【オリジナル】国立光明学院　１５時限目【異能】

71 名前：WWW&凪沙雨音 ◆V.9gKSA. 投稿日：2023/10/11(Wed) 23:21

凪「WWW」

W「ん？」

凪「私は今のままでもいいんだけどさ、何時まで起きてるんだ？」

W「特に考えてねえが、もう暫くはこのままの心算だ」

凪「そっか」


>>66

凪「そんな片付けられない系女子みたいな……」

W「手前の場合は"みたい"じゃなくて、片付けられない系女子そのものだろ」

W「食器から服からベッドまで、後始末してんのは何時もオレじゃねえか」

凪「むむむ」

W「なァにがむむむだ。それよりほれ、質問に答えてやれよ」

凪「あ、あー……力加減は正直、そんなに間違ってはいないと思うよ？」

W「いや力加減も結構間違ってんぞ。鼓膜は無事でも毎回痛えし」

凪「えっ」

W「あと単純に同じとこばっか掻き過ぎだ。突っ込んだ綿棒に血が滲むまで掻くな」

凪「うっ」

W「力加減以上に距離感の方が間違ってんだよ、雨音は」

W「だから奥まで突っ込み過ぎて、何時も鼓膜突き破ってんじゃねえか」

凪「い、いや……あの……」

W「あン？」

凪「………ごめん」

W「別に怒っちゃいねえ。結果が伴わねえだけで、労わろうって気持ちは嬉しいからな」

W「不味い飯と一緒だ。気に入った奴からの真心籠ってりゃァ、それはそれとして喜べるもんだぜ」


W「とまァ、こんな所かねえ。雨音じゃなくてオレが答えちまったがよ」

凪「あ……ま、まぁいいじゃん。私が答えてもWWWが答えても、メッタな意味では同じだよ」

W「そりゃそうなんだがなァ……手前も、これでいいか？」

凪「よくなくてもいいって事にしちゃうからな。私たちはこれから改めて耳掃除をするんだ」

W「いや耳掃除は自分でやるから、雨音は膝枕だけしててくれ」

凪「綿棒に塩でも振ってやろうか」

W「真剣(マジ)でやめろ」


>>67(天野　優月)

凪「料理か。前に誘ってもらった時にも答えたけど……」

W「駄目だ」(一閃)

凪「こいつが嫉妬しちゃうから、二人きりだとちょっと都合が悪い」

凪「かと言ってWWWも交えちゃうと、今度は私が妬いちゃうからな」

凪「恋敵対策で優月の手を借りて、それで優月自身が恋敵になっちゃ世話ないよ」

W「オレにその気はねえんだが、ダブユズ勢力が息を吹き返す可能性は否定できねえ」

凪「と言う事で、これも気持ちだけ貰っておこう」


凪「そう言えば優月の家、パティスリーなんだったっけ」

凪「やっぱりちっちゃい頃から仕事を見たり手伝ったりしてたのか？ だから料理に自信あり、とか」

W「急にどうした雨音」

凪「いやほら、普段その手の店には行かないだろ？ 私たち」

凪「ちょっと興味湧いたし、機会があったら何か買いに行ってみようかなって。焼きモンブランとかある？」



掲示板に戻る 全部 前 50 次 50 1 - 50 最新 50 スレ一覧 ▲

名前： E-mail（省略可）：

read.cgi ver.4.21.10c (2006/07/10)