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あの世で俺に……詫び続けろーーッ!

1 名前:ストレイボウ ◆EOYixvi2 投稿日:2022/07/07(Thu) 20:42
ヒャーッヒャッヒャヒャァ!
面白ぇ程簡単に引っかかってくれたなぁ!?
ここはライブ・ア・ライブのネタスレだってのにお前はよぉ。
お前の引き立て役だった過去に別れを告げる為に、
俺はやってやるッ!

922 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/01/26(Sun) 22:34
このままではオルステッドの剣は錆びるのだ

923 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2025/01/29(Wed) 18:46
>922
フッ………私の剣は錆びてゆく、か。
人間だった頃は、剣の修練に加え……手入れも当然怠らなかった。
剣は戦う為の武器であると共に………一種の"己自身"でもある。
敵を切り伏せる事で付着する血や脂といった汚れを丹念に落とし……常に鋭い切れ味を保ち続けるべく、砥石で磨く。
もしこれらを怠り、ぞんざいに剣を扱おうものなら……やがて錆び付き、使い物にならなくなってしまう。
手入れをしっかり行なう者には吉……一方で怠る者には凶……しっかり自身への"報い"となって返ってくる。
故に、剣とは……それを扱う者の本質を映し出す、"鏡"でもあるという訳だ。

………尤もそれも、剣士だった頃の話だ。
護るべきものもなくなった今………剣の手入れを気にする必要は無くなった。
何故なら、今の私はかつての王国の剣士ではない………魔王だからな。
故に、手持ちの剣が錆び付こうが……もはや、どうでもいい。

剣士の"私"は、あの刻死んだのだ………ならばこれも、当然の帰結ということだ―――。

924 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/01/29(Wed) 22:59
アリシアも恐ろしい子よ

925 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2025/02/01(Sat) 16:40
>924.
………そう、だな。 確かに……恐ろしい。

「喜んで……貴方の妃になりましょう。」
「これからは父上よりも……
 いいえ、誰よりも………貴方を……信じます。」

あれらの言葉が、たとえ王の取り決めに従うしかなかった、本心からの言葉ではなかったのだとしても……
私は、あの言葉を信じ……また、「ハッシュとウラヌスの遺志を決して無駄にはすまい」と、再び助けに向かった。
だが、来るべき筈の私が先に来ず……そして、先に救いに来たストレイボウからの身の上話に……彼女は心から同情した。
それについて、あいつの魔法や幻術の類による、洗脳・籠絡という可能性が有ったにせよ……或いは無かったにせよ……

彼女の心は既に……あいつに移っていた。
そして、自身の言葉を………いとも容易く、反故にした。
世間知らずの無知の側面や……偽魔王に囚われるという極限状況下で精神が衰弱していた側面も、あったにせよ……

彼女は、私を………自分の"言葉"さえも………裏切った。

斯くも、女の心変わりとは………つくづく恐ろしいものだ、な―――。

926 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/02/01(Sat) 22:34
昔の二次創作では忠臣なストレイボウがアリシアを凍らせ、オルステッドに詫びる小説もあったな。思い出せる部分だけ。
(凍ったアリシアの前で立つストレイボウ)
ストレイボウ「我が冷気にて永遠の眠りについたか、アリシア。国の為と言え、お前をこの手に掛けようとは・・・優し過ぎたのだ、より人間的過ぎたのだ。オルステッド同様に、お前もまた・・・。」
(扉を凍らせながら)
ストレイボウ「許せオルステッドよ。だが魔王への怒りはお前から迷いを消し、結果として国は救われるのだ。多くを救う為ならば犠牲は少ない方がよい、それが我らだけで済むのなら・・・。」

927 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2025/02/03(Mon) 21:54
>926
………一部のみとはいえ、どうにも要領を得ない話だな。
如何なる経緯で、あいつにとっては最愛の筈のアリシアを凍らせて眠りにつかせ……
そして……私に詫びるという流れになったというのか。
「忠臣」というのも……今一つあいつとはイメージが結び付かぬ。
己を散々冷遇してきた王国に、真の忠心を抱けるか………甚だ疑問だ。

私に詫びを入れる言葉にしても……国を救う為に、アリシアと私……
そして、あいつ自身の犠牲を以て決着をつける……という展開だろうか。
斯様な結末に至る、肝心な部分が不明ゆえ……どう評価すべきなのか、皆目解らぬな。

―――まあ、たとえこの二次創作小説の全容を知ったことで、高評価を与えられるとしても……
私の良く知る、"正真正銘"のあいつへの印象が変わることは、万が一にも有り得ぬ、な………。

928 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/02/08(Sat) 21:48
魔王山にこもってる間、食料はあったのだろうか?

