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【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ五

1 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/01/04(Tue) 07:59
皆々様、新年おめでとうございます。
厳寒の候、どうぞお体ご自愛下さいませ。

わたくし、イタリアより参りました吸血鬼のアーチェロ・カルミーニオと申します。
お蔭をもちましてこの度、ここに新館ノ五を立てさせていただきました。
何卒よろしくお願いいたします。

(過去スレ)
【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ壱
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355
【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ弐
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=478946904
【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ参
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=519003578
【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ四
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=593906122

まずは、自己紹介させていただきます。

名前:アーチェロ・ディ・カルミーニオ=ミズリーナ
   普段はアーチェロ(名前)・カルミーニオ(姓)と名乗っています。
性別:女性
年齢:565歳
   なお、ここでは年を経ても年齢は固定されています。
   長期連載されている日常系の作品と同じように考えて頂ければ幸いです。
容姿:身長168cm。体重0〜53kg(『実在のレベル』を変えることで体重も増減するのです)。
   B85. W55. H82。
   髪型はストレートロングの銀髪です。
   日本で『外人』とよく言われますところの西洋白人の容貌です。
   口内に鋭利な牙があり、必要に応じて背中よりコウモリ型の翼を出すことがございます。
好きなもの:家族・友人 お昼寝 甘酒
嫌いなもの:家族・友人に仇なす者 流血沙汰
その他自己紹介:
   中部イタリアに領地をたまわる侯爵家にて生まれ育った吸血鬼の小娘でございます。
   もともと領地の人間に興味を持ち、恐れられるのも省みず仲良くなりたい想いで過ごした数百年を
   経て、伝え聞く日本国、人と神々と妖(あやかし)が共に在るこの国への憧れを募らせて、一族
   郎党の制止を振り切ってこの地へ参りました。
   今はこの緑豊かな地方にて古き屋敷に家族とともに住み、ご近所の方々とおつき合いさせて
   いただいています。

以下、お願い申し上げます。

・ご近所同士、マナーをお守りください。
・セクハラや猥談、誹謗中傷はお控えください。
・名無しさん同士で過度に話し込むのもお控えください。
・その他、荒らしや迷惑行為に該当するような言動はお慎みください。
・初めていらっしゃるキャラハンの方は以下の各項目をご記入ください。
名前:
性別:
年齢:
容姿:
好きなもの:
嫌いなもの:
その他自己紹介:(何かあれば)


2 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/01/04(Tue) 21:04
今日も館はピカピカです

3 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/01/06(Thu) 07:05
>>2

お客様、ようこそおいでくださいました。
新しい館はまず、屋敷神様にお出でいただけるように家人一同でしっかり磨き上げております。
わたくしも姉さんかぶりに襷がけで、お掃除に参加いたしました。
新しい家屋の建材はまさに適材適所でヒノキやスギがふんだんに使われておりますゆえ、これら木の香りと
新しい畳の香りでお掃除もとても気持ちよくできました。
お客様にも気に入っていただけたようで良かったですわ。
今後とも何とぞよろしくお願いいたします。

ですが、今はまだ新館ノ四で正月の宴の準備の最中なのですよ。
わたくしたちがこちらで腰を落ち着けられるのはもう少し先になりそうでございます。

4 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/01/09(Sun) 10:40
スレ建てお疲れ様です!!

5 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/01/09(Sun) 11:21
新館ノ四が1000に達しましたので、こちらにお引越しいたしました。
新館ノ五も何卒よろしくお願い申し上げます。

それでは、新館ノ四の残りへのお返事から始めさせていただきます。

>994
>積雪は面倒だね。
>歩きづらかったり

>995(グリッタちゃん)

お客様、どうぞ足元にお気をつけくださいませ。
一面の銀世界は美しゅうございますが、道を歩くには難儀ですわね。
足元に気をつけ一歩一歩を確かに踏みしめて注意して歩いてまいりたいと存じます。
わたくしは和装ゆえ、履物はカバー付きの草履にしようかと思っておりました。
ですが、お友だちの軽部様がわたくしのことを心配してくださって、着物にブーツを合わせるコーディ
ネイトもあることを教えてくださいました。
条件としましては、丈が長すぎず短すぎずもしないもの、シンプルなデザインのもの、脱ぎ履きの
しやすいもの、柄の無い落ち着いた色合いのもの…。
というわけで、これから着物にブーツで出かけてまいります。
商店街で温かい中華まんを買ってこようかと存じますが、よろしければご一緒に ―

>わ〜い、久しぶりの雪だ雪〜♪
>しもやけになっちゃうけど、遊ぶのは楽しいからやめられない〜♪
>(ブーツを履いてはしゃいでます)

あら、あららら…。
グリッタちゃんは大はしゃぎでいらっしゃいますね。
あああ、毛糸の手袋をお貸しいたしますから、せめてお手は大事になさって下さいませ。
確かに狼の肉球は、冷たい場所でも血流量を増やして冷え過ぎを防ぐと申しますが、グリッタちゃんの
お手がしもやけになるのを看過できませんわ…。

>私、コウモリメイドさんやアーチェロさんのお客さんたちと遊んできま〜す♪
>雪合戦、雪だるま、かまくら〜♪

あらあら、三姉妹ちゃんやお客様もグリッタちゃんのところに…。
お客様もご主人様になられたからには、彼女のご奉仕を存分に受けられるのですわね。
ちょっとうらやましいかも。
そして、かまくらの中にはお餅と甘酒だなんてとても美味しそう。
わたくしも予定を変更して、柚葉さんとレイナさんをお誘いして交ぜていただこうかしら…。
幸いブーツを履いてきましたから、思い切り雪遊びを楽しめますわ。


>>4

お陰様でこうして新館の落成いたしました。
これも皆様のご支援の賜物と感謝いたしております。
これからも何とぞよろしくお願いいたします。

寒い毎日が続いておりますゆえ、どうぞお体ご自愛くださいませ。
お餅と甘酒をご用意させていただきました。
お体がポカポカいたしますゆえ、よろしければどうぞお召し上がりください。

6 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/01/11(Tue) 12:06
お嬢様、新館ノ五の落成も無事終わり、おめでとうございます。
この場所においてもお嬢様と街の皆様、そしてお出で下さるお客様と共に過ごす
かけがえのない日々を支える一員として誠心誠意尽くして参ります。

それでは改めて、自己紹介をさせて頂きます。

名前:羽藤 柚葉(はとう ゆずは)
性別:女
年齢:大学3年生
容姿:172センチ 3サイズB87 W57 H86
   黒髪ロングをポニーテール、またはサイドテールに纏めている。
   屋敷では主にメイド服を着用しています
好きなもの:家族団欒 ティータイム
嫌いなもの:争いごと 蜘蛛
その他自己紹介:
妖(あやかし)に特別な力を与えるという、「贄(にえ)の血」の家系に生まれた大学生。
歴代の中でも叔母と並んで特に濃い血の持ち主として生まれた。
普段はスマートフォンに付けたお守り(青珠)で、「贄の血」の持ち主であることを隠している。
アーチェロ・カルミーニオとは同じ町にある大学に通っており、以前のバイト先であった旅館が廃業になり、
新しい仕事を探していたところ両親と親交のあった若杉財閥の現当主とカルミーニオ家当主を通じて
アーチェロ・カルミーニオの日本におけるメイドとして採用された。
家系の事情や様々な因縁により妖(あやかし)や他種族の存在は幼い頃から聞かされており、それらの在り方にはきちんと理解を示している。
アーチェロ・カルミーニオとこの国で唯一血の絆を結んだ人間であり、その証である『朱珠』を肌身離さず大切に持っている。

それではこの場所にお出でくださるお客様方、今後ともよろしくお願い致します。(ぺこり)
年も明けてより寒さが厳しくなって参りました。
すぐに、温かいものをご用意致します。

7 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/01/11(Tue) 12:27
>>2

お客様にそう言って頂けると、メイドとしての役割を果たせていると実感出来て
大変嬉しく思います。
無論、私一人の力ではありません。

主であるお嬢様が率先してお掃除に参加されている事、
先輩とお嬢様にお仕えする見習いメイドの三姉妹さんが
それぞれの分担するお仕事を見事にこなして下さっているからこそです。

お掃除も無事終わり、家人一同晴れやかな気持ちで一息ついているところ
屋敷神様もお出で下さいました。
私達の働きに対してお褒めの言葉を頂き、喜びも一入です。

それではすぐに、お茶の準備をして参ります。
今暫くの間、お待ち下さいませ。

>>994
>>995(グリッタちゃん)
>>5(アーチェロお嬢様)

はい、積雪もですが溶けた雪が凍って路面が凍結すると危険が増します。
お出かけする際には、細心の注意を払いましょう。
こういう日に外出する際には、滑り止めの施されたブーツをお勧めします。

>わ〜い、久しぶりの雪だ雪〜♪
>しもやけになっちゃうけど、遊ぶのは楽しいからやめられない〜♪
>(ブーツを履いてはしゃいでます)

どこからか聞いているだけで、寒さも吹き飛んでしまいそうな明るい声が…。
やはり、グリッタちゃんでしたか。
「犬は喜び庭かけ回り」という、童謡の歌詞が聞こえてきそうですね。(微笑)
(グリッタちゃんは狼なので少々失礼ですが)

ふふっ、三姉妹さんとはもうすっかり気心の知れたお友達同士なのですね。

そういえばグリッタちゃん、足に汗をかきやすいのでそれがしもやけの原因になると仰っていたような…。
ならばこうしてはいられません。
一度お屋敷に戻って、温かいお風呂の準備をして参ります。
三姉妹さんも、寒い外で遊んだ後は温かいお風呂に入りたいでしょうから…。

それではお嬢様、お仕事が終わりましたら再度合流致します。
甘酒やお餅も追加が必要になると思われますので、そちらも準備して参ります。
では、グリッタちゃん達の作ったかまくらで、ごゆっくり…。

8 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2022/01/12(Wed) 07:30
アーチェロさん、柚葉さん、新しいスレ建てお疲れ様ですっ!
それじゃ、お世話になってるキャラハンとして私も自己紹介させて頂きます。

【名前】グリッタ
【性別】雌(女)
【年齢】300歳以上
【種族】人狼(ワーウルフ)
【容姿】156センチ 3サイズ B87(身体測定で1pアップしてました) W55 H86
    ふわふわの金髪ロングヘア ケモ耳と尻尾が良く目立つ
【職業】メイド(教育訓練受講済&実地経験有)
【趣味】お散歩 お料理 お菓子作り
【特技】調理師免許取得 製菓衛生士資格有り 菓子製造技能士資格有り 
【好きなもの】スイーツ(主にストロベリー系)
【嫌いなもの】孤独
【その他】人狼族出身の少女。初めてお世話になった人間の家が製菓店だったため、お菓子を食べるのも作るのも大好き。
後に様々な種族が人間社会で生きていくために必要な技能を身に付けるための施設で調理や製菓に関する資格を取得。
メイドに関しては「制服が可愛い」という理由と誰かに喜んでもらうのが大好きな性格から
自信の職業として選んだ。
メイド喫茶や製菓店に勤務していた経験もあり、人間社会での経験はかなり豊富。
非情に人懐っこい性格であり、「狼っていうより子犬みたい」と言われたりもするが
本人は特に気にしていない。
「萌え」文化が浸透した日本では、ケモ耳も尻尾もむしろ喜ばれる傾向にあるので
とても住みやすいと感じている。

9 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2022/01/12(Wed) 07:49
すみません、補足です。

以前こちらの場所でキャラハンをさせて頂いてました。

吸血鬼メイドです
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=580178062&ls=50

こちらの場所にアーチェロさん、柚葉さんがGWに「越境」して下さって
交流が生まれたことからお付き合いが始まりました。
期間限定でお世話になりますが、よろしくお願いします。

それじゃ、前スレの返信からいきますね。

>996
>1000

>…ああ見えて、グリッタちゃんなら奥方様や朱乃さん、白夜様や佐保姫様にも善戦されるのではないかしら。(ボソッ)
見せてもらいましょうか。齢300年を経た人狼の秘めた牙を…。

>旅の経験でしたら、グリッタちゃんも朱乃様や朱瑠さんにもひけをとらないでしょうから、各地で勝負事も
なさったのかしら?

…買い被りですよ、アーチェロさん、柚葉さん。
私、根は単純ですから勝負事とか駆け引きとか全然向いてません。
そういう場所で、お飲み物やお食事を運んでたことはありますけど…。

ただし、賭け事とかに絡んでるような悪意をもった人の気配なら分かります。
そういう人には近寄らないし、話しかけられても極力関わらないように生きてきましたから。

でも普通にゲームとして遊ぶなら大歓迎ですっ。
思いっきり、楽しんじゃいますよ〜♪

(その日の夜、取り敢えずポーカーで遊んでます。勿論ノーレートです)

わ〜い、勝った〜♪調子いいかも〜♪
こんなに連勝が続くなんて思ってなかったから驚きです〜♪

でもオルキデア様も朱乃さんも、佐保姫様も白夜さんも全然余裕ですね。
単に今は私が運がいいだけって見抜いてるんですね。
多分最終的には負けちゃうと思いますけど、私に駆け引きなんか出来ませんから
とことん全力でいっちゃいますっ!

10 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2022/01/12(Wed) 07:59
>>5(アーチェロさん)
>>7(柚葉さん)

>あああ、毛糸の手袋をお貸しいたしますから、せめてお手は大事になさって下さいませ。

>そういえばグリッタちゃん、足に汗をかきやすいのでそれがしもやけの原因になると仰っていたような…。

わ〜♪この手袋ぬくぬく〜♪
アーチェロさんありがとう!

はい、柚葉さんの仰る通りなんです。
手は基本的に大丈夫です。
でも足がどうも汗をかきやすくて…。
ちゃんと防寒靴や靴下を履いていても、その温かさで出てくる汗が冷えるのが原因みたいなんです。

以前の場所では、ご主人様が私を気遣ってスーパー銭湯に連れてってくれました。
そして今回は、柚葉さんが温かいお風呂…。
本当にありがとうございます。

それじゃかまくらのなかで、温かいもの準備して待ってます。
頑張って拡張しましたので、他の方もよろしかったら呼んであげて下さい。
あ、甘酒温まりましたよ。
アーチェロさん、召し上がって下さいね。

11 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/01/12(Wed) 08:33
けも耳っ娘で、狼じゃなくて犬の娘はいるんですか?

12 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2022/01/12(Wed) 11:11
>>11

はい、ちゃんといますよ。
メイド喫茶で、一緒にお仕事してましたから。
写真ありますけど、良かったら見てみますか?

このレトリバーのお姉さんは、私たちのリーダーでした。
スタイルも抜群でお客さんにも人気者で、優しくて頼りになるお姉さんで人気者だったんですよ。
そしてビーグルの娘、キャバリアの娘、柴犬の娘もいたりします。

他にも警備の立場で、ドーベルマンのお兄さんがいたんです。
このお兄さんはクールで格好良くて、お店の女の子たちの憧れの的だったなあ…。

「何だかんだで、お前さんが一番子犬っぽいな」
って言われてました。(汗)

13 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/01/14(Fri) 22:35
>>6(柚葉さん)

ありがとうございます、ようこそお出で下さいました、柚葉さん…。
と、一つ屋根の下に一緒に暮らしている貴女にこう申すのも、こうして落成した新館でまた新たな日々を
共に歩めることがこの上なく嬉しいからでございます。
出会いと別れを繰り返すのが世の常なれば、こうして貴女がまたいらっしゃることに感謝し、今このとき
から始まるわたくしたちの時間を大切にしてまいりたいと心から思います。

お掃除もすっかり終わり新館ノ五もお客様をお迎えする用意が調いましたね。
今日からまた共にお客様と楽しい毎日を過ごしてまいりましょう。

あらためて柚葉さんのプロフィールを見せていただいて、「贄の血」の言葉に身が引き締まる思いで
ございます。
この家にはわたくしがいて、屋敷神様がいらして、そしてこの町には土地神様がおわします。
ですが、お母様がサライ様を捕まえられたようにわたくしも、尊い血に目を付ける妖(あやかし)に
悪しき企みをさせぬよう、これからも心してまいりますわ。

それから、柚葉さんは蜘蛛が苦手でしたわね。
蜘蛛は益虫でありますので殺生に及ばず屋敷より遠ざけるため、さっそくゼラニウムの鉢植えを各所に
置いておきました。
ゼラニウムは「貧しき者の薔薇」などと呼ばれ、薔薇に似た良い香りがいたしますが、虫よけとしても
効果がございます。
家の中が華やいで一石二鳥でございますわ。


>>7(柚葉さん)

>どこからか聞いているだけで、寒さも吹き飛んでしまいそうな明るい声が…。
>やはり、グリッタちゃんでしたか。

あら、柚葉さんいらっしゃいましたか。
グリッタちゃんの声を聞いているだけで、一面真っ白のひんやりとした世界も、たちまち楽しいイベント
の場になったような心地がいたしますね。
童謡の歌詞の「枯れ木残らず花が咲く」は枯れ木が雪で包まれた様子を表した表現ですが、グリッタちゃん
の声を聞いていると、樹々まで本当に心弾んで花を咲かせそうにすら思えますわ。

どうですか?
柚葉さんもご一緒に、かまくらに入ってしばし寛ぎませんか?

>一度お屋敷に戻って、温かいお風呂の準備をして参ります。

さすがですわね、柚葉さん。
まず皆の体のことを考えて動かれる、そのお心遣いのお蔭で日々安穏でいられることをあらためて
感じますわ。
では、お待ちしております。

あらあら、ご近所の子どもたちもこんな立派なかまくらに驚いたのでしょう、物珍し気に見に来ています。
全員中に入るのはちょっと難しそう。
では、わたくしも新しいかまくらを作るといたしましょう。
グリッタちゃんほどの手際ではありませんが、子どもたちを迎え入れられるようがんばってまいりますわ。

(子どもたちにも参加してもらってかまくらを作り、完成したかまくらの中で柚葉さんにからのお餅と
 甘酒を美味しくいただきました。)

14 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/01/14(Fri) 22:39
>>8-9(グリッタちゃん)

ようこそ、おいでくださいました!
あのGMW(ゴールデン・メイド・ウイーク)で越境をお許しいただいてから、メイドの先輩として、
そして楽しいイベントの数々をご一緒させていただくお友達として、たくさんの思い出をいただいて
まいりました。
こうしてまた新館ノ五でもご一緒できますこと心弾んで仕方ございません。
「にぱ♪」というはじける笑顔に、わたくしの顔もまた綻んでしまいます。

こちらにお出でいただく世になって日々を重ね、その笑顔を乗せるお顔ももはや子犬さんとは申せぬ、
大人の香気を纏っておいでに見えるのは、決してわたくしの錯覚ではございませんでしょう。
この新館でもさらにご主人様を魅了されるシーンが思い浮かびますわ。

そして…ごめんなさい、そしてありがとうございます。
以前にいらしたお屋敷を紹介してくださって。
大切な想い出の場所でしたのに、ご紹介しないでいて迂闊でしたわ…。

では、これからもどうぞよろしくお願いいたしますね。


(奈良ロイヤルホテル2日目の夜でございます。)

>そういう場所で、お飲み物やお食事を運んでたことはありますけど…。

「そういう場所」…、カジノのポーカールームとかでしょうか?
大人の社交場で働いていているウェイトレスさんというと、その人自身が洗練された立ち居振る舞いで
ないといけないでしょう?
グリッタちゃんは正に適任、そのときのお姿を拝見したかったですわ。

>ただし、賭け事とかに絡んでるような悪意をもった人の気配なら分かります。
>そういう人には近寄らないし、話しかけられても極力関わらないように生きてきましたから。

人の機微を感じ取るのが敏感…、というのはポーカーでは強力な武器になりそうですけれど。
これは心してかからねばならないでしょうか。
などと言って、わたくしもう昨日の負けを取り戻そうと余計な考えが湧いているみたいで困ってしまい
ますわ。

>わ〜い、勝った〜♪調子いいかも〜♪
>こんなに連勝が続くなんて思ってなかったから驚きです〜♪

「あらぁ、この子は筋が良いわねぇ。
 雰囲気に飲まれずとことん楽しみ、小さくまとまって枠にはまったりしない。
 いわばビギナーズラックを延々と続けられてて、際限なく運を手繰り寄せ続けてる。
 ちょっとやそっとで身に付かないタフネスだわねぇ。」

お母様が手放しで感心なさるなんて、珍しいですね…。

「あ〜、ちょっとこれはスリリングになって来たかなあ。
 山ん中で二口女の仲間相手にボコり合っている方がなんぼか楽かもね。」

今夜もわたくしは新たな勝負師の誕生を目撃するギャラリーの役回りでしょうか…。

(今宵はここまでとさせていただきます。)

15 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/01/15(Sat) 21:54
>>10(グリッタちゃん)

>わ〜♪この手袋ぬくぬく〜♪
>アーチェロさんありがとう!

喜んでいただけて、わたくしも嬉しいです。
大陸北方の雪原は、古来より狼のテリトリー。
広がる雪の大地をものともせず駆けまわる勇壮はかねがね聞いておりますところ。
その誇り高き者の魂を有する方に手袋など余計なおせっかいではないか、と少し懸念しましたが。
その晴れやかな表情を見せていただいて、安堵いたしました。

>以前の場所では、ご主人様が私を気遣ってスーパー銭湯に連れてってくれました。

新館ノ五に新しい浴室を作りまして、木曽ヒノキの露天風呂としているのですよ。
一度に十人は余裕で入れてゆったり伸びをしながら、ヒノキの芳香を楽しめますわ。
屋根はございますが、壁は設けずに庭園へと面していて星降る夜の眺望は真に絶佳でございます。
後でどうぞごゆるりとお寛ぎくださいませ。

>以前の場所では、ご主人様が私を気遣ってスーパー銭湯に連れてってくれました。

ちょうど今から一年ほど前に、ご主人様と温泉の湯へ行かれた、とお聞きしましたわ。
はい、お向かいの軽部様がスーパー銭湯に行かれたら、グリッタちゃんがお風呂でくつろいでいらっしゃる
のをご覧になったと、そうおっしゃっていました。

わたくしも今度ご一緒したいですわ。
温泉卵を作って持ち帰れると聞きましたので、ぜひわたくしもやってみたいです。

では、かまくらに入らせていただきますね。
拡張していただいたお蔭で、子どもたちも余裕で入れますわね。
ああ…、甘酒は身も心もほっこりと温まって最高でございます。

…そこで、狼さんの雪像を作っている画家のお嬢様もどうぞお入りになってくださいな。
空を見上げて今にも駆け出しそうな様子がとってもキュートですわ。

16 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/01/16(Sun) 10:33
>>10
>>11(グリッタちゃん)

こちらの質問に関しては、グリッタちゃんの返答次第ですね。
以前、人猫(ワーキャット)さんを奥方様が連れてきて下さった事がありますので、
きっとおられるのではないかと思います。

まあ、以前お仕事をなさっていたメイド喫茶の写真ですね。
可愛らしいメイドさん達に加えて正にもふもふ天国…。
「一粒で二度美味しい」とは、このような事を言うのでしょうね。(微笑)

綺麗で包容力に満ち溢れた、レトリバーのお姉さん…。
そしてグリッタちゃんと同じように笑顔弾けるキャバリアさん、ビーグルさん、柴犬さん…。
さながら、アイドルグループのようですね。(微笑)

まあ、お客さまったら、早速行ってみたいという顔をなさっておられるではないですか。
実は、私もなのですけどね。(笑)

そして雄の方は、警備を担当されているのですね。
メイドさん達とお客様の、楽しそうな笑顔の溢れる状態がいつまでも続けばいいのですけれど
これだけ可愛らしい娘達が揃っていると、良からぬ事を企む輩が出ないとも限らないのが残念なところ。

静かに、お店の平和を守って頂きたいですね。

17 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/01/16(Sun) 10:43
>>11

わたくしが居たイタリアの城館にも犬族のメイドがおりましたわね。
ピンと立った耳のイタリアンボルピノの娘はとても朗らかで炊事担当、たれ耳のナポリタンマスティフの
娘はクールな警備担当の娘でしたわ。
妖犬族の長が友好の証しとして派遣してくれた娘たちで、わたくしにとても良く仕えてくれていまし
たわ。

来たばかりの頃は異種族の元で働くことにだいぶ緊張していましたので、お母様が
「昼行燈娘専属にしておけば、そのうち緊張も解れるでしょ。」
とおっしゃって、わたくし付きにしたのですよ。
でもイタリアンボルピノの娘はわたくしがうたたねするのに誘われてよく一緒にスヤスヤ寝てしまう
ものですから、メイド長がわたくしに
「姫様はもっと規則正しい生活をなさって下さいませ。」
と言われ、いろいろ勉強の課目を増やされましたわ…。
今となっては懐かしい思い出でございます。

18 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/01/16(Sun) 10:51
>>12(グリッタちゃん)
>>16(柚葉さん)

グリッタちゃんと彼女の本日のご主人様との会話を聞いていますと、グリッタちゃんのお話しにワクワク
してしまいますわ。

いろいろな犬娘さんたちがいらっしゃるメイド喫茶…、ステキなレトリバーのリーダーさん、たくさんの
仲間のメイドさんたち…。
そして警備担当のクールガイの男性までいらっしゃるなんて。
目を閉じると萌え萌えの夢のような世界が広がって見えますわ。
前のスレで話していましたアニメ化
( http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=593906122&st=865&to=865&nofirst=true )
などということが本当に実現するものなら、グリッタちゃんの過去編として1話まるまる使って描いて
ほしいです。.

