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小沢一郎、無罪判決(東京地裁判決)

1 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/26(Thu) 10:04
本日、朝10時東京地裁は

  小沢一郎氏に無罪判決

       を言い渡した。

2 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/26(Thu) 10:06
<虚偽記載事件>小沢一郎元代表に無罪判決…東京地裁
毎日新聞 4月26日(木)10時3分配信


拡大写真
東京地裁に入る小沢一郎民主党元代表=東京・霞が関で2012年4月26日午前9時31分、梅村直承撮影
 資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡り、政治資金規正法違反(虚偽記載)で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)に対し、東京地裁(大善文男裁判長)は26日、無罪(求刑・禁錮3年)を言い渡した。検察が不起訴としながら一般市民で構成する検察審査会の議決で現職国会議員が起訴された異例の裁判の判決は、強制起訴制度の見直し論議に発展するとともに、政界に大きな影響を与えるとみられる。

 事件では、東京地検特捜部が10年2月、陸山会の事務担当の元秘書で衆院議員、石川知裕被告(38)▽会計責任者だった元公設第1秘書、大久保隆規被告(50)▽石川議員の後任の元秘書、池田光智被告(34)=いずれも1審有罪、控訴中=を同法違反で起訴する一方、元代表を容疑不十分で不起訴とした。これに対し、事件を告発した市民団体から審査申し立てを受けた東京第5検察審査会は同年10月、元代表を起訴すべきだとする2度目の議決を公表。元代表は東京地裁が指定した検察官役の弁護士により強制的に起訴された。

 公判で指定弁護士は、石川議員らが元代表の巨額資金を表に出さないよう虚偽記載し、元代表に報告して了承を得たと主張。しかし、捜査段階で元代表への報告・了承を認めた石川議員らの調書の多くは、「検事が利益誘導するなど違法な取り調べがあった」などとして、地裁に証拠採用を却下されていた。

 元代表や元秘書3人は共謀を否定。無罪主張とともに、検察審査会の議決は無効として公訴(起訴)棄却も訴えていた。【和田武士】

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最終更新:4月26日(木)10時4分



3 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/26(Thu) 10:12
小沢被告に無罪判決 陸山会事件
ttp://www.asyura2.com/12/senkyo129/msg/370.html
投稿者 taked4700 日時 2012 年 4 月 26 日 10:10:32: 9XFNe/BiX575U


ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120426-00000513-san-soci
小沢被告に無罪判決 陸山会事件

産経新聞 4月26日(木)10時4分配信

 資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、政治資金規正法違反(虚偽記載)罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の判決公判が26日、東京地裁で開かれ、大善文男裁判長は無罪を言い渡した。求刑は禁錮3年。平成21年5月に導入された強制起訴制度による判決は2例目で、いずれも無罪となった。

 無罪判決が相次いだことで、検察審査会や強制起訴をめぐる議論に影響を与えそうだ。

 小沢被告は、元秘書らと共謀し、陸山会が平成16年10月に支払った土地取得費計約3億5200万円を、16年分ではなく17年分の政治資金収支報告書に支出として記載した、などとして強制起訴されていた。

 小沢被告は「検察が違法な捜査を行い、検察審査会を誘導した」と無罪を主張。(1)検審の起訴議決に基づく起訴の適法性(2)虚偽記載の有無(3)元秘書との共謀の有無−が争点となった。

 小沢被告に「収支報告書の内容を報告し、了承を得た」とする元秘書らの供述調書がほぼ唯一の直接証拠だったが、東京地裁は2月、取り調べに「利益誘導や圧力があった」として大部分を退けた。

 検察官役の指定弁護士側は、小沢被告が署名した融資書類などの間接証拠を積み重ね、「小沢被告の指示や了解なしに元秘書が独断で虚偽記載をすることはない」と主張。弁護側は「検察の『妄想』から始まった事件で、本件はその残滓(ざんし)だ」としていた。
 



4 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/26(Thu) 10:12
公訴の可能性は低い!!

5 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/26(Thu) 10:14
野田総理にとって厳しい状況!!

6 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/26(Thu) 10:14
野田総理意気消沈という。

7 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/26(Thu) 10:17
9月代表選立候補も

8 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/26(Thu) 10:19
小沢議員グループ議員
 [率直にうれしい」

9 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/26(Thu) 10:20
>>4
訂正

控訴の可能性は低い!!




10 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/26(Thu) 10:25
大善裁判長は今まで一度も「無罪判決」を出したことが無い人といわれてきたが、

 「平成の小島惟謙」

   とも言うべき歴史の評価に耐えうる判断をしていると評価される。

11 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/26(Thu) 10:36
輿石幹事長 「当然でしょう」

12 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/26(Thu) 10:40
小沢元代表に無罪=強制起訴事件で2例目―陸山会事件・東京地裁
時事通信 4月26日(木)10時9分配信

 資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐり、政治資金規正法違反(収支報告書の虚偽記載)罪に問われた民主党元代表小沢一郎被告(69)の判決が26日、東京地裁であり、大善文男裁判長は無罪を言い渡した。検察官役の指定弁護士は禁錮3年を求刑していた。
 国会議員への全面無罪判決は、2006年の村岡兼造元官房長官の一審判決=二審で逆転有罪、確定=以来。検察審査会の起訴議決に基づく強制起訴事件の判決は2例目で、いずれも無罪となった。
 公判で指定弁護士側は、小沢被告が土地代金として4億円の自己資金を提供したのに、さらに450万円もの金利負担を伴う不要な銀行融資の書類に署名したことや、週刊誌の取材への回答書に資金提供の事実を隠す記載があったのに、修正させなかったことなど、石川知裕衆院議員(38)ら元秘書との共謀を示す多数の状況証拠を提示した。
 小沢被告に虚偽記載を報告し、「ああ、そうか」と了承されたとした池田光智元私設秘書(34)の供述調書や、「不動産の公表をずらすことは(小沢被告に)報告しています」とした取り調べ録音記録での石川議員の発言なども挙げ、秘書の独断はあり得ず共謀は明らかだと訴えていた。
 弁護側は、指定弁護士側の状況証拠が全て存在すると仮定しても、共謀は認定できないと主張。池田元秘書の調書での小沢被告の発言については、「関心の低さを示している」と主張し、石川議員発言についても「直ちに虚偽記載を意味するものではない」と反論していた。
 起訴議決の有効性も争われた。検事が作成した虚偽の捜査報告書が検察審査会に提出され、審査員が誤解させられた結果で、無効だとする弁護側に対し、指定弁護士側は「審査手続きの違法性とは次元が異なる。影響を受けて議決が左右されるはずがない」として、議決は有効だと主張していた。 

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最終更新:4月26日(木)10時19分



13 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/26(Thu) 10:47
「党員資格停止解除手続にはいる」 輿石幹事長

来月9日の役員会で



14 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/26(Thu) 11:02
陸山会事件、小沢氏に無罪判決…政局に影響必至
読売新聞 4月26日(木)10時2分配信


