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【星のカービィデデデでプププなものがたり】月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜【オリキャラ注意】

1 名前:シノ ◆IiInQphU 投稿日:2018/01/17(Wed) 12:51

こんにちは シノです
本日はスレッドに足を運んでいただき、ありがとうございます
皆様に支えられる形で、このスレッドも今年の4月で12周年を迎える予定です
ここまで続ける事が出来たのは、これまで参加してくださったキャラハンの皆さんや名無しさん達の応援のお陰だと思っています
新しいスレッドでも力ある限り頑張り続ける気持ちです
これからも、よろしくお願いします

……それでは簡単にルールを説明します


まず一つ、名無しさんは私達キャラハンに質問を、キャラハンは名無しさん達に返事を返します
キャラハン同士のクロストークは、駄目とは言いませんが、
あくまで名無しさんへの返事を返す事が優先だという事をご理解のうえで行なってください


次に、参加の条件ですが、星のカービィシリーズのキャラクターであれば誰でも自由で構いません
同名のキャラクターが登場する場合、私達の独断でパラレル設定になる事もありますが、ご了承ください
オリジナルキャラクターの登場も許可します その際は設定等をしっかりと書いていただく事をお願いします
出来るだけ星のカービィシリーズの世界観に沿ったキャラクターにしてくださいね
キャラハンをやった事の無い、初心者の方も歓迎します 是非一緒にスレッドを盛り上げて行きましょう


書き込みは、他人に優しい書き込みを心掛けてください
荒らし、中傷、煽り等は禁止です
かく言う私自身が守れているか分かりませんが、相手を不快にさせない書き込みを心掛けてください
どの世界においても、礼儀やマナーは大事です 必ず守ってください
このスレッドは全年齢対象にしたいので、相応しくない表現は控えてください


……ルールは以上です
皆が楽しく利用出来るように、以上のルールをしっかり守ったうえでご参加をお願いします
一緒に頑張って行きましょう
それでは、また会いましょう 新しいスレッドのスタートです


あと、これまでにどんな事があったのか、過去のスレッドも是非ご覧ください
何か参考になる事もあるかと思います URLは、以下の通りです


〜   こ  れ  ま  で  の  歴  史   〜

初代(2006/04/09(Sun) 13:47 〜 2007/04/08(Sun) 20:56)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=144558035

2代目(2007/04/09(Mon) 09:58 〜 2007/07/22(Sun) 19:12)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=176080296

3代目(2007/07/23(Mon) 10:26 〜 2008/05/19(Mon) 22:49)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=185153984

4代目(2008/05/24(Sat) 08:45 〜 2009/02/06(Fri) 18:02)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=211586325

5代目(2009/02/01(Sun) 11:19 〜 2009/04/25(Sat) 01:20)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=233454750

6代目(2009/05/13(Wed) 16:29 〜 2009/09/12(Sat) 23:35)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=242199773

7代目(2009/09/13(Sun) 00:19 〜 2010/06/19(Sat) 07:45)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=252768756

8代目(2010/06/19(Sat) 07:56 〜 2011/04/07(Thu) 21:02)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=276901813

9代目(2011/04/11(Mon) 04:08 〜 2011/12/27(Tue) 15:51)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=302462486

10代目(2011/12/28(Mon) 09:38 〜 2012/09/23(Sun) 19:47)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=325032688

11代目(2012/09/24(Mon) 00:50 〜 2013/10/10(Thu) 23:18)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=348415447

12代目(2013/10/12(Sat) 04:13 〜 2015/10/12(Mon) 00:03)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=381518798

13代目(2015/10/16(Fri) 00:01 〜 )
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=444921299

167 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/06/23(Sat) 20:04
君の名は?

168 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/23(Sat) 23:17

>>167

ミント「お宅さぁ、人に名前を尋ねる時は、ます自分から名乗れって教えてもらった事がないのかな?
  もし無いんだったらこれから自分から名乗るようにしなきゃ駄目だからね」
メロン「ネタにマジレスって、なんかカッコ悪くない?」
ミント「じゃあ何て返せば良いのさ!」
メロン「そこはほら、「君の前前前世から〜」って歌でも歌って誤魔化せば何とかなるじゃん」
ミント「なんねーよ っていうか、名前なら既にもう出ているじゃねーか 今更名乗る必要も無くない?」
メロン「どっちも本名じゃないけどね 私は本名なんて忌々しくてとうの昔に忘れたけど、
  ミントは、名前が長すぎるからミントって呼び方が定着して……本当の名前、何だったっけ?」
ミント「あまりに長すぎるから自分でもよく覚えてないし、どうでもいい情報だと思うから、別にミントが名前でも別にいいよ」
暗闇斎「拙者が暗闇斎と名乗っているが、本当の名は……」
ミント「バイオスパークでしょ」
暗闇斎「なっ…!何故拙者の名を……!?」
ミント「前回だったか自分で名乗ってなかったっけ?」
暗闇斎「おおそうでござった!なら名乗る必要も無かったでござるな!」
ミント「友達の親にそんな事言いたくないですけど、本当頭大丈夫ですか?」


ミント「今回はここまでみたいだな 所で月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜だけど、
  なんか色々大変になって来たな シノは死にかけで苦しんでいるし、
  腕輪争奪戦の方は色々な勢力が各々動き出して、大分読めなくなってきた感じがするな」
メロン「闇の忍び部隊、今の所劣勢な場面が多くなってきたような気がするから本当に心配
  私達も来て助けに行った方が良いんじゃないかしら」
ミント「あたしは戦いとか嫌だけどな 助けに行った所で、役に立つとは思えないし」
メロン「やけに後ろ向きじゃん」
ミント「戦いとかそういうのに関してはねぇ、痛いのとか嫌だし、あたしって平和主義者な所あるし
  出来れば何事もなく穏便に過ごしたいわけだよ」
メロン「そうも行かないのが現実だけれど」
ミント「世知辛い世の中だよなー そっちの方も、次回はどういう話になるのか、期待している人はどれ程いるか分からないけど、
  まあ待ってて欲しいなって、そっちの方もよろしくお願いします
  っつーわけで、今回はこれで終わり!また次回、ごきげんよう!」

169 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/06/25(Mon) 20:41
カービィスレなのにカービィが何処にもいない件について何か一言お願いしますッ!!!!

170 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/25(Mon) 22:56

>>169

ミント「別に良いじゃん?カービィスレだからと言ってカービィを登場させなきゃいけないなんて決まりはないでしょ
  カレーライスだって別に福神漬けがあっても無くても別に困る事はないじゃん」
メロン「どっから福神漬けが出て来たのか意味が分からないのだけれど」
ミント「別に良いだろ!」
メロン「それに全然例えになってないし、カービィが出て来ない理由としては微妙な答えね…はい論破」
ミント「うっさい!!あんたはどっちの味方だ!!」
メロン「別にどっちの味方でもないから……っていうか、カービィが出て来ないって突っ込みも、なんか今更って感じがするし」
ミント「正確に言うと、このスレは、星のカービィの世界観を基にした別の作品って位置づけで、今の主役はシノなんだよな」
メロン「いわゆるスピンオフ作品ってやつ……非公式のオリキャラなわけだけど」
ミント「だからこのスレの主役はシノなんだよ……そのシノも今いないわけだけど……」
メロン「星のカービィ原作のキャラどころかオリキャラしかいないってのも不思議な話ね」
ミント「知らない人からすれば誰だお前ってなるよね…まああたし達が何者かっていうのを知りたければ前スレをチェックしてください
  ここで一々説明するのも面倒なので
  じゃあ今日はここまでみたいだからこれでおしまい!次回までごきげんよう!」

171 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/06/25(Mon) 23:22
カービィがいないだなんて・・・そんな・・・。俺はアイツの歌声を毎日聞くのが日課だったのに・・・(泣き)

もうイイや。カービィがいないだなんてみんな死ぬしかないじゃなぁいか!(銃口を突きつける)

172 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/06/25(Mon) 23:36
>>171は俺が責任持って介錯しておくからね
ごめんなさいね

173 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/06/26(Tue) 00:25
その後>>171を見た者は誰もいない。>>171は犠牲になったのだ。>>172の理に導かれてな。

ところで好きなアイテムは何ですか!

174 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/26(Tue) 00:31

暗闇斎「はあっ!!」

 ヒュバッ!! バキッ!!

暗闇斎「>>171は峰打ちで気絶させたでござる
  済まぬが、>>172殿、こやつの処理は任せるでござる」

ミント「ふ〜危なかった〜…こいつ、人畜無害そうに見えて武器なんか隠し持ってやがったのか
  全く…何て物騒な奴なんだこのご時世に」
メロン「むしろこのご時世だからでしょ……やれやれだわ いっその事、>>1のルールに武器の持ち込み禁止を付けておいた方が良いんじゃないかしら
  過去にアイドルの握手会でノコギリを持ち込んで来てアイドルに怪我させたって事件もあったくらいだし」
ミント「ルールに付けようが付けまいが物騒な展開はごめんだぜ全く……おちおちスレ活動出来ないぜ
  とにかく、銃は壊しといてくれ!あとついでにあいつをロープとかワイヤーとかで縛っといて二度と動けなくさせといてくれ!
  止めてくれたから礼は言うか、ありがとな!」
暗闇斎「あの…拙者には?」
ミント「え…?あんた何かしてたっけ…?」
メロン「さあ…?私は一部始終を見てなかったから……」
暗闇斎「説明すると、お主らに銃口を突きつけようとした>>171を、まずは拙者が峰打ちで……」
ミント「もう終わった事だから別にどうしたかなんてもうどうでもいいや!それじゃあ今度こそこれでおしまい!さよなら!」

175 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/26(Tue) 00:48

>>173

ミント「おおっと…書き込み終わって更新ボタン押したら、また書き込みがもう1件届いてた……
  やっぱり上の方にスレがあると目に留まりやすいのかな…」
メロン「反面、荒らされやすいってリスクもあるけれど…」
ミント「荒らされるのは嫌だな……平和的に話を進めたいぜ
  好きなアイテムか……アイテムって色々あるけど、カービィシリーズに限定すると、結構限られてくるよな…
  カービィシリーズで限定するならスターロッドが好きかな プププランドの宝だし、あれのお陰で安心して眠れるしね」
メロン「私はマキシムトマト……普通のトマトよりも栄養が豊富であれ1個だけでも長時間の運動も平気なのよね」
ミント「ドラゴンボールでいう仙豆みたいなモンだからな
  それじゃあ今度こそここまでだな 早く寝ないと肌に悪いぜ じゃあおやすみさよなら!」

176 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/26(Tue) 02:16

暗闇斎(ナレーション)「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」


カグヤ「……………………!」

カグヤ(本っっ当に最悪な展開……!敵ばっかりだし、どっちが勝っても嬉しくない……!
  さっさとここから逃げ出したいけれど……………)

剛魔「……………………」

カグヤ(さっきからこいつに凝視されて全く身動きが取れない……!どうしたら良いの……!?
  でも、こいつ頭悪そうだから、適当な嘘で何とか逃げられないかな………)


カグヤ「………ねえ」

剛魔「ウガ…?」

カグヤ「あんたね、さっきから人の事ジロジロ見て……失礼な事だと思わないの?」
剛魔「亜鐘ノ命令……俺…見張ラナケレバナラナイ……」
カグヤ「命令って言ってもねえ、相手は小さな女の子なの、ジロジロ見られたくないって気持ち分からないの?」
剛魔「ウガ……」
カグヤ「……具合が悪い……ちょっと外出て良い…?」
剛魔「駄目ダ……外ニ出スト、オ前逃ゲル………俺、亜鐘ニ怒ラレル………」
カグヤ「具合が悪いって言ってるの……聞こえないの…?この小屋の空気、妖精には毒なの………
  早くしないと……死んじゃう………!」
剛魔「……!」
カグヤ「あんたでも分かるでしょ…?このまま死なせたら腕輪の在り処は永遠に謎……あんた達にとって不都合だって……
  このままあたしを死なせちゃったら、それこそ怒られそうなものだけどね…………!」
剛魔「ソ……ソレハ困ル……!」
カグヤ「そうでしょ?なら私を早くここから出して……」
剛魔「………分カッタ………」


カグヤ「…………あっ!おじさん!!早く助けて!!」
剛魔「ウガ……!?」
カグヤ「なんちゃって…!隙あり!!」

 ビュン!!

