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【星のカービィデデデでプププなものがたり】月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜【オリキャラ注意】

1 名前:シノ ◆IiInQphU 投稿日:2018/01/17(Wed) 12:51

こんにちは シノです
本日はスレッドに足を運んでいただき、ありがとうございます
皆様に支えられる形で、このスレッドも今年の4月で12周年を迎える予定です
ここまで続ける事が出来たのは、これまで参加してくださったキャラハンの皆さんや名無しさん達の応援のお陰だと思っています
新しいスレッドでも力ある限り頑張り続ける気持ちです
これからも、よろしくお願いします

……それでは簡単にルールを説明します


まず一つ、名無しさんは私達キャラハンに質問を、キャラハンは名無しさん達に返事を返します
キャラハン同士のクロストークは、駄目とは言いませんが、
あくまで名無しさんへの返事を返す事が優先だという事をご理解のうえで行なってください


次に、参加の条件ですが、星のカービィシリーズのキャラクターであれば誰でも自由で構いません
同名のキャラクターが登場する場合、私達の独断でパラレル設定になる事もありますが、ご了承ください
オリジナルキャラクターの登場も許可します その際は設定等をしっかりと書いていただく事をお願いします
出来るだけ星のカービィシリーズの世界観に沿ったキャラクターにしてくださいね
キャラハンをやった事の無い、初心者の方も歓迎します 是非一緒にスレッドを盛り上げて行きましょう


書き込みは、他人に優しい書き込みを心掛けてください
荒らし、中傷、煽り等は禁止です
かく言う私自身が守れているか分かりませんが、相手を不快にさせない書き込みを心掛けてください
どの世界においても、礼儀やマナーは大事です 必ず守ってください
このスレッドは全年齢対象にしたいので、相応しくない表現は控えてください


……ルールは以上です
皆が楽しく利用出来るように、以上のルールをしっかり守ったうえでご参加をお願いします
一緒に頑張って行きましょう
それでは、また会いましょう 新しいスレッドのスタートです


あと、これまでにどんな事があったのか、過去のスレッドも是非ご覧ください
何か参考になる事もあるかと思います URLは、以下の通りです


〜   こ  れ  ま  で  の  歴  史   〜

初代(2006/04/09(Sun) 13:47 〜 2007/04/08(Sun) 20:56)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=144558035

2代目(2007/04/09(Mon) 09:58 〜 2007/07/22(Sun) 19:12)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=176080296

3代目(2007/07/23(Mon) 10:26 〜 2008/05/19(Mon) 22:49)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=185153984

4代目(2008/05/24(Sat) 08:45 〜 2009/02/06(Fri) 18:02)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=211586325

5代目(2009/02/01(Sun) 11:19 〜 2009/04/25(Sat) 01:20)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=233454750

6代目(2009/05/13(Wed) 16:29 〜 2009/09/12(Sat) 23:35)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=242199773

7代目(2009/09/13(Sun) 00:19 〜 2010/06/19(Sat) 07:45)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=252768756

8代目(2010/06/19(Sat) 07:56 〜 2011/04/07(Thu) 21:02)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=276901813

9代目(2011/04/11(Mon) 04:08 〜 2011/12/27(Tue) 15:51)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=302462486

10代目(2011/12/28(Mon) 09:38 〜 2012/09/23(Sun) 19:47)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=325032688

11代目(2012/09/24(Mon) 00:50 〜 2013/10/10(Thu) 23:18)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=348415447

12代目(2013/10/12(Sat) 04:13 〜 2015/10/12(Mon) 00:03)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=381518798

13代目(2015/10/16(Fri) 00:01 〜 )
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=444921299

2 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/01/17(Wed) 14:27
いやぁ、このスレも残すところ998となりましたね

3 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/01/17(Wed) 17:17
いやぁ、このスレも残すところ4545072となりましたね

4 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/01/17(Wed) 18:51
いやぁ、このスレも残すところとなりましたね

5 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/01/17(Wed) 21:36
ねたしまりなと899ろことす残もレスのこ、ぁやい

6 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/01/18(Thu) 02:00

シノ「こんばんは シノです
  早速書き込みが来ているようですので、返事をお返しします」

>>2

シノ「早くもカウントですか……?カウントはもう少し先でも良いと思いますよ まだ始まったばかりですし」
タック「既に5件書き込まれて、これが投稿されたら6件になるから残りあと994やな」
シノ「数えなくても大丈夫です
  前のスレッドは、2年以上もかかってしまいましたが、今回はどうなるのでしょうか…
  それもきっと私達次第でしょうね 新しい気持ちで頑張りたいと思います」
ワイユー「新しい場所というのは、心が躍るものだな!わっはっはっはっはっはっはっは!!」
シノ「新しいスレッドに入りましたので、お話の方も再開する予定です
  出来ればこのスレッド内で完結させたいです お話は大体後半に差し掛かって来た所です
  そちらの方も、よろしくお願いします」

>>3

シノ「え……?これって何回スレッドを作らなきゃいけない計算になるんですか……?」
タック「大雑把に計算して、大体4万5千451スレくらい必要や」
シノ「流石にそこまで続ける気はしないです……
  と言いますか、そこまで続けるとしたらどれぐらいの年数が必要になるんですか……?」
タック「多分、5万年くらいは必要やないでっか?」
シノ「5万年も続けられると思いますか…?」
ワイユー「なに、人の意思というものは世代を超えて受け継がれて行くものでござる!」
ジュキッド「初代殿が言うと妙に説得力があるな」
サスケ「こんなでも一応初代暗闇斎だからな」
ワイユー「拙者が眠りに就き、目覚めた頃には忍者などもう既になくなっていると思っていたが、
  今もこうして忍者を名乗る者達と会う事が出来た事は、拙者何よりの幸運でござった!
  嬉しい事でござるよ!これからもよろしく頼むぞ!わっはっはっはっはっはっはっは!!」
タック「声がデカイんねん もうちょい静かにしてもらえへんかな」
シノ「良いじゃないですか それだけ嬉しかったって事ですよね」

>>4

シノ「始まったばかりです
  そういう台詞は900に入った時に言ってください
  …と言いますか、前の人が書き込んだ事をネタとして使いまわすって流行っているんですか?」
タック「流行っていると言えば流行っているし、流行っていないと言えば流行っていない
  そんなモンやないの」
シノ「…とにかく、カウントは今からする必要はないです」
サスケ「開始早々こんなのばかりか、怒りを通り越して呆れて何も言えんな」
ジュキッド「呆気にとられた感じは確かにあるな」

>>5

シノ「逆にすれば良いと思ったら大間違いですよ」
タック「結局全部同じネタやな」
シノ「書き込む方は面白いかもしれないですけど、反応する方は結構大変ですよ…?
  私、そこまで突っ込みが出来るわけじゃないですし、求められても期待に応えるのは難しいです…
  とにかく、カウントはもういりませんので、大喜利やるのもここまでにしてください
  というわけで、今回はここまでにします
  前スレッドは、ワドルディーズさんとアドレーヌさん用に残してありますので、
  名無しさんの皆さんはこちらのスレッドをご利用お願いします
  それでは、さよなら」

7 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/01/18(Thu) 11:46
ケツ痒いから、誰か俺の尻掻いて

8 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/01/18(Thu) 12:01
アンガスサウンドパウンダーとアンガスベーコンチーズとポテトLとシノのアヘ顔ください!

9 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/01/18(Thu) 13:09
星へ帰るんだな
お前にもカービィがいるだろう

10 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/01/18(Thu) 17:48
痔瘻になったお・・・痛いけど手術も怖いお

11 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/01/18(Thu) 19:54
シノってスケベなの?

12 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/01/18(Thu) 20:03
全身モザイク人間「今全裸だけど、モザイクだから大丈夫さ!」

13 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/01/19(Fri) 01:07
シノう……………

14 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/01/19(Fri) 12:03
カンビィ

15 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/01/19(Fri) 17:19
サスケの10年後の姿が青いベンチなの?

16 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/01/19(Fri) 17:27
海苔の佃煮飲みたい。

17 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/01/19(Fri) 21:44
ンヒィィィ!なんて声普通出ないよな 馬じゃあるまいし

18 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/01/20(Sat) 00:50

シノ「こんばんは シノです
  新しくスレッドを作って数日ですが、沢山の書き込みをいただきまして、誠にありがとうございます
  ……正直に申しますと、胃が痛くなって、1回画面を閉じました……
  見た感じ、どれも返事返すのが難しそうです
  これは何か期待しての事か分かりませんが、何か求められても、面白い返しが出来る自信はありません
  ありませんが、何とか頑張ろうと思います……
  ……行きましょうか……行きましょう ではスタートです」

>>7

シノ「ええっ……?えーと………
  困っているみたいなので、掻いてあげたほうが良さそうですね……」
タック「いや、これ、ネタで言ってはるだけやと思うから無視して良えんやないでっか?
  っていうか、シノ姐はんにこないな事させたら暗闇斎の旦那に怒られそうやわ」
ジュキッド「じゃあどうする 放っておくか」
サスケ「関わると碌な事にならないだろうしな」
タック「じゃあ無視しよっか!」
シノ「でもあの人、本気で痒そうにしていますよ…?やっぱりここは掻いてあげた方が……」
ジュキッド「仕方が無い では俺がやるか」
タック「ええっ!?」
サスケ「旦那がそう言うなら俺もやるか」
タック「何や!何ならボクだって!」
一同「どうぞどうぞ」
タック「フリかい!!何でやねん!!」
シノ「というわけで、お願いしますタックさん」
タック「いや…何でボクががやる事になってんでっか!?」
ジュキッド「さっきやると言ったではないか」
サスケ「そうだ さっさと行け」
タック「あんたら鬼かい!
  ………あかん!やっぱ無理や!向こうに孫の手があるやろ!あれ使っておくれや!以上!」
シノ「孫の手って背中掻く時用じゃないですか?」
タック「別に背中でなくても痒い所に手が届かないなら孫の手使えば良えやんか!
  せやからその話はもう仕舞いや!次行こ次!」
シノ「強引ですね……」

>>8

シノ「えっ…?アンガスサウンド……?聞いた事ないんですけど……
  えっと……ハンバーガー…?ハンバーガーなんですか…?
  そもそも、ハンバーガーショップじゃないので……
  この場で作れって事でしょうか……?
  あと、阿片って言いました…?私、阿片なんて持ってないですよ
  何で名指しなんですか…?私、阿片なんて持ってないですし、そんなものを求めて何がしたいんですか…?」
タック「アヘンやなくてアヘ顔って言ったと思うんやけど」
シノ「アヘ顔…?って何ですか……?分からないのでタックさん教えてください」
タック「ええっ…!?そ…それは……!」
ジュキッド「お前の事だ 知っているんじゃないのか?」
ワイユー「拙者も、新しい言葉は知らないからな!是非とも知りたいぞ!わっはっはっはっはっは!!」
タック「何でボク、こんな役割ばっかりなんや………良えか……アヘ顔言うんはな………こうやるんや…!
  アヘアヘアヘアヘ〜〜〜〜〜〜!!アヘアヘアヘアヘ〜〜〜〜〜!!
  ボクの名前はアヘ山アヘ丸ですアヘーーーーーーーー!!
  アヘヘ!アヘヘ!アヘヘヘヘヘヘヘ!!アヘヘのヘーーーーーーーーーーーーーーー!!
  よろしゅう頼んますわ!アヘヘのヘ〜〜〜〜!!
  …っちゅう感じや!どや!!」
シノ「…………どうって言われましても………」
サスケ「お前の場合はアホ顔だな」
ワイユー「よく分からんが、面白かったでござるぞ!わっはっはっはっはっは!!」
ジュキッド「よし!敬意を表してお前の名前は今日からアヘ山アヘ丸だ!」
タック「はあ!?」
サスケ「おうアヘ丸、いつまでもアホみてェな顔してんじゃねェぞアヘ丸」
シノ「良い名前じゃないですか 良かったですねアヘ丸さん」
タック「何で皆してナチュラルに呼んどんねん!」


19 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/01/20(Sat) 00:52

>>9

タック「おう!ソニックブームぶちかましたろか!?アヘヘのヘーーーー!!」
シノ「そのネタはもう良いですよ、アヘ次郎さん」
サスケ「もう気は済んだか、アヘ之助」
ジュキッド「お前に合っていて良いと思うぞ、アヘ左衛門」
タック「せめて呼び方統一してくれへんか!?何で全員バラバラ!?
  もう良えわ そのネタもう辞めるから」
シノ「辞めるんですか?勿体ない…面白いと思ったのに」
ジュキッド「そうだな 一世一代の芸を自ら捨てるとは…」
タック「心にも無いような事言わんといて!」
シノ「…で、これって何の話でしたっけ?」
タック「知らん!ストリートファイターのガイルさん強いね!って話でっしゃろ多分!」

>>10

シノ「だからと言ってそのまま放っておくのも危険ですよ
  そういうのは放置すればする程治りが遅くなりますから、早急に手術した方が良いです」
タック「とりあえず、ボラギノールでも送っとくか」
ジュキッド「ま、黙って病院に行くべきだろうな」
タック「どっちに転んでも苦しいのは同じや 痔だけにな、おな痔ってな」
シノ「全然面白くないですよ」
ジュキッド「不謹慎極まりないな 謝れ」
タック「謝れ!?……どうもすいませんでした」
シノ「普通に謝るんですね」
タック「これ以上どうすれっちゅうんや」

>>11

【すけべえ(助兵衛、助平、スケベ)】(男性が)異性に対して異常に好奇心を示すこと、及びそうした人
つまり好色・好色漢・好き者である。(Wikipediaより引用)

シノ「逆に聞きますけど、私の何を見てそう思ったんですか…?
  私、そこまでやましい事はしていませんよ
  それに私、男じゃないです……」
タック「最近は女性に対しても使われる事があるらしいでっせ」
ジュキッド「シノ殿より、お前の方が当てはまるんじゃないのか」
タック「ま、否定はせえへんけどな」
ジュキッド「違うな お前はアヘ兵衛だったな」
タック「もうそのネタは良えっちゅうねん!」
ワイユー「そんな事より、どん兵衛が食べたくなったな!わっはっはっはっはっは!!」
タック「マイペースやな!どんだけ俗世に馴染んでんねん!ちなみにうどんか!?蕎麦か!?どっちや!?」
シノ「気にする所、そこなんですか…?」

>>12

タック「アキラ100%のモノマネかな」
シノ「それで町の外に出たら大変な事になりそうですね」
ジュキッド「今の季節に衣服を身に付けなければ風邪を引くぞ 何か着せてやったらどうだ」
タック「すまん、葉っぱしか持ってないわ」
シノ「逆に何で葉っぱなんて持ってるんですか」
サスケ「仕方ない 簀巻きにして川にでも流してやるか」
ジュキッド「うむ、少しばかり頭を冷やした方が良さそうだからな」
タック「鬼かあんたら」

>>13

シノ「私の名前を使ってまで自殺宣言しないでください」
タック「むしろイキロう……………」
ジュキッド「余程嫌な事があったに違いない まあ、一晩寝ればその内良くなるだろうさ」
ワイユー「辛い事があったのか?辛い時こそ笑顔でいるのが1番でござるぞ!わっはっはっはっはっはっは!!」
サスケ「お前は少し黙ってろ」


20 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/01/20(Sat) 00:53

>>14

シノ「私、思うんです もしも『星のカンビィ』って名前だったら絶対売れなかっただろうなって」
タック「名前も何か言いづらいしな カービィって名前で良かったかもしれんな」
シノ「そう思うと、『カービィ』って名前、本当に響きの良い名前ですよね」
タック「……どうや?『カンビィ』だけじゃこんな返し方しか出来へんで どうや参ったか 謝れ」

>>15

サスケ「質問の意味が分からねェからとりあえず消し炭にするか」
シノ「やめてあげてください」
タック「流石元ヤン 怒らせるとおっかないでんな」
サスケ「お前も一緒にぶっ飛ばされてェみてえだな」
タック「すんまへん……」
シノ「声が枯れるくらいに好きと言えば良かったのかもしれませんね」
タック「会いたくて仕方なかったんやな どこにいても何をしても」

>>16

タック「海苔の佃煮か……ごはんですよなら今ここにあるんやけどなー
  どうしよっかなー食べきれなくて困ってるんやけどなー」
シノ「ごはんですよって、ご飯にかけないでそのまま飲んじゃうんですか…?」
タック「そういうマニアが多いって最近どっかで聞いた事がありますわ」
シノ「ほ…本当ですか……?」
タック「食べるラー油を飲む人もいるらしいでっせ」
シノ「そういう作り話やめてください」
タック「ホンマにそういうやついるって絶対」

>>17

タック「っていうか誰が発したんやンヒィィィ!なんて」
シノ「何かタックさんが言いそうですよね」
ジュキッド「大体いつも奇声を放ってそうだしな」
タック「それ、どんなイメージでっか!?ボク、奇声なんか出しまへんで!」
ジュキッド「さっきまでアヘアヘ言ってたのはどこのどいつだったか…?」
タック「いや……それはもう……忘れて……」
ジュキッド「……ふん!!」

 ドォォォオオオオオオオン!!!

タック「ンヒィィィィィイイイイイイイイイイイ!!!」
シノ「凄い!今までで1番の悲鳴です!」
ジュキッド「…ほら、言っただろう」
タック「いや……そりゃあいきなりの壁ドォォオオンはビビるやろ流石に
  壁ドンやなくて壁ドォォオオオオンやで」
シノ「結論は、タックさんにしか出せない悲鳴という事で」
タック「そんなまとめ方、せんで良えわ」


シノ「それでは、本日はここまでですね
  今回は返す量も多かったし、難しい書き込みが多かったので今までで1番返すのが大変だったような気がします」
タック「真面目に返すかどうかも迷ったよなホンマに」
シノ「次はもう少し簡単に返せるものが良いですね……あまり難しいお題だと、上手く返せないかもしれないので
  プレッシャーになってしまいます……私の力不足というのもあるんですけどね………」
タック「あまりに酷いやつやったら無視するからなホンマに」
シノ「それでは、次回もよろしくお願いします さよなら」

21 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2018/01/20(Sat) 03:02
アドレーヌ「やっと向こう終わらせてきたよ…、答えきれなかった」
カービィ「こっちにも答えてあげたいけど、向こうにもちょっと残ってるペポ」
大王「待たせて悪かったデ、ようやく主役参上だ」

アドレーヌ「今回は挨拶だけってことで、またね」

22 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/01/20(Sat) 05:18
>タック「ンヒィィィィィイイイイイイイイイイイ!!!」
ありがとうございます!不快で汚ならしい下品な悲鳴で仕事が捗ります!!

23 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/01/20(Sat) 05:19
シノって何円で売ってるの?

24 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/01/20(Sat) 05:26
>……正直に申しますと、胃が痛くなって、1回画面を閉じました……
これ食べれば胃が痛くならないよ。

つイチョウ

25 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/01/20(Sat) 05:30
>……正直に申しますと、胃が痛くなって、1回画面を閉じました……
こっちの方が効果あるよ

つ イチジク浣腸

26 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/01/20(Sat) 05:36
カービィがシノ吸い込んだら、どんなコピー能力得るの?スカ?

27 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/01/20(Sat) 10:59
これ全部(少なくとも殆ど)同一人物が書き込みしてるだろ
突然こんなに名無しが増えるなんて不自然だし
どれもこれもクソみたいなレスばかりだし
>>22-26に至っては時間帯的にもモロわかりだろ

28 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/01/20(Sat) 20:07
胃腸、浣腸、スカ

確かにクソに関係したレスばかりよな

29 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/01/21(Sun) 00:37
リップルスター女王が乗る車は
日産・GT-R nismo 570馬力
スバル・WRX STI 308馬力
三菱・ランエボ10 321馬力
ミニ・ミニクーパーJCW 230馬力
スズキ・ソリオG 91馬力

らしい
皇族だけあって車は多いが、高級車マニアではないそうだ

30 名前:ワドルディーズただいま雑談中 ◆YibtXp7M 投稿日:2018/01/21(Sun) 13:05
バンワド「新スレ来ましたね!では、いつものいきますよ!」

バンワド「ワドルディーズの部下であり、槍の使い手 バンダナワドルディ!」
パラソル「ワドルディーズの突っ込み担当、パラソルの使い手 パラソルワドルディ!」
水兵「ワドルディーズのボケ役でもあり、メタナイツの一部でもある。魔法使い 水兵ワドルディ!」

バンワド「3人揃って。我ら」
3人「ワドルディーズ!!」

水兵「決まったね!」
パラソル「ぼく達、新スレ初だし頑張っていこう」
バンワド「そうですね。では、これからもよろs…」

???「ちょっと待った!」

バンワド「え?今、誰か喋りました?」
パラソル「ううん。だけど…何か違和感が……」

???「まさかワタクシ達を忘れたとでも思っていたのです?」
???「どうせ、忘れていただろうな私達のことなど…」

水兵「す、すんごく痛いところ突かれてる気がする……」
パラソル「で、出てくるんなら出てこいっ!」

???「仕方ないですわね。ワタクシ達は!」バサッ

3人「…………!!」

メタナイト「メタナイツを指導し、この世界を平和にするために戦っている。剣士 メタナイトだ」
スージー「そして、ハルバードで秘書を勤めております。スザンナもといスージーですわ。最近、吟遊詩人になりましたの!」

バンワド「メタナイト様にスージーさん!そうでした…すっかりと忘れていました…;」
水兵「ホント。忘れたよ〜」
メタナイト「それでもメタナイツの一部なのか?」
水兵「す、すみません…。」

パラソル「あと1人誰かいた気がするんだよなぁ………」

???「忘れていては困る………」

水兵「そ、その声は………!」
パラソル「ぎ、銀河最強の戦士の…」

カービィ「カービィだy「失せろ」ギャース!!!」ピチュ-ン

バンワド「メ、メタナイト…様………」
メタナイト「何も見ていない。ただの幻覚だ」
スージー「ええ。ただの幻覚ですわ」
バンワド「確かに幻覚でした……」
パラソル「現実を見ろよ」

水兵「うーん…あと1人誰だっけ…。あっ! そうだよ…そうだよ!銀河最強の戦士の………………………………………………しいたけナイトだ!!!」

ビイイィィィーッ!!!!!

水兵「な、なんだこの光線!!ギャース!!!」キラ-ン

メタナイト「兄さんに対してしいたけと言ったらキレるだろ…あとさっきのは時界大斬閃だ」
パラソル「タメ長かったし…」
スージー「まあ、それが水兵という個性ですが」

???「あのピンクの悪魔もそうだが、水兵もあれだな……」

パラソル「おっ、大者登場だ!」

ギャラ「待たせたな。銀河最強の戦士でもあり、“一応”メタナイトの兄でもあるギャラクティックナイトだ!!」
一同「ギャラクティックナイトキタァー!!!!」

メタナイト「って……一応は酷いですよ………!!」ヒュン
バンワド「え、ちょっ…!!」

キイイィィィィン……!

ギャラ「フッ、腕を上げたな」
メタナイト「そりゃあ、兄さんに指導してもらったおかげでもありますよ!」
ギャラ「だが、それでも私には勝てぬ!」
メタナイト「甘く見てもらっては困りますよ!」

キイィィン!

パラソル「バトルは後にしろーっ!!!」
バンワド「パラソルの言う通りです!今日は挨拶してきただけなのに何故こうなるんですか!」

2人「すみませんでした……;」

*

スージー「いつものようにカオスな展開ではありましたが」
バンワド「新スレでも…」
水兵「よろしくねー!」

パラソル「なんでここにいるんだよ!」
水兵「さっき吹っ飛ばれた時にピチュられたはずのカービィがいて、そいつに1up強奪して帰ってきた」
メタナイト「まあ、それが妥当だな」

バンワド「終わり良ければ全て良しですねもう; では、こんな僕達でありますが、これからも」
一同「よろしくお願いします!!」

31 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/01/26(Fri) 20:33
アヘ兵衛アヘ次郎アヘ左衛門アヘ山アヘ丸さんは、なんで忍者になったの?イケメンにもてたいから?

32 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/01/27(Sat) 17:37
ttps://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=66892794
ttps://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=66795819
イラストの題名通り(パルフェ姿は前スレの635とは違うが)

それと前スレの330の小説、メタナイトがフェリーチェの援助を得ずにギャラクティックナイトに立ち向かうとこから始まってる27話から
遂にプリアラ(明日放送の49話で終了)6人+ジュリオもカービィ&プリキュア連合軍に加勢!


33 名前:ワドルディーズただいま雑談中 ◆YibtXp7M 投稿日:2018/01/27(Sat) 20:49
パラソル「はぁ…」
バンワド「どうしたんですか?」
パラソル「実は、ぼくが突っ込み役だけどさ…なんか、スランプ?みたいのになっちゃって……」

メタナイト「なるほど、道理であのとき突っ込まなかったのか」
パラソル「えっ!?そ、それはいつ!?」
バンワド「もしかして気付いてなかったのですか!?>>30のレス返ってみて下さい」
パラソル「え、どれどれ…」

※パラソル確認中

パラソル「マジだった…そのときから突っ込みがおかしくなってきたのか…あれ?水兵は?」
メタナイト「体調不良みたいだ。今、スージーが看病をしているみたいだ」
パラソル「そうだったんだ…」

???「そこでだ!」

メタナイト「………ということで、兄さんが代わりにやるらしいと…;」
ギャラ「嫌そうな顔をするな…;」
メタナイト「記憶蘇るべきじゃなかった」

パラソル「メタナイトさまがあんな口調になるというからにはただ事じゃなさそ…」
バンワド「まあ、レス返していきましょうか」

>>2-5
メタナイト「カウントダウンなど早すぎるぞ。せめて、900後半くらいから行ってもらおうか」
バンワド「シノさんが言うからには2年近くも経っていたらしく、13代目が起きないことが起きてたみたいです」

パラソル「今どきって変わってるよねいろいろと」
ギャラ「そうらしいな。それに、最近書いてもいないよな…あの話」
バンワド「それは忙しくって…」

メタナイト「兄さん、ワドルディは頑張っているから暖かい目で見ていて下さい」
ギャラ「それは仕方ないな」

>>9
ギャラ「ピンクの悪魔という言葉が聞きたくなかった」
メタナイト「知ってた」
パラソル「あそこまで気にしたくなかったのか」

バンワド「明らかにおかしすぎる!!」

メタナイト「それより、カービィが近くにいるのはありがたいことなのか…恐ろしいことなのか…」
ギャラ「中間にしとこう」
バンワド「近くにカービィいたらある意味恐ろしい気が…;」

>>10
メタナイト「恐ろしいことやつらいもあるだろう。だが、乗り越えれば先には楽園が待っている!」
バンワド「メタナイト様のテンションがおかしい!?」
ギャラ「流石メタだ」
バンワド「あなたですかーっ!!!教えたのは!!!!!」

パラソル「バンダナヤムチャしt…はっ!?今、何を!?」

>>13-14
パラソル「謎の脅迫…;」
メタナイト「死ぬ気になる程恐ろしかったのか…」
ギャラ「私もそういう経験はあった」
パラソル「普通にあるんだ……」

バンワド「というより、他人の名前で遊ぶのもとうかと思うんですが」
パラソル「なんかみんながおかしい」

パラソル「なんでこんな違和感があるのか…まさか、ぼくが突っ込まないからこんなことに!!!」
バンワド「何考えてるんですか。誰にでもそういうことはありますから大丈夫ですよ」
ギャラ「バンダナの言う通りだな。そういうことは誰でもある。私もメタも」

パラソル「ギャラクティックナイト…ありがとう……よし、ぼく頑張るよ!」
バンワド「良かった。それでは、皆さんもいろんなことに気を付けて下さいね!インフルや様々なことに…。それではまた!」

34 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/01/28(Sun) 11:27
デデププのカービィはリボンちゃんとカップルになってるから
ゲームカービィ程の活躍は無いにせよ、少なくともゼロツーとミラクルマターは撃破したんだろう

強い!

35 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2018/01/28(Sun) 13:19
アドレーヌ「こんにちは!前スレの残りかつ、
明らかにカー君や私達だけに向けられてる質問だけ答える。
終わったらこっちにも手を付けるから待ってて。
あと、基本的に私とカー君とデデの旦那がメインです。
リボンちゃんとグーイもたまに出てきます」

前スレ971
カービィ「投票のタイトルは、マリオより人気あるキャラクター。
つまり順位が下でもマリオよりは人気あるってことだよね?
それで一位だから僕の人気は相当凄まじいペポ」
アドレーヌ「実力と愛されるビジュアルを持ちつつも、
普段の行いもいいからだよ」
カービィ「二位はヨッシー、三位はリンクだってさ。
ヨッシーもああ見えて隠れ実力者だよ。
リンクは実はそれぞれ別人で、皆別の時代の人達なんだって」

前スレ975
アドレーヌ「オススメのサラダ油?
実用的で使いやすいごま油と、膨大なビタミンEを摂れる米油を奨めておこうか。
米油はその名の通り米から抽出した油だからなのか米と相性抜群で、
ご飯を炊くときに入れるといいんだって。
米油についてもう一つ忘れちゃいけないのは、圧搾一番搾り という表示があるものを見つけること。
米油にどうしても混じる体に悪い物が、圧搾一番搾りを加えてると無くなるんだって。
逆に菜種油は危険だと聞くから、見つけても買わない方がいいってのも伝えとくね」

前スレ978
カービィ「僕は男だよ、女じゃリボンちゃんと付き合ってるレズになっちゃうペポ」
アドレーヌ「カー君は女の子みたいに可愛いけど、男の子だからこそ良いんだと思う。
もし女の子なら今ほど人気は取れなかったろうし、活躍も無かったろうから」
リボン「カービィが男だからこそリップルスターも救われたわけだし、
私もカービィと付き合えるから男でよかった♪」
大王「俺様としても、カービィが男だからこそライバルとして張り合える。
もし女だったらライバルにはできないデ。
アドレーヌのようなライバルにしてもいい例外もいるけど、
一番のライバルにはできない。
一番のライバルは、やはり強くて愛されるカービィみたいなハイスペック男子でなければ」

前スレ979
カービィ「昔もこんな話あったね、僕には悩みが中々できないペポ。
悩みがあっても一日で解決することばかりで、悩みなんて無いようなものだから」
アドレーヌ「そんなとこがカー君が愛される所以なのかも。
可愛くて能天気で楽天家なカー君は私も好きだし、リボンという先客がいなかったら
私が彼氏にしたかもしれない」
カービィ「(仮にリボンちゃんと何らかのきっかけで別れちゃったら、
アドレーヌを僕の彼女にしようかなぁ)」
大王「皆、これがリア充ってやつだ。でも不思議と恋愛においては蹴落としたくならんデ。
カービィみたいな愛されキャラを病ませて引き摺り下ろしたら、
一番悲しむのはそいつを好きな女達だからだ。
俺様だってカービィに勝ちたいとは思う、けど恋愛においては正々堂々やりたいデ。
バトル、特に恋愛には最低限の礼儀ってもんがある、皆も覚えといてくれ」

前スレ981
大王「俺様の城は壊されるためにあるものじゃないデ。
れっきとした俺様の自宅であり、兵士、メイド、調理師などの居場所なんだデ。
俺様の城が無事なだけで、うちで働いてくれる労働者にも居場所ができるんだ。
大きい行事がある時だって俺様の城を使って楽しく盛り上げてやれる。
そりゃまぁ…俺様に似て不死身の城だ、いくらでも復活する。
だからって安易に壊されちゃあよ、悲しくなるじゃないか」

アドレーヌ「一旦切るけどまたすぐ戻ってくると思う」

36 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/01/28(Sun) 14:55
ジュキッドって、尻で練乳食べるの好きそう(ドンビキ)

37 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/01/28(Sun) 14:58
>シノ「逆に聞きますけど、私の何を見てそう思ったんですか…?
お前の親父が描いた薄い本

38 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/01/28(Sun) 15:01
ごはんのおかずにオススメのカービィのゲームは?

39 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2018/01/28(Sun) 16:11
前スレ985
アドレーヌ「プリキュアって公式人数だけでも53人いるの!?
対するカー君のコピー能力数は、新しいアーティストとスパイダー合わせて60種類。
しかもそのアーティストは、私と全く同じ能力・同じ姿。
絵画実体化、彫刻殴打、他にもまだあるはず。
元祖アーティストの私としては、まるで自分が活躍してるみたいで嬉しい♪
それにしても小説の進み具合…一日二話ずつって半端なく早い。
プリキュアの続編はHUGっと!プリキュアか〜、ますますプリキュア覚えるのが大変になるね。
何より作者がプリキュアを映画で活躍させる際、扱いきれなくなるんじゃないかと、ちょっと心配になる。
キャラが増えれば増えるほど作者の腕が問われるのよ」

前スレ987-988
カービィ「僕ってほんと人気者だね、
人気でマリオを抜いた男カービィこと僕の活躍で世間を楽しませるペポ!」
アドレーヌ「カービィカフェも大繁盛だったもんね。
国宝・カービィの名と生き様を世界に轟かせましょう!」
大王「(アドレーヌの能力アーティストはカービィに取られたけど、
アドレーヌの真の強さはアーティストなとこじゃないデ、
人の良さを引き出すプロデュース能力。カービィがアドレーヌの下に付いてから人気が鰻登りだ。
アドレーヌは、国宝予備軍の能力を引き出すのが上手い…!)」

前スレ989
カービィ「スターアライズ発売まであとひと月半だね。
64時代のミックスコピーを強化したようなフレンズ能力が出るペポ。
バリッカヨーヨー、アイシクルランス、フレンズ列車、メラーガソードとか
他にも色々あるから、スターアライズ買ったら色々試してみてよ」
アドレーヌ「カー君が強くなっていく…、嬉しいような寂しいような」

40 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/01/28(Sun) 22:39

暗闇斎(ナレーション)「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」


オロチ「闇の忍び部隊の奴ら、最近大人しくなったそうじゃないか
  鉄眼の目論見通り、あの娘の持つ花影流が無くなった事は、奴らにとってかなりの痛手だったようだね」
ダークソードナイト「だが、あれで奴らを始末出来たわけではないだろう
  今の内に奴らを葬らなければ…また新たな手段を考えているに違いない」
クチナワ「随分と心配性じゃのう 奴らの事がそんなに恐ろしいかえ?」
ダークソードナイト「潰すなら弱っている内の方が良いと言っているだけだ
  油断しきっていると、死ぬのは貴様らの方だぞ」
クチナワ「心配は無用……と言いたい所じゃが、貴様の言う事にも一理あるのう……
  潰しておくなら、今の内が良いか………」
ダークソードナイト「ふん……忠告感謝する事だな」

邪幻斎「……………来る」
ダークソードナイト「何っ…?」
オロチ「来るって……邪幻斎様、もしかして……」
邪幻斎「来る……………『怠惰』の名を司る…………奴が遂に戻って来た………………」
ダークソードナイト「怠惰……だと……!?」
クチナワ「ようやくか」
オロチ「長かったねえ」
邪幻斎「入られよ 怠惰の軍師・翁」

翁「フェッフェッフェッフェッ……久し振りじゃのう」
クチナワ「ふん…随分と遅い到着じゃったな 行動が遅いのは相変わらずじゃが
  今まで何をしておったのじゃ」
翁「相変わらずせっかちな奴じゃ 何もしておらんよ 歩く事すら面倒でのう………
  ……おや、新顔かね?」
オロチ「紹介するよ、彼の名前は……」
翁「答えんで良い……名を覚えるのも面倒じゃからのう」
ダークソードナイト「ふん……こいつが最後の幹部か……どんな奴かと思えば、怠け者の老いぼれではないか
  こんな奴を切り札にしているとは、幻夢教とやらもとんだお笑い種だな、はははははははははは!」
鉄眼「笑っていられるのも今の内だ」
ダークソードナイト「何……!?」
鉄眼「貴様こそ、幹部として何一つ成果を挙げていない
  気を抜いてばかりいると次に飛ぶのは貴様の首だという事を認識しておく事だな」
オロチ「そうだねえ…何だかんだ言って、君も負け続けだからねえ」
ダークソードナイト「くっ………!次の作戦はこの私に指揮を執らせろ!!」
翁「そんな事よりも元締、先程良い情報が手に入りましたぞ」
ダークソードナイト「情報だと…!?」
邪幻斎「聞かせろ」
翁「遥か遠くの宇宙から、妖精の腕輪が落下したという情報を耳にしました」
クチナワ「妖精の腕輪…!」
ダークソードナイト「何だ、それは……!?」
オロチ「どこかにあると言われている妖精の星にあるという伝説の腕輪さ
  その腕輪には妖精の力が込められた宝石がはめ込まれていて、それを手にすると、
  この世の全てを超越する程の莫大な魔力を宿す事が出来るのさ」
邪幻斎「…で、その腕輪はどこにある」
翁「場所までは知りません……が、この惑星のどこかにあるのは確かでございますぞ」
邪幻斎「そうか……クチナワ、お前に次の作戦を命ずる」
クチナワ「はっ」
邪幻斎「妖精の腕輪を手に入れよ お前の妖術ならば、充分にその腕輪の効力を活かせるであろう
  くれぐれも闇の忍び部隊の奴らには先を越されぬ事だ 決してぬかるなよ」
クチナワ「有難きお言葉……感謝致しまする」

ダークソードナイト「くっ……!」
翁「急いては事を仕損じる 逸るなよ童」
ダークソードナイト「わ…童だと!?貴様…私は傲慢の騎士・ダークソードナイト……」
翁「覚える気は無いと言うておるじゃろう では、もう寝かせてくれぬか 儂は歩き疲れた
  お前達、今すぐ布団を用意しろ 3分以内じゃ 1秒でも遅れれば殺すぞ」
邪幻教教徒「はっ!!かしこまりました!!」

オロチ「彼は中々食えない所がある 君の立場も危ういんだ 色々考える事だね」
ダークソードナイト「くっ………己………!」


 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に


41 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/01/28(Sun) 22:39
40分くらい話そうかな

42 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/01/28(Sun) 22:40

サスケ「………………………」

ジュキッド「………おおっ サスケ殿!サスケ殿ではないか!」
サスケ「旦那か……また買い出しの帰りか」
ジュキッド「まあな…また女房にこき使われてしまってな……
  サスケ殿は、また墓参りか この間行ったばかりではなかったか」
サスケ「墓参りなんて、そんな毎日するようなモンじゃねェ事は知っているけどな……
  花火作り以外だと、墓参りぐらいしか行く所ねェからな………」
ジュキッド「そうか……」
サスケ「死んだってのに、妙に親父と話がしたいって思う時がある………
  あいつが生きている時は、別に話したいとも思わなかったのにな……」
ジュキッド「……それが家族ってやつなのではないか?
  口も利きたくない顔も見たくない……生きている時はそう思うが、
  失えばその大切さに気付く事が出来るのだろう……」
サスケ「………旦那…聞きたい事があるんだが」
ジュキッド「何だ?」
サスケ「あんたはさ……闇の忍び部隊に入って、どう思っている…?」
ジュキッド「どうって………最初は戦う事に抵抗はあったが、今は違うな……
  平気で平和を脅かす輩がいて、それに怯える者がいる………善を守る為に悪に立ち向かう
  殺戮だけが戦いではない、守る事も戦いなのだという事を俺はシノ殿に教えられた
  俺は沢山の敵を殺し、沢山の仲間を失い、もう二度とそんな生き方はしたくはないと一度足を洗った
  悪に怯える善の声など、聞く耳も持たなかった………
  シノ殿がもう一度、俺を忍びの世界に呼び戻してくれて、本当に良かったと思っているよ」
サスケ「そうか…」
ジュキッド「…しかし、何故そのような事を俺に聞くのだ?何か思う所でもあるのか?」
サスケ「実はな……妙に思う事があってな……」
ジュキッド「妙に思う事…?どういう事だ?」
サスケ「ああ……俺の思い過ごしかも知れないがな……」

???「ヒヒヒヒヒヒヒヒ……!闇の忍び部隊、2人も見ィーつけちゃった♪ウフフフフフ……!」

ジュキッド「…!誰だ……!」
サスケ「隠れてないで、出て来たらどうなんだ?」

 ヒュッ!!

 ドスッ!!

ジュキッド「うぐっ…!」
サスケ「旦那!!」

 ヒュッ!!

 ドスッ!!

サスケ「くっ……!」

???「キャハハハハハハ!!当たっちゃった当たっちゃった〜!大成功♪ウフフフフフ…!」

サスケ「てめェ……!何だふざけた事しやがって……!」
ジュキッド「大成功と言う割には、大した威力ではないな……そんな矢で、俺達を斃せると思ったのか?」
???「いずれ分かるわ 私の名は縁切天使 この世に不幸をばらまくために舞い降りた破壊のキューピッドよ」
サスケ「ふざけやがって!消し炭にしてやる!そこを動k…」
ジュキッド「ぬおおおおおおおおおおっ!!」

 ドォォオオオオオン!!

サスケ「チッ……!」

縁切天使「いやぁ〜よ、女の子に向かって乱暴はダメ・ダメ♪」
ジュキッド「意外と素早いな……だが今度は……」
サスケ「食らえ!!!」
ジュキッド「何っ…!?くっ…!」

 ドガァァァアアアアアアアン!!!

サスケ「チッ…!外したか…!」

縁切天使「いきなり攻撃を仕掛けて来るなんて、この2人怖いわ〜
  男ってどうしてこんなに野蛮なのかしら……怖いから逃げちゃう!さよなら〜♪」

サスケ「待て!!」
ジュキッド「待つのはお前だ!!」
サスケ「何っ…!?」
ジュキッド「どういう事だ……いきなり銃を撃つとは……!
  間一髪避けられたから良いものを、下手をすれば俺まで巻き込まれる所だったのだぞ……!」
サスケ「あんたこそ…俺が撃とうとした時に勝手に突撃しやがって!邪魔だったからぶっ放しただけの事だ!」
ジュキッド「だからと言って俺を巻き込んで撃って良い事にはならんだろう!!いくらなんでも自分勝手すぎるぞ!!」

タック「………ん…?あれは…?サスケ兄はんと地雷矢の旦那や…あんな所で何してはるんや…?
  おーーーーーい!サスケ兄はん!地雷矢の旦那!こんな所で何してるん……」
ジュキッド「もうお前とは手を組みたくない!単独行動を取りたければそうすれば良いだろう!」
サスケ「あんたこそ、前々から思っていたが邪魔なんだよ!あんたが闇の忍び部隊から出て行きやがれ!」
タック「こ…これはえらいこっちゃ……!」

縁切天使「ウフフ…上手く行った上手く行った♪ウフフフフフフ!」


43 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/01/28(Sun) 22:40

暗闇斎「………そうか……2人が喧嘩を………」
タック「ボクが見た時には、既に険悪でしたわ」
暗闇斎「………………………」
タック「あかんなあ……シノ姐はんが修行って時にこんな事になるなんて…
  頭数が減ってチームワークまでバラバラになったらますます敵さんの思う壺やないでっか」
暗闇斎「それだ!」
タック「え…!?」
暗闇斎「サスケと地雷矢殿…2人はそれぞれ、数々の死地を乗り越えて来た熟練の殺し屋
  熟練同士、お互いがお互いを尊重し合っていて、対立する事は今まで一度も無かった
  そんな2人がこういう時に対立するとなると、敵が2人に何か仕掛けてきたに違いない…!」
タック「って事は、今まさに敵側の思う壺って事でっか…!?
  これは急いでシノ姐はんに戻って来て貰った方が…!」
暗闇斎「シノは修行中だ 呼び戻すわけにはいかん」
タック「でも…そんな事言っている状況じゃ…」
暗闇斎「タックには悪い話だが、これは2人が引き起こした話だ
  悠長な事を言える状況ではないが、お前達だけで解決すべき事でござる」
タック「そんな事言うたってなあ………」


タック「なあ…良い加減仲直りしてもらえへんかな…」
サスケ「断る」
タック「いつまでそんな意地張ってんでっか 子供やないんやし…」
サスケ「断る」
タック「ごめんなさいの一言だけ言えばそれで済む事やないでっか」
サスケ「断るっつってんだろ!!さっさと出て行け!!」


タック「旦那……良い加減謝ったら……」
ジュキッド「断る」
タック「旦那まで……そんな意地張ってないで…」
ジュキッド「悪いが、今は1人にさせてくれ」
タック「はあ………そうでっか…………」


クチナワ「そうか……2人が仲間割れを……」
縁切天使「はい、全て計画通りでございますわ これでもうあいつらに邪魔される事はありません
  今の内に妖精の腕輪を探しましょ♪」
クチナワ「フフフ……流石は妾の自慢の配下 褒めて遣わすぞ」
縁切天使「はい♪とても嬉しゅうございますわクチナワ様♪」
クチナワ「腕輪を手に入れればこの星などいとも容易く支配出来る……闇の忍び部隊など恐るるに足らずじゃ…!」


マッシャー「妖精の腕輪だと……?」
ダークソードナイト「それを我々が一刻も早く見つけ、手に入れるのだ」
メア「幻夢教に反逆を起こすつもりか?随分と野心家なのだな 健気なものだ」
バッツ「健気でゲス!」
ダークソードナイト「馬鹿にしているのか!!」
バッツ「ひいっ!!」
ダークソードナイト「今はこの私がトップだという事を忘れるなよ…!
  金を提供する代わりに貴様らは私の命令に従うという契約だという事を頭に入れておけ!」
マッシャー「良いだろう その腕輪を手に入れて来れば良いのだな」
ダークソードナイト「そういう事だ お前は聞き分けが良くて助かるぞ」
メア「貴様…!元締に向かって……!」
マッシャー「止せ、メア」
メア「くっ………!」
ダークソードナイト「行くぞ 私の後に続け!」


ダークソードナイト(腕輪は私が手に入れる………!先に私が手に入れ、闇の忍び部隊と幻夢教を潰す……!
  これで私に歯向かう者はいない……!この私が支配者となる日も、そう遠くは無い……!)



ツキカゲ「………………………」

オロチ「………あ、いたいた こんな所に居たのか ずっと捜したんだよ
  どうだい?元気かい?その刀、大事に使ってくれているかい?」
ツキカゲ「お陰様でな………それで、何の用だ?」
オロチ「実は君に良いお知らせがあってね、それを伝えに来たのさ」
ツキカゲ「良い知らせだと…?何だそれは……」
オロチ「今よりもっと強くなれる方法さ」
ツキカゲ「何っ……!?」
オロチ「妖精の腕輪っていう、膨大な魔力が秘められた腕輪があるんだ
  その腕輪があれば、絶対的な力をその身に宿す事が出来る
  面白そうだろう?手に入れてみたくはないかい?」
ツキカゲ「それはどこにあるんだ?」
オロチ「それは分からないよ でもこの星のどこかにあるんだって」
ツキカゲ「そうか………面白そうだ
  そいつを探し、見つけ出せれば、僕は今より強くなれる…………
  僕はもう、弱くないんだ……!」
オロチ「うん、頑張ってね!気を付けるんだよ!」


オロチ「クククククク………さて、面白い事になって来たね!」


44 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/01/28(Sun) 22:42

サスケ「…………………………………」
ジュキッド「………………………………」
タック「いつまでそうしてるんでっか!?早よ仲直りせえ言うとんねん!」
サスケ「仲直りだと…?無理だな!」
ジュキッド「俺も無理だな いつまでそんな態度を取るつもりだ……悪いのはサスケ殿の方ではないか」
サスケ「余計な邪魔をしたのはどこのどいつだ!?」
ジュキッド「人を攻撃に巻き込もうとして、よく悪びれずにいられるものだな!」
タック「落ち着いてって!ホンマに……それじゃあ、2人の言う、その天使…やったっけ?
  そいつを先に斃した方が正しいっちゅう事でどうでっか?斃せなかった方は悪かったって謝るんや
  それで良えでっしゃろ?」
サスケ「必ず俺が先に斃してやる」
ジュキッド「何を言う 先に仕留めるのは俺だ」
タック「はいはい、そんなら早よ捜して捜して
  ……はあ………いつもの倍疲れるわ………暗闇斎の旦那も恨みまっせホンマに………」


 ビュン!!

タック「なっ!」

 ドスッ!!

タック「これは……斧…!?まさか…!」


バッツ「ゲスゲスゲスゲス…!」

タック「あかん!!敵襲や!!」

サスケ「何っ!?」
ジュキッド「何だと!?」


ダークソードナイト「闇の忍び部隊か……まさかこんな所で会うとはな……シノはどうした?」
タック「そんなん、お前なんかには教えたくないわ!」
ダークソードナイト「答えたくない気持ちも分かるぞ、力を奪われて腑抜けになったのだろう?可哀想にな」
タック「お前には関係ない話でっしゃろ!」
ダークソードナイト「そうだな……戦えるのはお前達だけ……お前達を先に始末しておいた方が、面倒にならずに済みそうだ
  どうやら見た所仲間割れをしているようだが、そんな状態で我々に敵うと思うか?」
タック「やってみなきゃ分からへんやろ!」
ダークソードナイト「そうか……行くぞ、お前達!」
メア「ふん…気安く指図するな!」
タック「仲間割れなら、あんたらも似たようなモンやないか!」
サスケ「良いか、俺が指示をする…だから勝手な動きを……」
ジュキッド「ぬおおおおおおおおおおおおおっ!!!」
マッシャー「ふんっ!!」

 ドン!!!

サスケ「勝手に動くなっつってんだ!!」

ジュキッド「お前の指示など聞けん!俺は俺の好きなようにやらせてもらう!」

サスケ「チッ…!勝手にしやがれ!!」

メア「はああああああああっ!!」

 ビュン!!

サスケ「はっ!!」


バッツ「ゲースゲスゲスゲス!1人は腑抜け、残りはチームワークバラバラ!勝ち目は無いでゲス!」
タック「こんな時にお前らに会うなんてな、ホンマに最悪や!
  けどな、こっちには切り札がいるっちゅう事……忘れたわけやないやろな!?」
バッツ「え…!?」

ワイユー「とうっ!!」
バッツ「ああっ…!」
ダークソードナイト「くっ……!」
ワイユー「拙者の相手は、果たして誰でござるか?」
ダークソードナイト「己…馬鹿にしおって……!貴様の相手はこの…」
ツキカゲ「はあああああああああああっ!!」
ワイユー「……!?」

 キィィィィイイイイイイン!!!

ダークソードナイト「き…貴様は……!」
タック「ツッキー!」
ワイユー「くっ……一体何を………!」
ツキカゲ「初代暗闇斎……まずは貴様の命を貰う……!」
ワイユー「何っ…!?」


45 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/01/28(Sun) 22:42

ツキカゲ「僕は貴様の所為で居場所を失った!!貴様さえ……貴様さえいなければ………!!
  貴様を殺す……!!最強の忍びと言われた貴様を殺せば、僕が最強という事になる……!!」
タック「ツッキー!何言ってんや!?あれは別にツッキーを除け者にしたわけじゃ…」
ツキカゲ「覚悟しろ初代暗闇斎!!この妖刀奈落と地獄の雷で、貴様の命を断つ!!」
ワイユー「よせ……拙者はお主と戦う気はござらん」
ツキカゲ「それなら力尽くでも戦わせてやるまでだ!!はあああああああああああっ!!」
 バチバチバチバチバチバチバチバチバチ!!
タック「ツッキー!良い加減目を覚ますんや!!こんな事したって何の意味もないわ!!」


ダークソードナイト「……………ふん…闇の忍び部隊の相手は連中に任せ、その間に私は腕輪探しでもするか」


シノ「くっ………!」
紅華の十蔵「どうした……それで終わりか!?」
シノ「くっ………まだです……!はああああああああああっ!!」

暗闇斎「まだまだ花影流を会得するには時間が掛かりそうだ……………
  頼めるのはもうお前達しかいないのだ………シノが力を取り戻すまでの間、どうにか耐え抜いてくれ……!」


  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に 終


シノ「次回予告です 縁切天使の行方を捜す闇の忍び部隊一同
  しかし、冥府の騎士団とツキカゲさんはそれぞれ闇の忍び部隊の命を付け狙う
  果たして、サスケさんとジュキッドさんは仲直りする事が出来るのでしょうか
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第伍拾陸話ご期待ください」


46 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/01/29(Mon) 19:06
アドレーヌお姉さんに守られてるチビちゃんズ三名が羨ましい

47 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/02/01(Thu) 23:39
昨年星のカービィは25周年なこともあって反響凄かったが、
カービィ25周年に放送のプリアラもいちか=ホイップが前作のまほプリの最終話に1人先に出演、
放送初期から既に5人いるのにオープニング映像で第1話から登場しているキラリンの覚醒で9年ぶり最多の6人、
10周年を迎えてたバーチャルシンガー初音ミクとコラボ等々凄かった
それに加えこのプリキュア関連記事↓
ttps://mainichi.jp/articles/20180201/dyo/00m/200/000000c

そして更に『映画プリキュアスーパースターズ!』の公開日が『スターアライズ』発売(3月16日)の翌日(17日)になったという

48 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/02/04(Sun) 19:37
本日より放送開始のHUGっと!プリキュアのテーマは子育てで
はぐたん(はなが名付け親)という名の妖精の赤ちゃんを日々世話することと、クライアス社という名の敵対勢力から守ることが基本になってる模様
しかし、はぐたんと主人公、野乃(のの) はな=エールは前作プリアラの最終話で一足先に出演
更にエールという名前は前スレの330の小説(今日投稿の31話にはマルクが出現)の22話の4ページ目で露わになってる

デデププでHUGっと!と同じテーマの話といえば大王がカービィ特製のミックスジュースを飲んだせいでポピーも気付けれない程完璧な赤ちゃんとなった5巻の3話、
マドゥーからの特殊粘土でカービィに子供が出来た14巻の14話とかがそうだったな

49 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2018/02/04(Sun) 20:47
アドレーヌ「こんばんは、初っぱなから答えにくい質問や文ばかり…」
カービィ「そういった変な文は、返事を短くするペポ、無視するのもなんだし…」

リボン「ねえねえ、ポップスターにね、リップルスターの宝の一つ、
妖精の腕輪があるんだってー!」
カービィ「お宝かぁ〜、夢があるね、トレジャーハンターズ作ろうよ!」
グーイ「アドレーヌ隊長とカービィと僕とリボンちゃんですか?」
カービィ「そ!隊長はアドレーヌに任せていい?」
アドレーヌ「いいよ、スリルと冒険は大好きなの。
それを弟分、妹分と一緒に味わえるなら最高だね♪」
カービィ「アドレーヌ、ありがとー♪」

>>2
アドレーヌ「その残り998を埋めるのに一年半以上かかるのが目に見える(笑)。
でもそのくらいでいいや、あんまり早いと付いていけないからね。
適度に賑わってくれたらそれで良し!」

>>3
アドレーヌ「4545072…か、エロいもん思い出して笑っちゃったじゃん!(笑)
それとは全然違うけど、カー君とグーイとリボンに胸擦り付けて遊ぶこともある、添い寝もしたことある。
見た目可愛いだけじゃなく、揃って私に対して甘えん坊だから更に可愛くてついね」
カービィ「やられると何か落ち着くんだよね、ホッとするっていうか」
大王「ガキ共はいいなぁ…(やっと出番きたデ)」

>>4
アドレーヌ「そりゃあ新スレとして残ってるところだもの、盛り上げていこうよ」

>>5
アドレーヌ「今度はごちゃこちゃ…(笑)、よく見たら今までの文をごちゃ混ぜにしただけじゃん」

>>7
アドレーヌ「よし、お尻見せなさい、私が掻いてあげる」
ポリポリポリ… ポリポリポリ…

アドレーヌ「赤くなっちゃった、軽くやったのに」
大王「7が羨ましいデ、アドレーヌからケツ掻いてもらえるなんて」
カービィ「美人なアドレーヌお姉ちゃんからやってもらえて良かったね」

>>8
カービィ「アンガスサウンドパウンダー、アンガスベーコンチーズ、ポテトL、
美味しそうだね、僕も食べたい!
シノのアへ顔?シノのアサガオなら欲しいペポ、
あ、冬だから貰ってもすぐ枯れちゃうか」
グーイ「僕ならハンバーガーとポテトだけ欲しいです」
大王「(アドレーヌがこいつらにエロを提供するから、エロに慣れてんのかな。
カービィに至ってはリボンちゃんが恋人としている、
リボンちゃんとはお子様同士のじゃれ合いって感じだが)」
アドレーヌ「私がカー君達にエロいことしちゃうもんで、それで足りちゃうのかな」

50 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2018/02/04(Sun) 22:12
>>9
アドレーヌ「カー君達と暮らして、時には冒険もして、
いい思い出がいっぱいあるんだけど、それでもカー君と別れるのは寂しい…」
リボン「これ、一番当てはまるの私だと思う。
私にはカービィがいるから、カービィが望むなら一緒にリップルスターに帰りたいよ。
カービィをリップルスターの戦士として改めて紹介して、妖精族の皆さんを安心させたい。
あと私の結婚相手として」
カービィ「もしリップルスター行くなら、グーイも連れていきたいペポ」
グーイ「僕も行きたいです、カービィの助手になりたい」

>>10
アドレーヌ「痔瘻って痛そう、トイレ済ますにも不便でしょ。
薬で抑えきれないなら、やっぱり手術するしかないよね?
私が痔瘻になったら毎日憂鬱になりそう、あぁ…私どうなるんだろ…って。
でも、お金があるなら手術した方がいいのかも。
長きに渡って痔瘻に悩まされるよりいいよ」

>>11
アドレーヌ「シノはどうか知らないけど、私はスケベだよ、カー君達に結構悪戯するから。
嫌がってるならすぐ止めるけど、大体受け入れてくれるし、私としても楽しいし嬉しい」
カービィ「アドレーヌが僕らを愛してくれてるからこそやってるって分かるから、
僕らも受け入れてるペポ。アドレーヌがもし何もしてこなくなったら、
逆に悲しくなるかも。アドレーヌから養ってもらって、その上愛してくれるんだから
この上なくありがたいペポ」

>>12
アドレーヌ「全身モザイク人間って、でんじゃらすじーさんに出てきそう(笑)。
今裸かー、寒くない?変態であることより、寒そうなのを気遣いたくなるよ。
そんなあんたには、火だるま君を描いて与えてあげる。
この変な生き物で暖まってよ、…火だるま君の体ってどうなってるんだろ?
一見人間だけど、バーニングレオみたいな炎耐性持ちなの?」

>>13
アドレーヌ「シノの名前を使って楽しんでんのね。
ま、死ぬより何か楽しいことやって生きようよ。
私も憂鬱になることはあるけど、楽しいこと多いから
生きる気力も湧いてくる。ただ正直私も、カー君達に出逢えなかったら、
一人寂しくとは言わないまでも結構寂しく生きてたと思う。
私一人っ子だから弟か妹、もしくは両方欲しかったの。
私、生き方誤ったら今頃グレてたかもしれない」

51 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2018/02/04(Sun) 23:12
>>14
カービィ「僕の名前がカンビィじゃなくてよかったペポ。
他人としてもカンビィって、地味に言いづらそうだもんね。
仮にカンビィに近い名前だとして、いっそ勘兵衛にしてくれたら…
いや、駄目だ、ファンタジーなこの世界の雰囲気が壊れるかも。
勘兵衛かぁ…、闇の忍部隊の敵キャラとして出てきそう」
大王「仮にカービィじゃなくカンビィか勘兵衛だとして、
そうなると俺様のライバルの名前はカンビィか勘兵衛になるデ。
カンビィ!よく来たな!決着を着けよう!…うーん、微妙だ。
まして勘兵衛だと、もはや面白悪役に似合いそうな名前になるよな〜」

>>15
アドレーヌ「青いベンチ…、2004年4月7日に出てきた曲なんだって。
サスケさんの10年後の姿が青いベンチ?逆じゃない?
青いベンチの10年後の姿がサスケさんでしょ。
あ、ファミコンのゴエモンのサスケから見たら、
青いベンチの10年後の姿がサスケさん、という風にとれるか。
サスケって結構いるよね」

>>16
アドレーヌ「海苔の佃煮を作るのは簡単だよ。
海苔と水200cc、砂糖、みりん、醤油、麺つゆがあればできるから。
水で海苔を溶かして、砂糖とみりんと醤油と麺つゆをバランス良く混ぜればいいだけだから。
何なら今私が作ってあげようか?簡単だからすぐできるよ」

>>17
カービィ「ひゃっ!って声なら僕出したことあるペポ」
アドレーヌ「私がおっぱいでカー君を責めて遊んでたら、
カー君が声出しちゃったよね」
カービィ「そんな時あったね、ンヒイィィィィ!は無いけど、
ひゃっ!///とか、あっ…!///とかはあるペポ」
むにゅ
カービィ「ひゃっ!///」
アドレーヌ「驚いた?(笑)」
カービィ「驚いたけど何か落ち着く…」

>>23
アドレーヌ「売り物じゃないけど、
仮にシノが奴隷市場で売られてたら、私なら100万は出して買うし、
その後も月額30万円は出す」
大王「俺様がアドレーヌと同じ買い方雇い方をするなら、
300万は出すデ、そして月50万は出すかな、王様なんだ、
それくらいしてやらねば」
アドレーヌ「仮に奴隷として買ったら、奴隷にしないで
普通の人として接する、束縛も全くしない。それでも名目上は奴隷なんだろうけど、
酷い扱いはしないししたくない。
寧ろ私の友達になってほしいから、結局今と変わらない関係になったと思う」

52 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2018/02/05(Mon) 00:32
>>26
カービィ「僕がシノをコピーしたら忍者のスーパー能力型になるのかなぁ。
そこまでいかないかな、スーパー能力にできるほどの忍者といったら、
初代暗闇斎のワイユーぐらい強くないと無理かも。
シノやバイオスパークだと普通の忍者止まりだと思うペポ。
いや、バイオスパークでもスーパー忍者になれるかな?暗闇斎だし。
スカなんてことはまず無いはずだよ」

>>27-28
アドレーヌ「下品なレスでも少ないなら別にいいんだけど、
ほぼ連続だと正直嫌になってくるよ。
下品レス全部が同一人物なのはまず無いとしても、八割以上は同一人物がやってんじゃないの?
とはいえ私は結構スケベだし、エロ話だろうと下品話だろうと少しは話に付き合ってもいいけど、
あんまりやられるとカービィワールドらしさが無くなるから程々にしてほしい」

>>29
リボン「リップルスター女王様のお話だ〜♪
女王様の車、確かに全部当たってるよ。
地球文化の良いところをリップルスターでも受け継いでいこうと世界会議で決まったの。
中でもGT-RニスモとWRX STIは飛び抜けて素晴らしい車って聞いたよ。
あとミニクーパーは速いし可愛いし、ソリオは大人数で乗れる割にそこそこ速い車で、バランスいいんだって。
最後にランエボ10だけど、ランエボを欲しがってる人にあげたんだって。
だから今の女王様の車は四台だよ」
アドレーヌ「GT-Rニスモ、570馬力か〜、カッコいいよね〜。
プププランドじゃ500馬力規制があるから買えないな〜。
ただ、私がもし18歳以上ならコンパクトSUVのクロスビー欲しい、クロスビー可愛い」
大王「よし、プププランドの500馬力規制を600馬力規制に緩めるとするか」

これで、プププランドでは500馬力規制から600馬力規制に変わった
バイク1000t規制は変わらないまま
ついでにリップルスターでは車こそ600馬力規制だが、
バイクは完全に無くなったらしい
そのかわりマリオカートスタンダードタイプの100ccと150ccバージョンがあるらしい

53 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2018/02/05(Mon) 01:23
今までに決まった世界観設定の中でも大事な部分を示しておきます
リップルスターの文化もポップスター・プププランドの文化も、基本は日本や地球と似てますが、
若干違いがあります
中にはリップルスター妖精族ならではの設定など特別な設定もあります

・プププランド設定の一部
大相撲には日本だと序ノ口、序二段、三段目、幕下、十両、幕内とありますが、
プププランドでは三段目が無くなりました。なお力士は約280人
なので最低ランクの序ノ口は、大相撲六軍ではなく五軍となります

・自動車、バイクの馬力、排気量規制
>>52の通りです

・リップルスター設定
陸20%・海80%
人口9〜10億、なお10億リミッターが働くため10億からは増えない
妖精族最高寿命は100歳±2歳の範囲内
男女出生比率は男:女=9:10

少ないですが、よろしくお願いします

54 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/02/07(Wed) 12:33
リップルスターだと東北や九州並の面積の島で女だけの国ができるとかありそうだw
んで、すぐ崩壊する
天国に見える星だけど、細かいところで地獄だったりすんのかなぁ

55 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/02/07(Wed) 23:33
ttps://www.inside-games.jp/article/2018/01/26/112389.html
↑カービィが任天堂の不思議なキャラ10選の一人に選ばれたけど、完全にそうだと思う
ファイアなら炎、アイスなら氷、スパークなら電気、ポイズンなら毒液といったように
普通だったら当然危険なものを平気で頭に纏えるところとかも不思議でならない筈
マリオでもファイアマリオ、アイスマリオ状態でも外見は帽子と服の色が変わってるだけであってカービィの真似は出来ないから

因みにマリオシリーズからはワルイージ、ヘイホー、ガボン、ネコマリオが選ばれた

56 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/02/08(Thu) 21:06
>>53で大相撲設定が掘り返されたのが妙に気になる…
アドレーヌ軍か忍部隊の誰かが大相撲に潜む悪役とやり合うフラグだろうか

カービィvs幕内関取
アドレーヌvs十両関取
地雷矢vs三役関取

この辺りのどれかはありそう
アドレーヌもかなり強いから十両までは善戦するかな
肺疾患により20秒以上は闘えない、火ノ丸相撲の鬼切安綱(辻 桐仁・東十両二枚目)みたいな奴には強そう
地雷矢やカービィだと幕内関取にも善戦か圧勝だろう

57 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/02/12(Mon) 18:31

シノ「こんにちは シノです
  そういえば昨日は、あるお国の建国記念日だったみたいですね」
タック「そうやったな 所で、プププランドの建国記念日っていつなんでっしゃろなあ?」
ジュキッド「そういや分からんな……俺は元々はこの国の生まれではなかったからな
  シノ殿は知っているのではないか?この国の大王とも関わりがあったのだから、
  そういった類の話の一つは聞いている筈だ」
シノ「それが…私も知らないんです 陛下もそういう話はしませんし…」
サスケ「そもそも建国した日がいつだったか、覚えてないんじゃねえか?」
タック「いやいや、仮にも国の王様でっせ 覚えてない筈ないやないでっか」
シノ「そうですよ 陛下なら、プププランドの歴史にだって詳しい筈です」
ジュキッド「だが、そういう話を聞いた事はないのだろう」
シノ「それは……陛下ってあまり多くは語らない寡黙な方でしたから」
サスケ「本当かよ」
タック「まあそういう事にしておきましょう
  長話してないで、早よ返事を返さなきゃな」
シノ「そうですね……それでは早速返事を返しましょう」

>>29

タック「たまげたなあ リップルスターって、妖精の住む惑星でっしゃろ?
  妖精っちゅうから、背中に羽とか生えてるんやろ?
  だったら空飛んで移動できる筈やさかい、そっちの方が移動として便利やないの?
  わざわざ車をよその星から買うて来るなんて、よっぽど物好きな女王様なんやな」
シノ「車の方が移動が速いからなんじゃないでしょうか?」
ジュキッド「しかし、王族とはいえ、そんなに車を持っているとはな……」
???「本当、お姉さまにはつくづく困らされてばかりだわ!」
タック「誰や?今の声…?」
シノ「あ……今の声は………
  今後の月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜をご覧ください
  ……まだ登場が早いですよ……」


>>34

ジュキッド「確か、ミラクルマターとゼロツーは、先程の話にもあった妖精の星を制圧した悪党どもだな
  妖精の星を制圧したというぐらいなのだから、相当手ごわい相手だっただろうな」
シノ「中でも、ミラクルマターは歴代屈指の強敵で、コピー能力を使う相手だそうです
  倒すには使用中の能力と同じ能力で攻撃しなければいけないとか……」
タック「つまり、バーニングを使っている時はバーニングで攻撃しないとダメージが通らない…?」
シノ「そういう事です」
タック「そいつはとんでもないチートやなあ」
シノ「ある意味、カービィさんでなきゃ倒せなかった相手ですね
  おまけにその上にあたるゼロツーは、妖精の星の宝であるクリスタルを使わなければ倒す事の出来ない相手…
  色々と条件が揃っていないと倒す事の出来ない存在です」
ワイユー「そんな強い相手がいるとはな……面白い!拙者、ワクワクするでござるよ!わっはっはっはっはっはっはっは!!」
タック「あんたはどこぞのサイヤ人でっか?」

>>41

タック「何や?何か講義でも始めるんかいな?」
シノ「何でしょうか…?40分も話す内容があるなんて……よっぽど大事な話なのでしょうか?」
サスケ「聞くならお前達だけで聞いてくれ 俺は聞かない」
ジュキッド「悪いが、俺も遠慮しておこう」
タック「ならボクも遠慮しとこうかな 無理に付き合う事はなさそうやし、行きましょうかシノ姐はん」
シノ「私は聞こうと思います」
タック「え…?本気で言うてます?」
シノ「40分もの時間を使って話をしようとしているんです これは何か重大な悩みを持っているに違いありません
  それなら、話くらい聞いてあげても良いんじゃないでしょうか?」
タック「どうせ、しょうもない話やと思いますけどな」


 40分後


タック「…で、どうやった?」
シノ「はい……短くまとめると、目玉焼きにかける調味料は醤油にするかソースにするかで悩んでいたそうです
  色々悩んだ結果、トマトケチャップにするという事で話に決着がつきました」
サスケ「話にならなかったな」
タック「やっぱり思った通りだったやろ…?」
シノ「でも…40分長々と語り終わった後のあの人の表情は、どこか清々しいものでした」
ジュキッド「まあ、悩みが晴れたわけだしな」
タック「っていうか、他に悩む所あると思うんやけどな」


58 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/02/12(Mon) 18:32

>>46

シノ「アドレーヌさんは、どこか頼もしいと感じる強さや魅力がありますね」
タック「そりゃあ仲間に何かあったら身を挺してでも守りに行こうとする度胸があるからな
  こんなん、誰だって惚れるに決まってるやないでっか」
ジュキッド「やはり、どの世界でも、今は女の方が強い時代なのかもしれんな」
シノ「私も、アドレーヌさんくらい、誰かを守る強さがあれば良いのに…
  最近、守られてばかりのような気がしますし……」
サスケ「そうだな 俺達のリーダーをやるなら、もっと強くなってもらわなければな しっかりしてくれよ」
タック「サスケ兄はんは辛辣やなあ、姐はんやって姐はんなりに頑張ってはるんでっせ」
ジュキッド「そういう言葉の方が、本人に突き刺さりやすいのだがな」
シノ「いえ…本当にその通りだと思います……私、もっと努力しなきゃですね……」
ワイユー「気負い過ぎても仕方あるまい、こういう時こそ、笑うのが1番でござる 声を大きくしてな
  拙者も、忍びの長だった事があったからな、いつだってそうしてきた 今も、そしてこれから先も、それが変わる事はござらんだろう」
シノ「ワイユーさん……」
ジュキッド「初代殿にも、色々あったようだな」
ワイユー「何、シノ殿が抱えている悩みと比べれば軽いものばかりでござったよ!これ以上辛気臭い話をするのはやめようではないか!
  誰しも笑うのが1番でござるよ!わっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
ジュキッド「何というか……本当に捉え所のない人物だな……」
タック「自分の本心すらも隠して生きる……忍者って、そういう事なんやろなあ」
サスケ「…………………………」

>>47-48

タック「そういやプリキュアって、もう新しいシリーズが始まったんやな」
シノ「プリキュアシリーズも、15周年目みたいですね
  早いような気がして、長かったような気がして、不思議な感じですね」
タック「映画も上映予定やってな 奇しくもカービィの新作ゲームとは1日違いやってな」
シノ「16日にゲームを買って、その翌日に映画を観に行こうと考える方もいるのでしょうか」
ジュキッド「そう考える人もいるかもしれんな」

>>54

ジュキッド「今回は妙に妖精の星に関しての話が多く出てくるな」
タック「偶然やないでっか?」
シノ「妖精が住む惑星というから、何だかファンタジーなイメージですけど、
  そういう星にも裏があるのでしょうか……」
タック「なんかえらいリアリズムは話やな
  まあファンタジーなんやから、細かい事は気にせんでも良えんやないかなってボクは思いまっせ」


>>55

タック「カービィに限らず、この世界の殆どが不思議に当てはまる気がする」
ジュキッド「個人的には、シノ殿の存在が不思議な気がするな」
シノ「え…?私ですか…?」
ジュキッド「何故この星に流れ着いたのか、生まれはどこの星だったのか、本当の名はどんな名だったのか……
  そして何故忍術が使えるのか……」
タック「考えてみれば、色々と謎が多いキャラクターやね」
シノ「私自身、そこまで自分自身に対して疑問に感じた事はありませんでしたが………
  よく考えてみれば、まだまだ分からない事ばかりですね
  これも、物語の中で少しずつ分かってくる事なのでしょうか…?」


59 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/02/12(Mon) 18:32

>>56

シノ「力士の敵なら、物語の序盤の方で出てきましたけどね」
タック「あの時は地雷矢の旦那の協力があって勝てた相手やったなあ
  もし旦那が仲間になってなかったらどうなってた事やら」
ジュキッド「俺自身、あの時は戦いから遠ざかった生活がしたいと思っていたからな…
  しかし、今はこの選択をして良かったと思っている
  今でも悪に苦しめられている善がいて、どれだけ裁いても裁き切れぬ程の悪党がいる
  法の網を潜ってしぶとく生きている悪党も存在する
  そんな奴らに虐げられている者達の助けとなるべく、俺達が影となって悪を裁く
  それで1人の命でも救えるなら、俺は今の生き方が良かったと思える……こう思えたのはシノ殿のお陰かもしれんな
  昔の俺は敵を殺す事ばかり考えていて、大事な事を忘れていた……」
サスケ「お前のやり方は甘い…今でもそう思っている……だが、
  その甘さで救われる奴がいるというのも事実だ それに関しては、何も言うつもりはない」
タック「その甘さに救われた奴っちゅうのは、ある意味ボクらにも当てはまっているのかもなあ」
ワイユー「袖振り合うも多生の縁でござる わっはっはっはっはっはっはっは!!」
シノ「皆さん……ありがとうございます」
タック「ん…?姐はん、何か言いました?」
シノ「いえ、何も……今日はここまでにしましょう」
タック「そうやね 書き込みもここまでみたいやしな」
シノ「それでは、次回もよろしくお願いします さよなら」

60 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/02/12(Mon) 18:45

暗闇斎(ナレーション)「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」

ジュキッド「ぬん!!!」

 ドォォオオオン!!!

マッシャー「……中々の力だ……だが、その程度で俺の装甲を砕く事は出来ん……!」
ジュキッド「くっ………!!」

メア「はああああああああああっ!!」

 ヒュッ!!

メア「どうした?さっきから逃げてばかりで…それとも逃げる事しか出来ないのか!?」

 ビュン!!

サスケ「くっ……!」

メア「はあああっ!!悪夢の輪舞(ナイトメア・ロンド)!!」

 ヒュバッ!!

サスケ「……………っ!!」

ツキカゲ「はあああああああああああああ!!」

 キィィイイイイイン!!!

ワイユー「くっ……!」
ツキカゲ「どうした!?何故さっきから攻撃してこない!?戦え!!僕は本気の貴様と戦って勝つんだ!!」
ワイユー「逆に問おう…何故そうまでして強さにこだわる……?戦いに勝つ事に意味があるとは拙者には思えん
  このような無意味な戦い、即刻辞めるべきでござる」
ツキカゲ「黙れ!!理由なんてあるか……!強くなりたいから…ただそれだけだ!!
  戦いに勝つ事で、その強さを証明出来る!!僕こそが最強なんだ……!!僕が最強だ!!!」
ワイユー「くっ……!!」
ツキカゲ「はああああああああああああ!!!」
 バチバチバチバチバチバチバチバチ!!
ワイユー「分が悪い……引き上げるぞ!!煙幕!!

 ドォォォオオオオオオオオオオオン!!

ツキカゲ「何っ!?くっ…!」
バッツ「うわっ!!ゲホッ!ゲホッ!け…煙たいでゲス……!」
メア「己…!小賢しい真似を…!!」
マッシャー「……………………」


ツキカゲ「逃げたか……!くそっ!」

メア「元締!如何なさいますか!?」
マッシャー「我々も一度体勢を立て直そう いずれ、奴らは再び姿を現す その時をまた狙えば良いだろう」



 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆



 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)


61 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/02/12(Mon) 18:47

タック「初代の旦那…助かりましたわ」
ワイユー「例には及ばん、危なかったのは拙者も同じでござったからな
  …しかし、2人はどうしたのだ?さっきから一言も話さないが……」
タック「それが、色々な事情がありましてな……」
ワイユー「……詳しい事は分からんが、大変だったようでござるな」
サスケ「…………………」
タック「あっ…!兄はん!どこに行くんや!?」
サスケ「別行動を取らせて貰う……さっさとあの天使女を斃さなければ……」
ジュキッド「俺も別行動を取らせて貰う 手柄を横取りしようとしてもそうはさせぬからな」
タック「ちょっと!地雷矢の旦那まで!待ってって!今バラバラに動いたら危険やっちゅう事忘れたんかい!」
ワイユー「急いで後を追うぞ」


紅華の十蔵「よし、今日はもう休もうか」
シノ「そんな………!まだ私は戦え………くっ……!」
紅華の十蔵「無理は良くない 半日近く戦い続けたんだ もう体を動かすのがやっとな筈だ」
シノ「私……本当に強くなれるのでしょうか……」
紅華の十蔵「それは自分自身が信じないでどうするんだい?
  花影流の奥義を会得する……自分でそう言ってここまで来たのだろう、違うかい
  だったら、目標を達成するその時まで最後まで諦めず頑張る事だ 俺から言えるのはそれぐらいだな」
シノ「…………………はい」
紅華の十蔵「今の内に休んでおくんだ 次の日の修行も厳しくするからな、覚悟しておいてくれよ」
シノ「はい!今日はありがとうございました」


暗闇斎「………どうでござるか?」
紅華の十蔵「やはり、女というだけあって力が弱い……だが、それでも体力が無いというわけではない
  後は基本がもう少ししっかりして来るようになれば、次のステップへと進む事が出来るだろう」
暗闇斎「そうか………」



タック「はあ………あの2人、どこまで行ったんや………姿まで見えなくなったで」
ワイユー「うむ………そう遠くへは行っていないとは思うが………ん…?」
タック「どないしはったんですか?急に止まって」
ワイユー「そこにいるのは………まさか………」
タック「げっ…!ツッキー…!こんな会いたくない時に限って……!」

ツキカゲ「遂に見つけたぞ初代暗闇斎……!今度こそ僕と決着を付けろ!!」
ワイユー「お主と戦う暇など無い それに今のお主とは戦うつもりなど毛頭ござらん」
ツキカゲ「貴様は戦いたくなくとも、僕は貴様を斃し、最強の座を手に入れてやる!!覚悟しろ!!」
ワイユー「くっ……!悪いが先に行っててくれ」
タック「旦那…!せやけど…!」
ワイユー「今の彼は拙者以外の者は眼中に無いようだ……先に行っててくれ 拙者は後からすぐ追いつくでござる」
タック「……分かった!」

ツキカゲ「……覚悟は決まったか?」
ワイユー「覚悟…?何の事でござるか……?言った筈でござるよ お主と戦う気は無いと」
ツキカゲ「ほざけぇぇぇえええええええ!!!」
ワイユー「ふん!忍法・宵闇深淵催眠!」
ツキカゲ「何っ………!?」
ワイユー「少しの間、眠っているが良い」
ツキカゲ「くっ………己……………!」


ワイユー「…………さて、急ぐか」


62 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/02/12(Mon) 18:50

サスケ「……………………………」

ジュキッド「……………………………」

サスケ「さっきから何でついて来てんだよ!」
ジュキッド「ついて来ているのではない 俺の歩く道にたまたまお前が歩いているだけだ」
サスケ「道を変えろ」
ジュキッド「断る 俺の道は俺が決める そっちこそ場所を変えろ 邪魔で仕方が無い」
サスケ「俺もそっちへ行きたいんだ あんたみてェに何も考えねェで歩いているのとは違うんだ」
ジュキッド「何だと!?」
サスケ「やんのか!?………いや、やめておこう 余計な体力をここで使うモンじゃねェしな」

 ザッ……

サスケ「………………………」
ジュキッド「………………何の用だ」

ヘビーナイト軍団「………………………………」

マッシャー「勿論、貴様らを潰しに来たのだ 闇の忍び部隊」
サスケ「フン…しつこい奴らだ」
メア「一度狙った敵は殺すまで狙い続ける……粘り強さこそが騎士道の精神だ」
バッツ「これまでの恨み、存分に晴らしてやるでゲス!」
サスケ「何が騎士道精神だ ただの逆恨みじゃねェか」
マッシャー「お前達が身を潜めていた間、我々も体制を整え、これだけの大軍を呼び寄せた
  流石のお前達でも、2人がかりではこの大軍に勝ち目はあるまい」
ジュキッド「やってみなけりゃ分からん」
サスケ「……まずは雑兵から片付けるぞ」
ジュキッド「端からそのつもりだ 俺に指図するな」
サスケ「チッ…!そうかよ!」
メア「ふん…仲間割れは相変わらずのようだな」
バッツ「今がチャンスでゲス!2人を一網打尽にするでゲスよ〜!」

ヘビーナイト軍団「うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

サスケ「…………チッ…!馬鹿にするなよ!!食らえ!!!」

 ドォォォォオオオオオオオオオン!!!

ジュキッド「くっ…!火力が強すぎるぞ!俺にまで当たったらどうするつもりだ!?」
サスケ「あんたがノロマなんだ!一々あんたの動きに合わせられるか!」
ジュキッド「何だと!?」
サスケ「俺の指示に従わねェからそうなるんだ!俺の動きに合わせろ!」
ジュキッド「誰がお前の動きに合わせられるか!俺は俺の好きな戦い方でやらせてもらう!」
サスケ「そうかよ!じゃあ勝手にしやがれ!」


バッツ「な…何で…!?あ…あいつら!喧嘩している筈なのに、息がぴったりでゲスよ!」
メア「何をうろたえている!まぐれだ!そんな事、ある筈がない!」
マッシャー「いや…バッツの言う通りかもしれん」
メア「元締…!?」
マッシャー「何故だ……お互い憎まれ口を叩いているが、動きが連携し合っている………!」

サスケ「おらァ!!!」

 ドォォォォォオオオオオオオオン!!!

ヘビーナイト軍団「ぐあああああああああああ!!!」

ジュキッド「ぬおおおおおおおおおお!!!」

 ドォォォォオオオオオオオン!!!

ヘビーナイト軍団「ぐあああああああああああ!!!」


メア「くっ……己…!!」

マッシャー「俺が行こう」
メア「元締…!?」

ジュキッド「…………………!」

マッシャー「どうやら、お前達の腕を甘く見ていたようだ……では俺が相手になろう!」
ジュキッド「ふん!良いだろう!」
サスケ「旦那!こいつの相手は俺にやらせてくれ!」
ジュキッド「………ぬおおおおおおおおおおおおお!!」
サスケ「おい!!……チッ…!」

メア「ふん…この期に及んで仲間割れか」
バッツ「殺ってしまうでゲス!」

ジュキッド「ぬおおおおおおおおおおおお!!」

 ドォォォォオオオオオオオン!!!

ジュキッド「くっ……!」

マッシャー「正面からぶつかるとは……馬鹿の一つ覚えでは俺の装甲に傷一つ付けられん……」

ジュキッド「……それはどうかな………サスケ殿!」

マッシャー「なっ……!」

サスケ「後ろ……貰ったぜ」

メア「元締!!」

 ビュン!!

メア「…………っ!」

タック「悪いけど、横槍は禁止や」

ワイユー「そういう事でござる」

バッツ「い…いつの間に……!」

メア「己………!」


63 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/02/12(Mon) 18:52

マッシャー「くっ……!正面からぶつかったのは……まさか最初からそれが狙いで………!」

ジュキッド「サスケ殿…!こいつは俺が抑える……!撃て!!」

サスケ「こいつはとっておきだ!食らえ!!!」

マッシャー「くっ……!!」

ジュキッド「ふんっ!!」

 ブンッ!!

マッシャー「ぬおおおっ…!」


 ドォォォォォオオオオオオオオオオオン!!!!

メア「元締!!」
バッツ「元締ーーーーーーーーーーーーーーー!!」


ジュキッド「やったか……?」
サスケ「火力を限界まで強めたつもりが……大してダメージは与えられていないだろうな……」


マッシャー「くっ…………!この俺の装甲を……破壊する程の威力とは………!」
メア「元締!大丈夫ですか!?」
バッツ「しっかりするでゲス!」
マッシャー「この程度であれば問題無い……だが、今は分が悪い………引き上げるぞ」
メア「バッツ!」
バッツ「はいでゲス!脱出装置!!」

 ビュン!!


ジュキッド「………………終わったか」
サスケ「そうだな………」

タック「旦那!サスケ兄はん!いつの間にか元に戻ったんやな!」

ジュキッド「……………そうだな……さっきまで何をそんなにむきになっていたのだろうな…………」
サスケ「ああ……今思うと馬鹿馬鹿しいと思うくらいだ……」
ジュキッド「サスケ殿、済まなかったな」
サスケ「いや…謝るのはこっちの方だ」

タック「雨降って地固まるやな」
ワイユー「仲良き事は美しき事でござる!わっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」



メア「元締!!大丈夫ですか!?」
バッツ「しっかりするでゲス!」
マッシャー「…………問題ない……しかし………………中々侮れぬな……」
メア「私は元々回復専門……この程度の傷であれば完治可能です」
マッシャー「済まないな、メア」
メア「昔の私は、これくらいしか出来る事がありませんでしたから………
  傷ついた仲間を治療し、戦いに行く仲間を見送る事だけしかできませんでした………
  でも今は違う……元締に戦い方を教わり、私は他の騎士に負けない強さを手に入れた
  今度は私が元締をお守りする番……!我が剣に誓って、必ずや元締のお役に……!」
ダークソードナイト「ふん……健気な事だな」
メア「貴様…!今まで何をしていたのだ!」
ダークソードナイト「お前達が知る必要のない事だ それより、妖精の腕輪の在り処は分かったのか?」
マッシャー「その口ぶりだと、見つけられていないようだな」
ダークソードナイト「質問に答えろ!」
マッシャー「腕輪の在り処は分からん だが、その腕輪が大事な物であるならば、本来の持ち主がいる筈だ
  その持ち主が腕輪を探しに現れるだろう」
ダークソードナイト「それがどうした!?」
マッシャー「分からんか?妖精の腕輪とやらは、元々妖精の星にあったものなのだろう
  ならば妖精の星とやらから、本来の持ち主が腕輪を探しに現れるのではないか?
  妖精の星というからには、持ち主は妖精……不思議な魔力を持っているに違いない
  もしそうであるなら、腕輪を見つける能力も備わっている筈だ……違うか?」
ダークソードナイト「そうか………そいつはもっともだな………そいつを捕まえてしまえば、
  腕輪の手掛かりに一歩近づくというわけだ………!」



???「はあ………はあ…………!お姉さまのバカ!いくらドジだからってあんな大事な物を落としてしまうなんてっ!
  もしあれが悪い奴らの手に渡ったら………大変大変!急がなきゃ!急がなきゃったら急がなきゃ!
  時間がなーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!」



  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆 終

シノ「次回予告です 闇の忍び部隊の隠れ家の前に見知らぬ女の子が倒れていた
  その子の背中には羽が生えていて、まるで妖精みたい………えっ妖精!?
  彼女は妖精の星、リップルスターの女王の妹と名乗り、腕輪を探す為にこの星へとやって来たのだとか
  腕輪が悪人の手に渡ると大変な事に……一刻も早く腕輪を見つける旅に出る事になった闇の忍び部隊一同
  妖精の腕輪をかけた戦いが、今、静かに始まるのでした
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第伍拾漆話ご期待ください」


64 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/02/20(Tue) 21:41
今日のおやつは?

65 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/02/23(Fri) 23:58

シノ「こんにちは シノです まだまだ寒い日が続きそうですね
  それでは本日も早速返事を返しましょう」

>>64

タック「おやつ?ああ、ビールのつまみに買うて来たやつがあるさかい、
  好きなもんあるなら持って行って良えで」
シノ「私も、今日食べようと思っていたチョコリエールがありますので、良かったらあげます」
タック「ああ、あの地面に刺さっているやつでっか?」
シノ「似てるけど、違います」
タック「おやつってたまにしか食べへんけど、意外とお酒と合うのが多いんよ
  ポテトチップスは相性抜群やな」
シノ「そのままで食べても美味しいですよね」
タック「毎日食べたら太るから、それだけは要注意やな」
シノ「そういう話、確かアニメにもありましたね」


シノ「今日はここまでですね
  最後に月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜についてのお話ですが、
  またまた新しいキャラクターが登場します
  リップルスターの女王様の妹さんがポップスターに到着し、
  妖精の腕輪をかけた戦いが始まります
  幻夢教、冥府の騎士団、そしてツキカゲさん……対立する相手も多くなりましたが、
  腕輪を手にする事が出来るのは誰なのか…?という所が見どころとなっています
  そちらの方も、よろしくお願いします」
タック「それにしても、女王様に妹がいたなんて初めて聞きましたなあ」
シノ「64の時は別件で別の星にいたらしいですよ だから登場しなかったらしいです」
タック「そういう設定やったんかい」
シノ「闇の忍び部隊の皆さんは、妖精の腕輪を探しに旅に出るので、現在修行中の私はしばらく登場しなくなります
  皆さんとはしばらくの間お別れです いずれ帰ってくる予定ですので、その日までまた会いましょう
  それでは、次回もよろしくお願いします さよなら」

66 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/02/24(Sat) 00:02

暗闇斎(ナレーション)「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」



???「はあ………はあ…………!お姉さまのバカ!いくらドジだからってあんな大事な物を落としてしまうなんてっ!
  もしあれが悪い奴らの手に渡ったら………大変大変!急がなきゃ!急がなきゃったら急がなきゃ!
  時間がなーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!」




サスケ「……………………何だ、このチビは」
タック「さあ?何か隠れ家の入り口の近くに倒れてはったんや」
サスケ「捨てて来い 面倒な事になりそうだ」
タック「捨てろったって……どこにでっか?」
サスケ「どこでも良いだろ その辺にでも捨てておけ」
タック「はあ……ホンマに鬼やな」
ジュキッド「しかしこの娘、妙だな……羽が生えている」
タック「あっホンマやな っちゅう事は人間やないんかな」
???「う………うーん………………………はっ!………えっ!?ここどこ……!?」
サスケ「チッ…目覚めちまったじゃねェか」



  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編



 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)


暗闇斎「………成程、つまり、リップルスターという妖精の星からはるばるやって来たという事か」
サスケ「嘘くせえ話だけどな」
???「本当だもん!信じてよ!」
ジュキッド「嘘ではないようだな その羽が何よりの証拠だろうしな」
暗闇斎「お主、名を何という」
???「無礼ね、あんた!リップルスターの姫に向かって名を名乗れっていうの!?人に名前を訊く時は自分から名乗ってよ!」
暗闇斎「拙者達は闇の忍び部隊でござる 拙者は元締の暗闇斎
  そしてそこにいるのはタック、サスケ、地雷矢…もといジュキッドでござる」
???「ふーん………よく分かんないけど、闇の忍び部隊とかいう名前の割には、なんか普通って感じ」
サスケ「今度はてめェの番だぞチビ」
???「チビじゃないもん!あたしの名前はカグヤ!リップルスター女王の妹なの!
  リップルスターの妖精達からはお姫様って呼ばれて慕われているの!あたしの事はカグヤちゃんって呼んでね!」
タック「カグヤちゃん!」
カグヤ「お前には言ってない!このボロ雑巾!」
タック「ボ…ボロ雑巾!?」
暗闇斎「そうか……で、リップルスターの姫君が、この星に何の用でござるか?」
カグヤ「リップルスターの宝、妖精の腕輪を探しに来たの」
タック「妖精の腕輪?」
カグヤ「腕輪には膨大な魔力が宿っていて、世界を変える程の大きな力を持っている魔法の腕輪なの
  お姉さまったら宇宙をドライブしている時にそれをうっかり落としちゃって!
  なのにあたしに拾いに行かせるなんて!落とした本人が拾いに行けってのに、仕事があるからって……!
  言っとくけどあたしにだって仕事があるし……!ドジでノロマで情けない姉の所為でいつもあたしが振り回されて、
  立場はお姉さまの方が上だけど!?でも何であたしなの!?落としたのはお姉さまなのに!」
ジュキッド「よく分らんが落ち着け」
タック「後半姉に対しての愚痴しか言うとらんやん」
カグヤ「何!?悪い!?」
タック「いや……別に………」
暗闇斎「……で、その妖精の腕輪とやらを取り戻す為にこの星へやって来たというわけか」
カグヤ「そういう事!って事だから、あんた達も探すの手伝ってよ」
タック「なんやって!?」
カグヤ「当たり前じゃん!あんた達に事情を全部話したんだから、こういう事情を知ったんなら手伝って当然でしょ!?」
タック「は…はあ………」


67 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/02/24(Sat) 00:04

カグヤ「というわけで!出発進行ーーー!!いえーーーーーい!!」
タック「何か、楽しんでまへんか?その腕輪、取られたら大変な事になるんでっしゃろ?
  もうちょっと危機感持った方が……」
カグヤ「持ってるに決まってんじゃん!あんた達が暗くてジメジメしてるからこうして明るくしてやってんじゃん!」
サスケ「悪かったな暗くて」
ジュキッド「しかし…その腕輪、どこにあるのか分からんのだろう?
  どこにあるか分からぬものを一体どうやって探し出そうというのだ?根拠はあるのか?」
カグヤ「モチのロン!」
タック「モチのロン…?言い回し古くない…?」
カグヤ「うっさいバカ!!」
タック「バ…バカって……!」
カグヤ「腕輪の場所なら大丈夫!あたしの魔力があればすぐに分かっちゃうんだから!」
サスケ「じゃあ、今どこにあるのか分かんのか?」
カグヤ「うん!あっち!」
ジュキッド「…で、距離は?」
カグヤ「大体50kmってトコかなー」
サスケ「帰る」
カグヤ「何でよ!」
サスケ「こんなくだらん事に付き合えるか!」
カグヤ「くだらなくなんてないってば!」
ジュキッド「確かにな…その腕輪、相当高い魔力を秘めているのだとすれば、それが悪の手に渡ればとんでもない事になる
  一刻も早く俺達が回収しなければなるまいだろう」
サスケ「その腕輪ってヤツもデタラメ言ってるだけじゃねェのか?」
カグヤ「デタラメじゃないもん!本当なんだから!信じないと損するよ!」



ツキカゲ「……………はっ!」

オロチ「おはよう やっと目が覚めたね」
ツキカゲ「ここは……?はっ…初代暗闇斎は!?奴はどこに……!?」
オロチ「彼ならもう逃げたよ」
ツキカゲ「くっ……己……!」
オロチ「どこに行くんだい?」
ツキカゲ「初代暗闇斎を斃す……!絶対に奴と決着を……!」
オロチ「焦っちゃいけない さっき戦って分かっただろう?君は奴に相手にされていないって事をさ」
ツキカゲ「何……!?」
オロチ「確かに君は前より強くなった……でも奴を斃せるには、まだまだ程遠い」
ツキカゲ「僕は強くなった…!この妖刀・奈落を手に入れた事によって…!それでも、まだ足りないと言うのか……!?」
オロチ「そうだって言ってるじゃないかさっきから 良いから人の話を最後まで聞きなよ
  今の君では初代暗闇斎には敵わない……でも君が初代暗闇斎に勝てる方法があるとするなら、
  この前にも話した、あの妖精の腕輪が必要不可欠さ」
ツキカゲ「だが、それがどこにあるのか……」
オロチ「知る方法ならある 姉さんからの情報によると、闇の忍び部隊が妖精と接触したそうだ
  その妖精は腕輪の場所を特定する事が出来るらしい……つまり、その妖精を捕まえて場所を聞き出せば……」
ツキカゲ「成程……!」
オロチ「初代暗闇斎を斃すなら、その後にするべきだと思うよ」
ツキカゲ「ありがとう 君に会えて良かったよ」
オロチ「僕も同じ気持ちだよ 君に会えてよかったよ本当に……道中、気を付けるんだよ」



クチナワ「………今頃、闇の忍び部隊も動いている頃合いか………」
縁切天使「申し訳ありませんクチナワ様……まさか奴ら、私の術をいともあっさりと破るなんて……」
クチナワ「構わぬ むしろこれは想定の範囲内じゃった 奴の絆を術程度で砕ける程、脆くは無いからのう
  しかし時間稼ぎにはなった お陰でこちらも準備が整った
  後は、"駒"が上手い事やってくれるじゃろう……
  彼奴から送られて来た情報によれば、闇の忍び部隊は妖精と接触をした
  その妖精が腕輪の居場所を特定出来るとならば、その妖精を捕え、居場所を吐かせる事……」
縁切天使「もし吐かなければ……?」
クチナワ「無論、吐かせてやるまでじゃ 死よりも苦しい拷問にかけてな……!」


68 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/02/24(Sat) 00:06

カグヤ「うぅ………………」
サスケ「何だもうバテやがったのか」
カグヤ「違うの!………おなかがすいたの…………」
ジュキッド「空腹か」
タック「そういや今朝隠れ家の近くで行き倒れてはったしなあ」
カグヤ「ここに降りて来てから、まだ何も食べてないの…………おなかが減って……空も飛べない……………」
サスケ「世話の焼けるやつだな全く」
タック「しゃあない、ボクも疲れたし、どっかで食事にしまへんか?」
ジュキッド「しかし、どこにも店が見当たらないぞ」

女性店主「食べる場所をお探しですか?でしたら、私のお店にお立ち寄りくださいな」
サスケ「…………………………」
カグヤ「ええっ!?ほんとに!?行こうよねえ!」
ジュキッド「そうだな お言葉に甘えるとしよう」
サスケ「待て……」
ジュキッド「…?どうしたサスケ殿」
サスケ「このタイミングで現れるのは都合が良すぎじゃねえか…?こいつは何か裏があるに違いねえ」
タック「まあまあ、せっかくああ言ってはるんやし、お言葉に甘えましょうや」
カグヤ「そうそう!あたしもう動けなくなる所だったんだから!」
ジュキッド「疑っていても仕方あるまい」
サスケ「…………………………」

女性店主「どうぞ 冷めぬ内にお召し上がりくださいな」
カグヤ「うわぁ〜〜〜!すごい!おいしそう!」
ジュキッド「この星に来てから初めての食事だな」
カグヤ「うん!話に聞いてたぐらいだけど、こんなに美味しい食事があるなんて!
  リップルスターのお城の食事には及ばないけど!」
タック「ほら!サスケ兄はんも早よお食べ このスープ、店主はんのおすすめらしいでっせ!」
サスケ「………………………」

 バシャアッ!!

タック「あっ…!」
カグヤ「な…何してんの!?もったいない!食べ物を粗末にするなんて最低!……って…あっ!?」
ジュキッド「植物が……腐っていく……!これは………!」
サスケ「……毒入りスープか………こんなものを食わせようなんて、どういう性根だ…?」
タック「っ………!」
女性店主「ふふふふふふ…………気づかれてしまっては仕方ありませんわ……!」

ジュキッド「貴様は……!」
縁切天使「ふふふふふふふふ!久しぶりね」
タック「なっ……!何や一体……!?」
サスケ「気を付けろ……こいつの放った矢で俺達は対立したんだ」
縁切天使「あの矢はもう使わないわ……あれでは役に立たないって事はとっくに分かったもの…………
  私の本当の武器は……これ その名も縁切鋏!
  魂と肉体の繋がりを切り離す、この世との縁を断ち切る絶命の鋏よ!」
ジュキッド「くっ………!俺達の命を狙うつもりか……!」
縁切天使「本当の狙いはそこにいる妖精よ!邪魔なあんた達を毒で殺して妖精を生け捕りにするつもりだったのに……
  バレてしまっては強行手段よ!あんた達を殺して、そこにいる妖精はいただく!!」
サスケ「それが狙いか……妖精の事をどこで知りやがった!?」
縁切天使「あんた達には関係の無い事よ!命が惜しかったらそこにいる妖精を置いて行きなさい!」
ジュキッド「それは無理な相談だ!!ぬおおおおおおおおおおお!!」

 ドォォォオオオオオオオオオオン!!!

縁切天使「いやあん、乱暴ねえ…」

ジュキッド「今だ、サスケ殿!」

サスケ「おう!!」

 バシュゥゥゥウウウウウウウ!!

縁切天使「あっ!熱い!!何よこれ!?花火!?くっ……!」

サスケ「今の内に引き上げるぞ!」
タック「はいな!」
カグヤ「あっ!ちょっと!離してよ!」
タック「そうも言うてられへんやろ!ここにいたら危険や!」

縁切天使「チッ…!まあ良いわ……今は逃がしても、次は仕留める……!」


69 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/02/24(Sat) 00:07

サスケ「何とか撒けたか……」
ジュキッド「そのようだな……しかし、カグヤ嬢を狙っているという事は、奴らも腕輪の存在を知っているようだな」
サスケ「そう考えた方が良さそうだ」
ジュキッド「という事は、一刻も早く腕輪を見つけ、手に入れなければ……」
サスケ「事態は思っていたより深刻みてえだな」
カグヤ「ああもうやっと食べられると思ったのにー!おなかすいたー!もう疲れちゃったよー!」
タック「んな事言わはったって、あれは毒入りでしたんや 食べたら死ぬ所やったんでっせ」
カグヤ「じゃあ代わりに食べるもの出してくれる……?」
タック「乾パンぐらいしか持ってまへんわ」
カグヤ「…………不味い…何かおいしいのないのーーー!?」
タック「贅沢言わはんなやぁ…」
カグヤ「あたし女王の妹なんですけど!女王の次に偉いんですけど!贅沢言っちゃダメなわけ!?」
サスケ「大人しくしろチビ 敵に居所が知れたらどうすんだ
  狙いはてめェなんだ 少しは危機感持ちやがれ」
カグヤ「チビって言うな!大体、あんた達ボディーガードでしょ!?あたしの事はあんた達が守ってくれるんでしょ!?
  ちゃんと守ってよね!危険な目に遭わせたらお姉さまに言ってやるんだから!」
サスケ「ボディーガードだと……!?生意気言いやがってこのチビ……!」
ジュキッド「落ち着くんだ この子を守らなければいけないのは事実なんだ」
タック「そうでっせ……あ、乾パンいらんのやったら返してくれへんかな ボクも腹減ってたんですわ」
カグヤ「全部食べちゃった 不味かったけど もう二度と食べたくないからあげなくていいよ」
タック「もう二度と何もやらへんわ」



クチナワ「そうか……逃がしたか」
縁切天使「申し訳ございません……しかし、妖精は確かに闇の忍び部隊と行動を共にしていました
  奴らは必ず仕留め、妖精をクチナワ様のもとへ連れて来てご覧に入れます」
クチナワ「そうか……では、引き続き頼むぞ」
縁切天使「はっ」

クチナワ「闇の忍び部隊……お前達の旅も終焉じゃ
  腕輪は妾の物となる……お前達がどう動こうとな……
  妾には未来が見えるのじゃ……妾が腕輪を手に入れ、お前たちが死にゆく未来をな…!フフフフフフフフ……!」


  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編 終


シノ「次回予告です 妖精の腕輪を手に入れるべく、ダークソードナイト率いる冥府の騎士団も動き出す
  縁切天使まで現れてさあ大変 闇の忍び部隊はカグヤちゃんを守り切る事は出来るのでしょうか
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第伍拾捌話ご期待ください」

70 名前:ワドルディーズとメタナイトの大冒険 ◆YibtXp7M 投稿日:2018/02/24(Sat) 19:48
前スレ903-904の続き

〜前回のあらすじ〜
メタナイト「メタナイツと新たなる技で兄さんを救えた。その名も『メタナイツでゴー』。その技で兄さんから何かが抜けていったようだ…」

第22話 お前らにセンスというものがないのか!

バンワド「ギャラクティックナイトさんが操りから解放されて数日が経ち、どうやら平和に戻ったみたいです……」


ギャラ「それよりも凄かったぞ、あのメタナイツでゴーって奴か?あれは迫力満天だった」
メタナイト「そこまで凄い物かは分かりませんが、その技は私とメタナイツの絆で作り上げた技ですから」
ギャラ「だろうな。そうじゃなきゃあんな技なんて出来まい」

バンワド「良かったですね…ギャラクティックナイトさんが元に戻って…」
スージー「このまま、そっとしておきましょう」
パラソル「だね…。そ・れ・よ・り!」

メタナイツ「!!」ビクッ
パラソル「お前らにセンスというものはないのか!」
アックス「ひぃーっ!」
水兵「ま、まあまあ…; だけど、確かにそうだね。センスのあるセリフとかないとイメージぶち壊しだし…」

スージー「ちなみにそのセンスに対しての得点ではありますが…………0ですわ」
メイス「えぇー!?」
ジャベリン「マジかよ………」
バンワド「まぁ、少しずつ考えていけばいいじゃないですか?敵の襲来なんてそこまで来ないと思いますし……」
一同「今、フラグ立ったような…」

メタナイト「それより、兄さんはどうして操られたのですか?」
ギャラ「ああ、そのことか。騙されたのだ」
メタナイト「騙された……?」
ギャラ「実は…」

メタ『助…けて…っ誰…かっ!』
ギャラ『メタッ!?何故お前がそこに!』
メタ『お兄…ちゃん……っ。うっ……!』
ギャラ『メタ!』
メタ『ボク…を…見つけて……そして…助け…て………』
ギャラ『メタッ!!……分かった、待っていてくれ!』

メタナイト「見るからに怪しすぎですよね」
ギャラ「今なら分かるが、あの時は嬉しさのあまりにそんなことを忘れていた…。そして、私は騙され、不意を突かれ操られた…」
メタナイト「そうだったんですか…」
ギャラ「ある時、少しではあるがいしきがあった時に、お前の元に来て、倒せるだろうと思った途端に意識が途切れたのだ」
メタ「道理で違和感があったのか…」

トライデント「というかここでセンスが試されるのか…」
メイス「あんまり思いつかないダス;」
スージー「こういう時は甘い物でも食べればいいのですわっ!」

メタナイト「パフェが食べたくなってきたな…」
ギャラ「スージーが用意してるみたいだぞ」
メタナイト「なにっ!?急がねばっ!」ダッ
ギャラ「メタって…あんな奴だっけ…;」

スージー「それではティータイムにしましょうか」
メタナイト「私も混ざさせてくれ」
一同「メタナイト様ッ!?」
メタナイト「私は断じてパフェに反応したのではない」
メイス(か、可愛らしいとこあるダス…)
メタナイト「何か言ったか?」
メイス「な、なんも言ってないダス!(危ないダス;)」

ギャラ「フッ…メタっていう奴は姿が変わってもそんな感情は消えてなかったんだな…」

メタナイト「兄さんも食べましょうよ!」

ギャラ「あ、ああ!」
ギャラ(だが、私を操った奴は一体どこに行ったのだろう……)
ギャラ「…!!この気配は……?」

*

メタナイト「次回予告だ。何だかんだで呑気にしている私達だったが、ハルバードにまた敵が襲来してきた。敵は…………………!? 何故、そなたがそこに!?次回も楽しみにしてくれ」

71 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2018/02/25(Sun) 18:06
アドレーヌ「こんばんは、妖精族のカグヤが出てきて、
忍び街道シリーズも盛り上がり始めた!
ワドルディーズの話も、メタさんがパフェに夢中になるとこから始まった。
仮面の剣士がパフェ好きだなんて意外性あって可愛い♪
ということは、こっちのメタさんもひょっとしてパフェ好きなの?」
リボン「忍び街道に私の仲間が出たよ〜!通称カグヤ姫のカグヤだ〜、
久しぶりだねー♪」
カービィ「久々に見かけたのはいいけど、いきなりピンチだよ、カグヤ姫」
リボン「無事に戻ってきてほしいな〜…」
カービィ「探険隊の腕輪探索という名目でカグヤ姫も助けにいくペポ。
忍び部隊、今戦力不足のようだし、何なら加勢しようか?」

>>32
アドレーヌ「上は魔法使いプリキュアのミラクル、マジカル、フェリーチェ、モフルン。
下はキラキラ☆プリキュアアラモードのホイップ、カスタード、ジェラート、マカロン、ショコラ、パルフェ、ペコリン。
カー君がプリキュアコピーするとこうなるんだ…可愛い〜♪」
カービィ「照れるよ(*/ω\*)。
ところで一瞬フェリーチェがフルーチェに、パルフェがパフェに見えたペポ、
お腹空いたよ〜…」
アドレーヌ「答え終わったらご飯にしようね。
小説のメタナイトvsギャラクティックナイト、スージーvsSMビート、
この二つはどっちも勝ったみたい。メタナイトはプリキュア変身に頼らず、
剣士として本来の姿で真っ向勝負で勝った。
スージーはリレインバーが止まりかけたところでプリキュアアラモード軍と
オリジナルプリキュア三人に助けられて勝った。
オリジナルはキュアフェアリー、キュアドラゴン、キュアアルテミスの三人だって」

>>34
カービィ「確かにミラクルマターを倒して、ゼロツーも倒したペポ。
リップルスターじゃ僕は、ダークマターキラーとして英雄扱いだそうだよ。
そんな僕が勝てなかったのが激闘編のダークメタナイト軍。
ダークメタナイトは、ただ恐ろしく強いだけじゃなく、
人の心の負の部分、要は闇・エネルギーが具現化した殺せない存在なんだよ」
アドレーヌ「戦力もミラクルマター、ゼロツーとは桁違いだしね。
今はノヴァに封印されて、ダークメタナイトはもういないけど、
流石の私でも、ダークメタナイト軍とはもう戦いたくない」
リボン「あ、そうそう、一応言っとくけど、ダークマター族でもグーイなら歓迎してるよ。
グーイの妹か仲間らしいブロッブも、同じく歓迎してるから安心してね」
グーイ「ブロッブも宜しくお願いします」

アドレーヌ「一旦終わるね」
リボン「忍び部隊に誤解がないよう一言いいかな?
女王様が車をわざわざ地球から仕入れたと>>57にあるけど、違うよ。
日産(日本)、スバル(日本)、三菱(日本)、スズキ(日本)、ミニ(ドイツ)の自動車会社を、
リップルスターにも創ったの。地球の良いところを受け継いでいこうと思って。
あと、リップルスターだと女の人の割合がちょっと多いから、
可愛い物がウケやすいってのはあるよ。
あと、女王様は最多で五台まで車持ったことあるけど今は四台だし、
これより増やすつもりはもう無いんだって、増やしすぎても管理大変そうだもんね…」
アドレーヌ「私も、クロスビーとkeiワークスが欲しい程度だし、
車にはあまり拘らないな〜」

ちなみに>>29に味付けするなら
日産・GT-R nismo 570馬力 4WD
スバル・WRX STI 308馬力 AWD(四輪なので実質4WD)
ミニ・クーパーJCW 230馬力 FF
スズキ・ソリオG 91馬力 4WD

ランエボ10は、女王様自ら車を欲しがってる人にタダであげた


72 名前:ワドルディーズと愉快な仲間達 ◆YibtXp7M 投稿日:2018/02/25(Sun) 18:34
バンワド「しばらく来れなくてすみません!色々と忙しかったもので…」
水兵「ボクは体調崩してたけどこの通り復活だよー!」
パラソル「全く持って面目ない;」
スージー「そう言えばメタナイト様が誰か連れて来るがどうこうと聞きましたが一体……?」

バル艦長「ワシじゃワシじゃー!」
パラソル「誰だお前」
バル艦長「かぁー!?ワシのことを忘れただとぉー!?」
水兵「こんなじじい呼んだはずじゃないのに」
バンワド(カオスすぎます;)

メタナイト「バル艦長、何故ここにいるのだ」
バル艦長「メタナイト様、ワ…ワシ今月のゲストですよね?;」
メタナイト「いきなりだから驚いたがそんなことか。バル艦長、もう3月になるのだすまないがまた今度だ」
バル艦長「エェー!?またたらい回しですか!」
メタナイト「すまなかったな…」
バル艦長「仕方ないです。帰らせてもらいます!」

スージー「いじられ役って大変ですわネ」
メタナイト「気にするな。それとスージー」
スージー「何ですか?」
メタナイト「秘書の務めご苦労だ。しばらく、ゆっくり休息していてくれ」
スージー「分かりました。しばらくお休みさせてもらいますわ」

バンワド「それで4人でやっていくんですか?」
メタナイト「本当はそうだったのだが…」
ギャラ「そんなに私のことが嫌いなのか?」
メタナイト「そうではなくて、何故ここにいるんですか!」
ギャラ「本編でいるだろ」

パラソル「なんてメタい」
水兵「そろそろ返そうよー」
バンワド「それもそうですね」

>>64
バンワド「みんなでパフェとかアイスを食べましたね」
水兵「スージーちゃんが色々と用意してくれたよね。本当はメタナイツの為だったけど…」
パラソル「メタナイトさまって甘党だったんだ。甘党のセンサーみたいなものでピクッてなってダッと勢いよく来たからねえ」

ギャラ「正直、あれが私の弟かと思えなかったな」
メタナイト「煩い」
ギャラ「意外と可愛いとこあったんだな」
メタナイト「う、煩い…!」

バンワド「メタナイト様可愛いですよ」
メタナイト「なっ……!?」
ギャラ「フッ…」
メタナイト「に、兄さんまでっ……!?」

パラソル「さあさあ気を取り直して」
バンワド「そうですね。第22話いかがでしたか?今回は、シリアスを控えめにした感じでしたが、またシリアスに戻っちゃいますね」
メタナイト「まさか、敵があいつだったとは…」
水兵「そこまで驚きの事実なんですか?」

メタナイト「水兵なら分かるだろう」
水兵「ま、まさか……!」
パラソル「え、ドユコト!?」
水兵「それは次回に分かるよ……」
バンワド「それだけ深刻なのですね。では、次回誰が登場するのか予想してみて下さい。それでは!」

73 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/02/25(Sun) 21:28

暗闇斎(ナレーション)「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」



暗闇斎(ナレーション)「前回までのあらすじ
  闇の忍び部隊の隠れ家のそばに一人の少女が倒れていた
  彼女の名はカグヤ姫 リップルスターの女王の妹と名乗る彼女は、ポップスターのどこかに落下したという妖精の腕輪を
  取り返す為にポップスターへと降り立ったのだと言う
  否応無しに腕輪探しに協力する事になった闇の忍び部隊だったが早速クチナワの送り出した刺客に命を狙われる
  分が悪いと判断した闇の忍び部隊は一時撤退を図り、逃走に成功したが、不穏な空気が流れ始めていた」




ジュキッド「結局野宿しかあるまいか」
カグヤ「はあ………この星ってこんなに危ない所だったなんて………
  うう……おうち帰りたいよう!あったかいお布団で眠りたいよう!」
サスケ「わがまま言うなチビ 元はと言えばてめェの所為でこうなる羽目になったんだ」
カグヤ「だからチビって言うなさっきから!何であたしの所為になるの!?腕輪を落としたのはお姉さまで、
  あたしは腕輪探しをさせられているだけなのに!」
タック「そのボクらまで腕輪探しに付き合う事になったんやさかい、その女王様とやらには莫大な報酬を請求しなきゃならんなあ」
カグヤ「なっ…何でそうなるの!?」
タック「だってそうやないでっか ボクらは正義の味方やないんでっせ
  協力するからにはそれなりの報酬をいただかんとなあ ボランティアで協力してやる程お人よしじゃあらしまへんで」
カグヤ「はあ…もうやだ……何でこんな奴しかいないの……?」
タック「他に頼れる奴はいない思うて諦めるんやな!ボクらに協力を頼みこんだんが運の尽きやったんや!」
カグヤ「えいっ!」

 ドガッ!

タック「痛い!何しはるんでっか!?」
カグヤ「あんたがむかつくから殴っただけだけど!?」
タック「何やと!?むかっ腹が立ってんのはこっちなんやけどなあ!?」
ジュキッド「張り合うな 大人げないぞ」
カグヤ「あ〜〜〜ん!助けておじさーーーん!こいつがいじめるの!」
タック「こ…この……!」
ジュキッド「勘弁してやれ 相手は小さな女の子だ 日が出たらすぐにここを発つぞ
  いつ誰に狙われてもおかしくない……そう長居もしていられん」
サスケ「ああ…すぐにでも返り討ちにしてやりたいが、火薬の調達も出来ねえしな………
  手持ちで何とかするしかねえか………所で、お前は武器はどうすんだ」
タック「どっかから借りるしかないでんな この辺りには小さい神社がいくつかある
  そこに奉納されている剣を拝借すれば何とかなりそうでっせ」
ジュキッド「全く罰当たりな事を……しかしそう悠長な事も言ってられぬか」
タック「終わったら元の場所に戻しとけば良えだけやしな」
ジュキッド「そういう問題ではないが……まあいい、今日はもう寝るぞ」
カグヤ「ZZZZZZ……」
サスケ「あのチビ……もう寝てやがるな」
タック「はあ、わがままに振り回されるのはごめんや……寝顔はあんなに可愛らしいのになあ…」



  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏



 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)
  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編(>>66-69)


74 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/02/25(Sun) 21:29

カグヤ「よーーーーし!朝だーーー!早速出発するぞーーーー!
  みんな起きろーーーーーーーーーーーー!!」
サスケ「五月蠅ェな…もう起きてるっつーの」
ジュキッド「元気なのは良い事だが、あまりはしゃぐと、また昨日みたいにすぐ腹が減ってしまうぞ」
カグヤ「大丈夫大丈夫!妖精は1回食事したらしばらくは食べなくても平気なんだから!」
タック「燃費が良いんでんな」
カグヤ「当たり前でしょ!妖精なんだから!そこん所あんた達とは違うの!」
タック「いちいち発言が腹立つなあ」
サスケ「それには俺も同意だ」
ジュキッド「全くお前達は子供に厳しいな」
カグヤ「おじさーん!おじさんだけは優しいから大好き!」
サスケ「あまり甘やかすなよ 調子に乗るからなこいつ」
タック「せやでせやで なつかれるとお小遣いせびるかもしれまへんで」
ジュキッド「お前じゃあるまいし、そんな事しないよな?」
カグヤ「うんっ!」

 ヒュッ!!

 ドスッ!!

ジュキッド「………………!これは…!」
サスケ「短剣か……早速新手のおでましってやつか」

ヘビーナイト軍団「………………………………」

メア「こんな所で会うとは、奇遇だな闇の忍び部隊」
バッツ「奇遇でゲス!」

サスケ「何が奇遇だ 手下集めて待ち構えていたんじゃねえのか…?」
ジュキッド「今日はあのデカいのはいないようだな」
メア「元締の事か…?お前達など元締が直接手を下すまでもない……私達がいれば充分だ」
バッツ「充分でゲス!」
メア「バッツ、見えるか そこに妖精がいる……今回の狙いはあの妖精だ
  私が闇の忍び部隊の連中を引き付ける……その隙にお前はあの妖精を捕えるんだ」
バッツ「りょ、了解でゲス!」
メア「行け!ヘビーナイト軍団!!邪魔な虫けらを始末しろ!!」
ヘビーナイト軍団「うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

ジュキッド「数だけで俺達を斃せるなどと思うなよ!カグヤ嬢、後ろにさがっているんだ」
カグヤ「うん!おじさん頑張って!」
サスケ「おい、一応言っておくが、武器は持っているよな」
タック「昨日の夜、早速武器を拝借して来たさかい 今日はこいつを使わせてもらいま!」


ジュキッド「ぬおおおおおおおおおおおおお!!」

 ドゴォォォオオオオオオオオオン!!!

ヘビーナイト軍団「ぐあああああああ!!」

メア「はあああああああっ!!」

 ヒュン!!

サスケ「くっ……!食らえ!!」

 ドォォォオオオオオン!!

メア「くっ…!!」

 ビュン!!

 ドガァァァアアアアアアアン!!!

ヘビーナイト軍団「ぐああああああああああ!!!」


メア「…大した威力だな だがその竹筒、それ程長くは使えないだろう」
サスケ「………!」
メア「それだけ高い威力の火力を放てば竹筒にもダメージが出る
  残り後2、3発撃てば、砕けて使い物にならなくなるだろう…違うか?」
サスケ「…ふん、大した洞察力だな…そこまで分かるとはな
  だが心配はいらねェ…砕ける前に片を付ける!」
メア「やってみるが良い……出来るのならな!」


ヘビーナイト軍団「うおおおおおおおおお!!」

タック「ホンマに数が多いなあ」

 ヒュバッ!!ヒュバッ!!

ヘビーナイト軍団「ぐあああああああああ!!」

タック「悪いけど手加減無しや」

カグヤ「いや…!来ないで!」
バッツ「ゲスゲスゲスゲス……!闇の忍び部隊が戦っている隙に捕まえちゃうでゲス!」
カグヤ「いやああああああああああ!!」

ジュキッド「ぬおおおおおおおおおおお!!」

バッツ「…………へ…?」

 ドォォォオオオオオオン!!

バッツ「ひでぶっ!!?」

ジュキッド「怪我は無かったか?」
カグヤ「おじさーーーん!怖かったよーーー!」

タック「ああ…今助けよう思うたのに、また旦那に良い所取られたやないでっか……もうお前ら邪魔や、失せろ」

 ヒュバッ!!

ヘビーナイト軍団「ぐああああああああああああ!!」


75 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/02/25(Sun) 21:30

バッツ「く〜〜〜っ!痛いでゲス!いつもいつも邪魔して酷いでゲス!」

ジュキッド「それはこちらの台詞だ……今度という今度は、容赦せんぞ……!」

バッツ「ひいいいいいい……!」

???「うふふふふふふふ…!」

ジュキッド「………………!」

 ヒュバッ!!

ジュキッド「くっ…………!」

縁切天使「あらあ……避けられちゃったわあ……せっかく斬り殺せるチャンスだと思ったのにぃ……」

タック「旦那!」
カグヤ「おじさん!大丈夫!?怪我はない!?」
ジュキッド「かすっただけだ…心配するな」

縁切天使「そこをどきなさい………大人しく妖精を差し出せば命を取るつもりは無いわ」

ジュキッド「ふん……毒入りのスープで俺達を殺そうとしたのはどこのどいつだったか
  この子には指一本触れさせんぞ!」
バッツ「そ…その妖精はあっしらが狙ってたんでゲス!」
縁切天使「ふん…邪魔よ!」

 ヒュバッ!!

バッツ「ひいいっ…!危ない……!」

メア「……チッ…!バッツの奴、何を手間取っているんだ……!」

サスケ「くっ…!逃がすか!!」

ヘビーナイト軍団「うおおおおおおおお!!」

サスケ「チッ…!邪魔だ!!!」

 ドガァァァアアアアアアアアアアン!!!

ヘビーナイト軍団「ぐあああああああああ!!」


縁切天使「うふふふ……退かないなら私の鋏で斬り裂くのみよ……!」

メア「はあああああああああああっ!!」

縁切天使「何っ…!?」


 キィィィイイイイン!!

縁切天使「くっ……!余計な邪魔を……!!」
メア「それはこっちの台詞だ…!腕輪を手に入れる為にその妖精が必要なのだ…用が済めばお前に譲ってやる」
縁切天使「ふざけないで頂戴!私もその腕輪が必要なのよ!」
バッツ「あっ…あーーーーー!!」
メア「どうしたバッツ!!今は戦いの最中だぞ!!」
バッツ「闇の忍び部隊の連中…いつの間にか消えたでゲス!妖精もいないでゲス!」
メア「何だと!?」
縁切天使「くっ…!また仕切り直しか…!」
メア「その必要はない…!ここでお前を斃せば邪魔者は1人減る!」
縁切天使「己……!!」

 ドガァァァアアアアアアアン!!

メア「くっ……!!」
縁切天使「きゃああああっ!?」
バッツ「なっ…何でゲスかぁ…!?」

タック「ふふふふふふふふ………はっはっはっはっはっは!!」

メア「っ……!」


タック「悪鬼彷徨うなんちゃらかんちゃらを!なんちゃらかんちゃらでなんちゃらかんちゃら!
  闇の忍び部隊!参上!!」
ジュキッド「………何だ、それは……?」
タック「何やって……シノ姐はんの真似でっせ ほら、戦う前にいつもやってはるあれや」
サスケ「アホか 名乗りを上げんならせめて覚えてからやりやがれ」

メア「己…!ふざけた真似を…!はああああああああああっ!!」
縁切天使「妖精は私がいただくわ!!」

サスケ「上等だ……行くぜ!!」
タック「クライマックスはこっからでっせ!!」


メア「はああああああああっ!!」

 キィィィイイン!!

タック「戦う女性も美しい思うけど、シノ姐はんには敵わんな」
メア「黙れ!!」

 ビュン!!

タック「はっ!!」

 バキッ!!

メア「くうっ……!!」

タック「例え敵でも女の子に血は流させへん 峰打ちで勘弁したるわ」
メア「己……!愚弄するな…!」 


縁切天使「はああああああああっ!!」

 ヒュバッ!!

サスケ「ぐあああああっ!!」

縁切天使「うふふっ…!まずは1人目………はっ…!これは変わり身…!?」
サスケ「貰ったぜ」
縁切天使「くっ……!!」

 ドガァァァァアアアアアアアアン!!!

縁切天使「ぐあああああああああああ!!」


メア「己……!バッツ!!」
バッツ「は…はいぃぃいいい!?」
メア「一時撤退だ!脱出装置を使え!」
バッツ「りょ、了解でゲス!ポチッとな!」

 ビュン!!


76 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/02/25(Sun) 21:32

縁切天使「くっ……!お…己…………!」

サスケ「観念しろ……」
縁切天使「くっ…………ふっ…ふふふふふふふふふふ!!」
サスケ「何が可笑しい」
縁切天使「ふふふふふふ……!!腕輪はお前達の物にはならないわ…!腕輪を手にするのはクチナワ様ただ1人……!」
ジュキッド「……!サスケ殿!そこを離れろ!!」
サスケ「………!!」

 ドガァァァァアアアアアアアアアン!!!

サスケ「くっ………!」
タック「何て奴や…!自爆しよった…!」
カグヤ「な…何で……!?」
ジュキッド「………思っていたより過酷な戦いになりそうだな……」



クチナワ「……………縁切天使が敗れたか………だがそれも想定の範囲内
  次の計画は、もう既に完成しておる……さあ出て参れ、幻影五人衆」

幻影五人衆「はっ!!」

クチナワ「次の作戦はうぬらに命じる……闇の忍び部隊を仕留め、妖精を捕えよ
  鏡花、牙羅、剛魔、亜鐘」

鏡花「はっ……クチナワ様の仰せのままに………行きましょう、皆様」
牙羅「ケケケケケケ……ゲームの始まりだな……!」
剛魔「グフフフフフフフ………!殺戮ノ時間ダ……!」
亜鐘「……………………」

クチナワ「闇の忍び部隊の他にも腕輪を狙う邪魔者がおるようじゃが、幻影五人衆は暗殺に長けた忍び集団じゃ
  さあ行くがよい幻影五人衆 邪魔する者は皆殺しじゃ……!」


  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏 終


シノ「次回予告です 闇の忍び部隊が次に立ち寄った先には、焔屋と呼ばれる火薬類を取り扱っているお店がありました
  そのお店の従業員達の裏の顔は炎の忍び部隊 サスケさんの舎弟だった方々で、再会に喜ぶ一同
  しかし、そんな一同の前に、死んだ筈の風の忍び部隊と水の忍び部隊が……一体どういう事なのでしょうか
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第伍拾玖話ご期待ください」

77 名前:ワドルディーズとメタナイトの大冒険 ◆YibtXp7M 投稿日:2018/02/26(Mon) 18:52
>>70の続き

〜前回のあらすじ〜
メタナイト「メタナイツ達はメタナイツでゴーのかっこよさを上げる為にスージー等が指導していた。一方、私の方では兄さんが操られた訳を聞いたが、どうも引っ掛かるな……」

第23話 襲来再び!新たなる敵

メタナイト「兄さん、どうなされたのですか?」
ギャラ「あ、何でもない…」
ギャラ(気のせいだといいのだが………)

*

メタナイト「…それで、何か案は思いついたのか?」
バンワド「残念ながら、まだ決まってないみたいで」
スージー「眉間にシワって感じになっていましたわ」
メタナイト「そうか…。ムリして考えても何も浮かばない…じっくりと考えよう」
メタナイツ「……はい」

*

パラソル「それじゃあ、特訓でもしよう!」
水兵「そうだね、また敵が来ても大丈夫なように強くなんなきゃ」

チュドオオオオオオォォォォォォン!!!!!!

水兵「エェッ!?」
パラソル「いきなりフラグ立てるから…;」
スージー「バンワドも建設させてましたけど…(前回)」
一同「メタい」

ギャラ「やはり、気のせいではなかったか…!」
メタナイト「それより敵はどこに…!?」
???「フッ、久しいなメタナイト」
メタナイト「………!その声は…まさかっ!」

???「俺と会えたことがそこまで嬉しいか?」
メタナイト「ダークメタナイト!何故お前が!!」
ダメタ「全ては……様の為に。メタナイト、お前を暗殺しに来た」
メタナイト(何故、私が狙われるのだ…。そう言えば、兄さんが操られた時もそうだったが、何故……)

水兵「もしかして、まだあの時の戦いに懲りてないのかな…;」
パラソル「そんな訳…」
ダメタ「前の借りを返しに来た」
パラソル「ファッ!?いや、待て待て待てっ!」

バンワド「メタナイツ達が困惑してるんですけど!;」
スージー「それより、ハルバードでは戦いづらいですわネ…」
ダメタ「まあ、お前達にピッタリな場所を用意している。そこで勝負を着けよう」

*

バンワド「…ここは?」
メタナイト「まさか、ディメンションミラーの中か…!?」
ダメタ「その通りだ。ここで勝負をしよう。お前達全員で来い」
水兵「余裕そうに言ってるけどボクの魔法にまたやられることだね!【サイクロン】ッ!!」

ゴオオオオォォォォ……!!!!

ダメタ「もうその技には通用しない【マッハトルネイド】!!!!」
メタナイト「なっ……!?」

ゴオオオオォォォ……………!!!!!!

水兵「うわああああああ!!!!!!」
パラソル「水兵ッ!って、竜巻がこっちに来る!?【パラソルガード】!」
ダメタ「…甘いな」
パラソル「くうぅ………!強い…うわああああああああ!!!!!!!」
スージー「全く歯が立ちませんわ!」

ダメタ「どうした?その程度か?」
ギャラ「はあああああっ!」

キイイイイィィィィィン………!

ダメタ「ほう、なかなかやるな」
ギャラ「私も剣士だからな」
ダメタ「だが、俺には勝てぬからな」
ギャラ「それはどうだろうな」
ダメタ「なんだと?」
メタナイト「私を忘れないでもらおう!」
ダメタ「しまっ……!」
メタナイト「【ナイトビーム】ッ!!!」

チュドオオオオオォォォォォォン!!!!!!

メイス「や、やったダスッ!」
アックス「流石、メタナイト様です!」
トライデント「いや、やけに静かだな」
ジャベリン「確かに…」

78 名前:ワドルディーズとメタナイトの大冒険 ◆YibtXp7M 投稿日:2018/02/26(Mon) 19:11
ダメタ「やられたとでも思ったか?」
メタナイツ「なっ…………!?」
ギャラ「くっ…………!」
ダメタ「おしかったな」

メタナイト「間に合わなかったか…!」
ダメタ「それで終わりか?なら、俺から行かせてもらう!」

ヒュンッ!

メタナイト「速いっ…!」
ダメタ「フッ……………」
ギャラ「………!!」
一同「メタナイト様っ!!」

メタナイト「ッ………!?」

ザシュッ!!

メタナイト「くっ………… ? 痛みが感じない?どういうこ…と…だ…… !!」
ギャラ「危な…かっ……たな…」

ドサッ……

メタナイト「兄さんっ!どうして……!」
ギャラ「フッ、やっぱり……最初から…メタを…狙って…いたか………」
メタナイト「だからって、何故庇うことを……!」
ギャラ「それは…お前…が……よく…分かってる…だろ。私は…お前の…弟…みたい…な…存在だと……いう…ことを………」
メタナイト「それ以上言わないで下さい!傷口が!!死んでもいいのですか!」
ギャラ「…私は、昔…世界を……滅ぼそうと…した。それを…償うのに……丁度…い」
メタナイト「ふざけないで!そんな方法で…喜ぶ人などいる訳ないです!」

バンワド「メタナイト様の言う通りですよ!それでは後悔しか待ってませんよ!」
ギャラ「……別に…いい。私は…弟を……守…れただけ…で満足……だ……………………」
メタナイト「兄…さん………!?」
ギャラ「…………………………………」
メタナイト「兄さん……兄さんッ!!!!!!!!」

ダメタ「まずは1人仕留めたか。残りまとめて死んでいくがいい…」
メタナイト「……………な」
ダメタ「なんだ?聞こえないぞ」
メタナイト「ふざけるな!お前だけは…お前だけは!!!!!!!」

ゴオオオオォォォォォ………!!!!!

ダメタ「うっ…なんだ……!?」
バンワド「いきなり何が起こっているんですか!?」
水兵「凄い殺気………!」
ダメタ「まさか、あいつが……………に目覚めたのか!?」

































































メタナイト「殺られる覚悟は出来ただろうな?」
一同「……………………!!」
メタナイト「さあ…始めよう……」

*

バンワド「次回予告です…。メタナイト様を庇ったせいで倒れてしまったギャラクティックナイトさん……。その怒りに満ち溢れたメタナイト様がダークメタナイトを斬り付ける!次回も楽しみにしていて下さい…。それよりも、あの姿は一体……」

79 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/02/26(Mon) 19:40
名無しとて適度にキャラに反応して盛り上げていかねば

>>71
リップルスターで採用した自動車会社
日本贔屓じゃない地球レベルの評価でも日本が4つ入ってんだね
5つ(今んとこ判ってる数)のうち4つが日本って凄いや

>>76
クチナワや鉄眼がいる邪幻教、メア、バッツがいる幻夢教、闇の忍び部隊、アドレーヌ軍
腕輪争奪戦が盛り上がってきたぜ!
多分、最終的に闇の忍び部隊vs邪幻教、アドレーヌ軍vs幻夢教になるだろう

>>77
ワドルディーズの司令塔バンワド、魔法使いの水兵ワド、パラソルワド、
メタナイト(弟)、銀河騎士(兄)、スージー
これでかかってもダメタに苦戦かよ…
世界観は違えど、こちらのダメタも強いなぁ…

80 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/02/26(Mon) 21:28
塙一家長男とアドレーヌやシノが柔道やったらアドレーヌ、シノが勝ちそう
テレビの佐賀予選見てたけど、長男スピード無いから、あんなじゃアドレーヌやシノのスピードと馬力で潰されちまう
力なんて二の次、必要なのは攻める心とスピードだよ
闘気も実力もあることで有名なアドレーヌの闘気を前にしたら、長男プレッシャーで仰け反るんじゃねえの?
シノも実力はあるけど闘気が無いから仰け反らすのは無理だなw
ほんとに強い奴ってのは実力もそうだが、いざというときの闘気とスピードが凄まじい
塙一家長男は少なくともアドレーヌには食われるだろ

81 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/02/26(Mon) 22:09

タック「っちゅうわけで!話の舞台が変わったんで、今回から旅をしながらっちゅう設定で
  これから名無し達の返事を返して行く事になったんや」
ジュキッド「おい、軽々しく「設定」という言葉は使うなとシノ殿から注意されたではないか」
サスケ「…ったく、こんな事で大丈夫なのかよ」
タック「まあ何とかなりますやろ」
カグヤ「じゃじゃーーん!!やっとあたしの出番が来たの!あたしカグヤ!リップルスター女王の妹で、
  皆からは姫って呼ばれてるの!あたしの事は、カグヤちゃんって呼んでねー!よろしくー!」
ジュキッド「おおっ、よく挨拶出来たな 偉いぞ」
カグヤ「えへへへへへ」
タック「旦那は甘やかしすぎでっせ」
サスケ「気を付けろよ ガキは甘やかしすぎると後々面倒になるからな」
カグヤ「ガキって言うな!子供扱いしないでよね!」

外見の設定は、髪は女王と同じ黒髪で、縛らず伸ばしている 眼鏡は掛けていない
服装は巫女に似たような服装をしており、リボンちゃんと同じように羽が生えている
大きさはリボンちゃんと同じくらい

タック「一時的にシノ姐はんが離脱して、代わりにカグヤちゃんが加入して、しばらくはこのメンバーで返事を返しまっせ
  それでは、早速返事を返しますわ」

>>79

タック「盛り上げ役感謝や!」
ジュキッド「お勤めご苦労!」
カグヤ「ありがとね〜!」
サスケ「礼を言わん事も無いな」

タック「まず、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜の勢力図やけど、訂正箇所がいくつか
  クチナワらが所属しているんは『幻夢教』が正式名称や 前に邪幻教とかって書いてた事があったけど、あれは間違いや 
  出来れば無かったことにしたかったんやけど、今後も勘違いする人が出ないように、ここで改めて訂正しときますわ
  で、幻夢教に所属しているダークソードナイトが、マッシャー、メア、バッツと手を組んでて、そっちの方は『冥府の騎士団』っちゅう呼び名や
  あとは闇の忍び部隊から離脱して単独行動中のツッキーがいるのを忘れてまっせ 勢力と呼べるかどうかは微妙やけどな
  っちゅうか、ツッキーも腕輪とか狙ってはるんかな?もしそうだとしたらツッキーとも戦わなきゃいけなくなる事もあるかもしれへんな
  あと、アドレーヌ軍やけど、それは話に登場させる予定は無かったわ
  登場させようにも、噛ませみたいな扱いになりそうやし、それはそれでアドレーヌ軍に申し訳ないし、悪いけど話に出てくる事はないと思うわ
  まとめるとこんな所かいな」
ジュキッド「前回の話を振り返ると、冥府の騎士団とやらのメアとかいう女騎士…縁切天使に対して攻撃を仕掛けていたが、
  仲間同士ではなかったのか?」
タック「さあ?単にお互い素性を知らなくて斬り合いになったんやないんかなあ?」
サスケ「あの黒騎士と手を結んだという事は幻夢教に所属したという事だと思うが、あいつらも一枚岩というわけではないみてェだな」
タック「ダークソードナイトは、見るからにプライド高そうやし、ひょっとしたらどっかで幻夢教を裏切る算段でも企ててんのかもしれんな」
ジュキッド「こうしてまとめてみると、案外複雑なものだな……」
タック「こういう第三勢力とか第四勢力とかが関わってくるようになると、文章だけだと難しいでんな
  出来るだけ分かりやすくする方針やけど、もし分からんかったら、聞いてくれたら今回みたいにまとめるかもしれへん
  
  話長くなったんで、ここで一旦投稿しま!」

82 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/02/26(Mon) 23:11

>>79(続き)

タック「ほな続きや
  ワドルディーズの方の話やけど、そっちの方も凄まじい展開になりよったな」
サスケ「ダークメタナイト……だったか まるで駄目そうに見える名前の割には、中々の強さみてェだな」
ジュキッド「そのようだな……台詞の一部に聞き取れない所があったが、それは後々明らかになって行く事なのだろうか」
カグヤ「本当にこの星って、基本殺伐としているんだね」
タック「たまたまや 基本的には呆れかえるほど平和な世界でっせ」
カグヤ「全然そうは思えないんだけど」
ジュキッド「この戦いの裏で糸を引いている黒幕の存在も未だ明かされずだな
  それが語られる時は果たして来るのだろうか……」
タック「それも今後の話をお楽しみにっちゅう事やな

  ……で、最後にリップルスターの自動車事情についての話やけど、
  なんかボクら、色々勘違いしてたようやな
  車は地球から取り寄せたんやなくて、会社そのものをリップルスターに創ったんやってな
  地球の良い所をなあ……結構大胆な事を考えるんやな」
カグヤ「こっちは色々振り回されっぱなしだけど
  あたし、車の何が良いのか全然理解できないんだけど」
ジュキッド「ほう、何でだ?」
カグヤ「前にお姉さまの車に乗せてもらった事があるんだけど、すっごく目が回って気持ち悪かったの!
  それでもう車には乗らないって思ったの!車に乗るくらいなら空飛んで移動してた方が全然マシ!」
サスケ「そういう所がガキだよな」
カグヤ「ガキじゃないって言ってんじゃん!あたし、コーヒーはブラックで飲めるんだから!本当なんだから!」
サスケ「じゃあ飲んでみろよ 飛び切りブラックなやつだ」
カグヤ「うゅ…………こ……こんなの平気なんだから…………ごくっ……うっ…!に……苦い…!
  こんな苦すぎるの飲めるわけないじゃん!!ぷんすか!!」
サスケ「そうか じゃあまだまだガキだって認めるしかねえよな」
カグヤ「きーーーっ!悔しい!このバカバカバカ!!」
ジュキッド「サスケ殿は飲めるのか………これは俺でも駄目かもしれんな……」
タック「あれ?そうなん?」
ジュキッド「俺はコーヒー自体飲まないからな 女房はよく飲んでいるが……あんな具合の悪くなりそうなものをよく飲めるものだな」
タック「あれが大人の味やってよく言うけど、実際ブラックで飲む国ってそんなに多くないらしいでっせ」


>>80

タック「柔よく剛を制すとはよく言ったもんやな
  シノ姐はんは確かに闘気は無さそうやけど、もしくはあえて闘気を出さないようにしてるのかもしれんな
  強いと思われないよう不必要に力を誇示せず、弱いフリして相手を油断させるのも、忍びならではの技なんやろなあ」
ジュキッド「能ある鷹は爪を隠すとも言うな 確かに実力の強さを知られれば多くの敵に狙われるというリスクもある
  実力を持たぬフリをしていれば、案外誰からも狙われないものだ たまに弱い奴ばかり狙う輩もいるがな」
タック「地雷矢の旦那は、伝説の忍者と呼ばれてたぐらいやから、色んな敵と戦ったんでっか?」
ジュキッド「数え切れない程な………その度に返り討ちにして来た」
サスケ「忍びの世界ってのは過酷なもんだ 肩まで浸かれば、多くの地獄を見る羽目になる」
タック「そうやな……基本的には、殺すか殺されるかしかない世界やもんなあ
  でもシノ姐はんは違った シノ姐はんは敵を殺すかなんて事は一切考えなかった
  力の無い人の為に自らが力となって戦っている」
サスケ「忍者とは程遠い存在だな」
ジュキッド「ああ……だがそういう忍者がいても悪くはないだろう ひょっとすると何年後かには、そういう忍者が増えて行くのかもしれんな」
タック「アドレーヌは、シノ姐はん程ではないにしても、強さは一般成人男性を軽く倒せる程の力はありそうやし、
  ひょっとするとホンマにプロの柔道選手にも勝てるかもしれんな そういう点では、毛利蘭と通ずるものがありますな」


タック「それじゃあ今回はここまでやな さあ、旅を続けるで 妖精の腕輪まで、あとどれくらいでっか?」
カグヤ「ん〜…あと40kmくらいかな」
ジュキッド「まだまだかかりそうだな」
サスケ「本当見つかるんだろうな」
カグヤ「疑わないでよ!あたしの魔力で場所を特定出来るんだから!」
タック「月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜、今後もよろしゅうな!じゃあこの辺でさよならや!」

83 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/03/02(Fri) 01:20
 

84 名前:ワドルディーズとメタナイトの大冒険 ◆YibtXp7M 投稿日:2018/03/03(Sat) 09:37
>>77-78

〜前回のあらすじ〜
バンワド「ダークメタナイトがハルバードに襲来して来て、僕達は戦うことになりましたが、全く歯が立ちません…。そんな中、彼はメタナイト様を狙いに斬り裂こうとした所、ギャラクティックナイトさんが庇ったのです…。その怒りでメタナイト様が………」

第24話 覚醒!メタナイトの新たなる姿

メタナイト「さあ…始めようか……」

バンワド「あれは…本当にメタナイト様なんでしょうか……」
スージー「まるで、ダークメタナイトみたいな色をしていますね……」
水兵「だけど、ギャラクシアの色はそのままだし、仮面にキズも見当たらないよ…」
パラソル「それに、目が赤い……まるで、ダークメタナイトに対しての怒りなんだと思う……」

ダメタ(くっ…まさか、あいつが能力に目覚めたというのか……!)
ダメタ「フッ、面白い。全力で来い」
メタナイト「………………」

スージー「余裕綽綽でいるようですが本当に大丈夫なのでしょうか…」
バンワド「それは分かりませんが、僕達はこの戦いに勝利してくれることだけ祈りましょう…」
メイス「大丈夫だといいダスが…」

ジャベリン「まさか、メタナイト様が負けると思ってんのか?」
アックス「言い方を考えて下さい…; それに、メタナイト様は絶対に………」
パラソル「とにかく、願っておこう。あ、ギャラはどうする?」
水兵「ボクが蘇生魔法でなんとかしてみる!【リバイバル】!!」

ギャラ「……………………」

スージー「!! 僅かではありますが、息をしています!」
水兵「やった、成功した!これ、成功したことなかったんだよね」
一同「は?」

ダメタ「随分と余裕そうでいるな。行くぞ、はああああぁぁぁぁぁっ!!!!」
メタナイト「遅い」

キイイィィィン………!!!!

ダメタ「なっ…!?」
メタナイト「随分と弱いな」
ダメタ「黙れっ!」
メタナイト「なら、私の本気を見せよう……」

バンワド「強い…!」
水兵「本当にメタナイトさまなの…?」

ギャラ「……んっ」
トライデント「…起きたみたいだな」
ギャラ「私はどうして生きてるのだ。あいつを庇って死んだはずなのに」
スージー「水兵が蘇生魔法をアナタ様にかけましたの」
ギャラ「そうなのか… !!」

ダメタ「くっ……!」
メタナイト「その程度か。弱すぎる」
ダメタ「強すぎる…お互い、能力を使っているはずなのに……何故、こんな差が…」
メタナイト「言っておこう…私は兄さんを殺した。私はその一撃一撃に怒りを籠もっている」

85 名前:ワドルディーズとメタナイトの大冒険 ◆YibtXp7M 投稿日:2018/03/03(Sat) 09:57
ギャラ「そうか…メタが……」
バンワド「あれは何か分かりますか…?」
ギャラ「分かる。何故なら、私もそんな感じの能力を持っているからな…」
一同「………!!」
水兵「それ、どういうこと……!?」
ギャラ「話は長くなるからひとまず、この戦いが終わってからにしよう…」
ギャラ(あそこまで威力が強いのはあまり見ないな…。もしかするとメタがその能力とは異なる者なのか…それとも、真の能力に目覚めし者か…)

メタナイト「行くぞ…」ビュン

ザシュッ!!

ダメタ「うぐ…!こいつが…真の能力に…目覚めた奴なのか…!?」
メタナイト「トドメと行こうか…」
ダメタ「ぐっ……」
メタナイト「…【マッハトルネイド】!」

ゴオオオオォォォォォォォ………!!!

ダメタ「なら、俺も…【マッハトルネイド】!!!」

パラソル「うぅ……!2つの竜巻に…吹き飛ばされる…!!」
バンワド「メタナイト様は…互角のやり取りをしています……。本当にメタナイト様なのでしょうか…!?」
ギャラ「……………」

ダメタ「くっ…押されているだと!?」
メタナイト「やはり弱いな…」
ダメタ「…! ぐあああああああぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」

ドサッ

ダメタ「くっ…まだチャンスはあるは…」
メタナイト「………………」スッ
ダメタ「ず… !!」
メタナイト「見るがいい…。【ギャラクシアダークネス】」

ザシュッ!!

ダメタ「ぐあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!」

ドサッ………

???「俺…ガ、負けル…ダと……?クっ……………様に報告せネバ……!」シュンッ

パラソル「あ、逃げたっ!」
バンワド「ダークメタナイトが意識を失ってますが、どうします?」
スージー「しばらく放置しておきましょうか」

メタナイト「…はぁ……はぁっ………くっ!何故…こんなに疲労……がッ……」

ドサッ

アックス「何か音…しました?」
ギャラ「……! メタッ……!?」
メタナイト「……………………………」
ギャラ「しっかりしろ!メタ、メタッ!!」
スージー「気を失ってるだけで大丈夫ですわ」

バンワド「…………」ジ-ッ
メタナイト「………………」
バンワド(姿が戻っている…さっきのやり取りは一体…………)

*

バンワド「次回予告と行きましょう…。2人のメタナイトの激闘の末、メタナイト様が勝利しましたが、意識を失っていました。それに、あの姿の謎はあのまま…。そんな中、ギャラクティックナイトさんが何か大事なことを言おうとしていました…。次回もお楽しみに!」

86 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/03/12(Mon) 01:21
もうそろそろであれだな。ほら、これ受け取れ。つ【クッキー】

87 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/03/13(Tue) 00:17

暗闇斎(ナレーション)「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」


暗闇斎(ナレーション)「前回までのあらすじ
  縁切天使の攻撃から逃れた後、やむ無く野宿する事になった闇の忍び部隊一行
  いつ誰に狙われてもおかしくないと翌朝すぐに出発したが、その先に冥府の騎士団が待ち構えていた
  これを撃退すべく戦闘態勢に入るが縁切天使が乱入、戦いは混戦状態となる
  しかし何とか闇の忍び部隊は冥府の騎士団を退け、縁切天使を撃退した
  その直後、縁切天使は自爆してしまう不吉な言葉を遺して……
  そして、クチナワは次の作戦と称して新たな刺客を呼び出していた…」


クチナワ「幻影五人衆 次の作戦はうぬらに命じる
  邪魔する者は皆始末し、妖精を捕えて連れて来るのじゃ 頼んだぞ
  死霊の巫女・鏡花(キョウカ)、人形師・牙羅(ガラ)、棺桶職人・剛魔(ゴウマ)、葬儀屋・亜鐘(アベル)」


鏡花「仰せのままに……では参りましょう皆さん」




鏡花「………さて、準備はもう揃いましたか?」

牙羅「ああ、今しがた終わった所だ
  バラバラになっていた死体も、俺の人形師の技術があれば元通りだ!」
剛魔「ソノ死体…棺ノ中…入レテアル………」
鏡花「ありがとうございます その棺をここに置いてください」
剛魔「御意」

 ドン!

鏡花「……後はここに死霊の鏡を置き……」
亜鐘「俺の呪術で魂を死体に戻す……それで良いんだったな」
鏡花「その通りです では、始めましょう
  ……鏡よ鏡、恨みを遺し、この世に彷徨う魂達を映し出し給え」
亜鐘「怨・阿毘羅吽欠蘇婆訶……怨・阿毘羅吽欠蘇婆訶……ハアアアアッ!!」

 ズギュゥゥゥゥゥウウウウウウウウウウウン!!!

鏡花「さあ……今こそ蘇るのです……!恨みを遺して消え去った魂達よ…!
  今こそ、復讐の時です!」

風の忍び部隊「ウウウウウウ…………!」

水の忍び部隊「ウウウウウウ…………!」



  第伍拾玖話 魑魅魍魎!悪霊達の宴



 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)
  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編(>>66-69)
  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏(>>73-76)


サスケ(…………妙に感じる事がある…………最近…いや、かなり前からか………
  幻夢教の奴らは俺達の動きを把握しているように思う時がある……………
  あのイカれた天使の女……奴は俺達が妖精を連れている事を分かっていて先回りしていた………
  そして、あの騎士団も妖精の事を知っていた…………
  更に前の事を振り返れば、あのメイドと大男の時もそうだ……俺達が来る事を知っていていなくなるフリをして隠れていやがった
  どっかに情報を流している奴がいるに違いない……とすれば一体誰が………やはりまさかとは思うが………)
ジュキッド「……ん?どうしたのだサスケ殿?」
タック「何や、具合悪そうでっせ」
サスケ「いや、何でもねえ」
カグヤ「そうやって何でもないってフリして、本当はお腹空いてるんじゃないの?」
サスケ「馬鹿か、お前じゃあるまいし」
カグヤ「カッチーン!あったま来た!何その言い方!?こっちは心配してあげてるっていうのに!」
サスケ「余計なお世話だ いらん事するなよ、チビ」
カグヤ「だからチビって呼ぶな!」
ジュキッド「…しかしどうするのだ…?先程の戦いで、鉄砲が壊れてしまったのだろう」
サスケ「まあな…後は煙幕代わりの花火くらいしか手持ちがねえ」
タック「この状態で敵に狙われたらピンチでっせ」
サスケ「寄りたい場所があるんだが、そっちに行って良いか?少し遠回りになるかもしれねェが…」
ジュキッド「どうした?何かあるのか?」
サスケ「まあな……向こうに知り合いがいるんだ」
タック&カグヤ「知り合い……?」


88 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/03/13(Tue) 00:19

サスケ「ここだ」
カグヤ「え……?これ、なんて読むの……?」
ジュキッド「焔屋………焔と書いて「ほむら」と読むのか?」
サスケ「そうだ……ここは俺にとっても思い出の場所だ あいつらも元気にやってると良いが……」
タック「あいつらって……」

店員「あっ どうもいらっしゃいま………あっ…!
  兄貴…!?やっぱり兄貴だ!サスケ兄貴!俺です!まさかこっちに戻って来てくださるなんて…!」
サスケ「ようサイゾウ 店の方、守ってくれたみてえだな」
サイゾウ「勿論っすよ!この店を続けるって兄貴との約束でしたから!」
タック「あ…兄貴って……これは一体…?」
サスケ「紹介するぜ こいつはサイゾウ 俺の一番弟子にして焔屋の現店長……そして、
  炎の忍び部隊の現隊長だ」
タック「ま…まさか……!」
サイゾウ「そのまさかっす!ここは炎の忍び部隊のアジトでもあるっす!貴方達の事はサスケ兄貴から聞いてましたよ!
  まあ立ち話もなんですし、上がってってくださいっすよ!」


サイゾウ「皆!聞いてくれ!サスケ兄貴が帰って来たんだ!」
ガルボ「何っ!?本当か…!?おおーーっ!!サスケさん!!サスケさんじゃねえですか!!お久し振りです!!」
バーニンレオ「サスケさん!!また来てくださるなんて感激です!是非ゆっくりしてください!!」
サスケ「そうゆっくりもしてられねえんだが……お言葉に甘えさせて貰うぜ
  ……道具は揃っているようだな 使わせて貰うぜ」
ジャングルボム「どうぞお好きにお使いくだせえ!道具達も喜んでまさあ!」
ジュキッド「そうか……サスケ殿は、闇の忍び部隊が結成する前は炎の忍び部隊の隊長だったな」
サイゾウ「サスケ兄貴が俺達を見捨てずにいてくださったから、俺達はここまで頑張れたんっす!
  昔、俺達は捨て子だったんっす 親に捨てられ、帰る場所もなく、野良犬みたいな暮らしをしてたんっす
  その時に俺達を拾ってくださったのがサスケ兄貴だった
  サスケ兄貴は、いつだって俺達の味方だった 時に叱ってくれたりして、俺達を強くしてくださったっす
  
  俺達は、理不尽な社会を憎んでいた………得をするのはいつも悪い奴らばっかりで、泣くのは善良な市民達だった……
  俺達は、そんな悪い奴らに虐げられる人達を放っておけなかった……そこで俺達は結成したんです、暴走族を……
  それが俺達の正義の原点でした」
ジュキッド「成程な」
サイゾウ「サスケ兄貴を筆頭に、俺達は理不尽な社会に牙をむき、陰で笑う悪党達に裁きを下して来た
  でもそんな事をする内に、俺達は良い大人になり、いつまでも暴走族じゃいけないって思うようになった
  そんな俺達の事を見捨てなかったのがサスケ兄貴だった サスケ兄貴は何度も頭を下げながら、俺達の仕事先を見つけてくださったんっす」
カグヤ「ふーん、陰険な奴って思ってたけど、案外良い所あるんじゃん」
サイゾウ「よく言われますよ 口は悪くてぶっきらぼうっすけど、でも本当はすごく熱い人で、あの人はいつも心の中に自分の正義を燃やして生きてきた
  最後まで面倒見が良くて、俺達はサスケ兄貴に沢山の感謝をしたっす!
  
  でも、ちゃんと就職出来たのは、暴走族に入って日が浅い新人ばかり
  暴走族の中心だった俺達だけが就職先がどこにもなくて、そんな俺達の居場所として作ってくださったのがこの焔屋なんっす!
  そして、同時に炎の忍び部隊を結成したっす!
  理不尽な社会に嘆く善良な市民の助けとなって悪を裁く……俺達は暴走族を辞めても、そういう事がしたかったんっす」
タック「何や…すっごく良え話やな!」
ジュキッド「成程……色々な人に慕われているわけだ」
カグヤ「なーんか見直しちゃった 何だかんだでちゃんと良い人だったんだね でもあたしの事をチビって呼ぶのは許せないかな」

サスケ「さっきから何を喋ってやがる おいサイゾウ 久し振りにお前の腕を見てやる
  俺が教え込んだ花火師としての技術…鈍らせちゃいねェだろうな」
サイゾウ「勿論っすよ!兄貴には及ばないっすけど、俺が腕を錆びらせるなんて事はあり得ない事っすよ!」


89 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/03/13(Tue) 00:20

ジュキッド「それにしてもここはどういう店なんだ?花火だけでなく、炭まで売っているぞ」
イフリーティ「ここは火を扱うものを全般的に置いてあるんです 炎の忍び部隊を名乗るだけあって、火に関する知識なら人一倍です!」
タック「どうやらホンマにそうみたいやな あんな所に温泉までありまっせ!」
???「あ…温泉ですか?どうぞ 良い湯加減ですよ」

サスケ「………ん…?見ねえ顔の娘だな……新入りか?」
サイゾウ「あっ兄貴、そうなんっすよ!最近入ってきた子でして、リンカって言うんすよ!」
サスケ「そうか」
リンカ「あ……あの……サスケさんの事はサイゾウさん達から聞いてます……凄い人…なんですよね……」
サスケ「別に大した事はしてねェよ」
タック「温泉があるんやったら、入らせて貰おうかな!」
ジュキッド「入っても大丈夫か?」
ガルボ「勿論でさあ!サスケさんの知り合いってんなら大歓迎ですぜ!」
イフリーティ「温泉から上がった後は甘いものが1番です!こちら、焔屋名物!焔饅頭!略してほむまんって呼んでくだせえ!」
ジュキッド「ああ、後でいただくとしよう」


サスケ「…………よし、こいつで完成だな 済まねえな、急に道具を借りる事になってよ」
サイゾウ「そんな…サスケ兄貴の頼みっすから、断るわけには行かないっすよ
  鉄砲作っている所、久し振りに見ましたけど、やっぱり凄いっす……どれだけ腕を磨いても、兄貴みたいにはなれないっす」
サスケ「別に俺みたいになる必要なんてねえじゃねえか お前にはお前の良さがあるんだ
  いつまでも人の真似ばっかりやってたって腕は上達しねえんだぜ
  それに、お前の言う通り、腕も鈍っているわけじゃねえようだしな」
サイゾウ「兄貴……!」

ガルボ「サスケさん!サイゾウ!」
サイゾウ「ガルボ…?」
サスケ「どうした?」
ガルボ「気のせいかもしれねえですけど…店の外に怪しい人影が……!」
サスケ「まさか……敵襲か!?」

タック「そのまさかみたいでっせ……」
ジュキッド「今は隠れているようだがな……」
サスケ「……ふん、隠れてないで出てきやがれ それとも怖気づいて出て来られねえか……?」

???「ウウウウ………!」
???「ウウウ……!」

タック「まさか……こいつら……!」
サスケ「随分と懐かしい顔ぶれじゃねえか」

風の忍び部隊「ウウウウウウウゥゥゥ………」
水の忍び部隊「ウウウウウウウ……!」

ジュキッド「風の忍び部隊に水の忍び部隊……!奴ら生きていたのか……!?」
タック「そんな事あり得へん…!確かにあいつらは死んだ…!生きてる筈が……」

タック(まさか………!)

サスケ「………何か心当たりでもあるのか…?」
タック「……いや、こいつら、もしかしたらゾンビかもしれへんって思うてな………」
ジュキッド「確かに……何かに操られているという感じだな……」

サイゾウ「兄貴…!俺達も加勢するっす…!」
サスケ「ああ…頼むぜ」

サーキブル「ウウウウウウウウウウ!!」
バードン「ウオオオオオオオオオオオ!!」
ギム「ガアアアアアアアア!!」

イライール「キシェェェェェエエエエエエエエエ!!!」
フロッツォ「グオオオオオオオオオオオ!!」
スクイッシー「ヒャハハハハハハハハハハ!!!」

タック「こっちに来まっせ!」
サスケ「新しい火薬だ…存分に味わいやがれ!!」

 ドォォォオオオオン!!ドガァァァアアアアアアン!!!

サーキブル「グオオオオオオオオオオ!!」

ジュキッド「ぬおおおおおおおおおおおおおお!!!」

 ドォォォォオオオオオオン!!!

イライール「グオオオオオオオオ!!」

バードン「キヒャハハハハハハハ!!!」
フロッツォ「グオオオオオオオオ!!」

ジュキッド「ふん!!」

 ドガッ!!バキッ!!

サイゾウ「打ち上げ花火だ!!食らえ!!」

 ドガァァァアアアアアアアン!!!

ガルボ「火の用心!マッチ一本火事の元ってな!食らえ!!火炎放射!!」

 ゴォォォォォオオオオオオオオオ!!!

ジャングルボム「とっておきの爆弾だ!食らわせてやるぜ!!」

 ドガァァァアアアアアアン!!

バーニンレオ「俺達の炎を舐んじゃねえぞ!!コラァァァアアアア!!」
イフリーティ「火あぶりにしてやる!!」


90 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/03/13(Tue) 00:23

サーキブル「グオオオオオオオオ!!」

スクイッシー「ウアアアアアアアア!!」

ジュキッド「きりがないな……いくら倒しても来るぞ…!」
カグヤ「き…気持ち悪い……!」


サーキブル「シャアアアアアアアア!!!」


鏡花(そこまでにしてください!今の貴方達は屍人形……このまま戦い続ければ体は滅びてしまいます
  それにこの数相手では分が悪い……一度引き上げるのです)

バードン「ウ……ウウウ…………」

ギム「ウウウウウウ…………」


イフリーティ「……何だ………?あいつら、帰って行くぞ……?」
タック「ボクらには敵わない思うて引き上げたんやないでっか?」
ジュキッド「まあ敵を追い払う事が出来ただけでも大殊勲ものだ 助けになった 礼を言うぞ炎の忍び部隊」
サイゾウ「サスケ兄貴と俺達とで結成した正義の忍び部隊!ゾンビ相手に後れを取る程ヤワじゃないっすよ!」
リンカ「とりあえず、一安心ですね……」
カグヤ「ああ気持ち悪かった……なんなのあいつ…?」

タック(あの死体人形……間違いない……あいつらの仕業や……!しかし何であいつらが……!?クチナワの奴、一体何を……!)

サスケ「………おい」

タック「……え?何でっか?」
サスケ「お前…何か俺達に隠している事でもあるんじゃねえのか…?」
タック「…さて、何の事でっか?ああ怖かったなあ…武器が無いと何も出来んねんボク……
  そうや、この辺に小さい神社とかある?そこに何か奉納されている剣とかあれば良えんやけど…」
ガルボ「ああ、それだったら………」
タック「おおきに!助かりましたわ!」

サスケ(………幻夢教の連中が何故俺達の居場所や行動を特定・把握出来るのか………
  間違いねえ……俺達の中に内通者がいる……そしてその内通者ってのは…………!)



  第伍拾玖話 魑魅魍魎!悪霊達の宴 終


シノ「次回予告です 襲撃する風の忍び部隊と水の忍び部隊を撃退した闇の忍び部隊と炎の忍び部隊
  しかし、死体人形と化した風と忍び部隊と水の忍び部隊は、クチナワからの妖術で更に強い力を手に入れ、再び焔屋を襲撃する
  今、正義の炎が燃え上がる!
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第陸拾玖話ご期待ください」

91 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/03/14(Wed) 11:22

タック「そいじゃあ返事の方も返して行くでおま!」


>>86

タック「おおっ気が利くやないでっか 丁度酒に合うつまみを探してた所やったんや」
サスケ「また酒か お前いつも呑んでねえか?」
タック「そんな事ありまへんで 週に1回程度や」
ジュキッド「嘘を言うな もっとだろう」
カグヤ「クッキー…?あたしケーキの方が良かったな…貰ったから食べるけど」
タック「食うんかい」
カグヤ「クッキーって口の中乾いちゃうんだよね ジュース買って来てよ」
タック「クッキー貰って更にジュースまでねだる気でっか…」
カグヤ「何!?悪いの!?」
タック「いや…別に……」
ジュキッド「丁度良かった 俺も茶を飲みたいと思っていた所だった お前、買いに行って来い」
タック「な…なんでボクが買いに行くんでっか?!」
サスケ「てめェも酒を買いに行く所だったんだろ?丁度良いじゃねえか」
カグヤ「行ってらっしゃーい!」
タック「あんたら……末代まで恨みまっせ」


タック「今回はここまでみたいやな
  まだ少し余裕あるんで、ワドルディーズとメタナイトの大冒険の話の内容でも拾って終わりにしまっせ
  ギャラクティックナイトが犠牲になった事により、殺意の波動に目覚めたメタナイト
  その圧倒的な強さでまるでダメなダメダメのダメナイトに圧勝する しかしまだ黒幕が潜んでいるみたいやな」
ジュキッド「前回やられたギャラクティックナイト殿は無事だったようだ」
カグヤ「蘇生魔法が初めて上手くいったなんて、今まで何をやってたんだろう?魔法使いとして甘々じゃない?」
タック「まあ所詮ワドルディやしな そこはほら、愛嬌やないでっか?
  それにしても、殺意の波動に目覚めたメタナイトに何も出来なかったダメナイトはんは、気の毒に感じましたな
  そういう詰めの甘い所がダメな所やな 相手が悪かったっちゅうのもあるやろうけど、ホンマにダメなダメダメのダメナイトはん、可哀想になあ」
ジュキッド「おいおい、そこまで言ってやるな………えっと……本当の名は何と言うんだったか……?」
サスケ「もっと長い名前だった気がするが、覚えられねえからダメナイトで良いじゃねえか 負け方からしてまるでダメな奴だしな」
カグヤ「うん!なんとなくダメそうな奴に見えたし、お似合いだよね!」
タック「そういう事にしておきましょうか!っちゅうわけで今回はここまでや!
  あと、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜の方もよろしゅうな!それじゃあさいなら!」
カグヤ「バイバ〜イ!」


92 名前:三剣士+α ◆YibtXp7M 投稿日:2018/03/15(Thu) 19:24
ダメタ「今回の話から展開が大事になって来たがどうなると思うか?」
ギャラ「というより、何故生きている」
ダメタ「言っちゃえば本編ではそうだが実際はこうだって奴だ」
メタナイト「だからと言ってわざわざあんなことを…」
ダメタ「お前だけには言われたくねえ」

ギャラ「…こんな状況だが、しばらくこれで行く」
スージー「+αのゲストが何故ワタクシですか…」
メタナイト「いや、今回はスージーであるらしい。」
スージー「…まあいいですわ。そろそろ返して行きましょう」

>>79
スージー「盛り上げ感謝致しますわ」
ダメタ「現状、オレとアイツが戦いオレが負け、お互い気絶状態だ。しいたけナイトがそのことについて次回語るが…」
ギャラ「私のことをしいたけと呼ぶなダメナイト!」
ダメタ「ダメナイト言うな!」

メタナイト「兄さん…ダーク……」
スージー「お互いこんな仲でした?」
メタナイト「どうだろうな…」
スージー「それよりシノさんの話の方も言うべきですわ」
メタナイト「それもそうだな」

メタナイト「リーダーであるシノ殿が離脱してから敵が本格的に仕留め始めるようになってきたな」
スージー「そして、リップルスターの王女の妹さんであるカグヤさんが探している腕輪も狙っているらしいですわネ」
メタナイト「その一方、シノ殿は花影流の奥義を習得しようとしているな」
スージー「ワタクシ達は見届けるしかないですがお互い頑張って行きましょうか」
メタナイト「そ…そうだな……;」

ギャラ「兄のような存在である私になど勝てる訳ないだろ!」
ダメタ「ハァ!?アイツの移し身であるオレに勝とうって言うのか!?やってやろう!」

スージー「やけにやり合ってますわ;」
メタナイト「それに何故、私関連でやり合うのだ…」

>>86
スージー「アイスが良かったと言いたいのですが、貰っておくとしましょう」
メタナイト「…昨日はホワイトデーだったな。私はメタナイツ達にプレゼントした」
スージー「ワ、ワタクシの分はありますか?」
メタナイト「渡す機会がなくて昨日渡したかったがすまなかった。ハルバードの秘書としてこれからも頑張ってくれ」
スージー「はい、メタナイト様ッ!」

ダメタ「この、しいたけスイカバー!」
ギャラ「黙れダメナイトが!」

キイィィィン!キイイィィィン…!!

スージー「まだやり合ってるんですか;」
メタナイト「仕方ないな…あれでもやるか」
スージー「ア、アレとは?」
メタナイト「…見れば分かるさ」

2人「ぐぬぬぬぬぬぬぬ……」
メタナイト「2人共…もうそれ以上しないでよねっ!」
ギャラ「…!?」
ダメタ「お、お前正気か…!?」
メタナイト「ボクは正気だよ!正気じゃないのは2人だよ!!」

一同「」ブフッ

メタナイト「…やるべきではなかったな」
ギャラ「昔みたいな言い方はやめろ…鼻血出るだろ」
スージー「意外と変な部分ありますわネ」
ダメタ「シャドーを思い出したくなかった……」
スージー「何なのですかこのグダグダは」

メタナイト「こんな状態でもあるが本編も楽しみでいてくれ!それではまた会おう!」

93 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/03/15(Thu) 23:07
明日遂にスターアライズが発売の中、
公式サイトではひかわ博一先生描き下ろしの「スターアライズ」を元にした、
「デデデでプププなものがたり」特別編が公開されてるぞ

94 名前:ワドルディーズとメタナイトの大冒険 ◆YibtXp7M 投稿日:2018/03/16(Fri) 01:31
>>84-85

〜前回のあらすじ〜
バンワド「メタナイト様を庇った理由として怒りによって何かに目覚めたメタナイト様は何者かによって操られていたダークメタナイトを無事撃破しました。しかし、メタナイト様は意識を失っていました…。ギャラクティックナイトさんは水兵の蘇生魔法で何とかはなったみたいですが…」

第25話 明かされる能力

ギャラ「まさかメタが目覚めることになるとは思えなかった……」
バンワド「どうしたんですか?」
ギャラ「…ここは、言うへきだな……」
パラソル「何かあるんならさっさと言った方が楽だよ?」
ギャラ「…だが、この話をメタにするべきなのだろうか」
バンワド「それ程大事なのですか?」
ギャラ「ああ、それくらい大事なのだ」
スージー「ではここは、メタナイト様にあえて言わないつもりで話してみてくれませんか?」
ギャラ「いいだろう…しかし、水兵のワドルディが帰って来てからな」
パラソル「あれ、そう言えばメタナイツは…メタナイトさまのとこかな?」
ギャラ「きっとそうだろう。フッ、あいつは好かれ者だな……」ボソッ

*

水兵「ふぅ〜疲れたぁ〜…ダメナイトって意外とダメだなぁ」
ダメタ「黙れ…オレは普通に操られた訳じゃねぇからな」
バンワド「と、言いますと?」
ダメタ「あいつを庇っただけだ…」

シャドー『うあっ!』
ダメタ『シャドーッ!』
???『詰めが甘いな……大人しく操られろッ!』
シャドー(こんな体勢で…起き上がれたとしても…近くにいるはず……くっ…もうダメ…だッ…!)

シャドー『…あれ……どうして…平…気なんだ…ろ……ッ!!』
ダメタ『フッ…無事……だな……ぐっ…!』
シャドー『メタ…どうしてッ!』

ダメタ『…分かる…だろ……オレは…お前と…は……友人みたいな…もんだろッ…』
シャドー『……!!』
ダメタ『それに…お前…なら……オレを…止めることが……出来る…違うか…?』
シャドー『そんな…こと…ボク……には……出来な…………』
ダメタ『出来るッ…お前なら…ッ!くっ…!これ…以上は…意識が……』
シャドー『メタッ!』
ダメタ『お前ならやれるッ!鏡の国を守ってくれ!!!!!!!ぐっ…ぐあああああああ!!!!!!』
シャドー『メタあああああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!』

ダメタ「みたいな状況になり、シャドーが敗れてここに狙いに来ただろう」
バンワド「そうだったんですか…ですが、何故鏡の国を狙いに?」
ギャラ「…強き者を操り、世界を滅ぼす為だろう」
ダメタ「…みたいだな。それに多少だが記憶がある…。ほんの一部しかないが言ってみる。オーバーロードに目覚めし者を操り、世界を滅びへ!…みたいだな」
バンワド「オーバーロード?それは一体………」
ギャラ「やはり、そのことか…」
パラソル「やっぱ知ってたんだ。まあ、そうじゃなきゃいろんなこと考えないしね」
ギャラ「…最初に言うつもりだったが、ダメナイトとかいう奴が先に話しやがったからな」
ダメタ「おい、今ダメナイトと言ったか!このしいたけナイトが!」

バシンッ!

パラソル「はいはいそこまで!」
水兵「ナイスツッコミ!」
スージー「いつぶりでしょうか…;」
ダメタ「意外とキツめにやったな…」
ギャラ「まあ、目が覚めたからいいが…それより、オーバーロードのことを明かすべきだな。メタナイツには追々で言っておく」

95 名前:ワドルディーズとメタナイトの大冒険 ◆YibtXp7M 投稿日:2018/03/16(Fri) 01:57
ギャラ「オーバーロードという能力には一部の人にしか目覚められない能力だ」
スージー「つまり、メタナイト様が狙われる理由としてはその能力に目覚めるということを想定し狙ったという訳ですね」
ギャラ「まあそういうことだ。そのオーバーロードの能力としては威力が上がるのが当たり前だが、先の行動がほんの少しではあるが見えるのだ」
バンワド「だからメタナイト様に傷1つも付けずに終わったんですね…」

パラソル「だけど…もし、相手がその能力を所持して発動していたら負けてたんじゃないの?」
ギャラ「確かに負けていたな…それに奴等はその能力を平気で所持している」
パラソル「えー…な、なら発動させなかったんだろう?」
ギャラ「いや、発動させていた。だが、メタの方が能力の意味で圧倒的に上だった」ダメタ「確かにそうだったな。オレが少し意識があるときにアイツから殺意を感じた」
スージー「あの、ギャラクティックナイト様はその能力をご存じということはもしや…」
ギャラ「図星だ。私もその能力を持っている」

一同「マジかよ!」
スージー「というより、そうでなくてはペラペラと仰いませんわ」
パラソル「でも、その時ギャラクティッウナイトも発動すれば良かったんじゃないの?」
ギャラ「いや……それは…………」
バンワド「どうしたんですか…?」
ギャラ「…私がその能力を発動していた当時……星を滅ぼしかけようとしていた…」

一同「!?」
ダメタ「その時は使い慣れていなかったのか?」
ギャラ「いや、使い慣れていたはずだったが、いきなりそうなってしまった……」
パラソル「それが、ギャラクティックナイトの封印された伝説と関係があったり?」
ギャラ「…ということになるな。しかし、私を蘇らせてくれたことがあったが、あの時は何も思えなかった」
ダメタ「は?どういうことだ。さっぱり分からないぞ」
ギャラ「そこだ。そこの記憶がないのだ」
バンワド「能力のせいでしょうか?」
ギャラ「その可能性は否定出来ない…何せ、オーバーロードは今でも不明な部分があるからな」

ギャラ「ひとまず、メタには黙ってくれないか?」
ダメタ「そうしておこう…」

バンワド「ギャラクティックナイトさんのオーバーロードについての話を聞きましたが、まだまだ謎はあるみたいです。その一方…メタナイト様は…」

*

ギャラ『メタナイト…』
メタナイト『どうしたんですか?』
ギャラ『もし、私が…戦士団のリーダーをやめると言ったらどうする?』
メタナイト『そんなことをしたら…私は、止めようとしますよ』
ギャラ『そうか。お前なら…止めることが出来そうだな…』
メタナイト『ですが、何故いきなりそのようなことを…』
ギャラ『いや、そう考えたらどう思うか聞きたかっただけだ。すまない、みんなのとこへと帰ろう…』

*

メタナイト『どうして…あなたが……!』
ギャラ『…………………………』
メタナイト(何をしたって…言うことも聞かない……。私達が支えて…あげれば…こんなことには…ならなかったはずなのに…!)


アックス「……様!メタナイト様ッ!」
メタナイト「はっ!?夢…か……」
メイス「何か嫌な夢でも見たダス?」
メタナイト「…私は大丈夫だ。そなた達に迷惑をかけてすまなかった…」
トライデント「とんでもない!これからオレ達も頑張っていこうと改めて決心しました!」
ジャベリン「だから、お互い頑張りましょう!」
メタナイト「…ああ!」
メタナイト(メタナイツには本当に感謝している。そなた達がいるおかげで私は頑張っていける。…だが、さっきの夢は一体……兄さんと…何かあったのか……)

メタナイト「次回といこう。敵達が本格的に始動して来たみたいだ。それに…見たことがあるような…不思議な感じだ……何なのだろうか…この感覚は……。次回も楽しみにしていてくれ!」

96 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/03/20(Tue) 01:21

タック「こんばんみ!さてでは返事を返して参りまっせ!」

>>93

タック「いよいよ新作が発売されよったな
  これを見てはる皆は買ったんかいな?Switch自体入手困難な店もあるさかい、
  行動は早めにでないと、遊ぶのは中々難儀な事になりそうやな
  あと、スマブラ最新作も控えているようやし、まだSwitchを持ってない人は、この機を虎視眈々と狙った方が良さそうでっせ!」
カグヤ「公式ホームページでひかわ先生の描き下ろしが見れるんだって!?これは見なきゃだね!
  ついでにあたしの事も描いてもらえないかな〜」
サスケ「無理を言うな」
ジュキッド「我々闇の忍び部隊を主役にした漫画は……流石に描いてはもらえぬか」
タック「何万円程のギャラを提供しなきゃならなくなりそうやな」
カグヤ「ボランティアで描いてくれるなら嬉しいんだけどね」
サスケ「ボランティアを便利な言葉みてェに使うなよ」



タック「今回はここまでや
  最後にワドルディーズとメタナイトの大冒険についてやけど、
  何か知らんが、しれっとダメさんが仲間になったようやな」
ジュキッド「話によると、彼もまた何者かに操られていたようだな しかしその操っていた奴が何者か、いまだに正体は明かされずか……」
カグヤ「次回辺りで出てくる予感がするけど……それともまだ先になるのかな
  それにしても、簡単に操られるなんて、ダメさんってやっぱりダメダメだねなんて思ってたけど、操られそうだった仲間を庇ったからだったんだね
  意外と仲間思いの熱い人だったんだね まるでサスケさんみたい」
サスケ「俺とあれを一緒にするな」
タック「って事はサスケ兄はんも実はダメダメな……」
サスケ「殺すぞ」
タック「すんません…冗談です……」
ジュキッド「オーバーロードという言葉が出てきたが、これはいわゆる精神が肉体を凌駕した状態にあるというわけか?」
タック「そういうのとはちょっと違うんやないかなあ
  しかし、敵側もそのオーバーなんちゃらを使えるっちゅう事は、これから先はそういう敵が増えるっちゅう事やな
  まるでオーバーなんちゃらのバーゲンセールになるんやないかって心配になるわ」
ジュキッド「いわゆる能力系というやつか……これからどういう展開に向かうのだろうな」
カグヤ「こっちも目が離せないね!」
タック「っちゅうわけで、ワドルディーズとメタナイトの大冒険も良えけど、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜もよろしゅう頼んまっせ!
  では今日はここまで!さいならや!」
カグヤ「バイバーイ」

97 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/03/20(Tue) 01:22

暗闇斎(ナレーション)「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」


暗闇斎(ナレーション)「前回までのあらすじ
  闇の忍び部隊一行が次に向かった先は焔屋という店
  そこにいる店員達の正体は炎の忍び部隊であり、サスケが元々隊長として所属していた部隊だった
  再開を喜ぶ一同だったがそれも束の間、死んだ筈の風の忍び部隊と水の忍び部隊が焔屋を襲撃して来た
  これを撃退し、退ける事が出来たが………」


牙羅「何でだ!?何で呼び戻しちまうんだ!?このまま上手くいけば奴らを始末する事が出来たじゃねえか!」
鏡花「無理です 彼らは蘇ったばかり……本当なら時間が必要でした あのまま戦わせていれば、死体は形を保つ事が出来ませんでした」
牙羅「んだと!?俺の整備不足だってのか!?」
亜鐘「よせ 仲間同士の対立程見苦しいものはないぞ」
牙羅「んな事は分かってる!殺るならさっさと殺っちまった方が良いって言ってるだけだ!」
剛魔「同意……敵……殺ス………ソレダケ………」
鏡花「ええ……クチナワ様のご命令は絶対です……邪魔者は全て片付けます
  出来るなら迅速に……それは私も同じ気持ちです……しかしながらその為には周到な準備も必要です
  急いては事を仕損じるとも言います……行動を取るならもう少し慎重に行うべきです」

クチナワ「その通りじゃ」
鏡花「クチナワ様…!」
クチナワ「闇の忍び部隊は妾の作戦を悉く打ち破って来た……今までも、そしてこれからもそれは変わらぬじゃろう」
鏡花「クチナワ様……そのような事は……」
クチナワ「じゃから、うぬらの力が必要になったのじゃ これまで数多くの敵を始末して来たうぬらの力をな…!
  案ずる事は無い……妾もうぬらに任せっきりにするつもりは無い たまにはこうして手伝ってやらねば…のう
  うぬらが作った死体人形を、妾の妖術で強くしてやろう………これなら、時間を待つ必要も無く、長時間の戦闘が可能じゃ」
鏡花「クチナワ様……ご厚意感謝致します」
クチナワ「ククク……"奴"が情報を送ってくれる事で、闇の忍び部隊の連中の動きが手に取るように分かる
  妾の目的の達成の為、闇の忍び部隊に潜らせておいた幻影五人衆の五人目、『夜叉丸』
  "奴"が送って来た情報によれば、今夜闇の忍び部隊は炎の忍び部隊とやらのアジトに泊まる事に決めたそうじゃ
  狙うとするなら、奴らが寝静まる頃じゃろう」
鏡花「相手は闇の忍び部隊だけでなく、他にもいるという事……私達も加勢しましょうか」
クチナワ「その必要は無い うぬらには別の働きをしてもらいたいからのう」
鏡花「かしこまりました」
クチナワ「闇の忍び部隊……うぬらが如何に足掻こうとも無意味という事じゃ」



  第陸拾話 悪霊退散!正義の炎燃え上がる時



 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)
  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編(>>66-69)
  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏(>>73-76)
  第伍拾玖話 魑魅魍魎!悪霊達の宴(>>87-90)


98 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/03/20(Tue) 01:22

サスケ「悪いな、お前達を危険な目に遭わせた上に寝泊まりまでさせてもらっちまってな…」
サイゾウ「何言ってんすか!水臭いっすよ!俺達、こういう仕事をするようになった時から、常に危険と隣り合わせだったっす!
  危険な目に遭う事なんて、もう慣れっこっすよ!」
ガルボ「フッ……昔は弱虫だったお前が今はそんな一端の口を叩けるようになるなんてな」
サイゾウ「何だと!?確かに昔の俺は弱虫だったけど、サスケ兄貴みたいな強い男を目指して、
  それを兄貴に認められて炎の忍び部隊の隊長に任命されたんだぞ!」
イフリーティ「何もかもが懐かしいなあ……俺達がまだガキだった頃、サスケさんと会う前……俺達は住む場所を失って宛てもなく彷徨って、
  その時の俺達は、世の中良い事なんか一つもないって思っていた……」
ジャングルボム「でも、サスケさんと出会って、サスケさんから色々な事を教わって、俺達は成長出来たんだ」
バーニンレオ「今でも感謝してるんですよ 本当にダメダメだった俺達を、ここまで立派に育ててくれて……」
ジュキッド「本当に、周りから慕われていたんだな」
タック「泣けてきますな、ホンマに」
カグヤ「ねえねえサスケさん!あたしにも花火の作り方教えて!」
サスケ「駄目だ チビには早すぎる」
カグヤ「チビじゃないもん!教えてったらねえ!」
サスケ「うるせえさっさと寝ろ 明日の朝起きなかったら置いて行くからな」
カグヤ「もー!サスケさん意地悪!」

リンカ「あの………」
サスケ「…ん……?何だ」
リンカ「闇の忍び部隊の話は…サイゾウさんからよく聞いています……難しい任務も引き受けていて、凄い人達だなって……」
タック「いやあそれ程でもありまんがな!」
サスケ「別に大した事はしちゃいねェよ 好き勝手する奴らを許せねえのは昔も今も同じだからな」
リンカ「私……実は憧れているんです……闇の忍び部隊のリーダー、シノさんに」
タック「ええっ!?シノ姐はんに!?」
リンカ「炎の忍び部隊に入ったのも、それが理由だったんです……私、小さい頃に両親を悪い人達に殺されて……
  その時の私は何も出来なかった……女の子だったから力も弱かったし………
  でもシノさんは凄い……私と同じくらいの年齢で、女の子なのに力もあって、どんな相手にも恐れずに立ち向かえる……
  あの……お願いなのですが……もし、また焔屋に来る事があるなら、今度はシノさんも一緒に連れて来て欲しいです…………」
サスケ「………そうだな、あいつにもよろしく言っておくか そう言って貰えて、あいつも喜ぶだろうぜ」
リンカ「本当ですか!?ありがとうございます!」
ガルボ「リンカちゃんは本当に優秀で、炎を操る忍術が使えるんですよ」
イフリーティ「サイゾウが一目惚れして雇ったんだけど、本当に強くて助かってますよ 焔屋の店の仕事もテキパキこなすし」
サイゾウ「一目惚れは一言余計だっつーの!」
イフリーティ「あまり現を抜かしていると、すぐ追い抜かれてリンカちゃんが炎の忍び部隊の隊長になっちゃうかもな!」
サイゾウ「な…何おう!隊長の座までは簡単には譲れんぞ!」


99 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/03/20(Tue) 01:23

サスケ「……………………………皆、寝静まったか……………………
  久し振りに焔屋に帰って来たが、皆元気そうで良かったぜ
  俺がいなくても、何とか出来るだろうとは思っていたがな………
  
  ………!奴がいない………!」


 サスケ(回想)「………おい」

 タック(回想)「……え?何でっか?」
 サスケ(回想)「お前…何か俺達に隠している事でもあるんじゃねえのか…?」
 タック(回想)「…さて、何の事でっか?」


サスケ「武器を取りに神社に行ったのか……?しかし何故こんな時間に…………
  それとも、やはりあいつ、何か俺達に隠している事が…………」

 ヒュッ!!

サスケ「…………!!」

 ドスッ!!

サスケ「…………!誰だ!?」

イライール「ウウウウウ…………」

サーキブル「ウウウウ…………」

サスケ「こいつら……!おい!!起きろ!!敵襲だ!!」

ジュキッド「何っ!?敵だと!?」
サイゾウ「馬鹿な!店は閉めた筈なのに……!」

 ビュン!!ビュン!!ビュン!!

イフリーティ「くっ……!」
バーニンレオ「ぐああっ…!」
ジュキッド「こいつら……先程と比べて動きが俊敏になっている………!
  サスケ殿、そういえばタックはどこにいったのだ…!?さっきから姿が見当たらないぞ…!」
サスケ「俺も気付いたのはさっきだ……どこに行ったかは知らねえ それより、今はこいつらをさっさと片付けるぞ」

バードン「シャアアアアアア!!」

フロッツォ「オオォォォオオオオオオ!!」


ジュキッド「ふん!!」

 ドガッ!!バキッ!!

バードン「グオオオォォオオオオ!!」
ギム「ウウウウウウウ!!」

サスケ「吹き飛べ死体人形め!!」

 ドォォォオオオン!!ドガァァァアアアアアアン!!


スクイッシー「グオオオオオオオオ!!」
サーキブル「オオオオオオオオオオオ!!」
イライール「ウウウウウウウウウウウ!!」

 シュッ!!ビュン!!ヒュバッ!!

サスケ「くっ…!くたばるどころか、更に活発になりやがった…!」

フロッツォ「グヘヘヘヘヘヘヘ!!」
カグヤ「いやあああ!!助けて!!」

ジュキッド「くっ…!離れろ!!」

 ドガッ!!

フロッツォ「グオオオオ!!」

ジュキッド「怪我は無いか!?」
カグヤ「うええええん!!怖かったよーーー!!」
ジュキッド「己…しぶとい奴らめ…!」

スクイッシー「シャアアアアアアア!!」

サスケ「旦那!!後ろだ!!」

ジュキッド「む……!」

 ヒュバッ!!

スクイッシー「シャ………」

 ドサッ!

タック「ふー…間一髪、間に合いましたな」
サスケ「てめえ…今までどこにいたんだ!?」
タック「いやあちょっと用を足しになあ……そんな事より、こいつらさっさとどうにかしまっせ
  武器もこの通り、ちょいと拝借して来た所や」

スクイッシー「ウウウウウ…………」

サスケ「真っ二つに斬られても自力で再生出来んのか」
タック「恐ろしい生命力やなあ こりゃあ再生できなくなるぐらい痛めつけてやるしか無さそうでんな」

サイゾウ「俺達にも手伝わせてくれっす!勝手に人の店に上がり込んで、タダで済むと思ったら大間違いっすよ!」
バーニンレオ「そうだそうだ!!消し炭にしてやる!!」
イフリーティ「死体を処理するのは火葬が1番だな!」
ジャングルボム「上等だぜ!!俺の爆弾でぶっ飛ばしてやる!!」
ガルボ「見せつけてやろうぜ、俺達の正義の炎をよォ!!」

サスケ「頼もしくなりやがって……それじゃあ行くぜ!!誰も死ぬなよ!!」

一同「おうっ!!」


100 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/03/20(Tue) 01:24

イライール「グアアアアアアアアア!!」

サイゾウ「一発お見舞いするぜ…!!吹っ飛べ!!」

 ドォォォォオオオオオオオオン!!ドガァァァアアアアアアアアン!!!

イライール「ギャアアアアアアアアア!!」

ギム「オオオオオオオオオオオッ!!」

ジュキッド「ふん!!ぬおおおおおおおおおおおお!!」

 ドォォォオオオオオン!!

ギム「グアアアアアアアア!!」


スクイッシー「ウウウウウウウウウ!!」

 ヒュッ!!

タック「まだ懲りないようやなあ…ならもう一度斬り刻んでやりまっせ!」

 ヒュバッ!!

スクイッシー「グアアアアアア!!」

リンカ「再生はさせません…!忍法!火炎砲!!」

 ゴォォォオオオオオオオ!!

スクイッシー「グアアアアアアアアアア!!」


ジャングルボム「食らえゾンビ共!!クラッシャーボム!!」

 ドガァァァアアアアアアン!!!

バードン「グアアアアアアアア!!」


フロッツォ「オオオオオオオオオオオ!!!」

ガルボ「フン…!燃えちまいな!!」

 ゴォォォオオオオオオオ!!!

フロッツォ「グアアアアアアアアアア!!」


サーキブル「ウウウッ……!」

 ビュン!!

サーキブル「ウウ……!」

イフリーティ「おっとこっから逃げられると思うか?」
バーニンレオ「お前1人逃げようったってそうはさせないぜ!サスケさん!」

サスケ「おう…!食らえ!!」

 ドォォォオオオオオオオオン!!ドガァァァアアアアアアアアン!!

サーキブル「グアアアアアアアアアアアアア!!!」


サーキブル「……これで良い………ようやく苦しみから解放された………
  礼を言う……済まなかった…………最後の最後で……また迷惑を………………」

サスケ「……安らかに眠れ」
ジュキッド「無事、成仏する事だな……」


101 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/03/20(Tue) 01:31

サイゾウ「………よし、これで店も元通りだ!全く…えらい目に遭ったぜ」
ガルボ「おいおい、危ない目に遭うのは慣れっこなんじゃなかったのかよ」
サイゾウ「それとこれとは別だぜ 寝込みを襲ってくるなんてまさか思わないじゃないか!」
ジュキッド「奴らもそれだけ本気という事だ……1秒たりとも油断は出来んな………
  だが、狙いはあくまで俺達だ これ以上迷惑を掛けぬ内にさっさとここを去ろう」
サスケ「そうした方が良さそうだな」
カグヤ「ふわあ……もう朝になっちゃったの……?今日は全然眠れなかったぁ…………」
サスケ「……………またあいつの姿が見えねえが……」
ジュキッド「タックか、奴なら武器を返しに神社に行ったぞ 少し時間が掛かるから先に行っててくれという事だそうだ」
サスケ「………………………」
ジュキッド「……どうした?心配なのか?」
サスケ「別に…………色々と思う事があるってだけだ」
ジュキッド「色々と…?」

リンカ「あの………もし良かったら持って行ってください……」
サスケ「これは……」
サイゾウ「焔屋名物、焔饅頭!疲れた時はこれを食べてリラックスっすよ!」
サスケ「悪いな……いつかまた戻って来る………それまで達者でな」
サイゾウ「兄貴達も……頑張ってください!」



ジュキッド「……本当に、良い舎弟達に恵まれたな」
サスケ「まあな……どんなに辛くても諦めないでついて来た……感謝するのはこっちの方だってのにな」
カグヤ「う〜ん!やっぱり饅頭おいしい!」
サスケ「おい、あまり食い過ぎるなよ、太るぞ」
カグヤ「妖精はいくら食べても太んないの!」
サスケ「全く……狙われてんのはお前なんだからもう少し緊張感持ちやがれ」
カグヤ「もしそうなったらサスケさん達が守ってくれるから大丈夫!」
サスケ「ったく……都合の良い事言いやがって……!」
ジュキッド「良いではないか さあ、妖精の腕輪を一刻も早く見つけに行くとしよう」


102 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/03/20(Tue) 01:34


クチナワ「死体人形が斃されたか………だがそれも想定の範囲内じゃ
  あの程度でくたばってしまっては、せっかく幻影五人衆を用意した意味が無い……
  うぬもそう思うじゃろう?幻影五人衆の五人目、夜叉丸
  ………いや、タックと呼ぶべきか?」

タック「そんなんどっちだって良えわ……そんな事よりも、あんたには聞かなきゃならん事が色々ある
  幻影五人衆を呼び出したのはどういう意図や……!あれはまだ使わない作戦やなかったんかい!」
クチナワ「色々と状況が変わったのじゃ 闇の忍び部隊があまりにも妾の計画を踏みにじるものだからな
  今まではお遊びのつもりで相手をしてきたが、ここまで来ればこちらも本気で殺しに掛からねばならんと思ったまでじゃ」
タック「もう一つ質問や、まだ"あれ"には手を出してへんやろなあ…!?」
クチナワ「この期に及んで"あれ"の心配か………心配せずとも、"あれ"には手を出してはおらん……今の所はな……
  うぬの今後の働き次第では、どうなるかは分からんぞ…?」
タック「もし、全てが終わったら"あれ"は返して貰う……そしてあんたらとも手を切る……!」
クチナワ「分かっておる これでも一度した約束は忘れた事は無い
  だから安心して、うぬは引き続き闇の忍び部隊を監視し、何か動きがあればこちらに情報を提供するのじゃ
  もし妾の命令に背く真似でもしたらどうなるか……分かっておるじゃろうな」
タック「ああ……せやから"あれ"には今後も一切手を出すなよ……!」
クチナワ「ああ 約束じゃ」


鏡花「夜叉丸………本当に信頼すべきでしょうか
  今頃闇の忍び部隊に長く居付いた所為で、向こう側に情が移っているのではないでしょうか」
クチナワ「その時はその時……"あれ"もろとも夜叉丸を抹殺すれば良いだけの話じゃ
  心配せずとも、奴は裏切る心配は無い……"あれ"が妾の手の中にある以上、下手な真似は出来ぬ」
鏡花「………だと良いのですが」
クチナワ「……さて、うぬらにも存分に働いて貰おう 邪魔者は闇の忍び部隊だけでは無いようじゃからのう」
鏡花「準備は出来ております……これより邪魔者達の抹殺を執行致します 全てはクチナワ様の勝利の為に………」
クチナワ「フフフフフフ………本当の恐怖は、ここからじゃ……!」


  第陸拾話 悪霊退散!正義の炎燃え上がる時 終


シノ「次回予告です 遂に幻影五人衆が動き出しました
  幻影五人衆は手始めに冥府の忍び部隊を襲撃、そしてその毒牙は闇の忍び部隊にも向けられる
  卓越した腕を持つ暗殺者集団に、闇の忍び部隊はどう立ち向かう?
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第漆拾話ご期待ください」

103 名前:三剣士+α ◆YibtXp7M 投稿日:2018/03/20(Tue) 23:34
メタナイト「さて、今回のゲストはバンダナワドルディだ」
バンワド「よろしくお願いします」
ダメタ「まずは、本編について語ろう。メタナイトが発動していたあの能力だが、ネーミングないだろあれ」
ギャラ「それだが言ってしまえば、その能力に目覚めた初代が勝手に名前をつけたらしいという説があるんだ」
バンワド「ネーミングセンスないバカが目覚めたって大丈夫ですかそれ!?」

メタナイト「いつか頭おかしくなるのか私は…兄さんは元々だし」
ギャラ「ちょっ!」
ダメタ「ざまぁだな」
ギャラ「お前だけには言われたくないな」
ダメタ「それはこっちのセリフだ」
バンワド「またこのグダりですか!スージーさんから聞きましたよ!おふたりはパフェなしにしますよ!」
2人「やめてくれっ!」
メタナイト「甘党か!」

2人「お前だけには言われたくない!」
メタナイト「…バンワド、レス返信でもしていこうか……」
バンワド「そうですね…;」

>>93
バンワド「スターアライズ発売されましたね。もう、クリアしてる人いますね…」
ダメタ「今作は意外と簡単かも…らしいぞ」

ギャラ「そーなのかー」
メタナイト「どんな敵が出てくるのだろうなー」
バンワド「ドリームフレンズとかいるらしいですけどー一体誰でしょーかー」
ダメタ「それ、オレに対して言ってんだろ(怒)」
メタナイト「なんのことかな」

一同「」ブフッ←鼻血

バンワド「だ、大丈夫ですよ!ダメタさんもいつか出ますから!」
メタナイト「バトルデラックスでも出ていただろう、それが一時の休息かもしれんが」
ダメタ「オレ自信出てねぇよ。というよりお前のコスプレみたいな奴、全部ネt」

スッ……

メタナイト「それ以上言うとお前の命がどうなっても知らんぞ」
バンワド「ちょ、メタナイト様!何、ガチに殺ろうとしてんですか!しかも、赤目怖っ!」
ダメタ「フッ、面白い…」
バンワド「あ、ダメだこりゃ」

*

ギャラ「まだ殺り合ってんのか」
バンワド「はい…(何故、剣士は頭に血が上りやすいんだ)」
ダメタ「くっ、負けた…」
メタナイト「フッ……お前のような偽物は本物には勝てない」

ギャラ「鏡の大迷宮で封印されたくせに…」
メタナイト「【ギャラクシアダークネス】」
ギャラ「ギャース!!!!!!」

バンワド「これは色々と面倒なことになってしまわれました…そう言えばデデププがあったっけ…ちょっと見てこよっと…」

*

ギャラ「はっ!?ここは誰だ!私はどこだ!」
メタナイト「正気の沙汰ではない…」
バンワド「さて、今回はここまでにしときましょうか、強制終了です。それでは」
ダメタ「お、おいっ!何故こうなっt」

104 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/03/22(Thu) 00:58
何年か振りにこのスレを探してスレがあることに感動!!
なんだこの実家のような安心感

最近ハマってる食べ物教えてください


105 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/03/23(Fri) 23:37
初めてコピー能力が使えるようになった名作夢の泉の物語発売から丸25年ってことで
夢の泉の物語の中でのコピー能力で一番お気に入りは?

106 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/03/25(Sun) 17:20
め!(`Д´*)q

107 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/03/26(Mon) 12:16

タック「おはようさん」
カグヤ「おはようございます」
タック「そうこうしている内に3月も残り1週間でっせ」
カグヤ「そだねー」
タック「もう4月になりまっせ 春でっせ」
カグヤ「そだねー」
タック「明日は晴れだと良えな」
カグヤ「そだねー」
タック「っちゅうわけで、今日も早速返事を返して行きまっせ」
カグヤ「そだねー」
サスケ「多分、今年の流行語にはノミネートされるだろうが、
  冬季五輪が終わった今となっては今更な感じがするな」
ジュキッド「せめて開催中の時にやるべきだったかもしれぬな」
タック「タイミングを逃したから今やったんや 後悔はしてまへん」
カグヤ「そだねー」
タック「カグヤちゃん、そだねーはもう良えよ」
カグヤ「そだねー」
タック「ちょっとしばき倒したろうかな」
ジュキッド「やめなさい」

>>104

タック「今でもそう言ってもらえる事に感動!シノ姐はんもきっと喜んでいると思いまっせ!」
サスケ「何だかんだで1番歴史があるんじゃねえか、ここ」
タック「さかのぼれば初音ミクやニコニコ動画が出るより前に活動してたからな
  まあボクらが出るのはそれから後なんやけどな!」
ジュキッド「闇の忍び部隊としての活動も、5年経とうとしているな」
タック「もうそんな長さになるんやな
  最初の頃はシノ姐はんとツッキーが頑張ってくれてはったけど、今じゃその2人もいない状態やな」
カグヤ「その代わりあたしが入ったんだから大丈夫でしょ?新リーダーのあたしがここを盛り上げて行くんだから!」
サスケ「いつてめえがリーダーになったんだ」
カグヤ「あんた達の仲間になった時からに決まってんじゃん あたしがリーダーであなた達はあたしの家来なの
  そうだ!名無しの皆もあたしの家来にしてあげる!だからついて来てねあたしの家来達!」
サスケ「断る」
タック「報酬たんまりくれるんならついて行こうかな」
ジュキッド「俺は別にどちらでも構わんな」


タック「……で、話変わるけど、最近ハマってる食べ物か………
  ハマってるっちゅう程でもないけど、うまい棒は酒にも合うからおススメでっせ
  特にめんたい味がおススメや 程よい辛さがこれまた良えんよ 1度で良えから試してみてや
  あ、未成年は飲酒は駄目やかんな 別に飲んでもこっちは責任は一切負わんから良いえけどな」
ジュキッド「それは駄目だろう というかお前は口を開けば酒ばかりだな」
タック「食べ物の話になったらそりゃそうなるわな」
ジュキッド「お前だけではないのか…?」
カグヤ「あたしはねえ、えっと、ケーキにマカロンにパフェにラスクでしょ、それにパンナコッタ、それとあとは……」
タック「長くなりそうなんでカットでお願いしますわ」


108 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/03/26(Mon) 12:16

>>105

タック「コピー能力誕生からもう25年か!
  コピー能力って当時としては斬新やったんやないかな
  これが当時のちびっ子達に大ウケ!今やそのちびっ子達も大人になって大人からも子供からも大人気なゲームに!
  マリオ、ゼル伝に並ぶ任天堂の顔やな!
  1番お気に入りのゲームでっか?そりゃあ何と言っても『コピー』やな!
  ヘルパーとして使うてみ、盗みの手の力で好きな能力のキャラに変身出来る!体力が減っても能力を捨ててもう1度変身すれば全回復!
  更にガードする時は姿を完全に消す事が出来、その状態はいかなる攻撃も受け付けないまさに無敵の防御なんや!
  どうでっか!?使うてみたくなったやん?!」
ジュキッド「夢の泉限定でと書いてあるぞ その能力が出たのはもう少し先だ
  ちなみに俺が推すのはスープレックスだ あれは扱いが少々難しいが慣れれば強力な技だ
  漢の戦いに武器は不要!信じるのは己の力のみ!豪快な投げ技を敵にお見舞いしてやるんだ」
タック「旦那、それも夢の泉に出て来てないでっせ」
カグヤ「あたしはパラソルが好きかな」
ジュキッド「それは夢の泉に出てきたな…理由は何だ?」
カグヤ「ん〜、何となくサスケさんっぽい感じがするからかな」
ジュキッド「おお」
タック「サスケ兄はん、良かったでんな!」
サスケ「殺されたいのか?」
タック「すんまへんでした……」


タック「っちゅうわけで、今日はここまでや!
  月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜、腕輪争奪戦編もまだまだ終わりそうにないなあ
  4月中には新しい展開に入る予定や!シノ姐はんの修行もそろそろ終わると思いまっせ!」
ジュキッド「どのように強くなって帰って来るのだろうな」
タック「それはこれからのお楽しみや!腕輪を巡っての戦いはこれからもまだまだ続く!そちらの方もよろしく!
  それじゃあさいなら!」
カグヤ「またね〜」

109 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/03/27(Tue) 01:07

暗闇斎(ナレーション)「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」


シノ「…………修行から何か月経ったのでしょうか……………
  修行場から一歩も外に出ず、毎日ずっと修行の日々…………
  いつ以来でしょうか………こんなにちゃんと修行したのは…………
  力を失って、改めて私自身の未熟さと向き合う事になりました………
  力は弱いけれど優しさがある……父上はそう言ってくださったけれど、それで本当に良いのでしょうか……
  リーダーならリーダーらしく、もっとちゃんとしないと………強くならなきゃ…………」

???「フフフフフフ……可愛らしい悩みじゃのう」

シノ「貴方は……!クチナワ…!何故ここに……!?」

クチナワ「何故とは滑稽じゃな 妾はどこにでも現れる……
  妾はうぬがとても気に入っているのじゃ……その儚げな表情……
  少し触れるだけですぐに壊れてしまいそうな繊細さ……フフ……たまらなく愛おしい………」
シノ「……………………!」
クチナワ「そう睨まないでくれ うぬは妾の事が嫌いか?」
シノ「嫌いです………貴方の事は危険としか思えない………」
クチナワ「そうかそうか まだ妾に対しての恐怖は消えておらぬか……可哀想にのう……フフフフフフ…………」

 ビュン!!

シノ「き…消えた……!?い…一体どこに……!?」

 シュッ…

シノ「…………!!」

クチナワ「ほう……髪が少々傷んでおるようじゃな……髪の手入れはしておるのか?」
シノ「…………………!」
クチナワ「女性の髪はとかく傷つきやすいからな、手入れは充分にしておいた方が良いぞよ」
シノ「くっ…………!!」

 ビュン!!


クチナワ「フフ………冗談じゃ そういきり立つ事もあるまいて
  うぬはいつもそうじゃな 知的に見える反面、挑発されるとすぐ心に乱れが生じる
  そういう面も含め、やはり妾はうぬを気に入っている……心から愛しておるぞよ」
シノ「くっ………!」
クチナワ「…さて、妾は帰るとするか……最後にとっておきのものを見せてやろう」
シノ「とっておき……!?」
クチナワ「うぬもとても気に入ると思うぞ……仲間達の最期の姿じゃ」
シノ「最期の姿……!?なっ………!」

タック「が………あ……………!」
ジュキッド「くっ……………………!」
サスケ「…………………………」

シノ「そ…そんな………!これは……!?」
クチナワ「気に入ってくれたか?妾は先の未来を見通す事が出来る……これはその未来の一部じゃ
  いつになるかは分らぬが、そうなる日も近いじゃろう……クククククククククク……!」
シノ「ま……待って………!」
タック「シノ姐はん………!」
シノ「…………!」
タック「シ……シノ………姐はん……………!」
ジュキッド「シノ………殿…………………」
サスケ「お前だけでも………逃げるんだ………………!」
シノ「い…いや………そんな……!タックさん…!ジュキッドさん…!サスケさん……!!
  いやあああああああああああああああああああああああ!!!」


シノ「はっ……!」

紅華の十蔵「大丈夫かい?」

シノ「…………!ここは………………!?」
紅華の十蔵「随分悪い夢を見ていたようだね さっきからうなされていたよ」
シノ「夢………?」
紅華の十蔵「起きたらすぐ修行と思ったが……もう少し休んでからの方が……」
シノ「いえ………すぐに修行を始めてください……!」
紅華の十蔵「シノちゃん………」
シノ「もしかしたら私には……もう時間がないと思うから……………」
紅華の十蔵「そうか………それなら始めようか」
シノ「はい……よろしくお願いします!」


 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第陸拾壱話 戦々慄々!幻影五人衆現る


110 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/03/27(Tue) 01:10


 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)
  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編(>>66-69)
  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏(>>73-76)
  第伍拾玖話 魑魅魍魎!悪霊達の宴(>>87-90)
  第陸拾話 悪霊退散!正義の炎燃え上がる時(>>97-102)



鐘の音「ゴーン!ゴーン!ゴーン!」

司会「それでは新郎新婦の入場です」

拍手の音「パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ!!」

新郎「……………………」
新婦「……………………」

牧師「健やかなる時も病める時も、喜びの時も悲しみの時も、富める時も貧しい時も、これを愛し、敬い、慰め遣え、
  共に助け合い、その命ある限り真心を尽くす事を誓いますか?」

新郎「はい、誓います」
新婦「誓います」

牧師「それでは、誓いの口づけを」

新郎「………………」
新婦「………………」


牙羅『廻る〜廻る〜よ時代は廻る〜喜び悲しみ繰り返〜し〜 今日は別れ〜た恋人達も生まれ変わって巡り逢〜うよ〜♪』

会場「ざわ……ざわ………」

観客「誰だ……!?」

観客「この歌は……!?」

ザシュッ!!

観客「ぐあああああああああ!!」

 ブシュゥゥゥウウウウウウウ!!

 ドサッ!!

観客「お…おい……!嘘…だろ……!?」

会場「わあああああああああああああああああああ!!!」


司会「み…皆さん…!落ち着いてくだs……」

 ザシュゥゥウウウウ!!

司会「ぐああああああ!!」

新婦「きゃあああああああ!!」
新郎「なっ…何なんだ…!これは一体……!!」


牙羅『お前達が知る必要は無い……!全員あの世へ行くんだからな……!』

「ぐあああああああ!!」「きゃああああああ!!」「ぐあああああああああ!!」


メア「…………………………………」

バッツ「あのお……メア様……」

メア「……………………」
バッツ「メア様?聞こえてますか?メア様?メア様ーー!」
メア「ええい五月蝿い!!耳元で大声出さなくても聞こえている!!」
バッツ「ひいい!じゃあすぐに返事してくださいよ〜!」
メア「また下らぬ話でもするんじゃないだろうな」
バッツ「ち…違いますよお……闇の忍び部隊の事でゲス
  何であいつらの後を追わないでゲスか〜?あの時……」


 ジュキッド「ぬおおおおおおおおおおお!!」

 バッツ「…………へ…?」

  ドォォォオオオオオオン!!

 バッツ「ひでぶっ!!?」

  ヒュッ!!

  カチッ!!


バッツ「そう、闇の忍び部隊にいる大男に殴られた時、とっさに投げた発信機が奴に当たって、奴らの居場所を特定出来るようになったでゲス!
  襲撃ならいつでも可能でゲス!なのに何で奴らの後を追わないでゲスか〜!?」
メア「馬鹿か貴様 真正面から当たっては同じ事の繰り返しだ それに今の我々の目的は闇の忍び部隊の抹殺ではなく妖精の奪取だ 間違えるなよ」
バッツ「…でゲスけど〜あいつらが邪魔で妖精を捕まえるチャンスなんて無いでゲスよ〜」
メア「腕輪を狙っているのは奴らと私達だけではない……あの鋏女……恐らく他に腕輪を狙っている奴がいる筈だ
  そいつらと闇の忍び部隊が争っている隙を狙って妖精を奪い取る……その方が確実ではないのか」
バッツ「成程…!流石はメア様!天才でゲス!」
メア「ふん、貴様が馬鹿なだけだ 発信機で奴らの居場所が特定出来る事は知っている だから遠回りだが奴らと同じ方向に進んでいるではないか」
バッツ「た…確かにそうでゲスが……!」
メア「…にしても、ここはどこかの集落のようだが………」
バッツ「家があるのに人が誰も見当たらないでゲス」
メア「何か行事でもあったのか……?それとも………」

???「う……うう………」

メア「……!誰だ!!」

村人「あんたら………よそ者か……?」

メア「だったら何だ……?貴様、怪我をしているではないか、一体誰にやられた?」

村人「に……逃げるんだ………殺されちまう……!結婚式場を襲った……正体不明の殺人鬼に……!」

メア「何っ……!?」


111 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/03/27(Tue) 01:12

村人「俺は辛うじて逃げられたが………新郎も新婦も……他の客は多分全員殺された………早く逃げるんだ……このままだと……殺され……」

 ブシュッ!!

村人「るぐぅ!!……………」

メア「おい!!しっかりしろ!!おい!!」

 ヒュバッ!!

ヘビーナイト「ぐあああああああああ!!」

バッツ「ひいっ!!?」

メア「……………………!!」


牙羅『廻る〜廻る〜よ時代は廻る〜喜び悲しみ繰り返〜し〜
  今日は別れ〜た恋人達も生まれ変わって巡り逢〜うよ〜♪』


 ザシュッ!!ザシュッ!!

ヘビーナイト軍団「ぐあああ!!」「ぐああああっ!!」「ぐああああああああ!!」


バッツ「み…皆どんどん殺されて行くでゲス!!」

メア「誰だ!?どこにいる!?出て来い!!」


牙羅『出て来いだと……?嫌だね
  俺は裏方専門なもんでねえ 表舞台には顔を出さないのさ』

メア「ふざけているのか!!」

牙羅『ふざけてなどないさ……代わりにこいつらが相手してくれるよ……!』


人形「キェェェエエエエエエエエエ!!」

 ヒュッ!!

メア「くっ……!!」

バッツ「ひえええええ!!」

メア「くっ……!こそこそ隠れて人形遊びか……!呑気な奴だ!」

牙羅『よく言われるよ……だがその言葉を口にした奴は全員死ぬ……
  貴様とてその例外では無い!!死ね!!』

人形軍団「キェェェェエエエエエエエエエ!!!」

メア「…………ふん…!」

 ヒュバッ!!

メア「はあああああああああああああ!!!悪夢の輪舞(ナイトメア・ロンド)!!」

 ヒュバッ!!ザシュッ!!ザシュッ!!

メア「例外は無い………か………残念だったな 私がたった今、その1人となったようだ」

牙羅『どうやらその様だな……今しがた材料を集め終えた所だ 今日はこの辺でおひらきにしてやる
  だが、次に会う時は貴様の命は無い……生き残った褒美に、最後に一応名だけ教えてやる!
  俺の名は人形師・牙羅!影の暗殺者集団幻影五人衆の一人だ!覚えておく事だな!』

バッツ「メア様…!怪我は無かったでゲスか!?」
メア「大した傷ではない……行くぞ」


メア(………一体何者だ……影の暗殺者集団……幻影五人衆……人形師・牙羅…………
  厄介な奴に目を付けられたものだな………奴とは二度、またどこかで戦う気がする…………)



タック「カグヤちゃん……ホンマに腕輪の場所、ここで合ってるんでっか?」
カグヤ「当たり前じゃん!だってあたしの魔法で腕輪の場所が分かっちゃうんだから!」
サスケ「信用ならねえな」
ジュキッド「まあ道なりに進むしかないだろう 一刻も早く腕輪を見つけ出さなければ」
タック「そうやなあ それにもたもたしてたらカグヤちゃんを狙う刺客にも襲われるしなあ」
サスケ「…話はそこまでにしておいた方が良いぜ」
タック「え……?」
サスケ「……そこにいるんだろ、出て来やがれ」

鏡花「ふふ……闇の忍び部隊のサスケさん……でしたっけ……噂に聞いた通り鋭いですね」

剛魔「………………………」
牙羅「………………………」
亜鐘「………………………」

サスケ「……全員で4人か 他にいるんじゃねえのか」

鏡花「いえ、私達だけですよ?"生きている者"を除けば……ですけど」

人形「ケケケケケケケケ……!」「キキキキキキ……!」

ジュキッド「何だ……こいつら……!?」
カグヤ「き……気持ち悪い………!」


112 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/03/27(Tue) 01:14

牙羅「気に入ってくれたようだな…!こいつらは俺様が作った人形達だ!
  それもただの人形じゃない 新鮮な死体を材料に使った人形だ……!俺は死体の肉で人形を作るのが得意なんでね……!」
ジュキッド「悪趣味な……!」
牙羅「誉め言葉として受け取っておくぜ 俺は裏方専門なもんで、本来なら表に出てくる性分じゃねえんだが
  親愛なる闇の忍び部隊御一行様に失礼にあたると思ってな、こうして敬意を表して姿を見せてやらねばな
  俺様の名は人形師・牙羅!影の暗殺者集団、幻影五人衆の1人だ!」
剛魔「俺………棺桶職人・剛魔…………」
亜鐘「俺の名は亜鐘……人呼んで葬儀屋・亜鐘だ」
鏡花「そして私が死霊の巫女、鏡花と申します 覚えにくければまとめて幻影五人衆とお呼び頂いて構いません」
牙羅「お前達のおつむじゃ名前を覚える事すらやっとだろうからな!」
サスケ「ふん、丁寧な挨拶ご苦労な事だな」
ジュキッド「五人衆か……1人足りないのは何かあるのか?」
鏡花「仕方ありません 最後の1人は戦力外ですから……今の所は……ですが」
タック「………………!」
サスケ「そうか……で、俺達にわざわざ会いに来た目的は何だ…?」
鏡花「そんな事聞かなくても分かっているじゃないですか そこにいる妖精を置いて立ち去ってください
  そうすれば貴方達に危害を加える事はしません お互い怪我をしない良い取引だと思いますが……」
サスケ「断ると言ったら……?」
鏡花「やむを得ません 実力行使です」

 ビュン!!


人形「キェェェエエエエエエエ!!」

 ザシュッ!!

サスケ「……………くっ……!」

ジュキッド「ここは突破するしか無さそうだな!」

剛魔「無駄………お前達……俺達……斃す事……出来ない」

 ビュン!!

ジュキッド「くっ……!!」

 ズドォォォオオオオオン!!!

ジュキッド「これは……棺桶か……!」

剛魔「ぬおおおおおおおお!!」

 ドゴォォォオオオオオン!!!

ジュキッド「くっ………!!」


亜鐘「怨・阿毘羅吽欠蘇婆訶……怨・阿毘羅吽欠蘇婆訶……ハアアアアッ!!」

 ビュン!!

ジュキッド「ぐうっ……!金縛りか……!」

亜鐘「南無阿弥陀仏…………」

ジュキッド「念仏を唱えるには早いぞ……!ぬおおおおおおおおっ!!」

 パリィィィイイイイイン!!

亜鐘「……!自力で術を解くとは……!やはり只者では無いな……」

タック「……………………!」

鏡花「何を突っ立っているんですか?貴方の相手は私ですよ?」
タック「なっ……!」
鏡花「鏡よ鏡……」

 ビュン!!

タック「くっ……!!」

 ドォォオオオオオン!!

タック「くっ……!何の真似や一体!」
鏡花「お逃げなさい……さもなければ鏡の魔物の餌食になりますよ」

 ビュン!! ドゴォォォオオオオオオン!!

タック「くっ……!!」


113 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/03/27(Tue) 01:15


タック「はあ………はあ…………!何やねん一体……!」

 ビュン!!

鏡花「…………………」

タック「くっ………!」

鏡花「鬼ごっこはこれで終わりです…………ふう、少し休みましょうか」
タック「………はあ!?」
鏡花「お茶はいかがですか?」
タック「いらんわ」
鏡花「そうですか……残念…毒は入っていませんよ」
タック「一体何の真似や……!?」
鏡花「別に……ただ、貴方と話がしたくて会いに来ただけです 他の3人には囮役をお願いして注意を引き付けて貰っています
  ここなら暫くの間誰も来ないでしょう……ゆっくり会話するには充分です」
タック「攻撃して来たんはその為の演技やったんか!」
鏡花「そうでもしなければ場所を移そうとしないじゃないですか それに、貴方が闇の忍び部隊の内通者だという事は、まだ内緒なのでしょう?」
タック「薄々勘付いている奴もいるけどな……バレるのも時間の問題や」
鏡花「どうするおつもりですか?」
タック「どうもこうも、隠し通すしかあらへんやろ」
鏡花「そうですか……では聞きます……貴方は今も幻影五人衆の夜叉丸ですか……?
  闇の忍び部隊のタックとしての潜入時間が長い所為で、そちら側に情が移っているのではないですか?」
タック「情が移ってる…?んなわけないやないか!ボクは任務で闇の忍び部隊に潜入している……それだけや」
鏡花「本当にそれだけですか…?その言葉、信じて良いとでも……?」
タック「信じるも信じないもお前達次第や……信じられへん言うならここで殺すか……?」
鏡花「殺しはしませんよ……勝手な事をしてはクチナワ様に怒られますもの……
  貴方はクチナワ様に特別可愛がって貰っていますから………ええ……貴方の言葉、信じる事にしましょう……今は…ですが
  ただ、私達を本当に裏切ろうとしているなら……話は別ですよ
  そうだ、もし私達を裏切っていないと証明出来るなら……是非協力して貰いたい事があるのですが……」
タック「協力して貰いたい事……?」
鏡花「ええ……」




鏡花(牙羅、剛魔、亜鐘 聞こえますか?)


牙羅「…………!」

剛魔「…………」

亜鐘「………………」

ジュキッド「奴らの動きが止まった……!?」
サスケ「何だ……!?」

鏡花(話は今終わりました………余計な労力を使わせて申し訳ありませんでした
  私は一足先に帰りますので、貴方達も帰ってください)

牙羅「けっ……終わったってか……思ったより早かったな」

サスケ「何が早かったってんだ…?」

牙羅「お前達に関係の無い事だ!この勝負はお預けだ!次に会う日を楽しみにしているんだな!」

 ビュン!!

サスケ「くっ…………!逃げ足の速い奴らだ……!」
ジュキッド「影の暗殺者……か…………その名の通り厄介な相手だ………」
カグヤ「……あれ?そういえばタックは…?」
タック「ここや!はあ…はあ……えらい目に遭ったわ全く………」
ジュキッド「全く……今度見失ったら置いて行くぞ」
サスケ「今までどこに行きやがってたんだ…?」
ジュキッド「サスケ殿……?」
タック「別にどこにも……敵に追い掛け回されてたんや……ずっとな……はあ疲れたわ〜!」
サスケ「本当にそれだけか?」
タック「それだけやって 何やサスケ兄はん、まさかボクが戦いサボって遊んでいるって思ってはるんでっか?」
サスケ「……ふん、何でもないなら構わん……どっかで野垂れ死のうが俺には関係の無い事だ」
タック「サスケ兄はんは冷たいなあ〜まあ敵もいなくなってくれたみたいやし、さっさと先を急ぎましょか!」
カグヤ「ほんっと、気味の悪い奴らに狙われてばっかりで疲れちゃうよ〜」
ジュキッド「ああ怖かったな こんな戦い、早く終わらせよう」
サスケ「そうだな……」


114 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/03/27(Tue) 01:15


鏡花「……思ったより早かったですね それで、どうでしたか?」
亜鐘「噂通り、実力はかなりのものだ だが、取るに足らん」
牙羅「あのまま行けば俺達の勝ちだったかもなあ!」
鏡花「油断は出来ませんよ 闇の忍び部隊は、これまでクチナワ様が差し向けた刺客を何人も斃して来たのですから」
牙羅「その刺客共が弱かっただけなんじゃねえのか?」
鏡花「それはありませんよ クチナワ様の配下は優秀な人材しか揃っていません 
  それでも闇の忍び部隊に勝てないという事は、それ相応の強さがあるからでしょう
  ですが、ご安心ください 作戦があります」
剛魔「作…戦……?」
鏡花「ええ……闇の忍び部隊に潜伏中の夜叉丸さんにも協力をお願いしました
  闇の忍び部隊と我ら幻影五人衆……暗殺技術に長けているのはどちらか、試してみる時ですね」



  第陸拾壱話 戦々慄々!幻影五人衆現る 終


シノ「次回予告です 闇の忍び部隊一行に、遂に初代暗闇斎、ワイユーさんが合流し、整った戦力に安心する一同
  しかし、幻影五人衆の狙いはそのワイユーさんでした
  幻影五人衆の作戦を前に、闇の忍び部隊はどう立ち向かうのでしょうか
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第陸拾弐話ご期待ください」

115 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/04/07(Sat) 09:57
最新作スターアライズではドリームフレンズという
シリーズ作品に登場したさまざまなキャラクターがゲスト的に出演してくれるというものがあって
第一弾として「リック&カイン&クー」「マルク」「グーイ」が先月28日から登場したけど
追加コンテンツはこれからも配信される予定ということから
ttps://ent.smt.docomo.ne.jp/article/725978
もしかしたらあのキャラクターがドリームフレンズとして登場するかも? という特集記事!

