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小沢一郎、無罪判決(東京地裁判決)

1 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/26(Thu) 10:04
本日、朝10時東京地裁は

  小沢一郎氏に無罪判決

       を言い渡した。

24 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/26(Thu) 21:34
小沢元代表「違法認識せず」=主要争点外で無罪認定―厳格立証求める・東京地裁
時事通信 4月26日(木)20時44分配信

 小沢一郎民主党元代表(69)への26日の判決で東京地裁は、秘書との共謀について検察官役の指定弁護士側の主張をほぼ全面的に認め、主要な争点での小沢元代表側の反論をことごとく退けた。その上で、ほとんど争われていなかった点を挙げ、元代表が違法性を認識していなかった可能性を指摘し、無罪の根拠とした。
 あらゆる可能性を想定し、その全てを否定できない限りは有罪と認定できないとも受け取れる内容で、収支報告書の虚偽記載罪の共謀成立について、極めて厳格な証明を求めたと言える。
 公判で最大の争点となったのは、土地購入費の4億円を2004年分の収支報告書に記載しないことについて、小沢元代表が石川知裕衆院議員らから報告を受け、了承したかどうかだった。この点について判決は、多数の状況証拠から、「報告・了承」を指定弁護士の主張通りに認めた。
 無罪のポイントとなったのは、小沢元代表が、そもそも4億円を報告書に記載する義務があると認識していたのかという点だ。
 判決は、石川議員が土地代金の支払いを翌05年に遅らせる交渉に失敗した結果、04年分の報告書に土地取得を記載しなければならない事態に陥ったと指摘。これは同議員の「失態」だったとして、不興を恐れて小沢元代表に報告しなかったと考える余地があるとした。
 このため小沢元代表は、04年に土地代金の支払いが終了していることを知らず、記載義務の認識がなかった可能性があるとした。 

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強制起訴、他に5件=立証厳しい事件も
指定弁護士「ふに落ちない」=「安堵している」と弁護団
最終更新:4月26日(木)20時48分



25 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/26(Thu) 21:51
証拠も無いのに控訴出来ないだろう。折角の大善の大善無罪判決を控訴受け付けて裁判所の信頼を又逆戻りはさせないだろう。

26 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/27(Fri) 07:37
小沢無罪完全勝利!!検察の暴走を批判 共謀を否定 (日刊ゲンダイ) 
ttp://www.asyura2.com/12/senkyo129/msg/405.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 4 月 27 日 00:32:58: igsppGRN/E9PQ


小沢無罪完全勝利!!検察の暴走を批判 共謀を否定
tp://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-5625.html
2012/4/26 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


判決理由は玉虫色

長く不毛な裁判にようやく一区切りがついた。検察審査会によって強制起訴された小沢一郎・元民主党代表に対し、東京地裁(大善文男裁判長)はきょう(26日)午前、無罪判決を言い渡した。判決の瞬間、小沢は軽くうなずき、頭を下げた。弁護団からは「よしっ」の声が飛んだ。その後、裁判長は判決理由を読み上げ、司法・検察の違法、不当捜査を断罪した。

小沢の政治資金団体・陸山会の土地取引を巡り、政治資金収支報告書の虚偽記載を問題視した検察は政権交代の立役者、小沢の元秘書らをいきなり逮捕し、小沢自身も裁判にかけることで、その政治活動を封印した。あり得ないような裁判の過程で明らかになったのは、魔女狩りのごとく、最初から小沢を狙い撃ちにした検察の横暴と、そのためには捜査報告書すらも捏造するというデタラメ手法だ。裁判長は、検察審査会が強制起訴の根拠とした報告書の供述が捏造されていたことについて「事実に反する報告書を提出し、検察審査会の判断を誤らせるようなことは決して許されない」と批判した。

とはいえ、審査会の強制起訴議決は有効とし、公訴棄却とはしなかった。小沢の元秘書らが、不動産購入の原資となった4億円という巨額資産の存在を隠すために、収支報告書に虚偽記載したことは認定した。判決は無罪だが、小沢の不動産購入の不自然さや怪しさをにじませる内容だ。司法・検察のメンツも立てたような判決なのだが、さて、今後の小沢はどうなる、どうする? 無罪判決を受けて、民主党の輿石幹事長は小沢の党員資格停止の解除の手続きを始めることを明言した。フリーハンドを得れば、小沢は本気で、消費税引き上げ潰しに動くとみられる。魔女狩り裁判で敗北した司法・検察はどう落とし前をつけるのか、それとも、しぶとく巻き返すのかも注視する必要がある。日本中の注目を集めた「小沢判決」後をさまざまな角度から探ってみる。

◆この暗黒裁判は歴史的にどう見られるか

オランダ人ジャーナリストのカレル・ヴァン・ウォルフレン氏は小沢裁判について、こう言っていた。
「小沢一郎氏の裁判で考えなくてはいけないのは、捜査、逮捕、起訴、裁判が先進国として、きちんとバランスのとれたものであったかということです」
「小沢氏を標的にして進行していることは人物破壊です。長年かかって築き上げてきた既得権益を破壊しようとする人物(=小沢一郎)に銃口を向け、そして引き金を引く。体制側にとって、新種の人間というのはいつの時代も脅威なのですが、こういうことが許されていいのか」
これが先進国の第一線ジャーナリストの見立てなのだ。この裁判がいかに異常で異様だったか分かる。

言うまでもなく、小沢は政権交代の立役者だ。政治主導、官僚支配打破の先頭に立つべき政治家だった。だから、検察は狙い撃ちにした。2009年3月に西松事件で小沢の元秘書を逮捕すると、翌年は「陸山会」の土地取引に目を付け、現衆院議員の石川知裕など元秘書ら3人を逮捕。がんがん締め上げ、小沢への裏金を暴こうとした。結局、裏金の証拠はなく、小沢本人の起訴は断念したが、検察審査会が強制起訴した。検察審査会が強制起訴の根拠とした捜査報告書は捏造だった。恐怖の謀略と言うしかない。

小沢に無罪判決が出たが、21世紀の日本でかくも異常な魔女狩り裁判が行われたことは歴史にハッキリ記さねばならない。あってはならない「政治的謀略」と「人権破壊」が白昼堂々と行われ、しかも、大メディアはそれを批判するどころか、暴走検察のリーク情報を垂れ流し、そのお先棒を担いだのである。
ウォルフレン氏は小沢の元秘書で衆院議員・石川知裕ら3人に有罪が下った判決にも驚いていた。
「判決は推認による有罪でした。私に言わせれば、あれは司法による“大量虐殺”に等しい。秘書3人は、別に政治献金を着服したわけではありません。単なる記載ミスです。推認によって有罪判決を受けるといったことが先進国であっていいのでしょうか」
これがこの国の司法の姿だ。だから、小沢無罪でも喜べない。「これにて一件落着」にしてはいけない。司法の責任を徹底追及する必要があるのである。



27 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/27(Fri) 07:39
◆捏造検事のお咎めなしでこの国の司法に反省なし

小沢裁判で次々と明らかになったのは、「正義の味方」ヅラしてきた検察のデタラメだ。中でも見過ごせないのが田代政弘検事(=現法務総合研究所)による捜査報告書の捏造である。ここに出てくる小沢の元秘書、石川知裕衆院議員の供述は検察審査会が小沢を強制起訴にする際に、最大級の根拠としたものだ。それがデッチ上げだったのだが、検察当局は臭いものにフタをしようとしている。田代は虚偽有印公文書作成・同行使容疑で刑事告発されているが、起訴を見送る方針なのだ。
「田代のほか、複数の幹部に対し、懲戒を含む人事上の処分でお茶を濁すつもりです」(司法事情通)

これだけデタラメが発覚しても、反省ゼロ。これじゃあ、小沢はやられ損だ。司法の暴走が止まらなければ、いつ誰がどんな形で抹殺されるか分からない。本当に恐ろしいことだ。東京地検の検事だった弁護士の落合洋司氏はこう言う。
「今度の裁判で国民が疑問視したのは、検事が被疑者をいたぶり、自分たちが描いた見立て通りの供述にもっていく捜査手法です。真(しん)摯(し)に反省するのであれば、司法取引の導入など捜査手法や制度の全面的な見直しが必要です。しかし、そんな動きはまったくない。世界中がそれを模索しているのに、日本の司法当局だけが旧態依然の捜査手法を変えようとしない。今回はたまたま石川氏がICレコーダーを回していたので、『バレちゃった』『ヘタ打ったな』と、この程度の感覚しかないのではないか。この事件をキッカケに反省し、改革をしないようでは、どうしようもありません」
判決とは関係なく、この国の司法当局は一度解体させなければダメだ。

