掲示板に戻る 全部 前 50 次 50 1 - 50 最新 50 スレ一覧

あの世で俺に……詫び続けろーーッ!

1 名前:ストレイボウ ◆EOYixvi2 投稿日:2022/07/07(Thu) 20:42
ヒャーッヒャッヒャヒャァ!
面白ぇ程簡単に引っかかってくれたなぁ!?
ここはライブ・ア・ライブのネタスレだってのにお前はよぉ。
お前の引き立て役だった過去に別れを告げる為に、
俺はやってやるッ!

451 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/02(Sun) 10:56
ギャグ役がポゴ、高原、サモならばツッコミ役は誰になるでしょうかね?
私が思い浮かべるのはレイですね。
ユンはギャグ役に振り回されそう。
キューブとオルステッドは振り回され&突っ込み役。
サンダウンとおぼろ丸は遠巻きにやれやれと眺めていそう。
私なりに考察してみました。

452 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/03(Mon) 21:42
ヒールタッチでお前を癒してやろうか?

453 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/07/04(Tue) 20:36
>451
>449への返答の続きか……。
突っ込み役がレイというのは……まあ、順当な処か。
あと、アキラが抜けているが…彼奴も同様に突っ込み役に収まりそうだ。
ユンは性格が生真面目であるが故……振り回され役というのは納得が行くな。
私が振り回され&突っ込み役という一番苦労するであろう立場はこの際認めるとしても……果たしてキューブの方は相応しいだろうか。
まだ生まれたばかりで人間について"学習中"という事情を考えれば……ギャグ役達の行動を観察していくにつれ、間違った・ズレた知識を蓄積し続けた結果……
それを実践することで騒動を巻き起こすという、所謂"トラブルメーカー"に陥りそうな気もするな………。
サンダウンとオボロ丸は、寡黙且つ積極的に人に関わろうとする性格でない以上、巻き込まれたくないという事もあり……
やはり、遠巻きから呆れまじりに嘆息しながら眺めるという姿が……一番想像が付くな。

………斯様な、"もしも"の出来事に想像を膨らませ、花を咲かせるも一興だが………
惜しむらくは、公式に"スクウェア・エニックス"が創作に動きでもしない限り……このような光景は実現し得ぬという事だな………。

>452
………もしや、貴様はかの"怒りにより勇気を得し術士"か?
"大切な真実"を思い知らせ、その上で滅ぼす心算で貴様たちを呼び出したこの私を……敵である私を、癒すだと?
よもや、敵に塩を送っても尚生き残れるなどと高を括っているのか? ………ふん、だとすれば随分見縊られたものだな。
回復技なぞ要らぬ世話だ……貴様に癒されるまでもなく、私にも回復技はある―――――こんな風になッ!

―――――――――「ライブイレイザー」―――――――――

どうだ……このように貴様の生命力を奪い、私は回復できるのだ……理解したか?
尤も、戦いの場はここではない故………加減はしたがな。
さて、これでも尚……「お前を癒してやろうか」などという戯言をほざけるか?
敵の情けなぞ不要……敵ならば敵らしく、私の事より己の命の方の心配をすることだな―――。

454 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/04(Tue) 21:35
恐竜も魔王なの?

455 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/06(Thu) 08:44
オディオが現れる前から石になって数万年・・・人を見続けるのも疲れた。
あの時、同胞であった空の賢者・魂の賢者と共に違う世界に行けば救いはあったのだろうか・・・。

456 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/07/06(Thu) 21:08
>454
そう……強大な憎しみ持つ存在は……誰しもが、魔王になり得るのだ。

………と、言いたい処だが……「おーでぃーおー」は果たして、魔王と呼ぶのが相応しいのだろうか。
彼奴は…強大な野生の力を持つ肉食恐竜として、ただ本能のままに生きていたが……
時と共に、他の恐竜との生存競争に勝った末か、ただ無難に生き延びた故なのか……気が付けば、恐竜は彼奴一頭のみになっていた。
"もはや餌を奪う敵なし"と気儘に生を謳歌している内に……やがて、人間達が現れた。
脆弱だが数だけは多く、幾ら食い殺してもまた数を増やし……いつの間にか餌を……生存の領域を、奪っていく。

そんな彼奴が、人間に対して初めて抱いた感情は………まさしく「憎しみ」だった。
………もし、彼奴がその感情を言語に変換して表出することが出来たならば……こう言っていただろう。

『弱肉強食が世の掟なのに、何故強い己よりもあんな弱い奴らが幅を利かせていく?』

『己のような牙も爪も持たぬ、脆くて非力な分際で……己に取って代わろうとするなど―――身の程を知れッ!!』

………そうした「憎しみ」がありありと見て取れた故、魔王山にも"選ばれた"のであろうが……
彼奴の場合は"魔王"よりは……些か有り触れた渾名だろうが、"魔竜王"などと呼ばれそうな気がするな………。

>455
………貴様は何者だ?
その言葉を信じるならば、遥か数万年を石として在り続ける、所謂"人に非ざる者"なのだろうが……
何故に石になり、人の世を見届けることになったのか…同胞とかいう賢者二人とは、違う道を進むことになったのか………
唐突に斯様な事を言われても、経緯が全く不明である以上……何とも反応の仕様がないな。

………ただ……人を見続けるのも疲れた、か。
数万年も視てきた末に………貴様が人間に対して抱いた"答え"とは何だ?
生物としての成長なぞ何らせず、ただ同じ歴史を繰り返すだけの愚かなままの人間に、最早飽いたといった処か………?