116 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/04/08(Sun) 14:14

カグヤ「こにゃにゃちはーー!みんなのアイドル、リップルスターの第二女王、カグヤちゃんでーーーす!」
タック「闇の忍び部隊の代理リーダータック君でーーーす!」
サスケ「いつからてめェがリーダーになりやがったんだ」
タック「そんなん、結構前からに決まってまっしゃろ しかしもう4月やな!春やな!センテンススプリングやな!」
ジュキッド「それだと別の意味になるぞ」
タック「久し振りの書き込みだったもんで、ついテンション上がってしまいましたわ
  書き込みが無かったら基本的に他のスレ見て時間潰しているだけやしな」
ジュキッド「格差社会というものは、こういう場所にもあるものだな」
タック「一応言っとくけど、ちゃんと毎日自分のスレを見に来てるんよ 失踪はしてへんからな」

>>115

タック「というわけで、最後に書き込んでからおよそ12日後、ようやく1通や
  それまでずっとROMだったんやで」
ジュキッド「10ちゃっと離れだな 昔程見ている人が少なくなったのだろう」
カグヤ「名無しのフリして書き込んじゃ駄目なのかな?」
ジュキッド「そんな事をした所で、虚しさしか残らんだろう」
タック「これでも一応、明日で12周年でっせ こんなんで大丈夫なんかいなホンマに…っつーわけで、返事を返しまっせ!
  成程…ドリームフレンズなあ デデデの旦那、メタナイト、ワドルディは最初から
  リック、クー、カイン、グーイ、そしてマルクが3月28日に配信
  過去作品に助っ人キャラとして出てきたリック、クー、カイン、グーイは分かるけど、マルクがドリームフレンズとは意外やったな
  裏切りキャラがフレンドちゅうのも信用出来へん話やな」
ジュキッド「昨日の敵は今日の友というやつだろう」
タック「分かるようで分らんような気が…
  …で、それについて記事が出来たようやけど、ドリームフレンズとして登場して欲しいキャラか…
  どれも人気のあるキャラやさかい、選ばれるのは勿論分かるけど、ボクらはその話題にすら出て来まへんな」
ジュキッド「選ばれている者達と比べれば、俺達はマイナーだからな」
カグヤ「HAL研にこのスレを見てくれている人がいれば可能性はあるかもしれないよ?悲観するのは早いんじゃないかな」
ジュキッド「カグヤ嬢の言う通りだ もしかしたらその予想を裏切り、俺達が助っ人として出て来る事もあるかもしれぬな」
タック「それ、ホンマに言うてる?ボクは一応ヘルパーやったさかい可能性あるかもしれへんけど……」
ジュキッド「何としても助っ人として俺達を出すんだ!そうすればここの事も宣伝出来るだろう!」
タック「いや、出来んよ 無茶言わはんなこの人」
カグヤ「じゃああたしもドリームフレンズに入れてもらおうかなー」
タック「いや、あんたはオリキャラやし、そもそも無理な話でっしゃろ」
カグヤ「リップルスター女王の妹っていうちゃんとした設定があるし、別に良いんじゃないの!?」
タック「設定どうこうの話やないでっせ しかもそれ、非公式やし」


タック「…というわけで、今日はここまで!遂に明日で12周年!ここまで応援してくれた人、ホンマにありがとう!
  シノ姐はんは辞める辞める言うてるけど、これから先も多分ズルズルと続けていくと思うからこれからもよろしゅう頼んまっせ!」
ジュキッド「虚しいな」
タック「神は見放してない!……筈!多分!っつーわけで、さいならや!」
カグヤ「ばいば〜い」

117 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/04/09(Mon) 20:59
12周年おめでとう!
レスも小説も、無理はしないで、これからも頑張ってね!

質問
新学期の季節だけど、何かこの春新しく始めたこと、始めることってある?

118 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/04/09(Mon) 21:55

>>117

タック「お祝いの言葉ありがとさん!いやあ待ってました!
  これ、1日待機してて、書き込みが何もなかったらどうしようかと思ったわ」
カグヤ「特に書き込みなかったら他のスレ見て時間潰すしかないもんね
  他のスレ見ながら新しい書き込みを待つの」
タック「書き込みが無い日は殆どこういう過ごし方やからな この気持ち、多分他の人らには分からんやろな
  どのスレを見ているかは公にはせえへんけど、敢えて言うなら祭りスレとかで縁のあったキャラハンのスレを拝見する事が殆どや
  自分の所以外ではROM専やさかい書き込んだりはせえへんけどな……って、こんな話しといて良えんかいな」
ジュキッド「俺に聞かれても分からんが……あまり喋り過ぎなければ良いのではないか?」
タック「無理するどころか、書き込みがあまり無いからここ最近は休んでばっかやけどな まあ病気しない程度には頑張りますわ」
ジュキッド「心遣いかたじけないな」
カグヤ「お礼にあたしの手下にしてあげるからね」
タック「それはやめいや
  この春に始める事か……そうやな、酒に合うおつまみの研究でもしようかなって思うとるよ」
ジュキッド「前からやってるだろう 俺は……そうだな、最近女房から腹が出てきたと言われているんで、痩せようかと思っている
  シノ殿も修行中だしな、俺も身体を鍛えなければな」
タック「地雷矢の旦那は今でも強いから、鍛える必要なんて無いんやないの?」
ジュキッド「そうも言っていられん 鍛える事に終わりは無い……終わらせる事は出来るかもしれぬが、それだと衰えるだけだ
  俺はシノ殿の力になりたいと思っている以上、手を抜くわけにはいかんのだ」
タック「真面目やなあ」
カグヤ「タックとは大違いだよね」
タック「ボクやってしっかりしてまっせ 皆の足引っ張らないように常に頑張ってんでっせ 密かにな」
カグヤ「ふ〜ん……全然信用出来ないけど」
タック「ちなみに、シノ姐はんは勉強がしたいって言ってましたわ 個人的に知識や教養を身に着けたいみたいや」
ジュキッド「強さだけでなく、学問まで身に着けるつもりなのか」
タック「学問っちゅうモンでもないらしいけど、よう分からんわ シノ姐はんなりに、色々思う所があるんやないでっか?」


タック「っちゅうわけで、今日でデデププスレも12周年!2006年から始まって、色々あったけど、
  これまで辞めずに続けられた事がホンマに奇跡や 挫折しかけた事もそれなりにはあったけど、続けられたのは皆のお陰やな!ありがとさん!
  これからも応援よろしゅうな!お祝いの言葉、どんどんお待ちしてまっせ!
  10ちゃっとで活動中の他スレのキャラハンの皆からのお祝いの言葉もお待ちしてまっせ!
  ……って言ったら、誰か書き込みに来てくれるかな?」
ジュキッド「ここに目を向けているキャラハンがいるかどうかすら分からんから何とも言えぬが、言うだけ言っても良いのではないか?」
カグヤ「そうそう、お客様は多ければ多い方が、お祝い事も楽しいしね」
タック「まあ良えわ これから先もずるずる続けていくと思うから、よろしゅう頼んます!では、さいなら!」
カグヤ「ばいば〜い」

119 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/04/09(Mon) 23:17
>>93の漫画は↓にも掲載
ttps://scontent-ort2-1.cdninstagram.com/vp/9490d5c573c0f16f4d7e54b32ec9f098/5B724590/t51.2885-15/e35/28435507_2029609933981041_4660180214993649664_n.jpg?se=7&ig_cache_key=MTczNTUzODQ3OTgwODczMjc4MA%3D%3D.2
これにはクラッコがプププ風紀委員という立場で登場するという2本目の描きおろしがある

あとクラッコはスターアライズにも登場するけど今回はポップスターじゃなくて別の星で現れるという

120 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/04/11(Wed) 18:27

>>119

タック「デデププ25.5巻か……これは単行本として発売されるワケじゃなく、
  コロコロアニキの付録として付いてくるようやな」
ジュキッド「そのようだな…しかも新たな描き下ろしという大盤振る舞いとは驚きだな」
カグヤ「あと、これとは別にデデププの傑作集も出たんだってね
  デデププという漫画が、こうしてまた世間に出て、色んな人に再評価されるのは嬉しい事なの」
タック「デデププの連載は1994年からスタートして、終わったのが2006年、連載期間は12年やったんやな
  奇しくもこのスレも12周年 そしてデデププが復活したのも連載終了からおよそ12年後
  こうして見ると、奇妙な縁を感じますわな」
ジュキッド「所詮は偶然かもしれないがな……それにしても、ここが12周年なんて長く続くとは思わなかったな」
カグヤ「昔程の勢いが無くなったにしても、今でもこうして細々と続けられるって良い事なのかもしれないね」
タック「裏では老害だの何だの言われてそうやけどな まあそんな話題があろうが無かろうが、別に知ったこっちゃないけどな」
ジュキッド「そうだな…周りが何と言おうが、俺達は今の俺達のままでこれから先も続ける……それが良いのではないか」
カグヤ「うんうん、世間の風評なんて気にしちゃ駄目なの あまり有名になり過ぎても困るだけだしね」
タック「そうやな こう見えてもボクら平和主義者やさかい、平穏でそこそこならそれで充分や」
ジュキッド「そうだな」
カグヤ「そだねー」


タック「っちゅうわけで、今日はここまでやな
  次回もよろしく!じゃあさいなら!」
カグヤ「ばいば〜い」

121 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/04/11(Wed) 23:57
スターアライズでは、リメイク作を除くとなると何年、何十年も出て無いキャラが多い気がする
そう言えるキャラ、言えるだけ言ってみて

122 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/04/13(Fri) 13:57
ttps://ent.smt.docomo.ne.jp/article/737330
『マリオ』シリーズの印象的な敵キャラ10選という特集
これをカービィシリーズに置き換えるなら誰が選ばれると思う?
ワドルディは絶対に選ばれるだろうけど(スマブラ3DSのフィールドスマッシュでは何の害も無い等で)

123 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/04/13(Fri) 23:33
凄く小っちゃいことだけど
ブレイドナイトってカービィwii以降の作品は、左利きになったの?
スターアライズではフレンズにした後はカービィに合わせるかのように右利きになるけど

124 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/04/15(Sun) 19:59
今の世間、星のカービィ誕生どころかデデププ連載(1994年5月号から)よりも後に生まれた若者もことごとく有名人になってるよな
プロ野球選手の大谷翔平、フィギュアスケート選手の羽生結弦(はにゅうゆづる)(1994年の前者が7月5日、後者は12月7日)
将棋棋士の藤井聡太(2002年7月19日)とか

125 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2018/04/16(Mon) 07:15
カービィ「おはよー、遅くなったけど、入学おめでとう!」
リボン「おはよう、リップルスターに新しい自動車メーカーが進出したよー。
ダイハツ、BMW、アウディ、ポルシェがリップルスターに新しく入ったの。
(日産、スバル、三菱、スズキ、miniは一足早く進出決めた)」
カービィ「後半、ダイハツ以外強敵じゃん」
リボン「リップルスターでは今のところこれ以上車メーカーを増やすつもりは無いってさ。
妖精族は人口少ないから、自動車メーカーをあまり増やす必要もないの。
それに、宇宙船や宇宙ツアー専門のハルトマンワークスカンパニーがいるからね」
カービィ「ハルトマンワークスカンパニー…妙に気になるペポ」

>>38
カービィ「そりゃあカービィ64とかロボボプラネットだよ、
いや、おかず程度ならカービィ64でいっか」
アドレーヌ「ロボボプラネットはどっちかと言うと主食だよね」
カービィ「あとは参上ドロッチェ団、毛糸のカービィもおかずにオススメペポ」

>>41
アドレーヌ「40分くらい話す、というお題で41かぁ…惜しい!
私達がリップルスターを救った話でもする?
あとは、今リップルスターにいると言われるハルトマンワークスカンパニーについても
何か情報ないかな?」
41「君らがリップルスターを救った英雄か、あれからリップルスターは少し発展したよ。
地球の人気自動車メーカーがリップルスター進出したり、宇宙船メーカーのハルトマンワークスカンパニーも居着いた。
今のところは何にも事件は無いね。
車もいいけど、ハルトマンワークスカンパニー製の宇宙船、乗ってみたいねえ」
リボン「私の故郷、今のところは何ともないみたいですね、よかった〜」

その後、カービィらがゼロツーやミラクルマターを倒した話など、
リップルスターを救う話で盛り上がった

アドレーヌ「今のところは何ともない…と」
リボン「(成長して免許取ったら宇宙船とスズキのハスラー欲しいな〜)」
カービィ「(ハルトマンワークスカンパニー…妙に気になるペポ)」

アドレーヌ「今回はここまで、またね」

126 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/04/18(Wed) 17:45
アドレーヌってデデデ大王に頭上がらなそう

127 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/04/23(Mon) 20:23

タック「よーし、ようやく書き込み出来るようになりましたで!
  いやあ参った参った 言い訳するつもりはないけど、早い話がマシントラブルや
  所詮安物やさかい、最近色々不便になって来て、そろそろ新品が欲しい所やな」
カグヤ「起動も遅いし、ブラウザも勝手に落ちるようじゃ、話にならないよね」
タック「カグヤちゃんの魔法とやらで何とか出来へんの?」
カグヤ「あたし、機械は嫌いだから、更におかしくなると思うけど、それでも良いなら」
タック「うん、やめとくわ」
ジュキッド「冗談はさておき、さっさと返事を返すぞ すぐに返すつもりが、1週間以上も待たせているではないか
  もたもたしていると2週間経とうとするぞ」
タック「分かってますわ、んなもん……せやからさっさと返事を返しまっせ」

>>121

タック「それって殆どのキャラが当てはまりそうやさかい、挙げだしたらキリが無いんやない?」
ジュキッド「だから言えるだけと言っているだろう 全員挙げろなどと言っておらんぞ」
タック「初代カービィやったら、エキストラに出てくるキャラ殆どやろ?」
カグヤ「64に出て来るキャラクターも殆ど出て来てないキャラが多いかも」
ジュキッド「俺やサスケ殿もそれに当てはまるかもな…もっとも、サスケ殿はアニメに出た事があるが」
タック「どっかで出たと思うけど、サスケ兄はんの花火職人って設定は実はアニメから来ているんよ
  竹鉄砲とかあれは新必殺仕置人の巳代松やけどな」
カグヤ「ってか知ってる人いなさそう」
ワイユー「拙者も久しく登場していないな!わっはっはっはっはっはっは!!」
カグヤ「誰この人…?」
タック「ちょっと頭のおかしい人や」
ジュキッド「悪く言うな 初代暗闇斎だったお方だぞ」

>>122

タック「既に書かれているけど、ワドルディは間違いなく選ばれると思うわ
  後は倒せない敵のゴルドーとか、吸い込むとキレて襲い掛かるスカーフィとか
  後は…何やろなあ……画面の中を縦横無尽にブンブン飛んで地味にウザいブロンドバードとか
  ワープしながら突っ込んでくるカブーとか そんなモンやないでっか」
ジュキッド「お前なんかコピーやヘルパーを盗んで去るから印象に残るどころか1番嫌われているんじゃないか」
タック「それならそれで別に構わんわ キャラとしては成功やさかい」
カグヤ「そういうポジティブな考え方、流石タックかもね」
タック「そうやな どっかの誰かさんに似たのかもな」
ワイユー「おおっ?誰の事でござるかな?わっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」

>>123

タック「そんな細かい所まで見てはる事から、さてはブレイドナイトのファンやな!?」
ジュキッド「何故そうなる 違うかもしれんだろう」
タック「左利きかどうかは知らんけどな、もしかしたら両利きやないの?
  まあゼル伝のリンク先輩も剣は左手で持ってはったし、もしかしたらそれをリスペクトしてはるのかもしれへんなあ
  攻略本とかアニメのイラストを見るに、右手で剣を持ってはるのが多いから、基本右でも左でも、どっちでも良えんちゃうんかな」
カグヤ「向きが変わると左右反転するからって理由じゃないの?」
タック「カグヤちゃん、それは言うたらあかんヤツや」


128 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/04/23(Mon) 20:23

>>124

タック「このスレより後に生まれた子も子役やってたりするしな 末恐ろしい時代やな」
ジュキッド「それはそうだ 年月が経てば人は成長するし、成長すれば色々な人間が出て来るに決まっている」
タック「藤井棋士なんて生まれたのが2000年より後やって?とんでもない化け物がどんどん現われよるな」
カグヤ「多分これからも凄い人がどんどん出て来ると思うの」
ジュキッド「世代交代と共に新しい時代が作られていく事だろうな」
タック「世代交代と言えば、10ちゃっともそうやな スレッド一覧を見ると、今何のアニメが流行しているか一目で分かりまっせ
  昔はハルヒとからきすたとか銀魂とか結構あった筈やのに、今じゃすっかりなくなってもうたな これも時代の流れってヤツでっか?」
カグヤ「最近はオリキャラが多くなってきた傾向がある気がするの」
タック「こっちもほぼオリキャラみたいなノリでやってるけどな」
ジュキッド「だが、性格の元になった人物は一応いるみたいだぞ」
ワイユー「おおっ!それがメタ発言というヤツでござるな!?シノ殿から聞いた事があるでござるよ!わっはっはっはっはっはっは!!」
タック「シノ姐はんは何ちゅう言葉を教えとんねん」
ジュキッド「初代殿の性格の元となった人物とは、一体誰なのだろうな……」

>>126

タック「むしろ逆やない?旦那がアドレーヌに頭が上がらなそうっちゅうか、内心アドレーヌの事怖がってそう」
ジュキッド「それは無いのではないか?国の王だしな」
カグヤ「あたしが留守にしている間、リップルスターに来た事があったんだっけ
  お姉さまから聞いたけど、すごく抱き心地が良さそうな人だって言ってたよ 抱き枕にしたいって
  どんな人なんだろう〜」
タック「多分がっかりすると思いまっせ」
カグヤ「え…?何で?」
ジュキッド「カグヤ嬢は、会わない方が良いかもしれぬな」
カグヤ「え…?何で…?会う資格が無いって事…?酷い!あたし、リップルスターの第二女王なのに!」
タック「いや…そういう意味やのうてな……」
ジュキッド「説明もしづらいな……この話はやめておこう シノ殿にも悪いしな」


タック「っつーわけで、今日はここまでや
  最近ちょっと低速気味やけど、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜の方も、話が出来次第公開予定や
  そっちの方もよろしゅうな!じゃあ今日はここまで!さいならや!」
カグヤ「ばいば〜い」

129 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/04/27(Fri) 22:12
リボンちゃんvsカグヤちゃん
どっちが次期女王に近いんだろうね?
リボンちゃんの彼氏は、カービィというリップルスターの英雄だぞ
リボンちゃんは恐らく王位継承順位2位か3位には入ってるはず


130 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/04/29(Sun) 21:00

タック「よっし!今日も元気に返事を返して行きまっせ!」
カグヤ「今まで元気にやってた事ってあったっけ?」
ジュキッド「気怠そうにしていた事ならあったよな」
タック「そんな人聞きの悪い…ボクはいつだって真剣そのものでっせ」
カグヤ「そんな喋り方で真剣って言われても」
ジュキッド「あまり説得力が無いよな」
ワイユー「大丈夫でござるよ!理解者は少なからずいるでござる!
  言葉遣いはともかくとして、気持ちは相手に伝わるでござるよ!わっはっはっはっはっは!」
タック「ありがとな!今まで生きてきた中で1番嬉しくない慰められ方や!
  っちゅうわけで、早速返事を返しまっせ!」

>>129

タック「そうやってリボンちゃんとカグヤちゃんの闘争心を煽る事で、
  リップルスターに戦争をもたらせようとする気やな!?
  そうはさせへんで!リボンちゃんもカグヤちゃんも、2人同時に愛してあげたるわ!」
カグヤ「気持ち悪い」
タック「バッサリやな!?」
ジュキッド「当然だろう」
カグヤ「次期も何も、あたし第二女王だから、立場的に女王とあまり変わらないんだけどね
  お姉さまが出かけていない時は、あたしが女王のお仕事をしているの」
タック「ええっ!?カグヤちゃんが!?信用出来へん!」

 ドガッ!!

タック「あいたぁ!!」
カグヤ「1番信用できないお前に言われたくないんだけど」
タック「酷い!ボクって信用されてないんでっか!?」
カグヤ「何か胡散臭い 全てが」
ジュキッド「まあそう言ってやるな 普段はあれだが、いざという時に役に立つ奴だ」
カグヤ「あの子は、お姉さまが1番信頼している妖精だし、クリスタルが狙われた時もあの子にクリスタルを託すくらいだから
  もしかしたらあの子が女王になる日が来るかもね
  まあもしお姉さまに子供が出来たらその子が次期女王になりそうだけど」
タック「カグヤちゃんは、正規の女王になる気はないんでっか?」
カグヤ「正直言って面倒だしね女王の仕事って だからお姉さまもあたしも時々逃げたりする事があるんだけどね」
タック「大丈夫なんかいな、そんなんで」
カグヤ「魔法でどうとでも誤魔化せるから別に何ともないんだけど」
タック「ますます心配や」
カグヤ「大丈夫です!心配には及びませんので! 人の心配する暇があるなら自分の心配したらどうなの?」
タック「うぅ…カグヤちゃんは手厳しいなあ…」
ジュキッド「日頃の行いがそのまま評価として返ってくるのだ 疑われるのが嫌なら自分の立ち振る舞いを何とかすべきだぞ」
タック「それは出来まへんなあ 生まれてこの方こういう喋り方やさかい、今更直そうなんて無理な話ですわ」
ワイユー「世の中には色々な人がいるものでござる!当然性格は一人一人様々で、色々な考えを持って生きている
  そんな人々と心を通わせるのは難しい事に思えるかもしれぬが、自らが心を開けば、信頼できる間柄になって行く筈でござるよ!
  人生は出会いと別れの繰り返し!それならば、今こうして出会った者同士、絆を深め合うのが有意義ではないか!わっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
カグヤ「なんか、この人も胡散臭そうなんだけど……」
ジュキッド「この人は大丈夫だ 安心しなさい」


タック「っちゅうわけで、今日はここまでやな!遅くなったけど、星のカービィも26周年や!おめでとさん!
  正直、昔は星のカービィがここまで大きくなるなんて夢にも思わなかったわ
  グッズも色々出るようになって、色んな所でカービィを見られるようになって、ホンマにここまで成長したなあって…」
ジュキッド「まるで親にでもなったように何を言っているんだ」
タック「星のカービィってホンマに素敵やん 色々思い出すと色々感動が込み上げて来よんねん
  星のカービィについて語りだしたらUSBメモリには収まらないくらいの量になりそうでっせ」
ジュキッド「気持ちは分からなくもないな その例えは分からんが」
タック「このスレも頑張るさかい、応援よろしゅうな!じゃあ、さいならや!」
カグヤ「ばいば〜い」

131 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/04/29(Sun) 23:26

暗闇斎(ナレーション)「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」



鏡花「貴方の言葉、信じる事にしましょう……今は…ですが
  ただ、私達を本当に裏切ろうとしているなら……話は別ですよ
  そうだ、もし私達を裏切っていないと証明出来るなら……是非協力して貰いたい事があるのですが……」
タック「協力して貰いたい事……?」
鏡花「ええ……」



タック「ただいまー」
サスケ「今までどこに行ってたんだ」
タック「いやあ、敵がしつこく追いかけて来るから逃げ回ってたんよ ようやく撒いた所やったんですわ
  いやあホンマにしつこかったなあホンマに」
サスケ「本当にそれだけか?」
タック「それだけやって 他に何があるんでっか
  ほら、もたもたしてはると、また敵に狙われるさかい、早い所ここから移動しまっせ!」
サスケ「……………………」
ジュキッド「……前から思っていたが、サスケ殿はタックを疑いすぎではないか?
  確かにあいつは胡散臭い所はあるが、今までも俺達の助けになって来た」
サスケ「今まではな……だがこれからはどうなるか分からん
  成り行きで奴を仲間として迎え入れたが、俺は今でも奴の事が信用できねェ」
ジュキッド「…仕方の無い事かもしれぬが、サスケ殿は自分にも相手にも厳しすぎる所がある
  もう少し気楽になったらどうだろうか……余計な世話かもしれぬがな……」
サスケ「いや……その通りの事だからな………」
ジュキッド「サスケ殿…………」
カグヤ「早く早くー!2人共置いてっちゃうよー!」
ジュキッド「おお、すまないな カグヤ嬢も待ちくたびれている…早く行こう」
サスケ「ああ」



 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第陸拾弐話 七転八倒!見えない思惑、隠された罠



 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)
  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編(>>66-69)
  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏(>>73-76)
  第伍拾玖話 魑魅魍魎!悪霊達の宴(>>87-90)
  第陸拾話 悪霊退散!正義の炎燃え上がる時(>>97-102)
  第陸拾壱話 戦々慄々!幻影五人衆現る(>>109-114)


タック「しかしまだ着かんのかいな……」
カグヤ「場所は分かるんだけど……行き止まりが多くて遠回りになっているの
  空を飛べば良いけど、それだとあんた達がついて来れなくなるからね あたしも護衛がいなくなると困るし」
サスケ「前々から言おうと思っていたが、ここに来る時、腕輪の近くに降りて来れば、すぐに回収出来たんじゃねえのか?」
カグヤ「あの時は冷静じゃなかったの!宇宙の中を飛び回ったんだから、腕輪を見つける力なんて無かったの!
  腕輪を見つけようと思ったら力尽きて、気が付いたらあそこで気絶していたってわけ!
  ああもう余計な魔力を使わなきゃ手っ取り早く回収出来たかもしれないのに!こうなったのもお姉さまがうっかりしてた所為なんだから!」
ジュキッド「まあまあ、過ぎ去ってしまった事はどうしようもない事だ
  過去をあれこれ考えるより、今何をすべきかを考える方に力を入れた方が良いだろう」

 ガサガサッ…!

ジュキッド「………!」
タック「何や…!?敵か…!?」
サスケ「チビ!後ろに下がっていろ!」
カグヤ「ひっ…!」

 ガサガサッ!

ジュキッド「来る…!」
サスケ「くっ…!」

 ガサガサッ!!


132 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/04/29(Sun) 23:29

ワイユー「おおっ!良かった!やっと合流出来たでござる!」

サスケ「何だ……脅かすんじゃねェよ………」
カグヤ「え…?この人敵じゃないの…?」
ジュキッド「安心するんだ この人は初代暗闇斎……と言ってもピンと来ないか……
  とにかく、戦闘方面では役に立つ、頼りになる仲間なのだ」
ワイユー「現代殿から話は聞いたでござる!お主が妖精の星の女王殿でござるか!」
カグヤ「正式には第二女王だけど、まあ女王と大して変わらないし、別に女王でも構わないけど」
ワイユー「大変だったでござるな!妖精の腕輪とやらを探す為にはるばるこの星にやって来るとは」
サスケ「気を付けろ 幻夢教の奴らもその腕輪を狙っているんだ ここに来るまで何度か刺客に狙われた」
ワイユー「そうでござるか……恐らく奴らも腕輪について少なからず知識がある筈……油断は出来ぬでござるな」
タック「ちょっと提案があるんやけどな、ここから別行動にせえへん?」
ジュキッド「何……!?」
サスケ「てめェ…何言ってやがんだ」
タック「確かに戦力が分散されてリスクが高くなるように思える……
  けど、まとめて行動するより、バラバラになって行動した方が敵にも見つかりにくくなると違いまっか?」
ジュキッド「確かにその通りかもな……」
サスケ「……で、どう分かれるつもりだ?」
タック「サスケ兄はんと地雷矢の旦那、そして暗闇斎の旦那とボク この二手に分かれる」
サスケ「チビはどっちに付かせるつもりだ?」
タック「カグヤちゃんはサスケ兄はんと地雷矢の旦那の所や そっちの方が安心でっしゃろ」
サスケ「……………」
ジュキッド「では、ここから別行動を取ろう 必ず全員無事に合流しよう」
ワイユー「気を付けるでござるよ」
ジュキッド「そちらもな……」



カグヤ「ねえ……本当に良かったの?」
ジュキッド「戦力が減るというデメリットはあるが、敵に見つかりにくくなるというのはタックの言う通りだ
  あれだけ大勢いては目立って敵に狙われやすくなる……」
サスケ「本当にそれだけだと思うか……?」
ジュキッド「どういう事だ?」
サスケ「俺達を二手に分けたのには別の理由があるんじゃねェだろうか」
カグヤ「それ!あたしもそう思う!だって格好からして怪しそうなんだもん!
  きっとあたしを狙いやすくする為にわざと数を減らしたんだよ!」
ジュキッド「少しは奴の事を信用したらどうなんだ?まあ確かに何を考えているか分からん時はあるがな」
カグヤ「でしょ!?」
ジュキッド「だがな……もしそうだとしたら、何故俺達にカグヤ嬢を託す真似をする?
  もしカグヤ嬢が狙いなら、自分の手元にカグヤ嬢を置く筈だ」
カグヤ「確かに!」
ジュキッド「これ以上疑う事はよすんだ……シノ殿から聞いたぞ、坊やの事を
  まるで自分達を敵として見ているような、恨みと殺意に満ちた目だったとな………
  あれは俺達も悪かったが、仲間として信頼してやるべきだったのだ」
サスケ「………………………」
カグヤ「サスケさん………」



ワイユー「成程……それは随分と大変だったようだな」
タック「大変てなモンやあらしまへんで……ここまでホンマに死に物狂いやったんや……あっ!」
ワイユー「ん…?どうした!?怪我でもしたでござるか!?」
タック「いや…草履の鼻緒が切れてしもうて……悪いけど先に行ってておくんなはれ 直したらすぐ追い付くさかい」
ワイユー「相分かった では拙者は先に行くでござる 気を付けるでござるよ」
タック「ああ…お互いにな……」


タック(…………………………)




133 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/04/29(Sun) 23:30


 タック「何っ…!?初代暗闇斎を……!?」
 鏡花「ええ……貴方には、初代暗闇斎を、ある目的の場所に誘い出して欲しいのです
   連れて来るだけで良いです 後は私達だけで、初代暗闇斎を排除します」
 タック「ホンマに言うてんのか!?あんたらも知ってるやろ?初代暗闇斎は伝説に残る程の歴戦の忍者
   その強さは元々魔物だった幻夢教の幹部すらも歯が立たなかった程や
   そんな奴を相手に勝てるとでも思って言うてんのか!?」
 鏡花「思っているからこそです クチナワ様は、初代暗闇斎が復活する事を予知していました
   そこで私達は、クチナワ様から力を授かったのです……初代暗闇斎に立ち向かえる力を」
 タック「何やって……!?」
 鏡花「私達が、いずれやって来る強敵相手に何の対策も練らないとでも思ったのですか?そこまで馬鹿じゃありませんよ」
 タック「……………………」
 鏡花「そんな心配をするよりも、貴方は貴方自身の心配をするべきですよ、夜叉丸さん
   正直、私達も貴方の事を完全に信用したわけではありませんから……もしも協力に応じなければ、"あれ"は消して良いとクチナワ様からのご命令です」
 タック「……!それだけは…!」
 鏡花「だったら協力してください 私は貴方に初代暗闇斎を誘き出せ良いと言っているだけです……何も難しい話ではないでしょう?」
 タック「…………………分かった」
 鏡花「そう、それで良いのです……それにしても、"あれ"とは一体何の事なのでしょう?そこまで大切なものなのですか?」
 タック「あんたには関係の無い話や…!」
 鏡花「そうですね、私も余計な事に首を突っ込みたくはありません では頼みましたよ、夜叉丸さん…」


タック(初代暗闇斎を斃す策……?そんなんあるんかいな……!?クチナワの奴…今度は一体何を考えているんや……!?)




ワイユー「………うむ……まだ追い付かないか……これでもゆっくり歩いているつもりなのだがな………
  もう少し歩く速度を遅くするか………ん……?」

亜鐘「………………………」
剛魔「………………………」

ワイユー「……………………………」

亜鐘「止まれ これ以上先へは進ません」

ワイユー「………何のつもりだ…?」

剛魔「問答無用!!」

ワイユー「………!!」

 ドゴォォォォオオオオオオオオオン!!!

ワイユー「……………………」



鏡花「始まった……みたいですね………」


亜鐘「ウ〜〜〜〜〜ラ〜〜〜〜〜〜〜〜」

 ビュン!!

ワイユー「っ……!」

 ビュン!!ドゴォォォオオオオオオオン!!!

剛魔「己…!剛速棺桶!!」

 ビュン!!

ワイユー「…………………ふん!!」

 キュピーン!!

ワイユー「とおおおおおおおおおおおおっ!!!」

 ドゴォォォオオオオオオオオン!!!


ワイユー「…………………………」

亜鐘「くっ……流石は伝説の忍者と恐れられた人物……やはり一筋縄では行かぬな………」

ワイユー「……終わりか?退けば命までは奪わぬ さっさとそこを退け」

剛魔「喰ラエ!!!」

 ビュン!!

ワイユー「っ………!!」

 ビュン!!ドゴォォオオオオオオオン!!

亜鐘「貰った!!怨・阿毘羅吽欠蘇婆訶!!」

 グッ……!!

ワイユー「何っ……!?くっ…!しまっ……!!」

 ザシュッ!!

ワイユー「くっ……!貴様……一体……何を………!」

亜鐘「金縛りの術……しかしただの金縛りではない
  これは怨魂金縛りと言ってな、お主に恨みを持つ魂達の力が加わっている……
  普通の金縛りではすぐに解除されるだろうが、お主に殺され、怨みを遺して消え去った怨霊達の力となれば話は別だろう」
ワイユー「くっ……!己…………!」
亜鐘「剛魔」
剛魔「応!!怨魂無間棺桶!!」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

ワイユー「なっ……何だこれは……!?」

亜鐘「怨霊達に呪われながら永遠の眠りに就くが良い……さらばだ、南無阿弥陀仏」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

 ドォォォォオオオオオオオオオオオオオン!!!!


134 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/04/29(Sun) 23:32










剛魔「………任務…完了……」

亜鐘「流石はクチナワ様……予言の通りだ これで邪魔者が1人消え去った………
  残りの邪魔者は……今頃牙羅が料理している頃合いだろう………
  では、我々も戻るぞ、剛魔」
剛魔「…………」



タック「………ホンマに…初代暗闇斎を……!」
鏡花「だから言ったでしょう 私達には策があるんです」
タック「せやけど、この程度で終わるとは思えへん」
鏡花「ご心配なく 後はクチナワ様にお任せすれば、初代暗闇斎はこれで終わりです
  それにしても、本当にこの作戦に協力してくださるなんて……
  初代暗闇斎も、仲間だと思い込んでいた人に嵌められるなんて思わなかったでしょう…可哀想に
  本当に貴方は情も涙も無い冷酷なお人ですね」
タック「……何とでも言えば良え」
鏡花「ふふ…冗談です 気を悪くしないでください でもこれで、貴方に対する疑いの目は無くなりました……ほんの少し…ですが」
タック「また何か協力しなきゃならん事でも…?」
鏡花「いえ……今はもうありません……協力が必要になった時にまた声を掛けます ですから逃げないでくださいね…?逃げると、"あれ"がどうなるか……」
タック「っ………!」
鏡花「怖い顔しないでください、冗談ですから……ふふ…貴方って本当にからかい甲斐があるんですもの……つい意地悪な事を言ってしまいたくなります」
タック「良い性格やな……ホンマに」
鏡花「貴方に対してだけですよ……それでは、またどこかで会いましょう さよなら」


タック「…………………初代の旦那……悪く思わんでくれよ………………これも……"あれ"を守る為なんや………!」





  第陸拾弐話 七転八倒!見えない思惑、隠された罠 終


シノ「次回予告です 幻影五人衆の亜鐘と剛魔の策により棺桶の中に幽閉されてしまったワイユーさん
  棺桶の中にはワイユーさんに恨みを持つ悪霊達が……クチナワが、怨霊達を操ってワイユーさんを苦しめる
  一方、サスケさんとジュキッドさんの前に牙羅が立ち塞がる 陰から無数の人形を操り嬲り殺しにするつもりです
  どう立ち向かうのでしょうか……?
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第陸拾参話ご期待ください」


135 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2018/04/30(Mon) 07:15
アドレーヌ「おはよう!いつも通り軽く話してから始めたいけど、
時間押してるんですぐ答えてく」

>>47
アドレーヌ「去年は盛り上がったね〜。カービィ25周年の他にも
カービィカフェやらswitchの話やら。
さて、プリキュアスーパースターズは今回(かなり遅れたけど)12人なんだ。
ハグプリ、まほプリ、プリアラの三シリーズでやるのね。
まぁ、なんというか…やっぱり人数増えすぎて扱いきれなくなった
ってのはあるかもね。
でもその方がいいよ、主役サイドあんまり出しても逆効果だろうから。
味方が強すぎても視聴者にしてみれば逆に盛り上がらないだろうし」

>>48
アドレーヌ「ハグプリの主人公は野乃 はなちゃんか。
テーマは子育て。私も弟分、妹分の面倒見てるから親近感あるな〜。
敵はクライアス社か、名前からして暗そう(笑)。
妖精のあかちゃん・はぐたんを無事に守りきれるといいけど、
きっとどっかでピンチに陥るよね、すんなりいかないこともあるはず。

こっちでも子育ての話あったね、カー君の特製ジュースでデデの旦那が赤ちゃん化したこと。
あと一つはカー君の弟・粘土カー君ができたこと」
カービィ「大王の子育てに主に参加したのは僕ペポ。
子育てって楽しいけど大変だね」
大王「あの時アドレーヌがいればなぁ…
年下としてアドレーヌに甘えてみたかった。
(俺様が小さい頃アドレーヌの母ちゃんに面倒見てもらったことはあるがな。(オリジナル設定))」
カービィ「僕に粘土の弟ができたこともあるペポ。
育ってきて最後は僕がしつけられたけど」
大王「あれはいい気味だったデ、笑わせてもらった」

アドレーヌ「>>46はまた後で、時間押してるんで終わり!
またね〜」

136 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/05/03(Thu) 17:19
前スレの330の小説は今日で執筆開始から丸1年
先月21日投稿の37話でハルバードとそのクルー達とハグプリの3人(エール、アンジュ、エトワール)が助太刀参戦、
敵側はロボプラのラスボス星の夢がブロッサムに乗っ取る形で現れる、
39話で遂にゼロも動き出すなど、もう終わりが近づいている模様

137 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/05/03(Thu) 20:28

暗闇斎(ナレーション)「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」




亜鐘「くっ……流石は伝説の忍者と恐れられた人物……やはり一筋縄では行かぬな………」

ワイユー「……終わりか?退けば命までは奪わぬ さっさとそこを退け」

剛魔「喰ラエ!!!」

 ビュン!!

ワイユー「っ………!!」

 ビュン!!ドゴォォオオオオオオオン!!

亜鐘「貰った!!怨・阿毘羅吽欠蘇婆訶!!」

 グッ……!!

ワイユー「何っ……!?くっ…!しまっ……!!」

 ザシュッ!!

ワイユー「くっ……!貴様……一体……何を………!」

亜鐘「金縛りの術……しかしただの金縛りではない
  これは怨魂金縛りと言ってな、お主に恨みを持つ魂達の力が加わっている……
  普通の金縛りではすぐに解除されるだろうが、お主に殺され、怨みを遺して消え去った怨霊達の力となれば話は別だろう」
ワイユー「くっ……!己…………!」
亜鐘「剛魔」
剛魔「応!!怨魂無間棺桶!!」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

ワイユー「なっ……何だこれは……!?」

亜鐘「怨霊達に呪われながら永遠の眠りに就くが良い……さらばだ、南無阿弥陀仏」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

 ドォォォォオオオオオオオオオオオオオン!!!!


剛魔「………任務…完了……」

亜鐘「流石はクチナワ様……予言の通りだ これで邪魔者が1人消え去った………
  残りの邪魔者は……今頃牙羅が料理している頃合いだろう………
  では、我々も戻るぞ、剛魔」
剛魔「…………」



タック「………ホンマに…初代暗闇斎を……!」
鏡花「だから言ったでしょう 私達には策があるんです」
タック「せやけど、この程度で終わるとは思えへん」
鏡花「ご心配なく 後はクチナワ様にお任せすれば、初代暗闇斎はこれで終わりです
  それにしても、本当にこの作戦に協力してくださるなんて……
  初代暗闇斎も、仲間だと思い込んでいた人に嵌められるなんて思わなかったでしょう…可哀想に
  本当に貴方は情も涙も無いお人ですね」
タック「……何とでも言えば良え」
鏡花「ふふ…冗談です 気を悪くしないでください でもこれで、貴方に対する疑いの目は無くなりました……ほんの少し…ですが」
タック「また何か協力しなきゃならん事でも…?」
鏡花「いえ……今はもうありません……協力が必要になった時にまた声を掛けます ですから逃げないでくださいね…?逃げると、"あれ"がどうなるか……」
タック「っ………!」
鏡花「怖い顔しないでください、冗談ですから……ふふ…貴方って本当にからかい甲斐があるんですもの……つい意地悪な事を言ってしまいたくなります」
タック「良い性格やな……ホンマに」
鏡花「貴方に対してだけですよ……それでは、またどこかで会いましょう さよなら」


タック「…………………初代の旦那……悪く思わんでくれよ………………これも……"あれ"を守る為なんや………!」




 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第陸拾参話 怨霊跋扈!追い詰められた忍び



 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)
  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編(>>66-69)
  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏(>>73-76)
  第伍拾玖話 魑魅魍魎!悪霊達の宴(>>87-90)
  第陸拾話 悪霊退散!正義の炎燃え上がる時(>>97-102)
  第陸拾壱話 戦々慄々!幻影五人衆現る(>>109-114)
  第陸拾弐話 七転八倒!見えない思惑、隠された罠(>>131-134)


138 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/05/03(Thu) 20:29

ワイユー「くっ………!ここは一体……………!
  ………っ…!身体が……まだ動かん……!」
???「フフフフフフフフ……無様じゃのう暗闇斎」
ワイユー「っ…………!その声は……!」
???「…いや、元暗闇斎と呼ぶべきか?」
ワイユー「やはり貴様か……クチナワ!」
クチナワ「ほう…妾を覚えておったか 前に会った時は千年程前じゃったか…
  人の形に姿を変えても、妾だと気付くとは、流石じゃのう」
ワイユー「その声と、貴様の持つ邪悪な気は忘れたくても忘れられぬ……出来れば二度とは逢いたくは無かった」
クチナワ「フフフフフフ……そうか、妾はもう一度逢いたかったぞ
  妾を暗い闇の中に封じ込め、長年苦しめてくれたうぬを、どうやって苦しめようか今までずっと考えてきた
  そしてようやく、妾はうぬに、その復讐を果たす事が出来るのじゃ」
ワイユー「復讐……だと………!?」
クチナワ「そうじゃ、復讐じゃ……妾と……そして、うぬに殺され怨みを持つ霊達のな……!」
ワイユー「何っ……!?」
クチナワ「見えるか?今まさしく、周りに霊達が飛び交っておる……今にもうぬを呪い殺そうとする悪霊達の群れじゃ」
ワイユー「何だと……!?」

悪霊『暗闇斎……暗闇斎ィィィイイイイイイイ!!!』
悪霊『殺ス……殺シテヤルゥゥゥゥウウウウウウ!!!』

クチナワ「そう慌てるな 順番じゃ 1人ずつ順番に奴を痛めつけるのじゃ よし、まずはお前から行くが良い」

悪霊『ウゥゥウウウ………ウアアアァァァァアアアアアアアアアアアア!!!!』

 ビュン!! ドスッ!!

ワイユー「ぐっ…!ぐああああああ!!」

クチナワ「どうじゃ?痛いじゃろう?うぬはこれから、うぬが殺して来た数だけの苦しみを味わうのじゃ
  そして最期は、妾が直々にうぬにとどめを刺してやろう」
ワイユー「お……己……!」
クチナワ「次はお前じゃ……やれ!!」

悪霊『死ネェェェエエエエエエエ!!!』

 ヒュバッ!!

ワイユー「ぐあああああああ!!」

クチナワ「フハハハハハ!!良い苦しみ方じゃ!じゃがこの程度で妾達の怒りは収まらぬ……
  更に痛めつけ、より苦しんで貰おう!」

悪霊『ケケケケケケケケケケ!!』

ワイユー「くっ………!」



カグヤ「その……大丈夫かな……あの2人……」
ジュキッド「ん…?初代殿とタックの事か…?心配するな タックはともかく、初代殿が負ける筈が無い
  必ず合流出来る筈だ 俺達も早く急がなければな」
サスケ「…だと、良いがな……」
ジュキッド「サスケ殿…」
サスケ「……いや、何でもねえ……行くか……」


???『廻る〜廻る〜よ時代は廻る〜喜び悲しみ繰り返〜し
  今日は〜別れ〜た恋人達も生まれ変わって〜巡り逢〜うよ〜〜♪』

カグヤ「なっ…何っ…!?」

ジュキッド「カグヤ嬢…!危ない!!」

 ビュン!! ヒュバッ!!

ジュキッド「ぐあああっ…!!」
カグヤ「おじさん!!」
ジュキッド「掠り傷だ……大した傷じゃない……」
カグヤ「大した傷じゃなくてもちゃんと見せて!ほら、血が出てる!ダメだってば!治療してあげるから大人しくしてて!」
ジュキッド「む…済まない……」
サスケ「その声…てめェ、幻影五人衆とやらにいた野郎か……不意打ちとは汚ェ手を使いやがって……表に出て来やがれ!」
牙羅『言っただろう?俺は裏方専門なんでね、表舞台に顔を出さねえのさ だから代わりに、こいつらが相手をしてくれるぜ!』

 バッ!! ビュン!! ビュン!! ヒュバッ!!

サスケ「………こないだの死体人形か……」
牙羅『今朝仕入れたばかりの活きの良い奴らだぜ!』
ジュキッド「貴様……どこまで死体を弄べば気が済むんだ!」
サスケ「地雷矢の旦那……こいつらは俺1人で充分だ あんたはチビを連れて行け」
ジュキッド「サスケ殿……しかし……!」
サスケ「俺の事なら心配するな すぐに追いついてやるさ……」
ジュキッド「サスケ殿……分かった…約束だぞ さあ行くぞカグヤ嬢」
カグヤ「で…でも!」
サスケ「行け はっきり言って邪魔なんだよてめェらは」
カグヤ「……そんな事言って、死んじゃったりしたら許さないからね!」
サスケ「………ふん」


139 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/05/03(Thu) 20:29

牙羅『へえ……良いのかよ 1人で充分なんて随分と余裕じゃねえかよ 頭に来るぜ』
サスケ「頭に来てんのはこっちの方だ……
  てめェだろ、風の忍び部隊や水の忍び部隊の連中の死体を操って焔屋を襲わせたのは
  あの時から俺は、こんな真似をしやがる奴をぶっ殺してやろうと思っていた……
  だが、あのガキや旦那がいたんじゃてめェを殺すなんて出来ねェからな
  1人でいるのが、てめェをぶっ殺すには丁度良いってワケだ
  絶対にてめェを表に引きずり出して仕留めてやる」
牙羅『へえ……そうかい……やれるならやってみな……死ぬのはてめェの方だ!!』

 ビュン!! ビュン!!

人形「ケケケケケケケケ!!」

サスケ「…………………………」




シノ「はああああああああっ!!花影流・紅蓮椿!!」

 ヒュバッ!!

シノ「はあ…………はあ……………」

紅華の十蔵「………うん、お見事だ!これで花影流の技は全て会得した
  ……残るは奥義だけだな」
シノ「……………!」
紅華の十蔵「今日はもう休もう 次の日を迎えたら、奥義会得の修行に取り掛かる」
シノ「十蔵さん……私、本当に強くなったんでしょうか…?」
紅華の十蔵「…試してみるかい?」
シノ「……え…?」

 ヒュッ!!

シノ「…っ……!」

 キィィィィイイイイイン!!

シノ「なっ……!十蔵さん……!?」

紅華の十蔵「……修行前の君なら、この一撃でもう死んでいた」
シノ「えっ……!?」
紅華の十蔵「今の俺の一撃は本気だった……それを君は瞬時に見切った………
  今の君は、奥義を会得するに相応しい程に強くなった……恐らく、力を失う前の強さすら比較にならないだろう」
シノ「そんな……過大評価では……?」
紅華の十蔵「俺が嘘をついているように見えるかい…?まあ実感は出来ないだろうね 人は自分自身の成長に鈍感だ
  だが、それは紛れもなく事実だ 君は君自身をもっと褒め称えて良いだろう この厳しい修行を乗り越えたのだからね」
シノ「……………………」
紅華の十蔵「後は奥義の会得だけ……だが、この最後の試練は今までとは比較にならない程過酷な試練だ
  生き死にに関わる事だからな………」
シノ「え……!?」
紅華の十蔵「怖気づいたかい…?ならここで修行を終わらせるかい?
  奥義を会得せずとも、君は充分に強くなった ここで終わらせても良いだろう」
シノ「……いえ……皆と約束したんです……私は奥義を会得するって……ここで終わらせたら、皆に申し訳ないし、
  何より、父上がそれを許さない………私は奥義を会得する為にここに来たんです…!お願いします!私に最後の試練、与えてください!」
紅華の十蔵「……それが君の覚悟か……分かった、君の覚悟は伝わった
  今日はもう休むんだ 体力を万全な状態にしておけ」
シノ「分かりました……!」


暗闇斎(遂にこの時が来たか………奥義取得の試練……失敗すればシノは…………
  …いや、シノは必ず奥義を会得する……!何より拙者がそれを信じなければ………!
  頑張ってくれシノ……!)


  第陸拾参話 怨霊跋扈!追い詰められた忍び 終


シノ「次回予告です 死体人形の軍団に1人で立ち向かうサスケさん
  死体を弄ぶ外道に、これまでにない程の怒りを表す
  一方、クチナワは悪霊を使ってワイユーさんを苦しめる
  追い詰められた闇の忍び部隊、果たして勝機はあるのでしょうか……?
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第陸拾肆話ご期待ください」


140 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/05/03(Thu) 23:57
>>136の続きで
39話が2時間後に投稿
その前の38話で何故か本編に出てる作者はそこでなんと星のカービィの元となった作品、
ティンクル☆ポポの主人公、ポポポを真黒幕に仕立てた!

141 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/05/06(Sun) 22:37
前スレの312の小説は今日で執筆開始から丸4年
しかし、スターアライズ発売日に22冊目を投稿してからまた沈黙…
22冊目→ttps://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9360582

142 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/05/07(Mon) 23:36

カグヤ「こんばんは〜!リップルスター第2王女カグヤでーす!カグヤちゃんって呼んでね!」
タック「それじゃあ今日も早速返事を返していきまっか
  なーんか今日の書き込み、全部同一人物が書いたような気がすんねんけどな
  もうちょっと新しい書き込みが来るのを待っとったけど、来そうにないんで、待たせちゃ悪いんで返しちゃいますわ」
ジュキッド「少し来ては少し返すが定着化して来たからな…」
タック「待ちに徹するのもそれはそれで疲れるから、他のスレに出没して宣伝したろうと思うわ」
ジュキッド「それは営業妨害だ そんな事をすれば怒られるぞ」
タック「冗談や冗談」
ジュキッド「全く…そういう発言は程々にしろ 余計な言葉や行動の1つで、今まで積み重ねてきた信頼が消し飛ぶ事だってあるのだぞ
  特にお前のような奴はな……」
タック「心配いらへんよ ボクって昔からこんな性格やし、信頼する人なんて誰もおらんかった
  それはそれで、色々自由に出来るから、別に悪くは思わんけどな」
ジュキッド「全くお前という奴は……こういう所で変な意地を張るなよ」
タック「へいへい、忠告として留めておきますわ それじゃあ返事を返して行きまっせ!」
ジュキッド「全く…本当に分かっているんだろうな」
カグヤ「おじさんも大変だね」

>>130

タック「前々から思ってたけど、この人ってカービィとプリキュア、どっちが好きなんでっしゃろうなあ」
ジュキッド「どちらもだろう 両方好きだからこそ、両方が共演している小説を見るのではないか」
カグヤ「そうそう どっちか片方にしか興味ないなら好きな片方の小説しか見ないでしょ」
タック「そうとも限らへんけどなあ…まあそれは別に置いといて、もし、こっちもプリキュアと共演の小説を書いたら、
  この人、ここで感想書いてくれるかな?」
ジュキッド「それは分からん だが、そんなもの書けるのか?」
タック「全員登場させようと思うと結構大変かもしれへんな 活躍に格差が出てクレームとか来たら嫌やしなあ
  そういうんは妄想だけにしといた方が良さそうやな」
ジュキッド「今執筆中の話もまだ完結していないしな そっちを完結させるべきだ」
タック「そうやな 色々小ネタを仕込んであるから、誰かから突っ込みが来れば良いかななんて思うてるけど、
  割と結構普通にスルーされてて、実は半分くらい落ち込んでいるんやけど、めげずに頑張るわ!」
ジュキッド「書いているのは俺達じゃないけどな」
タック「じゃあ誰が書いているんでっか?」
ジュキッド「うむ…誰なんだろうな……」
カグヤ「そういう話、これ以上するといけない気がするのは何でだろう」
タック「それは多分、メタ発言やからやなあ」
ジュキッド「分かっているならそういう話をするなよ」

>>140

タック「それにしても、まさか黒幕がポポポやなんて誰も思わへんやろなあ
  ポポポって、カービィって名前になる前の名前でっしゃろ?
  それをこういう形で登場させるのは、まさに逆転の発想やないやろか
  ボクらじゃ真似出来へんな」
カグヤ「もしも、ポポポって名前だったら、未来は色々違ってたかもしれないね」
ジュキッド「うむ…どうだろうか……あまり想像は出来んな」
タック「それにしても、作者を登場させるっちゅうのは……ギャグ漫画路線で行くならそれはそれで良えと思うけどな」
ジュキッド「俺達は同じ事をやっては駄目だな」
タック「ボクらかて同じような事を知らず知らずの内にやってるんでっせ
  なんせボクらの声が作者の声であり、作者の声がボクらの声やさかいな」
ジュキッド「何を言っているんだお前は」
タック「何を言っているのか、ボクにも分かりまへんわ 頭がどうにかなりそうや
  お陰で催眠術なんかよりも恐ろしいものの片鱗を味わったような感覚や」


143 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/05/07(Mon) 23:37

>>141

タック「分かる……凄く分かる……
  こういうの、風呂敷を広げすぎると、回収するのが大変なんや
  話が壮大であれば壮大である程、回収に時間が掛かって何年もかかってしまうんよ
  月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜も、同じくらいかかっているしな!」
ジュキッド「得意気に言う話ではないだろう
  何年も何年もこうして引き延ばしているから飽きている人の方が多いのではないだろうか」
タック「そんなんここの書き込み数を見れば考えんでも分かるわ ROM専ばっかりって可能性もありそうやけど」
カグヤ「こういう長編って、話を飽きさせない事が重要だよね」
タック「その飽きさせない方法が思いつかないからずっと悩み続けているんやないでっか シノ姐はんが」
ジュキッド「去年の15周年記念祭の時にも心配されていたよな」
タック「15周年記念祭といえば、ここでまた小ネタの話やけど、
  第二部の方に出てきた闇の行商人と名乗る妙なお化けがいたと思うけど、
  気づいた人は多いと思うけど、あれはシノ姐はんや
  せっかくの肝試しやから盛り上げたかったというのと、一度で良いからお化け役として出たかったというのもあって
  ああいう行動に出たんだそうや 早い話が悪ノリやな
  ちなみに、闇の行商人…もといシノ姐はんが用意したアイテムの中にボクらが使う武器が入っていたんや
  今となってはもうどうでも良い話やけどな
  あれもスルーされたらどうしようって不安もあったようやけど、触れてくれたキャラハンさんが多くて少し救われたっちゅう話や
  この場を借りて改めてお礼を言わせてもらいますわ ホンマにありがとうございました
  ……見てくれているかどうか分からんけどな」
ジュキッド「こういう話をここで出して良いのかどうか……」
タック「別スレの話になるしな…あまり話さん方が良えかもしれないでんな じゃあこの話はこれで仕舞いや!」


タック「っつうわけで、今日はここまでやな 今回小説の話だったからか、メタ発言しかせえへんかったな」
ジュキッド「大半がお前の発言だぞ」
カグヤ「たまにだったら別に良いんじゃないかな」
ジュキッド「毎回だと怒られるかもしれんがな」
タック「これでも節度は守っているつもりや それじゃあ次回もよろしゅう!さいなら!」
カグヤ「またね〜」

144 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/03(Sun) 01:09

ミント「皆お久ーっ☆いつも明るく元気なミントちゃんでーす!」
メロン「どーも いつもアンニュイな気分のメロンちゃんでーす……」
ミント「何故あたしらが呼ばれたのかというと、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜で、闇の忍び部隊が別行動でバラバラになって
  その所為で返事を返すどころじゃなくなったから、あたしらが代理を務める事になったんだが、
  待てども待てども新しい書き込みが来る気配が無い……!もう1か月経とうとしているのに何の音沙汰も無い……!
  だからこっちから書き込む事にしたってわけだ!!どうだ参ったか!!」
メロン「自慢気に言う事じゃなくない……?っていうか、マジでここ、大丈夫なの?」
ミント「大丈夫じゃないだろ……1週間くらい書き込みが無かった事なら何度かあったが、1か月経とうとしてんのに
  1件も書き込みが無かった事なんて今までなかっただろ……前代未聞だぞこれは!!」
メロン「このスレが気に入らなくなったから全員で無視して孤立させて最終的に自然消滅させようとしている説」
ミント「いじめか!?だとしたら陰湿すぎるだろ!?
  くーっ!こうなったら負けないぞ!意地でも抗ってやるからな!書き込みが無くても自分達で質問作って続けてやる!」
メロン「そんな自問自答のスレッド見て誰が得するわけ?」
ミント「何で誰も書き込みに来ないんだ!?活動していないと思われているのか!?
  一応言っておくけど毎日確認しに来ているからな!とりあえず生存報告だ生存報告!」
メロン「とりあえず、シノ達が戻るまでの間は私達が代理役になったけど……名前はGirl3で行くわけ?2人しかいないのに……」
暗闇斎「いや、3人でござるよ 拙者を入れてな」
ミント「うおわあ!!いきなり出てくんなよ!びっくりするじゃん!」
メロン「誰かと思えば、シノの義理の父の……」
暗闇斎「暗闇斎でござる」
ミント「っていうか、あんた男じゃん Girl3って名前なんだから男が入ったら……」
暗闇斎「何、心配には及ばぬでござるよ 拙者、シノの代理で参加するわけでござるから
  シノの代理ならGirlでも問題無いでござろう」
ミント「いや、その理屈はおかしい」
メロン「別に良いんじゃない?どうせ断ったって人の話を聞かないタイプだと思うし、あれは」
暗闇斎「そういう事でござる」
ミント「少しは否定しろよ ……ったく、しょうがない じゃあこの3人で行くとするか」
メロン「3人でどうにかする以前に、新しい書き込みが来なければ話にならないんだけど」
ミント「本当に書き込みが一切無いのだけはマジで勘弁だからな!!」
暗闇斎「というわけで、Girl3は君達の質問を待っているでござる!!」
ミント「やけにノリノリだな……」
メロン「人の話を聞かない上に面倒くさいタイプって感じがする……」
ミント「本当にこのスレ、ちゃんとやって行けるのか心配になって来たぞ……頼むぜ、マジで」

145 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/06/03(Sun) 21:57
ttp://www.crescent-closet.com/entry/2018/06/01/%E3%80%8C%E6%98%9F%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%80%8D%E7%84%A1%E6%96%99%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%87%E3%83%BC
夏に配信予定のスターアライズの無料アップデート第2弾、その2人目になんとダークメタナイトが!!
マルクと同様、絶対味方になるとは思えないキャラがまたしても!
因みに1人目はドロッチェ、でも3人目は現時点では配信されるかすらまだ不明

146 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/06/03(Sun) 23:37
ttps://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9691840
今日投稿の前スレの330の小説の総集編の後編
この小説の作者はこれでこの小説は完結と宣言!
それと最終42話の13ページの最後は一応、最新作(スターアライズ)に繋がるような感じにしてみたとも言ってる
ここにある桃色の流れ星とはフレンズハートのことを指してるんじゃないかと思うんだが

147 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/05(Tue) 05:16

ミント「よし、早速書き込みが来たみたいだね
  これで一切書き込みが無かったらマジでどうなるかわかんなかったよ マジで」
メロン「発狂する姿が見られるのを楽しみにしていたのに、ちょっと残念だったわ」
ミント「いい加減にしてくれ マジで死活問題だったんだぞマジで」
メロン「マジでマジでって言いすぎじゃない?」
暗闇斎「返事が来たのなら良いではないか さあ始めるでござるよ!Girl3発進でござる!!」
ミント「やっぱりあいつ、いるんだ……」
メロン「良いんじゃない?もう何を言っても無意味そうだし」
ミント「そうだな」

>>145

ミント「URL載せてくれるのはありがたいけど、長い!!長いからコピペしづらい!!これは仕方が無いかもしれないけどさ」
メロン「そうやってわがままばかり言うと書き込む人が減るよ」
ミント「それはそれで困る!じゃあ返事を返して行くか
  星のカービィシリーズの最新作スターアライズにはドリームフレンズというシステムが導入されているんだよね
  で、その第1弾として追加されたリック、クー、カイの3体、グーイ、マルクが3月28日に追加されたっていうのは、
  このスレでも前に話として出ていたようだけど、ここで早くも第2弾の予告が出たみたいだね
  で、まず1人目が、地味に人気の高いドロッチェ団団長のドロッチェ
  そして2人目が、まるでダメダメな騎士のダメナイト……もといダークメタナイトってワケか
  ギャラクティックナイトを差し置いて、まさかのこいつが参戦するとはね…
  ぶっちゃけるとメタナイトの2Pカラー的な奴なのに、こいつも地味に人気高いのか?!」
メロン「作中のダメダメな所がユーザーさん達の心を射止めたんじゃない?
  カービィを4体に分裂させて冒険を有利にさせてしまう辺り、本当に尊敬する程のダメダメさを見せてくれて、私も思わず感激したもの あまりのダメダメさに」
ミント「そうだな そんなダメダメな奴が仲間になって、果たして役に立つんだろうかな?まあダメダメでも強さはそれなりか」
暗闇斎「2人共!あまり人の事をダメ呼ばわりするのは感心出来ぬでござるよ!
  良いでござるか?確かにダメな人というのは存在する だが、ダメな人でもダメな人なりに頑張っているのでござるよ
  その頑張りを鼻で笑うのは良くない事でござる ダメな人に向かってダメダメという事はかえってダメダメなのでござる
  少しでもダメな所が改善されるように応援し、時に手助けしてあげるのが、正しい行いなのではないのか?」
ミント「そういうセリフが一番ダメージデカい気がするんだけど……」
メロン「そういうの、本人は無自覚だから余計なのよね」
暗闇斎「……ん…?拙者、何か悪い事でも言ったでござるか…?」


148 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/05(Tue) 05:17

>>146

ミント「完結させられて、良かったな!プリキュアって、歴代の全員出しちゃうと登場人物が沢山になってしまうから、
  1人1人の見せ場を作ろうとするとえらい時間かかりそうだよね」
メロン「ここで作っている月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜でも、扱っている登場人物は少ない割に軽く3年4年掛かっているんだから
  もしこの話にもプリキュアを登場させるとなったら過労死するんじゃない?それはそれで見物だけれど」
ミント「あんた鬼だな……
  エピローグで最新作に繋げるっていうのは、よくありがちな話の持って行き方だけど、面白いよね
  アニメでよく原作にはないオリジナルの話を持って来るとかってあるけど、原作の話の間にこんな事があったとか
  色々想像してもらうのって良い事じゃん
  ちなみに、今執筆中の月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜も、前作の激闘編の後日談で、そっから続編に繋がって行くって設定だから
  一応はそういう役割なんだよね 本当はここまで長くなる予定じゃなく、1年で終わらせる予定のつもりだったらしいけど……」
メロン「なんやかんやで長くなってしまった…ってわけね」
ミント「最後に、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜の話をしておくと、
  幻夢教は新たに幻影五人衆という刺客を呼び出して来た……で、その五人衆の1人が、実はタックだった
  タックは、幻影五人衆の中では夜叉丸と呼ばれ、闇の忍び部隊に入ったのも闇の忍び部隊の行動を監視し、
  その情報を幻夢教の幹部のクチナワに送る事が目的だったんだ
  前のスレで、内通者は誰だっていう議論があったけど、案の定全員がタックだって的中させていたね」
メロン「私も、あいつだけは何か怪しいと思っていたのよね」
ミント「タックと思わせて実は別の人物が……って考える人もいたけどね
  でもこれでタックが内通者だという事が作中で判明された……闇の忍び部隊は今後どうなるんだろうね」
メロン「シノも、修行が終わっていないし……本当いつになるのやら」
ミント「後は奥義の会得だけらしいから、もう終わりそうな気もするけど
  ただ、これが失敗すれば命を失うかもしれない危険な修行らしいんだ 本当に大丈夫なのかな……?」
メロン「誰に言ってるの?あのシノが失敗なんてするわけないじゃん シノなら必ず奥義を会得して戻って来る筈」
ミント「それは分かんないぞ もしかしたら……って事もあるだろうし……」
メロン「随分と心配性ね」
ミント「そりゃ心配になるって!だって友達だしさ!」
メロン「友達だからこそ成功を信じるものでしょ……大丈夫、主人公補正があるのだから」
ミント「最後の一言が無かったら良い台詞で終わってたのにな!
  …というわけで、いつの投稿になるか分からないけど、近日中には投稿されると思うから、そっちの方もよろしくな!
  それじゃあ今日はここまで!次回もよろしく!」

149 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/06/12(Tue) 20:09
誰も来ないなあ。それよりサッカーの話をしない?

150 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/13(Wed) 10:17

>>149

ミント「本当に誰も来ないんだよなあ……
  あたしら以外のキャラハンも最近来ないし、それどころか名無しすら寄り付かなくなってしまった
  こういうのって何て言うんだっけ…?村八分ってやつ…?」
メロン「1か月間以上待ってても誰も来なかったし、そろそろ冗談では済ませなくなってきたのは事実ね
  誰も来なくなった理由を改めて真剣に考えた方が良いと思うわ」
ミント「単に面白くなくなってきたからじゃないの?」
メロン「それもあると思うけど、他に何かあるんじゃない?」
ミント「他に……ね…………」
メロン「それはゆっくり考えるとして、えー…サッカーの話……?」
ミント「そういや、チーキュって星では、今ワールドカップの話で持ち切りなんだっけ?」
メロン「そのチーキュっていうの、わざとらしいからやめた方が良いんじゃない?」
ミント「サッカーの話っつっても、あたし達サッカーなんて詳しくないからなあ……
  話せたとしても、素人っぽい話しか出来ないと思うぜ」
メロン「サッカーに関してならGIANT KILLINGスレの達海先生の方が詳しいしね 知識なら向こうには負けるわ」
ミント「他のスレを話題に出したら駄目なんじゃないのか……?大丈夫なのか……?」
メロン「大丈夫じゃないかもね……こういう話ばかりしているから誰も寄り付かなくなったのかしらね」
ミント「自分で自分のスレを悪くさせてどうすんだよ全く…」
メロン「それはミントも同罪でしょ」
ミント「そ…そうなのか…!?い…いや……見捨てないでくれよマジで」
暗闇斎「拙者、サッカーよりもプロ野球の交流戦の方が気になるでござるよ」
メロン「こういう空気の読めない発言があるのも、誰も寄り付かなくなる原因かもね」
ミント「そうだな……というわけだから、やっぱりあんた出て行ってくれない?」
暗闇斎「何を言うでござるか 拙者達3人合わせてGirl3ではござらんか 1人でも欠ければ、それはGirl3ではござらんぞ
  ここは3人力を合わせ、苦難を乗り越えるでござる!拙者もシノの代理として一肌脱ぐでござる!」
ミント「一肌脱がなくていいから早く帰ってくださいマジで」
メロン「この人本当に面倒なタイプね……ある意味、こういうブレない所は娘も父も一緒か……」
ミント「感心している場合かよ」



ミント「…というわけで、これからもお便り待っているからな!
  頼むから見損なわないでくれよ!これからもよろしくな!
  というわけで、またな!」


151 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/13(Wed) 15:56

暗闇斎(ナレーション)「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」



人形「ケーケッケッケッケッケ!!」

 ビュン!! ヒュバッ!!

サスケ「………っ……!」

牙羅『ふははははははは!!さっきの威勢はどうした!?まるで手も足も出ないみたいだな!?』

サスケ「黙れ!!」

 ドォォォオオオン!!

人形「ケーケケケケケケ!!」

 ビュン!!

サスケ「くっ……!!キリが無ェ……!何体いやがんだ…!」

牙羅『さあな……!俺も数えきれない程殺したからな……恐らく100は下らないだろうぜ!ヒャハハハハハハハ!!』

サスケ「……この下衆野郎が……!」


サスケ(……どっかに隠れている本体さえ引きずり出せば……一体どこに隠れていやがる……!)



カグヤ「おじさん……!待って……!」
ジュキッド「……どうした?」
カグヤ「おじさんは心配じゃないの…?サスケさんの事……1人置いて行っちゃって……」
ジュキッド「……サスケ殿なら心配いらぬ………サスケ殿は約束を守る男だ
  必ず無事に戻って来てくれる筈……俺は信じている………」
カグヤ「おじさん……」
ジュキッド「やはり……心配か…?」
カグヤ「ううん…大丈夫 それじゃあ私も……信じてみるね……」
ジュキッド「ああ……皆離れ離れになってしまったが……必ず皆、生きてまた会う事が出来るさ………」


 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第陸拾肆話 電光石火!花火師決死の一発



 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)
  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編(>>66-69)
  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏(>>73-76)
  第伍拾玖話 魑魅魍魎!悪霊達の宴(>>87-90)
  第陸拾話 悪霊退散!正義の炎燃え上がる時(>>97-102)
  第陸拾壱話 戦々慄々!幻影五人衆現る(>>109-114)
  第陸拾弐話 七転八倒!見えない思惑、隠された罠(>>131-134)
  第陸拾参話 怨霊跋扈!追い詰められた忍び(>>137-139)


152 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/13(Wed) 15:57

人形「キャーーーハハハハハハハハハハ!!!」

 ビュン!!

サスケ「くっ………!!」

牙羅『どうした!?逃げ回ってばかりじゃ人形達は減らないぜ!?ヒャハハハハハハ!!』

サスケ「チッ……!!」


サスケ(奴の狙いは、人形を使って弾を消費させる事………弾切れになった瞬間一気に畳み掛けてくるつもりだ……
  相手の姿も見つけられねェ……圧倒的に俺が不利な状況だ…………だが、勝機が無いわけじゃねェ……
  これは一か八かの賭けだ…………!)


牙羅『ほう……?何だそれは……?爆弾か……?』

サスケ「爆弾……?そんなチャチなモノと一緒にするなよ……こいつは花火玉さ……特大のな
  こいつには爆弾以上の火薬を詰めてある……てめェが操る人形共も全部一瞬で吹き飛ぶぜ」

牙羅『成程な……そいつで俺の人形を吹き飛ばそうってか……!だがそう上手く行くと思うか……?』

サスケ「…………………………」

牙羅(何を考えてるかは知らん……だが、爆弾を投げる瞬間、必ず無防備な状態になる
  その一瞬の隙が狙い目だ……!さあそいつを投げてみろ……!)

サスケ「……………………………」

牙羅(なっ……何故だ……!?何故投げない……!?)

サスケ「…………………………」


 ドガァァァアアアアアアアアアアアアアン!!!

牙羅「なっ……!!」



牙羅「馬鹿な……!!投げずにそのまま自爆しただと……!?
  いない……!どこに消えやがった……!?まさか本当にくたばりやがったのか…!?」

サスケ「姿を見せたな……悪趣味人形遣いめ……」
牙羅「なっ……!馬鹿な……!生きているだと……!?あの爆風の中をどうやって……!?」
サスケ「爆発する瞬間、俺は地中に隠れた お陰で爆発には巻き込まれずに済んだ」
牙羅「馬鹿な……爆発の瞬間だと……!?その一瞬の隙に地中に潜ったってのか……!どうやってだ……!?」
サスケ「馬鹿かテメェは とっくにご存知だろうが
  俺は忍びだぜ?それぐらい当たり前の事じゃねえか」
牙羅「お…己ぇぇええええええ!!!」

 ヒュッ!!

サスケ「ほう…お前自身が戦うって事は、やはり人形はあれで全部だったか」
牙羅「黙れぇぇぇええええ!!!」

 ビュン!!

サスケ「くっ……!こいつは鋼線か……!」
牙羅「ふははははは!!人形の操り糸だ!!これでてめェは身動きが取れねェ!!
  俺様の人形を燃やした罰だ!!てめェが人形になりやがれ!!死ねぇぇえええええ!!」

 ザシュッ!!

サスケ「ぐああああっ……!!」

牙羅「ははははははははは!!………はっ…!!」

サスケ「残念だったな……残像だ」

牙羅「くっ……てめぇぇぇええええ!!」

サスケ「どうした?人形を失った途端弱くなっちまったな……やはり表に出て戦うのは苦手か?」
牙羅「てめェ……!言わせておけば………!!」

牙羅(ま…待て……!そうか…こいつは奴の作戦……!挑発して俺の攻撃を単純化させようって魂胆か……!
  だがそんなに俺は甘くねェぞ……!)

サスケ「諦めたようだな……せめてひと思いに殺してやる」

牙羅「はあっ!!」

 ドォォォオオオオオオン!!

サスケ「くっ……!!煙幕か……!!」

牙羅(キヒヒヒヒヒ……!!裏に隠れちまえばこっちのモンだ……!!)

サスケ「くっ……どこに隠れやがった……!出て来い!」

牙羅(クククククク……見失ってやがるな………さあて……いつ狙ってやるか………)

サスケ「……………逃げやがったか………」

牙羅(……………今だ!!死ねぇぇぇえええええええ!!!)

 ビュン!!

サスケ「………何てな、そこにいるのは最初から分かってたぜ」

牙羅「何だと……!?」

サスケ「くたばれ!!!」

 ドォォォオオオオオオオン!!!

牙羅「ぐああああああああああああああああ!!!」


サスケ「………チッ…仕留め損なったか………まあ良い、深手は負わせたからな……」


153 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/13(Wed) 16:00

牙羅「はあ………はあ………!この牙羅が……あんな奴に………!
  くっ……こうなったらまた人形を作りだし、今度こそ奴を仕留めてやる………!」

 ヒュッ!!

牙羅「………!?」

 ドン!!

牙羅「ぐああああああっ!!」


牙羅「……この…!何しやがる………!」

メア「その声……やはりあの時の人形師か」

牙羅「てめェは………!ふっ……あの時仕留め損なった女か……!まさかてめェの方から現れるとはな…!」
メア「それはこっちの台詞だ 随分と手負いのようだが、誰かと殺り合っていたのか?」
牙羅「てめェには関係の無ェ話だ……!こうなったら、てめェを人形にしてやる!!死ねぇぇええええ!!」

メア「ふん……遅いな」

 ヒュバッ!!

牙羅「ぐあああっ…!!」

メア「敵が手負いならば情けをかけてやるべきだろうが忍びが相手となれば話は別だ
  冥府への道案内をしてやる」
牙羅「く……くそぉぉぉおおおおお!!」

メア「……逃がさん!!はああああああっ!!」

牙羅「ひいいっ…!!」

メア「悪夢の輪舞(ナイトメア・ロンド)!!!」

 ヒュバッ!!ザシュッ!!

牙羅「ぐあああああああああああああああああ!!!」


メア「………安らかに眠れ」

バッツ「ヒュー!メア様!カッコ良かったでゲス!」
メア「馬鹿者、見世物では無いぞ
  ………で、どうした?闇の忍び部隊に新たな動きでもあったか?」
バッツ「へい!闇の忍び部隊の連中、どうやら別行動を取っているようでゲス!
  さっき姿を見かけたでゲスが、柔道着の大男と妖精、それ以外の連中はいなかったでゲス!」
メア「そうか……」
バッツ「狙うなら今がチャンスでゲス!」
メア「いや……まだだ」
バッツ「……へ…?」
メア「馬鹿か貴様は 相手は闇の忍び部隊だけでは無い……他にも妖精の腕輪を狙っている奴らがいるのだ
  ここで妖精を掠め取った所で、今度は私達が狙われる立場になる」
バッツ「な…成程……」
メア「出来れば奴らが潰し合ってくれる事が理想だ……その隙を狙って私達が妖精の腕輪を奪取する」
バッツ「上手く行かなかったらどうするでゲスか?」
メア「それくらいの事は貴様の頭で考えろ、馬鹿 行くぞ」



悪霊『うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!』

 ヒュバッ!!

ワイユー「ぐおおおおっ……!」

クチナワ「どうじゃ…?苦しいか…?苦しいじゃろう?
  今までうぬが殺めて来た者達の怨霊が味わった苦しみじゃ」

ワイユー「くっ…………!」

クチナワ「さて……今度は妾の番じゃ……うぬの事は愛していたからのう……殺したい程にな……!」
ワイユー「……………………!」
クチナワ「愛する者を手にかける瞬間……それが妾にとっての1番の快楽なのじゃ………!
  元暗闇斎……短い間ではあったが、楽しかったぞよ……」
ワイユー「………怨霊達の苦しみはよく分かった…………」
クチナワ「……ん…?」
ワイユー「お前の言う通り、拙者は暗闇斎として、多くの者達の命を殺めた………その罪は償いたくとも償いきれぬ………
  怨む者が多い事は拙者も重々承知でござった…………だが……」
クチナワ「だが……?」
ワイユー「それでも……拙者は……死ぬわけにはいかぬ……!今の拙者には仲間がいるのだ……!
  必ず生きて戻ると約束をした、かけがえのない仲間が……!悪いが拙者は、ここで死ぬわけにはいかぬのだ……!」
クチナワ「なっ……!金縛りが……!」
ワイユー「さらばだクチナワ……!ぬおおおおおおおおおおおお!!!」
クチナワ「くっ……!!」

ワイユー「久し振りに見せてやるぞ…!忍術を超えた究極の忍術……超忍術をな!!
  超忍法!!火龍炎轟撃滅砲!!!」

 ドォォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!



154 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/13(Wed) 16:01




ワイユー「…………くっ……!出て来いクチナワ……!これ以上貴様の好きにはさせんぞ!!出て来い!!」



クチナワ「…………信じられぬ……!暗闇斎を封じる為に開発した金縛りが破られるとは…………!
  封印される前より格段に強くなっているという事か………!一先ずここは撤退じゃ
  次こそ……暗闇斎を斃す手立てを考えねばのう…………」




ワイユー「……………逃げたようだな……………仕方あるまい……早い所、仲間と合流せねばなるまいな………
  クチナワ………奴との決着は……いずれ…………!」

  第陸拾肆話 電光石火!花火師決死の一発 終



シノ「次回予告です 牙羅を斃され、次の作戦に移る幻影五人衆
  幻影五人衆の次の狙いは妖精カグヤちゃんと行動を共にしているジュキッドさん
  亜鐘と剛魔との連携技をものともしないジュキッドさんでしたが、その隙にツキカゲさんがカグヤちゃんを攫ってしまった…!
  一方、シノは最後の奥義の会得の修行に入るのでした……果たしてどうなるのでしょう
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第陸拾伍話ご期待ください」

155 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/06/13(Wed) 21:37
任天堂ホームページでNintendoSwitchでのスマブラ最新作『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』の公式サイトが公開!
新参戦者に加え、今まで出て来たキャラがなんと全員参戦という史上最大規模!!!
そして発売日も今年12月7日とすぐ決定!

156 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/13(Wed) 22:36

>>155

ミント「Switchでスマブラ最新作が出るって噂は結構前からあったけど、思ったより早く発売日が解禁されるとは思わなかったね」
メロン「発売日は12月……半年後か」
ミント「スマブラって冬ぐらいの時期に発売される事が多いよね 3DSは9月と秋だったけど
  それはまあ良いとして、公式サイトも早くも解禁か……驚くよね 今までのシリーズに登場したキャラ全員参戦だってさ!
  あとスプラトゥーンからインクリング、サムスの宿敵リドリー、そして今までピーチ姫の色替え扱いだったデイジーも遂に参戦するってさ!
  そこまでやるか!?ってぐらい豪華なゲームになりそうな予感がするねこれは!」
メロン「最初は8体、隠しキャラ入れても12体だったものね……本当よくここまで進化したって思うわ」
ミント「そうだな 最初のスマブラが出たのは今からもう19年前……って事は、来年でスマブラシリーズも20周年になるんだな!」
メロン「当時は子供だった人も、今では立派な社会人ね そうでない人もいるかもしれないけど……」
ミント「それは言ってやるな!今では任天堂以外のキャラも参戦して何でもあり状態になったから、こっから更に増えるって事はあり得るんじゃないかな!?
  そしたら誰が参戦するのか楽しみになるね!」
メロン「アドレーヌの参戦は遂に実現なるのかしらね」
ミント「参戦希望の声が多いから、叶えてくれそうな気はするけどなあ」
メロン「Miiファイターとして参戦させない事だけは願いたい所ね」
ミント「衣装としてダウンロード販売するのだけはやめて欲しい所だよな」
暗闇斎「新しい情報は今後も出て来るだろうから、逐一見逃せぬでござるな
  あ…あと、拙者もバイオスパークという名義で是非とも参戦を……」
ミント「貴方はしなくても大丈夫です」
メロン「良いのでさっさとお帰りください」


ミント「月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜も、遂に最新話を投稿する事が出来たな!」
メロン「その後の反響は相変わらずだけれど」
ミント「そこんとこ冷たい人ばっかだよなあ……」
メロン「ネット世界なんて、そういうものでしょ」
ミント「そういうものか〜?まあ良いけどさ
  ようやく幻影五人衆の1人を斃す事が出来たけど、それでもまだ敵は多いし、
  冥府の騎士団や離反したツッキーも妖精の腕輪を狙っているわけだからまだまだ気は抜けないよね」
メロン「闇の忍び部隊の中にも内通者がいるわけだし、さてさて、どうなるのかしらね」
ミント「お願いだシノ、早く来てくれー!!」
メロン「力を失って修行する事になってから今に至るまで何か月経ったっけ…?」
ミント「えーと……そんなに経ってない筈……3か月後くらいかな……多分……」
メロン「11月だったからもう7か月よ」
ミント「嘘……だろ………!?」
メロン「これだけ時間が掛かっているわけだけれど、飽きずに最後まで見届けて欲しい所ね」
ミント「よろしくお願いしますマジで!というわけで、今日はここまでみたいだから、またな!!」

157 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/06/16(Sat) 18:27
ワルイージはスマブラのアシストキャラとして出るかメインのキャラの参戦どうなると思う?


158 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/16(Sat) 20:58

メロン「…ったく、星のカービィスレだと言うに何で他作品のキャラの参戦予想をしなきゃいけないの……」
ミント「わがまま言うなよ 一応スマブラっていう繋がりはあるんだからさ、そのくらいなら許容範囲にしようよ
  …で、まあそうだな デイジーの参戦が決まったんなら流れ的にありそうっちゃありそうかもしれないな
  前回はアドレーヌの参戦予想をしたけど、アシストフィギュアがまた出て来るならそっちっていう可能性もあるよな
  戦闘に特化したキャラじゃないしな」
メロン「そうかもね…じゃあ星のカービィシリーズから参戦予想されるキャラはもういないと…」
ミント「そうまでは言ってないじゃん もし出てくるとするなら、ワドルディとか来るんじゃないか?
  あとはドリームフレンズで参戦したグーイとかドロッチェとかマルクとかも可能性ありそうだし
  後はダメさん…じゃなくてダークメタナイトもあり得そうか…?2Pカラーみたいな扱いになりそうだけど
  デイジーが参戦した事を考えるとメタナイトと差別化されて参戦するって事もあり得そうじゃない?
  予想されるとしたら大体それくらいじゃないか?」
メロン「カービィキャラが参戦する事になったらなったで、また贔屓だとか優遇しすぎだとか散々言う人が出て来るだろうから
  そうなる事を恐れて控え目になりそうな感じもするけど」
ミント「まああれだな スマブラってファンが多い分、要望も多くなるわけだから
  色んな人の要望に片っ端から答えて行かなきゃならないと考えるとキリが無くて大変そうだよな
  それがゲームクリエイターの仕事だけど、中には何らかの事情でどうしても実現出来ない事だってあるだろうから
  無いものねだりしてケチ付けるのは良くないって事だよ 時には与えられたものだけで満足しないとね
  そういう事だな?」
メロン「何で私に聞く…?別に良いけど」


ミント「というわけで、今日はここまでみたいだからまた次回、よろしく!またな!」

159 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/16(Sat) 23:53

暗闇斎(ナレーション)「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」


亜鐘「…………約束の時間だというのに、牙羅の奴、一体何をやっているのだ……」
鏡花「……恐らく、彼はもう殺されたのでしょう」
亜鐘「何っ……!」
鏡花「理由はどうであれ、いつまで経っても戻って来ないものを待っていても時間の無駄です
  次の作戦に移りましょう 今、闇の忍び部隊は我々を攪乱させる為にあえて別行動をとったようです
  …となれば次の狙いは一つです 今、妖精と行動を共にしている忍びを狙う事……」
亜鐘「そうか……で、その妖精を連れている忍びとは一体誰だ?」
鏡花「夜叉丸さんの情報ですと、妖精と共に行動しているのは地雷矢です」
亜鐘「地雷矢……!」
鏡花「心配いりません 亜鐘さんと剛魔さんの二人がかりなら、例え最強の忍びと謳われた地雷矢が相手でも何とかなるでしょう
  仕留められなくとも、動きを封じて妖精を捕えてしまえば良いのです」
亜鐘「成程……であれば、容易い話だ………行くぞ、剛魔」
剛魔「御意……!」


タック「……あまり甘く見ない方が良えで……地雷矢の旦那の強さはあんただって知ってはる筈や」
鏡花「甘くなど見ていませんよ 彼を斃すとは一言も言っていません ただ動きを止めれば良いと言っているのですから」
タック「せやからそれが甘い言うとるんや 旦那の動きなんか誰にも止められんわ」
鏡花「そこまで私達の心配してくださるのですね……ですが、私達の心配よりも自分自身の心配をすべきですよ」
タック「どういう事や」
鏡花「先程初代暗闇斎に逃げられたとクチナワ様から知らせがありました
  恐らく、初代暗闇斎は貴方の事を罠に嵌めた一人として疑い始めているでしょう」
タック「……そうなる事は分かってたんや………もう良えわ……」
鏡花「…と言いますと…?」
タック「あんたには関係の無い話や……!」
鏡花「ふふ……強情なのですね……でも、嫌いじゃないですよ、そういうの」
タック「…別に、好かれようとは思わんけどな」

鏡花「…良いですね……でも、いつまでその様な事を言っていられるでしょうか……」


 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第陸拾伍話 大死一番!花影流最後の試練



 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)
  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編(>>66-69)
  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏(>>73-76)
  第伍拾玖話 魑魅魍魎!悪霊達の宴(>>87-90)
  第陸拾話 悪霊退散!正義の炎燃え上がる時(>>97-102)
  第陸拾壱話 戦々慄々!幻影五人衆現る(>>109-114)
  第陸拾弐話 七転八倒!見えない思惑、隠された罠(>>131-134)
  第陸拾参話 怨霊跋扈!追い詰められた忍び(>>137-139)
  第陸拾肆話 電光石火!花火師決死の一発(>>151-154)


160 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/16(Sat) 23:54

ジュキッド「………随分と長く歩き続けたな……少し休むか」
カグヤ「うん……」
ジュキッド「…腕輪についてだが、場所はもうすぐなのか?」
カグヤ「うん…反応がどんどん強くなっている……きっとこの森を抜ければ、その先に腕輪がある筈なの」
ジュキッド「そうか……」
カグヤ「ねえ、おじさん」
ジュキッド「何だ?」
カグヤ「怒ってる?おじさん達をこんな事に巻き込んだりして……」
ジュキッド「別に怒ってなどいないさ 俺達は元々敵に狙われ続けているからな
  忍びの道に再び足を踏み入れた以上、常に戦いと隣り合わせの日々だ
  悪がはびこれば、困る者が大勢いる その為に俺達忍びがいるんだ
  だから俺達の事はこれからも頼り続けて構わない 迷惑だとか、そんな風に考えるな」
カグヤ「ごめんなさい……」
ジュキッド「気にするな……さて、もう行くとするか……」


 ビュン!!

ジュキッド「……!」
カグヤ「おじさん?どうしたの?」
ジュキッド「危ない!!」
カグヤ「えっ…?きゃあああ!!」

 ドォォォオオオオオン!!!

ジュキッド「これは棺桶か…!どこにいる!?」

 ビュン!!

ジュキッド「………ふん!!」

 ドゴォォオオオオオン!!

ジュキッド「……この俺に、この程度の小細工は通用せんぞ」

亜鐘「成程……流石は伝説に残る程最強の忍びと称される男……
  だが我らは戦いに来たのでは無い そこにいる妖精を差し出せ そうすればこれ以上の危害を加える事は無い」
ジュキッド「断ると言ったら…?」
亜鐘「力尽くで奪い取るまで……覚悟!」
剛魔「噴!!連投剛速棺桶!!」

 ビュンビュンビュンビュン!!


ジュキッド「無駄だ!!」

 ドゴォォォオオオオン!!!

剛魔「ヌオオオオオオオ!!!巨大棺桶!!」

 ビュン!!

亜鐘「念動力!!」

 ゴォォォオオオオオ……

亜鐘「怨!!」

 ビュン!!

ジュキッド「小賢しい!!」

 ドゴォォオオオオオン!!

亜鐘「くっ……!」

剛魔「ウオオオオオオオオオ!!」

ジュキッド「……ふん!!」

 ドゴッ!!

剛魔「ウ……ウガァァアアア……!!」

亜鐘「馬鹿な……!剛魔の力をもってしても……!」
ジュキッド「どうする…?まだやるか……?」
亜鐘「くっ……!」

カグヤ「きゃあああああああああ!!」

ジュキッド「……!しまった!カグヤ嬢!」

カグヤ「いやっ…!誰!?離して!!」
ツキカゲ「大人しくしていろ!命が惜しければな!」

ジュキッド「坊や…!」

ツキカゲ「くっ……!」

 ビュン!!

ジュキッド「待て!!」

亜鐘「チッ…!奪われたか…!追うぞ剛魔!」
剛魔「御意!」

 ビュン!!

ジュキッド「くっ…!俺も急いで追いかけなければ…!カグヤ嬢…!」


161 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/16(Sat) 23:54


十蔵「……遂に、この時が来たか」

シノ「……………………」

十蔵「奥義会得の最後の試練……受ける覚悟はあるか?」
シノ「……ここまで来たんです ここまで来て引き返すわけには行きません」
十蔵「そうか……分かった では、これを受け取るんだ」
シノ「これは……水…?」
十蔵「花影流に代々伝わりし秘薬だ この秘薬には、眠っている力を覚醒させる力がある
  これを飲んだ者は身体能力が向上し、超人と呼べる程の力を手に出来る……だがそう上手くは行かない
  この薬を飲むと身体が拒否反応を起こす 体中の血液が暴走を始め、全身に激痛が襲う
  その激痛はおよそ24時間続く 身体が薬を受け入れ、全身から痛みが無くなるまで耐える事が出来れば成功だ
  これが、最後の試練だ」
シノ「……………痛みに耐える事が出来なければ……?」
十蔵「死ぬ……それだけだ 故に最後の試練に挑戦した者は少ない
  この試練を突破し、無事に奥義を会得できた者は、俺の後には1人もいない
  それくらい、この試練は想像を絶する程の過酷な修行だ それでもやるというなら、その秘薬を口にするんだ」
シノ「………分かりました」
十蔵「引き返すなら今だぞ」
シノ「私がここで引き返せば、父上に申し訳ありません……仲間の皆にも、迷惑を掛ける事になる…………
  リーダーとして、私が強くならないといけないんです……だから私は…………」

 ごくっ…

シノ「……っ……!うぐっ…!う……ああああああああああああああああああああああああああああ!!!」


暗闇斎「………いよいよ始まったか……最後の試練が………
  拙者ですら飲むのを断念したあの秘薬を………頑張ってくれ、シノ………!」



  第陸拾肆話 大死一番!花影流最後の試練 終



暗闇斎「次回予告でござる 遂に始まった最後の修行 秘薬を飲んだシノは、身体の拒否反応により起こった激痛と戦う
  一方ツキカゲに囚われてしまったカグヤ姫 そしてそれを追跡する亜鐘と剛魔
  そんな中、ジュキッドは冥府の騎士団と合流する
  長く続く腕輪争奪戦、妖精の腕輪を手にする事が出来るのは誰か……?
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第陸拾伍話ご期待ください」

162 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/06/21(Thu) 21:19
シノが合流して質問に答える日が少しでも早く来ますように。

163 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/22(Fri) 21:50

>>162

ミント「どうもありがとう!そう言ってもらえて、シノもきっと喜ぶと思うよ!」
メロン「シノは今、最後の修行を乗り越える為に生と死の間を彷徨っている
  今まで成功者のいない修行らしいから、応援してあげないとね
  まあ、主人公なんだから最終的には乗り越えるのだろうけれど でなきゃ話的にも困るし」
ミント「そういう話をすると色々なものが台無しになるからやめてくれよ……
  そんな月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜は近日中に投稿予定!
  パソコンが多少劣化しているから誤字の1つ2つは許してください!」
メロン「そういう余計な事は言わないで良いから」
ミント「とにかく、シノ達が戻るまで、うちらでこのスレを何とか守って行かなきゃな」
暗闇斎「左様でござる!今こそ拙者達Girl3力を合わせる時でござる!」
ミント「あんたは別に入らなくて良いから」
メロン「正直、頭数に入れてないんだけど」

ミント「じゃあ、今日はここまで!またな!!」

164 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/22(Fri) 23:44

暗闇斎(ナレーション)「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」



シノ「う……ううっ……!あああああああっ………!!」



十蔵「花影流に代々伝わる秘薬……眠っている力を覚醒させ、身体能力が向上し、超人的力を得る事が出来る
  だが、飲めば身体が拒絶反応を起こし、全身に激しい痛みが伴う
  身体が秘薬を受け入れ、完全に痛みが無くなるまでの時間はおよそ24時間…それまでこの痛みに耐える事が最後の試練だ
  秘薬を飲んだ大半の者がこの痛みに耐えきれず、命を落とした……成功者は俺の後には1人もいない……
  見事痛みに耐え、最後の試練を成功させてくれ……!」
暗闇斎「十蔵殿……シノは成功するでござろうか……あれは拙者も飲むのを断念した代物……恐ろしい秘薬だ
  今更な話でござるが、シノに奥義の会得までさせる事は無かったかもしれない……」
十蔵「……父親の貴方が娘の成功を信じないでどうするのですか
  俺は信じています……彼女が見事試練を乗り越え奥義を会得する事を……その為に俺は花影流の全てを彼女に教えたつもりだ
  彼女は強くなった……この試練を乗り越えられるかどうかは、後は彼女次第です…違いますか?」
暗闇斎「……そうでござるな………父である拙者が信じてやらなければ……シノに申し訳ないでござるな……
  拙者は見届けるでござる……シノが無事、この最後の試練を乗り越える瞬間を……頑張ってくれ、シノ……!」



 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第陸拾陸話 呉越同舟!妖精を追え



 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)
  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編(>>66-69)
  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏(>>73-76)
  第伍拾玖話 魑魅魍魎!悪霊達の宴(>>87-90)
  第陸拾話 悪霊退散!正義の炎燃え上がる時(>>97-102)
  第陸拾壱話 戦々慄々!幻影五人衆現る(>>109-114)
  第陸拾弐話 七転八倒!見えない思惑、隠された罠(>>131-134)
  第陸拾参話 怨霊跋扈!追い詰められた忍び(>>137-139)
  第陸拾肆話 電光石火!花火師決死の一発(>>151-154)
  第陸拾伍話 大死一番!花影流最後の試練(>>159-161)


165 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/22(Fri) 23:46

ツキカゲ「……ここまで来れば奴らもついて来ないだろう」
カグヤ「ちょっと!離して!離してよ!」
ツキカゲ「うるさいぞ!大人しくしろ!お前だろ、妖精の女王というのは」
カグヤ「そうだけど……何の用?腕輪の場所って言われても、あんたには教えない!」
ツキカゲ「それなら教える気になるまでお前を閉じ込めておくぞ」
カグヤ「あんた……何なの!?腕輪を狙ってどうするつもり!?」
ツキカゲ「僕は強くなる……あの腕輪を手に入れると強くなれるんだろう?
  僕は強くなった……だが、今の強さでは不充分だ 腕輪を手に入れる事によって、僕は完璧な強さを手に入れ
  今度こそ僕が最強になるんだ………!」
カグヤ「何それ…!?あんた、やっぱりおかしい……!狂ってる!そんな奴に腕輪の場所なんか教えるもんですか……!」
ツキカゲ「だったらそれで良い……教えてくれるまで帰すつもりは無い……力尽くでも腕輪の場所を吐かせてやるぞ」
カグヤ「くっ………!」



亜鐘「己……どこに行った……?剛魔、お前の嗅覚で、居場所を探し出せるか?」
剛魔「…………アッチダ」
亜鐘「そうか……行くぞ 何としても妖精を確保するのだ」
剛魔「御意……!」



ジュキッド「…………完全に見失った……まさか坊やまでカグヤ嬢を狙っていたとは……!
  今の坊やは何をしでかすか分からない……急いで捜し出し、カグヤ嬢を救出しなければ……!」

 ビュン!!

ジュキッド「………!」

メア「止まれ……話がある」

ジュキッド「そこを退け……!俺はお前達に話す事など何も無い!」

ダークソードナイト「やれやれ……闇の忍び部隊の連中の中でも特に話の通じる奴だと思っていたのだがな」
ジュキッド「貴様は……!……一体何の用だ?」
メア「妖精が一緒でないという事は、今妖精は敵に奪われている……違うか?」
ジュキッド「……そうだ だから俺は先を急ぎたいのだ」
ダークソードナイト「そう急ぐな どうやらその敵は、我々の事も狙っているようなのだ そこでだ
  一時的だが手を組み、幻影五人衆とやらを片付けてしまおうではないか」
ジュキッド「……共同戦線という事か……?」
ダークソードナイト「そういう事だ 奴らがいる以上、貴様ら闇の忍び部隊にとっても何かと不都合だろう
  まずは共通の敵となっている幻影五人衆を始末する……そうした方がお互いの為に良いのではないか?」
ジュキッド「幻影五人衆を斃した後はどうする?」
ダークソードナイト「当然その後は貴様らとは敵同士だ 妖精の腕輪は我々が戴く」
ジュキッド「そうはさせんぞ……!貴様のような奴に腕輪を渡すわけには……!」
マッシャー「忍びと手を組むのは我々の思う所ではない……だが今回ばかりは仕方なく協力をする事にした
  最早拒否権は与えぬ 我々と手を組み、幻影五人衆を抹殺する……まずはそれだけを考える事だ
  味方は多い方が良い……それはお互い同じ事ではないか?」
ジュキッド「………分かった 信用は出来ぬが、そうも言ってられんな」
ダークソードナイト「そういう事だ では、交渉成立だな」


サスケ「…………旦那とチビの奴…一体どこまで行きやがったんだ……連絡も繋がらねェし
  もう先の方に行っているのか……?」

 ガサガサッ…!

サスケ「……!誰だ!」

ワイユー「おっと…脅かしてすまぬでござる」
サスケ「何だ…あんたか」
ワイユー「どうやら1人のようでござるな」
サスケ「途中で敵と遭遇してな……今捜していた所だったんだが、どうやら先へ行っているようだ」
ワイユー「そうか……では拙者達も向かうか」


166 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/22(Fri) 23:46


ツキカゲ「……どうだ?少しは教える気になったか?」

カグヤ「誰が……あんたなんかに………!」

ツキカゲ「……………くそっ!!」

 バチバチバチバチバチバチバチバチ!!

カグヤ「ああああああああああああっ!!」

ツキカゲ「教える気になるまで、殺さない程度に焼いてやる……この地獄の雷でな……!」
カグヤ「教えない……!誰があんたなんかに……!あんたみたいな…最低な奴になんか……!」
ツキカゲ「貴様……!!」

 ドォォォオオオオオン!!!

ツキカゲ「……!」

カグヤ「おじさん…!ち…違う…!あんた達は……!」

亜鐘「小僧……先程は余計な事をしてくれたな……大人しくそこにいる妖精を差し出せ」
剛魔「妖精……ヨコセ……!」

ツキカゲ「貴様ら……どうしてここが……!」
亜鐘「我ら幻影五人衆を甘く見られては困るな
  どこに隠れていようが確実に獲物を追い詰める……それが我ら幻影五人衆だ」

カグヤ(最悪な展開……!でも逃げ出せるチャンスかも……!あいつらが潰し合っている隙に逃げられれば……!)

亜鐘「剛魔、小僧は私が仕留める その間に妖精が逃げ出さないよう見張っていろ」
剛魔「御意!」
カグヤ「くっ……!」

亜鐘「何者かは知らぬが、我々の邪魔をした報いを思い知るが良い」
ツキカゲ「………………!」




  第陸拾陸話 呉越同舟!妖精を追え 終



暗闇斎「次回予告でござる 闇に堕ちたツキカゲと、幻影五人衆のナンバー2亜鐘の戦いが始まった
  ツキカゲの操る地獄の雷と亜鐘の操る呪術、どちらが上か
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第陸拾漆話ご期待ください」

167 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/06/23(Sat) 20:04
君の名は?

168 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/23(Sat) 23:17

>>167

ミント「お宅さぁ、人に名前を尋ねる時は、ます自分から名乗れって教えてもらった事がないのかな?
  もし無いんだったらこれから自分から名乗るようにしなきゃ駄目だからね」
メロン「ネタにマジレスって、なんかカッコ悪くない?」
ミント「じゃあ何て返せば良いのさ!」
メロン「そこはほら、「君の前前前世から〜」って歌でも歌って誤魔化せば何とかなるじゃん」
ミント「なんねーよ っていうか、名前なら既にもう出ているじゃねーか 今更名乗る必要も無くない?」
メロン「どっちも本名じゃないけどね 私は本名なんて忌々しくてとうの昔に忘れたけど、
  ミントは、名前が長すぎるからミントって呼び方が定着して……本当の名前、何だったっけ?」
ミント「あまりに長すぎるから自分でもよく覚えてないし、どうでもいい情報だと思うから、別にミントが名前でも別にいいよ」
暗闇斎「拙者が暗闇斎と名乗っているが、本当の名は……」
ミント「バイオスパークでしょ」
暗闇斎「なっ…!何故拙者の名を……!?」
ミント「前回だったか自分で名乗ってなかったっけ?」
暗闇斎「おおそうでござった!なら名乗る必要も無かったでござるな!」
ミント「友達の親にそんな事言いたくないですけど、本当頭大丈夫ですか?」


ミント「今回はここまでみたいだな 所で月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜だけど、
  なんか色々大変になって来たな シノは死にかけで苦しんでいるし、
  腕輪争奪戦の方は色々な勢力が各々動き出して、大分読めなくなってきた感じがするな」
メロン「闇の忍び部隊、今の所劣勢な場面が多くなってきたような気がするから本当に心配
  私達も来て助けに行った方が良いんじゃないかしら」
ミント「あたしは戦いとか嫌だけどな 助けに行った所で、役に立つとは思えないし」
メロン「やけに後ろ向きじゃん」
ミント「戦いとかそういうのに関してはねぇ、痛いのとか嫌だし、あたしって平和主義者な所あるし
  出来れば何事もなく穏便に過ごしたいわけだよ」
メロン「そうも行かないのが現実だけれど」
ミント「世知辛い世の中だよなー そっちの方も、次回はどういう話になるのか、期待している人はどれ程いるか分からないけど、
  まあ待ってて欲しいなって、そっちの方もよろしくお願いします
  っつーわけで、今回はこれで終わり!また次回、ごきげんよう!」

169 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/06/25(Mon) 20:41
カービィスレなのにカービィが何処にもいない件について何か一言お願いしますッ!!!!

170 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/25(Mon) 22:56

>>169

ミント「別に良いじゃん?カービィスレだからと言ってカービィを登場させなきゃいけないなんて決まりはないでしょ
  カレーライスだって別に福神漬けがあっても無くても別に困る事はないじゃん」
メロン「どっから福神漬けが出て来たのか意味が分からないのだけれど」
ミント「別に良いだろ!」
メロン「それに全然例えになってないし、カービィが出て来ない理由としては微妙な答えね…はい論破」
ミント「うっさい!!あんたはどっちの味方だ!!」
メロン「別にどっちの味方でもないから……っていうか、カービィが出て来ないって突っ込みも、なんか今更って感じがするし」
ミント「正確に言うと、このスレは、星のカービィの世界観を基にした別の作品って位置づけで、今の主役はシノなんだよな」
メロン「いわゆるスピンオフ作品ってやつ……非公式のオリキャラなわけだけど」
ミント「だからこのスレの主役はシノなんだよ……そのシノも今いないわけだけど……」
メロン「星のカービィ原作のキャラどころかオリキャラしかいないってのも不思議な話ね」
ミント「知らない人からすれば誰だお前ってなるよね…まああたし達が何者かっていうのを知りたければ前スレをチェックしてください
  ここで一々説明するのも面倒なので
  じゃあ今日はここまでみたいだからこれでおしまい!次回までごきげんよう!」

171 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/06/25(Mon) 23:22
カービィがいないだなんて・・・そんな・・・。俺はアイツの歌声を毎日聞くのが日課だったのに・・・(泣き)

もうイイや。カービィがいないだなんてみんな死ぬしかないじゃなぁいか!(銃口を突きつける)

172 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/06/25(Mon) 23:36
>>171は俺が責任持って介錯しておくからね
ごめんなさいね

173 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/06/26(Tue) 00:25
その後>>171を見た者は誰もいない。>>171は犠牲になったのだ。>>172の理に導かれてな。

ところで好きなアイテムは何ですか!

174 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/26(Tue) 00:31

暗闇斎「はあっ!!」

 ヒュバッ!! バキッ!!

暗闇斎「>>171は峰打ちで気絶させたでござる
  済まぬが、>>172殿、こやつの処理は任せるでござる」

ミント「ふ〜危なかった〜…こいつ、人畜無害そうに見えて武器なんか隠し持ってやがったのか
  全く…何て物騒な奴なんだこのご時世に」
メロン「むしろこのご時世だからでしょ……やれやれだわ いっその事、>>1のルールに武器の持ち込み禁止を付けておいた方が良いんじゃないかしら
  過去にアイドルの握手会でノコギリを持ち込んで来てアイドルに怪我させたって事件もあったくらいだし」
ミント「ルールに付けようが付けまいが物騒な展開はごめんだぜ全く……おちおちスレ活動出来ないぜ
  とにかく、銃は壊しといてくれ!あとついでにあいつをロープとかワイヤーとかで縛っといて二度と動けなくさせといてくれ!
  止めてくれたから礼は言うか、ありがとな!」
暗闇斎「あの…拙者には?」
ミント「え…?あんた何かしてたっけ…?」
メロン「さあ…?私は一部始終を見てなかったから……」
暗闇斎「説明すると、お主らに銃口を突きつけようとした>>171を、まずは拙者が峰打ちで……」
ミント「もう終わった事だから別にどうしたかなんてもうどうでもいいや!それじゃあ今度こそこれでおしまい!さよなら!」

175 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/26(Tue) 00:48

>>173

ミント「おおっと…書き込み終わって更新ボタン押したら、また書き込みがもう1件届いてた……
  やっぱり上の方にスレがあると目に留まりやすいのかな…」
メロン「反面、荒らされやすいってリスクもあるけれど…」
ミント「荒らされるのは嫌だな……平和的に話を進めたいぜ
  好きなアイテムか……アイテムって色々あるけど、カービィシリーズに限定すると、結構限られてくるよな…
  カービィシリーズで限定するならスターロッドが好きかな プププランドの宝だし、あれのお陰で安心して眠れるしね」
メロン「私はマキシムトマト……普通のトマトよりも栄養が豊富であれ1個だけでも長時間の運動も平気なのよね」
ミント「ドラゴンボールでいう仙豆みたいなモンだからな
  それじゃあ今度こそここまでだな 早く寝ないと肌に悪いぜ じゃあおやすみさよなら!」

176 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/26(Tue) 02:16

暗闇斎(ナレーション)「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」


カグヤ「……………………!」

カグヤ(本っっ当に最悪な展開……!敵ばっかりだし、どっちが勝っても嬉しくない……!
  さっさとここから逃げ出したいけれど……………)

剛魔「……………………」

カグヤ(さっきからこいつに凝視されて全く身動きが取れない……!どうしたら良いの……!?
  でも、こいつ頭悪そうだから、適当な嘘で何とか逃げられないかな………)


カグヤ「………ねえ」

剛魔「ウガ…?」

カグヤ「あんたね、さっきから人の事ジロジロ見て……失礼な事だと思わないの?」
剛魔「亜鐘ノ命令……俺…見張ラナケレバナラナイ……」
カグヤ「命令って言ってもねえ、相手は小さな女の子なの、ジロジロ見られたくないって気持ち分からないの?」
剛魔「ウガ……」
カグヤ「……具合が悪い……ちょっと外出て良い…?」
剛魔「駄目ダ……外ニ出スト、オ前逃ゲル………俺、亜鐘ニ怒ラレル………」
カグヤ「具合が悪いって言ってるの……聞こえないの…?この小屋の空気、妖精には毒なの………
  早くしないと……死んじゃう………!」
剛魔「……!」
カグヤ「あんたでも分かるでしょ…?このまま死なせたら腕輪の在り処は永遠に謎……あんた達にとって不都合だって……
  このままあたしを死なせちゃったら、それこそ怒られそうなものだけどね…………!」
剛魔「ソ……ソレハ困ル……!」
カグヤ「そうでしょ?なら私を早くここから出して……」
剛魔「………分カッタ………」


カグヤ「…………あっ!おじさん!!早く助けて!!」
剛魔「ウガ……!?」
カグヤ「なんちゃって…!隙あり!!」

 ビュン!!

剛魔「……何ダ…誰モイナイ…………
  ……ッ…!妖精……逃ゲタ……!マズイ……早ク追イカケナケレバ……!!」


亜鐘(………?どうした、剛魔…?妖精を見張っていろと命令した筈だが……)

ツキカゲ「何をよそ見している……?そんな暇があるのか…?」

亜鐘「………ふん、そうだな……手短に始末してやるか………二度とそのような大口を叩けぬようにしてやる」

ツキカゲ「それはこっちの台詞だ 見せてやる 闇の力が込められた、地獄の雷をな……!」



 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第陸拾漆話 雷轟電撃!雷殺剣・召雷闇龍獄炎葬破斬



 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)
  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編(>>66-69)
  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏(>>73-76)
  第伍拾玖話 魑魅魍魎!悪霊達の宴(>>87-90)
  第陸拾話 悪霊退散!正義の炎燃え上がる時(>>97-102)
  第陸拾壱話 戦々慄々!幻影五人衆現る(>>109-114)
  第陸拾弐話 七転八倒!見えない思惑、隠された罠(>>131-134)
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  第陸拾伍話 大死一番!花影流最後の試練(>>159-161)
  第陸拾陸話 呉越同舟!妖精を追え(>>164-166)


177 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/26(Tue) 02:17

亜鐘「地獄の雷だと……?益々不遜な奴だ 地獄の雷など、そう簡単に操れるものではない……!」
ツキカゲ「普通ならな……だが僕は違う……
  この妖刀・奈落の力によって、僕は地獄の雷を操る力を手に入れた……!
  この力で、僕は最強になれるんだ……!」
亜鐘「ふん…成程、そういう事か……今の貴様は妖刀に心を支配されている」
ツキカゲ「何っ……!?」
亜鐘「その心の弱さが、貴様自身を破滅へと導くだろう」
ツキカゲ「舐めるな!!破滅だと…!?そんな事あるか!!」
亜鐘「私の予言はよく当たるのだ……もっとも、その破滅は今訪れる事となる……
  この私が貴様に引導を渡す事によってな!!はああああああああああ!!」

ツキカゲ「くっ…!!」

亜鐘「呪魂魔導波!!」

 ビュン!!

ツキカゲ「くっ……!」

亜鐘「良いぞ、よく避けたな……だが、そいつはどこまでも貴様を追いかけるぞ!」

ツキカゲ「何っ!?」

 ビュン!!


ツキカゲ「くっ……!」

亜鐘「更にもう一発だ!呪魂魔導波!!」

 ビュン!!

ツキカゲ「くそっ……!!」

 ビュン!!

亜鐘「貰った!!怨霊呪縛縄!!」

 ビュン!! ガッ!!

ツキカゲ「うわっ…!しまった……!!」

 ビュオオオオオオ…!

ツキカゲ「くっ……!当たる……!」

 ドガァァァアアアアアアアアアアアン!!!

ツキカゲ「うわあああああああああああああああああああああ!!!」


亜鐘「ふっ……見事呪魂魔導波が2発共的中したな……まともに食らったのだ……ひとたまりもあるまい
  さて、邪魔者は片付けた……さっさと妖精を確保し、剛魔の行方はその後でも………なっ…!」
ツキカゲ「……………………ふっ……ふっふっふっふふふふふふふふ……!はははははははははははははは!!
  貴様の呪術……とくと味わった………中々心地良かったぞ………お陰で、闇の力がまた一段と高まった……!
  貴様には礼を返してやらないとな………!」
亜鐘「馬鹿な……!私の呪術が……無力化どころか、吸収したというのか……!」
ツキカゲ「この妖刀・奈落のお陰でな……!」

 バチバチバチバチッ…!

ツキカゲ「見えるか…?闇より生まれし地獄の雷が、餌を求めて溢れ出そうとしているのが……!」

亜鐘「ば……馬鹿な………!!これが地獄の雷……恐ろしい邪気だ………!!
  まさか本当に……こんなものを操る奴がいるとは………!!」

ツキカゲ「全ては貴様のお陰だ……僕はまた一段と強くなった…!こいつはその礼だ……受け取れ!!」

 バチバチバチバチバチバチバチバチバチ!!

亜鐘「うわああっ…!!」

ツキカゲ「はあああああああああああああああ!!食らえ!!雷殺剣・召雷闇龍獄炎葬破斬!!!!」

 バリバリバリバリバリバリバリバリバリババリバリバリ!!!

亜鐘「う……うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

 ドガァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!




178 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/26(Tue) 02:18




ツキカゲ「…………やはり、力の加減が難しいな……跡形も残らなくなってしまったか……
  まあ良い、後はもう1匹のデカブツの方か……奴も消し去ってやる……この闇の力でな……!
  ふふふふふふ……はははははははははははは!!ははははははははははははははははははは!!!」



  第陸拾漆話 雷轟電撃!雷殺剣・召雷闇龍獄炎葬破斬 終



暗闇斎「次回予告でござる 幻影五人衆の1人、鏡花が次の作戦に出た
  鏡花の持つ鏡から現れたのは、かつてクチナワに仕えていた秘蔵の精鋭集団、幻夢四天王
  あまりの強さ故、長年鏡の中に封印されていたが、その封印から解放され、闇の忍び部隊を抹殺せんと動き出す
  かつてない強敵を前にどう立ち向かうか……そして、最後の試練に挑んだシノの運命は………
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第陸拾捌話ご期待ください」

179 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/06/27(Wed) 07:28
第◯◯話の漢字は漢数字で書かれていないから、なんていったからいいんだろうと調べたら、大字ということが調べて初めて分かりました

180 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/27(Wed) 23:36

>>179

ミント「また1つ、勉強になったね!ちなみにあたしは10年くらい前にるろ剣の九頭龍閃で知りました」
メロン「丁度某動画サイトで海外吹き替え版が話題だった頃ね」
ミント「あれってもう10年経つのか…早いな
  それはどうでも良いとして、話数の表記が大字だからたまに分かりづらい事があって、
  時々コピペミスって話数間違えてたりしてるんだよね」
メロン「それは言わないであげた方が良かったんじゃないかしら」
ミント「サブタイトルの四字熟語縛りも、いい加減そろそろ苦しくなってきたって話だよ」
メロン「たまに造語な時があるものね…」
ミント「というわけで、本編の方にも話を触れてもらいたい所だけど、
  今回の話は、ツキカゲがとうとう悪の道に突っ走ってしまった感あるよな
  何だっけ?あのサブタイトルにもなった長ったらしい必殺技名…えっと…らいさつけん、なんちゃらかんちゃら…」
メロン「雷殺剣・召雷闇龍獄炎葬破斬でしょ」
ミント「すげー!何で言えるんだよ!?」
メロン「ミントが馬鹿なだけ」
ミント「ショック!!…っていうかさ、これ、絶対元ネタ邪王炎殺…」
メロン「それ以上はいけない」
ミント「これを見た小中生の子が、真似してくれてると面白いよね 闇より生まれし地獄の雷が…!!とか言ったりして」
メロン「そのくらいの年齢の子が見てくれているかは分からないけれど、本当にそれを真似している子を目の当りにしたら、
  いくら小さい子といえども、ちょっと引くわ」
ミント「10ちゃっとって、どれぐらいの年齢層が利用しているんだろうね」
メロン「さあね 気になるならアンケートとってみれば良いじゃない 応じてくれるかどうかは分からないけど」
ミント「そんなこんなで切り札だった幻影五人衆がどんどんやられて、次回からまた新しい敵が登場するみたいだぜ」
メロン「幻夢四天王…だっけ?っていうか、切り札隠し持ちすぎじゃない?」
ミント「これが本当の切り札なんじゃないかな……また更に苦しい戦いが続きそうだけど、シノは一体どうなるんだろうな…」
メロン「それは次回を見れば分かる事 今鋭意製作中との事らしいから、期待してあげて頂戴ね」
ミント「っつーわけで、今回はここまで!それではまた次回会いましょうバイバイ!」

181 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/28(Thu) 01:58

暗闇斎(ナレーション)「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」


サスケ「しかし長いな……この森林はどこまで続いてんだ…」
ワイユー「そうでござるな そろそろ抜け道があっても良いとは思うが……」

???「きゃああああーーーーーーー!!!」

ワイユー「むっ…!?悲鳴!?」
サスケ「まさか、あの声は…!チビか!?」

カグヤ「きゃああーーーー!!誰か助けてーーーーーーー!!」

剛魔「逃ガサン!!待テーーーーー!!!」

ワイユー「とうっ!!」

剛魔「………!!」

サスケ「妖精の娘を追っかけ回すなんざ、良い趣味してやがるぜ」

剛魔「貴様ラ……邪魔ヲスルナ!!!」

 ブンッ!!

ワイユー「とうっ!!」

 ビュン!!

 キュピーン!!

ワイユー「はっ!!」

 ドガッ!!

剛魔「グオオオッ……!!」

サスケ「目障りだ……とっとと消え去れ!!」

 ドォォォォオオオオオオオン!!

剛魔「グ……!!」

 ドガァァァアアアアアアアアアアアアアン!!!

剛魔「グオアアアアアアアアアアアアアアッ!!!」


サスケ「やれやれ…片付いたか」

カグヤ「サスケさん!…と……誰だったっけ?」
ワイユー「ワイユーでござる」
サスケ「それにしてもチビ1人か……旦那はどうした?」
カグヤ「それが……離れ離れになっちゃって……」
サスケ「……地雷矢の旦那なら、心配はいらねェと思ったんだがな………」
カグヤ「違うの!あたしが悪いの!あたしがうっかりして敵に捕まっちゃって…!はやくおじさん見つけないと!」
サスケ「俺達も丁度捜していた所だ 心配するな 旦那なら多分無事だろうさ、行くぞ」



 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第陸拾捌話 阿鼻叫喚!復活の幻夢四天王



 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)
  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編(>>66-69)
  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏(>>73-76)
  第伍拾玖話 魑魅魍魎!悪霊達の宴(>>87-90)
  第陸拾話 悪霊退散!正義の炎燃え上がる時(>>97-102)
  第陸拾壱話 戦々慄々!幻影五人衆現る(>>109-114)
  第陸拾弐話 七転八倒!見えない思惑、隠された罠(>>131-134)
  第陸拾参話 怨霊跋扈!追い詰められた忍び(>>137-139)
  第陸拾肆話 電光石火!花火師決死の一発(>>151-154)
  第陸拾伍話 大死一番!花影流最後の試練(>>159-161)
  第陸拾陸話 呉越同舟!妖精を追え(>>164-166)
  第陸拾漆話 雷轟電撃!雷殺剣・召雷闇龍獄炎葬破斬(>>176-178)


182 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/28(Thu) 01:59


鏡花「……亜鐘と剛魔、いつまで経っても戻ってきませんね……まさか亜鐘と剛魔までも、あの連中に……」
タック「あり得る話やな あいつらはそう簡単に斃せる相手やない 例え幻影五人衆が相手やったとしても……」
鏡花「認めません!幻影五人衆は暗殺に特化した戦闘部隊……!それがあんな寄せ集めなだけの烏合の衆に劣るなど……!」
クチナワ「相手が闇の忍び部隊だけでは無かった……という事じゃ」
タック「……!クチナワ…!」
鏡花「無礼な…!様を付けなさい!」
クチナワ「構わぬ…彼奴は妾に忠誠を誓いつつも、心の奥底では妾を憎んでおるようじゃからのう」
鏡花「夜叉丸、クチナワ様の慈悲深さに感謝すべきです
  …所でクチナワ様、先程の意味は一体……やはり闇の忍び部隊以外にも、敵は存在するという事でしょうか?」
クチナワ「ああ……どうやら闇の忍び部隊の他に、鼠が数匹紛れているようじゃ 奴らのお陰で、計画が少し狂ってしまった
  だが、それも心配はいらぬ……"あれ"を使えば、闇の忍び部隊も他の鼠も一網打尽じゃ」
鏡花「まさか……!"あれ"を使うというのですか…!?」
タック「な……何の事や…!?」
クチナワ「黙って見ていればすぐに分かる……鏡花、死霊の鏡を出すのじゃ」
鏡花「……かしこまりました………
  鏡よ鏡、強き魂を深き封印から解き放ち、今、再び顕現せよ!」


 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!

タック「なっ……!何や…!?」
クチナワ「妾がもしもの為に眠らせていた、秘蔵の切り札を召喚したのじゃ」
タック「き…切り札やと……!?」
クチナワ「さあ目覚めの時間じゃ…久し振りに暴れ狂え…幻夢四天王!」


カグヤ「う……うう………!」
サスケ「どうした?」
カグヤ「な…なんか具合が悪い……!気分が悪いの……」
サスケ「何だ、拾い食いでもしたのか」
ワイユー「いや……カグヤ殿は恐らく邪悪な気配を感じ取ったのでござろう」
サスケ「邪悪な気配だと…?」
ワイユー「拙者も今、おぞましい気を感じた……あの禍々しい気は……間違いない、幻夢四天王でござる!」
サスケ「幻夢四天王……!?何だそいつらは…!?」
ワイユー「封印される前……千年前に奴らと一度戦った事がある……
  クチナワに仕える4人の戦士で、クチナワ配下の中で最も強く、そして恐ろしい精鋭集団でござる
  そのあまりの強さに、クチナワですら自ら封印し、二度と出て来られないようにした程でござる」
サスケ「何だと……!?」



クチナワ「所で、幻夢教が何故"幻夢教"という名か知っておるか?」
タック「何……!?」
クチナワ「幻夢教というのはな……妾が名付けたのじゃ」
タック「なっ……!」
クチナワ「妾達が初代暗闇斎に封印されていた頃の話じゃ
  妾は肉体こそ封印されてしまっていたが、辛うじて魂だけは活動する事が出来ていた
  その状態で邪幻斎に、こう伝えたのじゃ
  『妾達を封印から解放し、"幻夢教"を創設せよ…!そうすればうぬはこの地上の覇者となれる』とな……
  奴はまんまと誘いに乗り、妾達を封印から解放してくれた……ここまでは計画通りじゃった
  本来なら封印から目覚めた瞬間、邪幻斎を手に掛ける筈じゃった…だが、奴は用心深い性格で、反逆されぬよう妾達に呪いを掛けたのじゃ
  お陰で力の一部が封印された状態で目覚め、結果奴に従うしか無くなってしまったのじゃ
  妾は奴に従うフリをしながら密かに機を狙っていた……奴に反逆出来得るチャンスをな……
  そしてそれはようやく訪れた……!装着車に莫大な力を与える妖精の腕輪が降って来た事によってな……!
  妖精の腕輪に宿る魔力と、そして幻夢四天王の力があれば、邪幻斎など取るに足らぬ
  この地上を制するは、この妾ただ1人だけなのじゃ……!」
タック「……って事は、お前が全ての元凶やったんか……!」
クチナワ「腕輪さえ手に入れば、最早こちらのもの……幻夢四天王を予定より早く出す事になってしまったが、
  鼠共を始末する事など奴らにとっては容易き事……その程度の事で妾の計画が崩れる事は……無い!
  さあ行くが良い!北極天、南極天、西極天、東極天!」

北極天「…………」
南極天「…………」
西極天「…………」
東極天「…………」

クチナワ「鏡花、幻夢四天王の手引きはうぬに託す」
鏡花「はい、有難き幸せでございます」
クチナワ「良いか くれぐれも四天王を死なせてはならぬぞ」
鏡花「かしこまりました 肝に銘じておきます」


183 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/28(Thu) 02:00


カグヤ「さ……寒い………怖い………!」
ワイユー「大丈夫でござる 拙者達がついているでござる」
サスケ「俺には気配がどうとかさっぱり分からねェが、
  初代暗闇斎でさえ苦戦させたって事を考えると、只者じゃなさそうだな」



バッツ「やっぱり妖精、いないでゲス〜」
メア「馬鹿者!無駄口を叩く暇があるなら必死で捜し出せ!」
バッツ「はいでゲス〜〜!」
マッシャー「かなり遠くへ行ってしまった可能性も有り得るな」
ジュキッド「そうかもしれぬな……先へ行こう」
ダークソードナイト「待て!」
ジュキッド「……どうした」
ダークソードナイト「止まれ……物音が聞こえる……こちらへ近づいてくるぞ…!」
ジュキッド「何っ…!?おい!」
マッシャー「分かっている メア、バッツ 捜索は一旦中止だ
  敵の反応を確認……戦闘態勢に入るぞ」
バッツ「敵…!?」
メア「……!」


 ザッ…!


鏡花「これはお久し振りですね……はじめましての方も何名かいるようですが…」

ジュキッド「お前は……幻影五人衆…!」
鏡花「あら、覚えてくださっていて光栄です」
ジュキッド「後ろにいるのは何だ……?あれも幻影五人衆なのか……?」
鏡花「違います 彼らは幻夢四天王 貴方がた鼠共を始末する為に用意したクチナワ様秘蔵の精鋭部隊です」
メア「鼠共だと……?言ってくれるな」
マッシャー「挑発だ そう軽々しく乗るな」
ダークソードナイト「ふん……クチナワ秘蔵の配下か 奴もとうとう焦り出して来たという事だな」
ジュキッド「お前達は仲間同士ではなかったのか…?」
ダークソードナイト「こちらにも少しばかり事情があってな……それはどうでも良い事だ
  …で、どうする 奴らと戦う気か?」
ジュキッド「無論だ どうせ言った所で聞く耳持たぬだろう」
鏡花「そういう事です 邪魔者がいなくなれば腕輪探しも落ち着いて出来るというもの……
  はっきり言って邪魔なんです 早い所さっさとここで死んでください
  幻夢四天王…相手は向こうにいる無謀な愚か者達です 血祭りにあげてください」

北極天「敵………即刻始末すべし……覚悟!!」

ジュキッド「……やはり、やるしかないようだな……行くぞ!!」

メア「はっ!!」

バッツ「あ…あっしも戦うんでゲスか〜…?」
メア「当たり前だ!!」

マッシャー「総力戦は必至だな」

ダークソードナイト「ふん……面倒な事になったものだ」



暗闇斎「修行が始まってから半日が経ったか………1日がこんなに長いと感じたのはいつ以来でござろうか………
  シノは大丈夫でござろうか……いや、ここは父親として、生きて戻る事を信じてやらねば………」

 ガチャッ…

十蔵「……………………」

暗闇斎「おお十蔵殿 シノの様子はどうでござったか?」

十蔵「………暗闇斎先生、落ち着いて聞いてください…」
暗闇斎「……どうしたでござるか?」
十蔵「………シノちゃんの事ですが……………お気の毒ですが……
  先程お亡くなりになりました……!」
暗闇斎「なっ……何だと………!?」


シノ「……………………………………………」




  第陸拾捌話 阿鼻叫喚!復活の幻夢四天王 終



暗闇斎「次回予告でござる 幻夢四天王と交戦するジュキッドと冥府の騎士団
  幻夢四天王が繰り出した幻夢の霧によって、苦しい戦いを強いられる事となる 果たして勝機はあるか!?
  そして、最後の試練に失敗し、命を落としてしまったシノ……命運は尽きてしまったのか……
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第陸拾玖話ご期待ください」

184 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/06/28(Thu) 07:37
主力シノがいなくなったか…
カービィとアドレーヌ呼んで加勢してもらった方がいいのでは?

185 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/06/28(Thu) 15:44
ふぁ!?!?絶対シノが生きて合流出来るかと思ったのに、主人公が道半ばで死亡してしまったのか?ガグッその場で気絶してしまった

186 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/29(Fri) 22:59

>>184

ミント「くっ……!こういう時によくそんな薄情な事が言えるな!!
  シノが死んだってのに、その程度としか考えてないのかよ!!
  う…ううっ…!シノが……シノが死ぬわけないんだ……!シノが…!
  うわあああああああああああああああああああああああん!!」
メロン「子供みたいに泣かないの……全く……この星に来てから、ずっと冷たい女でいようと思っていたのに、
  私まで涙が出るじゃない………あの子を信じましょう あの子があんなにあっさりと死ぬ筈ないじゃない……
  きっと目を覚ます………私はその奇跡を信じている………その可能性が低かったとしても…………」
ミント「そうだ!こういう時こそ、皆でシノを応援しようぜ!皆が奇跡を願えば、不可能な奇跡っだってきっと起こせるんだ!
  だからシノ!目を覚ましてくれ!そんな所でくたばっちまって良いのかよ!?」

>>185

ミント「全く……寝込みたいのはこっちだっての……あまりにショックでかすぎて、返事を返す気力も湧かねえよ……」
メロン「もし、シノが本当に死んでしまったとなれば、主人公の交代劇が始まるのかしらね
  もしかしたら、ミントが次の主人公だったりして…先代主人公の無念を晴らすべく…なんて」
ミント「縁起でも悪い事言うなよ!それに嫌だからな戦いなんて!あたし、戦った事なんてないんだし、痛いのとか嫌だからな!」
メロン「世界の1つや2つ、救ってやるぐらいの覚悟くらいないわけ?」
ミント「無茶言うなよ!世界の為に命賭けられるなんて、よっぽど強い奴じゃなきゃ無理だっつーの!」
メロン「そうね……そういう意味では、シノは誰よりも強かったのかも
  あの子は自分の身を挺してでも困っている人を助け出そうとしていた……私達も、あの子に助けられた事は何度もあった
  感謝はしている……でも同時に危なっかしいとも思った……あんなに自分の命を大事にしないなんて……って、そう思っていた
  でもそうじゃなかった……あの子は自分の事も大事にしている……自分の事も大事にしながら、周りの人達の事が最優先だった
  …それだけの話だったって……本当、反吐が出るくらい優しい子……でも、それがあの子の良い所なの…………
  あれだけ人に優しく出来るのは、あの子が強いから……強くなきゃ、あんなに優しくはなれない…………
  だからそんな強いシノが、死ぬ筈ないわ………きっと目を覚ます筈よ」
ミント「メロン………!」
メロン「だから泣かない あの子があんたごときに心配されるほどやわじゃないでしょ」
ミント「分かってる……分かってるけどさあ………!」
メロン「全く……困った子ね………いや、それは私も同じか…………
  シノが死んだ事が衝撃的で、他の事が霞んでしまっているけれど、
  今回の話は新たな切り札、幻夢四天王の登場や、幻夢教誕生の話だったりと、結構重要な話が多かったわね
  封印しておかなきゃいけない程強いのが4人もいるなんてね……冥府の騎士団とやらも一緒だけど、果たしてどうなるのかしらね」
ミント「そんな恐ろしい敵が相手なら、仮にカービィが来たとしても苦戦するんじゃないか……?
  ましてアドレーヌなんて、一般人に毛が生えた程度の強さだし、これは史上最大のピンチだな……!」
メロン「逆境をどう切り抜けるかも、物語の醍醐味だからね……どんでん返しだって期待しても良いのかもしれないわ」
ミント「何はともあれ、次回も見逃しちゃ駄目だぜ!それじゃあ今日はここまで!また次回!さよなら!」

187 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/30(Sat) 00:41

暗闇斎(ナレーション)「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」


暗闇斎「…………………………」


  十蔵「シノちゃんの事ですが……お気の毒ですが………お亡くなりになりました………!」


暗闇斎「まさか………シノが最後の試練に……………そんな事……ある筈が………………」

十蔵「……お気持ちは分かります……しかしもう息が無かった……シノちゃんはもう…………」
暗闇斎「何故だ!!何故シノが……!!
  ………いや、済まない…………人に当たった所で、全くの無意味だと言うに…………」
十蔵「……今すぐに葬儀を行いましょう………彼女は最後の最後まで頑張った……せめてもの労いとして、弔いを………」

ミント「こんにちは〜…」

暗闇斎「……!お主らは……!」
メロン「ごめんなさい 盗み聞きをするつもりじゃなかったけど、声が聞こえたものだから」
ミント「シノさんのお父さんですよね……シノさんに会いに来たんだけど……シノさん…いますか……?」
十蔵「………………………」
暗闇斎「………シノは…………」

メロン「………ちょっと失礼します」
ミント「ミント…!?」
暗闇斎「……!その扉の中は…!」
十蔵「駄目だ!勝手に入ったりしたら…!待つんだ!」

 ガチャッ!!

暗闇斎「………!!」

ミント「おいメロン!……って………何だよ……これ……!」

メロン「…………そう………これが答えってわけね………」

シノ「………………………………………………」



 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第陸拾玖話 星火燎原!希望の光、未だ消えず



 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)
  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編(>>66-69)
  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏(>>73-76)
  第伍拾玖話 魑魅魍魎!悪霊達の宴(>>87-90)
  第陸拾話 悪霊退散!正義の炎燃え上がる時(>>97-102)
  第陸拾壱話 戦々慄々!幻影五人衆現る(>>109-114)
  第陸拾弐話 七転八倒!見えない思惑、隠された罠(>>131-134)
  第陸拾参話 怨霊跋扈!追い詰められた忍び(>>137-139)
  第陸拾肆話 電光石火!花火師決死の一発(>>151-154)
  第陸拾伍話 大死一番!花影流最後の試練(>>159-161)
  第陸拾陸話 呉越同舟!妖精を追え(>>164-166)
  第陸拾漆話 雷轟電撃!雷殺剣・召雷闇龍獄炎葬破斬(>>176-178)
  第陸拾捌話 阿鼻叫喚!復活の幻夢四天王


188 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/30(Sat) 00:42


ミント「………………何だよ……これ…………!」

十蔵「……暗闇斎先生、この子達は…?」

暗闇斎「……済まない…シノと友人でござる……
  拙者から説明するでござる……シノは……失われた力を取り戻す為……奥義を会得する為に危ない修行に挑戦した…………」
メロン「その結果がこれってわけ……?」
暗闇斎「…………………」
メロン「……何故シノを見殺しにした……!父親のあんたなら、止められたんじゃなかったのか…!?答えろ!!」
ミント「やめろメロン!!」
メロン「離せ!!私はこいつを許さない!!娘を死に追いやった父親なんて……!!」
ミント「落ち着け!!落ち着けって…!いつもは立場逆なのに……お前が熱くなってどうすんだよ……!」
メロン「…………そうね、少し…頭を冷やすべきか…………」

暗闇斎「シノを死に追いやった……か………確かにそうかもしれぬな…………
  拙者は、知らず知らずの内にシノを追い詰めていた……それがシノの命を縮める事になるとも知らずに………
  シノなら辛い試練も乗り越える……そんな気がしていたのでござるよ………父親失格だな………」
十蔵「そんな……貴方は悪くない…!これは、彼女自身が選んだ事だ………」
ミント「……じゃあ何か…?シノは自ら死を選んだと…?そう言いたいのか……?死んだ事は自業自得だって言いたいのかよ!?」
メロン「落ち着けって……!さっき自分で言ったばかりだろうが、馬鹿!」
ミント「………ごめん…………………」


ミント「……なあシノ…………こんな所で寝てたら風邪引くだろ……?寝るなら家帰って寝ろよ……な……?
  なあ……起きろよ……目、覚ましてくれよ……なあ…………何で……何で起きないんだよ……?
  頼むよ……!目くらい開けてくれよ……!これだけ呼び掛けてるんだからさ……!
  ………くっ……!何でだよ……!何でなんだよおおおおおおおおおおおおおお!!!」
メロン「……………………」
暗闇斎「……………………」
十蔵「………………」



北極天「ふん!!」

 ドン!!

ジュキッド「……くっ………!!」


メア「はああああああああっ!!悪夢の輪舞(ナイトメア・ロンド)!!」

西極天「はっ!!!」

 ビュン!!

メア「何っ……!!」

西極天「はっ!!!」

 ドン!!

メア「ぐあああああああっ!!」


マッシャー「ふんっ!!」

 ビュン!!

南極天「ふっふっふっふ…!はっ!!」

 ガシッ!!

マッシャー「鉄球を素手で掴んだだと……!?」

南極天「はっ!!」

 ドォォォオオオン!!

マッシャー「くっ……!」


ダークソードナイト「己…!!ブラッディ・ダークネス・ソード!!」

東極天「とうっ!!」

 ドガッ!!

ダークソードナイト「ぐはっ…!!」

東極天「はあっ!!」

 ドン!!

ダークソードナイト「ぐあああああっ!!己…!何て強さだ……!!」
バッツ「ひええ……!1体だけでも強いのに……そんなのが4体もいるなんて……!」
メア「馬鹿者!!弱音を吐くな!!」

東極天「はっはっはっは!!我ら無敵の幻夢四天王!!」
西極天「我らに敵うものなど何も無し!!」
南極天「力が全てを支配する!!弱者はひれ伏し、天を仰げ!!」
北極天「これが貴様らの最期だ!!更に見せてやろう、我らの力を!!」

四天王「四天殺法!!幻夢の霧!!」


ダークソードナイト「何っ…!?」

バッツ「前が…!前が見えないでゲス!!」
メア「馬鹿者!!しがみつくな!!離れろ!!」

マッシャー「………!」

ジュキッド「一体、何だというのだ……!」


南極天「はっはっはっは!!ここは言うならば我らのバトルフィールド!!」
東極天「この霧の中で我らは更なる力を引き出せる!!」
西極天「驕る者は滅び去り、楯突く者は朽ち果てる!!」
北極天「己の無力を思い知るが良い!!」

ジュキッド「くっ……!!何という奴らだ……!!」


鏡花「ふふふふふふ……!流石は幻夢四天王……圧倒的な強さですね……!
  さあ、邪魔な鼠達を駆除してしまいなさい…!」



189 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/30(Sat) 00:42


カグヤ「くっ……!ううっ………!苦しい……!!」
ワイユー「カグヤ殿…!しっかりするでござる…!」
サスケ「…要はその幻夢四天王とやらをぶっ斃せば良いんだろ!?」
ワイユー「そう簡単に斃せる相手ではない!拙者はあの強さを見た……あの強さは一度見たら忘れられぬ……
  引き分けに持ち込む事が出来たのが奇跡と思う程でござった……!」
サスケ「……っ…!だからと言って、何もしねェわけには行かねェだろうが!」
ワイユー「だが…真正面から戦えば返り討ちに遭うだけだ……!周到な策を練らなければ……!」



ミント「シノ…!!頼む…!!目を覚ましてくれよ……!頼む…!シノ!!」
メロン「ミント!」
ミント「何だよ!?」
メロン「見て……!手…!」
ミント「え……?あっ……!」

シノ「…………………………………」

暗闇斎「……ほんのわずかだが……動いた………!」

ミント「生きてる!シノは生きてるんだ!もっと…もっと呼び掛けよう!そうすればシノに声が届き、シノは再び目を覚ます!!」
メロン「……!シノ…!起きて…!私…ミント!お願い…目を覚まして……!」
暗闇斎「………………!」
ミント「何見てんだよ…!あんたも呼び掛けるんだよ!父親だろ!?娘の事起こしてやれるだろ!?」
暗闇斎「………そうだ……!何をやっているんだ拙者は……!拙者が諦めてどうするのだ……!
  シノ……拙者だ!頼む……目を覚ましてくれ!頼む……!!」

シノ「……………………………」



マッシャー「ぐおおおっ…!!」

メア「くっ……!!」

ダークソードナイト「ぐああああっ!!」

ジュキッド「ぐふっ……!!」

バッツ「ひ…ひいいいいいい!!」


鏡花「ふふ……本気を出した幻夢四天王に手も足も出ないようですね……!」



サスケ「四天王って事は相手は4人……確かに4人を相手に立ち回るのは骨が折れるな……」
ワイユー「奴らの恐ろしさは人数ではない……!」
サスケ「何っ……!?」
ワイユー「4人でいる時の間はあくまで力を分散させている状態……」
サスケ「どういう事だ……?それだとまるで、元々1人だったみてェな言い方じゃねえか」
ワイユー「その通りでござる……奴らは4人で1人……!幻夢四天王は、元は1体の化け物だ……!
  4体が合体して1体の本来の姿に戻った時……最早勝ち目は皆無に近い……!」



北極天「ふははははははははは…!!ではそろそろ終わりにしよう!!
  冥土の土産に見せてやろう!我らの本当の姿を!!真の力をな!!行くぞ!!」

四天王「四天殺法!!幻夢合体!!!!」


 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!


ダークソードナイト「ば……馬鹿な………!」

メア「こいつは……とんでもない化け物だ……!」

マッシャー「面妖な……こんな奴が千年前に存在していたというのか……!」

ジュキッド「これが……地獄という奴か………!」


四天王「さあ……遊びは終わりだ 殺してやる!!」




  第陸拾玖話 星火燎原!希望の光、未だ消えず 終



暗闇斎「次回予告でござる シノはまだ生きている…!その可能性を信じた拙者達は必死にシノに呼び掛ける
  その声が届く時、強き光が一閃する……!
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第漆拾話ご期待ください」

190 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/06/30(Sat) 00:50

ミント「すみません、誤字ったので訂正します」


 誤 メロン「……!シノ…!起きて…!私…ミント!お願い…目を覚まして……!」


 正 メロン「……!シノ…!起きて…!私…メロン!お願い…目を覚まして……!」


ミント「良い所でまさか誤字るかね……」
メロン「自分達で言うのもあれだけど、たまにどっちがミントでどっちがメロンだっけってなる事あるわよね」
ミント「それは思ってても口に出しちゃ駄目だ……!確かにあたしもどっちがどっちだっけってなるけどさ…!
  まあいいや!1回投下しちゃったものは仕方ない!もう寝よう!じゃあおやすみ!!」

191 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/01(Sun) 02:49

暗闇斎(ナレーション)「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」


シノ(………暗くて何も見えない……………目が………開かない………………………
  そうか………私………死んでしまったんですね…………最後の試練に負けて…………………
  体中が痛い………もう………起き上がる事すら出来ない…………私はもう…………………)


ミント「シノ!!しっかりしろ!!」
メロン「シノ……!起きて……!起きなさい!」
暗闇斎「ここで眠ってしまっては駄目だ……!目を覚ますでござる……シノ……!」


シノ(…………声が…………聞こえる…………………まるで懐かしく感じる声………………)



 暗闇斎「シノ………ひとつ、聞きたい事がある」

 シノ「何ですか?父上」

 暗闇斎「シノは………拙者が憎いでござるか?」

 シノ「え………?」

 暗闇斎「拙者は、シノにこれだけ厳しい修行をさせてしまって……本当は戦いなんてしたくはなかったのではないか?
   もっと戦いとは無縁で……戦いなどせず平和に生きていたかったのではないのではござらんか……?」

 シノ「……父上は心配性ですね……前にも言ったじゃないですか……この修行を望んだのは私自身です
   それに、私は強くなりたいから修行を続けられているです……私、父上みたいになりたいんです」
 暗闇斎「拙者みたいに……?」
 シノ「はい……父上は、色んな人を守る為に強くなった……私もそうなりたいんです…………
   私も、出来るだけ多くの人を守る事が出来るように………そうなるには今よりもっと強くならないと……………
   戦いは好きじゃないです……でも誰かが終わらせなきゃ、戦いは終わらない……だから私、決めたんです
   戦いを終わらせる為に戦い続けたいって……………」
 暗闇斎「そうか…………ありがとう……そう言ってくれて……」
 シノ「さあ、修行を続けましょう……よろしくお願いします、父上」
 暗闇斎「ああ……行くぞ、シノ…!」


シノ(これは………昔の話…………何で……こんな昔の事を………?)



 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第漆拾話 威風堂々!降り立った花影の戦士



 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)
  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編(>>66-69)
  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏(>>73-76)
  第伍拾玖話 魑魅魍魎!悪霊達の宴(>>87-90)
  第陸拾話 悪霊退散!正義の炎燃え上がる時(>>97-102)
  第陸拾壱話 戦々慄々!幻影五人衆現る(>>109-114)
  第陸拾弐話 七転八倒!見えない思惑、隠された罠(>>131-134)
  第陸拾参話 怨霊跋扈!追い詰められた忍び(>>137-139)
  第陸拾肆話 電光石火!花火師決死の一発(>>151-154)
  第陸拾伍話 大死一番!花影流最後の試練(>>159-161)
  第陸拾陸話 呉越同舟!妖精を追え(>>164-166)
  第陸拾漆話 雷轟電撃!雷殺剣・召雷闇龍獄炎葬破斬(>>176-178)
  第陸拾捌話 阿鼻叫喚!復活の幻夢四天王(>>181-183)
  第陸拾玖話 星火燎原!希望の光、未だ消えず(>>188-189)


192 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/01(Sun) 02:51

メア「ぐああっ……!!」

ダークソードナイト「くっ……!何て強さだ……!まるで歯が立たん……!」


四天王「ふっふっふ………!当然だ 我らと貴様らとでは天と地程の隔たりがある………!
  これが力の差というものだ……!!」

ジュキッド「己……!!これ程までに恐ろしい怪物がいるとは………!!」


四天王「…では、そろそろ止めと行こうか……順番に殺してやる……どいつが先だ……?」

ダークソードナイト「くっ………!!」

四天王「……では、まずは貴様から………死ね……!!」

 ドォォォォオオオオン!!

四天王「………何っ…!?」


 ドガァァァアアアアアアアン!!


四天王「くっ………!!誰だ……!?」


サスケ「…………………………」

ジュキッド「サスケ殿……!」

ワイユー「……久し振りだな……わざわざ姿を見せに来てやったぞ四天王……!」

四天王「ほう……誰かと思えば、懐かしい顔だな……!千年前に付かなかった決着……今こそ付けてやろう……!」

カグヤ「う……ううっ………!」

サスケ「馬鹿野郎……離れてろっつったじゃねーか」
カグヤ「大丈夫………私も………頑張らなきゃ……誰かに守られてばかりは嫌だから……!」
サスケ「ったく……無理はすんなよ」

ダークソードナイト「ふん……加勢に来たか……」

サスケ「随分ボロボロみてェだな 本当ならてめェらと手を組みたくはねェが、そうも言ってられねえか」


鏡花「数が増えた所で結局は同じ事……所詮どいつもこいつも烏合の衆……幻夢四天王、やっておしまい!」



シノ「…………………………………………………」


メロン「シノ……!目を覚まして……!私の声が聞こえない…!?」
ミント「頼む……!また一緒に話がしたいよ……!帰って来てくれ……!」
暗闇斎「シノ……覚えているか……?拙者と話をした事……シノは…拙者のように強くなりたいと言った……!
  多くの人を守る為……いつ終わるとも知れぬ戦いを終わらせる為強くなりたい……そう強く願っていたではござらんか……!
  その願い………ここで終わりにするつもりでござるか……!?シノ……お前の願いとは……その程度でござるか……!?」


シノ(聞こえる………皆の声が……………そう………私は………強くなりたかった……………
  多くの人を守る為………戦いを終わらせる為に………私は強くなって戦うって決めた……………)


 ミント「シノはさ……凄いよな………いつもいつも戦いに身を投じて……そんな事が出来るなんてさ」
 シノ「え……?そうですか………?」
 メロン「ミントも、シノを見習って世界を救ってやるぐらいの事を1つや2つしてみたらどう?」
 ミント「簡単にいうなよ…!あたし戦いなんてした事がないし、怪我するのも嫌だし!」
 シノ「戦う事を強要したら駄目ですよ……」
 メロン「じゃあシノはどうして戦うの……?誰かに強要されて戦わなきゃいけなくなったんじゃないの?」
 シノ「私が戦う理由は、多くの人を守る為……戦いを終わらせる為です………誰かに強要されたのではありません
   これは私自身が望んで選んだ道……だから私は自分の選んだ道を後悔した事がないですし、今後もないでしょう」
 メロン「そんな事をして何になるの…?貴女がそれをした事で、誰かが感謝するの…?」
 ミント「おい、メロン……!」
 シノ「感謝されたいって気持ちはないですよ 皆が平和に明るく元気に過ごす事が出来ていれば、私にはそれで充分すぎるから………」
 メロン「……本当、シノって優しいのね………私にはその考え方、無理だわ」
 シノ「考えって人それぞれだと思うんです 皆それぞれが特別で、色々な考えを持っている……それだけの話じゃないでしょうか
   私は、メロンさんとミントさん、2人とこれからもずっと話がしたい……ここが私の帰る場所なんだって思えるから…………」
 ミント「何だよそれ……」
 メロン「シノらしい考え方ね………じゃあこれから先も、シノに守られ続けていようかしら」
 シノ「私達、永遠に友達でいられそうですね」


193 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/01(Sun) 02:55

シノ(………どうしてこんな話、思い出すんだろう………それはきっと、私にとって大切な思い出だから………?
  私にとって大切な存在…………それは父上やメロンさん、ミントさん…………それに………………)


 サスケ「その修行って奴…必ず成功させろよ……失敗したら許さねェからな」

 タック「シノ姐はんは見ていて危なっかしいっていつも思うんや…自分の命すら捨てかねないっちゅう………
   けど、生き方っちゅうんは、そない簡単には変えられへんよな シノ姐はんは、今のままが1番ですわ」

 ツキカゲ「シノさんはいつも凄いですよ……どんな敵に対しても臆せずに立ち向かえる……僕には全然出来ない事です
   それにシノさんは忍術だって使いこなせるし……良いよなあ……僕もシノさんみたいになれたら…………」

 ジュキッド「シノ殿……俺は1度戦いから遠ざかった……だが今こうして戦いに舞い戻ったのはシノ殿の説得のお陰だ
   殺戮ばかりで、守る為の戦いというものをすっかり忘れていた……それを思い出させてくれたのがシノ殿だ
   礼を言う………俺は最後まで力になろう……それがシノ殿への恩返しだと思っているからだ」

 ワイユー「成長するという事は良い事でござる……しかし時に間違った方向へ成長するという事もある………
   シノ殿が道を違える事は無いと思うが……目指す先に何が待ち受けているのか……乗り越える壁は1つや2つじゃない……
   色々な困難が行く手を遮っていて、それを乗り越えなければならないのが人生でござる」


 十蔵「シノちゃん……君の戦いに対する思いは本物だ……俺はそう思っている……だから俺は君に花影流の技を託そうと思った………
   必ず奥義の会得を成功させて欲しい……その力で、未来を正しい道へと導いてくれ……今の俺には不可能だが、君にならそれが可能だ
   俺はそう信じている…………!」


シノ(私は……皆の思いを背負って生きている………だから……こんな所で終わったら駄目なんだ……………!
  体中が痛い……でも………痛みに負けたら駄目………!私……立ち上がりたい……!立ち上がって……前に……!)



シノ「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」


ミント「シノ…!!」

メロン「………!!」

暗闇斎「シノ………!意識が戻ったか……!?」

シノ「はあ……!はあ……!はあ……!み……皆……………!」

ミント「ゆ……夢じゃ……ないよな…………!?」
メロン「ええ……これは現実……シノは目覚めたわ……」
暗闇斎「シノ……!よく目を覚ましてくれた……!お帰り……心配したでござるよ……!」
シノ「もう……心配性ですね………ごめんなさい……皆さんに心配をかけさせてしまって………」
ミント「本当だよ!もし本当に死んじゃったら、あたし、今頃どうなってたか……!」
メロン「聞きなさい、ミントってば大声でわんわん泣いてたのよ」
ミント「そ…それは言うなって!」
シノ「ふふふふ……ありがとうございます」


194 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/01(Sun) 02:56

十蔵「………体の痛みは、もう平気かい…?」

シノ「十蔵さん……はい、もう平気です……」

十蔵「俺も正直、もう駄目かと思った……でも、君にはこれだけの仲間がいる……
  仲間達の熱い思いが、君を復活させたんだ……実に羨ましいよ………」

シノ「はい……皆さんの声が聞こえたから……私、こうして目を覚ます事が出来たんです……皆さんのお陰です…………」

暗闇斎「……本当ならすぐにでも休ませてやりたい所だが、今闇の忍び部隊がピンチな状態なのだ すぐに向かってくれないか…?」

シノ「それは大丈夫です……でも、1つ聞かなきゃいけない事が……」

十蔵「奥義の事だろう?それなら大丈夫だ 奥義はもう会得している」

シノ「え……?」

十蔵「花影流奥義、虹龍・百花繚乱……それは花影流の技を一度に解き放つ究極技なんだ
  その為には並外れた身体能力が必要で、あの秘薬無しで奥義を使う事は決して不可能だ
  けれど、君は秘薬を受け入れる事が出来た 今の君は身体能力がかなり向上した状態になっている
  しかし奥義の多用は危険だ あれは使いすぎると自分の命を縮める危険性がある………
  その所為で、今の俺は余命幾許も無い状態だ………」
シノ「十蔵さん……」
十蔵「戦いから遠ざかり、見守る立場にしかなれないが、死ぬ前に君に奥義を託す事が出来て良かった……
  最早思い残す事は無い……さあ行って来てくれ 仲間達の元へ……!」
シノ「………ありがとうございました!……では、行って参ります!」


 ビュン!!


ミント「……………早っ……!」
メロン「素早いと思っていたけれど……あそこまで素早かったかしら………」
十蔵「今の彼女は花影流の秘薬の効果によってかなり身体能力が高められた状態にある……
  今後は余程の事でもない限り、今の彼女はまさに無敵だ」
暗闇斎「シノ……よく頑張ったな………!」



 ドォォォォオオオオオン!!!


四天王「ふっふっふっふっふっふ………!」


サスケ「くっ……!全然通用しねェ……!」

ワイユー「とうっ!!」

 キュピーン!!

 ドォォォオオオオン!!!


四天王「ふん……無駄だ」


ダークソードナイト「所詮ぬか喜びだったか……颯爽と現れた割に、全く決定打を与えられていないではないか……!」

ジュキッド「最早……これまでか……!」
バッツ「万事休すでゲス〜!!」
メア「くっ………!己………!」


鏡花「幻夢四天王!いつまで遊んでいるおつもりですか!?もうそろそろ止めを刺してしまいなさい!」

四天王「……だそうだ…そろそろ終わりにしてやろう…………まずは暗闇斎……貴様からだ」

ワイユー「己……!かくなる上は……超忍術を使うしか……!」


???「そこまでです!!」


四天王「……!?」

鏡花「だ……誰ですか!?」

ダークソードナイト「まさか……その声は…………!」

サスケ「ったく……土壇場でようやく現れやがって……!」

ジュキッド「遂に終わったのだな……花影流の修行が……!」


シノ「悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業!!闇の忍び部隊隊長シノ……見参!!」

四天王「くっ……!?」

サスケ「久し振りだな……その名乗りを耳にするのも」

鏡花「闇の忍び部隊隊長シノ……!?幻夢四天王!!先に始末するのはそいつにしなさい!!」

四天王「了解……!」


 ビュン!!


北極天「所詮は娘1人……!」
東極天「合体など必要ない!この状態でも充分斃せる相手だ!」
南極天「ふふふふふふ……たっぷりと可愛がってやろう!」
西極天「覚悟!!」

シノ「………………………」


 ビュン!!

東極天「何っ……!?」

 ドン!!

南極天「ぐああああああ!!」

東極天「ぐおおおっ!!」

西極天「ぐあああああああああ!!」

北極天「ぐうううっ!!」


シノ「………………………………」


ジュキッド「速い……!一体何が起こったのだ……!?」

ダークソードナイト(馬鹿な……!あの娘、前までと比べて格段に強くなっている……!一体どんな修行をしたと言うのだ……!?)


195 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/01(Sun) 02:57

シノ「……先に忠告しておきます 貴方方に私は斃せません 怪我をしたくなければ逃げるなら今の内です」

北極天「己……!小娘が!!我ら四天王を愚弄するな!!調子に乗るのも今の内だ!!」

四天王「四天殺法!!幻夢合体!!」


 ビュン!!


四天王「これで終わりにしてやる!!くたばれーーーーーーーーーーーっ!!!」

 ドウッ!!

シノ「……………!はああああっ!!」

 ビュン!!

四天王「何っ……!?」

シノ「はあっ!!」

 ドン!!

四天王「ぐああああああああああ!!」

バッツ「凄いでゲス!!あの四天王にダメージを与えているでゲス!!頑張れ〜!!」
メア「馬鹿者!!応援するな!!敵だぞ!!」


四天王「己……!!」
シノ「……どうですか?これで諦めがついたと思いますけれど」
四天王「調子に乗るな!!死ねぇぇぇえええええええーーーーーーーーー!!!」

シノ「はああああっ!!」

 ビュン!!

四天王「なっ……!!!」

シノ「花影流!!究極奥義!!
  虹龍・百花繚乱!!!!」


 ビュン!!!


 十蔵「虹龍・百花繚乱はいくつかの花影流の七種の技を組み合わせた究極技」

シノ「蒼雷桔梗!!」

 十蔵「七種の花影流の技を刹那の瞬間に繰り出す」

シノ「陽炎向日葵!!」

 十蔵「その一瞬の時間の中で繰り出される技は目にも映らぬ速さで、まるで一撃と見間違える程だ」

シノ「水流紫陽花!!」

 十蔵「技を繰り出した瞬間、剣筋が虹のように輝いて見える事から虹龍と名が付いた」

シノ「烈風鈴蘭!!」

 十蔵「百花繚乱の意味は、多種多様の花がそれぞれ美しく咲き乱れている様子を言う」

シノ「白蓮白百合!!」

 十蔵「四季折々の花の名を冠する技達を惜しげもなく繰り出す様子は、まさにその名を持つに相応しい」

シノ「桜吹雪!!」

 十蔵「力と技、そして速さ、これが無ければ到底実現不可な大技だ
   敵に大きな打撃を与える事が出来る一方で、自らもその衝撃の反動を受ける……
   まさに大死一番の大技……これが花影流奥義、虹龍・百花繚乱の正体だ」

シノ「紅蓮紅葉!!」



 ドォォォォオオオオオオオオオオオン!!!!


四天王「ぐわああああああああああああああああああああ!!!」


ワイユー「幻夢四天王が……斃れた………!!」

サスケ「マジかよ……!あれが花影流の奥義って奴か……!」

ジュキッド「速過ぎて、何が起こったのか全く分からなかった……!」


鏡花「馬鹿な……!幻夢四天王が……!」

シノ「………降参してください」

鏡花「くっ……!このままおめおめと逃げ帰った所でクチナワ様に合わせる顔が無い……!
  こうなれば……ここで潔く自害するまで……!」

シノ「……!」

 ビュン!!

 ドン!!

鏡花「ああっ…!………………………………」


シノ「死を選ぶなんて愚かな考えです………」


カグヤ「え……?何か知らないけど勝ったの?やったー!!」
ジュキッド「シノ殿……前までと比べて確実に強くなったな……」
サスケ「一応リーダーなんだ これぐらい強くなってもらわねえとな」



メア「元締…!いかが致しますか…?」
マッシャー「今回は一先ず引き上げだ 体制を立て直すのが賢明だ」
メア「はっ……行くぞ、バッツ」
バッツ「へ…へい!」

ダークソードナイト(くっ……悔しいが、あの娘と殺り合った所で勝てる気がしない……ここは一時撤退だ……!
  だが、いずれ必ず私の剣で、奴の首を………覚えておけ……!)



196 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/01(Sun) 02:58



サスケ「……さて、これで全員揃ったか」
ジュキッド「待て、後1人忘れているぞ」

タック「おーーーーーーい!!」

ジュキッド「ほら…噂をすれば…だ」


タック「はあ……やっと見つけた……」

サスケ「てめェ、今までどこほっつき歩いてた…?」
タック「ずっと迷子になってたんや……初代の旦那と離れ離れになって……
  おおっ!シノ姐はん!無事に修行も終わったんでんな!?」
シノ「はい……皆さんには心配をおかけしました」
タック「これで全員合流出来た事やし、そろそろ帰って…」
カグヤ「何言ってんの!?腕輪探しまだ終わってないでしょ!?」
タック「ああそうやった……そっちの事すっかり忘れてもうてたわ……
  それじゃあ腕輪を見つけに行きまっか!」
ワイユー「再出発でござるな!わっはっはっはっはっは!!」
シノ「父上から粗方事情は聞きました……今すぐにでも妖精の腕輪を………」

 バタッ!!

タック「えっ…?シノ姐はん……?シノ姐はん!?大変や!シノ姐はんが……!」
ジュキッド「シノ殿…!大丈夫か!?しっかりしろ!」
カグヤ「何……?何があったの……?どうしたの……?」
サスケ「………………………!」



  第漆拾話 威風堂々!降り立った花影の戦士 終



暗闇斎「次回予告でござる シノが合流し、一安心した束の間、奥義を使った反動でシノは深い眠りに落ちてしまう
  妖精の腕輪まで後もう少し……闇の忍び部隊は無事に妖精の腕輪を手に入れる事が出来るか?次回、遂に決着!
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第漆拾壱話ご期待ください」

197 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/07/03(Tue) 00:17
カービィってしゃべるとき語尾にペポをつけるの?

198 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/07/03(Tue) 00:50
すごいこのスレ…キャラハンの努力工夫が特に。
これからも無理ない程度に頑張ってくださいね!

199 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/04(Wed) 00:17

>>197

メロン「そうね 付けるわね
  あくまでこちらの世界のカービィはの話だけど
  違う時空の世界のカービィは、語尾が違っていたり、人語を話さなかったり、あるいは普通に喋るものもいるらしいけれどね
  所でだけど、デデププが連載されていた当時、カービィの真似をして語尾に「ペポ」を付けて喋っていた事のある人、
  正直に手を挙げなさい」
ミント「そういう古傷をえぐるような事を言うのやめたげて!闇に葬りたい記憶は誰にだってあるって!」
メロン「そういう感じの語尾って、どのくらいの年齢までが許されるのかしらね」
ミント「流石に20過ぎて語尾に「ニャン」とか「ピョン」とか使っている人を見たらちょっと引くな」
メロン「そんな事言わないであげて欲しいピョン」
ミント「からかうな」

>>198

ミント「そりゃあ伊達に十年以上続けちゃいないさ!スレの進みが遅くったって年季じゃどこのスレにも負けないぜ!」
メロン「得意気に言う事でもないような気がするけれど
  何を見て凄いと感じ取ってくれたのかは分からないけれど、もし時間があるならこのスレの宣伝部長になって頂戴
  宣伝部長と言っても難しい事を頼むわけじゃないわ 10ちゃっとの掲示板の中に、スレを宣伝するスレがあるの
  そこに行って来てうちのスレを宣伝するの どう?簡単な仕事だと思うんだけど 報酬は弾むわ ミントが」
ミント「おい!!勝手に何言ってんだ!!報酬は自分で出せよ!」
メロン「あと、応援ありがとう そうね、無理のない範囲で頑張ってるわ
  最近はFGOのイベントに集中したいから中々来られないかもだけど、空け過ぎないように気を付けるわ」
ミント「そういう余計な事言わなくて良いから!仕事で忙しいならまだ分かるけどゲームで忙しいは言い訳にしかならないからな!」
メロン「ほんの冗談よ 来たら返事は返すわ ミントが1人で答えてくれれば良いけど1人はいやだって駄々をこねるから…」
ミント「駄々なんてこねてないから!」
メロン「そういうわけなので、今後ともよろしくお願いします」
ミント「何綺麗に終わらせようとしてんだよ!言っとくけど全然まとまってないからな!」


200 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/04(Wed) 00:17

ミント「…というわけで、ついでに華麗に200ゲットだな!やったぜ!」
メロン「キリ番ゲット自慢って何かダサくない?そういうのが許されるのって小学生までよね」
ミント「うるさい!小さい事かもしれないけど、嬉しい事だってあるだろ!?
  たまたま見たCMが他のチャンネルと被っているのを発見した時とか、たまたま見た時計が例えば2時22分とかぞろ目だった時とか!
  そういう小さな事で幸せに感じちゃ駄目なのかよ!?」
メロン「逆に4時44分だったらちょっとショックだけどね…でも何故か知らないけどずっと見てしまうの」
ミント「それ、すっごく分かる 何でだろうな
  まあそんな事は良いとして、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜最新話、もう見てくれた?
  いやあカッコ良かったなあ!流石シノだぜ!前と比べて格段に強くなっているし、これもうシノ1人で充分じゃね!?
  まさに威風堂々!前回までは幻夢四天王が強すぎて絶望的だったけど、いとも簡単に斃しちゃうんだもんな!すげえよシノは!」
メロン「だけど良い事だらけというわけでもないみたい 花影流の奥義、虹龍・百花繚乱は、敵に大ダメージを与える一方、
  反動で自分自身も深い眠りに落ちてしまうようだから、使い所を間違えれば一気にピンチになってしまうわね」
ミント「だな……やっぱり強い技にはリスクがあるか……
  次回には妖精の腕輪編もようやく終わるみたいだし、何だかもう一波乱起きそうな予感もするなあ」
メロン「幻影五人衆と幻夢四天王は撃退出来たけれど、まだ1人内通者が残っているしね…油断は出来ないわね」
ミント「そんなわけで、次回の話も楽しみにしていてくれよな!それじゃあまた次回!またな!」

201 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/07/04(Wed) 03:29
このスレのキャラハンで、任天堂の株主総会で、「星のカービィ」のアニメのネット配信を
行って欲しいというような希望を言いそうなやつだーれだ?

202 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/07/04(Wed) 14:43
メロン食いたいな…

203 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/07/04(Wed) 21:57
僕はミント食べたい!!!!

204 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/07/05(Thu) 21:29
アドレーヌって、未来で仮に失敗して落ちぶれたとしても
カービィやリボンちゃんが助けてくれそう
良いことしてる人には大なり小なり良いことあるもんだ
漫画家になりたいらしいね、本格的にやるなら漫画家は楽じゃないぞ
一部の別格だけはそれでも楽しめるそうだが
ひかわ先生も、楽できるなら株でも何でもすがりたかったのかもしれんなぁ

週間チャンピオンの相撲漫画、鮫島 最後の十五日の作者 佐藤タカヒロ先生が41歳で亡くなったよ

205 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/07/07(Sat) 00:34
アドレーヌ、ドリームフレンズに追加おめでとう!

206 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/07/07(Sat) 15:15
ttps://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9816099
5日前の夜遅くに投稿のプリキュアオールスターズNS番外編 伝説の戦士と星の戦士の23冊目
前スレの928で「早く続き書いてくれーーーー!!」 と叫んでたミントにとっちゃ喜びか
ここにはデデププ11巻の5話のカービィの腹の中はどうなっている!?に似たシーンが

それとここのタグにある通り、2016年の3月以来二年半ぶりにプリキュアオールスターズが復活!(プリキュア15周年を記念してのこと)
歴代55人のプリキュアが総出演&エンディングで全員揃って踊る
公開日は昨年にマリオオデッセイ、7年前にカービィWiiが発売された10月27日

カービィとプリキュアって何故か前者はボス撃破後など、後者はエンディングで踊るという共通点が…

207 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/07/10(Tue) 19:56
ミントとメロンどちらも食べたいなぁ…グヒヒヒフブブ…!!

208 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/11(Wed) 01:55

>>201

メロン「任天堂といえば、丁度今日で4代目社長の岩田聡氏が亡くなってもう3年目になるわね…」
ミント「3年経ったのか……あっという間だな もういないんだって実感出来ないけれど、追悼動画とかたまに観ると自然と涙が出るんだよな
  受け入れたくないけど、これが現実なんだなってな……」
メロン「その偉人の遺志を継いで今の任天堂がある…今後も任天堂の活躍に目を離す事の無いように…
  話が逸れてしまったけれど、本題は株主総会ね……そもそも参加出来そうな人がいそうな気がしないけれど、
  そうね、もし参加するとしてそんな事を言いそうな人といえばミントぐらいのもんよね」
ミント「何であたし!?いや、まあ確かにアニメのネット配信はして欲しいけどさ……わざわざ株主総会に出てまでお願いまでしないって」
メロン「じゃあ何をお願いするの?」
ミント「何でお願いする事前提なんだよ!」
メロン「ミントならそういう場でもお構いなく要望を言いそうなイメージだから、何となく」
ミント「人を空気の読めない女みたいに言うのやめろよ」
メロン「実際そうじゃん」
ミント「違うって」

>>202

メロン「あっそう じゃあそこに大量にあるから好きなだけ持ってって
  助かったわ 貰いすぎて、1人じゃ食べきれなかったから」
ミント「どんだけ貰って来たんだ!?」
メロン「いらないって言うけど、どんどん送って来るの毎年
  いつもは絵を実体化させて、そいつらに食わせているんだけれど」
ミント「実体化させた絵ってそんな風にも使えるのか!?知らなかった!」
メロン「割と有名だと思ったけど」
ミント「有名じゃない 初耳だわ」
メロン「今年は貰ってくれる人がいて良かった どんどん持って行って どうせなら全部と言いたい所だけれど」
ミント「食いたいって言っただけでそんなに欲しいとは一言も言ってないと思うけどなあ」

>>203

ミント「おおっ!これはチャンス!繁殖させすぎたミントを腹一杯食わせてやれるチャンスきたこれ!!」
メロン「繁殖させ過ぎたって……もしかしてそのまま植えた感じ?」
ミント「あたしと同じ名前の植物だから育てようと思ったんだよ……そしたら気づいたら一面全部ミントになっちゃってさあ……
  いくら栽培しても全然減らなくて困っているんだよねえ……ねえ、どうしたら良い…?」
メロン「お馬鹿さん ミントは地植えしてはいけないって知らなかったのね
  植えてしまったら最後、地中茎を取り除きでもしない限り、どんどん繁殖するわ
  その繁殖力は雑草を超越する程 他の植物すら駆逐してしまい、いくら引き抜いても地中茎が残っていればいくらでも再生する
  時に嫌がらせ目的にも利用される事もあり、ミントテロ呼ばれているわ
  驚異的な再生力と繁殖力…まさに精力絶倫 そういう嫌らしい所がミントそっくりね」
ミント「おい!!それだと意味が変わるぞ!!お前の方が嫌らしいっつーの!
  そういうわけだからどんどん持って行ってくれ!受け取り拒否は聞かないからな!」
メロン「最低ね」
ミント「お前だってさっき同じ事したじゃねーか!!」


209 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/11(Wed) 01:55

>>204

ミント「これ、アドレーヌ宛てかな……つっても、アドレーヌ、ここ最近全く来なくなっちまったな」
メロン「いつ来るかもわからないしね……しょうがない、ここは私達が代役を担当するか…」
ミント「はあ!?代役!?」
メロン「本人が何らかの事情で来られなかった時、他のキャラハンが任意で代役しても良いというルールがある」
ミント「そんなルールねーよ!」
メロン「私がアドレーヌの代役をやるから、ミントはカービィの代役を頼む」
ミント「え……」
メロン「そうね、未来が良い方向に転ぶか悪い方向に転ぶかなんて考えても無駄な事だけど、
  もし仮に失敗して落ちぶれた未来だったとしても、決して諦めたりしない、1人じゃないもの
  私にはリボンやカー君がいる そうでしょ?」
ミント「う……!ぺ…ペポーイ!そうペポ!アドレーヌにはぼく達がいるペポ!だからアドレーヌは1人じゃないペポ!
  もしもアドレーヌが落ち込んでいたらぼくが支えてあげるペポ!」
メロン「頼もしいねカー君…決めたわ 私、世界最強の漫画家になる」
ミント「え…?ポペ…?」
メロン「世界最強の漫画家として、1億5000万部の売り上げを獲得し、世界中の男共をはべらすわ
  私は漫画界の女王として君臨し、全ての男共を跪かせる 私に逆らう男なんてこの世にいないわ」
ミント「さ…流石アドレーヌペポ!そこに痺れる!憧れるペポ!」
メロン「今日からカー君は私の記念すべき下僕第1号よ!ついてきなさい下僕第1号!」
ミント「はいペポー!いつまでもお供しますペポー!」
メロン「完璧」
ミント「謝れ」

>>205

ミント「大体の人が予想した通りになったんじゃないかな?アドレーヌのドリームフレンズ参戦は、結構予想が多かったな」
メロン「良かったわね おめでとう 後で大量のメロンを送るわ」
ミント「メロンテロやめろ」
メロン「お馬鹿さん メロンはテロにならないわ お中元にもぴったりだもの」
ミント「お中元はまだ先だぞ」
メロン「その勢いでスマブラ参戦もあるのかしらね」
ミント「いくらなんでもそれはないんじゃないか?参戦希望の声は多かれど、それが実現するかどうかは別だからな」
メロン「それなら脅迫状と大量のメロンを送り付けてやるまでよ」
ミント「明らかに嫌がらせ目的だろ っていうか脅迫状って言ったか?今脅迫状って言ったよな?」

>>206

メロン「全く…ミントが迷惑かけたわね」
ミント「親目線やめろよ!っていうか、これだけ待たせる方が悪いんだろ!?
  長編作るんだったら早く終わらせようって気概を持たなきゃ駄目だろ!?」
メロン「今、とんでもなく巨大なブーメランを投げているわね」
ミント「うん…お前が言うなとか言われそうだからこれ以上は言わないでおくよ…」
メロン「プリキュアも歴代55人……後何年か続けば、100人超えも実現しそうね」
ミント「こんだけ大勢のプリキュアにフルボッコにされる大ボスとか見たいような見たくないような…って感じだな」
メロン「最早ヒーロー物のお約束と化しているわね」
ミント「思うんだけど、プリキュアの世界観ってどうなってんだろうな 現実世界と同じ時間軸だったら初代プリキュアなんてもう大人になってるだろうし、
  同じ世界軸で活動しているんだったら日本どんだけ狙われてんだって話だよな」
メロン「それ、戦隊物にも同じ事言えない?」
ミント「細かい事は気にしたら駄目だって事だな」

>>207

メロン「なんかキモいから、必殺108メロンマシンガンをお見舞いする…食らえ!!」
ミント「よし!じゃああたしは奴の周りにミントを植え付けてやる!ミントテロだ!一生ミントに埋もれちまいな!」



ミント「よし!じゃあ今日はここまで!次回もよろしく!またな!」

210 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2018/07/12(Thu) 15:13
アドレーヌ「こんにちは、私達ずっと来れなかったなぁ…。
ところで、私とリボンのスターアライズ参戦が決まったの!」
カービィ「18年ぶりの参戦だね、会いたかったペポ♪」
リボン「飛行係として私もいるよー」
カービィ「リボンちゃん、待ってたペポ♪」
アドレーヌ「デデの旦那とバンダナ君もいるから、カー君・私・バンダナ君・デデの旦那で
実質64メンバーが揃うよ」
カービィ「アドレーヌがフィールド駆け回るのは初めてだね。
僕の師匠であり、お姉ちゃんでもあるアドレーヌの力を味わうペポ」

>>197
カービィ「ペポこそ僕の証ペポ」
アドレーヌ「だけどいつかは無くさなきゃいけないのかもね…。
男の子の僕離れならぬカー君のペポ離れか」
大王「カービィからペポが無くなったら寂しいじゃねえか」
カービィ「デデデ大王!?」
大王「お前ら(名無しさん)、ペポのカービィが好きでここにいるんだろ?
そりゃあいつかはペポペポ言わなくなってくるのかもしれん…。
だけど、ペポのカービィだって味があって良いデ。
今のカービィだからこそ味わえる良さを大事にしようじゃないか」
アドレーヌ「旦那ー(泣)」
カービィ「たまには良いこと言うねー(泣)」
大王「別に涙を流して感動せんでも(汗)
あれ?この流れ…昔にもあったような(デデププ16巻参照)」

>>198
アドレーヌ「私達の努力もそうだけど、現実的な話から妖精族ならではの話やら、
ポップスターでは人間の寿命上限と平均寿命が少々下がる(?)だとか、
いろんな話が混じってるのよ」
リボン「リップルスターでは人口が少なくて、その上人口10億人リミッターがあるとか、
地球で走ってる車メーカーの一部がリップルスターにも来てるとか
(日産・スバル・三菱・スズキ・ダイハツ・BMW・mini・アウディ・ポルシェ)、
あと、宇宙船と宇宙旅行メーカーのハルトマンワークスカンパニーもあるんだよー」
アドレーヌ「妖精族は飛べるから災害や動物にやられにくいのよね。
勿論、樹海で遭難するなんてことも有り得ないだろうし」
リボン「建設業でも、軽いものなら重機も紐も無しで高いとこまで運べるよ」
アドレーヌ「適応力が高過ぎて、種族としてかなり優れてるからこそあまり増えなくていいのかも」
リボン「そだねー、リップルスターには大体7億5000万人もいれば十分賑やかに暮らしていける、
って言われてるの」

>>201
アドレーヌ「私はそれに入ってないと言っとく。だって、私の出番無いでしょ」
リボン「私も出番無いから支援しない」
大王「アニメカービィは、俺様の性格がまるでゴミのようだから俺様もやめるデ」
カービィ「ポヨのカービィが好きな人ならいいんだろうけど、
僕はペポのカービィだから…。
でもアニメを淘汰するってのも勿体ない気がするんで、仕方なく支援するペポ」

結果 アドレーヌ × リボン × 大王 × カービィ △

アドレーヌ「今回はここまで、久々のゲーム参戦なのに私自身が居ないのは勿体ないので
何とか来てみたの。
やっぱり主役がいないと締まらないでしょう!」

211 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/13(Fri) 01:57

暗闇斎(ナレーション)「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」



暗闇斎(ナレーション)「前回までのあらすじ 合体した幻夢四天王に奮闘する闇の忍び部隊と冥府の騎士団だったが、
  全く通用せず次第に追い詰められてしまう 絶体絶命のピンチに思えたが、最後の修行から見事復活したシノが駆けつける
  秘薬の力により、身体能力が覚醒しているシノは、四天王の攻撃をものともせず軽々とあしらう
  その態度に逆上した四天王だったが、花影流奥義、虹龍・百花繚乱で返り討ちに、見事四天王を撃破した
  久し振りの再会に安堵するも束の間、突然倒れ、深い眠りに落ちてしまった……」


タック「シノ姐はん!シノ姐はん!まさか…死んでまったんやないやろな!?」
ジュキッド「落ち着け 恐らく、眠ってしまっているだけだ」
ワイユー「四天王を斃した技……虹龍・百花繚乱と言ったか……恐らくその技を使った為でござろう」
サスケ「何…?」
ワイユー「相手を一撃で葬り去ってしまう程の強力な技というのは、使用者にも莫大な負担がかかる場合が多い
  幻夢四天王は拙者でさえも苦戦した相手…そんな相手をいとも容易く斃してしまう程の一撃だ その負担は計り知れぬものでござろう」
タック「…って事は、このままずっと目を覚まさないっちゅう事も………」
ワイユー「その可能性も有り得る……」
タック「何やって…!?シノ姉はん!!目を覚ますんや!!シノ姉はん!!」
ジュキッド「だから落ち着け お前が叩き起こしたってどうにもならん」
カグヤ「……私なら出来るかも…」
ジュキッド「何……?」
カグヤ「その子……私の力なら………何とか目を覚まさせられるかも……」



 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第漆拾壱話 悲願達成!遂に入手、妖精の腕輪


 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)
  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編(>>66-69)
  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏(>>73-76)
  第伍拾玖話 魑魅魍魎!悪霊達の宴(>>87-90)
  第陸拾話 悪霊退散!正義の炎燃え上がる時(>>97-102)
  第陸拾壱話 戦々慄々!幻影五人衆現る(>>109-114)
  第陸拾弐話 七転八倒!見えない思惑、隠された罠(>>131-134)
  第陸拾参話 怨霊跋扈!追い詰められた忍び(>>137-139)
  第陸拾肆話 電光石火!花火師決死の一発(>>151-154)
  第陸拾伍話 大死一番!花影流最後の試練(>>159-161)
  第陸拾陸話 呉越同舟!妖精を追え(>>164-166)
  第陸拾漆話 雷轟電撃!雷殺剣・召雷闇龍獄炎葬破斬(>>176-178)
  第陸拾捌話 阿鼻叫喚!復活の幻夢四天王(>>181-183)
  第陸拾玖話 星火燎原!希望の光、未だ消えず(>>188-189)
  第漆拾話 威風堂々!降り立った花影の戦士(>>191-196)


212 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/13(Fri) 01:59

カグヤ「………………………!」

 シュインシュインシュインシュイン……

ジュキッド「驚いたな……カグヤ嬢にそんな力があるとは………」
カグヤ「私は妖精の第二女王として、癒しの力を授かったの
  相手に気を送って身体から疲れの元を消したり傷を治したりも出来るの」
タック「そんな事が出来るんでっか…?」
カグヤ「かなり深い傷や大きな疲れだったら全てを治すのは難しいけれど、でもこの程度の疲れならすぐ回復すると思うの」

シノ「……………ん……ううん……………あれ……皆さん……ここは……?」
タック「シノ姐はん!目を覚ましよった!」
カグヤ「待って!まだ完全に回復してない……もう少しで終わるから、まだ安静にしてなきゃ駄目!」
ジュキッド「……では、今日はここで休むとするか」
サスケ「野宿か……仕方ねえな」





シノ「……皆さん、もう眠ってしまいましたね……本当にすみません……一刻も早く腕輪を手に入れなきゃいけないのに………」
サスケ「気にするな 腕輪も大事だが、体力を万全な状態にする事も大事な事だ またどんな刺客が現れるか分からねえしな」
シノ「すみません……」
サスケ「謝るのは無しだ それより話がある……少し場所を移すが、良いか」
シノ「はい……」



サスケ「……ここで大丈夫だ」
シノ「話って……何ですか?わざわざ場所を変えてまで……」
サスケ「お前…俺達に何か隠している事は無いか……?」
シノ「隠している事……?そんな……ありません……私が皆さんに隠し事なんて………」
サスケ「いや、ある筈だ……お前、いつだったか、敵から何か伝えられた事は無かったか…?」
シノ「え……?」
サスケ「例えば、俺達の中に内通者がいる……とかな………」
シノ「………!」
サスケ「……やはり当たりか………俺も薄々変だとは思っていた………」
シノ「でも……!私達の中に内通者がいるなんて事……!もしかしたら私を動揺させる為のハッタリかも……」
サスケ「俺は1人、怪しいと思う奴がいる……」
シノ「え……!?」
サスケ「内通者とは、ずばりタックの事だ」
シノ「そんな……!タックさんが内通者だなんて……!」
サスケ「俺が冗談で言うと思うか……?実際ここに来るまでの間、怪しい言動がいくつかあった
  例えば、俺達に別行動を取らせるように提案したりな………」
シノ「そんな……それは考えすぎじゃ……」
サスケ「怪しい言動はこれまでにもあった……化け猫のアイドルの事、覚えているか……?
  奴はチケットを持っていただろう あれは俺達を化け猫のいる場所に誘い出し、洗脳させる為の罠だったんだ
  現に坊主は洗脳され、お前の命を狙おうとした 当の奴は洗脳されたフリをしてお前を殺す手引きをしていた」
シノ「そんな……!タックさんが洗脳されていないなんて……どうしてそんな事が……!?」
サスケ「洗脳が解けた時、坊主は今まで何をしていたか分からない状態だった だが奴は洗脳されていたという事に対して無反応だった」
シノ「………………………!」
サスケ「もう1つ疑問に思った事がある……親父が俺の花火小屋を見つけた事だ
  花火小屋の場所は俺達以外誰も知らない……いくら親父でもそんな場所を簡単に見つけられる筈がねえ……
  親父との戦いの後で知った事だが、親父は俺と決着を付ける為、幻夢教に加担していた
  もしかしたら奴が親父に俺の居場所を教えたんじゃねえかって……」
シノ「…………………………」

サスケ「……お前は信じたくねえかもしれねえが、俺は奴が黒だと思っている
  本性を隠す為に馬鹿なフリを演じている……よくある話だ」
シノ「サスケさんは……タックさんの事を信用した事は無いんですか……?」
サスケ「無えな一度も 奴は闇の忍び部隊の一員になっても、どっか裏切りそうな感じがあった 俺にはそう見えていた」
シノ「でも、タックさんはこれまでずっと私達の事を助けてくれました……私は信じています……タックさんの事を……!」
サスケ「そうか………まあ、奴が内通者かそうでないかはいずれ分かる事だろう
  下らない用件だったな 今日はもう寝る事にする……明日は早いしな………お前も休んでおけよ」
シノ「……………はい………」



213 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/13(Fri) 02:00



タック「おっはよ〜う!!さーて、太陽さんが顔を出した所で、さあ腕輪探し再開や!!」
カグヤ「早朝に大声出さないで……!ウルサイ…!」
ジュキッド「カグヤ嬢の言う通りだ 少し黙っていろ」
タック「いや〜ん皆揃って意地悪やなあ……シノ姐はんもそう思うやろ?」
シノ「え…?そ…そうですね……」
カグヤ「ちょっとタック!困ってんじゃん!
  ……ねえ、あなた、シノっていうの?はじめまして!私カグヤ!
  リップルスターっていう妖精の住む星があって、そこの第二女王なの!
  でも気軽にカグヤちゃんって呼んで良いよ!その権利を与えたげる!」
シノ「そうなんですか……はい、よろしくお願いします カグヤちゃん」
カグヤ「はあ〜!なんか久し振りに女の人とまともに喋った気がする!ここ最近むさ苦しい男の集まりだったし…」
サスケ「悪かったな、むさ苦しくて」
シノ「今まで大変だったみたいですね」
カグヤ「大変ってもんじゃなかったよ死ぬかと思ったんだから!…でも腕輪まで後もう少し!ここまで来ればきっと大丈夫な筈!」
タック「ホンマかいな」
シノ「カグヤちゃんは、腕輪の場所を探知出来るんですよね?それなら信じましょう」
ワイユー「わっはっはっはっはっはっは!!では早速出発でござる!!」




ツキカゲ「…………闇の忍び部隊………!シノと初代暗闇斎も一緒か……!」

オロチ「待つんだ」
ツキカゲ「……何の用だ…?」
オロチ「腕輪はもう諦めよう とりあえずは彼らに譲っておこう」
ツキカゲ「何……!?奴らに腕輪が渡れば、強くなる手段が……!」
オロチ「腕輪は後で奴らから奪い取れば良い 奪い取る方法はいくらでもある だから一旦身を引くんだ
  様子を見よう いずれ面白い事が起こる筈だ」
ツキカゲ「…………分かった 闇の忍び部隊……奴らとの決着は、いずれ必ず……!」

オロチ(どうやら、前に会った時と比べて憎悪の力が増している様だ……実に良い事だ
  憎悪の力が増せば増す程、それに共鳴するかの様に妖刀・奈落の力も増大する
  やがて妖刀・奈落が心を完全に支配し、肉体を手に入れる日もそう遠くは無い……!)



カグヤ「あーーっ!あったー!見つけた!これが妖精の腕輪!」
シノ「凄い…!この輝き……金属とはまた違いますね」
カグヤ「当たり前でしょ!これは妖精の国の宝…!神秘な魔力で作られているの!」
タック「これはスピリチュアルやなあ…!どれ、ここは荷物係のボクに持たせて…」
サスケ「それは却下だ」
カグヤ「そうそう!そんな汚い手で触られたら腕輪が怒って罰が当たるから駄目!」
ジュキッド「これで妖精の腕輪が手に入った……後は帰るだけだな」
シノ「そうですね」
ワイユー「わっはっはっはっはっは!!これで任務達成でござるな!!
  色々あったが、終わり良ければ全て良しでござる!!わっはっはっはっはっは!!」




オロチ「……良かったのかい姉さん、奴らに腕輪を渡してしまって」
クチナワ「別に構わぬ あれはいずれ妾の物となる事に変わりはない」
オロチ「大した余裕だね もう幻影五人衆も幻夢四天王も斃されてしまったのに」
クチナワ「まだ"奴"が残っておる……妾は既に、"奴"に指示を送っておいた
  後は"奴"が上手く動いてくれれば、腕輪はもうじき妾の物じゃ…!」
オロチ「それは楽しみにしているよ…!姉さんが強くなれば、姉さんが幻夢教の頂点になれる……!
  これ以上に嬉しい事は無いよ……!今度こそ、2人だけの世界を作り出せるんだね…!僕と姉さんの……!」
クチナワ「楽しみにしておれ……うぬにはいの一番に見せたかったのじゃからのう……クククククククククク……!」




  第漆拾壱話 悲願達成!遂に入手、妖精の腕輪 終



暗闇斎「次回予告でござる 腕輪入手から1週間、何事もなく穏やかな日が続いた
  リップルスター女王から、カグヤ姫がポップスターからリップルスターに帰れる準備が出来たと連絡がついた
  いよいよカグヤ姫を送り出す時、短い間だったが、別れの時間……しかしその時、"奴"が動き出した……!
  今まで道化を演じ、本性を見せる事の無かった"奴"の正体が、遂に明かされる……!
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第漆拾弐話ご期待ください」

214 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/07/13(Fri) 18:44
忍び街道まっしぐら!がアニメ化したら嬉しい?

215 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/14(Sat) 00:33

>>214

ミント「書籍化とか漫画化とか飛び越していきなりアニメ化!?
  嬉しいような、あんまし嬉しくないような……ちょっと微妙な心境だな
  これをアニメ化して良いのか…!?みたいな
  もしも…もしもの話だよ?もしアニメ化って話になるんなら、脚本とかキャスティングとか、色々携わりたいっす」
メロン「でもこの話書いてるの、ミントじゃないでしょ」
ミント「そ…そうだけど…!でも関係者の1人として、やっぱりそういうの関わって行きたいじゃん」
メロン「誤字脱字とか結構あるから、そのまま載せられちゃ困るものね……あの場面もうちょっと長くしておけばよかったとか
  あの台詞をやっぱりあの台詞にしておけば良かったとか、色々直したい所が多いって噂で聞いたりもしたし」
ミント「そうなのか……っていうか、もしアニメ化するとして、例えばシノの声とか誰の声が合いそうなんだろう」
メロン「そうね…個人的には戸松遥氏の声が良いんじゃないかと思うわ」
ミント「色々想像してみると面白いよね でも実際にアニメ化されたらされたで恥ずかしいよね!あたし達出るじゃん!
  あああどうすんだよ!日の目を見る事になったりしたら!超絶有名になっちゃうじゃんかよ!」
メロン「可能性低いからそういう心配しなくても大丈夫だって」
ミント「もう少し夢を見させてくれても良いじゃないか……
  というわけで、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜、色々あったけど妖精の腕輪を遂に入手出来てめでたしめでたしだったな!」
メロン「でも、そう簡単に終わるとは思えないわね……まだ内通者が潜んでいる以上、油断ならないわ」
ミント「そうだなあ……シノは内通者はいないって信じているけど、果たしてどうなるかだな………」
メロン「どうなるかは次回で全て分かるだろうからお見逃しなく」
ミント「だな 次回をお楽しみに!というわけで、今日はここまで!また次回、またな!」

216 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/17(Tue) 00:16

暗闇斎(ナレーション)「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」




暗闇斎(ナレーション)「シノ達闇の忍び部隊が腕輪を手に入れ、帰って来てから1週間が過ぎ去った
  戦いの連続だった腕輪争奪戦の時とは打って変わり、何事もなく、平穏な日常が続いていた」


ミント「あれから身体の方に異変はもう無いの?」
シノ「はい 秘薬の副作用は完全に無くなったみたいです 身体中の痛みはもうありませんし、
  秘薬を受け入れる事が出来たという事ですね」
メロン「本当に無理しすぎと言うか……」
ミント「流石シノって感じだよね お陰でますます強くなったんでしょ?どんな敵が来たって楽勝でしょ!」
メロン「本当にお気楽な人」
ミント「何だよその言い方!強くなったんだからもう大丈夫だろ!?」
シノ「そう言いたいですが、幻夢教も一筋縄では行かない相手ですし、前より格段に強くなったとはいえ、油断はいけませんよ
  秘薬の効果を過信して、修行を怠ってしまっては、腕が落ちてしまうと思いますし、修行はこれからも休まず続けないと…」
ミント「ストイックだねえ…」
メロン「ミントも見習えば?少しはマシになるかも」
ミント「あたしは別に強くなろうなんて思わないし、戦いなんてそんな大怪我するか下手すりゃ死ぬかもしれないような事やりたくないし」
メロン「全く…これだから温室育ちのお嬢様は」
ミント「何だと!?」
シノ「喧嘩はそこまでにしてください ミントさんの言う事も分かります
  私は、ミントさんみたいに戦いなんてしたくないって思う人達の為にも、この戦いを終わらせたいんです」
メロン「いつ終わるかも分からないのに?」
シノ「それでもです いつ終わるか分からないからって誰もやらなきゃ苦しむ人が増えるだけですから
  そんな人を1人でも増やさない為に戦うんです その為には強くならないと……」
メロン「お人好しなんだから…」
ミント「それがシノの良い所だよ 本当に正義の味方っていうか、その素質を持っているよね
  ねえ、もし良かったら、シノの活躍を小説にさせてよ!」
シノ「え…ええっ…!?そんな…恥ずかしいです」
メロン「大丈夫でしょ どうせ3日で飽きるから」
ミント「そんな事は無いって!ねえ!もっと色々教えてよ!闇の忍び部隊結成の話とか!」
シノ「忙しいのでまた今度にしてください」
ミント「え〜!良いじゃんか〜!」
メロン「そこまでにしなさい 本当人が困る事しかしないんだから」
ミント「何だよその言い方!」

シノ(何だか、久し振りに帰って来た気分です……こうしてメロンさんやミントさんと話している時間本当に楽しくて…
  ここが私の帰る場所なんだなって……そう思えるんです 出来れば戦いなんて本当に無くなって、この時間だけがずっと続けば良いな
  …なんて思ってしまいます ……本当にそうなってしまえば、どれだけ幸せなのでしょうか……)




 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第漆拾弐話 裏切りは突然に!我が名は夜叉丸



217 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/17(Tue) 00:18

 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)
  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編(>>66-69)
  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏(>>73-76)
  第伍拾玖話 魑魅魍魎!悪霊達の宴(>>87-90)
  第陸拾話 悪霊退散!正義の炎燃え上がる時(>>97-102)
  第陸拾壱話 戦々慄々!幻影五人衆現る(>>109-114)
  第陸拾弐話 七転八倒!見えない思惑、隠された罠(>>131-134)
  第陸拾参話 怨霊跋扈!追い詰められた忍び(>>137-139)
  第陸拾肆話 電光石火!花火師決死の一発(>>151-154)
  第陸拾伍話 大死一番!花影流最後の試練(>>159-161)
  第陸拾陸話 呉越同舟!妖精を追え(>>164-166)
  第陸拾漆話 雷轟電撃!雷殺剣・召雷闇龍獄炎葬破斬(>>176-178)
  第陸拾捌話 阿鼻叫喚!復活の幻夢四天王(>>181-183)
  第陸拾玖話 星火燎原!希望の光、未だ消えず(>>188-189)
  第漆拾話 威風堂々!降り立った花影の戦士(>>191-196)
  第漆拾壱話 悲願達成!遂に入手、妖精の腕輪(>>211-213)




シノ「えっ…!?リップルスターに帰ってしまうんですか?」
カグヤ「うん 実はさっき、お姉さまと連絡をしていて…」

 女王「良かったぁ〜!妖精の腕輪もカグヤちゃんも無事で、本当に良かったです!
   今から遣いの者をポップスターに送りますので、もうリップルスターに帰れます
   早く帰って来てお仕事手伝ってください…今書類がこんなに沢山あって…
   私1人じゃとても大変なの!早く帰って来てください〜〜!」

カグヤ「……ってさ」

ジュキッド「……何と言うか…」
タック「随分と頼りなさそうな女王様なんでんな」
カグヤ「本当!私がいなきゃあたふたしてばっかりなんだから!昔、私が別件でリップルスターにいなかった時、
  リップルスターの宝、クリスタルが狙われた事があって、その時も自分で何とかしないで普通の一般の妖精に頼っていたんだから!
  女王なのに情けないったら!」
暗闇斎「大変苦労されていたのでござるな……その苦労、分からぬでもない……拙者も、大王様に山のように雑用を押し付けられた事があってな……」
シノ「陛下の悪口は父上でも許しませんよ」
暗闇斎「いや……そのつもりでは……」
サスケ「しかし、これでチビとはお別れか……今まで鬱陶しかった分、清々するぜ」
カグヤ「そんな事言って、本当はすごく寂しいんじゃないの〜?素直になったら?」
サスケ「五月蝿ェ!そういう所が鬱陶しいってんだ!妖精の星だか何だか知らねえが、さっさと帰りやがれ!」
カグヤ「じゃあさ、いい加減チビって呼ぶのやめてよ 私にはカグヤっていう立派な名前があるんだから!」
サスケ「そうだな…チビと呼ぶのはもう辞めるか 何だかんだ言っても、充分助けられたしな」
カグヤ「うんうん!」
サスケ「だから呼び方をチビからチビ姫に昇格させておいてやる」
カグヤ「何それ!結局チビ入ってんじゃん!」
タック「そや、折角やさかい、カグヤちゃんとお別れする前にお茶でも飲みまへんか?
  実は皆の分淹れておいてたさかい」
ジュキッド「おおそうか、お前にしては随分と気が利くじゃねえか」
サスケ「お前…さては何か考えてやがるな」
タック「何も考えてへんよ このままお別れするのが寂しいと思っただけでっせ」
ジュキッド「うん……美味いな」
タック「そりゃあ高いやつを買うて来たからな!」
暗闇斎「金を出したのは拙者でござるがな……」


218 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/17(Tue) 00:20

シノ「そういえば父上、ワイユーさんは…?」
暗闇斎「初代殿は遺跡、闇の墓場に行ったでござるよ
  あそこは初代殿が自らを長い間封印していた場所…色々と思う所があるのでござろうな」
タック「ほらほら、冷めない内に飲んだ飲んだ 飲み終わったら皆でカグヤちゃんを送りに行きまひょか!」
シノ「そうですね……所で父上、妖精の腕輪は……」
暗闇斎「ここにあるでござる 奪われぬよう、大事に保管していたでござるよ」
シノ「ありがとうございます」
暗闇斎「腕輪は暫くシノに預けよう」
シノ「え…?私……?」
暗闇斎「カグヤ姫を送り出す途中、刺客が腕輪を狙って来るかもしれぬ……シノに持たせておいた方が安心でござろう」
シノ「分かりました……」
タック「せやせや!シノ姐はんに持たせておいた方が安心やな!」
サスケ「さてはお前…何か考えているな?」
タック「何も考えてない言うたやろ!それじゃあ飲み終わったら出発進行や!」

サスケ「………………………」
シノ「サスケさん……まだタックさんの事を………」
サスケ「……何でもねえ………本当に杞憂で終われば良いがな……」
シノ「……………………」





カグヤ「ここで大丈夫! この場所から迎えに来てくれるってさ ここまで送ってくれて、ありがとう!」
シノ「少しの間しかお話出来ませんでしたが、とても楽しかったです」
カグヤ「私も!もしかしたら、良い友達になれたかも……いつか遊びに来てよ!約束!」
シノ「分かりました 約束します」
暗闇斎「ではシノ、カグヤ姫に妖精の腕輪を……」
シノ「はい……それではカグヤちゃん……………っ……!」

ジュキッド「……!シノ殿の様子が…!?」
カグヤ「シノ……!?」
サスケ「待て…!腕輪が……!」
暗闇斎「馬鹿な…!いつの間にか無くなっている……!」


タック「やれやれ……ようやくこいつを手に入れる事が出来たわ………
  今まで厳重に保管されて、近づく事すら出来へんでいたからな…
  腕輪を手に入れるとしたらこの瞬間しかない……丁度良いタイミングで薬の効果が効いて良かったわ
  もっとも、必ずこのタイミングで薬が回るよう上手く調合したのはこのボクの技術あってのモンやけどな!」

サスケ「てめェ……!」
ジュキッド「タック……!お前、何を言っているんだ…!?」
シノ「タック…さん………!」

タック「何や…まだ起きてはったのか……秘薬とやらの所為で完全には眠らせられへんかったか…」
暗闇斎「どういう事でござるか……?シノに何をした……!?」
タック「さっき全員に茶を配ったやろ その中にシノ姐はんの茶にだけ薬を入れておいたんや
  入れた薬は睡眠薬や…しかも超強力のな
  本来なら、深い眠りに落ち、半日は目を覚まさない効果なんやけど、
  どうやら手足が痺れる程度しか効かへんかったようやな……まあ動きを止められればそれで充分やけどな」

サスケ「暗闇斎がシノに腕輪を託す事も計算に入れてやがったのか…!」

タック「あんたは、随分とワイの事を疑っていたようやけど、結局はワイが一枚上手やったって事や」
サスケ「そうか……やっぱりてめェが内通者だったか……!」
タック「苦労したんやで あんたらの仲間のフリしながらクチナワ様に情報を送るのは
  疑われないように間抜けな芝居までしなきゃならへんかったから、ホンマに骨の折れる仕事やったわ」
ジュキッド「何を……言っているのだお前は………!?」
タック「ま〜だ理解出来んのでっか……なら教えたるわ!
  ワイこそが!クチナワ様配下、暗殺者集団幻影五人衆最後の1人、夜叉丸様じゃ!」
ジュキッド「幻影五人衆だと……!?」
サスケ「てめェが5人目だったのか……!」
暗闇斎「いつからだ……いつから拙者達を騙し続けていた……!?」
タック「最初からや デスドラースや文左衛門はクチナワ様にとって邪魔な存在やったから
  あんたら闇の忍び部隊を利用して2人を排除した クチナワ様が作戦指揮になった時、
  今度は仲間のフリをしてあんたらに罠を仕掛け、上手い具合に闇の忍び部隊を消し去る作戦やったけど、
  中々上手く行かんかった……流石は闇の忍び部隊と言った所や………
  せやけど、その命運も今日で尽きたんや 今、腕輪はワイの手の中にある!こいつがもうじきクチナワ様の手に渡り、
  これであんたらの戦いは終わりや!そしてクチナワ様がこの星を支配する時代が遂に始まるんや!」


219 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/17(Tue) 00:22

カグヤ「タック……!あんた……一体何考えてんのさ……!?」
サスケ「てめェ!!」
カグヤ「サスケさん!?」
サスケ「食らいやがれ!!!」

 ドォォォォオオオオオオオオン!!!

タック「無駄や」

 ビュン!!

ジュキッド「速い……!」

タック「ホンマに血の気が多いなあ……そのお陰で攻撃のパターンが手に取るように分かる」

暗闇斎「タック…!」

タック「処刑なら、全てが終わった後に受けたるわ もっとも、あんたが生きていればの話やけどな!」

カグヤ「タック…!返して…!妖精の腕輪…!返して……!返しなさいよ!!」
タック「…ったく、やかましい嬢ちゃんやなあ……返してって言われてはい分かりました!って返すバカがどこにおんねん
  こいつはありがたく使わせてもらいまっせ!」
シノ「タックさん………!」
暗闇斎「貴様……もう許しておけぬ!!」

タック「残念 時間切れや」


 ドン!!!

暗闇斎「なっ……!!」

クチナワ「ククククククク……!よう出来したのう夜叉丸…!それでこそ妾の自慢の配下じゃ」
タック「そう仰っていただいて光栄です クチナワ様」
クチナワ「さあこっちじゃ 参れ」
タック「はっ」

シノ「待って……待ってください………!」

タック「…………」

シノ「私は……信じています……タックさんの事……!だから……そんな事………」

タック「……ホンマに吐き気がする程の甘さやな ワイはあんたの事が1番大嫌いやった
  まるで世間知らずかと思うくらいのお人好し……反吐が出るわ
  良えか、1つ教えたるわ 世間っちゅうのはな、あんたが思う程綺麗や無いんや
  綺麗どころか、ワイみたいな汚い奴らがぎょうさんおる…これが現実の世界や!
  夢ばかり見てんちゃうぞ小娘が!あんたの思う平和な世界っちゅうのはな、所詮絵空事なんや
  平和だの戦いの無い世界だの…そんな綺麗事だけでこの世界が救える程甘くは無いんや!」


シノ「それでも……私は守りたいんです……この世界を………そして…貴方の事も………!
  芝居だったとはいえ……仲間として一緒にいてくれた事……その時間は私にとってかけがえのないものでした………
  私は……頼りにしていました………今でも……信じています…………!」

タック「……しょうもな!所詮仲間ごっこや!あんたらとの繋がりも今日限りや
  このまま世界が支配されて行く様を指でもくわえながら眺めてると良えわ」
クチナワ「……話は終わりか?」
タック「お待たせして申し訳ございません 行きましょう」

シノ「タックさん……!」



タック(……シノ姐はん………御免な………せやけど、もう後戻り出来へんのや……………
  偽りの友情やったけど……闇の忍び部隊としていられた事、悪くなかったでっせ………)




カグヤ「………………そんな……そんな事って……………………」

ジュキッド「サスケ殿……済まなかった……もう少しお主の言葉に耳を傾けていれば……」
サスケ「気にするな…もう終わっちまった事だ……それより、やらねえといけねえ事がある筈だ」
暗闇斎「ああ……
  では指令だ シノの薬の効果が切れ次第、妖精の腕輪を奪還せよ!
  可能ならばクチナワの討伐……そして夜叉丸…タックの粛清に向かえ!」
ジュキッド「委細承知」
サスケ「同じくだ………」

シノ「………………………………………」




  第漆拾弐話 裏切りは突然に!我が名は夜叉丸 終



暗闇斎「次回予告でござる 妖精の腕輪を奪還すべくクチナワの城に向かう闇の忍び部隊一同
  しかし、クチナワの配下である幻夢教の教徒達が行く手を阻む
  腕輪は無事奪還出来るのか…それともこのまま世界を支配されてしまうのか…!一刻も早く急げ!
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第漆拾参話ご期待ください」

220 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/07/17(Tue) 01:00
カービィがRPGになったら楽しそうだね

221 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/07/18(Wed) 00:52
カービィーに性別ってあるの?

222 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/07/19(Thu) 01:30
あのタックが五人衆のメンバーだから、幻影五人衆って雑魚だよね。

223 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/19(Thu) 10:24

>>220

ミント「忘れたころにカービィRPG化の話が上がるよね 歴代のスレでも何度か話題になった事があったけど、
  未だに公式の手で実現されていないね ファンの人がツクールで作った、いわゆる二次創作のゲームならあるらしいけど」
メロン「マリオのRPGあるぐらいだから、なっていてもおかしくはないわね」
ミント「カービィの場合、コピー能力があるからか…?あれはアクション向きの特徴だからね
  RPGとなると、中々設定を活かしにくいのかな……?」
メロン「ダンジョンの中にコピー能力を手に入れられる場所があるけど、一定のダメージを受けると能力が解除されてしまう…みたいな」
ミント「それ、戦力外になっちまうじゃん どうすんだよ」
メロン「ポケモンみたいに悪あがきするんでしょ」
ミント「随分といい加減だな……」
メロン「むやみにカービィキャラに台詞を入れたりすると、批判の声も上がると思って出来ないって予想も出来るけど」
ミント「ああ…もしかしたらそれが理由かもな……でもマリオのRPGでそういう話を聞かないから、別に大丈夫なんじゃないかなと思うけど」
メロン「どうかしらね…少なくともシノは、デデデが語尾に「ゾイ」を付けるのは反対派だから、ゲーム内でそういう喋り方だったら受け付けられないとかあるかも」
ミント「そうだな…大体アニメ基準になっている感じもあるしな…やっぱり賛否両論になるかもしれないな」
メロン「いっその事デデデは登場させないって手もあるけど、それはそれで批判になりそうだし」
ミント「難しいな……まあHAL研なら、その辺上手く考えてくれるでしょ!」

>>221

メロン「『カービィ』ね 時々間違える子がいるけど、『グーフィー』みたいに最後は伸ばす必要は無いの
  『カービィー』って最後の方を伸ばしてしまうと、何だか間抜けに見えて来るわね
  『カービー』と書いてしまう子もいるけど、ますます安っぽい感じに見えてしまうわね
  やっぱり『カービィ』と書いた方が字面も美しく見えて、まさに完成された名前って感じ
  つまり、何が言いたいかというと、間違えて書いたらファンの人の怒りを買う事になるから気を付けなさいという事 ただそれだけ」
ミント「じゃあ最初からそう言えよ」
メロン「しょうがないじゃない 短文で返すと塩対応だと思われるのも癪だから、文字稼ぎよ」
ミント「それ言っちゃったら駄目だろ」
メロン「ちなみに性別は男ね 公式は明確にはしていないけれど、紹介文に「彼」と書いてあったり等、男だと思われる描写がいくつかあるわ」

>>222

メロン「そうね 暗殺が得意ってだけで、実際そこまで強いってわけでもなかったから雑魚といえば雑魚よね
  特別強かったみたいな描写も無かったし…はっきり言ってしまえば、雑魚よね」
ミント「はっきり言いすぎだろ流石に」
メロン「ついでに幻影五人衆の裏設定の話をするけど」
ミント「え…?そんなのがあるのか…?」
メロン「幻影五人衆の元ネタは、幽遊白書の暗黒武術会に出て来た六遊怪チームとか魔性使いチームとか色々らしい
  キャラクターを1人1人掘り下げていくと、
  
  牙羅…人形師 殺した人間の体で人形を作り、その人形を操って戦う 人形から発せられる声は全部彼の吹き替え
  殺しを行う前に何故か中島みゆきの「時代」を歌う癖がある お気に入りの歌だったみたい
  裏方専門と自称するだけあって、戦闘は操り人形に任せて自分は裏方に徹する その時は余裕綽々とした態度だけど
  人形が無くなったり表に出ている時等余裕がない時はチンピラみたいな喋り方になってぶっちゃけ小者臭い
  サスケさんと戦って人形を全部爆破され、逆上したが返り討ちに遭い、満身創痍で逃げ帰ろうとした所を
  今度は冥府の騎士団のメアに襲撃され、返り討ちにしようとするも逆に圧倒され、あまりの強さに怯えて逃げた所を止めを刺されて死亡 雑魚
(続く)

224 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/19(Thu) 10:25

>>222(続き)
  
  亜鐘…葬儀屋 亜鐘と書いてアベルと読む アカネと読んではならない 変換するときは「あかね」と入れなきゃ出ないけど
  葬儀屋と言うだけあって念仏を唱えるのが得意 念仏を唱えながら呪術を使用する 幻影五人衆のナンバー2
  まあ雑魚ばかりの五人衆の中でもちょっと強い部類だったから、妥当な地位かもしれない
  基本剛魔とペアを組んでいて、初代暗闇斎さんや地雷矢さんと戦う時は剛魔と連携技で追い詰めようとしたけれど、2人がかりでも勝てなかったあたり、小者臭さはある
  最期はツキカゲ坊やと1対1で戦う事になり、呪術で追い詰めるも逆にパワーアップさせてしまい、新技の餌食となった噛ませ犬
  情けない声を上げて跡形もなく消え去った、可哀想な雑魚
  元ネタは幽遊白書六遊怪の是流 そしてツキカゲ坊やとの戦いの元ネタは飛影VS是流 そのまんまだったから気付いた人は気付いたかもしれない

  剛魔…棺桶職人 棺桶を作るのが得意で1日100個以上の棺桶を作る でも言葉が流暢に話せなかったり、あっさりと嘘に引っかかったりと色々頭が可哀想な人
  攻撃パターンも、棺桶を投げるか振り回すかぐらいしか無く、亜鐘の呪術で飛ばして貰ったりもしているが、はっきり言って亜鐘がいないとただの雑魚
  その為基本亜鐘とペアで行動している
  妖精を追い掛け回している所、初代暗闇斎さんとサスケさんに出くわし サブタイトル前の冒頭の話であっさり殺されてしまった雑魚

  鏡花…別名死霊の巫女 死霊の鏡で悪霊を蘇らせたり、悪霊を攻撃として使用する事が出来る また、死霊の鏡は封印に使う事も出来る様子
  名前の由来は某死神の刀の名前にもなった四字熟語「鏡花水月」から 最初は水月という名で登場する予定だったが、鏡花の方が女性らしいという事でそっちになった
  物腰は柔らかく、口調も丁寧だが、口八丁で性格が非常に悪く、いわゆる慇懃無礼 シノの性格を悪くすると鏡花になる
  クチナワ最後の切り札だった幻夢四天王があっさり斃され、自身も帰る場所が無いと自殺を決めようとした所、シノのワンパンで見せ場なくあっさり気絶
  幻影四天王のリーダーという立ち位置だったが、大した戦闘シーンも無く片付けられた可哀想な雑魚

  こんな感じだから仕方が無いわね」
ミント「こうして見ると、見事に雑魚の集まりだったんだなあ……」
メロン「闇の忍び部隊が強すぎたというのもあるのでしょうけれど 相手が悪かっただけの可哀想な集団だから、これ以上悪く言うのは辞めましょう
  皆違って皆良い 以上」
ミント「散々ボロクソに言ったのに、よくまあそんな台詞が言えたもんだな」

225 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/19(Thu) 22:33

ミント「皆さんにお知らせがあります」
メロン「シノが次回から復帰出来るらしいので、次回からは闇の忍び部隊に交代する事になった」
ミント「復活してますますパワーアップしたシノと、その仲間達との愉快痛快なやり取りを是非ともご覧ください!」
メロン「本当に愉快痛快かは分からないけれど」
ミント「それともう1つ、私達G3が、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜の広報部に任命されました!」
メロン「面倒な話になった」
ミント「面倒とか言うなよ」
メロン「具体的に何をするわけ?」
ミント「よくぞ聞いてくれました!」
メロン「何そのキャラ…?うざいんだけど……」
ミント「闇の忍び部隊の皆が普通のおたよりを返しているその裏で、
  私達G3が、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜の裏設定の話や次回の話等、思う存分語っちゃいます!
  また、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜に関する質問やおたよりは基本私達が返事を返して行きます!
  本編では語れなかった裏事情等、別に頼まれていなくてもどんどんぶっちゃけて行く予定です!」
メロン「本編の出番が少ないからこういう役目を貰ったというのもあるけど」
ミント「まーその辺の事は良いじゃん!というわけで、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜広報部もよろしくお願いします!
  一応言っておくと、名義はGirl3のままで活動するんで、そこんとこよろしく!」
メロン「そこは譲らないのね…」
ミント「譲る気はありません それじゃあ次回もよろしく!さよなら!」

226 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/07/19(Thu) 23:16
今年の祭りには誰が参加するの?やはりシノ?

227 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/07/20(Fri) 03:43
君たちの尻2つに割れてるよ!?ヤベー!

228 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/07/20(Fri) 23:43
カービィって異性にモテるのかな?
人間で言うとイケメンだったりするの?

229 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/07/21(Sat) 00:17
星のカービィ2で真のエンディングを見られなかった苦い思い出がある。
ラスボスはダークマターなのね

230 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/07/21(Sat) 23:42
忍び街道まっしぐら!の原作ってエロゲなの?

