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■ ■中世ファンタジー世界総合 11■ ■
- 1 名前:シェンリー ◆LnUU8pic 投稿日:2020/10/25(Sun) 00:41
- ファンタジー世界を背景に持つオリキャラの総合スレです。
ファンタジー系のキャラクターを演じて
名無しさんの投下するネタや質問に答えたり、仲間に話題を振って会話をしましょう。
【ルール】
1. 参加キャラは、このスレッド独自のオリジナルであること。
2. 参加キャラは、キャラ紹介テンプレを使って自己紹介をすること。(>>2にあります)
3. 単発系の質問・ネタ投下歓迎。
4.誹謗中傷などはスルーすること。
【外部サイト】
中世ファンタジー世界総合スレッド避難所
ttp://jbbs.shitaraba.net/otaku/17089/
中世ファンタジー世界総合wiki
ttps://wikiwiki.jp/medievalftsy/
- 313 名前:ジャックドウ ◆doc.fPD. 投稿日:2024/04/27(Sat) 03:00
- 街道をずっと北上していくと、自由都市ランディアと呼ばれる街がある。
僻地だが、古来より防衛の要として精強な兵が集う土地柄のようでな。
腕自慢が集まるうち、武闘大会が盛んに行われるようになったと聞く。
中でも、年に一度のリベルタス杯は大いに盛り上がると噂だよ。
>>311
なんと、貴公……さては、闘技場に行ったことがないな?
大柄な戦士と小柄な戦士の対戦は、闘技場でも特に人気のカードだよ。
一度とは言わん、折を見て行ってみたまえ。参加するのもいい。
あれを体感せずに過ごすなど、人生の損失も甚だしいと言えよう。
無敗の王者が悠々と連勝を重ねる様は観客を熱狂させ、
時には流星の如く現れた謎の新人が混乱をもたらし、
体格で劣る女子供が巨漢を打ち負かす姿には一際大きな歓声が上がる。
不利を覆す戦術や技術は参考になるが、単純な娯楽としても一級品だ。
賭けるのも良いな。己が損得に繋がるとなれば、応援にも力が入る。
無論、損得など顧みず贔屓の戦士に肩入れするのも自由だとも。
……む、すまない。少しばかり熱くなってしまったな。体格差の話か。
どういうわけか、体格に恵まれた者は魔法に弱い体質の者が多いと聞く。
闘技場でも、重戦士の天敵といえば魔術師の名がよく上がるものだ。
もしも世界のどこかに魔法が存在しない国があるのだとしたら、
その国では体格や筋力こそが絶対的な強さの指標となるのだろうか?
しかし……それこそおとぎ話でもあるまいしな。
>>312
貴公も好きだな。ああ、分かるよ。私も似たようなものだ。
完全に互角よりも、やや上の相手をどうにか打ち負かすのが好みかな。
まあ、それが可能な状況は相当に限られるがね。
大概は殺されぬよう、姑息な手段を用いて必死に立ち回ることになる。
相手の力が高すぎれば手も足も出せずに敗北と屈辱を味わうばかり、
かと言って低すぎれば歯ごたえも経験も得られない。
同程度の仲間と組めば、定期的に手合わせできるのかも知れんが……
相性の違いもあれば、成長速度にも差はある。ふむ、実に難しいものだ。
つい最近聞いた話だが、昨今は路上で戦闘を行う催しもあるようだ。
機会があれば参加して、実力の近しい者を探してみては如何かな。
ただ……どのような規定が設けられている催しなのかは、私も存じ上げない。
場合によっては、悪質な相手に心身を破壊される恐れもあるわけだ。
薬師としては、負傷は治せる範囲に抑えて頂きたいものだが……
どのような目的であれ、戦いである以上は危険が伴うのは致し方ないことかね。
- 314 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/04/28(Sun) 23:08
- いつの時代も人気の物語といえば英雄の怪物退治に悲劇喜劇に恋愛物よ
先生には浮いた話とかないんすか
- 315 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/04/29(Mon) 10:08
- マッチはいかがですか…
- 316 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/04/29(Mon) 11:10
- お客さまの中にお医者さまはいらっしゃいませんかー!?
- 317 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/04/29(Mon) 13:03
- 荷物袋に沢山詰め込めばそれ自体が武器になるんじゃないかと思った
- 318 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/04/29(Mon) 22:02
- 血が止まらないの…助けて…
鼻血が…
- 319 名前:ジャックドウ ◆doc.fPD. 投稿日:2024/04/30(Tue) 04:32
- ……。
ああ、今日は起きているよ。ただ、少し考え事をな。
私が貴公らと初めて顔を合わせてから、それなりに経ったろう?
