掲示板に戻る 全部 前 50 次 50 1 - 50 最新 50 スレ一覧



レス数が 1000 を超えています。残念ながら全部は表示しません。

維新政治塾二次選考不合格の皆さんへ

67 名前:日本晴れ 投稿日:2012/07/21(Sat) 12:43
茶人見習いさんへ
>>65
>>66

オーストラリアの件について

オーストラリアの総督の件で私が例として挙げた本意は、現にそのような権限を規定した法があり、比較的最近(70年代)にその行使も行われた事実がある、ということです。

___________

「日本晴れさんのお気持ちだけは理解できます。私としては、百歩譲って、仮に天皇陛下に首相解任権をお持ちいただくとしても、その解任するか否かの判断は国会の多数による決議や国民の多数による国民投票などに基づく形にし、あくまで解任責任が天皇陛下に及ばない形にするべきだと考えます。
将来的に、年少の天皇陛下が即位された場合の側近の跋扈や、首相解任の結果が裏目に出てさらなる政治的混乱(内乱など含む)が生起しても、天皇が批判されたりせず、皇室を国家の存亡に巻き込まないためにです。 」

天皇陛下の首相解任権について、茶人見習いさんの御懸念は十分理解しました。しかし、まったくの批判されない状態(権限の無しの状態)で、存在感を示しつつ、権威の永久的保持ということは可能なのでしょうか? 私は徐々に天皇陛下の権威が低下してしまうのではないかという懸念を持っています。

___________

「日本晴れさんは天皇陛下の公選首相解任が陛下の予想外のマイナスの結果を招いたとき、その責任は天皇陛下が負うべきだとお考えなのでしょうか?」

私の想定している首相解任権の行使は、大多数の国民が首相解任を熱望し、このままでは騒乱状態(国家滅亡)が予想される稀な場合に限られます。その場合に於いて公選首相を解任され、その後、大多数の国民が予想し得ないようなマイナスの結果を招いたときは、大多数の国民が予見し得ないことであり、大多数の国民の願いを叶え、騒乱状態(国家滅亡)を予防することに重きをおいた、やむにやまれない苦渋の判断なのですから、その責任は天皇陛下が負うべきとは考えません。したがって、平時に於いては公選首相に対して「国民に誠実であれ、さもなくば首相解任もあり得る」という抑止効果を狙ったものです。

___________

「国民主権の形をとるからには、その結果はプラスにしろマイナスにしろ国民が負うのが当然だと考えます。
厳しい言い方ですが、主権という「権利」を持つからには善政にしろ悪政にしろその結果には「責任」を取らねばなりません。
その責任を天皇陛下に監督して頂きたいというのは、失礼ながら国民の「甘え」と責任転嫁だと思います。
悪政という結果への「責任」の担保を天皇陛下に求めるのであれば、「主権」も天皇陛下にお持ちいただき、天皇親政にしなければ筋が通りません。
そのような悪政を阻止し監督するのは本来国会の仕事であり、それを防ぐのが政治家の存在意義です。それをある意味で放棄して陛下に負わせしむならば、国会も政治家も必要ないと思います。
国会や政治家の信頼回復や機能不全の解決は、皇室に頼らず、政治システムの改革で行うのが適切ではないかと考えています。」

一般的に、格上の者に格下の者が甘えるということは、許容されるべきではないのでしょうか?
一般的に、国民が仮に熱望した場合にも、甘えが一切許されないのであれば、その都度、逆に不満(反感)が増幅されるのではないでしょうか?
理想としては、公選首相が強い権限を持つ以上、その暴走(国家を滅ぼす程)を何らかのシステムで迅速に止められるようにする方法があれば良いのですが。(これが難しい ! 妙案募集 !)

掲示板に戻る 全部 前 50 次 50 1 - 50 最新 50 スレ一覧

read.cgi ver.4.21.10c (2006/07/10)