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【名無し参加型】うち、女勇者。【オリジナル】

1 名前:マッチ ◆jlUtTwCg 投稿日:2015/12/14(Mon) 20:44

ちゃっす、うち女勇者。
なんかさ、ある日いきなり王様に呼び出されて
「お前の先祖は勇者だから、世界制服を企む魔王を倒してこい」
とか言われちゃったワケ。
ていうか、魔王ってのが何処にいるのかも知らないし、姿形も知らないし、なーんにも知らないんだけど。
いきなり魔王討伐とかありえなくない?
王様は大したお金もくれないしさ、情報も自分で探せ!ってことらしいよ。
まぁ、このスレが1000に到達するまでに倒せればいいんじゃない?
それじゃ、テキトーに冒険の旅に出てみましょ。

【名前】マッチ
【性別】女
【年齢】16
【職業】勇者(仮)
【レベル】1
【装備】ひのきのぼう、布の服
【呪文】まだ使えない
【その他】黒髪ロング、低身長、生意気、浪費癖あり

ルール
・名無しの提供してくれた情報を元に冒険するRPG(世界観、アイテム、呪文、モンスター等)
・もちろん、普通の質問、書き込みもOK
・一緒に冒険してくれる仲間も募集(上の自己紹介テンプレ使ってください)
・下げ推奨

734 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/03/10(Sun) 19:55
>>731
ザナージュ「世界最強?興味ないね。ま、俺のカッコよさは既に世界最強クラスだがな」
ルキ「はいはい」
ザナージュ「はいは一回でいい」
ルキ「大事なことだから二回言ったの」
ザナージュ「ならよろしい、バーカバーカ。
   ゼノ坊、お前はどうだ?世界最強目指してんのか?」
ゼノ「オレも世界だの最強だのって考えたことはねーな。今よりもっと強くなりてーとは思ってるけどさ」
ザナージュ「ほお、向上心は一応あるようだな、若者よ。それで?強くなってどうする気だ?」
ゼノ「え?いや、別にどうするってわけじゃねーけど……弱いよりは強いほうがいいだろ?」
ザナージュ「へえ、じゃあお前は目的もなく、ただ力のみを求めるってわけかい?そんな力を得たところで、身を滅ぼすだけだぜ?」
ルキ「どうしたの、ザナージュ……?どこか悪いの……?」
ザナージュ「本気で心配そうなツラすんな!俺は正常だ。
   で、どうなんだよ、坊っちゃんよ。お前は何のために強くなりてえんだ?」
ゼノ「……守るためだよ」
ザナージュ「……なんだって?」
ゼノ「守るためだよ!!」
ザナージュ「何を!!」
ゼノ「仲間を!!」
ザナージュ「声が小さい!!もう一回!!」
ゼノ「いや言わねーよ」
ザナージュ「照れんな照れんな!大事なことは二回言うもんだぜ?なあ、嬢ちゃん」
ルキ「そうね。ねぇ、さっきのもう一回言ってみてよ、ゼノ」
ゼノ「やだね、もう二度と言わねー。……ていうかさ、お前ら何か勘違いしてねーか?
   オレは仲間を守りたいとは言ったけど、お前らを仲間だとは言ってねーかんな」
ザナ&ルキ「え……」
ゼノ「あ、いや……まー、うん、お前らのことも守ってやるよ……ついでだしな」
ルキ「ほんと……?」
ザナージュ「守ってくれるのか?俺たちなんかを……」
ゼノ「お、おう。男に二言はねーよ」
ザナージュ「よし、じゃあ次の戦闘はお前に全部任せて俺と嬢ちゃんは体力を温存するぜ」
ルキ「頼りにしてるから、ゼノ」
ザナージュ「うむうむ、やはり持つべきものは仲間だねえ」
ゼノ「……ああ、オレもいい仲間を持ったもんだよクソッ」

>>732
ザナージュ「ヘイ、悪い冗談はよせよ。俺にヒャダインを撃てって言うのか?」
ルキ「そこまで言ってない」
ゼノ「つーかヒャダインって、人じゃなくて魔法の名前だろ?」
ザナージュ「ああ、そっちか」
ルキ「どっちよ」
ザナージュ「こっちの話さ。とりあえず魔法のことだと思って話を進めるぜ」
ゼノ「たしか氷系の魔法だったよな?」
ルキ「そ。ランクで言えば中位魔法ってとこね」
ザナージュ「そりゃまた地味な位置付けだ。そんな地味な魔法を嫌いになる理由が思い浮かばねえな」
ゼノ「なんか不遇な魔法だって聞いたことがあるぜ。どんな風に不遇なのかはよく知らねーけど」
ザナージュ「へえ、そうなのか?嬢ちゃん」
ルキ「話すと長くなるから、その辺は各自で調べてもらうとして……」
ザナージュ「長くなっても構わんぜ。いい尺稼ぎになるからな」
ルキ「……めんどい」
ゼノ「結局それが理由かよ」
ルキ「そもそも不遇ってだけでヒャダインを嫌いになるとは思えないけど。不遇な魔法なんて他にもいくらでもあるわけだし」
ザナージュ「まあな、じゃあ他に理由があるのかもしれねえ。たとえば……誰かを思い出すとかな」
ゼノ「誰かって誰だよ?」
ザナージュ「ヒャダインさ」
ゼノ&ルキ「??」

735 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/03/10(Sun) 19:56
>>733
ザナージュ「今回の依頼者は男性、190cm、髪は茶、筋肉モリモリマッチョマンの変態か。気が乗らねえな」
ゼノ「冗談言ってる場合かよ、この兄ちゃんヤバくねーか?
   筋肉がえらいことになってるし目も血走ってるぜ」
ルキ「……なにか飲んでるみたいだけど、あれは何?」
ザナージュ「ドーピングコンソメスープだ……」
ゼノ「ドーピング?いやでもあれもうドーピングとかいうレベルじゃねーぞ。海外のコミックに出てくるヒーローみてーな体型じゃん」
ザナージュ「海外のヒーロー?違うな、あれは国内のヴィランさ。いや、魔界だったかな」
ルキ「……魔界であんなキャラクター見たことないけど」
ザナージュ「ん?待て、あのミスターの様子がおかしい」
ゼノ「なんだよ、まさか暴走とかするパターンじゃねーだろうな?」
ルキ「かもね。……二人とも注意して」
ゼノ「……了解」
ザナージュ「やれやれ、結局はこうなるわけか」

733「(思いっきり口から熱いスープを噴き出す!)」

ルキ「(氷で防御)」
ザナージュ「(ゼノで防御)」
ゼノ「うぎゃー!!」
ルキ「え?ゼノ!?」
ゼノ「あぢぢぢ!!きたねーし、あちぃ!!」
ザナージュ「ちくしょう、なんてこった!坊やがやられちまった!嬢ちゃん、冷やしてやれ!」
ルキ「世話焼けるんだから……」(冷却)

ゼノ「ふー……サンキュー、ルキ。助かったぜ……」
ルキ「もう……だから注意してって言ったじゃない」
ゼノ「いや、今のは」
ザナージュ「まあまあいいじゃねえか、嬢ちゃん。ゼノ坊も無事だったんだ。結果オーライさ。
   さて、それじゃ次はあのミスターにお返ししねえとな」(ニッ
ゼノ「待てよ、その前に」
ザナージュ「?」
ゼノ「てめェをブン殴る!!」(ゴシカァン
ザナージュ「ひでぶっ!!」
ルキ「特に理由のない暴力がザナージュを襲う!……何やってんの、ゼノ」
ゼノ「理由ならあるさ、こいつオレを盾にしやがった」
ルキ「……ザナージュ」
ザナージュ「ヘッ……甘いこと言ってんじゃねえよ……あれは近くにいたお前が悪い……」
ゼノ「……」(ゴゴゴ……
ザナージュ「あ、ゴメンナサイ」
ルキ「『ゴメンナサイ』では済まない戦いがそこに!?」

736 名前:スライム 投稿日:2019/03/12(Tue) 03:22
な、何で…何で勝てねぇんだよぉ…
魔界トップクラスの力を手に入れた筈なのに、いくらてめぇらが強いったっておかしいだろうがよぉ〜…
こんな理不尽はねぇぜぇ〜、ちくしょぉ〜!
産まれた時から決まってるのかぁ?
大した力も持たずに産まれてきたスライムはてめぇらにぶち殺される運命だって事がよぉ〜、そんなのアリかよぉ〜!
これじゃ俺が何をしたって意味がねぇ〜…

737 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/12(Tue) 18:16
伝説になりたいという夢は叶わない……悲しいのよね

738 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/12(Tue) 19:13
キューキュータマ!タマタマキューキュー!


みんなでレッツキュータマダンシング!