◆魔女狩り裁判の狙いは霞が関による民主党政権つぶし

野田官邸をはじめとする永田町は、裁判の結果に固唾をのんでいたが、その裏で司法・検察は「してやったり」と舌を出していた可能性がある。
彼らにとって、判決の結果なんかはどうでもいいのだ。要は、元秘書逮捕→小沢本人の強制起訴→裁判という流れの中で、小沢の動きを3年2カ月もの間、完全に封じ込めたことだ。
その結果、民主党政権は小沢を排除し、官に頼るようになり、政治主導を放棄した。霞が関の走狗と成り果て、野田政権は消費増税や原発再稼働、TPP参加に血道を上げ、案の定、内閣支持率や民主党支持率は急降下。いまや、国民に見放され、解散もできなくなった野田はますます、官ベッタリの姿勢を強めていくしかない。

これぞ、司法・検察=霞が関の狙いだったとすれば、彼らの目標は完全達成したことになるのである。政治評論家の野上忠興氏が言う。
「なぜ、司法・検察は小沢氏の追及にかくも執念を燃やしたのか。無理に無理を重ねて、なぜ、執拗な捜査を続けたのか。小沢氏が目指した統治機構の改革に恐れをなしたからだとすれば、その動きを封じ込めることで、彼らの目的は達したことになります」

おそらく、民主党政権は次の選挙で消滅する。二度と与党に戻れない。官僚どもの高笑いが聞こえてきそうだが、ちょっと待った。
「小沢氏の動きを封じ込め、民主党政権を潰せば、官僚復権となるのでしょうか。経済成長が見込めず、右肩上がりの時代は終わった。官僚が上から目線で、予算を配分し、業界ににらみを利かせて統治できる時代ではない。それが分からないところが、日本の官僚のどうにもならないところなのです」(野上忠興氏=前出)

いまだに自分たちが特権階級だと思い、民意を平然と無視する官僚たちは、小沢がいようがいまいが、賞味期限切れなのである。
3年2カ月はごまかせたとしても、今後も同じようにいくと思ったら大間違いだ。これからは彼らが保身のために起こした暗黒裁判に対する歴史的検証が始まる。民主主義と法治国家をないがしろにしながら、平然としている亡国官僚が生き残ることはあり得ない。

◆小沢一郎は民主党政権実現の立役者だが、これからどう処遇するのか



28 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/27(Fri) 07:41
無罪判決で晴れて自由の身になった小沢。民主党政権の立役者の完全復権で、野田ドジョウはいよいよ追い込まれることになる。ハッキリ言って、半年も持たない。
真っ先に手がつけられるのは、小沢の政治活動をがんじがらめに縛っていた党員資格停止処分の解除だ。
さっそく輿石幹事長は「党員資格停止を解除する」とコメントした。指定弁護士側が控訴するか否かによらず、1審無罪の時点で「処分解除」ということだ。

党員資格さえ取り戻せば、小沢は再び党の方針に口出しすることができるようになる。代表代行などの要職に就き、執行部のクビ根っこを押さえることも簡単だ。あとは党内最大グループを背景に、一気呵成に野田を追い詰めるシナリオだ。政治評論家の本澤二郎氏がこう指摘する。
「言うまでもなく、小沢サイドの大方針は『消費増税反対』です。これまで、執行部の報復を恐れて様子見を決め込んでいた議員たちも、増税路線では次の選挙で勝ち目がないから、雪崩を打つように小沢グループに傾くでしょう。現在100人規模の小沢グループはさらに数と勢いを増し、消費増税を断念するまで野田政権を追い込むつもりです。国民だって『原点回帰』を訴える小沢氏に味方する。支持率20%そこそこで死に体の野田内閣は、総辞職に追い込まれる可能性もあります」

もちろん、捨て身の解散・総選挙なんて打たせないし、野田がいくら首相のイスにしがみつこうとも、9月の党代表選では百パーセント勝ち目がない。もちろん、今度は小沢自ら堂々と出馬することもできる。その場合は、小沢首相の誕生だ。
見事なまでの形勢逆転。野田は観念して、百姓でもやるしかない。

◆小沢復権で「反小沢一派」は駆逐される運命

小沢一郎に「無罪判決」が下ったことで、反小沢一派は真っ青になっている。これまで、小沢一郎を「党員資格停止」にし、人事も政策もやりたい放題にやってきたが、小沢が無罪になったことで、もう勝手はできない。「反小沢一派」が、急速に力を失っていくのは間違いない。
反小沢の仙谷由人や岡田克也たちは、「まだ無罪判決は確定していない」「高裁、最高裁が残っている」とイチャモンをつけ、なんとか小沢の「党員資格停止」をつづけるつもりだ。
しかし、東京地検が「起訴」を断念し、裁判所も「無罪」と判断したのに、「党員資格停止」を解除しなかったら、100人いる「小沢グループ」は黙っていない。輿石幹事長も即刻、解除すると宣言した。

「反小沢一派が、権力を握ってこられたのは、最高実力者の小沢一郎を“座敷牢”に閉じ込めていたからです。小沢が復権したら、党内の勢力図はガラリと変わる。これまでのように反小沢一派が勢力を維持するのはムリです。とくに政権の“黒幕”仙谷由人は、追い込まれ、窮地に陥っていくでしょう。小沢グループは、仙谷にカンカンになっていますからね。もし、仙谷たちが権力を失うことを恐れて『党員資格停止』を解除しなかったり、小沢一郎を要職に就けなかったら、党内は血みどろの闘いになりますよ。いずれにしろ、小沢一郎に無罪判決が下りたことで、反小沢一派に支えられている野田内閣が弱体化していくのは確実です」(政治評論家・山口朝雄氏)
反小沢一派は「我が世の春」を謳歌してきたが、小沢無罪によって権力を失っていくことになる。



29 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/27(Fri) 07:42
◆検察は小沢に負けて解体だろうが、必ず巻き返しを図ってくる

旧勢力が総がかりで小沢を潰しにかかった謀略裁判で無罪判決を勝ち取ったことは、とてつもなく大きい。裁判所にも、わずかばかりの良心は残っていることが示されたともいえる。
「今後は検察審査会のあり方を検証する動きが加速するでしょう。検察は、捜査報告書の捏造までして、小沢さんを検察審で強制起訴させた。不毛な裁判でしたが、司法改革が進む契機になって欲しいと思います」(ジャーナリスト・魚住昭氏)
具体的な証拠も動機もないのに、2年半もの間、無実の人間を縛り付けた。この落とし前をどうつけるのか。検察審だけでなく、特捜部の解体までいってもおかしくないのだ。裁判所も検察の捜査のやり方を断罪した。
国会議員も黙ってはいない。場合によっては検事総長の証人喚問だってあり得る。人事権を取り上げることになるかもしれない。

だが、これで日本の司法がマトモになると思ったら大間違いだ。ブザマな敗北を喫した検察が、このままおとなしく引き下がるワケがない。
「小沢裁判をめぐっては、検察内部でも、東大法卒エリートの『赤レンガ派』と『現場派』の対立があった。今の笠間検事総長は、中大卒で、現場経験が長い叩き上げ。小沢事件の捜査に疑問を呈し、検察は自浄作用を発揮すべきだと言っていた。ただ、検察内では傍流のため、強硬論に押し切られる可能性もある。エリートの赤レンガ派は決して敗北を認めようとはしないからです」(検察関係者)
検察の組織防衛本能はハンパじゃない。必ず巻き返しをはかってくる。笠間総長が6月で退任し、後釜にはバリバリの赤レンガ派である東京高検の小津検事長が就くとされているから、なおさらだ。

小沢が会長を務める新政研では、「司法と国民の関係についての特別研究会」を設置することを決めた。検察との戦いは、まだまだ続くのである。



30 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/27(Fri) 07:44
これはもともと検察の言いがかりだったということが結論だ。

31 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/27(Fri) 08:39
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チェック

..?
小沢元代表無罪:高かった政治資金規正法の壁
毎日新聞 2012年04月26日 11時22分(最終更新 04月26日 13時35分)


