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【黄泉ヲ】こちら黄泉99行区第1キャンプ内K社出張所【裂ク華】

885 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/12/31(Sun) 12:31
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>880
クラゲン「お帰りなさい、課長さん!もー、心配したんだよーっ!!」
ルキ「課長さん、皆さん…無事で、よかった。
あ、アイさん…落ち着いて。少し、こちらで…ゆっくり、休んで」
錬金王「灰十字君は無事だった様だね。
しかし、連れ立っていた男に少々気を許しすぎたのは迂闊だったか…。
今回は大事には至らなかったが…」

錬金王「…確かにな。それではかける労力に成果が見合わん。
ギンゴーレムよりは、融合炉で生成出来る武具に注力した方が良かろうな」
クラゲン「それも、探行士のみんなが発掘する武具に負けちゃうのが問題ですけどね…」

ルキ「アイさん…ありがとう。でも、ごめん…なさい。
そんな事を、お願いするしか出来ないの…本当に、つらい…です」
錬金王「まあ、その位にしたまえ。互いが互いを気遣う事が出来れば、それで良いさ」
クラゲン「ルキさんもアイさんも課長さんも…元気、出して?
僕には、そんな事しか言えないけど…みんなが気落ちしてるの、見たくないから」

>>881
錬金王「ケンタッキー?初めて聞くはずの名前だと言うのに、
何故か覚えがあるような気が…。
恐らくは、僕の元となった人間の記憶の破片…なのだろうか?」
クラゲン「これって…鶏の足を揚げたのでしょ?
焼いてるのとは違うけど、これはこれですっごくおいしいんだよねー」
ルキ「あ、いつも…ありがとう、ございます。それじゃ、早速…。
…揚げ物なのに、思ったより…柔らかい。わたし、これの方が好き…かもです」
クラゲン「ほんとだ!外はパリッ!としてて中は意外とふんわり…だよね。
フライなのに、なんでローストより柔らかくできるんだろ…?」
錬金王「揚げる前に何らかの処置をしているのだろうね。…それが何かは見当もつかないが」

>>882
錬金王「僕らは中途から混ざったが、このキャンプは開設してから二年も経つのか…」
クラゲン「課長さん達、そんなにも長い間黄泉でお仕事だったんだねー」
ルキ「お疲れ様…です。狂王との事はまだ…ですけど、一緒に…頑張りましょう」

>>883
錬金王「そう言えば、こちらでは年の終わりに蕎麦粉で打った麺を食する習慣があるんだったね。
例によって僕は食事を摂れる体ではないから、僕の分は少しずつ皆に分けるとして…」
クラゲン「麺の色は少しくすんでいるけど…スープは茶色っぽく見えたり、
キレイに澄んでるみたいにも見えたり、不思議だよねー。
上には海老のフライ…かなぁ?でも、何だかんだでおいしそー」
ルキ「フライ、には似てますけど…“てんぷら”って言うみたい、です。
噛みごたえも、こっちの方が少しふんわり…してます。
とりあえず、冷めてしまう前に…いただきましょう」
クラゲン「何にしても、おいしいのは作りたてだもんねー」

久世戸様?(>>884
錬金王「やれやれ…。相変わらずの嫌味な物言いだね。
まあ、敵方に言う分には十分な皮肉が効いていて頼もしくはあったのだが」
クラゲン「お礼?祝い…?一体、どうする気…わぁ!?ゲートが…!!」
ルキ「これ、は…!ヨミ、ヘイ…?い、いや…!!こ、来ないで…!!」
錬金王「落ち着きたまえ。どうやら、彼らは本当に使いとして来たようだ。
最初から一切の敵意…と言うか、感情らしきものすら感じない」

クラゲン「…ほんとに、帰っちゃいましたね。
なにか、箱みたいなの何個か置いていきましたけど…」
錬金王「馳走、と言うからには食事の類だろうね。
それが何かは、僕にもわからないが」
クラゲン「年が明けてから…って言ってましたよね?それ、どんな意味が…」
ルキ「わかり、ません…。何か、ワナ…なんでしょうか?」

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