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447 名前：WWW ◆V.9gKSA. 投稿日：2022/09/05(Mon) 17:32

>>233(水橋 パルスィ)

W「うﾞ。そ、そりゃァ……」

凪「去年のクリスマス前にはシたよ。こいつはもう童貞じゃない」

W「ばッ、ちょ、てめ」

凪「最初はそりゃ怖かったし苦しかったけど、全身全霊込めてめいっぱい優しくしてくれたから」

凪「私も受け入れられたし、心の傷も少しは塞がった。……と思う」

凪「それにそもそも、事が終わればWWWの方が傷付いてる有様でさ。私にはそっちの方が辛かった」

凪「終いには発狂した挙句、精神崩壊する始末で……"食あたり"ってのもつまりそう言う事だよ」

W「言いやがった……言いやがったぞこいつ……！ 学院でも明言避けてぼやかしてた事を……！」

凪「パルスィさんには言っとかなきゃなんないだろ。無関係じゃないんだし」

W「そうでもあるがァ！」


凪「破壊されるのは私の脳だよ。寝取られが嫌だと言う事さ」

凪「パルスィさんのように大らかになるのは、私には難しいみたいなんでな」

W「別に惚気た心算は……今回はあるけど」

凪「あるのかよ」

W「そりゃまァ、な。兎も角、重ねて言うが委細は水橋に任せる」

W「この件でのオレは捧げもの。望むように振る舞うから、好きなように貪ってくれや」


W「食い散らすとか流石に冗談が過ぎる。オレにそんな器はねえよ」

凪「諦めろWWW。夢を見るのは人の自由、普段の君が言ってる事だ」

凪「それよりパルスィさん。その想像を現実にする機会が其処にあるけど、するなよ？ 絶対にするなよ？」


凪「まぁパルスィさんなら普通にしてれば、私たちが敵になるような事は……」

凪「………ない、かな？ WWW、どう思う」

W「まァ言わんとしてる事には同意しとこうや。オレも水橋を敵に回すのは御免だぜ」

凪「それはそうだな。友達と喧嘩別れすると考えたら、辛い」


W「結果として収まる所に収まったから、大きな問題はねえとしても」

W「今になって思い返せば、随分な見当違い言ってたなァ。なんか恥ずかしくなってきた」

凪「なら私がもっと恥ずかしい事を」

W「やめろ。マジでやめろ」


W「ごく普通の友達同士でも、なんならただの知り合いでも」

W「男女が2人で一緒にいりゃァデートだって、昔うちの生徒に聞いた」

W「つまり他意はねえ。例のツケの支払いについて」

W「"準備完了何時でもOK"ってサインっつうこったよ。言わせんな恥ずかしい」


W「別に不味いもんしか作れねえ訳じゃねえ。ごく稀に作る成功例は美味えんだよ」

凪「その時のWWWは本当に美味しそうに食べてくれるから、私も嬉しくなってさ」

W「それで随分と幸せそうに笑うもんだから、その顔に惚れ込んだ身としちゃァ、な」

凪「……そう言う訳だから現状、心配は無用だよ。互いに遠慮しないのも家庭円満には必要って聞いた事あるしさ」


W「お褒めに預かり恐悦至極。だが値段は負からんぜ」

凪「しょうもない冗談で誤魔化してないで、誉められて嬉しいって素直に言えよ」

W「うるせえ。……酒ならメリオダスん所も美味かったがなァ」

W「エールを1杯貰ったが、ありゃァいいもんだ。出す酒で言やァあっちのが上かもしれねえ」


凪「ん。再会と、私たちの友情に」

W「乾杯。……何人つっても、今年は水橋と、時雨と響と、星崎とサディー」

W「この5人にしか酒は出してねえ。ザナージュはまだ来てねえし、デデデたちは来る気ねえって聞いたし」

凪「飲む人、ぜーんぜん増えないかもな」

W「酔っ払いそうなのはこいつくらいしかいねえんだよなァ」


W「見た事も聞いた事もねえ、手がかりも全くねえものは流石に作れねえな」

凪「WWWの料理は既存のレシピありきだからなー」

凪「それでも美味しいものを事もなげに作るんだから、私だって妬ましいよ」


>>234

W「どっちも実力派だからなァ、興味あんのは否定しねえ」

凪「けどそれ、お互いに話し込める前提がなきゃなぁ」

凪「その余裕が2人にあるのかどうか。ま、私たちが何を言ったって」

凪「当事者が好きにするだろうけどさ、無理はさせるなよ」



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