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【オリジナル】国立光明学院 13時限目【異能】

650 名前:WWW&凪沙雨音 ◆V.9gKSA. 投稿日:2021/10/17(Sun) 22:44

W「ふむ。今日で光明学院も5周年」

W「思えば遠くへ来たものだ。この先何処まで行くのやら」

凪「その歌には1年程早いぞ、WWW。それに何処までなんて誰にも言えないさ」

凪「行ける所まで、何処までだって行くんだろうから」

W「ふ、それもそうだな」


W「いやしかし、実にめでたくありがたい話だ」

凪「否定はしないよ、事実だからな」

凪「……で、これまでの周年は何があったっけ」

W「1周年は俺がいなかったな。代わりにお前が答えていた」

凪「あぁ、あの時か……その次は?」

W「2周年では生徒会長が荒ぶっていたかな」

凪「へえ、神代くんが……神代くんだけか?」

W「あぁ。3周年と4周年では、そもそも誰もいなかった」

凪「えぇ………」

W「まぁ、節目と言うには少々半端だったからな」

W「誰も気にせずとも仕方なかろう。毎年祝うのは記念祭で充分だ」


W「さて、前置きは此処まで。準備はいいな」

凪「当然だろ? さぁ、ショータイムだ」


>>633

W「思う訳がなかろう」

W「お前がそう思うのならお前の中ではそうなのだろう、とは裏を返せば」

W「お前がそうと思わんのならば、お前の中ではそうではないと言う事だ」

W「"お前がそう思わなかったらそうではない"など、これまでずっと言い続けてきた事でしかない」


>>634

W「お前は話を聞いていないのか? それとも底なしの莫迦か?」

W「そんな既に知れた事を指摘面して繰り返して、俺に何を答えろと言う」

W「あぁいい、何も言わんでいい。お前の答えなどもう期待していない」

W「意思疎通を図るなど無駄な事はせず、好きなだけ夢見て酔い痴れていろ」


凪「………あそこまで言う必要、あったか?」

W「言わねば分かるまい。言っても分からんかもしれんがな」


>>637

W「当人の内、片方は沙汰もないため何とも言えんが」

W「もう片方の自己申告では、"少しも似てはいない"らしいぞ」


凪「WWWはどう見てるんだ?」

W「まぁ、似た所が全くないとは言わんさ」


>>638

W「LUMINOUSにいると言う吸血の異能を持つ少女か、時折話に上る上司か」

W「さて、少年の愛棒はどちらなのだろうな」

凪「どっちもシルヴィくんは否定すると思うぞ」


>>639-640

W「立っていない」

凪「嘘吐け、人前であんな事しといて。今でも議事録に載ってるぞ」

W「何事もなかった」

凪「撫でられて泣かされてただろうが!」

W「人聞きの悪い事を言うな! 事実だがな、言い方と言うものがあるだろう」

凪「"デートしてあげてもいい"とか言われてたよなぁ!?」

W「言われたのは"どうしてもって言うならしてあげない事もない"だ」

W「加えて救いの少年と黒猫の人の次に、だぞ。今では間に、生徒会長と道化の人も挟まるだろうから」

W「俺なんぞお呼びではないだろう。まったく、何時の話をしている」

凪「神代くんが此処に来てからも! 裸エプロンがどうとか! 話してたのは! どうしたぁ!?」

W「あれは彼女自身もやる気はなかったし! 俺も断って! なかった事になった! 話だッ!!」


凪「ぐぬぬ、WWWの強情め……」

W「ふぅふぅ……事実を述べているまでだ」

凪「………続きはベッドで聞かせてもらう」

W「熱い夜になりそうだな」



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