739 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/03/15(Fri) 00:26
>>736話 Stylish!
ザナージュ「違うな、チートさ」
ルキ「チー……?」
ザナージュ「所詮、正攻法でできるのはそのくらいが限界さ。
   てめえみたいに真面目腐った奴が、地道に努力してレベルを上げたところで、
   俺みたいな魂を腐らせちまった本物のチーターには敵わないってことだ。
   だからスライムがいくら集まろうと……合体してキングになろうと……ムダなんだよ!!」
ルキ「……そんなゲスいことをドヤ顔で言われても」
ゼノ「じゃあその醜く汚い本物のチートを使ったザナージュさんは、やっぱりここでもスライムを見逃してやるんだよな?今までみてーに」
ザナージュ「無理だな、このスライムは知り過ぎた。俺がチーターだとバレた以上、見逃すわけにはいかねえ」
ルキ「あんたが勝手に白状したんでしょ」
ザナージュ「だが、このスライムのことは嫌いじゃなかったぜ」
ゼノ「スライム逃げろー!超逃げろー!」

ザナージュ「JACK POT……!!」(ズキューン

ルキ「……外れた……?」
ゼノ「違う……外したんだ……そうだろ?ザナージュ」
ザナージュ「ハッ、ただのスライム一匹撃ち殺したところで何の得もねえ。
   よう、スライム野郎。本気で俺に勝ちたけりゃその貧弱な体をメタルにでも改造して出直して来るこった。
   その時は俺もマジで相手をしてやるぜ。尻尾巻いて逃げたきゃそれもいい。
   とにかくもうお家へ帰んな、お前にも家族がいるだろう」

ルキ「ただのスライムとはいえ、あんたが敵を見逃がしてあげるなんて……
   珍しいこともあるもんね。あのスライムに情でも移った?」
ザナージュ「ま、そんなところだ。あいつが今死んだら路頭に迷うヤツらがいるからな」
ゼノ「家族……か。ヘッ、こっちに来てからアンタもちょっと丸くなったんじゃねーか?」
ザナージュ「バーカ。くだらねえこと言ってねえで、さっさと行くぞ」
ゼノ「行く?って、どこにだよ」
ザナージュ「あのスライムを追うんだよ。お前ら、ゴールデンスライムって知ってるだろ?」
ルキ「……知ってるけど、まさか」
ザナージュ「そのまさかさ。あのスライムの故郷まで付いて行けば、会えるかもしれねえぜ……ゴールデンスライムによ!
   ほら、急ぐぞ。スライム狩りじゃあ!!」
ゼノ&ルキ「行ってらっしゃい」

740 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/03/15(Fri) 00:27
>>737話 そして伝説へ
ザナージュ「そりゃ叶わねえだろうぜ、叶わないって自分で決めつけてる内はな。
   自分を信じることもできねえヤツの前には、ランプの精だって出てきちゃくれねえさ」
ルキ「らしくないセリフね」
ゼノ「なんかザナージュが夢とか誰々を信じるとか言ってると違和感あるよな」
ザナージュ「そいつは心外だ。俺だって信じるものや夢くらいあるんだぜ?」
ルキ「へぇ……どんな?」
ザナージュ「信じるものは金だ。夢は金と美女に囲まれて楽しく暮らすことさ」
ルキ「そうですか、かなうといいですね」
ゼノ「ザナージュならきっとかなえられるさー」
ザナージュ「心にもねえこと言ってんじゃねえぞ、大根役者ども」
ゼノ「なんだよ、オレたちを信じられねーってのかよ?」
ザナージュ「うん」
ゼノ&ルキ「……」
ザナージュ「それはそうと、737は伝説になりたいんだよな?それなら私にいい考えがある」
ルキ「どうせしょうもない考えなんでしょ?」
ゼノ「確実に失敗するな、こりゃ」
ザナージュ「うるせえ、黙って俺を信じろ。いいか、737?まずはこのカメラを持って女風呂に……」
ルキ「はぁ……ゼノ、この犯罪者に何か言ってやってよ」
ゼノ「ちょ、待てよ!」
ザナージュ「だが断る、俺は止まらねえからよ……お前らも止めるんじゃねえぞ……」
ゼノ「やるならちゃんとバレねーようにしろよ」
ザナージュ「お前……ああ、もちろんだ。俺たちを信じろ」(ニッ
ルキ「……あんたたちの何を信用しろって言うの?」

741 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/03/15(Fri) 00:27
>>738話 はばたけ!ダンシングスター!
ゼノ「なんだこれ?」
ザナージュ「キュータマダンシングさ」
ルキ「それはわかるけど……いや、わからないけど、なんでそれを私たちに?」
ザナージュ「道を間違えたのかもしれねえな。
   ヘイ、738。◯◯たまスレならこの上だぜ。◯パ◯レ◯ジャースレはもうちょい下だ」
ゼノ「大丈夫かよ、これ」
ザナージュ「ただの道案内だろ?これも人助けさ。
   ま、ウチに来た以上は俺たちがもてなすのが礼儀ってもんか。
   スカ◯ロネタまで律儀に返した俺にとっては、キ◯ータマダンシングくらい、どうってことねえな」
ゼノ「伏せ字だらけじゃねーか」
ルキ「ていうか何で今キュータマダンシングまで伏せ字にしたの?」
ザナージュ「聞きたいかね、お嬢さん」
ルキ「……遠慮しとく」
ザナージュ「よーし、いい子だ。さて、それじゃ俺たちも踊るとするか」
ゼノ「なんでだよ」
ザナージュ「なんでってダンスに誘われたら踊るのがRPGのマナーだろうが」
ルキ「……そんなマナー聞いたことないけど」
ゼノ「それにオレ、ダンスとか踊ったことねーぞ。キュータマダンシングってのもよくわかんねーし」
ザナージュ「やれやれ、世間知らずなお子サマたちだ。そんなんじゃ社交パーティーにも出れないぜ?」
ゼノ「じゃあザナージュ、お手本見せてくれよ」
ザナージュ「オーケー。ただし一度しか踊らねえからよーく見とけよ?」
ルキ「まあ、見たところで私たちが社交パーティに出ることは一生ないと思うけど」
ザナージュ「ミュージックスタート!
   ♪あなたはフラフラフラwwwフラミンゴ〜www♪」
ルキ「こっち来ないで」
ゼノ「てかキュータマ踊れよ」

742 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/15(Fri) 16:25
二流になるなよ、一流を目座せ!

743 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/16(Sat) 15:07
ルキおねーたん、拙者とあそぼー!ブヒィィィィィィィィ!!!!!!!

744 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/03/17(Sun) 19:18
>>742話 一流になる人 二流でおわる人

ザナージュ「だが断るぜ」
ルキ「だがの意味がわかんないけど」
ゼノ「断るなよ、二流のまま終わっていいのかよ?」
ザナージュ「あいにく俺は二流じゃねえんでな」
ルキ「じゃあ三流?」
ザナージュ「そりゃお前らだろうが。俺は超一流のハンターさ」
ゼノ「そういうのって自分で言うとダサくねーか?」
ルキ「腕はともかく、センスは二流以下ね」
ザナージュ「うるせえぞ、三流ハンターども」
ゼノ「……その三流にブン殴られて鼻から血ィ流してたのは誰だよ」
ルキ「そういえば三流ハンターに絞め落とされたヤツもいたっけね」
ザナージュ「バーカ、あれはあえて受けてやったのさ。超一流ならではの余裕ってやつだ」
ルキ「ムダに攻撃を受けるのが超一流ハンター(笑)の条件なの?ふーん……」
ゼノ「すげーんだな、超一流ハンター(笑)って。オレには真似できねーや」
ザナージュ「……人をイラつかせることに関しちゃお前らも超一流だぜ。口より腕を鍛えな、ガキども」
ルキ「なに言ってんの、『ケンカはまず挑発から』って教えてくれたのは、ザナージュじゃない」
ゼノ「オレたちはアンタの教えに従っただけさ。それに腕の方だって少しは上げたつもりだぜ?試してみるか?」
ザナージュ「ほお……坊やが言うようになったじゃねえか。いいぜ、相手してやるよ」
ルキ「へぇ……珍しい」
ゼノ「ヘッ、もう坊やとは呼ばせねーぞ!」
ザナージュ「と言いたいところだが、今日は体調が悪いからまた今度な!」
ゼノ「……」
ルキ「……体調管理も超一流ハンターの条件に加えた方がいいんじゃない?」
ザナージュ「ムリをしないのも超一流の条件だ。だから俺は休むときには休む、そして明日から本気を出すのさ」
ゼノ「なにが超一流のハンターだよ。アンタは超一流のニートだよ」
ザナージュ「お前らと一緒でな」
ルキ「口の減らないヤツ……」
ザナージュ「お前らと一緒でな」
ルキ「……ムカつく」
ザナージュ「お前らと一緒でな」
ゼノ「ガキかよ」
ザナージュ「お前らと一緒でな」
ゼノ「ダメだこりゃ」
ザナージュ「お前らと一緒でな」

745 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/03/17(Sun) 19:19
>>743話 お客様とて許せぬ

ルキ「…………」
ザナージュ「露骨に嫌そうな顔すんなよ、お客様に失礼だぜ?」
ゼノ「今回もオレとザナージュは散歩でも行くか?」
ザナージュ「賛成だ。じゃあ後はごゆっくりな」
ルキ「…………」(ガシッ
ゼノ「な、なんだよルキ……」
ザナージュ「イイ男をキープしておきたい気持ちは分かるが、
   離してくれよ嬢ちゃん、散歩道が俺たちを呼んでるんだ」
ルキ「今回は逃がさないから……っ!」
ザナージュ「なんて力だ……!こいつ、どこにこんな力が……!?」
ゼノ「(よっぽど一人になるのがイヤなんだな……)」

ザナージュ「じゃあ散歩に行くのはやめとくか。だが嬢ちゃんよ、ご指名を受けたのはお前だ」
ゼノ「そうだな、ルキが遊び相手になってやんねーと」
ルキ「遊びって……私にどうしろって言うの……」
ザナージュ「オイオイ、そんな泣きそうなツラすんな。簡単なことさ、顔でも踏んでやりゃいい。
   そんで罵るのさ、『この薄汚い豚野郎ッ!!』ってな」
ゼノ「ダメだろ」
ザナージュ「いいや、これで間違いなくそのミスターはブヒブヒ言って喜ぶね、紅の豚みてえによ」
ゼノ「アンタが一番失礼じゃねーか?あと紅の豚はそんなこと言わねーよ」

