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【オリジナル】国立光明学院　１３時限目【異能】

576 名前：WWW&凪沙雨音 ◆V.9gKSA. 投稿日：2021/10/08(Fri) 00:53

凪「………。どうも、私だよ」

W「おや、もうか。意外と早かったな、少女よ」

凪「ん……まぁ、WWW相手だったからな」

凪「そうでなければ、最初からあんな事は頼まない」

W「……そう、だな。だが、本当にいいのか」

凪「いいんだよ。何時までも蹲ってちゃいられないし」

凪「女の子さんは強かなんだ。しなやかに行くとするさ」


>>465(シルヴィ)

W「そもそもお前が少女に手を出そうとしたのが悪い」

凪「ま、未遂でよかったな。本当にやってたら……どうしてた？ WWW」

W「身内でなく敵と断じ、どのような事情があろうと赦さん」

W「邪魔立てする者は皆殺しだ。学院が潰れようがこの国が滅ぼうが、俺の知った事ではない」

凪「……だそうだ。いやはや、そうはならなくて安心だよ」


凪「その"一般的"はどう考えても、その直後の"十代中盤の高校生"の視点とは被らないだろ」

凪「ただ相手の言葉を否定するために二重基準を持ち出すのは、嫌われ者のやる事だな」

W「俺たちのような、か？」

凪「そう、私たちのような嫌われ者のだ。まぁそれで君が嫌われても、私たちの関与する所じゃないか」


W「いや高校生は子供だろう、常識的に考えて」

凪「ちょっと静かにしててくれWWW。……まぁ私も、おばさん呼ばわりについては」

凪「もう諦めが入ってるんだけどな？ だからって何も思わない訳じゃないし」

凪「悪く思うなと言われる筋合いもない。言行は兎も角、内心まで縛る権利が誰にある」


凪「そりゃそうさ。所詮は便利な力ってだけ」

凪「君や政府が期待してる程、異能なんて大層なものじゃないだろ」

凪「私と君とでは物事の価値基準が違うようだ」

W「それを言いたいだけだろう、少女よ……まぁいいか」

W「案ずるな、居眠り少年。どうせ遠間から見ているだけで分かる事だ」


W「何時も、と言う訳ではないがな。女装しているしていないで」

W「口調のインパクトは前者が上だから、自然と印象に残っているだけだ」

凪「そもそも普段は女装なんてしないで、普通に男子制服で過ごしてたらしいしな」


W「あぁそうだ、近々新作をアップする予定と聞いた」

W「悪いがその際、今までに描いたものも纏めてくれんか」

凪「勿論、無理にとは言わないけどな。実際どうするかは好きにしてくれ」


>>501(天野　優月)

凪「ふふ、ありがとう。お褒めに与りなんちゃらだ」

凪「……けど"意外とかっこいい系"って褒め言葉なのか？」

凪「私、体は天野さんより年下なんだけどな……」

W「15歳だからな。体型はそうとは言えんけど」

凪「うるさいぞWWW。まぁいいや、楽しめるだけ楽しもうか」


W「色々あったのだ。俺たちからは現状、その程度しか言えん」

凪「訊く訊かないは天野さんの自由だ。気にしない方がいいと思ったなら、気にしなくていい」


凪「……とは言っても、これで話を切るのは寂しいよな」

凪「そうだ。もう10日くらいでこの集まりも5周年だけど」

凪「天野さんは何かこう、予定とか企画とかある？」

W「因みに俺たちは特にない。裏では酒を1瓶空ける心算だが、此処での予定は未定だな」



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