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☆★☆★☆ 10ちゃっと♪設立21周年記念祭☆★☆★☆ 第2会場

594 名前:水橋 パルスィ ◆Parseejo 投稿日:2023/09/28(Thu) 07:32
さて、音楽の合間に投票の中間集計を入れて盛況の資とする、パノッティ、リリア、勝手ながらやらせてもらうわよ。
今回の立役者パノッティが投票1日目はリード、それをトリックスター2名が追いかける形ね。
されど4位にド派手な鬼狩りと史上最大の口調変化を演じたプリキュアがついている。
さあさあ、まだ投票を済ませていない者はより引っ掻き回して六情の渦を巻き起こしなさい。

そしてこちらが既に投票を済ませた者達とその内訳よ、誤りがあれば言って頂戴
ttps://i.imgur.com/NsZDq2E.png

>>435 アーチェロ公女 (1/2)
左様でございましたか、その土地神は妾より随分と柔軟な考えと確かな目を持つように存じます。
妾は万事善悪で分けるところが有り、姫様の令名を存じ上げなければ悪と断じて一戦仕掛けていたやもしれませぬ。
侯爵夫人然り、姫様然り、心根を正しく見抜いた上で土地神は自らの懐に招いたのでしょう、くれぐれも重用なさいませ。
ふふふ、お母堂様の目を気にしておいでですか?子孫のことは時と空そして血が遠くなろうとも気になるものにございます。

そのお気持ちがあれば心配御無用、と断じたいところではございます。
されど吸血種は姫様が仰せになられた”真に昏き世界”を塒とする種、時として思考から身体までその血に支配されまする。
血の渇きは抗い難いものと聞き及んでおります、また悪いことに餌となる人間には稀血を持った者が居るとも。
姫様と矢合わせするのは永劫の果てと決めておりますが、恐ろしく短くなることもお心に留められますよう。

妾は人間からの信仰を失い、鬼を封じるためにこの身も鬼へと堕としました。
されどさほど罪を犯しておらぬ人間が鬼の棲家に迷い込んだ折は安全な場所まで送り届けることをしております。
姫様が善行を施されるのも人間を慈しんでおられるからでしょう、決して笑いも侮りも致しませぬ。
弱き者を助け、卑しい者にも礼を尽くすのは強者でなければできぬことですから。

何を仰られますやら、姫様の慧眼は千里を見通し四海に行き渡ると伺っております。
これはまた一筋縄ではいかぬ者共の知己を得られました、姫様の威光を慕ってのことでございましょう。
悪党とは不思議なもので、悪事を重ねると時折善行を施したくなるもの。
かの者共も姫様の前ではその気になるのでしょう、ほんに恐ろしくもお強いお方

真祖直系の吸血鬼が御首、討ち取れば末代までの語り草となりましょう。
故に姫様のお命を狙う不届き者も少なくないと拝察申し上げます。
現に御父上とお母堂様が出会われたのもヨシュアを崇める者達の一派にけしかけられてのこと。
全く、彼が捧げた犠牲の意味を聖職者が理解していないとはとんだ怠慢に他なりませぬ。

―――ふふふ、斯様な理由で両軍を一蹴し、侯爵に軍を引かせるとは恐ろしいお方
されどそれこそが妖魔のあるべき姿と言えましょう、己の欲するままに力を揮う生き方は。
その点に関しましては姫様も侯爵夫人の血を濃く受け継がれたのでしょう。
そうでなくては姫様の故国大秦国<リュマーン>より四千里を経て倭国までおいでになりますまい。

しかし政略結婚とはいえ、姫様には随分とご兄弟がおありでいらっしゃる。
共に居られる中で愛を育まれたのでしょう、封建の世が理想とする夫婦の在り方と存じます。
見たところ侯爵は吸血鬼の長として生真面目な方、翻って侯爵夫人は奔放なお方
そこに至るまでの悲喜交々、是非とも伺いたいものでございます、さぞ妾の嫉妬を掻き立てるでしょう。

古の儒哲が申しております、「小人闍鐘ィ不善」と。
眷属を従えるとはいえ吸血鬼社会を離れ、異郷の地に一人居られながら自制しておられる。
姫様が大器というところはどんな批判的な者も認めざるをえないでしょう。
本質がどうあれ、今の御姿も本質の一つであるところは疑いございません。

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