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■ ■中世ファンタジー世界総合 11■ ■

1 名前:シェンリー ◆LnUU8pic 投稿日:2020/10/25(Sun) 00:41
ファンタジー世界を背景に持つオリキャラの総合スレです。
ファンタジー系のキャラクターを演じて
名無しさんの投下するネタや質問に答えたり、仲間に話題を振って会話をしましょう。

【ルール】
 1. 参加キャラは、このスレッド独自のオリジナルであること。
 2. 参加キャラは、キャラ紹介テンプレを使って自己紹介をすること。(>>2にあります)
 3. 単発系の質問・ネタ投下歓迎。
 4.誹謗中傷などはスルーすること。


【外部サイト】
中世ファンタジー世界総合スレッド避難所
 ttp://jbbs.shitaraba.net/otaku/17089/

中世ファンタジー世界総合wiki
 ttps://wikiwiki.jp/medievalftsy/

201 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/12/31(Sun) 07:24
刀ってなんていえばいいんだ?


202 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/12/31(Sun) 08:29
さすがに一人でクラーケンを食べきるのは無理なんで、みんなにお裾分けだ

203 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/03(Wed) 13:40
日本刀はシャムシャールで通用する


204 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/03(Wed) 13:49
大量のゾンビを相手にしたせいで鼻がおかしくなっちまったんだが

205 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/03(Wed) 16:06
霧の町と呼ばれる場所では年中濃い霧が晴れることはない
それを払う力の持ち主がいればな…

206 名前:ジャックドウ ◆doc.fPD. 投稿日:2024/01/05(Fri) 00:24
新年。新たなことを始めるには良い時期だな。
そろそろ私もこの街から離れるとしよう。
名残り惜しいが、目的の為には旅を続けなくてはならん。

>>200
そうだな。もう患ってから随分と長く経つよ。
心配ありがとう。だが、私のことなら何も気にしなくていい。

冥府の精霊たちは仕事熱心だが、しばしば仕事に私情を挟む。
気に入った相手に印をつけて、予定よりも早く連れて行ってしまうそうだ。
多くを愛し、多く愛された者ほど冥府の印をつけられやすい。
そして、印のある者を愛してはならないとも言われるな。
精霊の嫉妬を受けて、その者も冥府に早く連れて行かれてしまうのだとか。
……どんな印か? 大陸各地で身近な果実に例えられる、とだけ言おうか。

貴公の兄君は、たいそう魅力的な方だったようだ。
きっと今では精霊の寵愛のもと、冥府で穏やかに暮らしていることと思う。
現世に遺された身からすれば、身近な人を喪うのは辛いことだが……
今は貴公の健やかな成長を願って、この話は終わりにしようか。

>>201
カタナか? さほど詳しくないが、異邦……遠東の剣だったか。
そちらの出身者がいれば、細やかな名称の違いなど教えられたのだろうかね。
だが残念ながら、あいにく今は平凡な薬師が一人だ。
全知全能の神でもなく、大図書館の知恵を修めた賢者でもなく。

……ふむ。少し考えねばならんかな。
『キモノは?』『スシは?』『ラデンカザリノツルギは?』
……という風に、単語や物品一つ一つを細かに確認されたらどうしたものかと。
それほど詳しく聞くのなら、何か目的があるのだろうが――察しはつくよ。
その熱意。大陸共用語の辞書でも編むのだろう?

そのような大仕事ともなると、私より学術ギルドに頼るのが適切だな。
私に負けず劣らず話の長い連中だが、色々と知っているのは確かだよ。
ものによっては、語源や古代の用法まで教えて頂けるかも知れん。
まあ、講義の受講料を求められる可能性もあるがね。
行くのなら、金は多めに用意しておきたまえよ。

>>202
ほう、これが悪名高き海魔の……、……貴公。一ついいか。
何やら物凄い匂いがするのだが、これは本当に食えるものなのか?
私でも分かる程の匂いとなると、貴公らにとっては相当だろう……。
食中毒者が出る程度なら、私も薬が売れて結構なのだが。

……加工次第でいけるのか。まあ貴公ほどの者がそう言うなら……
……いや待て、一応、念の為に穢れを祓わせてほしい。祈祷する。
祈祷が終わったら、貧民街の連中に振る舞おうか。
祝祭日でも、ろくに腹を満たせなかった者が多くいるからな。
これほどの量があれば、当分は彼らが飢えることもないだろう。

……。
いや、なんでもない。

・・・・・

 クラーケンパーティは盛況だった。
 最初こそ凄まじい悪臭で顰蹙を買ったが、食えるとなれば話は別だ。

 亜人、異教徒、異邦人、異端者――貧民街の住人たちの顔ぶれは多様である。
 彼らに様々な加工を施された海魔もまた、異国情緒溢れる料理に姿を変えた。
 貧民街では賑やかな新年祭など無縁だったが、この年のみは違ったというわけだ。

 一方。私は先ほど思いついた言葉――
 『仮に食って死んだとしても、それはそれで飢えることはなくなるからな』
 ――などという冗談を口にしなくて良かったと、心の底から思っていた。

 今の私がこの街で集められそうな情報は一通り集めた。
 貧民街の患者たちも快方に向かい、最後に宴にも参加した。
 気持ち良く街を去ろうというのに、そんな言葉を残しては後味が悪くなる。
 私は記念に海魔の塩漬けを一切れ頂戴して、滞在していた宿を引き払った。

207 名前:ジャックドウ ◆doc.fPD. 投稿日:2024/01/05(Fri) 00:25
おや、何だ貴公。永劫の別れでもあるまいに。
……ああ、確かに少しばかり紛らわしい言い方になっていたか?
誤解を与えたなら謝ろう。私は今後も旅をしながら話を続けるよ。
貴公らも、気が向いた時に話していってくれると嬉しい。