―――まあ、いずれにせよ……貴様が飽いた人の世も、私の代で終わりだ。
その際は貴様も消え果てるだろうが………なぁに、人にも…"終わりなき生"にも…最早疲れたのだろう?
やがて私の手で、人間諸共に終焉を迎えさせてやろう………精々喜ぶがいい。

457 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/06(Thu) 22:11
オルステッド編のEDのBGMやばすぎ

458 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/06(Thu) 23:13
オルステッドは魔王になってからは、善人ぶっているくせに言い訳しばがら罰せられない類の悪いことしている奴より、
悪党ではあっても弱肉強食を唱えた以上、主人公に倒されても、”俺が負けた以上お前が正しい”とか言い放って殺される様な、
一本筋の通った悪人の方がまだ嫌悪が少ない気がする

459 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/07(Fri) 07:52
そう言えば昔読んだ二次小説で勇者が色々アイテム探してる内に復讐に燃える元遊び人が魔王を食い殺すと言うものがあったな。
そいつ(元遊び人)の言い分をまとめると・・・。

・別に正義や大義はなく、復讐心だけで魔王を討った
・別の大陸の勇者の話は聞いていたが他人に復讐を託す気もなく、また納得も出来なかった
・なので報酬も姫も要らんし国仕えもしない、復讐を終えたし何処かで静かに息絶える

ただそれでも国の人間は元勇者を罵倒すると言う・・・まぁ運命ってだけの人間に討たれるよりは魔王としても納得出来る結末かも知れんと思った。

460 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/07/09(Sun) 10:34
>457
……それは、中世編と最終編のどちらを言っているのだ?
リメイク版の中世編のエンディング時のBGMならば納得は行くな……「魔王オディオ」を私専用のテーマ曲にアレンジした……
「魔王オディオに捧げる絶望のフーガ」が流れる中のエンドロールは、絶望・悲壮感に満ちたバッドエンドと称するに相応しかろう。

最終編の場合は……敗れし"オディオ"達に力を与え、英雄達を破り勝者に返り咲くという歴史に正す事で私は高笑いするも……
「届かぬ翼」のBGMと共に……結局は、希望や栄光なぞ何一つ得られぬままに……私自身が滅ぼしたルクレチアを、かつての出来事に想いを馳せながら巡っていき………
最後は全ての始まりの切っ掛けとなったテラスで………虚しさを噛み締めつつ、「魔王オディオ」と共に「Sad END」を迎えるという有様だ。
勝者となった筈なのに……只々、言い表しようのなき空虚感と哀しさしか無い。

そして……「ハルマゲドン」を引き起こした際は……「Armageddon」という荘厳なBGMと共に、全世界の滅亡エンドを迎える。
"やばさ"の度合いで言うならば……これが最上級といっても良いだろうな。
尤も……私にとっては、これこそが最高のハッピーエンドだがな………ふっ、ふふふ―――。

>458
結局は自身を正当化し、綺麗に見せたいが為に振るまい……
これまでの行いを何ら咎められる事もなく、のうのうと生きている偽善者よりも………
たとえ悪党であろうとも、自身の行いへの自覚と…いずれ巡ってくるであろう因果を覚悟しつつも……
それでも尚……"弱肉強食"という信念を貫き、それに殉ずる者の方が、まだマシという事か………。
確かに……敵であろうと、味方であろうと………"格"という点においては後者の方が嫌悪は少なく、信用に足るであろうな……。

―――ただ、私としては……"魔王"として、「大事な真実」を思い知らせる対象は………
経緯は様々だが……大切なものを守り、勝ち取った……まさに"英雄"と称するべき者達こそが相応しいと判断した。
悪党なりに筋を通す者達を呼び出した処で……あまり私の説く"真実"に堪えはしないだろう。
それどころか……「"人間が醜い"なんざ当たり前だろうが。それすらもひっくるめての"人間"ってモンだ。
所詮は純粋培養の甘ちゃんの戯言だな。」などと返されそうな気がするな。

ふっ……結局私は、ユンが言う処の"純粋過ぎる"が故に闇に堕した者か………ならば、それでも結構よ。

>459
大勢からの期待と責務を背負った"勇者"ではなく……個人的な復讐心に駆られた"元遊び人"なる者が、魔王を討つという話だろうか。
如何なる経緯で復讐するに至ったかは定かではないが……他者に仇討ちを仮託するを良しとせず、自身の手で討つ事で溜飲を下げたかったのだな……。
誰かに頼まれた訳でもない故、報酬や栄誉が得られずとも気にも留めず……本懐を遂げた後はただ、自身の余生を全うする、か……。
ある意味、自身の思うが儘に生き様を貫き通した以上……その者は今際には、悔いもなく往生を果たしたことだろう。
そして、"魔王"にとっても……自身とは大した縁もゆかりもなき"勇者"なる者に討たれるよりは……自身を討つに足る"生々しい動機"を持った者に討たれた方が、まだ納得が行くという訳か………。

―――それにしても、この話の中で最も割を食っている者は、やはり"勇者"だな。
多かれ少なかれ"勇者"である以上、それなりの使命感を持って魔王討伐に臨んだ事だろう。
それが……貴様たちの世界の諺にある「トンビに油揚げを攫われる」とばかりに、他の勇者ですら無きどこの馬の骨とも分からぬ"他人"に、討つ筈であった魔王を先に討ち取られた結果………
「期待を裏切った」だの「責務を碌に果たさなかった無能」だのと、掌を返すが如く国の者達から罵倒される憂き目に遭うという訳、か………。

―――ふん。 つくづく滑稽で、惨めなものよな………「勇者」という存在は。
そして、それ以上に……愚劣で醜悪極まりない奴原よ。 他力本願且つ無責任な国の民という存在は。
まるで遠い過去に………私自身、"どこかで見聞きしたことのある"ような噺だな………ふふっ、はははは―――――。

461 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/09(Sun) 23:36
この無名でヘタレな俺が勇者になってオディオと戦えると思うか?

462 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/07/11(Tue) 20:20
>461
………知るものか。
そもそも会ったばかりで、碌に素性も実力も判らぬ者の評価などしようがあるまい。
その気になれば、貴様の軌跡を視る事によって測り知ることも出来ようが……最初から自らを卑下するような者を、わざわざ視る必要も価値も無かろうよ。
―――それとも、油断させる為の敢えての芝居か? だとすれば、とんだ食わせ者だがな……。

それにしても、斯様な事を態々言うのは……"勇者"という役割を強要されての事か?
実力や性格等に不相応な、身に余る重責を負わされた故の悲嘆に暮れているとでも?
ならば、"ご愁傷様"の一言に尽きるな……断言しても良いが、ここで貴様が殉死した処で……誰一人心から悲しみなどせぬぞ?
"勇者"の名を借りた………体の良い"生贄"としての役割を望まれているだけの、"道化"なのだからな。

取るに足らぬ一人間ごとき、憐れむ心算も義理もないが………手の下し甲斐も見出せぬ上……如何にも気に入らぬ。
そもそも……貴様はどうしたいのだ? 嫌々ながらも勇者の役割を全うするに値すると思える"宝"を持っているのか?
ならば、遠慮も情けも無用だが……そうではなく、本気で嫌だというならば………いっそ、棄ててしまえ。
"勇者"などという肩書も立場も棄て………等身大の己自身に問いかけてみよ。
貴様の本心はどう言っているのか………そこから見出された真の答えこそを、精々選ぶがいい。

463 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/11(Tue) 21:29
相棒のゴリはとっても頼りになるんだぞ!