民主党の小沢一郎元代表の資金管理団体「陸山会」の土地取引を巡り、政治資金規正法違反に問われた判決公判が行われた東京地裁104号法廷=2012年4月26日午前9時57分(代表撮影)
拡大写真 26日の東京地裁判決は「秘書任せ」とした元代表の説明を疑問視し元秘書らからの「報告・了承」も認め「灰色判決」の印象が強い。それでも無罪としたのは、指定弁護士が示した複数の状況証拠や元代表の関与を認めた元秘書の一部の供述調書を「共謀を認めるには不十分」と評価した結果と言える。背景にはそもそも検察が2度不起訴にするほど証拠が「薄い」ことに加え、政治団体代表者を刑事責任追及から守る構造になっている政治資金規正法の「壁」の高さもあるだろう。

 規正法は政治団体代表者について、会計責任者の選任・監督の注意義務違反を罰するなどにとどまり、公選法のような連座制の規定もない。代表者が有罪とされるのは会計責任者に虚偽記載を指示して共犯を認められた場合などに限られる。

 元代表の関与を直接的に示した元秘書たちの供述調書の大半は、地裁が「取り調べの違法性」を理由に証拠から排除。指定弁護士は「(虚偽記載の隠蔽=いんぺい=工作と主張する)4億円融資の際に元代表が署名・押印した」といった状況証拠を中心に据え、裁判官に共謀の「推認」を求める戦術をとらざるを得なかった。

.

32 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/27(Fri) 08:54
小沢氏の関与を認めたことで、
今後政治資金規正法単体では有罪にできないという裁判例ができた。非常に良いこと。


33 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/27(Fri) 08:59
もともと政治資金規正法というのは、会計責任を政治家から分離する目的で立法されたもの。
だから無罪は最初からわかりきっていた事。

そんなくだらないことに、これだけに時間と金を費やしたのは、もはや犯罪と言える。
これから追求するなら、検審の実態解明に加え、佐久間の違法捜査と訴因変更をした経緯、
特にマスゴミリークをした奴と、告発者の素性の特定だろうな。




34 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/27(Fri) 09:04
石原創価がまたぞろ証人喚問などと、非常識な戯言を抜かしているが、
これは実は、証人喚問に応じないなら消費税審議に応じないという、
消費税つぶしの鬼手でもある。

すでに政局は小沢氏が支配している。

この安心感は一体なんだろうね?w





小沢氏の作り上げた唯一の実績
政治資金規正法の形骸化への安心じゃないかな


政治資金規正法の形骸化も何も、



35 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/27(Fri) 09:16
今回の判決から察するに、裁判所は検察官役の弁護士らに対して、あんた達は善戦したよ!立派に職責を果たした。言い分も取り入れた、しかし共謀罪を立証するには証拠がなさ過ぎる。今回以上の新たな証拠でも発見しない限り、勝ち目はない。つまり、控訴などしないようによく相談しなさい、と暗示している。故に公訴棄却と云う恥の判決は出さなかったのだから、善しとしなさいと諭している。或る意味では、これ以上裁判の継続は司法が望んでいないんだぞ!と脅してさえいるかもしれない。


36 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/27(Fri) 09:28
小沢無罪。

党籍復帰。

これで増税は消えたな。



37 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/27(Fri) 10:48
小沢元代表「判決は私の主張に沿うもの」
< 2012年4月26日 15:23 >


   26日、民主党・小沢元代表が政治資金規正法違反罪に問われた裁判で、東京地裁が小沢氏に無罪を言い渡したことを受け、裁判終了後、小沢氏は文書でコメントを発表した。

 「本日の判決について」という題名で、内容は「本日の判決は『虚偽記載について共謀したことは断じてない』という、かねてからの私の主張に沿うものである。裁判所の良識と公正さを示していただいたことに敬意を表するとともに、今日までご支援いただいた同志と全国の皆さんに感謝を申し上げたい」というもの。

 また、小沢氏の事務所によると、検察官役の指定弁護士が26日の判決に控訴するかどうかを決めた後に、小沢氏本人が記者会見する予定だという。



38 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/27(Fri) 10:51
小沢一郎という政治家は代え難い〜松木議員
< 2012年4月26日 18:54 >


   26日、民主党・小沢一郎元代表が政治資金規正法違反罪に問われた裁判で、小沢氏に無罪が言い渡されたことを受け、小沢氏に近い松木謙公議員は、裁判所の判断を歓迎した。

 松木議員「この何年間、大変つらかったんじゃないか。本当に罪が晴れてよかった。この国のために、小沢一郎という政治家は代え難いところがありますんで」



39 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/27(Fri) 11:13
小沢元代表無罪「違法性認識」示せず 状況証拠中心
配信元:
2012/04/27 00:00更新

小沢一郎民主党元代表と、石川知裕衆院議員(38)=1審有罪、控訴中=ら元秘書との間の「報告・了承」を認定しながら、無罪を導き出した東京地裁判決。「疑わしきは被告人の利益に」とする刑事裁判の大原則に沿った判断だが、状況証拠を中心にした事実認定のハードルや政治資金規正法の共謀立証の難しさが浮き彫りとなった。

 ■元秘書との共謀は認定せず

 「元代表に4億円もの債務を負わせる手続きは、石川議員の裁量の範囲を超えている」「4億円の簿外処理などを秘書が独断で行うはずはない」…。

 判決ではこう指摘し、4億円の簿外処理や土地代金の支出先送りについて、小沢元代表が元秘書らから報告を受け、了承していたと認定した。

 そこまで認定しながら、なぜ、小沢元代表は無罪になったのか。

 判断のポイントとなったのは、小沢元代表の「違法性の認識」への評価だ。判決は「小沢元代表が、違法なことまで了承したとは言い切れない」と判断した。

 土地の取得費を平成16年でなく17年に先送りした件では、判決は「石川議員から土地取引の交渉経緯までは報告を受けておらず、小沢元代表は取得費を16年分に計上すべきだとは認識していなかった可能性がある」とした。つまり、小沢元代表は17年に土地が取得されたと考えていた余地が残る、という理屈だ。

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小沢元代表無罪(4)無罪判断も「秘書…
小沢元代表無罪(5)石川議員報告せず…
記事本文の続き 直接証拠に乏しく、状況証拠が中心の事件では、事実認定のハードルは高い。大阪市平野区の母子殺害放火事件で、最高裁判決(22年)は「状況証拠で有罪認定するのには被告が犯人でなければ説明できない事実が必要」との基準を示している。
 今回のケースも、ある裁判関係者は「小沢元代表が共謀したとしか考えられないという事情の証明が、足りなかった」と分析し、「政治資金規正法で政治家の犯罪を問うことは極めて難しいということも示した」と解説する。
 ■元秘書3人の虚偽記載は改めて認定
 一方、判決は、元秘書らが、小沢元代表が提供した4億円を政治資金収支報告書に記載しなかったり、土地取引の時期をずらしたりしたことを、虚偽記載に当たる、と明確に認定した。
 元秘書3人は昨年9月に有罪判決が言い渡されており、2度にわたって司法に断罪された形となった。
 虚偽記載を否定した石川議員、池田光智元私設秘書(34)=同=らの証言内容について「信用することができない」などとそれぞれ否定した。
 動機についても「小沢元代表が、4億円もの巨額資産を有することが公表されて批判的な報道の対象となり、政治的に不利益を被る可能性を避けるためだけの簿外処理だった」とし、検察官役の指定弁護士側の主張どおりに認定した。
 ■強制起訴制度に初判断
 今回の公判では、石川議員を取り調べた検事が、捜査報告書に実在しないやり取りを記載していたことが判明。弁護側は「虚偽の捜査報告書が検察審査会に提出されており、起訴議決は無効」として公訴棄却も求めていた。
 判決では「事実と反する捜査報告書を作ることはあってはならないが、証拠の瑕疵(かし)と手続きの瑕疵は別だ」と述べ、有効だと認定。強制起訴制度の効力に関する司法判断は初めてとなった。
 一方、報告書を作った検察については、「検審の判断を誤らせることは決して許されない」などと、厳しい言葉で非難。「検察庁は経緯や原因を十分調査し、対応すべきだ」と異例ともいえる注文を付けた。




