでは『白夜様』、此度の旅行の間、精一杯お世話させて頂きます。
>どうぞ快適な旅と、良き思い出の数々を…。

「ありがとう〜。
 奈良は久しぶりだし、こんなに大勢で行けるなんてすごく楽しみだよ〜。
 …そして、あなたが付けてくれたこの名前、早く『あの人』に聞かせたいな〜♪」

>お屋敷の前で、グリッタちゃんのサンドイッチも行き渡りましたね。

「あら〜、こんなところにハムスターがいるわぁ。
 もう、こんなにほっぺに詰め込んでかわいいんだから〜。」

画家のお嬢様、我慢の限界だったみたいですわね。
サンドイッチをそんなに頬張られて大丈夫ですか?
水筒に熱い紅茶を用意しておりましたので、どうぞ…。

>それでは『のぞみ』に乗って出発致しましょう。

「あ〜、その名前聞くと姉さんたちを思い出すな。
 奈良で何かお土産を買っておこうかな…。」

>それではお嬢様は、奥の窓側へ…。

まあ、ありがとうございます!
車窓から見る景色がゆっくりと動き出す、その瞬間を見たいと思っておりました。
「汽笛一声(いっせい)新橋を はや我(わが)汽車は離れたり」
列車の姿も駅の情景も往時とはずいぶん変わったでしょうけれど。
鉄路を奔り、景色飛び、いざや旅路に身を任す、その高揚は変わらじと、今ぞこの身が震えたる…。
…鉄道唱歌を思い出したら口調まで変わってしまいましたわ。

では、わたくし景色を楽しませてもらいながらグリッタちゃんのサンドイッチをいただきますね。
んん〜、焼きたてのふっくら感、香ばしさが立ち昇り、しっかり作り込まれた具材との相性も素晴らしいですね。
わたくしもハムスターになってしまいそうですわ、もぐもぐ…。

あっ、柚葉さん、富士山、富士山ですわ。
なんて美しい…。
「はるかにみえし富士の嶺(ね)は はや我そばに来(きた)りたり
雪の冠(かんむり)雲の帯 いつもけだかき姿にて」
故郷のミズリーナ湖の傍で見る雪山も美しいですが、この霊峰の美しさは本当に溜息が出てしまいます。
柚葉さん、窓側を譲ってくださって本当にありがとうございます。

…と、景色を楽しませていただきましたけれど、少し席を外させていただきますね。
(白夜様、転寝していらっしゃいますわね?)

(すみません、続きます。)

833 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/10/29(Fri) 22:46
>>828(柚葉さん)(続きです。)

お母様、ちょっとよろしいでしょうか?

「ん〜?何かしらぁ?」

白夜様のことですが、自己紹介されたとき『飛縁魔』の御名を挙げておられましたが。
『飛縁魔』といえば、我等と同じ吸血鬼と伝えられております。
ですが、九尾の狐様が吸血鬼というのが不思議に思われて。
それに、もし血を望まれるのなら何らかの対応が必要になりはしませんか?

「ああ…、それなら大丈夫よぉ。
 これは『別に話していいよ〜』と本人が言ってたから言うけど、『飛縁魔』は彼女の体の中で眠って
いる別の魂よぉ。
 元々別の妖怪だったのを彼女が取り込んだのぉ。
 飛縁魔ちゃんが退魔師の類いに討ち取られそうになった時、助けてあげてねぇ。
 でも、もう飛縁魔ちゃんには姿を維持する力が残っていなくて、九尾ちゃん…今は『白夜』ちゃんね、
命を共有することで生かしてあげてるのよぉ。
 ほら、あんたたちが最近読んだっていう漫画…『ウルトラ怪獣』なんちゃらみたいな感じよねぇ。」

…そうだったのですか。
白夜様、なんてお優しい…。

「まあ、白夜ちゃんにもメリットがあるんだけどねぇ。」

メリット、ですか?
それはどういう…?

「それはこの旅の間に分かると思わよぉ。
 まあ、眠っている間は飛縁魔ちゃんも血は欲しがらないから、安心なさい。
あ、そうそう、今夜泊まるホテルって天然温泉大浴場があるわよねぇ。
そのときあんた、彼女の傍にいて背中流してあげてくれるぅ?」

それは別によろしいですが。
わざわざそうせよ、とおっしゃる理由を伺っても?

「アンタが適任だから。それだけ。
 まあ、その場になったら分かるわよぉ。」

(京都を出発しました)

京乃つかさ様にお会いできるなんて、まことに僥倖でございました。
思ったとおりの快活な方で、吸血鬼のわたくしにも興味津々で怖がりもせずいろいろ質問してこられて。
連絡先を交換できましたから、これからも末永くおつき合いしたいですわ。

それから街ブラ中の四条みやび様にお目にかかれましたし、新しいカフェやパン屋さがしが大好きな彼女に
グリッタちゃんのお店を紹介できてサンドイッチの実物もお分けしたたら、たいへんお悦びいただけた
のも嬉しゅうございました。

この次に京都に参ったときは、ご実家が神社で巫女のアルバイトをしているという烏丸ミユ様にもお目に
かかりたいですね。

と言っています間にいよいよ奈良に着きました!
さあ、いよいよ佐保姫様のお社にご挨拶ですね。

>あ、お電話が…。
>はい、佐保姫様、ご機嫌麗しく…。

まあ!柚葉さん、もう既に佐保姫様とご連絡を!?
ではでは、佐保姫様、わたくしが参るのを手ぐすね引いて…もとい、心待ちにしてくださっていたので
しょうか?
それはちょっとハラハラ…ではなくて、もったいなさに身が縮む思いでございます。

>あの方も既に、現代には色々と馴染んでおられますから…。(汗)

…まあ、「いなり、こんこん、恋いろは。」のお稲荷様も社殿の奥で乙女ゲームをやり込んでいらっしゃい
ましたし。
神様が現代文明に馴染んでいらっしゃるのも昨今は普通であられるのでしょう。

(狭岡神社に到着いたしました)

立派な石造りの鳥居を抱くかのように鎮守の森がこんもりと茂る様は正に神域の荘厳さですわね。

>土地神様とのお話にもありましたように、神無月にお嬢様のお力を借りたいというのも
色々と頷けました。

わたくし如きものの力でもお役に立てれば良いのですが。
とはいえ、奈良の社に仕える者はできれば奈良に常在できるのが望ましいでしょうね。
そのような方がいれば良いのですが。

では、神域へ入ってまいりましょうか。
佐保姫様、ご機嫌が麗しいと良いですけれど…。

(今宵はここまでとさせていただきます。)


834 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/10/31(Sun) 04:50
今日はハロウィンだけど仮装するの?

835 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/10/31(Sun) 18:38
>>830(グリッタちゃん)

>えへへ〜♪GWでお会いした、佐保姫様の白鹿さんとは文通してたんです。

あらあら〜、そ〜だったんですか〜♪
まあまあ、それはいつの間にそんなにご親密に…ということではございませんでしたね。
5月のGMWのとき(>>557)に、白鹿さんと出会ってすぎに仲良くなられたのでしたわ。
それも、人間の少年の姿の白鹿さんのことを優しくなでなでしてあげて、拝見していて和みましたわ…。
連絡先も交換されていたと思いますが、今までどんな甘々な言葉を交わしてこられたのかしら…。

あのとき(>>574)画家のお嬢様が描かれたグリッタちゃんと白鹿さんの絵を、
「白鹿さんと佐保姫様に届けてあげたい」
とおっしゃっていました。
今日は正にその絵をプレゼントできるのですね。

>わ…王朝とか、何気に凄いこと言ってるよ…。
>で、でも、過去は過去だし、今一緒に仲良く過ごす方が大事ですよねっ!?(汗)

「ありがとう〜。
 グリッタさんは優しいね〜。
 優しいだけじゃなくて、心からそう思ってくれている、そんな感じがすごくするよ〜。
 狼さんって仲間思いだって聞くけれど〜、わたしのこともそう思ってくれてると嬉しいな〜。」

>それじゃ『白夜』さん、今回の旅で、いっぱい思い出を作りましょうねっ!

「うん、会って間もないのにこんなに一緒にいたい、って思えるのって何百年ぶりだろう〜。
 い〜っぱい思い出作りたいよ〜。」

「(人に聞き取れないほどの小さなつぶやき)
 そして、その思い出をもらえたら、きっと『あの人』の前でも今度は迷わないでいられるよ、わたし…。」

>そうですね。確かに気分はウキウキですけど他のお客さんに迷惑かけちゃ駄目ですよね。

はい、楽しいとこだからこそ心しなければなりませんね。
…ですが先ほどから通路を通ったときから、パタパタと可愛く振れるしっぽに座席に座ったお客様方も目を
奪われていらっしゃいましたよ?
「かわいい〜」と小声でつぶやかれて、とてもほっこりした表情をなさって。
迷惑どころか旅の楽しい一幕と和んでいらっしゃるのが分かりますわ。

…それはそうと、一方でときどき白夜様の方に熱い目を向ける方々が男女を問わずいらっしゃるのが
気になりますが。

「あ〜、ウキウキし過ぎて妖気を抑えるのを忘れかけてたよ〜。
 西洋魔族だと『魅了魔法』って言うのかな〜?
 グリッタちゃんやみんなに迷惑かけないように、しっかりしないとだよ〜、わたし。」

>あわわ、ごめんなさい…。
>でも、私以上にもふもふで、温かくて…。
>白夜さん、ありがとうございましたっ♪

「ぜんぜん謝ることなんかないよ〜。
 でも純粋にお礼を言われるのは、とっても嬉しいよ〜、ありがと〜。」

>(白夜さんのほっぺたにキスしちゃいました♪)

「…わ、わたし今ちょっと固まっちゃったよ〜。
 グリッタちゃんの唇、すごくぷにぷに〜。
 …それにわたし今、妖気は出してないよね〜?
 『本当に』感謝されてキスされるなんて、なんかもうね、感激だよ〜。」

あらあら、グリッタちゃんの小悪魔的…というか今回は天使的魅力が全開されたみたい。
白夜さまが、ほわ〜っとゆるゆるな表情になられて、大妖怪の伝説をくつがえすような平和な…すごく
満ち足りたお顔。
…ですが、なんだか心の内に何か重いものを秘めているからこその慰撫された表情にも思えます。
わたくしの思い過ごしだと良いのですが。

(すみません、続きます。)

836 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/10/31(Sun) 18:39
>>830(グリッタちゃん)(続きです。)

>でも、ここからは運転手だし、気を引き締めなきゃ。

「じゃあ朱瑠も、いつでもグリッタさんと交代できるように気分はスタンバイですよぉ。
 でも、サンドイッチも全部食べちゃったし、あんまり美味しくてまたお腹空いてきたかなあ。
 あ、よもぎ餅ありますけど、よかったら食べます?」

「ああ、もう、朱瑠ったらぁ。
 父さんの人間の血を受け継いだからか、よもぎ餅食べられるんだよね…。
 密封したタッパーから出すんなら、すぐに食べとくれよ!
 グリッタちゃんも他の方も良かったら空にするの協力してね…。」

(狭岡神社に参りました)

>白鹿さんとお会いする前に、きちんと佐保姫様にお土産を渡してご挨拶しなきゃ。
>自家製のクッキーの詰め合わせ、喜んでもらえるかな?

さあ、いよいよですわね、ワクワクいたしますわ。
グリッタちゃんと白鹿さんとの絵は、わたくしに担がせてくださいませ。
プレゼントされるのでしたら、そのときはもちろんグリッタちゃんのお手で。

「久しいね、皆様方。
 そして、新しいお客様も良く参られた。
 さあ、もっと近うに。
 なんだかとても良い香りがするよ。
 お土産のことだけでなく、皆の慕わしい風情もね。
 今日はわらわを祀る社に順々に参詣するんだよね?歓迎するよ。
 もちろんわらわも同行してかまわないよね?

 ほら、白鹿、そなたの大切な人が来たよ。
 恥ずかしがってないでご挨拶おし。」


837 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/10/31(Sun) 20:29
>>831

好みのヨーグルトにつきましては>>565でお客様から好みのヨーグルトを聞かれましたので、わたくしも
『伊都物語』というお答えいたしましたわ(>>568)。

ヨーグルト以外の乳酸菌食品と申しますと、これはもう毎日何かを必ずいただいているといって過言では
ございません。
お味噌やお醤油、お酢、納豆、チーズなどと毎日三度のお食事で何らかの乳酸菌を体内に摂り込んで
おりますわ。
アニメの「はたらく細胞」二期でのように体内で悪玉菌と戦ってくれて、わたくしたちの体をきれいに
保ってくださるのですからありがたいですね。

ですが、「腹が減っては戦ができぬ」と申しますとおり、乳酸菌さんもお腹が空くのです。
兵站の維持は戦いの要諦でありますれば、乳酸菌さんの兵糧となるオリゴ糖の入った食品 ― 大豆、タマネギ、
それにニンニクなどなど ― や食物繊維 ― おそば、サツマイモ、切り干し大根などなど ― もしっかり
摂るように心がけておりますわ。
ちなみに本日の昼餉は純和風でございます。
お味噌やお醤油がたくさん摂れますから、よろしければ貴方様にもお分けしてさしあげますわ。


>>834

はい、毎年街中で楽しむ行事ですので、今年も仮装しての参加を計画しております。
>>819でお客様から和風の仮装のご所望もいただいておりますわ。
この日のために柚葉さんやグリッタちゃんと相談を重ね、それぞれの衣装を仕立ててまいりました。
今宵その成果を披露して子どもたちに喜んでいただけたら、と張り切っているのですよ。
夕刻を迎えるまでに仮装をいたします。
もしあなた様にもお子様がいらっしゃいましたら、我が家へ訪ねてきてくれるようおっしゃっていただけると
ありがたいですわ。


838 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/11/01(Mon) 16:44
>>831

今住み込みのパン屋さんでは、配達で美味しいヨーグルト飲料と牛乳を届けてもらってます。
朝のお仕事を始める前に、一杯頂くのが健康の秘訣なんですよ。
配達の方とご挨拶するのが、朝の始まりでもあるんです。

>>834

はいは〜い、仮装してきました〜♪
でも、これって仮装っていうのかな?

(提灯をもって、男性風の着物を着ています)

日本の「送り狼」さんの格好をしてみました。
送り狼さんは、いい意味と悪い意味があるんですけど…。
勿論私は、いい意味の方です。

ほら、ハロウィンは子どもたちの安全を守るのも大人の人達の役目じゃないですか。
ですから、お菓子をある程度配ったら子どもたちに付き添って
無事にお家まで帰るのを見届けるつもりなんです。

「送り狼」っていうより、「見送り狼」かな?

839 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/11/01(Mon) 18:46
>>835-836(アーチェロさん)

>あのとき(>>574)画家のお嬢様が描かれたグリッタちゃんと白鹿さんの絵を、
>「白鹿さんと佐保姫様に届けてあげたい」
>とおっしゃっていました。

はい!こうして奈良への旅行にご一緒出来て、そしてあの日言っていたことが実現してくれて…。
私、感無量です…。
アーチェロさん、そしてこんなに素晴らしい絵を描いて下さった画家のお姉さん、ありがとうございますっ!

>「(人に聞き取れないほどの小さなつぶやき)
> そして、その思い出をもらえたら、きっと『あの人』の前でも今度は迷わないでいられるよ、わたし…。」

白夜さん…。
奈良は白夜さんにとって、思い出の地なんですね。
私との出会いがあなたの大切な人にとって、言いきっかけになってくれたのなら嬉しいな。
そして今回は、私にとっても思い出の地になると思います。
…待っていてくれる方がいるって、素敵ですよね。

>…ですが先ほどから通路を通ったときから、パタパタと可愛く振れるしっぽに座席に座ったお客様方も目を
>奪われていらっしゃいましたよ?

あわわ、耳はこうして帽子で隠してあるし、「本部」から頂いた身分証明書もありますから
正体が知られてもそんなに問題はないんですけど…。

でも目立ち過ぎるのも問題だから出来るだけ隠してたのに、
やっぱり嬉しさが尻尾に現れちゃってました…。
でも、お客さんに和んでもらえたならこれでいいのかな?

あらあら、>グリッタちゃんの小悪魔的…というか今回は天使的魅力が全開されたみたい。

えへへ、今度は天使だなんて…。(照)
でも白夜さん、何かやはり事情を抱えてるのかな?
楽しいことや嬉しいことばっかりじゃなくて…。

あ、いけないいけない。
皆さんをリードしなきゃいけないのに、あんまりそういうことに今は口を出すべきじゃないかな。

>グリッタちゃんも他の方も良かったら空にするの協力してね…。

わぁ、よもぎ餅、おいしそう!
じゃあ、お一ついただきま〜す!(ぱく)
う〜ん、甘くておいしい〜♪
運転前の、エネルギーをありがとうございますっ!
それじゃ、行ってきますね。

>グリッタちゃんと白鹿さんとの絵は、わたくしに担がせてくださいませ。
>プレゼントされるのでしたら、そのときはもちろんグリッタちゃんのお手で。

>ほら、白鹿、そなたの大切な人が来たよ。
>恥ずかしがってないでご挨拶おし。

すみません、アーチェロさん。
それでは、きちんと参拝を終えるまでお言葉に甘えさせていただきますね。

(お賽銭と参拝をきちんと終えて、佐保姫様と白鹿さんのお待ちしている場所に着きました。)

お久しぶりです、佐保姫様、そして白鹿さん…。
アーチェロさんたちが連れてきて下さったおかげで、無事にここまで来られました。
こちらは、私のお世話になっているお店のお土産になります。
よろしければ、召し上がって下さい。

そしてもう一つ…。
こちらは、オルキデア様にご懇意にして頂いている画家のお姉さんが
佐保姫様と白鹿さんのために描いて下さった絵です。
どうぞ、受け取って下さい。

(きちんとご挨拶を終えた後)

白鹿さん、お久しぶりですっ♪
(嬉しさのあまり抱きついちゃいました)

あれからずっとお手紙でやりとりしてましたけど、こうして間近でお会いできると
やっぱり嬉しさが違いますね。
それでは約束していた通り、今日は奈良公園であなたのお友達といっぱい遊びましょうね♪

840 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/11/03(Wed) 00:10
お花見はあるのに紅葉見はないのはなぜだろう?
紅葉狩りはあるけど、お花見と違ってみんなでワイワイする感じじゃないからつまらない

841 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/11/03(Wed) 10:08
>>834
>>838(グリッタちゃん)

(横から失礼します。)

>日本の「送り狼」さんの格好をしてみました。

わあ、可愛い…。
そして男性のお着物を着こなされてとても凛々しいですよ〜。
背筋がすっと伸びていなせな立ち姿がステキです。
そして、ちゃんと子どもたちの安全を守ろうという意味も込めたお気遣い、さすがグリッタちゃんですわ。
ハロウィンには子どもたちも大はしゃぎで夜遅くまで出歩きたがるもの。
でもその仮装で促せば、子どもたちも自然と家路へと足を向けてくれますわね。

では、わたくしも子どもたちをお家に送る役目、担いましょう。
柚葉さんもお誘いいたしましょう。

というわけで、わたくしは「青行燈」という妖怪に仮装いたします。
もちろん和服で、頭に二本の角を付けて。
手に携帯用の「道行燈」を持って道を照らして。
「お家に帰るまでがハロウィンですよ」
と子どもたちを送っていきましょう。


842 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/11/03(Wed) 10:13
>>839(グリッタちゃん)

>はい!こうして奈良への旅行にご一緒出来て、そしてあの日言っていたことが実現してくれて…。
>私、感無量です…。

ウットリとして感慨にふける表情がとっても愛らしい…。
白鹿さんを慕われる想いの深さが伝わってまいりますわ。

>白夜さん…。
>奈良は白夜さんにとって、思い出の地なんですね。

「あ〜、さすが狼さんだね〜。
 わたしの声聞こえちゃったんだ〜。
 そう、奈良であの人はわたしを待っていて…待っていてくれるのかな…。
 うん、そうだね、元気が出たよ。
 わたし、がんばってあの人に会うよ。

 アーチェロさん、ちょっといいかな〜。
 三日目の帰る前に時間を取ってくれるかな〜?
 寄ってほしいところがあるの〜、『風蘭寺』っていうお寺なんだけど〜。」

…『風蘭寺』ですか?
はて、聞いたことが無い…スマホでもヒットしませんが、そのようなお寺があるのですか?

「ああ、わたしが作ったお寺なの〜。
 結界の中にあって、わたしが入ってもらっていい人しか入れないから〜。
 場所は…。」

その場所でしたら、駅へ行く途中になりますから大丈夫だと思います。
柚葉さんに相談してみますわ。
『風蘭寺』…、風雅な山号ですのね。
『風蘭』は見た目も雅で、たしか花言葉は「恋の成就」…。

「え〜、そうなんだ〜。知らなかったよ〜。」

え、そうなのですか?

「うん。だってお寺の名前は『あの人』の名前から取ったから〜。
 でも、嬉しいな〜、その花言葉。
 なんだかますます頑張れる気がしてきたよ〜。」

>あわわ、耳はこうして帽子で隠してあるし、「本部」から頂いた身分証明書もありますから
>正体が知られてもそんなに問題はないんですけど…。

「本部」から発行される身分証…、千夜様やサライ様もお持ちの。
その「本部」の支給される「種族補償」のお陰でメンバーの吸血鬼は人間と衝突せずに血をいただけるの
ですから、わたくしも感謝しておりますわ。

>でも、お客さんに和んでもらえたならこれでいいのかな?

「うん、すごくかわいいし〜。
 さっきあっちの座席で泣いていた赤ちゃんも、パタパタの尻尾を見てキャッキャッと喜んでるし〜。
 いいな〜、わたしなんて尻尾振ったら怖がられちゃうから〜。九尾の狐だもんね〜。
 だから、全然こわがらなかった『あの人』に驚いて、お話聞いて、そしたら力になってあげたいな〜、
って思って…。」

>でも白夜さん、何かやはり事情を抱えてるのかな?
>楽しいことや嬉しいことばっかりじゃなくて…。

「あ〜、ごめんね〜、なんか暗い話になっちゃって〜。
 うん、今はあれこれ言わないでおくね〜。」

(すみません、続きます。)

843 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/11/03(Wed) 10:14
>>839(グリッタちゃん)(続きです。)

>お久しぶりです、佐保姫様、そして白鹿さん…。
>アーチェロさんたちが連れてきて下さったおかげで、無事にここまで来られました。

「また君に会えて嬉しいよ。
 可愛い人狼の乙女子(おとめご)。
 今日は流石に満開の桜で迎えるというわけにはいかないけれど、季節の花々はそれぞれ開いて貴女たちを
歓迎しているよ。」

>こちらは、私のお世話になっているお店のお土産になります。
>よろしければ、召し上がって下さい。

「これはありがたいね。
 以前もらったバブルワッフルは本当に素晴らしい味だった。
 今日もまたお土産だなんて、もう期待で胸がときめくよ。」

>こちらは、オルキデア様にご懇意にして頂いている画家のお姉さんが
>佐保姫様と白鹿さんのために描いて下さった絵です。
>どうぞ、受け取って下さい。

「まあ…、これはこれは。
 なんて素晴らしい。
 白鹿、ほら見てごらん。
 そなたとそなたの大切な人がこんなに仲睦まじく…。
 まるで夫婦(めおと)のようじゃないか…、っとおやおや、顔が一気に秋の紅葉みたいに染まってしまって。」

「あ、ありがとうございます…、すごく嬉しくて…ええっと、その、た、大切にします。
 グリッタお姉さん…。」

>白鹿さん、お久しぶりですっ♪

「わわっ!?
 あ、あの、あの、あの…。」

>それでは約束していた通り、今日は奈良公園であなたのお友達といっぱい遊びましょうね♪

「はい、お供します…じゃなくて、一緒にぜひ行きたいです。」

あらあら、白鹿さんが深々とおじぎをする暇もあらばこそ、グリッタちゃんに抱きつかれて固まって
しまいました…。
頭からプシューツと湯気が噴き出しています…。
もう、初々しいったらございませんわ!

(>グリッタちゃん
 
 白鹿さんのおっしゃることをわたくしがお伝えしていておりますが、彼といちばん親密なのはグリッタ
ちゃんでいらっしゃいます。
 もし、ご自身で彼のおっしゃることをお伝えしたいのであれば、どうぞ思いのままにお伝えくださいませ。)


844 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/11/03(Wed) 10:15
>>840

春のお花見のような紅葉見ということでございますか?
辞書におきましては『紅葉狩り』と同義とされていますけれど、紅く彩られた樹々の下で宴を催したいと
お望みなのでしょうか。
春の花見は暖気訪れ生命芽吹く季節柄、人々の気勢が上がり歓呼の声あふれるのでしょう。
その一方紅葉見は涼気ようやく訪れこれから落葉も見る生命の休息のときと捉えられてのことではない
でしょうか。
ですが、うだる夏が過ぎ、食欲、収穫、スポーツ、文化と元気回復の時期ですから、紅葉の下の宴も
また良いものかも知れませんね。
春のお花見ほどわいわい騒ぐイメージではありませんが、シートを敷いてお重を並べて、さらには
イタリアのヴィーノ・ノヴェッロやフランスのボージョレ・ヌーボーといった『新酒』を味わう、そんな
ひと時を楽しんでみようかしら。


845 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/11/03(Wed) 22:38
最近は面白い時代劇がないな
人情味あふれる時代劇こそ今の日本人には必要なのに


846 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/11/05(Fri) 07:26
(少し、順番が前後致します。申し訳ありませんが、ご了承下さいませ。)

>>831

その質問に関してましては、>>837のお嬢様の返信を参考にして下さいませ。
今はお嬢様も私達使用人も、『伊都物語』を愛飲しております。
それで、友人やご近所の皆様にも口コミで『伊都物語』の良さが広まり、
ちょっとしたブームになっております。

よろしければ、お客様も一杯召し上がっていかれますか?

>>834

仮装に関しましては、なかなか思いつかなくて…。
和装で日本妖怪の方となりますと、それなりに失礼が無いように
どなたのものを選べばいいのか色々と悩みました。

それで、お嬢様の学校の演劇部の部長さんをお茶会にお招きした時に
色々と話を聞いて頂きました。

そして色々と話題を膨らませる中で、以前お嬢様と『魔法少女』の仮装の話題について
色々と盛り上がったのをお話したところ、

「それなら、うってつけのキャラクターがいるわよ!」

と目を輝かせて紹介して下さったんです。

それで今年は、京都の東映太秦映画村のイメージキャラクターの『からす天狗 うじゅ』さんの
仮装をさせて頂く事にしました。
下半身はスカートから袴にアレンジして、より和風のテイストに近いものにしてあるんですよ。

え?ミニスカじゃないとうじゅさんっぽくないですか?
…すみません、やっぱり恥ずかしかったので…。(汗)

前回まではいつも着ているメイド服をアレンジしたものだったので、このような本格的な衣装を着るのは久しぶりですが
一度袖を通すと何だか楽しい気分になって参りました。
それでは、子どもたちをお迎えする時間も近いので準備をさせて頂きますね。

>>838(グリッタちゃん)
>>841(アーチェロお嬢様)

お嬢様、グリッタちゃん、お疲れ様です。
子ども達も私達の仮装やお菓子を喜んでくれて、楽しいお迎えが出来て何よりです。
それに今年は、お菓子作りのプロフェッショナルのグリッタちゃんが手伝ってくれて本当に助かりました。

お嬢様の青行灯…。百物語の怪異とされる方ですね。
でも今宵は、夜闇を明るく照らして盛り上げるジャックランタンの『赤』とは対照的に、
物静かに子どもたちの無事を見守る『青』…。
和の趣に、実に合っていらっしゃいますわ。

そしてグリッタちゃんの、『送り狼』…。
あらあら、あまりの可愛らしさに子どもたちに纏わりつかれて
逆に帰りたくない、一緒にいたい、家に来てと大人気ですね。(微笑)

ほらほら、送り狼さんは他にもたくさんの子どもたちのお見送りをしなければいけないの。
気持ちは分かるけど、そろそろ帰してあげてね。(微笑)

それにしても、お嬢様の『青行灯』…。
グリッタちゃんの紺色を基調とした和服…。
私の『からす天狗 うじゅ」さんの衣装…。

今年は皆、『青』を基調とした衣装となりましたね。
私たちの魂が、必然的に繋がっているかのようで嬉しいです。
それでは、記念撮影と参りましょうか。

>>845

ええ…。ドキュメントでも見たのですけれど、殺陣を含めて時代劇に関するお仕事を含めては
近年後進の育成が伸び悩んでいると聞いております。
時代劇は叔母の影響で私も隙ですが、近年見るものと言えば過去の再放送ばかりですね…。

東映太秦映画村へお嬢様と足を運んだ時に感じたのですが…。

それ以前に足を運んだ際にはやはり『時代劇』を前面に押し出し
邦画等を含めて我が国の映画の変遷に触れることが出来たのですが
今は『東映』のアニメや特撮をメインにしており
『時代劇』の要素は随分と薄まっている気がしましたね。

時代の変遷というのは、ある意味仕方がありませんが…。
再放送などが私達に過去の作品の素晴らしさを伝えて下さっているのは大きいと思います。
そうした地道な努力が改めてブームを呼ぶ事も決して珍しいものではありませんので。

あ、そろそろ時代劇の再放送の時間ですね。
お茶とお菓子の支度をして参りますので、ゆっくりと鑑賞していて下さいませ。

847 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/11/05(Fri) 20:16
昼行灯を自称するお嬢なら、仕事人の婿同心役が似合いそうですね。

おう八丁堀!仕事の依頼だぜ!

…すみません、調子に乗りました。



848 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/11/07(Sun) 05:50
読書の秋なので本を読んでます
有名な雪国を読んだのですが「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」は一瞬で読者を本の世界の中に引き込む名文ですね


849 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/11/07(Sun) 09:05
>>832-833(アーチェロお嬢様)

>まあ、ありがとうございます!
>車窓から見る景色がゆっくりと動き出す、その瞬間を見たいと思っておりました。

はい、そして私は景色と共にお嬢様の無邪気に燥ぐ(はしゃぐ)お顔を堪能させて頂きます。(微笑)
行先は更に先となりますが、一度降りるのはかつての古都…。
あの日の思い出が、昨日のように蘇って参ります。

>あっ、柚葉さん、富士山、富士山ですわ。
>なんて美しい…。

はい、そして富士と共に在る我が主の笑顔…。
澄み渡った空と新調されたお着物が、見事な調和を醸し出しております。
ふふっ…。先程から、画家のお嬢様の視線を感じますね。

「伊太利亜から来た大和撫子」と「霊峰富士」…。
新たな作品の予感がして参ります。

>白夜様のことですが、自己紹介されたとき『白夜様のことですが、自己紹介されたとき『飛縁魔』の御名を挙げておられましたが。』の御名を挙げておられましたが。

はい、私も『九尾の狐』と『飛縁魔』は全く別々の方であられますからそこが気になっていたのですけど…。
どうやら白夜様との間に縁のあられた方とのエピソードのようですね。
奥方様がお嬢様に意味深な事を仰られておりましたが、それらも旅先で追々語られましょう。

ならば、こちらからは余計な詮索は無用というものです。
白夜様とも縁と絆を深めながら、互いを知るのがよろしいですね。

…ちなみに旅先でもお嬢様のお背中を最初に流すのは、私のお役目です。
これだけは何方であろうとも譲れません。

>京乃つかさ様にお会いできるなんて、まことに僥倖でございました。

はい、大人数故に多少目立つのは無理からぬ事ではありますが…。
あの好奇心旺盛な性格は、現地の妖(あやかし)、神々のみならず
世界中から古都に来られるそのような方々と接してきたからではないでしょうか?

きっとあの方のアルバムにも、お嬢様や奥方様のお姿が加わるのでしょう。
…そしてお屋敷のアルバムにも、京乃つかささんのお姿が収まるのは必然ですね。
(記念撮影に使ったデジカメを手にしています。)

>わたくし如きものの力でもお役に立てれば良いのですが。

狭岡神社の次は、お車で共に佐保姫神社(天柵織姫神社)へ参拝の予定となっております。
特にこちらの件で、ご相談に乗って頂きたいとの事ですね。

850 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/11/07(Sun) 09:29
>>830(グリッタちゃん)
>>835-836(アーチェロお嬢様)

−新幹線の中の一連のやり取りを眺めながら−

ふふっ…。白夜様とグリッタちゃん、すっかり意気投合していらっしゃいますね。
種族的に近いというのもあるとは思いますが、それでもああして互いにすぐに心を許せるのは、
グリッタちゃんの笑顔とそれを優しく受け止める白夜様の懐の深さがあればこそ、ですね。

>…それはそうと、一方でときどき白夜様の方に熱い目を向ける方々が男女を問わずいらっしゃるのが
>気になりますが。あらあら、グリッタちゃんの小悪魔的…というか今回は天使的魅力が全開されたみたい。

グリッタちゃんの尻尾と可愛らしさににお子様が見惚れていたのをはじめ、
既にお客様の中にはお二人の在り方に気付いていらっしゃる方も多いようですね。
とはいえ、騒動に発展せぬようグリッタちゃんの所属する『本部」の方々が
取り計らってくれているのには感謝です。

これもアニメや漫画における『もふもふ天国』と申しましょうか…。
お二人の甘々なやり取りに、私も先程から口許が緩んでしまっています。(微笑)
奥方様も、お二人のやり取りを見ながら

「彼女を連れてきた甲斐があったわね。」

と満足そうでいらっしゃいますわ。
そして画家のお嬢様は…更なる作品の構想を練っておられるのでしょうね。

とはいえ、普通の電車と違って景色の移り変わりが早いのが新幹線です。
既に岐阜羽島を越え、滋賀県の米原に…。
この喉かな風景を越えると、すぐに京都ですから。
そろそろ、降りる心積もりをしなければ。

851 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/11/07(Sun) 12:33
>>845

はい、ご近所の年配の方々もよくそうおっしゃっています。
人情味に裏打ちされた展開、悪を懲らし善を勧める結末、明るく時に涙あふれる物語の数々。
それに応えてくれる時代劇が消えてゆくというのは寂しい、と。
わたくしがその方々より年上であるため、よく話題に出してくださるのです。

わたくしも京都旅行の太秦映画村で楽しませていただきましたから、そのお気持ちも分かりますわ。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=478946904&st=330&to=330&nofirst=true
「変身体験」で、振袖若衆の衣装を着て時代劇の世界の住人になったような気分を味わえました。
柚葉さんの武家御内儀は本当にお綺麗でしたわ…。

そう言えば、本年の初めに長きにわたって時代劇で活躍された名優が一人亡くなられましたわね。
福本清三様。
悪役一筋で凄みのある剣客を演じ、その長年の活躍が注目されアメリカ映画「ラスト・サムライ」にも出演。
そして「太秦ライムライト」では、主演を果たされた方。
その映画でも時代劇の減少に苦悩するベテラン大部屋俳優を演じておられましたが…。
厳しい現実を背景にした映画でしたが、時代劇を望む声があればこそこうした映画が制作されたのだ、
と思いたいです。

いつかまた時代劇の新作が作られて、お年寄りに限らず多くの人々の歓呼を得られる日が来てもらいたい
ですね。


852 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/11/07(Sun) 12:34
>>846(柚葉さん)

>今はお嬢様も私達使用人も、『伊都物語』を愛飲しております。

柚葉さんも同じ品を賞味していただけるのが嬉しいですね。
柚葉さんにお教えして気に入ってくださり、定期配送の手続きもしてくださって、たいへんありがたい
ですわ。
わたくしも、柚葉さんがお気に入りの『明治ブルガリアヨーグルト』を美味しくいただくようになりました。
さすがロングセラーなだけあって、酸味が程よくきいたお味は飽きることがございませんわ。

>それで、お嬢様の学校の演劇部の部長さんをお茶会にお招きした時に
色々と話を聞いて頂きました。

部長様、すっかり我が家のお客様として定着なさいましたね。
そして柚葉さんともこうしてご昵懇になられて嬉しゅうございます。

『からす天狗 うじゅ』様は前に柚葉さんから紹介していただいたキャラクターでしたが、図らずも
部長様もお気に入りだったようですね。
そして柚葉さんにとてもお似合いの衣装です…。
ミニスカで柚葉さんのおみ足を拝見できても嬉しかったのですが、袴にアレンジされたことでより和の
雅と大人の香気が醸し出され、端正なたたずまいが加えられて素敵でございます。

>お嬢様、グリッタちゃん、お疲れ様です。
>子ども達も私達の仮装やお菓子を喜んでくれて、楽しいお迎えが出来て何よりです。

柚葉さんもどうもお疲れさまです。
お蔭をもちまして、子どもたちに満面が満面の笑みを咲かせるのを見ることができてまことに喜ばしい
限り。
子どもたち一人一人の衣装も可愛くて、中にはゾンビメイドや人狼、吸血鬼の衣装の子がいるのも
嬉しゅうございます。
グリッタちゃんのお菓子は大好評で笑顔がさらに輝きを増していましたわね。

子どもたちに囲まれるグリッタちゃん、優しく諭していらっしゃる柚葉さん…、これまで以上に和やかな
この空間にいられることの何たる幸せでしょう…。

>今年は皆、『青』を基調とした衣装となりましたね。
>私たちの魂が、必然的に繋がっているかのようで嬉しいです。

はい、この素晴らしい合縁奇縁は確かにわたくしたちが築いてきた絆によるものでございましょう。
そして心からの歓びとしてこの胸をときめかせます。
記念撮影で留められたわたくしたち三人の姿、新たな宝が得られた縁に感謝いたします…。

>それ以前に足を運んだ際にはやはり『時代劇』を前面に押し出し
>邦画等を含めて我が国の映画の変遷に触れることが出来たのですが
>今は『東映』のアニメや特撮をメインにしており
>『時代劇』の要素は随分と薄まっている気がしましたね。

特撮と言えば、最近読んだ漫画「サムライせんせい」のことを連想いたします。
この作品は、幕末の志士・武市半平太様が現代にタイムスリップしてくるお話なのですが。
子どもたちを引率して戦隊ヒーローショーを見ている武市様に同行している方が、このショーを「歌舞伎や
浄瑠璃から派生したもの」と説明されていました。
時代劇を多数制作してきた『東映』が特撮ヒーローにその作劇の技法と精神を引き継いでいったのは
ある種の必然、時代劇の精神は今も生きていると実感させる場面でした。
いつか時代劇が復興する下地はちゃんとあるのだ、と今さらながら感じ入りましたわ。


853 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/11/07(Sun) 12:37
>>847

わたくしの昼行燈は正真正銘、本当のことですが、彼の仕事人の婿同心様は昼行燈は仮の姿、心はいつも
牙を研ぎ澄ませておられますゆえ、わたくしと一緒にされて苦い顔をなされないかどうか…。

ですが、十手持ちの同心を演じてみるのは惹かれますわね。
人知れず悪を懲らし、民の安寧を守る正義の味方…、心ワクワクいたしますわ。
ただし、わたくしにちょんまげが似合いますかどうか。
この長い髪ではかつらに収まりませんし、せっかく提案してくださったお客様をがっかりさせないと
良いのですけれど…。

あら、三女ちゃん、タブレットを持ってきてなんでしょう?
あらあらこれは、長い銀髪のお侍様ですか?…『白獅子仮面』?
なるほど、50年ほども前に放映されたテレビ特撮時代劇なのですか。
主人公は、南町奉行で大岡越前守様の下で『影与力』なるものを務める青年で、『白獅子仮面』に変身して
悪い妖怪たちと戦うのですね。
しかし、長い髪にウエスタンルックにパンタロンとは、また斬新と言うかなんというか…。

これをわたくしが着てアクションを演じるのですか?
お客様は全然調子に乗っていらっしゃらないと思いますが、わたくしの方が「調子に乗り過ぎ」と言われる
のではないかしら?


>>848
はい、まことに。

更けゆく秋の長い夜をじっくり読書にいそしみ、そこに描かれた世界にひと時遊ぶ…。
とても素敵な秋の過ごし方だと思いますわ。
そして、引用された一文は、風景の変化の鮮烈さを見事に映して居りましょう。
この最初の一文だけで別世界へと読者を惹き込む見事さは、さすが文学史に名を留める名作の序文で
ございますね。

「雪国」、お恥ずかしながらわたくしは未読なのですけれど、日本の心の美しさを映した素晴らしい小説
だとうかがっております。
いつかは時間を見つけてしっかりと呼んでおきたい一冊ですわ。

以下は余談でございます。
一昨年亡くなられたイラストレーターの和田誠様の多数ある著書の一つに『倫敦巴里』というご本がございます。
創意あふれる様々なパロディーを掲載した本ですが、その中に『雪国』文体模写シリーズと称して
「雪国」の冒頭部分を様々な作家が書いたなら、という設定でいろいろな文章が載せられておりました。
植草甚一、野坂昭如、星新一、長新太、横溝正史、井上ひさし、つかこうへい…、といった錚々たる作家の
文体で描写しております。
「もう一度 倫敦巴里」というタイトルで、かの密林通販でも扱っておりますし、元の版も日本最大級の
彼のオークションに出品されております。
ご興味があればお買い求めになられるのも一興かと存じますわ。

(申し訳ございませんが、この後のご返事は後刻とさせていただきます。)

854 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/11/09(Tue) 06:44
>>839(グリッタちゃん)
>>842(アーチェロお嬢様)

>わぁ、よもぎ餅、おいしそう!
>じゃあ、お一ついただきま〜す!(ぱく)

こちらでも、グリッタちゃんと意気投合した朱瑠ちゃんとのやり取りが…。
何と言いましょうか、グリッタちゃんが側にいると目の前の出来事が全て
日常系アニメに見えてきてしまいますね。(微笑)

グリッタちゃんなら主役でも、主人公のお友達ポジションでも
どちらも完璧にこなしてしまいそうです。

では私もお言葉に甘えて…。
朱瑠ちゃん、お一つ頂戴致します。(ぱく)

>(お賽銭と参拝をきちんと終えて、佐保姫様と白鹿さんのお待ちしている場所に着きました。)

佐保姫様、ご機嫌麗しく…。
今年は何度も私達の街までご足労頂き、誠に有難うございました。
此度はこうして佐保姫様のおわす地において快く出迎えて下さり、感謝しております。

お嬢様と私達お屋敷の一同からは、私達の街の御贔屓の和菓子屋さんの秋の銘菓を…。
そして土地神様からは門前の名物のもなか、饅頭の詰め合わせになります。
どうぞ、受け取って下さいませ。

>白鹿さん、お久しぶりですっ♪
>(嬉しさのあまり抱きついちゃいました)

あらあら…。きちんとご挨拶を終えた後はいつもの無邪気なグリッタちゃんになられましたね。
でも思えば、こうして佐保姫様と白鹿さんとの間に御縁が生まれたのも
あの娘がGMWの際に「私達の街の神社に参拝したい」と希望されたのが切っ掛けでしたね。

グリッタちゃんと白鹿さんの甘酸っぱくて素敵な光景がこうして生まれたかと思うと、
尚更幸せな気持ちになりますね。(微笑)

>それでは約束していた通り、今日は奈良公園であなたのお友達といっぱい遊びましょうね♪

はい、この後佐保姫様の社にお参りした後は正に「メインイベント」です。
グリッタちゃんは存じておられるかと思いますが、佐保姫様の社周辺は
少し道が狭い上に交通量が多いので、お互いに気を付けましょうね。

>…『風蘭寺』ですか?
>その場所でしたら、駅へ行く途中になりますから大丈夫だと思います。
>柚葉さんに相談してみますわ。

承知致しました。
それでは3日目の帰りに、お時間を取らせて頂きます。
それと、ここで少しばかりお話しておきたい事が…。
お車は京都の営業所で返却する事も可能だそうです。
帰りの際に京都までは、レンタカーで直接向かわれてもよろしいかと…。

(すみません、続きます。)

855 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/11/09(Tue) 08:01
(続きです)
>>842-843(アーチェロお嬢様)

それではお嬢様、一同、佐保姫神社へ…。
グリッタちゃん、それでは運転をお願いします。
くれぐれも、お気を付けて…。

(佐保姫神社へ参拝しました)

誠に恐れながら…。
狭岡神社の規模とは対照的に、今はこの小さな祠で祀られておられるのですね。
それでは、このお地蔵様は?

佐保川の橋の改修工事の際に出土されたお地蔵様なのですか。
この方々も、佐保姫様由来の地を守っておられるのですね。

この御神木と小さな祠…。
少しばかり、御神木にお手を触れてもよろしいですか?