剛魔「……何ダ…誰モイナイ…………
  ……ッ…!妖精……逃ゲタ……!マズイ……早ク追イカケナケレバ……!!」


亜鐘(………?どうした、剛魔…?妖精を見張っていろと命令した筈だが……)

ツキカゲ「何をよそ見している……?そんな暇があるのか…?」

亜鐘「………ふん、そうだな……手短に始末してやるか………二度とそのような大口を叩けぬようにしてやる」

ツキカゲ「それはこっちの台詞だ 見せてやる 闇の力が込められた、地獄の雷をな……!」



 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第陸拾漆話 雷轟電撃!雷殺剣・召雷闇龍獄炎葬破斬



 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)
  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編(>>66-69)
  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏(>>73-76)
  第伍拾玖話 魑魅魍魎!悪霊達の宴(>>87-90)
  第陸拾話 悪霊退散!正義の炎燃え上がる時(>>97-102)
  第陸拾壱話 戦々慄々!幻影五人衆現る(>>109-114)
  第陸拾弐話 七転八倒!見えない思惑、隠された罠(>>131-134)
  第陸拾参話 怨霊跋扈!追い詰められた忍び(>>137-139)
  第陸拾肆話 電光石火!花火師決死の一発(>>151-154)
  第陸拾伍話 大死一番!花影流最後の試練(>>159-161)
  第陸拾陸話 呉越同舟!妖精を追え(>>164-166)


177 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/26(Tue) 02:17

亜鐘「地獄の雷だと……?益々不遜な奴だ 地獄の雷など、そう簡単に操れるものではない……!」
ツキカゲ「普通ならな……だが僕は違う……
  この妖刀・奈落の力によって、僕は地獄の雷を操る力を手に入れた……!
  この力で、僕は最強になれるんだ……!」
亜鐘「ふん…成程、そういう事か……今の貴様は妖刀に心を支配されている」
ツキカゲ「何っ……!?」
亜鐘「その心の弱さが、貴様自身を破滅へと導くだろう」
ツキカゲ「舐めるな!!破滅だと…!?そんな事あるか!!」
亜鐘「私の予言はよく当たるのだ……もっとも、その破滅は今訪れる事となる……
  この私が貴様に引導を渡す事によってな!!はああああああああああ!!」

ツキカゲ「くっ…!!」

亜鐘「呪魂魔導波!!」

 ビュン!!

ツキカゲ「くっ……!」

亜鐘「良いぞ、よく避けたな……だが、そいつはどこまでも貴様を追いかけるぞ!」

ツキカゲ「何っ!?」

 ビュン!!


ツキカゲ「くっ……!」

亜鐘「更にもう一発だ!呪魂魔導波!!」

 ビュン!!

ツキカゲ「くそっ……!!」

 ビュン!!

亜鐘「貰った!!怨霊呪縛縄!!」

 ビュン!! ガッ!!

ツキカゲ「うわっ…!しまった……!!」

 ビュオオオオオオ…!

ツキカゲ「くっ……!当たる……!」

 ドガァァァアアアアアアアアアアアン!!!

ツキカゲ「うわあああああああああああああああああああああ!!!」


亜鐘「ふっ……見事呪魂魔導波が2発共的中したな……まともに食らったのだ……ひとたまりもあるまい
  さて、邪魔者は片付けた……さっさと妖精を確保し、剛魔の行方はその後でも………なっ…!」
ツキカゲ「……………………ふっ……ふっふっふっふふふふふふふふ……!はははははははははははははは!!
  貴様の呪術……とくと味わった………中々心地良かったぞ………お陰で、闇の力がまた一段と高まった……!
  貴様には礼を返してやらないとな………!」
亜鐘「馬鹿な……!私の呪術が……無力化どころか、吸収したというのか……!」
ツキカゲ「この妖刀・奈落のお陰でな……!」

 バチバチバチバチッ…!

ツキカゲ「見えるか…?闇より生まれし地獄の雷が、餌を求めて溢れ出そうとしているのが……!」

亜鐘「ば……馬鹿な………!!これが地獄の雷……恐ろしい邪気だ………!!
  まさか本当に……こんなものを操る奴がいるとは………!!」

ツキカゲ「全ては貴様のお陰だ……僕はまた一段と強くなった…!こいつはその礼だ……受け取れ!!」

 バチバチバチバチバチバチバチバチバチ!!

亜鐘「うわああっ…!!」

ツキカゲ「はあああああああああああああああ!!食らえ!!雷殺剣・召雷闇龍獄炎葬破斬!!!!」

 バリバリバリバリバリバリバリバリバリババリバリバリ!!!

亜鐘「う……うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

 ドガァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!




178 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/26(Tue) 02:18




ツキカゲ「…………やはり、力の加減が難しいな……跡形も残らなくなってしまったか……
  まあ良い、後はもう1匹のデカブツの方か……奴も消し去ってやる……この闇の力でな……!
  ふふふふふふ……はははははははははははは!!ははははははははははははははははははは!!!」



  第陸拾漆話 雷轟電撃!雷殺剣・召雷闇龍獄炎葬破斬 終



暗闇斎「次回予告でござる 幻影五人衆の1人、鏡花が次の作戦に出た
  鏡花の持つ鏡から現れたのは、かつてクチナワに仕えていた秘蔵の精鋭集団、幻夢四天王
  あまりの強さ故、長年鏡の中に封印されていたが、その封印から解放され、闇の忍び部隊を抹殺せんと動き出す
  かつてない強敵を前にどう立ち向かうか……そして、最後の試練に挑んだシノの運命は………
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第陸拾捌話ご期待ください」

179 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/06/27(Wed) 07:28
第◯◯話の漢字は漢数字で書かれていないから、なんていったからいいんだろうと調べたら、大字ということが調べて初めて分かりました

180 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/27(Wed) 23:36

>>179

ミント「また1つ、勉強になったね!ちなみにあたしは10年くらい前にるろ剣の九頭龍閃で知りました」
メロン「丁度某動画サイトで海外吹き替え版が話題だった頃ね」
ミント「あれってもう10年経つのか…早いな
  それはどうでも良いとして、話数の表記が大字だからたまに分かりづらい事があって、
  時々コピペミスって話数間違えてたりしてるんだよね」
メロン「それは言わないであげた方が良かったんじゃないかしら」
ミント「サブタイトルの四字熟語縛りも、いい加減そろそろ苦しくなってきたって話だよ」
メロン「たまに造語な時があるものね…」
ミント「というわけで、本編の方にも話を触れてもらいたい所だけど、
  今回の話は、ツキカゲがとうとう悪の道に突っ走ってしまった感あるよな
  何だっけ?あのサブタイトルにもなった長ったらしい必殺技名…えっと…らいさつけん、なんちゃらかんちゃら…」
メロン「雷殺剣・召雷闇龍獄炎葬破斬でしょ」
ミント「すげー!何で言えるんだよ!?」
メロン「ミントが馬鹿なだけ」
ミント「ショック!!…っていうかさ、これ、絶対元ネタ邪王炎殺…」
メロン「それ以上はいけない」
ミント「これを見た小中生の子が、真似してくれてると面白いよね 闇より生まれし地獄の雷が…!!とか言ったりして」
メロン「そのくらいの年齢の子が見てくれているかは分からないけれど、本当にそれを真似している子を目の当りにしたら、
  いくら小さい子といえども、ちょっと引くわ」
ミント「10ちゃっとって、どれぐらいの年齢層が利用しているんだろうね」
メロン「さあね 気になるならアンケートとってみれば良いじゃない 応じてくれるかどうかは分からないけど」
ミント「そんなこんなで切り札だった幻影五人衆がどんどんやられて、次回からまた新しい敵が登場するみたいだぜ」
メロン「幻夢四天王…だっけ?っていうか、切り札隠し持ちすぎじゃない?」
ミント「これが本当の切り札なんじゃないかな……また更に苦しい戦いが続きそうだけど、シノは一体どうなるんだろうな…」
メロン「それは次回を見れば分かる事 今鋭意製作中との事らしいから、期待してあげて頂戴ね」
ミント「っつーわけで、今回はここまで!それではまた次回会いましょうバイバイ!」

181 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/28(Thu) 01:58

暗闇斎(ナレーション)「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」


サスケ「しかし長いな……この森林はどこまで続いてんだ…」
ワイユー「そうでござるな そろそろ抜け道があっても良いとは思うが……」

???「きゃああああーーーーーーー!!!」

ワイユー「むっ…!?悲鳴!?」
サスケ「まさか、あの声は…!チビか!?」

カグヤ「きゃああーーーー!!誰か助けてーーーーーーー!!」

剛魔「逃ガサン!!待テーーーーー!!!」

ワイユー「とうっ!!」

剛魔「………!!」

サスケ「妖精の娘を追っかけ回すなんざ、良い趣味してやがるぜ」

剛魔「貴様ラ……邪魔ヲスルナ!!!」

 ブンッ!!

ワイユー「とうっ!!」

 ビュン!!

 キュピーン!!

ワイユー「はっ!!」

 ドガッ!!

剛魔「グオオオッ……!!」

サスケ「目障りだ……とっとと消え去れ!!」

 ドォォォォオオオオオオオン!!

剛魔「グ……!!」

 ドガァァァアアアアアアアアアアアアアン!!!

剛魔「グオアアアアアアアアアアアアアアッ!!!」


サスケ「やれやれ…片付いたか」

カグヤ「サスケさん!…と……誰だったっけ?」
ワイユー「ワイユーでござる」
サスケ「それにしてもチビ1人か……旦那はどうした?」
カグヤ「それが……離れ離れになっちゃって……」
サスケ「……地雷矢の旦那なら、心配はいらねェと思ったんだがな………」
カグヤ「違うの!あたしが悪いの!あたしがうっかりして敵に捕まっちゃって…!はやくおじさん見つけないと!」
サスケ「俺達も丁度捜していた所だ 心配するな 旦那なら多分無事だろうさ、行くぞ」



 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第陸拾捌話 阿鼻叫喚!復活の幻夢四天王



 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)
  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編(>>66-69)
  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏(>>73-76)
  第伍拾玖話 魑魅魍魎!悪霊達の宴(>>87-90)
  第陸拾話 悪霊退散!正義の炎燃え上がる時(>>97-102)
  第陸拾壱話 戦々慄々!幻影五人衆現る(>>109-114)
  第陸拾弐話 七転八倒!見えない思惑、隠された罠(>>131-134)
  第陸拾参話 怨霊跋扈!追い詰められた忍び(>>137-139)
  第陸拾肆話 電光石火!花火師決死の一発(>>151-154)
  第陸拾伍話 大死一番!花影流最後の試練(>>159-161)
  第陸拾陸話 呉越同舟!妖精を追え(>>164-166)
  第陸拾漆話 雷轟電撃!雷殺剣・召雷闇龍獄炎葬破斬(>>176-178)


182 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/28(Thu) 01:59


鏡花「……亜鐘と剛魔、いつまで経っても戻ってきませんね……まさか亜鐘と剛魔までも、あの連中に……」
タック「あり得る話やな あいつらはそう簡単に斃せる相手やない 例え幻影五人衆が相手やったとしても……」
鏡花「認めません!幻影五人衆は暗殺に特化した戦闘部隊……!それがあんな寄せ集めなだけの烏合の衆に劣るなど……!」
クチナワ「相手が闇の忍び部隊だけでは無かった……という事じゃ」
タック「……!クチナワ…!」
鏡花「無礼な…!様を付けなさい!」
クチナワ「構わぬ…彼奴は妾に忠誠を誓いつつも、心の奥底では妾を憎んでおるようじゃからのう」
鏡花「夜叉丸、クチナワ様の慈悲深さに感謝すべきです
  …所でクチナワ様、先程の意味は一体……やはり闇の忍び部隊以外にも、敵は存在するという事でしょうか?」
クチナワ「ああ……どうやら闇の忍び部隊の他に、鼠が数匹紛れているようじゃ 奴らのお陰で、計画が少し狂ってしまった
  だが、それも心配はいらぬ……"あれ"を使えば、闇の忍び部隊も他の鼠も一網打尽じゃ」
鏡花「まさか……!"あれ"を使うというのですか…!?」
タック「な……何の事や…!?」
クチナワ「黙って見ていればすぐに分かる……鏡花、死霊の鏡を出すのじゃ」
鏡花「……かしこまりました………
  鏡よ鏡、強き魂を深き封印から解き放ち、今、再び顕現せよ!」


 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!

