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【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ六
- 110 名前:羽藤柚葉 ◆cfGE57zE 投稿日:2023/11/18(Sat) 11:38
- >>107(アーチェロお嬢様)
(母子水入らずの時間、そして和やかなこの町の“家族”との時間を過ごした後、駅にて)
柚明:「アーチェロさん、オルキデア様、本当にお世話になりました。
改めてこの町の皆様と、そして新たにお会いした方々と親交を深める機会を与えて頂き、有難うございました。
そして娘と久しぶりに顔を合わせて、多くの方に愛されている事を実感する事が出来て
誠に感謝しております。」
お母さん…。久しぶりに会えて、私も本当に嬉しかった。
私、この町の金木犀の薫る風景を見ながら、いつも思っていたの。
お母さんにも、この風景を見せてあげたいって…。
それがこうして叶ってくれて、本当に良かった。
そしてお嬢様、その機会を快く作って下さり私も本当に感謝しております。
(二人揃ってアーチェロお嬢様に会釈)
柚明:「オルキデア様、よろしければいずれ経観塚にもお越し下さいませ。
画家のお嬢様にとっても良き風景を描く機会となるかと思います。
そして新たな出会いと絆を結ぶ機会になればと思いますわ。(微笑)」
それじゃお母さん、今回の行事の写真が出来たらお手紙と一緒に送ります。
お父さんにも、よろしく伝えてね。
柚明:「ええ、お父さんも忙しいのは相変わらずだけれど、あなたの事を恋しがっていたわ。
いずれまた、アーチェロさんと一緒に来てね。
私もお父さんも、そしてあなたと所縁ある方々がいつでも待っているわ…。
それじゃ、元気でね。」
(母が改札口に入り、母を乗せた電車が発車するのを見送りました)
…やっぱりお見送りは、ちょっと切ないですね。
でも、私は大丈夫です。
母が言っていたように、この町の方々に、そしてお嬢様に大切に想って頂きながら日々を過ごしているのですから。
>ご母堂様と叔母上様も愛でられた金木犀の並木道…、あらためてご母堂様の辿って来ら
>れた道の苦難とそれを乗り越えて得られた平穏の尊さを感じますね…。
(帰りの金木犀の並木道を歩きながら)
はい、母は叔母と共に道を歩んでいるように、私はお嬢様とこの道を歩んで参ります。
幸い、私は“苦難”と呼べる程のものは経験しておりませんが。
(ふとオルキデア様から、母と同じ温もりが感じられてきました)
(奥方様…。私とお嬢様のように母と絆を改めて結ばれたのですね…。
普段は茶目っ気溢れる雰囲気でお嬢様に接しておられるけれど、
その慈愛の心は母と同じなのは、言うまでもありません…。)
その…奥方様…。
お屋敷に着くまでの間、お隣を歩かせて頂いてもよろしいでしょうか…。
(母の温もりが恋しくなっています)
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