☆★☆★☆ 10ちゃっと♪設立１４周年記念祭 第三章☆★☆★☆

303 名前：ギルガメッシュ（ネイキッド） ◆OGilxXUs 投稿日：2016/09/29(Thu) 16:29

>>253　タケハヤ
＞…もしもだ、俺の本になる前のドラゴンクロニクル…有ったらお前は欲しがっていたかな。
＞寿命を延ばすのは間違いないだろうからよ。

貴様の場合は“本”として手に取れる範囲内故に、我が体に取り込む、と言うよりかは
宝物庫に収集する、の方が正しかろうか。
実際我もその力には若干興味がある故に、一度その書物を紐解いてみたい、程度の好奇心だ。
ただ手にした瞬間、これは危険性を秘めていると認識した時点で宝物庫の奥に密閉する故に
そう容易く貴様の力を利用するとは考えぬ。

＞しかし繋げ止めるために居たってコトはむしろその時代の神様は人間大好きなヤツばっかなのかもな。

厳密に言えば“信仰心”を失いたくなかった。　これが正解だ。
何せ我ら英霊も含めて、民草からの信仰心が無くては強靭な力を振るえない事実が存在する以上
神に取って信仰心を失う事は己が力を失う羽目に繋がる、それ故に我が生み出されたわけだ。
故に現世にも勿論神は隔離された世界で存在するが、昔の様に“大権限”を使用して天地創造まで起こしていた力までは持ち得ておらぬ。
下手をすると我の方が強いかもしれぬが……何せ神である以上“神霊”だ、故にそう舐めて掛かる訳にもいかぬが。

＞不都合ってのは霊体化のコトか？噂では姿が見えなくなるみてェだが…
＞それ使わないと隠れないとかだったら大変そうだとは思うが…聖杯戦争たる者
＞敵に見つかったらいきなり戦闘とかもあり得るンだろ？

うむ、先程も話した霊体化の事だ。　基本のサーヴァントの身体はマナ……つまりは魔力の結晶ゆえに己が意志で姿を消すことが出来る。
しかし肉を持ち得た身体で霊体化は流石に不可能である。　故にその辺りの不都合は若干とは言え存在する。
ただ、我らの場合は霊体化をしていていても気配遮断を所有しているアサシン以外程に気配を消すことが出来ぬ故に
その辺りに関しては結局は出会えば戦闘は変わらぬパターンとは言える。
ただ、純粋に問答をしたいから訪れる、などと言う道化も存在する以上、常にそう争いばかりでもないのだが。

＞所謂「ファンタジー系」な世界に変わっているンだが…やっぱ全盛期の現世の俺が
＞呼ばれたら確実に弱体化しそうだな。神秘が働かないなら…猶更な。

そうか、貴様の世界は未来だったか。　ならば断定する、ステータスは今よりも遥かに弱体化する。
以前に少し話した守護者……我は奴を贋作者と呼んでいるのだが、贋作者も未来の英霊であり、ステータスはかなり低い。
しかしステータスが低いからとて古代の英霊に敵わぬ、と言う話でもなく、卓越した技術を誇るからこそ英霊になれる以上は
貴様が仮に英霊と化して、聖杯戦争に加担する事になろうとも、それなりの戦いは出来るとは推測している。

＞勿論、その「歪んだ聖杯」とやらだったらそれを破壊するのを最優先するけれどな。
＞願いなんて放っておいてさ。

―――フフ、聖杯は英霊の魂を吸収しつくした終盤にしか姿を現さぬぞ。
よってその時点で聖杯が泥を垂れ流すような呪いの釡だと理解できるであろうが
それが願いを成就させるために戦い抜いた雑種をさぞ落胆させる結果となる。
貴様がその醜い光景を見て、どう考え、どう処理をするか――――それは実際現場に出くわさぬと理解できぬ心境であろうさ。


雑種>>262
「ランサーが横やりを入れる」……どうだ？

……な、意味が分からぬ、だと―――良いか、ランサーである以上獲物は“槍”であり、そのランサーが横やり、横やりだ！！

…………クッ、この完璧な我でもやはりギャグセンスまでは与えられる事がなかったか……まあ、別にいらぬが。
そもそも我自身シリアスパートにいなければ典型的なギャグキャラとして扱われる現状を考慮する限りではな。



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