>>204
大量のゾンビ……ああ、先ほど上がっていた煙はそれか?
気になることは色々とあるが、まずは治療だな。
悪臭に触れすぎたのならば、清浄な空気を吸わせるべきだろう。
私にできる処方といえば……ポマンダーがまだ残っているか。
薬の調合をしてもいいが、今からだと少し時間がかかるぞ。
……まあ、私は構わんがね。調合しながら話せばいいか。

――実は私も先ほど、海魔の調理に付き合って鼻がおかしくなったところでな。
この鳥の面は本来、そのような悪い空気を防ぐためにあるのだが……
ほら、嘴からいい香りがするだろう? 香料を詰めてある。
……いや、失礼。ちょうど鼻がおかしくなっていたのだったか。
まあ対策しても、あまりに凄まじいとさすがに貫通するというわけだな。……

……それで、貴公が相手どったのは大量のゾンビだったか。
魔物が活発化して久しいが、中でもアンデッドは妙に増えていると近年……

……おや、どうした。貴公、居心地が悪そうだな。
当ててやろうか。時間経過で、何もせずとも鼻の調子が戻ったのだろう。
金払いの悪い客には慣れている。そんなところだろうと思ったよ。
だが先に話した通り、アンデッドは増えている。出会う機会も多かろう。
私としては、お守り代わりに一つ買っておくことをおすすめするがね。

>>205
尋常に考えれば、濃霧を払うには強風だが……
年中絶えずともなると、水際か盆地にしてもただの霧ではなさそうか。
……先日まで滞在していた街でも、妙な霧に行きあった。

貴公、その町がいつから霧に覆われるようになったか分かるか?
霧の町と呼ばれるほどだ、ごく最近からということはなかろう。
しかし、もしもその霧がある時から急に発生したものなら……

そうだな……町の古い建物はどんな色だった?
我が師の住まいは、湖と山に挟まれた町でな。立地上、霧が多い。
師のお宅で世話になっていた時も、よく霧に困らされたよ。
だが、霧の濃い日でも道に迷うことはさほど多くなかった。
建物が軒並み色鮮やかに塗られていたお陰で、霧の中でも見やすいのさ。
古くから霧の深い土地なら、住民も自然と生活の知恵を身につけるものだ。

……色々と語ったが、実際のところ私に霧を払うほどの力はないだろう。
妙な霧に遭遇した折も、払うどころか結構な勢いで体調を崩してしまってな。
いや、しかし……持病が反応するのなら、あるいは原因と何かしらの関係が……

……ふむ。ひとまず、その霧の町がどこにあるか教えて頂けないか。
私自身には何もできずとも、知っておけば伝えることはできるだろう。
大陸に広く伝われば、いずれ解決に至る芽も出るかも知れん。

208 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/05(Fri) 23:41
次の目的地は決まってるのかい?

209 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/06(Sat) 20:13
鍛えてるから寒くたって軽装でぜんぜん平気なんだぜ

210 名前:ジャックドウ ◆doc.fPD. 投稿日:2024/01/08(Mon) 02:09
私は今でこそ勤勉だが、子供の頃は違ってな。
屋内で座学に励むより、外で棒切れを振り回すのを好む類の子供だった。
いざ旅暮らしとなってからは後悔したよ。
歴史も地理も、学んだ記憶はあれど、肝心の内容をろくに覚えていないのだから。
教師の話は退屈この上なかったが、もう少し真面目に耳を傾けるべきだった。

>>208
近場の村落を巡りつつ、北へ向かう予定だ。
大目標は北西、聖地と呼ばれる土地なのだが……まだ距離もある。
もうしばらくは情報収集と補給を兼ねて転々とするだろう。
旅ガラスには相応しい生活というわけだな。

……とはいえ、ピクニック気分で楽しくお散歩というわけにも行くまい。
賊に魔物に野生動物――お馴染みの愉快な連中に加えて、寒さも命を取りに来る。
悪路は歩みを鈍らせ、積雪は足元の危険を覆い隠し、吹雪けば道標さえ見失う。
旅程と天候に十分な注意を払わねば、瞬く間に冥府の住人の仲間入りだ。

地図を見る限り、次の村までの距離は……だいたい三日程度か。
昼間に行きあった男は、一日もかからぬ距離に村があるとか言っていたが……
いくら健脚だとしても少しばかり無理があるな、これは。別の村か。
……ふむ。地図に載らぬ村など、さほど珍しいものでもないか……?
ひとまず、次はそちらに向かってみるとしよう。

>>209
貴公のような者がいてくれると実に頼もしい。
その鍛え上げた肉体なら、薪をこしらえるのも朝飯前だろう?
一方、私は脆弱な病人の身。斧を振るうなど耐え難い重労働でな。
ここは一つ、助け合いの精神を発揮してくれたまえよ。

しかし、一体どのような鍛え方をしたらそうなれるのか。実に羨ましい。
私は寒さが苦手でな……病もあるが、南方の出のせいもあるか。
できることなら、この時期は暖炉や焚き火の前から一歩たりとも動きたくない。
街に滞在する時も、なかなかベッドから出られなくて難儀したものだ。

では暑さが得意なのかと言われれば、特にそういうこともないのだがな。
厚着が必要な都合上、蒸し暑いのは特に苦手でな。すぐに気分が悪くなる。
我ながら不甲斐なさに気も狂わんばかりだが、大変か弱い生き物なのさ。

――だが、そのぶん助け合いの精神は潤沢に持ちあわせている。
疲れたろう。疲労回復によく効く薬を安くするよ。
貴公ほどの者ならば、大抵の相手は敵ではなかろう。
鍛える時も、戦い続ける必要がある時も、疲労こそが最大の敵というわけだ。

211 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/08(Mon) 11:34
俺の相棒はドラゴンだ
ドラゴンとしては小さいが、俺が背中に乗るには十分さ

212 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/09(Tue) 21:29
オレは悪の魔法使いッ!性転換魔法で冒険者共を慌てさせるのが趣味ッ!
最近美少女不足なんだよ食らえオラーッ!!