464 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/12(Wed) 23:26
仮に魔王山に像が出現する条件を満たした強い憎しみを抱いている者の中に強い憎しみを抱いてはいるけど、義侠心が勝っている。
あるいは義侠心も捨てたわけではない者の像が魔王山に出現したら、
力を貸すのにあまり抵抗はありませんか?
そのオディオの名を持つ者が勝ったら結果的に憎しみが減ってしまうかもしれないから、
条件を満たしていても魔王山がはじくかな?

465 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/07/14(Fri) 23:12
>463
……貴様は"愛という名の幻想を得し狩人"こと、あのポゴか?
いや、違うか………彼奴はまだ、そんなはっきりとした言葉を喋ることは出来ぬ。
それとも、この空間の何らかの作用で、気持ちをそのまま言葉に換えることが出来ているのか……
………まあ、そんな事はこの際どうでも良いか。

頼りになる相棒、か……普段は互いに馬鹿をやり合いながらも、いざという時は助け合い、信じ合える"仲間"以上の存在か。
貴様の時代では、まだ言葉が発達していないだけに……ダイレクトに感情や気持ちをぶつけることの出来る間柄の相棒がいたという訳か……。
私にも……かつては、"親友"と呼べる相棒………いや、そうと"信じていた"者はいた。
ただ、数千年もの時を経て、言葉や知能が発達した時代の人間だった余り……本音・本性を隠し、旨く取り繕っているというだけだった。
そんなあいつの本心に気付けなかった私が間抜けだったと云われれば、それまでだがな………。

………だがな、貴様たちのそんな関係も…末永く続くという保証もあるまい?
狩りで得た獲物の取り分だの、妻との関係での拗れだの……ほんのごく有り触れた事で関係が崩れ、決定的な亀裂が走る事が起こり得るのもまた人の世だ。
いつまでも、今の貴様たちのような……能天気でご機嫌な間柄を………これからも、保ち続けていけるかな?
所謂、"親しき中にも礼儀や節度あり"だ………精々、気を付けることだ、くく………。

>464
魔王山に選ばれる程の強い憎しみを抱きつつも、義侠心をも強く持ち合わせた者、か………。
確か、義侠心の意味とは、「正義を重んじ、弱い立場の人を助けようとする気持ち。漢気。」の筈だ。
それを鑑みれば……義侠心を持ち、憎しみをも抱く"オディオ"になるというのは……あまり想像が付かぬ。
今の私含め、他のオディオ達は……およそ"義侠心"とは程遠い生き方をしているからな………。

ただ………もしも、義侠心も持ったごく稀な例外的存在として出現し、且つ力を貸すに値するならば……それは例えば、人間に一方的に虐げられた、人間外の存在だろうか。
己が分を弁えつつも、ただ素朴に自分達種族の生存のテリトリーや家族といった共同体……そして、力弱き同胞たちを守る為に、義侠心を以って懸命に生きているだけであったのに……
ある日突然、人間の身勝手な都合で日々の平穏を踏みにじられ……今まで守ってきた、大切な存在を理不尽に奪われた結果………
己の身近な者達への愛が、それを奪った人間への憎しみに転じた…といったような経緯を経た者ならば……力を貸すに抵抗は無いであろう。
私の場合は、あらゆる全てのものを憎む"オディオ"だが……もしその者が、己の掛け替え無き存在を、いとも容易く奪う人間達が平然と日々を謳歌する世界に絶望し……
そして……義侠心が強き余り、そんな世界そのものを憎む"オディオ"となりて、その者の像が魔王山に顕現したならば……元"人間"ではあるが、力を貸すに吝かではない。

―――今の処、そのような者の像が現れていないのは、果たして喜ぶべきなのか……或いは、嘆くべきなのか………。

466 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/15(Sat) 22:08
ストレイボウがオルステッドに嫉妬し過ぎた事が悲劇の原因である

467 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/07/17(Mon) 09:39
>466
ああ……これまでに何度も述べてはきたが………
常に冷遇されてきたあいつは……常に持て囃されてきた私に強く嫉妬し、劣等感を抱いていた。
そして、あいつが言っていたように……あの隠し通路の存在に気付いた瞬間こそが……悲劇の始まりだったのだ。

ただ………悲劇の原因と言うならば……それは何も、あいつの嫉妬だけではない。
確かにあいつは負の感情に支配され、それに打ち克てなかったという弱さがあったが……原因の根本は、もっと深い。

「近接戦闘による武こそが、勇猛果敢にして至高」「そして武の最強に至った者こそが"勇者"であり、最高位」

そうしたルクレチアの歴史的な風潮……そんな偏った気風によって醸成された、歪な空気……。
その空気の下、"武"以外のものの価値をも認め、考え方を改めようと……主体的に変わろうとしなくなった王国の脆弱さ……。
挙句、自助努力すら放棄し……他力本願に"勇者"に縋ることを疑わなくなった、無責任なルクレチアの民の弱さ……。

そして何より……そんな者達を戒め、諫める事もせず……ただ求められるがままに、受け身的に"勇者"の役割を演じようとした……
そんな主体性無き、私の弱さもまた………そうだった。
それぞれが抱きし"弱さ"を……何かを契機とし、少しずつでも克服しようとしなかった……出来なかった事こそが………

―――――「ルクレチアの悲劇」の、主な原因と言って良いだろう。

ストレイボウの嫉妬とは、あくまで切っ掛けでしかない………いずれ破綻するが必定の……起こるべくして起きた、悲劇だったのだ―――。

468 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/17(Mon) 21:44
私も魔王の石造を作りたい

469 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/18(Tue) 08:20
明鏡止水・・・一切の疚しさや邪念のない、澄み切った水のような境地。
人は本来、人種や国籍等を問わずこの可能性を秘めるらしい・・・だが現実にそこまで「自分を極めた者」など人の歴史を紐解いても恐らく片手で数える程度だろう。
ただ英雄や勇者と呼ばれる、それだけでは足りないのだから。