40 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/27(Fri) 11:50
検察官役の弁護士らの控訴はなく、判決は一審で確定するだろう。控訴の決定は5月11日になっている。小沢一郎も、指定弁護士が控訴を見送って判決が確定するまでは、記者会見はしない、と言っているようなので、勝っても兜は緩めていない。さて、それでは今後の政局が如何なる経緯を示すのかに興味は移る。まず初めに起きることは小沢の「党員資格停止」の解除だ。輿石幹事長は連休明けに、その手続きに入ると確信的に言っている。前原がチャチャを入れているようだが、馬耳東風の趣だ。連休明けに常任幹事会を開き、四の五の揉めている間に、11日が来て控訴断念の情報が出るものと思われる。また、野党からは「説明責任」の馬鹿の一つ覚えが連呼されるだろうが、輿石の腹は「無罪の結論なのだから不要」「「本人はいろんな場所で説明責任を果たしている。『まだ足りない』という人は、本人に直接聞けばいい」とケンモホロロ。

 

こうなると、小沢支持グループの勢いがつくだけでなく、日和見的な立場で逃げ腰だった連中が、反小沢グループから極力距離を置こうと蠢くに違いない。(笑)そうなると、民主党の勢力図はがらりと変わる。アバウトだが衆議院300人、参議院100人の計400人の国会議員の中で、あきらかな反小沢議員は100人程度、親小沢議員が220人、それでも風見鶏が80人という按配になる。もう反小沢グループが民主党で実権を握ることは不可能になる。反小沢の中でも金魚の糞グループがいるので、本気で小沢に逆らい続ける議員は50人居るか居ないかではなかろうか。

 このような状況になるであろう民主党内において、その党内基盤を知ってでも、野田佳彦が消費増税法案を通過させようとすることは、殆ど不可能な事になる。小沢が3月初めに野田との会談の条件として“消費税増税に関する与野党協議会の設置”による継続審議にでも応じない限り、野田は座して死を待つか、強引に衆議院で採決し、頓死することになる。


41 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/27(Fri) 14:41
これはよい判決だと思う。
小沢氏の関与を認めたことで、今後政治資金規正法単体では公訴できないか、
しても裁判所には相手にされないという判例ができた。



42 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/27(Fri) 15:26
 評論家の佐高信氏はこう言った。
「松下未熟塾の政治家による子供の政治が終わりを告げ、大人の政治が、ようやく始まる。そんな期待が持てます。民主党における小沢一郎氏は、子供の中にひとり、大人が交じっているようなもの。小沢氏が真っ白かどうかは分かりませんが、極端な話、悪いこともできない子供には良い政治もできないのですよ。子供集団の民主党政権は、官界、財界にナメられている。だから、消費税引き上げや原発再稼働などという考えられない話が出てくるのです。政治がダメだから官が暴走し、消費税引き上げに反対する文化人を狙い撃ちにするような嫌がらせも起こっている。こうした政治を是正しなければならない。小沢氏が無罪を勝ち取ったことで、状況は確実に変わってくると思います」


43 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/27(Fri) 16:53
今回の判決の特徴の一つとして、裁判所が指定弁護士側にえらく気をつかった判決を出した点が挙げられる。このことの意味するところは・・・。「指定弁護士諸君よ、裁判所は君たちの顔を立ててやっただろう。もうこれ以上、裁判を引っ張るなよ。」というメッセージとも受け取れるのではないだろうか。

実際に司法、検察関係者からすれば「小沢さんを追い詰める」はずが「司法・検察が追い詰められる」状況に陥ってしまった。裁判が長引けば長引くほど「自分達が更に追い込まれる」という危機感が彼らの中に生じたことは疑いのない事実であろう。「もう、小沢さんの事件には関わりたくない」という気持ちが生まれても不思議ではない。

弁護側は勝利したわけだが、彼らが本来、目指していたのは「公訴棄却」であった。だから弁護側にすれば「完全勝利」という気持ちにはなれないのだろう。しかし、裁判所が「公訴棄却」を認めると言うことは、実質、最高裁の管理下にある「検察審査会」の運営に何らかの瑕疵が有った事を認めることに繋がりかねないので、裁判所としては「公訴棄却」を出せなかったというのが本音なのかもしれない。



44 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/27(Fri) 19:34
大善裁判長は今まで一度も「無罪判決」を出したことが無い人といわれてきたが、
 
「平成の小島惟謙」

   とも言うべき歴史の評価に耐えうる判断をしていると評価される。


45 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/28(Sat) 21:22
まとめると

事実に対する故意を欠けば、故意犯はそもそも成立し得ない。
さらに、自己の犯罪を共同実行する意思を認定できなければ
共謀共同正犯の成立など到底無理と言わねばならないのだ。

 犯罪の成立とは、あらかじめ法令に規定された犯罪構成要件に
該当する違法で有責な行為が裁判所で認定されて初めて認められる。
これが罪刑法定主義と適正手続にもとづく我が国の刑事制度である。
 政治資金規正法25条1項3号の収支報告書虚偽記入罪は故意犯で
あるところ、裁判所は虚偽記載の事実自体への故意認定を退け、
訴追側は犯罪構成要件段階での立証にすら失敗している。

そして、小沢氏自らが報告書への記載者でない以上、実行の事実も認め得ず、
とはいえ、故意を欠く以上、当該犯罪を共同実行する意思など
もとより認定できようはずもないから、共謀の事実も退けた。

 したがって、小沢氏の無罪とは犯罪の事実自体が成立し得ない
明白な無罪であって『ほとんど有罪』などではないといえる。

これをあえて『ほとんど有罪』などと主張するのは余りにも不勉強
もしくは、あえてこれを知ってする悪質な非難でしかない。

 もっとも、これまで小沢氏を犯罪者同然に非難してきたマスコミに
とってみれば、このような不都合な事実を突きつけられて、いまさら
掌返しすら出来ず、もはや自己正当化に終始しなければ、自らの存在
そのものが危ういくらいに追い詰められているのかもしれない。
 とはいえ、無罪という事実の前には所詮負け惜しみに過ぎないのは
彼らにも分かることだ。この話題も、どうせ臭いものに蓋をするように
ほどなく消し去ってしまうことだろう。それがいつもやり方だからだ。


46 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/29(Sun) 08:46
裁判所は共謀を立証するには直接証拠が必要と言ってる訳で
新たな直接証拠が無いのなら控訴は無理
控訴しても最終判決は控訴棄却です
何しろ新しい材料が何もないんですから


47 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/29(Sun) 09:20
「有罪ありき」が前提の裁判であったこの裁判が[無罪判決]で終わったという事実は重要である。

いわば、この政治裁判が行き詰まったということであり、この「無罪判決」で、裁判自体が挫折したということである。



48 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/29(Sun) 10:43
ヤメ検の郷原さんが解説していますが、この判決文は、たしかに組織防衛、保身のための論理立ても見られますが、マスコミがいうような、小沢氏を「限りなくグレー」と断じたものでもないと思いますよ。
骨子は、「小沢氏が秘書から政治資金報告書の記載について報告を受けていたとしても、明確な犯意があって、秘書らに指示もしくは相談をしたという証拠がない限り、罪に問えない」⇒つまり、この件はどうあっても小沢氏の告発は無理、というものですから、指定弁護士側にとっては、控訴が技術的にとても難しい(小沢氏が具体的に犯意を持って指示をしたといった証拠を示さなければならないので)、つまり控訴を半ば封じた判決なわけです。

単純化すれば「これぐらいの些細な法令違反、しかもその共謀罪で、政治家を刑事告訴するには、そうとうの証拠や背景の解明が必要」と断じているわけで、同時に、虚偽の捜査報告書を作成して検察審査会に送ったことについては、検察を厳しく叱り付けています。

そういう意味では、裁判官としての保身、裁判所の組織防衛を図りつつ、最大限まっとうな論理を展開した判決であるわけで、それを「限りなく黒に近いグレーという判決だった」とプロパガンダしまくっている自民党や大マスコミなどが、「判決の意味がわかってない」だけなのです。

ちなみに、秘書の虚偽記載については、推認により「認定」をしていますが、その一方で、水谷建設からの裏献金については言及せず、たんに「小沢氏が個人的に4億円も持っていることがわかると政治的に不利になるかもしれない」と思って、虚偽の記載をしたが、重大な犯意を持ってそれを行ったかどうかについてはわからない(⇒半ばその場しのぎの思いつきでやった)、という「推認」を行っていて、登石判決と比べると、それなりに「穏健な(石川元秘書らの立場を尊重した)」判断が下されていると思います。