(ヒーリングの要領で、霊気を込めて御神木に触れてみました)

恐れながら…やはり御力が弱まっておられます。
それで、信仰のための助力を欲しておられるのですか。
お嬢様の神無月の鎮座だけでなく、何かしら御力になれぬものかしら…。

お嬢様、先程の狭岡神社の光景と同じくこちらの風景も「魔石」に収めて下さいませ。
画家のお嬢様、今回の旅行の後佐保姫様由来の地を作品として描いて下さいますか?
無論、お礼はさせて頂きますわ。
豊富な秋の味覚をもって…。

(この後、佐保川天満宮にお参りしようとしましたが…)

そうですか…。
こちらは自治会の施設の中に鎮座されており、勝手に出入りは出来ないのですね。
それでは、こちらは神無月の時にお嬢様に来て頂きたいと…。
承知致しました。その際には、何卒よろしくお願い致します。

(この後、念願の奈良公園へ参りました。)

東大寺の大仏様への参拝も終えて、いよいよ鹿さんとお会い出来ますね。
それでは皆様、パンフレット等はバッグの中に仕舞いましょう。
注意書きにもありましたが、鹿さんは観光客の手にあるものを餌と認識してしまうそうなので…。

鹿せんべいは、公園のあちらこちらで売られているのですね。
では私、買って参ります。あら?あらら…?

(鹿せんべいの売り場に並んだだけで、鹿さんが集まってきました)

…ここに並ぶ観光客は、既に鹿せんべいをくれるのだと認識しているのですね。
お嬢様、グリッタちゃん、申し訳ありませんが一緒に並んで下さい〜!
私が皆様の分の鹿せんべいを抱えたら、鹿さんに囲まれて動けなくなってしまいます〜!

(皆さんに鹿せんべいを配り終えました)

既に雄鹿さん達は、角を切り終えてあるのですね。
これならお怪我をされる心配も小さく、何よりです。

はいはい、一匹一枚ずつですよ。
ほら、大きいあなた、あなたはもう食べたでしょう?
次は、こちらの小さい雌鹿さんの番です。

(皆思い思いに、鹿さんと戯れておられます)

あら?流石はこの地におわす佐保姫様。
鹿せんべいを手にしておられなくとも鹿さん達が…。
首を垂れて挨拶をされているようですね。

そして白鹿さんとグリッタちゃんにも…。
白鹿さんと共におられる事で、グリッタちゃんにも同様にご挨拶なさっています。
グリッタちゃんは他の動物さんと通じ合えるそうですから、尚更仲良しさんですね。(微笑)

と、和んでいる内にあっという間に鹿せんべいが無くなってしました。(汗)
あらあら、お嬢様のお着物の袖を引っ張って…。

あ〜!お嬢様のその御着物は新調したばかりなのです!
どうぞ、お止め下さいませ!
すぐにまた買って参りますから、どうかお待ち下さい!(汗汗)

オルキデア様は如何かしら?
白夜様と共に、鹿さん達と戯れておられますね。
鹿せんべいが無くなってしまい、ねだられて困っている画家のお嬢様に群がる鹿さんに
優しく言い聞かせていらっしゃいます。

そしてレイナさんと三姉妹さん、サライさん、久地崎さん親娘も…。
この光景、きっと一枚の絵になるのではないかしら?
お嬢様、『魔石』に収めて頂けますか?
きっと画家のお嬢様が、素敵な題材にして下さいますわ。

…これまでも交流を深めた事で、私も画家のお嬢様に影響されているようですね。

856 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/11/09(Tue) 19:33
>>840

紅葉狩りって、宴会ってイメージじゃないですよね。
でも、私は好きですよ?
私自身お散歩が趣味だし、紅葉が綺麗な場所を色々見て回るのって
楽しいと思うんだけどな。

じゃあ、美味しいお弁当用意したら楽しいって思ってもらえるかな?

>>845

アーチェロさんや柚葉さんも言ってますけど、今は再放送がほとんどで
昔から続く有名なシリーズは終わっちゃってるのが多いですよね。

でもきっと、無くなることは無いと思います。
再放送が昔からの良さを伝えてくれてるし、新しいシリーズがあると
色々と話題にもなりますから。

あ、そろそろ見せ場のお裁きのシーンかな?
(尻尾を振りながら居間に向かいます。)

>>847

あ、何だかカッコいいかも!
普段から着物が似合うアーチェロさんなら、お侍さんの格好しても似合いそうですね!

それにアーチェロさんくらい美人なら、男装って憧れちゃう…。
かつらとか無理に付けなくても、髪を少し結えばいいんじゃないかな。

じゃあ私は、頼み人の女の子かな?

(アーチェロさんから着物を借りました)

悪い高利貸しに騙され、おとっつあんは死ぬまで働かされて、私は女郎屋に売られました…。(しくしく)
どうかこれで、恨みを晴らして下さい…。

>>848

「雪国」かあ…。川端康成さんの小説ですね。
私も以前、北海道に一人旅したことがあるから何となく思い出しちゃいます。

かつてのご主人様のところの先輩だった千夜さんとお別れして…。
寂しさを隠せない私に、「一度お休みを取りなさい」ってご主人様が優しく言ってくれて…。

それで北海道まで旅してきたんです。
ご主人様、千夜さん、元気にしてるかな…。

折角だし、私も読んでみようかな?
電子書籍は、すぐに買えるし便利ですね。
あ、私温かいお茶を用意してきます。(パタパタ)

857 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/11/09(Tue) 21:43
>>842-843(アーチェロさん)

>「また君に会えて嬉しいよ。
>可愛い人狼の乙女子(おとめご)。」

女神様に可愛いって言ってもらえるなんて…。(照)
嬉しくて、甘えたくなっちゃいます…。
(佐保姫様のお膝でゴロゴロ)

あ〜!ごめんなさいっ!何だか春風に当てられたような気持になっちゃって、つい…。
さすがは春の女神様だなあ…。

>「あ、ありがとうございます…、すごく嬉しくて…ええっと、その、た、大切にします。
> グリッタお姉さん…。」

えへへ〜♪佐保姫様、私たちのこと、夫婦(めおと)みたいだって♪
それじゃ佐保姫様、今日は是非とも白鹿さんとご一緒させて下さいっ!

>あらあら、白鹿さんが深々とおじぎをする暇もあらばこそ、グリッタちゃんに抱きつかれて固まって
>しまいました…。

わわっ!ごめんごめん!
じゃあ、お詫びするからすぐに動けるようになってね♪
(白鹿さんのほっぺたにキスしちゃいました♪)

それじゃ行きましょう。
私も、あなたに再会できる日をずっと待ってましたから。
ほら、こうして手を取り合って、奈良の街を一緒に…。

(佐保姫様の温かい風に吹かれながら、手を取り合って歩いていきます)

>>854-855(柚葉さん)

>グリッタちゃんは存じておられるかと思いますが、佐保姫様の社周辺は
>少し道が狭い上に交通量が多いので、お互いに気を付けましょうね。

はい、ここからはお仕事ですね。
運転手は、責任重大ですから。
観光客の皆さんも増えてくる時期ですし、気を付けないと。

(柚葉さんのお話を聞いて)

色々と、佐保姫様も大変なんですね。
失礼ですけど、折角佐保姫様の名前の神社なのに、
狭岡神社に比べると規模が少し小さいかな…。

あの…。今回の佐保姫様との交流について私と同じようにこの国で働いている異種族の皆さんにも
伝えさせて頂いてもいいですか?
また奈良を訪れる時には、私の仲間と一緒に参拝したいです。

>お嬢様、グリッタちゃん、申し訳ありませんが一緒に並んで下さい〜!
>私が皆様の分の鹿せんべいを抱えたら、鹿さんに囲まれて動けなくなってしまいます〜!

わわっ!鹿さんたちが、鹿せんべいを買う前から「ちょうだいちょうだい」って集まってきてる…。
これじゃ、柚葉さんが大変ですね。
分かりました。私も行きま〜す!

(白鹿さんたちに鹿せんべいをあげてます)

よしよし、お腹空いてたんだね〜♪
でも一匹一枚ずつだよ?お腹空いてるのは同じだからね。

あ、座って休んでる鹿さんもいるんだね。
よしよし、あなたにもあげる。
え?おっきい鹿さんが後ろから…。

わわっ、すぐにあげるから引っ張らないで〜!
きゃ〜ん♪帽子は咥えちゃダメ〜!あ…。

(尻尾が脱げて、耳が出ちゃいました。)

えっ?観光客の皆さんが一気に集まっちゃいました…。
え、え〜と、私、他の街から観光に来たんです…。
今はパン屋さんでお仕事してるんですけど…。

「あ、すみません、このお姉さんは僕と一緒に来てますから…。
それから君、早くグリッタお姉さんに帽子を返してあげてね。
あんまり、イタズラしたら駄目だよ。
すぐに、鹿せんべいをあげるから待っててね。」

白鹿さん…。ありがとうございます。

>と、和んでいる内にあっという間に鹿せんべいが無くなってしました。(汗)
>あらあら、お嬢様のお着物の袖を引っ張って…。

柚葉さ〜ん、新しい鹿せんべいを買ってきました〜!
お腹空いてるからって、アーチェロさんにあんまりイタズラしちゃダメっ。
ほら、あなたにもあげるからね。

…でも鹿さんと仲良しのアーチェロさんと柚葉さん、絵になるなあ…。
二人とも、「大和撫子」ですもんね。
それに何より、ここが「大和」ですし…。

画家のお姉さん、きっと帰ったら大忙しじゃないかな…。
皆さんが思い思いに鹿さんと遊んでる光景、本当に楽しそうですから。
もしアーチェロさんと柚葉さんが鹿さんと遊んでる絵を描いてくれたら、見てみたいなあ。

858 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/11/10(Wed) 21:31
>>849(柚葉さん)

>はい、そして私は景色と共にお嬢様の無邪気に燥ぐ(はしゃぐ)お顔を堪能させて頂きます。(微笑)

そうあらためて言われるとちょっと恥ずかしいですけれど。
車窓に広がるこの景色を見ていると、思わず見とれて声も弾むのを抑えきれませんわ。

>はい、そして富士と共に在る我が主の笑顔…。
>澄み渡った空と新調されたお着物が、見事な調和を醸し出しております。

まあ、そんな…。(高揚による火照りに恥ずかしさも加わって、きっとわたくしの頬は真っ赤でしょう。)
日本屈指の絶景と一緒に見られながら、そんな風に言っていただけると顔が熱くなってしまいます。
柚葉さんの花のかんばせこそ、この佳景の中でじっくりと拝見したいところですのに。

>ふふっ…。先程から、画家のお嬢様の視線を感じますね。
>「伊太利亜から来た大和撫子」と「霊峰富士」…。
>新たな作品の予感がして参ります。

ええっ?ちょっと、画家のお嬢様。
富士山をお描きになるのはわたくしもとても嬉しいですけれど、わたくしも一緒にだなんて。
こんなわたくしでは、引き立て役にもならないですよ?

「ちょっとぉ、アンタはおだまんなさいよぉ。
 この子にはねえ、誰にも邪魔されずに描きたいものを描いてほしいんだからぁ。
 アンタのことだってしっかりアートとして絵の中に居場所を作ってくれるわよぉ。」

…失礼いたしました。
正直言って恥ずかしいですが、頑張って耐えますわ。
お嬢様が描かれる富士山、とっても楽しみです。

思い出しますわね、かつて故郷の城館で見た北斎翁の富士山の版画から受けた衝撃…。
「凱風快晴」や「山下白雨」にしげしげと見入り、そしてかなり本気で思ったものでした。
お母様のようにオランダ船に便乗して日本へ行き、北斎翁に直接お会いしたい、と。
その後もお母様がわたくしを描かせるために城にお呼びになる画家に対してもしばしば、
「あなたは富士山を見たことがあって?もし絵に描いていたなら見せていただけない?」
と聞いたものでした…。

そして今こうしてまた美の神に寵愛されるお嬢様が富士山の絵を描かれている…。
完成しましたらぜひ拝見させてくださいませ!

(すみません、続きます。)

859 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/11/10(Wed) 21:32
>>849(柚葉さん)(続きです。)

>はい、私も『九尾の狐』と『飛縁魔』は全く別々の方であられますからそこが気になっていたのですけど…。

やはり柚葉さんもそうでしたか。
同族のことであれこれ申したくはありませんが、柚葉さんの身に流れるその『贄の血』のことを思いますと、
万全を尽くしてこの旅に憂いを伴わぬようにしたい、と思っておりました。
お母様が折り紙をつけて保証してくださったので安心しましたわ。

>…ちなみに旅先でもお嬢様のお背中を最初に流すのは、私のお役目です。
>これだけは何方であろうとも譲れません。

静かだけれど熱のこもったお言葉。
ありがとうございます…、わたくし今宵の湯浴みがとても楽しくなってまいりました。

「まあ、そういう流れになるわよねぇ…。
 ちょうど良い、といったらアレだけど、柚ちゃんにも一緒にいてもらった方が良いかもしれないわね…。
 白夜ちゃんのことを思うと。」

お母様は色々お考えのようですけれど、柚葉さんのおっしゃるとおり今は詮索せず、互いをより良く知れる
ように旅を楽しんで参りましょう。

>きっとあの方のアルバムにも、お嬢様や奥方様のお姿が加わるのでしょう。

わたくしたちに物怖じせずにいっぱいシャッターを切っていらっしゃいましたからね…。
あの方のアルバムだけに留めていただくようにお願いはしましたけれど。
全く外へ漏れないかどうか、少し気になります。
『京洛降魔』…、叔母上様が活躍なされるかのドラマCDのタイトルの如く、京都は魔の者が多く住まう都。
その方々の関心がこちらに向かないと良いのですけれど。

>狭岡神社の次は、お車で共に佐保姫神社(天柵織姫神社)へ参拝の予定となっております。
>特にこちらの件で、ご相談に乗って頂きたいとの事ですね。

せっかくご縁をいただいたのでございます。
前にも申したとおり、わたくしでできることならお手伝いさせていただきとうございますわ。
今年の出雲大社での神在祭は11月14日(日)?月21日(日)。
土地神様の社でのご奉仕もありますゆえすべてを佐保姫神社に注力するのは難しいですが、できるだけの
ことはいたしたいですわ。

(わたしにもできることがあると思うよ。だからあんまり考え込まなくて大丈夫。)

…あら?
今頭の中に響いた声はどなたのものでしょう?
白夜様はウトウトしていらっしゃいますし、他の誰のものでもなかったようですが…?

(答えは見つからないまま、わたくしたちは一路西へと向かいました。)

(続きのお返事は後刻とさせていただきます。)


860 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/11/10(Wed) 21:37
訂正でございます。

>今年の出雲大社での神在祭は11月14日(日)?月21日(日)。

今年の神在祭は11月14日(日)〜11月21日(日)でございます。
失礼いたしました。

861 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/11/11(Thu) 07:25
>>850(柚葉さん)

>種族的に近いというのもあるとは思いますが、それでもああして互いにすぐに心を許せるのは、
>グリッタちゃんの笑顔とそれを優しく受け止める白夜様の懐の深さがあればこそ、ですね。

お二人のご様子を見ていると、まるでずっと昔からのお友だち、あるいは姉妹のように見えてまいります。
系譜から申せば、仲間との暮らしを大切にする狼と群れを作らない狐という違いがあるのですけれど。
白夜様があれほどグリッタちゃんのことを慕わしそうに接していらっしゃるのを見ていますと…。
何かとても深い孤独から救われたかのような…、ふとそんな風に見えてしまいます。
わたくしの気のせいなら良いのですが…。

>とはいえ、騒動に発展せぬようグリッタちゃんの所属する『本部」の方々が
>取り計らってくれているのには感謝です。

まあ、「本部」の方々が?
なるほど、人間界に異種族のメイドを派遣する「本部」なる組織はメンバーに対するフォローも見事な
お手並みですのね。
考えてみれば、異種族を敵視する勢力は今も人知れず蠢動しているのですから、「本部」はそうした『裏』の
活動も揺るがせにはしないでしょう。
人と異種族との間の平穏と均衡の維持…、ご母堂様のご献身にも通じる尊いお仕事と申せましょうか。
できましたら、この旅行の後も白夜様と「本部」との絆が続いてほしゅうございます…。

>そして画家のお嬢様は…更なる作品の構想を練っておられるのでしょうね。

京都、奈良と日本の古式ゆかしき場所、神様との出会い、可愛い鹿さんたち。
お嬢様の心を躍らせるモチーフがきっといろいろあるかと思います。
どんな構想が頭の中に生まれているのか、と思うとワクワクしますね。
そして、それと共にお腹の空き方もさらに加速するでしょう。
可愛いお口に食べ物を運ぶことを忘れてはなりませんわね。

「わたしもそれを予想して、いろいろ用意してきました!
 よもぎ餅だけじゃありませんよ。
 よもぎ団子によもぎパウンドケーキも…。」

「はあ…、朱瑠ったら、何でこの子はこんなによもぎ推しなんだろう…。
 わたしは苦手だって言ってるのに。
 だいたい、二口女がよもぎが好きって…。」

「あら、奈良にだって同族がいるかも知れないし、人間のお父さんを守ったお母さんを恨んでる人
(妖怪だけどね)もまだいるそうじゃない?
 わたしがよもぎを持っていたら、いざというとき身を守る役に立つかも知れないじゃない?」

まあまあ、朱瑠さまはお母様のこと身を気遣っていらっしゃるのね。
朱乃様、良いお子さまを持たれましたね…。

「わたしとしちゃあ、自分の始末は自分でつけるから、画家のお嬢でも誰でもいいから、早くよもぎ入り
菓子を食べ切っちゃってほしいんだけどね…。」

(皆で談笑しつつ、わたしたちは京都を間近にして、降りる準備を始めます。)

(続いてのお返事は後刻とさせていただきます。)


862 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/11/13(Sat) 15:18
>>840
>>844(アーチェロお嬢様)

確かに、紅葉を楽しむというのは桜の時期のお花見のように宴会というイメージではありませんね。
グリッタちゃんも仰っていますが、紅葉の綺麗な場所を求めて野山を歩き回る「紅葉狩り」が
一般的なイメージではないかと思います。

紅葉を見ながらの宴会が無いというのは、やはりこの時期の気温が外で長い時間飲食を楽しむのに
向かないからかも知れませんね。
一所に留まるのは昼食を楽しむ程度の時間に留め、また歩く方が体も温まり易くてよろしいかと。

では一度、私達の街の土地神様の神社に参拝されるのは如何でしょうか?
土地神様はお酒が好きな方でして、この時期はフランスのボージョレ・ヌーボーをお土産に持参すると
とても喜ばれます。
勿論それだけでなく、お重やお酒に合うスイーツも準備させて頂きますわ。

それではお嬢様、土地神様に持参するベリーチーズタルトが焼き上がりました。
一度、試食して頂けますか?
無論、お客様も是非召し上がって下さいませ。

>>847
>>853(アーチェロお嬢様)
>>856(グリッタちゃん)

お嬢様が時折「昼行燈」を口にされると、時代劇の「必殺!」シリーズの主役である
婿同心さんを思い浮かべてしまうのは時代劇好きな叔母の影響かしら。(笑)

ええ、お客様の台詞、決まっていましたよ。
何だか、私もノリノリでお付き合いさせて頂きたくなる程に…。

お嬢様、無理にかつらを付ける必要は無いと思いますよ。
女性の方が格好いい侍の役を演じるのも昨今は珍しくはありませんから。

>「白獅子仮面」

こちらは、私も初耳ですね。
大岡越前の元で人知れず悪を凝らす正義の味方ですか…。
仮にお嬢様が演じるとすれば、銀髪がさぞや映える事でしょう。

…話は戻りますが、八丁堀の婿同心さんはどちらかというと「ダークヒーロー」ですからね…。
「俺達は正義の味方なんかじゃねぇ」とよく仲間の方を窘めていらっしゃいますから。
でも、あくまで演劇としてお嬢様がそういった役を演じるのも見てみたいかも…。

>じゃあ私は、頼み人の女の子かな?

何だかんだで、グリッタちゃんもノリノリですね。
では同じ仕事人仲間はレイナさん、次女さんに務めて頂くとして…。

私は部長さんと一緒に、婿同心さんの家の嫁姑さんを演じようかしら。(笑)

「ムコ殿は、そのようにだらしがないからいつまで経っても出世出来ないのです!」

…すみません、ついつい私も調子に乗ってしまいました。

>>848

ええ、落ち着いた時間に嗜む読書はお休みの日の午後の醍醐味です。
実は最近、電子書籍で好きな歴史小説が殆ど無料で入手出来ましたので
今はそちらを読ませて頂いております。

雪国、ですか…。
そちらは私も未読なのですけれど、少し興味が湧いて参りました。
今読んでいる作品が一段落しましたら、入手してみようかしら。

何と言いましょうか、我が家のお嬢様と雪景色は、銀髪と着物姿と相まって
随分と絵になると思います。
北国へ向かう列車にお嬢様と共に乗り、外から見える雪景色を共に眺めながら…。
そして、静かに微笑むお嬢様の横顔を見つめて…。

…ごめんなさい、お客様の仰られた一文から自分の世界に浸ってしまいました。(微笑)



863 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/11/13(Sat) 20:54
空気が乾燥するようになりいたるところで火災の注意をしてますな


864 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/11/13(Sat) 21:20
>>863

はい、「火の用心」の呼び掛けと、火災防止や安全のための見廻りは
私達の町内会でも大切な役割の一つです。

先週の日曜日には土地神様の神社で「火の用心」のお札を頂いて
ご近所に配布しましたし、回覧板の予定でも来週は我が家が見廻りの当番を
務める事になっております。

夜はやはり冷え込むようになりましたが、だからこそお嬢様のお好きな甘酒が
美味しい季節でもあるんです。
先日、お嬢様のクラスメイトの軽部さんと家族の方が見廻りをされた後、
甘酒を振る舞った時にはとても喜んで下さいました。

次に私とお嬢様が見廻りに行く前にも、きちんと甘酒の準備をしてから
出向くつもりです。
よろしければ、お客様も一杯召し上がっていかれますか?

865 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/11/14(Sun) 12:04
(すみません、お返事の順番を少し変えます。)

>>854(柚葉さん)
>>857(グリッタちゃん)

>嬉しくて、甘えたくなっちゃいます…。
>(佐保姫様のお膝でゴロゴロ)

「ああ…、君は本当に甘え上手だね。
 わらわの膝からほんわかした温かみが全身に広がっていくよ。
 わらわも君に甘えても良いかな?
 といいつつ、もうふわふわした毛並みを撫でてしまったよ。
 気持ちが良くて、このまま君を抱きしめて眠ってしまいそうだ。
 春の女神に季節外れの春眠を覚えさせるとは、まったく後生畏るべし、とはこのことじゃないか。」

>わわっ!ごめんごめん!
>じゃあ、お詫びするからすぐに動けるようになってね♪
>(白鹿さんのほっぺたにキスしちゃいました♪)

「きゅ〜…。」

あらあら…、白鹿さん湯気を出して目を回してしまいましたわ。
もう、グリッタちゃんったら優しいお姉さんでしかも小悪魔って、最強じゃありませんか。
見ているこちらまで見も心も紅く火照ってしまいますわ。

>何と言いましょうか、グリッタちゃんが側にいると目の前の出来事が全て
>日常系アニメに見えてきてしまいますね。

はい、グリッタちゃんがいるだけで空気が変わりますよね。
毎日のパン屋でのお仕事、わたくしたちと一緒に過ごしてくださる数々の行事、すべてがのんびりまったり
楽しめる、アニメのように明るく彩られているのではないかしら。
お店でのグリッタちゃんのご様子はまだあまり拝見したことはございませんけれど、手作りのパンが
会心の出来だった時の笑み、お客様にパンを使ったレシピを聞かれた時に身を乗り出して答えられる
キラキラの表情…。
大きな事件が起こったわけでもないのに一コマ一コマが見ていて心和む漫画の一コマのようですわ。
「街角パン屋のウェアウルフ」とかのタイトルで、どなたか実力のある作家さんに描いていただきたけ
たら嬉しいですね。

そういえば、「となりの吸血鬼さん」のコミックス第5巻にはスイーツ店が舞台の「ふわふわパティスリー」が
収録されていましたけれど。
グリッタちゃんが主人公なら、あの作品にも負けない楽しいお話ができあがりますわ、きっと。

(すみません、続きます。)

866 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/11/14(Sun) 12:05
(続きです。)

>>854(柚葉さん)
>>857(グリッタちゃん)

>佐保姫様、ご機嫌麗しく…。
>今年は何度も私達の街までご足労頂き、誠に有難うございました。

「侍女殿も息災で何よりだね。
 こうして参詣してもらえてとても嬉しいよ。
 最近は地元の参拝客もだんだん足が遠のいてね…、っとそれは神たるわらわの不徳によることかも知れないな。
 でも、実際供物が少なくなるのは寂しいからね。」

>お嬢様と私達お屋敷の一同からは、私達の街の御贔屓の和菓子屋さんの秋の銘菓を…。
>そして土地神様からは門前の名物のもなか、饅頭の詰め合わせになります。

「やあ、これは嬉しいね。
 そなたが持ってきてくれたなら折り紙付きであることは間違いないのだろう。
 そして土地神からも進物かい?
 遠方の友の心遣い、痛み入るよ。

(佐保姫様はお酒が入っていないと、端麗な立ち姿、涼やかな声音、とまさに春の女神のイメージそのものですね…。)

>でも思えば、こうして佐保姫様と白鹿さんとの間に御縁が生まれたのも
>あの娘がGMWの際に「私達の街の神社に参拝したい」と希望されたのが切っ掛けでしたね。

「わらわにとっても僥倖であったよ。
 神や神使とて、こうして他人の作る縁によって結ばれ助けられる、その証しを目の当たりに見られるのは
 本当に嬉しいね。
 まったくどうだろう、あの白鹿の嬉しそうな表情といったら。
 わらわの神前で、我が子の祝言を見て泣く親を何度も見たけれど、いずれわたしも同じ気持ちを味わうのかな。」

>はい、この後佐保姫様の社にお参りした後は正に「メインイベント」です。
>グリッタちゃんは存じておられるかと思いますが、佐保姫様の社周辺は
>少し道が狭い上に交通量が多いので、お互いに気を付けましょうね。

「やれやれ…、わらわの社に来られるのは少し気が引けてしまうのだけれど。
 これがわたしにとっていちばん知ってもらわないといけないから、致し方なしだね。
 なんといっても、間近に迫った神在祭までに吸血姫の助勢を願いたいところだからね。」

はい、できるだけのことをさせていただきますけれど…。
至らぬこともあるかとございましたら、何とぞお許し下さいませ。

(わたしもいるからね、頑張らせてもらうわ。
 …ただし、佐保姫様が認めてくれれば、だけれどね。)

また声がいたします。
いったいどなたかしら?

>承知致しました。
>それでは3日目の帰りに、お時間を取らせて頂きます。

「ありがとう〜。
 京都まで車で行けるなら時間を取ってもらえるかな〜?
 運転のこと、大変になっちゃうかもだけど、ごめんね、よろしくだよ〜。」

さて、白鹿さんはもう立ち直られたでしょうか?

>それじゃ行きましょう。
>私も、あなたに再会できる日をずっと待ってましたから。

あらあら、グリッタちゃんとしっかり手を取り合われて。
最初の出会いのときの怖がる様子はもう微塵も無くて、すっかり熱々ですわ。
二人の初デートの映像も、しっかり魔石に納めておきましょう。


867 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/11/14(Sun) 12:08
>>855(柚葉さん)
>>857(グリッタちゃん)

(佐保姫神社へ参拝いたしました。)

>誠に恐れながら…。
>狭岡神社の規模とは対照的に、今はこの小さな祠で祀られておられるのですね。

>失礼ですけど、折角佐保姫様の名前の神社なのに、
>狭岡神社に比べると規模が少し小さいかな…。

はい、柚葉さんとグリッタちゃんの言うとおり、正直申しまして意外の感はありますね。
佐保姫様ほどの方をご祭神とするにしては、ずい分こじんまりしています。

「なに、わらわはさほどの伝承も無い、数多の神の中の一柱でしかないよ。
 ただ、桜花を咲かせ春の訪れを告げるゆえに、人々の歓びと共に在ったのは確かだからね。
 これからもその歓びを支える神で在りたいわけさ。」

「うんうん、朱瑠も分かりますよ〜。
 桜餅、春の七草まんじゅう、そしてよもぎを使った草餅…、春は美味しさいっぱいの幸せな季節ですよね〜。」

>それでは、このお地蔵様は?
>佐保川の橋の改修工事の際に出土されたお地蔵様なのですか。

「ずっとわらわと一緒にいてくれる大切な友だからね。
 彼にもお供えをしてもらえるかな?」

「はい、それではよもぎ団子をお供えさせていただきますね!」

「朱瑠、まずわたしが参拝してからにしてよね。お供えされたら近づけなくなるじゃないか。」

>この御神木と小さな祠…。
>少しばかり、御神木にお手を触れてもよろしいですか?

あら、お地蔵様の祠の裏にご神木が立っていらっしゃるのですね。
ですが…、これはまたずい分悄然としてしまっていらっしゃいます。
ここで柚葉さんのお力はまさに干天の慈雨と申せましょうか。
少しでも元気になってくださると良いのですが。

>お嬢様の神無月の鎮座だけでなく、何かしら御力になれぬものかしら…。

わたくしが助力させていただくのにも限りがございますから、他の方の日々のお助けが、何よりも信心が
集まることが大切ですわね。

>お嬢様、先程の狭岡神社の光景と同じくこちらの風景も「魔石」に収めて下さいませ。

ええ、この祠の姿を見る人が増えれば現状に胸を痛める方もきっと少なからずいらっしゃいましょう。
なんと申しましても、日ノ本で最も愛されている花に祝福を下さる女神様のおわす場所なのですから。

>画家のお嬢様、今回の旅行の後佐保姫様由来の地を作品として描いて下さいますか?
>無論、お礼はさせて頂きますわ。
>豊富な秋の味覚をもって…。

「う〜ん、この子は本当に自分が『描きたい』と思えないと筆が執れない子だから、どうかしらねぇ?
 …と思ったら、さっそく描き始めたわねぇ。
 だけど、今度はスケッチが終わるまで梃子でも動かないと思うわよぉ。」

>あの…。今回の佐保姫様との交流について私と同じようにこの国で働いている異種族の皆さんにも
>伝えさせて頂いてもいいですか?
>また奈良を訪れる時には、私の仲間と一緒に参拝したいです。

「ああ…、もちろんお願いしたいよ。
 こんなに皆の助力をすぐ得られるなんて、わらわも皆の心を受けて、神力が高まってきたようだよ。
 今まで確かに春の訪れを、人だけではなく山精木魅もあまねく喜んでくれているとは分かっていたけれど。
 こうして多くの善意が集まってくれるとは、なんて嬉しいことだろう。
 こうした縁はずっとずっと大事にしていきたいよ。
 …そして、失われたと思っていた縁もまた取り戻せたると良いのだけれど…。」

あら…?
佐保姫様の目がちらちらと白夜様を見ているようですけれど。
そう言えば、佐保姫様と白夜様、まったく言葉を交わしていらっしゃらないようですけれど。
何か曰く因縁でもあるのかしら…?

(すみません、続きます。)

868 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/11/14(Sun) 12:13
(続きです。)

>>855(柚葉さん)
>>857(グリッタちゃん)

(奈良公園にまいりました。)

>東大寺の大仏様への参拝も終えて、いよいよ鹿さんとお会い出来ますね。

大仏様にご挨拶ができて良かったですわ。
恐らく開眼のときから変わらぬ威厳と慈愛を以て人々を眼下にご覧になっていらっしゃるあのお姿は、
長年にわたり信心を集めていらしたからでしょうね。

…柱くぐりは少し難儀しましたが、これで『無病息災』のご利益がいただけると思うと嬉しいですね。

…などと冷静になっていられるのももう限界のようですわ。
鹿さん…そこにもここにも愛らしい鹿さんがいっぱい…。

>お嬢様、グリッタちゃん、申し訳ありませんが一緒に並んで下さい〜!

>分かりました。私も行きま〜す!

あらあらあら…、これはいけません、わたくしも今まいります!

>はいはい、一匹一枚ずつですよ。
>ほら、大きいあなた、あなたはもう食べたでしょう?

>よしよし、お腹空いてたんだね〜♪
>でも一匹一枚ずつだよ?お腹空いてるのは同じだからね。

お二人とも、優しくみんなにおせんべいがいきわたるように、一頭一頭に語りかけていらっしゃって
まったくもって素敵な絵図になっていますね。
鹿の皆さん、あわてないでくださいまし。
あら〜、ご丁寧にお辞儀をくださいますが、こちらがお辞儀をする暇はなさそうですね。
はいはい、どうぞ召し上がれ、はい、そちらの小さなあなた、一生懸命お首を伸ばしてかわいいこと、はい、
どうぞ。

>あらあら、お嬢様のお着物の袖を引っ張って…。
>あ〜!お嬢様のその御着物は新調したばかりなのです!
>どうぞ、お止め下さいませ!

あらあら、いけませんよ。
これは食べられません、齧って飲み込んだりしたら、お腹を壊しますよ。
良い子、良い子、少しだけ待っててくださいな、ちゃんとあなたにもあげますから。

>きゃ〜ん♪帽子は咥えちゃダメ〜!あ…。
>えっ?観光客の皆さんが一気に集まっちゃいました…。

あらあら…、グリッタちゃんに注目が集まってしまいました。
あれでは落ち着いて鹿さんと戯れられませんわ…。

「はいはーい、鹿さんたち、こっちのおせんべいも取りにおいでー。」

わわっ、朱瑠さんの長い髪がうねうねと動いて、まるでたくさんの手のようにおせんべいを掴み取って、
鹿さんたちを誘っています。
…そうでした、二口女の方の髪って自在に動かせるんでしたね…。
周囲の観光客から『すごいギミックだな。』と感嘆の声が上がっていますわ。

(すみません、さらに続きます。)

869 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/11/14(Sun) 12:14
(続きです。)

>>855(柚葉さん)
>>857(グリッタちゃん)

>オルキデア様は如何かしら?
>白夜様と共に、鹿さん達と戯れておられますね。
>鹿せんべいが無くなってしまい、ねだられて困っている画家のお嬢様に群がる鹿さんに
優しく言い聞かせていらっしゃいます。

ただ今おせんべいを持ってまいりました!
鹿さんたち、お嬢様を困らせないでくださいね。
さあ、こちらのおせんべいを召しあがってくださいませ。

>そしてレイナさんと三姉妹さん、サライさん、久地崎さん親娘も…。
>この光景、きっと一枚の絵になるのではないかしら?
>お嬢様、『魔石』に収めて頂けますか?
>きっと画家のお嬢様が、素敵な題材にして下さいますわ。

はい、やっと鹿さんたちから解放されて、画家のお嬢様の筆が加速していますけれど。
及ばずながらわたくしも魔石で映像を撮って、帰ってからのお嬢様の一助になれたら嬉しいです。

柚葉さん、どうもお疲れさまでした。
わたくしが油断して鹿さんに袖を齧られかけて、要らぬ苦労を掛けてごめんなさいね。
ですけれど、もう鹿さんも十分満足されたのではないかしら?

あらあら…、おせんべいを食べ終えて鹿さんたちも散開すると思いましたら、わたくしたちの周りで
安堵したように体を休めています。
きっと柚葉さんの醸されるお優しさが、鹿さんをも魅了するのでしょう。
わたくしもこの和んだ空間で休ませていただきますね…。

>…でも鹿さんと仲良しのアーチェロさんと柚葉さん、絵になるなあ…。
>二人とも、「大和撫子」ですもんね。
>それに何より、ここが「大和」ですし…。

…わ、わたくしもでございますか?
グリッタちゃんからそう言っていただけるなんて、嬉しゅうございます。
わたくしが、この「国のまほろば」と言われる地でそんな風に言っていただけるなんて…。
ですが、白鹿さんとご一緒に鹿さんたちと戯れているグリッタちゃんの姿も、本当に絵になっていますわ。
先ほどから画家のお嬢様の、筆を執る手が止まりません。
きっとわたくしたちみんなの姿をキャンバスの上に留めてくださることでしょう。

(この後のお返事は後刻とさせていただきます。)

870 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/11/14(Sun) 17:38
>>856(グリッタちゃん)
>>862(柚葉さん)

>じゃあ、美味しいお弁当用意したら楽しいって思ってもらえるかな?

>では一度、私達の街の土地神様の神社に参拝されるのは如何でしょうか?
土地神様はお酒が好きな方でして、この時期はフランスのボージョレ・ヌーボーをお土産に持参すると
とても喜ばれます。

お二人からそれぞれ大変魅力的なご提案をいただきました。
秋は食欲の秋、地方によりましては『芋煮会』なる行事を10月初旬から11月初旬にかけて行われるそう
ですので、お腹を満たす行事もまたやり方次第で楽しめるというものでしょう。
美味しいお弁当、土地神様と共に祝う秋の豊穣、そして新酒と揃えば、紅葉舞い散る秋の宴として
大いに楽しみたいですわ。
神在祭が終わって土地神様がお戻りになられたら、ぜひ催したいですね。

>それではお嬢様、土地神様に持参するベリーチーズタルトが焼き上がりました。
一度、試食して頂けますか?

チーズクリームの爽やかですっきりした酸味と季節のベリーの甘酸っぱさが絶妙でございます。
いっぱいに盛られた真っ赤なベリーがまた一層美味しさとの相乗効果を誘いますね。
これに合わせるのは紅茶もよろしいですが、甘口の白ワインも相性が良いと思います。
土地神様にも喜んでもらえると思いますわ。

>あ、何だかカッコいいかも!
>普段から着物が似合うアーチェロさんなら、お侍さんの格好しても似合いそうですね!

そ、そうですか?
グリッタちゃんにそう仰っていただけるなら考えてみたく存じます。

>お嬢様、無理にかつらを付ける必要は無いと思いますよ。
>女性の方が格好いい侍の役を演じるのも昨今は珍しくはありませんから。

なるほど、かつらに拘らなくて良いなら、わたくしが着てみても…大丈夫かしら?
そして既に演劇部の部長様が部員の方たちを従えて、衣装をそろえてくださっていますけれど。
でしたら、もちろんグリッタちゃんが依頼人の町娘さん、そして柚葉さんのお嫁さんに部長さんのお姑様、
そして組紐屋のレイナさん、飾り職人の次女ちゃん、とあっという間に衣装お化粧を仕上げるその手際、
部長様もある意味立派な『仕事人』ですわね。

>…すみません、ついつい私も調子に乗ってしまいました。

いえいえ、柚葉さんに叱られる婿同心の役なんて願ってもございません。
目元涼やかで、キリリとしたお嫁さんに叱られてみたいですわ…。

>何と言いましょうか、我が家のお嬢様と雪景色は、銀髪と着物姿と相まって
>随分と絵になると思います。

文学の世界を実際に旅する、そんな旅行も素敵ですね。
「雪国」の舞台は越後の滝沢温泉とのこと、温泉旅行を兼ねて柚葉さんと共にゆっくり巡れ
たなら嬉しいですわ。

(今宵はここまでとさせていただきます。)


871 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/11/14(Sun) 19:38
>>863

今の季節、消防車のサイレンの音を聞くたびに「今年も気を引き締めてまいりましょう」と密かに心に
緊張と共に奮起いたします。
遠くに聞くあの音の下で取り返しのつかないことが起こっていると思うと、わたくしたちの地区では
誰にも泣いていただきたくない、との思いを新たにいたすのです。
貴方様のように身近な気象の兆候に気を配り、それが起こすかもしれない災害に心してくださる方が
いらっしゃること、とても心強うございます。

我が家の柚葉さんが申しておりますように、来週はわたくしも見廻りに参加させていただきます。
先日回ってまいりました回覧板に「全国統一防火標語」のプリントが入っておりましたね。
最初は昭和41年の「火の始末 人にたのむな 任せるな」、その後も回を重ねて今年は「おうち時間 家族で
点検 火の始末」と呼び掛けておりますわ。
我が家の壁掛けボードにも貼っておいて皆にも読んでもらっています。
これも火災の備えの一つとして覚えてまいりたいですわ。


>>864(柚葉さん)

柚葉さんとご一緒にお札の配布ができて嬉しゅうございました。
土地神様の霊力が籠められたお札をお配りして皆様に安全のお役に立てたこと、ご近所様の『ご苦労様』の
言葉を共に聞いて、ご一緒にこの町にご奉仕できる嬉しさを噛みしめました。

そしてまた、柚葉さんの作ってくださる美味しい甘酒がいただける季節、先日の軽部様と笑顔を交わして実感いたしました。
来週は柚葉さんとの見廻りができること、楽しみと言っては災害予防の活動として少し語弊があるかも
知れませんが、それが正直な気持ちでございます。

そうそう、来週水曜日はしし座流星群の活動がピークを迎えますね。
見廻り後は星見台で甘酒をいただきながら、夜空に振る星々に町の安全をお願いしたいと思っております。


872 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/11/17(Wed) 18:27
>>857(グリッタちゃん)
>>865-869(アーチェロお嬢様)

>(佐保姫様のお膝でゴロゴロ)

甘え上手なのも、誰かを甘えさせるのが上手なのもグリッタちゃんですね。(微笑)
お姉さん気質な方でしたら、あの娘が甘えてくれるのは正に理想です。
妹気質で可愛いメイドさんでお料理上手…。
そして甘えるだけでなく、優しいお兄様やお姉様のために頑張ってくれる…。

正に、理想の『妹』ですね。(微笑)

>ほら、こうして手を取り合って、奈良の街を一緒に…。

>もう、グリッタちゃんったら優しいお姉さんでしかも小悪魔って、最強じゃありませんか。

ふふっ、何とも素敵なカップリングですね。
よくよく考えると、白鹿さんはこの中で唯一の男の子ですものね。
普段は可愛い妹オーラ全開なグリッタちゃんが、年下の男の子を優しくリードする…。
あまりに微笑ましくて、私も口許が緩んで仕方がありません。(微笑)

>「街角パン屋のウェアウルフ」とかのタイトルで、どなたか実力のある作家さんに描いていただきたけ
たら嬉しいですね。

まあ、素敵なタイトルですね。(微笑)
その場合、女の子同士のキャッキャウフフは勿論ですけど、男性の方もいてくれたら面白そうですね。
でも年上の男性から年下の男の子まで、グリッタちゃんを巡って恋の火花が散ってしまうかしら…。
白鹿さんがきちんとポジションに収まってくれていれば、大丈夫そうですが…。

>「ふわふわパティスリー」

グリッタちゃんと、あのお店の娘達の交流が是非見てみたいですね。
グリッタちゃんがお客さんとして訪れて…。
帽子が取れて…。
そのままキャッキャウフフで可愛がられて、お互いのお店を行き来して…。
…いけません、妄想が止まりません。(汗)

>「やあ、これは嬉しいね。
 そなたが持ってきてくれたなら折り紙付きであることは間違いないのだろう。
 そして土地神からも進物かい?
 遠方の友の心遣い、痛み入るよ。」

はい、今年も終わりが近づき何かと多忙となり、旧友の郷に出向く事が出来ないのは残念、
せめてこうして気持ちだけでも伝えて頂きたいと…。
来年も美味い酒を用意しておくので、是非とも来てほしいと仰っておりました。

>(わたしもいるからね、頑張らせてもらうわ。
> …ただし、佐保姫様が認めてくれれば、だけれどね。)

…お嬢様も、お聞きになりましたか?
今回の旅、物見遊山だけに留まらない気が致します。
いえ、決して嫌な予感ではないのですが…。

(すみません、続きます)

873 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/11/18(Thu) 22:53
>>857(グリッタちゃん)
>>865-869(アーチェロお嬢様)

>「はい、それではよもぎ団子をお供えさせていただきますね!」
>「朱瑠、まずわたしが参拝してからにしてよね。お供えされたら近づけなくなるじゃないか。」

何と申しましょうか…。
大道芸に加えて、こうした普段からの何気ないやり取りも多くのお客さんを
楽しませておられる気が致しますね。(笑)

朱瑠ちゃんは半分人間の血が流れているだけに、魔除けとされているものにも耐性がお有りなのでしょう。
御父上と共に暮らす事が出来なかったのは嘗てのお話を聞いて心苦しいものがありますが、
その血が母上様との旅路で助けとなってこられたのではないでしょうか?
母上様が魔除けによって傷つかぬよう、先んじて行動される事で…。

>ああ…、もちろんお願いしたいよ。
>こんなに皆の助力をすぐ得られるなんて、わらわも皆の心を受けて、神力が高まってきたようだよ。

奥方様、グリッタちゃん、久地崎さん、画家のお嬢様…。
我が家のアーチェロお嬢様を通じて結ばれた絆が、こうして佐保姫様の助けになられた事を誠に嬉しく思います。

奈良への旅路の計画は以前からお嬢様とも話題にしていたのですが、
実行に移すまでにこうして多くの方と巡り合えた事が幸いしました。

これから佐保姫様の季節が訪れるまでは厳しい寒さが訪れますが、
また来年は再び土地神様を通じて私達の街にお越し下さいませ。

>そう言えば、佐保姫様と白夜様、まったく言葉を交わしていらっしゃらないようですけれど。
>何か曰く因縁でもあるのかしら…?