タック「なっ……!何や…!?」
クチナワ「妾がもしもの為に眠らせていた、秘蔵の切り札を召喚したのじゃ」
タック「き…切り札やと……!?」
クチナワ「さあ目覚めの時間じゃ…久し振りに暴れ狂え…幻夢四天王!」


カグヤ「う……うう………!」
サスケ「どうした?」
カグヤ「な…なんか具合が悪い……!気分が悪いの……」
サスケ「何だ、拾い食いでもしたのか」
ワイユー「いや……カグヤ殿は恐らく邪悪な気配を感じ取ったのでござろう」
サスケ「邪悪な気配だと…?」
ワイユー「拙者も今、おぞましい気を感じた……あの禍々しい気は……間違いない、幻夢四天王でござる!」
サスケ「幻夢四天王……!?何だそいつらは…!?」
ワイユー「封印される前……千年前に奴らと一度戦った事がある……
  クチナワに仕える4人の戦士で、クチナワ配下の中で最も強く、そして恐ろしい精鋭集団でござる
  そのあまりの強さに、クチナワですら自ら封印し、二度と出て来られないようにした程でござる」
サスケ「何だと……!?」



クチナワ「所で、幻夢教が何故"幻夢教"という名か知っておるか?」
タック「何……!?」
クチナワ「幻夢教というのはな……妾が名付けたのじゃ」
タック「なっ……!」
クチナワ「妾達が初代暗闇斎に封印されていた頃の話じゃ
  妾は肉体こそ封印されてしまっていたが、辛うじて魂だけは活動する事が出来ていた
  その状態で邪幻斎に、こう伝えたのじゃ
  『妾達を封印から解放し、"幻夢教"を創設せよ…!そうすればうぬはこの地上の覇者となれる』とな……
  奴はまんまと誘いに乗り、妾達を封印から解放してくれた……ここまでは計画通りじゃった
  本来なら封印から目覚めた瞬間、邪幻斎を手に掛ける筈じゃった…だが、奴は用心深い性格で、反逆されぬよう妾達に呪いを掛けたのじゃ
  お陰で力の一部が封印された状態で目覚め、結果奴に従うしか無くなってしまったのじゃ
  妾は奴に従うフリをしながら密かに機を狙っていた……奴に反逆出来得るチャンスをな……
  そしてそれはようやく訪れた……!装着車に莫大な力を与える妖精の腕輪が降って来た事によってな……!
  妖精の腕輪に宿る魔力と、そして幻夢四天王の力があれば、邪幻斎など取るに足らぬ
  この地上を制するは、この妾ただ1人だけなのじゃ……!」
タック「……って事は、お前が全ての元凶やったんか……!」
クチナワ「腕輪さえ手に入れば、最早こちらのもの……幻夢四天王を予定より早く出す事になってしまったが、
  鼠共を始末する事など奴らにとっては容易き事……その程度の事で妾の計画が崩れる事は……無い!
  さあ行くが良い!北極天、南極天、西極天、東極天!」

北極天「…………」
南極天「…………」
西極天「…………」
東極天「…………」

クチナワ「鏡花、幻夢四天王の手引きはうぬに託す」
鏡花「はい、有難き幸せでございます」
クチナワ「良いか くれぐれも四天王を死なせてはならぬぞ」
鏡花「かしこまりました 肝に銘じておきます」


183 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/28(Thu) 02:00


カグヤ「さ……寒い………怖い………!」
ワイユー「大丈夫でござる 拙者達がついているでござる」
サスケ「俺には気配がどうとかさっぱり分からねェが、
  初代暗闇斎でさえ苦戦させたって事を考えると、只者じゃなさそうだな」



バッツ「やっぱり妖精、いないでゲス〜」
メア「馬鹿者!無駄口を叩く暇があるなら必死で捜し出せ!」
バッツ「はいでゲス〜〜!」
マッシャー「かなり遠くへ行ってしまった可能性も有り得るな」
ジュキッド「そうかもしれぬな……先へ行こう」
ダークソードナイト「待て!」
ジュキッド「……どうした」
ダークソードナイト「止まれ……物音が聞こえる……こちらへ近づいてくるぞ…!」
ジュキッド「何っ…!?おい!」
マッシャー「分かっている メア、バッツ 捜索は一旦中止だ
  敵の反応を確認……戦闘態勢に入るぞ」
バッツ「敵…!?」
メア「……!」


 ザッ…!


鏡花「これはお久し振りですね……はじめましての方も何名かいるようですが…」

ジュキッド「お前は……幻影五人衆…!」
鏡花「あら、覚えてくださっていて光栄です」
ジュキッド「後ろにいるのは何だ……?あれも幻影五人衆なのか……?」
鏡花「違います 彼らは幻夢四天王 貴方がた鼠共を始末する為に用意したクチナワ様秘蔵の精鋭部隊です」
メア「鼠共だと……?言ってくれるな」
マッシャー「挑発だ そう軽々しく乗るな」
ダークソードナイト「ふん……クチナワ秘蔵の配下か 奴もとうとう焦り出して来たという事だな」
ジュキッド「お前達は仲間同士ではなかったのか…?」
ダークソードナイト「こちらにも少しばかり事情があってな……それはどうでも良い事だ
  …で、どうする 奴らと戦う気か?」
ジュキッド「無論だ どうせ言った所で聞く耳持たぬだろう」
鏡花「そういう事です 邪魔者がいなくなれば腕輪探しも落ち着いて出来るというもの……
  はっきり言って邪魔なんです 早い所さっさとここで死んでください
  幻夢四天王…相手は向こうにいる無謀な愚か者達です 血祭りにあげてください」

北極天「敵………即刻始末すべし……覚悟!!」

ジュキッド「……やはり、やるしかないようだな……行くぞ!!」

メア「はっ!!」

バッツ「あ…あっしも戦うんでゲスか〜…?」
メア「当たり前だ!!」

マッシャー「総力戦は必至だな」

ダークソードナイト「ふん……面倒な事になったものだ」



暗闇斎「修行が始まってから半日が経ったか………1日がこんなに長いと感じたのはいつ以来でござろうか………
  シノは大丈夫でござろうか……いや、ここは父親として、生きて戻る事を信じてやらねば………」

 ガチャッ…

十蔵「……………………」

暗闇斎「おお十蔵殿 シノの様子はどうでござったか?」

十蔵「………暗闇斎先生、落ち着いて聞いてください…」
暗闇斎「……どうしたでござるか?」
十蔵「………シノちゃんの事ですが……………お気の毒ですが……
  先程お亡くなりになりました……!」
暗闇斎「なっ……何だと………!?」


シノ「……………………………………………」




  第陸拾捌話 阿鼻叫喚!復活の幻夢四天王 終



暗闇斎「次回予告でござる 幻夢四天王と交戦するジュキッドと冥府の騎士団
  幻夢四天王が繰り出した幻夢の霧によって、苦しい戦いを強いられる事となる 果たして勝機はあるか!?
  そして、最後の試練に失敗し、命を落としてしまったシノ……命運は尽きてしまったのか……
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第陸拾玖話ご期待ください」

184 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/06/28(Thu) 07:37
主力シノがいなくなったか…
カービィとアドレーヌ呼んで加勢してもらった方がいいのでは?

185 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/06/28(Thu) 15:44
ふぁ!?!?絶対シノが生きて合流出来るかと思ったのに、主人公が道半ばで死亡してしまったのか?ガグッその場で気絶してしまった

186 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/29(Fri) 22:59

>>184

ミント「くっ……!こういう時によくそんな薄情な事が言えるな!!
  シノが死んだってのに、その程度としか考えてないのかよ!!
  う…ううっ…!シノが……シノが死ぬわけないんだ……!シノが…!
  うわあああああああああああああああああああああああん!!」
メロン「子供みたいに泣かないの……全く……この星に来てから、ずっと冷たい女でいようと思っていたのに、
  私まで涙が出るじゃない………あの子を信じましょう あの子があんなにあっさりと死ぬ筈ないじゃない……
  きっと目を覚ます………私はその奇跡を信じている………その可能性が低かったとしても…………」
ミント「そうだ!こういう時こそ、皆でシノを応援しようぜ!皆が奇跡を願えば、不可能な奇跡っだってきっと起こせるんだ!
  だからシノ!目を覚ましてくれ!そんな所でくたばっちまって良いのかよ!?」

>>185

ミント「全く……寝込みたいのはこっちだっての……あまりにショックでかすぎて、返事を返す気力も湧かねえよ……」
メロン「もし、シノが本当に死んでしまったとなれば、主人公の交代劇が始まるのかしらね
  もしかしたら、ミントが次の主人公だったりして…先代主人公の無念を晴らすべく…なんて」
ミント「縁起でも悪い事言うなよ!それに嫌だからな戦いなんて!あたし、戦った事なんてないんだし、痛いのとか嫌だからな!」
メロン「世界の1つや2つ、救ってやるぐらいの覚悟くらいないわけ?」
ミント「無茶言うなよ!世界の為に命賭けられるなんて、よっぽど強い奴じゃなきゃ無理だっつーの!」
メロン「そうね……そういう意味では、シノは誰よりも強かったのかも
  あの子は自分の身を挺してでも困っている人を助け出そうとしていた……私達も、あの子に助けられた事は何度もあった
  感謝はしている……でも同時に危なっかしいとも思った……あんなに自分の命を大事にしないなんて……って、そう思っていた
  でもそうじゃなかった……あの子は自分の事も大事にしている……自分の事も大事にしながら、周りの人達の事が最優先だった
  …それだけの話だったって……本当、反吐が出るくらい優しい子……でも、それがあの子の良い所なの…………
  あれだけ人に優しく出来るのは、あの子が強いから……強くなきゃ、あんなに優しくはなれない…………
  だからそんな強いシノが、死ぬ筈ないわ………きっと目を覚ます筈よ」
ミント「メロン………!」
メロン「だから泣かない あの子があんたごときに心配されるほどやわじゃないでしょ」
ミント「分かってる……分かってるけどさあ………!」
メロン「全く……困った子ね………いや、それは私も同じか…………
  シノが死んだ事が衝撃的で、他の事が霞んでしまっているけれど、
  今回の話は新たな切り札、幻夢四天王の登場や、幻夢教誕生の話だったりと、結構重要な話が多かったわね
  封印しておかなきゃいけない程強いのが4人もいるなんてね……冥府の騎士団とやらも一緒だけど、果たしてどうなるのかしらね」
ミント「そんな恐ろしい敵が相手なら、仮にカービィが来たとしても苦戦するんじゃないか……?
  ましてアドレーヌなんて、一般人に毛が生えた程度の強さだし、これは史上最大のピンチだな……!」
メロン「逆境をどう切り抜けるかも、物語の醍醐味だからね……どんでん返しだって期待しても良いのかもしれないわ」
ミント「何はともあれ、次回も見逃しちゃ駄目だぜ!それじゃあ今日はここまで!また次回!さよなら!」

187 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/30(Sat) 00:41

暗闇斎(ナレーション)「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」


暗闇斎「…………………………」


  十蔵「シノちゃんの事ですが……お気の毒ですが………お亡くなりになりました………!」


暗闇斎「まさか………シノが最後の試練に……………そんな事……ある筈が………………」

十蔵「……お気持ちは分かります……しかしもう息が無かった……シノちゃんはもう…………」
暗闇斎「何故だ!!何故シノが……!!
  ………いや、済まない…………人に当たった所で、全くの無意味だと言うに…………」
十蔵「……今すぐに葬儀を行いましょう………彼女は最後の最後まで頑張った……せめてもの労いとして、弔いを………」

ミント「こんにちは〜…」

暗闇斎「……!お主らは……!」
メロン「ごめんなさい 盗み聞きをするつもりじゃなかったけど、声が聞こえたものだから」
ミント「シノさんのお父さんですよね……シノさんに会いに来たんだけど……シノさん…いますか……?」
十蔵「………………………」
暗闇斎「………シノは…………」

メロン「………ちょっと失礼します」
ミント「ミント…!?」
暗闇斎「……!その扉の中は…!」
十蔵「駄目だ!勝手に入ったりしたら…!待つんだ!」

 ガチャッ!!