ルキ「ザナージュ……真面目にやって、お願いだから」
ザナージュ「お願いされちゃ仕方ねえな。じゃあデートでもしてやったらどうだ?」
ルキ「……」
ゼノ「イヤだって言ってるぜ、目が」
ザナージュ「お前よく分かるな。
   なあに、軽く茶に付き合ってやる程度でいいのさ。
   これで間違いなくそのミスターはブヒるね、飛べねえただの豚みてえによ」
ゼノ「オイ、さっきより酷くなってんぞ!」
ザナージュ「とにかくやれ。顔を踏むか一緒に茶を飲むか、二つに一つだ」
ルキ「……じゃあお茶で」
ザナージュ「よーし、よく決断したな。茶の準備はこっちでしてあるぜ」
ゼノ「やけに用意がいいな」
ザナージュ「文字数に余裕がねえからな。さ、急いで飲め。そうだ、嬢ちゃんが飲ませてやれよ」
ルキ「……」
ゼノ「余計なことを……って言ってるぜ、目が」
ザナージュ「ああ、今のは俺にも分かった」
ルキ「……飲ませてやれって言われても、このお茶熱いんだけど」
ザナージュ「おっと、こいつはうっかりだ。じゃあ嬢ちゃんがフーフーしてやるしかねえな。
   これで間違いなくそのミブターはブーブーするね、千と千尋の豚みてえによ」
ゼノ「743さー、そろそろキレてもいいんだぜ」
ルキ「……要は冷やせばいいんでしょ」(カチコチ
ザナージュ「オイ何やってんだ!魔法は反則だろうが!フーフーしろよ!ブーブー!!p(`ε´q)」
ゼノ「アンタがブーブー言ってんじゃねーか!」
ルキ「……この薄汚い豚野郎」

746 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/17(Sun) 19:39
はなくそをつけておく

747 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/17(Sun) 19:42
ビーフシチュー作ったけどたべていく?


748 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/22(Fri) 21:28
中国おじさん「生意気なチャルメラのおっさんと勝負しようと屋台をひいていたら
いきなり転送トラップに引っかかってこんな所に飛ばされたアルヨ。ここどこネー!
とりあえず我が国中国の最高に美味しいラーメンを食べていくアルヨロシ。
今ならお試し期間中でタダアルヨ」

749 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/03/23(Sat) 14:48
ザナージュ「ここに来てから2ヶ月近く経ったが、俺たちが元いた世界はどうなってんだろうなあ」
ルキ「核の炎に包まれてたりして」
ザナージュ「YouはShock!それじゃまるで世紀末、お前ら好みに言うと聖飢魔IIだ」
ゼノ「ありえねー話でもねーぜ?こっちと向こうの時の流れが同じとも限らねーしな。
   向こうじゃまだ数時間しか経ってねーかもしれねーし、逆に何百年も経ってる可能性だってあるぜ」
ルキ「戻れたとしても、周りは知らない人ばかりになってるかもよ」
ザナージュ「そりゃいい、それならもう借金返す必要もねえな」
ルキ「元々返す気なんてないくせに」
ゼノ「夜逃げしたと思われてるかもな、オレたち」


>>746話 マインスイーパー

ザナージュ「まるで息を吐くかのごとく、さりげない仕草で壁に地雷を設置していくこの手口……こいつは間違いなくプロだぜ」
ゼノ「何のプロだよ、こんなモンただの嫌がらせじゃねーか」
ルキ「毎回レス返す私たちもどうかと思うけどね」
ザナージュ「親切丁寧な接客、それが俺たちのモットーにしてウリだからな」
ゼノ「いや、こういう時こそ『お客様とて許せぬ砲』を撃つべきなんじゃねーのか?」
ザナージュ「それは報酬を頂いた後だ」
ゼノ「世間はそれを強盗と呼ぶんだぜ」

ルキ「……というか報酬なんて出るの?どういう依頼なの、これ?そもそも依頼なの?」
ザナージュ「やれやれ、質問攻めか。スターも大変だぜ。
   この依頼の内容はあれだ、えーと、そう、あれだよ」
ゼノ「どれだよ」
ザナージュ「これだよ!」(壁にズキューン

ルキ「……あんたいったい何がしたいわけ?」
ゼノ「ネタに困ったらとりあえず撃っとけばいいと思ってやがんな」
ザナージュ「これ以上この話を膨らませるのは、俺のトークスキルを以てしてもムリだと判断した」
ルキ「賢明な判断ね、できれば最初から気づいてほしかったけど」
ザナージュ「人は失敗を重ねて学んでいくものなのさ。
   そういうわけだ。悪いなミスター、あいにくこの店は“ツケ”禁止でね」
ゼノ「強引なオチだぜ」
ザナージュ「仕方ないだろ?ツケるのは禁止でも、オチはつけとかねえとな。……ヒュウ、キマった!」

750 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/03/23(Sat) 14:48
>>747話 突撃!隣の晩ごはん

ザナージュ「もちろんゴチになります」
ゼノ「オイ、少しは遠慮しろよな」
ザナージュ「わかってねえな、こういう時はありがたく頂くのが礼儀なのさ。
   それに、タダで食うメシほど美味いものはないからな」
ルキ「途中から本音がダダ漏れてるけど」
ザナージュ「俺は正直者なんでな。とにもかくにも頂くとするぜ。サンキュー、747。
   ほら、お前らもちゃんと礼言いな」
ゼノ&ルキ「747さん、ありがとうございます」(お辞儀)
ザナージュ「……(くっ、こいつら……こういう時だけ礼儀正しくしやがって……。これじゃ俺だけバカみてえじゃねえか)」
ゼノ「どーしたんだよ、ザナージュ?」
ルキ「食べないの?」
ザナージュ「食うさ、食うに決まってるだろ?ハンター界の卑虚魔露(ひこまろ)と呼ばれた男だぜ、俺は」
ゼノ「誰が言ったんだよ、そんなこと」
ルキ「それたぶん褒め言葉じゃないと思うけど」

(いざ、実食!)

ザナージュ「これは……美味い!こいつはまさしくシチュー界のパンドラボックスや!」
ルキ「それもたぶん褒め言葉じゃないと思うけど」
ザナージュ「いや、素直に褒めてんのさ。マジでイケるぜ、こいつは」
ゼノ「たしかに美味い……レシピが知りたいな」
ザナージュ「……クレアのシチューを思い出すぜ……」
ルキ「クレア……?」
ゼノ「誰だ?ザナージュのおふくろさんか?」
ザナージュ「なわけねえだろ、お前は自分の母親を名前で呼ぶのか?そこはせめて妹とか恋人にしとけ。
   クレアってのは、俺がガキの頃、近所に住んでたマダムさ」

ルキ「ふーん……その人がザナージュにシチューを作ってくれたってこと?じゃあ思い出の料理なんだ……あんたにとって」
ザナージュ「ああ、クレアおばさんのシチューと言えば地元じゃ知らねえヤツはいねえさ。
   俺たちみたいなガキにもよく振る舞ってくれてたぜ」
ゼノ「へー、いい人じゃん。オレも食ってみてーな」
ザナージュ「残念ながらそれは一生ムリだな」
ゼノ「なんでだよ?」
ルキ「……ゼノ」
ゼノ「え?あ……わりぃ、ザナージュ……」
ザナージュ「いや、いいんだ。クレアのシチューが吐くほど不味いのは事実だからな。もう作るのやめりゃいいのに」
ゼノ&ルキ「そっち!?」
ザナージュ「あん?」
ルキ「その人、今も元気にしてるの?」
ザナージュ「してるぜ?今も不味いシチュー作ってガキ相手に売りさばいてるよ」
ゼノ「してんの!?しかも金取んの!?」
ザナージュ「そりゃそうさ、ガキ相手にクソ不味いシチュー売りつける強欲ババアだからな。ありゃあと100年は生きるね」
ルキ「酷い言われようね……まぁ事実ならしょうがないけど……」
ザナージュ「※このエピソードは俺の体験談であり、グ◯コのレトルトシチューとは一切関係ありませんぜ」

751 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/03/23(Sat) 14:50
>>748話 闘将!!拉?男

ザナージュ「おお、これはこれは!異国の地から遠路はるばるようこそ、ザナジュガンドへ。
   私はこの国を治めるザナージュと申します。この者たちは我がしもべのスケとカクです」
ゼノ「テキトーなことばっか言うなよ。なんだよ、ザナジュガンドとかスケカクとか。つーか、しもべじゃねーし」
ルキ「バカはほっといて……この人も転移してきたみたいね。どうする?」
ゼノ「見捨てるわけにはいかねーだろ、助けてやろーぜ」
ザナージュ「面倒事にならないことを祈りたいね」



ザナージュ「(ズルズル……ズズー)うめっ」
ゼノ「面倒事どころかラーメン奢ってもらってんじゃん!なんかわりーな、おっちゃん……あ、うまっ」
ルキ「これじゃ逆に助けてもらってるような……あ、おいしっ」
ザナージュ「ふー、食った食った。今日は食ってばっかだな。シェイシェイ、ミスター。
   にしても『ここどこネー!』の次のセリフが『とりあえずラーメン食べていくヨロシ』とは、最高にクールだ。
   このミスター、タダ者じゃねえぜ。……ププ!代金はタダなのにタダ者じゃないって!おかしいアルネ〜」
ルキ「あんたの頭がね」
ザナージュ「うるせえ、中国拳法キャメルクラッチの餌食にすんぞ」
ゼノ「それホントに中国拳法か?」
ザナージュ「さあな、そいつはラーメンマンに聞いてくれ。それよりこのミスターに礼をしねえとな。
   ラーメンの礼もアルが……このミスターは俺と境遇が似てて、どうも他人の気がしねえ。
   俺も生意気な国王のおっさんを射殺しようと引き金を引いているイメトレをしている最中に、転移させられちまったからな」
ルキ「……それのどこが似てるわけ?」
ザナージュ「いいからお前らも力になってやりな。
   魔族ですが人間界に上京したお前らなら、このミスターの気持ちがわかるだろ?」
ゼノ「わかるさ。アンタが何を言ってるのかはわかんねーけどな」

752 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/23(Sat) 19:28
倒したモンスターの死体って焼いて食べたりしてんの?

