掲示板に戻る 全部 前 50 次 50 1 - 50 最新 50 スレ一覧



レス数が 1000 を超えています。残念ながら全部は表示しません。

【名無し参加型】うち、女勇者。【オリジナル】

1 名前:マッチ ◆jlUtTwCg 投稿日:2015/12/14(Mon) 20:44

ちゃっす、うち女勇者。
なんかさ、ある日いきなり王様に呼び出されて
「お前の先祖は勇者だから、世界制服を企む魔王を倒してこい」
とか言われちゃったワケ。
ていうか、魔王ってのが何処にいるのかも知らないし、姿形も知らないし、なーんにも知らないんだけど。
いきなり魔王討伐とかありえなくない?
王様は大したお金もくれないしさ、情報も自分で探せ!ってことらしいよ。
まぁ、このスレが1000に到達するまでに倒せればいいんじゃない?
それじゃ、テキトーに冒険の旅に出てみましょ。

【名前】マッチ
【性別】女
【年齢】16
【職業】勇者(仮)
【レベル】1
【装備】ひのきのぼう、布の服
【呪文】まだ使えない
【その他】黒髪ロング、低身長、生意気、浪費癖あり

ルール
・名無しの提供してくれた情報を元に冒険するRPG(世界観、アイテム、呪文、モンスター等)
・もちろん、普通の質問、書き込みもOK
・一緒に冒険してくれる仲間も募集(上の自己紹介テンプレ使ってください)
・下げ推奨

840 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/07(Tue) 11:16
貴方は守護輝士様ですか?

841 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/09(Thu) 10:36
我は影… 真なる我…

842 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/11(Sat) 16:52
Q.悪代官と国王と総理大臣と大統領の違いを答えなさい

A.
悪代官:お上に「代」わって行政を行う「官」職のうち「悪」い事をしている人。
    悪のお代官様。
    悪徳商人とつるんで賄賂をもらったり、町一番の娘を手籠めにしたりして好き勝手をし
    将軍様に成敗されたり、忍者に天誅されたり、副将軍様の御威光に平伏したりする。 
国王:国家を統治する人の中で世襲によって受け継がれる人。
   この人の家系図をさかのぼっていくと国の開祖にたどり着く。
   世襲制で統治者を決めるシステムの強みは教育。
   その代わり歴代を見渡せば統治に不向きな王や暗愚な王も見受けられるのが特徴。
   (天皇陛下は英訳でエンペラーだけど広義においてはここに該当する。キングとエンペラーの分類については略)
総理大臣:国家を統治する役職のうちでも間接選挙制によって選ばれる役職。
    行政府の長。形式上その国の元首(国王や天皇や大統領など)から任命される。
大統領:国家を統治する役職のうちでも直接選挙制によって選ばれる役職。
    議会に依存せずに行政を行うタイプ。象徴、外交的、儀礼的な役目を果たすだけのタイプ。
    儀礼的な役目と権限を有し、困って電話で幼女に助を求めるタイプ、首相と共に行政を行うタイプなど様々。
    プレジデント。国家主席。総統。総書記。

843 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/05/12(Sun) 15:24
ザナージュ「ハンターズ、もう一仕事だぞ」
ルキ「なに言ってんの、依頼がまだこんなに残ってるのに……」
ゼノ「言ってみたかったんだろ、ほっといてやろーぜ」

>>838話 通り名は。

ルキ「悪い言い方をすれば、女狐って意味にもなるらしいけどね」
ザナージュ「悪い意味だけじゃないぜ?使い方によっては、
   ゴージャスとかセクシーな美女、アーマードコアって意味にもなるんだな、これが」
ゼノ「なんだよ、アーマードコアって」
ザナージュ「そんなことを説明させんな。俺は面倒が嫌いなんだ」
ルキ「実はよく知らないんですって正直に言えば?」
ザナージュ「やけに突っかかって来るじゃねえか、“革命戦士”長州ルキ」
ゼノ「プッ……!」
ルキ「……なにそれ」
ゼノ「まぁまぁ、そんなにキレるなよルキ」
ルキ「……?別にキレてないけど」
ザナージュ「本当はキレてんだろ?」
ルキ「キレてないってば」
ザナージュ「正直に言ってみな」
ルキ「キレてないって言ってるでしょ?なんなの?」
ゼノ「違うなー、そうじゃねーんだよなー」
ザナージュ「まったく、空気の読めないお嬢ちゃんだぜ」
ルキ「キレていい?」

ザナージュ「万年カルシウム不足のヒス女はさておいて、通り名か……考えたこともねえな。
   他人が俺をどう呼んでるかなんて興味ねえし」
ゼノ「アンタ、ハンター界の酷卑虚(ひでひこ)って呼ばれてるとか言ってなかったか?」
ザナージュ「違う、ハンター界の卑虚魔露(ひこまろ)だ」
ルキ「じゃあザナージュの通り名はそれで決まりね」
ザナージュ「却下だ。そういえばゼノ坊、お前こそ昔は“地獄の皇太子”って呼ばれてたんだろ?」
ゼノ「あ?あ、ああ……そーだけど……ガキの頃の話だよ……」
ザナージュ「カッコいいすね(笑)」
ゼノ「あっ!アンタ、今バカにしたろ!」
ザナージュ「嬢ちゃんは何かねえのか?そういう面白ネームは」
ルキ「あるわけないでしょ、そんなの……。ていうか、いらないし……。通り名なんて恥ずかしいだけじゃない」
ゼノ「(は、恥ずかしいかな?カッコいいと思うけどなー……)」
ザナージュ「ま、だろうな。そう思って通り名メーカーってやつで俺たち3人の通り名を作成してみたぜ」
ゼノ「へー、そんな便利な……いや、面白いモンがあるのか」
ルキ「ちょっと、勝手にヘンなこと……」
ゼノ「まぁいいじゃんか。見るだけ見てみようぜ」
ザナージュ「では、とくとご覧あれ!これが俺たちの通り名だ!」

“残酷な根性なし” ザナージュ
“雷鳴のゆでたまご” ゼノ
“黒炎のコンドル” ルキ

ゼノ「ゲェー!」
ルキ「ださっ」
ザナージュ「お気に召したかい?」
ゼノ「召さねーよ!なんだよ、ゆでたまごって!?」
ザナージュ「卵料理の一つで鳥類の卵、特に鶏卵を、殻のまま茹でて凝固させたものさ」
ゼノ「んなことは聞いてねーんだよ」
ザナージュ「ランダムで出てきた結果なんだ。俺に文句を言われても困るね」
ゼノ「ちくしょう……オレはゆでたまごだったのか……」
ルキ「……でも雷鳴っていうのは、それっぽいよね」
ザナージュ「それは俺も驚いたぜ。さすがは雷鳴のレクイエムを奏でし者ってとこか」
ゼノ「そのネタもういいから!」
ルキ「雷を操る新米ハンターとでも解釈しとけばいいんじゃない?」
ゼノ「茹でられてなかったら、そう思えたかもな」

ザナージュ「で、次に嬢ちゃんだが……どう思う?」
ルキ「シンプルにダサい」
ザナージュ「ああ、fire&ice的なダサさだな」
ゼノ「せめてファルコンだったらな……」
ルキ「……それもイヤなんだけど。そもそも黒炎の時点でおかしいし」
ゼノ「でも、なんかヒーローみたいじゃねーか?黒炎のコンドル!ハンターブラック!……みたいなさ」
ルキ「それヒーローじゃなくて悪役でしょ」
ザナージュ「嬢ちゃんは悪役だろ」
ルキ「あんたもね、残酷な根性なしさん」
ゼノ「これめちゃくちゃザナージュっぽくね?」
ザナージュ「気に入らねえな。何が気に入らねえって、見た時に自分で笑っちまったことがだ」

844 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/05/12(Sun) 15:24
>>839話 チェインオブハンターズ

ゼノ「KH?なんだそれ」
ザナージュ「可愛げのない(K)貧乳(H)」
ルキ「カッコつけの(K)変態(H)」
ゼノ「ケンカばっかの(K)ハンターたち(H)」

ザナージュ「これじゃラチがあかねえ……というわけで、聞き込み調査を行った結果、色々と分かったぜ。
   ヴィクセンってのは、XIII機関のナンバー4にして、『凍てつく学究』の称号を持つ科学者だそうだ」
ルキ「ごめん、全然意味わかんない」
ザナージュ「俺も自分で言っておきながら、さっぱり分からん」
ルキ「ゼノならそういうの好きだから分かるんじゃない?」
ザナージュ「そうだな、ここは専門家に任せよう。それじゃゼノ先生、解説をお願いするぜ」
ゼノ「オレだって好きじゃねーから!凍てつくナントカってむしろルキっぽいじゃん」
ザナージュ「ノンノン、嬢ちゃんの異名は黒炎のコンドルだろ?」
ゼノ「あっ、そうだったな」
ルキ「うっさい、残酷ゆでたまご」
ゼノ「まとめんな!……で、結局そのXIII機関ってのはなんなんだ?」
ザナージュ「ノーバディとかいう連中で構成される組織だとさ。
   詳しいことはわからねえが、たぶんノーバディノウズみたいなもんだろ」
ルキ「そんな心躍ってそうな組織とは思えないんだけど……」
ゼノ「839に確認してみよう……ってオイ、839がいねーぜ?」
ルキ「え?さっきまでそこにいたはずなのに……」
ザナージュ「ネズミたちが暮らす夢の島に連れてかれたのかもな」
ゼノ「ただのゴミ捨て場じゃねーか」
ルキ「それを言うなら夢の国でしょ」
ザナージュ「そうとも言うね」
ゼノ「そうとしか言わねーって。それより839がさらわれたなら、助けてやった方がよくねーか?」
ザナージュ「大丈夫だ。記憶の鎖はほどけても、記憶のかけらが消えることはない。839のこと、俺は忘れねえぜ」
ルキ「強引な上に面白くもない酷いオチね 」
ゼノ「839まで巻き込んでおいてな」
ザナージュ「839は犠牲になったのだ。オチを付けるためにな」

845 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/05/12(Sun) 15:24
>>840話 まもって守護輝士ズ・オブ・ギャラクシー

ザナージュ「おっと、バレちまったか」
ゼノ「なぁ、ザナージュ。前から思ってたんだけど、アンタって何のためにそんなウソつくんだ?」
ルキ「元々の虚言癖に加えて尺稼ぎのためでしょ」
ザナージュ「営業と言いな!こうやってごまかしながら、なんとなく長文っぽく見せることで
   『この人たちいつも頑張ってるな』、『ザナージュさんってカッコいいよね』、
   『それにひきかえ後ろのガキ二人はなんだい』、『感じワル〜。もう見るのやめよーっと』、
   ……てな風に客が増えるわけだ」
ゼノ「減ってんじゃねーか!」
ルキ「はいはい、もういいでしょ。次行っていい?」
ザナージュ「構わん、行け」


