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【オリジナル】国立光明学院【異能】

963 名前：WWW ◆V.9gKSA. 投稿日：2016/11/28(Mon) 19:03

「昨夜は割り込んでしまったようだ」

「すまん、救いの少年。不注意だったな」


>>938

「氷の彼女はまだ………」

「いや、よそう。俺の思う事が常に正しいのは、俺の中でだけだ」


「だが、真実なる雛鳥の目覚めはまだ遠い。それも1つの事実だ」

「今はまだ待とうじゃないか、雪風に乗って舞い戻るその時を」

「彼女が真に蘇ったその瞬間こそ、夢が正夢となる時だろう？」


>>944

「普通に寝て普通に起きられるなら、それに越した事はない」

「寝ながら活動するこの技術も、便利ばかりではないからな」


「………周りの者たちに白い目で見られる、つまり評価が下がると言う事は」

「お前たちの将来を考えれば、喜ばしくない事と思うのだよ」


>>946

「待て、何故そうなる」

「いや、お前がそれを望むと言うならば」

「俺も拒みはしないとも」


「拒まんが……救いの少年と翼の少女、2人はどうなのだ」

「好きでもない相手、それもこんないい歳のオッサンを相手に抵抗はないのか」

「それも救いの少年は同性相手だろうに」


「俺の中の俺としては、別にどうとも思わんがな」

「皆、未だ子供。その気を起こすにはまだ5年は早い」


>>947

「おっと、これは鮮烈なエールをもらってしまったな」

「だが、すまんな。今の所俺の中の俺には、何から何まで思い切って全てをぶつける相手がおらん」

「確かに正解は分からんが、それでもクラッカーはまだ鳴る様子はない」

「祝福のその時まで、今はまだ待つべきでないかな」


>>953

「さてなぁ。実の所、神よりの贈り物との説が」

「俺たちのこの異能の真実、なのかもしれんだろうよ」

「箱の中の猫が生きているのか死んでいるのか、観てみるまで分からぬように」

「今は何も分からんのだ。ロマンを諦め寂しがるのは、全てが明らかとなってからでよかろう」


「見当外れな悪夢ばかり、か」

「お前の自覚の及ばぬ奥底で、本当に求めているものは」

「もしかしたら、その悪夢とやらかもしれんぞ？」


「どうしても望む夢を見て眠りたい、と言うのなら」

「叶えてやれん事も、ない訳ではないがな」


>>957-959

「………どうやら、次なる舞台の幕開きは」

「氷の少女が担ってくれるようだな」


>>960


「―――――は？」


「まぁ冗談は措いておくとして、確かに」

「音の彼女は、傍らに居るだけで満たされる程細やかではないように見える」

「お前も俺もそう思うなら、俺たちの中ではそうだろうが」

「さて、彼女の中ではどうなのだろうなぁ」


>>962

「気に病むなよ、お前のその気持ちだけで充分だろう」


「俺としては、特別反対する事項はない」

「お前の紡いだ夢の通り、次の場にその真を謳ってくれ」


「それでは、お前の現が落ち着いた時に」

「次なる舞台で、また」


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