753 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/24(Sun) 21:18
足なんて飾りです、偉い人にはそれが分からんのです!

754 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/03/25(Mon) 22:08
ゼノ「ザナージュ……また文字化けしてんぞ」
ザナージュ「ゲェーッ!なぜだ!?この俺が二度も同じミスを犯すとは!」
ルキ「コピペで楽しようとするからじゃない?」


>>752話 ランチの魔王

ゼノ「食えそうなヤツはなるべく食うようにしてる。食材だってタダじゃねーからな」
ザナージュ「実際そういう依頼もあるんだぜ。食用のモンスターを狩ってきてくれ、ってな。
   美食家気取りの金持ちの中にはモンスターの肉を好むヤツもいんのさ」
ルキ「まあ私は虫系とかあんまりグロい見た目のはパスだけど」
ザナージュ「俺もそういうのは遠慮したいね。獣や魚みたいなのは上手に焼けば結構イケるんだがな」
ゼノ「二人とも好き嫌いはよくねーぞ。世界には、食いたくても満足に食えない人たちが大勢……」
ザナージュ「あーオーケー、その話はまた今度聞かせてもらうぜ。
   それよりお前、食堂でも開いたらどうだ?」
ゼノ「……なに言ってんだよ、オレ悪魔だぜ?」
ルキ「たまに忘れそうになるけどね」
ザナージュ「悪魔だからいいのさ。俺は悪魔と食堂ってのは噛み合ってると思うぞ。
   食材なら俺が確保してやる。俺ならどんなモンスターでも原型がわからん程の肉塊にできるからな。
   そいつをお前が適当に混ぜ混んで料理しちまえば、客にもバレはしねえ。
   ミンチ食堂の開店だ。安い食材でボロ儲けだぜ」

ルキ「その話、どこかで聞いたような……いや、見たことあるような……」
ザナージュ「気のせいだ。だが作者の絵柄が変わったように見えるのは、きっと気のせいじゃない」
ゼノ「なんのこっちゃ」
ザナージュ「気にすんな。それよりさっきの話、どうだ?」
ゼノ「やだね」
ザナージュ「即答!?なんでだよ、お前それでも料理人か?その剣は何のために握ってんだよ」
ルキ「少なくとも料理のためではないんじゃない?」
ゼノ「そもそも料理人でもないっつーの。オレは剣士だ、今は剣の腕を磨くことしか考えてねーよ。
   オレはそんなに才能がある方じゃねーし、少しでも努力しねーとな」
ザナージュ「ったく、暑苦しい野郎だ。お前もしかして自分が凡人だとでも思ってんのか?そいつは大きな間違いだぜ」
ゼノ「え……?」
ザナージュ「お前は剣士としては凡人どころか才能ナシだから、今すぐ転職して包丁を握るべきだ。
   はい、ここで一句!『ゼノ坊や 剣士としては クリボーや』」
ゼノ「……アンタから料理してやろーか。不味そうだけどな」
ルキ「なんかザナージュって毒とか持ってそう」
ザナージュ「お前らも少しは舌の毒抜きをしてほしいもんだぜ」

755 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/03/25(Mon) 22:09
>>753話 ポケットの中の戦争

ザナージュ「飾りだと?はっきり言うじゃねえか、気にいらねえな。
   足ってのは胸と同じか、それ以上に重要なものなんだよ」
ゼノ「この二人、いったい何のハナシしてんだ?」
ルキ「微妙に噛み合ってない気がするけど、ザナージュが言ってるのはどうせくだらない話でしょ」
ザナージュ「くだらねえだと?この感じ……無乳タイプか!」
ルキ「……無じゃないし」
ザナージュ「いいや、お前のそれはすでに形骸だ。あえて言おう、ゼロであると!ゼロシステム発動!PPPPPPP……!」
ルキ「このぉ……人間風情がッ!」
ゼノ「落ち着けって、なに小さいことで言い争ってんだよ」
ルキ「……小さくない」
ゼノ「ザナージュ、アンタもあまり煽るなよな。その内、死ぬほど痛い目に遭うぜ」
ザナージュ「そりゃ楽しみだ、たまには遭ってみたいね」

ルキ「なら、あんたを殺す…… 」
(*゜ー゜)=○)゜O゜)
ザナージュ「……いってえ!!てめえ、殴ったな!?」
ルキ「トゥ!」
(*゜ー゜)=○)゜O゜)
ザナージュ「ひでぶっ!!……ぶったな……二度もぶった……親父にもぶたれたこと……」
ルキ「ヘァー!」
(*゜ー゜)=○)゜O゜)
ザナージュ「あべしっ!!て、てめ……三回も殴りやがって……台本と違えぞ……」
ルキ「殴ってなぜ悪いの?」
ゼノ「ルキ!モウヤメルンダ!もう気は済んだろ。いつまでヘンなポーズしてんだよ」
ザナージュ「ゼノ坊……できればもう少し早く止めて……ほしかった……ぜ……」
ゼノ「いや、アンタいつも『止めるんじゃねーぞ』って言ってるから、止めちゃ悪いと思ってさ」
ザナージュ「なんだよ……結構空気読めるじゃねえか……」

756 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/26(Tue) 14:51
ハリー・ポッターに出て来た百味ビーンズを買ってきたから
一緒に食べようぜ

中にはゲロ味・鼻くそ味・腐った卵味・せっけん味・土味など色んな味のが
混じっているから気をつけろよー

757 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/30(Sat) 17:33
勇者と愉快な仲間たちを知ってる?

758 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/03/31(Sun) 14:41
ザナージュ「ヘイ、お前ら。これからは自ら他人と積極的に話をしていくように」
ゼノ「なんだよ、いきなり?」
ザナージュ「コミュ障を解消する方法だ。親切なレディが教えてくれたのさ。
   お前らもビビってねえで、自分の殻から一歩踏み出しな」
ルキ「……別にビビってないし。ただ他人と関わるのが面倒なだけ」
ザナージュ「そりゃ典型的なビビリのセリフだぜ、嬢ちゃん」
ゼノ「ちょ、待てよ!そりゃオレだって自分に社交性があるとは思ってねーよ?
   けどさ、魔族にビビってんのは人間の方だろ。だからオレらはあえて人と距離を取って……」
ザナージュ「うるせえ!!」
ゼノ&ルキ「!?」
ザナージュ「カッコつけてんじゃねえぞ!何が魔族だ、今どき流行んねえんだよ!
   どうせお前ら、孤独なオレかっけー!悲劇の私マジヒロイン!とか思って酔いしれてんだろ?
   そんなもん俺には通用しねえんだよ!」
ルキ「話が通じないもんね、あんたには」
ゼノ「こういうメンドくせーヤツには関わらねーのが一番だぜ……だからアンタのとこで止まってたんだよ、あのスレ」

>>756話 ゲート・オブ・アミティリシア・オンライン

ザナージュ「テキトーな冒険の旅と言うより、食べ歩きの旅みたいになってきたな」
ルキ「……食べ物とは思えない味が並んでるんだけど」
ザナージュ「汚い色してるだろ。実在するんだぜ、これ」
ゼノ「マジかよ……何のためにこんな危険なモン作ったんだよ、人間は」
ルキ「ていうか、これ作った人は石鹸や土を食べたことがあるわけ?」
ザナージュ「そこら辺はノリってやつさ。ライブ感とも言うがな」
ゼノ「便利な言葉だぜ、ノリでヘンなモン食わされる方の身にもなれっての」
ルキ「……これ、食べなきゃダメなの?」
ザナージュ「もちろんさ、依頼だからな。何も全部食えってわけじゃない。
   好きなのをひとつ選びな。お前らから選ばせてやるよ」
ゼノ「じゃあルキ、最初に選べよ」
ザナージュ「お、レディファーストか。いい心がけだな、ゼノ坊」
ルキ「いいの?二人とも」
ザナ&ゼノ「いいってことよ」

ザナージュ「(ククク……俺は食ったことがあるからな。当たりも外れも把握済みよ!高見の見物といかせてもらうぜ)」
ゼノ「(いいことをすれば後で必ず報われるはずだ。オレは少しでも運を味方に付けてこの危機を乗り越えてみせる!)」
ルキ「(……ってとこでしょ。ま、なんだっていいけど。先手を取れば有利な事は確かだし)
   じゃ、これで。この色が綺麗なの(これはソーダ系ね……間違いない)」
ゼノ「そんじゃオレはこれにするか。なんか恐竜のタマゴみたいじゃん」
ザナージュ「じゃあ俺はせっかくだから、この赤いやつを選ぶぜ!」



果たして三人の運命は?次レスに続く!

