掲示板に戻る 全部 前 50 次 50 1 - 50 最新 50 スレ一覧



レス数が 1000 を超えています。残念ながら全部は表示しません。

【名無し参加型】うち、女勇者。【オリジナル】

1 名前:マッチ ◆jlUtTwCg 投稿日:2015/12/14(Mon) 20:44

ちゃっす、うち女勇者。
なんかさ、ある日いきなり王様に呼び出されて
「お前の先祖は勇者だから、世界制服を企む魔王を倒してこい」
とか言われちゃったワケ。
ていうか、魔王ってのが何処にいるのかも知らないし、姿形も知らないし、なーんにも知らないんだけど。
いきなり魔王討伐とかありえなくない?
王様は大したお金もくれないしさ、情報も自分で探せ!ってことらしいよ。
まぁ、このスレが1000に到達するまでに倒せればいいんじゃない?
それじゃ、テキトーに冒険の旅に出てみましょ。

【名前】マッチ
【性別】女
【年齢】16
【職業】勇者(仮)
【レベル】1
【装備】ひのきのぼう、布の服
【呪文】まだ使えない
【その他】黒髪ロング、低身長、生意気、浪費癖あり

ルール
・名無しの提供してくれた情報を元に冒険するRPG(世界観、アイテム、呪文、モンスター等)
・もちろん、普通の質問、書き込みもOK
・一緒に冒険してくれる仲間も募集(上の自己紹介テンプレ使ってください)
・下げ推奨

749 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/03/23(Sat) 14:48
ザナージュ「ここに来てから2ヶ月近く経ったが、俺たちが元いた世界はどうなってんだろうなあ」
ルキ「核の炎に包まれてたりして」
ザナージュ「YouはShock!それじゃまるで世紀末、お前ら好みに言うと聖飢魔IIだ」
ゼノ「ありえねー話でもねーぜ?こっちと向こうの時の流れが同じとも限らねーしな。
   向こうじゃまだ数時間しか経ってねーかもしれねーし、逆に何百年も経ってる可能性だってあるぜ」
ルキ「戻れたとしても、周りは知らない人ばかりになってるかもよ」
ザナージュ「そりゃいい、それならもう借金返す必要もねえな」
ルキ「元々返す気なんてないくせに」
ゼノ「夜逃げしたと思われてるかもな、オレたち」


>>746話 マインスイーパー

ザナージュ「まるで息を吐くかのごとく、さりげない仕草で壁に地雷を設置していくこの手口……こいつは間違いなくプロだぜ」
ゼノ「何のプロだよ、こんなモンただの嫌がらせじゃねーか」
ルキ「毎回レス返す私たちもどうかと思うけどね」
ザナージュ「親切丁寧な接客、それが俺たちのモットーにしてウリだからな」
ゼノ「いや、こういう時こそ『お客様とて許せぬ砲』を撃つべきなんじゃねーのか?」
ザナージュ「それは報酬を頂いた後だ」
ゼノ「世間はそれを強盗と呼ぶんだぜ」

ルキ「……というか報酬なんて出るの?どういう依頼なの、これ?そもそも依頼なの?」
ザナージュ「やれやれ、質問攻めか。スターも大変だぜ。
   この依頼の内容はあれだ、えーと、そう、あれだよ」
ゼノ「どれだよ」
ザナージュ「これだよ!」(壁にズキューン

ルキ「……あんたいったい何がしたいわけ?」
ゼノ「ネタに困ったらとりあえず撃っとけばいいと思ってやがんな」
ザナージュ「これ以上この話を膨らませるのは、俺のトークスキルを以てしてもムリだと判断した」
ルキ「賢明な判断ね、できれば最初から気づいてほしかったけど」
ザナージュ「人は失敗を重ねて学んでいくものなのさ。
   そういうわけだ。悪いなミスター、あいにくこの店は“ツケ”禁止でね」
ゼノ「強引なオチだぜ」
ザナージュ「仕方ないだろ?ツケるのは禁止でも、オチはつけとかねえとな。……ヒュウ、キマった!」

750 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/03/23(Sat) 14:48
>>747話 突撃!隣の晩ごはん

ザナージュ「もちろんゴチになります」
ゼノ「オイ、少しは遠慮しろよな」
ザナージュ「わかってねえな、こういう時はありがたく頂くのが礼儀なのさ。
   それに、タダで食うメシほど美味いものはないからな」
ルキ「途中から本音がダダ漏れてるけど」
ザナージュ「俺は正直者なんでな。とにもかくにも頂くとするぜ。サンキュー、747。
   ほら、お前らもちゃんと礼言いな」
ゼノ&ルキ「747さん、ありがとうございます」(お辞儀)
ザナージュ「……(くっ、こいつら……こういう時だけ礼儀正しくしやがって……。これじゃ俺だけバカみてえじゃねえか)」
ゼノ「どーしたんだよ、ザナージュ?」
ルキ「食べないの?」
ザナージュ「食うさ、食うに決まってるだろ?ハンター界の卑虚魔露(ひこまろ)と呼ばれた男だぜ、俺は」
ゼノ「誰が言ったんだよ、そんなこと」
ルキ「それたぶん褒め言葉じゃないと思うけど」

(いざ、実食!)

ザナージュ「これは……美味い!こいつはまさしくシチュー界のパンドラボックスや!」
ルキ「それもたぶん褒め言葉じゃないと思うけど」
ザナージュ「いや、素直に褒めてんのさ。マジでイケるぜ、こいつは」
ゼノ「たしかに美味い……レシピが知りたいな」
ザナージュ「……クレアのシチューを思い出すぜ……」
ルキ「クレア……?」
ゼノ「誰だ?ザナージュのおふくろさんか?」
ザナージュ「なわけねえだろ、お前は自分の母親を名前で呼ぶのか?そこはせめて妹とか恋人にしとけ。
   クレアってのは、俺がガキの頃、近所に住んでたマダムさ」

ルキ「ふーん……その人がザナージュにシチューを作ってくれたってこと?じゃあ思い出の料理なんだ……あんたにとって」
ザナージュ「ああ、クレアおばさんのシチューと言えば地元じゃ知らねえヤツはいねえさ。
   俺たちみたいなガキにもよく振る舞ってくれてたぜ」
ゼノ「へー、いい人じゃん。オレも食ってみてーな」
ザナージュ「残念ながらそれは一生ムリだな」
ゼノ「なんでだよ?」
ルキ「……ゼノ」
ゼノ「え?あ……わりぃ、ザナージュ……」
ザナージュ「いや、いいんだ。クレアのシチューが吐くほど不味いのは事実だからな。もう作るのやめりゃいいのに」
ゼノ&ルキ「そっち!?」
ザナージュ「あん?」
ルキ「その人、今も元気にしてるの?」
ザナージュ「してるぜ?今も不味いシチュー作ってガキ相手に売りさばいてるよ」
ゼノ「してんの!?しかも金取んの!?」
ザナージュ「そりゃそうさ、ガキ相手にクソ不味いシチュー売りつける強欲ババアだからな。ありゃあと100年は生きるね」
ルキ「酷い言われようね……まぁ事実ならしょうがないけど……」
ザナージュ「※このエピソードは俺の体験談であり、グ◯コのレトルトシチューとは一切関係ありませんぜ」

751 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/03/23(Sat) 14:50
>>748話 闘将!!拉?男

ザナージュ「おお、これはこれは!異国の地から遠路はるばるようこそ、ザナジュガンドへ。
   私はこの国を治めるザナージュと申します。この者たちは我がしもべのスケとカクです」
ゼノ「テキトーなことばっか言うなよ。なんだよ、ザナジュガンドとかスケカクとか。つーか、しもべじゃねーし」
ルキ「バカはほっといて……この人も転移してきたみたいね。どうする?」
ゼノ「見捨てるわけにはいかねーだろ、助けてやろーぜ」
ザナージュ「面倒事にならないことを祈りたいね」



ザナージュ「(ズルズル……ズズー)うめっ」
ゼノ「面倒事どころかラーメン奢ってもらってんじゃん!なんかわりーな、おっちゃん……あ、うまっ」
ルキ「これじゃ逆に助けてもらってるような……あ、おいしっ」
ザナージュ「ふー、食った食った。今日は食ってばっかだな。シェイシェイ、ミスター。
   にしても『ここどこネー!』の次のセリフが『とりあえずラーメン食べていくヨロシ』とは、最高にクールだ。
   このミスター、タダ者じゃねえぜ。……ププ!代金はタダなのにタダ者じゃないって!おかしいアルネ〜」
ルキ「あんたの頭がね」
ザナージュ「うるせえ、中国拳法キャメルクラッチの餌食にすんぞ」
ゼノ「それホントに中国拳法か?」
ザナージュ「さあな、そいつはラーメンマンに聞いてくれ。それよりこのミスターに礼をしねえとな。
   ラーメンの礼もアルが……このミスターは俺と境遇が似てて、どうも他人の気がしねえ。
   俺も生意気な国王のおっさんを射殺しようと引き金を引いているイメトレをしている最中に、転移させられちまったからな」
ルキ「……それのどこが似てるわけ?」
ザナージュ「いいからお前らも力になってやりな。
   魔族ですが人間界に上京したお前らなら、このミスターの気持ちがわかるだろ?」
ゼノ「わかるさ。アンタが何を言ってるのかはわかんねーけどな」

752 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/23(Sat) 19:28
倒したモンスターの死体って焼いて食べたりしてんの?

753 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/24(Sun) 21:18
足なんて飾りです、偉い人にはそれが分からんのです!

