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あの世で俺に……詫び続けろーーッ!

1 名前:ストレイボウ ◆EOYixvi2 投稿日:2022/07/07(Thu) 20:42
ヒャーッヒャッヒャヒャァ!
面白ぇ程簡単に引っかかってくれたなぁ!?
ここはライブ・ア・ライブのネタスレだってのにお前はよぉ。
お前の引き立て役だった過去に別れを告げる為に、
俺はやってやるッ!

307 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/03/28(Tue) 20:35
>306
………それは、私が知る限り……やはり、ウラヌス以外の何者でもない。
普段は理知的で温厚な姿からは想像も付かぬ、あの特大の声量は魔物をも怯ませた。
恐らく人間相手でも……筋も道理も通らぬ理不尽を押し通そうとする相手に対しては本気で怒り、落雷の如き一喝を落としたのだろう。
私が知る彼は、俗世を捨てた老いた僧侶だったが………若かりし頃や、ハッシュの仲間だった頃は………どんな生き様を貫いたのであろうな。

―――あと、正確には"いるらしい"ではなく………"いた"、だ。
ルクレチアの奴等に凄惨な拷問に掛けられ、如何に理不尽な目に合わされても………人間を憎むことをせず……
己を信じてくれるよう諦めずに……命を賭して"自分たちは魔王ではない"と訴えた。
そして、最期は………ハッシュや自身が護り続けてきたものを、私に全て託して逝った。
私にアリシアを救いに行かせられるよう……自身の残った命の全てを、犠牲にしてな。
―――――そんな彼らの遺志を………私は無駄にしてしまった。
結局……私は二人のように……人間を信じる事が出来なかった。「最後まで"人間"を信じる」という、強き想いを………持てなかった。

そんな私を、大声で一喝するであろうウラヌスは………もう、この世にはいない。
彼ならば言うであろう…「莫迦者」という、誰よりも凄まじき一喝も………もはや、私の耳に届くことは無いのだ―――――。

308 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/29(Wed) 20:30
ブリキ大王に乗って発進したい

309 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/03/30(Thu) 20:17
>308
そうか……あれに乗りたいか。
まあ…人間の英知を結集させて造りし、あのような巨大で強大な力を持つ人型兵器というものは……分かり易い"力"の象徴だ。
特に男に…強き情景と浪漫を否が応でも抱かせるものなのだろう……乗れるものならば一度は乗ってみたいと……誰しも思うであろうな。
実際は、ムホウマツがマタンゴを大量摂取してまで込めた膨大な精神の力と…アキラの持つ精神感応の力を以てして、ようやく動かせた代物だ。
アレを彼奴等以外の者が実際に動かせるか否かは別にして……もし動かせることが出来たとするならば……

―――貴様はブリキ大王を発進させられたとして……何を望む?
陸軍の精鋭も……2000人分の液体人間が宿りし隠呼大仏ですら敵わなかった強大な力を……よもや使わないという道理などはあるまい。
人知を超えた凄まじき力を手中にして、その行使を抑制出来る人間などが、果たして居ようものか………否、居るまい。
「救済という名の同化」という野望を打ち砕くという大義名分があったとはいえ……あのアキラですら、ブリキ大王の強さに酔っていた節があった。
アキラ達の側にとっては救世の"神"であっても……陸軍にとっては、対峙した以上は殺られる覚悟は承知していたとしても………
―――それでも、あのブリキ大王は……さぞかし悪魔に映ったことだろう。
力を行使する者によって……そして、目撃する者次第では………"神"にも、"悪魔"にもなり得る。

………果たして貴様は……ブリキ大王に、一体何を求める?
神か……悪魔か……そのどちらでもない別の何かか――― 一度、聞かせて貰いたいものだな?

310 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/30(Thu) 21:12
お主は偽りの勇者よの?

311 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/31(Fri) 12:26
デストレイルはネーミングも攻撃属性も勇者の必殺技に似つかわしくないですね。

312 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/04/01(Sat) 14:27
>310
「偽りの勇者」か………その通りだ。
誰よりも屈強な肉体を持ち……そして揺るぎない精神と強大な覚悟を秘め、あらゆる難事にも果敢に挑む、勇ましき者……
それ故に、誰しもが称賛し…尊敬し…模範とする―――そんな"勇者"には、なれなかった。
ただ、ルクレチアの民が私に求めていたのは、そうした"勇者"ではなく………他力本願で身勝手な自分達を無条件に守り、困った時には当然の如く救ってくれるという……
………謂わば、"都合の良い生贄"としての……"勇者"だった。
ハッシュも当初は、自らの意志にせよ成り行き上にせよ……必要あって、弱きを護り救う"勇者"を志したのだろうが………
魔王打倒後は、あまりにも自身を頼りにする者ばかりが後を絶たなくなったことで、やがて自身が護りし者達に幻滅し………隠遁生活を送るようになったのだろう。

―――私も、そのような"勇者"なぞ………願い下げだ。
"勇者"の実情というものが、結局はそんなものであるならば………寧ろ、偽りで結構だ。
偽りでない、名実共に真の"勇者"なとは存在せぬ……所詮は人間が築いた偶像であり、幻想だ。
………それとも、貴様は「真の勇者」を知っているのか? ならば是非とも、ご紹介願おう。

―――"偽りの勇者"から名実共に"魔王"となった、この私の手で………悉く否定し尽くしてくれよう―――。

>311
ハッシュが会得済みで、私も精進を重ねれば修得できる、かの魔王を倒した「伝説の技」でありながら……
貴様の言う通り、直訳すると「死への道」であり、技の属性は悪という……およそ勇者の奥義には似つかわしくない、邪悪で禍々しき技か……。
その本質は、正法ではなく……貴様たちの世界にある「毒を以て毒を制す」という諺に倣うが如く、「邪を以て邪を制す」という邪法そのものだ。
あの魔王(ハッシュ曰く偽物だが)との戦いでは、私とストレイボウでは歯が立たず………ハッシュの「デストレイル」が唯一の対抗手段だった。
魔王という邪悪な者を、より強き邪悪な力を用いて勇者が征伐するというのは………何とも皮肉に満ちた話だな。

―――あの技から抱く印象とは……「正も邪も、紙一重」といった処だろうか。
先のブリキ大王と同様に……如何に強大な力も……時と場合や、状況次第では―――正にも邪にも変わり得るという事だ。
それはまるで、人間が持ち合わせるという……「"善"と"悪"の二面性」を象徴しているようではないか。

―――くくく……つまりは、英雄たる彼奴等と魔王の私の戦いとは……「人間の"善(LIVE)"と"悪(EVIL)"」のどちらが真に強く、正しいか―――ということか。
どちらが勝つか、是が非でも確かめたいものよ………愉しみだ。

313 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/01(Sat) 16:31
師匠の作った最高のスープ・・・その食材はある魔物から取れる肝と言う。
魔王なんかどうでも良いし、世を恨みたけりゃ勝手にやってろでしかないがその食材だけは師匠を超えるスープを生み出すのに必要だ。
だから魔王城に来た、まだ見ぬ魔物の肝を求めてな。

314 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/01(Sat) 20:01
格闘技をやってれば高原みたいに化物と戦えるぐらい強くなれるの?