759 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/03/31(Sun) 14:43
ザナージュ「よーし、全員選び終わったな。食べる順番はさっきの逆でいいかい?」
ゼノ「ああ、構わねーぜ」
ルキ「どうぞ」
ザナージュ「では……いざ、実食!」(モグモグ
ルキ「どう?」
ザナージュ「こいつは……チェリー味か、当たりだ。悪いな、面白いリアクションはできそうにないぜ」
ゼノ「まぁよかったんじゃね?盛り上がりには欠けるけどさ」
ルキ「……まぁね(ザナージュ……やっぱり食べたことあるでしょ、あんた)」

ザナージュ「というわけでリアクション芸はお前らに任せるぜ」
ゼノ「ヘヘッ、その期待には沿えないかもな」(モグモグ
ルキ「どう?」
ゼノ「……」
ルキ「……ゼノ?」
ゼノ「……これ……ヤバいやつ……」
ザナージュ「(ブハハハハ!坊っちゃんよ、それは恐竜の卵じゃねえ。腐った卵だ!)」
ゼノ「やべ……吐きそう……」
ザナージュ「それはダメだ!耐えろ、男だろ!嬢ちゃん、お前も応援してやれ!」
ルキ「え?……ゼ、ゼノ、頑張ってー」
ゼノ「う……うぉぉぉー!!」
ザナージュ「やったか?」
ゼノ「やっぱムリ」(草むらにダッシュ)

ザナージュ「ったく、根性のないヤツだぜ」
ルキ「ゼノがやられるなんて……ザナージュ、これホントにヤバいものなんじゃ……?」
ザナージュ「そんなことねえさ、たかがビーンズだぜ?あの坊っちゃんは大袈裟なんだよ」
ルキ「そ、そうね……たかがビーンズだもんね……それにこれがハズレとは限らないし……いただき……ます……」(モグモグ
ザナージュ「どうだい?せっけんの味は?」
ルキ「!あんた……やっぱり……!」
ザナージュ「ブハハハハ!その通り!俺はかつてこいつを食ったことがあるのさ!味は全て把握してある!さあ、苦しめ!もがけ!」
ルキ「くっ……こいつ最悪……うっ、マズ……だ、出していい……?」
ザナージュ「オイオイ、年頃の娘が品のねえこと言うなよ。ちゃんとゴックンしな」
ルキ「ブフッ!」
ザナージュ「うわっ、きったねえな!!マーライオンか、お前は!」
ルキ「ごほ、ごほっ……!あ、あんたが変な言い方するから……!」
ザナージュ「あーあー、これでもうお前にヒロイン役はムリだな。今日からお前は……ゲロインだ!」
ルキ「……あんたには血ヘドを吐かせてやるから……っ」

760 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/03/31(Sun) 14:43
>>757話 銃士と不愉快な仲魔たち

ザナージュ「いや、知らねえな。ムツゴロウと愉快な仲間たちなら知ってるが」
ゼノ「どっちも誰だよ」
ザナージュ「ムツゴロウってのは異国の獣使いだ。ゾウに踏まれ、ヘビに絞められ、ライオンに噛まれても生き延びたタフガイさ」
ゼノ「獣使えてねーじゃん!襲われまくってんじゃん!」
ルキ「タフなのは分かったけどね」
ザナージュ「ま、ムツゴロウの話は置いといて。その勇者と愉快な仲間たちってのは誰だい?」
ルキ「話題に上がるくらいだから、この世界の有名人じゃない?」
ザナージュ「まさかあの狂犬のジョニーを倒したっていう勇者か?」
ゼノ「ジョニー?ああ……いたな、そんなヤツ」
ルキ「まぁ絶対に関係ないと思うけど」
ザナージュ「ま、そんな野良犬野郎の話も置いといて。その勇者サマとお仲間ってのはどんな連中なんだろうな?」
ゼノ「勇者ってくらいだから、ゴツい剣と鎧の大男じゃねーか?」
ルキ「案外、華奢な優男だったりして」
ザナージュ「そりゃ嬢ちゃんの願望だろ。勇者も仲間もセクシー美女に決まってるさ」
ルキ「……それこそあんたの願望でしょ」
ゼノ「それはそれで悪くねーけどな」
ザナージュ「だろ?やっぱパーティーには華がなきゃな。ウチも一人くらいはそういう人材が欲しいとこだぜ……」
ルキ「……」
ゼノ「ん?どーした、ルキ?」
ザナージュ「言いたいことがあるならハッキリ言いな」
ルキ「華ならもうあるでしょ?」
ゼノ「え?」
ザナージュ「どこに?」
ルキ「……こ、ここに」
ザナージュ「HAHAHA!なかなか愉快なジョークだ!」
ゼノ「へー、お前もそういう冗談言うんだな。ちょっと意外だぜ」
ルキ「……不愉快な仲間たち」

761 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/31(Sun) 17:45
大喜利をしておくれ

762 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/04/01(Mon) 17:36
私は邪者。魔王さまから世界を破滅に導く勇者の討伐を依頼された騎士だ。

763 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/04/01(Mon) 21:03
エイプリルフールだから思いっきり告白してみるぜ

「ザ…ザ…ザナージュさん!ずっと前から好きでした!!」

764 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/04/06(Sat) 18:43
ザナージュ「俺たちが華々しくデビューしてからちょうど100レスだ。
   この調子で1000まで行けば、今年のルーキー・オブ・ザ・イヤーは頂きだな」
ルキ「何それ?」
ザナージュ「新人賞のことさ」
ゼノ「じゃなくて、そもそもそんな賞はねーだろ」
ルキ「あったとしても私たちが受賞できるとは思えないけどね」
ザナージュ「賞金が出るならもっと頑張ってやってもいいんだがな」
ゼノ「出なくても頑張ってくれ」

>>761話 やるかジジイ!

ザナージュ「やるのは構わねえが、お題もこっちで用意しろってのか?
   そりゃ実にハードなハードルだな。座布団10枚よりはるかに高いぜ、HAHAHA」
ゼノ「うーん……」
ルキ「……つまんな」
ザナージュ「ほならね、自分で面白い回答してみろって話だぜ。まあお前らのような陰キャラにはムリな話かもしれねえがな」
ゼノ「そーだな」
ルキ「じゃあこの依頼は拒否ってことで」
ザナージュ「待てえい!やる前から諦めてどうする!」
ルキ「あんたが言ったんじゃない。私たちみたいな大人しい子には難しいって」
ザナージュ「言ってねえよ、お前ら陰キャラにはムリだと言ったんだ」
ゼノ「ムリなら断るしかねーじゃんか」
ザナージュ「いや、そんなこと言ってねえ。言ったけど言ってねえ」
ゼノ「なに言ってんだよ、アンタ」
ルキ「なんでそんな必死なの?」
ザナージュ「必死にもなるさ。稼げる時に稼いどかねえと、俺たちゃ必ず死ぬぜ。つまり……必死」
ルキ「……それは笑えばいいの?泣けばいいの?こんな時、どういう顔をすればいいのかわかんないの」
ゼノ「笑ってやった方がいいと思うよ」

ザナージュ「ウォッホン!とにかく始めるぞ。まずは配役を決める。はい、司会者やりたい人!」
ゼノ&ルキ「……」
ザナージュ「じゃあ回答者やりたい人!」
ゼノ&ルキ「……」
ザナージュ「じゃあ座布団運びやりたい人!」
ゼノ&ルキ「はい」
ザナージュ「なんでだよ」
ルキ「一番簡単そうだから。面白いこと言わなくていいし」
ザナージュ「お前、山田くんdisってんのか?」
ゼノ「それが誰かは知らねーけど、オレらに司会や回答させると大事故になるぜ」
ルキ「特に回答者なんてさせたら放送事故もいいとこね」
ザナージュ「それはそれで面白そうじゃねえか」
ゼノ&ルキ「面白くない」
ザナージュ「じゃあ配役は平等にジャンケンで決めようじゃねえか。これなら文句ねえだろ」
ゼノ「……いいぜ、やってやろうじゃんか。逃げんなよ、ルキ」
ルキ「……あんたこそ負けても恨まないでよ、ゼノ?」
ザナージュ「決まりだな。そんじゃ行くぜ!ジャーンケーン……」


(♪笑点のテーマ)

ルキ「……えっと、大喜利のコーナー……です。……それでは皆さん、挨拶をどうぞ……」
ザナージュ「お初に、レディース&ジェントルメン。俺の名はザナージュ。
   麗しいレディと汚い金をこよなく愛するクールダーティーな賞金稼ぎさ。以後お見知りおきを」
ルキ「……じゃあ次、座布団運びのゼノくん」
ゼノ「座布団と幸せを運ぶゼノでーす。よろしく」

ルキ「(気楽なもんね……)じゃあまず最初のお題……お題……」
ザナージュ「あー何でもいいから早く出してくれよ、司会者さんよ」
ルキ「……じゃあ何か面白いこと言って。はい、ザナージュさん」
ザナージュ「オイ!いきなりムチャ振りしてんじゃねえぞ!そんなお題があるかよ!」
ルキ「あ、司会者に口答えした。ふーん……いいんだ?ゼノくん、ザナージュさんの座布団一枚持っていって」
ゼノ「へーい」
ザナージュ「クソッ……この暴君司会者め……!歌丸師匠でもここまではやらねえぜ……」