最初と現在とで、どのように印象が変わったか……変わらなかったか。
人の目に映る姿は、鏡を見たところで分からぬものだからな。
>>314
そうだな。それらに加えて、未知なる秘境を巡る冒険譚は心が踊るものだ。
戦記や歴史を題材とした叙事詩も興味深く、謎を解く物語にも惹き付けられる。
ただ、恋愛は……主題として扱うよりは、添え物の印象が強いかね。
壮大な物語に華を添える挿話としては悪くないが、
それを中心とした物語となると、さほど興味が――
……うん? 私か?
あいにく、私はどこに行っても浮く男でね。
更に浮いた話などあっては、地に足がつかなくなってしまうだろう。
おまけに、冥府から熱烈な求婚を受けている身の上でな。
全く縁が無いとは言わんが、一時の熱に身を捧げられるほど若くもない。
結局……何をするにも、まずは病を治してからということになるわけだ。
良い題材をお探しの吟遊詩人殿には、些か申し訳ないがね。
私の如き平凡な薬師の独り言では、人々の支持を広く集めるわけもなし。
>>315
おや……このような時間に物売りとは。
冬場と比べて暖かくなってきたとは言え、夜はまだ冷えるだろうに。
貴公、どうせなら火に当たっていくといい。その方が売り物もよく見える。
売り物は……ふむ。点火具か?
手間と時間がかからぬ代わりに使い捨てと……なるほど。
些か割高だが、何があるか分からぬのが旅人だからな。一つ二つ頂こうか。
しかし、点火具を売る娘とは……おとぎ話を思い出すな。
あまり愉快な話ではないが、聞きたいかね。では、あらすじだけ。
貧しい物乞いの娘が魔女と出会い、魔法の点火具を手に入れる。
お陰で娘は冬の寒さに凍えず済むが、魔女のもたらす道具には罠があった。
その点火具は夢を見せるのだ。甘やかで優しい、理想の世界を。
その甘美な夢を自ら否定せねば、夢に囚われたまま命を落とすのだという。
……物語の結末? さて……どうだったかな。
ちょうど小銭も入ったことだ、明日は貸本屋にでも足を運ぶといい。
体は十分に暖まったろう。今日のところは、早く家に帰りたまえ。
・・・
む……雨が降ってきたな。
些か短いようだが、本日はここで一区切りとさせて頂こうか。
また近いうちに話の続きをするとしよう。では。
- 320 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/05/01(Wed) 09:25
- 高いとここわ〜い!
だから山のダンジョンは行けない!
- 321 名前:ジャックドウ ◆doc.fPD. 投稿日:2024/05/07(Tue) 02:12
- 少し雨宿りをするつもりが、予想よりも時間がかかってしまったな。
待たせてすまない。色々あった。事の顛末は……機会があれば話すとしよう。
>>316
いると言えばいるが、いないと言えばいない。
……などと、回りくどくふざけている場合でもないな。
まず、何があったか手短に教えて頂けるか。私は薬師だ。
他に適切な者がいないようなら、私が診よう。
……ふむ。急に痛みを訴えて倒れたと。意識はあるな。
持病は? 直前に食べたものは分かるかな? ……なるほど。
顔色、脈拍、体温、痛みの位置、……よろしい、大体分かった。
安心したまえ、すぐに楽にしてさしあげよう。
……失礼、言葉選びが悪かったな。治るという意味だ。
さてと……ああ、最初に言った言葉の意味か?
私は正式に医者と名乗れる身分ではないが、疫病医の肩書きを持っている。
しかし疫病医というものは、資格・経歴・年齢不問、未経験者歓迎の仕事でな。
要は疫病を前にして逃げなければ、誰でも名乗れるというわけだ。
信頼のおける癒し手が必要なら、聖職者を求めた方がまだマシだろう。
そのまま鎮魂の祈りを捧げられる羽目になるかも知れないがね。
>>317
一理あるな。非武装の際に必要に迫られれば、私もそうするかも知れん。
だが、荷物の中には衝撃を与えたくないものや、壊れては困るものもある。
それらを除外すると、武器として使える内容物は意外と限られるのでは?
少し考えてみようか。
まず、薬や油などの瓶は割れたら困るだろう。除外だ。
着替え、天幕、水袋、ロープ……布や水は衝撃を吸収してしまうかな。
重さを確保する分には役立つだろうが、詰める位置には配慮が必要だ。
糧食、小鍋……まあ、これらは少し歪んだとしても使えるか。
後は……書類、貴重品類は荷物袋ではなく携帯袋で身につけるとして。
何よりの課題は、荷物袋そのものの耐久力だな。
革は頑丈だが、さすがに刃物で裂かれれば破れてしまう。
いかに素材が良くとも、長く使えば縫製が緩む場合もある。
私としては、やはり武器は武器で別に持つべきだと感じるね。
戦いの最中に旅の荷物がぶちまけられては大惨事だろう?