詳しくは、IWJによる郷原さんのインタビューなどをご覧いただきたいのですが、いずれにせよ、小沢氏がこの判決のなかで「限りなく黒に近いグレー」と認定されたという解釈自体が反小沢プロパガンダであり、騙される人がまた増えないよう、声を大きくして真実を語っていきましょう。


49 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/29(Sun) 10:52
相手方の主張全部認めての無罪だから、完璧に無罪という主張です。


(相手方の主張について、判決で理解を示したことによって、《争いが無い》状況になっているので、その点でも控訴理由が無くなってしまい、控訴不能。)

50 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/29(Sun) 11:31
小沢氏無罪判決をどう見るべきか
ttp://www.twitlonger.com/show/h68car
2012年4月28日 郷原信郎


 政治資金収支報告書への真実記載義務を会計責任者・職務補佐者に課し、代表者には会計責任者の選任・監督両方に過失がある場合の罰金刑のみ定めている現行政治資金規正法の下では、代表者が虚偽記入の共犯の責任を負うのは、具体的な指示等の関与があった場合に限られる。本件では代表者の小沢氏の刑事責任追及は困難だというのが刑事司法関係者の常識であり、検察の二度にわたる不起訴も当然の判断であった。
 今回の判決は、そういう「当然の判断」を、法解釈論で一刀両断的に行うのではなく、虚偽記入の犯意を根拠づける具体的な事実の認識の面から丁寧に行っている。陸山会の収支報告書の収入の欄に、小沢氏からの4億円の借入金が一つは記載されている。それを小沢名義での「銀行からの借入金」と小沢氏からの借入金と二つ記載しなければならなかった、というのが、検察及び指定弁護士の主張だ。しかし、仮に、それが認められたとしても、小沢氏の側に、二つの記載が必要だという認識があったことを根拠づける証拠がないというのが無罪の理由だ。
 小沢氏の方は「不動産取得に必要なのは4億円弱であり、それを自分の側で提供した」という認識で、その4億円の借入金の記載が行われていれば特に問題はないと思っていた、というのが常識的な見方であろう。ここは、収支報告書の虚偽の認識に関する重要なポイントであり、判決の指摘は適切だ。
 その一方で、判決は、検察審査会の議決や指定弁護士の主張の中で共謀の根拠とされた事実も相応に認定し、それらの主張が的外れではないという評価を行っている。この裁判が検察審査会という市民の議決に基づいて行われたものであることや、小沢氏に対する批判的世論にも配慮したものと思われる。
 一見すると有罪と紙一重の判断であるかのように見えるが、無罪の結論は裁判所にとって、既定の当然の判断で、有罪とは相当な距離があった見るべきであろう。控訴しても、無罪の結論が覆るとは考えにくい。
 しかし、当然の無罪判決に至るまでには、多くの紆余曲折があった。
3年余り前、当時野党第1党党首であった小沢氏の秘書を比較的少額の政治資金規正法違反で突然逮捕して始まった小沢氏関連の捜査は、迷走を続けた末、不本意な結果に終わった。その後、政権交代で与党幹事長の地位に就いた小沢氏 に対して遺恨試合のような形で特捜部が着手したのが陸山会事件であった。
 当初、小沢氏から提供された不動産購入代金4億円の原資がゼネコンからの裏金との想定で石川氏と秘書3人を逮捕したが、裏金捜査は不発に終わり、4億円虚偽記入等の形式犯だけの立件となった。
検察としては、小沢氏不起訴は当然の判断だったが、それに納得できない特捜検事らは、検審の議決によって不起訴決定を覆すことを画策した。虚偽記入についての小沢氏への報告・了承を認める石川氏の取り調べ状況に関して虚偽の報告書を作成して検審に送付、素人の審査員は小沢氏の共謀を認定し、起訴すべきとの議決を出した。
 検察が2度にわたって不起訴としているだけにより強く働くべき「推定無罪の原則」は殆ど無視され、指定弁護士の起訴によって被告人の立場に立たされた小沢氏はあたかも犯罪者であるかのように扱われ、党員資格停止など重大な政治的ダメージを受けた。
 しかし、本件で、それ以上に致命的なダメージを受けたのが検察であった。小沢氏処罰に向けての画策が失敗に終わっただけではなく、ストーリーの押し付けによる不当な取調べ、虚偽の捜査報告書作成等の問題が表面化したことで検察への信頼は更に大きく失墜した。
本来、公訴権を独占する検察の権限抑制のために導入された起訴議決制度が、逆に政治的意図による捜査に悪用される危険性が露呈した。不当捜査の実態を改めて検証し特捜検察の在り方を根本的に改めるとともに、検察審査会についても、「推定無罪の原則」が働かない現状を前提とすれば、審査や議決の経過の透明化、被疑者・弁護人側からの弁解・反論の機会の保障など抜本的な制度改正を行う必要がある。


 



51 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/29(Sun) 11:47
>>48

単純化すれば「これぐらいの些細な法令違反、しかもその共謀罪で、政治家を刑事告訴するには、そうとうの証拠や背景の解明が必要」と断じているわけで、同時に、虚偽の捜査報告書を作成して検察審査会に送ったことについては、検察を厳しく叱り付けています。



52 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/29(Sun) 14:10
この判決は、相手方〈指定弁護士〉の主張全部認めたうえでの、その上での無罪だから、完璧に「無罪」ということでしょう。

相手方の主張について、判決で理解を示したことによって、双方に《争いが無い》状況 になってしまっている。
その点でも控訴理由が無くなってしまう、控訴不能。

被告事件が罪とならないとき、又は被告事件について犯罪の証明がないときは、無罪判決をする(刑事訴訟法第336条)。


控訴が許される「控訴理由」として以下があげられるが、実際考えられない。
●訴訟手続の法令違反(刑事訴訟法379条)
●法令適用の誤り(同380条)
●量刑不当(同381条)
●事実誤認 (同382条)

上の理由が有る場合は、それが正当なものとなるには「控訴趣意書」で理由を明確にしなければならないことになっている。

ここに争いがなければ、そしてそれが正当なものでなければ、却下となるだろう。

事実誤認といっても、すでに判決文に織り込み済み、新たな事実があるなら証拠事実を付けなければならないことに。

この判決で判示していること、それは「共謀」が成立するためには、@「直接証拠」に依るA「立証」が必要だよという、事実上とてつもなく不可能なことだということ。

ここに、「訴訟手続の法令違反」(刑事訴訟法379条)も、「法令適用の誤り」(同380条)も、「量刑不当」(同381条)もない。

残る「事実誤認」などといっても、すでに「判決文」に織り込み済み、新たな「事実」があるなら証拠事実、しかも「直接証拠」をもって、説明・立証しなければならないというとてつもなくハードルの高いことに。


53 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/29(Sun) 20:14
小沢サイドは「無罪判決」、法律上は全面勝訴です。

因みに、全面勝訴なので控訴できません。


54 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/29(Sun) 20:20
もともと小沢さんを標的にしていた東京地検特捜部が2回も不起訴にした事件。これを検察審査会が強制起訴したとは言え、その最大の証拠とした供述調書や捜査報告書は特捜検事の違法行為によって作成された事実に反するものだと分かり、今回の裁判では証拠から外されました。

その意味で無罪判決は当然の結果です。むしろ私が注目していたのは、無罪の理由です。東京高裁で収支報告書の虚偽記載を争っている三人の秘書の刑事裁判を考えると、「小沢さんと秘書の間に共謀がなかった」という理由よりも、「共謀はもちろん、秘書による虚偽記載すらなかった」という理由の方が好ましいからです。

無罪という結果だけ聞いて慌ただしく動き回る報道陣を尻目に、私は裁判長が延々と読み上げる判決に聴き入りました。裁判所は、結論として、虚偽記載は認めつつ共謀がないという理由で無罪にしたのですが、この虚偽記載が悪質ではないこともしっかり認定しています。

まず虚偽記載の動機については、やましい金を隠すためなどではなく、小沢さんが資産家であることを公にしたくなかったとか、マスコミの批判的な報道を先送りしたかったためだとしています。そして、収支報告書の虚偽記載は計画的になされたというより、正しい記載をするつもりが方針変更や事務処理の誤解、手違いなどもあって生じた面があることを認めています。

虚偽記載の実態がこのようなものだとすれば、訂正報告で十分であり、秘書たちに刑事罰を加える必要はありません。むしろ、同じ虚偽記載でも重大なのは検察の虚偽記載の方です。先に述べたように捜査報告書の虚偽記載が強制起訴の大きな要因になっています。この点について判決も、「捜査報告書が作成された理由、経緯等の詳細や原因の究明等については、検察庁等において十分、調査等の上で、対応がなされることが相当」と述べています。