ええ…。京都まではグリッタちゃんとも盛り上がっておられた白夜様が、
奈良駅を降りてからは随分と無口になられているような…。
やはり、お嬢様も気になりますか?

(奥方様が微笑みながら、口許に指を当てるジェスチャーをなさっています。)

…承知致しました。
今暫くは、静かに見守る事に致しましょう。
折角同行して頂けた白夜様に、失礼があってはなりませんので。

>…などと冷静になっていられるのももう限界のようですわ。
>鹿さん…そこにもここにも愛らしい鹿さんがいっぱい…。

はい、かつてお嬢様と共に奈良を訪れて、一緒に鹿せんべいを鹿さんにあげられたらという
楽しい光景を共に思い浮かべて幾星霜…。
ついにそれが、現実となるのですね。(微笑)

>分かりました。私も行きま〜す!
>あらあらあら…、これはいけません、わたくしも今まいります!

お嬢様、グリッタちゃん、助かりました…。
やはり鹿せんべい売り場に並ぶお客さんは餌をくれるものと
鹿さん達は認識しているのですね。
鹿さん達、皆期待に満ちた目で近づいてくるんですもの…。

>あらあら、いけませんよ。
>これは食べられません、齧って飲み込んだりしたら、お腹を壊しますよ。

鹿さんへの餌やりの前に、皆クイックガイドには目を通しましたが…。
お腹を空かせた鹿さんの勢いは予想外でしたね。
それでも、素直に言う事を聞いて下さって安心しました…。

>あらあら…、グリッタちゃんに注目が集まってしまいました。
>「はいはーい、鹿さんたち、こっちのおせんべいも取りにおいでー。」

グリッタちゃんも朱瑠ちゃんも、やはり注目の的となってしまいましたね。(汗)
大道芸で注目を集めるのに慣れておられる朱瑠ちゃんはまだしも、
帽子が取れてしまって狼であるグリッタちゃんを鹿さん達が警戒しないか少し心配でしたが…。

やはりそこは、白鹿さんが側にいて下さったおかげですね。
いざという時は、物怖じせずきちんと助けになって下さる素敵な彼氏さんです。
グリッタちゃんもその姿にときめいておられるようで、何とも初々しい光景ですね。(微笑)

(一旦切ります)

874 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/11/18(Thu) 23:36
>>869(アーチェロお嬢様)

>はい、やっと鹿さんたちから解放されて、画家のお嬢様の筆が加速していますけれど。
>及ばずながらわたくしも魔石で映像を撮って、帰ってからのお嬢様の一助になれたら嬉しいです。

よくよく考えると、この光景は東洋、西洋を問わず、そして種族を問わず
一堂に会して鹿さん達とのお戯れを楽しんでいるものになりますね。
さながら、「絵巻物」のようでいらっしゃいます。
画家のお嬢様が、後にどのような作品として仕上げられるか楽しみですね。

>柚葉さん、どうもお疲れさまでした。
>わたくしが油断して鹿さんに袖を齧られかけて、要らぬ苦労を掛けてごめんなさいね。

いえ、こちらこそ思わず取り乱してしまい、申し訳ございませんでした。
それでも鹿さんを刺激せずに済んだのは、お嬢様が終始落ち着いておられたからに他なりません。

>あらあら…、おせんべいを食べ終えて鹿さんたちも散開すると思いましたら、わたくしたちの周りで
>安堵したように体を休めています。
>きっと柚葉さんの醸されるお優しさが、鹿さんをも魅了するのでしょう。

いえいえ…。決してこれは謙遜ではなく…。

今回の私は最初に鹿さんに囲まれたり、お嬢様が御着物を齧られた際に慌ててしまったりと
何とも落ち着きのない行動が目立ち、お恥ずかしい限りです。(汗)
それでもこうして鹿さん達とゆっくりとしていられるのは、お嬢様をはじめとする皆様方が
心を通わせてくださったおかげです。

(この後、鹿せんべい売り場の方にご挨拶をされました)

まあ、今日はこちらの区画では鹿せんべいが全て売り切れたのですか?
ええ、私達もこれを楽しみにしておりましたので…。
鹿さんも満足してくれて、同時に鹿さん達を守る為の活動に貢献できたのなら、幸いです。
また、よろしくお願いします。(ぺこり)

>…でも鹿さんと仲良しのアーチェロさんと柚葉さん、絵になるなあ…。
>二人とも、「大和撫子」ですもんね。

まあ、グリッタちゃんったら…。(照)
でもお恥ずかしい話、私自身日本人でありながらお嬢様よりもこの国について知らない事が多く、
「大和撫子」にはまだまだ遠いかと思います。

だからこそ、『伊太利亜から来た大和撫子』に相応しいメイドになれるよう
研鑽を重ねていかなければなりませんね。

(暫くして、鹿さん達が動き始めました)

どうやら鹿さん達も、満足されて帰り支度を始められたようですね。
日も傾き、夕焼けが綺麗に奈良公園を彩っています。
そして優しく鹿さん達を見送るアーチェロお嬢様…。
正に、まほろばの地に降り立った『伊太利亜から来た大和撫子』ですね。(微笑)

それでは皆様、そろそろ私達も帰り支度を整えてホテルに向かいましょう。
忘れ物の無いように、気を付けて下さいませ。
それではグリッタちゃん、また運転手をお願いしますね。

(小声でお嬢様に相談です)

その…。このまま佐保姫様と白鹿さんも同じホテルに泊まって頂く事は可能でしょうか?
先程ホテルに連絡をしたところ、2名でしたら問題なく当日の宿泊は可能だとの事です。
それと…。やはり白夜様と佐保姫様との間柄が気になります。

もしお二人の間に重要な縁があるのなら、本日こうしてお会いできたのは僥倖と言えましょう。
それに、グリッタちゃんと白鹿さんもまだ一緒にいたいでしょうから…。



875 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/11/20(Sat) 19:43
>>872(柚葉さん)

>お姉さん気質な方でしたら、あの娘が甘えてくれるのは正に理想です。

グリッタちゃんは大人の気遣いと優しさを持っていらっしゃるのに、上目遣いの底抜けに明るい笑顔は
庇護欲をそそられ、同時に元気もいただける、理想の妹の表情ですね。
メイドだった時はご主人様もずい分癒されたことでしょう。
甘えているようでいて、いつの間にか甘えさせてくれる、そんな妹でもお姉さんでもあるグリッタちゃん。
今日は白鹿さんのおかげでお姉さんな彼女が見られて良かったです。

>普段は可愛い妹オーラ全開なグリッタちゃんが、年下の男の子を優しくリードする…。
>あまりに微笑ましくて、私も口許が緩んで仕方がありません。(微笑)

「年下の男の子を優しくリード」…、なんだかとても蠱惑的な響きですね…。
これから白鹿さんの華奢な未だ伸び切らぬ、しなやかな肢体がグリッタちゃんの手で優しく開発…、いえ、
何でもございません。(赤面)
お二人の恋の行方が楽しみですわ。

「ふむ、困ったね。
 あの白鹿はわたしにとっても弟のように可愛い神使なのだからね。
 二人を遠距離恋愛のままにするのは可哀想だけれど、今から彼女の下に遊学させて良いものなのかどうか。」

>まあ、素敵なタイトルですね。(微笑)
>その場合、女の子同士のキャッキャウフフは勿論ですけど、男性の方もいてくれたら面白そうですね。
>でも年上の男性から年下の男の子まで、グリッタちゃんを巡って恋の火花が散ってしまうかしら…。

「女の子同士のキャッキャウフフ」は、男性読者が喜ばれるでしょうし、男性キャラが「グリッタちゃんを
巡って恋の火花」を散らすのは、女性読者が喜びそうですわ。
ましてお耳ピコピコ、しっぽパタパタが加わったら、誰でもみんな夢中で読むことでしょう。
いけませんね、本当に読みたくなってまいりましたわ…。
コミック、アニメ、同人誌、はては「グリッタちゃん特製バブルワッフル」とかが発売されたりして、
メディアミックスのみならずフードミックスも…。
…いけませんね、わたくしも妄想が止まらなくなってきました。

>はい、今年も終わりが近づき何かと多忙となり、旧友の郷に出向く事が出来ないのは残念、
>せめてこうして気持ちだけでも伝えて頂きたいと…。
>来年も美味い酒を用意しておくので、是非とも来てほしいと仰っておりました。

「お互いにこれからの季節は忙しいからね。
 なに、いずれは出雲で再会できるだろうから、寂しがる必要もないのだけれどね。
 でも、彼女とまた酒を酌み交わせるのを楽しみにしているよ。」

きっとまた、わたくしたちの街で楽しいお酒を酌み交わしてくださいませ。
わたくしたちもご馳走を持参してご挨拶にまいりますわ。
(また酔って「ずるい!」を連発されませんように…。(祈り))

>…お嬢様も、お聞きになりましたか?
>今回の旅、物見遊山だけに留まらない気が致します。
>いえ、決して嫌な予感ではないのですが…。

恐らく、白夜様に絡んでいろいろこれから知らされることになる、と思うのです。
さしあたり、今宵お母様が言っていたホテルの大浴場あたりから…。
ですが、柚葉さんが悪い予感ではないとお感じでしたら、わたくしも安心でございます。
わたくしも落ち着いて事に臨もう、とそう思いを新たにいたしました。


876 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/11/20(Sat) 19:47
>>873(柚葉さん)

>何と申しましょうか…。
>大道芸に加えて、こうした普段からの何気ないやり取りも多くのお客さんを
>楽しませておられる気が致しますね。(笑)

「わたしはただ一つ所に留まっていて正体がバレたら困るから、大道芸で稼ぎながら旅をしていたんだ
けれどね。
 朱瑠は本当にこの稼業が大好きみたいで、いつも楽しそうなのよねえ。」

>朱瑠ちゃんは半分人間の血が流れているだけに、魔除けとされているものにも耐性がお有りなのでしょう。
>御父上と共に暮らす事が出来なかったのは嘗てのお話を聞いて心苦しいものがありますが、
>その血が母上様との旅路で助けとなってこられたのではないでしょうか?

「正直、あの子の明るさにはずいぶん助けられたと思うわ。
 実を言うとね、朱瑠が生まれてしばらくの間、頭の口は無かったのよ。
 おまけによもぎ餅が好物ときてるだろ?
 だからわたしも、
 (この子は旦那の血を強く引いていて人間の姿のままなら、いつか裕福な家の養女にでも出した方がこの子
にとって幸せかも知れない)
 そう思ったんだけれど。
 ある土地で地元の妖怪とひと悶着があったとき、朱瑠が突然身にまとう雰囲気を変えて、髪をシュル
シュルと伸ばして相手に絡みつけたかと思うと、今まで見せなかった頭の口をグワッと開けて。
 『お母さんに手を出すな!』って相手を怒鳴ってさあ。
 一度妖怪の本性を出してしまったら、もう人間のふりをするのは簡単じゃないのに。
 その妖怪が退散すると、朱瑠は
 『お母さん、そろそろまた旅に出ようか?』
 って、なんの屈託もなく言うんだよねぇ…。
 おまけにその後はよもぎ餅を手放すことが無くなって、妖怪が出てくると投げつける態勢になるんだよね。
 もっとも、わたしもよもぎ餅が苦手なことを時々忘れて食べ始めるのは困りものだけど…。」

「だって、旅芸人やってるの楽しいもん。
 お母さんと一緒にパフォーマンスができるならさらに色々できるし、やめたりしないよ♪」

…良い母娘コンビですわね。
(ボソッ)お母様に振り回されている身としては、羨ましいですわ…。

(すみませんん、続きます。)

877 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/11/20(Sat) 19:48
>>873(柚葉さん)(続きです。)

>奥方様、グリッタちゃん、久地崎さん、画家のお嬢様…。
>我が家のアーチェロお嬢様を通じて結ばれた絆が、こうして佐保姫様の助けになられた事を誠に嬉しく思います。

「そうだね。
 吸血姫殿にも侍女殿にも感謝するよ。
 君たちのお陰で、もうこの一帯も活気づいているみたいだね。
 これだけ大人数の目立つ集団が来ているからね、さっそくネットでも我が祠が話題になっているようで嬉しいね。」

そうおっしゃって下さるのはありがたいですが。
グリッタちゃんとの縁を結べましたきっかけは、柚葉さんが『越境』を提案してくださったからなの
ですよ。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=519003578&st=942&to=942&nofirst=true

そしてまた、グリッタちゃんがこちらに来てくださった(>>505)そのお気持ちがあればこそ、今もこうして
良き旅ができております。

そして久地崎様母娘との縁は、子どもの日の行事に柚葉さんが率先して参加するよう導いてくださった
からこそですわ。

…そういえば、わたくしに「食わず女房」の読み聞かせをするように回覧板で依頼が来たのですよね?(>>559
あれはどなたの発案だったのでしょう?
もしや…。
(わたくしは思わず視線をお母様に向けましたが、お母様は小首を傾げながら微笑むばかりでした。)

いずれにせよ、柚葉さんはじめ多くの方に導いていただいたからこそ、今のこの素晴らしいご縁があるのです。
わたくしの方こそ、皆様にいくら感謝してもし切れませんわ。

>ええ…。京都まではグリッタちゃんとも盛り上がっておられた白夜様が、
>奈良駅を降りてからは随分と無口になられているような…。
>やはり、お嬢様も気になりますか?

はい、何か物思いにふけるような、心ここにあらずなご様子なのが気になりますね。
ですが、お母様が口をつぐまれるのでしたら、わたくしたちももうしばらく我慢いたしましょうか。
風蘭寺のことといい、気にはなりますけれど…。

>鹿さんへの餌やりの前に、皆クイックガイドには目を通しましたが…。
>お腹を空かせた鹿さんの勢いは予想外でしたね。

クイックガイドで鹿さんとの接し方について予備知識が持てたのは良かったですが、実際の鹿さんの食欲は
驚きましたわ。
まだ小さい三女ちゃんを一人で近づけてはいけない、ということで気を遣いましたし、逆に次女ちゃんは
面白がって「かかってこいやあ!」とばかりに雄鹿さんを相手に闘牛士気分でよけてみたりしてはしゃぐし。
長女ちゃんがビシッと叱ってくれて、さすがにやめましたけれど。

>グリッタちゃんも朱瑠ちゃんも、やはり注目の的となってしまいましたね。(汗)
>大道芸で注目を集めるのに慣れておられる朱瑠ちゃんはまだしも、
>帽子が取れてしまって狼であるグリッタちゃんを鹿さん達が警戒しないか少し心配でしたが…。
>やはりそこは、白鹿さんが側にいて下さったおかげですね。

朱瑠さんも注目を集めてかなりグリッタちゃんへの注視を逸らしてくださいましたけれど。
やっぱり、白鹿さんのそれまでとは違うキリッとした表情で、鹿さんたちを諭してくださったのが大き
かったですわね。
最前まで赤くなってはにかんでいた内気そうな少年が、急に凛とした雰囲気を纏って。
佐保姫様も、満足げにうなずいていらっしゃいました。

あらあら、さっそく画家のお嬢様がお二人の様子をスケッチしていらっしゃって。
どんなふうに仕上がるのか、楽しみですわ。


878 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/11/20(Sat) 19:50
>>874(柚葉さん)

>よくよく考えると、この光景は東洋、西洋を問わず、そして種族を問わず
>一堂に会して鹿さん達とのお戯れを楽しんでいるものになりますね。

ええ、確かに。
この公園のこの一隅のなんと多彩なことでしょうね。
わたくしにとりましては、憧れの日いずる東の国、そこで生まれた人々、そして伝説の方々とも
こうしてご一緒できるなんて、本当に奇跡のようでございます。

>さながら、「絵巻物」のようでいらっしゃいます。
>画家のお嬢様が、後にどのような作品として仕上げられるか楽しみですね。

あら…?
画家のお嬢様の瞳が、今の「絵巻物」の一言と同時にキラリと煌いたような…。
もしかしたら、本当に「絵巻物」を描く構想が頭に浮かんだのかしら?
「源氏物語絵巻」や「平治物語絵巻」といったような、わたくしたちと佐保姫様、グリッタちゃんと
白鹿さんとの出会い、鹿さんたちとの戯れを一続きの物語のように描かれるおつもりかしら?
あらあら、朱瑠さんがお嬢様の口によもぎ餅を運ぶスピードがさらに加速していませんか?

「あらぁ、これはもしや、「絵巻物」と「洋画」の構想が頭の中で同時にバンバン思い浮かんじゃった
 みたいねぇ。
 これはエネルギーの消費も倍加するわけだわぁ。
 今夜のホテルの料理もあっという間に食べ尽くしちゃうかもねぇ。」

>いえ、こちらこそ思わず取り乱してしまい、申し訳ございませんでした。
>それでも鹿さんを刺激せずに済んだのは、お嬢様が終始落ち着いておられたからに他なりません。

いえいえ、わたくしがのほほーんとしていたばかりに、この有様でございます。
でも、なんだか可愛い子鹿さんを見ていると、白鹿さんと重なって見えてしまって。
この子はもっと幼い男の子で、むしろ故郷の弟に近いかしら。
わたくしのドレスの裾をくちゅくちゅ噛んでいたあどけない姿が思い出されますわ。

>今回の私は最初に鹿さんに囲まれたり、お嬢様が御着物を齧られた際に慌ててしまったりと
>何とも落ち着きのない行動が目立ち、お恥ずかしい限りです。(汗)

「お恥ずかしい」だなんて、そんなこと…。
柚葉さんが心から楽しんでいらっしゃるご様子が見られて、本当に嬉しいのですよ。
わたくしだって、本当に飛び跳ねたい思いでいたのですもの。
柚葉さんもそうであっていただかないと、寂しいではありませんか。

>まあ、今日はこちらの区画では鹿せんべいが全て売り切れたのですか?

「やったーっ♪
 髪を思いっきり動かして、バンバンおせんべいを配ったわたしの勝利だね!
 じゃあ、おせんべいが無くなったところで、今度はよもぎ餅を…。」

「バカ言ってんじゃないの、朱瑠。
 せんべい以外のものを鹿にやったらダメだろうが。」

「冗談、冗談だよー。あー、面白かった♪」

>でもお恥ずかしい話、私自身日本人でありながらお嬢様よりもこの国について知らない事が多く、
>「大和撫子」にはまだまだ遠いかと思います。

それを言ったら、わたくしの日本に対する理解はまだまだ書物の域を出てないことが多いのですよ。
わたくしの言葉遣いもよく
「なんでそんなに固いの?」
とお友だちからよく言われますが、故郷のお城で書物や語学教師に教わって覚えたことが多いから
ですわ。
でも、お蔭で柚葉さんからありがたいことに『伊太利亜から来た大和撫子』とまで言っていただける
のです。
これからもこの話し方はしっかり守ってまいりたいと存じますわ。

>どうやら鹿さん達も、満足されて帰り支度を始められたようですね。
>日も傾き、夕焼けが綺麗に奈良公園を彩っています。

この情景そのものが一幅の絵画のように美しゅうございますね。
鹿の皆さん、今日は楽しませていただいてありがとうございました。

>その…。このまま佐保姫様と白鹿さんも同じホテルに泊まって頂く事は可能でしょうか?
>先程ホテルに連絡をしたところ、2名でしたら問題なく当日の宿泊は可能だとの事です。

まあ、それは素敵なご提案!
ぜひそういたしたいですわ。
白夜様と佐保姫様のご関係も今宵明らかになるのではないかしら?
その場を作るためにもぜひご一緒いただきたいですわ。
そして、グリッタちゃんと白鹿さんのロマンスにも一役買えるなら嬉しゅうございますね。


879 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/11/21(Sun) 11:27
>>865-867(柚葉さん)
>>875-878(アーチェロさん)

>何と言いましょうか、グリッタちゃんが側にいると目の前の出来事が全て
>日常系アニメに見えてきてしまいますね。
>「街角パン屋のウェアウルフ」とかのタイトルで、どなたか実力のある作家さんに描いていただきたけ
たら嬉しいですね。

えへへ〜♪
日常系アニメの主人公ですか〜?

でも私は、どちらかと言うとアーチェロさんや柚葉さんみたいな素敵なお姉さんに対する
妹キャラの方がいいかな?
だってほら、主人公だと色々忙しくて甘える時間少なくなっちゃうし…。

>その場合、女の子同士のキャッキャウフフは勿論ですけど、男性の方もいてくれたら面白そうですね。
>でも年上の男性から年下の男の子まで、グリッタちゃんを巡って恋の火花が散ってしまうかしら…。

あわわ、それだと日常系アニメのほんわかした雰囲気が無くなっちゃう…。
でも白鹿さんが一緒なら、みんなちゃんと祝福してくれてそういう風にならずに済みますよね!
ね?白鹿さん?

「え…?僕がグリッタお姉さんの彼氏ポジションですか?」

え…?違うの?嫌なの…?(瞳がウルウル)

「そ、そんなこと全然ないですっ!むしろ嬉しいですっ!是非そうなりたいですっ!」

よかったぁ♪(にぱ♪)

>ある土地で地元の妖怪とひと悶着があったとき、朱瑠が突然身にまとう雰囲気を変えて、髪をシュル
>シュルと伸ばして相手に絡みつけたかと思うと、今まで見せなかった頭の口をグワッと開けて。

朱瑠ちゃんも、お母さんと一緒に長い間旅をしてきたんだよね。
私もそうだったから、色々と分かるよ。
世の中は広いし、故郷の育ての親のお兄ちゃんたちの家族みたいに良い人ばっかりじゃないもんね。
辛いことも、厳しいことも、理不尽なこともいっぱいあるし…。

だからこそ、強くならないと生きていけないもんね。
勿論争いは嫌いだけど、強くならなきゃ大切な人を守れないから。

>大道芸で注目を集めるのに慣れておられる朱瑠ちゃんはまだしも、
>帽子が取れてしまって狼であるグリッタちゃんを鹿さん達が警戒しないか少し心配でしたが…。

この帽子、完全にってわけじゃないですけど獣人族の気配を隠す力が込められてるんです。
人間の方の飼ってる犬さんや猫さん、それとその土地に住んでる動物さんたちと
トラブルを起こさないための「本部」の人たちの配慮なんですよ。

>やっぱり、白鹿さんのそれまでとは違うキリッとした表情で、鹿さんたちを諭してくださったのが大き
>かったですわね。

白鹿さん、ありがとうございます。
あなたたちもごめんね、ちょっとビックリさせちゃったよね。
でも良かった…。

「この娘は僕の彼女だよ。とても優しくて素敵な狼さんだから大丈夫。
ほら、怖がらないで。
それじゃ、この帽子はお姉さんに返してあげてね。」

よしよ〜し♪素直に返してくれてありがとう♪
はいこれ、最後の鹿せんべいだよ。
きちんとすぐに返してくれたから、あなたにあげるね。

>まだ小さい三女ちゃんを一人で近づけてはいけない、ということで気を遣いましたし、逆に次女ちゃんは
>面白がって「かかってこいやあ!」とばかりに雄鹿さんを相手に闘牛士気分でよけてみたりしてはしゃぐし。
>長女ちゃんがビシッと叱ってくれて、さすがにやめましたけれど。

わわっ!ダメだよ!雄鹿さんたちは今は角を切ってあるけど!
警戒したり危険を感じたりすると必死になっちゃうから!
ほら、それに今繁殖期だから気が立ってる子もいるし!

…さすがはコウモリさんのリーダーだね。
ちゃんと、締めるべきところは締めてくれるんだね。

>「ふむ、困ったね。
> あの白鹿はわたしにとっても弟のように可愛い神使なのだからね。

え、え〜と…。
佐保姫様、すすす、すみませんっ!(ぺこぺこ)
白鹿さんは佐保姫様のところで、大事なお仕事があるんですよね!
私はその…。離れていても今まで通り文通でやり取りが出来て…。
こうしてお会いできたときに、仲良くするのを許してもらえればそれで十分ですっ!

(ここで、一旦切りますね。)

880 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/11/21(Sun) 13:45
(>>879の続きです)

>どうやら鹿さん達も、満足されて帰り支度を始められたようですね。
>日も傾き、夕焼けが綺麗に奈良公園を彩っています。

>この情景そのものが一幅の絵画のように美しゅうございますね。
>鹿の皆さん、今日は楽しませていただいてありがとうございました。

あっ、本当ですね。
グループで移動し始めてる子たちがあちらこちらに…。
ところで白鹿さん、この子たちは夜にはどこに行くの?

「みんなは夜になると、この周辺の林の中でグループを作って寝てるんだよ。
グループで寝ることで、野犬などから身を守ったり危機を知らせたりするんだ。
拝観時間が終わる、17時〜18時になる頃には殆どいなくなるんだよ。」

そうなんだ…。じゃあ、また会えるのは明日だね。
よしよ〜し♪今日は遊んでくれてありがとう♪(なでなで)
多分明日も来るから、その時はまた遊んでね!

>その…。このまま佐保姫様と白鹿さんも同じホテルに泊まって頂く事は可能でしょうか?
>先程ホテルに連絡をしたところ、2名でしたら問題なく当日の宿泊は可能だとの事です。

>まあ、それは素敵なご提案!
>白夜様と佐保姫様のご関係も今宵明らかになるのではないかしら?

えっ?今夜佐保姫様と白鹿さんも、私達と一緒のホテルに?
ほ、本当に良いんですか?
でも今回、私、アーチェロさんたちにお世話になりっぱなしで…。
その、白鹿さんの分は私が…。

(オルキデア様に、『遠慮しなくていいのよ』と目配せされました。)

ありがとうございます、アーチェロさん、柚葉さん…。
その…。出来れば奈良にいる間だけは、白鹿さんと離れたくなかったんです…。
こんなにもドキドキするの、久しぶりで…。
胸の奥が、温かくなって…。
(白鹿さんの手を、ぎゅっと握っています。)

881 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/11/21(Sun) 15:36
>>875-878(アーチェロお嬢様)
>>879-880(グリッタちゃん)

>…いけませんね、わたくしも妄想が止まらなくなってきました。

やはりお嬢様も私も、似た所があるのでしょうね。(笑)
とはいえ、『越境』に始まり、>>505の交流を経て…。
グリッタちゃんの可愛らしさに魅せられてしまった私達ですもの。
ある意味、必然ですね。

本業とは別に、画家のお嬢様、同人誌等で描いて下さらないかしら。
ただし、全年齢対象で…。(ボソッ)

>…良い母娘コンビですわね。
>(ボソッ)お母様に振り回されている身としては、羨ましいですわ…。

(小声で)
お嬢様お嬢様!聞こえてらっしゃいますよ!
ああ…。オルキデア様が意味深な笑みを浮かべていらっしゃいます…。(汗)
お嬢様、この際何処までもお付き合いさせて頂きますわ…。
お嬢様の負担(?)を和らげるためにも…。

>クイックガイドで鹿さんとの接し方について予備知識が持てたのは良かったですが、実際の鹿さんの食欲は
>驚きましたわ。

>わわっ!ダメだよ!雄鹿さんたちは今は角を切ってあるけど!
>警戒したり危険を感じたりすると必死になっちゃうから!

三姉妹さんと、グリッタちゃん&白鹿さんのやり取りも見慣れたものになってきましたね。
ちょっと慌てながら次女さんを宥めるグリッタちゃん…。
長女らしく?る時は叱る長女さんと、項垂れる次女さん…。
後ろ向きに汗をかきながら様子を見守る三女さん…。

さながら、4コマ漫画の一場面ですね。(汗)

>まあ、それは素敵なご提案!
>ぜひそういたしたいですわ。

>えっ?今夜佐保姫様と白鹿さんも、私達と一緒のホテルに?
>ほ、本当に良いんですか?

ええ、佐保姫様と白鹿さんさえ宜しければ。
グリッタちゃん、奥方様の仰る通り遠慮することは無いのですよ。
先輩のメイドさん、そしてお屋敷の財務会計担当の長女さんと
事前に予算についてはきちんと都合を付けておりますので。

むしろ、このような機会に惜しんでは次に思い出を作る機会が
いつ訪れるとも限りませんから。

>白夜様と佐保姫様のご関係も今宵明らかになるのではないかしら?
>そして、グリッタちゃんと白鹿さんのロマンスにも一役買えるなら嬉しゅうございますね。

>ありがとうございます、アーチェロさん、柚葉さん…。
>その…。出来れば奈良にいる間だけは、白鹿さんと離れたくなかったんです…。

…お嬢様、ならばグリッタちゃんと白鹿さんは一緒のお部屋にして頂けるように
計らって頂きますね。
奥方様、白夜様、佐保姫様、朱乃様は大人の女性同士の会話を…。
私達や先輩、三姉妹さん、画家のお嬢様、朱瑠ちゃんはパジャマパーティーでしょうね。(微笑)

それでは皆様、駐車場へ戻りましょう。
忘れ物のないように、気を付けて下さいね。

そしてグリッタちゃん、奈良ロイヤルホテルまで皆さんのご案内をお願いします。
然程の距離ではありませんが、夕方は交通量が増えますのでくれぐれも気を付けて下さいね。

(一同、奈良ロイヤルホテルへ)

それでは皆様、夕食は「日本料理 竹の家」で18:30からとなっております。
それまで各自のお部屋で、寛いで下さいませ。

ふう…。お嬢様、そして奥方様やグリッタちゃんと一緒の旅行…。
そしてお嬢様と共に奈良公園の鹿さんとの遊び…。
思い描いていたものが叶った旅行の1日目でした。

レイナさん…。(お嬢様と二人きりなのでお名前で呼ぶことが出来ます。)
本来はボディーガードのお役目があるにも関わらず、
お気遣いから私とお嬢様を二人部屋にして下さったんです。

見て下さい、この赤々と彩られたかつての都の風景…。
お嬢様とご一緒に見ることが出来て感無量です。

それでは一度、シャワーを浴びてきて下さいませ。
鹿さん達には少し失礼ですが、ホテルの衛生上動物さん達と接した後は
一度汗を流した方がよろしいかと思いますので。

本格的にお嬢様のお背中を流すのは、このホテルの地下の「ラ・ロイヤル・スパ」を
利用する時ですね。
平城京の天然温泉「天平の湯」に浸かるのが、今から楽しみです。

882 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/11/21(Sun) 16:24
>>879(グリッタちゃん)

>えへへ〜♪
>日常系アニメの主人公ですか〜?
>でも私は、どちらかと言うとアーチェロさんや柚葉さんみたいな素敵なお姉さんに対する
>妹キャラの方がいいかな?

わたくしは、グリッタちゃんが主人公のアニメもぜひ見てみたいですが。
でも、ご遠慮なさるならわたくしと柚葉さんがダブル主人公…ですか?
わたくしと柚葉さんの日常をじっくり見られるのでしたら、それはそれで…。

長女「お姉様は良いとして、姫様が出ずっぱりとか大丈夫でしょうか?」
次女「タイトルは『吸血姫様は昼行燈』とかかあ?
視聴者に一話切りされるんじゃないの?」
三女「それは…見せ方次第。
   第1話のアバンは姫様じゃなくて、お姉様から始める。
   お姉様の顔をはっきりと見せず、荷物を手にして桜舞い散る中を歩きだすところから。
   モノローグで『今日からわたしの新しい日常が始まる』と言いながら…。
   そして歩いている道で、ふと近所のお屋敷でメイドとして働いていて、買い物帰りのグリッタお姉さん
   がすれ違うところも見せる…。
   それから、Aパートまではお姉様の過去を少し挟みつつ、町や土地神様の神社の様子も描いていく…。
   姫様はBパートからでいい。」

…好き勝手言ってくれてますけれど、一言も反論できない自分に落ち込んでしまいます。

>でも白鹿さんが一緒なら、みんなちゃんと祝福してくれてそういう風にならずに済みますよね!

三女「2クール目からはグリッタお姉さんの登場シーンを一気に増やして、白鹿さんとの出会いのシーンも
   たくさん尺を取って、甘酸っぱい雰囲気いっぱいに…。」

>「え…?僕がグリッタお姉さんの彼氏ポジションですか?」
>え…?違うの?嫌なの…?(瞳がウルウル)

「ああ、もう、可愛いじゃないの〜♪
 こんなに初々しくって心から惹かれ合ってる似合いのカップル、ジャパニメーションで描いてくれるなら
大歓迎だわぁ。
 サライ、今のうちに制作会社とか見繕っておきなさいよぉ。
 スポンサーはうちの製薬会社がやれば良いしぃ。」

「主(あるじ)、落ち着いてくれ。
 『聖地巡礼』とか言って、ファンが屋敷やパン屋の周辺をうろついたら困るだろう?」

(すみません、続きます。)

883 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/11/21(Sun) 16:26
>>879(グリッタちゃん)(続きです。)

>朱瑠ちゃんも、お母さんと一緒に長い間旅をしてきたんだよね。
>私もそうだったから、色々と分かるよ。

「わたしの旅にはお母さんがいるけれど、グリッタさんは、独りで旅をしてそしてたくさんの人たちと
触れ合ってきたんですよね。
 それって本当にすごい、と思います。
 グリッタさん自身の強さも、お母さんや生みの親のご一家のことを支えにしてきたその心の形も。
 だって、家族が身近にいるとそれが当たり前みたいに思えて、その想いの深さに気づかない人もいます
よね?
 グリッタさんは注いでもらった愛情を100%受け止められた。
 そして今も進んで人の輪に溶け込んで新しい絆を作っている、大切な人を守る心を何時でも持って…。
 そんな今のグリッタさんを見ていて、自分もこれからの旅のために見習いたい、って思いました!」

>この帽子、完全にってわけじゃないですけど獣人族の気配を隠す力が込められてるんです。

まあ、そのような力を籠めたアイテムなのですか。
「種族別補償」のことといい、「本部」というところは異種族と人間とが共存できるように、本当に
いろいろ考えてくれているのですね。
いったいどういう組織なのか、ますます興味が湧いてまいりますわ。

>「この娘は僕の彼女だよ。とても優しくて素敵な狼さんだから大丈夫。
>ほら、怖がらないで。
>それじゃ、この帽子はお姉さんに返してあげてね。」

あらあら、白鹿さんの落ち着いて凛々とした立ち姿に、鹿の女の子たちも思わず見とれていますわ。
なんだか、頬もポッと赤らんでいるような…。
白鹿さん、意外とプレイボーイの素質がありそうですわ。

>わわっ!ダメだよ!雄鹿さんたちは今は角を切ってあるけど!
>警戒したり危険を感じたりすると必死になっちゃうから!

ごめんなさい、グリッタちゃんにまで心配をおかけしてしまって。(汗汗)
次女ちゃん、勇気というものはグリッタちゃんのように大切な人のために強くあることですよ。
一時の感情に任せて無謀に走ることとは違いますからね。

>え、え〜と…。
>佐保姫様、すすす、すみませんっ!(ぺこぺこ)
(中略)
>こうしてお会いできたときに、仲良くするのを許してもらえればそれで十分ですっ!

「いやいや、君の素直な気持ちはわらわも感じ取っているつもりだよ。
 そして白鹿が今君に見せた侠気は眩しいものだった。
 君といることは、白鹿にとっても良いことなのかも知れないね。
 これは、わらわも少し考えどころかなあ…。」


884 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/11/21(Sun) 16:27
>>880(グリッタちゃん)

>ところで白鹿さん、この子たちは夜にはどこに行くの?

>「みんなは夜になると、この周辺の林の中でグループを作って寝てるんだよ。
>グループで寝ることで、野犬などから身を守ったり危機を知らせたりするんだ。

こんなに平和に見える公園でも、鹿さんたちは野生の厳しい掟の中で頑張っているのですね。
そして、犬さんたちが鹿さんたちの平穏を脅かす、というのは気になることですね。
犬さんたちも生きるために頑張っているのは分かりますけれど…。

>えっ?今夜佐保姫様と白鹿さんも、私達と一緒のホテルに?
>ほ、本当に良いんですか?
>でも今回、私、アーチェロさんたちにお世話になりっぱなしで…。

良いのかも何もございません。
わたくしたちの旅にご一緒下さってこちらこそありがたいと思っておりますのに。
白鹿さんとご一緒なのをグリッタちゃんが喜んでくださるなら、わたくしにとっても嬉しいことですわ。

>ありがとうございます、アーチェロさん、柚葉さん…。
>その…。出来れば奈良にいる間だけは、白鹿さんと離れたくなかったんです…。

ああ〜、グリッタちゃんのこの嬉しそうなお顔…。
恋する女の子がときめいている表情は、なんて愛らしいのでしょう。
(どうか、お二人の恋が幸せであり続けますように…。)

「これはわらわも、思わざるを得ないかな?
 『可愛い子には旅をさせろ』のことわざを、ね。
 寂しくはあるけれど、白鹿の判断に任せようか…。」

(なお、余談ですが、夜中に鹿さんたちのことが気懸りでコウモリの姿で林の中を巡回しましたら、鹿さん
 たちに近づく犬さんたちの姿が見えて緊張しました。
 けれど、犬さんのリーダーが鼻をヒクヒクさせた後、
 『同族に近いが、我々より強大な存在の匂いがする…。手を出したら無事ではすまん!』)
 と言って退散なさいました。
 その匂いの元が誰であるかは、言うまでもないことでしょう。)

(本日はここまでとさせていただきます。)

885 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/11/22(Mon) 00:26
何型の血がうまいの?

886 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/11/23(Tue) 12:15
>>881(柚葉さん)

>やはりお嬢様も私も、似た所があるのでしょうね。(笑)

柚葉さんに誘われて始まった『越境』、最初は不安もございましたが、毎日グリッタちゃんの笑顔に
魅せられてしまって。
三女ちゃんの影響もあってアニメにした時の映像化が頭の中ではかどってしまいますね。
パン屋さんが舞台でしたら、可愛い制服でイートインコーナーのお客様に給仕するグリッタちゃんのお姿、
ぜひ拝見しとうございます。

>本業とは別に、画家のお嬢様、同人誌等で描いて下さらないかしら。
>ただし、全年齢対象で…。(ボソッ)

あら、画家のお嬢様が目をしばたたかれて…コクコクと勢いよく頷いてくださいました。
手元でさっそくスケッチブックを開いていらっしゃいますが…。
見る見るうちに漫画タッチのキャラデザが描かれていきます。
まあ、可愛い…さっそく制服姿で働くグリッタちゃんですね。
そしてその周囲にも次々とパン屋の店主ご夫妻、そして同じ制服の女の子は同僚の方でしょうか(お嬢様の
想像か実在の方かは分かりませんけれど)が描かれていきます。
こちらの買い物かごを下げた清楚で美しいメイド服の方は…申すまでもありませんわね。
あ…こちらの和服は…(自分が描かれるなんて想定外ですっ!)(赤面)

「あらぁ、良いじゃないのぉ、漫画タッチの絵を描くのって初めてじゃないのぉ?
 この娘の表現の幅が広がるなら大歓迎だわぁ。」

これは、今度の同人誌即売会に初めてサークル参加することになるかも知れませんね。

>お嬢様お嬢様!聞こえてらっしゃいますよ!
>ああ…。オルキデア様が意味深な笑みを浮かべていらっしゃいます…。(汗)
>お嬢様、この際何処までもお付き合いさせて頂きますわ…。

…いけませんわ、柚葉さん。
あなたを巻き添えにして危険に晒すわけには参りません!
これはわたくしの播いた種。
どんな苦難だろうと立ち向かってみせますわ!