こういう技だ、作戦だと開き直ろうにも、武器がなければ格好もつかん。
- 322 名前:ジャックドウ ◆doc.fPD. 投稿日:2024/05/07(Tue) 02:13
- もう五月か。ワフエルダの祝祭、俗に言う花祭りの時期だな。
農村部ならば、豊穣の女神ワフエルダに扮した娘の姿を見られるだろう。
彼女らは花冠を身につけて花を配り、道行くものに祝福を授けてくれる。
同時に、“善意による自発的なご支援”も求められるがね。
花と笑顔は無料だが、その後の愛想は有料というわけだ。
>>318
おや、それは気の毒に。貴公、まず座りたまえ。原因に心当たりは?
出血が始まってからの時間は? 痛みはあるかね?
日頃からよく出血するのなら、もう少し詳しく聞かせてほしい。
あるいは負傷した際、血が止まりづらいということは?
ふむ……さほど心配はいらないと思うが、ひとまず血を止めようか。
安心したまえ。薬草を鼻に詰め込むようなことはしないよ。
このような内部の止血に関しては、神聖術に頼ることが多い……私はね。
少し顔に触れさせて頂くよ。不快かも知れんが、我慢したまえ。
……これは聞いた話だが。
正教の総本山、神聖帝国の直轄地では、民も神聖術を扱えるのだという。
さすがに領地の全域に教育が行き届いているというわけもなかろうし、
術の行使には魔法の素養が必要と思われるが……それにしても羨ましい話だ。
それと引き換えに、かの国では医者が流行らぬという話も聞くがね……
……血は止まったな。再発するようなら、また来たまえ。
>>320
山頂でもなければ、高所にいるという実感は薄いように思うがね。
道中は険しい坂や鬱蒼とした木々の間をひたすら歩むばかりだよ。
だからこそ、不意に切り立った崖道や吊り橋が現れて肝を冷やすわけだが……
そのようなもの、不意に現れる落とし穴などと大差なかろう。
高所が恐ろしいのなら、貴公が真に避けるべきは塔だな。
塔というのは人の手によって建てられるものだろう?
どういうわけか、あの手の建築物は魔術師が好んで建てる傾向がある。
侵入者を阻む仕掛けも、魔術師の性格や叡智が反映された厄介なものが多い。
中には目に見えぬ床の上を歩まされるような、悪趣味なものもあってな……
……ああ、失礼。怯えさせる意図はなかった。本当だとも。
何にせよ、恐ろしいのなら無理に向かう必要はあるまい。
かく言う私にも恐ろしくてたまらないものはある。大金だ。
大金が恐ろしくなければ、高額報酬の依頼を次から次へと請けるのだがね。
- 323 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/05/08(Wed) 21:13
- ねえねえとりさん、なにかおはなししてー
ねむれないの
- 324 名前:ジャックドウ ◆doc.fPD. 投稿日:2024/05/10(Fri) 02:10
- 東の街に竜が出て、大変な騒ぎになったという。
この竜の様子が奇妙だったそうでな。あちらこちらで噂になっているよ。
何でも、機嫌よく好きなものを挙げるだけ挙げて去っていったのだと……
……何故と聞かれてもな。私も知りたいよ、それは。
>>323
貴公、なかなかに豪胆だな。
私のような男が近くにいては、却って眠れなくなるのではないかな?
少なくとも、大概の大人はそのようなことを言うがね。
さて……お話か。そうだな……では、貴公のように勇敢な少年の話をしようか。
大昔……各国が戦争に明け暮れて、人々が苦しい生活を強いられていた頃。
ある貧しい少年が、神から天啓と奇跡の力を授けられたのだという。
その力で人々を助け、楽園を目指すようにと。
少年は言葉に従い、大陸各地を旅して様々な奇跡をもたらした。
その頃、大陸には貧しい子どもが大勢いた。
戦争や疫病で親を亡くした子、貧しさゆえ捨てられた子……
そのような子どもたちが少年の後についていった結果、
少年ひとりで始まった旅は、やがて数十名もの大所帯となったそうだ。
この大勢の子どもたちは、大陸各地に目撃証言が残されているそうなのだが……
彼らが最終的にどうなったのかは伝わっていない。
ある港町で目撃されたのを最後に、彼らは消息を絶ってしまったという。
騙されて奴隷商に売られてしまったのだという説もある。
乗った船が難破し、皆死んでしまったのだという説もある。
無事に大海原を乗り越え、新天地に子供ばかりの楽園を作ったとも囁かれる。
……そうであってほしいものだ。
……さて、そろそろ眠くなってきたのではないかな。
よく眠らねば、治るものも治らなくなる。今は休みたまえよ。
- 325 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/05/11(Sat) 15:10
- ,. 、
く r',ゝ
r' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ ,ゝー'、
| | 、 / ヽ.
| | く、` ヽ/ ∩ |
| とりさん > `> |
| | く´ , -'7 レ个ー─┐
| | `´ // / ー个ー─'7
| | // / _ | (
ゝ__________ノ // /'┤ |ヽv'⌒ヽ、ゝ
- 326 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/05/11(Sat) 17:10
- 野宿にはなかなか慣れんわい
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