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【ORIGINAL】BOUNTY HUNTERS【A to Z】

1 名前:ザナージュ ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/10/25(Fri) 19:10
時は2XXX年!世界は核の炎には包まれなかったが、次元の壁が崩壊した!
人間、獣人、魔族、エルフにドワーフ、果ては異世人からサイボーグといった
様々な人種が混在する世界で、賞金稼ぎ(バウンティハンター)を営む男がいた。
これは混沌とした世界をどげんかすべく戦うハンターたちの物語である。
彼らの元に今日も依頼が舞い込む……。



ようこそ、我が城『AtoZ』へ。俺に依頼かい?
……ん?ヒュウ!こいつは懐かしい顔だ。久しぶりだな、元気にしてたかい?


「もちろん!」→>>2

「誰ですか?」→>>3

「借した金返せよ」→>>4

699 名前:ミミック ◆SO3HmRys 投稿日:2023/12/22(Fri) 08:32
事務所のインテリアに、素敵な箱はいかがですか?
可愛らしく装飾された箱があれば、気分はいつでもハッピーホリデー。
もちろん、開けて中身を確かめてみてもいいですよ(ワクワク

700 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/12/22(Fri) 21:10
シェ●ロンぽいナニカ「願いを言え…今ならザナージュが願いを叶えてくれるぞ…」

701 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/12/24(Sun) 11:35
HEROIC AGEって寸劇、ザナが脚本ってルキとゼノのキスシーンってよく本人たちに認めさせたなと思う

702 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/12/25(Mon) 18:51
某水橋氏からプレゼントとメッセージ

【IWCポルトギーゼ・クロノグラフ(黒/シルバー)】
時間を忘れる貴方には必要なものでしょう、次は1年遅れのデートなんて許されなくてよ。

703 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/01/01(Mon) 00:00
ザナージュ「よう、『10ちゃっと♪』新年一発目のレスは俺達が頂くぜ。そらもう派手派手にな」
ゼノ「その為だけに30分前から寒空の下で待機させられてるオレらの身にもなってほしいモンだ……あー、さみっ」
ルキ「そんなに寒い?」
アリス「アリスは気になりません!ゼノ様は寒がりですね!」
ゼノ「そりゃお前らは平気だろうけど、オレみてーなただの悪魔にはキツいっつーの!」
ルキ「ただの悪魔って」
アリス「そんなお言葉、アリス初めて聞きました!」
ゼノ「つーかさ、外で待機するイミあんのか?中で待ってりゃいいじゃんかよ」
ザナージュ「(バカだねえ、お前は……これはお前の為なんだぜ?)」
ゼノ「(どういう事だよ?)」
ザナージュ「(嬢ちゃんと抱き合って暖め合うチャンスじゃねえか)」
ゼノ「(凍え死ぬわ!)」

ルキ「何話してんの?」
アリス「猥談ですか?」(ワクワク
ゼノ「んなワケねーだろ!アレだ、この後の打ち合わせしてたんだよ」
ザナージュ「そういうこった、イベントってのはド派手にやらねえとな」
ルキ「また何かバカなことやんの?」
ザナージュ「ああ、ゼノ坊が渾身の一発ギャグを披露してくれるそうだ」
ゼノ「そういうのマジでやめろよ!!」
アリス「ゼノ様がやらないならアリスがやります!」
ザナージュ「いや、俺がやろう」
ルキ「待って、ここは私が」
ゼノ「じゃあオレがやぁーってやるぜ!」
ザナルキアリ「どうぞどうぞ」
ゼノ「なんでだよ!」

ルキ「……あ、もう時間」
アリス「ゼノ様の茶番のおかげで待ち時間もあっという間に感じました!」
ゼノ「うるせー、どういたしましてだよ!」
ザナージュ「ま、今年もこんなノリで行かせてもらうぜ。俺達は止まらねえからよ、おたくらもレス止めるんじゃねえぞ……」
アリス「それでは皆様!」
一同「あけおめことよろー!!」

704 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/01(Mon) 03:04
あけおめ
お正月はどんなことをしたい?

705 名前:新しい年明けのハンターズ ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/01/04(Thu) 17:54
ザナージュ「さあさあ、新しい年の始まりだ。今年もバカバカしい笑いをお届けするぜ」
アリス「お後がよろしいようで!」
ザナージュ「今始まったところなんだぜ、アリスちゃん」
ゼノ「落語家みてーなこと言ってんな。いいのか?お笑い路線でさ」
ルキ「ギャグキャラだと思われたくないんじゃなかったの?」
ザナージュ「昔の話さ。色々考えたんだがな……俺にはお笑いしかないんですよ……!」
ゼノ「Mr.サスケェ……」
アリス「ではご主人様、さっそくすべらないお話をお聞かせくだせーませ!」
ザナージュ「オーケーオーライ、わかってるさ、欲しいんだろ?このザナージュ様がとっておきの一発ギャグを披露してやるぜ。顎が外れないよう気をつけな!」
ゼノ「お、スゲー自信だ」
ルキ「これは期待できなさそう」
ザナージュ「全世界のレディ達!俺の子供生めや!」
ゼノ「確かにすべらない話だ……」
ルキ「……ヤバ」

ザナージュ「そうそう、今回から俺達4人以外のゲストが登場する場合はサブタイの下に名前を載せることにしたぜ」
アリス「これでもう推しの登場回を見逃す心配はごぜーませんね!」

>>678話 MAKAI × FAMILY
(ゲスト:ドクター、ラハール、DZ)

http://www.10ch.tv/bbs_img/img-box/img20240104175226.png

ドクター「という夢をゼノくんは見ていたようだ」
ゼノ「覗くなよ!!悪魔権侵害じゃねーか!!」
ザナージュ「HAHAHAHAHA!!可愛いお子様じゃねえか」
ラハール「うむ、両親の面影がある」
DZ「でもルキちゃんが妙に大きい気がするでやんすねぇ」
ドクター「夢……それは願望の現れでもある」
ザナージュ「胸は空っぽの方が夢詰めこめるってこったな」
ゼノ「夢詰め込めるのは頭だよ!パチパチするのが胸だ!」
DZ「ププ、大丈夫でやんすよゼノきゅん。外出中のルキちゃんとアリスちゃんは見てないでやんすから」
ゼノ「そういう問題じゃねーんだよ!あとそのゼノきゅんってのやめろ!」
ラハール「平常心を欠いてもツッコミは欠かさぬか、見事」

名無し『オシアワセニ』

ゼノ「いやっ……オレら別にそういうアレじゃねーから……まだ」
DZ「情けないでやんすねぇ、恋なんていわばエゴとエゴのシーソーゲーム。怖じ気づいてちゃチャンスは逃げてくでやんすよ?」
ゼノ「いつも女に逃げられるアンタにドヤ顔で語られるとイラッとするな 。つか何でアンタらがいんだよ」
ザナージュ「今日この脇役どもに集まってもらったのは他でもねえ。ゼノ坊、お前をサポートする為だ」
ゼノ「夢ん中覗いて笑い者にしてるだけじゃねーか!」
ドクター「君の想いを確認しただけだ。君の想いは分かった。ここから作戦に移行する」
ゼノ「なんだよ作戦って……」
DZ「もちろんゼノきゅんとルキちゃんの恋を成就させる為の作戦でやんすよ!」
ラハール「堕ちた身とは言え、俺も元天使。キューピッドとしての責務は果たさねばな」
ザナージュ「そういうこった、大船に乗ったつもりでいな」
ドクター「大丈夫、我々が攻略本だよ」
ゼノ「…………」

ザナージュ:女の敵、ストーカー
ドクター:こないだオレに恋愛相談してきた、ストーカー
ラハールさん:学生時代好きなコに告白できなかった、ストーカー
DZ:女の敵、ストーカー

ゼノ「(なんて頼りないメンツなんだ……つーか全員ストーカーじゃねーか!)」
ラハール「ゼノよ、君には俺と同じような想いをさせたくないのだ」
ドクター「この前は君が私の力になってくれた。今度は私が君の力となってあげよう」
ザナージュ「見ててもどかしいんだよお前らは。俺達が背中を押してやるよ、面白そうだしな」
DZ「ファイトでやんすよ、ゼノきゅん。いい結果とネタが聞けるのが楽しみでやんす」
678「ゼノルキチャン オシアワセニ」
ゼノ「みんな……応援ありがとな。二人くらい野次馬が混じってる気がするけどさ」

706 名前:新しい年明けのハンターズ ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/01/04(Thu) 18:00
ドクター「第1回チキチキのど自慢大会〜!!」
ザナアリDZ「イエーイ!!」(パフパフー
ルキ「アリスに引っ張って連れて来られてきたけど……何で急にカラオケ?」
ラハール「忘年会も兼ねた親睦会だ」
ルキ「もう年変わったっていうツッコミは禁止?」
ラハール「禁止だ」
ザナージュ「まあまあ、たまにはこういうのも悪くねえだろ?」
ゼノ「ワリーな、いきなり呼び出して」
アリス「アリスは構いませんよ!むしろ楽しみです!」
ルキ「……私も別にいいけど」
DZ「カワイコちゃんが二人も会いに来てくれてオレっちも嬉しいでやんすよ、デュフフ!」
ルキ「初めまして」
DZ「さすが忘年会、オレっちの存在も忘れ去られたでやんす!」

ドクター「おっと、大事なことを言い忘れていたよ。今日はラブソング縛りとさせてもらう」
ルキ「はぁ……?」
ザナージュ「へえ、面白そうだな」
ラハール「それはいい案だ」
DZ「デュフ!ラブソングマスターの実力を見せてあげるでやんすよ」
ゼノ「仕方ねーなー、いっちょやってやっか」
ルキ「なんで皆そんな乗り気なの?」
ドクター「(よし、『歌に乗せて打ち明けよう、胸に秘めたこの熱き想い作戦』開始だ)」
ザナージュ「(変な選曲するんじゃねえぞ?この作戦には二人をいい雰囲気に持っていく目的もあるんだからよ)」

ゼノ「えーと、じゃあ最初は誰行く?」
ラハール「俺が行こう」
DZ「いよっ、さすがラハールのダンナ!色男!」
アリス「タンバリン係はおまかせくだせーませ!」
ゼノ「(早くもラブソングの雰囲気じゃねーな!)」
ルキ「へー……ラハールさんが何歌うのかちょっと興味あるかも」
ゼノ「なん……だと……?」

ラハール「あなた追って出雲崎〜悲しみの日本海〜♪愛を見失い岸壁の上〜♪」
ゼノ「(演歌かよ!!しかもコレ悲恋の歌じゃねーか!!)」
ルキ「ビブラートすご」
アリス「お上手ですね、ラハール様!」
ザナージュ「HA!俺には遠く及ばねえ。マイクよこしな。
   アルバム売上も(煉獄さんの宣伝のおかげで)絶好調!P'sヴォーカリストの圧倒的な歌唱力を見せてやるぜ」
DZ「いよっ!待ってましたでやんすダンナ!」

ザナージュ「いつかお父さんみたいに大きな背中で〜♪いつかお母さんみたいに静かな優しさで〜♪」
ゼノ「(家族になるのは気が早すぎんだろ!!)」
アリス「ぱちぱちぱち!ご主人様もお上手ですね!」
ドクター「悪くはないが」
ルキ「圧倒的ってほどではないよね」
ラハール「中途半端に福山雅治の物真似を挟んでいるのも減点対象だ」
ザナージュ「黙らっしゃい!じゃあ次はドクター、てめえが歌え!」
ドクター「いいとも、私は常に最新の情報をチェックしている。音楽とて例外ではない。流行に乗り遅れた君達との違いを教えてあげよう」
ゼノ「へえ……言うじゃん」

ドクター「夏が始まった恋に落ちたぁぁぁぁ!!!もう待ち疲れたんだけどどうですかぁぁぁ!!!」
ゼノ「(キャラも季節も合ってねー!!そんな最近の曲でもねーし!)」
ルキ「……めっちゃムリしてる感ない?」
ラハール「うむ、キーが合っておらぬ」
ザナージュ「キンキンうるせえ……」
アリス「でも気持ちは込もっています!」
ゼノ「んじゃ次だな……」

DZ「ボンバヘッ!!ボンバヘッ!!ムチャして知った本当のオレっち〜♪」
ゼノ「(ムダに上手い……けどラブソングなのかコレ……?)」
ザナージュ「腹減ったな。ポテト食おうぜ、ポテト」
アリス「ピザもおねげーします!」
ラハール「ポテトとピザお願いします。あ、ポテトはメガ盛りで」
ドクター「おやおや、ラハールは電話係かね。電話に最も近い席に座った者の宿命だな」
ルキ「ドリンクバー行ってくる」
アリス「あ、アリスも〜♪」
ゼノ「(誰もDZの歌聴いてねー)」

DZ「次はアリスちゃん歌ってみるでやんすか?」
アリス「はいな!アリス行きまーす!」
ドクター「アリス、落ち着いて行くんだぞ!落ち着いて行けば大丈夫だ!」(タンバリンを叩く)
ゼノ「(アンタが落ち着けよ!)」

アリス「ある日金太が歩いていると〜♪」

707 名前:新しい年明けのハンターズ ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/01/04(Thu) 18:01
ドクター「アリスには悪いが全カットさせてもらったよ」
一同「ありがとうございます」
アリス「ブーブー!!」
ルキ「ザナージュが変な歌教えるから……」
ザナージュ「いやあ、まさか歌うとは思わねえしよ」
ラハール「……ルキ、次は君が歌うといい」
ルキ「私?んー、じゃあ……あ、この曲あるんだ」
ゼノ「何だ?」
ルキ「『五時間の集大成』」
ゼノ「マジで!?カラオケあんの!?」
ザナージュ「おー歌え歌え!歌われた分だけ俺に印税が入ってくるからな!」
DZ「ダンナダンナ、印税は作詞者と作曲者しか貰えないって知ってるでやんすか?」
ザナージュ「なん……だと……!?」
ルキ「そうだ、誰かデュエットしない?」
一同「(……好機!!)」

アリス「では皆様一緒に歌いませう!」
ゼノ「うおーい!?ま、待てアリス!ここはオレが
ドクター「フッ、アリスの頼みなら仕方ない」
ラハール「うむ、皆の親睦を深めるいい機会だ」
DZ「ラップ部分はオレっちに任せるでやんす!」
ザナージュ「ラップなんてねえよ。お前はタンバリン叩いてな。オーケー、じゃあ行くぜ!」
ゼノ「(このおじさん達、何しに来たんだ?)」



アリス「いやあ、いいお歌ですね!」
ザナージュ「そりゃそうさ、ブラザー渾身の力作だからな」
ドクター「ふむ、実に面白い。バカ騒ぎも悪くないものだ」
ラハール「うむ、学生時代の合唱コンクール、あの頃の一体感を思い出せた」
ザナージュ「ラハールよお、昔話を始めるのは年寄りになった証拠だぜ?」
DZ「そういうダンナも同い年でやんしょ?」
ルキ「それ言うならあんたが一番年上でしょ」
一同「HAHAHAHAHA!!」
ゼノ「(めちゃくちゃ楽しんでんな!いいことだけどさ!)」

ルキ「じゃ、次はゼノね」
ゼノ「お、おう。なんか緊張すんな」
ザナージュ「オーケーオーケー、大丈夫だ!クールに行け!」
DZ「焦ったらダメでやんすよー!平常心ー!」
ラハール「残り時間はまだある、今は歌だけに集中しろ!」
ドクター「とにかく落ち着くんだ!落ち着いてやればそう難しいことではないぞ!」(タンバリンを叩く)
ゼノ「(だからアンタらが落ち着けよ!でも……)みんなありがとな!っしゃあ!っしゃあ!やぁーってやるぜ!」
ルキ「何このノリ」
アリス「SASUKEオールスターズみてーですね」
ザナージュ「(……待てよ?一つ大事なことを忘れてる気がするぜ)」