213 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/10(Wed) 23:42
皮肉にも俺の故郷はマフィアの支配下に置かれたせいでチンピラ共の悪行が減った
これは良いことなのか?

214 名前:ジャックドウ ◆doc.fPD. 投稿日:2024/01/12(Fri) 00:22
この時期は軟膏の需要が高まるな。
貴公も、皮膚がひび割れる前に一つ買っていくといい。
血の滲む努力は修練に付き物だが、実戦で手指が血まみれでは困るだろう。
手が滑る。握力が弱まる。武器を振るう精度が落ちる。ろくなことがない。
身体や道具の適切な手入れも、戦いのうちと言うことだ。

>>211
ほう、騎竜とは! 実に興味深いな!
貴公、相棒殿を見せて頂いても構わないか? 少しでいい。
鞍はやはり特注か? 餌や体調管理などはどのように……

……ああ、失礼。興奮しすぎたか。
冒険譚が好きなものでな、つい心が踊ってしまった。
竜を駆り世界を巡る旅人など、まさに物語の英雄そのものだろう?
各地の旅の話や相棒殿との出会いなど、是非とも聞かせてほしい。

実に羨ましいが、相応の苦労もあることとお察しするよ。
小型とは言え竜では、宿に泊まる際、厩に繋ぐこともできまい。
大きさの問題もあるが、何より家畜どもがひどく怯えるだろうからな。

騎竜の文化が根付いた地方ならば、専用の厩舎でもあるのだろうか。
飼育環境さえ整えられれば、竜専用の牧場すら作れる可能性はあるのか……。
夢が広がるな。いずれ私も、そのような土地まで旅をしてみたいものだ。

>>212
初めまして。自首したまえ。まだ微罪で済む。
どうにも才能ある者は奇人が多いな。此度は誰を餌食に――
――は? 待て、私か? おい……人選ミスにも程があるぞ!
美少女を望むならせめて顔の見えている奴にやるべきだろうが!

…………。
いや、実に予想外だったな。
貴公、見境がないのか趣味が特殊なのかどちらだ?
良かったな。美少女(27歳/鳥仮面)の降臨だぞ。満足かね。
はいはい。お望み通り、この仮面の下で慌てふためき、赤面して涙目だよ。
お見せできずに非常に残念……、趣味が特殊な方か貴公。喜びすぎだろう。

だが……ふむ。まあ確かに、滅多にない経験ではある。
そんなに喜ぶのなら、少しばかりサービスしてやろうか。
なに、そう大したことではないさ。私は人を寝かしつけるのが得意でね。
皆、赤子のようによく眠る。試してみたいのなら、ついて来たまえ。

……簡単だよ。コツがある。こうして血を抜いてやるだけでいい。
安心なさい、血はちゃんと止めておく。その分の治療費も徴収するがね。
もしかしたら少し痛い思いをさせたかも知れないが、それは我慢したまえ。
普段と身体の勝手が違うのは貴公のせいなのだからな……では、おやすみ。

215 名前:ジャックドウ ◆doc.fPD. 投稿日:2024/01/12(Fri) 00:23
……ああ、しまった。
先程の変態、魔法を解かせてから昏倒させるべきだったな……。
この手の魔法は、時間経過で自然に解けるとは思うが……
仕方ない。今日のところはこのまま過ごすとするかね。
……気を抜くと裾を踏みかねん。しばらく歩行に難儀するな、これは。

>>213
一時的には良くとも、長期的には望ましくない……とでも言っておくかね。
善悪、白黒。明確に分けられることは、世の中そう多くない。

悪行が横行していた時点で、その土地の秩序は崩壊していたのだろう。
領主や官憲の力も相当に弱いか、あるいは腐敗しきっているか。
その状況に、暴力組織が新たなる秩序を築いたことは否定できん。
……だが、暴力は獣の法だ。均衡を保つようにはできていない。

組織が強いうちは良いだろう。その強さで支配できている間は。
では組織が衰えればどうなる? 頭が急死でもしたら?
円満に次の世代に移行して、仲良く手と手を取りあうのかね?

まあ、あくまで想像の話だよ。私は斯様な組織とは縁がない。
だが、権力を巡る争いというものは……どこにでもあるものだ。
身内で暗殺だの陰謀だの、全く、うんざりさせられる……。
……ああ、すまない。少し私情が混ざったな……忘れてくれ。

216 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/12(Fri) 16:09
いくら心頭滅却したって、精神はどうか知らんが体は耐えられるはずないよなー!

217 名前:ジャックドウ ◆doc.fPD. 投稿日:2024/01/13(Sat) 00:32
村でも街でも、よく眠れないと訴える患者は多い。
詳しく話を聞いて、患者に合わせた睡眠薬の処方を行うのだが……
部屋で薬草を磨り潰したり、煮たり、量を測ったりと作業をするだろう?
すると、音を聴いているうち眠くなってしまったという者がやけに多いのさ。

……自室ならともかく、私の部屋で寝ないでほしいのだがな。特に今は。

>>216
――だが、果たして本当にそうだろうか?
雨にも負けず風にも負けず、雪にも夏の暑さにも負けぬ丈夫な身体……
もしも心頭滅却し尽くした果てにそうなれるとしたら、貴公、なりたいかね?