ルキ「ほらほら、何か面白いこと言ってみてよ?ねぇ、ザナージュさん?」
ゼノ「(ルキのヤツ、結構楽しんでんなー)」
ザナージュ「オーケー、じゃあ一言だけ言わせてもらうぜ」
ルキ「どうぞ?」
ザナージュ「ババア!小さすぎんだよ!」
ルキ「(カチーン)……ゼノくん、ザナージュさんの座布団全部……」
ゼノ「え?」
ルキ「……あんた、何で座布団持ってきてんの?」
ゼノ「いや、今の結構上手かったからさ、座布団あげるべきかなって」
ザナージュ「HAHAHA!お前は最高の座布団運びだぜ!」
ルキ「……それでは昇天、この辺でお開き。また来週」

765 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/04/06(Sat) 18:44
>>762話 INSIDE IDENTITY

ザナージュ「オーウ、なんか痛い子が現れたな」
ルキ「そんな言い方しないの。本人は頑張ってるんだから」
ゼノ「そういう半端な優しさが人を一番キズつけるんだぜ、ルキ」
ザナージュ「ま、勇者だか邪者だか知らんが俺たちには関係のねえ話だ。
   ヘイ、ダークナイト。ここにはおたくの探し人はいないぜ?他を当たりな。
   そのツラを蜂の巣そっくりにされたくなきゃな」
ゼノ「オイ、そんな言い方しなくたっていいだろ?襲われたわけでもねーんだしさ」
ザナージュ「……思い出すんだよ、こういう野郎を見てるとよ」
ルキ「何を?」
ザナージュ「ゼノ坊を、さ」
ゼノ「……オイ」
ルキ「ゼノを思い出す……?どういうこと?」
ザナージュ「俺と坊やが初めて会った時のことさ。嬢ちゃんがウチに来る前の話だ」
ゼノ「やめろ、昔の話だろ!ルキだって興味ねーよ。な?」
ルキ「ううん、聞きたい」
ゼノ「オイ」

ザナージュ「いやあ、それがよ、こいつ昔はこのダークナイトみたいな感じだったんだよ」
ゼノ「あわわわ……」
ルキ「……ゼノが?」
ザナージュ「ああ。最初のセリフは『俺はゼノ……アンタを殺す悪魔だ』だったよな、確か?」
ゼノ「知らねーよ!覚えてねーし!」
ルキ「ふっ……!何それ」
ザナージュ「他にも『闇の雷光に抱かれて消えろ』とか何とか言ってたな。
   なんだよ、闇の雷光ってよ。闇と光が両方そなわり最強に見えるぜ」
ゼノ「言ってねーよ!ルキ、これウソだからな!信じるんじゃねーぞ!」
ルキ「ふふ、信じてもらいたいなら、少しは落ち着いたら?」
ザナージュ「極めつけはあれだな。『聴こえるか?この雷鳴はアンタに捧げるレクイエ……」
ゼノ「わーーーッッッ!!」

ザナージュ「うるせえな、今レクイエムを捧げてる最中なんだ。静かにしな」
ゼノ「知るか!そんな儀式ブッ壊してやるよ!」
ルキ「知らなかった……まさかゼノが病気を患ってたなんてね」
ゼノ「勘違いすんなよ!もう完治してるからな!」
ザナージュ「だといいがな。俺や嬢ちゃんにまで感染しちゃかなわんぜ。
   俺はそういう飾ったデコレーションは苦手なんだ」
ルキ「そうね、感情的な太陽は熱を上げ過ぎてどうにかなりそう」
ゼノ「(……感染……してねーか……?)」
ザナージュ「ま、そういうことだ、ダークナイト。悪いことは言わねえから今すぐ転職しな。
   数年後、そのツラを枕に沈めたくなきゃな」

766 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/04/06(Sat) 18:44
>>763話 告白予行練習

ザナージュ「ありがとう、俺もキミが好きさ。世界に終わりがあるなら、その瞬間はキミと共にありたい。
   この世界で初めて俺の名を呼んでくれたキミと、共に」

ルキ「うっ……鳥肌……」
ゼノ「方向性が違うだけで、アンタも立派な感染者じゃねーか……」
ザナージュ「うるせえなあ、俺ばかりモテるからってヒガんでんのか?」
ゼノ「……アンタって幸せモンだよな」
ルキ「エイプリルフールに告白されて喜べるほど純粋な心を私たちは持ってないの。あんたと違ってね」
ザナージュ「ったく、ダークナイトよりダークなヤツらだぜ。エイプリルフールの別名知ってるか?
   四月馬鹿ってんだ。お前らも少しはバカになって騒いだらどうだ?」
ゼノ「ガラじゃないね、そういう役回りはアンタに任せるよ」
ルキ「そうそう、嘘の告白に踊らされるピエロ役はザナージュが適任だと思うし」
ザナージュ「てめえらなあ……俺だけならまだしも、彼女をバカにするような真似は許さねえぜ」
ルキ「彼女……?誰?」
ザナージュ「763ちゃんのことに決まってんだろ」
ゼノ「……彼女じゃなくて彼じゃねーか?口調的に」
ザナージュ「いいや、彼女だ!普段は男勝りな美少女ちゃんだが、愛する男の前でだけは乙女となる……というシチュエーションなのさ」
ルキ「よくそこまで妄想できるもんね」
ザナージュ「お前らの想像力が足りないだけさ。
   さ、それじゃ763ちゃん。さっそくラブヤに行こうか?」
ルキ「ラブヤ……?何?」
ザナージュ「ラブ宿屋のことに決まってんだろ」
ゼノ「キマッてんのはアンタの頭だよ」

767 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/04/07(Sun) 00:40
変な語尾になる呪いをかけてみる

768 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/04/07(Sun) 11:54
謎のウイルスに感染して男性一人だけ美少女
に性転換する!

769 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/04/07(Sun) 18:44
>>767話 スペースザウルス

ザナージュ「呪いだあ?誰にかけてみたでやんすか?」
ゼノ&ルキ「……」
ザナージュ「……こいつは参ったでやんすな、俺でやんすか」
ゼノ&ルキ「……」
ザナージュ「なんでやんすか、その目は?さてはお前ら、疑ってるでやんしょ?」
ルキ「語尾が変になるなんて、そんなバカみたいな呪いあるわけないにゃん。……あ」
ザナージュ「うわあ、あざてえー!あざといを通り越して痛々しいでやんす!」
ルキ「し、しょうがないにゃん!呪いにゃんだから!
   あんただっていかにも小物じみた口調になってるにゃん!……ぁぁぁぁぁ……イヤ……!」
ザナージュ「小物てwwwお前の方が小物でやんしょwww
   小ぃサ〜ニャwww手品〜ニャwww」
ルキ「ウザすぎ笑えにゃい」
ザナージュ「笑えばいいと思うでやんすよ。
   しかし嬢ちゃんにまで効果があるってことは、なかなか強力な呪いのようでやんすな。
   ゼノ坊、お前はどうでやんすか?何か喋ってみるでやんすよ」
ゼノ「わかったゼノ、テキトーに喋ってみるゼノ」
ザナ&ルキ「??」
ゼノ「……あれ?」
ザナージュ「……あれ?じゃないでやんしょ。その語尾は何のつもりでやんす?」
ルキ「語尾が『ゼノ』って……あんた、わざとやってるんじゃにゃいの?」
ゼノ「ち、ちげーゼノ!わざとじゃないゼノ!」
ザナージュ「じゃあ試しに笑ってみるでやんすよ」
ゼノ「ゼーゼッゼッゼノ!!」
ルキ「それはさすがにムリがあるんじゃない?」
ザナージュ「はいはい、面白い面白い、ナイスジョークナイスジョーク」
ゼノ「急にフツーに喋ってんじゃねーよ!……あれ?」
ルキ「元に戻ってる……?呪いが解けたみたいね」
ザナージュ「やれやれ、一時はどうなることかと思ったでやんす。……おや?」
ゼノ&ルキ「……」

770 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/04/07(Sun) 18:44
>>768話 乱魔1/2の純情な感情

ゼノ「……つーワケで女の体になっちまったんだ……。なぁルキ、何とかならねーか?」
ルキ「なんて急展開……とりあえず元に戻る方法を調べてみるけど、時間はかかるかもよ」
ゼノ「ああ、元に戻れるなら何だっていいさ。頼んだぜ!」
ルキ「……でもそのままでもいいんじゃない?結構かわいくなってるし。
   視聴者の皆さんにお見せできないのが残念なくらい」
ゼノ「ぜってーイヤだ!クソッ、こんな姿ザナージュに見られたらなんて言われるか……」

ザナージュ「ヘイお前ら、仕事の時間だぜ。今日はここらでヤンチャしてる盗賊団のお掃除……だ……?ん?んんん!?」
ゼノ「あ……」
ザナージュ「オーウ……イッツビューティフォー……。
   初めまして、子猫ちゃん。俺はザナージュ。キミの名前を教えてくれるかい?」
ゼノ「(おえー)え?名前?あ、えーっと……」
ルキ「ゼノ子」
ザナージュ「ゼノ子……?」
ゼノ子「(ルキィィィィィ!!)」
ザナージュ「ゼノ子ちゃんか。オーケー、いい名前だ」
ゼノ子「(どこがだよ!?)」