231 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/07/22(Sun) 00:13
闇の忍び部隊の前に最後に立ちはだかるのは…星の夢か…!(ロボボプラネットのラスボス)

232 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/22(Sun) 00:23

シノ「お久し振りです、シノです ようやく復帰出来ました
  メロンさん、ミントさんには頑張ってもらいましたので、2人には月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜の広報部もやってもらう事にしました
  本編の中で拾う事が出来なかった裏話、キャラクターの設定話、裏事情等、何かあれば解説します
  時々私達の中から1人ゲストとして登場…もするかもしれませんが、そのような事を考えています そちらもよろしくお願いします」
カグヤ「ようやく腕輪を手に入れられてリップルスターに帰れると思ったのに、タックの奴、一体何を考えているの!?」
ジュキッド「何だかんだ言って、あいつは裏切るような奴ではないと思っていたのだがな……」
シノ「今まで何度か助けてもらった事もありましたし、タックさんの事、敵だなんて思いたくないです…
  …少し感傷的になってしまいました……返事を返して参りましょう」

>>226

シノ「この中で参加するとしたら、私ですね
  正直言いますと、今回も参加するかどうか、迷っています……お話する事は楽しいですので、また参加したい所ですが、
  色々な議論が交わされているみたいですね……今回から掛け合い形式を解禁するとかどうとかって……
  掛け合い形式も良いならそうしたいです…人数制限はありそうですが
  もし掛け合い形式が大丈夫なら、個人的には、名無しさんに返事を返す時は掛け合い形式で、キャラハンさんに返事をする時は私1人で
  そういう風に考えています
  いつも掛け合い形式でやっているので、名無しさんを相手にする時はいつも通りでいたいというのが本音です
  1人で返すと、どこか勝手が違うと言いますか……キャラハンさんとお話する時は1人でも大丈夫なんですが
  その辺りの制限を緩和してくださると有難いですね…

  迷っている理由は他にもいくつかありまして、
  正直、ミスコンを無くして欲しいと思っています
  身勝手な理由なんですが、私、負けるのが嫌いなんです
  投票数で負けてしまうと、悔しくなってしまって…だからと言ってそこまで票が欲しいというわけでもありませんが、
  前回の記念祭で空気を読まずにあんな発言をしてしまって、今思うと凄く恥ずかしいです…
  でも純粋に嬉しくもありました 沢山応援してもらって票をいただけて、とても感謝しています
  それと、投票権はこちらもありますが、誰に投票して良いか本当に迷ってしまって…
  本当なら全員にあげたい所ですが、そういうわけにも行きませんし、投票しなかった方々に申し訳ないという気持ちの方が強くなってしまいます
  気にしなくて良いと皆さん仰ってくださるのですが……心が痛みます
  そんな辛い思いをするなら、やらない方が幸せでいられるのに…と思う事もありました
  すみません、私の身勝手な話ですので、気を悪くしてしまったら申し訳ありません
  ミスコンは恒例の行事になりましたので、私個人にあれこれ言う資格は無いのは分かりますが、だからと言って溜め込んでおきたくもなかったんです
(続きます)

233 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/22(Sun) 00:24

(>>226 続き)

  それともう1つ、お祭り会場を山火事にしたり、犯罪予告とか、モラルを欠いたような内容が多く見受けられた事も、参加を躊躇う理由でもあります
  せっかくのお祭りですし、楽しい場にしたいというのは皆さんそうでしょうし、書き込む分には自由だし、何より皆の反応が楽しみというのもあると思います
  だけどモラルまで無くして良いとは思いません
  会場にゴジラを登場させる、宇宙からの侵略者、巨大隕石が衝突…面白い演出と思うかもしれません 警備の方々の活躍が見たいというのもあるのでしょう
  でも私はそういう書き込みを見た時、どう返事を返して良いか分からず困っていました……返事が難しければ無視すれば良いと言われればそれまでですが、
  話について来られる人だけついて来て、そうでない人は別に付いて来なくて良い…という風にも聞こえるんです 私だけかもしれませんが
  参加者はベテランばかりでなく、初心者の方だって来られる筈です
  名無しさんの提供した話題をいかに膨らませ、楽しく盛り上げて行くかというのがキャラハンの役目とも思いますが、得手不得手はそれぞれです
  そう言う私も、去年の祭りの肝試しの時に悪霊の役になって、悪ふざけに走った事がありましたので、人の事は言えないですが……
  名無しさんもキャラハンさんも、お互いが楽しく、より良い関係性を築き上げられれば、それが1番の理想ですが、考えや気持ちは皆同じではないから、中々難しいものです
  ……私個人の、身勝手な意見です 賛否色々あるかと思いますが、戯言だと思って流してください 言いたい放題言ってすみません
  最初にも言いましたが、お話する事は楽しいと思っていますので、出来れば参加はしたいです 以上です」


234 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/22(Sun) 01:05

>>228

シノ「リボンちゃんのように同年代(?)からは理想の彼氏として好かれるみたいです
  アドレーヌさんのような年上の女性からは放っておけない弟のような存在として可愛がられています
  モテていると言えば、その通りかもしれないですね
  私も、カービィさんの事、とても可愛らしいと思います 人懐っこくて、私にも甘えてきますし、
  食いしん坊ですけれど、どこか憎めなくて…ご飯あげたくなっちゃいます
  そう思わせるくらい、魅力があるという事ですね」
カグヤ「うーん…私から見ればまあまあかな…って感じ
  私、サスケさんみたいな人が良いかな 最初は凄く怖い人って思ったけど、何だかんだ言って優しい所あるし」
ジュキッド「そうなのか 本人に聞かせてやりたいな」
カグヤ「言わないで!…でも、チビって呼ぶのは嫌だな……」
シノ「それはサスケさんの事が好きだからですか?」
カグヤ「別にそういうんじゃなくて…!サスケさんみたいな性格の人がタイプってだけで…
  ってああもう!何でそういう話になるの!?」
ジュキッド「カグヤ嬢からそういう話をしてきたのではないか…」
ワイユー「思う事は人それぞれでござる どうせ噂をされるなら、良い方が良いでござるがな!わっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
カグヤ「本当にいつも明るいね」
シノ「真面目モードの時はそうでもないんですけどね……」
ジュキッド「全く掴み所の無い男だ」
ワイユー「そりゃあ忍びでござるからな!わっはっはっはっはっはっはっは!」

>>229

シノ「歴代の中でも、難易度は高い方だと思います2は
  まず、虹のかけらから見つけるのが大変でしたし、100%クリアも達成するのに一苦労でした
  当時は攻略本無しで100%達成までたどり着きましたが、最初からやれと言われると、もう覚えてないかもしれませんね
  2より鏡の大迷宮の方がもっと大変でしたが…どうやってクリア出来たのかも覚えてないです
  こういう一筋縄では行かない難しさがあったからこそ、名作になり得たのでしょうね
  2の最後のボスはダークマターです 虹のかけらを全て集め、最後のステージで待ち受けるデデデ陛下を倒す事が出来た人だけが
  その姿を見る事が出来ます そこまで進めた方は、果たしてどれくらいいるでしょうか…」
カグヤ「画像検索すればいくらでも出て来るけどね」
シノ「それは言ってはいけません…」


シノ「それでは、今回はここまでです
  次回もよろしくお願いします さよなら」

235 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/22(Sun) 02:05

ミント「オッス!あたし、ミント!
  どうやら、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜に関する返事が来てあたしらの出番が回ったようだ!
  あたし、ワクワクすっぞ!」
メロン「頑張れメロン、お前がナンバー1だ」
ミント「馬鹿野郎!お前も答えるんだよ!」
メロン「じゃあ何でキャラを変えるの」
ミント「純粋に言ってみたかっただけなんだよ!」
メロン「そんな言い訳されても扱いに困るだけからさっさと返事に移れ」
ミント「はい…」

>>230

ミント「エロゲ…?ああ、シノの名乗りの時の台詞?
  確か…『悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業!!』ってやつだよね あれ、超カッコ良くない?
  ヒーロー好きのあたしからすれば、ああいう感じの勢いって、盛り上げる演出で中々良いよね!」
メロン「台詞や動作まで完コピか……流石ヒーローオタクは違う…」
ミント「ダイレンジャーの名乗りのポーズまで再現出来るからね!それはまあ良いとして、
  あれの台詞の元ネタがまあエロゲってだけで、全部が全部そうというわけではないね!
  必殺シリーズや他の時代劇とか忍者系の戦隊とか、他作品の漫画とか、元ネタは幅広い気がするな
  ちなみに幻夢教の幹部は、当初はハリケンジャーの暗黒七本槍がモデルだった 後からギンガマンの敵幹部とか、モデルが色々付け加えられたけど
  例えば、第二の敵幹部として現れた文左衛門さんは剣将ブドー、後は仮面ライダー剣のタランチュラアンデッド
  ツキカゲが闇堕ちするのは、実は文左衛門さんが現れたという段階から、もう既に考えられていた事だったんだ
  …という事はツキカゲが元に戻るのは……ああ、ネタバレになってしまうな、これ」
メロン「話的には、まだまだ引っ張り続きそうな展開になりそうね……」
ミント「とはいえ、どういう風に決着が付くのか、粗方イメージ付いてしまったんじゃないかな…
  全くのオリジナルのつもりだけど、どうしても似てしまうのはご愛敬!自由に書くのはタダじゃない!じゃない?」
メロン「広報部ってこういうノリでやって良いのかしら…」

>>231

ミント「何と!!それは衝撃的な展開!!まさにアンビリバボー!!この世は世紀末!!」
メロン「何言ってるか分からないんだけど」
ミント「最後の展開はどうなるのか、考えてなかったけど、当初からラスボスは邪幻斎って決めてたから、
  最終決戦は邪幻斎になりそうかな……どういう終わり方になるかは今の所はっきりと浮かんで来ない
  先の話だと思うし っていうか、クチナワ戦がどうなるかを予想するのが先だろ」
メロン「そうね…どうなると思う?」
ミント「そうだなあ…タックがもし腕輪をクチナワにあげちゃったらクチナワがパワーアップしちゃうわけでしょ?
  もしそうなったら、秘薬で強くなったシノがどれ程クチナワ相手に立ち回れるかがポイントだな…
  シノの方が力は上か…それとも互角か……あるいは………いやいや!そんなわけはない!
  殆どの登場人物が苦戦した幻夢四天王すら圧倒する強さを見せてくれたんだ!負ける筈が無い!」
メロン「何だか、パワーインフレが起こりそうな気がしてならないわね…」
ミント「当初の設定ではインフレはしないって決めてたんだけどなあ……ただやっぱり途中でパワーアップの話があったりとか、
  ヒーロー物だと結構ありがちだから、そういう展開もあれば良いのにと思ったんだよなあ……
  ただやりすぎると、メアリー・スー化の可能性も出て来るから、この加減って結構難しいよね」
メロン「例えメアリー・スー化したとしても、シノなら許されそうな気がするの」
ミント「見せ方とか、演出によるんじゃないかな……!
  シノだけでなく、他のキャラにも見せ場があるから、まだ大丈夫な方か…?
  主役だけでなく、脇役にも魅力があれば、作品としては成功だけれど………」
メロン「逆に言えば、作品が駄目駄目なら、脇役どころか、主役すら魅力的に見えなくなるわけでね…」
ミント「難しい…!でも書きたいから書く!結局は自己満足なんだけどさ!でも良いじゃん!自分のスレなんだし!」
メロン「そういう開き直り方は良くない気がする」

ミント「…というわけで、返事は以上だな こんな感じで、色々暴露しちゃいます!暴露しすぎて、正直やばいんじゃないかと思うけど、
  それは明日考えよう!それじゃあ今日は遅いんで、おやすみ!」

236 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/23(Mon) 23:42

暗闇斎(ナレーション)「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」



ジュキッド「……もう動けるか?」
シノ「はい…大丈夫です 皆さんには迷惑をかけました……」
サスケ「誰も恨んじゃいねえよ……早え所腕輪を取り返して、ついでにあの裏切り者をぶん殴るぞ」
暗闇斎「…忘れていたが、タックは暗殺技術として薬の調合にも精通していた……その事にもう少し早く思い出すべきでござった」
ワイユー「過ぎ去ってしまった事をあれこれ言っても仕方あるまい……話は大体聞かせてもらった
  ……やはり、クチナワと裏で繋がっていたのか……薄々そんな気はしていた……」
ジュキッド「気付いていたのか?」
ワイユー「随分前からな…クチナワからの指示で、拙者を罠に掛けようとした事も本当は分かっていたでござる
  だがお主達の事も大切にしようとしている一面もあったから、拙者は何も言わなかった」
シノ「タックさんは、本当に私達の事を裏切ったのでしょうか……?これはきっと何かの作戦じゃないのでしょうか……」
サスケ「あいつが何を考えているのかは知らん 奴にどんな理由があろうと今まで俺達を騙し続けていた事に違いは無い」
暗闇斎「……カグヤ姫、タックが今、どこにいるか分かるでござるか?」
カグヤ「……ここから南20km……もしタックがまだ腕輪を持っているなら……」
暗闇斎「その辺りにいるという事でござるな」
シノ「……分かりました 行きましょう」
暗闇斎「恐らく近くにクチナワもいるでござろう 恐らく奴と戦わなければならなくなるかもしれぬ……」
シノ「はい……分かっています……」
暗闇斎「気を付けるのだぞ、シノ」
シノ「はい……!」



 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第漆拾参話 クチナワとの決戦!腕輪を奪還せよ


 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)
  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編(>>66-69)
  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏(>>73-76)
  第伍拾玖話 魑魅魍魎!悪霊達の宴(>>87-90)
  第陸拾話 悪霊退散!正義の炎燃え上がる時(>>97-102)
  第陸拾壱話 戦々慄々!幻影五人衆現る(>>109-114)
  第陸拾弐話 七転八倒!見えない思惑、隠された罠(>>131-134)
  第陸拾参話 怨霊跋扈!追い詰められた忍び(>>137-139)
  第陸拾肆話 電光石火!花火師決死の一発(>>151-154)
  第陸拾伍話 大死一番!花影流最後の試練(>>159-161)
  第陸拾陸話 呉越同舟!妖精を追え(>>164-166)
  第陸拾漆話 雷轟電撃!雷殺剣・召雷闇龍獄炎葬破斬(>>176-178)
  第陸拾捌話 阿鼻叫喚!復活の幻夢四天王(>>181-183)
  第陸拾玖話 星火燎原!希望の光、未だ消えず(>>188-189)
  第漆拾話 威風堂々!降り立った花影の戦士(>>191-196)
  第漆拾壱話 悲願達成!遂に入手、妖精の腕輪(>>211-213)
  第漆拾弐話 裏切りは突然に!我が名は夜叉丸(>>216-219)


237 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/23(Mon) 23:44

シノ「カグヤちゃん…こっちで間違いないですか?」

カグヤ「うん!真っ直ぐ進んで!」

ジュキッド「カグヤ嬢に腕輪の居場所を探知する力が備わっていて良かった……
  腕輪を使われる前に何とかしなければならないが……」
ワイユー「ああ…何としても間に合わなければ……!クチナワに力を付けさせてはならぬ……!」

サスケ(しかし妙だ……チビが腕輪の場所を特定できる事はあいつも知っていた筈……
  なのに何故、腕輪だけ奪ってチビを無事な状態で置いて行った……?
  単に忘れていただけか……?それとも余裕か……?もしくは、また別の理由が……?)



タック(……カグヤちゃんはあえて無事な状態であいつらの所に残して来た………
  恐らくあいつらは腕輪を取り返しに、もうすぐここに来るやろ)

クチナワ「クククククク……もうじきじゃ……もうじきでこの世界の全てが妾の物となる……!
  邪幻斎亡き後は妾が幻夢教の支配者として君臨し、勢力を広げて行く……
  世界の全ては妾を崇拝し、誰も妾に逆らう者は現れぬ……!」

タック(腕輪が今近くにあるからか、奴は油断している状態や……
  闇の忍び部隊が到着する前に、奴から"あれ"を取り返さなければ……!)



カグヤ「……!止まって!」
シノ「え…!?」
カグヤ「向こう!向こうの建物だよ!向こうの建物から腕輪の反応がする!恐らく腕輪はあの建物の中……!」
サスケ「気味の悪い城だ」
ジュキッド「恐らくクチナワのアジトか……こんな場所に構えているとはな……
  どうする……裏口から入るか……?」
ワイユー「見た所、全方向に警備を配置している……裏口からの侵入も難しそうだ……となれば……」
シノ「……正面突破…?」
ジュキッド「そうするしかあるまいな……」

ダークソードナイト「ほう…面白そうな事を考えているな」

シノ「…!貴方は、ダークソードナイト……!」

バッツ「あっしら冥府の騎士団もいるでゲス!」

サスケ「まずはこいつらが相手か……面倒な事になりやがった」

マッシャー「勘違いされても困る 我々は助っ人に来たのだ」
サスケ「何…?助っ人だと……!?」
ダークソードナイト「その通りだ どうやらここはクチナワの本拠地……
  外だけでなく、建物内にもクチナワを崇拝している幻夢教の信者共が数百人、警備として侵入者の侵入を防ごうとしている
  いくらお前達でも数百を相手にするのは無理があるだろう だから途中までは我々も協力してやる」
ジュキッド「あの時といい、どういう風の吹き回しだ…?まさかこのまま俺達の味方にでもなるつもりか…?」
ダークソードナイト「勘違いするな お前達の味方になどなるつもり無い ただこのままクチナワに世界を支配されてしまうだけでなく、
  お前達までやられてしまっては私の立場が危うくなるからな……この世界を支配するのも、闇の忍び部隊を斃すのも全てこの私の役目だ
  その役目を奴に奪われたくは無いというだけだ」
メア「ふん……そんなものの理由の為に忍びと手を組まなければならぬとは……騎士として一生の恥だ」
マッシャー「そうも言ってられん 有利に立ち回る為には、時に手段を選んではならぬという事もある」

シノ「…分かりました 協力してくださる事には感謝します
  でも貴方に世界を支配させるつもりも、貴方に斃されるつもりも、私達にはありません それだけは忘れないでください」
ダークソードナイト「ふん……いずれ貴様の首はいただくつもりだ それまで誰にもやられぬ事だな 行くぞ」
シノ「はい……!」

バッツ「うぅ……ドキドキするでゲス…!」
メア「怖いなら1人で逃げ帰るんだな 足手纏いは必要無い」
バッツ「こ…怖くなんてないでゲス!これは武者震いでゲス!力がみなぎって来たでゲス!」
メア「ふん…寝首をかかれぬよう気を付ける事だな」
バッツ「勿論でゲス!」


238 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/23(Mon) 23:46

ジュキッド「よし……正面突破だ!行くぞ!」
マッシャー「ふん!ぬおおおおおおおおおおおお!!」
ジュキッド「ぬおおおおおおおおおおおおお!!」


教徒「………何だ…?う…うわああああああああ!!!」

 ドォォォォオオオオオオオオオオン!!!


教徒「侵入者だ!!撃てぇーーー!!」

 バン!!バン!!バン!!バン!!バン!!バン!!


メア「走れ!!遅れるな!!」

バッツ「ひい…ひい……!皆早いでゲス…!」


シノ「はああああああああああああ!!花影流!!」

 ヒュバッ!!

教徒軍団「ぐああああああああああああああああ!!」

サスケ「食らいやがれ!!」

 ドガァァァアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!

教徒軍団「うわああああああああああああああああ!!!」

教徒「何だこいつら!!強すぎる!!クチナワ様に連絡だ!!」

メア「させぬ!!」

 ザシュッ!!

教徒「ぐああああああああああ!!」



ダークソードナイト「どうやら上の階は手薄のようだ……ここは我々に任せ、先に行け
  良いか、絶対に死ぬなよ 特に小娘……貴様を斃すのはこの私だからな」
シノ「貴方に言われなくても、私は誰にも斃されるつもりはありません……でも、助っ人感謝します」

ダークソードナイト「……ふん」

教徒「お前は幹部のダークソードナイト……!己…!クチナワ様の邪魔をして、このままただで済むとでも…!!」

 ヒュバッ!!

教徒「ぐああああ!!」

ダークソードナイト「ダークソードナイト"様"だ……幹部を呼び捨てとは躾がなってないな」




クチナワ「……もうすぐで夜じゃな……所でタック、腕輪はどうしたのじゃ?
  さっきから待っておるのじゃ 早く妾に妖精の腕輪を寄越せ」
タック「ああ、そうでした…すんません、すっかり忘れていました……はい、こちらが妖精の腕輪でございます」
クチナワ「………タック、聞こえなかったか?妾は妖精の腕輪を寄越せと言ったのじゃ」
タック「へえ…ですから、こちらが妖精の腕輪で……」
クチナワ「嘘をつくなよ こんなガラクタで、妾を騙せると思うなよ……?」
タック「っ……!」


 〜回想〜


 暗闇斎「何…?妖精の腕輪に似せた腕輪を作って欲しいだと……?」
 タック「ああ……この手しか思い浮かばんかったんや……!」
 暗闇斎「どうするつもりでござるか?」
 タック「偽の腕輪を作り、その腕輪にクチナワの力を弱める術を掛ける……そうすればシノ姐はんは、クチナワ相手に有利に戦える筈や…!」
 暗闇斎「…だが、そう上手く行くとは限らん クチナワとやらもそこまで馬鹿では無い筈……バレればお主は……!」
 タック「分かってる!でもこうするしかないんや…!明日、闇の忍び部隊を裏切る演技をして妖精の腕輪をクチナワの元に持って行く……
   でもこの事はシノ姐はん達には内緒や!姐はん達にはただ一言、ワイを処刑するように伝えて欲しい」
 暗闇斎「どうしてもやるというのか……?」
 タック「あんたにも話した筈や……ワイには、助けたい昔の仲間がいる……それがクチナワの手に捕らえられている……!
   猶予は明日までって伝えられているんや……明日までに妖精の腕輪を持って来なければ、人質は殺すと……!
   どの道もう明日しかないんや…!仲間を無事助けられるなら、どうなったって構わない……!姐はん達には悪いけどな……!」
 暗闇斎「そうか……」
 タック「闇の忍び部隊に入れてくれた事、感謝します……ボクに残された道は、裏切り者として処刑される……ただそれだけですわ…」


239 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/23(Mon) 23:47

タック「……………………!」
クチナワ「……奴らとどのような約束をしたかは知らぬが、こんな安物で、妾の目を騙せると思わぬ事じゃ」
タック「っ……!」
クチナワ「……で、本物はどこにある?まさか持っていない……というわけではあるまいな……?」
タック「……こいつや こいつが本物の妖精の腕輪や……!」
クチナワ「ほう……もっとよく見せてみよ」
タック「こいつを渡す代わりに条件がある……!こいつを渡す前に……!」
クチナワ「"あれ"を返せ……と申すか…?良いじゃろう 妖精の腕輪があれば、あのようなものは必要ない うぬに返してやろう
  ほれ、こいつが欲しかったのじゃろう?ちゃんと中身は無事じゃ この瓶の中に、うぬの仲間の魂は無事に生きておる」
タック「ホンマやな……!?よし、じゃあまずはその瓶を……」
クチナワ「……………」

 ガッ!!

タック「っ……!ぐ……ぐあああああああああああああああああ!!!」

クチナワ「ククククククククッ……!確かに、妖精の腕輪は貰ったぞ」

タック「クチナワ……!!」

クチナワ「クククククククク…!そう簡単に"あれ"は渡せぬ "あれ"を渡せば、うぬはここから逃げる気だったじゃろう
  うぬには妾の手駒としてこれからも働いてもらわねばならぬからな……死ぬまで使い続けてやるぞ 感謝せい」
タック「くっ……!!汚い奴め……!!」
クチナワ「これで、妾の予知した通り、妖精の腕輪が手に入った……!この世界の全ては、もうじき妾の物……!」

 ドォォォオオオオオン!!!

クチナワ「………!!」

シノ「タックさん!!大丈夫ですか!?」

タック「シ……シノ姐はん………!」

クチナワ「ほう……皆お揃いか……1番先に裏切り者の心配とは、どこまでお人好しな奴よのう」

シノ「クチナワ………!」

クチナワ「一足遅かったな 妖精の腕輪はこの通り、既に妾の手の中にある……
  こいつを身に付ければ、妾は更なる力を宿す事が出来る……!まずはうぬらに見せてやろう…!圧倒的な力をな……!」
シノ「そんな……!」
サスケ「させるか!!」

 ドォォォオオオオオオン!!!

クチナワ「クククククク……!」

ジュキッド「無傷だと……!?」

クチナワ「そんなもので妾に手傷を負わせられる筈が無かろう……」


ワイユー「腕輪が……!」

カグヤ「う………うああああああああああああ……!!」

シノ「カグヤちゃん!?」

カグヤ「く……苦しい……!怖い……!何なの…!?このおぞましい気……!」
シノ「クチナワが腕輪を身に付けた事によって……魔力が増幅してしまった……!」
ワイユー「己……!クチナワ……!!」

クチナワ「さあかかって来るが良い この圧倒的な力でうぬらを滅ぼしてやる……!」



  第漆拾参話 クチナワとの決戦!腕輪を奪還せよ 終



暗闇斎「次回予告でござる 妖精の腕輪を身に付け、圧倒的な強さとなったクチナワ
  初代暗闇斎の超忍術も通用しない……シノも立ち向かうが、傷がすぐに回復してしまい、為す術がない……
  世界はクチナワに、このまま支配されてしまうのか……!?
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第漆拾肆話ご期待ください」

240 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/07/24(Tue) 07:15
シノと俺、どっちがかわいい?

241 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/07/27(Fri) 11:45
シノはとても未成年とは思えないなあ

242 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/07/27(Fri) 21:36
このスレのシリーズでwikipedia作れそう

243 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/29(Sun) 02:31

>>240

ジュキッド「うむ……どっちがと言われてもな……」
カグヤ「別に可愛くないし、格好良くもないし」
シノ「そんな事ありませんよ、240さん充分魅力のある人だと私は思いますよ」
カグヤ「優しいんだねシノは あんなダサい恰好して顔もイマイチな人にどっちが可愛い?って言われたら普通腹が立たない?」
シノ「そんな言い方しなくても……お洒落だと思うし、とても素敵な表情ですよ」
暗闇斎「拙者もカグヤ姫と同意見でござる シノの方が何十倍…いや、何百倍、何千倍、何万倍…もっとそれ以上に可愛いに決まっているでござる!!
  240などシノの足元にも及ばん!!可愛いという言葉はシノの為にあるのでござる!!」
シノ「ち…父上…!」
カグヤ「この人…いつのまにここに…?」
ジュキッド「あの人はいつもこうなんだ」
暗闇斎「貴様にはシノの可愛さを教える必要があるようだな…!では一から教えてやろう!シノの可愛さをな!!」
シノ「父上!恥ずかしいからやめてください!」
暗闇斎「まず1つ、シノは拙者が育てた!花よりも大切に育てた故、とても可愛く、美しく育ち、それだけでなく強さも兼ね備えている
  美しい花にはトゲがある……ただの可愛いだけの女だと思って近づいた馬鹿な野郎共はたちまち火傷をする事になるのでござる!」
シノ「父上!!いい加減にしてください!!」
暗闇斎「シノ…何を怒っているでござるか?シノは自己主張が弱いのでござる これぐらいシノについての魅力を大いに語らなければ…」
シノ「しなくて大丈夫です!だからさっさと帰ってください!ハウス!」
暗闇斎「ハ…ハウス…!?シノよ…拙者を犬扱いするでござるか…!?だがそれが良い…時に厳しく叱咤出来るその強さが、シノをより魅力的に…」
シノ「帰ってください!はっきり言って邪魔です!」
カグヤ「大変だね」
ジュキッド「あの人の子煩悩にも困ったものだな」
ワイユー「子を思う親の心は何よりも強い これが親子の強い絆というやつでござるな!わっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
カグヤ「あれは子を思いすぎなような気がするけど」
ジュキッド「だが、あれぐらい子煩悩なら、誰も勝てる気がしないだろうな」

>>241

シノ「未成年ですけど……未成年に思えないってどういう事ですか…?」
カグヤ「うーん……年齢の割に言う事が年上っぽい所とかじゃないのかな?
  あとネタも2〜30代ぐらいのネタをよく使うからとかじゃない?」
シノ「それ、私じゃなくてメロンさんやミントさんの方じゃないかと思うんですけど……」
ジュキッド「うむ…確かにシノ殿は、考えが大人のような所があるな
  とても10代とは思えないような心の強さがある 幼少の頃に過酷な修行を積み重ねてきたからというのもあるのだろうが
  その強靭さは、大人でも中々ないだろう」
カグヤ「でもそういうのって、なんか人生つまんなくなりそうだよね もっと遊んだりいても良さそうなのに」
シノ「出来ればそうしたいです…でも、平和が脅かされようとしているのを黙って過ごす事も出来ませんので
  やっぱり、この先も戦いは避けては通れない気がします」


244 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/07/29(Sun) 02:31

>>242

シノ「それくらい、歴史が深くなってきましたね……
  当初はここまで続くとは思っていませんでしたが、気が付けばここまで長くなっていたなんて…」
ジュキッド「中々来られない時期があったりもしたが、その度戻って来ては続け…」
カグヤ「このまま失踪するという事も出来たのだろうけれど、何だかんだ逃げずにここまでやって来たんだよね」
シノ「中途半端なままでは終われないですから…陛下がリーダーだった時も、それは同じだったと思います
  キャラハンも、個性豊かなメンバーが勢ぞろいでしたし、このスレッドがなかったら、メロンさんやミントさん、そして私は存在しなかったでしょう
  オリキャラ案を出してくださった名無しさんは今どうしているのでしょうか…
  元々メロンさん、ミントさんとして活動していたキャラハンさんも、今どうしているのか……
  こういう出会いや出来事があって、今があるんだと思うと、感慨深いですね」
カグヤ「イラストで、私達の事描いてくれる人、いい加減現れないかなあ…」
ジュキッド「かなりの歴史があると言っても、知名度は薄い方だろう だからと言って有名になるつもりもないがな」
シノ「元々趣味感覚でゆっくりやろうと思って始めましたから…色んな人に注目されていると思うと、恥ずかしく思いますね
  続けられる内は、続けて行こうと思います この場所は、私にとって、切り離せない大切な場所なんです」


シノ「本日はここまでですね 次回もよろしくお願いします さよなら」

245 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/07/31(Tue) 23:31
ぜひぜひシノ姐はんには記念祭に来てほしいんや!

246 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/08/05(Sun) 06:56
暗闇斎はシノの息子なの?

247 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/08/05(Sun) 23:00
カービィ1のエンディングの曲が好き

248 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/08/07(Tue) 00:43
カービィは敵や物を吸い込みまくるのに、
なぜ太らないのか?

249 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/08/09(Thu) 00:09

>>245

シノ「季節はもう8月…まだ先の話だと思っていた記念祭の日も、近づいてきていますね
  今年はどんな出会いが待っているのでしょうか…どきどきとわくわくが入り混じった心境です」
カグヤ「今回は掛け合いも大丈夫なんだって?じゃあ私も行ってみたいなあ!ねえ良いでしょ良いでしょ!?」
シノ「そうですね……流石に全員は連れて来られないので、今回はカグヤちゃんと2人で参加する事にしましょうか
  基本的に名無しさん達に返事を返す時は掛け合い形式で、キャラハンさんに返事をする時は去年のように私1人というスタンスで行こうと思います
  去年は体調を崩してしまって皆勤とはなりませんでしたが、今回こそは皆勤で頑張りたい所ですね」
ジュキッド「無理の無い範囲で頑張る事が出来れば良いがな」
暗闇斎「今回も運営側と話を付け、武器の所持の許可を貰えたでござるよ!好き放題暴れて来ると良いでござる」
シノ「武器の所持の許可をいただけた事は有難いですが、なるべくなら武力行使は控えたい所ですね
  刀はもう本当にどうしようもなくなった時に使います 極力は使いたくないですが」
ジュキッド「少なからず良からぬ事を企てている輩もいるようだからな……本当なら俺が全員始末してやりたい所だが」
暗闇斎「大丈夫でござる シノに危害を加えようとするような悪漢はシノに何かしようとする前に仕留めてやるでござる」
カグヤ「そんな恐ろしい祭りなの…?」
シノ「そんな事ないです 楽しいお祭りですよ」
カグヤ「でも戦いの話しかしてないよ」
シノ「平和的な祭りですので、大丈夫ですよ
  物騒な話になってきたのでもうその話はやめましょう」

>>246

暗闇斎「左様でござる!拙者はシノの息子で……………
  いや、違う!父親でござる!実に心外でござるな!」
ジュキッド「…しかし、息子と言われても違和感は無いな」
カグヤ「シノちゃんの方が結構しっかりしてるしね」
暗闇斎「何を言うでござるか シノが赤ん坊の頃から育てたのは紛れもなく拙者でござるぞ
  ご飯も作ってやっていたし、掃除洗濯だって拙者がやっていた」
シノ「今は私が全部やっていますが」
カグヤ「やっぱりシノちゃんがお母さんじゃん」
ジュキッド「シノ殿がこうしてしっかりしているのは、暗闇斎殿がしっかりしていなかったからなのだろうか…」
暗闇斎「何を言うでござるか!さっきから失礼でござるぞ!シノがここまで立派になったのは拙者の教育あっての事でござる!
  拙者の苦労も知らずして、よくもそのような言葉をぬけぬけと…」
シノ「父上、静かにしてください おすわり」
暗闇斎「くぅ〜ん……」
カグヤ「犬になった」
ジュキッド「犬…だな……」
暗闇斎「シノよ……拙者は果たして、シノにとっての父親として……」
シノ「充分父親としての責務を全うしてくださっているので大丈夫です 心配いりません」
ジュキッド「良いようにあしらわれている……」
カグヤ「父親って大変なんだね」

>>247

シノ「初代のエンディングの曲ですか…私も好きな曲ですね
  度々アレンジされていますが、何だかんだで原曲が1番良いと思うんです
  ゲームボーイの音って、今となればとても懐かしい響きですね
  初代のエンディングが好きならば、Wii用のゲームとして発売された20周年スペシャルコレクションのエンディングを聴いてみてください
  最後の方で音源がゲームボーイになる所で、私はいつも涙が出てしまいます
  泣いてしまう原因が懐かしさでなのか寂しさでなのかよく分かりませんが、私はきっとこういう演出に弱いんだと思います」
カグヤ「名曲はいつの時代になってもこうして語り継がれていくと思うの」
ジュキッド「思い出は、決して消えぬものだからな 例え忘れ去られてしまったとしても、記憶の片隅には残り続けるだろう」

>>248

シノ「食べたら食べた分しっかり運動しているからだと思います 大声で歌を歌うのもカロリーの消費になりますし
  太らない理由は、睡眠時間もあるみたいですよ 睡眠時間が長ければ長い程太りにくいらしいです
  カービィさんは睡眠時間も長いですし、そういった理由や条件で太らないんだと思いますよ」
カグヤ「いくら食べても太らないからって油断してると、その内太っちゃうかもね 暴飲暴食は危険だよ!」
暗闇斎「明日の自分の体は、今日の自分の行動次第で決まるものでござる 明日困らぬようにするのは、今日何をすべきか…それを考える事が大事でござる」



シノ「今日はここまでですね 次回もよろしくお願いします さよなら」

250 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/08/13(Mon) 19:33
暗闇斎ってそんな性格で良く結婚できたなぁ…

251 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/08/14(Tue) 07:15
シノも年取ったら暗闇斎みたいな性格になるのか…

252 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/08/17(Fri) 23:40

>>250

ミント「今回はあたし達が返事を返すよ!」
メロン「今FGOのイベントの周回で忙しいのに…」
ミント「だからそういう話すんなって!FGOの話がしたけりゃFGOスレに行って来い!
  …早速本題に入るけど、そもそも結婚はしてないからね、あの人
  まだ赤ん坊だったシノを拾って今に至るまで大事に育てたってだけで、未だに独身だからね」
メロン「本当、もしシノを拾ってなかったらどうなってたのかしらね」
ミント「シノと出会う前の頃は今の姿からは全然イメージ出来ないくらい冷酷で、誰に対しても容赦ない態度だったらしい
  多分、猫の子1匹寄せ付けなかっただろうね」
メロン「そんな人があんな風になるんだから未来って分からない事だらけね」
ミント「確かに……で、あの人、この先結婚出来そうだと思う?」
メロン「絶対に有り得ない」
ミント「ですよね〜」

>>251

ミント「血の繋がりはないわけだからそうはならないと思うけど……
  いや…でも血の繋がりは無いと言っても過ごした期間は長いし、段々似て行くって可能性もなくはないのか……?」
メロン「あの子に足りないのは厳しさよね……あれだけ大切に育てられてきたからこその甘さなのだろうけれど」
ミント「確かにシノは優しすぎるけど、あそこまで馬鹿親にはならないんじゃないかなって思うけど」
メロン「案外、厳しくなってたりしてね」
ミント「逆に!?」
メロン「ただ甘やかす事だけが優しさじゃない 厳しく出来るのも優しさの一つって言うしね」
ミント「厳しさの中に愛があるならいいけど、愛の無い厳しさは虐待になるから、そこは気を付けるべき所だよね
  親が子を虐待するなんてよくある話になってきてしまった今、子煩悩な親の方が……と思ったけど、行き過ぎた愛情っていうのも大概だよね」


ミント「最後に、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜の話をして終わります!
  冥府の騎士団の協力もあり、クチナワの元へたどり着いた闇の忍び部隊!
  しかし時すでに遅し!妖精の腕輪はクチナワの手に渡ってしまっていた!
  腕輪はそのままクチナワの腕に……不利な状況となってしまった闇の忍び部隊に勝ち目はあるのか!?」
メロン「クチナワって奴…もしかしたら幹部の中で1番の厄介者ね」
ミント「ああ……恐ろしい相手だと思う 幾度となくシノを追い詰めて来た奴だからね
  でも今だったらシノも負けてない筈……!死の淵から蘇って、秘薬を受け入れたシノならきっと……!」
メロン「腕輪を使われてなければ勝機はあったかもしれない……一体どうなるのかしらね」
ミント「畜生!何とかなんないのかよ……!シノ、頑張ってくれ!
  …というわけで、次回の話もよろしくな!長くなってしまったけど、もうそろそろ投稿予定かな
  執筆中だからもう少し待ってて欲しい! というわけで、またな!」

253 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/08/26(Sun) 20:08

暗闇斎(ナレーション)「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」



クチナワ「クックック……どうした?先程までの勢いはどこへ行ったのじゃ?
  まあ無理もない この腕輪によって、妾とうぬらの力の差は天と地程の隔たりとなった」

シノ「くっ………!」
ジュキッド「カグヤ嬢…!大丈夫か…しっかりしろ!」
カグヤ「だ……駄目……苦しい………」
ワイユー「悍ましい程の魔力が増加している……妖精の姫君を一刻も早くこの城から遠ざけろ
  さもなければ魔力に押しつぶされ、死ぬぞ」
ジュキッド「…………!」
シノ「ジュキッドさん……お願いします………カグヤちゃんを外へ…………」
ジュキッド「………分かった……妖術の類は専門外……俺が出る幕ではないな
  行こう、カグヤ嬢 もう心配はいらぬぞ」
カグヤ「お……おじさん…………」



クチナワ「クククククク………戦力を1人離脱させるとは、気でも狂ったか?元暗闇斎」
ワイユー「言うな 貴様を叩き斬る……」
シノ(ワイユーさん……!)
サスケ(とんでもねえ殺気だ……これが本来の……初代暗闇斎としての姿か………!)
ワイユー「良いか、この戦いに情けは不要だ 少しでも奴に甘さを見せるな 奴は人の心の弱さに付け込む
  心を揺さぶられれば最期……重ねて言う、奴に情けは不要だ 容赦なく殺せ!」
シノ「は…はい……!」
サスケ「……………」
クチナワ「クックックックック……昔のままじゃのう……妾が愛した姿そのままじゃ
  だが、昔の方がより覇気があり男らしかったぞ」

 ビュン!!

 ガッ!!

ワイユー「くっ……!」

クチナワ「ククク……動きもこの通り捉えておる……腕輪の力のお陰かのう…?」

シノ「はあああああああああっ!!」

 ヒュバッ!!

クチナワ「ぐあああああっ……!!」

サスケ「斬った…!」

クチナワ「………なんてな」

シノ「………!!」

 ドン!!!

シノ「くっ………!!」

サスケ「何っ……!?」



 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第漆拾肆話 運命を覆せ!虹龍・百花繚乱


 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)
  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編(>>66-69)
  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏(>>73-76)
  第伍拾玖話 魑魅魍魎!悪霊達の宴(>>87-90)
  第陸拾話 悪霊退散!正義の炎燃え上がる時(>>97-102)
  第陸拾壱話 戦々慄々!幻影五人衆現る(>>109-114)
  第陸拾弐話 七転八倒!見えない思惑、隠された罠(>>131-134)
  第陸拾参話 怨霊跋扈!追い詰められた忍び(>>137-139)
  第陸拾肆話 電光石火!花火師決死の一発(>>151-154)
  第陸拾伍話 大死一番!花影流最後の試練(>>159-161)
  第陸拾陸話 呉越同舟!妖精を追え(>>164-166)
  第陸拾漆話 雷轟電撃!雷殺剣・召雷闇龍獄炎葬破斬(>>176-178)
  第陸拾捌話 阿鼻叫喚!復活の幻夢四天王(>>181-183)
  第陸拾玖話 星火燎原!希望の光、未だ消えず(>>188-189)
  第漆拾話 威風堂々!降り立った花影の戦士(>>191-196)
  第漆拾壱話 悲願達成!遂に入手、妖精の腕輪(>>211-213)
  第漆拾弐話 裏切りは突然に!我が名は夜叉丸(>>216-219)
  第漆拾参話 クチナワとの決戦!腕輪を奪還せよ(>>236-239)


254 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/08/26(Sun) 20:09

クチナワ「フフフフフフ………!」

ワイユー「馬鹿な…!傷が塞がって行く……!」
サスケ「くっ……!今のは致命傷だった筈だ……!」

クチナワ「普通ならそうじゃろうなァ」

シノ「まさか……それが腕輪の力……!」

クチナワ「その通りじゃ……この腕輪の力で、再生も思いのまま………
  つまり、如何にうぬらが攻撃を仕掛けようと、無意味という事じゃ」

シノ「…………!」

クチナワ「フフ……シノよ、今妾が最も愛しておるのは、うぬじゃ」
シノ「……っ…!何を………!」
クチナワ「妾の作戦を悉く邪魔し、あまつさえ妾の切り札である幻夢四天王まで斃してくれおった
  最初にあった頃と比べ、うぬはどんどん強くなって行く……簡単に殺せなくなった悲しみはあるが、強くなったうぬは更に愛おしい……
  愛おしくて愛おしくて………すぐにでも殺してしまいたいぐらいじゃ!」

シノ「………!」

ワイユー「……!避けろ!!」

クチナワ「無駄じゃ!!!」

シノ「っ………!!」

サスケ「シノ……!!」

クチナワ「そうれ……捕まえた……!」

シノ「くっ…………!」

サスケ「畜生…!シノを離しやがれ!!」

ワイユー「己……!クチナワ………!」

シノ「…………………!」

クチナワ「その眼……苦痛で歪ませたくなるぐらい可愛らしいのう………!さて、どこから先に痛めつけてやろうか
  腕か……?足か………?それとも胴体か………?頭は最後にしよう…………!
  愛おしい者を手に掛けた瞬間……その瞬間こそが、妾にとっての快楽なのじゃ………!」

サスケ「狂ってやがる……!」
ワイユー「奴はそういう魔物だ……!だからこそ生かしてはならん…!奴はここで殺す……!」

シノ「…………………ない……!」

クチナワ「何……?聞こえぬぞ……?少し大きい声で喋らぬか」

シノ「………私は………死なない………!死ぬわけには……行かない………!」

クチナワ「ほう……それで?」

シノ「私は一度、死にました………私の死によって悲しむ人達がいました……………
  その人達の声で、私は蘇った………!だから私はここで死ぬわけにはいかない!私には私の帰りを待つ人達が……いるんです!!
  はああああああああああああああああああああああっ!!!」

クチナワ「何っ……!!」

シノ「はっ!!!」

 ヒュバッ!!

クチナワ「ぐあああああっ!!」


クチナワ「良い一撃じゃ……だが……うぬがどれだけ攻撃しようと……妾は常に再生し続け……」

シノ「はああああああああっ!!」

 ヒュバッ!!

クチナワ「っ…………!!」

シノ「再生するなら……再生の前にまた斬り付ける……!再生する暇さえ与えない……!はああああああっ!!」

 ヒュバッ!!

クチナワ「くっ……!己………!」

サスケ「目にも留まらぬ速さでクチナワを斬り付けている……!これなら勝機は………!」

ワイユー「よし……!今の内に超忍術で奴を吹き飛ばす……!はああああああああ!!」

シノ「…………………!」

 ビュン!!

クチナワ「……!己……!逃がさん……!!貴様だけは………はっ…!!」

ワイユー「貴様はこれで終わりだ……クチナワ!!」

クチナワ「お…己……!!すぐに再生を……!!」

ワイユー「させん!!はああああああああああ!!超忍法!!魔滅裁天獄殺雷撃烈火砲!!!」

 ドォォォオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!

クチナワ「くっ……!ぐ……ぐあああああああああああああああああああああ!!!」

 ドガァァァァアアアアアアアアアアアアアアン!!!


255 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/08/26(Sun) 20:11

シノ「す……凄い……!」
サスケ「超忍術……忍術を極めた者のみ扱う事が許される禁断の忍術……
  聞いた事はあったが、それを実際に目にするのは初めてだ………!
  これが初代暗闇斎の実力………!」
ワイユー「油断するな……まだ奴は生きている……虫の息の内に、早く止めを………」

クチナワ「無駄じゃ」

 ドスッ!!

ワイユー「……っ………!」

シノ「ワイユーさん…!!」

サスケ「馬鹿な……!まだ立てるってのか……!」

クチナワ「腕輪が無ければ即死じゃっただろうがのう……元暗闇斎、うぬは最後に仕留めてやる……そこで大人しくしておれ」

ワイユー「くっ………!己……………!」

クチナワ「さて……先程の続きと行こうか……小娘…!!」

シノ「……………………!!」

クチナワ「先程は、何度妾を傷つけてくれたかな……?その分だけ、うぬにも同じ痛みを味わってもらおうか……!
  見せてやろう……今までに無い程の絶望を……!見よ……!妾の魔力は、妖精の腕輪で何倍にも増幅している……!
  うぬがどれだけ強かろうと、妾の魔力から逃れる術は無い………うぬを存分に苦しめ、その後でうぬを殺……」

 バァン!!!

クチナワ「…………!!」

サスケ「腕輪が……クチナワの手から離れた……!」

シノ「……………!?」

クチナワ「な…何故じゃ……!」

暗闇斎「やはり…拙者の思った通りでござったな」

クチナワ「…………!!」

サスケ「てめえは…暗闇斎……!」
シノ「父上…!?いつの間にここに……!?」

暗闇斎「今しがた到着した所でござる 事情は外にいる地雷矢殿から聞いた
  クチナワよ…貴様には腕輪を扱う資格が無かったようだ」
クチナワ「何じゃと!?」
暗闇斎「カグヤ姫から聞いたのだが、妖精の腕輪は持ち主を選ぶとの事だ
  持ち主に相応しくないと判断した時、腕輪は持ち主の手から離れるらしい
  貴様と腕輪との相性は最悪だったようだな」
クチナワ「己………!」
暗闇斎「シノ!その腕輪を腕に付けろ!」
シノ「え……!?」
暗闇斎「カグヤ姫が言うには、妖精の腕輪は純粋で優しい心を持った者にのみ従いその力を充分に貸し与えるらしいのだ……
  シノ……お前になら妖精の腕輪を従わせる事が出来るかもしれぬ……!」
シノ「私が…………分かりました!」
クチナワ「くっ……!腕輪を渡してなるものか……!!」

 ガシッ!!

クチナワ「…………!!貴様……!!」

シノ「タックさん…!!」

タック「今や姐はん!腕輪を取りに行くんや!」

シノ「……はい!」

クチナワ「己……!離せ!」

タック「すぐに離してやるさかい……用が済んだらな……!」

クチナワ「貴様……!」

タック「……確かに、こいつは返して貰いましたで…そして、今までのお礼のプレゼントや…!
  あんたには、この腕輪の方がお似合いでっせ!」

クチナワ「貴様……ぐああああああああああああ!!」


サスケ「その腕輪は………!」

暗闇斎「タックに頼まれて作った偽の腕輪でござる その偽の腕輪には、力を弱める術が施されている」

シノ「妖精の腕輪………力を貸してください!」


 ガシッ!!


タック「よし!やった!!」

暗闇斎「今だ!今がチャンスだ!クチナワを叩き斬れ!」

シノ「はああああああああああああああああっ!!」

クチナワ「うぐっ……!!」

シノ「全ての力を、この技に込める!!」

 ビュン!!

シノ「花影流奥義!!虹龍・百花繚乱!!!」

 ヒュバッ!!

クチナワ「ぐあああああああああああああああああああああああ!!!!」


 ドォォォオオオオオオオオン!!!



256 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/08/26(Sun) 20:14

ワイユー「終わった………!」

ジュキッド「皆…無事か!?」

サスケ「ああ……今終わった所だ」

カグヤ「良かった……腕輪も取り返したんだね…!」

シノ「はい………これで決着が付きました」

???「いや…まだだよ……」

シノ「………!?」

暗闇斎「誰だ…!?」


オロチ「はじめまして、闇の忍び部隊の皆さん……久し振りの人もいるけど」

ワイユー「貴様……オロチ……!」

シノ「オロチ……?」

オロチ「まずは自己紹介から先だ 僕の名はオロチ 幻夢教幹部、嫉妬の策士・オロチさ
  そして、そこにいるクチナワの弟さ」

シノ「幻夢教幹部………!」

サスケ「増援に来たってわけか……!」


クチナワ「おお……オロチ………オロチ………!来てくれたのか………!」

オロチ「そうだよ、姉さん 助けに来たんだよ」

クチナワ「ああ……オロチ………!」

オロチ「待っててね、姉さん……すぐに終わらせるから……」

サスケ「くっ…………!」

 ビュン!!

 ザシュッ!!

シノ「えっ…………!?」

クチナワ「………くっ……!がはっ………!」

サスケ「クチナワを……刺しやがった…………!」

クチナワ「ぐ……ぐふっ……!オ…オロチ………!」

オロチ「ああ姉さん…もう一度1つに戻ろう……僕の身体は姉さんのもの……そして、姉さんの身体は僕のもの………
  闇の忍び部隊の連中如きに、姉さんの魂も肉体も渡すもんか…………」

 ガブッ……ガブッ………

ジュキッド「食っている………だと……………!?」

カグヤ「ううっ……!気持ち悪い……!」

クチナワ「ああ……嬉しいぞオロチ………また1つに還れるのじゃな………!
  オロチ……妾の可愛い弟よ………必ず妾の仇を取ってくれよ………!」
オロチ「ああ……分かってるよ…全ては姉さんの仰せのままだ」


 ゴクン

オロチ「………………ふう……………」


サスケ「………来るぞ……!」

オロチ「嫌だなあ、何もしないよ 今日は挨拶に来たのさ
  姉さんが敗れ、今度は僕が君達と戦う事になった たった今、僕と君達は殺し合う仲となったのさ
  精々楽しく殺し合おう!それじゃあまた会おう はははははははははははははははは!!」


サスケ「次の相手は奴か……それよりも………」

タック「………え……?ボク……?」

サスケ「ああ……一発ぶん殴らせろ」
タック「えっ…!?ちょ…待っ……!」

257 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/08/26(Sun) 20:21

 ドゴッ!!

タック「痛あ!!いきなり何するんや!?」
サスケ「こいつは罰だ……今まで俺達にして来た事は、この一発で済ませてやる」
タック「サスケ兄はん……!」
サスケ「じゃあリーダー、後は任せた」
シノ「分かりました」
タック「………シノ姐はん……………
  クチナワの配下として、姐はん達を罠に嵌めて来た事は充分に反省してる……
  せやけど、こいつは許される事やない……重々承知や………」
シノ「そうですね……裏切りは許される事ではありません タックさんには、重い罰が必要です」
タック「ああ……磔にされても良えぐらいやしな……どんな罰でも受ける……なんならいっそ、ここで殺して……」
シノ「では、裁きを申し渡します タックさん、貴方はこれからずっと私達闇の忍び部隊の仲間でいてください
  これが私からの重い罰です」

ジュキッド「シノ殿……」
サスケ「何ともリーダーらしい罰じゃねえか」

タック「……何やそれ………死よりも辛い罰やな…………」
シノ「貴方はさっき、どんな罰も受けると言いました それなら、この罰も受け入れてくれますよね?」
タック「……ああ…良えやないその罰……そんなら、一生背負ってやろうやないでっか!」

暗闇斎「……これにて、一件落着でござるな」

サスケ「暗闇斎、まさかてめえ……全部知っていたのか?」

暗闇斎「ああ……闇の忍び部隊を結成するより前からな
  詳しい事は帰ってから話す それでは、一足先に帰っているでござるよ」

 ビュン!!

サスケ「チッ…毎度の事ながら気に食わない奴だ」

カグヤ「大丈夫?出血は抑えたけど……」

ワイユー「ああ……問題無いでござる……しかし、次の相手はオロチか…………
  ある意味では、クチナワより厄介な相手だ……果たしてどう動くか………」




 第漆拾肆話 運命を覆せ!虹龍・百花繚乱 終



暗闇斎「次回予告でござる クチナワとの因縁に終止符を打つ事が出来、一度故郷へと戻ったタック
  幻夢教に入る事になった理由、そして闇の忍び部隊として戦う事になった理由
  タックの隠された過去が遂に明らかとなる
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第漆拾伍話ご期待ください」

258 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/08/27(Mon) 23:03

暗闇斎(ナレーション)「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」



暗闇斎(ナレーション)「クチナワとの戦いから翌日」


サスケ「色々あったが、これで3人目の幹部を斃した事になるのか
  これで残りは黒騎士と鉄眼とかいう野郎と昨日出て来たオロチとかいう奴か」
シノ「幹部には全員七つの大罪の名を割り当てられている事を考えると、あともう1人幹部がいるかもしれませんが…」
ジュキッド「仮にそうだとしても残りは4人だ 先はまだまだ長そうだな
  それはさておき、動いても大丈夫なのか?クチナワとの戦いで奥義を使ったらしいが……」
シノ「はい…昨日は特に疲れとかは無かったんです きっと腕輪のお陰ですね」
サスケ「そういや、この腕輪には再生能力があるんだったか……全く、敵に回れば厄介な事この上ないな」
ジュキッド「だが、この腕輪自体持ち主を選ぶとの事なのだから、敵に回る心配は無さそうだな」
暗闇斎「だが、油断してはいけない シノよ、今はまだ大丈夫かもしれんが、奥義を無闇に使ってはならんぞ
  あれは使用者にかなりの負担を与える 1回2回程度ならその腕輪の力で負担を軽減出来るのだろうが、
  何回も使って行けば流石にそうも行かなくなる筈……良いか、使い所は慎重に選べよ」
シノ「分かりました……」

カグヤ「皆ー!」

シノ「あ、カグヤちゃん」
暗闇斎「リップルスターとは連絡出来たのでござるか?」
カグヤ「うん!お姉様がね、しばらくはここにいても良いって!」
シノ「本当ですか!?」
カグヤ「腕輪もシノちゃんに預けておいた方が安心だろうし、幻夢教との戦いが終わるまでは良いって!
  腕輪を見つけてくれたお礼だって」
シノ「お仕事の方は大丈夫なんですか?」
カグヤ「それは大丈夫!魔法で何とか誤魔化すし、誤魔化せなくなったら城から逃げ出すからってさ!」
サスケ「大丈夫じゃねえだろそれ」
シノ「却って心配になりました……」
カグヤ「まあ普段は頼りないけど、やる時はちゃんとやるからね
  それに、少しは私に頼らなくても大丈夫なようになって欲しいし」
ジュキッド「どっちが姉だか分からんな」
サスケ「所で、あの裏切り泥棒猫の馬鹿野郎はどこに消えたんだ?」
シノ「随分な呼び名ですね……」
暗闇斎「タックか あいつは自分の故郷に帰っているでござる」
ジュキッド「故郷だと?」
暗闇斎「ああ…どうしても一度帰りたいと言ってな……用事が済んだらここに戻るとの事でござる」
シノ「用事?」
暗闇斎「ああ……そういや伝えてなかったな 何故タックが幻夢教に入らなくてはならなかったのか……
  その経緯を、お前達に話してやろう」



 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第漆拾伍話 今明かされる、タックの過去



259 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/08/27(Mon) 23:06

 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)
  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編(>>66-69)
  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏(>>73-76)
  第伍拾玖話 魑魅魍魎!悪霊達の宴(>>87-90)
  第陸拾話 悪霊退散!正義の炎燃え上がる時(>>97-102)
  第陸拾壱話 戦々慄々!幻影五人衆現る(>>109-114)
  第陸拾弐話 七転八倒!見えない思惑、隠された罠(>>131-134)
  第陸拾参話 怨霊跋扈!追い詰められた忍び(>>137-139)
  第陸拾肆話 電光石火!花火師決死の一発(>>151-154)
  第陸拾伍話 大死一番!花影流最後の試練(>>159-161)
  第陸拾陸話 呉越同舟!妖精を追え(>>164-166)
  第陸拾漆話 雷轟電撃!雷殺剣・召雷闇龍獄炎葬破斬(>>176-178)
  第陸拾捌話 阿鼻叫喚!復活の幻夢四天王(>>181-183)
  第陸拾玖話 星火燎原!希望の光、未だ消えず(>>188-189)
  第漆拾話 威風堂々!降り立った花影の戦士(>>191-196)
  第漆拾壱話 悲願達成!遂に入手、妖精の腕輪(>>211-213)
  第漆拾弐話 裏切りは突然に!我が名は夜叉丸(>>216-219)
  第漆拾参話 クチナワとの決戦!腕輪を奪還せよ(>>236-239)
  第漆拾肆話 運命を覆せ!虹龍・百花繚乱(>>253-257)



暗闇斎「かつて、タックは金の盗賊団というグループを結成し、そこに所属していた」
シノ「金の盗賊団…?」
暗闇斎「金の盗賊団は、忍び部隊の1つ……だが他の忍び部隊と違って戦闘が主ではなく、盗む事が目的なのでござる
  基本的に他の忍び部隊と行動する事が多く、他の忍び部隊が悪党と戦っている時に悪党の屋敷にある大金を盗み、
  それを被害者や貧しい人々に分け与えるという事をしていた いわゆる義賊という奴だ」
ジュキッド「変わった部隊だな……」
暗闇斎「そのリーダーの魂がクチナワに奪われてしまい、それがタックが幻夢教に入らなくてはならない理由となった」
シノ「魂を返す事を条件に、クチナワの配下として幻夢教に加担するように指示された…という事ですか?」
暗闇斎「そういう事だ」
サスケ「汚え奴だ…」
ジュキッド「暗闇斎殿は、それを知っててタックを幻夢教に入れさせたのか」
暗闇斎「タックには、いわゆる二重スパイを演じて貰っていた」
シノ「という事は、タックさんが闇の忍び部隊に入って来る事も予測していたのですか…?」
暗闇斎「これは賭けではあったがな……クチナワがタックを闇の忍び部隊のスパイとして送り出す事は一か八かだった
  拙者とタックは、互いに連絡を取り合いながら密かに動いていたのでござる」
サスケ「俺達にまでそれを隠していたとはな…」
暗闇斎「クチナワに手の内を読まれると思ったからだ だがそれも終わった事だ もう良いでござろう」
サスケ「…ったく、まだ何か隠していたらぶっ飛ばすからな 今後は隠し事は禁止だ 分かったな」
暗闇斎「済まぬでござる もうしないでござるよ
  …さて、今頃故郷に着いた頃でござろうな」




タック「久し振りやなあこの景色も……あいつら、今でも元気でやってるんかいな」

村人「……おお!タックさん!」
タック「おっす!久し振りやな!」
村の子供「あ!タックだ!」
村の子供「タックお兄ちゃん!久し振り!」
村の子供「金くれよ金!」
タック「やかましいわ!久々に会って最初の言葉が金くれかい!ほら、小遣いや!くれてやるわ!」
村の子供「わーい!」
村の子供「ありがとうお兄ちゃん!」
タック「はあ…やれやれやな……」
村人「すみませんいつもいつも……」
タック「いや、良えわ」
村人「タックさん達のお陰で、貧しいながらに幸せに生活出来ています
  いつも私達を助けてくださった金の盗賊団の皆さん……今でも本当に足を向けて寝られません」
タック「別にそこまで褒められるような大義な事やないって 悪人とはいえ人の財宝を盗む汚い仕事やったからな
  …で、あいつらも元気か?」
村人「はい、いつもの場所にいますよ 私としては、また金の盗賊団の皆さんには昔の様に大活躍して欲しいですけどねえ…」
タック「…しばらくは無理でんな まあ前向きに考えるさかい、ありがとな!」


260 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/08/27(Mon) 23:08

タック「……さて、ここか ただいま〜」


 ガラッ

スカーフィ「にっこにっこにー!あなたのハートににこにこにー!笑顔を届ける僕スカーフィです!にこっ!」
タック「……部屋間違えたわ」
スカーフィ「おい待て」



タック「……何も変わってないな」
スカーフィ「久し振りにこ!帰って来るなら1つ連絡して欲しかったにこ〜!」
タック「それは悪かったわ……全く、相変わらずやな 時々キレたりはしてないやろな」
スカーフィ「大丈夫にこ!笑顔は絶やさず頑張ってるにこっ!にっこにっこにー☆」
タック「分かったもう良えわ!金の盗賊団スカーフィ、その本性は凶暴で、一度怒れば何をしでかすか分からない殺戮の鬼
  怒り狂ったお前を止めるのに、一体どれだけ苦労をした事か……」
スカーフィ「え〜!僕、そんな怖い事しないにこ〜!」
タック「ムカつくな、ホンマに」

クーザー「おお…騒がしいと思ったら帰って来ておったのか」
タック「クーザー長老……金の盗賊団の元締」
スカーフィ「長老〜!帰って来て早々タックにいじめられたにこ〜!」
クーザー「おお、そうかそうか…」
タック「出鱈目言うなこの般若面顔!」
スカーフィ「あぁ……?!誰が般若面顔だとぉ!?」
タック「それや!その顔や!」
クーザー「良いからやめんかお前達!……で、タックよ 帰って来たっちゅう事は、終わったんじゃな」
タック「まあな……」
スカーフィ「その瓶は…?」
タック「姉御の魂や……これを姉御の体内に入れれば姉御は生き返る 案内してくれ」
クーザー「ああ……分かった ついて参れ」



クーザー「ほれ、あの棺の中で今も眠っておる」
タック「……よし、それじゃあ瓶を開けまっせ……頼む…生き返ってくれ…姉御……!」


ケケ「……………あれ、ここは……?」

タック「姉御…!」
スカーフィ「やった!生き返った!リーダーが生き返ったにこ!!」

ケケ「……こうして目覚めたって事は……あんた…………」
タック「大分時間は掛かってしまったけどな………」
ケケ「……全く、馬鹿な奴だね あたしはあの時、見捨てろと言ったんだよ
  わざわざそれを………」
クーザー「お前さんを助ける為に、陰で頑張って来たのじゃ その努力を棒に振るでないぞ」
ケケ「分かったよ全く……これで貸しを作っちまったってワケだね全く…」
タック「そんなんいらんわ ボクは、姉御が生き返ってくれれば、それで……」
ケケ「馬鹿な奴だよ……感謝していないワケじゃないけどね」
スカーフィ「でも良かった!これでまた僕達、金の盗賊団として活動を再開出来るにこね!」
タック「いや…悪いけどしばらく再開は無理や」
スカーフィ「え……?」
タック「用が済んだら帰らなきゃいけないんや 闇の忍び部隊と約束してな……これからも仲間として一緒に戦って欲しいって……
  だから悪い、金の盗賊団の活動はしばらくは無理や」
クーザー「そうか………だが今日は泊まって行きなさい そっちに戻るには時間が掛かるじゃろう」
タック「悪いな長老……じゃあお言葉に甘えて、今日は泊まらせてもらうわ」


261 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/08/27(Mon) 23:09

タック「………姉御……」

ケケ「何だい、また何か用かい?」
タック「えっと……………」
ケケ「…何だい、言いたい事があるならはっきり言いな」
タック「あの…姉御……実はな……姉御から貰った斬鉄剣……折れてしまったんや…………」
ケケ「え…?」
タック「すまん……親の形見で、家宝とまで言わはってたのに……そんな刀を折ってしまって………」
ケケ「…………ぷっ……」
タック「…………え……?」
ケケ「くくくくくく………はっはっはっはっはっはっはっは!!あははははははははははははは!!」
タック「ええっ!?何や!?何かおかしい事でも言うたか!?」
ケケ「あはははははははは…!!おかしいに決まってんだろ!?何だよお前、まだ信じてたのかよ!?
  あんなの嘘に決まってんだろ!?あれはただのナマクラだって!お前なんかに家宝なんて大事なモンくれてやるわけないだろ!?
  ああこいつは傑作だ!あははははははははははははははははは!!」
タック「なっ…!そこまで笑わんでも……ってか嘘やったんかい!」
ケケ「……悪かったね、危険な仕事に付き合わせちまって……あたしがドジ踏んで、魂奪われちまったばっかりに
  今まであんたに迷惑を掛けちまった………なんて詫びれば良いか………」
タック「別に迷惑だなんて思ってへんよ……それが仲間っちゅうモンやしな
  闇の忍び部隊に、姉御と同じように、女の子なのにリーダーとして頑張っている子がいるんや
  その子は、姉御みたいに、どっか無鉄砲で……だから目が離せないんや
  ボクはその子に迷惑ばかり掛けてしまって……でもそんなボクをあの子は許してくれたんや……
  その恩義に報いる為に、ボクは闇の忍び部隊としてこれから戦い続けたいんや……」
ケケ「……そうかい…別にそれで良いんじゃねえか?助けられたあたしに、それを止める権利は無いしな
  強くなったねあんたも……昔はさ、いじめられて泣いてばっかだったのにさ、いつもそれを助けていたのがあたしだったのに
  なんだか寂しくなっちまったね……」
タック「寂しいんでっか…?」
ケケ「寂しくないわボケ!!」

 ドガッ!!

タック「痛い!!そんな殴らんでも……」
ケケ「五月蝿い!ほら、今日はもう遅いんだし、さっさと寝るよ!」
タック「へいへい………」




タック「それじゃあ、世話になりましたわ」
クーザー「ああ…気を付けて行くんじゃよ」
スカーフィ「僕、いつでも待ってるからね!」
タック「それじゃあ……」
ケケ「待ちな!」
タック「姉御……?」
ケケ「餞別だ 持って行きな」
タック「……これは…?」
ケケ「疾風剣……亡くなった父の形見で、家宝さ」
タック「冗談やろ?」
ケケ「いや……本当さ これはうちの父が生前使っていた刀だ
  こいつは、刀身が軽く、素早く身軽に敵を斬り付ける事が出来る そこから疾風剣という名が付いた
  刀身が軽い分、殺傷能力が弱いが、それでも敵の動きを止める事は可能だ ま、今のあんたなら使いこなせるだろうさ」
タック「姉御……!」
ケケ「金の盗賊団の事なら心配すんな!あんたがいなくたってあたしが生き返ったんだから充分に活動は可能さ!
  あんた無しの方が、むしろ清々するかもね だから心置きなく闇の忍び部隊として戦い続けな!
  負けて死んだりしたら、その時は絶対に許さないからな!」
タック「姉御……おおきにな!疾風剣、大事に使わせて貰いま!」
ケケ「ほら、さっさと行きな!ぼさっとしてると、日が暮れちまうだろ!」
タック「ああ……行ってくる……必ず戻って来るさかい、それまで……またな!!」



スカーフィ「……行っちゃったね」
クーザー「ああ……だが、奴の目、生き生きしておった 良い仲間に巡り合えたのじゃな」
ケケ「……よし!あたし達も負けてられないよ!金の盗賊団、活動再開だ!」
スカーフィ「やったー!えいえいおーっ!にこっ!」


タック(ボクの居場所を作ってくれたシノ姐はん……そして闇の忍び部隊の皆………
  その恩に報いる為に、これから先も戦い続けまっせ!!)



  第漆拾伍話 今明かされる、タックの過去 終



シノ「次回予告です 幻夢教の幹部、オロチがクチナワに代わり闇の忍び部隊の命を狙う
  オロチが送り出した刺客は……妖刀!?これって、もしかして……… 
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第漆拾陸話ご期待ください」


262 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/08/28(Tue) 10:31
夏休みが終わってしまうよ!助けてシノ!カービィ!

263 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/08/28(Tue) 19:30
スターアライズでの最強キャラ候補にアドレーヌが挙がってる件について

264 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/08/29(Wed) 15:53

タック「どーもー!やっと帰ってきました!皆の人気者、タック君でおま!」
ジュキッド「全く…調子の良い奴だ」
カグヤ「少しは悪びれたりしないのかな」
シノ「タックさんは、そういう人ですから」
ワイユー「タック殿が拙者を罠に嵌めた事は分かっていたでござる
  別に怒っているわけではござらんが、少々痛い目に遭わせてやりたくなったでござる」
カグヤ「笑顔でさらっと怖い事言うんだねこの人」
ジュキッド「初代暗闇斎としての本質を、垣間見えた気がするな…」
タック「まあまあこうして再び仲間になれたんやし、堅苦しい挨拶は抜きにしましょうや!
  今後は絶対に裏切りまへん絶対に!神に誓って宣言します!私タックは、今後決して絶対に裏切りまへん!」
カグヤ「ねえ知ってる?『神に誓って』とかいう言葉を簡単に使う人程嘘つきなんだって」
シノ「気にする必要ありませんよ 最初から信じていませんから」
タック「シ…シノ姐はん!!」
シノ「冗談ですよ 信じています」
タック「シノ姐はん!おおきに!ありがとうございます!一生ついて行きます!!」
ジュキッド「その辺にしろ やかましいぞ」
カグヤ「あたし知ってるよ ああいう男の事をダメンズって言うんでしょ」
ジュキッド「そうだな ああいう男は教育上に良くないな」
ワイユー「拙者、怒っているわけではござらぬが、灸を据えてやりたくなっているでござる」
タック「何で皆、そんなボクに対してだけトゲがあるんでっか?」
一同「日頃の行ない」
タック「さいでっか……」

>>262

シノ「ええっ!?夏休み、終わってしまうんですか!?」
タック「だってそうでっしゃろ もう8月も残り2日でっせ」
カグヤ「夏…終わっちゃうんだね……寂しいな……」
タック「そんな事言うてると、また1日から8月をやり直す事になるんでっせ!」
シノ「助けてと言われましても……長期間充分に休んだ筈です 休んだ分、体を動かさないと
  夏が終わってこれから少し涼しくなるから、身体を動かすには丁度良いじゃないですか」
タック「自堕落に過ごすのは体に毒やな!」
カグヤ「毎日遊んでそうな人にそういう事言われたくないよね」
タック「ボクだって遊んでばっかやないでっせ例えば…そうやなあ…体を動かしに競馬観に行ったりとか……」
ジュキッド「遊びではないのか」
タック「遊びやない!断じて遊びやないでっせ!これは馬の体調を観察する勉強なんや!今日はあの馬が勝ちそうやなあとか
  過去の勝率とか色々調べてこう……なんというか………」
シノ「遊びですね」
カグヤ「遊びだね」
ジュキッド「遊びだな」
ワイユー「娯楽は人生楽しく過ごすのに必要不可欠でござるが、程々にしておかんと、我が身を滅ぼすでござるよ」
タック「はい…すんません……何で説教されてるんやろ……」

>>263

タック「おお!それってどこ情報や!?ソースは!?ソース!」
カグヤ「はい、ブルドックだけど」
タック「そのソースやない!SauceやなくてSourceや!情報の出所はどこだって事や!
  そんな事言われても、URLとかサイト名とか、どこに書いてあるか教えてくれないとこっち調べようないやないか」
シノ「Switch未所持だから、試しようないですし……」
タック「アドレーヌが強いんは、当たり前田のクラッカーってな感じやさかい、未プレイでもあんまり驚かへんけどな」
カグヤ「当たり前田……って何……?」
ジュキッド「昔流行ったギャグだ そういう言葉は使わん方が良いぞ」
シノ「知らない世代の方が多いから、使っても滑るだけですしね」
タック「何か悲しくなってくるわ……」
シノ「戦い方は、絵を召喚して戦うという事で、流石に本人が肉弾戦を仕掛けるわけではないんですね
  ガンガン肉弾戦を仕掛ける彼女の姿を拝むには、やっぱりスマブラ参戦を願うしかないのでしょうか…」
タック「アドレーヌってそんなバーサーカーみたいなキャラやったっけ…?」


シノ「今日はここまでですね 8月ものこりわずかですが、悔いなく過ごしましょう
  それではまた次回、さよなら」

265 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/08/29(Wed) 17:22

ミント「はーい!というわけで、次は月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜広報部
  Girl3略してG3の出番だよ!」
メロン「最近また書き込み数が少なくなったから2話連続でお送りしたけど、反応はお察しのレベルね」
ミント「ぶっちゃけ誰も見てないんじゃないかなって思うけど、まあ見たい人にだけ見てもらえればそれだけで満足かな!
  って感じでやってるわけなんですけれど……
  今日紹介するのは色々な忍び部隊について!これまで闇の忍び部隊の他にも色々な忍び部隊が出て来たけど、皆覚えているよね!?」
メロン「そんなに多く無さそう」
ミント「ま…まあ……というわけで、今回はそんな忍び部隊について紹介しちゃいます!
  そもそも忍びというのは単独で行動するのが普通だった 昔は単独で悪党を仕置き出来ていたのだが、
  悪党だってただやられるだけの弱い存在じゃない 近代化していくにつれ強力な武器が開発され、武装する悪党が日増しに増え続けて行った  理由は忍び対策というのが大半で、仕置きに来た忍び達を武器で返り討ちにしてしまう悪党が増えてしまった
  そこで忍びも組織化しようという方針に変わったんだ 悪党は基本集団で組織を作り行動するのだから、
  こちらもその方が良いという事になったんだ
  こうして色々な忍び部隊が誕生したってわけだ

  まずは闇の忍び部隊 皆さん知っての通り、シノがリーダーの忍び部隊だ
  闇の忍び部隊は、暗闇斎自らが選出して結成している つまり選ばれた忍者しか入れないので
  闇の忍び部隊に所属しているという事は、それだけ優秀な忍者って証なんだ
  暗闇斎直属という事だから、当然階級は最上位 何だかんだ言って強いんだね

  次は風の忍び部隊 速さが自慢の忍び部隊だ
  悪党を素早くスマートに仕留め、証拠も一切残さずに消え去る まさに風のような忍び部隊だった
  それだけ自分達の腕に絶対の自信があり、闇の忍び部隊を一方的にライバル視していた
  そんなエリート志向が災いし、本編伍話でデスドラース配下の弁慶に無謀にも戦いを挑み返り討ちにされた
  伍拾玖話で水の忍び部隊と共にゾンビとして蘇るが陸拾話で闇の忍び部隊と炎の忍び部隊に斃され、成仏する

  次は水の忍び部隊 水というだけあって水中を拠点として活動する忍び部隊だ
  金でしか動かず、金の為なら善も悪も関係ないといういわゆる外道な連中だった
  実は裏で幻夢教と手を組んでいて、暗闇斎と闇の忍び部隊を暗殺した後自分達が忍びの頂点に君臨しようと目論んでいた
  今まで上手い事暗闇斎の目を欺きやり過ごしていたが、シノを誘拐した事が暗闇斎の逆鱗に触れる事になり
  闇の忍び部隊の仕置きの対象となり、仕置きされてしまった
  その後風の忍び部隊と一緒にゾンビとして蘇ったが闇の忍び部隊と炎の忍び部隊に斃され成仏する

  次は炎の忍び部隊 炎の様に熱い気性の忍び部隊 元は暴走族だった
  サスケさんの舎弟で、仕事先を探すも見つからなかったのでサスケさん自らが忍びとしてスカウトした
  元々はサスケさんがリーダーだったが、サスケさんが闇の忍び部隊に移ったので副長のハンゾウさんが2代目リーダーとなった
  普段は表の顔として焔屋という名の店で営業している
  元ヤンなので人情に物凄く厚く、型にはまらない戦い方が炎の忍び部隊の強みなのだとか

  次に紹介するのは金の盗賊団 "忍び部隊"と名乗らないのは戦闘主体ではなく、盗みが主体の為
  その名の通り他の忍び部隊が悪党を仕置きしている時に悪党の屋敷から財宝を盗み取る
  盗んだ財宝は被害者や貧しい人々に分け与え、地元の村からは正義のヒーロー扱いを受けている、いわゆる義賊な連中だ
  タックもかつては金の盗賊団の一員だった
  戦闘主体ではないが、一応戦闘能力は持っている いざという時の為に自分の身を守る為だとか」


266 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/08/29(Wed) 17:22
  
ミント「本編に出て来たのは以上の忍び部隊だけど、他にもこんな忍び部隊がいるんだ!
  というわけで、こっからが番外編!
  
  氷の忍び部隊
  4年に1度、冬季オリンピックのある年にしか活動しないという超レアな忍び部隊
  戦う時は超巨大なストーンを滑らせ、カーリングの様に誘導して敵を押し潰す
  「そだねー」が合言葉
  本当は腕輪争奪戦の時に登場させる予定だったらしいが季節外れになってしまった為結局登場させられなかった

  冥府の忍び部隊
  実は冥府の騎士団の前の案だった 反逆を企てていて暗闇斎を暗殺し、忍びの頂点に立とうとしていたが
  返り討ちに遭う 隊長のマッシャーは処刑される筈だったが、残党のメアとバッツによって逃げられてしまった
  その後、暗闇斎と闇の忍び部隊に復讐のチャンスを窺っていた…という設定だったが、
  忍びというよりは騎士っぽいという理由で設定を騎士に変更した
  余談だが、冥府の騎士団は、かつては騎士とは名ばかりのテロリスト集団で、世界の救済と称して善良な市民すら無差別に殺害して行った
  その事から仕置きの対象となり、冥府の騎士団は全滅 首謀者のマッシャーは捕縛され、処刑の準備が行われた
  だが残党のメアとバッツによって逃げられてしまう
  その後は忍者のトップである暗闇斎と闇の忍び部隊に復讐のチャンスを窺っている
  ちなみにメアというキャラは設定的にシノと対照的なキャラとして生み出されたキャラ
  名前の由来は悪夢の英語であるナイトメアと、騎士の英語であるナイトを掛けただけといういわゆる駄洒落的なネーミング
  他には『騎士』を逆に呼んでシキという名前も候補だったが、メアの方が女性的だったからという理由でメアに決定した
  ブレイドが出て来ないのは、ダークソードナイトとキャラが被るというのと、代わりにメアというキャラを登場させたからというのが理由
  ここだけの裏話ね

  紹介はそんな感じかな」
メロン「闇の忍び部隊以外、殆ど無能ばっかりね」
ミント「それは言わないであげて!というわけで、これからの月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜をよろしくお願いします!
  以上、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜広報部、Girl3略してG3でした!」

267 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/08/30(Thu) 00:55
カービィってどうしてピンク色をしているんだろうと真面目に考えてみた
それは・・・ピンク色の食べ物ばかりを食べているからだ

268 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/08/30(Thu) 00:58

暗闇斎(ナレーション)「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」



教徒「ぐあああああああああああああああああああああああああああ!!!」


オロチ「ああ…また失敗か 全く仕方無いなあどいつもこいつも
  じゃあ次、407番」
教徒「………」
オロチ「さあ入りな あそこに刀が刺さっている あれを引き抜くだけで良い
  あれは妖刀だ 気に入らなければその身は焼かれ燃え尽きる
  だが認められれば絶大な力を得る事が出来る さあその刀を引き抜くんだ
  もっとも、断ればこの場で殺すけど」
教徒「……わ…分かりました……」


教徒「…………」

オロチ「怯える必要は無い 苦しいのは一瞬だけだ さあ刀を手に取るが良い」
教徒「………はい……ううっ…!」


教徒「…………あれ……?何とも無い……?」

オロチ「おめでとう!君は適合者だ!君は見事妖刀・鴉に認められたんだ!」
教徒「あ…ありがとうございます!」
オロチ「さあ妖刀・鴉よ 今からその者の身体はお前の物だ!」
教徒「え…?うっ…!うわあああああああああああああああああああああああ!!!」


鴉「………クックックックックック……………ようやく身体を手に入れる事が出来た……これが自由という奴か……!」
オロチ「ああそうだ お前は人間の身体を手に入れた!そこで、妖刀の主としてお前に1つ命令をくれてやろう」
鴉「何なりと」
オロチ「姉さんの仇…闇の忍び部隊を殺せ 1人残らずだ」
鴉「御意……!」

オロチ「姉さん……見ているかい……?今から僕が、闇の忍び部隊を血祭りに上げてみせるからね……!」



 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第漆拾陸話 復讐の毒蛇、オロチの策略


 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)
  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編(>>66-69)
  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏(>>73-76)
  第伍拾玖話 魑魅魍魎!悪霊達の宴(>>87-90)
  第陸拾話 悪霊退散!正義の炎燃え上がる時(>>97-102)
  第陸拾壱話 戦々慄々!幻影五人衆現る(>>109-114)
  第陸拾弐話 七転八倒!見えない思惑、隠された罠(>>131-134)
  第陸拾参話 怨霊跋扈!追い詰められた忍び(>>137-139)
  第陸拾肆話 電光石火!花火師決死の一発(>>151-154)
  第陸拾伍話 大死一番!花影流最後の試練(>>159-161)
  第陸拾陸話 呉越同舟!妖精を追え(>>164-166)
  第陸拾漆話 雷轟電撃!雷殺剣・召雷闇龍獄炎葬破斬(>>176-178)
  第陸拾捌話 阿鼻叫喚!復活の幻夢四天王(>>181-183)
  第陸拾玖話 星火燎原!希望の光、未だ消えず(>>188-189)
  第漆拾話 威風堂々!降り立った花影の戦士(>>191-196)
  第漆拾壱話 悲願達成!遂に入手、妖精の腕輪(>>211-213)
  第漆拾弐話 裏切りは突然に!我が名は夜叉丸(>>216-219)
  第漆拾参話 クチナワとの決戦!腕輪を奪還せよ(>>236-239)
  第漆拾肆話 運命を覆せ!虹龍・百花繚乱(>>253-257)
  第漆拾伍話 今明かされる、タックの過去(>>258-261)


269 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/08/30(Thu) 01:00

サスケ「………花火の季節も終わりか 来年に備えて、また花火作りか………」

 ザッ……

サスケ「…………何者だ?営業はもう終わりだが」

鴉「クク………問おう 貴様、闇の忍び部隊だな?」

サスケ「……人違いだ 他所を当たれ」

鴉「……そうか………」

 ビュン!!

 ヒュバッ!!

サスケ「…………!」

鴉「ほう……その素早い身のこなし……やはり貴様、闇の忍び部隊だな」

サスケ「チッ……俺の商売道具に傷を付けてくれたな……この代償は高くつくぜ!!食らえ!!」

鴉「………!」

 ドォォォオオオオオオオオン!!!

鴉「くっ……!」

サスケ「……………………」

鴉「ク……フフフ………まずはほんの挨拶だ 次に命は無いものと思え さらばだ!」

 ビュン!

サスケ「……一体何者だ…あいつは……?」



暗闇斎「命を狙われた?」
サスケ「ああ…刀を持った妙な野郎にな」
シノ「恐らく幻夢教……オロチの配下の者では…?」
タック「ボクも同意見ですわ あれはきっとオロチって奴の差し金で動いているに違いありまへんで」
ジュキッド「という事は、これから気を付けなければならないな
  しかしサスケ殿…どうする?顔や居場所を特定されてしまった以上、次にまた狙われる危険性がある」
サスケ「だったら場所を変えれば良いだけの話だ 小屋さえあれば、花火はいくらでも作れるからな」
暗闇斎「外に出る時は充分に気を付ける事だ…良いな」
シノ「はい……」
ジュキッド「……では、俺はもう帰ろう この後女房にお遣いを頼まれてしまっていてな……」
タック「旦那も大変やなあ」
シノ「気を付けてくださいね」
ジュキッド「ああ」



ジュキッド「……全く……味噌ぐらい自分で買いに行けないものか……店も歩いて5分も掛からぬと言うに……」

鴉「ククッ……」

ジュキッド「……!?」

 ビュン!!

鴉「……問おう 貴様、闇の忍び部隊か?」

ジュキッド「……ならばどうする…?」

鴉「私怨は無いが命令だ……斬る!!」

 ビュン!!

ジュキッド「……ふん!!」

 ドガッ!!

鴉「ぐうっ…!!」

ジュキッド「では俺も問おう 誰に頼まれた?オロチとかいう奴か…?答えろ」

鴉「くっ……!貴様が知った事では無い…!ここは一度撤退してやろう!次に命は無いものと思え!ククククククククッ…!!」

ジュキッド「………………………」



ダークソードナイト「ふん、随分と苦戦しているようではないか」
オロチ「そりゃそうさ 適合したとは言っても、まだ100%には到達していない……まだ完璧に身体を使いこなせてはいないのさ
  だがそれも時間の問題……繰り返し奴らと戦闘を行なえば、自ずと戦い方を覚え、強くなる
  奴らは知らず知らずの内に鴉を強くしているのさ!さあもっと殺し合うんだ!はははははははははははは!!」
ダークソードナイト「その陰湿さは姉譲りか……まあ良い、私はお手並み拝見と行こうではないか」


270 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/08/30(Thu) 01:01

シノ「ジュキッドさんも同じ敵に狙われた……でもすぐに撤退してしまったみたいですね……
  何故でしょうか……何か作戦があるのでしょうか…?」
タック「さあ?単に勝てないと分かったから逃げ帰っただけなんと違いまっか?」
シノ「サスケさんもジュキッドさんも、全く同じ事を言われたそうなんです 去り際に一言、次に命は無いと……」
タック「それも負け惜しみでっしゃろ いわゆる捨て台詞や 口だけならどうとでも言えますやろ」
シノ「そうでしょうか……」
タック「そうなんやって、多分」


???「た…助けてくれ〜!」

タック「なっ…何や?」
シノ「行きましょう!」
タック「あっ…ちょっと!」


ベニー「う…ううう………!」

不良A「へっ…大声を出した所で、こんな場所に助けなんか来るわけねーだろーが!」
不良B「ほら…さっさと慰謝料出せよ!肩ぶつかって骨が折れちまってんだからよ!あー痛てててて…!」
ベニー「そんなあ…!ぶつかって来たのはそっちじゃないですか…!」
不良C「おらあ!つべこべ言ってねーで金出せっつってんだよ!」
不良D「そうだそうだ!すみませんで済んだらな!警察なんかいらねーんだよ!」
シノ「そこまでにしてください」
不良A「あぁ…?何だ…?おおっ女か」
不良B「おおー!良い女発見!ねえねえ今から俺らと遊んでかなーい!?」
不良C「おいおい、肩怪我してんじゃなかったのかよw」
シノ「生憎と、遊ぶ仲間は選ぶようにしていますので…それよりもその人を解放してあげてください」
不良D「何だ…?そいつに肩入れする気か…?」

 グギッ!

不良D「痛ああああああああ!!痛い痛い痛い〜〜〜!!」
シノ「軽くひねったぐらいで大げさですね……」
不良A「てめえ調子に乗ってんじゃ…」
シノ「…………………」
不良A「………すんませんでした………お…おい…!逃げるぞ…!あの女、怒らせたら絶対ヤバいって!」
不良B「お…おう……!」
不良D「た…助けて〜!腕が…!腕の骨がああああ!!」
不良C「くっつくな!重い!走れないだろ〜!ま…待ってくれ〜!!」

シノ「………もう大丈夫ですよ」
ベニー「ありがとうございます…助かりました……あ…あの…!お礼に御馳走しますので…良かったらどうですか…?」
シノ「そんな…お礼だなんて……」
タック「是非是非!ゴチになりますわ!」
シノ「ちょっと…タックさん!」
タック「こういう好意にはな、甘えた方が賢い生き方なんでっせ、姐はん!」
シノ「もう……」


不良B「はあ……えらい目にあった………」
不良A「こないだは赤いベレー帽の絵描き女にボコられるし…何だってんだ!畜生!」
不良C「俺達ただ遊ぶ金が欲しいだけなのによぉ!」
不良D「助けて……!骨が……腕の骨が……!」

鴉「クククククク…………」

不良C「ん……?」
不良B「今度は何だ……?何か…こっちに来るぞ……!?」
不良A「お…おい……!逃げた方が良いんじゃねえか、これ…!?」

鴉「クククククク……肩慣らしに、こいつらで遊んでやるか……」

不良A「お…おい!!刀だ…!!マジだぞあれ!!」
不良B&C&D「ひいいいいいいい!!」

不良達「ぐああああああああああああああああああ!!!」


鴉「………ふう……肩慣らしにもならなかったな………ククククククククッ……!」



  第漆拾陸話 復讐の毒蛇、オロチの策略 終


シノ「次回予告です 妖刀・鴉は無差別に人々を殺し始める
  サスケさんとジュキッドさんが応戦し、追い払う事には成功しましたが、鴉はどんどん強くなってしまう
  このまま強くなってしまったら……早めに何とか手を打たないと…!
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第漆拾漆話ご期待ください」


271 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/08/31(Fri) 02:30

シノ「こんばんは シノです
  今回返事を返す前に間違いの訂正がありますので、そちらから先にします
  >>265の炎の忍び部隊の紹介ですが、2代目リーダーはサイゾウさんです ハンゾウさんはサスケさんのお父さんです
  メロンさんミントさん、ちゃんと真面目にやってください広報部なんですから
  失礼しました それでは返事を返しましょう」

>>267

シノ「成程、ピンク色の食べ物ばかり食べていると身体の色もピンク色になるんですね
  じゃあ陛下は水色の食べ物ばかり食べているから、身体の色が水色なんでしょうか」
タック「いや、その理屈はおかしいでしょ」
シノ「所で、ピンク色の食べ物って何でしょうか…?サーモンとか桜餅とか紅しょうがとか…ですか?」
タック「何でこっちまで真面目に考えてはるんでっか」
カグヤ「人間は、割とどうでも良い事に時間を掛けるのが好きな生き物なんだね」
ジュキッド「他の人から見ればどうでも良い事だが、本人からして見ればとても大事な事に思えるものだ」
カグヤ「時間ってどんな風に使っても自由だもんね」
シノ「そうですね でも無駄に時間を過ごすと後悔しか残りません 有意義な時間の使い方というのを考えたいですね」
ジュキッド「遊んでばかりだとあんな風になってしまうからな」
タック「あんな風とは失礼でんな ボクだって遊んでばっかりじゃないんでっせ」


シノ「こんかいはここまでですね……もうすぐで9月……早いですね まだ先だと思っていた記念祭の日も目と鼻の先になってしまいました
  次回の月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜は、出来たら明日、記念祭の始まる前までには投稿出来れば良いですが、出来なければ申し訳ありません
  そして、記念祭の返事を返すのに精一杯になって、こちらに来られない可能性もあります 書き込みは9月は出来るだけ控えていただけると助かります
  それでは、9月は記念祭でお会いしましょう さよなら」

272 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/08/31(Fri) 23:06

暗闇斎(ナレーション)「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」



シノ「1人で定食屋を…?」
ベニー「そうなんです……3年前に母が亡くなり、2か月前に父も亡くなり、今は私1人でこの店を経営しているんです」
タック「そうなんでっか……肉親を亡くして……そりゃあ寂しいでんなあ……うちの知り合いに、そういう子いまっせ」
ベニー「正直、心細いです……だからこそ頑張らなきゃって……親達が遺したこの店を、私が守らないと……」
シノ「親が遺した店を守る……ですか………素晴らしい考えですね」
ベニー「私を育ててくれた親達だから……恩返しと言ったら、これぐらいしか出来ませんし……」
シノ「家族…………」
タック「はいはい 湿っぽい事を考えるのは禁止や すまんなこの子、みなしごなんや」
ベニー「そ…そうなんですか……すみません」
シノ「いえ、ベニーさんが謝る事ではありません タックさん…!余計な事を言わないでください!」
タック「ボクもな、親の顔は見た事ないんや 物心ついた頃には1人やったし、野良猫みたいな暮らしをずっとしていましたで
  けどな、ボクは家族がいない事を不幸だなんて思った事は一度も無い 生きていればそれだけでラッキーに感じたからや
  明日死ぬかもしれない、明後日死ぬかもしれない…そんな恐怖と戦いながら毎日過ごして来た 生きてるって良え事なんや」
シノ「タックさん……」
タック「……つまんない話をしてしもうたな せっかくのご馳走が冷めてまう……うん、美味しいでっせ!」



 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第漆拾漆話 血塗られた妖刀


 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)
  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編(>>66-69)
  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏(>>73-76)
  第伍拾玖話 魑魅魍魎!悪霊達の宴(>>87-90)
  第陸拾話 悪霊退散!正義の炎燃え上がる時(>>97-102)
  第陸拾壱話 戦々慄々!幻影五人衆現る(>>109-114)
  第陸拾弐話 七転八倒!見えない思惑、隠された罠(>>131-134)
  第陸拾参話 怨霊跋扈!追い詰められた忍び(>>137-139)
  第陸拾肆話 電光石火!花火師決死の一発(>>151-154)
  第陸拾伍話 大死一番!花影流最後の試練(>>159-161)
  第陸拾陸話 呉越同舟!妖精を追え(>>164-166)
  第陸拾漆話 雷轟電撃!雷殺剣・召雷闇龍獄炎葬破斬(>>176-178)
  第陸拾捌話 阿鼻叫喚!復活の幻夢四天王(>>181-183)
  第陸拾玖話 星火燎原!希望の光、未だ消えず(>>188-189)
  第漆拾話 威風堂々!降り立った花影の戦士(>>191-196)
  第漆拾壱話 悲願達成!遂に入手、妖精の腕輪(>>211-213)
  第漆拾弐話 裏切りは突然に!我が名は夜叉丸(>>216-219)
  第漆拾参話 クチナワとの決戦!腕輪を奪還せよ(>>236-239)
  第漆拾肆話 運命を覆せ!虹龍・百花繚乱(>>253-257)
  第漆拾伍話 今明かされる、タックの過去(>>258-261)
  第漆拾陸話 復讐の毒蛇、オロチの策略(>>268-270)


273 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/08/31(Fri) 23:07

シノ「タックさん……さっき店の中で言っていたあれって……」
タック「ただの独り言や 忘れておくんなはれ
  …金の盗賊団に入るまで、ボクは1人だった 泣き虫で弱虫で、そんなボクを拾って強くしてくれたんが金の盗賊団やった
  そういった意味で、あれはボクにとっての家族や そして、闇の忍び部隊の皆もな
  シノ姉はん…あんたには感謝してますわ ボクに居場所を作ってくれた事……
  ボクは許されへん事をした……せやけど、ボクは闇の忍び部隊の力になりたいんや これは嘘や偽りやない…本当のボクの気持ちや」
シノ「そんな事…言わなくたって分かりますよ」
タック「え……?」
シノ「裏切ったかどうかなんて関係ありません 私はもうずっと、タックさんを仲間だと思っていますから
  サスケさんや、ジュキッドさんやワイユーさんだって、きっと同じ事を思っている筈です」
タック「さあ…どうでっしゃろなあ…皆、何やかんやで自分独自のルールを持っていて、関わりづらいからなあ」
シノ「確かに…そうかもしれませんね」




住人「うわあああああああああああ!!!」
住人「早く逃げなきゃ、殺されるーーーーーーー!!」


ジュキッド「何の騒ぎだ?」
住人「知らないのか!?刀を持って大暴れしている奴がいるんだよ!」
サスケ「刀だと…!?まさか…」
ジュキッド「ああ…そのまさかだろうな」
住人「なりふり構わず無差別に人を斬りまくっている恐ろしい奴だ…近づいたら殺され……おい!!本当に殺されちまうぞ!!今すぐ引き返せ!!」


鴉「ククククククククッ……人を斬る感覚は気分が良いが、雑魚ばかりでは面白みにやや欠ける……」

サスケ「だったら俺達が相手になろうじゃねえか」

鴉「クククククク……!闇の忍び部隊……しかも2人か……!騒ぎを起こせば向こうから来るというのは本当だったようだな……!」

サスケ「こいつ……最初から俺達をおびき寄せるつもりで……!」
ジュキッド「こんな事の為に多くの命を奪おうというのか……!」

鴉「あんたらだってそうして来たんだろ!?殺し屋同士、仲良くしようじゃねえか!ククククククッ……!」
サスケ「俺達とてめえを一緒にするな!!」

 ドォォォォオオオオオン!!!

鴉「ふっ…」

 ビュン!!

サスケ「何っ!?」

鴉「一度食らったんだ 二度は食らわぬ 今度は俺の番だな……!」

 ビュン!!

サスケ「……っ!速い!!」

 ビュン!!

サスケ「くっ………!」

ジュキッド「大丈夫か!?」

サスケ「掠っただけだ 大した怪我じゃねえ」

鴉「惜しい惜しい……今の一振りで確実に殺せると思ったのだがな……」

ジュキッド「ふんっ!!」

 ブンッ!!

鴉「あんたの攻撃も一度食らった 二度は食らわぬ はあっ!!」

ジュキッド「ふんっ!!」

 ガシッ!!

鴉「なっ……!刀を受け止めただと……!?」

ジュキッド「ふんっ!!」

 ドン!!

鴉「ぐふっ……!!」


サスケ「隙を見せたな…食らえ!!」

 ドォォォォオオオオオン!!!

鴉「ぐあああああああっ!!………くっ……!ここは一度撤退だ……!」

 ビュン!!

サスケ「チッ……!また逃げやがったか……!」

ジュキッド「奴の行方を追うぞ!奴を放っておくと大変な事になる」
サスケ「ああ……!」


274 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/08/31(Fri) 23:09


ベニー「……ふう、もう夜か……今日はもう店じまいだ よし、明日も頑張るか…!」

 ガララッ…

ベニー「あっ…!いらっしゃいませ……今日はもう閉店で……」

鴉「ククククククッ……!」

ベニー「っ………!ひい……!」



ベニー「うああああああああああああああああ!!!」



シノ「今の悲鳴は…!」

タック「あっちからや…!まさか……!」

シノ「ベニーさん…!」



シノ「ベニーさん!!」

鴉「……!」

 ビュン!!


シノ「ベニーさん!!しっかりしてください!!ベニーさん!!」

タック「お…おい…!誰にやられたんや…!?」


ベニー「み……店の中に突然刀を持った男がやって来て…………」

タック「刀を持った男……!?まさか……!」

シノ「しっかりしてください!今すぐ救急車を呼びます…!」

ベニー「いえ……私はもう助かりません………嬉しかったです……貴方達と出会えて…………
  親と死に別れて……寂しかったですが…………話している内に元気になれました…………
  少しの間でしたが……楽し……かっ……………………」

シノ「ベニーさん!!ベニーさん!!」

タック「くっ……!何て事や………!」




ジュキッド「……間違いないな 今日、無差別に人を斬っていた……恐らくそいつがやったんだろう」

シノ「………許せない……許せません……!どうしてあの人が狙われるんですか………!」

サスケ「酷い事を言うが、そいつは運が悪かっただけの話だ
  人は数多くの運命を背負って生きている……生きていれば良い事や悪い事がある
  今回たまたま悪い事が起こってたまたま命を落とした……それだけの話だ」
タック「……………」

暗闇斎「……無差別に殺された、1人の住人の遺族から依頼があった………この金で恨みを晴らしてほしいと…………
  やってくれるな?」
シノ「……………はい………」



鴉「ククククククククッ………闇の忍び部隊………今度こそ血祭りに上げてやる………!」

シノ「それはこっちの台詞です………」

鴉「………何者だ……?」

シノ「闇の忍び部隊、隊長……シノです 貴方を斃しに来ました」

鴉「闇の忍び部隊……!!ククククッ…!闇の忍び部隊の隊長が死にに来たか……!!
  俺の餌食となれぇぇぇえええええええええええええ!!!」

シノ「はあああああああああああああああっ!!花影流・紅蓮紅葉!!」

 ヒュバッ!!

鴉「が………はあ……………!!」

シノ「………貴方だけは……絶対に……許しません…!」

鴉「………くっ……まだだ……!闇の忍び部隊……!貴様の首は……俺が……!」

オロチ「いや……もう終わりだよ 君の負けだ」

鴉「……!?」

オロチ「あーあ、せっかく器を与えてやったってのに、こんなに役立たずだとは思わなかったよ
  君は用済みだ その身体ごと消し炭にでもなってしまえ」

鴉「なっ…!あ…あ……ああああああああああああああああああああああ!!!」

 ゴォォォォオオオオオオオオオオオオオ!!

シノ「…………!?」


オロチ「………やあ、また会ったね」

シノ「……オロチ………!」

オロチ「僕の君達への怒りはこの程度じゃ収まらないよ……僕から姉さんを奪った君達への罪の裁きは終わらない……
  次を楽しみにしていると良い 次に用意する刺客は、君達もよく知る人物だ では、いずれどこかで会おう」

シノ「………………!」



  第漆拾漆話 血塗られた妖刀 終


シノ「次回予告です 次に刺客として私達の前に現れたのは……ツキカゲさん…!?
  オロチの手にによって修羅の道へ堕ちてしまったツキカゲさん……何としても私達の手で救い出さなければ……!
  オロチは私達への復讐として卑劣な作戦を企てる
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第漆拾捌話ご期待ください」

275 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/09/02(Sun) 02:26
シノの腹の中で過ごしたい

276 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/09/03(Mon) 23:59
月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜でのスカーフィ、
ラブライブ!っていうアニメのキャラの矢澤にこかよ…
デデププ19巻10話に出てたのとは笑顔時はそれを絶やさない点は一緒だけど
それ以外はえらく違うな

277 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/09/05(Wed) 21:04
ツキカゲは敵の方が輝くタイプ

278 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2018/09/16(Sun) 19:47
アドレーヌ「こんばんは、また二ヶ月も開けちゃって申し訳ないよ」
カービィ「今年の夏は、人を殺しに来てるような暑さだったからしょうがないペポ」
リボン「暑かったね…。
ところでリップルスターの王女様の話なんだけど、
GT-R nismo売ったんだって」
アドレーヌ「570馬力のスーパーカーを?ま、そんな馬力まず使わないからね」
リボン「それにリップルスターなら、レンタルUFOやワープできるクリスタルもあるんだもの。
そんな世界にスーパーカーって必要あるのかなぁ?」
アドレーヌ「必要ないでしょ」
カービィ「ポップスターにもワープスターがあるペポ。
ポップスターなら600馬力以下の車と、
1000cc以下のバイク(リップルスターにバイク文化はない)もあるけど、
やっぱり600馬力も要らないと思うペポ」
アドレーヌ「車か〜…、私はクロスビー(91馬力)とBNR34 ニュルスペック(280馬力)があればいいや。
まだ買えないけど」
大王「車、500馬力規制に戻しちゃっていいか?」
アドレーヌ&カービィ「いいよ(いいペポ)」
リボン「こっちじゃもう400馬力規制になったよ、格差を小さくするためだって。
妖精族は空飛べるから、車なんか物積めて走ればいいって価値観強いの」
カービィ「あとリップルスターは、ポップスター以上に宇宙関係の文化に力入れてるもんね」
王女様の車は、これでWRX sti、クーパーJCW、ソリオGの3台です

>>202
アドレーヌ「こっちの近況報告に時間取られ過ぎた…。
さて、メロンは秋でも美味しいよね。
収穫時期がシビアで、熟したら一週間の間に取らないと味が落ちるみたい」
大王「プロとしてメロンを育てるのは大変なんだデ」
カービィ「農家に感謝してメロンを味わうペポ」

>>203
アドレーヌ「ミントは息をスッキリさせる食べ物だけど、
育て方を誤ると取り返しつかなくなるよね」
大王「ミントは地中に根を伸ばして、新たなミントを産み出すデ。
ほっとくと庭中ミントまみれになっちまうから困った植物だ」
カービィ「植木鉢で育てるしかないペポ」
リボン「プランターもいいよ」

>>204
アドレーヌ「私はお金あるけど、高級車とかあまり興味ないんだよね。
それより弟分・妹分のカー君、リボン、グーイの世話してる方が楽しい。
あと将来は、漫画家として面白い漫画を世の中に送り出したいの。
ところで、週刊チャンピオンの主力、佐藤タカヒロ先生亡くなったって?
漫画が途中で終わったらしくて、気の毒やら勿体ないやら…」

279 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2018/09/16(Sun) 21:07
>>205
アドレーヌ「まさか私が18年ぶりに復活するなんて思わなかった」
カービィ「いつも僕らの世話してくれるから、アドレーヌに幸運が舞い降りたのかもしれないペポ」
リボン「アドレーヌが復活することで私も復活できたよ」
カービィ「何気にアルティメットチョイス最強らしいね、アドレーヌ」
大王「元々こっちじゃアドレーヌはマリオファミリーからも警戒されてるデ」
アドレーヌ「それで構わない、マリオファミリーと何らかの競技で競うことになったら、
実力を見せつけてやるのみよ。
アイスホッケーだろうとカートレースだろうと金星取ってやる」

>>206
カービィ「僕のお腹は亜空間だから、僕にもよく判らないペポ。
この小説だけど、最後にユメタが僕のビッグバンみたいな技を出したね。
僕と組んでるのはキュアエコーとキュアクイーンで、三人でナイトメアと戦ってるペポ。
あとは教えないから自分達で見てねー。
プリキュアがボス戦後に踊るのは、本来なら会わないプリキュアが勢揃いするから、
お祭り的な意味を込めて踊ってるんだと思うペポ。
僕らもボス戦後に踊るけど、きっとただの偶然だよ」

>>207
カービィ「そんなんじゃ女の子に嫌われるペポ。
汚い雰囲気出さないで、もっと清潔感出しなよ。
爽やかに話しかけてみたら?
そんなんじゃ最悪な人間として扱われて終わっちゃうよ」
アドレーヌ「カー君が言うと説得力ある」

>>214
アドレーヌ「そんな番狂わせ、まずあり得ないよ。
カー君や私が主役の物語ならまだしも、シノはここでのオリキャラに過ぎないから、
公式で認められてないなら、アニメ製作者が許可だしてくれないよ。
私を主役にしたアニメさえ無いのに、シノじゃ尚更無理でしょ。
二次創作に期待するしかないけど、
こんなところの人をわざわざピンポイントで主役にしてくれる人がいると思う?」

>>220
カービィ「二次創作RPGはあるよ、YouTubeでいくらか出てるペポ」
リボン「私が主役のRPGもあるみたい」
カービィ「そうだなぁ、例えば異界の人間キャラと僕とで組んで、ダンジョンを冒険する話があるよ。
こうして僕らを盛り上げてくれる人の存在ってありがたいペポ」
リボン「一つ教えようかな〜、
私が主役やってるのは『星のリボン 天に捧げる妖晶花』。
変な敵多いけど、段々面白くなってくるから見てみて!」


280 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/09/17(Mon) 10:02

メロン「シノ達が祭りに参加して忙しいので、その間私達が留守番兼返事を返す事に……はあ面倒」
ミント「まあしょうがないでしょ 大人数で参加するわけにもいかないしね
  というわけで、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 広報部、始めます!」

>>275

メロン「また妙な事を言い出す奴が1人…」
ミント「大丈夫?良い病院紹介してあげようか?
  後でシノにぶっ飛ばされないように気を付けてね」
メロン「今のシノ、花影流の秘薬と妖精の腕輪の補正でほぼ無敵に近い状態だし、
  実際攻撃喰らったら普通の人なら死ぬかも」
ミント「まあそこはシノの事だから、ちゃんと手加減してくれるんじゃないかなあ流石に
  マジギレした場合はどうなるか分からないけど、余程の事がないと本気で怒んないもんねあの子」
メロン「触らぬ神に祟りなし……か」
ミント「そういう事だね」

>>276

メロン「ようやく突っ込んでくれる人が現れて何より」
ミント「実はこれよりも前にラブライブ!ネタは使われていたんだよなあ
  前には炎の忍び部隊が表向きの職業として経営している焔屋の名物焔饅頭、略してほむまん(>>89
  あとは妖精の腕輪を見た時のタックの「スピリチュアルや」発言(>>213)
  カグヤちゃんの「私知ってるよ」発言(>>264、他祭りスレで何度か発言)
  出てきたのはこれくらいかな?
  まあ今回のが流石に露骨すぎたっていうのもあるんだろうけどね」
メロン「実はあのネタは前から入れる予定だったのよね」
ミント「笑顔だけど怒らせたら怖いという二面性のあるキャラのスカーフィは、
  矢澤にこみたいなキャラでも似合うんじゃないかと思ってたからねえ
  金の盗賊団って、今後再登場予定ないし、あの場面だけの登場キャラクターだったから
  まあ良いやって思ってやったんだよね」
メロン「今後、シノがアイドル目指して歌って踊る展開も、もしかしたらあるかもね
  妄想の中でラブ手裏剣シュートなんかやっちゃうんじゃないかしら?」
ミント「そんな展開来そうか今の流れで?もしやるとしたら番外編みたいなのでありそうな気がするが」
メロン「こんな感じで、随所に小ネタが入ってくるから、分かっているのがあったらこれからも突っ込んで頂戴」
ミント「そのネタについて、私達も解説出来るから一石二鳥だよね」

>>277

ミント「ああそれ言っちゃうのか……シノに聞かれてたらなんて思うかな…」
メロン「でも実際そうよね 味方でいた頃より敵として出てきた方が不思議と生き生きした感じがするわ」
ミント「技名とかも凄い事になってるしな……妖刀ってあそこまで人を変えるのかよ」
メロン「まるで夏休みが明けた後の中学2年生みたいよね」
ミント「真面目だった子が急に不良になって何があったんだ!?みたいな?
  ともあれ次回はシノとツキカゲが久し振りに対面するみたいだから、どういう展開になるのか楽しみだな」

>>279(アドレーヌの>>214に対する返事について)

メロン「シノごときがアニメ化なんて無理ですって…?シノも甘く見られたものだわね
  スポンサーなんていくらでも作れるわ ミントの財力があればいくらでもね…というわけで、あとはお願いねミント」
ミント「はあ!?勝手に決めんなよ!!っていうか無理だわいくらなんでも!
  実際アニメ化するにしても無理があるぞ そもそもシノを知っている人がどれくらいいるかにもよると思うし、
  そっからどう広げてアニメ化まで持っていくか…その道のりって大変だと思うぞ
  それにHAL研とか任天堂とか、忙しくてそれ所じゃないだろうし、やっぱりアニメ化までは無理でしょうよ」
メロン「その不可能を可能にするのが人類の仕事でしょ?というわけで、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜を
  世間にどんどん広げて頂戴 シノも祭りスレで名を広めようと頑張っているみたいだしね」
ミント「そういう名目で頑張っているんじゃないと思うんですけど……
  っていうかシノ達がクレープ売ってるのってカクレンジャーネタかな?」
メロン「多分そうなんでしょう、お前がそう思うんならな」
ミント「何で偉そうなんだよ…まあいいや!というわけで、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜、これからも応援よろしくな!
  今月はシノ達が祭りスレに出ているから、次に出るのはそれが落ち着いてからだから多分10月頃かな?
  それじゃあまたな!」

281 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/09/17(Mon) 12:55
警戒されるということは包囲網を敷かれるということ
アドレーヌがマリオファミリーを崩すのが難しくなったということだ
普通の人は包囲網を敷かれると潰れていくのさ
コロコロのスーパーマリオくんのようなマリオファミリーなら、アドレーヌなら余裕で勝つだろうがな

282 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/09/17(Mon) 16:06
デデデ大王は俺の嫁

283 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/09/17(Mon) 19:17
14日から配信のニンテンドーダイレクトで
『毛糸のカービィ』が3DSでリメイクで来年発売だって!
マリオシリーズでは『ルイージマンション』、『マリオ&ルイージRPG3』、
『NewスーパーマリオブラザーズU』がリメイク
特に『ルイージマンション』は初代がリメイクだけでなく完全新作も出るって

284 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/09/18(Tue) 20:05
>>281
もう崩れてないか?w
グッズ売り上げ カービィファミリー>マリオファミリー

戦闘力の高さ
カービィ≧マリオ
アドレーヌ≧ワリオ=デデデ>グーイ>ルイージ≧ワルイージ
マリオ>(?)アドレーヌ

マリオファミリーのヒゲの四天王でアドレーヌを止められる奴マリオしかいないぞ…
そのマリオもカービィに負けそうだし

285 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/09/21(Fri) 00:02
シノってかわいいの?

286 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/09/24(Mon) 17:02

>>281

メロン「コロコロのスーパーマリオくんも、ギャグ補正で何やかんや言って勝つのが難しいと思うけど」
ミント「まあアドレーヌ達だってそういう部類にいるから、そっちもギャグ補正付きで何とか出来そうだけれど」
メロン「ギャグ補正とギャグ補正のぶつかり合い……カオスな事になりそうね」
ミント「うちらはあまり関わらない方が良いかもね」
メロン「アドレーヌなら、ペイント&暴力で問題なく解決でしょ
  今度こそスマブラ参戦でその実力をひけらかすチャンスだわ」
ミント「スマブラ参戦…ドリームフレンズに選ばれたから、有り得そうな気がして来たぞ……」
メロン「カービィ64も、後2年もすれば発売から20年経過ね」
ミント「もうそんなになるのか……早いよなあ……」

>>282

ミント「そんな事言って、シノに怒られないようにな
  …まあ、あのおっさんを嫁にもらおうなんて、とんだ物好きもいたもんだよな」
メロン「今の台詞、録音させてもらったわ シノが帰ってきたら聞かせてあげようかしらね」
ミント「マジかよ!?いや…これはその…冗談だって……!
  っていうか洒落になってねえよ…!」
メロン「じゃあ、10万円ほど融資してくれない?ゲームに課金して今大変なの」
ミント「また課金かよ!!そう言って今まで何万融資したと思ってんだ!?」
メロン「私が貧乏で可哀想な子って知ってるでしょ…?前に住んでいた惑星では両親に虐待されていた事も
  ねえ?とある惑星の大富豪のお嬢様……」
ミント「ああもうそれは言うなって!!あいつらとはもう決別したんだ!それでこの星に逃げてきたってのに…
  あたしだってそんな沢山持ってるわけじゃないからな!一応アルバイトまでしてコツコツと金を貯めているんだからな…!」
メロン「でも、いくらかは持っているんでしょ…?分けて頂戴よ 恵まれない可哀想な貧乏人に…ね?」
ミント「何が可哀想な貧乏人だ!物を乞うなら、もう少し態度をなあ…!」
メロン「良いのかしら?友達の願いを聞けないなら、さっきの録音したのをシノに聞かせる事になるけど…」
ミント「分かった分かった!分かったからそれはあたしにくれ!削除削除……っと
  >>282!お前の所為だからな!!」
メロン「何責任転嫁してるのよ 自分で喋ったんでしょ」
ミント「うるさい!それは言うな!」

>>283

ミント「新しい情報、ありがとな!
  しかしもう来年の予定まで決まってんのか 流石だな任天堂!
  毛糸のカービィリメイクか……確かにあれは3DS向きではあるのかな」
メロン「マリオシリーズも3作品のリメイク、それに加えてルイージマンションの完全新作と、
  かなりの気合いね 一体どうしたのかしら」
ミント「任天堂も、生き残るのに色々頑張っているみたいだな
  スマホのゲームが多くなっている今、ゲームの売り上げも悪くなりそうだし」
メロン「任天堂は今年の冬にスマブラの最新作を予定しているのだから、安泰でしょう」
ミント「まだどうなるかは分からないけどなあ ともあれ、この先の任天堂に期待大だな」


287 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/09/24(Mon) 17:03

>>284

メロン「どうでも良い事だけれど、アドレーヌを買い被りしすぎてないかしら…?
  バイオレンスな事に違いはないけど」
ミント「誰がバイオレンスだ!お前の方がよっぽどバイオレンスだっつーの!
  確かに昔はマリオシリーズがダントツだったけど、今はカービィシリーズも有名になってきて
  マリオと並び立つまでになった!ここまで応援してきた身としては感慨深い事だな!」
メロン「この裏には、このスレッドの活躍もあったお陰であるという事をお忘れなく」
ミント「いや…絶対1ミリも貢献出来ていないぞ……!このスレがあろうがなかろうが関係ない筈だ」
メロン「かもしれないわね それでも、12年というこのスレの歴史を守り続けて来たのだから、
  せめて世間に知られるくらいには名を残したいわね」
ミント「ここでは無理なような気がするぞ……まあ、そうなって欲しいとは少しくらいは思ってるけどな、あたしも」

>>285

メロン「勿論よ、そんなの、問うような内容じゃないでしょ」
ミント「心優しいし、言葉遣いは丁寧だし、強いけど、だからと言ってそれを鼻に掛けようとはしない
  まさに完璧なヒロインだ」
メロン「欠点があるとすれば…そうね 本人はあまり目立とうとしないから、
  アドレーヌや他の女キャラと比べるとどうしても魅力の点で見劣りする事ね
  謙遜しすぎるのが悪い癖なの もう少し堂々としていても罰が当たらないだろうに」
ミント「そこがシノの良さであり、そういう所は他のキャラハンにも評価されてんじゃん
  シノはそのままでいた方が、やっぱりシノらしくて良いんじゃないか」
メロン「べた褒めしすぎね……まあ友達だもの それなりに恩義もあるし、たまにはそういうのも良いでしょ
  答えは聞かないけど」
ミント「あー!それ、あたしの台詞だっつーの!
  っつーわけで、今日はここまで!お祭りも残り1週間だな!シノ!早く戻って来ーい!」

288 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/09/26(Wed) 16:06
メロンがキャバ穣になったら人気でそう

289 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/09/26(Wed) 16:07
ミントがホストになったら人気でそう

290 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/09/27(Thu) 10:56
>>278を見て考えさせられた
スーパーカーなんて要らないよ
日本、できれば世界も500馬力規制かけてくれんものかな
それより宇宙に目を向けろと

291 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/09/27(Thu) 21:57
アニメ『星のカービィ』が放送終了して今日で丸15年
それと昨日で7スレ目の781で大王が結構好きと公言してた、
デデププ以上に滅茶苦茶なギャグ漫画『絶体絶命でんぢゃらすじーさん』が初めてゲーム化されてからも丸15年
更に3日前は初めてでんぢゃらすじーさんを掲載した時は22歳だった原作者、曽山一寿が丸40歳になった日
昨年の月刊コロコロ4月号から『でんぢゃらすじーさん邪』から『なんと!でんぢゃらすじーさん』へと2度目のタイトル微妙変更をして(内容自体は第3部になっても殆ど変更無し)今もなお連載中だけど、
大王は今でも好きなんかな?

292 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/09/27(Thu) 23:56
ここのキャラが、もし火ノ丸相撲の『相』を扱えるならこうなるかな
アドレーヌ 修羅戦黒の相
カービィ 恍惚の相
デデデ大王 可哀の相 あ、冗談です 鬼炎万丈の相
シノ 静謐の相
メロン 憐憫の相
ミント 雷帝の相

こうしてみると一見一番恐いのはアドレーヌかミントか

293 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/10/05(Fri) 00:53
卍・獄・殺…!

294 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/10/05(Fri) 11:35
俺と出会った瞬間に、アンタの運は尽きたんだよ

295 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/10/05(Fri) 15:08
予測を裏切る現実、スリル…そういうのを知りたいのさ

296 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/10/05(Fri) 23:50
愚民ども!頭が高ーーーーーーい!!!!!

297 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/10/06(Sat) 19:38
俺・・・幻覚を見ているのかな???さっきテレビでとある国民的アイドルがカービィの声質で歌を歌ってたんだけど
カービィと違って殺人級な歌声じゃないんだな。そりゃあそうだよな!
カービィの歌声でアイドルだったら今頃放送事故レベルじゃないもんな〜
ってかなぜカービィは未だにあの殺人級な歌声でアイドルになりたいとか恐れ多い事を言うんだろうな。そうは思わないかい?皆さん

298 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/10/08(Mon) 13:50
賭けたもんは払ってもらう。命だろうと変わりゃしねぇ

299 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/10/08(Mon) 16:21
この俺自身がシノになることだ

300 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/10/08(Mon) 22:14
ラリホー

301 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/10/08(Mon) 23:14

シノ「こんばんは シノです お久し振りでした」
タック「いやあ、や〜っと帰って来られましたなあ!」
カグヤ「全く…誰の所為でそうなったと思ってんのさ!」
ジュキッド「一体、何があったと言うのだ?」
シノ「それがですね……」
カグヤ「おじさん聞いてよ!こいつってばお祭りが終わった後、早く帰ろうって言ってんのに
  せっかくだから色々な所を寄り道してから帰ろうって言ったの!」
シノ「長居していたら台風がやって来てしまって、しばらく帰れない状態が続いていたんです」
ジュキッド「成程な……」
タック「いやあ天気までは予測出来なかったって言うか…何て言うか……」
シノ「台風が来るかもしれないという警告はありましたよ」
タック「かもしれないでっしゃろ?来ないと思ったから……」
カグヤ「けど来たじゃん台風!本当、タックが余計な事しなきゃ無駄に滞在しないで帰って来られたのに!」
シノ「お陰でお祭りで稼いだお金の大半は宿泊代に消えてしまいましたね……」
カグヤ「全部タックが悪いのタックが!本当一緒にいるとロクな事にならないんだから!もう絶交絶交!」
タック「せやから謝ってるやないでっか〜……」
シノ「その割に1人だけ高いご飯を食べて満足していませんでしたっけ…?」
タック「堪忍やって…ホンマに…!ボクの好感度だだ下がりやないでっか〜!」
ジュキッド「心配するな 貴様に好感度など最初から無い」
カグヤ「そーだそーだ!タックの癖に好感度なんて生意気なんだから!」
シノ「それでは、早速返事を返して参りましょう」

>>288-289

シノ「メロンさんはともかくとして、ミントさんがホストは無理があるような気が……」
タック「まあミントちゃんってボーイッシュやさかい、男装とか結構似合ってたりしてな」
シノ「ミントさんって男装とかそういうのは好まないように思いますけど、頼めば案外引き受けてくれたりするのでしょうか…?
  メロンさんは人に媚びるどころか人の下になる事自体好きじゃないから、自分から進んで仕事をする事はないと思いますね」
タック「そうなんや…残念 メロンちゃんにお酒注いでもらったらさぞ幸せやろなあ…」
カグヤ「ま〜た変な事考えてる」
ジュキッド「気にするな 奴と付き合える女など、菩薩で無ければ不可能だ」
シノ「メロンさんも言ってましたね 生理的に無理って」
タック「傷口に塩塗るような事言うの辞めて!一生懸命現実から逃げようとしてたのに!」

>>290

タック「確かに、交通事故も多い今、速く走れる車なんて危険なだけかもなあ」
シノ「飲酒運転も、いつの時代も消える事はありませんし、交通ルールも厳しく取り締まるべきですね」
カグヤ「いくら厳しくした所で、減るとは思えないけどね」
タック「事故を増やすも減らすも人の心がけ次第やさかい、自分だけは大丈夫だなんて思ってはると、思わぬ所で災いが降りかかる
  世の中っちゅうんは、不思議とそういう風に出来ているんや 舐めてはると痛い目に遭いまっせ」
ジュキッド「全く、教習所で一体何を教わったのやらな…だが世の中には色々な人間がいる 仕方が無い事と言えばそれまでだろう」
シノ「宇宙に目を向ける必要はあるかどうか分かりませんが、500馬力規制はあった方が良いですね」


302 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/10/08(Mon) 23:15

>>291

タック「アニメカービィからもうそんなに経ったってそれホンマでっか!?」
シノ「2003年ですから、確かにもう15年経っていますね」
タック「あっという間やなあ…でんぢゃらすじーさん初めてゲーム化は知らんかったけど」
シノ「RPGが作れるゲームでしたっけ?」
タック「それ、うちゅう人田中太郎や」
シノ「7代目スレッドで陛下が……?見てみたら、確かに面白くて好きだったっていう発言がありましたね
  あの漫画、人によっては面白いと感じると思いますが、勢いだけで中身が無いから、私にはちょっと理解が追い付きません
  ああいうのを、シュルレアリスムと言うんでしょうか」
タック「考えるな感じろっちゅう事でっしゃろな そういう意味で、ボーボボと通ずるものがありまんな」
シノ「私も、そういう発言があった事を知らなかったのに、結構見ていらっしゃるのですね……」
ジュキッド「案外、自分より他人の方が詳しいという事もあるしな」
タック「ボクも発言には気を付けるようにせんとなあ」
カグヤ「今更遅いような気がするけど」
ジュキッド「こいつの空気を読めぬ発言は拾いきれぬ程だろうな」
タック「いやいや、結構気の利くような事だって言ってまっせ」
ジュキッド「例えば?具大的に言ってみろ」
タック「それは……すぐにパッと出て来ないけど……名無しの皆さんなら探してくれまっしゃろ!」
カグヤ「他力本願なんて最低なんですけど!」
シノ「仕方がありません タックさんはそういう人ですから
  時間が有り余っても決して探してあげないでくださいね 調子に乗ってしまいますので」

>>292

タック「デデデの旦那以外、相撲向きと言えるかどうか分からんけどな それは言っちゃあかんか
  修羅戦黒の相と雷帝の相ってのは確かに一見強そうに見えるけど、鬼炎万丈の相っちゅうのも中々やないでっか?
  火ノ丸相撲とか正直詳しくないから、能力とかよう分からんけど、見た目からして力技で押し切るって感じやな
  反対に静謐の相と憐憫の相は柔よく剛を制す的な感じで、強いと言うより厄介なイメージやな
  挙げられているキャラは結構分かりやすい性格やさかい、当てはめやすいのかもしれまへんな
  恍惚の相…?それはよう分からん どんな能力か皆目見当つかんな」
シノ「名前から察するに、相手を問答無用で惚れさせる能力でしょうか いかにも人気者のカービィさんらしいですね」
タック「その流れで、ボクやったら何に当てはまるんやろな?」
ジュキッド「ずばり阿呆の相だろう」
カグヤ「それタックにぴったり!」
タック「嫌やわ、そんな弱そうな名前」
シノ「酔わそうと思わせて、意外と番狂わせな能力だったりするかもしれませんね」

>>293-296、他

タック「大丈夫?書き込む所間違えてない?」

>>297

シノ「その殺人級な歌声というのに本人が気づかないのが問題なわけでしてね……」
タック「自分の声を録音して聞いた時、イメージした声と全然違うって現象を経験した事ありまっか?
  それと同じなんやろな、多分」
シノ「カービィさんの歌声を録音して、それを実際に本人に聞かせてみたらどういう反応をするのでしょうか?」
タック「自分の歌声やって認めないか、素敵な歌声やって自画自賛するかのどちらかやろな 前者やと思うけど
  そもそも、録音出来るんかいな?録音する前に、機材が壊れてしまいそうやわ」
シノ「普通の録音機材で駄目なら、父にどんな音でも録音出来る丈夫な録音機器を作らせます」
タック「いつも思うけど、暗闇斎の旦那はドラえもんか何かでっか?」
ジュキッド「多芸すぎて怪しく思えて来るな 何者なのだろうなあの人は」
カグヤ「子煩悩な馬鹿親だと思っていたけど、結構凄い人なんだねあの人」
タック「せやから暗闇斎になれたんでっしゃろな」


303 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/10/08(Mon) 23:15

>>299

シノ「どういう経緯でそんな発想に至ったのでしょうか?」
タック「どうせヨコシマな考えでっしゃろ 聞くだけ時間の無駄やと思うけど」
ジュキッド「お前も似たようなものだろう お前の口からそんな言葉が出るとはな」
タック「一緒にしないでくれまっか?ボクは女の子とイチャイチャしたいとは思うけど女の子になりたいとは思いまへんで」
シノ「格好つけて言う台詞じゃないと思うんですけど……」
タック「分かってますわ っていうか、何でそんな話してるんやろな……」
ジュキッド「お前が勝手にそういう話にしたのだろう」
タック「そうやって全部ボクが悪いみたいな空気作んのやめてもらいます?」
カグヤ「だってその方が話的に楽なんだもん、ね」
ジュキッド「そうだな」
シノ「フォローしたいですけれど……難しいですね」
タック「皆敵や」
ジュキッド「いじけるないじけるな 俺達が悪かった 秋刀魚だ、食うか?」
タック「いらんわ」



シノ「では、今日はここまでです
  最後にお知らせですが、お祭りの最終日、結局返事を返しきれなくて申し訳ございませんでした
  返事は書いていたのですが、時間内に間に合わせるのは厳しいと判断し、書き込む事が出来ませんでした
  少しずつになると思いますが、返しきれなかった返事は完走したスレッドで答えられなかった質問を答えるスレッドで返して行こうと思います
  出来るだけ早く返そうと思います ですので、どうかよろしくお願いします」

304 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/10/09(Tue) 00:32
To LOVEるのララの声が個人的に
ひかわカービィの声に一番近いイメージ
ちょうどピンクの悪魔って共通点もあるし

305 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/10/09(Tue) 08:01
全力全開!!

306 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/10/09(Tue) 11:20
逮捕するわ!

307 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/10/09(Tue) 12:58
>>302
静謐の相 落ち着きながら相手を捩じ伏せる
憐憫の相 相手を憐れみながら相手を捩じ伏せる
恍惚の相 自分って才能あるんだなぁ、と優越感に浸りながら捩じ伏せる

カービィは恍惚の相と暢気の相 二つ持ちな気がする
他の相についても知りたいなら後に説明に来るよ

308 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/10/09(Tue) 14:15
お仕置きの時間

309 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/10/10(Wed) 01:15
シノの声は声優でいうと誰のイメージだろうか
わからないならスルーしていいよ

310 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/10/10(Wed) 23:00
いいザマだ

311 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/10/11(Thu) 15:02
そこでストップだ

312 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/10/11(Thu) 19:34
タックは人間なのにどうして猫耳付いてるの?

313 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/10/13(Sat) 10:22
皆さんがんばりすぎない程度にがんばって!

314 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/10/13(Sat) 16:47
カービィみたいに飛んでみたい
どうすればいいの

315 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/10/14(Sun) 00:38
ゲームボーイ版の星のカービィがメルカリで売られてる
箱と説明書もちゃんとあって、しかも未使用美品ときている
これは買いなのか?

316 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/10/14(Sun) 23:32
>>315
欲しけりゃ買えばいいんじゃないかな、いくらか知んないけど

>>299はしーのんになって何する気なんだろうねぇ

317 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/10/15(Mon) 19:00
ふあ?…ナンセンスな奴等だなぁ

318 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/10/15(Mon) 20:52
ついてきな!

319 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/10/16(Tue) 19:52

>>304

タック「せやろか…?To Loveるのララの声って、カービィにはちょっと女の子すぎる声やと個人的には思うけどな
  ボクはどっちかっていうたら金田朋子のイメージやったわ 毎日はしゃいでそうなイメージやし」
シノ「私は、アニメ版と同じで大本眞基子さんでも良いのではないかとおもいましたけど、
  そっちの声でもしっくり来るかもしれませんね あの独特な金切り声はカービィさんの歌声に合いそうな気がしてきます」
カグヤ「バラエティ番組とかではよくネタにされてるけど、声優さんとしての演技力は凄いんだよね
  ボンバーマンジェッターズとか知らない人には是非観てほしいかな」
タック「ララの声はシノ姐はんやない?前にメロンちゃん辺りが戸松遥っぽい声とか言わはってた気がする」

>>307

タック「ちょっとググってみたけど、恍惚の相ってめっちゃ腹立つ顔するらしいな」
シノ「確かに、カービィさんらしいと言えばらしいかもしれませんね」
タック「静謐の相は主将っぽい感じやし、憐憫の相は精神攻撃って感じなんやろかね」
シノ「精神攻撃……メロンさんなら実際やりかねないから、素直に笑えませんね……
  所で相って1人1つというわけでもないんですね?2つ持てるという事は、2つ以上の相を使えるという事なのでしょうか…?」
タック「いわゆる流派みたいなやつなんやろうか?そこまでは調べて来んかったからよう分からんわ
  何かのきっかけで突然目覚めて使えるようになったみたいな異能系かもしれへんし」

>>309

タック「さっきで話がもう出てきてしもうたけど、戸松遥のイメージやな
  三森すずこでも似合いそうな気がする個人的には」
シノ「どの声優さんのイメージかっていうのは良い質問ですし、話の内容に良いですね
  有り得ないけど、もしアニメ化するとしたら…みたいに想像出来るのが楽しいです
  余談ですが、アドレーヌさんは水谷優子さんのイメージでした 2年前に亡くなってしまったのがとてもショックでした」
カグヤ「これ、他の人の意見も聞いてみたいよね 誰がどの人の声のイメージかって」
タック「逆に、声優に詳しくないとついて来られないかもしれんな」

>>312

カグヤ「だってタックは人間じゃなくて猫だもん 猫耳付いてるのは猫だから当然でしょ!ねっ!
  じゃあタック、お手!お座り!」
タック「猫やない!それとお手とお座りは犬や!」
シノ「じゃあその猫耳はどう説明するつもりですか?いかにも猫って感じですけど…」
タック「よくぞ聞いてくれました!これはな、地獄耳って言うんや!」
カグヤ「地獄耳?」
タック「遠くの音や小さい音も聞こえてしまう優れた聴力の事を地獄耳って言うやろ?
  ボクのこの耳は、遠くの音でもよく聞こえる為に発達したモンなんや」
シノ「何の為にですか……?」
ジュキッド「まさか、銭の音か」
タック「ピンポーン!地雷矢の旦那正解!そう!ボクのこの耳は、落ちたお金の音がよく聞こえるように発達したんや!」
カグヤ「え〜なんか意地汚い……猫だからじゃないんだ…がっかり」
タック「そこでがっかりされても困るんやけど」
ジュキッド「もう良い、面倒だから猫だからという事にしておけ」
タック「何故!?」
ジュキッド「ほれ、秋刀魚だ 食え」
タック「いらん言うとるやろ!せめて焼いてくれへんか?」

320 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/10/19(Fri) 14:24
OH?!ニンジャ?!

321 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/10/20(Sat) 00:12
カービィがこんなに長く続くなんて思ってなかった
本当に驚きだ

322 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/10/27(Sat) 21:57
ttps://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181027-00374271-nksports-ent
この記事見たら分かるように、本日から公開の映画プリキュアが
「アニメ映画に登場する最も多いマジカル戦士の数」という新カテゴリーでギネス認定された
しかもこれ、製作の東映アニメーションの方から申請したところ認められたのだから
考えてみればカービィ特有のコピー能力、通常のだけでも62種類あるから
これに因んだ新カテゴリーでギネス申請したら認定される可能性あるかも!?

323 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/10/29(Mon) 00:01

>>313

タック「頑張り過ぎない程度に頑張れ言うから2週間以上も休んでしもうたわ
  どう責任取ってくれるんでっかこれ?」
カグヤ「私、知ってるよ そういうのって責任転嫁って言うんだよね」
タック「頑張り過ぎない程度に頑張れってどういう事やのん?普通に頑張れで良えやんか」
シノ「私達、周りの方々に心配されているようですし、私達の体調面を気遣う方々が多いんじゃないでしょうか?」
カグヤ「それ、『私達』じゃなくてしーのんだけじゃないかな」
タック「ボクは適度に休めているから大丈夫やけどな!」
ジュキッド「お前は休んでいると言うよりサボっているだけだろう」
タック「そんな事ありまへんって!ボク、こう見えてもバリバリ働き者やさかい、苦労も結構溜まっているんでっせ!」
カグヤ「本当かどうかは知らないけど、あんまり頑張ってない人程頑張ってるとか苦労してるとか言うらしいよ」
タック「いつもいっつもそういう情報どっから仕入れて来るんでっか?」

>>314

カグヤ「んーそだねー 肺活量を鍛えれば、ある程度空気を溜め込めるようになって
  そしたら空を飛べるようになるんじゃないかなー?」
シノ「適当なアドバイスはしないでください」
タック「いくら並外れた肺活量だとしても、溜め込める空気の量は限られているし、
  そもそも空気で空を飛べる筈ないやないでっか あれはカービィだから出来る芸当なんや」
シノ「陛下も空を飛べますけれど」
タック「揚げ足取らんでくれまっか?フィクションやから出来る芸当であってな、
  それに、我々生物には、ちゃんと大地を踏み歩く為の足が付いている!
  空なんか飛べなくて良えんや!あんたには、立派な足が付いているやろ それだけで充分幸せな事やと思いなはれや」
カグヤ「なーんかどっかで聞いたような台詞だね」
タック「ま、どうしても空飛びたい言うんやったら、ドラえもんにでもお願いしてみるんやな!」
シノ「無茶言わないでください」

>>315

カグヤ「ん〜欲しいと思うんなら買った方が良いんじゃないかな?
  未使用美品ってだけで、中身は普通のゲームでしょ?」
タック「せやけど、20年以上も前のゲームを未開封のまま取っておくなんて、中々出来る事やないでっせ!
  っていうか、何で20年以上もずっと未開封のままにして、挙句の果てに売ろうとするんかね?」
シノ「それで思い出したんですけど、私、未だにポケモンのサンバージョンを未開封のままにしています…」
タック「それ、売った方が良えんやないかな」
カグヤ「もう既に新しいの出ちゃってるしね」
タック「買い物において大切な事は買った後後悔するかしないかや!後悔しないんやったら、買うても良えんやない?
  ただし無駄遣いは控えるんでっせ!」
ジュキッド「誰もお前にだけは言われたくないよな」

>>316

カグヤ「しーのんってあだ名、もう広まってるみたいだね
  確かに呼びやすいもんねしーのんって」
シノ「そ…そうですか…?呼ばれて嫌ではないですけど……むしろ可愛らしい呼び名で気に入っています」
カグヤ「じゃあ私もこれからしーのんって呼んじゃおうっと!しーのん!しーのんしーのんしーのん!」
シノ「そ…そんなに連呼されるのは……ちょっと………」
カグヤ「あー!照れてる照れてるー!」
タック「そないシノ姐はんを困らせちゃあきまへんって
  じゃあボクの事はタッキーって呼んで!」
カグヤ「それは無理」
タック「即答されると流石に傷付きますわ……」
ジュキッド「ほれ、秋刀魚だ 今度は焼いてやったぞ 食え」
タック「うん……食べる………」
シノ「食べるんですね……」


324 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/10/29(Mon) 00:02

>>320

タック「NO!サムライ!」
ジュキッド「嘘をつくな」
カグヤ「タックは忍者っていうより泥棒の方が近いよね」
タック「せめて義賊って呼んでもらえまへんか?」
カグヤ「でもそれって結局泥棒って意味だよね」
タック「そりゃそうやけど、泥棒より義賊って言った方がイメージ良くなりまへんか?」
カグヤ「別にどっちでも良いよ タックに良いイメージなんていらないもん」
タック「ガーン!!ショック!!」
シノ「大変です!タックさんが泡吹いて倒れてしまいました!」
ジュキッド「それは大変だな 半年診てもらった方が良さそうだな」
カグヤ「病院の方が逃げて行きそうだね」

>>321

タック「出て来たばかりの当時はワギャンランドと同じようなポジションに落ち着くと思ったんやけどなあ」
カグヤ「今じゃマリオと肩を並べるくらいだもんね」
シノ「時が経てば経つ程勢いが増して行きますね その人気は衰え知らずです」
タック「このまますぐに30周年到達してしまいそうやなあ 20周年に到達したのも最近の話やと思ったのにな」
シノ「思えばもう6年経過しているんですよね 信じられません」
タック「このシリーズがここまで続くなんて確かに思いもしなかったなあ
  そしてこのスレッドも、ここまで続くなんて夢にも思わんかったわなあ」
シノ「陛下が10ちゃっとの存在をもっと早く知っていれば、あの頃より前にスレッドが出来ていたかもしれません
  このスレッドが出来る前は、ワザップというゲームの裏技を集めたサイトを見て、ゲームの裏技を沢山調べていた日々を送っていたそうですよ」
タック「そんな情報いらんわ」

>>322

タック「そんなんでギネス取れたら、こっちも簡単にギネス取れそうやな」
シノ「最も多い能力の数というカテゴリーが出来れば、右に出る者は無さそうですね」
カグヤ「このスレも、最も長く続いたスレッドとしてギネス認定されたりしないかなー?」
タック「無理でしょ このスレと同じくらいかそれ以上長く続いているスレなんて、探せば結構見つかると思いまっせ」
シノ「上には上がいますからね 頂上を目指すのは根気が必要不可欠ですね」
カグヤ「じゃあ根気強く目指して行こうよ!目指すは100年!」
タック「その頃にはボクら、どうなんてんやろな」
シノ「案外続いているのかもしれませんね」

シノ「それでは、今日はここまでです 次回もよろしくお願いします さよなら」

325 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/10/30(Tue) 17:24
月華の鎧剣士メタナイト様〜♪

326 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/10/31(Wed) 18:13
夜は焼肉っしょーー!ハッハハハーーー!
カービィの好物はマキシマムトマト!アッハハハ!
シノの言動はどう見ても大人のお姉さん!

327 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/11/01(Thu) 18:14
アドレーヌさん=火ノ丸相撲の冴ノ山関(西関脇)ポジションかな?
格下〜同格には安定して勝つけど、大相撲に例えるなら惜しくも大関になれる力は無いポジション
上位にも結構しつこく食らいつくも、vs上位戦では大抵負ける
ちなみに例えば同じ関脇の場合、西関脇より東関脇の方が僅かに優位
同じ番付なら 東≧西 は大相撲の基本
ただ、アドレーヌさんの場合冴ノ山ポジションにも見えるし、天王寺さんポジションにも見える
出しそうな相が修羅戦黒の相だと言われていたな
けど、ポジションだけ見れば冴ノ山みたいだ

カービィはやはり主役・火ノ丸のポジションか?
火ノ丸ポジションと見せかけて蛍や刃皇ポジションかもしれんけど
カービィは任天堂の西横綱ポジションだから。東横綱はマリオ

しーのんは久世草介ポジションと見た
出しそうな相の話でも静謐の相だったから
しーのんの秘めたる力はアドレーヌより上だし、久世草介も天王寺獅童より上だし

328 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/11/02(Fri) 16:12
シノは力士みたいな体型だから、マラソン選手に向いてるよ

329 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/11/05(Mon) 22:19

>>325

タック「次回から、月華の鎧剣士メタナイト〜騎士道一直線〜が始まります 乞うご期待」
シノ「始まりません 勝手に嘘の予告をしないでください」
カグヤ「う〜ん…鎧剣士より仮面剣士って言った方が良いんじゃないかと思うんだけど」
タック「仮面剣士やと、何か格好悪い響きやないでっか?まああれも鎧っぽいし、もう鎧で良えんやないかな」
ジュキッド「物語が変われば俺達はどうなるのだ?」
タック「ただのモブか、もしくは一切登場しないかのどちらかやな」
カグヤ「あるいは敵役」
シノ「私達、悪役になるんですか!?どうして…!?」
タック「まあ……忍者と騎士は相容れない存在やしなあ……
  丁度今やってる戦隊みたいな感じでやれば良いんやないかなあ
  ルパンレンジャーVSパトレンジャーみたいな」
シノ「話がややこしくなりますので没にします」
カグヤ「えぇ〜〜〜〜!?」
シノ「えぇ〜〜〜〜じゃないです まさか本気で考えていたんですか…?」
カグヤ「そっちの方が面白そうじゃん」
タック「ボクら完全に引き立て役になりそうやけどな」

>>326

タック「大丈夫?酔っぱらって書き込みしちゃ駄目でしょ 書き込むんならシラフの時にしなさいよ
  まあボクもたまにあるけどな!酔ってる時ってついつい突拍子もない事を言い出したくなるもんさかいな!」
ジュキッド「それはお前だけだろうが」
カグヤ「酔ってないであれだったら凄いよね 普段どんなテンションで生活してるんだろう なんか心配になってきちゃうね」
タック「大丈夫大丈夫 ああいうタイプは部屋で一人きりの時は大体テンション低いから」
カグヤ「それはタックでしょ」
タック「いやいや、ボクはいつもこんな感じでっせ」
ジュキッド「こんな感じで今まで俺達の事を騙し続けていたんだからな もう何を言っても信用出来んよお前は」
タック「そ…それはもう過ぎ去った話でっしゃろ!?今はもう正真正銘の仲間でっせ!な・か・ま!」
カグヤ「ねえしーのん 提案なんだけど、タックに緊箍児みたいなのを付けた方が良いんじゃない?
  西遊記で孫悟空が頭に付けている輪っか 悪い事しようとしても出来なくなっちゃうかもね」
シノ「それ、良いですね!」
タック「待って待って待って!ホンマに…ホンマにもう裏切りまへんから……
  っていうか、そんな緊箍児なんてそうそう見つかるわけが……」
カグヤ「リップルスターに禁欲の輪っていう緊箍児に似た輪っかがどこかに眠っているって聞いた事があるの
  頭に付けると死ぬまで二度と外せなくなって、少しでも欲を持てば悪夢のような苦しみを味わうの
  そんな伝説をお姉様から聞いた事があったんだよね」
タック「なんて恐ろしい……」
ジュキッド「お前なら一日中苦しんでそうだな」
タック「リップルスターに生まれてなくてホンマに良かったわ」


330 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/11/05(Mon) 22:22

>>327

タック「いつも思うんやけど、日ノ丸相撲の話してる人って全部同一人物なん?
  もし全部別人だとしたら、日ノ丸相撲に詳しい人多すぎやない?
  日ノ丸相撲ってそんなメジャーな漫画なんでっか?」
カグヤ「週刊少年ジャンプだし、アニメもやってるみたいだし、知ってる人は知ってる漫画なんじゃないかな?」
タック「週刊少年ジャンプって、今何が連載中なのか全く分からんわ コロコロコミックなんてもっと分からん!」
シノ「昔から知っている漫画が既に完結していると分かった瞬間って、時の流れの残酷さを実感しますね」
タック「確かになあ 当時は信じられへんかったもんなあ
  話が逸れてもうたけど、良え例えかもしんないなあ 原作を知らへんから、何とも言えへんけどな
  アドレーヌは、色々ネタにしてるけど、実力の程は、ちょっと喧嘩の強い女の子やさかい、
  そこら辺の不良相手なら負けへんけど、所詮女の子や 力の強い奴には押し倒されてしまうやろ
  まあアドレーヌは自分自身でその辺しっかり分かってはるし、
  自分より強い相手には余程の理由が無い限り自分から決闘を申し込む事はないだろうし、
  自分のレベルで戦う相手を冷静に判断しているから、そういう所も含めての強さやと思いまっせ
  賢い可愛いアドレーヌと呼ばれるだけの事はありまんな」
カグヤ「一方で、しーのんは、修行で一度死にかけただけじゃなく秘薬で数倍の力が出せるようになったし、
  妖精の腕輪で更に力が倍増しているから、もう人間並みの強さじゃなくなってるんだよね
  化け物のレベルじゃないかな 人間の姿をしたモンスターって言った方が良いのかもね」
シノ「モンスター…ですか……?確かに自分でも人間離れしてしまったとは思いますけれど……
  多くの人を守りたいという気持ちで戦ってきましたが、ここまで強くなろうとは思いませんでした
  色々な人の助けがあって、私はここまで強くなれたんです……この力、多くの人を守る為に使いたいです」

>>328

タック「力士っていうよりレスラーやない?」
シノ「私、そんなに良い体格じゃないですよ……勝手に変な事言わないでくれますか?」
タック「冗談ですって 突っ込むのが色々面倒やさかい、適当に返事しただけですわ」
カグヤ「確かにしーのんって、力士どころか、ヒョロガリだよね 力はある筈なのに腕は細いし あと胸無いし」
シノ「す…少しはあります…!あ…あると思います……!まだ成長期だから、あるのか無いのか分からないくらいの大きさですけれど、
  お…大人になったらきっと……って、変な事言わせないでください……!」
タック「どれどれ…ではボクがシノ姐はんの膨らみかけの胸を少しばかり確かめさせても……」

 ドガッ!!

ジュキッド「殴るぞ」

タック「冗談ですって……っていうか、もう殴ってますやんか………頭にコブが出来そうや……」
カグヤ「自業自得でしょ そういうタックみたいなの、女の敵って言うんだよ」
タック「へいへい どうせボクは女の敵ですよ」
暗闇斎「聞いたぞ……シノに手を出す男がいるらしいな……誰だ!?」
タック「き…急に出て来て何や…!?びっくりするやないか!?」
暗闇斎「質問に答えろ!!誰だと聞いている!?」
カグヤ「せんせーい!この人でーす!」
暗闇斎「何ィ!?貴様!!!」
タック「ちょっ…!何言うてるんや!?違う違う!ボクやない!あいつや!(>>328を指さし)」
暗闇斎「何ィ!?……確かに見るからに手癖が悪そうだ……あの汚い手でシノの体に触れたと思うと……
  許さん!!一から奴の根性を叩き直してやる!!」


カグヤ「あーあ、可哀想にあの人」
タック「何ででっか シノ姐はんに向かって力士みたいな体型やなんて言うたんでっせ
  失礼な奴やないでっか 罰せられて当然でっしゃろあんな奴」
ジュキッド「お前程ではなかっただろうに」
シノ(私、もっと太った方が良いのでしょうか……)
タック「パソコンの前の女の子達!例えヒョロガリやと言われても、太った方が良いのかな…なんて考えたらアカンで!」
シノ「ええっ!!?」
カグヤ「なんでしーのんが驚いてるの?」
シノ「い…いえ……何でもありません………それでは今日はここまでにします さよなら」

331 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/11/06(Tue) 13:26
うわぁ…!タックって性格悪いんだなぁ…!

332 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/11/06(Tue) 17:40
スマブラ最強はカービィ説


信じますか?

333 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/11/06(Tue) 23:56
ゾロ目だ!

334 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/11/07(Wed) 08:32
タックが付き合いたいほど好きな男性は?
カービィ?

335 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/11/07(Wed) 23:24

>>331

ジュキッド「何だ 今更気付いたのか
  あいつの性格の悪さはある意味筋金入りだ 不用意に近づかん方が身の為だ
  関わってもろくな事にならんぞ」
カグヤ「クズの中のクズだもんねえ しょうがないよね」
タック「ふん、誉め言葉として受け取っておきましょうか!」
シノ「タックさんは、実は良い人みたいに思われるのがいやだから、
  普段悪ぶっているだけなんで、本当はとても真面目で良い人なんです そうですよね?」
タック「お…おう……」
ジュキッド「まあ…何というか」
カグヤ「しーのんは、もう少し疑うという事を知った方が良いんじゃないかな?」

>>332

タック「コピー能力でも、スマブラは最強の部類に入るしなあ
  とりあえずファイナルカッター打っとけば勝てるみたいな所あるよな」
シノ「飛ばされやすい事が欠点ですけれど、上手く使えれば面白いと思いますし、
  飛ばされやすい分身軽なので柔軟な立ち回りが出来ますし、技も多彩なので、
  初心者の人でも比較的使いやすいとは思いますよ
  どのキャラクターを使えば良いか迷った時は、カービィさんを選んでみてはいかがでしょうか?」
カグヤ「強くなるかどうかは、結局は使う人の腕次第なんだけどね 本当のバトルは命がけなの」
シノ「どのキャラクターが1番強いかは人それぞれ意見が違うかと思いますが、
  自分で使ってみてしっくりくるキャラクターが1番で良いと思います
  誰かの意見に左右されるより、最終的には自分の好きなキャラクターを使うべきです」
タック「ピチューが好きならピチューを使って挑んでも良えんでっせ!」
ジュキッド「またお前はそのような事を…」
シノ「スマッシュブラザーズ最新作の発売も、丁度後1か月です
  いよいよもうすぐですね」

>>333

シノ「そうですか おめでとうございます 幸運が訪れると良いですね」
タック「交差点で100円拾い、100万円の借金を背負う呪いをかけておきましたで!」
カグヤ「この人でなし!薄汚い疫病神は出て行けー!」
ジュキッド「ゾロ目なら何か良い事でもあるのか?」
タック「ほら!同じ数字が並んでたりすると、今日はめっちゃツイてるかも!って感じしますやろ!?
  4とか6とかのゾロ目だと逆に縁起悪いって思ったりするけど」
ジュキッド「そういうのは俺には分らんな たかが数字だろう 数字の羅列を見ただけでその日の運が決まるものなのか?」
タック「なんっか面倒くさい事言わはりますなあ…」
シノ「どんな些細な事だとしても縁を担ぎたくなるものですね」

>>334

ジュキッド「奴に男色の気があるかどうかは分からんが、
  金のある奴になら、男だろうが女だろうが構わずついて行ってしまうのではないだろうか」
カグヤ「大金持ちなら誰でも良いって事?なーんか気色悪い!」
シノ「あまり友達にはいて欲しくないタイプですね」
タック「そうや!ボクは金のある奴なら男でも女でも大歓迎でおま!
  利用出来る奴は利用するだけ利用する!骨の髄までしゃぶり尽くしたるわ!
  どや?怖いか?」
カグヤ「怖いって言うよりキモい!変態!近寄らないで!
  そんなにお金が好きなら、川の中に落ちているお金を拾いに行こうとして溺れちゃえば良いんだから!」
ジュキッド「口を開けば金貸せだからな お前は普段どういう金の使い方をしているのだ 別に知りたくもないがな」
シノ「タックさん そんなにお金が欲しいなら、マグロ漁っていう良い仕事があるって父上が言っていましたよ」
タック「知ってるそれ しばらく帰って来られないやつでっしゃろ
  っていうか、今回ボクの扱いなんか酷くない?」
ジュキッド「安心しろ いつも通りだ」
カグヤ「タックだしね」
シノ「タックさんですし」
タック「ボク、そんな恨み買うような事しましたっけ?」
ジュキッド「自分自身の行ないを振り返ってゆっくり考える事だな」
カグヤ「タックは反省とかしなさそうだから絶対無理だろうけどね」
シノ「タックさんは真面目ですから、自分の悪い所はちゃんと直してくれますよ」
タック「そういう事言うの、ホンマにやめてもらいますか…?」

336 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/11/09(Fri) 13:50

暗闇斎(ナレーション)「平和な日々のその裏で、悪人共が薄笑い
  夢や希望を踏みにじられ、すすり泣く者の声がする
  空が晴れても心の闇は晴れぬまま
  闇の因果を断ち切るは、今を生きる忍び達
  心の上に刃をかざし、街に潜む悪人共を、裁きの刃で一刀両断!
  闇の忍び部隊、いざ参る!」



暗闇斎「……先日シノが戦った相手の事だが、分析した結果、ようやく正体が判明した」
シノ「え……!?」
タック「ホンマでっか!?」
サスケ「……で、何だったんだ?」
暗闇斎「結論から話そう 正体は妖刀だ」
サスケ「何っ…!?」
シノ「妖刀…!?」
タック「何でそないなモンを……!?」
暗闇斎「それは分からん ただ一つ分かっているのは、奴は正気で刀を振っていたわけでは無いという事だ」
ワイユー「それはつまり、妖刀に意識を乗っ取られていたという事でござるか?」
暗闇斎「そういう事でござる」
ジュキッド「妖刀が使用者の意識を奪う…?そんな事は有り得る事なのか?」
ワイユー「使用者を悪の道に引きずり込んだり、呪いを掛けたりというような事はあるが、
  意識を完全に乗っ取るというような事は無い……だが、
  妖刀に秘められている妖力を完全に引き出し、妖刀そのものに自我を持たせる……
  もしそのような事が出来るとしたら………」
シノ「オロチ……!」
タック「え…?」
シノ「幻夢教の幹部の一人、嫉妬の策士・オロチ………
  もしかしたら、あの人が…………」
ワイユー「…でござろうな 奴もクチナワと同じく妖術の使い手
  奴ならば妖刀を操る事ぐらい容易であろう」
サスケ「妖刀使いってワケか
  妖刀…?まさか……坊主の手に妖刀が渡ったのは………」
ワイユー「恐らく、あれはオロチが渡したものだろう
  気を付けろ 今度は、あの坊やをけしかけて来るかもしれないぞ…!」
シノ「ツキカゲさんが………!」
暗闇斎「変な気は起こすなよ 今のツキカゲは敵だ 敵として対峙している間は情けなど不要」
シノ「それは……分かっていますが…………」
暗闇斎「信じたい気持ちは分かる……だが、その気持ちこそ相手側の思う壺だろう」
ワイユー「ああ……オロチは幹部の中で最も卑劣な男……充分に有り得る話だ」
サスケ「………………」
ジュキッド「…………………」
タック「ツッキー………」



 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第漆拾捌話 襲撃!地獄の雷


 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)
  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編(>>66-69)
  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏(>>73-76)
  第伍拾玖話 魑魅魍魎!悪霊達の宴(>>87-90)
  第陸拾話 悪霊退散!正義の炎燃え上がる時(>>97-102)
  第陸拾壱話 戦々慄々!幻影五人衆現る(>>109-114)
  第陸拾弐話 七転八倒!見えない思惑、隠された罠(>>131-134)
  第陸拾参話 怨霊跋扈!追い詰められた忍び(>>137-139)
  第陸拾肆話 電光石火!花火師決死の一発(>>151-154)
  第陸拾伍話 大死一番!花影流最後の試練(>>159-161)
  第陸拾陸話 呉越同舟!妖精を追え(>>164-166)
  第陸拾漆話 雷轟電撃!雷殺剣・召雷闇龍獄炎葬破斬(>>176-178)
  第陸拾捌話 阿鼻叫喚!復活の幻夢四天王(>>181-183)
  第陸拾玖話 星火燎原!希望の光、未だ消えず(>>188-189)
  第漆拾話 威風堂々!降り立った花影の戦士(>>191-196)
  第漆拾壱話 悲願達成!遂に入手、妖精の腕輪(>>211-213)
  第漆拾弐話 裏切りは突然に!我が名は夜叉丸(>>216-219)
  第漆拾参話 クチナワとの決戦!腕輪を奪還せよ(>>236-239)
  第漆拾肆話 運命を覆せ!虹龍・百花繚乱(>>253-257)
  第漆拾伍話 今明かされる、タックの過去(>>258-261)
  第漆拾陸話 復讐の毒蛇、オロチの策略(>>268-270)
  第漆拾漆話 血塗られた妖刀(>>272-274)


337 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/11/09(Fri) 13:51

教徒「うわああああああああああああああ!!!」

 ゴォォォォオオオオッ………!

オロチ「やれやれ……また失敗か……けど無理もないか
  妖刀・黄泉は強力な妖力を有する妖刀 適合するにはもっと強い奴でないと無理そうだね」
ダークソードナイト「またそんな事をやっているのか?良い加減諦めたらどうなんだ?」
オロチ「そういうわけにも行かないよ あいつらは姉さんを殺したんだ
  だからあいつらにも姉さんと同じ苦しみを受けてもらわないとね……!
  奴らに引導を渡すのは、姉さんの弟であるこの僕の役目なんだ……!」
ダークソードナイト「ふん……いかれた奴だ」
オロチ「そうだ!良い事を思いついた!僕にはまだ1つ、使える道具がある……!そいつを使えば………
  はははははははははは!これは傑作になりそうだ!あいつらには良い薬になるだろうさ!はははははははははははは!!」
ダークソードナイト「なっ……!一体何を考えているんだ………!?」




 暗闇斎(回想)「今のツキカゲは敵だ 敵として対峙している間は情けなど不要
   信じたい気持ちは分かる……だが、その気持ちこそ相手側の思う壺だろう」

シノ「……分かっては……いるんですが…………」

バウンシー「あっ!シノさん!おーーーーーい!シノさーーーーーん!」
シノ「あ……バウンシーさん……!」
バウンシー「どうしたのシノさん…?そんな思い詰めた顔して」
シノ「それは……………………」



バウンシー「……そう………そんな事を言われたのね………」
シノ「今のツキカゲさんは、まだ完全かは分かりませんが、心の闇に支配された状態…………
  今後、私達の倒すべき敵となる事は、避けては通れないでしょう…………
  最悪の場合、ツキカゲさんの命を奪う事にも………もしそうなったら……………」
バウンシー「ううん、良いの 私の事は別に気にしないで シノさん達が色々と頑張ってくれた結果なら、私は何も言わない」
シノ「でも……バウンシーさんは…………」
バウンシー「気にしないでって言ってるでしょ!そりゃあツッキーには戻って欲しいけど、
  1人の男にそこまでうじうじするような弱い女でもないわ私は!だから大丈夫!ツッキーと戦って!
  本当、ツッキーの癖に生意気なんだから!ガツンとやらなきゃ効かないわよあいつは!」
シノ「バウンシーさん………」
バウンシー「私ね……シノさん達には感謝してるの…私、病気のおじいちゃんと2人暮らしだったでしょ?
  でも、おじいちゃんが死んじゃって……シノさん達がいなかったら、私このまま1人ぼっちだった
  シノさん達がいてくれたから、私の毎日はとても楽しかったの……シノさん達のお陰よ
  だから、私、助けられてばっかりじゃいられない……私も、シノさん達に恩返しがしたいの……でも、どうして良いか…私には分かんなくて……」
シノ「その気持ちだけで充分です」
バウンシー「シノさん………」
シノ「私もツキカゲさんも………皆、バウンシーさんには感謝しています
  バウンシーさんは、私達にいつも元気を与えてくれていました
  ……立ち話も何ですし、せっかくですからお茶しませんか?」
バウンシー「賛成!行きましょ!」
シノ「はい!」



ツキカゲ「………………………」

オロチ「あー!いたいた!そんな所にいたのか!探したんだよ!」
ツキカゲ「………何の用だ?」
オロチ「君に情報を与えたくてね……君こそ、そんな所で何をしていたんだい?」
ツキカゲ「別に何も………で、情報とはなんだ?」
オロチ「闇の忍び部隊の隊長、シノを見つけた 君のガールフレンドも一緒だ」
ツキカゲ「何……!?」
オロチ「それ以外に他の仲間はいない……シノを消すなら今の内がチャンスかもしれないよ?」
ツキカゲ「……場所を教えろ」
オロチ「ああ……場所はね…………」



オロチ「ふふ……上手く行く事を祈っているよ
  いくら強くなったと言っても、元仲間が相手では流石に本気を出せないだろう
  それにガールフレンドも一緒なら尚更斃すわけにもいかなくなるだろう……!
  
  ああ……姉さん……今から面白いものが見られるよ 姉さんが1番殺したかった女が、1番最初に死ぬことになる……!
  え…?上手く行くのかって……?大丈夫さ あの女には姉さんと同じ苦しみを与え、充分苦しめた後に殺してやるよ……!」


338 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/11/09(Fri) 13:53

バウンシー「今日はありがとう 今日は沢山話せて本当に楽しかったわ」
シノ「蕎麦屋さんでお会いする時は、いつも忙しそうでこんなに話せませんでしたね 私も楽しかったです
  …………!危ない!」
バウンシー「え……?きゃあっ!?」

 ヒュバッ!!

シノ「………っ…!」
バウンシー「シノさん…!腕に傷が……!私を庇って……!?」
シノ「掠り傷です……大した傷じゃありません………それより………」

ツキカゲ「………………………」

バウンシー「ツッキー…!」
シノ「離れてください」
バウンシー「シノさん………!」


シノ「………ここに来たという事は、私を殺しに来た……という事ですね……?
  オロチに頼まれたのですか………?」

ツキカゲ「違う……これは僕の意思だ………僕の意思でここに来た………お前を殺す為にな……!」
バウンシー「ツッキー……!」
シノ「私を殺せば、強くなれるとオロチに吹き込まれたのですか……?貴方は自分でそれが正しい事だと思っているんですか?」
ツキカゲ「答えるつもりは無い……貴様を殺す……!覚悟しろ!!」

 ビュン!!

シノ「っ………!」

バウンシー「シノさん!!」

 キィィィイイイイイイン!!!

シノ「くっ………!はあああああっ!!」
ツキカゲ「ふんっ!!」

 ビュン!!

バウンシー(2人とも速い……!これが忍者の戦いなの……!?
  シノさん達は、いつもこんな戦いを……!?)


ツキカゲ「うおおおおおおおおおおおおおおっ!!」

 キィィィイイイイイン!!

シノ「くっ……!ツキカゲさん……!どうして貴方は………!」


 暗闇斎(回想)「今の奴は敵だ 情けを掛けるな」

シノ「……………………!」

ツキカゲ「はあああああっ!!」

 ヒュバッ!!

シノ「あああっ…!」

バウンシー「シノさん……!」

ツキカゲ「手を抜いているのか……?もうあの頃の僕じゃない……!
  見せてやろうか……強くなった僕の力を………!」
シノ「それは……貴方の本当の強さじゃない……!」
ツキカゲ「ほざけ!!出でよ地獄の雷よ!!!」

 バチバチバチバチバチバチバチバチ!!

バウンシー「何……これ………!?黒い雷……!?」

シノ「これは………!!」

ツキカゲ「見せてやるぞ……!!闇から生まれた地獄の雷を……!!
  食らえ!!!雷殺剣召雷闇龍獄炎葬破斬!!!!」

シノ「………っ!!」

バウンシー「シノさん……!」

シノ(私は避けられても……この距離じゃバウンシーさんが……!)

シノ「くっ………!」

ツキカゲ「はあああああああああああああっ!!」

シノ「………!忍法!!」


  ドォォォォオオオオオオオオオオオオオオン!!!!



339 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/11/09(Fri) 13:53



シノ「はあ……………はあ…………………はあ……………………!」

ツキカゲ「忍術を使って、近くの女を守ったか………馬鹿な事を
  どうやら強力な忍術を使ったようだな その上地獄の雷を相殺したからな、体力の消耗は相当だろう」

シノ「…………………………………」

ツキカゲ「今のお前なら簡単に殺せる……だがそれが目的じゃない
  僕は本気のお前と戦い勝利する………そうでなければ僕が強いと言う証にはならない………!
  くっ……!何故だ……!何故どいつもこいつも本気を出さないんだ!?」
シノ「ツキカゲさん……!」
ツキカゲ「帰る……今度また同じ戦い方をしたら許さん 次は本気で……本気で殺す気で来い!」

シノ「……………………」

バウンシー「待って!!」
シノ「バウンシーさん……!」

ツキカゲ「……………………」

バウンシー「ツッキー……ツッキーが強いのは良く分かったわ……!
  ねえ……一緒に……一緒に帰ろう…?また一緒に蕎麦を作って……それで……」

ツキカゲ「下らん それ以上余計な事を言うと、殺すぞ」

バウンシー「…………!」

シノ「ツキカゲさん……!貴方は……!」

ツキカゲ「黒雷!!!」

 ドォォォォオオオオオオオン!!!

シノ「くっ……!!」

バウンシー「きゃあああっ!!ツッキー!!」
シノ「駄目です……もういなくなりました…………」
バウンシー「そんな………何で………?どうして………!?」
シノ「バウンシーさん…………」



 シノ(回想)「それは……貴方の本当の強さじゃない……!」


ツキカゲ「本当の強さじゃない……?だから本気を出さないという事か……!?
  ふざけるな……!僕は強くなった……!この地獄の雷で、シノも……暗闇斎も…………!!
  うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」



  第漆拾捌話 襲撃!地獄の雷 終


シノ「次回予告です オロチが次に繰り出したのは妖刀・黄泉
  強力な妖力を持つ妖刀というだけあってその強さは並ではありません
  オロチは、次の標的に誰を選ぶ……!?
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第漆拾玖話ご期待ください」

340 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/11/10(Sat) 18:11
アニメや漫画などで敵キャラが良くやる、トドメ刺せずに退却パターンするのにまっとうな理由を付けて欲しい?

341 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/11/10(Sat) 18:12
あるあるネタ

間違ってageる

342 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/11/11(Sun) 14:43
HEY、シノ!カービィのスレッドにインパクト出さなーい?

343 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/11/11(Sun) 23:11
皆さーーーーーん!この絵どう思う?



               /\
                   /:.:.:.:.`.:..... __
               i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./
               |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/
                 ‘,:.:.:.:.:.:.:.:/
                  ‘,:.:.:.:.:::;′
                  ‘,:.:::::;′     .. -───- ..,
                -‐ '=-' . ,....:::´::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/
             ´          ` <::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:./
        /       .     . : : \ ̄¨ ‐- _:::::./
             /    . : ;    . : : : : : :,        `′
      /      ′   : : -r─  : : : : : : :'.
        /  斗-   : : : , \、  : : : : : : i\
      i  i  : :〉、   : : / r==ミ:、 : : _r'^'`V: :>      .  -‐ 7
      |  |  : /x=ミ 、/   _)::ヽ Y: :/∧  }、\ .   ´    /
      ∧   ,  〃 _)::ヽ     乂::ソ! /{   `ーく_ 〉: :>     /
     ∧/\ ハ 乂::ソ   . - 、  i /:.:\   / '´   .  ´
            l i八   〈    〉 ,ハ!:.:.:::::::`ア´____´
            l∧: :>‐-->r=≦7:.:.:.::::::::,∠___    ̄ ¨   ‐-,
            ∨    i个'´:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::/\    _  -‐ ´
                   j::|:.:.:.:.:.:.:.:::::::::::/ ̄二_V:::::〉 ̄
                  {`V/:.:.:.:.:/ニ,´  /  . : `: <
                    >、〉:.:.:.:/ . : : ヽ. {  : : : : : : : :\
                `7∧¨.′: : : : ‘, \ : : : : : : : : : ヽ
                     {:{::∧| : : : : : :‘, /:>、 : : : : : : : :.‘,
                  `ーく:, : : : : : : :V´  `  ‐---‐ ´
                       '. : : : : : : : }
                      \: : : : :./
                        ー‐ '

可愛いよねーリボンちゃん。。。

344 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/11/12(Mon) 22:48

ミント「皆さんこんにちは 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜広報部のお時間です
  MCを担当するのは私Girl3略してG3のミント、そして」
メロン「メロンよ 何?今日は珍しく改まったりして 昨日変な物でも拾い食いした?」
ミント「違うわダァホ!今回、何と初めてゲストが登場する事になったんだよ!まだ誰かは知らないけど!」
メロン「それでずっと緊張してたってわけ?ゲストって言っても闇の忍び部隊の誰かでしょ?
  たまに会う事もあるし、既に何度か会ってるから、別に緊張する事でもない気がするけど」
ミント「だけどこうして面と向かって話をする事って今までなかっただろ?
  やっぱり歴戦の勇者だしな!聞きたい事色々あるし、知らない情報とか色々教えてもらえるんじゃないかな?」
メロン「果たしてそうかしら?」
ミント「それでは早速ゲストの方をお呼びしましょう!どうぞー!」

タック「まいどー!闇の忍び部隊の一番刀!タック君でおま!タッキーって覚えて呼んでおま!」

メロン&ミント「…………………………………」

メロン「今回はゲストはいなかった事にしましょう」
ミント「そうだね というわけなので、どうぞお帰りください」
タック「ちょっと待てーーい!なっ…何で!?何ででっか!?ゲストとして呼ばれてきて何この仕打ち!?
  呼ばれて出て来たのにお帰りください!?そんなんアリなんでっか!?」
ミント「だってさ…」
メロン「生理的に受け付けられない 喋り方も鼻に付く喋り方だし」
ミント「前に一回裏切った事あるから、信用出来ないんだよね」
タック「そりゃあまあ色々ありましたけどなあ……でもでも、こう見えてもボク、結構強いでっせ!
  お2人のお役に立てるかもしれまへんで?金次第やと思うけどな!」
メロン「それ、そういう所、何かムカつくの」
ミント「うん…今は味方だし、強いのはまあ分かるんだけど、やっぱり喋り方だよね
  軽薄っていうか、胡散臭いっていうか……ねえ、本当に最後までいる気なの…?」
タック「その為に呼ばれたんでっしゃろ?」
メロン「……仕方ない 今日はこれで行きましょう」
ミント「そうですね……それでは、スタートです……」
タック「ねえ何この空気!?ボク、今回何か悪い事でもした!?」

>>340

ミント「う〜ん……月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜でも、
  決着がつかない時に色々理由を付けて退却するシーン多いけど、
  やっぱり理由って必要じゃない?」
メロン「『殺す価値も無い』とか言ってあえて敵を殺さずに去る奴もいるけど、
  そういう台詞を言った奴って、大概殺さなかった奴に殺されるパターンがお約束よね
  ああいう奴らって倒される時、あの時殺しておけば良かったって後悔しながら死ぬのかしらね
  それはそれで面白いけど」
ミント「ドラクエVのゲマとかゼル伝時オカのガノンドロフとかまさにそんな感じだよね
  そこん所どう思うゲストは?」
タック「ゲスト呼ばわり!?せめて名前で呼んでもらえまっか!?何この扱い酷くない!?」
メロン「良いからさっさと答えろっつーの こちとら1つ1つ時間かけてられねーんだよ」
タック「す…すんまへん……普通もっと待遇良くするモンやないの?こういうのって……
  ああ分かった分かった早く答えますって…!
  まあ生かす方も生かす方で色々考えっていうかこだわりみたいなモンがあるからやないでっか?
  前回の話ではツッキーがシノ姐はんに止め刺さないで去って行ったけど、
  ツッキーは本気のシノ姐はんを殺したかったのであって、手加減した状態のシノ姐はんを殺した所で強さの証にはならないっていう
  ちゃんとした理由があったしなあ」
ミント「そっか!じゃあ次行こう次!」
タック「ええ!?ちょっとは話題膨らましてや!それで終わり!?嘘でっしゃろ!?ホンマに何やのこれ!?」


345 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/11/12(Mon) 22:48

>>341

メロン「もしそんな人が本当にいるのだとしたら相当な間抜けね 普通だったら書き込む前に確認するわ」
ミント「でも過去に1度だけ『sage』を入れ忘れて投稿しちゃった事があったんだよな実は」
メロン「あれは私達じゃなかったからセーフ」
タック「そういうモンでっか?まあ基本的に『sage』入れ忘れる事はありまへんな ちゃんと入力履歴にも残ってはるし
  入力を間違える事もしまへんな 誤字脱字はやらかしますけどな!」
メロン「じゃあ次行こう次」
ミント「そだねー」
タック「えぇー!?ちょっとボクの言う事にも少し触れてもらえまへん!?」
ミント「だって言う事特にないし」
メロン「くだらない事は基本的に無視する事にしているの 構っている時間無いから」
タック「ボクのいう事、そんなくだらない事やった!?ちょっとショックや!?何やこれ難易度高すぎやない!?誰か突っ込みおらんの!?」

>>342

ミント「結構です インパクトとかもう間に合ってますのでサロンパスのCMにお帰りください」
メロン「インパクトね……何か良い案があるなら教えて 無いならさっさと帰って」
タック「その反応ちょっと冷たすぎやないでっか?スレッドも死活問題やし、愛嬌でお客様を増やして行かんと」
メロン「お前には聞いてない、しゃしゃり出て来なくて良い」
ミント「インパクトって言ってもさ、色々やってるじゃん 不定期に月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜の話投稿してるしさあ
  たまにメンバーチェンジだってやってるしさあ もう充分やってるんだよ、こっちは」
タック「だから、それ以上の事をやれって事やないの?例えば…」
メロン「お前には聞いてない しゃしゃり出て来なくて良い」
タック「………」
ミント「変に目立って変な人に絡まれても困るだけだし、別にこれ以上インパクト出す事はしなくて良いよ」
タック「対応するのは基本君らやなくてボクらの役目やし、あの、勝手にそういう事言われると…」
メロン「お前には聞いてない しゃしゃり出て来なくて良い」
タック「……ボク、もう帰っていい?」
メロン&ミント「どうぞどうぞ」
タック「それはちゃんと聞くんかい!?しかも息ピッタリ!!二重に傷つくわ!!」

>>343

メロン「そうね、30点ね」
ミント「AAって、スマホで見ると何かよく分からないから、あまりおすすめ出来ないよね」
タック「えーちょっと評価低すぎっていうか冷めすぎやないでっか?
  こんな可愛らしい絵やないでっか」
メロン「私達、絵描きだから絵に関しては甘い評価はしないようにしているの」
ミント「努力はまあ認めるけどね」
タック「改めてシノ姐はんは凄いな どうやってこの2人と仲良く出来るようになったんやろか」
ミント「私達、シノには基本優しいからね」
タック「ボクには?」
メロン「お前は論外 顔合わすのも苦痛」
タック「ボクのメンタルはボロボロや……」


ミント「というわけで、今日はここまで!最後に月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜の話をして終わりにします!
  月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜第78話、シノとツキカゲの戦いだったけど、
  やっぱりシノは、ツキカゲ相手に本気を出せないみたいだね」
メロン「覚悟はしていたようだけど、実際戦うとそうはいかなくなるものね」
ミント「2人がまた激突する事は今後もありそうだけど……果たしてどうなるのかって感じだね」
メロン「次回は、また新たな刺客が現れるようだから、本当休む暇も無いわね」
ミント「その辺どうですかタックさん?」
タック「……ん…?今ボクに話題振った?ボクの名前呼んだ…?」
ミント「タックって言ったらあんたぐらいしかいないじゃん 他にいるの?」
タック「よっしゃあああああああ!!そうやな!月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜は、
  後半に入って展開も終盤に向かう準備って感じやな!けれども幻夢教との戦いはこれから先も続きそうやけどな!
  幻夢教第四の幹部、オロチは妖刀を操ってプププランドを混乱に陥れ、闇の忍び部隊への復讐を考えている恐ろしい奴や
  これからどんな展開が待っているか、それは次回以降を見てのお楽しみや!皆、見てくれよな!」
ミント「さっきまで落ち込んでいたのにすぐ元気になるなんて……」
メロン「良く分からないわね…頭の中どうなってるのかしら?別に興味無いけど」
ミント「じゃあこれで終わりにします!さよなら!」
タック「え?これでもう終わり!?嘘でしょ!?もっとボクに喋らせt」

346 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/11/13(Tue) 02:28
忍び街道まっしぐら!の18禁バージョンは無いの?

347 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/11/13(Tue) 17:32
カービィとデデデ大王が殴り合いの喧嘩してまふ

348 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/11/14(Wed) 19:07
↑それを表現を変えるとスマブラ説

349 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/11/15(Thu) 21:08
「タックの癖に生意気だゾ!」というフレーズは全星々共通?


350 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/11/18(Sun) 23:28
忍び街道まっしぐら!の世界にカービィとデデデとメタナイトとラモスは存在するの?

351 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/11/19(Mon) 18:27

>>346

タック「残念ながらそういうのは無いんやなあ…
  そういうのが欲しかったら、超昂閃忍ハルカってゲームがオススメや!
  知らない人は調べてちょーよ」
シノ「勧めないでください 未成年の方が調べたらどうするんですか?」
タック「そりゃどうもしまへんよ 大人への階段を一段少し早く登るか登らないかだけの話ですわ
  人っちゅうのはな、いつまでも純粋には生きられまへんのや」
ジュキッド「最低だな、お前は」
カグヤ「鬼!悪魔!タック!」
タック「最高の誉め言葉として受け取っておきますわ!なっはっはっはっはははははははは!」
ジュキッド「反省するどころか開き直る様では話にならんな やはりここは暗闇斎殿に通報した方が良いのではないだろうか」
シノ「その方が良さそうですね 是非ともタックさんには教育的指導を……」
タック「ちょっと待って!冗談や冗談!ちゃんと真面目にやりますさかいホンマに……」
シノ「次に同じ事をすると本当に父に言いますからね……」
タック「分かりました分かりました……でも、あのゲーム、内容はさることながらBGMとか主題歌とか、音楽も名曲揃いなんでっせ
  お陰でサウンドトラック買うてしまいましたわ!和風チックな音楽が多いさかい、
  月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜ともぴったり合いそうで中々良えでっせ!」
シノ「18禁バージョンは出しませんからね、絶対に」

>>347-348

タック「もうそろそろスマブラの発売日やったしなあ 今の内からウォーミングアップってな所でっか?」
シノ「ウォーミングアップなのに本気の殴り合いはどうかと思うのですが……
  準備体操で大怪我でもしたら元も子もありませんよ」
タック「でもあの2人なら、いくら怪我をした所で次の日くらいには治ってそうやな」
シノ「発売日までもう少しですか……アドレーヌさんの参戦は本当に実現するのでしょうか…?」
タック「集大成にするつもりみたいやし、これからも色々キャラを増やして行くんやないでっか?」
カグヤ「このメンバーの中で参戦しそうなのってタックぐらいだよね 私やしーのんはいわゆるオリキャラだし、
  他は超マイナーだから、雑魚キャラとして一度でも参加した事のあるタックなら、参戦キャラとして出世する可能性は……
  と思ったけど、それは無いね」
ジュキッド「ああ、無いな」
タック「いやいやいや!まだ分かりまへんやろ!あのパックンフラワーが参戦するくらいやし、
  ボクも一応可能性ゼロでは無い筈や!」
シノ「もし参戦したら、盗みの手で能力を盗んで、そのキャラクターに変身して戦うとか、変わった動きが出来そうですね」
カグヤ「プログラマー泣かせの仕様になりそうだから、ますます有り得ないかも……」
タック「それを可能にするのがプログラマーのお仕事でっしゃろ!?っちゅうわけで、よろしゅう頼んますわ!」
シノ「そもそも、殆どの人から期待されているゲームを作るという責任重大な仕事を任されている方々に、
  このスレッドを見ている時間なんてあるのでしょうか…?」

>>349

ジュキッド「全星々共通かどうかは知らんが、守銭奴で狡猾で卑しいという点は、
  他の追随を許さない程知れ渡っている事だろう」
タック「え?ボクひょっとして有名人?いやあ参ったなあはっはっはっはっはっは!」
カグヤ「なんかムカつく、タックの癖に」
シノ「タックさんには、少し自重するという事を覚えて欲しいですね……」

>>350

タック「一応は存在しているって設定でっせ 忍び街道まっしぐら!自体、前作の激闘編の後日談の話やさかい
  デデデ大王やカービィ達がプププランドから旅に出て、留守にしている間の物語という設定や
  ちなみに、ダークソードナイトやグランドウィリー警官は、前作から続投のキャラクターや
  前作との繋がりがあるから、もしかしたら他にも前作登場したキャラが出て来る事があるかもしれないし、無いかもしれないなあ
  え?ラモス?ラモスは知らんよ ひょっとしたら出て来るかもしれないし、出て来ないかもしれんなあ」
シノ「適当な回答しないでくれますか?」
カグヤ「早い話、次回の月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜をお楽しみにって事で!」
タック「そういう事や!」
シノ「じゃあ、そういう事にしておきましょうか……
  それでは、次回もよろしくお願いします さよなら」

352 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/11/19(Mon) 20:17
タックって下半身に脳味噌(とんこつ醤蜂蜜油みそ味)あるの?

353 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/11/25(Sun) 00:07
シノー!大好きだー!!

354 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/11/25(Sun) 17:52
今日の競馬ジャパンカップ(2400m・芝)で唯一の♀馬アーモンドアイが、2005年のアルカセット(♂馬)のジャパンカップ記録を塗り替えたぞ
2分21秒1だったのを2分20秒6に塗り替えた!
他の13頭は全員♂馬だったのに、唯一の♀が圧勝してしまった!

まるでアドレーヌ姉さんみたいな強豪だよ

355 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/11/25(Sun) 21:24
間違った、2分22秒1だったのが2分20秒6になったんだ
今更失礼した

356 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/11/26(Mon) 11:02

>>352

ジュキッド「知らんな 奴のどこに脳があるかなど、俺にはどうでも良い話だからな」
カグヤ「案外、からっぽだったりするんじゃない?」
ジュキッド「あるいは、金の事しか頭に無いから、頭の中に金塊が入っているのかもな」
カグヤ「何それタックらしい!」
ジュキッド「調べてみたいか?」
カグヤ「うん!」
タック「何の話でっかさっきから?」
ジュキッド「良い所に来たな 早速だがお前の脳を調べさせろ」
タック「え!?」
カグヤ「タックの脳みそは、お金で出来ているんでしょ!?」
タック「はあ!?そんなわけないでっしゃろ!?ちょ…何その殺気…!?まさか本当に調べる気…!?
  何かタックさん今回ばかりは命の危険……ダッシュや!!」
ジュキッド「逃げたぞ!」
カグヤ「つかまえろー!」

シノ「今日も平和そうで何よりですね」
ワイユー「平和が1番でござるな!わっはっはっはっはっはっはっは!!」

>>353

シノ「はい、ありがとうございます これからも応援よろしくお願いします」
カグヤ「ふーん……じゃあ具体的にしーのんのどういう所が大好きなのか」
タック「深〜く調べてみたくなりまんな!」
シノ「ちょっと2人共…そういう事は……」
カグヤ「しーのんだって、本当は知りたいんじゃないの?」
シノ「そんな事ないです」
タック「またまた照れなくて良えんよ 自分の魅力をどんどん知るチャンスやないでっか」
シノ「はああああああああっ!!」

 ドガッ!!

タック「ひでぶっ!!」
カグヤ「タック!?」
シノ「私はそういう事、別に知る必要は無いです」

タック「痛い……骨が折れたかも………」
ジュキッド「自業自得だろう」
カグヤ「南無阿弥陀仏……」
ワイユー「花影流の秘薬と妖精の腕輪とやらの力で、腕力が何倍も底上げされているでござるからな
  今後は発言には気を付けた方が良いでござるよ!わっはっはっはっはっはっはっは!」
タック「笑い事やないんやけど……」

>>354

タック「どの世界においても、ここぞという所で女は強しなんやな
  火事場の馬鹿力っていうの?そういうの」
シノ「女性っていうだけで軽視される世の中ですが、今は女性も男性に負けず働いている時代です
  社長として会社を経営する女性も、珍しい話では無くなりましたね
  男性だからとか女性だからとか、そういうのはもう関係の無い時代なのかもしれませんね」
ワイユー「面白い話でござるな 昔は力の強い男が多く、女はそれを支える立場というのが多かった
  しかし今はそうではない 男も女も対等に活躍する時代だ 大いに結構!
  男も女も、共に対等な立場で時代という荒波を力強く乗り越え、新しい時代を築いて欲しいものでござるな!わっはっはっはっはっはっは!!」
タック「虫の世界みたいに、男よりも女の方が力が強いみたいな時代が来なきゃ良えけどな!そうでっしゃろ地雷矢の旦那!」
ジュキッド「お…おう……そうだな」
カグヤ「しーのんも、負けずに頑張らなきゃね!」
シノ「ええっ!?私…!?私は別に……そんな…………」
タック「別に遠慮せんでも良えんやない?シノ姐はんぐらいの強さなら、全ての男を捻り潰す!ぐらいの事は言っても良えんやない?」
暗闇斎「当然だ シノは拙者が鍛えた立派な娘なのだからな」
タック「いつもどっから現れんねん…この馬鹿親……」
シノ「あまり変な事を言わないでください!張り合うつもりは無いんですから……
  今回はここまでみたいですね ではまた次回、さよなら」

357 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/11/27(Tue) 01:03

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」


教徒「……何ともない………!という事は………!」
オロチ「おめでとう!君は見事妖刀・黄泉に選ばれた奇跡の人だ!
  良かった!ようやく適合者が見つかった!」
教徒「あ…ありがとうございます!これもオロチ様のご指導があったからこそ…!」
オロチ「それは違う 君の頑張りが功を奏したのさ もっと自分自身を称えると良い」
教徒「あ…ありがとうございます!これで私も、幻夢教のお役に立てる……!」
オロチ「ああそうさ 君は幻夢教の勝利の貢献者となる だから……
  その身体を妖刀・黄泉に捧げるが良い」
教徒「へ……?一体何を……?うっ……!か……身体が………!い……一体……何をしたのですか……!?
  く……苦しい……!助けて……!助けてください……オロチ様……!
  助けぐぎゃあああああああああああああああああああ!!!」



黄泉「……遂にこの俺も身体を手に入れる日が来ようとはな………」
オロチ「どうかな?自由になれた気分は」
黄泉「最悪だな……最悪過ぎて、今すぐ人を斬りたい気分だ!」
オロチ「それは良かった!それなら存分に暴れて来るが良い
  立ち向かう者は皆殺し そうでない奴らは奴隷にでもするが良い
  さあ行け黄泉 お前の妖力で地上を全て支配して見せろ!」



 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第漆拾玖話 支配者黄泉、恐怖の妖刀


 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)
  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編(>>66-69)
  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏(>>73-76)
  第伍拾玖話 魑魅魍魎!悪霊達の宴(>>87-90)
  第陸拾話 悪霊退散!正義の炎燃え上がる時(>>97-102)
  第陸拾壱話 戦々慄々!幻影五人衆現る(>>109-114)
  第陸拾弐話 七転八倒!見えない思惑、隠された罠(>>131-134)
  第陸拾参話 怨霊跋扈!追い詰められた忍び(>>137-139)
  第陸拾肆話 電光石火!花火師決死の一発(>>151-154)
  第陸拾伍話 大死一番!花影流最後の試練(>>159-161)
  第陸拾陸話 呉越同舟!妖精を追え(>>164-166)
  第陸拾漆話 雷轟電撃!雷殺剣・召雷闇龍獄炎葬破斬(>>176-178)
  第陸拾捌話 阿鼻叫喚!復活の幻夢四天王(>>181-183)
  第陸拾玖話 星火燎原!希望の光、未だ消えず(>>188-189)
  第漆拾話 威風堂々!降り立った花影の戦士(>>191-196)
  第漆拾壱話 悲願達成!遂に入手、妖精の腕輪(>>211-213)
  第漆拾弐話 裏切りは突然に!我が名は夜叉丸(>>216-219)
  第漆拾参話 クチナワとの決戦!腕輪を奪還せよ(>>236-239)
  第漆拾肆話 運命を覆せ!虹龍・百花繚乱(>>253-257)
  第漆拾伍話 今明かされる、タックの過去(>>258-261)
  第漆拾陸話 復讐の毒蛇、オロチの策略(>>268-270)
  第漆拾漆話 血塗られた妖刀(>>272-274)
  第漆拾捌話 地獄の雷(>>336-339)


358 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/11/27(Tue) 01:05


  バウンシー(回想)「ツッキー……ツッキーが強いのは良く分かったわ……!
    ねえ……一緒に……一緒に帰ろう…?また一緒に蕎麦を作って……それで……」

  ツキカゲ(回想)「下らん それ以上余計な事を言うと、殺すぞ」

  バウンシー(回想)「…………!」


シノ(あれ以来、バウンシーさんとは一度も会っていない…………
  あの時、バウンシーさんにどう声を掛ければ良いか、私には何も思い付かなかった………
  私は最低ですね………………)
タック「そう自分を責めんでも良えんやない」
シノ「え……!?」
タック「もしあの場にいたのがボクやったとしても、バウンシーちゃんに掛ける声は見付からんかったろうしなぁ」
シノ「ど……どうして……私の心の中を……!?」
タック「そら顔にはっきり出てますさかいに、シノ姐はんの考える事は全部分かりやすすぎますんや
  何か暗い顔してたらいっつも「私が悪い」みたいに自分を責めてる時やからな」
シノ「タックさんには敵いませんね………何かあるとつい自分を責めたくなるのは、私の悪い癖かもしれませんね……」
タック「自分が悪いと思う事は誰しも思う事や けれどもそれは思い上がりに過ぎんのや
  人は自分が思うてる程、自分を責めてはいないからな」
シノ「……まさかタックさんに、そんな事を言われるなんて……」
タック「ボクは自分を責めたりはしまへんで ボクは悪や 根っからの悪人や
  死刑になったって良えぐらいのな だからボクは死ぬまで悪であり続けるんや
  それぐらいの心意気でないと、この世界じゃやって行けへんからな」
シノ「タックさんらしいと言えばらしいですね……ありがとうございます」

タック「ツッキーはどうするつもりでっか?」
シノ「勿論バウンシーさんのもとに連れ戻します そして謝らせます
  バウンシーさんにあんな事を言った事を………」
タック「けど、それは難しい事やって対峙してよう分かった筈や」
シノ「そうですね……ただツキカゲさんに勝つだけでは、ツキカゲさんは元に戻りません………
  ツキカゲさんが元のツキカゲさんに戻るには………」
タック「戻るには……?」
シノ「……分かりません………ですが、いつか必ずこの答えに辿り着く筈です……」
タック「いつか必ず……なぁ………まあ、シノ姐はんならやってくれるって期待してまっせ」



グランドウィリー警官「いたぞ!奴は危険だ!最悪の場合、奴を撃て!!」

警察隊「うおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

黄泉「立ち向かう者は皆殺し……良いぜ……お前ら全員皆殺しだ!!」

 ビュン!!

警察「消えた……!?」

グランドウィリー警官「馬鹿者!!後ろだ!!」

 ヒュバッ!!

警察「ぐあああああああああああ!!!」

黄泉「逃げるなら、後は追わんぞ 俺は弱者には興味は無ェからな」

警察隊「ぐっ………!」

グランドウィリー警官「怯むな!!プププランドの平和は我々が守るのだ!!」

警察隊「うおおおおおおおおおおおおおお!!!」




暗闇斎「先程、刀を持った男が大暴れしているという報せが入った」
ジュキッド「まさか……妖刀か……!」
暗闇斎「そうだろうな 今警察が相手をしている」
サスケ「チッ……面倒な事だ」
ジュキッド「どうする?」
サスケ「面倒だが、行くぞ」
ジュキッド「ああ…」

359 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/11/27(Tue) 01:06


警察「ぐああああああっ!!」

黄泉「さて……残りはお前1人か」

グランドウィリー警官「お……己………!」

 ドォォォオオオオン!!

黄泉「………!?」

 ドガァァァアアアアアアン!!!

黄泉「くっ………!」

グランドウィリー警官「な……何だ!?」

サスケ「ぼさっとすんな!さっさと逃げろ!」

グランドウィリー警官「き……君達は……!あの時の……!」
ジュキッド「事情を話している暇は無い ここは危険だ 引き揚げろ」
グランドウィリー警官「な……何を言う…!私は警察だ!国の平和を守れずに逃亡など警察の名折れ…!
  君達こそ下がりたまえ!こいつの相手は本官が……!ぐふっ!」

ワイユー「やれやれ……聞き分けの無い者にはしばし眠って貰おう」

ジュキッド「初代殿…!」
サスケ「さあこれで3対1だ 大人しく引き返した方が良いんじゃねえのか?」

黄泉「3対1だと……?果たして本当にそうか……?お前達の周りをよく見て見ろ」

サスケ「何……?なっ……!こいつらは……!」
ジュキッド「先程まで斃れていた筈の警察達だ……何故俺達に向けて銃を……!」

黄泉「俺の妖術だ」

ワイユー「妖術だと……!?」

黄泉「生きている奴だろうが死んでいる奴だろうが、俺の意のままに操る事が出来る
  それが俺の妖術だ 抵抗力が弱ければ、ものの数秒で俺の奴隷となる」

ジュキッド「己……!姑息な真似を……!」
サスケ「仕方無ェ!まずはこいつらから相手をするぞ!」

警察隊「うおおおおおおおお!!!」

ジュキッド「ふんっ!!」

 ドガッ!!

サスケ「食らえ!!」

 ドォォォオオオオオン!!

ワイユー「とおおおっ!!」

 ドガッ!!


サスケ「よし!これで全員だ!あとはてめェ1人………!」
ジュキッド「いや……逃げられてしまった……」

黄泉『お前達との勝負はいずれ必ず付ける!その前にやらねばならん事があるのでな!お先に失礼するぞ!』


サスケ「チッ……!」
ジュキッド「奴を放っておくと危ない……今すぐに追わねば……!」
ワイユー「いや、我々も一度撤退しよう この辺りはやがて騒ぎになる」


360 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/11/27(Tue) 01:11

暗闇斎「やらねばならん事がある……奴はそう言い残したのか……?」
サスケ「そうだ……一体何を考えてんのかは知らねェが」
ワイユー「恐らく奴はオロチの指示で動いている……我々を無視してまで行おうとしている策略……
  恐らく何かがある……しかしその何かが………」
タック「何かを狙おうとしているのは間違い無さそうやけどなあ」
シノ(狙い………もしかしてそれは…………!)

 ダッ!!

ジュキッド「……!シノ殿!」
タック「ちょっ…!どこに行くんや!?」


シノ(あの時、ツキカゲさんを私達の所に案内したのは、恐らくオロチ……!
  もしもツキカゲさんに私を始末させたいなら、私が1人の時を狙う事も充分に出来た筈………!
  なのによりにもよって、あえてバウンシーさんと一緒にいる時を狙ったのは……もしかして………!)


 ガラガラガラガラッ!!


黄泉「大当たりだ だが一足遅かったな」

シノ「バウンシーさん!」

黄泉「この娘は預かる お前1人で追い掛けて来い でなくば、この娘の命は無いぞ ではさらばだ!」

 ビュン!!

シノ「くっ……!オロチ……今度は一体何を………!」


  第漆拾玖話 支配者黄泉、恐怖の妖刀 終


シノ「次回予告です 黄泉は姑息な作戦で私に勝負を挑んで来ました
  武器を手にした瞬間、即座にバウンシーさんの首を撥ねると脅迫して……
  オロチは私が本気を出せない状況を作り出そうとしている……!
  一方、街の中では住人達までも黄泉の操り人形に……!
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第捌拾話ご期待ください」

361 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/11/27(Tue) 19:46
安心しろ、オロチは俺が倒した。

月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 完


362 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/11/27(Tue) 19:53
スマブラSPのラスボスのタックにトドメのシーンで、
ストファイの弾の挑発伝説のサイン色紙を掲げる手に当たって死んだのが悲しかった…

363 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2018/11/27(Tue) 22:35

ミント「どうも皆さんこんにちは Girl3、略してG3のミントです」
メロン「メロンよ」
ミント「今日もいつもみたいに月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜の話をする前に」
メロン「とりあえず来た書き込みを返す 適当に」

>>361

ミント「あーはいはい良かったねーめでたしめでたし 良い最終回だったねー」
メロン「そうね 最終回って事は、もう広報なんてやらなくて良いって事よね」
ミント「正直面倒だったもんな」
メロン「面倒だったわね こっちとしてはさっさと終わらせてって感じだったけど」
ミント「本当ならあたしらが幻夢教をぶっ飛ばして終わりにしてやりたい所だけど、
  戦いとか好きじゃないしな」
メロン「ミントじゃ無理でしょ」
ミント「だよねーはははははは!っておい」

>>362

ミント「すんません 何言ってんのか全然分からないんで、スルーして良いすか?」
メロン「これ、狙って書いてたとしたら凄いわね
  私でも狙って書いたとしてもここまで意味不明な文章は書けないわ」
ミント「スマブラSPにタックがラスボスって何かがっかり感半端ないよね
  だってあいつ、どう見てもラスボスって器じゃないじゃん」
メロン「もしあいつがラスボスで出て来るなら、クレームの手紙を段ボール一箱分任天堂宛てに送るわ」
ミント「迷惑行為だ、それ やめとけよマジで」


ミント「はい!というわけで月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜の話です
  言っとくけど最終回じゃないからな!まだ続くぞまだまだ!」
メロン「こっちとしてはさっさと終わって欲しい所だけど」
ミント「今回は妖刀・黄泉が新たな刺客として登場したわけだけど」
メロン「前回鴉と来て今回は黄泉ねえ……
  この流れで行くと、今度は妖刀・躯とか妖刀・武威とか妖刀・雷禅とか出るんじゃないかしら」
ミント「それなんて幽遊白書?そこまで行くと流石に突っ込まれそうな気がするな」
メロン「今に始まった話じゃないけど」
ミント「しかし、人質とは汚い奴だな!正々堂々って言葉はあいつらにはないのか!?」
メロン「あるわけないでしょ 馬鹿正直に戦ったらシノが勝つに決まってるし
  まあ卑怯な手を使われても、シノなら負ける事は無さそうだけど」
ミント「何となくそういう感じがするんだよなあ まあどうなるかは次回のお楽しみって事で!
  それじゃあ次回もよろしく!さよなら!」

364 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/11/28(Wed) 00:12
ツッキー元に戻らない方がかっこ良くて良いね!

365 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/11/28(Wed) 00:15
タックは脱いだらすごいと思うよ

366 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/11/30(Fri) 22:51
デデデ大王の体の色ってなぜよく変わるのかな
白黒になったりカラフルになったり

367 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/12/03(Mon) 23:45
スマブラが新しく出るね
シノちゃんたちも参戦したいかい?

368 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/12/05(Wed) 01:05
シノ達位ならビックバンカービィ10体程いても対処出来るよね?
とりあえず各複数ある並行世界から呼んでみた!

ビックバンカービィ×10
「「「「「「「「「「はぁ〜〜〜〜〜〜〜い!」」」」」」」」」

あとマイクカービィ50体
クラッシュカービィ40体
マスターカービィ30体
ウルトラソードカービィ20体
ドラゴストームカービィ20体
スノウボールカービィ20体(※ドラゴストームカービィとは距離が離れているが)
ミラクルビームカービィ20体
ギガトンハンマーカービィ20体
ロボボアーマーに搭乗したカービィ各13種類のモードチェンジ+特殊モードがそれぞれに10体+5体
無敵カービィ10体(常時無敵状態)位かな?

こんだけいればシノさん達位なら対戦練習相手にちょうど良いよね!
一応此方のカービィ達には『美味しいものを満足できる限り食べ放題していいから』の条件付きですんなり了承してくれたよ
では良いよねレディーファイト!(コングの鐘が鳴った)

369 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/12/05(Wed) 23:41
この物語に最終回はない・・・
ネバーエンディングストーリーさ

370 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/12/06(Thu) 17:48
>>368
アドレーヌが喜んで飛び付いて騒ぎに巻き込まれそうw
ああ見えてカービィちゃん大好きっ子だ
あとデデデもいつも通り巻き込まれそうw

371 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/12/06(Thu) 19:28
ってか唯でさえカービィ1体でも十分に騒がしいのにそんだけいるとなるとプププランド耐えきれるのか?でもシノ達なら余裕なんだろうな〜
とりあえず俺からは選別をやろう

つ【マキシマムトマト】×20

これで身体の疲労を回復しんしゃぁぁぁい



372 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/12/07(Fri) 00:44
ボーナスが今日出るからシノたちにおごってあげるね

373 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/12/07(Fri) 03:58
ボーナスステージが今回からって言うか前からあると思うけどシノ達に体験させてあげるね♪
とりあえずカービィのシリーズでボーナスステージ用意するから勝手に選んで

374 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/12/07(Fri) 06:06
スマブラの新作ムービー見たけど最早アレは『劇場版星のカービィ』やと思う
とはいっても内容はスマブラ展開なのでカービィだけじゃなく他のキャラもいるんやけどね

でも、仲間を奪還するカービィの冒険は泣ける感じやわ〜
たった1人(体)で操られた仲間を解放させるその模様はプレイヤーの腕次第だと思うねッ!

『その身に託されし希望の光を胸に秘め 我、世界を照らす灯火とならん・・・』

それにサブタイトルの『灯火の星』を逆から読むと、『星のカービィ』になるんやって!
ただし、これは桜井氏曰く後から気付いたものの偶然らしい。それってある意味凄くね?



375 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/12/13(Thu) 01:10

>>364

タック「んーまあそうやな 絶賛厨二病をこじらせてはるツッキーやけど、
  厨二病にかかる前はホンマになよなよしとったからなあ
  あれはあれで、良え変化やと思うてくれはる人がいるならツッキーも嬉しいんちゃうか?」
カグヤ「私……あいつ、嫌い」
シノ「何かあったんですか……?」
タック「妖精の腕輪争奪戦の時に色々あったらしいでっせ」
シノ「ツキカゲさん……本当にもう、私達の声は届かないのでしょうか……」
タック「そこでシノ姐が諦めてどうするんでっか 何としても元に戻すって決めたんやろ?
  なら諦めたらあかんよ 1人で戦うわけやないしな いざとなったらボクらがおるさかい」
カグヤ「タックにしては珍しく良い事言うんだね」
タック「シリアスな場面やといつも真面目にやってるやないでっか」
カグヤ「私も応援してるから大丈夫!あんな憎たらしい厨二病忍者、しーのんなら瞬殺でしょ!」
シノ「瞬殺は駄目ですよ……」

>>365

タック「ふーん、そう思いまっか?うーんどないしよっかなあ?
  せっかくやさかい、ここはひとつ、サービスで一肌脱いで…」
ジュキッド「脱いでみろ 即座に貴様をぶっ飛ばす」
タック「冗談ですすみません」
シノ「あまりタックさんをおだてないであげてください すぐ調子に乗りますから」
タック「調子に乗って何が悪い!?」
ジュキッド「よし、殴るか」
タック「すんません、調子に乗りません」

>>366

タック「それ言うたらカービィも負けず劣らずのカラーバリエーションやと思いまっせ」
シノ「その気になればメタナイトさんと同じ色になれますしね」
カグヤ「タックも、その気になれば色を変えられるんじゃない?
  例えばその黒頭巾を赤頭巾にしたりとか虹色の頭巾にしたりとか」
タック「そんな派手な色にしたら忍べなくなるやないでっか まあそっちの方が良えハンデになりそうやけど」


>>367

シノ「私は遠慮します それ以前に私、オリジナルキャラクターですし、
  私なんかが参戦した所で、反感を買うだけだと思いますし、おこがましいです」
タック「キン肉マンみたいに、オリジナルキャラクター募集みたいなのを星のカービィでもやれば良えのにな」
シノ「アニメが放送されていた時、そういうのをやっていましたよね」
タック「コピー能力も募集してたな」
カグヤ「このスレがHAL研に見つけてもらえると良いね!」
タック「見つけてもらっても採用されないんと違いまっか?向こう、人型のキャラだすの極力反対みたいやろうし」
シノ「最早違うゲームだって色んな人に叩かれそうです…」
カグヤ「そんな事ないって!しーのんは、やればきっと出来るよ!」
タック「やれば出来るとか関係なくないでっかそれ」

>>368

タック「そうでっか 何か知らんけど、あの子ら勝手に戦闘始め出しよったで
  ボクらにやなくて、カービィ同士で争い始めたけど、止めなくて良えんでっか?」
シノ「何か私達の事、まるで眼中に無さそうですね…」
タック「スマブラと勘違いしてはるんやないかな」
シノ「100体以上の大乱闘なんて前代未聞ですね」
タック「22世紀のスマブラは、100体以上の人数でプレイも可能になるんやろなあ」
シノ「そうなれば友達を100人作る事も難しくなくなりそうですね」
カグヤ「今じゃあ友達1人作るのも難しい時代だからねえ」
タック「それは言うたらあきまへん」

>>369

タック「おおっ 良え事言うな君!
  そうや!物語に終わりは無いんや!終わらせる事は出来るけどな!
  それにしても、ネバーエンディングって何か安室奈美恵の曲みたいやな!」
シノ「安室奈美恵さんも、引退してしまいましたけれど、歌は永遠に残り続けるわけですから、
  決して終わりではありませんよね 語り継ぐ者がいれば、歴史に終わりはありません
  このスレッドも、いつかそんな風になっていると良いですね」


376 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2018/12/13(Thu) 01:10

>>370

タック「まあ、平常運転やな」
カグヤ「平常運転だよね」
シノ「そう言わず、助けてあげてください」

>>371

シノ「良いんですかそんなに?ありがとうございます 良ければ371さんもおひとついかがですか?」
タック「っていうか、選別じゃなくて餞別では?」
カグヤ「そういう揚げ足の取り方すると嫌われるよ」
タック「別に好かれたいと思ってないし、別に良えよ」
シノ「タックさんはもっと素直になった方が良いと思いますよ」
ジュキッド「全く、どうでも良い所で面倒だからな」
タック「そういう親目線で語るの、やめてくれまへんか?」

>>372

シノ「ありがとうございます 嬉しいですが、それは受け取れません お気持ちだけ受け取ります
  それは自分自身の為に使った方が良いでしょう ボーナスが出たという事は、それだけ頑張ったという事なのでしょうから、
  時には自分自身を労う事をしても罰は当たらないでしょう」
タック「そやそや ま、お金の使い道が思いつかへん言うなら、仕方なくボクが貰ってあげても良えけどな」
ジュキッド「お前の場合は、自分自身を労い過ぎだ」
タック「どうせなら楽して儲かった方が人生楽しく生きられるやないでっか」
カグヤ「そういう事を考えてる人は大抵碌な目に遭わないんだから」
タック「忍者ってのは辛いんや 任務がなけりゃお金は手に入らんしな 場合によっちゃ貧乏な暮らしをしなきゃならん時もある
  ホンマにブラック企業とはこの事や」
シノ「どんな形であれ、充分な生活が出来ていれば何も問題ありません」
タック「問題だらけやと思うけどなあ……」

>>373

タック「ボーナスステージって何の事でっか?
  あれか?制限時間以内に車を壊せっちゅうやつか?」
シノ「それだと違うゲームになってしまいます」
タック「勝手に選んでって言うけど、他にどんなのがあるのか詳しく教えて欲しいんやけど」
カグヤ「あっちむいてホイとかじゃない?」
タック「適当やな」
シノ「CCレモンゲームとかもあるのでしょうか」
カグヤ「指スマゲームとか!」
タック「小学生の遊びか!」

>>374

タック「ほうほう…後付けとはいえ、そういう偶然もあるもんやな
  にしても何故カービィが主役?マリオが主役やないんかい」
シノ「初心者から上級者まで操作しやすいキャラクターで、白羽の矢が立ったのがカービィさんだったそうです
  確かに納得できる理由ですね 思えば亜空の使者でもカービィさんだけが生き残っていましたね」
タック「それならもうスマブラやなくて星のカービィにした方が良えな!
  カービィばっかり優遇する癖にカービィシリーズのキャラが少ないのどうにかして欲しいけどな!」
シノ「きっとドロッチェさんとかアドレーヌさん辺りが参戦する筈ですから……もう少し待ちましょう……」
カグヤ「今の所全く情報出てないよね」
タック「出ぇへんな、これは」
シノ「そう思わせて…という事もありますし、まだ諦めていませんよ……」


シノ「今回はここまでですね 次回もよろしくお願いします さよなら」

377 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/12/13(Thu) 23:17
その後シノ達が知らん顔した影響によりタックが大切にしてたモノが犠牲となりプププランドは壊滅を免れた
一方で騒ぎを起こしたカービィ達は満足したようでそれぞれの各自分たちがいるべき世界へと帰っていた(心行くまで満腹状態のまま)
かくしてカービィ達による大乱闘は終わりを迎えたのだ。タックが大切にしたモノを犠牲にして・・・彼が大切にしたモノは我々もタック以外も知らないだろうな。


378 名前:377 投稿日:2018/12/13(Thu) 23:21
って言っても他人から見たら本当にどうでもいいモノでも彼自身からしてみれば大切なモノである訳でー
それの犠牲によって世界が救われるのなら安いもんだろう?タック君。

379 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/12/14(Fri) 00:14
タックは1万回裏切るから気を付けてね

380 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/12/14(Fri) 05:32
みんなーあんまりタックを虐めるのh可哀そうだよ〜
でも、本当はそんなタックの事好きなんだろう?シノさんや

381 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/12/14(Fri) 21:57

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」



黄泉「この娘は預かる お前1人で追い掛けて来い でなくば、この娘の命は無いぞ!」

 ビュン!

シノ「バウンシーさん……!くっ……ここは言われた通り、1人で後を追うしかなさそうですね……!」



タック「駄目や……!シノ姐はんに連絡しても繋がりまへんわ…!」
暗闇斎「仕方が無い……それより大変だ」
ジュキッド「何があった?まさか例の妖刀の事か?」
暗闇斎「ああ…街の住人達が街中暴れ回っているという報せが入った
  全員催眠術のようなものを掛けられ、言葉も通じぬ状態だとの事だ」
サスケ「何だと……!?」
暗闇斎「警察が騒動を抑えようとしているが、まるで話にならん状態らしい」
ジュキッド「行くしかないか……」
ワイユー「ああ…妖刀の魔力は相当なものだ あのままにしておけば、被害は更に大きくなる」
サスケ「面倒な話だが、やるしかねェな」



警察「ぐあああああっ!!」

住人「ウウウゥゥゥ……!」

住人「クククククククク……!」


グランドウィリー警官「己…!本官が気絶している間に、一体何がどうなったというんだ……!?
  総員怯むな!!警察としての意地を見せつけるのだ!!」

警察「うおおおおおおおおおおおおおお!!!」


 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第捌拾話 妖刀事変!操られた住人達


 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)
  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編(>>66-69)
  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏(>>73-76)
  第伍拾玖話 魑魅魍魎!悪霊達の宴(>>87-90)
  第陸拾話 悪霊退散!正義の炎燃え上がる時(>>97-102)
  第陸拾壱話 戦々慄々!幻影五人衆現る(>>109-114)
  第陸拾弐話 七転八倒!見えない思惑、隠された罠(>>131-134)
  第陸拾参話 怨霊跋扈!追い詰められた忍び(>>137-139)
  第陸拾肆話 電光石火!花火師決死の一発(>>151-154)
  第陸拾伍話 大死一番!花影流最後の試練(>>159-161)
  第陸拾陸話 呉越同舟!妖精を追え(>>164-166)
  第陸拾漆話 雷轟電撃!雷殺剣・召雷闇龍獄炎葬破斬(>>176-178)
  第陸拾捌話 阿鼻叫喚!復活の幻夢四天王(>>181-183)
  第陸拾玖話 星火燎原!希望の光、未だ消えず(>>188-189)
  第漆拾話 威風堂々!降り立った花影の戦士(>>191-196)
  第漆拾壱話 悲願達成!遂に入手、妖精の腕輪(>>211-213)
  第漆拾弐話 裏切りは突然に!我が名は夜叉丸(>>216-219)
  第漆拾参話 クチナワとの決戦!腕輪を奪還せよ(>>236-239)
  第漆拾肆話 運命を覆せ!虹龍・百花繚乱(>>253-257)
  第漆拾伍話 今明かされる、タックの過去(>>258-261)
  第漆拾陸話 復讐の毒蛇、オロチの策略(>>268-270)
  第漆拾漆話 血塗られた妖刀(>>272-274)
  第漆拾捌話 地獄の雷(>>336-339)
  第漆拾玖話 支配者黄泉、恐怖の妖刀(>>357-360)


382 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/12/14(Fri) 21:57


 ビュン!!

 スタッ!

シノ「……………………!」

黄泉「ククク……思っていたより速かったな まさか本当に1人で来るとはな」
シノ「貴方の狙いは私であるという事は分かっています バウンシーさんを解放してください」
黄泉「それは出来んな」
シノ「何……!?」
黄泉「身に付けている武器を全て捨てろ 今すぐにだ」
シノ「なっ……!」
黄泉「この娘を解放する条件だ 身に付けている武器を全て捨てろ
  それが出来なければこの娘は殺す」
シノ「…………………!」
黄泉「変な気は起こすなよ…?貴様が武器を使えば、その瞬間この娘の首が飛ぶ事になるぞ クククククク……!」
シノ「卑怯な……!」
黄泉「出来ぬのか……?出来なければこの娘の解放は出来んな………」

シノ「………!分かりました……!武器を……捨てます…………」
黄泉「そうだそれで良い……身に付けている武器全てだ
  知っているぞ 貴様は衣服にも無数の武器を備えている事はな」
シノ「………………!」

シノ(暗器の事まで知り尽くしているとは………!)


 ガシャン!

黄泉「ククク……これで全てか?」
シノ「はい……もう武器は持っていません さあ早くバウンシーさんを解放して……」

 ビュン!!

黄泉「惜しい……外したか…………」
シノ「くっ……!!解放するという約束では無かったんですか!?いきなり斬りつけるなんて……!」
黄泉「はははははははは馬鹿め!!そんな約束を律儀に守ると思うか!?俺の狙いは最初からこれだったのだ!!
  武器が無ければ貴様はただの女……!反撃する事も出来ぬまま俺の剣で血に染まるのだ!!」
シノ「どこまでも汚い真似を……!」
黄泉「戦いに於いて必要とされるものは頭脳!そう、勝つ為には頭を使わなければな
  正々堂々など馬鹿な一つ覚え……だから鴉はお前に負けたのだ!
  死ぬ前に名を教えてやろう 名前も知らぬ奴に殺されたくは無いだろうからな
  俺は黄泉!妖刀・黄泉だ!本来の俺は刀に封じられているだけの呪われた魂だったが、
  人間の身体を奪い、自由を手に入れたのだ!これで思う存分人を斬る事が出来る……!
  その自由を手に入れる為に、俺は今から貴様を殺すのだ!」
シノ「妖刀……黄泉………!?」
黄泉「俺は鴉とは違う!!敵に一切の反撃を許さず、ただ一方的な殺戮を楽しむ!それが俺の戦い方よ!!では行くぞ!!」



住人「ウウウウウウ……!」
住人「殺戮……!殺戮………!」


タック「なんっちゅう光景や……まるで世紀末やないか」
サスケ「何だ?怖いなら帰っても良いんだぜ、裏切り者さんよ」
タック「舐めないでもらえまっか?これでも修羅場潜り抜けた身でっせ」
サスケ「武器も無ェ癖に何をほざいてやがる てめェが当てにしていた武器屋は最近引っ越したそうだしな」
タック「クックック……もうブキセットはんに頼らなくても良くなったんですわ」
サスケ「何……!?」
タック「いの一番に見せてやりますわ……これがボクの新たなる武器……!疾風剣や!!」

 ビュン!!

 ヒュバッ!!

住人「ぐああああああああ!!」

住人「ぐあああっ!!」

サスケ(何だ……!?一瞬の内に……!)

タック「……どや!?これがボクの実力でっせサスケ兄はん!」
サスケ「調子に乗るなよ!」

 ドォッォォオオオン!!

住人「ぐああああああああっ!!」

タック「……やりまっか?それなら、どっちが多く敵を倒せるか、競争や!負けた方は奢りや!」
サスケ「良いぜ…その挑発、乗ってやる」


ジュキッド「……向こうはもう始まっている様だな」
ワイユー「では拙者らも始めるとするか」
ジュキッド「分かっていると思うが、誰一人殺してはならんぞ 相手は一般人だ」
ワイユー「分かっている 殺しはせんよ 骨の一、二本は折らなければならんかもしれんがな」
ジュキッド「同感だ……では行くぞ!うおおおおおおおおおお!!」

 ドォォォオオオオン!!

住人「ぐああああああああ!!」
住人「うわああああああ!!」

ワイユー「とおおおおおおおおっ!!」

 キュピーン!!

 ドガッ!!

住人「ぐああああああ!!」


383 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/12/14(Fri) 21:58


黄泉「フハハハハハハハハハ!!どうしたどうした!!?避けるので精一杯か!?
  無理も無いな!!武器も無しに立ち向かうなど、いかな貴様でも不可能だろう!!」

シノ「くっ……!」


黄泉「いつまで避け続けていられるかな!?体力が無くなった時が貴様の最期だ!!」

シノ「……………………!」

黄泉「諦めたか……!?では大人しく死ねぇぇえええええ!!」

 ブンッ!!

 バッ!!

黄泉「何っ…………!?」

シノ「…………………!」

黄泉「……驚いたな……まさか俺の剣を受け止めるとは…………!
  だがそれは俺の油断があっての事……二度目は無い!!今度こそ、死ねぇぇぇええええ!!」

 ビュン!!

黄泉「なっ……!」

シノ「はあああああああああっ!!」

 ドガッ!!

黄泉「ぐああああああああっ!!」

シノ「……………………」

黄泉「くっ……!」

シノ「武器が無ければ無力だとでも……?甘く見ないでください
  花影流の技は剣技だけではありません 花影流の強みは、技の種類の多さにあります
  いかなる状況でも有利に立ち回れる様、あらゆる武器に精通しています
  勿論、武器が一つも無い状況も想定しています
  剣が無くとも、私には"拳"があります」
黄泉「くっ……!お……己ぇぇぇええええええええ!!!」
シノ「余裕が無くなりましたか……さっきよりも動きが悪くなりましたね」

 ヒュッ!!ドガッ!!

黄泉「ぐああああああああっ!!」


シノ「どうしますか……?勝ち目が無いのは、これでもう分かったでしょう」

黄泉「………クククククク…!甘いわ!!」
シノ「え……!?」

 ガシッ!!

シノ「くっ……!」
バウンシー「……………………」
シノ「バウンシーさん……!?まさか…バウンシーさんに催眠術を……!」

黄泉「形勢逆転だな……その娘もろとも、貴様を殺してやる!」

シノ「くっ………!」



タック「はあああっ!!」

 ヒュバッ!!

住人「ぐああああああああ!!」

タック「よし!これで全員やな!」
ジュキッド「誰も殺してないよな?」
タック「元々殺傷能力の低い剣や 動きを止める程度に抑えていますわ」
サスケ「急所を外すってのは面倒だったがな」
ワイユー「やれやれ……これで洗脳は解けるとは思うが……」

???「あーあ、もう終わっちゃったのかあ……つまんないなあ」
???「せっかくの祭りだったのだがな……邪魔者が入ったか」

ジュキッド「誰だ貴様らは?」
ワイユー「気を付けろ 新たな妖刀使いだ」

魔獄「大当たり!僕の名前は妖刀・魔獄!」
血桜「我が名は妖刀・血桜」

サスケ「新たな妖刀使いが2人か………!」
魔獄「お前達が闇の忍び部隊か、中々殺し甲斐ありそうな相手だね」
血桜「血を吸うには少々骨が折れそうだがな、それだけに極上な食事を堪能出来そうだ」
タック「悪趣味な連中やな……返り討ちにしたるわ!」


384 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/12/14(Fri) 22:00

シノ「くっ………!バウンシーさん……!目を……覚ましてください……!」
バウンシー「………………………」

黄泉「クククククククク……!身動きもとれぬだろう……!今度こそ貴様はここで終わりだ!」

シノ「……………!」

シノ(振り解く事は出来る……けれどそうしたらバウンシーさんの命が……!)

黄泉「死ねぇぇぇぇええええええええ!!!」

シノ「バウンシーさん!!私の声が聞こえませんか!?このままでは私達……!!」

バウンシー「…………………シノさん……?」
シノ「バウンシーさん!目が覚めましたみたいですね…!」
バウンシー「私は一体何を……きゃあああっ!?」
シノ「動かないでください!はあああああっ!!」
黄泉「なっ……!」
シノ「花影流・舞踏撫子!!」

 ドン!!!

黄泉「ぐああああああああああああ!!!」

バウンシー「シノさん!刀!」
シノ「ありがとうございます!」

黄泉「ぐううっ……!」

シノ「はあああああああああああっ!!」

黄泉「うわああああああああああああ!!!」


 キィィィイイイイイイイン!!!

黄泉「…………!?」

シノ「…!?ツキカゲさん……!?」

ツキカゲ「……………………」

黄泉「……くっ…誰だ貴様は……!?増援か……!?」

ツキカゲ「勘違いするなよ……貴様を助ける気など毛頭無い
  あれは僕の獲物だ……貴様如きが、獲物を横取りするなよ」

黄泉「……そうか……貴様が妖刀・奈落の使い手のガキか……!クク…こいつは面白い……!
  良いだろう!この女は貴様に預ける!縁があったらまた会おうではないか!」

シノ「黄泉…!!」
ツキカゲ「どこを見ている……貴様の相手は僕だ」

バウンシー「ツッキー…!」

シノ「不本意にも、またバウンシーさんの目の前で戦う事に………!」

ツキカゲ「………貴様が本気を出すには、その女の存在が邪魔のようだな
  なら場所を変えるぞ それなら文句は無いだろう」
シノ「……分かりました」

バウンシー「シノさん……!」
シノ「ツキカゲさんは、必ず取り戻します……バウンシーさんは先に戻っていてください」
バウンシー「ええ……どうか、気を付けて………」
シノ「バウンシーさんも、気を付けて帰ってください」


ツキカゲ「話は終わったな?では行くぞ」
シノ「はい……」



  第捌拾話 妖刀事変!操られた住人達 終


シノ「次回予告です オロチが次に目を付けた標的は、メロンさんとミントさん
  闇の忍び部隊は、2人を救出するべく敵の待つ隠れ家へと向かう
  そこでは様々な罠が仕掛けられていて……
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第捌拾壱話ご期待ください」

385 名前:Girl4 ◆IiInQphU 投稿日:2018/12/14(Fri) 22:51

メロン「はいはーい そういうわけで、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜、投稿しましたよ〜っと」
ミント「武器が無ければ不利だと思ったけど、そんな事は無かった!流石我らのヒーローシノさんだ!
  いやあ今回は見どころ満載だったねえ!敵の妖刀使いが一気に増えたし、ツッキーも乱入して来たし、
  っていうか、次回…え…?あたし達標的になっちゃうの…?一体どういう事…?!」
メロン「それは次回のお楽しみって事ね それよりも知らせなきゃいけない事が」
ミント「そうそう 実は!何と!今日から12月いっぱいまで、期間限定としてスペシャルなメンバーでお送りします!
  まずはメンバーの紹介!まずは私Girl3ことG3のミント、そして相方のメロン!」
メロン「その括り、やめてもらえないかしら いい加減ダサいから」
ミント「ダサいって言うな!そして!闇の忍び部隊でおなじみの!」
シノ「こんばんは シノです」
カグヤ「はーい!私、リップルスターの第二女王のカグヤ姫でーす!カグヤちゃんって呼んでね!」
メロン「前々から気にはなっていたけど、姫なのに女王…」
ミント「はいはいそういう野暮な突っ込みはしない!
  というわけで!12月いっぱいまでの期間限定ユニット!その名もGirl4!
  略してG4が、今夜結成します!イエーーーーーーイ!!!」
カグヤ「何だかよく分かんないけど、イエーーーイ!!」
シノ「分からなかったら盛り上がる必要は無いんですよ………何ですか、これ?」
ミント「だから、特別でスペシャルなユニットだよ!ガールが4人、だからGirl4、略してG4!」
シノ「メロンさんからも何か言ってください」
メロン「無理 何を言っても無駄だと思ってるから 基本人の話を聞かないから、あの子」
シノ「そういえばそうでしたね……」
ミント「おいおーい!テンション低いよー!?というわけで、盛り上がって行こうぜー!イエーーーーーイ!!」
カグヤ「イエーーーーーーイ!!」
シノ「凄い……早くもこのノリに馴染んでいる……!私にはついて来れません………!」
メロン「右に同じ」

>>377-378

ミント「なーんだ そんな大した事の無い犠牲でプププランドが助かったなら、安いモンだよねー!」
シノ「でも何だったのでしょうか?タックさんが大切にしていたものって……」
カグヤ「ひょっとして埋蔵金とかじゃないかな?」
メロン「そんな埋蔵する程お金を持っているようには見えないんだけど」
ミント「あったとしても、へそくり程度だよね そのぐらいなら、別に大した犠牲じゃないよね!良かった良かった!」
シノ「もしかして、最近タックさんが私に任務を沢山貰ってくれって泣きながら懇願していたのにはそういう理由が……」

>>379

カグヤ「タックなら本当に1万回裏切りそうだから困るよね」
メロン「何て言うか、ドラマ版ライアーゲームに出て来るフクナガとかいうキノコ頭が霞んで見えるくらいのクズよね」
シノ「そんな事はありませんよ タックさんはもう立派に闇の忍び部隊の一員になったんですから
  私は信じていますよ、タックさんの事」
カグヤ「そう言って裏切られても私、知らないからね しーのんはすぐそうやって信じちゃうんだから」
メロン「それがシノの良い所でもあるけどね でも……」
ミント「もう少し疑う事を覚えた方が良いんじゃないかな……」

>>380

シノ「分かっていますよ タックさんはいじりやすい性格ですから
  勿論嫌っているわけではありませんよ タックさんは信を置ける大切な仲間ですから」
ミント「その言葉、是非本人に聞かせてやりたいね」
カグヤ「んー、どうせ調子に乗るだけだから聞かせなくても別に良いかな」
メロン「私も同感ね ああいう男は、甘やかしたらいけないタイプよ」
シノ「タックさんは、根は良い人なんですけど、人が嫌う事を喜んで行う悪い癖があるんです
  タックさんには素直さが無いんです もっと素直になってくれたら良いんですけどね……」
カグヤ「しーのんは逆に素直すぎるから、タックと入れ替えたら丁度良くなりそう」
メロン「駄目よ!そんな事をしたらシノが汚れるじゃん!絶対駄目!」
シノ「何もそういう言い方しなくても……」


シノ「というわけで、今回はここまでですね
  2018年も終わりが近づいてきますが、2019年を新しい気持ちで迎えられるよう、
  大掃除や新年の準備は今の内から早めにしておきましょうね それではまた次回、さよなら」

386 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/12/15(Sat) 22:39
忘年会やろうぜ

387 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/12/15(Sat) 22:45
ポケモンやろうぜ

388 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/12/17(Mon) 10:28
残念ながらタック君いくらキミが任務を沢山シノから志願してその成功の暁に依頼金を得ようとしても無駄だよw
プププランド壊滅を防ぐににば莫大な代償を引き換えにしないと難しいからねw
だ・か・ら♪タック君のへそくりを犠牲にしてもほんの少しだけしか壊滅は免れないんだから
先の未来までのタック君が得られる依頼金とそれによってへそくりの資金にまで犠牲にする事であの事件によるプププランド壊滅は免れたのさ♪

つーまーりーどういう事かというとー例え任務を成功してもキミに入ってくる依頼料金は無いって事だよ♪良かったねw
僕もあの事件によってこの美しいプププランドが壊滅しないで良かったよwまあ別件でプププランドが壊滅寸前まで毎回なる時もあるけど
あの件に関してはヤバい壊滅になりそうな事だったんだよね〜壊滅っていうか下手したら消滅みたいなー(笑)それを阻止する為に僕がキミの大切なモノを犠牲にする事で防げるのなら安いものでしょう感謝してよね?
じゃあこの話はこれでおしまいシーユーハバナスティー

※そして黒い服の少年はタックたちの目の前から消失した

389 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/12/17(Mon) 10:31
あ、ちなみに来年になるまでそれによる莫大な代償は解けるから
来年まで無給でこの年をいい日に迎えてくれたまえじゃあ今度こそシーユー

※今度こそ黒い服の少年はタックたちの目の前から消失した

390 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/12/19(Wed) 18:14
私は劣化の忍者

普通の忍者より劣化してるのが特徴だ

391 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/12/19(Wed) 20:51
もしもシノたちの前に空彼方上空から大量のマスターハンド&グレイジーハンドが現れたらどうする?