470 名前:魔王オディオ ◆hrN9.uIQ 投稿日:2023/07/19(Wed) 20:17
>468
ほう……自ら魔王像を造りたいとはな。
貴様が造りたい石像とは……如何なる形の"魔王"なのだ。
脳内に強く印象に残る程の、禍々しき姿の者か………或いは、もしや貴様自身か?
まあ、いずれにせよ……わざわざ造りたいという以上は、貴様も何かしらの"憎しみ"を抱きし者か。

―――ただし、たとえ完成させられたとて……中途半端な想念で造ったのでは、ただの石像でしかないぞ?
貴様たちの世界の"コトワザ"の一つ……確か、「仏作って魂入れず」か。まさにその言葉の通りの結果にしかならぬ。
単なる石像ではなく、"魔王"の石像なのだ。造るからには、心身骨髄に至るまでの憎しみを最大級に込め……

―――――それこそ寝食の暇をも惜しみ………全身全霊を込めて、創り上げてみせよ。
もしも、貴様の想念が実り…見事なる"憎しみの形"を創り上げられたならば………その執念を認め、「新たな魔王の像」としてオディオ達に加えよう。
中途半端など許さぬ………やる以上は本気で臨め。

>469
"明鏡止水"……確か、中国のある思想書に由来があるらしいな。
その言葉の類義語には
「虚心坦懐:わだかまりを持たない素直でさっぱりとした心」
「光風霽月:雨が上がった後の爽やかな風や雨上がりの曇りのない月の如き、わだかまり無きさっぱりとした様子」
「無念無想:すべての邪念を捨て、無心になること・無我の境地に達すること」
等もあり、私達の国の言語で表現するならば、さしずめ「calm and clear」か「clear and serene」と言った処か。

471 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/07/19(Wed) 20:40
>469への返答中に途中送信してしまった……続きからだ。
ただ、貴様も言うように……現実にそこまで「自分を極めた者」や「境地に至りし者」など、ほんの一握りほどの数しかいないだろう。
如何に心身強き者は無論……たとえ英雄や勇者と称される者ですら、本当の意味での明鏡止水にまで達した者は、やはり稀だろうな。

即ち、至ろうと志しても簡単に至れるものではなく……且つ、何かしらの必要あって……
東方圏の国の"ブッディスト"などが生涯を賭して目指す、所謂「悟りの境地」とやらに至った者こそが……
本当の意味で、"明鏡止水"を語ることが許されるのやもしれぬ。

兎も角…嫉妬と劣等感に狂ったあいつにも…目の曇ったルクレチアの人間共にも……
そして、魔王に堕ちたこの私にも………およそ程遠い境地だな。

最後に…470でのトリップは違うが、正真正銘の私だ。 ふっ、私としたことが………では、失礼する。

472 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/19(Wed) 21:43
ブリキ大王に踏まれたらオルステッドもぺちゃんこだよ

473 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/07/21(Fri) 20:14
>472
ほう……私をブリキ大王で踏み潰すというか。
よかろう……やれるものならばやってみせるがいい。ただし、今の私は人間(オルステッド)などではない。
人間(オルステッド)の頃ならば兎も角……今の私は魔王オディオだぞ?
たとえ、サイズと重量に絶望的なまでの差があろうとも………今更臆するとでも思っているのか。

―――巨大サイズである反面、小回りが利かぬのが巨大ロボットの難点だ……こうして踏み潰されぬよう素早く立ち回りつつ、隙を伺う。
………そして、大振りの動作での攻撃を外した直後に………今だッ!

――――――――「ムーンダウン」――――――――

ブリキ大王の最大の弱点……それは、動力源を操縦者の膨大な精神力に依存する事。
ムホウマツとアキラが二人掛かりでようやく動かせた代物を…まして貴様独りの精神で動かすなど、さぞや過酷であろう?
ならば……その集中力を削いでしまえばいい。精神に作用し、眠らせるこの技でな……。
もっと精神を攻撃する「セントアリシア」でも良かったのだが……英雄でもない貴様如きに、わざわざ使うまでもない。

―――さて、私を倒した"良い夢"は見れているか?
そのまま文字通りの夢幻に浸りながら………ゲヘナ(地獄)に堕ちるがいい。

474 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/21(Fri) 21:32
魔王おでお


なんて邪悪な子!

475 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/07/23(Sun) 11:10
>474
………そのような、聞き分けの無い悪童を詰るが如き言われ方をされてもな。
まあ、ピュアオディオ形態時は赤子姿故……強ち間違いでもないのだろうが……。
最初はオディオモール形態で繭に籠っていたのが、この世界に渦巻く邪悪な思念を吸い取りきった事で成長し……
"純粋な憎しみ"という名の、邪悪な赤子姿での誕生を遂げるのだからな………。

―――尤も、私とて最初から好き好んで邪悪な赤子になった訳でもないがな。
この世界の人間共の……身勝手さ……悪意……裏切り等に追い詰められた末に"真実"を悟り……
人間たち自身の、その度し難き愚かしさを死を以って思い知らせるべく……こうして"生まれ変わった"のだ。
「真の邪悪な悪童」と呼べる存在がいるならば………それは、人間をおいて他にない。
果ての無き欲望を抱き……身勝手極まる理屈のままに傷つけ…奪い…殺すなどの行為を正当化し、恬として恥じ入らぬ………。

―――――何処までも愚劣で醜悪な在り方を全うする人間こそが……真に邪悪な存在なのだ。
それは、貴様自身とて例外ではない……果たして貴様自身は、今までの自身の軌跡を振り返っても尚……そのような事が言えるのか?

476 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/24(Mon) 21:45
オルステッド超カッコイイ
まさに伝説の勇者様!!!!

こいつを最終章の主人公にするしかないな!
これからが楽しみだぜ!!