ゼノ「とぅあ〜いせつなぁ〜!ひぃとだからずぅ〜っとぉ〜!くぁらないでぇ〜!わらぁっていてぇ〜!」
DZ「ド下手でやんすね……」
アリス「ダメですよ、DZ様!もっとビブラートに包んで言わないと!」
DZ「ド下手でやんすねぇ〜〜〜♪」
ラハール「これは……」
ドクター「計算外だ……」
ザナージュ「そうだ、坊やはド音痴だった……」
ルキ「…………」
アリス「次は名無し様の番ですね!おねげーします!」
DZ「名無しのダンナもいたんでやんすか!?」



アリス「カラオケ楽しかったですね!」
ドクター「やや想定外の出来事もあったがね」
ラハール「親睦会としては良い催しだったと言えよう」
DZ「オレっちも出番が貰えて嬉しいでやんすよ、デュフフ」
ザナージュ「ヘイ、嬢ちゃん。ゼノ坊の歌はどうだった?」
ゼノ「ちょ」
ルキ「……前より上手くなってた」
ゼノ「えっ、マジ!?」
ルキ「まあ、ド下手から下手になったくらいだけど」
ゼノ「ちょ」
ルキ「もっと練習しないとね」
ゼノ「え?」
ルキ「また行こうよ」
ゼノ「お、おう!行こう行こう!」
ルキ「皆で」
ゼノ「あ、皆でか……」
名無し『ゼノルキチャン オシアワセニ』
ザナドクラハDZ「(ちょっとは進展した……のか??)」

708 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/06(Sat) 11:27
ザナージュ&ドクター&ラハール&DZ「ガンダムファイトー!レディー・ゴー!!」

ゼノ「違う……そうじゃない……」

709 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/01/12(Fri) 18:17
ザナージュ「そわそわ」
ゼノ「ザナージュ、何そわそわ言ってんだ?」
ルキ「そわそわ言うって初めて聞く表現」
アリス「明日遠足の予定でもあるんです?」
ザナージュ「ノンノン、お客様を待ってんのさ。サイン会のな」
ゼノルキアリ「サイン会?」
ザナージュ「P'sのベストアルバムを持参したお客様には俺の直筆サインをサービスするぜ!」
アリス「それは素晴らしいサービスです!大繁盛間違い無しですね!」
ザナージュ「異世界スタンプラリーも実施中!全世界制覇を目指せ!」
ゼノ「なんのこっちゃ」
ルキ「宣伝じゃない?」

>>684話 温泉馬鹿狼の密室凍結事件 〜湯けむり編〜

ザナージュ「よーく知ってるぜ、この街の温泉は俺にとっちゃ庭みたいなもんだ。しょっちゅう覗いてるからな」
ルキ「はい逮捕」
ザナージュ「バカ、俺は不審者がいないかパトロールしてんだ」
ルキ「あっ、不審者!」
ザナージュ「なに!どこに!」
ルキ「私の目の前に」
ザナージュ「おっと、こりゃ随分と男前な不審者だHAHAHA」
ゼノ「なんか久々に見た気がするぜ、こういう光景」
アリス「ご主人様もルキ様もイチャイチャしないでくだせーませ!」
ザナ&ルキ「してないしてない」

ザナージュ「で、温泉がどうかしたのかい?」
ゼノ「聞いてなかったのかよ、地下からお湯が湧き出てんだってさ」
ザナージュ「なん……だと……?」
ゼノ「ビックリだよな」
ザナージュ「いや、よく聞いてなかった。もう一回言ってくれよ」
ゼノ「紛らわしいな、ちゃんと聞けよ!地下からお湯が湧き出てるって言ってんだ!」
ザナージュ「なん……だと……!?じゃあ俺が温泉を作れば、これからは合法的に女湯を覗くことができるってのか!?」
ゼノ「できねーよ」
ザナージュ「ヘイヘイヘイ、いつも言ってんだろ?大事なのはできるかできねえかじゃねえ。やるかやらねえかだってな」
ルキ「やったらホントに警察に突き出すから」
ザナージュ「見くびんな」
ルキ「え?」
ザナージュ「お前の貧相な身体になんて興味ねえよ、HAHAHA!そーれ、ペッタンコー!ペッタンコー!」
アリス「アーイ!アーイ!」

(カチ……コチ……)

ゼノ「お湯が湧き出てる場所はどこだ!?急いでザナージュを解凍してやんねーと!」
アリス「ルキ様、エターナルフォースブリザードはやり過ぎですよ!」
ルキ「これで少しは頭が冷えたでしょ。あとアリス、あんたにはしばらくお菓子買ってあげないから」
アリス「この度は悪ノリしてしまい誠に申し訳ごぜーませんでした」
ザナージュ「こんなもんで……」(ピキ
ゼノ「え、ザナージュ……?まさか自力で解凍したのか……!?」
アリス「すごいですご主人様!!」
ルキ「ウソ……私の氷を……?そんなことできるわけ……」
ザナージュ「やるかやらねえかだ……」(ピキピキ
ルキ「!」
ザナージュ「こんなもんで俺が止まるか……!俺のこの燃え盛る熱いハートでどんな氷だって溶かしてやらあああ!!」(パリーン
ゼノ「スゲー……これも覗きへの想いが成せる技なのか……!」
アリス「これが……これがエロパワーなのですね!」
ルキ「見くびってた……エロ魔神の力を……」
ザナージュ「だから見くびるなと言っただろ?さあ、行くぜ」
ゼノ「どこへだよ?」
ザナージュ「決まってんだろ?温泉回じゃあ!!」
ゼノ「うおおおお!!」
アリス「卓球楽しみですね!」
ルキ「そこ?……あのさ、浮かれるのは勝手だけどあんた達忘れてない?」
ザナ&ゼノ「何を?」
ルキ「もう時間(文字数)ないから」
ゼノ「あ」
アリス「おや」
ザナージュ「」
ルキ「あ、勝手に凍った」
ゼノ「大変だ!お湯ー!」
アリス「それでは最初にお戻りくだせーませ!」

710 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/01/12(Fri) 18:18
>>685話 KILL MOW WHO

ザナージュ「お安いご用さ、これからもご贔屓に頼むぜ。報酬はスイス銀行に振り込んでおいてくれ」
ルキ「毛布を?」
アリス「ありがとうごぜーます、名無し様!大きくて立派な雑巾ですね!」
ゼノ「毛布だって言ってんだろ」
アリス「毛布にしては変わった形じゃあ〜りませんか?お洋服のようです!」
ゼノ「そりゃ着る毛布だからな」
アリス「それはいいですね!アリス着てみたいです!どうやって着るんどすえ?」
ゼノ「フツーに羽織るだけだよ」
アリス「誰の歯を?」
ゼノ「は?」
アリス「誰の歯を折ればいいんです?」
ゼノ「お前なぁ……」
ザナージュ「国王さ」
アリス「国王様ですね、わかりました!今から王様を、これから王様を殴りに行ってきます!」
ザナージュ「オーケー、バレないようにな」
ゼノ「待てアスカ!チャゲも煽んな!」
ザナージュ「何で俺がチャゲの方なんだ」
ルキ「帽子じゃない?」



アリス「着てみました!」
ゼノ「なんか変じゃねーか?」
ルキ「手足が逆になってる……」
アリス「なんと!マスターが腕パーツと足パーツの付け方を間違やがったようです!」
ルキ「あんたの身体のことじゃなくて」
アリス「ではルキ様、アリスに正しく着せてくださいますか?」
ルキ「私が?」
ザナージュ「アリスちゃん、それなら俺に任せな」
アリス「ご主人様とゼノ様はいやらしいこと考えてそうなので嫌です♪」
ザナージュ「HAHAHA、見抜かれてたか。残念だったな、ゼノ坊」
ゼノ「オレなんも言ってねーだろ!」
アリス「なのでルキ様、おねげーします!」
ルキ「あー……ごめん、私が触ると毛布が冷えるから……」
アリス「たまにゼノ様がボケた時みたいに?」
ゼノ「やかましーわ!いいじゃん、ルキ。そんなすぐ冷えないだろ?」
ルキ「うん、ゼノも一生懸命やってると思うし」
ゼノ「オレのボケの話じゃねーから!」
ザナージュ「やってやれよ、嬢ちゃん。かわいい妹分の頼みなんだからよ」
ルキ「……わかった」
アリス「わーい♪」
ゼノ「オレが妹みたいって言った時はドン引かれたのに……」

ルキ「これでどう?」
アリス「これは……」
ルキ「あ、ごめん……やっぱ冷たい?」
アリス「いえ、とても暖かいです!毛布も、ルキ様の手も……♪」(ニッコリ)
ルキ「……そう、よかった」(ニッコリ)
ゼノ「うんうん……」(ホッコリ)
ザナージュ「いい絵だねえ……」(モッコリ)
ゼノ「最悪だよ」

>>686
ザナージュ「俺が聞きたいぜ。どっからも声が掛からねえんだよ、どうなってんだ」
ゼノ「どうもなってねーよ。ムリに決まってんだろ」
ザナージュ「なんでだよ、10ちゃっと初のコミカライズなんて実に夢のある話じゃねえか」
ルキ「夢見るのは自由だけど現実も見なよ」
ザナージュ「見てるさ。俺達の活躍が漫画化からアニメ化、そして映画化やゲーム化する未来をな」
ゼノ「そういうのを夢っつーんだよ」
ザナージュ「うるせえ!俺は諦めねえぞ!そうだ、ここ見てる誰かが描いてくれよ!ギャラは原作の俺が7割、作画のキミが3割だ!目指せ、未来のプロ作家!」
ルキ「作画に3割、色んな元ネタに7割だからザナージュの手元には1Gも入って来ないけどね」

711 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/01/12(Fri) 18:19
ザナージュ「そういやゼノ坊は自作漫画描いてたんだよな?」
ゼノ「え、なんで知ってんだ!?」
ザナージュ「おっと、マジで描いてたのか?適当に言っただけなんだがな」
ゼノ「お、おう……ガキの頃ちょっとな……」
アリス「それは興味深いです!どんな漫画を描いてやがったのですか?」
ゼノ「よくあるヤツだよ。学園物とバトルを合わせた感じの」
ルキ「へー……タイトルは?」
ゼノ「タイトルは……」

>>686話 ドラゴンピースZ

ザナルキアリ「ほお……?」
アリス「あらすじを教えてくだせーませ!」
ゼノ「時は幕末――」
ルキ「時代劇なの……!?学園って寺子屋?」
ゼノ「これはプロローグだよ。主人公は幕末から鬼狩りを生業にしてきた一族の末裔って設定なんだ」
ルキ「あ、ああ、そういうことね……」
ザナージュ「最初はまず読者に世界観を説明するわけだ」
ゼノ「そう。で、幕末篇を60ページくらいやった後に本編開始だ」
ルキ「多くない?」
ゼノ「え?」
ルキ「プロローグに割くページ数多くない?そういうのって大体2、3ページくらいじゃないの?」
ゼノ「いやー、でも最初にちゃんと説明しとかないと読者に伝わんないしさ」
アリス「たくさんのページを使って丁寧に描いたというわけですね!」
ザナージュ「俺は良いと思うぜ?物語ってのは掴みが肝心だからな」
ルキ「ま、まあ、それはそうかも……」

ゼノ「で、主人公の名前は『雷牙 零』って言うんだけど」
アリス「ライガーゼロ??」
ゼノ「違う違う、『ライガ レイ』だ。でも仲間からはゼロって呼ばれてる」
ルキ「愛称的な」
ゼノ「そうそう。んで、ゼロが都の学園に転向した初日に不良に絡まれるんだ」
ザナージュ「なんだ、ヤンキー物なのか?」
ゼノ「いや、そういうワケじゃねーぜ。でもその不良達は高校デビューしたてのなんちゃってヤンキーだったんだ」
アリス「今日からツッパリだったんですね!」
ゼノ「そんなヤツらが鬼狩りの末裔に勝てると思ってるヤツいるー?」
ザナージュ「いねえよなあ?」
ゼノ「でも勝っちまうんだ」
ルキ「勝つんだ……っていうか負けるんだ主人公……」

ゼノ「ゼロは平和主義者なんだよ。で、ボコボコにされたゼロは体育館の裏に捨てられちまうんだけど、ちょうどその時バスケ部が試合しててさ」
ザナージュ「ハハーン、読めたぜ。マネージャーに惚れて入部するパターンだな?」
ゼノ「そうそう、よくわかったな!」
アリス「すごいですご主人様!」
ルキ「(ベタ……)ねえ、ドラゴンピースっていうのは何なの?」
ゼノ「不思議なカケラだよ。世界に散らばるカケラを七つ集めてひとつなぎにしたら願いを叶えてくれるんだ」
アリス「ほーほー!それは斬新な設定ですね!」
ザナージュ「ああ、よく練られてんな」
ルキ「私それめっちゃ聞いたことあるかも……」
ゼノ「で、バスケ部の試合中にゼロは頭打って頭蓋骨粉砕しちまってさ」
ルキ「重くない?」
ゼノ「え?」
ルキ「いや、すごい重傷だから……そこは気絶、とかじゃないの?」
ゼノ「いや、でも倒れた照明が頭に直撃したら気絶じゃすまないだろうしさ」
ルキ「なんで照明が」
ゼノ「老朽化してたんだ」
ルキ「そう……」
ザナージュ「ゼロはとことん運がねえな」

アリス「ですがそれは大変です!それからどうなったのですか!?」
ルキ「あ、わかった。怪我で試合に出れなくてグレちゃうんでしょ」
ゼノ「いや、試合には出たんだ」
ルキ「ヤバくない?」
アリス「ゼロ様はものすごい根性ですね!」
ルキ「頭蓋骨砕けてる生徒を試合に出す学園側もヤバくない?」
ゼノ「生徒の自主性を重んじる校風なんだ」
ルキ「えー」
ザナージュ「いい学校じゃねえか」
ゼノ「でもゼロは空腹で倒れちまうんだ」
ルキ「えー」
ザナージュ「それは仕方ねえさ、腹が減ったら戦はできねえからな」
ゼノ「で、ゼロが目覚めたら……」
アリス「目覚めたら!」
ゼノ「異世界にいたんだ」
ルキ「飛ばし過ぎじゃない?」
ゼノ「え?」

ルキ「話が飛躍し過ぎっていうか……いくらなんでも急展開過ぎない?」
ゼノ「そうか?結構伏線張ってたつもりなんだけどな……」
ルキ「え、どこに」
ザナージュ「まあ、異世界物ってのはそういうもんだろ」
アリス「ですです!何もおかしくごぜーませんよ?」
ルキ「そうなの?じゃあ私がおかしいのかな……」
アリス「はい!」
ルキ「そう……」

712 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/01/12(Fri) 18:19
ザナージュ「じゃあ続けてくれ。異世界に転生したゼロはどうなったんだ?」
ゼノ「メテオストリームを食い止める為にネフィロスと戦うんだ」
ルキ「もうちょっと詳しく」
ゼノ「いいぜ、どっちの説明が聞きたい?メテオストリームか?ネフィロスか?」
ルキ「できればどっちも」

メテオストリーム=世界を滅ぼす災い
ネフィロス帝国=この世界を管理する巨大国家

ゼノ「ここからゼロの新たな異世界生活……Re:ゼロが幕を開けるんだ」
アリス「壮大な物語になってきましたね!」
ザナージュ「ああ、ワクワクするぜ」
ルキ「よくわかんないけど、主人公が帝国と戦う理由は何?メテオ何とかはほっといていいの?」
ゼノ「へへッ、そこでさっき言ったドラゴンピースが出てくるんだよ」
アリス「と言いますと!?」
ゼノ「ドラゴンピースは何とネフィロスが所有してたんだ」
ザナージュ「マジかよ、すげえ偶然だな」
ルキ「それって元の世界に散らばるアイテムじゃなかったっけ……」