ルキ「……で、守護輝士って何?」
ザナージュ「いきなり止まるんじゃねえぞ……。リーダーの俺を差し置いて勝手に進軍するからそうなるんだ」
ルキ「あんたが行けって言ったんでしょ」
ザナージュ「じゃあ何か?お前は俺が死ねと言ったら死ぬのか?ええ?」
ゼノ「ガキか!守護騎士って言うくらいだから、やっぱパラディン的なモンじゃねーか?」
ザナージュ「それは騎士だろ。840が言ってんのは輝士だ」
ルキ「それは分かるんだけど……どう違うの?」
ザナージュ「さあ」
ゼノ「そもそも輝士ってなんなんだ?」
ザナージュ「知らねえ」
ゼノ「……ホント、ウチのリーダーさんは頼りになるよな」
ザナージュ「ホメたって何も出ねえぜ」
ルキ「とりあえず分かってるのは、私たちは守護輝士なんかじゃないってことね」
ゼノ「だな。そんなご大層な肩書き、オレらには似合わねー」
ザナージュ「ファンタシーなスターよりも薄汚いハンターの方が性に合ってるってことさ」

846 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/05/12(Sun) 15:25
>>841話 朝まで真夜中テレビ

ザナージュ「ハンサムガイと無愛想なガキ二人があらわれた▼」
ルキ「せいぜいホラガイかカンチガイでしょ、あんたは」
ゼノ「くだらねー言い争いしてる場合かよ。何モンだ、こいつら……」
ザナージュ「ニセモンだろ。そうじゃなけりゃバッタモンかパチモンだ」
ゼノ「だから冗談を言ってる場合じゃねーだろおおおおおが!!」
ザナージュ「騒ぐなよ、たかが偽物じゃねえか。敵はまとめて蹴散らすまでだ」
ルキ「それは同感ね。ゼノ、見た目に惑わされないで」
ゼノ「そう言われてもなー……お前らちょっとはやり辛いとか思わねーのか?」
ザナージュ「思わないね。ウチの大事な従業員に化けてくれた礼だ。思いきり惨い目に遭わせてやるぜ、キヒヒヒ……」
ルキ「ふふ……あんたに化けた不届き者の首は私が取ってあげるから安心してね、ザナージュ」
ゼノ「お前ら、頼むからちゃんと偽物を狙ってくれよな……」

影ルキ「さっきから黙って聞いてれば偽物偽物って……ウザいんだけど」
ザ&ゼ&ル「!?」
影ゼノ「オレたちは偽物じゃねーよ。オレたちは漆黒の闇より出でしシャドウハンター!お前ら全員に恐怖と絶望をくれてやるぜ!」
ゼノ「ちょ」
ザナージュ「シャベッタァァァァァ!!しかもなんか痛えー!!」
ルキ「ゼノに似てるような似てないような……」
ゼノ「似てねーよ!やめろテメー!オレの姿で恥ずかしいセリフ言うな!」

影ルキ「あはは、恥じらいなんて捨てて正直に全部さらけ出しちゃえばぁ?私みたいにさぁ?」
ルキ「な、なに言ってんの、あの美少女……?」
ゼノ「お前が何言ってんだ」
ザナージュ「さらけ出すだと?ハッ、笑わせんな!お前はさらけ出すほど立派なもんを持ってねえだろうが!」
ルキ&影ルキ「殺すぞ」
ゼノ「こいつら……シンクロしやがった!」
影ゼノ「これが絆ってやつか……おもしれーぜ、この魔剣デスブリンガーのサビにしてくれるぜ!」
ゼノ「お前は黙ってろ!しかもその言葉遣いちょっと不自然なんだよ!」
ザナージュ「実はムリしてるんじゃねえのか?」

影ルキ「ちょっとあんたたち、私をムシしないでよ!」
ザナージュ「キンキンうるせえ嬢ちゃんだなあ……本物とはエラい違いだ」
影ルキ「ふん!そんな陰気な小娘と一緒にしないでよね!」
ゼノ「ルキお前、偽物にまで陰気とか言われてんぞ……」
ルキ「……あのうるさい口、今すぐ利けなくしてやるから」
影ゼノ「この女……影というより陰より出でし者の匂いがするぜ。負のオーラをビンビン感じるんだぜ!」
影ルキ「私はね、自由になりたいの!人間とか魔族とかそんなウザい束縛はもうまっぴらなのよ!たまたま半魔に生まれただけ!なのに……なのに……!」
ゼノ「ルキ、お前……」
ルキ「くっ、この……偽物のくせに!あんたなんて私じゃない!」
影ゼノ「認めろ。お前はルキであり、彼女もまたルキなのだ。いわばお前たちは表裏一体の存在であり……」
ゼノ「そういうお前は誰だよ、誰のマネをしてんだよ」
ザナージュ「ヘイお前ら、一体いつまでやるつもりだ?未成年の主張なら屋上でやりな」
影ルキ「やだもーん。あんたらが私たちを受け入れるまでは消えてやんないから。悔しい?ねぇ、悔しい?」
影ゼノ「我、汝の命を欲する。全てを受け入れよ。そして再び一つとなるのだ……ぜ」
ザナージュ「いい加減にうぜえな、 こいつら……もういい、撃ち殺すか」

影ザナージュ「待ちな。……そろそろ文字数がヤバい。帰るぜ、二人とも」
ゼノ「うわっ!アンタ喋れたのかよ!?」
影ルキ「えーもう帰るわけ?……まぁザナージュがそう言うなら……ついてくけど……じゃあまったねー、バイバーイ」
影ゼノ「我らが主の命とあらば、従わぬわけにはいくまい。……さらばだ。また会おうぜ、光を継ぐ者たちよ」
ゼノ&ルキ「もう二度と来んな」
影ザナージュ「ああ見えて結構気のいいヤツらなんだ。勘弁してやってくれよ」
ザナージュ「お前も帰るのかハンサムガイ。気をつけて行けよ、魔物と道行くレディに見つからないようにな」
影ザナージュ「フッ、いくら気をつけたって向こうから寄ってくるのさ。……じゃあな、ナイスガイと愉快な仲間たち」

ザナージュ「……行っちまったな」
ゼノ「馴染みすぎだろ、アンタら……」
ザナージュ「そりゃそうさ、自分自身だからな」
ルキ「……というかザナージュだけ変化してなくない?」
ゼノ「そういやそうだな。なんでだろ?」
ザナージュ「そりゃそうさ、俺はハナから感情を抑圧なんてしてねえからな」
ゼノ&ルキ「……なるほど」

847 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/05/12(Sun) 15:25
>>842話 王様のハレンチ

ザナージュ「ヒュウ、やるな。俺の答えと完全一致だぜ。賞金は出ねえがな」
ゼノ「ウソつけ」
ザナージュ「ウソじゃねえさ、賞金は出ないぜ?」
ゼノ「ちげーよ、その前だ」
ルキ「あんたのことだから、ホントは842を読んですらないでしょ」
ザナージュ「『A.知らねーよ』までは読んだ」
ルキ「つまり読んでないってことね」
ザナージュ「読んだっつうの。要するにミサイル攻撃を得意とするのが総××ってことだろ?」
ゼノ「ちげーよ!違わねーけどちげーよ!」
ルキ「あんたのためにわざわざまとめてくれたんだから、お礼くらい言いなよね」
ザナージュ「そうだな、何ぺディアかわからんが引っ張ってきてくれてありがとよ」
ゼノ「何ぺディアにも書いてねーよ」
ザナージュ「なんだお前、わざわざ確認してきたのか?」
ゼノ「したよ!アンタがそういうこと言うから!」
ザナージュ「ワーオ……じゃあここに書いてあることはマジで842が全部書いたってことか?」
ルキ「ってことじゃない?」
ザナージュ「そいつは大したもんだ。よし、お前らはクビにして842を雇おう」
ゼノ「うおい」
ルキ「……私たち以外にあんたの下で働いてくれる人なんていると思う?」
ザナージュ「ヘッ、言ってみただけさ。好き好んで奴隷になるヤツなんてお前らくらいのもんだ。
   ま、俺の下で恋の奴隷になりたがる女は後を絶たねえがな」
ゼノ「またなんか言ってるぜ、こいつ」
ルキ「ツッコミ役がいないとただの痛い人なのにね。ってそれは今もか」
ザナージュ「やれやれ……仮にも自分たちが仕える王に向かって無礼なガキどもだぜ」
ゼノ「アンタみてーなのは裸の王様って言うんだよ」
ザナージュ「うっせえ。それより俺思ったんだがな、裸の王様がいるなら裸の王女様がいてもいいと思わねえか?」
ルキ「ただの痴女じゃない」
ザナージュ「痴女でもよいではないか、よいではないか。俺のマグナムは暴れん坊将」
ゼノ「言わせねーよ」
ルキ「ここを管理する将軍に成敗されないように気をつけてね、ザナージュ」

848 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/13(Mon) 01:33
ネタの守備範囲が広すぎるw
流石でやんすザナのアニキ、おいら一生アニキに付いていくでやんす

849 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/13(Mon) 14:39
ゼノの二つ名、英語にするとかっこいいよね
雷鳴のハードボイルド

あとお話し的に裸の王女様は成立しない
なぜなら阿保には見えない美しい服が有ったとして
阿保には見えないんだから王女様の素肌を阿保にさらすことになる
だから王女様が強硬にお披露目したいと言い出しても許可が下りない

あ、でも創作で裸の王女様って作品はいくつもあるみたいよ
あとトリステインの王女様が隣の国の王子様とばったり会った時も
水浴びの真っ最中でマッパだったらしいし、シチュエーションだけならワンチャン

850 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/14(Tue) 08:19
おお、ハンターズ。ちょうどいいところに来たな
一週間後、冒険者ギルド交流の一環で西の街の冒険者連中とサッカーで試合するんだよ
二人空きがあるんで入ってくれないか?活躍すると賞品出るらしいぞ

851 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/14(Tue) 19:46
ハンターさんにおねがいがあります。
実は生贄にうちの娘が選ばれてしまって…
どうにか娘を助けていただけないでしょうか?

852 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/14(Tue) 23:16
みんなの外見を詳しく教えて?

853 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/15(Wed) 14:13
ユキナリーゼ「次のスレから参加していーかなー?」

854 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/15(Wed) 23:16
へい!そこのクールなお嬢ちゃん!
そう、キミだよキミ。かわいいねー。お名前なんてーの?
おーけー、ルッキーね。このあと、一緒にお茶でもどう?