315 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/04/03(Mon) 11:09
>313
ふん……またもや招かれざる酔狂な客か。
それも、師を超える為に食材を求め…この魔界と化したルクレチアの魔物の肝目当てで来るとは。
その"ある魔物"とやらを倒せるかは別としても……わざわざこちらに来るとは、莫迦な奴だ。
ここは私の支配下にあり、外界とは完全に切り離された別世界だ。
そして、一度入れば最後………私が死なぬ限り、永遠に出る事の叶わぬ絶望と死の世界だ。私も貴様などをここから出してやる心算も、その義理もない。
「魔王なんかどうでも良い」などと言っていられる余裕があるのかね?

―――それとも……魔物を倒して肝を手に入れるついでに……私も倒すか?
私を倒さぬ限り……師を超える事はおろか、生き延びる事すら出来ぬぞ。
持っているであろう包丁で刺し殺しでもしてみせるがいい………出来れば、だがな。
尤も、"食"の為ではなく……"殺す"為に使い、血に染まった包丁で作る料理などで、貴様の言う「師匠超え」を果たせるかは怪しいものだ。

何より……「食とは他の生物の命を"頂くことで生きる"」ということでもある。
師を超える為ならば、"ある魔物"を殺して肝を奪う事も厭わぬという態度からは……「食の為に命を奪うという行為」に対して思う処が、何ら見受けられぬ。
単に腕が凄いというだけで増長した、傲慢な者が弟子とは……貴様の師とやらは、一体今まで何を教えてきた?
そして貴様は………料理以外の、何を学んできたというのだ?

―――所詮貴様もまた、救いようのない人間の一人か。
挑むならば来るがいい。返り討ちにしてくれよう。
私から逃げても構わぬが…この世界からは脱出できぬ上、魔物があちこちに跋扈している以上……死ぬのも時間の問題だ。
悲願も果たせず、名も遺せぬまま―――愚かな有象無象の一人として、ここで消え果てるがいい。

>314
それは……「者に拠る」としか言えぬだろうな。
心身を鍛え、技を磨くとはいえ…「格闘技」はあくまで、貴様の世界での娯楽や競争の中でのみ存在が許されるものだ。
一定のルールや時間制限などで縛られるだけでなく、何より命の奪い合いではない「格闘技」と違い……化物・魔物との戦いには、そのような決まり事も禁忌もない。
正真正銘、弱ければ死に、強ければ生き残るという、シンプル且つ過酷な戦いだ……あくまで「スポーツ選手」止まりの闘士では、そこまで強くはなれないだろう。

―――その点、タカハラは"最強"を目指すが故に、それぞれの格闘技におけるどんな縛りも気にせず、強さを磨ける立場だ。
食い扶持を稼ぐ為に強くなるのではなく、「世界で最も強くなる」事そのものを目標・信念として持ち合わせているが故にな。
だからこそ……突如ルクレチアに呼ばれ、魔物と戦う羽目になっても生き延びられる訳だ。

些か不本意ではあるが、格闘技の強さだけではなく…タカハラのような心の強さも抱くことで、ようやく化物とまともに戦えることが出来るだろう。
もし貴様がタカハラに憧れ、彼奴のような闘士を目指すというならば………それ位の事は心しておくことだな。

316 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/03(Mon) 19:46
オルステッドを救済したかった……(涙)

317 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/05(Wed) 09:50
オルステッドとストレイボウ、お互いのいいところを言い合ってください。

318 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/05(Wed) 20:30
PSYCHOで夜露死苦〜♪

319 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/04/05(Wed) 21:14
>316
ふう……またもや憐憫を向ける者か。
以前の返答でも述べてきたが………変われるものなら立場を変わってやりたいという訳でもなければ……
単なる「悲劇の悪役」として憐れむ"だけ"で済ませるようなものなのであれば………要らぬ世話だ。
繰り返すが、浅薄な憐憫など無用……"教訓"や"戒め"といった、次の段階に進むものにもならない以上、侮辱に他ならぬ。

―――ただ……それでも、個人的心情として如何しても憐憫の情が絶えぬのならば………
……貴様たちの世界の二次創作物の幾つかには、LIVE A LIVE本編終了後の私の物語を考える物好きもいる。
その中で、私が知る物には……生前の姿と大差ない魂の形で別の特殊な世界に転移後…過去の罪業に苦悩し、葛藤しながらも……
………今そこに存在する理由・答えを、己なりに見つけ出そうと足掻く"私"が描かれている。
あくまで二次創作と割り切った上で、それでも「私の救済」なるものを見たければ……そちらの物語を勧める。
―――ちなみに、作品名のヒントとしては……「"マルコポーロ(?)"の魔王譚」と言っておく。
それなりに昔の作品であり、話の総数も多い故……暇を見ての閲覧を勧める。
ただし、所謂他作品との「クロスオーバー」物で、個人によって好き嫌いが別れる故……閲覧するかどうかは、そちらで決めるがいい。

>317
あいつの良き所、か………。
今まであいつについて言及する際、何度も繰り返し述べてきた事だが………昔からあいつは頭が良かった。
子供の頃から私よりも物の見方が広く……いつも先のことを見据えた言動を取っていた。
如何なる経緯で波長が合ったものか……他のかつての友たちよりも、あいつは特別な存在だった。
最初のレスでも答えたように………たとえ如何なる事があろうとも、この友情は不滅だと………本気で信じていた。

共に城に仕えてからは、日々の仕事や立場の都合上、顔を合わせる回数は減っていったのだが……それでもあいつの事を忘れることは無かった。
当時は周囲から称賛されること自体は素直に嬉しくはあったが……私ばかりが注目され、あいつがまともに評価されていない事は、私なりに気になっていた。
「私は剣士として腕が立つのは確かだろうが……あいつも、優れた魔術師として実績を積み、貢献を果たしているのだがな……」と歯痒く感じてもいた。
だが、それを態々口にするのは野暮であり、何よりあいつの自尊心を傷つけることにしかならないと思った。
負けず嫌いな処もある故……本当に辛くなるまでは、あいつは自分の力で逆境を克服しようとするだろうと考えた。
昔から努力家であることも知っていた為……実力で周囲を見返さんとする「心の強さ」も持ち合わせている………そう、信じていた。

―――――結局は……あいつの本心を与り知らぬ、私の思い込みから来る………買い被りでしかなかった。
そんなあいつの裏切りで、私の信じた"不滅の友情"は容易く崩れ………"虚しき幻想"に終わってしまった。
ふふふ………何度改めて思い出してみても、あまりにも滑稽で………お粗末極まる話だな―――――。

320 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/06(Thu) 20:34
ブリキ大王に歌がついたの知ってる?