754 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/03/25(Mon) 22:08
ゼノ「ザナージュ……また文字化けしてんぞ」
ザナージュ「ゲェーッ!なぜだ!?この俺が二度も同じミスを犯すとは!」
ルキ「コピペで楽しようとするからじゃない?」


>>752話 ランチの魔王

ゼノ「食えそうなヤツはなるべく食うようにしてる。食材だってタダじゃねーからな」
ザナージュ「実際そういう依頼もあるんだぜ。食用のモンスターを狩ってきてくれ、ってな。
   美食家気取りの金持ちの中にはモンスターの肉を好むヤツもいんのさ」
ルキ「まあ私は虫系とかあんまりグロい見た目のはパスだけど」
ザナージュ「俺もそういうのは遠慮したいね。獣や魚みたいなのは上手に焼けば結構イケるんだがな」
ゼノ「二人とも好き嫌いはよくねーぞ。世界には、食いたくても満足に食えない人たちが大勢……」
ザナージュ「あーオーケー、その話はまた今度聞かせてもらうぜ。
   それよりお前、食堂でも開いたらどうだ?」
ゼノ「……なに言ってんだよ、オレ悪魔だぜ?」
ルキ「たまに忘れそうになるけどね」
ザナージュ「悪魔だからいいのさ。俺は悪魔と食堂ってのは噛み合ってると思うぞ。
   食材なら俺が確保してやる。俺ならどんなモンスターでも原型がわからん程の肉塊にできるからな。
   そいつをお前が適当に混ぜ混んで料理しちまえば、客にもバレはしねえ。
   ミンチ食堂の開店だ。安い食材でボロ儲けだぜ」

ルキ「その話、どこかで聞いたような……いや、見たことあるような……」
ザナージュ「気のせいだ。だが作者の絵柄が変わったように見えるのは、きっと気のせいじゃない」
ゼノ「なんのこっちゃ」
ザナージュ「気にすんな。それよりさっきの話、どうだ?」
ゼノ「やだね」
ザナージュ「即答!?なんでだよ、お前それでも料理人か?その剣は何のために握ってんだよ」
ルキ「少なくとも料理のためではないんじゃない?」
ゼノ「そもそも料理人でもないっつーの。オレは剣士だ、今は剣の腕を磨くことしか考えてねーよ。
   オレはそんなに才能がある方じゃねーし、少しでも努力しねーとな」
ザナージュ「ったく、暑苦しい野郎だ。お前もしかして自分が凡人だとでも思ってんのか?そいつは大きな間違いだぜ」
ゼノ「え……?」
ザナージュ「お前は剣士としては凡人どころか才能ナシだから、今すぐ転職して包丁を握るべきだ。
   はい、ここで一句!『ゼノ坊や 剣士としては クリボーや』」
ゼノ「……アンタから料理してやろーか。不味そうだけどな」
ルキ「なんかザナージュって毒とか持ってそう」
ザナージュ「お前らも少しは舌の毒抜きをしてほしいもんだぜ」

755 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/03/25(Mon) 22:09
>>753話 ポケットの中の戦争

ザナージュ「飾りだと?はっきり言うじゃねえか、気にいらねえな。
   足ってのは胸と同じか、それ以上に重要なものなんだよ」
ゼノ「この二人、いったい何のハナシしてんだ?」
ルキ「微妙に噛み合ってない気がするけど、ザナージュが言ってるのはどうせくだらない話でしょ」
ザナージュ「くだらねえだと?この感じ……無乳タイプか!」
ルキ「……無じゃないし」
ザナージュ「いいや、お前のそれはすでに形骸だ。あえて言おう、ゼロであると!ゼロシステム発動!PPPPPPP……!」
ルキ「このぉ……人間風情がッ!」
ゼノ「落ち着けって、なに小さいことで言い争ってんだよ」
ルキ「……小さくない」
ゼノ「ザナージュ、アンタもあまり煽るなよな。その内、死ぬほど痛い目に遭うぜ」
ザナージュ「そりゃ楽しみだ、たまには遭ってみたいね」

ルキ「なら、あんたを殺す…… 」
(*゜ー゜)=○)゜O゜)
ザナージュ「……いってえ!!てめえ、殴ったな!?」
ルキ「トゥ!」
(*゜ー゜)=○)゜O゜)
ザナージュ「ひでぶっ!!……ぶったな……二度もぶった……親父にもぶたれたこと……」
ルキ「ヘァー!」
(*゜ー゜)=○)゜O゜)
ザナージュ「あべしっ!!て、てめ……三回も殴りやがって……台本と違えぞ……」
ルキ「殴ってなぜ悪いの?」
ゼノ「ルキ!モウヤメルンダ!もう気は済んだろ。いつまでヘンなポーズしてんだよ」
ザナージュ「ゼノ坊……できればもう少し早く止めて……ほしかった……ぜ……」
ゼノ「いや、アンタいつも『止めるんじゃねーぞ』って言ってるから、止めちゃ悪いと思ってさ」
ザナージュ「なんだよ……結構空気読めるじゃねえか……」

756 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/26(Tue) 14:51
ハリー・ポッターに出て来た百味ビーンズを買ってきたから
一緒に食べようぜ

中にはゲロ味・鼻くそ味・腐った卵味・せっけん味・土味など色んな味のが
混じっているから気をつけろよー

757 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/30(Sat) 17:33
勇者と愉快な仲間たちを知ってる?

758 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/03/31(Sun) 14:41
ザナージュ「ヘイ、お前ら。これからは自ら他人と積極的に話をしていくように」
ゼノ「なんだよ、いきなり?」
ザナージュ「コミュ障を解消する方法だ。親切なレディが教えてくれたのさ。
   お前らもビビってねえで、自分の殻から一歩踏み出しな」
ルキ「……別にビビってないし。ただ他人と関わるのが面倒なだけ」
ザナージュ「そりゃ典型的なビビリのセリフだぜ、嬢ちゃん」
ゼノ「ちょ、待てよ!そりゃオレだって自分に社交性があるとは思ってねーよ?
   けどさ、魔族にビビってんのは人間の方だろ。だからオレらはあえて人と距離を取って……」
ザナージュ「うるせえ!!」
ゼノ&ルキ「!?」
ザナージュ「カッコつけてんじゃねえぞ!何が魔族だ、今どき流行んねえんだよ!
   どうせお前ら、孤独なオレかっけー!悲劇の私マジヒロイン!とか思って酔いしれてんだろ?
   そんなもん俺には通用しねえんだよ!」
ルキ「話が通じないもんね、あんたには」
ゼノ「こういうメンドくせーヤツには関わらねーのが一番だぜ……だからアンタのとこで止まってたんだよ、あのスレ」

>>756話 ゲート・オブ・アミティリシア・オンライン

ザナージュ「テキトーな冒険の旅と言うより、食べ歩きの旅みたいになってきたな」
ルキ「……食べ物とは思えない味が並んでるんだけど」
ザナージュ「汚い色してるだろ。実在するんだぜ、これ」
ゼノ「マジかよ……何のためにこんな危険なモン作ったんだよ、人間は」
ルキ「ていうか、これ作った人は石鹸や土を食べたことがあるわけ?」
ザナージュ「そこら辺はノリってやつさ。ライブ感とも言うがな」
ゼノ「便利な言葉だぜ、ノリでヘンなモン食わされる方の身にもなれっての」
ルキ「……これ、食べなきゃダメなの?」
ザナージュ「もちろんさ、依頼だからな。何も全部食えってわけじゃない。
   好きなのをひとつ選びな。お前らから選ばせてやるよ」
ゼノ「じゃあルキ、最初に選べよ」
ザナージュ「お、レディファーストか。いい心がけだな、ゼノ坊」
ルキ「いいの?二人とも」
ザナ&ゼノ「いいってことよ」

ザナージュ「(ククク……俺は食ったことがあるからな。当たりも外れも把握済みよ!高見の見物といかせてもらうぜ)」
ゼノ「(いいことをすれば後で必ず報われるはずだ。オレは少しでも運を味方に付けてこの危機を乗り越えてみせる!)」
ルキ「(……ってとこでしょ。ま、なんだっていいけど。先手を取れば有利な事は確かだし)
   じゃ、これで。この色が綺麗なの(これはソーダ系ね……間違いない)」
ゼノ「そんじゃオレはこれにするか。なんか恐竜のタマゴみたいじゃん」
ザナージュ「じゃあ俺はせっかくだから、この赤いやつを選ぶぜ!」



果たして三人の運命は?次レスに続く!