暗闇斎「………!!」

ミント「おいメロン!……って………何だよ……これ……!」

メロン「…………そう………これが答えってわけね………」

シノ「………………………………………………」



 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第陸拾玖話 星火燎原!希望の光、未だ消えず



 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)
  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編(>>66-69)
  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏(>>73-76)
  第伍拾玖話 魑魅魍魎!悪霊達の宴(>>87-90)
  第陸拾話 悪霊退散!正義の炎燃え上がる時(>>97-102)
  第陸拾壱話 戦々慄々!幻影五人衆現る(>>109-114)
  第陸拾弐話 七転八倒!見えない思惑、隠された罠(>>131-134)
  第陸拾参話 怨霊跋扈!追い詰められた忍び(>>137-139)
  第陸拾肆話 電光石火!花火師決死の一発(>>151-154)
  第陸拾伍話 大死一番!花影流最後の試練(>>159-161)
  第陸拾陸話 呉越同舟!妖精を追え(>>164-166)
  第陸拾漆話 雷轟電撃!雷殺剣・召雷闇龍獄炎葬破斬(>>176-178)
  第陸拾捌話 阿鼻叫喚!復活の幻夢四天王


188 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/30(Sat) 00:42


ミント「………………何だよ……これ…………!」

十蔵「……暗闇斎先生、この子達は…?」

暗闇斎「……済まない…シノと友人でござる……
  拙者から説明するでござる……シノは……失われた力を取り戻す為……奥義を会得する為に危ない修行に挑戦した…………」
メロン「その結果がこれってわけ……?」
暗闇斎「…………………」
メロン「……何故シノを見殺しにした……!父親のあんたなら、止められたんじゃなかったのか…!?答えろ!!」
ミント「やめろメロン!!」
メロン「離せ!!私はこいつを許さない!!娘を死に追いやった父親なんて……!!」
ミント「落ち着け!!落ち着けって…!いつもは立場逆なのに……お前が熱くなってどうすんだよ……!」
メロン「…………そうね、少し…頭を冷やすべきか…………」

暗闇斎「シノを死に追いやった……か………確かにそうかもしれぬな…………
  拙者は、知らず知らずの内にシノを追い詰めていた……それがシノの命を縮める事になるとも知らずに………
  シノなら辛い試練も乗り越える……そんな気がしていたのでござるよ………父親失格だな………」
十蔵「そんな……貴方は悪くない…!これは、彼女自身が選んだ事だ………」
ミント「……じゃあ何か…?シノは自ら死を選んだと…?そう言いたいのか……?死んだ事は自業自得だって言いたいのかよ!?」
メロン「落ち着けって……!さっき自分で言ったばかりだろうが、馬鹿!」
ミント「………ごめん…………………」


ミント「……なあシノ…………こんな所で寝てたら風邪引くだろ……?寝るなら家帰って寝ろよ……な……?
  なあ……起きろよ……目、覚ましてくれよ……なあ…………何で……何で起きないんだよ……?
  頼むよ……!目くらい開けてくれよ……!これだけ呼び掛けてるんだからさ……!
  ………くっ……!何でだよ……!何でなんだよおおおおおおおおおおおおおお!!!」
メロン「……………………」
暗闇斎「……………………」
十蔵「………………」



北極天「ふん!!」

 ドン!!

ジュキッド「……くっ………!!」


メア「はああああああああっ!!悪夢の輪舞(ナイトメア・ロンド)!!」

西極天「はっ!!!」

 ビュン!!

メア「何っ……!!」

西極天「はっ!!!」

 ドン!!

メア「ぐあああああああっ!!」


マッシャー「ふんっ!!」

 ビュン!!

南極天「ふっふっふっふ…!はっ!!」

 ガシッ!!

マッシャー「鉄球を素手で掴んだだと……!?」

南極天「はっ!!」

 ドォォォオオオン!!

マッシャー「くっ……!」


ダークソードナイト「己…!!ブラッディ・ダークネス・ソード!!」

東極天「とうっ!!」

 ドガッ!!

ダークソードナイト「ぐはっ…!!」

東極天「はあっ!!」

 ドン!!

ダークソードナイト「ぐあああああっ!!己…!何て強さだ……!!」
バッツ「ひええ……!1体だけでも強いのに……そんなのが4体もいるなんて……!」
メア「馬鹿者!!弱音を吐くな!!」

東極天「はっはっはっは!!我ら無敵の幻夢四天王!!」
西極天「我らに敵うものなど何も無し!!」
南極天「力が全てを支配する!!弱者はひれ伏し、天を仰げ!!」
北極天「これが貴様らの最期だ!!更に見せてやろう、我らの力を!!」

四天王「四天殺法!!幻夢の霧!!」


ダークソードナイト「何っ…!?」

バッツ「前が…!前が見えないでゲス!!」
メア「馬鹿者!!しがみつくな!!離れろ!!」

マッシャー「………!」

ジュキッド「一体、何だというのだ……!」


南極天「はっはっはっは!!ここは言うならば我らのバトルフィールド!!」
東極天「この霧の中で我らは更なる力を引き出せる!!」
西極天「驕る者は滅び去り、楯突く者は朽ち果てる!!」
北極天「己の無力を思い知るが良い!!」

ジュキッド「くっ……!!何という奴らだ……!!」


鏡花「ふふふふふふ……!流石は幻夢四天王……圧倒的な強さですね……!
  さあ、邪魔な鼠達を駆除してしまいなさい…!」



189 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/30(Sat) 00:42


カグヤ「くっ……!ううっ………!苦しい……!!」
ワイユー「カグヤ殿…!しっかりするでござる…!」
サスケ「…要はその幻夢四天王とやらをぶっ斃せば良いんだろ!?」
ワイユー「そう簡単に斃せる相手ではない!拙者はあの強さを見た……あの強さは一度見たら忘れられぬ……
  引き分けに持ち込む事が出来たのが奇跡と思う程でござった……!」
サスケ「……っ…!だからと言って、何もしねェわけには行かねェだろうが!」
ワイユー「だが…真正面から戦えば返り討ちに遭うだけだ……!周到な策を練らなければ……!」



ミント「シノ…!!頼む…!!目を覚ましてくれよ……!頼む…!シノ!!」
メロン「ミント!」
ミント「何だよ!?」
メロン「見て……!手…!」
ミント「え……?あっ……!」

シノ「…………………………………」

暗闇斎「……ほんのわずかだが……動いた………!」

ミント「生きてる!シノは生きてるんだ!もっと…もっと呼び掛けよう!そうすればシノに声が届き、シノは再び目を覚ます!!」
メロン「……!シノ…!起きて…!私…ミント!お願い…目を覚まして……!」
暗闇斎「………………!」
ミント「何見てんだよ…!あんたも呼び掛けるんだよ!父親だろ!?娘の事起こしてやれるだろ!?」
暗闇斎「………そうだ……!何をやっているんだ拙者は……!拙者が諦めてどうするのだ……!
  シノ……拙者だ!頼む……目を覚ましてくれ!頼む……!!」

シノ「……………………………」



マッシャー「ぐおおおっ…!!」

メア「くっ……!!」

ダークソードナイト「ぐああああっ!!」

ジュキッド「ぐふっ……!!」

バッツ「ひ…ひいいいいいい!!」


鏡花「ふふ……本気を出した幻夢四天王に手も足も出ないようですね……!」



サスケ「四天王って事は相手は4人……確かに4人を相手に立ち回るのは骨が折れるな……」
ワイユー「奴らの恐ろしさは人数ではない……!」
サスケ「何っ……!?」
ワイユー「4人でいる時の間はあくまで力を分散させている状態……」
サスケ「どういう事だ……?それだとまるで、元々1人だったみてェな言い方じゃねえか」
ワイユー「その通りでござる……奴らは4人で1人……!幻夢四天王は、元は1体の化け物だ……!
  4体が合体して1体の本来の姿に戻った時……最早勝ち目は皆無に近い……!」



北極天「ふははははははははは…!!ではそろそろ終わりにしよう!!
  冥土の土産に見せてやろう!我らの本当の姿を!!真の力をな!!行くぞ!!」

四天王「四天殺法!!幻夢合体!!!!」


 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!


ダークソードナイト「ば……馬鹿な………!」

メア「こいつは……とんでもない化け物だ……!」

マッシャー「面妖な……こんな奴が千年前に存在していたというのか……!」

ジュキッド「これが……地獄という奴か………!」


四天王「さあ……遊びは終わりだ 殺してやる!!」




  第陸拾玖話 星火燎原!希望の光、未だ消えず 終



暗闇斎「次回予告でござる シノはまだ生きている…!その可能性を信じた拙者達は必死にシノに呼び掛ける
  その声が届く時、強き光が一閃する……!
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第漆拾話ご期待ください」

190 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/30(Sat) 00:50

ミント「すみません、誤字ったので訂正します」


 誤 メロン「……!シノ…!起きて…!私…ミント!お願い…目を覚まして……!」


 正 メロン「……!シノ…!起きて…!私…メロン!お願い…目を覚まして……!」


ミント「良い所でまさか誤字るかね……」
メロン「自分達で言うのもあれだけど、たまにどっちがミントでどっちがメロンだっけってなる事あるわよね」
ミント「それは思ってても口に出しちゃ駄目だ……!確かにあたしもどっちがどっちだっけってなるけどさ…!
  まあいいや!1回投下しちゃったものは仕方ない!もう寝よう!じゃあおやすみ!!」

191 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/01(Sun) 02:49

暗闇斎(ナレーション)「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」


シノ(………暗くて何も見えない……………目が………開かない………………………
  そうか………私………死んでしまったんですね…………最後の試練に負けて…………………
  体中が痛い………もう………起き上がる事すら出来ない…………私はもう…………………)


ミント「シノ!!しっかりしろ!!」
メロン「シノ……!起きて……!起きなさい!」
暗闇斎「ここで眠ってしまっては駄目だ……!目を覚ますでござる……シノ……!」


シノ(…………声が…………聞こえる…………………まるで懐かしく感じる声………………)



 暗闇斎「シノ………ひとつ、聞きたい事がある」

 シノ「何ですか?父上」

 暗闇斎「シノは………拙者が憎いでござるか?」

 シノ「え………?」

 暗闇斎「拙者は、シノにこれだけ厳しい修行をさせてしまって……本当は戦いなんてしたくはなかったのではないか?
   もっと戦いとは無縁で……戦いなどせず平和に生きていたかったのではないのではござらんか……?」

 シノ「……父上は心配性ですね……前にも言ったじゃないですか……この修行を望んだのは私自身です
   それに、私は強くなりたいから修行を続けられているです……私、父上みたいになりたいんです」
 暗闇斎「拙者みたいに……?」
 シノ「はい……父上は、色んな人を守る為に強くなった……私もそうなりたいんです…………
   私も、出来るだけ多くの人を守る事が出来るように………そうなるには今よりもっと強くならないと……………
   戦いは好きじゃないです……でも誰かが終わらせなきゃ、戦いは終わらない……だから私、決めたんです
   戦いを終わらせる為に戦い続けたいって……………」
 暗闇斎「そうか…………ありがとう……そう言ってくれて……」
 シノ「さあ、修行を続けましょう……よろしくお願いします、父上」
 暗闇斎「ああ……行くぞ、シノ…!」


シノ(これは………昔の話…………何で……こんな昔の事を………?)



 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第漆拾話 威風堂々!降り立った花影の戦士



 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)
  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編(>>66-69)
  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏(>>73-76)
  第伍拾玖話 魑魅魍魎!悪霊達の宴(>>87-90)
  第陸拾話 悪霊退散!正義の炎燃え上がる時(>>97-102)
  第陸拾壱話 戦々慄々!幻影五人衆現る(>>109-114)
  第陸拾弐話 七転八倒!見えない思惑、隠された罠(>>131-134)
  第陸拾参話 怨霊跋扈!追い詰められた忍び(>>137-139)
  第陸拾肆話 電光石火!花火師決死の一発(>>151-154)
  第陸拾伍話 大死一番!花影流最後の試練(>>159-161)
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  第陸拾捌話 阿鼻叫喚!復活の幻夢四天王(>>181-183)
  第陸拾玖話 星火燎原!希望の光、未だ消えず(>>188-189)


192 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/01(Sun) 02:51

メア「ぐああっ……!!」

ダークソードナイト「くっ……!何て強さだ……!まるで歯が立たん……!」


四天王「ふっふっふ………!当然だ 我らと貴様らとでは天と地程の隔たりがある………!
  これが力の差というものだ……!!」

ジュキッド「己……!!これ程までに恐ろしい怪物がいるとは………!!」


四天王「…では、そろそろ止めと行こうか……順番に殺してやる……どいつが先だ……?」

ダークソードナイト「くっ………!!」

四天王「……では、まずは貴様から………死ね……!!」

 ドォォォォオオオオン!!