321 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/07(Fri) 20:56
とある村では魔王への生贄として少年が捧げられたらしい。
崖から突き落とされた少年は当然村を憎み、大人になって報復を行おうとした。
が、大人になって憎悪を燃やし続けた男の眼に映ったのは大国の戦争に飲まれて跡形もなくなった村だけ。
それから人々の願いとは裏腹に広がり続ける戦争に、男は答えを出した。

愛がある限り、争いは生まれる・・・想いがある限り「苦しみの世」は変わらぬと。

オルステッドと筋道は違っても似たような結論に至った者はいる事を考えると、誰もがオディオになる可能性は十分にあるな・・・。

322 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/04/07(Fri) 21:04
>318
近未来編での戦闘時に流れる曲か。
主人公のアキラは"パンクファッション"なる格好のフリョウ少年であり、彼奴の兄貴分のムホウマツは"ハーレー"なる鉄馬を駆る、タイヤキ屋なる菓子売りの男。
そんな彼奴等の織り成す近未来編の戦闘曲は、"戦い"というよりは"喧嘩"をイメージさせるような、荒々しくも格好いい音楽として人気が高いようだ。
曲名の"PSYCHO"はアキラの超能力を示しているが、"夜露死苦"は………ニホンゴの挨拶の一つの「よろしく」に、ヤンキーやボウソウ族なる破落戸達が当て字をして使う言葉か。
そんな曲名通りの挨拶を、実際にアキラがしているのかどうかは兎も角……。
リメイク版ではエレキギターやサックスという楽器によるアレンジも相まって、更に格好の良い曲になっているという印象だ。
それに、SFC版では「ローキックが最強技」などと揶揄される程に弱すぎたアキラが、今作では強化されている。
これでこの曲に乗りながらの複数敵撃破を決めるという事も出来て、彼奴のファンにとっては喜びも一入であろうな。

―――ちなみに、私はこの曲を聴く際……筑波研究所に強行突入したアキラ(&タロイモ)が、黒服やガードマン達の追走に遭いながらも……
ムホウマツとの合流を果たし、黒幕に近づくべく研究所内を疾走する場面を想像する。
……その先で知る液体人間の研究の実態は、そうした曲調とは一転して陰惨でおどろおどろしい事この上ないが、な………。

>320
ああ……私も聴いた。オープニング時に流れる「GO! GO! ブリキ大王!!」か。
SFC版では、オープニング時に歌詞が表示されるのみであったのが……
作曲をヨウコ・シモムラ、作詞をタカシ・トキタ等に加えてかのカズヒコ・シマモトまでもが手掛け……
それをボーカルのヒロノブ・カゲヤマが力強く熱唱するだけでなく……
挙句、オープニング映像は貴様たちの国で以前流行った、「ロボットアニメ」なる映像娯楽を明らかに彷彿とする構成と来た。
技術進化したリメイク版において、特に凄まじき力の入れ具合だ。
7つの物語の中では…近未来編は最も優遇されていると言ってもいいであろうな。
3番まで歌詞がありながら、肝心の本編では1番目しか聞けないのは残念な処だ。

……上述したSFC版でのアキラの弱さについても、「アキラが弱い!」とカズヒコ・シマモトが相当嘆き、訴えていたそうだ。
それもあってか、「もはや"ローキックが最強"とは言わせない」とばかりにリメイク版のアキラは強化された。
それに、シマモト自身「LIVE A LIVE」に相当なる思い入れがある模様で、近未来編を描いた同人誌なる絵読み物まで刊行する程だ。
更には…公園でプロポーズ成立直前に女に逃げられ、悔恨に満ちた魂の叫びを挙げる男の声も……シマモトが当てているとまで来た。
絵姿といい、作詞といい、同人誌といい、声当てといい……"近未来編"はカズヒコ・シマモトを抜いては語れないと言っても過言ではないだろう。

………ちなみに、シマモトは私たちの中世編の物語を描いた同人誌も刊行している。
私は観たことはないのだが……シマモトから視た私たちの姿とは、如何なるものに映ったのであろうな………。

323 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/08(Sat) 19:41
俺は今、オルステッドにビビってる

324 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/04/08(Sat) 20:18
>321
村の存続という"エゴ"の所為で人身御供にされた少年が死なずに生き延び…
復讐心を糧に成長していくも…当の復讐の対象の村は、より大きな力を持った国家間の戦争の巻き添えに遭ってとうの昔に滅び…
平穏に暮らす者達の願いとは裏腹に、絶えず争いと憎しみの火種は広がり続けるという……そうした、無常な人の世の在り様を垣間見ることで…
―――「人の"愛"がある限り、争いは生まれ……人の"想い"がある限り、苦しみの世は変わらない」という答えを見出す、という話か………。

確かに……愛を抱くが故に、その対象となる掛け替え無きものを護るが為に、命懸けで戦う。
護れずに奪われてしまった刻は……愛が深いほど、それを奪った者への憎しみとなりて仇を討つべく戦う。
そして、想いは強くなれば執着となりて……満たされなければ、却ってそれを満たしたいという反動でより執着が強くなり、苦悩する。
挙句、時には自己のみならず……己が執着を満たさんが為に他者に何かしらの犠牲を強いることで、他者にさえ苦悩を抱かせ続ける。

―――そう………人がこの世に生きる以上、決して悩み…苦しみ…争いなどが絶える事は無い。
人の世とは……どこまでも因果で、深き業に満ちた……理不尽で歪なものだ。
正義…道徳…人道………それらは皆、人間が自身のそうした醜悪さを糊塗し、正当化する為の方便でしかない。
より力の強き勝者のみが、それを主張できる権利を持ち…独善的な主義を押し通し…全てにおいて在り方を肯定させられるのだ。

―――――そんな世が赦せず、強き憎しみを抱きし者こそが……「オディオ」となる。
貴様の言う通り………魔王となり得る者とは、私だけではないという事だ―――。

>323
ほう、私に怯えるか……。
まあ……その反応は自然であろう。何しろ誰もが恐れ、忌まわしむ"魔王"だからな。
それも、ルクレチアのみに留まる魔王ではなく、今やあらゆる時代・世界を超えて干渉できる。
そして、いざという時には究極技の「ハルマゲドン」で……全てに滅びを齎せる力をも得ている。
そんな魔王とは、恐れられて当然の存在だ……そこまで拍が付いたという事を歓喜すべきか、或いは自嘲すべきか………。

………それで、怯えるから何だというのだ?
私にとってはごく当たり前の反応故、それだけで済まされても…正直言葉と反応に困る。
勇気と覚悟を持って私に立ち向かう者でも、人間の中でもより度し難き愚か者でもない有象無象の一人なぞ、ここでは処すまでも無い、取るに足らぬ存在だ。