759 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/03/31(Sun) 14:43
ザナージュ「よーし、全員選び終わったな。食べる順番はさっきの逆でいいかい?」
ゼノ「ああ、構わねーぜ」
ルキ「どうぞ」
ザナージュ「では……いざ、実食!」(モグモグ
ルキ「どう?」
ザナージュ「こいつは……チェリー味か、当たりだ。悪いな、面白いリアクションはできそうにないぜ」
ゼノ「まぁよかったんじゃね?盛り上がりには欠けるけどさ」
ルキ「……まぁね(ザナージュ……やっぱり食べたことあるでしょ、あんた)」

ザナージュ「というわけでリアクション芸はお前らに任せるぜ」
ゼノ「ヘヘッ、その期待には沿えないかもな」(モグモグ
ルキ「どう?」
ゼノ「……」
ルキ「……ゼノ?」
ゼノ「……これ……ヤバいやつ……」
ザナージュ「(ブハハハハ!坊っちゃんよ、それは恐竜の卵じゃねえ。腐った卵だ!)」
ゼノ「やべ……吐きそう……」
ザナージュ「それはダメだ!耐えろ、男だろ!嬢ちゃん、お前も応援してやれ!」
ルキ「え?……ゼ、ゼノ、頑張ってー」
ゼノ「う……うぉぉぉー!!」
ザナージュ「やったか?」
ゼノ「やっぱムリ」(草むらにダッシュ)

ザナージュ「ったく、根性のないヤツだぜ」
ルキ「ゼノがやられるなんて……ザナージュ、これホントにヤバいものなんじゃ……?」
ザナージュ「そんなことねえさ、たかがビーンズだぜ?あの坊っちゃんは大袈裟なんだよ」
ルキ「そ、そうね……たかがビーンズだもんね……それにこれがハズレとは限らないし……いただき……ます……」(モグモグ
ザナージュ「どうだい?せっけんの味は?」
ルキ「!あんた……やっぱり……!」
ザナージュ「ブハハハハ!その通り!俺はかつてこいつを食ったことがあるのさ!味は全て把握してある!さあ、苦しめ!もがけ!」
ルキ「くっ……こいつ最悪……うっ、マズ……だ、出していい……?」
ザナージュ「オイオイ、年頃の娘が品のねえこと言うなよ。ちゃんとゴックンしな」
ルキ「ブフッ!」
ザナージュ「うわっ、きったねえな!!マーライオンか、お前は!」
ルキ「ごほ、ごほっ……!あ、あんたが変な言い方するから……!」
ザナージュ「あーあー、これでもうお前にヒロイン役はムリだな。今日からお前は……ゲロインだ!」
ルキ「……あんたには血ヘドを吐かせてやるから……っ」

760 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/03/31(Sun) 14:43
>>757話 銃士と不愉快な仲魔たち

ザナージュ「いや、知らねえな。ムツゴロウと愉快な仲間たちなら知ってるが」
ゼノ「どっちも誰だよ」
ザナージュ「ムツゴロウってのは異国の獣使いだ。ゾウに踏まれ、ヘビに絞められ、ライオンに噛まれても生き延びたタフガイさ」
ゼノ「獣使えてねーじゃん!襲われまくってんじゃん!」
ルキ「タフなのは分かったけどね」
ザナージュ「ま、ムツゴロウの話は置いといて。その勇者と愉快な仲間たちってのは誰だい?」
ルキ「話題に上がるくらいだから、この世界の有名人じゃない?」
ザナージュ「まさかあの狂犬のジョニーを倒したっていう勇者か?」
ゼノ「ジョニー?ああ……いたな、そんなヤツ」
ルキ「まぁ絶対に関係ないと思うけど」
ザナージュ「ま、そんな野良犬野郎の話も置いといて。その勇者サマとお仲間ってのはどんな連中なんだろうな?」
ゼノ「勇者ってくらいだから、ゴツい剣と鎧の大男じゃねーか?」
ルキ「案外、華奢な優男だったりして」
ザナージュ「そりゃ嬢ちゃんの願望だろ。勇者も仲間もセクシー美女に決まってるさ」
ルキ「……それこそあんたの願望でしょ」
ゼノ「それはそれで悪くねーけどな」
ザナージュ「だろ?やっぱパーティーには華がなきゃな。ウチも一人くらいはそういう人材が欲しいとこだぜ……」
ルキ「……」
ゼノ「ん?どーした、ルキ?」
ザナージュ「言いたいことがあるならハッキリ言いな」
ルキ「華ならもうあるでしょ?」
ゼノ「え?」
ザナージュ「どこに?」
ルキ「……こ、ここに」
ザナージュ「HAHAHA!なかなか愉快なジョークだ!」
ゼノ「へー、お前もそういう冗談言うんだな。ちょっと意外だぜ」
ルキ「……不愉快な仲間たち」

761 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/31(Sun) 17:45
大喜利をしておくれ

762 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/04/01(Mon) 17:36
私は邪者。魔王さまから世界を破滅に導く勇者の討伐を依頼された騎士だ。

763 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/04/01(Mon) 21:03
エイプリルフールだから思いっきり告白してみるぜ

「ザ…ザ…ザナージュさん!ずっと前から好きでした!!」

764 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/04/06(Sat) 18:43
ザナージュ「俺たちが華々しくデビューしてからちょうど100レスだ。
   この調子で1000まで行けば、今年のルーキー・オブ・ザ・イヤーは頂きだな」
ルキ「何それ?」
ザナージュ「新人賞のことさ」
ゼノ「じゃなくて、そもそもそんな賞はねーだろ」
ルキ「あったとしても私たちが受賞できるとは思えないけどね」
ザナージュ「賞金が出るならもっと頑張ってやってもいいんだがな」
ゼノ「出なくても頑張ってくれ」

>>761話 やるかジジイ!

ザナージュ「やるのは構わねえが、お題もこっちで用意しろってのか?
   そりゃ実にハードなハードルだな。座布団10枚よりはるかに高いぜ、HAHAHA」
ゼノ「うーん……」
ルキ「……つまんな」
ザナージュ「ほならね、自分で面白い回答してみろって話だぜ。まあお前らのような陰キャラにはムリな話かもしれねえがな」
ゼノ「そーだな」
ルキ「じゃあこの依頼は拒否ってことで」
ザナージュ「待てえい!やる前から諦めてどうする!」
ルキ「あんたが言ったんじゃない。私たちみたいな大人しい子には難しいって」
ザナージュ「言ってねえよ、お前ら陰キャラにはムリだと言ったんだ」
ゼノ「ムリなら断るしかねーじゃんか」
ザナージュ「いや、そんなこと言ってねえ。言ったけど言ってねえ」
ゼノ「なに言ってんだよ、アンタ」
ルキ「なんでそんな必死なの?」
ザナージュ「必死にもなるさ。稼げる時に稼いどかねえと、俺たちゃ必ず死ぬぜ。つまり……必死」
ルキ「……それは笑えばいいの?泣けばいいの?こんな時、どういう顔をすればいいのかわかんないの」
ゼノ「笑ってやった方がいいと思うよ」

ザナージュ「ウォッホン!とにかく始めるぞ。まずは配役を決める。はい、司会者やりたい人!」
ゼノ&ルキ「……」
ザナージュ「じゃあ回答者やりたい人!」
ゼノ&ルキ「……」
ザナージュ「じゃあ座布団運びやりたい人!」
ゼノ&ルキ「はい」
ザナージュ「なんでだよ」
ルキ「一番簡単そうだから。面白いこと言わなくていいし」
ザナージュ「お前、山田くんdisってんのか?」
ゼノ「それが誰かは知らねーけど、オレらに司会や回答させると大事故になるぜ」
ルキ「特に回答者なんてさせたら放送事故もいいとこね」
ザナージュ「それはそれで面白そうじゃねえか」
ゼノ&ルキ「面白くない」
ザナージュ「じゃあ配役は平等にジャンケンで決めようじゃねえか。これなら文句ねえだろ」
ゼノ「……いいぜ、やってやろうじゃんか。逃げんなよ、ルキ」
ルキ「……あんたこそ負けても恨まないでよ、ゼノ?」
ザナージュ「決まりだな。そんじゃ行くぜ!ジャーンケーン……」


(♪笑点のテーマ)

ルキ「……えっと、大喜利のコーナー……です。……それでは皆さん、挨拶をどうぞ……」
ザナージュ「お初に、レディース&ジェントルメン。俺の名はザナージュ。
   麗しいレディと汚い金をこよなく愛するクールダーティーな賞金稼ぎさ。以後お見知りおきを」
ルキ「……じゃあ次、座布団運びのゼノくん」
ゼノ「座布団と幸せを運ぶゼノでーす。よろしく」

ルキ「(気楽なもんね……)じゃあまず最初のお題……お題……」
ザナージュ「あー何でもいいから早く出してくれよ、司会者さんよ」
ルキ「……じゃあ何か面白いこと言って。はい、ザナージュさん」
ザナージュ「オイ!いきなりムチャ振りしてんじゃねえぞ!そんなお題があるかよ!」
ルキ「あ、司会者に口答えした。ふーん……いいんだ?ゼノくん、ザナージュさんの座布団一枚持っていって」
ゼノ「へーい」
ザナージュ「クソッ……この暴君司会者め……!歌丸師匠でもここまではやらねえぜ……」

ルキ「ほらほら、何か面白いこと言ってみてよ?ねぇ、ザナージュさん?」
ゼノ「(ルキのヤツ、結構楽しんでんなー)」
ザナージュ「オーケー、じゃあ一言だけ言わせてもらうぜ」
ルキ「どうぞ?」
ザナージュ「ババア!小さすぎんだよ!」
ルキ「(カチーン)……ゼノくん、ザナージュさんの座布団全部……」
ゼノ「え?」
ルキ「……あんた、何で座布団持ってきてんの?」
ゼノ「いや、今の結構上手かったからさ、座布団あげるべきかなって」
ザナージュ「HAHAHA!お前は最高の座布団運びだぜ!」
ルキ「……それでは昇天、この辺でお開き。また来週」

765 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/04/06(Sat) 18:44
>>762話 INSIDE IDENTITY