ザナージュ「ゼノ子ちゃんはなぜここに?俺たちに依頼かい?」
ゼノ子「あ、あのオレ、じゃなくてわたしは……」
ルキ「ペットがいなくなったから、探してほしいんだって」
ゼノ子「(サンキュー、ルキ!)そ、そう!実はそうなんですの!」
ルキ「ブフッ」
ザナージュ「あん?どうした嬢ちゃん?
   ……なるほど、ペットがね。そりゃ一大事だ。すぐ探しに行ってやらないとな」
ゼノ子「え、でも盗賊団はどうするんだ?……ですの?」
ザナージュ「そんなのいつだって片付けられるさ。それより今はキミとの出会いを大切にしたいんだ。
   なぜなら俺のハートはキミに盗まれちまった。……まったく、いけない盗賊さんだぜ☆」
ゼノ子&ルキ「(キモいなぁ、もう……)」

ザナージュ「で、キミのペットってのはどんな子だい?犬かい?それとも猫かい?」
ゼノ子「えーっと、犬……」
ルキ「ドラゴンの子供だって」
ザナージュ「ドラゴン……?」
ゼノ子「(ルキィィィィィ!!お前実は面白がってんだろォォォォォ!!)」
ザナージュ「ドラゴンね、そいつは最高にクールだ。
   オーケーオーライ、俺に任せておきな。さ、行くぜ嬢ちゃん」
ゼノ「(アンタはもっとクールに物事を判断しようぜ)」
ルキ「ごめん、今ムリ。少し調べものがあって……」
ザナージュ「なにい?やれやれ、勉強熱心なことだぜ。人付き合いにもそれくらい情熱を向けてほしいもんだ。
   仕方ねえ、ゼノ坊を連れてくか」
ゼノ子「え?」
ザナージュ「え?」
ゼノ子「な、なんでもありませんわ……」
ザナージュ「?そうかい?……ん?そういやゼノ坊は?ウチのペットはどこ行きやがったんだ?」
ゼノ子「誰がペットだコラ」
ザナージュ「え?」
ゼノ子「な、なんでもありませんわ……」

ルキ「(ゼノ、ちょっと)」
ゼノ子「(どーした?元に戻る方法がわかったのか?)」
ルキ「(うん、お湯をかぶればいいみたい)」
ゼノ子「(お湯?そんなのでホントに戻れるのか?)」
ルキ「(物は試し……ってことで。じゃ、お湯かけるから)」
ゼノ子「え?いきなり?ちょ、待……」

バシャァー

ゼノ「あっづぅぅぅー!!……あ、でも戻ってる!戻ってるぜ!」
ルキ「ふふん。ま、こんなもんね。ゼノ、ありがとうは?」
ゼノ「ありがとう、ルキ!」
ザナ子「……あのぉ〜、これは一体どういうことですの?」
ゼノ&ルキ「……」

771 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/04/07(Sun) 20:49
お約束展開なのにこうも笑える話になるとはな
今月の個人的10ちゃっとMVP候補に君らをノミネートしておこう

772 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/04/09(Tue) 12:07
きつねの子供を預かってください


773 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/04/09(Tue) 16:06
若返り薬を作ったぞ!欲しい?

774 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/04/10(Wed) 18:22
>>771話 愛し愛される絶頂感

ザナージュ「ヒュウ!マジかよ、そりゃ参ったね。
   新人賞に加えてMVPまで受賞したとなりゃ、ゴリ押し出来レースを疑われちまうぜ、ハッハー!」
ゼノ「……もうどこからツッコめばいいのかわかんねーよ」
ルキ「たまには、ほっとけば?ザナージュの言動にいちいちツッコんでたらキリないし」
ザナージュ「何をぶつくさ言ってんだ、お前ら。嬉しくねえのか?」
ゼノ「いやまあ……そういう風に評価されるのは素直に嬉しいけどな。励みになるっつーか、安心するっつーか……そんな感じ」
ザナージュ「はい、よく言えました。嬢ちゃん、お前はどうなんだ?」
ルキ「誰も、嬉しくないなんて言ってないでしょ?」
ザナージュ「ということは?」
ルキ「……嬉しくないことはない」
ザナージュ「偏屈過ぎて逆にわかりやすいな、お前は」
ゼノ「照れてんだよ」
ルキ「照れてない。私が『やったー、嬉しい!』とか言ってる方がヘンでしょ」
ゼノ「確かにそれは怖ーな、そうなったら医者を呼ぶぜ」
ザナージュ「いや、そういう時は病気よりも偽物の可能性を疑った方がいい。速やかに頭を撃ち抜くべきだ」
ルキ「……誰が彼女の笑顔を奪ったのか。だいたいあんた達わかってんの?まだノミネートされただけでしょ」
ザナージュ「十分さ。俺たちは常にぐだぐだダベってるだけだぜ?いわば究極の自己満足だ。
   学校や仕事で疲れ果てて死にそうな時、そんな俺たちのレスで笑ってくれるヤツがいるなら、
   それは最上の喜びと言っても過言じゃないと思うんだが、どうだい?」
ルキ「……まぁ、そうかもね」
ゼノ「アンタも色々考えてんだな、ザナージュ……」
ザナージュ「まあな。どうやって好感度を上げようかといつも頭を悩ませてんのさ」
ルキ「……そういうことは口に出さない方がいいと思うけど?」
ザナージュ「ファンに媚びぬ、依頼から逃げぬ、レスを省みぬ、それが俺のポリシーなのさ」
ゼノ「さっきめちゃくちゃ媚びてたじゃねーか」
ザナージュ「そりゃ媚びますよ、人間だもの。お前ら魔族には分からねえだろうが、人間ってのは大変なんだよ!
   というわけでそんな大変なザナージュ様へのラブレターやファンレター、お仕事の依頼をGUNGUNお待ちしてるぜ!」

775 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/04/10(Wed) 18:23
>>772話 令和狐合戦

ザナージュ「ヘイ、見ろよお前ら。イキのいい非常食が手に入ったぜ。ツイてるね、ノッてるね」
ルキ「うん。あんたには憑いてるし乗ってるかもね、祟り神的な何かが」
ザナージュ「ハッ、祟りが怖くてキツネが食えるかよ」
ゼノ「食うなよ、預りモンだぞ」
ザナージュ「マジメくんだな、お前は。ジョークに決まってんだろ?」
ゼノ「アンタ、そんなことばっか言ってると誰からも信用されなくなるぜ」
ルキ「そうよ、ただでさえ信用されてないんだから……」
ザナージュ「子ギツネヘレンを預かるだけの退屈なお仕事なんだ。ジョークの一つくらい飛ばしたくもなるさ」
ルキ「……この子、そんな名前だったっけ」
ザナージュ「いや、名前を聞くのを忘れてたから俺が今名付けたのさ。ヘレン、いい名前だろ?」
ゼノ「どっから出てきたんだよ、その名前は」
ルキ「どうせならもう少しかわいい名前にしない?」
ゼノ「たとえば?」
ザナージュ「君がいるだけで?」
ルキ「心が……じゃなくて。ロコン……とか、フォッコ……とか」
ザナージュ「なーにがロコンにフォッコだよ、カワイコぶりやがって。
   自分のキャラを考えな、お前にゃコンチがお似合いだぜ」
ルキ「……どういう意味よ」
ゼノ「かわいい名前よりカッコいい名前にしようぜ、マクラウドとかさ」
ザナージュ「キツネ要素ゼロじゃねえか。やっぱりヘレンが一番だな」
ゼノ「ヘレンだってキツネ要素ねーじゃん!一番はマクラウドだよ」
ルキ「なに言ってんの、一番はテールナーでしょ」
ザナージュ「さりげなく進化させてんじゃねえぞ。これじゃラチがあかねえ。全員の案を合わせよう。
   ヘレン+テールナー+マクラウド=ヘルクラウド。これでいいだろ」
ゼノ「じゃあまぁ、ひとまずそれで妥協しとくか……よろしくな、ヘルクラウド」
ルキ「しょうがないなぁ……よろしくね、ヘルクラウド」
ザナージュ「お前ら正気か!?ヘルクラウドだぞ?いいのか、それで?」
ゼノ「アンタが言ったんじゃねーか」
ルキ「ツッコんでほしかったの?」
ザナージュ「いや、俺はむしろこの自慢のコンチをツッコ」
ゼノ「言わせねーよ」
ルキ「削除されても知らないからね」
ザナージュ「ネットや何かで言うだろ?内容が酷すぎるレスは消されるって。あれやめてもらえません?」
ゼノ&ルキ「やめてもらえません」

776 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/04/10(Wed) 18:23
>>773話 ベンジャミン・ギャバン 数奇な人生

ゼノ「ヘッ、見くびってもらいたかねーな。オレらはそんな薬に頼るほど落ちぶれちゃいねーぜ」
ルキ「ザナージュ、あれ……!欲しい……全部欲しい……」
ザナージュ「オーケー。何でも差し出そう、悪魔がそう望むなら」
ゼノ「……オイ」
ザナージュ「まあ待てよ、お前の言いたいことは分かるぜ?自然の摂理に背くな、だろ?
   だがな、若返りってのは人類にとって最高のドリィムなのさ。ヘイ、そうだよな嬢ちゃん?」
ルキ「そうね。不死はごめんだけど……不老は人類にとって永遠の夢なの。分かるでしょ?ゼノ」
ゼノ「お前は半分魔類だろ、ルキ……そもそもホントに効果があるかも分かんねーぞ?」
ザナージュ「だから実際に飲んで確かめるのさ」
ルキ「あ、その前に成分を調べさせて。参考にしたいから」
ゼノ「なんの参考だよ……はぁ。まぁいいけどさ、どうなっても知らねーかんな。あとは勝手にやってくれよ」
ザナージュ「話が早くて助かるね。勝手にやらせてもらうさ。
   (この薬さえありゃ、俺の完璧な容姿を数十年後も保つことができる。
   これは歳を取るごとに若返っていく男の数奇なモテモテ人生を描いた物語である……)フハハハハ……!」
ルキ「(やっぱり永遠の若さは、誰だって憧れちゃうよね!やったー、嬉しいー!)ウフフフフ……!」
ゼノ「(ヤベーよ、なんかこいつら怖ーよ……)
   そんなに若作りしたいのかよ?若さってなんだ?」
ザナージュ「振り向かないことさ」
ゼノ「失敗だらけの人生なんだから、たまには振り返った方がいいと思うぜ」
ルキ「男なんでしょ?ぐずぐず言わないの」
ゼノ「皆さん、これが薬物の魔力に魅入られた若者たちの姿です。薬物乱用はダメ。ゼッタイ」