シノ達なら余裕なんだろうな。
そしてお決まりのタックのセリフが『一人で10体ぐらい倒せばいけるか?』なんだろうな
また仮に倒した所でまだまだラスボス的な奴等がスタンバイしているんだけどねw
タブーとかキーラとかダーズとかww

392 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/12/20(Thu) 22:49
キーラ「ビームッ!」

シノ達「ギャー!!!!」

(大人の事情で)どうせこうなる

393 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/12/21(Fri) 18:32
もしカービィがどっかで大王になったら、その城、悪魔城になるよねw
悪魔城モモダマ(桃玉)

394 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/12/23(Sun) 00:17
【悲報】ワイ37歳、スマブラでカービィを使い小学生に負ける

395 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/12/24(Mon) 00:17

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」



ツキカゲ「………ここで止まれ」
シノ「…………………」
ツキカゲ「ここなら邪魔者が現れる事は無い……全力で戦う事が出来る筈だ」
シノ「どうしてそこまで……?私を斃す事で、自分の強さを証明出来るとでも…?」
ツキカゲ「そうだ……お前と初代暗闇斎……まずはお前達を斃す事が、僕が最強であるという事を証明する手立てとなる」
シノ「どうしてそこまで強さに執着するのですか?」
ツキカゲ「あの時……僕が強ければ………守る事が出来た筈なんだ………!」
シノ「ツキカゲさん……やっぱり、あの時の事を……」
ツキカゲ「お前達も僕を戦力外呼ばわりし、僕を闇の忍び部隊から追い出した……!」
シノ「それは違います!文左衛門さんの死に囚われている状態の貴方を、戦いに出す事は……!」
ツキカゲ「だから決めたんだ強くなると!!お前や初代暗闇斎を葬れば、僕を戦力外扱いした闇の忍び部隊の連中も見返す筈だ!!
  さあ来いシノ!!僕はもうあの時の弱かった頃の僕じゃない!!僕は強くなったんだ!!今度こそそれを証明してやる!!」
シノ「……やはり、戦いは避けられないようですね……分かりました
  それなら望み通り、全力で戦いましょう…!貴方の言う強さが、間違ったものである事、教えてあげます…!」



 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第捌拾壱話 妖刀迷宮!仕掛けられた罠


 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
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  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏(>>73-76)
  第伍拾玖話 魑魅魍魎!悪霊達の宴(>>87-90)
  第陸拾話 悪霊退散!正義の炎燃え上がる時(>>97-102)
  第陸拾壱話 戦々慄々!幻影五人衆現る(>>109-114)
  第陸拾弐話 七転八倒!見えない思惑、隠された罠(>>131-134)
  第陸拾参話 怨霊跋扈!追い詰められた忍び(>>137-139)
  第陸拾肆話 電光石火!花火師決死の一発(>>151-154)
  第陸拾伍話 大死一番!花影流最後の試練(>>159-161)
  第陸拾陸話 呉越同舟!妖精を追え(>>164-166)
  第陸拾漆話 雷轟電撃!雷殺剣・召雷闇龍獄炎葬破斬(>>176-178)
  第陸拾捌話 阿鼻叫喚!復活の幻夢四天王(>>181-183)
  第陸拾玖話 星火燎原!希望の光、未だ消えず(>>188-189)
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  第漆拾壱話 悲願達成!遂に入手、妖精の腕輪(>>211-213)
  第漆拾弐話 裏切りは突然に!我が名は夜叉丸(>>216-219)
  第漆拾参話 クチナワとの決戦!腕輪を奪還せよ(>>236-239)
  第漆拾肆話 運命を覆せ!虹龍・百花繚乱(>>253-257)
  第漆拾伍話 今明かされる、タックの過去(>>258-261)
  第漆拾陸話 復讐の毒蛇、オロチの策略(>>268-270)
  第漆拾漆話 血塗られた妖刀(>>272-274)
  第漆拾捌話 地獄の雷(>>336-339)
  第漆拾玖話 支配者黄泉、恐怖の妖刀(>>357-360)
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396 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/12/24(Mon) 00:18

ツキカゲ「はあああああああああああああっ!!!」

 キィィィイイイイイイン!!

シノ「……………!」

ツキカゲ「うおおおおおおおおおおお!!雷殺剣!!」

 ビュン!!

ツキカゲ「はああああああああああっ!!」

 ビュン!!

シノ「…………………………」

ツキカゲ「……何故だ!!さっきから避けてばかりで、何故攻撃しない!?」

シノ「ツキカゲさん……はっきりと言います やはり貴方の言う強さは偽物です……そんな偽りの強さで、私は斃せません」
ツキカゲ「ほざけ!!お前に僕の強さの何がわかる!?」
シノ「分かります……私も、一度戦う力を失い、戦力外となった状態から修行しました………
  その過程で、私は一度命を失いかけました……ですがその死を乗り越え、花影流の奥義を会得しました
  だから分かるんです 死にかけた事で、本当の正しい強さとは何なのかを私は知りました
  確かに貴方は強いです……ですがそれは間違った強さです………
  貴方は他者から与えられた力を、自分で手に入れた力だと勘違いし、思いあがっているだけじゃないんですか……?
  貴方のその強さは、本当に貴方自身のものだと言い切れますか…?」
ツキカゲ「黙れ!!!貴様の詭弁など通用するか!!」
シノ「では……詭弁かどうか、確かめてみましょうか……!」
ツキカゲ「何っ……!?」

シノ「はああああああああああああっ!!!」

 キィィィイイイイン!!!

ツキカゲ「ぐ……ぐあああああああっ!?
  くっ……!何だ……この力は………!?」

シノ「はああああああああっ!!」

ツキカゲ「くっ…!うおおおおおおおおおお!!」

 ドン!!

ツキカゲ「ぐああああああっ!!」

シノ「……………」

ツキカゲ「くっ……この………!」

ツキカゲ(この僕が負ける筈が……!)

ツキカゲ「うおおおおおおおおおおおお!!」

 ヒュッ!ドガッ!!

ツキカゲ「ぐあああああああ!!」

シノ「どうですか……?少しは実感しましたか?今のあなたに、私は斃せません」
ツキカゲ「くっ……!舐めるなあああああ!!うおおおおおおおおおおおおお!!!」

 バチバチバチバチバチバチバチバチ……!

シノ(この技は……あの時の……!)

ツキカゲ「うおおおおおおおおおお!!!食らえ!!雷殺剣・召雷闇龍獄炎葬破斬!!!」

シノ「はああああああああっ!!花影流・紅蓮紅葉!!!」

 ドォォォォオオオオオオオオオオオン!!!



タック「何や!?凄い爆発音や……!」
ジュキッド「向こうからだったな…まさか……」
サスケ「シノか……!?」
タック「急ぐで!」
ジュキッド「おう!」

魔獄「あ……こら!逃げるな!!」
血桜「いや……追うな 我々も戻るぞ あの様子では黄泉の奴めはしくじったようだ」
魔獄「ちぇっ……もっと遊びたかったんだけどなあ」
血桜「愉しむ機会はまだあるだろう 私も奴らを諦めたわけではないからな……」



ツキカゲ「くっ………!はあ……はあ…………!馬鹿な……雷殺剣・召雷闇龍獄炎葬破斬を…………!」

シノ「これで分かりましたか?貴方の全力は、私の全力には及びません」
ツキカゲ「己………!」
シノ「ツキカゲさん……貴方はまだやり直せます………」
ツキカゲ「黙れ!!お前の誘いになど乗るか!!今更お前達の下に戻るつもりは無い!」
シノ「ツキカゲさん……貴方は……!」

タック「おーーい!!シノ姐はーーーん!!」

シノ「……!」

ツキカゲ「邪魔者が入ったか……覚えておけ……今より更に強くなり、今度こそお前達の息の根を止めてやる……!」
シノ「ツキカゲさん……!」
ツキカゲ「黒雷!!」

 ドォォォオオオン!!

シノ「………!」

タック「シノ姐はん!そこにおったんかい!探したんでっせ!」
シノ「タックさん……!皆も………!」
ジュキッド「一体、誰と戦っていたのだ…?」
サスケ「例の妖刀か…?それとも、坊主か?」
シノ「………一度戻りましょう 戻ってから、詳しくお話します」


397 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/12/24(Mon) 00:23

オロチ「襲撃ご苦労だったよ 途中で邪魔が入ったそうだが、それはそれで仕方のない事だ」

黄泉「あのシノとかいう小娘も仕損じたようだ せっかく俺が譲ってやったと言うのになあ」
ツキカゲ「負けたわけじゃない…!シノは必ず僕が殺してやる……!」
オロチ「ここで喧嘩はよしてもらおうか ここは僕が作ったとっておきの館だ」
血桜「だが、これからは我々のものとなるのだろう?我々のものとなるなら、何をしても構わぬだろう」
オロチ「そうさ この館は、僕が君達の為に用意したのさ こうして皆揃って器を手にする事が出来たんだ
  それを祝して、君達へのプレゼントだよ
  この館には、侵入者を確実に抹殺する為に、様々な罠が仕掛けられている
  殺したい奴を誘い込む事が出来れば、君達は有利に殺しが出来るというわけさ」
血桜「成程な そうと分かれば」
黄泉「早速準備に取り掛かるか」
魔獄「さんせーい!」

ツキカゲ「………………」

オロチ「どこに行くんだい?」
ツキカゲ「僕は更に強くなる……くだらん茶番に付き合う暇はない」
黄泉「殊勝な心掛けだな だがお前に、奈落を使いこなす事は出来るのか?」
ツキカゲ「……どういう意味だ?」
黄泉「俺はお前の持つ奈落と一緒に作られた妖刀……つまり兄弟だ 奈落の事で知らねェ事は無ェと自負している
  奈落は、数ある妖刀の中で最も強欲で執念深い野郎だ 俺にははっきりと分かる
  お前は奈落を屈服させ使いこなしていると思い込んでいるがそいつは錯覚だ 奴はお前の心を少しずつ支配している
  今のお前の意思は、奈落に操られているも同然というワケさ」
ツキカゲ「違う!!出鱈目をぬかすな!!僕が奈落に操られているだと……!?違う!!
  この力は、僕が奈落を従わせる事で手に入れた力だ…!!今度余計な事を言ってみろ……地獄の雷で消し去ってやる……!!」

黄泉「随分と勘違いしたガキだ あれは奈落が与えた力だってのにな」
魔獄「あんな奴の事は放っといて、僕らは僕らの遊びをしようよ」
血桜「同感だ 私も狙った獲物は逃したくはない質でな、今に奴らの血を吸いたいものだ」
黄泉「俺もあの小娘には借りがあるからなあ……だがその為には、奴らをここへ誘い込む手段が必要となるが……」
オロチ「何、簡単な事さ 闇の忍び部隊の連中をここへ誘い込めば良いんだろう?それなら餌を使えば良いのさ」
黄泉「餌…?」
オロチ「ああ、丁度良い手頃な餌がいるのさ 手筈通りに動けば、闇の忍び部隊をここへ誘導するのはそう難しくない
  では、君達の武運を祈っているよ」



暗闇斎「今の所妖刀の数は3体……奴らは魔獄と血桜、そして黄泉と名乗ったのか」
シノ「その妖刀について、父上は何か知っていますか?」
暗闇斎「いや、聞いた事の無い名前だ……そもそも妖刀とは、禁術用いて作られた、いわば呪いの刀
  使う事は勿論作る事も許されてはいない……しかしながらその数は馬鹿に出来ない程存在しているという
  拙者が知っている妖刀は、その中でごく一部だけだ」
タック「禁止やっちゅうてんのに、そんなにあるんやな」
ワイユー「強大な力に目が眩んだ奴らが、昔は大勢いたのだ
  禁術に手を伸ばした者は皆、その報いを味わい、碌な死に方をしなかった」
ジュキッド「オロチとやらは、その妖刀を拾い集め、それを他の奴に使わせているという事か」
サスケ「随分と姑息な手段を使いやがるな、あの蛇野郎」
暗闇斎「注意すべき事はそこではない 問題なのは奴らの行動だ
  奴らは我々ではなく、無関係な街の住人達に狙いを付けている
  プププランドに奴らの侵入を許してしまえば、また大勢の人々が犠牲となる
  何としても早めに食い止めなければ……」
ジュキッド「しかしどうする……奴らがいつ襲い来るか行動が読めぬ以上、対策を練るのは不可能ではないのか」
シノ「妖刀達の狙いはもう一つあります 妖刀・黄泉と名乗った男はバウンシーさんに狙いを付けました
  恐らく、私達と親しい者をターゲットにする可能性もあります」
タック「最初に現れた妖刀使いも、ボクらと知り合ったばかりのベニーはんを狙ったしな」
暗闇斎「……となると、次に狙われる人物は………」
タック「………シノ姐はん、今すぐ友達に連絡するんや」
シノ「え……?」
タック「早くや!嫌な予感がする……!」
シノ「分かりました…………」


398 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/12/24(Mon) 00:25

ミント「はいもしもし」
シノ「ミントさん!今どこにいますか?」
ミント「どこって……今喫茶店から出た所だけど」
シノ「メロンさんと一緒ですか!?」
ミント「え…?今メロンと一緒だけど……どうしたの?」
シノ「そこから動かないでください!」
ミント「え……?ちょ……ちょっと!シノ、どういう事!?ねえ、ちょっと!」

シノ「急ぎましょう!」
サスケ「待て!どういう事だ!」
タック「奴らの次の標的や!多分奴らはシノ姐はんと関わってきた人物を狙う!
  もしその予想が正しければ、恐らく次の狙いは……!」
ジュキッド「シノの友人達か……」
ワイユー「成程……確かに奴らの考えそうな事だ」
暗闇斎「その読みが正しいかは分からんが、用心するに越した事はない……急げ!」


タック「シノ姐はん!!」

シノ「……………!」
タック「シノ姐はん………?」
シノ「………店の前に、紙切れがありました………」
ジュキッド「何か書いてあるぞ……『お前の友人は預かった』……………!」
サスケ「一足遅かったか………!」
タック「裏面には地図が書いてある……!あいつら、ここにボクらを誘い込むつもりや!」
ワイユー「罠かもしれん……しかし助けないわけには………」
シノ「行きましょう……!」
ジュキッド「俺は賛成だ」
サスケ「ああ、調子に乗りやがって……今度こそ仕留めてやる」
タック「野放しにしておくわけにも行かへんしな」



ミント「くっ……!何だよ!ここから出しやがれ!」
黄泉「クックック………お前達は獲物をおびき寄せる為の餌だ そこでじっとしていりゃ良い
  全てが終わった後に解放してやるよ」
ミント「獲物を呼ぶ餌だと……!?何考えてやがる!」
メロン「こんな事をして、ただで済むとでも……?」
黄泉「思わねェさ……奴らは強い そして、あんたらにも一応警戒している 一応な
  間違っても変な気を起こすなよ この屋敷には罠を仕掛けている……下手に歩けばどうなるかはこの俺にも分からんからな」


サスケ「ここか……奴らのアジトは」
タック「いつの間にこんな場所に隠れ家を………」
ジュキッド「驚いている時間は無い 殴り込みだ 一気に畳み掛けるぞ」
ワイユー「見張りも付けないとはな……それ程余裕というわけか……」
シノ「何であろうと構いません!メロンさんとミントさんは必ず救出します!行きましょう!」




魔獄「奴ら、まんまと屋敷に入って来やがった!」
血桜「よし、早速最初の罠だ」



 プシュゥゥゥウウウウウウウ!!

タック「何や!?煙か!?」

教徒「侵入者だ!仕留めろ!!」

教徒達「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

サスケ「チッ……!面倒な連中だ」
ジュキッド「ああ、片っ端から仕留めるぞ」
タック「はあ…大勢の相手はもう懲り懲りやな」
ワイユー「無駄口を叩くな 戦いは既に始まっている!」
シノ「そこを通して貰います……!はあああああああああああっ!!!」


399 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/12/24(Mon) 00:26

黄泉「ククク………始まったか……!」
魔獄「よし!じゃあ僕達もそろそろ準備しないとね!」
血桜「最高のメインディッシュが味わえそうだな……!」



サスケ「これで全員仕留めたか……!」
タック「ああ!次行きまっせ!」
ワイユー「待て!次にどんな罠があるか分からん!ここはあくまで慎重に……」

血桜「第二の罠、発動!」

 プシュゥゥゥウウウウウウウウウウ!!

サスケ「くっ……!」
タック「何や!?また煙か!」

ジュキッド「サスケ殿…!くっ…!前が見えぬ……!!」

シノ「皆さん…!どこにいますか…!?皆さん、応答を!」

黄泉「呼び掛けても応答は無いぜ……この時点で、お前はもう1人だからよ」
シノ「妖刀……黄泉…………!」
黄泉「俺の名を覚えていたか 良いぜ、物覚えの良い女は俺の好みだ」
シノ「ふざけているんですか……!?」
黄泉「そう慌てるな お前が会いたがっている連中はこの部屋の中にいる……」
シノ「…………!」

メロン「シノ……!」
ミント「悪いな……捕まっちまった………」

シノ「メロンさん……ミントさん…………!」

黄泉「この通り、2人は無事だ 返して欲しけりゃ、この俺を斃してみる事だ
  だが俺もそう簡単に斃される程優しくはねえぜ あの時は油断したが、今度はそう上手くは行かないぜ」
シノ「良いでしょう……貴方を斃して、2人を救い出してみせます!」


タック「………煙が晴れた!どこやここは!?さっきと場所が変わっておる!」
サスケ「一体どうなってやがる……!」

魔獄「はははははははは!ようこそ僕達の部屋へ!」
血桜「また会ったな……活きが良さそうな連中よ」
サスケ「ふざけやがって……何の真似だ」
魔獄「決まっているじゃないか!今からお前達を順番に殺して行くんだよ!
  まずはお前達2人、その後で強そうな2人を殺してやる!」
血桜「娘の方は黄泉の奴にくれてやった 何かと因縁があるらしくてな
  私としては、あの娘の血を吸いたかったのだがな……残念だ」
魔獄「さあ早速始めようか!残りの2人は雑魚と戦いながら待っていなよ!」



教徒「うおおおおおおおおおお!!」
ジュキッド「ふんっ!!」

 ドガッ!!

教徒「ぐああああっ!!」

ジュキッド「くっ………!この屋敷の罠は、奴らの命令で動くようだな……」
ワイユー「我々は隔離されたようだな……ここは全員が勝利するのを信じるしかないようだ
  良いな、誰一人死んではならんぞ!我々に許されるのは勝利のみだ!」

サスケ「当たり前だ こんな連中、すぐに片付けてやる!」

魔獄「そんな事、お前達に出来るかな……?」
血桜「お前達の先にあるのは……地獄だ!」




  第捌拾壱話 妖刀迷宮!仕掛けられた罠 終


シノ「次回予告です 私は黄泉と、サスケさんとタックさんは魔獄、血桜の2人と
  そしてジュキッドさんとワイユーさんは幻夢教の教徒達がいる部屋にそれぞれ閉じ込められました
  妖刀達は屋敷の罠や妖術を使って闇の忍び部隊を追い詰める
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第捌拾弐話ご期待ください」

400 名前:Girl4 ◆IiInQphU 投稿日:2018/12/24(Mon) 01:46

>>386

メロン「あまりそういうのに付き合いたくないの だから私はパス」
ミント「あたしはバイトとか色々あるから忙しいし……だからパス!」
シノ「2人共……付き合ってあげるつもりはないんですか……?」
メロン「嫌に決まってんじゃん どうせお酌しろとか色々要求して来るに決まってんじゃん」
ミント「そうだぜ 酒の席で酔っ払いの介護すんのは色々大変なんだぜ
  それにあたしら未成年じゃん 忘年会やるなら、もう少し年取ってからだね
  未成年の女の子と遊びましたなんて周りに言いふらされたくないだろう?」
カグヤ「お酒?何それおいしいの?」
シノ「毒です」
カグヤ「毒!?じゃあタックはいつも毒を飲んでるの!?吐き出させないと!タックが死んじゃう!」
シノ「タックさんは大丈夫ですから安心してください」
メロン「もうちょっと良い言い方あったんじゃない……?」
ミント「毒って言われたら普通びっくりするよな」

>>387

メロン「ポケモン……?どうやら死にたいらしいわね………」
シノ「いきなりどうしたんですか……!?」
ミント「メロンにポケモンはさせない方が良いんだ……あいつは確実に相手の嫌がる戦法を取りたがるからな……
  ちなみにあたしは22回挑んで22回敗れた!」
シノ「全敗じゃないですか 別に自慢する事じゃないですよねそれ」

>>388-389

カグヤ「なーんだ 来年に解けるなら別に大丈夫だよね だってタックだし」
シノ「タックさんはいつも誰かにお金を借りる事を繰り返すから、本当は無くても大丈夫なんですよね
  借金を踏み倒すどころか、更に上借りするから困ったものですね
  ツキカゲさんは、彼に一体いくら貸したのでしょうか……」
カグヤ「もしかして!あいつが変なのってタックが原因なのかも!」
シノ「それはそれとして関係ない事だとは思いますよ」
ミント「まあ、あたしらには関係無い話だから、別にこんな話はスルーで良いけど」

>>390

メロン「ふーん…そう……それで?これ以上特に言う事無いなら帰ってもらえる?時間の無駄だから」
ミント「劣化って自分で言っちゃう辺り、忍者としてどうなんだろうな」
シノ「忍者は基本暗殺が基本戦術ですので、普段の姿をあまり強く見せないのも戦術の一つなんですよ」
メロン「そんな器用そうには見えないけど、まあシノが言うならその通りなのかしらね」
カグヤ「しーのんの言う事には信じるんだね」
ミント「この人、シノにだけは優しいからな シノにだけはな」
メロン「それの何が悪いわけ?」
シノ「ここで喧嘩はしないでください…」
ミント「しかし関係無いけど、昔烈火の炎って漫画があったよな 幽遊白書に似たような漫画だったっけな確か」

>>391

シノ「面白いと思ってそういう話をしているんだと思いますが、私には何が面白いのかが全く分かりません」
ミント「こういうのはスルーで良いんだって いちいち気にしていたらキリが無いから」
メロン「まあ、どんな敵が来ようとシノなら余裕でしょ ラスボスレベルが相手でも、シノにとっては赤子の手をひねるようなものよ」
シノ「流石にそこまで行くと過大評価すぎませんか…?」
カグヤ「大丈夫!しーのんは百獣の王なんだもん 1人1人の対処法はバッチリだよね!」
シノ「私を誰かと間違えていませんか…?」

>>393

メロン「あれが王になったら、それこそ世界の破滅ね」
ミント「あまり想像出来ないな……なんか風雲たけし城みたいな城が出来上がりそうな気がする」
シノ「その場合、隊長ポジションは陛下になりそうですね」
ミント「これ以上話しても面白い話にならなそうだから次行こう次」
カグヤ「段々返事が雑になって来たね」
シノ「信じられないかもしれませんが、これがいつも通りです……」

>>394

ミント「あー…まあ、何て言うか……まあそういう日もあるっしょ
  勝負は時の運って言うし、たまたま運が悪かっただけっしょ
  また次頑張れば良いんすよ、37歳サン」
メロン「子供の方が上達が早いし、悔しいと思うけれど、これが現実ってやつなのよね」
シノ「大人より子供の方が遊ぶ時間は長いですし、その差ではないでしょうか」
メロン「仕事の無い大人なら子供より遊ぶ時間は長そうだけれど」
ミント「ゲームする時間があるなら職探せよってなるよな」
カグヤ「世知辛い世の中だよね」
シノ「そういう話は今後控えた方が良いと思います……」


シノ「本日はここまでですね それではまた次回、さよなら」

401 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/12/24(Mon) 07:05
タックとミントは夫婦なの?

402 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/12/24(Mon) 14:05

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」


シノ「はああああああああっ!!」

 キィィィイイイイン!!

黄泉「くっ……!はあ……はあ………!」

メロン「何だかんだ言って、どうやらシノの方が一枚上手の様ね」
ミント「思ってたより全然大した事無かったな!行っけーシノ!あんな奴、ぶっ斃しちまえ!!」

シノ「終わらせましょう……」

黄泉「くっ………ここまでか……………何つってな!」
シノ「え………!?」
黄泉「こうなる事は最初から想定していた!お前には真正面から立ち向かっても勝てねえ!
  だが俺はここでこの屋敷に仕掛けられた罠を発動させる!」
シノ「一体……何を………!」
黄泉「見て驚くが良い!うおおおおおおおおおおおおお!!」

シノ(普通に斬りかかって来た……?)

シノ「はあああああああああっ!!」

 ビュン!!

シノ「………!?消えた!?」

黄泉「ッシャアアアアアアアア!!!」

 ヒュバッ!!

シノ「………………………!!」

メロン「っ……!!シノ!!」
ミント「何だと………!?」



 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第捌拾壱話 妖刀乱戦!卑劣なる闘争


 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)
  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編(>>66-69)
  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏(>>73-76)
  第伍拾玖話 魑魅魍魎!悪霊達の宴(>>87-90)
  第陸拾話 悪霊退散!正義の炎燃え上がる時(>>97-102)
  第陸拾壱話 戦々慄々!幻影五人衆現る(>>109-114)
  第陸拾弐話 七転八倒!見えない思惑、隠された罠(>>131-134)
  第陸拾参話 怨霊跋扈!追い詰められた忍び(>>137-139)
  第陸拾肆話 電光石火!花火師決死の一発(>>151-154)
  第陸拾伍話 大死一番!花影流最後の試練(>>159-161)
  第陸拾陸話 呉越同舟!妖精を追え(>>164-166)
  第陸拾漆話 雷轟電撃!雷殺剣・召雷闇龍獄炎葬破斬(>>176-178)
  第陸拾捌話 阿鼻叫喚!復活の幻夢四天王(>>181-183)
  第陸拾玖話 星火燎原!希望の光、未だ消えず(>>188-189)
  第漆拾話 威風堂々!降り立った花影の戦士(>>191-196)
  第漆拾壱話 悲願達成!遂に入手、妖精の腕輪(>>211-213)
  第漆拾弐話 裏切りは突然に!我が名は夜叉丸(>>216-219)
  第漆拾参話 クチナワとの決戦!腕輪を奪還せよ(>>236-239)
  第漆拾肆話 運命を覆せ!虹龍・百花繚乱(>>253-257)
  第漆拾伍話 今明かされる、タックの過去(>>258-261)
  第漆拾陸話 復讐の毒蛇、オロチの策略(>>268-270)
  第漆拾漆話 血塗られた妖刀(>>272-274)
  第漆拾捌話 地獄の雷(>>336-339)
  第漆拾玖話 支配者黄泉、恐怖の妖刀(>>357-360)
  第捌拾話 妖刀事変!操られた住人達(>>381-384)
  第捌拾壱話 妖刀迷宮!仕掛けられた罠(>>395-399)


403 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/12/24(Mon) 14:05

シノ「………………………!」

黄泉「良いぜ 信じられねえって顔してんな 俺が見たかったのはその表情だったんだ!」

ミント「どういう事だよ……!?シノが背中を斬られるなんて……そんな事………!」
メロン「全く反応出来ていなかった……あいつは一体何をしたっていうの……!?」

黄泉「おらもう一丁!うおおおおおおおおお!!」

シノ「はああああああああっ!!」

 ヒュバッ!!

シノ(また消えた……!?)

黄泉「ヒャッハァーーーーー!!」

 ザシュ!!

シノ「ううっ…………!!」

ミント「ま……また斬られた………!どうなってんだ一体………!」
メロン「もしかして……これが屋敷に仕掛けられた罠……!まずい…早くこの罠の仕掛けを把握しないと、シノに勝ち目はない……!」

黄泉「クッククククククククク……!ハッハハハハハハハハハハハハハハ!!!」

シノ「………………………」



 ビュン!!

血桜「なっ……!!」

タック「先手必勝や!」

 シュバッ!!

血桜「ぐううううっ……!!」

タック「射殺せ」

 ヒュッ!!ドン!!

血桜「ぐあああああああああっ!!」

タック「……ふう、こないなもんか お遊びとしては、ちと足らんかったな」

血桜「……ふふ……クククククククク………!」

タック「何や まだ立てんのかい……なら本格的に止めを……」

血桜「遊びは終わりだ……見せてやる……私の力をな!!」

 ザシュッ!!

血桜「ぐふっ………!!」

タック「なっ……何や……?!あいつ、自分で自分を斬りよった……!!何してんや!?」

血桜「クク………何……すぐに分かるさ………我が肉体より顕現せよ!血龍!!」

 ブシャァァァアアアアアアアアア!!

タック「なっ………何や………これは…………!?」

血桜「我が妖刀・血桜の能力……それは自らの血液を武器として操る能力……その名も血龍!
  さあ血龍よ!今こそ舞い踊り、敵を一人残らず食い殺すのだ!!」

 ブシャァァァアアアアアアア!!!

タック「くっ……!ぐあああああああああああ!!」



魔獄「はっはっはっはっはっは!!どうしたどうした!?逃げ回ってばかりじゃ僕は斃せないよ!?」

サスケ(動きが速い………隠れる場所を見つけた所で、すぐに見つかるか………だが……)

魔獄「………何かする気かい?」

サスケ「まあな……受けてみろ!!」

 ドォォォオオオオオン!!

魔獄「ぐあああっ!!目晦ましか!!」

サスケ(距離、二間……!よし………今だ!)

魔獄「何てね……!」

???「おい!馬鹿息子!」

サスケ「…………!てめェは………!親父……!」

ハンゾウ「俺を殺すってのか……?別に構わねェぜ………だが……」

魔獄「僕も君を殺す事にするよ!」

 ザシュッ!!

サスケ「くっ…………!」

魔獄「ああ惜しい惜しい……今の一撃で殺せると思ったのに」
サスケ「今のは……幻術か………」
魔獄「大当たり!僕の能力は相手の記憶を読み、それを基に姿形を変える事が出来るのさ!」
サスケ「そんな事をべらべら喋っちまって良いのか?今のは油断したが、幻影だと分かったなら俺は容赦なく撃つぜ」
魔獄「無理だよ 君には撃てない」
シノ「私を撃てると言うなら、どうぞ撃ってみてください」
サスケ「くっ………!」
シノ「ほら……どうしましたか?撃てないなら……」
魔獄「僕が攻撃しちゃうもんね!!」

 ビュン!!

魔獄「ああまた逃げられた!本当にすばしっこくて嫌になっちゃうなあ!」

404 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/12/24(Mon) 14:07

教徒達「うおおおおおおおおおおおおお!!」

ジュキッド「ぬおおおおおおおおおおおっ!!」

 ドン!!

ワイユー「忍法!!」

 ドォォォォオオオオオン!!!

ジュキッド「次から次へと……キリが無いな………」
ワイユー「ああ……だがそれより不可解なのがこの屋敷だ」
ジュキッド「屋敷がどうかしたのか……?」
ワイユー「先程、忍術で壁もろとも連中を吹き飛ばそうとしたのだが……見ろ、壁は無傷だ」
ジュキッド「何だと……!?」
ワイユー「これは恐らくまやかしだ この館そのものが幻術で出来ている………
  つまりどこかにこの幻を解く何かがあるかもしれん」
ジュキッド「幻を解く何か……だと…………!?」
ワイユー「どこかにこの館を形成する為の中心部となる札がある筈……!それを探すんだ!必ずどこかの部屋にある………!」


タック「札……!?一体どこに…………もしかしてあれか!?」
血桜「…………!」
タック「よし!あれを破壊すればこの館を壊す事が出来るんやな!」
血桜「させるか!!」

 ドン!!

タック「ぐあああああっ!!」
血桜「我が血龍を前にその様な事が許されると思うな!貴様は血の一滴まで我が養分となるが良い!」
タック「くっ……!ぐあああああああああああ!!」


黄泉「いくら斬った所で回復してはいつまで経っても決着がつかんな………
  腕輪の力でも再生出来ぬよう、まずはその腕から斬ってやろうか……」

シノ「………………………」

黄泉「行くぞ!!うおおおおおおおおおおおおお!!」

シノ「………………!はあああああっ!!」

 キィィィイイイイイイン!!!

黄泉「なっ………何っ!?」

ミント「攻撃を……見切った!?」

黄泉「馬鹿な…………!」
シノ「貴方が発動した屋敷の罠に正体……それは自分の姿を消す罠と偽の映像を相手に見せる罠
  二種類の罠を使い分けていたんです……違いますか?」
黄泉「くっ…………!」
シノ「仕掛けが分かれば、後は音を頼りにすれば良いのです
  視覚を利用したトリックなら、視覚に頼らなければ良い それだけの事です」
黄泉「そうか……では更に罠を発動させる!!」

 キィィィイイイイイン!!!

シノ「っ………!」

ミント「ぐああああっ……!超音波!?」
メロン「聴覚を封じるつもり!?」

黄泉「これなら俺の動きを捉える事は出来まい!!フハハハハハ!!これで俺の勝ち……」

 ドン!!!

黄泉「ぐふぉぉぉぉおおおおおおおお!!?」

 ドガァァァアアアアアアアアアン!!!

シノ「…………肉を切らせて骨を断つ……という言葉を知りませんか?
  いくら姿を消し、偽の映像を見せ、聴覚を封じた所で、斬られる瞬間……つまり触覚さえあれば相手を捉えるのも難しい事じゃありません」

黄泉「そんな…………馬鹿な………………………!ぐふっ………!」

メロン「策士策に溺れる……ね」
ミント「ひょっとしなくても、あいつ、馬鹿?」


シノ「心配をお掛けしましたね」
ミント「まあシノなら必ず助けに来てくれるって信じてたよ!」
メロン「また借りが出来てしまったわね……」
シノ「困った時はお互い様ですよ……では、後は脱出するだけですが………他の皆は大丈夫なのでしょうか………?」


405 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/12/24(Mon) 14:10

魔獄「ほらほらどうした!?撃ってみろよ!撃ってみろよ!!その短筒はただのお飾りか!?はははははははははははは!!」
サスケ「そんなに撃たせたいなら撃ってやろうじゃねェか!」
魔獄「そうか………」
サイゾウ「じゃあ撃ってみてくださいよ!サスケの兄貴!」
サスケ「……………!」
サイゾウ「撃てるわけないっすよね?だって相手は俺だし………」

 ドォォォオオオオオオオン!!!

魔獄「ぐあああああああああああ!?」

サスケ「…………………………」

魔獄「何…で…………!自分の子分だぞ……!?何でそう簡単に撃つんだよ………!?」

シノ「サスケさん!私の顔を忘れましたか!?私は闇の忍び部隊の隊長……シノですよ……!?
  サスケさん……貴方に私を撃てる筈が……」

サスケ「黙れ!!」

 ドォォォォオオオオオオオン!!!

魔獄「ぐあああああああああああ!!お……己……!何故……だぁあああ……!」

サスケ「言っただろう 幻影だと分かったなら容赦なく撃つってな……もう貴様のままごとに付き合う時間は終わりだ」

魔獄「くっ………!くそっ…………!」

 バタッ!

サスケ「…………くたばったか」

魔獄「……………………」

タック「おーーーいサスケ兄はん!ボクでっせ!タック君でおま!今勝った所でっか?ボクも今戦いが終わった所やったんですわ!
  いやああの血桜とか言う妖刀、血をビュービュー出して強かったのなんの……せやけど何とか勝ちましたわ!
  それでな、この屋敷を形成しているっちゅう札の場所が分かったんや あれを破壊すれば、この屋敷は無くなり、脱出出来る
  せやからボクと一緒に……」

 ドォォォォオオオオオオン!!

魔獄「ぐああああああああああ!!!」

サスケ「くだらねェ真似してんじゃねェよ」

魔獄「く………くそが…………………!」

サスケ「てめェにだけは言われたくねェな」



タック「くっ………ぐああああああ……………!」

血桜「クククククククク!さあて、そろそろ実食と行こうか……!お前の血は、どんな味がするのかな……?」

タック「くっ………!」

サスケ「何だお前、まだ戦っていたのか 随分苦戦している様だが、手伝うか?」

タック「別にいらんわ……!それより………」

サスケ「札の事だろう……?俺に任せろ」

タック「ああ……頼んますわ……!」

サスケ「お前に言われなくてもな」

 ビュン!!

血桜「簡単にそこを通すと思うか!!?」

タック「はああああああっ!!」

 ビュン!!

血桜「なっ…!!」

 ドン!!

血桜「ぐああああああああああああ!!!」

タック「よそ見して良えんかな?あんたの相手は、ボクでっせ!」

血桜「己……!血龍!!」

タック「そいつはもう通用せんわ」

 ビュン!!

血桜「馬鹿な……!血龍を避け………!」

 ヒュバッ!!ドォォォオオオオオオン!!

血桜「ぐああああああああああああ!!」

タック「仕舞いや 安らかに眠れ」

血桜「お………己…………………!」

サスケ「こいつで終わりだ」

 ドォォォォオオオオオオオオン!!!

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

ジュキッド「館が崩れる……やったのか!?」
ワイユー「その様だな……よし、脱出するぞ!」
ジュキッド「おう!」


406 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/12/24(Mon) 14:11



暗闇斎「……よし、これで3つの妖刀は回収した」
タック「それ、普通に持ったりして良えんでっか……?呪われたりせえへんの……?」
暗闇斎「術で呪いの力を弱めている……今の状態なら普通の刀と変わりないでござる」
サスケ「そいつを持ち帰ってどうするつもりだ?」
暗闇斎「解体処分するでござるよ 呪いで生まれてしまった刀に、どこにも安息の場所は無い
  だから形を無くして弔ってやるのでござる さあ、帰るでござるよ ご苦労でござった」
タック「はあ……ボクらの苦労は一体何やったんやろうな………」
メロン「迂闊だったわ……まさか私達が捕まるなんて………闇の忍び部隊に恩を作るつもりは無かったんだけど……
  助けてくれたことについては礼を言う ありがとう お礼だけど、今日はミントが皆に奢ってくれるって」
ミント「あ…あたし!?ちょっとメロン!何勝手に決めてんだよ!」
タック「ミントちゃんの奢りやなんてボク、嬉しいな!」
ミント「はあ!?お前まで勝手に決めないでもらえる!?」
タック「あわよくば、ボクと夫婦という関係に……」
ミント「夫婦!?ふざけんな!!誰がお前なんかと……!!このアホ!!!」

ジュキッド「良く見たら、似た者同士かもしれんな」
シノ「そうですね……」
ワイユー「成程!これがめおと漫才というやつか!また一つ勉強になったでござるな!わっはっはっはっはっはっはっは!!」
メロン「ミント、どうかお幸せに」
ミント「違うっつーのこの馬鹿共が!!」



  第捌拾壱話 妖刀乱戦!卑劣なる闘争 終


シノ「次回予告です オロチは、また新たな妖刀を作り出しました
  私達への復讐劇は、ほんの序章に過ぎなかった……ここから本当の悪夢が始まる………
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第捌拾参話ご期待ください」

407 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/12/25(Tue) 18:12
タックってどうやって生まれたの?

408 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/12/25(Tue) 18:13
メロンは死ぬまで独身っぽいね

409 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/12/25(Tue) 22:11
タックは意外とモテるの?

410 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/12/28(Fri) 21:09
お酒飲んじゃだめだよ?

411 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2018/12/28(Fri) 22:56
アドレーヌ「こんばんは、そして久しぶり!平成ももう終わりか〜。
今年はあまり来れなかったな…。私はもう辞めるべきなのか、それとも独立すべきなのか…。
私がもし、ここを出て独立して、10chでスレを立てたら皆どう思うんだろ」
カービィ「Dr.スランプに陥ってるんだね」
アドレーヌ「Dr.は要らないよ、カー君。私、スランプに陥ってるみたい」
カービィ「五月病なんだね」
アドレーヌ「もうすぐ一月だよ(笑)」
大王「俺様もいるデー!」
カービィ「久々の返事にいくペポ」
大王「あれ?挨拶はもう終わりかい!」

>>221
カービィ「僕は男だよー」
アドレーヌ「カー君は可愛い男の子、覚えといて」
リボン「私の恋人でもあるの、覚えといて」
大王「カービィは性別不明だと言われてるけど、男だと思って間違いはないデ」
アドレーヌ「愛され男子、カー君を宜しくお願いします」

>>222
アドレーヌ「牙羅、亜鐘、剛魔、鏡花、皆揃って雑魚だったね」
カービィ「この中には入ってないけど、タックが一番強かったのかな
元・夜叉丸だよね」
アドレーヌ「私にも倒されそうな人ばかり。
暗殺部隊だから、そんなに強くないのは仕方ないのかな」
カービィ「僕よりは確実に弱いね、僕なら一方的に倒しちゃうペポ」
アドレーヌ「こんな雑魚軍団、私も負けてやるつもりはない」
大王「お前ら燃えすぎだろ、確かにお前らの方が強いんだろうが、
暗殺集団なのを忘れちゃいかんデ」
アドレーヌ「被害の規模によっては私も動く…」
カービィ「僕だって、場合によっては黙っていないペポ…」

>>226
アドレーヌ「祭り期間をとうの昔に過ぎてしまったけど、シノが出たよ。
普段は話してみたくても話せない人が結構来るから、
ちょっと変わったイベントを味わいたい人にはオススメの場所なの」
カービィ「次の祭りは僕が行きたいペポ。
変わったイベントを味わって、ご飯も食べて、知らない人とも話してみたいペポ」

>>227
アドレーヌ「そりゃあうんちが出てくる、健康的な穴ができるね(笑)。
私もそれで健康的に暮らしてるよ。
健康を作るための穴、あんたも大事にするように」

>>228
アドレーヌ「イケメンというより可愛い男の娘って感じかな。
性格は明るくて素直で私は気に入ってるし、リボンが彼女だし、
こんなにいい子なら私が付き合いたい気もし始めてはいるんだけど、
リボンから奪うことになっちゃうしねー、
私が好きなタイプって、案外こんなタイプなのかな、って考えることもある。
私がカー君のお姉さんポジションで終わりそうなのは薄々感じてるよ」

412 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/12/29(Sat) 14:17
アドレーヌとカービィが本気で動いたら敵も大損害は避けられんだろうな
敵の最強クラス、東西南北・極天はもう死んだし、鉄眼ぐらいしか強いのいない
アドレーヌは精々メアと同等だろうけど、カービィはもっと強いわけで(闇に染まったツキカゲ並?)

タックじゃカービィは止められんだろうし、カービィと当たる前に改心してよかったな

413 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/12/29(Sat) 22:56
カービィの好物ってやっぱりトマトなのかい?

414 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/12/30(Sun) 00:19
着ぐるみのカービィと足がついててそこそこ大きい親指が仲良く散歩してる海外の「タッチカービィ」のCM好き

415 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2018/12/30(Sun) 19:04
アドレーヌ「こんばんは、明日は平成最後の大晦日!
月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら! は今年中には終わらずか。
終わるのは来年三月になると予想してます。
実際どうなのかは本人次第だけど、順当にいけばこの辺でしょ」

>>229
アドレーヌ「カービィ2は、リック、カイン、クーの力を借りながら7つの虹のしずくを集めるゲーム。
そうしないとラスボスまでは永遠に辿り着けない仕様なの。
一応、デデの旦那には当たれるけど、虹のしずくが7つ揃ってないならバッドエンド。
7つ集めてデデの旦那を倒せば、ダークマター戦に入れるってわけ」
カービィ「ゲームボーイのゲームってだけあって単純だけど、
それでも普通にやったらバッドエンドで終わっちゃうよ」

>>230
アドレーヌ「星のカービィの表ストーリーの裏で進んでいた、
星のカービィ外伝だと思ってもらえれば、分かりやすいかな」

>>231
アドレーヌ「星の夢はハイテクだから、忍び街道まっしぐらには出ないんじゃない?
そもそも星の夢が出るなら、先にハルトマンワークスが相手になるはず」
カービィ「時代が時代だし、忍者の古風な世界観に、銀河のハイテク会社が入ってくるのもあり得るんじゃない?」
アドレーヌ「今回、ラスボスは鉄眼かな?もしかしたら、何らかの番狂わせもありそう」

>>240
アドレーヌ「そりゃあシノでしょー、240さん、あんたは可愛さ売りにしてるの?
化粧水や日焼け止め、あとは規則正しい生活、早く寝て、ちょうどいい時間で起きること、
可愛さ・美しさが自慢の人になりたいなら、それくらいはしなきゃ駄目だよ。
私やリボンのような可愛い、もしくは美しい人目指して頑張ってね〜」
カービィ「僕のような可愛い男を目指して頑張れ〜」
リボン「いっそアイドルになれるレベルで綺麗になっちゃえ!」

>>241
アドレーヌ「シノは15歳だけど、15歳とは思えない落ち着きがあるよね。
私も落ち着かなきゃ駄目だな〜、私は一人っ子だし、身体を大事にして結婚して、
子孫を作っていきたいという願いもあるけど、戦闘の話になると心が昂(たかぶ)っちゃう。
私も落ち着いたお姉さんとして生きていきたいけど、女騎士として生きていきたい気持ちもある。
実際、私達の力を忠実に再現した、星のカービィスターアライズじゃ、
私はアルティメットチョイスで最速だし、女騎士として生きるに充分な素質はあるのかもね。
だけど、お母さんやご先祖様の遺伝子を絶やすような生き方はしたくない…。
お母さんも昔プププランドに来て、今の私のようにチビッ子の世話をしながら生きてきた。
恐らくご先祖様もそうやって生きてきたと思うし、私も落ち着いて生きてみる」

>>242
アドレーヌ「アイスホッケー編や闇の忍び部隊や激闘編、思えば面白いイベントが多かったね。
アイスホッケーで私とアミティ(勿論、ぷよぷよのキャラ)が当たったときは、大注目で盛り上がってた。
今は闇の忍び部隊の話ばかりで、特別なイベントなんて無いよね。
カートレースのイベントでもあれば、溝落としや掟破りの地元走りで一気に突き放す。
私の技術で脅かして、私を注目ドライバーとして取り上げてもらおうかな〜。
頭文字Dの技術なら結構真似できるし、私が上位に行くのは間違いないでしょ」
カービィ「僕だって負けないペポ!離されても食らい付いて、アドレーヌに勝つペポ!」
アドレーヌ「もしイベントがあったら楽しみにしてるよ、カー君。
(この私を追い詰めて、リボンにカッコいいとこ見せるのよ)」

416 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/12/31(Mon) 06:59
カービィとアドレーヌってお風呂一緒に入ってるの?

417 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/12/31(Mon) 10:59

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」



ダークソードナイト「よお、調子はどうだ?」

オロチ「……何だ、君か」
ダークソードナイト「何だとは何だ 折角失敗続きの貴様を笑いに来てやったというのに、つまらん奴だな」
オロチ「そうか、それは生憎だったね 今までのは今回の作戦の為の布石さ」
ダークソードナイト「布石だと……?貴様、今度は一体何を考えている?」
オロチ「先程完成したのさ この作戦の為の最終兵器がね」
ダークソードナイト「最終兵器だと……?これは………刀か……?」
オロチ「君は、天叢雲剣の伝説を知っているかい?」
ダークソードナイト「アマノムラクモ……?知らんな 何だそれは?」
オロチ「その昔、八岐大蛇(ヤマタノオロチ)という八つの頭を持つ巨大な蛇の魔物がいたんだ
  その魔物が退治され、その遺体から出て来た刀が天叢雲剣と名付けられた それが天叢雲剣の伝説さ」
ダークソードナイト「成程な……で、その話がこの刀と何の関係があると言うんだ?
  まさかそいつがその天叢雲剣というわけではないだろうな?」
オロチ「勿論天叢雲剣ではないさ…あれは人間共の手に渡ってしまったからね、まあ最後まで聞いてくれ
  この話には続きがあってね、退治された八岐大蛇には、何と子供がいてね、それが僕と姉さんだ」
ダークソードナイト「何……!?」
オロチ「八岐大蛇は、死に際に二つの感情をこの世に遺した 一つは愛、そしてもう一つは怨み
  その二つの感情から、僕達は生まれた
  姉さんは愛の感情から、僕は、怨みの感情からそれぞれ生み出されたんだ
  そしてこの刀は、八岐大蛇の遺骨に僕の怨みの呪いを注いで錬成した、言わば怨念の妖刀……!
  その名も、呪怨邪蛇龍剣!こいつを使って姉さんの仇を取る!見ていてくれ姉さん!今度こそ奴らの息の根を止めてやる!!」


 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第捌拾参話 怨みの邪蛇龍!復讐の刃


 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)
  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編(>>66-69)
  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏(>>73-76)
  第伍拾玖話 魑魅魍魎!悪霊達の宴(>>87-90)
  第陸拾話 悪霊退散!正義の炎燃え上がる時(>>97-102)
  第陸拾壱話 戦々慄々!幻影五人衆現る(>>109-114)
  第陸拾弐話 七転八倒!見えない思惑、隠された罠(>>131-134)
  第陸拾参話 怨霊跋扈!追い詰められた忍び(>>137-139)
  第陸拾肆話 電光石火!花火師決死の一発(>>151-154)
  第陸拾伍話 大死一番!花影流最後の試練(>>159-161)
  第陸拾陸話 呉越同舟!妖精を追え(>>164-166)
  第陸拾漆話 雷轟電撃!雷殺剣・召雷闇龍獄炎葬破斬(>>176-178)
  第陸拾捌話 阿鼻叫喚!復活の幻夢四天王(>>181-183)
  第陸拾玖話 星火燎原!希望の光、未だ消えず(>>188-189)
  第漆拾話 威風堂々!降り立った花影の戦士(>>191-196)
  第漆拾壱話 悲願達成!遂に入手、妖精の腕輪(>>211-213)
  第漆拾弐話 裏切りは突然に!我が名は夜叉丸(>>216-219)
  第漆拾参話 クチナワとの決戦!腕輪を奪還せよ(>>236-239)
  第漆拾肆話 運命を覆せ!虹龍・百花繚乱(>>253-257)
  第漆拾伍話 今明かされる、タックの過去(>>258-261)
  第漆拾陸話 復讐の毒蛇、オロチの策略(>>268-270)
  第漆拾漆話 血塗られた妖刀(>>272-274)
  第漆拾捌話 地獄の雷(>>336-339)
  第漆拾玖話 支配者黄泉、恐怖の妖刀(>>357-360)
  第捌拾話 妖刀事変!操られた住人達(>>381-384)
  第捌拾壱話 妖刀迷宮!仕掛けられた罠(>>395-399)
  第捌拾弐話 妖刀乱戦!卑劣なる闘争(>>402-406)

418 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/12/31(Mon) 11:01

カグヤ「しーのん、大丈夫?体、疲れてない?」
シノ「はい…私は大丈夫です 妖刀・黄泉との戦いの傷は完全に癒えました」
タック「便利なんやな、妖精の腕輪って」
カグヤ「便利扱いしないで!妖精の腕輪っていうのは、選ばれた人にしか身に付けられない伝説の宝なの
  本来ならそう簡単に貸して良いものじゃないの!」
タック「わ…分かったって……」
ジュキッド「妖精の腕輪は、俺達でも扱えるものなのか?」
カグヤ「多分無理だと思う 妖精の腕輪は認められた人にしか扱えないの
  全員にその力を与えてくれるとは限らないの」
タック「クチナワも、腕輪に認められなかったから、扱えなかったわけやしな
  せやけど、何でシノ姐はんが腕輪に認められたんやろな?」
暗闇斎「恐らく、花影流に伝わる秘薬のお陰でござろう 秘薬の効果により、腕輪を扱う事が出来ているのでござろうな
  しかし油断は禁物でござる 今度はどんな手段で仕掛けて来るか分からんからな」
タック「大丈夫大丈夫!妖刀も消え去ったし、ボクらに怖いモンは無いって!」
カグヤ「またそうやってすぐ調子に乗るんだから」
ワイユー「姫君の仰る通りだ オロチは特に執念深い 厄介さで言うなら、クチナワより上だ」
サスケ「奴は俺達に対して憎悪に似た殺意を向けていた シノ、お前は特に気を付けた方が良いだろう
  クチナワを斃した張本人なわけだからな オロチが最も憎んでいる相手はお前の筈だ」
シノ「勿論それは分かっています……」
暗闇斎「しかし厄介なのは、狙いの的は闇の忍び部隊に限られていない事だ
  我々と近しい人物、あるいはプププランド全体が危機に晒される事も考えられる
  出来るだけ騒ぎにならないよう、敵の侵攻を未然に防ぐ必要がある」
シノ「そうですね……」
ワイユー「二手に分かれて調査しよう 何か怪しい影があったらすぐに連絡するんだ」
シノ「分かりました」



タック「とはいえ、そう簡単に敵なんて見つかるんかいな……」
サスケ「口を動かす暇があるんなら探せ」
タック「はあ……」
シノ「いなければいないで、何事も無ければそれに越した事はないですよ」
タック「せやけどなあ……ああ歩き疲れた!ちょっとサボりまへんか?」
サスケ「だらしねェ奴だな……それとも、また何か企んでねェだろうな?」
タック「そんなわけないやないでっか!幻夢教とはもう手を切った言うたやないでっか!いつまで疑うつもりでっか兄はん!?」
サスケ「だったらもっと信用して貰えるよう努力しろ」
タック「無茶言わはんな……これでも結構頑張ってる方でっせ」
サスケ「ならもっとだ お前には努力が足りねえんだ 死に物狂いで努力しろ」
タック「鬼やなあ」
シノ「サスケさんの言う事ももっともですよ タックさんはもう立派に私達の仲間になったんですから、ちゃんと真面目に働いてもらいますよ」
タック「それでちゃんと金になるんなら良えけどなあ……」
サスケ「…………………おい、手裏剣を持っているか?」
シノ「はい……持っていますが」
サスケ「…………………」

 ヒュッ!!

シノ「あっ……!」
タック「ちょ…!兄はん!何を…!」

教徒「ぐああああっ!!」

シノ「…………!この人は…!?」
タック「幻夢教の奴や……!」
サスケ「気配を感じたのはさっきだけどな……まだ他にも隠れてやがんだろ?」

教徒「…………………」
教徒「…………………」
教徒「…………………」

シノ「信者が……こんなに…………」
タック「何や?お前らボクらとやり合おうってか?」

オロチ「いや、彼らにはもう引っ込んでもらうとするよ」

シノ「オロチ………!」


419 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/12/31(Mon) 11:05

オロチ「久し振りだね 元気だったかい?」

サスケ「お陰様でな……で、てめェは何しに来やがった?」

オロチ「君達のリーダーに興味があってね……そっちに引き渡して貰おうか」
タック「そんな事、出来るわけないやろが!」
オロチ「なら、少し手荒なやり方になるけど、良いかな?」
サスケ「何をする気だ…?!」
オロチ「ふっ……」

 パチン!

タック「なっ……何や…!?」
シノ「…………!」
サスケ「これは……結界…!」
タック「シノ姐はん!」

 バチッ!!

タック「ぐああああっ!!」

オロチ「君達はそこで大人しく見ていると良い この女が斃される瞬間をね……!」
サスケ「何……!?」
タック「シノ姐はんが、お前なんかに負ける筈ないやろが!」
オロチ「それなら試してみようか……この怨みの妖刀、呪怨邪蛇龍剣でね!」
シノ「妖刀……!?」
タック「あいつ、どんだけ妖刀を持ってはるんや!?」
オロチ「この妖刀で最後さ けど、この妖刀は特別でね、今までの奴とはワケが違うのさ」
サスケ「今までとどう違うってんだ?」
オロチ「それをいまからお前らに教えてやるのさ さあ行くぞ!一騎打ちだ!!」

 ビュン!!

サスケ「……!!構えろ!!」

シノ「はいっ!!」

 キィィィイイイイン!!

オロチ「あははははははははははははははは!!」

 キィィィイイイン!!キィィイイイン!!キィィイイイン!!

シノ「…………………!」

タック「よし!良えで!奴の動きを見切っている!何や!あのオロチって奴、やっぱり大した事ないやないか!行けーっ!シノ姐ー!」
サスケ「そうなれば良いがな……」

 キィィィイイイイン!!

シノ「………………………」

オロチ「さて、ここで問題だ 君は何回この刀の攻撃を受けたかな?」

シノ「え………?」

オロチ「そろそろ、妖刀の呪いが効いてくる頃合いだ」

シノ「一体……何を………?」




シノ「…………!?ここは………!?」

住人「いたぞ……疫病神だ………」

住人「この街に災いをもたらす疫病神め……!」

シノ「………!?これは一体………!?」

住人「お前がいた所為で、俺達は酷い目に遭った!!」
住人「そうよ!あんたさえ!あんたさえいなければ!」
住人「平和な暮らしが出来た筈なんだ!!」
住人「この街から出て行けーーーー!!」

住人達「出て行け!!」「出て行け!!」「出て行け!!」「出て行け!!」「出て行け!!」「出て行け!!」

シノ「…………………!」

バウンシー「シノさん…………」

シノ「バウンシーさん……!」

バウンシー「ねえシノさん……ツッキーは、いつ帰って来るの……?」
シノ「…………!それは……!」
バウンシー「ツッキーは……二度と戻って来ないんでしょ……?」
シノ「そ……そんな事ありません……!ツキカゲさんは絶対にこの私が……!」
バウンシー「嘘つき!!ツッキーは……ツッキーはもう……私の所に戻って来ない!私にはもう誰もいない…!
  誰も……いないの…………………こんな事になるなら………貴方達と出会わなきゃ良かった……………!
  貴方達と会わなかったら、こんなに苦しまないで済んだ筈よ……!」
シノ「バウンシーさん………!」
バウンシー「出て行って……この街から出て行って!貴方は周りの人を不幸にする……疫病神よ!!」
シノ「………………!!」

ミント「シノ………」
メロン「………」

シノ「ミントさん……メロンさん………!」

ミント「悪い……来ないでくれ…………あの時分かったんだ……シノに関わると碌な目に遭わないって………
  悪いけどシノ、ここでもうお別れだ」
シノ「……………!」
メロン「ごめん………やっぱり、私達とシノとじゃ、住む世界が違う……」
シノ「そ……そんな…………」
ミント「シノ……この街から出て行け」
メロン「出て行って」

住人達「出て行け疫病神!!」「出て行け!!」「出て行け!!」「出て行け!!」「出て行け!!」「出て行け!!」

シノ「……………………!」


420 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2018/12/31(Mon) 11:06

シノ「……………………!」

暗闇斎「シノ!こっちだ!」

シノ「父上…!」

暗闇斎「早く!ついて来い!」

シノ「…………!」




シノ「父上……これは一体……!」
暗闇斎「ワケを話すのは後だ……早くこの街から離れるんだ……あの場所はもう、我々の居場所ではなくなった」
シノ「そんな……!そんなの、嘘ですよね……?」
暗闇斎「街の連中は皆、我々を災いを呼ぶ疫病神だと思っている……戻った所で非難されるだけだ
  それより新しい住処を探そう……そこでひっそりと暮らすんだ」
シノ「そんな……そんな事………!」

警察「いたぞ!!疫病神だ!!」

シノ「………!!」
暗闇斎「くっ……見つかったか……!」

グランドウィリー警官「どこに逃げた所で、お前達はまた新たな場所で新たな災いを呼ぶ!
  そうなる前にお前達始末する!これもこの星の平和の為だ!」
シノ「そんな……!」
暗闇斎「シノ……お前だけでも逃げろ……!ここは拙者が食い止める……だからお前だけでも……!」
シノ「嫌ですそんな……!父上…!私は父上を見捨てて逃げ出すなんて……!」
グランドウィリー警官「撃てーーーー!!」

 バン!!バン!!バン!!バン!!バン!!バン!!

シノ「父上!!」

暗闇斎「シノ………お前だけでも………逃げ……ろ………………」

シノ「父上……!!父上…!!そんな……!いやああああああああああああああああ!!!」



シノ「…………………………………」


タック「何や……!?シノ姐はん、全く動かなくなってもうた………!」
サスケ「てめェ!!シノに何をしやがった!?」

オロチ「何、少し悪い夢を彼女に見せてあげたのさ
  この妖刀の呪いでね、攻撃を受ければ受ける程、精神が汚染されて行くのさ
  どんなに強い相手でも、中身は意外と脆いものさ」

シノ「…………………………」

タック「シノ姐はん!動いてくれ!返事をしてくれ!頼む!!」

オロチ「無駄だよ 君達の声はもう彼女には届かない 彼女はもう生きる屍となったのさ!はははははははははははは!!」

サスケ「てめぇぇぇええええええ!!!」


ワイユー「オロチ!!」

タック「初代の旦那…!」

オロチ「何っ……!?」

ワイユー「そこをどけ…!今その結界を破壊する!!忍法!!」

 バリィィイイイイイン!!

ワイユー「うおおおおおおおおおおおお!!!」

オロチ「おおっと…!これは分が悪い……彼女はいただいて行くよ では、さらばだ!」

 ビュン!!


ワイユー「己……!!逃げられたか……!!」

タック「そんな……!シノ姐はんが………!」

ジュキッド「諦めるな!まだ負けたというわけではない!シノ殿を取り戻す……奴を追うんだ!」
サスケ「あの蛇野郎……ふざけた真似しやがって……!」
ワイユー「オロチ……!怨みの具現とも言える魔物……!奴を放っておくととんでもない事になる……」
タック「当たり前や!あんな奴、生かしておく方がおかしい!待ってろシノ姐……!必ず助けてやる!!」



  第捌拾参話 怨みの邪蛇龍!復讐の刃 終


シノ「次回予告です 私は、オロチに捕らえられてしまった
  オロチは、私の身体を依り代にしてクチナワを蘇らせようと企んでいるのです
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第捌拾肆話ご期待ください」

421 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/12/31(Mon) 11:24
まさかお風呂でもアドたんのおっぱい攻撃が炸裂するのか!?

422 名前:Girl4 ◆IiInQphU 投稿日:2018/12/31(Mon) 18:11

ミント「今日が平成最後の大晦日!っちゅうわけで、Girl4、略してG4の登場です!」
シノ「月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜は、今年も完結にはなりませんでしたね…
  アドレーヌさんは、完結は3月と予想していますが、本当にそれまでに終わらせられるかどうかは、現時点じゃ分かりませんね」
メロン「解説したい事は山ほどあるけど、その話はまた後でって事で」
カグヤ「まずは溜まった返事を返して行きましょー」
シノ「それでは、参ります」

>>401

ミント「夫婦じゃないっつーの!もしかしなくても、あんた馬鹿?
  あんな奴と夫婦なんて、こっちから願い下げだっつーの!」
メロン「そう お似合いだと思ったのに、残念ね」
ミント「他人事だと思ってお前!」
シノ「まあまあ、タックさんは普段はのらりくらりと自由気ままに過ごしたいっていう人ですから、
  何だかんだ言って結婚しないんじゃないでしょうか」
カグヤ「孤独が一番お似合いだもんねタックって」
ミント「あたしはねぇ、身長が180cm以上で、顔が要潤以上のイケメンで、体系は細身でスラっとしていて且つ程よく筋肉があって、
  あたしの身に何かあったらいつでもすぐに駆けつけてくれる白馬の王子様でないと結婚なんて無理だから!」
カグヤ「へえ……そうなんだね………」
メロン「見つかると良いわね、そんな人」
シノ「理想高杉ミントさん……」

>>407

カグヤ「どうやってって……猫から生まれたんじゃないの?」
シノ「出自につきましては、本人も知らないそうです 生まれてすぐ1人でしたので、両親の顔は知らないそうです
  生後間もなくして金の盗賊団の元締、クーザー長老さんに拾われ、金の盗賊団の一員として育てられました
  タックさんにとって、金の盗賊団が家族のような存在なので、別に両親には会えなくても良いのだそうです
  生きているだけで幸運な事だから、死ぬ事以外どうでも良いという考えなのだそうです」
メロン「月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜77話の話よね確か 意外と楽天的よね、あの黒頭巾」
カグヤ「でも…親に捨てられて一度も会えないなんて寂しい……」
シノ「それは余計なお節介だって、タックさんならそう言うでしょう
  タックさんは、今はもう正真正銘私達の仲間ですし、今の環境がタックさんにとっては幸せなのかもしれません
  ああ見えて、結構したたかですしね」

>>408

メロン「それの何が問題かしら?別に結婚しなきゃいけない義務なんてないし、余計な事に縛られるのも厭な話よ
  私の話をする余裕があるなら、今の自分自身の在り方とこれからについて真剣に考えた方が有意義じゃないかしら?」
ミント「行き遅れだって言われないように体裁を保つ人の良いわけだよな、それ」
シノ「ミントさん!それ以上言っちゃいけません!」

 ドガッ!!

ミント「痛〜〜〜〜〜い!!何すんだよ!!」
メロン「ごめんなさい 足が滑っちゃったの」
ミント「嘘つけ!!」
カグヤ「見事なタイキックだったねぇ」
シノ「一言多いのは災いの元ですよ」


>>409

カグヤ「意外と好きっていう人は多いのかもしれないね
  私は別に好きでも無いし嫌いでも無いけど」
メロン「別にモテてもそうでなくても、私達にはどうでも良い話よね」
ミント「ああ、そうだな」
シノ「タックさんは、いい加減な所が目立ちますけれど、ちゃんとしている所はちゃんとしていますし、
  好かれる要素は充分持っているとは思いますよ」

>>410

シノ「…と言っても、私達未成年ですし、お酒は飲めませんよ」
ミント「お酒が飲めなくても、シャンメリーがあるし、大した問題じゃないよね」
カグヤ「タックだったら絶対文句言いそうだよね」
メロン「良いんじゃない勝手に言わせておけば」
カグヤ「そだねー おじさんに殴られたらすぐ大人しくなるしね」
シノ「そうですね」


423 名前:Girl4 ◆IiInQphU 投稿日:2018/12/31(Mon) 18:12

>>412

ミント「どうだろうなぁ 流石のアドレーヌ達でも幹部級が相手となれば手出し出来ないかもなあ
  かと言って、噛ませ犬とかやられ役みたいなのは似合わないし……まあ、作中に登場しないのはその為なんだけどね」
メロン「幻夢教の信者レベルなら、簡単にいなせられるとは思うけど」
シノ「それにしても、幻夢教にこれだけの信者がいるって事が驚きですね……」
ミント「実は日増しに増えつつあるんだ プププランドでもまだわずかだが信者がいる
  信者はねずみ算式にどんどん増えて行く……よくある話だな 旨い話で人を集めては、体良く利用しているのさ」
メロン「その問題は何とかなるとして、本当に厄介なのは幹部クラスよね」
ミント「おさらいすると、幹部級の奴らは、1000年前に初代暗闇斎が封印した魔物達
  その封印された魔物達が、幻夢教の教祖、邪幻斎によって解放された
  人間である鉄眼を除いて、他の幹部には人間形態と魔物形態、2つの姿がある
  人間形態は、邪幻斎が術で力の半分を封印し、リミットしている状態
  逆らわないようにわざと全力を出させないようにしたんだ
  無理矢理力を解放して魔物形態に姿を変える事は出来るが、その反動で理性を失ってしまうんだ」
メロン「その魔物形態が恐ろしいってわけよね まあシノがいれば大体何とかなりそうだけど」
カグヤ「そうそう!全部しーのんに任せておけば良いの!」
シノ「そういうわけにも行きませんよ……今回の話で私捕まってしまいましたし……」
カグヤ「自力で脱出出来るでしょ!オロチなんて木っ端微塵にしちゃえ!」
シノ「無茶言わないでください……」

>>415

シノ「回復アイテムがトマトだから、トマトが大好物だと思われていますけれど、実際はどうなのでしょうか?」
ミント「良いんじゃないか?トマトが大好物だって事にして 本人がいないんじゃ答えようがないじゃないか」
メロン「本人がいないならなりきれば良いだけの話よ」
ミント「またあれをやるのか……?」
メロン「ここはなりきりBBSよ ここでなりきらないで、どこでなりきると言うの?」
ミント「どこだって良いじゃねえか……ええいままよ!
  ペポーーーイ!!ぼくの大好物はトマトペポーーー!!あとスイカも大好物ペポーーー!!」
メロン「よく言えました やっぱり可愛いわねカー君 流石私の家来第一号ね後で褒美にトマトとスイカを大量にあげるわ」
ミント「わーーーい!ぼく、アドレーヌの家来で良かったペポーーー!アドレーヌ、一生ついて行くペポーー!」
メロン「ふふふ……全ての男共は、皆私に跪くの 世界中の男達を奴隷にして、私は王国を作るのよ」
ミント「楽しみペポー!ワクワクしてきたペポーーー!」
メロン「完璧」
シノ「後で2人に謝ってください」

>>414

ミント「今日初めて見たよYoutubeで つーかマニアックすぎんだろ 何で海外のCMなんて知ってんだ」
メロン「生粋のカービィファンなら、海外のCMくらい把握しているものでしょ」
ミント「ファンっていうかマニアだろ」
シノ「海外のCMが簡単に観られるなんて、良い時代になったものですね」
メロン「それで何か得するわけでもないけどね」
カグヤ「作ったCMを違う国の人が観て、高い評価を貰えたら、作った人も嬉しいんじゃないかな」


424 名前:Girl4 ◆IiInQphU 投稿日:2018/12/31(Mon) 18:12

シノ「というわけで、今日はここまでです では最後に月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜の話をして終わりにします」
ミント「じゃあ今日は妖刀についてだ 作戦の指揮権がクチナワからオロチに代わり、妖刀が現れたけれど
  出て来た妖刀はツキカゲの持つ奈落の他に鴉、黄泉、魔獄、血桜、そして呪怨邪蛇龍剣の4つ
  まず、妖刀・鴉 憑依されたのは25歳前後の男性 適性があったとはいえ、手に入れたばかりの身体に慣れる前にシノに倒されたので
  大した活躍が出来ず、オロチに燃やされて刀諸共消えて無くなりました 合掌
  ちなみに倒されず撤退していればシノより強くなり手に負えなくなっていたと予想されているが、本当かどうかは謎のままである
  次に黄泉 奈落と同じ刀匠が作ったとされる妖刀で、憑依されたのは30歳前後の屈強そうな男性
  設定は仮面ライダー王蛇みたいなキャラクターにする筈だったが、相手がシノだった為、結局噛ませ犬止まりで終わった可哀想な奴でした
  次に魔獄 憑依されたのは10代後半の男性
  殺しを遊びのように考えていて、性格もどこか子供っぽい 相手の記憶を読み取り、その記憶の中の人物に変身して惑わすという能力を持つが
  全く通用せずに斃されてしまいました 残念!元ネタは鋼の錬金術師のエンヴィー 名前の由来は伝説の巨人ゴグマゴグから
  パワーアップして獄・魔獄という名前になる予定だったらしいがあえなく没になりました!メタ発言!
  そして血桜 憑依されたのは20歳代の女性 自分の身体を剣で斬り付け、血で戦うというとんでもな能力を披露する
  元ネタはブラックキャット キャラ名忘れました
  戦う事を食事と言い、殺した相手の血を一滴残さず吸うという吸血鬼のような趣味を持つ危ない奴なんだ
  あと最後は呪怨邪蛇龍剣 オロチが八岐大蛇の遺骨の一部を材料に、怨念パワーを注いで錬成させた最強の妖刀だ!
  切れ味は勿論の事だが、恐ろしいのは妖刀の呪い 精神攻撃で相手の精神を汚染し、生きる屍にしてしまうぞ!
  この所為で今シノがピンチになってしまっている!闇の忍び部隊はシノを無事救出できるのか!?
  ちなみに妖刀の名前は『じゅおんじゃだりゅうけん』と読む ダジャレ剣じゃないよ」
メロン「ちなみに黄泉、魔獄、血桜に操られていた3人は、あの後精神病院に運ばれたわ
  後遺症は残っているけれど、命に別状はないみたいよ」
ミント「というわけで、次回の月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜をよろしく!
  これで今年の仕事は以上!G4の活動も今夜限りで終了!大晦日はテレビ何観て過ごす?
  それじゃあ良いお年を!来年もよろしくな!」
カグヤ「ばいばーい」
シノ「2018年から2019年へ、またお会いしましょう さよなら」

425 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/12/31(Mon) 21:56
牙羅や鏡花がアドレーヌに勝つとはどうしても思えないな
アドレーヌは結構強いしメアと同等はあるぞ。牙羅はメアに負けたし、鏡花は幻夢四天王(東極天、西極天、南極天、北極天)を召喚しただけで、本体は雑魚
強さ順でいうなら
カービィ>剛魔>タック(夜叉丸)>亜鐘≧アドレーヌ=メア>牙羅>鏡花だろ
アドレーヌには勝てるやつも居たかもしれんが、カービィに勝てるやつは居ないんじゃないか?

426 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/01/01(Tue) 01:25

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」


シノ(私は……何の為に戦って来たのでしょうか………何を守って来られたのでしょうか…………
  結局私は………周りを危険に巻き込んで、迷惑ばかり掛けている………………
  私と関わったばかりに……バウンシーさん…メロンさんやミントさん……街の人々までも危険な目に遭って………
  私は……色々な人を不幸にしている……………………
  強くなったって……誰一人守れないなら…………私は一体何の為に強くなったんでしょう……………
  このまま目覚めず眠っていれば……何も考えずに済むのなら………私はもう………戦いなんか…………)


シノ「………………………………」


オロチ「待っていてくれ姉さん……もうすぐ……もうすぐだよ……姉さんの新しい身体が手に入るんだ……!
  この女を器に使うのは気に食わないが、姉さんが最も愛した女だ………
  え…?気に入ったって…?そうか嬉しいよ……!僕も嬉しいんだ……また姉さんと会える事を………!
  さあ姉さん!今この女の身体を姉さんに捧げよう!復活の時だ!!はははははははははははははは!!」



 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第捌拾肆話 絶望の悪夢 闇の忍び部隊、全滅


 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)
  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編(>>66-69)
  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏(>>73-76)
  第伍拾玖話 魑魅魍魎!悪霊達の宴(>>87-90)
  第陸拾話 悪霊退散!正義の炎燃え上がる時(>>97-102)
  第陸拾壱話 戦々慄々!幻影五人衆現る(>>109-114)
  第陸拾弐話 七転八倒!見えない思惑、隠された罠(>>131-134)
  第陸拾参話 怨霊跋扈!追い詰められた忍び(>>137-139)
  第陸拾肆話 電光石火!花火師決死の一発(>>151-154)
  第陸拾伍話 大死一番!花影流最後の試練(>>159-161)
  第陸拾陸話 呉越同舟!妖精を追え(>>164-166)
  第陸拾漆話 雷轟電撃!雷殺剣・召雷闇龍獄炎葬破斬(>>176-178)
  第陸拾捌話 阿鼻叫喚!復活の幻夢四天王(>>181-183)
  第陸拾玖話 星火燎原!希望の光、未だ消えず(>>188-189)
  第漆拾話 威風堂々!降り立った花影の戦士(>>191-196)
  第漆拾壱話 悲願達成!遂に入手、妖精の腕輪(>>211-213)
  第漆拾弐話 裏切りは突然に!我が名は夜叉丸(>>216-219)
  第漆拾参話 クチナワとの決戦!腕輪を奪還せよ(>>236-239)
  第漆拾肆話 運命を覆せ!虹龍・百花繚乱(>>253-257)
  第漆拾伍話 今明かされる、タックの過去(>>258-261)
  第漆拾陸話 復讐の毒蛇、オロチの策略(>>268-270)
  第漆拾漆話 血塗られた妖刀(>>272-274)
  第漆拾捌話 地獄の雷(>>336-339)
  第漆拾玖話 支配者黄泉、恐怖の妖刀(>>357-360)
  第捌拾話 妖刀事変!操られた住人達(>>381-384)
  第捌拾壱話 妖刀迷宮!仕掛けられた罠(>>395-399)
  第捌拾弐話 妖刀乱戦!卑劣なる闘争(>>402-406)
  第捌拾参話 怨みの邪蛇龍!復讐の刃(>>417-420)


427 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/01/01(Tue) 01:27

ワイユー「急げ!早くしなければ隊長殿が危ない!」
サスケ「おいチビ!本当に合ってんのか!?」
カグヤ「しーのんは妖精の腕輪を付けているから、妖精の腕輪から放たれる魔力を辿って行けば
  しーのんの所に辿り着ける筈……!」
タック「頼りにしてるでカグヤちゃん!」

カグヤ「止まって!」
サスケ「どうした!?」
カグヤ「この近く!この近くに腕輪の反応が!」
ジュキッド「……と言っても、誰もいないぞ……?どういう事だ………?」
タック「まさか……どっかに隠れているんじゃ……?」
サスケ「腕輪ってのは、こいつの事じゃねェのか……?」
カグヤ「あっ…!腕輪……!」
タック「あいつ……!途中でシノ姐から腕輪を外しよったんや……!何て奴や!」
ジュキッド「腕輪の魔力を頼りに追跡する事を、奴は読んでいたのか……」
ワイユー「己……!」
サスケ「………おい、元幻夢教の一員だろ?奴の居場所分かんねェのか?」
タック「ボクが知ってんのはクチナワのアジトの場所だけや!他の幹部のアジトどころか本部の場所すら知らへん!」
サスケ「チッ、使えねえな!」
タック「何やて!?……せやけど、よく見渡したらここ、クチナワのアジトと近いでっせ……!
  あいつ、もしかしたらクチナワのアジトにいるかもしれん……!」
ワイユー「一か八かだ……!行ってみる価値はあるぞ!」


オロチ「さあ姉さん……!もうすぐ……もうすぐだよ………!もうすぐで姉さんを生き返らせる事が出来るんだ……!
  さあ女!姉さんの器となれ!!」

シノ「……………………………」

オロチ「くっ……!まだ抵抗するだけの力が残っているか……!呪いの力がまだ弱いようだな……!」



タック「急げ!絶対にシノ姐はんを救い出すんや!」

教徒「………………………」

教徒「………………………」

ジュキッド「邪魔だ……突破するぞ!」
サスケ「応!!」


オロチ「怨みの呪いよ……!この女の精神を更に汚染しろ……!」

 ドォォォオオオオオン!!

ワイユー「そうはさせんぞ!!」

オロチ「くっ………!」

カグヤ「しーのん!しっかりして!今治してあげる!」

オロチ「この妖精…!余計な真似を……!」

タック「うらぁぁあああーーー!!」

 ドン!!

オロチ「ぐああああっ!!」

タック「よくも姐はんに酷い事してくれたな!!何倍にして返してやるわ!!」
サスケ「逆恨みも良い所だぜ ここが年貢の納め時だ 覚悟しやがれ!」
オロチ「年貢の納め時……か………あはははははははははははは!!」
サスケ「何笑ってやがる……!」
オロチ「おかしいからに決まってるだろ!お前らは裁かれる側であって、裁きを下すのはこの僕だ!!
  姉さんを奪った貴様ら闇の忍び部隊を1人残らず葬り去る……!そうする事で姉さんの無念は晴らされる…!!」
シノ「残念ですが、貴方の思い通りにはなりません」
オロチ「貴様……!」
タック「姐はん……!」
シノ「大丈夫です ここは私に任せてください」
オロチ「舐めた真似を!!今度こそ貴様の身体を姉さんに与えてやる!!この呪怨邪蛇龍剣で!!
  はあああああああああああああああああああああああああ!!!」
シノ「はあああああああああああっ!!」

 ギィィィイイイイイイイン!!

オロチ「くっ……!!」

サスケ「奴の攻撃を受けるな!また精神攻撃が始まるぞ!」
カグヤ「もう大丈夫!今のしーのんなら、どんな呪いも跳ね返せる……!」

シノ「はああああああああっ!!」

 キィィイイイイン!!

オロチ「くっ……!はははははははははは!!良いのか!?お前の戦いは何もかも無駄だ!!
  お前と関わる者は皆不幸になる!!お前は誰一人守れやしない!!お前の強さじゃ所詮何も変えられやしないんだよ!!」
シノ「だとしても……!戦わない理由にはなりません!私は戦います!必ず私達の街を…世界を……幸せにしてみせるんです!
  それを邪魔する貴方達は、許すわけには行きません!!はああああああああああっ!!」

 ドン!!

オロチ「ぐああああああああああああっ!!」


428 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/01/01(Tue) 01:28

ジュキッド「シノ殿…!」
ワイユー「よし…!これならオロチを……!」
タック「行けーーーーーー!!!」

シノ「はああああああああああああああああっ!!」


 ドォォォオオオオオオオオオン!!!

オロチ「ぐああああああああああああああああ!!」

 ドォォォオオオオオオオン!!!



カグヤ「やった!!勝った!!」

タック「よっしゃあーー!!」
ジュキッド「これにて一件落着か……」
サスケ「それじゃあ、さっさと帰るとするか……」
ワイユー「まだだ!!」
カグヤ「え……!?」
タック「何……!?」
ジュキッド「まさか……!」


オロチ「…………くっ……くくくくくくくく………!」

シノ「オロチ………!」


オロチ「調子に乗るなよ……ガキ共……!貴様らをこのまま生かして返すと思うか……!?
  1人残らず殺してやると言った筈だ………!!
  さあ姉さん……!もう一度、一つに戻ろう……!一緒にあいつらを殺すんだ……!!」

タック「な……何を言ってるんやあいつ……!?一つに戻る…!?どういう事や……!?」
ワイユー「そのままの意味だ!」
タック「え……!?」
ワイユー「オロチとクチナワ……奴は元々一つの魔物だったのだ……!
  1000年前、拙者が最も苦戦した相手だ……!八岐大蛇から生み出された、愛と怨みの具現……!
  二つの頭を持つ大蛇の魔物……それが奴……クチナワ・オロチだ…!!」


クチナワ・オロチ「クククククククク………!」

クチナワ・オロチ「はははははははははは!!」


タック「何……やと………!?」
サスケ「これが……真の姿だってのか………!?」
ジュキッド「何と面妖な………!」
カグヤ「何……!?このおぞましい感じ……!息が出来ない……!」
シノ(何でしょう……今まで以上の恐怖を、私は感じている…………!もしかしてこれは………!)


シノ(クチナワがいつだったか私に見せた未来……!まさか……そんな事……起こり得る筈が……!)


クチナワ・オロチ「さあ姉さん……!最初に誰を殺そうか……!」

クチナワ・オロチ「決まっておろう……妾が一番最初に殺したいのは………そこにいる裏切り者じゃ……!」


タック「………!」

シノ「タックさん…!」
サスケ「おい!!逃げろ!!お前の手に負える相手じゃねェ!!」

タック「くっ………く……くそぉぉおおおおおおおおおお!!!」

 ビュン!!

サスケ「馬鹿野郎!!」
ジュキッド「タック!!」
カグヤ「タック!!」

クチナワ・オロチ「フフフ……馬鹿な奴じゃ……自ら突っ込んでくるとはな!!」

 ビュン!!

 ザシュッ!!

タック「ぐ…………がはっ………………!!」

ジュキッド「タック!!」
カグヤ「タック!!」

クチナワ・オロチ「お一人様、おーしまい!」

 ヒュッ!

 ドサッ!

タック「……………………………………」

シノ「タックさん……!」

ワイユー「…………………駄目だ………もう息が……無い…………」

シノ「そ……そんな…………!」

カグヤ「タック……!嫌…!そんな……!タック……!!嫌ああああああああああああああ!!!」



429 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/01/01(Tue) 01:30


クチナワ・オロチ「さて………2人目は……お前だ……女!!」

シノ「………!!」

サスケ「シノ!!」

クチナワ・オロチ「久しいな小娘……元気じゃったか?こうして久し振りに出会えて妾は嬉しいぞ
  妾はうぬが愛おしい……殺したい程に愛おしい……!」
クチナワ・オロチ「殺したい程憎い……!」
クチナワ・オロチ「愛と憎しみは表裏一体……だが、相手を強く想うという点では同じ事………
  愛も憎しみも、強くなればなる程殺意へと変わる………!」
クチナワ・オロチ「さあ……僕達の手に掛かって死ね!!女!!!」

 ビュン!!

シノ「…………!!」

カグヤ「シノ!!」
サスケ「逃げろ!!」

シノ(駄目……!この距離では………!)


 ザシュッ!!

シノ「……………!!」

ジュキッド「ぐ………ぐおおおっ…………!!」

シノ「ジュキッドさん…!!」

ジュキッド「シノ殿……!済まない……俺の命も……ここまでだ……………
  プププランドを………街の平和を………守ってくれ……………!」

シノ「あ………ああ………………!」

クチナワ・オロチ「あーあ……殺す順番が変わっちゃったか」
クチナワ・オロチ「良かろう どうせ全員殺すのじゃ 順番など取るに足らぬ事」

カグヤ「おじさん!!そんな……おじさんまで……!」

サスケ「て……てめぇぇぇええええええええ!!!」

 ドォォオオオオン!!!

クチナワ・オロチ「……何じゃ?」
クチナワ・オロチ「そんな攻撃、僕達に通用すると思っているのかい!?」

 ビュン!!

 ザシュッ!!

サスケ「ち……畜…生…………!!」

 ドスッ!!


カグヤ「サスケさん!!」
シノ「…………………………!!」


クチナワ・オロチ「いつだったか、うぬに見せた未来と同じ結果となったな……」
クチナワ・オロチ「良いね……その絶望する表情…!ゾクゾクするよ……!こいつは傑作だなあ!はははははははは!!」

シノ「き……………貴様ぁぁぁあああああああああああ!!!」

 ビュン!!

ワイユー「待て!!」

シノ「はああああああああああああああああああああ!!!」

クチナワ・オロチ「………ふふ……」

 ヒュバッ!!

シノ「くっ………!!」

 ビュン!!

 ドォォォォオオオオオオオン!!

シノ「くっ………!!かはっ…………!!」

カグヤ「シノ!!」

シノ「くっ……!ごほっ…!ごほっ……!!」
カグヤ「シノ!!しっかりしてよ…!ねえ!!」

クチナワ・オロチ「ふふふふふふふふ………!」
クチナワ・オロチ「クククククククククク……!」
クチナワ・オロチ「あはははははははははははははははははははははは!!!」


  第捌拾肆話 絶望の悪夢 闇の忍び部隊、全滅 終


シノ「次回予告です クチナワ・オロチの圧倒的すぎる強さにタックさん、ジュキッドさん、サスケさんが死んでしまいました……
  今まで、共に過ごして来た仲間たちの突然の死に、私はどうする事も出来ませんでした………
  一体……どうすれば…………私は……一体どうすれば良いのか、分からなくなりました…………
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第捌拾伍話ご期待ください」

430 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/01/05(Sat) 00:43
>一体……どうすれば…………私は……一体
>どうすれば良いのか、分からなくなりまし
>た…………
この戦いが終わった後に、葬儀や葬式の予約したら?



431 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/01/05(Sat) 00:47
タック!

ジュキッド!

サスケ!

アヴドゥル!




終わったよ…





432 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/01/05(Sat) 00:50
>一体……どうすれば…………私は……一体
>どうすれば良いのか、分からなくなりまし
>た…………
でぇじょうぶだ、わさ○ーフで生き返れる



433 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/01/05(Sat) 00:58
>一体……どうすれば…………私は……一体
>どうすれば良いのか、分からなくなりまし
>た…………
酒飲めば良いじゃん
つ微妙にまずい酒


434 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/01/05(Sat) 01:00
クチナワ・オロチがんばれ〜!
闇の忍び部隊(笑)に負けるな〜!!

435 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2019/01/05(Sat) 01:53

>>430、他

ミント「明けましておめでとうございます!2019年も最初からクライマックスだぜ!
  月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜に関する沢山のコメントを待ってましたと言わんばかりに
  参上しましたG3!2人だけどG3!細かい事は気にするな!!」
メロン「本当、毎回毎回勢いだけで乗り切っていてご苦労な事ね」
ミント「誰の所為だと思ってんだ しかし、何なんだよあの展開は!?新年早々縁起でもない話になっちゃって、
  ドン引きしたのか知らないが暫くの間コメントが無くて待ちくたびれたぞ畜生!」
メロン「圧倒的な強さだったわね ドラゴンボールのフリーザ最終形態初登場に匹敵するようなインパクトはあったような気がするわ」
ミント「仲間達が次々と殺されてしまうなんて………!こういう絶望的な状況だけど、
  そこからどう逆転するのかっていうのが今後の見所の1つでもあるんだよな」
メロン「…という事は、逆転劇が次回辺りに来るって事で良いのかしら?」
ミント「その通り!ネタバレになるけど、次回はいわゆるパワーアップ回なのだ!
  特撮でもよくあるだろ?絶望的に強い敵が現れた時、絶体絶命の場面で最強フォームを手に入れて変身する流れとかさ、
  そんな誰もが興奮するような熱い展開!物語の最高潮!これだから特撮ファンは辞められない!」
メロン「でも、パワーアップ回なら、もうやったでしょ 花影流の奥義を会得して、妖精の腕輪も手に入れた
  これ以上のパワーアップがあるのかしら?」
ミント「あるんだなこれが あれは言わばジャックフォームのようなもの つまり成長途中だったんだ!
  次回に登場するのはその上を行く、言わばキングフォーム!次回、貴方は奇跡を見る事になる!
  物語の鍵を握るのは、聖なる力を宿した妖精カグヤ姫ちゃん!彼女の存在が物語を大きく動かす事になるのだ!」
メロン「へえ、そうなの……そんな事まで教えて良いのかしら」
ミント「これくらいならギリギリセーフって所かな まだシノ以外の仲間達がどうなんのかは教えてないじゃん」
メロン「どうせ生き返るんでしょ?妖精の聖なる力とかで」
ミント「それは見てのお楽しみ!生き返るかもしれないし、死んだまま終わるかもしれない
  それを知るのは、次回を見た者だけだ!というわけで、次回の月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜を見逃すな!」
メロン「そう…で、投稿はいつになるのかしら?」
ミント「明日か明後日あたりになるかなあと……まだ何とも言えん!近日中には投稿される筈だからまあ待ってくれ!」
メロン「展開に行き詰ってエターナらない事を願うわ」
ミント「そうはならない筈だ……多分!ご都合主義は得意中の得意だからな!何とでもなるだろうさ!」
メロン「威張って言える事なのかしら」
ミント「それじゃあ、時間が無いので今日はここまで!じゃあなお前ら!!あばよ涙!!よろしく勇気!!」
メロン「結局最後までブレなかったわね」


436 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2019/01/07(Mon) 16:44
アドレーヌ「こんにちは、平成最後の正月明け。
クリスマスも正月も、そっちはいつもと違って盛り上がらなかったって?
こっちは相変わらず盛り上がったけど、私もおせちは作らなかったの。
市販おせちだったけど、寧ろこれで良かったかな、と」

>>245
アドレーヌ「私は最近祭に参加してないけど、シノが毎年行ってる。
ここの存在を知ってもらえてるのはシノのおかげかな。
次はカー君を送り出して楽しんでもらおうかな。
祭に参加するのは、一ヶ所から代表一人に限られてるわけでもないから」
カービィ「灯火の星みたいに僕が主役になっちゃいそうな予感。
その時は遠慮なく主役として引っ張るペポ」
アドレーヌ「カー君が来年度の祭に参加したら、宜しくお願いします」

>>246
アドレーヌ「暗闇斎はシノの代理父みたいなもんよ。
だけど、普段の会話を見るに親子の立場が逆転してて、それはそれで微笑ましい」
カービィ「大王とアドレーヌの関係みたい」
アドレーヌ「デデの旦那も、実質私が親みたいなもんだし…ってのは冗談。
ついでにカー君は甘えん坊だし、リボンもほっとけないし、
私がいないと駄目だな〜って思うとこはあるの。
可愛い弟と妹みたいな存在がいる私は幸せだね」

>>247
アドレーヌ「初代カービィのエンディングは、後にSDX、USDXの『春風と共に』のエンディングの原曲、これ豆知識ね。
タイトルは明日は明日の風が吹く、カー君のモットーがタイトル」
カービィ「皆も気楽に生きたいなら『明日は明日の風が吹く』を忘れないように。
無茶して明日は明日の風邪を引くになっちゃ駄目だよ」

>>248
カービィ「そりゃ僕は健康的で強いからだよ(えっへん)、そういや大王はどうしたの?」
アドレーヌ「風邪引いたんだって」
カービィ「不死身の大王も、中身は普通の人なんだね」
アドレーヌ「たまには体動かそうと兵士と雪かきした後、風邪引いたみたい」
カービィ「だらけてるはずなのに中身弱いよね、大王って、外側は強いのに」
アドレーヌ「働きすぎは駄目だけど、だらけすぎも駄目なの、たまには運動しなきゃ」
カービィ「晩になる前にお見舞いにいくペポ」
アドレーヌ「私もいく」

>>250
アドレーヌ「シノが言うには元々残忍というか、おぞましいオーラがあったというか…、
そんな感じの人だったらしいけど、今のやり取りを見てるとほんとにそんなことあったの?
と言いたくなるような、おちゃらけた人だよね」
カービィ「人って、変わってくもんだと思うペポ。
僕は昔から変わらずのんびり屋な食いしん坊だけどさ」
アドレーヌ「でも、犯罪者みたいな性格のまま変わらない人もいるよね?
俗にいうサイコパスってやつ?」
カービィ「いるよね、そんな酷い人」
アドレーヌ「サイコパスなんていなくなればいいのに。
悪魔城のドラキュラみたいにすぐ始末されるなら、寧ろ映える性格なのかもしれないけどね」

>>251
アドレーヌ「親の性格が子にそのまま遺伝するわけじゃないよ、
そんなのは教育で変わってくるもんだけど、シノは暗闇斎の元でずっと暮らしてきたから、
何だかんだで似てくるのかな?それとも暗闇斎の近くにいたからこそ変化してくるかな?」
カービィ「性格って難しいよね、アドレーヌは自分についてどう思うの?」
私?私はお母さんの性格を強く受け継いでる自覚ある。
時々戦いながらチビッ子の面倒を見続けて、自分の存在意義を求めながら暮らしてきた、
これ、私と全く同じ生き様だもの」
カービィ「カッコいいペポ、その時に大王も世話になったのかな?」
アドレーヌ「ちょうどデデの旦那の姉貴分として世話してたみたい」

437 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2019/01/07(Mon) 16:49
アドレーヌ「最後付近の私?私は〜で始まるとこ名前抜けてた。
言うまでもないと思うけど、一応私の台詞だからね」

438 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/01/08(Tue) 22:25
あけおめ

439 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2019/01/11(Fri) 19:42
アドレーヌ「こんばんは、進み具合が遅いのは私を待ってくれてるのか、
それとも忍び物語が飽きられてきたからなのか…。
私としても、お客さんによっては三ヶ月〜四ヶ月待たせちゃった人もいるから、
こうして続けさせてもらえるのはありがたいし、申し訳なくもある。
かといって何度もパスばかりして近道しても、私もお客さんも物足りなくなるんで、
慕われてることに感謝して地道にやってく」

>>262
アドレーヌ「夏休みの話なのに、ようやく答える時期が冬休み終了間際ってもうね…。
夏休みはしっかり楽しんだ?ついでに冬休みは楽しかった?
未成年の私が言うのもなんだけど、幼い時期、若い時期は二度と戻ってこない、
だからこそ悔いが残らないよう楽しむこと。
特に夏休みと冬休みは学生だけの特別な時間だからね」

>>263
アドレーヌ「何度も言われてるように、スターアライズのアルティメットチョイスで最速なのは私。
あれから三魔官シスターズも出てきて、今はどうなったか知らないけど、
少なくとも当時最強だったのが私なの」
カービィ「昔のせいでアドレーヌは雑魚ってイメージあったのが、見事に無くなったペポ」
アドレーヌ「私が本気を出せばこんなもんよ、お姉さんに任せなさい(えっへん)」
カービィ「はい、お姉ちゃん」

>>267
カービィ「そりゃあ桃が大好きだからペポ、あ、トマトも好きだよ」
アドレーヌ「カー君の好物は桃とトマトに限らないでしょ、何でも食うじゃない」
カービィ「血行がいいってことだね、栄養しっかり摂ってるから僕は健康で強いペポ(えっへん)」
アドレーヌ「そして可愛い」
カービィ「冗談冗談、ピンク色なのは元からだよ、でも健康を大事にしなきゃいけないのはあながち間違いじゃないよ」

>>275
アドレーヌ「乳酸菌になったら?乳酸菌のコスプレしてシノを見つけて、お腹に失礼しま〜すって入っていけばいいじゃない。
そこで私が、乳酸菌摂ってる〜?って言ってあげるから(笑)」
カービィ「シノの体内を汚すコレステロールになっちゃ駄目だよ。
これ捨てよーね、って言われたら終わりだよ。
275、お前がNo.1だ、って言われるような乳酸菌になるペポ」
アドレーヌ「ドラゴンボールみたいな台詞を(笑)」

>>276
アドレーヌ「金の盗賊団元締クーザーの部下か。(>>258-262)
クーザーを筆頭にタック、ケケ、スカーフィで組んでたのね。
昔、何をしても怒らないスカーフィってのがいたの(デデププ19巻10話)。
カー君が怒らせてしまったみたい、スマイルランドを壊してしまったら、そりゃそうなるでしょ、
クラッシュで破壊しちゃったそうで…」
カービィ「ごめんなさい…」
アドレーヌ「私も、スマイルランドにはちょっと通ったことある身なんだけど、
多少イライラしても笑ってられるようになったな〜」
(原作でアドレーヌの顔が ^▽^、^-^のコマが多いのはこのためでしょうな)

440 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/01/12(Sat) 02:11

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」


クチナワ・オロチ「くっくっくっくっくっく……!あっはっはっはっはっははははははははははは!!
  あっけないものだな闇の忍び部隊も!僕と姉さんが一つになれば、お前らなんか蟻も同然だな!!」

シノ「くっ………!皆……!」

クチナワ・オロチ「案ずるな うぬも仲間の元へ送り届けてやろう……妾が直接引導を渡してやろう……!」

シノ「……………………!」

ワイユー「させるか!!」

 ドン!!

クチナワ・オロチ「ぐううっ!!」

ワイユー「退くぞ ここは一度撤退だ」
シノ「でも……!」
ワイユー「応答は聞かぬ クチナワ・オロチ……貴様らはいずれ叩き潰す……!覚えておくが良い!」

 ドォォオオオオオオン!!

クチナワ・オロチ「くっ……!逃げたか……!姉さん!奴らを追うかい!?」

クチナワ・オロチ「その必要は無い 我々が追わずとも、奴らは再びここへ戻る その時に向かい撃てば良いじゃろう
  クククククククククク…………!」


 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第捌拾伍話 覚醒!裁きの女神


 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)
  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編(>>66-69)
  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏(>>73-76)
  第伍拾玖話 魑魅魍魎!悪霊達の宴(>>87-90)
  第陸拾話 悪霊退散!正義の炎燃え上がる時(>>97-102)
  第陸拾壱話 戦々慄々!幻影五人衆現る(>>109-114)
  第陸拾弐話 七転八倒!見えない思惑、隠された罠(>>131-134)
  第陸拾参話 怨霊跋扈!追い詰められた忍び(>>137-139)
  第陸拾肆話 電光石火!花火師決死の一発(>>151-154)
  第陸拾伍話 大死一番!花影流最後の試練(>>159-161)
  第陸拾陸話 呉越同舟!妖精を追え(>>164-166)
  第陸拾漆話 雷轟電撃!雷殺剣・召雷闇龍獄炎葬破斬(>>176-178)
  第陸拾捌話 阿鼻叫喚!復活の幻夢四天王(>>181-183)
  第陸拾玖話 星火燎原!希望の光、未だ消えず(>>188-189)
  第漆拾話 威風堂々!降り立った花影の戦士(>>191-196)
  第漆拾壱話 悲願達成!遂に入手、妖精の腕輪(>>211-213)
  第漆拾弐話 裏切りは突然に!我が名は夜叉丸(>>216-219)
  第漆拾参話 クチナワとの決戦!腕輪を奪還せよ(>>236-239)
  第漆拾肆話 運命を覆せ!虹龍・百花繚乱(>>253-257)
  第漆拾伍話 今明かされる、タックの過去(>>258-261)
  第漆拾陸話 復讐の毒蛇、オロチの策略(>>268-270)
  第漆拾漆話 血塗られた妖刀(>>272-274)
  第漆拾捌話 地獄の雷(>>336-339)
  第漆拾玖話 支配者黄泉、恐怖の妖刀(>>357-360)
  第捌拾話 妖刀事変!操られた住人達(>>381-384)
  第捌拾壱話 妖刀迷宮!仕掛けられた罠(>>395-399)
  第捌拾弐話 妖刀乱戦!卑劣なる闘争(>>402-406)
  第捌拾参話 怨みの邪蛇龍!復讐の刃(>>417-420)
  第捌拾肆話 絶望の悪夢 闇の忍び部隊、全滅(>>426-429)


441 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/01/12(Sat) 02:12

シノ「……………………………………」

ワイユー「………………………………」

暗闇斎「サスケ……タック………地雷矢殿………………
  そうか……3人共………………」

シノ「私が……私がもっとしっかりしていれば………皆死ぬ事は無かった…………
  全部私の所為です………私は……何も出来ませんでした…………………」
暗闇斎「自分を責めるな サスケも、タックも、地雷矢殿も、お前に生きて欲しかった
  結果的にお前は生きて戻る事が出来た……3人にとっては、それで充分な事だろう
  拙者達に出来る事は、3人の苦労をねぎらい、弔ってやる事だけだ……」
シノ「父上…………」

カグヤ「待って」

シノ「カグヤちゃん……?」
暗闇斎「どうしたでござるか?」
カグヤ「3人を生き返らせられるかもしれない」
シノ「え……!?」



鉄眼「……クチナワとオロチが魔物としての力を取り戻したそうだ
  奴らは我々に対して密かに反逆を企てていた 力を取り戻した今、奴らが生きていては厄介だ」
邪幻斎「気にするな 暫くは様子を見るだけで良い
  今の奴らは、闇の忍び部隊の抹殺に執着している 奴らと闇の忍び部隊が互いに消し合えば、我々が直接手を下す必要は無い
  だが万に一つという事もある……鉄眼よ クチナワとオロチの行動を監視し、決して目を離してはならぬぞ」
鉄眼「御意」



シノ「生き返らせられる……?本当ですか…………!?」
カグヤ「絶対じゃないけどね…私達妖精は、死んでしまった魂を呼び戻す術が使えるの
  簡単に言うと、生き返るチャンスを与えるの それで生き返るかどうかは向こう次第」
ワイユー「生き返るかもしれないし、生き返らないかもしれない……という事か」
カグヤ「チャンスは1回 失敗したらもう二度と生き返らない……」
シノ「お願いします やってください 3人が生き返る事を信じます」
カグヤ「分かった……」

カグヤ「聖なる力よ、我に力を与えよ……迷える魂を、この地に呼び戻せ……!」

シノ「………………!」

カグヤ「お願い……!届いて………!」



タック「……………ん……?あれ……ここは………?」

ジュキッド「……確か……俺はクチナワ・オロチの攻撃を食らって………」

サスケ「……って事は、ここは死後の世界か」

タック「ええっ!?ボクら、死んでしもうたん!?」
ジュキッド「落ち着け ここがどこか、状況を把握せねばなるまい……」

カグヤ『おじさん!サスケさん!タック!聞こえてたら返事して!』

サスケ「この声……チビか……!」

カグヤ『良かった…!私の声、聞こえたみたい…!っていうか私、チビじゃないし!』

ジュキッド「これは一体どういう事だ…?説明してくれ」

カグヤ『結論から先に言うね おじさん達は死んだの ここは言わば死後の世界なの』

タック「死後の世界!?やっぱり!ボクら死んでしもうたんやな……」

カグヤ『最後まで話を聞いて!奥の方に光が見えると思うんだけど、そこから見える?』

ジュキッド「光……?」
タック「もしかしてあれやないでっか?」
ジュキッド「ん……?確かに………その光が一体どうしたと言うんだ?」
サスケ「そこまで辿り着けば生き返る……って事だろ 違うか?」

カグヤ『正解!あの光に向かって走って欲しいの あそこまで辿り着く事が出来れば、生き返る事が出来るの
  でも急いで!制限時間は30分 それを過ぎれば二度と生き返るチャンスは無いの これが1回きりのチャンス』

ジュキッド「成程な……」
サスケ「一発勝負か……上等だ」
タック「よし……そうと決まれば、急ぐか!」

カグヤ『気を付けてね!道の途中には番人がいるの!そいつらには捕まらないようにね!』


ワイユー「……よし、3人の事は妖精の姫君に任せ、我々はもう一度クチナワ・オロチの所へ行こう
  奴らの好き勝手にさせてはいけないからな……」
シノ「分かりました……!」

暗闇斎「勝算はあるのか……?」

ワイユー「無いと言うのが正直の所だ……だが、奴らを沈めなければ、この星そのものが危なくなるだろう……」
暗闇斎「拙者も後で向かう……シノ、お前も気を付けてくれ」
シノ「分かりました……」


カグヤ「皆……頑張って……!」



442 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/01/12(Sat) 02:13

タック「とりあえず、光のある方へ向かった方が良さそうでんな これでホンマに生き返るんかいな」
ジュキッド「真意を確かめるのはその後だ カグヤ嬢が言うには、30分しか時間が無い もたもたしている時間が惜しい」
サスケ「このまま黙って死ぬワケにも行かねえしな……生き返って今度こそあの蛇野郎に一矢報いてやる」

 グオオオオオオオオ……!

タック「なっ……何の音や……?」

???「グオオオオオオオオオ!!」

 ヒュバッ!!

タック「ぐあああっ…!!」

ジュキッド「どうした!?……こいつは……!」

サスケ「恐らく、こいつがチビの言っていた番人って奴だな」

番人「グウウウウウ………!」

番人「ココカラ先……通サン……!」

番人「グオオオオオオ…!!」

タック「何や次から次と……!番人ってのは1人やないんか……!」

番人「グオオオオオオオ!!」

タック「襲って来よった!」
ジュキッド「任せろ!!ぬおおおおおおおおおおっ!!!」

 ドォォオオオン!!

番人「……………………」

ジュキッド「何……!?」

番人「グオオオオオオオオ!!」

 ドン!!

ジュキッド「くっ……!!何故だ……俺の攻撃が通じない……!」

カグヤ『番人に立ち向かっちゃ駄目!今のおじさん達は肉体の無い魂だけの存在!いくら攻撃しても番人達に傷を負わせる事は無理なの!
  番人達は無視して早く出口に向かって走って!早く!』

タック「くっ…!逃げるが勝ちって事でっか!死人ってのは辛いでんな!」



クチナワ・オロチ「クククククククク……やはり来たか それもたった2人で」

シノ「クチナワ・オロチ……!」

クチナワ・オロチ「ククク……良い顔だ 仲間を殺された事がショックだったか?」

ワイユー「それ以上喋るな……!これ以上貴様らを生かしてはおけん…!!」

クチナワ・オロチ「あの世に行くのはお前の方だ初代暗闇斎!今こそ1000年前の因縁に決着を付ける時だ!!」


シノ「はあああああああああああああっ!!」

ワイユー「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!」



番人「グオオオオオオオオッ!!」

 ドォォォオオオオオオン!!

タック「うおわっ!こいつら……こっちが攻撃出来ないからって調子に乗りやがって……!」
サスケ「チッ……逃げ続けるってのは癇に障るぜ!」
ジュキッド「後もう少し………辿り着けるか…………!」

番人「グオオオオオオオオオオ!!」

番人「グアアアアアアアアアア!!」

サスケ「チッ……!もう少しだってのに……!!」

タック「何やこんなに大勢……!卑怯やないか!」

ジュキッド「もう時間が無い……!このままでは……!」

 ドォォォオオオオン!!

番人「グオオオオオオオオ!!」

タック「…………!?何や!?」

サスケ「馬鹿な……!親父!」

ハンゾウ「何ボーっとしてやがる!さっさと走りやがれ!」

サーキブル「俺達でこいつらの注意を引き付ける!さっさと行きな!」

タック「風の忍び部隊……!」

バードン「行けよ!あんたらにはプププランドを守るっていう大事な使命があんだろうが!」

ギム「ここでくたばったら、絶対に許さねェからな!あんたらは俺達と違うんだ!良いか!!絶対に死ぬんじゃねぇぞ!!行け!!」

サスケ「てめぇら……!」

ジュキッド「恩に着る!」


タック「よし!出口まで、もう目の前や!!うおおおおおおおおおおお!!」

ジュキッド「くっ…!ぬおおおおおおおおおお!!」

サスケ「間に合えぇぇぇえええええええ!!!」



タック「…………はっ!!」

カグヤ「あ…!目が覚めた!」

サスケ「…………ここは……生き返ったのか…………?」

ジュキッド「そのようだな………」

暗闇斎「30分ジャスト……間に合った………良かったでござる」
カグヤ「やったーー!!生き返った生き返ったーー!!」
暗闇斎「喜びたい所だが、今は時間が無い
  シノと初代殿が一足先にクチナワ・オロチの所に向かっている 我々も急いで向かうぞ!」


443 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/01/12(Sat) 02:16

ワイユー「うおおおおおおおおおおおおお!!超忍法!!火龍炎轟撃滅砲!!!!」

 ドォォォォオオオオオオオオオオオオオオン!!!


クチナワ・オロチ「あははははははは!!効かないよそんな技!!」

クチナワ・オロチ「最早あの頃の妾達では無い……今の妾達は、貴様の強さなど、とうに超えておるのじゃからな……!」

シノ「はあああああああああああっ!!花影流・疾風睡蓮!!」

 ドォォォオオオン!!

クチナワ・オロチ「クククククククク……!」

 ヒュッ!ドォォオオン!!

シノ「あああああああっ!!」

 ドォォォオオン!!

ワイユー「隊長殿!」

シノ「はあ………はあ……………!大丈夫です……!」

クチナワ・オロチ「クククククク……果たして、その気丈さはいつまで持つかのう……?」

クチナワ・オロチ「小娘の分際で、神に近い存在の僕たちに刃を向けるとは不遜な奴だ……!
  今度こそ息の根を止めてやる!!呪怨邪蛇龍剣!!」

シノ「……………!!」

暗闇斎「そこまでだ!!」

シノ「……………!!」

タック「シノ姐はん!」

シノ「タックさん……!サスケさんとジュキッドさんも……!成功したんですね…!良かった……!」
カグヤ「これで形勢逆転だよ!」

クチナワ・オロチ「何……!?生き返ったじゃと……!?」

クチナワ・オロチ「生き返ったから何だと言うんだ!!もう一度殺せば良いだけの話だ!!死ねぇぇぇええええええ!!」

 ヒュッ!!ドン!!

クチナワ・オロチ「ぐあああああああっ!?」

シノ「もう……誰一人死なせません………!」

クチナワ・オロチ「己……!生意気な………!!」

カグヤ「シノ!手を貸して!」
シノ「え……?」
カグヤ「私も一緒に戦う!力を合わせよう!」
シノ「……!分かりました!」
カグヤ「聖なる力よ……私達に奇跡の祝福を……!今ここに神聖なる光を!!
  妖精魂魄共鳴奏(フェアリー・スピリット・ユニゾン)!!」
シノ「………………!」


 ビュン!!


 ッカァァァアアアアアアアアン!!!


サスケ「何っ……!?」

タック「うおっ!まぶしいっ!」

ジュキッド「一体……何が起きると言うのだ……!?」

暗闇斎「シノ……!」


???「……………………………」

サスケ「何だ……あの姿は…………!」
ワイユー「白い羽衣に白い翼………」
ジュキッド「肌の色も髪の色も白い……それと対照的に、眼の色は紅く染まっている………!」
タック「まるで天使やないか……!」
暗闇斎「シノ……シノなのか…………!?」

???「私はシノではない……我が名は妖姫 裁きの女神…………
  この星に災いをもたらす汚れた魂に制裁を下すべく降臨した」

暗闇斎「妖姫……だと………!?」


クチナワ・オロチ「ふん……何だか知らんが、神と同等の力を持つ僕達に敵う筈は無い!!死ねぇぇぇええええええ!!」
妖姫「……………………」

 ビュン!!

クチナワ・オロチ「何っ……!?」

 ヒュバッ!!

クチナワ・オロチ「ぐあああああああああああああああ!!!」

タック「速い……!一体、何が起きたんや……!?」
ジュキッド「一瞬の内に……クチナワ・オロチに深手を……!」

クチナワ・オロチ「くっ…………!!」

妖姫「まだ立てるか………往生際の悪い奴め、大人しく消えよ」

クチナワ・オロチ「己ぇぇぇえええええええええ!!!」

 ヒュバッ!!

クチナワ・オロチ「ぐああああああああああああ!!」

ワイユー「強い……!あのクチナワ・オロチを一方的に………!」
サスケ「一体……何がどうなってやがる……!」


444 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/01/12(Sat) 02:18

クチナワ・オロチ「くっ………!己………!この俺様が……こんな奴に………!!
  姉さん!!こうなったら奥の手だ!!二つの力を一つにするんだ!!」

クチナワ・オロチ「我が弟よ……!」


妖姫「……………………………」


クチナワ・オロチ「我が餌食となれぇぇぇえええええええええ!!!」

妖姫「汚れた魂め……手間を取らせるな……!」

 ビュン!!

妖姫「星の裁きを受けるが良い!!花影流奥義・虹龍百花繚乱!!!!」

 ヒュバッ!!

 ドォォォオオオオオオオン!!!

クチナワ・オロチ「ぐあああああああああああああああああああ!!!」

 ドガァァァアアアアアアアアアン!!!

タック「やった……!」
サスケ「マジかよ………!」
ワイユー「信じられん……あのクチナワ・オロチに反撃をさせずに斃すとは………」

妖姫「……………………………」

暗闇斎「シノ………いや、妖姫……お主は一体…………」

妖姫「…………………………」

 スッ……

シノ「…………………………」

暗闇斎「……!シノ………!」

シノ「父上……?私は……一体………」
暗闇斎「シノ……!大丈夫でござったか!?何でもござらんか!?」
シノ「はい……私は大丈夫です………」
カグヤ「妖精と人間の融合……伝説には聞いていたけれど、まさか本当に出来ちゃったなんて………」
暗闇斎「カグヤ姫……それは一体………」

クチナワ・オロチ「クックックックックックックック…………!」

暗闇斎「………!!」
ジュキッド「馬鹿な……!」
タック「まだ死んでないんか……!?」

クチナワ・オロチ「どうやら変身が解けたようだな……!貴様らの負けだ……!
  順番に殺してやる………まずは妖精……!貴様から先に………!」

 ザシュッ!!

シノ「………!」
サスケ「………!」
タック「………!」
ジュキッド「………!」

クチナワ・オロチ「な…………に……………………!」

鉄眼「見苦しいぞ さっさと消え失せろ」

クチナワ・オロチ「貴…様…………!鉄…眼…………………!」

 ドォォォォオオオオオオン!!

鉄眼「……………………………」

サスケ「てめェ……何しに来やがった……!」

鉄眼「役に立たぬ魔物を排除した……それだけの事だ」

シノ「鉄眼……!」

鉄眼「邪幻斎の目的は、もう間もなく成就する 貴様達の悪あがきもここまでだ」

暗闇斎「それは……どういう意味だ……!?」

鉄眼「いずれ分かる事だ どの道貴様達に未来は無い」

サスケ「待て!!」

 ビュン!

サスケ「…………………………」




邪幻斎「恐怖を………この星に恐怖を………………!
  恐怖こそ全て………恐怖が全てを支配する………………
  この星は、もうじき我が手中に収まる……………!
  クククククク………フハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!」





  第捌拾伍話 覚醒!裁きの女神 終


シノ「次回予告です クチナワ・オロチとの戦いが終わり、一時の休息として温泉旅行に行く事になった私達
  そんな中、幻夢教に新たな動きが……クチナワ・オロチに代わる作戦指揮官として、怠惰の軍師・翁が動き出す
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第捌拾陸話ご期待ください」

445 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2019/01/14(Mon) 14:15

シノ「こんにちは 本日1月14日は成人の日ですね 今回が平成最後の成人式との事ですが、
  無事成人式を迎えられた新成人の皆様に、心からお祝いします おめでとうございます」
タック「20歳といえば、酒が飲める年齢でんな!今夜は祝い酒でっか?酒は飲める内に沢山飲んだ方が良えで!」
シノ「飲むのは良いですけど、ほどほどにしてくださいね」
カグヤ「タックの場合、飲み過ぎだよね 周りに迷惑かけないからまだ良いけど」
シノ「飲み過ぎは体に悪いですから、節度は守りましょうね」
タック「それは当然や お腹いっぱいになったら飲むのを止めるようにしているさかい
  健康には気を付けてまっせ!」
ジュキッド「腹いっぱいという事は、こいつ、相当飲んでいる事になるな
  来い 俺がその曲がった根性を叩き直してやる」
カグヤ「やったー!おじさんやっちゃってー!」
タック「勘弁しておくんなはれや……」
シノ「ひとまず、それは後にして、返事を返しましょう」

>>434

タック「さてはお前、幻夢教に入信しおったな!この裏切り者め!痛い目に遭わしたるわ!」
一同「………………………………」
タック「……え…?な…何…?」
シノ「タックさん……」
ジュキッド「お前、人の事を言えるのか?」
カグヤ「私、知ってるよ こういうのブーメランって言うんだよね」
タック「いや…!いやもう幻夢教とは手を切ったさかい、もう良えでっしゃろ!
  それは水に流すって話になったやないでっか!今更掘り返すのは卑怯でっせ!」
シノ「水に流すとまでは言った覚えはありませんが」
カグヤ「今度裏切ったら釜茹での刑だね」
ジュキッド「そうだな 今度こそ重い罰が必要だ」
タック「もう裏切りはしませんって……せやけど、クチナワ・オロチは斃したし、これで怖いモン無しやな!
  幻夢教がナンボのモンや!悔しかったらまとめて掛かって来いっちゅうねん!ガハハハハハハハ!」
カグヤ「そうやってすぐ調子に乗るんだから」
ジュキッド「勝手にやらせておけ 痛い目に遭えば反省するだろうさ」
シノ「タックさんがピンチになっても、あえて助けない方が良いのでしょうか?」
タック「その時は応援頼んまっせホンマに」
ジュキッド「やれやれ、都合の良い奴だな」
カグヤ「こんなだからタックってあまり強そうに思われないんだろうね」
シノ「愛されているのは確かじゃないでしょうか」

>>438

タック「ことよろ」
カグヤ「ことよろ〜」
シノ「今年はどんな1年になるのでしょうか このスレッドも、今年の4月で13周年を迎える事になります
  ここまで続いた事に、自分自身が驚いていますが、これだけ続ける事が出来たのもこのスレッドを見てくださっている皆様がいたからです
  アドレーヌさんも、時々帰って来てくださるので、正直の所安心しています アドレーヌさんが続けている内は、このスレッドは大丈夫だと思います
  本当は、私の方がちゃんとしてないといけないんですけれど、私1人じゃどうする事も出来ないのが現状です
  皆様にはずっとお世話になりっぱなしのままここまで続けてきましたけれど、これから先も、このスレッドの事をよろしくお願いします
  それでは、本日はここまで 次回もよろしくお願いします さよなら」

446 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/01/14(Mon) 19:14
横綱稀勢の里(188cm177kg)弱すぎだろ…
あれは多分、アドレーヌより下だわ
アドレーヌvs稀勢の里やったらアドレーヌ勝つんじゃね?
アドレーヌ喧嘩めっちゃ強いだろ
どつき合い上等な根性もあるし、戦場で醸し出す殺気も凄い

横綱の根性叩き直してやれ、アドさん

447 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2019/01/16(Wed) 23:34

ジュキッド「連敗に関しては、確かに嘆かわしい事ではあるが、そこまでは言ってやるな
  結果として引退という道を選んでしまったが、横綱になるまでに数々の苦労を乗り越えて来たのは事実だろう
  怪我を負ったという不運もありながら、横綱として戦い続けた事は、むしろ称賛すべき事ではないだろうか
  相撲業界については、正直の所詳しいわけではないが、彼は最後までよく頑張った 同じ武に生きた者として、敬意を表するぞ」
タック「相撲といえば、日馬富士や貴ノ岩の暴力沙汰の話もあったしな、これから先、相撲業界はどうなって行くんやろな
  稀勢の里がアドレーヌより下とは流石に思えへんけどなあ 喧嘩と相撲は別モンやで
  悪い言い方になるけど、腐っても相手は横綱や ただ喧嘩が強いってだけじゃ、横綱の根性を叩き直せるような器にはなれんよ」
シノ「446さんの気持ちも分からなくはないですけどね、ですが、そういうのは過大評価や過小評価ではないかと私は思います
  特定の人物を誹謗中傷するような発言は感心しません」
タック「せやせや 横綱ってのは大変なんやで」
シノ「タックさんもですよ」
タック「え…!?」
シノ「アドレーヌさんは、ただ喧嘩が強いだけじゃありません!アドレーヌさんは勉強が出来るから頭も良いし、
  絵も上手く描けるから美的センスだってあります!他人に対する気遣いが出来る優しさと気立てが良くて芯が強くて、
  他人の事を悪く言わず、一人の女性として、素敵で立派な方なんです!
  いつも前向きで明るくて、明るい笑顔を私達に振りまいて私達を元気にしてくださる太陽のような存在です!
  ただ戦う事しか能の無い私達とは違うんです!」
タック「シノ姐はん…それこそ、過大評価や過小評価とちゃいまへんか…?」
カグヤ「他人を評価するって、罪な事なんだねえ」
ジュキッド「戦士とはそういうものだ 戦う度に傷付きもするし、その戦いぶりを評価する者も現れる
  戦い続ければ傷は増え、生きていれば年も取るし技もやがて衰える
  永劫強いままではいられぬのだ…強い者が去れば、また新たな強い者が現れる それが時代というものだ
  戦士というのは、昔も今も、時代という波に呑まれる運命でしか無いが、しかし、心の在り方までは失ってはならぬな」
シノ「そうですね…スポーツは勝ち負けが大事ですが、それだけじゃないですから…
  負け戦だったとしても、我々の注目を集め、横綱として戦い抜いた事は誇れる事ではないのでしょうか
  引退という道を選ぶまでに、色々な葛藤があったのでしょうけれど、考えた末に引退という道を選び、その選択に悔いが無いのなら、
  私達にとやかく言う権利はありませんね……ともあれ、稀勢の里さん、今までお疲れ様でした」

448 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2019/01/17(Thu) 19:18
アドレーヌ「こんばんは、>>447でのシノへの返事といこうか。
そうそう、私は自分で言うのもなんだけど、強さだけ鍛えてるわけじゃない。
人を幸せにし、時には人の心を湧かせる人間になりたいの。
それにはまず私が幸せにならないといけないから、心技体を鍛えて幸せにならなきゃ。
幸せってのは、自分が幸せになった上で他人に分けるものだから」

>>277
アドレーヌ「幻夢教に入ったツキカゲ、通称ツッキーか。
妖刀・奈落を手にしてツッキーは変わってしまった…」
カービィ「だけど、亜鐘(アベル)を圧倒したり、普段も操られてるなりに生き生きしてたり、
良いことじゃないけど、生き生きしてるのは感じるペポ。
ツッキーには僕もウルトラソード使わなきゃ勝てないだろうね。
剛魔と亜鐘なら、そこまで本気出さなくてもいい勝負できるかな、もういないけど」
アドレーヌ「カー君、戦いたくてウズウズしてるの?私もだよ」
カービィ「忍び部隊さん、戦力が足りなくなったら僕らを呼んでね」

>>281
アドレーヌ「警戒された上で勝つ方が、実力知らしめてやれるからありがたいじゃない。
お客さんを湧かせる戦いをするにはその方がいいの。
戦いってのはパフォーマンスショーみたいなもの、ドラマがあってこそバトルが映える。
包囲網?いくらでも敷かせておけば?私がその上を行けばいいだけのこと」
カービィ「スーパーマリオくんのマリオは弱いけど、僕らの世界に出てくるマリオはほんとに強いペポ。
そのマリオファミリーを結構苦しめるアドレーヌだよ、アドレーヌだって強いペポ」

>>282
カービィ「デデデ大王が嫁だなんてホモみたいだね〜。
大王はああ見えて面白いし、可愛いげもあるし、僕のライバルだし、
男でも大王を好きになる人がいるのも分かる気がするペポ」
アドレーヌ「最初はライバルどころか大ボスとして出てきたのに、
後釜に抜かされ続けて、今や一面のボスに成り下がっちゃったね。
こんなお茶目な面もデデの旦那が愛される理由なのかな」

>>283
アドレーヌ「毛糸のカービィ、ルイージマンション、マリオ&ルイージRPG3、
NewスーパーマリオブラザーズUがリメイクか、当時遊べなかった人には楽しみだね。
遊べたら遊べたで、今度は懐かしくてまたやりたくなるパターンもあるか。
ルイージマンション新作の話については、今年switchでルイージマンション3が出るって?
ルイージマンションシリーズ、すぐ終わると思ったら結構長続きしてるようで、ルイージが愛されてるのを感じるよ」

>>284
アドレーヌ「マリオは別格だけど、ワリオも怪力で不死身で、侮れない人だよ。
マリオだけが圧倒的に秀でていて、他は雑魚なんて言われること多いけど、ほんとにそうなの?
私からしたらマリオだけでなくワリオも手強いし、ルイージ、ワルイージだって油断できない。
髭の四天王だけでなく怪物王女もいるし、クッパ軍団も強いし、ドンキーコングの仲間も器用なの多いし、
マリオファミリーと何かで競うなら油断できない集団だと思ってる」
カービィ「マリオファミリーがマリオの一強?そんなことないペポ。
マリオ、ワリオ、クッパが別格なだけで他の人も手強いよ」

>>285
アドレーヌ「シノは身長164cmの15歳、歳もあって今は可愛いけど、そのうち綺麗系になりそう。
ついでに私は身長156cmの14歳、シノから見たら私は妹みたいなものかな?
俗にいう対魔忍として戦う日々で、私と比べたら日の目を見にくいポジションだけど、
美形度に関する秘めたるポテンシャルは高いと思う。
身長は、去年…というか時系列が進む前はシノが160cmの14歳、私は150cmの13歳だったの。
逆に更に年とったらシノは166cm、私は159cmぐらいになるのかな」

ナレーション「デデププでのアドレーヌは150cm13歳だったと思ってください」

449 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/01/17(Thu) 22:45
シノちゃん身長高っ!モデルになれるんじゃないか?

450 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2019/01/18(Fri) 05:04
アドレーヌ「ちょっと早いけど、おはよー。
スマブラSP買ってやってたら、スマブラDXが懐かしくなって、
大乱闘でDXイベント戦の『炎の紋章をかかげて』『ピカチュウ&ピチュー』
『ホントの最終決戦』を再現して遊んでるの。
『擬似炎の紋章をかかげて』では、マルスとロイをレベル6にして神殿、
『擬似ピカチュウ&ピチュー』では、ピカチュウ一匹とピチュー二匹でレベル6にして64プププランド、
『擬似ホントの最終決戦』ではガノンドロフ、ミュウツー、クッパをレベル6にして終点」
SPも面白いけど、ゲームとしてバランスが一番良かったのは、DXかXだよね」

>>288
アドレーヌ「性格は暗めでオカルト大好きなキャバ嬢か、これはこれで人気出そう。
オカルト大好きな人もいるから、上手くいけば1対1でもてなす時に実力発揮するかも。
そして蹴りが得意、Mな人にはたまらないタイプよね」
カービィ「こういうタイプ、大王が好みそう、それともポピーの好みかな?」

>>289
アドレーヌ「次はミントで、キャバ嬢じゃなくホストなのね。
ミントも女だから、ホストじゃなくホステスになるんだけど、
女子が男装して高校のホスト部でホストやる漫画、昔あったよね、
桜欄高校ホスト部って漫画が。
ミントはサバサバしてるし、男装してホストやっても案外人気出るかも」

>>290
アドレーヌ「そうそう、過剰馬力の車なんて要らない。
とはいえ、馬力制限が厳しすぎても何とも言えない気分になるんで、
500馬力まではあってもいいかな、と私は思う。
こっちじゃデデの旦那が既に500馬力規制かけてるから問題なし」
カービィ「スーパーカーの価値が、正直僕には分かんないペポ。
そんなのよりずっと優れた乗り物は、ポップスターにもリップルスターにもあるのに」
アドレーヌ「元々500馬力以上の車ってのは、大富豪の自己満足のために造られる物。
私からすればどーでもいい物だけど、これが好きって人もいるのよ。
あと過剰馬力の車ってのは、値段があまりにも高すぎるのが原因で格差を生みやすくなる、
長い目で見れば国を滅ぼしかねない凶器でもあるの。
だからこそ生産台数が抑えられるんだろうけど、それでも要らないな〜」
※アドレーヌは金持ちです

>>291
大王「いきなりすまんなアドレーヌ、俺様も答えるデ。
でんぢゃらすじーさんは今も続いてるから驚くし、同時にありがたくもある。
今よく出てくる脇役は、天井院とかいう天井に顔が付いた変な奴だそうだな。
あんなに続いてるのに、勢いは衰え知らずなのが凄いデ。
曽山先生には今も笑わせてもらってる」
アドレーヌ「昔 りゅぬぁってゃ ってのもいたよね」
カービィ「侍の ちゃむらい もいたペポ」
大王「カービィはともかく、アドレーヌもそんなの知ってるのかよ?」
アドレーヌ「私だって元々コロコロの人間だもの、覚えてるキャラもいるよ」

>>292
アドレーヌ「今、相撲が話題になってるよね、現実も漫画も。
私が出しそうな相は修羅戦黒の相か、童子切こと天王寺さんと同じ」
カービィ「僕は恍惚の相かぁ、よく分かんないけど、僕は暢気だから暢気の相の方があってるんじゃないかな。
ただ、刃皇が出す相なのは分かるペポ」
大王「俺様は鬼炎万丈の相か、強そうだな、鬼丸こと火ノ丸の相だろ?」
アドレーヌ「シノは静謐の相、草薙と刃皇が持つ相か。
メロンは憐憫の相、これも刃皇が出せる。
ミントは雷帝の相、これは大典太こと通称おでんが出せる。
これらの相とは関係ないけど、あとは大包平こと通称唐揚げ君もいるよね」
※なぜ大典太関がおでん、大包平関が唐揚げ君と言われるのかは、
コミックスの火ノ丸相撲やネットで調べてみると判ります

>>293
アドレーヌ「レインボーガード!」
293「やったか!?」

アドレーヌ「効かないなぁ…見逃してやるから帰りなさい」

451 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/01/19(Sat) 23:33
地雷矢さんよ
稀勢の里は大関で満足しとけばもうちょっと踏みとどまれたのかもしれんな
横綱はプレッシャーが凄まじいんだよ、その分衰えも早くなる

アドさんよ
今作のスマブラ、敵強くね?レベル5ぐらいでもレベルの割には器用に攻撃かわしてくる
前作まではレベル6の三体でも倒しやすかったろうが、今作のレベル6三体はかなりキツいぞ
しかしアイデア豊富だな、イベント戦の再現とはw

452 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/01/21(Mon) 12:33
らっきょう食うか?ほれ!
つ福神漬け

453 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/01/21(Mon) 23:43
スマッシュブラザーズは今日で丸20周年!!
これがここまで続いた秘訣は何だと思う?

454 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/01/23(Wed) 12:50
シノってうんこするの?

455 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/01/24(Thu) 01:15
カービィちゃん=アドレーヌ様の手下一号

456 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/02/03(Sun) 16:24
面白そうなの拾ったので余裕がある時にでもやっちゃってください

戦闘シーンセリフ
0、キャラクター選択時
1、戦闘開始
2、ボス戦
3、好敵手
4、勝利
5、圧勝
6、ギリギリ勝利
7、敗北
8、惨敗
9、おしくも敗北
10、一対多 勝利
11、一対多 敗北
12、タイムアップ勝ち
13、タイムアップ負け
14、ドロー
15、弱攻撃
16、中攻撃
17、強攻撃
18、コンボ成立
19、鬼コンボ成立
20、弱ダメージ
21、中ダメージ
22、強ダメージ
23、ダウン起き上がり
24、受け身
25、瀕死
26、降参
27、謙遜
28、復活
29、回復
30、自己回復
31、味方回復
32、防御
33、完全防御
34、回避
35、完全回避
36、毒、DoT状態
37、スタン、ピヨリ状態
38、よろけ、レバガチャ状態
39、ノックバック
40、スタミナ切れ、MP切れ
41、パワーアップ
42、コンティニュー
43、死亡、GAME OVER
44、怒り、覚醒状態
45、呪文詠唱
46、待機
47、挑発
48、死亡フラグ
49、必殺技

457 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/02/03(Sun) 23:49
星のカービィシリーズと似たところが多いプリキュアシリーズは
今日から14代目にして通算16作目『スター☆トゥインクルプリキュア』が放送開始
本作品のモチーフは「宇宙」と「星座」、ストーリーは地球から飛び出して宇宙へ冒険していくというもの
その為、今日第1話でノットレイダーという全宇宙の支配を目論んでる本作の敵対勢力との戦闘がいきなり宇宙で行われた

星のカービィシリーズでも同様にポップスターを飛び出して宇宙へ冒険していく作品があることから
今年度のプリキュアが一番星のカービィシリーズと合うんじゃないのかと
因みにその時の移動手段は早くも来月で発売から1年経過する現最新作の『スターアライズ』ではお馴染みのワープスターだったが
「スタプリ」では史上初の宇宙人プリキュアであるキュアミルキー=羽衣(はごろも) ララという少女が操縦するロケットのもよう

458 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2019/02/26(Tue) 01:45

シノ「今まで中々来られず申し訳ありませんでした
  先月の後半あたりから、ある事情により来られる頻度が減ってしまいました
  スレッドを見捨てたというわけではありませんのでご心配なく
  それでは、久し振りになってしまいましたが、皆さんからの返事を早速返して行きます」

>>449

シノ「えっ?私って身長高い方ですか…?」
タック「まあ、同じくらいの女の子の中やったら高い方でんな」
カグヤ「うんうん、おまけにスレンダーな体型だし、モデルにはぴったりだよね、しーのん
  いっその事アイドルデビューしちゃうとか?」
シノ「そ…そんな事、おこがましくて出来ませんよ……」
ジュキッド「しかし、ここまで謙虚で慎みのある女子とは、今のご時世では中々珍しいものよ」
シノ「そ…そうでしょうか……?それは買いかぶりでは……?」
タック「そんだけスタイルが良いのは、日頃から欠かさずトレーニングを行なっているからやろうな」
暗闇斎「その通りでござる シノは拙者が育てた優秀な娘でござるからな」
タック「やっぱり出てくると思ったわ、この親馬鹿」
暗闇斎「ほれ、もっとシノを褒めるが良い そのシノを育てたのは、この拙者なのだからな!」
シノ「父上は放っておいて次の返事を返しましょう」
カグヤ「そだねー」
ジュキッド「そうだな……」

>>451

ジュキッド「そうだな……大関で満足する……そういう選択肢もあったかもしれん
  だが大関で甘んじず横綱を目指す道を選び、晴れて横綱となった
  彼の引退には色々意見があるかもしれんが、横綱になったという栄光は、今でも誇るべき事だろう
  頂点に立ったのなら、その座を守り続けなければならないというプレッシャーの中を、彼は戦い抜いたのだ
  負け戦であるとはいえ、実に天晴れではなかっただろうか」
シノ「そうですね…人は生きて行く中で色々な事を経験して、その中で色々な戦いがあるわけですね
  戦いにも色々な戦いがあって…例えば絶対に成功させなきゃいけなくなった時とか、相手との競争の時とか……
  人生って、成功する事より失敗する事の方が遥かに多いんです
  それでも諦めずに頑張って来た方々が成功者として讃えられるんです
  中には、努力をしなくても上に行ける天才だっています だからと言って最初から何もしないと成長なんて出来る筈もありません
  まずは、とにかくやってみる事……それが大事な事ではないのでしょうか」

>>452

タック「おおっ!丁度良え所に福神漬けが飛んで来たわ!今まさにカレー食ってた所やったんや!誰かは知らんが、おおきにありがとな!」
ジュキッド「というか何故カレーなんぞ食っているのだこんな場所で」
カグヤ「猫がカレー食べても大丈夫なの?」
タック「猫やない言うてるやないでっか」
ジュキッド「今に見ていろ 奴は用を足す時、砂の中に入るからな」
タック「せんわ!!っつーか、食事中にそういう話すんのやめてや!」

>>453

シノ「やっぱり純粋に人気の高さじゃないでしょうか
  数多くの作品のキャラクターが大集合するゲームなんて、そんなにありませんし
  今では任天堂だけに留まらず、カプコンやセガ、スクウェア・エニックス等、
  他の会社のゲームからのキャラクターキャラクターまで出て来て、こんなお祭りみたいなゲームだから、
  ゲームが好きなら、その名を耳にしない者はいないでしょう」
タック「好きなキャラが性能悪かったらがっかりするかもしれんけどな」
ジュキッド「だが、操作次第でどうとでもなるのだろう」
カグヤ「戦い方も、敵をぶっ飛ばすっていう、子供でも分かりやすいルールなのも人気の秘訣かもね」
タック「しっかし、スマブラも20周年か……最初は8体+隠しキャラ4体やったのに、それがこんなになるなんてなあ……」
シノ「あのキャラを参戦させて欲しいという声も多いからですね その要望に応えるだけでなく、期待を大きく超えて行く任天堂さんの凄さに感服です
  そして出来れば、アドレーヌさんの参戦を、今回こそ実現してもらえれば……」
タック「それはもういい加減諦めた方が良くないでっか?スターアライズで参戦叶ったんやし、それでもう満足でっしゃろ?」


459 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2019/02/26(Tue) 01:45

>>455

シノ「それはメロンさんとミントさんが面白おかしくネタにしているだけなので、鵜呑みにしないでください」
カグヤ「本人たちは姉と弟みたいな関係って言ってるし、あそこまで殺伐とはしていないからね」
タック「カービィの物真似をやけくそ気味にやっているのが面白いんよ、あれ」

>>456

シノ「こういう台詞を埋めて行く感じの、面白そうで好きなんですけど、いざやってみると、全部埋めるのが中々大変で、途中で挫折しました…
  私1人のを考えるだけでも結構大変なのに、全キャラクターの分のを考えるとなると、また大変そうです
  月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜本編に出て来た台詞を拾っていくと、良い感じになりそうですが……」
カグヤ「こういうのって私達がやるより、名無しさん達に色々想像してもらった方が良いんじゃないかな?」
タック「確かに、その方が良えのかもしれまへんな ボクのシーン台詞は、1番恰好良えやつで頼んまっせ!」
カグヤ「タックの台詞が1番コメディになりそう」

>>457

タック「プリキュアも遂に宇宙に出る時が来たんか」
シノ「宇宙規模の物語というのは、戦隊シリーズでも仮面ライダーシリーズでもやりましたし、
  プリキュアシリーズに出ても何もおかしくはありませんでしたけれど
  でも、今までのシリーズでは、異世界からの侵略者とかが多かったですけれど、宇宙からというのは今まで無かったかもしれないですね」
シノ「ちなみに、星のカービィシリーズで、宇宙に出た作品は、スーパーデラックスの銀河にねがいを
  他には64もそうでしたね プリキュアと星のカービィが、公式で共演する日も、そう遠くないかもしれませんね……」
タック「いや、流石に無理でっしゃろ」

シノ「今回はここまでですね 次回もよろしくお願いします では、さよなら」

460 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/02/26(Tue) 23:21
カービィのように吸い込む練習してるんだけど、吸い込めない?どうして?

461 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/02/26(Tue) 23:59
ニンテンドー3DSは今日で誕生から丸8年経過だけど、
まだ新作リリースが続いてるみたいだな
前機ニンテンドーDSは2012年の9月で完全ストップ、つまり7年9ヵ月だからとっくに抜いてる

462 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/02/28(Thu) 20:02
>ある事情により来られる頻度が減ってしまいました
ある事情ってタックの葬式かな?

463 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/03(Sun) 16:29
アドレーヌカムバック〜!

464 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2019/03/03(Sun) 17:54
アドレーヌ「こんばんは、バレンタインはカー君に義理チョコあげたの」
リボン「私は本命チョコあげたよ」
カービィ「二人ともありがとね」
大王「羨ましーなぁーカービィ、俺様もファンが欲しいデ」
カービィ「スマブラの灯火の星でも、全く目立てなかったもんね、大王」
アドレーヌ「そもそも肝心のストーリーが無いでしょ。
スマブラは三世代のXまでは良かったけど、四世代から駄目になったよ」
大王「アドレーヌ、リボン、お前らは今回スマブラに出られなくて寧ろ良かったデ。
評判落とされるキャラや、灯火の星への不満が多かったそうだ」
アドレーヌ「今のスマブラは、かつて私が出たいと思っていたスマブラじゃないなぁ。
あのスマブラがこんなに落ちぶれるとは…」

>>294
アドレーヌ「スターアライズ最強のこの私に、あんたの運は尽きたんだよって?笑わせる。
もし戦う気ならその言葉、そっくりそのまま返してあげる」
カービィ「面白いね君、弱いもの苛めはしたくないペポ、去りなよ」
アドレーヌ「もし格闘大会だったら、真っ先に倒されるタイプだよ」

>>295
アドレーヌ「最近は何かしらの大会も特に無いし、そんなのを見せてあげる機会が無くて…。
だけど大会さえあれば、私が番狂わせを演じてあげるよ。
一度は埋もれ、忘れられかけた、この私という国宝を知ってもらわなきゃ」
カービィ「僕が上位にいても予想を裏切る現実、スリルは教えてやれないかも。
僕は任天堂の西横綱(東横綱こと正横綱に次ぐNo.2)ポジションだからね。
もし僕がそれを教えてやれるとしたら、マリオに代わって東横綱になった時かな」

>>296
アドレーヌ「ははぁーーっ!(偉そうな人だなぁ)」
大王「ははぁーーっ!(なんで俺様が膝まづいてんだろ)」
カービィ「ははぁーーっ!(帰りたいペポ)」
リボン「ははぁーーっ!(めんどくさい…)」

>>297
カービィ「アイドルになりたかったけど、アイドルってよりヒーローになったペポ。
そして、いずれは僕とリボンちゃんでカービィカフェでも開こうかな。
誰かが開いたカービィカフェもいいけど、僕らが開くカービィカフェを望んでる人も多いと思うんだ。
あ、マキシムトマト農家もいいね、将来僕らで何かやってみたいペポ」
リボン「美味しさと可愛さで大人気のカービィカフェ、廃れさせたくないよね」

>>298
アドレーヌ「ギャンブルにのめり込みすぎて、金が尽きて命を払うはめになる人いるよね。
勿論、極稀にギャンブルで食っていける人もいるけど、
大多数はそんな無茶をしたら最悪自分だけでなく家族も苦しめちゃう。
あと、ギャンブルとは別にコロシアムがまさにそんな感じなんだって。
強さを知らしめるために金や命を賭ける人も、中にはいるんだよね」

>>299
アドレーヌ「憑依合体じゃないんだから…(笑)
あ、ゴースト、もしくはカー君のゴーストコピーならできるか」

>>300
アドレーヌ「ヘイホーの仲間でそんなのがいそう(笑)」

>>304
カービィ「僕ってなんかTOらぶるのララっぽいなぁ、天然でトラブルメーカーで、
後は声も似てるのかな、そしてメカニックな一面もあるペポ。
能力も高いけど、ララの星デビルーク星の人は皆能力高いし、そこは抜きにしとこうかな」
リボン「私はモモかな〜、頭の中ピンクのおバカだし。でもモモと違ってSじゃないんだよね。
あと単純に見た目がモモに一番近いかな、私は」
アドレーヌ「私は何だろ、御門先生か小手川唯かな。
この中じゃ委員長みたいな立場だし、同時に痴女ポジションも兼ねてるし、
どっちかが近いかな、と」
大王「俺様は校長ポジションなんだろうか。
エロい思いしやすいポジションにいるけど、その分手痛いしっぺ返しをよく受ける、
うん、俺様らしいデ」
カービィ「うんうん、大王らしいペポ」

465 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/05(Tue) 19:20
シノはリトポジションでタックは伊集院ポジションか

466 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/05(Tue) 19:22
THE虎舞竜ポジションは暗闇斎で良いね

467 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/06(Wed) 02:50
なんでもないような事が幸せだったと思う?

468 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2019/03/08(Fri) 23:46

シノ「それは練習量が足りないか、あるいは練習の仕方が間違っているからでしょう
  息を吸う時に使う筋肉は横隔膜です つまり横隔膜を鍛えればカービィさんのような吸い込みが出来るようになるのではないでしょうか
  どうやって鍛えれば良いかまでは教えません それは自分自身で見つけてください 自分で答えを見出すのが修行というものです
  いつか出来るようになる日が来る事を信じています 頑張ってくださいね」
タック「人間には不可能やってはっきり言えば良えのに……」
シノ「一見無意味でも、頑張る事に意味があるんです 私は常に頑張る人の味方であり続けたいんです」
ジュキッド「その心掛けは良い……だが」
カグヤ「しーのんはどこかずれてるよねえ」

>>461

タック「その3DSも、そろそろ終わりそうな感じやね ポケモンの新作も3DSではなくSwitchで発売されるみたいやし、
  時代は3DSからSwitchに移行する可能性があるかもなあ
  しかし3DSも誕生からもう8年経ったんかい 最近の事やと思ったらそうでもなかった事に驚きやね」
シノ「当時は3Dというのが画期的でしたね 3Dでゲームが出来るなんて、凄い時代になったと思いました
  DSは2画面でタッチ操作 これも当時は斬新に思いましたよね」
タック「発売された当時は画期的に感じても、時代が進めば当たり前になって来るのが現代社会の恐ろしさ
  今の子達は恵まれた環境にあるって事を自覚せなあきまへんで」
シノ「今の子供達はワンダースワンとかもう知らないんじゃないんでしょうか」

>>462

シノ「残念ながら違います いえ、それもあるんですが…」
タック「嘘は良くありまへんな じゃあ何でボクはここにいるんでっか?」
カグヤ「あなたは偽者のタック!本物は1週間前に死んでしまったの!南無阿弥陀仏!」
タック「くっくっく……バレてしまっては仕方が無い…!そうや!ボクは偽者や!……って、違うわ!本物本物」
ジュキッド「向こうに大金が入ったバッグがあったぞ」
タック「ホンマに!?ちょっと見て来ますわ!」
ジュキッド「本物だな」
カグヤ「本物だったね」
シノ「本物か偽物の見分け方がお金ですか……」
カグヤ「それで、本当は何が理由だったの?」
シノ「それは公には出来ません 強いてあげるなら、タックさんの葬式ですね、やっぱり」
カグヤ「あれは悲惨だったよねえ」
ジュキッド「おかしい奴を亡くしたな」
タック「だから死んでない言うてるやんか」

>>465

タック「何を根拠に?シノ姐はんはどっちかって言うたら金色の闇ちゃんのポジションやない?
  ほんでリトのポジションはボクが貰いますわ!ハーレムって素敵やん」
カグヤ「タックがモテるなんて絶対に無理でしょ
  転生して異世界に住み着いたとしても同じような生き方になってそう」
ジュキッド「30回ぐらい転生しないと無理かもしれんな」
タック「それ、もうボクじゃないんやない?」

>>466

タック「暗闇斎の旦那は虎舞竜よりアニマル浜口の方がぴったりやない?親馬鹿な所とか暴走する所とかそっくりやん」
シノ「高橋ジョージさんも娘さんにそういう一面があるらしいから、あながち間違いではなさそうですが……
  今初めて知ったんですけれど、虎舞竜って"とらぶりゅう"って読むんですね ずっと"こぶりゅう"だと思っていました」
タック「こぶりゅうって何か力士の名前みたいやね」

>>467

タック「何でもない夜の事、二度とは戻れない夜〜〜〜〜
  まあ、実際その通りだから困る "昔は良かった"とかいうやつやな」
カグヤ「私知ってるよ そういうの懐古厨って言うんだよね」
タック「そういう言葉、どこで覚えたん?
  過去にすがりたい気持ちは分からなくも無いけど、大切なのは今を大切に生きる事やと思うんよ
  過去は過去、今は今 そうして未来は創られるんよ ボクって案外良え事言うやろ?」
シノ「そうですね その一言が無ければ本当に良い台詞だったんですけどね 残念です」


469 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/09(Sat) 05:15
みんな関西弁で喋ってみて

470 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/09(Sat) 18:38
カービィは特殊能力の宝庫よー

471 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/11(Mon) 05:26
シノとタックが結婚したら、子供1兆人作りそう

472 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/11(Mon) 05:31
カグヤ様は自分に告らせたい相手いる?

473 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/11(Mon) 05:46
ジュキッドってファッションセンス無さそう…

474 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/11(Mon) 05:52
あっ!タックお前まさか!?













赤飯炊かないと…

475 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2019/03/11(Mon) 12:45

>>469

カグヤ「やだ!みんな関西弁で喋ったらみんなタックになっちゃう!」
シノ「それは関西弁を使う人に失礼ですよ 関西弁も、使う人によってはとても上品に聞こえたりするものです」
タック「それはボクに失礼だすよ それは何でっか?ボクの使う関西弁が汚いとでも?」
ジュキッド「少なくとも上品には聞こえんな」
シノ「関西弁って、意識して使おうと思っても中々難しいですね 場合によっては、その地域の人に失礼になるかも…」
カグヤ「つまり、適当な関西弁を躊躇なく使っているタックは失礼で迷惑な奴って事だね!解決解決!」
タック「そのまとめ方は何か納得出来まへんなあ…」
シノ「地域によって、言葉や文化って色々ありますよね
  自分にとっては見慣れない、聞き慣れない事でも、その地域の人からすればごく普通の事
  珍しい事、不思議に思う事、色々ありますが、そういった所から差別というものが生まれてしまうのでしょう
  例え言葉や文化が違っていたとしても、それを受け入れる広い心を多くの人に持ってもらいたいものですね」
タック「何か雑なまとめ方に思えるけど、まあ良えか!」

>>470

シノ「はい、確かにカービィさんは、様々な特殊能力を持っていますね
  敵を吸い寄せられる程の強い呼吸量、空気を溜め込んで長時間空を飛べる事、吸い込んだ空気を一気に吐き出し砲弾として攻撃に使える事、
  そして、敵の能力を自分の能力として使う事が出来るコピー能力……これだけ多くの特殊能力を持っていれば、宝庫と呼ばれるのも頷けますね」
タック「まるで技のデパートやな」
カグヤ「タックには特殊能力はないの?」
ジュキッド「こいつは存在そのものが特殊だからな」
タック「それどういう意味でっか?ボクにも勿論特殊能力がありまっせ!」
ジュキッド「例えば100メートル先に落ちた銭の音を確実に聞き取る事が出来るとかな」
タック「そうそうそう…ってそうやない!いや、それもあるんやけど…!」
シノ「出来るんですね……」
タック「ボクも一応忍者って名乗ってますさかい、忍術の類はある程度は出来るんでっせ!」
ジュキッド「主に金を巻き上げる系の術だな」
タック「そうそうそう…って違う!いや、違わないけど!」
シノ「そういう術があるんですね……」
カグヤ「成程…!タックはお金の亡者……っと……」
タック「違う!そうやない!違いますって!半分正解やけど!」
シノ「半分認めちゃうんですね……」

>>471

タック「ほうほうほう良えな、夢があって良えな
  そんだけ子供が出来たら1人くらい凄いのが現れるかもしれまへんな!総理大臣の誕生か?」
ジュキッド「何をわけの分からん事を言っているんだお前は」
タック「子供が1兆人生まれたら、少子高齢化社会も変えられるかもしれんしな、新しい時代を一緒に築いて行きまへんかシノ姐はん!?」
シノ「お断りします」
タック「玉砕!!」
カグヤ「5秒もしないでフラれたね」
ジュキッド「仕方が無い タックだからな」
カグヤ「タックだもん 仕方ないよね〜」
兵長「何ぃぃぃぃいいいいいいい!?シノとタックが結婚だと!?認めん!!拙者は認めんぞ!!」
カグヤ「今フラれたばっかりだけどね」
タック「ほらもうこういう面倒な事になるからそういう話したくなかったんやあダレカタスケテ〜」


476 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2019/03/11(Mon) 12:46

>>472

カグヤ「う〜んとね、カグヤちゃん妖精の国の第二女王だから、そういう世俗的な事は分かんないの〜」
タック「そっかあ!じゃあボクが今すぐ教えてあげますわ!レッツゴートゥギャザー!」
カグヤ「いやあああああああ!!来ないで変態!!」

 ゴンッ!!

ジュキッド「殴るぞ」
タック「もう殴ってますやんか」


>>473

ジュキッド「うむ、そうだな ファッションセンスが全く無いのは、女房からもよく言われている これは若い時からあまり変わっていない
  結婚当初から、もっとお洒落しろと小五月蝿く言われ続けてきたが、俺は論外だ そういうものは似合わんよ」
タック「そう言わず、旦那も人生に一度くらい何か着飾って見たらどないでっか?いつもの柔道着ばっか着てないで」
カグヤ「そういうタックだっていつも黒頭巾じゃん タックもファッションセンスないんじゃないの?」
タック「失礼でんな こう見えてもお洒落には気を遣っているんでっせ 黒頭巾黒頭巾言いますけど、この頭巾やってただの頭巾やありまへん
  超ブランド物の頭巾を何枚も持っていて、色やって1つ1つ若干違うんでっせぇ」
カグヤ「全部同じに見えるんだけど」
タック「妖精の女王なのに、見る目がありまへんなあ ボク程お洒落のプロとなると、さり気ない所にも気を利かすんや 例えばこの草履の鼻緒とかな」
シノ「すみません、自慢話は他所でやってください」

>>474

タック「え?何?赤飯炊いてくれんの?まいどおおきにありがとさん!赤飯だけじゃ物足りないから肉とかがあれば嬉しいかなあ
  サーロインステーキとかあれば良えなあ」
シノ「474さんは、果たして何を察して赤飯を炊いたのでしょうか……」
タック「そんなんどうだって良えやん 祝い事にせよ何にせよ、何は無くとも美味いモン食えればそれだけで幸せっちゅうモンですわ」
シノ「それもそうですね 理由は分かりませんが、そういう事にしておきましょうか」
カグヤ「タックだもん どうせろくでもない理由だよね なら別に知らなくても良いよ」
タック「何かそう言われると釈然としなくなるんだよなあ」
シノ「良いじゃないですか それじゃあこの話はこれでお仕舞です
  それより、471番から474番って同一人物ですよね?」

477 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/11(Mon) 21:20
シノちゃんファンクラブを作りましたお( ^ω^ )

478 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/03/11(Mon) 22:00

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」



邪幻斎「この星は……着実に恐怖に支配されつつある…………
  見える……見えるぞ………恐怖におののき、逃げ惑う人間共の姿が……………!
  全てが恐怖に支配された時、この星は我が手中に堕ちるのだ………!」

ダークソードナイト「この星に恐怖……!?一体何をするつもりだ…!?」
翁「邪幻斎様はこの星に恐怖を植え付けようとしておるのじゃ この星が恐怖の感情で溢れた時、邪幻斎様は本来のお力を取り戻すのじゃ」
ダークソードナイト「何だと……!?」
翁「邪幻斎様は無意味に星を襲撃させていたわけでは無い デスドラースも、文左衛門も、クチナワ・オロチも
  皆それぞれ恐怖を集めるべく作戦の指揮を執っていた やり方に違いがあれど、目的は皆同じだったのじゃ」
ダークソードナイト「恐怖を集める……だと……!?」
翁「邪幻斎様の司る感情は"恐怖"…!分かるか?恐怖という感情は、相手の支配に最も適しておるのじゃ
  憤怒、暴食、色欲、嫉妬、強欲、傲慢……そして怠惰 それら全ては"恐怖"に支配される事で誕生する感情じゃ
  この世の全ては恐怖で支配出来る……人々は皆、恐怖の中で生きておる……今日もどこかで誰かが死ぬ……次は自分かも知れぬ……
  いつ死ぬかも分からぬ、そんな恐怖とな……………」
ダークソードナイト「そうだったのか……!くっ……!」

鉄眼「邪幻斎」

邪幻斎「鉄眼……どうした?」
鉄眼「クチナワ・オロチは闇の忍び部隊に敗れた」
邪幻斎「何だと……!?」
ダークソードナイト「闇の忍び部隊め……!くっ……!では次の作戦の指揮はこの私が……」
翁「私にお任せください、邪幻斎様」
ダークソードナイト「何っ……!?」
邪幻斎「良いだろう お前に任せる 心して掛かれよ」
翁「はっ 仰せのままに」
ダークソードナイト「何故だ!?この私の方が敵戦力を充分に把握出来ている!この私を作戦の指揮官に選ぶべきではないのか!?」
邪幻斎「お前は必要な戦力だ 仮に死なれては困る……お前には、ここに残ってもらう必要がある」
ダークソードナイト「どういう……事だ………!?」
鉄眼「お前が知る必要は無い お前はただ、邪幻斎の命令通りに動けば良い 従わぬと言うなら即座に斬り捨てるが」
ダークソードナイト「………ふん、邪幻斎は私を必要な戦力と言った……ここで私を斬り捨てれば、貴様も只では済むまい……!」
鉄眼「………………………」
ダークソードナイト「良いだろう ここは命令通りにしてやる
  ……それで翁とやら、自ら作戦の指揮官を志願するという事は、何か良い考えがあっての事なのだろうな?」
翁「愚問じゃ 儂はこれまでの戦いを全て見て来た 闇の忍び部隊個々の戦力は全て分析済みじゃ
  奴らは部隊としては最強じゃ……じゃが、個人個人の力となると、儂の軍の方が遥かに上じゃ」
ダークソードナイト「貴様の軍……だと……!?」
翁「儂の軍は全員武に長けた一騎当千の精鋭揃い 奴らに斃せぬ敵は無い
  儂自らが集めた12人の戦士……我が自慢の最強の軍……その名も十二神将!」
ダークソードナイト「十二神将………!?」
翁「先程、儂は十二神将を招集した じきにこちらに集まるじゃろう
  説明は以上じゃ 面倒だから、後の事はお前自身の目で確かめよ」
ダークソードナイト「十二神将………!最強の軍……!?どんな奴らなんだ……!?」



 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第捌拾陸話 最強の敵、十二神将現る


479 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/03/11(Mon) 22:03


 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)
  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編(>>66-69)
  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏(>>73-76)
  第伍拾玖話 魑魅魍魎!悪霊達の宴(>>87-90)
  第陸拾話 悪霊退散!正義の炎燃え上がる時(>>97-102)
  第陸拾壱話 戦々慄々!幻影五人衆現る(>>109-114)
  第陸拾弐話 七転八倒!見えない思惑、隠された罠(>>131-134)
  第陸拾参話 怨霊跋扈!追い詰められた忍び(>>137-139)
  第陸拾肆話 電光石火!花火師決死の一発(>>151-154)
  第陸拾伍話 大死一番!花影流最後の試練(>>159-161)
  第陸拾陸話 呉越同舟!妖精を追え(>>164-166)
  第陸拾漆話 雷轟電撃!雷殺剣・召雷闇龍獄炎葬破斬(>>176-178)
  第陸拾捌話 阿鼻叫喚!復活の幻夢四天王(>>181-183)
  第陸拾玖話 星火燎原!希望の光、未だ消えず(>>188-189)
  第漆拾話 威風堂々!降り立った花影の戦士(>>191-196)
  第漆拾壱話 悲願達成!遂に入手、妖精の腕輪(>>211-213)
  第漆拾弐話 裏切りは突然に!我が名は夜叉丸(>>216-219)
  第漆拾参話 クチナワとの決戦!腕輪を奪還せよ(>>236-239)
  第漆拾肆話 運命を覆せ!虹龍・百花繚乱(>>253-257)
  第漆拾伍話 今明かされる、タックの過去(>>258-261)
  第漆拾陸話 復讐の毒蛇、オロチの策略(>>268-270)
  第漆拾漆話 血塗られた妖刀(>>272-274)
  第漆拾捌話 地獄の雷(>>336-339)
  第漆拾玖話 支配者黄泉、恐怖の妖刀(>>357-360)
  第捌拾話 妖刀事変!操られた住人達(>>381-384)
  第捌拾壱話 妖刀迷宮!仕掛けられた罠(>>395-399)
  第捌拾弐話 妖刀乱戦!卑劣なる闘争(>>402-406)
  第捌拾参話 怨みの邪蛇龍!復讐の刃(>>417-420)
  第捌拾肆話 絶望の悪夢 闇の忍び部隊、全滅(>>426-429)
  第捌拾伍話 覚醒!裁きの女神(>>440-444)



暗闇斎「よし!皆、着いたでござるぞ ここでござる」
タック「えぇー!?ホンマに温泉や!?思っていたより立派でちょっとびっくり!」
サスケ「俺達に内緒でこんな温泉を作っていたとはな」
暗闇斎「お前達には大変な目に遭わせてばかりでござったからな 温泉を作って労いの一つでもしてやりたかったのだ
  それが今日、ようやく完成してな ようやくお前達を招待する事が出来たというわけでござる」
ジュキッド「まさかこのような山奥にな……」
暗闇斎「人の目につく場所に作ればお前達にも知られると思ったからな 人の目に留まらぬ場所を選んだのでござる」
シノ「それは良いのですが……部外者までついて来てしまって良かったのでしょうか……?」
ミント「部外者とは失礼だな!あたし達だって、何度かあんた達に貢献して来た筈だけど!?」
メロン「いくらシノとはいえ、その発言は聞き捨てならないわね」
シノ「あ…すみません……そのつもりで言ったのでは……」
バウンシー「私…やっぱりいない方が良かったのでしょうか…?」
シノ「バウンシーさん……いえ……そんな事は……」
タック「バウンシーちゃんはボクが呼んだんや!今日は誰を連れて来ても構わないって話やったからな!連れて来たんや!
  温泉入って美味いモン食って、そしたら嫌な事全部忘れて元気になるからな!」
サスケ「それはお前だけじゃねえか」
タック「何やってぇー!?もう一回言うてみい!?」
サスケ「聞こえなかったか耳つんぼ 馬鹿って言ったんだ」
タック「んやとぉぉぉおおおお!?」
シノ「そこ!喧嘩しないでください!」
カグヤ「本当に賑やかだねえ」
暗闇斎「さあ、早く旅館に入ってくれ 旅館設備もしっかり設計したんでござるよ」
ワイユー「ほう、流石は現代殿!ではお邪魔するでござる!わっはっはっはっはっはっは!!」


480 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/03/11(Mon) 22:04

???「……闇の忍び部隊ってのはあいつらか こいつは絶好のチャンスだぜ」
???「おい、軍師の命令を忘れたのか?軍師は寄り道せず真っ直ぐ向かえと俺達に命令した 逆らえばどうなるか分かるだろう」
???「だがよ、軍師の目的は闇の忍び部隊の抹殺だ その為に俺達が呼び出された 違うか?
  つまり先に闇の忍び部隊を斃しちまえば、手柄は俺達のモンだ こんなチャンスは滅多に無ェぞ
  ここで見逃せば、他の奴らに横取りされる……怖いんなら先に行っても良いんだぜ 俺が1人でやってやらァ!」
???「あ…おい待て!全く……!」


タック「あぁーー美味かったぁーー!温泉も気持ちよかったし、マッサージチェアも最高やったし、ここでずっと暮らしても良えくらいやな!」
シノ「ご飯は結局殆ど私が作る事になったのですが……すみませんバウンシーさんにも手伝ってもらって……」
バウンシー「良いのよ なんだか少し元気になったから……皆のお陰ね、ありがとう」
タック「ツッキーはボクからガツンと言ってやるさかい、安心せい!女を泣かす男なんて最低や!あいつには灸の一つでも据えてやらんと……ヒック!」
シノ「タックさん、飲み過ぎですよ!」
ジュキッド「良いではないか 戦い続きで疲れていたんだ たまにはこういうのも良かろう」

暗闇斎「……では、本題に入ろうか」

シノ「……………!」

暗闇斎「サスケ、タック、地雷矢殿……お主ら3人は、生き返った時それぞれ巻物を手にして生き返っていた……
  その巻物、何か心当たりは無いか……?」
タック「巻物……ああこれでっか? さあ?これっぽっちも」
ジュキッド「そうだな……あの時は復活の為、必死に出口へと走った それからの記憶は全く無い……」
サスケ「逆に質問するが、あんたはこの巻物が何の巻物か、分かるのか?」
暗闇斎「それは……歴代の暗闇斎が生前遺した伝説の巻物でござる」
サスケ「何……!?」
ジュキッド「歴代暗闇斎が遺した……!?」
タック「伝説の…巻物……!?」
暗闇斎「歴代の暗闇斎は、忍術を極めた証として一つの巻物を作り、それを完成させるという義務がある
  暗闇斎が死んだ時、巻物は神への献上として、遺体と共に焼かれるのだ
  それが何故お前達の手元にあるかまでは分からんが、恐らく歴代の暗闇斎達がお前達に何かを託したかったのかもしれん
  サスケの持つ巻物は、炎術を極めた暗闇斎が作った巻物『火炎の巻』
  タックの持つ巻物は、風術を極めた暗闇斎が作った巻物『烈風の巻』
  そして地雷矢殿が持つ巻物は、水術を極めた暗闇斎が作った巻物『水流の巻』
  3つの巻物は、それぞれそう呼ばれていた」
シノ「所でその巻物、中には何が書かれていたんですか?」
タック「それが……全く読めない字で書かれていて解読出来ないんや よっぽど古い字やろうなあこれ」
シノ「確かに……これは解読出来ませんね………」

暗闇斎「ともかく、その巻物は大切に持っていろ 何かの役に立つかもしれん
  それともう一つ、話がある カグヤ殿、クチナワ・オロチとの戦いの時、シノの身体に何が起きたのでござるか?」
カグヤ「私も上手く行くとは思わなかったんだけどね、あれは人間と妖精の融合なの
  妖精の腕輪の伝説……昔、お姉様から教えたんだけどね……今から1000年も前の昔、リップルスターに邪悪な龍が姿を現したことがあったんだって
  その時、妖精の女王が1人の人間の勇者を呼び寄せたの 女王は、自分が身に付けていた腕輪を勇者に装備させ、その後自分の命を勇者に授けた
  女王の魂は勇者の体内に入り、そして融合した
  人間とも妖精とも違う姿となって、瞬く間に邪龍を撃ち落としたんだって
  戦いが終わった後、腕輪だけが残っていて、後は誰もいなかった
  その後の行方は分からないんだけど、一説では神様として今もどこかで生きているとか……
  残った腕輪はリップルスターの宝として、奉納される事になった……それが妖精の腕輪の伝説」


481 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/03/11(Mon) 22:07

タック「そうやったんでっか……!って事はこの先、どんな強敵が現れても、シノ姐はんとカグヤちゃんが融合すればそれに敵う相手はいないっちゅう事やな!」
カグヤ「これはそういう上手い話じゃないの……!さっき女王の姿とも人間の姿とも違う姿って言ったでしょ?それは人格もなの……」
ジュキッド「それはつまりどういう……」
カグヤ「"あれ"は私でもしーのんでもないって事!姿も人格も、私達のものじゃないの……
  あの時は融合が不完全だったから元に戻れたけど、完全に融合が出来ていたら、
  "あれ"は私でもしーのんでもない"別の存在"としてずっと生き続ける……元に戻る事は永遠に無い……!
  私としーのんはこの世からいなくなるの……!」
暗闇斎「………!」
タック「何……やって………!?」
サスケ「あれは禁断の術だったって事か……!という事は、てめェ…!俺達に説明も無しに試したのか!?」
カグヤ「仕方が無かったの!クチナワ・オロチは強い……!あのままじゃ、しーのんが殺される……!そう思ったからこうするしかないと思ったの…!」
暗闇斎「カグヤ殿の言い分にも一理ある……あれはシノでも勝てるかどうか怪しい相手だった……カグヤ殿はシノが殺されない為に最善の方法を取ったのだ
  それに、結果的に2人共無事に元に戻ったのだ 責める道理はどこにもござらんよ」
シノ「私の身に何があったのか……記憶はありませんけれど、無闇に使うべきではないという事ですね………」
暗闇斎「仮に融合する事になったとしてもすぐに元に戻らなければ2人は融合したまま永遠に元には戻らなくなる………
  そうなれば、元に戻る方法を知らなければならんのだが………………」
タック「そんな方法……あるんやろうか…………」
暗闇斎「とにかく、融合は多用してはいけないという事だ 融合はあくまで最終手段 出来れば最小限の力で勝利する方法を……」
ワイユー「話はそこまでだ 敵の気配でござる」
暗闇斎「何っ……!?」

 ドォォォオオオオオオオオン!!!

???「ハッハッハッハァ!!呑気にお喋りタイムか!?闇の忍び部隊!!」

ミント「何だ何だ!?今隣で物凄い音が聞こえたんだが!」
シノ「ミントさん!メロンさん達に伝えてください!敵です!今すぐ安全な場所へ避難してください!」
ミント「何っ!?わ…分かった!今すぐ知らせる!」

シノ「……誰ですか貴方達は?」

???「ハッハッハッハッハッハ!!敵に名を名乗れとぬかすか!」
???「当たり前だろ 見ず知らずの奴に突然襲撃されたら、大抵は名を尋ねるだろうが」
???「仕方無ェか!名も知らねえまま死にたくはねえよな!?特別に名を聞かせてやる!
  俺様は武留(ブル)!!幻夢教最強の一軍、十二神将の一人!」
???「俺は張(チョウ)同じく十二神将の一人だ……やれやれ、本来ならこんな所で油を売る暇は無いんだがな」

タック「十二神将…!?って何やそれ?」
サスケ「ふん…どうせ今までと同じ名ばかりの連中だろう」

武留「そいつは聞き捨てならねェなァ……さっき言っただろうが、今までの連中よりも最強だってなァ!
  今までと同じだと思っていると怪我をするでごじゃるよ!」
タック「ごじゃる?」
張「こいつの口癖だ こいつは気が昂るとこういう喋り方になる
  気を付けろよ?興奮状態のこいつはもう止められねぇ……気が済むまで暴れ続ける闘牛だぜこいつは」
武留「グッフッフッフッフ……!では…行くでごじゃるよ…!ぬおあああああああああああああああ!!!!」

暗闇斎「避けろ!!」

 ドォォォオオオオオオオオオオン!!!

タック「くっ…何て馬鹿力や!!」
サスケ「ふざけている割にやりやがる……!」


482 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/03/11(Mon) 22:08

張「フハハハハハハハ!!武留の突進をよく避けたな!あいつの突進をまともに食らえばひとたまりもない!
  貧弱そうなお前らなら一撃で即死だ」

タック「言いよったな…!お前らの方こそ、ボクらを甘く見ん方が良えで!旦那!!」

ジュキッド「おう!」

武留「グルルルルル……!グオオォォォオオオオオオオオオオ!!!」

ジュキッド「おおおおおおおおおおおっ!!」

 ドォォォオオオン!!

ジュキッド「ぐ……ぬおおおお……!!」

張「なっ……!武留の一撃を受け止めただと……!?だが……!」

 バキバキバキバキ……!

ジュキッド「くっ………!」
武留「グッフッフッフ………!」

張「やはり…受け止めるくらいが関の山だ 奴を投げ飛ばすなんざ誰にも出来やしない…!奴は十二神将一の怪力と体重の持ち主だからな!」
タック「うらぁぁあああああああっ!!」

 ビュン!!

タック「くっ…避けたか…!さっきからペラペラペラペラやかましいんじゃ!」
張「ほう…お前が俺の相手をするか……面白い…!」

 ビュン!!

タック「速い!!」
張「ぬおおおおおお!!チョレェェェエエエエエエエイ!!!」

 ドガッ!!

タック「ぐあああああっ!?」

カグヤ「タック!?」

タック「くっ……掠り傷や……!こいつも見かけによらず大した奴や……!」

張「くっくっく……お前こそ見た目の割に中々だ……!俺の猪霊拳をギリギリとはいえ躱し、致命傷を免れるとはな……!」
タック「拳…!?どう見ても蹴りやったやないか!?なんつー滅茶苦茶な奴らや!」


483 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/03/11(Mon) 22:09

サスケ「そこを退け黒頭巾!!」

タック「兄はん…!」

サスケ「食らえ!!」

 ドォォォオオオオオオン!!!

張「無駄だ!!」

 ビュン!!

ワイユー「とうっ!!」

張「何っ!?」

 ドン!!

張「ぐううううっ!!」

タック「初代の旦那!!」

張「最初の銃撃は囮……そっちが本命か……!」

ワイユー「ほう…まだ立てるか……致命傷を食らわせたつもりだったのだがな………」


ジュキッド「く……ぐ……ぐおおおお………!」

武留「グッフッフッフ……!限界でごじゃるか……?」

ジュキッド「くっ……何の……これしき………!」

シノ「ジュキッドさん!」

ジュキッド「シノ殿!」

シノ「そのまま捕まえていてください!はああああああああああっ!!」

武留「しまっ……!!」

シノ「花影流・火炎椿!!」

 ドォォォオオオオオン!!!

武留「グオオオオオオオオオオッ!!」

 ドォォォォオオオオオオン!!!

張「何っ……!?武留……!?」

タック「やった!一人撃破や!」

張「馬鹿な奴め…!武留を本気にさせたな!!」

タック「え……!?」


武留「グッフッフッフ………血が……この俺に……血を流させたな………!グッフッフッフッフッフ……!
  もう許さんぞォォォォオオオオ!!!肉塊になるまで叩き潰してやるゥゥゥウウウウウウ!!!
  出でよ!!牛王斧!!!」

張「牛王斧……!?馬鹿!あれをやる気か!?」

タック「あれ…!?何やあれって!?」

武留「十二神獣・丑ノ宝玉!!解放!!!」

シノ「………!」

暗闇斎「いかん……!!お前達!!旅館から脱出しろ!!急げ!!」


 ビュン!!


 ドガァァァァアアアアアアアアアアアアン!!!!


タック「何やあれ……!?巨大な牛に化けよった!!」

張「武留の馬鹿野郎…!十二神獣の宝玉をこんな所で解放しやがって…!」

ワイユー「奴は一体何をしたのだ…!?」

張「言っただろうが 奴は本気を出したんだ あれが奴の真の力…!こうなってしまえば正真正銘誰にも止められん…!」

武留「グッフッフッフ……さぁ〜て…どいつから先にミンチにしてやろうか……な!」

シノ「はああああああああああああああっ!!」

タック「シノ姐はん!」
暗闇斎「大丈夫だ!巨大化すれば動きが鈍くなる筈……!俊敏なシノの動きを捉える事は出来ない……!」

シノ「はああああああああああああっ!!」

シノ(ここは……一撃で決める……!花影流奥義……!)

シノ「虹龍・百花繚乱!!!」

 ドォォォオオオオオオオン!!!

シノ「なっ………!!」

武留「グッフッフッフッフッフ………!」

暗闇斎「馬鹿な………!」
タック「虹龍・百花繚乱を……防いだ……!」
サスケ「あの俊敏な動きを見切ったってのか…!」

張「当然だ 巨大だからと侮るなよ!奴は見掛けに寄らず、どんなに速い動きも見抜き、その速さに追いつく事が出来る!
  あの娘は武留にとって最初の標的となった!もう終わりだ!」

暗闇斎「シノ……!」

武留「グッフッフ……!肉塊コース決定でごじゃる!ぬおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

 ドン!!

シノ「あああああっ!!」

タック「シノ姐はん!!」

武留「肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊!!!」

 ドガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!

張「出たー!!武留の肉塊ラッシュだ!!食らった相手は牛王斧で全身を斬り刻まれ、最後は肉の塊となるのだ!!」

武留「こいつでフィニーーーーーーッシュ!!!」

 ドォォォオオオオオオオオオン!!!

暗闇斎「シノ!!!」

タック「シノ姐はん!!」


484 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/03/11(Mon) 22:09

張「はははははははは!!可哀想に!!だが自業自得だな!!あの娘は武留に喧嘩を売ったのだからな!!」

サスケ「てめェ……!!」


シノ「…………………………!」

ジュキッド「シノ殿…!」

張「何っ!?まだ立てるのか!?」

武留「あぁん……?何だお前…不死身か……?」

シノ「………………………」

武留「もう一度斬り刻まれたいようだな……!」

暗闇斎「シノ……!まさかお前……!」

シノ「…………カグヤちゃん!」

カグヤ「………!」

暗闇斎「待て!やめろ!!」

シノ「すみません父上……でも…止める方法は……もうこれしかありません……!」

カグヤ「………行くよ……!」

シノ「はい……お願いします……!」


カグヤ「聖なる力よ……私達に奇跡の祝福を……!今ここに神聖なる光を!!
  妖精魂魄共鳴奏(フェアリー・スピリット・ユニゾン)!!」

シノ「……………!」


暗闇斎「シノ!!」
タック「カグヤちゃん!!」

 ビュン!!

シノ(強い光が体を包む……!私が一体何になるかは分かりませんが……お願いします…!私達に力を……!)

 ッカァァァアアアアアアアアアアン!!!


妖姫「………………………………」

暗闇斎「……………!」

張「何だあれは……!?姿が…変わった……!?」

武留「グッフッフッフ……!何だか知らんが、姿が変わった所で、結局は同じだ……」

 ビュン!!

 ドォォォオオオオオン!!!

張「なっ………!!」

武留「グ……グオオオオオオオオオオオオ!!」

妖姫「……何と汚らわしい声……耳障りだ 即刻消え失せよ、魔獣」

武留「五月蝿ェェエエエエエエエエエ!!!」

張「馬鹿野郎逃げろ!!あいつ只者じゃねェ!!」

 ドォォォオオオオオオン!!!

武留「グアアアアアアアアアアアア!!!」

妖姫「二度目の忠告だ……失せよ これ以上、我が剣を貴様の薄汚い血で汚すなよ」

武留「お……己……!」

張「馬鹿野郎退け!!こいつはお前には無理だ!!」

武留「グ……!てめェ…!離しやがれ…!まだ勝負は……!」
張「一時撤退だ!!くそっ…!何て奴だ……!神獣以上の力が、まだこの世界に残っていたってのか!!こんな情報、どこにも無かったぞ!!
  この借りは、いずれどこかで返してやる……!!覚えておけ!!」

 ビュン!!


サスケ「撤退したか………」
ジュキッド「十二神将……あんなのが12人もいるのか………!」
タック「これは今まで以上に苦しい戦いになりそうやな……!」

暗闇斎「シノ……やったぞ……今すぐ元に……シノ……?」

妖姫「…………………………」

暗闇斎「シノ……?どうした……?なぜ戻らない………!?」

妖姫「シノ……?誰だそいつは?我が名は妖姫 裁きの女神………
  それより貴様らは何者だ……?新手の敵か……?」

暗闇斎「違う…!拙者達は……!」

妖姫「問答無用!貴様達は邪悪 邪悪は私の敵だ……消え失せよ、さもなくば貴様達に裁きを与える!」

タック「なっ……何やと!?」

暗闇斎「……………………!」


  第捌拾陸話 最強の敵、十二神将現る 終


シノ「次回予告です 十二神将の武留と張を退け、一安心したも束の間、妖姫が元に戻らない!
  それどころか、父上達を敵と認識して攻撃しました!
  お願いします……どうにか元の姿に戻って……!
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第捌拾漆話ご期待ください」

485 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/12(Tue) 01:47
>サスケ「聞こえなかったか耳つんぼ 馬鹿って言ったんだ」
地上波でアニメ化したら「耳つんぼ」って言葉が違う言い方になってそう

486 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2019/03/13(Wed) 13:05

>>477

シノ「ええっ!?私のファンクラブですか!?アドレーヌさんなら分かりますけど、私にファンなんて……
  いえ…嬉しいですけれど……あまり変な活動はしないでくださいね」
タック「良えやないでっか ファンクラブが出来たっちゅう事は、それだけ有名になったっちゅう事やしな
  これでシノ姐はんが公式から採用される事間違いなしでっせ!長い下積み生活とも、これでおさらばやな!」
シノ「今まで下積みだったんですか…!?いいえ…決して有名になりたいと思って始めたわけではありませんので……
  ですけれど、1人でも多くの人に、このスレッドを見て面白いと言っていただけるなら嬉しいです」
カグヤ「素直にNo1になりたいって言っちゃえば良いのにね」
シノ「なっ…No1なんて、恐れ多いです……!他にも素晴らしいスレッドが沢山ありますのに……!」
タック「駄目やなこりゃあ……」
カグヤ「しーのんは、態度が大きくても罰は当たらないと思うの それこそ女王様みたいなね」
タック「女王様のシノ姐はんとか何それ素敵やん……ほらシノ姐はん、早速蝋燭と鞭を持って…」
シノ「やりませんよ!」

>>485

タック「地雷矢の旦那といいサスケ兄はんといい、何でボクに対して辛辣なんやろうなあ」
シノ「日頃の行ないですね」
カグヤ「日頃の行ないだよね」
タック「そんな言う程悪い事してるつもりないんやけどなあ……確かに裏切り行為とか、そういうんはあったけど……」
カグヤ「それが一番大きいと思うよ」
シノ「ですが幻夢教との繋がりは完全に切れたようですし、正真正銘の仲間としていてくださるなら心強いですね」
タック「そう言ってくれるのはシノ姐はんだけですわ 正直、幻夢教にいても良え事は無かったし、幻夢教の事あんまり教えてくれんかったし
  本部の場所だってさっぱり知らんのや その癖人遣いは荒かったし、同僚はネチネチした奴ばっかりやったしで、さっぱりわやでしたわ」
カグヤ「組織から信用されてなかったんだよね、可哀想に」
タック「そらヤケ酒したくなるのも納得の理由よな!」
シノ「だからと言って飲み過ぎて良い理由にはなりませんよ」
タック「シノ姐はんは手厳しいなあ」
カグヤ「タックみたいな人は、厳しく言ってくれる人をありがたいと思わなきゃ駄目だよ」
シノ「…で、話を本題に変えますけど、やっぱり、鋭い人はいましたね そこは突っ込む人はいるんじゃないかと思っていました
  原作とアニメとで言い回しが違う事ってよくある事ですけれど、例えばこういった差別用語とかは別の言い方に置き換えられるでしょう」
カグヤ「他にどんな放送禁止用語があるかは、調べれば色々出て来るよね」
タック「ドラクエや最近のポケモンなんかも、変な名前は付けられんようになっているしなあ
  言葉って、些細な事でも傷つく事もあるから、言葉ってのは慎重に選ばないとあきまへんで」
シノ「サスケさんも、その辺は弁えているとは思いますよ ただ相手がタックさんだったからキツい言い方になったのでしょう」
タック「何でボクやったらキツい言い方になるんでっか?解せないのう…」
カグヤ「だから日頃の行ないでしょ 悔しかったら人の為になるような事をしたらどう?アルバイトとか」
シノ「仕事中にお酒を飲んだりしないか心配ですけど」
カグヤ「知ってるよ、バイトテロっていうんだよね、そういうの」
タック「ボクはそんな幼稚な事はせえへんよ せやけどなあ…ボクは自由に生きる風来坊 何かに縛られながら生きて行く事はしたくないんやなあ」
カグヤ「何か面倒臭いね」
シノ「タックさんはそういう人ですから、仕方が無いです」

487 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/14(Thu) 21:14
タックはんは顔も心もほんまイケメンやなぁ
皆もタックはんを見習わなあきまへんで!

488 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/15(Fri) 01:30
改編シリーズ


張「はははははははは!!可哀想に!!だが自業自得だな!!あの娘は武留に喧嘩を売ったのだからな!!」

サスケ「てめェ……!!」


シノ「…………………………!」

ジュキッド「シノ殿…!」

張「何っ!?まだ立てるのか!?」

武留「あぁん……?何だお前…不死身か……?」

シノ「………………………」

武留「もう一度斬り刻まれたいようだな……!」

暗闇斎「シノ……!まさかお前……!」

シノ「…………カズヤちゃん!」

カグヤ「………!」

暗闇斎「待て!やめろ!!」

シノ「すみません父上……でも…止める方法は……もうこれしかありません……!」

カグヤ「………行くよ……!」

シノ「はい……お願いします……!」


カグヤ「降参しまーす!!!!」

シノ「おいてめぇ」

489 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/15(Fri) 01:32
女王様のシノ姐にボンデージファッション着せたい

490 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/15(Fri) 01:37
改編シリーズ


武留「グッフッフ……!肉塊コース決定でごじゃる!ぬおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

 ドン!!

シノ「あああああっ!!」

タック「ツノ姐はん!!」

武留「肉塊肉塊肉くかっ…あっ!噛んでしまっ」

シノ「どんまい…」



491 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/15(Fri) 01:40
シノは武留の肉塊ラッシュに対抗して野菜塊ラッシュって新技作れ

492 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/15(Fri) 01:42
タックは武留の肉塊ラッシュに対抗して贅肉塊ラッシュって新技作れ

493 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/15(Fri) 01:59
改編してみたよー


武留「グッフッフ……!肉塊コース決定でごじゃる!ぬおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

 ドン!!

シノ「あああああっ!!」

タック「シノ姐はん!!」


武留「リックカインリックカインリックカインリックカインリックカインリックカイン!!!」

 ドガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!

張「出たー!!武留のリックカインラッシュだ!!食らった相手は虹の剣で全身を斬り刻まれ、最後は虹のしずくとなるのだ!!」

クー「俺は?」

張「えっ」

クー「だ か ら お れ は ? 」

張「!?!?!?」


494 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/15(Fri) 02:26
忍び街道まっしぐら!が地上波でアニメ化したらタックだけ常時モザイクかかってそう(ブルーレイではモザイクかかってない)

495 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/15(Fri) 17:44
シノ懐かしい! 小さい頃に初代カービィで戦った思い出あるな〜

496 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/15(Fri) 18:08
ジュキッドは切れ痔になりやすいイメージがある

497 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/15(Fri) 19:18
100円ショップは好き?

498 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/15(Fri) 19:33
無限大円ショップは好き?

499 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2019/03/15(Fri) 23:01

ミント「皆さんこんばんみ!久し振りに私達Girl3の登場です!2人でもGirl3だよ そこんとこヨロシクね!」
メロン「いい加減その口上ウザくなってきたんだけど」
ミント「まあそう言うなって!それより今回は、なんとゲストをお招きしております!
  今日はゲスト1名をお招きして3人でお届けしようと思います!」
メロン「ゲスト…?嫌な予感しかしないんだけど」
ミント「ゲストは誰が来るかは私達2人も知りません それではゲストの方、どうぞお入りください!」
ジュキッド「うむ……呼ばれたから来る事になった こういう場は慣れないが、よろしく頼むぞ」
ミント「………………………」
メロン「………………………」
ミント「あの……すみませんミントさん…………」
メロン「何…?」
ミント「私、ぶっちゃけこの人が来るって全然知らなかったんですけど…………」
メロン「私だって知るわけないでしょ」
ミント「全然会話が出て来ないんだけど………何話して良いか分かんないんだけど………ていうかぶっちゃけ、この人ちょっと苦手だわ私」
メロン「大丈夫よ 怖そうに見えるけど案外良い人ってタイプよあれは 別に怯える事もないじゃない
  相手はよくいるごく普通の中年のおっさん いつも通り行けば良いのいつも通りに」
ミント「そ……そうだよな……相手はどこにでもいそうなごく普通の中年のおっさん………
  いや…やっぱ無理かも……っていうか普通って感じじゃないじゃんどう見ても」
ジュキッド「聞こえているぞ 何か悪い事でもしたか…?不服なら帰るが……俺もこの空気は肌に合わんしな……」
ミント「いえいえいえ!そんな事ありません!ようこそおいでくださいました!」
メロン「ズバリお聞きします!既婚者と聞きましたが、尻に敷かれていると言うのは本当なのでしょうか!?結婚してどれくらいですか!?
  夫婦2人で道場を経営しているようですが、正直の所いくらぐらい儲かっているのでしょうか!?」
ミント「ズバリ聞き過ぎだ!!何遠慮なくずけずけ聞いてんのこの人!?」
ジュキッド「別に大した事では無いぞ それより早く返事を返してはどうだろうか?」
ミント「普通にスルーした!?何なのこの人!?」

>>487

ミント「はいはい本人乙」
メロン「構っている暇ないから次行きましょ次」

>>489

ミント「シノにボンテージファッション?何言ってんのお前」
メロン「寝言は起きて言うもんじゃないわよ 次次」
ジュキッド「おい待て」
ミント「え?何ですか?」
ジュキッド「いくらなんでも短すぎではないのか?もう少し話を引き延ばしたりとかしないのか?」
メロン「するわけないでしょ シノ達みたいに長々話出来る程暇じゃないの私達」
ミント「そうそう 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜の広報部だって任されているわけだし やりたくもないのに」
メロン「やりたくもないのに」
ジュキッド「何かよく分からんが、誤った方が良さそうだな……済まぬな」
ミント「しょうがない じゃあちょっと話繋げとく?で、何?ボンテージファッション着せたい?
  コスチューム強要とかあんた何?変態なの?それともただの馬鹿なの?そういうのがお望みならそういうお店に行って頼めば?」
メロン「女ならだれでも良いわけじゃなくてシノって名指ししているのがよけいに質悪いわね 誰でも良いって答えてたらぶっ飛ばしてたけど」
ミント「どの道ぶっ飛ばすんじゃねーか
  ……話繋いだけど、これでどうですか?」
ジュキッド「ああ……良いのではないだろうか」
メロン「はい満足していただけたようだし、次行きましょ次 ああ忙しい忙しい」
ジュキッド「シノ殿やタックが言っていた通りだ……やり辛いなこれは………」


500 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2019/03/15(Fri) 23:02

>>491

ミント「あー知ってる知ってる あれでしょ?肉より野菜マシマシにした方が健康に良いっていうあれ
  っていうか単に肉の量減らせばいいだけじゃん もしくは肉食べないとか」
メロン「やがてベジタリアンになるわね」
ミント「所で地雷矢…さん……?ジュキッドさん……?何て呼べばいいんだこの人?」
ジュキッド「別にどちらでも構わんが……ちなみに地雷矢というのは」
メロン「地を雷の様に裂き、矢の如く敵陣に突進するという戦い方からそう名付けられたんでしょ?シノから何回も教えてもらっているから知ってるわ」
ジュキッド「そうか……何度も教えているのか……?」
ミント「ジライヤって聞くと、ニンジャでブラックでコスギなあの人が思い浮かぶんだけど……まあそれはどうでも良いか
  それでさ、おじさん おじさんは肉と野菜、どっちを多く食べるの?」
ジュキッド「俺か……俺はどっちでもないな 最近は目刺しばかり食っている 夕食に出されるのはいつも目刺しだ……
  最初は厭だったが、毎日味わっている内にな、あれはあれで良いものだと感じるようになってきたんだ 目刺しは良いぞ目刺しは」
メロン「そう………何か可哀想に見えて来たわ…………」
ミント「中年の夫婦って、きっとこんな感じなんだろうね………」
ジュキッド「別に同情されるような事でもないと思うのだが……?」
ナレーション「突っ込み不在の恐怖――――」

>>492

ミント「贅肉塊ラッシュ…斬り付けられた相手は凄まじい贅肉により肥満体になってしまうという禁忌の技……!
  嫌らしい!何て嫌らしい技なんだ!」
メロン「まさにあの黒頭巾にぴったりの技ね」
ミント「しかもあいつの事だから、美女ばかり狙うぜきっと!」
メロン「全国の女性の敵ね……あいつはこの星から追い出さないと」
ジュキッド「あいつは、宇宙に放り出されてもまた何事も無く戻ってきそうだな」

>>494

ミント「確かに、あいつの存在自体、18禁みたいなもんだからな 放送禁止っていうか映す価値無しだわ
  でも、モザイク処理は意外と金がかかるから、配役の差し替えで良いんじゃないかな」
メロン「ギャラが発生するわけだから結局変わらないわよ」
ミント「女性への暴行とか麻薬所持とかで逮捕されない限りは配役差し替えはあり得ないか…残念」
ジュキッド「何を残念がっているんだ…?不謹慎な話ではないだろうか……」

>>495

ミント「うんうん、そうだねー 495はさ、1回病院行って診てもらった方が良いんじゃないかな?」
メロン「ミント懐かしい!小さい頃にカービィ2でいじめ倒した思い出があるわ〜」
ミント「メロン、お前も病院に行って来い 出てないからな言っておくけど」
ジュキッド「対応が段々雑になってきた気がするぞ」

>>496

ジュキッド「何?痔で悩んでいるのか?それは放っておいてはいけないぞ
  奇遇だな 実は女房も痔で悩んでいてな、丁度今日、暗闇斎殿に痔に効く薬を作ってもらった所だったのだ
  沢山あるからな、1つ分けてやろう すぐに治るそうだ 良かったな」
ミント「あのー…人の話、聞いてる?」
ジュキッド「しかし、暗闇斎殿がこれ程薬に詳しかったとは……俺も薬について学んだ事はあるが、傷薬ぐらいしか作れなくてな……
  だがお陰で助かった 女房には常に健康でいて欲しいからな ついでに口五月蝿いのも治ってくれれば良いのだが……」
メロン「もしかしなくても、この人、天然?」

>>497

メロン「ええ、大好きよ 必要なものは大体そこで揃うもの
  宴会とかのビンゴ大会の景品は、これで誤魔化せる事もあるわよ 実は高級品って言えば皆信じてくれるもの」
ミント「バレたら後が怖い奴だぞ、それは」

>>498

メロン「ええ、大好きよ 無限大な夢の後の何も無い世の中じゃ、そうさ愛しい想いも負けそうになるけど」
ミント「Stayしがちなイメージだらけの頼りない翼でも、きっと飛べるさ」
メロン&ミント「おおおおおおおおおおおおまあああああああああああああああいらああああああああああああああああああああ!!!」

501 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2019/03/16(Sat) 00:36

>>488、他改変ネタ

メロン「面白味に欠けるから、30点って所ね でもその努力は評価するわ
  だからその無駄な努力に敬意を表して、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜第捌拾陸話の未公開シーンをお送りするわ
  本当は公開する予定じゃなかったんだけど 特別にね」
ミント「温泉と言えば入浴シーンって言う人もいたかもしれないけど、時間の尺っていうか文字数の尺で止む無くカットしたんだよね
  このままお蔵入りにしておくのも勿体無いと思うから、今回はそのカットした部分をお届けします 嫌なんだけどさ、本当は」



 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第捌拾陸話 最強の敵、十二神将現る 未公開シーン編


タック「あぁ〜〜〜良え湯やなあ〜〜〜〜」
暗闇斎「そうだろう この温泉に使われている湯にはと、ある秘薬を入れているのだ
  疲れも傷もたちまち癒えてしまう神秘の湯とでも呼ぶと良いでござる」
ジュキッド「うむ……確かに、日頃の女房への恨み辛みも消し飛んでしまいそうだ」
暗闇斎「そのような効力は無いのだが……まあ良いだろう 病は気からとも言うしな」
サスケ「いい加減な奴だな」
タック「しっかし、見事に男ばっかりやないか むさ苦しいったら無いわ」
ジュキッド「当たり前だろう ここは入浴場だぞ」
タック「入浴場だからこそや ホンマは分かってはる癖に、しらを切るのはズルいでっせ地雷矢の旦那!」
サスケ「さては…また変な事を考えてやがるな」
タック「入浴場といったら混浴と相場が決まっておるんや!暗闇斎の旦那!何で混浴にしなかったんや!」
サスケ「やはりか……」
暗闇斎「混浴になどするわけがないだろう!拙者はシノの父親だ!貴様達風情がシノと同じ風呂場に入れると思うなよ!」
タック「何でや!!このケチ!!悪魔!!畜生!!外道!!」
暗闇斎「外道で悪かったな!!文句があるなら出て行ってもらおうか!!」
タック「しゃーない ここの湯は気に入ったからな、大人しくしたろか」
ジュキッド「やれやれ、呆れた奴だ」
暗闇斎「全くでござるな」
ワイユー「わっはっはっはっはっは!!良いではないか!!男同士身体を預け合うという他の場では中々無い素晴らしい機会だ!!」
タック「それ、変な意味にしか聞こえへんからやめて」


シノ「はあ……こうやって落ち着いたのはいつ以来でしょうか……」
バウンシー「良いお湯ね、疲れも取れて、嫌な事も忘れそう……」
シノ「バウンシーさん……」
バウンシー「良いのよ 気にしないで 本当、シノさんにはいつも迷惑ばかり掛けちゃって……」
シノ「そんな事ありません……私こそ…………」
バウンシー「シノさんなら、ツッキーを連れ戻してくれるって信じているから、だから私はもう何も悩まない事にするわ」
シノ「バウンシーさん…………」
ミント「ほらそこ!そんな辛気臭い顔しない!せっかくの良い湯が台無しだろう!」
シノ「すみません……」
メロン「謝るのは無し!」
シノ「きゃっ…!メロンさん……どこを触って……!」
メロン「ふふ……シノの肌……とても綺麗ね…………」
シノ「ちょ……ちょっと……メロンさん……!ひゃああっ…!」
ミント「馬鹿メロン!お前何やってんだ!シノを離せ!嫌がってんだろが!!」
メロン「お邪魔虫は引っ込んでろバーカ!」
ミント「馬鹿だとぉ!?馬鹿って言った方が馬鹿なんだよバーカ!!」
バウンシー「ミントさん駄目それブーメラン!」
カグヤ「はあ……やれやれなんだから………」


タック「……!おおっ!向こうで何か良え感じの予感……!ボクをおいでおいでと誘っているかのようなこの感じ……!」
ジュキッド「おい待て、どこに行く……?お前、そこは……」
サスケ「………………」

タック「離してくれ地雷矢の旦那!!これはどうしても!どうしても譲れない戦いなんや!!」
ジュキッド「言っている意味は分からんが行くな!!お前、大人しくすると言わなかったか!?」
タック「大人しくする!?何の事でっか!?男ならこのチャンス逃してなるものか!丁度あそこに覗けるスペースが!!」
ジュキッド「やはり貴様……!戻れ!どうなっても知らんぞ!」
タック「離せ!ボクは行かなきゃあかんのや!あの禁断の花園に!!」

暗闇斎「何が禁断だと言うのだ……?」

タック「げっ……!暗闇斎の旦那……!」

サスケ「……先に上がるぞ」

暗闇斎「貴様………まさかそこから……女湯を見ようというわけでは……あるまいよな…………?」


502 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2019/03/16(Sat) 00:37

タック「あの……お父様………落ち着いてください………これはその……………」
暗闇斎「誰が貴様のお父様だ!!己貴様!!そこからシノの身体を見ようとした事は明々白々!!
  そんな事をして貴様、明日の日の出を拝めると思うなよ!!」
タック「男の本能には逆らえんのや!!お父様!!そこを何とかお頼み申す!!」
暗闇斎「だから貴様の父親になった覚えは無いと言うに!!くどい奴め!!そんなに拙者に認めてもらいたくば拙者を倒してから行け!!」
タック「ほあたああああああああっ!!」

 ドガッ!!

暗闇斎「ぐああああっ!!……貴様!!本気で殴る事無いだろう!!」
タック「倒せっちゅうたのは誰や!?」
暗闇斎「良いだろう…!こうなれば拙者も本気だ……!手加減は一切無し、情け無用の殺し合いと行こうか……!!」
タック「望む所や!!」
ジュキッド「おいやめろ!こんな場所で争うな!タック、お前もいい加減にするんだ!」


バウンシー「……何か向こうが騒がしいわ」
シノ「………少し大人しくしておきます…………忍法!」


タック「………ん…?何や……?」
暗闇斎「どうした…?よそ見をすると首が飛ぶぞ」
タック「いや……上……上………」
暗闇斎「上……?…………!何だあれは!?」
ジュキッド「無数の金ダライが………!」

 ドンガラガッシャ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!


バウンシー「あ……大人しくなった………」
ミント「シノ……何をやったんだ……?すっごい大きな音がしたけど………」
シノ「何でもありません 大人しくなったのだから、良いじゃないですか」
メロン(シノは今後、怒らせない方がいいわね……)
ミント(ああ……そうだな………)
バウンシー(シノさん……目が笑ってない………)


タック「な………何で………こんな目に………………」

暗闇斎「か……川が………川が見えるでござるぞ……………」

ジュキッド「何故……俺までもが………こんな……………」

ワイユー「因果応報でござるな、わっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」



  第捌拾陸話 最強の敵、十二神将現る 未公開シーン編 終


ミント「………………やっぱり流すべきじゃなかったな、これ」
メロン「そうね………無かった事にして正解だったわね」
ミント「そんなわけで、次回の月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜もよろしくな!それじゃあ皆、セイ!バイバイ!」

503 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/17(Sun) 14:28
>メロン「ミント懐かしい!小さい頃にカービィ2でいじめ倒した思い出があるわ〜」
ボケたな~メロンは、ミントの初登場はカービィ2じゃなくて













スターアライズだろ

504 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/17(Sun) 14:32
>タック「男の本能には逆らえんのや!!
お前男だったの!?

505 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/17(Sun) 17:24
タックに性的な目で見られてどう思う?

506 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/17(Sun) 19:27
ボンテージファッションのメロンにいじめられて喜んでるミントの動画ください!

507 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/17(Sun) 19:30
大王様のデデデの旦那にボンデージファッション着せたい

508 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2019/03/17(Sun) 21:34

>>503

シノ「どちらとも違います メロンさんと503さんには、一度病院に行って診てもらう事を提案します」
カグヤ「いい加減な事ばかり言ってるとタックみたいになっちゃうんだから」
ジュキッド「そうだな あいつは特に嘘つきの塊だからな」
シノ「ついでにタックさんも病院で診てもらう事を提案します」
タック「全然関係ないのに巻き添え食らうの何でなん?」
カグヤ「タックだからだよ」
タック「そんな坊やだからさみたいに言われてもなあ」

>>504

タック「逆にボクが女に見えんのお前?それはそれで良えけどな 女に見られんのもまんざらじゃないでっせ
  ほれほれ、抱いてみたいん…?あっいやぁ〜んそこは…おやめになってぇうっふ〜〜〜ん なんつってな!なははははははは!」
カグヤ「キモチワルイ……」
ジュキッド「お前は当分出入り禁止だ」
シノ「タックさん、お元気で」
タック「何でそんな冷たいん……?冗談やってぇ」

>>505

シノ「不快です」
タック「バッサリや!!」
ジュキッド「当たり前だろ」
カグヤ「全国の女性が嫌がるかもね タックはイヤらしいもん」
タック「例えばの話やけどな、皮膚にカサブタが出来ていたとしよう 剥がしたくなる欲求が出るやろ?
  要はあの感覚と一緒なんや」
ジュキッド「言っている意味がよく分からんぞ」
シノ「それは女湯を覗いて良い理由にはなりませんよね」
カグヤ「デデーン!タック、アウトー」
タック「そんなー」

>>506

シノ「それじゃあ2人に何とかお願いしてみます」
タック「しなくて良えわ!そんなんお願いしてはい分かりましたって言うと思いまっかあの2人が」
シノ「ああ見えても演技力はありますし、短編ドラマを1本撮りたいって言えば快く引き受けてくれますよ」
タック「ちなみにシノ姐はん、ボンテージファッションってどういうのか知ってはるんでっか?」
シノ「知ってますよ メロンさんが部屋着としてよく着ていますから」
タック「そうなんでっか!……え…?待って……ちょっと待って……?部屋着として着ている…?それホンマに……!?その話詳しく!」

>>507

シノ「陛下に……?それなら直接陛下にお願いしてみてはいかがでしょうか?案外、引き受けてくれるかもしれませんよ?
  もし断られたなら素直に諦めてくださいね」
タック「普通に断るやろなあ……」

509 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/03/17(Sun) 21:55

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」



暗闇斎(ナレーション)「前回までのあらすじでござる クチナワ・オロチを撃退し、ひと段落着いた拙者達だったが、
  また新たな刺客が姿を現した 十二神将と名乗る2人の刺客に苦戦するも、シノが妖姫へと変化し、これを退ける事が出来た
  しかし……」



暗闇斎「シノ……?どうした……?なぜ戻らない………!?」

妖姫「シノ……?誰だそいつは?我が名は妖姫 裁きの女神………
  それより貴様らは何者だ……?新手の敵か……?」

暗闇斎「違う…!拙者達は……!」

妖姫「問答無用!貴様達は邪悪 邪悪は私の敵だ……消え失せよ、さもなくば貴様達に裁きを与える!」

タック「なっ……何やと!?」

暗闇斎「……………………!」

ワイユー「いかん……!これは妖精の姫君の言う通りになってしまったというのか……!」
ジュキッド「シノ殿とカグヤ嬢が……!馬鹿な…!そんな事、あってはならぬ……!」
サスケ「だが、元に戻す方法は分からねェままだ
  あのチビの言う事が本当なら、完全に融合しちまっているならもう手遅れって事だ」
暗闇斎「何としても元に戻すんだ!あれは裁きの女神と名乗った……!放っておけば、妖姫はこの星全体に裁きを与えるだろう……!
  そうなればこの星そのものが危険だ……!何としても元に戻さなければならん……!」
タック「せやけど、どうやってや!?」
暗闇斎「それを今から考えるんだ!シノは絶対に取り戻す!絶対だ!行くぞ!!」



 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第捌拾漆話 裁きの女神降臨!シノ覚醒の時



 前回までの記録

  第捌拾陸話 最強の敵、十二神将現る(>>478-484)



妖姫「……貴様達は退かぬようだな…… 構わぬ この裁きの刃で貴様達を排除するまでだ」

暗闇斎「拙者達は戦う気は無い!話を聞いてくれ!拙者達は敵ではない!」
妖姫「聞く耳持たぬ 言っただろう、貴様達からは邪悪な気を感じると
  邪悪な貴様達の戯言など信を置く事は出来ぬ」
暗闇斎「良いから聞け…!お主の持つその身体……それは拙者の娘の身体だ……!拙者の娘を返せ!」
妖姫「知らぬ 貴様の事もその娘の事も」

 ビュン!!

ワイユー「危ない!!」

 ビュン!!

暗闇斎「ううっ!!」
ワイユー「くっ…」

タック「暗闇斎の旦那!」

暗闇斎「初代殿……済まない……怪我はござらんか…!?」
ワイユー「心配には及ばん……それより気を付けよ あれはもう説得は通じん
  拙者達を邪悪と認識し、敵と判断した以上、何を言っても耳を貸す事は恐らく無い
  であるなら致し方無い……こちらも武力を以って応戦し、彼女を止める他無い!」
暗闇斎「待て…!攻撃すると言うのか……!?」
サスケ「じゃあ他にどんな方法があるってんだ!?説得が通じねェなら力尽くで止めるしかねェだろう!」
ジュキッド「俺達もシノ殿を傷つけたくは無い……!だが他に方法が無いのなら、これも俺達の使命なのだ!」
タック「ここはボク達に任せるんや!シノ姐はん……!どうにか堪えてくれ!」

暗闇斎「お前達……!頼んだ!」


510 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/03/17(Sun) 21:56

バウンシー「はあ……はあ……2人共、怪我は無い……?」
ミント「あたし達は大丈夫だ それより他の皆の方が心配だ……!」
メロン「旅館がものの見事に全壊ね……今度の敵は相当な強者とお見受けしたわ」
ミント「感心している場合じゃねえだろ!」
メロン「どこに行くつもり?」
ミント「戻るんだよ!今頃戦いも終わっている筈……!怖いけど、皆の無事を確かめなきゃ…!」
メロン「あんたが行ったって邪魔者になるだけよ」
ミント「何だと!?」
メロン「だから私も行くわ 貴方も行くでしょ?」
バウンシー「は……はい……!」


サスケ「食らえ!!」

 ドォォォオオオオン!!

妖姫「効かぬ」

 ビュン!!

タック「はああああああっ!!疾風剣!!」

 ビュン!!

妖姫「遅い」

 ヒュバッ!!

タック「ぐああああっ!!」

ジュキッド「ぬおおおおおおっ!!」

妖姫「愚か者め」

 ドン!!

ジュキッド「ぐううっ……!!何のこれしき!!」


ワイユー「とおおおおうっ!!」

 キィィイイイイン!!

妖姫「無駄だ」

 ビュン!!

ワイユー「くっ……!まるで隙が無い……!」
タック「何て奴や……!あいつの動き、シノ姐はんそのものや……!戦い方も技もシノ姐はんと同じのを使いよる!」
暗闇斎「ああ……シノとしての記憶は無いが、あれはまさしくシノだ……!」
サスケ「しかし速さと力は格段に上がっている……!あれでは為す術が無いぞ!」
ジュキッド「これ程とは……!」

妖姫「終わりだ……大人しく裁きを受けるが良い」

暗闇斎「最早……これまでなのか………!」

ミント「おーーーい!!皆ーーー!!」

妖姫「………!」

暗闇斎「……!来るな!!来ては駄目だ!!」

ミント「え……!?なっ……!何……だ………あれは……!?」
メロン「ミント、どうした…………!?あの姿は……!?」
バウンシー「シノさん…!?どうしてあんな姿に……!?」

タック「来たらあかん!!殺されるぞ!!」

妖姫「……何者だ、貴様達」

ミント「何者か…だって……!?そんな事も忘れちまったのか!?あたしだ!ミントだ!」
メロン「私はメロン……覚えているでしょ……?」

妖姫「貴様達など知らん……裁きの邪魔だ 邪魔をするなら排除するまで……」

バウンシー「シノさん!私達の事、本当に忘れちゃったの!?」

妖姫「………!」

タック「バウンシーちゃん……!」

ミント「シノがあたし達の事を忘れる筈が無い!思い出してくれ!」
メロン「シノ……お願い……!私達の声……聞こえるでしょ……?」
バウンシー「シノさん……!どんな姿になったってシノさんはシノさんよ!
  シノさんは、いつだって私達を助けてくれた……時には励ましてくれて……私達の力になってくれていた……!
  だから、私も……私達も……シノさんの助けになりたいの……!」
ミント「シノ……!思い出してくれ……!」
メロン「シノ………!」

妖姫「何……だ…………何だと言うのだ………!?私の中で……何かが叫んでいる………!何なのだ……これは…………!?」

タック「妖姫が……動揺している………!」

暗闇斎「………!チャンスだ!拘束する!忍法!!」

 ビュン!!

妖姫「……!しまっ……!」

 ドン!!

妖姫「くっ………!」

暗闇斎「シノ!!思い出してくれ!!お前は……自分自身を失う程、弱くは無いだろう!!」

妖姫「何なのだ……さっきから……!くっ……!あああああああああああああああああああああああ!!!」



シノ(妖姫)「…………………あれ……?ここは…………皆……!」

ミント「シノ……?貴方、シノだよね……?」

シノ(妖姫)「はい……?そう……ですけど………」

メロン「戻った!」
バウンシー「シノさん……!良かった……本当に……!」
ミント「やったーーーー!!やったぞーーー!!」
メロン「五月蝿い」
ミント「すみません」

サスケ「どうやら、元に戻ったようだな」
ジュキッド「ああ…あの娘達の必死の呼び掛けがシノ殿を救ったのだ 実に天晴れだ」
タック「何やそれ!ご都合主義やんけ!しょーもな!」
サスケ「その割には嬉しそうじゃねェか 涙まで流してよ」
タック「悪いか!こん畜生〜〜!」


511 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/03/17(Sun) 21:57

カグヤ(妖姫)『ふう……どうにか意識を取り戻せたみたいだね』

シノ(妖姫)「カグヤちゃん……!?どこから声が」

カグヤ(妖姫)『今の私はしーのんの心の中にいる つまりテレパシーで喋っているの
  皆…本当にありがとう!皆の声のお陰で、私もしーのんも、この世から消えずに済んだの
  この声を忘れない限り、これから先も、私達は私達のままで妖姫として戦う事が出来るの』
シノ(妖姫)「え…?そうなんですか……?」
カグヤ(妖姫)『多分だけどね じゃあ、元に戻るよしーのん』
シノ(妖姫)「え……?」


カグヤ「ただいま皆ー!心配掛けちゃってごめんねー!」
サスケ「このチビ!心配どころじゃなかったぞ!こっちは死ぬ所だったんだからな!」
カグヤ「だからごめんって言ってんじゃん!っていうかチビって言うなー!」

シノ「私も……申し訳ありませんでした………」

暗闇斎「馬鹿者!!」

シノ「…………!」

タック「だ…旦那……!?」

シノ「父上………」

暗闇斎「無事で良かった……それと………もう勝手にいなくならないでくれよ……
  拙者は父として、娘のお前の事が大事でござるからな………」
シノ「父上………すみませんでした………それと、ありがとうございます………」
暗闇斎「おかえり、シノ」
シノ「はい……ただいま…です 父上」

タック「はいはいめでたしめでたしやな ボクはもう疲れたわ 温泉入り直そう思ったけど、旅館壊れてもうたしなあ……がっかりや」
ジュキッド「やれやれ……お前は相変わらずだな 台無しだぞ」
暗闇斎「旅館は壊れてしまったが、まあまた建て直せば良い
  今日はもう遅い ここで一泊して帰るとしよう 野宿になってしまって申し訳ないがな」




暗闇斎「……………………………」

シノ「………あの……父上……」

暗闇斎「シノか……どうした……?眠れないのか」
シノ「本当にすみませんでした……融合はするなって言われたばかりだったのに………」
暗闇斎「何だその話か……それはもう済んだ話だ それより今は、体を休める事の方が大事だ」
シノ「体を……?」
暗闇斎「今のお主は、花影流の秘薬の効力で身体能力が向上、更に妖精の腕輪を装備している事で能力の増強と再生能力が加わった
  今のお主の状態は、まさに最強の状態と言えよう だからと言って過信は禁物だ
  何度も言っているが、奥義の多用は体の負担に関わる ましてや妖精との融合という無茶をした事で体に更なる負担を与えている
  このままだとお前は…………良いか、使い所はくれぐれも気を付ける事だ」
シノ「……分かりました………そうですね……私も薄々気付いていました……暫く戦い続きで、私の身体が時々悲鳴を上げている事を………
  時には休息をとるのも大事な事ですよね」
暗闇斎「そういう事だ 戦いは暫く奴らに任せても良いだろう あいつらはお主が思っているより何倍も強い お主の心配には及ばんよ
  それに、あいつらなら、それぞれが手に持っていた巻物の謎を自力で解く事が出来よう」
シノ「巻物の謎……?」
暗闇斎「もし、あの巻物が歴代の暗闇斎が託したものだとすれば、これは3人に与えられた試練だろう
  それぞれが試練を乗り越えた時、あの巻物の謎が解き明かされる……そんな気がするのでござるよ
  違っていたとしても、どの道あいつらには今まで以上に強くなってもらわなければ……先程の敵は強かった
  今のままでは、勝つ事はほぼ不可能と考えて良いだろう 今回はそんな戦いになりそうでござる」
シノ「そんな………!」


  第捌拾漆話 裁きの女神降臨!シノ覚醒の時 終


シノ「次回予告です 十二神将の武留がプププランドを襲撃
  力任せに振るう斧は無情にも街を破壊し続ける……
  闇の忍び部隊が立ち向かいますが、神獣形態の武留を止める事が出来ない……!
  やっぱり、私が戦うしか……黙って見ているだけなんて出来ません……!父上……!
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第捌拾捌話ご期待ください」

512 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/18(Mon) 05:11
>ジュキッド「当たり前だろ」
ジュキッド、あんた女性だったのか…!?

513 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/18(Mon) 05:19
>十二神将の武留がプププランドを襲撃
カービィいないのか?

514 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/18(Mon) 05:26
妖姫モードをシノとカグヤとジュキッドとメロンとミントとツキカゲと暗闇斎とサスケとワイユーの
9人合体すれば意識がコントロール出来て楽に戦えそう

515 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/18(Mon) 05:30
>タック「逆にボクが女に見えんのお前?それはそれで良えけどな 女に見られんのもまんざらじゃないでっせ
>ほれほれ、抱いてみたいん…?あっいやぁ〜んそこは…おやめになってぇうっふ〜〜〜ん なんつってな!なははははははは!」
ふーん…(いやらしい手つきでタックの身体を揉んでる)

516 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2019/03/18(Mon) 08:03

>>512

ジュキッド「……む?何か勘違いしておるようだな 俺は男だ 断じて女などではないぞ」
タック「この人、堅物やさかい、あまり冗談は通じないんや 許したってや」
ジュキッド「なんだ、これはいわゆるジョークとかいうやつなのか?俺にはさっぱり分からん」
タック「まだまだ勉強が必要ですな!ボク程になってくると、こんなレベルのトークすら楽しめるようになってきておる
  いやぁ〜ん、おやめになってぇうっふ〜〜〜ん ほら、地雷矢の旦那もやってみぃ」
ジュキッド「お前の言う事はよく分からんぞ」
カグヤ「おじさん!おじさんはタックみたいな事やっちゃ駄目だからね!馬鹿はタック1人だけで充分だから!」
シノ「ジュキッドさんは大丈夫ですよ」
タック「何かボク1人だけがイロモノみたいな言い方やな、それ」
シノ「違うんですか?」
タック「違いますわ 至って正常純情あゝ無情」
カグヤ「またわけの分からない事を言ったから落第落第」
タック「落第って何の!?」
シノ「普通の人失格って事だと思いますよ」

>>513

シノ「いません 正式に言えば、陛下と旅に出ています
  詳細は前作にあたるデデデでプププなものがたり激闘編を見ていただきたいのですが、
  最終回の後の時間軸となりますので、カービィさんや陛下達は旅に出て戻ってこないんです」
タック「分かりやすく言えば、513は戦隊物とかの番組に対して、『前作の戦隊はいないのか?』って質問しているのと同じ事なんや」
カグヤ「もっと分かりにくくなったと思うんだけど」
シノ「こじらせる事になるからあまり余計な事を言わないでください
  とにかく、そういうわけですので、細かい所は、あまり気にしないでください ライブ感というものです」

>>514

カグヤ「それが出来れば苦労しないんだけど……っていうかそんなに合体しちゃったら逆にパニックになるんですけど!」
タック「っていうか今ツッキー敵やし、全く話読んでないでっせ、この人
  読んだ上であえてそう言ってはるのかもしんないけど」
カグヤ「あと、一つ加えておくと、融合出来るのは腕輪を付けている人とだけなの でもただ腕輪を付けるだけじゃ駄目なの
  その腕輪を使いこなすのに値する人物……つまり腕輪に認められた人じゃないと駄目なの
  だから全員と融合は無理って事」
ジュキッド「現状ではシノ殿だけがその条件を満たしているって事だな」
カグヤ「そういう事!そういう人間ってかなり珍しいんだけどね……本当、しーのんって何者なんだろう…?」
シノ「私、そんな特殊な人間だったんですか……?」
暗闇斎「花影流の秘薬の効果も含めての事だろうな」
タック「旦那!いつの間に!」
暗闇斎「花影流の秘薬には神聖な力が含まれている……シノが妖精の力をコントロール出来るのは、恐らくその薬によるものだろう
  まあシノ自身の潜在的な力によるものが大きいだろうな 何しろ拙者が育てた娘だからな 拙者が育てた娘だからな」
タック「また娘自慢に来ただけかい!っていうか何で同じ事を2回言うねん!」
暗闇斎「大事な事は2回言うのが決まりであろう」
タック「そんな決まり無いわ」

>>515

タック「……ん?はははは可愛い奴め 何や?こんなにもボクが魅力的に見えるんか?
  良えけどな、でもいくらボクが魅力的やと言うても許可も無くお触りは禁止やで
  遠慮なく触るっちゅう事は…何や?つまりあれか?君も触られる覚悟があるっちゅう事やんな?
  ほれ!こうしちゃる!それそれ!ここが良えんか!?はははははははははははは!!楽しええなあ!!」
カグヤ「キモチワルイ……」
シノ「カグヤちゃんには教育によろしくないので、あっちに行きましょう」
ジュキッド「そうだな…カグヤ嬢、あれは放って行くぞ」
カグヤ「うん」
タック「すんまへーん ジョーク ジョークなんやけどなあ」
シノ「冗談でもやって良い事と悪い事がありますよ それと、全く笑えませんから」

517 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/18(Mon) 12:22
そういやリップルスター妖精族って何気に安全圏にいるんだな
ポップスターに恐ろしい敵がいようと、リップルスターには行けない
ダークマター族のような例外は別としてだ


518 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/18(Mon) 17:05
>タック「っていうか今ツッキー敵やし、
どうせ、味方に戻ってくるんでしょ?

519 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/18(Mon) 17:20
ツッキーが味方に戻った直後にシノを庇って死にそう…

520 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/18(Mon) 17:48
幻夢との戦いが終わったらタックはAV男優になるの?

521 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/18(Mon) 17:51
>暗闇斎「大事な事は2回言うのが決まりであろう」
2回じゃなくて100回だゾ

522 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/18(Mon) 17:54
タックってガチでメロンちゃんのこと好きなんだなぁ〜

523 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/18(Mon) 21:55
ヒロインとしてはリボンちゃんが一番人気なんだろうけど、俺はアドレーヌ好きだな
美人さんってのもあるけど、サバサバしてて頼りがいあるじゃん
お姉さん系ヒロイン好きだな、俺は

524 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/21(Thu) 23:48
>>523に同意
アドレーヌはなんというか安心感があるね
お姉さんキャラで気遣いもできて特別な力も持ってるしね

525 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2019/03/22(Fri) 01:23

>>517

カグヤ「リップルスターには神聖な護りの力が宿っているからね
  基本的に邪悪は寄せ付けないの 稀に護りを破って襲ってくるような奴もいるけど
  517が言ってるダークマターとかいうのがまさにそれ」
タック「神聖な護りの力っちゅうのは、ファンタジー世界で言う所のマナみたいなもんでっか?」
カグヤ「そんな感じのやつかもね 大体は魔力とか霊力みたいなものって解釈されてるから
  邪悪を追い払う力があるから、襲われる事は滅多にないの 基本平和な世界って事」
シノ「それなのに、どうしてリップルスターが襲われたのでしょうか…?」
カグヤ「これはお姉様から聞いた噂なんだけどね、百年に一度、魔力が弱まる日があるらしいの
  そこを偶然ダークマターに目を付けられて襲われちゃったってわけ
  お姉様ってば、何の対策も練ってなかったからあたふたしちゃって……あろう事か一般市民の妖精にクリスタルを託しちゃったの
  結果的に、リップルスターは救われたけど……本当、あの子には苦労掛けさせちゃったよね…本人はそんなの全然気にして無さそうだけれど」
シノ「リボンちゃんの事ですね クリスタルを託された事が、カービィさんとの出会いにつながったわけですから、
  リボンちゃんにとって、カービィさんと出会えた事が、何より嬉しい事なのだと思いますよ
  リボンちゃんも、この街を大変気に入ったそうですから……カグヤちゃんだってそうですよね」
カグヤ「リップルスターと比べるとちょっと危なげな感じもするけどね、でも良い街なんじゃないかな」
タック「素直なんだか素直でないんだか」
シノ「少なくとも、タックさんよりは素直だと思いますよ」
タック「そらそうですわ ボクはひねくれ者やさかいな」

>>518

タック「分かってないなあ、その仲間に戻る過程が大事になってくるわけでなア……」
カグヤ「私、仮にあいつが仲間になったとしても、仲良くなりたいと思わない」
シノ「余程、酷い事をされたのですね……私達の仲間だった頃は、純真で心優しい少年だったんですよ」
カグヤ「えぇーあんなのが……?信じられないんだけど……」
タック「あの子の変わりようはボクらも驚いた程やさかい、信じられへんのも無理ないな」
シノ「バウンシーさんと約束をしましたから……ツキカゲさんは連れ戻しますよ、必ず
  ですから、戻って来てくれるって信じてくださる方がいてくださるのは、とても嬉しい事ですよ」

>>519

タック「そう予想する人もいるんやなあ……果たして、どう転ぶやら、ですな」
シノ「私を庇って死ぬなんて……そんな事、私が許しません
  ツキカゲさんには、これからもっと有意義な人生と幸せな未来を掴んで欲しいんです
  絶対にツキカゲさんにそんな道を選ばせたくはありません……絶対にです」
カグヤ「しーのんがそこまで言うくらいなんて……本当に、良い奴…なんだよね…?」
タック「本来のツッキーは虫一匹も殺せない様な気弱な奴でしたで 忍者と思えない程あわてんぼうですぐ調子に乗って
  サスケ兄はんにはよく怒られておったな その度に「あわわわ〜」ってなって、あの光景はおもろかったんやけどなあ〜」
カグヤ「今はタックがそのポジションってわけなんだね」
タック「怒られ役は勘弁や ボク一生このままな気がすんねん」
シノ「裏切り行為まで働きましたから 元々信用されていませんでしたが、更にがた落ちです」
タック「せやから、信用を取り戻そうって躍起になってんやないでっか」
シノ「とても躍起になっているっていう感じには見えないんですが……」
カグヤ「それがタックだからね 真面目なタックとか、明日天変地異が起きそう」
タック「失礼やなあ ボクかて、真面目な時くらいありまっせ」


526 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2019/03/22(Fri) 01:24

>>520

タック「戦いが終わった時の事なんか何にも考えてなかったけど、良えなそれ
  Audio/Visual男優?つまりテレビとか、そういう業界でバリバリ活躍するって事でっか?
  たんまり稼げて良え仕事やと思うけど、あまり目立つ事もやりたくないんよ
  まあボクは、大金稼いで、それで面白楽しく余生を過ごせればそれで充分や」
カグヤ「AHOでVAKAな男優の略だと思った でもやる気じゃないんだね、残念」
シノ「気ままに生きるのはタックさんらしい生き方だと思いますけど」
カグヤ「しーのんは、戦いが終わったらどうするの?アイドルになるとか?」
シノ「先の事はまだ何も考えていませんよ……今が大変な時期ですから、将来の事を考えている程の余裕はないわけです
  ちゃんとした夢を持つのは、きちんと戦いを終わらせてから……その後にしようと思います」
カグヤ「しーのん……それ………」
タック「まるで死亡フラグ……」
シノ「そ…そうなんですか……?」

>>521

シノ「100回言わせるつもりですか?やめてください 育てられた事を100回連呼される私の立場になってください
  恥ずかしすぎて、恐らく30回辺りから我慢出来なくなります」
カグヤ「30回も我慢できるんだね…私なら無理かも」
タック「あれは100回どころか、1000回でも10000回でも言おうと思えばしつこいぐらい言いまっせ
  2回に抑えてくれた方がまだマシな方や っていうかどんだけ娘自慢がしたいんやろなあの人は」
シノ「あれは死ぬまで治りません……いえ、死んでも治らないでしょう………」
カグヤ「困った人だよねえ」
シノ「気に掛けてくれている事は嬉しい事ですが、あまりにもしつこいんです
  今度また現れたらその時はハウスです、ハウス」
タック「最早、犬扱いでっか……」

>>522

タック「そら勿論や!メロンちゃんの事は、大・大・大・大・大〜〜好き!でっせ!
  向こうは素っ気ないフリをしてはるけど、本当はボクの事が気になって気になって夜も眠れなくなってはるんや!」
カグヤ「ここまで来ると、単に痛い人だよね」
シノ「あまり相手にしたら駄目ですよ、カグヤちゃん」
タック「ミントちゃんの事も大好きやし、シノ姐はんの事も大好きやし……それと……」
カグヤ「嫌な予感……!」
タック「カグヤちゃんの事も大・大・大・大・大・大の大〜〜〜〜〜好きなんやで!!」
カグヤ「いやああああああ〜〜〜!!ダレカタスケテーーーーー!!」
シノ「花影流・千本桜!!」

 ヒュバッ!!ドガッ!!