ザナージュ「オーウ、なんか痛い子が現れたな」
ルキ「そんな言い方しないの。本人は頑張ってるんだから」
ゼノ「そういう半端な優しさが人を一番キズつけるんだぜ、ルキ」
ザナージュ「ま、勇者だか邪者だか知らんが俺たちには関係のねえ話だ。
   ヘイ、ダークナイト。ここにはおたくの探し人はいないぜ?他を当たりな。
   そのツラを蜂の巣そっくりにされたくなきゃな」
ゼノ「オイ、そんな言い方しなくたっていいだろ?襲われたわけでもねーんだしさ」
ザナージュ「……思い出すんだよ、こういう野郎を見てるとよ」
ルキ「何を?」
ザナージュ「ゼノ坊を、さ」
ゼノ「……オイ」
ルキ「ゼノを思い出す……?どういうこと?」
ザナージュ「俺と坊やが初めて会った時のことさ。嬢ちゃんがウチに来る前の話だ」
ゼノ「やめろ、昔の話だろ!ルキだって興味ねーよ。な?」
ルキ「ううん、聞きたい」
ゼノ「オイ」

ザナージュ「いやあ、それがよ、こいつ昔はこのダークナイトみたいな感じだったんだよ」
ゼノ「あわわわ……」
ルキ「……ゼノが?」
ザナージュ「ああ。最初のセリフは『俺はゼノ……アンタを殺す悪魔だ』だったよな、確か?」
ゼノ「知らねーよ!覚えてねーし!」
ルキ「ふっ……!何それ」
ザナージュ「他にも『闇の雷光に抱かれて消えろ』とか何とか言ってたな。
   なんだよ、闇の雷光ってよ。闇と光が両方そなわり最強に見えるぜ」
ゼノ「言ってねーよ!ルキ、これウソだからな!信じるんじゃねーぞ!」
ルキ「ふふ、信じてもらいたいなら、少しは落ち着いたら?」
ザナージュ「極めつけはあれだな。『聴こえるか?この雷鳴はアンタに捧げるレクイエ……」
ゼノ「わーーーッッッ!!」

ザナージュ「うるせえな、今レクイエムを捧げてる最中なんだ。静かにしな」
ゼノ「知るか!そんな儀式ブッ壊してやるよ!」
ルキ「知らなかった……まさかゼノが病気を患ってたなんてね」
ゼノ「勘違いすんなよ!もう完治してるからな!」
ザナージュ「だといいがな。俺や嬢ちゃんにまで感染しちゃかなわんぜ。
   俺はそういう飾ったデコレーションは苦手なんだ」
ルキ「そうね、感情的な太陽は熱を上げ過ぎてどうにかなりそう」
ゼノ「(……感染……してねーか……?)」
ザナージュ「ま、そういうことだ、ダークナイト。悪いことは言わねえから今すぐ転職しな。
   数年後、そのツラを枕に沈めたくなきゃな」

766 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/04/06(Sat) 18:44
>>763話 告白予行練習

ザナージュ「ありがとう、俺もキミが好きさ。世界に終わりがあるなら、その瞬間はキミと共にありたい。
   この世界で初めて俺の名を呼んでくれたキミと、共に」

ルキ「うっ……鳥肌……」
ゼノ「方向性が違うだけで、アンタも立派な感染者じゃねーか……」
ザナージュ「うるせえなあ、俺ばかりモテるからってヒガんでんのか?」
ゼノ「……アンタって幸せモンだよな」
ルキ「エイプリルフールに告白されて喜べるほど純粋な心を私たちは持ってないの。あんたと違ってね」
ザナージュ「ったく、ダークナイトよりダークなヤツらだぜ。エイプリルフールの別名知ってるか?
   四月馬鹿ってんだ。お前らも少しはバカになって騒いだらどうだ?」
ゼノ「ガラじゃないね、そういう役回りはアンタに任せるよ」
ルキ「そうそう、嘘の告白に踊らされるピエロ役はザナージュが適任だと思うし」
ザナージュ「てめえらなあ……俺だけならまだしも、彼女をバカにするような真似は許さねえぜ」
ルキ「彼女……?誰?」
ザナージュ「763ちゃんのことに決まってんだろ」
ゼノ「……彼女じゃなくて彼じゃねーか?口調的に」
ザナージュ「いいや、彼女だ!普段は男勝りな美少女ちゃんだが、愛する男の前でだけは乙女となる……というシチュエーションなのさ」
ルキ「よくそこまで妄想できるもんね」
ザナージュ「お前らの想像力が足りないだけさ。
   さ、それじゃ763ちゃん。さっそくラブヤに行こうか?」
ルキ「ラブヤ……?何?」
ザナージュ「ラブ宿屋のことに決まってんだろ」
ゼノ「キマッてんのはアンタの頭だよ」

767 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/04/07(Sun) 00:40
変な語尾になる呪いをかけてみる

768 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/04/07(Sun) 11:54
謎のウイルスに感染して男性一人だけ美少女
に性転換する!

769 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/04/07(Sun) 18:44
>>767話 スペースザウルス

ザナージュ「呪いだあ?誰にかけてみたでやんすか?」
ゼノ&ルキ「……」
ザナージュ「……こいつは参ったでやんすな、俺でやんすか」
ゼノ&ルキ「……」
ザナージュ「なんでやんすか、その目は?さてはお前ら、疑ってるでやんしょ?」
ルキ「語尾が変になるなんて、そんなバカみたいな呪いあるわけないにゃん。……あ」
ザナージュ「うわあ、あざてえー!あざといを通り越して痛々しいでやんす!」
ルキ「し、しょうがないにゃん!呪いにゃんだから!
   あんただっていかにも小物じみた口調になってるにゃん!……ぁぁぁぁぁ……イヤ……!」
ザナージュ「小物てwwwお前の方が小物でやんしょwww
   小ぃサ〜ニャwww手品〜ニャwww」
ルキ「ウザすぎ笑えにゃい」
ザナージュ「笑えばいいと思うでやんすよ。
   しかし嬢ちゃんにまで効果があるってことは、なかなか強力な呪いのようでやんすな。
   ゼノ坊、お前はどうでやんすか?何か喋ってみるでやんすよ」
ゼノ「わかったゼノ、テキトーに喋ってみるゼノ」
ザナ&ルキ「??」
ゼノ「……あれ?」
ザナージュ「……あれ?じゃないでやんしょ。その語尾は何のつもりでやんす?」
ルキ「語尾が『ゼノ』って……あんた、わざとやってるんじゃにゃいの?」
ゼノ「ち、ちげーゼノ!わざとじゃないゼノ!」
ザナージュ「じゃあ試しに笑ってみるでやんすよ」
ゼノ「ゼーゼッゼッゼノ!!」
ルキ「それはさすがにムリがあるんじゃない?」
ザナージュ「はいはい、面白い面白い、ナイスジョークナイスジョーク」
ゼノ「急にフツーに喋ってんじゃねーよ!……あれ?」
ルキ「元に戻ってる……?呪いが解けたみたいね」
ザナージュ「やれやれ、一時はどうなることかと思ったでやんす。……おや?」
ゼノ&ルキ「……」

770 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/04/07(Sun) 18:44
>>768話 乱魔1/2の純情な感情

ゼノ「……つーワケで女の体になっちまったんだ……。なぁルキ、何とかならねーか?」
ルキ「なんて急展開……とりあえず元に戻る方法を調べてみるけど、時間はかかるかもよ」
ゼノ「ああ、元に戻れるなら何だっていいさ。頼んだぜ!」
ルキ「……でもそのままでもいいんじゃない?結構かわいくなってるし。
   視聴者の皆さんにお見せできないのが残念なくらい」
ゼノ「ぜってーイヤだ!クソッ、こんな姿ザナージュに見られたらなんて言われるか……」

ザナージュ「ヘイお前ら、仕事の時間だぜ。今日はここらでヤンチャしてる盗賊団のお掃除……だ……?ん?んんん!?」
ゼノ「あ……」
ザナージュ「オーウ……イッツビューティフォー……。
   初めまして、子猫ちゃん。俺はザナージュ。キミの名前を教えてくれるかい?」
ゼノ「(おえー)え?名前?あ、えーっと……」
ルキ「ゼノ子」
ザナージュ「ゼノ子……?」
ゼノ子「(ルキィィィィィ!!)」
ザナージュ「ゼノ子ちゃんか。オーケー、いい名前だ」
ゼノ子「(どこがだよ!?)」

ザナージュ「ゼノ子ちゃんはなぜここに?俺たちに依頼かい?」
ゼノ子「あ、あのオレ、じゃなくてわたしは……」
ルキ「ペットがいなくなったから、探してほしいんだって」
ゼノ子「(サンキュー、ルキ!)そ、そう!実はそうなんですの!」
ルキ「ブフッ」
ザナージュ「あん?どうした嬢ちゃん?
   ……なるほど、ペットがね。そりゃ一大事だ。すぐ探しに行ってやらないとな」
ゼノ子「え、でも盗賊団はどうするんだ?……ですの?」
ザナージュ「そんなのいつだって片付けられるさ。それより今はキミとの出会いを大切にしたいんだ。
   なぜなら俺のハートはキミに盗まれちまった。……まったく、いけない盗賊さんだぜ☆」
ゼノ子&ルキ「(キモいなぁ、もう……)」