ただし……今更ではあるが、何かしらの問いを送ってくる分には随時応じよう。
あくまでこの場限りの、ほんの一時の戯れよ………程と分を弁えぬ、ものの程度を逸した内容でもない限りは、聴こうではないか。

325 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/09(Sun) 10:00
憎しみだけでなく、怒り、悲しみ、妬み…
負の感情があるかぎり魔王は生まれるのだ…

326 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/10(Mon) 21:57
星は平等だ、魔王であっても勇者であっても・・・全ての生命を産む星と言う母から見れば如何程の違いがあろう?
全ての命は、星に還る・・・そしてまた、別の世に零れ落ちる。その先など見えはせぬが。

私もまた、星に還る・・・魔王よ、お前もまた星の子だ。どれだけ否定しようとそれは変わらぬ。

327 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/11(Tue) 20:06
原始人の子がかわいい

328 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/04/11(Tue) 21:01
>325
魔王を生む原動力となるものは、何も憎しみ(オディオ)だけではない、か………確かに一理あるな。
誰しも抱き得る負の感情とは、凄まじいエネルギーを齎す。
ストレイボウに至っては、「友情余って妬み百倍」とでも喩えるべきか、私への嫉妬と殺意の化身に成り果てていた。
もしあの時私が敗れ、ストレイボウが生き残ったならば……先にも答えたように、嫉妬を意味する魔王「インウィディア」となっていたのではなかろうか。
あいつの殺意の対象は私だけでなく……眼の曇り切ったルクレチアの連中にも向けられるだろうからな。
負の感情を突き詰めて最大限にまで膨張し切ったその時こそが………人間が魔王になる瞬間なのだろう………。

――― 一方で、負の感情とは凄まじいエネルギーを齎すと共に……自身を蝕み……破滅へと誘う諸刃の剣でもある。
たとえ最悪の形で目的を達成でき、当初は満足感を得られたとて……そんな感情に囚われ切った者が、碌な最期を迎えられる試しなどはない。
仮にあいつが名実共に魔王になっていたとしても……破滅は必定であることは間違いない。

………そして、それは私も同様だ。
もはや憎しみに囚われ切った私には………未来も……希望も……救済も、一切ない。
魔王になった以上は………全ての者に絶望と破滅を与え、人間が今まで築いてきたもの総てを無に帰すという、魔王らしき最期を遂げるまでだ。

>326
………何とも詩的な事を言うものだな。よもや、貴様は詩人か?
まあ……言い得て妙ではある。我々は皆、この星から誕生している。
そして、生ある者はいつかは必ず死に、この大地へと還る。輪廻転生とやらが真かどうかは定かではないが……。
ともあれ、"星"という単位でみれば…それぞれの誕生から死までの過程が如何であれ、あらゆる生命とはその繰り返しであり……
"勇者"にせよ、"魔王"にせよ……私たちの時代での経緯など、悠久にも等しき刻を存在する"星"から視れば、ごく一瞬の出来事でしかないのだろう。
即ち………星から視れば、ほんのごく一瞬でしかない間に"私たち"が生を受け、"生きている"ことを実感出来るという事とは………
何兆分の一の確率の……まさに、"奇跡"と言っても良いのかもしれぬな。

………そんな奇跡を私たちに授けた、この母なる星とは斯様に美しいというのに。
―――――「人間」という生き物は、何故に斯様に醜いのか。
もし、母なる星に明確な意思があるならば……いつまでも愚かで醜いままの、人間という"子"に愛想を尽かし……こう嘆くことだろう。

―――――『産まなければ良かった』『愛さなければ良かった』、とな………。

………尤も、斯く言うこの私ですら、貴様の言う通りその一人でしかない。
ならば……救いようのない不出来な"子"のケジメとして、自らの不始末にはケリを付けねばならない。
貴様が星に還るのは勝手だが……もはや私を含め、私の代で人間という存在をこの星から消去し………
………人間の時代に終焉を迎えさせることは、決して変わらぬものと思うがいい―――。

329 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/12(Wed) 20:40
お前もヘビーモスが怖いと思うか?

330 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/04/13(Thu) 20:34
>327
かの"愛という名の幻想を得し狩人"を、可愛いと言う者がいるか…。
ふむ……彼奴は狩りをようやく許されたばかりの、まだ少年相応の年齢と顔立ちではある。
だが、狩りの時は兄弟同然のゴリと共に、本能のままに勇敢且つ我武者羅に戦う。
そして、異部族の少女に一目惚れし……一途を貫いたが為に部族の掟に反した所為で追放されても尚……
彼女への想いが冷めることなく、お〜でぃ〜お〜を倒し……最後まで守り通した結果、愛を成就させた。
可愛いというだけでなく、勇敢でもあり……一途で優しいと言っても良いのだろうな。

………そんな彼奴の在り様を視れば視る程……私自身の無様さや…惨めさが際立つ。
愛する者を守るべく戦ったという点では同じ筈なのに……私と彼奴とでは……何故にここまで差が出てしまったというのか。
あのような経緯があったが為……私にとって、「"愛"など結局は幻想だった」という答えを抱くこととなった。
それを彼奴にも思い知らせるべく呼び出したのだが……言葉がまともに通じないのは、今更ながら誤算であったな………。

>329
………ベヒーモスが怖いか、か。
「魔王に成り果てた今、何を恐れよと言うのか」では身も蓋も無い故、剣士だった頃に遭遇したと仮定するならば……。
率直に言うならば……「怖いか怖くないかで言うならば、"怖い"」だな。―――意外かね?
微塵も怖くないと言えば?になる……強力な未知の存在には、誰しも恐れを抱くものだ。

―――但し、ただ怯懦に震えるままの"恐れ"とは違う。
例えば、アリシア救出の旅の最中……未知且つ初遭遇の魔物と対峙した時は……常に油断は禁物だった。
どのような習性や攻撃手段を持ち…如何ほどの脅威足り得て…そして如何にして生き抜くか………全てが本番だった。
また、ベヒーモスは"新種の生命体"という、まさしく未知であり……且つTIPS曰く「民間流通の兵器では歯が立たない」程に強力だ。
………であるが故に、「"正しく冷静に"恐れ、その上で対処する」―――もしベヒーモスが害意を持つ魔物として襲ってきた時は、あくまで剣士として振舞うだろう。

―――尤も……ベヒーモス以上に遥かに恐ろしい化物がいる。
その拿捕した新種の生命体を……軍事利用し、恩恵に与ろうと考える…宇宙軍の連中だ。
多少の犠牲を容認してでも、自分達の管理・支配下に置き……都合よく利用しようという浅ましき欲に駆られた………
―――――そんな欲望の亡者たる"愚かな人間"こそが、真に恐ろしく……悍ましい化物だ。
身勝手な人間の都合で捕らわれた挙句、未知の恐怖に怯えて精神錯乱した末に……ダース伍長にとっては正当防衛とはいえ、最期は殺された(小説版参照)。

………ベヒーモスにとっては、「人間こそが恐ろしい」と感じたのではないかと思えてならないな。

331 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/13(Thu) 21:31
くらえー、魔王を倒した伝説の技


デ ス ト レ イ ル !!!