929 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2025/02/10(Mon) 20:09
>928
それは私とストレイボウの……どちらの場合だ?
あいつの方の場合は、あいつしか知り得ぬ処だが……。
アリシアと共生している間、私が来るまでに少なくとも数ヶ月は経過している以上……
手持ちの食料が尽きてからは……適当に周囲から見繕ってきたのではないかと思える。
まだにせよ、最早にしろ、王国に戻る訳にはいかない以上……あいつが用意するしかなかったであろう。
動物は無論、食用に出来そうな魔物を狩り……それを食べ易いように加工する、といった具合にな。
水は………あいつの氷結魔法なら、造作もない事か。

私の場合は……何度か述べたように、魔王になって以来、何も口にしなくなった。
「憎しみ」が糧となった故にか……空腹にも飢餓にも、苛まれなかった。
その為……私にとっては、食料の有無など……関係なかった。

もし魔王となっても、腹は人間の頃と同じだったならば……人間と同様の「狩り」で、見苦しく生き延びざるを得なかっただろう。
そうせずに済んだのは……魔王になった事で得た、利点とでもいうべきなのかもな………。

930 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/02/13(Thu) 17:59
>>807で一番共感できるオディオについて答えてもらったけど、
逆にオルステッドが一番共感できる度合いが一番低い他のオディオって、
誰かな?
仮に共感できる度合いが一番低いオディオがいたとしても、
力を貸している以上は思想を否定する程ではないだろうけど

931 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/02/14(Fri) 14:39
魔王様にピュアな愛をお捧げします♪
つダークチョコレート(カカオ100%)

932 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2025/02/15(Sat) 21:47
>930
OD-10とは逆に、思想に共感し難いい"オディオ"か……。
そうなると……やはり、O・ディオになるか。
かつて、スー・シャイアンの連合軍に全滅させられた第7騎兵隊達の怨念が、唯一生き残った軍馬に宿り……
そうして、騎兵隊崩れの大男に変貌した姿が奴の正体という事だが……。
憎しみの矛先を、何故自分達を滅ぼした相手ではなく(或いは、もう手を下したのだろうか)、無関係のサクセズ・タウンの住民達に向けたかは……理由は不明だ。
兎も角、行なっている事自体は……大した思想信条もなく、ただ我欲を満たすべく弱者を踏み躙る、ならず者そのものだ。
特殊な経緯で"憎しみ"の思念を抱き、且つあの英雄二人に相対するが故に力を貸しはするが……その生き様自体には、共感を見出せる余地は無い。
これがただの人間だったならば……決して力を貸そうとは思わなかったであろうな。

こ奴よりも……且つてはサンダウンと同様の英雄の資質を持っていたが、街を理不尽な理由で人の世の不条理を味わった結果……
サンダウンのようにはならず、憎しみの余り闇堕ちした者が"オディオ"になった者がいたならば……気兼ねなく力を貸していたであろう、な―――。

>931
………以前(680、803)にも幾度か言っている。
もはや人間からの厚意を素直に受け取ることなど出来ぬとな……。
「ピュアな愛」だと……今の私の何に対し、純粋なる愛を捧げるというのだ。
愛など"まやかし"と悟った私にとって……貴様の言葉は、ただの煽り文句にしか聴こえぬ。

ダークチョコレートは……所謂、「世界一優しきチョコレート」などと言われもするが……
チョコレートの基となる、カカオ栽培に関わった者達にとっては……優しさの欠片も無き"昏き歴史の実態"がある。
である以上、何度も言うようだが……愚かしき人間を憎む魔王となった以上、もはや受け取る義理も道理も……無い。

チョコレートに限らず……ごく身近の身の回りにある、あらゆるモノには……何かしらの"曰く"に基づく、経緯・由縁がある。
それらに対し、何かしらの"想い"を馳せず…学びも…省みもせぬ者こそが……同じ過ちを繰り返す、愚かなる人間なのだ。
受け取りはせぬが、一種の返礼としてこの返事を送ってやる………精々、心に噛み締めるがいい―――。

933 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/02/18(Tue) 22:26
ストレイボウの歪んだ根性を叩き直せる人はいなかったの?

934 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2025/02/20(Thu) 22:47
>933
……確かに、あいつの性根は歪んでしまったが……。
そもそもが、魔道士が不当に冷遇される歪な環境下だった故……
"針の筵"とでも言うべき中で長年過ごしてきた事で……歪んでいったのも止む無し、か。
必要だったのは、「叩き直せる」者よりも………理解を示し、支え……「救える」者だったのだろう。
あの時……そんなあいつの、心の支えになれる存在がいたならば………
このスレであいつに弟子入りをした少年のような、理解者がいたならば………

斯様に歪むことも………無かったのかもしれぬ。

歪んだ形で叶ったとはいえ……あいつにとって心の救いになった、最初で最後の者は……アリシアだった。
私では、無理だった………幾ら理解を示せても、あいつにとっての「歪みの元凶」たる私では……
これまでの友情よりも……積もり積もった嫉妬と憎悪が勝り………どう足掻いても、無理だったのだ―――。

935 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/02/21(Fri) 22:38
アリシアから信用がなかったのは悲しいね、オルステッド(´・ω・`)