ザナージュ「で、キミのペットってのはどんな子だい?犬かい?それとも猫かい?」
ゼノ子「えーっと、犬……」
ルキ「ドラゴンの子供だって」
ザナージュ「ドラゴン……?」
ゼノ子「(ルキィィィィィ!!お前実は面白がってんだろォォォォォ!!)」
ザナージュ「ドラゴンね、そいつは最高にクールだ。
   オーケーオーライ、俺に任せておきな。さ、行くぜ嬢ちゃん」
ゼノ「(アンタはもっとクールに物事を判断しようぜ)」
ルキ「ごめん、今ムリ。少し調べものがあって……」
ザナージュ「なにい?やれやれ、勉強熱心なことだぜ。人付き合いにもそれくらい情熱を向けてほしいもんだ。
   仕方ねえ、ゼノ坊を連れてくか」
ゼノ子「え?」
ザナージュ「え?」
ゼノ子「な、なんでもありませんわ……」
ザナージュ「?そうかい?……ん?そういやゼノ坊は?ウチのペットはどこ行きやがったんだ?」
ゼノ子「誰がペットだコラ」
ザナージュ「え?」
ゼノ子「な、なんでもありませんわ……」

ルキ「(ゼノ、ちょっと)」
ゼノ子「(どーした?元に戻る方法がわかったのか?)」
ルキ「(うん、お湯をかぶればいいみたい)」
ゼノ子「(お湯?そんなのでホントに戻れるのか?)」
ルキ「(物は試し……ってことで。じゃ、お湯かけるから)」
ゼノ子「え?いきなり?ちょ、待……」

バシャァー

ゼノ「あっづぅぅぅー!!……あ、でも戻ってる!戻ってるぜ!」
ルキ「ふふん。ま、こんなもんね。ゼノ、ありがとうは?」
ゼノ「ありがとう、ルキ!」
ザナ子「……あのぉ〜、これは一体どういうことですの?」
ゼノ&ルキ「……」

771 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/04/07(Sun) 20:49
お約束展開なのにこうも笑える話になるとはな
今月の個人的10ちゃっとMVP候補に君らをノミネートしておこう

772 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/04/09(Tue) 12:07
きつねの子供を預かってください


773 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/04/09(Tue) 16:06
若返り薬を作ったぞ!欲しい?

774 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/04/10(Wed) 18:22
>>771話 愛し愛される絶頂感

ザナージュ「ヒュウ!マジかよ、そりゃ参ったね。
   新人賞に加えてMVPまで受賞したとなりゃ、ゴリ押し出来レースを疑われちまうぜ、ハッハー!」
ゼノ「……もうどこからツッコめばいいのかわかんねーよ」
ルキ「たまには、ほっとけば?ザナージュの言動にいちいちツッコんでたらキリないし」
ザナージュ「何をぶつくさ言ってんだ、お前ら。嬉しくねえのか?」
ゼノ「いやまあ……そういう風に評価されるのは素直に嬉しいけどな。励みになるっつーか、安心するっつーか……そんな感じ」
ザナージュ「はい、よく言えました。嬢ちゃん、お前はどうなんだ?」
ルキ「誰も、嬉しくないなんて言ってないでしょ?」
ザナージュ「ということは?」
ルキ「……嬉しくないことはない」
ザナージュ「偏屈過ぎて逆にわかりやすいな、お前は」
ゼノ「照れてんだよ」
ルキ「照れてない。私が『やったー、嬉しい!』とか言ってる方がヘンでしょ」
ゼノ「確かにそれは怖ーな、そうなったら医者を呼ぶぜ」
ザナージュ「いや、そういう時は病気よりも偽物の可能性を疑った方がいい。速やかに頭を撃ち抜くべきだ」
ルキ「……誰が彼女の笑顔を奪ったのか。だいたいあんた達わかってんの?まだノミネートされただけでしょ」
ザナージュ「十分さ。俺たちは常にぐだぐだダベってるだけだぜ?いわば究極の自己満足だ。
   学校や仕事で疲れ果てて死にそうな時、そんな俺たちのレスで笑ってくれるヤツがいるなら、
   それは最上の喜びと言っても過言じゃないと思うんだが、どうだい?」
ルキ「……まぁ、そうかもね」
ゼノ「アンタも色々考えてんだな、ザナージュ……」
ザナージュ「まあな。どうやって好感度を上げようかといつも頭を悩ませてんのさ」
ルキ「……そういうことは口に出さない方がいいと思うけど?」
ザナージュ「ファンに媚びぬ、依頼から逃げぬ、レスを省みぬ、それが俺のポリシーなのさ」
ゼノ「さっきめちゃくちゃ媚びてたじゃねーか」
ザナージュ「そりゃ媚びますよ、人間だもの。お前ら魔族には分からねえだろうが、人間ってのは大変なんだよ!
   というわけでそんな大変なザナージュ様へのラブレターやファンレター、お仕事の依頼をGUNGUNお待ちしてるぜ!」

775 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/04/10(Wed) 18:23
>>772話 令和狐合戦

ザナージュ「ヘイ、見ろよお前ら。イキのいい非常食が手に入ったぜ。ツイてるね、ノッてるね」
ルキ「うん。あんたには憑いてるし乗ってるかもね、祟り神的な何かが」
ザナージュ「ハッ、祟りが怖くてキツネが食えるかよ」
ゼノ「食うなよ、預りモンだぞ」
ザナージュ「マジメくんだな、お前は。ジョークに決まってんだろ?」
ゼノ「アンタ、そんなことばっか言ってると誰からも信用されなくなるぜ」
ルキ「そうよ、ただでさえ信用されてないんだから……」
ザナージュ「子ギツネヘレンを預かるだけの退屈なお仕事なんだ。ジョークの一つくらい飛ばしたくもなるさ」
ルキ「……この子、そんな名前だったっけ」
ザナージュ「いや、名前を聞くのを忘れてたから俺が今名付けたのさ。ヘレン、いい名前だろ?」
ゼノ「どっから出てきたんだよ、その名前は」
ルキ「どうせならもう少しかわいい名前にしない?」
ゼノ「たとえば?」
ザナージュ「君がいるだけで?」
ルキ「心が……じゃなくて。ロコン……とか、フォッコ……とか」
ザナージュ「なーにがロコンにフォッコだよ、カワイコぶりやがって。
   自分のキャラを考えな、お前にゃコンチがお似合いだぜ」
ルキ「……どういう意味よ」
ゼノ「かわいい名前よりカッコいい名前にしようぜ、マクラウドとかさ」
ザナージュ「キツネ要素ゼロじゃねえか。やっぱりヘレンが一番だな」
ゼノ「ヘレンだってキツネ要素ねーじゃん!一番はマクラウドだよ」
ルキ「なに言ってんの、一番はテールナーでしょ」
ザナージュ「さりげなく進化させてんじゃねえぞ。これじゃラチがあかねえ。全員の案を合わせよう。
   ヘレン+テールナー+マクラウド=ヘルクラウド。これでいいだろ」
ゼノ「じゃあまぁ、ひとまずそれで妥協しとくか……よろしくな、ヘルクラウド」
ルキ「しょうがないなぁ……よろしくね、ヘルクラウド」
ザナージュ「お前ら正気か!?ヘルクラウドだぞ?いいのか、それで?」
ゼノ「アンタが言ったんじゃねーか」
ルキ「ツッコんでほしかったの?」
ザナージュ「いや、俺はむしろこの自慢のコンチをツッコ」
ゼノ「言わせねーよ」
ルキ「削除されても知らないからね」
ザナージュ「ネットや何かで言うだろ?内容が酷すぎるレスは消されるって。あれやめてもらえません?」
ゼノ&ルキ「やめてもらえません」

776 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/04/10(Wed) 18:23
>>773話 ベンジャミン・ギャバン 数奇な人生

ゼノ「ヘッ、見くびってもらいたかねーな。オレらはそんな薬に頼るほど落ちぶれちゃいねーぜ」
ルキ「ザナージュ、あれ……!欲しい……全部欲しい……」
ザナージュ「オーケー。何でも差し出そう、悪魔がそう望むなら」
ゼノ「……オイ」
ザナージュ「まあ待てよ、お前の言いたいことは分かるぜ?自然の摂理に背くな、だろ?
   だがな、若返りってのは人類にとって最高のドリィムなのさ。ヘイ、そうだよな嬢ちゃん?」
ルキ「そうね。不死はごめんだけど……不老は人類にとって永遠の夢なの。分かるでしょ?ゼノ」
ゼノ「お前は半分魔類だろ、ルキ……そもそもホントに効果があるかも分かんねーぞ?」
ザナージュ「だから実際に飲んで確かめるのさ」
ルキ「あ、その前に成分を調べさせて。参考にしたいから」
ゼノ「なんの参考だよ……はぁ。まぁいいけどさ、どうなっても知らねーかんな。あとは勝手にやってくれよ」
ザナージュ「話が早くて助かるね。勝手にやらせてもらうさ。
   (この薬さえありゃ、俺の完璧な容姿を数十年後も保つことができる。
   これは歳を取るごとに若返っていく男の数奇なモテモテ人生を描いた物語である……)フハハハハ……!」
ルキ「(やっぱり永遠の若さは、誰だって憧れちゃうよね!やったー、嬉しいー!)ウフフフフ……!」
ゼノ「(ヤベーよ、なんかこいつら怖ーよ……)
   そんなに若作りしたいのかよ?若さってなんだ?」
ザナージュ「振り向かないことさ」
ゼノ「失敗だらけの人生なんだから、たまには振り返った方がいいと思うぜ」
ルキ「男なんでしょ?ぐずぐず言わないの」
ゼノ「皆さん、これが薬物の魔力に魅入られた若者たちの姿です。薬物乱用はダメ。ゼッタイ」

777 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/04/10(Wed) 22:23
あたしは可愛い人魚よ
だから髪の毛全部剃ったの
うふっ
今日はお化粧して
あなたとデートなの