「あらぁ、悲しいわぁ。
 柚ちゃんにまでそんな風に言われるなんてぇ。
 でも、せっかくだから今夜は白夜ちゃんのお背中流しにつき合ってもらえるかなぁ?
 もしかしたら、貴女でないとできないことがあるかも知れないからねぇ。」

…お母様、たとえ白夜様をもてなすためでも、柚葉さんに負担をかけるようなことは、わたくし認めませんよ。

「大丈夫、大丈夫よぉ。
 何も無理強いする気はないしぃ、柚ちゃんが思うままにしてくれたら良いからぁ。」

>三姉妹さんと、グリッタちゃん&白鹿さんのやり取りも見慣れたものになってきましたね。

長女ちゃんがグリッタちゃんに強く惹かれたのが最初でしたかしら。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=519003578&st=976&to=976&nofirst=true

あの頃からグリッタちゃんのスイーツづくりの腕前には柚葉さんも感心なさっていて、
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=519003578&st=974&to=974&nofirst=true
それでいっそう三姉妹たちの興味を引いたのでしたわね。

そして、グリッタちゃんに触発されて柚葉さんが作られた練り切りを画家のお嬢様が食されて。
その以来「お腹空いた」を連発されるようになったのでしたわ。

そうして紡がれてきた縁に、こうして白鹿さんが加わったのです。
三姉妹がグリッタちゃんの恋の行方を見つめ、それらをお嬢様が描いていく…。
4コマ漫画の一コマのようなほのぼのシーンだとしたら、長い連載のいろいろな積み重ねを思い出しながら
楽しめそうですわ。

(すみません、続きます。)

887 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/11/23(Tue) 12:16
>>881(柚葉さん)(続きです。)

>…お嬢様、ならばグリッタちゃんと白鹿さんは一緒のお部屋にして頂けるように
計らって頂きますね。

ええ、是非そうして差し上げてくださいませ。
グリッタちゃんがパジャマパーティーの輪の中にいらっしゃらないのは少し残念ですが、翌日にはさらに
親密になられたお二人を目にすることができそうですね。

>ふう…。お嬢様、そして奥方様やグリッタちゃんと一緒の旅行…。
>そしてお嬢様と共に奈良公園の鹿さんとの遊び…。
>思い描いていたものが叶った旅行の1日目でした。

柚葉さん、お疲れさまでした。
ここまで本当に楽しい一日を過ごさせていただきありがとうございました。

>見て下さい、この赤々と彩られたかつての都の風景…。
>お嬢様とご一緒に見ることが出来て感無量です。

平城宮が近くにあり、かつて都大路を大きくの人々が行きかっていた場所にいると思うと感慨深く、煌く
街の灯りもさらに輝いて見えます。
そして傍に柚葉さんがいてくださるからこそ、いっそうロマンチックな気分で歴史絵巻の世界に自分が
遊んでいるようですわ。

>平城京の天然温泉「天平の湯」に浸かるのが、今から楽しみです。

お風呂は一日の最後の骨休めの時間。
お母様はああおっしゃっていましたが、どうか気になさらずゆるりと過ごしてくださいね。


888 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/11/23(Tue) 13:36
>>885

本日は京菓子の『錦秋』をご用意いたしました。
透き通った水を模した透明な寒天の中に、小石に見立てた小豆の小倉や、色とりどりの羊羹で作った楓の葉を
散らして秋の清流を再現しております。
よろしければお召し上がりください。

わたくしは血液型を意識することがありませんでしたね。
故郷の城館では血を材料に使ったお料理も厨房で用意していましたので、料理長はちゃんと意識していた
かも知れませんけれど。
いただく立場のわたくしは、基本的に好き嫌いを申してお料理を残すことは戒められておりましたから。

献血係の人間のうなじから直接新鮮な血をいただくときは、むしろその相手の体調や気分より味が変化
するのを感じていました。
そして、そのことに注意するようメイド長から言われてもおりましたわ。
相手の体調などが悪いと、味が悪くなるのが普通でしたので、そういうことがあったならメイド長に
知らせますと、メイド長がそれを受けて献血係をお医者様に診せたりしておりました。
献血係本人の健康に留意するだけでなく、何か心配事があった場合は我が侯爵家に出来る範囲で助力
することもありましたわね。
領民の生活上の問題の解決を支援するのは、領主としての務めでございますから。

血液型による味の違いを初めて意識したのは、アニメの「となりの吸血鬼さん」を視聴したときですね。
第1話で、ソフィー様の冷蔵庫に入っていた血液の瓶のラベルに「あっさりA」「おいしいB」「なめらかO」
「くせのあるAB」と書いてありましたので。
それで昔飲ませていただいた献血係の顔が思い浮かんで、
『A型だったあの人の血は、確かに疲れたときにも飲みやすかったわ。』
『B型の彼女は、いつも朗らかだったからいっそう美味しかったのね。』
などといろいろ
懐かしく思い出されて、あらためて血を分けてくださったことへの感謝の想いが甦りましたわ。


889 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/11/23(Tue) 13:46
>>885

訂正でございます。

>『A型だったあの人の血は、確かに疲れたときにも飲みやすかったわ。』
>『B型の彼女は、いつも朗らかだったからいっそう美味しかったのね。』

これではなんだか、血液型を知っていたかのような言い方でしたね。
そうではなくて、飲んだ味の記憶をソフィー様のところの瓶の表示と照らし合わせて、
それぞれの献血係の血液型を推測して、
『A型だったから飲みやすかったのね。』
『きっと、B型だったのに加えて、朗らかな人だったからあんなに美味しかったのね。』
と想像したのです。
申し方か不適切で申し訳ありませんでした。

890 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/11/25(Thu) 14:11
>>881(柚葉さん)
>>882-884(アーチェロさん)

>…お嬢様、ならばグリッタちゃんと白鹿さんは一緒のお部屋にして頂けるように
>計らって頂きますね。

ぎゅっ…。
(白鹿さんの手を握ると、決意したように優しく力強く握り締めてくれました)

>そしてグリッタちゃん、奈良ロイヤルホテルまで皆さんのご案内をお願いします。
>然程の距離ではありませんが、夕方は交通量が増えますのでくれぐれも気を付けて下さいね。

は、はいっ!ここからはしっかりお仕事モードにならなきゃ。
今度は佐保姫様と白鹿さんも加わるんですから、気を付けないといけませんね。

それではオルキデア様達と佐保姫様、白鹿さんは私の運転する車に乗って下さい。
奈良ロイヤルホテルまで、ご案内します。

あ、すみません皆さん、ちょっとだけ待ってて下さい。
私、鹿さんたちにご挨拶してきます。

鹿さんたち、今日は私たちと遊んでくれてありがとう。
え?こちらこそ、鹿せんべいをいっぱいくれてありがとう?
えへへ、私もなでなでしたり、もふもふさせてもらったからおあいこだよ♪
それじゃ、また明日も来るからね。

>そして歩いている道で、ふと近所のお屋敷でメイドとして働いていて、買い物帰りのグリッタお姉さん
>がすれ違うところも見せる…。

>2クール目からはグリッタお姉さんの登場シーンを一気に増やして、白鹿さんとの出会いのシーンも
>たくさん尺を取って、甘酸っぱい雰囲気いっぱいに…。

いいなぁ、それ♪
基本的にアーチェロさんと柚葉さん中心に話を進めてもらって、
何話か経過したら私の回とか作ってくれたら嬉しいです。

それと、皆で海やプールに行くときには素敵な水着を着て
白鹿さんのことドキドキさせちゃおっと♪
そして夕方のビーチで、「一緒に来られて良かったね」とか言えたらいいなぁ♪

>「主(あるじ)、落ち着いてくれ。
>『聖地巡礼』とか言って、ファンが屋敷やパン屋の周辺をうろついたら困るだろう?」

お店の売り上げに貢献してもらえるなら、大歓迎ですよ〜♪
メイド喫茶の時みたいに。

>「種族別補償」のことといい、「本部」というところは異種族と人間とが共存できるように、本当に
>いろいろ考えてくれているのですね。

はい、「共存」をテーマに常に尽力して下さってるそうです。
「本部」について詳細は分かりませんが、それよりも私たちはお仕事を頑張るのが一番大事ですね。

>君といることは、白鹿にとっても良いことなのかも知れないね。
>これは、わらわも少し考えどころかなあ…。

佐保姫様…。嬉しいです。
でも、決してご無理は言いません。
佐保姫様にも白鹿さんにも、この土地で大事な役目がお有りだと思いますから。

>それでは皆様、夕食は「日本料理 竹の家」で18:30からとなっております。
>それまで各自のお部屋で、寛いで下さいませ。

はい、それじゃお夕食までちょっとゆっくりしてきます。
それじゃ白鹿さん、一緒に行きましょう。

(お部屋に一緒に入りました。)

あ〜!楽しかったぁ♪
知り合いの人たちと一緒に行く旅行って久しぶりだなぁ〜。
それに、白鹿さんと一緒のお部屋に泊まれるなんて最高ですっ♪

白鹿さん、お食事の前に一旦汗を流した方がいいですよ。
私たちは獣ですし、それに鹿さんたちには悪いけどここはホテルですので
最低限のエチケットがありますからね。

勿論、お背中は私が流してあげますっ。
ううん、私に流させて下さい。
好きな人のために、してあげたいんです。

それにほら、このホテルの地下の「ラ・ロイヤル・スパ」に入る時って
白鹿さんは一人になっちゃうじゃないですか。
よくよく考えると、男の子は白鹿さんだけですしね。

その…嫌だったらご無理は言いませんけど…。
良かった♪それじゃ、早速入りましょう。

(お食事の時間が近づいてきました。)

う〜ん、さっぱりしたぁ♪
私の尻尾も耳も、優しくお手入れしてくれてありがとうございますっ♪
(…これで、心の準備をしてもらえたかな?)

それじゃロビーで皆さんお待ちでしょうし、行きましょう。

(ロビーで佐保姫様にお会いすると、「上手くいっているようだの。」と言ってもらえました♪)

891 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/11/25(Thu) 20:37
>>882-884(アーチェロお嬢様)

>長女さん 次女さん 三女さん

…お仕事に関しては常日頃頑張っておられる三姉妹さんですが、
主であるお嬢様に対して歯に衣着せぬ…というよりは、
意外と容赦ないんですよね。(汗)

>お姉様の顔をはっきりと見せず、荷物を手にして桜舞い散る中を歩きだすところから。
>モノローグで『今日からわたしの新しい日常が始まる』と言いながら…。

ええ、今でもはっきりと覚えています…。
アニメ風にしたら、後ろ姿と口許だけを移して…。
景色が移り変わる中、グリッタちゃんとすれ違い…。
土地神様の神社の石段の前を通り…。
桜舞う中、門前に立っているお嬢様にご挨拶をして…。

『…これが、私達の全ての始まりだった』

そして、OPへ…。
…すみません、調子に乗ってしまいました。(ペロッ)

>こんなに初々しくって心から惹かれ合ってる似合いのカップル、ジャパニメーションで描いてくれるなら
>大歓迎だわぁ。

三女さんの仰る通り、2クール目は私達が背景としてグリッタちゃんと白鹿さんの恋模様を
優しく見守る展開…大賛成です。(微笑)
女の子同士のキャッキャウフフもよろしいですけど、やはり本格的な恋模様も見てみたいものですね。

>でも、せっかくだから今夜は白夜ちゃんのお背中流しにつき合ってもらえるかなぁ?
>もしかしたら、貴女でないとできないことがあるかも知れないからねぇ。

ええ、私で御力になれる事でしたら是非。
こうしてまた新たな絆が生まれたのですもの。
この機会に、是非とも親睦を深めたいですね。

>ああ〜、グリッタちゃんのこの嬉しそうなお顔…。
>恋する女の子がときめいている表情は、なんて愛らしいのでしょう。

文通していらっしゃったと聞いておりますが、あのGMWの出会いから
再び会える日を心待ちにしていたのでしょう。

電話やメールが当たり前なこのご時世において、心を込めて丁寧にお手紙をしたためていたグリッタちゃん…。
佐保姫様と『神使』である白鹿さんへの敬意と同時に、
あの娘の細やかさや想いの尊さが私達にも伝わって参ります。

…きっと今回、進展があるのでしょう。
きっとお二人の『恋』は、『愛』に…。

>余談ですが(以下略)

お帰りなさいませ、お嬢様…。
やはり白鹿さんのお話を聞いて、鹿さん達の事が少し心配になられていたのですね。
それで、如何でしたか?

…そうでしたか。
グリッタちゃんとの交流が、思わぬ形で助けになられたのですね。
野生の動物達は厳しい中で生きているとはいえ、やはり交流を深めた以上
気になるのが人情というものでしょう。
お疲れ様でした…。

お部屋のティーバッグですが、紅茶の準備が出来ております。
冷えたお身体を、温めて下さいませ。
そして…うふふ…。
よろしければ、今宵はベッドを一つになさいませんか?
『吸血鬼ちゃんとメイドさん』のように、甘えて下さいませ。(微笑)

>>886-887(アーチェロお嬢様)

>パン屋さんが舞台でしたら、可愛い制服でイートインコーナーのお客様に給仕するグリッタちゃんのお姿、
>ぜひ拝見しとうございます。

>「あらぁ、良いじゃないのぉ、漫画タッチの絵を描くのって初めてじゃないのぉ?
>この娘の表現の幅が広がるなら大歓迎だわぁ。」

いつもの事ではありますけれど、相変わらず早っ!!!(驚愕)
流石は芸術の歴史を楽しまれてきた奥方様が認める才能をお持ちの方です…。
…この筆の速さ、人間技ではありませんね。

でも本当に可愛いです。(微笑)
漫画タッチのこのキャラデザ…。
アニメ化しても大いに通用しそうな気がしますね。
もし同人誌即売会に参加されるのであれば、是非お声を掛けて下さいませ。
素敵な作品をいつも頂いているお礼に、お手伝いさせて頂きます。

ええ、尻尾をパタパタさせながら太陽のように眩しい笑顔で接客なさっている
グリッタちゃんの姿がすぐに頭に浮かびますね。(微笑)
…でも多分、イートインコーナーには『30分以上の滞在はご遠慮下さい』という
注意書きが貼られているのではないかしら。

もし私もイートインコーナーを利用していたら、グリッタちゃんの元気にお仕事をしている姿を
ずっと見ていたくなってしまうのは必然でしょうけど…ね。

(すみません、一旦切ります。)

892 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/11/26(Fri) 18:00
あなたの恋バナを聞かせて

893 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/11/26(Fri) 22:01
>>890(グリッタちゃん)

>ぎゅっ…。
>(白鹿さんの手を握ると、決意したように優しく力強く握り締めてくれました)

まあ…、お二人で立ち昇るオーラに包まれて…、余人が立ち入れない絶対領域ができたようですわ。
既にして二つの心が離れがたく結ばれたのでしょう。
きっとお互いが唯一無二の存在…『運命』の相手だったのですね。

『ディスパーザル』…、成長した狼の子どもが自分の新しい伴侶を探す旅をそう申すそうですが、グリッタ
ちゃんが人間の
ご家族と別れてからの長い旅の果て、とうとうそのお相手と手を取り合えたのでしょうか。
わたくしたちとの旅で、大切な人との永久(とわ)の絆を結ぶものとなるのかと思うと、友として心震えて
まいりますわ。

>あ、すみません皆さん、ちょっとだけ待ってて下さい。
>私、鹿さんたちにご挨拶してきます。

あらあらあら…、鹿さんたちともすっかり打ち解けられたようですね。
最初は少し心配していたのですけれど。
野生の鹿さんの鋭い勘で、人狼でいらっしゃるグリッタちゃんが怖がられてしまうのではないか、と。
けれど、それは全くの杞憂でした。
どの鹿さんもああして自分から進んでグリッタちゃんにスリスリして、交わす言葉もとても楽しげでは
ありませんか。
中には、グリッタちゃんに
「白鹿さんとどうぞお幸せに。」
だなんて、早くも祝福の言葉をかけている鹿さんもいて、本当にもうお友だちですわね。

>基本的にアーチェロさんと柚葉さん中心に話を進めてもらって、
>何話か経過したら私の回とか作ってくれたら嬉しいです。

では、1クール目のグリッタちゃんは千夜先輩と一緒にメイドとして働いていらっしゃって時々ご近所
同士わたくしたちが互いにご挨拶して、2クール目に先ほど申した「街角パン屋のウェアウルフ」のサブ
タイトルの回で本格登場、でしょうか。

>それと、皆で海やプールに行くときには素敵な水着を着て
>白鹿さんのことドキドキさせちゃおっと♪

『水着回』は日本の萌えアニメのお約束ですものね。
でも、たしかに見どころはグリッタちゃんの水着に見惚れて真っ赤になる白鹿さんですね。
うつむいてモジモジしていらっしゃる彼の手を取って海へと誘うグリッタちゃんの満面の笑みが目に浮かび
ますわ。
わたくしは…、流水と夏の日光はまだ少し苦手なので、皆様のあでやかな水着姿をビーチパラソルの中から
ゆっくり堪能している役どころでしょうか。

>お店の売り上げに貢献してもらえるなら、大歓迎ですよ〜♪
>メイド喫茶の時みたいに。

「ほらぁ、グリッタちゃんもこう言ってくれてるんだしぃ。
 良い制作会社を選びなさいよねぇ、サライ。
 もちろん、監督も有望なのに声かけなきゃダメよぉ。」

「いや、そんなのわたしも知らないし…。
 そういう仕事は、姫のところの三女が適任なんじゃないか?」

あ、三女ちゃんが「むふー」と鼻息が荒くなってきましたわ。
そういう話はこの旅が終わってからにしましょうね、三女ちゃん…。

(すみません、続きます。)

894 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/11/26(Fri) 22:02
>>890(グリッタちゃん)(続きです。)

>「本部」について詳細は分かりませんが、それよりも私たちはお仕事を頑張るのが一番大事ですね。

そうなのですか。
わたくしいつかはぜひ、「本部」の方にお礼を申したいですわ。
でも、グリッタちゃんがおっしゃるように、先ずは自分自身のすべきことを頑張るべきなのでしょうね。
人と交わり良き関係を築きながら。

>佐保姫様…。嬉しいです。
>でも、決してご無理は言いません。

「そうなのかい?
 確かに一度寄り添うてしまったら、次の別れはとてもつらいものになるだろうからね。
 自分自身のすべきことを頑張った後で白鹿を迎えて結ばれるのが良い、というなら今しばらく白鹿を
 預かっておくよ。
 君と白鹿と二人で考えて納得できる答えを出すが何よりだからね。」

>はい、それじゃお夕食までちょっとゆっくりしてきます。

グリッタちゃんと白鹿さん、行ってしまわれました…。
これからのしばらくの間は余人の入り込めない世界ですが。
わたくしも、柚葉さんと二人きりで過ごしたこれまでのことを思い出してドキドキしてしまいます…。

って、ちょっと、画家のお嬢様?
グリッタちゃんたちの後について行っては…、その、あの、お二人が困ってしまいますよ?

「ダメなの…?
 恋人たちの姿…描いちゃ。」

そんな不思議そうな顔をなさっても…。
二人だけの世界です、どうしてもお描きになりたいなら、どうかあくまで想像で描いてくださいませ…。
わたくしも気にならないわけではないのですけれど…。

(お嬢様が頷いてくださったので、ご自身の宿泊されるお部屋へとお連れしました。)


(この後のお返事は後刻とさせていただきます。)

895 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/11/27(Sat) 06:25
私の住んでいるところも今年初めて雪が降りました。
例年よりも早いです。
今冬は寒くなりそうです。

896 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/11/27(Sat) 09:57
>>892

私の初恋は、本当のお母さんが亡くなった後私を育ててくれた家族のお兄ちゃんです。
お兄ちゃんには、2つ年上の幼馴染のお姉ちゃんがいましたけど…。
でもお姉ちゃんも、お兄ちゃんと同じくらい私を可愛がってくれました。

私の気持ちを知ってたお姉ちゃんはお兄ちゃんに、

「これから私たちよりずっと長く生きるグリッタちゃんには後悔してほしくないの。
だから、グリッタちゃんのことを愛してあげて。」

と、言ってくれたんです。
たった一度でも…初めて好きになった人に私の初めてをあげられて、幸せでした。

それからは一人で旅をして長く生きる中で、様々な出会いや別れも経験してきましたよ。
そして今は…。
この国に来て初めての、「恋」を見つけられたんです。
アーチェロさんたちとの出会いによって…。

>>895

昨日が意外と暖かかっただけに、今日の冷え込みは一段と強く感じますね。
でもほら、雪になると私のお友達(ワンちゃんたち)はみんな喜んで走り回るんですよ。
ほら、みんなあんなに楽しそうに…。

(ドッグランの会場です)

というわけで、寒い時は温かいものを食べて元気を出して下さいねっ♪
ほら、おでんが煮えてどの具も食べ頃ですよ。
白鹿さんと一緒に、出店のおでん屋さんのアルバイトに来てま〜す♪

今日は4つ頼んでくれましたら、お一つ好きなものをサービスしちゃいますよ。
ほら、スープもありますから手を温めて下さいねっ♪

897 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/11/27(Sat) 19:39
真祖の吸血鬼は魔族の中でもトップクラスの魔力を持つという
まさかこんなところで本物に出会えるとは……ごくり……

898 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/11/27(Sat) 22:15
>>891(柚葉さん)

>…お仕事に関しては常日頃頑張っておられる三姉妹さんですが、
>主であるお嬢様に対して歯に衣着せぬ…というよりは、
>意外と容赦ないんですよね。(汗)

でも、あの娘たちの言うとおりですわ。
わたくしの日常が穏やかでありながら毎日新たな発見と出会いの連続で、人との関わり合いの中で忘れ
難い出会いをいただけたのも、柚葉さんと出会えたからです。
ご近所様との語らい、現れては去っていかれるお名を持つ方々との交流ももちろん大切な宝の思い出です
が、わたくしが日々この地に根付いて生きていけるとの希望を下さり、何より『愛すること』の尊さを
知ることができたのは、柚葉さんとの出会いを措いてはありませんでしたから。

わたくしの日常が漫画やアニメになれるとしたら、柚葉さんのことが描かれて初めてなりうること。
三姉妹ちゃんたちの言うことが容赦ないとしましても、それは柚葉さんがわたくしを生きている一人の
存在としてあり続けさせてくださった、それを喜んでくれているからだと思っております。
…ただ、もう少しオブラートに包んでほしいなー、とも思いますけれど。

>アニメ風にしたら、後ろ姿と口許だけを移して…。
>景色が移り変わる中、グリッタちゃんとすれ違い…。
>土地神様の神社の石段の前を通り…。

はい、その一つ一つの光景が穏やかなBGMの中でゆっくりと流れていく…。
心和むファーストシーンですわ。
「のんのんびより」第1話 ― ニコニコ動画で今も見られます ― の開幕にも匹敵する美しい光景、
ましてその中で清廉な柚葉さんの歩む姿が見られたら最高でございましょう。

>『…これが、私達の全ての始まりだった』

ああ…、制作が決まったわけでもないのに、もう胸いっぱいでございます。
そう、『私達』二人の時間が始まったことを思い出してしまって…。

>三女さんの仰る通り、2クール目は私達が背景としてグリッタちゃんと白鹿さんの恋模様を
>優しく見守る展開…大賛成です。(微笑)

女性がたくさん出る日常モノではしばしば男性キャラが出ることを敬遠する男性視聴者がいる、と聞き
ますが。
白鹿さんならば、きっとグリッタちゃんとの初々しい初恋模様を楽しみにする方も多いことでしょう。
むしろ白鹿さんファンの方が続出するのではないかしら?

想像しているうちに何だか本当に見たくなってしまいますね…。

>ええ、私で御力になれる事でしたら是非。
>こうしてまた新たな絆が生まれたのですもの。
>この機会に、是非とも親睦を深めたいですね。

…柚葉さんがそうおっしゃって下さるなら、ご負担にならない範囲でお願いできますか?
ごめんなさいね、何かと注文の多い旅になってしまって。
白夜様とのことが柚葉さんにとっても良い誼であれるよう、わたくしも自分にできることで頑張らせて
いただきますわ。

>電話やメールが当たり前なこのご時世において、心を込めて丁寧にお手紙をしたためていたグリッタちゃん…。

グリッタちゃんのことです。
便箋に書かれる一文字一文字を丁寧に、想いを込めて書かれたのでしょうね。
きっと一つ一つの言葉が白鹿さんへ届けたい『愛』を、彼女自身が目の前の白鹿さんに告げるお気持ちで…。

>…そうでしたか。
>グリッタちゃんとの交流が、思わぬ形で助けになられたのですね。

はい、グリッタちゃんは鹿さんたちを危難からお救いされて。
でも、野犬さんたちも決して不満そうではありませんでした。
『こんな格の高い眷族がまだこの国に残っていてくれたのか。
 人間が幅を利かすこの地を見捨てて去ることなく残ってくださっていたのは、われわれ犬族にとって
 むしろ喜ばしいことだ。』
と、リーダーさんが言っていましたわ。
グリッタちゃんのことは彼らにとっても希望であるのですね。
わたくしもそれを知れて嬉しかったですわ。

緊張した後の紅茶は心をほぐしてくれますわ…。
…え、一つのベ、ベ、ベッドでございますか?
グリッタちゃんと白鹿さんのカップルに続いて『吸血鬼ちゃんとメイドさん』まで思い出させられては、
もう抵抗ができません。
そ、その今宵はよろしくお願いします…。(赤面)

(すみません、続きます。)


899 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/11/27(Sat) 22:18
>>891(柚葉さん)(続きです。)

>いつもの事ではありますけれど、相変わらず早っ!!!(驚愕)

「あはははー、よもぎ餅がどんどん入るよー。
 もう、髪の毛でよもぎ餅を掴んで、どんどんお口に運ぶよー。」

本当に見る見るうちに、グリッタちゃんの笑顔がスケッチブックの上に描かれていきますね。
同人誌即売会では、一般参加者からの絵のリクエストに応えてくださる作家さんがいると聞きますが、
お嬢様がサークル参加なさるなら、リクエストが殺到しそうですね。
きっと人が列をなすでしょうから、わたくしが
「最後尾はこちらですー。」
とか言って行列の整理をさせていただきますわ。

>…でも多分、イートインコーナーには『30分以上の滞在はご遠慮下さい』という
>注意書きが貼られているのではないかしら。

お客様としては、きっと皆さんグリッタちゃんを見ていたくて回転が遅くなってしまいそうですものね。
残念ですが、時間制限もやむを得ないでしょうね。


>>892

前にもご近所様からお訪ねいただいて、恥ずかしながら過去の恋をお答えしたことがありましたわね。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&st=261&to=261&nofirst=true

恋というには幼いものですけれど。
わがカルミーニオ家の分家筋の方で、とてもお優しく、わたくしを可愛がってくださいました。
あ、可愛がったと申してもわたくしをお膝の上にのせてご本を読んでくれたり、野に出て草花や動物の名を
教えてくれたり…彼にとっては子守りのようなものだったのでしょうけれど。

今の彼との関係は作家と読者のそれでございます。
彼の書く物語はすべて読んでおりますし、いつも物語の世界に惹き込まれております。
そして、ファンレターを書くときは今もふと彼の膝の温かさを思い出してしまうのですよ…。

そして今、わたくしの傍には柚葉さんがいてくださいますが。
彼女には大切な想い人がいらっしゃるのですから、わたくしのこれはどれほど愛しく思っていようとも
『親愛』の気持ちであることを重々申し添えさせていただきます。

(今宵はここまでとさせていただきます。)


900 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/11/28(Sun) 05:55
あと100で完走ですが次スレはありますか?

901 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/11/28(Sun) 10:22
>>895
>>896(グリッタちゃん)

あらあら…、国境の長いトンネルの向こう側へお引越しなさったご近所様からお手紙がまいりましたね。
あちらは雪女様のご領分で今年も頑張っていらっしゃるご様子。
元ご近所様は今年も寒い中で頑張っていらっしゃることでしょう。
例年以上に寒くなるとのこと、少し気懸りですね。
雪もたくさん振るでしょうから雪かきも大変ではないでしょうか。
お家に帰られたら、ゆっくり癒される環境でいていただきたいですね。

そうそう、この間買った素敵すぎる『紅葉柄ベロアパッチこたつ布団』があったのですわ。
うちに来られたセールスマンの方、最初は無闇に高い値段を提示されていましたが、わたくしが吸血鬼と
知った途端に低姿勢になられて、
「適正価格で売らせていただきますからお許しを!」
と言ってリーズナブルな価格を提示されたのでしたわ。
あまりに青ざめていらっしゃるのが何だか申し訳なくなって、二枚買わせていただいたのでした。
そのうちの一枚をお送りいたしましょう。
身も心もポカポカになって穏やかな冬をお過ごしいただきましょう。

…あら、グリッタちゃんと白鹿さんも今あちらにいらっしゃるのですね。
ご旅行でしょうか、すっかり熱々カップルになられて、寒さの中でも気分はポカポカなのでしょうね。
そしてお友達のワンちゃんもたくさんいらしてとても楽しそう。
グリッタちゃんもご一緒に駆けまわったりなさっているのかしら?

そして、さすがはプロの調理師でいらっしゃいます。
寒い中でのおでんだなんて、聞いただけでお腹が鳴いてしまいそうですわ。
>>895様もきっと舌鼓を打っていらっしゃることでしょう。
でもわたくしもグリッタちゃんとおでんの鍋を囲みたいです…。
グリッタちゃんと白鹿さんがお戻りになられたら、我が家のおでんパーティーにご招待いたしましょう。


>>897

あの、喉を鳴らされてどうかなさいましたか?
力を…、わたくしの持つ魔力をお望みなのですか?
確かにわたくしは真祖直系の吸血鬼、それなりの魔力も持っていると自負しておりますけれど。
日ごろ使う魔法と言いましたら、コウモリに変身して夜空のお散歩をしたり、元素支配の魔法を使って
熱中症で倒れた方の周囲に冷気を纏わせて介抱する、とかごく日常的なことにしか使っておりません。
人の世界で皆様と暮らしていくためには、無闇に魔法に頼るべきではないと思っておりますので。
何かお困りのことでわたくしの魔法でお助けできるなら、お話を伺ってもよろしいですが、何か野望を果たす
ために協力せよ、というのでしたら申し訳ございませんがお断りさせていただきます。

それとも単に魔族に対して興味がおありなのでしょうか?
ご近所同士としておつき合いさせていただけるのでしたら願っても無いことでございますゆえ、我が家を
お訪ね下さればお茶とお菓子でおもてなしさせていただきますわ。
その節はどうぞよろしくお願いいたします。(ぺこり)


>>900

この新館ノ四が千に達する見込みになりましたら、次の新館を建て増しする所存です。
それゆえ、お客様がこれからも来てくださることを切に願っております。
その見込みが無ければ、閉門(スレスト)して一人静かに暮らしてまいるつもりでございます。
貴方様におかれましても、よろしければこれからも我が家を訪れていただければ嬉しゅうございますわ。
これからも何卒よろしくお願いいたします。(ぺこり)


902 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/11/28(Sun) 23:44
>>892

中学の頃は1つ上の先輩に、高校の頃は家庭科部の副部長だった同級生の男の子に
片思いをしていました。
…失恋に終わってしまいましたけどね。

そして今は…。
この街の教会の、フリューゲル神父様を一人の異性としてお慕いしております。

その神父様は、人であろうと魔族であろうとその本質をきちんと見据える事の出来る
心優しい方で、この街の多くの人にに慕われています。
私も休日の行事などに、よくお手伝いをさせて頂いております。

聖職者という立場上、男女の関係となる事は叶いません。
それでもはっきりと想いを伝えたところ、神父様も私の事を好きだと言って下さいました。
私には、それで十分です。

そしてお嬢様とは、同級生やお嬢様の学友の皆様の間でも多少噂になりますが
それはあくまでもお互いに「親愛」の気持ちです。

ただし、それは決して男女の恋愛に劣るものではありません。
あくまでも、在り方の違いです。
お嬢様が私にとって、かけがえのない大切な方であるという事実に
何ら変わりはありません。

>>895
>>896(グリッタちゃん)
>>901(アーチェロお嬢様)

私もニュースで、北国は今年一番の冷え込みとなり場所によっては積雪が1メートルを
越える場所もあるとお聞きしました。
体調管理は勿論のこと、思わぬ事故でお怪我をされないように気を付けて下さいませ。

そしてお客様の地域では、グリッタちゃんが白鹿さんとお仕事をされているのですね。
あらあら…雪も溶けてしまいそうな熱々の様子ですね。(微笑)
「狼と鹿のおでん屋さん」でしょうか。

というわけで、土地神様にお願いしてグリッタちゃん達がすぐに戻れるように
鳥居の準備をして頂きました。
勿論、美味しいお酒と温かいおでんを献上する事を条件にですが。

(今回は割烹着姿です)

我が家のおでんパーティも、準備万端です。
今回はメイド服ではなく割烹着ですが、おでんならばこちらの方が気合が入りますね。(ふんすふんす)
そして食後の飲み物とデザートには、お嬢様の大好きな甘酒と甘酒のパウンドケーキを準備致しました。

土地神様によるとそろそろグリッタちゃんのお仕事も一段落するそうなので、
それでは始めましょうか。

>>897

お嬢様はその御力をもって決して他者を威圧するような事はなさいませんが…。
それでもその御力を感じ取れるという事は、あなたも相応の力をお持ちなのですね。

ですが、真祖の直系であろうと貴族の令嬢であろうとその立場の問題ではなく
アーチェロお嬢様は私達にとって大切な心優しい主です。
このお屋敷を訪れるお客様を、これからも共に歓待していく事に何ら変わりはありませんわ。

もうすぐお茶の準備が出来ますので、今暫くの間お待ちくださいませ。

>>900

早いものですね…。
もう残り100を切り、お嬢様が次の新館を建て増しされる時期がやって参りました。
これからは厳しい冬の季節を迎えますが、お嬢様もお客様も温かいお気持ちで過ごす事の出来るように
私達家人一同は力を尽くす所存です。

そして何より…。
私はアーチェロお嬢様が居られる限り、ずっとお仕えしていく事をお約束します。
だって私は…。
この国の人間で初めての、お嬢様の専属メイドなのですから…。(微笑)

903 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/11/29(Mon) 22:02
>>887(アーチェロお嬢様)
>>890(グリッタちゃん)

>柚葉さん、お疲れさまでした。
>ここまで本当に楽しい一日を過ごさせていただきありがとうございました。

はい、お嬢様やグリッタちゃん、そしてレイナさんや三姉妹さんの助力も有り
無事に旅行の初日を終えることが出来ました。

でも旅行と言えば、「お楽しみはこれから」ですね。
宿泊先の美味しいお食事と、皆と共有する夜の楽しい時間…。
落ち着いている風を装っていても、内心はわくわくしているんです。
それでは、ロビーで皆様と合流して「日本料理 竹の家」へ参りましょう。
大和地方の素材を生かした四季折々の懐石料理、楽しみですね。

>(ロビーで佐保姫様にお会いすると、「上手くいっているようだの。」と言ってもらえました♪)

あの様子ですと、グリッタちゃんと白鹿さん、問題なく一緒のお部屋で過ごされているようですね。
グリッタちゃんは私達が知る以上に、きっと恋愛経験は豊富の筈です。
積極的なだけでなく、優しさと思いやりをもって白鹿さんを導いていかれるのでしょう。

…ふふっ、今宵のためにもお二人にはしっかりとお腹を満たして頂かないと。

(食後です)

ふう…。本当に美味しかったです。
流石は奈良でも有数のホテルですね。
美味しさのあまり朱瑠ちゃんがもう一つのお口まで動かしてしまい、奥方様が「認識阻害」の魔力を、
サライさんが姉妹譲りの「邪視」を駆使して事なきを得ましたが…。(汗)

でもおかげさまで気兼ねなく、久地崎さん親娘もお食事が出来たようで何よりです。
これもまた、旅先の思い出の一つですね。

それでは支度を整えましたら、「ラ・ロイヤル・スパ」に参りましょう。
まずは一番に、お嬢様のお背中を流させて頂きます。

そしてもう一つ…。
奥方様の「あの娘(白夜様)の力になってあげてね」という言葉の意味が
いよいよ分かるのですね。
そして、白夜様と佐保姫様との関係も…。

お嬢様、共にお二人の力になれるように尽力しましょう。
「裸の付き合い」という言葉もありますし、天平の湯で身を清めながら
ゆっくりとお話を聞く事が出来ればよろしいですね。

(地下の「ラ・ロイヤル・スパ」へ参りました。)

グリッタちゃんは、白鹿さんと一旦お別れしてこちらに来られたようですね。
奥方様やサライさんの先程のお力をもってすれば白鹿さんもご一緒することは可能でしょうけれど、
流石にそれはご本人が遠慮されるでしょうね。

…すみません、お戯れの妄想が過ぎました。(汗)

それではお嬢様、参りましょうか。
(服を脱ぎ、バスタオルを巻いて共に温泉へ参りました。)

どうやら、私達以外の利用者の方はおられないようですね。
サライさん、もしやとは思うのですが…。
…承知致しました。一時間だけ、人払いをされたのですね。

他の宿泊客の皆様には申し訳ありませんが、今回だけお許しを頂きましょう。
これなら、きっと佐保姫様も白夜様も話しやすいでしょうから…。

904 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/11/30(Tue) 13:44
福山雅治の家族なろうよは知ってるか?


905 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/11/30(Tue) 17:06
あなたの大切な人が悲惨な殺され方をしたら、あなたはその殺した相手をどうする?

906 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/11/30(Tue) 22:36
>>904

いえ、お客様に今回紹介して頂いたのが初耳です。
早速動画で聴いてみましたが…。
本当に、素敵な曲でした。

血の繋がりは無くとも、こうしてお嬢様の「家族」として日々を送っている私達…。
ふと改めて、「家族とは?」と己自身に問いかけた時に聴くのに相応しい曲だと思います。

私は流石に100年先まで生きていられる自信はありませんが…。
それでもお嬢様の事を好きな気持ちは、100年経っても変わることはありません。

「100年経っても好きでいてね」という歌詞に誓って…。

>>905

申し訳ございません、お客様…。
そのような質問はやめて下さいませ。
考えるのも答えるのも、絶対に嫌です。

何よりお嬢様が、悲しそうな顔をされるのを見たくはありません。
残酷な内容の質問や話題は、今後はなさらないようにお願い申し上げます。

907 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/12/01(Wed) 08:57
最近見つけた「幼なじみの吸血鬼」という漫画が面白いです。
AmazonKindle unlimitedなら読み放題対象です。

吸血鬼の女の子って、銀髪ロングが多い気がしますね。

908 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/12/02(Thu) 11:38
大人になると食べ物の好き嫌いが減るのは、歳をとるごとに味覚がバカになっていくかららしい

909 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/12/02(Thu) 20:01
以前から注意させて頂いておりますが、独り言やぼやき、個人的な呟きは
ご自身の場所でお願いします。
こちらでは、ご遠慮下さい。

>>907

確かに、お客様の仰る通りですね。
我が家のアーチェロお嬢様もそうですし…。
他の皆様を挙げてみますと…。

となりの吸血鬼さん:ソフィー・トワイライト
吸血姫は僕のために姉になる:霧雨セナ
吸血鬼ちゃんとメイドさん:吸血鬼のお嬢様(こちらの方はショートですが)

まだ未読ですが、「転生吸血鬼さんはお昼寝がしたい」の主人公の方も銀髪ロングのようですね。
そして今回の「幼なじみの吸血鬼」の月城さんも…。

表紙を見た時つい、「あのソフィーちゃんに似ている」と思ってしまいました。

この月城さんは、高校のクラスメイトの皆様にも既に吸血鬼であることは認知されているのですね。
そして幼馴染の青木君に血を頂きながら過ごす日々…。
ソフィーちゃんと対照的なのは、「吸血」に積極的なことですね。
その代わり、頂くのは幼馴染の青木君だけ…。

時折見せる青木君へのちょっと意地悪な笑顔と表情と態度がどこか可笑しくもあり、
微笑ましくもあります。
周囲の抱く印象とは対照的に、まだお互いを異性として意識していないようですが
それはまだお互いが自分自身の気持ちに気付いていないからでしょうね。

月城さんの「にまぁ…」や「にまにま」という表情は、見ていて楽しかったです。
話の内容も読み易く、気軽に続きが早く見たいと思わせてくれる作品でした。
素敵な作品の紹介を、有難うございました。(ぺこり)

910 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/12/03(Fri) 09:52
>>897

アーチェロさんは魔族の中でも高貴な家柄だし、確かに強い魔力をもってると思いますよ。
でも本当にアーチェロさんが凄いのは、そういうことじゃないと思うなぁ。

国とか、種族とか、そういうのに関係なく誰とでも分かり合おうとする
広くて優しい心をもってることじゃないかな。

例えどんなに強い力をもっていたって、自分のことしか考えられない、自分のことしか信じないようになっちゃう方は
本当はひとりぼっちになっちゃうんです。

>>904

福山雅治さんの歌ですね!
ステキな曲を紹介してくれてありがとうございます!

一度聞いてみて、私も好きになったからダウンロードしちゃいました。
「家族」って、いいですよね…。

>>905

あんまりそういうことは聞いちゃダメですよ!
アーチェロさんも柚葉さんも、悲しむだけです。

そういう辛い思いをしたことは無いですけど、やっぱり私も考えたくないです。

>>907

あはは!見ていて何だか楽しくなってきちゃいましたっ♪
月城さん、ちょっとイジワルですけどああいう表情って本当に心を許してる相手じゃないと
見せないと思いますよ。

でも青木くん、丈夫だしすごいですね〜。
月城さんのために、毎日色々と頑張ってるんですね。
青木くんも、月城さんのことを大切に思ってるからああして頑張れるんだと思います。

911 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/12/03(Fri) 10:32
>>901(アーチェロさん)
>>902(柚葉さん)

>そしてお友達のワンちゃんもたくさんいらしてとても楽しそう。
>グリッタちゃんもご一緒に駆けまわったりなさっているのかしら?

本当は私もワンちゃんたちと一緒に遊びたかったんですけどね〜。
今回はお仕事だし、食品を扱うので今回はがまんがまんですっ。
でも遠目から見てるだけでも、みんな本当に楽しそうだったなぁ〜。

もし次の機会があれば、アーチェロさんたちもドッグランにお誘いしたいですね。

>でもわたくしもグリッタちゃんとおでんの鍋を囲みたいです…。
>グリッタちゃんと白鹿さんがお戻りになられたら、我が家のおでんパーティーにご招待いたしましょう。

>というわけで、土地神様にお願いしてグリッタちゃん達がすぐに戻れるように
>鳥居の準備をして頂きました。

わあ!ありがとうございます!
では私達は、残ったおでんを頂いたのでそっちも持参します。
それじゃ白鹿さん、一緒に行きましょう。
(手を引いて鳥居をくぐりました)

おでんだけじゃなくて、柚葉さんの甘酒ケーキも本当に美味しそう〜♪
(尻尾がパタパタ)
それでは、ご馳走になりますっ。

>>903(柚葉さん)

>あの様子ですと、グリッタちゃんと白鹿さん、問題なく一緒のお部屋で過ごされているようですね。
>…ふふっ、今宵のためにもお二人にはしっかりとお腹を満たして頂かないと。

はいっ、お互いにもう気持ちは一つですから。
折角アーチェロさんや柚葉さんが、こうして白鹿さんと一緒に過ごす機会を与えてくれたんです。

「………。」

(少しだけ顔を赤くしながらも、真剣な表情で白鹿さんが手を握ってくれました。)

>美味しさのあまり朱瑠ちゃんがもう一つのお口まで動かしてしまい、奥方様が「認識阻害」の魔力を、
>サライさんが姉妹譲りの「邪視」を駆使して事なきを得ましたが…。(汗)

わわっ!朱瑠ちゃん!口が出ちゃってるよ!口が!
他のお客さんがびっくりしちゃうよ!

…ほっ、良かったあ…。
オルキデア様やサライさんが、何とかしてくれたみたいで…。
でもこのホテルのお食事って、やっぱりプロ中のプロの人たちが作るお料理ですもんね。
私もまだまだ、頑張らなきゃ。

>奥方様やサライさんの先程のお力をもってすれば白鹿さんもご一緒することは可能でしょうけれど、
>流石にそれはご本人が遠慮されるでしょうね。

そ、それは流石にまずいかな〜?(汗)
白鹿さん以外、全員女性ですからいくら何でも気持ちがもたないと思いますよ…。
あ、でも全員が水着とか着てたらどうかな?

「大して変わらないよ…。それに僕だって、お風呂ではリラックスしたいし…。
それにグリッタお姉さんは、僕が他の女の人を見ちゃってもいいの?」

ん〜…。アーチェロさんたちみたいな素敵なお姉さんなら別にいいかな〜。
私も甘えん坊さんだし、白鹿さんと一緒に甘えさせてくれるんならそれもいいかも…。」

「もうっ!あまりからかわないでよっ!」

あはは♪ごめんごめん♪
それじゃそろそろ、入ってくるね♪

…多分アーチェロさんたちは、この後少し大事なお話があるかも知れないですね。
もう十分温まったし、そろそろ私は席を外そうかな。
多分白鹿さんも、お部屋に戻ってるころですね。

(部屋に戻りました)

白鹿さん、もう私の気持ちは十分伝わっているかと思います。
今回お会いするだけじゃなくて、こうして一緒の夜を過ごせるなんて夢みたいです。
私の全てを、あなたに捧げます…。

(決意と本気の想いを見せてくれた白鹿さんと、朝まで愛し合うことが出来ました)

912 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/12/03(Fri) 20:34
>>902(柚葉さん)

(お客様が帰られた後も、柚葉さんがお客様へ答えられた言葉がわたくしの胸を震わせます。)

>そしてお嬢様とは、同級生やお嬢様の学友の皆様の間でも多少噂になりますが
>それはあくまでもお互いに「親愛」の気持ちです。
>ただし、それは決して男女の恋愛に劣るものではありません。

柚葉さん…。
ときめきが疼きを伴って、わたくしの胸を甘く苛みます…。
嬉しくて言葉がうまくまとまりませんが…、ただただ涙がこぼれるほど嬉しくて。
わたくしのことを大切な想い人である神父様と同じく大切に想ってくださって。
貴女と共に在って幾年、わたくしが貴女を想うのと同様貴女もわたくしを想ってくださっている、その
ことは分かっているつもりですけれど。
ああして言葉にして聞けることがどれほど幸せであることか。
今はただこうしてあなたの御手をわが手で包んだままそっと胸に当て、この鼓動の高鳴りを貴女に感じて
いただきたいのです。

>あらあら…雪も溶けてしまいそうな熱々の様子ですね。(微笑)
>「狼と鹿のおでん屋さん」でしょうか。

仲睦まじいお二人が作る温かい味を感じさせる屋号ですわね。
わたくしもその場でハフハフと熱さを感じながらいただきたいですわ。
きっとあちらのお客様方もお二人の熱にあてられながら温かさと美味しさを堪能なさっていることで
しょうね。

>(今回は割烹着姿です)

なんだか、ご母堂様のお姿が重なりますね。
溌溂とした中に包み込むような温かみを感じさせてくれて。
そして、さっそくおでんパーティーのご用意をいただくお手際の素晴らしさ!
それも、わたくしの大好きな甘酒もご用意いただけるなんて。
グリッタちゃんと白鹿さんともご一緒に、家族みんなで団らんのひと時をいただけるなんて、もう胸が
ワクワクいたします。
土地神様のご加護を以て鳥居の向こうからグリッタちゃんたちがお戻りになったら、どんなに楽しい宴と
なることでしょう。

>私はアーチェロお嬢様が居られる限り、ずっとお仕えしていく事をお約束します。
だって私は…。
>この国の人間で初めての、お嬢様の専属メイドなのですから…。(微笑)

このお言葉で、わたくしのこれからが歓喜と希望に満ちて続いてまいることを心から感じることができます。
これまでのすべてが、貴女と共に在って初めて彩り豊かな世界で在り続けたことをあらためて感じ、感謝の
想いと共にまた心からお願いをいたします。
「これからも、どうかその手を取り続けることをお許しください。」
と。
もうわたくしにとってこの国に在ることは、柚葉さんと共に歩むことと同義なのですから。

(すみません、この後のご返事は後刻とさせていただきます。)


913 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/12/04(Sat) 21:02
(最初に申し上げておきます。
申し訳ございませんが、ここからいつにもまして長くなります。
どうぞお許しのほどを。)

>>903(柚葉さん)
>>911(グリッタちゃん)

>でも旅行と言えば、「お楽しみはこれから」ですね。
>宿泊先の美味しいお食事と、皆と共有する夜の楽しい時間…。
>落ち着いている風を装っていても、内心はわくわくしているんです。

よかったです…。
今回の旅でたくさんご負担をかけてしまいましたから、そうして弾む笑顔で楽しんでいてくださるのを
見られて嬉しいですわ。
それでは、くつろぎと美食の空間にいざ、まいりましょう。

>あの様子ですと、グリッタちゃんと白鹿さん、問題なく一緒のお部屋で過ごされているようですね。
>グリッタちゃんは私達が知る以上に、きっと恋愛経験は豊富の筈です。

はい、初めてのGMWでお姿を見ていた時は元気で天真爛漫なお姿が強く印象に残りましたけれど、
この旅を通じて彼女がとても大人な女性であることを再認識させられました。
恋愛について言の葉を唇に乗せられるとき、ドキリとするような艶やかな笑みを浮かべられるのですよね。
彼女、年はわたくしより200歳以上お若いのに、経験の差を思い知らされましたわ。

(食後でございます)

はあ…、落ち着いた造りのお座敷、この季節の食材を細やかに調理した絶妙のお味の数々。
誠に心満たされるひと時でした。
お母様と佐保姫様は、500年ぶりに甦ったという地酒「菩提もと清酒」を『懐かしい味だわ』とおっしゃり
ながら酌み交わされて、いっそう親睦を深めていらっしゃいました。

>美味しさのあまり朱瑠ちゃんがもう一つのお口まで動かしてしまい、奥方様が「認識阻害」の魔力を、
>サライさんが姉妹譲りの「邪視」を駆使して事なきを得ましたが…。(汗)

>わわっ!朱瑠ちゃん!口が出ちゃってるよ!口が!
>他のお客さんがびっくりしちゃうよ!