ゼノ「なんとドラゴンピースは元々この世界のものだったんだ」
アリス「ではドラピーはお家に帰ってきたというわけですね!」
ザナージュ「だがいくらゼロでも世界を敵に回して勝てんのか?」
ルキ「いくらゼロでもって、今んとこ良いとこゼロだけどねこの主人公」
アリス「きっとこれから大活躍するんですよ!」
ゼノ「もちろんさすがのゼロも多勢に無勢だ。でもその時、戦況を覆す大事件が起きるんだ」
ザナージュ「ヒュウ、そりゃ楽しみだ」
ゼノ「なんと第三勢力である神々の軍勢が降臨したんだ」

ルキ「……え?神々?神様ってこと?」
ゼノ「そう、巨大な神々……巨神たちが進撃してきたんだ」
アリス「なぜ神様が?」
ゼノ「メテオストリームを起こそうとしてたのは神だったんだ」
ザナージュ「争いを繰り返す人類を粛清しようとした、ってとこか?」
ゼノ「正解!よくわかったな」
アリス「冴えてますね、ご主人様!」
ルキ「(ベタ……)あ、じゃああれだ。神を倒す為にゼロと帝国が共闘するんじゃない?」
ゼノ「いや、神と帝国が手を組んだんだ」
ルキ「ヤバくない?」
ザナージュ「ヤバいな、絶望的な状況じゃねえか」
ルキ「それより自分達を滅ぼそうとしてる相手と手を組む帝国がヤバくない?」
ザナージュ「恐らくまずはゼロを排除したかったのさ」

ゼノ「絶体絶命のピンチに陥ったゼロは……」
アリス「ゼロ様は!」
ゼノ「指を食ったんだ」
ルキ「なんて?」
ゼノ「指を食ったんだ」
ルキ「誰の?」
ゼノ「自分の」
ルキ「なんで?」
ゼノ「なんとゼロも神、それも太陽神だったんだ」
ルキ「ほお……?」
アリス「なんとぉー!それはビックリです!」
ザナージュ「ああ、そいつは俺もさすがに予想できなかったぜ」
ルキ「うん、予想できた人いないと思う」
ゼノ「指を食うことで覚醒したゼロはまずは帝国を殲滅。そのまま人類滅亡を賭けて神の軍勢に戦いを挑むんだ」
ルキ「自分で世界を管理する国家潰しちゃったけど大丈夫?人類滅亡しちゃわない?」
ゼノ「そう思うだろ?でも心配ねーさ。ゼロが新世界の神になったからな」
ルキ「ほお……?」
ザナージュ「これからはゼロが人類を導いていくってわけだ」
アリス「これでもう安心ですね!」

ゼノ「そう思ったのも束の間、ゼロの元に最初の不良が転移してくるんだ」
ルキ「まさかの」
ザナージュ「モブだと思ってたキャラが実は重要人物だったわけだ」
ゼノ「ああ、なんとその不良は太陽神の対となる月の神だったんだ」
アリス「それは燃えますね!」
ゼノ「そして再会を果たしたゼロと不良は世界の調和を保つ為に融合して一つになったんだ」
ルキ「ごめん、ちょっと何言ってるかわかんない」
ザナージュ「敵対しあってた者同士が世界の為にひとつなぎになったってことだろ?ベタだが嫌いじゃねえぜ」
アリス「熱い友情ですね!不良漫画っぽいです!」
ゼノ「そう、その絆こそがワンピースの正体だったんだ」
ルキ「漫画変わっちゃった」

ゼノ「これで完結だ。どうだった?」
ザナージュ「王道展開を大切にする中にもキラリと光るオリジナリティがあって良かったと思うぜ」
アリス「ですです!ぜひ続編を執筆してほしいです!」
ゼノ「実はもうあるんだ。銀河統一篇っていうんだけど」
ザナ&アリ「おおー」
ルキ「ツッコミ疲れた……」

713 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/13(Sat) 10:11
いい男いい女ってのはいい匂いがするらしいけど
ハンターズの皆んなはどんな匂いがするの?

714 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/14(Sun) 22:55
恋なんて言わば エゴとエゴのぶつかり稽古
今、あなたは「そこはシーソーゲームだろ!」と思いましたね?
これがメンタリズムです

715 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/15(Mon) 16:05
デカいケーキ置いておくから
食うなり顔を埋めるなり二人で入刀するなりしてくれ

716 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/01/23(Tue) 17:59
>>687 リチャーズ・ジョーンズと運命のダイヤル
(ゲスト:ドクター)

ザナージュ「……つうわけだ。またいつあの野郎どもが襲撃してくるかわからねえ。今の内に対策を立てておく」
ドクター「それで私を呼んだと」
アリス「はい!マスターの知恵と技術をお借りしたいのでごぜーます!」
ドクター「任せたまえ。私にいい考えがある」
アリス「本当ですか!さすがはマスターでごぜーます!」
ルキ「私には悪い予感しかしないけどね」
ゼノ「オレもだよ」
ザナージュ「心配すんな、ドクターは悪どいことさせれば天才だ。この前も国王の機密情報とされる謎のメモを入手したらしいぜ」
ドクター「教師、人妻、ツXヤ、スXバ店員……」
ゼノ「聞きたくねーよ」
ルキ「(まともに働いてる様子のないドクターの設備や資金が潤沢な理由がわかった……)」

ドクター「それじゃ皆、今日は事務所の周りにバリアを張ってみよう!」
ザナージュ「よっ、待ってましたドクドクさん!」
ルキ「子供に悪影響与えそうな教育番組始まった」
ゼノ「バリアなんてそんなことできんのか?」
ドクター「私はタイムマシンを造った男だ。バリアを張るくらい造作もないことだよ」
ルキ「……それはそうかもね」
ザナージュ「だがバリアつってもすぐ用意できるわけじゃねえだろ?」
ドクター「そうだな、30分待ってほしい」
ゼノ「そんなに早くできんのか!?」
ドクター「バリア装置は既に完成している。その装置をここに持って来るだけだよ。アリス、運ぶのを手伝ってくれるかい?」
アリス「はいな!アリスにお任せ!」
ルキ「……ホントに大丈夫なの?」
ザナージュ「ま、とりあえずはお手並み拝見と行こうぜ」



〈立ち入り禁止!〉
〈KEEP OUT〉
〈この先通行止め〉
〈工事中。ご迷惑をおかけします〉

ドクター「よし、準備完了だ。東西南北、全ての守りを固めておいたよ。ご苦労だったね、アリス」
アリス「どういたしいたしましていたし!」
ゼノ「バリアってコレただの看板じゃねーか!!」
ドクター「そうだ、ただの看板だ。良識のある者ならここへ立ち入ろうとは思うまい」
ゼノ「いきなり人の事務所をブッ壊す連中に良識があると思ってんのか!」
ザナージュ「まあ落ち着けよ、ゼノ坊。これだけじゃねえんだろ?ドクター」
ドクター「察しがいいな、その通りだよ。この看板の先にもう一つ罠を仕掛けておいた」
ルキ「どんな?」
ドクター「この看板を無視して進むとセンサーが感知し、政府が所有する衛星兵器からレーザーが発射される仕組みになっているのだよ、フフフ」
ルキ「バカじゃないの?」
ドクター「バカとは心外だ。ではルキくん、君にこのシステムを開発する技術があるのかい?」
ゼノ「そういう問題じゃねーんだよ!そんなモン使ったら事務所もブッ壊れるだろーが!」
ルキ「事務所だけじゃ済まないでしょ」
ドクター「壊してしまえばいいさ、こんな狂った世界は。人間達に与えるには過ぎた玩具だ」
ゼノ「い、痛ぇ……痛ぇよ……!」
アリス「大変です!ゼノ様が苦しんでいます!」
ザナージュ「これはキツいな……坊やにとっちゃドクターの痛さと過去の自分を思い出した痛みで二重苦だぜ」
ルキ「そろそろ真面目にやってくれる?」

(ピピッ!)

ドクター「おや、どうしたんだいアリス」
アリス「熱源を感知しました!火器を所有した方が数名接近中でごぜーます!」
ザナージュ「やれやれ、結局いつも通りのやり方でいくしかねえらしいな」
ゼノ「こっちの方がシンプルでいいさ」
ルキ「面倒だけどね」
ドクター「よく解っているじゃないか。力ずくこそ君達のような野蛮人に相応しい方法だ」
ザナージュ「ドクター」
ドクター「ん?」
ザナージュ「てめえ囮になれ」

ギャング一味『トリックオアトリート!何だ、誰もいねえじゃねぇか』

ザナージュ「(オーケー、奴ら俺達に気づいてねえ。不意討ちには絶好のチャンスだ)」
アリス「(さすがマスター!完璧に看板に擬態しています!)」

http://www.10ch.tv/bbs_img/img-box/img20240123175702.jpg

717 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/01/23(Tue) 17:59
>>688話 CHA-LA 借金-CHA-LA
(ゲスト:ドクター呪印解放状態)

ザナージュ「なんだよ藪からスティックに。金の話はよそうぜ、もっと楽しい話をしようじゃねえか!」
ゼノ「……あのよー、ザナージュ」
ザナージュ「あん?」
ゼノ「あの後聞いたんだけどさー、さっきの連中が襲ってきたのってアンタが借金返さねーのが理由なんだってな」
ザナージュ「まあな、それがどうかしたかい?」
ゼノ「じゃあアンタが悪いんじゃねーか!」
ザナージュ「いやいや、悪いのはあいつらさ。あいつらはな、人の事務所をブッ壊すような連中なんだぜ?」
ゼノ「だからそれはアンタが借金を返済
ザナージュ「まあ聞けよ、レベルで言えば奴らの方が上だろ?」
ゼノ「レベル?」
ザナージュ「借金を返すのが遅れた貧乏人と、いきなり人の家を銃で襲撃する集団、どっちが悪そうな奴だ?」
ゼノ「そりゃまぁ……後者の方が悪そうな感じはするけどさ」
ザナージュ「だろ?だからあいつらの方が悪い。借金を返すのが遅れた俺も悪いが、あいつらはもっと悪いんだ」
ゼノ「そうか……?そうなのか……?」
ザナージュ「よーく考えてみな。借金は返せばすぐチャラにできるが、壊れた家は簡単には戻らねえんだぜ?」
ゼノ「確かにそうだな……」
ルキ「なに簡単に言いくるめられてんの」
アリス「ゼノ様は詐欺師に引っかかるタイプですね!」

ザナージュ「俺だって借金生活とはさっさとオサラバしたいさ。なんで犯罪者でもねえのにコソコソ生きていかなきゃならねえんだ」
ゼノ「借金返さねーからだろ」
ルキ「ゼノ、ここはまず借金踏み倒すのは悪い事だってことを教えてあげないと」
ザナージュ「事務所の維持費だって大変なんだぜ?お前ら居候の生活費、アリスちゃんの改造・修理費の加えて
   俺が仕事中に壊した物の修理費、店の女の子達との交際費もある。服も欲しいし旅行にだって行きたいさ」
ゼノ「二行目削れよ」
ザナージュ「事務所の維持費だって大変なんだぜ?お前ら居候の生活費、アリスちゃんの改造・修理費の加えて」
ゼノ「そういうことじゃねーよ!なんだよ、修理費とか交際費とか!旅行!?オレだって行きてーよ!」
アリス「アリスも〜♪」
ザナージュ「お、じゃあ今度行くか。旅行するならどこに行きたい?」
ゼノ「うーん、そうだなー……」
ルキ「あんたさっきからチョロ過ぎない?」

ザナージュ「要するに事務所の維持に精一杯で、借金なんて返してる余裕はねえってことだ。アンダスタン?アンダスタン?」
アリス「いっそ骨の髄までしゃぶっちゃいませう!」
ゼノ「んなこと言ってたら一生返済できねーよ。節約できることはしていこうぜ」
ザナージュ「じゃあお前らしばらくメシ抜きな」
ゼノ&ルキ「あんたがキャバ嬢に貢ぐのやめろ」
アリス「みんなで協力していきませう!アリスもこれからはご飯の量を減らします!
   ……と言いたいところですが、やめられない止まらないかっぱえびせんできません!」
ゼノ「食うのは必要なことだからな。食費以外のことを節約すればいいんだよ」
アリス「ではご主人様のお金をくすねまくってソシャゲに課金しまくるのは我慢しまくりまする……」
ザナージュ「それはマジでやめまくってくれ」

ルキ「でも節約も大事だけど趣味も大事じゃない?」
ゼノ「そらまーな」
ザナージュ「じゃあ俺の交際費は必要経費ってことで」
ゼノ「悪い政治家みてーだな……ほどほどにしとけよな」
ルキ「一番無駄なのはザナージュやアリスが暴れて壊した物の修理費だと思うんだけど」
ザナージュ「HAHAHA、違いねえ!」
アリス「一本取られちまいやしたね!」
ルキ「イラッ」
ゼノ「ルキの言うとおりだぜ、それが一番デカい上に不要な出費なんだよ」
ザナージュ「酷え……俺とアリスちゃんはこの事務所にいらねえって言うんだな……」
アリス「アリスは悲しゅうごぜーます……」
ゼノ「あ、いやっ……そんなつもりはねーんだけど
ザナージュ「先生ー、ゼノくんがアリスちゃんを泣かせましたー」

ドクター「誰だ……」

ゼノ「うおっ!?ドクター!?」
アリス「サスケくん……!」
ルキ「ドクターの本名、サスケっていうの?」
ザナージュ「呪印が……体中を取り巻いている!?」
ルキ「あれ血でしょ。さっきギャングとどさくさに紛れたあんたにリンチされたから」
ドクター「アリスをそんな風にした奴は……どいつだ……」
ゼノ「……オレらだよ!」
ルキ「私関係なくない?……あーもう、ツッコミめんどくさっ!」

718 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/01/26(Fri) 01:19
キャラハン川柳

ザナージュ「ここで一句!」

   引き留めて
   留まるならば
   やってるさ

ザナージュ「みんなもキャラハンゲットじゃぞ〜!」

>>689話 ゼノの悲報

ザナージュ「今俺はこの街の頂点にいる。名無し、この意味がわかるかい?オーケー、教えてやるぜ。
   このザナージュが一番強いってことなんだよ!」

【ザナージュとのバトルに勝った!
名無しは賞金−9980円を手に入れた!】

アリス「ご主人様ー!!」
ゼノ「負けてんじゃん」
ルキ「なんかおかしくない?」
ゼノ「ああ、アッサリし過ぎだ。まるでわざと負けたみてーに 」
ザナージュ「わざと負けたからな」
アリス「なんと!その心は!?」
ザナージュ「殴られるフリをして財布を頂いたのさ。どれどれ、中身は……9980G?なんだよ、シケてんなあ」
ゼノ「アンタ、それ犯罪だぞ」
ザナージュ「バカ野郎、これは正当なバトルの結果だ。俺は『どろぼう』で賞金を頂いたまでさ」
ゼノ「賞金はバトルに勝たなきゃ貰えねーんだよ!」
ザナージュ「今のバトルの勝者は俺だぜ?試合には負けたが勝負に勝ったからな」
ルキ「ジュンサーさん、こいつです」
ザナージュ「待て待て、通報すんな!わかったよ、返せばいいんだろ返せば。ほら、返したぜ。これで文句ねえんだろ?ペッ!」
ゼノ「なんなんだコイツ……」
ルキ「何であんたがキレてんの?」
ザナージュ「いきなり人にケンカ吹っ掛けてきたチンピラから金もらって何が悪いんだ。なあ、アリスちゃん?」
アリス「ご主人様、そろそろそんなおチンピラみたいな真似はやめて真面目に働きませんか?」
ザナージュ「え、なんで今日はそんな真面目なんだアリスちゃん……」
ゼノ「とうとう愛想尽かされたんじゃねーの?」