855 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/17(Fri) 05:31
ザナージュさんが裸の女王をお望みらしいので、
バカには見えないドレスに身を包んだオークの女王を連れてきました

856 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/05/17(Fri) 18:28
ザナージュ「ぷはあ〜っ……!ヒック!」
ゼノ「おいザナージュ、顔が真っ赤だぞ。仕事前の酒はやめとけよ」
ルキ「……あれラムネ」
ゼノ「ラムネ!?ラムネであんな顔になんのか!?」
ルキ「……今、ザナージュは怒ってるの。自分の不甲斐なさにね」
ザナージュ「飲まなきゃやってらんねえぜ、べらぼうめ!
   守護輝士……守護騎士……まさか>>840が『840』と『&40』をかけた高度なテクだったとはよお……。
   クソッ……!俺としたことがそこに気づけねえとは!」
ゼノ「なんのこっちゃ」

>>848話 YANSU OF THRILL

ザナージュ「AからZまで、拾えるものは何でも拾う。それが俺たちのポリシーってわけさ」
ゼノ「アンタがその場のノリでボケ倒してるだけだろーに」
ルキ「脱線して依頼とは関係ない話になってることも多いしね」
ザナージュ「それも俺たちの特色ってやつさ。俺たちゃこの国じゃ新参者だからな。他の冒険者やギルドとは違う色でアピールしていかねえとよ」
ルキ「……まぁその結果、依頼が増えたと思えば悪い気はしないけどね」
ゼノ「だな……最初の方は人も少なかったし、どうなることかと思ったけどさ」
ザナージュ「まったくだ。あの頃はたまに人が来たかと思えば、品のない依頼ばかりで参ったぜ」
ルキ「それに全力で乗っかってたのは誰よ」
ザナージュ「バカ野郎、あの時の頑張りがあるから今の俺たちがあるんだろうが」
ルキ「そうなの?」
ゼノ「さぁ?」
ザナージュ「にしても俺たちがここに来てからもう3ヶ月か。色々あったよな、例えば……」

村人『ニートだから王様が職を与えてくれた可能性は?』
勇者『え、そんなんあり得ないっしょ』

ザナージュ「まるで昨日のことのように思い出すぜ……」
ゼノ「そんな記憶ねーよ」
ザナージュ「他にも色々あったよな、例えば……」
ルキ「はいはい、総集編はまた今度」


ゼノ「それよりよかったじゃん、ザナージュ。848が一生ついてきてくれるってさ」
ザナージュ「……」
ゼノ「オイ、どーしたんだよ」
ルキ「どうせ『男にストーキングされる趣味はねえぜ(キリッ』とか言うんでしょ」
ザナージュ「そうじゃねえ。いや、それもあるがもう一つ……わからねえんだ」
ルキ「……なにが?」
ザナージュ「このヤンスマンはパワフルな野球の方なのか超次元のサッカーの方なのか……。
   いや待てよ、一人称が『おいら』ってことは……野球の方か!」
ゼノ「どっちでもねーよ」
ザナージュ「まあどちらにしろ、男にストーキングされる趣味はねえがな(キリッ」
ルキ「でも借金取りにはよく追われてるよね」
ザナージュ「……848様、この哀れなザナのアニキにお金を恵んでくれぬかね?」
ゼノ「どっちがアニキ分なんだかな……」

857 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/05/17(Fri) 18:28
>>849話 ゼノは使い魔

ゼノ「おー、ホントだ。だいぶよくなったじゃん。な、二人もそう思うよな?」
ザナージュ「……そうだな、最高にクールでソリッドなイカした異名だと思うぜ。
   なあ、嬢ちゃん?(エンタ芸人のキャッチコピーみてえだ)」
ルキ「……うん。ゼノが気に入ったなら、いいんじゃない?(黒炎のコンドルと大差ない気が……)」
ザナージュ「ま、ハードボイルドと言うにはガキ過ぎるがな。
   お前じゃせいぜいソフトボイルド、半熟ヒーローってとこだ。
   ハードボイルドってのは俺のようなクールダーティーな男のために存在する形容詞なのさ」
ルキ「自分で言ってる時点でハードさもクールさもまるで感じられないけどね」
ゼノ「アンタはハーフボイルドって感じだな。フラれた女の数でも数えてろよ」
ザナージュ「今さら数えきれるか」

849「あとお話し的に裸の王女様は成立しない」

ザナージュ「構わん、俺が許可する」
ルキ「あんたが許可したところで何も変わらないけどね」
ザナージュ「俺につられて王サマや大臣もノリで許可してくれねえかな?」
ゼノ「ねーよ」
ザナージュ「ったく王族ってのは、おカタくていけねえ。少しアホなくらいの方が国民も親近感が湧くってのによ」
ルキ「不信感と嫌悪感の間違いでしょ」
ゼノ「だいたい自分の娘の裸を人目に晒させるような王がいるワケねーだろ」
ザナージュ「分からねえぞ?民たちにゲスい眼差しで見つめられ、羞恥の表情を浮かべる娘を見て興奮してるかもしれねえだろ」
ゼノ「そんな国滅んじまえ」

ザナージュ「仕方ねえ、水浴びできそうな場所で待ち伏せしとくか。俺はワンチャンスをものにしてみせるぜ。必ずな……!」
ルキ「カッコつけても全然カッコよくないから」
ザナージュ「カッコいいとか悪いの問題じゃねえんだよ。王女様がマッパで待ってんだぜ?俺は空の果てからだろうとマッハで飛んでくさ」
ゼノ「恐怖の円盤生物だな」
ルキ「ザナージュ、それが犯罪だってことは分かってる?」
ザナージュ「このムラムラと燃える炎を抑えるにはこうするしかねえんだ。神サマだって許してくれるさ」
ゼノ「世間は許してくれねーけどな」
ザナージュ「ったく、つまらねえ世の中だ。一度みんなアホになるべきなんだよ。
   そうすりゃみんなハッピーになれるのさ。王女様のお肌が拝めるなら俺は喜んでアホになるぜ。
   えへへぁ〜おーじょさまのぉ〜はだかみたいなぁ〜へへらへらへら☆……こんな具合にな」
ルキ「……あんたプライドとかないの……?」
ザナージュ「ないね。お袋の腹の中に置いて来たんでな」

858 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/05/17(Fri) 18:29
>>850話 SILENT KILLING

ザナージュ「サッカー?興味ねえなあ。パスだ、サッカーだけにな(ドヤッ」
ゼノ「その程度でドヤんなっての」

850「活躍すると賞品出るらしいぞ」

ザナージュ「オーケー、そのパス受け取ったぜ。お前らもいいな?」
ゼノ「まぁオレは構わねーけど」
ルキ「ベタな展開ね……。でもザナージュ、サッカーなんてできるの?」
ザナージュ「いや、俺は監督だ。試合はお前らに任せる」
ゼノ&ルキ「んん??」
ザナージュ「当たり前だろ、俺はブランクがあるんだぜ?サッカーなんてガキの頃に遊びでやった程度さ」
ゼノ「オレだってそうだよ。プロ選手じゃねーんだし、大抵のヤツはそんなモンじゃねーの?」
ルキ「……私、遊びでやったことすらないんだけど」
ザナージュ「あっ……そうか、嬢ちゃんにはサッカーできるほど友達がいなかったな……わりい」
ゼノ「ルキ……なんかごめんな……」
ルキ「……そういう意味じゃなくて」
ザナージュ「しょうがねえな、確実に賞品を頂くためにも俺とゼノ坊で出るしかねえか。
   ジ×ンを彷彿させるヘッドバットと、ネイ×ール以上の演技力を見せてやるぜ」
ゼノ「プロレスラーになった方がいいんじゃねーか、アンタ」
ルキ「ま、退場させられないように頑張って……」
ゼノ「じゃあさっそく練習でもするか?ザナージュ」
ザナージュ「そんなカッタリイことするわけねえだろ!やりたきゃ一人でやれ!」
ゼノ「なんだよこいつ、意味わかんねーよ」
ザナージュ「天才ストライカーの俺は練習なんて必要ないのさ」
ルキ「さっきブランクがどうとか言ってたのに?」
ザナージュ「そんなもんはハンデだ、ハンデ。どうせ相手は素人だろ?
   余裕で勝てるね。なんなら100-0くらいで圧勝しちまうかもな」
ゼノ「なワケねーだろ、ラグビーじゃねーんだからさ。それに相手チームの冒険者って結構有名らしいぜ?」
ルキ「怠け癖のあるザナージュより身体能力は高いかもよ」
ザナージュ「どんな強者にも死角はあるもんだ。敵が無防備なところに背後からタックルをブチかましてやればイチコロさ」
ゼノ「だからラグビーじゃねーって言ってんだろ!ラグビーでも悪質だよ!」
ルキ「まずはザナージュにルールを守らせないと、賞品どころじゃないと思うんだけど……」
ザナージュ「ルールって言われてもなあ……。オフサイドくらいしか分からねえぞ」
ゼノ「なんでオフサイドが分かるのに基本的なことが分からねーんだよ」
ザナージュ「……やっぱり試合に出るのはやめよう」
ゼノ「はぁ?なんだよそれ、逃げるのかよ?」
ザナージュ「バーカ、誰が逃げるって言った?試合をせずに勝てばいいのさ」
ゼノ「……どういうことだよ」
ザナージュ「試合当日までに相手チームの選手を一人ずつ闇討ちして減らしていく。そうすりゃ不戦勝、サイレントキリング達成だ!」
ルキ「もうサッカー関係なくない?」
ザナージュ「ゲームってのは騙し合いだぜ?どこかで相手の裏をかかねえとよ」
ゼノ「裏かいてねーじゃん!路地裏に連れ込んでるだけじゃん!」
ルキ「ていうかそれで勝っても賞品はもらえないんじゃないの?試合で活躍することが条件なんだから」
ザナージュ「おっと……そうだったな。しゃあねえ、マジメにやるか。
   お前らもこの市川座名十郎のグレートマックスな美技が見たいかあ?見たいよなあ?」
ゼノ「それは超次元サッカーだ!」

859 名前:ザナージュ ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/05/17(Fri) 18:30
さて、悪いが今日はこれでお暇するぜ。続きはまた今度だ。
それまでは、そうだな……これでも見ながら待っててくれよ。

>>852話 montage〜まだ見ぬ俺の〜

ザナージュ
ttps://picrew.me/share?cd=cilZRr1yl4

ゼノ
ttps://picrew.me/share?cd=X6pPVRXkgV

ルキ
ttps://picrew.me/share?cd=qcmWYTnBfk

ザナ子
ttps://picrew.me/share?cd=LnI8e7cDBn

ゼノ子
ttps://picrew.me/share?cd=UKgXyv0q4d

ルキ男
ttps://picrew.me/share?cd=Y4Q0TIdmWL

-SPECIAL THANKS-
(各画像メーカー作成者の皆さん。敬称略)
みゅ
甘徒兎かかお
ささえき
桐付き
ももいろね
DECO

>>853話 明日来てくれるかな?

