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244 名前:坊や哲 ◆2xL2P2OI 投稿日:2021/09/20(Mon) 09:52
>>82(達海猛)

宿敵(ライバル)と呼べる奴なら主に3人だな。
1人目は印南。(印南善一)
俺が運送会社にいた時の花札の賭場で出会った会った、本物の博奕打ちだ。
あいつに横須賀の賭場に関する情報を貰ってから別れて数年後、新宿で再会した。

その頃のあいつは、ポン中(ヒロポン中毒)で、死神みてぇな風貌になってたが
『すべての牌が透けて見える』ガン牌の達人になってた…。
(アニメでは、『この作品は時代背景を元にしたフィクションです。
作中に登場する「ヒロポン」は覚醒剤の一種で、現在は法律で固く使用を禁じられています。』のテロップが貼られていた。)

俺はあいつに引導を渡してやるため、勝負を挑んだ。
命を削る覚悟の奴のガン牌の脅威は凄まじく、一部の隙も見当たらなかったが
俺はあいつが勝利に目を曇らせる、心の死角、その一瞬を突いて勝利した。
その後あいつは、最後の最期まで玄人を貫き、故郷の函館の賭場で死んだ…。
人が何と言おうと、あいつは正真正銘の博奕打ちだった…。

2人目は近藤。(近藤祥二)
横須賀では、米兵相手に俺の通訳をしてた男だ。
俺と別れた後、あいつは賭場では負け続け、大学に入り直そうとするも学費の横領に遭い文無し、
運に見放されて散々な目に遭ってたらしい。

だが死ぬのを覚悟して入った賭場で、持ち前の不運でクズ牌を引き寄せ、それで国士無双(役満)を連発するという
「不運」を己の「型(フォーム)」として身に付け、再会した大阪では辣腕を振るう代議士として活躍してた。

最終的に俺が負ければ玄人をやめてあいつの仕事を手伝う事、あいつが負ければ府議会議員を辞める事を条件に
最期の勝負をした。
俺は、俺の型を捨て、あいつ自身の型を崩す事で一手差で勝利した。
約束通りあいつは府議会議員を辞めたが、その後保守党から声がかかり国会議員として立候補した。
その後政治資金を稼ぐため、前述のゴールドマンとの勝負の場に来ていたあいつは
俺を助けるために行方不明になったが、やはり生きていて再び議員として辣腕を振るってるらしい。

3人目で、最強の宿敵はやはり「上野(ノガミ)のドサ健」だな。
新宿と上野の賭場を巡る一連の抗争からあいつの俺のサシの勝負の末、俺は全てを賭けて負けた…。

その後の旅打ちで奴に負けた理由を知った俺はアメリカから帰ってきたドサ健と再会し、
人である事すら捨てた人外の勝負の末に、勝利した…。
あいつは今はアメリカのカジノでディーラーとして働いてるらしいが、あんな所でくたばるような奴じゃねぇ。
きっとまた、デカい事をやってのけるだろう。
ドサ健は、どこまでも孤独で、孤高で、誰よりも勝つ事に執念を燃やす凄まじい博奕打ちだった…。
一人で、アメリカのラスベガス全てをブン奪ってやるという程のな…。

そういうあんたにも、やはりライバルはいたのか?
全てを賭けてでも勝ちたい、そう思わせられる程のな…。

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