四天王「………何っ…!?」


 ドガァァァアアアアアアアン!!


四天王「くっ………!!誰だ……!?」


サスケ「…………………………」

ジュキッド「サスケ殿……!」

ワイユー「……久し振りだな……わざわざ姿を見せに来てやったぞ四天王……!」

四天王「ほう……誰かと思えば、懐かしい顔だな……!千年前に付かなかった決着……今こそ付けてやろう……!」

カグヤ「う……ううっ………!」

サスケ「馬鹿野郎……離れてろっつったじゃねーか」
カグヤ「大丈夫………私も………頑張らなきゃ……誰かに守られてばかりは嫌だから……!」
サスケ「ったく……無理はすんなよ」

ダークソードナイト「ふん……加勢に来たか……」

サスケ「随分ボロボロみてェだな 本当ならてめェらと手を組みたくはねェが、そうも言ってられねえか」


鏡花「数が増えた所で結局は同じ事……所詮どいつもこいつも烏合の衆……幻夢四天王、やっておしまい!」



シノ「…………………………………………………」


メロン「シノ……!目を覚まして……!私の声が聞こえない…!?」
ミント「頼む……!また一緒に話がしたいよ……!帰って来てくれ……!」
暗闇斎「シノ……覚えているか……?拙者と話をした事……シノは…拙者のように強くなりたいと言った……!
  多くの人を守る為……いつ終わるとも知れぬ戦いを終わらせる為強くなりたい……そう強く願っていたではござらんか……!
  その願い………ここで終わりにするつもりでござるか……!?シノ……お前の願いとは……その程度でござるか……!?」


シノ(聞こえる………皆の声が……………そう………私は………強くなりたかった……………
  多くの人を守る為………戦いを終わらせる為に………私は強くなって戦うって決めた……………)


 ミント「シノはさ……凄いよな………いつもいつも戦いに身を投じて……そんな事が出来るなんてさ」
 シノ「え……?そうですか………?」
 メロン「ミントも、シノを見習って世界を救ってやるぐらいの事を1つや2つしてみたらどう?」
 ミント「簡単にいうなよ…!あたし戦いなんてした事がないし、怪我するのも嫌だし!」
 シノ「戦う事を強要したら駄目ですよ……」
 メロン「じゃあシノはどうして戦うの……?誰かに強要されて戦わなきゃいけなくなったんじゃないの?」
 シノ「私が戦う理由は、多くの人を守る為……戦いを終わらせる為です………誰かに強要されたのではありません
   これは私自身が望んで選んだ道……だから私は自分の選んだ道を後悔した事がないですし、今後もないでしょう」
 メロン「そんな事をして何になるの…?貴女がそれをした事で、誰かが感謝するの…?」
 ミント「おい、メロン……!」
 シノ「感謝されたいって気持ちはないですよ 皆が平和に明るく元気に過ごす事が出来ていれば、私にはそれで充分すぎるから………」
 メロン「……本当、シノって優しいのね………私にはその考え方、無理だわ」
 シノ「考えって人それぞれだと思うんです 皆それぞれが特別で、色々な考えを持っている……それだけの話じゃないでしょうか
   私は、メロンさんとミントさん、2人とこれからもずっと話がしたい……ここが私の帰る場所なんだって思えるから…………」
 ミント「何だよそれ……」
 メロン「シノらしい考え方ね………じゃあこれから先も、シノに守られ続けていようかしら」
 シノ「私達、永遠に友達でいられそうですね」


193 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/01(Sun) 02:55

シノ(………どうしてこんな話、思い出すんだろう………それはきっと、私にとって大切な思い出だから………?
  私にとって大切な存在…………それは父上やメロンさん、ミントさん…………それに………………)


 サスケ「その修行って奴…必ず成功させろよ……失敗したら許さねェからな」

 タック「シノ姐はんは見ていて危なっかしいっていつも思うんや…自分の命すら捨てかねないっちゅう………
   けど、生き方っちゅうんは、そない簡単には変えられへんよな シノ姐はんは、今のままが1番ですわ」

 ツキカゲ「シノさんはいつも凄いですよ……どんな敵に対しても臆せずに立ち向かえる……僕には全然出来ない事です
   それにシノさんは忍術だって使いこなせるし……良いよなあ……僕もシノさんみたいになれたら…………」

 ジュキッド「シノ殿……俺は1度戦いから遠ざかった……だが今こうして戦いに舞い戻ったのはシノ殿の説得のお陰だ
   殺戮ばかりで、守る為の戦いというものをすっかり忘れていた……それを思い出させてくれたのがシノ殿だ
   礼を言う………俺は最後まで力になろう……それがシノ殿への恩返しだと思っているからだ」

 ワイユー「成長するという事は良い事でござる……しかし時に間違った方向へ成長するという事もある………
   シノ殿が道を違える事は無いと思うが……目指す先に何が待ち受けているのか……乗り越える壁は1つや2つじゃない……
   色々な困難が行く手を遮っていて、それを乗り越えなければならないのが人生でござる」


 十蔵「シノちゃん……君の戦いに対する思いは本物だ……俺はそう思っている……だから俺は君に花影流の技を託そうと思った………
   必ず奥義の会得を成功させて欲しい……その力で、未来を正しい道へと導いてくれ……今の俺には不可能だが、君にならそれが可能だ
   俺はそう信じている…………!」


シノ(私は……皆の思いを背負って生きている………だから……こんな所で終わったら駄目なんだ……………!
  体中が痛い……でも………痛みに負けたら駄目………!私……立ち上がりたい……!立ち上がって……前に……!)



シノ「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」


ミント「シノ…!!」

メロン「………!!」

暗闇斎「シノ………!意識が戻ったか……!?」

シノ「はあ……!はあ……!はあ……!み……皆……………!」

ミント「ゆ……夢じゃ……ないよな…………!?」
メロン「ええ……これは現実……シノは目覚めたわ……」
暗闇斎「シノ……!よく目を覚ましてくれた……!お帰り……心配したでござるよ……!」
シノ「もう……心配性ですね………ごめんなさい……皆さんに心配をかけさせてしまって………」
ミント「本当だよ!もし本当に死んじゃったら、あたし、今頃どうなってたか……!」
メロン「聞きなさい、ミントってば大声でわんわん泣いてたのよ」
ミント「そ…それは言うなって!」
シノ「ふふふふ……ありがとうございます」


194 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/01(Sun) 02:56

十蔵「………体の痛みは、もう平気かい…?」

シノ「十蔵さん……はい、もう平気です……」

十蔵「俺も正直、もう駄目かと思った……でも、君にはこれだけの仲間がいる……
  仲間達の熱い思いが、君を復活させたんだ……実に羨ましいよ………」

シノ「はい……皆さんの声が聞こえたから……私、こうして目を覚ます事が出来たんです……皆さんのお陰です…………」

暗闇斎「……本当ならすぐにでも休ませてやりたい所だが、今闇の忍び部隊がピンチな状態なのだ すぐに向かってくれないか…?」

シノ「それは大丈夫です……でも、1つ聞かなきゃいけない事が……」

十蔵「奥義の事だろう?それなら大丈夫だ 奥義はもう会得している」

シノ「え……?」

十蔵「花影流奥義、虹龍・百花繚乱……それは花影流の技を一度に解き放つ究極技なんだ
  その為には並外れた身体能力が必要で、あの秘薬無しで奥義を使う事は決して不可能だ
  けれど、君は秘薬を受け入れる事が出来た 今の君は身体能力がかなり向上した状態になっている
  しかし奥義の多用は危険だ あれは使いすぎると自分の命を縮める危険性がある………
  その所為で、今の俺は余命幾許も無い状態だ………」
シノ「十蔵さん……」
十蔵「戦いから遠ざかり、見守る立場にしかなれないが、死ぬ前に君に奥義を託す事が出来て良かった……
  最早思い残す事は無い……さあ行って来てくれ 仲間達の元へ……!」
シノ「………ありがとうございました!……では、行って参ります!」


 ビュン!!


ミント「……………早っ……!」
メロン「素早いと思っていたけれど……あそこまで素早かったかしら………」
十蔵「今の彼女は花影流の秘薬の効果によってかなり身体能力が高められた状態にある……
  今後は余程の事でもない限り、今の彼女はまさに無敵だ」
暗闇斎「シノ……よく頑張ったな………!」



 ドォォォォオオオオオン!!!


四天王「ふっふっふっふっふっふ………!」


サスケ「くっ……!全然通用しねェ……!」

ワイユー「とうっ!!」

 キュピーン!!

 ドォォォオオオオン!!!


四天王「ふん……無駄だ」


ダークソードナイト「所詮ぬか喜びだったか……颯爽と現れた割に、全く決定打を与えられていないではないか……!」

ジュキッド「最早……これまでか……!」
バッツ「万事休すでゲス〜!!」
メア「くっ………!己………!」


鏡花「幻夢四天王!いつまで遊んでいるおつもりですか!?もうそろそろ止めを刺してしまいなさい!」

四天王「……だそうだ…そろそろ終わりにしてやろう…………まずは暗闇斎……貴様からだ」

ワイユー「己……!かくなる上は……超忍術を使うしか……!」


???「そこまでです!!」


四天王「……!?」

鏡花「だ……誰ですか!?」

ダークソードナイト「まさか……その声は…………!」

サスケ「ったく……土壇場でようやく現れやがって……!」

ジュキッド「遂に終わったのだな……花影流の修行が……!」


シノ「悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業!!闇の忍び部隊隊長シノ……見参!!」

四天王「くっ……!?」

サスケ「久し振りだな……その名乗りを耳にするのも」

鏡花「闇の忍び部隊隊長シノ……!?幻夢四天王!!先に始末するのはそいつにしなさい!!」

四天王「了解……!」


 ビュン!!


北極天「所詮は娘1人……!」
東極天「合体など必要ない!この状態でも充分斃せる相手だ!」
南極天「ふふふふふふ……たっぷりと可愛がってやろう!」
西極天「覚悟!!」

シノ「………………………」


 ビュン!!

東極天「何っ……!?」

 ドン!!

南極天「ぐああああああ!!」

東極天「ぐおおおっ!!」

西極天「ぐあああああああああ!!」

北極天「ぐうううっ!!」


シノ「………………………………」


ジュキッド「速い……!一体何が起こったのだ……!?」

ダークソードナイト(馬鹿な……!あの娘、前までと比べて格段に強くなっている……!一体どんな修行をしたと言うのだ……!?)


195 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/01(Sun) 02:57

シノ「……先に忠告しておきます 貴方方に私は斃せません 怪我をしたくなければ逃げるなら今の内です」

北極天「己……!小娘が!!我ら四天王を愚弄するな!!調子に乗るのも今の内だ!!」

四天王「四天殺法!!幻夢合体!!」


 ビュン!!


四天王「これで終わりにしてやる!!くたばれーーーーーーーーーーーっ!!!」

 ドウッ!!

シノ「……………!はああああっ!!」

 ビュン!!

四天王「何っ……!?」

シノ「はあっ!!」

 ドン!!

四天王「ぐああああああああああ!!」

バッツ「凄いでゲス!!あの四天王にダメージを与えているでゲス!!頑張れ〜!!」
メア「馬鹿者!!応援するな!!敵だぞ!!」


四天王「己……!!」
シノ「……どうですか?これで諦めがついたと思いますけれど」
四天王「調子に乗るな!!死ねぇぇぇえええええええーーーーーーーーー!!!」

シノ「はああああっ!!」

 ビュン!!

四天王「なっ……!!!」

シノ「花影流!!究極奥義!!
  虹龍・百花繚乱!!!!」


 ビュン!!!