次スレだって?そりゃまた気の長い話だ。
次スレと言わず、今すぐ乱入して来たって構わないんだぜ?
パーティーってのは賑やかにやるもんさ。
それに俺たちが留守の間、お客の相手をしてくれるヤツがいると助かるしな。

860 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/18(Sat) 01:36
黒炎のコンドルがめちゃかわいい見た目してる

861 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/05/20(Mon) 02:02
ザナージュ「さあさ、皆さんお待ちかね!日曜の憂鬱を吹き飛ばすハンターサンデーナイトの時間だぜ!」
ルキ「もう月曜だけどね」
ゼノ「寝る前にこんなの見てると余計に憂鬱になるかもな」

>>851話 いけにえボーダーライン

ザナージュ「娘さんが?そいつは大変だ。オーケーオーライ、このザナージュめにお任せください」
ゼノ「どーする気だ?」
ザナージュ「嬢ちゃん、お前が代わりに……」
ルキ「やだ」
ゼノ「はや」
ザナージュ「オイオイ、行儀が悪いぜ嬢ちゃんよ。人の話は最後まで聞……」
ルキ「やだ」
ザナージュ「……亜希子は?」
ルキ「やだ」
ザナージュ「アキ子は?」
ルキ「わだ」
ザナージュ「まさしは?」
ルキ「さだ」
ザナージュ「生贄になるのは?」
ルキ「やだ」
ザナージュ「ちっ、引っ掛からねえか……」
ゼノ「お前ら最近ちょっとフリーダム過ぎねーか?」

ザナージュ「こんなことしてる場合じゃねえ。とにかく生贄の儀をブチ壊してお嬢さんを救出するぞ」
ルキ「簡単に言ってくれるけど、相手は分かってんの?」
ゼノ「生贄ってくらいだから、魔王か……もしかしたら神様的なヤツかもしれねーな」
ザナージュ「ハッ、知ったことかよ。王だろうが神だろうがレディを食い物にするヤツは俺が許さん。むしろ俺が食い」
ゼノ「言わせねーよ」
ルキ「……現場に急ぎましょ」


ザナージュ「……見つけたぜ、若い娘をつけ狙うダニをよ」
ゼノ「わっ、あの姉ちゃんスッゲー美人じゃん」
ザナージュ「ホントだ、やっべ!あんだけ美しいなら生贄に選ばれるのも納得だ。俺が指名したいくらいだぜ」
ルキ「こんな時になに言ってんの……。もう一人誰かいるけど、あれは?」
ザナージュ「見たことのねえ魔物だが……なるほど、あの野郎が全ての元凶ってわけか」
ルキ「(……魔物?それにしてはまったく魔力を感じないけど……)」
ゼノ「ん?ザナージュ、それ何だ?」
ザナージュ「発煙弾さ」
ゼノ「発煙弾?」
ザナージュ「ああ、ここからターゲットの頭をブチ抜いてもいいが相手は見るからにタフな化物だ。
   一撃で仕留めきれるとは限らねえ。ここは慎重策を取り、煙幕で敵の視界を封じた隙にお嬢さんを救出する」
ゼノ「へー、珍しくマジメだな」
ザナージュ「人命がかかってんだ、当然だろ」
ルキ「ただし美人に限る……でしょ?」
ザナージュ「そういうこと……さ!(煙幕)」


ザナージュ「───よし、作戦は成功だ。怪我はないかい、子猫ちゃん?大丈夫だって?フッ、それはよかった。
   オーイ、ゼノ坊、そっちの化物はどうだ?」
ゼノ「煙幕に驚いて気絶してるぜー」
ザナージュ「そりゃいい。縄で縛って851に生贄として差し出してやろう」
ルキ「……待って、この人……」
ザナージュ「その魔物がどうした?」
ルキ「人間よ」
ザナージュ「……あ?そんなわけねえだろ、オークの仲間かなんかだろ?」
ゼノ「どういうことだよ、ルキ。ちゃんと魔力も感じるぜ?」
ルキ「……その魔力、ホントにこの人のもの?」
ゼノ「え?そりゃそーだろ、他に誰が……あっ……!?」
ルキ「気づいた?」
ザナージュ「二人で盛り上がってないで、俺みたいな一般人にも分かるように説明してもらいたいね」
ゼノ「……この魔力の出所はその姉ちゃんだ」
ザナージュ「……ん?」
ルキ「そしてここで気絶してる人は普通の人間。つまり……」
ザナージュ「ばんなそかな……この美女が魔物で、倒れてる魔物が生贄で……」
ルキ「だから倒れてるのは魔物じゃないってば」
ザナージュ「もしかして標的が……入れ替わってる〜!?」
ゼノ「いや入れ替わってはねーよ」

【とりあえず生贄の救出には成功したそうな】

862 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/05/20(Mon) 02:03
>>854話 Groovin' Chara-Kimo Knight

ゼノ「おっ、この剣いいなー」
ザナージュ「剣ならもう持ってんだろ」
ゼノ「そうだけどさー、やっぱ異世界の剣とか見てると欲しくなるじゃん?」
ザナージュ「やれやれ、修学旅行じゃねえんだぜ?使いもしねえ木刀買うヤツと同レベルだな、お前は」
ゼノ「う、うっせーな。それよりせっかく武器屋に来たんだから、アンタも何か見りゃいいのに」
ザナージュ「俺が見に来たのは武器じゃねえ。ここの看板娘ちゃんさ」
ゼノ「へーへー、じゃあ勝手にしてくれ」
ルキ「ふぅ……私、外で待ってるから」
ゼノ「ルキも何か買ってけばいいじゃんか」
ルキ「間に合ってる。それじゃ」
ゼノ「なんだよ、ツレねーなー。あっ、こっちの剣もなかなか……」
ザナージュ「お嬢さん、お仕事のあと一緒にお茶でもいかがですか?」


ルキ「あの様子だとまだまだかかりそうね……武器なんて眺めて何が面白いんだか……」
854「へい!そこのクールなお嬢ちゃん!」
ルキ「……え?わ、私……?」
854「そう、キミだよキミ。かわいいねー。お名前なんてーの?」
ルキ「……ルキ、だけど」
854「おーけー、ルッキーね。このあと、一緒にお茶でもどう?」
ルキ「ルッキー……?(こういうチャラチャラした男って私が一番キライなタイプなんだけど。そういえば身近に一人いたような……)
   ごめんなさい。人を待ってるので。え、待ち合わせの相手?それは、えっと……」

(ガチャッ)

ザナージュ「さすがは武器屋のお嬢さんだ……見事に心を抉られたぜ……」
ルキ「あ、この人!この人を待ってたの」
ザナージュ「……あん?」
ルキ「え、この人との関係?それは……わ、私たち兄妹なんです」
ザナージュ「(うわあああ なんかめんどくせえええ)」
ルキ「今日はお兄ちゃんの誕生日だから一緒にお買い物に来たの。ねー、お兄ちゃん」
ザナージュ「……武器屋にか?」
ルキ「お兄ちゃんは武器大好きでしょ!ガンマニアだもんね!」
ザナージュ「オイ嬢ちゃん、さっきからお前は一体なにを……」
ルキ「お兄ちゃん、ちゃんと名前で呼んで……?(ギロッ」
ザナージュ「ひっ……!?」
ルキ「ほら、お兄ちゃんがいつも持ち歩いてるこの銃とかカッコいいよね!」
ザナージュ「お、おいおい……それはオモチャじゃねえんだぞ、嬢ちゃ……じゃない、妹よ」
ルキ「そうよねー、本物よねー。どうしよう?私不器用だから手元が狂って撃っちゃうかも?ねぇ、854さん。そんな女でもいい……?
   え、用事を思い出した?そっかー、残念ねー、じゃあまたねー、さよならー」

ザナージュ「……事情は分かったが、あれじゃ手元じゃなくて頭が狂った女にしか見えなかったぜ、嬢ちゃん」
ルキ「……いいの。結果オーライだから」
ザナージュ「ま、これであのチャラ男も二度とお前に近づこうとは思わねえだろうさ」
ルキ「……ザナージュに似てたよね。チャラいところとか」
ザナージュ「無礼者、俺のおかげでお前は助かったんだぜ?俺のことはチャラエモ騎士と呼びな」
ルキ「……そんな呼び方がいいの?でも、うん……確かにザナージュのおかげね」
ザナージュ「おおっと……?」
ルキ「ありが……」
ゼノ「オーイ、待たせたなー!わりーわりー、この店なかなか品揃えがよくってさー。ついつい見入っちゃったよ」
ザナ&ルキ「(タイミング悪う……)」

863 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/05/20(Mon) 02:03
>>855話 女王と同室

ザナージュ「ご苦労、帰ってもらっていいぞ」
ゼノ「門前払いすんなって」
ルキ「せっかく来てくれたんだから……」
ザナージュ「誰がオークを連れて来いと言った?しかも俺が言ったのは王女だ!女王じゃねえんだよ!オーケー!?」
ゼノ「でもアンタ、女王様が〜とかよく言ってるじゃんか」
ザナージュ「それは別の女王様だ」
ルキ「けど今回の相手は正真正銘の女王……失礼のないようにしないと」
ゼノ「そーだな、ヘタに機嫌を損ねたりしたらオーク族と人間の種族間問題に発展するかもだぜ」
ザナージュ「ったく、大事になっちまったな……。だいたい魔物の女王を友達感覚で連れて来る855は何者なんだよ」
ゼノ「ホントに友達なんじゃねーの?」
ルキ「……だとしたらザナージュ、これは王族たちに売り込むチャンスかもよ」
ザナージュ「こんな時だけポジティブになるな。……ま、ゲストをもてなすのがホストのお役目だ。やるしかねえか。
   オイ、お前らはどっか行ってろ」
ゼノ「なんでだよ?」
ザナージュ「目に毒が入っちまったら、目薬くらいじゃ治らねえぜ」
ゼノ「……オレらをナメんなっての。悪魔は人間よりタフなんだからな」
ルキ「女王が着てるのは『バカには見えないドレス』なんだから、私にはちゃんとドレスが見えるってことでしょ?」
ザナージュ「ヘッ……バカなヤツらだ。オーケー、なら一緒に地獄に落ちるとしようぜ。
   ……さ、大変長らくお待たせしました、オーククイーン。どうぞお入りください」

(ガチャッ)

ルキ「(……来る)」
ザナ&ゼノ「(ドキドキ……)」
ゼノ「……ん?(あれ?ドレス姿だ……)」
ルキ「(まぁ『バカには見えないドレス』なんてあるわけないしね。普通のドレスでしょ)」
ザナージュ「おお……さすがはクイーン。気品がおありだ。そのドレス、とてもお似合いですよ」
ゼノ「(さ、さすがザナージュだ……!)」