「なんかビジュアル的にきゅんきゅん来ますよねー。(はあと)
 朱瑠も行ってみたいですー。」

…と先ほどこちらにいらして頭のお口でお餅を食べていらっしゃる二口女の朱瑠さんもおっしゃっています。
そうですね、わたくしも行ってみたいですわ、グリッタちゃんの前の前のお仕事の場所ですし。
後でグリッタちゃんに場所を教えていただいて、行ってみましょうか…。

>まあ、お客さまったら、早速行ってみたいという顔をなさっておられるではないですか。
>実は、私もなのですけどね。(笑)

柚葉さんもそうおっしゃるのでしたら、これはもう善は急げですわね。
ぜひご一緒にまいりたいですわ。
朱瑠さんも画家のお嬢様も目を輝かせていらっしゃいます。
せっかくの日曜日、みんなでお出かけできたなら嬉しいですわ。

19 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/01/16(Sun) 11:14
>>13(アーチェロお嬢様)
>>8(グリッタちゃん)

お嬢様、それでは改めて新たな館におきましてもよろしくお願いします。

>蜘蛛は益虫でありますので殺生に及ばず屋敷より遠ざけるため、さっそくゼラニウムの鉢植えを各所に
置いておきました。

こうして早速、家人のためにも思いやりを見せて下さるのがアーチェロお嬢様。
素敵な主に恵まれたと、改めて感謝の意を…。
そして鉢植えのお世話は、お任せ下さいませ。

そしてグリッタちゃんも、丁寧な自己紹介を有難うございます。
「越境」に始まる私達との出会い、そして今日に至るまで
良き友に恵まれたと改めて実感しております。

>>9(グリッタちゃん)
>>14(アーチェロお嬢様)

>そういう場所で、お飲み物やお食事を運んでたことはありますけど…。

お嬢様が仰るように、それはカジノのような場所でしょうか?
カジノ…もといギャンブルというものに関しましては私自身縁がありませんし、
必ずしも良い印象は抱いておりませんが…。
それでも紳士淑女の社交の場として存在し、発展してきたというのも確かな事なのでしょうね。

これまでお聞きしたグリッタちゃんの経歴から察すれば、そのような場所においても
お嬢様が仰るように洗練された立ち居振る舞いでお仕事をこなしてきたのでしょうね。

…仮に足を運ぶ機会があるとすれば、奥方様がお嬢様を「これも社会勉強の内よ」と
同行する形となり…。
私もお嬢様に付き添う事になりそうですね。

そしてグリッタちゃんが笑顔を振りまきながらもしっかりとお仕事をこなす姿を遠くから見つめて…。
…という平和な雰囲気で終る筈もなく、奥方様と一緒に参加する事になり…。

「…お嬢様、いざとなれば一緒に地獄に堕ちましょう。
既に覚悟は出来ております。私の全てをお嬢様に賭けます。(笑顔でも鬼気迫る表情)」

なんて事に…。(汗)

そして奥方様が

「最後は勝ったんだから良かったんじゃない♪結果オーライよ♪」

お嬢様&私
「もうカジノは懲り懲りですっ!!!(×2)」

という具合に…。
…すみません、お戯れの妄想が過ぎました。(苦笑)

>あらぁ、この子は筋が良いわねぇ。
>お母様が手放しで感心なさるなんて、珍しいですね…。

ええ、欲の無さと素直にゲームを楽しむ姿勢が自然と運を引き寄せていらっしゃいますね。
でも、「悪意をもった人の気配なら分かります」と語るように、
本当に賭け事をする時の雰囲気や賭け事そのものの怖さも知っているのでしょう。

だからこそ、ああして普通にテーブルゲームとして楽しむ時に一番強さを発揮されるのでしょうね。
そして戸惑いながらも、白鹿さんもゲームの楽しさdeが分かってきたようで…。

こうしてゲームに熱が入ると、喉が渇く事でしょう。
お部屋のティーバッグで、ダージリンティーをお淹れしました。
暫し、休憩を…。

(その晩はギャラリーとして大半を過ごしましたが、グリッタちゃんと白鹿さんの参加で大いに盛り上がり
楽しい一夜となりました。)

20 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/01/16(Sun) 13:42
>>19(柚葉さん)

>こうして早速、家人のためにも思いやりを見せて下さるのがアーチェロお嬢様。
>素敵な主に恵まれたと、改めて感謝の意を…。
>そして鉢植えのお世話は、お任せ下さいませ。

いえいえ、そんなにおっしゃっていただきますと恐縮してしまいますわ。(汗汗)
かえって柚葉さんのお仕事を増やしてしまって申し訳ございません。
蜘蛛に退散してもらう、という迂遠な方法に賛同していただいてありがとうございます。
獣や鳥とは意思疎通できるわたくしも、残念ながら虫とはできないのですよ。
ですが今申しましたとおり、蜘蛛は益虫で人間に仇なす虫を食してくれます。
また、蜘蛛と縁続きのアラクネ族の知己もありますれば、穏便に事を運びたいのです。
面倒をおかけして申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

(奈良ロイヤルホテル2日目の夜でございます。)

>…仮に足を運ぶ機会があるとすれば、奥方様がお嬢様を「これも社会勉強の内よ」と
>同行する形となり…。

実は昔一度だけ、そう言った場所に連れていかれたことがありましたわ。
わたくしは気が進まなかったのですけれど。
そして相手はマフィアの惣領息子さんでしたけれど、すさまじい気負いがギラギラしていて居心地が
悪かったですわ。
さっさと退散したかったのですが、双方の親の目があるのでそうもいかず。
もう面倒なのでそれこそビギナーとして運に任せましたら、どんどん勝ってしまいまして、
(惣領息子さんに勝ったら先方の体面上マズくないかしら?)
と思ってワザと負けようとしましたが、相手の顔をもう一度見ましたら、なんだか気持ちが切り替わって
ちゃんと勝負をかけました。
結果わたくしの勝ちでしたが、それが元で彼は父親に失望されたとかで、惣領の座を降りられたそうですが、
後で堅気のお仕事につかれたその方にお礼を言われました。
勝負の場で魅せた気負いは実は、
『なんとしても負けて、この世界から抜け出してやる』
というものだったそうで。
結局、わたくしと彼の勝負運の合作で良い結果になったようなもの、と嬉しく思いましたわ。
あれ以来勝負運はただ一度を除いてわたくしに回ってきませんけれど、それだけで十分だと思っており
ます。

>「…お嬢様、いざとなれば一緒に地獄に堕ちましょう。
>既に覚悟は出来ております。私の全てをお嬢様に賭けます。(笑顔でも鬼気迫る表情)」

出奔して柚葉さんと出会えたこと、それこそが今申したただ一度の勝負運が微笑んだときだったのだと
思います。
もう決してこの幸運を逃すつもりはございません。
ですから、柚葉さんだけは地獄に堕ちていただくような真似は決していたしません。
ゆえにカジノへ参ることもないでしょう。
グリッタちゃんのウエイトレス姿は見られないのは残念ですけれど。

>お嬢様&私
>「もうカジノは懲り懲りですっ!!!(×2)」

そして、二人で手に手を取ってダッシュで逃げて、お・し・ま・い。
うふふふ…、そういう懐かしいマンガのようなオチでしたら楽しそうですわね。

>こうしてゲームに熱が入ると、喉が渇く事でしょう。
>お部屋のティーバッグで、ダージリンティーをお淹れしました。
>暫し、休憩を…。

わたくしも勝負の熱気にあてられてしまいました。
すこし涼みたいのでご一緒させてくださいませ。
グリッタちゃんと白鹿さんの白熱ぶり、見事なタッグで勝ち進んでいかれるお姿を見られただけで
満足でございます。

21 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2022/01/16(Sun) 19:33
>>16(柚葉さん)
>>18(アーチェロさん)

>そうですね、わたくしも行ってみたいですわ、グリッタちゃんの前の前のお仕事の場所ですし。
>後でグリッタちゃんに場所を教えていただいて、行ってみましょうか…。

>まあ、お客さまったら、早速行ってみたいという顔をなさっておられるではないですか。
>実は、私もなのですけどね。(笑)

わ〜♪ありがとうございます〜♪
私の同僚の娘たちも、きっと喜んでくれると思います。

アーチェロさんのお屋敷からだと、ちょっとだけ遠出になりますね。
ちょっと早起きして行くことになると思います。
人気のあるお店なので、予約しておいた方がいいですね。
じゃあ私から連絡しておこうっと。

何となくですけど、成り行きでアーチェロさんも柚葉さんも、朱瑠ちゃんも
メイド服に着替えてみてってせがまれちゃうかも♪
常連さんになってくれたら嬉しいですし、プライベートでもお友達になってくれたらいいなあ。

>>19(柚葉さん)
>>20(アーチェロさん)

>カジノ…もといギャンブルというものに関しましては私自身縁がありませんし、
>必ずしも良い印象は抱いておりませんが…。

面白くて夢中になっちゃう人がいるのは分かるんですけどね〜…。
柚葉さんみたいな人は、やっぱり関わっちゃダメですよ〜?(汗)
ああいう場所って、結果的には良い事にはなりません。
人生において、本当に行く必要がある場所じゃないと思います。

>…すみません、お戯れの妄想が過ぎました。(苦笑)
>そして、二人で手に手を取ってダッシュで逃げて、お・し・ま・い。

あわわわ、深刻なのかギャグなのかどっちなのかな…。(汗)
柚葉さんが鬼気迫る表情で…。
必死でアーチェロさんがそれを窘めながら気を取り直してテーブルに臨む展開になりそう…。
そして最後は、逃げ出したお二人をオルキデア様が「あらあら残念」といった顔で見送るのかな。(笑)

>結果わたくしの勝ちでしたが、それが元で彼は父親に失望されたとかで、惣領の座を降りられたそうですが、
>後で堅気のお仕事につかれたその方にお礼を言われました。

表の世界があれば裏の世界もあるのは自明の理ですけど…。
でもやっぱり、裏の世界って安らぎはないんですよ。
生きる場所は人それぞれですけど、その方は安らぎを得られる場所を選んだんですね。
アーチェロさんと出会えて、良かったですね。

>お部屋のティーバッグで、ダージリンティーをお淹れしました。

>わたくしも勝負の熱気にあてられてしまいました。
>すこし涼みたいのでご一緒させてくださいませ。

柚葉さんのプロフィールに、好きなものが「ティータイム」とあるのを実感しますね。
勿論今までにも美味しいお茶を頂いてきましたけど、改めてそう思います。
ね?白鹿さんもそう思うでしょ?

「うん…美味しい…。気持ちが落ち着きます。
この方の淹れるお茶が、皆さんに愛されてるのが改めてわかります。」

(トランプや他のゲームでも盛り上がって、時折美味しいお茶を淹れてもらって
本当に楽しい夜を過ごした後、床に就きました。)

22 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/01/19(Wed) 16:15
>>18(アーチェロお嬢様)

お嬢様、お茶のお代わりをどうぞ…。
余談ですけど、実は最近犬さんについて一つ知ったことがありまして…。
茶飲み話として、させて頂いてもよろしいですか?

「となりの吸血鬼さん」で、ソフィーちゃんが散歩の途中で怖がっていたり
4巻で怖がりつつも律義にお世話をしていて懐いて下さった「四つ目の犬」さんについてなのですが…。

あの「四つ目の犬」というのは、どうやら黒柴犬の事だったようですね。
黒柴さんはそれなりに見た経験がありますけど、おでこの模様は私自身あまり意識していなくて…。
それで、「四つ目」に見える模様というのは調べてみたところ「麻呂眉(まろまゆ)」と言われる
黒柴さんの特徴だった事が分かりました。

「麻呂眉(まろまゆ)」は黒柴さんに限った特徴ではないようですが、
やはり黒いとそれは目立つようですね。
ソフィーちゃんのお屋敷に飼い主さんが訪れた時、
ワンちゃんの名前が「まゆちゃん」と分かり、灯さんが「眉ちゃん…」と意識していたのも頷けました。

眉ちゃんと飼い主の女の子、あれからお元気で過ごされているとよろしいですね。
ソフィーちゃんに初めて懐き、ソフィーちゃんも心を開いたワンちゃんなので
お散歩の途中などで再会出来たらいいですね。

>>20(アーチェロお嬢様)

(翌日、チェックアウトを済ませました)

奈良旅行の間、本当に快適な夜を過ごす事が出来ました。
再び奈良を訪れる時には、またこちらの奈良ロイヤルホテルにお世話になりたいですね。

それでは奈良を出立する前に、再度奈良駅へ向かいましょう。
商店街でのお土産選びもありますし…。
そして、奈良の鹿さん達へのお別れのご挨拶もしておかねばなりませんね。

(これが今回最後の鹿さん達との戯れとなりますね)

はいどうぞ、朝ご飯ですよ。
ふふっ、朝からお元気ですね。
今回、お嬢様や同行する皆様とこうして楽しい時を過ごすのが最大の楽しみの一つだったんです。
この3日間、奈良を象徴するあなた達と一緒に遊べて本当に楽しかったです。

またここを訪れる際には、よろしくお願いしますね。
では、ご機嫌よう…。

では、帰りを待っておられる方々と旅の思い出としてのお土産選びを…。
>749でお嬢様が仰っていたお土産リスト、きちんと把握しております。

「柿の葉寿司」
「飛鳥鍋」
「柿ティラミス」
「きみごろも」

他にもご要望の物がございましたら、何なりとお申し付け下さいませ。

「柿の葉寿司」は、お弁当として頂いてもよろしいですね。
そして「飛鳥鍋」に関しましては近鉄飛鳥駅の「道の駅」に「飛鳥鍋の素」が売られています。
時間はございますし、交通の便もよろしいのでお昼休憩を兼ねて近鉄飛鳥駅の「道の駅」に参りましょう。
屋敷神様、「飛鳥鍋」を喜んで下さるといいですね。
お屋敷に戻ってからの、お楽しみになりそうです。

そして最後に忘れてはならないのが…。
白夜様と共に『風蘭寺』への参拝…。
ご挨拶も兼ねて、お土産は少しばかり多く持参致しましょう。

23 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2022/01/20(Thu) 13:09
>>22(柚葉さん)

>余談ですけど、実は最近犬さんについて一つ知ったことがありまして…。

実はちょっと前に、私も「となりの吸血鬼さん」を全巻買い揃えちゃいました。
4巻のワンちゃんのエピソード、可愛いですよね♪

怖がりながらもちゃんとワンちゃんのお世話をするソフィーちゃんの優しさには
私もほっこりしちゃいました。
…でも私の場合、あの吸血鬼さんたちに怖がられちゃうかなあ…?
スイーツはお土産に出来そうもないし…。
私は、あの可愛いOPの歌詞みたいに是非ともお友達になりたいなあ。

>商店街でのお土産選びもありますし…。
>そして、奈良の鹿さん達へのお別れのご挨拶もしておかねばなりませんね。

はい、私も鹿さんたちにはお別れのご挨拶をしておきたかったんです。
それと、白鹿さんが仲間たちと一緒に見送ってくれると言ってくれました。

(鹿さんたちに餌やりとお別れのご挨拶を終えました)

白鹿さん、そして佐保姫様、私たちを鹿さん達と一緒に快く歓迎して下さって本当にありがとうございました。
また暫くお別れになっちゃいますけど、その間はきちんとお手紙を書きますね。

そして…。今のお仕事が落ち着いて異動が可能になったらこの街でお仕事が出来ないか
異動願いを出してみようかと思います。
希望通りに行くかどうかは分かりませんけど、もしそれが叶いましたら…。(赤面)

…白鹿さん、またお会いできる日は必ず来ますから笑顔で見送って下さい。
そしてその時は、もっと沢山の思い出を作りましょうね。

それじゃ白鹿さん、ちょっとだけ目を瞑ってくれますか?
(この後、白鹿さんにキスしちゃいました♪)

ふふっ、ちょっと大胆過ぎたかな♪
でも、この温もりと感触、絶対に忘れませんよ。
それじゃ、またね♪(にぱ♪)

>他にもご要望の物がございましたら、何なりとお申し付け下さいませ。

柚葉さんとアーチェロさんが挙げて下さった以外のお土産だと、
「奈良の鹿さんサブレ」と「奈良の鹿さんマフィン」が可愛くてお勧めですよ。
昨日、商店街でチェックしておきました。

それから、あの〜…。
実はこの近くにある「みるく工房飛鳥」に足を運んできてもよろしいですか?
飛鳥時代からの製法で作られた古代のチーズ、「蘇」が購入できるんです。
一度食べてみたいと思っていましたし、新しいスイーツの材料としても注目していたんです。
考古学研究の盛んな、奈良市ならではのお土産ですね。

>そして最後に忘れてはならないのが…。
>白夜様と共に『風蘭寺』への参拝…。

白夜さん、いよいよなんだってお顔でちょっと緊張されてますね。
無理もないですけど、でも旧友の方と親交を温めるなら笑顔の方がいいですよ。
お互いに固いままだと、いよいよ動き辛くなっちゃいますからね。

良かったら、私と一緒にお土産選びしませんか?

24 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/01/21(Fri) 13:14
スイーツ好きなお嬢様方、虫歯は大丈夫ですか?

25 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/01/21(Fri) 19:38
この館でアルバイトあります?

26 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/01/21(Fri) 21:50
>>21(グリッタちゃん)

>人気のあるお店なので、予約しておいた方がいいですね。
>じゃあ私から連絡しておこうっと。

まあまあ、グリッタちゃん自らご予約いただけるなんて。
そして、同僚の皆さんもお話しの通りとても仲良しのご様子で、お会いできるのが楽しみでなりません!
考えてみたらわたくし、メイド喫茶って行ったことが無かったような…。
グリッタちゃんのお友だちとはぜひお会いしたいですし、それに今後もGMWにメイド服を着用する
こともあるかもしれませんから、後学のためにもぜひ皆様のお仕事を拝見したいですわ。

>何となくですけど、成り行きでアーチェロさんも柚葉さんも、朱瑠ちゃんも
>メイド服に着替えてみてってせがまれちゃうかも♪

ええっ…、わたくしがメイド服を、ですか?
たしかにこれでもGMWを経験した身、尻込みしてはいけませんね。
現役の皆様方から所望されてご披露させていただけるなら名誉と申すもの。
リクエストがあるかどうか分かりませんが、心しておきますわ。

「わー♪
 朱瑠はぜひやってみたいですよー。
 なんならお客様、じゃなくてご主人様の接待もしてみたいですー♪
 あ、でも、メイドさんになっちゃうと食べてられないから、まずはお客さんからですけどー。」

「わたしは…お客様の相手は無理。
 人を喜ばせるとか…できない。」

画家のお嬢様…、別にメイドのお仕事に行くわけではないのですよ?
それに、お嬢様がお創りになるものはどれだけ人の心を豊かにしてくださることか。
気に病まれるようなことは何もございませんわ。

「知ってるぅ?
 東海は愛知のとあるカフェ&ギャラリーでは、店長が似顔絵アーティストとしてリクエストに応じて
 お客の似顔絵を描いてくれるのよぉ?
 国内外で数々の賞を受賞された実力の持ち主で、しっかり対価ももらっているのよぉ。
 貴女たちの行くメイド喫茶でそういったことができるかどうか、あっちに行ったら九九だけ聞いて
 みたらぁ?」

…お母様、いらしてたのですか。
ですが、今回はグリッタちゃんのお友だちに会いに行くのであって、別に必ずメイドになるという話
では…。

「描かせてもらえるなら、やってみたい…。
 メイド服も…着るだけで良いならわたしも着てみたいし…。」

お嬢様…。
ではあちらへまいりましたら、伺ってみましょう。
リーダーのレトリバー様にお伺いすれば良いのかしら?
ただ、あちら様がどう応じられるかは…。

「ありがとう…。
 ダメなら、普通に客席に座ってメイドさんたちを描かせてもらうから気にしないで…。」

(すみません、続きます。)

27 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/01/21(Fri) 21:51
>>21(グリッタちゃん)

>あわわわ、深刻なのかギャグなのかどっちなのかな…。(汗)
>柚葉さんが鬼気迫る表情で…。

柚葉さんが本当に鬼気迫るようなお顔をなさるような場面でしたら、わたくしも冷静ではいられないで
しょう。
そして、カジノと言えばマフィアも関わっている場合もございますので、もし彼の方々が本当に柚葉
さんの害になるようでしたら、本拠地に乗り込むのもやぶさかとはいたしません。
彼の方々には、かつてのチェーザレ・モーリ知事閣下の如く対することも辞しませんわ。

「落ち着きなさいよぉ。
 マフィアと山賊を叩き潰した超強面男の話とかぁ、こんな場でするんじゃないわよぉ。
 物騒なんだからぁ。」

…申し訳ありませんでした。
よりよってお母様から「物騒」などと言われたら、一気に冷静になれましたわ。

>生きる場所は人それぞれですけど、その方は安らぎを得られる場所を選んだんですね。
>アーチェロさんと出会えて、良かったですね。

そうおっしゃってもられると、嬉しいですわ。
わたくしでも、他人様の人生のお役に立てただなんて。
本当にその勝負に人生をかけていらっしゃったのですもの。
親や一族が見ている中でワザと負けることは無理。
ならば全力で戦ってなおかつ負ける、という至難の勝負に打って出て、わたくしがそれに応えることが
できて。
正業に就くことができたあの方の晴れやかな笑顔は、思い出すたびにわたくしの胸を温かくしてくれ
るのです…。

>「うん…美味しい…。気持ちが落ち着きます。
>この方の淹れるお茶が、皆さんに愛されてるのが改めてわかります。」

ああ…、この白鹿さんの笑顔もまた、わたくしを和ませてくださいます。
グリッタちゃんと結ばれ、柚葉さんのお茶を飲んで、心から安堵されているその笑顔で。
お三方それぞれから幸せをお裾分けいただいたような心地でございます。

(晴れやかな心で再びゲームに興じて後、心地良くお休みいたしました。)

(今宵はここまでとさせていただきます。)

28 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/01/21(Fri) 21:57
訂正でございます。

>>26

>貴女たちの行くメイド喫茶でそういったことができるかどうか、あっちに行ったら九九だけ聞いて
>みたらぁ?

