☆★☆★☆ 10ちゃっと♪設立21周年記念祭☆★☆★☆　第2会場

651 名前：水橋 パルスィ ◆Parseejo 投稿日：2023/09/28(Thu) 23:34

>>466 ディオナ
悪意と欲望に際限は無くてよディオナ、貴女一人で覆すなど荒唐無稽
まともな娯楽も決め手にはなり得ないわ、私の世界では二百年前にそれを説いた学者が居る。
いまだに名声が有り、その流れを汲む学者達も大勢居るけれど、その通りにはならなかった。
結局、手軽な楽しみなのよ酒というのはね。

個人的な関心だけれど、その「七聖召喚」とやらはどんな娯楽なのかしら。
態々貴女の切り札として挙げるくらいだから退屈なものではないのでしょう。
ここでもできるものなら最初から出しておけばさらに繁盛したでしょうに勿体ない。
貴女が稼いで妬ましい、その娯楽が面白ければなお妬ましい、私の嫉妬が太陽の如く燃え盛ったはずよ。

貴女が国家というものに対して信頼を置いているのは市民として好ましいことよ、そこは妬んでおく。
されど権力など腐敗し堕落するもの、専制、寡頭制、独裁制、民主制いずれもそこは百万年眺めて変わらない。
薬物を取り締まるはずの官吏が中毒だったり、あろうことか押収した品を売り捌いていたことさえあった。
清らかな世の中を創ろうとすると却ってグロテスクな未来を出現させるのよ、経験則に過ぎないけれどね。

そういえば貴女、酔わない酒というのは作れないのかしら？せめて悪酔いしない酒とか。
私の世界ではここ20年「分子ガストロノミー」という料理の潮流があってね。
勘や経験則に過ぎなかった料理というものを徹底的に学問の力で洗い直したのよ。
葡萄も酒精も使わぬシャンパンはその成果の一旦、高揚感も風味もそのものなのにノンアルコールなの。

くっくっく、酒場と酔客の景況は時と空を異にしても変わらぬか、ある意味安心したわ。
酒は呑み方・呑ませ方如何で自白剤にも等しい効果を発揮するわ、さてどんな真言を吐いたのか。
口が緩くなれば財布の紐も緩くなるわね、酒場から酒場へ売り歩く者も珍しくない。
大抵、貴女の言う通りロクなものを売っていないけれども。

「そりゃあ一にも二にもディオナちゃんの言う通りだよ？
立派に働いているけれど、まだまだお父つぁんに甘えたい時期でもあるんだからさ。。
ふふふ、なんだかんだ言ってお父つぁんのことも認めているんじゃないか。
たまにと言わず毎日呑ませてあげなよ、いつまでも注げるわけじゃないんだから、イヤなこと言うようだけれど」

当然でしょう？何の代償も無しに超常の力を得られると思ったら大間違い。
まあ、平気で肉親はおろか友人、関係ない大勢の人間を捧げる奴も居るけれどね。
「まっ、危ないところはあったけれど、ディオナについてはめでたしめでたしってわけだ。
折角認められた力なんだから使わないと宝の持ち腐れ、良い酒を造るために使ってやりな！」

「それじゃあ、神に認められたバーテンダー殿の御言葉だ、献杯！」
献杯、もっと静かにやりなさいよ。
「献杯！良いじゃないかパルちゃん、賑やかな献杯があったってさぁ」
まあ、ディオナは騒々しい方が好きそうだしね、それもいいか。

繁殖して子孫を残すのは神が命じたからだけではない、原始社会における老後への備えよ。
老いれば若い頃と同じようには働けない、故に若い肉親を持っておく必要がある。
私の世界の人間達は極端な話、最早子を必要としない、老いても豊かに暮らせる仕組みがあるの。
されど貴女達の社会はその域まで達していない、家産と老後を託せるのは自らの血族だけ。

WWWがゾロアスター教について講義してくれたけれど起きていたかしら？そういう観点からも近親相姦は嘉された。
そう、ひとまずは貴女が財産を相続して、いずれは番となる相手との共有財産となる。
次の世代では貴女と番の子が相続するけれど、貴女の「家」というものは「名跡」を継がせない限り消滅するわ。
一方で貴女の番の「家」は貴女の「家」を吸収して大きくなる、一つの乗っ取りね。

掲示板に戻る 全部 前 50 次 50 1 - 50 最新 50 スレ一覧 ▲

名前： E-mail（省略可）：

read.cgi ver.4.21.10c (2006/07/10)