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野田新首相、幹事長に輿石氏を起用

1 名前:七転八起 ◆1c/mk3tU 投稿日:2011/08/31(Wed) 09:24

(今この時&あの日あの時)より

−「党内融和」はウソではないらしい。民主党再生の第一歩となることを祈る−

 野田佳彦代表は30日、衆参両院本会議で新首相に指名された。それを受けて同日、政権運営の要である党三役人事に着手した。その結果幹事長には輿石東参院議員会長、政調会長には前原誠司前外相、国会対策委員長には平野博文元官房長官を充てることに内定した。

 野田政権の基本的姿勢をうかがい知り今後の政権運営を占う上で、党人事は注目された。決まった党三役の中でも最重要はやはり幹事長である。
 幹事長起用には、(1)親小沢派(2)中間派(3)反小沢派の3パターンが考えられた。事前には小沢グループに配慮して、中間派の川端達夫元文科相あたりの起用で落ち着くのではないかとの予測が多かった。
 しかしどうだろう。いざフタをあけてみると、小沢一郎元代表に近い輿石参院議員会長に決まった。「野田新首相、意外とやるじゃないか」と、一先ずは言っておこう。
 代表に選出された29日の夜に早くも野田から打診があったらしい。輿石は小沢に相談したところ「受けた方がいい」と勧められていたという。

 野田首相は30日昼、国会内に輿石参院議員会長を訪ね「幹事長は党内融和の象徴」と就任を要請したそうである。輿石は「参院議員会長として支える」と固辞したものの、同日夕党本部に場所を移して輿石に「あなた以外考えていない。引き受けていただかないと他の人事も進まない」と説得。これに輿石は「親小沢だ、反小沢だと言っていたら挙党態勢なんかできない」と注文をつけた上で受諾したという。

 己の非力さ、能力を弁えているから、「もし政権を担当することになったら、反小沢を通すのはオレには無理だ」と早くから考えていたのかもしれない。
 菅を見れば分かるが、最高権力者が自ら腰を低くして人に頼み事をするのはなかなか出来ないことなのだろう。総理大臣としての力量は当然未知数ながら、野田は少なくとも菅よりは「人間的器量は上」と判断出来るようである。

 党内にくすぶる反小沢派はもとより、自公など野党にも歓迎されない輿石幹事長をよく決断したものである。持論の大連立など後回しにしても、「とにかく党内の結束を図り足場を固めることが先決だ」と考えたのだろう。

 小沢元代表に近い輿石幹事長としては、ロクな仕事をしなった岡田前執行部らの悪しき置き土産である、小沢の党員資格停止処分を一日も早く解除したいところだろう。それについて輿石は記者団に、「(見直しを主張してきた)私の考えは変わっていない。民主主義のルールとして、時期をみて党内論議もされる」と見直しに前向きな考えを示した。
 幹事長権限で岡田体制と逆のことをやればいいのである。党倫理委や党役員会のメンバーを親小沢メンバーに必要数差し替えれば処分解除となるのだ。

 9月2日閣僚人事を見てからでないと総合的な評価は下せない。しかし輿石幹事長によって、野田政権が「党内融和」を本気で考えていることが分かった。これは小沢元代表や同グループにとって、と言うよりも日本の政治にとって「より良き方向に向かう」第一歩である。
 バカを見るといないから過大な期待はしないが、それでも新政権に少しは期待したい。

 (大場光太郎・記)


 

9 名前:fBEdBRVrMQYs 投稿日:2012/02/26(Sun) 18:40
I could read a book about this withuot finding such real-world approaches!

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