332 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/04/14(Fri) 22:35
>331
―――――くッ!?


…………ふぅぅ………今の一撃は、流石に多少効いたぞ。
かつてはハッシュが使い……私もまた使えるようになれた技を……今度は私が受けることになろうとは。
向ける側から、向けられる側になったという………まさに皮肉としか言いようがないな。

―――――だが、足りぬ………私を屠るには、到底足りぬ。
この技を使える以上、貴様もまた"勇者"なのだろう………だが、魔王を超える程の邪の力ではない。
「デストレイル」とは……勇者でありながら、「邪を以て敵を討滅せん」が本質。
翻って……貴様の邪は温すぎる。「邪に縋ってでも、絶対に魔王を倒す」という程の気迫や執念が感じられぬ。
「くらえー」だと………笑わせるな。 所詮児戯にも等しい。屠るに足らぬ、"多少"止まりだ。
貴様如きが私を倒す"勇者"など………片腹痛いッ!

……このまま魔王として滅ぼしてもよいが……良いことを思いついた。
特別に、貴様に本物の「デストレイル」を見せてやろう。(剣士だった頃の姿になる)
かつて"勇者"だった、私からの餞別だ………遠慮なく味わえ。

――――――――デ ス ト レ イ ル ! ! !

………ふっ、どうだ?
"オディオ"を源にした、正真正銘の邪の力に裏付けされた技の味は。
「死への道(デストレイル)」は私ではなく……貴様が往くがいい―――――。

333 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/15(Sat) 09:07
魔王を倒し、俺が最強になる!!!

334 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/15(Sat) 20:52
お前も超能力で心を読まれるのはイヤか?

335 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/04/16(Sun) 18:26
>333
貴様はタカハラ………ではないな。
最強を求める点では同じだが……今の彼奴は既に「最強の称号」を得て、数多の猛者達に挑まれ続ける宿命の道を進んでいる最中だ。
少なくとも……魔王を倒すことでの"最強"などを目指すタマではあるまい。
彼奴等のように力を合わせて、ではなく………ただ独りで、己の力のみで挑みに来る、またもや酔狂な手合い、か………。

………まあ、誰であれ……挑むならば望む処よ。
私を打倒し、名実ともに最強の看板を戴けるかは甚だ疑問だが……いざという時には「ハルマゲドン」を発動出来る力を持つ以上、強ち間違いでもないやもしれぬ。
そんな私を倒せれば……「魔王を超えた者」には、間違いなくなれるだろうな。
貴様にとっては、さぞや挑みがいがある事請け合いであろう。

―――――尤も、打倒を果たせた処で………それは魔王以上の化物になる、という事以上の意味を持たぬがな。
魔王を超えた"最強"とやらになった者は……謂わば、"人を超越した存在"であるといえよう。
それは果たして……あくまで、"人間"としての強さと輝きを抱き続ける、かの英雄達と同じと言えるのか?
―――否。 単に、魔王より強いという"だけ"の化物だ。
そんなものを目指すのは貴様の勝手だが……つくづく愚かなものよ。
無論、貴様などに易々と命をくれてやる心算はない。 「最強」に眼が眩んだ、後先を考えぬ俗物如きにはな。

―――さあ、来るがいい。
愚か者の生涯に、直々に終止符を打ってやろう―――。

>334
生憎だが……その問いに関しては、>289からの問いへの返答で既に述べている。
そこにあるように、普通ならば当然忌避するが、かの"怒りにより勇気を得し術士"は英雄たる故に特別であり…
彼奴の全てを、抱きし幻想ごと否定し尽くす前に………ルクレチアの悲劇と、私の絶望と憎悪の深さを、彼奴に思い知らせる分には寧ろ丁度いいと考えている。
でなければ、彼奴を態々招待する意味も甲斐もないからな……。

返答できる内容がどうにも被るものと見られ、これ以上はあまり答えようがない故……こればかりはご容赦願いたい。

336 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/16(Sun) 19:05
リメイクが出てからはどうだかわからないけど、ストレイボウは死後ちゃんと反省と後悔をしていたが、
アリシアは全くやったことを反省していない。と言う見方をする人が多くて、生前はストレイボウが悪いけど
死後の罪との向き合い方に関してはアリシアはストレイボウより悪い、という考えの人が多かったみたいです。
この意見についてどう思いますか?

337 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/16(Sun) 21:19
心山拳老師のお墓参りに言って来ようと思います

338 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/16(Sun) 21:45
人を傷つけて自分を護る弱さは
空しさを残してやがて自分も傷つく

今の時代、この歌のように真実を知らせる事が重要なのだ。

339 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/16(Sun) 21:57
鎮魂、歌ったりするん?

340 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/17(Mon) 09:44
この世に悪があるとすればそれは人の心、か…
憎しみのあまり魔王になるとは業が深いものよ

341 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/18(Tue) 19:51
閉ざされた宇宙船で迫り来る恐怖


この恐怖に打ち勝てる者は少ないのだ

342 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/04/18(Tue) 22:06
>336
"心"のダンジョンにてストレイボウが「俺の……せいなのか……あいつが………ああなってしまったのは………」と言っていたことに比べ、
アリシアは「お願いです……止めて下さい………オルステッドを………」と、自身の言動を省みぬままに哀願していると見て取れるが為に、
そのような考えを持つ者が大半となってしまったという訳か………。
貶められた当事者の私や、プレイヤーの側から視れば……そう考えざるを得ない処は有るだろう。

―――ただ……プレイヤーの中には、或る場所(サイト)においてより突っ込んだ考察をする者もいるようだ。
と言うのも………魔王山山頂で激しい感情をぶつけて私を否定した同一人物とは思えない程……魂となったあいつと彼女は、妙に憔悴しきっている。
大臣のように死後も私を恨み続ける者もいる以上……ストレイボウは恨みつらみを捲し立て……アリシアは「あの悪魔を殺して!」と懇願してもおかしくない筈。
だというのに、まるで"憑き物"が落ちたかのような様子は……不自然にさえ思えてはこないだろうか。

―――私が思うに……これが意味する処とは。
魔王山に宿る、邪の思念のようなモノが、まずはストレイボウの負の感情に付け込み、増幅させることで墜ちさせ……
そんなストレイボウに助けられたアリシアは…有る事無い事を吹き込まれるなり、精神操作の術等で篭絡させられた、という可能性も無きにしも非ず…と考えられる。
元より、訳も分からぬまま魔王(偽)に囚われるという極限状況下にあった彼女の精神状況が、凡そまともであった訳など無かった事は想像に難くない。
実情がどうであれ、ストレイボウの思惑にあっさり嵌った彼女が、ほんの少ししか言葉を交わさなかった私よりも、ストレイボウの方に心が傾倒するのは……ある意味無理もなかったのやもしれぬ。