 十蔵「虹龍・百花繚乱はいくつかの花影流の七種の技を組み合わせた究極技」

シノ「蒼雷桔梗!!」

 十蔵「七種の花影流の技を刹那の瞬間に繰り出す」

シノ「陽炎向日葵!!」

 十蔵「その一瞬の時間の中で繰り出される技は目にも映らぬ速さで、まるで一撃と見間違える程だ」

シノ「水流紫陽花!!」

 十蔵「技を繰り出した瞬間、剣筋が虹のように輝いて見える事から虹龍と名が付いた」

シノ「烈風鈴蘭!!」

 十蔵「百花繚乱の意味は、多種多様の花がそれぞれ美しく咲き乱れている様子を言う」

シノ「白蓮白百合!!」

 十蔵「四季折々の花の名を冠する技達を惜しげもなく繰り出す様子は、まさにその名を持つに相応しい」

シノ「桜吹雪!!」

 十蔵「力と技、そして速さ、これが無ければ到底実現不可な大技だ
   敵に大きな打撃を与える事が出来る一方で、自らもその衝撃の反動を受ける……
   まさに大死一番の大技……これが花影流奥義、虹龍・百花繚乱の正体だ」

シノ「紅蓮紅葉!!」



 ドォォォォオオオオオオオオオオオン!!!!


四天王「ぐわああああああああああああああああああああ!!!」


ワイユー「幻夢四天王が……斃れた………!!」

サスケ「マジかよ……!あれが花影流の奥義って奴か……!」

ジュキッド「速過ぎて、何が起こったのか全く分からなかった……!」


鏡花「馬鹿な……!幻夢四天王が……!」

シノ「………降参してください」

鏡花「くっ……!このままおめおめと逃げ帰った所でクチナワ様に合わせる顔が無い……!
  こうなれば……ここで潔く自害するまで……!」

シノ「……!」

 ビュン!!

 ドン!!

鏡花「ああっ…!………………………………」


シノ「死を選ぶなんて愚かな考えです………」


カグヤ「え……?何か知らないけど勝ったの?やったー!!」
ジュキッド「シノ殿……前までと比べて確実に強くなったな……」
サスケ「一応リーダーなんだ これぐらい強くなってもらわねえとな」



メア「元締…!いかが致しますか…?」
マッシャー「今回は一先ず引き上げだ 体制を立て直すのが賢明だ」
メア「はっ……行くぞ、バッツ」
バッツ「へ…へい!」

ダークソードナイト(くっ……悔しいが、あの娘と殺り合った所で勝てる気がしない……ここは一時撤退だ……!
  だが、いずれ必ず私の剣で、奴の首を………覚えておけ……!)



196 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/01(Sun) 02:58



サスケ「……さて、これで全員揃ったか」
ジュキッド「待て、後1人忘れているぞ」

タック「おーーーーーーい!!」

ジュキッド「ほら…噂をすれば…だ」


タック「はあ……やっと見つけた……」

サスケ「てめェ、今までどこほっつき歩いてた…?」
タック「ずっと迷子になってたんや……初代の旦那と離れ離れになって……
  おおっ!シノ姐はん!無事に修行も終わったんでんな!?」
シノ「はい……皆さんには心配をおかけしました」
タック「これで全員合流出来た事やし、そろそろ帰って…」
カグヤ「何言ってんの!?腕輪探しまだ終わってないでしょ!?」
タック「ああそうやった……そっちの事すっかり忘れてもうてたわ……
  それじゃあ腕輪を見つけに行きまっか!」
ワイユー「再出発でござるな!わっはっはっはっはっは!!」
シノ「父上から粗方事情は聞きました……今すぐにでも妖精の腕輪を………」

 バタッ!!

タック「えっ…?シノ姐はん……?シノ姐はん!?大変や!シノ姐はんが……!」
ジュキッド「シノ殿…!大丈夫か!?しっかりしろ!」
カグヤ「何……?何があったの……?どうしたの……?」
サスケ「………………………!」



  第漆拾話 威風堂々!降り立った花影の戦士 終



暗闇斎「次回予告でござる シノが合流し、一安心した束の間、奥義を使った反動でシノは深い眠りに落ちてしまう
  妖精の腕輪まで後もう少し……闇の忍び部隊は無事に妖精の腕輪を手に入れる事が出来るか?次回、遂に決着!
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第漆拾壱話ご期待ください」

197 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/07/03(Tue) 00:17
カービィってしゃべるとき語尾にペポをつけるの?

198 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/07/03(Tue) 00:50
すごいこのスレ…キャラハンの努力工夫が特に。
これからも無理ない程度に頑張ってくださいね!

199 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/04(Wed) 00:17

>>197

メロン「そうね 付けるわね
  あくまでこちらの世界のカービィはの話だけど
  違う時空の世界のカービィは、語尾が違っていたり、人語を話さなかったり、あるいは普通に喋るものもいるらしいけれどね
  所でだけど、デデププが連載されていた当時、カービィの真似をして語尾に「ペポ」を付けて喋っていた事のある人、
  正直に手を挙げなさい」
ミント「そういう古傷をえぐるような事を言うのやめたげて!闇に葬りたい記憶は誰にだってあるって!」
メロン「そういう感じの語尾って、どのくらいの年齢までが許されるのかしらね」
ミント「流石に20過ぎて語尾に「ニャン」とか「ピョン」とか使っている人を見たらちょっと引くな」
メロン「そんな事言わないであげて欲しいピョン」
ミント「からかうな」

>>198

ミント「そりゃあ伊達に十年以上続けちゃいないさ!スレの進みが遅くったって年季じゃどこのスレにも負けないぜ!」
メロン「得意気に言う事でもないような気がするけれど
  何を見て凄いと感じ取ってくれたのかは分からないけれど、もし時間があるならこのスレの宣伝部長になって頂戴
  宣伝部長と言っても難しい事を頼むわけじゃないわ 10ちゃっとの掲示板の中に、スレを宣伝するスレがあるの
  そこに行って来てうちのスレを宣伝するの どう?簡単な仕事だと思うんだけど 報酬は弾むわ ミントが」
ミント「おい!!勝手に何言ってんだ!!報酬は自分で出せよ!」
メロン「あと、応援ありがとう そうね、無理のない範囲で頑張ってるわ
  最近はFGOのイベントに集中したいから中々来られないかもだけど、空け過ぎないように気を付けるわ」
ミント「そういう余計な事言わなくて良いから!仕事で忙しいならまだ分かるけどゲームで忙しいは言い訳にしかならないからな!」
メロン「ほんの冗談よ 来たら返事は返すわ ミントが1人で答えてくれれば良いけど1人はいやだって駄々をこねるから…」
ミント「駄々なんてこねてないから!」
メロン「そういうわけなので、今後ともよろしくお願いします」
ミント「何綺麗に終わらせようとしてんだよ!言っとくけど全然まとまってないからな!」


200 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/04(Wed) 00:17

ミント「…というわけで、ついでに華麗に200ゲットだな!やったぜ!」
メロン「キリ番ゲット自慢って何かダサくない?そういうのが許されるのって小学生までよね」
ミント「うるさい!小さい事かもしれないけど、嬉しい事だってあるだろ!?
  たまたま見たCMが他のチャンネルと被っているのを発見した時とか、たまたま見た時計が例えば2時22分とかぞろ目だった時とか!
  そういう小さな事で幸せに感じちゃ駄目なのかよ!?」
メロン「逆に4時44分だったらちょっとショックだけどね…でも何故か知らないけどずっと見てしまうの」
ミント「それ、すっごく分かる 何でだろうな
  まあそんな事は良いとして、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜最新話、もう見てくれた?
  いやあカッコ良かったなあ!流石シノだぜ!前と比べて格段に強くなっているし、これもうシノ1人で充分じゃね!?
  まさに威風堂々!前回までは幻夢四天王が強すぎて絶望的だったけど、いとも簡単に斃しちゃうんだもんな!すげえよシノは!」
メロン「だけど良い事だらけというわけでもないみたい 花影流の奥義、虹龍・百花繚乱は、敵に大ダメージを与える一方、
  反動で自分自身も深い眠りに落ちてしまうようだから、使い所を間違えれば一気にピンチになってしまうわね」
ミント「だな……やっぱり強い技にはリスクがあるか……
  次回には妖精の腕輪編もようやく終わるみたいだし、何だかもう一波乱起きそうな予感もするなあ」
メロン「幻影五人衆と幻夢四天王は撃退出来たけれど、まだ1人内通者が残っているしね…油断は出来ないわね」
ミント「そんなわけで、次回の話も楽しみにしていてくれよな!それじゃあまた次回!またな!」

201 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/07/04(Wed) 03:29
このスレのキャラハンで、任天堂の株主総会で、「星のカービィ」のアニメのネット配信を
行って欲しいというような希望を言いそうなやつだーれだ?

202 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/07/04(Wed) 14:43
メロン食いたいな…

203 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/07/04(Wed) 21:57
僕はミント食べたい!!!!

204 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/07/05(Thu) 21:29
アドレーヌって、未来で仮に失敗して落ちぶれたとしても
カービィやリボンちゃんが助けてくれそう
良いことしてる人には大なり小なり良いことあるもんだ
漫画家になりたいらしいね、本格的にやるなら漫画家は楽じゃないぞ
一部の別格だけはそれでも楽しめるそうだが
ひかわ先生も、楽できるなら株でも何でもすがりたかったのかもしれんなぁ

週間チャンピオンの相撲漫画、鮫島 最後の十五日の作者 佐藤タカヒロ先生が41歳で亡くなったよ

205 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/07/07(Sat) 00:34
アドレーヌ、ドリームフレンズに追加おめでとう!

206 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/07/07(Sat) 15:15
ttps://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9816099
5日前の夜遅くに投稿のプリキュアオールスターズNS番外編 伝説の戦士と星の戦士の23冊目
前スレの928で「早く続き書いてくれーーーー!!」 と叫んでたミントにとっちゃ喜びか
ここにはデデププ11巻の5話のカービィの腹の中はどうなっている!?に似たシーンが

それとここのタグにある通り、2016年の3月以来二年半ぶりにプリキュアオールスターズが復活!(プリキュア15周年を記念してのこと)
歴代55人のプリキュアが総出演&エンディングで全員揃って踊る
公開日は昨年にマリオオデッセイ、7年前にカービィWiiが発売された10月27日

カービィとプリキュアって何故か前者はボス撃破後など、後者はエンディングで踊るという共通点が…

207 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/07/10(Tue) 19:56
ミントとメロンどちらも食べたいなぁ…グヒヒヒフブブ…!!

208 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/11(Wed) 01:55

>>201

メロン「任天堂といえば、丁度今日で4代目社長の岩田聡氏が亡くなってもう3年目になるわね…」
ミント「3年経ったのか……あっという間だな もういないんだって実感出来ないけれど、追悼動画とかたまに観ると自然と涙が出るんだよな
  受け入れたくないけど、これが現実なんだなってな……」
メロン「その偉人の遺志を継いで今の任天堂がある…今後も任天堂の活躍に目を離す事の無いように…
  話が逸れてしまったけれど、本題は株主総会ね……そもそも参加出来そうな人がいそうな気がしないけれど、
  そうね、もし参加するとしてそんな事を言いそうな人といえばミントぐらいのもんよね」
ミント「何であたし!?いや、まあ確かにアニメのネット配信はして欲しいけどさ……わざわざ株主総会に出てまでお願いまでしないって」
メロン「じゃあ何をお願いするの?」
ミント「何でお願いする事前提なんだよ!」
メロン「ミントならそういう場でもお構いなく要望を言いそうなイメージだから、何となく」
ミント「人を空気の読めない女みたいに言うのやめろよ」
メロン「実際そうじゃん」
ミント「違うって」

>>202

メロン「あっそう じゃあそこに大量にあるから好きなだけ持ってって
  助かったわ 貰いすぎて、1人じゃ食べきれなかったから」
ミント「どんだけ貰って来たんだ!?」
メロン「いらないって言うけど、どんどん送って来るの毎年
  いつもは絵を実体化させて、そいつらに食わせているんだけれど」
ミント「実体化させた絵ってそんな風にも使えるのか!?知らなかった!」
メロン「割と有名だと思ったけど」
ミント「有名じゃない 初耳だわ」
メロン「今年は貰ってくれる人がいて良かった どんどん持って行って どうせなら全部と言いたい所だけれど」
ミント「食いたいって言っただけでそんなに欲しいとは一言も言ってないと思うけどなあ」