477 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/07/25(Tue) 21:48
>476
―――ふざけるな。
何が、「伝説の勇者」だ………今の私の何処をどう見て、そう呼ぶのだ。
身勝手で他力本願な連中が望むがままの、"都合の良い生贄"としての「勇者」を演じさせられ………
そして私自身も、受け身的に成り行きのままに「勇者」の役割を全うしようとした結果……あの為体だ。
そんな経緯があった以上……貴様の言い草は、"魔王に堕ちたという意味での"「伝説の(元)勇者」という煽りのように思えてならぬ。

………それとも、私を「最終章の主人公にする」など言っている処を見るに、もしや私達の物語(中世編)を開始したばかりの段階か?
まだ私達の世界で起きた"悲劇"を知らず……単に剣士然とした私の見た目に加え……

―――「囚われの姫を救わんとし、悪しき魔王を討ちに行く勇ましき者」というフィルターを通し、そう決めたとでもいうのか。

……いずれにせよ……貴様の言葉は、かつての無責任なルクレチアの人間の言い草を彷彿とさせる。
もはや「勇者」という立場も肩書も願い下げだが……貴様は私を最終章(編)の主人公にすると言ったな?
ならば一応……まだ、中世編を開始したばかりの者と見做すとしよう。
いずれ中世編を終えた後も……そして、言葉通りに私を主人公にして最終編を終えても尚……そんな無神経な事を軽々しく言えるのか?
私も、これからの貴様の反応がどうなるかが見物だな………くくく。

478 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/27(Thu) 17:07
ストレイボウの暴走とかが全部魔王山のせい、あるいは本人の気質より、魔王山の影響の方が大きかった場合、
ルクレチアの悲劇が起きたう上での戦犯って誰が一番だと思いますか? あくまでも個人的な見解だと、
ストレイボウとオルステッドではストレイボウの方が上、あくまでも魔王山に狂わされたという過程の場合だから、
道義的な意味じゃなくてオルステッドは剣士であって、学者じゃないから知識がないのは仕方がない。
ストレイボウも1位とかではない気がする。研鑽を怠らない努力家だから、一応魔王山に対する下調べくらいはしていた可能性が高いと思う。
ただ、魔王山について書かれた書物とかを読んでも載ってなかったならともかく、善人も憎しみに駆られたように悪事を働き始めたりしたとか残っていたのに、
調べてなかったなら戦犯度がめちゃくちゃ上がる気がする。

調査不足で後世に知恵を残せなかった的な意味で、前の世代の地位の高い人たちが高めかな?

479 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/27(Thu) 22:08
オルステッドの剣技が後世に伝わることはなかった……

480 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/07/28(Fri) 20:46
>478
魔王山の影響が主であるという前提としての、あの悲劇における"戦犯"、か………。
直接的な原因を理由に挙げるならば……やはり、魔王山に付け込まれる程に鬱屈した負の感情を抱いていた結果、
それを爆発させることで長年の友情と信用を捨て、卑劣漢に堕ちたストレイボウだな………。
あと、魔王山に対する下調べ云々については……魔王山と魔王についての詳細を記した書物は出回らなかったばかりか、王城内でさえ残されてはいなかった。
本来ならば学者なりが考察を巡らせ、知見を蓄積させ…後世に伝えるよう残していても可笑しくはないものだが……

「"魔王"なる存在は良く判らないが、たとえ何度現れようと、その度に"勇者"を向かわせて討伐させれば良い」
―――そんな他力本願な発想から、調査不足どころか、わざわざ残す意味はない・寧ろ面倒だとばかりに誰も記さなかったのであろう。

それ故、ストレイボウは魔王山については書物等では知る由はなかったように思える。
尤も……頭が切れるという以上に"魔道士"でもあったが故に……魔王山に対し、何かしら思う処はあったのやもしれぬがな。

………ただ……そうした、嫉妬と劣等感を抱き続けてきたあいつではあったが……
その元となる、間接的な原因を作ったのは……やはりルクレチアの、偏った考え方と不公平なものの見方が蔓延していた、あの歪な環境と言わざるを得ぬ。
闇堕ちするにも相応の理由や経緯がある……あいつはルクレチアの空気の中……不当な酷評と、謂れなき冷遇を受け続けていた。
「武に優れた者のみを重宝し、やがて勇者になって貰い、それで国を支えていく」………そんな歪んだ考え方を正し、少しずつでも改めていっていれば………

あいつがあそこまで……魔王山の影響を受けるほどに、闇堕ちすることも無かったろう………。

ある意味で……ルクレチアの者全てが戦犯の、"自業自得"ともいうべきだったのだ。
あの、悲劇はな………。

>479
そう、だ………もう、この剣技が後世に伝わることは無い。
正確には私の剣技というよりは……ルクレチアで伝えられていた剣技というべきか。
ハッシュと私の剣技が、似ている処か殆ど同じであるのも……それが所以だ。
また、最終編にて出てくる「クロノレギオン」も、私が殺めた王国兵達の憎しみを基に創り上げた人型魔物ではあるが……
私の剣技をインプットさせたが故に、全てではないが私と同じ技を使ってくるという訳だ。
いずれにせよ……且つて歴代の"勇者"達が繰り出してきた技を、たゆまぬ精神と本物の実力を持つ剣士が戦いの中で修得し、受け継ぐ剣技として伝えられてきた。
まさしく、強い心…強い力を持ち…勇ましき姿となり…魔王を打ち砕く"勇者"を目指すべくして、編み出された技という訳だ。

―――――尤も、その歴史的伝統も……私の代で終わりだ。
もはやルクレチアは滅んだ……魔王を倒す為の数々の技を知るのも、今や私一人。

そして何より………私は、"勇者"ではなくなった。

ルクレチアのみならず……いずれ人類の滅亡を以て、この剣技の継承なぞ、完全に途絶えることであろうよ―――。

481 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/28(Fri) 21:18
力こそが正義であってるの?

482 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/07/30(Sun) 09:22
>481
「力こそが正義」、か………。
確かに真理の一端を衝いてはいるが……それが総てではない。
より正確に言うなれば……「勝った者こそが正義」、だ。
力なき弱者の語る正義などは欺瞞だが……力持つ強者だからとて、必ずしも正義とは限らぬ。
即ち……強者であることは当然であり……そして、勝つことで"正義"となる。
勝利してこそ認められ……肯定され……そして、歴史を築く権利を得る。

そう………勝った者こそが、正義なのだッ!!
歴史とは古今東西……常に勝者が築く歴史なのだッ!!
敗者には………明日すらもないッ!!