936 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2025/02/23(Sun) 12:11
>935
………だから何だ?
そんな事を今更振り返った処で……最早どうにもならぬ。
あの刻……愛など所詮幻想であり、信じる事がいかに愚かしいか……そういった"真実"を、身を以て思い知った。
そして……「諦めぬ限り、いつかは必ず報われる」とばかりに……周りに言われるがまま……求められるがまま……
ただ受け身的に生きてきた私自身が、いかに愚かであったか………骨身に沁みた。

最初の内は、どれ程の覚悟や信念を込めたつもりで、あの"愛の誓い"と告げたとしても……
その時々の状況……置かれた立場……都合次第で………いとも容易く、気持ちは移ろう。
私とは未だたったの一日しか共に過ごした時がなく……そして囚われの身になってからは、先に来たあいつと共に過ごした時の方が長かった……。
極限状況下での……そうした止むを得ない背景が、あったのだとしても……。

既に彼女は、私を「不実で傲慢な男」と見做し………「貴方を信じる」という言葉を、反故にした。

あの刻の………"言葉"を……"愛"を信じた私が、愚かだった。
だが、憐れみなど不要……この世の人間総てに、自身の愚劣さを死を以って思い知らせてやる。
この絶望と憎悪を味合わせてくれた、ほんの御礼として、な―――。

937 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/02/26(Wed) 22:15
心の中を読まれたら、怖いよね?
あいつ怖いよ

938 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2025/02/28(Fri) 20:40
>937
「あいつ」が誰かは………言うまでもないか。
心の内を読まれるなど、普通に考えれば恐ろしいのは至極当然。
誰しも、他者に知られたくない事は幾らでもある……腹に疚しいものを抱えていれば猶更な。
本音も、秘密も、全てを見透かされる以上………貴様のように恐怖し、忌避する者が現れるのは止む無し、か。

尤も、私は既に>296でも答えているように……たとえ心の内を読まれたとて、もはや畏怖など抱かぬ。
寧ろ、あまりの悍ましさに……逆に彼奴の方が畏怖を抱くのではないかとすら思える。
それに……仮に私を精神的に揺さぶるべく、私にとってのトラウマを抉り、嘲ようとも……
それはそれで、憎しみが更に込み上がる故……好都合というもの。
まあ、曲がりなりにも英雄の一人たる以上……そこまで柔でも、卑でもないだろうがな。

この世で最も高き知能持つ動物として生まれ落ちたが故に、あらゆる悪念を抱き……
そして、醜き本音・本性を仮面で隠しながら生きるのが……人間というもの。
そうした内面が見える故に、時には貴様のように恐れ、忌み嫌う人間が現れることも……
彼奴は全てを承知の上で……生きていく心算なのだろうが……。

―――――人の世には、そこまでする程の……護るに値する価値などがあるとでもいうのか?
"怒りにより勇気を得し術士"よ―――。

939 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/03/03(Mon) 01:53
オルステッドは愚かではあっても邪悪ではなかったからそこまでひどい結末を迎えなかった、
みたいな系統のキャラクターは嫌いかな? ルクレチアの民たちを思い出してしまいそうだし

940 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2025/03/05(Wed) 20:59
>939
ふん……邪悪か否かなど、関係ない。
人間基準の"善良"に当たる者であろうと……元より人間自体が愚劣にして醜悪。
生きる為どころか……生存本能に拠る欲とは無縁な身勝手なる欲をも満たす為ならば……あらゆる総てを傷付け、犠牲にする。
善……公正……道徳……倫理……愛……希望……そうしたモノを口実に、どこまでも度し難き己自身を正当化するだけでしかない。

酷い結末を迎えなかった云々は、単にその時の悪運が強かっただけの事。
在り様が善良だろうが邪悪だろうが……"災厄"はある日突然、誰にでも平等に訪れる。
現に……他力本願でか弱きままの在り方を選んだ"善良なる"ルクレチアの連中は……"私"という災厄に見舞われたではないか。

愚かゆえに過ちを犯し……されど何も学ばず……ただ同じ営みを歴史の中で繰り返す。
"嫌い"など生温い……もはや私は、そんな人間を"憎む"他なくなった。

―――そして、かつてはその人間の一人だった………この私でさえもッ!