55 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/05/01(Tue) 14:33
2012年4月26日東京地裁小沢公判の一日、感激写真集レポート(遊撃取材班)

  ttp://www.asyura2.com/12/senkyo129/msg/586.html

投稿者 SOBA 日時 2012 年 5 月 01 日 11:58:57: LVbi13XrOLj/s


2012年4月26日東京地裁小沢公判の一日、感激写真集レポート(遊撃取材班)
ttp://soba.txt-nifty.com/zatudan/2012/04/post-1ff0-1.html#top


 まず最初に、判決が伝えられた直後の映像のご紹介。

録画日時 : 2012/04/26 09:54 JST
4/26東京地裁前「小沢一郎氏無罪!」
drsmac
ttp://www.ustream.tv/recorded/22127310



56 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/05/01(Tue) 17:13
全面戦争で検察完敗…小沢氏に軍配 強制起訴は「適法」
産経新聞 4月26日(木)17時4分配信


拡大写真
裁判所に入る民主党の小沢一郎元代表=26日午前、東京都千代田区(三尾郁恵撮影)(写真:産経新聞)
 小沢一郎民主党元代表は初公判から一貫して、起訴議決を出した検察審査会ではなく、捜査を担った検察への批判を繰り広げた。「検察VS小沢氏」の構図となった法廷。裁判所は審理の末、今回の起訴議決に基づく強制起訴を「適法で有効」とし、強制起訴の効力に関して初めてとなる司法判断を提示。一方で、捜査を「謀略」と指弾した小沢氏側に軍配を上げて無罪とし、検察当局には衝撃が広がった。

【フォト】 小沢元代表無罪に街の声「納得いかない」「無罪は当然」

 「今回の事件は民主党の政権交代が現実味を帯びた状況下で、小沢つぶしを画策した検察の謀略だ」

 昨年10月6日の初公判の意見陳述。小沢氏は冒頭からこう切り出し、検察との対決姿勢を鮮明にした。

 小沢氏は政治資金収支報告書の処理には関与していないことを強調し、東京地検特捜部について「国民から何の負託も受けていない一捜査機関が、議会制民主政治を踏みにじった。憲政史の汚点として後世に残る」と強く非難した。

 法廷での検察批判は続き、先月19日の最終意見陳述でも「不当捜査で得た調書を提供して検察審査会の議決を誘導した。私はいかなる点でも罪に問われる理由はない」と主張。弁護側も最終弁論で「立件に失敗した検察が、検審を欺いてまで小沢氏を起訴しようとした」と、裁判長に公訴棄却を求めた。

 法廷で批判を受けた検察は、西松建設の違法献金事件で元秘書を逮捕した平成21年3月以来、小沢氏側への捜査に執念を燃やした。「4億円の土地購入の原資は何だったのか。原資さえ(小沢氏が)明確に説明できれば疑惑は晴れる」。捜査に携わった検事は語気を強めた。

 だが、資金源と見立てたゼネコンからの裏献金提供について元秘書から証言が得られず、小沢氏の処分は「不起訴」。法廷での“攻撃”に検察内部からは、「捜査を尽くした結果、起訴しなかったわれわれをたたくことは違和感がある」と戸惑いの声が異口同音に上がった。

 とはいえ、無罪判決は検察当局にとって「敗北に等しい」(幹部)。別の検察幹部は「起訴を見送った検察の判断が正しかったともいえる」と複雑な心境を吐露し、こう振り返る。「検察が捜査に着手し、立件を目指した案件が結局無罪となったことは疑いようもない現実だ。なぜ捜査に突き進んだのか、その過程は見つめ直さなくてはならない」

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パリっ子が「芸術の解放者」と熱狂したKITANO
最終更新:4月26日(木)17時4分



57 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/09/26(Wed) 21:22
小沢氏控訴審 即日結審、新証拠採用せず
TBS系(JNN) 9月26日(水)18時45分配信

 資金管理団体の収支報告書にウソの記載をしたとして強制起訴され、一審で無罪となった「国民の生活が第一」の小沢一郎代表の控訴審が東京高裁で開かれました。裁判は26日でスピード結審し、11月12日に判決が言い渡されることになりました。

 被告本人には出廷の義務がないにもかかわらず、自らの意思で裁判所に姿をみせた小沢氏。冒頭の人定質問で、「小沢一郎です」「衆議院議員です」と大きな声で答えました。検察官役の指定弁護士は、「小沢氏に関わる重要な問題について秘書が十分な報告をしないはずがない」などとして、一審の無罪判決は「誤りだ」と主張しました。これに対し弁護側は、「証拠に基づかない想像」などと反論。小沢氏はじっと目を閉じ、双方の意見を聞いていました。

 その後、指定弁護士は、元秘書の供述調書など16点を新たに証拠申請しましたが、東京高裁は全てを却下、新たな証人尋問も認めませんでした。これによって控訴審は即日結審しました。

 注目の控訴審はわずか1時間ほどですべての審理を終えました。小沢氏側は一審に続く無罪判決に自信をみせています。26日の控訴審で、指定弁護士は小沢氏と秘書の関係性を立証するため、「小沢氏への報告は絶対だった」などとする秘書経験者2人の供述調書を証拠申請しました。

 これは指定弁護士側にとって、小沢氏と秘書の共謀を認めなかった一審の無罪判決を覆すための唯一の新証拠ともいえるものでしたが、東京高裁は採用しませんでした。小沢氏側の弁護人は、「再び無罪になる」と強気です。

 「(指定弁護士は)ああいった主張、証拠申請をするくらいなら、そもそも控訴すべきじゃなかった。控訴が棄却されるのは間違いないと考えている」(小沢氏の弁護士・弘中惇一郎弁護士)

 一方、指定弁護士側は閉廷後、「不利になったとは思っていない」と話していますが、その思惑は外れた形となりました。11月12日に言い渡される控訴審の判決は、一審と変わらぬ証拠をもとに判断されることになり、再び無罪が言い渡される公算が強まったといえそうです。(26日15:56)最終更新:9月26日(水)19時22分




指定弁護士側は、平成12年ごろまで勤務していた元秘書2人の供述調書など12点を証拠請求したが、高裁はすべて退け、証人尋問も認めなかった。控訴審は開廷後1時間で即日結審し、判決期日は11月12日に指定された。

 




58 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/09/29(Sat) 13:47

「いずれも却下します」――。きのう(26日)開かれた「国民の生活が第一」の小沢一郎代表(70)に対する政治資金規正法違反事件の控訴審。開廷からわずか1時間後、小川正持裁判長が下した判断に、東京高裁102号法廷に張り詰めていた空気が一気に緩んだ。

案の定というか、検察官役の指定弁護士側が請求していた元秘書の証人尋問など計12点の証拠採用は一蹴され、ジ・エンド。審理はたった1日で終わった。指定弁護士がもくろむ逆転有罪の目は完全に消えたとみていい。

指定弁護士の大室俊三弁護士は閉廷後、「裁判所は証拠として調べる必要がないと判断しただけで、我々にとって特に不利になったとは思っていない」と強気だったが、だったら、なぜ証拠請求したのか。カラ元気というか、どこまでデタラメを続ければ気がすむのか、と言いたくなる。

東京高裁が即日結審したのは、これ以上、審理を長引かせても「意味なし」と判断したためだ。事実上の無罪確定。そんなことは司法のプロならば、誰でも分かることだ。

「小川裁判長は判決日について、当初、1カ月後の10月31日を予定し、指定弁護士、弁護人双方に打診しました。普通は結審から判決まで最低でも2〜3カ月かかります。それが1カ月後ということは判決文の原案がすでに出来上がっている可能性が高い。ズバリ、控訴棄却ですよ」(傍聴した弁護士)

こうなった以上、検察は小沢にわびるべきだ。大マスコミも総ザンゲが当たり前だ。民主党も落とし前をつけるべきだ。検察が捏造した疑惑に乗っかり、小沢を党員資格停止にして、追放。その政治活動を封じ込めたのは野田を中心とした民主党の現執行部のメンメンだ。アタマを丸めるくらい当然なのに、コイツらは本当に腐っている。きのうの結審をどう受け止めたのかというと、誰もコメントひとつ出しゃしない。それどころか、ある若手議員は「小沢氏に政局を左右する力はもうない。裁判の結果が大きな影響を与えることはない」とか言って涼しい顔だ。