無論、元の人間のままではいられんだろうさ。
人体は機能美に満ちているが、その精密さ、自由さこそが脆さの原因となる。
強い意志が肉体の限界を凌駕し、耐えることのみを目指し続けたらどうなるか……
私には一つ思い浮かぶものがある。……鉱物だよ。
いつか貴公が腰掛けたあの岩も、かつては人間だったかも知れんぞ。

まあ、これはさすがに冗談だ。
しかし一から十まで荒唐無稽な発想というわけでもない。
たまに、硬化薬の調合を依頼されることがあってな。
服用者の皮膚を硬化させ、様々な肉体的損傷を防ぐ薬だ。
便利だが、服用後しばらくは身動きが取りづらくなるという代償がある。

硬化薬の調合をしていると、ふと頭に浮かんでしまうわけだ。
私が配合を間違えたら、服用した奴は岩になってしまうのではないか。
もしかしたら、大昔の薬師や錬金術師の失敗作が、
人知れずそこらの岩山に混ざっているのではないか……とね。

218 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/14(Sun) 07:24
知ってるぜ・・・アンタの秘密

219 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/14(Sun) 12:42
隠れ家を派手な装飾で飾り付けるぞ
そんなに目立ってたら隠れ家の意味がない?
フッ、その先入観を逆に利用するのさ

220 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/14(Sun) 18:06
特技は地獄耳!
弱点はその分騒音に弱い!

221 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/14(Sun) 22:30
魔術のライバル的存在が現れれば張り合いも出るかもしれないが、今のところは見つからないんだ

222 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/15(Mon) 14:43
俺は小人だよ
おい!どこ見てんだ!こっちこっち!
ここにいるじゃねえか!気づかねえのかよ!

223 名前:ジャックドウ ◆doc.fPD. 投稿日:2024/01/16(Tue) 01:34
私の故郷には魔物が多く出る……という話は以前にしたかな。
昔、坑道を調査していた魔物討伐隊が、背後から急襲を受けたことがあるという。
通ってきた坑道は既に調査を終えており、安全を確認した後のことだった。
まさに“無から急に大量の魔物が湧いて出た”としか言えないような状況だったと。

任務はどうにか遂行したものの、討伐隊の生存者は半数にも満たなかったそうだ。
その場はどうにか生き延びても、怪我が元で命を落とす者も多くいたと聞く。
魔物が増える前に片付ける仕事なのだから、例年はそう危険なものではない。
だからこそ、隙を突かれたような状態だったのだろうな。

この話を語る時、父はいつも苦い顔をしていたよ。
幸いにして、そのような怪事件は後にも先にもそれ一度きりだったようだが……。
……何にしても、気味の悪い話だ。

>>218
おや。それは興味深い話だな。私は秘密など持った記憶がないのだが。
私のことを知る者は皆、口を揃えてこう言うよ。
「話しかけたら最後、聞いてもいない内容まで延々と語り出す男だ」とな。
全く以てその通りだ、返す言葉もない。

貴公、この仮面の下を誰かと間違えているのではないかな。
あるいは、私が特に秘密にしていない内容を秘密と勘違いしているのか。
私は水を向けられれば大抵のことを話してしまうが、
自主的には触れようとしない話題も確かにある。
例えば――

――おっと、危ない。
また一方的に話し続けてしまうところだった。
ああ、特に何かを隠そうとしているわけではないとも。
しかし最近、どうにも長広舌が過ぎていたからな。
少し抑えねば、肝心の客人を置き去りにしてしまうと思っていたんだよ。

さて、私のお喋りは程々に。
聞かせて頂こうかな。貴公が、私の何をご存知なのか。

>>219
なんということだろう。
ありふれた隠れ家が、まるで……まるで……何だこれは……?
かつては周囲にさりげなく調和していた伝統建築も、
今や目を背けたいのに視線を吸い寄せる魔性の家、名状しがたい一塊の違和感に。
これが匠の域な計らいというものか……。

ああ、貴公の主張を頭ではなく心で理解できたよ。
隠れ家が見つかってしまうのは隠そうとするからだ。
逆に考えるんだ。「隠れなくてもいいさ」と考えるんだ。
そういうことなのだろう?

しかし、ここまで……何と言うべきか、独創的な装飾は初めて見たな。
見ているだけで平衡感覚が蝕まれていくような感覚さえ――

……待てよ。貴公、その外壁の塗料に何を使った?
魔光茸の色素ではないか? 微弱ながら幻覚作用がある。
考えたな。これなら確かに、無関係な人間を避けるには向いている。
関係者でさえこの家に入るのは躊躇われるのだ、効果は絶大だろうさ。

224 名前:ジャックドウ ◆doc.fPD. 投稿日:2024/01/16(Tue) 01:34
>>220
貴公のように感覚の鋭敏な者は、特に遺跡の探索で重宝されると聞く。
失われた高度な古代文明……その知識や技術を求める者は少なくない。
大規模な遺構ならば、国を挙げて調査団が組まれることすらあるという。
冒険者にとっても格好の稼ぎ口、宝の山というわけだな。

だが、重要な遺構であればあるほど、防衛機構もまた高度なものだ。
罠の存在は言わずもがなだろう。一瞬の油断で命を取られる。
更に厄介なのが、自律して動く守護者の存在だな。
多くはゴーレムだが、まれにキメラが配備されていることもあるそうだ。
各種の危険を素早く察知するためにも、貴公のような人材は重要だ。

貴公が自ら口にした通り、鋭さは弱点と裏表一体の関係にある。
だからこそ、個々の弱点を補うために調査人員には幅が必要なのだろう。
その点、私などは頭部を覆っている都合上、大半の感覚が人より鈍くてな。
能力面でも向いているとは言い難い。遺跡探索に携わる機会は滅多にないよ。
実に残念だ。古代の知識には、興味が尽きないのだが。

