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【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ五

513 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/14(Mon) 15:23
>>510(グリッタちゃん)

>急げ急げ〜♪朱瑠ちゃんのもう一つのお口が私を呼んでます〜♪
>そして画家のお姉さんも、次は揚げ物が欲しいって心の声が聞こえてきます〜♪

朱瑠:「(朱瑠の髪につかまれて宙に浮いてジタバタ)ちょっとー、お母さん―。人の
 こと、猫の子みたいに襟首つかんで摘み上げないでよー。」

朱乃:「あんたがバクバクと爆速で食べるから、グリッタちゃんがてんやわんやにな
 ってるんだろ!あんたも手伝いなさい。わたしも手伝うから。」

画家嬢:「わ、わたしもがんばる…。これじゃグリッタさんが食べる暇ない…。」

サライ:「おお、すごいな。『描く』『食う』『寝る』の人生三分割のお嬢が、人が食べ
 られるようにするために動くなんて。
 やっぱ、グリッタ先輩の甲斐甲斐しい働きっぷりに心が動くんだな…。」

>うわ…何気に凄〜くハイスペックだよね、サライさん…。
>あとさり気なくワインとの合わせ方とか、普通に格式あるレストランでもお仕事出来そう…。

サライ:「グリッタ先輩に感心されるとか落ち着かんな。
 まあ、今の主(あるじ)のお陰で蛇神様に仕えていたときより楽しいし、お嬢って
 なんだかほっとけなくてなあ…。
 自分でも意外と料理に向いてたかもしれないと思う。
 だけど、グリッタ先輩のこと知らなかったら『本部』のことも知らんかったし、料
 理もこんなにできなかったよ。
 ほんとのところ、『先輩』でもあるし『師匠』とも呼びたくなるんだよね。」

>あっ!その包みは鶏肉だね!お使いに行ってくれたんだ!
>本当に助かりました!

ノッテ:「やっぱり足りなくなるところでしたよね。
 グリッタさんがあんなに一生懸命料理してくださっていたから、わたしも何かしな
 きゃって思って…。
 今も他のもので間に合わせようか、と迷っていらっしゃったけれど。なんだろう…、
 グリッタさんにはいつも笑顔でキラキラ輝いていてほしくて、そのお手伝いがした
 かったんです…。」

サライ:「おい、ノッテ。そういうの、あんまり熱込めて言うといろいろ誤解されっ
 ぞ?」

ノッテ:「べ、別に他意はないですよ…。」(赤面)

>私は置いといて、柚葉さんのことはアーチェロさんのメイドさんとして有名だもんね。
>お世話になった様々な種族の方から多くの感謝の気持ちを寄せられてるそうだよ。

朱瑠:「はい、わたしたち親子がここにこうして来れているのは、きっと柚葉さんが
 『食わず女房』の読み聞かせを提案してくれたのが始まりなんですよね。
 妖怪と人間と一緒にいることを不思議ともおかしいとも思わない人なんですから 
 − ただ、人を傷つけることには人間でも妖怪でもとても厳しいけれど − わた
 したちも安心してここに居られますー。
 でもグリッタさんもいてくれるから、異種族でもだれとでもこんなに仲良くなれる、
 ってみんなに教えてくれているから。
 お二人のおもてなしのお陰でわたしたちとても助けられていますよー。」

皆様方の楽しい歓談をこうして見られて、私にとって最高の夜になりました。
でも、もうすぐグリッタちゃんや白鹿さんともまたしばらくお別れでしょうか?
寂しいですけれど、この楽しい時間をずっと心に留めてまいりましょう…。


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