ならば、終わらせねばならぬ……人を捨て、魔に堕した私の手で、な………。

941 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/03/07(Fri) 22:52
オルステッドの剣技は神技であった

942 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2025/03/08(Sat) 21:22
>941
ほう……かつての私の剣技の何処をして、神技と映るのだ?
私自身が人間だった頃は……あくまで一介の剣士として、精進を怠らなかった。
そして、実戦の中で……かつての勇者が編み出した技を、"心"で理解した瞬間……自然と身についた。
それが神技と映るならば、私個人と言うよりは……「必ず魔王を倒さん」という一念の下に生み出した、勇者の鍛練・研鑽の賜物というべきだろうな。

………それを、「真の魔王」に見舞える機会は……終ぞ訪れなかった。
偽魔王は無論のこと……あいつ自身は、"本当の魔王"にも成れていない段階でしかなかった。
討つべき魔王など、何処にもいはしなかった……故に、私自身が魔王になる以外に道は無かった。
その結果、"魔王相手に振るうべき"勇者の剣技は………もはや意味を成さなくなった。

即ち……仮に、数々の剣技が本当の意味で「神技」と言えるならば………私は、神をも冒涜したという事か………。

―――くくく………ならば、それも結構。
「神」など、所詮……… 人間の生み出した"幻想"の一つでしか過ぎぬのだからな―――。

943 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/03/09(Sun) 00:06
ストレイボウは本当に魔王なの?

944 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2025/03/11(Tue) 21:08
>943
いや………あいつは魔王ではない。
何度も言ってきたことだが……より正確には、魔王に"成り掛けて"いたというべきか。
魔王山に選ばれ、そこに凝る思念に魅入られたか……はたまた、あいつ自らの意志で選んだか……。
兎も角、私への嫉妬と劣等感のあまり……山頂でのあの刻、あいつは憎しみの塊と化した。
あの憎悪と殺意に歪んだ姿は……正に魔王の如く禍々しきものであった。

………だが、あくまでそれだけだった。
どれだけ歪もうと、成り掛けに過ぎず………"本物の魔王"足り得なかった。
何故ならば、魔王とは全てを憎む者………あいつにとって唯一心の拠り所たるアリシアを、あいつが憎む道理はない。
あいつは……仮に私を屠ったその後は、形はどうであれ彼女と共に過ごそうとしたであろう。
だが、そのアリシアさえも……もし何かを切っ掛けに、あいつを見限ろうものならば……。

―――その刻は今度こそ………名実共に、魔王に堕ち果てていたやもしれぬ。

ルクレチアを滅ぼすだけでは飽き足らず……私と同様、別世界にも滅亡を齎さんとしたであろう、な………。

945 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/03/11(Tue) 23:20
フカヒレまんをたらふく食いたいッチ!!!!!

946 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/03/13(Thu) 18:40
>>841の発言で暗黒天使について知っていたけど、オルステッドの目から見た場合、
あの暗黒天使と同じ、世界にいた左京についてはどう思うか気になりました
周りが一切悪くなかったのに、生まれついた性質のせいで悪にしか進めなかったタイプみたいだけど。
善人な家族に囲まれて育ってその家庭を皮肉とかではなく、本心から理想的な家庭だったと思うって言ってたりしてたりもしたし、
ある意味環境のせいで魔王になったオルステッドからしたら、人間の中でもなんでこうなったかわからない理解不能なタイプかな?

947 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2025/03/14(Fri) 20:52
>945
………私の前でそんな事をのたまうとは、随分と余裕だな?
貴様の場合、「腹が減っては戦が出来ぬ」と言わんばかりの大食漢故、やむを得ぬのであろうが……。
こちらへ誘った直後だというのに、空腹で倒れ……他の英雄達に食物を与えられた事でようやく起き上がった様を見た時は……
流石に……「もしや、誘う相手を間違えたか?」と、内心呆れたものよ。
師範には成れても……その大喰らいぶりまでは直らんときたか。

生憎ここには……貴様が求める食物は存在せぬぞ?
もっといえばその食物は、貴様の時代の遥か先……しかも、タカハラの国の中の"とある店"が発祥だ。
タカハラ辺りから教えられた事で垂涎に至ったのか……兎も角、無きものを求めても無駄だ。
そんなに腹が減ったならば……静寂の森辺りで、ヨシュアの実やなおり草でも代わりに食むがいい。

今の、力の出ぬ貴様を屠っても何ら面白みはない………万全の状態になってから出直すがいい。
食欲に溺れる、心山拳師範(サモ)よ―――。

>946
ふむ……その者を一通り視た限りの印象では………。
環境が不遇という訳でも無ければ、これといった理不尽を味わうでもなく、何かへの強烈な感情を抱くでもなく………
ただ、己の欲望のままに生き……己自身の命すら賭けても何ら厭わぬ、刹那的な享楽主義者だな。
先天的な"サイコパス"気質であったが故に………自認している通りの「生まれついての破綻者」という訳か。

確かに……闇世界に染まった要因が生まれや周囲の環境ではなく、己自身の"性質"に拠る者というのは……。
私にとっては………どこまでも理解し難き存在だ。
まだ、先の「暗黒天使」の方が余程分かり易く……親近感すら抱ける位だ。
「人間は愚か」という結論自体は揺るがぬが………この手の人間は、如何せん厄介に映る。

この男に限らず、他にも世に存在する似通った者達は……もはや理屈ではなく、「そういう者」と認識する他ない。
まあ、誘う英雄達の中にこのような人間はいない以上………どうでもいいのだが、な―――。

948 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/03/17(Mon) 23:02
魔王になることで力を得られるのならば
俺も魔王になりたいのだ!