シノ「不届き者は成敗いたしました、姫君」
カグヤ「しーのん素敵!私の騎士になってよ!」
シノ「いえ…私は忍者ですので…騎士を名乗るのも烏滸がましいかと……」
タック「川の中に……石が……ある…………」

>>523-524

タック「ちなみにボクは、アドレーヌちゃんもリボンちゃんも両方好き!」

 ピキーーーン!!

ガボン「ガボンもそう思います」

シノ「あれはもう放っておきましょう……
  アドレーヌさんは、明朗快活でしっかりしていますから、頼もしいと思っている人は多いでしょう
  私も、アドレーヌさんみたいにお姉さんって感じになれたら良いのですが……
  私の方が年上なのに、アドレーヌさんの方が何だかお姉さんって感じがしますね
  私の立つ瀬が全くありません……当然と言えば当然なのですが
  私のようなぽっと出のオリキャラが、アドレーヌさんより目立つわけにもいきませんから……
  ですが私も、一度だけで良いから……一度だけ、お姉さんって頼られてみたいです」
カグヤ「しーのんは良くも悪くもおしとやかって感じだからね、お姉さんっぽくはあっても今一つ頼りないのかも
  やっぱり、世の男性は引っ張ってくれる女性の方が人気出るんじゃないかな?
  昔はしーのんみたいに物静かな方が良いって思われていた時代があったかもしれないけど、時代が変われば、好みだって変わってくるよね!」
シノ「…と言っても……喋り方を変えるのは難しいです」
タック「何、喋り方を変えるなんて、やろうと思えば簡単でっせ!なんならボクが関西弁を一から教えて」
シノ「それはお断りします」
タック「ガビーーン」
カグヤ「タックはうるさいからもう黙っててよ」

527 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/22(Fri) 03:09
俺は好きかい?タック?

528 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/22(Fri) 03:12
花影流・∞桜ってどうだ?

529 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/22(Fri) 03:13
忍び街道まっしぐら!のアイディア募集とかやらないの?

530 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/22(Fri) 03:14
タックが飯食べるだけのスピンオフ漫画描いてほしい

531 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/22(Fri) 03:18
暗闇斎がハイドラに轢かれて異世界転生する話書いてほしい

532 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/22(Fri) 03:21
暗闇斎異世界で難聴鈍感で好意に気付かないけど、ハーレム作ってそう

533 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/22(Fri) 03:25
タックってガチに思われないようにわざとボケたりするよね

534 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/22(Fri) 03:27
カービィが主人公のゲーム作ってほしい

535 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/22(Fri) 03:43

カグヤとシノ二人とも相性良さそうだから結婚すれば?


んっ子供?


???「そういえば、iPS細胞というので同性の間でも子供ができるらしい」



536 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/22(Fri) 03:52


タック?




「サワークリームオニオン」や「バーベキューチキン」や「ハンバーガー」とか色んな味出してるやつ?



537 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/25(Mon) 01:34
カービィが主人公のゲームって無いの?

538 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/03/25(Mon) 20:54

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」



張「…………………………」
武留「…………………………」

翁「お前達、ここへ到着する前に、何をしたのか申してみよ 手短にな」

張「それは………………!」

翁「何じゃ……?別に難しい事は聞いておらんぞ 儂はここに来るまでに何をしたのかと聞いておるだけじゃ
  それとも何か…?報告出来ない理由でもあるのか……?」
武留「……俺達は……何も…………」
翁「……もう良い、話しても時間の無駄じゃな 出来ればお前達から理由を問いただしたかったのだが
  全ては蛇ノ目から聞いておる」
張「何………!?」
???「あァら、お久し振りねェ張に武留 少しお早いお着きだったんじゃないかしらァ」
武留「貴様……蛇ノ目(ジャノメ)!!」
蛇ノ目「あらあら怖い怖い目を血走らせちゃって……あまり汚い声を張り上げないで頂戴、耳障りよ」
張「蛇ノ目の奴……俺達の行動を全部見ていたのか……!」
蛇ノ目「当然でしょ あたしの目は全てお見通し……あんた達が何をやっていたのか、翁軍師にバッチリ報告させてもらったわヨ」
翁「そういう事じゃ 儂は寄り道をせず、まっすぐに来いと命令した筈……その命令に背いただけでなく、
  神獣の宝玉の無断使用……あれは神裁の時以外に使ってはならぬ決まりだった筈じゃ
  神の戒律を破る事は罪に値する…よって、お前達からは神裁執行の参加資格を剥奪する 以上じゃ」
武留「な……何だと!?」
張「くっ………!」
蛇ノ目「フッ…ホホホホホホホホホホホホ!!余計な事をするからこんな目に遭うのよ!!
  あんた達はルール違反で失格、当然の処置じゃない?処刑されなかっただけまだマシだワ」
武留「己!!蛇ノ目ェェエエエエ!!」
張「よせ武留!!俺達十二神将には相互不可侵の掟がある!
  他の十二神将を妨害する事は勿論、傷つける事も許されない……!その掟すら破ってしまえば、十二神将ですらなくなってしまうぞ!」
武留「くっ………!!」
蛇ノ目「張の言う通りよ あんた達は大人しく見ている事ネ 張が冷静でいてくれて助かったワ」

翁「今、神裁執行の参加資格を持つ者は蛇ノ目ただ一人……他の十二神将が到着するまで、暫く待機じゃ」

張「…………………………」
武留「己……!俺達は見ているだけしか出来んのか…………!」
蛇ノ目「そう言わなかったかしら?あんた達は失格なの失格 余計な事をした罰よ
  手柄の横取りなんて汚い真似、神を名乗るのも烏滸がましいわ」
武留「くっ………!ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
張「おい武留!!どこに行く!?止まれ!!」
翁「良い 放っておけ 1人いなくなった所で大した痛手にならんわ」


武留「己………!!俺が失格だと……!?そんな事は認めん……認めんぞ!!」



 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第捌拾捌話 闘牛大暴れ!神獣の裁きの斧 



 前回までの記録

  第捌拾陸話 最強の敵、十二神将現る(>>478-484)
  第捌拾漆話 裁きの女神降臨!シノ覚醒の時(>>509-511)


539 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/03/25(Mon) 20:56

暗闇斎「…良いか、暫くの間、シノに戦わせる事は禁止だ
  シノの体力の消耗は思っていたよりも激しい……温泉を作ったのも、シノの体力を回復させる為だったのだが、
  破壊されてしまった以上、出来るだけ戦いに出さないようにしなければいけなくなった」
タック「せやけど、妖精の腕輪には、怪我を治す治癒効果がある……体力の消耗も、その腕輪で何とか出来んのでっか!?」
カグヤ「妖精の腕輪の効力はあくまで装備者の能力を限界まで上げる事なの 治癒能力もその一つ
  腕輪は、しーのんが持つ生命力を増強し、その力を使ってシノを回復させているの
  でも、そんな事を繰り返して行けば体力は落ちる一方……シノ自身の体力が落ちて行けば、腕輪の力でも、回復が間に合わなくなる」
暗闇斎「シノは幻夢四天王との戦いから今に至るまで、まともに休みをとれていなかった
  お前達は気付いていなかっただろうが、シノは命を削る思いで戦いを続けて来ていたのだ」
ジュキッド「そうだったのか………」
シノ「一切戦わないというわけではありません……どうしようもなくなった時は、私が戦います」
ワイユー「心配には及ばん 拙者達はこれまでの戦いに勝ち抜いてきた 今でもそれは変わらん
  ここは拙者達に甘えて、休憩を取る事も得策でござるよ 休める時に休むが良い」
サスケ「そういう事だ……ふん、お前に心配される程、俺達は弱くねェぞ」
タック「でもボクは、シノ姐はんにいてくれた方が………いや……何でもありまへん
  ここは男の見せ所っちゅう奴やな!十二神将だか十二楽坊だか知らへんけど、一網打尽にいてもうたるわ!」
シノ「はい……頼りにしています」
暗闇斎「………………………………」



暗闇斎「初代殿……話があるでござる」

ワイユー「……何でござるか?」
暗闇斎「初代殿……無礼を承知でお尋ね申すが、初代殿も限界なのではござらんか…?
  封印から目覚めたばかりで、まだ力が戻っていなかった時に超忍術を何度か使った筈……
  恐らく、次に超忍術を使った時が…………」
ワイユー「それ以上は口にするな」
暗闇斎「初代殿………」
ワイユー「ああその通りだ 拙者の身体は限界に近付いている……だがそれが何だ?
  限界とは、自分自身で決めるものだ 限界など、簡単に超越してくれよう
  人類というのは、いつの時代もそうやって生きて来た」
暗闇斎「…………」
ワイユー「拙者は、この時代の色々なものを見た……目覚める前からかなり変わってしまっていたが、この時代というのも悪くなかった
  いや、むしろ面白い事で満ち溢れていた!時代は人によって受け継がれ、人々の力で、街や文化が発達した
  拙者はこの時代の街や文化や人を愛している だからこそそれらを傷つける輩が許せない……戦う理由なんて、それで充分ではござらんか?
  お主の娘も、恐らく同じ事を言う筈だ
  己の限界が何だ?それより大事なものがあるだろう それを守る為なら、拙者の身体一つくらい何だと言うのだ」
暗闇斎「………それが、初代暗闇斎として在り続けられた理由か……拙者は今一度、貴方様を尊敬致します」
ワイユー「はははははは!固い事を申すな 今はお主が暗闇斎だ そして拙者は一介の忍びに過ぎん
  お主は司令塔として、拙者達の戦いをただ見守っていれば良い 今の内にお主自身の、来たるべき戦いに備えておけ」
暗闇斎「感謝します……」





住人「うわあああああーーーーー!!!」

住人「逃げろーー!!殺されるぞーーーー!!」


タック「何や…!?何の騒ぎや……!?」
ジュキッド「おい、何があった!?」
住人「怪物……!大男が現れたんだ……!街を破壊して、死人も何人か出ている…!
  警察が奴の動きを止めようとして戦っているが、全然歯が立たないんだ!」
サスケ「何……!?」
タック「大男…!?ひょっとしてあの時の奴か!?」
ジュキッド「行くぞ!」
住人「おい危ねえぞ!!あんたらも逃げろ!!死んじまうぞ!!」


540 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/03/25(Mon) 20:57


警察「ぐああああああああああ!!」

 ブシャァァアアアアアア!!

武留「………全滅…………これでもまだ52人か……足りん……まだ足りん……!神裁執行には、多くの人命を奪う必要がある……!!
  どこに隠れている……!?出て来い!!」

 ドォォォォオオオン!!

武留「………!?」

 ドガァァァアアアアアアン!!

武留「ぐおおおおおおっ!?」

タック「命中した!やったか!?」
サスケ「あの図体だ……一発程度じゃくたばらねェだろう」

武留「……………グ…グフフフフフ………!グハハハハハハハハハハハハ!!!」

タック「何や!?急に笑いよって…気味悪い奴やな!」

武留「あの時は世話になったな闇の忍び部隊……!今度こそ貴様達の首を頂戴するでごじゃる!……その前に……
  ……おい!あの娘はどうした!?あの小生意気な小娘だ!!ミーに傷を付けた仕返しをするでごじゃる!!」
タック「ホンマに一人称から喋り方まで安定しないやっちゃな……シノ姐はんなら来まへんで」
武留「…………何……?」
サスケ「今回はてめェ1人らしいな……上等だ てめェの相手は俺達で充分だ」
武留「グフフフフフ……!言ってくれるな……!その鼻柱へし折ってやる………!
  では裁きの時間だ……!!お前達は、神獣によって叩き潰される……跡形も無くな!!
  うおおおおおおおおおおおおお!!!十二神獣・丑ノ宝玉!!解放!!!」

 ドン!!!

ジュキッド「いきなり変身か……奴め、口調の割に本気らしいな」
サスケ「上等だ 良い的になったじゃねェか お望み通り牛肉にしてやる」
タック「あんな牛肉、食いたくないけどな!」


暗闇斎「……連絡が入った どうやら早速、十二神将の一人と交戦状態に入ったようだ」
シノ「サスケさん達……大丈夫でしょうか……」
暗闇斎「信じるのだ お前が仲間を信じられないでどうする?」
シノ「父上……」
暗闇斎「奴らは必ず勝利する……必ずな……」


ドゴォォォオオオオオオン!!!

タック「ぐああああああ!!げほっげほっ……!!」

ジュキッド「ぬおおおおおおおおおお!!」

 ドォォオオオオオン!!

ジュキッド「タック!しっかりしろ!」

タック「くっ……!ちょっと油断しただけですわ!大した事……うっ…!」
サスケ「馬鹿野郎が、もう動けねえじゃねえか 下がっていろ ここは俺達で何とかしてやる」
タック「馬鹿にせんでもらえまっか?殴られたお陰で頭がすっきりしたわ」

武留「…………ふん、お前達の攻撃など、蚊に刺された程度……ただ痒いだけで痛みなどまったくないわ!」
ジュキッド「痒いだけなら充分……攻撃を続ければその内痛みに変わる……!ぬおおおおおおおお!!」

 ドォォォオオオオオン!!

サスケ「食らえ!!」

 ドカァァァァアアアアアアン!!

タック「射殺せ……!疾風剣!!」

 ビュン!!ヒュバッ!!

武留「ふん……目障りでごじゃるな……このハエどもめ!!」

 ドン!!

タック「ぐああああああ!!」

ジュキッド「ぬおおおおお…!!」

サスケ「くっ……!!」


武留「グハハハハハハハハハハハ!!そんなチマチマした攻撃しか出来んなら退屈過ぎてあくびが出るでごじゃる!!
  攻撃というのはな……こうするのでごじゃる!!ぬおおおおおおおおおおおおお!!」

サスケ「……!!」

武留「バイソンバイソンバイソンバイソンバイソンバイソンバイソンバイソンバイソンバイソンバイソンバイソンバイソン
 バイソンバイソンバイソンバイソンバイソンバイソンバイソンバイソンバイソンバイソンバイソンバイソンバイソン
 バイソンバイソンバイソンバイソンバイソンバイソンバイソンバイソンバイソンバイソンバイソン!!!!」

 ドドドドドドドドドドドドドドドド!!!

サスケ「ぐああああああ!!」

ジュキッド「ぐ…ぐおおおおお……!!」

タック「何や…!!この無茶苦茶な攻撃!!」

武留「こいつでフィニッシュ!!ぬおおおおおおおおおおおバッファローーーーーーーーーーーーーー!!!!」


 ドォォォォォオオオオオオオオオオオオン!!!



541 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/03/25(Mon) 20:59

シノ「………やっぱり私、行かないと……!」
暗闇斎「駄目だ!行ってはならん!」
シノ「でも……」
カグヤ「しーのん……気持ちは分かるけど……」
ワイユー「……拙者が行こう」
暗闇斎「初代殿……!」
ワイユー「このまま何もしているわけにもいかん……拙者も同じ気持ちでござる
  拙者一人が動けば、何とかなるでござろう」
シノ「ワイユーさん……!」
ワイユー「この街を頼んだ……お主達ならば、幻夢教の壊滅を成し遂げられる……信じているでござるよ」
シノ「………!」
ワイユー「……では、行って来る」

 ビュン!!

シノ「ワイユーさん…!!」
暗闇斎「初代殿………頼んだでござる」



タック「……………くっ……痛たたたたた………皆、生きてまっか?」

サスケ「……ったり前だろ……ったく……好き放題暴れやがって畜生が……!」

ジュキッド「最早……これ程とはな………………俺達でも全く歯が立たん………」

武留「グフフフフフフフ……!当たり前でごじゃる!我が肉体は強靭!無敵にして不滅!吾輩は神なのでごじゃる!」
タック「やっぱ一人称安定してないんやな、こいつ」
武留「神の肉体に、貴様ら如き虫けらが傷つけられる筈なかろう!神獣に歯向かう愚か者め、今こそ鉄槌を下してやろう!」

ワイユー「その必要は無い!!」

タック「初代の旦那……!」

武留「お……?もう一匹虫けらが死にに来たでごじゃるか?」

ワイユー「残念ながらその逆だ……拙者は貴様を殺しに来たのだ 神を騙る獣よ
  無敵にして不滅…と言ったな その言葉が嘘である事 拙者が証明して見せよう」
ジュキッド「何をするつもりだ……?」

武留「神を騙る獣…?グフフフフフ……何を言うでごじゃるか……我こそが神……我こそ神獣に選ばれた十二神将の1人……
  貴様ら虫けらは俺様の前では無力!!何度立ち向かおうと薙ぎ払ってくれるわ!!グハハハハハハハハ!!!」
タック「一人称どれか1つに統一せい!気になって仕方ないわ!」
ワイユー「……どれ、では本当に拙者が無力かどうか……試してみると良い
  過去から現在、そして未来……人々によって創られて行くこの時代………
  人々の夢を…希望を……貴様ら如きに壊させるわけには行かん……!!
  受けて見よ……!これが最後の超忍術だ……!!
  超忍法!!破邪滅殺妖魔幻葬神風翔龍天撃砲!!!」

 ドォォォォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

武留「グ……グオオオオオオオオオオオオオ!!!馬鹿な……!!こんな事が……!!
  嘘でごじゃる……!!このミーが……!!神が負けるなんて……!!こんな事がグアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

 ドォォォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!

サスケ「伏せろ!!とんでもない破壊力だ!!」

タック「どわああああああ!!」

ジュキッド「これが初代殿の本気……!!俺達まで巻き込まれそうだ……!!」



ワイユー「……………………………………」

タック「やった……んでっか……?」

ワイユー「ああ……魔獣はこの通り斃した……お主達…見事よく耐えた………
  これで……この未来は………お主達に託す……事が………………」

 バタッ

ジュキッド「初代殿……?おい初代殿!!しっかりしろ!!しっかりするんだ!!」
サスケ「くっ…!冗談じゃねえ!殺しても死にそうに無かった癖に……!目を覚ましやがれ!おい!!」
タック「と…とりあえず暗闇斎の旦那に連絡や…!」



542 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/03/25(Mon) 21:00

暗闇斎「………………………」

ジュキッド「どうなのだ……?初代殿は……」

暗闇斎「大丈夫だ 一命は取り留めている」

タック「良かった……!」

暗闇斎「だが、もう戦う事は出来ない」

サスケ「何………!?」

暗闇斎「相当無理をしたようだ……初代殿は、眠っていた全ての力を使い果たした…………
  もう、今までの様に戦う事は出来ん…………」
シノ「そんな………!」
ワイユー「何をそんな落ち込んでいる?拙者はこの通り生きているでござるよ」
ジュキッド「初代殿……!」
タック「……っ…!何でそんな無茶するんや!?あんな奴……ボクらでも倒せたんや!!何で……そんな………!!」
ワイユー「どの道、こうなる運命だった……それが今だっただけの事
  拙者はどこかで戦いを終わらせる必要があった……戦いを終わらせ、次の世代に後を託す……
  ちゃんとそれが出来ていなかった………だが、今こうして拙者自身の戦いを終わらせ、お主達に後を託す事が出来た………
  いつまでも拙者が出しゃばる時代は無い……時代に取り残された者は……力を使い果たし、そして静かに消え去るのみ…………」
シノ「ワイユーさん……それは違いますよ……」
暗闇斎「シノ………」
シノ「貴方には見届けて欲しいんです……私達の戦いを……すぐ近くで………幻夢教との戦いが終わるまで………
  それまで貴方は私達の仲間です……勝手にいなくなんてならないでください………」
ワイユー「……………ふっ……はははははははは!!勝手にいなくなるな…か……まさかお主に、そんな事を言われるとはな………
  拙者とした事が、悲観的でござったな 大丈夫だ 何もお主達から姿を消すつもりは無い この戦いが終わるまで、拙者はお主達の一員
  今までの様に戦いは出来ぬが、それ以外の方法で支援するとしよう それが拙者の次なる使命だろうからな!
  終わり良ければ総て良し!!さあさあ気を取り直して…………っと……危ない危ない」
暗闇斎「無理をしてはなりませぬぞ……まだ病み上がりなのですから………もう少し横になるべきです」
ワイユー「そうだな……済まぬ済まぬ……ではお言葉に甘えて、少し横になるでござるよ…わっはっはっはっはっはっはっは!!」


暗闇斎「……ともあれ、これで十二神将の内1人を撃破……残りは十一………熾烈な戦いは避けられんだろう
  初代殿が力を失ってしまった以上、お前達だけが頼りだ……心して掛かれよ」
サスケ「当然だ 敵は始末する…それだけだろうが」
タック「どんな奴だろうが知らへんけど、まとめて一網打尽や!」
ジュキッド「これ以上…奴らの思い通りにはさせん……!」
シノ「はい……街の平和は私達で守りましょう!」



543 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/03/25(Mon) 21:01


ツキカゲ「やああああっ!!はあああああああああっ!!」

 ビュン!!ドォォォォオオオオオオオン!!

ツキカゲ「………はあ……はあ…………まだだ……!僕の力はこんなものじゃない………!まだやれる筈だ………!
  黒雷よ……!!僕に力を………!!妖刀・奈落……!!」

???「やかましいぞ、こんな所で何をしている」

ツキカゲ「……!誰だ、貴様は……!」

???「名を尋ねる前に、まずは自分から名を名乗れ」

ツキカゲ「くっ……!ツキカゲだ……!」

???「我が名は紫雷(シライ) もう一度聞く、こんな所で何をしている?
  ここは我が住処 先程から貴様の声が耳障りだ 即刻失せるがいい」

ツキカゲ「こんな森の奥に住んでいるとは……とんだ物好きもいたものだな……
  消えるのは貴様の方だ ここは僕の修行の場所なんだ 邪魔をすると言うなら容赦しないが…?」

紫雷「修行…?それで修行のつもりだったのか……?ただ自然を破壊するだけの餓鬼の遊びにしか見えなかったがな」
ツキカゲ「餓鬼の遊びだと……!?馬鹿にするなよ……!!貴様如き女風情が……!分かったような口を利くなよ!!はあああああああっ!!」

 ビュン!!

ツキカゲ「何っ……!?」

 ドガッ!!

ツキカゲ「ぐああああああ!!」

 ドン!!

紫雷「…遅いな 女だからと馬鹿にするなよ…小僧」

ツキカゲ「く……くそ…………!」

紫雷「……碌に休みも取っていないだろう ついて来い 家まで案内してやる」
ツキカゲ「くっ……!離せ……!離しやがれ……!くそっ…!女の癖に…なんて力だ!」

 ドン!!

ツキカゲ「ぐふっ!!………………………………」

紫雷「……弱い癖によく吠える奴だ……まあ良い、休ませたら帰らせるか」




  第捌拾捌話 闘牛大暴れ!神獣の裁きの斧時 終


シノ「次回予告です ある日、私宛に突然仕事の依頼が
  え…?アイドルの仕事……?何ですかそれは……?
  私はアイドルになる気はありませんよ え…?これには深い事情がある…?それは一体どういう……
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第捌拾玖話ご期待ください」

544 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/26(Tue) 02:50
改変シリーズ

武留「グハハハハハハハハハハハ!!そんなチマチマした攻撃しか出来んなら退屈過ぎてあくびが出るでごじゃる!!
  攻撃というのはな……こうするのでごじゃる!!ぬおおおおおおおおおおおおお!!」

サスケ「……!!」

武留「バルログバルログバルログバルログバルログバルログバルログバルログバルログバルログバルログバルログバルログ
 バルログバルログバルログバルログバルログバルログバルログバルログバルログバルログバルログバルログバルログ
 バルログバルログバルログバルログバルログバルログバルログバルログバルログバルログバルログ!!!!」

 ドドドドドドドドドドドドドドドド!!!

サスケ「ぐああああああ!!」

ジュキッド「ぐ…ぐおおおおお……!!」

タック「何や…!!この無茶苦茶な攻撃!!」


YOU WIN!


タック「はっ?」

武留「MY FISTS HAVE YOUR BLOOD OF THEM.」

タック「スト○!?しかも海外版!?」



545 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/26(Tue) 02:52
どうせ幻夢教は誰かに乗っ取られてクロノス教になりそう

546 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/26(Tue) 22:44
>え…?アイドルの仕事……?何ですかそれは……?
悪魔超人と戦う地獄だぞ

547 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2019/03/27(Wed) 04:44

>>527-536

シノ「ここまでの全部、同じ人物による書き込みですよね?
  証拠は一切ありませんけど、同じ時刻に10件以上も書き込まれるのは、どう考えても不自然です
  ただ書けば良いというものでもありません 思い付いた事をどんどん書きたいというのも分からなくもないですが、それでは駄目です
  思い付いたものの中から、特にこれだというものを厳選してから書く事を提案します
  今までにも同じような事があって、それでもあえて目をつぶってきましたが、
  野放しにするとまた同じ事をすると思ったから、流石に今回は注意する必要があると感じました
  誰かを疑うような事はしたくはないですし、こんな注意をしたくはありません
  ちゃんとルールやマナーを遵守したうえで書き込んでください
  書き込んでくださる事は嬉しいですが、内容によっては歓迎出来ないものもあります それをご理解していただきたいです」

>>545

カグヤ「それが1番理想かも 出来ればそのクロノス教っていうのが害のない組織なら良いんだけど」
タック「内ゲバとか普通にありそうやし、放っておいても自然に壊滅するんやないかなって思うんよ」
シノ「そう上手くは行かないと思いますが……今まで対峙してきた幹部の魔物達は皆一癖も二癖もあるような強敵ばかりでした
  これだけの強さを持っていながら、反逆しないという事は、それだけ幻夢教のトップが恐ろしい存在であるからだと思うんです
  逆らう事が出来ない理由というのが、ある筈です」
タック「幻夢教のトップってどんな奴かは実際見た事無いから分からんけど、暗闇斎の旦那が一度倒した相手やから、実際そんな大した事ないんやない?」
シノ「恐ろしい相手は他にもいます……」
タック「何やっけ……?あの鉄眼とかいう奴?」
シノ「はい……彼は恐らく、幻夢教の幹部の中でも特に強い……彼を相手にするという事は、死を覚悟するのと同じくらいの事です
  それが幻夢教を反逆出来ない理由なのかもしれません」
タック「結局、ボクらで何とかするしかないって事かい」
シノ「おまけに十二神将という新たな敵軍勢も現れましたし……恐らく個々の強さは幹部1人と匹敵するくらいの強さです
  仮に陛下やワムバムジュエルさん達が来たとしても、どうにかなるような相手ではないです」
カグヤ「そんな強敵、タック達に任せても良いのかな?特にタックは戦力にもならないんじゃない?」
タック「舐めてもらっちゃ困りまんな 与えられた仕事はきっちりこなすさかい、そう簡単にはやられまへんわ」
カグヤ「それって全然信用出来ないんだけど」
シノ「任せてみましょう 私も体力温存の為、極力戦いには出られませんし、ここはタックさん達の活躍に期待です」

>>546

シノ「そうだったんですね…知らなかったです という事は、アイドルと名乗る方々は皆、人知れず激戦を繰り広げて……」
カグヤ「そんなわけないじゃん」
タック「所で、アイドルって、偶像って意味の他にも、働いていない状態の事をアイドルっていう場合もあるんよね
  それなら仕事をしていない人の事は、ニートやなくてアイドルっていうべきやないやろかね」
カグヤ「今、巷でアイドルが急増!…みたいな?」
シノ「ややこしい話になりそうですね」
タック「それを逆手にとって、働いていない人達でアイドルグループを結成なんてのもアリかもな」
カグヤ「そんな行動力、あるのかな」
シノ「仕事を始めてしまったらアイドルではなくなってしまうわけで……でも偶像という意味のアイドルとしてなら…………
  ややこしすぎて全く分からなくなりそうです」
カグヤ「だからニートって言葉が生まれたんだろうね」
タック「また一つ、豆知識になりましたな!」
シノ「これのどこが豆知識ですか?」

548 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/29(Fri) 00:34
アスレチック満載のステージを作るカービィツクールが欲しい

549 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/29(Fri) 11:59
十二神将以外に強敵いっぱい部下にいそうだよね幻夢教

550 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/30(Sat) 00:40
次の元号のネーミング、当ててみな

551 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/31(Sun) 23:59
ttps://twitter.com/nlpsl720/status/1094919036876480512
ttps://twitter.com/kazu_K_F/status/1094560664058613760
ttps://twitter.com/Another_pT_/status/1092361532258709504
これらを見て分かるように『スター☆トゥインクルプリキュア』の環を持つハート型の惑星の形状をした聖域「スターパレス」が『星のカービィ64』のリップルスターに酷似
しかも形状だけでなく悪役に襲撃されるところ、
妖精を逃がしているところ(スタプリはフワという名前)、
大事なものが宇宙に飛散してしまうところ(スタプリはスタープリンセスという12人いるお姫様達がノットレイダーを撃退したもののその代償としてプリンセススターカラーペンという名のアイテムに変化して飛散)でも酷似
こんなにも酷似してる部分があるとリップルスターのお姫様が真黒幕のゼロツーに憑依されてたように、まさかスタプリでもそのような展開があるんじゃないのかと思われる

552 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2019/04/01(Mon) 07:56

>>548

タック「いわゆるマリオメーカーのカービィ版っちゅうやつやな
  確かにそういうゲームがあっても良えと思うな
  色々な仕掛けが作れそうで、マリオメーカーより面白くなりそうやな」
シノ「星のカービィシリーズも、歴史が長いですし、何かのタイミングで発売されて欲しい所ですね
  昔は、動画で改造ゲームとかがありましたけれど、こういった事が誰でも出来るようになったのは、良い時代になったと思いますね
  スーパーマリオシリーズだけでなく、他のゲームのシリーズでこういうのを是非やって欲しい所です」
タック「将来ゲームクリエイターを目指す人にとっては良えのかもしれまへんな いつの時代も、遊びから学ぶってのは大切やな」

>>549

タック「流石に十二神将と同レベルかそれ以上の奴がいない事を願いたいけどなあ
  思い返せば、幻夢教に所属していたやつらは、揃いも揃って曲者ばかりやったな」
シノ「そうでしたね…私も、結構苦戦していた事が多かったです
  ですが、幻夢教も、幹部を4人倒しましたし、数はもうそんなに多くは無い筈です
  ですから、十二神将と同じ、あるいはそれ以上の強さの敵が現れる事は、恐らくないと思います」
タック「十二神将の他には、幹部の中で最強の鉄眼や、幻夢教トップの邪幻斎がいるから、まだまだ油断出来へんな」
シノ「ワイユーさんも戦えなくなってしまいましたし、これから先の戦いは一筋縄では行かなくなりそうです…」

>>550

シノ「新元号……ですか………?」
カグヤ「私、知ってるよ!チーキュって惑星にあるニッポンポンって国は、元号っていうのを決めて何年か数えているんだって」
シノ「地球の日本ですね ミントさんと同じような事を言わないでください 流行っているんですかその呼び方?」
タック「まあそれはそれとして、ボクらには全く関係の無い話やけど、元号当ては何か面白そうやな
  確か漢字二文字の決まりやったっけな」
シノ「そうですね 現在は『平成』 その前は『昭和』という名前でした」
タック「つまり、今の『平成』に変わる新しい言葉やろ……?うーーーん………」
カグヤ「提案だけど、漢字1文字を考えて、それを繋げるのはどう?」
タック「おおっ、それ良えでんな!じゃあまずはボクからや!
  新しい時代に必要なもの……それは愛やな!人は皆、愛が無ければ生きていけない
  愛の無い時代に、幸せは訪れない っちゅうワケで、ボクは『愛』という言葉が良えんやないかと思うで」
カグヤ「私は『人』かな 新しい時代を作るのは人でしょ?これまでも、そしてこれからも人々の手で時代は彩られて行くの
  そういう意味で、私は『人』って言葉が良いんじゃないかなって思うの」
タック「よし…じゃあその2つの感じを組み合わせて……『愛』と『人』で『愛人』!これが新しい元号や!」
シノ「それは嫌ですね……」
タック「うん、即答で却下されますわな、こんなん」
カグヤ「『愛人元年』とか書かなきゃいけなくなるって考えたら、何か嫌だよねえ」
シノ「私も、色々考えていたんですけど、情報では『安』という言葉が使われるんじゃないかという予想がされているようです
  私はこの『安』という字に『明』という字を付けて『安明』になるのではないかと予想しています
  これからの未来がより一層明るくなりますようにという願いを込めてです」
タック「それや!それで決まりや!絶対これで決まりやろ!」
シノ「分かりませんよ きっと誰にも予想出来ない様な言葉が新しい元号になると思いますから…
  ともあれ、新元号の発表は今日の11時30分ですね 一体何になるのでしょうか 楽しみですね」

553 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2019/04/02(Tue) 01:41

>>551

タック「ここまで酷似していると、最早パクリ疑惑を掛けられるのも時間の問題やな
  実は味方サイドに黒幕がいるかもしれないって展開も、もしかしたらあるかもしれまへんな」
シノ「どうなるのでしょうか……それは後になってでないと分からない事ですが
  イラストだけ少し見てみましたが、今作のプリキュアも可愛らしいですね
  特に緑色の子が可愛らしくて良いと思いました どんなキャラクターかは全然分かりませんが
  昔は観ていたのに、最近全く観なくなって話について来られなくなったんですよね…」
カグヤ「こういう感じでジェネレーションギャップっていうのが起こるんだろうね」
シノ「今の段階でジェネレーションギャップを感じていたら、これから先一体どうなってしまうのでしょうか…」
タック「長老みたいな扱いになるんやないでっか?10ちゃっとの中でも古株みたいな存在やしな」
シノ「時の流れ程、恐ろしいものってありませんね……私はいつまで、ここにいられるんでしょうか……」
カグヤ「無論、死ぬまで……でしょ?」
タック「ホンマにそうやったら恰好良えけどな」
シノ「そういえば、このスレッドも、遂に13周年目を迎えますね……人間の年齢で言うなら、中学1年生相当です……
  この事実に何より驚いているのが自分自身ですが、これからも頑張ろうと思いますので、これからもよろしくお願いします
  月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜も、今年こそは年内に終わらせられれば…と思います そちらもよろしくお願いします」

554 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/04/05(Fri) 20:23
星のカービィX 月華の夜想曲

555 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/04/08(Mon) 23:00
ネットではデデアド、カビリボが人気だけど、個人的にはカビアド、アドリボが好き(姉弟、姉妹みたいな関係として)
アドレーヌの年下の子達への母性あふれるお姉さんみたいな振る舞いが最高に萌える
でもあまり同志を見かけない…

556 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/04/11(Thu) 00:42
Twitterは恋愛至上主義者が多いんだろうね
誰とでも気軽に付き合えそうな所や世話好きに見える所がアドレーヌの魅力だと思うんだけどな

557 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/04/11(Thu) 07:10
あなたが思うカービィの餌にしたい奴は?

558 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/04/12(Fri) 18:39
【悲報】37歳ワイ、誕生日に気が付かずいつのまにか38歳になっていた

559 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/04/18(Thu) 02:17

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」


Mr.チクタク「お願いだ!是非!是非ともうちの事務所に!」
シノ「もう…!何度来ても同じです!お断りです!」
Mr.チクタク「そんなぁ…!そこを何とか…!お願いだよお!もう君しかいないんだ!」

タック「はあ…あのおっさん、まだ諦めてなかったんやなあ…」
カグヤ姫「誰なのあのおじさん?」
ジュキッド「Mr.チクタクという、アイドル事務所を経営しているプロデューサー兼マネージャーらしい」
カグヤ姫「ふーん、そうなんだ それでしーのんがスカウトされようとしているってワケ?」
タック「そういうワケだすな」
ジュキッド「ほとぼりが冷めたと思っていたが、まだ引き下がっていなかったようだな」

Mr.チクタク「シノ君…と言ったかね?私は本気だよ!君がYesと答えるまで、私は諦めないから!そのつもりでね!」


シノ「………はあ……やっと帰ってくれました……」
カグヤ姫「引き受けちゃえば良いのに」
シノ「そ…そんなの出来るわけありません……!私がアイドルだなんて……そんな……!」
カグヤ姫「ふーん……なりたくないんだ……私だったら全然OKだけどね!」
サスケ「お前みたいなチビ妖精なんざ、誰も相手になんかしねェだろ」
カグヤ姫「うるさい!そんな事ないもん!私だって……いつかお姉様みたいなナイスバディの妖精に……!」
サスケ「言ってろ」
カグヤ姫「もう…!サスケさんのいじわる!」

タック「せやけど、あれの眼は本気と書いてマジと読むみたいなヤツでしたで
  いくら断った所で、いつまでも付きまといまっせ、あの男なら」
シノ「何度来ても私の答えは変わりません アイドルなんて、絶対にやりませんから!」

タック「全く…頑固やなあ……」
カグヤ姫「しーのんは融通が利かない事あるからねえ」


 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

   第捌拾玖話 シノ、アイドルデビュー!?歌と踊りは世界を救う



 前回までの記録

  第捌拾陸話 最強の敵、十二神将現る(>>478-484)
  第捌拾漆話 裁きの女神降臨!シノ覚醒の時(>>509-511)
  第捌拾捌話 闘牛大暴れ!神獣の裁きの斧(>>538-543)




シノ「………………………………………」

 シノ(脳内)「みんなのハートを打ち抜くぞー☆シュシュッと!」

 ヒュッ!ドスッ!

シノ「……………………!」

暗闇斎「どうしたシノ…?!お主が的を外すなんて珍しいな……!」
シノ「父上……!た…たまたまです……!二度は外しません……!」

 シノ(脳内)「ラブ手裏剣シュート!!」

 ヒュッ!ドスッ!

シノ「なっ………!」
暗闇斎「シノ………休んだ方が良いのではないか……?」
シノ「ち……違うんです父上……!これは……その………!
  くっ……!どうしてこんな……!この私に邪念なんて……あるわけが………!」
暗闇斎「迷っているのか……?」
シノ「父上……!違います…!私は迷ってなんか……!」
暗闇斎「なってみたらどうだ?アイドルとやらに」
シノ「…………え……?父上……?」
暗闇斎「お主がアイドルにならない限り、あの男はどこまでもしつこく付きまとうつもりだろう
  なってみれば良いではないか、アイドルに
  それに、気になる事件が1つあってな……………」
シノ「気になる事件……?」


560 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/04/18(Thu) 02:18

Mr.チクタク「本当に……?本当にアイドルになってくれると……!?」
シノ「そうでも言わないと、何度も来るつもりなんですよね…?いい加減迷惑ですので……」
Mr.チクタク「ありがとう!!流石シノ君だ!!いつかはそう言ってくれると思っていたよ!!」
シノ「所で、どうして私なんですか?私よりアイドルにふさわしい女性なんて、他にいると思うのですが……」
Mr.チクタク「いや……もう君しかいないんだ………」
シノ「それって、どういう………」
Mr.チクタク「私の事務所にはね……アイドルが1人もいないんだ………」
シノ「え……!?」
Mr.チクタク「昔は沢山いたんだ……それはとても華やかで楽しい事務所だった……だが、奴がそれを滅茶苦茶にしたんだ……」
シノ「奴……?」
Mr.チクタク「昔ね、アイドルになりたいって志願して来た奴がいたんだ……だが、私はそれを断った
  それが原因だった………奴は何度も事務所に現れては迷惑行為を行なうようになった………
  事務所にあった機材を壊したり、所属していたアイドルに怪我を負わせたりな……そんな事ばかり続いてな……
  次は自分が標的になるかもしれないという恐怖で、次々とアイドル達が辞めて行ってしまった……
  今はもう残っているのは私1人だけだ………私1人で、この事務所を守り続けたんだ………
  だが、それももう限界が来ている………私の事務所は、最早崩壊寸前だ…………そこで君の助けが必要だったんだ……!
  噂に聞いていたんだ……この世界には、晴らせぬ恨みを晴らしてくれる裏稼業の存在があるって……それが君なんだろう……?
  裏稼業の事は絶対に表には出さない……!だから頼む………!私の事務所を……守ってくれ………!」

シノ(父上の気になっていた事件っていうのは……そういう事だったんですね………)

シノ「……………分かりました 私なんかに、アイドルが務まるかは分かりませんが、その任務、引き受けましょう」
Mr.チクタク「本当かい!?ありがとうシノ君!!では、早速契約するとしよう!」
シノ「契約……?」
Mr.チクタク「ああ!アイドルになる為のね!手続きを済ませれば、晴れて君はアイドルだ!」
シノ「はあ………」

シノ(本当に、引き受けてしまって良かったのでしょうか…………)


???(あいつ……新しいアイドルを雇いやがったか…………チッ………!)


Mr.チクタク「そうそう!そこで右にターン……そう!グレイト!!
  うーん素晴らしい!所作の1つ1つが美しい!何ともたおやか!それでいて力強い!これぞまさに私が求めていた人材!
  やはり私の目に狂いは無かった!」
シノ「これで良いのですか……?全然理解出来ないのですが………」
Mr.チクタク「私が研究した振り付けを、完璧にマスターしたのは今の所君だけだ!とはいえ、かれこれ3時間も練習している
  休憩が必要だろう?私もそろそろ休憩したいんで、適当に休憩してくれ では、次のレッスンは1時間後だ!」
シノ「振付師の仕事まで兼任しているんですね………」


シノ「はあ…………何だか疲れました…………踊りを覚えるって、修行よりも大変ですね……………」

 ゴト…………

シノ「…………?」

 ビュン!!

シノ「……………………!」

 ヒュバッ!!

 ドォォォオオオン!!

シノ「鉄骨………!?何で上から鉄骨が…………!?これは、もしかして…………」

???(チッ……!しくじったか………!)

シノ「そこに誰かいますね!?……………逃げられましたか………でも、間違いありません…………
  あれが、Mr.チクタクさんに逆恨みを続けている犯人………!」


561 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/04/18(Thu) 02:19

Mr.チクタク「素晴らしい!踊りだけでなく、歌声も美しい!まるで透明な水晶のように透き通っていて、それでいて
  どこまでも遠くまで響き渡りそうな力強さもある………!これぞまさに歌姫……!
  よし!最後の仕上げだ!歌と踊りを一緒に合わせてみてくれ!」
シノ「歌って踊るんですか……!?」
Mr.チクタク「それがアイドルというものだろう!よし!ミュージック・スタートだ!」
シノ「ちょっ…!待ってください…!まだ準備というものが……!ああもう…!」

シノ「愛してるよなんて 誘ってもくれない〜
  キャンドルライトが、素敵な夜よ♪」

Mr.チクタク「おおおお……!!」

シノ「今夜だけでもシンデレラボーイ Do you wanna dance tonight
  銀のシューズで 踊ってぇ〜 Do you wanna hold me tight〜♪」
Mr.チクタク「うーーーん!!おったまげーーーー!!素晴らしい!!何て素晴らしい歌声なんだ!!
  素晴らしい!!素晴らしいよ本当に!!ブラボーーーウ!!」
シノ「はあ……歌って踊るなんて、初めてだから大変です………でも、面白かったです」
Mr.チクタク「だろうだろう?これがアイドルなんだ!練習は大変かもしれないが、その先には明るい未来がある!
  私は、女の子達が光り輝ける場所を作って行きたいんだ!だからこそ、私の事務所を壊した奴を許せない……!」
シノ「Mr.チクタクさん………」


タック「……で、どうやったんでっか?アイドルの練習は?」
シノ「思っていたより大変でした……まさか私がアイドルになるなんて………」
カグヤ姫「良いんじゃないかな しーのんは美人なのに影が薄いから、目立つくらいが丁度良いと思うよ」
シノ「目立たないようにしていたのですが……」
タック「歌って踊って、しかも戦うアイドルなんて新しいな!はははははははははは!」
シノ「他人事だと思って……あまりお気楽な事を言わないでください!」


ナレーション「そして次の日……」

シノ「ええっ……!?アイドルのコスチューム…!?いきなりですか……!?
  練習2日目なんですよ!?」
Mr.チクタク「何も驚く事ではないだろう 君はアイドルとして相応しい才能がある!
  であるなら、実際に衣装を身に着けてみなければ勿体無いだろう!思い立ったらすぐ行動!それがチクタク事務所の鉄則なのだ!」
シノ「そんな鉄則初めて聞きました」
Mr.チクタク「とりあえず、一度袖を通してみてくれたまえ!私が一生懸命考えて作り上げた、究極の衣装なのだよ!」
シノ「衣装係まで兼任しているんですか…!?」


Mr.チクタク「おお〜〜〜っ!素晴らしい!素晴らしいよ!光り輝いて、まるで太陽みたいに眩しい!実にシャイニングだ!」
シノ「うう………!スカートが短いです…………!せめてストッキングを……!」
Mr.チクタク「それは駄目だよ!私は、輝きを隠すような真似はしない!生足こそ正義!ジャスティスなのだ!」
シノ「ううっ……!こんなの破廉恥です……!」
Mr.チクタク「恥ずかしがってたら駄目だ!!確かに恥じらう姿もそれはそれでいじらしくてそそるものがあるがそれでは駄目だ!!
  輝ける女の子というものは常に憧れの存在なのだ!!その自覚を持ち、堂々と立ち振る舞わなければならない!!
  それがアイドルとしての宿命なのだ!!」
シノ「ううっ……!何だか無性にぶっ飛ばしたくなってきました………!やっぱり駄目です……!絶対見えてますこれ……!」
Mr.チクタク「そこは心配いらないよ!見えそうで見えないというギリギリのラインを計算したからね!
  見えそうだけど見えないという思わずヤキモキしてしまいそうな鉄壁ガードが萌えポイントとして大きいのだよ!」
シノ「私、そろそろ限界になってきました………本当にぶっ飛ばしますよ……?」

???「畜生…!畜生畜生畜生畜生畜生!!」

シノ「……!その声は……!?」

???「黙って見てりゃ何だその茶番は!?歌も踊りも完璧ならそんな素敵な衣装まで与えられてよォ!!
  羨ましいったらありゃしないぜ!!こんなちんちくりんな小娘より!俺様の方が!歌も踊りも完璧だし!衣装だって着こなせるぜ!!」

Mr.チクタク「己…!遂に姿を見せたな……!えーと…名を何と言ったか……」

???「忘れたとは言わせねェぜ!!俺様こそ可憐な一輪の花!!
  泣く子も黙る最凶最悪の極悪サーカス団!!その団長が俺様!!ボクシィ様だ!!」


562 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/04/18(Thu) 02:22

シノ「ボクシィ……!?」
Mr.チクタク「そうだ!思い出した!そうそうボクシィだ!
  あいつだよ…!私の事務所を滅茶苦茶にしたのは………!」
ボクシィ「てめェがいけねェんだ!!この俺様をアイドルにしなかった罰だ!!
  そこら辺の女なんかより俺様の方が魅力があるっつーのに、俺様を無視しやがって!!
  腹が立ったんで、事務所の機材を滅茶苦茶にしたり、アイドルなんて名乗っている馬鹿な女共に怪我を負わせてやったのさ!!」
シノ「見事に逆恨みですね……」
ボクシィ「それと……てめェも久しぶりだな…小娘………!」
シノ「え…?どこかでお会いしましたっけ……?」
ボクシィ「てめェも忘れやがったのかよ!?嫌でも思い出させてやるぜ!!おい!!ファンファン!!」

 ドン!!

ファンファン「パオォォォ〜〜〜ン!!」

Mr.チクタク「なっ…!象だゾウ!」
シノ「箱と象の2人組……確かに……一度会った事があります……!
  確か貴方達は、ダークマインドの配下としてプププランドを襲撃していた所を、陛下達に阻止され、倒された筈……!」
ボクシィ「その通りだ……思い出せたようで安心した……って!俺様は箱じゃねェ!!」
シノ「どうしてこんな事を……!一度懲らしめられたのに、まだ懲りてないんですか!?」
ボクシィ「当たり前だろうが!俺達を誰だと思ってやがる?泣く子も黙る最凶最悪の極悪サーカス団!!その団長と副団長だぞ?」
ファンファン「ぼ……僕は反対だったゾウ……」
ボクシィ「五月蝿ェ!黙ってろ!」
ファンファン「パオ〜ゥゥ……」
ボクシィ「兎に角!このプリティでチャーミングで魅力的な俺様を差し置いて!アイドル面している田舎臭い女共が気に食わなかったんだ!!」
シノ「そんな理由で……!よくもこんな……!男の癖に女に嫉妬なんて女々しいにも程が……!」
ボクシィ「俺は女だ!!!」
シノ「………………え……?」
ボクシィ「俺は!! 女 だ!!!」
シノ「え……えええーーーーっ!!?」
ボクシィ「何だ!?どいつもこいつも!!今まで俺様を男だって思ってやがったのか!?
  見てみろ!!このつぶらな瞳!!そしてこの真っ赤なリボン!!どっからどう見たって女だろうが!!」
ファンファン「そんな乱暴な喋り方してたら女って気付かないパオ……」
ボクシィ「だからてめェは黙ってろファンファン!!」
ファンファン「ゾゥゥ〜〜……」

ボクシィ「兎に角!この俺様を差し置いて、アイドルになろうとしているてめェは潰してやる!!
  こうなったら!!どっちがアイドルに相応しいか!!決着をつけてやる!!その名も!!アイドル決定戦!!」
ファンファン「そのまんまゾウ……」
シノ「そのまんまですね……」
ボクシィ「黙れっつってんだろ!!どいつもこいつも俺を馬鹿にしやがって!!」

Mr.チクタク(おおっ……これは……中々良い絵が撮れそうな気がするぞ……!
  実は私、アイドルを綺麗に撮影する技術も磨いており、カメラマンも兼任しているのだ!
  ふっ……そろそろ猫の手も借りたくなってきたぞ……!)


タック「へっくし!!」
カグヤ姫「風邪?」
タック「ん…?さあ…?さては、どっかでボクの事を噂してる奴がいるのかもなあ…」
カグヤ姫「絶対違うと思うけど」


ボクシィ「ハハハハハハハハ!!その衣装、ボロボロに切り刻んでみずぼらしい姿にしてやる!!
  千本ナイフミサイル!!」

 ビュビュビュビュビュビュビュビュビュン!!

シノ「はあああああああっ!!」

 キィン!!カキン!!チャキン!!

ファンファン「悉く跳ね返されているゾウ……」

ボクシィ「くっ……!効かねェか……!なら!!」

シノ「それは………!」

ボクシィ「巨大爆弾だ!!黒焦げになっちまえ!!フハハハハハハハ!!」

 ビュン!!

ファンファン「何てえげつない攻撃パオ!!」

シノ「無駄です!!」

 ビュン!!

 ヒュバッ!!

 ドガァァァァアアアアアアアアアアアン!!!

ボクシィ「ぐああああっ!!くっ……!!」

シノ「…………………………」

ファンファン「凄いゾウ!!衣装に傷一つ付いていないゾウ!」
ボクシィ「てめェファンファン!!さっきからどっちの味方だ!?」
ファンファン「ごめんなさいパオ〜〜〜!!」


563 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/04/18(Thu) 02:23

シノ「……悪いことは言いません 大人しく引き下がってください
  出来れば傷つけたくないですし、怪我しない方が貴方にとって都合が良いんじゃないですか?」
ボクシィ「…何だと……?それはつまり、俺はてめェには勝てねェって言っているように聞こえるんだが…?」
シノ「物分かりが良くて助かります」
ボクシィ「おちょくってんのかテメェーーーーーーーー!!!もう許さねェ!!MK5だ!!マジでキレる5秒前だ!!
  こうなったらてめェをぶっ殺してやる!!死に晒せェェェーーーーーー!!!」

Mr.チクタク「よし!!シノ君!!ダンスだ!!歌と踊りで戦うんだ!!」

シノ「チクタクさん!?こんな時に何を言って……!」

Mr.チクタク「音響も私が兼任だ!ミュージック・スタート!!」

シノ「音響も兼任なんですか!?こうなったら仕方ありません!やけです!」

ボクシィ「ウラァァァーーーーーーー!!」

シノ「皆友達じゃないの〜他人行儀はよして〜
  もっと近くにおいでよ 息が触れ合うくらいにね♪」

 ヒュッ!ドガッ!

ボクシィ「ぐああああっ!!」

シノ「頭ん中 Upside-down からっぽに消去して♪」

ボクシィ「この……!!」

シノ「身体ん中 High and High 爆薬を仕掛けてね♪」

 ドォォオオオオン!!

ボクシィ「ぐああああああ!!」

シノ「WAKU WAKU〜させてよ〜地味っぽい顔はやめて♪」

ボクシィ「うおおおおおおーーーーーー!!!」

シノ「DOKI DOKI〜させてよ〜生き方を派手にしなよ〜♪」

 ヒュバッ!!

ボクシィ「ぐああああああああああ!!!」

Mr.チクタク「素晴らしいーーーー!!これだ!!これだよ!!まさに私が思い描いていたアイドル!!
  歌って踊って、おまけに戦うアイドル!!これだ!!私が演出したかったのはこれなのだ!!
  蝶のように美しく舞い、蜂のように刺す!美しい薔薇には棘がある!簡単に手に届きそうで届かない……!
  そんな輝かしさを私は追及し続けて来たのだーーーーー!!」

ボクシィ「ば……馬鹿な………!この俺が………………!!」

 バタン!!

ファンファン「パオ!しっかりするゾウ!」
ボクシィ「お……俺は………絶対アイドルに……!」
ファンファン「それは無理だから諦めるゾウ
  あとそれと………ごめんなさいパオ!
  もう悪い事しないように説得するパオ!それじゃあ、さようならパオ!ほら、帰るゾウ!」
ボクシィ「帰りたくねェ……帰りたくねェよぉ……俺はアイドルになるんだぁ………」
シノ「はい…どうかお元気で」


Mr.チクタク「いやあーーー良かった!凄く良かったよ!やはり私の目に狂いは無かった!
  やはり君は生粋のアイドルだ!アイドルになるべくして生まれてきたのだよ君は!うんうん!そうに違いない!」
シノ「所で……チクタクさん」
Mr.チクタク「うん…?何かね?」
シノ「今まで撮ってたんですよね……?」
Mr.チクタク「うん、そうだが」
シノ「見せてください」
Mr.チクタク「駄目駄目駄目!後でププチューブにアップするんだから!」
シノ「アップしないでください!消してください!今すぐに!どこに隠したんですか!?」
Mr.チクタク「そ…それを君に教えるわけがないだろう!企業秘密だよ!」
シノ「教えてください!」
Mr.チクタク「やだねったらやだね!」


564 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/04/18(Thu) 02:25

ナレーション「そんなシノの抵抗もむなしく、動画は瞬く間に世間に広まるのだった」


タック「いやあ!観ましたでシノ姐はん!もう有名人やないでっか!」
カグヤ姫「コメントもイイネも沢山!やったねしーのん!これで天下を勝ち取ろう!」
シノ「言ってる意味が分かりません!アイドルで天下を取るつもりはありませんから!」

住人「おい…!あそこにいるのは…!」
住人「例のアイドルじゃないか!よっしゃ!サイン頂き!!」
住人「あっ…!馬鹿野郎!俺が先に頂くんだよ!!」

シノ「すみません……私はこれで……失礼します!」

 ビュン!!

住人「あっ!逃げた!!」
住人「スイクン並みの逃げ足!だがそれが良い!待ってーーーー!!」

タック「もうホンマにアイドルでんがな」
カグヤ姫「これから忙しくなりそうだね 頑張ってね、しーのん」

シノ「他人事みたいに言わないでください!!」


ナレーション「こうして、受難の日々は、暫くの間続くのであった」



   第捌拾玖話 シノ、アイドルデビュー!?歌と踊りは世界を救う 終


シノ「次回予告です 幻夢教最強の刺客、十二神将が再び活動を再開しました
  十二神将は、プププランドの住人達の命を弄び、プププランドを恐怖に陥れようと企んでいます
  神罰…?こんなのは神罰じゃありません…ただの殺戮です!
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第玖拾話ご期待ください」

565 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2019/04/18(Thu) 10:52

シノ「……というわけで、今回の月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜いかがでしたか?」
カグヤ姫「何ていうか、今までの中で1番のギャグ回というか、カオス回だったよね」
タック「今までがシリアスな空気だっただけに、温度差が激しいでんなあ」
シノ「はい…この話、本当は十二神将が登場する話より前に挟む予定だったのですが、
  間違えて十二神将が登場する話を先に出してしまい、やむを得ずこの中途半端なタイミングで挟む事になったのです」
カグヤ姫「何その裏話」
シノ「この先、終盤へと一気に駆け抜ける事になりますので、その前にコミカルな話を入れようという事でこの話が生まれました
  この先からは十二神将との戦いが中心になってきますので、ギャグ成分が一切無くなります
  ですので、今回の話は、その箸休め的なものと考えてください
  随所に散りばめられたネタや選曲が古いのは、あえて狙ってのものです
  多くの人に突っ込んでもらえるよう、突っ込み所を出来るだけ多くしたつもりです
  そして、今回敵として登場したボクシィさんとファンファンさんは、前作にあたる激闘編に登場した2人組です
  ボクシィさんの声は檜山修之さんの声に似ているという裏設定があります」
タック「無駄に凝った設定やったんやね」
カグヤ姫「ギャグ回を生み出す時も大真面目って事なんだよね」
シノ「この話はここまでにしておきます…詳しい話を知りたければ、メロンさんとミントさんに聞くと良いでしょう
  それでは、早速返事を返していきましょう」

>>554

タック「何それ 灯火の星の続編的なやつかな」
カグヤ姫「調べてみたら、元ネタは悪魔城ドラキュラらしいよ」
タック「ふーん、そうなんや Xっていうたら、ロックマンXの方やと思ったけどな」
カグヤ姫「X JAPANの方だったりするかもしれないよ」
タック「それなら「紅」って言葉の方が似合いそうやな
  でも紅に染まるカービィとか、何か想像したくないよね」
カグヤ姫「バイオハザードみたいになりそう」
タック「新作はこの名前で出してくれたら尊敬しますわ」
シノ「そのタイトルは使われないと思いますよ……」

>>555-556

タック「確かに、そういう話って他の所ではあんまり聞かへんよな
  アドレーヌの登場回数が少ないってのも理由かもしれへんな
  せやけど、イラストは調べれば何種類か出てくるから、カビアドというカップリングが好きという同志は、割と多いのかもしれんで
  姉と弟みたいな関係っていうのは、結構好きな人いるみたいやし、悲嘆する事でもないんやないかな
  そういう話を、もっと広めてみても良え気はするな」
シノ「アドレーヌさんは面倒見の良いお姉さんみたいな性格ですから そういう所がもっと注目されても良いと思いますね
  アドレーヌさんが、もっと色々な作品に出てくるようになると、また話が変わってくると思いますが……
  アドレーヌさんが活躍する話を、もっと沢山作って欲しいと思う所です」
カグヤ姫「いっその事主人公にしちゃっても良いんじゃないかな?」
タック「スピンオフ的な?良えんやないかな 売れるかどうか分からんけど」

>>557

カグヤ姫「タック!…って言おうと思ったけど、まずそうだから餌になんてならないよね残念」
タック「なんか納得行かへんな…まあ良えけど
  カービィの餌にしてやるって何か良え脅し文句みたいになりそうやな
  良えな気に入ったわ 今度どっかで使ったろうかな」
カグヤ姫「また変な事考えてる」
シノ「いつもの事ですよ カービィさんにはアドレーヌさんが保護者代わりとして見守ってくれていますし、
  むやみやたらに人を食べるような暴挙には走らないと思いますね」
タック「アドレーヌの前でだけ良え子ちゃんやからなあ」
シノ「元々良い子ですよ カービィさんを凶暴な鮫みたいに言わないでください」


566 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2019/04/18(Thu) 10:52

>>558

タック「誕生日おめでとう〜と言いたい所やけど、その歳になってくると、
  別に祝ってもらっても嬉しくなくなるんやないかな?
  歳を取ったって実感するのは、何かこう、いたたまれない気持ちになってくるよね」
カグヤ姫「それはタックだけなんじゃないの?」
タック「歳を取れば分かる事やさかい、お子ちゃまには理解出来へんやろなあ」
カグヤ姫「なんかムカつくんですけど」
シノ「まあまあ、言わせておきましょう
  余計なお節介かもしれませんけど、ケーキを買ってきましたので、もしよければどうぞ
  自分が生まれた日を知っているというのは、良い事ですよ 何はともあれ、ハッピーバースデーです」
タック「いやあ悪いでんなあ」
シノ「タックさんにではありません 558さんにですよ」
タック「しょんぼり」
シノ「……なんて、タックさんとカグヤちゃんにも買ってきてありますから 一緒に食べましょう」
カグヤ姫「やったあ!流石しーのん!」
タック「ホンマに…!?うおおおおおおおお!!ありがとおおおおおおおおおおおおお!!!」
シノ「そんなに嬉しい事でしょうか……このスレッドも、無事に13周年目を迎えました
  今まで応援してくださった方には本当にお世話になりました 本当にありがとうございます
  このままどこまで続くか分かりませんが、続けられる環境であるなら、これからも頑張って続けてみようと思います
  これからも応援よろしくお願いします」

567 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/04/19(Fri) 22:55
十二神将と思わせといてネオ十二神将とか現れるんやろ?

568 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/04/23(Tue) 18:13
マリオ、リンク、カービィ、ピカチュウは昔から任天堂四天王と言われるけど、
今もそうであるかといったらちょっと違う気がするんだ
今はピカチュウだけワンランク落ちて、マリオ、リンク、カービィのビッグ3なんじゃないかな
それでも任天堂は十二分に凄いよ
世界で通用する程のビッグ3を揃えたゲーム会社がどれだけあるのか?
ピカチュウだってS級からA級に落ちたってだけで、インクリングがいるスプラトゥーンと同等のブランドはあるしな

569 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2019/04/28(Sun) 01:18
アドレーヌ「こんばんは、一日遅れたけど、4月27日はカー君の誕生日、そして27周年!」
カービィ「こんなにやってこれたのは、僕らを応援してくれた人がいるからだよ」
アドレーヌ「任天堂四天王の一人カー君を、これからも応援してあげてね」

>>456
アドレーヌ「この内いくらか答えようかな、私とカー君の0〜17を答えてく」

0、キャラクター選択時
カービィ いくペポ!
アドレーヌ さぁ、いこうか
1、戦闘開始
カービィ 楽しみだよ
アドレーヌ お手並み拝見といきましょう
2、ボス戦
カービィ 強そうだね
アドレーヌ 不安だけど、頑張る!
3、好敵手
カービィ ○○○、楽しみにしてたペポ!
アドレーヌ ○○○との対決が待ち遠しかったよ
4、勝利
カービィ やったぁ!
アドレーヌ まぁ、こんなものかな
5、圧勝
カービィ 君も頑張ったよ
アドレーヌ 次戦う時は、差が縮まってるかもね
6、ギリギリ勝利
カービィ やるじゃん!危なかったペポ
アドレーヌ 強い…!次やったらどうなるか…
7、敗北
カービィ 強いね、負けたよ
アドレーヌ やるじゃない!
8、惨敗
カービィ 僕が手も足も出なかった…
アドレーヌ そんな…私が全く敵わない…
9、おしくも敗北
カービィ 次は僕が勝つかもね
アドレーヌ 次は私が勝つ!
10、一対多 勝利
カービィ どお?僕強いでしょ
アドレーヌ 私、頑張ったな〜(vs普通の人) この数でこの程度か(vs悪役)
11、一対多 敗北
カービィ 倒しきれなかったペポ
アドレーヌ そりゃあこの数だもの(笑)(vs普通の人) 全員倒してやりたかった…(vs悪役)
12、タイムアップ勝ち
カービィ 勝ったけど君も強いね、KOできなかったよ
アドレーヌ 私が勝ったけど、あんたも中々じゃない
13、タイムアップ負け
カービィ 惜しかったペポ
アドレーヌ あと少し及ばなかった…
14、ドロー
カービィ 僕と互角なら大したもんだよ
アドレーヌ 互角…この人、中々できる
15、弱攻撃
カービィ ふっ! やあ!(…で気合いを入れてから弱攻撃)
アドレーヌ …(無言) もしくは えい! やあ! そりゃ!
16、中攻撃
カービィ ていっ! たぁ! とぉ!
アドレーヌ …(無言) もしくは そうら! はあっ!
17、強攻撃
カービィ おりゃああぁ!!
アドレーヌ くらえ!(vs普通の人) これで終わらせてやる(vs悪役)

アドレーヌ「ここからは>>517からいきます」

リボン「ポップスターにどんなに恐ろしい敵がいようと、宇宙を通ってリップルスターまで来るのはほぼ不可能だもん。
たまーにダークマター族が入ってくることもあるけど、そのダークマター族だって極少数来るだけ。
リップルスター妖精族は人口がほんの数億しかいないけど、外敵が少ないからこれで十分なの。
あと妖精族は基本穏やかだから犯罪も少なくて、まさに妖精族の楽園なの。
だからってポップスターを悪の魔物だらけにしないでね、リップルスター人にとってもポップスターは人気なんだから」
カービィ「ポップスターが荒れたら僕らとしても困るんで、凶悪犯が増えないよう気を付けるペポ」

>>518
アドレーヌ「いずれはツッキーも戻ってくるかと。
ただ、それがいつになるんだか。時間はかかるだろうけど、楽しみに待ってようよ」

>>519
アドレーヌ「案外そんなバッドエンドだったりして」
カービィ「ツッキーが生きて帰って来て、正気にも戻ったら友達になりたいペポ」
アドレーヌ「生きて仲間として戻ってくるのを祈りましょう」

570 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2019/04/28(Sun) 13:45
アドレーヌ「こんにちは、ゴールデンウィークは昨日から始まってて今日は二日目。
あと九日、夢の十連休の始まり始まり」
カービィ「ただ、その十連休をまともに貰えてる人がどれだけいるんだろ?」
アドレーヌ「まともに休めない人も結構いるから、その類いの人達は大変そう」
カービィ「取り敢えず折角のゴールデンウィーク、楽しめるだけ楽しむペポ」

>>520
カービィ「タックは金の盗賊団に戻るんじゃない?
そもそもAV男優って面白いのかなぁ?」
アドレーヌ「飛び抜けてMな人、もしくはSな人には面白いのかも。
タックはS男とM男、どっちのポジションになりそうか…と思ったけど、考えるまでもないか、
やっぱりM男ポジションがお似合いかな」

>>521
カービィ「前の車、止まりなさい。前の車、止まりなさい。 …みたいなもの?」
アドレーヌ「警察に目を付けられた違反車じゃん(笑)」
リボン「カッチカチやぞ!カッチカチやぞ! …みたいなもの?」
アドレーヌ「ザブングルか、懐かしいネタを(笑)」
カービィ「二回だからこそ映える言葉ってあると思うペポ。
前の車、止まりなさい。は100回でもいいけどさ」

>>522
カービィ「タックは食べ物のメロンを好きになってりゃいいペポ」
リボン「タックはメロンパンナでも好きになってりゃいいよ。」
アドレーヌ「(カー君とリボンは気が合うなぁ)
男塾みたいなゴツい男が集まる団体に数週間入れてみたい」
カービィ「男塾みたいなゴツい男が集まる団体って、プププランドにあったっけ?」
アドレーヌ「無いよね…」
カービィ「無いペポ…」
アドレーヌ「大事なことなのでそれぞれ二回繰り返しました」

>>523-524
アドレーヌ「私のファンも多いとは聞くけど、実はリボンが一番人気なの。
私はどんなに高く見積もっても二番人気。
一番人気と二番人気の差って意外と大きいの。
とはいえ、私にもファンがいるのは間違いないわけで、ファンは大事にするよ。
ファンがいてこそブランド価値が付く。そうなれば私も嬉しいし、ファンも楽しい」

>>530
アドレーヌ「タイトルは、『タックさんがたっくさん食べる物語』でいいのかな?
デデデ城に忍び込み、食糧をかっさらって、食糧と共に贅沢三昧する
タックが主役のスピンオフ作品なんてどう?
食べ過ぎて食中毒でやがて亡くなる末路とか、案外こんなバッドエンドをお客は求めていそう」

>>531
カービィ「ハイドラって、通称クワガタカブト丸のエアライドマシンだね」
アドレーヌ「クワガタカブト丸…昔のデュエルマスターズにいたよね(笑)、だけど今の子は鍬形カブト丸なんて知らないか…。
ハイドラに轢かれて転生より、デュエルマスターズの鍬形カブト丸にデュエルで負けて転生の方が…。
いや、単純にハイドラに轢かれて転生の方がいいのかも…。
カービィらしさを出した作品にするならその方がいいか」

>>532
アドレーヌ「何だかんだでモテるのかもしれないけど、暗闇斎はハーレムには興味無さそう。
だけど話作りのため、本来の性格をねじ曲げてまでハーレムを作らせるのかもね。
デデの旦那ハーレムの方がまだ現実味あるけど、デデの旦那は女からモテないし…。
デデの旦那は女より男からウケそうだから、リアル志向でいくならデデの旦那+モブ男数人がいいのかな」

571 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2019/04/28(Sun) 19:24
アドレーヌ「さて、続きを始めますか」

>>533
アドレーヌ「そこがタックの魅力である、と言いたいとこだけど、
やり過ぎて気持ち悪くなってると色々誤解される、と言いたい。
それで何度も〆られるという悲しさ(笑)」

>>534-537
アドレーヌ「カー君が主人公のゲームなら山ほど出てるじゃない。
最近のだけでもスターアライズ、トリプルデラックス、ロボボプラネット、カービィWii、
皆面白いからやってみてよ。
スターアライズならアップデートすることで、私達のようなゲームでメインだったキャラを仲間にできるからオススメ」
カービィ「カフェやグッズ集めだけじゃなくゲームもやってみてよ」

>>535
アドレーヌ「噂じゃ同性結婚でも、いずれ子持ちになれるという技術が開発され始めてるみたいね。
だけど、メインはやっぱり男女での子作りでしょ。
ロボットやアンドロイド技術が進んでも、メインは人や妖精のままなのと同じ。
カー君だって順調にいけばリボンと結婚するだろうし、別れたとしても他の女の子見つけるだろうし、(私かな?)
技術が進歩する=メインになる、じゃないよ」
カービィ「ハルトマンワークスが既にその技術持ってるかも。
ゲームだとクローンデデデ創ったから」

>>536
カービィ「それはマック。あ、ハンバーガー食べたくなってきたペポ」

>>545
カービィ「クロノスっていうと、逃走中や戦闘中を担当してるクロノス社を思い出すペポ。
幻夢教が跡形もなく無くなった後は、クロノス社ができて、リアルゲーム用アンドロイドが造られる、
だったら面白そうだね」
アドレーヌ「んなわけない…とも言い切れないのが面白いとこよね。
ハルトマンワークスがたまたまちょうどいいタイミングで目を付けたら、
擬似クロノス社ができるなんてこともあり得る」

>>546
アドレーヌ「あながち間違いでもない。アイドルが求められてるとはよくいうけど、
ただ見た目だけで売ろうとするアイドルは伸びないの。
任天堂のトップアイドルである任天堂四天王だって、カー君含め皆強い人ばかり。
中堅までは見た目だけで上がれると思う。だけど上位をキープしたいなら、
結局中身と強さが大事なんじゃないかって思うの。
私も強いから任天堂でも上位人気を誇るけど、もし弱かったらとても上位なんていけない。
見た目で稼げるのは精々50〜60点まで、
もっと上に行きたいなら良き中身と高い戦績を持つこと」

572 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2019/04/28(Sun) 21:30
アドレーヌ「こんばんは、更に続きます」

>>548
アドレーヌ「RPGツクールとかスーパーマリオメーカー的なやつか、
あとはスマブラのステージ作りもこれ、カービィにもそんなのが欲しい気はする」
カービィ「僕らのステージ作りもしたい気持ちはあるけど、それならもっと適した人がいるペポ。
僕らの後輩、ハコボーイのキュービィこそステージ作りが似合うと思うんだ。
できれば僕らのゲームメーカーも欲しいけどさ、キュービィのことも思い出してあげてね」

>>549
アドレーヌ「十二神将と戦うなら、できればこっちも
十二人揃えて戦いたいってのが忍部隊の本音だろうけど、
これは大会じゃないから、一人ずつ打ち負かしていくのもありか。
正直十二神将の他には敵出さないでほしいと思ってる。
既に出てきた鉄眼とかは仕方ないとしてもね。
忍部隊以外、つまり私もカー君も、他の仲間も旅に出ていて加勢できない設定になってるのに、
長ったらしいバトルを続けられても困るんで。
あまり長くなるようなら、私やカー君を呼んでね、十二神将とやらを始末してやるから」

>>550
アドレーヌ「令和に決まったけど、令和に決まる前は和平とか公栄だと予想してた」
カービィ「僕は陽明とか優清だと思ってたペポ」
リボン「私は水麗だと思ってた」
アドレーヌ「令和に変わっても、星のカービィを宜しくお願いします」
カービィ「後輩キュービィと僕カービィを宜しくお願いします」

>>551
リボン「スター☆トゥインクルプリキュアの舞台が、
リップルスターにこんなに似てるなら、パクリだって言ってる人もいるのかな。
そう考えるのも仕方ないけど、私達が活躍したような舞台とストーリーで、
プリキュアがどう立ち回るか見せてもらう楽しみもできるでしょ?
どうせならプリキュアがどう動くのか楽しませてもらおうよ」
カービィ「星奈ひかる(主役)、羽衣ララ、天宮えれな、香久矢まどかがどう動いていくのか見ものだね」
アドレーヌ「私達が味わい、勝ち抜いた道をプリキュアが味わう、と考えるとなんか感慨深い」

>>554
アドレーヌ「これの元ネタって悪魔城ドラキュラX?
月華の夜想曲ってことは、リヒター・ベルモンドとアルカードの時代か。
リヒター・ベルモンド…、身体能力と女からのモテ具合がベルモンド一族最強のヴァンパイアハンター、
操られ悪魔城城主になっていたこともあり、裏で手を引いていたのは神官シャフトだったという…」
カービィ「スマブラにも来たね、リヒター。人気はいまいちのようだけど…」
アドレーヌ「キャラばかり増えて、一人用モードが減り続けているから、
魅力が光らないんじゃないの?リヒターに限った話じゃないけど、リヒターはスマブラ環境の犠牲者だよ。
大事なのは数より質だもの」

573 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2019/04/29(Mon) 02:00
アドレーヌ「こんばんは、日付変わったけど続きます」

>>555
アドレーヌ「カー君もリボンも可愛いから抱き締めたくなる。
カー君とリボンから見て私の存在は頼もしいんだろうけど、
同時に私から見たカー君とリボンは、まさに癒しなの。
可愛い兄弟分がいるっていいよね。
弟分妹分を守り抜くため、私は強くなる…!
今や女騎士とまで言われるようになっちゃったけど、これはこれでありかな、と。
アドカビやアドリボを好む同志が増えるといいね」

>>556
アドレーヌ「恋愛至上主義が多いのは仕方ない、それがカップリングの元々の意義だし。
ただ、恋愛だけでなく、例えば私で言うなら、世話好きな部分も見てほしい。
正直、アドカビやアドリボも注目されてほしいんだけど、そう上手くはいかないか。
カー君もリボンも人懐っこくて可愛い」

>>557
アドレーヌ「いざカー君の餌にしたい人は?と聞かれると案外浮かんでこないもんよね。
取り敢えず、タックを餌にしたいと言っておこうかな(笑)、あぁ、冗談よ。
私が憎たらしく思う人なんて、今で言えばプププランドを荒らしに来る幻夢教の敵ばかりだもの。
カー君の餌にしてしまえば楽なんだろうけど、それじゃスッキリしない。
どうせなら私の手で葬り去る。
ところで、すぐ吐き出させるのを前提にカー君の餌にするなら、
スパーキーやコンセと、ペンギーやチリーをカー君の餌にして、
アイススパークを使わせるのもいいかな」

>>558
カービィ「僕は27歳とは言われるけど、見ての通り小学生だよー。
これからも28歳29歳30歳って上がってくんだろうけど、
見た目は小学生のまま変わらないペポ。アドレーヌも、他の人も同じ。
アドレーヌは今のところ14歳、だけど、19歳って言われてるらしいね。
リボンちゃんも同じく19歳なんて言われてるけど、8歳だよ。
だけど、誕生日は誕生日らしく楽しむから皆で楽しもうね、今年はもう終わったけどさ」

>>567
アドレーヌ「やだな〜…、そんなめんどくさい設定追加しないでほしい。
プププランドを荒らされ、住民を殺され、私としても己の手で十二神将を葬り去りたいのに、
私達が加勢できない状態になってるし…。
まぁ、前にも言ったように私達が呼ばれることがあればすぐ駆けつけるから、
その時は私やカー君にも始末させてよね」

>>568
カービィ「そうそう、僕らはマリオ、リンク、僕、ピカチュウでずっと四天王だったペポ。
今はピカチュウが衰えてきて、代わりにインクリングが四天王になろうとしてるね。
一方でスタフィー、パネポンのリップ、F-ZEROのファルコン、
任天堂の大先輩Mr.ゲーム&ウォッチがシリーズを終えて、スマブラ以外にはいなくなっちゃったペポ」
アドレーヌ「四天王級ばかり話題になるけど、準主力級にも結構いるね。
サムス、フォックス、シュルク、ベヨネッタ、村人、最近出てきたイスナ、そして私達の後輩キュービィ
消えた人達はいるけど、昔からの同僚や新入りもいるから、盛り上げていこ、カー君」
カービィ「うん!今いるメンバーで世の中を盛り上げていくペポ」

574 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2019/04/29(Mon) 08:30

>>567

タック「ネオって付くと一気に安っぽくみえてしまうのは何でなんやろなあ」
カグヤ「カタカナと漢字の組み合わせってかなりミスマッチだと思うの」
タック「それなら真十二神将とかの方が良え気がする……いや、実際にいて欲しくはないけどな」
シノ「十二神将は1体だけでもかなりの強敵です……私達の中でもかなり頼りだったワイユーさんが力を使い果たしてようやく倒した1人です
  それがまだ後11人も残っています……これはかなり険しい戦いになる事が予想されます
  もし更に12人いるってなったら、私達では手に負えなくなるのではないかと思います
  私も、妖姫の力はそう簡単に使うわけにもいきませんし……」
カグヤ「ジュキッドおじさんの力でも歯が立たなかったしね……タックなら瞬殺されて終わりでしょ」
タック「勝手に瞬殺って決めつけんでおくれやす ボクでも、結構良え所まで戦えると思いまっせぇ」
カグヤ「えー…全っ然信用出来ないんだけど……」
シノ「まあまあ私もワイユーさんも戦えない以上、タックさんやジュキッドさん、そしてサスケさんの戦力が必要不可欠です」
タック「そやで!ましてボクらなんかは一度ホンマに死を経験したからな!恐れるモンは何もないわ!
  十二神将だろうがどっからでもかかってこいっちゅうんや!!」
カグヤ「タックはもう1回死を経験したほうが良いんじゃないかな」
シノ「敵軍を挑発する発言はあまり感心しません もう少し緊張感を持つべきですよ」
タック「いややなあ、ボクでも緊張感はある方でっせ 正直、人並み程度の恐怖はあるし、戦う前っちゅうのはいつも足がすくむモンや」
カグヤ「本当に?全然そんな風には見えなかったけど」
タック「見えんようにしとるからですわ 心のどっかで、自分は強いって余裕を常に持つようにせんと、勝てる戦いにも勝てなくなるっちゅう話や」
シノ「そうですね……本心が全く読めないのがタックさんの強みです それで何度も助けられてきたわけですから……頼りにしていますよ」
タック「せやせや!ボクに任せときゃ良えんや!なっはっは!!」
カグヤ「またそうやって調子に乗るんだから……」

>>568

シノ「ピカチュウさんがワンランク落ちた…?そうでしょうか?私はそうは思いません
  ポケモンというコンテンツは、世界中に知れ渡っているほど大きなブランドになっています
  ポケモンGOというアプリまで登場し、老若男女、あらゆる世代に愛されています
  アニメもシリーズを変えながら長く放送されていますし、映画だって毎年作られています
  それって、任天堂というゲームの中では凄い事じゃないですか?
  星のカービィもアニメ化はされたものの、あれは1年ちょっとで終わってしまいました
  あれは作風とかの問題もあるとは思いますが……
  昔と比べて人気度が落ちたというのは少なからずはあるかと思いますが、
  それでもあらゆる世代の人に認知されていて、安定した人気度を持っていると思います それはある種の成功と言います
  ですので、ワンランク落ちたというのは、それは少し違うんじゃないのでしょうか?」
タック「かと言って、別にピカチュウの擁護をしたいワケやないけどな
  ピカチュウは、昔のデザインの方が丸っこくて好きやったけど、今は何か安っぽく見えてきて、あまり好きにはなれへんな
  なんか勿体無いわな、ああいうの」
カグヤ「画風も、時代によって色々変わるから、昔と今とで全然違うのは仕方の無い事だよね」
シノ「過去の記憶というのは、年を重ねて行くにつれ美化されるものです それも相まって昔の方が良かったと思えてくるのでしょう
  思い出を大切にするのは良い事ですが、だからと言って過去に留まり続けるのは良い事ではありません
  人生は後戻りは出来ませんから、それなら前を向いて歩き続けるしかありませんよね」

575 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/04/29(Mon) 16:33

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」


張「……………………………」

蛇ノ目「邪魔よ」

 ドン!!

張「ぐあああっ!」

蛇ノ目「何よさっきからぼーっと突っ立っていて…アンタに居場所は無いって言ったのを忘れたのかしら?
  それとも何?そんなに武留の事が心配なワケ?そうよねェあんた達一番仲良かったものねェ」
張「くっ………!」
蛇ノ目「武留なら死んだわ 初代暗闇斎と相打ちになってネ!」
張「何……!?」
蛇ノ目「フホホホホホホホ!!良いワ!良い反応ネ!
  しかしアイツも中々やるわ あの初代暗闇斎を戦闘不能に追い込むなんて
  ただの単細胞な馬鹿と思っていたけれど、ホント、馬鹿と鋏は使いようよネ!」
張「き……貴様ぁ!!」
蛇ノ目「やだ〜怖〜い!でも分かってるでしょ?アタシを攻撃すれば、アンタは十二神将の資格を剥奪される
  それでも良いなら攻撃してくれちゃって構わないケド?」
張「……………くっ……!」
蛇ノ目「そうよねェ!攻撃出来ないわよネ?アンタってやっぱり賢くて助かるワ! ホホホホホホホホホホホ!!」
張「蛇ノ目…………!」

???「オウ何だ!?楽しそうな事してるじゃねェか!」

蛇ノ目「あらァ…この野蛮な声は…久し振りねェ朱煙(シュエン)」
朱煙「ウキャキャキャ!ま〜た祭りが始まるんだってなァ?知らせを聞いてやって来たぜ!」
張「………………!」
朱煙「てめェの事も聞いてるぜ?祭りに参加出来ねェんだってなァ?こいつはお笑いだぜ!ウキャキャキャキャキャッ!
  部外者は余所にでも行ってろよ!」
蛇ノ目「そう言っているんだけど、中々言う事を聞いてくれないのヨ 困ったわネ」
???「ならば放って置けば良い いてもいなくても所詮は同じ事よ」
朱煙「ケッ……気に食わねェ…てめェも着いてやがったのか、牙流(ガル)」
牙流「フン…そう言う貴様もな 耳障りだからあまり騒ぐなよ化け猿」
朱煙「ンだと!?この負け犬!!」
???「ククク……相変わらず賑やかな事ですね」
???「チチチチチチチ…汚らわしい獣共の戯れだ 好きにさせときゃ良い」
蛇ノ目「アンタ達も来たのネ、白(ハク)」
白「当然ですとも このような神聖なる儀式、いの一番に参加しなければ、十二神将の名が廃るというものでしょう」
蛇ノ目「それと……」
???「げっ……!お前も来ていたのか…!蛇ノ目……!」
蛇ノ目「当然でしょ?アタシを誰だと思ってるの?獲物を捕らえる蛇眼を持つこの蛇ノ眼ヨ!
  相変わらず美味しそうね、食べちゃおうかしら?ペストネズミちゃん?」
???「く…来るな!そ…それとペストネズミじゃねェ!俺には黒星(ヘイシン)って名があるんだ!」


576 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/04/29(Mon) 16:35

翁「静かにせい 寝起きにお前達の声は耳障りじゃ」
???「…………………」

蛇ノ眼「アンタも来ていたのね……幻王」
幻王「……………………」

翁「まだ来ていない者もおるが、これだけ揃えば充分だ
  それでは、神裁執行の儀式を行なう」

一同「…………………………………………」

翁「既に知っていると思うが、神裁は神聖なる儀式
  世に蔓延る愚かな民に神の裁きを与え、新たなる世界を創造する事だ
  神託により選ばれし者が神裁を執り行う権利を与えられる
  神託が与えた条件に従い裁きを行ない、成功させた者は神獣王の証を手に入れる事が出来る
  前回の神裁は10年前……成功させたのは幻王
  つまり、現在神獣王の証を持つ者は幻王じゃ
  今回は幻王を除いた十二神将が神裁を行ない、成功させた者は幻王と戦う権利が与えられる
  幻王に勝つ事が出来れば神獣王の証を手に入れられる」

蛇ノ目「フフ……神獣王の証はアタシの物ヨ!」
朱煙「キャキャキャ!いいや俺だね!」
牙流「フン、貴様らに神獣の証なぞ似合わん 相応しいのはこの俺」

翁「お喋りはそこまでじゃ そろそろ神託の時間じゃ お前達、石碑の前に宝玉を置け」

一同「……………………………」

張「……………………」
翁「張、お前は駄目じゃ 神裁の参加権が無いお前に宝玉を置く資格は無い」
張「……………っ!」
蛇ノ目「ホホホ!アンタは指をくわえながら黙って見てなさい」

翁「さあ神託の時間じゃ………神よ……此度の神裁の条件を指し示し給う……」

 カァァァァァァァァ!!

白「おお……!私の宝玉が光りました……!クク……すみませんねぇ 神に選ばれたのは、どうやら私だったようですね」
牙流「チッ……!」

翁「では白よ、神託を聞くが良い 神はこう告げておられた
  『高く聳え立つ塔を破壊し、計600名の民に裁きを与えよ』と」

白「かしこまりました……クク……!これは昂ってきましたねェ……!」


 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第玖拾話 天駆ける白馬の非情なる光の神槍 


 前回までの記録

  第捌拾陸話 最強の敵、十二神将現る(>>478-484)
  第捌拾漆話 裁きの女神降臨!シノ覚醒の時(>>509-511)
  第捌拾捌話 闘牛大暴れ!神獣の裁きの斧(>>538-543)
  第捌拾玖話 シノ、アイドルデビュー!?歌と踊りは世界を救う (>>559-564)


シノ「ワイユーさん…!もう動いて大丈夫なんですか?」
ワイユー「わっはっはっはっはっは!拙者、身体自体はピンピンしてござる故!
  ……かつての様に、戦う事は出来ぬがな」
シノ「ワイユーさん……やっぱりあの時、私が戦いに行けば………」
ワイユー「それは言うな 言ったであろう 早かれ遅かれこうなる運命だったと
  拙者は何も力を失った事を悔いてはおらぬし、むしろこれで良かったのだと思っている
  拙者は所詮、過去に生きた者……現代の者達からすれば、拙者は影の存在に過ぎん
  影の存在である拙者が、現代に出しゃばって良い筈は無かったのだ
  現代の事は、現代の者達で解決するのが一番でござるよ」
シノ「でも………」
ワイユー「大丈夫 拙者はお主達を信じている お主達なら十二神将を……いや、幻夢教を沈める事が出来る
  だから拙者は力を失った事は、別にどうとも思ってないでござる」
シノ「ワイユーさん………分かりました ワイユーさんには、何度も助けられました
  残りの敵は私達で何とかしてみせます」
ワイユー「うん、その意気でござるよ!お主達ならきっと、新しい時代を築く事が出来るでござる!」


577 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/04/29(Mon) 16:37

タック「はあ……………」
ジュキッド「どうした?溜め息なぞついて お前らしくもない」
タック「いや……ちょっと考え事をしよってなあ……女性をうまく口説き落とす方法とかな……」
サスケ「殺すぞ」
タック「それは冗談やさかい、今後の事や
  初代の旦那が力を失い、シノ姐はんも体力の温存で極力戦いに出られない
  …となると、基本的にボクらだけでなんとかせなならない」
サスケ「ああ、そうだな
  …こないだ戦った牛野郎は化け物並みの強さだった 初代のが禁術を使ってようやく斃せた強さだ
  そんな奴が、残りまだ11体いる………」
ジュキッド「流石に今度ばかりは厳しいな……頼みの綱は、この巻物か……」
タック「せやけど、読めなきゃ使い物にならへんでっしゃろ ボクにはさっぱり読めんかったわ  何度読んでも全く変わらへん」
ジュキッド「読めるようになるには、何かきっかけが必要という事なのかもしれん」
サスケ「例えば、どんな事だ?」
ジュキッド「それは……分からぬが…………」
タック「そもそも、それが分かってたらとうの昔にもう読めてますわ!」

???「クククククク……おやおや、これはお揃いでしたか 闇の忍び部隊の皆さん」

サスケ「…………………!」
タック「誰や……!?」
ジュキッド「何故、俺達の事を……!」

???「貴方達の事は既に把握済みですとも……あの武留相手に粘った事もね……
  おっと自己紹介が遅れました 私の名は白と申します 以後お見知り置きを
  …と言っても、これが最後になるかと思いますが」
サスケ「丁寧な挨拶ご苦労なこった ついでに訊くが、てめェも十二神将とかいうふざけた連中の1人だな」
白「ご名答です しかし"ふざけた"というのは聞き捨てなりませんね
  私達は、神に選ばれた神聖なる十二の使徒 私達は貴方がたに神の声を届ける義務がある
  云わば、神の代行者です」
タック「神の代行者やって……!?」
白「神は貴方達にお怒りです……自然を壊し、自分達の都合の良いように作り変え、好き勝手にのうのうと過ごしています
  ですので、私達が神の代わりに裁きを与えるのです この世界を汚す愚かなる落とし子達に」
サスケ「ふざけた事を言いやがって……神の声を聞いたってのか?」
白「ええその通りですよ ですから私が今から裁きを与えるのです
  ……それでは、神裁執行の時間です!」


 ビュン!!

ジュキッド「……!早い!!」

タック「何の!!」

 キュイィィィィイイイン!!

白「……ほう、私の攻撃を見切るとは、大した者ですね」
タック「伊達に修羅場潜り抜けたわけちゃいまっせ…!」
白「そうですか……それなら、加減は無用ですね…!哈ッ!!」

 ビュン!!

タック「……!!今度はどこや!?」
サスケ「上だ!」
ジュキッド「馬鹿な…!空を飛べるのか……!?」

白「神の声を訊くが良い……!十二神獣・午ノ宝玉!!解放!!」

 ドン!!

タック「んなっ……!!」
サスケ「くっ……!凄い気圧だ……!」
ジュキッド「………………!」


白「クククククククク……驚いて何も出来ないようですね……!」

タック「くっ………!武装が増えただけで姿形はそんな変わってないのに、おぞましい気を感じる……!」

白「武留の場合は少々特殊でしてね……基本的に武留のように不必要に大きくはなりませんよ
  ただ力が増すだけだ……!それも圧倒的にね…………!」

ジュキッド「来るぞ…!構えろ!!」


578 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/04/29(Mon) 16:38

白「では行きますよ!!出でよ天馬槍!!」

 ビュン…!!

 シュバッ!!


白「哈ッ!!」

 ビュン!!

タック「……っ!!」

白「天馬光裁波!!」

 ドォォォオオオオオオン!!

タック「ぐああああああああああっ!!」

ジュキッド「タック!!」

タック「くっ……!!速い……!!さっきまでとは桁違いや…!!」

サスケ「己!!」

 ドォォオオオオン!!

白「無駄だ!!」

 ビュン!!

 ヒュバッ!!

サスケ「がはッ……!!」

ジュキッド「サスケ殿…!!」
タック「サスケ兄はん!!」
サスケ「くっ……!己…………!」

白「クハハハハハハハハ!!これが神獣の力だ!!愚かにも神に歯向かう蛮勇な民よ!
  特別に良いものを御覧に入れよう……!」

ジュキッド「良いものだと……!?」

白「あの建物にご注目ください 数秒であの建物は爆発します!」

タック「何やと…!?」
サスケ「てめェ…!そんなハッタリを……!」

白「3…2…1!はい!」

 ドガァァァアアアアアアアアン!!!

サスケ「なっ………!」

白「フハハハハハハハハハハハ!!ハッタリなどではありませんよ…?これも私の能力です
  神が創った自然を破壊しただけでなく、天まで届くような建物を作り出すなど最早神への冒涜
  貴様ら如きが天に昇る等、烏滸がましき愚行
  その様な無礼な民には裁きを与えねばならない……!それが私に与えられた神裁だ!!
  高く聳え立つ建物は全て破壊する!そしてその建物に住む者共も皆殺し!
  ついでにお前達も神に捧げる贄になってもらおう!!死ね!!」

タック「くっ……!」
ジュキッド「一度撤退だ!サスケ殿!花火を!」
サスケ「チッ…!だが今のままでは殺される…!仕方無ェか!」

 ドォォォオオオン!!

白「クク……逃げたか………それならば足掻き続けるが良い
  何度立ち向かおうとその悉くを砕き、お前達を追い詰めてやる!」


579 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/04/29(Mon) 16:40

紫雷「……今の爆発音……遂に始まったのか 神裁が」

ツキカゲ「………………う……うん………」

紫雷「ようやく目が覚めたか ほら飯だ 食え」
ツキカゲ「必要ない 誰が貴様の施しを受けるか………くっ……!」
紫雷「動くな その分だとかなりの疲労が溜まっている
  寝床を貸してやるから、しばらくそこで休むと良い」
ツキカゲ「…………………チッ………」

紫雷「貴様はここで修業をしていた…と言っていたな 修業をするのは何の為だ?」
ツキカゲ「それを貴様に教える必要性はあるのか?」
紫雷「質問を質問で返すな 良いから答えろ」
ツキカゲ「……強くなる為だ それがどうした?」
紫雷「強くなってどうしたいんだ?」
ツキカゲ「強くなってどうしたい……?別にどうもしないさ 強くなれば、誰も僕を馬鹿にしなくなる
  僕はもう弱虫じゃない……強いんだ……!それを認めてもらうには、斃さなきゃいけない奴がいるんだ……!」
紫雷「劣等感という奴か……これで大体分かった お前はこれ以上は強くなれない」
ツキカゲ「何……!?」
紫雷「お前には、大切なものが欠如している だからどれだけ力を得ても、誰もお前を認めないし、これ以上は強くなれない
  斃さなきゃいけない相手がいると言っていたが、そいつの事は諦めろ そして強くなる事もだ お前にはその方が幸せだ」
ツキカゲ「分かったような事を言うな!!お前に僕の何が分かる!!」
紫雷「私はお前のような奴を何人も見てきた そいつらがくだらぬ戦いで無駄死にするのもな……
  だから私はお前に戦いから遠ざかる事を提案する お前に戦いは向かない だから諦めろ」
ツキカゲ「……何だよ……強くなる事が、そんなに悪い事か……?」
紫雷「お前は、戦士としての強さというものを根本から履き違えているようだな……良いだろう、気が変わった
  お前の腐った心根、一から叩き直してやる」
ツキカゲ「それは……修業というやつか……?」
紫雷「嫌なら逃げて構わん 私は別に強制はしない」
ツキカゲ「………良いだろう その修行、受けてやる!お前より強くなってお前を斃してやる!」


シノ「サスケさん、大丈夫ですか!?」
サスケ「まあな……こんなのは掠り傷だ」
カグヤ姫「嘘ばっかり!これはね、致命傷っていうの致命傷!しばらく動いたらめっ!だからね!」

暗闇斎「そうか……では先程の爆発も、その神裁とやらによるものか」
ジュキッド「ああ……奴は能力で高い建物を破壊する事が出来るらしい」
タック「このまま放っておいたらあかん!また第二第三の被害が出てしまう!」
暗闇斎「そうだな……テレビのニュースによると、今の爆発で200人余りが重傷、内170人が間もなくして死亡したそうだ
  辛うじて一命を取り留めたおよそ30人も、無事に完治出来るかどうか怪しい……」
ジュキッド「酷い話だな………裁きと称して無関係の者達を虐殺するとは………」
タック「あいつ……笑っておった……!ビルが爆発するのを見て笑っておった……!あんな奴、生かしておけん……!」
シノ「待ってください!このまま行っても負けるだけです!」
タック「それでもあいつは絶対許せへん!!あいつは絶対に斃す!!絶対に……何とかしなきゃならんのや……!!」
カグヤ姫「タック…!」
シノ「タックさん!」
ジュキッド「俺も行く……サスケ殿を頼んだ」
暗闇斎「ああ……分かった シノ頼みがある 高い建物に住んでいる者達を速やかに退避させろ
  このままでは本当に被害者が出る一方だぞ」
シノ「分かりました!」
カグヤ姫「私も行く!」
ワイユー「拙者も協力しよう」

暗闇斎「大変な事になった………このままでは本当にプププランドが危ない……急げ!頼むぞ、皆……!」


  第玖拾話 天駆ける白馬の非情なる光の神槍 終


シノ「次回予告です 高い建物に住む人達を退避させる為呼び掛けを行なう私達
  ですが次から次へと建物が爆発して行く……
  爆発を止めるには、十二神将の白を倒す事……頼みの綱はタックさん……!お願いします……!
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第玖拾壱話ご期待ください」

580 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/04/30(Tue) 14:19
カービィモテモテでうらやましい

581 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/02(Thu) 12:29
プププランド版男塾を創ろう

582 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/03(Fri) 00:51
>アドレーヌ
ツイッターでは君がデデの旦那に惚れてるってことになってるんだけどどう思う?

583 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2019/05/06(Mon) 17:32

シノ「長かった連休も、これで終わりですね いかがお過ごしでしたか?
  そして、今日が元号が変わって初めて返事を返す事になりますね
  これからもよろしくお願いします」
タック「元号なんてボクらには全く関係のない話やけどな」
カグヤ姫「チーキュって星にあるニッポンポンっていう国だけのルールだもんね」
シノ「地球の日本です」


>>580

タック「人にはな、一生の内に3回モテ期が来るっちゅう話や
  せやから、そないに羨ましがらんでチャンスをひたすら待っとったら良えわ」
カグヤ姫「そういうタックにはモテ期はあったの?」
タック「そりゃあボクの場合は常にモテ期の状態やさかい、モテすぎて大変な毎日やな」
カグヤ姫「嘘ばっかり!そんなわけないじゃん!」
ジュキッド「こいつの虚言癖は今に始まった話じゃないからな」
タック「嘘かどうか信じるも信じないも自由でっせ!ただ、ボクは"ある事"をした結果、急に女からモテるようになったんや
  その"ある事"とは……?その先を知りたかったら追加料金をいただきまっせ!」
シノ「お金取るんですね……」
タック「当然でっしゃろ そないにウマい話をタダで入手しようなんて世の中甘く見すぎでっせ!」
ジュキッド「お前に言われると頭に来るな」
カグヤ姫「ほんとにね 商売ってそういうものだから皮肉な話だよね」

>>581

タック「ひかわ版カービィでこんな話が出るんじゃないかと思っていた時期がありました」
シノ「最後辺りの巻でカービィさんが不良という設定の学園もののお話がありましたね
  もし全盛期くらいの時にこの話を作っていたなら男塾とかも出来たのかもしれないですね」
タック「元ネタ以上に色々ぶっ飛んでいたやろうなあ ボーボボレベルにまでは到達しないと思うけど」

>>582

シノ「そ…そうなんですか?!知らなかったです…ツイッターなんて利用した事がないので
  そんな噂になっているなんて初めて知りました……それで、どうなんですか!?
  アドレーヌさんは……その……ほ……本当に……その……陛下の事を…………!?」
タック「シノ姐はん落ち着いて落ち着いて!あくまでそういう噂が立っているってだけで、
  本当かどうかは別の話でっせ!」
カグヤ姫「しーのんは、そうやってすぐネットの情報を鵜呑みにしちゃうから
  SNSなんて使ったら色んな情報に振り回されてすぐ騙されちゃいそうだよね」
ジュキッド「しっかりしている方が騙されやすいというしな……」
タック「そういう人がいるお陰で儲けている所があるってのも事実やしなあ」
シノ「わ…私、そこまで情報に振り回されたりなんてしませんよ!?」
カグヤ姫「さっき本当に心配するようなレベルで動揺してたよね」
タック「これはデデの旦那が何十人もの女性と付き合っているなんて話が出たら恐ろしい事になりそうやな」
シノ「今の話、本当ですか!?へ…陛下が……ほ…本当に……その……何十人もの女性と……!?」
タック「例えや例え!本当にそんな事あるわけないでっしゃろ!」
カグヤ姫「詐欺に引っ掛からないか心配になっちゃうね本当に」


584 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/06(Mon) 21:01
任天堂の何が凄いかって、世界級の主役が大量にいることだ
まず、マリオとリンクはアメリカのGoty(ゲーム・オブ・ザ・イヤー)でいつも上位に絡む
しかも今年は、リンクのゲームがGoty四大タイトルを制覇した
マリオは負けこそしたが、ランキングはリンクの次だった
メタスコアは同じ97点だったので実質全くの同格
カービィだってキャラで愛され、ゲームで愛され、グッズで愛され、カフェで愛されている
ピカチュウもハリウッド映画の主役を張るという、相変わらずの輝き

メーカーには世界級主役が一人ぐらいはいるものだが
(コナミのスネーク、セガのソニック、サンリオのシナモン、ディズニーのミッキーなど)
任天堂には世界級主役が四人もいるのだ
この神懸かる人気を称して任天堂四天王と言わしめているのだ…

任天堂内主役ランキングを作るなら
S マリオ リンク カービィ ピカチュウ
A インクリング サムス フォックス
B 村人 シュルク ベヨネッタ
C ワリオ イスナ キュービィ

キャリアが短いキャラなら、キャリアが長くなればもっと上がってくるのも中にはいるだろう

585 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/06(Mon) 21:35
???「俺の出番は…ないのか…」

586 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/05/06(Mon) 23:40

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」


街の人々「ざわざわざわ……」

グランドウィリー警官「ええい邪魔だ邪魔だ!!見てないでどっかに行かんか!!全く…!
  こんな時にテロ活動とは一体どういう神経をしておるのだ!
  おい!!他にもどこかに爆発物の類がある筈だ!!探せ!!」

カグヤ姫「警察があんなに……」
シノ「これでは活動に支障が出ますね」
ワイユー「うむ…この辺りは警察に任せても良かろう
  奴らは恐らく警備が手薄な場所を狙う まずはそこに向かおう」
シノ「その方が良さそうですね」


ジュキッド「おいタック!止まれ!止まれと言っているだろう!聞こえないのか!」
タック「そないに大声出さんでも、聞こえてまっせ」
ジュキッド「さっきから何を苛立っている……確かに奴のやる事は気に食わんが、お前らしくない
  いつものお前なら、もう少し冷静に……」
タック「勿論、冷静でっせ せやけどな、人の命を遊び感覚で平気で奪うあいつらは絶対に許せへん……それだけですわ」
ジュキッド「勝算はあるのか?」
タック「戦いの中で見つける……いつだってそうしてきた筈や」
ジュキッド「今度の戦いはそうはいかん……奴らの強さは想像以上だ 俺達に敵う相手ではない」

白「その通りだ」

ジュキッド「………………!!」
タック「現れよったな……!」
白「それはこちらの台詞だ また戻って来ると分かっていたからな、ここでお前達を待っていたのだ」
ジュキッド「俺達が来なければどうしていた?」
白「そんな事まで教えてやらなければいけないか?決まっているだろう
  次のターゲットである建物を、住んでいる奴らごと爆破させていたさ」
ジュキッド「何という事を……!」
白「人類は必要以上に増えすぎてしまった だから淘汰しなければならない
  地上を好き勝手に作り変え、好き勝手に過ごしている愚か者共に裁きを与える存在が必要だ
  そこで選ばれたのが我々十二神将だ
  我々は神の代行者として地上の民に裁きを与え、世界を管理する
  お前達に分かりやすく伝えるなら、いわゆる害虫駆除のようなものさ
  害虫は、増え続ければ厄介だろう?それと同じ事さ
  増え続ければ厄介な奴らを排除する事でこの世界に安泰をもたらしているのさ」
タック「何やそれ………だからって多くの命を奪って良い事にならないやろ!」
白「ふん…お前達に何を話しても時間の無駄だな お前達の頭では到底理解出来まい」
タック「分かりたくもないな!そんな屁理屈!」


 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第玖拾壱話 迅き一閃!烈風の巻物、覚醒


 前回までの記録

  第捌拾陸話 最強の敵、十二神将現る(>>478-484)
  第捌拾漆話 裁きの女神降臨!シノ覚醒の時(>>509-511)
  第捌拾捌話 闘牛大暴れ!神獣の裁きの斧(>>538-543)
  第捌拾玖話 シノ、アイドルデビュー!?歌と踊りは世界を救う (>>559-564)
  第玖拾話 天駆ける白馬の非情なる光の神槍(>>575-579)


587 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/05/06(Mon) 23:41

蛇ノ目「今の爆発で170匹……600までまだまだ先ネ」
牙流「だが、今回の標的は高い建物の中にいる奴らだ
  高い建物に住んでいる数が大体100と仮定するなら、後5つ建物を破壊すれば達成となる」
朱煙「チッ…!今回は早くも成功者が出るとはな!だが…ウキャキャキャ!神獣王の証を手に入れるのは俺様だぜ!!」
牙流「貴様如き猿に神獣王なぞ似合わん あれを手にするのはこの俺牙流だ!」
朱煙「ンだとこの犬!!」

張「……………………」

朱煙「……オイ張 てめェ部外者の癖に何ボーっと突っ立ってんだよ
  やる事無ェなら茶ぐらい出せってんだよ ったく気が利かねェな」
張「…………………!」
黒星「コーラ!俺コーラが良いぞ!早く持って来いよ!チッチチチチチチ!」
張「くっ…………」

朱煙「しかしよォ白の奴、本当にこのまま600匹殺せると思うか?」
蛇ノ目「どうかしらねェ 妨害がなければ良いけど」
黒星「妨害っつってもたかが虫けらだろ?あ〜あ、こりゃ早く決まっちまいそうだぜ」


タック「ぐああああああああ!!」

白「…ふん、口程にもない 五月蝿く吠えた割には大した事の無い連中だ」

ジュキッド「くっ……!大丈夫か、タック」
タック「まだや!こんなの、全然痛くもないわ!!」
白「ほう…言うではないか」
タック「許せへん……!こいつだけは絶対に…!うおおおおおお!!疾風剣!!」

 ビュン!!

ジュキッド「くっ……!外したか…!」

白「無駄だと言っているだろう!!」

 ドン!!

タック「ぐああああああああ!!」

白「クククククク……そろそろ時間だ もう一度見せてやろう」

ジュキッド「………!」

タック「やめろ!!」


住人「何?ここが爆発するって?」

シノ「今すぐ建物から出てください!爆発すると決まったわけではありませんが、
  爆発してからじゃ遅いんです!」

住人「心配性だなお嬢さん ここは大丈夫だって
  怪しい人影を見たって情報はないし、防犯カメラにだって何も映っていなかった
  杞憂だよ杞憂」

カグヤ姫「この分からず屋!」
ワイユー「伝える事は伝えた 何も無いならそれはそれで良い事でござろう」
シノ「そうですね………」

 ドガァァァアアアアアアアアアン!!!

シノ「なっ……!!」

住人「隣のビルが……爆発した…!?」
住人「嘘だろ……!?向こうも怪しい人を見たって情報は無かったのに……!」
シノ「早くここから避難してください!!」
カグヤ姫「術で強制退避させよう!私の術でしーのんの術を強くする!」
シノ「分かりました!忍法・脱出の術!」


 ドガァァァァアアアアアアアアアン!!!

シノ「くっ……!!」

カグヤ姫「間に合った……!皆、無事!?」

ワイユー「術の効力は1階から最上階まで行き届いたようだ」
シノ「間一髪……でしたね………」

住人「何て事だ……!爆弾は設置されていない筈なのに……!」
住人「も……もしかして……天罰か何かなのか……!?」

住人達「うわああああああああああああ!!!」

シノ「だ…駄目です!落ち着いてください!!」

カグヤ姫「無理だよ!パニックは連鎖する!これはもう止められない!
  それより他の建物にいる人達も避難させよう!」
ワイユー「爆発のタイミングが先程と比べて早くなった…!急がねば犠牲者が増える一方だ!」
カグヤ姫「もう…!タック達は一体なにやってるの!?」
シノ「タックさん………」


588 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/05/06(Mon) 23:45

白「ははははははははは!!見たか!こうしている間にもどんどん爆発するぞ!」

タック「貴様ぁぁぁああああああああ!!」

白「ふん!!天馬槍!!」

 ビュン!!

白「天空雷光突!!」

 ドォォォオオオオオオン!!!

タック「ぐあああああああああああああ!!」

白「これで止めだ!!死ね!!」

 ヒュッ!!ドスッ!!

タック「がはっ………………!!」

ジュキッド「タック…!!」

 ビュン!!

 ドサッ!

タック「………………………………」

白「神裁は日没までに終わらせなければいけない お前達と遊んでいる時間は無い」

ジュキッド「己……貴様…………!」

白「ほう…今度は貴様か?動けぬよう痛めつけた筈だが」

ジュキッド「これ以上街を破壊させるわけにはいかぬ……!刺し違えてもお前を止めねばならぬ……!」

白「無駄だ 貴様に私は止められん 大人しく横たわっていた方が寿命が延びるぞ 後は私の気分次第だがな」

ジュキッド「くっ……………!」


タック「………………………………」

タック(体が……動かせない……………これで終わりか…………………
  こんな所で……終わるんか…………すんまへん……シノ姐はん……ボク……何にも出来へんかった…………
  こんなろくでなしを仲間として迎えてくれて………せめてもの恩義を返したいって思った……のに…………
  ボクは………最期の最期まで………どうしようもない男やった……………)

 ッカァァァアアアアアアン!!

タック(………眩しい……何や………この光…………
  ……!これは……巻物……!?巻物が光ってんのか…………!?
  ………動いてくれ……!せめて指だけでも………!巻物を…………!)


タック(……!?何や…これ…………!読める……!巻物の字が……読めるようになってる……!これは…………!)


 『邪悪なる者現れし時、迅き技で翻弄し、風を纏いて敵を穿て
  疾風怒濤の一撃に全ての力を込めよ これぞ烈風の極意なり』


???「ようやく読めるようになったか……待っていたぞこの時を」

タック「だ……誰や!?」

???「拙者は風術を極めし者……烈風の暗闇斎だ」

タック「烈風の暗闇斎……!?」

烈風の暗闇斎「巻物が読めるようになったという事は、お前は今、烈風の奥義を使えるようになった
  この拙者が一生を賭けてようやく編み出した烈風の奥義をな」

タック「使えるようになったって……!一度も見ていない技なんかどうやって使えば良えねん……!?」

烈風の暗闇斎「頭に思い描いてみろ お前になら出来る
  既にお前は……我が奥義の姿を知っている………!
  お前にその巻物を託したのは……この時代と……そしてその先の未来を護る為……!
  頼んだぞ……………!」

タック「………………………!」


589 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/05/06(Mon) 23:46

ジュキッド「ぐあああああっ!!」

白「…ふん、取るに足らん 貴様との遊びもこれで終わりだ……死ね」

タック「うおおおおおおおおおおお!!」

白「…………!?貴様……!まだ生きていやがったのか……!」

ジュキッド「タック……!」

タック「お前なんかに……負けてたまるかあああああああ!!!」

白「黙れ死に損ない!!今度こそ息の根を止めてやる!!天馬槍!!」

 ビュン!!

白「なっ……!!」

タック「おおおおおおおおおおおおおっ!!」

 ヒュバッ!!

 ドォォォオオオオオオン!!

白(速い……!さっきまでとは比べ物にならん速さだ……!何だこいつは……!?)

ジュキッド「タック……!まさかお前……巻物が………」

タック「話は後や!!今はこいつをぶっ斃す!!」

白「調子に乗るなよ餓鬼が!!今のはたった一度のまぐれ!!二度目は無い!!」

 ビュン!!

 ドォォォオオオオオオオン!!!

白「なっ…………!」

タック「二度目や これでもまだ"まぐれ"っちゅうんか……?」

白「己………!!」

タック「はああああああああああっ!!射殺せ!!疾風剣!!」

 ドォォォオオオオオオン!!


白「ぐあああああああああああああああ!!」


ジュキッド「凄い……!初めて奴に決定的なダメージを……!」

白「くっ……何だ……!?何が起きた……!?何故…神の力を有する私が……こんな奴に………!?」

タック「黙れ!!お前は神なんかやない!!殺戮を愉しむだけの悪魔や!!
  お前みたいなのに神を名乗る資格なんて……無い!!」

白「ほざけ!!その減らず口、すぐに訊けなくしてやる!!
  哈アアアアアアアアアアア!!!喰らえ!!天馬雷光裁撃槍!!!」

 ゴォォォォォオオオオオオオオオオ!!!

ジュキッド「何だあれは……!?あれが奴の本気か………!!
  逃げろタック!!ここ一帯が吹き飛ぶぞ!!」


 烈風の暗闇斎「思い描け 烈風の奥義を!お前になら出来る!!」


タック「うおおおおおおおおおおおおお!!!目覚めよ!!烈風の極意!!忍技解醒!!!
  風術最終奥義!!砕魔烈風迅衝閃!!!!」

 ゴォォォォォオオオオオオオオオオオオ!!!

白「何っ!?」

ジュキッド「凄い強風だ……!まるで全てを吹き飛ばす程の……!!」

タック「おおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

白「馬鹿な……!!そんな馬鹿な……!!こんな事有り得ない……!!
  我が槍が…!!うわあああああああああああああああああああああああ!!!」

 ドォォォォォォオオオオオオオオオオオオオン!!!

ジュキッド「くっ……!!前が見えん…!!タック……!!」



タック「……………………………」

ジュキッド「………タック……」

タック「………勝った……勝ったんやな………?」

ジュキッド「……ああ、奴は斃れた お前の勝ちだタック」

タック「そうか……………ううっ……!」

ジュキッド「タック!大丈夫か!?」

タック「無理に体を動かしすぎた……ち……血が止まらん………!」
ジュキッド「大丈夫だ その程度の傷ならどうという事はないだろう
  よし、運んでやるから気を失うなよ」
タック「あっ!痛い!痛たたたたた…!もっと優しく運んでおくんなはれ!」

ジュキッド(これで残りの十二神将は10体か……タックのお陰で少しではあるが光明が見えてきた
  だが、敵は次にどんな手を使ってくるか分からない……まだ油断は禁物か……)


  第玖拾壱話 迅き一閃!烈風の巻物、覚醒 終


シノ「次回予告です 次の刺客として現れたのは蛇の眼を持つ蛇ノ目
  睨まれた者は身動きが取れないまま殺されてしまいます
  蛇ノ目が狙うのは女性ばかり ただの女性が狙いというわけでは無さそうですが……
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第玖拾弐話ご期待ください」

590 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2019/05/07(Tue) 02:40
アドレーヌ「こんばんは、ゴールデンウィーク十連休は昨日で終わり。
十連休ともなると、そんなに要らないと考える人は割と多かったと思う。
私がもし大人なら、案外十連休欲しかったんだろうか」
カービィ「旅を楽しめばいいじゃん、僕なら十日間グルメ巡りの旅を楽しむペポ。
激突!グルメレースならぬ突撃!グルメウィークだよ」
アドレーヌ「未知なる物を味わう旅…いいじゃない!」
リボン「十連休もあったらリップルスターに帰る…と言いたいとこだけど、
クリスタルワープですぐ近くまで行けちゃうし、三日で戻ってくるかも。
あとは向こうでレンタルUFOもあるから」
アドレーヌ「クリスタルの力は神秘的で、そしてハイテクだからね」

>>580
カービィ「僕としては自然に振る舞ってるだけなんだけどね、
どうも女の子ウケが抜群のようで。
僕はバトルでも強いから、そこに惹かれる人が多いのかな?
そういや僕、リボンちゃんやアドレーヌからモテモテだから、
モテオーラが自然に漂ってるのかも。
まぁいいや、今まで通りリボンちゃんとアドレーヌを大事にするペポ」
アドレーヌ「ありがと」


>>581
答える前に男塾の単行本を見せてもらった

カービィ「僕、ソード持って剣 桃太郎を名乗りたーい!
それとも塾長みたく、僕が男塾塾長の星島かび八である!!
って言おうかな」
アドレーヌ「私は槍使いの伊達(伊達 臣人)とかいう人みたいなポジションになろうかな。
実際私強いから。武器は槍じゃなく筆と拳だけど」
カービィ「アドレーヌは、伊達というより飛燕って感じするペポ。
伊達ポジションはドロッチェが似合うんじゃないかな。
メタナイトは見るからに赤石(赤石 剛二)だよ。
そうなるとストロンは独眼鉄、スピンは卍丸ポジションかな?
廊下(正確には鎮守直廊)三人衆も男塾死天王も、とても揃わないペポ。
ま、僕らならではの男塾考えりゃいっか(能天気)」

>>582
アドレーヌ「私がデデの旦那とラブラブだって?所謂デデアドってやつ?
無い無い、そこまでいってない、ただの男友達みたいなものだから」
カービィ「デデデ大王ってイケメンだって聞いたけど、ほんとにそうなの?
餡パンが潰れたような顔だとか、短足くちびるおばけって悪口が昔あったんだけど…、
今は評判が大分良くなってきてるペポ、良かった良かった」
アドレーヌ「カー君が昔どっちか言ってたよーな…」

餡パンが潰れたような顔→発言者クー 短足くちびるおばけ→発言者カービィ

アドレーヌ「デデの旦那は昔カー君によく悪戯してたし仕方ないか(笑)」

>>584
アドレーヌ「マリオとリンクは世界でも大人気だと聞く、今回はアメリカ制覇という御墨付き。
ピカチュウは衰えたかもしれないけど、ハリウッドの主役になるんならまだまだ大丈夫よ。
もしかしたら寧ろ勢い増してるかも。
カー君は私達に愛され、グッズも売れ、カフェも大繁盛。
ゲームほどの活躍じゃないけど、こっちのカー君もゼロツーは討ち取った。
上の三人とベクトルはちょっと違うけど、S級を名乗るには充分」
カービィ「任天堂は世界級主役が多いペポ。
A級ですら他のメーカーならトップ狙える力あるし、
B級ですら中々の知名度なんだよ。C級でようやく平凡だけど、
C級から伸びてくる人も結構いるペポ、
キュービィも、ほんの数年だけでB級に入ってくるかもしれないよ。
村人も、もしかしたら数年後A級に入ってくるかな。
インクリングがまさかのS級入り、なんてことも考えられるペポ」
アドレーヌ「コナミの傭兵スネーク、セガのスピードスターソニック、
サンリオの癒し系No.1シナモン、今でもディズニーの稼頭ミッキー。
うんうん、確かにスター選手自体はどこにでもいるのよ、
ただ任天堂はスター選手が非常に多い、素晴らしいことじゃない?」

>>585
カービィ「君は…もしかしてクロム?
そういやさっきのランキングにFEの人が全く入ってなかったペポ」
アドレーヌ「世代交代で主人公がコロコロ変わるゲームだと、
ゲームは注目されても、キャラが注目されにくい弱点があるから…。
ネスとリュカもランク外だから、これで外されたかな?
あとはシリーズが完全に終わった人も除外されてるみたい」
カービィ「クロムをもし、このランキングに入れるとしたらBかな?
村人の一つ右に入りそう。
A級に入るFE主人公がいるとすれば、マルスかな?」

591 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/07(Tue) 15:55
タックはボロボロの歯の隙間でラーメン食べてるんでしょ?

592 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/09(Thu) 22:17
カービィっていい子だよね

593 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/10(Fri) 02:43
カービィって実写映画化しないの?

594 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/11(Sat) 16:08
アドレーヌの『あんたらがやらない、もしくはできないなら私にやらせろよ』
とでも言いたげな態度に痺れるぜ!
アドレーヌがもし敵なら、ベテラン忍者&格闘家のサスケさんと地雷矢さんでも苦戦するだろう
タック同様新奥義を覚えたら話は別だが、今のままじゃアドレーヌにも黒星取るかもしれない
戦で生き残ってきた人や拳法を極めてきた人なら、アドレーヌの恐ろしさに気付いているはず
女騎士の異名は伊達じゃない

595 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/12(Sun) 17:54
カービィがリボンかアドレーヌ以外の女の子と恋人になっていたらどうする?

596 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2019/05/12(Sun) 19:33

シノ「今回は、私1人で返事を返します
  大人数でわいわいするのも良いですけれど、たまには落ち着いた環境で返事を返すのも良いかなと思いましたので
  1人で返事を返すのも、随分久し振りな事ですね
  去年のお祭りで返事を返せなかった人達にも、そろそろ返事を返して行きたい所ですし…
  出来るだけ早くと思っていましたが、ここまで長く待たせてしまって申し訳ありません
  場所は『完走したスレで答えられなかった質問を答えるスレ』って場所で良かったんですよね?
  遅くとも次のお祭りまでに間に合えば…と思っていますので、頑張ります
  それでは、早速返事を返します」

>>584

シノ「本当に、任天堂さんは数多くの名作を残していますよね
  キャラクター1人1人に魅力があり、ストーリー性も細かいものがあり、
  次々と増えていくシリーズで、プレイヤーの心を飽きさせません
  そんな作品が多いのが、任天堂さんのゲームの凄い所ですよね
  そして、何と言っても、任天堂さんのお話で欠かせられないのは大乱闘スマッシュブラザーズ
  あれは元は違うキャラクターで作られる予定だったらしいのですが、
  任天堂のキャラクターを使おうという話になり、
  マリオさんやリンクさんといった任天堂の代表キャラクターが勢揃いしたゲームが世に誕生したというわけです
  結果、それが大人気となり、何年おきに新作が作られるようになり、今となっては他のゲーム会社のキャラクターを参戦させて
  名実共にお祭りみたいなゲームになったというわけですね
  任天堂さんが、ここまで大きなゲーム会社になったのも、岩田社長さんの努力があったからこそなのかな…と思っています
  584さんが考案されたランキングには入っていませんが、個人的に、私はスーパードンキーコングシリーズを推して行きたいです
  あれは厳密にはレア社さんのゲームで、ですが現在の版権は任天堂さんという、ちょっと微妙な立ち位置なのですが、
  あのゲームは、グラフィックがとても細かく綺麗で、音楽も多種多様でどれも洗練された美しさがあり、
  今でも根強いファンがいる程です
  私も、思い出した時にたまに遊ぶ事があるのですが、程良い難しさと、後もうちょっとでクリア出来そうだったのにというもどかしさが
  たまらなく良いんですよね 分かる方いますでしょうか?
  遊んだ事がないなら、今ならバーチャルコンソールというものもありますし、遊んでみるのをおすすめします
  発売から20年程経ってもなお、現代のゲームに負けず劣らずのビジュアルなので、面白い事請け合いですよ
  ……はっ!す…すみません 長く語りすぎてしまいましたね……
  こんな風に、他にも素敵な名作が沢山あります 食わず嫌いをせず、一度でも作品に触れてみてはいかがでしょうか?」

>>585

シノ「うーん……なくはない……と思います
  いえいえ、クロムさんは満を持してスマッシュブラザーズに参戦が叶いましたし、
  出番だってこれから増えてくると思いますよ……多分ですが
  ファイアーエムブレムシリーズも、安定した人気がありますし、ソーシャルゲームもありますね
  私、スマッシュブラザーズでは、マルスさんとロイさんをよく使っていました
  当時はファイアーエムブレムシリーズを全く知らなくて、どこの作品のキャラクターだろう?って思ってたりしていました
  作品を知る事は出来たのですが、遊んだ事は正直一度もないんですよね……すみません
  ファイアーエムブレムシリーズは、「手ごわいシミュレーション」と呼ばれるあたり、かなり難易度の高いゲームだという噂を聞きます
  ですので、私にはレベルの高いゲームだと思って触れてこなかったんだと思います
  過去にサモンナイトというゲームを買った事がありまして、今一つルールが分からず、途中で難しくなってきたので挫折してしまった
  という思い出もありますので、尚更この手のゲームは私には不向きかな…と思ってしまっているわけです
  でも、ファイアーエムブレムシリーズのキャラクターはとても好きなんですよ
  ルキナさんが好きなんです 少し、私と似ているような所があって、何だか親近感が湧いてくるんですよね」


597 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2019/05/12(Sun) 19:35

>>591

シノ「それは知りません……実際、タックさんがラーメンを食べた所、見た事ありませんし……
  いくら芸達者なタックさんとはいえ、そこまでの芸は持ち合わせてはいないと思いますよ
  ……今度ラーメン屋さんに行ってみるとしましょうか
  所で、ラーメンの種類にはしょうゆ、塩、味噌と色々ありますが、どれが一番好きですか?
  私は塩をよく選びますね 何にしようか迷ったら、とりあえず塩を選びます
  塩が一番あっさりした感じで、食べやすいんですよね
  しょうゆは、かなりお腹が空いている時に、味噌は店主おすすめとかって書いてあったりするとたまに頼んでいます
  どれも美味しいから甲乙付けられないですね
  お店によって、使っている具材に違いがあるから、お店によって好みが分かれますよね
  私はそこまで味に詳しくはないので、どこに行っても美味しいで済ませちゃいますけれど……」

>>592

シノ「実際、良い子ですよね 裏表が無さそうで、食べ物が絡んでこない所では基本人畜以外ですし
  いざという時は誰かを助ける事が出来る優しさと勇気、そして強さがあります
  決して弱音を言う事はありませんし、人を馬鹿にするような事もあまりしません
  そういうヒーローみたいな所が、アドレーヌさんやリボンちゃんからも愛される理由でもあるのでしょう
  私もカービィさんと一緒にいた時期があったので、カービィさんと話す事も何度かありましたが、
  私が落ち込んでいたりした時は、気遣ってくださって、本当にとても良い子でした」

>>593

シノ「実写化はポケモンだから出来た事で、星のカービィの実写化は恐らくないと思いますよ…
  というより、人間のキャラクターはアドレーヌさんくらいしかいないのですから、
  もし映画にするなら3Dアニメとかの方が良いと思うんですよ
  映画化のチャンスが来れば良いですけれど……
  星のカービィシリーズも、ある程度の認知度はありますし、日本国内に留まらず、世界的に幅広く愛されていますから、
  出来ない事もないと思うんですよね
  数年後には、もしかしたら映画化も有り得るのかも……と思います なって欲しい所ですね」


598 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2019/05/12(Sun) 19:40

>>594

シノ「確かにアドレーヌさんは強い人です ここまで言える人って中々いませんよね
  そういう所は私も尊敬出来る所です 実際、昔の私だったら、アドレーヌさんには勝てなかったかな…と思う所もあります
  ですが、今の私から言わせれば、アドレーヌさんの強さは一般人に少し毛が生えたくらいの強さです
  実は、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜にアドレーヌさんがゲストとして1、2話登場する予定です
  立ち位置としては……アドレーヌさんにはお許しくださいと言わなきゃいけない感じにはなりますが……
  アドレーヌさんの戦士然とした態度、その気迫は、どのような武人にも勝るとも劣らない程です
  ですが、アドレーヌさんには悪い言い方ですが、実際は喧嘩が強いというだけで、
  数々の特殊能力を備えている十二神将には全く歯が立たないと思います
  アドレーヌさんには、出来るだけ戦いとは無縁の平和な世界を生きて欲しいと願っていますから、
  戦いに参加させたくはないですし、戦いに巻き込んで怪我をさせるような事もしたくはありません
  それに、594さんが仰るように、本当にサスケさんとジュキッドさんがアドレーヌさんに負けるような程度の強さしかないなら、
  父は闇の忍び部隊になんか入れていません
  父は2人を本当に強いと認めたから闇の忍び部隊に引き入れたんです
  アドレーヌさんよりも、2人の方が戦闘の経験は上ですし、暗殺稼業のプロです
  プロが素人に負けてしまっては、話になりませんよね
  
  闇の忍び部隊は本来、忍びの中でも特に卓越した技術と強さが無ければ入れない組織
  他の忍び部隊と違って、父に認められなければ入る事は出来ないんです
  だから私は、闇の忍び部隊に入った当初は、七光りだとか色々言われていたんですよね……
  ジュキッドさんは、昔は地雷矢という異名が付けられる程恐れていた忍びで、誰も手が付けられないくらいの強さでした
  ある事件から足を洗って、一時は前線から退き、それから暫くのブランクがあったので少し衰えはしたそうですが、
  それでもその強さは折り紙つきで、よく特攻役を引き受けてくれて何度も私達の窮地を救ってきました
  助けられたのは大体私なんですけどね………
  サスケさんは、子供の時から暗殺者として育てられて来ていた事から、洞察力が私達の誰よりも優れていて、
  全く隙がなく、射撃のスキルはナンバー1です 飛距離が二間しか飛ばない火薬弾を、的確に命中させられるのは至難の業と聞きます
  それを身軽な動きと跳躍力で、数々の強敵を撃退してきました
  過去に暴走族のリーダーとして世直し活動もしていたらしく、その時には数多くのメンバーに慕われていて、おまけに面倒見も良かったので
  兄貴分としてのカリスマ性もありました 時代が違えば、もしかすればアドレーヌさんもメンバーの一員としてサスケさんを慕っていたかもしれませんよ
  最初の頃はサスケさんとは意見が合わず喧嘩ばかりしていた事もありましたけれど、
  今となってはとても頼りになる、闇の忍び部隊のナンバー2です
  2人共、父とは昔から面識があり、それもあって闇の忍び部隊へと引き入れたのです」

599 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2019/05/12(Sun) 19:42

>>594(続き)
  
シノ「タックさんは、普段が普段だけに、あまり強く見られる事は多くありませんが、
  あれはお笑い役を引き受ける事で強いと思わせないようにするという、ある意味暗殺者として向いている技術でもあるんですね
  実際、お笑いを捨てたタックさんはかなり強いです それは今回の月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜を見て分かったと思います
  普段から飄々としていて、本心が全く掴めない所がタックさんの恐ろしい所です
  壮絶な過去があり、二重スパイという役を背負っていたにも関わらず、剽軽に演じ切っていたのはタックさんでなきゃ出来ません
  普段の態度から想像出来ませんけれど、本当はとても熱い性格で、正義感に溢れています
  本来の性格を押し殺してあの普段の態度だと思うのですが、タックさんってそういう所、本当にずるいですよね
  
  ツキカゲさんもそうです……ツキカゲさんは、最初の頃は私達の中でも弱く、しかも最年少でまだまだ子供でした
  それこそ、アドレーヌさんにすら勝てなかったかもしれません 私も最初の頃、どうしてツキカゲさんが選ばれたんだろうって疑問に思っていました
  ですが、今になってようやく分かったんです 父がどうしてツキカゲさんを闇の忍び部隊に選んだのかを……
  ツキカゲさんが選ばれたのは、弱かったからこそだったんです 弱かったからこそ、弱い人の立場になって物事を考えられるし、
  弱い人に寄り添って一緒に涙を流す事も出来る……そういう存在が必要だったんです
  いつかツキカゲさんが成長して、あの性格のまま強くなって、弱い人の立場にいられる忍びという存在を、父は求めていたのでしょう
  実際、そんな忍びは1人もいませんでした ツキカゲさんが唯一その存在になれる要素を持っていたのです
  ですが、今のツキカゲさんは………だからこそ、私はどうしてもツキカゲさんに伝えたい事があるのです
  ツキカゲさんが間違いを犯す前に、早く止めてあげないと……それは闇の忍び部隊のリーダーとして私がやらなきゃいけない責務です
  
  タックさんは、烈風の巻物が読めるようになった事で風術の極意を会得出来ました
  サスケさんとジュキッドさんも、それぞれ火炎の巻物と水流の巻物を持っています
  それが読めるようになれれば、十二神将に太刀打ち出来るようになりますし、これからの戦いに有利である事は間違いないです
  今後、どのようにお話が進むのかを楽しみにしていてください
  アドレーヌさんとしては、さっさとお話を終わらせて欲しいと思っていると思いますが
  だから痺れを切らしてあんな事を仰ったのでしょうね 無駄に話を引き延ばしすぎるのが、私の悪い癖です
  直そうと思っても、こればかりは中々難しいですね……
  話は、年内には終わらせようと思っていますので、鋭意努力します よろしくお願いします」

600 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2019/05/12(Sun) 20:28

>>595

シノ「どうでしょうか…カービィさんは、仲間との絆を大切にする人です
  そんなカービィさんに限って、リボンちゃんやアドレーヌさんの事を蔑ろにするような事はしないとは思いますが、
  しかしカービィさんも、まだまだ子供です この先、色んな女の子と知り合う機会もあるでしょうし、
  その度に色々と恋を知る事も多くなると思います
  カービィさんがこの先大人になって、誰を選ぶかは予想出来ません
  色々な女の子と知り合ったうえでリボンちゃんかアドレーヌさんを選ぶかもしれませんし、
  はたまた違う女の子を恋人に選ぶ可能性だってあります
  もし仮にカービィさんが別の女の子を選ぶとしても、
  リボンちゃんやアドレーヌさんは気が強くしっかりしていますから、
  現実を受け止めたうえでカービィさんの事を力強く送り出してくれると思いますよ
  そんな日が来れば、私も我が子のように涙を流してしまいそうです
  ……え?カービィさんが私を選ぶ可能性…ですか……?そんな事ある筈ありませんよ
  カービィさんの目には、私なんかよりもアドレーヌさんやリボンちゃんの方が魅力的に映っている筈です
  私なんかには目もくれませんよ それに、私には、カービィさんよりも陛下の方が……
  …はっ!い…いえ……何でもありませんよ……今日はここまでにしましょう 返事もこれで終わりのようですし
  それでは、また次回よろしくお願いします さよなら」

601 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/13(Mon) 17:29
デデデ大王も結構モテるよな
ここ数年女性のデデデファンをよく見る
ポップスターでもモテモテなのかね?

602 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/13(Mon) 21:32
>アドレーヌさんとしては、さっさとお話を終わらせて欲しいと思っていると思いますが
  だから痺れを切らしてあんな事を仰ったのでしょうね

何か違う気がする
ただ殺したいがために住民を殺すような輩は許しておかない
私を(できればカービィも)出してくれ!十二神将(の内誰か)は私の手で葬る!

アドレーヌはこう言いたかったんだろうよ
意義ある戦に参加したいのであって、話をさっさと終わらせろ
と言うような女じゃないだろう、アドレーヌは

多分

603 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/14(Tue) 19:24
セガのソニックファミリーの大多数や龍が如くの強キャラでも勝てなそうなほど強いのに
忍物語に出てくるたび黒星が増えるアドレーヌ…
アドレーヌは拳だけでもかなり強いのに魔法も使えるから
カービィやソニックやナックルズみたいな超強キャラじゃないと止められない強さのはず
龍が如くの伝説の極道桐生や、極道18人殺しの冴島じゃアドレーヌは止められん
アドレーヌが強いことを知る人なら理解できるだろ
スタアラでも最強格だしな
昔は雑魚扱いされてて、ここで実は強いことを見せるたび笑われていたのに
すっかり格が備わって、今や女騎士扱いなんてなぁ…

シノ、たまにはアドレーヌに白星与えてやってくださいよw

604 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/15(Wed) 18:25
俺はデデデ大王のような最高の男になるぜぇ

605 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/18(Sat) 18:04
カービィとは関係ないことだけども
今やセガのNo.2的存在となった龍が如くについて何か一言

606 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/18(Sat) 23:02
カービィの次回作はどんな感じになると思う?

607 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/31(Fri) 12:30
あれ?タックってオロチとの戦闘で死んだんじゃなかったのか???

608 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/06/07(Fri) 18:30
任天堂六神将と言われるマリオ、リンク、カービィ、ピカチュウ、インクリング、村人
この中から

・自分で闘えて、しかも強い
・ライバルも強い
・絶大な人気を誇る

これに当てはまるキャラを選ぶならマリオ、リンク、カービィ、インクリングだよ
もしかしたら新・任天堂四天王はこの四人かもしれないな

609 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/06/14(Fri) 01:44

シノ「こんばんは もう6月ですね
  今回も私1人で返事を返します」


>>601

シノ「陛下のファンが増えたようで、私もとても嬉しく思います
  悪い人って誤解されがちですけれど、本当の陛下は気立てが良く、気配りが出来てとても優しい人なんです
  それに気付いた人が増えたというのは、私も嬉しい限りです
  カービィさんに意地悪する事もありましたが、あれはきっと照れ隠しなのでしょう きっとそうです
  今はカービィさんに対しても保護者目線で優しい顔をするようになりましたし、自然のままでいられるようになったという事でしょう
  ここではよく、カービィさんが男性として女性に人気があるという話題が多く出ましたが、陛下だってカービィさんに負けてないと思うんです
  メロンさんもミントさんも、私の考えはよく理解出来ないって言われてしまいますが……
  陛下はいつも誤解を招きかねない事をしているってだけで本当は優しい人ですから、それが1人でも多くの人に伝われば良いな…と思います」

>>602

シノ「前回の、アドレーヌさんに対しての私の返事が良くなかったですね……反省です
  人の気持ちに疎い所がありますので、受け取った言葉を変に解釈してしまう事があるんです
  そこは気を付けようと日頃から思っている事なのですが……他人の気持ちに寄り添うという事を、出来ていなかったようです
  私ってば、本当に駄目ですね……
  アドレーヌさんの正義感が強い所は、私もよく知っています
  もし私もアドレーヌさんと同じ立場なら、黙って見ているだけなのは厭になりますから……
  私、陛下と約束したんです 陛下がプププランドから旅立つ前、私にプププランドを守るよう言われました
  陛下がプププランドを留守にしている間は、私がここを守る……そう決めたんです
  多少戦闘力があるとはいえ、一般市民のアドレーヌさんを戦いに巻き込んでしまうのは、私にとって良い事ではありませんし、
  陛下にとっても良い事ではありません
  もしもアドレーヌさんがそれで深い怪我を負ってしまったら、私はアドレーヌさんにも陛下にも顔向け出来なくなってしまいます
  大丈夫です 私を信頼してください 私…いえ、私達なら、この戦いを終わらせられます
  これまでの苦難を乗り越えた仲間達……闇の忍び部隊の皆さんが一緒なら、負けたりなんてしない……私はそう信じています」

>>603

シノ「白星をと私に言われても……私じゃどうにも出来ませんよ……
  アドレーヌさんは、例え自分より強い相手を目の前にしても臆することなく立ち向かう勇敢さを持っていて、
  悪は決して許さないという正義感、極道にも負けない戦闘能力
  確かにアドレーヌさんは強いですよ
  ただ、強さの次元が違うので、十二神将が相手となると、全く歯が立たなくなってしまいます
  アドレーヌさんにも見せ場を作ってあげたいという気持ちはあるのですが、私の気持ちだけではどうにも出来ないという事もあります
  見せ場の事を言うなら、メロンさんやミントさんにも同じ事が言えますよ
  ミントさんは足が速い以外の事はあまりよく分かりませんが、メロンさんはアドレーヌさんと張り合えるくらいの強さはありますから」

>>604

シノ「陛下を目標にしてくださるなんて、嬉しいです 陛下も喜んでいると思います
  陛下みたいな素敵な男性になれるよう、応援していますので頑張ってください」

>>605

シノ「セガさんといえば、ソニックさんやぷよぷよシリーズあたりかな…と思っていましたが、
  龍が如くシリーズもセガでしたね 龍が如くシリーズも歴史が長いですし、今やセガさんを代表するゲームの1つですね
  あのゲーム どこか現実的と言いますか、臨場感がありますよね
  まるで、登場人物達が本当に実在しているかのような……そんな感覚になります
  暴力団とかの組織は、フィクションだけの話じゃないですから、尚更ですね
  極道の世界は厳しいです 実際の所はよく分かりませんが、忍びの世界も厳しいのですから、
  極道の世界もそれくらい厳しい筈です 裏社会の闇は恐ろしいですからね……
  近づかない方が身の安全です
  龍が如くシリーズなら、自分の身の危険を一切気にせず極道の世界を知れるのだから、とても勉強になりますね
  極道の世界を知る事は悪い事ではないですが、将来の夢や就職先は真剣に考えましょうね 約束ですよ」


610 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/06/14(Fri) 01:44

>>606

シノ「星のカービィの次回作……ですか……?
  全く何も思いつかないです……
  所で、次回作が出るとしたら、これが令和になって初の星のカービィシリーズのゲームになるのでしょうか?
  それならお祭りみたいなゲームにして欲しいですね
  例えば星のカービィシリーズ版スマッシュブラザーズとか……そういうのが出ても良いんじゃないかと思うんですよね
  今まで海外版にしかなかったパズルゲームを新しく作って発売する…とか
  あとはロールプレイングゲームでしょうか?
  今までやった事のないような事に挑戦して欲しいですね
  ともあれ、新作を楽しみにしています」

>>607

シノ「死にましたけれど次の話で生き返りました
  生き返る時に、巻物を持っていて、それが前回の話の伏線になりました
  同様にサスケさんとジュキッドさんも生き返る時に同じ巻物を持っていましたので、
  どこかで巻物の謎が解明されるのではないかと思います
  前回のお話には全部番号を付けていますので、もし見忘れてしまっていたのでしたら、
  お手数ですが、指定している番号まで戻ってお話を順番にご覧ください
  拙い作品ですが、一人でも多くの方の目に留まれば、嬉しいなと思います
  現在進行形で執筆中ですので、長い目で見届けてくだされば幸いです
  よろしくお願いします」

>>608

シノ「どうしてもピカチュウさんを外してインクリングさんを入れたいんですね……
  その条件なら、ピカチュウさんも入る気がするんですが……
  スプラトゥーンも、アニメ化すれば、認知度が増えてポケモンと並ぶ可能性はあるんじゃないかと思います
  キャラクターはとても可愛らしいから、どの年齢層でも受け付けてくれそうですね
  お孫さんからお年寄りの方まで 幅広い年齢層の方々が楽しめるゲームになったら良いですね
  ゲームは新しい世代にどんどん受け継がれていって、お孫さんだった子も、時が経てばおじいさんおばあさんになって、
  そうなったら、お孫さんにスプラトゥーンをおすすめして欲しい所ですね
  何故なら、皆さんとても特別な存在だからです
  今日はここまでみたいですね それでは、また次回 さよなら」

611 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/06/14(Fri) 20:10
忍びナイトっていうキャラを作ろう

612 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/06/20(Thu) 13:02
>>608
もし15年ほど経っても主力でいられるとしたらマリオ、ゼルダ、カービィは確定だろう
ポケモンは今の某妖怪と同じ末路になりそう
スプラは爆発力あるけど、15年後もスターでいられるかな?
ぶつ森が意外と生き残ってそうだ
15年違えば結構違うもんだよ

613 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/06/23(Sun) 21:37
いつ『星のカービィ64』のパクリと指摘されてもおかしくない『スター☆トゥインクルプリキュア』は
本日放送の第20話から5人目としてキュアコスモが誕生したけど、変身主はブルーキャットという名の宇宙怪盗
しかし、怪盗といっても自身の故郷の惑星の宝以外で盗んだ品は恵まれない人々に分け与えているという良心の持ち主
この点はデデププ5巻6話でタックがカービィに連行されない為に良い泥棒と平然と?をついたあとにカービィが嘘に気付けれずにしだした行為に類似してる
それプラスデデププでも21巻3話でカービィが大王に全て取られたフルーツを取り返す為だけに大王が見ていた怪盗番組に影響されて怪盗になってたし

614 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2019/06/24(Mon) 21:53

>>611

シノ「忍びナイトさん……!?
  忍者の格好をした騎士なのでしょうか?それとも騎士の格好をした忍者…?
  どちらにしても、忍者と騎士という相容れない2つの要素を兼ね備えたキャラクターなんて新しいですね
  もしかしたら、オリジナルキャラクターとして、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜本編に登場するかも……?
  しなかったらごめんなさい 終盤の話はどうなるか構想中との事ですので、もしかしたらどこかで実現出来るかもしれません
  もしかしたら…ですが」

>>612

シノ「15年経てば……ですか そうなると、本当にポケモンも終わりの時代が来てしまうのでしょうか…?
  20年以上も続いている作品を、ここでバッサリ終わらせるのは何とも勇気のいる事ですね
  確かに、最近のポケモンは、厳選とか、個体値とか、そういう要素が更に強くなった感じがして、ついて行けなくなりました
  ゆっくり純粋にゲームを楽しみたい私にとっては、住む世界が違うような気がしてきました
  今年の秋に発売を控えているソードとシールドでどうなるか…ですね
  ポケモンというコンテンツが、どこへ向かおうとしているかは分かりませんが、
  純粋にポケモンを楽しめていたあの時代に戻りたいというのが、切実な願いです
  …「昔は良かった」とおっしゃる大人の人達の気持ちが少し分かるような気がします……
  こんな風に、ポケモンから離れてしまうユーザーさんも、少なくはないでしょう
  とはいえ、コアなファンも少なくはありませんので、しばらくは終わる事はないのかな…と思います」

>>613

シノ「前に今年のプリキュアの話をしていた人(>>551さん)がいましたけど、その人と同一人物でしょうか?
  プリキュアシリーズって、結構長く続いていますけれど、フレッシュプリキュアから、一切観なくなってしまったんですよね
  数話だけ観てやめてしまったものもありますけれど、しっかり観ていたのはフレッシュプリキュア辺りが最後でした
  >>551さんが話題に出してくれたお陰で再び視聴を始めてみましたが、これが結構面白かったので続けて観る事にしました
  確かに、星のカービィみたいな要素はあるような気がします 新しい武器がスターロッドに似ていると噂になっていた事はありましたね
  >>553で、緑色のプリキュアが可愛らしいと言いましたが、この前、キーホルダーのガシャポンを見つけて、
  試に1回だけ回してみたら出てきてくれたので、一番気に入っています 家の鍵に付けて持ち歩いています
  喋り方も、今までのプリキュアには無い特徴的な喋り方で表情も豊かで本当に可愛らしいキャラクターです
  観た事の無い方にもおすすめしたいです 色々な星を旅したり、その中で色々な宇宙人と出会い、地球とは異なる価値観や文化等に葛藤する事があったり、
  道徳的で色々と考えさせられる話が多いのでとても面白い作品だと思います

  話が脱線してしまいましたが、今週の話で遂に新しいプリキュアが誕生しました
  確かにタックさんと似ている所がありますよね 手癖が悪い所とか猫がモチーフである所とか…
  後は、ある目的で悪の組織に入っていた所とかは、目的は違いますが、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜のタックさんとも似ている感じがします
  新しいプリキュアが、今後どういうポジションになって行くのか、次回以降の話が気になる所です
  こんなに嵌ってしまう事になるとは、思いませんでした」

615 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/06/25(Tue) 20:11
タピオカドリンクも祭の露店でやって欲しいかな

616 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/06/26(Wed) 00:15
巻物の効果で現世に蘇ったタックらしいけど命の重さを何だと思ってんだッ!
確かに仲間が蘇るのは良い事だが死の基準を蔑ろにするその行為は果たしてそれは忍びと言えるだろうか?
時々キミ等を恐くなりそうな自分がいるぜ・・・普通の人とはやはり感覚が違うのだな。キミ等は・・・。

617 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/07/07(Sun) 07:07
ttps://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=73483740
カービィ&チュチュとシノに可愛らしい評された羽衣ララことキュアミルキーとプルンスという名の妖精
ララは最初の時点ではただルンとしか言えなかった為、ララと違って地球の言葉を最初から理解出来ていたプルンスに通訳して貰うしかなかったけど、
普通に地球の言葉が喋れるようになった後でも語尾にルンを付けている(因みにプルンスも自身の名前を語尾に付け、且つ一人称にしている)。
ララ&プルンスの背後のオヨ〜というのは、動揺や困惑時に言うララの口癖

ところでどうしてこの日に投稿かというと、七夕の今日7月7日がララの誕生日だから

618 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/07/17(Wed) 05:55
出来るかな!出来るかな!
シノ達のタピオカチャレンジ?

619 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2019/07/24(Wed) 01:03

シノ「去年のお祭りで、返事を返せなかったキャラハンさん達に返事を返しています
  そちらの方もよろしくお願いします
  もうすぐで9月になろうとしているので、それまでに一刻も早く返事を返せればと思っています
  今年もお祭りがあるなら、参加する予定ですが、今回も掛け合いが大丈夫であれば、また去年と同じ組み合わせになるのでしょうか」
ワイユー「今年は拙者も参加したいぞ!祭りというのは昔も今も良いものでござる!
  楽しむなら皆で集まって盛り上げねばな!わっはっはっはっはっは!!」
ジュキッド「前回は留守番組だったからな 俺も折角だから参加したい所だな」
タック「そんなに集まったらややこしい事にならへんかな」
カグヤ姫「一番お騒がせなキャラはタックだけどね」
タック「何を言いまんねん あの時のボクは比較的大人しかった方でっせ」
シノ「そうでしたっけ……?」
タック「何でっかその冷たい視線?何事もノリと勢いは大事でっしゃろ?」
ジュキッド「その時は俺がこいつを叩き直してやるまでだな」
カグヤ姫「いよっ!おじさんやっちゃって!」
タック「勘弁しておくんなはれや…」
ワイユー「祭りは専売特許!年季の違いとやらを見せてやらねばな!わっはっはっはっはっはっはっは!!」
シノ「問題を起こすのだけはやめてくださいね……それでは返事を返します」

>>615

シノ「貴重なご意見ありがとうございます 最近の流行りを早速取り入れられるのは良い事ですね」
タック「タピオカチャレンジっちゅうのもやってみまへんか?成功すれば100万円プレゼント!みたいな」
シノ「やりません」
タック「がっかりや」
カグヤ姫「タックは変な事ばかり思いつくから、今回のお祭りは出禁で良いんじゃない?」
ジュキッド「その方が良いな というわけで、留守番頼んだぞ」
タック「何で!?何でそうなるん!?無理でっせいきなり出禁やなんて言われても 今更出禁なんて出来んわ!なんつってな!ぷくく……」
シノ「………………………………」
ジュキッド「……殴るか」
シノ「お願いします」
タック「待って!?冗談!冗談やさかい!ちょっと落ち着きましょうな タイムタイム」
ジュキッド「ふんっ!!」

 ボギッ!!

タック「ア゛ア゛ア゛ァ゛ァァァァアアア!!!」
カグヤ姫「わぁ凄い音!」
ワイユー「これは致命傷でござるな!わっはっはっはっはっはっはっは!!」
タック「笑い事やないんやけど……」

>>616

カグヤ姫「タック達が生き返ったのは、あたしの力のお陰でもあるんだけどね!
  でもまあ、100%生き返るってわけじゃなくて、生き返るチャンスを与えるってだけなんだけど」
タック「いわゆるザオラルみたいなモンでんな どうやって生き返ったのかはもう覚えてないけどな
  死後の世界とか、生き返った直後は、はっきりと覚えとった筈なんやけど、日が経つにつれ、殆ど記憶から無くなってしもうたんや」
カグヤ姫「死後の記憶があると色々と面倒な事になるからっていうのもあるみたいだよ 聞いた話だからよく分かんないけど」
タック「しかし、死者も生き返らせられるとは、妖精の力ってのは万能なんやな!」
カグヤ姫「だからって調子に乗るのは駄目だからね 二度目の復活は成功確率がかなり低いらしいから
  もう1回死んだら、生き返るのは絶望的って覚えた方が良いかもね」
ジュキッド「そうだな……折角拾ったこの命、決して無駄にはしたくはないものだ」
シノ「そんなわけで、別に死の基準を蔑ろにしているわけではありませんので、ご安心ください」
タック「それより、ドラゴンボールの方がよっぽど…」
シノ「それ以上はいけません」

>>617

シノ「ララちゃんの誕生日が七夕で、その日は丁度放送日である日曜日という、偶然だったのか当初から狙っていたものかは分かりませんが、
  劇中で七夕とララちゃんの誕生日のお祝いという2つのイベントをまとめて行ないましたね
  更に主人公のお父さんまで登場して、何というか、この親にしてこの子あり…という感じでしたね
  終始そっちに持って行かれた感じがありましたが、上手く収まって良いお話ではあったのでしょうか
  今回のプリキュアは、異文化や価値観の違いから来る対立とか、そういう話が多いので、大人が観ても面白いアニメではないでしょうか
  特にララちゃんが羽衣という名字を貰って初登校する話は、とても良いお話でした
  助け合ったり受け入れ合ったり、そんな風になれば、学校で起きているいじめ問題も無くなっていく筈なのでしょうけれど……」


620 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/07/25(Thu) 00:55
カービィとマリオの喧嘩が勃発!

621 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/07/25(Thu) 19:01
↑それもスマブラ説!

要はガチンコバトルだもんなー見た感じとしては
スポーツ系だとテニスやらサッカーやらオリンピックだけどまだカービィが登場したは無いかな

622 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/07/28(Sun) 06:54
カービィ勢vsFEエコーズ勢で5戦したらどっちが強いんだろうね?

先鋒
メタナイトvsギース
次鋒
ドロッチェvsベルクト
中堅
アドレーヌvsヌイババ
副将
マホロアvsジュダ
大将
カービィvs邪竜ドーマ

カービィサイドの全勝だとは思うがな
ジュダやヌイババ如きが、どうやってマホロアやアドレーヌを倒せるというのか
ギース、ベルクトなんてもっと無惨にやられそうだし
意外とカービィvs邪竜ドーマでカービィが黒星取るのかな

623 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/07/28(Sun) 20:43
アドレーヌやドロッチェが本気出したときの「あぁ、相手終わったわ」感について

624 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/07/28(Sun) 23:57
もうアドレーヌさんが強いのはわかったんで他作品のキャラ下げはやめてもらえませんか

625 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/07/29(Mon) 12:38
強い奴に関する話ってのはどうしても盛り上がるもんだ
中でも一番盛り上がる話題は妙に強い中堅の話題
カービィスレじゃ昔からよくあったこと、今に始まったことじゃない
魅力や強さを引き立てるイベントも多かったしな
アドレーヌ、ドロッチェ、大王、カービィ辺りは昔からよく話題になってた

626 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/08/19(Mon) 22:19
最近誰も来ないな
デデププではアドレーヌが復活したというのに…
ラブコメごっこでいいからアドレーヌと手をつないで歩きたい

627 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2019/08/26(Mon) 16:33

>>626

シノ「心配をおかけして申し訳ありませんでした
  言い訳になってしまいますが、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜が思っていたより行き詰ってしまって
  ちょっとしたスランプ状態に陥っていました
  考えが上手くまとまらず、思うように進まなくて、色々考えているうちに気持ちが落ち込んでしまっていました
  今は何とか回復出来ましたので大丈夫です ご迷惑をおかけしてすみません
  書き込みが少ないのも、私の力不足という事もあるのでしょう
  あまり難しい話は得意ではないので、「今日も良い天気ですね」くらいの簡単な書き込みで構いません
  簡潔であればある方が、私にとっては答えられやすいと思います
  アドレーヌさんと手をつないで歩きたいとの事ですが、手をつなぐくらいなら許可してくださるのではないでしょうか?
  私からもアドレーヌさんに頼んでみましょうか?それは駄目?そうですか……
  それなら、>>626さんがアドレーヌさんと手をつないで歩けるように、陰から応援しています
  いつかその夢が叶うと良いですね
  これからも細々と頑張っていこうと思っていますので、よろしくお願いします」

628 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/08/28(Wed) 01:08
ここはカービィが神様になった世界

629 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/08/31(Sat) 21:16
さくま先生が10年ぶりの描き下ろしカービィ漫画描いててびっくりした!

630 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2019/08/31(Sat) 22:27

>>628

タック「言うてな ホンマにそうなったらどないしまっか?
  とんでもない世界になりそうやなとボクは思うんやけど」
カグヤ姫「でもタックが神様になるよりはマシになると思うけど」
ジュキッド「こいつが神なんかになったら金と欲にまみれた世界が出来上がりそうだな」
タック「それはそれで楽しそうな世界やないでっか むしろそういう世界を作ってみたいでんな」
カグヤ姫「もしそんな世界があったら住人全員タックみたいな性格になりそう」
シノ「あまり想像したくないですね…」

>>629

シノ「1992年から2009年まで、星のカービィの漫画を連載し続けた記録を持つ、あのさくま良子さんですね
  連載が終わったのが2009年の頃でしたから、もう10年経つんですね」
タック「10年って歳月はあっという間でんな」
カグヤ姫「そだねー」
シノ「このスレッドも、10年以上の歴史を持ちますからね 本当にあっという間って感じです
  ひかわ博一さんに続き、さくま良子さんも久し振りに星のカービィを描いてくださったという事実に感動です
  今の星のカービィがあるのも、こうした漫画家の方々のお力があっての事でもあるのだろうと思います
  これからも「星のカービィ」というシリーズが、広く世間に愛される存在になれれば良いですね」
カグヤ姫「もうなってると思うけどね」
シノ「とある100円ショップに鍵用のキーホルダーが売っているのを見たときはびっくりしました
  食玩やガシャポンまでありますし、カービィさんを見掛けない日はないというくらいですね」
タック「そろそろボクのフィギュア化も頼んまっせホンマに」
ジュキッド「永遠に来なかったりしてな」
タック「そん時ャやけ酒でっせやけ酒」
シノ「アルコールは程々にしてくださいね」

631 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/09/01(Sun) 18:03
カービィは吸い込むだけでなんでもできる万能マン

632 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/09/10(Tue) 02:19
女性の敵になられたりしたの?タックは

633 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2019/09/11(Wed) 10:28

メロン「シノ達が留守にしている間、私達が返事を返す事にしたわ」
ミント「Girl3、略してG3!颯爽登場だぜ!」
メロン「私、未だにそのグループ名気に入ってないんだけど」
ミント「何だよ じゃあどういうグループ名だったら良かったんだ?」
メロン「毒蝮三太夫」
ミント「却下」
メロン「チッ」
ミント「舌打ちすんな」
暗闇斎「拙者もいるでござるよ!」
ミント「何でいるんだよ」
メロン「むしろいない方が良かったわ」

>>631

メロン「思えば、吸い込みというのは、他のキャラクターとの差別化を図る良い武器になったわね
  もし吸い込み能力が無くて、ジャンプくらいしか能がなかったら普通のアクションゲームとして埋もれていたかもしれないわ」
ミント「おまけにコピー能力が追加された事で出来る事の幅が広くなっていったな
  それが功を奏し、今となっては任天堂を代表するキャラクターの1人だ
  ゲームに漫画にアニメに、色々あったけれど、そういう地道な活動によって知名度がどんどん上がっていったよね
  20年以上も続いているゲームだから、幅広い世代に愛されているのも人気の理由の1つだよ!」
暗闇斎「拙者も鼻が高いでござる」

>>632

メロン「そうね 敵を通り越して怨敵だわ」
ミント「あいつ、自分がモテるって勘違いしているイタい奴だよね
  あたしも出来れば近寄りたくないんだ」
暗闇斎「奴は言動で損をするタイプでござるからな
  口は軽いが、人情に篤く、一度大切にしようと思ったものは全力で守ろうとする
  奴はああいう男でござる」
ミント「それは分かっているんだけどねえ…」
メロン「やっぱり苦手だわ」
暗闇斎「奴は、自分が人に好かれない性格である事を分かっている故、あえて好かれないような素振りをして見せるきらいがある
  本当に不器用な奴でござるよ」

ミント「というわけで、今回はここまで!Girl3の事もよろしくな!」
メロン「やっぱりそれで行くのね…別に良いけど」

634 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/09/13(Fri) 10:12
桜井から熊崎にディレクター交代した後は色々イベントやグッズ展開とかするようになったよね

635 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/09/15(Sun) 00:31
アドレーヌのグッズが欲しいな

636 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2019/09/15(Sun) 00:51

>>634

ミント「桜井さんは、商品展開とか、そういうのに積極的じゃなかったのかな
  桜井さんが関わっていたころの星のカービィって、今程有名ってわけでもなかったし、
  マリオシリーズくらいの力も無かったから、仕方のない事だったのかもね」
メロン「アニメ化された時期辺りで、グッズを見掛けるようになったわね
  今では雑貨店とかでもカービィを見掛ける事があるし、
  色々考えてみると、熊崎信也ディレクターが一枚噛んでいる可能性はあるわね」

>>635

ミント「スマブラでアドレーヌが出れば、amiiboでフィギュア化される可能性がワンチャン」
メロン「今の所そんな情報は無いし、今回も見送りかしらね、残念だけど」

637 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/09/15(Sun) 02:37
>>570
亀レスだけどアドレーヌよりリボンが人気ってどこ情報?

638 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/09/15(Sun) 09:13
ttps://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=76765893
これ見て分かる通り、2日前の13日で星のカービィは誕生から丸10000日だって!
この投稿者はよく日数を数えたもんだなのと
偶然にもスーパーマリオブラザーズ発売34年と被ったとで驚き

639 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/09/15(Sun) 12:12
シノたちのプロフィールはどこに行けば見つかりますか?
祭会場を見ても設定が分からなかったから個スレもざっと見たけど見つからなくて
見た目から何からどんなキャラクターなのか名前と口調以外なにも分からない…

640 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2019/09/15(Sun) 14:01

>>637

メロン「アドレーヌが発した言葉だから、信憑性は分からないけど、
  思うに、咄嗟の照れ隠しじゃないかしら あの子、ああ見えて褒められ慣れてなさそうだし
  もしかしたら、本当にそういう情報があるかもしれないけど、ソースは私にも分からない
  興味があるなら、自分でググってけろ」
ミント「けろ!?」

>>638

メロン「誕生10000日記念ね……正直、私も知らなかったわ
  その絵を描いた人、相当なカービィファンね 私にも分かるわ」
ミント「まあそんだけ日数カウント出来るくらいだしなあ」

>>639

メロン「ちゃんと祭り会場を見渡してみなさいよ…書いてあるわよ
  第1会場の280辺りをチェックしてみなさい」
ミント「ちゃんと教えてあげるあたり、流石ツンデレ」
メロン「五月蝿い」

641 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/09/15(Sun) 14:40
プロフィールそこにあったのか!
ありがとう!そして確認不足でほんとごめんなさい!

642 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/09/15(Sun) 15:39
カービィとリボンに属性を付けるとしたら光
アドレーヌとシノに属性を付けるとしたら闇

そんな感じに見受けられるのは俺だけだろうか

643 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2019/09/16(Mon) 01:17

>>641

メロン「別に良くってよ
  祭りは30日までだから、留守番も大変よね…」
ミント「大変っていう程、こっちはそんなに書き込み来てないけどな
  シノ達は向こうで返事を返すのが大変だろうから、たまには休憩とるよう言ってやらないとな」
メロン「あの子、昔から無理をする子だったものね…それがシノの良さでもあり、悪い点でもあるけど」
ミント「伊達に忍びを名乗ってないよ、シノも」

>>642

メロン「言われてみれば、確かに対極的ではあるのかもしれないわね…
  シノが闇属性なのは納得だわ」
ミント「普段も闇の忍び部隊とか名乗っているわけだからねー
  アドレーヌは、個人的には無属性って感じがするけど
  どこにも属さず、我が道を行く みたいな」
メロン「何となく分かる気がするわ」
ミント「カービィとリボンちゃんが光属性なのは間違いないでしょ 主人公と正統派ヒロインだし」

644 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/09/16(Mon) 13:37
>>637
「ヒロインとして」という意味なのでは?
ヒロインは「戦う(サポートする)ヒロイン」と「守るべきヒロイン」かいて、ヒロイン映えするのは後者の方だからね
ワンピースで言うとアドレーヌがナミで、リボンがビビみたいな感じか

645 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/09/16(Mon) 22:27
そのうちカービィとリボンで ブレイド というコピー能力が出てきそう
リボンがクリスタルを身に付けながらカービィにキズナエネルギーを送る
そんなコピー能力が出てきそうな気がする

646 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/09/17(Tue) 10:42
最近アドレーヌとリボンがくっついてることが多いけどもしかしてそういう仲?

647 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/09/18(Wed) 21:26
アドレーヌって復活するたびTwitterで話題になってきたよね
アドレーヌが本気出したら日本の男らが引き寄せられて
日本の女に男行き届かなくなりそうだなw
二次元でもアドレーヌと対等に渡り合える魅力の持ち主なんてそんないないだろ
アイマス最強の魅力を誇るしぶりんより上なんじゃないの?
しぶりんもかなりのものだが、多分勝てない
アイドルパワー対決ということでしぶりんの名を出させてもらってすまなかったね

648 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2019/09/19(Thu) 10:30

>>645

ミント「切り札は君の中、研ぎ澄まされた勇気にしてぇ〜〜BLADE〜〜〜BRAVE〜〜〜〜〜〜♪
  ブレイドっつったらこれでしょ、やっぱり」
メロン「オンドゥル星に帰れば?」
ミント「ヒドォオヂョグッテルトヴットバスゾ!!」
メロン「茶番はそこまでにして、もしそんな能力が出るとしたら、ラスボスくらいかしら
  もしくは、鏡の大迷宮のマスターのような、ラスボス戦後に追加される能力とか
  そんな所かしらね
  それ以前に、リボンが今後ゲームに登場するかどうか そこが問題よね」
ミント「茶番は一言余計だっつの
  しかしまあ…そうだなあ……64以外、特に目立った活躍ないもんなあ……」

>>646

メロン「そういう仲とは、どういう事かしら?具体的に言ってみなさいな
  返答次第では地獄送りにするけど」
ミント「物騒な事言うのやめろ!初代暗闇斎と同じキャラでやって行くつもりか!?」
メロン「それも嫌ね」
ミント「単にお互い頼れるパートナーって所だろ それ以外に何かあるか?」
メロン「無い と言いたいわね」
ミント「何か含みのある言い方だな…まあ良いか」
メロン「ミントの思慮が浅いだけよ」
ミント「どういう意味だそれ 馬鹿って言いたいのか?」
メロン「正解」
ミント「おい!」

>>647

メロン「そうだったのね、全然知らなかったけど
  アドレーヌって、このスレッドのアドレーヌの事じゃないわよね
  このスレって、そんなTwitterに話題になる程知られているのかしらね?」
ミント「噂ってのは、本人の知らないところで盛り上がるモンだからなー
  興味はあるけど、エゴサーチまでする気にはなれないな」
メロン「世間の風評なんて、一々気にしていたらこの仕事やってられないわよ」
ミント「ま、それもそうだな」
メロン「アドレーヌと渡り合える魅力の持ち主なんて、いくらでもいるでしょ 誰とは言わないけど
  アドレーヌの話になると、一々話が大げさになるのは何故かしらね
  っていうか、最近アドレーヌの話題多くない?」
ミント「シノは自分が話題にされるのを嫌がるからな 必然的にアドレーヌになるんでしょ」

649 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/09/19(Thu) 23:22
月下美人?

650 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/09/22(Sun) 22:22
暗闇斎は残酷☆斎藤に改名した方が良いゾ

651 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2019/09/23(Mon) 11:54

>>649

ミント「月下美人…?確か花の名前だよね サボテンの花だっけ?」
メロン「サボテン科クジャクサボテン属の植物ね
  夜に数時間しか咲かず、朝になるとしぼんでしまう、目にする事も珍しい植物よ
  美人薄命という言葉は、この月下美人が由来だという説があるわ」
ミント「そうなのか……」
メロン「花言葉は『儚い美』、『儚い恋』 短命な花だからこその花言葉って感じね」
ミント「月下美人か……シノに似合いそうな言葉だけど…………
  でもそれってシノが短命って事になるんじゃねーか!?そんな事あってたまるか!
  シノは絶対に死なせないぞ!」
メロン「大げさに捉えすぎだっつーの」

>>650

暗闇斎「断る」
ミント「この人、いつの間に!?」
メロン「神出鬼没…忍者ね……忍者だったわ」
暗闇斎「良いかよく聞け 暗闇斎という名は、初代から代々受け継がれてきた名
  忍術を極め、頂点に立つ忍者である事を証明する由緒正しき称号でござる
  それを変えようなど言語道断 冒涜の極みである
  斯様な事を軽々しく口にするとは貴様、躾がなっていないようだな
  拙者が貴様に礼儀のいろはを教えてやる」
ミント「面倒な人だなあ……こういうタイプ苦手なんですけど………」
メロン「面倒事になる前にさっさとずらかろう」
ミント「そだねー」


652 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/09/24(Tue) 19:55
カービィは顔だけだから胃はないのかね

653 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/09/29(Sun) 01:13
カービィってアドレーヌとかリボンとお風呂入ったりするの?

654 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/09/29(Sun) 23:02
アドレーヌは絶対デデデ大王とくっつくべきだと思うんだ
少女と貫禄ある大王って組み合わせがほんと最高だと思う
2人がくっつけばたくさんの人が祝福するはず

655 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2019/09/30(Mon) 01:53

ミント「9月も、もう終わりかー明日から10月だな」
メロン「本当…長い1か月だったわ ようやくこの労働から解放される…」
ミント「労働っていう程働いてないだろ 1か月間働きっぱなしだったシノに謝って来い」

>>652

メロン「カービィの口の中は異空間に繋がっていると調査結果が出たわ」
ミント「それ、漫画何巻の話だったっけ?見た事あるけど忘れた」

>>653

メロン「アドレーヌの性格からして、一緒に入っている可能性は高い気がする」
ミント「カービィには何だかんだ言って子供だし、邪気が無いから大丈夫なんだろうね
メロン「これは本人に答えさせたい所だけど、次に来るのはいつになるかしらね…」
ミント「アドレーヌで人気が保っているようなもんだからね、このスレ」

>>654

ミント「その前に、アドレーヌとデデデ大王って両想いなんだろうか」
メロン「さあねえ…直接口にはしないけれど、想い合っているんじゃないかしら」
ミント「何それロマンチック」
メロン「五月蝿い」

656 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2019/10/01(Tue) 22:42

シノ「闇の忍び部隊、無事に帰還です!
  一応、帰ってきましたという報告だけ済ませておきます」
タック「1か月間ボクらは何をやっていたかって?まあ色々あったんや 色々とな」
カグヤ姫「長い間留守にしていたからね、早めに戻って来たって報告をしないとね」
シノ「季節も10月になりました 本格的にスレッド活動を再開します
  最近停滞気味だった『月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜』も、出来上がり次第随時投稿します
  今度こそ年内を目標にしていますが、もしかしたら年を越してしまうかもしれません
  出来るだけ早めに、完結させようとは思っていますので、皆さんよろしくお願いします
  今日はそんな報告でした
  それでは、10月以降からもよろしくお願いします」

657 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/10/01(Tue) 22:56
ミントとメロンのドダバタコンビのレス返しも10月から終わっちゃうのか・・・
寂しいな・・・。闇の忍び部隊殺伐としてているからちょっと苦手かな・・・
とりあえずミントとメロンお疲れさまでした。

多分、闇の忍び部隊が帰ってきたって事は彼女らがメインになるやろうな




658 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/10/02(Wed) 18:16
このスレもポケモンみたいに20年以上頑張ろうな!

659 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/10/02(Wed) 21:58
『サイボーグクロちゃん』っていう漫画知ってる?
これ、今日でアニメ化されて丸20年なんだけど
キャスティング担当者がアニメ『星のカービィ』と同じな為に声優の共通点が多い
ttps://i.pximg.net/img-master/img/2014/02/16/03/11/50/41663809_p0_master1200.jpg
このマタタビというキャラの声を演じていたのがカービィと同じ大本眞基子など
因みにマタタビ、一人称は拙者だけど暗闇斎とワイユーのように語尾にござるを付けるわけでは無い

660 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2019/10/03(Thu) 02:09

>>657

シノ「そうおっしゃってもらえて、お2人も嬉しいと思いますよ
  しかし、殺伐としててちょっと苦手ですか……私達、そんな風に思われていたんですね
  何か、殺伐とするような言動しましたっけ私達?」
カグヤ姫「んー…皆で寄ってたかってタックをいじめているからかなー」
タック「そうや!きっとそうや!ボクは被害者やさかい!ああ、ボクってば何て可哀想なんやろ」
ジュキッド「そんなだから袋叩きにされるのだ、お前は」
シノ「メロンさんミントさんにお任せする機会は、またどこかであると思います
  私達を殺伐としてて苦手とおっしゃるのなら、そうならないよう気を付けたい所ですね…」

>>658

シノ「そうですね その為には皆さんのお力も必要です
  皆さんの応援の声で、私達は頑張れます
  私達が本当に20年以上続けられるよう、皆さんもサポートをよろしくお願いします」
タック「長寿命スレッドとして、名を馳せるのも最早夢やないかもな!」
ジュキッド「有名になってしまったら、それはそれで活動しづらくなりそうだな」
カグヤ姫「そだねー忙しいのは大変だから、今のままで全然良いかもね」

>>659

タック「懐かしいなあそれ、アニメ化されて20年?そんなに経ったんやなあ…」
シノ「アニメが始まったのが1999年の10月2日ですから、20年ですね
  アニメ版ドンキーコングも、確か同じくらいでしたね」
タック「いやあ懐かしいよなあ ここでそんな話題が出るとは思わなかったわ
  確かに、659の言う通り、マタタビってキャラの声は、我らが大本大先生が演じてはったなあ
  カービィを演じていた時とは全く正反対の声質で、この人の演技の幅の広さにはホンマに驚くよなあ」
カグヤ姫「クィン・セクトニアの声もこの人だったんだよね 流石声優さんってだけあって色々な声を出せるんだね」
タック「中には何を演じても同じって人はいるけどな それも一つの良さやねんけどな
  演技の幅に驚いたのは、大本大先生やないけれど、毛利蘭の声の役の人やな
  何つったってビーファイターカブトのラスボスの声を演じてはるんでっせ 毛利蘭の声と聴き比べても同じ人だと思わへんわ
  声優って一口に言うても、色々な人がいるモンやなあ 今回はそんなお話でしたまる」
シノ「ちなみに、アニメ版星のカービィが放送開始されたのは2001年の10月だから、18年ですね 2021年で20年目になります」
カグヤ姫「アニメカービィも、そんなに経ってるなんて、ちょっと実感しづらいよねえ」

661 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/10/03(Thu) 06:47
実験を開始するタックに金運が極端に少なくなる呪いをかけよう
逆にカグヤには金運が極端に多くなる呪いをかけよう
丸1週間どうなるかな?

662 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/10/03(Thu) 17:56
所でしーのんは桜井さんに許可取ったの?

663 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/10/03(Thu) 19:31
カービィって少年ではなくて青年なの?

664 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2019/10/03(Thu) 22:25

>>661

タック「お前…!何故その呪いを知っているんや……!言うてな
  ボク、元々金運がゼロやさかい、これ以上少なくなる事はあらへんのや!
  プラマイゼロからちょっとマイになるだけやで!」
ジュキッド「威張って言う事ではないだろう」
カグヤ姫「私、別に金運が上がっても、お金なんていらないんだけどなあ」
ジュキッド「カグヤ嬢は良い子だな よし、じゃあ褒美に欲しい物を1つ買ってあげよう 何が良い?」
カグヤ姫「飴にするー!」
シノ「確かに、これならお金は必要無さそうですね」
タック「ふん、これだからお子様は…じゃあその金運、ボクによこせやーーー!!」
カグヤ姫「いやーーーっ!!ダレカタスケテーーーー!!」
ジュキッド「ふんっ!!」

 ドガッ!!

カグヤ姫「ありがとうおじさん!」
シノ「タックさん、大丈夫ですか?」
タック「こんなんまともに受けて大丈夫な筈無いでっしゃろ……」

>>662

シノ「え…!?許可って、何の許可ですか……!?」
タック「あれやない?スマブラ参戦の許可」
シノ「そんなの取っていませんし、参戦するつもりもないですよ!
  いつ私が参戦したいなんて言いました!?」
タック「…とまあ冗談はさておいて、あれやろ?なりきりに星のカービィのキャラを使う許可の事を言いたいんやろ?」
シノ「その話、前のスレッドでもありましたね……」
カグヤ姫「思わぬ正論が返って来ちゃったから焦っちゃったんだよね」
シノ「思い出させないでください!確かに私も言い方が悪かったって反省しているんですよ……
  ええと……こういう時は……こう返せば良かったんでしたっけ…?
  ここに描かれたことごとが
  あなたの知っているモノに近く、
  あなたの知っている人に似ていたとしても
  それは歴史の偶然であり必然である」
タック「歴史の必然か、それなら仕方ないでんな!」
カグヤ姫「早速使っちゃうんだね、それ」
シノ「すみません、この話はこれで終わりにしてください……」
タック「二次創作にシノ姐を使うのに許可を取る必要は無いって事で、ここは一つ穏便に頼んますわ
  なんなら、光明学院のスレッドにシノ姐を元にしたキャラを登場させても良えしな!」
カグヤ姫「もう何か無茶苦茶で見苦しいよね」

>>663

タック「設定的には青年で良えらしいな 年齢までは明確にはなっていないけど、さしずめ10代って所やないでっか?
  実際、デデププ原作でもカインからアイマスク代わりにブラジャー貰って鼻血流していた描写があるぐらいには、
  彼もまた立派な青年やっちゅう事やないの」
シノ「見た目は少年ですけどね ツキカゲさんと同じくらいですよね」
タック「ツッキーも青年やな ツッキーは、カービィと比べて下心ありすぎやけどな」
シノ「タックさんも人の事言えるんですか…?」
タック「ボクにあるのは下心やなくて真心や!」
シノ「上手い事言ったつもりですか…?」
ジュキッド「口ではどうとでも言えるからな、こいつは」
カグヤ姫「口を開けば屁理屈だもんね」
タック「屁理屈やない、真実や」

665 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/10/04(Fri) 01:57
シノさん、それ、使い方、間違ってるから!
いや、そっくりさんです。星のカービーとは関係ありません。って言い始めるなら致し方なし
もう終わりにしようって言ってるところ悪いんだけど、あんまり知られてないようだから紹介しておこうかと

2018年11月29日発表「ネットワークサービスにおける任天堂の著作物の利用に関するガイドライン(随時更新)」
これはスクリーンショットや動画に関するもののガイドラインなんだけど、動画やスクリーンショット「以外の著作権」についてもちびっと触れてるっぽい

以下、該当部分抜粋


Q6.ゲームのプレイ動画やスクリーンショット以外の任天堂の知的財産に基づいて創作したもの(例えば、ファンアート等)
 を投稿することは、このガイドラインの対象ですか。
A6.このガイドラインは、任天堂のゲーム著作物を利用した動画や静止画を、適切な動画や静止画の共有サイトへ投稿することを対象としたものです。

   【これ以外の任天堂の知的財産の利用や創作は、各国の法令上認められる範囲内で行ってください。】

 なお、任天堂は、お客様の著作物の利用が法令上認められる範囲のものであるかどうかについてのお問い合わせにはお答えいたしかねますので、
 あらかじめご了承ください。


ガイドライン前文


任天堂は当社が創造するゲームやキャラクター、世界観に対して、お客様が真摯に情熱をもって向かい合っていただけることに感謝し、その体験が広く共有されることを応援したいと考えております。


もう一個、ガイドラインの対象に関しての想定問答


任天堂は、このガイドラインによって、お客様ご自身の創作性やコメントが含まれた動画や静止画が投稿されることを期待しております。
例えば、ゲーム実況動画やゲーム紹介動画等は、このガイドラインの対象として認められます。
一方、Nintendo Switchのキャプチャーボタン等の機能を利用する場合を除いて、例えば任天堂が制作したプロモーション動画を転載したものや、
他人の投稿を転載したもの、ゲームのサウンドトラックやムービーシーン、イラスト集等をコピーしただけの投稿は、お客様の創作性やコメントが
含まれないため、ガイドラインの対象として認められません。


この辺を読む限り、任天堂の最近の方針は、プレイ動画を投稿とかしてもらって「星のカービィ面白そう」って興味を引いてもらえる間口を作ってもらう作戦っぽい?
具体的にはゲーム実況やゲーム紹介動画の存在を白と規定してそのコミュニティを拡張する方針っぽい
ただし、ゲームデータ丸上げみたいな創作性のみじんもないものは相変わらず厳しいっぽい
ちなみに日本の刑法において著作権侵害(のうち刑事罰の部分)は親告罪だから、著作権者などの権利者が告訴しない限り、刑事責任に問われ処罰される事はないっぽい
相変わらずファンアートや二次創作小説はグレーゾーンっぽい……
でもこのスレッドを読んだ人が星のカービーを手に取ってくれるようなそんな素敵なスレッドになるなら任天堂法務部さんもきっと許してくれると思うっぽい(高く掲げられるハードル)

666 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/10/04(Fri) 02:18
取り敢えずタックには金運が極端に少なくなる以外に女運と恋愛運もマイナスにした状態にしたよ!
逆にカグヤには金運が極端に多くなる以外に健康運と食運をかなり良好にしといたぞ!
しーのんにはこれから先の武運を祈っとくよ

667 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/10/04(Fri) 05:16
>>665の喋り方が誰かに似ているのだが気のせいだろうか?
さては、オメー・・・まあいいや。野暮なことは言わないほうがいいな。
とりあえずオーメンは取られたんでタックのあだ名は今日から『げろしゃぶ』な!
シノはシノ嬢もしくはシノ姐ぇでカグヤはカグヤ様でジュキッドは・・・ジュキッドの旦那?

668 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/10/04(Fri) 09:40
マスクドウーマンはいずこへ?

669 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/10/04(Fri) 10:08
タックを虐めるな!えっ?弄っているだけだって!?
それなら別に良いか。弄ると言う事は芸人のタックにとってはオイシイもんねー

670 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/10/04(Fri) 10:09
『次にキミ達は……小説を投下させてスレを盛り上げる』

671 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/10/04(Fri) 15:29
この言語を解読しなさい

『ポヨポヨポヨプヨポュウー!プュウー!?ポョー!』

672 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/10/05(Sat) 06:52
空から降る1億の金の延べ棒

降ったら降ったらで大惨事である

673 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/10/05(Sat) 19:02
カービィの歴史が続く限りこのスレも続くの?

674 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/10/05(Sat) 19:20
『ドンキーコング』裁判で活躍したジョン・カービィ弁護士が逝去―享年79

アメリカの弁護士で、過去の任天堂のアメリカ進出時に起こった『ドンキーコング』
関連の裁判で活躍したことで知られるジョン・カービィ氏が、血液がんのため79歳でこの世を去ったことが海外メディアにて報じられました。

訃報は、NYタイムスなどによって報じられました。
カービィ氏は、かつて任天堂がファミコン(米国ではNintendo Entertainment System)を展開する前に米国で起こった『ドンキーコング』と「キングコング」
の類似性を巡る裁判で、当時ユニバーサルにより、「『ドンキーコング』が「キングコング」の著作権を侵害している」として訴えられた
任天堂の弁護士として法廷に立った同氏は、「キングコング」自体の著作権が当時既に失効していることを説明し、大きな勝利を遂げました。
この活躍により氏は後に「ドンキーコング」の名を冠したヨットを任天堂より送られています。

また、氏はゲーマーには『星のカービィ』主人公“カービィ”との名前の一致でも知られる人物。
これについては過去に海外メディアGameInformerのインタビューにて宮本茂氏が、ジョン・カービィ氏の存在が、
あくまで間接的にですが、同キャラの名前候補からの決定に影響を及ぼした旨について触れています。

この記事を見て最初思ったことカービィって弁護士やったんかーのと
誰かが呟いた星になったカービィとか最初は上手い!とか思ったけど
よくよく考えたらご冥福をお祈りしますなんだよな〜
そしてもしこの裁判負けていたら『ドンキーコング』も『星のカービィ』も世に出なかったと思うとヒヤッとするね!



675 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2019/10/06(Sun) 02:58

>>665

シノ「使い所はそこじゃない事は重々承知の上でしたが、
  ここまで教えてくださりありがとうございます、親切なお方
  著作権に関しては、色々と思う所はありますけれど、何でもかんでも制限してしまっては、失うものも多々ありそうですね…」
タック「自由にやれるのが1番の理想やけど、限度を誤るような輩もいるわけやしな それはしゃァない事かもしれんな
  まあそんな事言うとったら創作物なんてとてもじゃないけど作れまへんで」
シノ「難しい所ですね……665さんのおっしゃる通り、このスレッドを通して、星のカービィシリーズを盛り上げられれば、認めてもらえるんでしょうかね」
ジュキッド「それは分からん 要は心掛け次第だろうな」
カグヤ姫「ここでひっそりと大人しくやる分には、大丈夫かもね」
シノ「法に触れるぎりぎりの所かもしれませんが、頑張ってみます」
カグヤ姫「大丈夫!何かあったらここのスレッドの名無し達が骨を拾ってくれると思うから!」
シノ「何もない事を願いたいです」

>>666

タック「とりあえず666おめ まあその呪いとやらもボクには無意味やと思うけどな
  元々女運なんかないし、ましてや恋愛運なんてモンはからっきしや
  それこそプラマイゼロ、むしろマイっちゅうヤツやで」
シノ「そのネタ、懐かしいですね 誰のネタだったか覚えてないですけど」
タック「呪い呪いって平気で口にするけどな、呪術の類はタブーなんやで
  人を呪えば、その報いは己自身に返ってくるんやで ボクがそうであるようにな!」
ジュキッド「威張って言うな」
シノ「呪いは呪いでも、人を幸せにするような呪いだったら、良いんじゃないでしょうかね」
カグヤ姫「私、妖精だから自分の運は自分の魔力である程度コントロール出来るんだけどね」
タック「それマジでっか!?」
カグヤ姫「でも女運とかそういうものじゃないからね」

>>667

タック「あだ名がげろしゃぶって、それもうただの悪口やんけ…
  良えか、あだ名っちゅうんは、名付けられた側が気分を害しないように付けるっちゅう暗黙のルールがあるんやで、知らんかったやろ?
  それを踏まえてやなあ…げろしゃぶってだけだったらマイナスの言葉だけしかないやろ?
  マイナスになる言葉を入れるんなら、それを帳消しにするようなプラスになる言葉を入れたら良えんよ
  その理論の上で導き出したボクの提案はこうや、げろしゃぶ男爵 そう、男爵を付けるんや 爵位を加えるだけでちょっとした大物感が出る上、
  語呂もバッチリで良えやろ?」
ジュキッド「そうか、ならお前は今日からげろしゃぶ男爵だ」
シノ「よろしくお願いします げろしゃぶ男爵さん」
タック「やっぱり何か嫌や……」
カグヤ姫「私の事は気安くカグヤちゃんって呼んでくれて良いよ 様って付けられると可愛くないから嫌だな
  カグヤちゃんって可愛いでしょ?だからそう呼んでよ
  リップルスターでも、大体の妖精がそう呼んでくれてるんだけど、一部の妖精は「第二王女様」とか「姫様」って呼ぶんだよねえ
  カグヤちゃんで良いよって言ってるのにね」
ジュキッド「俺の呼び方か……名前というものに頓着はしないがな、一応、俺には地雷矢という異名がある どちらか好きな方で呼べば良い」
シノ「私は、しーのんってあだ名を付けられたんですけれど、これが1番気に入っています とても大切にしたい、そんな思い出がこのあだ名に込められているんです」

>>668

シノ「マスクドウーマン…?そんなのいましたっけ?」
カグヤ姫「いたんじゃない?その人の中では」
シノ「私には分からないです…すみません」
タック「説明しよう!マスクドウーマンとは!」
カグヤ姫「タック!知ってるの!?」
シノ「時間の無駄ですので説明は結構です」

>>669

シノ「虐めでもなければ弄りでもないですよ
  悪巧みで良からぬ事を企むと痛い目に遭いますよという事を教えてあげているんです
  このスレッドを見ている皆さんも、悪知恵を働かせるとタックさんみたいになりますので、気を付けてくださいね」
タック「せやでせやで!」
ジュキッド「お前は黙っていろ」

>>670

シノ「近日公開予定です…すみません、もう少しお待ちください……」

>>671

タック「『馬鹿野郎松田ァー!誰を撃っているー!?ふざけるなー!』で良えんやろ?」
シノ「絶対違うと思います」


676 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2019/10/06(Sun) 02:58

>>672

シノ「確かに、頭に当たったら危ないですね」
タック「金で死ねるんなら、むしろ本望かもな」
ジュキッド「そうか、じゃあ死ね」
タック「直球すぎる突っ込みで、ちょっと心痛みまっせ旦那」

>>673

シノ「皆さんの応援の声があって、私達は活動出来ています
  私達が元気であり続ける限り、このスレッドは続けようと思います
  星のカービィシリーズが続く限り続けられる事が出来れば、それに越した事はありませんけれど」
タック「星のカービィシリーズも、あと100年は続くかもなあ」
シノ「どうなんでしょうか?それは分からないですけどね…」

>>674

シノ「ジョン・カービィ弁護士…カービィさんの名前の由来としても有名な方ですよね
  カービィさんの由来に関しては、様々な説がありますが、ジョン・カービィ弁護士は、その説の一つとして有名でしたよね
  血液がんで亡くなったなんて……とてもショックな出来事です
  星のカービィシリーズもドンキーコングシリーズも、どちらも幼い頃から楽しんでいたゲームでした
  それもジョン・カービィ弁護士のお陰だと思うと、本当に感謝しかありませんね ありがとうございました」


シノ「定期的に上げてくださるのは嬉しい事ですが、最近は頻繁に上げすぎのような気がします
  E-mailの欄にsageと入れて書き込んでいただけると有難いです
  上位の方に居続けると、人の目に留まりやすい反面、荒らしの標的にされるリスクもあります
  そういうのは避けて穏やかに平和的にのんびりとやって行きたいと思っていますので、皆さんのご協力を、どうかよろしくお願いします」

677 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/10/06(Sun) 16:40
タックお前は何て事を!?
D社に喧嘩売るだなんて……今頃、キミ所に彼の使いが来るだろう

〈ピンポーン

ん?誰だ?こんな時間に来たのは…『ハハッ』ウワッ何をする!ヤメロー

『お見えになった今の出来事は現在使われておりません』

678 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/10/06(Sun) 20:25
お尻のしわとしわを合わせて幸せー
ナーム!


ゴーン

679 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/10/06(Sun) 22:40
みんなのアイドルカグヤちゃんとかタックの口から言ってきたらどーする?


680 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/10/07(Mon) 15:11
>>タック「あだ名がげろしゃぶって、それもうただの悪口やんけ…」

すごろくリーダーバカマヌケウンコ、という異名を持つ人も世の中にはいてだな

681 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/10/07(Mon) 15:28
じゃあいいよ!げろしゃぶが嫌ならタックのあだ名は…

寿限無寿限無クソ丸投げ機一昨日の新ちゃんのパンツ新八の人生バルムンク=フェザリオンアイザック=シュナイダー
三分の一の純情な感情の残った三分の二はさかむけが気になる感情裏切りは僕の名前を知っているようで知らないのを
僕は知っている留守するめめだかかずのここえだめめだか・・・このめだかはさっきとは違う奴だから池乃めだかの方だから
ラー油ゆうていみやおうきむこうぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺデーブ丸!

これで文句ないだろ。

682 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/10/08(Tue) 06:45
説明しよう!カービィというのは
ピンクの悪魔





以上。

683 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/10/08(Tue) 20:49
説明しよう!カービィとは、任天堂のゲーム『星のカービィ』シリーズの主人公である。
『星のカービィ』シリ−ズの主人公である、遠く平和な星のひと。
宇宙の辺境にある惑星・ポップスターの中にあるプププランドに、
はるかぜとともにやってきた若者。
好物はマキシムトマト、嫌いなものは毛虫。

声優は大本眞基子(64から)。
ピカチュウを演じる大谷育江と同じく、彼女が演じるカービィの声は世界共通である。

5秒で描けるピンク色の丸い胴体に大きな目と口、短い手に赤い足と誰にでも親しみやすい、絵描き歌で描けるようなデザインが特徴。アニメEDに「きほんはまる」なるカービィの絵かき歌が用意されている。
身長は20cm程度だが、弾力があり伸縮が可能。ボールのようによく弾む。
性格は、天真爛漫で自由気ままな。食べることと歌うことと寝ることが大好き。
自分の欲望に忠実で、何かを思い立ったらいつでもどこでも実行する。「なやみのないやつ」と評され憤慨することもある。
ステージクリアすると独特なダンスを披露する。座右の銘は「あしたは あしたの かぜがふく」。 正義感が強く自分の信念に忠実で、困っている人は見過ごせないという一面も持つ。
さそういった面から、その見た目からは意外かもしれないが敵には一切の容赦がない。

ただし思い込んだら融通が効かない部分もあり、「夢の泉の物語」ではその点が災いしデデデ大王が施していた封印を破って黒幕ナイトメアを解放してしまった。
また、強い正義感のゆえにマルクやマホロアの悪事に利用されるという、騙されやすい一面もある。それはタランザや秘書スージー、三魔官シスターズといったワケありな者を(事情を知らないにせよ)即受け入れる懐の広さでもある。
ただし、それでも最終的にはすべて丸く収めているあたりなかなかの大物。また、悪いことをしたと思ったら謝ったりお詫びをしている模様。
一方でシャドーカービィを見る限り、悪意というものは彼の中には殆ど無いらしい。
だからやる事なす事が極端になりがちなのか……。
マホロアやセクトニアなどが秘めた野望を語っている間も終始きょとんとした表情であり、そもそもそういった類のものが理解できないのかもしれない。



684 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/10/13(Sun) 09:29
台風ヤバかったなそっちは比較的に平和ぽいけど大丈夫か?

685 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/10/14(Mon) 22:00
『毛糸のカービィ』は今日で発売から丸9年経過だけど
今年3月7日発売のニンテンドー3DSのリメイク版がニンテンドー3DS用ソフトの最後の任天堂作品だって
因みに『大戦略 大東亜興亡史DX〜第二次世界大戦〜』という作品が
現時点で最後のニンテンドー3DS用ソフトで発売日は5月23日
つまりこれだけニンテンドー3DS用ソフトで唯一令和での発売

686 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/10/15(Tue) 13:30
カービィは星の戦士
しーのんは忍道を極めし者
じゃあ、後の者はなんていうの?


687 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2019/10/18(Fri) 01:27

>>678

タック「お尻とお尻を合わせてお知り合いってヤツでっか?
  知り合いが増えれば、そりゃ幸せな事でんな」
シノ「しわとしわを合わせるなら、別に手でも良くないですか?」
カグヤ姫「こうして、あのコマーシャルが生まれたんだね」
シノ「絶対違うと思います」

>>679

カグヤ姫「どうするって…?別にどうもしないかな 確かにちょっとキモいと思うけど」
タック「それ、ちょっとショックやわ ボクが「皆のアイドルカグヤちゃん」って言っちゃいけない理由でもあるんか?」
シノ「確かに…少し引きますね……」
タック「何で!?」
シノ「冗談です」
タック「畜生…皆敵や……」
シノ「いじけないでください」

>>680

タック「どんな生き方をしたらそんなあだ名を付けられるんやろな」
カグヤ姫「タックみたいな奴だったんじゃない?とにかく嫌われてなかったらこんなあだ名付けられないよね」
シノ「…と思うかもしれませんが、そのあだ名を付けられた人、とある学校の校長先生らしいんです」
タック「またまたそんな…………ホンマに…?」
シノ「本当です」
カグヤ姫「世の中には色々な人がいるんだねえ」

>>681

シノ「長すぎてタックさんには少し贅沢だと思います
  もょもとさんにしましょう」
タック「ドラクエやん!絶対最後の奴から引っ張って来たやろ!」
シノ「そんな事ないですよ タックさんは今日からもょもとさんです」
タック「却下しますわ 大体、どうやって読むんでっかその名前」
シノ「どう読むんでしょうか……口にすると難しいですね……シークヮーサーなら読めるのに」
タック「関係ないやん」

>>682-683

タック「どっちも正解!10ポイント!」
シノ「何のポイントですか……?」
タック「100ポイント貯まるとタックちゃん人形をプレゼントしまっせ!」
シノ「何気なく希少価値がありそうですね」
カグヤ姫「欲しい人は少数派かもしれないけどね」
タック「少しでもいるんなら本望や」
シノ「殊勝ですね」


688 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2019/10/18(Fri) 01:28

>>684

シノ「台風19号も過ぎ去ったようですけれど、被害は凄かったようですね……
  皆さんは大丈夫でしたか?被災された方々が、1人でも無事である事を願うばかりです」
タック「自然ってのはホンマに恐ろしいでんな 台風や地震に、そないな事が度々あったらもうエラい事や
  これ以上新しい台風が来ん事を祈るばかりやな」
シノ「今回の台風で、亡くなった方もいるようで、本当に胸が痛む話です……
  私達は、皆さんの無事を願うだけで、何もしてあげられません それが1番口惜しい事です
  近くに困っている人がいるなら、困っている人の支えになるくらいの事は出来れば…と思います」

>>685

タック「3DSって、出たの割と最近やと思うたら、もう終わりなんやな」
シノ「3DSが出たのは、2011年でしたね確か
  あれからもう8年も経っているという事ですね そんなに経ったって実感はあまりありませんでした」
タック「任天堂はもう完全にSwitchでやって行くつもりなんやな」
シノ「そうだと思いますね Switchの小型が発売されましたし、ポケモンの新作もSwitchで発売でしたから」
カグヤ姫「最近はスマホでゲームする人が増えたから、ゲーム業界も必死なんだろうね」
シノ「私も…スマートフォンでゲームはしますが、任天堂さんの商品は買っていますよ…amiiboとか……」
タック「ただ買って飾るだけやけどな!」
シノ「そういう楽しみ方でも良いじゃないですか 滅多にフィギュア化されないであろうキャラクターのフィギュアって結構貴重なんですよ」
タック「確かになあ キャプテンファルコンのフィギュアとか、今後も出る事は無いやろな」

>>686

シノ「忍道を極めし者だなんてそんな大それたものじゃないですよ私は……
  私もまだまだ修行中のみです 心身共に」
カグヤ姫「それって謙遜って言うんだよね」
タック「花影流の奥義も会得したし、極めたと言っても過言じゃないんやないでっか?
  もっと自信持っても良えと思いまっせ」
シノ「そ…そうですか……そう仰ってもらえる事は凄くありがたい事ですし、嬉しく思います
  後の者……ですか……?それは後を継ぐ者…という事でしょうか……?
  その解釈で良いのであれば、新しい未来を切り拓く先駆者……なんていうのはどうですか?」
タック「それって何か素敵やん」
シノ「正解かどうかは分からないですけどね……難しい話をされても、こんな答えしか出ません すみません」

689 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/10/19(Sat) 00:36
うぇえん、カービィどこー?

690 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2019/10/20(Sun) 18:37
アドレーヌ「最後に来たのは5月7日、あれから5ヶ月半…。
こんばんは、約半年も休んじゃうなんて申し訳ない」
カービィ「今回はデデデ大王が来たペポ」
大王「アドレーヌがコロコロで復活したのに、ずっと来れなくて悪かったデ。
ゆっくりと、けど確実に追い付きたいところだ」

>>591
カービィ「タック、歯は大事にしなよ。
虫歯になったら抑えるの大変だからね」
大王「俺様も虫歯になったことあるんだが、虫歯が進行すると辛い。
神経に響くようになったらその歯はもう終わりなんだデ」
アドレーヌ「虫歯なったことないけど辛そう」
カービィ「虫歯は辛そう…、ところでラーメン食べたいペポ」
大王「アドレーヌに奢ってもらえ」
カービィ「リボンちゃんも来るみたいペポ」
大王「俺様が奢ってやるデ」
カービィ「ロリコンなんだね」
大王「そこは気前のいい男と言ってくれよ」
アドレーヌ「私にも半分払わせてよ。
(…ミントがもし、この会話聞いたら一緒に来るのかな?ラーメン好きだし)」

>>592
大王「いい子っちゃいい子なんだが、ちょっと生意気だデ」
カービィ「それも含めて僕の魅力ペポ」
アドレーヌ「カー君、悪気はないんだけど、
私やリボンの他にも遊び相手欲しがることあるの。
いつもは私やリボンと遊ぶだけで満足するんだけど、
時々デデの旦那とも馴れ合いたくなるんだって」
カービィ「プププランドの皆で山登りしたいペポ、企画立ててよ大王」
大王「しょうがねえなぁ、企画立ててやるから楽しんでくれよ」
アドレーヌ「(なんだかんだ甘いな〜(笑)、デデの旦那)
私も参加しよっと」

>>593
大王「カービィの実写やるなら、アドレーヌやリボンちゃんの役も欲しいデ。
アドレーヌもリボンちゃんも容姿端麗だから、役者選びには気を遣ってくれよ。
カービィ、いやカービィに限らず俺様達は3Dで作ることになるだろう。
こっちなら本人たちがいるから、そこまで気を遣わなくてもいいけどな」
カービィ「プププランドに迫り来る危機の元凶になる人も欲しいペポ」
アドレーヌ「私の登場シーン、どうなるんだろ?
絵や漫画を描いてたり、あるいは彫刻に夢中なってたら嵐や戦闘員がやって来て作品が台無しになるとか?
それとも裏をかいて、いつもと違う服装や化粧(いつもは素っぴん)でいつもより女の子らしくしてるところで、
戦闘員がやってきて、戦には勝つけど服や化粧がボロボロになるとか?
いいねぇ…、ちょっとギャグっぽくすると案外客ウケいいかも」
カービィ「んで、僕がアドレーヌと誰かを連れて退治に行くんだね。
アドレーヌとバンダナワドルディとリボンちゃんがいいペポ」
大王「俺様はどうすりゃいいんだろうか」
カービィ「悪いやつに拐われる役なんてどうかな?」
大王「俺様がヒロインみたいになるじゃねーか、こんなんでウケるのかよ…」
カービィ「男ウケが良くなるかもしれないよ、女からは笑われるだろうけど。
まぁ、ある意味女ウケもあると思えばいいペポ」

>>594
アドレーヌ「あんたの中での私はどんだけ強いのよ…。
そりゃあ確かに女騎士とか女神とはよく言われるけどね、サスケさんや地雷矢さんには敵わないって」
カービィ「アドレーヌは強いけど、圧倒できるのは人間レベルの相手までだよ。
サスケさんや地雷矢さんに勝てるほど強くはないペポ。
勿論、魔法も使えばもっと強いけど、それでもサスケさんや地雷矢さんのレベルには及ばないよ」
(正確には男2人を単身で倒せる戦闘力が、男6、7人を単身で倒せる戦闘力になる程度です)
大王「『1人で10体倒せるレベル』には多分到らないかもしれんデ」

691 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/10/20(Sun) 19:05
デデデ大王の魅力ってなぁに?

692 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/10/22(Tue) 21:05
一度でいいから見てみたいカービィとしーのんの本気ってやつを

693 名前:アドレーヌと仲間たち(ドクターXコス) ◆bYOIJd9g 投稿日:2019/10/27(Sun) 14:12
アドレーヌ「こんにちは、今日の私達はドクターX、そして私は大門 未知子。
盛り上げるのは私に任せてよ。私、失敗しないので」
カービィ「僕は神原 晶、名医紹介所所長をやらせてもらってるペポ。
これメロンと請求書、正直僕が食べたい」

>>595
アドレーヌ「これは恋愛?私の趣味はオペ…と言いたいとこだけど、正直私も答えたい。
私としてはカー君とリボンがお似合いだと思ってるし、このままいければいいとは思ってるんだけど、
なんだか私もカー君のこと気になり始めちゃった」
カービィ「アドレーヌからも好かれてるし、最近はシノも僕を好きになり始めてるらしいね、
将来僕は誰と付き合ってるんだろ?リボンちゃんか、アドレーヌか、それとも他の誰かかな?
正直なところ、アドレーヌもいい人だと思うペポ。
美形なだけじゃなく優しいし、体力あるし、財力もあるし、ノリいいし。
もしリボンちゃんにフラれることがあったら、アドレーヌでもいいかな…と思ってるペポ。
本人も、もし彼女いなくなったら私を頼ってほしいと言ってるし、お言葉に甘えるペポ」
アドレーヌ「何かほっとけないよね、カー君って」

>>601
カービィ「ここでデデデ大王のとうじょーう!」
大王「俺様ってそんなにモテるんだろうか?一部そんな人もいるけど、
俺様をまともに好きな人なんて、一部のマニアだけじゃねーの?
リボンちゃんもアドレーヌも、カービィの方に心向いてるだろ。
シノだったら俺様のことが好きだそうだが、それ以外はマニアだけだと思うデ(笑)」
カービィ「筋肉をアピールして女ウケを良くしようよ」
大王「そうだな、俺様の筋肉に抱かれたい女の人もいるだろう」

>>602
アドレーヌ「大体当たってる。私は、勝てないまでも強い人が来るまでの足止めさえできればそれでいい。
タイマンとはいえ相手は神の力を持つ十二神将、私の力が及ばないのは承知の上よ。
ただね、何もしないでダラけたままやられるくらいだったら、戦に参加して 私もいるんだぞ!
ってのを示してやりたい。
戦ってのは、格上に対して力を見せ付けるのが面白いんでしょ。
(私の信念を受け止めてみろ、十二神将!)」

>>603
アドレーヌ「龍が如くの桐生一馬と極道18人殺し・冴島はかなり強いらしいじゃない。
あとは神室町のダニと言われた刑事・谷村正義、多分、皆私より強いかも。
これらに勝てないであろう私が十二神将とやるわけだから、当然敵うわけがないのよね。
けど、足止めはしてやるから任せなさい」
カービィ「僕も出たいペポ、アドレーヌだけじゃ辛そうだから」

694 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/11/11(Mon) 16:47

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」



タック「痛い痛い!もうちょっと優しくしておくんなはれ!」
ジュキッド「無茶を言うな 手当てするこっちの身にもなれ 不満があるなら自分で手当てをする事だな」
タック「はあ…カグヤちゃんの術で傷も全部治るんじゃなかったんでっか…」
カグヤ姫「術にも限度っていうのがあるの!ある程度の怪我なら治せるけど、重い怪我なら治すのにかなりの時間が掛かるの!」
ジュキッド「とはいえ、短時間で大分回復したようだし、またすぐに動く事は出来そうだな」
タック「え…?ちょっと待って!もうちょいちゃんと療養した方が良えんやないでっか…?サスケ兄はんみたいに…」
ジュキッド「そういう文句が言える程の元気があるならもう大丈夫だ
  それに、シノ殿以外で十二神将に立ち向かえる力を持つのは今の所お前だけだ」
タック「それなら、もっと大事に扱ってくれても良えんやないでっか?何でボクにだけそんな雑な扱いで…」
ジュキッド「よし、大丈夫そうだな 退院だ」
カグヤ姫「そんな事より、しーのんはどこに行ったの?」
タック「シノ姐ならまた友達の所に行きましたで」
カグヤ姫「こういう時に本当呑気なんだから」
ジュキッド「シノ殿にも、そういう息抜きは大事だろう 戦いに身を置いているとはいえ、まだ女の子だ」



 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第玖拾弐話 蛇の牙が獲物を狩る


 前回までの記録

  第捌拾陸話 最強の敵、十二神将現る(>>478-484)
  第捌拾漆話 裁きの女神降臨!シノ覚醒の時(>>509-511)
  第捌拾捌話 闘牛大暴れ!神獣の裁きの斧(>>538-543)
  第捌拾玖話 シノ、アイドルデビュー!?歌と踊りは世界を救う (>>559-564)
  第玖拾話 天駆ける白馬の非情なる光の神槍(>>575-579)
  第玖拾壱話 迅き一閃!烈風の巻物、覚醒(>>586-589)


695 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/11/11(Mon) 16:48


張「……………………」

 ドンッ!!

張「ぐあああっ!?」

朱煙「邪魔なんだよ まだいたのかてめェ?」
蛇ノ目「アンタの席は無いって言ってんのに、本当に強情ネ」
張「そんな事を言っている場合じゃないだろ!武留だけでなく白までやられた!
  もう一度俺にチャンスをくれ!俺に神裁の儀式参加の権利を……!
牙流「まだそんな事を言っているのか貴様は 掟は絶対だ
  掟を破った貴様は、本来であればこの場に立つ事すら烏滸がましき事」
蛇ノ目「それにアンタ、武留と2人がかりで仕掛けたのに勝てなくて逃げ帰ったんでしょ?
  そんな奴にチャンスなんかあげられるワケ無いでしょ?」

翁「お喋りはそこまでにせよ 儀式を始めるぞ」
幻王「…………………」

蛇ノ目「幻王……相変わらずそこで高みの見物ってワケ…?前回の勝利者というだけあって随分と余裕ネ」
幻王「そう見えるか?もしそうなら、貴様は余裕ではないという事になるが」
蛇ノ目「お黙り!すぐにでもアンタをその席から引きずりおろしてやるワ!」
翁「お喋りはそこまでにせいと言った筈じゃ さっさと石碑に宝玉を置け」
牙流「今回も全員揃っていないようだが」
翁「構わん 全員を待てる程の時間が無い
  では信託の時間じゃ 神よ、此度の裁きの資格者を告げられよ………!」

 カァァァァァァッ!!

蛇ノ目「光ったワ……!アタシの宝玉が光ったワ!」
翁「神裁の権利はお前に与えられた…蛇ノ目
  神はこう告げている
  『蛇の皮を剥ぎ取りし咎人80人に裁きを与えよ』とな
  では行くがいい蛇ノ目 お前に神の加護があらん事を」
蛇ノ目「行って来ますわ我が主翁……幻王、見てなさイ これでアンタの天下はお仕舞いヨ
  見事神裁を成功させ、お前を斃し、アタシが最強の座を手に入れル 辞世の句でも考えてなさイ」
幻王「そうか では楽しみにしているぞ」
蛇ノ目「フン……!行くわよ、張」
張「なっ…!何故俺が……!」
蛇ノ目「アンタにも神裁の手伝いをして貰うワ アンタの利用価値なんて、それぐらいしか無いでショ」
張「何だと…!?神裁の資格を持たない他の十二神将は手を出してはいけないって決まりじゃなかったのか!?」
牙流「妨害は禁止されているが、協力は禁止されていない」
朱煙「それに、今のてめェは神裁の参加権を失っているから十二神将でも何でもないだろ!少しは働いて来いよ無能!キキキキッ!」
張「くっ………!」


696 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/11/11(Mon) 16:48

女性「いけないいけない……!つい飲みすぎちゃったわ…!明日仕事なのに……!
  終電間に合うかしら……!急がないと………!」

蛇ノ目「急ぐ心配は無いワ アンタはここで死ぬんだもノ……」
女性「ひっ……!!」
蛇ノ目「怖がらなくてもイイのヨ……フフ……そのバッグ、蛇革ね…………
  蛇の皮を剥ぎ取った罪人として、アンタを処刑してあげル……!痛みは無いワ……一瞬で終わるから……ネ!」

 ドクン!

女性「か……身体が……動かな…………!」

 ヒュバッ!!


 次の日


暗闇斎「……………………………」
タック「どないしたんでっか?新聞なんか読んで、競馬でっか?」
暗闇斎「違う、これを見ろ」
タック「ん……?10人の女性が死体で見つかる……?全員首に斬られた痕……?何やこれ、連続殺人でっか?」
暗闇斎「恐らく、いずれも同一人物である可能性が高い……犯行時刻は推定深夜11〜12時頃
  犯人は恐らく女性ばかりを狙う殺人者かもしれぬ………」
タック「その犯人が十二神将の可能性は……!?」
暗闇斎「ゼロとは言い切れぬな……」
ジュキッド「前に戦った、あの白とかいう奴は、高い建物を狙って爆破していた……
  十二神将は特定の条件に従って殺人を行なっていると仮定するなら、今回の神裁は女性を標的にするという内容か……?」
タック「もしそうなら、もっと多くの死人が出ている筈でっせ
  奴らの事や、もし条件に合致する奴がいるなら手当たり次第に殺すやろ
  10人だけってのが妙や……他に条件があるんやないでっか?」
暗闇斎「それも一理あるな……今回殺された10人の女性……それに共通するものが何なのか……それさえ分かれば………」
タック「そういえば、シノ姐はんは?」
暗闇斎「シノは友達と一緒にいて貰う事にした」
タック「友達って、メロンちゃんミントちゃんの2人?」
暗闇斎「ああ、今回女性が標的なのだとしたら、2人の命も危ない……そう思い、シノには一足先に偵察を命じたのだ」
ジュキッド「そんな危険な事を……」
暗闇斎「シノからそう言いだしたのだ 拙者も最初は反対した……
  だが、シノならばそう簡単にやられる事はないだろうそう思って行かせたのだ
  いざとなればタック、お前に合流して貰う 今の所、十二神将に対抗出来る力を持つのはお前だけだからな」
タック「任せました!」
ジュキッド「面目無いな……」
暗闇斎「巻物の謎は、未だ解けぬままか……」
ジュキッド「残念ながらな」
タック「地雷矢の旦那なら、巻物がすぐに読めるようになる筈でっせ!」
ジュキッド「だと言いんだがな……」


ミント「見てよこれ!新商品の財布!奮発して買っちゃったんだ!蛇革だぜ蛇革!超高級だったんだから!」
メロン「財布なんて見せびらかしちゃって、恥ずかしい……」
シノ「良いじゃないですか 高いものってつい人に見せたくなっちゃいますよね」
メロン「でも何で財布?」
ミント「金運アップだよ金運 最近どっかの誰かさんの所為で出費が激しいっていうか
  だからここらで金運アップの為に良い財布を買おうかな、なんて」
メロン「ふーん…金遣いが荒い知り合いがいるのね…それは困ったものね」
ミント「お前の所為だよ!良いか!?あたしはお前の財布じゃねーんだよ!自分の分は自分で出せってんだ!」
メロン「嫌よ…シノ、ミントが怖いわ…何とかして」
シノ「…何とかしてと言われましても………」
ミント「おい!シノを味方につけるな!そういうトコ汚えんだよお前!」
メロン「怖い……ミントが更に怒り出したわ……私殺されちゃうかも………」
シノ「えぇ………」
ミント「シノから離れろ!!」

シノ(………今の所怪しい人影は無し…………変ですね……ここのファミレスは今の時間帯は女性客ばかり……
  女性を標的にするならここは絶好の場所だと予想していたのですが…………)

シノ「……2人とも、今日はありがとうございました すみません、私の用事に付き合ってくださって
  今回は私が2人の分もお出しします」
ミント「良いんだってシノ、そんなに気を遣ってくれなくても」
メロン「そうよ 割り勘で良いわ 自分の分は自分で出せるもの」
ミント「いつでもそうしろよな」
メロン「嫌よ」


697 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/11/11(Mon) 16:50
 
ミント「まあその…何だ 自分の身は自分で守れるからさ、シノは自分の心配をしなよ」
メロン「また意識を失うか分からないしね……くれぐれも変な力は使っちゃ駄目 分かった?」
シノ「2人共、ありがとうございます……私の事は心配しなくても大丈夫です 私は平気ですから」
ミント「本当に?」
メロン「シノの言う大丈夫って信用ならないわ」
シノ「そこは信じてください……それでは、さよなら」
ミント「うん、ばいばい」
メロン「気を付けてね」


シノ(…………結局何も無かった………女性客が集まりやすそうな場所をいくつか転々としましたが、怪しい人影はこれといって無し……
  もしかして、私がいる事を警戒して……?それとも、標的は女性じゃなくて、もしかしたら別の何か……?)

 ピピピピピピピピピピ!

シノ「………!?はい、私です……父上、どうしたんですか?」

暗闇斎「シノ、聞いてくれ……分かったんだ、今回の標的が………!
  標的は女性じゃなかったんだ………!今回の標的は、『蛇革の商品を持つ者』だ!」
シノ「蛇革……!?」
暗闇斎「今回殺された10人の女性……その人達は皆蛇革の商品を所持していた事が判明した……!
  これなら他の女性が殺されなかった理由も頷ける…!シノ…お前の身の回りに蛇革の商品を持っていた者はいなかったか…!?」
シノ「身の回りに……!」

 ミント(回想)「見てよこれ!新商品の財布!奮発して買っちゃったんだ!蛇革だぜ蛇革!超高級だったんだから!」

シノ「ミントさんが危ない!父上、一度切ります!」

暗闇斎「シノ…!」
タック「シノ姐はん…何て!?」
暗闇斎「通信を切られた……恐らく、心当たりのある人がいたのかもしれない……」
タック「それって…メロンちゃんかミントちゃん……!?」
暗闇斎「恐らくな………」
タック「ボク、行って来ますわ!」
ジュキッド「気を付けろ!相手は何をして来るか分からん!」


ミント「もう夕暮れか……日が落ちるのが早くなってきたなあ………」

蛇ノ目「その通りネ……そして、日が落ちる前に、アナタの命が落ちるのヨ……」
ミント「なっ……!」
蛇ノ目「フフフ……アタシの目を誤魔化せると思って……?視えるワ……アンタ、蛇の皮を所持しているワネ………?」
ミント「そ…それが何だってんだ……!?」
蛇ノ目「蛇から皮を剥いで、その剥いだ皮でカバンやら財布やら作り出して、
  あまつさえ身体の一部かのようにそれを身に着けるなんて、人間も惨い事をするものよネ……
  そんな悪い子達には、裁きを与えなきゃ………ネ!」

 ドクン!

ミント「…………………!」

ミント(なっ……!何だよ…これ………!身体が……動かない………!)

蛇ノ目「怖がらないで…そんな怯えた目で見られると興奮しちゃうもノ……フフフフフフ………
  心配する必要は無いワ……すぐ楽になるわヨ……アタシは……暗殺のプロフェッショナルだから、痛みもなく、楽に死ねるわ……ヨ!!」

ミント(も…もう駄目だ………!)

 キィィィイイイイイン!!

蛇ノ目「…………………………!」
タック「よっしゃ!間一髪!
  やいやい!動けなくなった女の子を殺そうなんて、良え趣味な奴やな!えぇ!?」
蛇ノ目「………何ヨ、アンタ………」

シノ「はあ……はあ………!タックさん!」
タック「シノ姐!」
シノ「ミントさんは……!?」
タック「気絶しているだけや…!命に別状は無い!」
シノ「そうでしたか……!」


698 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/11/11(Mon) 16:50

蛇ノ目「誰よアンタ達……名を名乗りなさいな」

シノ「悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業!闇の忍び部隊隊長シノ、只今見参!」
タック「同じくタック!只今見参!」
蛇ノ目「闇の忍び部隊…!フホホホ…!そう!アンタ達が闇の忍び部隊!武留と白を斃した、あの闇の忍び部隊だと言うノ!?」
タック「その通りやと言ったら!?っていうか、こっちに名乗らせて、お前は名乗らんのかい!」
蛇ノ目「それは失礼したワ……アタシは蛇ノ目…ジャノメちゃんと呼んで頂戴
  神の代行者として、愚かな人間共に裁きを下す十二神将の一人ヨ」
タック「十二神将……!やっぱりそうやったか!」
シノ「どうしてこんな事を……?」
蛇ノ目「裁きヨ裁き!白も言わなかったかしラ?身勝手にこの世界を壊す愚かな人間達に怒りの裁きを与える事がアタシ達の仕事!
  そこにいる女は愚かにも蛇から皮を奪い、その奪った皮で財布を作り、それを自分の物であるかのように所持していた
  身勝手な理由で動物を殺し、道具として利用するなんてエゴにも程があるワ!神様はそんな人間達にお怒りヨ!
  その神様のお願いをアタシ達が叶えてあげているノ……立派な行ないだと思わないかしラ?」
タック「どこが立派な行ないや!だからって殺す必要があるかいな!お前達こそエゴや!」
シノ「タックさん……この人達に理屈は通用しません……」
蛇ノ目「そういう事ヨ……アンタ達の言い分が正しいというなら、それを示して見なさいナ……今すぐにネ!」

 ドクン!

シノ「…………………!」
タック「シノ姐…!」
蛇ノ目「フフフフフ……アタシの眼は『蛇の眼』……睨まれた者は身動きが取れなくなるノ……!」
タック「くっ……!」
シノ「……………はあっ!!」

蛇ノ目「……!アタシの金縛りを自力で解くなんテ……!」
シノ「そんな小細工…私には通用しません……!」
蛇ノ目「生意気な小娘ネ……それにしても、1対2だなんてアンフェアだワ……
  アタシも助っ人、呼んじゃおうかしラ……来なさい、張!!」
タック「何っ!?」

張「はあああああああああっ!!」

タック「……っ!!」

張「チョレェェェェェェェエエエエエエエイ!!!」

 ドン!!

タック「ぐあああああああああああ!!」

 ドォォォオオオオオオオン!!!

シノ「タックさん!!」

蛇ノ目「何を余所見しているのかしラ…?アンタの相手はアタシヨ!」

 ビュン!!

シノ「くっ……!」

タック「畜生……!いきなり不意打ちなんて卑怯やろ猪野郎!」
張「戦いに卑怯なんて言葉が通じると思うか…?油断した奴が間抜けなだけの話だ!」

 ビュン!!

タック「くっ……!」
張「はははどうした!?怖くて名にも出来ないか!?」
タック「黙ってりゃ調子に乗りやがってこの……!」

 ビュン!!

張「なっ……!」

タック「こう見えても、数々の修羅場を潜って来たんや…!甘く見るなよ!!」


蛇ノ目「あら良いわネ!十二神将のアタシの動きについて来られるなんて……でもこんなレベルじゃないわヨ!」

 ビュン!!

蛇ノ目「貰った!!」

 ビュン!!

