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☆★☆★☆ 10ちゃっと♪設立20周年記念祭☆★☆★☆ 第2会場
- 294 名前:WWW ◆V.9gKSA. 投稿日:2022/09/19(Mon) 20:55
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凪「最後、明らかに殺す気でやってなかったか?」
W「んな訳ねえだろ。あれでも出力制限取っ払ってねえんだぜ」
凪「ならあの"八神庵ごっこ"で何割くらいだよ」
W「んんー……3割くらいかねえ。因みに制限ありでの限界出力は5割」
凪「半分以上本気じゃないかこのばか!」
W「レオン程の猛者ならあの程度、余裕で捌ける筈だぜ」
凪「……それで、なんであんなハイになったんだよ」
W「ちょいと自己暗示が効き過ぎたみてえだなァ」
>>139(水橋 パルスィ)
W「そいつは失礼。だが反応を見るに、オレの予想は違ってねえようだな」
凪「……ま、そうだな。何処にでも存在できる私だが、触れた情報を知覚するのは私自身」
凪「私に理解できない物事や、知ろうと思わない物事については、私は変わらず無知なまま」
W「ならば予想だにしねえ解決策って奴を、期待して待たせてもらうとするか」
W「………念のため確認しときてえんだがそれ、オレが女になって産むってんじゃァねえだろうな?」
凪「違う……違うんだ。勿論、WWWと過ごす相手は妬ましいとも」
凪「けどそれ以上に私が妬ましいのは、そうやってWWWが私を裏切らないと」
凪「私から心離れる事などないと、疑わずいられるあなたの強さだ」
W「おかしな話だ。八虐無道を気取れと望んだのは、手前だろ」
W「それに適当な、オレに身近な存在はと言えば、あの野郎以外に思い当たらねえ」
W「さて、こいつはどう判断したものか。神の戯れに玩弄されているだけか」
W「それとも悪しき過去に縛られるオレが、乗り越えるべき試練と言う事か」
W「雨音も母親もオレも無事なまま過ごしても、そうはならねえだろ」
凪「いや分かんないぞ。学院でも女の子に囲まれてたしな」
凪「刺激が強くてドキドキして、ちょっとしたハーレム気分でも楽しんでたんじゃないか? え?」
W「風評被害が過ぎる。せめて女難くらいは否定させろ」
W「オレみてえな野郎に真心尽くして相手してくれる女が、災難な訳がねえだろう」
凪「イツ花さんは"後ろ向きな思考"が苦手だって見えたからな」
W「根っこにネガティブの染み付いたオレたちも苦手なんじゃねえか、となァ」
W「ま、実際に話してみりゃァ杞憂のようだがよ。多分ありゃ、あれだな」
凪「"自分が後ろ向きな思考をする"のが苦手って事なのかな。だとしたらありがたいけど、少し申し訳ない気も」
W「言葉のプロがオレの物言いに嫉妬するってなァ、流石に持ち上げが過ぎるだろ」
W「……そう言いてえのに、嫉妬のプロが墨付きくれるんだもんなァ。どう反応していいものやら」
凪「素直に喜べばいいのに」
W「其処まで自惚れられねえよ。料理の腕も口先も、まだまだだ」
W「アスハのチリソース推しはケバブに限った話だっつうから、大丈夫だと思うぜ」
凪「それにヨーグルトソース嫌いも、今時の甘いのが肉料理に合わないからってだけで」
凪「パルスィさん好みの酸っぱいものなら、意外と受け入れるんじゃないかな」
W「その辺説明してみたらヨーグルトソースも、案外すんなり食うかもなァ」
W「慣れちゃいねえさ。手前と言い煉獄と言いアスハと言い」
W「喜んでくれんのは嬉しい限りだが、煽てが過ぎるんだよ」
W「それに……見目を言やァ、それこそ手前は上澄みの方だろ」
W「見てくれだけで心揺られる程、浅い男の心算はねえってだけだ」
凪「あ、いや……その………褒めてくれるのは、ありがたいんだけど、さ」
凪「内装も、店の清掃も、何なら器具や食材や調味料の整理整頓も」
W「全部オレの仕事なんだわ。雨音がやってるこたァ、オレの指示に従って」
W「飲むもん注いだり、手元にねえもん家から取ってきたり、それくらいだ」
W「それが助けになってるのはまァ、確かなんだがな」
凪「優月だって光明学院の生徒、あれで結構強かなんだよ」
W「落雷まで演じる事にはならねえようになァ」
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