☆★☆★☆ 10ちゃっと♪設立21周年記念祭☆★☆★☆　第2会場

12 名前：涅マユリ ◆kkMAYURI 投稿日：2023/09/18(Mon) 22:46

鵯州
「ラッシャイラッシャイ！技術開発局印の特製まんじゅうだよー！」

壺府リン
「うまみを感じる神経を敏感にするクスリ特盛！美味いっすよー！」

久南ニコ
「体内の脂肪分を食い尽くす寄生虫も入ってますー！ダイエットに最適ですー！」


……。

…………。

…………ムゥゥ！！全然売れていないじゃないか！
どうなっているのかネ！？阿近！


阿近
「日本一周グルメ大会ってのをやってるみたいっすね。
これじゃ出所の怪しいまんじゅうなんか売れませんや……って！
局長！>>526　焼き芋！焼き芋売ってますよ！」


どうりで……さーたーあんだぎーだの……もっちゃもっちゃ……
イカ焼きだの……くっちゃくっちゃ……食い物が豊富だと思ったヨ。

フム、しかし。
あの焼き芋売りの青年、学生服なんぞ着込んで。
ひもじい苦学生なのだろうネ。
いくつか買ってやり給え。


阿近
「むぐむぐ……お、こりゃちょうどいい焼き加減だ。
あの貧乏学生、ああ見えて火加減の達人かもしれませんね。」


ウム、芋の甘みとふっくらとした柔らかさ、香り、どれも絶妙だネ。
困窮のあまり、炭焼き小屋でアルバイトでもしているのだろうネ。

……って、イモの事などどうでもいいのだヨ！

ウチのまんじゅうはナゼ売れないのだ？
この場には、新薬の実験台に進んでなるようなモノ好きで、
かつ頑健な者が、山程いると聞いていたのに？

見たまえ、>>974の諸星あたるという男。
あれ程の電撃を浴びてピンピンしているヨ。

あの生命力はどこから来ているのか……？
性欲が異常に強いようだから、去勢すれば弱るかもしれないネ？
アレをちょん切っても良いか、後で申し入れをしてみよう。

それと、>>971の松野カラ松という男。
医学の進歩の為に、進んで身を捧げようとは、大した男だネ。
志願してフグ毒を摂取した挙句、泡を吹いて倒れているヨ？


阿近
「……え！？
アレは実験じゃなくて事故ですよ！
テトロドトキシンの分解薬は……と、コレか！
待ってろ、いま治してやる！」


ヤレヤレ。
我が副局長ながら、相変わらずクソ真面目な男だネ。

阿近！応急処置用のモルヒネとかは>>967でも売っているようだから、
足りないようならソッチから拝借し給え。

松野君には、ちゃぁ〜んと治療費を請求し給えヨ？
払えないと言うのなら、肝臓でも脳ミソでも提供させればイイ。
別に本人のモノではなく、兄弟のモノでも構わんヨ？

サテ……
折角だ、もう少し食べようか。
そこの、>>826の男の娘。
いくら女のフリをしても、女言葉が板についてないから性別バレバレだヨ？

ケバブライスに、ソースは……全部盛りで頼むヨ。
イケメンにはサービスしてくれるんだろう？


阿近
「部下が救命活動に汗流してる間に、随分いいモン食ってるじゃないですか。
それはともかく。ウチのまんじゅうを売り捌く方法、思いつきましたよ」


流石は我が副局長。出来る男は違うネ。
黒崎一護に「さん」付けで呼ばれるだけの事はある。

で、どんな方法なのかネ？


阿近
「売れ残り確実のウチのまんじゅう。
八號なら売り捌けるかもしれませんよ？
“幼女パワ―”でね」


……阿近。
お主もワルよのう。


阿近
「ハン！局長ほどじゃありませんや！
いや、マジで」



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