(2012/9/27 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ)



59 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/10/29(Mon) 01:21
マスター >>1にトンスルを
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  .∧    ∧
         ∧_,,∧        / `ー一′丶
   人   <丶`∀´>    /   : : :: :: :::::ヽ
.   (__)    >、/⌒ヽ    |    : : :: :: :::::::::l
─ (__)‐ッ'-‐y/  i_  ヽ、  : : :: :: :::::::/
      `⌒ー′   | |::|   )゙  ..::::〃:ィ´
          \  | |::|   /" ''  : : ::⌒ヽ
      ____  \ =::|.  i       、 : ::::|____


60 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/11/10(Sat) 09:49
☆「小沢裁判報告会」のご案内 ☆

いつも御指導を頂きありがとうございます。
下記の通り、「小沢裁判報告会」を開催致します。
一般の皆様のご参加も自由です。
多くの皆様のご参加をお待ち申し上げます。

【入館注意事項】
参議院議員会館1F入り口にて17:00より通行証をお渡し致します。
17:00以前にはお入りいただけません。
また、講堂の通行証には数に限りがございます。
通行証が不足した場合には、田城郁事務所(907号室)宛てに
入館申込み用紙にご記入いただき、受付で手続をお願い致します。


「小沢裁判報告会」

日 時:平成24年11月12日(月)17:30〜18:10

会 場:参議院議員会館 1階 講堂

参集者:市民、有識者、国会議員

主 催:真の民主主義を確立する議員と市民の会

*マスコミフルオープン

森ゆうこ事務所関熊正文
*********************************************************
  参議院議員森ゆうこ事務所 関熊正文 
  〒100-8962東京都千代田区永田町2−1−1 参議院会館805号
  代表 03-3581-3111 FAX 03-6551-0805
  ブログ :ttp://my-dream.air-nifty.com/moriyuuko/
*********************************************************






61 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/11/12(Mon) 10:47
小沢代表、二審も無罪=指定弁護士の控訴棄却―陸山会事件・東京高裁
時事通信 11月12日(月)10時34分配信

 資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐり、政治資金規正法違反(収支報告書の虚偽記載)罪に問われた元民主党代表で「国民の生活が第一」代表の小沢一郎被告(70)の控訴審判決が12日、東京高裁であり、小川正持裁判長は一審東京地裁の無罪判決を支持し、検察官役の指定弁護士の控訴を棄却した。 

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大阪府知事らを告発=政治資金規正法違反容疑
菅前首相を不起訴=政治団体献金めぐる告発
目を閉じ審理聞き入る=小沢代表
最終更新:11月12日(月)10時38分



62 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/11/12(Mon) 10:56
11月12日 10時33分 NHK
小沢代表2審も無罪 東京高裁

国民の生活が第一の小沢一郎代表が政治資金を巡って強制的に起訴された裁判で、東京高等裁判所は1審に続いて無罪を言い渡しました。

小沢一郎代表(70)は、平成16年と17年分の資金管理団体の収支報告書にうその記載をしたとして強制的に起訴されましたが、1審の東京地方裁判所はことし4月、「本人はうその記載だと知らなかった可能性がある」などとして無罪を言い渡しました。9月に東京高等裁判所で行われた2審の裁判で、検察官役の指定弁護士は有罪にすべきだと主張したのに対し、代表の弁護団は再び無罪とするよう求めていました。12日の判決で小川正持裁判長は小沢代表に1審に続いて無罪を言い渡しました。
法廷では現在も判決理由の読み上げが続いています。



63 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/11/12(Mon) 22:09
日テレニュース
二審も小沢代表に無罪判決 陸山会裁判
< 2012年11月12日 20:52 >

 国民の生活が第一・小沢一郎代表が政治資金規正法違反の罪に問われた裁判で、東京高裁は12日、一審に続き、無罪の判決を言い渡した。
 小沢代表は、資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐり、元秘書と共謀して政治資金収支報告書にウソの記載をした罪に問われ、4月に一審の東京地裁が無罪を言い渡していた。
 東京高裁は、12日の判決で「小沢代表が違法だと認識していなかった可能性がある」とした一審の無罪判決を支持し、指定弁護士の控訴を棄却した。さらに、収支報告書の記載の一部については「記載を行った元秘書自身に違法だという認識があったとはいえない」として、一審よりも小沢代表側の主張に沿った判断を示した。
 小沢代表の弁護団「非常に良い判決でしたね。思った通りというよりは、思った以上の判決だったと思います」
 検察官役の指定弁護士「我々の主張が理解されなくて残念だったというのが、今の気持ちです。上告については、検討の上、3人でよく協議して決めたいと思っています。まだ結論は出ていません」
 指定弁護士が上告を断念すれば、小沢代表の無罪が確定する。
ttp://www.news24.jp/articles/2012/11/12/07217559.html





64 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/11/13(Tue) 14:33
乏しい証拠…手探りの指定弁護士 小沢氏の裁判は何を残したのか
産経新聞 11月13日(火)11時59分配信


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東京高裁に入る元民主党代表で「国民の生活が第一」代表の小沢一郎被告=12日午前、東京都千代田区(松本健吾撮影)(写真:産経新聞)
 「民意」に対する司法の答えは、2度目も無罪だった。小沢氏の裁判は強制起訴制度のあり方に何を残したのか。波紋は広がり続ける。

【表で見る】 これまでに強制起訴された事件

 ◆規正法の限界浮き彫りに

 「控訴棄却」の言葉に、天を仰いだ。目の前では約1年9カ月前に起訴した小沢一郎(70)が証言台の前でゆっくりと頭を垂れ、2度目の無罪判決をかみしめるようにそのまま数秒、動かなかった。

 元民主党代表で、「国民の生活が第一」代表となった小沢が、資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐり政治資金規正法違反(虚偽記載)罪に問われた法廷。検察官役を務めた指定弁護士の大室俊三(63)は淡々と判決理由の読み上げに聞き入った。

 「原判決が犯罪の証明がないとして無罪を言い渡したのは正当」「一部を除きおおむね首肯できる」…。

 東京高裁第4刑事部の裁判長、小川正持(しょうじ)(63)が約1時間にわたり読み上げた判決は、1審が認定した元秘書の衆院議員、石川知裕(39)らの虚偽記載の一部についても故意を否定。指定弁護士にとっては認定が“後退”した。

 「良かった」。法廷では目を閉じたまま表情を変えることがなかった小沢だが、弁護団から判決内容の説明を受けると喜んだ様子だったという。主任弁護人として弁護団を率いた弘中惇一郎(67)は「良い判決だ。思った以上だ。事件全体として犯罪がなかった、とはっきり言っている」と判決を評価した。

 一方、指定弁護士の村本道夫(58)は「本件の不可思議な処理について、控訴審は向き合っていないんじゃないか」と悔しさをにじませ、大室は言葉を選びながらこう答えた。「(裁判所を)説得できるだけの力量がなかったという意味では、自分たちの能力不足を恥じ、責任を感じるべきだといわれれば、おっしゃる通りと思う」

 ◆「逃げるわけには」

 現役政治家のカネの疑惑に法廷で黒白をつける−。検察審査会の「民意」を受けた前例のない裁判は、指定弁護士にとっても手探りの中での挑戦だった。

 指定弁護士の一人は、職務を引き受けた際の心境をこう語る。「難しい事件であっても、逃げるわけにはいかないと思った」。しかし、検察から引き継いだ証拠は予想以上に乏しく、どこにどんな証拠があるのか、収集作業にも時間を奪われた。村本は「検察官とは別に捜査すべきだと意気込んだが、できなかった」と振り返る。

 指定弁護士が最も葛藤したのは、控訴判断だ。

 小沢を無罪とした1審判決に対する納得できない思いは3人に共通していた。一方で、その決断を慎重にさせたのは、本来の弁護士としての立場だ。「控訴審で覆せる確証まではないのに、被告人の立場を長引かせていいのか」。議論は控訴表明当日まで続いた。

 悩み抜いた末に控訴を決断。だが、控訴審はさらに厳しい現実を突きつけた。

 1審後に寄せられた、小沢の土地取引に関する情報提供。指定弁護士は裏付けを進めたが、有力証言は得られなかった。「みんな小沢さんの周辺者だから。誰も話をしてくれなかった」。指定弁護士の一人は捜査の難しさをこぼす。