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東京地裁に入る民主党の小沢元代表(26日午前9時30分)=岩波友紀撮影
 資金管理団体「陸山会」の土地取引を巡り、政治資金規正法違反(虚偽記入)に問われた小沢一郎民主党元代表(69)に対し、東京地裁(大善文男裁判長)は26日午前、無罪(求刑・禁錮3年)の判決を言い渡した。

 政界の実力者に無罪判決が出たことで、今後の政局に影響が出るのは必至だ。検察官役の指定弁護士は控訴するかどうか検討する。

 小沢元代表は、東京地検特捜部による捜査の結果、嫌疑不十分で不起訴となったが、東京第5検察審査会が2度にわたり「起訴すべきだ」と議決したため、昨年1月に強制起訴された。同年10月に始まった公判では無罪を主張していた。

 起訴状では、小沢元代表は、陸山会が2004年10月に東京都世田谷区に秘書寮用地を購入した際、同会に貸した現金4億円を04年分の政治資金収支報告書に記載せず、土地代金の支出を翌05年分の収支報告書にずらして記載することについて、当時の秘書の報告を受け、了承したとされた。

 陸山会事件では、同会元事務担当者・石川知裕衆院議員(38)ら元秘書3人が同法違反で起訴され、昨年9月、同地裁で執行猶予付きの有罪判決を受けて控訴している。

 09年5月施行の改正検察審査会法で強制起訴制度が導入されて以降、強制起訴事件での無罪判決は今回で2件目。 最終更新:4月26日(木)10時2分



15 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/26(Thu) 11:13
輿石氏“党員資格停止解除を”
NHK4月26日 11時8分

民主党の輿石幹事長は、国会内で記者団に対し、「無罪判決は当然だ」と述べたうえで、小沢元代表の党員資格停止処分について、大型連休明けの党の役員会で、解除に向けた手続きに入る考えを示しました。

この中で、民主党の輿石幹事長は、小沢元代表に無罪判決が言い渡されたことについて、「当然だろう。そのひと言に尽きる」と述べました。
そのうえで輿石氏は、記者団が「党内の結束にどのような影響があるか」と質問したのに対し、「よかったのではないか」と述べました。
また、輿石氏は、小沢元代表の党員資格停止処分の扱いについて、「党内の手続きを取る」と述べ、早ければ来月7日に予定されている党の役員会で、解除に向けた手続きに入る考えを示しました


16 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/26(Thu) 12:11
小沢元代表無罪 捜査報告書の虚偽 大善裁判長「あってはならないこと」
産経新聞 4月26日(木)11時16分配信


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裁判所に入る民主党の小沢一郎元代表=26日午前、東京都千代田区(三尾郁恵撮影)(写真:産経新聞)
 資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎元代表(69)の26日の判決公判で、東京地裁の大善文男裁判長は、東京地検特捜部の検事が小沢元代表の元秘書、石川知裕衆院議員(38)を再聴取した際に作成した捜査報告書に虚偽の内容があったことについて、「あってはならないことだ」と批判した。

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最終更新:4月26日(木)12時4分



17 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/26(Thu) 12:13
小沢元代表無罪 民主・鳩山元首相「小沢氏は政権に不可欠」
産経新聞 4月26日(木)11時3分配信

 民主党の鳩山由紀夫元首相は26日、民主党の小沢一郎元代表の無罪判決について「小沢氏は混迷した政権の中で不可欠な人材だ。早く小沢氏にがんばってもらえる状況をつくってもらいたい」と述べ、党執行部が小沢氏の党員資格停止を早期に解除すべきだとの認識を示した。

 さらに「政権遂行に不可欠な人材を党員資格停止にしたこと自体、正しかったか議論されるべきだ」とも指摘した。国会内で記者団に語った。

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最終更新:4月26日(木)11時14分



18 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/26(Thu) 12:20
「反増税」の動き加速=野田首相、厳しさ増す政権運営
時事通信 4月26日(木)11時43分配信

 野田佳彦首相が「政治生命を懸ける」とした消費増税に反対する民主党の小沢一郎元代表に、東京地裁が無罪判決を下したことで、党内の増税反対派が勢いづくことは確実だ。反対派が造反し、野党の協力が得られなければ、消費増税関連法案の衆院可決も難しくなる。首相にとって、2009年衆院選マニフェスト(政権公約)の順守を掲げる小沢氏の復権は政局の波乱要因ともなり、首相の政権運営は一層厳しさを増すことになる。
 判決を受けて民主党の輿石東幹事長は26日、小沢氏の党員資格停止処分の解除に向けた手続きに入る意向を表明した。小沢氏に近い岡島一正衆院議員は記者団に「『いま増税ではない』という国民視点の政策を実行する態勢が再構築できる」と強調した。
 小沢氏は、首相が目指す消費増税を阻止し、9月の代表選に自ら出馬したり、影響力を振るえる候補者を擁立したりするなどして、本格的に復権を目指す戦略を模索しているとみられる。
 ただ、昨年2月に当時の岡田克也幹事長が下した党員資格停止処分の期限は判決確定までで、直ちに解除することへの異論もある。岡田氏は現在、首相を支える副総理として入閣しており、小沢氏の処分解除をめぐる対立は、消費増税の路線対立も絡んで過熱する可能性がある。  最終更新:4月26日(木)12時16分



19 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/26(Thu) 12:50
<小沢元代表無罪>強制起訴制度に課題も
毎日新聞 4月26日(木)12時35分配信

 小沢一郎元代表の公判は、09年5月に始まった強制起訴制度に基づく最初の裁判となった。判決としては3月に那覇地裁で男性が無罪を言い渡された詐欺事件(検察官役の指定弁護士が控訴)に続く2例目だが、早くも制度の課題がのぞく。

 一般市民から、くじで選ばれた11人の検察審査員は、プロの法律家でも難しいとされる証拠評価を行わなければならない。東京第5検察審査会は、元代表の事件への関与を認めたとされる元秘書たちの供述調書を起訴議決の根拠の一つとしたが、地裁は問題のある取り調べだったとして、その大半の証拠採用を却下した。ある元検察幹部は「調書は検事が作った一方的なもの。証拠になるかどうかは裁判にならないと分からない。審査員が調書を見て判断するのは危険だ」と指摘する。

 検察官役を務める指定弁護士の重い負担も課題だ。元代表の公判を担当した大室俊三弁護士は、制度を議論する上で今後の参考にするため(1)地検での作業(2)公判(3)記者会見−−など、事件に関連する所要時間を記録した。それによると、10年10月の選任から12年3月の結審までに費やした時間は820時間超。報酬が1事件当たりの上限の120万円だったとすれば、時給は1500円を割り込む計算になる。

 また、選任から起訴までの補充捜査では、捜索などの強制捜査はもちろん、関係者の協力を得られなかったため事情聴取もできなかった。補充捜査や控訴審・上告審をどうするかなどは、法に詳細な規定はなく、制度見直しの場合は論点になる可能性がある。【石川淳一】

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最終更新:4月26日(木)12時44分



20 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/26(Thu) 18:58
小沢元代表に無罪 元秘書との共謀は認めず
日本テレビ系(NNN) 4月26日(木)14時33分配信