蛇ノ目「…………!?」

シノ「どうしました?私の残像でも見えましたか?」
蛇ノ目「くっ…!生意気ネ!!」

 ビュン!!

蛇ノ目「くっ……!何なノ…!?さっきまで実体はあった筈なのニ……!」

シノ「すみませんが、ここで終わりにします…!花影流・火炎椿!!」

 ドン!!

蛇ノ目「ぐあああああああああああっ!!」

 ビュン!!

シノ「……!?これは……蛇の抜け殻……?」

蛇ノ目「なーんてね!お芝居はここまでヨ!見られたからには仕方が無イ 撤収するワ!
  張!適当に遊んだら返ってきなさイ!」

シノ「あ……!待って……!」

 ビュン!!

蛇ノ目『勝負はお預ケ!暫くの間鬼ごっこヨ!もう一度アタシを見つけられたら、その時は本気で相手をしてあげるワ!
  覚悟しなさイ!オホホホホホホホホホホホ!!』

シノ「くっ……!」


699 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2019/11/11(Mon) 16:51

張「蛇ノ目の奴……勝手な事言いやがって……!ふん…こっちを先に片づけてやる!はあああっ!!」
タック「ふん!片づけられるのはお前の方や猪野郎!!」

 ヒュバッ!!

張「ぐあああっ……!!」

タック「これで終わりや!うおおおおおおおおおおおお!!目覚めよ!!烈風の極意!!忍技解醒!!!」

 ゴォォォォオオオオオオオオオオ!!

張「なっ……何だ……!?」

タック「食らえ!!風術最終奥義!!砕魔烈風迅衝閃!!!!」

 ビュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!

張「くっ……!!」

 ビュン!!

 ドォォォォオオオオオオオオオオオオン!!!!

張「ぐああああっ!!くっ……なんて威力だ…!風圧だけで吹き飛ばされる……!まともに当たれば命は無かった……!」

タック「………くっ……外したか……!それならもう一発……あれ………?」

 バタッ!

タック「くっ……!あかん…!今ので力を使い果たした……!身体が動かへん……!」

張「……………!何だかよく分からんが、今が攻撃のチャンスらしいな」

タック「くそっ…!動け……!動けえええええ!!」

張「止めだ………死ね!!」

シノ「そうはさせません!」

張「……………!」

シノ「タックさんがもう動けないなら、次は私が相手です」

張「……………チッ…!この女はヤバい……覚えておけ!!」

 ビュン!!

シノ「タックさん……しっかりしてください!」
タック「はあ……助かった………せっかく極意を手に入れてもこのザマなんて、ボクってばホンマに情けない………」
シノ「そんな事はありません………私も見ていました、あの威力……お見事でした
  ひとまず、ミントさんを運んで帰りましょう 歩けますか?」
タック「まあ……歩くぐらいなら、何とか……な…………」



幻王「一時撤退したか………だがこれで神裁は続行………
  闇の忍び部隊とやら……お前達が我ら神の軍勢にどこまで抗う事が出来るか、見極めさせて貰おう」


  第玖拾弐話 蛇の牙が獲物を狩る 終

シノ「次回予告です 十二神将、蛇ノ目の容赦ない裁きは続く
  これ以上の犠牲者を増やしてはいけない…!一刻も早く蛇ノ目を見つけないと…!
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第玖拾参話ご期待ください」

700 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2019/11/11(Mon) 18:05

>>689

シノ「カービィさんなら、アドレーヌさんと一緒ですよ
  安心してください アドレーヌさんは、スレッドに来られる頻度は少ないですが、
  これからもまた来てくれると信じています
  アドレーヌさんがいてこそのスレッドだと私は思っています」
タック「そろそろ、ボクらが出しゃばるのもいい加減終わりにしたいんやけど、物語が終わらない内はずっとこのままやなあ」
シノ「ようやく最新話を投稿出来て一安心している私です…ですが、ここで休んでいたらいけませんね
  停滞気味だった月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜の話を進ませて、早いうちに完結させたいです
  そういえばアドレーヌさん、ドクターXの米倉涼子さんのコスプレをしたようですね…
  アドレーヌさんがドクターXなら、私は科捜研の女で……」
タック「どっちも白衣で被っとるやないでっか」
シノ「被ってません!キャラクターが違うじゃないですか」
タック「そういう問題やないと思うんやけど」

>>691

シノ「強くて優しい、そして頼れる立派な王様です」
タック「それ、シノ姐はんの理想…」
カグヤ姫「それは言っちゃ駄目なんじゃないかな」

>>692

シノ「えぇ…私の本気を…ですか……?」
カグヤ姫「難しいよね しーのんが本気を出すって事は寿命を短くするって事だもん」
シノ「そこまで深刻な話じゃないですよ……多分ですけど……」
タック「それに、シノ姐はんが本気を出さなきゃいけない時っちゅうのは相当ヤバい時くらいや
  月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜の終盤くらいで見られるんやないかな」
シノ「あまり力を酷使したくはないんですけどね……」
タック「そんなこんなで、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜、これからもよろしゅうお願いしま!」


701 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/11/17(Sun) 03:58
デデデ大王のほっぺぷにぷにしたい

702 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/11/21(Thu) 19:19
アドレーヌが14歳でリボンが8歳とのことだが
もし互いの年齢が逆ならどうなってたんだろうね?

703 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/11/26(Tue) 09:15
何かカービィグッズ持ってる?

704 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/12/16(Mon) 23:31
デデデ大王の体重は何キロ?

705 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/12/18(Wed) 10:12
カービィの体重ってハンバーガー何個分なの?
シノっちの体重は禁則事項ぽいけど

706 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/12/19(Thu) 23:02
シノちゃんには裏奥義とかないの?

707 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/12/21(Sat) 11:42
しーのんが本気を出すとやばいっていうのは
「俺はまだ本気を出してない」的な感じですか?

708 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/12/21(Sat) 21:06
シノちゃんの奥義は抜刀術?

709 名前:デデデでプププななかまたち ◆IiInQphU 投稿日:2019/12/29(Sun) 14:05

大王「よーっす!久し振りだなお前ら
  おれさまだ デデデ大王だデ!
  旅に出ているって設定で、暫く登場しなかったが、
  そこから何年も経っちまっているからな、たまにはちょっと顔を見せに戻らなきゃなと思って
  今回一度限りで帰って来たデ!」
カービィ「と言っても、ぼく達、アドレーヌの所にいたから久し振りって感じじゃないけどね」
大王「それは言うな……おれだって、そこは予想外だったんだデ アドレーヌから呼び出しがあったら断るワケにはいかねーだろ」
カービィ「もしかして弱み握られてるとか?」
大王「そういうんじゃねーって まあアドレーヌには色々と借りがあるからよ……」
カービィ「やっぱり弱みを握られてるんじゃ」
大王「弱みとかそういうんじゃねーって!……そりゃあ昔、結構迷惑掛かる事も散々したけどよ………
  久し振りすぎて、勘が鈍って来たと思うから、ちょっとばかし勘を戻さねーとなとも思ったから戻って来たんだデ」
カービィ「流石元神キャラハンの言う事は一味違うペポ!」
大王「元神キャラハンとか言うな……それで昔調子に乗って今この有様なんだからな……」
カービィ「色々あったペポ」
大王「過去のスレから目を背けたくデ……それもまた思い出の中の1つだな
  っつーワケで、早速返事を返して行くデ!デデデでプププななかまたち、今日限りの復活だデ!」
カービィ「おーっ!」

>>701

大王「おいおいおい何だ急に?!おれさまの頬をぷにぷにしたいだと!?
  よしてくれよそういう柄じゃねーんだ……ぷにぷにするんならシノの方が良いんじゃねーのか?
  今は本人居ないけどさ」
カービィ「大王だってやわらかそうなほっぺしてるもんね、わかるペポ」
大王「お前には言われたくねーわ」
カービィ「そういう701には、ぬいぐるみで我慢してもらうペポ 大王のぬいぐるみペポ
  これで大王のほっぺの感触を存分に堪能してもらうペポ」
大王「おれさまの感触じゃねーだろそれ っつーかぬいぐるみなんて、そんなのどこにあったんだよ」
カービィ「ドン・キホーテにあったペポ」
大王「ドンペンじゃねーか!」
カービィ「あっ本当だ!全然気づかなかったペポ!」
大王「そんな似てるか!?」

>>702

大王「アドレーヌとリボンちゃんの年齢が逆なら…?そうだな……
  今の関係がそっくりそのまま反対になってんじゃねーか?」
カービィ「リボンちゃんがお姉ちゃんで、アドレーヌが妹って事?それはそれですごいペポ」
大王「アドレーヌは、一見クールそうに見えても、根っこの所は甘えたがりな所はあるからな、
  年上キャラだからいかにもお姉さんって感じだが、年下だったらまた違っていたと思うデ」
カービィ「ぼくと大王の関係によく似てるね」
大王「どういう発想をしたらその答えに辿り着いたんだお前は」

>>704

カービィ「例えるなら、コロコロコミックを創刊号から今月号までのを全部積み重ねた状態の重さペポ」
大王「結構な重さじゃねーか 流石にそこまで重くねーわ
  体重の事なんてどうでもいいじゃねーか ここに書き込む程知りたい事か?」
カービィ「その体型を見たら、誰もが思うペポ」
大王「人の心配より自分の心配をしろ!」

>>705

カービィ「ハンバーガーが………4個分くらいかな」
大王「答え方まで本家とそっくりにせんで良い!それと体重の話にシノまで巻き込むのはやめろ」
カービィ「しーのんは結構やせ型だから、りんご3個分くらいじゃないかな?」
大王「それ、最早人間じゃねーだろ」


710 名前:デデデでプププななかまたち ◆IiInQphU 投稿日:2019/12/29(Sun) 14:05

>>706

大王「裏奥義…?さあ…聞いた事無いな
  それは本人に聞かなきゃ分かんねーな」
カービィ「あるとしたらきっとすごい技なんだろうね 大王が千切り状態にされちゃうかもペポ」
大王「何でおれさまが斬られてんだ!?」

>>707

カービィ「それはむしろ大王の方ペポ」
大王「否定したいが、それを否定出来る手段が思い浮かばないのが悔しいデ…
  まあ良い!明日になったら本気出しちゃるデ!」
カービィ「最初に今日限りって言ってなかったっけ?」
大王「うん……そうだったな………」

>>708

大王「抜刀術ではないんじゃないか?おれさまも噂程度で聞いただけで、実際に見たわけじゃないが、
  シノの奥義は7種類の技を一瞬の時間で繰り出す大技
  普通の人間じゃ、まず成功させる事は不可能だそうだ
  どんだけ素早く動けば良いんだろうな」
カービィ「大王じゃ絶対に無理だったよね」
大王「今はもうマスクドデデデに変身出来ないしな……悔しいが今のおれさまがあそこに介入してもお荷物状態だ
  だからこそシノには期待している おれさまが言うのもなんだが、あいつはもう立派だ
  真面目だし一生懸命だし、時々危なっかしい所もあるが、剣の使い方は達人レベルだ
  プププランドの平和はシノに託してある シノはおれさまの信頼出来る自慢の部下だからな!」
カービィ「本人に聞かせてあげたら喜ぶんじゃないかな」
大王「や…やめろよ!そういうのは本人に聞かせるモンじゃないデ!」
カービィ「しーのんを手元に置いて、いつかしーのんをお嫁さんにするつもりペポ 大王も隅に置けないペポ!」
大王「勘違いするなっつーの!別にそんなんじゃねーって!それにほら、シノは真面目すぎるし優しすぎる おれさまには勿体ないぐらいだ
  おれさまなんかより、良い男は沢山いる そういう奴と付き合った方があいつにとっては幸せだと思うデ」
カービィ「なんか大王らしくなくてつまんないペポ 昔の大王なら「シノたん萌えー!ハアハア!」ぐらいは言ってた筈なのに」
大王「お前、1回ぶっ飛ばして良いか」


大王「ひとまずこんなモンだな すっげー久し振りだったけど、次回からまたシノ達にバトンタッチするデ
  また暫くお別れだが、会える日もそう遠くない筈だデ また会える日を楽しみにしてくれよな!」
カービィ「どうせまたアドレーヌにお呼ばれするから心配いらないペポ」
大王「それは言うたらあかんデ……
  ってなワケで、これからもよろしくな!またな!!」

711 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/12/29(Sun) 18:04
デデデ大王がおせち作りに挑戦します

712 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/12/30(Mon) 02:37
シノの髪の長さは今どのくらい?

713 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/12/30(Mon) 03:20
>>712
タック「13キロや」

714 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2019/12/31(Tue) 17:39
アドレーヌ「こんばんは、今年は忙しすぎて殆ど来れなかった…。
多分、来年もこんな感じになるかも」
カービィ「今年もおせちとお餅のシーズンがやってきたペポ。
来年も食いしん坊な僕、カービィを宜しくお願いします」
大王「俺様も来てやったデ(シノ、早く話進めてくれー!)。」
カービィ「大王、早く旅から戻りたいんだね。
戻って、プププランドに定住した上でここに来たいのかな?シノは話が長いから…」

>>604
カービィ「大王ってそこまで最高の存在だったっけ?それよりだったらアドレーヌの方が王に向いてる気がするペポ。
ただ、君の目標は最高の男みたいだから、僕を目標にすればいいよ」
大王「お前みたいな奴が増えたら、のんびり屋の男が増えるわけか。
それも別にいいんだけどな、俺様のように筋肉を付けて、頑丈な男になれるよう頑張れ」
カービィ「見た目はメタボだけど、筋肉あるんだよ、大王」
大王「筋肉こそ男の勲章!だっはっはっは!」

>>605
アドレーヌ「流石にソニックを超えて、セガの1番人気とまではいかないのね。
とはいえ、こんなのが1番人気になったらソニックやアルルが気の毒か。
龍が如く7の主役は春日一番。セガじゃここしばらく龍が如くが目立ってるから、
龍が如く7の主役の名前も姿も知っちゃったよ。
アルルとアミティとソニックが目立たず、春日一番と天宮さくらが目立ってるってんだから、
セガの中で世代交代が始まっているのか、それともセガ自体終わりかけてるのか。
ヤクザ製作株式会社にならないよう頑張ってよね、セガ」

>>606
カービィ「今の僕には友達が多いからこそ、その中から次回作やその先の敵になる人も出てくるはずだよ。
ゲームの僕の友達は大王、メタナイト、アドレーヌ、リボンちゃん、アニマルフレンズ、ドロッチェ団、三魔官、
あとはダークメタナイト、バンダナワドルディ。
もしかして僕もオープンワールドデビューするのかな」
アドレーヌ「ゼルダやゼノブレイドやマリオオデッセイみたいなオープンワールドになったら面白そう。
それともカービィは、ゲーム入門者用ゲームとしてこれからも続く?」
カービィ「(僕のオープンワールド…もし出てきて楽しんでもらえたら嬉しいペポ)」

>>607
カービィ「タックはサスケさん、地雷矢さんと一緒に死んだあと、
リップルスター妖精の一人、カグヤの力で蘇ったペポ。
カグヤのこと覚えてない?リボンちゃんと同じくらいの歳の妖精の女の子だよ」
アドレーヌ「あの力は、死んだ人一人につき一回しか受けられないんだっけ?
ドラゴンボールでも二度目は復活させられないって設定なかった?
うーん…、ドラゴンボールみたいな能力」

>>608
アドレーヌ「カー君は日本ゲームキャラ人気No.1の実績があるし、
マリオとリンクとピカチュウも世界的有名キャラ。
そこに村人とインクリンクまで入ってきて、最近はゼノブレ2のレックスも注目を浴びてる。
あとは同じくゼノブレ2の主人公兼悪役・シン。
ゼノブレ2は王道少年漫画って感じで好き、熱いし萌えるし、時には笑えたり泣ける。
モノリスが入ってきてから任天堂の快進撃が止まらないねー♪
だけど、任天堂四天王はこれからもカー君、マリオ、リンク、ピカチュウじゃない?」

715 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2019/12/31(Tue) 17:54

>>711

シノ「陛下がおせち作りですか……?仰ってくだされば、私が作りましたのに……」
タック「挑戦って事やさかい、自分で作りたかったんやろなあ
  しかし、男も料理をする時代とはいえ、まさかおせち作りに挑戦なんてなあ」
ジュキッド「お前も料理を作るのか?」
タック「そりゃあまあ人並みにはでんな」
カグヤ姫「タックが料理?何か想像出来ないんだけど」
タック「失礼でんな 人を見た目で判断すると痛い目に遭いまっせ」
ジュキッド「それはお前もだろうが」
シノ「きっと陛下ならおせち作りもこなしてみせますよ!頑張ってください陛下!」
タック「本人が聞いたらプレッシャーになるやろなあ…」

>>712-713

シノ「そんなに長い筈ないじゃないですか タックさんもいい加減な事言わないでください」
タック「ええっ!?何でボクが言った事になってん!?」
カグヤ姫「だって『タック』って名前書いてあるじゃん」
タック「勝手にタックを名乗る不届きものめ!成敗してくれるわ!!
  目覚めよ!!烈風の極意!!忍技解醒!!!」
シノ「風で色々吹き飛ぶからやめてもらえますか?」
タック「はい……」
シノ「えーっと…改めて私の今の髪の長さについて……ですか
  今は背中の肩甲骨くらいの所まで伸びています 任務中とか戦いの時は邪魔にならないようにこれを後ろにまとめています」
カグヤ姫「しーのんは髪が長い方が似合うよね」
タック「出来れば下ろしたままを希望しますわ」
シノ「素早く動くと髪が乱れて、直すのが大変なんです……」


シノ「これが今年最後の書き込みになりそうですね……次の日から2020年ですか……
  2020年はどんな1年になるのでしょうか」
タック「そりゃまあ愉快で楽しい1年になりますやろなあ!」
カグヤ姫「そうなると良いよね〜」
ジュキッド「今もまた活動出来る事に感謝せねばなるまい」
シノ「そうですね……この1年、感謝の気持ちを忘れずに年を越しましょう
  来年もよろしくお願いします それでは、良いお年をお迎えください さよなら」

716 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/12/31(Tue) 21:57
ttps://www.pixiv.net/novel/series/1157419
このゲーム アニメコラボ 夏の大運動会ていう小説、是非読んで欲しい!!
最後が短くて雑だけど…

717 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/01(Wed) 04:16

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」


朱煙「ケッケッケッ……蛇ノ目の奴、上手い事やってるみてェじゃねェか!」
牙流「しかし、蛇ノ目がこのまま神裁を成功させてしまえば、神獣王の資格は奴のものに……
  こうなれば立つ瀬が………」
朱煙「何だ牙流!弱気になってんのか!?ハッハッハ!!ダセェなあ!」
牙流「何だと!?」
朱煙「奴がまだ成功するとは限らねェ!俺はまだ諦めてなんかいないぜ!!
  今度こそ俺様が次の神獣王になるんだよ!!」
牙流「貴様の頭はこの期に及んでも尚能天気なようだな」
朱煙「んだと!?」
牙流「やるのか貴様!!」

???「阿呆が 神聖な場を汚すつもりか、貴様らは」
朱煙「ゲッ……てめェは………!」
牙流「天鳳……!」
天鳳「全く…争う事しか能のない馬鹿者共め……
  久し振りに帰って来たらお前達の耳障りな声が出迎えとは、実に不愉快な事だな」
朱煙「相変わらず言うじゃねェかよ鳥野郎……!」
牙流「お前1人で来たのか?」
天鳳「途中で魔沌と一緒になった もっとも、奴は帰ってすぐに研究したいと言って部屋に籠って行ったがな」
朱煙「ケッ!あいつのマッドサイエンティストは相変わらずか!」
天鳳「そんな事より、神裁はもう始まっているようだな」
朱煙「てめェが来るのが遅いからもう始めてたんだよ!」
牙流「今は蛇ノ目が儀式の執行者だ」
天鳳「成程……と、噂をすれば本人が帰って来たな」

蛇ノ目「……あら、天鳳チャンじゃなイ……帰って来てたノ?」
天鳳「今帰って来た所だ 相変わらずお前は幻王を目の敵にしているようだな」
蛇ノ目「当たり前でショ……アタシは偉そうな奴が気に食わないノ……勿論アンタも気に食わないワ」
天鳳「それは大変喜ばしい事だ お前に気に入られたら気色悪くて敵わんからな」
張「………………………」
朱煙「おう張!てめェも帰って来てたのか!よく死なずに帰って来たな!ハハハハハハ!!」
張「……………チッ…!」
蛇ノ目「全く使えない役立たずだったワ……邪魔者1人も殺せないなんテ………
  良いワ この儀式は成功させル……そして私が神獣王と座に就く………今回はそれをお前達に宣言しに来たのヨ
  指をくわえながら楽しみに観ていると良いワ……!オホホホホホホホホホホホホホホ!!」

天鳳「………ふん、相変わらず気色悪い男だ」
牙流「奴が神裁を成功させられると思うか?」
天鳳「どうだろうな……成功させられるかどうかは、神に愛されているかどうかだ
  奴が幻王と同じ器とは到底思えぬがな……まあ、それなりに楽しませて貰うとするか」


 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第玖拾参話 阻止せよ!毒蛇の猛攻


 前回までの記録

  第捌拾陸話 最強の敵、十二神将現る(>>478-484)
  第捌拾漆話 裁きの女神降臨!シノ覚醒の時(>>509-511)
  第捌拾捌話 闘牛大暴れ!神獣の裁きの斧(>>538-543)
  第捌拾玖話 シノ、アイドルデビュー!?歌と踊りは世界を救う (>>559-564)
  第玖拾話 天駆ける白馬の非情なる光の神槍(>>575-579)
  第玖拾壱話 迅き一閃!烈風の巻物、覚醒(>>586-589)
  第玖拾弐話 蛇の牙が獲物を狩る(>>694-699)


718 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/01(Wed) 04:16

暗闇斎「やはり…十二神将の1人がこの事件を引き起こしていたのか……」
タック「ああ、奴もまた、裁きとか変な理由を付けて殺しを行なっていたんや」
ジュキッド「白はビルを破壊して大量殺戮を狙っていたが、今度の奴は1人ずつを暗殺か……
  やり方は1人1人違うようだな」
シノ「とはいえ、強さは白と互角かそれ以上です……完全に仕留めたつもりでしたが、逃げられてしまいました……」
暗闇斎「シノの攻撃から逃げられるとは、かなりの手練れのようだな 気を付けて奴の行方を追ってくれ」
シノ「了解しました タックさん、行きましょう」
タック「おう!」
シノ「…所で、ミントさんは大丈夫ですか?」
暗闇斎「気を失っているだけで、どこも傷つけられている様子は無い そちらは心配するな」
シノ「ありがとうございます」



 ザワザワザワザワ……

タック「何や…?あの辺り、人が集まってまっせ」
シノ「まさか…新たな犠牲者……!?」


グランドウィリー警官「……遺体はまだ温かい……犯人はそう遠くには逃げていない筈だ!」

タック「どうやら、殺されてそんなに経っていないようやな……」
シノ「……しかし、人が多いと近づけない……!」
タック「向こうに何か落ちてまっせ!」
シノ「あれは……蛇の抜け殻………!何か書いてあります
  えーっと………『次は南で待っている……急がないと死人が増えるわヨ』…………!
  蛇ノ目は南へ向かったようです……!」
タック「何であいつ、こんなヒントを!?罠の可能性がありまっせ!」
シノ「罠かどうかは、行ってみないと分かりません…!」



暗闇斎「………早速、1人死人が出たという情報が流れた」
ジュキッド「何っ……!?」
暗闇斎「被害者はやはり蛇革の鞄を所持していたという事だそうだ」
ジュキッド「くっ……一足遅かったか……あの2人は一体何を………!」
暗闇斎「シノ……急いで蛇ノ目とやらを見つけるのだ………!」


タック「…………!一足遅かった…!」
シノ「遺体が…………」
タック「蛇革のブーツ……!
  それだけの理由で殺されたっちゅうんか……!許せない話や……!」

蛇ノ目『ホーッホッホッホッホッホッホ!!一足遅かったわネ!!』

タック「このオカマ蛇野郎………!」
シノ「どこにいるんですか……!?」

蛇ノ目『それは内緒ヨ!アタシは一足先に東の方へ行くワ!』

シノ「何故わざわざ行き先を私達に教えるのですか……?行き先を告げずに逃げた方が見つかるリスクは少ない筈……!」

蛇ノ目『そんなの決まってるじゃなイ?アンタ達のガッカリする顔が見たいからヨ!
  行き先を教えてもらったのに間に合わなくて悔しい顔をするアンタ達を遠くから眺めていたいのヨ!今みたいにネ!オホホホホホホホ!!」

タック「っ……!性根が腐ってやがる!」

蛇ノ目『それじゃあ、先に行ってるから、さっさとアタシを見つけてみなさイ!オホホホホホホホホホホホ!!』

タック「あの野郎………!」
シノ「早く追いかけましょう!」
タック「シノ姐……ボクに合わせんで良えで……早くあのオカマ蛇野郎に追いつくんや……!」
シノ「…………分かりました……!」

 ビュン!!

タック「…………速っ………」


719 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/01(Wed) 04:17

シノ「蛇ノ目…………!一体どこに………………!」



蛇ノ目「ククク………見つけたワ……次の標的………!」

 ヒュッ!!

蛇ノ目「……………………!」

シノ「もう誰1人殺させはしません……!」

蛇ノ目「くっ……!もう追いついたって言うノ……!?速過ぎじゃなイ!?」

シノ「もう好きにはさせません……ここで仕留めます!」

蛇ノ目「……フン、本気を出す時が来たようネ……後悔させてやるワ!
  十二神獣・巳ノ宝玉!!解放!!!」

 ドォォォオオオオン!!!

シノ「くっ…………!!」

 グオオオオオオオオオ!!

シノ「……………!!」

 ドォォォオオオオオオオオオン!!!

シノ「かはっ……………!!」

蛇ノ目「ホホホホホホホ!!手ごたえアリ!!やっぱり、アタシが本気を出せばこんなモノよネ!!」

シノ「くっ……!げほっ……げほっ…………!」

タック「シノ姐!!」

シノ「タックさん…………!」
タック「てめえ…!よくもシノ姐はんを……!!」
蛇ノ目「もう1匹も来たノ……大人しくこの娘を見殺しにして逃げれば命は助かったものを」
タック「アホ言うな!てめえなんかにシノ姐はんを殺せるワケないわ!!」
蛇ノ目「………生意気ネ……良いワ、アンタから先に血祭りに上げてやる!」
タック「上等や!!うおおおおおおおおおおお!!目覚めよ!!烈風の極意!!忍技解醒!!!」

 ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!

蛇ノ目「クククククク………」

タック「風術最終奥義!!砕魔烈風迅衝閃!!!!」

 ビュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!

蛇ノ目「………無駄ヨ!!蛇眼瞬撃閃光矢!!!」

 ビュン!!

タック「何っ……!?」

蛇ノ目「ひれ伏しなさイ!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオン!!!

タック「ぐあああああああ!!」

シノ「タックさん!!」

蛇ノ目「はあっ!!」

 ドクン!!

シノ「……………!か……身体が………………!」

蛇ノ目「今度は簡単に解けないわヨ!金縛りの力を強くしたのだからネ!!
  良いからそこで見てなさイ……仲間が絞め殺されるのをネ!!」

 ギリギリギリギリギリギリ…!!

タック「ぐあああああああああ……!!」

シノ「タックさん………!!」

蛇ノ目「オホホホホホホホホ!!痛い?痛いかしら?もっと絞めつけてやるワ…!オホホホホホホホホ!!」

タック「ぐああああああああああああああ!!」

シノ(カグヤちゃん……!お願い……!すぐに来て……………!)


720 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/01(Wed) 04:18

カグヤ姫「………!」

ジュキッド「カグヤ嬢……どこへ行く…?」
カグヤ姫「…今、しーのんの声が聞こえた………行かなきゃ……!」
ジュキッド「待てカグヤ嬢…!1人で行くのは危険だ……!」
暗闇斎「いや…行かせてやれ……」
ジュキッド「暗闇斎殿……」
暗闇斎「恐らく、シノ達が危機に晒されているのだろう……力を解放した状態の十二神将は凄まじい強さを持っている……
  奴らに対抗するには、カグヤ嬢の力が必要でござる」
ジュキッド「だが……それではシノ殿が…………」
暗闇斎「シノなら心配いらぬ……もうあの時のように暴れはせぬだろう………」


 ギリギリギリギリギリ………!

タック「ぐあああああああああああ!!」

蛇ノ目「クククククククク……!」

カグヤ姫「しーのん!」
シノ「カグヤちゃん………!」
カグヤ姫「何……!?タックが危ない……!」
シノ「時間がありません………早く………!」
カグヤ姫「………………わかった……!
  聖なる力よ……私達に奇跡の祝福を!今ここに神聖なる光を!!
  妖精魂魄共鳴奏(フェアリー・スピリット・ユニゾン)!!」

 ドオオオオオオオオオオオオン!!!

蛇ノ目「………っ……………!?」

妖姫(シノ)「…………………………………………………」

タック「……っ…………シノ……姐……………」

蛇ノ目「姿が……変わった……………!?」

妖姫(シノ)「…………………………………」

蛇ノ目「………ふん……姿が変わろうが同じ事!!叩き潰してやるワ!!」

 ビュン!!

 ドオオオオオオオオオオオオオオン!!!

妖姫(シノ)「………………………………」

蛇ノ目「何っ……!?アタシの攻撃を……受け止め…………」

妖姫(シノ)「……………………」

 ビュン!!

蛇ノ目「…………!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!

蛇ノ目「ぐあああああああっ………!!」

妖姫(シノ)「…………………………」

蛇ノ目「な……何が起きたと言うの………!?速さが全然違う…………!」

妖姫(シノ)「………これ以上争っても無意味です」

蛇ノ目「くっ………!生意気ネ………!なら、これでも喰らえ!!
  蛇眼貫殺閃撃光矢!!!」

 ビュン!!

妖姫(シノ)「……………………………」

 ビュン!!

蛇ノ目「馬鹿な………!刀の一振りで攻撃をかき消すなど………………!」

妖姫(シノ)「………これで分かりましたでしょう」

蛇ノ目「くっ……!!己えええええええええええええええ!!!」

妖姫(シノ)「………これで終わりにします………花影流奥義!!虹龍・百花繚乱!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

蛇ノ目「ぐああああああああああああああああ!!!」

 ドガァァァアアアアアアアアアアアン!!!!


シノ「……………………………」
カグヤ姫「…………やった…?」
シノ「……はい………まだ息があるみたいですが、もう戦う力は無いでしょう」

蛇ノ目「くっ…………!はあ………はあ…………………!認めない………こんなの……………!
  神であるアタシが……………こんな虫ケラのような小娘に……………………!」

幻王「お前の負けだ いい加減諦めろ」

シノ「…………!?」
カグヤ姫「なっ……!もしかして、仲間…!?」
蛇ノ目「幻王………!」

幻王「そこの娘に敗れた時点で、お前の神裁の失敗が決定した
  最早お前は神裁の資格を失った さっさと戻るが良い
  さもなくば、十二神将からも降りて貰う事になるが」

蛇ノ目「幻王…………!せめて貴様だけでもこの手で…………!!」

 ビュン!!

幻王「気が狂ったか……ならば仕方あるまい」

 ヒュバッ!!

幻王「掟に逆らった罰として貴様を処断する」

蛇ノ目「ぐ…………がはっ…………!!」


721 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/01(Wed) 04:20

カグヤ姫「あの化け物を……一瞬で……………!」

シノ「………次の相手は貴方ですか……?」

幻王「俺は蛇ノ目に通告をしに来ただけだ 貴様達と戦うつもりは無い……今の所はな」

シノ「貴方も十二神将の1人ですか……?」

幻王「俺は幻王 十二神将の1人にしてその頂点に君臨する神獣王だ」

シノ「神獣王………!?」

幻王「お前達が他の十二神将を全て斃したその時、お前達の相手をしてやろう
  もっとも、それまで生きていればの話だがな」

シノ「………………………!」

幻王「精々頑張るが良い……では、さらばだ」



翁「………蛇ノ目まで敗れたか…………それなりに期待はしていたのだがな………面倒な事じゃ
  まあ良い………まだ戦力は充分残っている 対して闇の忍び部隊の連中は、十二神将に対抗出来る戦力が極めて少ない
  まだまだ儂らが優勢じゃ 闇の忍び部隊など恐るるに足らぬわ」


  第玖拾参話 阻止せよ!毒蛇の猛攻 終


シノ「次回予告です 幻夢教は、また新たな十二神将を刺客として送り込んできました
  次の刺客は魔道具という武器を使ってプププランドの住人達を苦しめる
  タックさんまで魔道具の餌食になってしまい、危機が迫ります
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第玖拾肆話ご期待ください」


722 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/01(Wed) 04:52

>>716

シノ「いつもプリキュアとコラボしている小説を紹介してくださる方ですか?
  また今回も新しい作品を紹介してくださったみたいで、ありがとうございます
  紹介してくださった作品は、時間があった時に目を通しているのですが、
  月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜の話を構成する際の勉強になっています
  色々な方の作品を拝見する事で、色々と良い刺激になっています 私達も負けないくらい頑張らなきゃな…って
  今回紹介してくださった作品は、プリキュアシリーズ以外にも、
  スーパーマリオシリーズ、ジュエルペットシリーズのキャラクターが登場しているんですね
  ジュエルペットシリーズは、2作目が好きだったんですけれど、そのキャラクターが出ているのが嬉しいです
  それに、プリキュアシリーズは1番新しいスター☆トゥインクルの皆さんが出ていて、
  久し振りに観たプリキュアシリーズで特に気に入っていますので、これも嬉しい要素です
  2020年こそは、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜完結出来るように、頑張りたいです
  改めて明けましておめでとうございます 今年も星のカービィスレッドをよろしくお願いします」

723 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2020/01/01(Wed) 12:57
カービィ「>>714>>606への返事、タランザとマホロアとマルク忘れてた」

>>611
カービィ「忍びナイト…、もし漫画キャラとして出てきたら、僕の相手をしてくれそう。
闘うなら僕も能力・忍者で迎え討つし、日常生活の話になるなら僕と同じのんびり屋になってほしいペポ」
大王「俺様なら部下として迎え入れたいもんだデ。大抵は特に悪いやつじゃないからな、
仲間になってもらえたら心強い」
アドレーヌ「私の彫刻のモデルになってほしいけど、忍者だからそういうのは避けるかな、
それならそれで無理は言わない」

>>612
アドレーヌ「ポケモンが終わりそうだと言われることもあったけど、
もしかしたらすぐ終わるのは意外とスプラトゥーンだったりして。
ま、何を終わらせてしまうかなんて、結局は開発者の腕次第だから。
マリオ、ゼルダ、カービィはまだまだ安泰だとしても、
ぶつ森、ポケモンも生き残ってほしい。寧ろスプラこそ盛り下がってきてない?
スプラ3が出ればまた復活するかもしれない、まだ2だしこれからでしょう。
4や5辺りで盛り下がってきたらまずいけど、2ならまだまだ」

>>613
カービィ「時代劇のネズミ小僧みたいないい怪盗だね、
あとはドロッチェもこのタイプなのかな、いや、ドロッチェはちょっと違う?
弱い人に物を分け与える余裕がないかもしれないね、団員多いし。
余裕あればドロッチェもやるかも。
あと、僕が怪盗になっても盗むのは食べ物だけだろうね、
もし僕が怪盗なら、大王の城は格好の餌ペポ」
大王「お前が怪盗なら捕まえてやるデ、ドロッチェなら…無理かな。
ブルーキャット可愛いけど、プリキュアの世界だとあれぐらいのレベルはゴロゴロいるか。
色んな意味で良き怪盗だな」
アドレーヌ「ドロッチェと同じ弱きを助け、強きを挫く怪盗であってほしい」

>>615
カービィ「タピオカドリンク今ブームだよね、もしタピオカ売り切れてたら僕、
『タピオカドリンク売り切れてた…ぴえん』ってなりそう」
大王「『ぴえん』って何だろうな?ショックなのを表す言葉だろうか?」
アドレーヌ「軽くショックだったのを表してるみたい。
私は使わないけど、意味は知ってる。
あとはリボンが意外と使ってたりして(笑)」

>>616
リボン「そうだよ!命の重さを何だと思ってるの?」
カービィ「リボンちゃんが先陣切るなんて珍しいペポ。(そもそも最近出なかったね)
あ、そっか、リボンちゃんも妖精だから、カグヤと同じ力使えるんだっけ」
大王「何度も死にかけてる俺様って凄いのか?」
カービィ「凄いよ!人間じゃないペポ」
大王「俺様元から人間じゃないデ」
リボン「まさか、未確認生物…?」
大王「んなわけないだろう、そこまで飛躍してどうすんの」
アドレーヌ「デデの旦那を苛めるのは止めなさい、コントの芸人みたいで面白いのは分かるけど」
カービィ、リボン「はーい」
大王「俺様、チビ達の遊び道具みたいになっとる」

724 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/01(Wed) 19:57

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」



ナレーション「事件は突如として起こった」


グランドウィリー警官「急げ急げ!!早く病院へ運ぶんだ!」
警察「…っ………!も…もう駄目だ……!」
グランドウィリー警官「おい!しっかりしろ!お前まで倒れてどうするんだ!?
  くそう……!一体何がどうなっているんだ……!」


暗闇斎「これでもう3日目………眠りから目を覚まさぬ住人が多くなった
  更には警察の中にまで目を覚まさぬ者が現れる始末だ……これはどう考えてもおかしい」
タック「そうやなあ 冬眠ってワケでも無さそうやしなあ」
暗闇斎「プププランドは眠りの街になるとまで言われているそうだ……」
ジュキッド「もしや、十二神将の内の1人が……」
暗闇斎「まだそうと決まったわけではない……だが、このまま放っておくと危険だろう
  いずれ我々の中にも眠りに堕ちる者が現れるのも時間の問題………」
シノ「プププランド内に怪しい人影がないか調べてみます」
タック「ボクも行きまっせ!」
ジュキッド「ああ、頼んだ………」


ジュキッド「…………………………」
暗闇斎「気持ちは分かる……だが、十二神将に太刀打ち出来るのは今の所シノとタックだけだ
  巻物の謎が解けるまで、暫くの間2人に頑張って貰う他無いでござる」
ジュキッド「ああ………そうだな……………」


  月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第玖拾肆話 新春初夢大地獄


 前回までの記録

  第捌拾陸話 最強の敵、十二神将現る(>>478-484)
  第捌拾漆話 裁きの女神降臨!シノ覚醒の時(>>509-511)
  第捌拾捌話 闘牛大暴れ!神獣の裁きの斧(>>538-543)
  第捌拾玖話 シノ、アイドルデビュー!?歌と踊りは世界を救う (>>559-564)
  第玖拾話 天駆ける白馬の非情なる光の神槍(>>575-579)
  第玖拾壱話 迅き一閃!烈風の巻物、覚醒(>>586-589)
  第玖拾弐話 蛇の牙が獲物を狩る(>>694-699)
  第玖拾参話 阻止せよ!毒蛇の猛攻(>>717-721)


725 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/01(Wed) 19:58

魔沌「クッククククククク……………やはり計画通りに進んでいますね………………
  このまま順調に行けば、私は労せずに神獣王となる事が出来ます……………」
天鳳「随分と余裕そうだな 魔沌よ」
魔沌「これはこれは、天鳳様………ええ…全ては私が開発した、この"魔道具"のお陰です…………
  これがあれば、例え力の弱い私でも強敵を難なく対処する事が出来ます…………クククククククククク……………」
天鳳「ふん……今回の神裁はお前の開発した魔道具と相性が良かったようだな」
魔沌「ええ……10日以内に666人の住人を悪夢を見せ絶命させる…………………
  他の十二神将ならば難しかったでしょうが、この私だけがこれを可能にする事が出来る………………
  私の武器は頭脳……そしてその頭脳から生み出される魔道具……………それだけで私は十二神将になれたのですから………クククククククク……」
天鳳「いかにも引き籠もりらしい作戦よな だが、666人に到達するには、まだまだ人数は足らんようだが」
魔沌「ええ………分かっていますよ…………また今夜奇襲を掛けますとも………………………………
  能力上、魔道具が使えるのは夜のみ………陽が出ている時間には使い物にならないのは欠点ですが……………………
  基本的に夜にしか動かない私にとってはどうという事はありません…………クククククククククク………………………」



シノ「………どうでしたか?」
タック「駄目や……怪しそうな奴は1人もおらん」
シノ「目覚めない住人が増えたとはいえ、普通通りに生活出来ている住人は、まだまだ沢山います
  今の所、感染病か何かだという認識みたいですね」

グランドウィリー警官「ZZZZZZZZ…………」

シノ「あれは……警官さん」
タック「何であんな所で寝とるんや…?まさかアレも眠らされたとか……?」

シノ「すみません、ちょっと良いですか?」
タック「あっ……ちょっ……!何で起こすんでっか!」
シノ「何か情報がもらえるかもしれないじゃないですか」

グランドウィリー警官「ふぁぁぁ………何だもう夜か………ってまだ真昼間じゃないか!
  おい何でこんな時間に起こすんだ!?」
シノ「警察なんですから、日中は起きてパトロールしないと駄目じゃないですか」
グランドウィリー警官「サボっているワケではない!!これは夜勤に備える為の仮眠なのだ!!」
シノ「仮眠……?」
グランドウィリー警官「何だ何も知らんのか……最近、眠ったまま目を覚まさぬ住人が増えて来てな………
  これは病気ではなく、誰かに眠らされたものだと私は推理したのだよ」
シノ「それと昼間に寝る事に何の意味が……?」
グランドウィリー警官「犯人は、夜にしか動かない……そう思ったからだ」
シノ「夜……?」
グランドウィリー「これは私の推測なんだがな……犯人は夜、住人達が眠りに入ろうとしている所を狙っているんだ
  犯人は、何か術的なものを使って眠気を強くさせているんだ!そして眠りに入ってしまった者をずっと眠ったままにしているんだ
  現に、警察の内、何名かは眠気に負けてそのまま目を覚まさなくなってしまった!
  そこで私は考えたのだ!昼間に眠っておけば夜に眠くならないと!万全な状態で犯人を追う事が出来るのだ!」
シノ「成程…………」
タック「あーあーアホくさい推理やな そんなん病気に決まってますやろ 行きましょシノ姐はん」
グランドウィリー警官「出鱈目な推理だと思っているな!?勿論上司にもそう言われたとも!!
  だがこないだのビル爆破事件といい、最近の事件にはおかしな事件が多い!これは新手のテロリストによる犯行に違いないのだ!!
  私は何としても今回の犯人を捕まえる!!必ずな!!」



シノ「タックさん……どうしてそんな事を……もしかして疑っているんですか?」
タック「いや…あの警官が言う事は多分当たってまっせ」
シノ「え……?」
タック「もし動くとするなら夜に動くのが賢明やろなあ……せやけど警察がゾロゾロいたんじゃこっちもやりづらい」
シノ「それであんな事を……」
タック「もっとも、あの警官は頭が固い頑固者やさかい、何を言うても考えを変える気は無いとは思うけどな……難儀な奴や
  一先ず、深夜に出直すとしましょうか ボクも一旦仮眠に入るさかい」
シノ「では、私もそうしましょう………また深夜に…」
タック「ああ、了解や」


726 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/01(Wed) 20:00

 ―深夜―


シノ「真夜中ですね………」
タック「そうやな………」
シノ「ちょっと眠そうじゃないですか…?」
タック「すまん……一杯飲んでしもうた」
シノ「何やってるんですか!?」
タック「小腹がすいたさかい、しゃあないやないでっか!
  とりあえず、怪しい奴を捜しまっせ!」
シノ「そうですね」



シノ「誰もいないですね…………もう寝静まっている頃でしょうか」
タック「明かりも無いしなあ……こんだけ静まっているなら、怪しい奴が動いていたらすぐ分かるモンやのになあ………」

 ガサガサッ!

シノ「…………!誰かいます…!」
タック「まさか……出たな十二神将…!」

グランドウィリー警官「……………ん…?」
タック「…って、お前かい!!」
グランドウィリー警官「君達は……!おい!こんな時間に何をしているんだ!?」
シノ「す…すみません…!」
グランドウィリー警官「大体何だね!?君は未成年だろう!?こんな時間に歩いていたら危ないだろう!」
シノ「あの……すみません……すぐに帰りますから………………」
グランドウィリー警官「ならん!こんな時間に出歩くのは危険だ!とりあえず君の親に連絡をしよう!君、携帯は?」
シノ「も…持っていません……」
グランドウィリー警官「嘘ついちゃいけない!早く出しなさい!」
タック「はあ……だから警察は嫌なんや………」
シノ「困りましたね……………」
グランドウィリー警官「うっ…………………!」

 バタン!!

シノ「警官さんが倒れました!」
タック「おい!大丈夫か!?しっかりせい!何があったんや!?」

グランドウィリー警官「ZZZZZZZZZ……」
タック「寝たんかい!!」
シノ「待ってください……急に眠りに就いた…という事は…………」
タック「この近くや…!間違いない!!」


魔沌「ククククククククククッ………これくらい眠らせておけば充分でしょうか………………
  日数にはまだまだ余裕があります…………このまま行けば神裁は確実に成功します……………」

シノ「そうは行きません!」

魔沌「…………!誰です!?」

シノ「悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業!闇の忍び部隊シノ、見参!!」
タック「同じくタック、只今推参や!!」

魔沌「闇の忍び部隊……!ほう、貴方達が、あの闇の忍び部隊ですか
  お初にお目に掛かります 私は魔沌 十二神将の1人でございます………クククククク………」
シノ「十二神将………!」
タック「やっぱり、そうやったか……!」
魔沌「噂には聞いていました………ここまで十二神将の内3人を斃したという事で、要注意な相手だと忠告されましたよ…………」
タック「何や、ボクらもう有名人なんやな!」
シノ「やっと見つけました……今回の事件の根源…!ここで仕留めます!」
魔沌「おっと 簡単に斃されるつもりはありませんよ…………しかし、真正面から戦うつもりもありません
  私自身、戦闘力は他の十二神将に劣り、戦い向けでは無いのですよ………………………………」
タック「ほう…なら何や?大人しくお縄に就くか?大人しくしていれば痛い思いをしないで済みまっせ」
魔沌「いえいえ……貴方達に捕まるつもりもありませんよ……………貴方達に、私を斃す事など不可能なのですから……………」
タック「何やと!?」
魔沌「この魔道具………"夢魔の香り"があれば…………貴方達闇の忍び部隊など、取るに足りません」
タック「何………!?うっ………………!」
シノ「タックさん!」


727 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/01(Wed) 20:01

タック「ZZZZZZZZ………」
魔沌「ほう……思ったよりあっさり眠りましたねえ……ククククククククククッ………」
シノ「タックさん!しっかりしてくださいタックさん!…………一体何をしたんですか!?」
魔沌「簡単な事ですよ この私が開発した魔道具、夢魔の香りの効力です
  夢魔の香りが放つ香りに魅入られし者は、たちまち眠りに就き、悪夢を見る事となるのです……死ぬまで……永遠にね……!ククク………!」
シノ「悪夢………?」
魔沌「ただ夢を見せる為の道具ではありませんよ………夢魔は眠らせた対象が最も嫌悪するものを見せる………………………
  そして、相手を苦しませながら、精神を削り取ってしまうのです……………相手が完全に衰弱したその時、息の根を止めてしまうのです……
  私の武器は、魔道具を生み出すこの頭脳………!この頭脳さえあれば、貴方達闇の忍び部隊など取るに足らぬ存在なのです…………
  そして、あの幻王でさえも…………ククククククククククククッ………!」
シノ「そんなまやかし……!私には通じません!はああああああああああああああっ!!」

 ビュン!!

シノ「なっ………!」

魔沌「何を驚かれているのです………?貴方が見ていたのは幻………私はずっと貴方の後ろに立っていましたよ………クククククククッ……」

シノ(幻……!?後ろに気配がある事にも全く気付けなかった……何故……!?)

魔沌「分からない…という顔をしていますね………クククククク……!では、分かりやすく解説しましょう
  まず、1つ目の魔道具、"幻夢の影" これを使って貴方に幻覚を見せました
  そして2つ目の魔道具、"幻夢の霧" この霧で貴方の感覚を鈍らせたのです………………………
  魔道具はいかなる武力をも超越します…………ただ闇雲に攻撃するだけでは、煙を斬るようなもの……………
  この私の頭脳に勝てる者などいないのです………クククククククククク…………!」

シノ「くっ………!」

シノ(それでも、妖姫の状態なら……太刀打ち出来るかもしれません………!
  カグヤちゃん……!お願いします……………!カグヤちゃん………!?)



カグヤ姫「ZZZZZZZZ……………」


シノ(………そうでした………今は真夜中………子供なら眠っている時間です…………)

魔沌「ククククククククッ……降参するなら今の内ですよ……!」

シノ(…………っ………!段々眠気が………!このままでは私も……………)

シノ「………はっ!!」

 ドォォォオオオオン!!


魔沌「…………逃げましたか…………では、私も引き上げましょう………誰も私を止める事など不可能です………ククククククククッ………!」



728 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/01(Wed) 20:01


 ―翌朝―


暗闇斎「そうか………タックがやられてしまったか………………」
タック「ZZZZZ…………」
シノ「このまま眠り続ければ衰弱死してしまうとの事です………今日の夜にでも、急いで魔沌を見つけなければ…………」
ジュキッド「だが、魔沌とやらは魔道具とやらでこちらの攻撃を受け付けないのだろう………これでは八方塞がりだな…………」
カグヤ姫「あたしも、真夜中に起きてるのは無理だし…………」
シノ「何か………何か対策はある筈です……………」

タック「……………うっ…!あああああ……!!ぐあああああああああああ!!」

カグヤ姫「タックの様子がおかしい!」
シノ「タックさん!しっかりしてください!タックさん!!」
ジュキッド「暗闇斎殿……!これは………!」
暗闇斎「恐らく、悪夢がより一層強くなっているのだろう………このままだと本当にタックの命は………!」
カグヤ姫「死んじゃうの!?」
暗闇斎「今朝のニュースによれば、眠りから覚める事が出来ず、そのまま死んでしまった者も何名か出たらしい………
  タックをこのまま放っておけば、いずれ…………………………」
ジュキッド「………俺が行こう」
シノ「ジュキッドさん…!?」
ジュキッド「もう何もしないわけには行かん……十二神将に対抗出来る力は無くとも、俺にも何か出来る事がある筈だ……!」
シノ「ジュキッドさん………」
ジュキッド「頼む、暗闇斎殿………俺に任せてくれないか……?」
暗闇斎「…………分かった……だが無理はしないで欲しい……勝てないと分かったらすぐに撤退する事だ」
ジュキッド「承知した」
シノ「…………………………」



  第玖拾肆話 新春初夢大地獄 終


シノ「次回予告です ジュキッドさんは、十二神将の1人、魔沌との戦いの前に1人の旧友のもとを訪ねる
  ジュキッドさんがかつて、忍びから足を洗った理由、そして過去への贖罪……その全てが明かされる
  覚悟を胸にジュキッドさんは戦う………果たして戦いの結末は………
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第玖拾伍話ご期待ください」

729 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2020/01/02(Thu) 12:39
カービィ「こんにちはー!今日もやるペポ、ゆっくりじっくり」

>>617
アドレーヌ「羽衣ララは惑星サマーン出身で、サマーンには13歳から大人扱いの文化があるんだってね。
13歳から大人か…、私もカー君とリボンのお姉さんとして育ててるから、気持ちは分かる部分もある。
私もある意味13歳から大人みたいなもんだったから。
あと、サマーンでは『ルン』だけで会話できるそうだけど、
これってこっちで言うところの、カインが『んぼ』だけで会話できるのと似てるよね。
スタートゥインクルプリキュアは、私達から見ても共感できること多くて、
第二のカービィワールドって感じで見れるから、新感覚で面白い。
ついでに投稿日、投稿時間が両方7/7になってるあんたも凄い」

>>618
アドレーヌ「タピオカチャレンジってのは、タピオカドリンクをおっぱいに乗せて、
手を使わずに飲むチャレンジでしょ?Cカップの私でもできるのかな?
Cじゃちょっとキツいか…、やっぱりEカップはないとキツいのかな。
(座って、体勢がちょっと後ろ斜めになるようにして、胸に上手くタピオカ乗せて…、)」

アドレーヌ「できないほどじゃないけど、タピオカの水嵩が下がってくるとキツい…」
カービィ「僕だって、足閉じてタピオカ乗せて吸えるペポ」
アドレーヌ「まさに一頭身ならでは。…ということはワドルディやワドルドゥも大体できる…?」

>>620-621
カービィ「任天堂東横綱のマリオと、西横綱の僕だけど、スマブラ以外で競うことって特に無いペポ。
ここでアイスホッケーで競ったことはあるけど、ゲームじゃスマブラ以外には無いよ。
いつかマリオカートに僕自ら出て、マリオと競ってみたいペポ。
マリオカート8DXにいるのは僕のコスチュームであって、本物の僕じゃないから」

>>622
アドレーヌ「FEエコーズについて私が知ってるのは、主役がアルムとセリカなこと、
作中のキャラの体力がMAX52だということ、ダウンロードストーリーを除けば5章までなこと、
それ以外はよく知らない。作中有名キャラならまぁ、なんとか知ってる
ギースはセリカ編3章後半のボスか。ま、メタさんの圧勝でしょ。
ベルクトとは作中2、3回当たるはず。初期ベルクトが相手ならドロッチェの圧勝、
5章にいる最終戦のベルクトが相手なら多分、ドロッチェと互角程度。
ヌイババは確か4章の女ボスで魔法の使い手、強さもポジションも私に近い、
確実に私が勝てるなんて言ってるけど、相手も結構強いはず、
いざ殺りあえば互角か、私が僅かに上かも、とはいえ運次第じゃ私の方が死ぬ。
ジュダは4の倍数のターンのみ攻撃が通る。マホロアもかなり強いけど、
これも運次第じゃジュダの方が上かな、ジュダの力を現実的に言うなら、
ほんのひと時ずつ、不思議な力が湧かない時間がある、って感じ?
邪竜ドーマは、ファルシオン以外じゃ殺せないから、カー君といえど倒しようがない。
それにファルシオンは、特殊な紋章の持ち主じゃないとナマクラ刀になっちゃうから。
私がヌイババに勝てば、カービィ軍は少なくとも3勝2敗で勝てる」



730 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2020/01/03(Fri) 13:44
アドレーヌ「遅れたけど、明けましておめでとう!
正月中に何度も来ていながら、この台詞を忘れちゃうなんて」
カービィ「のんびりやればいいペポ。とはいえ一日一答以上を心掛けていかないと追い付けないね、
やっぱり早くやるペポ」
アドレーヌ「急かさないでよ、のんびりやろ、のんびり」

>>623
アドレーヌ「私もドロッチェも確かに強い、私が本気出せば中ボス程度はどうってことない。
だけど、格上が必ず勝つとは限らないのが戦でしょ。
同格以下との対決じゃいつも取りこぼさずに勝てる私だって、いつ負けるか分からない。
相手だって研究重ねていつか私を打ち負かすことも出てくる。
だけど、私も研究を積み重ねて、上がってくる相手を何度も蹴散らしてきた。
どうしても私に勝ちたいというなら!『格』が備わる生き方をすること。
飛び抜けた強さや美しさ、優しさで人より目立つことを楽しみなさい、以上」

>>624
アドレーヌ「多少は仕方ないよ、他所の漫画やゲームキャラと私達を比べるってことは、
どっちかの格が上がって、残りの格が下がるということだもの。
とはいえ、格下となる作品にも長所は大抵あるわけで、そこを褒めるのを忘れちゃいけないよね。
あと、たまには戦の強さじゃなく、キャラの性格の良さとか、ストーリーの面白さとか、
別のところで競わせなさいよ。
例えば『少女漫画の世界なら街や主要キャラを壊滅させられるから、アドレーヌは強くて偉い』
って言われてるようなもんじゃない…、私はゴジラか。
どうせなら『少女漫画の○○と、デデププのアドレーヌ、部下になるならどっちがいい?』とかね。
部下にするなら、じゃなく部下になるなら、なの?って言われそうだけど、
いいのよ、細かいことは」

>>625
カービィ「僕らとしては半分嬉しいんだけど、半分何とも言えない気持ちになるペポ、アドレーヌも言ってたね。
そうだ!せっかくだから昔やったアイスホッケー編の話でもしよっか。
アドレーヌはアイスホッケーにおいて格下に取りこぼしたことがないんだ。
アミティやアルルとやりあっても公式戦で負けたこと無いのがアドレーヌなんだよ。
僕もチームメイトだから、僕もそういうことになるのかな?(作中の強さはアドレーヌ≧カービィ)
ドロッチェも強かったペポ、こっちにメタナイトが加わっても、ドロッチェには敵わないまま終わって、
そのあとリックら友達とも一大会だけ同盟組んで、
チーム・フレンズ(チーム・カービィ+チーム・リック)として挑んだっけ。
チーム・フレンズとして挑んでも、ドロッチェには敵わないかもしれないね、とにかく強かったよ
大王は…熱血キーパーだったけど、それ以外は見せ場無いまま終わったペポ」
(アタッカーの強さ マリオ=ドロッチェ=メタナイト=アイスドラゴン>ピーチ=デイジー>
ワリオ=アドレーヌ=アミティ≧カービィ=ワルイージ>リック=クー≧アルル=カイン)
なお、キャラはカインの下にもまだいますし、アドレーヌより弱い人や、逆に強い人もまだまだいます

>>626
アドレーヌ「私も恋がしたい年頃なんで、カー君を能力・ボールにして、私の能力・実体化で
カー君に胴体を与えて、カー君を頭に添えて学園ごっこしたの、同時に恋愛ごっこでもある」
カービィ「あの時はアドレーヌが僕を好きになったのかなぁ、って思っちゃったペポ」
アドレーヌ「(あながち間違いでもないかな)
さて、手繋ぎごっこしよっか」

>>628
カービィ「神様ほどかな〜、でも僕は凄く恵まれてるペポ。
アドレーヌが愛してくれて、リボンちゃんも僕と付き合ってくれてさ、
男友達もいい人ばかりで、感謝したいペポ。
これが当たり前じゃないことを忘れないで、自分がいかに恵まれてるかに感謝して、
『感謝するべき人への愛』を忘れないようにしたいペポ」

731 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/03(Fri) 14:58

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」



シノ「……どうですか?タックさんの様子は」
暗闇斎「ずっとあの調子でござる」
タック「ううっ………!ぐああああ………!」
カグヤ姫「魔法で精神を安定させているけど、これ以上はもう無理みたい…
  お願いタック…!死んだりなんかしたら許さないから…!」
シノ「タックさん…………」
暗闇斎「己を責めるな 何もお前が悪かったのではない 今回の相手がそれ程曲者だったのだろう」
シノ「それはそうですが……所で、ジュキッドさんは……?」
暗闇斎「先程出掛けて行った……古い知人に会いに行くのだそうだ」
シノ「古い知人……?」



ジュキッド「………………失礼する」

バウファイター「はい…どちら様で………お主は…!?」
ジュキッド「久し振りだな、バウファイター殿」


  月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第玖拾伍話 決着の時!轟け水流の極意!


 前回までの記録

  第捌拾陸話 最強の敵、十二神将現る(>>478-484)
  第捌拾漆話 裁きの女神降臨!シノ覚醒の時(>>509-511)
  第捌拾捌話 闘牛大暴れ!神獣の裁きの斧(>>538-543)
  第捌拾玖話 シノ、アイドルデビュー!?歌と踊りは世界を救う (>>559-564)
  第玖拾話 天駆ける白馬の非情なる光の神槍(>>575-579)
  第玖拾壱話 迅き一閃!烈風の巻物、覚醒(>>586-589)
  第玖拾弐話 蛇の牙が獲物を狩る(>>694-699)
  第玖拾参話 阻止せよ!毒蛇の猛攻(>>717-721)
  第玖拾肆話 新春初夢大地獄


732 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/03(Fri) 14:59

バウファイター「……驚いた……まさかお主が現れるとは………………」
ジュキッド「最後に会ってからもう30年程になるか………何も変わらないな……この場所も……そして、お主も………」
バウファイター「ここへ戻って来たという事は……何かあったのだな……?」
ジュキッド「そうだな……全て打ち明けよう」



バウファイター「……そうだったか……お主…また忍びの道へ戻ったのだな………」
ジュキッド「ああ……済まなかったな」
バウファイター「お主が謝る事ではない……それはお主が選んだ道……儂にそれを否定する権利は無い」
ジュキッド「……覚えているか?俺やお主が、まだ若かった頃………
  お互い、武の道へ歩み始めた頃を……………」
バウファイター「ああ、勿論だとも」
ジュキッド「懐かしいな……この道場で、俺もお主も強さを追い求め、一心不乱に修行に明け暮れていた……
  だが、俺はお主と道を違えた………………
  バウファイター殿は最強の格闘家を目指す為、大会にも出場していた……
  その調度同じ頃、俺は自身の力で苦しんでいる者を救いたいと思い、忍びの道へ進んだ」
バウファイター「ああ、そうだったな……」
ジュキッド「それが結果として、お主の武道の生命を絶ってしまう事となった………」

バウファイター「地雷矢……だったか………恐れられていた暗殺者だったようだな」
ジュキッド「俺はいくつもの命を殺めた……許せぬ悪を滅ぼす為、弱き者達を救う為……
  かつての俺はそんな考えだった……それこそが正義と思ったからだ………その考え1つで、俺はいくつもの命を奪った
  その殺めた悪人の中に、家族を持っている者がいた……その遺された家族から恨みを買い、
  知人だったお主が標的にされる事となった………
  傷を負ったお主は、二度と武の道に戻る事が出来なくなった………………
  その時に気付いたのだ……命を奪う事の"重さ"を………俺はそれに耐える事は出来なかった…………
  俺はその償いにより、忍びの道から足を洗う事にした………俺が忍びの道に進んでしまったばかりに………」
バウファイター「もう良い……儂は何も気にしていない………結果的に儂は武の道へと戻る事が出来たのだからな
  当時の強さこそはもう失ってしまったが、それでもまだまだ戦えるぞ儂は……久し振りに戦ってみるか…?」
ジュキッド「なっ……何を言う……!?無理をするのは……」
バウファイター「ぬおおおおおおおおお!!!」

 ドォォォオオオオオオオオン!!!

ジュキッド「なっ………!」

バウファイター「……どうだ?腕は落ちたが、それでもまだまだ儂は戦えるぞ」

ジュキッド「…………面白い!」

 ドォォォオオオオオオオオオン!!!



バウファイター「……やはり、強いな………しかし、こんなに清々しい気持ちになったのは久し振りだ………」
ジュキッド「ああ……俺もだ…………あの頃のままだな…………」
バウファイター「これで、お主の悩みも少しは晴れただろう」
ジュキッド「ああ……そうだな…………礼を言うぞ
  全ては、過去の因果を断ち切る為……これまでの償いに決着をつける為………俺はこちらに赴いたのだ」
バウファイター「儂は何もお主が間違っていると思った事はただの一度も無い
  お主が正しい道だと思ったなら、儂はそれを信じる………」
ジュキッド「痛み入る……お陰で何か掴めて来たぞ…………
  では、そろそろ行かねばな…………失礼した」
バウファイター「死ぬなよ」
ジュキッド「ああ……出来れば、またこうしてお主と出会いたいものだ……」


733 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/03(Fri) 15:00

魔沌「………これが最後の大仕事です
  これが終われば、後は死ぬのを待つだけ………………
  クク……実に容易い仕事でした……………………」

ジュキッド「そうか……だがこれで打ち止めだ」

魔沌「………!?何故ここが………!?」


 暗闇斎(回想)「地雷矢殿……今夜、魔沌は南の方を標的に選ぶだろう」
 ジュキッド(回想)「何……?」
 暗闇斎(回想)「未だ標的にされていない場所は南の方角の場所だけだ………
   もし拙者の勘が当たっているなら奴は今夜、そこに現れる
   相手には勘付かれないように動く事だ」
 ジュキッド(回想)「ああ、承知した」

ジュキッド「勘が当たった……と言った所か」

魔沌「何を訳の分からぬ事を………良いでしょう まずは貴方から先に仕留めましょう……この魔道具でね………!」

ジュキッド「使わせん!ぬおおおおおおおおおおおおお!!」

 ビュン!!

ジュキッド「何っ………!?」

魔沌「残念でしたね………既に想定して魔道具を使っていたのですよ……………………」

魔沌「さあ、"本物"の私はどこにいるのか……貴方に分かりますでしょうか……?」

ジュキッド「己…!ぬおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 ビュン!!

魔沌「残念」

 ビュン!!

魔沌「そちらも不正解です…ククク………」

ジュキッド「くっ………!うっ…………!」

魔沌「クククククク………眠気が来たようですね………貴方の負けです………………
  さあ、そのまま眠りに入り、決して覚める事のない悪夢に苦しみ続けるのです…………………」

ジュキッド「……………終わりか…………」

ジュキッド(俺は………許せぬ罪を犯した…………悪人とはいえ、命は平等………
  命とは、重く、そして深い……………
  俺自身、死ぬ事に恐怖は無かった………いついかなる時も、誰かに狙われておかしくなかったからだ…………
  だが、今は違う……………
  俺には、かけがえのない仲間がいる………俺を信じてくれた………大切な仲間が…………………
  俺は守ると決めた………悪に苦しむ弱き者達を救う為……………
  その為に俺は………死ぬわけには行かぬのだ………………………!
  これからもこの拳を……"守る"為に戦う………それがこの俺の………償いの"答え"だ…………!)

 カアアアアアアアアアアアン!!!

魔沌「なっ……!」

ジュキッド「巻物が……光った…………!?
  読める………!これまで1文字も読めなかった巻物が……全て読める…………!」

 『邪悪なる者現れし時、水の技で敵の技の悉くを打ち消せ
  柔と剛は表裏一体 幻惑を打ち払い、邪悪を無にせよ これぞ水流の極意なり』

???「お見事です……その巻物を読めるようになったという事は、私の声が聞こえるますね……?」

ジュキッド「お主は……!?」

???「私は水流の暗闇斎……生涯を駆けて、その巻物を作りました
  貴方がそれを読めるようになったという事は、今の貴方になら、私が編み出した究極の技の数々が使える筈です
  私の奥義は、貴方に託しました……守る為に戦うと仰るのなら、その技で、悪に苦しむ弱き者達をお護りなさい…………」
ジュキッド「かたじけない………貴方が遺した技……使わせて頂きます」


734 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/03(Fri) 15:01

魔沌「何を訳の分からぬ事を言っているのですか……!?その巻物が何だと言うのです………
  所詮私の敵では無い………終わりにして見せましょう!魔道具よ!」

ジュキッド「………………ふん!!」

魔沌「なっ……!」

 ドォォオオオオオオオン!!!

魔沌「ぐあああああああっ!!な……何故……!?」
ジュキッド「俺はもう、何者にも惑わされぬ………貴様の持つ魔道具とやらも、無意味だ」
魔沌「くっ……己……!こうなれば最終手段だ……………!
  十二神獣・未ノ宝玉………解放!!」

 ドォォォォオオオオオオオオオオオオン!!!

魔沌「顕現せよ!!幻魔の空間よ!!」

 グオオオオオオオオオオオオオオ!!

ジュキッド「何だ………!?」

魔沌「この空間の中では、全てのものが意のままに操る事が出来る………!
  物体も物質も……そしてこの重力でさえも…………そして貴様もだ!!
  我が肉体を強化し、貴様の肉体を弱体化する!!この空間では私が最強だ!!」

ジュキッド「…………それはどうかな……?」

魔沌「何っ……!?」

ジュキッド「ぬおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

 ドォォォオオオオオオオオオオン!!!

魔沌「なっ……!幻魔の空間が………!」

ジュキッド「言った筈だ……俺はもう何者にも惑わされぬ……………
  そのようなまやかしは全て砕く………!」

魔沌「くっ……脳筋め……!だがただの脳筋ではない………!これは………
  くっ……一先ず撤退を………!」

ジュキッド「逃がさん!!」

 ドォォォオオオン!!

魔沌「ぐあああああああああああ!!」

ジュキッド「ここまでだ………貴様に眠らされた全ての人々を……俺が救う!!
  目覚めよ!!水流の極意!!忍技解醒!!!!」

 ドン!!

 ドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!

魔沌「なっ……何だ……これは……………!?悪夢か………!?」

ジュキッド「水術最終奥義!!轟流幻滅水波動拳!!!」

 ドォォォォオオオオオオオオオオオオオン!!!!

魔沌「こ……こんな事は……計算外だ………!!ぐああああああああああああああああああ!!!!」



タック「……………はっ……!」
シノ「タックさん…!」
カグヤ姫「んん…?どうしたの…………?
  あれ…?タック、目が覚めた……?やったーーーー!」
シノ「父上…!」
暗闇斎「ああ……地雷矢殿も極意を会得したようだな」

ジュキッド「只今戻った」

シノ「ジュキッドさん…!」
カグヤ姫「おじさーーーーん!!」
ジュキッド「何だ…まだ起きていたのか……子供は寝てないと駄目だぞ」
暗闇斎「これでまた、十二神将に対抗する戦力が増えた………後は…………」


  第玖拾伍話 決着の時!轟け水流の極意! 終

シノ「次回予告です プププランドに炎の忍び部隊がやって来ました
  私達のアジトにやって来るや否や匿って欲しいと……
  え…!?指名手配…!?炎の忍び部隊に一体何が……?
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第玖拾睦話ご期待ください」

735 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/04(Sat) 21:50

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」



警察「どこだーーーー!?」
警察「絶対に逃がすな!!追えーーーーー!!」


サイゾウ「はあ……はあ…………皆、無事か!?」
ガルボ「ああ…全員無事だぜ……しかし、警察に追われるなんてな……」
ジャングルボム「見つかる前にさっさとずらかろうぜ!」
リンカ「私達……これからも…大丈夫……ですよね………?」
バーニンレオ「当たり前だ!弱音を吐くんじゃねえ!俺達は炎の忍び部隊だ!
  俺達の炎は、そう簡単には消えねェんだよ!」
イフリーティ「皆!こっちだ!早くしないと警察が来ちまうぞ!」
サイゾウ「ああ……よし、行くぜ皆!」



 ―翌朝―


シノ「あっ…サスケさん!」
サスケ「心配掛けちまったな……怪我は無事に完治したぜ」
タック「ふんっ!別に心配しとらんわ!」
ジュキッド「嘘つくな お前が一番心配だっただろう」
カグヤ姫「サスケさーーーーん!サスケさんサスケさんサスケさーーーん!」
サスケ「鬱陶しいぞチビ 離れろ」
カグヤ姫「むーっ!チビじゃないもんカグヤちゃんだもん!」

暗闇斎「本当にもう問題は無いのか?」
サスケ「問題無ェって言った筈だ…
  しかし、俺が寝ている間に、黒頭巾と地雷矢の旦那が巻物を読めるようになったってな
  後は俺だけか………」
カグヤ姫「大丈夫!あのタックでも読めるようになったんだもん!サスケさんならすぐだよ!」
タック「あのタックってどういう意味でっか……?ボクが一番体張ってんのに、なんか心外やなあ……」
ジュキッド「大丈夫だ 皆ああは言っているが、お前の実力は認めている」
タック「ホンマに?」
ジュキッド「タック、お前は大した奴だ」
タック「……ふふん!ま…まあそんなんそれ程でも……あるけどな!わっはっはっはっはっはっは!!」

ジュキッド「分かりやすい奴だ」
シノ「本当にもう……」

 ガラガラガラッ!

シノ「……!?」

サイゾウ「サスケの兄貴!皆!」

サスケ「サイゾウ……それにお前ら……どうしたんだ!?」

サイゾウ「すんません…しばらくここに匿ってくだせえ…!」
サスケ「何があった!?」
サイゾウ「俺達………指名手配されているんす!」



  月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊


 前回までの記録

  第捌拾陸話 最強の敵、十二神将現る(>>478-484)
  第捌拾漆話 裁きの女神降臨!シノ覚醒の時(>>509-511)
  第捌拾捌話 闘牛大暴れ!神獣の裁きの斧(>>538-543)
  第捌拾玖話 シノ、アイドルデビュー!?歌と踊りは世界を救う (>>559-564)
  第玖拾話 天駆ける白馬の非情なる光の神槍(>>575-579)
  第玖拾壱話 迅き一閃!烈風の巻物、覚醒(>>586-589)
  第玖拾弐話 蛇の牙が獲物を狩る(>>694-699)
  第玖拾参話 阻止せよ!毒蛇の猛攻(>>717-721)
  第玖拾肆話 新春初夢大地獄(>>724-728)
  第玖拾伍話 決着の時!轟け水流の極意!(>>731-734)


736 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/04(Sat) 21:50

サスケ「指名手配だと……!?てめェらドジ踏みやがったのか!?」
リンカ「違うんです!私達、何もしてないんです!」
タック「どういう事でっか?」
サイゾウ「実は………」



  ガラガラガラッ!

 サイゾウ(回想)「あっ!いらっしゃいませ!…………え…?警察…?」

 警察(回想)「お前達、今すぐ署まで同行願う」

 バーニンレオ(回想)「どういう事だ!?俺達、何かしたってのか!?」

 警察(回想)「とぼけるな!!民家に火を放ったのはお前達だろう!」

 警察(回想)「その証拠に、この道具はお前達の店にあったものだろう!?」

 イフリーティ(回想)「ふざけんな!それで俺達を犯人だと決めつけんのかよ!?」

 警察(回想)「問答無用!詳しくは署で聞く!大人しく来い!!」

  ドォォォオオオオオン!!

 警察(回想)「げほっげほっ…!何だこれは……!?」
 警察(回想)「煙幕だ…!小賢しい真似を…!!」

 ガルボ(回想)「皆急げ!」
 リンカ(回想)「抜け道はこちらです……早く…!」

 サイゾウ(回想)「おう…!行くぜ皆!」

 警察(回想)「逃がすなーーー!!追えーーーーーーーー!!」



ジュキッド「放火…!?」

サイゾウ「そうっす……近くの民家が燃やされたって……その焼けた跡から俺達の商売道具があったんっす」
イフリーティ「酷過ぎるぜ……俺達の道具があったからって俺達がやった事になるのかよ!?」

暗闇斎「……………このニュースの事でござるか?」

テレビ『プププニュースです 昨夜、隣町の民家で火災が発生しました
  火災の原因は放火によるものと断定 焼けた跡から放火の際に利用したと思われる道具が見つかり、
  これを焔屋にあったものと判明した警察は焔屋を調査するも、従業員は全員逃走
  現在も行方を調査しています』

サイゾウ「なっ………!」
ジャングルボム「俺達の写真が……テレビに……………!」

暗闇斎「今朝の新聞にも大きく掲載されていたでござるよ」

タック「大変や!今外を確認したら、街じゅうに指名手配のポスターが並んでよった!今外に出たら自殺行為でっせ!」
リンカ「私達……本当に大丈夫ですよね………?」
ガルボ「大丈夫だ!心配すんな!」
サスケ「お前ら、その日の夜は本当に何もしてねェんだな」
サイゾウ「その日は任務も何も無かったっす!焔屋も、客が少なかったんで早めに閉店したんす!
  店を閉めた後は皆で食事をしてたっす……放火なんて誰も出来るワケ無いっす!」
シノ「じゃあ、皆さんは無実なんですね」
ジュキッド「だが、放火していないという証拠もあるわけではない……真犯人を捜し出さぬ事には、無実を証明する事は難しいぞ」
タック「そうや!ボク達で真犯人を見つけ出せば良えんや!」
ジュキッド「しかし、そう簡単な事ではないぞ 警察が過激になっている以上、真犯人も暫く動く事はないだろう」
サスケ「一先ず、こいつらはここで匿う事にする……良いよな?」
暗闇斎「非常事態だ…仕方あるまい」
サイゾウ「すんません……よろしくお願いします!」
サスケ「気にすんな 犯人は俺達で見つけ出してやる」

リンカ「あ……あの…………」
シノ「…はい……?」
リンカ「あなたが……シノさん……ですね……?リンカです…………
  ずっとあなたの話を聞いてて………いつかシノさんに会いたいと思っていました…………」
シノ「そ…そうだったんですか……」
リンカ「シノさんは女性でありながら、強くて勇敢で忍術も優れていて…それに闇の忍び部隊のリーダーで……私、憧れだったんです
  私も女性だから……いつかシノさんみたいな忍者になりたいと思って…………」
シノ「なれますよ…リンカさんならきっと……」

タック「そういやシノ姐はんは、炎の忍び部隊の皆と会うのは初めてやったな」
サイゾウ「俺も、シノさんの事は話に聞いただけで実際に会った事は無かったけど、こうして見ると………中々に綺麗だな………」
サスケ「鼻の下が伸びてやがるぞ」
サイゾウ「はっ…!す…すみません!」
サスケ「てめェそういう所は昔から変わっちゃいねェな」
ガルボ「はっはっは!あいつは色仕掛けにコロっと引っかかりやすいっすからね!こないだだって……」
サイゾウ「余計な事を言ったらぶっ飛ばすぞ……!」
ガルボ「お……おう………」

暗闇斎「談笑中に申し訳ないが、あまり騒がしいと警察に勘付かれるでござるよ」


737 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/04(Sat) 21:51

 ―夜―


タック「あ〜〜〜食った食った……もう呑めないでんがな………」
シノ「タックさんはいつも呑み過ぎです!これからは控えてくださいと何度も…!」
サイゾウ「はっはっは!固い事言ったら駄目っすよ〜!俺達呑み仲間っす!タックさん!」
ガルボ「朝まで呑み明かそうぜ!今夜は宴会だ〜!」
バーニンレオ「宴会宴会!宴会大好きだぜーーー!!イエーーーイ!!」
イフリーティ「グオーーーーーーグオーーーーーーーZZZZ……」
サスケ「お前ら……いい加減にしやがれよ…………」
ジュキッド「これでは警察に見つかるのも時間の問題だな………」
カグヤ姫「ううっ…酒臭い………」
リンカ「すみません……いつもこんな感じなんです………」
シノ「大変ですね………」


住人「火事だーーーーーー!!火事だぞーーーーーーーー!!」


シノ「えっ……!?」
タック「し…しまった!完全に油断した!」
サスケ「アホかてめェは!行くぞ!」
ジュキッド「犯人は必ず見つける…炎の忍び部隊の皆はそこで大人しくしているんだ」
リンカ「はい……お願いします……」


 ゴオオオオオオオオオオオオオ!!

グランドウィリー警官「消せーーー!!早く火を消すんだ!!
  犯人はこの近くにいる!恐らく隣町から逃げてきた焔屋とかいう連中の仕業かもしれん!!
  見つけたら引っ捕らえるのだーーーー!!」

住人「何だ何だ!?」
住人「火事だってよ!もしかして昨日のニュースの奴らかもな」
住人「怖いよお……!犯人早く捕まって……!」

タック「くっ……!警察と野次馬が邪魔で先に進めへん……!」
サスケ「こっちだ!急げ馬鹿!」
シノ「呑気にお酒を飲んでいる場合じゃないですよ!」



???「ハーーーッハッハッハッハッハ!!ビビってるか!?ビビってんのかてめェら!?
  知らねえなら聞かせてやる!!焔屋ってのはあくまで表の姿!!本当の姿は炎の忍び部隊!!
  この地獄の業火で街もろともてめェら全員焼き払ってやるぜーーー!!ヒャッハァーーーーーー!!!」

グランドウィリー警官「あんな所に!!おい!!あれが犯人だ!!捕まえろーーーーーー!!」

サスケ「何っ……!?炎の忍び部隊だと……!?」
タック「まさか……ホンマにあいつらが……!」
ジュキッド「そんな筈は無い……全員いた筈だ……あそこから抜け出せた者は1人もいない………」
サスケ「炎の忍び部隊の名を騙りやがって……!始末してやる!」
シノ「私が後を追います!」

 ビュン!!


???「ケッ!大体こんな所か!?さっさと姿を眩ませるぜ!」

シノ「そうは行きません!」

???「だっ…誰だ!?」

シノ「悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業!闇の忍び部隊隊長シノ!只今見参!」

???「闇の忍び部隊だと…!?」

シノ「何が目的か知りませんが、炎の忍び部隊の名を利用し、彼らを犯人に仕立て上げようとする犯行、
  同じ仲間として見過ごすわけには行きません……!」

???「わざわざ自己紹介ご苦労さん!だが生憎、名乗るワケには行かねェな!」
シノ「名乗らなくて結構です……今ここで正体を暴きます!はああああああああああっ!!」
???「おっと!!」

 ビュン!!

シノ「速い……!」

???「危ねェな……!姉ちゃんあんまり喧嘩っ早いと嫁に行けないぜ!」
シノ「余計なお世話です!!」

 ヒュバッ!!

シノ(素早い身のこなし……只者じゃないですね………!)

???「とっておきだ!俺の炎を食らわせてやる!!火遁の術!!」

 ゴオオオオオオオオオオオオオ!!

シノ「くっ……!!」

???「その隙に俺は……トンズラするぜ!あばよ!!」

 ビュン!!

シノ「くっ……!」

タック「シノ姐はん…!」
サスケ「犯人はどこに行った!?」
シノ「すみません……逃げられてしまいました……」
ジュキッド「顔は見たか……!?」
シノ「黒いマントでフードを被っていて、誰か分かりませんでした………」


738 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/04(Sat) 21:52

 ―翌朝―


TV『昨夜の火事で15人が死亡……犯人は炎の忍び部隊と名乗り、行方を眩ませました
  警察は依然として調査を強化しています……』

サイゾウ「もう駄目だ………俺達はもうお仕舞いだ…!」
ガルボ「馬鹿野郎!リーダーが弱腰になってどうすんだ!?」
ジャングルボム「希望を捨てちゃいけねェ!諦めちゃいけねェ!俺達の炎は不滅だろうが!!」

暗闇斎「そうか………犯人の顔は見えなかったか………」
シノ「すみませんでした………」
タック「しかし、シノ姐はんすら手こずる相手なんて相当でっせ……」
ジュキッド「俺達と同じ忍びか……それとも………」
タック「十二神将……」
暗闇斎「その可能性も在り得るな……これまで戦って来た十二神将は、いずれも曲者揃いだった
  もしも本当に十二神将の内の1人だとするなら、これ程厄介な相手はいないだろう
  炎の忍び部隊の皆には申し訳ないが、解散するしか生き残る方法は無い……
  以前のように店を続けるなど以ての外だ」
サスケ「じゃあ……あいつらはどうすりゃ良いんだ……行き場所が無ェなら、野垂れ死ねってのか!?」
暗闇斎「そうは言っていない……炎の忍び部隊には、ほとぼりが冷めるまで暫くの間遠く人里離れた場所で過ごして貰う
  そうするしか無いだろう………」
サイゾウ「サスケ兄貴………俺達……大丈夫っすよね………!」
サスケ「大丈夫だ……俺達が何とかする……心配するな……………!」
リンカ「…………………………」


  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊 終


シノ「次回予告です 私達は、炎の忍び部隊の皆さんを安全な場所へと避難させました
  これで一安心……と思いましたが、炎の忍び部隊の背後に忍び寄る黒い影……
  放火事件の真相は一体……!?
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第玖拾漆話ご期待ください」


739 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/01/05(Sun) 20:48
お年玉だドン

つ【一万円】

740 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/05(Sun) 21:44

>>739

シノ「明けましておめでとうございます お年玉、ありがとうございます
  1万円……そんなに頂いてしまって大丈夫なのですか……?
  お気持ちはとても嬉しくは思いますが、決して無理はしないでくださいね」
タック「よし!じゃあそのお金で宴会のご馳走と酒を……」
シノ「せっかく頂いたお金です 大事に使いましょう 私が預かります」
タック「そんなーせめて半分…」
シノ「駄目と言ったら駄目です」
ジュキッド「小学生の子供とその母親みたいだな」


741 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/05(Sun) 22:30

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」


朱煙「ケッケッケッケッケ!全て計画通りだぜ!!」
牙流「ふん、何が計画通りだ!闇の忍び部隊の連中に危うくバレる所だっただろうが」
朱煙「それも計画通りよ!俺様の素早い動きは誰にも捉える事は出来ねェ!
  3日までに炎を使って500人殺す!今夜でこの神裁も見事達成させてやるぜ!!」
牙流「ふん、そう簡単に行くとは思わんがな」
朱煙「心配いらねェよ!!俺には切り札がある!!闇の忍び部隊だろうが何だろうが、俺様の敵じゃねェ!!」
牙流「切り札だと…!?まさか……」
朱煙「悪いが牙流、お前の出る幕は無くなったぜ!俺様が次の神獣王だ!!」


暗闇斎「ここなら安心だろう」
タック「まさか、こんな人里離れた場所に小屋を作っていたなんて」
ジュキッド「用意周到とはこの事だな……」
暗闇斎「忍び部隊の身元が割れてしまった時の為に、避難用の小屋を誰も出入り出来ぬ場所に作ってある
  この小屋はその中の1つだ」
タック「他にもあるんかい!」
暗闇斎「ここはその中でも最も危険区域で、誰も立ち寄る事の出来ぬ場所でござる
  道中には罠が仕掛けられていて、迂闊に入る事は出来ない 罠が仕掛けれられいないルートを知っているのは我々だけでござる
  これは誰にも口外してはならない……分かったでござるな」
シノ「分かりました……では、炎の忍び部隊の皆さんは、暫くそこで待機していてください」
暗闇斎「倉庫や冷蔵庫の中には食糧の蓄えがある 3か月は持つ筈だ」
サイゾウ「ありがとうございます!」
サスケ「暫くそこで大人しくしていろよ……必ずこの事件の元凶を突き止めてやる」
サイゾウ「兄貴……本当に済まねえ!」
リンカ「シノさん………私………」
シノ「大丈夫です……皆さんを救ってみせます………」



 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第玖拾漆話 消えぬ炎に誓う


 前回までの記録

  第捌拾陸話 最強の敵、十二神将現る(>>478-484)
  第捌拾漆話 裁きの女神降臨!シノ覚醒の時(>>509-511)
  第捌拾捌話 闘牛大暴れ!神獣の裁きの斧(>>538-543)
  第捌拾玖話 シノ、アイドルデビュー!?歌と踊りは世界を救う (>>559-564)
  第玖拾話 天駆ける白馬の非情なる光の神槍(>>575-579)
  第玖拾壱話 迅き一閃!烈風の巻物、覚醒(>>586-589)
  第玖拾弐話 蛇の牙が獲物を狩る(>>694-699)
  第玖拾参話 阻止せよ!毒蛇の猛攻(>>717-721)
  第玖拾肆話 新春初夢大地獄(>>724-728)
  第玖拾伍話 決着の時!轟け水流の極意!(>>731-734)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)


742 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/05(Sun) 22:30

タック「はあ……やっと帰って来られた……」
ジュキッド「結構遠かったからな……あんなに人里離れた場所だったが、炎の忍び部隊とは連絡は出来るのか?」
暗闇斎「何かあった時の為に連絡は出来るようになっている」
タック「良かったな、サスケの兄貴!」
サスケ「ぶっ飛ばすぞ」
暗闇斎「これで安心ではあるが………」
シノ「指名手配のポスターは昨日より多くなっている感じがしますね……」
暗闇斎「明日は我が身かもしれん……我々も気を付けた方が良いだろう」


グランドウィリー警官「どこだ……犯人……犯人………!分かったぞ!犯人はどこかに匿われている可能性がある!
  建物の中を捜すんだ!!恐らく犯人は建物の中に隠れている可能性が高いぞ!!捜せ!!」

タック「あの警官……勘が鈍いのかよう分からんな!」
シノ「早めの時間に避難させておいて良かったですね……」
暗闇斎「最近の警察も中々侮れぬでござるよ」



ガルボ「本当だ!!食料がこんなに沢山…!酒もあるぞ!これなら当分飲み食い出来るぜ!!」
サイゾウ「暗闇斎殿が用意した食料だぞ!もっと丁重に扱え!」
ジャングルボム「そう言ってサイゾウ、てめェこそ早速食糧庫からポテチ取ってんじゃねェか!」
サイゾウ「ポ…ポテチは良いだろポテチは!」
バーニンレオ「全く…いつも思うが、サイゾウはリーダーとしてヘッポコなんだよ!
  いつもそうだ、ガキの頃からサスケ兄貴の後ろばっか付いて来て、兄貴に迷惑掛けてたもんな!」
サイゾウ「何だと!?」
イフリーティ「喧嘩はやめろお前ら!兄貴が見ていたらがっかりするぜ!」
サイゾウ「…………そうだな……」
ガルボ「それにしても、ここは良いな!小屋の中はテレビにネット環境もあるし、結構快適だな!」
サイゾウ「はあ……俺達ずっとこのままなのかな……何でこんな事に………」
バーニンレオ「大丈夫だって!ここは兄貴と闇の忍び部隊の皆に任せよう!」
ガルボ「……おい、そういえば、リンカの奴どこに行ったんだ?」
ジャングルボム「本当だ!いつの間にかいなくなっているじゃねェか!」
イフリーティ「まさか外に出たのか……!?あれ程大人しくしていろって言われたのに……俺、ちょっと見て来るわ!」
サイゾウ「気を付けろよ!」
バーニンレオ「おいおい……大丈夫かよ……」


イフリーティ「ぐあああーーーーっ!!」

ガルボ「イフリーティ!?イフリーティの悲鳴だぞ!?」
バーニンレオ「な…何があったんだ!?」

???「フフフ……馬鹿な人達………炎の忍び部隊は、今日ここで命を散らすとも知らずに………」

ジャングルボム「何っ………!?」
サイゾウ「お前………何で………………!」



 ピピピピピピピピピピピピピ!

サスケ「………!通信…!サイゾウからだ!」
ジュキッド「何…!?」
サスケ「俺だ!サイゾウ、何があった!?」

サイゾウ「あ……兄貴…………やられた………全員……もう…駄目だ………俺も……もう…………」

サスケ「やられた!?待て……すぐに向かう……!」

 ピッ!

暗闇斎「何があった!?」
サスケ「緊急事態だ……!暗闇斎、またさっきの小屋まで案内してくれ!」
暗闇斎「ああ…!カグヤ第二女王殿下、悪いが付き合ってくれぬだろうか 他はそこで待機していてくれ」
カグヤ姫「わかった!」
シノ「了解しました…!」


743 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/05(Sun) 22:32


 ドン!!

サスケ「サイゾウ!!どこにいる!?返事をしろサイゾウ!!」

サイゾウ「あ……あにき…………!ここっす……………!」

サスケ「サイゾウ…!!」
カグヤ姫「………!」
暗闇斎「酷い怪我だ……!」

サスケ「何があった!?他の奴らはどうした!?」

サイゾウ「聞いてくれっす………俺達……最初から嵌められていたんだ…………!
  俺達炎の忍び部隊に……内通者がいた…………そいつに全員殺られちまった………」
サスケ「内通者だと……!?誰なんだそいつは……!?」
サイゾウ「…………リンカだ………………!」
サスケ「何っ……!?」
カグヤ姫「リンカって……あの大人しそうな女の子だよね……?」
暗闇斎「ああ………まさかあの娘が………」


サイゾウ「あいつは最初から……この時を狙っていたんだ………俺達を悪人に仕立て上げ………遠く離れた場所に隔離された時、
  俺達を全員始末する算段だったんだ……………これはあいつの……計画通りだったんだ………………!」
暗闇斎「何……!?」
サスケ「おい、それは一体どういう事だ……!」
サイゾウ「あいつは………今回の放火の犯人とグルだったんだ………!
  裁きだとか何か言っていたな……………俺にはよく分からなかったが……」
サスケ「裁き……だと………!?」
暗闇斎「神裁の事か………!?」
サイゾウ「兄貴……俺………本当に情けないっすね………!最後の最後まで………リーダーとして半人前だったっす……………」
サスケ「お前は何も悪くねえ………何も悪くねえよ………!」
サイゾウ「俺………兄貴の舎弟で………本当に幸せだったっす…………兄貴と一緒に作った………あのグループが1番最高だったっす……!
  もう一度……兄貴と一緒に………走りたかった…………………!」
サスケ「何言ってんだ……もう死ぬみてえな事言いやがって……!お前の人生、まだまだこれからだろうが!!
  まだまだ青臭いてめェが……俺より先にくたばるな!!サイゾウ!!」
サイゾウ「すみませんが兄貴………その命令には………残念ながら従えないっす……………」

暗闇斎「第二女王殿下…サイゾウの傷を治す事は可能か?」
カグヤ姫「駄目……!かなりの致命傷で、再生が難しい状態になってる……!」
暗闇斎「そうか…………」
サスケ「くっ……!サイゾウ………!しっかりしろ!」

サイゾウ「兄貴………心配いらないっす…………俺達が消えても………俺達の炎は……………永遠っす…………
  俺達は……………不滅の炎っす…………………………兄貴………俺達は………ずっと……………兄貴と……一緒……に……………………」


サスケ「サイゾウ……!くっ……………!こんな事あるかよ…………!
  何でこいつが……こいつらが死ななきゃなんねェんだ…………!」
カグヤ姫「サスケさん………………」
暗闇斎「……………………………………」



朱煙「邪魔者は片付けたか?リンカ」
リンカ「朱煙様…お言葉ですが、その名前はもう捨てましたわ
  私の本当の名は月姫……十二神将の一柱………そして、
  敬愛する朱煙様の忠実な下僕でございます」
朱煙「キッキッキ!そうか、悪かったな月姫……流石俺様の切り札だ!
  長い間炎の忍び部隊に潜らせていたが、情があいつらに移らなくて良かったぜ!」
月姫「情…?そんなものございませんわ……私が使えるのは朱煙様ただ一人 他には興味ありませんわ
  それより朱煙様…神裁はもうすぐで完了しますのね……」
朱煙「ああ……今夜中に街を全て火の海に変える……これで神裁は全て完了だ!俺様は神獣王として君臨する!
  神獣王になった暁には月姫、お前を妃として迎え入れてやる!嬉しいだろ?」
月姫「ああん朱煙様……!勿体無きお言葉……感謝いたしますわ!」



ジュキッド「そうだったか…………炎の忍び部隊は……利用されていただけだったのか………………」
タック「畜生!何て奴らや……!汚い真似しやがって………!」
シノ「許せませんね…………」
サスケ「俺が依頼人だ………頼む………あいつらの仇を取ってくれ…………!」
タック「当たり前や!」
ジュキッド「炎の忍び部隊の仇は取る………必ずな…………」
シノ「……では、参りましょう!」


744 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/05(Sun) 22:33

警察「くそっ……ここにもいないな…………」
グランドウィリー警官「むう………こんな筈では………一体どこに眩ませたのだ……!もしかしたら遠くへ行ったのかもしれん……!
  よし!他の街を捜すぞ!!必ず奴らはそこにいる!!行くぞ皆!!」



朱煙「ケッケッケ……警察の奴ら、ここを離れやがったぜ!」
月姫「間も無くこの街が火の海になるとも知らず………愚かな警察共………!」
朱煙「さあ…始めるぜ!最後の宴だ!!」



 ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!

住人「火事だーーーーーーーーー!!」

住人「こんな時になにやってんだ警察は!?」

住人「うわあああああ!!嫌だ死にたくないーーーーーーー!!」



朱煙「ハッハッハッハッハッハッハ!!見えるか!?あの炎は俺様が神獣王になる前祝いの炎だぜ!!」
月姫「素敵ですわ朱煙様!」


サスケ「そこまでだぜ……下衆共が…!」

朱煙「だ…誰だてめェらは…!?」
月姫「朱煙様…こいつら、闇の忍び部隊の連中でございますわ…!」

サスケ「てめェら……よくも俺の仲間を使い捨てにしてくれたな……!てめェらだけは絶対に許さねえ!!」

朱煙「ケッ!仇討ちってワケかい!麗しい友情だな!」

タック「お前がこの事件の真犯人か……!お前の所為で……!!」

朱煙「さっきから生意気な口訊きやがって…俺様が誰だか知らねェのか?
  十二神将って聞けばピンと来ると思うんだけどなァ」
タック「一番頭にくる名前や!」
朱煙「そいつはどうも……俺様もてめェらには頭にきてんだよ!!おあいこだな!!」
ジュキッド「長く時間を掛けてはいられない……早く片を付けるぞ…!」

朱煙「…ふん、随分と余裕そうだな!なら増援を呼んでやる!おい張!出番だぞ!来い!!」

張「チッ………何で俺が………………」
朱煙「文句言うな!脱落者の分際で!てめェにも花を持たせてやろうってんだ有難いと思え!!」
月姫「そうですわ!負け犬…いえ、負け猪の分際で汚らわしい」

朱煙「あいつらの相手はてめェに任せるぜ!!俺は炎の忍び部隊の元リーダーとやらを嬲り殺しにしてやる!
  さあ、遊んでやるから掛かって来いよ!!」

サスケ「炎の忍び部隊の恨み、ここで晴らしてやる!」



シノ「こっちです!早く来てください!」

グランドウィリー警官「何て事だ……!我々のいない隙に火を放つなんて……!」
シノ「消火の準備を急いでください!」
グランドウィリー警官「知らせてくれてありがとう!……しかし、君は一体………」


グランドウィリー警官「………あれ…?いない…………」



張「うおおおおおおおおおお!!チョレェェェェエエエエエエエエイ!!!」

 ドン!!

タック「くっ……!」

張「チョレーーーーーーェェェェエエエエイ!!!」

 ドン!!

ジュキッド「くっ……何て強さだ……!」

張「はああああああ!!チョレーーーーーーイ!!!」

タック「チョレイチョレイやかましいんやさっきから!!」

 ドォォォオオオオオオオン!!!


朱煙「ケッケッケ……!張の奴、やけに張り切っているじゃねェかよ……対してこっちは………」

サスケ「はあ………はあ…………………」

朱煙「……ケッ!つまんねェぜ………こんなに短時間で決着が付きそうなんてな…!」
月姫「素敵です!素敵ですわ朱煙様!」

サスケ「…………くっ……!くそっ……………!」

朱煙「もう充分だろ…?それならひと思いに焼き払ってやるぜ!!
  うおおおおおおおおおおおおお!!十二神獣!!申ノ宝玉!!解・放ォォォオオオオオオオ!!!」

 ドォォォオオオオオオオオオオン!!!

サスケ「くっ………!!」

 シュインシュインシュインシュインシュインシュイン…!

朱煙「ケッケッケッケ……!気が高まって来たぜ……!」


745 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/05(Sun) 22:36

タック「マズい…!向こうが本気を出して来よった!サスケ兄はんのピンチや!」
ジュキッド「俺が行く!」

張「行かせん!!チョレーーーーイ!!」

 ドン!!

ジュキッド「くっ……!」

タック「しゃあない!じゃあボクがサスケ兄はんの手助けを…!」

張「チョレェェェエエエエエエイ!!!」

 バン!!!

タック「ぐああああっ!!邪魔すんな!!」

張「朱煙の奴には足止めを頼まれているんでね……
  俺の名誉も掛かっているんだ お前らを先に通すわけには行かないんだよ!!」



朱煙「ケッケッケッケッケッケ……!死ぬ覚悟はもう出来たか……!?」

サスケ「………………………」

 ビュン!!

朱煙「……!」

 ビュン!!

 ドォォォオオオオオオン!!

朱煙「効かねェっつってんだろ!!」

 ドガァァァアアアアアアン!!!

サスケ「…………くっ……!」

朱煙「そんなガラクタみてェな鉄砲で俺様の体に傷を付けるなんざ100億6千450年と3か月早えんだよ!!
  俺様が技の手本を見せてやるぜ……!」

 ビュオオオオン……!!

朱煙「火〜〜〜〜〜〜炎〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

サスケ(チッ……ここまでか……………!)

朱煙「火〜〜〜〜〜〜〜炎〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…………!!」

サスケ(サイゾウ………皆……………仇を取るって言ったのに………俺がこの有様じゃ情けねェな………………
  アイツに一泡吹かせてやりたかったが…………悔しいぜ……………)

朱煙「破ァァァアアアアアアアアアアアアア!!!」

 ギュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!

サスケ(諦めたくねェ………!あいつらの為にも……俺は負けられねェ………!
  ここで俺達の炎を……散らしてたまるか!!!)

 カアアアアアアアアアアアア!!

サスケ「なっ……何だ……!?」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!


サスケ「くっ……!何だ……ここは……炎の中……!?俺は生きてんのか………!?
  それにしても……何だ……?巻物が光ってやがる…………………
  ………これは…………!巻物が……読める………!」


 『邪悪なる者現れし時、猛き業火で焼き尽くせ
  灼熱の焔は破邪の光 これぞ火炎の極意なり』

???「よくやった……巻物の謎を解いてくれたな」
サスケ「だ…誰だ…!?」
???「俺は火炎の暗闇斎 生前にその巻物を作り、修行の人生を終えた者だ」
サスケ「火炎の……暗闇斎……?」
火炎の暗闇斎「お前の声はこの俺にも届いた……俺の技を使い、憎き悪に鉄槌を下せ!
  お前の中の炎は決して消えやしない!お前が諦めさえしなければな!さあ、行け!!」
サスケ「ああ……行くぜ!!」



朱煙「……………終わりってのは、意外とあっけないモンだな………」

月姫「あ…………朱煙様……………!う…上を…………!」
朱煙「上……?上に何があるってんだ…………何っ……!?」

サスケ「…………………………」

朱煙「アイツ……生きてやがったのか!!」


タック「サスケ兄はん!!」
ジュキッド「まさか…サスケ殿も巻物を……!」

張「俺を無視して何喋ってやがる!!」

タック「やかましい!!」

 ドン!!

張「ぐあああっ!!」


746 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/05(Sun) 22:38


朱煙「死に損ないが……!今度こそ仲間のもとに送り届けてやるぜ!!
  火〜〜炎〜〜〜火〜〜〜〜炎〜〜〜〜〜〜破ァァァアアアアアアアアア!!!」

 ズオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!

サスケ「…………はっ!!」

 ビュン!!

朱煙「速い……!さっきより動きが違う…!!」

サスケ「喰らえ!!」

 ドォォォオオオン!!!

朱煙「ぐあああああああああ!!」

月姫「朱煙様!!」

サスケ「……どうだ…!てめェの体に傷を付けてやったぜ……!」

朱煙「調子になるなよてめェ……!!今のは油断していたからだ…!まぐれなんだよ!!」

 ドォォォオオオオオオオオン!!!

 シュインシュインシュインシュイン……!

朱煙「炎皇拳!!!」

 バシューーーーーーン!!

朱煙「はああっ!!」

 ピシュン!!

朱煙「どうでい!!この動き…ついて来れるか!?」

 ピシュン!!

サスケ「……………………」

朱煙(何っ……!?目で追ってやがる……!
  目にも留まらねェスピードで動いている筈の俺の動きが見えんのか……!?
  くっ……!余裕な顔しやがって……!!)

 ピシュン!!

朱煙「ウキャァァアアアアーーーーーーーー!!」

サスケ「……………」

 ビュン!!

朱煙「くっ……!避けるなくそったれがーーーーーーーー!!」

 ビュン!!


サスケ「…………うおおおおおお!!」

 ドォォォオオオオオオオン!!!

朱煙「ぐあああああああああああ!!!」


サスケ「二発目……これでもうまぐれとは言わせねェぜ」

朱煙「くっ…………!!」


サスケ「これで決着を付けてやる…………
  俺達の炎……思い知りやがれ!!
  目覚めよ!!火炎の極意!!忍技解醒!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオン!!!

朱煙「ううっ……!」

サスケ「炎術最終奥義!!破邪爆炎鉄槌弾!!!」

 ドォォォォオオオオオオオオオオン!!!!

朱煙「ぐあああああああああああああああああああああああ!!!!」

月姫「朱煙様…!!」

張「くっ……朱煙がやられただと……!?撤退だ!」

 ビュン!!

サスケ「………………………」

月姫「ひっ………!」

 ビュン!!

サスケ「………………………」


月姫「はあ………はあ………………!」

シノ「逃がしませんよ」

月姫「……………!?」

シノ「貴方には失望しました…………
  貴方が私に仰ってくださった事は……全部嘘だったのですか……?」

月姫「くっ……!十二神獣・卯ノ宝玉、解放!!」

 ドオオオオオオン!!

シノ「………カグヤちゃん」

カグヤ姫「了解!妖精魂魄共鳴奏(フェアリー・スピリット・ユニゾン)!!!」


妖姫(シノ)「……………………………」

月姫「己……!死に晒せえええええええええ!!!飛翔惨殺円舞刃!!」
妖姫(シノ)「花影流奥義……虹龍・百花繚乱!!!」

 ドォォォォオオオオオオオオン!!!

月姫「ぐあああああああああああああああああ!!!」

 ドボォォオオオーーーーーーーン!!

妖姫(シノ)「……………………………………」



  第玖拾漆話 消えぬ炎に誓う 終


シノ「次回予告です プププランドの住人達が首輪で首を絞められて殺されている事件が発生
  私達はこれを十二神将の1人によるものと推定 タックさんは早速その犯人と対峙しました
  どうやらその刺客は、タックさんと因縁があるらしく……
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第玖拾捌話ご期待ください」

747 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/01/06(Mon) 04:24
タックさんは首ないから絞められる事もないね

748 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/06(Mon) 09:38

>>747

タック「そっか!そういえばそうやった!
  …って、それを言うたらあかんよ」
シノ「アニメで、カービィさんが絞められるシーンがあったと思ったのですが……ありましたよね?」
タック「アニメのカービィの戦闘シーンなんて、そんな覚えてませんわ」
カグヤ姫「台詞だけが有名だもんね、あのアニメ」
タック「主にデデデの旦那の
  それはそうと、蛇っちゅう生き物は、一生嫌いになりそうや」
カグヤ姫「いろいろあったもんね」
シノ「もう二度と蛇の敵が現れない事を願いたいですね」

749 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/06(Mon) 11:29

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」


警察「死体です……!既に首を絞められています………」
グランドウィリー警官「凶器はこの首輪か………絞められた跡を見るに相当強い力で首を絞めたのだろうな……」
警察「それも死体は1人だけじゃありません……他にも4、5人、同じ首輪を付けられて死んでいました」
グランドウィリー警官「連続殺人か………!」


警察「おーーーーーい!!向こうにも絞死体だ!!こっちには5、6人いるぞ!!」

グランドウィリー警官「何だと!?くっ……一体何人絞め殺されたんだ!?
  今すぐに犯人を見つけろ!!この辺りの警備を強化するんだ!!」
警察「はっ!!」



暗闇斎「首で首輪を狙う殺人者……か………」
住人「お願いします……このお金で……主人の恨みを…………」
暗闇斎「承知した」


 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第玖拾捌話 狼の逆襲


 前回までの記録

  第捌拾陸話 最強の敵、十二神将現る(>>478-484)
  第捌拾漆話 裁きの女神降臨!シノ覚醒の時(>>509-511)
  第捌拾捌話 闘牛大暴れ!神獣の裁きの斧(>>538-543)
  第捌拾玖話 シノ、アイドルデビュー!?歌と踊りは世界を救う (>>559-564)
  第玖拾話 天駆ける白馬の非情なる光の神槍(>>575-579)
  第玖拾壱話 迅き一閃!烈風の巻物、覚醒(>>586-589)
  第玖拾弐話 蛇の牙が獲物を狩る(>>694-699)
  第玖拾参話 阻止せよ!毒蛇の猛攻(>>717-721)
  第玖拾肆話 新春初夢大地獄(>>724-728)
  第玖拾伍話 決着の時!轟け水流の極意!(>>731-734)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾漆話 消えぬ炎に誓う(>>741-746)


750 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/06(Mon) 11:29

シノ「今回の仕置き相手は首輪を使う殺人犯……ですか……」
タック「首輪で絞首って、どんな趣味しとるんやろうな 犯人はアブノーマルな奴でっせ」
シノ「変な事を言わず、調べに参りますよ」


シノ「この首輪でもなさそうですね……」
タック「ペットショップで首輪を調べたって犯人が分かるワケないやないでっか」
シノ「確かにそうですけれど……」
タック「首輪を使うからと言ってペットショップ関係と思ったら大間違いや
  もっと広い目で見ないとなあ………」
女の子「わーーー!猫だ!可愛いーーーー!」
タック「え…?猫……?」
女の子「ねーねー!この猫、お姉ちゃんの猫?可愛いー!」
タック「き…距離が近い……シノ姐はん……」
シノ「見知らぬ猫です……失礼します」
タック「あっ……ちょっ……待って……!シノ姐…シノ姐ーーーーーー!」



タック「はあ……エラい目にあった………シノ姐はんもあんな怒らんで良えのになあ……
  あっ…ひょっとしてやきもち?シノ姐はんも、ボクの事が大好きやったんやなあ!
  それならそう言ってくれれば良えのになあ」

 ビュン!!

タック「………!」

 ザシュッ!!

タック「くっ…………!」

 シュタッ!

牙流「……ふん…完全に油断しきっていると思っていたが、そういうワケでは無かったようだな」
タック「誰やお前!!」
牙流「俺の名は牙流 誇り高き十二神将が一柱」
タック「何…!?十二神将やと……!?」
牙流「覚えているか?以前貴様が所属していた幻影五人衆
  その内の1人、牙羅は俺の兄貴だ」
タック「なっ……!牙羅の弟やと……!?っちゅう事は何や!?兄の仇討ちに来たってワケか!?」
牙流「仇討ち……?ハッあんなカスの仇なんざ誰が取るかってんだ
  俺は貴様に取引を持ち掛けに来たのだ」
タック「取引……!?」
牙流「俺と手を組まないか?闇の忍び部隊なんか裏切り、もう一度幻夢教に戻れ
  俺と共にこの腐った世界を変えようぜ」
タック「誰がお前となんか手を組むか!ボクはもう闇の忍び部隊や!幻夢教とは縁を切った!
  戻る気なんかさらさら無いわ!」
牙流「そうか……ならば仕方が無い……貴様の命、貰い受ける!」

 ビュン!!

タック「最初から殺す気で来たんやろ!?騙そうったってそうはいかん!」
牙流「貴様が仲間になりたいと言ったら仲間に入れてやったさ
  だが興醒めだ……今の貴様は、かつての暗殺者だった頃と違い、闇の忍び部隊に飼い慣らされた犬…いや、猫か…?
  今の腑抜けた貴様にはもう用は無い!!」
タック「首輪……!そうか……連続殺人の犯人はお前か!何の真似や!?」
牙流「首輪を使い、24時間以内に350人の人間を絞め殺す……それが今回の俺の神裁だ
  これは逆襲だ……人間共の身勝手により、絶滅した狼達のな……
  人間共は首輪を使って犬を支配する……その支配する為の首輪に絞められて殺される…これ以上無い屈辱であろう?」
タック「そんな事させるか!!」
牙流「牙咬輪!!砕狗輪愚!!!」

 シュドドドドドドドドドド!!!

タック「くっ…!ぐああああああああ!!」

牙流「留めだ!」

 シュッ!!

牙流「……!」

 ドスッ!!

牙流「苦無……誰だ!?」

シノ「タックさん、大丈夫ですか!?」
タック「シノ姐…!」
シノ「あれは…?」
タック「牙流…十二神将や!そしてこいつが首輪事件の犯人や!」
シノ「そうでしたか……」

牙流「…ふん、興醒めだな……引き上げるか」

シノ「お待ちください!」

牙流「待てと言われて待つ馬鹿がいるか
  そうだな…神裁は終わっちゃいない……運が良ければ、またどこかで会えるだろうぜ」

 ビュン!!

シノ「…………………タックさん、怪我はありませんか?」
タック「シノ姐……!助けに来てくれたんやな!やっぱりシノ姐はんはボクの事…!」
シノ「何馬鹿な事言っているんですか かすり傷ですね 止血しますので失礼します」
タック「痛い痛い!もっと優しく手当しておくんなはれ!!」
シノ「それくらい元気ならもう大丈夫ですね さあ帰りますよ」
タック「もう、ホンマにボクの扱い雑やなあ!」


751 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/06(Mon) 11:30

ツキカゲ「ぐあああああっ!!」

 ドン!!

紫雷「…今日はここまでだ 帰るぞ」

ツキカゲ「………まだだ……!まだ僕は……くっ…!」
紫雷「傷が完全に癒えていないだろう 今日はもう休め 飯くらいは作ってやるぞ」
ツキカゲ「くっ………!」
紫雷「…………先に帰っていろ」
ツキカゲ「どうしたんだ、急に…?」
紫雷「さっさとしろ」
ツキカゲ「…………分かった…」




紫雷「……………何の用だ、幻王」

幻王「全く戻って来ないと思い来てみれば……ここで何をやっている…?」
紫雷「貴様には関係の無い事だ」
幻王「神裁はもう始まっている……翁から連絡が来ていた筈だ」
紫雷「知っている」
幻王「何故戻らん?翁はお怒りだ」
紫雷「今の神裁に興味が無くなった……それだけだ
  かつての神裁は神聖なる儀式だった……それはお前も知っているはずだ
  初期から十二神将だった者は、今はもう私とお前2人だけ…後は新参ばかりとなった
  その所為か、神裁という儀式は、儀式としてではなく、殺人を愉しむ為のゲームと化している……
  そんな神裁に私は興味は無い」
幻王「それがどうした…?形が変われど、神裁は神裁だ
  罪を犯した人間共に裁きを与える…何も問題では無い」
紫雷「貴様も変わってしまったな」
幻王「もう少し時間をくれてやる 今一度考え直せ
  また答えを聞きに来てやる 返答次第では、貴様を裏切り者として処断する事も有り得ぬ話では無いぞ」

紫雷「………………………」

ツキカゲ(…………一体、何の話をしているんだ……!?)



  第玖拾捌話 狼の逆襲 終


シノ「次回予告です 十二神将、牙流の神裁により、次々と増える被害者
  殺戮を愉しむ牙流の卑劣さに、タックさんも怒りを露わにする
  狼と猫、2人の戦いの結末は……!?
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第玖拾玖話ご期待ください」


752 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/01/08(Wed) 11:39
あれ?けっきょくタックってネコでよかったんでしたっけ?

753 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/08(Wed) 18:08

メロン「あけおめ 久し振りの登場メロンです」
ミント「あけおめ〜!ミント様の登場だぜっ!」
メロン「今回は月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜に関する裏話を紹介するわ
  今回のテーマは十二神将 シノ達闇の忍び部隊が今現在戦っている連中ね」
ミント「1戦1戦が緊張する戦いだよな どいつもこいつも強すぎるぜマジで
  本当にこいつらに勝てるのかって心配になってくるよ、こっちも」
メロン「改めて説明すると、十二神将とは、幻夢教に所属している12人の戦士達
  幻夢教幹部、怠惰の軍師・翁により結成された正真正銘最強の精鋭達よ
  能力は1人1人様々で、その能力を活かした戦い方をするのが特徴よ 全員の共通点は、十二支がモチーフであるという点ね
  十二神将は基本的に1人ずつ出て来て戦うわ 理由は神裁のルール

  神裁とは、十二神将が行なう儀式のようなもので、神託によって決められたルールに従って罪人を裁くの
  制限時間も各それぞれ違っていて、決められた時間内に条件に合った住人を殺害するというのが基本
  条件に当てはまらない住人を殺してもルール違反にはならないけれど、裁いた人数にはカウントされないわ
  指定された時間以内に神裁を達成すれば成功 制限時間を過ぎてしまったり、途中で斃されると失格
  もし成功すると神獣王に上がれる権利が与えられるの これを断るかどうかはそれぞれの自由
  神獣王に上がれる権利を手に入れた場合、現在の神獣王と戦い、これに勝利すれば神獣王の証を手に入れ神獣王になれるってワケ
  神獣王は、十二神将全員の頂点にのみ与えられる称号 ほぼ全員が、この神獣王の称号を手に入れるべく争っているって事なの
  十二神将の誰か1人が神裁を行なっている間は決して妨害してはならない
  ただし協力する事は認められているわ だけど協力しても何の利益にもならない為、喜んで協力する者は殆どいないわ
  基本的に1人ずつ戦っているのはそれが理由なの
  十二神将が戦えるのは、基本的に神裁の時のみ それ以外の時に戦うとルール違反とみなされるわ
  ルールを破ったり、神裁に失敗したりすると神裁の参加権を剥奪…つまり神獣王になるチャンスを失う事になるわ
  場合によっては十二神将から降ろされるか、他の十二神将に処刑される事もあるらしいわ」
ミント「結構厳しいルールで動いているんだな……」

メロン「十二神将は、それぞれ独自の武器を持っているけれど、全員共通して十二神獣の宝玉を持っているわ
  十二神獣の宝玉は、解放すると十二神将の力を更にパワーアップさせるの
  ただでさえ強い十二神将が、十二神獣の力を宿すと手が付けられない程強くなってしまうわ
  十二神将が強く恐ろしいと呼ばれる理由の1つでもあるわ」
ミント「成程…化け物揃いって事なんだな」

メロン「そんな個性的な面々が多い十二神将の戦士を1人ずつ紹介して行くわ
  長くなるから一度切るわね」

754 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/08(Wed) 18:11

メロン「お待たせしたわ それじゃあ、十二神将の紹介に入るわ
  
  ・武留(ブル)
  丑の十二神将 闇の忍び部隊が最初に戦った相手でもあるわね
  十二神将の中でも最も身体が大きく、その巨体を活かした豪快な戦い方が特徴よ
  牛王斧という巨大な斧を軽々と扱い、その斧であらゆるものを粉々に斬り刻んでしまうわ
  デカい図体のわりに動きも素早く、シノの動きに追い付く程の速さで闇の忍び部隊を仰天させたわ
  興奮すると口調がおかしくなるけど、その強さは本物 十二神将がいかに強く恐ろしい存在か見せつけてくれたわ
  しかし、闇の忍び部隊を襲撃したのが、神裁を始める前だった為、ルール違反で神裁の参加権を剥奪
  その事に怒った武留は勝手に神裁を始めてしまい、プププランドの住人達を無差別に虐殺
  シノ以外の闇の忍び部隊が止めに入るも本気状態の武留には全く歯が立たず、優勢に立っていたが、
  最後は初代暗闇斎の超忍術の前にあえなく死亡 初代暗闇斎は超忍術を使った代償により力を消失
  闇の忍び部隊にとっては貴重な戦力を失うという幸先の悪いスタートとなったわ
  名前の由来は牡牛の英名ブル(Bull)から そのままね

  ・張(チョウ)
  亥の十二神将 前述の武留と共に闇の忍び部隊を襲った相手でもあるわね
  神裁を行なう前に勝手に動いた為、武留と同じく神裁の参加権を剥奪されたわ
  以降は神裁に参加出来ないのを良い事に他の十二神将からは虐められたり使い走りにされたりと
  あまり良い扱いを受けていない苦労人ポジションね
  それでも、神裁に参加出来るチャンスを虎視眈々と伺っているポジティブ思考の持ち主でもあるわね
  その度に他の十二神将から貶されたり虐められたりするけれども
  戦闘方法は基本的に蹴り技が主体 蹴り技なのに技名が『猪霊拳』というちょっと変わった技を使うわ
  攻撃を仕掛ける度に奇声を上げる癖があるわ
  神裁の参加権を失っている為、他の十二神将に助っ人として駆り出される事があり、特にタックと戦う事が多いの
  名前の由来は「猪」の音読みの「チョ」と、卓球選手の張本智和選手の「張」
  戦闘時に上げる奇声も張本選手の掛け声が由来 張本選手に謝った方が良いと思うわ
  ちなみに、猪苓(チョレイ)という名前の茸があるらしい

  ・白(ハク)
  午の十二神将よ 武留は神裁の権利を剥奪されていた為、最初に神裁を行なったのは彼
  裁きの対象は高く聳える塔…つまりビルやマンションに居住している者
  神裁を行なう際は、建物ごと破壊して住人を大量虐殺したわ
  振る舞いは騎士のようだけれど、その実残忍冷酷な性格 住人達を害虫呼ばわりした卑劣な悪党よ
  戦う時は天馬槍という槍を使って戦うわ その槍を自在に操り、天馬光裁波、天空雷光突、天馬雷光裁撃槍といった
  数々の技を使って闇の忍び部隊の面々を圧倒したわ
  あと一歩という所だったけれど、その時にタックが烈風の極意を会得 砕魔烈風迅衝閃を前にあえなく死亡
  巻物を最初に読めるようになったのがタックだなんて予想出来た人は何人いるのかしらね?
  名前の由来は白馬から 最初は白馬と天馬を合わせて白天(ハクテン)という名前で出す予定だったけれど、
  白の方がシンプルだった為、そっちになったわ そっちの方が余計なのが無くて格好良いものね
  千と千尋の神隠しにも同じ名前のキャラがいたし」

755 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/08(Wed) 18:13

メロン「続きよ 結構長くなりそうね

  ・蛇ノ目(ジャノメ)
  巳の十二神将 白が敗れた次に神裁を行なったわ
  裁きの対象は蛇革の製品を持つ者 ミントも蛇革の財布を所持していたという理由で危うく命を奪われる所だったわ
  シノに助けられちゃったけど…残念ね
  基本的にオカマ口調で喋り、他の十二神将を含め周りの人達に対して小馬鹿にしたような態度を取るわ
  ただ1人、現在の幻獣王である幻王に対しては人一倍対抗心を燃やしていたわ 当の本人には全く相手にされなかったけど
  その言動から、十二神将の中ではリーダー格だったと予想されるわ
  蛇ノ目の武器は『蛇の眼』 その眼に睨まれた者は金縛りに遭い全く身動きが取れなくなるわ
  ある程度戦闘力があれば自力で解除出来るけど、十二神獣の宝玉を解放した状態ならシノでも解除出来なくなってしまうわ
  蛇の眼で相手を動けなくさせてから殺害するのが蛇ノ目の基本戦術
  この最も暗殺に向いた戦い方で、警察や闇の忍び部隊を翻弄したわ
  神裁も楽勝に終わると思ったからか、闇の忍び部隊にわざとヒントを与えて挑発したけれど、その慢心が仇となり、神裁は失敗に終わったわ
  妖姫に変身したシノには敵わずあっさり敗北してしまう
  幻王に失敗を通告され、連れ戻されそうになった所を逆上して幻王に襲い掛かるもあっさり殺害されてしまいましたとさ
  名前の由来は模様の1つとしても有名な「蛇の目」から 『邪眼』と『蛇眼』を掛けていたりもするの いかにも厨二病が好きそうな設定ね

  ・朱煙(シュエン)
  申の十二神将 とても軽薄で粗暴 蛇ノ目程じゃないけど人を馬鹿にしたようなふざけた言動が特徴で、
  よく張を虐めていたり、牙流と喧嘩をしたりしていたわ 暴れまわるのが好きなようね
  炎を使った戦い方が得意で、その能力を活かし、炎の忍び部隊を悪人に仕立て上げたわ
  また、猿のように身のこなしが素早く、シノの攻撃を軽々と躱す事が出来たわ
  身軽な動きでサスケさんすらも圧倒したけれど、炎の忍び部隊を殺された怒りと火炎の極意を会得してパワーアップしたサスケさんには敵わず、
  破邪爆炎鉄槌弾を前にあっさりと死亡
  十二神獣の力を解放する時は某サイヤ人のように毛が逆立ち、周りに気のようなものが放出される
  その際に「火炎火炎破」という技と「炎皇拳」という技を使ったわ どっかで聞いた事あるような名前ね
  名前の由来は西遊記で有名な孫悟空のモチーフとなった妖怪「朱厭(シュエン)」
  某サイヤ人に似ていたのはその所為かもしれないわね

  ・牙流(ガル)
  戌の十二神将 朱煙とは仲が悪く、まさに犬猿の仲といった様子で、会う度に喧嘩ばかりしていたわ
  実は幻影五人衆の1人牙羅の弟 しかしその兄である牙羅をカスと呼び捨てる辺り、敬意は皆無のようね
  兄と同じ幻影五人衆の1人だったタックを仲間に入れるべくタックを勧誘するけれど、本人に断られた為戦闘に
  タックを追い詰める事が出来たが、シノに妨害され撤退したわ
  神裁の内容は首輪を住人の首に絞めて殺害する事 暗殺技術が高く、短時間で数十人の首に首輪を絞めて殺害したわ
  武器は首輪で名前は「牙咬輪」 技名は「牙咬輪・砕狗輪愚」目にも留まらぬ素早さと回転力で敵に致命傷を与えるわ
  名前の由来は犬の威嚇の声から それと牙羅(ガラ)の弟で牙流(ガル)という安直なネーミングでもあったわ

  ・黒星(ヘイシン)
  子の十二神将 十二神将の中で最年少 蛇ノ目が天敵らしく、蛇ノ目に絡まれた時はかなり怯えた様子だったわ
  まだ戦闘シーンが無い為強さは未知数 「ペスト」と呼ばれていた辺りが気になるわね
  名前の由来はペスト菌の別の呼び名「黒死病」から」

756 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/08(Wed) 18:14

メロン「思ったより長いわ…こんなに分ける必要があるなんて……続きよ

  ・魔沌(マトン)
  未の十二神将 戦闘能力は十二神将の中で最も低いと自称するけれど、頭脳と魔道具でその戦闘力の低さをカバーしているわ
  魔道具は、魔沌が独自に開発した武器で、戦う相手に幻覚を見せたり眠らせたりと様々な効力を発揮するわ
  この魔道具を駆使して、シノとタックの2人がかりの攻撃を全く寄せ付けなかったわ
  他の十二神将からは引き籠もりと呼ばれているらしく、神裁を行なう時以外は、基本的に部屋に籠って魔道具の開発に勤しんでいるらしいわ
  口調もつねに敬語口調 どちらかというとオタク寄りな話し方ね
  そんな魔沌の神裁は、住人を眠らせ、悪夢を見せた上で殺害するという、かなり難易度の高いものだったけれど、
  先述の魔道具のお陰で無理難題な神裁も可能にしていたわ
  忍び部隊の中でも戦闘力の高いジュキッドさんをも苦戦させたけれど、水流の極意を会得したジュキッドさんに幻を全て見破られ、あっさり死亡
  名前の由来は羊の肉の「マトン」から 最初は羅夢と書いて「ラム」という名前にしようという案もあったけれど、
  「だっちゃ」が口癖の某宇宙人を連想してしまう為、色々考えた挙句の果てに魔沌という名前になったわ 結果的に魔沌で良かったかも

  ・天鳳(テンホウ)
  酉の十二神将 最初から登場せず、途中から参戦
  皮肉屋な性格で、仲間に対してもシニカルな言動を取るわ
  まだ戦闘シーンが無い為強さは未知数 仲間達との会話から察するに、蛇ノ目に並ぶリーダー格だと予想しているわ
  名前の由来は天空と鳳凰を合わせただけ 同名の麻雀ゲームとは一切関係ないわ

  ・月姫(ツキヒメ)
  卯の十二神将 十二神将の中では数少ない女性
  彼女はとある作戦の為、神裁に参加せず、リンカという偽名を使って炎の忍び部隊に潜伏していたの
  実はその裏では朱煙と手を組んでいて、朱煙の神裁開始と同時に行動を開始
  炎の忍び部隊を犯人に仕立て上げる為、朱煙に炎の忍び部隊の道具を渡したわ
  結果炎の忍び部隊は指名手配として警察から追われる身になる 隙をついて人里離れた小屋に逃げる事が出来たが、
  その時に本性を現して炎の忍び部隊を全滅に追いやったわ
  朱煙が神裁を成功させ、神獣王になった暁には彼と結婚して妃になるつもりだったらしいわ
  朱煙を心酔しており、炎の忍び部隊など最初からどうでも良く、全ては朱煙の為に動いていた その結果シノの怒りに触れる事となった
  朱煙が敗れた後、闇の忍び部隊に怯えて逃走 逃走した先で別行動していたシノに行く手を阻まれ、シノを始末しようとしたが、
  妖姫になったシノに全く敵わずあっさりと斃されてしまい、逆に始末されてしまったわ
  特に見せ場も無くあっさり斃されてしまった為、弱いと思うかもしれないけど、炎の忍び部隊を1人で全滅させた辺り、彼女も十二神将の1人といった所ね
  刃物の扱いに長けていて、飛翔惨殺円舞刃という技を使うわ
  名前の由来は特になく、兎といえば月という発想から 月に代わってお仕置きされてしまったわ」

757 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/08(Wed) 18:16

メロン「これで残り2人ね 正直疲れたわ

  ・紫雷(シライ)
  寅の十二神将 月姫と同じく、十二神将の中では数少ない女性
  初期の頃からの十二神将の1人で、彼女以外には幻王しかいない
  今の十二神将の現状を嘆いていて、今の神裁を「殺人を愉しむゲーム」と評価し、参加する気は無い様子
  戦闘力は十二神将の中でもトップクラスで、ツキカゲ君を軽くあしらえる程
  ツキカゲ君の修行相手として付き合っているみたいだけれど、その真意は謎に包まれているわ
  今後、シノの前に立ちふさがる敵になるのかしら…?それとも……
  名前の由来は特になく、ツキカゲ君が雷属性だから、それつながりかしら?同名の女性プロレスラーがいるけど、関連性は全く無いわ

  ・幻王(ゲンオウ)
  辰の十二神将にして十二神将の頂点に立つ神獣王
  紫雷と同じく、初期の頃からの十二神将で、翁の右腕のような立ち位置にいるわ
  神獣王というだけあってその強さは凄まじく、蛇ノ目を簡単に瞬殺してしまったわ
  他の十二神将は神裁を成功させた後、彼と戦うかどうかを選ぶ事が出来、
  彼と戦い、勝つ事が出来れば神獣王の証を手に入れ、神獣王として十二神将の頂点に立つ事が出来るの
  正直、他の十二神将でも敵う相手とは思えないわね
  名前の由来は天外魔境というゲームに出て来る幻王丸という敵キャラクターから

  以上、12人全員紹介したわ」
ミント「お疲れさん しかし、見事に強敵揃いだな……既に6人斃しているけど、まだ半分だ……」
メロン「もう半分になったとも言えるわね ここまで来たらもう少し
  闇の忍び部隊の面々も、パワーアップしたし、これからは互角の戦いが出来そうね」
ミント「ああ、十二神将なんて簡単に葬り去ってやる!どっからでも掛かって来い十二神将!!」
メロン「あんたが戦うわけじゃないでしょ それじゃあ、解説はこれで全部済んだから終わりにするわ」


758 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/08(Wed) 18:19

>>752

カグヤ姫「うん、タックは猫だよ」
シノ「猫ですね」
ジュキッド「猫だな」
カグヤ姫「以上!多数決でタックは猫で決まり!解散!」
タック「勝手に決めないでくれる?」


759 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/11(Sat) 03:04

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」


暗闇斎「成程な……今回の事件の首謀者は十二神将でござったか」
サスケ「しかも、今回の相手はお前の元仲間の弟と来たか」
タック「接点何もないけどな」
シノ「ですが、その牙流という刺客は真っ先に貴方を標的にして来ました
  仲間にならないかと誘われたようですが……」
タック「ボクはきっぱりと断りましたで!」
ジュキッド「金品は何も受け取ってないだろうな?」
タック「受け取ってないわ!何で皆して疑うんでっか!?」
サスケ「当たり前だ てめェには前科があるだろうが」
タック「いや……それはその……成り行きっていうか……どうしてもそうしなきゃいけない理由がな……」
シノ「それは前に聞きましたから大丈夫です それより、その牙流を何とかしなければ、被害者が増える一方です
  牙流は、自分で「神裁は終わっていない」と口にしていました 恐らく、また襲撃しに現れます」
暗闇斎「すぐに索敵に入って欲しい……だがタック、本当に大丈夫か?」
タック「今更何の心配でっか?ボクはもう幻夢教とは縁を切った 闇の忍び部隊を裏切るつもりは金輪際あらへんわ」
暗闇斎「…であるなら、問題は無いがな……くれぐれも気を抜くなよ」
タック「了解や!」


 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第玖拾玖話 暗殺者の意地


 前回までの記録

  第捌拾陸話 最強の敵、十二神将現る(>>478-484)
  第捌拾漆話 裁きの女神降臨!シノ覚醒の時(>>509-511)
  第捌拾捌話 闘牛大暴れ!神獣の裁きの斧(>>538-543)
  第捌拾玖話 シノ、アイドルデビュー!?歌と踊りは世界を救う (>>559-564)
  第玖拾話 天駆ける白馬の非情なる光の神槍(>>575-579)
  第玖拾壱話 迅き一閃!烈風の巻物、覚醒(>>586-589)
  第玖拾弐話 蛇の牙が獲物を狩る(>>694-699)
  第玖拾参話 阻止せよ!毒蛇の猛攻(>>717-721)
  第玖拾肆話 新春初夢大地獄(>>724-728)
  第玖拾伍話 決着の時!轟け水流の極意!(>>731-734)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾漆話 消えぬ炎に誓う(>>741-746)
  第玖拾捌話 狼の逆襲(>>749-751)


760 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/11(Sat) 03:06

警察「また新たな死体です!」
グランドウィリー警官「くっ……!一足遅かったか……!!
  くそう!!犯人の奴、あちこち動き回りおって…!!警察を馬鹿にするなよ!!」


シノ「先程までこちらにいたみたいですね……」
タック「何て手際の良い暗殺や……」
シノ「感心している場合じゃないです 行きますよ」



ジュキッド「……そうか、怪しい人影を見かけなかったか……
  分かった、呼び止めて済まなかった」

サスケ「どうだ?何か分かったか?」
ジュキッド「いや……怪しい人影を見なかったかと近くの者達に聞き込みをしてみたが、
  見たという者は1人もいなかった……そっちはどうだ?」
サスケ「全然駄目だな 足跡1つも見つかりやしねえ」
ジュキッド「そうか……では他を当たるしかあるまいか」



翁「戻って来たか、幻王」
幻王「はっ只今」
翁「紫雷は連れてきたか?」
幻王「ここへ戻る気は無いようです」
翁「そうか……」
幻王「如何致しましょうか 場合によっては処断する事も考えていますが」
翁「暫くは様子見じゃ」
幻王「はっ……それと」
翁「何じゃ?手短に話せ」
幻王「闇の忍び部隊の事ですが……これまでの神裁、悉く奴らに邪魔されています
  十二神将の内、既に蛇ノ目、白、朱煙、武留、魔沌、月姫の六柱が連中に斃されました
  早々に奴らをどうにかすべきだと考えますが」
翁「それもお前が手を下すべきでは無い 神裁には、闇の忍び部隊に限らず、常に障害が存在していた
  それもまた神獣王になる為の試練の1つじゃ 神裁を邪魔され、挙句斃されるような奴では神獣王の器に収まる資格は無い
  そうは思わんか?」
幻王「…………………」
翁「何、お前程度ならば奴ら如き容易い相手であろう 今は他の十二神将に任せておけば良い
  奴らにも意地がある 勝てないにしろ、それなりの手傷は負わせられるであろう」
幻王「…………承知しました」



メロン「首輪事件の犯人……?残念ながら情報は無いわ」
シノ「そうでしたか……」
ミント「しかし恐ろしい事件だよな……それに誰も犯人の顔を見たって人もいないし、気味が悪いよな」
メロン「ごめんね…力になれそうになくて」
シノ「いえ…ありがとうございます 2人共、気を付けてくださいね」
メロン「シノもね…最近戦闘続きらしいし」
ミント「またこないだみたいに暴走したら承知しないぞ!」
シノ「気を付けます…ありがとうございます」


タック「思っていたより慎重やな」
シノ「そうですね……誰も姿を見ていないようです」
タック「姿を見せなきゃ、おびき寄せるっちゅうのも1つの手やな」
シノ「おびき寄せる…?どうやってですか……?」
タック「ボクに考えがある……耳貸してくれまへんか?」
シノ「考え……?」



タック「牙流!どこにおるんや!?出て来い牙流!!」
シノ「タックさん……闇雲に呼ぶだけなら来ませんよ……」
タック「牙流!!例の取引っちゅう奴に応じてやったで!!出て来い!!」

 ヒュン!!

 スタッ!

シノ「来た……!」

牙流「その話、嘘じゃないよな…?」

タック「ボクが呼んだら来ると思ってたで……」

牙流「そんな事はどうでも良い それより貴様、取引に応じると言ったな……どういう意味だ?」
タック「決まってるやろ?お前と手を組むんや 報酬をはずんでくれるんならな」
牙流「そうか…その気になったか……良いぜ 俺の神裁が成功した暁には、お前に報酬をくれてやろう
  だが、今のままでは信用出来んな……仲間になるフリをして、俺を騙し討ちするつもりじゃないだろうな…?」
シノ「…………………!」
タック「そう見えるか?」
牙流「では何故、その娘がいる?その娘は闇の忍び部隊のリーダーだろう?
  丁度良い……もし本当に俺と手を組むつもりでいるなら、その娘を殺せるだろう?そいつを殺せ
  それが出来たらお前を仲間にしてやる」
タック「ホンマやな?」
牙流「出来るならな……さあやってみろ」
タック「……お安い御用や」
シノ「タックさん……?」
タック「悪いなシノ姐はん……死んでもらいまっせ!」


761 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/11(Sat) 03:08

 ビュン!!

シノ「くっ……!タックさん!考えというのは、こういう事だったんですか…!?」
タック「シノ姐はんはホンマにお人好しやなあ……一度裏切ったやつが二度と裏切らないっていう保証は無いんやで
  死ぬ前に1つ教えたるわ……騙される方が悪いんや、お嬢さん」
シノ「くっ……!」

 ヒュバッ!!

シノ「ううっ……!」

 ビュン!!

タック「終わりや……射殺せ」

 ヒュッ!!
 
 ドスッ!!

シノ「っ………………!」

 ドサッ…!


タック「………これで良えんやろ?」

牙流「ふ……はは………フハハハハハハハハハハハ!!こいつは滑稽だ!!面白いものを見せてもらったぞ!!
  やはり貴様は狂人だったか!!一度裏切ったといえど、二度も裏切り仲間を刺すとは!!こんな馬鹿はどこにもいない!!」
タック「誉め言葉として受け取ったるわ これで信用出来るやろ?」
牙流「充分だ……お前を仲間に加えてやる それでこそ暗殺者だ
  誰にも気を許す事無く、常に孤高であれ……賢く気高く、そして汚らわしく、己の目的の為だけに獲物を刈り獲る
  この非情さこそが暗殺者の本分よ……なあ」
タック「ああ全くその通りやわ……その通りやからこそ…………

  暗殺者相手に気を抜いた時が、死ぬ時なんよ」

 ヒュバッ!!

牙流「ぐううっ……!何の真似だ!?」
タック「お前の負けや……ボクはシノ姐を殺しちゃいない」
牙流「何っ……!?」

シノ「…………………………」

牙流「ど…どういう事だ……!?」

タック「はっはっはっはっはっは!!ドッキリ大成功!!」
シノ「まさか血糊にケチャップを使うなんて……ちょっと古すぎると思いましたけど」
タック「けどまあ、作戦通りや!名演技でしたでシノ姐はん!
  これで牙流をおびき寄せる事に成功した!あとはこいつを斃すだけや!」

牙流「己………!!騙したのか!?」

タック「もう一度、お前にも教えたるわ……騙される方が悪いんやで」

牙流「この俺に屈辱を与えた……貴様だけは許さんぞ……!!望み通り貴様から先に殺してやる!!!
  十二神獣!!戌の宝玉!!解放!!!!」

 ドン!!!

シノ「来ます……!」
タック「シノ姐はん……こいつはボクに任せてくれ」
シノ「タックさん…!」
タック「大丈夫、こいつはボク1人で充分や!」

牙流「言ってくれたな!!1人で充分だと!?その減らず口、二度と訊けなくしてやる!!」

タック「はああああああっ!!」

 ビュン!!

牙流「ふんっ!!」

 ドン!!

タック「射殺せ……!」
牙流「無駄だ!!牙咬輪!!」

 ドォォオオオオン!!

タック「ぐあああああああっ!!」

シノ「タックさん!」

牙流「俺の攻撃はまだ終わりではない!!」

 ガシッ!!

タック「くっ…!!」

牙流「牙咬輪・砕狗輪愚!!!!」

 シュドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!

タック「ぐあああああああああああああ!!!」

シノ「タックさん!!」

牙流「俺とお前とでは戦いのセンスが違う!!力も速さも技も俺の方が一枚上手だ!!」

 ドン!!

タック「ぐああああああっ!!」

シノ「タックさん!!」

牙流「貴様が唯一俺より上なのは、その情けなさだな!!フハハハハハハハハハハハハ!!!」


762 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/11(Sat) 03:09

タック「……調子に乗るなよ………ワイよりお前の方が何万倍も醜いわ!!」

 ビュン!!

タック「うおおおおおおおおおおおおおおっ!!!」

 ドン!!

牙流「ぐああああああああっ!!」

 ヒュン!!

牙流「何っ……!?」

 ドン!!

牙流「ぐあああああああああ!!何だ…!?こいつ…急に力が……!!」

 ビュン!!

タック「はあああああああああああああああっ!!」

牙流「己……!!牙咬輪・砕狗輪愚!!!!」

タック「目覚めよ!!烈風の極意!!忍技解放!!」

 ビュオオオオオオオオオオオオオオオ!!!

牙流「なっ……!ぐあああああああっ!!」

タック「風術最終奥義!!!!砕魔烈風迅衝閃!!!!!!」

 ドォォオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!

牙流「ぐああああああああああああああああああああああ!!!」



ツキカゲ「……………………………」
紫雷「どうした?食わないのか?」
ツキカゲ「食べないなんて誰も言ってないだろ」
紫雷「…………………」
ツキカゲ「……お前、一体何者なんだ?何でそんなに強いんだ……?」
紫雷「私が何者か……?お前には知る必要の無い事だ
  私は1人の戦士として、多くの命を奪って来た……それは自分自身の強さを高める為でもあったが
  だが、そんな暮らしに飽きてきてな、こうして人里離れた場所で暮らしているわけだ」
ツキカゲ「普通に生活するつもりはなかったのか?」
紫雷「人の命を奪った時点で、私に居場所などない……お前も強さにこだわらず、元の生活へ戻った方が良い
  お前には戻るべき場所がある筈だ」
ツキカゲ「……戻れる筈が無い………今更……………」



シノ「バウンシーさんがいない…!?」

住人「そうなんだよ…もういなくなって1週間経つかな……急にいなくなっちゃってさ
  バウンシーちゃんの蕎麦食べるの、楽しみだったのになあ………」

シノ「バウンシーさん……一体どこに………!?」



  第玖拾玖話 暗殺者の意地 終


シノ「次回予告です ポピーさんの弟さんのジュニアさんが、プププランドにやって来ました
  所がポピーさんは仕事でそれどころではなく、仕方なく私達がジュニアさんの面倒を見る事に
  ジュニアさんの相手に手を焼く闇の忍び部隊一同 そんな中、次々と子供が死んでいく怪事件が発生
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第佰話ご期待ください」

763 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2020/01/11(Sat) 18:24
アドレーヌ「こんばんは、そろそろ冬休みが明ける頃かな?
今年は雪が降らないから、一般人としては最高なんだろうけど、
スキー場が困るよね…」
カービィ「冬の醍醐味スキーができないのは辛いペポ。
プププランドの雪祭りもこの先できないだろうし、困ったよ」
大王「炬燵(こたつ)でミカンやお茶を味わう日々もいいもんだ。
冬なんて寒くて長く外に居られたもんじゃないデ」
カービィ「タフなはずなのに環境には弱いね、大王」
大王「お前だって毛虫に弱いじゃねーか、今のうちに威張っとけ」
アドレーヌ「(笑)
さて、そろそろ始めるよ」

>>629
カービィ「いつの間にかあったね、さくま良子先生の描き下ろし漫画。
カービィカフェの食べ物を食べすぎて、『大食いの人』なんて言われてたよ、
向こうの僕にさ」
アドレーヌ「カービィカフェのメニューは一流料理人によって作られるそうだから、
普通のカフェより高いだけあって普通より美味しいよ。
そりゃあ食いしん坊は食欲が唸るって」
カービィ「そうそう、僕も食欲が我慢できなくてさ、
でも、アドレーヌやリボンちゃん、あと店に迷惑かけるわけにもいかなくて…
泣く泣く諦めてきたペポ」
アドレーヌ「よしよし」

>>631
カービィ「そうです!僕が!無敵のヒーローです!」
アドレーヌ「『変なおじさん』みたいな出だしだー」
カービィ「元気100倍!万能マン!!でもいいかな」
アドレーヌ「今度は○ンパンマンから持ってきたね」
カービィ「まぁ、おふざけはさておき、困ってる人はどうもほっとけなくてさ、
見かけたら助けたくなっちゃうペポ。
この力はこれからも正しく使いたいペポ」

>>632
アドレーヌ「タックは、昔倒れた姉御肌親分のために動いてたこともあるの」
リボン「そっちは解決したけど…、それでも女の敵になりやすいのは相変わらずみたい」
カービィ「不器用だね、タックって。僕みたいに普通に女の子と話せばいいのに」
大王「んなこといったら俺様だって不器用さ、カービィみたく普通に話せるならどんなに楽か。
たまたまアドレーヌとリボンちゃんが理解者になってくれたってだけで、
俺様だって他の女とは話すきっかけが掴めないデ。
俺様はカービィに対して正直羨ましく思うことがある。
『見た目で警戒されないこと』だ。モテ男とは違って俺様みたいな非モテってのは、
女にどのタイミングで話しかければいいのか分からないんだよ。
変なタイミングで話しかけて、女の気分害したら悪いだろ?」
グーイ「辛いですね」
大王「辛いデ…、まさに『男は辛いよ』だ」

>>634
カービィ「ディレクターが熊崎さんに代わってからというもの、僕の勢いが増してるペポ。
そうだよね、カービィカフェ、ぬいぐるみ、ローソンで使えるカービィカード、
他にもカービィハンカチとか、カービィバッグとか、僕の夢が拡がってくペポー♪」
リボン「カービィの力を世界に広めよう!この勢い、大事にしようよ!」
アドレーヌ「私もカービィについて語り合える人がいっぱい増えてほしい」

>>635
アドレーヌ「私のグッズは、ぬいぐるみステッカーと、スタンプコレクションがあるかな。
どっちもリボンとのツーショットだから、これを買えばリボンのグッズも揃えたことになるの」
リボン「そうそう、買って買ってー、私達の数少ないグッズだから。
私達にもグッズ人気があるのを示せれば、いつかぬいぐるみも出してくれるかも」
カービィ「お願いしますペポ」

764 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2020/01/12(Sun) 18:06
アドレーヌ「こんばんは、今日も答えていきますか!
一日一答、一答で5人ずつ相手にしていけば追い付くには十分でしょう。
早く700辺りまでいきたい」

>>637
アドレーヌ「その昔、リボンがポップスターに来たとき、プププランドの住人からの人気を一人占めしちゃうほど
人気者になったことがあって、私とチュチュはそれを見て焼きもち焼いたことあるの(デデププ13巻8話参照)。
今でこそ私は、リボンとカー君を大人しくサポートしてるけど、
最初はそうでもなかったの。それまで人気取りにおいて一切悩むことなかった私が、
リボンが来るだけであそこまで焦るんだなーって。
まぁでも、いざ負けてみればなんてことはない、今となってはリボンがカー君と付き合って終わっただけ。
あの頃は私も13歳だったもんで、14歳の今じゃ笑い話よ」
リボン「一番人気の私、二番人気のアドレーヌ、と覚えといて。
チュチュは…三番人気よりずっと下がってるかも」

>>638
カービィ「僕が現役10000日達成記念する頃、スーパーマリオブラザーズから34年だったんだね。
初代マリオブラザーズが1983年だから、マリオは36年なんだ。
僕ももうすぐ28年に入るペポ、これからも任天堂の仲間として宜しくねー。
ところでこの絵、僕がフレンズハート持ってるイラストだね、ありがとー♪」

>>639>>641
アドレーヌ「去年の祭りスレ1号の280辺りだと、>>640で言われてるね」

>>642
カービィ「僕が光属性なのは、そうかも」
リボン「私も光属性だね、勿論、闇だから悪いってことはないんだけど」
アドレーヌ「私はマルチタイプかな、相手の土俵で戦うのが好きだから。
光にも闇にも炎にも水にも自然にもなれる。デュエルマスターズみたいだけど、
それが私の良さだよ、ある意味無属性とも言える。
弱点無さそうだとよく言われるから、無属性と言うべきかも。
シノは闇の忍部隊リーダーなのを考慮したら、やっぱり闇?
ついでにメロンも闇、ミントは水か自然のイメージ」

>>644
アドレーヌ「リボンは後方支援型、私は前方後円墳、
…おっと失礼、前方攻撃型なの。
私は人気取りでも戦でも、自分の体で立ち向かう性格なんで、
ある意味損する立場なんだろうけど、私はこれでやっていけてる。
自分の体で人気を取りに行くからこそ楽しいし、
戦なら自分の体で殴り合うからこそスッキリするでしょ。
私は力士や格闘家が相手だろうと、自分でいく。
…今でこそ寝たきりになってる曙さん(現役時代203cm・220kg)、
もし元気ならリング上で殴りあってみたかったね。…弱いもの苛めになるか。
あとは角田信朗さん(現役時代171cm・95kg)とも闘ってみたかった」

765 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2020/01/13(Mon) 00:18
カービィ「続きいくペポ」

>>645-646
アドレーヌ「キズナエネルギー?あぁ、エーテルのことね。
リボンがカー君のブレイドとして、カー君はリボンのドライバーとして、
エーテルの力で戦うってわけだ」
カービィ「ブレイドって聞いてロックマンのメタルブレード思い浮かべちゃった、そっちね」
アドレーヌ「そう、ゼノブレイド2の方よ」
リボン「私達ならやれそうな気がする、だって相方になるのはカービィだもの」
カービィ「もしやれたら、僕達また強くなるね」

>>647
アドレーヌ「アイマス最強は渋谷 凛か、確かに見た目だけ見れば結構上位にいるね。
180人以上いるうちのベスト10には入る力を持ってるのが感じ取れる。
こりゃあ私の方が不覚取るかもね、アイドルパワー対決で勝てないこともないだろうけど、
私が勝つ確率は40%かな、私が勝つには結構苦しい。
リボンなら勝てる…いや、まだ幼いからアイドルパワー対決で勝つのは無理か」
リボン「私にも分かるよ、しぶりんは…強い!」

>>649
アドレーヌ「月下美人、まぁ月下のシノって呼び方は似合うと思う。
忍者は夜にこそ映える職業だから、月下美人と言われれば確かにその通り。
月下美人というサボテンに咲く花の寿命が短いことから、美人薄命の言葉の元とも言われているそうな。
アイドルの最盛期は意外と早く終わるとも聞くしね、25歳なんてアイドル界じゃおばさんだもの。
目立てるうちに目立たなきゃ、美貌に恵まれようが宝の持ち腐れってことよね」

>>652
カービィ「僕のお腹には心地いい空間が広がってると聞いたペポ」
グーイ「そうですよ、僕がカービィの中で寛(くつろ)いでられるのは、そのためです」
カービィ「僕は本人だから入っていけないけど、グーイが快適ならいいや」
グーイ「僕のお気に入りの空間です」

>>653
アドレーヌ「リボンもカー君も入れてあげてるよ、別に気になんないし。
寧ろ可愛いから一緒に入ろって私から誘ってるんだもの。
小学生の男の子が入るくらいで気にする方が恥ずかしいって(笑)、私は中学生なんだから。
こういった場面こそ女の優しさの見せ所でしょう」
カービィ「僕、アドレーヌのこと人として大好き!尊敬するペポ」
リボン「(私もアドレーヌのように包容力ある人になりたい!)」

766 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/13(Mon) 13:01

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」


 ―ある晩―


子供「怖い……怖いよお……!」
母親「しっかりなさい!大丈夫…大丈夫だから!」
父親「そうだ…!しっかりするんだ……!」
子供「死神が………死神の足音が…………すぐ……そこまで…………!」
母親「何言ってるの!死神なんていないわ……!」
父親「そうだ…聞こえているのは死神の足音じゃない……風で窓が揺れている音だぞ」
子供「死神が……死神が近くにいる………!死神の影がすぐそこに……!」
母親「いないわ…!死神なんて……!」
父親「そうだぞ…!あれは死神じゃない……カーテンの影だ」
子供「ママ……パパ…………ぼく……もう………死神に………連れて行かれちゃう……………
  時間が来た………………さ……さよな……………………………………」



父親「………おい……目を開けろ…………目を開けてくれ………!おい!!返事をしてくれ!!」
母親「うううっ…!どうして……どうしてうちの子がこんな目に!?神様!!どうしてこんな無慈悲を!?」


 ―翌朝―


ジュキッド「子供の命を奪う謎の病気……か……………」
シノ「どうして子供ばかりなのでしょうか……?子供にしかかからない病気なのでしょうか……?」
暗闇斎「原因は分からぬがな……だが、この病気に侵されてしまった子供は皆、死神の存在を仄めかすような言葉を口にするそうだ」
シノ「死神……?」
タック「死に際に見える幻覚みたいなモンやないでっか?」
暗闇斎「その可能性もあるがな……しかし、死んでしまった子供が全員死神の存在を口にするというのはあまりに不自然だ……」
ジュキッド「もしや十二神将………」
暗闇斎「その可能性もある……怪しい人影が無いか、街中を探索してみてくれ」

 ピピピピピピピピピピピ

シノ「すみません、電話です」
サスケ「ったく、マナーモードに設定ぐらいしておけ」
シノ「すみません……もしもし」

ポピー「シノ、俺だ ポピーだ」

シノ「ポピーさん!?」
暗闇斎「何っ?ポピー殿から……?」

ポピー「すまんが、お前に頼みがあるんだ」
シノ「頼み……?」
ポピー「1回城に来てくれ そこで詳しく話す 出来るだけ急いでくれ」
シノ「分かりました」

暗闇斎「ポピー殿は何と?」
シノ「一度城に来てくれとの事です…すみませんが、行って参ります」

タック「こんな時に、一体何事や…?」
ジュキッド「さあな……」


 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第佰話 悪戯小僧の暴走


 前回までの記録

  第捌拾陸話 最強の敵、十二神将現る(>>478-484)
  第捌拾漆話 裁きの女神降臨!シノ覚醒の時(>>509-511)
  第捌拾捌話 闘牛大暴れ!神獣の裁きの斧(>>538-543)
  第捌拾玖話 シノ、アイドルデビュー!?歌と踊りは世界を救う (>>559-564)
  第玖拾話 天駆ける白馬の非情なる光の神槍(>>575-579)
  第玖拾壱話 迅き一閃!烈風の巻物、覚醒(>>586-589)
  第玖拾弐話 蛇の牙が獲物を狩る(>>694-699)
  第玖拾参話 阻止せよ!毒蛇の猛攻(>>717-721)
  第玖拾肆話 新春初夢大地獄(>>724-728)
  第玖拾伍話 決着の時!轟け水流の極意!(>>731-734)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾漆話 消えぬ炎に誓う(>>741-746)
  第玖拾捌話 狼の逆襲(>>749-751)
  第玖拾玖話 暗殺者の意地(>>759-762)


767 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/13(Mon) 13:02

シノ「弟さんの面倒を……!?私が…!?」
ポピー「頼む…!仕事が終わる少しの間だけで良いんだ……!」
シノ「…と言われましても……」
ポピー「久し振りに遊びに来た弟と遊んでやりたいのは山々なんだけどな、
  大王さまが留守にしている間、やらなきゃいけない仕事が溜まりに溜まりまくって……
  ああ忙しいったらないんだ……!頼む!少しの間だけで良い!預かってくれ!」
シノ「はあ………」

ジュニア「何だ?姉ちゃんが遊び相手になってくれるのか?」
ポピー「良いか、ちゃんと言う事聞くんだぞ!」
ジュニア「一緒に遊んでもつまんなそうだな」
ポピー「おい失礼だぞ!」
ジュニア「まあ良いや、行こう姉ちゃん」
シノ「あっ…!待ってください!」
ポピー「シノ……頼んだぜ……!」

手下「ポピー様、次はこちらの書類を……」
ポピー「分かった分かった!今やるから待っててくれ!」


シノ「……というわけで、暫くの間、この子を預かる事になりました」
サスケ「勝手に面倒ごと引き受けやがって!」
シノ「どうしてもと言うものですから……つい……」
ジュニア「それにしてもボロっちい建物だな……お前らの家なのかここ?」
タック「何や何や!?礼儀がなってない餓鬼やな!親の顔が見てみたいわ!お前、名前は何て言うんや?ええ?」
ジュニア「うるせーな、バカネコ」
タック「バ……バカネコ!?言うに事欠いてこいつ……!」
シノ「落ち着いてください……!まだ子供ですよ……!」
ジュニア「変な奴らばっかりだな……モヒカン頭に目つき悪い奴」
ジュキッド「モヒカン……!?」
サスケ「おいてめえ……」
シノ「子供です子供!」
ジュニア「あとお前………」
暗闇斎「ん……?拙者か……?」
ジュニア「すっげー地味だな いる事自体気付かなかったぞ」
暗闇斎「じ……地味………!」
シノ「父上……!父上ーーーーーー!!」

タック「もう頭にきた!!追放や!!こんな奴こっちから願い下げじゃ!!」
ジュキッド「まあまあ良いではないか……交代でこの子を預かるっていうのはどうだ?」
サスケ「ったく……面倒な話だ………」


ジュニア「おーーーーい!!ボールそっちに行ったぞ!!早く取りに行って来いよブサネコ!!」

タック「ブ…ブサネコやと!?」
ジュニア「早く取りに行って来いよ!ノロマだな!」
タック「くっ…!分かったわ!取りに行けば良えんやろ!?」


タック「…ったく……!完全にペット扱いしやがって……!」


タック「ほら、ボールや!…………あれ?あの餓鬼どこに行った……?
  あかん見失ってもうた!シノ姐はんに怒られる…!おーーーい!!どこや!?出てこいやーーーー!!」

 ビュン!!

タック「………ん…?どわあああっ!!」

 ベチャッ!!

ジュニア「わははははははは!!泥団子命中ーーー!!こんなのも避けられないなんて、クソ雑魚だなお前!!あはははははははは!!」
タック「このガキ〜〜〜〜〜!!」


ジュニア「何だよ、お前は遊んでくれないのかよ」
サスケ「誰が遊んでやるって言ったんだ そこに菓子があるから適当に食ってろ 俺は忙しいんだ」
ジュニア「ちぇっ…つまんねーな………ん…?この花火、かっちょいい……!」


サスケ「……………やけに大人しくなったな……………ん……?
  おい!!何やってんだお前!!試作品に触るな!!」
ジュニア「え………?」

 ドッガーーーーーーーーーーーーン!!!!

ジュニア「げほっ…げほっ……!」
サスケ「完全に終わりだ……明日までの納期だった奴が…………」


768 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/13(Mon) 13:03

ジュニア「何だよここ、テレビゲームも置いてないのかよ!」
ジュキッド「済まぬな……けん玉ならあるが…どうだ?」
ジュニア「いらないよそんなもの!」
ジュキッド「うむ……参ったな………」

アイアンマム「あなた、ただいま戻りました……まあ何ですのその子供!?」
ジュキッド「あ…アイアンマム……実はこれには深い事情が……」
アイアンマム「まさか隠し子!?私に隠れて浮気ですか!?あなた!!」
ジュキッド「ご…誤解ですよ!私が浮気なんてする筈ないじゃないですか…!」
ジュニア「何だこのオバサン、すっげーデブだな お前の奥さんかよそいつ」
ジュキッド「あ…おい…!」
アイアンマム「オバサン……?デブ………?」
ジュキッド「ああ落ち着きなさい…!今のは聞かなかった事に……!」
アイアンマム「あなた!!その子を追い出しなさい!!早く!!」


暗闇斎「結局、こうなったわけか………」

サスケ「お陰で余計な仕事が増えちまったぜ!!もう預かるのは御免だ!!」
タック「同じくや!!あんな礼儀悪い餓鬼なんかと付き合うてられるか!!」
ジュキッド「俺も暫く女房に顔を見せられなくなった……」
シノ「こんな事になるなんて………」
暗闇斎「悪いがシノ、お前が責任をもって面倒を見てくれないか…?そもそも頼まれたのはお前なのだろう?」
シノ「分かりました……すみません、私の所為で………」



ジュニア「何だよ、結局姉ちゃんが遊び相手か?」
シノ「何して遊びますか?」
ジュニア「じゃあ鬼ごっこ!姉ちゃん鬼ね!逃げろーーーーー!」
シノ「あっ、ちょっと……!はあ……………」

アドレーヌ「あ、シノじゃない」
シノ「アドレーヌさん…!」
アドレーヌ「どうしたの?そんな所で」


アドレーヌ「そう…そんな事が」
シノ「子供の相手って、思ったより大変ですね」
アドレーヌ「最初はそう思うかもね」
シノ「アドレーヌさんもそうだったんですか?」
アドレーヌ「私はそう思わなかったかな……私、昔から子供と遊ぶの好きだったし、
  今だってカー君やリボンと遊んでるのが楽しくて好きだし」
シノ「そうなんですね……」
アドレーヌ「大変そうね、代わりに私が面倒見てあげよっか?」
シノ「ええっ…!?ですけど……頼まれたのは私ですし……私で何とかしないと……気持ちは嬉しいですが………」
アドレーヌ「そうやってまた1人で抱え込むの?」
シノ「え……?」
アドレーヌ「そんなの水臭いじゃない 何でもかんでも私が私がって、まるで誰も信用しないみたいに……」
シノ「そ……そんなつもりじゃないんです……!与えられた任務はこなさないと…!」
アドレーヌ「その気持ちも大事だけどね……でも、少しくらい頼っても良いんじゃないの?」
シノ「アドレーヌさん………」
アドレーヌ「戦闘の役には立てないかもだけど、それでも雑魚ぐらいなら相手に出来ると思うから」
シノ「アドレーヌさんには敵いませんね………」

ジュニア「おーーーーーーい!!」

シノ「あ…ジュニアさん…!どうしたんですか、その子?」

ジュニア「たまたまそこで会ったんだ!おれの友達!向こうで遊ぼうぜ!」
スパイキー「うん!」


シノ「友達……」
アドレーヌ「子供って案外、仲良くなるのが早いのよね」
シノ「アドレーヌさん……私達も……友達……ですよね……?」
アドレーヌ「当然でしょ!だから何かあったら私にも頼んなさい!」
シノ「……分かりました、ありがとうございます」


ジュニア「うわああああーーーーーーー!!!」

シノ「ジュニアさん…!?」
アドレーヌ「何かあったのかしら…!?」
シノ「ちょっと見てきます!」


769 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/13(Mon) 13:04

スパイキー「くっ…………!」

ジュニア「おい!しっかりしろよ!おい!!」

黒星「チチチチチチ……!そいつには呪いを掛けてやった!4時間だ!4時間でそいつの体内に毒が回って……死ぬ!」

ジュニア「何だと!?」

黒星「お前も一緒に連れてったやるよ…!死の世界へな……!」

シノ「そうはさせません!」

黒星「……!?誰だ!?」

シノ「悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業!闇の忍び部隊隊長シノ、見参!!」

黒星「お前が闇の忍び部隊か!せっかく獲物が2匹いて良い所だったのによ……まあ良いその内の1匹は刈れたからな!」

シノ「花影流・紅蓮紅葉!!」

黒星「おっと危ね!」

 ビュン!!

黒星「せっかく楽しい所なんだ!ここで終わりにする気は無いね!あばよ!チチチチチチチチチ!」

シノ「逃がしません!」

ジュニア「大丈夫か!?しっかりしてくれよ!!おい!!」

シノ「……………………!」
アドレーヌ「今はその子を病院に連れて行きましょう」



ジュニア「お姉ちゃん!あいつは…あいつは無事なんだよな!?」
シノ「………それは………」

スパイキー「…………母さん……」
スパイキーの母「スパイキー……!」

シノ「………大丈夫……きっと大丈夫です………」
ジュニア「お姉ちゃん……!あいつ、おれを庇って……それであんな事になったんだ……!おれの所為で……!」
シノ「ジュニアさんは何も悪くありません……あの子は元気になります……きっと………!」


シノ「……アドレーヌさん…お願いです……ジュニアさんを守ってもらえませんか……?
  それと、たまにあの子の様子を見に行って欲しいんです………」
アドレーヌ「分かった……シノは…?」
シノ「犯人を追います……こんな事、二度とあってはならない………!」
アドレーヌ「気を付けてね……」
シノ「ありがとうございます」


  第佰話 悪戯小僧の暴走 終


シノ「次回予告です 黒星の卑劣な神裁は続く……早く止めないと、犠牲者が増えてしまう……
  こんな事、絶対にあってはなりません……!子供が大人より先に死ぬなんて……そんな事は………
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第佰壱話ご期待ください」


770 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/01/13(Mon) 23:14
NGシーン集

黒星「お前も一緒に連れてったやるよ…!」

771 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/14(Tue) 00:05

>>770

シノ「誤字が出ないように気を付けているつもりですが、
  気を付けていても誤字が出てしまう事もあるものですね…
  他にも、色々結構誤字のある所があると思いますが、
  殆ど勢いで誤魔化している点は否めません
  1回投稿してしまえば、直す事は出来ませんし、
  これでいいやと思ってしまう自分もいます」
タック「『考えるな、感じろ』ってヤツやな!」
シノ「そういう事にしましょう
  それより、書き込み数が少ないから、
  月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜の話が想定していたよりも結構進んでしまいました」
カグヤ姫「まあ去年全然話書けなかったから、良いんじゃないかな」
タック「この調子なら、春には終わるかもしれへんな」
シノ「今後のペース次第かもしれませんね……」

772 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2020/01/14(Tue) 00:49
アドレーヌ「こんばんは、とうとう私が忍物語に登場!
子供殺しの黒星とかいう外道が、この先どう始末されるのかもお楽しみに。
取り敢えず子供の世話は私に任せなさい、手を焼く子供の世話だろうと、
私にしてみりゃ慣れたもんよ」

>>654
カービィ「アドレーヌは貫禄あるけど、大王って貫禄あったっけ?」
アドレーヌ「(戦も子育ても私の方が慣れてるもんね…)」
大王「うーむ…悔しいけど、貫禄で言えばアドレーヌが上かもしれんデ。
お前やリボンちゃんといった世話の焼けるチビたちが、
ここんとこ大分大人しいんだよな、それってアドレーヌが子育て上手で、
これが貫禄として出てんじゃねーか、って俺様は思うんだ。
いつもは話しやすいユーモアあるお姉さんで、時には女騎士として外敵駆除もする、
そんなアドレーヌがお前は好きなんだろ?カービィ」
カービィ「大好き!愛情感じるペポ。
ところで、大王は…アドレーヌと付き合いたいの?」
大王「どうだろう…ただ、懐かしい気分にはなるデ。
俺様はカービィぐらいの歳の頃、アドレーヌの母ちゃんに世話していただいたことがある。
それを今はお前らが受けてるのかと思うと、懐かしいやら羨ましいやら。
アドレーヌの家系って、定期的に娘をプププランドに送ってきては、
その時代の子供達を世話してきたんだろうか?」
アドレーヌ「偶然じゃない?
ただ、私がお母さんの生き様を受け継ごう、って意思は本気だよ」

>>657
アドレーヌ「ミントもメロンもユーモアあって面白いからね、
単純にお客さんに喜んでもらうのを目的とするなら、
やっぱりミント、メロン、シノでしょ、たまに私を呼んでもいいよ。
もしくは私の方でリックらアニマルフレンズをたまに招くのもいいか。
私の方でも何か考えてみるから」

>>658
アドレーヌ「20年か…、そういや今で14年目なんだっけ。
今年の4月9日で14周年記念日、終われば15年目が始まるわけよね。
15年目になっても私は気力を維持してられるんだろうか…。
大人気デデププワールドを、そして私達を忘れられたら悲しいからね。
お客さんが望むなら、私も粘ってみるよ」

>>659
カービィ「マタタビってサイボーグクロちゃんに出てきた隻眼のノーマル猫だよね。
何気に食いしん坊でさ、物を隠せる四次元マントも持っててさ、
僕みたいだとは言われるけど、リーダーシップはドロッチェみたいペポ。
持ち物はステルスブーメランにチェーンソー、他には大工道具もあるよね。
通称・漫画界最強の猫、とも言われているペポ、ドラえもんより強そう。
大本眞基子さん、これからも僕らと星のカービィワールドを盛り上げていこうね」

>>663
カービィ「僕は少年だよ、11歳。ドラえもんののび太チームと同い年だね。
11歳だけど、大人顔負けの活躍をしてきたペポ。
語られてないけど、リップルスター救ったこともあるんだ。
アイスホッケーの話は、こっちは語られた話だけど、どの大会も決勝進出まではいったね、
優勝経験も何回かあるペポ。
次はマリオカートならぬカービィカート編でもやろうかなぁって思ってるよ、
僕じゃなく名無しさんが代わりに開催してくれても参加するペポ。
パフォーマンスを忘れないようにしたいね」

773 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/01/14(Tue) 00:57
魔王じゃねーか!

774 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/01/14(Tue) 01:00
シノたちが>>703飛ばし続けてるのもミスじゃないの?

775 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/14(Tue) 04:26

>>772(アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9gさん)

シノ「キャラハン同士の会話はNGですが、
  今後の月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜の話について留意をば
  先にネタを明かす形になってしまいますが、今回のお話は非常に胸糞悪い展開になっています
  子供が標的のお話ですので、そういうお話が苦手な方、
  そしてアドレーヌさんファンにとっては後味悪い結果になるかと予想しています
  出来るだけ過剰な表現を控え、マイルドにしたいとは思っています」

>>773

シノ「オマージュです 元ネタが分からない方は一見…いえ、一聴の価値有りです
  私も初めて曲を聴いた時は衝撃的でインパクトが大きく、思わず竦んでしまう気持ちでした」
タック「まあ有名っちゃ有名よな 中学生の頃に勉強する子は多いんやないやろか」
カグヤ姫「しばらくこういう突っ込みなかったけど、こういうコメントがもらえるとうれしいね ありがとう」

>>774

シノ「答えていると思っていましたけれど、まだ未回答でしたね
  ご指摘頂いてありがとうございました 忘れてしまい申し訳ございません
  早急にお返事しますので、それでお許しいただければと思います…」

>>703

シノ「改めましてお答えします
  カービィグッズ……そうですね……
  ゲームソフト以外なら、昔、アニメが放送されていた時に鉛筆やノートや消しゴムが売られるようになって、
  それを持っていた事ならあります
  後はウルトラスーパーデラックスのサウンドトラックとか、
  カービィグッズに入れて良いのか分かりませんが、星のカービィシリーズのamiiboは全部揃えています
  特に陛下とメタナイトさんが気に入っています
  後は、カービィさんを象ったネックレスを買って友達にプレゼントした事があります
  こんな感じですね
  昔と比べると、星のカービィシリーズのグッズも増えてきましたので、入手が簡単になってきたのは嬉しいですね
  個人的には、陛下のグッズをもっと増やすべきかと……」
タック「流石にそれは難しいと思いまっせ とはいえ、人気が無いワケやないから、
  ひょっとしたらデデデの旦那のねんどろいどとかも出るんやないかな
  カービィ、メタナイトが既にねんどろいど化してるんやしね」
シノ「それにも期待しています……というわけで、これで返事は以上です
  本当に申し訳ありませんでした」

776 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2020/01/14(Tue) 16:53
アドレーヌ「こんばんは、さて、今日もちょっと進めていきますか」

>>665
アドレーヌ「今はYouTubeやニコニコ動画から、ゲームがどんなものか発信できるからね。
上手く扱えばネタバレを殆どすることなく、ゲームやキャラの魅力を伝えるのも可能。
何にせよ、やり過ぎないよう加減して、星のカービィは面白いってことをアピールできるよう、
私達も考えていくから」
カービィ「僕らのファンが増えてくれると嬉しいね。
既にファンなら末永く残ってくれたら嬉しいペポ」

>>667
アドレーヌ「口癖が 〜ぽい の人だった。
でんじゃらすじーさんに出てきそうな印象を受けたけど、どうなのかな?
あと、タックのあだ名 げろしゃぶ って…
お笑い芸人ポジションだから、強烈なあだ名持ってる方が
長い目で見たらいいのかもしれないけどね。
シノなら しーのん、カグヤなら カグヤちゃん、ジュキッドさんなら 地雷矢さん
でいいんじゃない?」

>>668
アドレーヌ「さぁね、私が13歳の頃ダークメタナイトが引き起こした戦争の間、
確かに裏で仲間集めたり人を助けたり、敵を始末したりと、
色々動いてはいたけど、その時の私はマスクなんて着けていなかったし、
私とは別の誰かがマスクドウーマンじゃないの?」

>>669
カービィ「普段の行いが悪いから、周りからお仕置き貰うんだね、
ところで月下のシノと言われるシノがお仕置きしたら、まさに月に代わってお仕置きよ!
になっちゃうペポ、反省しないとムーンソードアクションでタック消されちゃうよ」
アドレーヌ「単に生き方が不器用だとはいうけど、不器用の度が過ぎると人に害をもたらしてしまうからね。
生き方が不器用だからって何でも許されるわけじゃない、気を付けなくちゃね」

>>670
カービィ「小説かぁ…、やっぱりストーリーがあってこそ僕らも輝くからね、
僕らがやりたいのはカービィカート編なんだけど、前にも言った通り、
名無しさんが企画したカービィカートでもいいペポ。
その時はリック達、ゲストのアルル、アミティ達、そしてスター選手マリオ達、
色んな選手が出てくるんだろうね、盛り上がりそうで楽しみだよ」

777 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2020/01/15(Wed) 01:38
アドレーヌ「こんばんは、深夜だけど今日も5人ほど相手するかな。
この辺は質問集中してるから早く進めないと、今後の私達のやる気にも関わってくる」

>>671
アドレーヌ「これは…、アニメカービィの台詞を翻訳しろって?
この台詞は、魔物と戦うような感じかな?
『これがデデデ大王が出した魔物か!何だ!?この魔物は!』
こんな感じじゃない?
当たらずとも遠からずだと思うんだけど、どう?」

>>672
アドレーヌ「無事に拾えたら後でお金くれるところに売りにいけば、大金が手に入るだろうけど、
1億本もの金の延べ棒が落ちてきて、耐えられる建物なんてそうそうないかと。
ましてや人に当たろうものなら死者続出でしょーよ。
収まる頃には怪我人で溢れて、入院費とか建物修理代とか、色んなドデカい出費がかさみそう(笑)。
特にプププデパート辺りがやられようものなら数億〜数十億の修繕費が…」
大王「金欲しいデ…、金無い…、部下の給料払ってるとすぐ無くなっちまうデ」
アドレーヌ「王様って意外と楽じゃないのかも」
大王「余裕あるときは問題ないんだが…、部下の生活もあるからな、
余裕無くなったらあっという間に金が尽きてしまうんだよ、大変だデ」

>>673
アドレーヌ「私としては続いてほしいんだけど、既に14年間やってきたからね。
もしかしたらあと1スレほど進んだ辺りで終わっちゃうかもしれないし、
それよりずっと後まで続くのかもしれない。
皆としてはどうなのかな?やっぱりここには廃れてほしくない?
ずっと続いてほしい?」

>>674
カービィ「ジョン・カービィさんが亡くなった!?
僕の名前の由来の一人とも言われるジョンさんが…。
由来と言えば、アメリカ・テキサス州のカービィ市も、僕の由来らしいね。
今や任天堂の中じゃ影薄くなったけど、ドンキーコングは昔は輝いていたペポ。
そして僕の存在も、運次第じゃ無くなってるかもしれなかった…。
昔、ドンキーと僕を助けてくれてありがとうございます、
ご冥福をお祈りしますペポ」

>>678
アドレーヌ「お尻のシワとシワを合わせておしり探偵、ってのもいいよね。
おっと、失礼こかせていただきました」
カービィ「上手い!」
アドレーヌ「おしり探偵もチビッ子には結構人気あるっていうからね。
先輩として、現在の人気者な後輩を盛り上げてあげようと思ったのよ。
せっかくお尻の話題が出てきたんだもの、上手く役立てないと」

778 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/01/16(Thu) 00:38
もしもここが最終回を迎えても何かの形でまたシノちゃんたちに会いたい

779 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/16(Thu) 13:01

>>778

シノ「ありがとうございます そう仰ってもらえて、闇の忍び部隊一同とても嬉しく思います
  この文章を見た時、少し涙が出てきました
  月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜も、もう少しで完結の予定ですし、
  終わりや別れの時はどうしても来てしまいます
  月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜が終われば、闇の忍び部隊としての活動も終わりですが、
  スレッド自体は続ける予定です その時は闇の忍び部隊としてではなく、別の形で続ける事になると思います
  それでも、またどこかで会う事が、もしかしたらあるかもしれません
  その時はよろしくお願いしますね」

780 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/16(Thu) 14:59

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」


アドレーヌ「手術が終わったみたいね」
ジュニア「………………!」

医者「……………」
スパイキーの母「あの…!息子は……息子は大丈夫なのでしょうか?」
医者「……残念ですが、手の施しようがありません」
スパイキーの母「……!それはどういう…………」
医者「原因は、この毒針です これがあの子の心臓の奥深くにありました
  取り出す事に成功したのですが、この毒針の毒は心臓部に侵食し、毒を完全に消し去る事は、
  現代の医術ではかなり難しいのです……」
アドレーヌ「という事は、このまま死ぬしかないという事…!?」
医者「………誠に、お気の毒ではありますが………………」
ジュニア「そんな……!」
スパイキーの母「ううっ……!どうして……どうしてうちの子が……!?」
ジュニア「……………………」
医者「他の子供からも同じ毒針が発見されました……しかしながら、今の技術であの毒を完全に消し去る事は………」
アドレーヌ「くっ……………!」
医者「お子様は病室に戻られました……会いに行ってあげてください」



スパイキーの母「スパイキー……」
スパイキー「お母さん……僕……もう死んじゃうんだね………」
スパイキーの母「………………!」
スパイキー「やっぱり……そうなんだね…………」
スパイキーの母「そんな……そんな事ないわ……!大丈夫…大丈夫だから……ね……!
  そうだ……私、スパイキーの好きなもの買ってくるわね…………」
スパイキー「あっ…お母さん……!」


ジュニア「おれが……おれが悪いんだ……俺の所為で……スパイキーが………!」
アドレーヌ「君は何も悪くないわ……悪いのは………」

黒星「チーッチチチチチチチチチ!どうだ病室のベッドの寝心地は?」

スパイキー「うわあああああ!!」

アドレーヌ「スパイキー!あんた、さっきの……!」

黒星「チッチチチチチチチ…!大丈夫だ命までは取らねえ……もっとも、オレが直接手を下さなくともお前はもうすぐで死ぬんだがな!」
アドレーヌ「その子に……手を出すな!!」
黒星「おっと!」

 ビュン!!

アドレーヌ「くっ……!はあああああああっ!!」
黒星「……ふん」

 バキッ!!

アドレーヌ「ううっ!!」
黒星「邪魔しないでよね」

 ドン!!

ジュニア「お姉ちゃん!!」
アドレーヌ「くっ………!子供なのに…何て力なの……!?」

黒星「子供だからって甘く見るなよ これでも十二神将の一柱、子の黒星様だぞ!
  お前みたいな女に負ける筈ないじゃんかよ!チチチチチチチチチ!」

アドレーヌ「くっ………!」

黒星「このガキに植え付けたのは黒死針と言ってな……その針は心臓の奥深くに潜り込み、毒を分散させる
  その毒はいかなる技術を以てしても除去する事は不可能!植え付けられたが最後、そのまま死を待つだけって事さ!」

スパイキー「ううっ………!」

黒星「お前に残された数時間、せいぜい楽しんで過ごすんだな
  それと、もう1人のガキ、お前はこのガキの死を見届けた後、殺しに来てやる」

ジュニア「何だと……!?」

黒星「この場ですぐに毒針を植え付けるのは容易いが、それじゃあ面白くないからな
  死を目の当たりにし、恐怖した所を狙った方が、遥かに面白いだろ?チチチチチチチチチチ!!」

アドレーヌ「あんたって奴は……最低ね!」

黒星「…………ペッ!」

アドレーヌ「っ……!」

黒星「生意気な女だ……このまま殺してやっても良いが、お前みたいな女は今じゃなくても簡単に殺せるからな
  そいつの死を看取ってやんなよ!それじゃあまた来るからね、バイバーイ♪」

 ビュン!!

ジュニア「くそっ……!!」
アドレーヌ「…………………………」



 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第佰壱話 死神の足音


781 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/16(Thu) 15:01

暗闇斎「子供が次々と亡くなる怪事件……それはやはり十二神将が絡んでいたか……」
シノ「十二神将という確信はありませんでしたが……相手は子供のようにも見えましたし」
暗闇斎「子供だからと甘く見るな 相手がもし本当に十二神将であったなら、その強さは馬鹿に出来ぬ程だろう
  今までの相手がそうであったように、例外として見てはいけない……もし出会ったなら速攻で叩き潰せ」
シノ「分かりました……」



天鳳「……何だ、お前帰っていたのか」
黒星「ちょっと休憩だ!飲み物が欲しくなったんでね!」
天鳳「余裕だな…良いのか?猶予は2週間あるとはいえ、遊び過ぎではないのか?」
黒星「だってさ、さっさと終わらせちゃったらつまらないだろ?オレは虫けらみたいな連中が恐怖におののく所を見たいんだよ
  恐怖って感情はさ、時間をたっぷり掛ければ掛ける程、どんどん大きくなるモンだろ?
  死刑だって、延命させればさせる程、次か次かって段々怖くなるって言うしさ」
天鳳「ふん…相変わらず口の減らぬ奴だ 蛇ノ目が生きていたら何て言うだろうな?」
黒星「あいつの話はいいだろ!あいつが消えて清々してんだからよこっちは!」
張「………持って来たぞ、コーラだ」
黒星「遅いんだよ!いつまで待たせやがんだノロマ!ったくこっちは喉が渇いてるってのにさ!」
張「そんなに飲みたきゃ自分で持って来やがれ」
黒星「何か言ったか!?」
張「…いや、何も………」
黒星「神裁も出来ねえような奴が一端の台詞を叩くんじゃねえよボケナス!」
天鳳「お前も餓鬼の癖に、人の事が言える立場か?」
黒星「ふん…どいつもこいつもガキだからって甘く見てんじゃねーぞ この神裁を終わらせて、お前らなんか見返してやるんだからな!」
天鳳「さて…そう上手く行くかね ま、高みの見物とさせて貰うとしようか」
張「………………」



タック「………何やこれは?」
シノ「保育園です」
タック「保育園は分かる……何でボクら、こんな格好しているんでっか?」
シノ「今から子供達の面倒を見るんです」
タック「何でそんな事せなあかんのでっか!?」
シノ「相手は子供を標的にしています 子供が集まりやすい所といえば保育園
  つまり、保育園にいれば子供達を守る事が出来るというわけです」
タック「失礼やけど、シノ姐は馬鹿でっか?」
サスケ「下らん…俺は帰るぞ 仕事があるしな」
シノ「サスケさん……!」
タック「じゃあボクも仕事が……」

 ガシッ!

ジュキッド「お前に仕事は無い筈だぞ」
タック「いやあ……ははは………ジョークです」
シノ「では、子供達を守りましょう!」
ジュキッド「委細承知!」
タック「やけにノリノリでんな」


782 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/16(Thu) 15:02



サスケ「ったく………こっちはやらなきゃいけねえ仕事があるってのに………」

子供の悲鳴「うわあああああああ!!」

サスケ「……!そっちか!?」


黒星「チッチチチチチチチチ!お前に毒針を植え付けてやった!
  死の時間は6時間に設定しておいた……それまでの残り時間を精々楽しむんだな」

サスケ「待ちやがれ!!」

黒星「チッ……また邪魔が入って来やがった」

サスケ「てめェか……丁度良い…こちとら仕事が終わらなくてイライラしていた所だ……
  てめェを斃して憂さ晴らしとさせて貰うぜ」
黒星「子供を助けに来たってワケじゃなさそうだね…どっちかって言うと悪党みたいだよ、君」
サスケ「余計なお世話だ!!喰らえ!!」

 ドォォォオオオオオン!!

黒星「おっと危ない!」

 ドガァァアアアアアアアアアアアン!!!

黒星「お兄サン駄目だよそんな物騒なの使っちゃ 子供泣いちゃうよ?」
サスケ「五月蝿ェっつってんだ!!」

黒星「じゃあオレも本気出しちゃおっかな……っと」

サスケ「そいつは宝玉……!」

黒星「十二神獣!!子の宝玉!!解放!!!」

 ドォォォオオオオオオオン!!

サスケ「くっ……!」

黒星「はあああああああっ!!窮鼠毒爪殺法!!」

 ヒュバッ!!

サスケ「ぐあああああっ!!」

黒星「…ふん、口程にも無かったな」

 ビュン!!

黒星「………!?」
サスケ「残念だったな、残像だ」
黒星「くっ………!」

 ドォォォォオオオオオオン!!!

サスケ「チッ……外したか……!すばしっこい奴だ!」

黒星「そりゃまあネズミだからね ま、それなりに楽しんだから帰るよ そいつには毒針を入れられたしね
  こんな場所にはもう用無し用無しっと、さらば!!」

 ビュン!!

サスケ「くっ…待ちやがれ!!」

ベニー「うえええええん…!うええええええん…!」
サスケ「……!おい、大丈夫か!?」
ベニー「痛い……痛いよお………!」
サスケ「チッ……病院に連れて行くのが先か………」


783 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/16(Thu) 15:04

シノ「結局何もありませんでしたね……」
ジュキッド「今思うのだが、時間の無駄ではなかったのではないだろうか?」
シノ「そ…そんな事ありませんよ……私達がいた事で、保育園を攻める事は出来なかった筈です
  そう考えれば、子供達の相手をした事も無意味というわけではないんじゃないでしょうか」
タック「はあ……疲労感しか残りまへんわ……………」
ジュキッド「お前が一番大人気だったな 良かったな」
タック「冗談やない……玩具にされて大変やったわ」

シノ「……!いけない!大事な事を忘れていました!」

 ビュン!!

タック「何や!?」
ジュキッド「随分と体力があるんだな………」



スパイキー「お母さん………今まで本当にありがとう…………こんなダメな子だったぼくを…………」
スパイキーの母「お前は全然ダメな子なんかじゃないわ!死んじゃ駄目……死んじゃ駄目よ!」
スパイキー「残念だけど……それは出来ないんだ…………音が聞こえる……死神の足音が……もうすぐ……そこまで……………」
スパイキーの母「そんなの聞こえないわ…!何も聞こえない!空耳よ聞いちゃ駄目なの!」
スパイキー「見える………死神の影が………………すぐ………そこまで…………迫って…………………」
スパイキーの母「スパイキー!!」
スパイキー「お母さん………怖いよ………死ぬのが…………!でも………ぼく…………もう……駄目みたい………………
  お母さん…………こんなぼくを…………最後まで見守ってくれていて…………ありが………と………………………………………」


スパイキーの母「スパイキー…………スパイキー………!
  あ……ああああ…………あああああああああああああああああああああ!!スパイキーーーーーーーーーー!!」

アドレーヌ「お母さん……!お気を確かに……!」
ジュニア「こんな……こんな事って……………!」

黒星「チチチチチチチチチチ…!ようやく天に召されて行ったな」

スパイキーの母「ひ…ひいいいいいいいいいっ!!」

アドレーヌ「お前……!」
ジュニア「死神……!」

黒星「嬉しいねえその悲鳴……すごく……すごく心地良いよ…!」

アドレーヌ「どこまで狂ってるの、あんた!?」

黒星「愉快だよねえ子供が1人死んだくらいでわんわん泣いちゃってさ、子供なんて腐る程いるってのに
  ……次はお前だよ、そこの餓鬼」
ジュニア「ひっ………!」
黒星「良いねえその顔……でもここですぐに殺っちゃうのは無粋か
  暫くそこの死んでしまったガキの傍にでもいてやんなよ
  全部終わった後で、殺しに来てあげるからね じゃあね〜♪」

 ビュン!!

アドレーヌ「くっ…………!」
ジュニア「お姉ちゃん…………!」
アドレーヌ「大丈夫よ……お姉ちゃんが守ってあげる……!あんな奴に……殺させてたまるか!」



  第佰壱話 死神の足音


暗闇斎「死神に狙われ、儚く散る幼き命 それでも死神は嘲笑いながら次の標的を狙っている
  少女の怒りは止められない……最早、誰にも…………………
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第佰弐話ご期待ください」

784 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2020/01/19(Sun) 16:47
アドレーヌ「こんばんは、スパイキーの看病も空しく、スパイキーは毒殺されてしまった…。
十二神将の黒星…、せめてポピーJr.は私が助けてあげるんだ!」
カービィ「アドレーヌに呼ばれたら僕も出るよ。
こうも好き勝手に殺人されてちゃ、僕も黙ってるわけにはいかないペポ」

>>679
カービィ「皆のアイドルカグヤちゃん…ね、それはそれで別にいいペポ。
それだけなら特に害はないからね。
でも、あまり色んな場所で言い触らしてしまったら、害も出てくるかも」
リボン「私のときは害なんて無かったけど、大変なの?」
カービィ「僕らが護衛として守ってたからだよ…(汗)リボンちゃん。
今だって物騒な世の中だからね、十二神将のような強くて悪質な敵もいるし、
リボンちゃんに大怪我負わせちゃったら取り返しつかないペポ」
アドレーヌ「特に今は子殺しの黒星とかいう敵が彷徨いてるからね、
リボンの護衛はカー君に任せるよ、もし、十二神将の黒星に狙われたら全力で倒しなさい。
私はポピーJr.の護衛を任されてるから」
カービィ「了解ペポ!」

>>680
アドレーヌ「すごろくリーダーバカマヌケウンコってすっごい名前…。
どこぞの偉そうな校長先生がそんな異名持ってるよね」
カービィ「偉そうな校長先生なんて、でんじゃらすじーさんの世界以外にはあまりいないよね。
『偉そうな校長先生』を答えさせたら、大体の人はでんじゃらすじーさんの校長先生だと答えそう」
アドレーヌ「まさか名字も『江来』だったりするのかな」
カービィ「それ、あるかも」

>>681
アドレーヌ「名前長すぎでしょ、もっと短くしてよ。
寿限無のラー油丸でいいじゃない」
カービィ「そういやタックって、昔夜叉丸を名乗ってたよね?
寿限無の夜叉丸でいいんじゃない?
えーと…、星の夜叉丸 ペペぺでラー油な物語 でもいいかな。
もはや名前というよりタイトルだけど」

>>682-683
カービィ「そうそう、僕の絵描き歌は分かりやすいペポ。
絵描き歌に対して、ちょっと関心ある人ならすぐ覚えられるよ。
膨らむことに関しては、僕はデデデ大王の城より膨らんで引っこ抜くこともできるペポ。
性格は、食べること、寝ること、歌うことが大好きなんだよ。
戦はあまり好まないけど、大事な人のためなら戦うペポ。
マホロアやセクトニアみたいな人達が持つ野望に関しては理解できないね。
好きな人と、食べ物と、寝る場所と遊ぶ時間さえあれば僕の願いは大体満たされるペポ」

>>684
アドレーヌ「こっちは大丈夫だけど、そっちで結構被害あったんでしょ?
毎年のこととはいえ、強い台風ってのは恐いもんよね」
カービィ「強い僕でも、自然災害をまともに食らうのは恐いよ。
家が壊れちゃったら、気楽に休める場所無くなるじゃん。
僕は能天気だから大王の城だろうと気楽に休めるけど、普通の人はそうもいかないよね」

アドレーヌ「次来るときはリックとクーを招きます。
私とリボンとカー君とリックとクーでやることになるかな」

785 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/01/19(Sun) 21:13
タックはなぜに関西弁を話すの?

786 名前:アドレーヌと仲間たち ◆bYOIJd9g 投稿日:2020/01/19(Sun) 23:20
カービィ「またお邪魔しますペポ、
ここからはリックとクーが加わるよ」
リック「久しぶりの登場だぜ!」
クー「ファンの皆さん、待たせたな」

>>685
アドレーヌ「『大戦略 大東亜興亡史DX〜第二次世界大戦〜』という作品が、
令和最初で最後の3DS作品なのね。
平成と令和の境界線とも言えるタイミングで昭和舞台のゲームを出すのは、
凄いタイミングだね。
内容は知らないけど、昔でいうファミコンウォーズみたいな感じ?」
リック「ファミコンウォーズ懐かしいな、今じゃ冴えなく見えても、
昔は割と人気あったんだろうか。
新しい『グラフィック重視のゲーム』は見た目カッコいいけどさ、
こういった『見た目古いゲーム』も大事にしていきたいよな」

>>686
カービィ「そうそう、僕は星の戦士」
アドレーヌ「私は文武両道の女」
リボン「私は妖晶零式かな、アイドル妖精でもいいよ」
リック「俺は陸地を極めし者、歩兵は任せてくれよ」
クー「俺は空を極めし者、空の散歩は俺に任せろ」
大王「俺様はハンマーを操る帝王、なんならボディービルダーと呼んでくれても構わんデ」
グーイ「僕は星の戦士の友人ですかね、カービィをサポートします」

>>689
カービィ「この頃、僕達全然来れてなかったもんね、寂しかったでしょ。
今は600付近から始めて、689まで来たペポ。
遅れたからって何度も何度も飛ばしてちゃ、お客さんに悪いじゃん。
ゆっくり、けど確実に質問に答えていって、お客さんの期待に応えるよ、
恐らくこの辺りから一気に加速できるペポ、僕らの返事を待ってて」

>>691
アドレーヌ「何だろ?何だかんだいって、部下をしっかり纏めてるところ?」
クー「王様の資質が無いと思ってたけど、昔より成長してんだな、デデデ大王」
大王「いつまでも城一つ管理できないような、駄目な王様じゃないデ。
金だってそうだ、俺様の城の金は、俺様の部下の金でもある。
城をブラック企業のようにはしたくないんでな、そこんとこ気を遣うようになったデ」
クー「ふーん…、色々考えてやれるようになったのか」

>>692
カービィ「僕が本気出したら、十二神将の黒星って神を止めてやれるかもしれないペポ。
アドレーヌからリボンちゃんの護衛を任されているからね、命をかけて守り抜くよ」
リボン「カービィ、カッコいいー♪ありがと」
カービィ「(闇の忍部隊が来て止めてくれるんだろうけどね…、
万が一に備えて護衛の務めを真剣に果たすペポ)」

787 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/20(Mon) 01:15

>>785

メロン「何故タックは関西弁で話すのか……良い質問ね
  ここで裏話だけど、
  タックは昔、親に捨てられて、金の盗賊団の親分さんに拾われて金の盗賊団の一団に入った
  親に捨てられたという過去から、当初は誰にも心を開かず、決して本性を明かそうとしなかったの
  そこで、陽気な性格を演じる事で、本来の性格を隠していたってワケ
  関西弁はその時に身に付けたらしいわ 手元に関西弁の漫画があったからっていうのが理由みたい
  つまり、タックにとってあの似非関西弁は本性を隠す為の仮面だったって事
  今となっては、闇の忍び部隊という心から信頼出来る組織と出会って、本性を隠す必要が無くなったけれど、
  ずっとその喋り方をしてきた所為で言葉を直す事が出来なくなってしまったらしいわ
  初登場時は、本性の読めない飄々とした胡散臭いキャラクターだったのに、
  今はすっかりいじられキャラが定着したのは予想外だったみたいよ」
ミント「大体私達の所為なんだけどな」
メロン「シノをはじめとする他のキャラクターがネタ扱いされない為に、あえて自らネタ枠を買って出る事で
  他のキャラクターに矛先が行かないようにするという彼なりの涙ぐましい努力があったってワケね
  だからこれからも愛を込めて彼に接してあげてね」
ミント「タックが女の敵っていうのも、不器用だからじゃなくて好かれないようにわざとそう演技しているからなんだろうね
  まあそれが不器用って言うんだけどさ」
メロン「タックに限らず、闇の忍び部隊のメンバーって何だかんだ全員不器用揃いよね
  だからバランスが取れているのでしょうけれど
  さて、裏話もこれで済んだところで、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜
  この後すぐ……とはならないと思うけど、今日中には投稿の予定 震えて待て」
ミント「震える必要無いだろ」

788 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/20(Mon) 16:53

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」


ジュニア「ううっ……俺の……俺の所為で……………………」
アドレーヌ「違うわ……あなたは何も悪くない………悪いのはアイツよ………
  平気な顔をして子供の命を奪うなんて………そんな事……許される筈が…………!」

 バタン!!

ジュニア「……!!」
アドレーヌ「誰…!?って……シノ!?」
シノ「はあ……はあ……………あの子供は………?」
アドレーヌ「……………………」
シノ「まさか………!」

スパイキーの母「ううっ……うう………スパイキー……スパイキー………!!」

アドレーヌ「亡くなったわ………少し前に…………………」
シノ「そんな………………………」

アドレーヌ「どこに行くの…?」
シノ「……許せません………子供の命を奪った犯人と……そして、
  こんな小さな子供すら守る事の出来なかった私自身も……………!」
アドレーヌ「落ち着いて、シノ……!許せない気持ちは分かる……でも……!」

暗闇斎「その通りだ」

アドレーヌ「貴方は……?」
シノ「父上……!」

暗闇斎「シノ、少し冷静になれ……今のお前は、怒りと憎しみに囚われている……
  今のお前を黙って行かせるわけには行かん………」
シノ「…………………」
暗闇斎「提案がある……あの少年の葬儀を終わらせた後、すぐにお前たちを隠れ家に匿う」
アドレーヌ「私達を……?」
暗闇斎「ああ……では、まずは少年の葬儀を行なうぞ」




 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第佰弐話 憎悪の女神


 前回までの記録

  第捌拾陸話 最強の敵、十二神将現る(>>478-484)
  第捌拾漆話 裁きの女神降臨!シノ覚醒の時(>>509-511)
  第捌拾捌話 闘牛大暴れ!神獣の裁きの斧(>>538-543)
  第捌拾玖話 シノ、アイドルデビュー!?歌と踊りは世界を救う (>>559-564)
  第玖拾話 天駆ける白馬の非情なる光の神槍(>>575-579)
  第玖拾壱話 迅き一閃!烈風の巻物、覚醒(>>586-589)
  第玖拾弐話 蛇の牙が獲物を狩る(>>694-699)
  第玖拾参話 阻止せよ!毒蛇の猛攻(>>717-721)
  第玖拾肆話 新春初夢大地獄(>>724-728)
  第玖拾伍話 決着の時!轟け水流の極意!(>>731-734)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾漆話 消えぬ炎に誓う(>>741-746)
  第玖拾捌話 狼の逆襲(>>749-751)
  第玖拾玖話 暗殺者の意地(>>759-762)
  第佰話 悪戯小僧の暴走(>>766-769)
  第佰壱話 死神の足音(>>780-783)


789 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/20(Mon) 16:54

 ―葬儀後―


暗闇斎「よし……では車に乗り込め」
アドレーヌ「これ……車……?」
シノ「移動用に使っている父が作った自動車です 見た目はともかく、乗り心地は良いですよ」
暗闇斎「ともかくとは何でござるか……まあ良い 行くぞ」
ジュニア「………………」
アドレーヌ「辛いのは分かるけど、危ないのはあなたも同じなの……早く乗りましょ」
ジュニア「…………うん」



暗闇斎「………よし、着いたぞ」
アドレーヌ「ここは……?」
暗闇斎「拙者が作った隠れ家でござる……暫くそこで匿うでござる
  話によれば、刺客は次のターゲットにそこの少年を選んだのだろう?
  では、少年を厳重に保護し、刺客が少年を狙うのを防ぐ必要がある……
  この隠れ家の道中は、いくつか罠が仕掛けられていて、迂闊に近づく事は出来ない……
  仮に突破されても、護衛の忍者を配属させた……少年には指一本触れさせやしないでござる
  お前達は奴の手の届かないよう、奥深くの部屋で暫く待機していて欲しい
  シノと拙者は刺客を捜索する……奴がこの隠れ家を特定し、近づく前に見つけ出して斃すでござる」
シノ「分かりました……」
暗闇斎「良いか……くれぐれも怒りは収めるのだ……………」
シノ「はい………」




暗闇斎「というわけで、今回の標的に選ばれた少年は、隠れ家に匿った
  拙者達は急いで十二神将を見つける……見つけても1人で戦うな 必ず仲間に知らせろ……良いな」
ジュキッド「委細承知」
タック「それは良えけど、もし仮にそいつに隠れ家を突破されたらどないするんや?」
暗闇斎「最悪の事態があれば、護衛の忍者に拙者宛てに連絡を寄越すよう伝えている……もしそうなれば拙者が直ちにお前達に知らせる
  十二神将の力には及ばぬだろうが、それでも十数分程度は時間を稼ぐ事が出来る筈でござる その間に向かうでござる」
サスケ「大丈夫なんだろうな?」
暗闇斎「万が一だ……奴が隠れ家を見つける前に斃してしまえば、それに越した事は無いでござる」
タック「よし、そうと決まれば捜索や!怪しいと思う所を徹底的に捜しまっせ!」
シノ「………………………………」



タック「こんな人の少なそうな所を捜したって………」
サスケ「現に、奴は路地裏で子供を襲っていた……つまり奴は、子供が1人…あるいは少人数でいる所を狙う」
タック「多分、その推理は間違っていないやろうけどな……」
サスケ「もしお前が暗殺者だったら、わざわざ人の集まる場所で殺しを行なうか?」
タック「そう聞かれたら、何も反論出来なくなりますわな……」


住人「怪しい影……さあ……?いたって普通でしたね……」
ジュキッド「そうか…………
  色々聞き込みをしてみたが、やはり無駄か………奴は人に気づかれぬよう殺しを行なっている………」



暗闇斎「シノ……少しは落ち着いたか?」
シノ「はい、何とか……」
暗闇斎「任務中に私情を持ち込むな……これは昔から言っているでござろう
  いつもお前はそうだ……誰かの為となると、熱くなりすぎて周りが見えなくなる……
  お前の危なっかしい所はそこでござる……下手をすると命を落とす事になるぞ」
シノ「すみません………」
暗闇斎「護衛からは今の所何も連絡無し……刺客はプププランドのどこかに潜んでいるのか……?それとも…………………」



ジュニア「………姉ちゃん…………おれ、兄ちゃんに会いたいよ……ポピー兄ちゃんに…………」
アドレーヌ「シノ達が今、悪い敵を捜してくれているわ………そいつがいなくなるまで、ここで隠れてなきゃ駄目よ………」

忍者「ぐああああああああ!!」

アドレーヌ「………!?」

忍者「くっ……一体どうやってここまで……!?すぐに暗闇斎殿に知らせろ!!」

ジュニア「き……来たんだ……あいつが……!」
アドレーヌ「静かに……!出たら駄目よ…………!」


黒星「そこにいるのは分かっているんだよ 大人しく出て来なよ
  約束通り殺してあげに来たんだよ
  隠れるのは好きだけど、見つけるのは好きじゃないんだよねえ」
忍者「うおおおおおおおおおおお!!」
黒星「ふん」

 ヒュバッ!!

忍者「ぐあああああああああ!!」

黒星「いい加減邪魔だなあ……何人いるのさ」


790 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/20(Mon) 16:55

 ピピピピピピピピピピピピ

シノ「父上…!着信音……!」
暗闇斎「ああ、護衛からの連絡だ」
シノ「…………!」
暗闇斎「どうした?何があった……?何っ…!?分かった……すぐに向かう………」

 ビュン!!

暗闇斎「……!シノ待て……!いや、何でもない……すぐに向かう……何とか持ちこたえてくれ……!」

 ピッ

暗闇斎「くっ……!シノ………!怒りは静めろと言うに……!急いで皆にも知らせねば……!」



ジュニア「ひ……ひいいい…………!」

黒星「やっと見つけたよ……捜したんだよずっと
  さあ、約束通り殺してあげるから、さっさとこっちに来なよ」

アドレーヌ「そうはさせないわ……!」

黒星「またお前か女……邪魔するならお前から先に殺すよ……?」

アドレーヌ「どうしてそこまでして子供の命を奪おうとするの……!?」

黒星「変な質問するね……君はさ、マラソンしている人に「どうして走るの?」って質問する系の人なの?
  子供なんていくらでもいるでしょ?1人や2人死んだぐらいで何をわーわー泣きわめいたり憤ったりするんだか……
  オレには理解出来ないよ……まあそこが面白い所でもあるんだけどねえ………」
アドレーヌ「やっぱりあんた、腐ってるわ………!この子には指一本触れさせない!」

Mr.ブライト「とうっ!!」

Mr.シャイン「はあっ!!」

アイスドラゴン「ふんっ!!」

スイートスタッフ「グオオオオオオ!!」


黒星「おおーっ凄いじゃん こいつら使い魔?」

アドレーヌ「今の内に逃げるわよ」
ジュニア「う…うん……!」

黒星「チッ…せっかく人が質問してるんだからさあ……」

Mr.ブライト「うおおおおおおおおお!!」
Mr.シャイン「はあああああああああああっ!!」
アイスドラゴン「てりゃああああああああ!!」
スイートスタッフ「グオオオオオオオオオ!!!」


ジュニア「どこに逃げるの…!?」
アドレーヌ「遠くよ……!出来るだけ遠くへ……!」

アドレーヌ(あの子達じゃアイツには勝てないだろうけど………何分か時間を稼いでくれる筈…………
  その間に、どこか遠くへ逃げなきゃ………!出来るだけ……遠くへ………………!)

 スタッ!

アドレーヌ「っ……!」
ジュニア「ひいっ……!」

黒星「久し振り そんなんで逃げられると思ったの?浅はかだねえ……」

アドレーヌ「くっ………!」

黒星「さっさとどけよ!」

 ドンッ!!

アドレーヌ「ううっ!!」

ジュニア「お姉ちゃん!!」
黒星「お前はこっちだ!」
ジュニア「うわあっ!!」

アドレーヌ「ジュニア…!!」

黒星「待たせたね……それじゃあ約束通り、この針を君の中に入れてあげるよ………!」

 ビュン!!

黒星「………!?」

 ズバァァァアアアアアアアアッ!!

黒星「ぐああああああああああっ!!」

アドレーヌ「シノ……!?」

シノ「…………………………!」

黒星「くっ……!何だお前……急に出て来やがって………!」

シノ「許さない……お前だけは…………………!」

アドレーヌ「シノ………!?」

 ビュン!!

 ズザァァァアアアアアアアア!!

黒星「ぐあああああああああああああああ!!」

 ヒュバッ!!ザシュッ!!ズシャッ!!

暗闇斎「………!シノ……!」


791 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/20(Mon) 16:56

黒星「くっ………己…………!!調子に乗るなよ……………!!
  十二神獣・子の宝玉………解放!!!」

 ドン!!

シノ「……………カグヤちゃん」

カグヤ姫「…………うん…!」


アドレーヌ「え……!?何……その姿………!?」

暗闇斎「シノ………!」


黒星「うおおおおおおおおおおおおお!!!」

妖姫(シノ)「……………………」

黒星「窮鼠毒爪殺法!!!!」

妖姫(シノ)「……………………………」

 キィィィイイイン!!

黒星「何っ……!?」

 ザンッ!!

黒星「ぐ……ぐぎゃあああああああああああああ!!う…腕……腕がっ……!腕がああああああああああああああああ!!!」

ジュニア「ひいっ…!」
アドレーヌ「シノ………もうやめて……!」


妖姫(シノ)「………………………」

 カチャッ…

 ビュン!!

黒星「ひいっ………!!」

 ズバァァァーーーーーーーーーーーーーー!!!

黒星「ぐあああああああああああああ!!」

 シュバァァァァアアアアアーーーーーーー!!

黒星「ぐあああああああああああああ!!!」


アドレーヌ「そんな……!あれがシノ……!?違うわ………!あれはシノじゃない……!
  純白の髪と衣装………それに血のような赤い目…………そしてあの羽………………
  あの姿………あれはまるで…………ゼロツー……!」
暗闇斎「何………!?」


妖姫(シノ)「……………………………」

黒星「ひいっ……!来るな……来るなあああ!!」

妖姫(シノ)「…………………………」

黒星「悪かった……!!俺が悪かった……!!神裁なんてもうしない……!!十二神将も降りる………!!
  だから頼む………!!来ないでくれえええええええ!!」

妖姫(シノ)「……………………………」

黒星「うわあああああああ!!誰か……誰か助けてえええええええええええ!!!誰かこいつを止めてくれえええええええええ!!!」

 シュバァァァーーーーーーーーーー!!!

 グシャァァァアアアアーーーーーーーーー!!!

 ズバァァァァアアアアアーーーーーーーーー!!!

黒星「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ーーーーーーーーーーー!!!!!
  ぐあああああああああ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ーーーーーーーーーーーー!!!!」

ジュニア「うううっ……!」
アドレーヌ「……………………!」


黒星「く……苦しい……!!苦しいいいいい………!!!」

妖姫(シノ)「……………………………」

 ザグシュッ!!

黒星「ぐ…………!!がはっ…………………!!」

妖姫(シノ)「虹龍……百花繚乱!!!!」

 ズバシャァァァァアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!

黒星「――――――――――――――!!!!」


 ザバァァァアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!

???(そうだ……それで良い………憎め…………怒り狂え…………………!
  憎しみこそがお前の力………思いのままに破壊しろ…………!!)

カグヤ姫(駄目――――――!!)

妖姫(シノ)「…………………………!」


ジュニア「………………!」
アドレーヌ「と……止まった……………!」
暗闇斎「シノ………!」


妖姫(シノ)「…………私…………………私は……………………………」



  第佰弐話 憎悪の女神 終


暗闇斎「次回予告でござる シノは何とか自我を取り戻したが、それでもまともに戦える状態ではない………
  そんな中、幻夢教に新たな動きが…………
  暫く鳴りを潜めていた冥府の騎士団がプププランド襲撃に乗り出した
  新たな力を手に入れ、今までの奴らとは何かが違う………闇の忍び部隊がこれを迎え撃つが、果たして………!
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第佰参話ご期待ください」

792 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/01/26(Sun) 19:20
『星のカービィ64』と酷似部分が多い『スター☆トゥインクルプリキュア』が遂に放送終了!
ただ、真黒幕がどうやって現れたかは違ってた
ゼロツーがリップルスターの姫の内部に潜んでたのに対して
『スタプリ』の真黒幕、13番目のスタープリンセスだという蛇遣い座の姫はダークネストという仮の姿をしていた
しかも敗北してもスタープリンセス達の元に戻らないという悪っぷりだった

そして次週から直ぐに最終話に先行登場していた(このパターンは2017年から4年連続)キュアグレースこと花寺のどかが主人公の通算17作目、『ヒーリングっど・プリキュア』が放送開始
この作品ではヒーリングアニマルと呼ばれる妖精が変身アイテムに姿を変えるという
この点はコピー能力次第ではリック達が同じように姿を変える『星のカービィ2』と『星のカービィ3』に似てる気がする

793 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/26(Sun) 20:49

>>792

シノ「今日がプリキュア最終回でしたね……
  先週の話に続き、今日のお話も暫くの間涙が止まりませんでした
  プリキュアシリーズは、フレッシュプリキュア以来、観ていませんでしたが、
  1話1話がとても素敵なお話ばかりで、気付けば好きな作品になっていました
  登場人物も地球人から異星人まで魅力的なキャラクター揃いでした
  このまま2年目も続いて欲しいとまで思ってしまいましたが、これでこの物語も終わりと思うと、何だか寂しいです
  ひかるちゃんとララちゃんの友情が物語の軸になっていて、仲間達との強い絆の繋がりを感じさせる良い作品でしたね
  全話通して異星人同士の触れ合いという所に重きを置いていて、特に大好きな話が40話
  ララちゃんがクラスメイトに宇宙人である事をバラされ、一度は孤立化してしまうのですが、
  それでもクラスメイトを敵の攻撃から守り抜いた事、それと「理解されなくても大切な友達」という台詞には涙が止まりませんでした
  例え住む星が違っていたとしても、お互いがお互いを尊重し合い心を通わせる事が出来るというメッセージが強く表れていて、あの話は本当に大好きです
  実は私、ひかるちゃんやララちゃん達とは、個人的に大切な思い出がありまして………
  …いえ、すみません 記念祭の話を持ち込むのはNGでしたので、あまり多くは語りません
  ですが、私は、スター☆トゥインクルプリキュアの皆さんを…そしてこの物語を決して忘れる事はないでしょう
  1年間、素敵な物語を本当にありがとうございました お疲れ様でした」

794 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/27(Mon) 16:43

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」


暗闇斎「………シノ、拙者は言った筈だ
  怒りと憎しみに囚われてはならん…と………」
シノ「………はい………」
暗闇斎「何なのだ、あの戦い方は……?あれは最早、いつものお前では無かった………
  あの時、妖刀紫乃にも邪気があった…………
  お前、後もう少しで自我を失う所では無かったのか?」
シノ「……………すみません………」
暗闇斎「シノ……お前はもう妖姫に変化してはならん」
シノ「ですが……十二神将に対抗するには…………」
暗闇斎「それは心配いらぬ サスケもタックも地雷矢も全員巻物が読めるようになった
  歴代の暗闇斎の極意を会得したあいつらなら、十二神将に対抗出来る
  戦いは全てあいつらに任せろ」
シノ「それは出来ません……皆さんに戦わせておいて、私だけ何もしないわけには……!」
暗闇斎「苦しんでいるのはお前だけではない……気付かないのか…?最近、第二女王殿下の具合が悪くなるのを……」
シノ「カグヤちゃんの……?」
カグヤ姫「……気付いてたんだね……わたしが時々、具合が悪くなるの…………」
シノ「え……………?」


 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第佰参話 絶望の序章 復讐の狼煙


 前回までの記録

  第捌拾陸話 最強の敵、十二神将現る(>>478-484)
  第捌拾漆話 裁きの女神降臨!シノ覚醒の時(>>509-511)
  第捌拾捌話 闘牛大暴れ!神獣の裁きの斧(>>538-543)
  第捌拾玖話 シノ、アイドルデビュー!?歌と踊りは世界を救う (>>559-564)
  第玖拾話 天駆ける白馬の非情なる光の神槍(>>575-579)
  第玖拾壱話 迅き一閃!烈風の巻物、覚醒(>>586-589)
  第玖拾弐話 蛇の牙が獲物を狩る(>>694-699)
  第玖拾参話 阻止せよ!毒蛇の猛攻(>>717-721)
  第玖拾肆話 新春初夢大地獄(>>724-728)
  第玖拾伍話 決着の時!轟け水流の極意!(>>731-734)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾漆話 消えぬ炎に誓う(>>741-746)
  第玖拾捌話 狼の逆襲(>>749-751)
  第玖拾玖話 暗殺者の意地(>>759-762)
  第佰話 悪戯小僧の暴走(>>766-769)
  第佰壱話 死神の足音(>>780-783)
  第佰弐話 憎悪の女神(>>788-791)


795 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/27(Mon) 16:46

カグヤ姫「わたし……あの時、ずっとしーのんの名前を呼んでいたの………
  でも全然届かなかった……しーのんは、ずっと攻撃を止めなかった……………
  最後に叫んで、ようやく声が届いたの…………」
シノ「……………………………」
カグヤ姫「わたし、ずっと隠してたんだけどね………
  今まで、しーのんが妖姫になっても自我を失わなかったのは、わたしがしーのんの力を抑えていたからなの………
  妖姫に変身すればする程、段々しーのんの力を制御する力が無くなっていくの………………
  このまま変身を続ければ………わたしもしーのんも自我を失くして、やがて破壊するだけの存在に………………」
シノ「そんな大事な事、何で黙っていたんですか!?」
カグヤ姫「しーのんを落ち込ませないようにする為だよ!!だってそんな事知っちゃったらしーのん、妖姫に変身しようなんて思わなくなるでしょ……?
  わたし、少しでも戦いの役に立ちたかったの…………わたしの為に妖精の腕輪を取り返してくれて……その恩返しをしたかったの………!
  妖姫に変身出来た時、わたしは、戦いで皆の役に立てるって………そう思ったの………………
  しーのんの力を制御するのは大変だけど……でも、戦いが終わるまでは我慢しようって……………………」
シノ「カグヤちゃん………………」
暗闇斎「シノ……お前は暫く戦いに出る事は禁止だ
  これはお前の為でもあるが、何より身を削ってお前をサポートしてくれた第二女王殿下の為でもある
  妖姫の力は、お前1人で制御出来るものでは無いという事をよく理解する事だ 分かったな」
シノ「…………はい………」


暗闇斎(ゼロツー……アドレーヌは、妖姫になったシノを見てその名を口にした………
  ゼロツーといえば、昔、陛下達が戦ったという、リップルスター侵略の元凶………
  激闘の末、カービィとリップルスターの妖精の前に敗れたと聞いたが…………
  もしかすれば、シノもそれと同じ運命を辿る結末になり得るという事か…………?
  妖姫の力は絶大だが、そればかりに頼っては危険だ………シノ自身がそれを理解出来ていなければ………)


シノ(あの時の声…………)

 ???(回想)(そうだ……それで良い………憎め…………怒り狂え…………………!
   憎しみこそがお前の力………思いのままに破壊しろ…………!!)

シノ(あの時の声は一体、誰の………?)



メア「冥闇の秘術……だと……!?」
マッシャー「何なのだ、それは」
ダークソードナイト「今までの闇・エネルギーを超越する新たな力だ
  名前は私が先程付けたものだが、この冥闇の秘術があれば闇の忍び部隊に対抗出来る」
バッツ「本当でゲス?そう言っていつもいつも闇の忍び部隊に敗れたでゲス どうせ今回も」
メア「お前は黙っていろバッツ!!……本当に奴らを排除出来るんだろうな…?」
ダークソードナイト「断言しよう 私は奴らの戦いをずっと観察し、研究してきた
  その研究の形が、今こうして完成したのだ 最早闇の忍び部隊など取るに足りぬ
  お前達の悲願も、これで達成されるのだ」
マッシャー「その言葉、信じよう……それでは、早速闇の忍び部隊を斃しにプププランドへ」
ダークソードナイト「待て、慌てるな 開発したのは冥闇の秘術だけではない
  他に見て欲しいものがある……こっちだ」



メア「なっ……!これは………!」
マッシャー「いつの間にこんなものを……」
ダークソードナイト「私は以前、ダーク・ヘビーロブスターを開発した
  それに改良を加えた究極の殲滅兵器、その名もダークネス・ヘル・ヘビーロブスターだ!!」
バッツ「おおーーっ!!凄く大きいメカでゲス!」
ダークソードナイト「気に入ったかバッツよ……こいつの操縦はお前に任せる 存分に暴れ狂え」
バッツ「ははっ!有難き幸せでゲス!!」
メア「本当に……闇の忍び部隊の連中を……………!」
ダークソードナイト「まだ信用出来ぬか?それとも己の力に不安でもあるのか?」
メア「ふん、何を言う……闇の忍び部隊の連中を抹殺出来る千載一遇のチャンスだ……奴らは必ずこの手で地獄に送ってやる!!」
ダークソードナイト「決まりだな……出撃は正午だ!万全に備えよ!!」


796 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/27(Mon) 16:48

暗闇斎「…というわけで、当分の間、シノには戦う事を禁じた」
タック「そういう事なら、仕方あらへんがな」
ジュキッド「シノ殿の戦いを直接見ていたわけでは無いが、話に聞く分に、深刻な状態と言える
  まして、カグヤ嬢の体調にも影響があるとなっては、妖姫の力もそう易々と頼ってはなるまい」
サスケ「心配するな あいつがいなくとも、俺達だけで後は何とかしてやるさ」
暗闇斎「そう言って貰えると有難い……拙者も、これ以上シノに戦って欲しくは無いのだ……
  本来、シノは戦いに向いていなかったのだ……シノを闇の忍び部隊の隊長に任命した拙者も拙者だが、
  あれには少々、荷が重すぎたかもしれぬ………」
ジュキッド「そうか…?俺は決してそうは思わなかったがな」
暗闇斎「何…?」
タック「確かに、シノ姐はんは優しすぎて戦いには向かないかもしれないけど、でもその優しさでボクは居場所を手に入れられたんや」
サスケ「あいつは、自ら望んで戦う道を選んだ……本当は誰も傷つけたくねえってのにな………
  だがあいつはそれ以上に、守りたいものがある その守りたいものの為に戦っているから、あいつは強いんだ」
ジュキッド「彼女こそリーダーに相応しい……だから俺達も闇の忍び部隊で在り続けられるのだ」
サスケ「精神はまだまだ未熟だがな」
タック「せやけど、そういうリーダーがいたって良えんやないでっか」
暗闇斎「そうか……そう言ってくれて、拙者も、お前達を闇の忍び部隊に選んで良かったでござるよ」


 ドォォォオオオオオオオオオン!!!

タック「何や!?」
ジュキッド「砲撃の音か…?向こうから聞こえたぞ」
サスケ「十二神将か……!?」


ダークソードナイト『ふははははははははははははははは!!聞け!!プププランドの住民共よ!!
  この街は我々冥府の騎士団が占拠する!!これは我々冥府の騎士団の最後の決着だ!!』


サスケ「この声……!」
ジュキッド「冥府の騎士団………!」
タック「あいつらか……!性懲りもなくまた現れたんか…!」
暗闇斎「このままではプププランドが危ない……行って来い」

一同「おうっ!!!」


住人「ひいいいいいい!!助けてくれえええーーーーー!!」

グランドウィリー警官「こっちだこっち!!こっちへ逃げるんだ!!早くしろー!!」


グランドウィリー警官「おい!!何をしている!?避難先はあっちだ!!向こうは侵略者がいて危険だ!!」

ジュキッド「向こうの敵は俺達に任せて欲しい……お主は住人を全員避難させた後速やかに退避するのだ」
グランドウィリー警官「何を言う!!本官には住人の安全を守る義務がある!!最後までここに残っているぞ!!」
サスケ「そこに残っていると邪魔なんだよ!!さっさと行け!!」
グランドウィリー警官「ひいっ…!」
タック「住人は全員逃げたんでっしゃろ なら住人達の傍にいて安心させるのが警察の役目やないでっか?
  とにかく、後はこっちに任せるんよ」
グランドウィリー警官「君達は一体………」
ジュキッド「名乗る程の者でも無い……それではな」

グランドウィリー警官「おい…!おーーーーーい!!全く…本官は知らんぞ!
  住人は全員避難か!?本官も戻るぞーーー!!」


ダークソードナイト「ふん……ようやく来たか」

タック「何のつもりやお前ら!?」
ダークソードナイト「当然、宣戦布告に決まっているだろう 今こそ決着の時だ闇の忍び部隊」
ジュキッド「決着だと……?」
メア「貴様達のリーダーの小娘がいないな……どこに行った?」
サスケ「てめえらの相手なんざ、俺達だけで充分だ」
マッシャー「我らも甘く見られたものだな……その油断が命取りになるぞ」
バッツ「ゲースゲスゲスゲスゲス!」

 ガシャン!!

ジュキッド「何だ……!?あの巨大なマシンは……」

ダークソードナイト「やれ」

バッツ「了解でゲス!ポチッとな」

 ボンッ!!

サスケ「伏せろ!!ミサイルだ!!」
タック「ひいっ!!」

 ドガァァァァアアアアアアアアアアアアン!!!

サスケ「くっ……!」
タック「なんて威力や……!」


797 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/27(Mon) 16:50

バッツ「ゲスゲスゲスゲス!!こいつは爽快ゲス!!」

ダークソードナイト「いかな貴様達といえど、こいつには傷一つ付けられん
  我が最高傑作のダークネス・ヘル・ヘビーロブスターの恐ろしさを思い知れ!」

タック「そんな長ったらしい名前覚えてられっか!!図体がデカい分動きが鈍い!!
  そんなら素早く動けば攻撃なんか当たらんわ!!」

ダークソードナイト「それはどうかな……メア!」
メア「ふん…気安く指図するな!はああああっ!!」

 キィィィィン!!

タック「なっ……!」

メア「ふふ……これが冥闇の秘術の力か……!貴様らの動きも緩慢に見えるぞ」

タック「何っ!?」

ジュキッド「タック…!ぬおおおおおおおおおお!!」

 ドォォォオオオオオオン!!