949 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2025/03/19(Wed) 20:25
>948
………これまでにも、魔王に成ることを切望する者は幾人かいたが……。
事もあろうに……力を欲する余り、「魔王になりたい」だと?

―――――ふざけるな。
貴様は「魔王」を……如何なる存在だと考えている。
意のままにモノの通理を捻じ曲げ……全てを滅ぼせる程の絶大なる力をも持つ、絶対的強者とでも思っているのか?
幾度も言ってきたが……「魔王」とは、目指そうなどと思って成れるものではない。
あらゆる想念を埋め尽くす程の、負の感情を最大限にまで抱き……且つそれに心身を蝕まれ、自滅せぬ程の自制心を持ち……
そして………"あらゆる総て"を捨てる覚悟をせねば、到底至れぬ。

―――――貴様には、それだけの覚悟があるのか。
"人"を捨て……"己"すらを捨ててでも……魔王に成りて力を得てみせるという信念が、貴様にはあるのか。
仮に、魔王に堕ちてまで力を得たならば………何を為したいという。

―――碌に答えられぬか………見下げ果てた痴れ者が。
貴様など、処す価値すらもない………一度きりだ、即刻失せよ。
再びその汚らわしい面を見せ、下らぬ事を宣うならば………その刻は、命は無いと思えッ!

950 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/03/23(Sun) 20:06
ルクレチアの感性だと魔王は全てを滅ぼすものみたいな感じだけど、
我々の世界だと闇堕ちした後のオルステッドの所業は邪悪な破壊神とかの方が当てはまると思う。
しかし、魔王の、”王”は統治したり統べる者って意味もあるのに全てを憎み滅ぼす者に対して、
そういう称号を与えたのはなんでなのかな?
単純に全ての魔物の中で一番強いから魔王だったのかな?
まあ一応配下の魔物とかもいる以上は魔王というのも間違いじゃないかもしれないけど

951 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2025/03/25(Tue) 22:17
>950
「魔王」については、大分以前に>159でも述べた通りとして……
「特定の共同体のトップに立ち、総合的・政治的に統率する立場の者」という意味での"王"とは……一線を画すな。
人間に害する概念の"魔"の頂点に立ち……者によっては配下の魔物を率いる故、「王」でも間違ってはいないだろうが……。
全てを憎み、否定する者という以上……貴様の言うような"破壊神"の方がより近しいか。

………それならば、何故「破壊神」ではなく、「魔王」の称号の方が広まったかについては……。
幾ら人間にとって忌わしき存在であろうと……「神」という呼び名を与えてしまっては、畏れ多い印象を自ら抱くことになり……
何より……「曲がりなりにも神に逆らうなど、命知らずの愚かな行為」と、反抗する気力が最初から萎縮してしまうからではないかと思える。
それこそ……「破壊神を破壊した男」と呼ばれる程の、化物じみた心身強き者でもなければ、な。
それよりは、「化物・魔物のトップ」や、「魔の頂点故の"魔王"」といった存在という事にしておけば……

「恐ろしき相手ではあっても、"勇者"という対抗手段がある以上、決して敵わない相手ではない」―――そんな思惑が、共通の認識として相応しかったのかもしれぬ。

―――まあ、かつてルクレチアでは魔王に対し、如何なる認識があったかなど……もはやどうでもいい。
ルクレチアの悲劇の後、"勇者がいなくなった"かの王国は……"私"という魔王によって滅びたのだからな………。

952 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/03/25(Tue) 22:28
真の勇者は一人だけ!

953 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2025/03/28(Fri) 22:13
>952
「真の勇者」については、私なりに>228への返答でも自論として述べたが……
斯様な者が……果たして、実際に何処に存在するものやら。
者によって、それぞれ定義や解釈について異なる処はあろうが……
概ね、「常人を遥かに超える程に心身強く、悪しき魔王をも討ってのける勇ましき者」という認識は、自他共に共通するだろうな。

………それで、貴様の言う「真の勇者」とは……一体誰を指す?
古今東西………あらゆる世界、あらゆる時代において……「勇者」と名乗る、或いは呼ばれる者は存在したであろうが……。
本当の意味で「真の勇者」に相応しき者とは……果たして、実際に居たのだろうか。

貴様が知っているというならば……さぞかし、ご教示願いたいものだ。
ただ一人だけの「真の勇者」とは、一体誰で………どういった者であったのか。
かのハッシュでさえ、他力本願で愚かなままの人間を信じられなくなったが故に……ウラヌス曰く「弱くなった」。
そんなハッシュをも超える、「真の勇者」とはどれ程の者か………是非とも答えて貰いたいな?