「あははー、さっきはごめんなさい。
 だって、あんなにご馳走が並ぶんだもの。
 一つ味わっては次のお料理へ箸を…ってやっていたらなんだかじれったくなって、いつのまにか…。
 でも、ほんとなんで人間はそれを驚くんだろうなあ…?
 口が一つでも二つでもそんなに変わんないと思うんだけど…。」

そこはまあ、学食で食事中のわたくしの牙を見ただけでビクッとする人もいますから…そういうものだと
割り切るしかないのでしょうね…。

お母様が事も無げに無詠唱で魔法をかけられ、サライ様も『は〜、やれやれ。』とおっしゃりながら
きちんと対処してくださって。
思わぬところでお仕事をさせてしまって申し訳ありませんでしたわ。
サライ様もお母様に仕えて気苦労も多いことでしょう。
今宵の湯浴みでは、彼女のお背中もわたくしがお流ししましょうか。

「あー、いいです、いいです。
 それはわたしに任せてくださいー。
 わたし迷惑かけちゃいましたからー、お詫びしたいんですー。」

「全くこの娘ったら悪びれないんだから。
 やっぱりあれかしらね、旦那につまみ食いを覗き見られるドジ踏んだわたしの血かしらねぇ…。」

「お母さんも、しょげない、しょげない。
 お母さんの背中も流してあげるからね〜♪」

>これもまた、旅先の思い出の一つですね。

「ですよね、ですよね〜♪
 ああ、あのお食事のシーンも記念に撮っておきたかったな〜。」

朱瑠さん、それでしたら、わたくしの魔石が稼働していましたから撮れていますわ。
後でお見せしますわね。

(続きます。)


914 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/12/04(Sat) 21:05
(続きです。)

>>903(柚葉さん)
>>911(グリッタちゃん)

そして一方グリッタちゃんは、

>でもこのホテルのお食事って、やっぱりプロ中のプロの人たちが作るお料理ですもんね。
>私もまだまだ、頑張らなきゃ。

と、料理人魂を燃やされていましたね。
これからも、今のパン屋で新たなパンを生み出されたり、ご自身でお店を持たれてさらに幅広いジャンルの
お料理を看板料理になさったりと、その可能性は拡げていかれるのでしょうね。
その傍にはきっといつも白鹿さんもいらっしゃって、二人で盛り立てていかれることでしょう。
そんな未来をわたくしも見てみたいですわ。

>それでは支度を整えましたら、「ラ・ロイヤル・スパ」に参りましょう。
>奥方様の「あの娘(白夜様)の力になってあげてね」という言葉の意味が
いよいよ分かるのですね。
>そして、白夜様と佐保姫様との関係も…。

白夜様の口数が少なくなっているのが気になります…。
どんな経緯があるものなのか存じませんが、わたくしたちにできることをさせていただきましょう。

ですが、わたくしにとっては柚葉さんのお背中をお流しするのもこの湯浴みの大切な目的です。
本日汗をかいていただいたそのお肌を隅々までお清めいたしましょう…。

>奥方様やサライさんの先程のお力をもってすれば白鹿さんもご一緒することは可能でしょうけれど、
>流石にそれはご本人が遠慮されるでしょうね。

>そ、それは流石にまずいかな〜?(汗)
>白鹿さん以外、全員女性ですからいくら何でも気持ちがもたないと思いますよ…。

はい、みんなご一緒の裸の付き合いもたしかに大浴場の魅力の一つですが、初々しい思春期を感じさせる
白鹿さんには落ち着けないのでは…。

>ん〜…。アーチェロさんたちみたいな素敵なお姉さんなら別にいいかな〜。

あらあら…、それでしたらわたくしはかまいませんよ?
見るからに繊細な白鹿さんは故郷に残してきた弟を思わせて、ふと懐かしい感慨を覚えるのです。
まだわたくしとお風呂を共にしたがる甘えん坊な子でしたので、あの子のように白鹿さんに接すること、
やぶさかではありませんわ。

…あらら、白鹿さんがさらに赤くなってしまわれました。
ごめんなさい、もうこのお話はやめた方がよろしいわね…。

(続きます。)

915 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/12/04(Sat) 21:07
(続きです。)

>>903(柚葉さん)
>>911(グリッタちゃん)

(「ラ・ロイヤル・スパ」でございます。)

まあ、これが…。
広々として落ち着いた色合いの石とタイル造り、そして平城宮跡の一角から湧き出る湯は見るからに艶々と
しております。
さすがは筋肉もしくは関節の痛み、こわばりに高い癒しを発揮しその他豊富な効能を謳っているお湯、湯船に
そっと手を差し入れただけでこの身をゆるゆると安らがせてくれるようですわ。

サライ様、お人払いどうもありがとうございます。
この湯浴みはゆっくり楽しむだけでなく時間を有効に使わせていただき、白夜様のお話を聞かせていただき
ましょう。

>…多分アーチェロさんたちは、この後少し大事なお話があるかも知れないですね。
>もう十分温まったし、そろそろ私は席を外そうかな。

「ええっとお〜、遠慮されたら申し訳ないし〜、いてくれていいんだけど〜。
 白鹿ちゃんが気になるだろうし、どっちでも良いようにしてね〜。

あはは〜、なんだか申し訳ないことになっちゃったな〜。
 ほんと、そんな大した話じゃないんだよ〜。
 佐保ちゃんとあんまり話せてないのも、ただのわたしのつまんない拘りみたいなものだし〜。」

「…いや、わたしはとても怒っているぞ。」

「はえ…?佐保ちゃん…?」

「わたしに負担をかけまい、とろくに相談してくれなかったそなたと、そなたに頼られぬ不甲斐ない自分、
 双方に、の。」

えーっと…。(汗汗)

「ああ、いいからいいからぁ、アーチェロは言ったとおり背中流してあげてくれないかしらぁ。」

はい、お母様、もとよりそのつもりでございます。
ささ、白夜様どうぞおかけになって…。
…え?
――――――――――――――!?

(背中…お背中一面の傷跡、それも、塞がりきらない切り傷、刺し傷、あざ、こちらは…鞭の跡?)
そ、そのお背中は…。

「あはは〜、昔々の傷だよ〜、そんなに驚かなくても大丈夫だよ〜。」

いえ、ですが、こんなにたくさんの傷跡が癒えぬまま残っているなんて。
貴女様ほどの大妖怪なら、たとえ人間に傷つけられようと普通傷は治癒されるはず…。
…普通では、ない?
では、これは魔術・魔道を知る者たちの手で…?」

「…知ってるかもだけど〜、わたしあちこちの人間の偉い人をたぶらかしたから、これはその報いみたいな
 ものだし〜。
 あはは…。」

「まあ、確かにたぶらかされた連中は多いけどねぇ。
 アーチェロも見たでしょ?
 新幹線の中の通路、さっきの公園の中、白夜ちゃんの方をチラ見しては赤くなっている人たちがいたのを。
 確かにこの娘、隙が多くて霊気漏らしちゃうことが多いから、そりゃあもう昔から入れ込む連中は多かったわよねぇ。」

お母様、ですが、ですが、こんな…。

(続きます。)


916 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/12/04(Sat) 21:12
(続きです。)

>>903(柚葉さん)
>>911(グリッタちゃん)

「だけどさぁ。」

(!お母様の周囲の空気が一気に下がった?)

「わたくしもよくこの娘のところに遊びに行ってたから知ってるけどぉ。
 この娘が、魅了された奴らが熱に浮かされて逆らえなくなるほどの魔の気を発していたのを見たこと
なんて一度も無かったわよぉ。
 あいつら、自分の務めをそっちのけにして『余にはそなたさえ居れば良い』とか抜かして、あれやこれやを
 つぎ込んで、あげく周囲の敵意やら憎しみがヤバいレベルだと気づいた途端に『この女狐にたばから
れたのだ!』」と言っては金と権力で雇った魔道に長けた連中にこの娘を害させた…、まあ呆れるほど
 ワンパターンだったわねぇ。
 この娘もぉ、よしゃあいいのに、責務の重圧で苦しんでる連中をほっとけない情の厚さが毎回毎回あだに
なるしぃ。」

「うん、だからね〜、学習能力のないわたしもね〜、悪いんだよ〜。」

…それで、保身を図った人たちによって、ずっと白夜様はこうして責め苛まれてきたと?
自分の弱さから起こした揉め事の責任をなすり付けた人々の手によって、こんな傷を負わされた、と?

(狂おしく叫び出しそうだ。
 ダメよ、今わたくしが怒って喚いて、何が変わるの?
 今わたくしがすべきはただ、旅の癒しの湯浴みの良き時間をこの方に過ごしていただくこと、それだけ。)

「姫様、唇から血が…。目からしずくが…。」

ご、ごめんなさい、長女ちゃん。
ちょっと驚いてしまっただけだから、大丈夫。
白夜様、お辛い話はどうかもう…。

「ん〜、どっちかというとここからが今回の旅に関係する話になるんだよ〜。
 ごめんね、ヘンな話しちゃって〜。」

いえ、ではどうかお聞かせくださいませ…。

(続きます。)


917 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/12/04(Sat) 21:13
(続きです。)

>>903(柚葉さん)
>>911(グリッタちゃん)

「ん〜とね、そんなわけでいろいろあってもう嫌になっちゃってね〜。
 それで人間のいないところに行こう、って思ったんだよ〜。
 人がいると、なんでかすぐに関わり合いができちゃうから〜。
 この際だから、もう思いっきり今まで知らない場所まで行こう、ってことで、大陸をどんどん北へ北へ
と行ってね〜。
 とうとう、とってもきれいな毛並みの仲間…ホッキョクギツネたちのいる場所まで行っちゃったわけ〜。
 あの子たちのいる場所って、自然が厳しいからね〜、わたしも獲物を捕るお手伝いをして、お友だちに
なれたよ〜。

 でもある日、そんなところで見つけたんだよ〜。
 白夜の中、体を地面に横たえて雪に埋もれかけていた『あの人』を。」

白夜の中…。

「そして今『風蘭寺』にいる、それが『あの人』だよ〜。
 『風蘭』はあの人の呼び名からつけたの〜。」

…?
風蘭、ふうらん、フウラン…、フラン…。

!!
北極で身を横たえていた、フ、フラン…。
あ、あの、その、まさかですが。
それは『メアリー・シェリー』の記録文学に書かれたあの方…?

「うん、その人だね〜。」

…ですが、あの著書によれば、確かあの方は薪の山に登ってご自身を焼いて果てる、とおっしゃっていた
と記憶しますが。

「うん、そのつもりだったんだけど〜、力尽きて行き倒れたらしいよ〜。
 それでまだ息があったから担いでお空を日本まで飛んできたの〜。
 仲良しになったホッキョクギツネさんたちも一緒に〜。
 でも、その時はあの人のこと、そんな有名人だって知らなかったんだけどね〜。」

「そして旧友であるわらわのもとに身を寄せたのだがね。
 最初から二人とも諍いが絶えなかったようだよ。」

「だって〜、あの人すごいんだよ〜。
 わたしが優しくしてあげても、全然喜ばないの〜。
 『余計なことをしてくれた、わたしは罪深い身だ。あのまま息絶えるべきだったのに。』
 って言って怒るんだよ〜。
 あんな人初めてだよ〜。
 で、わたしも、だんだん自分が悪いのかな〜、って思えてまた嫌〜になったから、お寺作ってあの人
放り込んだら逃げちゃったの〜。」

「うむ、慕ってついて来てくれたホッキョクギツネたちに後のこと丸投げしての。
 あの者たち、今も人の姿で寺を守ってくれているんだよ。
 さっさと顔を出して、謝ることだね。
 『彼の者』が何度も逃げ出そうとしたり身投げしようとしたりして、かなり困っておったでな。」

「うん、反省したし、こうしてみんなと楽しく過ごして元気をもらえたから、旅行の最終日に顔を出す
 よ〜。
 ね?もう少し、一緒にいていいかな〜?アーチェロさん。」

もちろんでございます。
そして三日目はぜひわたくしも風蘭寺に同行させてくださいませ…。

ですが今は。
柚葉さん、申し訳ございませんが、どうか貴女の尊い治癒のお力、この方にお使いいただけませんか?

(今宵はここまでとさせていただきます。たいへん長くなり申し訳ございませんでした。)


918 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/12/05(Sun) 09:23
>>904

今まで存じておりませんでしたので、さっそく動画を視聴いたしました。
胸に迫る…、家族という絆の素晴らしさ大切さをわたくしの胸の届けてくれる、とても素敵な歌でござい
ました。
お教えくださりありがとうございます。

わたくしにも大切な家族がいますゆえ、その在り方をあらためて考えさせてくれる言葉の数々に深く聴き
入りましたわ。
家族であっても、いえ家族であるからこそ分かり合えぬ部分があることへの覚悟とそれを乗り越えて
寄り添い生きること。
家族を得た歓びが多大であるゆえに、ややもすれば忘れてしまいがちな『孤独』を抱えながらなお分かり
合うことへの努力を怠ってはいけないこと…。
自分の胸にその想いあるや否や、問いかけたい気持ちです。

そしてあらためて自分が与えられていることがいかに多いか、もっと与える人にと変わっていける自分で
ありたいと、その想いが沸々と湧いてまいりました。

この気持ちを忘れることの無きよう、この歌をまた折に触れて聴いてまいりますわ。


>>905

申し訳ございませんが、左様な質問にお答えしたくありません。
人の心を苛むような問いをなさらないでいただけますか?
過去のことでしたら、これまでに述べた記憶もございますから探していただいてもけっこうですが、
わたくしから何時のことであったか、敢えてお教えする気にはなれませんわ。


>>906

(横から失礼いたします。)

>私は流石に100年先まで生きていられる自信はありませんが…。
>それでもお嬢様の事を好きな気持ちは、100年経っても変わることはありません。

柚葉さん…、貴女への感謝と親愛の想い、あらためて感じさせていただいています。
ずっとずっと、貴女と共に在りあなたを愛して生きていきます。
そして、今あまりにも多くのものをいただいているわたくしですが、この想いを形にしてわたくしももっと
貴女に大切なものを贈れるわたくしに、きっとなってみせましょう…。


919 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/12/05(Sun) 09:24
>>907

また素敵な作品をお教え下さり、ありがとうございます。
さっそく購読いたしました。
またわたくしの同族の、人の世界で元気に生きておられる姿を見られて嬉しゅうございますわ。

たしかにわが同族には銀髪の者が多いですね。
柚葉さんが挙げていらっしゃる方々もしかり。
それに加えますれば、

ちゃんと吸えない吸血鬼ちゃん:石川月葉(ルナ)
水曜日の夜には吸血鬼とお店を:ウエンズデイ・ナイト

もそうでございますわ。
ルナ様はやや赤みがかっていますけれど。
このお二方のことはニコニコ静画でご覧になれます。

「幼なじみの吸血鬼」の月城さん、愛らしい方ですね。
幼なじみの方への隠しきれない思慕の想い、見ていてなんて微笑ましいことでしょう。
その一方で、その想いに気が付かれたくないのでしょうか、つれなくしたり、ちょっと意地悪してみたり。
「からかい上手の月城さん」と申したくなりますね。
いずれは「からかい上手の元月城さん」になったりして…。
くわえて、クラスメイトの森山さんとも女の子同士仲良くしていらっしゃるのも見ていて嬉しくなりますね。
森山さん、月城さんのことを知ろうと積極的に声をかけてこられて。
(わたくしのお友達の軽部様を思わせますわ。)

先ほど申した石川月葉さんもクラスメイトの男子生徒さんが献血係になってくださって元気に暮らせています。
わたくしと似た境遇の方々のそんなお姿を見ていますと、わたくしも元気をいただけますわ。


920 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/12/05(Sun) 09:52
>>902(柚葉さん)
>>910(グリッタちゃん)

(横から失礼いたします。)

>ですが、真祖の直系であろうと貴族の令嬢であろうとその立場の問題ではなく
>アーチェロお嬢様は私達にとって大切な心優しい主です。

>でも本当にアーチェロさんが凄いのは、そういうことじゃないと思うなぁ。
>国とか、種族とか、そういうのに関係なく誰とでも分かり合おうとする
>広くて優しい心をもってることじゃないかな。

わたくしには過ぎた言葉とただただ面映ゆく嬉しいです。
ですが、お二人の言葉だからこそわたくしを真にご覧いただいてそう思っていただけたことと真摯に
受け止め、これからもおっしゃっていただいたようなわたくしであるように頑張ってまいります。
わたくしにはお二人の方こそ、曇りなき瞳で見て考えて、ご自身の在り方で身をもって示していらっしゃると
思います。
未熟なわたくしもお二人を見習ってまいりますわ。


>>911(グリッタちゃん)

>本当は私もワンちゃんたちと一緒に遊びたかったんですけどね〜。

分かりますわ。
わたくしも公園で犬さんの姿を見ていたりじゃれつかれたりしたら、我慢できずに自分も犬さんに変身
して一緒に駆けまわったりしますもの。
グリッタちゃんもご一緒でしたら、さらに楽しくなりそうですね。

>もし次の機会があれば、アーチェロさんたちもドッグランにお誘いしたいですね。

はい、そのときはぜひぜひお願いいたします♪
楽しみですわ〜。

>では私達は、残ったおでんを頂いたのでそっちも持参します。
>それじゃ白鹿さん、一緒に行きましょう。
>(手を引いて鳥居をくぐりました)

お帰りなさいませ、お待ちしておりました。
グリッタちゃんからのおでんも一緒にいただけるなんて、本当におでんのフルコース!
わたくしもさんざんお腹を空かせておいたのですよ。
いよいよのパーティーにワクワクですが、わたくしは尻尾はございませんので、代わりに翼を羽ばたかせましょう。
(パタパタ)

あらあら、羽ばたきのせいでおでんの匂いが拡散して、屋敷森の妖精さんもお出でになりましたわ。
これはいっそう賑やかなパーティーになりそうです…。


921 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/12/07(Tue) 21:20
>>913-914(アーチェロお嬢様)

>はあ…、落ち着いた造りのお座敷、この季節の食材を細やかに調理した絶妙のお味の数々。
>誠に心満たされるひと時でした。

お嬢様の和服とテーブルマナーを含めた所作が、レストランの雰囲気と見事にマッチしていて
本当に素敵でした。
(画家のお嬢様、レイナさんと同席しております)

そして奥方様、佐保姫様、白夜様…。
只人ならぬ美貌の大人の女性はやはり注目を集めてしまうのですね。
サライさんは奥方様の傍に控えておりますが、お役目に慣れてこられて
随分と場の雰囲気に馴染んでおられるようです。

そしてあちらは…。
(グリッタちゃんや白鹿さん、三姉妹さん、朱瑠ちゃんとそれを見守る朱乃さん)
最低限のマナーは弁えながらも、旅行に来た嬉しさを隠せない無邪気な様子を
年配のお客様が微笑ましく見ていらしたようですね。

それにしても奥方様と佐保姫様のお酒を嗜むお姿は、本当に絵になりますね。
私はやはりお酒に強くは無いので、入浴を楽しむためにも今回はご遠慮させて頂きました。

>その傍にはきっといつも白鹿さんもいらっしゃって、二人で盛り立てていかれることでしょう。
>そんな未来をわたくしも見てみたいですわ。

ええ、今回の旅行がその未来のきっかけになるのでしたら…。
お誘いした甲斐があったというものですね。

>…あらら、白鹿さんがさらに赤くなってしまわれました。
>ごめんなさい、もうこのお話はやめた方がよろしいわね…。

ふふっ、ごめんなさいね。
白鹿さんのような可愛らしい男の子を前にすると、
ついつい悪戯なお姉さんぶった事を言いたくなってしまって…。
後はグリッタちゃんに、お任せしますわ。

922 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/12/07(Tue) 23:29
>>915-916

>「ああ、いいからいいからぁ、アーチェロは言ったとおり背中流してあげてくれないかしらぁ。」
>(背中…お背中一面の傷跡、それも、塞がりきらない切り傷、刺し傷、あざ、こちらは…鞭の跡?)
そ、そのお背中は…。

お嬢様が仰るように、白夜様ほどの方でしたら本来は傷の治癒は可能かと思います。
ですが、白夜様でも癒せぬ傷となれば…。

…やはりそうでしたか。
妖(あやかし)を滅する所業を生業とする者たちに…。

>(狂おしく叫び出しそうだ。
>ダメよ、今わたくしが怒って喚いて、何が変わるの?
>今わたくしがすべきはただ、旅の癒しの湯浴みの良き時間をこの方に過ごしていただくこと、それだけ。)

御傍にお仕えしている私には、お嬢様の狂おしい程の感情が伝わってきます。
ですが、耐えて心を落ち着けて下さいませ。
奥方様に命じられたように、今の私達は“癒し”がそのお役目なのです。
傷と同様に白夜様の背負った過去に負の感情は、“傷口に塩”です。

…奥方様、きっとお嬢様を試されているのですね。
何食わぬ顔をされていながらも、こう仰っているかのようですわ。

『この国の神々や妖(あやかし)と絆と深め、共に歩みたいといってもそれは簡単な事ではないのよ。
私達吸血鬼の一族が、争いを望まぬ者でさえも時にはいわれなき迫害を受けてきたように、
この国に住まう妖(あやかし)達も私達と同じように時として理不尽な仕打ちを受けながら
己の業や人の業を背負って歩んできたの。

まだまだ貴女はこの国に来て日が浅い。
これからもこの国で生き続ける中で、貴女は妖(あやかし)と人の業の重さを知ることになるわ。
簡単に心をかき乱し、一時の感情で人を憎むようになるようではまだまだよ。』

そして同様に、私も試されている…。
お嬢様は感受性が豊かな方です。
そして他者への共感性が強い方故に、これから歩む中で感情を抑えきれなくなる時が来るかも知れない。
そういう時に刃となりそうな感情を納める鞘の役割を、私がしなくてはならないのだと…。
時には穏やかに…。そして時には冷静に、冷徹にならなくては…。

交流を楽しみたいというのは本音でしょうけれども、
口に出さずに時には母親として、一族の纏め役としての心構えを諭す…。
やはり、オルキデア様は流石です。

(すみません、今宵はここまでとさせて頂きます。)

923 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/12/08(Wed) 23:09
血って鉄の味がするけど
吸血鬼的には鉄美味いのか?

924 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/12/11(Sat) 09:37
>>917-918(アーチェロお嬢様)

>ん〜とね、そんなわけでいろいろあってもう嫌になっちゃってね〜。
>それで人間のいないところに行こう、って思ったんだよ〜。

………。

(白夜様の癒えない傷跡…。
それは、傷をつけた者の“力”による影響だけではないのでしょう。
傷ついたご自身の“心”と、人との関わりを断とうと決めるまでに至ってしまった
孤独感と寂寥感…。
如何に強い力をお持ちであろうとも、孤独の辛さはそれに勝るのですから…。)

>でもある日、そんなところで見つけたんだよ〜。
>白夜の中、体を地面に横たえて雪に埋もれかけていた『あの人』を。

>…?
>風蘭、ふうらん、フウラン…、フラン…。

(白夜様のお話とを聞きながら、少し口を閉ざしていましたが…。)

???
北極…。
お嬢様の言葉…。
はっ!?その、白夜様の仰る方というのはもしや?
(ずずいと前に進み出ました)

…そうだったのですか。
ご自身を火葬してしまう前に、力尽きていたと…。
そして、その強い生命力故に生き永らえていたのですね。

以前その方の本を読んだ時に、

「お前などに神に背いて作られた俺の、一体何が分かるというのだ!」

という台詞がありましたが、それでも運命がその方を生かしていたのなら
その神がお前はまだ死ぬべきではないと判断されたのかも知れませんね。
それでも、その頑なな心は簡単に癒されるようなものではないのは周知の通り…。

時として、生きる事は死ぬ事よりも辛い…。
生きる事に苦しむ方に、今不幸の渦中に居ない者が簡単に「生きろ」とは申せません。
それでもあの方を見守ってくれている方々がいるのなら、時間が必要でしょう。

お嬢様、白夜様、承りました。
何程の事が出来るかは分かりませんが、皆と共に風蘭寺に同行させて下さいませ。

>ですが今は。
>柚葉さん、申し訳ございませんが、どうか貴女の尊い治癒のお力、この方にお使いいただけませんか?

承知致しました、お嬢様…。
私ではどれ程の事が出来るかは分かりませんが、この力が白夜様の癒しに繋がるのであれば…。
(白夜様の背中に、手をかざしました。)

925 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/12/11(Sat) 09:59
>>911(グリッタちゃん)
(アーチェロお嬢様)

(少しばかりグリッタちゃんの行動に干渉してしまうかも知れませんが、
お許しくださいませ)

>…多分アーチェロさんたちは、この後少し大事なお話があるかも知れないですね。
>もう十分温まったし、そろそろ私は席を外そうかな。

承知致しました。
いえ、白夜様はお話を聞かれても構わないと申されておりますが…。
でも今は、愛しい殿方がお待ちですものね。
それでは、ごゆっくり…。

(入浴を終えて)

お嬢様、実に良いひと時となりました…。
この後は、皆でパジャマパーティですね。
人数も沢山おられますし、まるでお嬢様と共に奈良へ修学旅行に来たようですね。

ボードゲーム、トランプ、花札…。
色々と遊べるものがありますので、皆で楽しみましょう。

(その後、奥方様や白夜様も加わって大いに盛り上がりましたが…)

奥方様のディーラーさながらの華麗なカード捌き…。
そして時代劇さながらの久地崎さん母娘の札捌き…。
素晴らしかったです。

…お嬢様とペアを組んだにもかかわらず、結果は私達の惨敗でしたけれど。(ガックリ)

(笑顔で『まだまだ修行不足ねぇ』という表情の奥方様、白夜様、朱乃さん)

本日は、有難うございました。
それではこれで、お開きと参りましょう。
皆様、良い夢を…。

(翌朝、少し早く目を覚ましました。)

お嬢様、おはようございます…。
旅先でも、身体に馴染んだ起床時間は訪れてしまうものですね。
その…よろしければ朝風呂に参りませんか?
これもまた、旅先のホテルや旅館の醍醐味ですね。

あら?先客の方がおられるようですね。
…グリッタちゃんでしたか。おはようございます。

ふふっ…お肌がいつも以上につやつやしていらっしゃいますね。(微笑)
昨晩はお背中を流してあげられませんでしたので、今回はさせて下さいますか?
昨日ご案内や運転手を勤めて下さった事への、せめてもの労いですわ。

926 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/12/11(Sat) 17:00
(翌日です)

おはようございます、皆様…。
本日は奈良公園の興福寺と、法隆寺の見学となります。

興福寺の国宝館は、日本史の歴史の教科書では馴染みのある
数多くの文化財が安置されています。

文化財に関連したお仕事をしている父と共に訪れた経験もございますが、
教科書やテレビでは見られてもなかなか間近ではお目に掛かれない
数々の国宝の前に再び立てるとあり、私も内心わくわくしております。

それでは参りましょう。
グリッタちゃん、今日も運転手をよろしくお願いしますね。

(お車を止めて、再び奈良公園へ)

早速朝早くから、鹿さん達のお出迎えですね。
でもごめんなさいね。今日はこれから寺院の見学なんです。
鹿せんべいは、もう少し待っていて下さいね。

(一同、興福寺の国宝館へ)

本日は、お嬢様待望の興福寺の阿修羅像にもお目に掛かれますね。
ちなみに私は…。
木造金剛力士像(『阿形』『吽形』)にお目に掛かるのが楽しみなんです。

927 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/12/11(Sat) 18:22
>>925-926(柚葉さん)

>あら?先客の方がおられるようですね。
>…グリッタちゃんでしたか。おはようございます。

おはようございます、柚葉さん…。
はい、あれから白鹿さんと一緒に起きて、朝風呂に行くことにしたんです。

柚葉さん、昨夜はお楽しみでしたね♪
え?それは逆じゃないですかって?
うふふ…♪

>ふふっ…お肌がいつも以上につやつやしていらっしゃいますね。(微笑)

はい、それはもう…。(照)
こんなに男性の方と本気で愛し合ったのって、数十年ぶりですから…。
戦争の時代、私を助けてくれたあの人以来です…。

あの人、臨終の間際に言ってくれたんです。

「僕のことを想ってくれるなら、また新しい人生を歩む中で精一杯生きて新しい愛を見つけてほしい。
それが何より、僕が望んでいることでもあり僕自身の幸せなんだ。」

って…。

お背中流してくれるんですか?ありがとうございます。
…柚葉さんの手、優しくて温かくて、お姉ちゃんのことを思い出させてくれるから
こうして優しくしてもらえるの、すごく幸せなんです…。

>それでは参りましょう。
>グリッタちゃん、今日も運転手をよろしくお願いしますね。

はい、無事に公園に着くまではきちんとお仕事しなきゃですね。
観光でいらしてる人たちも多いし、気を付けなきゃ。

(白鹿さんと手を繋ぎながら)

ごめんね〜。今日はまだ鹿せんべいあげられないよ〜。
これから興福寺を皆で見学するんだ。
だから、もうちょっと待っててね。

928 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/12/12(Sun) 11:16
>>921(柚葉さん)

>お嬢様の和服とテーブルマナーを含めた所作が、レストランの雰囲気と見事にマッチしていて
>本当に素敵でした。

そう言っていただいて、お腹ばかりか心も満たされる想いです。
でも、これもまた柚葉さんのお蔭なのですよ?
日頃から柚葉さんのお料理を堪能するたびに、そのお腕前とお心づくしに相応しい所作を心掛けております。
まして古都でいただく和の味の粋、美味しくいただこうと思えば自然とマナーもついて参るというもの
でございます。
そもそも、目の前にいらっしゃる柚葉さんの所作がとてもお美しいのですもの。
わたくしにとってはこの上ない鑑でございますわ。
…それに、画家のお嬢様の目が始終こちらを向いております。
万万が一、今のわたくしたちが画題にでもなるかも知れないと思えば、お箸の運び方一つ疎かには出来ま
せんわね。

>そして奥方様、佐保姫様、白夜様…。
>只人ならぬ美貌の大人の女性はやはり注目を集めてしまうのですね。

自分の母親が混じっているとは申せ…、なんと申しますかあの一隅だけ不思議な雰囲気に包まれており
ましょうか。
犯しがたい荘厳さ、大人の艶美、それでいながら横溢する楽し気な情調…。
普段はお母様のことでボヤいておられるサライ様も、今は侍女として端然とお控えになっていて、お美し
くて。

>(グリッタちゃんや白鹿さん、三姉妹さん、朱瑠ちゃんとそれを見守る朱乃さん)

愛らしい皆様に囲まれて白鹿さんもだいぶお気持ちが解れたの笑顔が明るくてホッといたしました。
…と思ったら朱乃様ったら。
仲睦まじいカップルを見ながら、朱瑠さんを肘で突っついたりして。
『あんたもそろそろ良い人ができたってよかろうに。』
とか言っていらっしゃるのが手に取るように分かりますわ。
朱瑠さんはどこ吹く風の体ですけれど、いつどんな彼氏ができるものやら。

>私はやはりお酒に強くは無いので、入浴を楽しむためにも今回はご遠慮させて頂きました。

ええ、わたくしも今は控えさせてもらっていますが。
ホテル直営ショップでは奈良の銘酒を販売しているそうでございます。
後で買ってまいって今宵か明日にいただくのもよろしいのではないでしょうか。

>ええ、今回の旅行がその未来のきっかけになるのでしたら…。
>お誘いした甲斐があったというものですね。

はい、以前は他所のお屋敷で働く姿を通りすがりにちらっと見ていただけだった可愛い人狼のお嬢さんと
こうしてご一緒に旅行に来て、彼女が恋人との仲を深めていく姿を見ることまでできている。
ああ…、本当に見ていて心が躍ります。
あと二日さらなる素敵な時間が予感されて楽しくて仕方ございませんわ。


929 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/12/12(Sun) 11:18
>>922(柚葉さん)

>御傍にお仕えしている私には、お嬢様の狂おしい程の感情が伝わってきます。
ですが、耐えて心を落ち着けて下さいませ。

(柚葉さん、柚葉さんの声が耳に届きました。
 柚葉さんのお声が − !)

ご、ごめんなさい、柚葉さん。
わたくし今とても醜い顔をしていますでしょう?
今、心に黒いものが巣食おうとしていました…。
(人間は、やはりわたくしたち異種族のことを − )
との思いが。
これまでいかに自分が糾弾されても、刃を向けられても、蠢くことのなかった、だけど、そう、お兄様が果てて
しまわれた時だけは生じたあの昏い思いでございます。

ですが今、柚葉さんのお声を聞けて、お顔を見られて、ようやく『戻ってこられ』ました。
貴女のお蔭で昏い思いを雲散霧消させることができました。
貴女がいてくれるからわたくしはまた少し、本当に人間の世界と強く結ばれた想いがいたします…。

>…奥方様、きっとお嬢様を試されているのですね。
>何食わぬ顔をされていながらも、こう仰っているかのようですわ。

やはり柚葉さんは流石でございます。
お母様の本当の心を、すっかり形にしてわたくしに教えてくださるのですね。
自分が、今なお多くの業を背負って歩んでいる多くの方々のことをしっかり弁えるに至っていないこと、
お母様から直に諭されていたら、わたくしは反発していたかも知れません。
『わたくしはそんなに未熟なものではございません。』
と。
ですが…、柚葉さんのお言葉で本当のお母様の想いが知ることができました。

柚葉さんもきっとご自身のものとなさっていたのですね。
日ノ本に多くの業が在ることを連綿として伝えてきた先人の.諭し、ご母堂様が受け継いでこれられた諭しを。
未熟なわたくしがまた自ら気付くときを待ちながら・・・。

そしてまた、柚葉さんがわたくしを受け止めてくださることで、また別の諭しを思い出すことができました。
グリッタちゃんのお母様のお言葉です。

「人間を信じすぎても、疑い過ぎてもいけない。そして憎むことだけは絶対にしてはいけない。
自分で真実を見極め、自らの力で生き抜いていく為にも多くのことを学んで、知恵を身に付けなさい。」

白夜様のお背中の傷を見て感情に流されかけたわたくしの心にも、お優しい言葉が響いた気がいたします。
せっかくお聞かせいただいた、尊いお言葉でしたのに、わたくしにはまだまだ学びが足りておりません
でした。
彼の御方に対しても恥ずかしいばかりでございます。
柚葉さんがGMWで結んでくださった絆を、今度こそわたくしの魂の糧にしてまいりますわ…。

>そして同様に、私も試されている…。

そう…なのでしょうか?
愚かなわたくしはともかく、柚葉さんのことをお母様が試しているなんてことがあるのでしょうか?
わたくしには、
『どこまでもポンコツで昼行燈な娘だけれども、見捨てずに支えてやってもらえないかしら?
 貴女やグリッタちゃんこそがあの娘の標(しるべ)なのだから。』
とそう思っているように思えるのですけれど。

ですが、つい今しがたお母様の心を読み解いてくださった柚葉さんのお言葉です。
わたくしが言下に否と申すのも傲慢というものでございましょう。
では…、どうかこの愚かな『刃』を叱る『鞘』となってくださいませ。
本当に厚顔なお願いですが、どうか、どうか…。

「あ〜、仲が良いんだね〜、本当に。
 アーチェロさんったら、バスタオル越しだけど柚葉さんの胸に顔をうずめちゃって熱々だよ〜。」

…はっ!
も、申し訳ございません。
わたくしったら感情に任せて人目もはばからず…。
お背中ただ今流させていただき…、いえ、まずは柚葉さんの癒しの御力をお借りいたしませんと…。


930 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/12/12(Sun) 11:19
>>923

確かに鉄の味は血の味わいの中に入っておりますけれど、それが味の主成分というわけではございませんわ。
我々吸血鬼が地に感じる味は、もっともっと馥郁として心躍らされる魅惑の味なのですよ。
人間界で日々いただくお料理の美味しさからすると、他の食品についてはわたくしたちと人間との差は
ほとんど無いもののようですが、血に対する味覚は全く別物のように思われますわ。

本当に健康で命健やかな人間の血は本当に素晴らしゅうございます。
グラスに注がれた美しい紅を思うだけで喉が鳴り、口に含めば心楽しまされ、全身の精力が充ちるあの味の
素晴らしさと申したら…。

…と申しましても、どうか恐れないでいただけますか?
わたくしがお食事として血をいただいたのはもう数百年も前のこと。
今は愛しい方への上がこの上なく高まったときのみ、その彼女に許されて飲ませていただいております。
それ以外の血をいただくつもりは毛頭ございませんわ。

(すみません、続きは後刻とさせていただきます。)

931 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/12/12(Sun) 14:01
>>924(柚葉さん)

(柚葉さんもお優しい穏やかな表情ですが、それは白夜様に憂いの感情をお見せして“傷口に塩”を塗らないため。
鋭敏で慈しむ心の深い柚葉さん、心の中ではきっと白夜様の辛さを強く強く感じていらっしゃること
でしょう。)

>はっ!?その、白夜様の仰る方というのはもしや?
>(ずずいと前に進み出ました)

「おお〜、顔近い、肌きれい、瞳つぶらで可愛い〜♪
 うん、彼を助けたとき『フランケンシュタインの怪物だ』って自分で名乗ってたけど〜。
なんか長いから、わたしは『風蘭くん』って呼んでいたよ〜。
 友達の佐保ちゃんのいる奈良で色とりどり咲いてた花を思い出してね〜。
 フランケンシュタインって彼に命を吹き込んだ人の名前だって後で知ったけど、すっかり定着しちゃった
んだよね〜。
 も〜、自分で怪物とか言わなくていいのに〜。
 なんで、自分をそう傷つけちゃうかな〜。」

>その神がお前はまだ死ぬべきではないと判断されたのかも知れませんね。
>それでも、その頑なな心は簡単に癒されるようなものではないのは周知の通り…。

「もお〜、それってどこの神様なのかな〜。
 助けてくれるのはありがたいけれど〜。
 風蘭くん、行き倒れてそのまま眠るのが救いだなんて思ってるんだよ〜。
見ていたのなら、そこまで追い込まれる前に何とかしてあげて欲しいよ〜。

…でも、何もしてあげられなかったのはわたしなんだけどね〜。
日本に連れてきて介抱して、優しく接してたら元気になってくれる、なんてそんな風に思ってたから〜。
今まで多くの人を救った気になって天狗になってたんだね〜…って天狗さんに聞かれたら怒られちゃうか〜。
全然心を開いてくれない彼のこと、焦れったくって『もう知らない!』って飛び出してきちゃったよ〜。
今、柚葉さんが言ったような『生きる事は死ぬ事よりも辛い』ってこともあるって、もっと早く分かって
いたら〜。

…だから今度はもう間違えない。
嫌われたって憎まれたって、わたしはわたしの考えたことをする。

だって。
自分が何の価値も無いと思ったまま生きて、そして死ぬだなんて寂しすぎるよ〜。」

>承知致しました、お嬢様…。
>私ではどれ程の事が出来るかは分かりませんが、この力が白夜様の癒しに繋がるのであれば…。
>(白夜様の背中に、手をかざしました。)

「…んんん〜。
なんなの、なんなの、これ〜。
 背中がとても温かくなって、痛みが引いて行って〜。
 とても心がホワホワしてくるの〜。」

お背中の傷が…ゆっくりと薄らいでいきます。
小さな傷は消え、深い真紅の傷が肌の色へと帰ってゆきます…。
それでもすべての傷を消すことは叶わないようですけれど、それでもお美しい珠の肌が広がりましたわ。
正面の鏡に背中を映した白夜様も驚いていらっしゃいます…。

「う、うう、うえ、ふええええ…。」

あ…、白夜様、涙のしずくが流れとなって頬を…。
あの、大丈夫でございますか?(汗汗)

「ごめんなさい、すごく嬉しくて…。
背中の傷、ずっと痛くて…、でもわたしがいろんな人をたぶらかした罰だから我慢するのが当たり前と
思っていたけれど…。
う、うわああああああーーーーーん!!

そうだったんだ、わたし恐くて、悲しくて、悔しかったんだ。
何度も裏切られたこと、背かれたこと、誰も助けてくれなかったこと…、本当はすごくすごく…。
やっと、やっと、わたし泣けたよお…、うっ、ううっ…。」

(しばらく白夜様が泣きじゃくられるのを見守ることしかできませんでした。)


(すみません、続きます。)

932 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/12/12(Sun) 14:03
>>924(柚葉さん)(続きです。)

「ん…、ぐす。
ごめんね〜、わあわあ泣いちゃって、困ったよね〜。」

いいえ…、泣きたい時に泣けて…心落ち着かれましたでしょうか?

「うん、柚葉さんのお蔭だよ〜。
 でも大丈夫?すごく力を使って疲れたんじゃない〜?」

そうですわ、柚葉さん、どうかお休みくださいませ。
その前に…、貴女からいただいた、この身に宿る『贄の血』を少しお返しいたしましょう。それで少しは力が
回復いたすかと存じます。
このような場所でございますが、失礼いたしますね。

(柚葉さんの腕に手を添え、そっと牙を立て穿った小さな穴へ血を注ぎます。
 『献血係』としての責任感をお持ちの柚葉さんに対して失礼かも知れませんが、今は一刻も早い元気回復を
 していただくために。)

白夜様のお背中はわたくしがお流しいたします。
もちろん、柚葉さんのお背中もこの手で細心の注意を以て…。
あまりお役に立てないこの身ではありますが、少しでもお二人が安らげるお手伝いをさせてくださいませ…。


933 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/12/12(Sun) 17:05
>>925(柚葉さん)

>いえ、白夜様はお話を聞かれても構わないと申されておりますが…。
>でも今は、愛しい殿方がお待ちですものね。
>それでは、ごゆっくり…。

お二人を包むオーラを伺いますと、もう他の人の関わる余地なし、ですわね。
色々な情景を写し取る魔石は大変重宝ですが、今宵のグリッタちゃんたちのお部屋方向には働かぬように
命じておきましょう。

お二方、どうぞ良き夜を…。

>人数も沢山おられますし、まるでお嬢様と共に奈良へ修学旅行に来たようですね。
はい、学校で修学旅行の話題が出るたびに
「柚葉さんも一緒だったら、同じ制服を着て、同じ班になって、旅行先で自由に散策できたなら」
とかねがね思っておりましたわ。

以前pixivisionで『色を知る頃』 ― 「圧巻の表現力。「クリック推奨」なイラスト特集」というページに
納められています ― という名画を拝見したことがございます。
それがまさにわたくしが夢見た柚葉さんとの修学旅行の情景と呼びたい素晴らしい絵でございました。
紅葉に覆われた石畳、緋毛氈をかけた長椅子に並んで座る制服の少女二人、二人の上にかけられた紅い
野点傘…。
正に絶品と呼びたい素晴らしい絵でしたわ。
今宵はそんな散策より旅館へ戻った二人のような気持で、柚葉さんと、そして皆様と過ごせるものと
胸を躍らせております。」

「では、我々も参加させてもらおうかな?
 柚葉殿、我が旧友を元気づけてくれた貴女と共に夜を過ごせることは誠に幸いだよ。
ふう…、愛弟とも思う者がわが手を離れていくのを見て寂しかったけれど、それに優る歓びをわらわに
 くれた君に心から感謝するよ。」

「うん、今夜は心晴れ晴れだよ〜。
 もうね、思いっきり遊んじゃうからね。
 でも、たとえ恩人でも勝負は手を抜かないからね〜。」

「あ〜、腕が鳴るわねえ、昔ポーカーでゴッドファーザーを丸裸にしたのを思い出すわぁ♪」

「じゃあわたしも昔、海道一の大親分に褒められた腕前をご披露しようかしらねぇ。」

「お母さん、今は博打はご法度だから気をつけてね?」

…なんだかだんだんおっしゃることが不穏になってきましたわね。

(ゲームがお開きになりました。)

>…お嬢様とペアを組んだにもかかわらず、結果は私達の惨敗でしたけれど。(ガックリ)

はい、経験不足を思い知らされましたわ。
せっかくいろいろなゲームをご用意いただいたのに、残念でございます。
せめてアニメの「放課後さいころ倶楽部」で見た『インカの黄金』では財宝を確保したかったですが、
わたくしが欲張り過ぎたばかりに大損をさせてしまい、すみませんでした…。

>お嬢様、おはようございます…。
>その…よろしければ朝風呂に参りませんか?