ジュキッド「くっ…!!」

マッシャー「積年の怨み……ここで果たさせて貰うぞ」

 ドン!!

ジュキッド「ぐおおおおっ…!!」

サスケ「旦那……!!くっ……!!」

ダークソードナイト「ふははははははははは!!お前達では我々には敵わん
  シノを呼べ!奴がいないのであれば話にならん!奴には幾度となく苦杯を嘗めさせられたからな……!」
サスケ「断る!!てめえら如き俺達で充分だっつってんだ!!
  目覚めよ、火炎の極意!!忍技解醒!!!!」

 ゴォォォォォオオオオオオオオオ!!

ダークソードナイト「……ふん…」

サスケ「後ろの図体諸共、消し炭になりやがれ!!炎術最終奥義!!破邪爆炎鉄槌弾!!!!」

 ドォォォオオオオオオオオオオオオオオオン!!!

ダークソードナイト「ふふふふふふふふ…………………はああああっ!!」

 ドン!!

サスケ「何っ…!?」

ジュキッド「サスケ殿の攻撃を…掻き消しただと…!?」
タック「サスケ兄はん…!!」

ダークソードナイト「貴様らの技はとうに解析済みだ……我が冥闇の秘術はそれすらも凌駕する……!
  見せてやるぞ!!闇を超えし冥闇の力を!!」

 ゴオオオオオオオオオオオ……!!

サスケ「くっ……!!」

ダークソードナイト「冥闇の剣よ!!怨念を纏いて全てを斬り払え!!!
  ダークネス・ヘル・ブラッディブレーーード!!!!」

 ズザァァァァアアアアアアアアアア!!!

サスケ「ぐああああああああああ!!!」

タック「サスケ兄はん!!」

メア「余所見をしている余裕があるのか…?」

タック「くっ…!!目覚めよ烈風の極意!!忍技解放!!!」

 ゴォォォオオオオオオオ!!

タック「風術最終奥義!!砕魔烈風迅衝閃!!!!」

メア「ダークネス・ヘル・ナイトメアレクイエム!!!」

 ザンッ!!

タック「ぐああああああああああああ!!!」

ジュキッド「くっ……!我古来闘者悪魔不動!!目覚めよ水流の極意……!!忍技解醒!!!!」

 ドォォォォオオオオオオオン!!!

ジュキッド「水術最終奥義!!轟流幻滅水波動拳!!!!」


マッシャー「破滅の鉄球よ…怨敵を砕け!!ダークネス・ヘル・デスクラッシュ!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

ジュキッド「ぐおおおおおおおおおっ!!」


798 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/27(Mon) 16:53

サスケ「くっ…………!」
タック「なんて強さや………!」
ジュキッド「今までの比ではない……!十二神将と互角……いや、それ以上の強さだ……!!」

メア「この程度か……話にならん弱さだ」
マッシャー「この力ならば、我らの復讐も容易く果たす事が出来よう」
ダークソードナイト「バッツ、そこの忌々しいボロクズ共を一掃しろ」
バッツ「了解でゲス!」

 ガシャン!!

サスケ「……………!!」
ジュキッド「最早ここまでか……!」
タック「くそっ………!!」

バッツ「全砲門解錠!!冥闇怨殺災魔砲!!!
  エンドオブ・ダークネス・ヘル・マグナムキャノン一斉掃射!!!!」

 ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!

サスケ「くっ……!」
タック「あかん…もう駄目や……!!」
ジュキッド「暗闇斎殿……済まぬ………!」

 ドガァァァァアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!


  第佰参話 絶望の序章 復讐の狼煙 終


シノ「次回予告です 冥闇の秘術により、強くなった冥府の騎士団に手も足も出ない闇の忍び部隊
  プププランドはこのまま冥府の騎士団に潰されてしまうのでしょうか……
  いえ、プププランドをこのまま黙って潰させるわけには行きません…父上に、何か秘策があるらしいですが……
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第佰肆話 ご期待ください」


799 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/01/28(Tue) 00:20
シノちゃんは大和撫子なイメージ
だから髪を染めたりはしないはず

800 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/28(Tue) 01:23

>>799

シノ「大和撫子のイメージ…?私がですか?
  そう言って頂けるのは嬉しいですが、ちょっと照れてしまいますね…
  髪ですか?髪の毛の色は、元々栗色で、一度も染めた事はありません
  妖姫に変身した時は、髪の毛が普段より少し長くなって色も白くなりますが、
  変身を解けば元に戻ります
  変身や能力とかによるものなら、染めた事にはなりません……ですよね…?
  ドラゴンボールの超サイヤ人みたいなもの……なのでしょうか……?
  髪だけでなく、肌の色も白くなりますし、目だって赤くなりますし、
  何故か衣服も白いローブみたいな服に変わりますし………
  妖精と融合しているからなのでしょうか…?よく分かりません……」


801 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/01/28(Tue) 18:13
こりゃシノvsカービィ&リボンがいずれあるかもな
ゼノブレ2でいうシンvsレックス&ホムヒカみたいなもんか

シノ、あんた死亡フラグ立ったぞ…

802 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/28(Tue) 20:44

>>801

シノ「それは、私が悪に堕ちるという意味で仰っているのでしょうか?
  私は悪に堕ちたりなどしませんよ
  私には、信頼出来る仲間が沢山います
  私が悪に堕ちるという事は、その仲間達を裏切る行為になる
  そんな事、したくはありません
  とはいえ、確かに妖姫に変身するのは危険です
  最悪の場合心が支配され、私もカグヤちゃんも力を制御出来なくなると自我を失い暴れ回るだけになる…
  それは何としても避けたいですが、もし本当にそうなってしまうのなら、誰かに斃されてしまうのが本望です
  そんな事を言ったら、沢山の仲間達に怒られそうですけどね……
  父は、私が妖姫の姿から戻らなくなってしまう事を恐れ、私に妖姫に変身する事、そして戦う事を禁じました
  だからと言って、何もしないのも、仲間達に申し訳ありません
  本当に打ち勝つべき相手というのは、自分自身の心に潜む、怒りや憎しみの心なのでしょうね……
  怒りや憎しみに囚われてはいけない…その事を今一度考える時間が、今の私には必要かもしれません」

803 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/01/29(Wed) 15:25
女性陣は女の子らしい格好もすることあるの?

804 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2020/01/29(Wed) 21:27

シノ「これは良い質問かもしれませんね
  女性陣の服装事情についてですが、皆さんとてもお洒落だと思いますよ
  アドレーヌさんは、いつものあの緑色のスモック以外にも、結構女性らしい服装を着る事もありますよ
  最近の流行を取り入れているって感じの服装で、とてもお洒落です 私も大変勉強になります
  ミントさんは、ボーイッシュな服装が多いですけれど、たまに女の子らしい服を着る事もあります
  その度にメロンさんに茶化されるんですけど、普通に似合っているんですよね とても可愛いんです
  メロンさんは、アドレーヌさんみたいに最近の流行を取り入れたファッションで、女性陣の中では1番お洒落です
  持っている服装の種類が1番多いのは多分メロンさんですね
  たまにゴシック系のワンピースみたいな、お人形さんみたいな服を着る事もあって、とても素敵だと思います
  メアさんは、敵だから分からないですけど、
  普段のしっかりした鎧以外にも、女性らしい服を着る事もあるんじゃないかなと思います
  生真面目でどちらかと言うと男性っぽい口調ですけど、女の子らしい一面もあるんじゃないかなって予想しています
  私は、任務の時は忍装束ですけれど、普段は普通の女の子みたいな服を着ていますよ
  皆さん程、私はお洒落じゃないですけれど、素朴な感じ…って言うんでしょうか
  あまり派手なのは着られないです……周りに見られると恥ずかしいですし………
  やっぱり、目立たないのが1番です
  それぞれの服装の選び方って、性格に表れているみたいで、何だか面白いですね
  参考になったでしょうか?」

805 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/02/01(Sat) 00:27
お正月にもちを食べ過ぎて太ってしまった
まるでデデデ大王だ

806 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2020/02/01(Sat) 01:26

>>805

シノ「それなら、その食べ過ぎてしまった分運動しましょう
  贅沢や怠慢は敵だと思うような精神で行かなければ、同じ事をまた繰り返す事になるでしょう
  何事も計画性を持って行動です
  まずは普段の食事の量を減らし、とにかく運動です 間食なんてもってのほかですよ
  やり方が古典的?もっと効率的かつ良いダイエット法?贅沢言わないでください
  そういう事ばかり言うといつまで経ってもその体型のままですよ
  努力は決して裏切りません 応援しています
  それと、陛下は無意味に太っているわけではありません
  陛下は富と豊かさの象徴であの体型なのです
  勿論陛下も毎日運動をしていますし、鍛錬を怠っていませんよ
  本人からそう聞きましたので間違いありません」

807 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/02/01(Sat) 23:57
大本眞基子さん、誕生日おめでとう!
『サイボーグクロちゃん』のマタタビが演じるのに苦労して且つ一番低い声の役と挙げ、
逆にカービィが一番高い声の役と挙げた大本さんがプリキュアシリーズに出演する日が来ないだろうか?
アンパンマン、機関車トーマス、鬼太郎など主役ばかり演じてた戸田恵子さんが
明日放送の『ヒーリングっど・プリキュア』への出演が決まったけど、
星のカービィシリーズとプリキュアシリーズには何故か踊るなどの共通点があるのに
現時点では今回も大本さんの出演は無いもよう…

808 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2020/02/02(Sun) 16:30

>>807

シノ「大本さんは、プリキュアシリーズと少し似た作品のコレクター・ユイの主人公役でしたし、
  プリキュアシリーズに出演してもおかしくはなさそうですが、これまでの作品で一度も出演経験が無いというのも意外ですね
  プリキュアシリーズは、新人さんからベテランの方まで幅広いキャスティングですけれど、
  もし大本さんがプリキュア役として出るならキュアカービィとか色々言われそうですね
  大本さんは、中堅かベテランの方に入りますので、もしかしたらプリキュア役ではなく、妖精とかのサポートキャラクター役として
  起用されるんじゃないかと思います
  もしくは、プリキュアシリーズは意外なキャスティングになる事もありますので、意表を突いて悪役で登場するとか
  それも可能性ありそうですよね
  プリキュアシリーズは毎年変わりますし、その内どこかで出演するかもしれません その時を待ちましょう」

809 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/02/03(Mon) 11:22

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」



ダークソードナイト「バッツ、そこの忌々しいボロクズ共を一掃しろ」
バッツ「了解でゲス!」

 ガシャン!!

サスケ「……………!!」
ジュキッド「最早ここまでか……!」
タック「くそっ………!!」

バッツ「全砲門解錠!!冥闇怨殺災魔砲!!!
  エンドオブ・ダークネス・ヘル・マグナムキャノン一斉掃射!!!!」

 ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!

サスケ「くっ……!」
タック「あかん…もう駄目や……!!」
ジュキッド「暗闇斎殿……済まぬ………!」

 ドガァァァァアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!



バッツ「やったでゲス〜〜〜!!敵は木っ端微塵!!影も形も無く粉々に吹き飛んだゲス〜〜〜!!」
メア「本当だな?仕損じて逃げられたわけではあるまいだろうな」
ダークソードナイト「奴らは満身創痍で碌に動く事すら出来なかった…あの状態で弾幕を避けきるのは不可能だ」
マッシャー「だが、我らの復讐はこれで終わりでは無い……まだ斃すべき相手がいる………」
ダークソードナイト「まあそう焦るな……奴らをおびき寄せる手段はある
  この街を破壊し続けろ そうすれば奴らも否応無しに現れるだろう」
バッツ「破壊!!破壊でゲス〜〜〜〜!!」


タック「………………あれ……?生きてる……!」
ワイユー「危ない所でござったな」
ジュキッド「初代殿……!」
サスケ「あんたが……俺達を………」
ワイユー「左様 術でここまで転移させたでござる」
カグヤ姫「怪我はわたしが治しておいたよ!」
暗闇斎「本当に危ない所でござったな
  まさか連中があのような兵器を用意していたとは……」
サスケ「それだけじゃねえ……奴らは冥闇の秘術だとかいう術を使って俺達の技を悉く打ち消してきやがった」
タック「どんなカラクリを使ってんのか知らへんけど、何度戦いに行った所で返り討ちにされるだけや……!」
暗闇斎「成程な……どうやら、冥府の騎士団は我々の手の内を全て分析してしまったようだ
  冥府の騎士団を操っているのはダークソードナイト……奴は以前、ダークマインドの手先として働いていたが、
  奴は戦士としての側面と研究者としての側面を持っている
  戦士と研究者……一見相反する2つの性質だが、それを両方兼ね備えているというこれほど厄介な相手はいない……
  お前達闇の忍び部隊の戦いは、全てダークソードナイトに見られていた……そして、お前達の技の全てを奴は分析してしまったのだ
  代々の暗闇斎から与えられた極意すら通用しないとなっては、最早我々に打つ手は無い………」
ジュキッド「では、黙って奴らの侵略を許そうと言うのか……?」
暗闇斎「そうでは無い……拙者に策がある………だがその準備に時間が掛かる
  済まぬが、準備が終わるまで時間稼ぎをして欲しい……奴らの好き勝手にさせるなよ」


 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第佰肆話 忍者と騎士の決戦


810 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/02/03(Mon) 11:23

 前回までの記録

  第捌拾陸話 最強の敵、十二神将現る(>>478-484)
  第捌拾漆話 裁きの女神降臨!シノ覚醒の時(>>509-511)
  第捌拾捌話 闘牛大暴れ!神獣の裁きの斧(>>538-543)
  第捌拾玖話 シノ、アイドルデビュー!?歌と踊りは世界を救う (>>559-564)
  第玖拾話 天駆ける白馬の非情なる光の神槍(>>575-579)
  第玖拾壱話 迅き一閃!烈風の巻物、覚醒(>>586-589)
  第玖拾弐話 蛇の牙が獲物を狩る(>>694-699)
  第玖拾参話 阻止せよ!毒蛇の猛攻(>>717-721)
  第玖拾肆話 新春初夢大地獄(>>724-728)
  第玖拾伍話 決着の時!轟け水流の極意!(>>731-734)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾漆話 消えぬ炎に誓う(>>741-746)
  第玖拾捌話 狼の逆襲(>>749-751)
  第玖拾玖話 暗殺者の意地(>>759-762)
  第佰話 悪戯小僧の暴走(>>766-769)
  第佰壱話 死神の足音(>>780-783)
  第佰弐話 憎悪の女神(>>788-791)
  第佰参話 絶望の序章 復讐の狼煙(>>794-798)


 ドガァァァアアアアアアアアン!!!

バッツ「ゲースゲスゲスゲスゲス!!破壊活動は楽しいゲス!!」
メア「忌々しい街だ…このまま全て破壊してしまえバッツ!」

タック「そうはさせるか!!」

ダークソードナイト「何っ……?」

タック「悪鬼彷徨うなんたらかんたらを……なんたらかんたらでなんたらかんたら!!」
サスケ「覚えてねえなら言うな!!」
ジュキッド「やれやれ…台無しだな」

メア「貴様ら……!バッツ!!完全に仕留めたのでは無かったのか!?」
バッツ「ひいいいいっ!か…完全に仕留めたと思ったのに……!奴らは幽霊ゲス!?」
タック「ボクらは不死身や!そう簡単に死んでたまるか!」
ダークソードナイト「ふん…死に損ない共め……ならば今度こそ地獄に送ってやる!行けバッツ!」
バッツ「了解ゲス!このダークネス・ヘル・ヘビーロブスターで今度こそ一掃してやる!」
タック「そう簡単に行くかな…?さっきは不覚を取ったが今度はそう簡単に斃されんで!!」
マッシャー「何か策でもあるのか……?」
ダークソードナイト「構わん…策があろうが無かろうが、全て焼き払ってしまえば良いだけの話だ」

バッツ「一斉射撃でゲス〜〜〜〜〜!!」

 ドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!

タック「はあああっ!!」

バッツ「ひいいいい!!当たらない!!こっちに来る!!」

サスケ「喰らえ!!!」

 ドガァァァアアアアアアアアアアン!!

バッツ「ひいいいいいい!!」

タック「射殺せ……疾風剣!!」

 ドォォォオオオオオン!!!

バッツ「ひゃあああああああ!!………なんつって」

サスケ「何っ…!?」
タック「傷一つ付いてない!」

バッツ「無駄!!無駄ァァァアアアアアアア!!!」

 ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!

サスケ「ぐあああああああ!!」

タック「くっ…ぐああああ!」

ジュキッド「ぬおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

 ドォォォオオオン!!!

バッツ「おおおおおお…!」

ジュキッド「バウファイター殿…技を借りるぞ……!
  ぬおおおおおおおおおお…!波動拳!!!」

 ドゴォォォオォオオオオオオオオン!!!

タック「よし!当たった!!どうや!?」

バッツ「別にどうもしないゲス!!」

 ビュン!!

 ドォォォオオオオオオオン!!!

ジュキッド「ぐおおおおおっ……!!」

タック「旦那…!」
ジュキッド「何の…この程度……!」


マッシャー「随分と粘るな」
ダークソードナイト「だが、奴らではあの機体に傷一つ付ける事も出来ん……打つ手が無くなり自滅するだけだ」
メア「ふん…往生際の悪い連中だ」


811 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/02/03(Mon) 11:23

シノ「父上……!まだ終わりませんか……?」
カグヤ姫「早くしないと、皆やられちゃう!」
暗闇斎「もう少しだ……!頼む…もう少し持ちこたえてくれ……!」


 ドォォォォオオオオオオオン!!!

タック「ぐああああああ!!」
サスケ「くっ……!暗闇斎の奴…まだ終わらないのか…!」
ジュキッド「それまで、何とか場を繋ぐしかあるまい…!」


マッシャー「さっきから逃げ回ってばかりいる……まるで時間を稼いでいるようだが……」
メア「時間稼ぎ……!?奴ら…一体何を考えている……!?」
ダークソードナイト「何を考えていようが構わん……策だろうと何だろうと、全て砕いてしまえば良い話だ」

 ドオオオオオオオオオオオオン!!!

ダークソードナイト「なっ……!」
メア「何の音だ…!?」
マッシャー「こ……これは……!」


ジュキッド「これか……暗闇斎殿の策とやらは……!」
タック「ホンマに憎たらしいでんな…こんなのを隠していたなんてな……」
サスケ「…ったく……待たせやがって………」

バッツ「なっ……何でゲス!?あのロボットは!?」

暗闇斎「待たせたな!!真打ち登場でござる!!
  これが拙者の開発した最高傑作!!題して機巧巨人忍将軍丸初號機でござる!!」

ダークソードナイト「くっ………!私への当てつけのつもりか……!」

暗闇斎「忍びの科学力……甘く見るなよ!!」

ダークソードナイト「ふん……ただの鉄屑にしてやる……!叩き潰せバッツ!!」

バッツ「了解ゲス!!」

 ドドドドドドドドドドドドドド!!

暗闇斎「忍装甲!!攻撃遮断!!」

 ドオオオオオオオオン!!!

バッツ「攻撃が効かない!?」

ダークソードナイト「何だと!?」

暗闇斎「顕現せよ!!忍将軍破邪真影刀村雨!!」

バッツ「ひいいいいいいいいい!!」

暗闇斎「粛清!!瞬獄婆娑羅必殺斬!!!」

 ドォォォォォオオオオオオオオオオン!!!!

バッツ「ひわあああああああああああ!!!」

ダークソードナイト「馬鹿な……!!ダークネス・ヘル・ヘビーロブスターの装甲が!!」
メア「バッツ!!」

バッツ「エンドオブ・ダークネス・ヘル・マグナムキャノン!!!」

 ドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!

暗闇斎「無駄だ!!」

 ドオオオオオオオオオオオオン!!!

バッツ「ひいいいいいい!!」

メア「もう駄目だ…!!逃げろバッツ!!」

暗闇斎「おおおおおおおおおおおっ!!真影貫殺闇一閃!!」

 ドン!!!!

 バチバチバチバチバチバチバチバチ……!!

バッツ「ぐ…ぐあああああああ!!」

暗闇斎「南無三!!」

バッツ「ぐあああああああああああああああ!!!!」


 ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!


メア「バッツ!!!」


サスケ「やりやがった………!」
ジュキッド「俺達では歯が立たなかったあの兵器を、いとも簡単に……!」

暗闇斎「……………………」

 ビュン!

 スタッ!

暗闇斎「火力を底上げした分、燃費が悪く、一度戦えばすぐに燃料補給をしなければならんのが欠点だがな……
  コストが馬鹿にならぬ分、たまにしか使えぬのが惜しい所でござる」

メア「バッツ……バッツ………!!己…………!!
  よくもバッツを!!許さん……貴様だけはこの手で……!!」
マッシャー「よせ」
メア「元締……!」
マッシャー「ここは私が行こう……バッツの仇は私が取る」

暗闇斎「…………マッシャー……!」

マッシャー「忌々しい忍びの連中め……騎士団の誇りにかけて、この私が鉄槌を下してくれる!」

  第佰肆話 忍者と騎士の決戦 終


シノ「次回予告です 冥府の騎士団の元締マッシャーと父上の戦いが始まりました
  タックさん達も加勢しますが、冥闇の秘術で強化されたマッシャーの前にはどんな攻撃も通用しません…!
  忍び部隊と騎士団の決戦……戦いの行方は果たして………
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第佰伍話 ご期待ください」

812 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/02/04(Tue) 20:36

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」


マッシャー「……バイオスパーク…………
  いや、今は暗闇斎と言うんだったか……?忍び部隊の元締になったそうだな」
暗闇斎「呼び方などどうでも良いさ……まあ、そんな所でござるな」
マッシャー「……何故バッツを殺した」
暗闇斎「騎士団は残党含め全て処刑する……それが拙者に与えられた使命だからだ
  残る騎士団は貴様とそこにいる娘で全員か?」
マッシャー「だったらどうする……?貴様ら忍びの所為で、我々騎士団は滅ぼされた
  貴様達の所為で、我々は仲間を失った…………
  我々に残ったのは、仲間達の命を奪ったお前達への怨みだけだ…………!その報いを受けるが良い!」
暗闇斎「騎士とは名ばかりの無法集団が何を言っている……!金さえ受け取れば悪だろうと善だろうと構わず殺す
  そのような連中を黙って生かしておく道理は無いだろう」
マッシャー「黙れ!!どのような形であれ、騎士団は我々にとってかけがえのない同志だったのだ……!
  それを奪った貴様達は決して許すわけにはいかぬ………!貴様達忍び部隊も我々と同じ運命を辿れ!!」
暗闇斎「理屈では通用せぬか……ならば、貴様を抹殺する……それだけだ」


 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第佰伍話 因縁の終幕


 前回までの記録

  第捌拾陸話 最強の敵、十二神将現る(>>478-484)
  第捌拾漆話 裁きの女神降臨!シノ覚醒の時(>>509-511)
  第捌拾捌話 闘牛大暴れ!神獣の裁きの斧(>>538-543)
  第捌拾玖話 シノ、アイドルデビュー!?歌と踊りは世界を救う (>>559-564)
  第玖拾話 天駆ける白馬の非情なる光の神槍(>>575-579)
  第玖拾壱話 迅き一閃!烈風の巻物、覚醒(>>586-589)
  第玖拾弐話 蛇の牙が獲物を狩る(>>694-699)
  第玖拾参話 阻止せよ!毒蛇の猛攻(>>717-721)
  第玖拾肆話 新春初夢大地獄(>>724-728)
  第玖拾伍話 決着の時!轟け水流の極意!(>>731-734)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾漆話 消えぬ炎に誓う(>>741-746)
  第玖拾捌話 狼の逆襲(>>749-751)
  第玖拾玖話 暗殺者の意地(>>759-762)
  第佰話 悪戯小僧の暴走(>>766-769)
  第佰壱話 死神の足音(>>780-783)
  第佰弐話 憎悪の女神(>>788-791)
  第佰参話 絶望の序章 復讐の狼煙(>>794-798)
  第佰肆話 忍者と騎士の決戦(>>809-811)


813 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/02/04(Tue) 20:37

暗闇斎「拙者はあの時、間違いを犯した……
  本来ならあの場で貴様を処刑すれば良かったのだが、残党やアジトの在りかを聞き出す為、貴様を牢獄に閉じ込めたのだ
  だがその結果、隙を突かれて貴様に逃げられてしまった…………あの時は完全に油断していた
  だが、これであの時の失敗のケリを付けられる………貴様に引導を渡す事で、これまでの因縁に終止符を打てる……
  覚悟しろ、マッシャー」
マッシャー「終止符を打つ……か………それは俺も同じだ………!この日まで、全て貴様への復讐ばかり考えていた………!
  その苦悩の日々がもう間もなく終わる………貴様の死によってな!!!」

 ビュン!!

暗闇斎「一つ訂正だ 拙者の死によってでは無い……貴様の死によってだ」

 ビュン!!

 ドォォォオオオオオオオン!!!

ジュキッド「暗闇斎殿……!」
タック「なんちゅう速さや…!」
サスケ「初めて見る…これが暗闇斎の実力か…!」

暗闇斎「おおおおおおおおおおおっ!!先手必勝!!
  真影流・真空斬!!」

 ビュン!!

マッシャー「…………ふん!!」

 ドオオオオオオン!!

マッシャー「その程度…この俺に通用すると思うか……?ではこちらの番だ……!
  ぬおおおおおおおおおっ!!喰らえ!!破滅の鉄球!!ダークネス・ヘル・デスクラッシュ!!!!」
暗闇斎「くっ……!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

タック「旦那!!」

 スタッ!

暗闇斎「…………………………」

マッシャー「……避けたか………今の攻撃を…………」

ジュキッド「何という身のこなし……恐れ入る……」

暗闇斎「この程度の攻撃、見抜いた所で大した自慢にもならんよ」

マッシャー「言うではないか……ではこれならどうだ……!ふんっ!!」

暗闇斎「くっ……!」

 ドオオオオオオオオオオオオン!!!!

マッシャー「デスクラッシュ二連撃!!!」

 ビュン!!

暗闇斎「ぐおおっ!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

マッシャー「当たる寸前でガードしたか……!致命傷を与える程の一撃だと思ったのだが……」

暗闇斎「伊達に修羅場を潜り抜けて来てはいないさ……」

タック「凄い……!両者共一歩も譲らへん……!」
サスケ「どっちが勝ってもおかしくねえぜ……!」
ジュキッド「うむ……実力は互角……ならば、最後まで立っていた者がこの戦いの勝者だ……!」
メア「元締……!」
ダークソードナイト「…………ふん……」


暗闇斎「分身の術!!」

 ドン!!

赤影「とうっ!!」
青影「やあっ!!」
白影「はっ!!」

暗闇斎「真影流・分身一体剣!!!」

 ビュン!!

赤影「はああああああっ!!」
青影「やああああああああ!!」
白影「でりゃああああああ!!」
暗闇斎「おおおおおおおおおおおおっ!!!」

 ヒュドオオオオオオオオオオオン!!!!

タック「当たった!!」
ジュキッド「しかし、微動だにしていない…!」

暗闇斎「まだだ……!真影流!!無明一刀両断!!!」

 シュバァァァアアアアアアア!!!

マッシャー「ぬうう……!!」

メア「元締……!!」

マッシャー「ふん!!ジャイアント・デス・スイング!!!」

 ブンッ!!

タック「物凄い速さで鉄球が!!」

 ドオオオオオオオオン!!!

赤影「ぐああああああああ!!」

青影「ぐああああああああああ!!」

白影「ぬおおおおおおお!!」

暗闇斎「くっ………!」

マッシャー「貴様に勝ち目は無い……俺はもう、貴様に敗れた頃の俺では無いのだ…………」

暗闇斎「知っている……今の貴様は冥闇の秘術とやらで強化されているのだろう………
  そこまでして勝ちたいのか……!貴様の言う騎士団の誇りと言うのは、他者から譲り受けた力で復讐を成し遂げる事か!?」
マッシャー「黙れ!!貴様の詭弁など聞くつもりは無い!!!!」

 ビュン!!

 ドオオオオオオオオオオオオン!!!

暗闇斎「………………!お前ら………!」

ジュキッド「済まぬ、暗闇斎殿……」
サスケ「俺達も加勢するぜ」
タック「見た目通り頭が固い奴や……!何だかムカムカしてきたで…!」


814 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/02/04(Tue) 20:38

マッシャー「……ふん…どうせ1人ずつ殺すつもりであったが……まとめて来るなら手間が省けて丁度良い」

サスケ「舐めるなよ……!誰もてめえに斃されるつもりなんざ無ェ!!」
ジュキッド「応とも、俺達は勝つ……絶対にだ」

メア「勝手な真似を……!」
マッシャー「手を出すな」
メア「元締……!しかし……!」
マッシャー「これは私の戦いだ……手を出す事は許さん」
メア「ですが……!」
マッシャー「この私が負けるとでも思うのか?こいつらの相手など、私1人で充分だ」
メア「………承知しました……!」
マッシャー「うむ、それで良い」

タック「けっ!格好付けやがって気に食わんわ!」
ジュキッド「余程余裕があると見える……だが…」
サスケ「今にその余裕な態度を崩してやるぜ!!」
暗闇斎「行くぞ!!」

 ビュン!!

タック「うおおおおおおおおおお!!目覚めよ!!烈風の極意!!」
ジュキッド「目覚めよ!!水流の極意!!」
サスケ「目覚めよ!!火炎の極意!!」

サスケ&タック&ジュキッド「忍技解醒!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオン!!!

ダークソードナイト「極意の一斉攻撃だと……!?」

サスケ「炎術最終奥義!!破邪爆炎鉄槌弾!!!!」

タック「風術最終奥義!!砕魔烈風迅衝閃!!!!」

ジュキッド「水術最終奥義!!轟流幻滅水波動拳!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

マッシャー「ぐ………ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

 ドオオオオオオン!!!

サスケ「何っ…!?」
ジュキッド「俺達の一斉攻撃が……!」
タック「何てパワーや…!!」

マッシャー「ぬおおおおおおおおおお!!!ダークネス・ヘル・デスクラッシャー・マグナム!!!!!」

 ズドガアアアアアアアアアアアアアアン!!!!

サスケ「ぐああああああ!!」

タック「どわああああああああ!!」

ジュキッド「ぐおおおおおおっ!!」

暗闇斎「馬鹿な……!3人まとめての攻撃を……!」

ダークソードナイト「冥闇の秘術の力に加え、持ち前のパワーで闇の忍び部隊の連中の攻撃を凌いだか……!見事だ!」
メア「元締……!」

マッシャー「…ふん、全く足りぬわ………この俺を止めたければ、その3倍の力で挑んで来るが良い!」

サスケ「くっ………!」
タック「無茶言うなよ……この大男…!」
ジュキッド「無念……俺達の渾身の一撃が……いとも容易く……!」

マッシャー「これが力の差という奴だ」

暗闇斎「くっ……これ程の力とは………!」

マッシャー「では、これで終わりだ………暗闇斎」

 ビュン!!

 ドオオオオオオオオン!!!

マッシャー「くっ……!」

暗闇斎「なっ……!シノ…!」

シノ「これ以上……やらせるわけには行きません……!」


ダークソードナイト「シノ………遂にやって来たか……!」
メア「小娘………!」


815 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/02/04(Tue) 20:41

暗闇斎「シノ……何故来た………!お前は戦うなと言っただろう!」
シノ「申し訳ありません……ですが、分かったんです…………
  確かに、妖姫の力は危険です………妖姫に変身すればする程、怒り、憎しみのパワーが大きくなって私の心に影を残す………
  力を制御できなくなれば、私は自我を失い、ただ暴れるだけになる…………
  それでも構わない……!ここで何もしなければ……ここで仲間達を見殺しにしてしまえば……私は一生後悔します……!
  私は、怨みや憎しみ、怒りなんかで戦うんじゃなくて、
  仲間を……そして住人達を守る為に戦う……!誰に何と言われても、それが私の使命なんです……!
  私はもう、怒りになんて囚われない……!私は…私自身の使命の為に戦う……!それが答えです!!」
暗闇斎「シノ……!」

サスケ「けっ……一人前に吠えやがるぜ」
タック「感動したわ!流石シノ姐!」
ジュキッド「守る為に戦う……それでこそシノ殿だ」

シノ「貴方達は私達に怨みがあるようですが、そんなものに囚われ続けているようでは、私達には敵いません
  そんな感情で戦っても、貴方達には虚無しか残りません……そんな相手に私達は負けません」

マッシャー「小娘……少しは口の利き方を学習しろ……!俺達が勝てぬだと……!?寝言は寝て言え!!
  圧倒的な力の差を見せてやる!!それでも尚、同じ台詞が吐けるか!?」

シノ「………カグヤちゃん」

カグヤ姫「………うん」

シノ「苦しいかもしれません……でも…………」
カグヤ姫「分かってる……わたしも同じ気持ちだから」
シノ「ありがとうございます……お願いします」
カグヤ姫「了解だよ…!」


カグヤ姫「聖なる力よ、私達に奇跡の祝福を……!今ここに神聖なる光を!!
  妖精魂魄共鳴奏(フェアリー・スピリット・ユニゾン)!!!!」

 ギュオオオオオオオオオン………!

 ドオオオオオオオオオオオオオン!!!!

妖姫(シノ)「…………………………………」


暗闇斎「シノ……!」
タック「凄い…!姿形は同じなのに……!」
ジュキッド「邪気が無い……むしろ神々しさすら感じられる……!」
サスケ「女神ってのは、こいつの事を言うのか……?」


マッシャー「姿を変えた所で、この俺には敵わん!!ぬおおおおおおおおおおお!!!」

妖姫(シノ)「行きます!カグヤちゃん!」

カグヤ姫『任せて!』

 ビュン!!

妖姫(シノ)「はあああああああああああっ!!」

 ヒュン!!

 ドオオオオオオオオオン!!!

マッシャー「ぐおおおおおおおおおっ!!」

メア「元締!!」

ダークソードナイト「馬鹿な……!あのマッシャーを………!」

タック「凄いでっせ!シノ姐!!」

妖姫(シノ)「まだです……!」

マッシャー「ぐ……ぬうう………!」

メア「元締……!」

マッシャー「手を出すな!!」

メア「…………!」

マッシャー「調子に乗るなよ小娘……!どんなに綺麗事を並べようと、怨みの力の前では何もかもひれ伏すのだ!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!

ジュキッド「いかん…!マッシャーの闇の力が増幅した……!」
サスケ「今までに無いプレッシャーだ……!」
暗闇斎「シノ………!」

妖姫(シノ)「大丈夫です……私は斃れません!」

マッシャー「ほざけええええええええええええええええええ!!!」

 ビュン!!

妖姫(シノ)「はああああっ!!」

 ビュン!!

マッシャー「ぐうううう……!!ぬおおおおおおおおおおおおお!!!」

 グオオオオオオオオオ…!!

妖姫(シノ)「はああああああっ!!」

 ドオオオオオオオオオン!!!

マッシャー「何っ……!?」

妖姫(シノ)「はああああああああっ!!」

 ビュン!!

マッシャー「ぐおおおおおおおおおおおおお!!」

 ドオオオオオオオオオオオン!!!

タック「マッシャーを吹き飛ばした!!」
ダークソードナイト「何だと……!?」
メア「元締!!」


816 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/02/04(Tue) 20:49

妖姫(シノ)「はああああああああああああっ!!!!」

 ドオオオオオオオオオン!!

マッシャー「ぐ……ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

 パリィィィイイイイン!!

ダークソードナイト「しまった…!マッシャーに掛かっていた冥闇の秘術が……!!」

暗闇斎「とうっ!!」

 ビュン!!

妖姫(シノ)「父上…!」

暗闇斎「後は拙者に任せろ!!おおおおおおおおおおお!!」

マッシャー「くっ……!」

メア「元締!!!」

暗闇斎「真影流!!闇一閃!!!!」

 シュバッ!!

マッシャー「ぐああああああああああああああ!!!!」

メア「元締ーーーーーー!!!!」


タック「やった……のか…………?」
ジュキッド「どうやら、そのようだな……」

暗闇斎「………………………」

メア「元締……元締………!!」

マッシャー「………………メア……メアか……………」
メア「元締……!しっかりしてください…!今治療術を……!」
マッシャー「いや……無理だ…………この傷では……最早治らぬ…………………」
メア「そんな……!元締…!!」
マッシャー「メア……お前は………私にとって……自慢の部下である前に…………私の……最愛の娘だった…………
  雪山の中……孤独で死にそうになっていたお前を………家族の愛を知らなかったお前を…………………
  私は………父親代わりとして………家族として…………愛してやりたかった…………………………………
  だが、結局………私では無理だった……………私はお前の……父親代わりになど……なれなかった…………………」
メア「元締……!!」
マッシャー「最後の最後まで私を元締と呼ぶか………一度で良いから……私を父と呼んで欲しかった……………
  否……娘を置いて逝くのだから…………私では父親に不相応か…………………………
  済まなかった………済まなかったな…………………………
  メア……お前1人だけでも…………幸せに………なって………く……………れ………………………………………………」
メア「元締………お…父……さん…………………!お父さん………………!
  う……うああああああああああああああああああ!!ああああああああああああああああああああああ!!!」

シノ「メアさん……………」

暗闇斎「……案ずるな……貴様もすぐに、父の後を追わせてやる…………
  悪く思うな……これも宿命だ」

シノ「父上……!」
暗闇斎「シノ……邪魔をするな………こいつを斬らねば」
シノ「もう決着は付きました……!これ以上、殺す必要はありません……!」
暗闇斎「シノ……お前………!」

ダークソードナイト「………ふん!茶番に付き合っている暇は無い!」

 ビュン!!

シノ「ダークソードナイト……!メアさんをどうするつもりですか!?」
ダークソードナイト「一時撤退だ!!シノ……貴様は絶対に私が斃す…必ずな……!!覚えておけ!!」

 ビュン!!

シノ「待ってください!!」


サスケ「チッ……逃げられたか……!」
暗闇斎「このまま後を追うぞ」
タック「何やて!?」
暗闇斎「今が敵を討つチャンスだ……ダークソードナイトはマッシャーの死体も運んで行った
  マッシャーに止めを刺す時、奴の身体に発信機を付けておいた
  今なら奴らのアジトの場所が分かる……この機を逃してはならない……!」
シノ「父上……!」
サスケ「任せろ……ダークソードナイトは斃す……これまでの因縁に決着を付ける時だ」
ジュキッド「メアという娘はどうする?」
タック「それはあの子次第やな 変な真似を起こさなければ良えけどな」
シノ「では、行きましょう」
暗闇斎「ああ、頼むぞ」



  第佰伍話 因縁の終幕 終

シノ「次回予告です 闇の忍び部隊に敗北し、逃走を図るダークソードナイト、そしてメア
  逃走の最中、メアは一体何を考える……?
  一方、冥府の騎士団のアジトの場所を突き止めた闇の忍び部隊は、冥府の騎士団に最後の決着を付ける
  そこに待ち受けるのは……?
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第佰睦話 ご期待ください

817 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/02/06(Thu) 18:38

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」


メア「……………………………」

ダークソードナイト「いつまでそうしているつもりだ?」

メア「……………………………」
ダークソードナイト「……ふん、貴様の為にマッシャーの死体を持ち帰ってやったのだ
  別れが済んだら埋葬でもしておけ」
メア「…………………………」


メア(出会いは、私がまだ幼かった時の事……
  親の顔も覚えておらず、家族の記憶も無く、私はただ寒い雪山の中に1人取り残されていた………
  死を待つだけの私の前に、あの人は現れた……………)

 マッシャー(回想)「……驚いた こんな所に子供か 一体何をしている?家族はどうした?」

 少女(回想)「……いない……そんなの………わたしはひとり………」
 マッシャー(回想)「1人……?1人でこんな所にいるのか?そんな所にいては死んでしまうぞ
   腹が減っているだろう 立てるか?」
 少女(回想)「おじさん、だれ?」
 マッシャー(回想)「そうだな………お前の父親……そう名乗っておこう
   お前に家族がいないと言うのなら、今日から私がお前の父となろう」
 少女(回想)「ちち……おや………?」
 マッシャー(回想)「お前、名はなんと言う?」
 少女(回想)「しらない…………なんてよばれていたか、おぼえてない…………」
 マッシャー(回想)「そうか……余程酷い目に遭っていたのか……可哀想にな…………どれ、では私が名を付けてやろう
   そうだな………メアというのはどうだ?今日からお前はメアだ」

メア(メア………それが、あの人から頂いた名前………
  自分が誰かも分からなかった私に、あの人は「メア」という人生を与えてくださったのだ
  思えばそれが、私の人生の始まりだった)


 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第佰睦話 追憶、冥府の騎士団の栄光


 前回までの記録

  第捌拾陸話 最強の敵、十二神将現る(>>478-484)
  第捌拾漆話 裁きの女神降臨!シノ覚醒の時(>>509-511)
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  第捌拾玖話 シノ、アイドルデビュー!?歌と踊りは世界を救う (>>559-564)
  第玖拾話 天駆ける白馬の非情なる光の神槍(>>575-579)
  第玖拾壱話 迅き一閃!烈風の巻物、覚醒(>>586-589)
  第玖拾弐話 蛇の牙が獲物を狩る(>>694-699)
  第玖拾参話 阻止せよ!毒蛇の猛攻(>>717-721)
  第玖拾肆話 新春初夢大地獄(>>724-728)
  第玖拾伍話 決着の時!轟け水流の極意!(>>731-734)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾漆話 消えぬ炎に誓う(>>741-746)
  第玖拾捌話 狼の逆襲(>>749-751)
  第玖拾玖話 暗殺者の意地(>>759-762)
  第佰話 悪戯小僧の暴走(>>766-769)
  第佰壱話 死神の足音(>>780-783)
  第佰弐話 憎悪の女神(>>788-791)
  第佰参話 絶望の序章 復讐の狼煙(>>794-798)
  第佰肆話 忍者と騎士の決戦(>>809-811)
  第佰伍話 因縁の終幕(>>812-816)


818 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/02/06(Thu) 18:39

 ―回想―


メア「もとじめー!もとじめー!」

マッシャー「何だメア それと私を元締と呼ぶのはやめなさい」
メア「もとじめー!もとじめー!」
マッシャー「……やれやれ………それで、私に何の用だ?」
メア「わたしに、ケンのつかいかた、おしえてください!」
マッシャー「剣……?」
メア「ねーねーおねがい!」
バッツ「駄目って言っているのに言う事聞かないんでゲス〜!」
マッシャー「そうか……それは困ったな…………
  良いかいメア、お前は子供だ 子供は剣を持ってはいかんのだ、危ないぞ」
メア「わたしもたたかうの!みんなといっしょに!なかまはずれはいや!」
マッシャー「誰もお前を仲間外れにしていないさ……剣を持って戦うのは、お前がもう少し大きくなってからだ」
メア「おおきくって、どれくらい?」
マッシャー「それは少し考えさせて欲しい……我々には帰りを待ってくれる者が必要なのだ
  我々が帰って来た時に、お前がいてくれれば、それだけで我々は嬉しいのだ
  だから、我々が出掛ける時は大人しくして待っていてくれるかい?」
メア「うん、まってる じゃあバッツ、またおにごっこのつづきね」
バッツ「ええっ!?またでゲス!?もうヘトヘトでゲス〜!」

メア「ほらほらバッツ!こっちこっちー!」

バッツ「ああもう!メア様、待ってーーー!待つでゲス〜〜〜〜〜!」

マッシャー「やれやれ……元気な子だ」

メア(私は、剣術を教えて貰えなかった代わりに治療術を教えて貰った
  何故か分からないが、私には魔法を使える力があった
  私の役目は、傷ついた騎士達を、術で癒す事だった
  私も戦いに出たい……そんな気持ちを抑えながら、私は騎士団が帰って来るのを待っていた
  それが、騎士団として私に出来る事だった……あの人に認められたい……その一心で…………
  それから、7年の年月が流れた………)


メア「バッツ!!」

バッツ「ひいっ!メ…メア様…!」
メア「貴様……姿が見えないと思ったらまた1人で隠れて菓子を食っていたのか!」
バッツ「ご…ごめんなさい!!」
メア「留守にしている間は他にやる事があるだろう 仕事をサボって…さては貴様、また元締に叱られたいのだな……?」
バッツ「も…もうしないでゲス…!だから元締には喋らないで〜!」
メア「ふん……その台詞も聞き飽きた
  それにしても、今日はいつもと比べて帰りが遅いな………」
バッツ「もしかして、やられてしまったでゲス……!?」
メア「縁起でも無い事を言うな!!」

 ガチャッ!

メア「帰って来た…!?元締!!」


騎士「う……ううっ……!メア様……!」
メア「……!どうした!?何があった!?誰にやられた!?」
騎士「すみません……全滅しました…………忍びの連中に……全員……やられて…………」
メア「忍びだと……!?」
騎士「元締も……忍びに捕まっちまいました…………それを伝える為に………死に物狂いで………ここまで………………」
メア「元締が……!?分かった……!待っていろ、すぐに治療する……!」
騎士「無理です…………急所をやられちまいました………やっとの思いで……ここまで来たんです……………………
  奴らは……元締を捕まえて………アジトの場所を聞き出すつもりです………………………
  ずっとここにいるのは危険です……………早く………逃……げ…………………………………………………」
メア「………おい、しっかりしろ……!おい……おい!!」
バッツ「そ……そんな…………騎士団が………全滅………!元締も……………!」
メア「バッツ!!」
バッツ「へい!!」
メア「元締を救出するぞ!!」
バッツ「救出って…!もうあっしとメア様しか残っていないのに無理でゲス!殺されるでゲス!」
メア「諦めるな!!救出の手立てはある筈だ!!急げ!!時間が無い!!」



819 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/02/06(Thu) 18:40



バイオスパーク「流石に口を割らぬか……今日はここまでにしよう 見張りを頼んだぞ」
忍者「はっ!」


メア「ここだな………あの中に元締が……………
  バッツ、本当に大丈夫だな?」
バッツ「任せるでゲス!騎士団流・対忍者装置、電流針!これを見張りに命中させるでゲス!」
メア「馬鹿!大きい声を出すな!」
バッツ「メア様も声が大きいでゲス〜!」

忍者「……ん…?どこからか声が聞こえるな………」

メア「馬鹿者!気付かれたぞ!早くそいつを発射しろ!」
バッツ「ゲ…ゲス〜!!」

 ピューン!

 プスッ!

忍者「…………!?」

 バチバチバチバチバチバチバチバチ!!

忍者「ひゃうん!!」

 ドサッ!

バッツ「当たったでゲス!」
メア「はあ……危なかった……!思ったよりあっけなかったな」
バッツ「当然でゲス!あっしの開発した対忍者装置は万能でゲス!」
メア「たまたま上手く行っただけで調子に乗るな!だから貴様はいつまで経っても落ちこぼれなのだ!」
バッツ「き…気にしている事を……!あっしだって元締達と一緒に戦いたかったでゲス〜!」
メア「……ふん、牢獄の鍵はやはり見張りが所持していたか……行くぞバッツ」
バッツ「あっ!メア様待って〜!」


マッシャー「…………………………………………」

 ガチャッ!

メア「元締!」

マッシャー「メア……!?何故ここに……!?」
バッツ「あっしもいるでゲス!」
メア「助けに参りました!さあ、早くここから逃げましょう!」
マッシャー「メア………分かった お前達を危険な目に遭わすわけにも行かん」
バッツ「退路はこっちでゲス〜!」



マッシャー「……まさかお前達に助けられるとは………礼を言う」
メア「しかし……騎士団は……………」
マッシャー「いや……騎士団は不滅だ………まだ我々が残っている
  死んでしまった仲間達の為に、我々3人で騎士団を守り続けるのだ
  仲間達の仇は必ず取る……!力を蓄え、きっと必ず果たしてみせるぞ……!
  今日から我々は冥府の騎士団だ!」
メア「冥府の……騎士団………!?」
マッシャー「地獄から這い上がり、忍びの連中に復讐の裁きを与える……!
  メアよ、この先に待ち続けているのは地獄の日々だ」
メア「………!」
マッシャー「今からお前を一流の騎士に育てる……今までお前を甘やかしてきたが、これからはそうは行かぬ
  一人の娘としてではなく、一人の騎士として、お前に剣の術を叩き込む……異存は無いな?」
メア「いえ……願っても無き事……!元締から剣を教わる事が、私の幼き頃からの夢であり願いでした……!
  私は死ぬまで元締の部下であり続けます……!未練などありません……私は一人の騎士として……女を捨てる覚悟です!」
マッシャー「分かった……お前の願いは聞き届けたぞ
  では我らの目指す道はただ一つ!我ら冥府の騎士団、必ず目的を果たすぞ!!」


メア(我ら3人、冥府の騎士団はそう誓った………
  地獄の日々が続こうとも、そこに必ず光がある……我々はそう信じ続けていた…………!)


820 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/02/06(Thu) 18:42




メア「…………元締……いえ、私を最期まで愛してくださったお父様……………
  私の命……貴方に捧げます…………………………
  冥府の騎士団に栄光を…………!必ず……目的を果たしてくださいませ………!」

 ギュオオオオオオオオオン……!

ダークソードナイト「なっ……何だ………!?」

メア「お父……様………………!」

ダークソードナイト「………………!」

マッシャー「…………ぬ………こ…ここは…………………私は……一体……………………」

ダークソードナイト「マッシャーが生き返っただと……!?」

マッシャー「メア……?メア………どうしたのだ………?お前………!」

ダークソードナイト「そうか……あの娘、自らの命を犠牲に、マッシャーの魂を呼び戻したのか……!
  最期の最期まで主人想いか……健気な娘だ………」

マッシャー「メア……何故だ……何故お前が…………!」

ダークソードナイト「……ふっ…だが残念だったな………そいつはもう、お前の知るマッシャーでは無くなる!」

 ドスッ!!

マッシャー「ぐおおっ…!?き……貴様………!!」

ダークソードナイト「マッシャー……貴様は新たな兵器として生まれ変わるのだ……!!
  闇鏡の破片に宿る闇の力を受け取るが良い!!」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!

マッシャー「ぐ……ぐおおおおおおおおおおおおおおお!!!ダークソードナイトォォォオオオオオ!!!」

ダークソードナイト「新たに生まれ変わるが良い!!誕生せよ!!パワードマッシャー!!!!」

マッシャー「グオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」


タック「……ここや!あれが冥府の騎士団のアジトやな!?」
暗闇斎「こんな所にあったのか……」
サスケ「敵は少ない……仕留めるなら今がチャンスだな」
ジュキッド「……よし…!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオン!!!

タック「なっ…何や!?」
ジュキッド「アジトが……崩壊した……!?」
サスケ「馬鹿な…!?何だあれは……!?」
シノ「まさか……!マッシャー……!?」
暗闇斎「そんな筈は無い……!マッシャーは確かに斃した……!ではあれは一体………!」

ダークソードナイト「ふははははははははははははははは!!」

シノ「ダークソードナイト……!」

ダークソードナイト「闇の忍び部隊よ!ここが貴様達の墓場となるのだ!
  我が究極の最終兵器、パワードマッシャーによって、お前達はここで終わりだ!!」

タック「パワードマッシャー!?」
サスケ「あいつ……!マッシャーを改造しやがったのか…!」
ジュキッド「何という奴だ……!」
シノ「ダークソードナイト……!」

ダークソードナイト「ふん……さあ行けパワードマッシャー
  この愚か者共に裁きの鉄槌を下すのだ!殺れ!!」

パワードマッシャー「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」


  第佰睦話 追憶、冥府の騎士団の栄光 終

シノ「次回予告です ダークソードナイトの卑劣な策略で自我を失い、パワードマッシャーとして凶暴化してしまったマッシャー
  自由を奪われてしまった彼の為にも、一刻も早く斃してしまわないと……!
  ですが、パワードマッシャーの繰り出す攻撃は威力が高く、私達の攻撃は一切通用しません…!
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第佰漆話 ご期待ください」

821 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/02/07(Fri) 16:10
タックみたいな普段はおちゃらけてるけど決める時は決めるタイプのキャラって人気出るよね

ただしイケメンに限る

822 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2020/02/07(Fri) 22:59

>>821

シノ「それは状況によりけりではないかと思いますが……
  そういうのを、一般的にはギャップって言うんでしたっけ?
  普段のイメージとかけ離れた一面が垣間見えると、その人の見る目が変わるっていう
  そういう現象の事を言うんでしたよね?
  例えば、普段は怖そうな人が動物や子供に優しいとか…
  そういうプラスのイメージになる場合もありますけど、
  逆に良い人だと思っていた人が犯罪に手を染めているのを見ると途端に悪いイメージになる場合もありますよね
  人の価値は、見た目だけじゃなく、行動や態度によってもプラスになる事もマイナスになる事もあります
  例え顔が整っているからと言って態度が悪ければ好感を得る事は世間一般には難しい話です
  大事なのは顔立ちがどうとかではなく、他人と自分を比較せず、自分に自信を持っているかどうかだと思うんです
  タックさんは自分自身の生き方に忠実なのでしょう 根は真っ直ぐで優しいから、いざという所で活躍するんです
  普段からあれなら良いんですけれど……照れ隠しなのでしょうね それがタックさんらしいですけれど」

823 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/02/11(Tue) 23:00
デデププ5巻8話『デデデ大王、虫歯になる!!』で1コマだけ
『ゴーゴー!ゴジラッ!!マツイくん』のマツイ(松井秀喜)がカービィの麻酔との勘違いで出てたけど
デデププでカービィが大王に散々嫌がらせされてたのと同様に、
マツイもマツイくん連載時はヤクルトと阪神監督だったノムラ(野村克也)にほぼ毎回のように嫌がらせされていた
但し、こっちは最後は逆にノムラの方がマツイから痛い目に遭わされる話が殆どで、
最終11巻の最終話で観客にこのことで容赦なく非難を浴びられらノムラは「どうせワシは悪者じゃー!!」と開き直るしかなかった

ところでどうして今日この投稿をするかというと
モデルである野村克也本人が2年2ヵ月前の2017年12月8日に死去した妻の沙知代と同様虚血性心不全で84歳で急死したから
マツイくんでは作者の河合じゅんじに大悪党キャラとして描かれたけど現実の野村はボヤキキャラ
因みに妻の沙知代も9巻で自宅でバニーガールになるなどでちょくちょく出てた

824 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2020/02/12(Wed) 00:13

>>823

シノ「朝のニュースを観て驚きました
  野村監督さんと言えば、朝の番組かなんかで野球の試合のコメントをしていたのが印象的ですね
  あと、コロコロコミックで連載されていた漫画も読んだ事があります
  思えば、あれで野球選手の名前を覚えていた記憶があります
  あの漫画では、野村監督さんが悪役のポジションで、よく桑田選手と共謀しているのが多かった印象です
  当時、野球にあまり詳しくなかった頃は、桑田選手は本当に守銭奴な性格だと思っていました
  実際の桑田選手は、漫画の桑田選手と全くかけ離れた人物だと知った時はびっくりでした
  というより、あの漫画の登場人物達は実際の人物と性格がかけ離れているのが殆どでしたね
  松井選手に至っては人間扱いされていませんし……
  野村監督さんのコメントは、面白く拝見していただけに、本当に残念です
  心からご冥福をお祈りします」

825 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/02/19(Wed) 23:47
デデデ大王のハンマーは凶器なの?

826 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2020/02/20(Thu) 16:08

>>825

シノ「ハンマーですし、当たれば勿論怪我をしてしまいます
  主にカービィさん達の暴走を止める為にハンマーを使う事もありますが、
  重傷にならないよう、巧みな手加減で軽い怪我で済むようにしています
  国の王たるもの、国民には出来るだけ怪我を負わせないようにという優しい配慮なのです
  当たれば怪我をするようなものをむやみやたらと振り回すような事を陛下がする筈ありません」
タック「そうかなあ……」
シノ「皆さんは、人前では決してハンマーを振り回さないでくださいね」
タック「そんな事やる奴おらんやろ…おったら狂人やで」

827 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/02/20(Thu) 21:10

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」


パワードマッシャー「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」
ダークソードナイト「さあ行け!怨敵闇の忍び部隊を完膚無きまでに叩き潰すのだ!!」
パワードマッシャー「グオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

暗闇斎「完全に自我を失っている……あれは最早暴走した機械だ」
シノ「メアさんは……メアさんはどこに行ったんですか……!?」
ダークソードナイト「メアは死んだ 自分の命と引き換えにマッシャーの魂を呼び戻したのだ」
タック「何やと!?」
シノ「そんな………!」
ダークソードナイト「ふん……そのお陰で私はパワードマッシャーという強力な兵器を手に入れる事が出来た
  これは良い意味での誤算だった まさかあの娘にそのような能力があったとはな……
  この私の運もまだ尽きてはいなかったようだ……!ははははははははははははははははははは!!」
シノ「この外道……!」
ダークソードナイト「ふん…私が憎いか?ならば私を斬れ 所詮貴様も私や冥府の騎士団共と同じ
  敵を憎み、怨む事でしか剣を振るえんのだ 守る為の戦いなど絵空事に過ぎぬ!
  さあどうした?憎いなら斬れば良かろう!貴様も闇に堕ち、我々と同じ末路を辿るが良い!!」
シノ「くっ………!」
暗闇斎「シノ……奴はわざとお前を刺激しているだけだ……挑発に乗るな」
シノ「分かっています………」
ジュキッド「今は目前の相手をどうするかが大事だ……パワードマッシャーか……厄介な相手だ」
サスケ「だが、ここで退くワケにはいかねえ……奴を斃すぞ」
シノ「はい……!行きます!」



 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第佰漆話 不屈の騎士、落陽に散る


 前回までの記録

  第捌拾陸話 最強の敵、十二神将現る(>>478-484)
  第捌拾漆話 裁きの女神降臨!シノ覚醒の時(>>509-511)
  第捌拾捌話 闘牛大暴れ!神獣の裁きの斧(>>538-543)
  第捌拾玖話 シノ、アイドルデビュー!?歌と踊りは世界を救う (>>559-564)
  第玖拾話 天駆ける白馬の非情なる光の神槍(>>575-579)
  第玖拾壱話 迅き一閃!烈風の巻物、覚醒(>>586-589)
  第玖拾弐話 蛇の牙が獲物を狩る(>>694-699)
  第玖拾参話 阻止せよ!毒蛇の猛攻(>>717-721)
  第玖拾肆話 新春初夢大地獄(>>724-728)
  第玖拾伍話 決着の時!轟け水流の極意!(>>731-734)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾漆話 消えぬ炎に誓う(>>741-746)
  第玖拾捌話 狼の逆襲(>>749-751)
  第玖拾玖話 暗殺者の意地(>>759-762)
  第佰話 悪戯小僧の暴走(>>766-769)
  第佰壱話 死神の足音(>>780-783)
  第佰弐話 憎悪の女神(>>788-791)
  第佰参話 絶望の序章 復讐の狼煙(>>794-798)
  第佰肆話 忍者と騎士の決戦(>>809-811)
  第佰伍話 因縁の終幕(>>812-816)
  第佰睦話 追憶、冥府の騎士団の栄光(>>817-820)


828 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/02/20(Thu) 21:11

パワードマッシャー「グオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオン!!!

パワードマッシャー「オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛!!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

サスケ「くっ……!こいつ、本当に我を忘れて暴走してやがる……!」
ジュキッド「奴を斃し、苦しみから解放してやるしか救う方法は無いようだな」
ダークソードナイト「そういう事だ だが出来るか?貴様らにそのような事が」
暗闇斎「やって見せるさ……」

 ビュン!!

シノ「父上…!」

暗闇斎「真影流……!」
パワードマッシャー「グオオオオオオオオオオオオ!!!」

 ビュン!!

暗闇斎「なっ…!!」

 ドゴッ!!

暗闇斎「がはっ……!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

シノ「父上!!」

ジュキッド「速い……!暗闇斎殿は完全に死角を狙っていた筈……!」
タック「せやけど、パワードマッシャーの方が反応が速かった……!」
サスケ「デカい図体の割に、尋常じゃねェ速さだ!」

暗闇斎「くっ………」
シノ「父上!」
暗闇斎「よそ見をするな!」
シノ「え……!?」

パワードマッシャー「グオオオオオオオオオオオ!!!」

 ズオオオオオオオオオオオオオ!!!

シノ「レーザー!?くっ…!」

 ビュン!!

 ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

タック「ぐあああっ…!無茶苦茶や!」

ダークソードナイト「ははははははははははは!!この私が作り上げた最高傑作、
  パワードマッシャーの前では貴様らなど無力も同然!どうだ?命乞いをするなら見逃してやるか考えてやるぞ」
サスケ「ふざけんな!だれがてめェなんざに!」
ダークソードナイト「ならば仕方が無い…返答次第では助けてやったかもしれないものを……
  パワードマッシャー!遠慮はいらん!闇の忍び部隊の連中を焼き払ってしまえ!!」
パワードマッシャー「グオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」

シノ「こうなったら………カグヤちゃん!」
カグヤ姫「わかった!」
ダークソードナイト「させるか!」
パワードマッシャー「グオオオオオオオオオオオオ!!!」

 ドン!!

カグヤ姫「きゃああああああっ!!」
シノ「カグヤちゃん!!」

ダークソードナイト「ふん……これで変身は出来まい」
タック「野郎…!」
ジュキッド「よくもカグヤ嬢を……!」
ダークソードナイト「さあどうする?変身が出来なければもう成す術は無しか?」
シノ「馬鹿にしないでください!はあああああああああっ!!」
暗闇斎「シノ!」

シノ「妖姫に変身出来なくとも……私1人の力で……!」

 ビュン!!

シノ「花影流奥義!!虹龍・百花繚乱!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオン!!!!

タック「入った…!」
ジュキッド「どうだ……!?」

パワードマッシャー「………………………」

シノ「なっ……!」
サスケ「こいつ……微動だにしてねェ…!」
暗闇斎「馬鹿な…!あの攻撃を無傷で耐えるなど……!シノ!!」

パワードマッシャー「グオ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛!!!!」

 ドゴッ!!

シノ「ああっ……!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオン!!!

暗闇斎「シノ!!」


829 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/02/20(Thu) 21:14

シノ「くっ…………!父上……すみません………」
暗闇斎「虹龍・百花繚乱でダメージを与える事も出来ないならば……」
サスケ「おい、さっきのデカいロボットなら何とか出来ねェのか!?」
暗闇斎「ダークネス・ヘル・ヘビーロブスターとの戦いで既に燃料を使い果たした……!
  あれを再び動かすには膨大なエネルギーが必要だ」
タック「何でそんな不良品しか作れへんのや!」
暗闇斎「不良品だと!?それは聞き捨てならんな!!
  機巧巨人忍将軍丸初號機の火力を上げる為にはエネルギーの消費は避けて通れなかったのだ!!
  それを貴様、よくも不良品などと……!!」
ジュキッド「喧嘩している場合か!今は戦いに集中するべきであろう」
パワードマッシャー「オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛!!!!」
サスケ「くっ……!こいつは厄介な相手だぜ……」
ジュキッド「一度撤退し、体制を立て直すか……?」
暗闇斎「ここで撤退すれば、奴にプププランドへの侵入を許してしまう事になる……
  プププランドは何としても死守しなければならん……!」
タック「やっぱそうなるよなあ……せやけど」
ジュキッド「ああ……あれは俺達では手に負えん……」
シノ「諦めないでください!」
暗闇斎「シノ……」
タック「シノ姐……」
シノ「私達は、これまでの戦いを乗り越えてきました……!色々なピンチがありましたけれど、
  助け合ってここまで乗り越える事が出来ました……!
  諦めてしまえば、これまでの事が全て無駄になってしまう……
  私達に不可能などありません……!この戦い、皆で乗り越えましょう!」
タック「おう!!」
ジュキッド「ああ、そうだな……シノ殿の言う通りだ……
  俺達はいつだって不可能を可能にして来た……今回も今まで通りと変わらぬ……!」
サスケ「小娘に諭されるとはな……いつまで経っても甘ちゃんなリーダーだが、それもまあ悪くねェか!」
ダークソードナイト「ふん…何を世迷言を……そんなに死に急ぎたいならお望み通り地獄へ送ってやる!」
暗闇斎「否…拙者達は死なぬ……誰も死なずこの戦いを乗り越える……!それが闇の忍び部隊の使命だからだ!!」
一同「おう!!!」
ダークソードナイト「くっ……!」

カグヤ姫「そう……だよ…………諦めちゃ……駄目なんだから………!」
シノ「カグヤちゃん……!」
カグヤ姫「もう大丈夫………!わたしも負けない……!こんな操り人形なんかに、負けちゃいけない……!しーのん!」
シノ「はい!」

ダークソードナイト「させるか!!パワードマッシャー!!」

パワードマッシャー「グオオオオオオオオオ!!!」
サスケ「攻撃させてたまるか!!!」

 ドオオオオオオオオオオオン!!!

パワードマッシャー「グオオオオオオオ!!?」
ダークソードナイト「何っ!?」

ジュキッド「ぬおおおおおおおおおおっ!!」

 ドン!!

パワードマッシャー「グオオオオオ……!!」

ジュキッド「俺達にも意地がある……!もうお前達の好きにはさせん……!!」

 ビュン!!

タック「うおらああああああ!!射殺せ……疾風剣!!!」

 ドン!!!

パワードマッシャー「グオオオオオオオオオオオ!!!」

ダークソードナイト「己…!虫けらの分際で……!」

暗闇斎「貴様に良い言葉をプレゼントしよう……『一寸の虫にも五分の魂』とな」

ダークソードナイト「くっ……!」

シノ「カグヤちゃん……!」
カグヤ姫「うん!聖なる力よ、私達に奇跡の祝福を!!今ここに神聖なる光を!!
  妖精魂魄共鳴奏(フェアリー・スピリット・ユニゾン)!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオン!!!

妖姫(シノ)「………………!」

タック「よしっ!時間は稼いだで!」

ダークソードナイト「己……!!
  変身したから何だと言うのだ!!所詮は虚仮威し……!始末してしまえ!!パワードマッシャー!!!」

パワードマッシャー「グオオオオオオオオオオオオオ!!!」


830 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/02/20(Thu) 21:14

カグヤ姫『来る……!』
妖姫(シノ)「分かっています……私に合わせてください!」
カグヤ姫『了解!』

 ビュン!!

 ドオオオオオオオオオオオオオン!!!

パワードマッシャー「グオオオオオオオオオオオオ!!!」

カグヤ姫『今度は右だよ!』
妖姫(シノ)「はい!」

 ビュン!!

パワードマッシャー「グオオオオオオオオオオオ!!!」

 ギュイイイイイイイイン!!!

 ドガアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!

タック「お互い速過ぎて目で追うのがやっとや……!」
ジュキッド「速さは互角……」
サスケ「いや、シノの方が上回っているぜ」
暗闇斎「ああ……」

妖姫(シノ)「はあああああああああああっ!!!」

 ドオオオオオオン!!!

パワードマッシャー「グオオオオオオオオオオオオ!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオン!!!

タック「よし!シノ姐の攻撃が効いてる!」
ダークソードナイト「何をしているパワードマッシャー!!押しつぶしてしまえ!!」
パワードマッシャー「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

カグヤ姫『一気に決めよう!』
妖姫(シノ)「はい!!」

 ビュン!!

パワードマッシャー「グオオオオオオオオオオオオ!!!」

妖姫(シノ)「はあああああああああああっ!!」

 ビュン!!

妖姫(シノ)「花影流奥義………!!」

 スッ!!

妖姫(シノ)「虹龍・百花繚乱!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

パワードマッシャー「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

 ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!

タック「やった!!」
ジュキッド「パワードマッシャーが斃れた……!」
暗闇斎「シノ……よくやった……!」
妖姫(シノ)「……………………………」

サスケ「おい!!気を抜くな!!ダークソードナイトの姿がいないぞ!!」
暗闇斎「何っ……!?」



ジュキッド「………どこにも気配が無い……逃げたか……………」
暗闇斎「まあ良い……戦力を大幅に失い、今の奴には何も出来ないだろう……
  今回ばかりは厳しい戦いだった……しかしこれで一件落着でござる」
タック「はあ……疲れたわ…………さて、帰るか」
シノ「皆さんは先に帰っていてください」
暗闇斎「どうしたのだ…?」
シノ「帰る前に、どうしてもやりたい事が……」
暗闇斎「やりたい事……?」


831 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/02/20(Thu) 21:19

シノ「………こんな感じでしょうか……」
暗闇斎「シノ……一体何を……」
シノ「お墓です……メアさん……そして冥府の騎士団の皆さんの…………
  こんな事しか出来ないですけれど……………」
暗闇斎「いや……良いんじゃないでござるか きっと皆、感謝している筈でござるよ」
シノ「……だと良いですが…………
  ……敵同士という形で会わなければ、メアさん達とは仲良く出来たのでしょうか……?」
暗闇斎「それは分からぬな………しかし、違った運命ならば、そういう未来もあったのかもしれぬな…………」



ダークソードナイト「くっ…………!まさかパワードマッシャーが敗れるとは……!
  しかし……見ていろ……!私は何度でも復讐する……!
  闇の忍び部隊……!今度こそは奴らの首を………!次こそは必ず……!!」

???「貴様に次は無い」

ダークソードナイト「何…!?誰だ!!」

鉄眼「……………………」

ダークソードナイト「鉄眼……!一体何の用だ……!?」

鉄眼「ダークソードナイト、今まで散々好き勝手に動いてくれたな…………
  貴様のこれまでの行動は全て邪幻斎にはお見通しだ」
ダークソードナイト「ふん……それがどうしたと言うのだ……?裏切者として私を処断しようと言うのか……?」
鉄眼「裏切者……?何を勘違いしている 貴様など最初から仲間などと思った事は一度も無い
  我々は最初から貴様を利用する目的で貴様に幹部の座を与えたに過ぎぬのだからな」
ダークソードナイト「何っ……!?」
鉄眼「価値があるのは貴様では無く、貴様が持っているその闇鏡の破片だ
  それがあれば、邪幻斎は更なる力を手にする事が出来る……幻夢教がこの星の全てを支配出来る日も、そう遠くは無いだろう」
ダークソードナイト「ふん……闇鏡はこの私にしか使いこなす事は出来ん………邪幻斎に闇鏡の破片など使いこなせるものか」
鉄眼「かつてはそうだった……だが、邪幻斎は闇鏡の破片の謎を解析した それを証拠に、ここにその複製がある……」
ダークソードナイト「何っ……!?」
鉄眼「貴様には最早何の価値も無い……闇鏡の破片の解析が済んだ今、貴様はもう用済みだ
  我々の目的は、あくまで本物の闇鏡の破片だ……大人しくそいつを渡して貰おうか……」
ダークソードナイト「黙れ……!貴様ら如きに、闇鏡の破片をくれてやるつもりなど無い!!」
鉄眼「そうか……では仕方が無い………力ずくでそいつを奪い取るまでだ」
ダークソードナイト「ふん……!邪幻斎の犬め……!死ねええええええええええええええ!!!!」

 ヒュバッ!!

ダークソードナイト「ぐ………がはっ……………!!」

鉄眼「貴様など、刀の錆にもならん」

ダークソードナイト「くっ……!己………!ダークネス・ヘル・ブラッディ……!!」

 ヒュバッ!!

鉄眼「正直に言って、貴様が目障りだった……
  幹部の座を与えられた程度で良い気になっているその傲慢さ、実に気に食わん
  貴様如き三下が……さっさと消えろ!!」

 ドスッ!!

ダークソードナイト「ぐ……ぐあああああああああああああああああ!!!!」



鉄眼「……これで闇鏡の破片が手に入った………邪幻斎の願いが、ようやく叶う時が来る……………」



  第佰漆話 不屈の騎士、落陽に散る 終

シノ「次回予告です ツキカゲさんを捜す為、行方知れずとなったバウンシーさん
  私達もバウンシーさんを捜しますが、見つける事が出来ません……バウンシーさん、一体どこまで……?
  そんな中、十二神将にまた新たな動きが……?
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第佰捌話 ご期待ください」


832 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/02/20(Thu) 21:24
>>764のアドレーヌが言うには、第64代横綱 曙vsアドレーヌなら自分の方が強いとのことだが、
実際関取って土俵以外でも強いのかね?
稀勢の里もアドレーヌより弱そうだと言われていたし、リング上の関取が強いイメージって無いな
曙だってマケボノとして笑われるほど雑魚かったしな

この手の話題では正直シノも絡めてやりたいけど、シノは人外の強さになってしまった
蹴りが強いのはメロンってオリキャラだったっけ?
メロンもこの二人より強いかもしれんな
蹴りだけならメロンはアドレーヌより強そうだし、アドレーヌもボクシングならめっちゃ強い

833 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2020/02/21(Fri) 09:01

>>832

タック「シノ姐はんは、何と言うか、こういう強さ議論の話題からまんまと逃れた感あるよなあ」
シノ「そんな事ありませんよ……人聞きの悪い事を言わないでください」
タック「関取が土俵以外でも強いのかって問いは、ストリートファイターシリーズのエドモンド本田の活躍を見れば、
  自ずと分かってくるんやないでっか?」
シノ「それはゲームの話じゃないですか
  現実ではどうなのかって質問じゃないですか、全然答えになってないですよ…」
タック「力士って、身体がデカい分、動きが遅そうやさかい、素早い動きで立ち回れば勝つのも難しくないんやない?
  素早くても攻撃が通らなかったら意味が無いかもしれへんけどな 武器持って良えなら大丈夫かもやけど
  という事は、鉄パイプを武器にして、素早い動きで立ち回れば力士も敵じゃあないな!条件が揃えば素人でも勝てるわ!」
シノ「そんな事をしたら刑務所送りですよ」
タック「話変わるけど、蹴りが強いのはメロンちゃんで正解やな」
シノ「メロンさん、テコンドーの黒帯で有段者ですから、一般人の中では強い方ですね」
タック「化け物しかおらんのか、ここの女キャラは」
シノ「そんな事ないと思いますよ タックさんだって充分強いじゃないですか」
タック「そう!?それ程でも……あるけどな!わっはっはっはっはっは!!」
シノ「もう…すぐ調子に乗らないでください……」

834 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/03/07(Sat) 23:10
タックがお気に入りのキャラだぜ

835 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/03/13(Fri) 17:57
一番初期のカービィでデデデ大王の倒し方がわからなくて詰んだ僕…

836 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/03/15(Sun) 21:58
名無しのせいなのかシノのせいなのか…
アドレーヌが来なくなってしまった
そしてアドレーヌが来なくなったとたん進行も見事に止まるという分かりやすい状態だな
やっぱり14スレ目で終わる運命だったのか、よく頑張ったね

837 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/03/16(Mon) 00:29
シノがアイドルになったのは黒歴史なの?
触れちゃいけないやつ?

838 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2020/03/16(Mon) 03:41

>>834

タック「ありがとサンキュー!そう言ってくれる人がいて嬉しく思うわホンマにな
  そう言ってくれるお前は、今日からフレンドとして温かく迎え入れてやろう!
  よろしゅうな!マイフレンド!」
シノ「タックさん、友達が少ないから、仲良くしてあげてくださいね」
カグヤ姫「面倒くさいけど、悪い奴じゃないからね!」
タック「外野、ちょっと黙っててくれる?」
シノ「冗談ですよ」

>>835

タック「っていうか、倒し方が分からないのにそこまで進んだ事に驚きや」
シノ「初期はコピー能力が無くて、吸い込んで吐き出すしか攻撃方法なかったですからね」
カグヤ姫「その分ステージ数は少なくて、1時間以内でクリア出来ると思うの」
タック「エキストラモードはえげつない難易度やけどな
  ノーコンティニューノーダメージでクリア出来たらスーパースターや!」

>>836

タック「フェードアウトにはまだ早い!まだや!まだ終わらんよ!
  お前達が止まらない限り、その先に俺達がいるぞォ!!だからよ…止まるんやねえぞ……」
シノ「見苦しいと思うかもしれませんが、もう少しだけ続けさせてもらえないでしょうか
  ここまでの頑張りを、無駄にしてしまうのも、勿体無いですからね」
カグヤ姫「そうそう!あたし達、まだまだバリバリの現役だからね!」
タック「俺が…俺達が、ガンダムや!!」
シノ「違います」

>>837

シノ「触れないでいただけると助かります」
カグヤ姫「でもしーのん、可愛かったよね」
タック「せやなあ…後1、2回くらい、続編があっても…」
シノ「やりません」
タック「えー」
カグヤ姫「可愛かったのにねえ」
シノ「可愛くなりたかったわけじゃないです……これ以上はノーコメントとさせていただきます」

839 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/03/18(Wed) 02:41
タックもアイドルデビューしようよ
CD売って印税ガッポガッポだぜ

840 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2020/03/18(Wed) 16:57

>>839

タック「まあそれも一度は考えた事があるんやけどなあ」
シノ「あったんですか?!」
タック「確かにアイドルになれば、可愛い女の子のアイドルともお近づき出来るし
  お金も儲かるしで役得役得の良い事ずくめやと思ったんやけどな、
  一度冷静になってよくよく考えてみると、アイドルの仕事って忙しそうやし、
  それにほら、ボクってこう見えても人気者でっしゃろ?
  しゃしゃり出て嫉妬でも買ったら困るし、出る杭は打たれるとも言うしな
  そう考えたら、もっと他に楽して儲かる方法があるんやないかなあと思ったんよ
  せやから、アイドルにはならへんわ 残念やけどな
  自由気ままに楽して儲かる それがボクの信条なんや!」
シノ「タックさんらしい理由ですね」
カグヤ姫「それで、楽して儲かる方法って見つかったの?」
タック「これからや!楽して儲かる方法を研究するのがボクの目指す道なんよ!
  答えが見つかるまで、ボクの旅は終わらない!なんてな!」
シノ「成程…タックさんらしいですね」
カグヤ姫「見つかると良いね」


841 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/03/19(Thu) 00:33
今、公式で角川つばさ文庫「星のカービィ」シリーズの『あぶないグルメ屋敷!?』
と『メタナイトとあやつり姫』と『結成! カービィハンターズZ』が無料で読めるのね

842 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/03/19(Thu) 00:37
タックはいつシノの名前を引き継ぐんだ?

843 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/03/23(Mon) 21:37
明日でアドレーヌ&リボンの初登場作の『星のカービィ64』発売から遂に丸20年!!…なんだけど
アニメ『星のカービィ』と声優で共通点が多い『サイボーグクロちゃん』も今日で
ttp://www.saruyama-gamesoft.com/gb.parts/saibogukurotyan.jpg
クロちゃん初のゲーム化であるこの『サイボーグクロちゃん 〜デビル復活!!〜』発売から同じく丸20年…つまり
クロちゃん初のゲーム化がカービィ64発売の前日という偶然!

更に今日はそれだけでなくカービィが初めてコピー能力が使用可能となった『夢の泉の物語』発売から丸27年、
あの打撃の神様、川上哲治生誕から丸100年!!!…でもある
川上哲治は『ゴーゴー!ゴジラッ!!マツイくん』にも1巻にだけ出てる

844 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/03/27(Fri) 16:42
星のカービィ2で真のエンディング見れなかった

845 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2020/03/27(Fri) 17:22

>>841

シノ「今の時期が時期だからでしょうか…
  コロコロコミックや、他の雑誌も無料で公開していましたから
  まさかこんな状態になっているなんて……
  ここに来てくださっている皆さんは、健康状態は良好でしょうか?」
カグヤ姫「っていうか、具合が悪かったらこんな所見てないで安静にしていた方が良いと思うの」
タック「春頃には落ち着くかもと思っていたけど、この現状じゃあ10ちゃっとの皆も不安よな」
カグヤ姫「タック、動きます」
タック「動いたって病気相手じゃどうにも出来んって」
シノ「外から帰ったら手洗いとうがいはしっかりしましょう」

>>842

タック「それは、シノ姐はんが引退する時やないの?分からんけど」
シノ「私の名前は誰にもあげませんよ 何言っているんですか
  私、名前をタックさんに引き継ぐとかそんな話した事ありましたっけ?」
タック「いや、覚えてないなあ」
カグヤ姫「わたしも覚えてない」
シノ「していないって言ってください していませんよ、そんな話
  いい加減な事ばかり言わないでくださいお願いですから」

>>843

タック「カービィ64からもう20年っていう事実に驚きを隠せないわ」
シノ「発売日は2000年の3月24日でしたね
  当時子供だった方は、もう立派な社会人でしょうか」
タック「大学生かもしれまへんで」
カグヤ姫「あるいはニーt…」
タック「それは言わんでおいてあげて
  っていうか、843かなり詳しいな 一体何者なん?」
カグヤ姫「インターネットで調べればいくらでも情報仕入れられるよね」
タック「それも言わんでおいてあげて」

>>844

タック「そうか!なら今すぐに星のカービィ2をダウンロードして遊ぶんや!
  この目でしかと真エンディングを見届けい!」
シノ「真エンディングを見る為には虹のしずくを7つ入手している事が条件ですね
  結構入手が難しい所もありますが、諦めないでくださいね」
タック「虹のしずくを入手出来たら後はラスボスとの戦いやけど、行動パターンさえ読めれば後はどうという事は無い!
  つまり慣れろっちゅうこっちゃ!頑張れ!」
カグヤ姫「エンディングだけ見るならユーチューブで…」
タック「それは言うたらあかん!」

846 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/03/28(Sat) 21:34
「俺のイタリアン スターアライズ」って面白いの?

847 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/03/29(Sun) 02:45
タックかわいい

848 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/03/31(Tue) 06:28
忍び街道まっしぐら!って実写化しないの?

849 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/04/03(Fri) 22:22
お花見した?

850 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2020/04/06(Mon) 10:37

>>846

タック「知らんけど、面白いと思いまっせ 全然知らんけど
  気になるんなら自分の目で確かめたらどないや?」
シノ「知らないのにいい加減な事言わないでください」
タック「個人的には「俺のスパニッシュ ウルトラスーパーデラックス」ってのがオススメやな 全然知らんけど」
シノ「知らないのにおすすめしないでください あと適当な事を言うのも禁止ですから」

>>847

タック「ホンマにそう思うてる?おおきにありがとう!!」
カグヤ姫「そうやってすぐ調子に乗るんだから 酷い目に遭ったって知らないよ」
ジュキッド「大丈夫だ 仮に酷い目に遭っても、骨は拾ってやる」
タック「それ、ボクが死ぬの前提になってるやないでっか」
シノ「ギャグ補正で生き残りますので問題ありません」
タック「ギャグ補正ったって死ぬ時は死にまっからな」
カグヤ姫「現に1回死亡したもんね 生き返ったのはあたしのお陰なんだから!
  カグヤちゃんにもっと感謝してよ!もう二度はないから」
タック「カグヤちゃ〜〜ん!ホンマにありがと〜〜!」
ジュキッド「卓越した気持ち悪さだな」
シノ「本当にそうですね」

>>848

シノ「忍び街道まっしぐら!だけが実写化されても……順序がありますから
  もし実写化するなら星のカービィシリーズからやるのが妥当と思います
  それに、忍び街道まっしぐら!は、『デデデでプププななかまたち・激闘編』のアフターストーリーです
  まずやるとするなら激闘編が先でないと、激闘編を観ていないと分からない所とかいくつかあると思います
  あ、もし前のスレッドで投稿していた激闘編をまだ観ていないという方はそちらもご覧ください
  結構長いので、全部読むには相当お時間が掛かると思いますが……」
タック「ちなみに、実写化されるとしたら配役はどうなるん?」
シノ「私の役は松井玲奈さん、タックさんは笑福亭鶴瓶さんという所までは確定しているみたいです」
タック「誰が決めたんそれ?」
シノ「それは私の口からはお話出来ません……禁則事項ですから」
タック「これ以上触れるのはやめとこう」

>>849

タック「そういやまだやなあ っていうかもうお花見の季節か、早いなあ」
シノ「もう4月ですから」
カグヤ姫「でも、チーキュって星は、流行病で今大変なんでしょ?
  外出も出来ないなんて、なんか可哀想だよね」
シノ「地球です いい加減覚えてください」
タック「色々と不安を抱えている人も多い中で、こういう話をするのはなんだか不謹慎やな
  ボクらも今後、派手な行動は慎んだ方が良えんかな」
シノ「忍者なのですから、元々派手な行動は慎むべきですよ
  という冗談はさておきまして、闇の忍び部隊のこれからについての話ですが、
  2014年3月から丸6年続いた『月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜』も、残り十数回程度で終了へと向かう予定です
  月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜の最終回に合わせて、闇の忍び部隊としての活動も終わりにする予定で考えていました
  終わった後の次の話も決まっていますので、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜は延長せず続行しようと思います ご了承ください
  少しでも皆さんの楽しみになって欲しいと考え、始めたのがきっかけでした
  これからも何卒よろしくお願いします」
タック「いきなり大真面目な話になったなあ…」
カグヤ姫「これにはカグヤちゃんもちょっとドン引きしたかも……
  でも、これだけずるずると長くしちゃったんだから、さっさと終わらせちゃうべきだよね」
ジュキッド「終わってしまうのは名残惜しい所もあるが、何、いつかまた会える日もあるだろうさ」
シノ「すみません、いきなりこんな話をしてしまいましたが、これから先もよろしくお願いします」
タック&カグヤ姫「よろしくお願いしまーす!」

851 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/04/06(Mon) 19:20

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」



シノ「バウンシーさん、まだ帰って来ていないんですね……」
ミント「私達も色々な場所で聞き込みをしたけど、それらしい姿を見た人はいなかったよ」
メロン「本当に世話の焼ける子ね…どこに行ったのかしら」
シノ「バウンシーさんは、きっとツキカゲさんを捜しに……」
メロン「でも、そのツキカゲって子は……」
シノ「はい……恐らく、今のツキカゲさんに出会ったら、バウンシーさんは………」
ミント「心配いらないって!手分けして捜せば見つかるよ!
  …よし!休むのはこのくらいにしようぜ!再び捜査開始だ!」
メロン「はいはい」
シノ「2人共…ありがとうございます」
ミント「気にすんなって!困った時はお互い様だろ?」
メロン「シノは戦いの事もあるんだし、前みたいに1人で気負うのは今後一切無し 分かった?」
シノ「分かりました……バウンシーさんの事、お願いします」



タック「確かに、バウンシーちゃん、ホンマにどこに行ったんやろなあ」
ジュキッド「坊やの事もあるだろうからな、放っておくわけにも行かぬな」
シノ「手遅れになる前に、一刻も早くバウンシーさんを見つけましょう」
タック「おう!」
ジュキッド「そうだな…」



 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第佰捌話 閉ざされた心、失われた愛


 前回までの記録

  第捌拾陸話 最強の敵、十二神将現る(>>478-484)
  第捌拾漆話 裁きの女神降臨!シノ覚醒の時(>>509-511)
  第捌拾捌話 闘牛大暴れ!神獣の裁きの斧(>>538-543)
  第捌拾玖話 シノ、アイドルデビュー!?歌と踊りは世界を救う (>>559-564)
  第玖拾話 天駆ける白馬の非情なる光の神槍(>>575-579)
  第玖拾壱話 迅き一閃!烈風の巻物、覚醒(>>586-589)
  第玖拾弐話 蛇の牙が獲物を狩る(>>694-699)
  第玖拾参話 阻止せよ!毒蛇の猛攻(>>717-721)
  第玖拾肆話 新春初夢大地獄(>>724-728)
  第玖拾伍話 決着の時!轟け水流の極意!(>>731-734)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾漆話 消えぬ炎に誓う(>>741-746)
  第玖拾捌話 狼の逆襲(>>749-751)
  第玖拾玖話 暗殺者の意地(>>759-762)
  第佰話 悪戯小僧の暴走(>>766-769)
  第佰壱話 死神の足音(>>780-783)
  第佰弐話 憎悪の女神(>>788-791)
  第佰参話 絶望の序章 復讐の狼煙(>>794-798)
  第佰肆話 忍者と騎士の決戦(>>809-811)
  第佰伍話 因縁の終幕(>>812-816)
  第佰睦話 追憶、冥府の騎士団の栄光(>>817-820)
  第佰漆話 不屈の騎士、落陽に散る(>>827-831)


852 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/04/06(Mon) 19:21

ツキカゲ「うわああああああああ!!」

 ドオオオオオン!!!

紫雷「……終わりだ そろそろ休憩にするぞ」
ツキカゲ「くっ……まだだ………!」
紫雷「今の状態で、何度挑んでも同じ事だ 休む事も強くなる上で必要な事だ」
ツキカゲ「………くっ……!」


ツキカゲ「……また白飯だけか」
紫雷「文句ばかり言うな 白飯が食えるだけでも有難い事なのだぞ」
ツキカゲ「……確かにな………1人だった時は、碌に何も口にしていなかった……」
紫雷「ずっと1人だったのか?」
ツキカゲ「いや……かつて仲間がいた…………そして、僕を愛してくれた人も………」
紫雷「何故、1人になった?」
ツキカゲ「僕は……必要とされていないと感じたからだ………仲間は皆、僕より強かった…………
  僕がどれだけ強くなっても、皆はそれより更に強い………いくら追い付こうと頑張っても決して辿り着けなかった……
  考えたんだ……僕が強くなれないのはあの中にいるからだと………
  決めたんだ………僕にはもう仲間は必要無い………そして、僕を愛してくれる人も、不要だ
  そんなのがいれば、僕はずっと弱いままだ………………」
紫雷「それでお前は、孤独になる事を選んだのか」
ツキカゲ「お前だって似たようなものだろ?」
紫雷「否定はしない……」
ツキカゲ「あんたは何で強くなろうと思ったんだ?」
紫雷「私が、まだ幼かった頃の話だ……貧乏な暮らしで、両親と弟がいた………
  貧しいながらも幸せな家庭だった……だがそれも、ある出来事がきっかけで終わる事となった」
ツキカゲ「ある出来事……?」
紫雷「野盗だ 奴らは弱い者から金品を巻き上げる
  そいつらに両親、そして弟を殺された
  私は女だからという理由で少し痛めつけられ見逃された
  許せなかった……私から家族と幸せを奪った連中を………女だからと馬鹿にしたあの連中を………」
ツキカゲ「…………………」
紫雷「それが強くなる理由さ 私は、女を馬鹿にする奴と他人の幸せを踏みにじる奴が嫌いだ
  そいつらより強くなる為に、私は女である事を捨て、1人の戦士として生きる事に決めたんだ」
ツキカゲ「そう……だったのか…………」
紫雷「気付けば私は、数えきれない程の殺しを行なった………」
ツキカゲ「けど、殺した連中は皆救いようのないクズ連中だったんだろ?なら別に良いんじゃないのか?」
紫雷「例えどうしようもない悪党だったとしても、命は平等だ……いかなる理由があっても、それが命を奪って良い理由にはならない……
  私は戦うのが嫌いになった……だからここで隠れ住む事にしたのさ」
ツキカゲ「…………………………」
紫雷「……分かったか?いくら強さを求めた所で、その先にあるものは虚しさだけだ」
ツキカゲ「…………………………………」

天鳳「やはりそこにいたか……幻王の言う通りだったな」

ツキカゲ「なっ……!」
紫雷「……!」

 ドガアアアアアアアアアアアアアアアン!!!

ツキカゲ「うわあああっ!!」
紫雷「ツキカゲ!!
  ……くっ……天鳳……!どういうつもりだ……!?」
天鳳「どういうつもりも無い……貴様を殺しに来たのさ、紫雷」
紫雷「何っ……!?」
天鳳「我が主、翁からの命令さ 戻る気が無いのなら殺せ…とな
  俺と来い 大人しく従うなら危害を加えるつもりは無い」
紫雷「断る もう貴様達の元へ戻るつもりは無い」
天鳳「そうか……では決まりだな………死ね!!」
紫雷「…………!」

 ドオオオオオオオオオオオン!!!

ツキカゲ「紫雷!!……くそっ…!貴様!!」
天鳳「……ふん」

 ヒュッ!!

ツキカゲ「………!!」

 キィィィィイイイン!!

ツキカゲ「……………!」
紫雷「何をしている……お前では奴には勝てん……逃げろ!」
ツキカゲ「しかし…!」
紫雷「逃げろと言っているんだ!お前がいると邪魔だ!」
ツキカゲ「……………分かった!」

天鳳「ふん…そう簡単に逃げられると思うか?」

 ビュン!!

天鳳「っ……!」

 ドオオオオン!!

紫雷「貴様に余所見をする余裕は無い……」
天鳳「……ふん…流石、幻王と並ぶ程の力だ」


853 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/04/06(Mon) 19:21

翁「神裁は暫くの間休止じゃ それよりも邪魔者を排除しなければならぬ
  まずは紫雷……そして闇の忍び部隊
  奴らさえいなければ、神裁は滞りなく終わらせる事が出来る
  世界を恐怖で満たし、我ら幻夢教による楽園創造の足掛かりとするのじゃ」
張「………………」
翁「張よ、何をさぼっておる」
張「……!」
翁「お前の任務は闇の忍び部隊の抹殺じゃ もし闇の忍び部隊を全滅出来た暁には、
  お前にもう一度神裁のチャンスを与えてやろうと思う」
張「……!それは本当ですか!?」
翁「さっさと行って来なさい」
張「はっ!この張、必ずや闇の忍び部隊共への首を…」
翁「良いからさっさと行きなさい」
張「はっ!!」

 ビュン!!

翁「……やれやれ………ここまで言わないと動かんか 全く面倒な事じゃ
  駒というのは、常に主の為に動き回るものだと言うに」
幻王「…では、私への命令は」
翁「お前は暫くの間待機じゃ
  天鳳や張が敗れても、幻王さえいれば後はどうとでもなる
  仮に奴らが暗殺を成功しても、奴らは用済み
  儂の手駒は幻王1人いれば充分じゃ」
幻王「有難きお言葉」



ツキカゲ「はあ………はあ……………!紫雷の奴……無事なら良いのだが………!」

バウンシー「ツッキー!」

ツキカゲ「………!?」

バウンシー「ツッキー……やっぱり……ツッキーなのね………!」

ツキカゲ「何で……ここに…………!」
バウンシー「捜したの……ずっと…………会いたかった………!」
ツキカゲ「帰れ……!お前と戻るつもりは無い………!」
バウンシー「それでも良いの……ツッキーの顔を見れただけで……私は良かったから…………」
ツキカゲ「……………!」
バウンシー「ねえツッキー……良かったら、これ、食べて……蕎麦……作って来たの………………」
ツキカゲ「いらない」
バウンシー「ここに置いておくから……食べてね………じゃあ私、もう行くから………………」

ツキカゲ「…………………………」

紫雷「あれがお前を愛した人か」
ツキカゲ「うわあっ!!いつの間に……!いるならいるって言え!」
紫雷「今来た所だ」
ツキカゲ「あいつはどうしたんだ…?勝ったのか?」
紫雷「撒いて来た 暫くの間追って来れんだろう
  ……それより、貰ったんだろう 食わんのか?」
ツキカゲ「……いらない お前にやる」
紫雷「そうか……では遠慮なく頂こう」
ツキカゲ「あ……!」
紫雷「…………うん、美味いな……愛情が込められている」
ツキカゲ「出鱈目な事を」
紫雷「愛が無ければこう美味くは作れん 相当お前の事を愛していたのだろうな」
ツキカゲ「………少し頂いて良いか?」
紫雷「構わん そもそもお前が貰ったものだろう 私は充分に堪能した」
ツキカゲ「…………………美味いな……」


タック「おーーーーいバウンシーちゃーーーーん」
ジュキッド「ちゃんと捜す気はあるのかお前は」
タック「あるに決まってますやろ バウンシーちゃんは蕎麦を無償で食べさせてくれた仲間やさかい
  大事にせえへんワケないでっしゃろ!」
ジュキッド「それは単に勘定せず踏み倒しているだけだろう 会ったら食った分全て払え」
タック「一つ聞いて良えでっか?」
ジュキッド「何だ?」
タック「地雷矢の旦那は、今までに食った白飯の数を覚えてまっか?」
ジュキッド「………………」

 ドガッ!!

タック「痛あ!!何するんでっか!?」
ジュキッド「屁理屈を言うな!食った分は全て支払え!」
タック「どれくらい食ったか覚えてないもん払えるワケないでっしゃろ!」
ジュキッド「貴様……!」

 ヒュッ!!

ジュキッド「………!」
タック「…………!」
ジュキッド「何かの気配だ……」
タック「ああ……こいつはひょっとすると……」

 ドオオオオオオオオオン!!!

張「……チッ……気付いてやがったか……一網打尽のチャンスだと思ったのにな…………」
タック「やっぱりお前やったか……!性懲りの無い奴やな!」
張「お前達にはここで死んでもらう……!俺の出世のチャンスが掛かっているんだ!」
タック「お前の出世の事なんか知るか!」
ジュキッド「油断するなよ……相手は十二神将だ」
タック「ああ分かってる!油断なんかせえへんし、手加減する気もさらさら無いわ!」


854 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/04/06(Mon) 19:22

シノ「バウンシーさん……本当にどこに行ったのでしょうか……?」
サスケ「手がかりもまるで無し……見つかる気がしねえな」
シノ「だとしても、見つけなければいけません……」
サスケ「ったく……どいつもこいつも世話の焼ける奴ばかりだ」

 シュッ!!

サスケ「……!! シノ!!」
シノ「………!?」

 ヒュバッ!!

シノ「っ………!」
サスケ「大丈夫か!?」
シノ「はい………!」

天鳳「ふん………すんでの所で躱したか………暗殺のチャンスと思ったが、上手く行かぬ事もあるものだ」

シノ「何者ですか……!?もしかして十二神将……!」
天鳳「正解だ 俺は天鳳 誇り高き十二神将が一柱
  とある命令でこちらに赴いていたが、その先で闇の忍び部隊に出くわすとは思いもよらなんだ
  順番が変わるが、まずはお前達の息の根から止めてやろう」
シノ「良いでしょう、私が相手します」
天鳳「早速娘の方が相手か……ふん、構わんよ
  俺としては貴様は最後に仕留めたかったが……順番など些末な出来事に過ぎんからな」
サスケ「随分と余裕な態度だな」
シノ「構いません すぐに終わらせます……カグヤちゃん!」
カグヤ姫「了解!」
天鳳「やはりそう来るよな 思った通りだ……はあっ!!」
カグヤ姫「え……?きゃあああっ!!」
シノ「カグヤちゃん!!」
天鳳「おっと近付くなよ……近付けばこの妖精の命は無いぞ」
カグヤ姫「しーのん……!」
シノ「くっ……!」
サスケ「この卑怯者め……!」
天鳳「卑怯…?ふははははははははは!!こいつは滑稽!
  相手の弱点を突く事は戦術の基本 この娘にとっての弱点はこの妖精だ
  この妖精さえ封じてしまえば、娘は妖精と融合し、変化する事は出来ない!」
サスケ「妖姫の対策までしてやがったのか……!」
天鳳「当然だ こいつの力の所為でこれまでの十二神将が敗れたのだからな、対策しない方が可笑しいだろう」
カグヤ姫「くっ………!」

天鳳「攻撃しないのならこちらの番だ……はああああっ!!」

 ビュン!!

シノ「くっ……!!」

天鳳「天翔風神旋回双剣!!!!」

シノ「くっ…!花影流・鬼椿!!」

天鳳「甘い!!」

 ドドドドドドドドドドドドドドド!!!

シノ「あああああああっ!!」

カグヤ姫「しーのん!!」

サスケ「くっ……!この野郎……!!」

天鳳「おっと…!俺を吹き飛ばすとこいつも怪我するぞ」
サスケ「くっ………!」
カグヤ姫「サスケさん!あたしの事はいいから、さっさと撃って!!」
サスケ「くっ………………!」

天鳳「………ふん、話にならんな 興が醒めたわ」

 ビュン!!

シノ「くっ…!待ってください!」
天鳳「一先ずお預けだ 他にも仕事があるのでね お前達の相手はその後にしてやろう
  これなら、後回しにしても良さそうだ……ふははははははは!!」

シノ「カグヤちゃん!!」
サスケ「あの野郎………!!」


  第佰捌話 閉ざされた心、失われた愛 終


シノ「次回予告です カグヤちゃんが十二神将の天鳳に捕まり、タックさんのジュキッドさんは十二神将の張と交戦中
  私達はカグヤちゃんを取り返しに天鳳を追い掛けますが、その先で思いがけない人物と出会う事になりました
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第佰玖話 ご期待ください」


855 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/04/12(Sun) 16:07
裏十二神将って存在しそう

856 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/04/12(Sun) 17:11

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」



シノ「………………………」
サスケ「またチビ姫の事でも考えてやがるのか」
シノ「私の所為で……カグヤちゃんが…………」
サスケ「てめえだけの所為じゃねえさ 俺も何も出来なかったんだからな
  やる事は唯一つ、天鳳を捜し出し、チビ姫を救出する事だ」
シノ「バウンシーさんの事もありますし、時間を掛けるわけには行きませんね……」

 ガサガサッ!!

シノ「………!」
サスケ「誰だ…!?」

 ビュン!!

 ドン!!

シノ「あ……あなたは……!?」
雷電仙人「よう!久し振りだなお前ら!!」



 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第佰玖話 雷親父、再び


 前回までの記録

  第捌拾陸話 最強の敵、十二神将現る(>>478-484)
  第捌拾漆話 裁きの女神降臨!シノ覚醒の時(>>509-511)
  第捌拾捌話 闘牛大暴れ!神獣の裁きの斧(>>538-543)
  第捌拾玖話 シノ、アイドルデビュー!?歌と踊りは世界を救う (>>559-564)
  第玖拾話 天駆ける白馬の非情なる光の神槍(>>575-579)
  第玖拾壱話 迅き一閃!烈風の巻物、覚醒(>>586-589)
  第玖拾弐話 蛇の牙が獲物を狩る(>>694-699)
  第玖拾参話 阻止せよ!毒蛇の猛攻(>>717-721)
  第玖拾肆話 新春初夢大地獄(>>724-728)
  第玖拾伍話 決着の時!轟け水流の極意!(>>731-734)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾漆話 消えぬ炎に誓う(>>741-746)
  第玖拾捌話 狼の逆襲(>>749-751)
  第玖拾玖話 暗殺者の意地(>>759-762)
  第佰話 悪戯小僧の暴走(>>766-769)
  第佰壱話 死神の足音(>>780-783)
  第佰弐話 憎悪の女神(>>788-791)
  第佰参話 絶望の序章 復讐の狼煙(>>794-798)
  第佰肆話 忍者と騎士の決戦(>>809-811)
  第佰伍話 因縁の終幕(>>812-816)
  第佰睦話 追憶、冥府の騎士団の栄光(>>817-820)
  第佰漆話 不屈の騎士、落陽に散る(>>827-831)
  第佰捌話 閉ざされた心、失われた愛(>>850-854)


857 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/04/12(Sun) 17:13

シノ「雷電仙人さん…!お久し振りです、もう刑務所から出たんですね?」
雷電仙人「おうよ!今じゃ自由に娑婆の空気を吸えるようになったぜ!
  お前さんが頼んでくれたお陰だぜ!礼を言わなきゃな!」
シノ「お礼だなんてそんな…」
雷電仙人「お礼と言っちゃなんだが、俺の家に来ねェか?手厚く持て成してやっからよ!」
サスケ「せっかくの誘いで悪いが俺達は先を急いでいるんだ また後にしてやる」
雷電仙人「そう言わさんなって!お前さん達に会わせたい奴がいるんだ!」
シノ「会わせたい人?」
雷電仙人「おうよ!ついてきな!」


バウンシー「あ……シノさん……!」
シノ「バウンシーさん…!?雷電仙人さんのお家にいたんですか!?」
雷電仙人「会ったのはさっきだけどな!帰り道が分からなくて迷子になってたんで、とりあえず保護してやってたんだ!」
シノ「そうだったんですね」
雷電仙人「聞けばこの嬢ちゃん、坊主のガールフレンドって言うじゃねェか!あの坊主も隅に置けねェなァ!はっはっはっはっはっはっは!!」
シノ「そのツキカゲさんなんですけど………」


雷電仙人「…………そうかい、俺が刑務所にいた間に、そんな事があったのか」
バウンシー「私もさっき、ツッキーに会ったんだけど…」
シノ「会ったんですか!?」
バウンシー「うん……私は大丈夫……ツッキーに差し入れをあげただけだから………
  ツッキーの顔が見れただけで、私は良かったの………」
シノ「今後、1人で勝手にいなくならないでください」
バウンシー「ごめんなさい……シノさんには伝えようと思ったんだけど、止められると思ったから………」

雷電仙人「まさか坊主がそんな風になっちまうなんてな……」
シノ「ツキカゲさんは悪くないんです……もとを正せば私達が……」
雷電仙人「いいや、お前さん達は悪くねェ
  元々こいつは、俺も予想していた事だったんだ」
シノ「え……?」
サスケ「それはどういう事だ?」
雷電仙人「坊主に雷神手裏剣を教えたのは俺だ あいつに雷神手裏剣の修行をさせたが、あの時、あいつの危なっかしさを薄々感じていた
  正しい道に進めば、まさしく一人前の忍者になれた筈だ……だがあいつはまだ餓鬼だ 場合によっちゃ道を踏み外す危険性も考えられた
  本当ならこれから先も俺が坊主の面倒を見てりゃ良かったんだが、そういうワケにも行かなかった
  そもそも、俺があいつに雷神手裏剣を教えたのは、御大将…文左衛門の旦那の命令だったんだ」
シノ「文左衛門さんの…!?」

雷電仙人「御大将は、坊主の事をえらく気に入っていた
  御大将は、坊主に強くなってもらい、自分自身を斃して欲しかったんだ
  俺は反対だった 坊主は世の中の事をよく知らねえ餓鬼だ そんな奴にそんな役目を背負わせるのは酷だと思った
  だが、どうしてもという御大将の頼みを断り切る事が出来ず、俺は坊主に雷電手裏剣を教える事にしたんだ」
シノ「そうだったんですね……」
雷電仙人「御大将は大丈夫だと言っていたが、結果はやはり、俺の思った通りになった
  坊主は御大将の事を心から慕っていた 坊主にとって御大将は師匠に当たる人物だったんだ
  それを自分で殺しちまう事になったんだ……あいつには相当ダメージがあったと思うぜ」
シノ「そうです……ツキカゲさんは、文左衛門さんを救えなかったと自分自身を責め続けていました」
雷電仙人「それがきっかけかもな……あいつは自分自身が目指す道を見失っちまったのさ
  ……決めた!俺は坊主に会いに行く!嬢ちゃん、坊主がいた場所、覚えてんだろ?だったら案内してくれ!」
バウンシー「は…はい!わかりました」
シノ「私達も行きます!」
サスケ「おい…!チビはどうすんだ!?」
シノ「それは……」
雷電仙人「どうした?お宅らも誰か捜してんのか?」
シノ「それが…実は………」


雷電仙人「そういう事かい……こいつは厄介だな……
  十二神将てえと、噂に聞いた事はあるがどいつもこいつもとんでもねえ強さの化け物揃いって話じゃねェか
  じゃあまずは、その妖精の嬢ちゃんの救出から先だな
  俺も助けになりてえが、十二神将が相手じゃ足手まといにしかならなそうだな……すまねえ」
シノ「いえ、天鳳は私達でお相手します お気持ちだけでもありがとうございます」
雷電仙人「そうと決まれば、出発するか!」
シノ「はい!」


858 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/04/12(Sun) 17:14

タック「うおおおおおおおおおおおお!!!」

張「はああああああっ!!チョレェェェエエエエエエエエエエイ!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオン!!!!

タック「いい加減そのチョレイっちゅうの耳障りなんや!」
張「知った事か!俺の猪霊拳を愚弄する奴は許さん!!チョレエエエエエエイ!!!」

 ヒュバッ!!

タック「くっ……!この……!」

ジュキッド「……ぬん!!ぬおおおおおおおおおおお!!!」

張「なっ…!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

張「ぐあああああっ!」

タック「旦那…!」
ジュキッド「何を遊んでいる…油断はするなと言った筈だ」
タック「別に油断しとったワケやないけど……!」

張「……ふん………中々やるじゃねえかよ……第一、卑怯なんだよお前ら
  こっちは1人で戦ってんのにそっちは2人で寄ってたかってズルいと思わねえのか」
タック「いきなり何言いだすんやこいつ!?」
ジュキッド「挑発だろう 乗るな」
張「そもそも俺、1対多っての向いてねえんだよな……おい、そこのお前」
タック「何や!?」
張「俺と1対1で戦え 終わったら次はそこのおっさんとだ」
タック「何やと……?ホンマに何勝手に言い出しとるんや……」
張「それとも何だ?1人じゃやっぱり怖くて戦えないか?」
タック「くっ…!良えやろ!それなら1人ずつでやったろうやないかい!」
ジュキッド「お前…!」
タック「大丈夫や!こんな奴、1人で充分や!5分で片づけたる!」
張「言ったな……それなら二度と、そんな事が言えないようにしてやる……!」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!

タック「なっ……何や……!?」

張「十二神獣……亥の宝玉…………解放!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオン!!!!

タック「うおわあああっ!!」
ジュキッド「くっ……!」



紫雷「隠れ家も壊された……最早戻れる場所が無い………」
ツキカゲ「家なんて、また作れば良いだろう それよりあんた、怪我してるんじゃないのか?」
紫雷「私の事なら心配するな……今は自分自身の心配をしろ あいつはお前の命もついでに狙っているんだぞ」
ツキカゲ「奴が何者か知らないが、この妖刀奈落で……!」
紫雷「奴は天鳳 私と同じ、十二神将の1人だ」
ツキカゲ「十二神将……!?」
紫雷「神獣に選ばれた、12人の戦士の事だ 1人1人の強さは、並のレベルの戦士など軽く凌駕する
  お前が挑んでも、返り討ちに遭うだけだ」
ツキカゲ「やってみなきゃ分からないだろ!1人じゃ無理でも、2人で力を合わせれば…!」
紫雷「足手まといになるだけだ 良いからお前は余計な事をするな」

 ビュン!!

紫雷「……!!」

天鳳「久し振りだな……捜したぞ紫雷」
紫雷「天鳳……!!」
ツキカゲ「くっ……!」
天鳳「最後のチャンスをくれてやる 俺と共に戻ると言うならその餓鬼の事は見逃してやる
  断るならそこにいる餓鬼は殺す」
紫雷「何度言っても同じだ 私は戻る気は無いし、ツキカゲを死なせるつもりも無い」
天鳳「……分からぬようだな………では良いだろう その餓鬼諸共、地獄に堕ちるが良い…!」
紫雷「地獄に堕ちるのは貴様だ天鳳」
ツキカゲ「……………!」


859 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/04/12(Sun) 17:15

バウンシ「あれは……!ツッキー!」
シノ「待ってください…!ツキカゲさんの他にも何名かいます………」
サスケ「ああ、1人は俺達が戦った天鳳だ……そして、もう1人いるが、奴は一体何者だ……?」
シノ「ツキカゲさんの仲間でしょうか…?どこで出会ったのでしょう…?それよりもカグヤちゃんは……?」
サスケ「向こうだ……!木の上に吊り上げられている……!」
シノ「助けに行かなきゃ……!」
雷電仙人「あれが十二神将……確かに、とんでもねえ気を放ってやがる」
サスケ「ああ…見つかったら終わりだ……奴に見つからないようにチビを助けるぞ」
シノ「はい……!」



紫雷「おおおおおおおおおおおおおおっ!!」
天鳳「ふんっ!!」

 ドオオオオオオオン!!!

紫雷「はああっ!!」
天鳳「…………」

 ヒュバッ!!ドガッ!!ドン!!バシュッ!!

ツキカゲ「凄い……!目で追うのがやっとだ………!ん……?あれは………………」


シノ「…………………!」


ツキカゲ「シノ……!?何故奴がここにいる………!?」


天鳳(……………ん……?あの餓鬼、一体何処を見ている…………)


シノ「もう少しです……後もう少しで…………」
サスケ「駄目だシノ!!見つかった!!」
シノ「え……!?」

天鳳「ふんっ!!」

 ビュン!!

紫雷「くっ…!待て!!」


天鳳「小娘…そうはさせんぞ!!はっ!!」

 ヒュバッ!!

シノ「あああっ!!」

カグヤ姫「きゃああああっ!!」

シノ「カグヤちゃん!!」

 シュタッ!

天鳳「危ない危ない……全く、油断も隙もあったものでは無いな」
カグヤ姫「離してっ!お願いだから!」
天鳳「そうはさせん……お前はあいつらにとって貴重な戦力だからな」

シノ「もう少しで手が届きそうだったのに……!カグヤちゃん!」
天鳳「動くな!こいつの命がどうなっても良いなら動いても構わんぞ?」
シノ「くっ………!」
カグヤ姫「しーのん!こいつの言う事なんか無視して、攻撃して!」
天鳳「どうする……?見殺しにして俺を攻撃するか……?」
シノ「くっ………!」


 ビュン!!

紫雷「はっ!!」

 ドガッ!!

天鳳「ぐあああっ!!」

カグヤ姫「きゃあああっ!!」
シノ「カグヤちゃん!」

 ガシッ!!

シノ「良かった……もう大丈夫です」
カグヤ姫「しーのん……怖かったよおおお!」
シノ「怪我は無くて良かったです」
サスケ「これで形勢逆転だな」


860 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/04/12(Sun) 17:16

天鳳「己……!紫雷!!」
紫雷「戦闘中に余所見をするなと言ったのを忘れたか」

天鳳「己………!!ならば奥の手を使って、貴様達全員まとめて始末してくれるわ…!!
  十二神獣!!酉の宝玉……解放!!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオン!!!!

紫雷「宝玉の解放か………そこの娘」
シノ「え…!?わ…私ですか……!?」
紫雷「私1人では手に負えぬ……手を貸してくれるか?」
シノ「……分かりました」

天鳳「生きて帰れると思うな……!!天翔風神旋回双剣!!!!!」

 ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!

シノ「カグヤちゃん!」
カグヤ姫「了解!」


カグヤ姫「聖なる力よ……私達に奇跡の祝福を……!今ここに神聖なる光を!!
  妖精魂魄共鳴奏(フェアリー・スピリット・ユニゾン)!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオン!!!


妖姫(シノ)「はあああああああああああっ!!」

 ドオオオオオオオン!!!!

天鳳「何っ……!?」

カグヤ姫『しーのん!』
妖姫(シノ)「はい!!はああああああっ!!」

 ドン!!

天鳳「ぐおおおおおおっ!!」

 ビュン!!

紫雷「貰った!!雷虎烈撃破壊拳!!!」

 ドオオオオオオオオオオオン!!!!

天鳳「ぐああああああああああ!!」

妖姫(シノ)「凄い……!」
紫雷「感心している場合か 今が攻撃のチャンスだ」
妖姫(シノ)「は…はい!」
カグヤ姫『行くよっ!』

妖姫(シノ)「はああああああああああああっ!!」

 ビュン!!

妖姫(シノ)「花影流奥義・虹龍・百花繚乱!!!!!」

 ドオオオオオオオオオオン!!!!!

天鳳「ぐああああああああああああああああああ!!!!」




張「うおおおおおおおおおお!!!チョレエエエエエエエエエエエエエイ!!!!」

 ドオオオオオオオオン!!!

張「………ふっ」

タック「どこ見とるんや!?ボクはこっちや!!」
張「何っ!?」
タック「射殺せ……!疾風剣!!」

 ヒュバッ!!

張「ぐああああああっ!!」

タック「一気に畳み掛ける!!目覚めよ!!烈風の極意!!忍技解醒!!!」


 ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!
  
タック「風術最終奥義!!砕魔烈風迅衝閃!!!!」


 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

張「そんな…馬鹿な……!ぐああああああああああああああああああ!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!


タック「よし!!勝った!!」
ジュキッド「と言う割には辛勝だったな」
タック「勝ったんやからノープロブレムや!」
ジュキッド「そういう事にしておくか……」


861 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/04/12(Sun) 17:19

シノ「あの…さっきは危ない所をありがとうございました……えっと………」
紫雷「紫雷だ」
シノ「紫雷さん……改めて初めまして……シノと申します
  所で、ツキカゲさんとは、一体………」
紫雷「迷い込んで来たから面倒を見ていた……それだけだ
  それよりもお前達、ツキカゲの仲間か?」
シノ「はい……そうですが…………」
紫雷「そうか」
シノ「ツキカゲさんは……?」
紫雷「向こうにいる」


ツキカゲ「…………………」

バウンシー「ツッキー………」
雷電仙人「坊主……話は全部聞いたぜ………お前、本当にそんな事、文左衛門の旦那が許すと思うか?
  旦那は、お前にそうなって欲しくてお前に斃されたんじゃねェんだぞ!?」
シノ「雷電仙人さん……」

ツキカゲ「僕はもう、誰の指図も受けない……何を言っても無意味だ」
雷電仙人「てめェ……!」
シノ「ツキカゲさん……!」
ツキカゲ「シノか……見せて貰ったぞ、お前の力………
  だが、僕の力の方が何倍も上だ 必ずお前を超えてやるぞ 必ずな」

 ビュン!!

シノ「ツキカゲさん……!!」
カグヤ姫「ふん…!何が「何倍も上だ」って…何も出来なかった癖に偉そうに!あっかんべーだ!」
紫雷「ツキカゲの事は私に任せろ」
シノ「紫雷さん……!」
紫雷「世話の焼ける奴だ……これだけ多くの仲間がいて恵まれているというのにな……」

 ビュン!!

シノ「………………………」
サスケ「今はあいつの言う通りにしようじゃねえか それより、今は蕎麦屋の娘を無事に送り出すのが先だ」
シノ「そうですね……分かりました」
バウンシー「ツッキー……」
シノ「ツキカゲさんは大丈夫です……また、私達の元に戻ってくれる……信じています…………」



  第佰玖話 雷親父、再び 終



シノ「次回予告です ツキカゲさんをもう一度説得する為、ツキカゲさんのもとへ向かう事にした私達
  丁度その頃、紫雷さんがツキカゲさんに最後の修行を付けるそうで………
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第佰拾話 ご期待ください」

862 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2020/04/12(Sun) 17:37

>>855

タック「もしかしたら有り得たかもしれへんな」
カグヤ姫「あんな化け物がもう12人いるとか想像したくないんだけど」
ジュキッド「ああ……しかも実力は十二神将より上だったら尚更な」
タック「大丈夫や!裏十二神将だろうがなんだろうが、立ち向かうものは次々と斃して行けば良えんや!」
シノ「そう上手く行けば良いんですけどね……
  月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜も、もう少しで完結です
  次回からはいよいよツキカゲさんとの決着編です
  ツキカゲさんの運命はどうなるのか……その辺りをご期待いただければと思います」
タック「そういえば関係ないけど、同じ10ちゃっと♪に新しいカービィスレが出来たようでんな
  先輩としてちょっと挨拶にでも行こうかね」
シノ「余計な事はしないでください…余所は余所、うちはうちです
  事を荒立てたくはないですし、平和的に行きましょう」
タック「星のカービィスレやったらこっちのが先輩やからな!」
カグヤ姫「言わなくても分かるってば」
ジュキッド「気にするな あいつはただ自慢したいだけなんだ」
シノ「私達の自慢出来る所って、強いて挙げれば歴史の長さですから……
  ちなみに今月の9日で14周年を迎えました これからもよろしくお願いします」

863 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/04/13(Mon) 11:03

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」


暗闇斎「そうか……そんな事があったのか…………
  ツキカゲの奴……未だに妖刀に心を支配されて……………」
シノ「妖刀は関係ありません……こうなる原因を作ったのは妖刀かもしれませんけれど、
  そもそも、このきっかけを作る原因となったのは私達です
  その全てに決着をつけるべきだと私は考えています」
暗闇斎「と言うと……?」
シノ「私、もう一度ツキカゲさんの所に行きます
  ツキカゲさんを説得して、ツキカゲさんを、もう一度、闇の忍び部隊の一員として……」
暗闇斎「やめた方が良い 奴は誰の言葉にも耳を貸さないと言ったのだろう?
  今の奴に何を言っても無駄だ 奴はもう、こちらに戻る気は無い
  裏切者として処刑する……それしか無い」
タック「そんな……!」
ジュキッド「その判断は、あまりにも無慈悲ではないか」
暗闇斎「拙者もそうは思いたくない……だが仕方の無い事だ………
  ツキカゲは拙者の教え子……もっと色々な事を教えてやりたかったが………」
シノ「それなら尚更です ツキカゲさんは、必ず連れ戻します
  私に……私達に任せてください、父上」
暗闇斎「シノ…………」
サスケ「娘の言う通りにしてやりな こいつはあんたの思う以上に成長した」
タック「ああ…シノ姐ならきっとやってくれる!」
ジュキッド「これまでに幾度もの試練を乗り越えてきた……これからだってそうだ
  俺からも頼む……シノ殿に任せてはくれないだろうか」
暗闇斎「皆がそう言うなら、仕方あるまい…………
  骨の折れる事だと思うが、心して行け」
シノ「分かりました」
ワイユー「何、いざとなれば我々がいる 我々が手助けとなろう」
シノ「では皆さん……行きましょう!」
一同「おう!!」



ツキカゲ「最後の修行……!?」
紫雷「ああ……文字通り最後の修行だ この私を殺せ」
ツキカゲ「何っ……!?」
紫雷「出来なければお前を殺す……正真正銘の殺し合いだ」
ツキカゲ「………良いだろう……お前を斃してやる……!」
紫雷「全力で来い……さもなくば死ぬぞ」
ツキカゲ「ああ……行くぞ!!」



 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第佰拾話 対決、月と華 ―開幕―


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  第玖拾話 天駆ける白馬の非情なる光の神槍(>>575-579)
  第玖拾壱話 迅き一閃!烈風の巻物、覚醒(>>586-589)
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  第玖拾肆話 新春初夢大地獄(>>724-728)
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  第玖拾捌話 狼の逆襲(>>749-751)
  第玖拾玖話 暗殺者の意地(>>759-762)
  第佰話 悪戯小僧の暴走(>>766-769)
  第佰壱話 死神の足音(>>780-783)
  第佰弐話 憎悪の女神(>>788-791)
  第佰参話 絶望の序章 復讐の狼煙(>>794-798)
  第佰肆話 忍者と騎士の決戦(>>809-811)
  第佰伍話 因縁の終幕(>>812-816)
  第佰睦話 追憶、冥府の騎士団の栄光(>>817-820)
  第佰漆話 不屈の騎士、落陽に散る(>>827-831)
  第佰捌話 閉ざされた心、失われた愛(>>850-854)
  第佰玖話 雷親父、再び(>>856-861)


864 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/04/13(Mon) 11:03

ツキカゲ「うおおおおおおおおおおおっ!!」

 ビュン!!

紫雷「遅い!!」

 ドン!!

ツキカゲ「ぐああああああっ!!」

 バッ!!

紫雷「雷虎咆哮烈衝拳!!」

 ドォォォォオオオオオオン!!!

ツキカゲ「うわああああああああああああああ!!!」

 ビュン!!

 ドオオオオオオオン!!!

紫雷「……………」

ツキカゲ「くっ……!いきなり容赦無しかよ……!」
紫雷「言った筈だぞ 殺し合いだとな………
  全力を出さなければ、この場で死ぬ事になるぞ」
ツキカゲ「っ………!うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

紫雷「そうだ……全力で来い……!行くぞ!!」

ツキカゲ「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」




シノ「紫雷さん……あの時、ツキカゲさんを任せて欲しいと仰っていましたけど………
  あれは一体どういう意味なのでしょうか………?」
カグヤ姫「きっと、私達の代わりに説得してくれるって事なのかな……?」
サスケ「しかし、それで坊主が心を入れ替えるとは思えないがな……」
ジュキッド「もしかしたら、説得では無いのかもしれないな………」
タック「…と言うと?」
ジュキッド「うむ……そこまでは分からぬが……………」

雷電仙人「よう!!待ってたぜ!!」
シノ「雷電仙人さん!」
雷電仙人「やっぱりここに来ると思ってたぜ!!」
ワイユー「……誰でござるか?」
タック「前に色々とあって…話せば長くなるんやけど」
ワイユー「成程…少年に雷神手裏剣を教えた御仁か」
タック「まだ何も話してないんやけど………」

雷電仙人「坊主の所へ行くんだろ?俺も一緒に行くぜ」
シノ「頼もしいです ありがとうございます」
雷電仙人「本当なら坊主を説得しなきゃいけねえのは俺の役目だが……
  すまねえが、俺はただ見守る事しか出来なさそうだ」
シノ「いえ…お気持ちだけでも嬉しいです」
雷電仙人「その礼と言っちゃなんだが、出来たらこいつを坊主に渡してほしいんだ」
シノ「これは……札…?」
雷電仙人「以前、御大将から託されたものだ……もし坊主に何かあった時、こいつを坊主に渡すように言われてたんだ
  この札がどういうものかは分かんねえが、きっとこいつが何かの役になるだろうぜ」
シノ「分かりました」



ツキカゲ「はあ…………はあ……………………」
紫雷「どうした もう限界か」
ツキカゲ「くっ……!黙れ………!僕は……超えてやる………!お前を……そして僕自身を…………!」
紫雷「そうか………そろそろ終わりにするぞ………」

 バチバチバチバチバチバチ…!

ツキカゲ「くっ…………!」

紫雷「私の全力を、お前にぶつける………」
ツキカゲ「望む所だ………!」

紫雷「行くぞ!!雷虎撃滅咆哮破壊拳!!!!」

ツキカゲ「うおおおおおおおおおおおおお!!!雷殺剣・召雷闇龍獄炎葬破斬!!!!!!」


 バァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!

シノ「………!この光は……!」
ワイユー「雷か……!?」
タック「雷…!?まさかツッキー!」
ジュキッド「音は向こうからだったな」
シノ「急いで行ってみましょう!」


865 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/04/13(Mon) 11:04

紫雷「…………………………………」

シノ「あそこにいるのは………!紫雷さん!」
タック「酷い怪我や……!」
シノ「紫雷さん!しっかりしてください!」
サスケ「答えろ…!一体何があった!?」

紫雷「……ああ………お前達か……来ると思っていたぞ………」
シノ「カグヤちゃん…!急いで傷の手当てを…!」
紫雷「必要無い……他人の介護は受けぬと決めている…………私は死ぬ……このまま死なせてくれ………………」
シノ「そんな………!」
紫雷「シノ……これを………ツキカゲに渡してくれ………………」
シノ「これって……宝玉……!?紫雷さん……もしかして…………!」
紫雷「ああ……私は十二神将の一柱………寅の神将、紫雷だ」
タック「十二神将……!?」
サスケ「てめェ…!正体を隠してやがったのか……!」
紫雷「隠すも何も……私は連中とは手を切った………だからこのまま死なせて欲しいんだ……………
  お前達に助けられ、生き延びた所で、十二神将としての定めには逆らえない……………………
  いずれお前達と敵対する事も有り得るだろう…………それだけは………避けたかった………………」
シノ「もしかして……わざとツキカゲさんに……………!」
紫雷「私の役目は終わった…………ツキカゲを…………頼む………………」
シノ「………………分かりました……………」



 紫雷(回想)「ツキカゲは………ここから5km先の崖へと向かって行った……………………
  そこでお前達を待ち、最後の決着を付けるつもりだ……………………………………
  行け………その宝玉が……………いずれお前達の助けとなる筈だ…………………………………」

シノ「紫雷さんが言うには、この向こうにツキカゲさんが………」
タック「いた!ツッキーや!」
シノ「………………!」


ツキカゲ「…………やっと来たか………………待っていたぞ」

シノ「ツキカゲさん………………」

ツキカゲ「初代暗闇斎……まずはお前から決着を付ける………ここに来い」
シノ「待ってください」
ツキカゲ「何……?」
シノ「最初の相手は私です………」
ツキカゲ「引っ込め、お前は最後だ」
シノ「それは違います 貴方に相手を選ぶ権利はありません」
ツキカゲ「何だと……!?」
シノ「それとも、私と最初に戦う事がそんなに怖いですか?」
ツキカゲ「…………良いだろう……そこまで言うなら、まずは貴様から殺してやる」
シノ「……………………」
ツキカゲ「気が変わった……ほんの情けから、お前は最後に殺してやろうと思っていたが」
シノ「いらぬ情けです………私は貴方如きに情けを掛けられる程弱くはありませんから」
ツキカゲ「貴様………!」

タック「シノ姐!そこまで挑発せんでも……!」
ジュキッド「いや……何か考えがあっての事だろう」

シノ「私は、貴方と決着を付けるつもりでここに来ました…………
  私は闇の忍び部隊のリーダーとして、一員である貴方に引導を渡します
  それがリーダーである私の役目…………」
ツキカゲ「ふん……良いだろう………いずれこの時が来ると思っていた……………
  僕はもう容赦しない………全力でお前を殺す……その覚悟はもう出来ている……!」
シノ「私もです………では、参りましょう」


ジュキッド「…………………………………」
タック「シノ姐……ツッキー……!」
サスケ「遂に始まる………」
雷電仙人「ああ………恐らく、熾烈な戦いになりそうだ………」


ツキカゲ「行くぞ……!!」

 ビュン!!

ツキカゲ「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

 ビュン!!

シノ「はああああああああああああああああっ!!!」

 キィィィイイイイイイイイン!!!!!



  第佰拾話 対決、月と華 ―開幕― 終


暗闇斎「次回予告 遂に、シノとツキカゲの戦いが始まった
  お互い一歩も譲らぬ攻防を繰り広げ、終わりの見えぬ死闘が続く
  果たして、勝つのはシノとツキカゲ、どちらか………
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第佰拾壱話 ご期待ください」

866 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/04/28(Tue) 22:45
熱い展開ですな

867 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/04/28(Tue) 23:12
いつも楽しく読ませてもらってますありがとう
シノさん死なないで

868 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/04/30(Thu) 14:10
…と言い残して、タックの夕飯から爆音が…
(記録はそこで途切れていた)

869 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2020/05/01(Fri) 11:09

>>866

シノ「遂にツキカゲさんとの決着編です
  終盤という事もあり、物語は佳境に入っています
  思っていたより進んでおらず申し訳ありません
  なるべく急いで投稿しようとは思っています」
カグヤ姫「こっちが盛り上げようと頑張ってても名無し君達が盛り上がってくれないと
  こっちもやる気下がっちゃうんだよねぇ〜
  だから沢山応援して欲しいなっ☆」
タック「いくらなんでも露骨すぎまへんかね……
  シノ姐とツッキー、果たして勝負はどちらの手に!刮目せよ!なんつってな」

>>867

シノ「応援ありがとうございます 今は大変な時期ですが、こらえて乗り越えましょう
  不要不急の外出は控えるようにして、くれぐれも体調には気を付けてください」
カグヤ姫「そうそう!外に遊びに行く暇があるんだったら
  その時間を月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜を読む時間に回してね!
  カグヤちゃんからのお願いだよ!これからも応援よろしく!」
タック「病気になってしもうたらこの先見れんくなるさかい
  未来の自分の在り方を決めるのは、今の自分やっちゅう事、忘れんでおくれやす」

>>868

カグヤ姫「そして、タックの姿を見た者もいなかったんだとさ、ちゃんちゃん♪」
タック「勝手に殺さんどいてくれるー?あと、ちゃんちゃん♪って何やねん
  勝手にコメディーにしないどいてくれまっか?」
ジュキッド「お前が絡むと喜劇にしかならんからな、仕方の無い事だ」
タック「そっかー!仕方の無い事ならしゃーないでんがなー!」
シノ「今が大変な時だからこそ、笑い飛ばせるような明るい話題も時には必要かもしれませんね」
タック「あっさりスルーされた!」
カグヤ姫「タックの話に付き合うと時間が勿体無いもん仕方ないよね」
タック「そっかそっかー!仕方無いなら無理も無いなあー!何か悲しくなってきたわ!おおきにありがとさん!」
シノ「ゴールデンウィークはお家でゆっくり過ごしましょう 皆さんが笑って過ごせる日がいつか必ずやって来ます事を願います」

870 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/05/01(Fri) 14:09

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」


ツキカゲ「…………行くぞ………!」
シノ「はい………参りましょう」



ジュキッド「…………………………………」
タック「シノ姐……ツッキー……!」
サスケ「遂に始まる………」
雷電仙人「ああ………恐らく、熾烈な戦いになりそうだ………」


 ビュン!!

ツキカゲ「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

 ビュン!!

シノ「はああああああああああああああああっ!!!」

 キィィィイイイイイイイイン!!!!!


 ビュン!!

ツキカゲ「おおおおおおおおおおおおおっ!!!!」

 ビュン!!

シノ「はああああああああっ!!」

 ビュン!!


タック「凄い……!2人共、とんでもない速さや……!」
ジュキッド「シノ殿と坊や……あの2人が本気で戦う事になるとは……」
サスケ「お互い譲る気はねえ……こいつは長い死闘になりそうだ」
雷電仙人「どちらが勝ってもおかしくねえ……!頼むぜシノ嬢ちゃん……!」



 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第佰拾壱話 対決、月と華 ―激闘―


 前回までの記録

  第捌拾陸話 最強の敵、十二神将現る(>>478-484)
  第捌拾漆話 裁きの女神降臨!シノ覚醒の時(>>509-511)
  第捌拾捌話 闘牛大暴れ!神獣の裁きの斧(>>538-543)
  第捌拾玖話 シノ、アイドルデビュー!?歌と踊りは世界を救う (>>559-564)
  第玖拾話 天駆ける白馬の非情なる光の神槍(>>575-579)
  第玖拾壱話 迅き一閃!烈風の巻物、覚醒(>>586-589)
  第玖拾弐話 蛇の牙が獲物を狩る(>>694-699)
  第玖拾参話 阻止せよ!毒蛇の猛攻(>>717-721)
  第玖拾肆話 新春初夢大地獄(>>724-728)
  第玖拾伍話 決着の時!轟け水流の極意!(>>731-734)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾漆話 消えぬ炎に誓う(>>741-746)
  第玖拾捌話 狼の逆襲(>>749-751)
  第玖拾玖話 暗殺者の意地(>>759-762)
  第佰話 悪戯小僧の暴走(>>766-769)
  第佰壱話 死神の足音(>>780-783)
  第佰弐話 憎悪の女神(>>788-791)
  第佰参話 絶望の序章 復讐の狼煙(>>794-798)
  第佰肆話 忍者と騎士の決戦(>>809-811)
  第佰伍話 因縁の終幕(>>812-816)
  第佰睦話 追憶、冥府の騎士団の栄光(>>817-820)
  第佰漆話 不屈の騎士、落陽に散る(>>827-831)
  第佰捌話 閉ざされた心、失われた愛(>>850-854)
  第佰玖話 雷親父、再び(>>856-861)
  第佰拾話 対決、月と華 ―開幕―(>>863-865)


871 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/05/01(Fri) 14:09

ツキカゲ「うおおおおおおっ!!黒雷剣!!」

 ヒュン!!

シノ「花影流・火炎椿!!」

 ドオオオオオオオン!!!

 ビュン!!

ツキカゲ「うらああああああああああ!!」

シノ「はあああっ!!」

 ヒュバッ!!

 ビュン!!

 スタッ!

ツキカゲ「………………………………」

シノ「…………………………」

ツキカゲ「やはり……そう簡単には殺せないか…………」

シノ「まさか…ツキカゲさんがここまで強くなっているとは………前に戦った時よりも格段に強くなっている……!」

ツキカゲ「当たり前だ………いつまでも昔と同じだと思うなよ………!」

シノ「別にそうは思っていませんよ……ツキカゲさんはいつだって強くなろうと人一倍努力していました………
  私はそんなツキカゲさんを知っています………だから私は、ツキカゲさんが強く成長するのがとても嬉しかったんです
  こういう形で無ければ……純粋に喜んでいたのでしょうけれど………………」
ツキカゲ「僕は僕自身を追い込む事で強さを高めて行った……!お前達を斃す事だけを考えて………!
  僕は強くなった……!今ならお前達を斃す事も訳無い!!ここで死ね!!シノ!!」
シノ「いいえ……私は死にません………ツキカゲさん、貴方を間違った道から戻すまでは……私は斃れるわけには行きません!」
ツキカゲ「説得した所で無駄だ!僕は戻る気は無いし、お前の声を聞くつもりも無い!!」
シノ「いいえ、連れ戻します」
ツキカゲ「くどいぞ!!無駄だと言っているんだ!!」

 ビュン!!

ツキカゲ「雷殺剣・黒龍雷光斬!!」

 ビュゥゥゥウウウウ!!

シノ「花影流・弁天白菊!!」

 バチィィィィイイイイイイ!!!

 ドガアアアアアアアアアアアアアアン!!!!

 ビュン!!

ツキカゲ「うおおおおおおおおお!!」
シノ「っ………!」

 キィィィイイイイイイイン!!!


ジュキッド「技と技のぶつかり合い……!いつ決着が付いてもおかしくない……!」
サスケ「ああ…しかし坊主の奴、以前とは比較にならねえぐらい腕を上げてやがる」
タック「ホンマにまるで別人のようや もしかしたら、ホンマにシノ姐を……
  いやいやそんな筈あらへん!シノ姐がやられる筈あらへんわ!」
ワイユー「しかし、まだ分からぬな……お互いまだ本気を出していない」
ジュキッド「何っ!?」
サスケ「何だと…!?」
タック「あれでまだ手加減してるんでっか!?」
ワイユー「恐らく、どちらとも様子を窺っているのだろう
  あるいは、お互い体力の消耗を狙っているのやも知れぬ」


シノ「……まさか、ここまで強くなっているとは…………」
ツキカゲ「当然だ………お前達に勝つ為に強くなったんだからな………
  そろそろ限界か?降参するなら今の内だぞ」
シノ「思い上がらないでください この程度で疲れては困ると思って手を抜いていたんですから
  まだまだ序の口です 威張り散らすなら今ではなく、私に勝ってから思う存分にどうぞ」
ツキカゲ「舐めるなよ……!絶対にお前を斃す……!!」

 ビュン!!

ツキカゲ「はああああああああああっ!!」

シノ「はあああああっ!!」

 キィィィイイイン!!

 ビュン!!

ツキカゲ「雷殺剣・迅雷無双斬!!」

シノ「花影流・花吹雪!!」

 シュドオオオオオン!!!

シノ「くっ………!」

 ビュン!!

ツキカゲ「貰った!!」

 ヒュッ!!

シノ「………!!」

 ドスッ!!

シノ「っ……………!」

タック「シノ姐!!」

ジュキッド「しまった……!シノ殿の膝に坊主の手裏剣が……!」


シノ「くっ…………!」

ツキカゲ「うおおおおおおおおおっ!!」

シノ「くっ…!!」

 キィィィイイイイイイン!!!

サスケ「何とか攻撃を凌いだか……!」


シノ「…………………!」


872 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/05/01(Fri) 14:11

ツキカゲ「動きを封じたと思ったが……大して痛手にならなかったか……!」

シノ「……………………………」

シノ(腕輪のお陰で傷の再生は容易……逆に言えば、腕輪が無ければ今頃致命傷を負わされていたでしょう………)

ツキカゲ「ならば首を撥ねるか……!そうでもしなければお前に致命傷は与えられないようだな!!はあああああっ!!」

 キィィィイイイイン!!!

シノ「そう簡単に殺されるわけには行きません……!約束しましたから……!ツキカゲさん、貴方を連れて帰ると……!」
ツキカゲ「くどい!!僕はお前達の元には戻らないと言っている!!」
シノ「そうですね……今の貴方を無理やり連れて帰った所で、意味などありません………」
ツキカゲ「…それはどういう意味だ……?!」
シノ「私が連れて帰るのは今の貴方ではありません……私が連れて帰るのは、妖刀に溺れる前のかつて純粋だった頃の貴方です
  私が貴方に戦いを挑んだのは、貴方を妖刀から救う為でもあります」
ツキカゲ「妖刀から救う……?何を馬鹿げた事を……!僕は妖刀になど操られてはいない!!
  僕は妖刀・奈落に選ばれ、こいつの力を支配した!!その力を目にして尚、僕はこいつに操られていると言えるのか!?」
シノ「何故貴方はそこまでして力にこだわるのですか……?文左衛門さんの為ですか……?」
ツキカゲ「気安くその人の名を口にするな!!……そうだ……その通りだ……!何が悪い……!?僕が強ければ、あの人は死なずに済んだかもしれなかったんだ!!」
シノ「その考えが悪いというわけではありません……しかし、その考えが貴方を歪めてしまった………
  強くなろうと思うあまり、目先の目的すら見失い、力に溺れ貴方は修羅になり果てました………
  そんな貴方を文左衛門さんが見たらどう思うでしょうか?」
ツキカゲ「黙れ!!!」

 ビュン!!

 バキッ!!

タック「シノ姐!!」

シノ「………今の貴方を文左衛門さんがみたらきっと悲しむ事でしょう………
  文左衛門さんは貴方に修羅になる事を教えたのですか?違うでしょう……」

 バキッ!!

ツキカゲ「聞こえないのか!?黙れと言っているんだ!!」

シノ「貴方が強くなるのは文左衛門さんの為じゃない……貴方が勝手に決めつけているんです……!
  自分が強くなる理由を文左衛門さんの所為にして……!貴方の行動は、文左衛門さんを悪霊にしているんです……!」

 バキッ!!

ツキカゲ「黙れ……!!黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ!!!これ以上言うと、その口を封じるぞ……!!」

シノ「もし違うなら聞き流しても構いませんよ……ムキになるという事は、貴方にも自覚があるという事じゃないんですか?」
ツキカゲ「黙れぇぇぇええええええええ!!!」

 バキッ!!

シノ「…………………………」


タック「……凄い戦いや…………」
ジュキッド「ああ……双方、共に深い傷を負っている……………
  かつて尊敬していた者に罵声を浴びせられる痛みと、かつて自分が信頼していた者に罵声を浴びせなくてはならない痛み……
  この戦い、最早どちらが斃れてもおかしくは無い………」


873 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/05/01(Fri) 14:14

ツキカゲ「殺す……!!これ以上言うと本当に貴様を殺すぞ!!」
シノ「いつまでもそうしているつもりですか……!?いい加減にしてください!!
  貴方が妖刀を手にした時から……違う、貴方が文左衛門さんとの戦いを終えた時から、貴方の時間は止まってしまったんです!
  今、その時間を動かす時が来たんです……!いい加減目を覚ましてください……!貴方が本当に手に入れるべきなのは、強さなどではありません……!!」
ツキカゲ「うおおおおおおおおおおおっ!!!」

 ヒュッ!!

シノ「……………!!」

 ガッ!!

ツキカゲ「なっ………!!」

シノ「っ…………!」

タック「ツッキーの刀を素手で止めた……!!」

シノ「……………………」

ツキカゲ「なっ……何をするつもりだ………!!」

シノ「……頼まれたんです……雷電仙人さんと紫雷さんに………これを渡せと………!」

ツキカゲ「何……!?」

シノ「今、ツキカゲさんにそれを渡す時が来ました……受け取ってください…!」

ツキカゲ「くっ……!離せ!!やめろ!!いらない!!そんなものは!!僕にそんなものは……!!」

シノ「拒否はさせません!」

ツキカゲ「うっ……!うあああああああああああああああ!!!」

タック「ツッキー!?」


ツキカゲ「………………はっ…!ど…どこだここは!?シノの奴、一体僕に何をしたんだ……!?どこなんだここは!?」

???「ここは自分自身の心の中だ」

ツキカゲ「………!!貴方は………!!」

???「遂にここへやって来たか………ここで会う日をずっと待っていたぞ、少年」

ツキカゲ「文左衛門さん………!」


  第佰拾壱話 対決、月と華 ―激闘― 終


暗闇斎「次回予告 自分自身の心の中へ飛ばされたツキカゲの意識
  そこへ待ち受けるのは、文左衛門だった
  ツキカゲが手にするものは、果たして何か……
  遂に、シノとツキカゲの戦いに終止符が打たれる
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第佰拾弐話 ご期待ください」


874 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/05/02(Sat) 10:15

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」


ツキカゲ「文左衛門さん………!何故…ここに………!?」

文左衛門「久し振りだな、少年 会える日を待ちわびていたぞ」
ツキカゲ「どうして……!?文左衛門さんは…あの時僕が……!」
文左衛門「ああ、拙者は死んだ……だからこうしてここにいるのだ
  言ったではないか ここは少年自身の心の中だ」
ツキカゲ「僕の……心の中………!?」

紫雷「やれやれ……シノの奴、上手くやってくれたようだな」
ツキカゲ「紫雷さん……!?」
紫雷「私達は今からお前に大事な事を教える……決して忘れるなよ」


 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第佰拾弐話 対決、月と華 ―決着―


 前回までの記録

  第捌拾陸話 最強の敵、十二神将現る(>>478-484)
  第捌拾漆話 裁きの女神降臨!シノ覚醒の時(>>509-511)
  第捌拾捌話 闘牛大暴れ!神獣の裁きの斧(>>538-543)
  第捌拾玖話 シノ、アイドルデビュー!?歌と踊りは世界を救う (>>559-564)
  第玖拾話 天駆ける白馬の非情なる光の神槍(>>575-579)
  第玖拾壱話 迅き一閃!烈風の巻物、覚醒(>>586-589)
  第玖拾弐話 蛇の牙が獲物を狩る(>>694-699)
  第玖拾参話 阻止せよ!毒蛇の猛攻(>>717-721)
  第玖拾肆話 新春初夢大地獄(>>724-728)
  第玖拾伍話 決着の時!轟け水流の極意!(>>731-734)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾漆話 消えぬ炎に誓う(>>741-746)
  第玖拾捌話 狼の逆襲(>>749-751)
  第玖拾玖話 暗殺者の意地(>>759-762)
  第佰話 悪戯小僧の暴走(>>766-769)
  第佰壱話 死神の足音(>>780-783)
  第佰弐話 憎悪の女神(>>788-791)
  第佰参話 絶望の序章 復讐の狼煙(>>794-798)
  第佰肆話 忍者と騎士の決戦(>>809-811)
  第佰伍話 因縁の終幕(>>812-816)
  第佰睦話 追憶、冥府の騎士団の栄光(>>817-820)
  第佰漆話 不屈の騎士、落陽に散る(>>827-831)
  第佰捌話 閉ざされた心、失われた愛(>>850-854)
  第佰玖話 雷親父、再び(>>856-861)
  第佰拾話 対決、月と華 ―開幕―(>>863-865)
  第佰拾壱話 対決、月と華 ―激闘―(>>870-873)


875 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/05/02(Sat) 10:16

ツキカゲ「大事な事……?一体何を………?」
文左衛門「まずは拙者からだ……少年、拙者は何もお主に斃された事を怨んでなどいない
  拙者は自ら少年に斃される事を選んだ……しかし、それが少年の重荷になってしまうとは思ってもいなかった
  少年には強くなって欲しかったのだ……あんなに純粋で真っ直ぐな目を見たのは初めてだったからな
  もし斃されるなら、少年のような正しい正義を持つ者に斃されたかったのだ……
  その事が結果としてお主を追い詰める要因になってしまったとは、拙者はお主に悪い事をしてしまったな……」
ツキカゲ「そんな……別に、文左衛門さんが謝る事では………!」
文左衛門「お主には、拙者の為ではなく、自分自身の為に戦って欲しい
  これからは、少年自身が本当に守りたかったもの……それを守り抜く為に戦って欲しいのだ
  お主には、沢山の仲間がいるだろう 決して1人では無い
  拙者も、お主をここでずっと見守っていよう だからお主は決して1人では無い
  胸を張って堂々と生きるのだ」
ツキカゲ「は……はい……………」
紫雷「私達は別に、お前に強くなれとは言わない 弱くても良いじゃないか それが恥だとは誰も思わん
  弱い奴らは、この世に沢山いる……そして、自分自身の弱さを自覚している奴らもいる
  それは決して悪い事では無い……弱くとも懸命に生き続けるからこそ、命は美しく輝き続けるんだ
  お前は強くなるな……お前はそのままの弱いお前でいろ
  弱ければ、他人の弱さに共感出来る……人の痛みを分かってあげられる、そんなお前でいて欲しいんだ」
ツキカゲ「紫雷さん………」
文左衛門「悩む必要は無い 既に道は開いている
  あの道をまっすぐ進めば元の世界へと戻る事が出来る」
ツキカゲ「文左衛門さん…………」
文左衛門「別れる前に、渡しておきたいものがあった……これを持って行け」
ツキカゲ「これは……巻物…ですか……?」
文左衛門「ここへ来た時、誰かから預かっていたものだ……少年がここへ来た時、渡してくれと頼まれたのだ
  拙者には読めぬ代物だったが、今のお主にならこの巻物の字が読める筈だ」
ツキカゲ「………!読める……読めます!」
文左衛門「さあ、行きなさい お主の旅路を、この先もここで見守っているぞ」
紫雷「私もだ お前は最後まで世話の焼ける奴だからな……またウジウジと悩んでいたら化けて出て来てやる」
ツキカゲ「2人共……ありがとうございます!じゃあ、行って来ます!!」


文左衛門「逞しくなったものだ……小さかった少年が、今では大きく見える」
紫雷「ああ……今のツキカゲなら、もう大丈夫だ」




ツキカゲ「…………はっ……!」

シノ「ツキカゲさん………」

ツキカゲ「………僕は……ずっと自分の弱さが大嫌いだった……………
  弱いから相手にされなかった……弱いから何も守れなかった………
  弱いから傷つけられもしたし、沢山の涙を流した………
  そんな弱い自分が大嫌いだったんだ……………」

シノ「そうです……貴方は弱かったんです………でも、弱かったから、人の痛みを分かってあげられた
  被害者と同じ立場で涙を流す事が出来た…………そんな貴方がいたから、私は闇の忍び部隊のリーダーでいる事が出来たんです
  もう自分を責めないでください……自分の弱さを憎まないでください
  貴方の心は、強くて立派だったのだから………」
ツキカゲ「はい……シノさん………!」


タック「ツッキーの目の色が変わった……!」
ジュキッド「戻ったのか……あの頃の坊やに……!」
サスケ「いや……あの頃のままじゃねえ……あの坊主は、俺達も知らない、新しく生まれ変わった坊主だ」

ツキカゲ「シノさん、お願いがあります……戦いを続行してください」
シノ「え……?」
ツキカゲ「これは僕自身の戦い……自分自身のけじめを付ける為の戦いなんです………
  この戦いに決着を付けなければ、先に進む事は出来ない………そんな気がするんです……だから………!」
シノ「………分かりました」

876 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/05/02(Sat) 10:17

ツキカゲ「ありがとうございます……では……」

 カアアアアアアアアアアアアア!!

タック「強い光……!これは………!」
ジュキッド「巻物だ……!坊や、いつのまに巻物を……!」
サスケ「こいつはやべえぞ……!」

 『邪悪なる者現れし時、勇気の雷で全てを照らせ
  優しき心は人を支える強い力となる これぞ剛雷の極意なり』

ツキカゲ「はあああああああああああああ!!!」

 バチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチ……!!

サスケ「坊主の奴、全力で向かう気だ……!こっちも全力じゃねえと負けるぜ!」
シノ「はい…わかっています……!」
カグヤ姫「カグヤちゃんの出番だね!任せて!
  聖なる力よ、私達に奇跡の祝福を!!今ここに神聖なる光を!!
  妖精魂魄共鳴奏(フェアリー・スピリット・ユニゾン)!!」

妖姫(シノ)「……………………!」

ツキカゲ「目覚めよ!!剛雷の極意!!忍技解醒!!!」

カグヤ姫『強い雷……!!』

妖姫(シノ)「これがツキカゲさんの覚悟……!これに応えなければなりませんね……!」

 バチバチバチバチバチバチバチバチバチバチ!!

ツキカゲ「雷術最終奥義!!雷神剣・閃光真龍天照斬!!!」

 ズオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!

妖姫(シノ)「はああああああああああっ!!花影流奥義!!虹龍・百花繚乱!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!

タック「うおわああああっ!!」

ジュキッド「前が見えぬ……!!」

ワイユー「この上ない力と力のぶつかり合いだ……!」

雷神仙人「坊主……!!」



妖姫(シノ)「…………………勝負あり……ですね………………」

ツキカゲ「ああ………僕の完敗だ……………
  それなのに全然悔しくない………清々しい気分だ…………」

妖姫(シノ)「……おかえりなさい、ツキカゲさん」

ツキカゲ「…………はい…ただいま、シノさん」


  第佰拾弐話 対決、月と華 ―決着― 終


シノ「次回予告です ツキカゲさんも戻ってきましたし、これで一件落着
  …なんて思っていましたが、喜ぶ暇もなく次の刺客が姿を見せました
  あれは十二神将最強の戦士、幻王……!
  今まで戦って来た十二神将をも遥かに上回る強さの幻王に、どう立ち向かう!?
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第佰拾参話 ご期待ください」


877 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/05/04(Mon) 09:47

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」



ツキカゲ「あの……ただいま戻りました」

バウンシー「ツッキー……本当にツッキーなのね……?」

ツキカゲ「心配かけてごめんなさい、バウンシーちゃん」
バウンシー「ツッキーーーーー!!」

タック「何はともあれ、これでめでたしめでたしやな っつーわけで、早速蕎麦でも頂こうかな」
シノ「感動の再会を壊さないでください」
タック「冗談やって」
ツキカゲ「本当に皆さんにはご迷惑をお掛けしました」
タック「ホンマや!ツッキーがおらん間大変だったんやで!」
シノ「タックさん、静かにしてください」

ジュキッド「しかし、坊や……その刀、やはりと言うか……捨てるつもりは無いか」
ツキカゲ「はい……妖刀・奈落……色々ありましたけれど、過去の事も含めて、今は僕の大事な相棒だから…………
  それに、今の僕は文左衛門さんのお守りと紫雷さんから貰った宝玉があるから、大丈夫です」
シノ「そうですね、ツキカゲさんはもう大丈夫です もう間違った道へ進む事は無いでしょう」
ツキカゲ「本当にご迷惑をお掛けしました……」
シノ「良いんですよ、もう過ぎ去った事ですし、改めて闇の忍び部隊の一員として、よろしくお願いしますね、ツキカゲさん」
ツキカゲ「はい!よろしくお願いします!」
タック「よく言った!それこそ我が後輩!!よろしゅうなツッキー!!」
ツキカゲ「どちら様でしたっけ?」
タック「タックや!!え…?まさか本当に忘れてないよね?ねえ!?」
ジュキッド「はははははは!これではどちらが上か分かったものではないな」
タック「冗談やないでっせ……」
一同「あははははははははははは!!」



シノ「それじゃあ、私達はもう帰ります」
タック「今日は楽しかったわ!美味い飯も食えたしな!」
ジュキッド「他に言う事が無いのかお前は」
ツキカゲ「皆さん、また明日会いましょう」
シノ「はい」
タック「ツッキーも元気でな!」

バウンシー「あの…シノさん!」
シノ「バウンシーさん…?」
バウンシー「本当に、ツッキーを連れ戻してくれてありがとう」
シノ「バウンシーさん…………はい、どういたしまして」
タック「もう裏切ったりするんやないで!」
ジュキッド「お前が言うな」



 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第佰拾参話 壮絶!十二神将最強の戦士・幻王


878 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/05/04(Mon) 09:49

 前回までの記録

  第捌拾陸話 最強の敵、十二神将現る(>>478-484)
  第捌拾漆話 裁きの女神降臨!シノ覚醒の時(>>509-511)
  第捌拾捌話 闘牛大暴れ!神獣の裁きの斧(>>538-543)
  第捌拾玖話 シノ、アイドルデビュー!?歌と踊りは世界を救う (>>559-564)
  第玖拾話 天駆ける白馬の非情なる光の神槍(>>575-579)
  第玖拾壱話 迅き一閃!烈風の巻物、覚醒(>>586-589)
  第玖拾弐話 蛇の牙が獲物を狩る(>>694-699)
  第玖拾参話 阻止せよ!毒蛇の猛攻(>>717-721)
  第玖拾肆話 新春初夢大地獄(>>724-728)
  第玖拾伍話 決着の時!轟け水流の極意!(>>731-734)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾漆話 消えぬ炎に誓う(>>741-746)
  第玖拾捌話 狼の逆襲(>>749-751)
  第玖拾玖話 暗殺者の意地(>>759-762)
  第佰話 悪戯小僧の暴走(>>766-769)
  第佰壱話 死神の足音(>>780-783)
  第佰弐話 憎悪の女神(>>788-791)
  第佰参話 絶望の序章 復讐の狼煙(>>794-798)
  第佰肆話 忍者と騎士の決戦(>>809-811)
  第佰伍話 因縁の終幕(>>812-816)
  第佰睦話 追憶、冥府の騎士団の栄光(>>817-820)
  第佰漆話 不屈の騎士、落陽に散る(>>827-831)
  第佰捌話 閉ざされた心、失われた愛(>>850-854)
  第佰玖話 雷親父、再び(>>856-861)
  第佰拾話 対決、月と華 ―開幕―(>>863-865)
  第佰拾壱話 対決、月と華 ―激闘―(>>870-873)
  第佰拾弐話 対決、月と華 ―決着―(>>874-876)




シノ「それじゃあ、皆さんもまた明日」
ジュキッド「そうだな」
タック「これで闇の忍び部隊も元通り!もうボクらに敵は無いも同然やな!」
ジュキッド「調子に乗るなよ そうやって気を抜いているとやられるんだからな」
タック「はいはい、分かってますって!」
シノ「本当に気を付けてくださいよ」
タック「分かりましたって、ほなさいなら!」
ジュキッド「全く……本当に大丈夫だろうか」
シノ「タックさんなら心配いりませんよ ああ見えても人一倍思慮深いですから」
ジュキッド「まあ…そうだな」


タック「はあ…もう日没か……1日も楽しく過ごせばあっという間やな
  さあて、近道近道っと……」

 ズシャッ……ズシャッ………

タック「…………!」

 ズシャッ!

幻王「…………………………」

タック「な……誰やお前は……!?何の用や!?」

幻王「俺は幻王 十二神将の一柱にしてその頂点に君臨する神獣王だ」

タック「なっ……何やと……!?」

幻王「我が主、翁の命により、闇の忍び部隊を排除しに来た 先ずは貴様だ」

タック「何っ……!?」

 ビュン!!

タック「くっ……!」

 ヒュッ!!

 ザンッ!!

タック「ぐあああああっ!!」

幻王「……………………」

タック「くっ……!目覚めよ!!烈風の極意!!忍技解醒!!!!」


 ゴオオオオオオオオオオオオオオオ!!!

タック「風術最終奥義!!!砕魔烈風迅衝閃!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!

幻王「…………無駄だ」

 ヒュバッ!!

タック「く……がはっ…………!」

幻王「終わりだ」


 ドン!!!!

タック「ぐああああああああああああああああ!!!!」

 ドサッ!!

幻王「…………………………」

 ズシャッ……ズシャッ……ズシャッ………………


タック「くっ………………!ぐあああっ……………………!
  はあっ……!はあっ………………!シノ……姐…………………!!」


879 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/05/04(Mon) 09:50

暗闇斎「そうか、ツキカゲはもう大丈夫か」
シノ「はい、ツキカゲさんは、以前にも増して頼もしくなりました
  バウンシーさんも、明日から蕎麦屋さんの営業を再開するみたいです
  バウンシーさん…元気になってくれて良かったです」
暗闇斎「まさか本当にツキカゲを改心させる事が出来るとは……シノ、お前も成長したな」
シノ「いえ、私だけの力じゃないです……色々な人の助けがあったから、出来た事です」

 ドンドンドン!!

シノ「……!?」
暗闇斎「こんな時間に誰だ…?」
シノ「私が出ます」

 ガラガラッ

シノ「……!タックさん!!」
暗闇斎「何…!?」

タック「はあ………はあ……………!旦那……!シノ姐はん………!」

暗闇斎「酷い怪我だ……!第二女王殿下!急いで手当してくれ!」
カグヤ姫「分かった!」
シノ「タックさんしっかりしてください!誰にやられたんですか!?」
タック「はあ……はあ……………!げ……幻…王…………!」
シノ「幻王……!?」
タック「シノ姐……気い付けや………奴は………化け物や…………とんでもない強さや…………!
  今までの十二神将なんて………比べモンにならん……………!……奴は………奴は…強すぎる………………!」
シノ「タックさん…………!」
暗闇斎「シノ……まさかその幻王というのは……」
シノ「はい…十二神将にして神獣王という、十二神将の頂点に立つ程の強さを持つ戦士です」
暗闇斎「やはりか………!」



 ―翌朝―


サスケ「何……!?」
ツキカゲ「タックさんがやられたって…本当ですか…!?」
暗闇斎「ああ…昨夜、深い怪我を負ってこちらに訪ねて来た
  相手は十二神将最強の戦士、幻王 タックはそいつにやられたのだ」
ジュキッド「幻王……!?」
暗闇斎「話によれば、幻王は、我々闇の忍び部隊の命を狙っているらしい
  お前達も気を付ける事だ 一人の時は戦わず、すぐに仲間に連絡しろ」
ツキカゲ「それで、タックさんは無事なんですか?」
シノ「幸い、命に別状はありません ただ、完全に回復するには時間が必要です……」
サスケ「その幻王ってのは、今まで戦って来た他の十二神将より強いってのか」
シノ「一度だけ幻王に会った事があります……その強さは私も目にしました
  同じ十二神将の蛇ノ目をたった一撃でいとも簡単に葬っていました
  幻王は、自分以外の十二神将が斃れるまでは手出しをしないと言っていました
  「他の十二神将を全て斃した時、相手をしてやる」と……そう言い残して………」
ジュキッド「つまり、向こうも遂に本気を出して来たって事か」
暗闇斎「良いか、くれぐれも気を付けるのだぞ」
ジュキッド「承知した」



シノ「……これから皆さんどうしますか?」
サスケ「俺はこれから仕事がある 悪いが別行動だ」
ジュキッド「俺も…万が一の事を考え家にいる事にしよう」
ツキカゲ「僕も蕎麦屋の仕事があるから…バウンシーちゃんを1人にするわけにも行きませんし」
シノ「分かりました 皆さん、気を付けてくださいね」
サスケ「ああ」
ジュキッド「承知した」
ツキカゲ「シノさんも気を付けてくださいね」
シノ「ありがとうございます」


880 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/05/04(Mon) 09:51

暗闇斎「皆、戻って行ったか……」
シノ「はい……これ以上、誰もやられなければ良いですが」
暗闇斎「そうだな…これ以上誰かが欠ければ苦しい戦いになる事は必至だ
  シノ…お前もくれぐれも気を付ける事だ」
シノ「はい…父上も、お気を付けください」



ツキカゲ「………………………」

バウンシー「どうしたのツッキー?そんなに浮かない顔をして」
ツキカゲ「ん……いや…何でも無いんだ……ただ、シノさん達に何かあったらと思って……」
バウンシー「シノさん達なら大丈夫よ!だってシノさん達はこれまでのピンチを何度も潜り抜けて来たんだもん!」
ツキカゲ「……それもそうですね………いざとなれば、僕がこの妖刀・奈落で………」
バウンシー「また、無茶したら駄目だからね」
ツキカゲ「うん……分かってる…………」
バウンシー「ツッキー……」
ツキカゲ「うん…?」
バウンシー「本当に凛々しくなったわね」
ツキカゲ「え……?そ…そうかな……そんな大して変わらないと思うけど……!」
バウンシー「ふふっ……戻って来てくれて、ありがと」
ツキカゲ「何言ってるんだ…お礼を言わなきゃいけないのはこっちの方さ………ずっと待たせて、苦しい思いをさせて、ごめんよ……」
バウンシー「もう…!それは言いっこ無しだって!」



サスケ「………これで今日の分は終わりか……しかし、気になる事が1つある………
  闇の忍び部隊の中で、何故真っ先にタックが狙われた……?
  奴は俺達を1人ずつ狙って来てやがるのか……?だとしたら次に狙うのは…………」

 ズシャッ………ズシャッ………………………

サスケ「……!」

 ズシャッ!

幻王「…………………………」

サスケ「……来やがったか………!てめェだな……タックを襲った幻王って野郎は………!」

幻王「いかにも、俺は幻王 十二神将の一柱…そして、全ての十二神将の頂点に君臨する神獣王だ」

サスケ「次は俺が標的ってワケか………!」

幻王「察しが良いな……では説明は省いても良かろう」

 ビュン!!

サスケ「………っ!!」

 ズオオオオオオオン!!!

サスケ「くっ……!こいつはやべえ………!」

 ビュン!!

幻王「逃げたか……だが、逃がさん」



 ピピピピピピピピピピッ!

シノ「……!サスケさんからです!」
暗闇斎「何!?すぐに出るんだ!」
シノ「サスケさん!シノです!どうしましたか?」

サスケ「幻王だ!幻王が現れやがった!他の連中にも知らせろ!今すぐだ!!」

シノ「分かりました!……サスケさんが幻王と交戦中です…!サスケさんが危ない!」
暗闇斎「よし!皆に知らせよう!」



サスケ「っ…………!」

幻王「さて、追い詰めた………これで逃げ場は無い」

サスケ「ふっ……そいつはどうかな………!」

 ドオオオオオオン!!!

幻王「……煙幕か…………効かぬ」

 ビュン!!

 ザシュッ!!

サスケ「ぐああああっ……!!」

 ビュン!!

幻王「……残像」

サスケ「喰らえ!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオン!!!

幻王「無駄だ」

 ビュン!!

 ドガアアアアアアアアアアアアン!!!!

サスケ「チッ……!」

幻王「終わりにしてやる……死ね」

サスケ「くっ…!!」

 ズオオオオオオオオオオオオオッ!!

サスケ「ぐあああああっ!!」

 ドン!!

サスケ「くっ………!!はあ……はあ…………!」

幻王「これで止めだ」

ジュキッド「ぬおおおおおおっ!!波動拳!!!」

 ドオオオオオオオオオオン!!!!

幻王「くっ……」

サスケ「旦那か……!」
ジュキッド「サスケ殿……!大丈夫か!?」
サスケ「辛うじてな………くっ……もう少し遅かったらやられていたかもしれん……!」


881 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/05/04(Mon) 09:52

幻王「増援か………貴様も闇の忍び部隊だな」

ジュキッド「だったらどうする……?」

幻王「決まっているだろう……我が主、翁からの命により、お前達を排除する」

ジュキッド「やられるのは貴様の方だ!!ぬおおおおおおおおおおっ!!」

 ドドドドドドドドドドドドドドドド!!

ジュキッド「目覚めよ!!水流の極意!!忍技解醒!!!!
  水術最終奥義!!轟流幻滅水波動拳!!!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

サスケ「…………!」
ジュキッド「さあ………どうだ……………?」

幻王「…………………………」

サスケ「何っ…!?」

ジュキッド「全くの無傷……!」

幻王「この程度で俺に傷を付けられると思ったか、無駄だ」

 ビュン!!

ジュキッド「……………!」

 ザシュッ!!

ジュキッド「ぐ……ぐああ…………!」

サスケ「旦那!!」

ジュキッド「ぐ……………!」

幻王「ほう……まだ斃れぬとは…………では、これで終わりだ」

ジュキッド「………………………!」

ツキカゲ「うおおおおおおおおおお!!雷神剣!!」

 ザンッ!!

幻王「…………………」

シノ「はあああああああああああっ!!花影流・火炎椿!!」

 ドオオオオオオン!!!

幻王「………………………」

ツキカゲ「ジュキッドさん!大丈夫ですか!?」
ジュキッド「ああ……何とかな……………」

シノ「幻王……!」
幻王「また会ったな、娘」
シノ「これ以上、私の仲間達に手出しはさせません……!」
幻王「良いだろう、ではお前が相手になるか?」
ツキカゲ「シノさん……!」
シノ「大丈夫です……ツキカゲさんは、2人を安全な場所へ」
ツキカゲ「分かりました……シノさんも気を付けて……!」

幻王「……では、先ずはお前から始末しよう…………
  十二神獣…辰の宝玉……解放」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!

シノ「カグヤちゃん!」

カグヤ姫「うん……!妖精魂魄共鳴奏(フェアリー・スピリット・ユニゾン)!!」

妖姫(シノ)「……………………!」

 ビュン!!

妖姫(シノ)「はああああああああああああああああっ!!」

幻王「……………………」

 ビュン!!

幻王「龍皇幻影衝破斬」

 ズオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!

カグヤ姫『右に回避!!』

妖姫(シノ)「くっ……!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!

 ビリビリ……!!

妖姫(シノ)「何て力……!」

 ビュン!!

妖姫(シノ)「………!」

幻王「幻龍神閃砲」

 ギュオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!

 ドオオオオオオオオオオオオオオオン!!!

妖姫(シノ)「くっ………!」

カグヤ姫『こいつ……強い…!一気に決めよう!』

妖姫(シノ)「はい……!」

 ビュン!!

妖姫(シノ)「はあああああああああっ!!!」

幻王「………………」

妖姫(シノ)「花影流奥義・虹龍・百花繚乱!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

幻王「くっ……………」

妖姫(シノ)「そんな………まだ斃れないなんて……!」

幻王「見事だ……この俺に傷を負わせるとは………だがこれからだ………
  ここからが本当の死闘だ……見せてやる………我が真の力を……………
  辰の宝玉・第二解放………」


翁「そこまでじゃ幻王!」

幻王「……………!」

妖姫(シノ)「…………!?」

翁「お前の神獣王としての力はまた後で見せてやると良い
  今日の所はこれで引き上げじゃ」

幻王「はっ……」

 ズシャッ……ズシャッ………ズシャッ……………

妖姫(シノ)「…………………!」


882 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/05/04(Mon) 09:52

翁「全く……本当ならば闇の忍び部隊を1人ずつ殺す予定じゃったが、計画が狂ってしまったわい 本当に面倒な話じゃ」
妖姫(シノ)「貴方が……十二神将を陰で操っていた全ての黒幕……!」
翁「いかにもその通りじゃ 面倒故一度しか名乗らん よく覚えておけ
  儂の名は翁 幻夢教幹部、怠惰の軍師・翁じゃ」
妖姫(シノ)「幻夢教幹部……怠惰の軍師…翁………」
翁「声に出すのは良い心掛けじゃ さて、ここまで来るのが面倒じゃったが、帰るとするか
  幻王の真の力、見せるのはまた今度じゃ その時が来るのを楽しみにしておれ!
  幻王は強い!お前達が如何なる手段を見せようとも、幻王に勝つ事は不可能じゃ!ホッホッホッホッホッホッホ!!」

 ビュン!!

妖姫(シノ)「………………!」


  第佰拾参話 壮絶!十二神将最強の戦士・幻王 終

シノ「次回予告です 幻王が再びプププランドに現れました
  神獣王の証によって宝玉の第二解放が出来るようになり、幻王は更なる強さを見せつける……
  圧倒的な力に、妖姫の力でさえも太刀打ち出来ません……何か他に方法は………
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第佰拾肆話 ご期待ください」

883 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/05/15(Fri) 23:24
シノたちの得物(使用武器)はなんなのかな?

884 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2020/05/16(Sat) 02:27

シノ「私達の使用武器ですか?前に紹介した事があったと思いますが、
  あまり知られていないみたいですね…改めて紹介しようと思います
  まず、私の武器は『紫能』という名前の妖刀を主に使います
  妖刀・紫能とは意思の疎通が出来て、私の意志で刃と峰を逆に入れ替える事が可能です
  この能力のお陰で臨機応変に障害物は斬り捨て、相手を的確に峰打ちで倒す事が出来るのです
  それ以外にも暗器を使う事もあります

  サスケさんは、花火を武器に使います
  花火を弾薬として使い、竹筒の鉄砲で相手に目掛けて発射します
  死なない程度に、火力は最小限に抑えているみたいです
  最初は壊れやすかったですが、改良を重ねた事で何発撃っても壊れないものだったり
  連射型のものだったり、色々バリエーションが増えました
  それでも2間までしか飛ばないのは変えられないみたいです
  
  タックさんの武器は、色々変わってきましたが、今は疾風剣という剣を使用しています
  疾風剣は、仲間の家宝で、それを譲り受ける形で使う事になりました
  殺傷力が低い分、刀身がとても軽く、小回りが利く為、素早い動きのタックさんとは抜群の相性です
  斬るというよりも、フェンシングのように相手を突いて戦います
  疾風剣の前は、斬鉄剣という武器を使っていましたが、あれはナマクラの刀だったらしく、序盤で破壊されてしまいました
  次にブキセットさんが経営する武器屋さんから武器を盗…もとい借りて使っていました

  ツキカゲさんの武器は手裏剣と『奈落』という名の妖刀です
  手裏剣はツキカゲさんが最も得意とする武器で、命中率は100%
  私も、前回のツキカゲさんとの戦いの時もそうでしたが、ツキカゲさんの手裏剣を見切る事は出来ませんでした
  妖刀・奈落はツキカゲさんの新たな武器として、ツキカゲさんの戦いを支えて来ました
  一時は強さに執着しすぎるあまり、修羅になりかける所でしたが、
  今のツキカゲさんはすっかり憑き物が落ちたように頼もしくなりました

  ジュキッドさんは、武器を使わず体術で戦います
  全身が武器ですので、全く隙が無く、自慢の筋力で相手を追い詰めます
  ジュキッドさんは『地雷矢』という異名がありますが、
  地を雷のように裂き、矢の如く敵陣に突っ込んで行く戦い方からそう呼ばれるようになったらしいです
  
  ワイユーさんは、あまり知られていないかもしれませんがキセルを使って戦います
  ワイユーさんの攻撃前に効果音が鳴りますが、あれはキセルが光る音です
  実は必殺仕事人の簪を回す時のパロディだったのですが……
  ワイユーさんの場合、相手を気絶させる程の強さで力強く殴りつけます

  皆さんそれぞれ個性的な武器を使っています
  改めて知っていただければと思います」

885 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/05/20(Wed) 01:15
ツキカゲまた裏切ってほしい

886 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2020/05/20(Wed) 07:58

>>885

ツキカゲ「僕に裏切って欲しい……か
  それは出来ないよ それは色々な人の思いを無駄にする事になる
  もう二度と、僕の大切な人達を悲しませたくないんだ
  色々な事があったけど、過去は過去、今は今
  これからの生き方が過去の清算になるかどうかは分からないけど、
  色々な大切な人達が作ってくれた僕自身の未来を、これから先も歩んで行くよ」
シノ「ツキカゲさん、本当に成長しましたね」
ツキカゲ「そうですか…?僕自身は何も変わっていないと思いますけど……」
タック「ホンマに変わってしもうたな、昔はもっとナヨナヨ〜ってしてたのに
  今のツッキーは何かつまらんわ」
ツキカゲ「タックさんは何も変わっていないですよね」
シノ「そうですね、タックさんはタックさんのままです」
タック「ええかツッキー、ツッキーのいない間、ホンマに大変やったんやさかい、
  二度裏切るような事があったらタダじゃ済まさんで!」

 ドガッ!!

タック「痛い!!」
ジュキッド「お前が言うな」
タック「無言で殴らんでくれまへんか……」

ツキカゲ「やっぱりタックさんは何も変わってないですね」
シノ「タックさんはタックさんのままです」
タック「ボクはもう二度と、このポジションから脱却出来へんのかな……」
ジュキッド「諦めろ、宿命だ」
タック「そんな宿命、嫌やわ」

887 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/05/24(Sun) 15:42
アドレーヌの声優は誰がいいかな?

888 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2020/05/24(Sun) 20:09

>>887

シノ「アドレーヌさんの声は、水谷優子さんってイメージが昔からあったんですけど、
  2016年の時に亡くなってしまったんですよね……とてもショックな気持ちになりました…
  もしアニメかゲームかでアドレーヌさんが出て来て、声が付くとしたら水谷優子さん以外考えられなくて、
  他の声優さんだったら誰が良いか全く思いつきません……
  ちなみにですが、メロンさんは沢城みゆきさん、ミントさんは喜多村英梨さんっていうイメージです」
タック「もし声優が付くとしたら誰が良いかって考えるだけでも結構面白いでんな 実現するかはともかくとして
  ちなみにボクは遊佐浩二はんが良えな」
カグヤ姫「台詞も何か意識してるもんね 戦闘中に射殺せとか言っちゃってるし」
シノ「でも私の中でタックさんは笑福亭鶴瓶さんのイメージなんです」
タック「それは却下やで ボクだけギャラがエラい事になるやないでっか」
ジュキッド「良いではないか 仕事料の分け前も、お前だけ他より多めに分捕るしな」
ツキカゲ「最低ですね、タックさん」
タック「誤解や!人聞きの悪い事言わんどいてくれはりますか!?」
シノ「手に入れたお金はすぐに使っちゃうから証拠も残らないんですよね…」
タック「ボクのイメージ、これ以上悪くしないでもらえまっか!?」

889 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2020/05/26(Tue) 13:00

シノ「このスレッドも、そろそろ終わりが近付いてきましたので、スレッドのこれからについてお話します
  このスレッドが終わり次第、新しいスレッドを作る予定で考えています
  ただ、私達闇の忍び部隊の活動は、このスレッドが終わったらその日を以って終了にします
  スレッドのリーダーは、私からデデデ大王陛下に変わります
  月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜は、スレッドが終わる前に完結させたかったですが、
  越えてしまっても、新しいスレッド内で投稿を続け必ず完結させます
  私がスレッドのリーダーに選ばれたのは2013年の10月…およそ6年半ですね
  リーダーとして至らない点が多かったですが、皆さんとお話出来た事はとても楽しい時間でした
  これまで長く続いていたデデデでプププなものがたりスレッドを、終わらせてしまう事になると考えた事もありましたが、
  今もこうして続けてこられたのは皆さんの応援あっての事だと思っています 本当にありがとうございました
  また、新しく生まれ変わるデデデでプププなものがたりスレッドを、これからもどうか応援をよろしくお願いします」

890 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/06/07(Sun) 07:25
おつかれー!

891 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2020/06/07(Sun) 09:48

>>890

シノ「ありがとうございます 色々考えて出た答えでした
  月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜も、ようやく完結出来そうな事も理由の一つでもあるのですが、
  闇の忍び部隊としてスレッドを続けて行く事にも限界を感じていたというのも理由の一つでした
  闇の忍び部隊としての活動を終了させるタイミングは今しかないと思って、皆さんにお知らせした次第です
  名残惜しくもありますが、スレッドが終わるまでは引き続き活動を行ないます
  スレッドの書き込み数も残り少なくなってきましたが、それまでどうかお付き合いください」

892 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/06/08(Mon) 23:29
もう忍び部隊の面々には会えなくなるのん?

893 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2020/06/09(Tue) 01:33

>>892

タック「寂しいけど、今生の別れっちゅうやつやな
  まあ生きていれば、またどっかで会う事もありますやろ!」
ツキカゲ「こうしてまた戻れたのに、スレッドも残り少ないけど、
  皆と過ごした時間は忘れないよ 今まで本当にありがとう」
シノ「元々、闇の忍び部隊の活動は、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜が終わるまでの間という予定でした
  本当なら、1年で終わらせる予定だったものがおよそ6年半になってしまいました
  これは話の投稿が遅い私の所為でもありますが、
  長く時間が掛かった事で、闇の忍び部隊としての活動も長くなり、皆さんに愛されるようになったのであれば、嬉しく思います
  月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜次回のお話の投稿も、もう暫くお待ちください」

894 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/06/10(Wed) 17:59
か〜な〜らず デデデはやってくると言うことが現実になりましたね。

895 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2020/06/11(Thu) 09:30

>>894

シノ「現実になりそうで良かったと思っています
  元々は陛下が作ったスレッドで、陛下をリーダーとしてずっと続いていました
  陛下が旅に出て、その間のリーダーを私が務める事になりましたが、
  陛下が帰ってくる前にスレッドが終わってしまう事になったらどうしようと考えた事もありました
  私達が長く居続けてしまう事で陛下がずっと戻って来られない状態になったらどうしようとも考えました
  このスレッドが終わる時、私達闇の忍び部隊の活動はこれで終わりです
  次の新しいスレッドから、陛下が戻ってきます
  陛下から預かったバトンを、長い年月を経てようやく陛下にお返しする事が出来て、本当に良かったです
  新しいスレッドになっても、陛下の事をよろしくお願いしますね」

896 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/06/12(Fri) 20:13

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」



ツキカゲ「シノさん サスケさんとジュキッドさんの傷の手当て終わりました
  2人共大した怪我は無く、大事には至りませんでした」
シノ「ありがとうございます、ツキカゲさん」
ツキカゲ「幻王は…?」
シノ「すみません、逃がしてしまいました……」
ジュキッド「シノ殿でも斃せなかったか……」
サスケ「奴には俺達の攻撃が全く通じなかった……奴は不死身なのか……!?」
シノ「妖姫になった状態の虹龍・百花繚乱ですら、わずかに攻撃が通った程度でした……
  不死身というわけでは無いと思いますが、更に問題があります……」
ツキカゲ「問題…?」
ジュキッド「それはどういう事だ…?」
シノ「幻王には、第二解放があるんです………」
ジュキッド「何……!?」
サスケ「第二解放……だと………!?」
シノ「第二解放こそが幻王の真の力………
  つまり、今の戦いは、全く本気じゃなかったという事です………」
ツキカゲ「という事は……つまり………」
ジュキッド「俺達に勝ち目が無い……という事ではないか………」
サスケ「くそっ……!」
シノ「はい………………残念ですが………私達では……………」


タック「諦めるな!!」

ジュキッド「……!タック…!」
シノ「タックさん……!」

タック「何を諦めてんねん!それでも闇の忍び部隊か!!
  これまで幾度となくピンチを乗り越え勝利してきた闇の忍び部隊が、そんな弱音吐いてどうするんや!!」
ツキカゲ「………………!」
サスケ「……てめェ……そんな分かり切った事を言う為だけにわざわざここに来やがったのか……?
  決まってんだろ……!幻王は斃す…!俺達の手でな!!」
ツキカゲ「サスケさん……」
ジュキッド「そうだ……俺達が諦めるわけにはいかぬ……俺達が諦めれば、それで終わりだ……!
  幻王に勝つ……!何としてもだ………!俺達はずっとそうやって乗り越えてきた………」
シノ「そうでしたね………必ず打つ手はある筈です……!負けるわけには行きません…!
  私達はもう、そういう所まで辿り着いたのですから……!」



 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第佰拾肆話 幻王、第二解放


 前回までの記録

  第捌拾陸話 最強の敵、十二神将現る(>>478-484)
  第捌拾漆話 裁きの女神降臨!シノ覚醒の時(>>509-511)
  第捌拾捌話 闘牛大暴れ!神獣の裁きの斧(>>538-543)
  第捌拾玖話 シノ、アイドルデビュー!?歌と踊りは世界を救う (>>559-564)
  第玖拾話 天駆ける白馬の非情なる光の神槍(>>575-579)
  第玖拾壱話 迅き一閃!烈風の巻物、覚醒(>>586-589)
  第玖拾弐話 蛇の牙が獲物を狩る(>>694-699)
  第玖拾参話 阻止せよ!毒蛇の猛攻(>>717-721)
  第玖拾肆話 新春初夢大地獄(>>724-728)
  第玖拾伍話 決着の時!轟け水流の極意!(>>731-734)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾漆話 消えぬ炎に誓う(>>741-746)
  第玖拾捌話 狼の逆襲(>>749-751)
  第玖拾玖話 暗殺者の意地(>>759-762)
  第佰話 悪戯小僧の暴走(>>766-769)
  第佰壱話 死神の足音(>>780-783)
  第佰弐話 憎悪の女神(>>788-791)
  第佰参話 絶望の序章 復讐の狼煙(>>794-798)
  第佰肆話 忍者と騎士の決戦(>>809-811)
  第佰伍話 因縁の終幕(>>812-816)
  第佰睦話 追憶、冥府の騎士団の栄光(>>817-820)
  第佰漆話 不屈の騎士、落陽に散る(>>827-831)
  第佰捌話 閉ざされた心、失われた愛(>>850-854)
  第佰玖話 雷親父、再び(>>856-861)
  第佰拾話 対決、月と華 ―開幕―(>>863-865)
  第佰拾壱話 対決、月と華 ―激闘―(>>870-873)
  第佰拾弐話 対決、月と華 ―決着―(>>874-876)
  第佰拾参話 壮絶!十二神将最強の戦士・幻王(>>877-882)


897 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/06/12(Fri) 20:14

暗闇斎「戦闘シミュレーションプログラム、最高レベルだ
  どうしてもやるというのか……?」
シノ「はい……幻王に勝つ為です……!」
暗闇斎「そうか……だがこれは最高レベルというだけあって最も危険な修行だ
  下手すれば死ぬ事になるぞ」
サスケ「死なんざとうに乗り越えているさ」
ジュキッド「ああ、俺達はこれまで色々な修羅場を潜り抜けてきた」
タック「危険な修行か知らんけど、こいつを乗り越えなきゃ幻王は斃せん!!」
ツキカゲ「僕達の力で…絶対に乗り越えて見せるんだ!」
暗闇斎「そこまで言うなら止めはせん……行くが良い」
シノ「はい……!」


 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

シノ「行きましょう!!」

一同「応!!」



翁「機は熟した これより最終局面に入る
  即ちこれが最後の神裁じゃ!
  幻王よ、罪人はプププランドに住む者全員じゃ!
  歯向かう者は皆殺し、逃げ惑う者も皆殺し
  全てを殺戮せよ!これが最後の神裁じゃ!」
幻王「御意」
翁「期待しておるぞ我が幻王よ!さあ行け!プププランドを恐怖に追い込むのじゃ!!」



シノ「はあああああああああっ!!」
サスケ「喰らえ!!」
タック「てりゃあああああああ!!」
ツキカゲ「うおおおおおおおおおおっ!!」
ジュキッド「ぬおおおおおおおおお!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

サスケ「……駄目だ…!これでは幻王は斃せない……!」
ツキカゲ「もう一度やりましょう!」
タック「これしきの事で諦めてたまるか!!」

暗闇斎「そこまでだ!!」

シノ「父上……!」

暗闇斎「残念だがそこまでだ………幻王とやらが現れたらしい
  今、プププランドが危ない」

タック「何やて!?」
ジュキッド「急ぐぞ!」



 ドオオオオオオオオオオオオン!!!

住人達「うわあああああああああああああああ!!!」

グランドウィリー警官「慌てるな!!避難場所はこっちだ!!こっちへ逃げろ!!早くしろ!!」

警察「くっ……!大人しくしやがれこの化け物…!!」

 バン!!

幻王「……………………」

 ズシュッ……ズシュッ……………

警察「止まれ!!止まれって言っているんだ!!聞こえないのか!!」
警察「化け物に何を言っても無駄だ!!これでも喰らえ!!」

 ドガアアアアアアアアアアン!!!

警官「よし当たった!!」

幻王「…………………………」

 ズシュッ………

警官「なっ……何で死なないんだよ!!?」

 ビュン!!

 ドスッ!!

警察「ぐはっ…………!」

警察「なっ………!」

幻王「……………………………」

警察「ひいいいいいいいい!!」

グランドウィリー警官「おい馬鹿!!逃げるな!!」
警察「あんな奴の相手はもう無理だ!!俺達なんか一瞬で殺されちまう!!
  それに、俺達の武器が全然効かない!!あんなのどうやって止めろってんだ!!」
グランドウィリー警官「無理でも止めるんだ!!住人達の命が掛かっているんだぞ!!」
警察「分かってる!!分かってるけど…………………………………」
グランドウィリー警官「分かっているけど…どうしたんだ!?黙っていては分からんぞ!」
警察「あ…………………が…………………………」

 ドサッ

グランドウィリー警官「ひいっ…!し…死んだだと………!?はっ…!」

幻王「……………………………」

グランドウィリー警官「ひ…ひいいいいいいい!」

 ズシャッ……ズシャッ…………

グランドウィリー警官「ま……待ちたまえ………!仲間の非礼はお詫びしよう……!だから少し話し合おう……!
  話し合おうじゃないか……!ゆっくりと………!腹を割って……ね…!?
  いや……腹を割るっているのは、そのままの意味じゃなくてね………比喩というか………その……ね…!
  本官の言いたい事、君なら分かるだろう!?」

幻王「……………………………」

グランドウィリー警官「ひいいいいいいいいいいいい!!」

 ヒュバッ!!


898 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/06/12(Fri) 20:16

シノ「………………………」

幻王「やはり 現れたか…………」

グランドウィリー警官「なっ………何だ………!?」

シノ「ここは私達に任せてください」
グランドウィリー警官「ま…また君達か!聞かせてくれ!君達は一体何者なんだ!?
  プププランドが襲われた事件……これまで何度かあっただろう……!その事件があるといつも君達が現れる!
  一体何の関係だ!?君達も連中の仲間なのか!?」
サスケ「今はそんな話をしている場合じゃねェんだよ!!」
グランドウィリー警官「ひいいっ…!?」
ジュキッド「事情は後でゆっくりと話す……今は住人と共に避難しろ」
グランドウィリー警官「そういうワケにも行かん!本官の立場を分かっているだろう!?本官には街を守る義務がある!
  君達のような素性も分からん奴に街を守らせるワケには……」
サスケ「てめェがいると邪魔なんだよ!!良いからさっさと消えろ!!」
グランドウィリー警官「ひいっ…!」
ツキカゲ「何もそこまで言わなくても…怖がっているじゃないですか」
シノ「警官さんのお気持ちも分かります……ですが、ここは私達に任せてください
  私達は、プププランドの住人達、皆さんの味方です ですから、ここはどうか………」
グランドウィリー警官「………そうかね……だが、本官からすれば君達こそ守るべき人間の1人だ
  危なくなったらすぐに逃げなさい!君達に何かあれば本官が責任を取らなければならないのだからな!」



サスケ「ようやく消えたか……」
タック「じゃあ、遠慮なく殺り合えるっちゅう事やな!」
ジュキッド「お前が殺られるなよ」
タック「分かってますわ!」

幻王「まとめて相手か……良いだろう………俺は他の十二神将とは違う
  俺は十二神将の頂点……幻獣王………その力の差を教えてやろう
  十二神獣、辰の宝玉……解放」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!

タック「くっ……!物凄い圧力や……!」
サスケ「怯むな!臆せば一瞬であの世行きだ!」
ジュキッド「これが……神獣王の宝玉開放か………!」
シノ「はい…ですが幻王には第二解放があります……!これが幻王の本気ではありません……!」
タック「つまり、本気を出す前に斃しちまえば良えっちゅう事やな!」
幻王「やってみるが良い……出来るならな」
タック「上等や!!やってやろうやないかい!!」

 ダンッ!!

タック「射殺せ……疾風剣!!」

 ヒュッ!!
 ドオオオオオオオオン!!!

幻王「……………………」

サスケ「隙在りだぜ」

 ドオオオオオオオオオオオン!!!!

幻王「くっ………」

ジュキッド「ぬおおおおおおおっ!!地裂拳!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオン!!!

ツキカゲ「光雷斬!!!」

 ザンッ!!

シノ「花影流……!紫暁燕子花!!!」

 ドオオオオオオオオオン!!!!

タック「よしっ!効いてるみたいや!!」
ツキカゲ「修行の成果が出ましたね!」

幻王「あの時と違う………一体、何をした……?」
シノ「軽い準備運動…ですよ」
タック「準備運動って言うにはちと地獄やったさかいな」

幻王「では、俺も本気を見せねばなるまいな…………」

ジュキッド「第二解放…!」
サスケ「させるか!!」

 ドオオオオオオオン!!!

幻王「無駄だ……俺の第二解放を妨げる事は誰にも不可能………
  目醒めよ、神獣王の証………今封印を破る刻………
  罪人共に裁きを……世界に救いを………我に神獣王の力を………!
  辰の宝玉……第二解放………!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

タック「な………何や…………こいつは……!」
ツキカゲ「とんでもない化け物だ……!」
ジュキッド「これが第二解放……!」
サスケ「くそっ……!予想をはるかに上回りやがった……!こいつは規格外だ……!」


899 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/06/12(Fri) 20:17

幻王「………………………………」

 ズシャッ!!

タック「来る……!」
サスケ「一気に行くぞ!!」
ツキカゲ「やるしかない!!」
ジュキッド「一か八かだ!!」
シノ「皆さん、気を付けてください!」

サスケ「喰らえ!!」
タック「射殺せ!!」
ツキカゲ「光雷斬!!」
ジュキッド「ぬおおおおおおおおお!!」
シノ「花影流……!!」

幻王「無駄だ」

 ビュン!!

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

サスケ「ぐあああああ!!」
タック「うわああああああああ!!」
ツキカゲ「くっ……!」
ジュキッド「ぐおおおっ……!」
シノ「ううっ……!」


サスケ「くっ……!何て強さだ………一振りだけで……」
タック「化け物や……!こんな奴がいるなんて……!」
ジュキッド「くっ……!俺達は…ここまでなのか……!」
ツキカゲ「皆さん……しっかりしてください!ここで諦めたら全部が無駄になる……!
  そんなの……絶対に嫌だ………!」
シノ「はい……私達は、幻王と決着を付ける為にここに来ました……ここで倒れるわけには行きません……!
  諦めるわけにも………だから、ここで決着を付けます!カグヤちゃん!!」
カグヤ姫「了解!」

カグヤ姫「聖なる力よ!!私達に奇跡の祝福を!!今ここに神聖なる光を!!
  妖精魂魄共鳴奏(フェアリー・スピリット・ユニゾン)!!!!」


妖姫(シノ)「幻王……!貴方はここで斃します!」

幻王「来い」

 ビュン!!

妖姫(シノ)「はああああああああああああっ!!」

 ビュン!!

幻王「幻獣神裁衝破斬」

 ズオオオオオオオオッ!!

カグヤ姫「右に回避!!」

妖姫(シノ)「はい!!」

 ビュン!!

 ドオオオオオオオオオオオオオオオン!!!

タック「凄い破壊力や!!」
ジュキッド「あれをまともに喰らえば肉体すら残らぬかもしれぬ……!」
ツキカゲ「シノさんはあの攻撃を避けたのか……!」
サスケ「あのチビ姫のアシストがあるからな……」


カグヤ姫「今度は左に飛んで!!」
妖姫(シノ)「分かりました!!」

 ダンッ!!

幻王「素早く飛び回ろうとも無駄だ……その不遜な羽……斬り裂いて地に叩き堕としてやる」

 ビュン!!

カグヤ姫「来るよ!!急いで!!」
妖姫(シノ)「はい!!」

 ビュン!!

妖姫(シノ)「花影流……!天風霞草!!」

 ズザアアアアアアアアアッ!!!

幻王「無駄だ」

 ビュン!!

 ドオオオオオオオオオオオオオン!!!

妖姫(シノ)「くっ………!!」

カグヤ姫「しーのん…!一気に決めよう!虹龍・百花繚乱を使って!」
妖姫(シノ)「分かりました…!」

幻王「幻獣神裁衝破斬……!」

妖姫(シノ)「花影流奥義!!虹龍・百花繚乱!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

タック「よっしゃ!!虹龍・百花繚乱や!!いくら化け物と言っても、この一撃は耐えられな………」

幻王「……………………………」

タック「何っ!!?」

サスケ「あいつ…!今の攻撃も効かなかったってのか!?」

ツキカゲ「そんな……!」

ジュキッド「何と言う事だ……!」


幻王「思い知ったか……これが神獣王の力だ
  妖姫(紛い物の神)に、神獣王(真の神)を屈する事は不可能だ」

妖姫(シノ)「くっ………!」

幻王「これで終わりだ……ひれ伏せ………
  神獣剣・天罰神裁罪滅幻龍斬」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

妖姫(シノ)「うああああああああああっ!!」

ツキカゲ「シノさん!!」
タック「シノ姐!!」
ジュキッド「何と言う事だ……!妖姫ですら敵わぬとは……!」
サスケ「くそっ……!こんな事ってあるかよ……!!」

妖姫(シノ)「くっ………!」

幻王「諦めろ……お前達罪人に未来などは無い ここで終わりだ」

ツキカゲ「くそっ…!!」
ジュキッド「ここまでか……!!」

???「諦めるな!!!」

妖姫(シノ)「………!?」


900 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/06/12(Fri) 20:19

タック「こ…この声は………!」

サスケ「まさか……歴代の暗闇斎か……!!」

火炎の暗闇斎「情けないぞ!お前達の本気はその程度だったのか!!
  俺達は何の為にお前達に巻物を託したというのだ!!」
水流の暗闇斎「決して諦めてはなりません……貴方達の行く先は大きな希望で満ち溢れています」
烈風の暗闇斎「それぞれの思いを形にしてみろ……必ず道は切り拓く」
剛雷の暗闇斎「神と名乗っていても所詮は邪悪なる者 其奴こそ神の紛い物だ
  邪悪なる者であるならば、お前達の忍術で其奴を消し去る事が出来る筈
  全員の力を一つにし、邪悪な魂を消し去るのだ!!」

ツキカゲ「全員の力を……!」
タック「一つに……!」
ジュキッド「よし……やってみるか……!」
サスケ「ああ………」

妖姫(シノ)「皆さん………!」

サスケ「火炎の力!!」
タック「烈風の力!!」
ジュキッド「水流の力!!」
ツキカゲ「剛雷の力!!」

一同「四つの聖なる力を一つに!!」

サスケ「シノ!!こいつを受け取れ!!」

 ビュン!!

妖姫(シノ)「これは……!!」

幻王「無駄だ……神獣王であるこの俺を斃す事など………」

妖姫(シノ)「いいえ……これで終わりにします……!!はああああああああああああっ!!!」

カグヤ姫「皆の思いを一つに!!」

妖姫(シノ)「火炎…烈風…水流…剛雷………!!虹龍は進化する……!!
  花影流・究極奥義!!虹神龍・百花繚乱!!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

幻王「ぐ…ぐああああああああああああああああ!!!!」

 ドガアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!


妖姫(シノ)「………………終わりました……!」

カグヤ姫「やったぁーーーー!!」

タック「や…やったんか……これで……!」
ツキカゲ「僕達の思いが……幻龍に勝ったんだ……!」
ジュキッド「ああ……これで十二神将は全て……」

翁「まだじゃよ」

ジュキッド「……!!」

サスケ「誰だ…!?」

妖姫(シノ)「翁………!怠惰の軍師・翁……!
  幻夢教の幹部であり、全ての十二神将を陰で操っていた黒幕です……!」
タック「何やと……!?」
サスケ「こいつが親玉だったのか……!」

翁「まさか儂の自慢の幻王を斃されてしまうとはな………だがこれで終わりではない」
ジュキッド「それはどういう事だ……」
翁「そのままの意味じゃ 幻王は斃れぬ……何度でも蘇るのじゃ……このようにな!」

 ズシャッ!!

幻王「………………………………」

タック「な……何やと………!?」
ツキカゲ「幻王が……何も無かったように……!」

翁「ホッホッホッホッホッホ!少しは驚いてくれたようじゃな!余興というのはこうでなくてはのう!」

サスケ「余興だと…!?」

翁「余興じゃよ、これまでの戦いは全て!お前達は最初から壇上で遊戯を踊っていたに過ぎない!
  幻王は我が分身!我が力の一つ!故に滅びる事は無いのじゃ!!」


901 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/06/12(Fri) 20:19

ジュキッド「分身だと……!?」
妖姫(シノ)「幻王に絶対の自信があったのは、そういう……!」
タック「って事は何や…!?神裁だとかいうんはお前のでっち上げやったんか!?他の十二神将も捨て駒やったんか!?」
翁「神になれるなどと自惚れた馬鹿共を体良く利用したまでの事じゃ 奴らは騙されている事も知らずに働いてくれよったわ!
  お陰で、儂が直接動く事も無く計画を遂行する事が出来たわい」
妖姫(シノ)「計画…?」
翁「儂の目的は唯一つ、人々から恐怖のエネルギーを集める事じゃ!
  神裁はあくまで計画を遂行する為の手段!真の目的は神裁によって生まれる不安や恐怖といった感情を集める事だったのじゃ!
  こいつを邪幻斎殿に貢献すれば、これで天下は幻夢教のものじゃ!実に良く出来た計画であろう!」
サスケ「そんなくだらねェ事の為に多くの命が奪われたってのか!!許さねェ!!」
妖姫(シノ)「サスケさん……!」
サスケ「さっきてめェは、幻王を分身だと言ったな……?幻王が分身って事はてめェは本体……
  それならてめェを斃せば幻王も消えるって事だろ、違うか?」
翁「ご明察じゃ しかし、お前達にこの儂が斃せるかの?」
サスケ「じゃあやってみるか……?てめェ如き老いぼれ……」

ワイユー「待て!!」

妖姫(シノ)「ワイユーさん!」

ワイユー「間に合ったか……!見た目に騙されてはならん……!あの『翁』というのは仮の姿……!
  奴は幻術を使い、敵を惑わす妖しの魔物……!真の名は世阿弥!
  分身の幻王より気を付けねばならぬ相手だ!」
ジュキッド「何……!?」

翁「クククククククク……!久し振りだな……!名を何と言ったか忘れたが………確か暗闇斎だったか……?
  あの時は不覚を取り封印されたが、今度はそうは行かん…………………」

 シュルッ……

世阿弥「貴様達全員あの世に送ってやろう……!愚かな虫けら共よ!!」

妖姫(シノ)「………………………!!」


  第佰拾肆話 幻王、第二解放 終


シノ「次回予告です 遂に姿を現した怠惰の軍師・翁改め世阿弥
  世阿弥の幻術に幻王の武力……2人の強さに太刀打ち出来ません……!
  容赦ない攻撃にどう立ち向かう……!?
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第佰拾伍話 ご期待ください」


902 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/06/16(Tue) 17:19
いつかまた会おうね!光の忍び部隊さん!!

903 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2020/06/17(Wed) 08:54

>>902

シノ「私達の活動は、『光』と言える程、輝かしいものに見えましたでしょうか?
  そう思ってくださったのなら嬉しく思います
  法で裁けない者達を裁き、晴らせぬ恨みを晴らす……
  そんな私達を正義と呼ぶ方もいれば悪と呼ぶ方もいるでしょう
  私自身は正義ではないと思っています…ですが、私達が今までやってきた事は間違った事だと思いたくないです
  私達は、その先に平和な未来がある事を信じて戦って来たのですから…
  だから、私達は、闇でもあり光でもあるのかもしれませんね
  …すみません、変な話でしたね
  皆さんとは、いつかまた会えると信じています その再会の日は、案外遠くないのかもしれません
  またどこかで会いましょう それまで、私達の事をどうか忘れないでいてくださいね」

904 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/06/17(Wed) 11:39
ちょっと早いけど今年の記念祭は参加する?

905 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2020/06/17(Wed) 14:04

>>904

シノ「未定です
  ですが、闇の忍び部隊のメンバーで参加する事はありません
  参加出来たとしても、毎日は来られないと思います
  見通しがつきませんのではっきりと分かりませんが、恐らく、一言挨拶するだけになるかと思います

  正直な気持ちを伝えると、記念祭で沢山の方々とお話しするのは楽しくて好きですが、
  同時に疲れてしまっている自分がいるというのも、事実としてあります
  私は自分の気持ちを隠し通すのが苦手ですので、恐らく殆どの方には見抜かれていたんじゃないかと思います
  私はどうも、自分と他とを勝手に比較してしまう癖がありまして、
  私の返事の返し方は他の人と比べてどうだろうとか、他の人達と比べて気の利いた返し方じゃなかったとか、
  皆さんにはそれぞれ、色々な考え方があって、立派なレスポンスの数々を目の当たりにすると、私自身の存在が矮小に思えて来るんです
  私はここにいても良いんだろうか…とか、自分自身の在り方に疑問を持つ事さえありました
  他の人には無い、自分自身にしか無いポジション、スタンスを探し出そうと勝手に気負い出す始末です
  その癖、次々と増えて行く投稿数に付いて来られていない…挙句の果てに返事を返し忘れていたりと明らかに精度の低さが目立っていました
  楽しく気楽にと思っていても、それが全然出来ていない、自分の思うように伸び伸びと出来ていない
  記念祭が終わった後は、いつも反省する事ばかりでした
  気にするなって皆さんは言いますけれど……
  本当はもっと頑張れたかもしれないとか、調子に乗って変な事ばかりしてしまったとか……
  
  ……色々ネガティブな事ばかり言ってしまって申し訳ありません 最低ですよね、こんなの……
  だからと言って嘘を隠し続けるのも白々しい気がして嫌でしたので、思い切って本音を打ち明ける事にしました
  皆さんとは上辺だけの付き合いだったというわけではありませんよ
  お話をして楽しかったという気持ちは本当です
  こんな私に対しても、話を合わせて親しくしてくださった事には感謝しています
  もしまたお邪魔する事があるとしたら、その時はよろしくお願いします」

906 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/06/18(Thu) 19:27
うーん…でも顔見せだけだとしても
甘味処はやってもいいと思うんだ
メニュー書いておけば、キャラハンや名無しが適当にくつろいだり
話を膨らませてくれるだろうしね

907 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2020/06/19(Fri) 15:56

>>906

シノ「先日にも言いましたが、まだ見通しが立たない状態ですので、
  申し訳ありませんが、今すぐに答えは出せません
  参加したいという気持ちは勿論あります
  お会いしたいキャラハンさんも沢山います
  ですが、仮に参加が出来たとしても、去年みたいに毎日行こうという気持ちはありません
  申し訳ありませんが、これも正直な本音です
  暫く考える時間をください
  今は、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜を早く完結したいという気持ちの方が強いです
  時間が掛かってしまい申し訳ありませんが、残り話数も5話程度で終わらせたいという感じです
  もしかしたら少し話数が延びてしまうかもしれませんが、今の所そのように考えています
  あくまで予定で、どうなるかは分かりませんが、長くなりすぎないように気を付けます」

908 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/07/04(Sat) 11:51
書き込むかすごく迷いましたが、書かせていただきます。
このスレ限りでの別れは寂しいけど、
デデデ大王が帰ってくることの嬉しさもあります。
どういう形であっても、シノの意見を尊重させることが大事だと感じました。
最後に、また会える日まで、お会いしましょう!

909 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/07/04(Sat) 12:45
シノの物語=ワンピース型(長く楽しめる反面飽きられやすい弱点もある)
アドレーヌの物語=鬼滅型(短く、しかしスッキリ終わる)

910 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2020/07/04(Sat) 12:50

>>908

シノ「書き込みありがとうございます
  そう仰っていただけると、陛下もきっと喜んでいると思いますよ
  私自身も、闇の忍び部隊として、活動を続けたいという気持ちもありましたが、
  それよりも、陛下にバトンを返さなきゃという気持ちの方が強くありました
  本当は1年で終わらせる予定だったものが、約6年半にまで及んでしまうとは、
  年月の流れとは、過ごせばあっという間だとつくづく思い知りました
  正直な所、終わらせようか迷いました でも終わらせると決めました
  これは、私自身の1つのけじめです
  これまで、色々な方々に支えられてここまで頑張り続ける事が出来ました
  その事にとても感謝しています
  闇の忍び部隊の皆さんの事も、どうか忘れずにいてください」

911 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/07/19(Sun) 12:32
某アニメの影響で大王様の声が杉田智和で変換される

912 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2020/07/23(Thu) 18:25


>>909

シノ「すみません 返事が遅くなってしまいました
  確かに、話が長すぎてしまい、結果として飽きられてしまっているのはその通りだと実感しています
  私自身、続けて良いか迷った事も実は何度かありました
  でも、中途半端に終わらせたくなかった気持ちもありました
  色々言われる覚悟はありましたけれど、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜だけは最後まで終わらせようという気持ちでここまでやって来られました
  見ている人はいないかもしれないけれど、面白いと思っている人はいないかもしれないけれど、
  だからと言ってそれで投げ出すのは違うと思ったんです
  最初は1年で終わらせる予定の筈だったものが予定よりずっと長くなってしまって、本当にちゃんと完結させられるのか
  不安に感じる事もありました そこで気持ちが完全に折れていたら、スレッド自体も、もしかしたら辞めていたかも分かりません
  色々ありましたけれど、ここまでやり続ける事が出来て、今は良かったとそう思っています
  またまた長らくお待たせさせてしまって申し訳ありません これは本当に気持ちの問題だと思っています
  ですので、気持ちだけは負けないようにして行きたいと思っています

>>911

シノ「杉田智和さんですか……確かに陛下の声に合うかもしれないですね
  ゲームで陛下の声を担当したのは桜井政博さんでしたけれど、
  杉田智和さんと桜井政博さんって声がどことなく似ている感じがしますよね
  お2人の声、似ていないですか…?もしかして、似ていると思っているの私くらいなのでしょうか……?
  もっとも、ゲームの陛下は、声が加工されているから桜井政博さんのままというわけではないのですが……
  私は、陛下の声は高木渉さんのイメージだったんですけれど、皆さんの陛下の声のイメージはどうなのでしょうか?
  アニメの時と同じで緒方賢一さんなのか、あるいは桜井政博さんか、それとも全く別の声優さんか……
  そうやって色々イメージするのは面白いですよね」

913 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/07/30(Thu) 00:08
>>888
ミ○ーちゃん繋がりで遠藤綾さん(妖怪時計のフミちゃん)とかいいかも>アドレーヌのCV

914 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/07/31(Fri) 02:37
闇の忍び部隊は10ちゃっとのレジェンドだよ

915 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2020/08/14(Fri) 16:57

>>913

シノ「妖怪ウォッチの女主人公ですね
  遠藤綾さんって、個人的にらき☆すたの高良みゆきさんの声のイメージだったから、
  こういうキャラクターも出来るんだってちょっと驚きました
  いえ、すみません…決して過小評価をしていたわけではありません
  声優さんって、声の使い分けが上手くてどんなキャラクターでも自在に演技出来るのが凄いですよね
  中には同一人物とは思えないような声の使い方をする方もいますし、
  一体どんな訓練を積み重ねれば、あのような芸当が出来るのでしょうか…
  忍びは、変装する際に、正体がばれないように声を使い分けますけれど、
  もしかして、その中に忍びの末裔がいたりするのかも……それは無いでしょうか…?

>>914

シノ「レジェンドと呼ばれるのは嬉しいですが、恐れ多い気持ちです
  レジェンドと呼ぶなら、陛下の方がそれに相応しいですよ
  陛下がスレッド立ち上げたばかりの頃は人気が高く、一瞬でスレッドが終わってしまったぐらいでしたし
  私達の力じゃ、あの時のようにはなりませんでしたから、改めて陛下の凄さには驚きます
  陛下が戻ってきたら、また凄い事になるんじゃないでしょうか?
  もしかしたら、また新しい伝説が誕生するのかも……楽しみですね」

916 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/08/15(Sat) 12:47

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」




ワイユー「見た目に騙されてはならん……!あの『翁』というのは仮の姿……!
  奴は幻術を使い、敵を惑わす妖しの魔物……!真の名は世阿弥!
  分身の幻王より気を付けねばならぬ相手だ!」

翁「クククククククク……!久し振りだな……!名を何と言ったか忘れたが………確か暗闇斎だったか……?
  あの時は不覚を取り封印されたが、今度はそうは行かん…………………」

 シュルッ……

世阿弥「貴様達全員あの世に送ってやろう……!愚かな虫けら共よ!!」





 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第佰拾伍話 怠惰の軍師、恐るべき策略


 前回までの記録

  第捌拾陸話 最強の敵、十二神将現る(>>478-484)
  第捌拾漆話 裁きの女神降臨!シノ覚醒の時(>>509-511)
  第捌拾捌話 闘牛大暴れ!神獣の裁きの斧(>>538-543)
  第捌拾玖話 シノ、アイドルデビュー!?歌と踊りは世界を救う (>>559-564)
  第玖拾話 天駆ける白馬の非情なる光の神槍(>>575-579)
  第玖拾壱話 迅き一閃!烈風の巻物、覚醒(>>586-589)
  第玖拾弐話 蛇の牙が獲物を狩る(>>694-699)
  第玖拾参話 阻止せよ!毒蛇の猛攻(>>717-721)
  第玖拾肆話 新春初夢大地獄(>>724-728)
  第玖拾伍話 決着の時!轟け水流の極意!(>>731-734)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾漆話 消えぬ炎に誓う(>>741-746)
  第玖拾捌話 狼の逆襲(>>749-751)
  第玖拾玖話 暗殺者の意地(>>759-762)
  第佰話 悪戯小僧の暴走(>>766-769)
  第佰壱話 死神の足音(>>780-783)
  第佰弐話 憎悪の女神(>>788-791)
  第佰参話 絶望の序章 復讐の狼煙(>>794-798)
  第佰肆話 忍者と騎士の決戦(>>809-811)
  第佰伍話 因縁の終幕(>>812-816)
  第佰睦話 追憶、冥府の騎士団の栄光(>>817-820)
  第佰漆話 不屈の騎士、落陽に散る(>>827-831)
  第佰捌話 閉ざされた心、失われた愛(>>850-854)
  第佰玖話 雷親父、再び(>>856-861)
  第佰拾話 対決、月と華 ―開幕―(>>863-865)
  第佰拾壱話 対決、月と華 ―激闘―(>>870-873)
  第佰拾弐話 対決、月と華 ―決着―(>>874-876)
  第佰拾参話 壮絶!十二神将最強の戦士・幻王(>>877-882)
  第佰拾肆話 幻王、第二解放(>>896-901)


917 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/08/15(Sat) 12:48

妖姫(シノ)「………………………!!」

ツキカゲ「姿が……変わった………!」
タック「あれが奴の本当の姿か……!何っちゅうか………こう………」


タック「………整った顔立ちでんな」

一同「………………………………」


ジュキッド「タック……まさかお前にそういう趣味が」
タック「ちゃうわ!!何や今の一瞬の間は!?」
サスケ「この状況でふざけんのも大概にしろ!」
ツキカゲ「そうですよ!タックさんが変な事言うからシリアスな雰囲気が台無しですよ!」
タック「揃いも揃ってボクの所為にしないでおくれや!」

世阿弥「戯れ言は済んだか?」

タック「…………………!」

ジュキッド「初代殿……何故奴は老人の姿に化けていたのだ?」
ワイユー「奴が司るのは『怠惰』
  奴は怠惰のイメージとして老人の姿を選んだのだ
  世阿弥は自らが動く事を嫌い、面倒な事や仕事は全て部下に任せているのだ
  上に立つ者が動かぬ代わりに部下がに労働を強いる……それが奴の怠惰としての在り方でござる」
サスケ「何て奴だ……」
世阿弥「何か可笑しな事でもあるか?部下とはその為にあるものだろう 
  部下とは将棋の駒のようなモノだ 優秀な駒を上手く操り、役に立たぬ駒は道具として切り捨てる
  駒を有効に扱ってこそ真の支配者
  私は十二神将の支配者……即ち神なのだ」
タック「何が神や!お前みたいな奴に神を名乗る資格なんて無いわ!」

世阿弥「では、そこの娘に問おう……貴様がこいつらの支配者だろう?
  貴様にとって、そこにいる部下共は何だ?自分の代わりに動いてくれる優秀な駒か?使い捨ての道具か?それとも……」
妖姫(シノ)「どれも違います……私に部下はいません
  そこにいる彼らは、私が心から信頼する掛け替えの無い仲間です」
タック「シノ姐……!」
世阿弥「これは異な事を……支配する立場でありながら、自ら支配する事を放棄するか」
サスケ「そういう事を言ってんじゃねェよ!てめェには一生分からねェだろうな!」
世阿弥「それは結構……私も余計な事を知るつもりは無い……時間の無駄だからな」
サスケ「ほざけ!!」
ワイユー「気を付けろ……世阿弥は強い……舐めて掛かると奴の術中に嵌まって終わりだ」

タック「へっ…そんなん奴が術を使う前に斃せば良えっちゅうこっちゃろ!先手必勝や!!」
ワイユー「よせ!!」

世阿弥「ふっ……」

 ドオオオオオオオオン!!!

タック「何っ……!」
幻王「……………………」

ジュキッド「そうか……奴には分身…幻王がいる……!」
ワイユー「それだけではない……!」

幻王「貴様に、真に戦うべき相手を教えてやろう……!」

タック「な……に…………!」

幻王「さあ、後ろを見ろ」
タック「何……?はっ………!」

牙羅「ケケケケケケケッ……久し振りだな、裏切者!」

タック「…………………!」

サスケ「どうしちまったんだ、あいつ……!?」
ジュキッド「こっちを見て動きが止まったぞ……?」
ワイユー「まさか………!」


亜鐘「夜叉丸……貴様は我々の同志だ
  我々は死に、貴様だけが生き延びているとは如何なものか」
剛魔「オ前…オデ達…仲間……一緒…地獄……堕チル………!」

鏡花「心配要りませんよ すぐに終わります
  私達が貴方に引導を渡して、それでお仕舞です
  さあ、怖がる事はありません 私達と共に参りましょう 夜叉丸」

タック「ああああああああああああああああああ!!!!」

 ビュン!!

妖姫(シノ)「落ち着いてください!何があったんですか!?」

タック「消えろ!!消えろ亡霊!!」

サスケ「何言ってんだ、こいつ!?」
ジュキッド「俺達に斬り掛かって来るなど……まさか裏切ったのか…!?」
ワイユー「違う!これこそが世阿弥の術なのだ!」
ツキカゲ「術……!?」
ワイユー「奴は、相手の心を読み取り、相手の心に宿る闇を呼び起こす事が出来る……!
  その術に嵌まれば最後、あらゆるものが敵に見えてしまうのだ……!」
ジュキッド「という事は、今のタックは幻覚によって我々が敵に見えているのか……!?」
ワイユー「そういう事でござる」
サスケ「何だと……!?」


918 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/08/15(Sat) 12:49

タック「うおおおおおおおおお!!消えろーーーー!!とっとと消えんかい!!」
ジュキッド「落ち着けタック!俺だ!俺の声が分からんのか!?」
ワイユー「無駄でござる!味方の声でさえも敵の声として認識してしまうのだ!
  術を解くには、世阿弥を叩くより他に無い!!」
世阿弥「やってみろ……やれるのならな!」
ワイユー「うおおおおおおおおおお!!」

 ドン!!

ジュキッド「初代殿…!!」

 シュッ!!

ワイユー「忍法!!岩石槍刃!!」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

 ビュオオオオッ!!

世阿弥「幻王!!」

幻王「…………………」

 ビュン!!

 ドゴオオオオオオオ!!

 ビュン!!

ワイユー「うおおおおおおおおっ!!」

 キュピーン!!

世阿弥「無駄だ!」

 ドオオオオオオオオオン!!


ワイユー「くっ………避けられたか……!術で幻王を引き付け、その隙に世阿弥を叩く手筈だったが……」

世阿弥「その程度の動き、読めぬとでも思ったか?浅はかな考えだ」


ワイユー「己………!」
ジュキッド「それより初代殿……力を失っていたのでは無かったのか……!?」
ワイユー「ああ、失った……だが、お主達が十二神将と戦っていた間、密かに修行を積み重ねていたのだ
  今では全盛期の半分程の力を取り戻したでござる」
ジュキッド「今のが全盛期の半分……!?」
サスケ「全盛期の頃はどんだけの化け物だったんだ…!?」
ワイユー「今はもう禁術は使えぬ……だが、全盛期の半分の力でも充分に戦える…お主達がいるからな!」
ジュキッド「初代殿……!」

世阿弥「それを聞いて安心した……私が危惧していたのは貴様の超忍術だったからな
  それが使えないと云うなら恐れるモノは無い 超忍術が使えぬ貴様など、有象無象の1つに過ぎん」
ワイユー「ふん…!貴様のその油断する癖は昔のままだな!そのお陰で以前の拙者は貴様を斃す事が出来たのだがな!」
世阿弥「今度はそう上手くは行かぬ…一度敗れた相手に二度も敗れるなど軍師にあるまじき事……!貴様の対策は充分に行なっている!!」
ワイユー「何っ…!?」

 ビュン!!

世阿弥「光縄輪縛!!」

 ドンッ!!

ジュキッド「初代殿!!」

ワイユー「くっ……!しまった………!!」

世阿弥「貴様にも見せてやろう……!心の内に眠る悪夢を!!」

ワイユー「ぐ…ぐあああああああああ!!」

妖姫(シノ)「ワイユーさん!!」

ワイユー「ぐあああああああああああ!!…と見せかけて……とうっ!!」

 バリィィィィィイイイイン!!!

世阿弥「何っ……!?」

ワイユー「ぬおおおおおおおおおおっ!!!」

 ドオオオオオオオオオオン!!!

ワイユー「……またも外したか………!」

 ビュン!!

世阿弥「……馬鹿な…私の幻術が効かなかっただと……!?」

ワイユー「拙者にそのようなまやかしは通用しない!」

世阿弥「そうか……なら使う相手を選ぶべきだったな」

 ビュン!!

ワイユー「何っ…!?」

 ビュン!!

サスケ「………!!」

ツキカゲ「サスケさん!!」

世阿弥「仲間同士、互いに傷つけ合い…そして死ね!!」

サスケ「……………………!!」

ジュキッド「サスケ殿…!!」

ワイユー「大丈夫か!?しっかりしろ!」

サスケ「……………!」

ハンゾウ「ようドラ息子……少しは腕が上がったか……?上等だ、俺を殺してみろ!
  出来なければ……俺がてめェを殺す!!」

サスケ「親父……!!うおおおおおおおおおおおおお!!!」

ワイユー「待て…!!」

 ドオオオオオオオオオオオン!!!

ワイユー「くっ……!!」

919 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/08/15(Sat) 12:53

世阿弥「はははははははははは!!これは滑稽!娘、改めて問おう 貴様の云う仲間とは何だ?
  仲間と云うのは、幻覚を見せればこうもあっさりと他の仲間を傷つけるのか?
  所詮、仲間など戯れ言 綺麗事に過ぎんのだ 現実とは、そういうモノだ」
妖姫(シノ)「はああああああああああああっ!!」
世阿弥「……ふん」

 ビュン!!