アリス「アリスはお金が欲しいんです!だから真面目にお仕事を頑張ると決めたんです!」
ルキ「何か欲しいものでもあるの?」
アリス「逆刃刀です!」
ゼノ「お前は弥彦か」
アリス「ウソです!本当はいつもお世話になっているご主人様とルキ様とマスターを旅行に連れていってあげたいんです!」
ザナージュ「アリスちゃん……」(ジワッ
ゼノ「アリス……」(ジワッ
ルキ「二人とも涙ぐんでるけど理由は違う……」
アリス「まあゼノ様も特別に連れていってあげてもいいですよ!」
ゼノ「ありがとよ!」

ザナージュ「そういうことなら仕方ねえ。これからは俺も真面目にいきるとするか」
ゼノ「いい心がけだな」
ザナージュ「ヘイヘイヘイ、そこの名無し。なにガン飛ばしてんだ?本物のガンってやつを見せてやろうか?」(チャカッ
ルキ「ホントだ、真面目にイキってる」
ゼノ「ダメだこりゃ」
アリス「アリスも負けていられません!名無し様、バトルしませう!アリスが勝ったらお金ください!」
ゼノ「結局お前も同類かよ!よせよ、アリス。強盗だと思われるぞ」
アリス「それはわかっています、でも娘の手術代の為にはお金が必要なのです……!」
ゼノ「お前はサンドマンか!旅行の為じゃなかったのかよ!」
ルキ「アリス、そんなことして旅行に行けなくなってもいいの?」
アリス「嫌です!」
ルキ「じゃあ街中で暴れちゃダメ。わかった?」
アリス「わかりました!」
ゼノ「オレの言うことは聞かねーのにザナージュとルキの言うことは素直に聞くんだよな……」
ザナージュ「母ちゃんに反抗したいお年頃なのさ」
ゼノ「誰が母ちゃんだよ」
ルキ「ゼノはお母さんっていうより『オカン』って感じだよね」
ゼノ「あんま嬉しくねーな……せめてお父さんにしてくれよ」
アリス「ゼノ様なら将来きっといい旦那さんになれますよ!」
ゼノ「そ、そうか?」
アリス「はい!アリスならゼノ様とは絶対結婚したくありません!」
ゼノ「何が言いてーんだ……」

719 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/01/26(Fri) 01:20
>>690話 洗浄のメリークリスマス

ザナージュ「メリークリスマス、愛してるぜ俺のファン達」
アリス「メリークリスマス!じんぐるべー♪」
ゼノ「メリークリスマス……」
ルキ「……メリークリスマス」

ザナージュ「なんだあ?元気ねえな。せっかくのクリスマスなんだから盛り上がっていこうぜ?」
ゼノ「ムリだよ、もうとっくにクリスマス過ぎてんじゃん」
ザナージュ「HAHA、いつものことだろ?そろそろ慣れな」
ルキ「まあ、それはそうなんだけど……そもそも私達魔族だからね?」
ザナージュ「あー細けえこと気にすんな!魔族がクリスマスを祝っちゃいけねえなんて法は人間界にはねえんだ」
アリス「じんぐるべー♪今年のツリーはアリスが用意いたしました!これです!」(ドスーン
ゼノ「うわっ、デケーな!こんなのどこに売ってたんだ?」
アリス「教会からお借りしてきました!」
ルキ「それって確か神木じゃなかったっけ……」
ゼノ「マジかよ……ただのパーティー用にそんなの借りて来ていいのか?」
ザナージュ「大丈夫さ、シスターの話によると物干し竿として使う参拝客も多いそうだぜ」
ゼノ「神木を!?」
ザナージュ「洗濯ものを干すことによって心の浄化を神にお伝えするんだとさ」
アリス「アリスもスペアの頭を洗浄してお供えしてきました!」
ゼノ「教会の木に、人の頭がブラ下がってんのを想像すると怖すぎるな」
ザナージュ「大丈夫だ、シスターの話によるとこの木の下にはもっとたくさん埋まってるらしいから」
ゼノ「もっとコエーんだよ!!シスターも部外者にそんな話すんなよ!」
ルキ「(闇が深そう……)」

ザナージュ「この木にはもう一つ、言い伝えがあるんだぜ」
ゼノ「なんだよ、また恐ろしい話か?」
ザナージュ「いや、愛とロマンスさ。なんとこの木の下で意中の相手に告白すると99%の確率で性交するらしい」
ゼノ「場所を弁えろ!!」
ザナージュ「あ、間違えた。成功だ成功。この木の下で告ると99パー成功するらしいぜ」
アリス「きゃー!それは素敵な与太話ですね!」
ゼノ「どんな話だよ」
ルキ「ふーん……」
ザナージュ「お、嬢ちゃん興味あんのか?」
ルキ「まさか。今時そんなベタな言い伝えがあるのかと思っただけ」
ゼノ「ベタってのは王道ってことだよ。オレはそういうの嫌いじゃねーぜ」
ルキ「そういうもん?」
ゼノ「そういうモンさ」
ザナージュ「じゃあお前コクれ」
ゼノ「ファッ!?」
アリス「ゼノ様、墓穴をほっちゃいましたね!クリスマスだけに!」
ゼノ「…………?……別にクリスマスかかってねーじゃん!」

ルキ「ツリーはいいとして飾り付けどうする?こんなに大きいと大変じゃない?」
ザナージュ「大丈夫大丈夫、お前らに任せておけばすぐ終わるさ」
ルキ「あんたは」
ゼノ「それならさ、ここに来たお客サンにも手伝ってもらうってのはどうだ?」
ザナージュ「そいつはいい考えだな。飾り付けを手伝ってくれた女性客には99%の確率で俺が
ゼノ「言わせねーよ!」
ザナージュ「お、久々に出たなそのフレーズ」
アリス「飾り付けをお手伝いしてくれたお客様には、プレゼントを差し上げるというのはどうでごぜーます?」
ルキ「うーん、今からプレゼントを用意するのは難しいんじゃない……?」
アリス「靴下を持参したお客様にはご主人様の靴下をプレゼントするというのはいかがでげす?」
ゼノ「誰が自分の靴下に他人のクセー靴下入れられて喜ぶんだよ」
ザナージュ「臭くねえよ!!俺の靴下嗅いだことあんのかお前!!口開けやがれ、今ここで嗅がしてやらあ!!」
ゼノ「うわっやめろバカ!!うえっ!ゴパァァァッ!ゴホッゴホッ!!うえーッ!!ゴハァァッ!!」
アリス「ゼノ様がヤベーほど苦しんでいます!メリークルシミマス!」
ルキ「これもう毒飲まされた人の反応でしょ」
ザナージュ「効いただろ、今のはお前らへのお仕置き用に用意しておいた特殊な靴下だからな」
ルキ「特殊……?何、まさかずっと洗ってないとか?」
ザナージュ「そんなチャチなもんじゃねえ。ドクターに頼んで野原ひろしの靴下と同じ成分を再現した代物さ」
アリス「なんとぉー!それは危険極まりねーです!」
ザナージュ「ドクターも開発中に二度死にかけたそうだ」
ルキ「まあなんでドクターがそんな匂いを知ってるのかは謎だけど」
ザナージュ「そうだ、こいつもツリーに干しておくか。いい魔除けになりそうだ」
ルキ「お客さんも近づかなくなるでしょ」
アリス「じんぐるべー♪」

720 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/01/26(Fri) 18:02
ザナージュ「前回のクリスマス回なんだがよお、アリスちゃんの一言で無理矢理締めてるだろ。
   あれ実は文字数の都合でラストシーンを一部カットしたからなんだよ。あ、鼻落ちた」(ポロッ
ゼノ「2レス使えば良かったじゃんよ」
ザナージュ「いや、数行だったからな。2レス使うのは勿体ねえかと思ってよ。あ、鼻が」(ポロッ
アリス「本来はどんなシーンでしたっけ?」
ルキ「ザナージュが、プラモデル配ってるサンタを見たとかそんな内容だったような……」
ゼノ「サタンじゃなかったか?」
ルキ「いや、何で悪魔がプラモデル配ってんの」
ザナージュ「どっちも正解、サタンでサンタさ。あ、また鼻が」(ポロッ
ゼノ「なんなんだよさっきからポロポロと!!なんだそれ、梅干し!?」
ザナージュ「ノンノン、ただの梅干しじゃないぜ。押すと光るんだ」(ピカー
ゼノ&アリ「おおー」
ルキ「……で、結局なんなのそれ」
ザナージュ「わからん、屋根裏に落ちてた」

>>691話 Y談・フレーズ
(ゲスト:オールスター)

酒場の親父「イけ、ハンターズ。この街の命運は君達に託された。頼りにしているぞ///」
ザナージュ「任せておきなベイビー。報酬はスイス銀行に振り込んでおいてくれよ」
DZ「この世界はオレっち達が絶対に救ってみせるでやんすよ!ね、ゼノきゅん!」
ゼノ「あ、ああ……」
アリス「ご主人様、DZ様、金太!負けないでくだせーませ!///」
ドクター「できれば標的は生け捕りにしてくれたまえ。生きたまま解剖されたらどんな声で鳴くのか……想像するだけでゾクゾクするよ///」
ジャスティ「奇遇だね、ドクター。私も悪党の断末魔を想像して震えていたところさ///」
ゼノ「ぜ、善処するよ……」
スターナ「あの、お兄様……もう少しこうしていてもいいですか……?///」
ラハール「勿論だ。今夜はずっと側にいよう……///」
ビリー「フー……見せつけてくれるじゃねぇかお二人さん。妄想が捗るぜ///」
フィアデス「血を分かち合った者達の愛は麗しいものだね……嗚呼、僕も姉さんと一つに……///」
ルキ「……ゼノ、頑張って……///」(ボソッ
ゼノ「お、おう……(なんでこんなことになったんだろうなぁ……)」

〜数時間前

DZ「大変でやんすー!」
ルキ「あ、変態」
DZ「そんです、オレっちが変なおじさんです……ってそんなこと言ってる場合じゃないでやんすよルキちゃん!ダンナ達は!?」
ザナージュ「いるぜ。とりあえず落ち着けよ変態。何があった?」
DZ「Y談おじさん(仮名)が現れたでやんす……!」
ザナージュ「なん……だと……!?」
DZ「おかげで街中大騒ぎでやんすよ。今、ギルドにハンター達が集まって会議中でやんすから、ダンナ達も来てほしいでやんす」
ゼノ「なんだそりゃ」
アリス「猥談ですって!?」(ワクワク
ザナージュ「お前ら知らねえのか?Y談おじさんってのは魔物の一種さ。奴が発する光に当たれば……」
ルキ「当たれば?」

(ピカーッ)

ルキ「うっ……!何……!?」
ゼノ「ルキ!」
DZ「こ、この光は……もうここまで来たでやんすか!?」
ザナージュ「どうやらそのようだ……ちっ、油断したぜ」
アリス「ルキ様、大丈夫でごぜーますか!?」
ルキ「う、うん、特に何ともない……けど」
ゼノ「けど?」
ルキ「パノッティくんにギューしたい……///」
ゼノ&アリ「」
ルキ「あ!?いや……は!?何!?」
ゼノ「オレが聞きてーよ……」
ザナージュ「わかったろ?奴の光に触れると強制的に性癖を暴露しちまうんだ」
ゼノ「なんだそれ怖すぎんだろ!!」
アリス「ほうほう、ではルキ様は可愛い男の子をギュー♪したいと」
ルキ「ち、違っ……///」
DZ「ルキちゃん、オレっちはどうでやんす?」
ルキ「汚い、消えて……///」
DZ「うっはw今の見たでやんすかダンナ!?」
ザナージュ「おおー、ゾクゾクしたなw」
ゼノ「言ってる場合か変態ども!」

(ピカー)

ゼノ「うわ、しまった!」
アリス「あ〜れ〜♪」
ザナージュ「アリスちゃーん!よいではないかよいではないか!」
DZ「アリスちゃん、ゼノきゅん、大丈夫でやんすか!?」
アリス「はい、大丈夫です!金太は?///」
ゼノ「金太!?オレのこと!?」
アリス「はい、金髪なので金太!まさしく金太です!///」
ゼノ「『ま』と繋げんな!大丈夫じゃねーじゃん!猥談っつーかしょーもねー下ネタだけど!」
ザナージュ「アリスちゃんが小学生男子並みの感性でよかったぜ」
ゼノ「確かに……最悪の事態は免れたな……」

721 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/01/26(Fri) 18:03
ルキ「……ねえ、ゼノ……///」
ゼノ「うおっ!?な、なんだ!?」
DZ「なに興奮してるでやんすか」
ザナージュ「いやらしい奴だぜ」
アリス「金太!真面目にやってくだせーませ!///」
ゼノ「お前らに言われたくねーよ!」
ルキ「ゼノは変化がないけど……我慢してるの……?///」
ザナージュ「これちょっと録画しとくか」
DZ「あ、後でオレっちにも回してほしいでやんす」
ゼノ「やめろ、後で死にてーのか!オレは……なんとか大丈夫みてーだ」
アリス「さすが金太!魔力がちげーますね!」
ゼノ「オレの魔力が酷い力に!」
DZ「金太魔力の高いスケベだからベースケ・金太マリアという名前はどうでやんすか?」
ゼノ「なんの話だよブン殴んぞ!」
ザナージュ「ん?もしかして魔力が高いヤツには効かねえのか?」
DZ「でもルキちゃんには効いてるでやんすよ」
ゼノ「アンタやザナージュも効いてねーじゃんか」
ザナージュ「いや、俺達は、なあ?」
DZ「普段から猥談ばかりしてるでやんすから」
ゼノ「認めたくねーけどスゲーなアンタら!」
アリス「あ、Y談おじさまがやりたい放題やって逃げちゃいましたよ!」
DZ「ありゃ女の子を抱くだけ抱いて飽きたらポイするタイプでやんすね」
ルキ「最悪……私達で遊んでたの……?許さない……許さない許さない許さない……刺す……!」
ゼノ「ルキ……お前元に戻るまでもう喋んない方が……」
ザナージュ「こいつは色んな意味でめんどくせえ事になってきたぞ。早いとこギルドに向かおう」



酒場の親父「ハンター諸君!よくぞ集まってくれた!諸君は素晴らしい!今日は思いきってヤろうぜ!」
ハンター達「おおー!!」
ヘルマン「待ちやがれてめえら!あのY談野郎とは俺にヤらせろ。タマ取ってやるぜ!///」
ジャスティ「そうはいかないな。あのような悪漢はこの手で殺ると私は正義、そして愛に誓った///」
スライヤ「そうはいかねぇっぺ、あいづはオラがヤる。ホンドはスライムみでぇにプリプリしてるのが好みなんだげどよ///」
ビリー「フー、男に興味はねぇ……が、奴は転がしてやるよ。病院のベッドの上で、コインみてぇにな……///」
ホラ「待ちたまえ、彼には私がレクチャーしてあげようではないか。この“足技の魔術師”がね///」

ゼノ「既に地獄絵図だ……」
ザナージュ「ちっ、どうやらここも襲撃されたようだな」
ラハール「むッ、待っていたぞザナージュッ!!来なければこちらから会いに行こうと思っていたところだ……///」
ザナージュ「うわあめんどくせえええ」
DZ「これみんな後で見せられたら死にたくなるでやんしょ」
アルス「DZさん!ザナージュさん達も、こんにちは!」
ゼノ「よっ、アルス。あっちもこっちもヒデー有り様だな」
アルス「そうなんだ、僕は何とか回避できたから無事だけど……」
アリス「さすがイケメンのアルス様です!食べちゃいたい///」
ルキ「あーわかる。アルスってさ、可愛いよね……///」
ゼノ「ちょ」
アルス「えっ!?ま、まさかルキとアリスも被害に……?」
ザナージュ「まあな、できれば今日見たことは忘れてやってくれ」
アルス「忘れる……?いや……思い出した……失ったはずの……幼い頃の記憶を……」
ゼノ「このタイミングで!?」
アルス「全部思い出した……僕を抱いてくれた温かな手、母乳の味……そうだ、僕は母さんから生まれたんだ!!
   母さん……もう一度僕に母乳をくれー!!///」
ゼノ「落ち着けアルス!それはお前だけの記憶じゃねーぞ!」
DZ「ウププ……老若男女から人気の爽やかイケメンハンターにマザコン疑惑が浮上でやんすねぇ!」
アリス「アルス様ならアリでごぜーますよね///」
ルキ「うん、母性くすぐられるっていうか……///」
DZ「ちくしょうイケメンめ!」