>>221
さすが、天才的な魔術師様は言うことが違うな。
内心はどうあれ、生活に不自由はしていないのだろう?
切磋琢磨する相手を求める気持ちは分からなくもないがね。

この大陸で魔術と言えば、魔法大国アヴィオールだな。
あの国なら、貴公と並び立てる人員も見つかるだろう。
可能性が高いのは、魔法学校か魔導研究所あたりかね。
魔術の才能さえあれば、身分を問わず出世できると盛んに喧伝されている。
そのおかげで、向上心と競争心に満ち溢れた若者が多いという噂だよ。
もしもまだ行ったことがないのなら、いずれ訪ねてみるといい。

……と、私の知る範囲の話を語ったまでは良いが。
貴公がかの国の出身であったなら、全て知っている話になるか。
もし詳しい話を知っているのなら、むしろ私が聞かせてほしいところだよ。
私はあの国とあまり縁がなくてな。通り一遍の知識しかないのさ。

>>222
……む。どこからか声が聞こえたような。
しかし、……周辺に人影は見当たらんな。幻聴か?
普段の発作周期とはズレがあるが……しかし、先日の霧の件もある。
念の為、記録をとっておくべきだろうな。日時、天候、状況に症状と……。

以前にもこんなことがあったような気がするが、一体いつだったか。
手記に何か手がかりが――ああ、妖精の時か。と、いうことは……ふむ。
こっちとはどちらだ貴公、もう少し大きい声で頼む。ここか?
石の下には流石にいないか……虫でもあるまいし。

――ああ! そこか! 悪いな貴公、本当にいるとは。
いや、待てよ……本当にいるのか? 幻視の可能性も――
こら、叩くな叩くな。分かったよ、冗談だ。悪かった。
小人殿、度重なる非礼をお詫びしよう。私に何かご用かな?
何か役立てることがあるのなら、喜んでお手伝いしよう。

225 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/16(Tue) 08:28
ほっほっほ、私は通りすがりの長老じゃ
君は最近よく励んでいるようじゃな

関心関心これからもよく励み時にはよく休むがよいぞい

226 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/18(Thu) 18:11
あっ!UFO!

227 名前:ジャックドウ ◆doc.fPD. 投稿日:2024/01/19(Fri) 00:51
現在、私は村の空き家を借りているのだが……どうにも奇妙なことが起きる。
ふと気がつくと、どこからかひそひそと囁き声が聞こえるのさ。
注意深く探せど姿は見えず、言葉も明確には聞きとれん。
しかし、そう悪いものではないと考えているよ。なぜって?
僅かに聞き取れた言葉が「祝ってやる……祝ってやる……」だったからな。
おそらく、恥ずかしがり屋の妖精でも住み着いているのだろう。

>>225
これは長老殿、お散歩かな。ご健勝で何より。
先日、空き家のご差配と湯治場の情報をくださったのは貴公だったな。
改めて、心より感謝を申し上げる。
膝、腰など痛む箇所あらば、何なりとこの薬師めにお申し付けを。

……ああ、年寄りと侮る気は決して。お気を悪くなされぬよう。
我が師は長老殿より年若いが、膝を痛めて隠居したものでな……。
ご老台と見ると、つい気にかかってしまうのさ。許されよ。

さて、仰せの通り私はよく励んでいるが、一方で多少だらけてもいる。
どうも先日の豪雪で、次の目的地に至る橋が落ちてしまったようでな……。
迂回するにせよ、修復を待つにせよ、しばらくは出られんというわけだ。
これが冬場の旅の難儀なところだな。足止めを食らうと長い。
いっそ、教えて頂いた湯治場を訊ねてみようかと考えていたところだよ。
極力、人目のない時間帯があれば良いのだが……。

>>226
どうした貴公、空など見上げて。何、ゆー……?
ほう。夜空に輝く丸いものが……ああ、分かった。あれか。
気にするな。通常、そう大きな害はない。……通常はな。
どちらかと言うと、問題となるのはあれを崇める連中のほうだろう。

何にせよ、いちいち恐れていては生活に支障が出るぞ。
何しろあれは、この国では毎晩のように姿を現すからな。
遠くの国でも、大概は似たようなものかと思っていたが……
その様子からすると、貴公の国では違うのか。
月だろう?

……おや、何だ。納得いかない様子だな。何か違うのか?
夜空に浮き、丸くて、光っていて……動いた?
ああ、月も動くが。こう少しずつ、東から西へと……もっと俊敏に?
月神は気まぐれな方だからな。そういうこともあるかも知れん。

貴公も、あの神の気まぐれには気をつけたまえよ。
下手に寵愛を受けては人の身でいられなくなると聞くからな。
一方、神に嫌われてどうなるかなど、想像するだに恐ろしい。

228 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/19(Fri) 10:40
祝いの藁人形の伝説…あなたも聞いてしまったのですか…

229 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/19(Fri) 14:37
もっともっと強い風巻き起これぇ!
寒いだろ寒いだろぉ!