(歓談終了後)

ルキ「うん、女王も満足してくれたみたい」
ゼノ「よかったよかった。でもなんかドッと気疲れしたぜ……」
ルキ「まぁ相手は女王様だからね……」
ゼノ「ザナージュもお疲れ……ん?ザナージュ?」
ルキ「ザナージュ……?顔色が悪いけど……」
ザナージュ「……見えてたんだ」
ルキ「見えてた……?ドレスのこと?」
ゼノ「それならオレらにも見えてたぜ?」
ザナージュ「いや……クイーンの裸が」
ゼノ&ルキ「!?」
ザナージュ「ずっと……見えてたんだ」(フラッ
ゼノ「そ、それってつまり……アンタがバk」
ルキ「しっ。……ザナージュ、しっかりして!ゼノ、目薬!急いで!」
ゼノ「お、おう!気をしっかり持てよ、ザナージュ!」
ルキ「ザナージュ……なんでそんなムチャを……」
ザナージュ「フッ……レディに恥をかかせるわけにはいかねえだろ……」
ルキ「でも……でもそれで、もしザナージュに何かあったらどうするの……?私、まだザナージュにありがとうも言ってないのに……!」
ザナージュ「ちゃんと言えたじゃねえか……聞けてよかった……。俺、お前らのこと好……うっ……」
ルキ「ザナージュ!!いや……いやぁぁぁぁぁ!!」
ゼノ「(目薬持ってきたけど、女王にめっちゃ失礼じゃね?この展開)」

864 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/05/20(Mon) 02:04
>>860話 M-ZERO コンドル伝説

ルキ「……あ、ありがと……?」
ゼノ「なんで疑問形なんだよ」
ザナージュ「ダサい異名は不満だが、褒められたことは嬉しいっていう複雑な感情なんだろうよ。
   最初はもう少し目付きの悪い絵にしてたんだが、ちょっと美化し過ぎちまったかな?」
ルキ「ううん、忠実だと思う」
ゼノ「まぁいいんじゃね?860もああ言ってるしさ」
ルキ「でもこれは私っていうか……元の絵を描いてくれた人のおかげだからね。忠実なのは事実だけど……」
ゼノ「そこ強調しなくていいっつーの」
ザナージュ「それより860よ、セクシーザナ子姉さんのサービスショットにコメントはねえのか?19件も『いいね』付いてんだぜ?」
ゼノ「そーだよ、ゼノ子ちゃんだって妹にしたいくらいキュートだろ?」
ルキ「なんでそっちを推すの、あんた達……」
ザナージュ「ともかくこれで俺たちの容姿もグッとイメージしやすくなっただろ。
   ま、もしかしたらイメージが崩れたってパターンもありえるがな」
ゼノ「それなら逆に今までどんな姿を想像してたか聞いてみてーな」
ルキ「そうね。……ところでザナージュ、一つ聞きたいんだけど」
ザナージュ「申してみよ」
ルキ「……最後のあれ、なに?」
ザナージュ「隠しキャラのルキ男くんだ」
ルキ「……誰?」
ゼノ「そりゃルキが男になった姿だろ? 名前的に」
ルキ「……そんな捏造しなくていいから」
ザナージュ「嬢ちゃんだけイラストが1枚しかないのは寂しいだろ?だから特別に用意してやったんだよ」
ルキ「だからってあの見た目はないでしょ……?明らかにヤバいヤツじゃない」
ザナージュ「そりゃお前は明らかにヤバいヤツだからな。ちょっと気に入らないヤツがいたら絶対刺すだろ?」
ルキ「じゃあ刺そっか?」
ザナージュ「面白え。刺せよ。ホラ刺してみろよ、なんなら俺が手伝ってやろうか?」
ゼノ「オイ、なんか不穏な空気になってんぞ……」
ザナージュ「ホラ、かかってきな。もっともお前の攻撃ごときじゃ俺は死なん!死なんぞお!」
ルキ「……コンドルパーンチ(ポカッ」
ゼノ「コクエン・コンドルー!!」
ザナージュ「ぶるあああああ!!」
ゼノ「まーだ答えは見えなーい」
ルキ「オチも見えないけどね」
ザナージュ「まったくだ。深夜テンションってのは恐ろしいもんだぜ。というわけでグッナイ!」

865 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/20(Mon) 05:11
具はない

866 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/20(Mon) 19:48
この村には古い伝説がある…
かつて、天女のような美しい村娘がいたそうな…
村娘は美しかったが、男を見る目がなくてのぉ…
チャラい男に騙されて命を落としてしまったそうじゃ

そして、村娘は悪霊になった…
チャラい男を見つけてはその美貌で盲目的に惚れさせ
向こうの世界に連れていこうとするらしい…

おまえさん達も気をつけなされ…


867 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/21(Tue) 05:45
1、一連鎖ボイス
2、二連鎖ボイス
3、三連鎖ボイス
4、四連鎖ボイス
5、五連鎖ボイス
6、六連鎖ボイス
7、七連鎖以降
8、ダメージ
9、大ダメージ
10、勝利ボイス
11、敗北ボイス
12、フィーバー成功
13、フィーバー失敗

868 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/21(Tue) 18:51
固定ハンドルでの書き込み、もとい仕事の依頼はありですか?
(※立ち位置は名無しと一緒)

869 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/23(Thu) 16:27
おまえ、タイムリープしてねぇか?

870 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/05/24(Fri) 00:36
>>865話 男女ン飯

ゼノ「具が……?」
ルキ「ない……?」
ザナージュ「……それで買い出しのために俺たちを呼んだってのか?」
ゼノ「オレたち完全にパシリ扱いされてるな……」
ザナージュ「一大事だっつうから、急いで来てやったってのに……わなわな……!」
ゼノ「ザナージュ、気持ちは分かるけどさ……落ちつけって」
ルキ「怒りのあまり、『わなわな』って声に出てる……」
ザナージュ「おつかいなんざ誰が行くか!こちとらガキの使いじゃねえんだよ!
   俺たちゃ金持ちの道楽に付き合ってるほどヒマじゃねえんだ!具の代わりにこいつをくれてやるぜ!ランチャー発射!」
(ぼがーん)
ザナージュ「アヒャヒャヒャヒャ!!汚え花火だぜえええ!!」


ザナージュ「(───って、やりたい)」
ルキ「どしたの、ザナージュ。黙りこんじゃって」
ゼノ「また、でんじゃらすなこと考えてんだろ」
ザナージュ「……分かりました。我々の手で最上級の具材を取り揃えてみせましょう。あなたサマはそこで指をしゃぶりながらお待ちくださいませ」


ゼノ「……なーんて大口叩いちまって大丈夫かよ?」
ルキ「すぐムキになるんだから」
ザナージュ「だってぇ〜あの依頼人ムカついたんだもぉ〜ん」
ゼノ「今のアンタも相当胃にムカムカくるけどな」
ルキ「……で、どうすんの?あそこまで言ったからには、それなりの食材が必要になるわけだけど」
ザナージュ「必要ねえよ、>>814に生えてるキノコでも拾っとけ」
ゼノ「……これだもんな」
ザナージュ「分かってねえな、要は依頼人が喜べばいいのさ」
ルキ「あんなもん貰って喜ぶヤツなんてあんたくらいでしょ」
ザナージュ「そいつは聞き捨てならねえな。人を変態みたいに言いやがって」
ゼノ「その変態専用アイテムを依頼人に提供しようとしてんのは誰だよ」
ザナージュ「それはそれ、これはこれだ。金持ちってのは庶民には理解できない趣味をお持ちなのさ。
   >>814がダメなら>>817にしとくか」
ルキ「……なんで人体にこだわるの?」
ザナージュ「人体?ヘイ嬢ちゃん、お前なにを言ってるんだ?>>814に生えてたのはキノコだぜ?」
ルキ「……」
ゼノ「今のはお前の負けだよ、ルキ」
ルキ「くっ……」
ザナージュ「っと、こんなことしてる場合じゃねえ。とにかく何でもいいから食えそうなものをかき集めろ。いいな?」
ゼノ「しょうがねーなー……」
ルキ「はぁ……今回はただのおつかいイベントだと思ってたのに……」


ザナージュ「さて、収穫の方はどうかねキミたち?」
ゼノ「シチュー(>>747)とラーメン(>>748)、ゲットだぜ」
ザナージュ「ラーメンだあ?すっかり伸びてんじゃねえか」
ゼノ「急ごしらえじゃこれが限界だって。この時間までやってる店探すだけでも一苦労だったんだからさ」
ルキ「……私はこれ。ビーンズ(>>756)と干しイカ(>>805)」
ザナ&ゼノ「……」
ルキ「……何か言ってよ」
ゼノ「よくできました」
ルキ「ありがとうございます」
ザナージュ「ウケ狙いですか?」
ルキ「違います」
ザナージュ「ま、お前らじゃこんなもんか……」
ゼノ「なんだよ、エラソーによー……」
ルキ「そういうあんたはどんなもんなわけ?」
ザナージュ「フッ、豊作だったぜ。
   ゼリー(>>715)にエナジードリンク(>>720)、さらにコンソメスープ(>>733)、そしてカレー(>>832)だ!
   ま、俺の手にかかればこんなもんさ」
ゼノ「クソクソアンドクソ」

871 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/05/24(Fri) 00:37
>>866話 見えルキちゃん

ゼノ「『チャラい』って言葉のせいで急に軽い話に思えてくるな……」
ザナージュ「チャラ男だけに、ってな」
ルキ「はいはい。……それより二人とも気をつけてよ?」
ゼノ「オレは大丈夫だよ、ザナージュと一緒にすんなって」
ルキ「美人に弱いところは一緒でしょ」
ザナージュ「ハッ、そもそも幽霊なんているわけねえだろ。アニメや映画じゃあるまいし」
ルキ「……魔族の前でそういうこと言う?」
ザナージュ「俺は目に見えるものしか信じねえ主義でね。そんなもんが本当にいるなら、ぜひともお目にかかりたいぜ」
ルキ「……後ろ」
ザナ&ゼノ「……は?」
ルキ「いる」
ザナージュ「ヒュウ!聞いたか、ゼノ坊?さっそく俺たちの後ろに現れたってよ!」
ゼノ「ハハッ、そりゃいいや。記念撮影でもしとくか?」
ザナージュ「オーウ、そいつはナイスなアイデアだ!撮ろう撮ろう!」
ゼノ「って、しまった!カメラがなかったぜ!」
ザナ&ゼノ「HAHAHA!」