722 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/01/26(Fri) 18:03
ジョニィ「あれはマンPのGスポッ!Gスポ〜♪」
アリス「波乗りジョニィ様が酔っぱらってサザンを歌っています!」
ゼノ「ソロからバンドになっただけじゃねーか!」
酒場の親父「ジョニィ、飲み過ぎだ。その辺にしておけ。さもなくば……強引に黙らせるぞ///」
ジョニィ「胸騒ぎの腰つき〜!ラーララー!」

ザナージュ「単なる酔っぱらいどもの宴状態だな」
ラハール「ザナージュよ」
ザナージュ「あん?」
ラハール「黙って俺に刺されろ……///」
ザナージュ「なんだこいつきめえ」
ラハール「今は争っている場合ではない。そんなことは解っている。だが最早我慢できぬのだ……俺は貴様と交わりたい……///」
アリス「きゃー!ラハール様ったら大胆!///ラハザナですね!///」
ルキ「ホント誰かさんも見習ってくれればいいのに……///」
DZ「言われてるでやんすよ、ゼノきゅん」
ゼノ「へっ!?」

(コンコン

ビリー「親父、誰かこの花園に来たみてぇだぜ……///」
酒場の親父「もしや例の猥談親父か?ここはハンター達がピーする神聖な場。ピーな真似はこの私が許さんぞ///」
DZ「おやっさんも猥談親父の一人でやんしょ」
スターナ「私です、スターナです。開けてください」
ラハール「!!」
DZ「おっほ!スターナちゃん!?汚い店ですがどうぞ入ってくれでやんす!」
酒場の親父「代わりにお前は出ていってくれ。さあスターナ、中に入りなさい///」

スターナ「お邪魔しますね……皆さんお久しぶりです。あら?そちらの方は……」
ラハール「あ……///」(ドクン
ゼノ「ん?どうしたんだよ、ラハールさん?」
スターナ「ラハール……!?ではやはりあなたは……お兄様……!?」
ゼノ「お兄様!?ラハールさんが!?スターナの!?そういや天使と堕天使か……」
ルキ「やっぱそうだったんだ……」
フィアデス「兄と妹を残酷に引き裂いたのが神の悪戯だとしたら……再び二人が出会ったのは神の気まぐれなのさ……///」
スライヤ「おめぇはあいがわらず何言ってっかわがんねぇっぺ……そこがいじらしいべよ///」
ラハール「スターナ……!」
スターナ「お兄様……!」
ラハール「俺は……お前と……」
スターナ「はい……」

ラハール「お前と……したいです……///」
http://www.10ch.tv/bbs_img/img-box/img20240126180003.jpg

ゼノ「世界で一番酷い兄と妹の再会シーンだ……」
DZ「まさかエロギャグ回で再会するとは二人も思ってなかったでやんしょね」
ザナージュ「俺だって思ってなかったさ」

723 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/01/26(Fri) 18:04
酒場の親父「何!?それは本当かザナージュ!お前達はピーだからあのピーにピーされてもピー状態にならないのか!///」
DZ「何をピーピー囀ずってるでやんすか、おやっさん」
ザナージュ「ああ、常にピーピーマックスの俺とDZ、それと理由はわからねえがゼノ坊には効かねえようだ」
酒場の親父「素晴らしい……お前達は選ばれし真のピーだ!人類の希望だ!///」
ジャスティ「ザナージュくん、ゼノくん、DZくん、君達こそヒーローだ///」
ビリー「フー……仕方ねぇ、今回の主役は譲ってやるよ///」
アリス「皆様カッコいいです!///」
ザナージュ「フッ、俺にホレるなよ」
ヘルマン「ケッ、誰がてめえなんぞをほりたがるかよ……せいぜい頑張んな。負けたら承知しねぇぞ……///」
ザナージュ「ツンデレみてえできめえ」
DZ「な、なんか照れるでやんすねぇ、アベンジャーズになった気分でやんす///」
ゼノ「(イヤだな、こんなヒーローチーム……)」

ザナージュ「ところでスターナちゃん、キミは猥談光線食らってねえのか?」
スターナ「あ、いえ、私も実は……///」
DZ「うっひょー!?マジでやんす!?スターナちゃんの口からあんな言葉やこんな言葉が聞けるチャンス!?」
ラハール「DZよ、今すぐその口を閉じてやる……///」
スターナ「ま、待ってくださいお兄様!実は私、お願いがあるんです……///」
ラハール「お願い……?///」
ザナージュ「兄妹プレイか!?」
DZ「禁断の愛!?」
ゼノ「それはアンタらのお願いだろ」
スターナ「私の手を……握っていてくれませんか?///」
ザナ&DZ「ピュアーーー!!」
ゼノ「さすが天使だな……」

ザナージュ「さて、そろそろ片付けに行くか。さすがに長過ぎるからな」
DZ「長いものには巻かれるのがオレっちのモットーでやんす」
ゼノ「要するにY談おじさんを見つけ出してブチのめせばいいんだな?」
アリス「金太、待ってください!それは親父狩りですよ!」
ゼノ「そうだよ親父狩りだよ!もう金太なんて呼ばせねーぞ!」

ドクター「待つんだ」

ザナージュ「お?ドクターじゃねえか」
アリス「マスター!なぜここに?」
ドクター「店長から依頼されてね、猥談ウイルスに対抗するワクチンを持ってきたのだよ」
酒場の親父「おお、よく来てくれた!アベンジャーズとワクチンの力があればすぐに事件は解決できるだろう!///」
ドクター「……うぐっ」
アリス「マスター!?どうしやがったのです!」
ドクター「実はここに来る途中、猥談光線を浴びてしまったのだ……まもなく私も猥談しか喋れない身体になるだろう……」
アリス「そんな……」
ドクター「急ぐんだ……私が理性を失う前にこのワクチンXンを……」
一同「」
ドクター「ハーハッハッハ!!そうだワクチンXンだ!私はワクチンXンの開発に性交したぞー!!」
アリス「マスタァァァ!!」
ゼノ「ちくしょう、ドクターまで……!」
ルキ「ゼノ……ドクターの犠牲を無駄にしない為にも、行って……///」
ゼノ「そうだ……オレらがやるしかねーんだ!行こうぜ、ザナージュ!DZ!真の戦いはこれからだ!」

724 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/01/26(Fri) 18:05
>>693話 Gamble Rumble

ザナージュ「一言で表すなら俺は『イイ男』ってことだな。サンキューベイビー」
ルキ「一言で表すなら『胡散臭い男』じゃない?」
アリス「『チャラチャラした男』かと!」
ゼノ「少なくとも『サギ師』は誉め言葉じゃねーよな……」
ザナージュ「ヘイ、嫉妬は見苦しいぜお前ら。俺がクールダーティーなイケメンだってのは事実だろ」
アリス「ご主人様がよくおっしゃるクールダーティーとはどういう意味でごぜーます?」
ルキ「冷たくて汚い」
ザナージュ「直訳すんなボケ!意訳すると、『ちょっと悪そうで危険な香りが漂っているけど
   実は優しくてそのギャップにキュンとしちゃう女の子が絶えなさそうな大人の男』って意味さ」
ゼノ「そんなの意訳できねーよ」
ザナージュ「お前らは想像力が足りないねえ」
ルキ「あんたと比べりゃ大抵の生物はね」

ザナージュ「でもあの俺のイラスト、実はあまり納得いってねえんだよなあ」
アリス「なぜどす?ちゃんとカッコよく描かれてますよ!」
ザナージュ「肝心の顔があまり見えないだろ?他の奴らと同じようにもっとアップにしたかったのさ。
   あと俺の絵だけ背景がなかったんでな。後から適当に合成したおかげで、やっつけ感が半端ねえ」
ルキ「言わなきゃ誰もわかんないのに」
ザナージュ「しまった。……まあもっとイケメンな絵もあったんだが、表情はあの絵が一番イメージに近かったぜ」
アリス「ご主人様はいつもニヤニヤしてますもんね!」
ゼノ「まぁ爽やかとか朗らかな笑みってイメージはねーな」
ルキ「ザナージュは ぶきみに ほほえんでいる的な」
ザナージュ「ばくだん岩扱いすんじゃねえ。大胆不適な男と言ってくれ」

ゼノ「じゃあ一番苦労したのはアンタの絵か? 」
ザナージュ「いや、全員それなりに苦労したぜ」

ザナージュ:帽子に片目隠れと顔だけで特徴てんこ盛り。銃は最後まで出せなかったから諦めた。

ゼノ:剣を持たせたかったが、武器の絵は崩れやすい。結局、雷光で誤魔化した。

ルキ:怠そうな表情が難しい。何度か良い絵ができたが胸がデカかったので都度やり直し。(小さな胸:1.4)

アリス:一度ポーズも服も表情も完璧な絵ができたが、胸が小さかったのでやり直し。

ドクター:何度作っても眼鏡かけただけのモブ顔になった。癪だがファンもいるようなのでイケメン絵を採用。

ラハール:刀と手がよく崩れた。何度作っても構図や顔は大体イケメンになるのがちょっとムカついた。

アルス:頭に巻いてるあの赤いのがなかなか上手くいかなかった。AIちゃんはどうもアクセサリー系と指が苦手らしい。

スターナ:翼とかあるから苦戦を予想したが意外とすぐできた。さすが天使、優しい!

ジャスティ:アメコミっぽいのは簡単にできるが特撮風ヒーローは難しいぜ。だが楽しかったせいで変身シーンまで作っちまった。

DZ:B系ファッションのゴブリンなんて出てこねえよ。まず緑の肌が出ねえ。ハルクやピッコロ、シュレックとか色々な呪文を試した結果があれさ。

ザナージュ「というわけだ」
ゼノ「そっか、結構手こずったんだな……ありがとな、ザナージュ」
アリス「お疲れ様でした、ご主人様!」
ルキ「ちょっと待て」

725 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/28(Sun) 16:12
このメンバーのグッズを販売したら一番売れそうなのは誰のだろう

726 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/02/04(Sun) 07:29
なぐ子はいねがーわり子はいねがー

727 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/02/04(Sun) 19:46
ザナージュ「前回のレスを書く前に、Y談おじさんの元ネタの漫画がちょうど無料公開されてたから読んだんだ」
アリス「いかがでごぜーました?」
ザナージュ「俺達と似たようなノリだった。主人公からしてちょっと俺と似てるしよ」
ルキ「またパクった」
ザナージュ「違う、本当に偶然だ!俺はこないだ初めて読んだんだ!どうしてだよおお!パクってなんかないって言ってるだろおお!信じてくれよおお!」
ゼノ「なんでそんな必死なんだ……」
ザナージュ「レスの前に予習してパロディでもやろうかと思ったら普段の俺達と変わらなかったな、HAHAHA!
   ドクターっぽい性格だなと思ってたキャラがタンバリン叩きまくってて笑ったぜ。まさかそんなネタが被るとは思わねえだろ」

>>698話 ETERNAL CHAOS
(ゲスト:エージ、DZ)

そしてまさかこのネタが続くとも思わねえだろ!
こっちは一話完結のつもりだったから続編なんて考えてねえんだぞ!
まあいいさ、乗りかかった船ってやつだ。付き合ってやろうじゃねえか、この終わりなき混沌によ。
3、2、1、アクション!



俺はエージ。役者だ。
デビュー後しばらくは鳴かず飛ばずの無名な役者だったが、
自称ラッパーの不審者に絡まれた人気アイドルの星奈ちゃんを助けたことで
星の救世主として持て囃されることになった。
その後、無銭飲食と銃刀法で逮捕された気がするがそれはどうやら夢だったらしい。
今はそこそこ人気のある役者としてそれなりに充実した日々を送っている。

ザナージュ『全ては俺のおかげだな、HAHAHA』
エージ「そうですね、ザナージュさんのおかげです。
   酷い目に遭った気もしますが気のせいっすよね、ははは。
   今度なんと星奈ちゃんと共演することになりましたよ!」
ザナージュ『良かったじゃねえか。気合い入れていけよ、期待してるぜ』
エージ「はい、がんばります!」

DZ「そうはいかないでやんすねぇ!」
エージ「あ、お前はあの時のチンピラ!警察に捕まったはずじゃ!?」
DZ「脱獄してきたでやんすよ、お前に復讐する為にねぇ! 」
ザナージュ『懲りねえ野郎だな。返り討ちにしてやろうぜ、エージ』
エージ「できるもんならやってみろ!」
ザナージュ『あ?俺に命令するたあ偉くなったじゃねえか』
エージ「あ、いや、今のはあいつに言ったんです……」

DZ「何をコソコソ言ってるでやんす?」
ザナージュ『てめえをブチのめす作戦会議だよ!』
エージ「お、お前を倒す作戦を考えてたんだ!
   これを見ろ!無駄な抵抗はやめて大人しくしろ!」(チャカッ
DZ「やっぱり銃でやんすか……そう来ると思ってたでやんすよ」(ニタァ
ザナージュ『なんだ?あいつのあの余裕は……』

728 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/02/04(Sun) 19:47
ザナージュ『気をつけろ、エージ。あいつ何か企んでやがるぜ』
エージ「まさか防弾チョッキでも着込んできたんじゃ……?」
DZ「防弾チョッキ?……その手があったでやんす!」
ザナージュ『どうやらハズレのようだ』
エージ「ですね」

DZ「ふん、けどオレっちは防弾チョッキより遥かに強力な武器を手に入れたでやんすよ!」
エージ「ぶ、武器だって?」
ザナージュ『ロケランでも持ってきたんじゃねえだろうな』
DZ「こいつでやんすぅー!聖剣デュランダル!」(チャキッ
エジ&ザナ「なん……だと……!?」

DZ「デュフフフ!この剣の錆びにしてやるでやんすよ!」
エージ「銃の方が有利じゃん」
DZ「」
ザナージュ『なんだただのバカか』
ゼノ『なに怯んでんだよ、DZ!オレとデュランダルの力を信じろ!』
エージ「え?なんだこの声!?」
DZ「おお、ゼノきゅんでやんすか。そうでやんした、今のオレっちにはゼノきゅんが付いてるでやんす!」
エージ「ゼノキュン?」
DZ「この剣の持ち主でやんすよ、そしてオレっちと契約した悪魔でやんす!」
エージ「なん……だと……!?」
ザナージュ『HAHAHA!悪魔と契約だとよ、何言ってんだあいつ』
エージ「いや、今の俺とザナージュさんみたいなもんでしょうよ!」
ザナージュ『なん……だと……!?』
ゼノ『ワリーな、アンタに恨みはねーけど斬るぜ。そういう契約だからな』
ザナージュ『でも銃の方が有利だろ』
エージ「確かに」(パァン
DZ&ゼノ「うわっ!!」

エージ「よし、鎮圧完了っと」
DZ「ちょいとゼノきゅん!どーなってるでやんすか!この剣使えないでやんすねぇ!」
ゼノ『アンタの使い方が悪いんだよ!弾丸くらい斬れよ!』
ザナージュ『素人にそれは酷じゃねえか?さて、エージ。こいつらどうする?』
エージ「とりあえず警察呼んだんで後のことは任せましょう」
DZ「警察!?ちょっと待つでやんす、まるでオレっちが悪いことしたみたいじゃないでやんすか!」
ザナージュ『しただろうが!』
エージ「こないだザナージュさんも同じようなこと言ってましたよ」
警官「乱闘騒ぎを起こしたというのはお前達か!銃刀法違反で二人とも逮捕する!」
エージ「へ?」

そして逮捕されたDZと俺は檻の中で仲良くやっている。

ゼノ『結局逮捕されるオチなのな……』
ザナージュ『そう簡単に運命は変えられねえのさ。まあ仲間ができてよかったじゃねえか、HAHAHA!』

729 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/02/04(Sun) 19:47
>>699話 怪奇!行列のできる人喰い箱ふたたび!