230 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/20(Sat) 12:05
俺はなにもやってねえのに食い逃げ犯と間違えられてんだ助けてくれ

231 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/20(Sat) 22:19
くんくん、オマエからは貴人のにおいがするな
いけ好かないが落ちぶれたってんならまあ・・・・同情はするよ

232 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/21(Sun) 22:20
俺はその気になればいつでも英雄になれるんすよ。ただチャンスがないだけ

233 名前:ジャックドウ ◆doc.fPD. 投稿日:2024/01/22(Mon) 00:11
……さむ……何だこれは……寒すぎる……。
貴公、ご足労頂いたところすまないが、今日は休業だ。
私はもう寝る。耐えられん。

……と、言いたいところだが……むしろ寝たら死にかねんか。
仕方ない。起きよう……で、要件は何だね。
……なるほど、外の様子が妙だから調べてほしいと。
しかし調査しようにも、この寒さではな……防寒着でも借りるか……。

>>228
貴公、何か知っているのか?
私もあの声が気にかかってな、村人に軽く聞き込みをしたのだが……
一言目には「あの祠に行ったのか!?」
二言目には「ダメと言ったらダメだ、忘れなさい」
……誰に聞いてもこの繰り返しだ。話にならん。

ご存知だろうが、私が声を聞いたのは長老殿に差配して頂いた空き家だ。
おそらく、村人が漏らした“祠”という単語が鍵になるのだろう。
……もしかすると、空き家の敷地のどこかにあるのか。祠。
それとも、匠の手により限りなく空き家風に改装された祠なのか。
有り得んとは思うが、匠の発想はしばしば常人の理解を超えるからな。

最終的には、長老殿に直接お話を伺うことになるだろう。
しかしな……こういう時は慎重に事を進めねば、ろくなことにならん。
十分な情報がないままでは、はぐらかされて終わりだろうさ。
真相を追求したいのならば、適切な時、的確に証拠を突きつけねば……。
そうして謎を解き明かしたその時こそ、改めて祝ってもらいたいものだな。

>>229
貴公、随分と力が有り余っているようだな?
おかげで防寒着の暖かさを実感できたよ。どうもありがとう。
私も旅をして長いが、こんなに着膨れたのは初めてだ。
丸々と膨れた冬毛の小動物は愛らしいものだが、
残念ながら私は小鳥ちゃんと呼ばれているだけの成人男性でな。
視覚的なサービスに至らず申し訳ない限りだよ。

さて、実は貴公に労働の場を紹介してやろうと思ってな。
なに、そう難しいものではないさ。風車小屋で粉を挽く仕事だ。
……風を起こす力で? まさか。面白い冗談だな。
村の風車は、貴公の暴風で羽根が壊れてしまったというのに。

だから風力の代わりに、貴公に粉を挽いてもらおうと言うんだよ。
奴隷が棒を押して、妙な装置を回している絵を見たことはないかな?
細部はともかく、大体、あのようなものを想像してもらえば良いさ。

そういうわけだ、ここは大人しく捕縛されたまえよ。
正直に言うと、今の私はあまりの寒さに気が立っていてな。
もはや癇癪を起こす一歩手前、気の利いた言葉の一つも出せんのさ。
さらに抵抗でもされては、重労働が辛くなるような傷をつけかねんぞ。

234 名前:ジャックドウ ◆doc.fPD. 投稿日:2024/01/22(Mon) 00:12
>>230
おや、それは気の毒に。
親切な人に飯を食わせてもらった以外『何も』していない――
――特に料金も払っていない、というわけかな?

ああ、冗談だよ。すまない。
昔、吟遊詩人から聞いた滑稽話によく似た状況だったものでな。
開放されたばかりの農奴が都会に行って騒動を起こすという題材の話で、
大昔は実際にそういうことがよくあったとかいう触れ込みだった。
まあ、今は笑い話をしている場合ではないか。

お詫びに一つ、良い手段を教えてさしあげよう。
追いかけてきた者の前で、一つ小芝居をしてやるのさ。
「今ここに、自分と同じ顔の男が来なかったか?」
「そいつが食い逃げ犯だ、追え!」
そうして追跡隊に加わって、我が身の潔白を主張するわけだ。
簡単だろう?

真犯人が見つかるかどうかは運次第。
信じてもらえるかどうかは貴公の説得次第と言うわけだ。
では、頑張りたまえよ。幸運を祈る。

>>231
……クク、そうか。では貴公、私を鳥貴族とでも呼ぶかね?
子供の頃は、口さがない雀どもから下賎の血と囁かれたものだが……
それが今になって貴人と見なされるとは皮肉なものだ。
まあ、否定はすまい。半分とはいえ、この身には貴人の血が流れている。

と、言っても……私は既に廃嫡された身でな。
土地も財も権力も持たず、代わりに特別な荷物を持たされている。
何かって? この、謎の病に冒された体だよ。
羨ましく思ったのなら申し訳ないが、残念ながらこの荷物は譲ってやれん。

――ああ、同情なら結構。落ちぶれてなどいるものか。
私は今なお誇り高く、貴い使命を果たしている真っ最中だ。
大陸各地を巡り、痛みや病に苦しむ人々の治療に勤しんでいる。
これを貴い行いと言わずして何と言えよう。
少なくとも、私自身に恥じることは何一つないとも。

……それにしても貴公、間が悪いな。
よりによって着膨れてフワフワしている時にこんな話をすることになるとは……。
こんな出で立ちでは、いくら格好つけたところで様にならんじゃないか。

>>232
なるほどな。言うなれば、貴公は地中に眠りし原石というわけだ。
私の故郷には鉱山があってな。貴重な鉱石、貴石がよく採れた。
しかし、いくら良いものが埋まっていようと、掘り出せるとは限らない。
特に貴石は脆いからな。万全の形で掘り出されるほうが稀だよ。

採掘師の手元が狂えば傷つき、ヒビが入り、場合によっては割れてしまう。
運が悪ければ、砕かれた挙句にクズ石の扱いを受けるのが関の山だ。
運良く掘り出されたとて、研磨師の腕が悪ければ台無しにされてしまう。

その点、貴公には足も腕も、なんと口まであるからな。
採掘師や研磨師を待たずとも、自ら動き出せるというわけだ。
輝かしい未来を望むのならば、待つのをやめても良いと思うがね。

とは言え……英雄になるばかりが良いとも限らんか。
貴石を素晴らしいと称えるのはあくまで人の都合だからな。
石にとっては、地中にて眠り続けるほうが幸福かも知れん。
貴公にとっても同じこと。周りの評価より自らの意思に従うが良かろうよ。
私もそのようにしよう。今日は寒いので、明日から本気出す。

235 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/23(Tue) 00:50
鳥のお医者様、いつもありがとう
この花はお礼の気持ちです
(マスクの通気孔に花を挿してゆく)

236 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/24(Wed) 18:49
雪山で生存できるスキルはある?

