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☆★☆★☆ 10ちゃっと♪設立21周年記念祭☆★☆★☆ 第2会場

195 名前:WWW ◆V.9gKSA. 投稿日:2023/09/22(Fri) 01:14

>>119(煉獄杏寿郎)

W「そう言ってくれる連中がいるから、オレたちも此処まで来るのかもしれねえ」

凪「んふふ、WWWも煉獄さんの元気さを楽しんでるみたいだ」

W「楽しくねえとは言わねえがなァ……ん、焼き芋? くれるっつうならありがたく貰うが、そう気にしなくてもい―――」


>つ【丸焦げの焼き芋】


W「―――い、や、ええ……」

凪「焦げ焦げだな」

W「雨音が昔焼いた焼き芋みてえな焦げ具合だァ……」

凪「つまり食べられるって事だな。ほらWWW、がぶっと行け。あーん」

W「いや流石にこの丸焦げは」

凪「あーん」

W「いや、あの……」

凪「あーん」

W「………」

凪「 あ ー ん 」

W「………んあー」(がぶ)

W「んぐんぐ……皮は炭化してて苦えし、中身も皮に近い外側は火の通り過ぎで酸っぱい所がある」

W「けど中心部近くは甘くて柔らかい。流石は煉獄、いい芋を使ってんな」

凪「へぇ、どれどれ……」(もぐ)

凪「むぐむぐ……確かに外側の苦みと内側の甘みが、WWW好みのいい塩梅」

凪「うん、美味しい。わっしょい」

W「ただ多分これ、じっくり時間かけて焼き上げるべき所を待ち切れずに」

W「つい強火で一気に焼こうとしたな。今時は"時短料理"って言葉もある以上」

W「手間を省こうとする事が一概に悪いとは言えねえが、考えなしの横着は悲惨な結果しか生まねえぜ」

W「それでも、籠った気持ちは美味かった。ありがとよ、煉獄」

凪「ご馳走様。今度は焦らずに焼いたらもっと美味しいだろうから、そうだなー」

凪「竈門くん辺りに炭火の扱いを教わりながら焼いてみたら、きっと上手く行くんじゃないかな」


凪「可愛い着ぐるみだな」

W「巷で噂になってた、石焼き芋を売り歩く恐竜ってのはそれか」

凪「つくづく面白いものを見逃しちゃったなぁ。それにしても賽銭泥棒とは」

W「饅頭、芋、賽銭と、今年の祭りはよくよく盗みが蔓延るもんだ」

凪「うちにもちょっと前に無銭飲食があってね。折角だ、お祭りの治安を守る警備員さんに頼もうかな」

W「桜みてえな頭の化け狐だ。そうそう、丁度あんな感じ(>>174)の―――」


>ぐぅぅぅぎゅるるるる


W「―――っとと、腹の虫が待ち切れねえときたか。いいぜ、腕え振るうかね」

凪「でも煉獄さんたちの生きてた大正時代にはないような、となると難しいんじゃないか?」

W「実は凄え難しい。元々サツマイモは素材のポテンシャルが高えから」(幾つかのサツマイモを輪切りにし、内の6割ほどを更に切り分けて角切りに)

W「"今時"のイメージに沿うとなるとなァ……」(切り分けた芋を水に晒し、灰汁抜きをしたら水気を切っておき)

W「洋食風がベターな選択肢になるかねえ」(醤油・味醂・蜂蜜を混ぜ合わせつつ、フライパン3つにオリーブオイルを熱し)

(輪切りのサツマイモ、角切りのサツマイモ半分、角切りのサツマイモ半分をそれぞれ分けてフライパンに投下、角切りの片方にはローズマリーを追加)

(輪切りには蓋をしつつ、角切り2つは転がしながら炒め、折を見て輪切りの芋を返しながら両面を焼き)

(ローズマリー抜きの角切りには焼き色が付く前に混ぜておいた?油・味醂・蜂蜜を加え、和えながら水気を飛ばしていき)

(輪切りにパルミジャーノチーズをたっぷり摩り下ろし、再び蓋をして弱火で蒸し)

(ローズマリー入りの角切りに焼き色が付いてきたらおろしにんにくを加えて更に炒め、塩を振って全体を混ぜ)

(輪切りのチーズが溶けてきたら蓋を取り外して火を止め、余熱で追い焼き)

(ローズマリー抜きの角切りから水気が飛んだらパルミジャーノチーズを摩り下ろして軽く振りかけ、乾燥パセリを刻んで和え)

(程よい頃合いで火を全て止め、フライパンの中身をそれぞれ大皿に盛り付けていく)

W「そして最後にパセリをぱらりと」(輪切りに刻み乾燥パセリを軽く振る)

W「待たせたな、サツマイモのイタ飯風3種―――」


っ(サツマイモのパルミジャーノ風味ソテー)
っ(イタリア風サツマイモのきんぴら)
っ(サツマイモのローズマリー風味炒め)


W「―――これにて仕上がりだ、おあがりよ」

凪「そしてこちら、タイミングよく炊き上がったサツマイモご飯だ」っ(サツマイモの炊き込みご飯)



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