ザナージュ「というわけで拾ってきた」
ルキ「どういうわけ」
ゼノ「ミミックなんて拾ってきてどーすんだよ……ちょっと前に食われかけたの忘れたのかよ?」
ザナージュ「あんなゴミ箱と一緒にすんな。このミミックちゃんからは美少女の匂いがするだろ」
ルキ「……装飾は可愛いけど、ただのミミックでしょ」
ザナージュ「ところがどっこい中身は美少女に違いねえ」
ゼノ「何を根拠に言ってんだ?」
ザナージュ「喋り方からして可愛いだろ?」
ゼノ「油断させる為のワナじゃねーの?」
ザナージュ「女の罠にはかかってやるのが男の生き様ってもんだ」
ゼノ「男の生き様……なんかカッコいいな……!」
ルキ「あんた達みたいなバカな男がハニートラップに引っ掛かるんだろうね」

アリス「ガジガジ」
ザナージュ「アリスちゃん!?さっきから静かだと思ったら何をやっとるのかね!」
アリス「美味しそうな匂いがしたので味見をしようかと!」
ゼノ「食うな食うな!」
ルキ「……ていうか味見するならフツー中身じゃない?」
アリス「では中身を確認しませう!ご主人様、おねげーします!」
ゼノ「さっきはついノッちまったけど、やっぱ開けるのはやめといた方がよくねーか?」
ルキ「ゼノに賛成。こんなの明らかに罠でしょ」
ザナージュ「ノンノン、中身は美女に決まってんだろ?『ザナージュさん、私を食べてください!』なんつってよ!」
アリス「アリスはお菓子がたくさん詰まっていると思います!」
ゼノ「ダメだ……コイツらの頭には夢しか詰まってねー」
ルキ「逆に食べられても知らないからね」
ザナージュ「それではご開帳〜!」
(パカッ)

ゼノ「…………」
ルキ「…………」
ザナージュ「暗いよー!怖いよー!」
アリス「ご主人様ー!!」
ゼノ「お前らに学習能力はねーのか!」
アリス「今、引っ張り出してあげますよご主人様!」(グイグイ
ザナージュ「うぎゃあああ!!ちぎれるちぎれる!!」
ゼノ「思い出せアリス!こういう時は押し込むんだ!」
アリス「そうでした!フンガー!」(グイグイ
ザナージュ「うぎゃあああ!!中になんかいる!セミとかカマキリとかいる!」
ルキ「え゛……アリス、そのままザナージュで蓋しといて」
アリス「はいな!」(グッグッ)
ザナージュ「うぎゃあああ!!」
ゼノ「中に何入れてんだこのミミック……」



ザナージュ「やれやれ、酷い目に遭ったぜ」
ルキ「自業自得」
ザナージュ「一割くらいはお前のせいだろうが」
ルキ「……仕方なかったの。蟲を封印しておくには誰かが犠牲になるしかなかったから」
アリス「調査の結果、虫さん以外にどんぐりも入っていましたよ!」
ゼノ「あとよくわかんねー石とか枝とか」
ザナージュ「かわいそうに……この子はきっとどこかのガキにゴミ箱のように扱われてたんだ」
アリス「それでアリス達に助けを求めてきたのかもしれませんね……」
ゼノ「悪いミミックじゃねーのかもな……」
ルキ「ザナージュ思いっきり食べられそうになってたんだけど」
ザナージュ「まあいいさ、これも何かの縁だ。このミミックちゃんはこのまま事務所に飾っておこう」
アリス「もしかしたらこのミミックさんはお客様をたくさん呼び寄せる幸運の宝箱かもしれませんね!」

【ミミックレビュー】★★★★★
大人気!あの有名箱ちゃんがまさかの降臨。感謝の気持ちを込めて★5つだ!

アリス「お仲間の印にアリスが可愛くペイントしてあげますね!」(カキカキ

730 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/02/06(Tue) 17:54
弟子とか取らないの?

731 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/02/07(Wed) 17:48
>>700話 俺、苦労性。

アリス「ご主人様ー!すごいものを拾ってきましたよ!」
ザナージュ「でかしたアリスちゃん!」
ゼノ「ホメる前に何拾ったかくらい確認しろよ。アリス、何拾ったんだ?」
ルキ「ミミックじゃなけりゃいいけどね」
アリス「ミミックさんじゃごぜーませんよ!ドラゴンボールです!」
ザナゼノルキ「??」
アリス「ドラゴンボールが落ちていたので回収してきました!」
ザナージュ「でかしたアリスちゃん!」
ゼノ「マジでスゲーの拾ってた」
ルキ「玩具か何かでしょ?」
アリス「玩具じゃごぜーません!このタマタマからは神秘的な力を感じるのです!」
ゼノ「タマタマ言うな。でも確かに妙な力を感じるぜ」
ルキ「ホントだ、魔力とは少し違うみたいだけど……ねえ、返して来た方が良くない?」
ザナージュ「迷わず使えよ、使えばわかるさ。あん時の猪木が言った有名な言葉だ」
ゼノ「どん時だよ、聞いたことねーよ」
アリス「ではアリス行きまーす!いでよ、シェンロン様ー!!」

(カッ)
http://www.10ch.tv/bbs_img/img-box/img20240207174705.jpg

ザナ&ゼノ「小っさ!!」
アリス「蛇さんみたいで可愛らしいです!ね、ルキ様!」
ルキ「え?あ、あー、うん……想像してたのとは違ったかも」
ゼノ「顔付きもシェンロンとは微妙に違くねーか?」
ザナージュ「シェンロンっぽい何かだな。まあ何者でもいいさ、お願いさえ叶えてくれるならな」

シェ●ロンぽいナニカ『願いを言え…』

ゼノ「おおっ、シェンロンっぽい!けどこんなちっちゃい龍にそんな力あんのか?」
ルキ「ゼノのその『小さいものには価値がない』みたいな考え、私好きじゃない」
ゼノ「そんなこと言ってねーぞ!?」
シェ●ロンぽいナニカ『願いを言え…』
アリス「シェンロン様っぽいナニカ様が待ちくたびれてますよ!さっそく何かお願いしてみませう!」
シェ●ロンぽいナニカ『今ならザナージュが願いを叶えてくれるぞ…』
ザナージュ「」
ゼノ「マジかよ、ザナージュ」
アリス「太っ腹ですね、ご主人様!」
ルキ「なにお願いしようかな」
ザナージュ「待て蛇!なんで俺なんだ!てめえが叶えてくれるんじゃねえのか!」
シェ●ロンぽいナニカ『願いを言え…』
ザナージュ「オーケー、それでいい。じゃあとりあえず俺を大金持ちにしてくれ」
シェ●ロンぽいナニカ『今ならザナージュが願いを叶えてくれるぞ…』
ザナージュ「俺の願いはてめえをブチのめすことだよ」

ゼノ「金持ちになりたいなら自分で努力しろってことじゃねぇ?」
ザナージュ「そんな猿でも言えるようなクソの役にも立たねえ説教じみたセリフは望んじゃいねえんだよ!」
アリス「いけませんよ、ご主人様!お客様には優しくしませんと!」
ザナージュ「ごめんよ、シェンロンくん。キミの言うとおり、お金持ちは努力して目指すことにするよ」
ルキ「え……?急に何……?」
ザナージュ「わ、わからねえ、口が勝手に……」
ゼノ「もしかしてザナージュがアリスの願いを叶えてくれた……ってことか?」
アリス「さすがご主人様です!いい子いい子してさしあげまする!」(ミシミシ
ザナージュ「うごああああ……!!これは悪い子にお仕置きする力だぜアリスちゃあああん……!」
ルキ「……ザナージュ」
ザナージュ「あん?」
ルキ「皆にコーヒー淹れてきて」
ザナージュ「ああ?なんで俺が……うっ、体が勝手に!?オーケー、俺に任せときな!」(ダダダッ
ゼノ「マジか」
ザナージュ「フッ、待たせたな。コーヒーだ、召し上がりやがれ調子に飲んなよ貧乳てめえ」
アリス「ご主人様がなんだかすごく面白いことになっています!」
ゼノ「ザナージュ」
ザナージュ「あん!?」
ゼノ「あのちゃん踊ってくれよ」
ザナージュ「ゲゲゲロゲゲゲロゲロチュー♪」(フリフリ
ゼノルキアリ「ブフッ」
ザナージュ「ちくしょう覚えてろよクソガキどもめ♪」(フリフリ

732 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/02/09(Fri) 18:15
ザナージュ「ヘイヘイ見ろよこれ。P'sの応援グッズを作ったぜ」

http://www.10ch.tv/bbs_img/img-box/img20240209181339.jpg

アリス「らぶあんどぴーす?ワンピースのロゴみたいでカッコいいですね!」
ザナージュ「だろ?」
ゼノ「モロパクリじゃねーか」
ザナージュ「聖者でも相手にしてるつもりか?俺は海賊だぜ」
ゼノ「アンタは海賊版だろ」
ルキ「何でうちわ?冬なのに」
ザナージュ「応援グッズといえば、うちわかメガホンかタオルだろ?その中だとうちわが一番デザインしやすかったんでな」
ゼノ「それアイドルを応援する時のグッズじゃねーの?バンドは違
ザナージュ「細けえこたあいいんだよ!というわけで全国80億人のP'sファンの皆様!
   これからもこのうちわでメンバーを応援してくれよな!売上金はありがたくバンド活動の資金に充てさせてもらうぜ!」
ゼノ「ウソつけ、アンタ独り占めする気だろ」
ルキ「ギャラの配分で揉めて解散〜なんて事にならなきゃきゃいいけどね」
アリス「これが本当の内輪揉めですね!」

ザナージュ「ちなみにこいつはただのうちわじゃねえ。驚きの機能が搭載されてるんだぜ」
ゼノ「どんな?」
ザナージュ「今は秘密だ。次回のレスで明らかになるさ」
アリス「それは楽しみですね!ね、ルキ様!」
ルキ「え?あ、あー、うん……(絶対くだらない機能なんだろうけど……)」

>>701話 演技でいいから食べてくれ

オーケーベイビー、いいとこに気がついたな。
今回はこの俺、ザナージュがソロでお答えするぜ。
あれ元々は別次元を描いてたものなんだよ。
パラレルの世界っての?平和な世界に生まれた俺達はあんな風に過ごしてるんじゃねえかってな。
だからあのホラー映画の序盤で死にそうなバカップルは
“ハンター世界の坊やや嬢ちゃん”とは別世界に住む似て非なる存在だと思ってくれ。
もしこっちの二人に頼んだって絶対やらねえだろうぜ。
嬢ちゃんは普通に断るだろうし、坊やも……いや、あいつはやりたがるか。
あー、でもあいつのことだ。演技じゃなくて自力で実現させるとか言うかもしれねえな。
まあ、そんなわけであれは別次元の出来事ってことさ。

それをドクターの大バカ野郎が『私はいつもこんな役だ』なんてメタいことボヤいたせいで世界線が崩壊しちまった。
つまり全部ドクターってヤツの仕業なんだ。
最後のスタッフロール?ありゃお遊びだ。尺が余ってたんでね、詰め込んでみた。
ブラザーのウケも上々で良かったぜ。これからも仲良くやっていきたいもんだ、HAHAHA!」



ザナージュ「さあ、次はいよいよ一年最後のレスだぜ!」
ルキ「去年のね」
ゼノ「いつものことだけど遅すぎだよ。世間は鬼との戦いも終わってんのに、ウチはまだクリスマスってどーなんだ?」
アリス「アリスとしては年中イベント気分で楽しい気がしてきました!」
ルキ「待たされてる方は楽しくないでしょ」
ザナージュ「遅れた分はせめて内容で楽しんでもらわねえとな!ちょいと遅めのクリスマス、盛り上がっていこうぜ!」
ルキ「ちょいと……?」
ゼノ「テンションで誤魔化そうとしてねーか?」
ザナージュ「だまらっしゃい!」

733 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/02/12(Mon) 07:29
ザナージュ
「返信と変身の前に私信だ。

長い間お疲れさん。
なんかやたら自虐してたようだが、おたくらの代わりなんていやしねえ。
おたくらは俺が名前すら持たねえガキだった頃からの憧れであり、手本であり目標だったぜ。
別れの挨拶なんていらないだろ?また会える日を気長に待たせてもらうさ。

それとブラザー達もお疲れさん、だな。
おたくらが、どんな理不尽をも笑顔で受け入れよう、などと聖者のような事を口走る男達でなくてよかった。
だから俺は貴公らと本当の友になろうと決めたのだ。
貴公らにネタがあれば乗っかろう。俺に饅頭あれば分け与えよう。貴公らがこれからもこの世界で笑えるように」
ゼノ「どこの黒縄天譴明王だよ」
ザナージュ「まあとにかくだ。彼らと同じ時代を駆け抜けることができて俺はラッキーベイビーだぜ!」

>>702話 時計じかけの俺ん家

アリス「ご主人様、お荷物が届いてごぜーます!」
ザナージュ「差出人は?」
アリス「ボーミズ・ハシシ様という方からです!」
ザナージュ「……誰だ?」
ゼノ「ザナージュの知り合いじゃねーの?」
ザナージュ「ボーミズなんて名前の知り合いはいないぜ?」
ゼノ「ホントかよ、また借金取りじゃねーだろーなー」
ルキ「……アリス、ちょっと伝票見せて」
アリス「プロジェクトAとスパルタンX、どちらを所望ですか?」
ルキ「はぁ……?」
ザナージュ「ユン・ピョウじゃないぜ、アリスちゃん。伝票、送り状のことさ」
アリス「この紙切れですね!どうぞ!」
ルキ「……某水橋氏だってさ」
アリス「やはりボーミズ・ハシシ様からですね!」
ゼノ「ちげーよ、これは水橋さんってイミだ」
アリス「なんと!もしかして声優さんですか?」
ゼノ「パルスィだよ!」
アリス「パルスィ様ですか!?わーい、ケーキ〜♪」
ルキ「アリスの中ではお菓子くれる人って認識なんだ……」
ザナージュ「悪いな、アリスちゃん。中身はケーキじゃないようだぜ」
アリス「ではチキンですか?」
ザナージュ「ノンノン」
アリス「ではチキンライスですか?今日はクリスマス!街は賑やかお祭り騒ぎですからね!」
ゼノ「アリス、あとでチキン持ってきてやるからちょっとだけ静かにしててくれ……」
アリス「はい!食べきれるサイズでお願いしますね!」

ザナージュ「ワーオ!見てくれよ。この輝きを!」
ゼノ「腕時計か?スゲーな、コレって高いヤツじゃねーの?」
アリス「じーしょっくですか?」
ゼノ「違う違う」
ルキ「メッセージカードには何て?」
ザナージュ「『抱いてほしい』と」
ルキ「何々……次のデートに遅刻したら殺す、だって」
ザナージュ「あ、コラ勝手に読むな、しかもウソをつくな!」
ゼノ「けど許さねーってさ。大丈夫かよ、ザナージュ?このクリスマスも二ヶ月遅刻してんだぜ?」
ザナージュ「大丈夫だ、9月のパーティーには間に合わせる。この時計があれば俺は時空すら飛べるのさ」
アリス「本当ですか!?凄いですねご主人様!」
ゼノ「それって凄いのは時計じゃねーのか?」
ルキ「いくら高級な時計でも本人が遅刻魔じゃ宝の持ち腐れね」
ザナージュ「バカ野郎、この時計を使いこなせるのは世界で俺だけだ。それを今から見せてやるよ」
ゼノ「なんだなんだ?」