「九九だけ」ではなくて、「聞くだけ」でございました。
失礼いたしました。
…間違えたのは、わたくしではなくてお母様なのですけれど。

29 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/01/22(Sat) 09:35
>>24

はい、虫歯は今の所ありません。
健康第一ですから、きちんと質の良い歯ブラシや歯磨き剤を使って
丁寧に歯磨きをしております。

それからお客様をお迎えする立場なので
歯のケアだけでなく常日頃口臭ケアも欠かさず行っております。

ですが、やはり歯のケアは素人である個人の力ではどうにもならない部分がありますので
3か月に1回きちんと歯の定期検診に通っております。

お医者様曰く、歯そのものよりも歯茎を大事にする方が健康な食生活に必要な事だとか。
定期検診では歯石除去をメインにして頂き、歯茎が歯周病にならないようケアして頂いております。

お客様も、定期健診には通っておりますか?
将来のためにも、健康な歯と歯茎を保てるよう共に心掛けましょう。

>>25

私は雇用されている立場なので…。
アルバイト等の人事に関しては残念ながら関わっていないのですよ。

それらに関しては主であるアーチェロお嬢様…。
または先輩のメイドさんでありお嬢様の専属ボディーガードのレイナさんの担当となっております。

まずはレイナさんを通じて、お嬢様に相談する形になるかと思われます。
ご期待に添えられない場合もございますので、その際は悪しからずご了承下さいませ。(ぺこり)

30 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/01/22(Sat) 20:56
>>22(柚葉さん)

>お嬢様、お茶のお代わりをどうぞ…。

ありがとうございます、いただきたいという絶妙のタイミングでいただけるお茶、銘柄も味もまさに
これこの味こそ、というものをいただけて本当に感謝しかございません。

>茶飲み話として、させて頂いてもよろしいですか?

「四つ目の犬」三のお話し、読み返すたびに心が温かくなりますね。
ソフィー様が、ご自分が苦手とするワンちゃんのお世話を甲斐甲斐しくなさる様子が胸を打ちますわ。
だんだん怖さを克服した彼女が今度は愛情高まって犬太郎ちゃん(ソフィー様命名)にお布団を高く
高く積まれているシーンは何度見ても笑ってしまいます。

あの犬太郎ちゃんの特徴ある模様は「麻呂眉」と申すのですね。
なるほど、確かに昔の日本のお公家様のまゆずみを思わせますわ。

せっかく仲良くなれたソフィー様でしたが、犬太郎ちゃん…まゆちゃんと飼い主さんのためを思って
手放されましたが。
ですが、飼い主の方もソフィー様がまたまゆちゃんを訪ねてくることを厭いはしないのではないで
しょうか?
ですから、きっといつかまた再会できると思いますわ。
まゆちゃんのおかげで麻呂眉のワンちゃんへの恐怖心も軽減できたことでしょうから、ご近所の大型の
ワンちゃんともきっといつか仲良くなれることでしょう。

余談ですが「四つ目の犬」さんを恐れるのは主にセルビアの同族の方のようですね。
わたくしのお城にもセルビアからペーター・プロゴヨヴィッチ様やアルノルト・パウル様といった方々を
お客様としてお迎えしたことがございましたが、事前にメイド長からきつく言われましたわね。
「あの方の前で決して犬に変化(へんげ)したりなさってはいけませんよ?特に目の上に太眉模様の
犬は厳禁ですからね?」
と。
ですが、吸血鬼退治を生業とするいわゆる「ダンピール」もセルビアなどバルカン半島出身者が多い
らしいので、そういった者たちに対する備えとして、麻呂眉ワンちゃんへの変化の術は欠かせないのですよ。

余談からさらに余談へ飛びますけれど。
こうしたひと時の小動物との交流はとても心に残りますゆえ申します。
「返品うさぎ」という、人間と人化したウサギさんの交流を描いた漫画がございますけれど、その第3話
「私、お母さんになります!?」もまさにそんな作品でしたわ。
いわゆる「薄い本」(内容は健全ですよ?)で、電子版はあっても試し読みはできないのですが、一言
こうして付け加えさせていただくことをお許しくださいませ。

(すみません、続きます。)

31 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/01/22(Sat) 20:58
>>22(柚葉さん)(続きでございます。)

>(翌日、チェックアウトを済ませました)

柚葉さん、ありがとうございました。
美味しいお食事、ゆるりとくつろげる大浴場、たくさん語り合い遊んだ夜…、多くの思い出と共に
このホテルともお別れと思うと寂しいですわね。
(ホテルに向かってお辞儀をしてお礼を表しました。)

>それでは奈良を出立する前に、再度奈良駅へ向かいましょう。

お土産選びは旅の最後を飾る楽しいイベントですものね。
先に、ひがしむき商店街の奈良みやげ横丁でもいくつかの品を買いましたが、奈良駅でもまたいろいろ
目当ての品々を探すのが楽しみですわ。
もちろんその前に鹿さんたちにご挨拶ですわね。

鹿の皆さん、3日間仲良くしてくれてありがとう。
お餞別のお煎餅、たくさん食べてくださいな。
あら…、貴方たちお二人は随分仲睦まじくなりましたのね?
…まあまあ、グリッタちゃんと白鹿さんを見ていたら気分が高まって牡鹿さんの方からプロポーズを?
それで恋が成就だなんて、おめでとうございます。
奈良の鹿さんの発情期は12月初めまでと聞きましたから、これから熱々の新婚さんなのですね。
(今は10月でございます。)
『丈夫な子を産んで立派に育てるわ!』
って、なんだかこういう積極的なご表明は流石に野生の鹿さんですわね。
(ちょっと赤面してしまいます。)

それではどうぞ、皆さんどうぞお元気で。
またいつかお会いしましょう、さようなら…。

>>749でお嬢様が仰っていたお土産リスト、きちんと把握しております。

やはり今は『食欲の秋』。
リストを見ただけでワクワクしてまいりますわ♪
「柿の葉寿司」は帰りのお弁当として、ぜひいただきたいですし、「飛鳥鍋」の鍋パーティーも賑やかに
なりそう♪
「柿ティラミス」や「きみごろも」はまた午後のティータイムにゆっくり楽しみたいですわ。

ですが、奈良には工芸品も良きものがございます。
可愛らしい郷土玩具の『大和出雲人形』や、正倉院御物の螺鈿紫檀五弦琵琶と同じく螺鈿を施した美しい
『奈良漆器』もできれば買って帰りたいですね。

ですがその前に…。
白夜様、また少し緊張のご様子ですが…。

「うん、ちょっとだけね〜。
 でも、みんなと楽しんでここまできたからね〜。
 それにわたしの中で『飛縁魔』もハッパかけてくれたし大丈夫だよ〜。」

はい、その笑顔ならわたくしも風蘭寺に向かうのがむしろ楽しくなるというものですわ。
いざ、お供いたしますわ。

(今宵はここまでとさせていただきます。)

32 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/01/23(Sun) 00:08
訂正でございます。

>>30

>「返品うさぎ」
>いわゆる「薄い本」(内容は健全ですよ?)で、電子版はあっても試し読みはできないのですが、

三女ちゃんが教えてくれたことですが、書店のメロンブックス様のHPで第2・3話のサンプル画像を
少し見ることができるそうでございます。

失礼いたしました。

33 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/01/23(Sun) 11:48
>>23(グリッタちゃん)

(横から失礼いたします。)

>実はちょっと前に、私も「となりの吸血鬼さん」を全巻買い揃えちゃいました。

まあまあ、グリッタちゃんもですの?
それはわたくしにとりましても嬉しいですわ。
ワンちゃんのお世話をするソフィー様、本当に見ていて心が和みますよね。
いつかソフィー様とお会いすることができたなら、グリッタちゃんもご一緒にいて下さったら、どんな
にか楽しい集いとなることでしょう。

>…でも私の場合、あの吸血鬼さんたちに怖がられちゃうかなあ…?

あら、グリッタちゃんのような友好的でお優しい人狼さんが恐がられるなんてこと、ありましょうか?
よしんば、最初はちょっと恐がったりなさるとしても、すぐに打ち解けられると思いますわ。
白鹿さんとの出会いのことを思えば、きっとそうなると信じますとも。

出会いの場にはきっと灯様もひなた様もいらっしゃることでしょう。
ひなた様はグリッタちゃんの愛らしいモフモフに
「ぬいぐるみさんみたい〜♪」
と抱きついてこられるのではないでしょうか?
そして犬族が大好きなひなた様も、貴女にすっかり魅了されることでしょう。
むしろ、飼い犬のみかんちゃんが焼きもちを焼いてしまわないかが心配ですわ。

人間のお二人が友好的に接するのをご覧になれば、ソフィー様がグリッタちゃんを警戒する理由など
ないのではないでしょうか?

それに、第2巻第12話でソフィー様がおっしゃっていましたが、彼女は人狼族の存在そのものを信じて
いらっしゃらないご様子。
そんな彼女にはわたくし同族として、世界には多種多様な種族がいて、たくさんのお友だちを作る
チャンスがあることを知っていただきたいのです!
「誰にでも友達や恋人がいると思ったら間違いだぞ」
なんておっしゃるソフィー様を見るのは辛いですわ…。
アニメのOP(作詞・作曲 園田健太郎様)の歌詞のごとく「素敵な『はじめまして』」を彼女にプレ
ゼントしてあげてくださいませ。

(すみません、続きます。)

34 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/01/23(Sun) 11:57
>>23(グリッタちゃん)(続きです。)

(奈良公園でございます。)

鹿さんたち、お煎餅を食べ終わってもグリッタちゃんから離れようとはしませんわ。
もうすっかり本当のお友だち同士ですね。
ここにも種族を越えた友愛を見られてわたくしも心満たされます。

>白鹿さん、そして佐保姫様、私たちを鹿さん達と一緒に快く歓迎して下さって本当にありがとうございました。

「こちらこそ白鹿が世話になって礼を言うよ。
 いや、もうこの子は君のものなのかな?
 では、またしばらく責任をもってお預かりするよ。」

>そして…。今のお仕事が落ち着いて異動が可能になったらこの街でお仕事が出来ないか
>異動願いを出してみようかと思います。

「ほお?
 遠距離恋愛も良いけれど、やはり身も心も重ね合わせた恋人同士はいずれ一つ屋根の下がわらわも
 安心できるよ。
 それにわらわの膝の上でゴロゴロと甘える君の愛らしさは忘れられないからね。
 また会える日を楽しみに待っているよ。」

>それじゃ白鹿さん、ちょっとだけ目を瞑ってくれますか?
>(この後、白鹿さんにキスしちゃいました♪)

あらあら〜。
こうしてまた別れ際に白鹿さんの心にしっかりご自分の熱い想いを刻んでいかれて。
本当に小悪魔お姉様でいらっしゃること!
白鹿さんがあんなに名残惜しそうなお顔をされて、傍目にもキュンとしてしまいますわ。

「本当に二人は一緒になってもらわないとね。
 有名どころがそちらに集まってしまうのは、『ずるい!』と言いたくなるじゃないか、姫君?」

は、はい?わたくしですか?

「そうだよ。
 人狼に、吸血鬼、そしてこれから行く風蘭寺にはフランケンシュタインの人造人間、ときている。
 君はあれかな?藤子不二雄A氏の回し者かな?」

わたくしはドラキュラ伯爵ではありませんよ…。

「まあ、わたしの神社にももう少し注目を分けてもらいたい、ということだよ。
 最近は風蘭寺も往時に比べて評判も上々らしいから羨ましくもあってね。」

まあ、風蘭寺が、ですか?
それはどういう…。

「それは行って自分で確かめてくるんだね。
 さあ、そろそろ出発の時間ではないのかね?
 残りの旅を楽しんできたまえ。
 君たちの町の土地神にもよろしく。」

はい、このたびは大変お世話になりました。
どうぞお元気で。

「それから、以前言った今年の神在月の留守居役、期待しているよ?」
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=593906122&st=492&to=492&nofirst=true

それにつきましては、前向きに検討と申しますか…。
(悩んでしまうわたくしでございます。)

>「奈良の鹿さんサブレ」と「奈良の鹿さんマフィン」が可愛くてお勧めですよ。

まあまあ、またティータイムの楽しみが増えましたわね。
それはぜひリストに加えておきましょう♪

>それから、あの〜…。
>実はこの近くにある「みるく工房飛鳥」に足を運んできてもよろしいですか?
>飛鳥時代からの製法で作られた古代のチーズ、「蘇」が購入できるんです。

さすがは「国のまほろば」と言われる地ですね。
そのような古式ゆかしいチーズがあるだなんて。
今まで味わったことの無いチーズだなんて、イタリア生まれでそれなりにいろいろなチーズを食して
まいったわたくしとしては興味津々ですわ!
どんないただき方があるのかしら?
屋敷に戻ったらぜひピザにも使ってみたいです。

>白夜さん、いよいよなんだってお顔でちょっと緊張されてますね。
>無理もないですけど、でも旧友の方と親交を温めるなら笑顔の方がいいですよ。

「グリッタちゃんと白鹿ちゃんの熱々ラブラブにあてられてだいぶ元気になれたんだよ〜。
 でも、また緊張している〜?そうか〜。
 じゃあ、グリッタちゃんの笑顔を見せてくれる?
 うんうん、これは効果抜群だね〜。
 心がすっごく明るくなったよ〜。」

>良かったら、私と一緒にお土産選びしませんか?

「うん、『彼』は分かんないけど、ホッキョクギツネたちはきっと待っててくれているからいろいろ
買って行くよ〜。」

35 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/01/23(Sun) 18:46
>>24

長らく貴族として生きてまいりましたゆえ、スイーツをいただく機会に恵まれてきました。
一方で、牙を大切にせねばならぬ吸血鬼ゆえ幼い頃より歯磨きはしっかり躾けられてまいりましたわ。
まだ百数十歳の子供のころ、中国から伝来したという歯ブラシをやがてイタリアの我が家でも使う
ようになりました。
家では主に金製や象牙製のものを発注しておりましたが、ときどき注文したものとは違う銀製のものも
混じっておりましたわね。
どうやら、「吸血鬼は銀を嫌う」という言い伝えを信じた教会の者の密かな攻撃だったらしいです。
もっともわたくしは一向に平気でしたけれど。
領民は布や海綿で歯を磨いている磨いたりしていたようですね。
今はコンビニに行けば歯磨き粉も歯ブラシも簡単に買えますから、柚葉さんはじめメイドのみんなに
心配をかけないようにしっかり磨いておりますわ。


>>25

アルバイトをお探しですか?
それでは、一つお願いしたいことがございます。
「誰の姿も見えない部屋で、ひとりでに奏でられているように見えるピアノの音楽を一晩中聴く」
という簡単なお仕事でございます。

実は以前申しましたことですが、わたくしの通学している学校の音楽室でピアノを弾いていらっしゃる
幽霊のお嬢様がいらっしゃるのです。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=519003578&st=690&to=690&nofirst=true

学生時代にご自身で作曲した曲を世に発表する間もなく病気で身罷られたそうで、なんとか人に聞いて
もらいたいと
の一心で今も美しい曲を自ら作曲しては演奏しておられます。
それがこのたび年代物のピアノの具合が悪くなり、修理のためにしばらく使えなくなったのです。
そのため修理の間、その方にはわたくしの屋敷の洋間に在りますピアノをお使いいただくことになった
のですが、
「できれば演奏を聴いて感想・批評を聞かせてほしい。」
とおっしゃられるのですよ。
真夜中に弾かれる本来吸血鬼のわたくしには適任ですが、今は学生の身ゆえ夜はお休みする毎日。
どなたか真夜中起きていられてピアノを聴いてくださる方がいてくれたら、と思っていたところなのですよ。
貴方様にその気があればお願いしてもよろしいかしら?

ただ、我が家は女所帯ゆえもし貴方様が男の方でしたら、真夜中わたくしたちのいる新館に直接来られて
は困りますので、
申し訳ないですが洋間のある建物との間の廊下には結界を張らせていただきます。
もちろんお食事やお手洗いについては不便をおかけしないようにはからいますわ。
このような条件でよろしければご一考くださいませ。

36 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/01/23(Sun) 18:55
訂正でございます。

>領民は布や海綿で歯を磨いている磨いたりしていたようですね。

 領民は布や海綿で歯を磨いたりしていたようですね。

>真夜中に弾かれる本来吸血鬼のわたくしには適任ですが、

 真夜中に弾かれるピアノを聴くのは本来吸血鬼のわたくしが適任ですが、

失礼いたしました。



37 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2022/01/24(Mon) 21:21
>>24

はい、私も虫歯は無いですよ。
きちんとキレイにするように昔から心掛けてきました。

それから『本部』の定期健診の一つにも歯や牙のケアがちゃんとあるんです。
牙の健康は、種族によっては死活問題ですので。

人間のお医者さんから他種族のお医者さんまで皆協力して知識を共有し、
共に学び合って多くの種族の健康の維持に努力してくれてます。

スイーツも勿論ですけど、美味しいものをいつまでも美味しく頂けるように
お互いに歯は大事にしましょうね。

>>25
>>35(アーチェロさん)

これはアーチェロさん宛ですね。
定期のお仕事はやっぱり柚葉さん達で間に合ってるのかな。
ですから、突発的な形みたいですね。

幽霊さんのピアノ演奏会の感想かあ…。
でもアーチェロさんの紹介なら怖い方じゃないですよね。
うふふ♪何だかお客さんと幽霊さんの恋のお話に発展しちゃうかも♪

38 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/01/25(Tue) 00:03
>>30(アーチェロお嬢様)

>わたくしのお城にもセルビアからペーター・プロゴヨヴィッチ様やアルノルト・パウル様といった方々を
お客様としてお迎えしたことがございましたが、事前にメイド長からきつく言われましたわね。

新たな同族の方の紹介、有難うございます。
両氏共、最期は心臓に杭を打ち込まれて果てられたと伝わっているようですが、
お嬢様のお話に出てくるという事はきっとご健在なのですね。

同族とは申しましても、やはり地域によって違いがあるのは必然…。
カルミーニオ家はヨーロッパ全土に渡る広い交友関係故に、
それらの知識も同時に求められるのですね。
『調停役』としての立場の重さを同時に感じました。

>吸血鬼退治を生業とするいわゆる「ダンピール」もセルビアなどバルカン半島出身者が多い
らしいので

この日本では『黒柴犬』さんがお嬢様への襲撃を防ぐ『番犬』の役割を果たしてくれそうですね。
グリッタちゃんの伝手で、黒柴さんのボディーガードを依頼するかも…。
いえいえ、やはりそうならない平穏無事が一番です。

>「返品うさぎ」

私も少し、サンプルで見てみました。
フレさん、本当に可愛らしい方ですね。
捨て猫さん達のエピソード、やはりフレさんとしては立場を重ねてしまうのが必然でしょう。

飼い主の方との優しい日々、いずれ雑誌等で連載となってくれたらいいですね。

39 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/01/25(Tue) 00:04
>>31 >>33(アーチェロお嬢様)
>>23(グリッタちゃん)

>…でも私の場合、あの吸血鬼さんたちに怖がられちゃうかなあ…?

ふふっ、御心配には及びませんよ。
お嬢様が仰っているように、そこは灯さんとひなたさんが間を取り持って下さるのではないかと。
確かにソフィーちゃんは犬族を苦手にしていらっしゃるようですけど、
グリッタちゃんのような娘を邪険になさるような事をするとは考えられません。
現に、お世話していた眉ちゃんが懐いてくれた時には心を開いて接していましたから。
きっとまた、新たな友好の輪が広がりますね。

でもワンちゃんの好きなひなたさんがグリッタちゃんを可愛がるのを見て、
エリーちゃんがやきもちを妬いてしまうかも…。
それも含めて、また可愛いやりとりが想像できます。

>…まあまあ、グリッタちゃんと白鹿さんを見ていたら気分が高まって牡鹿さんの方からプロポーズを?
それで恋が成就だなんて、おめでとうございます。

まあ、グリッタちゃんと白鹿さんの恋模様に影響されたのは私達だけではなかったのですね。
そしてこちらでも、新たな恋模様が…。
おめでとうございます。では元気なお子さんが生まれるのを期待して、もう一枚…。

私達が再びここを訪れる時には、親子仲睦まじい姿を見せて下さいませ。
それでは、失礼致します。(お辞儀)

>それじゃ白鹿さん、ちょっとだけ目を瞑ってくれますか?
(この後、白鹿さんにキスしちゃいました♪)

まあ、グリッタちゃんったら…。(赤面)
でも、恋人同士のお別れを切ない雰囲気にするのではなく
ああして甘く温かいものにしてしまうのが流石グリッタちゃんです。

甘い恋とお別れの甘酸っぱさ…。そしてあの「にぱ♪」という笑顔の温かさ…。
確かグリッタちゃんは、特に苺のスイーツが好きでしたね。
甘さと甘酸っぱさと温かさ、全てを備えたそれはさながら
「苺ココア」のようです。

そして「異動願い」のお話にあるように白鹿さんと一緒になるのもきっと遠い日ではないと思います。
今回のそれはきっと、新たな『始まり』になるのでしょうね。

>実はこの近くにある「みるく工房飛鳥」に足を運んできてもよろしいですか?
飛鳥時代からの製法で作られた古代のチーズ、「蘇」が購入できるんです。

まあ!「蘇」が購入できるのですか?
貴重な情報を有難うございます。
「蘇」に関しては、「長屋王」のお屋敷の発掘調査の際に発見された木簡に
その存在が記されていたそうですね。
「蘇」以外にも牛乳が献上されていたり、氷を用いた天然の冷蔵庫「氷室」など、
格式の高い貴族としての生活が伺えます。

実家でお風呂上りに瓶の牛乳を飲んでいた時、父がさり気なく
「実は飛鳥時代から、チーズや牛乳は日本にもあったんだよ。」

と教えてくれたんです。
それが切っ掛けで「長屋王」とそれらのエピソードを知ったのですが
まさか「蘇」がそれらの舞台となるこの地で手に入るなんて…。

調べてみたのですが、「蘇」を用いたスイーツは奈良で未だに作られているようですね。
これは是非とも、買って帰らなければ…。
屋敷神様には勿論、「社交部」の皆様にもお出で頂いた際にはお土産話と一緒に
「蘇」を用いたスイーツをお出ししたいですね。

(すみません、今夜はこれで失礼致します。)

40 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/01/26(Wed) 09:57
>>31(続きです)
>>34(アーチェロお嬢様)

>ですが、奈良には工芸品も良きものがございます。

はい、お嬢様ならきっとそちらもお選びになると思っておりました。
そして美術品に造詣の深い奥方様、そして画家のお嬢様は既にそちらのお店に
興味津々でいらっしゃいますね。

画家のお嬢様は早速『奈良筆』、『奈良まほろばインク丹葭(あをによし)』を手に取られて…。
今回の思い出をあちらのお土産を用いて、新たな作品に仕上げられるのでしょうね。

『大和出雲人形』は玄関の装飾に…。
『奈良漆器』は私はお盆と菓子皿を購入する事に致しました。
お屋敷の行事で、お茶と和菓子をお出しする際に使わせて頂きます。

そしてお嬢様、よろしければこちらの『鹿角』の装飾品を購入致しませんか?
今回お会いした鹿さん達への感謝も込めて…。
こちらの『鹿角の簪(かんざし)』などは如何でしょう?
お嬢様の着物に、良く似合うと思いますわ。(微笑)

(この後『蘇』や『飛鳥鍋の素』を購入し、『柿の葉寿司』を道の駅で頂きました。)

>「それから、以前言った今年の神在月の留守居役、期待しているよ?」

佐保姫様、此度の奈良の旅行におきましては一同温かく歓迎して頂き有難うございました。
お嬢様がこの地におきましても、素敵な縁を結べた事に感謝しております。
…はい、『留守居役』の件におきましてはお嬢様次第とはなりますが、
その際は私も助力致します。

>「それは行って自分で確かめてくるんだね。
>さあ、そろそろ出発の時間ではないのかね?」

はい、これより京都の風蘭寺に向かいます。
お屋敷に戻りましたら、土地神様にも佐保姫様が息災であられる事、
思い出の数々をお土産と共にお伝えします。
またいずれ、来年の春には是非ともお越し下さいませ。
それでは、お元気で…。

>まあ、風蘭寺が、ですか?
>それはどういう…。

(奈良から京都へ車を走らせながら)

…佐保姫様、少し意味深な事を仰っていましたね。
やはり、何かをご存知の様子でした。
そしてこれから起きる事さえも…。

若干私も緊張を隠せませんが、一緒にお土産選びをなさっていたグリッタちゃんが
きっと助けとなって下さる気がします。
白夜様にとって、良き再会となりますように…。
それでは、到着です。

(一同、風蘭寺に到着致しました。)

41 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/01/29(Sat) 12:32
>>37(グリッタちゃん)

(横から失礼いたします。)

>それから『本部』の定期健診の一つにも歯や牙のケアがちゃんとあるんです。
>人間のお医者さんから他種族のお医者さんまで皆協力して知識を共有し、
>共に学び合って多くの種族の健康の維持に努力してくれてます。

まあ…、『本部』というところは本当に至れり尽くせり、「種族別補償」
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=580178062&st=51&to=51&nofirst=true
のことといい、多種族のために心を配っていらっしゃるのが素晴らしいですね。
異種族が人間と交流を深めるのに彼の組織の活動がどれほど貢献してくださっていることか、いつか
『本部』と接触する機会がありましたら、ぜひお礼を申し上げたいです。

そういえば…。
これはグリッタちゃんに伺っても分からないことかも知れませんが、あちらのお屋敷のメイドをお辞めに
なった千夜先輩は今も「種族別補償」…、彼女の場合は血液をちゃんと受け取れているのかどうか、
気懸りですわ。
バンド活動がそれに価するものと『本部』が認定してくださっていると良いのですけれど。
一度またお会いしたいですわ、千夜先輩…。

>幽霊さんのピアノ演奏会の感想かあ…。
>でもアーチェロさんの紹介なら怖い方じゃないですよね。
>うふふ♪何だかお客さんと幽霊さんの恋のお話に発展しちゃうかも♪

はい、その幽霊の方は普段は大人しく人見知りでいらっしゃいますが、いざピアノに向かい演奏される
ときはとても真摯でひたむきなお姿がとてもお美しいのですよ。
そしてその奏でる音色の時に穏やか、時に情熱的なこと、きっとお客様も心洗われることと思いますわ。
お二人の間にロマンスが生まれたりすると、本当に素敵ですよね!