 民主党・小沢一郎元代表が政治資金規正法違反の罪に問われた裁判で、東京地裁は26日、小沢元代表に無罪を言い渡した。元秘書が作成した収支報告書の記載はウソとし、小沢氏に元秘書が報告して了承を受けたことは認定したが、共謀は認められないとした。

 小沢氏は、資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐり、元秘書と共謀して、収支報告書にウソの記載をしたとして起訴されていた。

 判決で東京地裁はまず、元秘書が作成した収支報告書の記載について、ウソの記載にあたると認定した。次に「小沢氏の政治的立場や金額の大きい経済的利害に関わる事柄について、元秘書が自ら判断できるはずはない」として、小沢氏が報告を受け、了承していたと認定した。しかし、「収支報告書にウソの記載をするという認識が小沢氏にあったことは十分立証されておらず、共謀は認められない」として、無罪を言い渡した。

 小沢氏に近い議員によると、小沢氏は判決の後、力強く握手をして「よかった」と満面の笑みを見せたという。また、小沢氏の弁護団は「責任の重い裁判で無罪を獲得できて、安堵(あんど)している」と話した。

 一方、検察官役の指定弁護士は「控訴するかどうか、これから検討する」と話している。

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21 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/26(Thu) 19:23
谷垣自民総裁、小沢氏喚問を要求=輿石民主幹事長は拒否
 自民党の谷垣禎一総裁は26日午後の記者会見で、東京地裁が無罪判決を下した民主党の小沢一郎元代表について「政治的、道義的責任は明白だ。徹底して説明責任を果たすよう求めていく」と述べ、証人喚問を要求していく考えを強調した。
 谷垣氏は「無罪だが、小沢氏の政治資金収支報告書に虚偽記載があったという判決が出た」と指摘。「今までは『刑事裁判があるから』という弁解で喚問を拒否してきたが、判決が出たことでその弁解も通用しなくなった」と述べた。
 一方、民主党の輿石東幹事長は会見で「(無罪という)結果が出たわけだから、必要ないと思っている」と述べ、国会での説明は不要との認識を示した。さらに「本人はいろんな場所で説明責任を果たしている。『まだ足りない』という人は、本人に直接聞けばいい」と語った。 
(時事2012/04/26-18:32)

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22 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/26(Thu) 19:30
小沢氏の資格停止解除へ=民主、来月8日にも―増税法案に影響必至
時事通信 4月26日(木)19時2分配信

 小沢一郎民主党元代表の資金管理団体の政治資金規正法違反事件で、東京地裁が小沢氏に無罪判決を下したことを受け、同党執行部は26日、小沢氏の党員資格停止処分を解除する方針を固めた。早ければ5月8日の常任幹事会で決定する。消費増税関連法案に反対し、倒閣の構えも示す小沢氏が復権することになり、野田佳彦首相の政権運営への圧力が強まるのは必至。次期代表選の行方や衆院解散時期にも影響しそうだ。
 輿石東幹事長は26日、連休明けに小沢氏の処分解除手続きに入る方針を表明。首相は同日、「常任幹事会で議論することだ」と記者団に語り、執行部に対応を委ねる考えを示した。
 昨年2月に当時の岡田克也幹事長が処分を決めた際は、資格停止の期限を「判決確定まで」としており、一審段階での解除には慎重論もある。しかし、党幹部は「罪のない人を処分した。『申し訳ない』で済むか」と述べ、解除は揺るがないと強調した。
 無罪判決を受け、小沢グループからは「首相は小沢氏の経験を活用してほしい」(若手)と、選挙対策などを担当する要職への起用を求める意見が浮上。副総理として入閣している岡田氏の責任を問う声も強い。参院で問責決議を受けた前田武志国土交通相と田中直紀防衛相の進退と絡め、連休明け以降、内閣改造・党役員人事を求める圧力が増す可能性もある。 

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23 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/26(Thu) 20:05
郷原信郎?@nobuogohara
ttp://twitter.com/#!/nobuogohara
小沢氏無罪。あまりに当然の判決だが、その「当然の判決」をすることが、大善裁判長ら3人の裁判官にとっては、とてつもなく大変なことだったのだろうと思う。主文を2回読んだ裁判長の気持ちもよくわかる。裁判官としての矜持に敬意を表したい。


24 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/26(Thu) 21:34
小沢元代表「違法認識せず」=主要争点外で無罪認定―厳格立証求める・東京地裁
時事通信 4月26日(木)20時44分配信

 小沢一郎民主党元代表(69)への26日の判決で東京地裁は、秘書との共謀について検察官役の指定弁護士側の主張をほぼ全面的に認め、主要な争点での小沢元代表側の反論をことごとく退けた。その上で、ほとんど争われていなかった点を挙げ、元代表が違法性を認識していなかった可能性を指摘し、無罪の根拠とした。
 あらゆる可能性を想定し、その全てを否定できない限りは有罪と認定できないとも受け取れる内容で、収支報告書の虚偽記載罪の共謀成立について、極めて厳格な証明を求めたと言える。
 公判で最大の争点となったのは、土地購入費の4億円を2004年分の収支報告書に記載しないことについて、小沢元代表が石川知裕衆院議員らから報告を受け、了承したかどうかだった。この点について判決は、多数の状況証拠から、「報告・了承」を指定弁護士の主張通りに認めた。
 無罪のポイントとなったのは、小沢元代表が、そもそも4億円を報告書に記載する義務があると認識していたのかという点だ。
 判決は、石川議員が土地代金の支払いを翌05年に遅らせる交渉に失敗した結果、04年分の報告書に土地取得を記載しなければならない事態に陥ったと指摘。これは同議員の「失態」だったとして、不興を恐れて小沢元代表に報告しなかったと考える余地があるとした。
 このため小沢元代表は、04年に土地代金の支払いが終了していることを知らず、記載義務の認識がなかった可能性があるとした。 

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25 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/26(Thu) 21:51
証拠も無いのに控訴出来ないだろう。折角の大善の大善無罪判決を控訴受け付けて裁判所の信頼を又逆戻りはさせないだろう。

26 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/27(Fri) 07:37
小沢無罪完全勝利!!検察の暴走を批判 共謀を否定 (日刊ゲンダイ) 
ttp://www.asyura2.com/12/senkyo129/msg/405.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 4 月 27 日 00:32:58: igsppGRN/E9PQ


小沢無罪完全勝利!!検察の暴走を批判 共謀を否定
tp://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-5625.html
2012/4/26 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


判決理由は玉虫色

長く不毛な裁判にようやく一区切りがついた。検察審査会によって強制起訴された小沢一郎・元民主党代表に対し、東京地裁(大善文男裁判長)はきょう(26日)午前、無罪判決を言い渡した。判決の瞬間、小沢は軽くうなずき、頭を下げた。弁護団からは「よしっ」の声が飛んだ。その後、裁判長は判決理由を読み上げ、司法・検察の違法、不当捜査を断罪した。