この世は勝者が"正義"となり……敗者は"悪"となる。
だからこそ……勝利したことで"英雄"となり、"正義"となった彼奴等に……思い知らせてやらばならぬ。
我々は、敗者ではない………我々こそが、真の勝者だということをッ!

483 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/31(Mon) 20:27
かっこいいオディオとダサイオディオがいるぞ

484 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/08/01(Tue) 22:05
>483
………一つ聞きたいが、それぞれ誰を指して言っているのだ?
いつも乍ら、手掛かりや根拠を提示しない事には、返答に困るのだがな。
ふぅ……ここはまた、客観的な事実を基に、こちらの主観で判断せざるを得ないか。
我らオディオ達の内、こうした形で良し悪しを決めるのは余り気が進まぬが……ここは心を鬼にするか。私は魔王だがな………。

先に"ダサい"オディオを挙げるならば……残念ながらオディ・オブライトか。
ライブアライブのプレイヤーには今更の感はあろうが……タカハラがモリベより受け継ぎし、「浴びせ蹴り」一つで一方的に完封されてしまう。
その所為で、他の猛者をそっちのけで「森部のじーさんの奥義が!×6」等と揶揄されてしまう有様だ。
せめて「向きを変える属性」への耐性があれば、また違っただろうが……これでは"楽に勝てる相手"などと見縊られるのは避けられぬ、か……。

格好いいオディオは……強いて挙げるならば、オディワン・リーだろうか。
ビジュアル面は無論だが…真の強さを得るべく、仁義を棄てて非情に徹し……
何より、常に油断をせぬよう自身への暗殺者の同居を許容する等……信念の追求は徹底している。
報復に有象無象の大群を嗾けさせる、格下の者達に挑ませ、体力の消耗させてから潰しに掛かる等、格好いいと呼ぶには採った手段は卑怯ではあるが……。
まあ、そこは一組織の長である以上……「確実性を取る為の策略」と見做せなくもないか。

さて、私は自身なりに両者を挙げてみた………貴様にはそれぞれ誰が該当するのか、挙げて貰いたいものだな?

485 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/02(Wed) 20:50
リメイクじゃない方のライブアライブに対する感想だけど、オルステッドやストレイボウを救えないのは仕方ないが、
二人の運命を狂わせた偽魔王を放った主人ぶっ殺せるのはいつになるんだと思ってたら、結局触れられずにエンディング行って
偽魔王の主人はどこ行った?となりました。

自分があまりストレイボウを嫌いにならなかったのも偽魔王の襲撃のせいで、
運命がめちゃくちゃになったうちの一人って感じたためです。少なくとも偽魔王の襲撃に関しては彼は関わっていなかったと思うので。

486 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/02(Wed) 21:44
今のお前を見たら
ハッシュやウラヌスは
何と言うだろうか?

487 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/08/03(Thu) 19:41
>485
あの、全ての始まりの切っ掛けを作った"偽魔王"か……。
ハッシュをして、"魔王ですらない雑魚"と言わしめた以上……
偽物を嗾けさせた"真の黒幕"が、背後に控えているだろうと考えるのも当然か……。
私も……王殺しの罪と魔王の汚名を着せられ、絶望に沈みかけた刻……
ハッシュとウラヌス……そしてアリシアの言葉を拠り所に、再度彼女の救出に向かった際は……少なからずこう思っていた。

「偽物を相手にさせ、挙句罠を発動させてストレイボウを殺した、卑劣な"黒幕"がいる筈……今度こそ、必ず討つッ!」

………だが、遂に山頂に辿り着いた時、現れたのは……他ならぬあいつだった。
黒幕たる、"真の魔王"など………どこにもいなかった。
いたのは………嫉妬と劣等感に圧し拉がれた末に、卑に堕した………愚かで弱い、"人間"だった。

後……私含め、あいつも「偽魔王に運命を弄ばれた」というのは、些か疑問だ。
確かに、あの襲撃は始まりだったが……その後、隠し通路の存在に気付いた刻……
私を出し抜くべく私欲を優先し、人倫を外れる"運命"を選んだのは……他ならぬあいつ自身だ。
そんなあいつの事だ……たとえ偽魔王の襲撃もなく、私が新たな国王に就任していたとしても………

私への負の感情を燃え滾らせ………いつしか、私とルクレチアと徹底的に破滅させる奸計に走っていた事だろうな―――。

>486
ふっ………さて、如何であろうな?
二人が命を賭して託したものを……このような最悪の形で反故にしてしまったのだ。
恐らく、ウラヌスならば………「大莫迦者」と面罵するであろう。
ハッシュは………怒るよりは哀しみと共に「私以上に人を信じなくなった上、"魔王"になってしまうとは………」と深く嘆くような気がする。
どちらにせよ……怒りや哀しみが入り混じった失望が共通することは確かであろうな。

信じてくれる人間が一人もいなくなり……信じていた者達からは裏切られ……
居場所も…愛する者も…信じるものも…守るべきものも、全て失った。
そんな私は………"勇者"という役目を、碌に全うできなかった。
追い詰められた末に残された道など……"魔王"になる以外に他は無かった。

もし……私と同じ立場になったとしても………ハッシュとウラヌスならば、如何しただろう。
もはや分かりようも無いが…… 一つ言えるのは、少なくともこの私と違い………
あの二人が……魔王に堕ちる事は無いであろう、な―――。

488 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/07(Mon) 20:26
ルクレチアは代々魔王と戦ってたみたいなのに、本物の魔王がいなかったオルステッドの時代は、
かなり異端だった気がする

489 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/08(Tue) 08:04
魔王オディオ=規模の小さい麻倉葉王って感じかなぁ。
いや、そもそも死ぬ事すらない相手と比較するのもあれだが・・・。

490 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/08/08(Tue) 20:39
>488
そう……"魔王"などどこにもいはしなかった。
いたのは……魔王を騙る「偽魔王」だった。
ただ、ハッシュが出会い頭に「魔王!」と呼んでいた処からも…かつての先代魔王は、私たちが見たあの時の姿と遜色なかったのだろう。
それが、弱体化しながらも復活を遂げた先代魔王であったのか……或いは先代魔王に肖り、その姿を模した元配下辺りであったのか……今となっては知りようも無いがな。
本物ではない、偽の魔王が現れたという意味でも……異端だったと言えるだろう。