42 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/01/29(Sat) 12:33
>>38(柚葉さん)

>新たな同族の方の紹介、有難うございます。
>両氏共、最期は心臓に杭を打ち込まれて果てられたと伝わっているようですが、
>お嬢様のお話に出てくるという事はきっとご健在なのですね。

プロゴヨヴィッチ様は農夫、パウル様は傭兵と出自は違いますが、共に1720年代に相前後して吸血鬼
になった方々ですね。
吸血鬼となってすぐにご自分に何が起こったか自覚のないまま衝動に任せて多くの人間の命を奪った
ことに大変意気消沈しておいででした。
お二人とも公文書に名前が記録されてしまい、もう人間界で行く当てがないとのこと、かといって
いくら自害しようとしても甦ってしまう、と途方に暮れていらっしゃいましたわ。
お父様のはからいで領地内の薬草園で働き、今もうちの製薬会社の研究員をしていらっしゃると聞き
ております。
お二人の心の重荷が下ろされる日が来るかどうかは分かりませんが、確かに彼の方たちによって救われた
命があることを、心に留めておきたいと存じます。

>カルミーニオ家はヨーロッパ全土に渡る広い交友関係故に、
>それらの知識も同時に求められるのですね。

真祖の血を引く生来の吸血鬼が無体な真似で揉め事を引き起こさぬように交友を通じて動向を把握する
のはもちろんのこと、今申したお二人のように自ら望まずとも吸血鬼になってしまう事案を増やさぬ
ようにそれぞれ詳細な調査をする者を各地に派遣している、と聞いております。
それも皆、異種族間の争乱の芽を摘むための生業。
もしかすると、わたくしこともこっそり探っている者もいるかも知れませんね。
こんな、夜はお休みして昼間も縁側でうたた寝するような娘を見張っても何も出てくるはずがありません
けれど。

>この日本では『黒柴犬』さんがお嬢様への襲撃を防ぐ『番犬』の役割を果たしてくれそうですね。
>グリッタちゃんの伝手で、黒柴さんのボディーガードを依頼するかも…。

グリッタちゃんでしたら犬族のお知り合いは多いでしょうね。
黒柴犬さん、わたくしも飼ってみたいです。
ですがもしその子がダンピール相手に傷ついたら申し訳ないですし、そのような方に目を付けられない
よう注意してまいりましょう。
ダンピールと言えばクラスメイトのヴァルドさん
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&st=41&to=41&nofirst=true
もそうですが、仲良くしてくださっていますし。
わたくしと彼との仲を知って、他のダンピールの方も考え直してくださると嬉しいのですけれど。

>私も少し、サンプルで見てみました。
>フレさん、本当に可愛らしい方ですね。

はい、まことにお可愛い方で、ご主人様との間もとても良好で見ていて嬉しくなりますわ。
一話一話が短いのでなかなか皆様の注目を集めないのが残念でございます。
おっしゃるとおり雑誌等で連載されて、コミックスになったらどんなに良いか。

そうそう、第1話はツイッターで無料で読めるようですね。
『『返品うさぎ』無料連載 全1話(1/4)』でグーグル検索すると出てまいりましたわ。

また、作者の白尾こじょ様は「帰ったら布団が幼女になってた話」という読み切りのお話をニコニコ
静画に投稿されています。
こちらは「世話やきキツネの仙狐さん」のようなお話で、日々の暮らしで頑張っている多くの方々の
心を癒してくれるような作品かと存じます。

43 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/01/29(Sat) 19:06
まず訂正でございます。

>>23(グリッタちゃん)

>ひなた様はグリッタちゃんの愛らしいモフモフに
>「ぬいぐるみさんみたい〜♪」
>と抱きついてこられるのではないでしょうか?

ここは「ひなた様」ではなく「灯様」でしたわ。
失礼いたしました。

それにしましても、灯様はソフィー様のお人形を作られた、という記憶がございませんね。
「のんのんびより」の蛍様は小鞠様の、「小林さんちのメイドラゴンS」のトール様は小林様の等身大
のお人形を作っておられたのに。
やはり身近にソフィー様という、灯様にとっての至上の美がいらしたからかしら?
そうしますと、いつもお傍にいらっしゃるわけではないグリッタちゃんのことは、きっと等身大の
お人形をお作りになって大いに愛でることが容易に予測されますわね…。


>>39(柚葉さん)

>でもワンちゃんの好きなひなたさんがグリッタちゃんを可愛がるのを見て、
>エリーちゃんがやきもちを妬いてしまうかも…。

先ほど申しましたような理由で、グリッタちゃんはひなた様にも灯様にも可愛がられそうですわ。
エリー様が焼きもちで頭から湯気を立てられるのが目に見えるようです。
その可愛いやりとり、わたくしも拝見したいですけれど、納め役として白鹿さんにも来ていただきたく
なりますわ。
可愛い女性陣がわいわいと舌戦を交わしていらっしゃる中に飛び込み、グリッタちゃんを引き離して
しっかり抱きしめる、そんな凛々しいお姿を見たくなりますね…。

>私達が再びここを訪れる時には、親子仲睦まじい姿を見せて下さいませ。
>それでは、失礼致します。(お辞儀)

鹿さんは生まれて2年もすれば大人になられるとか。
吸血鬼のわたくしからすれば信じられないほどの早い成長ですわ。
うっかりしていますと親子ご一緒の姿を見る機会を逸しそうです。
帰りましたら来年のカレンダーの10月のところにしっかり花丸印を入れておきましょう。

さて、名残り惜しゅうございますが、そろそろ出発のお時間ですわね。

>そして「異動願い」のお話にあるように白鹿さんと一緒になるのもきっと遠い日ではないと思います。

来年の奈良旅行は、まずグリッタちゃんと白鹿さんをお訪ねする旅になりそうですね。
あ、もしかしたら、奈良ロイヤルホテルでの結婚披露宴へ出席することになるのかしら?

>「蘇」に関しては、「長屋王」のお屋敷の発掘調査の際に発見された木簡に
>その存在が記されていたそうですね。
>「蘇」以外にも牛乳が献上されていたり、氷を用いた天然の冷蔵庫「氷室」など、
>格式の高い貴族としての生活が伺えます。

まあ、長屋王様のことは歴史の教科書で学んでおりましたし、その中で貧民の救済や兵役負担の軽減を
なさるなど、情の通った施策をなさる方として好感を抱いておりました。
しかし、その食生活のことまでは存じませんでした。
教えてくださりありがとうございます。
わたくしが生まれるよりずっと昔の時代ですが、当時のカルミーニオ家と同じく乳製品を嗜まれ、氷を
使った清涼感ある生活を送られていたのですね。
わたくしもますます「蘇」をいただきたくなりました。
「社交部」でも皆様にぜひお出しして、東西文化の共有に想いを馳せたいと存じますわ。

柚葉さんとグリッタちゃんのお陰で、奈良の文化の国際性、その豊かさを知ることができて嬉しゅう
ございます。

(今宵はここまでとさせていただきます。)

44 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/01/30(Sun) 17:31
>>40(柚葉さん)

>はい、お嬢様ならきっとそちらもお選びになると思っておりました。

日ノ本で言うところの『門前の小僧習わぬ経を読む』ですわね。(苦笑)
古城の城館には古今東西の美術品が並べられていましたし、メイドさんたちが
『お嬢様に快適に過ごしていただけるように』
と言っては、見事な調度品を傍に置いてくれたり。
彼女らのお陰でわたくしも多少なりと美術品・工芸品に興味を培うことができました。
家出してきた身で少し恥ずかしいですが、今日のお土産のいくつかはあの子たちに贈るつもりです。

>そして美術品に造詣の深い奥方様、そして画家のお嬢様は既にそちらのお店に
>興味津々でいらっしゃいますね。

お母様のことですから、きっとそれらを作った職人の方にもアプローチするつもりでしょうね。
そう言った方々は恐らく「伝統工芸士」として認定されている方々ではないか、と想像しますが、
認定されていないなら認定を行う協会に対して、自分の「推し」として推薦するくらいしかねません
わね。
美術品そのものだけではなく、それを創る方々を育てるのが楽しくて仕方がないらしいですから。
前に、
『日本に渡って正倉院御物になった品の作者がまだ若い頃、良い工房で働けるよう斡旋したことが
 あった。』
とおっしゃっていましたが。
もしその御物が今正倉院に在ることに母が一役買っていると思うと、何だか微妙な気分になりますわね。

>画家のお嬢様は早速『奈良筆』、『奈良まほろばインク丹葭(あをによし)』を手に取られて…。
筆とインクを手に取られたお嬢様の目の輝きと言ったらないですわね。
今彼女の頭の中では目くるめくような絵の世界が広がっていることでしょう。
どんな絵を仕上げられるのか…楽しみで仕方がありません。

>『大和出雲人形』は玄関の装飾に…。
>『奈良漆器』は私はお盆と菓子皿を購入する事に致しました。

そして、我が家はまた柚葉さんの手で美しく飾られていくのですね。
お客様のおもてなしの場がまた美しくなっていく…、きっとお客様の胸にも我が家の雅が花を添えて
くれることでしょう…。

>そしてお嬢様、よろしければこちらの『鹿角』の装飾品を購入致しませんか?

まあ…、これはなんと見事な品でしょう。
あの鹿さんたちからこんな素敵な贈り物がいただけるなんて。
そして一彫り一彫りに職人さんの匠の技が息づいていてのを感じますわ。
ぜひ買い求めましょう、もちろん柚葉さんの分も、そしてグリッタちゃんの分も。
この旅を素敵なものにして下さったお二人とおそろいのものをぜひ買いたいと思っていたのですよ。

本当に素晴らしいものを教えてくださってありがとうございました、柚葉さん。
奈良市内には『古都奈良かんざし美術館』という、多くの見事な簪を収集・展示している美術館がある
そうですが、今は諸々の事情で閉館中とのことで残念に思っておりました。
奈良を離れる直前にこうして美しい簪を手にすることができて、とても嬉しゅうございます。

(すみません、続きます。)

45 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/01/30(Sun) 17:39
>>40(柚葉さん)(続きです。)

>佐保姫様、此度の奈良の旅行におきましては一同温かく歓迎して頂き有難うございました。

「いやいやこちらこそ、わらわの祠に大勢で詣でてくれて嬉しかったよ。
 いつでもまた来てもらいたい。歓迎するよ。
 『留守居役』のことは…、ふふっ、できればわらわの願叶えてほしいけれど。
 後のことはそなたらと…、そして白夜に任せるよ。」

はて、白夜様にも、ですか…?

「まあ、そのことについてもいずれ分かると思うよ。
 それでは帰りの道中も気をつけて。
 また来年の春に寄せてもらうよ。
 では皆々、息災にな…。」

(奈良から京都へと向かう車中でございます。)

そういえば白夜様、風蘭寺ということは仏教寺院かと存じますが…。

「うん、そうだね〜。」

お狐様がいらっしゃる信仰の場というと稲荷神社が普通かと思うのですが、お寺とされたのは、やはり…
フランケン…ではなくて風蘭様のためですか?

「うん、風蘭君が多くの人を殺めてしまったことで意気消沈していたからね、菩提を弔う場ならお寺が
 良いんじゃないか、って思ったから〜。
 それに、狐がいるのは別に神社ばかりじゃないんだよ〜?
 愛知の豊川稲荷もお寺だし〜。
 それにこれから行く京都にも相国寺っていう『宗旦狐(そうたんぎつね)』って子がいるお寺があるよ〜。」

たしかに…、豊川稲荷はそうでしたね。
不勉強で失礼いたしました。

>若干私も緊張を隠せませんが、一緒にお土産選びをなさっていたグリッタちゃんが
>きっと助けとなって下さる気がします。

白夜様はこの旅の間、ずっとグリッタちゃんの元気に励まされていらっしゃるご様子でしたものね。
…一方気になるのが朱乃様のこと。
なぜだかだんだん口数が少なくなって、考え込むようなそぶりをしていらっしゃるのです。
何をお考えなのかしら…。

(やがて、風蘭寺に到着いたしました。)

こちらが風蘭寺…、美しく磨かれながら既に古刹の趣きが感じられる、良きたたずまいですわね。
…あら、門前にパトカーが止まっていますわね?
そしてパトカーの後部ドアが開いて…、まあ、なんとも偉丈夫と呼びたい大きな男の方が警官に付き
添われて出ていらっしゃいました…。
背中をこちらにむけていらっしゃるのでお顔が見えませんけれど。

そして門から女性がお二人、尼僧の方でしょうか?
剃髪ではなくて、セミロング…いわゆる尼削ぎにした御髪が可愛いですね。
警官の方と何か話していらっしゃいますわ。

『どうも、風蘭がまたご迷惑をおかけしてまことに申し訳ありません。』
『警察署に風蘭がいると聞いて大勢の人が押しかけたので、万一のために付き添ってお送りいただいた
とか。
ご迷惑をおかけしてしまい、本当にすみません。』
『いえいえ、お気になさらず。それでは我々はこれで。』

パトカーは行ってしまいましたが、尼のお二人が溜め息を吐かれています。
一体何があったのでしょうね?
あ、尼のお一人がこちらに気づかれたようですわ。

「きゅ…九尾様、九尾様ぁ、ようやくお帰りですかぁ!
 お待ちしておりました〜。」
「九尾…だと?」

あ、巨漢の方もこちらを見て…、わわっ!?
すごい勢いで駆けていらっしゃいます、な、なんなのでしょう!
びゃ、白夜様、何か剣呑な雰囲気です、お下がりを!

「あ〜、いいの、いいの〜。
 アーチェロさんたちこそ、下がっていてね〜、危ないから〜。」

(そういう間に男の方は白夜様に近づくと、分厚いお手で彼女の肩を掴まれました。)

「あんたの、あんたのせいで俺はなあああーーーー!!」

いきなりの修羅場ですか!?
これはわたくしの手でこの殿方を引き離すべきでしょうか…。

(ここでいったん切らせていただきます。)

46 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2022/01/31(Mon) 12:10
>>33(アーチェロさん)
>>39(柚葉さん)

>あら、グリッタちゃんのような友好的でお優しい人狼さんが恐がられるなんてこと、ありましょうか?
>ふふっ、御心配には及びませんよ。

…ありがとうございます。
お二人にそう言ってもらえると、不安も和らぎます。

以前一緒だった千夜さんは、私たちの種族にケンカを売られたりして
あまり仲は良くなかったそうなんですけど…。
吸血鬼さんと仲良しの人間の娘がいてくれたらきっと間を取り持ってくれますよね。
あの子たちとも、お友達になりたいなあ。
スイーツをお土産にして楽しいお茶の時間を過ごしたいです。

>屋敷に戻ったらぜひピザにも使ってみたいです。
>屋敷神様には勿論、「社交部」の皆様にもお出で頂いた際にはお土産話と一緒に
「蘇」を用いたスイーツをお出ししたいですね。

はい!じゃあお互いにどんなスイーツやお料理を作ったかお手紙でやりとりしたいですね!
私も写真とかレシピが出来たら、送りますね。
是非、レシピ交換とかしてみましょう。

アーチェロさんや柚葉さんが、どんなものを作ってくれるか楽しみです♪

>>41(アーチェロさん)

>まあ…、『本部』というところは本当に至れり尽くせり、「種族別補償」
>のことといい、多種族のために心を配っていらっしゃるのが素晴らしいですね。

そうですね。でも、やっぱり最初の頃は考え方の違いとか確執もあって大変だったそうです。
種族によっては

「人間が我々の身体の構造や弱点を知って、我々の種族を駆逐するのに利用しないという
保証がどこにあるのか。」

と、知識の共有や提供を拒むことも珍しくなかったそうですよ。
何も悪いことしていないのに、アーチェロさんを目の敵にするような人たちがいるのも確かですし、
無理もないですよね…。

でも互いに生きる場所を守るために、命を救い、守るために少しずつ歩み寄って
色々な制度や医療体制が作られていったそうです。
私たちは、本当に感謝しています…。

千夜さん、元気かなあ…。
一度は登録された方ですし、少なからず見守られていると思います。
もう一度、会いたいですね…。

47 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2022/02/01(Tue) 19:08
>>44-45(アーチェロさん)

>そしてお嬢様、よろしければこちらの『鹿角』の装飾品を購入致しませんか?

>ぜひ買い求めましょう、もちろん柚葉さんの分も、そしてグリッタちゃんの分も。
>この旅を素敵なものにして下さったお二人とおそろいのものをぜひ買いたいと思っていたのですよ。

わあ、アーチェロさんありがとうございます!
観光客の皆さんの安全のために、鹿さんの角を切る「鹿の角切り」の行事があるのは知ってますけど
こういう形できちんと生かされているんですね。

白鹿さんから聞きましたけど、雄鹿さん達にはちょっと大変な行事みたい…。
でも奈良の人たちにとっては神様の使いでもある鹿さん達を大事にしながら
共存するために欠かせない行事だそうです。

「君たちの角は、きちんと無駄にせず君たちのために使われるよ。
ちょっと大変だけど我慢してね。」

と、怖がってる鹿さんたちに毎年言い聞かせてるそうです。
何だか、予防注射を怖がってる子に言い聞かせてあげてるみたいですね。

かんざしかあ…。
ペンダントやブローチもいいけど、アーチェロさんや柚葉さんには一番似合うと思いますね。
もし次にアーチェロさんのお屋敷を訪れた時は、あの時の着物と一緒に付けさせて下さい。

>こちらが風蘭寺…、美しく磨かれながら既に古刹の趣きが感じられる、良きたたずまいですわね。
…あら、門前にパトカーが止まっていますわね?

…え、折角アーチェロさんの言うように趣のあるお寺だなあって思ってたし、
白夜さんの言っていたキツネさんたちの気配が感じられてちょっとわくわくしてたんですけど…。
何だか物騒な予感…。

>いきなりの修羅場ですか!?
>これはわたくしの手でこの殿方を引き離すべきでしょうか…。

あわわわわ…。
あれから白夜さんにお話を聞いたんですけど、大変なことになっちゃった…。
で、でも見てるだけなんて出来ないよ…。

あ、あ〜の〜…。
お、お腹空いてませんか…?
な、奈良からのお土産のお弁当のお土産があるんですけど…。
(柿の葉寿司弁当とお茶を差し出しました)

事情は色々あると思いますけど、乱暴はよくないですよ…?
これ食べて、落ち着いてからお話しませんか…?

きゅ〜んきゅ〜ん…。
(怖がっているので声が震えてます…。)

48 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/02/02(Wed) 16:00
2月には節分(2月3日)、バレンタインデー(2月14日)といった行事があるね。

49 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/02/02(Wed) 21:50
>>48

バレンタインデーはもう少し先になりますが、節分に関しては
今お客様の歓待で大忙しなのですよ。

以前ハロウィンでお越し頂いた、東北の鬼の末裔の皆様がいらしているんです。
土地神様の神社で奉納の舞を、そしてその後は商店街のイベントに参加して下さるんです。

鬼と申しましても、由緒正しき東北の英傑、阿弖流為公に連なる方々であり
一族の伝統と歴史を守ってきた立派な方々です。

男女共に3人ずついらして下さったのですが、皆精悍で凛々しく
礼儀正しい方々でいらっしゃいますわ。
…美男美女揃いとあって、商店街の皆様も色めきだっております。

今夜は長旅の疲れを癒して頂き、明日の晴れ舞台に備えて英気を養って頂かなければ。
お食事も終わり、今は我が家自慢の檜風呂で疲れを癒して頂いている所です。

それでは寝室の準備もございますので、私はこれで失礼致します。(ぺこり)

50 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/02/02(Wed) 23:10
>>44-45(アーチェロお嬢様)
>>47(グリッタちゃん)

>ぜひ買い求めましょう、もちろん柚葉さんの分も、そしてグリッタちゃんの分も。

>もし次にアーチェロさんのお屋敷を訪れた時は、あの時の着物と一緒に付けさせて下さい。

ええ、またお屋敷をグリッタちゃんが訪れた際にはあの思い出の着物と是非…。
勿論私も、その際には着物でご一緒させて頂きます。
今回の旅を語る上で、鹿さん達との交流は欠かせないものとなりました。
こうして目に見える形で、素敵なお土産を頂けて本当に私も嬉しく思います。

>白鹿さんから聞きましたけど、雄鹿さん達にはちょっと大変な行事みたい…。

はい、私も何度かニュースでお目に掛かったことがあります。
…確かに鹿さんには、毎年大変な行事ですね。
でも奈良市にお住いの皆様と観光客の方々の安全を守る為には、やはり欠かせないですね。

だからこそ、鹿せんべいをあげる事は鹿さん達と共存し感謝の気持ちを捧げる上でも
必要な事なのでしょう。

>「君たちの角は、きちんと無駄にせず君たちのために使われるよ。
>ちょっと大変だけど我慢してね。」

それはまた、素敵な光景ですね。
白鹿さん、流石は佐保姫様に仕える「神使」でいらっしゃいます。
あの愛らしい方が、陰ながら鹿さんと市民や観光客の皆様の共存を守ってきたのですね。

>…一方気になるのが朱乃様のこと。
>なぜだかだんだん口数が少なくなって、考え込むようなそぶりをしていらっしゃるのです。

…直接的な関わりのある白夜様はまだしも、朱乃さんも…。
風蘭寺に居られる方に、何か同じ境遇を感じていらっしゃるのでしょうか…?
最後の目的地は、各自の様々な思いが交錯する予感がします。

そしてそれらは複雑に絡み合って、容易には解けないかも知れない…。
でも、無理やりそれを解こうとして千切ってはいけない。
丁寧に紐解き、改めて絆として結び直す…。
それが私達の為すべき事となりそうです。

>…あら、門前にパトカーが止まっていますわね?
>白夜さんの言っていたキツネさんたちの気配が感じられてちょっとわくわくしてたんですけど…。
何だか物騒な予感…。

ああ…。やはり波乱となりそうな予感が…。
それでも、覚悟はして参りました。
柚葉…落ち着くのよ…。
まずは白夜様の様子を見守る事から…。

>いきなりの修羅場ですか!?
>これはわたくしの手でこの殿方を引き離すべきでしょうか…。

(そっとお嬢様の手を握りながら)

お嬢様、まずは白夜様の様子を見守りましょう。
あの殿方は、激高していらっしゃいます。
今は、他者がいたずらに刺激するのは避けるべきかと…。

>きゅ〜んきゅ〜ん…。
>(怖がっているので声が震えてます…。)

グリッタちゃん!?
…やはり、白夜様が心配なのね。
長女さん、次女さん、いざとなったらグリッタちゃんを連れて離れられるように備えておいてください。
先輩は、お嬢様をお願いします。

(激高している殿方を、健気に宥めようとするグリッタちゃんを
いざとなれば助けられるように備えております)

…ただ、今までにお話を聞く限り今までの事を省みておられるように
決して理性の無い方ではない筈です。
…グリッタちゃんの仰ることに耳を傾けて下されば、落ち着いて話し合う事が出来るかも…。

51 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/02/05(Sat) 15:16
>>46(グリッタちゃん)

>以前一緒だった千夜さんは、私たちの種族にケンカを売られたりして
>あまり仲は良くなかったそうなんですけど…。

そう言えば、千夜先輩がそうおっしゃっていたと伺いましたわ。
二年前のGMWの後のことだそうですけれど。

『オスの人狼か。確かにヤツらはめんどくせェ。
 夜道で会う度にキャンキャン吠えやがってよォ、顔を合わせればケンカしてたっけ。
 でも、話してみると案外悪いヤツらでもなかったりするんだよなァ。憎めない種族だよ、まったく。』

きっと人狼の方々も異種族の千夜先輩とどう接していいのか戸惑ってしまわれたのでしょう。
まして千夜先輩は強い力をお持ちでしたから。
それでも『憎めない種族』とおっしゃる千夜先輩は種族の壁で立ち止まらないご器量をお持ちだった
からこそ、ああも力強くしなやかに振る舞うことができたのでしょう。
それはグリッタちゃんも同じことだと思いますけれど。
でこうしてお二人にとって新顔だったわたくしを温かく後輩として、友として迎えていただけたの
ですからね。

>吸血鬼さんと仲良しの人間の娘がいてくれたらきっと間を取り持ってくれますよね。
>あの子たちとも、お友達になりたいなあ。

わたくし、柚葉さん、そしてグリッタちゃん。
みんな灯様たちとお友だちになりたいもの、と意見が一致したようで嬉しいですわ。
どちらにお住まいか分かるならば、ぜひわたくしからお手紙を書いてあちらをお訪ねする約束を取り
付けたいものでございます。

>はい!じゃあお互いにどんなスイーツやお料理を作ったかお手紙でやりとりしたいですね!

