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【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ六

522 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2024/03/31(Sun) 15:12
>>506
>>513(柚葉さん)

(近所の公園で猫に変化(へんげ)して、猫さんたちと遊んでいたら、柚葉さんと
長老さんを見かけました)

あら、あれは?柚葉さんが、ゼイゼイと息切れしている方の看護をしていらっしゃいます。
たいへん、たいへん。

長老さん、どのような具合でしょう?

長老:
「おや、嬢ちゃんか。
 ほら、あのとおり、君の家のメイドさんが万事うまくやってくれたよ。あの人間の
 男、子どもたちの相手に頑張っていたけれど、やれやれ…、季節の変わり目とはいえ、
 人間は華奢だねえ。子どもたちが同じことにならないか、心配だよ。
 ほら、嬢ちゃんも今の姿なら分かるだろう?子どもの頭のある、地面から近いところは
 大人の頭があるところよりも、暑くなりやすいんだよ。大人は中々これに気づきにくい
 からね。わたしもこれから、気を付けて見ていないとね」

さすが、長老さん。さりげなく子どもたちの様子を見ていてくれるのですね。
わたくしも、今おっしゃった気温のこと、気を付けてまいりますね。どうもありがとう
ございました。
では、今や住んでいる男の人にも、こっそり「元素支配」の魔法で、冷え冷えの空気を
頭のあたりに送っておきましょう。柚葉さんの水分補給でもう大丈夫かと思いますが、
念のためです。
(男性の額にそっと前足の肉球を当てました)
どうやら熱は引いたみたいですね。よかった。

>では、御機嫌よう…。

では、わたくしも帰りましょうか。どうぞ、お体大切に…。

(夕暮れ時、変身を説いて長老さんたちに挨拶して柚葉さんの後を追いました)

柚葉さん、お買い物、お疲れさまでした。あら、だいぶ汗をかかれたご様子。今日は
日中暑かったですものね。では、お荷物はわたくしに持たせてくださいな。
帰りましたらすぐお風呂を沸かしますから、ゆっくりお体を休ませてくださいませ。


>>509
>>513(柚葉さん)

いらっしゃいませ、お客様。
まあ、小説を書いていらっしゃるのですか?それは興味深いですね。え?この館って、
つまりはわたくしたちを題材にしたいとおっしゃるのですか?
…はて、わたくしたちに、小説のモチーフになるような面白いことでございましたっけ??
ああ、平凡な市民の日常を描く日常ものをお考えですか?

いえ、別にとぼけているつもりはなかったのですが。なにぶん、自分のことになると、
人の興味を引くようなことをしている自覚って、あまり無いものですから。
確かに吸血鬼の館なら、題材になるかしら?もっとも、世の中には吸血姫が題材の小説など
汗牛充棟、珍しくないでしょう?わたくし共が読者の注目を集められるかと申しますと、
首を傾げてしまうのですよ。
でもきっと、そこを面白く読ませるのが、小説家としての腕の見せ所なのでしょうね。

柚葉さんからご一任の言葉をいただきましたから、考えなければいけませんけれど。
自分たちのプライベートライフが関わってきますから、モデルが分かるような内容では
困りますわ。
発表する場はどこでしょうか?今はネット上で作品を発表する場がたくさんありますけれど、
もし我が家のことだと特定されてしまうと、こちらとしても困りますし、お客様も
そのことを指摘されたら、アカウントを取り消されるとか、そんな事態もあり得ましょう。
そこはお気を付けくださいね?

内容に関して云々することはできませんけれど、柚葉さんのおっしゃるとおり穏やかで、
読んでいて心の疲れを癒してくれるような作風だと嬉しいです。それから、吸血鬼を
悪役にして滅して終わるようなストーリーは、できればご勘弁願いたいですわ。悲劇的な
展開を全部否定するつもりはありませんが、完結の後の希望を感じさせてくれる、
そんなお話でしたら、わたくしも読ませていただきたいです。

>ではお仕事の休憩時間に、こちらをどうぞ…。

あらあら、これはステキな、春を届けてくれるようなスイーツですね。紅茶と一緒に、
ホッと一息ついていただくのに最適ですわ。

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