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219 名前：ギルガメッシュ ◆OGilxXUs 投稿日：2015/09/02(Wed) 21:00

>>121　シノ
成程、貴様の身体に染みついた臭いには経緯があるのだな。
しかしそうか……殺しまでは経験しておらぬのならばまだ救われる。
一度殺める事を覚えてしまうと二度過去にいた場所に帰る事は出来なくなる。
我の様になってしまえば、もう前しか見れなくなるからな。

……ならばせめて貴様だけはこびりついて落とせぬような血の臭いは避けて、尊敬して崇めた王の帰還を待ちわびれば良いだけだ。
何時か必ず思いが届き帰還に結びつくであろう、故にそう簡単には諦めるでないぞ。
それと、我には唯一無二の友人が一人いたのだが、それが死んだ原因こそが我の身体に流れる半神の血であった。
我が神の血を受け継いでいなければこんな悲劇は起こらなかったのであろうが……まあ、これに関しては運命としか言えぬ話だ。
血の繋がりは大切な絆でもある、しかし己が身を束縛してしまう鎖でもある。

―――貴様は血の繋がりに温もりは必要だとやはり考えてしまうのか。
しかし産まれながらの事情から考えれば仕方のない話だ、それに対して押し付けがましい意見はせぬがな。


>>125　バーバラ
そうだな、貴様の世界で魔法がそこまで一般的であるのならば、我らの世界の『魔術』こそが『魔法』の分類なのだろう。
しかしそれでも貴様には計り知れぬ力を持ち得ているのだろう？
となると、やはり『魔法使い』として昇華して当然とも言えるか……ちなみにその大魔女の血を受け継ぐ者として見せられる魔術などはないのか？
魔法が主流の魔法使いとなるとここまでの神秘を持ち得ているのかと見做せれば言峰に……ああいや、我がマスターに伝えたいものだが。

去年の流れからおまえには事情があるのは承知していた。
しかし今年またおまえが現れた事で皆が喜んでいるのだから、別れや悲しみは最終日まで取っておくべきだ。
故に今年もその事情が仮に出来たとしても、なんとか最終日まで伸ばして笑顔を振りまければ皆も安心する。

……クク、怖くて嫌な人か。
我は雑種に遠慮はせぬが、それなりに話は聞くし、語る方だ。
それが我が気に入った雑種であるならば、な（屋台で購入した林檎飴を差し出して）


雑種>>126
それではそのはちみつレモンとやらを貰おうか。

………昔囲っていた女が良く蜂蜜とレモンのドリンクを作っては我に飲ませていたな……。
我が手放した事によりあの女は他の男の手に渡り、別に今更惜しくもないが……今日も言峰が我の部屋できゅうりをラー油で付けているのを見ていると
今日帰宅すればあれが夜食であろうかと考えてぞっとする。
そもそもきゅうりのラー油漬けはぴりりとした触感が美味であろうに、あいつの作る物な何故に全てが激辛料理なのだ。

……………今日は帰宅せずに食事は屋台で済ませて、ホテルにするか……。
次の日唇がタラコになるのも英雄王としての名折れではあるからな。


>>128　オオイシ
雑種、その前に一言苦言を強いるが―――貴様、エブラーナの忍者王には陛下と付けて置きながら、何故我には付けぬのだ！！　
この不敬、貴様の頸を叩き落とさねば分からぬのか！！　無礼にもほどがあるぞ！　恥を知れ下郎！！
英霊の御霊を慰めるのが己が任務だと認識するのであらばこの我の機嫌を損ねさせるな！！


雑種>>130　コスプレ大会
ふむ………こんな仮装如きで我の王気が損なうとはとてもではないが思えぬ。
故にだ―――人類最古の英雄王たるこの我が逃げるなどできるか！　やってやろうではないか、雑種！！

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