あら、それはまこと楽しみですわ。
グリッタちゃんがどんなレシピを教えていただけるか…、帰りの新幹線はその創造の海にたゆたって
しまいそうですわ…。

(わたくし、『蘇』のことを思って独り言ちてしまいます。)
『蘇』は発酵させないフレッシュチーズの一種と言えると思いますが、このタイプでわたくしのお気に
入りはイタリア・ロンバルディア地方の『マスカルポーネ』。
そして『マスカルポーネ』といえば、ティラミスやフロマージュケーキがとても美味しいですわ。
帰りましたら『蘇』を使ってこれらを作って試食してみることといたしましょう。
上々の首尾でしたら、グリッタちゃんにもご紹介させていただきますね。

>種族によっては
>「人間が我々の身体の構造や弱点を知って、我々の種族を駆逐するのに利用しないという
>保証がどこにあるのか。」
>と、知識の共有や提供を拒むことも珍しくなかったそうですよ。

まあ、それでは『本部』というところはメンバーに人間も含まれているのですか?
確かに千夜先輩への「種族別補償」が人血なのですから、人間にも志を同じくする仲間がいなければ
成り立ちがたいでしょうし得心が行きますわ。
そうして、多くの疑心暗鬼を乗り越えて他種族が所属する組織になったのはメンバーの方々の信頼
醸成のためのたゆまぬ努力があったからこそなのでしょう。
わたくし多年にわたり他人様から敵視されて、時に心が折れそうになったこともありますけれど、
そのような方々がいたことを思えば、まだまだ自分など至らない、と思わされますわね。
グリッタちゃんのお母様が遺されたお言葉といい、わたくし多くの方から励ましをいただけましたわ…。

わたくしの実家も製薬や医療に関して事業を起こして長年経ちますゆえ、もしかするとどこかで『本部』と
繋がっているのかも知れません。
いちどぜひ『本部』の方とお話しがしてみたいですわ。
部外者のわたくしがそう易々とお会いできるとは思えませんけれど、いつかきっと…。

52 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/02/05(Sat) 18:01
(すみません、お返事の順番を少し変えさせていただきます。)

>>47(グリッタちゃん)
>>50(柚葉さん)

>わあ、アーチェロさんありがとうございます!
>観光客の皆さんの安全のために、鹿さんの角を切る「鹿の角切り」の行事があるのは知ってますけど
>こういう形できちんと生かされているんですね。

グリッタちゃんとおそろいが嬉しいので、おそろいができるのはむしろわたくしのとってご褒美なのですよ。
そして鹿さんたちは想い出の数々にまた一つこうした素敵な1ページを下さってお礼を申したいですわ。
鹿さんたちにとっては角切りは大変ですよね…。

牡鹿さんの雄々しき姿、愛する牝鹿さんや子鹿さんを守る力の源泉を切られるのですから。
いかに佐保姫様や白鹿さんから説明されても、切られることは中々抵抗感が大きいのでしょう。

>だからこそ、鹿せんべいをあげる事は鹿さん達と共存し感謝の気持ちを捧げる上でも
必要な事なのでしょう。

はい、まことそのとおりでございますわ。
鹿さんに近づき愛でさせていただく我々の方こそ、共存のために文字通り身を切る想いをされている
鹿さんたちへの感謝を忘れてはならないことと存じます。
その意味で、お煎餅を喜んで食べてくださった鹿さんのそのお心をこそわたくしも心に留めたいですわ。

そして人々と鹿さんの間に立ってくださる白鹿さんにもあらためてお礼申し上げますわ。
わたくしに何か白鹿さんのお役に立てることがありましたら、遠慮なくおっしゃっていただきたいです。

>白鹿さん、流石は佐保姫様に仕える「神使」でいらっしゃいます。
>あの愛らしい方が、陰ながら鹿さんと市民や観光客の皆様の共存を守ってきたのですね。

最初はわたくしが甲斐千鶴さまの絵の中にその姿を認め、土地神様のお社で柚葉さんと共にお会いした
白鹿さんですが、今ではグリッタちゃんと手と手を取る見目麗しく心優しき恋人としてその存在感は
とても煌いて見えます。
思い出多き白鹿さんにはこれからもお元気でグリッタちゃんと寄り添い合っていていただきたいですわ…。

>もし次にアーチェロさんのお屋敷を訪れた時は、あの時の着物と一緒に付けさせて下さい。

はい、ぜひに!
そのときを楽しみにしておりますわ。
グリッタちゃんの黄金の髪の中で光を反射し合ってキラキラ光る簪はきっと美しい光の協奏曲を奏でて
くれることでしょう…。

>ええ、またお屋敷をグリッタちゃんが訪れた際にはあの思い出の着物と是非…。
>勿論私も、その際には着物でご一緒させて頂きます。

ああ…、またこうして三人で着物を着ることができる素晴らしい日が訪れるのですね。
それも今度はそれぞれに似合った簪もつけて。
またグリッタちゃんがいらっしゃれる日、いつどの日になることでしょう。

グリッタちゃんお忙しい身、これからはご異動のこともありますから、重々日にちに注意して良き日を
選ばねばなりません。
場合によってはグリッタちゃんのご出立を祝う歓送の宴になるかも知れませんわ。

(すみません、続きます。)

53 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/02/05(Sat) 18:06
(続きでございます。)

>>47(グリッタちゃん)
>>50(柚葉さん)

>…直接的な関わりのある白夜様はまだしも、朱乃さんも…。
>風蘭寺に居られる方に、何か同じ境遇を感じていらっしゃるのでしょうか…?

朱瑠さんも、
「なんとなーく想像はできるんですけどー、このまま何事もないといいなー、って思ってるところなん
 ですよー。」
とちょっと困り顔でおっしゃっていました。
最後の目的地…風蘭寺で、何か思うことがあればお聞きしたいですわ。

>でも、無理やりそれを解こうとして千切ってはいけない。
>丁寧に紐解き、改めて絆として結び直す…。
>それが私達の為すべき事となりそうです。

さようですわね。
わたくしはどうも気が急いてしまっているようです。
柚葉さんにそう言われますと、また絆が結ばれる大切な機会なのでしょう。
心して落ち着いてまいりますわ。

(風蘭寺の前でございます。)

>…え、折角アーチェロさんの言うように趣のあるお寺だなあって思ってたし、
>白夜さんの言っていたキツネさんたちの気配が感じられてちょっとわくわくしてたんですけど…。
>何だか物騒な予感…。

まあまあ、せっかくグリッタちゃんが楽しみにしていただいていたのに。
佐保姫様の御冗談とは申せ、藤子不二雄A先生の代表作に出てくる三人組と同じ種族のそろい踏み、
もっと穏やかなものであってほしかったです…。
でも、きっとここが白夜様にとっての正念場。
そしてわたくしたちに新たな絆が生まれるこの旅の最後の大切な場所になるのでしょうか…。

白夜様の方を掴んだ男性、落ち着いてよく見れば、傷跡深いあのお顔はやはりかの有名な方でいらっしゃる
のでしょう。
そして深い悲しみの影に曇った瞳…そこからどんな思いが去来しているのでしょう?

(さらに続きます。)

54 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/02/05(Sat) 18:08
(続きでございます。)

>>47(グリッタちゃん)
>>50(柚葉さん)

>あわわわわ…。
>あれから白夜さんにお話を聞いたんですけど、大変なことになっちゃった…。
>で、でも見てるだけなんて出来ないよ…。

まあ、グリッタちゃんが自ら一歩前に!?
憂いを帯びていながら、毅然とした真剣なまなざし…。
どうなさるおつもりかしら?
身を震わせていらっしゃる、けれど後には引かれないご様子。
ならば、わたくしはいざというときいつでも飛び出せる気構えでただ見守ることしかできませんわ。

>事情は色々あると思いますけど、乱暴はよくないですよ…?
>これ食べて、落ち着いてからお話しませんか…?

「んん?
 何だ、君は?
 わたしは今この九尾の狐と話をつけたいのだ。
 割って入らないでもらおうか?」

>きゅ〜んきゅ〜ん…。

「むうっ、だから邪魔はしないでくれと…。」

>(怖がっているので声が震えてます…。)

「く、くうう…。
 なんという伏兵を連れてきたのだ、貴女は。
 このようないたいけな…いや、そんなことは今はどうでも。
 ああっ、見るな、わたしにそんな目で訴えかけてくるなあ!」

…あ、あら?
フランケン…、いえ風蘭様、怒気が弱まってすごく困っていらっしゃる様子ですが、これは一体?

「あの〜…。」
「ちょっとよろしいですか〜。」

あら、ホッキョクギツネの尼僧のお二方、震えながらこちらに声をかけてこられましたね。
ええと、わたくしで良ければお伺いしますわ。

「風蘭様はそういう方なのですよ〜。」
「小柄でいとけない方には弱いのです〜。」

そうなのですか、よかった。
グリッタちゃん流石でいらっしゃいますわ。
これで少しは場の空気が緩むと良いのだけれど。

「ここは人目につきますから〜。」
「よろしければ、中に入ってお話ししたいのですが〜。」
「そちらの方は…狼さんでいらっしゃるのですか〜?」
「わたくしたちを食べないでくださいますか〜?」
「北極で追い回された二の舞はもうイヤですよ〜。」
「狐のわたくしたちは狼さんにはかなわないのですよ〜。」

それでしたら大丈夫でございます。
この方はお優しく、かつ神使の白鹿さんと縁を結ばれたほどの方なのですよ。

「本当ですか〜?」
「それなら、風蘭様〜、この場は収めてください〜。」
「言いたいことは奥の寺務所で〜。」
「そうそう、寺務所で〜。」

「その寺務所が嫌なのだ!わたしは!」

「ひいいっ!」
「こわい、こわい〜、
 …ってあれれ?」

「うおっ!?
 なんだ?髪が絡まってきた?」

「このままじゃ、話が進まないだろう?
 さっさと入ってくれんかな?
 こちらも予定があるんでね。」

…ずっと黙っていらっしゃった朱乃様が髪を伸ばして風蘭様の腕に絡ませて、白夜様から引き離して
しまわれた…。
これでようやく中へ招いていただけそうですわね。

(すみません、いったん切らせていただきます。)

55 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/02/05(Sat) 19:02
>>47(グリッタちゃん)
>>51(アーチェロお嬢様)

>でも互いに生きる場所を守るために、命を救い、守るために少しずつ歩み寄って
>色々な制度や医療体制が作られていったそうです。

そうでしたか…。
お嬢様の経緯然り、今までお聞きした異種族の方々のお話然り…。
「歩み寄る」というのは決して簡単ではないのですね。

でもその中で「種族に関係なく、命を護りたい」という志をお持ちの医師の皆様の熱意が光明となり
様々な制度を作り上げてきたのでしょう。
こういったお話は、お嬢様にとっても光明となって下さいます。
「本部」の方々には、本当に感謝ですね。

>でこうしてお二人にとって新顔だったわたくしを温かく後輩として、友として迎えていただけたの
>ですからね。

…千夜さん、仰っていましたね。
「歌」に、種族は関係ないと…。
ある方は「医療」をもって…。
ある方は「歌」をもって…。
隔てられている壁を乗り越えていかれるのですね。

心が赴く事があれば、是非もう一度…。
千夜さんにもお会いしたいものですね。

>はい!じゃあお互いにどんなスイーツやお料理を作ったかお手紙でやりとりしたいですね!
>グリッタちゃんがどんなレシピを教えていただけるか…、帰りの新幹線はその創造の海にたゆたって
しまいそうですわ…。

はい、「蘇」は私も初めて味わい、そして初めて使う食材です。
従来のチーズとの違いも含め、色々と調べる余地がありそうですね。
だからこそ、どんなスイーツやお料理が出来るかも楽しみです。
お互いに、頑張りましょうね。

>わたくしの実家も製薬や医療に関して事業を起こして長年経ちますゆえ、もしかするとどこかで『本部』と
>繋がっているのかも知れません。

ええ、焦らずともいずれお嬢様にもそういった機会が訪れると思います。
細い糸も辿っていけば、いずれは…。
先端は細くとも、それは確かに繋がっている筈です。

56 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/02/05(Sat) 22:07
>>48
>>49(柚葉さん)

2月はわたくしたちにとって胸高鳴る二つの行事がございますこと、既に柚葉さんからお聞きになら
れたようですわね。

故郷のお城で日本の絵本を読んでこの日を知ったときは『鬼を祓う日』と聞きましたので、とても悲しい
想いをいたしましたがさにあらず。
節分は魔を祓いわたくしたちの町の息災を願う日と知りましたので、わたくしも土地神様の氏子として
しっかり務めさせていただく所存ですわ。
幸い土地神様の加護はたいへんあらたかゆえ、皆々様日々是平穏と安堵しておりますが。
いざとなればこの身を賭して、街の皆様の盾となる所存でございます。

幸い、柚葉さんが申されるように東北の鬼の皆様が、彼の地の密かなる神魔国に君臨される『瀬織津姫』様
より遣わされているのですよ。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=593906122&st=153&to=153&nofirst=true
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=593906122&st=156&to=171&nofirst=true

>男女共に3人ずついらして下さったのですが、皆精悍で凛々しく
>礼儀正しい方々でいらっしゃいますわ。
>…美男美女揃いとあって、商店街の皆様も色めきだっております。

はい、商店街でも会長以下皆様大歓迎され、特設ステージの準備も順調ですわね。
そしてこういう賑やかな祭典をプロデュースしてくださる方がお二人。
青果店のお颯様が発案し、演劇部の高橋部長様が脚本と演出をなされる刺激が上演されるというのが
今のもちきりの話題ですわね。
かつての坂上田村麻呂様と阿弖流為公との戦い、そして阿弖流為公と瀬織津姫様との逢瀬を描いた史劇が
上演されることとは、お客
様も既にご存知かもしれませんね。
既に良い場所を確保しようとステージ前に陣取っている方も大勢いらっしゃるとか。

ですがわたくしたちはまず鬼の皆様が快適に過ごしていただけるよう我が家を調えるのが肝要。
料理はもちろん柚葉さんを中心にメイドの皆が頑張ってくれたお陰で、お戻りになった鬼族の皆様が
身も心も癒していただけることでしょう。

バレンタインデーもまた恒例の楽しみですが、まだどんなチョコを創ろうかと思案している最中で
ございます。
我が家の皆、お友だち、そして瀬織津姫様と鬼の皆様方にもお贈りするつもりでおりますわ。

2月は他に国の祝日として、紀元節と天長節という日ノ本の悠久の歴史を感じさせる日もございますが、
こちらはそれら歴史に思いを馳せながら静かに過ごせれば、と思っております。
え、長女ちゃん、両方の日とも戦後名前が変わったのですか?
困りましたわね、一度覚えてしまうと中々情報の上書きができないのですよ。

さて、柚葉さんは忙しいゆえこの場を離れられましたが、もう少しわたくしにおつき合いいただけますか?
節分に合う歌は無いかと探してみましたら、とても心弾む可愛い歌を見つけましたの。
吉澤嘉代子様の歌で、その名も「鬼」。
曲調も歌詞も、そしてyoutubeにアップされた映像もとても可愛くて気に入りましたの。
ハンディカラオケがありますので、よろしければデュエットにおつき合いくださいませ。


57 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/02/06(Sun) 07:39
>>55(柚葉さん)

>でもその中で「種族に関係なく、命を護りたい」という志をお持ちの医師の皆様の熱意が光明となり
>様々な制度を作り上げてきたのでしょう。
>こういったお話は、お嬢様にとっても光明となって下さいます。

グリッタちゃんや千夜先輩の伝えてくださる言葉は本当にわたくしにとっての道を照らす光明でござい
ます。
柚葉さんの存在がそうであるように…。

「本部」の方々が組織を立ち上げ維持していくことの労苦がいかばかりであったかを思うと、同じく命の
護りに携わったわたくしの実家の事業のことも改めて見つめ直したい、と思えましたわ。
そうした事業があるにもかかわらず、日本に出奔した自分にを思うにつけ胸に少しの痛みを覚えるのは
事実ですが。
でも、日本に来て多くの方々と知り合わなければ、わたくしは多くのことに気づかないままだったで
しょう。
だから後悔はございませんが、いつかは「本部」の方に教えを乞いたい、と切に思いますわ。

>…千夜さん、仰っていましたね。
>「歌」に、種族は関係ないと…。
>ある方は「医療」をもって…。
>ある方は「歌」をもって…。
>隔てられている壁を乗り越えていかれるのですね。

はい、千夜先輩はこうおしゃっていたそうですね。

>アタシだけが楽しい世界も悪くはなかった! ――でも、そんなのはもう遠い昔の話さ。
>今は、人間には人間のままでいて欲しいと思う。アタシは人間の生み出す音楽が好きだから。
>ライブっていう、アンタらと心を通わす手段を知ってからは、人を襲うことも自然と減った気がするよ。

種族を越えて繋がることの大切さ、それを現実のものとする「歌」の力。
異種族を忌み排斥する力が働く一方で、様々な形で心の壁を超えて手を取り合おうとする人々の努力も
また途切れることなく続いていることを教えていただきました。

あらためて会いたいと切に思います。
千夜先輩…。

>はい、「蘇」は私も初めて味わい、そして初めて使う食材です。
>従来のチーズとの違いも含め、色々と調べる余地がありそうですね。

奈良で現代に甦った「蘇」ではありますが、古代の製法や使い方はまだすべて明らかにされたわけでは
ないようですね。
なればこそ、柚葉さんのお手をもってすれば全く新しい使い方も拓けるのではないでしょうか?
わたくしもチーズを多用するイタリアの生まれですから、いろいろなお料理に挑戦してみようと存じ
ます。

>ええ、焦らずともいずれお嬢様にもそういった機会が訪れると思います。
>細い糸も辿っていけば、いずれは…。
>先端は細くとも、それは確かに繋がっている筈です。

聞くところによりますと、チーズは中国医学において様々な薬膳としての効能を認められているそうですね。
「肺を補う」「腸を潤す」「陰液(人体を構成する液体成分)を養う」「のどの渇きを止める」と、その
効能は多岐にわたるそうでございます。
特に血を含む陰液を養う、というのが素晴らしいですわね…。
「本部」の方とお会いするときは、ぜひ「蘇」を使った美味しいお料理やスイーツをお土産といたしとう
ございます…。


58 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/02/06(Sun) 14:49
>>54の続きです。)

(風蘭寺の門から歩きがてら自己紹介しつつ、寺務所に案内していただきました。)

あ、これ奈良のお土産のお菓子の『ならんでならんでしかまろくん!』です。
よろしければどうぞ。

「わざわざ、ありがとうございます〜。」
「それではお茶を淹れますのでお待ちください〜。」

(寺務所に入ってみんな卓を囲んだのですが…。)

「風蘭様、お客様の前ですよ〜。」
「隅っこで壁に向かって無言は無いですよ〜。」

困りましたね…、この重い空気どうしたらよいでしょう。

「それでー、さっきのパトカーは何だったんですか―?
 どうしておまわりさんに護送されてたんですかー??」

朱瑠さん、直球で斬り込んでいかれますね…。
でも、物怖じせず口火を切ってくださったので、どうやら狐のお二人も頷き合っておられます。
しばらく静聴いたしましょう…。

「とりあえず、この部屋の上の方を見ていただけますか〜?」
「ますか〜?」

上の方…?
あら、お部屋の長押(なげし)の上、ぐるりと部屋を囲むように額がかかっていますが…。
まあ、これら全部、感謝状ですの?
そして、お名前は全部『風蘭殿』になっておりますわね。
『誘拐事件の捜査に協力』、『強盗の現行犯逮捕に協力』、『入水した女性の人命救助』、『火災現場から
子どもを救出』、『国際テロリスト拘束』…?
警察や消防署、駐日大使館からのものがこんなに…。
これはまた壮観、というかなんというお手柄と申しますか…。

「今日も、また手抜き工事でビルが崩落した現場から母娘を救助したっていうので〜。」
「感謝状をまた授与されたのですよ〜。」
「それで大手柄を聞きつけて近隣の人たちが警察署に押しかけたので〜。」
「このままじゃ帰って来られないからって、パトカーで送ってもらったのですよ〜。」

まあまあ…、長きにわたり多くの方のために頑張っていらしたのですね。
本当に素晴らしいですわ。

「…感謝状など、一枚あれば十分だったのだ。」

あ、あら、風蘭様?
壁の方を向いたまま、ものすごく不本意そうな口調でいらっしゃいますね?

「どの事件も、これで他人は助かっても自分はそこで果てておかしくない事件ばかりだったんだ。
 強盗に銃で撃たれる、急流に流される、猛火に包まれる…、これでもう終わりにできる、と思って安堵
していたのに。
 なぜか、いつも生き永らえてしまう、そんなつもりはなかったのに、何度捨て身の諦念に身を委ね
 ても、必ず魂魄は執念深く、この醜い肉体から離れようとしない!

 そして思い当たった。
 これが、九尾の狐、貴女の仕業だとな。」

「…え〜、わたし、なにかしたっけ〜?」

「とぼけるな!これだ!」

まあ、急にシャツを脱ぎ捨てられてどうなさったのかしら?
…と、あら、風蘭様のお背中に何か付いているようですが。
それは護符?