237 名前:ジャックドウ ◆doc.fPD. 投稿日:2024/01/26(Fri) 00:08
おや、貴公。良いところに来てくれた。
もし暇ならアーモンドを砕くのを手伝ってくれないか。
薬に使うのだが、粉状にするのが少しばかり手間でな。
粉になったら砂糖と卵を混ぜて……菓子? いや、薬だよ。
失恋に効くという伝統的な薬だ。確かに、空腹にも効くがね。
手伝ってくれるのなら、完成品を一つ差し上げよう。

>>235
それはどういたしまして。また何かあったら来たまえよ。
花か。この時期は殺風景になりがちだからな、嬉しいよ。
有難く受け取……、……??????

貴公。その……なんだ。感情表現が独創的だな……?
おそらく今、私は嘴に花を咥えたような状態になっていると思うのだが……
――メルヘンでカワイイ? ああ、それは良かった。どうも。
だが一つ耳寄りな情報を授けると、実は私は手でものを掴むことができる。
その代わり、自由に空を飛ぶことはできないがね。

……それで、貴公。一つ気になることがあるのだが。
私のように手頃な穴がない相手の場合、どのように気持ちを伝えるのだね。
耳か? それとも、まさか鼻……いや、やはりこの話はやめた方が良いか。
昨今は花粉と聞いただけで恐れ慄く者も多いからな……。
そう無闇に彼らを震え上がらせることもあるまい。

>>236
これは断言できるな。無い。
雪山で命を落とさぬ方法はただ一つ。雪山に入らぬことだよ。
健康な体と十分な体力、充実した装備に、豊富な知識と経験――
そこまで揃えたとて、山の機嫌ひとつで命を持っていかれるのが雪山だ。

一方、私が持つのは病んだ体と貧弱な体力。
更には、手放せぬ道具類が装備を圧迫する。
ただの山越えでも厳しいのだから、雪山など以ての外だろう。
辺り一面真っ白すぎて、天国に迷い込んでも気づかないかも知れん。
生き残れることがあれば、運命神のご贔屓が過ぎて見返りの要求が怖い。

私にできることは、体温の維持を助ける薬を作るぐらいのものだな。
それも、さほど長く効果が続くものではない。
冒険者として危険地帯に行かざるを得ない状況に陥ることはあるにしても、
必要に迫られない限りは、暖炉のある部屋で平和に過ごしたいものだよ。

238 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/26(Fri) 07:56
俺、狼男なんですけど別にいいですよね?
毛深いだけだし

239 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/27(Sat) 16:12
この魔法書は擦りきれていて読めない
復元する方法はないだろうか

240 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/27(Sat) 21:01
戦闘力数値で表せる?

241 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/28(Sun) 13:57
魔女じゃ!災難は全て魔女の仕業なのじゃ!

242 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/28(Sun) 14:22
食人植物って人間まるごと食うくらいだから
野菜にしちまえばかなり栄養あるんじゃないか?

243 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/28(Sun) 23:51
この箸で飛ぶ虫を掴んでみせよ

244 名前:ジャックドウ ◆doc.fPD. 投稿日:2024/01/30(Tue) 00:52
失恋の薬があるのだから、当然、恋の薬もある。
昨今では、西の大陸で採れる豆を使用したものが特に人気だな。
……ああ、私は作っていないよ。材料が手元にない。

もし興味があるなら、西の港街に行ってみるといいだろう。
豆の形ならカカオ、加工品ならショコラトルの名目で売っているはずだ。
今の時期は、価格が高騰しているかも知れんがね。

>>238
自分ではごく普通だと思っている部分が、他人の目を通せば奇異に映る。
自分ではひどく奇妙に感じている部分が、他人には気付かれてさえいない。
人狼に限らず、個性というのは往々にしてそういうものだよ。
貴公はおそらく、自身で認識しているよりも個性的だ。
……少なくとも、私の目には『毛深いだけ』には見えんな。

ああ、貴公の人種について、殊更に騒ぎ立てるつもりはないとも。
ただ、貴公が良ければ、話を聞かせて頂きたいと思っている。
人狼に特有の病や、健康状態の変化……それに治癒方法、毒になりうるもの。
致し方ないところではあるが、私の知識は只人に偏っているのでな。

差し当たって……そうだな、神聖なものに弱いというのは本当だろうか。
もしそれが事実であれば、治療前に行う祈祷で天に送ってしまいかねん。
貴公の情報がいずれ同朋の命を救うと思って、ご協力の程よろしく頼むよ。

>>239
人体の修復なら私の出番と胸を張って言えるのだが、書物は専門外だな。
一応、もう少しよく見せてもらえるかね。
……ふむ。経年による紙の劣化や、虫食いは致命的とは言えないな。
ページが破れている箇所もさほど……問題があるとしたら、インクか。