954 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/03/28(Fri) 23:11
身体を鍛えて鍛えて、鍛え続ければこその最強なのだ

なんか憎しみだの妬みだので急に魔王になって俺つえー!!なんてのはチートなのだ

955 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2025/03/30(Sun) 10:57
>954
フッ………如何にも、そちらで言う処の「脳筋」の発想だな。
肉体の鍛練自体が悪い訳ではないが……それを継続するだけで真に最強になれるならば……
最強と呼ばれる者は、悉く"筋肉達磨"になっているな……。
最強を目指すあのタカハラですら……斯様に単純な考えを抱いてはいないであろう。
自ら、「肉体や格闘の強さだけではなく、ハートも最強になりてえ」と豪語する程だからな。

それと……私は別に、魔王になって強大な力を得た己を驕った覚えはない。
魔王になって、至高の幸福感……達成感……全能感……そんなものの実感を得られた刻は微塵もない。
得られたのは……ただ只管絶えること無き、絶望と憎悪のみよ。

「王国一の剣士」とまで呼ばれる程に、如何に鍛練で心身を強くしようとも……
あの理不尽に抗い……撥ね退けることなど叶わなかった。
もし、単に鍛え続けて最強になることでそれも可能だというならば……是非とも示して貰いたい。
守ろうとした者、信じた者に裏切られ……守ろうとしたモノ、信じたモノが全て幻想と化し……
それでも尚……そんな理不尽に抗い尽くし、必ず克服できるというならば、な―――。

956 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/04/01(Tue) 23:31
森部生士さんは現代の達人
心山拳老師のようなお方であるはずだ

957 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2025/04/03(Thu) 22:49
>956
タカハラにあの強力な技二つを体得させた、骨法を極めしかの老拳士か……。
彼奴と拳を交えし闘いの場が道場である以上……師父と同等の人物の可能性もあるか。
だとすると……道場側からすれば、タカハラは所謂「道場破り」に当たるだろう。
ただ、その割には………タカハラとモリベ以外、周囲には誰一人いなかったが……。
既にモリベより、骨法を継承した弟子達が巣立った後だったか……
或いは、元より弟子がいなかった(弟子を取らなかった)か……。
真相は如何なるものだったかは……死後にモリベに聞くしかないであろうな。

闘いの前には、自身のファイトスタイルを「実戦最強の武道」と誇示していたが……
敗れし後は「これからはお前のような、流派に囚われぬ格闘家の時代だ」と称賛していた辺りを見るに……
「実戦最強の骨法をも上回った」タカハラに、自身では叶わなかった世界最強の座を託した―――といった処だろうか。
ただ、もし弟子がいれば……己達の骨法が敗れた事に対し、おめおめと引っ込んだままでいよう筈もない。
師のモリベに代わり……更に練り上げた骨法によって、タカハラへの雪辱を果たさんとするだろう。

そう考えると……私の考えでは、モリベは心山拳師父のように弟子を取っていた可能性は低いとみるな………。

958 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/04/03(Thu) 23:13
ストレイボウと旅してた時、あの男から胡散臭い感じがした

959 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2025/04/06(Sun) 22:55
>958
………貴様は誰だ。
その話し方から見るに……ウラヌスでもハッシュでもないようだ。
或いは……魔王討伐&姫救出の時以前の、別の旅であいつに同行していた何者かか?
とすれば……いかなる旅であったのか、少々気になる処だがな……。

まあ、それは兎も角として……。
貴様にとって、あいつが胡散臭く感じたというのは……如何なる所以あっての事だ?
一見、知的で爽やかそうに振る舞いながらも……態度の端々に、どこか陰湿さが滲み出ていたとでもいうのか。
少なくとも、ルクレチア王国の魔道士だった頃は……相当負の感情が鬱積していたであろう。
隠そうにも隠し切れなかったとしても……何ら可笑しくはないだろうな。

私の場合は……それが見抜けなかったというよりも……
あいつが王国内で、長年冷や飯を食わされていることは多少なりとも承知しながらも……
それでも、負けず嫌いで努力家の"親友の強さ"を信じ……敢えて触れなかった。
『あいつにもいつか、必ず報われる日が来る』―――――そう、信じていた。

………その結果は……今更言うまでもない。
あの時………私には、あいつにしてやれることがあったのだろうか。
「"武"にのみ偏重する風潮はいい加減改めるべきだ」と、声を大にして訴えるべきだったのか……。
或いは、魔道士への見る目のないルクレチアをいっその事見限り、別の地で名を挙げるよう叱咤すべきだったのか……。
今となってはどうしようもない事だが………それでも、ふと考えてしまう時がある、な―――。

960 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/04/08(Tue) 23:33
ポゴとゴリの友情を舐めたらいかんぜよ?