734 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/02/12(Mon) 07:30
ザナージュ「装・着!」
(ジャキーン
アリス「おおー!カッコいいですご主人様!」
ゼノ「確かにポーズはカッコいいけどそれが何だよ?変身でもすんのか?」
ルキ「カッコいい……?」
ザナージュ「よーく見てな。前回披露したP'sうちわと組み合わせることによって発動するこの時計の真の力をな」
ゼノ&アリ「真の力……!?」
ルキ「……ただのうちわと腕時計でしょ」

ザナージュ「アクセス……ザナーッシュ!!」
(ピカー
ゼノルキアリ「!?」
http://www.10ch.tv/bbs_img/img-box/img20240212072636.gif
↑ゼノとアリス視点

ゼノ「おおーっ!?スッゲー!!今まで見て来た中でザナージュが一番カッコいい瞬間だ!!」
アリス「ですです!!きっと今がご主人様の人生で一番輝いています!!」
ルキ「それはさすがにザナージュがかわいそ過ぎない……?てか、私にはザナージュがジャンプしただけにしか見えなかったんだけど」
ゼノ「マジ……!?ザナージュが光に包まれながら時空を移動したのがお前には見えなかったのか……!?」
アリス「見逃してしまったのですね……かわいそうなルキ様……」
ルキ「いや、別にいいけど……」
ザナージュ「あれはピュアなハートの持ち主にしか見えないのさ。残念だったな、嬢ちゃん」
ルキ「あっそ……」

ゼノ「いやー、スゲーなー。いいモンもらったなーザナージュ!」
ザナージュ「悪いがやらないぜ、俺へのプレゼントだからな」
ゼノ「ちぇ……まあ仕方ねーか、ザナージュの専用アイテムだもんな……」
アリス「ご主人様以外の方が装備しても意味ごぜーませんよね……」
ルキ「あるでしょ、時計なんだから」
ゼノ「でも変身はできねーだろ」
ルキ「それはザナージュもできないから」
アリス「ですがまさかうちわにあんな機能があったとはビックリクリスマスです!」
ゼノ「ああ、驚きの機能ってアレのことだったんだな!」
ザナージュ「フッ。愛と平和が砕かれた時、H EROは現れるのさ」
ゼノ&アリ「おおーっ」
ルキ「……なんでもいいけどお礼くらいは言っておきなよね。礼儀知らずだと思われたら困るし」
ザナージュ「もちろんさ、俺はやられたらやり返す。倍返しだ!」
ゼノ「古りーぞ。今回は何返すんだ?」
ザナージュ「P'sのアルバム……何!?それは被っているだと!?」
ルキ「誰と話してんの?」
ザナージュ「どうすっかなあ……彼女は俺が持ってるもんは大抵持ってそうなんだよなあ」
アリス「あの方は何を贈るかより、誰が贈るかを大切になさる方だと思いますよ!」
ザナージュ「アリスちゃん……フッ、まさかキミに教えられるとはな」
アリス「この前出てきた野原ひろし様と同じ匂いの靴下でも、ご主人様からの贈り物ならばきっと喜んでくださりますよ!」
ザナゼノルキ「それはどうだろう……」

ザナージュ「そうだ、パルスィちゃんにセクスィちゃんなサンタ服をプレゼントして着てもらうってのはどうだ?」
ルキ「あんたとゼノしか得しないでしょ」
ゼノ「なんでオレが出てくんだよ!?」
ザナージュ「それだけじゃないさ。もう一つサンタに必須のプレゼントを用意する」
アリス「なんですか?」
ザナージュ「俺自身がソリになることだ」
ゼノ「アンタが得するだけじゃねーか」
ザナージュ「俺は上に乗ってもらうのが好きなんや!」
ルキ「最低のオチ」
ザナージュ「じゃあ無難にマフラーとかストールにするか」
ゼノ「フツーだな」
アリス「らしくないですね」
ルキ「期待裏切っていいの?」
ザナージュ「なんなんだお前らは!」

735 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/02/14(Wed) 00:25
ハッピーバレンタインハンターズ
っ【生チョコ】
素直に分け合えば全員分以上の数があるけど敢えて一人一人には渡さない
せっかくだから皆で奪い合いをしてね!

736 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/02/14(Wed) 00:52
ザナージュ
「1、まず時計を装・着!した俺のイラストを用意します。
 2、うちわのイラストを用意します。
 3、パッカーンとしたうちわのイラストを用意します。
 2と3を1のイラストに重ねて繋げればあら不思議!簡単にアニメが作れるぜ!」
アリス「以上、詐欺師のようなマジシャンのようなイケメンご主人様による手品の種明かしでした!」

>>704話 もちつきラプソディ

ザナージュ「ハッピーニューイヤー。今年も当事務所をどうぞご贔屓に」
ゼノ「あけおめー」
ルキ「ことよろー」
アリス「あけましておめでとうごぜーまーす!!」
ゼノ「ってもう2月だぞ。正月の挨拶してんのなんてオレらくらいだよ」
アリス「数日前までクリスマスだったのにあっという間ですね!」
ルキ「あっという間というか私達が遅いだけっていうか」
ゼノ「あ、そうこうしてる間にバレンタインのチョコが届いてるぜ!」
ザナージュ「落ち着きな、みっともねえ。今回はあくまで正月って設定なんだからなうっひょおおお!!」
ゼノ「落ち着けよ」

ザナージュ「正月にやりたいことねえ。お前らなんかあるか?」
ルキ「私は特に……そういうザナージュは?」
ザナージュ「バレンタインムードでイチャイチャしてるカップルどもを爆破して、
   女の子の方だけ俺が華麗に助けて恋に落ちたいね」
ルキ「季節も内容もイカレてる」
ゼノ「一応今は正月って設定なんだから、正月の話しよーぜ……」
アリス「はいはい!アリスはお餅つきがしたいです!」
ゼノ「餅つきかー、そういややったことねーな」
ザナージュ「魔界にいた頃やらなかったのか?」
ゼノ「やるワケねーだろ」
ルキ「あんた餅つく悪魔見たことあんの?」
ザナージュ「オーケー、じゃあやってみよう!やりたかったことは?」
アリス「やってみよー!」
ザナージュ「やったことないことも?」
アリス「やってみよー!!」
ゼノ「ホント元気だなこの二人……」

ザナージュ「じゃあ早速始めよう。合図を頼むぜ、アリスちゃん」
アリス「はいな!ゾンビ相手にロケットランチャーを持ち出す男の人がいたんですよ〜!」
ザナージュ「なあ〜にい〜!?やっちまったなあ〜!」
アリス「男は黙って!」
ザナージュ「ハリセン!!」
アリス「男は黙って!」
ザナージュ「ハリセンボルグ!!」
アリス「愛ですね〜」

ゼノ「……なあ」
ザナージュ「なんだ?」
ゼノ「餅つきするんじゃなかったのかよ」
ザナージュ「ん?今したじゃねえか」
ゼノ「クールポコをな!」
ザナージュ「同じようなもんだろ。なあ、アリスちゃん?」
アリス「はい、アリスは満足ですよ!」
ゼノ「お前餅ついてすらねーじゃん!」
ルキ「まあ、アリスがいいならいいんじゃない……?」



バレンタインチョコ(ノーマルver)
http://www.10ch.tv/bbs_img/img-box/img20240214004537.jpg

バレンタインチョコ(アイスver)
http://www.10ch.tv/bbs_img/img-box/img20240214004610.gif

737 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/02/19(Mon) 04:31
同時上映
>>708話 ハンターファイト開始!地に堕ちたハンター
>>735話 チョコレート戦争
(ゲスト:ドクター、ラハール、DZ)

ドクター「第一回チキチキチュコレート争奪戦!チョコを手にするのは誰だぁぁぁぁぁ!!」
ザナージュ「今噛んだか?」
ラハール「噛んだな」
DZ「そこは滑らかにお願いしたいでやんすねぇ、ドクターのダンナ」
ドクター「今のはわざとだ。君達が気づいてくれて安心したよ。その程度の事にも気付けない様な相手と戦ってもつまらないからね」
ザナージュ「面白えこと言うな。殺すのは最後にしてやるぜ」
ゼノ「なあ……マジで戦んのか?チョコなら人数分あんだから、フツーに分け合って食えばいいじゃんか」
ザナージュ「そういうわけにもいかねえんだ。依頼だからな」
ラハール「我らに殺し合いをさせる事がか」
DZ「お金持ちの道楽みたいでやんすね」
ザナージュ「勘違いすんな!マジで殺るわけねえだろ。あくまでゲームみたいなもんだ」
ドクター「そういう事だよ。今回の戦いはサイバースペースで行う」
ゼノ「なんだそりゃ?」
ドクター「簡単に言えば仮想空間の事だよ。そこで私達の分身(アバター)を戦わせるのだ」
DZ「ということは、攻撃を受けてもオレっち達自身はダメージを受けないってことでやんすね」
ラハール「残念だ。それではザナージュを抹殺できぬ」
ザナージュ「確かに残念だ。てめえを返り討ちにしてやれねえのがな」
ラハール「それは当然だ。貴様の実力ではな」
ザナージュ「あ?現実世界で戦るか?」
ゼノ「二人ともよせよ……」

ドクター「安心するのは早いな。ダメージを受けても我々が死ぬことはないが、アバターのダメージに応じて痛みが伝達する仕組みになっている」
DZ「え、マジでやんすか!?なんでそんないらない機能付けたでやんすか!」
ドクター「ゲームといえど最低限のスリルと緊張感は欲しいだろう?」
ザナージュ「へえ、たまにはいいこと言うじゃねえか」
ラハール「その意見には同意しよう」
DZ「オレっちが欲しいのはチョコだけでやんす!」
ゼノ「んじゃアンタはやめとけよ。元々戦いは苦手だろ?」
DZ「……それだけはできないでやんす」
ゼノ「なんでだよ」
DZ「このチャンスを逃したら二度とチョコに手が届かない……そんな気がするでやんすよ」
ドクター「そう、それを敗北という」
ゼノ「いや、チャンスなんてこの先いくらでも
ザナージュ「よしな、ゼノ坊。DZの覚悟は本物だ。負け犬だって追い詰められりゃ必死に噛みつくさ」
ラハール「憐れみの言葉は戦士にとって最大級の侮辱だと覚えておくがいい」
ゼノ「アンタらの言葉は侮辱じゃねーのか?」

DZ「好き勝手言ってくれるでやんすねぇ!ダンナ達にオレっちの気持ちがわかるわけないでやんす!」
ドクター「何を言う。ザナージュは誰よりも変態の気持ちが解る男だよ」
ラハール「如何にも」
ザナージュ「ああ、だからお前らの気持ちもよく解るぜ」
ゼノ「(もう帰りてぇ……)」
DZ「じゃあ質問でやんす。あんた方は今年チョコ貰えたでやんすか?」
ザナージュ「名無しちゃんからいくつか貰ったぜ?あとアリスちゃんからデカいのと、嬢ちゃんから小さいのをな」
ドクター「私もアリスから頂いたよ。あと研究会の知人からいくつか」
ラハール「……妹から貰った。あと依頼人からいくつか」
ゼノ「……ルキにデカいのと、アリスに小さいの貰ったぜ。あと近所のちっちゃい子やおばちゃんからいくつか」
DZ「見てみい!!全員本命から貰ってるでやんしょ!しかも揃ってあといくつか貰ってるでやんすし!!」
ゼノ「ま、まあまあ落ち着けよ……」
ドクター「では名無しくんのチョコ以外にも、我々が貰ったチョコ全てを賭けるというのはどうかな?」
一同「なん……だと……!?」

ラハール「……勝者が総取りということか。しかしそれは流石に……」
ゼノ「それはやめようぜ……くれた人達に失礼だろ。リスクもデカいし……」
ザナージュ「なんだ、怖じ気付いたのか?いいぜ、負けるのが怖いなら逃げ出しな。ただし、お前らの愛はその程度ってことになるがなHAHA」
ゼノ「なにをー……!」
ラハール「……良かろう。受けて立つ」
DZ「オレっちは元々リスクなんてない無敵のゴブリンだから勿論賛成でやんす!」

ナレーション『こうしてバカ5人による死闘の幕が切って落とされた――!』

738 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/02/19(Mon) 04:32
ゼノ「へぇ〜、これがサイバースペースか。スゲーな、ホントにここに立ってるみてーだ」
DZ「アバターの視点がそのままオレっち達が見てる景色になってるんでやんすね」
ザナージュ「相変わらずこういう無駄なもん作ることに関しちゃ天才的だな、ドクターのヤツは」
ラハール「昔からな」
ドクター「お気に召したかな?ここなら存分に暴れる事が可能だ。それでは臨場感のある戦いを楽しんでくれたまえ」
ザナージュ「オーケー、始めるぜ!」

ザナドクラハDZ「ガンダムファイトー!レディー・ゴー!!」

ゼノ「違う……そうじゃない……」
ドクター「何が違う?」
ゼノ「ガンダムが戦うワケじゃねーだろ。オレらが戦うんだろ」
DZ「戦うのはアバターでやんすよ?」
ゼノ「細けーな、わかってるよ!そのアバターはオレらの分身……分身……!?」
ドクター「ようやく気づいたようだね。待ちくたびれたよ」(ニィ
ザナージュ「やっぱり何か企んでやがったか」
DZ「ん?何?なんでやんす?」
ラハール「……身体能力だけなら一般人にも劣るドクターが生身でこの様な戦いに参加する筈あるまい」
DZ「あ、確かに。……しまった、オレっちも弱いのに生身でやんす!!」
一同「(頭も弱いのか)」

ドクター「見せてあげよう。私の戦闘形態を」
http://www.10ch.tv/bbs_img/img-box/img20240219042420.gif

ゼノ&DZ「!?」
ザナージュ「ヒュウ、お前はいつからアイアンマンになったんだ?」
ドクター「アイアンマンではない、ガンダムだよ」
ゼノ「ガンダムでもねーよ!つーかアイアンマンかガンダムならアイアンマンの方が近けーよ!」
DZ「というかメタリックルージュ?」
ゼノ「く、くそっ、なんにしろちょっとカッコいいじゃねーか……!」
ザナージュ「ヘイヘイヘイ、見とれてんなよ。敵だぞ」
ドクター「ハッハッハ、無理もないさ。アリスには遠く及ばないが、このバトルスーツもなかなかの出来だと自負しているよ」
ラハール「そうか……では礼代わりに俺も一つ見せてやろう」
ドクター「何?」

ラハール「出でよ」
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ゼノ&DZ「!?」
ザナージュ「召喚術か。ハッ、どうせなら美女を喚んでほしいもんだ」
ゼノ「黒縄天譴明王みてーだ……召喚系も悪くねーな……!」
ドクター「なるほど、そう来たか。圧倒的な力なら私のアーマーを破壊できると?」
ラハール「そういう事だ。この広々とした空間が仇となったな」
ドクター「ククッ、実に面白い。いかに強大な攻撃だろうと当方不敗!このドクターアジアに当たらなければどうということはない!」
ゼノ「アンタ、アジア人じゃねーだろ」
DZ「無理矢理ガンダム要素入れようとしてないでやんすか?」

739 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/02/19(Mon) 04:32
DZ「ていうかあのダンナ達、ガチ過ぎるでやんしょ!!全然ゲーム感覚じゃないでやんすよ!」
ザナージュ「あいつらは昔からそうなんだよ。ゲームだろうとガチでやり合うヤツらなのさ」
DZ「大人げなっ!」
ゼノ「(そうだよな……ドクターもラハールさんもザナージュと張り合う力を持ってんだ)」
DZ「ゼノきゅんからもツッコんでやってほしいでやんす!」
ゼノ「わかった。そこで見ててくれ、オレのツッコミを」
DZ「キュン……」
ザナージュ「やれやれ、ようやく火がついたか。……これで少しは面白くなりそうだぜ」(ニッ
ゼノ「ヘッ、どうやらオレも出し惜しみしてる場合じゃねーみてーだな」
ドクター「賢明な判断だ」
ラハール「ならばどうする」
ゼノ「見せてやるよ、オレの新技!」
DZ「ちょおおお!?ツッコミは!?」
ザナージュ「今はお前の仕事さ」