はい、喜んで…。
昨夜のゲームの宴の余熱がまだ体に残り、少し汗ばんでおります。
柚葉さんのお背中、いえお背中と言わずお体の艶を少しでも損なってはいけません。
わたくしがしっかり磨かせていただきましょう。

>あら?先客の方がおられるようですね。
>…グリッタちゃんでしたか。おはようございます。

おはようございます、グリッタちゃん。
あらあら…、今朝は「にぱ♪」の笑顔が一層艶々しく輝いていらっしゃいますわ。
きっとめくるめくような良き一夜をお過ごしになったのでしょうね。

では、昨日のご負担へのねぎらいに、わたくしもお体洗わせていただきますわ…。


934 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/12/12(Sun) 17:54
>>926(柚葉さん)

>おはようございます、皆様…。
>本日は奈良公園の興福寺と、法隆寺の見学となります。

柚葉さん、本日もどうぞよろしくお願いいたします。
恋焦がれていた日本の歴史と美術の至宝に相まみえると思うと、ドキドキいたしますわ。
城館にいた頃から、取り寄せた日本美術の本で写真で見たたででも迫りくる、魂を宿したような生気溢れる
造形の数々。

学校の美術の教科書でも、阿修羅像の繊細かつ深い思索を湛えた表情にウットリし、ミケランジェロの
ダビデ像と木造金剛力士像、並んで掲載されたお写真に、東西相譲らぬ生命のリアルな息吹に息を飲み…。
ああ、それがもうすぐ間近に見ることができるのですね。

(奈良公園へ参りました。)

鹿の皆様、おはようございます。
本日も訪ねてまいりましたけれど、鹿せんべいは少々のお待ちを。
あなた方を守護してくださっている神仏の皆様方へのご挨拶がありますから、お許しくださいませ。

あらあら、国宝館の前には入館待ちの列ができていますね。
それも女性が多くて表情は皆さんアイドルと会えるのを待つかのような目の輝き。
仏像が大好きな、いわゆる『仏女』と言われる方々でしょうか。

(そうして、今わたくしはとうとう麗しの阿修羅像とお会いすることができました…。)

阿修羅様…、深い憂いを帯びながら毅然としたその表情、どれほどの想いがその内を占めているのでしょう…?
この方が作られた只の像であるなどと、どうして信じられましょう。

ああ、直接言葉を交わせたならどんなに幸せでしょう。
元はインドの親族にして魔族であった『アスラ』様、幾度となく神々と戦い勝利することすらあった方、
それがいつしか御仏と縁を得て、悪を懲らす戦闘神になられたと聞きます。

何が善で何が悪か、貴方様は長い長い時の中で貴方はどう考え、どんな懊悩を持ってこられたのでしょう?
そうして哀しみ深きお顔が、未だ答えが出ないことの現れなら、わたくしに答えが出る日がはたしてある
のでしょうか…?

(『それは そなた自身で考え 見つけるしかない。』

 そんな声が、聞こえた気がいたしました。)


935 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/12/12(Sun) 17:58
訂正でございます。

>>934

>元はインドの親族にして魔族であった『アスラ』様、
(誤)親族
(正)神族

失礼いたしました。

936 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/12/15(Wed) 19:34
>>928-929(アーチェロお嬢様)

>ですが今、柚葉さんのお声を聞けて、お顔を見られて、ようやく『戻ってこられ』ました。
>貴女のお蔭で昏い思いを雲散霧消させることができました。

大丈夫です。私もお嬢様を信じておりますから。
感情的になっても、その感情に振り回されるお嬢様ではないでしょう?
こうして、周りに大切な方々が居られる限り…。

>そしてまた、柚葉さんがわたくしを受け止めてくださることで、また別の諭しを思い出すことができました。
>グリッタちゃんのお母様のお言葉です。

ええ、あの娘のお母様のお言葉が思い出せるのなら安心です。
私と共に、あの娘の姿も胸に刻まれている限り
お嬢様が昏い感情に支配されるような事は無いでしょう。

>「あ〜、仲が良いんだね〜、本当に。
> アーチェロさんったら、バスタオル越しだけど柚葉さんの胸に顔をうずめちゃって熱々だよ〜。」

ふふっ…。「猫耳メイドさんとお嬢様」の一場面を思い出しますね。
ああしてお嬢様の癒しになれるのなら、メイドとして冥利に尽きます。
こういう事でしたら、感情的になって下さって大いに構いませんよ。(微笑)

>>931-932(アーチェロお嬢様)

>…だから今度はもう間違えない。
>嫌われたって憎まれたって、わたしはわたしの考えたことをする。

…難しいですよね、己の気持ちを、優しさを伝えるというのは。
誰一人、創造主にさえその孤独を理解してもらえなかったあの方であれば、尚更でしょう。

でも白夜様、本当に冷たい方は見て見ぬ振りをするものでしょう。
私も手を差し伸べた白夜様が、間違っているとは思いません。
それは、断言できます。

本来でしたら誰にも見られぬまま、冷たく朽ち果てていくあの方が
貴女と出会う事で頑なな形ではあっても感情をぶつけてきている…。
辛さも、苦しさも、生きているからこそです。
この奈良と日ノ本を守護する仏尊とその教えの中に「一切皆苦」の言葉がありますが、
だからこそ出会い、尊び、和する事の素晴らしさが分かる…。
きっと白夜様を通じて、それが伝わる時が来ると私は信じます…。

>いいえ…、泣きたい時に泣けて…心落ち着かれましたでしょうか?

良かった…。こうして全てを打ち明けて下さり、私も安心致しました。
私達に同行して下さり、楽しんでおられるのは間違いなくとも
その笑顔の中に何処か寂しそうなものを感じておりました。

このお風呂の温かさと共に、それらが少しでも氷解して頂けたのなら
お嬢様も私も嬉しく思います。
そして…また縁を紡いで下さった奥方様に感謝ですね。

>その前に…、貴女からいただいた、この身に宿る『贄の血』を少しお返しいたしましょう。それで少しは力が
>回復いたすかと存じます。

お気遣いありがとうございます、お嬢様…。
はい、少しばかり力を多く使った事は実感しておりますが、決して苦しくはありません。
安心を得た時の、心地よい疲労感のようなものですから…。

(見守っていたレイナさんが、肩を貸して下さいました。)


>柚葉さんの腕に手を添え、そっと牙を立て穿った小さな穴へ血を注ぎます。

んっ…!
ふふ…。お気になさることはありませんよ、お嬢様…。
これもまた、私の血族と「妖(あやかし)」とを繋ぐ、「アカイイト」の在り方なのですから…。
ああ…お嬢様の心の温かさが私の中に流れ込んでくるかのようです…。

疲労感からも解放され、正に「心機一転」ですね。

937 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/12/16(Thu) 19:05
寒い日にオススメの食べ物と言ったら?

938 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/12/16(Thu) 23:25
>>933(アーチェロお嬢様)

>「柚葉さんも一緒だったら、同じ制服を着て、同じ班になって、旅行先で自由に散策できたなら」
>とかねがね思っておりましたわ。

はい、それはまた想像しただけでも楽しくなって参ります。
テーマを決めて、皆で行先を話し合って様々な場所を巡り、そして記念写真を撮ったりお土産を選んだり…。
機会があれば、高校の頃の制服を取り寄せてみようかしら。
…冗談です。(苦笑)

>以前pixivisionで『色を知る頃』 ― 「圧巻の表現力。「クリック推奨」なイラスト特集」というページに
>納められています ― という名画を拝見したことがございます。

はい!早速拝見させて頂きました。
秋を彩る色鮮やかな紅葉と、この建物はお店かしら?
そして仲良く並んだ制服姿の少女…。
一人は笑顔で、もう一人はちょっと戸惑っているかのようですが、
お二人にとってはいつもの姿なのでしょうね。

同じような場所で、私もお嬢様と共に映りたいものです。
明日、もしかしたら相応しい場所が見つかるかも知れませんよ。

それでは皆様、入浴もお食事も終えて後はこの夜を存分に楽しみましょう。
お茶の支度も整いました。それでは、宴を始めましょう。

>「あ〜、腕が鳴るわねえ、昔ポーカーでゴッドファーザーを丸裸にしたのを思い出すわぁ♪」
>「じゃあわたしも昔、海道一の大親分に褒められた腕前をご披露しようかしらねぇ。」

やっぱり…。(汗)
ゲームで助かりました。
奥方様のカード捌きといい、朱乃さんの札捌きといい、明らかに熟練した手捌きですもの。
もし本物の賭場やギャンブルの舞台で相まみえていたら…。(汗汗)

>はい、経験不足を思い知らされましたわ。
>せっかくいろいろなゲームをご用意いただいたのに、残念でございます。

ええ、私も裏をかこうなどと考えずに、思い切って真っ直ぐに行くべきでした。
下手な小細工など、奥方様や白夜様、朱乃さんには通じない事など分かっていた筈なのに…。
「生兵法は大怪我の基」ですね。

でも、とても楽しかったです。
よろしければ、またお付き合い下さいませ。

>>934(アーチェロお嬢様)

>あらあら、国宝館の前には入館待ちの列ができていますね。
>それも女性が多くて表情は皆さんアイドルと会えるのを待つかのような目の輝き。

ええ、京都や奈良の大学で歴史を先行している方々でしょうか。
嬉しそうながらも、どこか知的な方々でいらっしゃいますね。
私もかつて、父に連れられて来たのを思い出します。

>(そうして、今わたくしはとうとう麗しの阿修羅像とお会いすることができました…。)

お嬢様、実はこの阿修羅像と共に私自身の思い出があるのですよ。
初めて目にした時、父に言ったんです。
阿修羅というと「強そう」とか「ちょっと怖そう」というイメージだったけれど、
この阿修羅像は優しい顔をなさっていると…。

すると父が、この阿修羅が優しそうな顔をしているのは仏教における「懺悔」を
実践した事によって穏やかな表情になったんだよと教えてくれたんです。

かつては戦いの中に身を置きながらも、やがてはこのような麗しく落ち着いた
まるで少年のような御顔をされるに至った…。
己を見つめ直す事の大切さを、我々に伝えて下さっているかのようです。

(木造金剛力士像の前にて)

仏を守り、外敵をその形相をもって祓う金剛力士像…。
実はこの構えは、印度拳法の伝来と言われております。
仏教と申しますとわが国ではお経を唱え、死者を弔うという形式的なものに
徳川時代にされていきましたが、本来は迫害から己を守る為のものとして
拳法も教えの一つだったそうです。
私が故郷で父と学んだ拳法にも、「羅漢」「仁王」等の型や技があり、
その流れは受け継がれていると聞きました。

慈悲の心は大事ですが、慈悲を以て守る為には力も要る…。
金剛力士像は、それを伝えて下さっていると私は思っております。

(最後に最も大きな釈迦如来坐像にお賽銭とご挨拶をした後、国宝館を後にしました。)

939 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/12/17(Fri) 16:21
>>936(柚葉さん)

>大丈夫です。私もお嬢様を信じておりますから。
>感情的になっても、その感情に振り回されるお嬢様ではないでしょう?
>こうして、周りに大切な方々が居られる限り…。

ああ…、自分がいまだ小娘だと思い知らされますね。
同じ地平に立っている貴女のはずなのに何もかも見通して、不敏なわたくしの成長を待ってくださっている。
そのことに心からの安堵を感じると共に、我が身の未熟さが恥ずかしくもあります…。

ですが、おっしゃっていただいたお蔭で改めて分からせていただきました。
ご縁をいただいて今わたくしの周りにいて下さる貴女やグリッタちゃん、そのほかの方々…いえ、それ以前から
城館でわたくしの傍にいてくれた者たちも含めてすべての人々が、わたくしがこの世界にいられるよう
寄り添ってくれていたことに。

>ええ、あの娘のお母様のお言葉が思い出せるのなら安心です。

グリッタちゃんにとってはとてもとても辛いことでしたでしょうけれど、ですがそれゆえにその言葉は
重くて尊くて、彼女の力になってくださったことでしょう
それを知ることができたことで、わたくしもまた少し強くなることができたと思います。

心弱いわたくしですが、貴女とグリッタちゃんと皆がいらっしゃる限り、この魂まで常闇に沈めて我を
忘れることはない。
そのことだけは誓って申し上げることができますわ。

>ふふっ…。「猫耳メイドさんとお嬢様」の一場面を思い出しますね。
>ああしてお嬢様の癒しになれるのなら、メイドとして冥利に尽きます。

わたくしはいつも、あのお嬢さまがそうであるように、メイドの柚葉さんに癒されております。
今もこうして人目もはばからずギュッと抱きしめさせていただいて…、胸が安らいでまいります。
『冥利』とは『仏・菩薩?(ぼさつ)?が人知れず与える利益?(りやく)?』を意味するそうですが、柚葉さんは
わたくしの菩薩…優しき救いの手。

でも、今はわたくしが救われて和んでばかりではいけません。
あらためまして白夜様のお背中お流しいたします。

>…難しいですよね、己の気持ちを、優しさを伝えるというのは。
>誰一人、創造主にさえその孤独を理解してもらえなかったあの方であれば、尚更でしょう。

(白夜様はしゃくりあげながらも、少しずつ言葉を紡いでくださいます。)

「雪の中から起こして、火を起こして添い寝して温めて。
 やっと開いた眼が、な〜んにも映してなくてね。
 今まで一緒にいた人の孤独な目は、疲れてはいたけれど救いは求めてる感じだったんだけどね。
 だからね、風蘭くんの目の奥に見つけたかったんだよ、そんなに小さくてもいいからこっちを向いて
くれる瞳の光を。」

>本来でしたら誰にも見られぬまま、冷たく朽ち果てていくあの方が
>貴女と出会う事で頑なな形ではあっても感情をぶつけてきている…。
>辛さも、苦しさも、生きているからこそです。

「柚葉さんは…、すごいね。
 わたしもあなたみたいに分かって上げられたら良かったのに、わたし馬鹿だから。
 『なぜ私を助けた!?』
 憎しみに染まった眼でわたしに詰め寄って首に手をかけてきたとき、わたしは喜んであげられなかった
 んだよ。
 『ああ、この人も今までの人たちみたいにわたしを憎んで殺そうとするんだ。
  もういいや、それならそれで。』
 って思っちゃったんだよね。
 わたしが絞め殺されなかったのは、彼がまた力尽きてバタンキューってなっちゃったからに過ぎないから、
 そうしたらそこで終わっちゃってたかもしれないね。」

(すみません、続きます。)

940 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/12/17(Fri) 16:26
>>936(柚葉さん)(続きです。)

>この奈良と日ノ本を守護する仏尊とその教えの中に「一切皆苦」の言葉がありますが、
>だからこそ出会い、尊び、和する事の素晴らしさが分かる…。
>きっと白夜様を通じて、それが伝わる時が来ると私は信じます…。

「『一切皆苦』…、わたしも長いことこの国にいたから聞いたことがあるけれど。
 こんなにはっきり胸に届いたのって今が初めてかも知れないよ。
 今の柚葉さんの言葉と一緒に、風蘭くんにも伝わると良いな…。
 少なくともわたしは彼に出会えて良かった、って思ってるから。

 彼のことを書いた本に、こうあったよね。
 女の子が足を滑らせて急流に落ちたとき、彼は飛び込んでその子を救ってあげたの。
 なのに、その女の子の知り合いらしい男が訳も聞かずに彼を鉄砲で撃ったって。
 彼が人間へ憎しみに囚われて引き返せなくなるのはそこから。
 彼は『人造』って頭についても『人間』なの。妖怪じゃない。
 『妖怪だから人間に憎まれる』って言い訳も使えない、逃げ場がどこにもない。

 だけど、そのときそこにわたしがいたら、鉄砲で撃った男をぶん殴って、風蘭くんの頭を九尾で撫でて
 あげてたと思うよ。
 そしてきっと彼に惹かれていたと思うからね。
 その頃には戻れなくても、『わたしはずっとあなたといる』、それだけはぜったい伝えるつもりだよ。」

(いつの間にか涙で濡れたお顔に明るさが戻っていらっしゃいました。)

>良かった…。こうして全てを打ち明けて下さり、私も安心致しました。

「柚葉さんありがと〜。
 …風蘭くんとの間がどうなっても、あなたがくれた言葉は忘れないよ〜。」

「(近づいてきたお母様が柚葉さんのお耳にそっと囁きます。)
 ありがとう、柚ちゃん。
 数百年ぶりに彼女を救ってくれて感謝するわ。」

(お母様がめったに聞かせない真面目な声音…。
 わたくしが立ち入る隙が無さそうですわね。)

「そして、うちの娘のことも貴女にちゃあんとご奉仕できているようで、感心してあげても良いわよぉ。」

>ふふ…。お気になさることはありませんよ、お嬢様…。
>これもまた、私の血族と「妖(あやかし)」とを繋ぐ、「アカイイト」の在り方なのですから…。

ありがとうございます、お母様の言葉ではありませんがわたくしの『奉仕』を受け容れていただいて
嬉しいですわ。
今しばらくどうぞそのまま疲れを癒してくださいませ…。

(こうした様子を、画家のお嬢様が水の中でも描ける防水スケッチブックに描き留めて後で絵にして見せて
 くださったのは、また別の話でございます。)

(すみません、いったん切ります。)

941 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/12/17(Fri) 16:33
訂正でございます。

>>939

>『冥利』とは『仏・菩薩?(ぼさつ)?が人知れず与える利益?(りやく)?』を意味するそうですが、

四つの「?」はいずれも不要でございます。
失礼いたしました。

942 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/12/17(Fri) 19:48
>>937

わたくしの場合、まず寒い外から帰ったとき甘酒をいただけますと体が内側からホカホカと温まってまいり
ます。
ですが、今こうしてお出しするならお腹の持ちも良い和菓子を用意させていただきました。
甘酒とヨーグルトを
混ぜて蒸かしました蒸しパンでございます。
どうぞお召し上がりくださいませ。

よろしければ、夕餉も食していかれますか?
お料理となれば冬の寒い日はなんと申しましても「鍋料理」。
皆で鍋を囲んで一つのお鍋をつついて談笑すれば、もう体が温まるのは必定と申すものでございましょう。

本日は特に体が温まります「発酵美人鍋」などどうか、と考えていたところなのですよ。
糀甘酒、みそ、しょうがを使って豚肉、白菜、厚揚げ、長ねぎをことことと温めた品でございます。
湯気と共に立ち昇る薫りからして体を芯から温める、わたくしの冬の大好物。
お客様にもお勧めしたい逸品ですわ。


943 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/12/17(Fri) 21:32
(時系列に沿ってここで申させていただきます。)

>>927(グリッタちゃん)

(グリッタちゃんと柚葉さんの会話を横で聞いております。
 グリッタちゃんから立ち昇るえも言われぬ艶めきに少し飲まれてしまったようです。(汗汗))

>柚葉さん、昨夜はお楽しみでしたね♪
>え?それは逆じゃないですかって?
>うふふ…♪


ああ…、なんて艶めいて妙なる微笑みでしょう。
本当に心も体も満ち足りた一夜だったのでしょうね。

わたくしも柚葉さんのおっしゃった「猫耳メイドさんとお嬢様」のような血潮を熱くする夜を想像しない
わけではなかったですが、叶いませんでしたね…。
あのお嬢様が猫メイドさんに与えた『またたび』のようなものが柚葉さんにもあればいいのに。
そうであれば、柚葉さんの方からわたくしを押し倒していただいて、唇を奪っていただいて…。

…何を考えているのでしょう、わたくしは。
グリッタちゃんの昨夜の残り香がこの身をざわめかせていること、あの笑みはご存じなのでしょうか…
ご存じなのでしょうね。
本当に小悪魔でいらっしゃること。

>こんなに男性の方と本気で愛し合ったのって、数十年ぶりですから…。
>戦争の時代、私を助けてくれたあの人以来です…。
>あの人、臨終の間際に言ってくれたんです。

…以前おっしゃっていた初恋の君(>>896)の他にも、本当に素敵な恋をされてきたのですね。
わたくしなどがあれこれ想像するのも烏滸がましいような、本当に熱いお心で一つになられる、一つ一つが
無二の恋を…。
そして今また白鹿さんとも。
一つ一つの出会いに誠心誠意ありったけの熱情をかけておられる、それがグリッタちゃんという方なのですね。

戦争の時代、個人の力でどうにもならない別れを経験しなければならない時だからこそ、相手に向ける
真情はどこまでも曇りない。
わたくしなどが軽々に申せることではないですが。

そんなお相手の方がグリッタちゃんを助け、力になってくださったことに心から感謝いたします…。


944 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/12/18(Sat) 15:35
>>937

もう「おでん」は出しましたから…。
じゃあ、アーチェロさんが言うように「鍋料理」かな?

くんくん…あれ?わあ!いい匂い!
「発酵美人鍋」ですか?
何だか、アーチェロさんにピッタリのお料理ですね!

糀甘酒って、甘酒だけじゃなくてこういうお料理にも使えて便利ですよね。
「ほっこり」って雰囲気のアーチェロさんらしいお料理だと思いません?ご主人様。

私も今回は、アーチェロさんのお料理をご馳走になっちゃいます。
ご主人様の給仕は、任せて下さいね。

>>934(アーチェロさん)
>>938(柚葉さん)

>あらあら、国宝館の前には入館待ちの列ができていますね。
>それも女性が多くて表情は皆さんアイドルと会えるのを待つかのような目の輝き。

>ええ、京都や奈良の大学で歴史を先行している方々でしょうか。

ここには確か、「橿原考古学研究所」っていう有名な研究の施設があるんでしたね。
歴史を勉強する人たちにとっては、憧れの場所ですね。
…私はこういうのにそんなに詳しくないですけど、アーチェロさんと一緒に女子高生の制服を着て
修学旅行にも来てみたいなあ…。
でも、「修学」ですからちゃんとテーマを決めて成果を出さないと駄目なんですよね。
はしゃいでばっかりで、アーチェロさんに注意されちゃうかも。(ペロッ)
他にも柚葉さんみたいに、知的な雰囲気で「女子大生」として足を運ぶのも憧れちゃいますね。

お二人とも、詳しいんですね。
金剛力士さんとか、十二神将さんの中にはちょっと怖そうな顔の方もいますけど、
あれは悪いものをやっつけるための意味が込められてるって知って安心しました。

アーチェロさん、阿修羅像さんと何かを話してるみたい…。
ただ単にお祈りしているだけじゃなくて、何だか神秘的…。
ここは、お邪魔にならない方がいいかな。

>>943(アーチェロさん)

>…何を考えているのでしょう、わたくしは。
>グリッタちゃんの昨夜の残り香がこの身をざわめかせていること、あの笑みはご存じなのでしょうか…

…アーチェロさん、本当に柚葉さんが大好きなんですね。
でもこれから先お互いに素敵なパートナーを見つけて、
アーチェロさんが結婚しても、柚葉さんが結婚しても、
きっとお二人はお互いを優しく祝福できると思います。

お互いに自分の家族を持てたら、もっと絆は深まるんじゃないかな。
その未来を、私も見てみたいです。

う〜ん、気持ちよかった〜♪
お二人が優しくお背中を流してくれて、よりリフレッシュ出来ちゃいました。
それじゃ朝ご飯を食べて、また元気にお出かけしましょうねっ!

945 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/12/18(Sat) 21:52
>>938(柚葉さん)

>はい、それはまた想像しただけでも楽しくなって参ります。
>テーマを決めて、皆で行先を話し合って様々な場所を巡り、そして記念写真を撮ったりお土産を選んだり…。

はい、はい、はい!
それこそわたくしの夢でございます。
同じ学び舎で一緒に過ごし、共に学び共に笑い、そして修学旅行では思い切り羽を伸ばして思い出を一緒に
作りたいです…。

>機会があれば、高校の頃の制服を取り寄せてみようかしら。
>…冗談です。(苦笑)

いいえ、冗談などとおっしゃらず!
今からご母堂様にご連絡して、制服を送っていただくとか…。
いえ、分かっておりますのよ?左様な我儘が通らないことは。
ですが…、学友のように過ごせる千載一遇のチャンスではありませんか、今だけは思考がヒートアップ
するのをお許しくださいませ。

>はい!早速拝見させて頂きました。
>秋を彩る色鮮やかな紅葉と、この建物はお店かしら?

そうですわね、思うに甘味処の店先でくつろいでいらっしゃるところではないでしょうか?
旅先で散策していたら、ふと休みたくなって腰を下ろし、これからお店に入ろうかどうか考えている…?

>一人は笑顔で、もう一人はちょっと戸惑っているかのようですが、
>お二人にとってはいつもの姿なのでしょうね。

お一人はもうお一方に心持ち身を傾けて笑みを浮かべて好意をはっきり表されていますが、お友だちは
スマホをいじってクールにしていらっしゃいます。
でも、心の中では今の状態をけっこうお気に入りなのでは…と想像しますわ。

>明日、もしかしたら相応しい場所が見つかるかも知れませんよ。

はい、コースの途中に趣きのある小路とお店があるかも知れませんね。
そんなお店がありましたら、ぜひとも寄ってまいりたいですわ。
そのときはきっとわたくし嬉しくて、向かって右側の女の子のようにお顔を緩ませてしまうことでしょう。

>奥方様のカード捌きといい、朱乃さんの札捌きといい、明らかに熟練した手捌きですもの。
>もし本物の賭場やギャンブルの舞台で相まみえていたら…。(汗汗)

たしかにお二人の手捌きを見ていましたら、ここは敢えて正々堂々とぶつかって良かったと思いますわ。
ゲームはあくまで楽しむためのもの。
下手に深みにはまっていたら、何もかも持っていかれて当分立ち直れなかったかも。

「この国に今まだカジノが無くて良かったですよー。
 あったら絶対お母さん、そっちへ巡業しようって言い出すから。
 昔は大変だったんですよー。
 時代劇に出てくるみたいな賭場で、胴元さんのいかさまを見破っちゃって。
 お母さん、クワーッて怒って賭場を滅茶苦茶にしちゃうんだもん。」

手捌きだけでなく、腕力もお使いになられたのですね…。
朱瑠さんはわたくしたちと同じくらいの強さで安心しましたわ…。

(続きます。)

946 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/12/18(Sat) 21:54
>>938(柚葉さん)(続きです。)

>ええ、京都や奈良の大学で歴史を先行している方々でしょうか。
>嬉しそうながらも、どこか知的な方々でいらっしゃいますね。

最近は歴女などと申して、知的な探究心から歴史に触れようという方が多いそうですね。
あの方々もきっとそうなのでしょう。
奈良の仏像・神像の数々にも美術品としての美しさと当時の人々の心の営みが反映されている。
その奥深さに迫ろうというお心が瞳に輝きを宿すのでしょうね…。

(柚葉さんと共に阿修羅像に見入ります。)

>お嬢様、実はこの阿修羅像と共に私自身の思い出があるのですよ。
>すると父が、この阿修羅が優しそうな顔をしているのは仏教における「懺悔」を
>実践した事によって穏やかな表情になったんだよと教えてくれたんです。

ご尊父様が、そのような深いお話を柚葉さんに…。
阿修羅様がどのような心の遍歴を経てこられた、その想いの襞をちゃんとご存じあって、柚葉さんに
お伝えしようとなさったのですね。
わたくしもこうしてそのお言葉に触れられて幸いです。
闘神であらせられる阿修羅様はそれゆえに多くの懊悩を抱えられ、そしてその救いをもたらしたのが
「懺悔」だったのですね。

>己を見つめ直す事の大切さを、我々に伝えて下さっているかのようです。

つい昨日、白夜様のお話で心を曇らせてしまったわたくしには耳に痛いお話です。
自分のことを知った気でいたが故の迷路に入り込むことの無いよう、自分と向き合っていかねばなり
ません。

>仏を守り、外敵をその形相をもって祓う金剛力士像…。
>実はこの構えは、印度拳法の伝来と言われております。

人を惑わし安寧を損なう悪しき者たちを祓う方。
その表情と隆々たる身体にその決意がみなぎっておりますわね。
強い力と共に高い徳を備えた方ゆえ、わたくしがそのような者ではないとお見通しいただいているで
しょうけれど。
挨拶はしっかりしておかねば。
(深々とお辞儀)

…わたくしも過去のどこかで道を間違えていたら、こちらにいらっしゃる方々と敵対していたのかしら?
やはり縁と申すものは大事ですわ…。
己を見つめ直す大切さは、縁ある方々が己が心を映す鏡となってくださったからこそ、実感できたの
ですもの。

>慈悲の心は大事ですが、慈悲を以て守る為には力も要る…。
>金剛力士像は、それを伝えて下さっていると私は思っております。

はい、ならば魔の力ではそれなりに強いわたくしは、柚葉さんの慈しみを守ることで金剛力士様の教えに
お応えいたしましょう。
本当に強い力は柚葉さんの内に秘められているにせよ、真祖より受け継ぎし我が力を破邪の力として
使わせていただける自負は、柚葉さんと共にいて初めて得られたのですから。

…さて、鹿さんたちがお煎餅を心待ちにしていましょう。
薬師如来様、これにて失礼申し上げます。

(今宵はここまでとさせていただきます。)

947 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/12/19(Sun) 11:00
>>944(グリッタちゃん)

グリッタちゃんも鍋パーティーにご参加いただけるんですね!
やりましたー♪
みんなでお鍋ですよ〜♪♪

>くんくん…あれ?わあ!いい匂い!
>「発酵美人鍋」ですか?
>何だか、アーチェロさんにピッタリのお料理ですね!

良かったです。
まず、匂いではグリッタちゃんに合格点をもらえたみたいです。
わたくしにピッタリ?
うふふ、嬉しいことをおっしゃって下さいます。
でも、今日は美人ホスト三人のご主人様へのご奉仕お鍋、ということでよろしくお願いします〜♪

>「ほっこり」って雰囲気のアーチェロさんらしいお料理だと思いません?ご主人様。

あらあら、久しぶりにグリッタちゃんのメイド魂が燃え上がっているようですね。
グリッタちゃんのメイド服姿、やっぱり素敵です。
貞淑を絵も描いたようなメイド服の中から隠しきれない乙女の煌きが薫ってまいるではありませんか。
では、どうぞお客様、お座りになってくださいませ。
このような機会はめったにございませんよ?

(続きます。)

948 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/12/19(Sun) 11:02
>>944(グリッタちゃん)(続きです。)

>ここには確か、「橿原考古学研究所」っていう有名な研究の施設があるんでしたね。

まあ、わたくしとしたことが迂闊なことに、旅の楽しさのあまりに彼の重要な施設のことに思い及んで
おりませんでしたわ。
そう、かの皇祖神武天皇が高御座にお着きあそばした地に相応しい、埋蔵文化財の研究施設があるのでしたね。
そして、附属の博物館には旧石器時代から室町時代までの出土品の数々を展示しているとのこと。
この日ノ本の悠久の時、その長き時の中の人々の営みを知ることのできる魅惑の施設ですわね。
若輩のわたくしなど、これら出土品の最も新しい部類の時代に生まれた身でございます。
観覧できたら嬉しいのですけれど…。
でも再開館は11月3日、少し先になりますのね。
スケジュールの都合もありますし、いずれにせよ今回はあきらめるしかございません。

「ん〜、なんなら伝手を頼って見せてもらうように頼んでみるけどぉ?」

お、お母様。
どんな伝手か存じませんが、研究者の皆様も開館を待ち焦がれている施設にわたくしたちだけが入れて
いただく、というのはさすがに…。

>…私はこういうのにそんなに詳しくないですけど、アーチェロさんと一緒に女子高生の制服を着て
>修学旅行にも来てみたいなあ…。

まあ、まあまあまあ!
柚葉さんに続いて、グリッタちゃんからもなんて素敵なご提案でしょう!
プライベートな修学旅行だなんて、それはぜひに実現したいですわ。
グリッタちゃんの制服姿、どのような可愛いお姿になることか。
そして三人で史跡や博物館、宝物殿などを巡って知的な会話を楽しむだなんて…うっとりです…。
グリッタちゃん、どんな制服がお似合いになるかしら…。

え、三女ちゃん、タブレットで何を見せようと?
『女子中・高生の制服攻略本』? 電子書籍ですの?
あら、可愛らしい表紙ですこと。
これを買え、と?
…いえいえ、今はこうした書籍に耽溺している場合ではございません。
この奈良の美しい姿をじっくり見て回るのが今の至上の楽しみですからね。
あなたもタブレットは仕舞っておきなさいね?

>はしゃいでばっかりで、アーチェロさんに注意されちゃうかも。(ペロッ)
>他にも柚葉さんみたいに、知的な雰囲気で「女子大生」として足を運ぶのも憧れちゃいますね。

わたくしこそ、恥ずかしい姿をお目にかけてしまい申し訳ございません(ポッ)
そうですわね、柚葉さんに合わせてがんばって大人のファッションを着こなして、お二人とご一緒に
知的な旅を楽しむ、ステキでございます!
うふふふ…、また新しい旅の計画を立てたくなってまいりましたわ。

>お二人とも、詳しいんですね。
>金剛力士さんとか、十二神将さんの中にはちょっと怖そうな顔の方もいますけど、
>あれは悪いものをやっつけるための意味が込められてるって知って安心しました。

ありがとうございます、グリッタちゃん。
わたくしの場合はまだまだ浅学の身ですけれど、故郷の城館にいて時間はたくさんありましたから、美術史の
本などを読んでいられただけで。
でも、本物の迫力は違いますね。
こういう方々が邪悪な者を祓ってくださっていると思えて心が安らぎます。

>アーチェロさん、阿修羅像さんと何かを話してるみたい…。

戦いの神様でいらっしゃいますが、この深い憂いを帯びたお顔を拝見して、きっとこの方も戦いで多く
傷ついたのでは、と思いました。
この方がさらに悲しむことの無いように、平和な世が続いてほしい…。
平凡な想いかも知れませんが、この旅でまた戦いの中に在った人の想いに触れさせていただきました
ので、自分で考え答えを探したい、とそう思わされましたわ。

(すみません、さらに続きます。)

949 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/12/19(Sun) 11:03
>>944(グリッタちゃん)(続きです。)

>…アーチェロさん、本当に柚葉さんが大好きなんですね。
>でもこれから先お互いに素敵なパートナーを見つけて、
>アーチェロさんが結婚しても、柚葉さんが結婚しても、
>きっとお二人はお互いを優しく祝福できると思います。

はい、柚葉さんのことが好きで好きでなりません…。
そしておっしゃるとおり、どんなに彼女を慕っていても恋愛の相手として彼女の想い人にとって代わる
ことはできませんし、もちろんしようとしてはならないでしょう…。
柚葉さんのお相手は神父様でいらっしゃいますから、今生で形の上では夫婦とはなられぬとしても、
むしろそれゆえに互いの魂とで固く結びついていらっしゃって…。
既に心と心で夫婦の実を持っていらっしゃるのかも知れません。

だからこそ、わたくしはわたくしだけの『親愛』を彼女に捧げてまいる所存ですわ。

>お互いに自分の家族を持てたら、もっと絆は深まるんじゃないかな。
>その未来を、私も見てみたいです。

グリッタちゃん!(思わず彼女を抱きしめてしまいます。)
とてもとても大切なお言葉をありがとおうございます!
そう、それぞれが大切な家族を持てば、さらに柚葉さんに対しての別の愛を以て絆を深めることができる、
わたくしと柚葉さんの閉じた世界ではなく、多くの大切なものを得た世界の中での唯一無二の絆を。

きっときっと、そうした世界を作って、グリッタちゃんにもお見せいたしますわ!


950 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/12/19(Sun) 17:14
>>937
>>944(グリッタちゃん)
>>947(アーチェロお嬢様)

あわわ、お客様、申し訳ありません…。
メイドである私が率先してお客様をお迎えしなければならないのに、
一番出遅れてしまいました…。
やはり寒い日に家族で頂くお料理となれば、「鍋料理」ですね。

ああ…美味しそうな匂いに、足が思わずお台所へ…。

(お嬢様が既に、和風メイド服でエプロンを付け、「発酵美人鍋」をご用意しているお姿に遭遇しました)

…お嬢様、GMW以来の和風メイド服ですね。
実に良くお似合いです…。(見惚れてます)

って、感心してる場合じゃありませんっ!
主にお料理をお任せしてしまってどうするんですか私っ!!!

え?先輩?三姉妹さん?
「たまにはこういう事もありますから」ですか?

申し訳ありませんでした…。
それでは今回はお嬢様のご厚意に甘えて、ご相伴に預からせて頂きます…。
え?そんな申し訳なさそうな顔してたら折角の鍋パーティが台無し?
はい、気を取り直して御給仕をさせて頂きます。

>「ほっこり」って雰囲気のアーチェロさんらしいお料理だと思いません?ご主人様。

グリッタちゃん、お嬢様が喜ばれる言葉を有難うございます。
この冬の季節は、お嬢様が温かいお部屋で大好きな甘酒を頂きながら微笑む姿を見るのが
このお屋敷の風物詩なんです。
そして甘酒を美味しい蒸しパン、お鍋にも…。

甘酒が、お嬢様に一番お似合いの季節…。
『甘酒美人』とお呼びしてよろしいかしら。(微笑)

それではお客様、お代わりも遠慮なくお申しつけ下さいませ。
他の飲み物も入り用でしたら、すぐにご用意致します…。

>>945-946(アーチェロお嬢様)

(一同、国宝館を出て興福寺の境内を見て回り、再び鹿さんたちに遭遇しました。)

>…さて、鹿さんたちがお煎餅を心待ちにしていましょう。
>薬師如来様、これにて失礼申し上げます。

ええ、国宝館以外にも五重塔、南円堂、北円堂、東金堂…。
建物や仏像を含む様々な文化財を見て回る事が出来ました。

初めて訪れた時はまだ私自身幼く理解には程遠かったのですが、
中学や高校の授業や趣味の一環としてそれらの歴史に触れてきた事で
パンフレットなどを通じて少しは理解を得られた気がします。

それでは、随分とお待たせしてしまいましたね。
鹿さん達、すぐに鹿せんべいを買って参ります。

(一同、昨日と同じく鹿さんと楽しい時間を過ごしました。)

お嬢様、お次は法隆寺ですね。

『柿食えば鐘が鳴る成り法隆寺』

お嬢様が楽しみにしておられたもう一つのイベントですね。
ところで肝心の柿の調達に関してですが、近鉄奈良駅の近くに
商店街があるのをご存知ですか?
先日はお時間の都合上、立ち寄る事が出来ませんでしたが。

(奈良市ひがしむき商店街を歩きながら)

この「奈良市ひがしむき(東向)商店街」には、果物店もありました。
そちらで調達してから、参りましょうか。
その前にそろそろ、昼食のお時間ですね。
昼食はこちらの『和食 四季彩々 一条」を予約しております。
何分多人数ですので、お店の迷惑にならぬよう準備は万端です。

(昼食を終えて、商店街を歩きながら)

飲食店からお土産物屋さんまで、多くのお店がありますね。
明日の出発前には、こちらでもお土産を選んでいきましょう。
あ、果物屋さんがありましたよ。

こんにちは、柿を少々沢山頂けますか?
有難うございます。
はい、丁度今は奈良の柿も食べ頃の季節ですね。
奈良へ旅行に来て、地元産の柿を頂くのを楽しみにしていたんです。

はい、家族皆で観光に…。
これから、法隆寺に参ります。
それでは、お元気で…。

ではグリッタちゃん、ここからはまた、運転手をお願いします。
ここから法隆寺まではそれなりに距離があり、場所によっては狭い道や
交通量の多い場所もありますので、お互いに十分注意しましょう。
それでは皆様、お車に乗って下さいませ。

(一同、法隆寺へ)

951 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/12/19(Sun) 17:35
>>944(グリッタちゃん)
>>949(アーチェロお嬢様)

>お互いに自分の家族を持てたら、もっと絆は深まるんじゃないかな。
>その未来を、私も見てみたいです。

はい、いずれ必ず、私も自分の家庭を、家族を築いてみせます。
私がお嬢様と共に暮らす街で出会った神父様とは、残念ながら夫婦となる事は叶わないとしても…。
それでもお嬢様と共にこの街で暮らしている間は、その方をお慕いしていくでしょう。

…私も一度真剣に想いを伝えたのに対して、神父様は誠実に応えて下さいました。
生涯を進行に捧げると決めた以上、夫婦の契りを交わす事は叶わない。
それでも、私の事を一人の女性として好きだと言って下さったんです。

…私が好きになった人も、私を好きでいてくれた…。
私としては、それで十分です。
私にとっては、“恋”が初めて成就したのですから…。

でも戦争の時代、グリッタちゃんを愛してくれた方が仰っていたように
「新しい愛を見つける」事を真剣に考えるべきかも知れません。
グリッタちゃんと白鹿さんを見ていて、私も思うようになりました。

どんなに望んでも、私とお嬢様やグリッタちゃんとは生きる時間が違います。
だからこそ、この身に流れる血を糸として、お嬢様やグリッタちゃんと絆を紡いでいくためにも
私は私の家族を作らなければいけない…。

グリッタちゃんをお誘いして、本当に良かったです。
この手に結ばれた糸を、次なる世代に…。
お嬢様のために…。

(隣に並ぶお嬢様の手を、そっと握りました。)

952 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/12/24(Fri) 15:26
>>950(柚葉さん)

柚葉さん、おかえりなさいませ。
本日は大学へお出でなのでしたね?
お疲れ様でした。

申し訳ございません。
ちょうどグリッタちゃんがいらしているときにお客様とお話ししているうちに興が乗ってしまいまして、
僭越ながらお料理に手を出してしまいました。
前々から自分で作ってみたいと思っていた「発酵美人鍋」に挑戦してみたのですよ。

>…お嬢様、GMW以来の和風メイド服ですね。
>実に良くお似合いです…。(見惚れてます)

ありがとうございます。
柚葉さんに見ていただいていると、料理をいただく前から視線だけで体がポカポカして参ります。
ですが、臨時とは言え今はメイドゆえ、お料理をどう評価していただけるかドキドキですわ。
幸いグリッタちゃんからもお客様にお出しして良い、と評価していただけたようですが、どうか柚葉さんも
お味見してくださいますか?
メイド服を着た以上、今のわたくしは柚葉さんやグリッタちゃんからすれば、新米、ペーペーの駆け出し
メイドですわ。
一夜限りのGWN(ゴールデン・メイド・ナイト)となりましたからには、どうかこの鍋もビシバシと
ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

>甘酒が、お嬢様に一番お似合いの季節…。
>『甘酒美人』とお呼びしてよろしいかしら。(微笑)

もう、そんなことをおっしゃって!(赤面)
柚葉さんの笑みが眩しすぎます。
そしてそんな嬉しいお褒めの言葉!
柚葉さんからそう言われたら甘酒をいただいた時のように、心が『ほっこり』してしまいます。
さあ、どうぞどうぞ、お席に着いてくださいな。
皆でお鍋を囲みましょう…。

(すみません、続きます。)

953 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/12/24(Fri) 15:30
>>950(柚葉さん)(続きです。)

(奈良旅行二日目でございます。)

>ええ、国宝館以外にも五重塔、南円堂、北円堂、東金堂…。
>建物や仏像を含む様々な文化財を見て回る事が出来ました。

五重塔は奈良県内でもトップクラスの高い建物とのことでしたが、近くで見ますと確かにその威容は歴史
の厚みも感じさせてひと際惹きつけられますね。
ガイドブックを読むと維新の後、わずか25円 ― 現在の価格だと11,2万円― で売却されて解体
寸前になったとか…左様なことにならず本当に良かったですわ。

「…あ〜あ、あのときは他所の古美術の収集に目が言っていて出遅れたのよねぇ…。
 そうでなかったら、あの塔、わたくしの別荘にしていたんだけどぉ。」

……左様なことにもならず本っ当に良かったですわ。

>それでは、随分とお待たせしてしまいましたね。
>鹿さん達、すぐに鹿せんべいを買って参ります。

境内に来た時から鹿さんたちの視線の集中砲火を感じていましたわ。
そして、またたくさんの鹿さんに取り囲まれてお辞儀攻勢をかけられてしまいました。
中にはまだほんの小さな子どもも、ちょっとおっかなびっくり首を伸ばしてきて、こちらがあげた一枚を
食べるときの、『やり遂げた』感あふれる食べ方が可愛くて。
きっと初めてのおねだりだったのでしょう。

白夜様も、鹿さんたちを九尾でもふもふ撫でられてとても朗らかなご様子。
昨夜、柚葉さんにお体を癒されたこと、そしてグリッタちゃんの艶々の笑顔をご覧になって感じることが
あったのでしょうか、ずい分元気になられたご様子です。
あの笑顔のまま明日風蘭寺に行けると良いのですけれど。

>お嬢様、お次は法隆寺ですね。
>『柿食えば鐘が鳴る成り法隆寺』
>お嬢様が楽しみにしておられたもう一つのイベントですね。

はい、わたくしの本日のメインイベントでございます。
子規さまのかの名句、口ずさむたびに秋色豊かな法隆寺の景色と荘厳な鐘の音、そして柿の実の甘さが
三位一体となって心を揺すぶります。
そして地元商店街を散策するのも楽しみですわ。
ご案内、どうぞよろしくお願いしますね。

(奈良市ひがしむき商店街に参りました。)

高いアーケードに覆われ、整備の行き届いた長い通り、大勢の行き交う人々、活気あふれる商店街ですね。
各種お店がひしめき合い、散策するだけで楽しそうですが、まずは、柚葉さんのご予約のお店に直行ですね。
夢中でスケッチなさっていて、先ほどまでわたくしの背中でお休みでした画家のお嬢様も、今はそろそろ
お起こしいたしましょう。

まあ、これは…。
店頭の趣きから素敵ですね。
格子の引き戸、紅い毛氈の上に一輪の花、店内に入れば色鮮やかな花が飾られ、その奥に広がる落ち着いた和の空間。
予約いただいた個室も木目のたたずまいが上品で落ち着けますわ。

豪華な海鮮のおつくり、ランチタイムゆえの手軽な松花堂弁当の数々。
純和風かと思いきや、野菜と魚介の美しいサラダ…その中に炙りまぐろのカルパッチョもあって、
少しだけ故郷の味が顔を出すのも嬉しいですね。

(商店街を歩いております。)

>飲食店からお土産物屋さんまで、多くのお店がありますね。

直ぐ近くに「中垣果物店」、反対方向に在る「奈良みやげ横丁」は立派な造りで品ぞろえ豊富のようですね。

>これから、法隆寺に参ります。
>それでは、お元気で…。

「刀根早生(とねわせ)」、「平核無(ひらたね)」、「富有(ふゆ)」、由緒ある柿がたくさん在って迷いそう
でしたが、お店の方が親切にそれぞれの特長を教えていただけて良かったです。
どれも魅力的で結局全部買ってしまいました。

さあ、いよいよ法隆寺ですわね。
斑鳩の文化の粋にして厩戸皇子の聖地です。
これまで物語でしか知らなかったかの君子の世界に触れてまいりましょう。

954 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/12/24(Fri) 15:31
>>951(柚葉さん)

>はい、いずれ必ず、私も自分の家庭を、家族を築いてみせます。

柚葉さんがその想いを強く持っていらっしゃることが聞けて、心から嬉しゅうございます。
以前より柚葉さんはおっしゃっていましたもの。
血を繋いだ子孫の皆さんにわたくしとの交流の日々を伝える、と。
神父様との間に成し得ないことであろうと、そのことを言葉にされた以上それは柚葉さんの本心であろう
こと、は疑う余地もありませんでしたが。

今あらためて家族を持つことが心からの望みと伺えたこと、そしてその中にわたくしとの未来での絆を
得ることが入っていることが、すごくすごく嬉しいです。

そしてきっと、その想いをさらに鮮明にしてくださったのがグリッタちゃんと白鹿さんの恋…。
「新しい愛を見つける」事の大事さをわたくしも感じることができましたわ。

>どんなに望んでも、私とお嬢様やグリッタちゃんとは生きる時間が違います。
>だからこそ、この身に流れる血を糸として、お嬢様やグリッタちゃんと絆を紡いでいくためにも
>私は私の家族を作らなければいけない…。

では、わたくしもまた柚葉さんの子々孫々にとって良き友となれる、それに相応しい自分であり続け
ましょう。
そしてそれはわたくしに留まらず、わたくしの新たな家族と共に。
いつか、きっと。

「吸血鬼ちゃんとメイドさん」の物語は素敵でしたが、人の生を吸血鬼の生に変えて共に永遠に過ごすのは、
わたくしたちの取る道ではない…。
どんな別離があろうとも、繋がれていく命のうちに永久の絆を築いてまいる、それがわたくしたちなのですから。

(柚葉さんの手を、そっと握り返しました。)

955 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/12/27(Mon) 14:42
>>950(柚葉さん)
>>953(アーチェロさん)

>それでは、随分とお待たせしてしまいましたね。
>鹿さん達、すぐに鹿せんべいを買って参ります。

>境内に来た時から鹿さんたちの視線の集中砲火を感じていましたわ。
>そして、またたくさんの鹿さんに取り囲まれてお辞儀攻勢をかけられてしまいました。

はいは〜い、私も白鹿さんと一緒に鹿せんべい買ってきました。
わわっ、あれじゃアーチェロさんが大変だよ。
アーチェロさんも柚葉さんも優しいからすぐに餌をくれるって認識しちゃってるのかな。

ほらほら、こっちにもあるよ〜。
まだもらってない子はこっちにおいで。

>白夜様も、鹿さんたちを九尾でもふもふ撫でられてとても朗らかなご様子。

うんうん!白夜さんの尻尾のもふもふ、気持ちいいもんね!
餌をもらわなくても、あれなら甘えたくなっちゃうかな。

よしよ〜し♪お礼もちゃんと言えてえらいね〜♪(なでなで)
ん?白鹿さん、どうしたの?
もしかして、白鹿さんも鹿せんべい食べたい?