小沢の政治資金団体・陸山会の土地取引を巡り、政治資金収支報告書の虚偽記載を問題視した検察は政権交代の立役者、小沢の元秘書らをいきなり逮捕し、小沢自身も裁判にかけることで、その政治活動を封印した。あり得ないような裁判の過程で明らかになったのは、魔女狩りのごとく、最初から小沢を狙い撃ちにした検察の横暴と、そのためには捜査報告書すらも捏造するというデタラメ手法だ。裁判長は、検察審査会が強制起訴の根拠とした報告書の供述が捏造されていたことについて「事実に反する報告書を提出し、検察審査会の判断を誤らせるようなことは決して許されない」と批判した。

とはいえ、審査会の強制起訴議決は有効とし、公訴棄却とはしなかった。小沢の元秘書らが、不動産購入の原資となった4億円という巨額資産の存在を隠すために、収支報告書に虚偽記載したことは認定した。判決は無罪だが、小沢の不動産購入の不自然さや怪しさをにじませる内容だ。司法・検察のメンツも立てたような判決なのだが、さて、今後の小沢はどうなる、どうする? 無罪判決を受けて、民主党の輿石幹事長は小沢の党員資格停止の解除の手続きを始めることを明言した。フリーハンドを得れば、小沢は本気で、消費税引き上げ潰しに動くとみられる。魔女狩り裁判で敗北した司法・検察はどう落とし前をつけるのか、それとも、しぶとく巻き返すのかも注視する必要がある。日本中の注目を集めた「小沢判決」後をさまざまな角度から探ってみる。

◆この暗黒裁判は歴史的にどう見られるか

オランダ人ジャーナリストのカレル・ヴァン・ウォルフレン氏は小沢裁判について、こう言っていた。
「小沢一郎氏の裁判で考えなくてはいけないのは、捜査、逮捕、起訴、裁判が先進国として、きちんとバランスのとれたものであったかということです」
「小沢氏を標的にして進行していることは人物破壊です。長年かかって築き上げてきた既得権益を破壊しようとする人物(=小沢一郎)に銃口を向け、そして引き金を引く。体制側にとって、新種の人間というのはいつの時代も脅威なのですが、こういうことが許されていいのか」
これが先進国の第一線ジャーナリストの見立てなのだ。この裁判がいかに異常で異様だったか分かる。

言うまでもなく、小沢は政権交代の立役者だ。政治主導、官僚支配打破の先頭に立つべき政治家だった。だから、検察は狙い撃ちにした。2009年3月に西松事件で小沢の元秘書を逮捕すると、翌年は「陸山会」の土地取引に目を付け、現衆院議員の石川知裕など元秘書ら3人を逮捕。がんがん締め上げ、小沢への裏金を暴こうとした。結局、裏金の証拠はなく、小沢本人の起訴は断念したが、検察審査会が強制起訴した。検察審査会が強制起訴の根拠とした捜査報告書は捏造だった。恐怖の謀略と言うしかない。

小沢に無罪判決が出たが、21世紀の日本でかくも異常な魔女狩り裁判が行われたことは歴史にハッキリ記さねばならない。あってはならない「政治的謀略」と「人権破壊」が白昼堂々と行われ、しかも、大メディアはそれを批判するどころか、暴走検察のリーク情報を垂れ流し、そのお先棒を担いだのである。
ウォルフレン氏は小沢の元秘書で衆院議員・石川知裕ら3人に有罪が下った判決にも驚いていた。
「判決は推認による有罪でした。私に言わせれば、あれは司法による“大量虐殺”に等しい。秘書3人は、別に政治献金を着服したわけではありません。単なる記載ミスです。推認によって有罪判決を受けるといったことが先進国であっていいのでしょうか」
これがこの国の司法の姿だ。だから、小沢無罪でも喜べない。「これにて一件落着」にしてはいけない。司法の責任を徹底追及する必要があるのである。



27 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/27(Fri) 07:39
◆捏造検事のお咎めなしでこの国の司法に反省なし

小沢裁判で次々と明らかになったのは、「正義の味方」ヅラしてきた検察のデタラメだ。中でも見過ごせないのが田代政弘検事(=現法務総合研究所)による捜査報告書の捏造である。ここに出てくる小沢の元秘書、石川知裕衆院議員の供述は検察審査会が小沢を強制起訴にする際に、最大級の根拠としたものだ。それがデッチ上げだったのだが、検察当局は臭いものにフタをしようとしている。田代は虚偽有印公文書作成・同行使容疑で刑事告発されているが、起訴を見送る方針なのだ。
「田代のほか、複数の幹部に対し、懲戒を含む人事上の処分でお茶を濁すつもりです」(司法事情通)

これだけデタラメが発覚しても、反省ゼロ。これじゃあ、小沢はやられ損だ。司法の暴走が止まらなければ、いつ誰がどんな形で抹殺されるか分からない。本当に恐ろしいことだ。東京地検の検事だった弁護士の落合洋司氏はこう言う。
「今度の裁判で国民が疑問視したのは、検事が被疑者をいたぶり、自分たちが描いた見立て通りの供述にもっていく捜査手法です。真(しん)摯(し)に反省するのであれば、司法取引の導入など捜査手法や制度の全面的な見直しが必要です。しかし、そんな動きはまったくない。世界中がそれを模索しているのに、日本の司法当局だけが旧態依然の捜査手法を変えようとしない。今回はたまたま石川氏がICレコーダーを回していたので、『バレちゃった』『ヘタ打ったな』と、この程度の感覚しかないのではないか。この事件をキッカケに反省し、改革をしないようでは、どうしようもありません」
判決とは関係なく、この国の司法当局は一度解体させなければダメだ。

◆魔女狩り裁判の狙いは霞が関による民主党政権つぶし

野田官邸をはじめとする永田町は、裁判の結果に固唾をのんでいたが、その裏で司法・検察は「してやったり」と舌を出していた可能性がある。
彼らにとって、判決の結果なんかはどうでもいいのだ。要は、元秘書逮捕→小沢本人の強制起訴→裁判という流れの中で、小沢の動きを3年2カ月もの間、完全に封じ込めたことだ。
その結果、民主党政権は小沢を排除し、官に頼るようになり、政治主導を放棄した。霞が関の走狗と成り果て、野田政権は消費増税や原発再稼働、TPP参加に血道を上げ、案の定、内閣支持率や民主党支持率は急降下。いまや、国民に見放され、解散もできなくなった野田はますます、官ベッタリの姿勢を強めていくしかない。

これぞ、司法・検察=霞が関の狙いだったとすれば、彼らの目標は完全達成したことになるのである。政治評論家の野上忠興氏が言う。
「なぜ、司法・検察は小沢氏の追及にかくも執念を燃やしたのか。無理に無理を重ねて、なぜ、執拗な捜査を続けたのか。小沢氏が目指した統治機構の改革に恐れをなしたからだとすれば、その動きを封じ込めることで、彼らの目的は達したことになります」