「…そう、それも神力のろくに籠っていない気休めの類いではない。
 わたしが自ら飛び込んだ危難から有無を言わさず引きずり出す、強力な力を籠めた護符だ。
 おかげで私は今も過去の罪を贖うための自裁もできないでいる!
 貴女がこの寺を出ていく前にこっそり貼り付けたのだろうが、わたしにはいくら剥がそうとしても
いかんともし難かった。
 今日こそ、この護符を剥がしてもらうぞ…。」

なるほど、白夜様と再会した途端に食ってかかって来られたのはこのことだったのですか…。
白夜様、黙って聞いておいでですが、どうなさるおつもりなのかしら…。

(すみません、ここでいったん切らせていただきます。)


59 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2022/02/06(Sun) 23:07
>>50(柚葉さん)
>>53-54(アーチェロさん)

>…あ、あら?
>フランケン…、いえ風蘭様、怒気が弱まってすごく困っていらっしゃる様子ですが、これは一体?

と、取り敢えず落ち着いてくれたみたい、良かったあ…。
え、え〜と、風蘭さんでよろしいですか?
は、初めましてっ!私、人狼族のグリッタですっ!
白夜さんとは奈良へご一緒させて頂きました。

突然押しかけちゃって、申し訳ありませんっ!
とりあえず、白夜さんから手を放してあげてもらえますか?

>グリッタちゃん!?
>…やはり、白夜様が心配なのね。
>まあ、グリッタちゃんが自ら一歩前に!?

…すみません、白夜さんが心配で…。
でも、風蘭さんが落ち着いてくれたみたいで良かったです…。

>あら、ホッキョクギツネの尼僧のお二方、震えながらこちらに声をかけてこられましたね。
>ええと、わたくしで良ければお伺いしますわ。

キツネさんの気配がしてましたけど、この寺院の関係者の方だったんですね。
改めて初めまして。人狼族のグリッタといいます。
わあ、改めて見ると可愛い〜♪お友達になりたいなあ。

>「そちらの方は…狼さんでいらっしゃるのですか〜?」
>「わたくしたちを食べないでくださいますか〜?」

…そんなこと、しませんってば。(汗)
逆に私の方が懲らしめられちゃいそうですね。
それより、白夜さんと風蘭さんが落ち着いてお話が出来ればいいんですけど…。

>…ずっと黙っていらっしゃった朱乃様が髪を伸ばして風蘭様の腕に絡ませて、白夜様から引き離して
>しまわれた…。
>これでようやく中へ招いていただけそうですわね。

朱乃さん、ありがとうございました…。
これで何とか、落ち着いてお話が出来そうです。

…朱乃さん、ちょっと怒ってますね。
静かだけど、それでも雰囲気が伝わってきます…。
流石は街道の親分さんたちに認められてただけありますね…。

すみません、ホッキョクギツネさん、お邪魔してしまったお詫びに
何か出来ることがありましたらお手伝いさせて下さい。
それとこちらのお弁当とお茶、よろしかったら風蘭さんに…。

(すみません、一旦切りますね。)

60 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2022/02/09(Wed) 20:44
>>54 >>59(アーチェロさん)

>困りましたね…、この重い空気どうしたらよいでしょう。

うう〜。やっぱり色々と事情があるみたい…。
でも、問題を起こしちゃったのならパトカーのお巡りさんが送り届けてくれるかな…?
それなら身内の方や近しい方が迎えに行くはずですよね…?


>あら、お部屋の長押(なげし)の上、ぐるりと部屋を囲むように額がかかっていますが…。
>まあ、これら全部、感謝状ですの?

えええ〜!?
問題を起こすどころか、良いことしてるんじゃないですか!
だったらどうして、こんなに重い空気になっちゃうんですか?
ここは、皆さんが褒めて下さって明るい雰囲気になっててもおかしくないのに、どうして…。

>あ、あら、風蘭様?
>壁の方を向いたまま、ものすごく不本意そうな口調でいらっしゃいますね?

(風蘭さんから事情を聴いて)

…そうだったんですか。
白夜さんの護符によって、危難からいつも助かってしまう…。
自分は助かる気が無いのに…。

すみません、風蘭さんの分のお茶、ここに置きますよ。

>今日こそ、この護符を剥がしてもらうぞ…。

風蘭さん、失礼を承知で言わせて下さい。
どんなに頼んでも、今のあなたから白夜さんは護符を剥がしてくれません。
何故なら、テストに例えるなら今の風蘭さんは50点です。
100点満点にならないと、きっと無理です。

…一応、白夜さんからお話は聞きました。
ご自身のかつて犯した罪に、向き合ってきたんですよね?
だから、それを償いたいと思う気持ちは分かります。
でも、そのやり方じゃいつまで経っても白夜さんは100点満点をくれません。

ご自身の命が自分の自由にならないというのは辛いですよね。
今を一生懸命生きてる人から自由を奪い、束縛するのは間違いだと思いますけど…。
でも風蘭さん、あなたは一度は自分で自分の命を捨てちゃったんです。
ですからその命は、今は風蘭さんが預かってるんです。
捨てちゃった以上、それをどうするかの権利は白夜さんにあります。
…残念ですけど、文句は言えないんじゃないかな。

ご自身の命を返してほしいのなら、100点満点を貰えるようになって下さい。
そのための答えは、自分で見つけるしかないんです。
もしかしたら、答えは分かっているのかも知れませんけど…。
ご自身の過去に対する辛さから、その答えに向き合うのをためらっているんじゃないですか?

ごめんなさい、言葉が過ぎました…。
差し出がましいのは分かってます。
こんなことを言えば、あなたを傷つけちゃうことも…。

でも、自分の思うことをを隠したままにしておいたらあなたとは向き合えません。
ですから、嘘偽りない私の感じたことを言わせて頂きました。

61 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2022/02/09(Wed) 22:08
>>48

節分でしたら、ちなんだメニューをお店で出しますよ。
黒豆パンと、鬼さんの形をしたマフィンとかですね。

あと鰯も節分の食べ物ですね。
それで鰯とカボチャのパイも作りますけど、あれ人によって好き嫌いが分かれるんですよね…。
私は好きだけど…。

それとバレンタインと言えばやっぱりチョコレートですね。
白鹿さんに、何贈ろうかな〜♪
チョコレートだとちょっと届けるのに向かないから、
チョコクッキーを作って送ろうかな。

>>49(柚葉さん)
>>56(アーチェロさん)

こんにちは〜♪節分のお裾分け持ってきました〜♪

(この後メイド服着てお手伝いです)

あわわ、柚葉さんたち大忙しですね。
お客さんが6人も来てたなんて…。
でも、カッコいいお兄さんとお姉さんたちだなあ…。
これじゃこぞって、「鬼は外」どころか「家に来て」の声が掛かっちゃいますね。

って、見惚れてる場合じゃないよ〜!
グリッタ、頑張りま〜す!

へ〜。東北の地域から来て下さったんですね。
それでこの街の神社で奉納の舞と、商店街のイベントに参加して下さるんですね。
歴史に詳しいアーチェロさんや柚葉さんにとって、色々と興味深いお話を聞かせてくれるのかなぁ。

あ、これお土産の黒豆パン、鬼さんマフィン、カボチャと鰯のパイです。
良かったら、召し上がって下さいね。
私、お茶の準備を手伝ってきます。(パタパタ)

62 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/02/11(Fri) 13:44
>>59(グリッタちゃん)

>は、初めましてっ!私、人狼族のグリッタですっ!
>白夜さんとは奈良へご一緒させて頂きました。

「白夜さんとはどなたでしょうか〜?」
「でしょうか〜?」

「ああ、それはわたしのことだよ〜。
 この旅の間私たちを案内してくれたこちらの羽藤柚葉さんが、旅の間の名前として付けてくれた名前なの〜。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=593906122&st=809&to=809&nofirst=true
わたしも気に入っているよ〜。」

「なるほど、そうなのです〜。」
「とてもお似合いだと思うのですよ〜。」

「『白夜』…?
 それはわたしを揶揄っているのか?
 九尾との出会いの場を皮肉って?」

そのようなわけがございませんでしょう!?
ちゃんと名前の由来を聞いておられましたか?
柚葉さんの命名を悪意で以て受け止めるのはおやめいただけませんか?

「はいはい、我が娘、分かったからぁ。
 グリッタちゃんがこの場を収めようとしてくれているのに、口挟まないのぉ。」

…失礼しました。
ですが、柚葉さんのお心を歪めて解釈されるのだけは我慢なりません…。

>…そんなこと、しませんってば。(汗)
>逆に私の方が懲らしめられちゃいそうですね。

「そうなのですか、良かったです〜。」
「まさかあの『食べないでください』『食べないよ〜』からのご挨拶を自分たちですることになろう
とは〜。」

ホッとした途端、あちらのお二人もお耳をピンと立てて尻尾をパタパタされて可愛らしいですわ。
そしてどうやらここにも、深夜アニメがお好きな方がいらっしゃるようですね。
三女ちゃん、その手の話をしたそうですが、それはまた後にしましょうね。

>朱乃さん、ありがとうございました…。
>これで何とか、落ち着いてお話が出来そうです。

「ああ、いや、あのままじゃ埒があかなかったからねえ。
 でもグリッタちゃんが真っ先に前に出てくれて話が進んで良かったよ。
 ありがとうね。」

>すみません、ホッキョクギツネさん、お邪魔してしまったお詫びに
>何か出来ることがありましたらお手伝いさせて下さい。

「いえいえ、そんな〜、風蘭様を止めて下さってありがとうございます〜。」
「事務所にご案内しますのでどうぞお休みになってください〜。」

>それとこちらのお弁当とお茶、よろしかったら風蘭さんに…。

「わあ、ありがとうございます〜。」
「わあい、柿の葉寿司〜。」
「風蘭様、ちゃんとお礼を言ってください〜。」
「もう、すっかり拗ねちゃって。仕方がないんですから〜。」


63 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/02/11(Fri) 14:01
>>60(グリッタちゃん)

>えええ〜!?
>問題を起こすどころか、良いことしてるんじゃないですか!
>だったらどうして、こんなに重い空気になっちゃうんですか?

自分の善行への賞賛を素直に受け止められないのが、今の風蘭様の心の閉ざされ方を物語っているの
でしょうけれど。
やはりこうしてグリッタちゃんのようにおかしいと思ったことをズバッと言っていただけると、ようやく
皆様の表情も少し明るくなりましたわ。

>すみません、風蘭さんの分のお茶、ここに置きますよ。

「グリッタさん、ありがとうございます〜。」
「そんなにドドーンと暗く肩を落としている風蘭様に初対面で近づけるなんてすごいです〜。」

>ご自身の命が自分の自由にならないというのは辛いですよね。
>今を一生懸命生きてる人から自由を奪い、束縛するのは間違いだと思いますけど…。
>でも風蘭さん、あなたは一度は自分で自分の命を捨てちゃったんです。
>ですからその命は、今は風蘭さんが預かってるんです。

「ありがとうグリッタちゃん〜。
 でも、きっとわたしも風蘭君から見たら間違いだらけなんだろうね〜。
 うん、ひどい女だったかも〜。
 勝手に命を作って放り出した博士がひどいなら、北極で果てたがっていた彼を無理矢理この世に縛って
 いるわたしもひどいかもだよ〜。

 だけど〜、わたしは風蘭くんの命を『預かっている』、そう言ってくれると、とっても救われるよ〜。
 そして『預かっている』命は返さないといけないけれど〜。
 返したら今度こそ風蘭くん、自分を殺しちゃいそうだから〜。
 我儘でもわたしは返したくないよ〜。」

>もしかしたら、答えは分かっているのかも知れませんけど…。
>ご自身の過去に対する辛さから、その答えに向き合うのをためらっているんじゃないですか?

「わたしの答えなど…、あの北極でのあの時の私の姿が…答え、で…。」

(風蘭様なんだか歯切れが悪いですわね…。)

「じゃあ、なんであの白夜の中で私を呼んだの〜?」

「何を?わたしは呼んでなど − 」

「呼んでなどいない、ってそう言う〜?
 嘘だよ〜。
 広い広い白一色の氷の大地の中でどうしてわたしはあなたと出会えたの〜?

 聞こえたんだよ〜。
 あなたの心の中の『死にたい』という大きな大きな声のうねりの中でたった一点だけ『生きたい』って
 小さな声が、わたしに届いたからだよ〜。

 なぜあなたは身を挺して人を救い続けたの〜?
 『生きたい』って思う気持ちに蓋をしたけど、その気持ちは消えなかったから〜。
 どんなに消そうとしてもその声だけは消えてくれなかったから〜。
 だから代償に人を生かして終わりたかったんだよ〜。」

「知った風なことを……。」

「わたしに「生かされる」のが嫌なら、もう自分の気持ちに蓋をしないでよ〜。
 あなたの背負っているものを私に預けてごらんよ〜。

「だから、それが嫌なのだ。
 貴女を労苦に巻き込むのが嫌なんだ!
 これほどの強力な護符、いくら貴女大妖怪でもまったく代価無しとはいくまい。
 長い間わたしを守るためにどれほどの力を費消せねばならなかった?
 なぜ、元々行きずりの間柄にしか過ぎなかったわたしにここまで…。」

(ああ、それが本音ですか…。)

「だって〜、ただの行きずりじゃなかったんだもの〜。
 あなたの『生きたい』っていう気持ちにわたしの気持ちも響いたから〜。
 そのとき分かったんだよ〜。
 『ああ、この人の心がわたしに響くってことは、実はわたしもまだこの世にいたいんだ〜』
 って〜。
 もう何もかもいいや、いらないや、と思って北極まで来たはずなのに、そのときになってやっと気づけたんだよ〜。
 あなたが気がつかせてくれなかったら、わたしは北極の氷の中で殺生石になっていたかもしれないよ〜。

 だからわたしはあなたと一緒が良いんだよ〜。
 大丈夫だよ〜。
 あなたにもわたしの苦労を背負ってくれる覚悟があるなら〜。」

「おっとお、ようやくわたしの出番かな〜?」

あ、あら、ここで飛縁魔様のご登場ですか?

(すみません、いったん切ります。)


64 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/02/12(Sat) 20:14
(続きです。)

「は〜、白夜の中から様子は見させてもらったけれど、ようやく本命の風蘭殿とご対面ね。」

飛縁魔様、大きく伸びをされて表情も気力充実という感じでいらっしゃいます。
風蘭様を前にどのようなことをなさるおつもりなのでしょう…?

「…さて、風蘭殿、お久しゅう。
 今しがた白夜が言っていたねえ。
 『あなたにもわたしの苦労を背負ってくれる覚悟があるなら〜。』
 ってさあ。
 あなたは彼女を自分の労苦に巻き込むのが嫌なんだろうけど。
 彼女は何と言っても東亜の歴史に名を刻む大妖怪で、あちらこちらの敵手に苛まれてきたのは先刻
 ご承知のことと思う。
 何しろ彼女に惑った連中が贅沢三昧を差し出したおかげで、民を苦しめたその責を一身に背負わされ
 てきたからね。
 で、だ。
 彼女としちゃあ、護符を剥がす代わりにそんな自分とこれからも寄り添ってくれる覚悟を問うている
 わけさ。
 彼女の労苦をこそ背負ってずっと寄り添い続ける…、その方があなたにとって自罰の道として生
 き続ける選択をしてくれるんじゃないか、と。
 でもあなたは人間だから。
 人造人間だから多少は頑丈で長生きかも知れないけれど、九尾の狐から見れば比べ物にならない。
 そこではばかりながら、この吸血鬼の飛縁魔があなたの首を一噛みすればめでたく不老長寿の命を
 手にできるというわけよ。
 どうするね?彼女の重荷を一緒に背負えば、あなたが求めてやまない自裁を生きながらに実現できるんじゃないかね?
 ねえ、そちらの吸血姫殿と侍女殿なら分かるよね?
 奈良のホテルで侍女殿が奥方の心を読み解いたじゃないか。

 『この国の神々や妖(あやかし)と絆と深め、共に歩みたいといってもそれは簡単な事ではないのよ。
  私達吸血鬼の一族が、争いを望まぬ者でさえも時にはいわれなき迫害を受けてきたように、
  この国に住まう妖(あやかし)達も私達と同じように時として理不尽な仕打ちを受けながら
  己の業や人の業を背負って歩んできたの。』
 『これからもこの国で生き続ける中で、貴女は妖(あやかし)と人の業の重さを知ることになるわ。』

 とね。
 風蘭殿も私の眷族になって長生きすれば、同じ経験をするでしょうね。」

わたしは…柚葉さんがいて下されば、業を知ることの重さから決して逃げたりはいたしませんわ。
ですが風蘭様はどうお考えなのかしら?
わたくしにとっても他人事とは思えません…。
…風蘭様、飛縁魔様のお話し中ずっと沈思黙考していらっしゃいますが、ようやくしっかと目を前に
向けられましたが、どうなさるのでしょう?

「九尾の狐、いや今は白夜か。
 いかに彼女が『一緒が良い』と言ってくれても、わたしのような…業の深い者、それもこんな醜い
 男が本当に傍にいるなど…。」

まだ決心がつかないご様子、なんだか焦れてまいります…。

「ああ、もうっ、グチグチと煮え切らない男だねえ!!」

「ぐわあっ!!」

わわっ、朱乃様!?
また一気に髪を伸ばされて風蘭様を…。

「うわ〜、オルキデア様の従者などしていると、珍しいものが見られるもんだ。
 フランケンシュタインの人造人間が二口女の髪でギリギリと締め上げられて、天井近くまで持ち上げ
 られちまったよ。」

サライ様、そんな感心している場合では。
朱乃様、ちょっと落ち着いてくださいまし。

「ほっといておくれでないかね、姫様!
 この男の優柔不断には我慢ならないんだよ!
 吸血鬼になるならないはともかく、白夜様から、女の方から、こんなに求められているのにいつまでも
 煮え切らないのに腹が立つよ。
 いいかい?世の中、添い遂げようったって添い遂げられない夫婦(めおと)だっているんだよ!
 少しは添い遂げられる有難みってものを感じたらどうなんだいっ!?
 くっ、わたしなんか旦那と、旦那と…。」

「あーあ、お母さん、完全に個人的感情で爆発しちゃったよー。」

(すみません、今宵はここまでとさせていただきます。)


65 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/02/13(Sun) 10:45
>>53-54(アーチェロお嬢様)

>…あ、あら?
>フランケン…、いえ風蘭様、怒気が弱まってすごく困っていらっしゃる様子ですが、これは一体?

…いつだって、道を切り拓くのはほんの少しの勇気とはよく言ったものです。
初対面であのような様子では、怯えても無理もありません。
それでもああして少しでも場を収めようと、前に進み出てくれたグリッタちゃん…。
本当に健気でいらっしゃいますね。

>あら、ホッキョクギツネの尼僧のお二方、震えながらこちらに声をかけてこられましたね。
>ええと、わたくしで良ければお伺いしますわ。

初めまして。羽藤柚葉と申します。
こちらのアーチェロお嬢様のお屋敷でお世話になっております。
此度は突然押しかけて、お騒がせして申し訳ありませんでした。(ぺこり)

>それでしたら大丈夫でございます。
>この方はお優しく、かつ神使の白鹿さんと縁を結ばれたほどの方なのですよ。

ええ、こちらのグリッタちゃんは種族、神族を問わず様々な方々と良き御縁を結ばれております。
加えてこの愛くるしい出立と内から滲み出る陽だまりの如き温かさ…。
他者を害することなど、決してあり得ません。

ほら…ふふっ、今も愛くるしく尻尾がパタパタと…。
お友達になりたくて仕方ないといった雰囲気でいらっしゃいますね。(微笑)

>「その寺務所が嫌なのだ!わたしは!」
>…ずっと黙っていらっしゃった朱乃様が髪を伸ばして風蘭様の腕に絡ませて、白夜様から引き離して
しまわれた…。

…ああっ、折角穏やかになりかけた雰囲気が…。
あら?朱乃さんから少々怒りのオーラが…。

…ええ、人数も多い事ですし、このままでは何も始まらないでしょう。
毅然とした態度で状況を打開して下さり、有難うございます。

…それにしても、凄い気迫ですね。
伊達に数百年、人の世を渡り歩いてきたわけではないのですね。
普段が穏やかさと愛嬌を兼ね備えた方だけに、そのギャップが凄いです。

寺務所を嫌がる理由は分かりかねますが、ここは我慢して頂くしかないでしょう。
それでは、お邪魔させて頂きます。

66 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/02/13(Sun) 18:45
>>58(アーチェロお嬢様)
>>59-60(グリッタちゃん)

>「わざわざ、ありがとうございます〜。」
>「それではお茶を淹れますのでお待ちください〜。」

>すみません、ホッキョクギツネさん、お邪魔してしまったお詫びに
>何か出来ることがありましたらお手伝いさせて下さい。

はい、この大人数で突然お邪魔してしまったものですから。
お茶を淹れるにしても大変お手を煩わせる事に…。
よろしければ、私にもお手伝いをさせて下さいませ。
いえ、お屋敷ではこれが私の役割ですので。

それに、これもまた親睦を深める良き機会です。
そちらのグリッタちゃんとは何度も一緒にお茶の準備をしておりますので。

>あら、お部屋の長押(なげし)の上、ぐるりと部屋を囲むように額がかかっていますが…。
>まあ、これら全部、感謝状ですの?

はい、私も驚きです。
それに先程パトカーでお巡りさんが来ておられたようですが、
何気に親し気な雰囲気で何か問題が起きていたようには見受けられませんでした。

>なるほど、白夜様と再会した途端に食ってかかって来られたのはこのことだったのですか…。
>白夜様、黙って聞いておいでですが、どうなさるおつもりなのかしら…。

…護符と一連の事情をお聞きして、白夜様との関係と風蘭さんの抱えている悩みは分かりました。
過去が小説の通りだとしたら、既に人間を恨む気持ちは薄れているのですね。

しかし、決して望んであのような所業に至ったわけではないとしても
それらをご自身の罪として受け止めて生き続けるのはあまりに重く、苦しすぎる…。

ならば、せめてもの償いにご自身の命をもって誰かを救い、果てようと…。
ですが、人を助ける事はさておきその結果としてご自身が果てる事は白夜様が許さなかった…。
それが、あの護符なのですね。

>でも、自分の思うことをを隠したままにしておいたらあなたとは向き合えません。
>ですから、嘘偽りない私の感じたことを言わせて頂きました。

…流石ですね。グリッタちゃん。
普段の天真爛漫な振る舞いと素敵な笑顔が多くの方の心を癒していても、
その笑顔はご自身の力で他種族にとっては決して楽ではない人の世を生き抜いてきた
強さに裏付けされたもの…。

それに、ご自身が風蘭さんに何が正しい、何が間違いかと断定したり
「答え」に対して自分の考えを敢えて言わないのも彼女の心遣いなのでしょう。
白夜様に命を返してもらえる100点満点の答えは、自分で見つけるしかない…。
厳しくも、優しい言葉ですね。

それでも、互いの生き方や過去から譲れぬものがあるのは無理からぬ事です。
今はもう少し、私は様子を見守る事に致しましょう。
ホッキョクギツネさん、お茶が少なくなって参りました。
新しくお淹れしたいので、案内をお願いできますか?

67 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/02/13(Sun) 19:49
>>62-63(アーチェロお嬢様)

>ちゃんと名前の由来を聞いておられましたか?
>柚葉さんの命名を悪意で以て受け止めるのはおやめいただけませんか?