―――そして、最後の仕上げとばかりに……そんなアリシアが私を否定し、目の前で自害してまで私を絶望の奈落へ叩き落としたのも……
……もしやすれば、私を魔王に仕立て上げる為に……邪の思念が彼女の精神に……あのように仕向けるように働きかけたのではないか、という気さえする。
"心"のダンジョンでの、あの様子からは……死して解放された事で正気に返り、本来の自分に戻ったようにも見受けられるからな。

―――――尤も、たとえそれが真実であったとしても……。
元々付け込まれる程の負の感情を抱いていたからとも……テラスでの言葉ほど私を信じてなどいなかった為に、あっさり心移りしてしまったからとも……解釈できる。
実際にはそれぞれの局面における被害者の側面があったにせよ……あの時においては、明確な意思を以って私を否定したのは覆せぬ事実。
悔いた処で、最早届きはせぬ……。 哀願した処で……最早、止められはせぬ。

―――――そこで見届けるがいい。 私がかつて"信じた"者達よ………。
私が齎す、全ての終焉をな―――――。

>337
心山拳"師父"の墓参りか……。
確か……大志山の山頂に彼奴の墓碑があった筈だ。
その口振りからして………大志山の麓の町で、師父に救われた者の一人か。
死して後も悼む者がいるというのは幸せだ……その者の心の内に在るという形で、"生き続けている"のだからな。

―――墓といえば、ハッシュについても"勇者の墓"があったな。
旅の最中では実際には生きていたが……「他力本願に当てにする身勝手な者達にとっての"勇者"は死んだ」とでも言うべきか……何かしらの隠喩とも思えてくる。
その辺りは黙して語らずだった故……何故あのような墓を拵え、ブライオンを隠したのか……今となっては真相は分からずじまいだ。

………だが、あくまでも私の推測ではあるが………。
師父の墓に比べて……勇者の墓に、墓参りに向かった者は……誰一人いなかったのではなかろうか。
大志山と違い、魔物が蔓延っていて危険だったこともあったろうが………たとえ魔物がいなくても、同様だったように思えてならぬ。
何故ならば………誰も彼も、"人間そのもの"ではなく"勇者"という肩書を通してしか視ない、脆弱な愚者ばかりだったからだ。
そこには、肩書に拠らぬ、一個人への本当の意味での信頼もなければ……羨望や崇拝といった、凡そ理解には程遠い気持ちしかなかったであろう。
それ故に……「死んだ」と認識した途端にあっさりと忘れ去り、墓参りすらせぬという冷酷な扱いが出来る訳だ。

………その点、貴様は他力本願で愚かなルクレチアの連中よりは、まだマシではあるな。
これからも精々……その悼む気持ちを忘れぬ事だ―――。


―――――残りの分はまた後日返答する………暫し待つがいい。

343 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/04/19(Wed) 21:24
>338
ほう……即ち、他者を傷つけてまで己を護るという行為は"業"となり……
いつしか因果が巡り、必ず返ってくるという事か……。
その言葉に一理はあるな………何ら自覚も無く重ね続ければ、やがて遺恨となって積み重なり……
いつしか何かしらの形となって……報いが下ることだろう。
だからこそ………「何かを成すにあたり、絶対に誰一人傷つけない」という理想なり、スローガンなりが出る訳だが……
夢や理想として語る分には兎も角……現実にそれを体現できる者が、果たしてどれ程いるものやら。
上手くいかなければ、いつしかそれは理想・スローガンの他者への"押し付け"となり、結局は傷つけるという矛盾と皮肉に満ちた結果で終わる。
同じ人間同士でありながら、生き方も、考え方も、価値観も異にする以上……傷つけ合うのは、人間の宿命的な"業"であるだろう。

―――それを承知の上で、覚悟の上で……あくまで開き直らず肝に銘じつつ、それでも尚生き続けていくか……
―――それを良しとせず、人間そのものを厭悪し、否定することで整合を付けようとするか……
………私の場合は、後者で自己完結する形になった。 もはや変更や放棄なぞ、通用はせぬ―――。

>339
―――レクイエムを歌うか、だと?
何故に人間などの為に歌わねばならぬ。「真実」を知り、滅ぼすと決めた人間などに歌う価値はない。
絶望……後悔……怨嗟に満ちた悲鳴を上げながら死に逝くがお似合いだ。ルクレチアに関しては皆そうだった。
誰もが私を恐れ……怨み……憎み……罵りながら………自身の愚かしさを何ら自覚せぬまま、死んでいった。
あのような奴らに捧げる鎮魂歌も……祈る言葉などは無い。

―――強いて、鎮魂の歌にこじつけられるものを挙げるとするならば……
「ハルマゲドン」によって人の世が滅び去った直後に、何処かで響く………鐘の音だな。
それは、ただ風に揺らされるがままに鳴る、虚しき音よ……全ての終焉を告げる、誰一人聴くことのない音だ……。
いずれ、かの英雄達と戦い……私が勝ち残った暁には、この音が響くことになろう。

―――――そんな鎮魂歌などが嫌ならば……ひたすら神に祈りを捧げるがいい………決して届かぬ、祈りをな―――――。

>340
ふん……知った風なことを言ってくれる。
確かに……善も悪も………全ては人間の心から生まれるものではある。
一方で…絶対的な善も悪も存在せぬ。―――見方や立場が変われば、どちらにでも転び得るもの。
所謂、善も悪も含め……「清濁併せ?む」ままに生きるのが人間なのだろう………。

………そして、それは私もまた……例外ではない、か。
当初は祖国と民を愛し、護る剣士たらんと………謂わば、ルクレチアにとっての"善"に努めようとした。
―――その民の身勝手さに愛想を尽かし……いや、人間そのものに失望し切った末に……人間にとっての"悪"に堕ち果てた。
愛が憎しみに転じて魔王になる、か………貴様の言う通り、実に業深いものよな………。

―――ならば、悪の総称たる"魔王"らしく………絶えず繰り返される業深き人の世に……終止符を打つまでだ。

>341
ふむ……>255への返答の中でも既に述べている事だが……
宇宙船という逃げ場のない閉鎖空間の中……元々険悪だった人間関係が更なる軋轢を齎し……
その最中、クルー達が次々と死を遂げてゆくことで芽生える相互不信・疑心暗鬼……
更には、檻から逃げ出し、船中の何処かを徘徊する危険生物のベヒーモスにいつ襲われるか分からないという恐怖……
そして、自身たちの命を預かるべき存在である筈の、メインコンピューターの叛乱……
挙句、その全ての根源は……自分勝手な人間たちの、ごくありふれた在り様に起因していたという事実。
SF編とはまさしくホラーではあるが……その恐怖を生み出すのは、結局は人間でしかないのだ。