777 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/04/10(Wed) 22:23
あたしは可愛い人魚よ
だから髪の毛全部剃ったの
うふっ
今日はお化粧して
あなたとデートなの

778 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/04/11(Thu) 01:24
っでいつアニメ化するの?このバカ3人の冒険

779 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/04/12(Fri) 02:55
希望のはな 繋いだ絆を力にして 明日を強く咲き誇れ

780 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/04/14(Sun) 01:30
>>777話 水没のマーメイド

ザナージュ「ま、眩しい……キミが眩しすぎて直視できない……!」
ゼノ「どこ見てんだよザナージュ、目線が随分上を向いてるぜ」
ルキ「ほら、ザナージュ早く行ってあげなきゃ。これからデートなんでしょ?」
ゼノ「人魚とデートなんてスゲーじゃん。羨ましいぜ」
ザナージュ「相手が出家した身でもか?人魚と言うより海坊主じゃねえか」
ゼノ「ヒデーこと言うなよ」
ルキ「あんたのためにわざわざ剃髪してきてくれたんだから」
ザナージュ「本当に俺を想うちょるんなら、頭皮は晒さないでほしかったんだがな……。
   ……ま、いいさ。少し天然気味のマーメイドちゃんだと思えばかわいいもんだ。
   さ、エスコートはこの私めにお任せください、人魚姫」
ゼノ「おお……さすがザナージュ。人魚の相手も手慣れてんな」
ザナージュ「当然だろ?美しさに種族なんて関係ねえからな。人間だとか人魚だとか、俺にとっちゃ些細な問題さ。
   俺の側にいたいってヤツなら誰だって歓迎するぜ。たとえ魔族だろうとな。
   あのエロい国王も凶悪な魔王もみんな昔はガキだったのさ。お前らみたいな、な」
ゼノ「ザナージュ……」
ルキ「私……あんたのそういうとこは……」
ザナージュ「それによ」
ルキ「え?」
ザナージュ「人魚ってのは普段は誰もいない海の底にいるらしいぜ。嬢ちゃんと似てると思わないか?」
ルキ「は?」
ザナージュ「嬢ちゃんも普段は暗い部屋でテレビをつけたまま震えてるだろ」
ゼノ「ルキ、そんなことやってんのか……」
ルキ「……してないから。さっさとデートでも何でも行けば?」

ザナージュ「おっと、そうだった。じゃあまずは……」
ルキ「人がせっかく褒めてあげようと思ったのに、すぐ茶化すんだから……」
ゼノ「ハハ……まあ、人種差別しないところはザナージュのいいとこだよな」
ルキ「……唯一のね」
ザナージュ「はあ?男ォ!?」
ゼノ「……ん?」
ルキ「……どうしたの、ザナージュ」
ザナージュ「この人魚姫……いや、この海坊主、実は男だとよ!男に用はねえんだよ!失せろ、半魚人!」
ゼノ「ヒドッ」
ルキ「男女差別はする男、ザナージュ」

781 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/04/14(Sun) 01:31
>>778話 三バカ日誌

ザナージュ「異議あり!3人じゃねえ、バカは2人だ」
ゼノ「それはもうやっただろバカ」
ルキ「ほんとバカなんだから……あんたのせいで私たちまで同類に見られるんだけど。少しは自重してよね」
ザナージュ「バーカ、同類に見られるのはお前らがマジでバカだからだろ。
   力だけしかない。賢さと友達を求め旅立った魔族。人はお前らをバーカファイターと呼ぶ!」
ゼノ「旅立ってねーし呼ばれてねーよ!」
ルキ「抑えて、ゼノ。ザナージュに構うとバカが伝染るから」
ザナージュ「パイが足りないぜ〜♪」
ルキ「蓮華掌!」(ドゴォ
ザナージュ「ごふぁっ!?」
ゼノ「抑えろよ、ルキ……」
ザナージュ「こ、このアマ……技だけはパイ気取りかよ……10年早いんだよ!」

ルキ「モラルが足りない人はほっといて本題に入ろっか」
ゼノ「それがいいな。けどアニメ化ってさ……ムリだろ」
ザナージュ「そうだな、まずはコミカライズが先だ。そしてアニメ化→ゲーム化→映画化→実写化。こうだろ?」
ゼノ「そういう問題じゃねーだろ。色々ムリがあるっつーの」
ザナージュ「あ〜ヤダヤダ。あれもムリムリ、これもムリムリ、お前は一体いつからソムリエに転職したんだ?
   もしかしたら何かの間違いでアニメ化するかもしれねえだろ。
   俺としてはぜひ>>728をアニメ化してほしいね。ちょうど枠も空いたことだしな」
ゼノ「あの回が一番ムリがあんだよ!リアル裁判になるだろーが!」
ルキ「あの回に限らず、ザナージュのセリフはほとんど改変されるんじゃないの?パクリだらけだし」
ザナージュ「チッチッチ。分かってないな、あれはオマージュってやつさ。そして俺はザナージュ」
ルキ「だから何」
ゼノ「しかもザナージュって下品なネタも多いじゃん。アニメだとその辺も規制かかるんじゃねーの?」
ルキ「そうなったらザナージュには何が残るの?借金?」
ザナージュ「お前の脳内にいる俺は、パクリと下ネタと借金しか抱えてねえのか?哀れなヤツだな、脳も胸も貧相とはよ」
ルキ「他に何かあったっけ」
ザナージュ「フッ、お前を抱いてやってもいいんだぜ?」
ルキ「……」
ザナージュ「何とか言ってみろよ、そのかわいいおクチでよ。それとも照れて言葉も出ないってか?じゃあ代わりに俺が出してやろうか?なあ、オイ?」
ルキ「き」
ザナージュ「ん?」
ルキ「も」
ザナージュ「……クソガキめが」

ゼノ「アニメの話しようぜ、お前ら……」
ザナージュ「OPはドシリアスにしてほしいね。ゼノ坊好みの厨二な感じでもいい」
ゼノ「好んでねーから!」
ルキ「でも本編はこのバカみたいなノリで行くんでしょ?」
ザナージュ「そのギャップがいいのさ。OP詐欺ってヤツだ。嬢ちゃんは得意だろ?OP詐欺」
ゼノ「得意だったらもっとデカくしてるだろ」
ルキ「……アニメの話すれば?あんた達」

782 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/04/14(Sun) 01:32
>>779 お約束

ゼノ「なんだ、この歌?一体どこから……」
ザナージュ「空耳アワー……じゃなさそうだな」
ルキ「綺麗な歌声……」
ゼノ「ああ、けど何故かイヤな予感がするんだよな……」
ルキ「そうね……大切な何かを失くしてしまいそうな……そんな気がする……」
ザナージュ「そうか?俺はまったくそんな予感はしねえがな」
ゼノ「何やってんだよ、ザナージュ……」
ザナージュ「あん?なにが?何もやってねえだろ」
ルキ「いや、だから……」
ザナージュ「なんだよ?わけのわからねえヤツらだな。それよりお前ら、腹減らねえか?何か食いに行こうぜ」
ゼノ「ザ、ザナージュ……オレらなんかのために……」
ザナージュ「なに泣きそうなツラしてんだよ」
ルキ「だって……だって……!」
ザナージュ「そんなに腹減ってたのか?」
ゼノ&ルキ「……」
ザナージュ「お前らなに食いたい?俺は今日は肉の気分だぜ」
ゼノ&ルキ「……」
ザナージュ「あと久しぶりに酒も……」
ゼノ「や れ ェ ェ ェ ー ー ー ッ ! !」
ザナージュ「うおっ!?い、いきなりなんて声出してやがんだ、お前!?」
ゼノ「やれよ!みんな待ってんだよ!期待してんだよ!」
ザナージュ「はあ……?なんのことだ?」
ルキ「な、なに言ってんのあんた……ウソでしょ……いつもあれだけやってるのに……?」
ザナージュ「いつもやってる?ああ、××××か?オイオイ、あれをここでやれってのか?勘弁してくれよ」
ゼノ「ちげーよ!何と勘違いしてんだよ!」
ルキ「この歌が流れてる時に、あんたがやることと言えば一つしかないでしょ……!?」
ザナージュ「歌ってるお嬢さんをナンパすればいいのか?」
ゼノ「ダメだこいつ……早くなんとかしねーと……」

783 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/04/14(Sun) 01:39
おっと、アンカーミスだ。
俺がアニメ化してほしいって言ったのは>>724さ。
やれやれ、こんなことでレスを消費しちまうとは。
レスも弾もムダ撃ちには気をつけねえとな。

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