………そして、当初は"勇者"と称されていた私が一転して"魔王"となり……
長い歴史が続いていたルクレチアを、遂に滅ぼしたという意味でも……

ルクレチアにとって、単なる"異端"では生温い、前代未聞の……そして、最大級にして最悪極まる時代だったと言っても良いだろう。

尤も……それが歴史に記され、後世に語り継がれることは最早無い。
私の代を以って、ルクレチアのみならず……全ての世界に終焉を迎えさせるのだからな―――。

>489
その「麻倉葉王」なる者については与り知らぬ故、一通り調べてみたが……
人の心を読むことができる霊視能力を持つが故に人間に恐れられ…「最初から裏切られた」という感情を基に、
人類への怒りと悲しみを精神の強さに置く、"シャーマン"なる者か………。
人の心を読めるが故に忌避されたという辺りは……あのアキラが辿り得た、"もう一つの姿"と見受けられるな。
かつては人類を滅ぼし、優れたシャーマンだけの世界「シャーマンキングダム」なる世界を築こうとし……
陰陽道を究め、自身の輪廻転生をも自在に操れるようになった"シャーマンキング"、か。
その者もまた……中々に規格外な存在のようだな。

―――それで、私はその者の"ミニマム版"……だと?
シャーマンとして優れた能力を持つが故に、その圧倒的な力から他者を見下す傲慢極まる者などと比較されること自体、不快だ。
そもそも、「優れたシャーマンだけの世界」を築こうという目的からして異なる。
私は人類への憎しみを基に…あらゆる世界・あらゆる時代に干渉し、いずれ滅ぼすことを最終目的とする。
優れたシャーマンだから、人類に替わり、優れた統治を出来る保証なぞない。所詮は、平凡な人間と違い特異能力を持っているという"だけ"の人間だ。
人間が愚かであることには同意すれど……その者自身は"神"にでもなった心算なのか?
その世界の、自身よりも能力的に劣っている者達に敗れている時点で……底が知れるというものよ。

私に言わせれば………この世には人間も……シャーマンとやらも……全て不要だ。
その者などに手出しされるまでもなく、人間は私が滅ぼす………無論、その者もな。
転生など、する意味も価値も否定し尽くしてくれる―――。

491 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/08(Tue) 21:32
中世編の戦闘BGMも好きだよ

492 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/08/10(Thu) 19:47
>491
「凛然たる闘い」という名の戦闘曲か……。
使命を果たすべく、どんな難敵にも怯まず立ち向かい……
そして、勝利と栄光を掴まんと戦いに臨む、中世編のイメージに相応しい。
戦闘自体は私達の世界含め、どの世界も"チェッカーバトルシステム"なるもので共通していながらも……
BGMが明確に差別化されていることで、各編の世界観の形成にも寄与している点は素晴らしいものだ。
改めて、"ヨウコ・シモムラ"は見事な仕事ぶりをしてくれたものよ。

………これだけ素晴らしい戦闘曲に恵まれていながら………
肝心の本懐は……遂げることは出来なかった。
英雄たちは見事凱旋を果たした事で、ラストはそれぞれの編のメインテーマ曲(または戦闘曲)で締められていながら……
私はあの最後を迎えた後、「魔王オディオ(or 魔王オディオに捧げる絶望のフーガ)」でラストを締めることになる。

―――"凛然たる闘い"を貫いた結果、あのザマだ………ふふっ、実に滑稽で……惨めなものよな―――。

493 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/10(Thu) 22:32
勇者の面汚しになってもいいんだよ、君は
勇者を皆殺しにすればいいんだからさ

494 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/11(Fri) 15:39
まあ、それ以前に勇者自体が人間の面汚しな気が…
そもそもそれ自称する奴の代表例がコレだし

・民間人の住居に白昼同道無断で押し入り物品を根こそぎ強奪する上に
謎の権力で守られているせいか絶対に罪に問われない
(特に漏斗と天空の血族は凶悪で、最近は壷や樽に至っては中を漁るどころか投げて破壊する暴挙がデフォルト化)
・ホップ!ステップ!!ジャンプ!!!かーるいす!!!!が合言葉な
常に自殺衝動に囚われていて隙あらば発作的に自滅行為に走るので
担当になってしまった死神が過労死寸前に陥るのが確約される奇行だらけな真の男

…むしろ変な汚名に塗れる前にさっさと勇者なんぞ脱却出来て良かったかもな

495 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/08/12(Sat) 15:51
>493
私が勇者の面汚し……か。
かつて……魔王となってルクレチアを滅ぼしに掛かっている最中……
有象無象の中に……もはや逃げられないと悟り、自暴自棄になって私をそのように罵倒した者がいた気もする。

「お前は勇者じゃない! 魔王だッ!」
「よくも……よくも期待を裏切ってくれたなッ!」
「ルクレチアの恥晒しめッ! 勇者の面汚しめッ! 地獄に堕ちろッ!!!」

自身の都合だけでしか物事を考えぬ……身勝手で生かす価値もない屑共だった故……
奴らの思い描く"魔王"のイメージ通りに……ご期待に添えて差し上げた。もはや、あんな奴らの望むままの"勇者"など……放棄してやった。
だが、ルクレチアを滅ぼしても……別の世界には、"勇者"に相応しき、英雄の称号を得た者達がまだまだいる。
ならば、その者達が守ってきたもの…築いてきたもの…これまで辿った軌跡の価値を……命と共に全て否定し尽くしてくれる。
貴様に言われずとも………"魔王"としての役割を全うするまでだ。

>494
―――勇者自体が人間の面汚し、だと?
いや、待て……貴様の言う、勇者を自称する者達の代表例については心当たりがある。

一つ目は確か……某"竜の探求"において、民家に押し入り無断で物品を持ち去るという強奪行為を堂々と働く一行か。
もはや勇者というよりは……その称号と王家の権力を笠にきた傍若無人なる強盗の方が相応しいな。
二つ目は……某"影の門"において、「わたしこそ しんの ゆうしゃだ!!」と自ら豪語しておきながら……
凡そ真の勇者らしからぬ……自害含め、多種多様な無様極まる死に様を晒し、その度に死神の世話になる脆弱者だったか。
一つ目の者達は、まだ勇者に相応しき実力を持っているが……この者は碌に実力もなき分際で、自身を勇者だと思い込んだ狂人としか思えぬ。