>>203

ミント「おおっ!これはチャンス!繁殖させすぎたミントを腹一杯食わせてやれるチャンスきたこれ!!」
メロン「繁殖させ過ぎたって……もしかしてそのまま植えた感じ?」
ミント「あたしと同じ名前の植物だから育てようと思ったんだよ……そしたら気づいたら一面全部ミントになっちゃってさあ……
  いくら栽培しても全然減らなくて困っているんだよねえ……ねえ、どうしたら良い…?」
メロン「お馬鹿さん ミントは地植えしてはいけないって知らなかったのね
  植えてしまったら最後、地中茎を取り除きでもしない限り、どんどん繁殖するわ
  その繁殖力は雑草を超越する程 他の植物すら駆逐してしまい、いくら引き抜いても地中茎が残っていればいくらでも再生する
  時に嫌がらせ目的にも利用される事もあり、ミントテロ呼ばれているわ
  驚異的な再生力と繁殖力…まさに精力絶倫 そういう嫌らしい所がミントそっくりね」
ミント「おい!!それだと意味が変わるぞ!!お前の方が嫌らしいっつーの!
  そういうわけだからどんどん持って行ってくれ!受け取り拒否は聞かないからな!」
メロン「最低ね」
ミント「お前だってさっき同じ事したじゃねーか!!」


209 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/11(Wed) 01:55

>>204

ミント「これ、アドレーヌ宛てかな……つっても、アドレーヌ、ここ最近全く来なくなっちまったな」
メロン「いつ来るかもわからないしね……しょうがない、ここは私達が代役を担当するか…」
ミント「はあ!?代役!?」
メロン「本人が何らかの事情で来られなかった時、他のキャラハンが任意で代役しても良いというルールがある」
ミント「そんなルールねーよ!」
メロン「私がアドレーヌの代役をやるから、ミントはカービィの代役を頼む」
ミント「え……」
メロン「そうね、未来が良い方向に転ぶか悪い方向に転ぶかなんて考えても無駄な事だけど、
  もし仮に失敗して落ちぶれた未来だったとしても、決して諦めたりしない、1人じゃないもの
  私にはリボンやカー君がいる そうでしょ?」
ミント「う……!ぺ…ペポーイ!そうペポ!アドレーヌにはぼく達がいるペポ!だからアドレーヌは1人じゃないペポ!
  もしもアドレーヌが落ち込んでいたらぼくが支えてあげるペポ!」
メロン「頼もしいねカー君…決めたわ 私、世界最強の漫画家になる」
ミント「え…?ポペ…?」
メロン「世界最強の漫画家として、1億5000万部の売り上げを獲得し、世界中の男共をはべらすわ
  私は漫画界の女王として君臨し、全ての男共を跪かせる 私に逆らう男なんてこの世にいないわ」
ミント「さ…流石アドレーヌペポ!そこに痺れる!憧れるペポ!」
メロン「今日からカー君は私の記念すべき下僕第1号よ!ついてきなさい下僕第1号!」
ミント「はいペポー!いつまでもお供しますペポー!」
メロン「完璧」
ミント「謝れ」

>>205

ミント「大体の人が予想した通りになったんじゃないかな?アドレーヌのドリームフレンズ参戦は、結構予想が多かったな」
メロン「良かったわね おめでとう 後で大量のメロンを送るわ」
ミント「メロンテロやめろ」
メロン「お馬鹿さん メロンはテロにならないわ お中元にもぴったりだもの」
ミント「お中元はまだ先だぞ」
メロン「その勢いでスマブラ参戦もあるのかしらね」
ミント「いくらなんでもそれはないんじゃないか?参戦希望の声は多かれど、それが実現するかどうかは別だからな」
メロン「それなら脅迫状と大量のメロンを送り付けてやるまでよ」
ミント「明らかに嫌がらせ目的だろ っていうか脅迫状って言ったか?今脅迫状って言ったよな?」

>>206

メロン「全く…ミントが迷惑かけたわね」
ミント「親目線やめろよ!っていうか、これだけ待たせる方が悪いんだろ!?
  長編作るんだったら早く終わらせようって気概を持たなきゃ駄目だろ!?」
メロン「今、とんでもなく巨大なブーメランを投げているわね」
ミント「うん…お前が言うなとか言われそうだからこれ以上は言わないでおくよ…」
メロン「プリキュアも歴代55人……後何年か続けば、100人超えも実現しそうね」
ミント「こんだけ大勢のプリキュアにフルボッコにされる大ボスとか見たいような見たくないような…って感じだな」
メロン「最早ヒーロー物のお約束と化しているわね」
ミント「思うんだけど、プリキュアの世界観ってどうなってんだろうな 現実世界と同じ時間軸だったら初代プリキュアなんてもう大人になってるだろうし、
  同じ世界軸で活動しているんだったら日本どんだけ狙われてんだって話だよな」
メロン「それ、戦隊物にも同じ事言えない?」
ミント「細かい事は気にしたら駄目だって事だな」

>>207

メロン「なんかキモいから、必殺108メロンマシンガンをお見舞いする…食らえ!!」
ミント「よし!じゃああたしは奴の周りにミントを植え付けてやる!ミントテロだ!一生ミントに埋もれちまいな!」



ミント「よし!じゃあ今日はここまで!次回もよろしく!またな!」

210 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2018/07/12(Thu) 15:13
アドレーヌ「こんにちは、私達ずっと来れなかったなぁ…。
ところで、私とリボンのスターアライズ参戦が決まったの!」
カービィ「18年ぶりの参戦だね、会いたかったペポ♪」
リボン「飛行係として私もいるよー」
カービィ「リボンちゃん、待ってたペポ♪」
アドレーヌ「デデの旦那とバンダナ君もいるから、カー君・私・バンダナ君・デデの旦那で
実質64メンバーが揃うよ」
カービィ「アドレーヌがフィールド駆け回るのは初めてだね。
僕の師匠であり、お姉ちゃんでもあるアドレーヌの力を味わうペポ」

>>197
カービィ「ペポこそ僕の証ペポ」
アドレーヌ「だけどいつかは無くさなきゃいけないのかもね…。
男の子の僕離れならぬカー君のペポ離れか」
大王「カービィからペポが無くなったら寂しいじゃねえか」
カービィ「デデデ大王!?」
大王「お前ら(名無しさん)、ペポのカービィが好きでここにいるんだろ?
そりゃあいつかはペポペポ言わなくなってくるのかもしれん…。
だけど、ペポのカービィだって味があって良いデ。
今のカービィだからこそ味わえる良さを大事にしようじゃないか」
アドレーヌ「旦那ー(泣)」
カービィ「たまには良いこと言うねー(泣)」
大王「別に涙を流して感動せんでも(汗)
あれ?この流れ…昔にもあったような(デデププ16巻参照)」

>>198
アドレーヌ「私達の努力もそうだけど、現実的な話から妖精族ならではの話やら、
ポップスターでは人間の寿命上限と平均寿命が少々下がる(?)だとか、
いろんな話が混じってるのよ」
リボン「リップルスターでは人口が少なくて、その上人口10億人リミッターがあるとか、
地球で走ってる車メーカーの一部がリップルスターにも来てるとか
(日産・スバル・三菱・スズキ・ダイハツ・BMW・mini・アウディ・ポルシェ)、
あと、宇宙船と宇宙旅行メーカーのハルトマンワークスカンパニーもあるんだよー」
アドレーヌ「妖精族は飛べるから災害や動物にやられにくいのよね。
勿論、樹海で遭難するなんてことも有り得ないだろうし」
リボン「建設業でも、軽いものなら重機も紐も無しで高いとこまで運べるよ」
アドレーヌ「適応力が高過ぎて、種族としてかなり優れてるからこそあまり増えなくていいのかも」
リボン「そだねー、リップルスターには大体7億5000万人もいれば十分賑やかに暮らしていける、
って言われてるの」

>>201
アドレーヌ「私はそれに入ってないと言っとく。だって、私の出番無いでしょ」
リボン「私も出番無いから支援しない」
大王「アニメカービィは、俺様の性格がまるでゴミのようだから俺様もやめるデ」
カービィ「ポヨのカービィが好きな人ならいいんだろうけど、
僕はペポのカービィだから…。
でもアニメを淘汰するってのも勿体ない気がするんで、仕方なく支援するペポ」

結果 アドレーヌ × リボン × 大王 × カービィ △

アドレーヌ「今回はここまで、久々のゲーム参戦なのに私自身が居ないのは勿体ないので
何とか来てみたの。
やっぱり主役がいないと締まらないでしょう!」

211 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/13(Fri) 01:57

暗闇斎(ナレーション)「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」



暗闇斎(ナレーション)「前回までのあらすじ 合体した幻夢四天王に奮闘する闇の忍び部隊と冥府の騎士団だったが、
  全く通用せず次第に追い詰められてしまう 絶体絶命のピンチに思えたが、最後の修行から見事復活したシノが駆けつける
  秘薬の力により、身体能力が覚醒しているシノは、四天王の攻撃をものともせず軽々とあしらう
  その態度に逆上した四天王だったが、花影流奥義、虹龍・百花繚乱で返り討ちに、見事四天王を撃破した
  久し振りの再会に安堵するも束の間、突然倒れ、深い眠りに落ちてしまった……」


タック「シノ姐はん!シノ姐はん!まさか…死んでまったんやないやろな!?」
ジュキッド「落ち着け 恐らく、眠ってしまっているだけだ」
ワイユー「四天王を斃した技……虹龍・百花繚乱と言ったか……恐らくその技を使った為でござろう」
サスケ「何…?」
ワイユー「相手を一撃で葬り去ってしまう程の強力な技というのは、使用者にも莫大な負担がかかる場合が多い
  幻夢四天王は拙者でさえも苦戦した相手…そんな相手をいとも容易く斃してしまう程の一撃だ その負担は計り知れぬものでござろう」
タック「…って事は、このままずっと目を覚まさないっちゅう事も………」
ワイユー「その可能性も有り得る……」
タック「何やって…!?シノ姉はん!!目を覚ますんや!!シノ姉はん!!」
ジュキッド「だから落ち着け お前が叩き起こしたってどうにもならん」
カグヤ「……私なら出来るかも…」
ジュキッド「何……?」
カグヤ「その子……私の力なら………何とか目を覚まさせられるかも……」



 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第漆拾壱話 悲願達成!遂に入手、妖精の腕輪


 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)
  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編(>>66-69)
  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏(>>73-76)
  第伍拾玖話 魑魅魍魎!悪霊達の宴(>>87-90)
  第陸拾話 悪霊退散!正義の炎燃え上がる時(>>97-102)
  第陸拾壱話 戦々慄々!幻影五人衆現る(>>109-114)
  第陸拾弐話 七転八倒!見えない思惑、隠された罠(>>131-134)
  第陸拾参話 怨霊跋扈!追い詰められた忍び(>>137-139)
  第陸拾肆話 電光石火!花火師決死の一発(>>151-154)
  第陸拾伍話 大死一番!花影流最後の試練(>>159-161)
  第陸拾陸話 呉越同舟!妖精を追え(>>164-166)
  第陸拾漆話 雷轟電撃!雷殺剣・召雷闇龍獄炎葬破斬(>>176-178)
  第陸拾捌話 阿鼻叫喚!復活の幻夢四天王(>>181-183)
  第陸拾玖話 星火燎原!希望の光、未だ消えず(>>188-189)
  第漆拾話 威風堂々!降り立った花影の戦士(>>191-196)


212 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/13(Fri) 01:59

カグヤ「………………………!」

 シュインシュインシュインシュイン……

ジュキッド「驚いたな……カグヤ嬢にそんな力があるとは………」
カグヤ「私は妖精の第二女王として、癒しの力を授かったの
  相手に気を送って身体から疲れの元を消したり傷を治したりも出来るの」
タック「そんな事が出来るんでっか…?」
カグヤ「かなり深い傷や大きな疲れだったら全てを治すのは難しいけれど、でもこの程度の疲れならすぐ回復すると思うの」

シノ「……………ん……ううん……………あれ……皆さん……ここは……?」
タック「シノ姐はん!目を覚ましよった!」
カグヤ「待って!まだ完全に回復してない……もう少しで終わるから、まだ安静にしてなきゃ駄目!」
ジュキッド「……では、今日はここで休むとするか」
サスケ「野宿か……仕方ねえな」





シノ「……皆さん、もう眠ってしまいましたね……本当にすみません……一刻も早く腕輪を手に入れなきゃいけないのに………」
サスケ「気にするな 腕輪も大事だが、体力を万全な状態にする事も大事な事だ またどんな刺客が現れるか分からねえしな」
シノ「すみません……」
サスケ「謝るのは無しだ それより話がある……少し場所を移すが、良いか」
シノ「はい……」