―――ただし、貴様の言うように……少ないながらもその恐怖に打ち克ち、生き残る者もまたいる。
ダース伍長然り……カトゥー然り……あの、"人の心を得し、人ならざる者"然り。
あの極限状況の下、どう振舞えるかで……その者の本質が否が応でも顕れる。
恐怖に屈し、ただ怯懦に震えるまま死に逝くか……勇気と覚悟を抱き、恐怖に立ち向かうことで生き延びんとするか……

―――「もし自分が当事者だったならば、どう振舞えるか」………貴様たちも一度、考えてみるのも良かろう。

344 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/19(Wed) 21:28
魔王を倒したら平和になるというのは嘘だと思う。

345 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/20(Thu) 23:10
オルステッドは剣士だし、ストレイボウは魔術師。役割が違うから比べること自体ナンセンスな気がする

346 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/04/21(Fri) 17:27
>344
その通りだ………今頃気付いたのか。
魔王さえいなくなれば平和が訪れ、ハッピーエンドを迎えられる……などというのは甘い幻想だ。
正確には、"魔王"という人間にとっての共通の敵がいなくなり……一時期的な平穏が訪れるというだけの事。
遅かれ早かれ、暫く経てば………また新たな敵が現れる。

―――――その新たな敵とは………"人間"だ。
前の返答時でも述べたが………同じ人間同士でありながら、生き方も、考え方も、立場も……
そして、伝統・文化・風習等の価値観を異にする以上……傷つけ、争い合うのは、人間の宿命的な"業"だ。
たとえ、魔王を倒す為に一致団結したとしても……それはあくまで利害の一致による一時的な同盟関係に過ぎぬ。
この世に、立場を超えた永遠不変の麗しい友情や……尊き愛なぞ……存在せぬ。
所詮は人間が思い描いた妄想であり……有り体に言えば、自身を正当化させ、美化させる為の方便だ。
何かを切っ掛けに、いがみ合い、憎み合い、殺し合い……やがて、講和なり休戦なりで一旦決着を図る。

―――――人の世とは……それを絶えず繰り返すだけの歴史なのだ。
「"平和"とは、次の戦争に備える為の準備期間」とは、よく言ったものよな―――。

>345
そう……貴様の言う通りだ。 少し考えれば誰しも分かる、ごく当然の事だ……。
役割含め、利点、価値等がそれぞれ違う故……優劣の比較自体が無意味だ。
比較するならば、同じ分野・カテゴリー内での力や技量等の差を測り、優劣を確かめるのが筋だ。

………そんな、当たり前の事を……ルクレチアの連中は理解しなかった。
ただ、"武の強さ"のみに重きを置き、それ以外は蔑ろにする風潮が蔓延っていた故に…"常識"という名の一種の同調圧力、空気となっていた。
そんな中、魔術師でありながら……武術大会にエントリーしたストレイボウを、周囲の誰もが白眼視した。
ルクレチアにおける"普通"からは考えられない事だった故……訝しみはすれど応援する者は一人もいなかった。

『"武術"大会だというのに、何を考えているんだ?』『陰気野郎がしゃしゃり出て来るな』『魔術師風情が、身の程を弁えろ』―――そんな言葉が、表情や態度から聞こえそうだった。

誰もが無様な初戦敗退を期待していたが……それに反し、あいつは決勝戦まで勝ち進んだ。
一見、遠距離からただ魔法をぶつければ良いように思えるが……詠唱にもそれなりに時間がかかる故、接近戦が主となる武術大会において、魔術師のあいつにとっては不利な状況だったろう。
それを決勝まで勝ち進めているという時点で……あいつの、「絶対に見返す」という執念もあったろうが、実戦におけるあいつの魔術での戦い方が、如何にずば抜けているかが伺える。
尤も、眼の曇り切ったあの連中は……それすらも理解できなかったがな。

………それでも……いや、"だからこそ"、か………私もそんなあいつの本気に全力を以って応えた結果……あいつを上回り、勝った。
ただ、勝つには勝ったが……連中は、『ようやく溜飲が下がった』、『いい気味だ』とばかりの嬉しげな様子だった故……内心複雑でもあった。

―――――「特定の価値観のみに凝り固まるのは碌な事にならない」………教訓を見出すとすれば、まさにこれに尽きるだろう、な―――。

347 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/21(Fri) 20:02
ストレイボウの悪堕ちの一番の原因は昔からの積み重ねもあっただろうけど、武術大会での敗北も大きかったのは確かだ。
でも、オルステッドが手加減して勝たせてもそれはそれで侮辱されたと思って屈辱で憎しみが膨らんだと思う。もしも仮にだけど、
あの日の武術大会でストレイボウとオルステッドが戦った際に、オルステッドが手を抜いたからじゃなくて、
大きな幸運でストレイボウが勝利してかつ、オルステッドがわざと手を抜いたと誤解もしなければ、
魔王山の影響も受けなかったもしくは弱まっていたかな?

348 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/21(Fri) 20:20
ストレイボウにお詫びした?

349 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/22(Sat) 06:48
オクトバストラベラーとのコラボで
シナリオに時田さんが関わってるせいか
公式イフみたいになってるけど

オルステッドさんが手加減したのも
原因っぽいね、オクト・ア・ライブの
勇者編と魔王編がYouTuberで挙げられてるけど

最終的にストレイボウとオルステッドが
両方オディオ化したけど、主人公のお陰で
オディオ化がオルステッドが解かれてたけど

350 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/22(Sat) 15:51
連投失礼して、オクトバストラベラーの
コラボシナリオは、オルステッドも喋るし
オルステッド、ストレイボウ、アリシアの
心情面に深く切り込んだシナリオだったので

見れるなら、まじでオススメだと思う。

351 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/04/23(Sun) 16:26
>347
成程な………確かにあいつにとって、あの決勝戦はまさしく……優れた魔術師でありながら、長年日陰者として扱われてきた己と決別し……
何より、衆目環視の中、最大のライバルである私を実力で超えるという一世一代の絶好の機会であり……あいつの生涯の中で、最も本気の時だったろう。
並ならぬ努力家で負けず嫌いのあいつの事だ。私に勝つべく、人知れず凄まじい努力と研鑽を積んだことは想像に難くない。
―――だが………結果は私の勝ちだった。
恐らくあれで、あいつの中の"何か"が……決定的に崩れたのだろう………。

―――だが、もしも………あいつにとって納得の行く形で、あいつが勝っていたならば………。
皆、当然優勝すると思っていた私への失望と軽蔑で態度を一変させた他……ストレイボウに対しては、表面上は兎も角……感情では誰も納得も見直しもしなかったのではないだろうか。
「武という"正道"が、魔術という"横道"に敗れて良い道理はない」―――そんな理屈に凝り固まった連中の人望が、共に無に等しい状態だ。
そんな針の筵の中………お互い、それぞれ何かしらの負の感情を募らせていったのではないかという気がする。
そんな状態で、魔王山へ行く"必要"が生じた場合でも……やはり、多かれ少なかれ影響は受けていただろうな。