妖姫(シノ)「…………!」
世阿弥「おっと…これ以上力を使い続けると、貴様はともかく、内に宿る妖精が限界を迎えているぞ」
妖姫(シノ)「え………!?」

カグヤ姫『……い…………お願い……しーのん……もう…駄目………!』

妖姫(シノ)「カグヤちゃん……!」


カグヤ姫「はあ………はあ………………」
シノ「カグヤちゃん……!ごめんなさい…私、また…カグヤちゃんの声が聞こえませんでした……!」

世阿弥「これでは、妖姫に化ける事は難しいなあ……さあどうする?
  お前の仲間は既に2人幻覚に狂い、碌に戦う事もままならず明らかに形勢不利……絶体絶命だ
  さあどうする?はははははははははははは!!」

ツキカゲ「畜生……!!」
ジュキッド「この状況だけでも厄介だというのに、相手には更に幻王がいる……!」
ワイユー「己………!世阿弥…………!」
シノ「負けません……」
ツキカゲ「シノさん……!?」
シノ「諦めてはいけません……!妖姫になれなくとも、私は戦えます……!」
ジュキッド「シノ殿……!そうだ、シノ殿の言う通りだ……どんなに不利な状況でも、力を合わせて乗り越えて来た……!
  今までと同じ事をすれば良いのだ!俺達は決して闇に敗れる事は無い!!」
ツキカゲ「皆のお陰で、僕は僕自身を取り戻す事が出来たんだ……!今度は僕が皆の為に頑張る番だ!!」
ワイユー「世阿弥!!何年経とうとも、拙者達が貴様らに負ける事は有り得ない!!」

世阿弥「……ふん、悪あがきか………では教えてやろう
  この圧倒的な力で、どう足掻いても乗り越えられぬ現実をな!!」


  第佰拾伍話 怠惰の軍師、恐るべき策略 終

シノ「次回予告です ツキカゲさん、ジュキッドさん、ワイユーさん、そして私の4人で世阿弥に挑みます
  しかし、サスケさん、タックさん、幻王の攻撃の前に為す術無く次第に世阿弥に追い詰められてしまいます
  本当にこのまま、私達に勝ち目は無いのでしょうか……?
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第佰拾陸話 ご期待ください」


920 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2020/08/17(Mon) 00:19

ミント「お前ら元気だったかー!?あたしらは超ウルトラハイパー元気ーー!
  Girl3略してG3のミント様だぜーーー!!よろしくーーー!!」
メロン「いつになくハイテンションね 何?変なモノでも食った?」
ミント「ちげーよ!最初の挨拶は大事だろ?そう思っただけだよ」
メロン「面倒だからそういう事にしておくわ
  本当は、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜の次の話が出来ていて、
  次の書き込みを待って返事を返してから次の話を投稿するって考えだったんだけど、
  待てど暮らせど書き込みが来ないから、このまま暫く待っても書き込みが無ければGirl3のコーナーを入れようって話になって、
  こうして私達が呼ばれたのよね」
ミント「書き込みを待たないで次の話を投稿してしまうって考えは無かったの?」
メロン「そうしようとも思ったそうだけど、連投になると前回の話と次の話がくっついてややこしくなるから、
  そうならないように話と話の間に何か挟みたかったらしいわ」
ミント「それで急遽コーナーを作る事にしたのか……」

メロン「このコーナーでは、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜の裏話のあれこれを
  暴露して行きたいなと思っているコーナーです
  というわけで、今回のテーマは」
ミント「シノのお決まりの名乗り口上シーン、実はそんなに多くない説!…って何これ?」
メロン「話の中で敵と対峙する1番盛り上がる所で、必ず名乗りを上げるでしょ?
  参考の為にちょっとVTRをスタート」

 シノ(VTR)『悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業!闇の忍び部隊隊長シノ、見参!!』

メロン「はいストップ そうこれよこれ この場面
  何度見ても凛々しい表情で良いわよねこれ」
ミント「ああーこれかー確かにな、名乗りって大事だもんな
  「通りすがりの仮面ライダーだ!」とか「さあ、お前の罪を数えろ!」とか
  物語のクライマックスにこういう決め台詞があれば、引き締まる感じするよな!」
メロン「実はこの名乗り口上のシーン、そこまで多くないって説があるのよ」
ミント「本当に?結構沢山名乗っているイメージあったけどなあ」
メロン「その説が本当なのかどうか、それを検証するのが今回のテーマよ」
ミント「成程……」

メロン「では、実際に検証してみましょう
  検証は第壱話から 早速後半に戦闘のシーンがあったわね
  この時に名乗りは上げていたけれど、「闇の忍び部隊、シノ、ここに見参!」とシンプルにまとまった名乗りで、
  まだ「悪鬼彷徨う…」という口上は無し
  この台詞が初めて出て来たのは第参話 思っていたより意外と早かったのよね もうちょっと後かと思ったけど
  その後、このフレーズを気に入ったのか第睦話、拾話、拾肆話、拾伍話、弐拾話で使用
  ここから暫くの間、名乗りを上げるシーンが無くなり、次にお決まりの名乗り口上を使ったのが肆拾参話
  結構間が空いていたのよね
  ちなみに期間というと、弐拾話の投稿日が2014年の9月16日で、肆拾参話の投稿日が2017年9月27日
  何とおよそ3年間使っていなかったのよね 最初は何があったのかと目を疑ったわ」


921 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2020/08/17(Mon) 00:20

メロン「その後は思い出したかのように肆拾伍話、伍拾壱話で使用
  伍拾参話で花影流の技を忘却し、修行で別行動になった為、シノは暫く登場せず
  次に名乗り口上を使ったのは、漆拾話 シノが完全復活した話ね 復活して早々、お決まりの台詞を放ったわ
  余談だけど、この辺りの話が個人的にナンバー1だったと思っているわ
  冒険物だったり幻影五人衆や幻夢四天王といった強敵の登場だったりと、この時は少年漫画していた感があったわね

  漆拾玖話で冒頭ナレーションが変わり、ナレーションでも「悪鬼彷徨う…」の名乗り口上が出て来るように
  ちなみに、この冒頭のナレーションの名乗りはノーカウントにするわ

  ナレーションでは沢山使うけれど、本編ではあまり使用せず、次に使用したのは玖拾弐話 更に期間が空いていたのね
  その後は玖拾肆話、玖拾睦話、佰話 これで以上

  本編だけで使った回数は合計12回 番外編とか色々含めるともう少し増えるけど、現在115話もある中で使ったのはたったの12回だけ
  というわけで、『シノのお決まりの名乗り口上シーン、実はそんなに多くない説』は本当であるという事が実証されたわ
  少ないとは思っていたけど、思っていたより少なくて驚いたわ 予想は20回くらいだと思ったんだけど」
ミント「そうかー……あたしはもっと沢山使っているイメージだったんだけどなあ……
  意外と少なくてびっくりだ……っていうか、何で今更そんな検証を?」
メロン「書き込みを待っている間の暇つぶし感覚だったのよ 意味は特に無いと知りながらもね」
ミント「なんか……虚しくなるなあ………」

ミント「というわけで!月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第佰拾睦話は!!」
メロン「17日中に投稿予定よ 震えて待て」

922 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/08/17(Mon) 12:48

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」




世阿弥「さあどうする?お前の仲間は既に2人幻覚に狂い、碌に戦う事もままならず明らかに形勢不利……絶体絶命だ
  さあどうする?はははははははははははは!!」


シノ「諦めてはいけません……!妖姫になれなくとも、私は戦えます……!」
ジュキッド「そうだ……どんなに不利な状況でも、力を合わせて乗り越えて来た……!俺達は決して闇に敗れる事は無い!!」
ツキカゲ「皆のお陰で、僕は僕自身を取り戻す事が出来たんだ……!今度は僕が皆の為に頑張る番だ!!」
ワイユー「世阿弥!!何年経とうとも、拙者達が貴様らに負ける事は有り得ない!!」

世阿弥「……ふん、悪あがきか………では教えてやろう
  この圧倒的な力で、どう足掻いても乗り越えられぬ現実をな!!」




 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第佰拾睦話 決着、逆転の奇跡


 前回までの記録

  第捌拾陸話 最強の敵、十二神将現る(>>478-484)
  第捌拾漆話 裁きの女神降臨!シノ覚醒の時(>>509-511)
  第捌拾捌話 闘牛大暴れ!神獣の裁きの斧(>>538-543)
  第捌拾玖話 シノ、アイドルデビュー!?歌と踊りは世界を救う (>>559-564)
  第玖拾話 天駆ける白馬の非情なる光の神槍(>>575-579)
  第玖拾壱話 迅き一閃!烈風の巻物、覚醒(>>586-589)
  第玖拾弐話 蛇の牙が獲物を狩る(>>694-699)
  第玖拾参話 阻止せよ!毒蛇の猛攻(>>717-721)
  第玖拾肆話 新春初夢大地獄(>>724-728)
  第玖拾伍話 決着の時!轟け水流の極意!(>>731-734)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾漆話 消えぬ炎に誓う(>>741-746)
  第玖拾捌話 狼の逆襲(>>749-751)
  第玖拾玖話 暗殺者の意地(>>759-762)
  第佰話 悪戯小僧の暴走(>>766-769)
  第佰壱話 死神の足音(>>780-783)
  第佰弐話 憎悪の女神(>>788-791)
  第佰参話 絶望の序章 復讐の狼煙(>>794-798)
  第佰肆話 忍者と騎士の決戦(>>809-811)
  第佰伍話 因縁の終幕(>>812-816)
  第佰睦話 追憶、冥府の騎士団の栄光(>>817-820)
  第佰漆話 不屈の騎士、落陽に散る(>>827-831)
  第佰捌話 閉ざされた心、失われた愛(>>850-854)
  第佰玖話 雷親父、再び(>>856-861)
  第佰拾話 対決、月と華 ―開幕―(>>863-865)
  第佰拾壱話 対決、月と華 ―激闘―(>>870-873)
  第佰拾弐話 対決、月と華 ―決着―(>>874-876)
  第佰拾参話 壮絶!十二神将最強の戦士・幻王(>>877-882)
  第佰拾肆話 幻王、第二解放(>>896-901)
  第佰拾伍話 怠惰の軍師、恐るべき策略(>>916-919)


923 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/08/17(Mon) 12:49

シノ「はあああああああああっ!!」

世阿弥「……幻王!」

 ドオオオオオオオン!!!

幻王「………………」

シノ「はああああああああああ!!」
幻王「……………………」

 ドオオオオオオオオオン!!!

ジュキッド「ぬおおおおおおおおおおお!!」

世阿弥「……………」

タック「うおおおおおおおおおお!!」

ジュキッド「タック!?」

 ビュン!!

ジュキッド「くっ……!!」

タック「射殺せ……!」

ジュキッド「よせ!やめろタック!」


サスケ「死ね親父ーーーーーー!!!」

 ドオオオオオオオオオン!!!

ワイユー「くっ……!!己…世阿弥!!」


世阿弥「ふははははははははは!!どうだ?私には指一本も触れられまいだろう!」

ツキカゲ「うおおおおおおおおおおおおおっ!!」

シノ「ツキカゲさん!」

ジュキッド「そうか…!奇しくも4対4…!我々が3人の足止めをすれば、坊やが世阿弥を攻撃する事が出来る…!」
ワイユー「しかし……!」

世阿弥「ふん……光縄輪縛!!」

ツキカゲ「ぐあああっ!!」

シノ「ツキカゲさん…!!」
ジュキッド「くっ…!何て事だ…!このままでは坊やが……!」
ワイユー「最早、万事休すか………!」

世阿弥「さあ、見せてみろ……貴様の闇を!」

ツキカゲ「くっ…!うわあああああああああ!!」

???『そうはさせぬ!!』

世阿弥「何っ…!?ぐあああっ!!」

ツキカゲ「なっ……どうしたんだ……?これは…!宝玉が光っている…!」

世阿弥「己……!これは紫雷か……!あの女め……死して尚、私の邪魔を……!!」


紫雷『ツキカゲ、油断するな 私がサポートする』

ツキカゲ「紫雷さん……!」

文左衛門『拙者を忘れては困る……少年、拙者も助太刀致すぞ』

ツキカゲ「文左衛門さんも……ありがとうございます!」


ジュキッド「何だ……?坊やに何かあったのか……?」
シノ「分かりません……ですがこれは……」
ワイユー「少年に世阿弥の幻術が通用しなかった……勝機はあるぞ!」


世阿弥「くっ……!文左衛門だと……!?まさか奴も肩入れしていたと云うのか……!?」

ツキカゲ「行くぞ世阿弥!!」

世阿弥「調子に乗るな餓鬼の分際で!!幻王!!」

ツキカゲ「何っ……!?」

 ズオオオオオオオオオオオッ!!

ツキカゲ「う…うわああああああっ!?」

幻王「………………」


シノ「そんな……!幻王がもう1体…!?」

世阿弥「不覚を取ったな……!幻王は何体でも作り出す事が出来る!
  数を増やす分、攻撃力は落ちるが、それでも貴様らを斃す程の力は充分にある!」

ツキカゲ「くそっ……!」

世阿弥「力尽きるまで遊ぶが良い 私は文字通り高みの見物でもするとしよう ふははははははははは!!」

ジュキッド「己……!舐めた真似を……!」

タック「疾風剣!!」

 ザシュッ!!

ジュキッド「くっ……!!」

サスケ「喰らええええええ!!!」

 ドオオオオオオオオン!!!

ワイユー「くっ……!」

幻王「…………………」

 ビュン!!

 ドオオオオオオオオオン!!!

シノ「花影流・火炎椿!!」

 ガキィィィィイイイイイン!!!

シノ「くっ……!」

幻王「…………………」

 ドン!!

シノ「ううっ……!!」


924 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/08/17(Mon) 12:50

???「無様ですね……闇の忍び部隊の実力というのはその程度だったんですか?」

シノ「あ…貴方は………!」

ジュキッド「確か…タックの仲間の……幻影五人衆とやらの1人………名前は……確か……………」

鏡花「鏡花です その節はお世話になりました 面倒ですので私の名前は覚えなくて結構です」

シノ「どうして、貴方がここに……」

鏡花「貴方がたにあの時の借りを返しに来た…と言った所でしょうか
  それにしても何ですかこの体たらくは?こんな連中に私達幻影五人衆が敗れたなんて信じられません」

ツキカゲ「言わせておけば何だお前…!わざわざ嫌味を言いにここに来たのか!?」

鏡花「黙っててください とりあえず、幻影に囚われているお2人を何とかすればよろしいですね」

ジュキッド「出来るのか……!?」

鏡花「当然です この私の手鏡…水月の力があれば造作も無い事です
  これからお見せするのは、逆転の奇跡です!」

ツキカゲ「逆転の……」

シノ「奇跡……!?」

鏡花「まずは一つ目の奇跡…お見せしましょう」


タック「射殺せ!!」

サスケ「うおおおおおおおおおっ!!」

鏡花「鏡よ鏡…幻想を打ち破り、真実をお見せなさい……!水月天照光!」


タック「くたばれ悪霊………あれ……?」
サスケ「親父………親父は………!?」

鏡花「ようやく夢から覚めましたか?お馬鹿さん達」

サスケ「て…てめェは……!」
タック「き…鏡花…!この悪霊め…!」

 バコンッ!!

タック「痛い!!」

鏡花「失礼ですね!まだ生きています!勝手に死人呼ばわりしないで頂けますか?」

タック「は…はい……」

鏡花「続いて、二つ目の奇跡……鏡よ鏡、弱っている妖精を癒してあげなさい」

カグヤ姫「ん………あれ……?疲れが無くなって行く……………」

シノ「鏡花さん……」

鏡花「勘違いしないでください 貴方がたがここで負ければ、貴方がたに負けてしまった私達まで惨めですから
  それに、個人的に貴方の事は大っ嫌いです 癪ですのでお礼は無くて結構です」
シノ「わ…分かりました………カグヤちゃん!」
カグヤ姫「うん……!妖精魂魄共鳴奏(フェアリー・スピリット・ユニゾン)!!」

妖姫(シノ)「はあああああああああっ!!」

 ドン!!

幻王「っ…………!」

妖姫(シノ)「花影流・曼荼羅曼珠沙華!!!」

 ドオオオオオオオオオオン!!!!


ツキカゲ「よし…!じゃあ僕も…!うおおおおおおおおおおっ!!」

文左衛門『よし少年…!拙者の技を使え!今の少年になら使える筈だ!』

ツキカゲ「文左衛門さんの…!?よし……!うおおおおおおおお!!
  秘剣・腐食絶倒剣!!!!」

 ドオオオオオオオン!!!

紫雷『今度は私の技だ!使えツキカゲ!』

ツキカゲ「ええっ…!?何か忙しいなあ……よし!
  うおおおおおおおおおお!!雷虎烈撃破壊剣!!!!」

 ドオオオオオオン!!!!


ツキカゲ「よし…やったぞ!!」

世阿弥「くっ……馬鹿な……!幻影を破り、更に幻王を斃しただと……!?有り得ぬ…このような………!!」

サスケ「覚悟しやがれ!!年貢の納め時だ!!!」

世阿弥「己……!幻王!!」

鏡花「させません!水月!」

 ビュン!!

世阿弥「何っ……!?」

鏡花「これが三つ目の奇跡…幻王を鏡に封印しました 何度召喚しても同じです
  幻王を召喚した瞬間、瞬時に幻王を封印します」

世阿弥「己……!!」

妖姫(シノ)「鏡花さん……!ありがt」

鏡花「お礼は結構と言いましたよね!?言う暇があったらさっさとやってしまいなさい!!」

妖姫(シノ)「す…すみません……」

世阿弥「くっ……!!幻王を召喚出来ぬなら、体内に幻王を宿すまで!!
  見せてやる!!我が真の姿を!!うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

 メキメキ……!!

 バキバキッ………!!

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

世阿弥「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」


925 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/08/17(Mon) 12:53

サスケ「化け物になりやがったか…!図体がデカくなった分、的が狙いやすくなったぜ!!」

ワイユー「一気に畳み掛けるぞ!!」

サスケ「目覚めよ、火炎の極意!!忍技解醒!!!!
  炎術最終奥義!!破邪爆炎鉄槌弾!!!!」
タック「目覚めよ、烈風の極意!!忍技解醒!!!!
  風術最終奥義!!砕魔烈風迅衝閃!!!!」
ツキカゲ「目覚めよ、剛雷の極意!!忍技解醒!!!!
  雷術最終奥義!!雷神剣・閃光真龍天照斬!!!!」
ジュキッド「目覚めよ、水流の極意!!忍技解醒!!!!
  水術最終奥義!!轟流幻滅水波動拳!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオン!!!!!

世阿弥「グオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

妖姫(シノ)「はあああああああああっ!!花影流奥義!!虹龍・百花繚乱!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオン!!!

世阿弥「グアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」


鏡花「さあ、とどめです!初代暗闇斎、超忍術を使いなさい!」
ワイユー「何っ…!?しかし、拙者には禁術を使う力は……!」
鏡花「最後の奇跡…水月の力で、一度だけ超忍術が使える筈です 貴方なら出来るでしょう」
ワイユー「それはまことか……!?だとすれば、これはまさに奇跡……!」
鏡花「奇跡とは、自らの力で引き起こすものです…諦めなければ道は拓きます…さあ、早く!」
ワイユー「かたじけない!とうっ!!」

 ダンッ!!

ワイユー「とどめだ世阿弥!!!超忍法!!妖魔滅殺撃雷砲!!!!!」

 グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!

世阿弥「グア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛!!!!!」


 ドガアアアアアアアアアアアアアアン!!!!


鏡花「……………」

ワイユー「……やったぞ…!世阿弥は斃れた…!我々の勝利だ!!」
タック「勝った……?勝ったんやな……!?よっしゃああああああああ!!!勝った勝ったーーーーー!!」
サスケ「はしゃぎ過ぎだ馬鹿野郎!」

鏡花「……………」

 スッ…

シノ「待ってください どこに行くんですか?」
鏡花「…それを貴方に言う必要はありますか?行く宛てなどありませんよ
  クチナワ様はもういませんし、私に戻る場所はもうどこにもありません……」

タック「思い出した…!お前、確か警察に捕まったんよな……?出所にしては早過ぎな気がするけど、まさかお前……!」
鏡花「ええ、隙を見て抜け出して来ましたよ あんな窮屈な場所」
タック「やっぱり脱獄かい!!戻れ!!刑務所に!!」
鏡花「せっかく助けてくれた恩人にその言い草は何ですか?わざわざ助けてあげたのですから、警察には黙っていなさい」
シノ「これから、どうするつもりですか…?」
鏡花「それも答えなきゃいけないの…?別に何もしませんよ
  私はこれから、誰もいない場所で、1人で静かに余生を過ごします
  私の身を案じなくても結構です 1人で生きて行く事くらい造作もありません 貴方がたの世話になるのも癪ですから」
タック「ああそうかい!なら勝手にせえや!二度とその面見せんな!」
鏡花「そのつもりですよ…私も貴方の醜い顔を見なくて清々します 別に貴方の事など仲間とも何とも思っていませんよ」
タック「何やと……!?おいこら鏡花ぁあああああ!!!」

鏡花「最後に1つだけ忠告しておきます…これで5人の幹部を斃したようですが、努々油断無き様に
  本当に恐ろしいのはこれからです 更なる地獄が待っていますよ」
シノ「それは一体どういう…?」
鏡花「いずれ分かります 忠告は以上です
  それでは、私はもう参ります…さよなら」


シノ「更なる地獄……?」
タック「地獄だか何だか知らんけど、そんなモンぶっ飛ばしてしまえば良えやろ!」
ジュキッド「ああ…何が来ても俺達は負けない……いつだって俺達は困難を乗り越えてきたんだ」
ツキカゲ「はい…!僕達で、幻夢教をやっつけるんだ!」
シノ「願う事は平和な世界ただ一つ……その為に私達は戦ってきました……ここまで来た以上、負けるわけには行きません!」


  第佰拾睦話 決着、逆転の奇跡 終


926 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/08/17(Mon) 12:53

シノ「次回予告です 十二神将、そして世阿弥との戦いが終わり、束の間の平穏が戻りました
  残りは諸悪の根源邪幻斎、その右腕の鉄眼
  父上は幻夢教の本部を捜し出し、先手を打って襲撃しようと作戦を立てます
  そんな矢先、予期せぬ出来事が……闇の忍び部隊が指名手配…!?平穏から一転、私達は窮地に立たされてしまいます
  警察から逃れる為に、私達闇の忍び部隊は一時的に別れる事に……
  これから私達、一体どうなってしまうのでしょうか……?
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第佰拾漆話 ご期待ください」


927 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2020/08/24(Mon) 14:28

ミント「待たせたな皆!!Girl3、略してG3の登場だ!!」
メロン「誰も待ってない気がするんだけど」
ミント「最後に投稿してから1週間経つのに1通も来ないとかどうなってんだこれ
  誰も見てる奴がいないって事かー?全員ROM専って事ないかこれー?」
メロン「このまま1か月間書き込みが無かったら100万円貰えるって企画があったら普通に達成出来そうよね」
ミント「大金貰えるのは嬉しいけどそんなもん名誉にもなんねーぞ」
メロン「名誉どころか汚名よね 何もしないで大金を頂くんだもの ニートより酷いわ」
ミント「ニートになんかなんねーぞ!!」
メロン「最早ニートみたいなもんでしょ、私達」
ミント「悔しいが否定できないぜ」

メロン「1週間以上待っても書き込みが無いからと言って何もしないわけにもいかないので、今回も月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜の裏話を暴露して行くわ
  1通でも書き込みが来ればこんな面倒な事しないで済むんだけど」
ミント「ネタも無くなりそうだしな……で、今回は何の話をするんだ?」
メロン「今回はサブタイトルについて」
ミント「サブタイトル?」
メロン「サブタイトルって意外と苦労するのよ……最初に思い浮かぶ事もあるけど話が出来てから最後に考える事が殆ど
  特に最初の頃は法則にこだわっていたから、タイトルを決めるのも色々大変だったって話よ」
ミント「法則?」
メロン「例えば、第壱話〜第拾捌話までの話は『○○技〜』というサブタイトルで統一していたわね」
ミント「デスドラース編の所だっけ?」
メロン「そうそう 必殺仕事人のオマージュでやってみたけれど、これが結構苦戦したって話だったのよ
  この「○○技」の「○○」に何を入れるかかなり苦しんだし、そもそもサブタイトルを技名っぽく表現する事に無理があったのよ」
ミント「改めて、毎回サブタイトルを考えている人って凄いんだなって思ったよね」

メロン「その次の第拾玖話〜第参拾陸話までの話は『もしも〜』というサブタイトルに変わったわ
  『もしも〜』というタイトルはドリフ大爆笑のもしもシリーズが元ネタではなく、必殺仕切人が元ネタだから、間違わないでねって話よ」
ミント「まあその必殺仕切人自体がドリフ大爆笑のオマージュだったんだけどな」
メロン「卵が先か鶏が先かみたいな話よね」
ミント「全然違うわ」
メロン「ちなみにこのサブタイトルの頃は文左衛門編
  この辺りから闇の忍び部隊のキャラクターの立ち位置がはっきりしてきた感じね
  話の内容もコミカルな要素が増えて行ったわね」


928 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2020/08/24(Mon) 14:28

メロン「第参拾漆話〜第漆拾壱話までの話は四字熟語から始まるサブタイトルに
  最初はそれっぽい四字熟語を入れて行けば良かったけれど、段々ネタが無くなって来て苦しくなってきたのよね
  雲外蒼天なんて初めて聞いた言葉だったし、色々大変だったのよ色々と
  だから途中からもうサブタイトルの法則を無くしてしまったのよね ルールに縛られるのは嫌だって事で」
ミント「とうとう諦めたんだな……」
メロン「四字熟語で話を纏めていた頃はクチナワ編だったかしらね
  この辺りから私達が出てきたわ」
ミント「そうだったなあ……初登場何話だったっけ?」
メロン「記憶が正しければ第肆拾弐話よ
  当初、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜に私達が登場する予定は無かったのだけれど、
  シノの出番を増やす為だけに私達が出て来る事になったの」
ミント「え…?そうだったの?」
メロン「月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜は、シノが主人公の筈なのに、タックやツキカゲ君が話の中心になっていて影が薄かったのよね
  そこでシノの日常的なシーンの描写が欲しいってなって私達に白羽の矢が飛んできたのよ
  私達が選ばれた理由も、シノと同じくらいの年齢の女の子だったから
  それと、過去のスレッドでそこそこ人気のあったキャラクターだったからサルベージして使って行きたいなって理由で選ばれたのよ」
ミント「すっげー有難くない理由だな……」
メロン「シノが出てきた時って、既に私達が消えた後だったから、実は私達とシノの接点って無かったのよね」
ミント「複雑だな…なんか」

メロン「今回の裏話はこんな所ね どの辺まで話せば良いかギリギリのラインを攻めたと思うわよ今回は」
ミント「そんな危ない話だったのこれ…?」
メロン「基本、私達が知る筈の無い情報を持っている事はメタ発言と呼ばれていて、業界的にはタブーなのよ
  でも、本編の私達はこの記憶を持っていないという条件で、ギリギリ許されているワケ」
ミント「よく分かんないけど凄い事やってたんだな私達って!」
メロン「ギリギリでいつも生きているけど、リアルは手に入れられていないわよ」
ミント「何の話ー!?」
メロン「というわけで、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜はこの後投稿予定!乞うご期待!さようなら!」
ミント「締め方が雑ー!?」

929 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/08/24(Mon) 14:38

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」




暗闇斎「怠惰の軍師、翁改め世阿弥を斃した……これで幻夢教の幹部を5人斃した事になるな……」
ジュキッド「ああ……後は幻夢教の元締の邪幻斎……そして」
サスケ「鉄眼とかいう野郎だな」
暗闇斎「ああ…だが2人は手強い……いつものように襲撃を待っているだけでは奴らに勝つのは難しい
  そこで提案だが、時にはこちらから先手を打ってはどうでござろうか
  幻夢教の本部に奇襲を仕掛け、奴らの寝首を掻くのだ」
タック「それは良え考えでんな!」
ジュキッド「しかし、肝心の幻夢教本部がどこにあるか分からんと、奇襲を仕掛ける事など出来んぞ」
暗闇斎「地雷矢殿の言う通りだ この作戦を実行するには、奴らの居場所が分からないと実行する事は出来ない
  その為に、先ずは幻夢教本部を捜し出す……これが第一の作戦でござる」
サスケ「奴らが動く前に、さっさと動いた方が良さそうだな……所でシノの奴はどこに行った?」
暗闇斎「シノは今遊びに出掛けている」
サスケ「あいつ……!こういう時に…!」
暗闇斎「違う 拙者が遊びに行かせたのだ 此処の所連戦続きで碌に休めていないからな
  シノには休息が必要だと思い、自由時間を与えたのだ」
サスケ「そういう事か……」
タック「あれれ〜サスケの兄貴、シノ姐には優しいんでんな?あっもしかしてサスケの兄貴、さてはシノ姐の事が……」
サスケ「うるさいぞ黒頭巾 くだらねェ事言ってるとぶっ飛ばしてやる」
タック「うわーん兄貴の意地悪ー!」
ツキカゲ「本当にタックさんは真面目にやる気があるんでしょうか…」
ジュキッド「あいつはもう放って置いてやれば良い」


 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第佰拾漆話 闇の忍び部隊、解散


 前回までの記録

  第捌拾陸話 最強の敵、十二神将現る(>>478-484)
  第捌拾漆話 裁きの女神降臨!シノ覚醒の時(>>509-511)
  第捌拾捌話 闘牛大暴れ!神獣の裁きの斧(>>538-543)
  第捌拾玖話 シノ、アイドルデビュー!?歌と踊りは世界を救う (>>559-564)
  第玖拾話 天駆ける白馬の非情なる光の神槍(>>575-579)
  第玖拾壱話 迅き一閃!烈風の巻物、覚醒(>>586-589)
  第玖拾弐話 蛇の牙が獲物を狩る(>>694-699)
  第玖拾参話 阻止せよ!毒蛇の猛攻(>>717-721)
  第玖拾肆話 新春初夢大地獄(>>724-728)
  第玖拾伍話 決着の時!轟け水流の極意!(>>731-734)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾漆話 消えぬ炎に誓う(>>741-746)
  第玖拾捌話 狼の逆襲(>>749-751)
  第玖拾玖話 暗殺者の意地(>>759-762)
  第佰話 悪戯小僧の暴走(>>766-769)
  第佰壱話 死神の足音(>>780-783)
  第佰弐話 憎悪の女神(>>788-791)
  第佰参話 絶望の序章 復讐の狼煙(>>794-798)
  第佰肆話 忍者と騎士の決戦(>>809-811)
  第佰伍話 因縁の終幕(>>812-816)
  第佰睦話 追憶、冥府の騎士団の栄光(>>817-820)
  第佰漆話 不屈の騎士、落陽に散る(>>827-831)
  第佰捌話 閉ざされた心、失われた愛(>>850-854)
  第佰玖話 雷親父、再び(>>856-861)
  第佰拾話 対決、月と華 ―開幕―(>>863-865)
  第佰拾壱話 対決、月と華 ―激闘―(>>870-873)
  第佰拾弐話 対決、月と華 ―決着―(>>874-876)
  第佰拾参話 壮絶!十二神将最強の戦士・幻王(>>877-882)
  第佰拾肆話 幻王、第二解放(>>896-901)
  第佰拾伍話 怠惰の軍師、恐るべき策略(>>916-919)
  第佰拾睦話 決着、逆転の奇跡(>>922-926)


930 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/08/24(Mon) 14:40

ミント「よっしゃ来たぜ遊園地〜!やっふぅー!!」
メロン「はしゃぎ過ぎだっての いつも来てんじゃん」
ミント「だけど今日はシノと一緒なんだぜ!いっつも受付係の仕事であたし達と遊べないもんな!」
シノ「そういえばそうでしたよね……遊園地なんて、いつもアルバイトでしか来ていませんでしたから、
  こうして普通の一般客として遊ぶのは、いつも見慣れた景色なのに何だか新鮮な感覚です」
ミント「よーし!じゃあ早速、遊園地に来たらまずはアレっしょ!ジェットコースター!!」
シノ「え…!?ジェットコースター!?あ…あの……それなら2人で乗って…私はここで観ています………」
ミント「何だよ!それならいつもと変わんないじゃん!今日は乗るんだよ一緒に!さあ行こう行こう!」
シノ「あっ……ちょ…ちょっと……!」
メロン「全く…子供みたいね」


シノ「つ…遂に乗ってしまいました………」
メロン「シノ、もしかしてジェットコースターは初めて?」
シノ「はい……テレビとかでは観た事があるんですが、こうして実際に乗るのは…………あれ…!?」
メロン「どうしたの?」
シノ「ベルトが……ベルトが外れなくなりました……!」
ミント「そりゃそうでしょ 簡単に外れたら危ないじゃん」
シノ「そんな……!まだ心の準備が…!降りたいです…!降ろしてください……!」
ミント「無茶言うなって!ほら、もう動くからじっとしてなきゃ!」

 ガタン!

シノ「動きました…!だ…段々上に……!知っています…これ…一番上まで進んだ時、一気に落ちるんですよね……?
  ま…まるで処刑台に上がるような感覚……!何故皆さんこんな危ない乗り物に乗りたがるのでしょうか……!?」
ミント「そりゃスリルがあって楽しいからでしょ」
シノ「ス…スリルがあると楽しいんですか……?どうして……!?どうして人はスリルがあると楽しくなるんですか……!?」
メロン「まるで哲学みたいになってきたわね…もしかしてシノ、パニック状態?」
シノ「こんなのが楽しい遊びだなんて……これは拷問目的で作られたものではないのですか……?」
メロン「ジェットコースターの起源は氷滑りだったそうよ
  ソリに乗って氷山を滑り降りて遊んでいたのがどこでも遊べるようにと開発されたのがジェットコースター誕生のきっかけよ
  ちなみにジェットコースターの正式な名称はローラーコースターっていうのよ」
ミント「へえ〜そうだったのか」
シノ「も…もう限界です…!ベルトを壊してでも……!」
ミント「駄目だって!壊したら次の人が乗れなくなっちゃうだろ!弁償しないといけなくなるって!」
メロン「観念しましょう 受け入れるのよ、運命を」
シノ「厭です……そんな運命………!」
ミント「もうすぐで急降下だよ!」
シノ「待ってください!まだ心の準備が…!あ…ああっ……!!」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!

ミント「きゃーーーーーーーーーーーー!!!」

シノ「ああ……!駄目止まって…!本当にもう駄目です!私、もう…………」
メロン「シノ…!?目を覚まして、シノ!!」


ミント「あーーーーー楽しかったなーーー!!」
メロン「シノ……大丈夫…?」
シノ「か…辛うじてですが………う……今でも目が回っています………頭もくらくら……
  これがジェットコースター……まるで洗礼ですね…………………」
ミント「そんな大げさだって!にしても意外だなあ シノってジェットコースター苦手だったのか
  いつも素早くビュンビュン動いているからこういうの大丈夫かとついてっきり……」
シノ「自分で動くのと乗り物に乗るのとでは勝手が違うんですよ………」
ミント「そういうモンなの?」
メロン「戦いの達人が言うんだからそうなんじゃない?」
ミント「じゃあ、絶叫系はやめよっか!ゆっくり出来て安心なのにしよう!」
シノ「そうして頂けるとありがたいです………」


931 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/08/24(Mon) 14:43

 その日の夕方


シノ「只今戻りました」
ツキカゲ「あっシノさんお帰りなさい!」
シノ「あれ…?父上達は……?」
タック「父上サンなら出掛けましたで サスケの兄貴と地雷矢の旦那も
  ボクとツッキーと初代の旦那はここで留守番や」
ワイユー「はっはっはっはっはっは!!休暇を貰ったようだが、ゆっくり過ごせたかね?」
シノ「はい、おかげさまで……でも、別に休暇なんて与えなくても………」
ワイユー「現代殿がお主に気を遣っての事でござる 親心というものだ、分かってあげなさい」
シノ「すみません……私ばっかりがこんな………」
ツキカゲ「良いんですよ 僕達だってシノさんにはお世話になってばっかりですし、お互い様ですよ」
タック「今度はボクとデートに行こうなシノ姐!」
シノ「ふふ…お断りします」
タック「秒でフラれた!!」
ツキカゲ「そりゃそうなりますよ、タックさんだもん」
タック「どういう意味やそれ!?」
ツキカゲ「ねえ、シノさん……1つだけ聞いても良いですか?」
シノ「はい…何でしょうか?」
タック「おっ…ツッキーもシノ姐にデートのお誘いでっか?」
ツキカゲ「違いますよ!タックさんと一緒にしないでください!」

シノ「それで…聞きたい事っていうのは…?」
ツキカゲ「闇の忍び部隊のこれからについてです……
  僕達闇の忍び部隊は、元々幻夢教と戦う為に結成された組織ですよね?
  じゃあ、幻夢教との戦いが終わったら、その後僕達はどうなっちゃうんですか?」
シノ「え……?」
タック「確かに、それは考えた事無かったなあ
  いつの間にか一緒にいる事が当たり前になってたさかい、幻夢教が無くなってもずっとこのまま続くのかなと思ってましたわ」
シノ「幻夢教との戦いが終われば、闇の忍び部隊は解散です」
ツキカゲ「つまり、皆さんとはお別れって事ですか?」
シノ「それは………」
ワイユー「別れが辛い……それは皆同じ気持ちだ だが、だからと言ってずっと一緒というわけにも行かない」
シノ「ワイユーさん…!」
ワイユー「皆にはそれぞれ目指す場所がある……道が違えば歩く場所もそれぞれ違ってくる
  今は幻夢教を斃すという1つの目的がある故、皆同じ道を歩いているが、それが無くなれば共通の道が無くなり、また別の新しい道が出来るわけだ
  その時、1人が行きたいと思った道を他の全員が合わせて歩くわけには行かない
  皆それぞれ、歩きたい道がある 他と合わせて歩くという事は、同時に自分の道を捨てるという事でもあるんだ
  似通った道であればそれで良いかもしれんが、全く違う道なら、そう長くは続かんだろう
  そういう場合はすぐに別れる事になる それが人生というものだ」

ツキカゲ「サスケさんには花火職人としての仕事があるし、ジュキッドさんは忍びを引退
  タックさんは……よく分かんないけど、シノさんは忍びのまま…でしょうか?
  確かに、それぞれ目指す場所が違う………」
タック「よく分かんないはないでっしゃろ……」
ツキカゲ「皆それぞれ、歩きたい道がある筈なのに、今はそれを我慢して闇の忍び部隊として同じ道を歩いている……そういう状態って事ですよね……」
ワイユー「そういう事だ 皆が同じ道を歩いているのは、そういう共通の明確な目的があるからだ
  その目的が達成すれば、その道はここで終わる……つまり共通の道が無くなるわけだ
  そうなると、他に歩きたい道があった場合、それぞれがそちらの方向へ歩き出すだろう」
ツキカゲ「プププランドが平和になったら、闇の忍び部隊を続ける意味が無くなりますしね……」
タック「それは良え事でもあるんやないかな 皆それぞれ好きな事が出来るワケやし、ボクも誰にも注意されず遊び放題やしな!」
シノ「ワイユーさんは戦いが終わればどうするんですか?」
ワイユー「また永い眠りに入るでござるよ この時代も楽しかったでござるが、その後の未来も安全という保証は無い
  拙者は過去に生きた人間…過去の人間が未来に留まっては行けないのだ
  今回のように魔物絡みの事件が起きれば、またこうして目覚めるかもしれんがな!
  その時はその時代の人間によろしくというワケだな!わっはっはっはっはっはっは!!」
ツキカゲ「それで寂しくは無いんですか…?」
ワイユー「勿論寂しいでござるよ しかし別れを惜しんでばかりいては人は前には進めぬ 時に変わる勇気が必要だ
  絶えず変化し続けるのが生きる者としての宿命 その過程に必ず出会いと別れが存在する それだけの事なのだ
  それらは自然の摂理として受け入れて行かねばならぬ それが成長だ」


932 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/08/24(Mon) 14:45

ツキカゲ「うーん……分かるような分からないような……」
タック「まあ坊やには難しい話でしたな!」
シノ「そういうタックさんは理解出来てたんですか?」
タック「と…当然でっしゃろ!ボクは大人でっせ!」
ワイユー「はっはっはっはっはっは!長話になってしまったな!深く考える事も無い 答えとは自然と見つかるものだ
  喋り過ぎるとお茶が飲みたくなってきたな!お茶を貰おうか!」
タック「じゃあボクは煎餅を要求しま!」
シノ「分かりました 準備しますのでちょっと待っててくださいね」
ツキカゲ「…でも………」
シノ「……?」
ツキカゲ「でも……色々な理由があったとしても……シノさん達と別れるのは嫌です………」
シノ「ツキカゲさん……………大丈夫ですよ」
ツキカゲ「え………?」

シノ「離れていても、私達は一緒です 生きていれば、必ず皆さんどこかで会えます 私はそう信じていますよ
  だから、皆さんとは別れる事になっても、必ず会えます 今はこんな事しか言えませんが……」
ツキカゲ「ううん……大丈夫です……ありがとうございます、シノさん!」

シノ(ツキカゲさんは、将来立派な忍びに成長しそうですね……
  もしかしたら、一番広い世界に旅立つのは、ツキカゲさんかもしれないですね………)


暗闇斎「……どうでござったか?」
ジュキッド「駄目だな それらしい建物は無かった」
サスケ「こっちもだ……」
暗闇斎「そうか……こっちも、調査隊を派遣して捜索してみたが、それらしいものは見当たらなかった」
ジュキッド「もしかしたら、何かに擬態している可能性があるかもな……我々に見つからない様、厳重に身を潜めているのかもしれん……」
サスケ「だとしたらどこにだ……?建物を隠すなんて、そんな事が出来るのか……!?」
暗闇斎「普通なら不可能だろう……だが邪幻斎ならそれも容易に出来る筈……奴ならどこに身を隠す……?」
サスケ「考えていても埒が明かねェだろ 明日また考えりゃ良いさ」
ジュキッド「サスケ殿の言う通りだ 俺も疲れた
  歳を取ると段々体力が衰えて来てしまうな…寄る年波には勝てないとはまさにこの事だな」

暗闇斎「済まなかったでござるな……地雷矢殿」
ジュキッド「何がだ?」
暗闇斎「本来であれば、地雷矢殿は既に忍びの世界から足を洗った身
  それを無理を言って忍びの世界に戻してしまった……お主には特に辛い思いをさせてしまったであろう」
ジュキッド「よさぬか それは俺への侮辱の言葉になるぞ
  俺は自らの意志でこの世界へと舞い戻った その事への後悔は無い
  この戦いが終わるまで戦いを続ける……それは俺自身の心に誓った事でもある
  一度誓った言葉は完遂する……それが俺の信念だ
  それを無理をさせてしまったなどと言われてしまっては、例え相手が暗闇斎殿であっても我慢ならんぞ」
暗闇斎「そうか……済まなかったな」
ジュキッド「謝るのもよして貰おう 利害の一致があっての事だ そういう事にしておいたら良いだろう」
暗闇斎「ああ……そう…だな………実にその通りだ」

サスケ「旦那は、戦いが終わったらまた足を洗うのか?」
ジュキッド「そうだな……一度は引退した身、出来ればもう二度と戦いはしたくないものだな
  女房の尻に敷かれながら、平々凡々と余生を送るとしよう……サスケ殿はどうする?」
サスケ「そうだな……実は俺も足を洗おうと思ってんだ」
ジュキッド「サスケ殿もか……!?」
サスケ「これからは花火職人として食って行くさ……もう血生臭いのは御免だからな
  その為には、一刻も早くここを出て行かなきゃな……花火職人として、ここは狭すぎる」
ジュキッド「そうか……サスケ殿が選んだ道なら、それを止める権利は無いな……」
サスケ「ったく、湿っぽくなっちまったじゃねェか!こんな話してたら、勝てる戦いにも勝てなくなっちまうぜ!
  この話の続きは、全部が終わった後に取っておこうぜ!」
ジュキッド「ああ、そうだな」

暗闇斎(皆それぞれ歩む道がある……恐らくツキカゲやタック…それにシノも………
  何も無いのは拙者だけか………ならば、拙者に出来る事は、皆の旅立ちを見守る事のみ………
  この先も辛い思いをさせてしまう事だろう……だが、もう少し頑張って欲しい
  ここからは最後の戦い……だが最も苦しい戦いとなるだろう………そんな気がするのだ…………)


933 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/08/24(Mon) 14:46

 その日の夜


シノ「……父上」

暗闇斎「どうした?」

シノ「私……話をしました……ツキカゲさん達と、闇の忍び部隊のこれからの事……」
暗闇斎「ああ…拙者達もだ……」
シノ「前から分かっていた事ですが、いざ別れが近くなると、その別れが惜しいと感じるものですね……」
暗闇斎「そうだな……拙者も同じ気持ちでござる………」

暗闇斎「………シノ……ずっと聞きたかった事がある…」
シノ「何ですか?」
暗闇斎「もし……もしもだ……お前が住んでいた惑星の手掛かりが分かった時、お前はどうする……?」
シノ「え……?そうですね……考えた事も無かったです………私が生まれた惑星の事なんて、全く覚えていないから
  ここが故郷で、私の生まれた場所だって思っていました………でも、そうですね……………
  私、本当のお父さんやお母さんに会ってみたいって思う事が時々ありました…………」
暗闇斎「やっぱり、そうだろうな…………」
シノ「でも、私の親は父上ただ一人ですよ 私をここまで育ててくださったのは父上なのですから」
暗闇斎「だが、元いた惑星に帰りたいとは思わないか……?」
シノ「本当の両親に色々聞きたい事はあります……何故私を宇宙へ飛ばしたのか……その後どうしていたのか………
  でも、帰りたいという気持ちは不思議と無いんです………だってここが、私の故郷なのだから………」
暗闇斎「そうか………」
シノ「親離れ……出来そうにないですね」
暗闇斎「馬鹿を言うな お前はまだまだ未熟だ お前が一人前になるまで、親離れなどさせんぞ」
シノ「ふふ……そうですね…………
  じゃあ父上、私はもう寝ます おやすみなさい」
暗闇斎「ああ、おやすみ シノ……また明日」
シノ「はい また明日」


暗闇斎「また明日……か……………そう言えるのは後どれくらいだろうか…………
  シノも、拙者から離れ、旅立つ時がもしかしたら……………………
  ……いかんいかん…拙者も年を食ってしまったな………拙者も今日は寝よう」




 次の日


暗闇斎「急げシノ!こっちだ!!」
シノ「はい父上!」

暗闇斎(何という事だ………!何故こんな事に……………!
  拙者の嫌な予感が、まさかこの様な形で的中する事になろうとは……………!)


警察「捜せ!!闇の忍び部隊を見つけるんだ!!」
警察「闇に潜む謎の暗殺部隊、闇の忍び部隊……何としても逮捕してやる!!」


暗闇斎(異変に気付いたのは早朝の事だ
  昨夜、闇の忍び部隊と名乗る集団が闇の中から突如現れ、通行人を襲撃及び殺害したという報道が今朝流された
  その集団の外見の特徴は見事にシノ達と一致していた……
  一体どういう事だ……!?その日の夜は活動など一切行わなかった……!
  ましてや無差別に通行人に危害を加えるなど、その様な事を……!)

サスケ「よう!」

シノ「サスケさん!」
サスケ「お前らだけか?他は一緒じゃなかったのか?」
暗闇斎「全員ここで落ち合う事になっている じきに皆ここに集まる筈だ」

ツキカゲ「はあ…はあ……到着しました」
タック「同じく!はあ……しつこく追って来るさかい、撒くのも苦労でしたわ」
ジュキッド「済まぬ 待たせたな」
暗闇斎「後は初代殿か………」


934 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/08/24(Mon) 14:47

ワイユー「とうっ!どうやら全員着いていたようでござるな!」
暗闇斎「…よし、これで全員揃ったな」

タック「一体どういう事なんやこれは!?」
暗闇斎「拙者にも分らんのだ……この騒動に気付いたのは今朝の報道を観てからだ」
サスケ「昨日の夜、警察が辺りをうろついていたから警戒はしていた……すぐに店を畳んで逃げて来たぜ」
ジュキッド「俺もだ……女房には上手く言い訳して道場を畳んで遠くへ引っ越して貰った」
暗闇斎「我々のアジトも既に特定された……今あそこに戻れば自殺行為だ」
シノ「指名手配になったのは、私とサスケさん、タックさん、ジュキッドさん、そしてワイユーさん 以上5人です
  ツキカゲさんは何故か指名手配になっていませんでしたね」
ツキカゲ「どうしてだろう……念の為バウンシーちゃんには理由を伝えて遠くに避難して貰いましたけど」

暗闇斎「恐らく、これは幻夢教の陰謀だ
  闇の忍び部隊の名を騙り、無関係の民間人に危害を加えたに違いない」
シノ「でも、外見まで私達とそっくりなんて、そんな事が……!」
暗闇斎「そこが今回のキーワードだ 恐らく、拙者達と同じ姿をした者が今回の敵だ
  しかし困った……闇の忍び部隊を騙る連中は、恐らく今夜も現れ人を襲うだろう
  我々はそいつらからプププランドの住人を守らなければいけない
  しかしそれは警察の目を掻い潜らなければいけない……これは今まで以上に難しい戦いとなるだろう」
シノ「……では、これからどうすれば…………」
暗闇斎「闇の忍び部隊は、ここで解散する」
シノ「ええっ!?」
タック「解散やと!?」
ツキカゲ「そんな………!」
ジュキッド「…………」

暗闇斎「解散と言っても完全ではない あくまで一時的なものだ
  ここから先は別行動とする 一箇所に集まって行動するより散り散りに行動していれば見つかるリスクは下がる
  プププランドには付かず離れず潜入する 良いな、くれぐれも長居は禁物だ」
シノ「分かりました!」
サスケ「暫しの別れというワケか…これが今生の別れにならねェようお互い気を付けねェとな」
タック「当たり前や!縁起でも無い事言うたらあきまへんで!」
ジュキッド「誰一人死なぬさ……必ず皆生きて、そしてまた会える」
シノ「はい……この戦い、全員の生存が勝利です
  誰か1人欠ければ、戦いに勝っても負けと同義……」
ワイユー「何としても終わらせようぞ 我々の勝利によってな」
ツキカゲ「僕達は負けない……負けちゃいけないんだ!」
シノ「では…参りましょう、皆さん 闇の忍び部隊、一時解散です」



  第佰拾漆話 闇の忍び部隊、解散 終


シノ「次回予告です 闇の忍び部隊は、警察達に見つからない様別行動をとる事にしました
  私達と同じ姿をした敵……果たしてその真相は……?
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第佰拾捌話 ご期待ください


935 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/08/28(Fri) 16:13
日本金持ち企業ランキングで任天堂が日本一になったぞー!
ほんとは20位まであるけど、その内5位まで

No.1 任天堂(株) 京都府 8904億円
No.2 信越化学工業(株) 東京都 8130億円
No.3 SMC(株) 東京都 5367億円
No.4 (株)キーエンス 大阪府 4766億円
No.5 ファナック(株) 山梨県 4058億円

カービィファンとしては最高のニュースだ

936 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/08/28(Fri) 17:29
あつ森が売れたのも任天堂が日本一になれたのも全部タックさんがいたからじゃないか…!

937 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2020/08/28(Fri) 19:23

>>935

シノ「そうですね…カービィファンのみに限らず、任天堂さんのゲームのファンの方々にとっても嬉しいニュースでしょう
  ゲーム会社は数多くありますが、その中で任天堂さんがトップに立っているのは、何だか私も誇らしく思います
  名実共にナンバー1であるという事を実証出来たのではないでしょうか?
  ゲームは大切な娯楽です 大勢で集まって遊ぶのも良いですし、1人で遊ぶのも良いですし
  今では遠く離れた人とも通信が出来て、楽しみ方の幅が増えたような気がしますね
  私もゲームは好きですよ 専ら遊んでいるのはスマートフォンのゲームですが……
  お家でのんびりゲームをするのは楽しいですね」

>>936

シノ「そうですか…タックさんが任天堂さんに貢献したその功績はとても大きかったのですね……
  タックさんは、改めて凄い方だと思います
  うっかり八兵衛さんみたいなコメディ一辺倒のキャラクターかと思えばそうじゃなく、
  根はとても真面目で、内に強い信念を持っていて、そんなタックさんに助けられた事は何度もあります
  最初の頃は怪しい雰囲気でしたので、実はそれ程信用はしていなかったんですが、
  それはもう昔の話 今ではとても信頼出来る仲間の1人です
  最初の頃の私達を見返すと、今と昔、全く変わっていないようで変わった部分もありましたね
  これだけの年月が経てば、変わるのも必然という感じもしますが……
  月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜も、完結が近付いてきました
  お話はもう少しだけ続きますが、後2、3話…程度でしょうか……
  そのくらいで終われたら良いなと思っています……これ以上お話を長くするわけにもいきませんので……」

938 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/08/31(Mon) 23:57

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」


グランドウィリー警官「捜せ!!プププランドへの出入り口は全て閉鎖してある!!
  外へ逃げ出す事は困難の筈!!急いで捜すんだ!!行け!!
  ……闇の忍び部隊………敵か味方か分からなんだがとうとう本性を現したか……!
  これまでの騒動も、奴らの指示で全て動いていたに違いない!!諸悪の根源は何としても断ち切らねば!!」

シノ「……………………………」

 暗闇斎(回想)「プププランドを離れる時はこちらの通路を使うでござる
   出入口は全て警察の手によって閉鎖されている……だがこの通路は何かあった時の為に拙者が作っておいた非常用通路
   ここならば警察の目が届く事は無い……逃げる時はくれぐれも気を付けるでござる……良いな」


シノ(警察達の見張りは朝も夜も絶える事は無い………一瞬の隙を見て動かないと…………)

 ガサッ…!

シノ(………!)

警察「…む……!向こうから物音が……誰だ!!」

シノ(気付かれた………!)

シノ「……に…にゃあ〜」

警察「何だよ猫が通っただけだろ!脅かすんじゃねーよ!」
警察「む……そ…そうか………」
警察「俺はあっちを捜すから、お前はあっちだ」
警察「お…おう……」

シノ(ふう……何とか誤魔化せました………今の内に離れましょう………)


サスケ(もうすぐで日が暮れる…………)

タック(偽者が現れるまで、もう少し待機や……!)

ジュキッド(皆……決して捕まるなよ………!)



 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第佰拾捌話 対決、本物 対 偽者


 前回までの記録

  第捌拾陸話 最強の敵、十二神将現る(>>478-484)
  第捌拾漆話 裁きの女神降臨!シノ覚醒の時(>>509-511)
  第捌拾捌話 闘牛大暴れ!神獣の裁きの斧(>>538-543)
  第捌拾玖話 シノ、アイドルデビュー!?歌と踊りは世界を救う (>>559-564)
  第玖拾話 天駆ける白馬の非情なる光の神槍(>>575-579)
  第玖拾壱話 迅き一閃!烈風の巻物、覚醒(>>586-589)
  第玖拾弐話 蛇の牙が獲物を狩る(>>694-699)
  第玖拾参話 阻止せよ!毒蛇の猛攻(>>717-721)
  第玖拾肆話 新春初夢大地獄(>>724-728)
  第玖拾伍話 決着の時!轟け水流の極意!(>>731-734)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾漆話 消えぬ炎に誓う(>>741-746)
  第玖拾捌話 狼の逆襲(>>749-751)
  第玖拾玖話 暗殺者の意地(>>759-762)
  第佰話 悪戯小僧の暴走(>>766-769)
  第佰壱話 死神の足音(>>780-783)
  第佰弐話 憎悪の女神(>>788-791)
  第佰参話 絶望の序章 復讐の狼煙(>>794-798)
  第佰肆話 忍者と騎士の決戦(>>809-811)
  第佰伍話 因縁の終幕(>>812-816)
  第佰睦話 追憶、冥府の騎士団の栄光(>>817-820)
  第佰漆話 不屈の騎士、落陽に散る(>>827-831)
  第佰捌話 閉ざされた心、失われた愛(>>850-854)
  第佰玖話 雷親父、再び(>>856-861)
  第佰拾話 対決、月と華 ―開幕―(>>863-865)
  第佰拾壱話 対決、月と華 ―激闘―(>>870-873)
  第佰拾弐話 対決、月と華 ―決着―(>>874-876)
  第佰拾参話 壮絶!十二神将最強の戦士・幻王(>>877-882)
  第佰拾肆話 幻王、第二解放(>>896-901)
  第佰拾伍話 怠惰の軍師、恐るべき策略(>>916-919)
  第佰拾睦話 決着、逆転の奇跡(>>922-926)
  第佰拾漆話 闇の忍び部隊、解散(>>929-934)


939 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/09/01(Tue) 00:01

邪幻斎「実験は成功のようだな」
鉄眼「ああ……奴らには昨夜一仕事をして貰ったが、闇の忍び部隊のコピーは姿形だけでなく、戦い方も本物と相違無し」
邪幻斎「左様か」
鉄眼「しかし、闇鏡にこのような使い方があったとは………」
邪幻斎「ダークソードナイトから奪った闇鏡の破片を分析し、作成した量産型の闇鏡……
  それに記録として奴らの血液を混ぜ合わせた結果、生まれたのが闇の忍び部隊のコピーだ
  上手く行くとは儂も思わなんだが、色々と試してみるものだな
  儂が思うに、闇鏡を使って出来る事は他にもある ダークソードナイトは闇鏡の使い方をあまりよく知らなかったようだが、
  儂ならば、この闇鏡を正しく使える……」
鉄眼「ああ、その通りだ……で、今夜はどうする また昨夜と同じようにコピーに一仕事して貰うか?」
邪幻斎「今回は辞めておこう 奴らも今回の異変に勘付いて捜査をしている頃合い……今回は休ませておくが良い」
鉄眼「承知した」



 次の日


シノ「結局昨日は何もありませんでした……ひとまず今日はプププランドから出る事にしましたが……」

 暗闇斎(回想)「今日は初代殿とタックに調査を頼んでいる 他はプププランドから離れる様命令した
  シノ、お前も一度プププランドから離れるのだ 何かあれば連絡を入れる様2人にそう伝えてある」

シノ「警察達の警戒は強くなる一方……プププランドにいる事も出来なくなってしまうなんて………」


ツキカゲ「はあ…………」
バウンシー「ツッキー……」
ツキカゲ「ごめんよバウンシーちゃん……君までこんな危険に巻き込んでしまって……」
バウンシー「それはもう言いっこなし!むしろ離れられて良かったと思っているわ……あそこでお店を続けるのは、もう無理だと思っていたから………」
ツキカゲ「え……!?」
バウンシー「ツッキー達には黙っていたけどね……ずっと赤字だったの
  常連さんも段々減って来ちゃって……でもツッキー達がいてくれたから貯金を取り崩して何とかお店を続けるようにしていたわ
  でも……それももう限界で………」
ツキカゲ「ごめん……」
バウンシー「だから謝んないでって!これからまた頑張れば良いんだから!」
ツキカゲ「平気なの……?」
バウンシー「平気よ!私、死ぬ事以外は全部掠り傷って思う事にしてるの だからこんなの、大した事じゃないわ!
  生きていればどうとでも出来るもの!死んだら何も出来なくなっちゃうわ!だから私は大丈夫
  ツッキーはツッキーの心配をしなさい ツッキーはこれからどうしたいの?」
ツキカゲ「僕は…………」

ツキカゲ「……正直、分かんないよ……………
  ずっと皆と一緒にいられる気がしていた…………ずっと続くと思っていた……………
  終わるって分かっていた……けど………ずっと皆一緒だって思っていた……………………
  別れるなんて嫌だよ……皆一緒が良い………だって僕達………………」
バウンシー「気持ちは分かるわ………私も一緒だったから………」
ツキカゲ「え……?」
バウンシー「私もね………ずっと会えると思ってた……おじいちゃんと…………
  でも、おじいちゃんは死んじゃって、もう会えなくなっちゃった……………
  命は短いって分ってた筈なのに……いざその時が来ると全然受け入れられなかった…………
  ツッキーがいなくなっちゃった時だってそう……
  ツッキーは、私からいなくなっちゃうってそんな気がしていた………でも一緒にいる内にそう感じなくなって……
  だから、ツッキーがいなくなった時、凄く寂しかった………」
ツキカゲ「……ごめん…………」
バウンシー「駄目、許さない…………なんて、冗談よ
  今こうしてツッキーが帰って来てくれたんだもの……それだけで充分よ……でも」
ツキカゲ「でも……?」
バウンシー「だからと言って、情けをかけてあげるつもりで私と一緒にいないでね
  ツッキーがこれから行く道は、ツッキーが1人で決めて欲しいの
  私と一緒にいるって決めたならそれで良いし、他に行く道があるならそれでも構わない……
  他にやりたい事、あるんでしょ?」
ツキカゲ「ううん…それすら分からないんだ……僕がどうしたいか……僕自身が何も分かっていない…………」
バウンシー「そう……なら別に今はそれでも良いんじゃない?やりたい事は、その内見つかるわ」
ツキカゲ「………うん……そうだね……そう思う事にするよ」


940 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/09/01(Tue) 00:03

サスケ「……………皆といる間はそうでも無かったが…………1日がこんなに長ェと思う日が来るとはな……………
  闇の忍び部隊……………何だかんだで長い付き合いになっていたな………………
  最初は甘ったれた連中と思っていたが…………俺自身が甘くなっちまったか………………………
  俺はもうかつての冷酷な暗殺者では無くなった…………むしろそれで良かったのかもな………………
  裏稼業に突っ込んだ奴がカタギに戻るなんざ虫が良すぎる……んな事は俺が一番分っている…………だが………
  今一度足を洗い、花火職人としてこれからを全うし、それが裏稼業で犯した罪の清算になるなら……………
  親父……炎の忍び部隊の皆…………俺は……そんな生き方がしてェよ………………
  あいつらを見ていたら、そんな気になるんだ…………俺はもう、暗殺者でいるのは御免だ」


ジュキッド「………皆、どうしているだろうか…………俺が弱気になっていてはいかんな…………
  皆頑張っている………俺も、もうひと頑張りしなければ……な……………
  以前の俺は、裏稼業に戻る事は二度と無いと思っていた………………
  だが、皆と出会い、もう一度裏稼業に戻った………今はそれで良かったと思っている…………
  闇の忍び部隊は、正しい心を持った者達が集まった素晴らしい組織だった
  そんな者達と苦楽を共にした事は、俺の一生の宝だ
  かつての俺では考えもしない事だったな……あの時の俺は、ただ敵を殺す事だけを考えていた
  そうでは無いという事を、あいつらは教えてくれた……俺は果報者だ
  幻夢教との戦いが終わった時、本当の平和が来て、武力の要らぬ世の中が来る事を願うばかりだ
  そんな世の中が来れば良いのだがな……………」


シノ「空が青い………雲一つない、綺麗な青空…………
  こうして空を見上げる事もありませんでしたね………空を見上げる余裕も無いくらい、戦いの多い日々だったという事でしょうか………
  戦いはもうじき終わる…………でも、終われば皆さんとはもう…………
  それはそれで、良い事の筈なのですが………闇の忍び部隊という唯一の繋がりが無くなった時、私達はどうなるのでしょう…………」

 ザッ……

シノ「…………!」

鉄眼「……………………」

シノ「貴方は………!」

鉄眼「剣を構えろ……」

シノ「………!」

鉄眼「行くぞ」

 ビュン!!

シノ「…………!!」

 キィィィイイイイン!!!

鉄眼「…………」

 ビュン!!

シノ「はあああああああっ!!」

 キィィィイイイン!!

鉄眼「やはり……前より動きが速いな」

シノ「はああああああああああっ!!」

 ビュン!!

シノ「花影流・火炎椿!!!」

鉄眼「…では俺も……花影流…火炎椿」

 ドオオオオオオオオオオン!!!!

シノ「くっ………!同じ技……!」

鉄眼「以前お前から奪った技だ 花影流の技は全て把握している」

シノ「くっ…………!」

シノ(花影流の技は全て返されてしまう………なら…………!)

シノ「カグヤちゃん!!」

カグヤ姫「妖精魂魄共鳴奏(フェアリー・スピリット・ユニゾン)!!」

鉄眼「やはり使って来たか………では………」

妖姫(シノ)「それは……!まさか、闇鏡…!」

鉄眼「その通りだ……闇鏡をその身に宿し、俺は俺自身を超越する!」

 ドン!!

妖姫(シノ)「くっ……!」

鉄眼「行くぞ」

 ビュン!!

妖姫(シノ)「迅い……!!」

鉄眼「遅いな」

妖姫(シノ)「………!」

鉄眼「幻影流・呪幻夢黒影斬!!」

 ビュン!!

カグヤ姫「危ない!後ろに回避!」

妖姫(シノ)「くっ……!」

 ビッ…!

鉄眼「躱したか……」


941 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/09/01(Tue) 00:04

妖姫(シノ)「何という一撃……ここまでとは………!」

カグヤ姫「しーのん、こうなったら奥の手だよ!」

妖姫(シノ)「はい……!これで終わらせます……!」

 ダンッ!!

妖姫(シノ)「はあああああああああっ!!花影流奥義!!」

鉄眼「…………」

妖姫(シノ)「虹龍・百花繚乱!!!!」

 ビュン!!

鉄眼「そうだ…これを待っていた………」

妖姫(シノ)(え……!?)

鉄眼「幻影流・地獄幻影無明斬」

 ザンッ!!!

妖姫(シノ)「なっ………!」

妖姫(虹龍・百花繚乱が……掻き消された……!?)




妖姫(シノ)「……そんな……虹龍・百花繚乱も通用しないなんて…………!」


鉄眼「………こんな所か……」

 スッ……

妖姫(シノ)「………!?どこへ……!?」

鉄眼「…これは小手調べだ 闇鏡の力がどれ程の効力か試したのだ
  貴様との戦いでどの程度のものか大体分かった
  用が済めば後は帰る……それだけだ」

妖姫(シノ)「…………!」

 ドォォォォオオオオオオオオオン!!!

鉄眼「…………!!」

 ドガァァァァアアアアアアアアン!!!!

妖姫(シノ)「…………!?」

サスケ「危ない所だったな!」
妖姫(シノ)「サスケさん…!」

鉄眼「………………………」

サスケ「チッ……やっぱ避けられていたか……!」

鉄眼「お前達との決着は後だ……これはほんの遊びに過ぎん」


サスケ「チッ………!」
シノ「サスケさん……ありがとうございます」
サスケ「礼なら要らねェよ……あのスカした面に一発ぶち込んでやりたかっただけだからな
  結局外しちまったがな………」
シノ「……彼は強かったです………花影流の奥義も、通用しませんでした………」
サスケ「そんなモンまぐれだ 次の機会があれば、その時に決めちまえば良いさ」
シノ「だと良いですけれど………」
サスケ「……じゃあ俺はもう行くとするぜ」
シノ「はい……どうか気を付けて」
サスケ「ああ、お前もな」



サスケ「………ん……?あいつが立っていた場所に何か落ちてやがる………
  これは……あいつが付けていたペンダントか………?」


サスケ「ペンダントに写真が付いているな………これは鉄眼の子供の頃の写真か……?
  隣にいるのが親父だな……そいつが邪幻斎…というワケでは無さそうだ
  あいつもシノと同じように別の星から来たんだろうな
  反対方向にいるのが母親か……で、その母親に抱かれている赤ん坊…………
  なっ……!まさか、この赤ん坊…………!こいつは間違いない……シノだ……!」




 その日の夜


タック「初代の旦那ぁ」
ワイユー「おう、どうでござったか?」
タック「全然…手掛かりすら見つかりまへんでしたわ
  その上警察の数も多くて下手に動かれへんかったわ」
ワイユー「拙者も同じような所でござった…治安を守るのは良い事ではござるが、こうも数が多くてはな……」
タック「全くでんがな!こんなにゾロゾロいたら悪い事も出来なくなりまんがな!」
ワイユー「それは良い事ではござらんか」

 ピィーーーーーーー!!

警察「いたぞ!!闇の忍び部隊だーーー!!」

タック「あかん!見つかってもた!」
ワイユー「いや、違う……こちらとは反対方向だ」
タック「って事は……まさか…!」
ワイユー「偽者が現れたかもしれぬ……」



警察「くっ……!大人しく観念しろ!!」

シノ(?)「闇夜に現れる影の暗殺部隊……闇の忍び部隊とは私達の事です
  警察が何人束になろうとも結果は同じ……私達の足元にも及びません」

警察「何を!!」
警察「待て!撃つな!!」

 バン!!

 ビュン!!

 ヒュバッ!!

警察「ぐああああああああ!!!」



942 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/09/01(Tue) 00:06

タック「あれはシノ姐…!警察を何の躊躇も無く斬るなんて……!」
ワイユー「恐らくあれは偽者……本物はあのような真似はしないでござる」
タック「このままだと警察が……!」
ワイユー「しかし、飛び込むワケにも行かん……」
タック「どうすれば……!」

タック(?)「心配要らへん ただそこで黙って見ていれば良えんや」

タック「何っ……!?いつの間に後ろに……!」
タック(?)「さっきから後ろにおったで」
ワイユー「同じ顔……!さては貴様達が……!」
???「左様!!」

 バッ!!

 シュタッ!!

ワイユー(?)「いかにも、拙者達が闇の忍び部隊でござる!」

タック「もう1人の初代の旦那……!?」
ワイユー「うむ……確かに、噂に違わず瓜二つでござるな」

タック(?)「闇の忍び部隊は2人も必要無い 紛いモンには消えて貰おうか!」
タック「何が紛いモンや!そっちが紛いモンやないかボケ!」
タック(?)「誰がボケやって?ボケって言うた方がボケや!間抜けな面しよってからに!」
タック「お前の方が間抜けな面やないか!」

ワイユー「まるでどんぐりの背比べだな」
ワイユー(?)「どんぐりか……可愛らしい例えでござるな!わっはっはっはっはっはっはっは!!」

警察「む…!?そこにもいるのか!?」

タック「しまった!おい旦那!」
ワイユー「失礼な!拙者ではござらん!今のは偽者が…!」

警察「なっ……何だ……!?同じ姿が……2人!?」
警察「こいつはスクープだ!今すぐに連絡を…!」

???「余計な真似はしないで貰おうか」

 ドォォォオオオオン!!!

警察達「ぐああああああああああああ!!!」

サスケ(?)「面倒な事になると、こっちも困るんでな」


タック「サスケ兄はん!?」
ワイユー「惑わされるな…!奴も偽者でござる……!本物は外で待機している筈……!
  現代殿に至急連絡を!」
タック「分かった!」


タック「暗闇斎の旦那!偽者が現れた!急いで皆に知らせてくれ!!」


暗闇斎「承知した!」


タック(?)「増援を呼ぶ気か……!ならばこっちも…!」
シノ(?)「駄目です……騒ぎが大きくなればこちらも動きにくくなります
  今回の相手は2人……ならばお相手はタックさん、ワイユーさん貴方達に任せます
  増援が来る前に戻って来てください」
サスケ(?)「死ぬなよ」
タック(?)「ボクがあんなのに後れを取ると思いまっか?」
タック「こいつ…!!もう頭にきた!!うおらああああああああああ!!」

 キィィィイイイン!!

タック(?)「へえ…中々やるやないか……それくらいならボクやって…とうっ!!」

 ビュン!!

タック「ふん!!そんな事でいちいち威張るな!!」

ワイユー(?)「拙者の相手は拙者が致そう……とーーーーーう!!!」

 ビュン!!

ワイユー「自分との戦いか……これは些かやりづらい相手だな……!」
ワイユー(?)「それには拙者も同意見でござる!」
ワイユー「とうっ!!」

 キュピーン!!

ワイユー(?)「とうっ!!」

 キュピーン!!

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!


シノ(?)「さあ、今の内に私達は戻りましょう」
サスケ(?)「ああ、そうだな」


 ビュン!!

シノ「お待たせしました!2人共、無事でしたか!?」

タック「ん…?ああ、シノ姐…!ほ…本物でっか…?」
シノ「本物です」

サスケ「よし…間に合ったか……」
ジュキッド「急いでやって来たぞ 警備が手薄だったのが幸いしたな」
ツキカゲ「それで…偽者はどこに…!?」
ワイユー「奴らだ」

タック(?)「………………」
ワイユー(?)「…………………」


943 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/09/01(Tue) 00:06

ジュキッド「これは面妖な……本当に瓜二つではないか……」

タック(?)「増援が来た……どうしまっか?」
ワイユー(?)「分が悪い……引き上げるぞ」
タック(?)「へい」

 ビュン!!

タック「あっ…!逃げよった!!」
ジュキッド「我々も引き上げるぞ……新手の警察がそろそろやって来ると暗闇斎殿から連絡が入った」
サスケ「一時解散だ」
シノ「はい……どこかでまた会いましょう」
ツキカゲ「……………」



暗闇斎(ナレーション)「そして次の日を迎えたプププランドでは、更に警備が強化された
  侵入は出来ても、長くの潜伏は難しくなった
  見つかれば極刑は免れないだろう……最早事態は急を要した
  一刻も早く偽者を何とかしなければ、犠牲者が増える一方 さて、どうなる…………」




  第佰拾捌話 対決、本物 対 偽者 終



シノ「次回予告です 警備が強化され、潜入が難しくなったプププランド
  偽者を倒す為には警察の包囲網を潜り抜けなくてはならない
  そこでとった作戦は……
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第佰拾玖話 ご期待ください


944 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/09/01(Tue) 06:27
鉄眼は後に味方になりそう

945 名前:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU 投稿日:2020/09/01(Tue) 12:27

>>944

シノ「味方になってくれれば頼もしいですね
  ですが、彼とはいずれ分かり合える時が来るのでしょうか……
  邪幻斎を絶対の主と認めているようですし、そう簡単にはいかないとは思いますが…
  それにしても、鉄眼……彼は何だか赤の他人という気がしないんです
  遥か昔、どこか遠い所で……会った事があるような……そんな感じがするんです
  気のせいなのかもしれませんけど……」

946 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/09/01(Tue) 22:01

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」


ミント「無実だ!!シノは絶対に無実だ!!」
グランドウィリー警官「しかしだな…!確かに見たっていう証言が……」
メロン「だからって悪人って決めつける気?あんたの目は節穴なワケ?」
グランドウィリー警官「ふ…節穴だと!?」
ミント「節穴だろーが!お前シノ達の何を見てきたんだよ!?お前だって今までシノ達に助けられてきたんだろ!?
  その恩を忘れたのかよ!?」
グランドウィリー警官「そ…それは確かにそうだが……!」
メロン「だったら、街中に貼ってある指名手配のポスター全部はがしなさい!警備もいらないわ!」
グランドウィリー警官「そ…そういうワケにもいかん!大体、本官にそのような権限は無い!
  警察に楯突いたら、本官はクビだ!もしくは左遷になる!」
ミント「そんなの知った事か!クビが怖いから大人しく従うっての?お前の警察としての信念ってその程度だったのかよ!?」
グランドウィリー警官「う…うるさい!本官は仕事がある!悪いが君達の相手をしている暇は無いのだ!!」

ミント「あ…待て!!待てよこの原付警察!!」
メロン「指名手配は取り消して貰うわ!絶対に!」


グランドウィリー警官「くそう……!どうして良いか分からんのだ……!
  確かに何度も助けられた…!それは分かる……!だが………!
  ……くっ…!一体何を信じれば良い……!どうすれば良いと言うのだ…………!」


暗闇斎「警備はますます厳しくなった……昼でも夜でも長期の潜入は難しくなった」
ツキカゲ「もう……何も出来ないのか………!」
タック「そんなワケない!考えるんや!何か手はある筈や!」
ジュキッド「うむ……しかし……………」
サスケ「………………………」
シノ「…………私に案があります」
暗闇斎「何……!?」
シノ「ですが…上手く行くかどうかは分かりません……一か八かの策です」
暗闇斎「良い 話せ」
シノ「はい」



 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第佰拾玖話 決着、偽者との死闘



947 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/09/01(Tue) 22:03

 前回までの記録

  第捌拾陸話 最強の敵、十二神将現る(>>478-484)
  第捌拾漆話 裁きの女神降臨!シノ覚醒の時(>>509-511)
  第捌拾捌話 闘牛大暴れ!神獣の裁きの斧(>>538-543)
  第捌拾玖話 シノ、アイドルデビュー!?歌と踊りは世界を救う (>>559-564)
  第玖拾話 天駆ける白馬の非情なる光の神槍(>>575-579)
  第玖拾壱話 迅き一閃!烈風の巻物、覚醒(>>586-589)
  第玖拾弐話 蛇の牙が獲物を狩る(>>694-699)
  第玖拾参話 阻止せよ!毒蛇の猛攻(>>717-721)
  第玖拾肆話 新春初夢大地獄(>>724-728)
  第玖拾伍話 決着の時!轟け水流の極意!(>>731-734)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾漆話 消えぬ炎に誓う(>>741-746)
  第玖拾捌話 狼の逆襲(>>749-751)
  第玖拾玖話 暗殺者の意地(>>759-762)
  第佰話 悪戯小僧の暴走(>>766-769)
  第佰壱話 死神の足音(>>780-783)
  第佰弐話 憎悪の女神(>>788-791)
  第佰参話 絶望の序章 復讐の狼煙(>>794-798)
  第佰肆話 忍者と騎士の決戦(>>809-811)
  第佰伍話 因縁の終幕(>>812-816)
  第佰睦話 追憶、冥府の騎士団の栄光(>>817-820)
  第佰漆話 不屈の騎士、落陽に散る(>>827-831)
  第佰捌話 閉ざされた心、失われた愛(>>850-854)
  第佰玖話 雷親父、再び(>>856-861)
  第佰拾話 対決、月と華 ―開幕―(>>863-865)
  第佰拾壱話 対決、月と華 ―激闘―(>>870-873)
  第佰拾弐話 対決、月と華 ―決着―(>>874-876)
  第佰拾参話 壮絶!十二神将最強の戦士・幻王(>>877-882)
  第佰拾肆話 幻王、第二解放(>>896-901)
  第佰拾伍話 怠惰の軍師、恐るべき策略(>>916-919)
  第佰拾睦話 決着、逆転の奇跡(>>922-926)
  第佰拾漆話 闇の忍び部隊、解散(>>929-934)
  第佰拾捌話 対決、本物 対 偽者(>>938-943)



シノ「以上が私の考えた作戦です」
暗闇斎「……………………」
ジュキッド「どうだろうか?俺は良いと思うが」
タック「そうやなあ……けど」
サスケ「囮が何人か必要だ 1人でその作戦は無理だろう」
シノ「そうです…そこで、協力をお願いしたいのです
  ここは私達の中で最も足の速い……サスケさん、タックさんにお願いします
  そして私の3人が、警察をおびき寄せる囮になります……それと父上にもお願いが……」
暗闇斎「承知した…………」


ツキカゲ「成程……これなら上手く行くかも……!」
ジュキッド「ああ……後は決して誰も捕まらなければ……」
ワイユー「気を付けて行くのだぞ」
シノ「ありがとうございます」
暗闇斎「決行は今夜……何としても今夜中に偽者を斃すぞ!」



 その日の夜


シノ「時間ですね………偽者は………」
タック「今の所、現れた様子は無さそうでんな」
サスケ「そうか……なら丁度良い……先手必勝だ」
シノ「ではサスケさん……」
サスケ「ああ……行くぜ」


 ドガアアアアアアアアアアアアアアン!!!!

住人「うわああああああああっ!!?」

シノ「善良なる市民を脅かす暗黒の悪しき華……人呼んで闇の忍び部隊、見参!」
タック「名乗り口上悪バージョン?」
シノ「不本意ですが………」

住人「で…出たな闇の忍び部隊……!」

シノ「っ………!」
タック「怯んだら駄目や…!」

子供「お姉ちゃん……悪い人なの……?」

シノ「……………!」
タック「シノ姐!」
サスケ「来やがったぞ、警察だ!」

警察「現れたな闇の忍び部隊!!」
警察「今度こそ捕まえてやる!!そこを大人しくしろ!!」

タック「へっ!やなこった!鬼さんこちらってな!!ほな行きまっせ!!」
シノ「はい……!」

 ビュン!!

サスケ「……よし、ここで分かれるぞ」
シノ「お気を付けて」
タック「シノ姐はんもな!」

 ビュン!!

警察「あっ!!三手に分かれたぞ!!」
警察「俺はそっちを行く!お前はあっちだ!!」
警察「おう!!」


948 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/09/01(Tue) 22:05

シノ「……………………」

 ビュン!!

シノ「………!」

警察「そこを止まれ これ以上進むと撃つぞ」

シノ「くっ………!」

警察「手荒な真似はしたくない……大人しく縄に付け」
シノ「………仕方ありませんね……………」

警察「闇の忍び部隊、シノを捕まえました 至急こちらへ」


警察「おう!待たせたな!どれで、闇の忍び部隊はどこにいる!?」

警察「こちらです」

警察「おお!でかしたな!……所で、お前は誰だ?見ない顔だが」

警察「はっ……新入りでございまして………」

警察A「何だ新入りか……どうりで見かけない顔なワケだ」
警察B「へっへ、良い仕事するじゃねえか、俺達の顔を覚えておいて損は無いぜ?
  さて、その女を連行するか」
新人警察「パトカーの運転は私にお任せください お2人には見張りをお頼みしたいのですが……」
警察B「何!?貴様、新人の分際で俺達に命令か!?」
警察A「まあまあ待て待て そこまで言うなら任せてやろうじゃないか」

警察A(後で俺達が捕まえた事にすりゃ良いんだよ!新人の手柄は俺達の手柄だ!)
警察B(おおう、そりゃ良いなへへっ!)

新人警察「…よし、乗れ」
シノ「……はい……………」




新人警察「…………………………」
シノ「……………………」

警察A「……………おい」

新人警察「……………………」

警察A「……おい!止まれ!」

新人警察「…………………………」

警察A「おい!!止まれって言ってんだ!!話聞いてんのかてめえ!?」

新人警察「どうされましたか?」

警察A「どうされましたか?じゃねえんだよ!!どこだよここは!?
  警察署はこっち側じゃねえだろ!?どこに行く気してんだてめえは!?」

新人警察「……………………」

 キキーーーーーッ!!

警察A「おわっ!」
警察B「痛っ!」

新人警察「……この辺でもう良いだろう」

警察A「何っ!?」

 ドガッ!!

警察A「ぐあっ!!」

警察B「な…!何してんだてめえ!?」

 ドガッ!!

警察B「ぐあああっ!!」

新人警察「よし、逃げるぞシノ」
シノ「はい、父上」

 バッ!!


 ダダダダダダダダダダダダダダッ!!

シノ「父上……!」

暗闇斎「くっ……!思ったより早かったか…!」

警察「止まれ!!」

警察「パトカーが1台、不審な動きをしていると思ったら……追って来て正解だったな!」

警察「大人しくしろ!!」

暗闇斎「くっ…………!」
シノ「……父上…………!」
暗闇斎「駄目だ…警察に危害を加えてはならん……!ここは奴らの言う通りに…………」

グランドウィリー警官「……………………!」

シノ「……分かりました…父上………」

グランドウィリー警官「…………くっ……!うおおおおおおおおおおおおお!!!」

 ドン!!

警察「ぐああああ!?」

警察「何だ!?」

グランドウィリー警官「これが!!これが本官の答えだ!!」

シノ「………!?」

グランドウィリー警官「私には君達が悪者には見えない!!特に君はな!!君の目はとにかくいつも真っ直ぐなんだ!!
  とても真っ直ぐで、むしろ正義の味方に見える程だ!!そんな君が住人を怪我させるなんてあり得ない!!あり得ないんだ!!
  さあ行け!!とっとと行くんだ!!」

シノ「本官さん………!」
暗闇斎「行くぞ、シノ……!」

警察「逃がすな追え…」

 ドン!!

警察「ぐあっ!!」

グランドウィリー警官「追わせん!!闇の忍び部隊は悪人ではないのだ!!本官は…本官はプププランドを守る者の味方だ!!」
警察「何言ってんだてめえ!!」
警察「もう良い!そいつを縛り付けておけ!!そいつは狂人だ!!」
グランドウィリー警官「くっ…!!本官は本官の信じた道を進む!!誰が何と言おうと!!それが警察としての本官の使命だ!!」
警察「うるせえ!!」
グランドウィリー警官「闇の忍び部隊…!!プププランドをいつの日か平和に……!!頼んだぞ…!!」


暗闇斎「……まさかあのような警察もいるとは………見直したでござる
  あの者の勇気…決して棒に振ってはいかんぞ」
シノ「はい……!絶対に偽者を倒します!」


949 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/09/01(Tue) 22:06

タック「ふう……やっと戻って来れた…」
サスケ「後はシノだけだな」

 スタッ!

シノ「すみません、お待たせしました」
タック「いや、今来た所や!」
ツキカゲ「デートの待ち合わせですか?」
暗闇斎「遠くまでおびき寄せたお陰でこの辺りの警備は手薄となった……
  警察が少なくなれば、当然奴らも姿を現すだろう……」
ジュキッド「そう言っている内に来たようだぞ」
ワイユー「……………」


偽シノ「どうやら、派手に騒いでくれたようですね」
偽サスケ「お陰でこの街を攻撃しやすくなった…礼を言うぜ 後はてめェらが消えてくれれば……」

サスケ「勝手な事言うなよ 消えるのはてめェらの方だ 俺達の姿で好き勝手やりやがって」
タック「そうや!お陰でこっちは大迷惑や!!」

偽タック「はっ!お前らの都合なんざ知った事やないわ!」
偽ジュキッド「同じ顔は2人も必要無い」

ジュキッド「同感だ こちらも今同じ気持ちだ」

偽ワイユー「先日の続きでござるな!殺し合いとは胸が躍るでござる!わっはっはっはっはっは!!」

ワイユー「貴様らのような奸物を生かしておけば未来を生きる者達に申し訳が立たぬ…ここで排除する!」
シノ「はい…これ以上好きにはさせません!行きましょう!!」

一同「おう!!」

偽シノ「生意気な……終わりにして差し上げます!」

 ビュン!!

偽サスケ「喰らえ!!」

 ドオオオオオオオオオオオン!!!

偽サスケ「…………逃げたか…どこに消えた……?」

サスケ「……………………」

偽サスケ「…………………」

サスケ(三間………二間半……………)

偽サスケ「………………………」

サスケ(二間……!よし…………)

 ガサッ!

偽サスケ「………!そこか!!」

 ドオオオオオオオオオオオオン!!!

偽サスケ「なっ……!」

サスケ「ここだ!!」

偽サスケ「くっ……!!」

サスケ「炎術最終奥義!!破邪爆炎鉄槌弾!!!!」

 ドガアアアアアアアアアアアン!!!!

偽サスケ「ぐあああああああああああああああああ!!!」



 ビュン!! ヒュバッ!!

偽タック「はははははは!!どうした!?動きが止まって見えるで!!」
タック「それはこっちの台詞や!!」

 ビュン!!

 スタッ!

偽タック「………………………」

タック「…………………………」


偽タック「……………あっ!綺麗な姉ちゃん!!」
タック「え!?どこどこ!?」
偽タック「隙有りや!!!」

 ビュン!!

偽タック「なっ……!!」

タック「そないな間抜けな嘘に引っかかる程、アホやないで」

偽タック「己……!」

タック「風術最終奥義!!砕魔烈風迅衝閃!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオン!!!!

偽タック「ぐあああああああああああああ!!!」


ジュキッド「ぬおおおおおおおおおおおお!!!」
偽ジュキッド「ぬおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

 ドン!!

ジュキッド「ぐぬぬぬぬぬ……!!」
偽ジュキッド「くっ……!ぬおお……!」

 ギリギリギリギリギリッ…!

ジュキッド「………ぬおおおおおお!!」

 ブンッ!!

偽ジュキッド「ぐおおおおおおおお!!」

 ドオオオオオオン!!!

偽ジュキッド「……………………」

ジュキッド「………死んだか」

偽ジュキッド「………………ふんっ!!」

ジュキッド「…………!?」

偽ジュキッド「ぬおおおおおおおおおおおっ!!」

 ドン!!

ジュキッド「ぐ……!ぐぬぬぬ……!!」

偽ジュキッド「ぬおおおおおお………!!」

ジュキッド「………………はああああっ!!」

 バッ!!

偽ジュキッド「…………!!」

ジュキッド「水術最終奥義!!轟流幻滅水波動拳!!!!」

 ドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!

偽ジュキッド「ぐおおおおおおおおおおおおおお!!!」


950 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/09/01(Tue) 22:07

ワイユー「とうっ!!」

 ビュン!!

偽ワイユー「とうっ!!」

 ビュン!!

 ヒュバッ!! バキッ!! ドガッ!! ビュン!!

 ビュン!スタッ!

ワイユー「………………………」
偽ワイユー「………………………」

ワイユー「とおおおおおおおうっ!!」
偽ワイユー「とおおおおおおおおう!!」

 ドン!!

ワイユー「くっ…………!」
偽ワイユー「さて、ではそろそろ終わりにするか………」

ツキカゲ「はあああああっ!!」

 ヒュッ!!

 ドスッ!!

偽ワイユー「ぐああああっ!!」

ワイユー「よし!今だ!!」

 キュピーン!!

ワイユー「とうっ!!」

 ドガッ!!

偽ワイユー「ぐあああああああ!!」

ワイユー「…今だ少年!偽者の拙者を討て!」
ツキカゲ「は……はい!」

 ダンッ!!

偽ワイユー「くっ………!」

ツキカゲ「うおおおおおおおおおおおお!!」

偽ワイユー「はっ……!!」

ツキカゲ「雷術最終奥義!!雷神剣・閃光真龍天照斬!!!!」

 ドオオオオオオオオオオン!!!!

偽ワイユー「ぐあああああああああああああああ!!!!」


シノ「……………………………」

偽シノ「……………………………」

 ビュン!!

シノ「はああああああああああああああっ!!

偽シノ「はああああああああああああああっ!!」

 ドオオオオオン!!!

シノ「強さは互角……なら…!」

カグヤ姫「妖精魂魄共鳴奏(フェアリー・スピリット・ユニゾン)!!」

偽シノ「…………!」

妖姫(シノ)「はああああああああああああっ!!」

 ビュン!!

偽シノ「っ………!」

妖姫(シノ)「花影流奥義!!虹龍・百花繚乱!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオン!!!

偽シノ「うあああああっ………!!」

妖姫(シノ)「これで……終わりです」

偽シノ「……………………」

 ブゥン…

妖姫(シノ)「これは……鏡……!?」

 パリィィィン!!

 シュウウウ………

妖姫(シノ)「消えた………!」

サスケ「おい!!さっさと逃げるぞ!!もうすぐで警察が戻って来る!!」
ツキカゲ「行きましょうシノさん!」
妖姫(シノ)「……はい…!」



 次の日


暗闇斎「偽者が鏡に……?」
シノ「はい……恐らくあれは闇鏡かと…」
暗闇斎「そうか……邪幻斎の奴、闇鏡で我々のクローンを作ったのか……」
タック「まさかあの鏡にそないな芸当が出来るなんてな」
暗闇斎「これはほんの序の口に過ぎぬだろう……奴は次の一手を必ず仕掛けて来る筈だ……!」
ジュキッド「今度は何が来ると言うのだ……?」
暗闇斎「分からぬ……だが…最終決戦の時は近いぞ……!」



邪幻斎「闇鏡の前に巻物を置く………さあ、蘇れ悪しき魔物よ………
  憤怒の魔物デスドラース……色欲の魔物クチナワ……嫉妬の魔物オロチ………怠惰の魔物世阿弥………………
  今こそ蘇れ………この世界を蹂躙するのだ…………………!」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

 ドオオオオオオオオオオオオオン!!!!!

デスドラース「オオオオオオ……!!」

クチナワ「ふふふふふふ……!」

オロチ「あははははははははは!」

世阿弥「………………」

邪幻斎「これで全ての準備は揃った……いよいよ最終局面だ………!」


  第佰拾玖話 決着、偽者との死闘 終



シノ「次回予告です 遂に幻夢教が最終局面に動きました
  プププランドには幻夢教の教徒達が……!そして更に私達が倒した筈の幹部達まで復活していて……!
  住人達の魂が次々と奪われてしまいます…!早急に何とかしないと……!
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第佰弐拾話 ご期待ください」


951 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/10/02(Fri) 01:51

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」


シノ「指名手配……まだ続いているようですね………」
タック「どうしようもないわ…偽者は影も形も残さず消えてしもうたし、これでもう無実を証明する手立ては無くなったわ」
ワイユー「という事は尚の事、拙者達はプププランドには居られなくなったというワケでござるな」
ツキカゲ「皆さん……離れ離れになるんですか……?」
サスケ「坊主……」
シノ「…………大丈夫ですよ」
ツキカゲ「シノさん…?」
シノ「大丈夫……大丈夫です…………例え離れたって、私達はまた会えます……絶対に………」
タック「そうや!その通りや!生きていればどうとでもなるっちゅう話や!」

暗闇斎「皆、大変でござる」
シノ「父上、どうしたんですか?」
暗闇斎「プププランドで幻夢教の教徒達が暴れ回っている」
シノ「えっ……!?」


 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第佰弐拾話 プププランド制圧


 前回までの記録

  第捌拾陸話 最強の敵、十二神将現る(>>478-484)
  第捌拾漆話 裁きの女神降臨!シノ覚醒の時(>>509-511)
  第捌拾捌話 闘牛大暴れ!神獣の裁きの斧(>>538-543)
  第捌拾玖話 シノ、アイドルデビュー!?歌と踊りは世界を救う (>>559-564)
  第玖拾話 天駆ける白馬の非情なる光の神槍(>>575-579)
  第玖拾壱話 迅き一閃!烈風の巻物、覚醒(>>586-589)
  第玖拾弐話 蛇の牙が獲物を狩る(>>694-699)
  第玖拾参話 阻止せよ!毒蛇の猛攻(>>717-721)
  第玖拾肆話 新春初夢大地獄(>>724-728)
  第玖拾伍話 決着の時!轟け水流の極意!(>>731-734)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾漆話 消えぬ炎に誓う(>>741-746)
  第玖拾捌話 狼の逆襲(>>749-751)
  第玖拾玖話 暗殺者の意地(>>759-762)
  第佰話 悪戯小僧の暴走(>>766-769)
  第佰壱話 死神の足音(>>780-783)
  第佰弐話 憎悪の女神(>>788-791)
  第佰参話 絶望の序章 復讐の狼煙(>>794-798)
  第佰肆話 忍者と騎士の決戦(>>809-811)
  第佰伍話 因縁の終幕(>>812-816)
  第佰睦話 追憶、冥府の騎士団の栄光(>>817-820)
  第佰漆話 不屈の騎士、落陽に散る(>>827-831)
  第佰捌話 閉ざされた心、失われた愛(>>850-854)
  第佰玖話 雷親父、再び(>>856-861)
  第佰拾話 対決、月と華 ―開幕―(>>863-865)
  第佰拾壱話 対決、月と華 ―激闘―(>>870-873)
  第佰拾弐話 対決、月と華 ―決着―(>>874-876)
  第佰拾参話 壮絶!十二神将最強の戦士・幻王(>>877-882)
  第佰拾肆話 幻王、第二解放(>>896-901)
  第佰拾伍話 怠惰の軍師、恐るべき策略(>>916-919)
  第佰拾睦話 決着、逆転の奇跡(>>922-926)
  第佰拾漆話 闇の忍び部隊、解散(>>929-934)
  第佰拾捌話 対決、本物 対 偽者(>>938-943)
  第佰拾玖話 決着、偽者との死闘


952 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/10/02(Fri) 01:52

住人「ぐあああああっ!!」

警察「くそっ!!止まれ!!止まれって言っているのが分からないのか!?撃つぞ!!」

幻夢教教徒「ククク……撃ちたければ、どうぞ?」
幻夢教教徒「魂を……魂を集めるのだ………もっと……もっと魂を救済せねば……!ククク……!」

警察「ええい!何を訳の分からない事を!!やれ!!」

 バン!!バン!!バン!!バン!!

幻夢教教徒「フッ…無駄だ」

 ビュン!!

警察「何っ!?」

 ビュン!!

 ドガッ!!

 ヒュバッ!!

 ザンッ!!

警察達「ぐああああああ!!!」

幻夢教教徒「他愛も無い」
幻夢教教徒「こいつらの魂も救済してやるとしよう…ククク……」


タック「何て奴らや……!」
ジュキッド「武装しているとはいえ警察を一瞬で全滅させるとは……奴らの戦闘力が上がっているのか……?」
サスケ「少なくとも、前に戦った連中と比べれば上だな さしずめ上級の戦闘集団と言った所か?」
ツキカゲ「皆さん、見てください!」


子供「ううっ……こわい……こわいよお………!」

幻夢教教徒「安心しろ……すぐに終わる…………」
幻夢教教徒「我々が行なうのは魂の救済」
幻夢教教徒「お前は救われるのだ……我らが教祖…邪幻斎様によってな……!」

シノ「子供が危ない……!今すぐ助けに行かないと…!」
暗闇斎「待て、無闇に飛び出すのは危険だ もう少し様子を見てからでも」
シノ「そんな悠長な事言っていられません!」

 ビュン!

ツキカゲ「シノさん…!」
サスケ「あの馬鹿……!」


子供「ううっ…!ぐすっ…!おかあさん……!」

幻夢教教徒「安心しろ……母親ともすぐに会わせてやる……邪幻斎様が創造する楽園の中でな……!」

 ビュン!

幻夢教教徒「……?」

 ドン!!

幻夢教教徒「ぐあっ!!」

幻夢教教徒「くっ…!何者だ!」

シノ「悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業!闇の忍び部隊隊長シノ、見参!!」

幻夢教教徒「闇の忍び部隊だと……!?」

シノ「幻夢教……!何の企みかは知りませんが、街の人々を脅かし、あまつさえ子供の命まで奪おうとする悪逆非道の行ない、断じて許しておけません!
  貴方達に裁きを与えます!」
幻夢教教徒「悪逆非道だと……?はははははははははははははは!!」
シノ「何がおかしいんですか…!?」
幻夢教教徒「笑止!我々は救っているのだ 彷徨える魂を……この穢れた世界から、邪幻斎様が創造する楽園へと導く為にな!」
幻夢教教徒「それを邪魔する貴様こそ悪逆非道だ!貴様の様な魂は救う価値すらない!地獄に堕ちろ!!」

サスケ「何が「地獄に堕ちろ」だ!黙って聞いてりゃ訳の分からねえ事ぬかしやがって!」
タック「魂の救済…?これのどこが救済やっちゅうんや!お前らのやってる事は単なる殺戮や!」
ジュキッド「実に無益な殺生だな」

幻夢教教徒「殺せ!!こいつらは異端者だ!!異端者は排除だ!!」

ツキカゲ「何が異端者だ……!自分達の都合を勝手に他人に押し付けて自己満足しているお前らの方がよっぽど異端者だ!!」


953 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/10/02(Fri) 01:53

幻夢教教徒「キェェェエエエエエエ!!!」

シノ「はああああああああっ!!」

 ビュン!!

 ドン!!

幻夢教教徒「ぐあああああ!!」

サスケ「喰らえ!!」

 ドガアアアアアアアアアン!!!

幻夢教教徒「ぐあああああああ!!」

タック「射殺せ……疾風剣!!」

 ビュン!!

幻夢教教徒「ぐあああああああ!!」

ツキカゲ「お前らなんて奈落を使うまでも無い…!手裏剣で充分だ!!はあっ!!」

 シュシュッ!!

 ドスドスドスドスッ!!

幻夢教教徒「ぐああああああ!!」

ジュキッド「…俺の顔が引導代わりだ……迷わず地獄に堕ちるが良い!!我古来闘者悪魔不動!!」

 ブンッ!!

幻夢教教徒「ぐあああああああ!!」

 ドオオオン!!!


幻夢教教徒「ク……クククククク………!」

シノ「まだ起き上がって来る…!?」
サスケ「こいつらはもう普通じゃねえ…!さっさと殺っちまった方が良さそうだ」

幻夢教教徒「クククク……!」

ツキカゲ「あいつら…!手に何か持っているぞ……!?あれは……!」

シノ「まさか……闇鏡………!」

タック「何やて…!?闇鏡ってそないに沢山あるモンなんか!?」

暗闇斎「量産したんだ……!」

ジュキッド「何…?量産だと……!?」

暗闇斎「どういう芸当かは分からんが、邪幻斎め、闇鏡を既に複数作り出していたのだ……!
  それも本物に近い代物だ……!奴らにそれを使わせてはならん!!」

シノ「まさか……!」


 鉄眼(回想)「…これは小手調べだ 闇鏡の力がどれ程の効力か試したのだ」

シノ「あれはもしかして……この時の為の……!急いで止めないと…!」


幻夢教教徒「クククククク……!!もう遅い!!」

 ズズズズズズ……!!

ツキカゲ「鏡が奴らの体内に……!」

 ドン!!

幻夢教教徒「ヒャハハハハハハハハハ!!!」

 ビュン!!

 ドガッ!!

シノ「あああっ!!」

 ドン!!

タック「シノ姐!!」
シノ「くっ………!」
ツキカゲ「シノさん!大丈夫ですか!?」


幻夢教教徒「ヒャハハハハHAHAHAHAHAHAHAHA!!!!」

幻夢教教徒「ノラニカナクチニニ!!トチニノラナシチ!!!」

幻夢教教徒「ノラスラトニカインチスナ!!闇ノ忍ビ部隊!!!」

ツキカゲ「………!!」
タック「どうしたんやこいつら!?急に言うてる事が分からんくなったで!!」
暗闇斎「恐らく、闇・エネルギーに精神を破壊されてしまったのだ 闇鏡と同化した結果だ」
ジュキッド「何……!?」
暗闇斎「闇鏡そのものを取り込んだんだ……急激に流れる闇・エネルギーに常人の精神が耐えきれる筈が無い
  その結果、精神は崩壊し、正常さは完全に失われ、奴らにはもう理性は残っていない……言うなれば生ける屍だ!」

幻夢教教徒「キエエエエエエエエエエ!!!」

 ビュン!!

シノ「くっ……!」

タック「さっきより動きが速い…!!」

暗闇斎「闇鏡との同化によって戦闘力が何倍にも膨れ上がったのだ…!」
サスケ「……おい!!あれを見ろ!!」
ワイユー「む…!増援か……!」

幻夢教教徒「クククククク………」

幻夢教教徒「ヘヘヘヘヘヘヘヘ……!」

ツキカゲ「あいつらも鏡を持っているぞ!!」
タック「まずい…!あいつらも取り込むつもりや!!」

 ズズズズズズズズズ……!!

 ズズズズズズズズズ……!!

 ズズズズズズズズズズズ………!!

 ドオオオオオオオン!!!!

幻夢教教徒集団「ヒャハハハハハハハハハハHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!!!」


暗闇斎「これでは分が悪い!!」
サスケ「しょうがねェ!!撤退だ!!花火弾!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!


幻夢教教徒「ミニキイカチツラミニキイカチツラ!!HYAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!!」
幻夢教教徒「トチキチトイトチキチトイ!!HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!!」


954 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/10/02(Fri) 01:57

シノ「はあ……はあ……はあ…………!」
タック「ここまで来れば…安心やな………?」
サスケ「油断するなよ……!奴らは追って来る筈だ……!」
ツキカゲ「あんな奴ら大勢……どうすりゃ良いんだ…!」
暗闇斎「何か対策はある筈……しかし………」

 ガタッ…!

ツキカゲ「後ろから物音が…!」
サスケ「誰だ!出て来やがれ!」

グランドウィリー警官「あ…怪しいものでは無いぞ!!私だ!!」
シノ「本官さん!」
暗闇斎「どうしたのだこんな所で」
グランドウィリー警官「ずっと隠れていたのだ……只ならぬ騒ぎだったからな」
タック「警察の仕事はどうしたんや?」
グランドウィリー警官「本官は、指名手配犯の手助けをした事と業務執行妨害の罰で、暫くの自粛を命じられた
  だから家で大人しくしていたのだ そしたら外の様子が変でな、確かめて見たら妖しい黒ずくめの連中が街の人々を襲っていたのだ
  君達もここにいるという事は、奴らに会ったのだろう?それなら事情はおおよそ理解出来るだろう
  今外へ飛び出すのは危険だ 自殺行為に近い
  かと言って、隠れていてもいずれ発見されてしまって終わりだ
  くそっ……!本官は一体どうすれば…!」
ジュキッド「後は俺達に任せる事だ これまでも何とかなって来た 今回も何とかなるだろう」

 ガタン!!

ツキカゲ「また物音だ…!」
タック「今度は誰や!?」

メロン「私だけど?」

シノ「メロンさん…!ミントさんも……無事だったんですね」

ミント「当たり前だろ!安全な場所を求めてここに来たんだけどな、まさかシノ達もここにいたとはな」
メロン「そんな事より大変よシノ 各地の幻夢教信者共がこちらに流れ込んで来た あいつら、同じ場所を目指しているようだった」
暗闇斎「どの方向へだ?」
メロン「さあ…?でも恐らくあの方向は遊園地の方角だったわね 遊びに行くような感じには見えなかったけど」
暗闇斎「遊園地だと……!?」
シノ「父上…遊園地がどうかしたんですか…?」
暗闇斎「少々な…嫌な予感がするのだ……十蔵殿に連絡を取る……!」



十蔵「もしもし…あ、暗闇斎先生!」

暗闇斎「十蔵殿…!無事か!?今どこにいる……!?遊園地か…!?」

十蔵「そうですが……今は執務室にいます」

暗闇斎「執務室か……!そこから決して外に出るなよ…!遊園地が危ない……!」

十蔵「何かあったのですか…!?」

暗闇斎「それを答える前に、いくつか疑問に思った事を伝えたいと思う…!
  まずは遊園地が開園した事についての話だ……!
  幻夢教の刺客が現れ、暗躍し始めたのは遊園地が開園してからだった……!
  最初は単なる偶然かと思っていたが、拙者はこれが偶然ではない気がしてならないのだ……!」

十蔵「え……!?」

暗闇斎「次に幻夢教の刺客についてだ
  奴らは全員プププランドを標的にした……他の地域には信者を増やす以外、特に目立った襲撃は無かった
  あくまで奴らの狙いはここ、プププランドと、そして我々闇の忍び部隊
  奴らは常に我々がいる所を特定し、的確に消すように狙っていた……
  先程も言うように、これは単なる偶然ではない
  奴らは、遊園地の開園のタイミングに乗じてプププランド侵略の作戦を開始したんだ
  奴らは最初から、我々の行動が手に取るように分かっていたんだ…それは奴らが常にプププランドに潜んでいたからに他ならない
  この事から、幻夢教の本拠地はプププランドに存在していると考えた
  
  だが、問題なのが奴らの本拠地の場所だ
  プププランド中捜しまわったが、奴らの本拠地のようなものはどこにも見当たらなかった……!
  恐らく、本拠地はプププランドの中で、尚且つ我々の目の届かない場所に隠してあるのだ」

十蔵「隠した……?それってまさか………!」

暗闇斎「ああ……遊園地だ……!奴らは遊園地を隠し場所に選んだんだ……!」


955 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/10/02(Fri) 02:00

十蔵「…しかし、もしそれが正しいとするなら、遊園地の中に怪しい建物があれば目立つ筈……!
  どうやって我々の目を欺いて来たというのです……!?」

暗闇斎「地下だ……!」

十蔵「地下…!?」

暗闇斎「奴らの本拠地は地下にある…!そしてそれがバレぬ様に地上に遊園地を設立し、本拠地を隠したのだ……!」

十蔵「そんな馬鹿な……!」

暗闇斎「拙者も最初はそう思ったさ……だが冷静に考えれば色々と辻褄が合うんだ
  そもそも、拙者が遊園地に闇の忍び部隊の隠れ家を作ったのも、敵の目に付かないようにする事が理由だったからな
  皮肉な事に、邪幻斎も拙者と同じ考えだったのだ……!
  最初から、我々と奴らのアジトは目と鼻の先だった……!何故今までこの事に気付かなかったのか……!」

十蔵「……という事は、ここは敵の本拠地のど真ん中……!しまった…!」

暗闇斎「どうした!?」

十蔵「奴らが来た……!申し訳ありません…!ここで連絡を切ります…!」

暗闇斎「十蔵殿…!?十蔵殿!!」

シノ「父上……十蔵さんは一体……!」
暗闇斎「急いで遊園地へ行くぞ!!もうじき、プププランドが危ない!!」


邪幻斎「機は熟した……儂の力も戻った……最早地下に隠れる必要は無い 行くぞ、鉄眼」
鉄眼「承知した」


暗闇斎「早急に……早急に何とかしなければ……!」

ツキカゲ「……!見てください!あれ……!」

タック「何や…!?遊園地のアトラクションが……」


 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!

シノ「地震…!?」

サスケ「いや……こいつはまさか…!」

 
 ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!


ツキカゲ「遊園地が壊れて…地面の中から建物が…!!」

ジュキッド「間違いない…!これが奴らの……!!」

暗闇斎「ああ……!幻夢教本部……!奴らの本拠地だ…!!」


幻夢教信者「幻夢教万歳ーーーーーーーー!!!」

信者達「万歳ーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」

幻夢教信者「我々は参ります!!我らが教祖、邪幻斎様が創造せり楽園に!!我々の魂をどうかお救いください!!」

邪幻斎「良いだろう……お前達の願いは聞き入れた では行くが良い……我が恐怖のもとに……
  理想郷へお前達を導こう……!」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

幻夢教信者「幻夢教万歳ーーーーー!!邪幻斎様、万歳ーーーーーーー!!!」

信者達「万歳ーーーーーーーーーー!!!」

 ゴオオオオオオオオオオオオ…!!

ジュキッド「信者の魂が吸い取られている……!?」
タック「何て奴や……!!」
サスケ「あいつが…邪幻斎……!」

邪幻斎「……………………………」

シノ「なんておぞましい気配……!立っているだけなのに、気圧されてしまいそう……!」

暗闇斎「降りてこい邪幻斎 この俺が相手だ」

邪幻斎「相変わらず驕りが過ぎるぞ貴様は 儂と貴様とでは立つ場所が違う 儂が天で、貴様は地じゃ
  今の貴様は見下す程の価値しか無い この儂と対等に立つ資格等無いわ」
暗闇斎「何……!?」

邪幻斎「戦いには順番というものがある……まずはこいつらを斃して見せるが良い」

デスドラース「…………」
クチナワ「…………」
オロチ「…………」
世阿弥「…………」

ツキカゲ「あ……あいつらは………まさか………!!」
サスケ「馬鹿な…!生き返りやがったのか……!」

邪幻斎「闇鏡に奴らの魂を憑依させたのだ 闇鏡の力で更に強大な力を手に入れ蘇った
  貴様達が戦った時と同じ強さだと思わぬ事だ」

サスケ「上等だ!強くなったのは俺達だって同じだ!!」

邪幻斎「分からぬ様だな……ならば理解させる他あるまい」

暗闇斎「邪幻斎……!!」

サスケ「こいつらの相手は俺達が引き受ける……お前は邪幻斎の所に行け」
暗闇斎「しかし……!」
サスケ「俺達の事は心配するな……!俺もあいつが気に食わねェんだ……あいつが諸悪の根源ならさっさと殺っちまいな!」
暗闇斎「……分かった……頼むぞ!」


956 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/10/02(Fri) 02:02

デスドラース「……フン、そう簡単に行かせると思うか?」

 スッ…

デスドラース「……あん?」
ジュキッド「貴様の相手は俺だ」
デスドラース「…ふん、上等だ ならてめェから先に殺してやる」


クチナワ「久し振りじゃのう夜叉丸…妾はこの通り元気じゃ
  誰かが裏切らなければ、全ては上手く進んでおった筈じゃろうにのォ……!」
タック「けっ…!ワイはもう夜叉丸なんて名前やない!二度とその名を口にするな!!
  お前の顔なんて二度と見たくなかったわ!もう一度地獄に送り直したるわ!!」
オロチ「はははははは!何を憤っているんだか……怨みたいのはむしろこっちの方なんだけどねェ……!
  そうだろう?坊や……」

ツキカゲ「……………………!」

オロチ「今でも奈落を大事そうに持っているそうじゃないか……そいつは結構だ
  …で、君の中にいる文左衛門は元気にしているのかい?裏切者の文左衛門は」
ツキカゲ「黙れ!!お前如きが、文左衛門さんの名を呼ぶな!!」
オロチ「聞いたかい姉さん、『お前如き』 だってさ!あははははははははははは!!
  ………図に乗るなよ餓鬼の分際で 何も知らない奴が一番ムカつくんだよ」


世阿弥「久し振りだな暗闇斎……いや、元暗闇斎か……そんな事は最早どうでも良い
  一度ならぬ二度も貴様に敗北した……軍師たるこの私が同じ敵に敗れるなどあってはならぬ……
  今度こそ貴様の命日だ 特別に貴様の好きな場所に墓場を作ってやるぞ どこが貴様のお気に召すかな?」
ワイユー「余計な世話だ……貴様に墓場など作って貰う必要は無い」
世阿弥「そうか……それは残念………墓場など必要ないと言うなら、跡形も無く消し去ってやろう!!」


暗闇斎「邪幻斎……!!今度こそ貴様を……!!」

邪幻斎「………鉄眼」

 ビュン!!

 ダンッ!!

暗闇斎「くっ………!!」

鉄眼「…………………」

 ビュン!!

シノ「…………」

暗闇斎「シノ……!」

シノ「鉄眼は私が引き受けます……さあ、早く…!」
暗闇斎「………済まぬ!」


鉄眼「………………」
シノ「お待ちください 貴方の相手は、この私です」
鉄眼「……俺に勝てないのを承知の上でか」
シノ「勝てるかどうかじゃありません……絶対に終わらせないといけないんです……この戦いを………!」

 スッ……

鉄眼「……………闇鏡……」

シノ「……カグヤちゃん…!」
カグヤ姫「了解!」

鉄眼「…………行くぞ」
妖姫(シノ)「…………………!」


幻夢教教徒「ははははははははは!!邪幻斎様万歳ーーーーー!!」
教徒達「万歳ーーーーーーーーーーーーー!!!」

サスケ「黙れ!!」

 ドガアアアアアアアアアアアン!!!

邪幻斎教徒「ヒャハハハハハハ!!キエエーーーー!!」

 ビュン!!

サスケ「くっ……!!やかましい上に数も多い……!良いだろう、派手にぶっ飛ばしてやる!!」


暗闇斎「………………………」

邪幻斎「貴様……!」

暗闇斎「最早年貢の納め時だ……貴様はここで終わらせる」
邪幻斎「貴様には出来ん……この数年で儂と貴様との力の差に大きな隔たりが出来た
  貴様はもう、この儂の足元にも及ばん」
暗闇斎「黙れ!貴様の御託など聞く時間は無い!うおおおおおおおおおお!!!」

 ビュン!!

邪幻斎「…………!」

暗闇斎「……どうだ…!これでもまだ御託が並べられるか…!?真影流・闇一閃!!」

 ヒュバッ!!

邪幻斎「ぐ……!!ふ…ふふふふふふ……ふははははははははははははは!!」

暗闇斎「何が可笑しい!!」

邪幻斎「やはり貴様は何一つ変わらん……!その程度で儂を斃そうなどよく思ったものだな……!」

暗闇斎「なっ……!傷口が塞がっている……!?」

邪幻斎「貴様の攻撃は儂に通用しない 貴様が儂を相手に選んだ時点で、貴様は既に負けだったのだ」
暗闇斎「何……だと………!?」


957 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/10/02(Fri) 02:04

ジュキッド「くっ………!!」
デスドラース「ハッハッハッハァ!!何だどうしたァ?威勢が良い割には、口程にも無ェなァ?」

クチナワ「ふふふふふふ…!愛らしいのう…赤子程の力しか出せぬとはのう」
タック「以前にも増して強くなっている……!」
オロチ「だから言ったのさ!お前達は知らなすぎるんだ!僕達の本当の恐ろしさをね……その結果が、これだ」
ツキガケ「くっ………!!」
オロチ「じゃあね♪ 文左衛門が君の事を待ってくれているよ!」


ワイユー「くっ………!」
世阿弥「弱くなったな……いや、私が強くなったのか…?ここまでいとも容易く勝ててしまえば、興が醒めてしまうであろう
  面倒で無いのは良い事ではあるがな………」
ワイユー「お……己………!」

サスケ「こうなったら奥の手だ……!奥義を使うぞ…!!」

ジュキッド「やるしかあるまい…!!」

サスケ「目覚めよ、火炎の極意!!忍技解醒!!!!
  炎術最終奥義!!破邪爆炎鉄槌弾!!!!」

タック「目覚めよ、烈風の極意!!忍技解醒!!!!
  風術最終奥義!!砕魔烈風迅衝閃!!!!」

ツキカゲ「目覚めよ、剛雷の極意!!忍技解醒!!!!
  雷術最終奥義!!雷神剣・閃光真龍天照斬!!!!」

ジュキッド「目覚めよ、水流の極意!!忍技解醒!!!!
  水術最終奥義!!轟流幻滅水波動拳!!!!」


デスドラース「やはり使いやがったなァ……」
クチナワ「ふふふふふふ……」
オロチ「馬鹿な奴らだ」



ジュキッド「何っ……!?」
サスケ「何も発動しねェ…だと……!?」
タック「どういう事やこれは!?」

オロチ「教えてやるよ ここでは奥義は使えない 何をやった所でお前達はもう無意味なんだよ」

デスドラース「………ふん!!」

 ドオオオオオオオオオオン!!!!

ジュキッド「ぐおおおおお!!」

クチナワ「ふふふふふふ……!!」

 ヒュバッ!!

タック「ぐああああっ……!!」

オロチ「はははははは!!」

 ドオオオオオオン!!

ツキカゲ「うあああああああっ!!」


妖姫(シノ)「皆さん……!」

 ヒュバッ!!

妖姫(シノ)「くっ……!!」

鉄眼「他人を心配する余裕など、貴様には無い」

妖姫(シノ)「くっ……!花影流……!!」

鉄眼「幻影流・惨極地獄剣」

 ヒュバッ!!ザシュッ!!

妖姫(シノ)「くっ……!!」

カグヤ姫『しーのん!!』


幻夢教教徒「ヒャハハハハハHAHAHAHAHAHAHAHA!!」
幻夢教教徒「無駄!!無駄ァァァアアアアアア!!!!」

サスケ「くっ……!ち…畜生………!」


暗闇斎「はあ……!はあ…………!」

邪幻斎「どうした?これでもう終わりか……?」

暗闇斎「くっ……!おおおおおおおおおおおおおお!!!!」

邪幻斎「ふん……悪あがきだな………死ね」

 ヒュバッ!!

暗闇斎「…………がはっ………!!」

 ドスッ!!

暗闇斎「ぐああああああ……!!」

邪幻斎「さらばだ」


 ドサッ!!

暗闇斎「……………………………」

妖姫(シノ)「……………父上…………父上…………!!
  父上ーーーーーーーーーーーーーー!!!!」

ツキカゲ「そんな……!!暗闇斎先生が…!!」
タック「何て…事や………!!」
ジュキッド「くっ……!!」
サスケ「暗闇斎……!!」


オロチ「ヒュー♪大将首討ち取ったりって所かな じゃあ次はお前らが死ぬ番だね」

ツキカゲ「…………!!」

デスドラース「心配する事ァ無ェさ 今から逝けば、すぐに追いつくぜェ」

ワイユー「………撤退するぞ、皆!!」

サスケ「チッ………!」

 ドガアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!


オロチ「逃げようってか…!まさか簡単に逃がしてあげるとでも…」

邪幻斎「いや、逃がしてしまえ」

オロチ「何………!?」

邪幻斎「体勢を立て直したところで、奴らには何も出来ぬ……
  奴らは"恐怖"を味わった……奴らに歯向かう力など残っておらぬ
  この儂の恐怖を前にして、無事で済む奴など1人もおらぬのだ……!ふははははははははは……!!」


958 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/10/02(Fri) 02:05

暗闇斎「………………………………」

シノ「父上………!」
ワイユー「案ずるな 一命は取り留めた……後は回復を待つだけだ」
タック「でも……これからどうするんや……!あいつら、とんでもなく強かった……!
  このまま、何も出来ないまま終わるんか……!?」
サスケ「泣き言言ってんじゃねェ!!んな事言ったって、やらなきゃいけねェんだ!!」
ジュキッド「いや…タックの言う通りだ……奥義も奴らの手で無力化された……
  俺達に残された手段は、最早何も無い………」
サスケ「旦那まで弱音を吐くのか!?ふざけんな!!ここまで来て、奴らの侵略を許しちまうのか!?
  俺達は何の為にここまで戦って来たんだ!?俺達のやって来た事が全部無駄だったってのか!?」
ジュキッド「……………………」
ツキカゲ「ここで争ったって仕方ありませんよ!考えましょう逆転の一手を!何か手はある筈ですよ!」
タック「じゃあツッキーはあるんか?具体的に逆転できる方法っちゅうのが」
ツキカゲ「それは……!」
タック「手段なんて何も無い……何も無いんや…!戦って分かったやろ!あいつらには勝てない…!
  奥義も使った……!でも駄目やった……!なら後は何がある!?何もないやろ!!もう無理なんや……諦めた方が………」
サスケ「……………!」

 バキッ!!

タック「何するんや!?」
サスケ「諦めるって言ったな…!?諦めるって言ったなてめェ!!」
タック「諦めて何が悪いんや!?どうせあいつらには勝てない!!今の戦いでそれが分からんかったのか!?」
シノ「皆さん…!喧嘩は……」

メロン「あーあ呆れた……闇の忍び部隊って所詮その程度だったワケ?」
シノ「メロンさん……!」
ミント「正直あたしも見損なったよ…どんな困難も乗り越えてこその闇の忍び部隊じゃなかったの?
  あんたらには失望したよ……ここまで腑抜けだとは思わなかったな」
シノ「ミントさん………!」

グランドウィリー警官「……おほん!部外者が口を出して良いか迷ったんだがね、言わせてもらうよ
  怖い事は誰にでもある……それは決して恥ずべき事では無い
  だがね、一度誓った使命を放棄するという事は一生罪として残り続けるのだよ
  守りたい命があった…守れない命があった……それでも、前を向いて生きて行くんだ 時は待ってなどくれないからな
  負けないでくれ……君達が負ければ、もうどうしようもないのだ………!」

暗闇斎「……皆の……言う通りだ…………………」
シノ「父上……!?」
暗闇斎「邪幻斎はお前達に恐怖を与えたのだ……だが臆するな……所詮はまやかしだ
  恐怖に打ち克て さすれば道は切り拓かれる……」
タック「…とは言うてもなあ……」
ジュキッド「俺達の奥義は通用しないのだ……決定打を与える事が出来なければ、俺達に勝機は……」
暗闇斎「奴らに奥義が通じなかったのは、奴らが闇鏡と完全に同化しているからだ
  つまり奴らの体内から闇鏡を消し去ってしまえば、お前達の奥義は通じる」
ワイユー「闇鏡を消し去る……」
ツキカゲ「どうやって……?」
暗闇斎「これを使え………」
シノ「これは……?」
暗闇斎「白光の弾丸……白水晶の欠片で作った代物だ」
シノ「白水晶……!?それって陛下が持っていた……」
暗闇斎「ああ……もしもの為にと思ってな…………
  白水晶は、闇鏡と対をなす存在……白水晶と闇鏡は互いの効果を打ち消し合う……
  普通の弾丸として用いるなら殺傷力は無に等しいが、闇鏡を宿す奴らであればかなりの致命傷となろう
  だが、欠片の数の都合上、4つまでしか作れなかった……チャンスは一度きりだ
  ここぞという時に使え 決して外してはならんぞ」
シノ「分かりました……」

暗闇斎「頼んだぞ……プププランドの行く末は、お前達の双肩に掛かっている
  幻夢教の目論見を悉く打ち砕くのだ」
メロン「負けたら……その時は許さないから」
ミント「絶対に負けんじゃねーぞ!必ず平和を取り戻してくれ!!」
グランドウィリー警官「本官も陰ながら応援している!君達ならば出来る!ネバーギブアップだ!」
シノ「皆さん、ありがとうございます……行って来ます!」


959 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/10/02(Fri) 02:06


シノ「……これが最後の戦いになります」
サスケ「ああ…そうだな」
シノ「皆さんに約束があります……この戦い、全員が生きて勝利してください
  1人でも欠けてしまえば、それは勝利とは言えません
  必ず全員が生きて、この戦いを終わらせましょう……そしてこの街に平和を……」
タック「当然や!死んだりなんかせえへんわ!シノ姐こそ、死んだらあきまへんで!」
ジュキッド「ああ…俺達は誰1人死なんさ……必ず全員生きて、勝利する」
ツキカゲ「僕達は全員揃ってこそ闇の忍び部隊……誰も欠けちゃいけない……僕達は、そういう所まで来たんだ」
ワイユー「左様 最後の戦いだ、全力で参るぞ!」
サスケ「じゃあシノ、いつものやつを頼むぜ」
シノ「え……?」
タック「何だかんだ言って、やっぱりあれが無いと締まらんさかい」
ツキカゲ「シノさん、お願いします」
シノ「……分かりました」


シノ「悪鬼彷徨う現の闇を!!」
一同「晴らすは闇の裏稼業!!」

シノ「闇の忍び部隊隊長、シノ!!」
サスケ「闇の忍び部隊、サスケ!!」
タック「闇の忍び部隊、タック!!」
ツキカゲ「闇の忍び部隊、ツキカゲ!!」」
ジュキッド「闇の忍び部隊、ジュキッド!!」
ワイユー「初代暗闇斎、ワイユー!!」

シノ「闇の忍び部隊!!」
一同「只今見参!!!!」


  第佰弐拾話 プププランド制圧 終


シノ「次回予告です 幻夢教本部に乗り込んだ私達
  そこに待ち受けるのは幻夢教の幹部、そして幻夢教の教祖邪幻斎
  いよいよ最後の戦いが始まりました そこにあるのは希望か、それとも絶望か……
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第佰弐拾壱話 ご期待ください」


960 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/10/05(Mon) 18:48

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」



幻夢教教徒「キエエエーーーーーー!!!!」
幻夢教教徒「イイイーーーーーーーッ!!!」

サスケ「うるせえ!!」

 ドオオオオオオオオオオン!!!!

ツキカゲ「やっぱり、本拠地というだけあって敵の数が尋常じゃない…!」
サスケ「ああ、全くしつこい奴らだぜ…」
タック「数が多い上にしぶとい…まるでゾンビみたいな連中やな」
ジュキッド「奴らの身体と意思は全て闇鏡に支配されてしまっているようだ
  奴らが受けた傷は闇鏡によって再生されてしまう……」
ワイユー「こうなっては一々相手にするのはキリが無いな」
シノ「そうですね、ここは無視して先に行きましょう!今は邪幻斎を見つける事が最優先です!」

デスドラース「無駄だ」
シノ「……!!」
クチナワ「悪いが、ここで行き止まりじゃ」
オロチ「やっぱり戻って来たか 僕達の恐ろしさに気付いた筈なのに、君達も懲りない連中だね
  ここに来た理由は何だい?死にに来たのかい?それとも、単に恐怖を知らない馬鹿なのかい?」
タック「どっちでもないわ!お前達を斃しに来たんや!!」
オロチ「「斃しに来た」だって?あははははははははははは!!まだそんな寝言を言っているのかい?
  自惚れるのも良い加減にしろよ餓鬼共 僕達に勝てないのはさっきの戦いで分かっただろうが」
クチナワ「恐らく、何か秘策があるのじゃろう……だが、どのような手段を用いた所で結局は同じ事
  妾達には傷一つ付けられぬまま、うぬらはここで終わりじゃ」
ジュキッド「それはどうかな?そんな事はやってみなけりゃ分からんさ」
世阿弥「ふん、世迷言を……お前達が我らに勝つ事など99.9%の確率で有り得ぬ事だ」
ワイユー「99.9%か……つまりは0.1%でも勝てる可能性はあるという事だな!充分だ!」


 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第佰弐拾壱話 最終対決、存亡をかけた戦い


961 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/10/05(Mon) 18:50

 前回までの記録

  第捌拾陸話 最強の敵、十二神将現る(>>478-484)
  第捌拾漆話 裁きの女神降臨!シノ覚醒の時(>>509-511)
  第捌拾捌話 闘牛大暴れ!神獣の裁きの斧(>>538-543)
  第捌拾玖話 シノ、アイドルデビュー!?歌と踊りは世界を救う (>>559-564)
  第玖拾話 天駆ける白馬の非情なる光の神槍(>>575-579)
  第玖拾壱話 迅き一閃!烈風の巻物、覚醒(>>586-589)
  第玖拾弐話 蛇の牙が獲物を狩る(>>694-699)
  第玖拾参話 阻止せよ!毒蛇の猛攻(>>717-721)
  第玖拾肆話 新春初夢大地獄(>>724-728)
  第玖拾伍話 決着の時!轟け水流の極意!(>>731-734)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾漆話 消えぬ炎に誓う(>>741-746)
  第玖拾捌話 狼の逆襲(>>749-751)
  第玖拾玖話 暗殺者の意地(>>759-762)
  第佰話 悪戯小僧の暴走(>>766-769)
  第佰壱話 死神の足音(>>780-783)
  第佰弐話 憎悪の女神(>>788-791)
  第佰参話 絶望の序章 復讐の狼煙(>>794-798)
  第佰肆話 忍者と騎士の決戦(>>809-811)
  第佰伍話 因縁の終幕(>>812-816)
  第佰睦話 追憶、冥府の騎士団の栄光(>>817-820)
  第佰漆話 不屈の騎士、落陽に散る(>>827-831)
  第佰捌話 閉ざされた心、失われた愛(>>850-854)
  第佰玖話 雷親父、再び(>>856-861)
  第佰拾話 対決、月と華 ―開幕―(>>863-865)
  第佰拾壱話 対決、月と華 ―激闘―(>>870-873)
  第佰拾弐話 対決、月と華 ―決着―(>>874-876)
  第佰拾参話 壮絶!十二神将最強の戦士・幻王(>>877-882)
  第佰拾肆話 幻王、第二解放(>>896-901)
  第佰拾伍話 怠惰の軍師、恐るべき策略(>>916-919)
  第佰拾睦話 決着、逆転の奇跡(>>922-926)
  第佰拾漆話 闇の忍び部隊、解散(>>929-934)
  第佰拾捌話 対決、本物 対 偽者(>>938-943)
  第佰拾玖話 決着、偽者との死闘(>>946-950)
  第佰弐拾話 プププランド制圧(>>951-959)



タック「…っちゅうワケで、シノ姐、サスケ兄はん、ツッキー 先に行ってくれ
  こいつらの相手はボクらに任せるんや」
シノ「ですが……!」
ジュキッド「大丈夫だ 俺達は1つずつ白光の弾丸を持っている……何、一発で決めてやるさ
  残り1つはシノ殿……そいつは邪幻斎に使うべきだ サスケ殿と坊やはシノ殿のサポートを頼む」
ワイユー「拙者達の事は心配は要らぬ!さあ行け!」
シノ「分かりました…!それでは、お願いします!」
サスケ「死ぬなよ!」
ツキカゲ「信じていますからね!」


デスドラース「…………」
クチナワ「…………」
オロチ「…………」
世阿弥「…………」

ジュキッド「……意外だな 大人しく先を通すのか」
オロチ「分散してくれた方が好都合ってだけの話さ 君達を始末してその後に奴らを排除した方が楽だからね」
デスドラース「それに、奴らに邪幻斎の旦那は斃せねェ 全く愚かな考えだ 所詮お前らはここで死んで終わる運命だ」
世阿弥「その通り 貴様らの作戦は実に浅はか……短絡的な作戦しか立てられぬ様では、戦略家としては三流」
ワイユー「三流かどうかは、戦いが終わってから決めるものだ」
クチナワ「それもそうさな……では、先ずはうぬらを始末しよう」
タック「余裕ぶっこいているのも今の内や!最後に吠え面かかせてやるさかい、覚悟せえや!!」




シノ「……本当に大丈夫でしょうか………」
サスケ「あいつらなら心配要らねえさ…お前もリーダーなら、あいつらの事を信用しろ」
ツキカゲ「そうですよ!皆さんなら勝ちます…絶対に負けませんよ!」



ツキカゲ「……ここが最上階みたいですね」
サスケ「上の階は下と比べて警備が手薄だったな……余裕ってワケか…?」
シノ「待ってください……!向こうに誰かいます……あれは……!」
サスケ「鉄眼か……!」

鉄眼「……………………」

シノ「………!」


962 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/10/05(Mon) 18:52

鉄眼「言わずとも分かる…お前達の目的は邪幻斎だろう
  邪幻斎はこの奥の部屋だ お前達が来るのを待っている」
サスケ「邪幻斎の居場所をすぐに教えてくれるとは親切だな」
鉄眼「お前達全員を通すとは言っていない 1人はここに残れ」
サスケ「なら、俺が残るぜ」
シノ「サスケさん……!」
サスケ「俺の事なら心配するな……あいつには色々聞きてえ事があるしな」
シノ「聞きたい事……?」
サスケ「それは気にすんな お前は良いから邪幻斎の所に行け」
シノ「……分かりました」
サスケ「…坊主、シノを頼むぞ」
ツキカゲ「はい、任せてください!」


鉄眼「…………」
サスケ「……てめえには色々聞きてえ事がある…戦うのはその後だ それで良いな」
鉄眼「……好きにするが良い」


 ダンッ!!!

シノ「邪幻斎……!!」


邪幻斎「……来たか、待っていたぞ だが一足遅かったな
  これより儀式が始まる……あれを見ろ」

シノ「あれは……!プププランドの住人の皆さん…!!」

住人「助けてくれえええ!!」
住人「誰か…誰かあああ!!」

シノ「くっ……!邪幻斎!今すぐ住人達を解放してください!」

邪幻斎「安心しろ…苦しいのは今だけだ
  奴らはこれからすぐに解放され、楽園へと向かう
  儂が支配する楽園へとな…………
  奴らは肉体から解放されて魂だけとなり、苦しむ事も悲しむ事も無くなる
  恐怖に支配された世界で、奴らは余計な考えを持たずに平穏な時を過ごすのだ」
シノ「恐怖……?」

幻夢教「恐怖は人を簡単に支配出来る 恐怖は全てを支配する
  恐怖の前に逆らう事は不可能……恐怖に支配された魂は何も考えぬまま楽園を彷徨い続けるのだ
  それが儂の創造する新たなる世界……それがもうじき誕生するのだ
  儂が司るのは"恐怖"……恐怖の支配者・邪幻斎だ」

シノ「いい加減な事を……!恐怖で何も考えさせないようにする……?それのどこが楽園だと言うのですか!?」
邪幻斎「異な事を……人は何故生きて行く中で迷い苦しむ…?それは余計な感情や肉体があるからだ
  感情がある故に、人は怒り、悲しみ、そして苦しむ……
  肉体がある故に、傷つき、病気に蝕まれ、そして苦しむ………
  そうして人は生きていながら苦しみの連鎖を味わい続けるのだ」
シノ「……………………………」

邪幻斎「人は古来より戦争を繰り返して来た 何故だと思う?それは余計な思考があったからだ
  人の心の奥底には、七つの思考が根付いている 憤怒、暴食、色欲、嫉妬、怠惰、強欲、そして傲慢
  それらの余計な思考がある故に、人は殺し合いを行ない、戦争などと云う愚かな行為を繰り返す
  ならば、それを恐怖で縛り付け、余計な思考を根本から断ち切れば良い
  考える事をしなくなれば、悩む事も苦しむ事も無くなる 当然戦争など愚かな行為もしない
  魂である以上、生や死の概念すら無くなるのだ これ以上の楽園は無いと思うが」

シノ「…確かに、生きていれば苦しい事もありますし、怒る事や悲しむ事もあります
  怪我や病気、色々苦しい事があります………でもそれが生きるという事なんです
  苦しい事だけが全てじゃない楽しい事だってあります 人と触れ合う事の喜びや楽しみ……
  死んでしまえば、何もありません……無です
  貴方は、人が人で在るべきものを何もかも全て消し去って無にしようとしているんです……
  そんな世界が楽園だなんて、そんな筈が無い…!」

邪幻斎「そんなものは綺麗事だ 所詮、平和な世界を作るには恐怖が必要なのだ
  恐怖で人の感情も心も縛り付け、動きを抑制させる事でしか平和な世界など有り得ぬ 恐怖無しで世界を収める事は不可能だ
  よく見ておくが良い これが様々な苦しみから解放される人間達の姿だ…!!
  この先、此奴らが平穏に暮らせられるよう、せめて念仏でも唱えてやると良いわ…ふははははははははははははは!!」
シノ「やめなさい!!」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!

住人達「こわいこわいこわいたすけてたすけてたすけ――――」

住人達「いやだ死にたくない死にたくない死にたくな――――――」

 ビュオオオオオォォォォォォォォォォォ……!!


963 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/10/05(Mon) 18:54

シノ「ああ………!」
ツキカゲ「住人達が吸収されて行く………!」

邪幻斎「左様、楽園とは、我が体内にある………
  人間共の魂を取り込み、体内で魂を支配し、やがて儂は神となるのだ……!
  人々が思い描く理想郷…楽園……即ち幻夢
  儂自身が幻夢となり、恐怖の力で人々を支配し、救うのだ…!これこそが幻夢教の…儂の真の目的じゃ!!」

シノ「邪幻斎を斃します……!プププランドの住人の皆さんを邪幻斎から解放しましょう!」
ツキカゲ「分かりました!!」


鉄眼「……遂に始まったか、儀式が」
サスケ「何…?儀式だと……?」
鉄眼「こちらの話だ…それで、聞きたい事とは何だ?」
サスケ「このペンダントだ…こいつはお前が落とした物だろう」
鉄眼「……………」
サスケ「このペンダントについている写真……写真に写っているのはお前の家族だろう
  この赤ん坊、心当たりはあるか?」
鉄眼「…………何が言いたい」
サスケ「じゃあ単刀直入に言わせてもらうぜ……お前はシノの兄なんだろ!?」
鉄眼「…………………」
サスケ「お前がここに来たのも、妹のシノを捜し出す為だった……違うか?」
鉄眼「……………………」
サスケ「何で邪幻斎なんかに従っている……!?本当は知っていたんだろ?シノがてめェの妹だったって事……
  それを知っていながら、何でてめェは平気で邪幻斎に従う事が出来るんだ……!?」
鉄眼「それがお前の聞きたい事か……くだらんな」
サスケ「何……!?」

鉄眼「お前の言う通りだ 俺は奴が妹だと言う事を知っていた
  連れ戻そうと思えば出来ていた……だがそうしなかったのには事情があった」
サスケ「何だ?その事情ってのは……!?」
鉄眼「俺達の住んでいた惑星は、滅ぼされたのだ」
サスケ「何……!?」


タック「ぐあああああああ!!」

クチナワ「はははははは!!口程にも無いのう……やはり赤子同然の力じゃ!」
オロチ「これで分かっただろう?何度やっても同じだって」
タック「違う…!!」
オロチ「何……?」
タック「何度やっても同じやない……!絶対に勝つ……!お前らになんか、もう負けない!!」
オロチ「………へえ…?まだそんな減らず口が利けるんだ…?いちいち癇に障る奴だなお前!!
  それなら、姉さん……!見せつけてやろうよ!本当の恐怖ってやつをさ…!あいつがもう二度と減らず口が利けない様にしてやろう!!」
クチナワ「そうさな……そろそろ遊びも飽いて来た頃合いじゃ これで仕舞いとするかのう……」

タック「…………………!」

クチナワ・オロチ「……では夜叉丸、これで仕舞いじゃ」

クチナワ・オロチ「もう一度、地獄に送り直してやるよ!!」


ジュキッド「ぬおおおおおお!!」

 ドン!!

デスドラース「…ふん、少しはやるじゃねえか……だが甘い!!」

 ドン!!

ジュキッド「ぐうううっ……!!」

デスドラース「その程度の技じゃ俺は斃せねえ……だがその気迫は気に入ったぜ
  てめえ、名を何と言った?」
ジュキッド「……ジュキッドだ」
デスドラース「ジュキッドか……覚えておいてやるぜ、てめえの様な気概のある戦士は中々いねえ
  それでこそ潰し甲斐があるってモンだ………!
  ならそろそろ本気ってヤツを見せてやる!!戦士として死ねるならてめえも本望だろ!?」
ジュキッド「……そうだな…だが生憎、俺は死ぬわけにはいかんのだ
  生きろと約束した人がいる……その為に俺は生きてこの戦いを終わらせるのだ…!!行くぞ!!」


964 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/10/05(Mon) 18:54

世阿弥「……どうだ、これでもう分かっただろう 私と貴様とでは天と地程の隔たりがある
  かつての力を失い、中途半端な戦闘力で私と渡り合おうなどと、実に片腹痛い話よ
  それでも尚、諦めず何度も立ち向かう……面倒な事だ
  大人しく負けを認めれば、お互い楽な方を選べただろうに」
ワイユー「楽して侵略などさせるわけには行かん……世界とは、誰の為にあるわけでもない……!
  楽園など誰も望んでいない!己の思想を他人に押し付けてはならんのだ!
  自分の道は自分で見つける……そうしなければならんのだ!」
世阿弥「そんなものは非効率的だ!!貴様のその考えこそお仕着せになっているのではないか!?」
ワイユー「…かもしれぬな、考えが対立する事も時にはある
  こういう時は譲歩するのが基本だが、この戦いに於いてはそうも言ってられん
  幻夢教は必ず破壊せねばならん 貴様達の危険過ぎる思想がまかり通ってはならんのだ!」


妖姫(シノ)「はあああああああああああああっ!!!」

 ドン!!

邪幻斎「………」

ツキカゲ「うおおおおおおおおお!!」

 ドン!!

邪幻斎「………」

ツキカゲ「全く微動だにしない…!」
妖姫(シノ)「諦めてはいけません…!更に強力な技で追い詰めましょう!」
ツキカゲ「はい…!」

 ビュン!!

シノ「はああああああああっ!!花影流・乱れ薔薇!!!」

 ドオオオオオオン!!!

邪幻斎「ぐ………!!」

ツキカゲ「おおおおおおおおおっ!!雷虎山彦烈衝剣!!!」

 ドオオオオオオオオオオン!!!!

邪幻斎「ぐおおお…!!」

ツキカゲ「よし…!さっきより効いたぞ!」
シノ「油断してはいけません…!隙を与えず、一気に畳みかけます!!」

 ダンッ!!

シノ「はああああああああああっ!!!」

邪幻斎「…ふん!!」

 ドオオオン!!!

妖姫(シノ)「あああああああっ!!」
ツキカゲ「シノさん!!」
妖姫(シノ)「大丈夫です…!攻め続けて行きましょう!」

邪幻斎「無駄な事を……貴様達も恐怖の前にひれ伏すが良い!」

妖姫(シノ)「ここまでやって来たんです……!諦めるわけには行きません!!」


  第佰弐拾壱話 最終対決、存亡をかけた戦い 終


シノ「次回予告です ますます激化する幻夢教との戦い
  遂に一か八かの賭けに出ます 白光の弾丸は無事に決まるか…それとも……
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第佰弐拾弐話 ご期待ください」


965 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/10/06(Tue) 16:46
カービィに限らず別ジャンル化された時に
設定とか違って戸惑ったことある?
その後受け入れられたかどうかは別として

966 名前:シノ ◆IiInQphU 投稿日:2020/10/07(Wed) 17:22

別ジャンル化というのは、ゲームのジャンルの事ですか?
例えば、今までRPGで売っていたものが新しいシリーズで格闘ゲームになったりとか…?
そういった事で戸惑う事はないですね
ドラゴンクエストが新シリーズで格闘ゲームになったりとかすれば、驚くかもしれませんけれど、
それはそれで、新しい試みで面白いんじゃないでしょうか

例えば、ぷよぷよは、元は魔導物語というRPGが原作で、そこから派生したパズルゲームですけれど、
今ではぷよぷよの方が有名になっていますし、
桃太郎電鉄も、元は桃太郎伝説というRPGが原作で、そこから派生したパーティーゲームですけど、
そちらも今では桃太郎電鉄の方が有名ですよね

このように、後から出てきた別ジャンルのゲームの方が有名になる事もあります
結果的にそれで人気が高くて面白いゲームになったのなら、結果オーライではないでしょうか
と私は思います
ですが、ゲームにも当たり外れはあります 一概にそうとは言い切れない事もあるかとは思います
路線変更というのは、一種のギャンブルのようなものですね

967 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/10/07(Wed) 17:34

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」


クチナワ・オロチ「はははははははははは!!!」

 ドオオオオオオオオオオン!!!

タック「ぐああああああああ!!」

デスドラース「ぬおおおおおお!!」

 ドオオオオオオオン!!!

ジュキッド「ぐおおおおおお!!」

世阿弥「行け!幻王!!」

 ズオオオオオオオオッ!!!

ワイユー「くっ……!!ぐああああ!!」


クチナワ・オロチ「はははははは!!やっぱり僕達が本気を出せばこんなものか!」

デスドラース「歯応えは無え!少しは楽しめそうだと思ったんだがな……!」

世阿弥「結構な事だ 無駄な労力を使わず始末出来るのならば上々」


タック(こうなったら……頼りになるのは白光の弾丸しかない……!けど…!)
ジュキッド(外せば最後……奴らに対抗する術が無くなる……)
ワイユー(どうにかして一発で決めたい所だ……)


 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第佰弐拾弐話 最後の希望、白光の弾丸


 前回までの記録

  第捌拾陸話 最強の敵、十二神将現る(>>478-484)
  第捌拾漆話 裁きの女神降臨!シノ覚醒の時(>>509-511)
  第捌拾捌話 闘牛大暴れ!神獣の裁きの斧(>>538-543)
  第捌拾玖話 シノ、アイドルデビュー!?歌と踊りは世界を救う (>>559-564)
  第玖拾話 天駆ける白馬の非情なる光の神槍(>>575-579)
  第玖拾壱話 迅き一閃!烈風の巻物、覚醒(>>586-589)
  第玖拾弐話 蛇の牙が獲物を狩る(>>694-699)
  第玖拾参話 阻止せよ!毒蛇の猛攻(>>717-721)
  第玖拾肆話 新春初夢大地獄(>>724-728)
  第玖拾伍話 決着の時!轟け水流の極意!(>>731-734)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾漆話 消えぬ炎に誓う(>>741-746)
  第玖拾捌話 狼の逆襲(>>749-751)
  第玖拾玖話 暗殺者の意地(>>759-762)
  第佰話 悪戯小僧の暴走(>>766-769)
  第佰壱話 死神の足音(>>780-783)
  第佰弐話 憎悪の女神(>>788-791)
  第佰参話 絶望の序章 復讐の狼煙(>>794-798)
  第佰肆話 忍者と騎士の決戦(>>809-811)
  第佰伍話 因縁の終幕(>>812-816)
  第佰睦話 追憶、冥府の騎士団の栄光(>>817-820)
  第佰漆話 不屈の騎士、落陽に散る(>>827-831)
  第佰捌話 閉ざされた心、失われた愛(>>850-854)
  第佰玖話 雷親父、再び(>>856-861)
  第佰拾話 対決、月と華 ―開幕―(>>863-865)
  第佰拾壱話 対決、月と華 ―激闘―(>>870-873)
  第佰拾弐話 対決、月と華 ―決着―(>>874-876)
  第佰拾参話 壮絶!十二神将最強の戦士・幻王(>>877-882)
  第佰拾肆話 幻王、第二解放(>>896-901)
  第佰拾伍話 怠惰の軍師、恐るべき策略(>>916-919)
  第佰拾睦話 決着、逆転の奇跡(>>922-926)
  第佰拾漆話 闇の忍び部隊、解散(>>929-934)
  第佰拾捌話 対決、本物 対 偽者(>>938-943)
  第佰拾玖話 決着、偽者との死闘(>>946-950)
  第佰弐拾話 プププランド制圧(>>951-959)
  第佰弐拾壱話 最終対決、存亡をかけた戦い(>>960-964)


968 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/10/07(Wed) 17:37

サスケ「惑星を滅ぼされた……!?侵略を受けたって事か……!?」
鉄眼「そういう事だ 俺も詳しい事までは覚えていないが、何かを狙っての襲撃だったようだ
  その魔の手は俺達の方に及んだ まだ幼かった俺達を生かす為に、俺達を宇宙船に乗せ逃がしたのだ
  どこに到着するかは知らされていなかった だが宇宙船には予め座標が設定されており、どこに到着するかは粗方分かっていた」
サスケ「…で、プププランドに流れ着いたワケか……座標が設定されていたって事は、ここに来る事は必然だったんだな
  …で、お前は邪幻斎に拾われ、シノは暗闇斎に拾われ、違う環境で育てられたって事だな
  結果的にお前らは全く正反対の考えを持って成長した……
  シノの本当の名は何だ?お前らの住んでいた星は何て名前の星だ?それを教えろ」
鉄眼「どちらも覚えていない…俺には不要の記憶だったからだ」
サスケ「不要な記憶だと……!?お前、自分の妹の事がどうでも良いってのか!?」
鉄眼「襲撃を受けた以上、滅んでしまった事は明白……俺達に戻る場所は無い
  だから奴を連れ戻す必要も無くなった それだけの事だ」

サスケ「それで、邪幻斎の世界征服に加担したってワケか……自分の星を侵略されたから、今度は自分が侵略する側になろうとしたワケか?」
鉄眼「力を得る為だ……その目的で俺は邪幻斎に手を貸す事にした 奴が叶えようとしている目的に関してはどうでも良かった
  俺は邪幻斎から強欲の巻物を授かった 強欲の巻物には能力の全てを奪う力があった
  俺は強欲の巻物を使い、力を手に入れた……邪幻斎に歯向かう連中は俺が斃し、斃した連中から力を奪い、そして更に力を手に入れた」
サスケ「そういう事か……邪幻斎にとっては邪魔者を排除する為、お前にとっては力を手に入れる為…目的は違えど、お前らの利害は一致していたのか
  …で、力を手に入れてどうするつもりだったんだ?」
鉄眼「復讐だ 星を侵略した連中を見つけ出し、始末する為にな……その為に力を手に入れ続けた……それだけだ」
サスケ「お前の事情は大体分かった……だからと言ってお前のして来た事が許される事じゃねえ
  幻夢教が壊滅したら、お前は自分の罪を償え」
鉄眼「良いだろう 邪幻斎が敗れたなら、俺はこの星を去る事にする……だが、邪幻斎が勝てば、お前はどうする?」
サスケ「その時はお前にバッサリ斬られる覚悟だ」
鉄眼「………………」
サスケ「お前もシノの兄だってんなら、シノの事が心配じゃねえのか?」
鉄眼「先程不要だと言った筈だ 俺に家族など必要無い」
サスケ「なら、そのペンダントは何故持っていた?お前にとって、本当は家族は大事なんじゃねえのか?
  でなきゃ復讐なんかも考えたりしねえ筈だ」
鉄眼「知った様な口を利くなよ」
サスケ「おおっと、怒ったか?今まで無感情だと思っていたが、お前でも怒る事があるんだな」
鉄眼「貴様……」


タック「はああああああああああっ!!」

クチナワ・オロチ「……フフ…」

タック「射殺せ……疾風剣!!!」

 ドオオオオオオン!!!

クチナワ・オロチ「無駄な抵抗だ!!!」

 ドオオオオオオン!!!

タック「ぐあああああああああ!!」


ジュキッド「ぬおおおおおおおお!!!」

 ドオオオオン!!!

デスドラース「良いぜ……何度も立ち上がる往生際の悪さ…だがな!!」

 ドオオオオオオオオオン!!!!

ジュキッド「ぐああああああ!!」

デスドラース「力の差は歴然!!何度挑んだって結果が変わる事は無ェのさ!!」


ワイユー「ぬおおおおおおおっ!!」

世阿弥「幻王」

幻王「…………」

 ドオオオオン!!

ワイユー「くっ……!」

 ズシャッ…

 ドゴオオオオオオオッ!!

ワイユー「ぐあああああああああ!!」

世阿弥「……かなりの致命傷を与えた筈なのに、まだ立ち上がるか…
  いい加減面倒だ 降参を提案しよう」
ワイユー「降参はしない…!!必ずや平和を取り戻すのだ…!!その為に拙者達はここにいる!!」
世阿弥「戯れ言を……!」

クチナワ・オロチ「そこまで言うなら……」

デスドラース「この辺で終わりにしてやるぜ!!」


969 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/10/07(Wed) 17:37

ワイユー「……よし、今だ!!あれを使うぞ!!」
ジュキッド「応!!」
タック「よしきた!!」

クチナワ・オロチ「何……!?」

クチナワ・オロチ「何をする気だ……!?」


ワイユー「闇の時代は終わりを迎える!!」

ジュキッド「新たなる光が闇を打ち砕く!!」

タック「喰らいやがれ!!!」

一同「白光の弾丸!!!!」

 ビュン!!

デスドラース「………!」
クチナワ・オロチ「………!」
世阿弥「………!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!

クチナワ・オロチ「ぐあああああああああああああああああああ!!!!」

デスドラース「な…何だこれはあああああああああああ!!!!」

世阿弥「ぐ…ぐおおおおおおおおおおおお!!!」

 パリィィィイイイイイイイイン!!!!

ワイユー「弾丸、命中だ!」

タック「よっしゃああああ!!」

ジュキッド「一気に畳みかけるぞ!!」



タック「目覚めよ、烈風の極意!!」
ジュキッド「目覚めよ、水流の極意!!」

タック&ジュキッド「忍技解醒!!!!」

 ゴオオオオオオオオオオオオオオ!!

クチナワ・オロチ「くっ……!!」

デスドラース「………!!」

タック「風術最終奥義!!」
ジュキッド「水術最終奥義!!」

 ドンッ!!


タック「砕魔烈風迅衝閃!!!!」

ジュキッド「轟流幻滅水波動拳!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

クチナワ・オロチ「ぐああああああああああああああああ!!!!」

デスドラース「ぐおおおおおおおおおおおおおお!!!!」


ワイユー「超忍術よ……!今一度、拙者に奇跡を……!!」

世阿弥「くっ……!!」

ワイユー「超忍法!!幻夢焼却命光砲!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

世阿弥「ぐあああああああああああああああ!!!」



クチナワ・オロチ「くっ……!!一体……一体何を使ったのだ……!?」

クチナワ・オロチ「まさか……僕達が敗れるなんて……!!」

タック「言ったやろ、最後に吠え面かかせてやるってな……!色々あったけど、お前らとはもうお別れや…!」

クチナワ・オロチ「ク……フフ…………それはどうかな……!妾達を斃した所で……愛や憎しみが消える事は無い……!」

クチナワ・オロチ「僕達は人間共の心から生まれた魔物……!お前達人間が生きている限り、僕達は蘇るさ……!!

クチナワ・オロチ「その時を待つが良い……!!次に我らが目覚める時こそ、貴様ら人類の終わりだ………!!」

タック「……ふん、そんな時は二度と来えへんわ!」



ジュキッド「………勝負あったな」

デスドラース「そうみてえだな………残念だ……お前とは純粋に戦いたかった…………」

ジュキッド「俺もだ……お前が魔物で無ければな………」

デスドラース「全く……頭に来るぜ……!だが、お前に負けた事に関してはそこまで苛立ってねえ……
  むしろ清々しい感じだ…………今までの戦いで、こんな事は無かったのによ………」
ジュキッド「……そうだな…俺もまさしく同じ気持ちだ」
デスドラース「ジュキッド……お前は見事な男だ………認めるぜ………」
ジュキッド「ああ……俺も、お前を魔物では無く、1人の戦士として敬意を表するぞ
  さらばだ、デスドラースよ」



世阿弥「くっ……これで三度目の敗北か……!何たる屈辱………!」

ワイユー「拙者にも負けられぬ理由があった……それが無ければ、拙者は負けていただろう」
世阿弥「いや……結果は何となく分かっていた………私が100%と断定出来なかったのは、お前に勝てぬ事を端から理解していたからだ……
  0.01%でもお前に負ける確率があるなら、私はお前には勝てない……………
  全く面倒な相手だった………出来ればもう二度と、お前の相手などしたくないものだ…………」
ワイユー「それは拙者も同じだ 拙者がここにいるのも、お前達が蘇った事がそもそもの原因でもある
  お前達が出て来なければ、拙者は永遠に眠り続けていられるのだ」
世阿弥「我らが蘇れば、お前も目覚める……か………切っても切れぬ因果……つくづく面倒な男だ……貴様は…………」
ワイユー「貴様にそれを言われてしまってはな……」


970 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/10/07(Wed) 17:40

妖姫(シノ)「はあ………はあ…………はあ…………!」
ツキカゲ「はあ……はあ…………!」

邪幻斎「……どうだ これで何度立ち向かっても無駄だと言う事が分かっただろう
  お前達の攻撃が、この儂に届く事は無い」

ツキカゲ「シノさん………!」
妖姫(シノ)「諦めてはいけません……ここで私達が諦めれば、皆さんの想いを無駄にするという事になる……
  それは絶対にいけない事です……最後まで可能性を信じる事………私達には、出来る事がまだあります」
ツキカゲ「可能性……出来る事…………そうか……!」
妖姫(シノ)「白光の弾丸……ツキカゲさんにこれを託します……私が邪幻斎の注意を引き付けます……
  私が合図を送ったら、ツキカゲさんはこれを邪幻斎に撃ち込んでください」
ツキカゲ「わかりました……!」

邪幻斎「……さあ、どうする…?このまま降参し、命乞いをするか?」
妖姫(シノ)「…………………」

 ダンッ!!

妖姫(シノ)「はああああああああああああっ!!!」

邪幻斎「そうか………」

妖姫(シノ)「花影流・鬼薊!!!」

 ドオオオオオオオオオオン!!!!

邪幻斎「何度やっても同じ事……儂にお前達の技は当たらん」

妖姫(シノ)「それはどうでしょうか………!ツキカゲさん!!今です!!」
邪幻斎「何……!?」

ツキカゲ「はい!!うおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

邪幻斎「くっ……!!」

ツキカゲ「喰らえーーーーー!!白光の弾丸!!!!」

 ビュン!!

邪幻斎「……!?」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!

邪幻斎「ぐおおおおおおおおおおーーーーーーーーーー!!!!」

妖姫(シノ)「これで終わりです!!はああああああああああああああ!!!」

 ビュン!!

邪幻斎「ぐ……ぐおおおお………!!己……!!」

妖姫(シノ)「花影流奥義!!」

 ビュオン!!

妖姫(シノ)「虹龍・百花繚乱!!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!

邪幻斎「ぐああああああああああああああああああああ!!!!!」

 ドガアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!


ツキカゲ「や……やった……!!」

妖姫(シノ)「はい……!これで私達の勝利……!」

 シュウウウウウ…………

ツキカゲ「な…何だ……!?」
妖姫(シノ)「………!そ…そんな………!」


邪幻斎「……………………………」

ツキカゲ「馬鹿な…!まだ立てるなんて………!」
妖姫(シノ)「決定的なダメージを与えた……!立つ事は限界の筈です……!」

邪幻斎「本来の儂であればな………だが、儂は闇鏡と完全に同化した…………!
  今の儂は、いわば闇そのものだ……!最早白水晶などという小細工で打ち消す事も出来ない程に、儂は強大な闇となったのだ……!!
  その力を見て恐怖せよ……!絶望せよ………!死はもう目の前だ…………!」

 スッ…

シノ「………え……!?」
ツキカゲ「シノさん…!姿が元の姿に……!」
シノ「妖姫を強制的に解除された……!?」
カグヤ姫「しーのん!」


971 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/10/07(Wed) 17:43

邪幻斎「…………ふん」

 ドン!!

カグヤ姫「きゃああああああっ!!」

シノ「カグヤちゃん!!」

 ズシュッ…!

シノ「あ……ああ………!」

邪幻斎「その腕輪のお陰で妙な能力が使えるようだな………であれば………」

シノ「………!!」

ツキカゲ「や…やめろーーーーー!!」

邪幻斎「二度とその力が使えぬ様、文字通り腕ごと斬り離してくれるわ!!」

 ザンッ!!

シノ「…………!!」

ツキカゲ「………………!!」

シノ「う………!あああああああああああああああああっ!!!ああああああああああああああああああああ!!!!」

ツキカゲ「シノさん……!!シノさん!!!!」

邪幻斎「これで儂を邪魔するものは無くなった……!ふふふ……ふははははははは……!!ふははははははははははははははははは!!!!」


  第佰弐拾弐話 最後の希望、白光の弾丸 終


シノ「次回予告です 一度は斃したつもりが、更に力を付け闇そのものとなった邪幻斎
  ですが、私達は諦めません……!約束したんです プププランドを必ず平和にすると……!
  この戦い、決して負けるわけには行きません!必ず全員生きて、この戦いを終わらせます……!
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 最終話 ご期待ください」


972 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/10/09(Fri) 11:27

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」


シノ「くっ………!!ああああああああああっ……!!」
ツキカゲ「シノさん…!!シノさん!!しっかりしてください!!」
シノ「はあ……!!はあ………!!はあ………!!」

邪幻斎「脆いな……片腕失った程度でこの苦しみ様………無様だな
  肉体がある故に、人は脆い………傷つけばこのように痛みに耐えきれず、苦しむ事しか出来ぬ……
  だが魂ならば別だ 肉体という縛りから離れる事で、痛みも苦しみも無く過ごす事が出来る……
  我が恐怖を受け入れよ……どんな苦しみからも解放され、楽になるぞ」
ツキカゲ「そんな事させるか!!」
邪幻斎「…………………」
ツキカゲ「お前の考えは間違っている!!お前の言う事になんか従ってたまるか!!」
邪幻斎「そうか……では仕方あるまい………これ以上の恐怖を味わっても考えを変えぬと言うなら、やはりここで死んで貰おう!」


 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  最終話 月華の忍者シノ


 前回までの記録

  第捌拾陸話 最強の敵、十二神将現る(>>478-484)
  第捌拾漆話 裁きの女神降臨!シノ覚醒の時(>>509-511)
  第捌拾捌話 闘牛大暴れ!神獣の裁きの斧(>>538-543)
  第捌拾玖話 シノ、アイドルデビュー!?歌と踊りは世界を救う (>>559-564)
  第玖拾話 天駆ける白馬の非情なる光の神槍(>>575-579)
  第玖拾壱話 迅き一閃!烈風の巻物、覚醒(>>586-589)
  第玖拾弐話 蛇の牙が獲物を狩る(>>694-699)
  第玖拾参話 阻止せよ!毒蛇の猛攻(>>717-721)
  第玖拾肆話 新春初夢大地獄(>>724-728)
  第玖拾伍話 決着の時!轟け水流の極意!(>>731-734)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾陸話 危機一髪!炎の忍び部隊(>>735-738)
  第玖拾漆話 消えぬ炎に誓う(>>741-746)
  第玖拾捌話 狼の逆襲(>>749-751)
  第玖拾玖話 暗殺者の意地(>>759-762)
  第佰話 悪戯小僧の暴走(>>766-769)
  第佰壱話 死神の足音(>>780-783)
  第佰弐話 憎悪の女神(>>788-791)
  第佰参話 絶望の序章 復讐の狼煙(>>794-798)
  第佰肆話 忍者と騎士の決戦(>>809-811)
  第佰伍話 因縁の終幕(>>812-816)
  第佰睦話 追憶、冥府の騎士団の栄光(>>817-820)
  第佰漆話 不屈の騎士、落陽に散る(>>827-831)
  第佰捌話 閉ざされた心、失われた愛(>>850-854)
  第佰玖話 雷親父、再び(>>856-861)
  第佰拾話 対決、月と華 ―開幕―(>>863-865)
  第佰拾壱話 対決、月と華 ―激闘―(>>870-873)
  第佰拾弐話 対決、月と華 ―決着―(>>874-876)
  第佰拾参話 壮絶!十二神将最強の戦士・幻王(>>877-882)
  第佰拾肆話 幻王、第二解放(>>896-901)
  第佰拾伍話 怠惰の軍師、恐るべき策略(>>916-919)
  第佰拾睦話 決着、逆転の奇跡(>>922-926)
  第佰拾漆話 闇の忍び部隊、解散(>>929-934)
  第佰拾捌話 対決、本物 対 偽者(>>938-943)
  第佰拾玖話 決着、偽者との死闘(>>946-950)
  第佰弐拾話 プププランド制圧(>>951-959)
  第佰弐拾壱話 最終対決、存亡をかけた戦い(>>960-964)
  第佰弐拾弐話 最後の希望、白光の弾丸(>>967-971)


973 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/10/09(Fri) 11:29

鉄眼「……………………」
サスケ「誰の心配をしてやがる?邪幻斎か…?それともてめェの妹か…?」
鉄眼「どちらでも無い 元より誰の心配もしていない」
サスケ「どうだかな、お前にだって人の心ってのはある筈だぜ
  身内が危ねえって時に何も思わねえ奴はいねえ」
鉄眼「知った様な口を叩くな」
サスケ「ムキになるって事は図星だな…?」
鉄眼「貴様…!」
サスケ「戦いは終わる」
鉄眼「………!」
サスケ「何となくな、そんな感じがするんだ お前もな、いつまでも変な意地張らねえ方が良いぜ」



ツキカゲ「ぐああああああ!!」

 ドン!!

ツキカゲ「はあ…………!はあ…………!」

邪幻斎「所詮、その程度か……そこで大人しく見ているが良い 儂はこのプププランドを楽園へと変える………
  儂が思い描く楽園へとな……!その後で星全体を恐怖で支配して見せよう
  これで晴れて平和な星へと生まれ変わる………もうじきだ……!全ては儂の掌の上だ………!!」



ツキカゲ「はあ……はあ…………!奴に手も足も出なかった……!
  本当に……ここで終わりなのか…………!」

紫雷「馬鹿者!諦めるな!このまま奴に勝利を与えるつもりか!」
ツキカゲ「紫雷さん……!」
文左衛門「拙者はお主達の戦いの全てを見てきたわけではない……だがこれだけは言える
  諦めなければ道は拓く………可能性は決して0ではないのだ…………」
ツキカゲ「文左衛門さん……!」
紫雷「シノは諦めていないぞ シノの所に急げ」
文左衛門「彼女ならば、まだ秘策がある筈……一度彼女と話し合うのだ
  良いか、わずかな可能性を見捨てるな 必ずそこに勝利はある」
ツキカゲ「は…はい……!分かりました!」


ツキカゲ「シノさーーん!シノさーーーーーん!!」

シノ「ツキカゲさん……良かった…無事だったんですね……!」
ツキカゲ「何言ってるんですか!僕の心配はいいです!シノさんこそ腕は大丈夫なんですか!?」
シノ「片腕はもう駄目ですね………ですが、もう片方の腕は残っています…………
  片方残っていれば充分です……ツキカゲさん 妖精の腕輪を私の腕に付けてください」
ツキカゲ「……!大丈夫なんですか!?」
シノ「出来る事に全てを賭けます……そうしなければ、邪幻斎には勝てません……」
ツキカゲ「………分かりました」


シノ「……ありがとうございます……これでもう大丈夫です」
ツキカゲ「シノさん……何か作戦があるんですか…?」
シノ「はい……邪幻斎を斃せる唯一の技を思いつきました」
ツキカゲ「本当ですか!?」
シノ「…ですが、これは私1人だけでは不可能な技です 技を成功させるには、ツキカゲさんの協力が必要です
  ツキカゲさん、協力して頂けますか?」
ツキカゲ「は…はい…!分かりました……!」


邪幻斎「これで……これで完成する………!儂が創造する世界が………!
  全てのものを恐怖で支配し、反乱も何も無い理想の世界が誕生するのだ………!
  恐怖こそが全て……!恐怖がこの世の頂点………!そしてこの儂こそが"恐怖"なのだ………!!」

???「クククククク……それはご苦労でしたねぇ」

邪幻斎「………何者だ…貴様は………」

???「申し遅れました 初めまして 私、ウィズと申します 以後お見知りおきを
  …と言っても、貴方とはもうサヨナラになるんですがね……クククククククク………」

邪幻斎「この儂の計画の邪魔をする気か……?貴様が何者かは知らんが、貴様も儂の恐怖の餌食となるが良い……
  が……!?な……何だ………!?体が………動かん………!」

ウィズ「ああすみません……手荒な真似をされると思い、実は先に"術"を掛けておきました
  用が済むまで、少し大人しくして頂きますよ……ククク………!」
邪幻斎「ぐ……き……貴様…………………!」


974 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/10/09(Fri) 11:29

ウィズ「ずっと探していたんですよ、闇鏡の破片………まさか貴方が持っていたとは………
  これは元々は私の所有物でしてね……返して頂きますよ!」

 ズンッ!!

邪幻斎「ぐ………!!ぬおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

 ズブシャァァァアアアアアアアア!!!

ウィズ「クククククク……!目的は果たしました……!これでもう貴方は用済みです………!
  ですが、このまま死なすには余りにも惜しい………そうだ!良い事を思い付きました……!
  闇鏡を拾ってくれたお礼です……貴方には特別に力を与えて差し上げます………!
  貴方の欲していた……"恐怖"の闇の力を……ね…………!クククククククククク……!」

 ヴォォォオオオ……

邪幻斎「待て………!やめろ…………!来るな………………!!
  ぐ……ぐああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

シノ「向こうから悲鳴が……!」
ツキカゲ「行ってみましょう!」


 バンッ!!


シノ「…………!これは…………!」

邪幻斎「グオオオオオオオ……!!タ……タス………助ケテクレェェェェエエエエエエエ!!!」

ツキカゲ「どうしたんだ……!?何があったんだ……!?」

シノ「様子がおかしい……これは一体……!」

ウィズ「クククククク………!」

シノ「……!貴方は………!」

ウィズ「ククク……どこかでお会いしましたっけ?そんな事はどうでも良い事
  存分に御覧なさい、恐怖を司る者が恐怖に飲み込まれ、取り憑かれる様をね……!
  それでは御機嫌よう……!クククククククククククク………!!」

 ビュン!!

シノ「消えた………!」

ツキカゲ「それよりシノさん!邪幻斎が大変だ!」

邪幻斎「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

シノ「邪幻斎が………魔物に……………!」

ツキカゲ「完全に自我を失くしている……!あれは斃さない限り永遠に暴れ続ける!」

邪幻斎「グオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

ツキカゲ「くっ………!!」

シノ「凄い気圧……!心臓が潰されてしまいそう……!
  ツキカゲさん……!これが最後の戦いです…!気を引き締めましょう!」
ツキカゲ「はい!!」

邪幻斎「グオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

 ズオオオオオオオオオオオオッ!!

シノ「はっ!!」

ツキカゲ「たあっ!!」

 バッ!!

ツキカゲ「うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!雷明剣!!!」

 ザンッ!!

邪幻斎「グオオオオオオオオオオオオオ!!!」

シノ「花影流!!風舞秋桜!!」

 ヒュバッ!!

邪幻斎「グオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 ドン!!!

シノ「あああああっ!!」

ツキカゲ「シノさん…!!」

邪幻斎「グオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

ツキカゲ「この化け物め…!!目覚めよ!!剛雷の極意!!!忍技解醒!!!!!」

 ドオオオオオオオン!!!!

 バチバチバチバチバチバチバチバチバチバチ………!!

ツキカゲ「雷術最終奥義!!!!」

 ビリビリビリビリビリビリビリビリ!!

ツキカゲ「雷神剣・閃光真龍天照斬!!!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

邪幻斎「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

ツキカゲ「よし……!やった……!!」

邪幻斎「グオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

ツキカゲ「まだ起き上がるのか!?」

 ドオオオオン!!!

ツキカゲ「うわああああああああ!!!」

シノ「ツキカゲさん!!」

ツキカゲ「くっ……!何て奴だ……!もう動けない筈なのに………!」
シノ「身体を闇に支配されています……!邪幻斎を支配しているのは負のエネルギーです…!」
ツキカゲ「つまりそれを消し去れば……!」
シノ「邪幻斎を斃せます……そして、囚われている住人達の魂も恐らく戻ります………!」
ツキカゲ「確率は………!?」
シノ「分かりません………!一か八かの賭けに出るしかありません……!
  ツキカゲさん……チャンスは一度しかありません……私の動きに合わせてください……!」
ツキカゲ「分かりました…!」


975 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/10/09(Fri) 11:30

シノ「行きます……!」

 ビュン!!

シノ「幻夢教との戦いに今、終止符を打つ……!!これが闇の忍び部隊としての最後の戦い……!
  戦いに勝利を……!この世界に平和の祝福を………!これが私達の………最後の剣舞!!」

 ビュン!!

ツキカゲ「受けてみろ……!!」

シノ&ツキカゲ「月華雷龍舞風神廻天剣!!!!!」

 ギュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル!!!!!

シノ「はああああああああああああああああああっ!!!!」
ツキカゲ「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

邪幻斎「グ……グオオオオ………!!グオオオオオアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!




住人「…………はっ…!あれ……?ここは…………?」

住人「確か……変な連中に襲われて………そのままここで寝ていたのか………?」



邪幻斎「グオオオオオオオオ………!!」

 ピシピシッ………!


邪幻斎(……体が……朽ちて行く…………終わったのか………儂の計画が……………
  傷が癒えるまで幾年もの時間を稼ぎながら、魔物まで操り、積み上げてきた儂の計画が…………
  何もかも全て……消えて無くなると云うのか……………………………!

  これが……これが…儂の最期だと云うのか…………!
  結局儂は……神にも………幻夢にも………恐怖にもなれなかった……………………
  認めたくは無いが……所詮…儂は……只の人に過ぎなかったのか……………………………!
  
  儂は………この世界が憎かった……………儂から全てを奪ったこの世界を………!
  かつて、儂が住んでいた村は、くだらぬ戦争に巻き込まれ、
  恋人を、仲間を、家族を……そして住んでいた場所すら失った…………………
  平和だった暮らしから一転、地獄へと変わり果てたのだ……………………

  儂を助けようとする者はいた………だが其奴らは結局儂を見捨てたのだ…………
  口先だけで綺麗な言葉を並び立てながら、結局は自分本位でしか生きられぬ連中よ………
  所詮は綺麗事……他人など信用ならん………儂は自分にそう言い聞かせた…………………)

976 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/10/09(Fri) 11:32

邪幻斎(そうだ……だから儂が救わねばならんかったのだ………この世界を……………………
  どうすれば戦争は消える……?どうすれば世界を平和に出来る……?儂は色々考えた
  そしてその答えを見つけた………"恐怖"だ…………
  恐怖の力でこの世界を支配する…………諸悪の根源たる武力を恐怖で制圧する…………
  それが世界を救い平和にする為の唯一の方法だと儂は考えたのだ………
  だが、武力を沈めるには、それを可能にする程の強大な力が必要だ
  その為に儂は、あらゆる手段を利用した………妖術や呪術の類を身に付け、魔物共を屈服させ、その力を利用した………
  幻夢教を立ち上げ、多くの配下や信者を集め、儂は着実に力を付けて行った
  準備が揃った所で儂は計画を実行した
  武力を持つ者に天罰を……弱きものに魂の救済を…………
  それによって多くの命が失われたが、それも仕方無き事………目的を成就する為には、多少の犠牲はつきものだ…………
  綺麗事で世界は救えぬ…………やがて平和な世界が実現するのであれば……その過程で失われる命など安いものであろう…………
  
  多少の妨害はあれど、それでも計画は順調に上手く事を運んでいた……長かった計画は、後少しで達成する所だった………
  平和な世界は目前だったのだ……その筈だった………
  だが、それを此奴らは全て破壊した………!これまでの儂の苦労を嘲笑うかのように…………!
  闇の忍び部隊…………我が計画を悉く邪魔した怨敵よ……………!
  貴様達だけは断じて許さん………!今に見ているが良い………!
  結局世界は貴様達の思い通りにはならず、儂の考えが正しかった事に後で気付く事になるだろう…………!
  思い知るが良い………!所詮綺麗事だけでは、世界を平和にする事など不可能であると……………………………!
  世のため人の為などほざく奴らは、どいつもこいつも生半可な覚悟しか持っておらんのだ…………………!

  否、儂は敗者………敗れた者に何も言う資格は無い………………
  だが……只では死なぬ…………………!
  どうせここで死ぬならば………お前達も地獄の道連れだ………………!!)


 ゴオオオオオ………………


シノ「………………………………」
ツキカゲ「…………勝った………?今度こそ………僕達……勝ったんだ……よね…………?」
シノ「はい……間違いありません…………きっと、プププランドの住人達も元に………」
ツキカゲ「そうか…………!良かった……………!」
シノ「ツキカゲさんのお陰ですよ……これで遂に……私達の戦いが終わったんです…………」
ツキカゲ「そうか………これで終わりなのか…………!」
シノ「そうです……これで終わりです………私達は、平和を取り戻したんです…………」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

ツキカゲ「この音は………!」

カグヤ姫「建物が崩れる!しーのん!早く逃げないと下敷きになっちゃうよ!急いで逃げよう!」
シノ「分かりました!ツキカゲさん、急ぎましょう!」
ツキカゲ「は…はい!!」



 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

サスケ「何だ…!?地震か……!?」
鉄眼「これは本拠地が崩れる音だ……どうやら決着は付いたらしい この戦い、見事お前達の勝利だ
  ただし、ここを脱出出来れば、の話だがな………」
サスケ「どういう事だ……!?」
鉄眼「これは邪幻斎の最期の計画……邪幻斎が死んだ時本拠地は爆破する……そういう仕掛けを作ったのだ
  どうせ死ぬなら配下と信者、そして敵対する者全てを道連れにする………邪幻斎最期の悪あがきだ」
サスケ「置き土産ってワケか……!執念深いジジイだな!……っておいてめえ!どこに行く気だ!?」
鉄眼「邪幻斎が死んだという事は俺はもう幻夢教とは無関係だ 奴の死まで付き合うつもりは無い」

サスケ「……育ての親の事はどうでも良いってか、冷てえ野郎だ………俺も人の事は言えねえが……………
  ……シノ、坊主………悪いが俺も先に脱出するぜ………無事でいてくれよ……!」


977 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/10/09(Fri) 11:33

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

タック「何や!?」
ジュキッド「建物が崩れているようだが………」
ワイユー「どうやらその様だ……!さっさと脱出しなければ、運命を共にする事になるぞ!」
タック「せやけど…上にはシノ姐達が……!」
ジュキッド「だが、待っている余裕は無い……!無事である事を願う他無い…!」
ワイユー「その通りだ!一刻も早くここを離れるぞ!急げ!!」



 ドガアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!


ジュキッド「建物が完全に崩れたか……………」
タック「シノ姐……サスケ兄はん………ツッキー…………」
ワイユー「皆を信じろ………無事でござろう」

 スタッ!

サスケ「……ふう…危機一髪だったぜ」
タック「サスケ兄はん!!」
ジュキッド「無事だったか……!」
サスケ「何とかな……すんでの所だったがな………」
ジュキッド「後はシノ殿と坊やか……」
タック「ああっ!!」
サスケ「何だでけえ声出しやがって」
タック「向こう向こう……!」
ワイユー「ん……?おお、やはり来たでござるな」


シノ「……遅くなってすみません 只今戻りました」

タック「シノ姐ーーーーーー!!ツッキーーーーーーー!!」
カグヤ姫「カグヤちゃんもいるよ!」
タック「カグヤちゃーーーーーーーーーーーん!!!」
サスケ「うるせえ馬鹿!」

ジュキッド「という事は、邪幻斎は斃したんだな」
シノ「はい……戦いは終わりました」
サスケ「………おい、お前…腕はどうした……!?」
シノ「腕は失くなりました……邪幻斎に斬られてしまって…………」
サスケ「おいチビ姫!お前の術で何とか出来ないのか!?」
カグヤ姫「傷口自体は防げるけど……腕の再生までは無理…………」
シノ「大丈夫です 腕の一本くらい、何とかなりますよ!」
サスケ「何とかなるワケねェだろ!!馬鹿かお前!!」
タック「でもそういう所、シノ姐って感じせえへん?」
ジュキッド「……だな…しかし、今回ばかりは流石に無理をし過ぎだぞ」
シノ「皆さんすみません………でも、これでやっと平和を取り戻せたんです」
ツキカゲ「はい……とても澄み渡っていて、綺麗な青空です……」


サスケ「……で、お前はこれからどうするんだ?」
鉄眼「……………………」
シノ「鉄眼……!?」
タック「いたんやな……気付かんかったわ………」

鉄眼「…………俺はこの星を出る…………もうこの星に用は無い…………」
サスケ「…じゃあ、次はどこに行く気だ?自分の故郷か?」
鉄眼「そのつもりだ………家族は今でも生きているかどうか分からんがな…………」
サスケ「………そうか」

シノ「…最後に、私と約束してくれますか?」
鉄眼「……何をだ」
シノ「今後は一切悪事に手を染めない事……そして、これまでの罪を償って生きてください
  今度は敵同士では無く、平和になった世界で、貴方とお会いしたいです」
鉄眼「…………お前とはもう二度と会う事は無いだろう」
シノ「そうでしょうか……貴方とは、またどこかで会える……私はそんな気がします」
鉄眼「…………」
シノ「どうかお元気で、さよなら」


サスケ「…………良いのか……あの鉄眼とかいう野郎な、実はお前の………」
シノ「知っていました」
サスケ「知っていた……!?いつからだ…!?」
シノ「最初に会った時からです
  この人は何となく、どこかで会った事があるような……そんな気がしていたんです………
  家族なのかもって思ったのが2回目に会った時……確証はありませんでしたけれど」
サスケ「分かっていたんなら何故一緒に行かないんだ……?」
シノ「私の故郷はここだからです……それに、父に黙って行くわけにもいかないじゃないですか」
タック「まあ、確かにな……あの頑固親父の事やさかい、勝手にいなくなったらどうなる事か………」
ジュキッド「だが、せっかく出会えた肉親と、本当の故郷を知る事が出来たチャンスだったのかもしれないのだぞ」
シノ「きっとチャンスは他にもあるでしょう……今の私は、プププランドのシノですから………」
サスケ「…ったく、真正の大馬鹿だな、お前は」
シノ「大馬鹿で結構です……では、私達も戻りましょう」


978 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/10/09(Fri) 11:35

タック「ああ〜〜腹が減ったなあ〜〜〜どっかで食べに行かない?」
ジュキッド「俺達指名手配中なんだぞ」
タック「あ…そういえばそうやったか…!すっかり忘れとったな!」
ツキカゲ「世界を救ったのに、英雄扱いされないか……まあ僕達、忍者ですしね」
ワイユー「そういう事だ!我々は影の人間!人知れず生きるのが世の常でござるよ!わっはっはっはっはっはっはっは!!」
カグヤ姫「そうやって大声で笑うとバレちゃうってー!」
シノ「ふふ……最初の頃はこんなに笑い合えるとは思いませんでした」
ツキカゲ「まあ、最初の頃はギスギスしてましたからね」
タック「主にサスケ兄はんやな!」
サスケ「てめェだって裏切ったじゃねェか!」
ジュキッド「まあまあ良いではないか……それも全て終わった事だ」
ワイユー「そうでござるな!終わり良ければ全て良しでござる!わっはっはっはっはっはっはっは!!」
カグヤ姫「だから笑い声ー!」



 次の日


シノ「そうですか……カグヤちゃん、帰っちゃうんですね」
カグヤ姫「うん……戦いはもう終わったしね……腕輪も返してもらったし、お迎えも、もう来ちゃってるから、あんまり長居は出来ないかな」
シノ「カグヤちゃん……また会えますよね……?」
カグヤ姫「勿論だよ!しーのんも良かったらリップルスターにおいでよ!熱烈大歓迎でお迎えしちゃうから!お姉ちゃんにも伝えておくね!」
シノ「はい…よろしくお願いします」
カグヤ姫「それじゃあバイバイ!皆も元気でねー!」
タック「またなー!カグヤちゃーん!」
ジュキッド「達者で暮らせよ」
サスケ「もう腕輪落とすんじゃねーぞ!」

ワイユー「……では、拙者も皆とはお別れでござる」
シノ「また…永い眠りに……?」
ワイユー「左様…さて、次の目覚めはいつになる事やら…このまま目覚めなければ良いがな
  拙者が目覚めなければ平和という事でござるからな!平和が何より1番でござる!」
ツキカゲ「ワイユーさんは、それで良いんですか……?」
ワイユー「勿論でござるよ!前にも話したと思うが、拙者は拙者自身の運命を受け入れている
  拙者は過去の人間 本来であれば、とうの昔には存在していなかった身でござる
  過去の人間が未来に留まってはいけない 拙者は既に死んだ者として永い眠りに就く それだけでござる
  また魔物が目覚めたのであれば話は別でござるがな!とは言え、別れが惜しくないわけではござらん
  お主達と共にいられて、その時間はとても有意義で楽しい時間でござった!
  ではな……お主達は、今ある生を大切に過ごすでござるよ!さらばでござる!わっはっはっはっはっはっはっは!!」
シノ「ワイユーさん………」

タック「……そんじゃあ、ボクもそろそろ行くとしますかな!」
シノ「行くって……どこへですか?」
タック「さあて、どこなんやろなあ…?答えは風が教えてくれる…何てな!
  風の吹くまま気の向くまま、自由気ままに旅しますさかい、いずれまたどこかで会えまっしゃろ!
  時々ビデオレター送ったるさかい、いつでもボクの顔が見えれば、寂しくなくなりますやろ?」
シノ「ビデオレターはお断りします」
タック「何でや!!……まあ良えわ シノ姐、元気でな!」
シノ「はい…タックさんもお元気で……」

ジュキッド「……では、俺も行かなくてはな………帰りが遅いと、また女房に怒られてしまうからな……」
シノ「最後まで、一緒に戦ってくれてありがとうございます」
ジュキッド「当然の事をしたまでだ……戦いを無事に終わらせ、これで俺は忍びから足を洗える……
  シノ殿からは色々な事を教わった………それを大事にこれから生きて行くとしよう……あまり無茶をするなよ」
シノ「ありがとうございます……どうかお元気で」


979 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/10/09(Fri) 11:37

サスケ「……じゃあ俺も行くぜ」
シノ「サスケさんはどちらに?」
サスケ「俺も行き先は特に決めてねェが……花火が売れそうな街だったらそこに住もうと思っている
  来年の夏にはデカい花火を打ち上げてやるぜ
  死んじまったあいつらの分まで、俺が頑張らねェとな……」
シノ「炎の忍び部隊の皆さんは、サスケさんに会えて良かったってきっと思っていますよ」
サスケ「当たり前だ…あいつらは皆、俺の大事な舎弟だ いつだって、あいつらが自慢できる兄貴でいねェとな
  お前は結局、最後の最後まで甘ちゃんだったが、俺はお前がそんなリーダーで良かったって思ってるぜ
  良くも悪くも愚直なのがお前の良さだ それを忘れるんじゃねェぞ あばよ」
シノ「はい…サスケさんもお元気で」

ツキカゲ「シノさん……僕、いつか一人前の忍者になって戻って来るよ
  取り戻した平和も、またいつ壊されるか分からない……
  もしそうなったら、またこの街を守りたいんだ……」
シノ「そうですか……それがツキカゲさんの夢ですね」
ツキカゲ「はい……でも今はバウンシーちゃんと一緒にいようかなと思っています
  バウンシーちゃん、今度は新しい街で蕎麦屋を経営する事にして、暫くはその手伝いをしようと思っているんです
  シノさんには色々迷惑掛けちゃったけど、シノさんから貰った言葉、一生大切にするよ!
  じゃあシノさん…さようなら!」
シノ「はい…ツキカゲさん、お元気で」



シノ「只今戻りました」
暗闇斎「ああ、お帰りシノ 別れはもう済んだのか?」
シノ「はい…皆さん清々しい表情で旅に出ました」
暗闇斎「そうか……」
シノ「あっ、十蔵さんも来ていたんですね」
十蔵「ああ、君に話があってね…お邪魔していたよ」
シノ「話っていうのは……」
十蔵「ああ、君の容態についてだ」
シノ「……………」
十蔵「幻夢教との戦いで、君は些か無理をし過ぎた
  度重なる妖姫への変化……そして奥義の多用……
  それにより君の身体はかなり限界を迎えてしまった おまけに腕も片方失っている
  今後は二度と奥義を使ってはいけない……最悪命を落とす事になる」
シノ「やっぱり……そうでしたか…………」
十蔵「今後は戦いは避けて欲しい……仮に戦う事になっても、暫くは妖刀は使わない方が良い
  君は戦士である前に女なんだ……本来、君のような人は戦いに出るべきじゃないんだ
  でも君の平和を守りたいという気持ちに嘘偽りは無い……その気持ちに答えて、俺は君に花影流の技を教えたんだ
  いつの日か、武力の要らなくなる世界がやって来る……そうなる事を俺は願っている」
シノ「…………はい……」
十蔵「……じゃあ、確かに忠告はした せっかく生き延びた命、大切に生きてくれ」
シノ「はい……ありがとうございました」


シノ(今、この時を、大切に生きている仲間がいる………
  夢や目標は1人1人違うけれど、皆それぞれが大切な時間を過ごしている………)


グランドウィリー警官「待てーーーい!!食い逃げ犯めーーーー!!
  おのれぇぇ〜い!!どこに逃げたー!?全く逃げ足の速い奴め…!
  こうなれば本官、地の果てまでも追い続け、必ずや捕まえてやーーるぅぅ〜〜〜!!ぶるぁぁぁあああああああ!!!」
店主「いいから早く捜してくださいよ!!」


タック「ふぅ〜〜満腹満腹…はあ、退屈やなあ……こうなったらもっと面白い事見つけたろっと!
  さーて、何か面白い事、無いモンかなあ……」


アイアンマム「あなた!」
ジュキッド「何ですかアイアンマム、私はここにいますよ」
アイアンマム「あなたがここにいる事は分かっています!私が聞きたいのはそうじゃありません!
  あなた、前から思っていましたけれど、最近また太ったのではありません?」
ジュキッド「はて……?そうですかな……?私にはさっぱり…」
アイアンマム「最近のあなたはどうも緩み過ぎです!結婚したばかりのあなたはもっとしゃきっとしていましたわ!
  こうなったら私が一から鍛え直します 覚悟してくださいまし」
ジュキッド「どうでもいいから寝かせてくださいよ……私ぁ疲れているんです……」
アイアンマム「喝!!!!」

 バキッ!!

ジュキッド「ぐほぉぉおお!!」


980 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/10/09(Fri) 11:38

サスケ「…………今日の作業はこんなもんで良いか」

客「ごめんくださーい!」

サスケ「おう」

客「花火屋さんか…こんな所に珍しいな……」
サスケ「へい、最近オープンしたばかりでございまして…」
客「そうだったのか……じゃあこれ、買って行こうかな!おいくら?」
サスケ「毎度あり!あんたが第一号のお客さんだ、特別にお安くしておきますぜ」


シノ(闇は晴れ、澄み渡った青空と太陽が、私達を照らしてくれる
  それぞれ別の道を歩いて行く………物語は、まだまだこれから………始まったばかりなのかもしれません)


客1「月影蕎麦っていうの1つお願いしようかな」
客2「あ、じゃあ俺も同じのを1つ」
バウンシー「月影蕎麦2つですね…暫くお待ちください」


バウンシー「ツッキー!月影蕎麦2つ、急いで作って!」
ツキカゲ「はい!!」

紫雷「ふっ……やけに張り切っているようだな」
文左衛門「少年が作った蕎麦を二度と食せぬのは残念だが、作っているのを見ているだけで、拙者は満足でござる」
紫雷「まさかお前に、こんな特技があったとはな」
ツキカゲ「結構久し振りに作りますね…腕が鈍ってなきゃ良いんだけど」
文左衛門「大丈夫だ 少年ならばいつでも美味い蕎麦を作る事が出来るでござる!拙者が保証しよう」
ツキカゲ「ありがとうございます…そう言われると、俄然やる気が出るかな……」

バウンシー「ちょっとツッキー!誰と話してるの!?手を動かしなさい手を!月影蕎麦、また1つ追加よ!」
ツキカゲ「はーーーい!!……よし!頑張るか!」


メロン「はい、じゃあミント、会計お願いね」
ミント「はあ!?お前が買ったんだろ!?自分で払えよ!!」
メロン「手持ちが少なかったのよ、ミント、いつも沢山持ち歩いてるでしょ?」
ミント「わざと少なめに持ち歩いてんだろ!?……ったく……!」
メロン「じゃあ、次はあそこのお店に行ってるから」
ミント「おい!!また何か買うのか!?いい加減にしろよ!!」


カグヤ姫「お姉ちゃーーーーーん!!ただいまーーー!!」
女王様「カグヤちゃん!おかえりなさい!大丈夫だった?怪我してない?」
カグヤ姫「大丈夫だって!お姉ちゃんも心配性なんだから…!わたしはもう子供じゃないよ!
  それよりもね!紹介したい子がいるの!シノっていうんだけどね……!」


ワイユー「………色々あったが、この時代の者達とはおさらばだな
  さて、次に目覚めるのはいつになるのか………それまで長い眠りに就くとしよう!わっはっはっはっはっはっは!!」


シノ(…ですが、闇の忍び部隊としての物語は、一先ずこれでお仕舞い
  きっといつか……またどこかで会いましょう…………さよなら)



  最終話 月華の忍者シノ 完


981 名前:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU 投稿日:2020/10/09(Fri) 12:05

次  回  作  予  告

ナレーション「遂に、あのデデデ大王が帰って来た!
  長い旅から戻って来たデデデ大王……しかし、その目の前に飛び込んできた光景は、何と……」

大王「プププランドが…樹海になってるー!?」

ナレーション「突如現れた侵略者……!プププランドは闇の軍勢に奪われてしまったのだ!」

ウィズ「今こそ再始動の時です………!新たなる闇の支配者を誕生させるのです……!クククククククク…!!」

ナレーション「更に信じられない事が……!デデデ大王はその夜、住人を襲う怪しい影と出会う…!その正体は……!」

 ヒュバッ!!

チリー「ぐあああああ!!」

大王「チリ―!!あいつは……!まさか………!」

シノ「…………………」

大王「シノ……!?」

 ビュン!!

大王「待て!!」

ナレーション「怒涛の展開を迎える新たな物語!前作の激闘編でお馴染みだったキャラクターも登場!」

カービィ「ペポーイ!」

ワムバムジュエル「フン…!」

チービィ「はっきり言って、プププランドは今、危険な状態だ…!」

ナレーション「プププランドを取り戻す為、デデデ大王とその仲間達が再び立ち上がる!
  デデデでプププななかまたち・旋風編 乞うご期待!!」


次  回  予  告

大王「おっす!おれさまデデデ大王だデ!久し振りにプププランドに帰って来たデ〜!
  …と思ったらなんだこりゃー!?おれさまの城が…街が……全部樹海になってるじゃねーか!!」
カービィ「浦島太郎状態ってこういう事をいうのかな?」
大王「言うとる場合かー!仕方無く野宿する事になったおれさま達だけど、その夜に目にしたのはチリーを襲撃する怪しい影が…!
  まさかあの影の正体は……シノなのか……!?何であいつが…!?まさか、敵に寝返っちまったのか!?
  おれさまのいない間に、一体何がどうなっちまったんだー!?
  次回、デデデでプププななかまたち・旋風編 第1話!見てくれよな!」
カービィ「これ、ドラゴンボールのパク…」
大王「それは言うな!!」

982 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/10/09(Fri) 17:18
ウィズのおかげで救われたなw
ウィズがいなかったら邪幻斎を倒すのは無理だった

983 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2020/10/12(Mon) 13:03

>>982

メロン「それもシノ側が勝利した要因でもあるのだけれど、これの他には
  ・シノの腕が片方でも残っていた事
  ・ツキカゲ君が最後まで戦線に残っていた事、尚且つ闇堕ち状態を克服出来ていた事
  ・シノが花影流の秘薬を飲んでいた事
  ・カグヤ姫ちゃんと邂逅出来ていて、尚且つ妖精の腕輪を入手している事
  以上のどれか1つでも欠けていればシノ達は負けていたわ
  更に言えば、鉄眼に花影流の技を一度奪われなければ再修業なんて行わなかった筈だから、
  それが無ければ十二神将との戦い以前に、クチナワ配下の幻影五人衆や幻夢四天王との戦い辺りでとっくにお陀仏だった可能性もあるわ
  この戦いでシノ達が勝つ為には、1つ1つの積み重ねが大事だったのよ
  この物語で1番伝えたかった事は
  無駄な努力なんてものは1つも無く、1つ1つの小さな出来事にも必ず理由は存在する
  努力は決して裏切らない 努力しても勝てないのは気持ちの問題
  不安や恐怖に囚われず、気持ちで負けなければ、最後に勝利する

  片腕を失っても決して絶望せず、最後まで逆転の手段を考えて諦めなかったシノと、
  自分自身の中に少しでも恐怖が残っており、その所為で恐怖に呑まれて暴走してしまった邪幻斎
  そこが勝敗を決めるポイントだったのかもしれないわね」
ミント「そうなのかな……この物語に、そこまでの深い意味は無いんじゃないのか…?」
メロン「そんな筈無いわ ここまで長年の時間を費やしてようやく完結させた物語だもの
  話1つ1つに伝えたいものはあった筈だわ その想いが読者に届くかどうかは別の問題だけれど」
ミント「絶対に届かないやつだわこれ」

メロン「そんなこんなで、長年多くの人に支えられ続けて来た月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜も、遂に最終回を迎える事が出来ました
  「良い最終回だった」
  「長かったけど今までお疲れ様でした」
  「全体見渡せば本当に素晴らしい作品だった」
  等々、本当であればこんな数々の感想が届いて拍手喝采を貰えるかなあとか少し期待していたんだけれど、
  貰ったコメントがこれだけっていうのも肩透かしを食らった感じあるわ
  散々シノが出張してまで月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜の宣伝をしていたのにね」
ミント「まあ、1番の原因は話が長引きすぎてダレてきてしまった事だよなあ これは今後の反省点だな」
メロン「それでもソードマスターなんちゃらみたいに打ち切りにしないでちゃんと最後まで完結させた事だけは評価されるべきじゃないかしらね」
ミント「やたらえらく持ち上げるよな…」
メロン「持ち上げてくれる人がいないんだからしょうがないじゃない 自分達で言うくらいタダじゃない じゃない?」
ミント「明るい未来に就職希望だわ」

メロン「ここから先は、こんなノリで月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜の裏話を延々と語っていくつもりよ
  別に求められていないけれど、残り十数余っているわけだし、後書きだと思ってくれれば良いわ
  感想は書いても良いし、書かなくても良いし、どちらでも構わないわ」
ミント「どっちでも良いのかよ…まあ良いけど…っつーわけだから、よろしくな!」

984 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/10/12(Mon) 14:28
すまない、コメント付けてなかったがちゃんと読んでたよ
いい最終回だった。本当にシノもお疲れ様!

985 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2020/10/12(Mon) 16:16

>>984

メロン「感想は書いても書かなくてもどっちでも良いとは言ったけど、ageろとは言わなかったわ
  まあそれもどっちでも良いんだけど」
ミント「どっちでも良いのかよ」
メロン「ここから先は後書きになるから、まだ全部読んでない人は全部読んでから見る事
  でないとネタバレになるから ネタバレが嫌なら見ない様に」
ミント「うっかり見ちゃったらどうすんだよ?」
メロン「知らないわ うっかり見てしまったら自己責任って事で」
ミント「随分いい加減だな」
メロン「最初の裏話だけど、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜の最終話について
  実は、最初に考えていた設定からまるっきり変わっているのよね」
ミント「へえ、何で?」
メロン「最後の敵は邪幻斎じゃなかったのよ、当初はね」
ミント「そうだったのかよ」
メロン「邪幻斎は、実は表向きのボスで、実はそれを裏から操っている黒幕が存在していた…って設定だった
  その黒幕が、後にシノのお師匠になる十蔵さんだったのよ」
ミント「マジで!?そうだったのか!?」
メロン「そういう設定だったのよ、初期の頃は 表向きは遊園地の園長として闇の忍び部隊を匿う役目を担っていたけれど、
  同時に幻夢教のアジトも匿っていたの 闇の忍び部隊の味方をするフリをして情報を入手し、それを幻夢教に流して幻夢教を動かしていた
  …という設定が、実は序盤の方で考えられていたんだけど、
  仲間を裏切る話はタックでやってしまったから、結局黒幕設定は無かった事にしたのよ
  結果的にそれで正解だったと思うわ 仮に黒幕設定が生きていたら、更に続いていただろうし、
  きっちり綺麗に終わらせるには邪幻斎が最初から最後までラスボスでいる事が正しかったのよ

  ちなみに、邪幻斎の最期のモノローグについてだけど、あれも投稿する前に急遽追加した内容だったのよ
  本当は「グオオオオオ……!!」という断末魔だけ吐き捨てて退場する予定の筈だったんだけど、
  結局邪幻斎が何故恐怖で世界を支配しようと考えたのか、その動機がはっきり書かれていなかったという事で、
  急遽追加されたのが、あの長いモノローグだったというワケ
  邪幻斎の過去、世界を支配しようと思ったきっかけ……それをあの台詞でまとめたのよ 今思うと蛇足って感じもあるけれど
  言いたかったのは、結局、邪幻斎も被害者だったという事よね
  結局どちらが正しくて、どちらが間違っていたのか……それは読んでくれた人達の考察に委ねようという狙いにしたのよ」
ミント「色々と考えられていたんだなあ」
メロン「正義と悪なんて、そう簡単に推し量れるものではないわ
  激闘編の時もそうだったけれど、正義の反対は悪ではなく、もう一つの正義であるという事を隠しテーマにしているのよ
  視方によっては、幻夢教の考えが正しくて、闇の忍び部隊が間違いという事もあるのかもしれない……
  という事とか、色々イメージして欲しかったのよね……難しい話だけれど
  本当はどちらが正解とか、そういうのは無いのかもしれないわね 勝った方が正義という理論もあるだろうし
  それは読んでくれた人々の判断に委ねるわ 思想と思想のぶつかり合いっていうのは、いつだってそんなものじゃないかしらね
  答えは永遠に出ないだろうけれど、それを考える事に意味がある……多分だけど
  というわけで、最終回についての余談は以上 他にも色々裏話を書いて行くから、お楽しみに」

986 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/10/12(Mon) 20:25
スレが下の方で完走する直前にageられた時って何かもったいない気がしません?

987 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2020/10/12(Mon) 22:12

>>986

メロン「勿体無いっていうか余計なお世話って感じね
  順調に下の方に行っていたから、後書きもゆっくりで大丈夫と思っていたのに、
  これじゃあ何もかも台無しじゃないの
  ここから先は全部後書きタイムにしようと思うから、ここから先の書き込みは禁止にするわ
  感想とかそういうのがあるんなら、ファンレタースレにでも書きこんでくださいな
  そちらの方も月に1回くらいは見てるから」
ミント「折角書き込みくれたのに、その言い草は無いだろ」
メロン「書き込みは新しいスレッドが出来たら受け付ける 良いでしょそれで」
ミント「お前はそれで良いかもしれないけど、スレ的には駄目だろ」
メロン「良いのよ 語る事はストックしてあるから
  書き込みを待っている時は全く来ないのに、書き込みなくて良いって時だけ書き込みに来るんだから天邪鬼よね」
ミント「1番の天邪鬼はお前なんだよなあ」

メロン「というわけで、今回も裏話 今回は幻夢教幹部についての設定よ
  幻夢教幹部は7人いたけれど、結局最後まで全員揃う事は無かったわね
  幹部は全員七つの大罪がモチーフになっているわ
  それを"恐怖"で支配しているのが邪幻斎といった所ね
  どいつもこいつも強敵揃いで闇の忍び部隊の面々を苦しめ続けて来たわ そんな幹部達を紹介して行きましょう

  まずは憤怒の将軍・デスドラース 憤怒を司る魔物よ
  名前の由来はDeath(デス)・怒(ド)・Wrath(ラース)、3つ合わせてデスドラース
  ミルドラースとデスタムーアが由来という説もあったけど、そっちは偶然だったのよ本当に
  無意識に似てしまったというのもあるのかもしれないけれど、最初から狙っていたワケではなかったのよね
  魔物状態の時は鬼のような姿 人間状態の時は軍服に身を包んだガタイの良い中年男って感じね
  憤怒の名を冠する通り、短気な性格で、事ある毎に怒っているけれど、他人を怒らせるのも得意で、
  戦闘の時は相手を煽って闘争心を上げさせ、その上で叩き潰すという戦闘方法を好んでいるわ
  自分が戦う時は力任せの戦い方が多いけど、作戦自体はちゃんと頭を使っているし、
  警察をも支配していたから単なる脳筋というワケでも無いわ
  後述のクチナワやオロチの方がえぐい作戦を思い付くから霞んで見えちゃうんだけどね

  次は暴食の武侍・文左衛門さん
  名前の由来は紀伊国屋文左衛門 侍っぽい名前という理由だけでのチョイスよ
  人間状態の時はお侍のような姿だけど、その正体はベルゼブブという巨大な蝿のような魔物
  幻夢教幹部の中では1番温和な性格で、何より食を重んじている
  ツキカゲ君の蕎麦を食べてその味を気に入った所からツキカゲ君を気に掛けるようになったわ
  斃された後も残留思念として魂だけは残り続け、ツキカゲ君の事を見守り続けていたわ
  本人は正々堂々とした性格だけれど、配下は逆に卑劣で陰湿な奴が一部を除いて殆どだったわね
  上司が生真面目だったから、あえて卑劣にならざるを得なかったのかもしれないわね

  次に紹介するのは色欲の太夫・クチナワ、嫉妬の策士・オロチ
  名前の由来はどちらとも蛇
  クチナワが姉で、オロチが弟だけど、元々はクチナワ・オロチという1体の魔物
  ヤマタノオロチという魔物の亡骸と、ヤマタノオロチが持っていた愛情と憎悪の感情から生み出されたのよ
  クチナワ・オロチは二つの首を持った大蛇で、交互に喋るのが特徴よ
  クチナワもオロチも卑劣で陰湿な作戦を立てるのが得意で、闇の忍び部隊を度々追い詰めたわ
  妖術や呪術の扱いにも長けていて、闇の忍び部隊が最も苦戦した相手がこの2人だったんじゃないかしら
  配下も曲者揃いで、クチナワは配下の数がダントツに多かったわ
  逆にオロチは配下はいなかったけれど、妖刀を信者に装備させて妖刀に宿る魂を憑依させてそれを配下として使っていたわね
  本人達曰く、愛と憎しみは紙一重らしい 形は違えど相手を強く思う事はどちらとも同じ感情だから、愛する事も憎む事も同じ事だよねという事らしい
  よく分からないわ」


988 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2020/10/12(Mon) 22:13
  
メロン「次に紹介するのは怠惰の軍師・翁
  十二神将を従えていて、神裁と称した殺戮を行なわせていたけれど、
  その内の1体である幻王は翁の分身
  基本的に配下は将棋の駒としか考えておらず、最終的には全員切り捨てる予定だったらしいわ
  普段は老人の姿をして指揮を執っているだけだけど、それは本人が怠惰でいる為の仮の姿
  本当の姿は世阿弥という美形な男
  初代暗闇斎のワイユーさんとは特に因縁浅からぬ関係だったようね
  魔物状態の時は龍のような姿になるわ

  魔物ではないけれど、傲慢の騎士・ダークソードナイトと強欲の刀将・鉄眼も幻夢教幹部
  ダークソードナイトは、たまたま傲慢の席が空いていたから幹部になれたのだけれど、
  傲慢の魔物は邪幻斎に逆らった事で鉄眼に斬られて死んでしまったらしいわ
  本来、ダークソードナイトは幻夢教を利用するつもりで加入したのだけれど、
  邪幻斎もダークソードナイトの闇鏡が狙いで加入させていただけで、実際は逆に利用されていただけだったのよね
  最期は用済みになった所を鉄眼に斬り捨てられて消滅したわ
  鉄眼は幼少の頃に邪幻斎に拾われて、以降は邪幻斎の右腕として邪幻斎をサポートしていたわ
  鉄眼の能力は、強欲の魔物の能力だったもので、強欲の魔物が封印されている巻物を利用して、戦士達の技を奪って自分の物にしていた
  その能力で、一度はシノを敗北に追い込んで、シノの技まで奪ってしまったのよね
  終盤でシノの兄である事が明らかになるけれど、実はキャラクター紹介の時に鉄眼の髪色はシノの髪色に似ているという説明があったのよね
  この時から実は兄妹なのでは…?という伏線は実はあったのよ
  兄妹なのに、育てた親の所為で全くの正反対になってしまったのが、今思うと良い対比になっていたわね……

  幻夢教幹部についてのまとめはこれで以上よ
  次は…そうね、もし、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜がアニメ化するとしたら、声優は誰になるのかとか
  そういう話をしても大丈夫かしら?答えは聞かないけど」
ミント「そろそろ怒られないか心配になりそうだな……」
メロン「大丈夫よ こういう時は10ちゃっとの管理人が守ってくれるわ」
ミント「他人任せにするなっつーの」

989 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/10/13(Tue) 22:50
デデデ大王がやっと来てくれるなあ!
デデデ大王の一人称は昔はおれさまだったけど、
今はワシになっているけど、
やりやすい方でいいよ!

990 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2020/10/14(Wed) 14:01

>>989

メロン「デデデ大王の口調はデデププ版以外有り得ない 異論は認める」
ミント「認めんのかよ」


メロン「さて、今日も後書きを書いて行くわ
  スレッドも遂に残り10 ここから先は全部後書きだけで消費して行くから、
  全話読んでない人は目を通さない様に
  ネタバレ全然構わないって人は見ても別に構わないけど
  メタ発言、ネタバレやや多めだから、そういうのが苦手な人は見ない様に」
ミント「やや多めっていうか全部メタ発言だろ」
メロン「今日の話は、前回の時に声優が付くとしたらって予告したと思うけど」
ミント「うん」
メロン「流石にシノに止められたから、違う話題に変えるわ」
ミント「そうだよな 偉いぞシノ」

メロン「今回の話は、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜の誕生秘話
  そしてシノが主人公に抜擢された理由について」
ミント「それも裏話があったのか?」
メロン「勿論よ 実は激闘編の続編はもう決まっていたんだけど、その前に何かを挟みたいって思ったのが誕生のきっかけ
  主人公もデデデ大王ではなく、他のキャラクターを主人公にした、いわゆるスピンオフ的なものをやりたいと思ったのが
  全ての始まりだったのよね」
ミント「それでシノに白羽の矢が当たったわけか」
メロン「これは激闘編の時の反省点でもあったのよね シノはメンバーの中でも唯一の女子で、
  当初はアドレーヌに対抗出来るアイドル的な立ち位置になる予定だったんだけれど、
  シノが活躍するシーンが全くなく、返事を返す時もシノの出番はあまりなく、力不足だと感じたワケ
  そこでシノを前面に出してしまおうと思ったのが、シノが主人公に抜擢された理由だった」
ミント「確かに、あの頃のシノはお世辞にも活躍出来ていたとは言い難いよなあ」

メロン「シノを新リーダーに任命し、メンバーも一新 そうして誕生したのが闇の忍び部隊
  その闇の忍び部隊の物語が月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜
  敵キャラクターが全員オリジナルキャラクターだったのも理由があって、
  激闘編の時に冥途三姉妹とかいうキャラクターが出て来たけど、そういうのを沢山やりたいと思ったのがその理由
  シノというキャラクターはどんなキャラクターであるかを掘り下げる為に、作られた物語でもあったのよね
  普段は温和で優しくてクールだけど、時にはお茶目な一面がある、とか、そういうのを沢山見せたかったのもあるけど、
  次回作の旋風編に向けて、シノの強化が必要という事もあったのよね
  シノを動かして行くにあたって、性格面を固めておくとか、戦闘面でも他のメンバーに引けを取らない様にしたいとか
  だからと言ってシノばかり贔屓するわけにもいかないから、時には脇役が活躍する場面も入れておくとか、
  色々な工夫が月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜に沢山あったのよね
  お陰で、前作激闘編では二軍みたいな立ち位置だったシノだけど、
  次回作の旋風編では水戸黄門でいう風車の弥七みたいな立ち位置を確保して、見事そのキャラクターを成長させる事が出来たわ
  そんなシノの活躍、今後も見逃さない様に」
ミント「でも、次回作のシノ、予告からして、敵になるんじゃないのか…?」
メロン「あ……」
ミント「『あ……』って、何か理由でもあるのか?」
メロン「それについては次回作をお楽しみに 旋風編は次のスレッドが出来次第、投稿予定よ
  実は第1話はもう既に完成しているそうよ」
ミント「随分と準備が良いんだな」
メロン「ダレないようにという前作の反省点でもあるみたいね
  話数は短くする予定だから、その代わり投稿の間隔は月に1、2回くらいにしたいと考えているみたいだけど」
ミント「本当にそれで短い話数に出来れば良いけどな」
メロン「流石に100話超えたのは計算外だったらしいわ 本当は50話前後で終わらせるつもりだったらしいけど」
ミント「50話じゃ全然足りなかったな」
メロン「そこは今後の反省点ね じゃあ今回の後書きはここまで 次回以降も後書きは続くから、ここから先の書き込みは遠慮して頂戴ね」
ミント「色々と申し訳ないな 新スレッドが出来るまでもう少し待っていてくれよな!」


991 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2020/10/16(Fri) 16:05

ミント「残り9 残りは全部後書きだけで終わらせようと思うから、
  悪いけどその間は過去のスレッドでも見て行ってくれよな
  月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 の第1話は11代目スレッドの293だから、
  まだ全話見ていないって人は是非そこから見て行って欲しい
  出来ればその前作の激闘編も見てくれると嬉しいけどな
  で、メロン、今回の話はどうすんだ?」
メロン「今日の話は、シノというキャラクターについて
  殆どは知っていると思うけど、シノは名無しの人が考えたオリジナルキャラクターの1人」
ミント「私達も同じだけどな」
メロン「私達は固有のキャラハンとして出演した経験があるけど、シノだけは誰にも使われないまま終わってしまったのよね
  誰にも触れられないままなのも勿体無いからという理由で拾われたのがシノというキャラクターが誕生するきっかけだったってわけ
  前回にも言ったけど、当初はアドレーヌに対抗出来るアイドル的存在にしようと思ったのがシノを誕生させるに至った理由だったのよね
  でも、いざ蓋を開けてみれば、元々個性派揃いだったメンバーの中では比較的目立たない方で、出番も割と少なく
  戦闘面でも二軍止まりで大した活躍も見せ場も無かったという残念な結果だったのよね」
ミント「うん…シノというキャラクターを今一つ活かせられていなかったな」
メロン「でも、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜が終わった今なら言える シノはもう以前のシノじゃなくなった」
ミント「だな でも、初期の頃と比べると大分設定も変わったよなあ
  昔は武器無しならアドレーヌと互角だとか言われていたけど、今じゃ素手でも充分強いもんなあ
  花影流の秘薬で身体能力が底上げされているから、並の格闘家なら瞬殺出来ちゃうんじゃないか?」
メロン「ある程度のテコ入れは大事よ フィクションなんだし、人間離れさせてしまっても、それによって魅力が出るならそれで良し」
ミント「格好良さの方が上回って可愛らしさが減った気がするけど」
メロン「何言ってんの、シノは今でも可愛いでしょ」
ミント「うん……まあ、そうだな……」
メロン「シノがここまで、色々な人に愛されるキャラクターに成長出来たのも、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜があったお陰よね
  話が長くなってしまった分、シノというキャラクターの魅力を充分に伝える事が出来たと思うわ
  心優しく、仲間思いでお人好しな所があるけれど、芯が強く悪に対して果敢に立ち向かう凛々しさもあり、
  華やかに舞って剣を取り、敵を斃す それがシノというキャラクターの魅力だと思うわ
  初期の頃は不思議系な少女って感じだったけれど、今は大人の女性らしい佇まいが板について来た感じよね」
シノ「メロンさん、さっきから褒め過ぎじゃないでしょうか……?」
ミント「あっシノ いたんだ」
シノ「とぼけないでください 本当は気付いていましたでしょう
  2人を自由にさせると、どうなるか分かりませんから、ここからは私も合流します」
ミント「シノがいてくれた方がむしろ助かる流れだな、これ」
メロン「本当よね、ミントじゃ頼りにならないし」
ミント「どういう意味だそれ!?」
シノ「喧嘩しないでください 次の後書きから、私も参加します月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜の裏話、
  そして次回作の話も出来れば良いなと思っています」
メロン「一先ずここで一区切り」
ミント「次回もよろしくな!」

992 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/08(Sun) 21:15
遅すぎない?何してるんだよ

993 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2020/11/10(Tue) 16:31

>>992

メロン「色々事情があったのだけれど、何を言っても言い訳にしかならないから説明は省かせてもらうわ」
ミント「ちょっとぐらいは説明あっても良いと思うけどな、ざっくり言えばちょっとした療養って所だったんだ
  細かい事情は話せないけど、諸事情で少しだけ10ちゃっとから離れたかったんだ…本当は1週間くらいで戻るつもりで考えていたんだが、
  気づけば最後に来てから3週間以上になってたな それに関しては謝らないとな」
シノ「本当に…皆さんには心配とご迷惑をお掛けしました」
メロン「シノ、そこで謝っては駄目よ 下手に出れば更に色々口うるさく言われるわ」
ミント「お前は一言余計だっつーの まあ今後もスローペースでやるつもりだから、悪いけどそっとしてくれよな
  1か月以上経っても来ないって事にはならないように気を付けるから、その辺よろしく頼むよ」
シノ「すみませんが、私からもよろしくお願いします」

メロン「というわけで早速本題」
ミント「移るのが唐突だなおい」
メロン「遅かった理由についてウダウダ喋っても時間の無駄だもの」
ミント「もう少し歯に衣着せろよ 他に言い方あるだろうが
  …ってなワケで、今回からシノもいる事だし、次回作についての話をしてもらおうか
  じゃあシノ、頼んだ」
シノ「了解しました 次回作のタイトルは『デデデでプププななかまたち・旋風編』に決まりました
  これは前作にあたる激闘編が終わった直後から既に考えられていた内容だったのですが…」
メロン「それは知ってる シノのキャラ付けの為に月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜を間に入れたんでしょ
  それはもう私が前回話したからそれに関しての説明はしなくて結構よ」
シノ「そ…そうでしたか…失礼しました では、それについての説明は省きます

  次回作の旋風編は、前作の激闘編、そして月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜の後日談にあたりますが、
  次回予告で話の内容はご存知かと思いますが、プププランドが制圧されてしまいます…」
ミント「それは驚いたよ 第1話でいきなり詰んでるじゃん 大丈夫なの?」
シノ「旋風編は、プププランドを取り戻す戦いの物語となります
  プププランドから少し離れた場所に集落を作り、レジスタンスを結成して立ち向かうというのが話の大筋です
  ただし、前作までのようなシリアス路線ではなく、コメディ色が強めになっています
  スラップスティックともとれる、陛下達の掛け合いに注目して頂ければと思います」
メロン「敵に国を奪われているっていう、一番悲惨な状況なのにコメディなのね……」


994 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2020/11/10(Tue) 16:31

シノ「デデデでプププななかまたちのレギュラーメンバーも紹介します
  次回作では、今までお馴染みの陛下やカービィさんは勿論、
  激闘編では強力な仲間だったワムバムジュエルさん、それと、正メンバーから外れていたチービィさんが復帰します
  そして、新メンバーとしてサーペントナイトさんが加わります」
ミント「サーペントナイトって、確か激闘編で敵だった奴だよね 闇の四騎士だったっけ?そいつが仲間になるんだ?」
シノ「激闘編最終話でのワムバムジュエルさんとの会話から、今後仲間になりそうという伏線はあったんですよね
  ダークマインドとも決別し、一応は改心していますので、頼もしい味方になってくれています」
メロン「敵だった奴が味方になるって事は割とありがちよね」

シノ「次に敵の紹介になりますが、
  ダークマインド率いる精鋭部隊、八部衆の1人だったウィズがプププランド制圧の黒幕です
  そして、ボーボーとミセス・モーリィが厄介な敵として立ち塞がります
  ボーボーとミセス・モーリィは、かつて『双極』と呼ばれていて、八部衆を上回る強さがあったそうですが、
  ダークマインドに反逆を企てた事があり、激闘編が始まる時点では幽閉された状態になっていました
  ウィズの手によって解放され、プププランド侵略の手助けを行なったというわけです」
ミント「これはまた厄介な相手になりそうだな……」
メロン「特にウィズは、まっしぐらのラスボスでさえも敵わなかったものね」
シノ「そうなんです…プププランドだけでなく、住人達も半分以上捕まってしまい、洗脳されてしまいました
  洗脳されて魔獣となってしまった住人達も敵として陛下達に牙を剥きます
  洗脳を解くには一度やっつけてしまう他に手はありません 住人達を取り戻しつつ、プププランドの奪還を目指すのが旋風編の話の主軸になります」
ミント「それでいてコメディ色強めだろ?凄い事になりそうだな」
メロン「話は何話くらいで終わらせる予定?」
シノ「長くても30話くらいで終わらせようと思っています……今回のように100話以上にはならないように気を付けたいですね
  というわけで、旋風編についての話はここで一旦以上にしたいと思います」

995 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/11/24(Tue) 12:05
後書き出したいんだろう?早く来てくれよ


996 名前:Girl3 ◆IiInQphU 投稿日:2020/11/27(Fri) 19:20

>>995

メロン「別に良いでしょ もう少しゆっくりやりたいの
  こっちにだって色々事情があるのよ あんまりせっかちだと嫌われるわよ」
ミント「だからカリカリすんなって 待たせてるこっちだって非はあるんだからな
  早くしなきゃいけないって気持ちは勿論あるんだ
  早く終わらせてほしいっていう皆の気持ちも分かるんだが、悪いけどあんまり発破をかけないで欲しいんだ
  伸び伸びとやらせてくれれば助かる 我儘だってのはあたし達も分かってんだけどさ、割とマジなお願いなんだ 頼むぜマジで」
シノ「そうですね……書き込める数も残り少なくなりましたし、後は私達のフリートークでこのスレッドを閉じたいと思います
  今回のお話のテーマは、作中で詳しく伝えられなかった妖姫と、妖精の腕輪についての話をして参ります
  メロンさん すみませんがよろしくお願いします」

メロン「任されたわ まずは妖精の腕輪について
  妖精の腕輪は、リップルスターっていう妖精が暮らしている惑星に存在していた秘宝の1つ
  星のカービィ64ではクリスタルっていう宝石があったけれど、それの仲間みたいなものね
  ダークマター一族に襲撃された時に、何故クリスタルだけ狙われて腕輪が狙われなかったかと言うと、
  クリスタルより厳重に保管されていたお陰で、ダークマター一族に狙われずに済んだらしいわ
  妖精の腕輪は、敵の手に渡ると宇宙の最期とも言われるような厄災が降りかかると言い伝えられていて、
  外に持ち出すのはご法度だったらしいのよね
  それを女王様が知らずに持ち歩いて、挙句の果てにそれを宇宙旅行中に落としてしまったらしいわ
  女王様ってばうっかりしてるわよね」
ミント「うっかりっていうレベルじゃ済まされないやつだろこれ…」
シノ「本当に見つかって良かったと思います……」
メロン「正式には、厄災が降りかかるって噂は実はガセなんだけど」
ミント「違ったのかよ!」
メロン「腕輪には聖なる力が込められていて、邪悪を跳ね返す力があったのよ
  だから悪の手に渡っても腕輪を使いこなすのは無理だったというわけ
  結論からして宇宙の最期なんて事にはならないわ」
シノ「クチナワが腕輪を使おうとしたけど、腕輪に逃げられてしまっていましたね」
メロン「腕輪は持ち主を選ぶのよ もしかしたら、腕輪は自分の意志で女王様の手から離れてプププランドにやって来たのかもしれないわね
  持ち主を捜す為に」
ミント「だとしたらすげえロマンチックな話だな」

メロン「次に妖姫について…ね
  妖姫はシノにとっての最強形態にして最後の切り札
  妖精の腕輪の力で、カグヤ姫ちゃんと融合して転生した姿が妖姫よ
  ちなみに妖姫は(ようき)と読むわ
  妖姫になる条件は割と厳しくて、腕輪に持ち主として選ばれている事と、融合先の妖精と気持ちが1つになっている事
  しかも妖精なら誰でも良いというわけではなく、魔力の高い王族の妖精でないと融合出来ないのよ
  シノとカグヤ姫ちゃんは奇跡的にその条件を満たしていたのよ」
ミント「もし、カグヤちゃんが王族じゃなくてシノが腕輪に認められてなかったら、厳しかったかもしれないな」
シノ「そうだったかもしれませんね……」

メロン「妖姫になる事で、融合元となった人物の身体能力は全て底上げされるの
  そのお陰で、本来なら身体に相当な負担が掛かる大技、虹龍・百花繚乱も疲労ゼロで使用出来たのよ
  おまけに腕輪の力で再生能力も使えるし、チート級の強さと言っても過言じゃないわ
  その代わり欠点があって、妖姫になると攻撃的な面が強く表れるようになって、怒りや憎しみが強くなればなる程
  精神が闇に呑まれてしまい、やがて暴走状態になってしまうのよ
  また、融合に慣れてない状態でも暴走状態になるわ
  シノは何度か、この暴走状態になったり、なりかけたりした事があったけど、
  怒りに囚われず、誰かを守る為に戦うという強い気持ちを取り戻して心に住む闇に打ち勝つ事が出来たわ
  妖姫の姿は、白い羽に白い髪、そして赤い眼という事が劇中で台詞として出て来たけれど、
  ゼロツーに近いイメージなのよね
  この事から、64に出て来たゼロツーは、妖姫に転生した者の成れの果てという説もあるけれど、真実は不明なままよ 残念ながらね」
ミント「謎のままにしておいた方が何かと都合が良いっていうのが本当の理由なんだよな?」
メロン「秘密」


997 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/12/05(Sat) 12:05
所で一つ気になる所があるんだけど・・・
何故此処のキャラハンは小説紛いなレスを投稿するの?
普通にハーメルンやピクシブとかなろうとかそういった小説投稿すればもっと多くの人に観られるのに
此処で小説だなんて勿体ないんだが・・・まあ普通に質問を返している所は別に良いんだけどね。

998 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/12/05(Sat) 15:09
いやぁ、このスレも残すところとなりましたね

999 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/12/07(Mon) 20:58
笑顔のまま次スレでもよろしく?

1000 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/12/11(Fri) 15:30
長い間お世話になりましたッ!

いつの日か何処かで会えれたら幸いですッ!

【星のカービィデデデでプププなものがたり】月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜【オリキャラ注意】










                                                〜完?〜

1001 名前:1001 投稿日:Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

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