おそらく、民主党政権は次の選挙で消滅する。二度と与党に戻れない。官僚どもの高笑いが聞こえてきそうだが、ちょっと待った。
「小沢氏の動きを封じ込め、民主党政権を潰せば、官僚復権となるのでしょうか。経済成長が見込めず、右肩上がりの時代は終わった。官僚が上から目線で、予算を配分し、業界ににらみを利かせて統治できる時代ではない。それが分からないところが、日本の官僚のどうにもならないところなのです」(野上忠興氏=前出)

いまだに自分たちが特権階級だと思い、民意を平然と無視する官僚たちは、小沢がいようがいまいが、賞味期限切れなのである。
3年2カ月はごまかせたとしても、今後も同じようにいくと思ったら大間違いだ。これからは彼らが保身のために起こした暗黒裁判に対する歴史的検証が始まる。民主主義と法治国家をないがしろにしながら、平然としている亡国官僚が生き残ることはあり得ない。

◆小沢一郎は民主党政権実現の立役者だが、これからどう処遇するのか



28 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/27(Fri) 07:41
無罪判決で晴れて自由の身になった小沢。民主党政権の立役者の完全復権で、野田ドジョウはいよいよ追い込まれることになる。ハッキリ言って、半年も持たない。
真っ先に手がつけられるのは、小沢の政治活動をがんじがらめに縛っていた党員資格停止処分の解除だ。
さっそく輿石幹事長は「党員資格停止を解除する」とコメントした。指定弁護士側が控訴するか否かによらず、1審無罪の時点で「処分解除」ということだ。

党員資格さえ取り戻せば、小沢は再び党の方針に口出しすることができるようになる。代表代行などの要職に就き、執行部のクビ根っこを押さえることも簡単だ。あとは党内最大グループを背景に、一気呵成に野田を追い詰めるシナリオだ。政治評論家の本澤二郎氏がこう指摘する。
「言うまでもなく、小沢サイドの大方針は『消費増税反対』です。これまで、執行部の報復を恐れて様子見を決め込んでいた議員たちも、増税路線では次の選挙で勝ち目がないから、雪崩を打つように小沢グループに傾くでしょう。現在100人規模の小沢グループはさらに数と勢いを増し、消費増税を断念するまで野田政権を追い込むつもりです。国民だって『原点回帰』を訴える小沢氏に味方する。支持率20%そこそこで死に体の野田内閣は、総辞職に追い込まれる可能性もあります」

もちろん、捨て身の解散・総選挙なんて打たせないし、野田がいくら首相のイスにしがみつこうとも、9月の党代表選では百パーセント勝ち目がない。もちろん、今度は小沢自ら堂々と出馬することもできる。その場合は、小沢首相の誕生だ。
見事なまでの形勢逆転。野田は観念して、百姓でもやるしかない。

◆小沢復権で「反小沢一派」は駆逐される運命

小沢一郎に「無罪判決」が下ったことで、反小沢一派は真っ青になっている。これまで、小沢一郎を「党員資格停止」にし、人事も政策もやりたい放題にやってきたが、小沢が無罪になったことで、もう勝手はできない。「反小沢一派」が、急速に力を失っていくのは間違いない。
反小沢の仙谷由人や岡田克也たちは、「まだ無罪判決は確定していない」「高裁、最高裁が残っている」とイチャモンをつけ、なんとか小沢の「党員資格停止」をつづけるつもりだ。
しかし、東京地検が「起訴」を断念し、裁判所も「無罪」と判断したのに、「党員資格停止」を解除しなかったら、100人いる「小沢グループ」は黙っていない。輿石幹事長も即刻、解除すると宣言した。

「反小沢一派が、権力を握ってこられたのは、最高実力者の小沢一郎を“座敷牢”に閉じ込めていたからです。小沢が復権したら、党内の勢力図はガラリと変わる。これまでのように反小沢一派が勢力を維持するのはムリです。とくに政権の“黒幕”仙谷由人は、追い込まれ、窮地に陥っていくでしょう。小沢グループは、仙谷にカンカンになっていますからね。もし、仙谷たちが権力を失うことを恐れて『党員資格停止』を解除しなかったり、小沢一郎を要職に就けなかったら、党内は血みどろの闘いになりますよ。いずれにしろ、小沢一郎に無罪判決が下りたことで、反小沢一派に支えられている野田内閣が弱体化していくのは確実です」(政治評論家・山口朝雄氏)
反小沢一派は「我が世の春」を謳歌してきたが、小沢無罪によって権力を失っていくことになる。



29 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/27(Fri) 07:42
◆検察は小沢に負けて解体だろうが、必ず巻き返しを図ってくる

旧勢力が総がかりで小沢を潰しにかかった謀略裁判で無罪判決を勝ち取ったことは、とてつもなく大きい。裁判所にも、わずかばかりの良心は残っていることが示されたともいえる。
「今後は検察審査会のあり方を検証する動きが加速するでしょう。検察は、捜査報告書の捏造までして、小沢さんを検察審で強制起訴させた。不毛な裁判でしたが、司法改革が進む契機になって欲しいと思います」(ジャーナリスト・魚住昭氏)
具体的な証拠も動機もないのに、2年半もの間、無実の人間を縛り付けた。この落とし前をどうつけるのか。検察審だけでなく、特捜部の解体までいってもおかしくないのだ。裁判所も検察の捜査のやり方を断罪した。
国会議員も黙ってはいない。場合によっては検事総長の証人喚問だってあり得る。人事権を取り上げることになるかもしれない。

だが、これで日本の司法がマトモになると思ったら大間違いだ。ブザマな敗北を喫した検察が、このままおとなしく引き下がるワケがない。
「小沢裁判をめぐっては、検察内部でも、東大法卒エリートの『赤レンガ派』と『現場派』の対立があった。今の笠間検事総長は、中大卒で、現場経験が長い叩き上げ。小沢事件の捜査に疑問を呈し、検察は自浄作用を発揮すべきだと言っていた。ただ、検察内では傍流のため、強硬論に押し切られる可能性もある。エリートの赤レンガ派は決して敗北を認めようとはしないからです」(検察関係者)
検察の組織防衛本能はハンパじゃない。必ず巻き返しをはかってくる。笠間総長が6月で退任し、後釜にはバリバリの赤レンガ派である東京高検の小津検事長が就くとされているから、なおさらだ。

小沢が会長を務める新政研では、「司法と国民の関係についての特別研究会」を設置することを決めた。検察との戦いは、まだまだ続くのである。



30 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/27(Fri) 07:44
これはもともと検察の言いがかりだったということが結論だ。

31 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/27(Fri) 08:39
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チェック

..?
小沢元代表無罪:高かった政治資金規正法の壁
毎日新聞 2012年04月26日 11時22分(最終更新 04月26日 13時35分)


民主党の小沢一郎元代表の資金管理団体「陸山会」の土地取引を巡り、政治資金規正法違反に問われた判決公判が行われた東京地裁104号法廷=2012年4月26日午前9時57分(代表撮影)
拡大写真 26日の東京地裁判決は「秘書任せ」とした元代表の説明を疑問視し元秘書らからの「報告・了承」も認め「灰色判決」の印象が強い。それでも無罪としたのは、指定弁護士が示した複数の状況証拠や元代表の関与を認めた元秘書の一部の供述調書を「共謀を認めるには不十分」と評価した結果と言える。背景にはそもそも検察が2度不起訴にするほど証拠が「薄い」ことに加え、政治団体代表者を刑事責任追及から守る構造になっている政治資金規正法の「壁」の高さもあるだろう。

 規正法は政治団体代表者について、会計責任者の選任・監督の注意義務違反を罰するなどにとどまり、公選法のような連座制の規定もない。代表者が有罪とされるのは会計責任者に虚偽記載を指示して共犯を認められた場合などに限られる。

 元代表の関与を直接的に示した元秘書たちの供述調書の大半は、地裁が「取り調べの違法性」を理由に証拠から排除。指定弁護士は「(虚偽記載の隠蔽=いんぺい=工作と主張する)4億円融資の際に元代表が署名・押印した」といった状況証拠を中心に据え、裁判官に共謀の「推認」を求める戦術をとらざるを得なかった。

.