「え、え〜と、その、グリッタお姉さん、僕…!」
(白鹿さんの唇に指を当てました)

…大丈夫、それだけじゃないよね。
全部言わなくても分かるよ。
この子たちも可愛いけど、私が本当に見てるのはあなただから…。

それと、鹿せんべいって私たちが食べても大丈夫なんだよね?
よくよく考えたら、あげてるだけでまだ一枚も食べてないよね。
…一枚ずつくらい、もらってもバチ当たんないよね?

はい、どうぞ♪
(不意打ちで白鹿さんの口許にぱくっ)

きゃっ?お返し?
(私も口許にぱくっとさせられちゃいました)

うふふ、ごちそうさまでした♪
あ、ごめんね、ちょっと白夜さんのところに行ってくるね。

(ちょっとだけ、白夜さんにお話を聞きました。)

そうなんだ…。昨日、アーチェロさんと柚葉さんが…。
それで、明日行きたい場所があるんですね。
分かりました。しっかりご案内させて下さい。

>お嬢様、お次は法隆寺ですね。
>(奈良市ひがしむき商店街に参りました。)

はい、あの聖徳太子さんのお寺ですね。
それと、有名な俳句の再現も。
着物が似合う、アーチェロさんらしくて良いですね。
ロマンチックと言うより、風流って感じかな。

(一緒に商店街を歩いていきます)

えへへ、腕組んじゃおうっと。
(白鹿さんと腕を組んじゃいました)

それにしても、お土産屋さんも普通のお店もいっぱいありますね。
え?これから昼食ですか?
そっか…。もうお昼なんだ。
楽しい時間ってあっという間ですね。
お昼だって自覚したら、私もお腹空いてきちゃった。

(一旦切りますね。)

956 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/12/27(Mon) 15:00
(続きです)

>昼食はこちらの『和食 四季彩々 一条」を予約しております。
>何分多人数ですので、お店の迷惑にならぬよう準備は万端です。

わ、流石は柚葉さん。準備万端ですね。
沢山いますから入れるかなってちょっと不安になったけど、全然心配なかったかな。
ありがとうございます。それじゃ、ごちそうになります。(ぺこり)

>豪華な海鮮のおつくり、ランチタイムゆえの手軽な松花堂弁当の数々。
>純和風かと思いきや、野菜と魚介の美しいサラダ…その中に炙りまぐろのカルパッチョもあって、
>少しだけ故郷の味が顔を出すのも嬉しいですね。

美味しかった〜♪
華やかで、お腹いっぱいになる一歩手前くらいの量で、味も「これぞ和風」って感じでした。
それと、和食のお弁当ってカルパッチョとかを上手に雰囲気に溶け込ませてますね。
正に「和洋折衷」かな?
うんうん、故郷のお料理とかが外国で食べられると嬉しくて懐かしくなっちゃうの、わかります。

>どれも魅力的で結局全部買ってしまいました。

流石は奈良、美味しい柿の産地ですね。
どれもいい香りするから、私もどれがいいか迷っちゃったけど…。
こういう時は、全部試してみるのが一番ですよねっ!(ガッツポーズ)

え?白鹿さん?全種類食べたいだけじゃないかって?
えへへ、実は…。
それと、個人的に郵送してもらえるように日持ちするのを頼んじゃいました。
美味しいスイーツの材料になりそうですし…。

>ではグリッタちゃん、ここからはまた、運転手をお願いします。

朝からはしゃいでばっかりでしたけど、ここからはお仕事モードですね。
気を付けて運転しなきゃ。
交通量も多い場所みたいですし、観光で来られる方も多いですから気を引き締めないと。
それじゃ皆さん、お乗り下さい。

957 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/12/28(Tue) 23:00
>>953(アーチェロお嬢様)
>>955-956(グリッタちゃん)

>昨夜、柚葉さんにお体を癒されたこと、そしてグリッタちゃんの艶々の笑顔をご覧になって感じることが
>あったのでしょうか、ずい分元気になられたご様子です。

はい、昨日に比べて笑顔の奥に秘められた微かな哀しみらしきものが
和らいでおられるかのようです。
昨日のお風呂で、思いを吐露して下さって本当に良かったです。

そして…。私達には「笑顔」の象徴とも言えるグリッタちゃんの存在は大きいですね。
表裏の無いあの娘の天真爛漫な姿、そして一人の女性として魅せる真っ直ぐな「愛」…。
あの娘が同行して下さって、本当に良かったです。

>それと、鹿せんべいって私たちが食べても大丈夫なんだよね?

あらあら…。白鹿さん、ちょっとお仲間の方にやきもちでしょうか?
真の意味で“恋人”になられたのですから、
昨日までとはグリッタちゃんに向ける表情がやはり違って見えます。
そして…白鹿さんの感情の機微に敏感なグリッタちゃんは流石ですね。

その、よろしければ私達も一枚ずつ頂きませんか?
あら、丁度二匹鹿さんが寄ってきました。
それではあなたに一枚、そして私も一枚…。
一緒に、仲良く頂きましょうね。(微笑)

(お昼を終えて、法隆寺に到着しました)

法隆寺はお土産屋さんが駐車場も兼ねておりますので、車の駐車が容易で助かります。
グリッタちゃんも、お疲れ様でした。
それでは皆様、共に参りましょう。

(境内と建物の中を歩きながら)

先日の東大寺は歴史上、何度か戦乱の時代に焼失の憂き目に遭いましたが
この法隆寺は670年の焼失以降は災厄を免れているそうです。
故に、最古の歴史的建造物となられているのですね。

ですが、1949年の国宝の十二面壁画の焼失は世界に誇る日本の文化遺産が失われた
あまりに痛ましい出来事だと父が語っていました。
これが大きなきっかけとなり、我が国の文化財保護法の制定に繋がったとか…。

火災による文化財の焼失は今尚無くなっておりませんし、
これ以上の悲劇が起こらぬよう願わずにはいられませんね。

それではお嬢様、「柿食えば 金が鳴るなり 法隆寺」の場所に案内致します。
(東大寺の西円堂へ)

如何ですか?この西円堂からは五重塔や金堂だけでなく、奈良の街も見渡す事が出来るんです。
ゆっくりと見学した事で、夕焼けに照らされた奈良の街を見渡すのに丁度いい時間となりました。
幼い頃に父と一緒に見たこの光景…。
お嬢様と一緒に見る事が出来て、感慨深いです。

それで、肝心の柿についてなのですけれど…。
やはり、境内で食するのはお行儀の悪い観光客だと思われてしまうのでやめておきましょう。(汗)
せめてこうして持って歩く事で、あの有名な句の雰囲気を味わって下さいませ。
お車に戻りましたら、?いて差し上げますね。
あら、待ちに待った鐘の音が…。

(お車に戻った後、鐘の音の鳴り響く中夕焼けの法隆寺を背景に
柿を皆で頂きました。)

−一旦切ります−

958 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/12/29(Wed) 11:06
>>955(グリッタちゃん)

>わわっ、あれじゃアーチェロさんが大変だよ。

あわわわ…、鹿さんたちの「早くちょうだい」の圧にちょっとタジタジ…。
お煎餅を持っているからとはいえ、皆さんわたくしに全然物怖じしないのですね。
人間とよりも距離を縮めるのが早くて、嬉しいですけれどちょっとびっくりしました。

>ほらほら、こっちにもあるよ〜。
>まだもらってない子はこっちにおいで。

グリッタちゃん、よく来てくださいました。
これで一息つけますわ。
そして、グリッタちゃんの朗らかな声と「にぱ♪」の笑顔は、鹿さんにも効果絶大ね。
鹿さんたち、今度は一斉にグリッタちゃんと白鹿さんの周りに集まりました。

>よしよ〜し♪お礼もちゃんと言えてえらいね〜♪(なでなで)
>ん?白鹿さん、どうしたの?
>もしかして、白鹿さんも鹿せんべい食べたい?

あらあら…、鹿さんたちにモテモテのグリッタちゃんに、白鹿さんがちょっと拗ねていらっしゃる?
ふふふ、グリッタちゃんったら悪戯っぽい笑みを浮かべて…。
白鹿さんの熱愛を知った上でのちょっと意地悪をなさって、なんて甘酸っぱい光景でしょう。
…若い雌鹿さんの何頭かが白鹿さんに熱い視線を送っていますけれど、きっとそれもご存じの上での
余裕の小悪魔ぶりですね。
それもこれも互いの愛と信頼あってのこと、周囲にまで熱を帯びながらも和やかな空気を醸していらっ
しゃいますわ。

>それと、鹿せんべいって私たちが食べても大丈夫なんだよね?
>はい、どうぞ♪
>きゃっ?お返し?

既に晩秋の候、風もすっかり涼しくなりましたのに、なんでしょう、この熱々の空気は…。
(思わず手で顔を扇いでしまいます。)
観光客の皆さんも、あてられたご様子でチラチラとご覧になっていますわ。
そして、画家のお嬢様も熱心にスケッチなさっていますから、後で素敵な仕上がりの絵を見せていただけ
そうですね。

>そうなんだ…。昨日、アーチェロさんと柚葉さんが…。

(白夜様がグリッタちゃんとお話しされた後、白夜様にそっとお伺いします。)

白夜様、グリッタちゃんに、その…湯浴みのときのお話を?

「うん、明日は風蘭寺に運んでもらうから〜、だいたいのことはお話ししたよ〜。
 あっちでは風蘭くんといきなり鉢合わせしたときビックリしちゃうといけないし〜。

 それにね〜、グリッタちゃんにはぜったいにお礼を言っておきたかったんだよ〜。
 彼女と白鹿くんのふか〜い仲のことを聞いたからね〜、それで勇気をたくさんもらえたことを〜。
 風蘭くんと会うこと、少し前まで『本当に良いのかな〜。』って思っていたけど〜。
 昨日からグリッタちゃんたちのこと見ていて〜、わたしも風蘭くんに『会わなくちゃ』じゃなくて、
 『会いたいな』になったんだもの〜。」

そうですか…、それはまことによろしゅうございました。
あのグリッタちゃんたちの深愛のお姿、心に染みるものをわたくしも感じておりました。
お二人と白夜様が今回の旅でお出会いになれたのも、必然の運命だったのかもしれませんわ。

「柚葉さんの癒しにも元気づけられたし、それから貴女の気遣いも嬉しかったよ〜。
 ありがとう〜。」

(ヒソヒソ声)
「柚葉お姉様のヒーリングはマジで元気の素だっただろうけど、姫様はまあ…なあ。」
「マイ妹、せっかく白夜様が気を遣ってああ言ってくれているのだから、ツッコんではダメよ。」

聞こえてますけど、別に良いですよ。
グリッタちゃんがめでたく結ばれて、白夜様がそれで元気になれたこと、それが何より大切なのだから。

>はい、あの聖徳太子さんのお寺ですね。
>それと、有名な俳句の再現も。
>着物が似合う、アーチェロさんらしくて良いですね。

そうおっしゃっていただくと、その場で柿をいただくこと一つをとっても疎かにしてはいけない、そう
思いますわね。
その場に立てた嬉しさで、お口を大きく開いてパクっといただくようなことをしないように気をつけ…。
あら、柚葉さんがちょっと複雑そうなお顔をしていますね。
う〜ん、考えてみたら寺院の境内で食べ物をいただく、というのは少しお行儀が悪いかしら?

>それにしても、お土産屋さんも普通のお店もいっぱいありますね。

白鹿さんとお二人、腕を組んでウインドウショッピングをしていらっしゃるご様子の楽しそうなこと、
こうして見ていられるのも、この旅の嬉しさの一つですね。

(いったん切ります。)

959 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/12/29(Wed) 16:51
>>956(グリッタちゃん)

>わ、流石は柚葉さん。準備万端ですね。
>沢山いますから入れるかなってちょっと不安になったけど、全然心配なかったかな。

こうして奥まったところの個室に通されましたけど、ここに来るまでにお店の方やお客の方の目からかなり
注視を浴びていたような。
グリッタちゃんと白鹿さんのなんとも絵になるカップルに、すれ違うお客様から『はあ…』との溜息が
聞こえましてよ?
そして凛とした雰囲気ながら、物柔らかな立ち居振る舞いで先導してくださる柚葉さんに目を奪われて
いた方も。
以前ニコニコ静画で見た「日本へようこそエルフさん」という漫画の第3話で似たような光景があった
ような…。

>美味しかった〜♪
>華やかで、お腹いっぱいになる一歩手前くらいの量で、味も「これぞ和風」って感じでした。

グリッタちゃんが食べておられるときの、本当に美味しそうな満面の笑みがいっそう食卓を楽しいものに
してくださいました。
美味しいものに対する心からの賞賛を惜しまぬ姿、さすが調理師免許をお持ちのお料理のプロ、との思いを
禁じ得ませんでしたわ。

>流石は奈良、美味しい柿の産地ですね。
>どれもいい香りするから、私もどれがいいか迷っちゃったけど…。

青果店のご主人も、瞳を輝かせていらっしゃるグリッタちゃんのご様子にとても嬉しそうでいらっしゃい
ました。
やはり、良い品に真剣に、そして楽しく向かい合うお客様には応対のし甲斐を感じるのでしょう。

>それと、個人的に郵送してもらえるように日持ちするのを頼んじゃいました。
>美味しいスイーツの材料になりそうですし…。

やっぱり…、製菓衛生士と菓子製造技能士の資格をお持ちのグリッタちゃんのこと、そのようなお考えも
浮かんだのではないか、と予想しておりました。
もし、店頭にお出しになるスイーツを試作されることがあれば、ぜひ試食させてくださいませ。

>朝からはしゃいでばっかりでしたけど、ここからはお仕事モードですね。
>気を付けて運転しなきゃ。

「も〜、グリッタさんってば恋人さんが傍にいても、お仕事のときはきっちり気分を切り替えちゃうん
ですからー。
 朱瑠だって、ちゃんと免許持ってるんですからー。
 白鹿さんとご一緒したいときはいつでも交代しますから、言ってくださいよー?」

(いったん切ります。)

960 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/12/29(Wed) 21:52
>>957(柚葉さん)

>はい、昨日に比べて笑顔の奥に秘められた微かな哀しみらしきものが
>和らいでおられるかのようです。
>昨日のお風呂で、思いを吐露して下さって本当に良かったです。

はい、これまであの方を苛んだ背中の傷が随分と癒されたことが大きかったのでしょう。
それを癒した柚葉さんのお優しさもまた、彼女の心にどれだけ慰めたことでしょうか。
それらがあればこそ、ご自身の哀しく辛い過去を語ることができて心の重荷が少しは軽くなった…、
そう思うと本当にご一緒に旅行ができて良かったですわ。

>そして…。私達には「笑顔」の象徴とも言えるグリッタちゃんの存在は大きいですね。

ええ、本当に…。
白夜様のあの明るくなったお顔を見たことで、グリッタちゃんの笑顔と白鹿さんへの愛とが、どれほど
深い心根の美しさに根差しているか、感じることができました。
おっしゃるとおり、彼女が一緒にいて下さって良かったと心から思いましたわ…。

>あらあら…。白鹿さん、ちょっとお仲間の方にやきもちでしょうか?

鹿さんの中にも、わざとグリッタちゃんに調子を合わせてやきもちを焼かせようとしている風な向きも
見受けられますわ。
楽し気に目を細めて、それでいて温かい眼差しで白鹿さんを祝福しているような眼差しで。

>あら、丁度二匹鹿さんが寄ってきました。
>それではあなたに一枚、そして私も一枚…。

ものはためし、わたくしもいただいてみましょう。
…ん〜、鹿せんべいは米ぬかや雑穀でできているとは聞いていましたが、なるほど甘味が少ない素朴な味
ですね。

「…なんだか、懐かしい味だわねえ。
 旦那の家でこっそり食べたおにぎりと似た味のような。
 あの頃は稗とか粟とかの雑穀を普通に混ぜて食べていたから。
 鹿にこういうのを余裕で上げられるって、良い時代になったものね、考えてみたら。」

朱乃様、遠い目をして切なげなお顔をしてらっしゃいます。
旦那様と寝食を共にしたからこその、殊の外深い懐旧の想いが甦っているのでしょうか。

「わたしの旦那は、今は遠いところにいる。
 でも、九尾…白夜様はこれからだ。
 これから始まる…、そうなんだよね。」

今度は急にあらたまった表情をされて噛みしめるように言葉を…。
何か思うところがおありなのかしら?

(続きます。)

961 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/12/29(Wed) 21:54
>>957(柚葉さん)(続きです。)

(法隆寺に到着いたしました。)

柚葉さん、グリッタちゃん、お疲れ様でございます。
無料の休憩所ではお茶もいただけるそうですよ。
少しお休みなさってから参拝に参りませんか?

>先日の東大寺は歴史上、何度か戦乱の時代に焼失の憂き目に遭いましたが
>この法隆寺は670年の焼失以降は災厄を免れているそうです。

伝えられる創建が607年、そして670年の焼失の後再建…、いずれにしましても悠久の彼方の時間のことですね。
ご創建の頃はまだ仏教の受入れも朝廷内で意見が二分されていたとか。
この見事な建造物には、太子の確固たる想いが込められていたのでしょうね。
国家の鎮護、民の安寧、国の発展を異国の使節に闡明する場…。
国造りのただ中の若き魂の熱い想いが感じられますわ。

そしてわたくしにとって感慨深いのは、西院伽藍と金堂に見られるエンタシス様式の柱でございます。
南イタリア・カンパーニャ州にあります遺跡、第一ヘラ神殿の柱と同じ様式であることに、いっそうの
親しみを感じますわ。

>ですが、1949年の国宝の十二面壁画の焼失は世界に誇る日本の文化遺産が失われた
>あまりに痛ましい出来事だと父が語っていました。

1300年もの時を越えて伝えられてきた世界の至宝も消え去るのはほんの一瞬のこと。
当時イタリアでそのニュースに接したわたくしですが、お国の名宝の焼失の報に接せられたご尊父の
ご心痛、察するに余りあります…。
わたくしも多くの人と共に名建築の数々が後世まで残っていくことを切に祈りますわ。

>如何ですか?この西円堂からは五重塔や金堂だけでなく、奈良の街も見渡す事が出来るんです。
>ゆっくりと見学した事で、夕焼けに照らされた奈良の街を見渡すのに丁度いい時間となりました。

ここが、かの有名な鐘の音が鳴らされる鐘楼なのですね。
まことに日本の秋に郷愁を籠めて描いたかのような素晴らしい景色でございます。
そして、柚葉さんが大切なご家族とご覧になった光景を、わたくしと見ることに感慨を覚えてくださる、
そのことが、胸が痛くなるほどに嬉しゅうございますわ…。

>やはり、境内で食するのはお行儀の悪い観光客だと思われてしまうのでやめておきましょう。(汗)

はい、先ほど柚葉さんの表情からわたくしの先走りに困っていらっしゃると拝察して、考えを改めましたわ。
気付かせてくださってありがとうございます。
では、楽しみは皆様と集合するまでとっておきましょう。

ああ、聞こえてまいりましたね…。
きっと心の中に長く響いてまいる美しい鐘の音が。

(そして、心の中の鐘の音と共に美味しい柿をいただくことができました。)

962 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/12/31(Fri) 00:05
年越しそばを食べるの?

963 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/12/31(Fri) 03:50
>>962

いらっしゃいませ。
大掃除、お節づくりや門松の用意など何かと忙しい年の瀬ですが、いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
我が家はそろそろひと段落、年越しそばの用意もできたところですわ。
実は、師走に入ってから公民館で行われたそば打ち体験教室に参加させていただきまして、素人ながら
一とおりの作り方とコツを学んでまいったのですよ。
大皿に蕎麦粉八割、小麦粉二割、しっかり両手でかき混ぜ捏ねて、然る後には麺棒で伸ばし蕎麦切り
包丁で切り進め、はい出来上がり、と相成りました。
今から麺つゆを作るところですわ。

日本のお蕎麦だけではございませんのよ?
イタリアの蕎麦粉のパスタ、ピッツォッケリも用意いたしました。
こちらも日本の二八蕎麦と同じ蕎麦粉8:小麦粉2で、ロングパスタにしてはやや短めの短冊状にするのが
定番です。
チーズとバターのソースで敢えて出来上がりですわ。

お客様はお蕎麦屋さんにご注文されましたか?
独り暮らしの方の中には手軽にカップ麺のお蕎麦で済まされる方もいらっしゃるようですね。
我が家ではたくさんのお蕎麦を作りましたので、よろしければお裾分けさせていただきますわ。


964 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/12/31(Fri) 08:17
>>962
>>963(アーチェロお嬢様)

ただいま帰りました。
蕎麦打ち体験教室、とても楽しかったです。
未だに私達の街では、こうした行事に子どもたちが楽しんで参加して下さっていて
とても喜ばしいです。

天ぷら蕎麦のために必要なお野菜や海老、他にも迎春のために必要な物の
買い出しを済ませて参りました。
長女さんと次女さんが手伝って下さって、大助かりでした。

ええ、勿論私達も年越し蕎麦を頂きます。
お嬢様が仰られているように、ピッツォッケリも頂くのが恒例なんです。
屋敷神様も、お気に入りなんですよ。

965 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/12/31(Fri) 08:48
>>962
>>963(アーチェロさん)
>>964(柚葉さん)

はい、日本に来てから毎年私も恒例になってますよ。
それで、お手伝いに来たんですけど…。
アーチェロさん、お留守かなぁ?

ご主人様、アーチェロさん達知りませんか?
はい、地域の公民館で蕎麦打ち体験教室ですね。
分かりました。行ってきま〜す♪

こんちには〜♪GMW以来ですね、この公民館に来るのも。
私もお手伝いしま〜す!
皆でこういうのやるのって楽しいですね♪

>日本のお蕎麦だけではございませんのよ?
>イタリアの蕎麦粉のパスタ、ピッツォッケリも用意いたしました。

あの〜、ちゃんとお手伝いしますから、私もお邪魔して良いですか〜?
(ちょっとハァハァしながら尻尾がパタパタ)

多分この後、オルキデア様とメイドのサライさん、画家のお姉さん、
久地崎さん母娘や白夜さんも来るかも。

勿論ご主人様にも、美味しいお蕎麦お出し出来るよう頑張りますっ!

966 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/12/31(Fri) 09:21
>>964(柚葉さん)

お帰りなさいませ、柚葉さん。
蕎麦打ち体験教室、楽しんで来られたようで良かったです。
そのお手並みにはわたくしも感心するばかりでした。
親御さんたちからも指南役を乞われることになって、お蔭で子どもたちもすっかりそば作りに夢中に
なっていましたね。
自分の手でお蕎麦を作れるなんて、子どもたちにとっては思いがけない体験だったことでしょう。
子どものときの楽しい体験は、きっと一生の思い出として続いていくことと思います。

もしかすると、この町ではそば作りの伝統がこれからも受け継がれていくことになったりするのでは
ないかしら?
人の世の時代が変わり様子が変わっていくことに寂しさを覚えてきた身としては、変わらぬものがあること
はとても嬉しいことですわ。

>天ぷら蕎麦のために必要なお野菜や海老、他にも迎春のために必要な物の
>買い出しを済ませて参りました。

お疲れさまでございます。
柚葉さんの作られる天ぷらが入ったお蕎麦をいただける、今宵の大きな楽しみでございます!
絶妙な揚げ加減の天ぷらを汁(つゆ)に泳がせ、そのサクサク感が残るうちに楽しんだのち、あらためて
天ぷらの風味の溶けた汁と共にお蕎麦をいただく、その美味しさは格別でございますわ。
ピッツォッケリと合わせて日本とイタリアの伝統料理を楽しめる夕餉に今からワクワクでございます。

「そんなことを聞かされては、今から…。」
「お腹空いた…。」

あらあらまあまあ、屋敷神様既にご顕現いただいていたのですか?
これは失礼いたしました。
画家のお嬢様と並んでいらっしゃると、とても愛らしい姉妹のようですわね。
お嬢様がいらっしゃるということはもちろん『あの方』もご一緒なのでしょうけれど…。
溜め息をついていても仕方がございません。
一年の終わりを親しい方々としっかり楽しみながらカウントダウンを待ちましょう。

話は違いますが、終わりと申せば「となりの吸血鬼さん」が遂に完結いたしましたね。
寂しいですが登場する皆様方の笑顔を最後まで見られて、穏やかな気持ちで本を閉じることができました。
ソフィー様と灯様、これからも楽しい日常を送っていかれることでしょう。
どうぞいついつまでもお幸せに、とお祈りしましたわ。

967 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/12/31(Fri) 09:51
>>965(グリッタちゃん)

(時を少し遡って、公民館でのそば打ち体験教室でございます。)

>こんちには〜♪GMW以来ですね、この公民館に来るのも。
>私もお手伝いしま〜す!

まあ、グリッタちゃん、来てくださったのですね!
よくいらしてくださいました。
子どもたちも子どもの日の読み聞かせのお姉さんが来てくれて、「にぱ♪」の笑顔にはしゃいでいますよ。
体験教室がいっそう楽しく賑やかになりそうですわ。

>あの〜、ちゃんとお手伝いしますから、私もお邪魔して良いですか〜?

まあまあ、お手伝いですか?ええ、それはもう大歓迎ですわ。

(本日の講師の先生も、子どもの日にいらした保護者の方のお一人でしたので、グリッタちゃんの臨時講師を
快諾してくださいました。)

>多分この後、オルキデア様とメイドのサライさん、画家のお姉さん、
>久地崎さん母娘や白夜さんも来るかも。

「まあ、主(あるじ)は気まぐれに
 『お蕎麦食べたいわぁ。ねえ、作ってくれるわよねぇ?ねえねえ?』
 とか言いかねないからな。
 参加させてもらっていいよな?」

「あんた、声帯模写でも食べていけそうねぇ。
 まあ、その意気込みや良し。
 期待しているわよぉ?」

「作る作る、たくさん作るよー♪
 髪の毛を手に変形させていっぺんに作るから、大皿は4つくらいもらえますかー?」

「あのね、朱瑠。
 わたしがおにぎりを握る時だって、両手だけで握ったものだったわよ。
 まして蕎麦打ちは手際が大事。
 欲張っていっぺんに作ったらロクなお蕎麦ができないわよ。」

「お久しぶりだよ〜、みんな元気にしてた〜?
 お蕎麦は大好きだけど、作ったことは無いかな〜。
 グリッタちゃん、柚葉さん、よろしくだよ〜。」

画家のお嬢様だけは一仕事の後で疲れていらっしゃるのか、空いた椅子でお休み中ですね。

にぎやかになって他の参加者の方も表情をいっそう輝かせて楽し気なご様子。
これはまた楽しい体験教室になりそうです。
グリッタちゃんの「にぱ♪」としっぽパタパタは本当にすごい威力ですわ。

968 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2021/12/31(Fri) 10:19
>>957(柚葉さん)
>>958-959(アーチェロさん)

>グリッタちゃん、よく来てくださいました。
>これで一息つけますわ。

私は狼ですから、鹿さんたちには基本的には警戒されちゃいますけど、
ここでなら仲良く遊べるから嬉しんですよね。
それに、白鹿さんと一緒なら警戒も解いてくれますから。

>それもこれも互いの愛と信頼あってのこと、周囲にまで熱を帯びながらも和やかな空気を醸していらっ
>しゃいますわ。

男の子でも女の子でも、雄さんでも雌さんでも可愛い子は可愛いですしね。
ちょっと見たり可愛がったりするくらい全然気にしないですよ。
むしろ、一緒に可愛がってあげたいな♪
(鹿さんをなでなで)

>…若い雌鹿さんの何頭かが白鹿さんに熱い視線を送っていますけれど、きっとそれもご存じの上での
>余裕の小悪魔ぶりですね。

うんうん、ありがとう♪
それって、私の彼氏さんが素敵ってことですもんね♪
私の彼氏さんを褒めてくれたみんなに、お礼だよっ♪
(残ってる鹿せんべいを配りました。)

>もし、店頭にお出しになるスイーツを試作されることがあれば、ぜひ試食させてくださいませ。

はいっ!いいスイーツが出来ましたら、是非試食して下さいね。
それから期間限定で、柿のジャムでパンを焼いてみるのもいいかなあ。
色々とアイディアが浮かびそうで、今から楽しみです。

>朱瑠だって、ちゃんと免許持ってるんですからー。
>白鹿さんとご一緒したいときはいつでも交代しますから、言ってくださいよー?

朱瑠ちゃん、ありがとう!
じゃあ、今回のホテルまでの帰りはお願いしてもいいですか?
申し込みする時に、朱瑠ちゃんや朱乃さんを含めてきちんと申告しておいて良かったですね。

>これが大きなきっかけとなり、我が国の文化財保護法の制定に繋がったとか…。

日本に古くから伝わる建物って、火事が天敵ですよね。
例えば日本には色々なお城が残ってますけど、あれって落雷で火事になることが多いって聞いたことがあります。
柚葉さんのお父さんって、文化財を扱うお仕事をしてるんでしたよね。
だからそういうお話に敏感に反応する気持ち、分かります。

>如何ですか?この西円堂からは五重塔や金堂だけでなく、奈良の街も見渡す事が出来るんです。

わあ!素敵な景色〜♪
まさに、「秋の古都」って感じですね。
…それにしても、周りの紅葉とか秋の夕焼けとかを背景にした
アーチェロさんや柚葉さんって素敵ですよね、白鹿さん♪

「うん…大和撫子って雰囲気で…。素敵なお姉さんだと思う…。」

あ、もしかして甘えたくなっちゃった?
佐保姫様もそうですけど、白鹿さんみたいな可愛い男の子って、ああいうお姉さんキャラみたいな人に弱いもんね♪
アーチェロさんも柚葉さんも私大好きだし、ちょっとぐらいなら甘えてもいいよ〜♪
(漫画やアニメのおねショタみたいで可愛いし♪)

「もうっ!そうやってからかわないでって言ってるだろ〜!」

あはは♪ごめんごめん♪
あ、ほら、鐘の音が響いてきたよ。
確か別の場所でも、鐘を鳴らしてるってパンフレットにあったよね。

>やはり、境内で食するのはお行儀の悪い観光客だと思われてしまうのでやめておきましょう。(汗)

>では、楽しみは皆様と集合するまでとっておきましょう。

うん…。柿って汁気が多い果物だから、汁が飛び散りやすいですもんね。
この西円堂も、国宝だってパンフレットに書いてありました。
俳句にあるような雰囲気を味わってみたいのは分かりますけど、
万が一汚しちゃったらお行儀が悪いどころの話じゃなくなっちゃうかも…。

柚葉さん、それを心配してくれてたのかな。
旅行は楽しいですけど、観光のマナーはきちんと守らなきゃ、ですね。
それじゃ柿は、私もお車に戻ってからちゃんと準備します。

(お車に戻ってから)

すみません、ちょっとだけお土産屋さんに行ってきますね。
朱瑠ちゃん、付き合ってくれるかな?

というわけで、交通安全のお守りを買っておきました。
朱瑠ちゃんとおそろいですっ♪
あ、アーチェロさんと柚葉さんの分もありますから、良かったらどうぞ。

969 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/12/31(Fri) 18:28
>>968(グリッタちゃん)

>私は狼ですから、鹿さんたちには基本的には警戒されちゃいますけど、
>ここでなら仲良く遊べるから嬉しんですよね。

分かりますわ。
わたくしも、ずっと人間に恐れられてきましたから、仲良くなれた時ってすごく嬉しく感じますよね。
種族としての溝があるからこそ、それが越えられたのは本人の在り方が認められたから、と感じるので
しょう。
グリッタちゃんご本人のお人柄が慕われ信じられたからこそ、鹿さんたちもこうして歩み寄ってきてくれ
ている。
それはわたくしにとってもとても嬉しくて希望に満ちた光景ですわ。

>男の子でも女の子でも、雄さんでも雌さんでも可愛い子は可愛いですしね。

白鹿さんへの愛が深くても、『可愛いは正義』ですものね。
こうして慕ってきてくれる鹿さんたちと戯れる…、まことに楽しくて時を忘れてしまいそうですわ。
ましてグリッタちゃんもまたこんなに可愛い、いわばアイドルのような方なのですもの。
白鹿さんにはどうか、ファンの皆さんとの交流している恋人を優しく見守っていてあげてほしい…。
外野の者としてはそう願ってしまいますわ。

>うんうん、ありがとう♪
>それって、私の彼氏さんが素敵ってことですもんね♪
>私の彼氏さんを褒めてくれたみんなに、お礼だよっ♪

ふふふ…、やっぱりそうなのですよね。
ファンがたくさんいようとも、白鹿さんへの愛は特別なもの。
雌鹿さんたちも『割り込む余地無し』とばかりにちょっと残念そうですが、でも二人の絆の深さに納得した
ようで、なおいっそうの温かな眼差しを送ってきていますわ。

>はいっ!いいスイーツが出来ましたら、是非試食して下さいね。
>それから期間限定で、柿のジャムでパンを焼いてみるのもいいかなあ。

なるほど、ジャムという手もありましたわね。
柿は秋の味覚として日本全国で親しまれていますけれど、ジャムというのはまだあまり意識されない
楽しみ方かも知れませんね。
わたくしもぜひいただきとうございます。
楽しみにお待ちしておりますわ。

>朱瑠ちゃん、ありがとう!
>じゃあ、今回のホテルまでの帰りはお願いしてもいいですか?

「おおっ、ついにお呼びがかかりましたー♪
ぜひぜひ、お任せくださいー♪
ラブラブカップルが快適に揺られていられるように、心地良い運転をさせていただきますよー♪」

>日本に古くから伝わる建物って、火事が天敵ですよね。
>例えば日本には色々なお城が残ってますけど、あれって落雷で火事になることが多いって聞いたことがあります。

そうですわ、国宝犬山城も落雷で損壊が出た、ということがございましたね。
ドイツのハイデルベルク城もかつて落雷で炎上しましたし、自然の猛威が名建築・文化財を灰燼に帰する
のは本当にやり切れません。
柚葉さんのご尊父のような方のご研究が再建へと繋がる営為として連綿と続けられていることには本当に
感謝に堪えませんわ。

>…それにしても、周りの紅葉とか秋の夕焼けとかを背景にした
>アーチェロさんや柚葉さんって素敵ですよね、白鹿さん♪
>「うん…大和撫子って雰囲気で…。素敵なお姉さんだと思う…。」

あらあらあら…、白鹿さんったらもう、お上手なんですから。
そんな照れ照れのご様子でお褒めいただいたら、年上の身としては胸がキュンとしてしまうではありま
せんか〜。
『大和撫子』と言われるのは、わたくしにとって最高のお褒めの言葉なのですよ。
イタリアから来たこの身としては、未だ到達し得ていない憧れの目標なのですもの。

でも、よくよくご覧あそばしませ。
白鹿さんのすぐ隣のグリッタちゃんも、ステキな大和撫子でいらっしゃるのですよ?
ご覧なさいませ、今年初めの流星群観望会のときに和装をされた時のお姿を。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=593906122&st=358&to=358&nofirst=true
(スマホに入っている画像をお見せします。)
よろしければデータを送ってさし上げますわ。

>(漫画やアニメのおねショタみたいで可愛いし♪)

もしかして、漫画やアニメのおねショタを思い浮かべていらっしゃいますか?
お姉さんが吸血鬼の漫画と申しますと、わたくしは「吸血鬼さんは無職です。」という作品を真っ先に思い浮かべますね。
コミックスは未発行のようですが、ニコニコ静画にアップされております。
わたくしは、グリッタちゃんのような人狼お姉さんのおねショタ漫画があれば読んでみたいですわ。

(続きます。)

970 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/12/31(Fri) 18:29
>>965(グリッタちゃん)
>>967(アーチェロお嬢様)

>こんちには〜♪GMW以来ですね、この公民館に来るのも。
>私もお手伝いしま〜す!

まあ!グリッタちゃん、ようこそお越し下さいました。
あらあら、子どもたちが嬉しそうに駆け寄って…。
可愛くて優しくて、素敵なけも耳お姉さん…。
実に素敵な、今年最後のサプライズですね。

>あの〜、ちゃんとお手伝いしますから、私もお邪魔して良いですか〜?
(ちょっとハァハァしながら尻尾がパタパタ)

うふふ、こんなに可愛く甘えてくる娘を無碍にするアーチェロお姉様、
柚葉お姉様だと思いまして?(なでなで〜♪)

それに、グリッタちゃんにはいつも美味しいスイーツを頂いていますもの。
このように期待して下さって、とても嬉しいですわ。

>にぎやかになって他の参加者の方も表情をいっそう輝かせて楽し気なご様子。
>これはまた楽しい体験教室になりそうです。

本日はお疲れさまでした。
それではお嬢様はお屋敷にお戻りになって、皆様のことをよろしくお願い致します。
グリッタちゃんもお願いしますね。

それでは私、長女さんと次女さんと共にお買い物に行って参ります。
うふふ、実に賑やかな年の瀬になりそうですね。

971 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/12/31(Fri) 18:29
>>960-961(アーチェロお嬢様)
>>968(グリッタちゃん)

>…ん〜、鹿せんべいは米ぬかや雑穀でできているとは聞いていましたが、なるほど甘味が少ない素朴な味
ですね。

ええ、穀類をしっかり噛み締めた時の自然な甘さですね。
1670年代、即ち江戸時代には既に販売されていたそうです。
「奈良の鹿愛護会」の収入を確保するため1913年7月からこの証紙が貼られているそうで、
奈良県は証紙のないものの販売を禁止しているとか。

>あの頃は稗とか粟とかの雑穀を普通に混ぜて食べていたから。
>鹿にこういうのを余裕で上げられるって、良い時代になったものね、考えてみたら。

朱乃さんが仰られると、歴史というものを深く感じますね。
我が家でも健康のために雑穀や麦を混ぜたりしたご飯を食しておりますが、
当時は雑穀が大半を占めていたとお聞きしておりますから。

>今度は急にあらたまった表情をされて噛みしめるように言葉を…。
>何か思うところがおありなのかしら?

ええ…。朱乃さんも白夜様も、正に歴史の「生き証人」なのですよね。
そういう方々と縁を結ぶ事は、その歴史の重みをも同時に知る事になる…。
きちんとそれらを受け止める、覚悟が私達には必要なのですね。

>南イタリア・カンパーニャ州にあります遺跡、第一ヘラ神殿の柱と同じ様式であることに、いっそうの
>親しみを感じますわ。

ええ、国は違えどもこれもまた人の知の歴史が脈々と受け継がれてきた証なのですね。
お嬢様にそうした例を挙げて頂くと、私もより親しみを感じます。
歴史にも、そしてお嬢様の故国とお嬢様ご自身にも…。

>ここが、かの有名な鐘の音が鳴らされる鐘楼なのですね。
>まことに日本の秋に郷愁を籠めて描いたかのような素晴らしい景色でございます。

そう仰って頂けると、また一つ旅先での願いが実現した事を実感致します。
この鐘楼を背景に、赤々と染まる秋の奈良の街並み…。
そして今頃は、鹿さん達も帰り支度をされている事でしょう。
それではお嬢様、>>778でお約束したとおり、拙いものではありますがここで一句…。

暮れ行きて 紅く染まりし 古都と糸

>…それにしても、周りの紅葉とか秋の夕焼けとかを背景にした
>アーチェロさんや柚葉さんって素敵ですよね、白鹿さん♪

まあ、グリッタちゃんったら…。
これまでの可愛い妹らしさに加えて、小悪魔ぶりが更に増しているんですから…。
あまり悪戯が過ぎると、褒めて頂いた白鹿さんのことをぎゅ〜っとしてしまいますよ?

