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【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ四
263 名前:
羽藤柚葉 ◆
cmJTqYfU
投稿日:2020/12/16(Wed) 09:28
>>255
(アーチェロお嬢様)
>(紅茶をいただいていたわたくしは一瞬の絶句の後、思わずむせてしまいました。)
お嬢様、大丈夫ですか?
ナプキンをこちらへ…。新しいものをお持ち致します。
すぐに紅茶のお代わりもご用意致します…。
(すぐにお飲み頂けるよう、すこし温めのものをお淹れしました)
>わたくしにとっての二つの故郷が縁を結ぶお手伝いをできるのでしたら、至高のさらにその上を行く喜びと申すもの。
今すぐにではないとしても、それが一年先か十年先か分からぬまでも、
大切な方々が今でもお嬢様をお待ちしている故国イタリアの土を再び踏む時が
いずれお嬢様にも訪れるかと思います。
まだ道を決めかねておられるとしても、お嬢様がこの国で築いてきたもの、得てきたものが
その道を切り拓くものになるものと私は考えております。
種族の違い、国の違い、そして歩んできた歴史の違いを思えば故国の方々が
それら全てを受け入れて下さるというのは難しいかも知れませんが、
それらはお嬢様が自らの意思で歩みながら得てきた確かなものであると、お伝えしたいものですね。
お嬢様が故国の土を踏む時、私が御傍にいる事で…。
お嬢様とお客様の話をお聞きましたら、益々決意が高まって参りました。
私も御傍にお仕えするのに相応しい従者として、認めて頂けるようにと…。
…申し訳ありません。
寛ぎながらお話をさせて頂く場だというのに、メイドの私が少々固くしてしまいましたね。
ここは一度、甘味でリラックスして下さいませ。
(小鍋で甘酒をご用意致しました。)
>ふう…、今日の甘酒はいつもより一層馥郁として味わい深いですわ…。
ふふっ…。いよいよ本格的な寒さがやって参りましたが、お嬢様の大好きな甘酒が美味しさを増すのも
今の時期ですね。
夕方や学校からお帰りになられた時にご用意した、温かい甘酒を褒めて頂けるこのひと時…。
冬の何物にも代えがたい私の至福の時です…。(微笑)
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