ルキ「……」
ゼノ「……」
ザナージュ「……ゼノ坊、お前ちょっと振り返ってみろ」
ゼノ「なんでだよ」
ザナージュ「美女の気配がするからだ」
ゼノ「じゃあアンタが振り返ればいいじゃんか」
ザナージュ「やだね」
ゼノ「なんでだよ」
ザナージュ「振り返ればヤツがいる……そんな気がしてならない」
ゼノ「……ヤツ?美女だろ?」
ザナージュ「いや、美女なんだがなんかこう……冷たい感じがする」
ゼノ「ザナージュさー、見た目で人を判断するモンじゃねーぞ?」
ザナージュ「いや、見た目というか……体温的な?」
ゼノ「なに言ってんだよ、そんなの触ってみなきゃわかんねーだろ」
ザナージュ「じゃあお前触ってみろ。たぶん冷てえから」
ゼノ「いやー、そうしたいのは山々なんだけどさ……触ろうにも触れねー気がするんだよな」
ザナージュ「ほう、それはなぜかね?」
ゼノ「なんつーのかな……すり抜ける?みたいな?」
ザナージュ「すり抜ける?手が?」
ゼノ「手が」
ザナージュ「そうかい、なら仕方ねえな。すり抜けるんじゃ触るのはムリだからな」
ゼノ「だよなー」

ルキ「わ っ ! ! ! 」
ザナ&ゼノ「わあああああっっっ!!!」

ルキ「ふっ……あははっ……!何ビビってんの、あんた達……!おかし……っ!」
ザナージュ「おかしいのはてめえの頭だクソガキ!!ブチ殺すぞ!!」
ゼノ「いきなり大声出されたら誰だって驚くに決まってんだろ!!」
ルキ「ごめんごめん。……でもあんた達が幽霊を怖がるなんてね。ちょっと意外」
ゼノ「べ、別に怖いワケじゃねーよ……」
ルキ「ふーん、じゃあ今夜はここに泊まってく?」
ゼノ「オオオレはいいけど?ザナージュは?どうだ?」
ザナージュ「泊まるんじゃねえぞ……」
ゼノ「そっかー、リーダーがそう言うんじゃなー、残念だなー」
ザナージュ「いや、お前は泊まっていいぞ。一人で」
ゼノ「急に裏切んな!」
ザナージュ「ったく、情けねえ……このザナージュ様がとんだ醜態を晒しちまったぜ……」
ルキ「まぁいいじゃない。私とゼノ以外、誰も見てないんだし」
ゼノ「?なに言ってんだよ、ルキ」
ルキ「なにって?」
ザナージュ「あそこに立ってるレディが何も言わずにこっちを見てたじゃねえか、ずっと」
ルキ「え……ちょっと……!」

872 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/05/24(Fri) 00:37
>>867話 ぱふぱふフィーバー

ザナージュ「ばっよえ〜ん!なんとあのハンターズが今度はパズルゲームに!」
ゼノ「パズルってオレ苦手なんだよなー……ボイスって言われても、RPGや格ゲーと比べてイメージしにくいぜ」
ルキ「でも数が少ないから前回ほど時間はかからないんじゃない?」
ザナージュ「ハンター界のゲスくませんぱいと呼ばれた俺の実力を見せてやろう」

ゼノ
1、一連鎖ボイス「よし!」
2、二連鎖ボイス「まだまだ!」
3、三連鎖ボイス「行くぜ!」
4、四連鎖ボイス「闇の!」
5、五連鎖ボイス「雷光に!」
6、六連鎖ボイス「抱かれて!」
7、七連鎖以降「消えろ!」
8、ダメージ「なにすんだ……!」
9、大ダメージ「ちょっ、タンマ!」
10、勝利ボイス「へへっ、どうにかなるモンだな」
11、敗北ボイス「つ、次はこうはいかねーかんな……」
12、フィーバー成功「もらったぁ!」
13、フィーバー失敗「マジかよ!?」

ルキ
1、一連鎖ボイス「消えて」
2、二連鎖ボイス「失くなれ」
3、三連鎖ボイス「サイン」
4、四連鎖ボイス「コサイン」
5、五連鎖ボイス「タンジェント」
6、六連鎖ボイス「……なんてね」
7、七連鎖以降「もう十分でしょ?」
8、ダメージ「この……」
9、大ダメージ「邪魔……!」
10、勝利ボイス「ま、上出来じゃない?」
11、敗北ボイス「こんなはずじゃ……」
12、フィーバー成功「ふふん……♪」
13、フィーバー失敗「あ、あれ……?」

ザナージュ
1、一連鎖ボイス「撃ち込む!」
2、二連鎖ボイス「もっと!」
3、三連鎖ボイス「激しく!」
4、四連鎖ボイス「ヒット!」
5、五連鎖ボイス「気持ちいいだろ?」
6、六連鎖ボイス「俺はキミにささやく」
7、七連鎖以降「終わったら帰りな」
8、ダメージ「ハンデさ」
9、大ダメージ「シビレるうー!」
10、勝利ボイス「パーフェクト。ホレるなよ?」
11、敗北ボイス「クソッ、Aボタンさえ利けばこんなことには……」
12、フィーバー成功「ヒャッホウ!大当たりだ!」
13、フィーバー失敗「止まるんじゃねえぞ……」

>>868話 依頼人から一言

ザナージュ「コテハンってやつか。ここの主さん(>>9)によると禁止らしい……
   が、今は俺たちしかいねえし他の依頼人から苦情がなけりゃ別に構わんぜ。
   ついでに言っとくと、ステハンで一発ネタをかます程度なら俺はむしろ歓迎ってスタンスさ。
   これからもご贔屓にしてくれると嬉しいね」


ルキ「……今日はここまでね」
ザナージュ「そうだな、>>869は次に回させてもらうぜ」
ゼノ「た、大変ゼノ〜!」
ルキ「……あんたが一番大変なことになってるみたいだけど……どうしたの?」
ゼノ「オレたちタイムリープしちまったみたいゼノ〜!」
ルキ「タイムリープ……?」
ザナージュ「なんてこったい!果たして俺たちの運命は!?
   次回『うち、女勇者。』第869話“あっ……あ”を見なくちゃよ!」
ゼノ「絶対見るゼノ〜!」

873 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/26(Sun) 12:41
クエスト開始
ミッション発生
ミッション成功
ミッション失敗
小型の敵
大型の敵
対人戦
アイテム使用
回復してもらう
バフをかけてもらう
デバフをかけられる
通常アイテム取得
レアアイテム取得
軽傷
中傷
重傷
状態異常
戦闘不能
戦闘復帰
敵前逃亡
必殺技発動
回避成功
防御成功
アピール(挑発)
レベルアップ
クエスト終了

874 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/26(Sun) 14:40
BOUNTY HUNTERSが
BUNNY HUNTERSに見えた
疲れが取れてないな・・・

875 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/05/31(Fri) 14:06
ザナージュ「狙った獲物は逃がさねえ、錆び付いたももいろマシンガンをぶっ放せ!行くぜっ!戦う週末ハンター!」
ルキ「なんか色々混ざってない?」
ゼノ「つーかそろそろ一つに絞ろうぜ、冒頭の挨拶」
ザナージュ「爆走、暴走、迷走が俺たちのウリなのさ」

>>869話 あっ……あ

ゼノ「なんだよ、いきなり。タイムリープだって?」
ザナージュ「いや、してないぜ?夢でも見たのかい?」
ルキ「……あんた達、前回の予告はガン無視?あれだけ大騒ぎしてたのに」
ザナージュ「あれはオマケコーナー特有のノリさ」
ゼノ「そうそう。じゃなきゃあんなヘンな語尾でオレが喋るワケねーだろ?」
ルキ「なに言ってんの、あんたは本編(>>769)でも喋っ……」
ゼノ「そんなことより妹の話しようぜ!ウチの妹がバカでさぁ〜!」
ルキ「……ごまかし方が雑。あんたに妹なんていないでしょ」
ザナージュ「いたとしても画面から出てこないバーチャルシスターだろ?」
ゼノ「アンタの妹と一緒にすんな。それよりタイプリープの話だけどさ」
ルキ「あ、またごまかした」
ゼノ「うっせー!こうでもしなきゃ話が進まねーだろーが」
ザナージュ「ま、そりゃそうだな。だがタイムリープと言われても身に覚えがない以上、話を膨らませようがないぜ?
   マジでタイムリープしちまうなんて超展開にでもならねえ限りはな」
ゼノ「あ、ザナージュ……このパターンは……」
ルキ「まさか……」
ザナージュ「あっ……あ?」
ゼノ「うわぁぁぁぁぁ───……」

(シーン……)

ゼノ「……って、なにも起きねーじゃん」
ルキ「もう……しっかりフラグ立ててよ、ザナージュ」
ザナージュ「ムチャ言うな!俺はドク博士じゃねえんだぞ!」
ゼノ「まぁ、そう簡単に時間を飛び越えられるワケねーか。そんなの映画の世界だけだよな」
ルキ「……異世界転移は簡単にしちゃったけどね」
ザナージュ「だがそりゃ俺たちの意思じゃねえだろ?自分の意思で好きなように転移できなきゃ意味がねえ」
ルキ「ザナージュがそんな技術を持ったら間違いなく悪用しそうね」
ザナージュ「しねえよ。ちょいとギャンブルで勝たせてもらうだけだ。そうすりゃ借金も返せる。
   借りたものを返すためさ。悪用なんかじゃないだろ?みんなハッピーになれるんだからな」
ルキ「へぇ……どうせ銀行強盗でも企んでるんだろうと思ったけど。……ザナージュ、少し変わったよね」
ゼノ「追われる相手も借金取りから時空警察に変わったけどな」

876 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/05/31(Fri) 14:09
>>873話 激録・ハンター密着24時!