お、お嬢様、落ち着いて下さいませ…。
お茶のお代わりをお持ち致しましたので、どうか…。

こちらの方を旅の間だけ、「白夜」様とお呼びするのを提案したのは他ならぬ私です。
ですが、それは初対面での印象と旅の間適切な意思疎通の為です。
貴方様との経緯につきましては、全く存じませんでした。

こちらの意図せぬところとはいえ、お気に障ったのでしたらこの場を借りてお詫び致します。

>あなたの心の中の『死にたい』という大きな大きな声のうねりの中でたった一点だけ『生きたい』って
>小さな声が、わたしに届いたからだよ〜。

孤独と罪の意識に塗り潰されて、99%生きる意志を失っていたとしても
1%でも生きたいという意志が残っていた…。
それこそが、それまで全く縁が無く共に互いの与り知らぬ所で孤独の中果てようとしていた
お二人にとって、極寒の地における灯火となったのですね。

これが「縁」と言わずして、何と言えましょう。
そして「生きたい」という意志が、他者を生かす事に繋がった…。

己の命でもって己以外の者を救う、尊い話は私も知っています。
しかし救われた者、遺された者には消える事の無い悲しみが残るのも厳然たる事実です。
…それは、母と私の血族の由来からよく存じております。

風蘭さん、私からも言わせて下さいませ。
本当の幸せは、互いに「生きる」事無しにはあり得ないのです。
…年端のいかぬ小娘の戯言として、聞き流して下さっても構いません。

>もう何もかもいいや、いらないや、と思って北極まで来たはずなのに、そのときになってやっと気づけたんだよ〜。
>あなたが気がつかせてくれなかったら、わたしは北極の氷の中で殺生石になっていたかもしれないよ〜。

私の言葉は兎も角として、絶望と孤独の果てであろうとも貴方がいた事で救われた方がいるのです。
そしてさらに救われた方々がこのように証として存在する…。
どうか、その事を受け止めてあげて下さいませんか?

68 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/02/17(Thu) 17:28
>>64

>「は〜、白夜の中から様子は見させてもらったけれど、ようやく本命の風蘭殿とご対面ね。」

飛縁魔様、ご機嫌麗しく…。
そのご様子では、常に白夜様と周囲の方々を見守っておられたのですね。
第三者的な目で、しかもご自身の事としても事態を受け止めておられたのは心強いです。

>彼女の労苦をこそ背負ってずっと寄り添い続ける…、その方があなたにとって自罰の道として生
>き続ける選択をしてくれるんじゃないか、と。

風蘭さん、私程度では白夜様や貴方の過去を推し量る事も理解する事も出来ません。
ですが、過去の貴方と違い今の貴方は決して孤独ではないのです。
貴方を必要としてくれる方が、こうして目の前にいるのです。
後は、貴方の心次第ですよ?

>サライ様、そんな感心している場合では。
>朱乃様、ちょっと落ち着いてくださいまし。

>「あーあ、お母さん、完全に個人的感情で爆発しちゃったよー。」

どうなさるかは、貴方様次第です。貴方の心次第です。
…しかし、白夜様の事を考えているかのようで結局は後ろ向きな事ばかり
口にしておられるかのようですが。
先程から、貴方様自身の望みがどうなのかお聞きしておりません。

…借り物の台詞ですけど、言わせて頂きましょう。
(ずずず…とお茶を飲みながら、溜息をつく)

…そうやって迷っていなさい。
そして失い続けるのです。貴重なチャンスを…。

貴方が朱瑠さんに締め上げられている状況、今の貴方自身と何の変わりもないのですよ。
自分で自分自身を縛って、自分で苦しい状況に追い込んでいるのです。
どうしても縛られている状況をお望みなのでしたら、もう何も言いませんが。

自分自身を解き放って、新たに縁として結び直す機会が訪れているというのに…。
雁字搦めの状況が長いほど、解き放つのは難しくなります。
結び直すための先端が、千切れてしまっていてはどうにもなりません。

少なくとも、この程度で命に関わる事はありますまい。
よろしければ、朱瑠さんのお話にも耳を傾けてあげて下さいますか?

…取り敢えず、お茶のお代わりをご用意して参ります。

69 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/02/17(Thu) 19:34
(すみません、補足です。)

>いいかい?世の中、添い遂げようったって添い遂げられない夫婦(めおと)だっているんだよ!

添い遂げたくても、添い遂げられない…。
…私にとっても、決して他人事ではなくなりましたね。

でも、その方が誇りと信念をもって己の生き方を貫いていかれるのですから
私は笑顔でそれを見送る事も出来たのですが。
今の風蘭さんからは、まだそうしたものが感じられません。
いつまでも後ろ向きでいては、「誇り」も「信念」もありません。

私情とは申しましても、言わずにはいられない朱瑠さんのお気持ち、よく分かります。
様々な種族の生き方や在り方がぶつかる形で、一種の修羅場とも言えましょうが
これもまたお嬢様と歩んでいく上で、避けられない事なのでしょう。

今はああして、本音でぶつかるのが一番ですね。

70 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/02/18(Fri) 21:47
>>61(グリッタちゃん)

>こんにちは〜♪節分のお裾分け持ってきました〜♪

いらっしゃいませ、グリッタちゃん。
ちょっとバタバタしていて申し訳ございません。
東北からのお客様、瀬織津姫様の御使いの鬼族の方々がいらしているのですよ。
今、奥座敷にいらっしゃいますわ。
よろしければご案内いたしますわ。

…まあ、さっそくメイド服にお着替えになったのですね。
キラリと輝く黄金の髪が、お仕事モードのグリッタちゃんのお心の照り映えを表しているかのよう…。

お裾分けをこんなにいただけるなんて、そして、いずれも初めていただく品々でワクワクいたしますわ。
黒豆は日本でおせち料理として初めて食するようになりましたが、黒豆とパンの相性は抜群とかねがね
伺っておりました。
ふわふわモチモチ感あふれるパンから覗く黒豆は見るからに食欲を誘いますね。

ですが鬼さんの形のマフィンは可愛すぎて…。
丸いお顔の鬼さんたち、チョコで描かれた目鼻や口の愛らしい表情を見ていると、美味しく頬張るのも
ちょっと辛くなりそうです。
それでも「早く食べてよー」と言っているようなにこやかな笑顔に結局負けてしまうでしょうけれど。

そして鰯とカボチャのパイは全く未知の味がわたくしたちを待っているのでしょう…。
鰯とカボチャとが、こんなにも渾然一体となった相性の良い香りを立てるなんて、想ってもいませんで
した。

あら?奥の方からトテトテと小さな足音が聞こえてまいりますわね。

「姫、姫様、我等は客人。
 勝手に出ていらしては吸血姫殿にご迷惑ですよ。」

「まあ、そう申すな。
 我に間違いなくば、吸血姫殿の親しき友人と見える。
 それもこの日ノ本の人の世に稀なる大神の眷族と察せられれば、我もまた早く誼を通じたいと申す
 もの。」

やはり足音の主は瀬織津姫様でいらっしゃいました…。
グリッタちゃん、実を申しますと今年は東北の神鬼の隠れし王国より主たる瀬織津姫様が直々にお出で
下さったのです。
あくまでお忍びですけれど。
長く優美な二本の角、深い濃紺に染め上げた振袖を華麗に着こなすお姿は威厳に満ち満ちていらっしゃい
ますが、グリッタちゃんのお裾分けに数々にいつになく気もそぞろでいらっしゃるご様子…。

「大神殿よりの進物といただけるとは、まさに僥倖。
 有難くいただいて、然る後に家臣らと共に商店街でひと舞いして来ようと存ずる。
 ああ、楽しみじゃ…。」

>私、お茶の準備を手伝ってきます。(パタパタ)

グリッタちゃん、お客様でいらっしゃるのにいつも恐縮でございます。
わたくしは瀬織津姫様のためにお清めの湯を用意しておきますね。
舞いの前には身も心も清めるのが瀬織津姫様のご流儀ですから。
グリッタちゃんも一息つかれたら、どうかゆるりとお湯に浸かられてはいかがですか?

71 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/02/19(Sat) 15:23
>>65(柚葉さん)

(寺務所に入る前でございます)

>…いつだって、道を切り拓くのはほんの少しの勇気とはよく言ったものです。
>初対面であのような様子では、怯えても無理もありません。
>それでもああして少しでも場を収めようと、前に進み出てくれたグリッタちゃん…。
>本当に健気でいらっしゃいますね。

恐れが無いはずはないというのに、己が心の想いを迷わず相手の胸に届けようとされる。
「森の賢者」 ― ええ、彼女のお母上はそう呼ばれていたと伺っていますわ ― の娘御とは、斯くも
強く澄んだ心をお持ちなのですね。
優しくて、それでいて射貫くかのようなあの眼差しに風蘭様のお心の氷壁に穴が穿たれた、そんな気が
いたしますわ。
これを良き幸先として、ここからのお話しが穏便に進むことを願いたいですわ。

>初めまして。羽藤柚葉と申します。
>こちらのアーチェロお嬢様のお屋敷でお世話になっております。
>此度は突然押しかけて、お騒がせして申し訳ありませんでした。(ぺこり)

「まあ〜、これはご丁寧にどうも〜。」
「ずい分と嫋やかで気品のある侍女様ですね〜。」
「貴女様が仕えているなら、そちらのお嬢様も〜。」
「そうそう、貴女様がお仕えしているならきっと〜。」
「なんだか剣呑な感じですけど〜。」
「わりといけてる方なんでしょうね〜。」

「ちょっと我が娘ぇ、せっかく柚ちゃんのお陰で安心されたのに落ち込んでちゃダメでしょぉ?」

…すみません、お母様。
なんだかちょっと微妙な評価をいただいたので少し落ち込みましたが、それどころではございませんね。

尼僧のお二方、初めてお目にかかります。
わたくしイタリアより参りました吸血鬼・アーチェロ・ディ・カルミーニオ=ミズリーナでございます。

「ほえええ〜、人狼さんの次は吸血鬼さんですか〜。」
「うちにはフランケンシュタインの人造人間がいるのに〜、貴女様はもしかして〜。」
「もしかして〜。」
「藤子不二雄A先生の回し者ですか〜。」

…もう、その話題はいいですから。
どうやら緊張も解けてまいったようで、たいがい話しやすくなって良かったですわ…ですよね?

>ええ、こちらのグリッタちゃんは種族、神族を問わず様々な方々と良き御縁を結ばれております。
>加えてこの愛くるしい出立と内から滲み出る陽だまりの如き温かさ…。
>他者を害することなど、決してあり得ません。

「はい、風蘭様に語りかけるお姿ですごくよく分かりました〜。」
「ちょっと怖がっていらっしゃったけれどとても芯の通ったお話し方で〜。」
「初めて会った時の九尾様を思い出しますよ〜。」
「そうそう、お腹が空いて寄り添って震えていた私たちのことを気遣ってくださって〜。」

あらあら、狐のお二方のグリッタちゃんを見る目が早くも慕わしく温かくなっております。
さすがグリッタちゃん、表情と声音ですぐにその真心が伝わるのですね…。

>あら?朱乃さんから少々怒りのオーラが…。
>…ええ、人数も多い事ですし、このままでは何も始まらないでしょう。
>毅然とした態度で状況を打開して下さり、有難うございます。

「あ〜、感情的になって悪かったけどね。
 あの風蘭って男の目がね、気に食わないのよねぇ。
 ここに来るまでの話で、あの男が白夜様に心を許してるって睨んでるんだけどさあ。
 だって、この寺に籠って逃げ出さなかったんだろう?
 それは完全に彼女との縁が切れちゃうのを躊躇っていたのだと思うんだけど。
 だとしたら、今さっきの態度はいただけないじゃないの?
 そこへいくと、うちの旦那なんてさあ…。」

「お母さん、その話になると長くなるから、朱瑠としてはそろそろ先に進んだ方がいいと思うの?」

「そうだねえ、柚葉さんもお狐様たちに挨拶して中へ入っていくし、とりあえずついていこうかしら
 ね…。」

72 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/02/19(Sat) 21:56
>>66(柚葉さん)

>はい、この大人数で突然お邪魔してしまったものですから。
>お茶を淹れるにしても大変お手を煩わせる事に…。
>よろしければ、私にもお手伝いをさせて下さいませ。

「ね〜、妹、この柚葉さんって今日初めて此処に来たんだよね〜。」
「そうだね〜、お姉ちゃん、だけどわたし不思議なんだけど〜。」
「奇遇だね〜、わたしも不思議なんだけど〜、お茶の用意を始めた途端、ものすご〜くこの場の景色に
 ハマってるんだよね〜、柚葉さん。」
「わたしもそう思ったよ〜、まるでずうっと昔からこのお寺でフツーに働いていたみたいに〜。」
「そして、お茶の香りがすごく薫ってきて感動なんだけど〜。」
「いつもの茶葉なのに、全然すごくて感動するよね〜。」

…尼僧様たちが大きなしっぱを二人してパタパタ…。
分かりますわ、お茶を淹れるその姿一つで柚葉さんの只者でなさは、分かる方には分かるのですよね。

お二人がほわ〜っと、夢見心地の愛らしい表情をしていてくださって、わたくしも助かります。
こうして皆が卓を囲んでお茶をいただく中、柚葉さんの言葉が真剣な眼差しと共にゆっくりと紡がれて
ゆきます。
わたくしもお茶を美味しくいただきつつ、少し緊張しつつ拝聴させていただきましょう。

>…護符と一連の事情をお聞きして、白夜様との関係と風蘭さんの抱えている悩みは分かりました。
>過去が小説の通りだとしたら、既に人間を恨む気持ちは薄れているのですね。

はい、柚葉さんのおっしゃるとおりですわ。
メアリ―・シェリー女史の克明なルポルタージュに刻まれた風蘭様の半生はあまりにも惨く、読む者
すべての胸を締め付けずにはおきますまい。
人間に対する絶望と憎悪はあまりにも深く、この方のお心を永久の奈落へと突き落とすほどに辛いもの
であったでしょうに…。
この地に留まられてからの風蘭様の為されたことは確かに人へ向ける心に優しさを感じずにはおれません。

>…流石ですね。グリッタちゃん。
>普段の天真爛漫な振る舞いと素敵な笑顔が多くの方の心を癒していても、
>その笑顔はご自身の力で他種族にとっては決して楽ではない人の世を生き抜いてきた
>強さに裏付けされたもの…。

今回の旅路で最も強く印象付けられたことの一つは、まさにそれ、グリッタちゃんの長きにわたる遍歴で
培われた尊くも強い、この世界を根本のところで信じる心でございましたわ。
生きとし生ける者たちの心は一筋縄ではいかない、時にはその心の歪み、曇りが鋭利な刃となって襲い
来ることもある。
それを知った上でなおかつお母上の残された言葉を胸に、向かい合い心を交わすことから逃げない、その
折れない心。
そのお心が白鹿さんとの絆を確かなものにし、またその愛の確かさが白夜様の心にこの地へ参る後押しを
してくれたのだと、わたくし信じて疑いません。

>それに、ご自身が風蘭さんに何が正しい、何が間違いかと断定したり
>「答え」に対して自分の考えを敢えて言わないのも彼女の心遣いなのでしょう。
>白夜様に命を返してもらえる100点満点の答えは、自分で見つけるしかない…。
>厳しくも、優しい言葉ですね。

誠に僭越ながら、想像してしまいます。
グリッタちゃんほど永の遍歴を体験した方でも、いえ、体験してきたからこそ、多くの困難に立ち向かい
いつも悩み考え、そして導き出した自分の選択が必ずしも100点満点ではなかったと悩まれた日もあった
のではないかと。
それは生きている者すべてが抱える苦しみでありましょうけれど、誰もがその悩み苦しみに何時も真摯に
立ち向かえるものではございませんでしょう。
でもグリッタちゃんはそれができた方だった、そうであるからこそ、風蘭様に対しても厳しくもなお
お優しい言葉で答えを見つける途を忘れぬよう諭しておられるのではないでしょうか…。
いえ、わたくし如き箱入りであった娘にあれこれ想像でものを申すのは、本当に僭越なのですけれど。

風蘭様がどんな言葉を継いでいかれるのか、わたくしも今しばらく拝見させていただきとうございます。
ああ…、柚葉さんが淹れてくださるお茶の温かさが、不安に揺らぐこの胸にとてもありがたいですわ…。


73 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/02/20(Sun) 12:05
>>67(柚葉さん)

>お、お嬢様、落ち着いて下さいませ…。
>お茶のお代わりをお持ち致しましたので、どうか…。

申し訳ございません…、ですが柚葉さんが誤解されることは断じて容認できないのですよ。
…なんですか、三女ちゃん、わたくしをジッと見て。

「アニメだと大切な人に何かあったら彼女が闇化して暴れて周囲に迷惑をかけるのが定番…。
 お姉様を本当に護りたいなら、姫様はもっと沈着でいてほしい…。」

うっ、返す言葉もありませんわ。
落ち着きましょう、わたくし、深呼吸、深呼吸…。

>こちらの方を旅の間だけ、「白夜」様とお呼びするのを提案したのは他ならぬ私です。
>こちらの意図せぬところとはいえ、お気に障ったのでしたらこの場を借りてお詫び致します。

毅然として反論される柚葉さんは本当に頼もしいです。
大切に想う人のことを信じて待つ、今のわたくしに必要なのはその心がけですね…。

「風蘭くん、わたしもね、柚葉さんが『白夜』と呼んでくれたときはドキリとしたんだよ〜。
 本当にわたしたちの過去を知っているのかな、ってね〜。
 そうじゃなかったんだけど、わたしは自分から喜んでこの名前をもらったよ〜。
 だって、風蘭くんとの出会いのまさにそのときの光景だったんだもの〜。
 …風蘭くんは、嬉しくないのかな〜?」

あらあら、白夜様、ちょっとしょんぼりしていらっしゃいます。

「そ、それは…。」

…言葉の力、というものが時に人に強く訴えかけるものなのですね。
柚葉さんがつけられたお名前が、北極の氷雪にうずもれてより後敢えて省みるのを避けていた気持ちに
ほの暗い空からの淡い陽の光のように照らし出している…。
風蘭様の得も言われぬ表情からそんな風に思えてしまいます。
『白夜』、この短い言葉に既に柚葉さんとこの方たちとの縁が結ばれていたのでしょうね。

>これが「縁」と言わずして、何と言えましょう。
>そして「生きたい」という意志が、他者を生かす事に繋がった…。

やはりお二人には魂と魂が呼び合い求め合うご縁があったのだと、柚葉さんの言葉から実感いたします。
わたくしは第三者に過ぎませんが、このご縁をどうか大切にしていただきたい、とわたくしの来し方から
そうこいねがってしまいます。

>己の命でもって己以外の者を救う、尊い話は私も知っています。
>しかし救われた者、遺された者には消える事の無い悲しみが残るのも厳然たる事実です。

確かに…この世の数多ある物語はそんな悲しみが溢れておりますけれど、そうならずに済むものなら
ぜひともその選択をしてもらいたいです。
柚葉さんのご一族の過去もまた、選択によっては取り返しようのない悲劇が起こることもあった、と
伺っております。
『一片の残花』。
そう称されるその結末のご母堂様はあまりにも悲しくて…、そうならずにわたくしと縁を
結んでくださっ
たことに心から感謝しております。

柚葉さんにとってご母堂様の今があることの喜びはわたくしなどが思い及ばぬほどの深いものでござい
ましょう。

>私の言葉は兎も角として、絶望と孤独の果てであろうとも貴方がいた事で救われた方がいるのです。
>そしてさらに救われた方々がこのように証として存在する…。
>どうか、その事を受け止めてあげて下さいませんか?

どうかどうか、柚葉さんの想いが風蘭様に届きますように…。


74 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/02/20(Sun) 13:54
>>68-69(柚葉さん)

>飛縁魔様、ご機嫌麗しく…。
>そのご様子では、常に白夜様と周囲の方々を見守っておられたのですね。

「ああ、この間はどうもご馳走様ね。
 旅の間もいろいろ面白いものを見せてもらったけれど、英気を養ったところでようやくお役に立てる
 かな?
 風蘭殿もいろいろ経緯があって、これはどうも難物みたいだけれどね。」

>風蘭さん、私程度では白夜様や貴方の過去を推し量る事も理解する事も出来ません。
>ですが、過去の貴方と違い今の貴方は決して孤独ではないのです。
>貴方を必要としてくれる方が、こうして目の前にいるのです。
>後は、貴方の心次第ですよ?

「それは、わたしにもちょっと耳が痛いかなあ。
 白夜の中に取り込まれた当初は、何もわたしなんかを引っ張り込んで余計な面倒ごとを引き受ける
 こともないだろうに、ちょっと余計なお世話はおよし、と思わぬものでもなかったからね。
 でもやっぱりこの世にあれば花も実もまたあることも、今となっては得心するさ。
 なもんだから、お節介かご迷惑かは知らないが、白夜の頼みでこっちの世界に引き込んでやろうという
 気になってなってしまったのよ。
 さあて、風蘭殿の選択や如何に?」

>どうなさるかは、貴方様次第です。貴方の心次第です。
>…しかし、白夜様の事を考えているかのようで結局は後ろ向きな事ばかり
>口にしておられるかのようですが。
>先程から、貴方様自身の望みがどうなのかお聞きしておりません。

「おおお…、これはまた二口女殿も恐い、恐い。
 飛縁魔としては口を出さない方が良さそうだけど…、どうしたものか。」

>…そうやって迷っていなさい。
>そして失い続けるのです。貴重なチャンスを…。

有名な漫画の有名なセリフですわね。
諺の『チャンスの神様は前髪しかない』と同じ教えと申せましょう。
そしてわたくしからも申し上げたいですわ。昔の名優でいらっしゃったメアリ―・ピックフォード様の
言葉、
「失敗とは転ぶことではなく、転んだまま起き上がらないことです」
を申し上げたくなります。

>自分自身を解き放って、新たに縁として結び直す機会が訪れているというのに…。
>雁字搦めの状況が長いほど、解き放つのは難しくなります。

朱乃様が力を調整していらっしゃるご様子で、何としても風蘭様のお口から正直な気持ちを吐露させたい
のでしょうけれど…。

>でも、その方が誇りと信念をもって己の生き方を貫いていかれるのですから
>私は笑顔でそれを見送る事も出来たのですが。
>今の風蘭さんからは、まだそうしたものが感じられません。
>いつまでも後ろ向きでいては、「誇り」も「信念」もありません。

これだけ柚葉さんが厳しく直言されるのも久しぶりに思えます…。
それだけ風蘭様のことを憂いているのでしょうけれど、風蘭様のお言葉ぜひ聞かせていただきとう
ございます。

(続きます。)

75 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/02/20(Sun) 13:55
>>68-69(柚葉さん)(続きです。)

「男の人って意地になると面倒ですよねー。
 昔お母さんと賭場で勝負して、負け続けているのに勝負を捨てなかった人見ててそう思いましたよー。」

…朱瑠さんは冷静でいらっしゃいますね。

「そりゃあ、お母さんが恋愛に熱血ですけどー。
 わたしはどちらかというと見ていて楽しんじゃうタイプなんですー。
 あ、この京都名物の『ひよこほうずい』美味しー。
 でもー。」

でも?

「白夜様はどうお考えなんでしょうねー。
 彼氏さんが、こうやってキリキリ締め上げられちゃってるのってー。」

「…ふむ、ねえ白夜、二口女のお嬢さんがこう言っているけれど?
 ん?ええ?『また交代しろ』って?
 はー、せっかく出てこれたのに…、わーかったわよ。」

白夜様ご再臨されましたが…どうなさるのでしょう。

「朱乃さん、彼のこと放してあげてくれるかな〜?」

「はあ、なんで?
 こんな捻くれた男は少し痛い目を見た方が…。」

「放してあげてくれるかな〜?」

「…分かったわよ。」

いま一瞬、白夜様のオーラがとてつもなく膨れ上がったような…。
朱乃様でさえ圧倒されていらっしゃいましたね。

「風蘭くん、わたしはあなたに一緒にいたいと思っている、それは変わらないよ〜。
 だから、飛縁魔ちゃんにお願いして君の生きる時間を常しえのものにしたかったよ〜。

 でもね〜。
 グリッタちゃんがさっき言ってくれたよね〜。
 『その命は、今は風蘭さんが預かってるんです。』
 って。
 『それをどうするかの権利は白夜さんにあります。』
 とも言ってくれたけど、預かっているものなら形を変えずにあなたに返すべきだ、って思ったんだよ〜。

 だから返す前にもう一度だけ聞かせてください。
 あなたはわたしの手を取ってくれますか?」

「………それがわたしの唯一最大の望みだ。
 今それをなしたい、遅すぎたと攻められても仕方がないが。
 …良いか?」

「…本当に遅かったけれど、遅すぎはしません。
 だってわたしにとっての最大の望みなのだから。

 でもやっぱり、遅すぎだよ〜、もう。
 だから遅すぎた罰に〜、ひとつおねだりしても良いかな〜?」

「聞かせてくれ、わたしにできる限りのことで以てその望みを叶えるよう努める。」

「わたしがこれからずっと『白夜』と名乗るのを認めること〜。
 これがわたしの一番好きな想い出をのこもった名前だから〜。」

「…それはわたしにも願っても無いことだ。」

風蘭様の胸の顔をうずめる白夜様…。
どうやらこれにて終幕のようでございます…。


76 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/02/20(Sun) 18:11
(すみません、補足でございます。)

「白夜殿、わたしからもお願いがあるのだが。」

「白夜、でいいよ〜、むしろそっちが希望だよ〜。
 で、何かな〜?」

「先ほど言ったことを叶えてほしい。
 わたしの背中の護符を取り去ってくれないか?
 もう、捨身を以て良しとするようなことは決してしない。
 あなたと共に在る、と誓う。
 だからと言って、あなたの力を費消し続けるのは違うと思うのだ。
 どうか、わたしを信じてくれるなら…。」

「…うん、分かったよ〜。
 じゃあ、背中見せてもらうね〜。

 …あれ〜?
 護符がもうボロボロになっている〜。
 これもう、妖力を使い果たしているよ〜。」

え?では、本日建物の崩落現場で人命救助をしたので費消し尽くしたのですね?
なんとまあ、ギリギリのタイミングでしたこと…。

「ううん、そうじゃないの〜。
 もう、少なくともここ1年前くらいには妖力を使い尽くしていたみたいだよ〜。
 背中に貼り付いているのはもうとっくに残骸だね〜。」

…え、ということはつまり?