………尤も、こちらのケースの方が……魔王化の道よりも、ルクレチアに愛想を尽かして他国に鞍替えする道を辿る………
―――そんな"もしも"が、可能性としてはあったかもしれぬ、な………。

>348
………何故私がストレイボウに詫びねばならぬ?
寧ろ、詫びるべきはあいつの方だ。たとえ、境遇自体に同情の余地があったにせよ……
―――犯した所業が正当化される謂れも、道理などもない。
尤も、前にも言ったが、今更詫びなど不要だがな…。たとえ本心より詫びた処で、赦すことなど出来ぬ上……その心算もない。
魂となったあいつに出来る事は、永劫に悔み続けるのみ………誰にも聴こえぬ……何処にも届かぬ……"悔いの詩"をただ口ずさむのみよ。
それこそが、あいつの罰………愚かな卑劣漢には、似合いの末路だ―――。

………くくく………つくづく莫迦で、救いようのない奴よ……。かつては、無二の親友だったというに………
見る目も無い奴らに持て囃され、全肯定されて喜んでいた私が……そんなに妬ましかったのか。
ただ剣という武に秀でていたという"だけ"で、アリシアを娶れた私が……そんなに憎かったのか。

魔術師に成れるほどの、誰よりも卓越した頭脳を持っていながら―――――莫迦な奴だ………。

>349,350
………折角の連投の処、残念なのだが………私はその世界の物語については関知しておらぬ。
その為、貴様の言う「Youtube」なる映像板を通して一通り観てみたが……どうやら、別の世界線の私、ストレイボウ、アリシアの3人が関わるようだな。
あの英雄達も登場しても良さそうに思えるが……あの世界観に合うのは、中世編の私たちのみ故、か……。
あの決勝戦直前に、3人共別世界へ引き寄せられ……向こうの世界の主人公達との邂逅を遂げ……
本来の中世編とは別の物語を紡ぐ、という訳か………。
あちらの"私"は…故意にせよ、無意識にせよ、手加減していたのか……ならば、ストレイボウが侮辱されたと受け取るのも……無理からぬことよ。
だが、紆余曲折の果てに……あいつも私も、共に「魔王オディオ」と化すとは……IFとはいえ、つくづく数奇で因果な物語という他ないな。
ただ、貴様の言う通り……私たち3人の心情面が中世編より深く描かれている内容で、LIVE A LIVE本編とはまた違った魅力があるのは間違いないだろう……。

あと、極力ネタバレを避けたい故、多くは語らぬが……
この私と違い、あの終わりを迎えた"私"ならば………「ルクレチアの悲劇」が起きぬよう奮闘し……見事、成し遂げられるやもしれぬな。

最後に、これを機に……私たちの物語(LIVE A LIVE)の方にも…少しでも多くの者が興味を抱き、プレイをして貰いたいものだ。

352 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/23(Sun) 16:50
自分が>>347で投降した話題の影響か、>>349さんが教えてくれたけど、本当に手を抜いた場合も悪堕ちしていたとは、
正直オクト・ア・ライブコラボは知っていたけど、ストーリは知らなかったので凄く嬉しかったです。>>349さんありがとうございます。

しかし、正直手を抜いた場合の方がストレイボウに失礼だと思うから、ここのオルステッドが取った対応の方が親友にちゃんと礼を尽くしていると思う。
そういう対応をしたここのオルステッドはひどい結末を迎え、ある意味情に負けて失礼な対応をしてしまった世界線のオルステッドが悲劇を回避できるかもしれないって、
結構理不尽な気もする。 せめて向こうのオルステッドが行った手加減は、意図的ではなく無意識の結果であってほしいな

353 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/23(Sun) 20:43
勇者オルステッドと魔王オルステッド

勇者の方は偽善者?

354 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/04/25(Tue) 21:01
>352
こちらの"私"は、「全力を以って応えるが礼儀」と信じた筈が、あのような結末になってしまった一方……
あちらの"私"はある意味情に負け…意図的・無意識問わず手加減したことで侮辱してしまい、あいつの魔王化の原因を作ってしまうも……
結果的には"希望を見出せる終わり方"を迎えたというのは……つくづく皮肉なものよ。
真っ当な(少なくともそうと信じる)やり方・在り方を貫いた処で、必ずしも良き方向に物事が向かうとは限らないという……
―――かくも人の世は、つくづく不条理に満ちているものだ………。
それ故、貴様の言うように………せめてあの手加減は、無意識の方であってほしいという言葉には同意する。

………あちらの"私"は……ストレイボウ共々魔王に堕するも………
あの世界の者の助けを得て……元に戻ることが出来た。
それに何より………まだ、取り返しのつかない一線を"超えていない"段階だった故、あの終わり方を迎えられたという訳だ。

―――それは……実に実に……掛け替えのない幸運に恵まれているという事だ、"私"よ………。
精々、その事をしかと肝に銘じ………私と同じ轍を踏まぬよう、奮闘してみせるがいい―――。

>353
「"勇者"オルステッド」は偽善者、か―――。
あの頃は、別段意識して「正義の勇者」を気取っている訳ではなかったが……
自戒している心算でも、周囲から称賛され、持て囃されている内に……もしやすれば……
―――無意識の内に、"その気"になっていた節は……有ったのやもしれぬ………。

―――だとすれば、その私はさしずめ……「多かれ少なかれ、勇者という称号に酔っていた偽善者」といった処か。
己の"正義"は……時や場合、状況等次第では……「正義」と必ずしもイコールにはなり得ぬ。
立場や見方が変われば、"正義"は容易く"悪"に変わる……「正義と悪は、相いれないながらも表裏一体」とはよく謂ったものよ………。

………では、魔王の私は……何なのであろうな。
よもや、偽悪者などではあるまい……であれば、正義から悪に堕ちた……掛け値無しの"絶対悪"か。
或いは、"勇者"という役割に散々翻弄された挙句、最後には一方的に梯を外された……無様な敗者、か。

―――勇者オルステッドが偽善者ならば……この私、魔王オディオとは"何者"か………果たして貴様たちには、どう映るのであろうな?

355 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/25(Tue) 22:41
と言うか勇者も魔王も全部オルステッドの側面であり、どちらも本人だろうよ。
そもそも論、誰もが大なり小なり何かの仮面を被るのが人生だ。良い悪いは結果論でしかなく、演じずにいられるなど自然そのものか赤子くらいのものだろう。

一面だけを自分と思い込むほど、恐ろしい事はないぞ。戻れる道も見えなくなるんだから。

356 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/26(Wed) 19:32
オディオのBGMが鳴ったら子供達は震え上がるよ!

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