961 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2025/04/10(Thu) 20:25
>960
フッ……随分とあ奴らの友情を買っているようだな?
まあ、長年の絆だの、腐れ縁だのが齎す力というのは……侮れないものがあろう。
狩りの時は、一人では打倒が無理な獲物も……二人で協力したことで成功させたなどの例は、幾らでもあったであろうな。

―――尤も、その友情も……いつまでも不滅などという"保証"はない。
>463への返答でも述べたように……いつ、何を切っ掛けに容易く崩壊しても可笑しくないもの。
互いの信頼が強ければ強いほど………それが反故になった時の反動もまた凄まじいもの。
仮に何かしらを原因に拗れる時が来たならば……その時こそ、奴らの友情の本当の真価が問われるのであろう。

私も……かつては「一度紡いだ友情は、決して滅びない。」と信じていた時期があった。
「ストレイボウとの、子供の時分から長く続く友情が裏切られる筈がない」―――とな。

………クッククク………実に滑稽で、無様なものよ。
私に言わせれば、友情も所詮……愛と同様のまやかしに過ぎぬ。
私の得た"真実"を否定したくば結構……精々、"不滅の友情"とやらを信じているがいい。
それが崩壊した時の貴様らの反応が、実に見ものだな………くくく―――。

962 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/04/16(Wed) 21:01
ついさっき知ったけどオルステッドの構えって『霞の構え』に似ていて、
後に出たファイナルファンタジーシリーズのラスボスの一人であるセフィロスも同じ構えしているらしい。
スクウェアのキャラでこの構えをしていて悪堕ちしなかったのはハッシュだけかな?ある意味不吉な構えと言えるかも。
ハッシュは悪堕ちせず死ぬまでは信念を貫いて逝ったけど、死後の様子を見ているとバッドエンドだし

963 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/04/17(Thu) 23:03
緊迫した状況の中、「キャプテンスクウェア」で遊ぶキューブたん

964 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2025/04/18(Fri) 23:17
>962
剣士の頃は……ロングソード(長剣) or ハンド・アンド・ア・ハーフ(片手半剣) or ツーハンデッドソード(両手剣)の使用を前提に、技を磨いた。
構え自体は特段意識していた訳では無かったが……両手で剣を扱う場合、「カスミ」とほぼ同じ構えを自然に取るようになっていた。
どうやらこちらの剣法では……ジャパン・ブレードを用いる剣術と、ほぼ共通した動作や技法を取るケースがあるようだ。
より効率的に対象を攻撃することを突き詰めていけば……洋の東西関係なく、共通する部分が決して少なくないのだろう。

……それで、セフィロスなる者もまた、同じ構えを取っていたという話か。
彼の者は、己の出生の秘密を知って以降、狂気の道を突き進むようになったそうだが……。
"カスミ"の構えを取る者の皆が皆、悪堕ちするとは限るまい。
ハッシュにしても、斯様な構えの所為で悲惨な末路を辿ったという訳ではあるまい。

―――そういえば、"某侍魂"にてフラワーカードを技のモチーフにする人斬りサムライも、カスミの構えを取るようだが……。
………いや、単なる偶然であろう。 そう思わせて貰いたい。
カスミの所為で私が魔王堕ちしたなど………冗談でも認めたくはないものだ。

>963
船内が混乱と恐怖に陥る中、リフレッシュルームで仮想遊戯に興じる"人の心を得し、人ならざる者"か……。
どのような行動をさせるかは"プレイヤー次第"とはいえ……冷静に考えれば常軌を逸しているな。
単に、まだ自律思考の学習力が状況の深刻さを理解するまでに至っていなかったからか。
或いは、状況への危機感を上回る程に仮想遊戯の面白さを覚えたか……それとも、現実逃避に走りたくなったか。
実際の処どうであったかは……彼の者に聞くしかないであろう。

プレイをして唯一違和感のないタイミングは……やはりカークなる者と交代した時か。
初プレイで全面クリアしてのける事が……よりスマートに映るであろう。
その仮想遊戯が、後にOD-10を鎮圧する唯一の手段になるなどとは、誰も予想だにしなかったろうな……。

危機的状況に瀕しても尚、遊戯に興じる者は……大体幾つかのタイプに分かれる。
豪胆か…鈍感か…諦観か…現実逃避か………。
仮想遊戯の中では誰しも勝者・英雄になれようと、現実は無常………一方で本物の"英雄"になったキューブを嗤える者は、果たしてどれほどいるのであろうな?

965 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/04/19(Sat) 14:31
オルステッドは何も悪くない!
悪いのは悪事を計画したストレイボウのバカタレと
ストレイボウを貶めたルクレチア国民だ!

966 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2025/04/21(Mon) 20:17
>965
ククク………つまりは、この私に同情すると?
嫉妬と劣等感で屈折し、筋も通も通らぬ憎悪と殺意に塗れた、愚かなる男と……
ルクレチア王国に蔓延る、歪で偏った空気の中、理不尽に冷遇し続けた……屈折の根源たる、蒙昧なる民。
そんな奴等こそが"悪"であり………私は悪くない、と言いたい訳か。

―――――フッ、安っぽい同情だな。
そんな王国内でかつては"王国一の剣士"と持て囃され、内心少なからず高揚し……
そして、あいつの冷遇ぶりを知りながら、"武"にしか重きを置かぬ空気の払拭に何ら働こうとしなかった……

―――この私に至っては……滑稽極まる愚か者だな。

重ねて言うようだが、「悪」というならば……愚かなるが故に過ちを犯し、そして省みも学びもせず……
挙句……それを歴史の中で幾度も繰り返す、人間の存在そのものよ。
貴様の主張は……プレイヤーという、"神の視点"からルクレチアの悲劇を知れたが故、そう言えるだけではないのか。
もし、貴様含むあらゆるプレイヤーが、ルクレチア王国の一国民という"当事者"の立場だったならば……
それでも尚……その主張を変えずに貫けられるかな?