ザナージュ「おっと、毎度おなじみ時間泥棒のお出ましだ」
ゼノ「楽しいけど結構難しいんだよな、これ」
ルキ「もうセリフのストックが尽きかけてるんだけど……」
ザナージュ「依頼は依頼だ、とにかくやるぞ。依頼主は俺たちの仕事ぶりが見たくてここに来てるんだからよ」

【ゼノ】
クエスト開始「限界までブッ飛ばすぜ」
ミッション発生「やってやろーじゃんか」
ミッション成功「ヘッ、いただき!」
ミッション失敗「わり、しくじった……」
小型の敵「三枚にオロしてやるよ」
大型の敵「そうやって見下ろしてられんのも今の内さ」
対人戦「お互い手加減ナシだぜ」
アイテム使用「ケチってる場合じゃねーか」
回復してもらう「サンキュー……助かったぜ」
バフをかけてもらう「ナイス!」
デバフをかけられる「ちょ、待てよ!」
通常アイテム取得「お、いいモン見ーっけ」
レアアイテム取得「マジかよ、めちゃくちゃツイてんじゃん」
軽傷「こんくらいどうってことねーって」
中傷「ヘヘッ、ギブアップするには早すぎるよな……!」
重傷「こんなとこで終わるワケにはいかねーんだよ……!」
状態異常「ちょ、タンマ……!」
戦闘不能「悪い、みんな……」
戦闘復帰「悪魔はしつけーのさ」
敵前逃亡「ダセーけど、死ぬよりはマシか……」
必殺技発動「大人しく寝てろ!」
回避成功「おせーよ!」
防御成功「あめーよ!」
アピール(挑発)「やる気ねーなら帰れよ」
レベルアップ「少しはトレーニングの成果が出たな」
クエスト終了「っし!いい運動になったぜ。また呼んでくれよ」

【ルキ】
クエスト開始「時間ね、始めましょ」
ミッション発生「……行けたら行くけど」
ミッション成功「これでいい?」
ミッション失敗「現実はこんなもんよね……」
小型の敵「小さな相手ほど侮れない。これ常識」
大型の敵「……大きければいいってもんじゃないでしょ」
対人戦「負けても恨まないでよ?」
アイテム使用「使わなきゃ意味ないしね」
回復してもらう「あ、ありがと……」
バフをかけてもらう「……どうも」
デバフをかけられる「生意気……」
通常アイテム取得「何かの役に立つかもね」
レアアイテム取得「何かの罠……じゃないよね」
軽傷「この服気に入ってたのに」
中傷「同じ目に遭わせてやるから……」
重傷「何やってんだろ……私……」
状態異常「ウザいんだけど……」
戦闘不能「やっぱり私……ダメね……」
戦闘復帰「借りは返さないと、ね」
敵前逃亡「これ以上付き合ってらんない……」
必殺技発動「楽にしてあげる」
回避成功「それ本気?」
防御成功「この程度……」
アピール(挑発)「もう帰っていい?」
レベルアップ「調子いいかも」
クエスト終了「お疲れ。じゃ、またね」

877 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/05/31(Fri) 14:13
ザナージュ「俺のターン!」

【ザナージュ】
クエスト開始「Are you ready?Let's party!」
ミッション発生「おや、金の匂いがするな」
ミッション成功「オーケー、これで報酬上乗せだ!」
ミッション失敗「やれやれ、依頼主への言い訳を考えないとな……」
小型の敵「動くなよ?弾が外れるからな!」
大型の敵「ハッ、これだけデカい的だと目を瞑ってても当たりそうだな!」
対人戦「よう、今日も元気にチート使ってんのかい?」
アイテム使用「こいつの使い道はまだあるぜー!」
回復してもらう「サンキューベイビー!」
バフをかけてもらう「み・な・ぎ・っ・て・き・た……!」
デバフをかけられる「汚えもんかけやがって……」
通常アイテム取得「こいつが後々役に立つのさ」
レアアイテム取得「ヒュウ!こいつはレアモノだ!」
軽傷「借りは返すぜ、倍返しだ!」
中傷「ちっ……イイ男が台無しだ」
重傷「ケガ人にあまりムリさせるもんじゃねえぜ……」
状態異常「小細工がお好きらしいな」
戦闘不能「お前ら……止まるんじゃねえぞ……」
戦闘復帰「感動の再会ってやつだ、嬉しいだろ?」
敵前逃亡「じょ、冗談じゃねえ!俺は降りるぜ!」
必殺技発動「グッナイベイビー!」
回避成功「空振りだ、交代しな」
防御成功「顔はやめな!」
アピール(挑発)「来いよベネット」
レベルアップ「フッ、俺の進化は止まらんぜ」
クエスト終了「今日のパーティーはお開きだ。次回もお楽しみにな」


ザナージュ「ま、こんなもんだ。多少の使い回しは大目に見てくれよ?
   ところで今回のお題、調べても出てこなかったんだが873が自分で考えて来たのかい?
   だとしたらわざわざすまねえな、礼を言うぜ」

878 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/05/31(Fri) 14:14
>>874話 TRIGGER & BOUNTY

ザナージュ「↑これは何に見えた?」
ゼノ「トリガーアンドバウンティだろ。略してトリバウ」
ルキ「……略す必要あった?」
ゼノ「ねーけど、なんとなくだ」
ザナージュ「我ながらイカしたタイトルだぜ。次スレはこのタイトルにしちまうか?」
ゼノ「それはやめといた方がいいんじゃねーか?スポンサーに怒られちまうぞ」
ルキ「あんた達が何の話をしてるのかさっぱり分からないんだけど……」
ザナージュ「たまにはヒーローごっこでもしてみるかって話さ。さあ、今日も元気に人助けだ」
ゼノ「ザナージュ、あそこに疲れきった顔の村人発見!」
ザナージュ「なんだって?よーし、俺たちの出番だ!スマートにカッコよく癒してやろうぜ!」
ルキ「ホント元気ね、あんた達……。癒すって言ってもどうするの?」
ザナージュ「マイナスイオンを売ってやるのさ。格安でな」
ルキ「詐欺ね。癒しじゃなくて卑しいの間違いじゃない?」
ザナージュ「え?今なんて?なんか面白いこと言ったか?」
ルキ「べ、別に何も言ってないけど……」
ゼノ「ウソつけ、今ダジャレ言っ……」
ルキ「さ、早いとこ874さんを癒してあげましょ」
ゼノ「お前も結構強引じゃねーか」
ザナージュ「まあいいさ。とりあえず嬢ちゃんにはバニーの格好をしてもらうか」
ルキ「あっ……あ?」
ゼノ「おーいいね。賛成賛成」
ルキ「……意味が分からないんだけど?」
ザナージュ「874はバウンティーがバニーに見えたって言っただろ?つまり疲れた脳がバニーを求めてるってことさ」
ゼノ「そういうことだな」
ルキ「ならあんた達が……」
ザナージュ「野郎がバニーになって誰が喜ぶってんだよクソが!!目が腐るっつうの!!」
ゼノ「そんなんで癒されるヤツがいると思ってんのかよ!!少しは考えて発言しろよな!!」
ルキ「な、なに本気でキレてんの、こいつら……?」
ザナージュ「よーし、ならばこの前の画像メーカーでバニー風嬢ちゃんのイラストを作成してやるぜ」
ルキ「それを私がさせるとでも?」
ザナージュ「胸はデカめにしといてやるから」
ルキ「……………………だから何?ダメに決まってるでしょ」
ゼノ「今めっちゃ悩んでたよな?」
ルキ「うっさい。お客さんを本気で癒してあげたいなら、バカなこと言ってないでマッサージでもしてあげればいいじゃない」
ザナージュ「やれやれ、仕方ねえな。じゃあマッサージ作戦に変更だ。嬢ちゃん、お前揉んでやれ」
ルキ「あのね……なんで私にばっかり言うわけ?」
ゼノ「そりゃ男にマッサージしてもらうよりそっちの方が嬉しいだろうしな」
ルキ「……あんた達やる気あんの?」
ザナージュ「あるからこそ、より効率のいい方法を提案してるんじゃねえか」
ルキ「ふーん……それは殊勝な心がけね。でもあんた達、874が男の人だって決めつけてない?もしかしたら女の子……」
ザナージュ「オーケーオーライ。このザナージュめにお任せを。ただちにあなたに相応しい立派なニンジンをご用意……」
ゼノ「言わせねーよ。マッサージならオレがするからアンタは休んでていいぜ、ザナージュ」
ルキ「いやらしいヤツら……」

879 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/31(Fri) 14:18
*今週の伝言板*

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ムドオンカレー 6月1〜10日まで一皿100Gです ←誰も食わねーよバーカ

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
探さないで下さい 狂犬のジョニー

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
羽根つき帽子を被った銃士の賞金稼ぎへ 半年前貸したライフルかえして

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
XYZ

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

880 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/06/01(Sat) 00:40
巨大スライムと合体したスライム人間現る

881 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/06/01(Sat) 03:50
>今回のお題、調べても出てこなかったんだが873が自分で考えて来たのかい?
ちゃんと見てくれてるとか、神対応かよ

882 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/06/03(Mon) 19:57
<くらえ奥義!百八式波動剣!
                                 ぐわあああーッ!!!>

                                 ・・・と思ったかバカめ!>
<!?
             この大魔王は不死身!決して死なんのだ〜〜〜ッ!!>



・・・ちぇっ、不死身設定なんてありなのかよ!敵役だからってずりーよチクショー
あっ賞金稼ぎの兄ちゃん
なー、もしもだけどさあ
不死身でぜったい殺せない敵なんか出てきたらどうすりゃいいと思う?

883 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/06/05(Wed) 18:48
>>879話 不粋なハンター XYZは危険なカクテル

ゼノ「お、伝言板が更新されてるぜ」
ルキ「……私たちが来た直後にね。これって偶然?」
ザナージュ「出待ちしてるお客さんがいたのかもな。それより何か面白い書き込みはあるか?」
ルキ「……これなんてどう?ねぇ、ゼノ」
ゼノ「……確かに面白いな。ザナージュ、アンタも見てみなよ」
ザナージュ「どれどれ……ん!?こいつは……!」

ルキ「驚いた?」
ザナージュ「ああ。まさかあのジョニーが……」
ゼノ「そこじゃねーだろ!」
ザナージュ「あん?じゃあムドオンカレーか?あんなもん割引したからって誰も食わねえよ、バーカ」
ルキ「あんた意図的に目を背けてない?」
ゼノ「これ!ここに書いてある賞金稼ぎってアンタのことだろ」
ルキ「ライフルなんて誰から借りたのか知らないけど、返してあげなさいよね」
ザナージュ「なんで俺だと思うんだ?俺じゃねえぜ?」
ルキ「逆にあんたじゃなかったら驚きなんだけど……」
ゼノ「特徴がアンタと完全一致してんじゃねーか」
ザナージュ「帽子を被って銃を愛用する賞金稼ぎなんていくらでもいるだろ」
ゼノ「西部劇の世界にはな。この辺りじゃアンタくらいしか見たことねーよ。借りパクしてんのも怪しいしさ」
ザナージュ「ひでえ……お前らそれだけで俺を疑うのか?」
ルキ「それだけって言うか……これだけ一致してたら疑われて当然じゃない?」
ゼノ「日頃の行いがワリーからな、ザナージュは」
ザナージュ「お前ら、好き勝手言いやがって。俺だって人から借りたものくらいちゃんと返すぜ」
ルキ「借金は?」
ザナージュ「10000年後くらいには返済できるかな」
ゼノ「ライフルは?」
ザナージュ「永久に借りてるだけさ」
ゼノ&ルキ「……」