ゼノ「名誉……挽・回!」
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DZ「!?…………え、ハリセン?」
ラハール「ハリセンボルトか……その若さで会得していたとはな。よもやよもやだ」
DZ「真面目な顔して何言ってるでやんすか!?」
ドクター「それがハリセンボルト……ツッコミ役のみが会得することができるという奥義かい」
DZ「え、みんなあのギャグみたいな技知ってるでやんすか?知らないのオレっちだけ?」
ザナージュ「見た目がハリセンだからって甘く見ない方がいいぜ。あのしぶといアンデッド属性を一撃で消し飛ばす威力があるんだからよ」
DZ「見た目ハリセンにする必要あるでやんすか?普通に雷の剣で斬った方がよくないでやんすか?」
ドクター「なるほど……悪魔とはいえ所詮子供だと侮っていたな。すまない、ゼノくん。お詫びに全力で叩き潰してあげよう」
ラハール「もはや加減はできぬ。悪く思うなよ、ゼノ」
ゼノ「そりゃどーも、上等だぜ!」

DZ「まずいまずいまずい!ガチ勢が増えただけでやんす!このままじゃチョコが貰えないでやんす!こうなったらせめて一つだけでも盗み食いを……」
ザナージュ「情けねえヤツだな」
DZ「ダンナ……」
ザナージュ「一つだけ?あいつらはその一つが欲しくて身体張ってんだぜ」
DZ「!」
ザナージュ「お前みてえに『誰のどんなチョコでもいいから一つだけ』なんて考えてるヤツが勝てるわけねえだろうが!」
DZ「ダンナ……うっ、ううっ!でもオレっちは昔から……腕力も人望もなくて……欲だけはあって……」
ザナージュ「意地は?」
DZ「意地……?」
ザナージュ「このまま逃げ続ける人生でいいのか?」
DZ「…………」
ザナージュ「それじゃお前は本当の負け犬だな。そこで泣いてろ、俺は行くぜ」
DZ「……待つでやんす!!」

740 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/02/19(Mon) 04:33
DZ「あるでやんすよ!」
ザナージュ「何が」
DZ「負け犬にも……意地ってものが!」
ザナージュ「……なんだよ、 そんな顔もできるんじゃねえか」
DZ「この顔のイラストあるでやんすか?」
ザナージュ「あるぜ、後で貼ってやるよ」
DZ「ひょっほぉぉぉー!!」
ザナージュ「だがその前にあいつらを叩き潰す。行けるかDZ?お前にやってほしいのは
DZ「オレっちが囮になってる間にダンナがスナイプするでやんすね?任せるでやんす!」
ザナージュ「……フッ、悪かったなDZ。お前は負け犬なんかじゃねえ。お前は
DZ「ダンナ、皆まで言うなでやんす。オレっちの命、ダンナに預けたでやんすよ!」(ダッ
ザナージュ「(ああ、DZ。かわいいDZや。ありがとうよ。お前は負け犬なんかじゃねえ。お前は俺の――)


   飼い犬だ」
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ドクター「あっ!」
ゼノ「いっ!?」
ラハール「うっ!?」
DZ「え?」

http://www.10ch.tv/bbs_img/img-box/img20240219042649.gif
DZ「お……おお……!?な……なんじゃこりゃあ……!!」
ドクター「DZくんもろとも我々を撃つとは……」
ザナージュ「撃っちゃうんだな、これが」
ラハール「不覚……!」
ザナージュ「悪いなDZ、俺が狙ってんのは一つだけじゃねえ。全部だ。チョコもターゲットもな」
DZ「さ、さすがでやんすね、ダンナ……」
ザナージュ「ま、お前にも少しくらい分けてやるよ。俺は寛大だからな」(ニッ
DZ「ニッ……信じてたでやんすよ、ダンナ……」(ガクッ
ドクター「すまないアリス……私を許してくれ……」
ラハール「スターナ……済まぬ……」
ゼノ「ごめんなルキ……つーか待て!攻撃の規模とダメージの比率全然合ってねーな!!」

〜翌日

ゼノ「結局オレらが貰ったチョコは返してくれんのな」
ザナージュ「当たり前だ、女の子が他の男に作ったチョコを無理矢理奪ったってスカッとするだけだろ」
ゼノ「ならアンタにとってはいいんじゃねーか……?」
ザナージュ「だがそれは男だけじゃなくて女の子まで悲しませちまうことになる。俺にはできねえ」
ゼノ「……アンタは短気で卑怯な腐れ外道だけど、女にだけは優しいんだな」
ザナージュ「バーカ、仲間にも優しいだろ?」
ゼノ「仲間は撃ち殺しただろーが」
ザナージュ「生きてるじゃねえか」
ラハール「ザナージュッ!昨日の借りを返しに来たぞッ!俺と戦えッ!」
ドクター「私からも頼むよ。こう見えて義理堅い性分なのでね」
DZ「ダンナ達の行動パターンはバッチリ把握したでやんす!次は勝てるでやんすよ!」
ゼノ「やっぱ全員来たな……んじゃオレも混ぜてもらうかな」
ザナージュ「いいだろ、王者としてまとめて面倒見てやるぜ!」

ザナドクラハDZ「ガンダムファイトー!レディー・ゴー!!」

ゼノ「違う……そうじゃない……」

741 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/02/20(Tue) 19:17
紙芝居屋「ふぉっふぉっふぉ、今日は桃太郎のお話を聞かせてあげよう」
アリス「それは楽しみです!アリスはあの弱肉強食なストーリーが大好きなんです!」
ルキ「そこは勧善懲悪って言うとこだと思うけど……」
ゼノ「今時、紙芝居屋なんて珍しいな」

紙芝居屋「昔々、あるところに獅子舞がいました」
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アリス「なんとぉー!紙芝居屋さんはご主人様だったのですね!」
ゼノ「登場の仕方が段々凝ってきたな……」
ルキ「力入れるとこが違くない?」

>>713話 鉄血のハンターズ

ザナージュ「ドブみてえなニオイさ。この街は腐った連中が流れ着くドブ川みたいなもんだからな。そこに住む俺達はさしずめドブネズミってとこか」
ゼノ「何パンクロッカーみてーなこと言ってんだよ」
アリス「ドブネズミさんには写真には写らない美しさがありますよ!」
ルキ「ま、ザナージュはゾンビみたいなもんだし、腐ってるのはあながち間違いじゃないかもね」
ザナージュ「シンダシンダ〜!!ミンナミンナゾンビ〜!」
ゼノ「いい加減にしろ!」(スパーン)
ザナージュ「ひでぶっ!」

アリス「ご主人様は本当はいい香りですよ!鼻が曲がりそうなくらいに!」
ゼノ「それクセーってことじゃ……」
ルキ「香水付けすぎなんだって」
ザナージュ「エゴイストでプラチナムな俺に相応しい匂いだろ?」
ルキ「Gacktか」
ザナージュ「そうだ」
ゼノ「肯定しやがった」

アリス「ルキ様からは食欲をそそられるいい匂いがします!アリス、お腹空いてきました!」
ルキ「(身の危険を感じる……)」
ザナージュ「焼肉のタレみてえな?」
ゼノ「そういうんじゃねーだろ。ルキはもっとこう……甘い感じの」
ルキ「いやちょっと何言ってんの……」
ザナージュ「気持ちわりいヤツだな」
アリス「へんたーい♪ざぁーこ♪」
ゼノ「オレか!オレが悪いのか!」

アリス「ゼノ様は無臭です!終わりです!」
ゼノ「うおい!もうちょい何かあるだろ!」
アリス「強いて言うならあまじょっぱがらい匂いがします!」
ゼノ「それ病気だろ。……まあクサくねーならいいや」
ザナージュ「今の雷鳴はアンタに捧げるレクイエムさ」
ルキ&アリ「クサッ」
ゼノ「やめろよ!そういうのやめろよ!」
アリス「冗談です!ゼノ様はいい臭いですよ!」
ゼノ「『匂い』が『臭い』になってんぞ!」
ゼノ「ゼノ様からも美味しそうな匂いがします!」
ルキ「よく料理してるしね」
ザナージュ「ラーメンみてえな?」
ゼノ「アンタさっきから食いたいモン言ってるだけだろ」

アリス「アリスはどんな匂いがしますか?機械なのでやはり鉄でしょーか!」
ルキ「アリスは……
ゼノ「血だよ」
アリス「厨二病ですか?」
ゼノ「違げーよ!血が通ってるってことだよ」
アリス「はい??」
ゼノ「お前の身体は機械かもしれねー。けど感情があるし、腹だって減る。生きてるヤツらと何も変わんねーよ」
アリス「ゼノ様……」
ゼノ「な、なんだよ」
アリス「クサいです」
ゼノ「ちょ」
ザナージュ「まあ、今のはクサかったな」
ルキ「うん」
ゼノ「悪かったな!」
ザナージュ「けど、坊やらしいぜ」
ルキ「……うん」
アリス「ありがとうごぜーます、ゼノ様♪」
ゼノ「……おう」

742 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/02/21(Wed) 04:47
>坊やらしいぜ
「坊や/らしいぜ」ではなく「坊/やらしいぜ」に空目した
それもこれもザナージュがやらしいせい

743 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/02/23(Fri) 12:13
このふぐ刺しは君らのために用意したものじゃないんで食べないように

744 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/02/26(Mon) 00:17
みんな俺に現金を分けてくれ!
ttps://d.kuku.lu/k6r7f3j62
(曲が流れるから音量に注意だぜ)

>>714 話 単純な恋の罠

『恋なんて言わば エゴとエゴのぶつかり稽古』

ゼノ「いや、そこはシ

『今、あなたは「そこはシーソーゲームだろ!」と思いましたね?』

ゼノ「なっ……!(思考が……読めるのか?まずい……)」
ザナージュ「何がまずい?言ってみろ」
ゼノ「アンタまで読むなよ!」
アリス「名無し様凄いです!ゼノ様の心をお読みになりやがるとは!」
ルキ「ま、ゼノはわかりやすいからね」
ザナージュ「確かにな。坊、やらしいぜ」
ゼノ「オイ待て、読点の位置に気をつけろ」

アリス「ぶつかり稽古というとお相撲さんのようですね!」
ザナージュ「だが間違いじゃないぜ。恋も相撲も裸で密着するからな」
アリス「それはミスターとチルドレンでも大丈夫ですか?」
ザナージュ「恋に年齢なんて関係ないさ。後先考えずにギッタンバッコンする勇気、人はそれをシーソーゲームと言うんだ」
ゼノ「それ遊びってことじゃねーのか!」
ルキ「アリスもいるのに何て会話してんの」

『これがメンタリズムです』

ゼノ「メンタリズム……なのか?」
アリス「IKKみたいですね!」
ゼノ&ルキ「IKK?」
アリス「胃が 腐った 方 です!」
ゼノ「ダイゴが二人出てきて二人ともハズレってどういうことだよ」
ルキ「そういえばメンタリストってのがいたっけ。最近見ないけどあの人って今何してんの?」
ザナージュ「炎上系配信者として元気に頑張ってるぜ」
ルキ「……それ元気に頑張ってんの?」
ザナージュ「自ら火の中に飛び込み精神を鍛える。それがメンタリズムなのさ」
ゼノ「過酷な道なんだな……」

アリス「ですが思考を読むのはすごいです!アリスもメンタリズってみたいです!」
ザナージュ「オーケー、じゃあ俺の考えてることを当ててごらん」
アリス「地球温暖化について!」
ザナージュ「悪いな、考えたこともねえや」
アリス「むむむ、難しいです!ゼノ様とルキ様はわかりますか?」
ゼノ「金」
ルキ「女」
ザナージュ「お、よくわかったな」
アリス「お二人ともすごいです!メンタリストみたいですね!」
ゼノ「ザナージュを知ってるヤツなら誰でもわかんだろ……」

アリス「ではご主人様、アリスの考えていることはわかりますか?」
ザナージュ「『お腹が空いた』、かい?」
アリス「すごい、よくわかりましたね!さすがご主人様です、世界一カッコいいです!」
ザナージュ「フッ、それほどでもあるさ。オーケー、今から何か食べに行くかい?」
アリス「わーい!ご主人様大好きです!」
ザナージュ「キミもキュートだぜ、アリスちゃん。HAHAHA」
ルキ「……チョロいね」
ゼノ「チョロいな……」
アリス「KMDです!」
ゼノ&ルキ「KMD?」
アリス「これが メンタリズム です」



ザナージュ「そうだ、屋根裏に差し入れが置いてあったからお前らにやるよ」
ルキ「何で屋根裏に」
ゼノ「大丈夫なのかよ、それ」
ザナージュ「大丈夫大丈夫、鬼X隊からの差し入れだから安心しな」
ゼノ「なんだ、それなら大丈夫だな」
アリス「中身はなんですか?」
ザナージュ「女性も喜ぶこと間違いなしのスイーツだそうだ」
ルキ「やった、ちょうど甘いもの欲しかったから嬉しい……」
アリス「アリスも〜♪」
ゼノ「二人ともよかったな」
ザナージュ「後で食った感想聞かせてくれ。あちらさんに俺から伝えておくからよ」
ルキ「ん、わかった」
アリス「はーい!」

745 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/02/26(Mon) 02:30
もういっそ紙芝居屋に転職した方が儲かるんじゃないか?w

746 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/02/29(Thu) 05:20
次は主題歌を作ろう!

747 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/03/01(Fri) 19:38
ザナージュがゾンビサバイバルの世界に放り込まれたら
たぶんゾンビになっても今とそう変わらなさそう

748 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2024/03/08(Fri) 19:07
ザナージュ「こないだは俺がみんなに現金をわけてもらったからな。今日は俺がみんなに元気をわけてやるぜ」

>>715話 ケーキ爆発、BURN無礼BURN

ザナージュ「デカァァァァァいッ説明不要!!」
アリス「すごく……大きいです!」
ルキ「……大き過ぎない?」
ゼノ「顔どころか全身埋まるな」

715『食うなり顔を埋めるなり二人で入刀するなりしてくれ』

アリス「食べていいでごわすか!?わーい、ありがとうごぜーます名無し様!!」
ザナージュ「じゃあ坊やと嬢ちゃんは入刀を頼むぜ」
ゼノ&ルキ「なんで」
ザナージュ「不満ならお前らが顔埋めるか?」
ゼノ「顔埋める理由がねーだろ」
ザナージュ「顔を埋めるのに理由がいるかい?」
ゼノ「アンタは理由がなくてもケーキに顔埋めんのか?」
ザナージュ「理由ならあるさ、ネタ振りされた。ケーキに顔を埋める理由なんざそれだけで十分だ」
ルキ「そう、じゃあこれからはお笑い界で頑張って」
ゼノ「エアガン撃ったり、後輩にペットボトル投げつけたり、女の子紹介させたりすんなよ」
ザナージュ「笑えねえんだよ」
アリス「ご主人様なら全部やりかねませんからね!」

ザナージュ「準備はいいな?それじゃ俺がケーキに顔を突っ込んだら、アリスちゃんが食ってくれ。そのあと坊やと嬢ちゃんでスパッといっちまいな」
ルキ「順番がおかしいでしょ」
ザナージュ「え?」
ルキ「いや、え?じゃなくて」
ゼノ「何でアンタが顔埋めた後のケーキをアリスに食わせるんだよ。しかも食ったら入刀できねーだろ」
ザナージュ「そこはほら、エア入刀で」
ゼノ「殺陣シーンかよ」
アリス「なんでもいいから始めちゃいませう!アリスはケーキが食べたいです!」
ザナージュ「オーケー、飛び込むぜ!ザッバーン!」

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