778 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/04/11(Thu) 01:24
っでいつアニメ化するの?このバカ3人の冒険

779 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/04/12(Fri) 02:55
希望のはな 繋いだ絆を力にして 明日を強く咲き誇れ

780 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/04/14(Sun) 01:30
>>777話 水没のマーメイド

ザナージュ「ま、眩しい……キミが眩しすぎて直視できない……!」
ゼノ「どこ見てんだよザナージュ、目線が随分上を向いてるぜ」
ルキ「ほら、ザナージュ早く行ってあげなきゃ。これからデートなんでしょ?」
ゼノ「人魚とデートなんてスゲーじゃん。羨ましいぜ」
ザナージュ「相手が出家した身でもか?人魚と言うより海坊主じゃねえか」
ゼノ「ヒデーこと言うなよ」
ルキ「あんたのためにわざわざ剃髪してきてくれたんだから」
ザナージュ「本当に俺を想うちょるんなら、頭皮は晒さないでほしかったんだがな……。
   ……ま、いいさ。少し天然気味のマーメイドちゃんだと思えばかわいいもんだ。
   さ、エスコートはこの私めにお任せください、人魚姫」
ゼノ「おお……さすがザナージュ。人魚の相手も手慣れてんな」
ザナージュ「当然だろ?美しさに種族なんて関係ねえからな。人間だとか人魚だとか、俺にとっちゃ些細な問題さ。
   俺の側にいたいってヤツなら誰だって歓迎するぜ。たとえ魔族だろうとな。
   あのエロい国王も凶悪な魔王もみんな昔はガキだったのさ。お前らみたいな、な」
ゼノ「ザナージュ……」
ルキ「私……あんたのそういうとこは……」
ザナージュ「それによ」
ルキ「え?」
ザナージュ「人魚ってのは普段は誰もいない海の底にいるらしいぜ。嬢ちゃんと似てると思わないか?」
ルキ「は?」
ザナージュ「嬢ちゃんも普段は暗い部屋でテレビをつけたまま震えてるだろ」
ゼノ「ルキ、そんなことやってんのか……」
ルキ「……してないから。さっさとデートでも何でも行けば?」

ザナージュ「おっと、そうだった。じゃあまずは……」
ルキ「人がせっかく褒めてあげようと思ったのに、すぐ茶化すんだから……」
ゼノ「ハハ……まあ、人種差別しないところはザナージュのいいとこだよな」
ルキ「……唯一のね」
ザナージュ「はあ?男ォ!?」
ゼノ「……ん?」
ルキ「……どうしたの、ザナージュ」
ザナージュ「この人魚姫……いや、この海坊主、実は男だとよ!男に用はねえんだよ!失せろ、半魚人!」
ゼノ「ヒドッ」
ルキ「男女差別はする男、ザナージュ」

781 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/04/14(Sun) 01:31
>>778話 三バカ日誌

ザナージュ「異議あり!3人じゃねえ、バカは2人だ」
ゼノ「それはもうやっただろバカ」
ルキ「ほんとバカなんだから……あんたのせいで私たちまで同類に見られるんだけど。少しは自重してよね」
ザナージュ「バーカ、同類に見られるのはお前らがマジでバカだからだろ。
   力だけしかない。賢さと友達を求め旅立った魔族。人はお前らをバーカファイターと呼ぶ!」
ゼノ「旅立ってねーし呼ばれてねーよ!」
ルキ「抑えて、ゼノ。ザナージュに構うとバカが伝染るから」
ザナージュ「パイが足りないぜ〜♪」
ルキ「蓮華掌!」(ドゴォ
ザナージュ「ごふぁっ!?」
ゼノ「抑えろよ、ルキ……」
ザナージュ「こ、このアマ……技だけはパイ気取りかよ……10年早いんだよ!」

ルキ「モラルが足りない人はほっといて本題に入ろっか」
ゼノ「それがいいな。けどアニメ化ってさ……ムリだろ」
ザナージュ「そうだな、まずはコミカライズが先だ。そしてアニメ化→ゲーム化→映画化→実写化。こうだろ?」
ゼノ「そういう問題じゃねーだろ。色々ムリがあるっつーの」
ザナージュ「あ〜ヤダヤダ。あれもムリムリ、これもムリムリ、お前は一体いつからソムリエに転職したんだ?
   もしかしたら何かの間違いでアニメ化するかもしれねえだろ。
   俺としてはぜひ>>728をアニメ化してほしいね。ちょうど枠も空いたことだしな」
ゼノ「あの回が一番ムリがあんだよ!リアル裁判になるだろーが!」
ルキ「あの回に限らず、ザナージュのセリフはほとんど改変されるんじゃないの?パクリだらけだし」
ザナージュ「チッチッチ。分かってないな、あれはオマージュってやつさ。そして俺はザナージュ」
ルキ「だから何」
ゼノ「しかもザナージュって下品なネタも多いじゃん。アニメだとその辺も規制かかるんじゃねーの?」
ルキ「そうなったらザナージュには何が残るの?借金?」
ザナージュ「お前の脳内にいる俺は、パクリと下ネタと借金しか抱えてねえのか?哀れなヤツだな、脳も胸も貧相とはよ」
ルキ「他に何かあったっけ」
ザナージュ「フッ、お前を抱いてやってもいいんだぜ?」
ルキ「……」
ザナージュ「何とか言ってみろよ、そのかわいいおクチでよ。それとも照れて言葉も出ないってか?じゃあ代わりに俺が出してやろうか?なあ、オイ?」
ルキ「き」
ザナージュ「ん?」
ルキ「も」
ザナージュ「……クソガキめが」

ゼノ「アニメの話しようぜ、お前ら……」
ザナージュ「OPはドシリアスにしてほしいね。ゼノ坊好みの厨二な感じでもいい」
ゼノ「好んでねーから!」
ルキ「でも本編はこのバカみたいなノリで行くんでしょ?」
ザナージュ「そのギャップがいいのさ。OP詐欺ってヤツだ。嬢ちゃんは得意だろ?OP詐欺」
ゼノ「得意だったらもっとデカくしてるだろ」
ルキ「……アニメの話すれば?あんた達」

782 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/04/14(Sun) 01:32
>>779 お約束

ゼノ「なんだ、この歌?一体どこから……」
ザナージュ「空耳アワー……じゃなさそうだな」
ルキ「綺麗な歌声……」
ゼノ「ああ、けど何故かイヤな予感がするんだよな……」
ルキ「そうね……大切な何かを失くしてしまいそうな……そんな気がする……」
ザナージュ「そうか?俺はまったくそんな予感はしねえがな」
ゼノ「何やってんだよ、ザナージュ……」
ザナージュ「あん?なにが?何もやってねえだろ」
ルキ「いや、だから……」
ザナージュ「なんだよ?わけのわからねえヤツらだな。それよりお前ら、腹減らねえか?何か食いに行こうぜ」
ゼノ「ザ、ザナージュ……オレらなんかのために……」
ザナージュ「なに泣きそうなツラしてんだよ」
ルキ「だって……だって……!」
ザナージュ「そんなに腹減ってたのか?」
ゼノ&ルキ「……」
ザナージュ「お前らなに食いたい?俺は今日は肉の気分だぜ」
ゼノ&ルキ「……」
ザナージュ「あと久しぶりに酒も……」
ゼノ「や れ ェ ェ ェ ー ー ー ッ ! !」
ザナージュ「うおっ!?い、いきなりなんて声出してやがんだ、お前!?」
ゼノ「やれよ!みんな待ってんだよ!期待してんだよ!」
ザナージュ「はあ……?なんのことだ?」
ルキ「な、なに言ってんのあんた……ウソでしょ……いつもあれだけやってるのに……?」
ザナージュ「いつもやってる?ああ、××××か?オイオイ、あれをここでやれってのか?勘弁してくれよ」
ゼノ「ちげーよ!何と勘違いしてんだよ!」
ルキ「この歌が流れてる時に、あんたがやることと言えば一つしかないでしょ……!?」
ザナージュ「歌ってるお嬢さんをナンパすればいいのか?」
ゼノ「ダメだこいつ……早くなんとかしねーと……」

783 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/04/14(Sun) 01:39
おっと、アンカーミスだ。
俺がアニメ化してほしいって言ったのは>>724さ。
やれやれ、こんなことでレスを消費しちまうとは。
レスも弾もムダ撃ちには気をつけねえとな。

784 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/04/14(Sun) 10:42
わしの子がザナージュ殿を気に入ったようでの。
旅の援助をさせてもらう代わりに婿にきていただきたい。
金は惜しまぬ。目に入れても痛くないほどかわいい息子での。

785 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/04/14(Sun) 16:50
平民A「隣の塀に髪が生えたってね」

平民B「それって毛草(モウソウ)っていうコケの一種じゃね?」

ハゲ平民C「また髪の話してる…」

786 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/04/15(Mon) 09:23
ゼノくんとルキちゃんってデキてるんですか?教えてザナージュさん!