ザナージュ「なんだよ、その目は。分かったよ、返すよ。返せばいいんだろ?
   ケッ、ライフルなんていらねえよ。俺はナイフだけで生き延びてみせるぜ。
   お前らがゾンビになっても助けてやんねえからな」
ルキ「なに言ってんのこいつ?」
ゼノ「しかも返すのはライフルだけかよ」
ザナージュ「借金を返す余裕なんて今の俺たちにあると思ってんのか?こっちはギリギリの生活なんだぜ?
   もう後がねえんだよ。まさにXYZなんだよ!」
ゼノ「それはアンタが金を計画的に使わねーからだよ」
ザナージュ「そりゃそうさ、計画通りの人生なんてつまらねえだろ?」
ゼノ「キメてるつもりかよ、全然カッコよくねーぞ」
ルキ「……ううん、今のはちょっとカッコいいかも」
ゼノ「へ?」
ザナージュ「お?」

ルキ「なんて言うと思った?あんたバカぁ?」
ザナージュ「こ、このガキャ……俺はしばらく旅に出ます。探さないでください」
ルキ「体に気をつけてね」
ゼノ「ジョニーに会ったらよろしくな」
ザナージュ「いや、止めろよ。ここは普通引き留めるとこだろうがよ」
ルキ「計画通りの人生なんてつまんないんでしょ?」
ザナージュ「……てめえら、本当にいいんだな?俺は止まらねえからよ、お前らが止めねえ限り、俺は旅に出るぞ?
   だからよ、止めるんじゃねえぞ……」
ゼノ「止めてねーよ」
ザナージュ「止めろよ」
ルキ「止めてほしいの?」
ザナージュ「止めてほしいの」
ルキ「すごい素直」
ゼノ「……わかったよ。行かないでくれよ、ザナージュ」
ザナージュ「まったく世話の焼けるヤツらだぜ。しょうがねえな、もうしばらくお前らの保護者でいてやるよ。だから金貸してくんねえか?」
ゼノ「こんな情緒不安定な狂犬野郎を放し飼いにするワケにはいかねーな」
ルキ「ちゃんと目の届く範囲に置いておかなきゃね」

884 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/06/05(Wed) 18:48
>>880話 合体したらスライムだった件

ザナージュ「ハッ、これだけデカい的だと目を瞑ってても当たりそうだな!」
ルキ「……大きければいいってもんじゃないでしょ」
ゼノ「さっそく活用してんな。けどアイツ、襲ってくる様子はねーぜ?」
ザナージュ「俺たちを見て襲うわけでも逃げるわけでもなく、何も言わずにこっちを見ているだけか。イナゴみてえな野郎だな」
ゼノ「(イナゴにそんな特性あったっけな……)」
ルキ「本当にただ現れただけ……って感じね。それとも何か狙ってる……?」
ゼノ「何かって?」
ルキ「数ターン後に凄い攻撃を撃ってくる気かも……」
ザナージュ「つまり今はチャージ中ってことか。よし、なら今の内に射殺しとこう」
ゼノ「ちょ、待てよ!」

ザナージュ「止めるんじゃねえぞ……」
ゼノ「いきなり撃とうとすんな!アイツが悪い魔物じゃなかったらどーすんだよ」
ザナージュ「何言ってやがる。あいつは数ターン後に俺たちを教会行きにするつもりなんだぞ」
ルキ「いや、あくまで可能性の話だからね?……あの魔物の魔力に変化はなし。特に何かを狙ってるってわけじゃないみたい」
ゼノ「そういうこった。ホラ、早く銃引っ込めろよ、ザナージュ」
ザナージュ「ちっ、久しぶりに撃ちまくりザナちゃんになれると思ったのによ」
ゼノ「撃ちたきゃ空き缶相手にBB弾でも撃ってろよ」
ルキ「……とにかく、あの魔物の討伐依頼は出てないし、何かイベントが起きる様子もなし。
   今ここでできることはなさそうだし、先に進みましょ」

ザナージュ「……いや、待て。あのスライムだか人間だかよく分からん生き物の顔をよく見てみろ」
ルキ「……悲しんでる……?」
ザナージュ「そうだ。あいつは俺たちに助けを求めてるのかもしれねえ」
ゼノ「……アンタがいきなり銃なんて突きつけるから、悲しんでるんじゃねーの?」
ザナージュ「違うな。俺は読めたぜ。あいつは魔物じゃない、人間だ」
ルキ「確かに純血の魔物ではなさそうだけど……私と同じ半魔じゃないの?」
ザナージュ「いや、人間だ。正確には元・人間だがな」
ゼノ「魔物化したってことか?」
ザナージュ「そういうことさ。恐らく何らかのトラブルでスライムと融合しちまったんだろう」

ルキ「……それで?」
ザナージュ「それで、とは?」
ルキ「仮にあんたの言う通りだったとして、それからどうすんの?」
ザナージュ「どうもしねえぜ?」
ゼノ「……アイツを元に戻してやるとかそういう展開にはならねーのか?」
ザナージュ「なるわけないだろ。どうやって元に戻すってんだ?」
ゼノ「いや、それを考えるのがオレらの役目なんじゃ……」
ザナージュ「冗談よせよ、そういうのは魔道学者の役目だ。そもそもさっきの話だって全部俺の妄想だしな」
ルキ「……この一連の流れに何の意味があったの?」
ザナージュ「それを考えるのは視聴者の役目さ」
ゼノ「さては何も考えてねーな、コイツ……」

885 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/06/05(Wed) 18:48
>>881話 神様にうそをつく。

ザナージュ「神対応?ちゃう、優しいの」
ゼノ「まぁ実際は見本が欲しくて色々調べてただけ……」
ザナージュ「あああああ!!」
ゼノ「るせーな……急にどうしたんだよ」
ルキ「ザナージュってばとうとう……最近暑くなってきたもんね……」
ザナージュ「違えよ!ゼノ坊、余計なことを言うな」
ゼノ「あ?オレなにかマズいこと言ったか?」
ザナージュ「(バカ、881がせっかく俺たちの行動に感動してんだぜ?これは客どもに好印象を与えるチャンスだろうが)」
ルキ「(好印象を与えたいなら『ども』とか言わない方がいいと思うけど)」
ゼノ「(はぁ……情けねーぞ、ザナージュ。いくらお客とはいえウソまでついて媚びるなんてさ)」
ザナージュ「(お子サマには分からんだろうが、大人は大変なんだよ!
   大人ってのはな、トトロも訪れねえし、しゃかりきコロンブスも見えねえんだよ!)」
ゼノ「(意味わかんねー)」
ルキ「(そんなの子供にも見えないから)」
ザナージュ「(夢も見れないのかね、キミたちは?いいからここは俺に任せとけ)」

ザナージュ「あ〜、コホン。881様、ハンターズ一同、あなたのために誠心誠意尽くしました。ご満足いただけたようで何よりです。今後ともどうぞご贔屓に……」
ゼノ「(よくもまぁあんだけ調子のいい言葉がポンポン出てくるモンだぜ)」
ルキ「(口から先に生まれてきた男だからね)」
ゼノ「(……ところでルキ)」
ルキ「(なに?)」
ゼノ「(さっきからオレたち小声で喋ってるけどさ、これ全部881に聴こえてたら意味ねーよな)」
ルキ「(そうね。まぁそんなことは あ り え な い けど。
   ミュートって言ってもいいくらいの声量で会話してるのに聴こえるわけないでしょ?)」
ゼノ「(そっか、そうだよな。心の中を読まれでもしねー限り あ り え ね ー よな)」

ザナージュ「当スレではお客様のご来訪を、心よりお待ちしております!お客様は神様です!(^▽^)
   (クックック、こんだけ媚び売っとけば大繁盛間違いなしだぜ!ほら、お前らも笑顔でアピールしろ)」
ゼノ&ルキ「よろしくお願いしまーす(^-^)(営業スマイル営業スマイル……)」

886 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/06/05(Wed) 18:49
>>882話 GOD SIDER BURST

ザナージュ「ヘッ、こんな道端でテニスとはね。子供は気楽でいいな」
ルキ「……あれテニスなの?そうは見えないんだけど……なんか照明が倒れてるし……」
ゼノ「勇者ごっこだろ。魔王役の子が不死身設定だから倒せなくて困ってるってさ」
ザナージュ「つまり『ぼくのかんがえたさいきょうのだいまおう』を討伐するのが今回の依頼か?
   おもしれえ、大人の権力と腕力であの大魔王サマを涙目にしてやるぜ」
ゼノ「やめろよバカ」
ルキ「大人げないヤツ……」

882「不死身でぜったい殺せない敵なんか出てきたらどうすりゃいいと思う?」

ザナージュ「という質問を882くんから頂きました。さて、お前らならどうする?」
ルキ「どうするって言われても……倒せないんじゃ逃げるしかなくない?」
ゼノ「トドメはさせなくても封印とかはできるんじゃねーか?」
ザナージュ「封印て(笑)それができりゃ苦労しねえっつうの(笑)」
ゼノ「ムカつくなーコイツ」
ルキ「……じゃあザナージュならこういう時、どうする?」
ザナージュ「そりゃ逃げるさ。死にそうになったら逃げる。そんで隠れる。運がよければ不意を突いて……」
ゼノ「ブッ殺せねー敵をどうするかって話をしてんだよ!」
ザナージュ「そんなもんは実際に遭遇してから考えりゃいいのさ」
ゼノ「それじゃ遅いし質問への答えにもなってねーだろ……」
ルキ「……生きたまま蝋人形のごとく、身動きできないようにするのがいいんじゃない?四肢を潰したあと、縛って海底に沈めるとか」
ザナ&ゼノ「……」
ルキ「な、なによ、その目は……」
ゼノ「子供になんてこと教えるんだ、お前」
ザナージュ「ドン引きです。ヘイ坊や、こういうことを言う大人になっちゃダメだぜ」
ルキ「……私はこのお兄さん(ザナージュ)から教わったことをそのまま口にしただけだからね、ぼく」
ザナージュ「待てコラ、んなこと教えた覚えはねえぞ!?」
ルキ「でもザナージュならそうするでしょ?」
ザナージュ「フッ、まあな」
ゼノ「不死身の敵よりコイツらを敵に回す方がイヤだ、オレ」

887 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/06/06(Thu) 18:09
いつ来るかもわからないのに出待ちなんてできるかぁ!
こんな時間に来るわけねーべってちまちま伝言板いじってたらもう来ててビビった
・・・さて、次は橋の補修の仕事だ
君らが一旦街から出てもう一度入る頃には直ってるだろ(?)

888 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/06/06(Thu) 22:06
チュッパチャップスを3つ置いておく

889 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/06/07(Fri) 05:41
しりとりして

掲示板に戻る 全部 前 50 次 50 1 - 50 最新 50 スレ一覧

read.cgi ver.4.21.10c (2006/07/10)