………このような"勇者"達と同列に見做されるなぞ、不名誉極まるが………。
ルクレチアの求めていた勇者とは、実質"生贄"である以上……もっと不名誉且つ、不愉快だ。
もはや願い下げになった以上……寧ろ清々した。 尤も、勇者を辞める代償に……人間をも辞めることにはなったがな………。

496 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/12(Sat) 21:00
ルクレチアは魔王に脅かされてはいたけど、ある意味魔王の存在に魔王以外からは守られていた気がする。
他国からしたら、魔王退治のノウハウがないから占領した後、解決できない問題がある土地だから侵略しようとも思わないだろうし、
ルクレチア自身も魔王を警戒して他の国ともあまり戦争しない感じだから、外交もそこまで難しくなかっただろし、
もしも自分がいま書いた予想通りだったのなら、国民たちが自分で考える力を失っていったのもやむなしかも

497 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/12(Sat) 22:18
どんな不良でも心山拳を学べば改心できるのじゃ
心を鍛えるのじゃ

498 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/08/14(Mon) 20:29
>496
他国にとって、ルクレチアは占領するメリットよりも、魔王の脅威というデメリットの方が大きいが故に攻められなかった上……
ルクレチア側も、魔王という存在を警戒する余り、他国へ侵攻する余裕や利点が無かったが故の外交上の均衡が保たれていたという説か……。
確かに、ルクレチアは他国との外交においては、これといった軋轢や衝突等無く…所謂"可もなく不可もなく"無難に熟してきたという印象だ。
「"魔王"という人類の脅威に長く専念し、最も武に秀でた"勇者"を打ち立てて対抗する」という国柄を築いていた。
それに、魔王が人類の敵である以上…魔王と同盟を結んで共闘し、ルクレチアを侵攻しようなどという国は無かった。
そんな事をすれば……その国も人類の敵と見做されるだけだったからな。
であったが為に……少なくとも表面上は、他国からのルクレチアへの国単位としての"感情"は、一定の同情と尊崇に加え……
「何かあった際には、お隣同士助け合うべく、必要な援助は惜しまない」というスタンスであった。
無論、魔王関係で足元を見られぬよう……ルクレチア王の辣腕による功績もあったがな。
そういう経緯があった故……ある意味、魔王のお蔭で均衡が保たれていたとも言えた。

………尤も、危うい均衡であった事も間違いない。
それに惰性的に慣れ……当たり前の事と疑わなくなっていった風潮は……決して健全だったとは言えなかった。
もし、いつの日か……何らかの形で魔王という脅威が無くなり………即ち、「悪しき魔王を勇者が倒す」という王道が終わったとしたら………
―――それからのルクレチアは……今度は他国を新たなる脅威と見做しつつも旨く立ち回る国として、やっていけたのだろうか。

………ふっ、馬鹿馬鹿しい。 そんな"もしも"は、もう決して訪れぬ。
私の手で既に滅ぼしていながら……取り留めも無きことを考えてしまったな………。

>497
……随分と自信満々に言うものだな?
まあ、今代の心山拳師範を有り体に言えば……それぞれ事情はどうであれ、スリ・野盗・食い逃げ犯であるからな。
結果的に犯罪の道から更生させているという意味では……強ちの間違いという訳でも無いのだろう。
それに、SFC版は兎も角…リメイク版のEDでは、孫子王とその子分達は心山拳に入門したようだ。
本来心山拳師範にとって、孫子王達は義破門団による襲撃の切っ掛けを作った、謂わば許し難い存在である筈だが……
あの様子からは……彼らを許し、弟子入りを許可したようにも見受けられる。
私との戦いを経たこともあり……"憎しみ"という因縁を克服したというのだろうか。
だとすれば……これもまた、"心の強さ"という事か。 相手がこれまでの行いを悔い改めると信じるからこその……あの光景、か………。

―――ふっ、生憎ながら、私には遅すぎた言葉だ。
もはや一線を越え切ってしまった以上……"心を鍛える"など、何ら意味を成さぬ。
今や私は………"不良"など生ぬるい、赦されざる"魔王"に堕ち果てたのだからな―――。

499 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/14(Mon) 22:15
いろんな世界でオディオが生まれて
これからも増え続けるのか?

500 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/08/16(Wed) 16:56
>500
そうだ……人間がいる限り……どんな時代……どんな世界だろうと………
経緯こそ様々であれ、"憎しみ(オディオ)"という争いの火種が……絶えることは無い。
個人レベルは勿論……社会…国単位でも、"憎しみ"は必ず生まれる。
ただし……"憎しみ"には一定のサイクルがある。
生まれた"憎しみ"は、その対象が存在し、現在進行形で害を為す間は増え続けるも……何らかの決着を以て収束が起きれば、やがて減少もする。
それが、"憎しみ"を抱く側・抱かれる側のどちらかの終焉……或いは、双方の和解や講和等によるものかは……当事者次第であろう。

―――中には、後者の例を「憎しみを乗り越えて前に進む」だの、「克服して互いに手を取り合う」だのと称賛し、美化しようとする愚か者もいるがな。
一定のサイクルがあると言った通り……あくまで"減少"であり、消滅ではない。
たとえ一時期には終息したとて……いつか必ず、何処かで新たなる"憎しみ"は芽生える。
これまで繰り返し述べたように……同じ人間同士でも……考え方・思想・価値観・立場・利害等が違う以上、相争う"本能"を持っているからだ。
挙句……「自身の利益拡大」という目的の為だけに……裏工作等で"憎しみ"を陰で煽り、肥大化させることで相争わせ………
その裏で恩恵に与れるならば、幾らでも他者の命を犠牲にすることを何ら厭わず……寧ろ続くことを望む狡猾で醜悪な人間も、確実にいる。

即ち………人間が存在する世界とは、"憎しみ"が絶えず存在する世界と同義だ。
争いが一切ない、完全無欠の真の平和なる世界を創る唯一の方法………それは、「人間を総て滅ぼす」以外に、有り得ないのだ―――。

掲示板に戻る 全部 前 50 次 50 1 - 50 最新 50 スレ一覧
名前: E-mail(省略可)

read.cgi ver.4.21.10c (2006/07/10)