787 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/04/15(Mon) 09:57
名無しはゼノとザナージュに
ぎゃくてんの杖を使った。▼

788 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/04/15(Mon) 16:19
>アニメだとその辺も規制かかるんじゃねーの?
ネット配信サイト「まかせろ!」

789 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/04/15(Mon) 23:21
>ザナージュって下品なネタも多いじゃん。
世の中には台詞が下品すぎて規制音だらけの洋画があってな?
それもブルーレイ版だと規制音が解除されているのじゃ…

790 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/04/16(Tue) 01:51
ザナージュ「しゃあーッ!気合い入れて行くぞ、お前ら!」
ルキ「な、なに……?どうしちゃったの、ザナージュのやつ……?」
ゼノ「ファンレターが届いたんだとさ」
ルキ「それで舞い上がってるってわけ?……意外と単純ね……」
ゼノ「そう言ってやるなよ。今まで貰った手紙と言えば、カミソリ入りか借金の督促状ばっかだったんだしさ」

>>784話 ボヘミアン・ラプソディ

784「旅の援助をさせてもらう代わりに婿にきていただきたい」
ザナージュ「これはこれは、身に余る光栄でございます。私のような男でよろしければぜひ……」
ゼノ「ちょ、待てよ!」
ザナージュ「なんだよ」
ゼノ「結婚してそれからどーすんだよ?元の世界に戻るんじゃないのかよ?」
ルキ「奥さんを置いてくわけ?それとも連れてくの?」
ザナージュ「……俺よお、思ったんだよ。このままこっちの世界で暮らすのもアリなんじゃねえかってさ……」
ゼノ「ねーよ」
ザナージュ「なんでだよ!いいじゃねえか、こっちの世界も思ったほど不便じゃなかっただろ?」
ゼノ「確かにここはいい所だよ。あっちと違っていい人間ばっかりだし、平和かもしれねーよ。
   ……それでもだ。オレらが生きる世界はここじゃねーだろ」
ザナージュ「……嬢ちゃん、お前はどう思ってんだ?お前みたいな半魔にとっちゃ、こっちで生きる方が楽なんじゃねえのか?」
ルキ「そう、かもね……。でも、私も……ゼノと同じ。このままだと、逃げたみたいで……悔しいし」
ザナージュ「……やれやれ、陰気なくせに一度決めたら折れねえからな、お前らは。わかったよ」
ゼノ&ルキ「ザナージュ……!」
ザナージュ「俺はこっちに残るから、お前ら二人で戻れ」
ルキ「は?」
ゼノ「あ?」
ザナージュ「それで問題ないだろ?」
ゼノ「いや、けどさ……アンタ……そ、そうだ、アンタ自分のオフィスはどーすんだよ?」
ザナージュ「お前らにやるよ。二人で仲良くやんな」
ルキ「……借金は?」
ザナージュ「俺が婿入りすりゃ金銭面の心配はいらねえ。借金なんて帳消しにしてやるさ」
ゼノ「オイ、ザナージュ……アンタ、マジで言ってんのか……?」
ザナージュ「マジだぜ?お前らだって何もムリして俺みたいな伝説の無責任ヒーローと一緒にいるこたあねえよ」
ルキ「……バカ……ッ……」
ザナージュ「ん?」
ルキ「ザナージュのバカ!もう知らないッ!」(ダッ
ザナージュ「嬢ちゃん……?オイオイ……俺はお前らのために……」
ゼノ「オレらがムリしてるって?アンタ何もわかってねーんだな」
ザナージュ「……」
ゼノ「ザナージュのバカ!もう知らねー!」(ダッ
ザナージュ「……かわいくねえぞ」

ザナージュ「……これで良かったのさ。あいつらみたいなガキがハンターなんて危険な商売する必要はねえんだ。
   ……さ、俺はパートナーへ挨拶に行かなきゃな」
784「目に入れても痛くないほどかわいい息子での」
ザナージュ「そうそう、そのかわいい息子さんに……パードゥン!?」
784「かわいい息子」
ザナージュ「┌(┌ ^o^)┐ホモォ……」

(BGM『シューマン ピアノ協奏曲』)

ザナージュ「ヘイ、ミスター!実は俺は……俺は……この世界の人間じゃないんだよ!
   10ch星雲から来たザナトラセブンなんだ!俺は10ch星雲に帰らなければならないんだ……坊っちゃんと嬢ちゃんがピンチなんだよ!デュワッ!」

【ザナージュはにげだした!】

791 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/04/16(Tue) 01:52
>>785話 髪と共に

ザナージュ「HAHAHA!」
ゼノ「いや笑えねーって……いたたまれねーよ」
ザナージュ「じゃあ止めとくか。ヘイ、そこの面白トークしてる平民AB。そこまでにしときな。それ以上は……」
ルキ「それ以上は……?」
ザナージュ「不 毛 だぜ」
ルキ「……最低のギャグですね」
ザナージュ「ギャグじゃねえよ。俺は本気で言ってんだ」
ゼノ「じゃあアンタの人間性がサイテーってことだよ」
ザナージュ「オイオイ、そりゃないぜ。だいたいハゲてるからって気にするこたあねえよ。
   別にいいじゃねえか、スキンヘッドでも。タトゥーでも入れりゃすぐに平民からギャングスターに転職できるぜ。
   ま、俺には縁のない話だがな」
ゼノ&ルキ「……」
ザナージュ「なんだ、その目は?俺が悪いのか?わかったわかった、じゃあ悩める平民Cにいいものをやろう」
ゼノ「なんだ、それ……?槍か?」
ザナージュ「こいつは神槍『アデ・ランス』。持ち主に髪の力を宿すという代物さ。つまり髪が伸びるってわけだ。その長さはなんと……
   
   13キロや」

ルキ「……そんなに伸ばしてどうすんの?」
ゼノ「つーかなんでそんな槍をザナージュが持ってんだよ」
ザナージュ「さっきそこで拾った」
ゼノ「拾いモンかよ!じゃあさっきの髪が伸びるって話は?」
ザナージュ「すんません、あれウソ言いました」
ルキ「……なんのために?」
ザナージュ「平民Cのためだ。ウソも方便って言うだろ?信じる者には明るい未来が訪れるのさ」
ゼノ「アンタ、実はバカにしてねーか?」
ザナージュ「まあマジに言うとだな、髪がなくたってカッコいいヤツはカッコいいもんだ。
   誰かが言ってたぜ?本物の男前ってのは坊主頭が似合うヤツだってな。
   逆にいくら髪の毛で着飾ったところで、中身が空っぽのヤツはダサいだけさ。
   ま、最強なのは俺みたいに外面も内面も両方備えてるヤツだろうが……そんなヤツはなかなかいないからな。
   一つ言えるのは……俺が女なら、男を見た目で選ぶようなマネはしないってことさ」
ルキ「性格重視ってこと?」
ザナージュ「いや、金だ」
ルキ「……」
ゼノ「金もない、性格もヒン曲がったアンタを選んでくれるような相手が見つかるといいな」

792 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/04/16(Tue) 01:53
>>786話 奇人ザナドルゲが窓からのぞく!!

ザナージュ「違うよ、全然違うよ。三人組で自分以外の二人がデキてたら、すげえ気まずいだろうが。
   そうなったら俺はハンター名乗るのをやめて、パンサーとして生きていくぜ。マークパンサーとしてな。
   ……しかしあいつら、買い出しに行っただけなのに遅えな。どこかに寄り道してんのか?
   まさか……デキてるどころか、できちゃってるんじゃねえだろうな。
   ……少し外の様子を見てくる」


ルキ「ゼノ……ちょっと買いすぎじゃないの?」
ゼノ「何度も買い出しに行くのはメンドーだろ?」
ルキ「それはそうだけど、何もここまでまとめ買いしなくても……」
ゼノ「ほら、よこせよ」
ルキ「え?」
ゼノ「荷物重いんだろ?オレが持つよ」
ルキ「別にこれくらい……それにどう見たってゼノの方が重そうじゃない」
ゼノ「筋トレだと思えば苦じゃねーさ。だからその荷物……」
ルキ「やだ」
ゼノ「は?なんでだよ」
ルキ「鍛えすぎて脳みそまで筋肉になられちゃ困るから」
ゼノ「……こんくらいでなるワケねーだろ」

ザナージュ「(見つけたぜえ……何を腐ったハチミツみたいにクッセえトークを展開してんだ?あのガキども。撃ち殺すぞ。
   ……だが、今のところいかがわしい様子はナシ、か。こちらザナージュ。大佐、聞こえますか。
   ターゲットの尾行を続行。ヤツらがラブヤに真っ向、特攻、見つけ次第、射殺したい、ヤツら死体♪俺斥候、ヤツらと絶交、絶好調、Yo、チェケラッ♪)」

ルキ「あ……ゼノ、あれ見て」
ゼノ「なになに?『異世界でカフェを開店しました』?」
ルキ「入ってみない?」
ゼノ「……まぁいいけどさ、あんま食い過ぎんなよ?太るぜ」
ルキ「……余計なお世話」

ザナージュ「(太る理由はホントに食いすぎなのかねキミたちぃ〜?新たな生命が宿ってるからじゃねえのかあ〜?
   そのお腹、腹の中、一体何がいるんだい?いっぱいガキがいるんかい?お前らここで死ぬんDIE♪
   朝まで同乗ラブワゴン、俺は炎上ベギラゴン、中から登場ゼノのガキ、名前はどうしようルキのガキ、キミはファンキーモンキーベイベッ♪)」

ルキ「あ、ゼノ。口の横にクリーム付いてる」
ゼノ「ん?この辺か?」
ルキ「もうちょっと下……ここ」(ひょいっ
ゼノ「あっ、おい……そんくらい自分で取るっつーの」
ルキ「だってゼノ意外と不器用だし」
ゼノ「……お前に不器用とか言われたくねー」

ザナージュ「(こ、こちらザナージュ……大佐、これ以上の監視は目が腐るので不可能と判断しました……10秒後、ヤツらに奇襲を仕掛けます。
   10……9……8……7……ヒャア がまんできねえ0だ!!)」