貴公、一つ伺いたい。
これが魔法書だと言うのは確かなことかね?
ならば、意図的にこう書かれたものだという可能性が残る。
魔術師というのは、今も昔も偏屈な輩や挑戦的な輩が多いようでな。
秘密を守るため、知恵者と認めた相手にのみ秘技を継承するため……
理由は様々だが、暗号文で知識を書き残すという例を聞いたことがある。

著者が有名な魔術師なら、復元を試みるより写本を探すのが良いかも知れん。
大概、弟子や信奉者などが手書きで書き写したものがある。
そちらが読めれば良し、同じような状態ならば、意図的なものと確定する。
復元の役には立てそうもないが、私に貸せる知恵はこんなところだろう。

>>240
できないとは言わんさ。正確性に目を瞑って頂く必要があるがね。
数年前、冒険者ギルドで戦力評定を導入しようかという試みがあった。
複数の項目を設けて各人に点数をつければ、依頼の目安になるのでは……とな。
結局、評価項目に不満が出たようで、正式採用には至らなかったのだが……
その時の評価が、概ねこのようなものだったよ。


【試験結果(模擬戦・筆記)】
 身体能力:1/10
 精神安定:9/10
 戦術知識:7/10
 後方支援:7/10
 特殊技能:8/10
 総合点数:32/50

【総評】
 安定した精神状態と人体に対する知識の深さは明確な強みと言えるでしょう。
 問題となるのは、あらゆる美点を無に帰すほどの極端に貧弱な身体能力です。
 すぐに決着をつけられる状況、対人に限定すればそれなりの活躍を見込めますが、
 それ以外の状況では、戦力として数えることすら憚られると表現せざるを得ません。

 追伸――
 模擬戦担当試験官に対する侮辱・挑発行為は作戦として認めますが、
 円滑な人間関係のため、個人的に謝罪しておくことをおすすめします。


……このようなものでご満足頂けるだろうか?
戦闘を生業とする連中と比べたら、ほとんどゴミのような数値だろうがね。

245 名前:ジャックドウ ◆doc.fPD. 投稿日:2024/01/30(Tue) 00:55
>>241
災いと混沌をもたらす者、遍歴の魔女か。
奇跡にも等しい強大な魔力、数百年の時を経ようと変わらぬ若さと美貌。
彼女らの甘言に惑わされた者は皆、願いの対価に破滅の運命を得るという。

多くの物語において、魔女の役割は人間の願いを叶えることだ。
魔女自体が何かをするというよりは、歪な形で叶えた願いが破滅を招くのだな。
では、魔女自身は、何を願ってそのようなことをしているのだろうか。
長くを生き、何を見聞きし、何を望んでいるものか……ふむ。

思いつくこととしては、復讐だろうか。
魔女と聞くなり火にかけたがる人間が、些か多すぎるようだ。
悪行が先か、迫害が先かは、私の知ったことではないがね。

いずれにせよ、偏見はいらぬ遺恨を招く。
森の薬師や魔術を扱う者を『魔女』と混同するのはやめておきたまえよ。
仲良く菓子を囲んで茶を飲めとまでは言わんがね。
気に入らぬ相手と顔を合わせれば、茶の飲み方一つで揉めるものだろう?

>>242
一理あるような気もするが、気持ちの問題というものがな。
少なくとも、私が調理を担当するのは御免こうむりたい。
中から消化しかけの人間でも出てきたらと思うと、想像だけで寒気がするよ。

豆などは痩せた土地にも育つが、とても滋養があるだろう?
あまり妙なものを食おうと試みるより、素直にこちらを食したまえよ。
広く栽培される食物には、栽培されるだけの理由があるものだ。

……栽培か。ああ、自分で言っておいて嫌な気分になってきた。
容易に入手できないものは、しばしば珍味として高値がつくものだ。
そして世の中には、生き血を啜っておぞましく肥える蛭の如き輩がいる。
連中が食人植物の味を知り、売れると踏んだらどうなるものか……
人並みの理性も持ち合わせていない輩に、倫理を期待できるだろうかね?

世界には、知らぬ方が良いこと、知られぬ方が良いこともあるということだ。
貴公も、食人植物を食らうなどという思いつきは忘れてしまいたまえよ。
せめて、自らの命を繋ぐ必要に迫られた時まではな……。

>>243
待て、貴公。ハシというのは、確か……遠東の食器だな?
食器で虫を……? 貴公……虫を食らう趣味でもあるのか……?
人の趣味に口を挟むのは無粋だが、薬師としては止めざるを得ん。
自分のみならばともかく、人にすすめるのは止めておきたまえよ。

もしや、虫を医療に使うという話でも聞きかじったか。
確かに、呪術医などが行う治療法の中には、特定の虫を使うものもある。
毒素を利用するもの、性質を利用するもの、様々だ。
しかしな、それも経験と知識を蓄えた専門家の処方だよ。
虫ならば何でも良いというものでは――

……む、何だ。誤解か。
ふむ……達人の優れた動体視力と繊細な力加減を表す逸話、と。
……それは、日常の中で自然に行えるからこそ逸話になるのではないかね。
わざわざ模倣や練習をするのは違うだろう、貴公。
他に優れた技能がなければ、ただの奇妙な特技がある者だ。
凄いことは凄いのかも知れんが、宴会芸として披露するにも地味すぎる。

246 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/30(Tue) 16:31
旅の目的が見つからなくて何していいかわかんないや

247 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/30(Tue) 21:29
いつか昆虫のようなヒーローになって悪を打ち砕きたいと思っているんだぜ

248 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/30(Tue) 21:42
脱サラして旅の商人を始めたら
儲かるし自分も強くなるしいいことづくめだった

249 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/30(Tue) 22:28
俺はカメに触れただけで倒れる弱い体質で困ってるんです…

250 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/31(Wed) 16:17
ねーねー、まほう見せて見せてー?

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