サスケ「……ここで大丈夫だ」
シノ「話って……何ですか?わざわざ場所を変えてまで……」
サスケ「お前…俺達に何か隠している事は無いか……?」
シノ「隠している事……?そんな……ありません……私が皆さんに隠し事なんて………」
サスケ「いや、ある筈だ……お前、いつだったか、敵から何か伝えられた事は無かったか…?」
シノ「え……?」
サスケ「例えば、俺達の中に内通者がいる……とかな………」
シノ「………!」
サスケ「……やはり当たりか………俺も薄々変だとは思っていた………」
シノ「でも……!私達の中に内通者がいるなんて事……!もしかしたら私を動揺させる為のハッタリかも……」
サスケ「俺は1人、怪しいと思う奴がいる……」
シノ「え……!?」
サスケ「内通者とは、ずばりタックの事だ」
シノ「そんな……!タックさんが内通者だなんて……!」
サスケ「俺が冗談で言うと思うか……?実際ここに来るまでの間、怪しい言動がいくつかあった
  例えば、俺達に別行動を取らせるように提案したりな………」
シノ「そんな……それは考えすぎじゃ……」
サスケ「怪しい言動はこれまでにもあった……化け猫のアイドルの事、覚えているか……?
  奴はチケットを持っていただろう あれは俺達を化け猫のいる場所に誘い出し、洗脳させる為の罠だったんだ
  現に坊主は洗脳され、お前の命を狙おうとした 当の奴は洗脳されたフリをしてお前を殺す手引きをしていた」
シノ「そんな……!タックさんが洗脳されていないなんて……どうしてそんな事が……!?」
サスケ「洗脳が解けた時、坊主は今まで何をしていたか分からない状態だった だが奴は洗脳されていたという事に対して無反応だった」
シノ「………………………!」
サスケ「もう1つ疑問に思った事がある……親父が俺の花火小屋を見つけた事だ
  花火小屋の場所は俺達以外誰も知らない……いくら親父でもそんな場所を簡単に見つけられる筈がねえ……
  親父との戦いの後で知った事だが、親父は俺と決着を付ける為、幻夢教に加担していた
  もしかしたら奴が親父に俺の居場所を教えたんじゃねえかって……」
シノ「…………………………」

サスケ「……お前は信じたくねえかもしれねえが、俺は奴が黒だと思っている
  本性を隠す為に馬鹿なフリを演じている……よくある話だ」
シノ「サスケさんは……タックさんの事を信用した事は無いんですか……?」
サスケ「無えな一度も 奴は闇の忍び部隊の一員になっても、どっか裏切りそうな感じがあった 俺にはそう見えていた」
シノ「でも、タックさんはこれまでずっと私達の事を助けてくれました……私は信じています……タックさんの事を……!」
サスケ「そうか………まあ、奴が内通者かそうでないかはいずれ分かる事だろう
  下らない用件だったな 今日はもう寝る事にする……明日は早いしな………お前も休んでおけよ」
シノ「……………はい………」



213 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/13(Fri) 02:00



タック「おっはよ〜う!!さーて、太陽さんが顔を出した所で、さあ腕輪探し再開や!!」
カグヤ「早朝に大声出さないで……!ウルサイ…!」
ジュキッド「カグヤ嬢の言う通りだ 少し黙っていろ」
タック「いや〜ん皆揃って意地悪やなあ……シノ姐はんもそう思うやろ?」
シノ「え…?そ…そうですね……」
カグヤ「ちょっとタック!困ってんじゃん!
  ……ねえ、あなた、シノっていうの?はじめまして!私カグヤ!
  リップルスターっていう妖精の住む星があって、そこの第二女王なの!
  でも気軽にカグヤちゃんって呼んで良いよ!その権利を与えたげる!」
シノ「そうなんですか……はい、よろしくお願いします カグヤちゃん」
カグヤ「はあ〜!なんか久し振りに女の人とまともに喋った気がする!ここ最近むさ苦しい男の集まりだったし…」
サスケ「悪かったな、むさ苦しくて」
シノ「今まで大変だったみたいですね」
カグヤ「大変ってもんじゃなかったよ死ぬかと思ったんだから!…でも腕輪まで後もう少し!ここまで来ればきっと大丈夫な筈!」
タック「ホンマかいな」
シノ「カグヤちゃんは、腕輪の場所を探知出来るんですよね?それなら信じましょう」
ワイユー「わっはっはっはっはっはっは!!では早速出発でござる!!」




ツキカゲ「…………闇の忍び部隊………!シノと初代暗闇斎も一緒か……!」

オロチ「待つんだ」
ツキカゲ「……何の用だ…?」
オロチ「腕輪はもう諦めよう とりあえずは彼らに譲っておこう」
ツキカゲ「何……!?奴らに腕輪が渡れば、強くなる手段が……!」
オロチ「腕輪は後で奴らから奪い取れば良い 奪い取る方法はいくらでもある だから一旦身を引くんだ
  様子を見よう いずれ面白い事が起こる筈だ」
ツキカゲ「…………分かった 闇の忍び部隊……奴らとの決着は、いずれ必ず……!」

オロチ(どうやら、前に会った時と比べて憎悪の力が増している様だ……実に良い事だ
  憎悪の力が増せば増す程、それに共鳴するかの様に妖刀・奈落の力も増大する
  やがて妖刀・奈落が心を完全に支配し、肉体を手に入れる日もそう遠くは無い……!)



カグヤ「あーーっ!あったー!見つけた!これが妖精の腕輪!」
シノ「凄い…!この輝き……金属とはまた違いますね」
カグヤ「当たり前でしょ!これは妖精の国の宝…!神秘な魔力で作られているの!」
タック「これはスピリチュアルやなあ…!どれ、ここは荷物係のボクに持たせて…」
サスケ「それは却下だ」
カグヤ「そうそう!そんな汚い手で触られたら腕輪が怒って罰が当たるから駄目!」
ジュキッド「これで妖精の腕輪が手に入った……後は帰るだけだな」
シノ「そうですね」
ワイユー「わっはっはっはっはっは!!これで任務達成でござるな!!
  色々あったが、終わり良ければ全て良しでござる!!わっはっはっはっはっは!!」




オロチ「……良かったのかい姉さん、奴らに腕輪を渡してしまって」
クチナワ「別に構わぬ あれはいずれ妾の物となる事に変わりはない」
オロチ「大した余裕だね もう幻影五人衆も幻夢四天王も斃されてしまったのに」
クチナワ「まだ"奴"が残っておる……妾は既に、"奴"に指示を送っておいた
  後は"奴"が上手く動いてくれれば、腕輪はもうじき妾の物じゃ…!」
オロチ「それは楽しみにしているよ…!姉さんが強くなれば、姉さんが幻夢教の頂点になれる……!
  これ以上に嬉しい事は無いよ……!今度こそ、2人だけの世界を作り出せるんだね…!僕と姉さんの……!」
クチナワ「楽しみにしておれ……うぬにはいの一番に見せたかったのじゃからのう……クククククククククク……!」




  第漆拾壱話 悲願達成!遂に入手、妖精の腕輪 終



暗闇斎「次回予告でござる 腕輪入手から1週間、何事もなく穏やかな日が続いた
  リップルスター女王から、カグヤ姫がポップスターからリップルスターに帰れる準備が出来たと連絡がついた
  いよいよカグヤ姫を送り出す時、短い間だったが、別れの時間……しかしその時、"奴"が動き出した……!
  今まで道化を演じ、本性を見せる事の無かった"奴"の正体が、遂に明かされる……!
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第漆拾弐話ご期待ください」

214 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/07/13(Fri) 18:44
忍び街道まっしぐら!がアニメ化したら嬉しい?

215 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/14(Sat) 00:33

>>214

ミント「書籍化とか漫画化とか飛び越していきなりアニメ化!?
  嬉しいような、あんまし嬉しくないような……ちょっと微妙な心境だな
  これをアニメ化して良いのか…!?みたいな
  もしも…もしもの話だよ?もしアニメ化って話になるんなら、脚本とかキャスティングとか、色々携わりたいっす」
メロン「でもこの話書いてるの、ミントじゃないでしょ」
ミント「そ…そうだけど…!でも関係者の1人として、やっぱりそういうの関わって行きたいじゃん」
メロン「誤字脱字とか結構あるから、そのまま載せられちゃ困るものね……あの場面もうちょっと長くしておけばよかったとか
  あの台詞をやっぱりあの台詞にしておけば良かったとか、色々直したい所が多いって噂で聞いたりもしたし」
ミント「そうなのか……っていうか、もしアニメ化するとして、例えばシノの声とか誰の声が合いそうなんだろう」
メロン「そうね…個人的には戸松遥氏の声が良いんじゃないかと思うわ」
ミント「色々想像してみると面白いよね でも実際にアニメ化されたらされたで恥ずかしいよね!あたし達出るじゃん!
  あああどうすんだよ!日の目を見る事になったりしたら!超絶有名になっちゃうじゃんかよ!」
メロン「可能性低いからそういう心配しなくても大丈夫だって」
ミント「もう少し夢を見させてくれても良いじゃないか……
  というわけで、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜、色々あったけど妖精の腕輪を遂に入手出来てめでたしめでたしだったな!」
メロン「でも、そう簡単に終わるとは思えないわね……まだ内通者が潜んでいる以上、油断ならないわ」
ミント「そうだなあ……シノは内通者はいないって信じているけど、果たしてどうなるかだな………」
メロン「どうなるかは次回で全て分かるだろうからお見逃しなく」
ミント「だな 次回をお楽しみに!というわけで、今日はここまで!また次回、またな!」

216 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/17(Tue) 00:16

暗闇斎(ナレーション)「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」




暗闇斎(ナレーション)「シノ達闇の忍び部隊が腕輪を手に入れ、帰って来てから1週間が過ぎ去った
  戦いの連続だった腕輪争奪戦の時とは打って変わり、何事もなく、平穏な日常が続いていた」


ミント「あれから身体の方に異変はもう無いの?」
シノ「はい 秘薬の副作用は完全に無くなったみたいです 身体中の痛みはもうありませんし、
  秘薬を受け入れる事が出来たという事ですね」
メロン「本当に無理しすぎと言うか……」
ミント「流石シノって感じだよね お陰でますます強くなったんでしょ?どんな敵が来たって楽勝でしょ!」
メロン「本当にお気楽な人」
ミント「何だよその言い方!強くなったんだからもう大丈夫だろ!?」
シノ「そう言いたいですが、幻夢教も一筋縄では行かない相手ですし、前より格段に強くなったとはいえ、油断はいけませんよ
  秘薬の効果を過信して、修行を怠ってしまっては、腕が落ちてしまうと思いますし、修行はこれからも休まず続けないと…」
ミント「ストイックだねえ…」
メロン「ミントも見習えば?少しはマシになるかも」
ミント「あたしは別に強くなろうなんて思わないし、戦いなんてそんな大怪我するか下手すりゃ死ぬかもしれないような事やりたくないし」
メロン「全く…これだから温室育ちのお嬢様は」
ミント「何だと!?」
シノ「喧嘩はそこまでにしてください ミントさんの言う事も分かります
  私は、ミントさんみたいに戦いなんてしたくないって思う人達の為にも、この戦いを終わらせたいんです」
メロン「いつ終わるかも分からないのに?」
シノ「それでもです いつ終わるか分からないからって誰もやらなきゃ苦しむ人が増えるだけですから
  そんな人を1人でも増やさない為に戦うんです その為には強くならないと……」
メロン「お人好しなんだから…」
ミント「それがシノの良い所だよ 本当に正義の味方っていうか、その素質を持っているよね
  ねえ、もし良かったら、シノの活躍を小説にさせてよ!」
シノ「え…ええっ…!?そんな…恥ずかしいです」
メロン「大丈夫でしょ どうせ3日で飽きるから」
ミント「そんな事は無いって!ねえ!もっと色々教えてよ!闇の忍び部隊結成の話とか!」
シノ「忙しいのでまた今度にしてください」
ミント「え〜!良いじゃんか〜!」
メロン「そこまでにしなさい 本当人が困る事しかしないんだから」
ミント「何だよその言い方!」

シノ(何だか、久し振りに帰って来た気分です……こうしてメロンさんやミントさんと話している時間本当に楽しくて…
  ここが私の帰る場所なんだなって……そう思えるんです 出来れば戦いなんて本当に無くなって、この時間だけがずっと続けば良いな
  …なんて思ってしまいます ……本当にそうなってしまえば、どれだけ幸せなのでしょうか……)




 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第漆拾弐話 裏切りは突然に!我が名は夜叉丸



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