ゼノ「そろそろ帰るか?ザナージュにドヤされちまう」
ルキ「そうし……」

ザナージュ「デーデン……デーデン……デーデンデンデンデンデン……(←ジョ●ズのテーマ)」

ルキ「Yo!!」
ゼノ「な、なんだよ、ルキ!?いきなりラッパーみたいな声出して……」
ルキ「ゼ、ゼノ、後ろ……!窓の外!」
ゼノ「窓の外……?なんだよ、怪獣でもいんのか……?」

ザナージュ「デデデン デデデン デデデデ デデデデデン(←ゴ●ラのテーマ」

ゼノ「わーーーッッッ!?」
ルキ「ザ、ザナージュ……なんでここに……!?」
ザナージュ「人を化け物みたいに言うんじゃねえよ。お前らの帰りが遅えから様子を見に来てやったんだろうが。
   なのにお前らはなんだ?楽しくデートかい?ええ?」
ゼノ「そ、そんなんじゃねーよ……」
ルキ「遅くなったのは謝るけど……」
ザナージュ「お前らに分かるか?ずっと一人で大佐との通信ごっこをしていた孤独なソルジャーや、
   何かあった時のために、ラップの練習をしていた二代目マークパンサーの気持ちがよ」
ゼノ&ルキ「……??よくわかんないけど、なんかごめん……」



ザナージュ「さて……途中だが、今日はここらで切り上げさせてもらうぜ」
ゼノ「今回はやけにレスが多かったな。ま、いいことだけどさ」
ルキ「その分、時間はどうしてもかかっちゃうけどね」
ザナージュ「そこら辺はムリせずやらせてもらうさ。そういうわけで楽しいパーティーの続きはまた今度だ。バイビーベイビー!」

793 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/04/17(Wed) 16:46
3人の好みのタイプは?

794 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/04/17(Wed) 19:54
ブス専の3人


795 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/04/18(Thu) 04:30
0、キャラクター選択時
1、戦闘開始
2、ボス戦
3、好敵手
4、勝利
5、圧勝
6、ギリギリ勝利
7、敗北
8、惨敗
9、おしくも敗北
10、一対多 勝利
11、一対多 敗北
12、タイムアップ勝ち
13、タイムアップ負け
14、ドロー
15、弱攻撃
16、中攻撃
17、強攻撃
18、コンボ成立
19、鬼コンボ成立
20、弱ダメージ
21、中ダメージ
22、強ダメージ
23、ダウン起き上がり
24、受け身
25、瀕死
26、降参
27、謙遜
28、復活
29、回復
30、自己回復
31、味方回復
32、防御
33、完全防御
34、回避
35、完全回避
36、毒、DoT状態
37、スタン、ピヨリ状態
38、よろけ、レバガチャ状態
39、ノックバック
40、スタミナ切れ、MP切れ
41、パワーアップ
42、コンティニュー
43、死亡、GAME OVER
44、怒り、覚醒状態
45、呪文詠唱
46、待機
47、挑発
48、死亡フラグ
49、必殺技

796 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/04/18(Thu) 17:05
仲間のことを沢山褒めたたえてください

797 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/04/18(Thu) 23:17
>>787 Neverending Nightmares

ルキ「う……あ……うぅ……っ……。
   ──ん……夢……?はぁ……あんな夢見るなんて……サイアク……」


(ガチャ)
ルキ「おはよ……」

ゼノ子「あっ、おはよールキ!朝ゴハンできてるよー!」
ザナ子「あら、ようやくお目覚め?まったくこの子ったら寝ぼすけさんなんだから、うふふ」

ルキ「……」
(ガチャ、ガチャガチャ)

ゼノ子「ちょ、待てよ!カギ閉めんな!」
ザナ子「てめえ、まだ寝る気か!いい加減に目覚めなさい!」

(ガチャ)
ルキ「…………何?二人してなんのつもり?悪ふざけは、よして」
ザナ子「あらやだ、ふざけて性転換するおバカさんがいると思って?」
ゼノ子「起きたらこんな体になってたんだよ〜……」
ルキ「……じゃ、お湯かけるから」
ザナ子「お待ちなさい!今回はウイルスが原因じゃなくってよ!」
ゼノ子「杖だよー!ぎゃくてんの杖ー!」
ルキ「はぁ……?」

ザナ子「どうやら、わたしたちが寝てる間に名無しくんがイタズラしていったみたいなの。ほら、置き手紙にそう書いてあるわ」
ゼノ子「数時間後には元に戻れるらしいけどねー……」
ルキ「……事情はわかったけど、寝込みを狙われるなんて、あんた達いくらなんでも無用心過ぎない?」
ザナ子「HAHA!まったくその通りで!」
ゼノ子「いやあ、面目ない!」
ルキ「なんでちょっと嬉しそうなの?嬉しいの?そういう趣味なの?」
ザナ子「そういうわけじゃないけれど、こんな機会ってそうそうないでしょう?」
ゼノ子「そーそー。どうせ数時間後には戻れるし、だったらいっそ開き直って楽しんじゃおうかなーって♪」
ルキ「変態のザナージュはともかく、ゼノまで……前回はあんなにイヤがってたくせに……」
ザナ子「誰が変態だい、この小娘が!あたいにケンカ売ってんのかい!?」

ゼノ子「もー!ダメだよ、ザナ子!キャラが崩れてるよー!ちゃんと統一しないと!」
ルキ「あんたが一番色々崩れてると思うんだけど……」
ザナ子「あらやだ、私ったら……おほほほ。ごめんなさいね、ルキさん」
ルキ「……」
ゼノ子「ほらほら、ルキってばそんな気難しい顔してないで!ゴハンにしよーよ、冷めちゃうよー?」
ルキ「その前に私が冷めそうなんだけど……」
ザナ子「食事のあとはダンスのお稽古をしましょうね」
ルキ「ダンス……?なんで……?」
ザナ子「ダンスは淑女の嗜みでしょう?来るべき舞踏会に備えてしっかり練習しておかないと」
ゼノ子「レッツダンシ〜ン♪」
ザナ子「ぱいぱいぱいぱぱいぱいぱぴー♪」
ルキ「は……?(あれ……?よく見るとこの二人……私よりも……)」
ゼノ子「ぱいぱいぱいぱぱいぱいぱぴー♪」
ルキ「(大き──)」
ザナ子「ぱいぱいぱいぱぱいぱいぱぴー♪」
ゼノ「ぱいぱいぱいぱぱいぱいぱぴー♪」
ルキ「あ……あぁ……やめて……来ないで……!いやぁぁぁぁぁ……!」


ルキ「……はっ!?……ゆ、夢……!?
   あ、はは……なんだ……夢か……はぁ……」

(ガチャ)
ルキ「おはよ……」
ザナ子「おう、おはよう嬢ちゃん。いい夢見れたかい」
ゼノ子「あ、ルキ!聞いてくれよ!名無しのせいでまたこんな体に……」

ルキ「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」



──END──

798 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/04/18(Thu) 23:17
>>788話 D-animeLife

ザナージュ「だ、そうだぜ?任せてみるか?」
ルキ「何をどう任せればいいわけ?」
ザナージュ「なるほど、ネット配信とは考えたもんだ。ネットでなら、俺の魅力を余すことなく視聴者に伝えることができるわけか」
ゼノ「下ネタとパロネタがアンタの全魅力なのかよ、いいのかそれで……」
ザナージュ「本当は一気に地上波へ進出したいところだが……まあ、いいさ。最初はネット上で実績作りだ。
   そして最終的にはキッズタイムに辿り着いてみせるぜ」
ゼノ「ニチアサ狙ってんの!?ムリに決まってんだろ、せめて深夜枠くらいに……」
ルキ「いや、地上に出るどころかネット配信もムリだから」
ザナージュ「地上に出るのがムリだと?そんなこと言ってるからお前は引きこもりなんだよ。
   ゼノ坊、お前も諦めてんじゃねえ。お前、ガキの頃はヒーローに憧れてたんだろ?
   だったら俺と一緒に夢を見ようじゃねえか。俺達の手でヒーローをブッ倒そうぜ!奴らの時代を終わらせるんだ!」
ゼノ「ザナージュ……わかったよ、オレやるよ!」
ルキ「……憧れてる相手を終わらせるの?あんたもしかして病んでる?」
ザナージュ「嬢ちゃん、お前はあの枠を狙いな。あの、女の子が変身して戦う系のやつ」
ルキ「……なんであの時間帯にこだわるわけ?」
ザナージュ「グッズ化されやすいからだ。ガキども(の親)を狙い撃ちしてボロ儲けだぜ。ウシシシ……!」
ゼノ「なに?アンタそんなことたくらんでるのか?そんなことはさせないぞ」
ザナージュ「フン、ヒーローぶりおって。正義の心とやらに目覚めたのか?くだらん。このザナージュ様に歯向かうとは愚か者めが」
ルキ「なにこれ?」
ザナージュ「どうだい?こんな感じでニチアサ枠を狙おうと思ってんだが」
ルキ「……アニメの話から特撮の話になってない?あとゼノ、演技ヘタ過ぎ」
ザナージュ「オイオイ、そんなハッキリ……」
ゼノ「ウ、ウソ……!?オレの演技がヘタ……?ウゾダドンドコドーン!」

掲示板に戻る 全部 前 50 次 50 1 - 50 最新 50 スレ一覧

read.cgi ver.4.21.10c (2006/07/10)