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【オリジナル】国立光明学院 2時限目【異能】

116 名前:WWW ◆V.9gKSA. 投稿日:2016/12/02(Fri) 00:30

「Ph'nglui mglw'nafh―――」


「Ia Ia Ia Ia―――――」


「―――wgah'nagl fhtagn」


>>98

「磁石は同極同士だと反発するけど、逆の磁極なら引き合うだろう」

「正反対だからこそ、強く結び付くものじゃないかな」


「氷川さんと雷坂さんみた………げふんげふん」

「ブレイド君と天野さんのよ………エ゙ェッ、エ゙ンッ」


「すまない、なんでもないんだ。忘れてくれ」


>>99-100

「さぁ、どうだろうね」

「ただ少なくとも、純粋な力比べとか」

「不意を討たれるとか、遭遇戦だとか」

「そう言う、"僕の【魔法】を活かせない"状況だと、まず草薙先生に軍配が上がるかな」


「ただ、【魔法】を勘定に入れるとその問いそのものが意味を失うね」

「僕の【魔法】は物理法則の改竄、つまり比較のための物差し自体を別物に変えるから」


「………草薙刃君は、どうなんだろう」

「話を聞く限りだと、僕の展開した異界法則ごと斬られそうだ」


>>101

「………天野さんは兎も角として」

「御剣さんが、生徒会長の写真を粗末にするかな」


「……まぁ、彼女も人の子だし」

「"つい、うっかり"はあり得てもおかしくないよね」


>>104

「違うよ、覗きじゃあない」

「彼女の名誉のためにも言うけど、僕は御剣さんの入浴を見ていなければ湯上りも見ていないし、当然脱衣も見ていない」

「そもそも大浴場に辿り着く前に教員に止められて、事情を聞いたから」


「………まぁ、そう言う誤解は覚悟の上だから何も言わないけど」

「年頃の女の子さんが"そう言う事"を軽々と言うのは、少しどうかと思うんだ」


>>106

「大丈夫さ、そんな彼女を受け入れる人は此処に居るから」

「僕? いや、確かに僕も受け入れる事に抵抗はないけど」


「彼女はどちらかと言うと、雷坂さんの方が適任なんじゃ……えほっおごっ」


>>108

「お化けやオカルトを怖がる御剣さんが、あんなに熱烈に想いを寄せる生徒会長………」


「………寺生まれだったり、しないよねぇ?」


>>110

「おっと、此処じゃ初めての後輩君か」

「1度や2度くらい顔を合わせた事はあるかもしれないけど、改めて」

「ヴィルフリート・ヴォルケンシュタイン・和久井、略してWWW。ただのしがない用務員さ」


「以後よろしく、波乗り少年の涛風君」


>>111


「―――――?」

「今、黒い羽根が見えたような……」


「神咲さんの話題に、消えた少年」

「それに黒い羽根……"黒翼"?」


「……いや、まさかね。ないない、それはない」

「まったく僕は、何をとち狂っているんだか」


「………もう、あまり時間がないのかもしれないな」


>>113

「その匂いの本は君自身だと思うんだけど」(名推理)


「兎も角、此処に炎谷君は居ないよ」

「ほら、早く探しに行ってあげなさい」


>>114


「………何と言うか、肩身が狭い思いだよ」

「ブレイド君は言わずもがな、草薙先生も素顔は整ってるし」

「涛風君も、胡散臭さはあるけど爽やかな雰囲気」

「皆イケメンじゃないか。僕だけだろう、普通以下の顔面偏差値は」


「………別に、言う程気にはしてないよ」

「男の価値はどれだけ前を見据えているか、ってよく言うしね」

「顔じゃなくて将来性だよ将来性……僕にそれがあるとは言ってないけれど」


「なんだろう」

「もの寂しさを感じるような、そんな気がする」


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