 控訴審での被告人質問も弁護側の拒否により断念。何とか協力を得て作成した調書も証拠採用には至らず、1時間で結審した。

 ◆落胆の色にじませ

 「裁判で何かが分かるのではないか。強制起訴制度で政治とカネの問題に切り込むことができるのではないか。そう期待したが、むなしい結果だ」。審査を検審に申し立て、法廷に「真相解明」を託した市民団体のメンバーは控訴審判決に落胆の色をにじませた。

 検審で審査補助員を務めた弁護士の吉田繁実(61)も「結局、会計処理を秘書任せにしておけば『故意がない』として罰せられないということ。もはや政治資金規正法で政治家を立件することはできない」と憤る。ただ、吉田はこうも続けた。「無罪判決は規正法の限界を浮き彫りにした。これが今後の改革につなげられれば、検審の議決、そして公判は決して無駄ではなかったはずだ」(敬称、呼称略)

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最終更新:11月13日(火)13時39分



65 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/11/13(Tue) 14:39
小沢代表無罪 元秘書の「無計画性」が1審より“明確な無罪”導く
配信元:産経新聞2012/11/13 00:44更新

元民主党代表で「国民の生活が第一」代表、小沢一郎氏(70)に無罪を言い渡した12日の東京高裁判決は「限りなく『クロ』に近い」との声も上がった1審東京地裁判決とは異なり、元秘書らの虚偽記載の故意についても一部を認めないなど弁護側の主張に近づいた。根拠として随所に挙げられたのは、元秘書の「無計画性」。1審より“明確な無罪”が示されたのと引き換えに、小沢事務所のずさんな会計処理が改めて浮かんだ側面もある。

 ■前提から判断覆す

 1審判決は石川知裕衆院議員(39)ら元秘書が作成した政治資金収支報告書の虚偽記載を前提として、違法行為について小沢氏との「報告・了承」があったと判断。その上で、「違法性を認識していなかった可能性」に触れ、無罪を導いた。

 指定弁護士が控訴審で争ったのはこの「違法性の認識」だった。平成16年10月の土地購入を翌年分の収支報告書に記載した「公表先送り」について、1審は「取引自体が翌年に先送りされたと認識していた可能性」に言及。これに対し、小沢氏自身が購入時に銀行の関連融資書類に署名していることなどを挙げ、「近日中に取引が行われることを認識していた」などと反論していた。

 だが、控訴審判決は前提となったはずの元秘書の虚偽記載の違法性から、判断を覆していった。



66 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/11/16(Fri) 20:50
小沢氏無罪、上告断念へ…指定弁護士19日にも
読売新聞 11月16日(金)14時32分配信

 資金管理団体「陸山会」の土地取引を巡り政治資金規正法違反(虚偽記入)に問われ、1、2審とも無罪となった小沢一郎・「国民の生活が第一」代表(70)について、検察官役の指定弁護士は上告を断念する方針を固めた。

 19日の協議で最終決定する。

 上告期限は26日だが、上告を断念した場合、指定弁護士は直ちに上訴権放棄を東京高裁に申し立てる方針で、代表の無罪が確定する。

 高裁判決は「代表には虚偽記入の認識がなかった可能性がある」として、石川知裕衆院議員(39)(1審有罪、控訴)ら元秘書との共謀を否定。東京地裁の無罪判決を支持し、指定弁護士の控訴を棄却した。

 指定弁護士3人は14日、上告するかどうかを協議。主任格の大室俊三弁護士によると、高裁判決に憲法違反や判例違反がなければ、上告を断念することを決めた。大室弁護士は16日午前、取材に対し、「明確な判例違反などを見いだすのは難しいだろう。高裁の認定には不服だが、事実誤認を上告理由とするのも適切ではない」と話した。

最終更新:11月16日(金)14時32分





67 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/11/19(Mon) 11:31
ただいまNHKTVのテロップに小沢氏無罪確定しました。

控訴審控訴棄却を受けて指定弁護士が上告断念し、無罪が確定となりました。

同時に本日[亀井新党]が結党されることが決まり直前に発表されています。

68 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/11/19(Mon) 11:43
<陸山会事件>小沢氏の無罪確定…検察官役が上告断念
毎日新聞 11月19日(月)11時31分配信

 資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡り、政治資金規正法違反(虚偽記載)で強制起訴された「国民の生活が第一」代表、小沢一郎被告(70)を再び無罪とした12日の東京高裁(小川正持裁判長)の判決について、検察官役の指定弁護士3人は19日、最高裁への上告を断念した。上訴権の放棄も申し立てた。上告期限の26日を待たずに代表の無罪が確定する。

 19日午前、東京・霞が関の検察合同庁舎で最終協議を行った3人は、上告理由である憲法違反や判例違反などを見いだせないとの意見で一致した。衆院選公示を控えた代表の政治的立場にも一定の配慮をしたとみられる。【鈴木一生】

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最終更新:11月19日(月)11時31分



69 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/11/19(Mon) 18:54
小沢氏「試練の日々だった」=無罪確定で会見
時事通信 11月19日(月)18時43分配信

 国民の生活が第一の小沢一郎代表は19日夕、党本部で記者会見し、資金管理団体をめぐる政治資金規正法違反事件で自らの無罪が確定したことについて「最初から何らやましいことはないと言い続けてきたが、まさに私の主張が裏付けられた」と強調した。東京地検特捜部との攻防や法廷闘争に関しては「本当に忍耐の毎日で大変厳しい試練の日々だった」と振り返った。 



70 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/11/19(Mon) 18:58
「主張受け入れられず残念」=役割終え安堵も−指定弁護士

記者会見する検察官役の指定弁護士、大室俊三氏(左)と山本健一氏=19日午前、東京・霞が関の司法記者クラブ 小沢一郎代表の無罪に対する上告断念の決定後、指定弁護士は19日、東京・霞が関の司法記者クラブで記者会見し、「主張が受け入れられなかったのは残念だ」と改めて述べる一方、「ほっとしている」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
 大室俊三弁護士は、「証拠が少ない中で、有罪立証のために時期をさかのぼって証拠の収集と検討をした」と自分たちの活動を評価。一方で、「より積極的な証拠収集に費やす時間がなかった」と悔しさもにじませた。
 その上で「訴訟活動が十分だったかを検証しながら、無罪確定が制度の問題なのか、われわれの力量の問題なのか、それ以外の問題なのかを考えたい」と話した。
 山本健一弁護士は「有罪立証に努めてきた身としては、裁判所に受け入れられなかったのは残念だが、甘んじて受け入れなければいけない」と自らに言い聞かせるように述べた。(2012/11/19-12:51)




71 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/11/19(Mon) 20:25
<小沢代表>無罪確定で会見「多くの国民の皆さんに感謝」
毎日新聞 11月19日(月)19時37分配信


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無罪の確定を受け、記者会見する「国民の生活が第一」の小沢一郎代表=東京都千代田区で2012年11月19日午後5時58分、竹内幹撮影
 国民の生活が第一の小沢一郎代表は19日、政治資金規正法違反事件で無罪判決が確定したことを受け、党本部で記者会見し「公正な正しい司法の判断が確定し、どんなときでも私を励ましてくれた多くの国民の皆さんに感謝したい」と語った。

【ついに無罪確定】陸山会事件:小沢氏の無罪確定…指定弁護士、上訴権を放棄

 小沢氏は淡々とした表情で会見に臨み、「3年7カ月余りの捜査と裁判の日々は本当に忍耐の毎日で、大変厳しい試練の月日だった。支援、励ましがなければ重圧に耐えることはできなかった」と総括。「きょうを機会に研さんに励みながら、政治家、人間としての人生を自信と誇りを持って生き抜きたい」と語った。

 一方、事件に関する検察の捜査や報道に対する思いを聞かれた小沢氏は「民主主義の社会であり得ないことが起こった。政界で特定の思惑を持って行動した人々や、不公正な言論をした人たちは国民がしっかり見て判断を下す。国民の裁きに任せたい」と述べるにとどめた。【中島和哉】

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【最終更新:11月19日(月)20時0分



72 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/03/29(Sat) 20:01
★★主なスレ《検索用》★★

http://www.10ch.tv/bbs/politics/index2.html#7



73 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/03/29(Sat) 21:16
訂正

★★主なスレ《検索用》★★

http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=politics&key=325125568&ls=50





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