32 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/27(Fri) 08:54
小沢氏の関与を認めたことで、
今後政治資金規正法単体では有罪にできないという裁判例ができた。非常に良いこと。


33 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/27(Fri) 08:59
もともと政治資金規正法というのは、会計責任を政治家から分離する目的で立法されたもの。
だから無罪は最初からわかりきっていた事。

そんなくだらないことに、これだけに時間と金を費やしたのは、もはや犯罪と言える。
これから追求するなら、検審の実態解明に加え、佐久間の違法捜査と訴因変更をした経緯、
特にマスゴミリークをした奴と、告発者の素性の特定だろうな。




34 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/27(Fri) 09:04
石原創価がまたぞろ証人喚問などと、非常識な戯言を抜かしているが、
これは実は、証人喚問に応じないなら消費税審議に応じないという、
消費税つぶしの鬼手でもある。

すでに政局は小沢氏が支配している。

この安心感は一体なんだろうね?w





小沢氏の作り上げた唯一の実績
政治資金規正法の形骸化への安心じゃないかな


政治資金規正法の形骸化も何も、



35 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/27(Fri) 09:16
今回の判決から察するに、裁判所は検察官役の弁護士らに対して、あんた達は善戦したよ!立派に職責を果たした。言い分も取り入れた、しかし共謀罪を立証するには証拠がなさ過ぎる。今回以上の新たな証拠でも発見しない限り、勝ち目はない。つまり、控訴などしないようによく相談しなさい、と暗示している。故に公訴棄却と云う恥の判決は出さなかったのだから、善しとしなさいと諭している。或る意味では、これ以上裁判の継続は司法が望んでいないんだぞ!と脅してさえいるかもしれない。


36 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/27(Fri) 09:28
小沢無罪。

党籍復帰。

これで増税は消えたな。



37 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/27(Fri) 10:48
小沢元代表「判決は私の主張に沿うもの」
< 2012年4月26日 15:23 >


   26日、民主党・小沢元代表が政治資金規正法違反罪に問われた裁判で、東京地裁が小沢氏に無罪を言い渡したことを受け、裁判終了後、小沢氏は文書でコメントを発表した。

 「本日の判決について」という題名で、内容は「本日の判決は『虚偽記載について共謀したことは断じてない』という、かねてからの私の主張に沿うものである。裁判所の良識と公正さを示していただいたことに敬意を表するとともに、今日までご支援いただいた同志と全国の皆さんに感謝を申し上げたい」というもの。

 また、小沢氏の事務所によると、検察官役の指定弁護士が26日の判決に控訴するかどうかを決めた後に、小沢氏本人が記者会見する予定だという。



38 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/27(Fri) 10:51
小沢一郎という政治家は代え難い〜松木議員
< 2012年4月26日 18:54 >


   26日、民主党・小沢一郎元代表が政治資金規正法違反罪に問われた裁判で、小沢氏に無罪が言い渡されたことを受け、小沢氏に近い松木謙公議員は、裁判所の判断を歓迎した。

 松木議員「この何年間、大変つらかったんじゃないか。本当に罪が晴れてよかった。この国のために、小沢一郎という政治家は代え難いところがありますんで」



39 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/27(Fri) 11:13
小沢元代表無罪「違法性認識」示せず 状況証拠中心
配信元:
2012/04/27 00:00更新

小沢一郎民主党元代表と、石川知裕衆院議員(38)=1審有罪、控訴中=ら元秘書との間の「報告・了承」を認定しながら、無罪を導き出した東京地裁判決。「疑わしきは被告人の利益に」とする刑事裁判の大原則に沿った判断だが、状況証拠を中心にした事実認定のハードルや政治資金規正法の共謀立証の難しさが浮き彫りとなった。

 ■元秘書との共謀は認定せず

 「元代表に4億円もの債務を負わせる手続きは、石川議員の裁量の範囲を超えている」「4億円の簿外処理などを秘書が独断で行うはずはない」…。

 判決ではこう指摘し、4億円の簿外処理や土地代金の支出先送りについて、小沢元代表が元秘書らから報告を受け、了承していたと認定した。

 そこまで認定しながら、なぜ、小沢元代表は無罪になったのか。

 判断のポイントとなったのは、小沢元代表の「違法性の認識」への評価だ。判決は「小沢元代表が、違法なことまで了承したとは言い切れない」と判断した。

 土地の取得費を平成16年でなく17年に先送りした件では、判決は「石川議員から土地取引の交渉経緯までは報告を受けておらず、小沢元代表は取得費を16年分に計上すべきだとは認識していなかった可能性がある」とした。つまり、小沢元代表は17年に土地が取得されたと考えていた余地が残る、という理屈だ。

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小沢元代表無罪(4)無罪判断も「秘書…
小沢元代表無罪(5)石川議員報告せず…
記事本文の続き 直接証拠に乏しく、状況証拠が中心の事件では、事実認定のハードルは高い。大阪市平野区の母子殺害放火事件で、最高裁判決(22年)は「状況証拠で有罪認定するのには被告が犯人でなければ説明できない事実が必要」との基準を示している。
 今回のケースも、ある裁判関係者は「小沢元代表が共謀したとしか考えられないという事情の証明が、足りなかった」と分析し、「政治資金規正法で政治家の犯罪を問うことは極めて難しいということも示した」と解説する。
 ■元秘書3人の虚偽記載は改めて認定
 一方、判決は、元秘書らが、小沢元代表が提供した4億円を政治資金収支報告書に記載しなかったり、土地取引の時期をずらしたりしたことを、虚偽記載に当たる、と明確に認定した。
 元秘書3人は昨年9月に有罪判決が言い渡されており、2度にわたって司法に断罪された形となった。
 虚偽記載を否定した石川議員、池田光智元私設秘書(34)=同=らの証言内容について「信用することができない」などとそれぞれ否定した。
 動機についても「小沢元代表が、4億円もの巨額資産を有することが公表されて批判的な報道の対象となり、政治的に不利益を被る可能性を避けるためだけの簿外処理だった」とし、検察官役の指定弁護士側の主張どおりに認定した。
 ■強制起訴制度に初判断
 今回の公判では、石川議員を取り調べた検事が、捜査報告書に実在しないやり取りを記載していたことが判明。弁護側は「虚偽の捜査報告書が検察審査会に提出されており、起訴議決は無効」として公訴棄却も求めていた。
 判決では「事実と反する捜査報告書を作ることはあってはならないが、証拠の瑕疵(かし)と手続きの瑕疵は別だ」と述べ、有効だと認定。強制起訴制度の効力に関する司法判断は初めてとなった。
 一方、報告書を作った検察については、「検審の判断を誤らせることは決して許されない」などと、厳しい言葉で非難。「検察庁は経緯や原因を十分調査し、対応すべきだ」と異例ともいえる注文を付けた。