967 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/04/21(Mon) 22:45
ストレイボウがあの世で大爆笑してるぞ

968 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2025/04/24(Thu) 20:08
>967
ほう……それは聞き捨てならぬな。
あいつがあの世で呵々大笑していると?
心のダンジョンで永遠に悔やみ続けているのかと思いきや……その実、せせら笑っていると?
あのザマを見る限り、とてもそうは思えぬが……それが真ならば、とんだ食わせ者よ。

そもそも……何に対する嗤いなのか。
歪んだ形でアリシアの心を奪い取り……私を"英雄"から"魔王"に堕とした、暗い喜びか?
長年己を理不尽に蔑ろに扱ってきたルクレチア王国に……間接的に復讐を遂げられた達成感か?
実際の処はどうであるのか……あいつ自身の本心を聞かない限り、分からぬな……。

………尤も……たとえ本当に、暗い喜びを抱いていようと……。
肝心のあいつ自身は、碌に名も偉業も遺せず……名誉や栄光といったものも、一切得られてはいない。
遺したのは、決して償えぬ罪業であり……得られたのは、消えぬ悪名のみ。
それでも尚、嗤えるというならば………もはや何も言うことはあるまい。

―――――ふっ、「償えぬ罪業」と「消えぬ悪名」か。
私がそれを言うなぞ……とんだ皮肉でしかない、な―――。

969 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/04/27(Sun) 17:55
個人的にオルステッドがどんな感情を持つか興味がある悪役に、ファイナルファンタジー3の魔王ザンデがいるけど、
仮に魔王山に像が現れたらどう思うかな? どんな魔王か軽く説明すると大魔導士ノアという偉大な魔導士の弟子で、
他の弟子達ドーガとウネという主人公一行を助けてくれた、弟子たちはノアの死後ドーガはノアの魔力を、ウネは夢の世界を引き継がせてもらったけど、
彼は人間としての生命を受け継いだらしい。
そしてその結果それを不服に思い悪に走ったとされていて、FC版だと昔は良い人だったという評価をされています。
人間じゃなかった者が人としての命をもらった故に狂ったのは人を捨てたオルステッドから見たらかなり複雑かな?

他の弟子ウネは人間としての命が一番良い物だったと評価していたし、昔は善人だったという、評価が本当なら、
師匠であるノアが贈る相手を選び間違えなければ、防げた事態だったかも。
長命種がなりたくもない人間にされて寿命縮められたらそりゃ嫌だよなとも思うかな

970 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2025/04/29(Tue) 16:20
>969
元々は長命の人外の存在だった者が、人間としての有限の生命を与えられ、人間同然となったことで魔王になった者か……。
人間の生命に価値を見出さず、永遠の命を求めるあまり「闇の氾濫」なる破滅を引き起こすことで世界を闇に呑み込ませ……
そして世界の時を止めることで、相対的に寿命から解放されんとした、か………。
だが、その結果「暗闇の雲」なる全てを無に帰す異形の到来を招き……その者に支配され、自滅の末路を辿るとは。
目的こそ違えど、己が野望を成就出来なかった上に自滅するという点で、以前(873)のエクスデスと似通う処があるな……。

ノアなる者が、いかなる理由あって人間の寿命を贈与したかは不明だが……。
「限りある人間の生だからこそ最も尊く、素晴らしい。その事をザンデにも感じ取って貰いたい」などという思惑だったならば………あまりの愚かさに嗤う気すら起きぬ。
ウネとやらも、人間としての命の何処に良き処を見出したかは定かではないにせよ……。
その"限りある生"の中で、これまで人間が何を為してきたか……魔導士程の聡明なる者達ならば、解っていた筈であろうに。
見方次第では、その贈り物がザンデに不服を抱かせ、結果的に魔王という闇堕ちへと追い詰めたとも取れ……所謂"戦犯"とも取れるだろう。
"偉大な魔導士"が聞いて呆れる……ノアとやらには精々、己の犯した過ちをあの世で詫び続けてもらいたいものだ。

人間の命とは……短いが故に無価値なのではない。
生ある間の……その在り様が果てしなく愚かしいが故に無価値なのだ。
だが………私に言わせれば、「永遠の命」とやらには尚更価値がない。
そんな者は……もはや、"生きている"とは呼べぬのだ。 異世界の魔王よ―――。

971 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/04/29(Tue) 22:41
勇者を殺した先に何があるというのだ

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