…それさえも期待して目を輝かせているグリッタちゃんには、完敗ですね。(苦笑)

>(そして、心の中の鐘の音と共に美味しい柿をいただくことができました。)

…ご馳走様でした。
先程の青果店さん、沢山購入して頂いたお礼にと日持ちするものまでおまけして下さって…。
食べ頃の物は今夜また頂くとして、日持ちするものはお颯さんへもお土産と致しましょう。
明日購入するお土産品と兼ねて…。

>それから期間限定で、柿のジャムでパンを焼いてみるのもいいかなあ。
>色々とアイディアが浮かびそうで、今から楽しみです。

まあ、それは楽しみです。
パン屋さんに並ぶ、グリッタちゃんからお客様への最高のお土産ではないですか。
その際は是非、立ち寄らせて下さいね。(微笑)

>というわけで、交通安全のお守りを買っておきました。
>朱瑠ちゃんとおそろいですっ♪

まあ、わざわざ有難うございます。
明日は京都まで走るのですから、是非ともご加護にあやかりたいものです。
それでは帰りは朱瑠ちゃんが、運転をなさるのですね。
朱瑠ちゃん、それではよろしくお願いします。

…帰りのお車の中では、少しお疲れになったグリッタちゃんと白鹿さんが
仲良く寄り添って眠る光景が頭に浮かびますね。(微笑)

では、ホテルに戻りましょうか。

972 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/12/31(Fri) 18:30
>>968(グリッタちゃん)(続きです。)

(お車に戻ってまいりました。)

>すみません、ちょっとだけお土産屋さんに行ってきますね。
>朱瑠ちゃん、付き合ってくれるかな?

「はいはい、お供させてくださいー♪
 お土産を買うんですよね?
 わたしは手をたくさん持っているみたいなものですから、バッチリ荷物持ちしちゃいますよー。」

「って、ああ、そうかー。
 交通安全のお守り、そうですそうです、わたしも責任重大ですものね。
 そして、グリッタさんとおそろいだなんて嬉しいです♪」

>あ、アーチェロさんと柚葉さんの分もありますから、良かったらどうぞ。

まあ、わたくしにもですか?
わかりましたわ、わたくしも一役買わせてくださいませ。
周囲への感覚を研ぎ澄まし暴走する車両が無いか警戒し、もし知覚したなら即行でそちらへ飛んで
行って、事故を防ぐために全力を尽くしますわ。
あってほしくないことですが、万が一のときは吸血鬼の膂力のほど、ご披露いたしましょう。


973 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/12/31(Fri) 18:42
>>966(アーチェロお嬢様)

>話は違いますが、終わりと申せば「となりの吸血鬼さん」が遂に完結いたしましたね。

はい、秋になって「最終回まで残り3回」のカウントダウンを知りまして…。
お嬢様との絆を更に深めて下さったソフィーちゃんと灯さん、
そしてエリーちゃんやひなたちゃんを含む皆様の癒しと日常の物語ともいよいよお別れだと思うと、
やはり寂しい気がしました。
それでも最後まで、ずっと続いていく優しく穏やかな日々を描いて下さって
満足してページを閉じる事が出来ました。

お友達の朔夜さんと夕さんは正式にお付き合いする事になり…。
焔さんはヴァンパイアハンターさんに弟子入りして…。
(もう一度ヴァンパイアハンターさんが出て下さったのも嬉しいです。)

そしてメインの4人、ソフィーちゃんと灯さん、ひなたさんとエリーちゃんが
ソフィーちゃんのお屋敷に集まって楽しく過ごしていく日々はこれからも続いていくのですね。

「となりの吸血鬼さん」の皆様、末永くお幸せに…。
お嬢様との絆を深めて下さった皆様と優しい日常譚に、心から感謝です。

974 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/01/01(Sat) 06:20
あけましておめでとうございます 今年もよろしくお願いします。

975 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/01/01(Sat) 08:13
明けましておめでとうございます。
旧年中はたいへんお世話になりました。
皆様のお陰で、また新年を迎えることができました。
今年も何卒よろしくお願いいたします。

>>970(柚葉さん)

>本日はお疲れさまでした。
>それではお嬢様はお屋敷にお戻りになって、皆様のことをよろしくお願い致します。

はい、お蕎麦はお持ち帰りで、帰宅しましたら麺つゆ作りに取り掛かりますわ。
既に、商店街の老舗の乾物屋様で削っていただいた花鰹を冷蔵庫にしっかり保存していますからね。
厳選した本枯節から削った花鰹の香りの良さは格別、その出汁で作った麺つゆのお味が楽しみですわ。
お風呂も早めに沸かしておきますね。
大晦日の「年の湯」は、年末年始の諸事万端を調えた後、ゆるりと入って体を休めたいですから。


976 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/01/01(Sat) 08:14
>>971(柚葉さん)

>1670年代、即ち江戸時代には既に販売されていたそうです。
>「奈良の鹿愛護会」の収入を確保するため1913年7月からこの証紙が貼られているそうで、
>奈良県は証紙のないものの販売を禁止しているとか。

まあ、それほどの昔からこの奈良では鹿さんたちの保護に力を入れていたのですか。
その伝統と愛護の会の証紙によって鹿さんの好物の味が守られ、ずっと鹿と人との懸け橋となってくれて
いたのですね。
そして鹿さんの方も、お煎餅をくれる人にはちゃんとお辞儀をするという礼儀を身に付けてきたなんて、
ステキなおつき合いが続いてきたなんて嬉しいことですわ。

>朱乃さんが仰られると、歴史というものを深く感じますね。

そういえば、朱乃様の旦那様が「飯食わぬ女房」を求めたのも、飢饉が来て家族が飢えるのを恐れての
ことでしたからね。
今も旦那様に想いを馳せていらっしゃるのかしら…。

>ええ…。朱乃さんも白夜様も、正に歴史の「生き証人」なのですよね。
>そういう方々と縁を結ぶ事は、その歴史の重みをも同時に知る事になる…。
>きちんとそれらを受け止める、覚悟が私達には必要なのですね。

昨日もお母様のお気持ちをわたくしに伝えてくださいました(>>922)けれど。
柚葉さんはいつも私に大事なことを思い出させてくださいます。
わたくしも560年余を生きてまいりましたが、多くの時間を故郷の城館で大勢の使用人に守られて
暮らしておりましたゆえ、朱乃様や白夜様のお話を伺っていると自分の認識や経験の不足を思い知らされ
ます。
いえ、今もこうして柚葉さんはじめ多くの方の善意に支えられていることを思えば、さらに多くの教えを
乞わねばならぬ身であると心せねばなりませんわね…。
これからもどうかよろしくお願いいたします。
(自然に伸ばした手で以て柚葉さんのお手を握るわたくしでございます。)

>お嬢様にそうした例を挙げて頂くと、私もより親しみを感じます。
>歴史にも、そしてお嬢様の故国とお嬢様ご自身にも…。

ありがとうございます。
今申したとおり経験不足のわたくしですが、二つの国でそれなりの時を過ごしてまいったことで、お伝え
できることがあるのは嬉しゅうございますわ。
(少しの安堵と共に微笑むことができました。)

>暮れ行きて 紅く染まりし 古都と糸

まあ…、なんと鮮やかにこの景色と今のわたくしたちを詠んでくださったのでしょう。
色鮮やかな描写はもちろん、わたくしたちが今こうして身と心とを寄せ合って、「アカイイト」の絆を
いっそう確かなものにしている、とそう確信させてくれる句でございます。
素晴らしい句を聞かせてくださってありがとうございます。
わたくし、この光景と共にずっとずっとこの句を心に留めてまいることでしょう。

(美しい句を心の中で繰り返しながら、その場を後にしました。)

>あまり悪戯が過ぎると、褒めて頂いた白鹿さんのことをぎゅ〜っとしてしまいますよ?

あらあらあら〜、それはぜひ実行していただきたいですわ。
もちろん、わたくしも便乗してお二人を抱きしめさせていただきますけれど。
たとえそれがグリッタちゃんの手のひらの上だとしても一向にかまいませんわ。

>食べ頃の物は今夜また頂くとして、日持ちするものはお颯さんへもお土産と致しましょう。

ふふっ、きっとそれでお颯様が燃えられるのは必定ではないかしら?
柿の名産地で目利きの方から購入した柿ですもの、お颯様も『負けてなるものか』とさらに店頭に並べる
品々を厳選されるのでは。

>…帰りのお車の中では、少しお疲れになったグリッタちゃんと白鹿さんが
>仲良く寄り添って眠る光景が頭に浮かびますね。(微笑)

「はい、運転は朱瑠にお任せください。
お二人が快適に眠れるように安全運転させてもらいますー。」

(そうして2台の車はホテルへと向かいましたが、同乗された朱乃さんがおっしゃるに後部座席で
お休みされるグリッタちゃんと白鹿さんは、本当に心から安らいでいるご様子だったそうでございます。)


977 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/01/01(Sat) 08:18
>>973(柚葉さん)

>はい、秋になって「最終回まで残り3回」のカウントダウンを知りまして…。

柚葉さんは前々から完結の近いことをお知りになって、切ない想いを続けてこられたのですね…。
わたくしは第8巻を手に取って、ソフィー様、灯様、ひなた様、エリー様、4人が揃ってこちらを向いて
いらっしゃるご様子から完結を予感させられて…。
胸がキュッと締め付けられました。

>お嬢様との絆を更に深めて下さったソフィーちゃんと灯さん、
>そしてエリーちゃんやひなたちゃんを含む皆様の癒しと日常の物語ともいよいよお別れだと思うと、
>やはり寂しい気がしました。

はい、人間と吸血鬼との出会いと日常、そのお姿にわたくしも我が身と柚葉さん、そして周囲の皆さんと
こうありたい、との想いを深くし、励まされておりました。
これからはあの方々の新たな日常を見られないことは寂しくもありますが、これまでへの感謝と共に、
自分たちの物語をしっかり紡いでまいりたいと思っております。

>お友達の朔夜さんと夕さんは正式にお付き合いする事になり…。

お二人のおつき合いが実現したことの嬉しさと共に、それをソフィー様たちが自然に受け止め祝福された
のが、なおいっそう幸福感を際立たせてくれましたね。
エリー様がおっしゃるように将来本当に結婚式を挙げられたなら、愛らしい花嫁が並び立つ、とても
美しい光景となるのでしょうね。

ヴァンパイアハンターさんは、第15話で登場した後どうされていたか気になっていましたが、ここで
登場されて焔様と新たに縁を結ばれたのは嬉しい展開でしたわ。
ですが、この師弟が非日常的な闘いに身を投じることが無いよう、悪さをする同族が出てまいらぬことを
願いたいです。

>お嬢様との絆を深めて下さった皆様と優しい日常譚に、心から感謝です。

わたくしからも心からの感謝を。
ありがとうございました。
そしてこれからの幸福を願っております。
どうかお幸せに。


>>974

本年最初のお客様、ようこそお越しくださいました。

あけましておめでとうございます。
お蔭をもちまして、またこうして日本で穏やかに新年を迎えることができました。
今年もこの町の皆様方と親しくさせていただきたく、切に願っております。
何とぞよろしくおつき合いのほど、お願いいたします。


978 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2022/01/01(Sat) 23:13
>>974

あけましておめでとうございますっ!
今年もよろしくお願いします。
アーチェロさんや柚葉さんのおかげで、この場所でも素敵なお正月を迎えることが出来ました。

アーチェロさんや柚葉さん、そしてご主人様にせめてものお礼です。
スイーツおせちBOXを幾つか作ってみました。
よろしければ、お土産にどうぞ。

979 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/01/01(Sat) 23:47
>>974

新年明けましておめでとうございます。
お嬢様やグリッタちゃん、そして屋敷の皆と共に今年もよろしくお願い致します。

今年もこの場所を訪れるお客様に満足して頂けるよう、誠心誠意頑張ります。
お雑煮もお節料理も、丁度準備が出来ました。
よろしければ、召し上がって下さいませ。

グリッタちゃんのスイーツおせちBOXと共に、ご満足いただければ幸いです。
それでは、ごゆっくりと…。

980 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/01/02(Sun) 07:49
>>978(グリッタちゃん)

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

ほんとうに、ようこそお越しくださいました、グリッタちゃん。
さっそくにお年始をたまわれるなんて、望外の喜びでございます。
寒さがとても厳しくなってまいりましたゆえ、どうぞお体にお気をつけくださいませ。

まあまあ、スイーツおせちBOXとはまた、お正月らしい、そしてグリッタちゃんならではの素敵な
お品をありがとうございます。
一つ一つ可愛らしい意匠を凝らした、グリッタちゃんのセンスが光るスイーツの数々、食べてしまう
のがもったいないほどですわ…。

そしてご主人様へのスイーツBOXをしっかりとご用意されるグリッタちゃんのメイド魂は、今年も意気
軒高、萌え燃えのようでございますね。
今年もご近所様がグリッタちゃんのご主人様ならんと多数お出でくださりで、楽しみですわ。
ではでは、柚葉さんのご用意くださったお雑煮とお節の後は、紅茶とスイーツと共に皆で新年をお祝い
いたしましょう。


>>979(柚葉さん)

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
またご一緒の時を過ごせますこと、心より嬉しゅうございます。

年末年始と多事にわたりがんばっていただき、本当にありがとうございました。
またこうして早速のお客様へのご対応、お疲れ様でございます。
お雑煮とお節料理もご準備いただいて、グリッタちゃんからはスイーツをいただいて、食卓が大輪の
花の咲いたごとく豪華絢爛になりましたわ。
それもこれも柚葉さんのご差配の賜物と、あらためて食卓を見渡して感嘆の溜め息をついてしまいますわ。

さて、そろそろ客間にご滞在中の皆様の足音も聞こえてまいりましたわね。
我が家にお見えになることは想定の範囲ゆえ、大晦日よりお泊りいただいていてよかったですわ。
『もちろん、朝風呂は用意してくれるのよねぇ?』
とおっしゃる方が若干一名いらしたので、わたくしも朝から浴場の用意のお仕事をさせていただきました。
屋敷神様もいらしてくださいますので、本当に元旦より賑やかな宴会の体を為してまいりそうですが、
わたくしも給仕役として頑張らせていただきますゆえ、共に乗り切ってまいりましょう…。


981 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/01/03(Mon) 18:58
申し訳ございません。
>>980で申したことが少ししっくり来ませんでしたので、今さらですが訂正させていただきます。

「ではでは、柚葉さんのご用意くださったお雑煮とお節の後は、紅茶とスイーツと共に皆で新年をお祝い
 いたしましょう。」

「ではでは、まずは柚葉さんのご用意くださったお雑煮とお節、続いてはグリッタちゃんのスイーツと、
 皆々並べて新年をお祝いいたしましょう。」

982 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/01/04(Tue) 06:05
次スレを建てるかどうか決まっているのかな?
無理にとは言わないけど

983 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/01/04(Tue) 08:05
>>982

遅くなって申し訳ございませんでした。
準備にお時間をいただいておりましたが、このたびようやく新館ノ五が無事落成と相成りました。
今後ともおつき合い願えましたら望外の喜びでございます。
何卒よろしくお願い申し上げます。

【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ五
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=641250780&ls=50

とは申せ、この新館ノ四もまだこうして続いておりますゆえ、まずはこの場にて皆様へのおもてなし心して
まいりたいと存じます。

984 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/01/04(Tue) 08:40
このスレを完走させてから次のスレへと移ろう!

985 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/01/04(Tue) 09:45
>>984

はい、もちろんでございます。
「百里を行く者は九十里を半ばとす。」と申しますから足元を疎かにしてはなりませんわ。
テレビ中継で視聴しますマラソンや駅伝の如く、ゴールは間近と油断せず一歩一歩を着実に足取り確かに
進んでまいります。

百里、九十里、と言っていましたら「栗より美味い十三里」のフレーズと栗きんとんを思い起こしまし
たわ。
今のこの館は栗きんとん作りで申さば、仕上げの栗の甘露煮を加えて優しく混ぜている段階でござい
ましょう。
焦らず急がず仕上げにかかりますわ。

栗きんとんの方はたくさん作ってありますから、よかったら召し上がってくださいね。


986 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/01/04(Tue) 13:35
次スレでもよろしくお願いします!!

987 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/01/04(Tue) 17:40
>>976(アーチェロお嬢様)

>これからもどうかよろしくお願いいたします。
>(自然に伸ばした手で以て柚葉さんのお手を握るわたくしでございます。)

はい、私もお嬢様との出会い無くしてこれ程多くの出会いと縁はきっと生まれませんでした。
奥方様は勿論、グリッタちゃんも、久地崎さんも、サライさんも、佐保姫様も、白夜様も…。

奥方様のお気持ちを察しながらも、こうして寄り添ってお嬢様と共に歩むのが私の務め…。
常に感謝の気持ちと優しさを忘れない主だからこそ、ずっと側に居たいと思い続けるのです。(微笑)

あら…?秋風が紅葉を散らして、お嬢様の髪に…。
ふふっ…。お屋敷へと続く小路のあの日の桜のように、大和の紅葉も祝福して下さっているかのようですわ。
このお嬢様の髪に舞い降りた赤々と色づく紅葉、まるで髪飾りのようでいらっしゃいますね。
お守り袋の中に、忍ばせてあげて下さいませ。(微笑)

>もちろん、わたくしも便乗してお二人を抱きしめさせていただきますけれど。
>たとえそれがグリッタちゃんの手のひらの上だとしても一向にかまいませんわ。

お嬢様も、お姉様オーラ全開でいらっしゃいますね。(微笑)
甘え上手なグリッタちゃんと、可愛い弟的な白鹿さんが腕に包まれて、
見ている私も癒されてしまいます。
白鹿さんも一緒に甘えて下されば、尚良いのですけどね。

>ふふっ、きっとそれでお颯様が燃えられるのは必定ではないかしら?

ええ、そしてお渡しするお土産と一緒に、今回の思い出話に花が咲く事でしょう。
次回お買い物に出向く際には、是非ともお嬢様ともご一緒願いたいです。
佐保姫様の事も含め、神社の土地神様へのご報告もございますので…。

>(そうして2台の車はホテルへと向かいましたが、同乗された朱乃さんがおっしゃるに後部座席で
>お休みされるグリッタちゃんと白鹿さんは、本当に心から安らいでいるご様子だったそうでございます。)

うふふ、お二人とも可愛らしい寝顔…。
ほっぺたをぷにぷにしてしまいたくなりますけれど、この安らいだ表情を無理に覚ますのも
何だか勿体ないですね。
例え狸寝入りであっても、構いませんよ。
お二人は、お部屋まで運んで差し上げます。
お姉様方に、好きなだけ甘えて下さいませ。(微笑)

…お嬢様は、グリッタちゃんをお願いします。
私は白鹿さんをおぶって、お部屋まで運んで差し上げますから。

(この後、お二人をお部屋のベッドに寝かせ19:30に食事のためロビーに来て頂くよう
メモ書きを置いておきました。)

今夜のお食事は、ホテル別館の「中国料理 沙山華(さざんか)」に致しましょう。
夜の日本庭園を眺めながら、中華料理に舌鼓を打つ素敵なひと時を…。

そして今宵は、奈良で過ごす最後の夜ですね。
パジャマパーティーも良し、ゆっくりと語らうも良し…。
温泉に浸かった後、ゆっくりと考えましょう。

988 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/01/04(Tue) 18:06
>>980(アーチェロお嬢様)

はい、お嬢様もグリッタちゃんも、そして先輩や三姉妹さんのおかげで
正に食卓がお嬢様の仰る如く、「豪華絢爛」になりました。

そして屋敷神様、お越し頂いた奥方様をはじめとする皆様が揃っての
ご挨拶によって完成ですね。

>『もちろん、朝風呂は用意してくれるのよねぇ?』

はい、お嬢様に次女さんが合流して下さり無事に準備が整っております。
お嬢様、次女さん、お疲れさまでした。
それでは皆様、ゆっくりとお身体を温めた後に居間へお越し下さいませ。
準備を整えて、お待ちしております。

(新年のご挨拶と宴の後、皆で土地神様の神社へ初詣に参りました。)

>>982
>>984

はい、お嬢様のおかげで新館ノ五が無事落成となりました。
奈良旅行は新館ノ四を終えて新館ノ五に至るかと思われます。
新たな年を迎えた後に新館に移るというのは、心機一転と言う意味でも
大変心地よい気が致します。

それでは今後とも、よろしくお願い致します。
その前に、この場所におきましても最後までお付き合い下さいませ。

989 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/01/04(Tue) 20:16
>>986

まあ、お客様、丁重なご挨拶いたみいりますわ。
こちらこそホストとしてお客様をお迎えできること、まことに嬉しいのですよ。
この屋敷も五棟を数えるまでになり、屋内も誠に広々としてまいりましたが、お客様がいらっしゃら
なければ鳴くのは閑古鳥ばかりとなり、閉門の憂き目を見ることにもなりかねません。
どうかぜひまた遊びにいらしてくださいませ。
お茶とお菓子をご用意してお待ちしておりますわ。


990 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/01/04(Tue) 20:17
>>987(柚葉さん)

>はい、私もお嬢様との出会い無くしてこれ程多くの出会いと縁はきっと生まれませんでした。

ありがとうございます。
わたくしを通じて柚葉さんが得られたご縁。
それを大切に想っていてくださることは、わたくしにとって喜びであり誇りでもありますわ。
ですが、でございます。
なんだか過去の言の繰り返しになってしまっているかも知れませんが、この人間の世界でわたくしを
広く見晴るかす地平へといざない、多くの縁へと繋いでくださったのは貴女でございます。
人と妖(あやかし)との均衡を支える贄の血の裔たるご母堂様との縁、人の世界で溌溂として生きておられる
グリッタちゃんとの朋友の縁、柚葉さん無しではあり得ませんでしたわ。

>奥方様のお気持ちを察しながらも、こうして寄り添ってお嬢様と共に歩むのが私の務め…。

お母様をもてなし、わたくしが共に在る機会を作ってくださったこと。
それが、家出娘のわたくしとお母様との距離を縮め、久地崎様や白夜様とのご縁もできたと申すもの。
それゆえお母様からは『試される』ことになりましたけれど、柚葉さんがわたくしと歩んでくださると、
そうおっしゃっていただけて、わたくしにとって嬉しい出会いとなれたのですよ…。
貴女への感謝は当然のこと、縁をいただいた方々のお顔を思い浮かべますと、涙が出るほど嬉しいのです…。

>あら…?秋風が紅葉を散らして、お嬢様の髪に…。

ああ…、こうしてまたわたくしがこの日ノ本の美しい世界に受け容れていただいた、そんな想いが胸を
占めてまいります。
だって、わたくしの名前アーチェロ(Acero)は、イタリア語で紅葉(もみじ)を意味するのですもの。
こうして舞い降りて来てくれた紅葉は、なんだかわたくしに親愛の気持ちを伝えてくれているかのように
思えてくるのです…。
わたくしのお守り袋に納まってくれたこの一枚の紅葉を大切にしてまいりますわ。

>甘え上手なグリッタちゃんと、可愛い弟的な白鹿さんが腕に包まれて、
>見ている私も癒されてしまいます。

あら、わたくし、これだけでは満足いたしませんよ?
柚葉さんが白鹿さんをぎゅ〜っとするとおっしゃる以上、柚葉さんも抱きしめさせていただかなくては。
でもさすがに三人をわたくしの両腕だけで抱きしめ切るのは難しゅうございますね…。

ですが、こうすれば(翼を出して大きく広げて皆様を包みます)…。
ああ…、わたくしの全身で皆様の肌身の温かさを感じることができますわ。

(ホテルに到着いたしました。)

>うふふ、お二人とも可愛らしい寝顔…。
>…お嬢様は、グリッタちゃんをお願いします。

はい、お任せくださいな。
ああ、なんて可愛らしい安らいだお顔でしょう。
白鹿さんとお二人、互いに熱く身を任せ合ったゆえの至福を感じますわ…。

>今夜のお食事は、ホテル別館の「中国料理 沙山華(さざんか)」に致しましょう。

まあ、中国料理ですのに中華風レストランのみならず和風の料亭のような落ち着いた造りのお部屋も
設えられているのですね。
そして日本庭園を眺めながら、味わう贅を尽くした中華料理の数々…。
この落ち着いた雰囲気の中で山海の珍味の数々を味わえるなんて素晴らしいですわ。

「ふかひれ、北京ダック、伊勢海老、黒毛和牛…。
 は〜、すごいのねえ。
 九尾…って今は白夜かあ、彼女としばらく交替してもらえたし、しっかり食べるぞ〜。」

…え、え?
先ほどまで白夜様がいらした場所に今いらっしゃる貴女は、―はっ、!?
以前、ニコニコ静画で拝見したとおりの、黒の中に赤の混じった御髪と尖ったお耳、もしや…。

「初めまして。
 西洋の同族の姫君。
 白夜から聞いているでしょう?
 世間様では九尾の狐と一緒にして伝えられているけれど、実は別妖怪。
 お初にお目にかかるわね、わたしは飛縁魔(ひえんま)、日本の吸血鬼よ。」

まあ…、昨日新幹線の中(>>833)でお母様がおっしゃっていた方ですか。
はじめまして。
アーチェロ・カルミーニオでございます。

「唐突に出てきてごめんなさいね。
 命は共有していても、意識がふだん白夜の中で眠らせているけれど、明日ちょっとわたしにも用事が
 あるとかで、今夜のお食事はわたしに先を譲ってくれたの。
 ああ、ようやくわたしもご馳走を味わえる…、感涙ものだわ〜。」

(ということで、飛縁魔様ともしばらく歓談することができました。)

(今宵はここまでとさせていただきます。)

991 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/01/04(Tue) 21:05
このスレを完走させるには皆の協力が必要だ。

992 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2022/01/05(Wed) 22:46
>>987(柚葉さん)
>>990(アーチェロさん)

(ホテルに着いたみたいです)

う〜ん、ホテルに着いたのかな…。
だったら、起きてお部屋に戻らなきゃ…。
運転を代わってくれた、朱瑠ちゃんにもお礼を言わないと…。

…でも何だかとっても眠くて、起きられないよ…。
白鹿さんのぬくもりも温かくて…むにゃむにゃ…。

>例え狸寝入りであっても、構いませんよ。
>お二人は、お部屋まで運んで差し上げます。

ごめんなさい柚葉さん…。
本当はお察しの通り、狸寝入りなんです…。
でも今回だけ、甘えさせて下さい…。

>はい、お任せくださいな。
>ああ、なんて可愛らしい安らいだお顔でしょう。

…柚葉さん、白鹿さんをお願いします…。
あ〜、アーチェロさんの背中、あったかい…。
柚葉さんにおんぶされてる白鹿さんも、きっと同じくらい気持ちいいよね…。

>(この後、お二人をお部屋のベッドに寝かせ19:30に食事のためロビーに来て頂くよう
>メモ書きを置いておきました。)

白鹿さん、起きて起きて。
そろそろ、夕食の時間ですよ。

(ロビーで皆さんと合流しました)

アーチェロさん、柚葉さん、眠っちゃった私たちをお部屋まで運んで下さって
本当にありがとうございました。
そして朱瑠ちゃん、帰りは運転を代わってくれて本当にありがとう。
おかげさまで、ゆっくりと休むことが出来ました。

>そして日本庭園を眺めながら、味わう贅を尽くした中華料理の数々…。
>この落ち着いた雰囲気の中で山海の珍味の数々を味わえるなんて素晴らしいですわ。

ここのホテルには、別館にもレストランがあるんですね。
中華料理は久しぶりだから、楽しみです〜♪
あ〜、向こうからいい匂い〜♪

>…え、え?
>先ほどまで白夜様がいらした場所に今いらっしゃる貴女は、―はっ、!?

え?え?え?
白夜さん、さっきロビーでお会いしましたしちゃんと席にも座ってましたよね?
席を外した様子は全然なかったですけど…。
白夜さんの気配と匂いは確かにするのに、どうして別の方が座ってるんですか???

>世間様では九尾の狐と一緒にして伝えられているけれど、実は別妖怪。
>お初にお目にかかるわね、わたしは飛縁魔(ひえんま)、日本の吸血鬼よ。

い、命を共有?そんなことが出来ちゃうんですか〜?
え〜とつまり…白夜さんの身体には別の方の命も宿っていて、
白夜さん次第でこうして出てこられるんですね?

…流石は日本やアジアで知られた大妖怪さんですね。
私は魔力とか妖力とか、全然無いですからビックリです。

それじゃ今夜は、一緒に楽しくお食事しましょう。
それにしても、白夜さんも綺麗だけど飛縁魔さんもすっごい美人…。
同性の私でも、ドキドキしちゃう…。
ちょうど今夜は中華料理だし、チャイナドレスとか似合いそうだなあ…。

>そして今宵は、奈良で過ごす最後の夜ですね。
>パジャマパーティーも良し、ゆっくりと語らうも良し…。

はい、今夜は白鹿さんも一緒にパジャマパーティーに参加させて下さい。
トランプとか、ボードゲームとか、一緒に楽しみたいです。

993 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/01/06(Thu) 19:49
>>988(柚葉さん)

>はい、お嬢様もグリッタちゃんも、そして先輩や三姉妹さんのおかげで
>正に食卓がお嬢様の仰る如く、「豪華絢爛」になりました。

年末より既に多くのお客様にお泊りいただいて、皆さん合わせて十数人…昨年新たにご縁をいただいた
方々も含めて、まことに賑々しい宴席となりますことなんだか感無量ですわ。
皆さん揃ってお顔を合わせてお食事を楽しんでいただけるように、こうして広間に持ってまいりました
中華風の大きなターンテーブル、その上におせち料理を並べましたので、お好きなものにお箸を伸ばして
いただけますわ。

柚葉さん、グリッタちゃん、お母様、サライ様、画家のお嬢様、久地崎朱乃様・朱瑠様、白夜様、屋敷神様、
レイナさん、三姉妹ちゃんたち、そしてわたくし。
…白鹿さんのお席もご用意させていただきましたが、彼は佐保姫様の許にいらしてグリッタちゃんとは
今も遠距離恋愛中なのかしら?

>それでは皆様、ゆっくりとお身体を温めた後に居間へお越し下さいませ。
>準備を整えて、お待ちしております。

ごめんなさい、柚葉さん。
本当なら一番忙しく働いてくださった貴女にこそ、先ずはお風呂で寛いでいただいてから宴を始めたい
ところですけれど。

(お客様方に朝風呂で寛いでいただいた後、新年の宴席が始まりました。)

「はい、姫様、ご挨拶と乾杯の音頭をお願いしますね。
 いえ、ご遠慮なさることはありませんよ、ホストでいらっしゃるのですからお役目はたしてください
ませ。
 大丈夫ですよ、皆様、このおせち料理の采配が柚葉お姉様、スイーツおせちBOXの差し入れはグリッタ様
 とちゃんと分かっていらっしゃいますから。
 感謝感激の雨霰はお二人にちゃんと向けられますから、どうぞご安心を。」

…長女ちゃん、その歯に衣着せない言い方、嫌いではありませんよ?
では、僭越ながらわたくしが…。

皆様、無事新年をお迎えになられましたこと、お慶び申し上げます。
ご縁をいただいてこうしてお集まりいただいたことに心より感謝申し上げます。
それでは、皆様方のご健勝とご多幸をお祈りいたしまして…乾杯!

(そうして皆様ひと際楽しさ溢れさせ、宴は大いに盛り上がりました。)

さて、宴の後は土地神様へのご挨拶ですね。
お客様にはこちらでお休みいただいてもよろしいですし、お望みであれば神社へご案内いたしますが
…っと、皆様初詣をご所望のようですね。
お酒とおせちを用意して…、この分ですとまたあちらで宴会が始まってしまいそうですわね。

(今宵はここまでとさせていただきます。)

994 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/01/06(Thu) 23:20
積雪は面倒だね。
歩きづらかったり

995 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2022/01/08(Sat) 10:28
>>994

わ〜い、久しぶりの雪だ雪〜♪
しもやけになっちゃうけど、遊ぶのは楽しいからやめられない〜♪
(ブーツを履いてはしゃいでます)

私、コウモリメイドさんやアーチェロさんのお客さんたちと遊んできま〜す♪
雪合戦、雪だるま、かまくら〜♪

あ、でもご主人様の言う通り、歩きづらかったりまたは滑りやすいから気を付けなきゃ。
ほら、かまくらの中でお餅と甘酒用意しましたからご主人様もどうですか?
(あっという間に作っちゃいました♪)

ほらほら、寒かったら私の尻尾で温めてあげますよ〜♪(もふもふ♪)

996 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/01/08(Sat) 11:01
>>986
>>991

ええ、ここを訪れて下さるお客様、そしてグリッタちゃんの協力は大きかったです。
改めて見返してみますと、同じ季節の巡りでも毎年毎回違ったものがあり
その度に素敵な思い出が出来上がりました。

そして次スレでも、皆様のご助力は欠かすことが出来ません。
新たな場所でも、どうかよろしくお願い致します。

>>990(アーチェロお嬢様)
>>992(グリッタちゃん)

>まあ、中国料理ですのに中華風レストランのみならず和風の料亭のような落ち着いた造りのお部屋も
>設えられているのですね。

はい、HPやパンフレットを参照した際にきっとお嬢様にも奥方様にもご満足頂けると思っておりました。
佐保姫様は地元の方ゆえに、何度かいらした経験があるのでしょうか。
奥方様や朱乃さんと色々と思い出話を語っておられるようですね。

>…え、え?
>先ほどまで白夜様がいらした場所に今いらっしゃる貴女は、―はっ、!?

>お初にお目にかかるわね、わたしは飛縁魔(ひえんま)、日本の吸血鬼よ。

初めまして…。
アーチェロ・ディ・カルミーニオ=ミズリーナの従者、羽藤柚葉と申します。
以後、お見知り置きを…。(ぺこり)

>い、命を共有?そんなことが出来ちゃうんですか〜?

グリッタちゃんも呆気に取られているようですね。
白夜様にお会いした時に言葉の端々で伺っておりましたが、
こうして目の当たりにすると私も内心驚きを隠せません。

ですがそれよりも、今宵は皆で食事と素敵な時間を共有して頂く事が重要ですね。
それでは、頂きましょう。

>同性の私でも、ドキドキしちゃう…。
>ちょうど今夜は中華料理だし、チャイナドレスとか似合いそうだなあ…。

…同感ですね。(照)
以前お嬢様からお話と御姿に関しては伺っておりましたが、
機会があればお目に掛かりたいものです。

>はい、今夜は白鹿さんも一緒にパジャマパーティーに参加させて下さい。
>トランプとか、ボードゲームとか、一緒に楽しみたいです。

ええ、それは是非。
本当に楽しい時間でしたが、これが今回の旅行で奈良で過ごす最後の夜なのですね。
グリッタちゃんや白鹿さんが加わったらどのような展開になるか、楽しみです。

…ああ見えて、グリッタちゃんなら奥方様や朱乃さん、白夜様や佐保姫様にも善戦されるのではないかしら。(ボソッ)
見せてもらいましょうか。齢300年を経た人狼の秘めた牙を…。

997 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/01/08(Sat) 18:22
>>991

はい、ここは人も、魔族や妖怪も、そして神様も、なべてその種族や属性を問わずご近所づきあいを
通じて日常を楽しめる場でありたいのです。
皆様方が足しげくお出でくださるのはもちろん、たまさかの出会い、一度きりの邂逅でも時を共にし、
お茶やお菓子を楽しみながら過ごしていただけたら、と願う毎日でございます。
新館ノ四がそんなさり気ない歓びと共に千を数えられたならまことに嬉しきこと。
残りのスペースも少なくなりましたが、どうかご一緒いただきたく、お願い申し上げます。

998 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/01/09(Sun) 10:19
(すみませんが、お返事の順番を変えます。)

>>992(グリッタちゃん)
>>996(柚葉さん)

>運転を代わってくれた、朱瑠ちゃんにもお礼を言わないと…。

「んふふふー、グリッタさん、よくお休みですねー。
 朱瑠は、幸せな恋人たちの安眠のお手伝いができて良かったですよー。
 結ばれた恋人って、見ていると嬉しくなるなー。
 それも『種族を越えた愛』っていうの、すっごく惹かれるしー。
 …タイムリープとかできたらお父さんに聞いてみたいな。
 お母さんと結ばれて幸せでしたか、って…。」

「そうだね〜、わたしも二人を見ていると嬉しくなるよね〜。
 『種族を越えた愛』。
 朱瑠ちゃんにもラブラブパワーが伝わって、嬉しくなるんだね〜。
 わたしも、グリッタちゃんを見ていてそれを感じるよ〜。
 こんな気持ちにさせてくれてお礼が言いたいね〜。」

なんだか、グリッタちゃんの周りの空気がとても温かいですね…。
わたしもつられて嬉しくなってしまいます。

「んふふふ〜。
 寝顔と寝息で周囲を幸せにする寝入りねぇ。
 『狼寝入り』ってヤツだわねぇ。
 『狸寝入り』より尊いのよねぇ。」

そんな言葉があるのですか、お母様?

「今作ったに決まってるじゃないのぉ。」

…ですよね。

>柚葉さんにおんぶされてる白鹿さんも、きっと同じくらい気持ちいいよね…。

白鹿さん、安心しきったように柚葉さんにおんぶされていらして。
柚葉さんのお優しさは種族を越えて誰でも安心させるお力がある、とあらためて感じますわ。
わたくしが自慢することではありませんが、それでもなんだかとても誇らしいですね。

>アーチェロさん、柚葉さん、眠っちゃった私たちをお部屋まで運んで下さって
>本当にありがとうございました。

いえいえ、お二人のお役に立てたならむしろこの旅の嬉しい思い出の一つですわ。
それに、お休み中に朱瑠さんや白夜様もおっしゃっていましたが、お二人の幸せな寝顔を見ていると
とても嬉しい想いでしたよ。

>そして朱瑠ちゃん、帰りは運転を代わってくれて本当にありがとう。

「いえいえ、わたしも運転って結構好きですしー。
 それにですね、むかーし、お母さんと徒歩で山越えをしたとき、漁師の鉄砲でけがをした狼さんを
助けたことがあってですねー。
 介抱して群れのところまで連れて行ってあげたら、お礼にわたしたちを背中に乗せて山の中をふもとの
 街道まで連れて行ってくれたんですよー。
 あのときのこと思い出して懐かしくて楽しかったですよー♪」

(続きます。)


999 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/01/09(Sun) 10:24
(続きです。)

>>992(グリッタちゃん)
>>996(柚葉さん)

>はい、HPやパンフレットを参照した際にきっとお嬢様にも奥方様にもご満足頂けると思っておりました。

本当に色々調べて下さって、ありがとうございます。
和と中華と二つの気風が見事に溶け合った店構え。
清楚と豪奢とが混然一体、気持ち良くて心豊かになれる場所として奈良の最後の夜を飾るに相応しい
場ではございませんか。

佐保姫様と朱乃様とお母様、寛いだご様子からこちらにいらしたことが見て取れますわね。
お母様もそうですが、なんと申しましても放浪の旅を続けてこられた朱乃様にとっての良き思い出の
地が在ることを実感できてうれしくなりますわ。

>ここのホテルには、別館にもレストランがあるんですね。
>中華料理は久しぶりだから、楽しみです〜♪

グリッタちゃんのウキウキ顔が可愛いですわ。
プロの料理人であるグリッタちゃんがここで召し上がった経験、またどこかでご主人様へ出されて
その方が舌鼓を打ちそうですね…。

>白夜さんの気配と匂いは確かにするのに、どうして別の方が座ってるんですか???

「あら、さすがは人狼の眷族ね。
 変身したこともすぐに気づかれちゃうのね。
 …あら、貴女のお隣の彼氏さんに警戒されちゃったかな?
 そりゃあ、愛する人の近くにヘンなのが出てきたら、身を乗り出したくなるわよね。
 でも安心して。何もしやしないから。
 わたしも彼氏さんの角で突かれたくないないし。」

>い、命を共有?そんなことが出来ちゃうんですか〜?

「できる!『二心同体』は他にもあるの!」

あ、あら、三女ちゃん、鼻息荒く立ち上がりましたね?

「グリッタさんも知っている(>>798)『ウルトラ怪獣擬人化計画』、ゆうきまさみの『鉄腕バーディー』、
 さらにさかのぼって萩尾望都の『アロイス』…」

はあ…、タブレットを見せられると、なるほど他にもこんなケースがあるのが分かりましたわ。
…どれも別の世界線のような気がしますけれど。
ですが、白夜様ほどの方なら可能なこと、今あらためて実感しましたわ。

>…流石は日本やアジアで知られた大妖怪さんですね。
>私は魔力とか妖力とか、全然無いですからビックリです。

「たしかに、わたしがもうダメだって思っていたら彼女にいつの間にか摂り込まれてしまってビックリ
したわ。
 もしかしたら、彼女って今言った『ウルトラ怪獣擬人化計画』の校長先生並みの力の持ち主なのかも
知れないわね。

 でもそれを言ったら。
 グリッタさんはそれこそ隣の恋人さんとはこの旅の間、気持ちとしては『一心同体』だったんじゃないの〜?
 それこそ、愛の力は尊くて〜、良いわよね〜、そういう気持ちが高まったときの血はとおっても
 美味しいのよね〜。(ゴクリ)
 え、なあに、白夜?
 『そんなこと考えているなら、身体を返してもらうよ〜。』
 って、ええっ、待って、待ってよ〜。
 吸わないから、そんなつもりないから、意地悪言わないでよ〜。」

>ですがそれよりも、今宵は皆で食事と素敵な時間を共有して頂く事が重要ですね。
>それでは、頂きましょう。

「ほらほら〜、柚葉さんもああ言ってるよ〜?
 ここでわたしに何にも食べさせないなんて、セッティングしてくれた彼女に対しても失礼でしょ〜?
 ねえねえ、ねえったら〜。」

なんだか、必死に懇願されていますが…、ようやく白夜様も矛を収められたようで、飛縁魔様、ホッと
していらっしゃいますね。

>それじゃ今夜は、一緒に楽しくお食事しましょう。
>それにしても、白夜さんも綺麗だけど飛縁魔さんもすっごい美人…。

>以前お嬢様からお話と御姿に関しては伺っておりましたが、
>機会があればお目に掛かりたいものです。

「ありがとう♪
 なんだろ、同性の賞賛も嬉しいものね。
 チャイナドレス?今は持ってないのよね。
 もし貴女たちの屋敷やパン屋でチャイナドレスの新人とか募集してるなら応募するけど?」

申し訳ありませんが、我が家は新たに人を雇う予定はありませんし、パン屋さんでチャイナドレスは
無理ではないかと…。

「そっか〜。残念。」

(さらに、続きます。)

1000 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/01/09(Sun) 10:26
(続きです。)

>>992(グリッタちゃん)
>>996(柚葉さん)

>はい、今夜は白鹿さんも一緒にパジャマパーティーに参加させて下さい。

>グリッタちゃんや白鹿さんが加わったらどのような展開になるか、楽しみです。

あら、白鹿さんもご一緒だなんて嬉しいですわ。
話題が恋バナになってグリッタちゃんと白鹿さんに質問が集中しそうですけれど。
ボードゲームなら、昨日の惨敗のリベンジは望むところですわ!

>…ああ見えて、グリッタちゃんなら奥方様や朱乃さん、白夜様や佐保姫様にも善戦されるのではないかしら。(ボソッ)

旅の経験でしたら、グリッタちゃんも朱乃様や朱瑠さんにもひけをとらないでしょうから、各地で勝負事も
なさったのかしら?
今夜も厳しい勝負になりそうですわ…。
(そっと溜め息を漏らすわたくしです。)

これにて1000に達しました。
皆様、本当にありがとうございました。
新館ノ五で、またよろしくお願いいたします。

1001 名前:1001 投稿日:Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

掲示板に戻る 全部 前 50 次 50 1 - 50 最新 50 スレ一覧

read.cgi ver.4.21.10c (2006/07/10)