40 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/27(Fri) 11:50
検察官役の弁護士らの控訴はなく、判決は一審で確定するだろう。控訴の決定は5月11日になっている。小沢一郎も、指定弁護士が控訴を見送って判決が確定するまでは、記者会見はしない、と言っているようなので、勝っても兜は緩めていない。さて、それでは今後の政局が如何なる経緯を示すのかに興味は移る。まず初めに起きることは小沢の「党員資格停止」の解除だ。輿石幹事長は連休明けに、その手続きに入ると確信的に言っている。前原がチャチャを入れているようだが、馬耳東風の趣だ。連休明けに常任幹事会を開き、四の五の揉めている間に、11日が来て控訴断念の情報が出るものと思われる。また、野党からは「説明責任」の馬鹿の一つ覚えが連呼されるだろうが、輿石の腹は「無罪の結論なのだから不要」「「本人はいろんな場所で説明責任を果たしている。『まだ足りない』という人は、本人に直接聞けばいい」とケンモホロロ。

 

こうなると、小沢支持グループの勢いがつくだけでなく、日和見的な立場で逃げ腰だった連中が、反小沢グループから極力距離を置こうと蠢くに違いない。(笑)そうなると、民主党の勢力図はがらりと変わる。アバウトだが衆議院300人、参議院100人の計400人の国会議員の中で、あきらかな反小沢議員は100人程度、親小沢議員が220人、それでも風見鶏が80人という按配になる。もう反小沢グループが民主党で実権を握ることは不可能になる。反小沢の中でも金魚の糞グループがいるので、本気で小沢に逆らい続ける議員は50人居るか居ないかではなかろうか。

 このような状況になるであろう民主党内において、その党内基盤を知ってでも、野田佳彦が消費増税法案を通過させようとすることは、殆ど不可能な事になる。小沢が3月初めに野田との会談の条件として“消費税増税に関する与野党協議会の設置”による継続審議にでも応じない限り、野田は座して死を待つか、強引に衆議院で採決し、頓死することになる。


41 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/27(Fri) 14:41
これはよい判決だと思う。
小沢氏の関与を認めたことで、今後政治資金規正法単体では公訴できないか、
しても裁判所には相手にされないという判例ができた。



42 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/27(Fri) 15:26
 評論家の佐高信氏はこう言った。
「松下未熟塾の政治家による子供の政治が終わりを告げ、大人の政治が、ようやく始まる。そんな期待が持てます。民主党における小沢一郎氏は、子供の中にひとり、大人が交じっているようなもの。小沢氏が真っ白かどうかは分かりませんが、極端な話、悪いこともできない子供には良い政治もできないのですよ。子供集団の民主党政権は、官界、財界にナメられている。だから、消費税引き上げや原発再稼働などという考えられない話が出てくるのです。政治がダメだから官が暴走し、消費税引き上げに反対する文化人を狙い撃ちにするような嫌がらせも起こっている。こうした政治を是正しなければならない。小沢氏が無罪を勝ち取ったことで、状況は確実に変わってくると思います」


43 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/27(Fri) 16:53
今回の判決の特徴の一つとして、裁判所が指定弁護士側にえらく気をつかった判決を出した点が挙げられる。このことの意味するところは・・・。「指定弁護士諸君よ、裁判所は君たちの顔を立ててやっただろう。もうこれ以上、裁判を引っ張るなよ。」というメッセージとも受け取れるのではないだろうか。

実際に司法、検察関係者からすれば「小沢さんを追い詰める」はずが「司法・検察が追い詰められる」状況に陥ってしまった。裁判が長引けば長引くほど「自分達が更に追い込まれる」という危機感が彼らの中に生じたことは疑いのない事実であろう。「もう、小沢さんの事件には関わりたくない」という気持ちが生まれても不思議ではない。

弁護側は勝利したわけだが、彼らが本来、目指していたのは「公訴棄却」であった。だから弁護側にすれば「完全勝利」という気持ちにはなれないのだろう。しかし、裁判所が「公訴棄却」を認めると言うことは、実質、最高裁の管理下にある「検察審査会」の運営に何らかの瑕疵が有った事を認めることに繋がりかねないので、裁判所としては「公訴棄却」を出せなかったというのが本音なのかもしれない。



44 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/27(Fri) 19:34
大善裁判長は今まで一度も「無罪判決」を出したことが無い人といわれてきたが、
 
「平成の小島惟謙」

   とも言うべき歴史の評価に耐えうる判断をしていると評価される。


45 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/28(Sat) 21:22
まとめると

事実に対する故意を欠けば、故意犯はそもそも成立し得ない。
さらに、自己の犯罪を共同実行する意思を認定できなければ
共謀共同正犯の成立など到底無理と言わねばならないのだ。

 犯罪の成立とは、あらかじめ法令に規定された犯罪構成要件に
該当する違法で有責な行為が裁判所で認定されて初めて認められる。
これが罪刑法定主義と適正手続にもとづく我が国の刑事制度である。
 政治資金規正法25条1項3号の収支報告書虚偽記入罪は故意犯で
あるところ、裁判所は虚偽記載の事実自体への故意認定を退け、
訴追側は犯罪構成要件段階での立証にすら失敗している。

そして、小沢氏自らが報告書への記載者でない以上、実行の事実も認め得ず、
とはいえ、故意を欠く以上、当該犯罪を共同実行する意思など
もとより認定できようはずもないから、共謀の事実も退けた。

 したがって、小沢氏の無罪とは犯罪の事実自体が成立し得ない
明白な無罪であって『ほとんど有罪』などではないといえる。

これをあえて『ほとんど有罪』などと主張するのは余りにも不勉強
もしくは、あえてこれを知ってする悪質な非難でしかない。

 もっとも、これまで小沢氏を犯罪者同然に非難してきたマスコミに
とってみれば、このような不都合な事実を突きつけられて、いまさら
掌返しすら出来ず、もはや自己正当化に終始しなければ、自らの存在
そのものが危ういくらいに追い詰められているのかもしれない。
 とはいえ、無罪という事実の前には所詮負け惜しみに過ぎないのは
彼らにも分かることだ。この話題も、どうせ臭いものに蓋をするように
ほどなく消し去ってしまうことだろう。それがいつもやり方だからだ。


46 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/29(Sun) 08:46
裁判所は共謀を立証するには直接証拠が必要と言ってる訳で
新たな直接証拠が無いのなら控訴は無理
控訴しても最終判決は控訴棄却です
何しろ新しい材料が何もないんですから


47 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/29(Sun) 09:20
「有罪ありき」が前提の裁判であったこの裁判が[無罪判決]で終わったという事実は重要である。

いわば、この政治裁判が行き詰まったということであり、この「無罪判決」で、裁判自体が挫折したということである。



48 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/29(Sun) 10:43
ヤメ検の郷原さんが解説していますが、この判決文は、たしかに組織防衛、保身のための論理立ても見られますが、マスコミがいうような、小沢氏を「限りなくグレー」と断じたものでもないと思いますよ。
骨子は、「小沢氏が秘書から政治資金報告書の記載について報告を受けていたとしても、明確な犯意があって、秘書らに指示もしくは相談をしたという証拠がない限り、罪に問えない」⇒つまり、この件はどうあっても小沢氏の告発は無理、というものですから、指定弁護士側にとっては、控訴が技術的にとても難しい(小沢氏が具体的に犯意を持って指示をしたといった証拠を示さなければならないので)、つまり控訴を半ば封じた判決なわけです。

単純化すれば「これぐらいの些細な法令違反、しかもその共謀罪で、政治家を刑事告訴するには、そうとうの証拠や背景の解明が必要」と断じているわけで、同時に、虚偽の捜査報告書を作成して検察審査会に送ったことについては、検察を厳しく叱り付けています。

そういう意味では、裁判官としての保身、裁判所の組織防衛を図りつつ、最大限まっとうな論理を展開した判決であるわけで、それを「限りなく黒に近いグレーという判決だった」とプロパガンダしまくっている自民党や大マスコミなどが、「判決の意味がわかってない」だけなのです。

ちなみに、秘書の虚偽記載については、推認により「認定」をしていますが、その一方で、水谷建設からの裏献金については言及せず、たんに「小沢氏が個人的に4億円も持っていることがわかると政治的に不利になるかもしれない」と思って、虚偽の記載をしたが、重大な犯意を持ってそれを行ったかどうかについてはわからない(⇒半ばその場しのぎの思いつきでやった)、という「推認」を行っていて、登石判決と比べると、それなりに「穏健な(石川元秘書らの立場を尊重した)」判断が下されていると思います。

詳しくは、IWJによる郷原さんのインタビューなどをご覧いただきたいのですが、いずれにせよ、小沢氏がこの判決のなかで「限りなく黒に近いグレー」と認定されたという解釈自体が反小沢プロパガンダであり、騙される人がまた増えないよう、声を大きくして真実を語っていきましょう。


49 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/29(Sun) 10:52
相手方の主張全部認めての無罪だから、完璧に無罪という主張です。


(相手方の主張について、判決で理解を示したことによって、《争いが無い》状況になっているので、その点でも控訴理由が無くなってしまい、控訴不能。)

50 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/29(Sun) 11:31
小沢氏無罪判決をどう見るべきか
ttp://www.twitlonger.com/show/h68car
2012年4月28日 郷原信郎


 政治資金収支報告書への真実記載義務を会計責任者・職務補佐者に課し、代表者には会計責任者の選任・監督両方に過失がある場合の罰金刑のみ定めている現行政治資金規正法の下では、代表者が虚偽記入の共犯の責任を負うのは、具体的な指示等の関与があった場合に限られる。本件では代表者の小沢氏の刑事責任追及は困難だというのが刑事司法関係者の常識であり、検察の二度にわたる不起訴も当然の判断であった。
 今回の判決は、そういう「当然の判断」を、法解釈論で一刀両断的に行うのではなく、虚偽記入の犯意を根拠づける具体的な事実の認識の面から丁寧に行っている。陸山会の収支報告書の収入の欄に、小沢氏からの4億円の借入金が一つは記載されている。それを小沢名義での「銀行からの借入金」と小沢氏からの借入金と二つ記載しなければならなかった、というのが、検察及び指定弁護士の主張だ。しかし、仮に、それが認められたとしても、小沢氏の側に、二つの記載が必要だという認識があったことを根拠づける証拠がないというのが無罪の理由だ。
 小沢氏の方は「不動産取得に必要なのは4億円弱であり、それを自分の側で提供した」という認識で、その4億円の借入金の記載が行われていれば特に問題はないと思っていた、というのが常識的な見方であろう。ここは、収支報告書の虚偽の認識に関する重要なポイントであり、判決の指摘は適切だ。
 その一方で、判決は、検察審査会の議決や指定弁護士の主張の中で共謀の根拠とされた事実も相応に認定し、それらの主張が的外れではないという評価を行っている。この裁判が検察審査会という市民の議決に基づいて行われたものであることや、小沢氏に対する批判的世論にも配慮したものと思われる。
 一見すると有罪と紙一重の判断であるかのように見えるが、無罪の結論は裁判所にとって、既定の当然の判断で、有罪とは相当な距離があった見るべきであろう。控訴しても、無罪の結論が覆るとは考えにくい。
 しかし、当然の無罪判決に至るまでには、多くの紆余曲折があった。
3年余り前、当時野党第1党党首であった小沢氏の秘書を比較的少額の政治資金規正法違反で突然逮捕して始まった小沢氏関連の捜査は、迷走を続けた末、不本意な結果に終わった。その後、政権交代で与党幹事長の地位に就いた小沢氏 に対して遺恨試合のような形で特捜部が着手したのが陸山会事件であった。
 当初、小沢氏から提供された不動産購入代金4億円の原資がゼネコンからの裏金との想定で石川氏と秘書3人を逮捕したが、裏金捜査は不発に終わり、4億円虚偽記入等の形式犯だけの立件となった。
検察としては、小沢氏不起訴は当然の判断だったが、それに納得できない特捜検事らは、検審の議決によって不起訴決定を覆すことを画策した。虚偽記入についての小沢氏への報告・了承を認める石川氏の取り調べ状況に関して虚偽の報告書を作成して検審に送付、素人の審査員は小沢氏の共謀を認定し、起訴すべきとの議決を出した。
 検察が2度にわたって不起訴としているだけにより強く働くべき「推定無罪の原則」は殆ど無視され、指定弁護士の起訴によって被告人の立場に立たされた小沢氏はあたかも犯罪者であるかのように扱われ、党員資格停止など重大な政治的ダメージを受けた。
 しかし、本件で、それ以上に致命的なダメージを受けたのが検察であった。小沢氏処罰に向けての画策が失敗に終わっただけではなく、ストーリーの押し付けによる不当な取調べ、虚偽の捜査報告書作成等の問題が表面化したことで検察への信頼は更に大きく失墜した。
本来、公訴権を独占する検察の権限抑制のために導入された起訴議決制度が、逆に政治的意図による捜査に悪用される危険性が露呈した。不当捜査の実態を改めて検証し特捜検察の在り方を根本的に改めるとともに、検察審査会についても、「推定無罪の原則」が働かない現状を前提とすれば、審査や議決の経過の透明化、被疑者・弁護人側からの弁解・反論の機会の保障など抜本的な制度改正を行う必要がある。


 



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