「風蘭くんの人助けは、もうずっと自分で窮地を脱していたんだね〜。
 風蘭くん…!」

「わわっ、何を!?
 人目の在るところでそんなにしっかと抱きつかれては…。」

「風蘭くん〜。
 もう、あなたはきっともう自分から生きようとしてくれていたんだよ〜。
 ううっ、今になってわたしを泣かせないでよ〜。」

朱瑠さんの言うとおりですね。
男の人って意地が優って自分の気持ちに蓋をして、それで女の子を泣かせるとかたいがいですわ…。
あらら、また朱乃様から怒りのオーラが…。

「やっぱりもう少しこの髪の毛で締め上げておくべきだったかしら…。
 まあ、死にたがりはやめた、っていうことで許してあげるわ。」

(外から響くチャイムの音)

「あら緊急防災無線のお知らせのようですね〜。」
「いったい何でしょうね〜。」

『緊急放送です。○○地区でクマの出没しているという通報がありました。
 近隣の住民の皆様は不朽の外出はできるだけお控えください…。』

「!!ちょっと出かけてくる。」

あらあら、風蘭様、迷わず起ち上がられました。

「近隣の皆の身が気がかりだ。
 わたしの手でクマを捕獲したい。」

「ですから、護符はもう無効なんですよ〜。」
「いくらあなたでも危険ですよ〜。」

「他の住民の危難に見てみぬふりは、わたしにはできない。
 不帰の者になるつもりはない、わたしとてこれから多くの人と縁を結びたいのだからな!」

「あ〜、行っちゃった〜。
 なら、わたしも放ってはおけないよ〜。」

あらあらあら…、これも夫唱婦随と言ってよいのでしょうか?
お二人して迷わず行ってしまわれました…。
ですが、こういうときこそわたくしの膂力と翼と牙が他人様のお役に立つときでございます。
少し席を外しますね。
皆様、どうかしばらくこの場にてお待ちくださいませ…。

(その後、わたくしが手を出すまでも無く事は解決し、風蘭様と白夜様のお二人に感謝状が授与された
 のでした…。)


77 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2022/02/21(Mon) 20:22
>>62-64(アーチェロさん)
>>65-69(柚葉さん)

>サライ様、そんな感心している場合では。
>朱乃様、ちょっと落ち着いてくださいまし。

>…借り物の台詞ですけど、言わせて頂きましょう。
>(ずずず…とお茶を飲みながら、溜息をつく)

はわわ、ちょっとちょっと、朱乃さん、乱暴はいけないよ!
去年のGMWの、公民館での本の読み聞かせで教えてくれたあの時のことだよね…。
気持ちは分かるけど…。

ええと、柚葉さん、私たちも朱乃さんを止めに入った方が…。
…って、何気にお茶飲みながら厳しい顔してるっ!?
あと、普段とは打って変わってシビアな台詞サラリといっちゃってるっ!!!

…でも、十分柚葉さんも優しい言葉はかけてたよね。
時には突き放す厳しさもあって当然だと思います。

白夜様も、白夜様の中の飛縁魔さんも真剣にあなたのことを思ってくれてる。
それにこのお寺では、ホッキョクギツネさんたちが身の回りのお世話だってしてくれてたみたいだね。

あなたが生まれて北極に行き着くまで、
この世界やあなたを作った人まで全てに拒絶されてた辛さは決して消えないと思うけど…。

でも今は違うでしょ?
あなたにこうして手を差し伸べてくれたり声を掛けたりしてくれてる人たちがいる。
差し伸べられた手を振り払っちゃうのはどうかなって思うんだ。

私は孤独が一番嫌だから、自分で自分を一人にしちゃうようなことだけは絶対にしたくない。
それに差し伸べられた手を取るのをいつまでも躊躇ってたら、朱乃さんみたいに
「この意気地なし!」って怒られるだろうし、
柚葉さんの言う通り貴重なチャンスを失くしちゃう。

意図してそうなったわけじゃないとしても、あなたがいたから白夜様も救われたんだよ。
あなたの存在は、絶対に不必要なんかじゃなかったっていう立派な証明だよ。

後は、風蘭さんの決断次第ですね。

78 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2022/02/21(Mon) 20:57
>>70(アーチェロさん)

(こっちだと節分の行事でお邪魔してます)

>…まあ、さっそくメイド服にお着替えになったのですね。
>キラリと輝く黄金の髪が、お仕事モードのグリッタちゃんのお心の照り映えを表しているかのよう…。

はいっ!アーチェロさんたちのお屋敷でメイドさんのお仕事するの、大好きですから。
それに、私がやりたくてやっているのでお気になさらないで下さいね。
こうしてすんなり受け入れて下さるのが、本当にありがたいです。

>あら?奥の方からトテトテと小さな足音が聞こえてまいりますわね。

あれぇ?あなた、さっきはいなかったよね?
わあ、可愛い!(むぎゅううう)
ねぇねぇ、良かったらマフィン食べる?

>グリッタちゃん、実を申しますと今年は東北の神鬼の隠れし王国より主たる瀬織津姫様が直々にお出で
>下さったのです。

…え、もしかしてこちらの鬼のお兄さんお姉さんたちの一番偉い方だったんですか?
あわわわ、ごめんなさいごめんなさい!
あんまり可愛い方だったのでつい…。

うう〜…。アーチェロさんのお屋敷でお手伝いするのとっても楽しいから、
フレンドリーになり過ぎてメイドとしての本分を最近忘れてるような…。

(この後、瀬織津姫様に慰めてもらいました)

>「大神殿よりの進物といただけるとは、まさに僥倖。
 有難くいただいて、然る後に家臣らと共に商店街でひと舞いして来ようと存ずる。
 ああ、楽しみじゃ…。」

喜んで頂けて、ありがとうございます!(にぱ♪)
本当にこの国には、色々な神様がいるんですね。
私の恋人さんの主で、春の女神様の佐保姫様という方が奈良にいらっしゃるんですが、
きっとお知り合いなのかなあ。

>グリッタちゃんも一息つかれたら、どうかゆるりとお湯に浸かられてはいかがですか?

はいっ!じゃあ、この方のお背中を流すのを私に任せて頂けますか?
(その際、瀬織津姫様にお耳や尻尾をもふもふされちゃいましたけど、とっても気持ちよくて楽しかったです♪)

79 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/02/23(Wed) 13:12
>>77(グリッタちゃん)

>はわわ、ちょっとちょっと、朱乃さん、乱暴はいけないよ!
>去年のGMWの、公民館での本の読み聞かせで教えてくれたあの時のことだよね…。
>気持ちは分かるけど…。

「分かってくれるなら、もうしばらくこのままでいさせてくれる?
 ここまで道中を一緒にしてきた女(ひと)とその連れ添いなんだ。
 私と旦那の二の舞を見るのはもう嫌なんだよ。」

>ええと、柚葉さん、私たちも朱乃さんを止めに入った方が…。
>…って、何気にお茶飲みながら厳しい顔してるっ!?
>あと、普段とは打って変わってシビアな台詞サラリといっちゃってるっ!!!

…柚葉さんは、厳しい時にはとても厳しいですよ。
それも、他者が最も良き道を自ら選ぶ「覚悟」を持ってほしいという願いに裏打ちされての厳しさだと
思っておりますけれど。
そして、柚葉さんは信じていらっしゃるのではないかしら?
白夜様が帰ってきて再会した今こそ、風蘭様が本当に「覚悟」を持たれることを。
いえ、わたくしがそう想像しているだけですけれど。
ただ、わたくしのような世間知らずの小娘が日本に来てからずっと今までわたくしを支えてくださった
のは、少なくともわたくしの異国の、それも人の世界に生きる「覚悟」を認めてくださっている、と
そう思っているものですから。

>あなたが生まれて北極に行き着くまで、
>この世界やあなたを作った人まで全てに拒絶されてた辛さは決して消えないと思うけど…。
>でも今は違うでしょ?
あなたにこうして手を差し伸べてくれたり声を掛けたりしてくれてる人たちがいる。
差し伸べられた手を振り払っちゃうのはどうかなって思うんだ。

…風蘭様、頑なに口を閉ざしていらっしゃいますけれど、柚葉さんやグリッタちゃんの言葉が紡がれる
たびに、瞳の中の悲しみの色が濃くなっていく気がします。
きっとお二人の言葉の一つ一つが胸に刺さるほどに正鵠を突いているから…。
差し出された手を取りたい、と本当はそう思っていらっしゃるのではないかしら?
いかに朱乃様の髪が妖力を帯びて強力に縛めているとはいえ、先ほどからほとんど抵抗もされていま
せんもの。

>意図してそうなったわけじゃないとしても、あなたがいたから白夜様も救われたんだよ。
>あなたの存在は、絶対に不必要なんかじゃなかったっていう立派な証明だよ。

そうですとも。
白夜様が今こうしてここにいらしていることが何よりの証し。
それなのにどうして、自ら手を伸ばしてこられないのか…。

(わたしが救われた〜?
 そうだよ、それだよ〜。)

あ、あら、この声は白夜様。
直接わたくしたちの心に語りかけていらっしゃる?

「アニメの『異世界食堂』のクロみたい…。」
三女ちゃん、そのたとえは分かりづらい方が多いと思いますよ?

(わたしが救われた、と風蘭くんに分かってもらいたいなら、わたしの過去を知ってもらえたら良い
 んじゃないかな〜。
 今までずっと見せてこなかったけど…恥ずかしいから〜。
 でもこの際だから思い切っちゃうよ〜。
 ただね〜、風蘭くんだけにピンポイントで見せられないかも〜。
 ちょっと物騒な思い出もあるから、見たくない人は今のうちにこの部屋から出て離れていてね〜。

 それじゃあ、いくよ〜。)

…!!
(それは奈良ロイヤルホテルの浴場で聞いた白夜様の受難の数々のフラッシュバックでした。
 彼女に入れ込んだ権力者による酒池肉林から、民衆の怨嗟、手のひらを返した権力者が差し向けた
 退魔の力の保有者による攻撃、燃える紅蓮の炎に照らされる大地に流れる赤い血、一転して白一色の
 大地が広がる白夜の風景、その中でうずもれていた傷だらけの巨漢を抱き上げて…。
 映画の予告編さながらの数分ながらの強烈な光景。
 あらかじめ三姉妹ちゃんたちを遠ざけておいて良かったです…。)

(どうかな、風蘭くん〜。
 あなたは自分のしてきたことの罪に苛まれているけれど〜、わたしだって決してきれいな過去じゃ
 ないの〜。
 そしてあなたと出会えて救われたのは、グリッタちゃんの言うとおりなんだよ〜。)

(風蘭様の目じりが光っていたのをわたくしは見逃しませんでした。)

(そして話は>>75に続いたのでした。)


80 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/02/23(Wed) 14:39
>>78(グリッタちゃん)

>はいっ!アーチェロさんたちのお屋敷でメイドさんのお仕事するの、大好きですから。
>それに、私がやりたくてやっているのでお気になさらないで下さいね。

そう言っていただけるとわたくしもありがたいです…。
我が家がグリッタちゃんがメイドの本領を発揮されるのに相応しい場所と認定していただいたという
ことですもの。
以前いらっしゃったご主人様の館でこちらに合流することがご主人様から提案されたときは、グリッタ
ちゃん、少し遠慮なさっている風でしたので、こちらで楽しくメイドをなされているのは嬉しゅう
ございますわ。

>あれぇ?あなた、さっきはいなかったよね?
>わあ、可愛い!(むぎゅううう)
>ねぇねぇ、良かったらマフィン食べる?

「おお、ふわふわの金髪に埋もれられて心地良いぞ。
 ほお、マフィンか、いただこうではないか。
 (もぐもぐ)おおおっ、これは美味、美味。
 それでは貴殿が吸血姫殿の友人で大神族のグリッタであられたか。
 噂にたがわぬ名菓匠ぶり、お見事であった。」

>…え、もしかしてこちらの鬼のお兄さんお姉さんたちの一番偉い方だったんですか?
>あわわわ、ごめんなさいごめんなさい!
>あんまり可愛い方だったのでつい…。

「なんの、郷里では下にも置かぬ扱いで肩が凝るでなあ。
 せっかくの遠出なのじゃから、気安うつき合ってもらえるとありがたい。」

>喜んで頂けて、ありがとうございます!(にぱ♪)
>本当にこの国には、色々な神様がいるんですね。

「八百万柱の神がいる国ゆえわたしのような小娘もおるさ。
 そして人々の信仰の対象となれば新たに神となる者もいる。
 グリッタ殿は異国の出身と聞くが、日本にたいそう馴染んでいるであるな。
 この国には狼を祭神とする神社もある。
 グリッタ殿もいつか神の一人に数えられる日が来るかもしれん。」

>私の恋人さんの主で、春の女神様の佐保姫様という方が奈良にいらっしゃるんですが、
>きっとお知り合いなのかなあ。

「うむ、今は奥州にこの身を置くが、我は宇治の橋姫神社にも祀られておるからな。
 あちらに滞在するときは足を延ばしてほど近い奈良の佐保姫のところにも行ったことがあるな。
 そういえばアーチェロ殿に聞いたが、佐保姫の従者が貴殿の背の君となったと聞く。
 まことに慶賀の至りよな、結婚式にはぜひ呼んでたもれ。」

>はいっ!じゃあ、この方のお背中を流すのを私に任せて頂けますか?

「一緒に湯に入るとは望むところ。
 裸の付き合いをする機会など中々ないからのう。
 ひと風呂入ったら、共に商店街に繰り出そうではないか。」

(風呂から上がられた勢織津姫様はたいそう満足そうにニコニコしておられ、グリッタちゃんの手を
握ってなかなか放そうとなさいませんでした。)

81 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/02/24(Thu) 07:47
吸血する相手ってやっぱ好みを優先するの?

82 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/02/25(Fri) 14:56
>>61 >>78(グリッタちゃん)
>>70 >>80(アーチェロお嬢様)

>こんにちは〜♪節分のお裾分け持ってきました〜♪

グリッタちゃん、ようこそお越し下さいました。
何処からか香ばしくて良い匂いが漂ってきましたので、もしやとは思いましたが。

黒豆パン、可愛らしい鬼さんのマフィン、そして鰯とカボチャのパイ…。
そしてそれらを運んできて下さったグリッタちゃんは、
麦穂を優しく揺らす温かな金色の風ですね。(微笑)

>…まあ、さっそくメイド服にお着替えになったのですね。
>キラリと輝く黄金の髪が、お仕事モードのグリッタちゃんのお心の照り映えを表しているかのよう…。

このお屋敷のメイドとしては如何なものかとは思いますが、グリッタちゃんのお心遣いは
喜んで頂戴致します。
うふふ、三姉妹さんも頼もしい助っ人の参戦にテンションが高まっていますね。
そして本日のお客様とも、良き交流を…。

>やはり足音の主は瀬織津姫様でいらっしゃいました…。

瀬織津姫様、はるばる遠方の地までご足労頂き、恐縮です。
昨年に続き、こうして私達の街の皆様とも良き交流の機会が持てる事を
心から嬉しく思います。

そろそろ、屋敷神様もお出でになりますわ。
お茶を淹れますので、グリッタちゃん持参のお土産と共に召し上がって下さいませ。

>我が家がグリッタちゃんがメイドの本領を発揮されるのに相応しい場所と認定していただいたという
>ことですもの。

ええ、同じメイドとしてこうしてまた一緒にお仕事が出来る事を大変嬉しく思います。
ですが、やはりきちんとお礼はせねばなりませんね。
お土産に、我が家で作った節分豆のチーズ煎餅、節分豆のクッキーを包んでおきましょう。

…ちなみに節分豆のチーズ煎餅は、土地神様へのお土産でもあるんです。
きっとお酒に合うと思いましたので。

>あれぇ?あなた、さっきはいなかったよね?
>わあ、可愛い!(むぎゅううう)
>ねぇねぇ、良かったらマフィン食べる?

(一連のやり取りを見守りながら)

グリッタちゃんの明るさとあの笑顔…。
瀬織津姫様も大層お気に召したようですね。
良いものを見せて頂きました。(微笑)

ずっと見ていたい気分ですけれど、そろそろ出発せねばなりませんね。
瀬織津姫様とグリッタちゃんの湯浴みが終わり次第、お嬢様も…。

(そして神社、商店街において一連の行事は大盛況となりました。)

83 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/02/25(Fri) 15:39
>>71-74(アーチェロお嬢様)

>…尼僧様たちが大きなしっぱを二人してパタパタ…。
>分かりますわ、お茶を淹れるその姿一つで柚葉さんの只者でなさは、分かる方には分かるのですよね。

まあ、有難うございます。(微笑)
このような由緒ある寺院での作法となりますと未だ心得が無いのですが…。
お住いの方々にそう言って頂けると、自信に繋がります。

>…すみません、お母様。
>なんだかちょっと微妙な評価をいただいたので少し落ち込みましたが、それどころではございませんね。
>…もう、その話題はいいですから。

この尼僧のお二方、思っていたよりも緩い方々でいらっしゃいますね。(汗)
お嬢様に対する評価は若干納得しかねる部分もございますが。(溜息)
とはいえ、このお二方のきつく締め過ぎず必要以上に口出しもなさらない雰囲気が
頑なではあっても風蘭さんの居場所を作っていた事、納得出来ました。

>うっ、返す言葉もありませんわ。
>落ち着きましょう、わたくし、深呼吸、深呼吸…。

お嬢様の「闇堕ち」…。
きっと凛々しくていらっしゃいますが、やはりそれはお互いに辛いものになってしまいますから
実際にそうならない事を願いますね。

(ボソッ…)画家のお嬢様の、同人誌等におけるあくまでも創作の中でしたら
見てみたいですけれど。きゃっ♪
(怖くとも凛々しいお姿を想像してます)

>『一片の残花』。
>そう称されるその結末のご母堂様はあまりにも悲しくて…

ええ…。全てを賭けて愛する者を護ろうとした母の姿を美しいとは思いつつも、
やはりその果てに流される『涙』は『血』が流れるよりも痛く、辛いものですから…。
決して間違いだとは思わずとも、私は共に在る道を選びたいです…。

>諺の『チャンスの神様は前髪しかない』と同じ教えと申せましょう。
>「失敗とは転ぶことではなく、転んだまま起き上がらないことです」

ええ、例え間違いを犯したとしても、途轍もない後悔に苛まれたとしても…。
誰も風蘭さんが終わってしまう事を望んでなどいない、やり直してはいけないとは一言も言っておりません。
今この時が、最大のチャンスなのです。
勇気をもって、踏み出して…。
己自身を縛っていたものを解き放ち、新たに結ぶための…。


84 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/02/25(Fri) 23:36
>>75-76(アーチェロお嬢様)

(もう捨て身を良しとしない事を誓った風蘭さんと、
既にボロボロになっていた護符を見て)

…そうだったのですか。
白夜様の貼られた護符は、既に役割を終えられていたのですね。
それではつまり、白夜様が預かっていた御命は既にご本人の許に還っていたのですね。

答えとは、そして幸せとは、案外近くにあるものなのだなと思います。
問題は、それにいつ気が付くかという事なのですね。
風蘭さんに貼られた護符が、既に役目を終えている事に気付いておられなかったように…。

重い過去と、そこから来る悔恨と自責の念から逃れたい一心で走り続けていた故に見えていなかったものが
白夜様の声に耳を傾け、手を取る事で初めて見えたのですね。

>男の人って意地が優って自分の気持ちに蓋をして、それで女の子を泣かせるとかたいがいですわ…。
>あらら、また朱乃様から怒りのオーラが…。

男心も、女心も、いえ、心そのものはなかなか理解し難いものですね。
時としてそれは、本人でさえ分からぬものですから。
そして心がある以上、感情も確かに存在する。
理屈ではわかっていても、感情によって容易に心は振り回されてしまう…。

だからこそ、「縁」によって結ばれた者の声に耳を傾けて心を落ち着かせるのが大切ですね。
(ずずず…再びお茶を飲んでいます。)

>ですが、こういうときこそわたくしの膂力と翼と牙が他人様のお役に立つときでございます。
>少し席を外しますね。

(そっとお嬢様のお手に自らの手を添えながら)

お気持ちは分かりますが、お嬢様、ここはお二人を信じて待ちましょう。
お二人が共に歩む事を決め、そして今後を占うための運命が与えた最初の切っ掛けかも知れません。

勿論お嬢様の事は信頼しておりますが、これ以上はお二人が歩んでいく上で
私達が干渉すべきではないかと…。
あの方の目にやっと光が灯った以上、心配はありません。
事を終えた後、気持ちよくお二人が戻られるよう尼僧さん達と支度をしておきましょう。

(この後、夕餉の支度を手伝わせて頂く事になりましたが一つ大事なことに気付きました。)

あ、すっかり忘れてました。
レンタカーの期限、本日の日付が変わるまででした。
とはいうものの、多分京都の営業所に返却する時間には新幹線に間に合いませんね…。

(レンタカー会社に連絡)

念のため、延長の許可と手続きは済ませましたが如何致しましょう?

85 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/02/26(Sat) 00:10
>>81

お客様、もしかしてわたくしが夜な夜な暗がりを徘徊して、見目麗しい方、あるいは美味な血を蓄えて
いらっしゃる方に忍び寄ってうなじに牙を突き立てたりしている、とそうお思いなのでしょうか?
今のわたくしは、人の世に住まわせていただき親交を求める身でありますゆえ、長らく「禁血」をいた
しております。

わたくしが人間から吸血させていただいていたのは、故郷イタリアの我が侯爵家の城にいたころのこと
ですわ。
ただし侯爵令嬢として何不自由なく暮らしていた当時も、選り好みして吸血することは許されません
でした。
お食事はメイドさんたちが調えてくれますが、人血につきましては献血係を募集してわたくしの前に
連れて来てくれましたけれど。
どのような味の血の持ち主であろうと、チェンジなど許してもらえなかったのですよ。
好みの味でないからとだだをこねようものなら、メイド長に雷を落とされましたわ。
もちろんその日の吸血は抜きとされ、とても切ない思いをすることもしばしばでした。
そして血をいただくときには献血係への感謝を忘れないように、とも言われていましたわね。
人の世に流布するような妖しく艶めかしい吸血鬼のイメージを期待されていたのなら、ガッカリさせて
しまったかも知れませんね。
どうかお許しくださいませ。

86 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/02/26(Sat) 00:11
>>82(柚葉さん)

>そしてそれらを運んできて下さったグリッタちゃんは、
>麦穂を優しく揺らす温かな金色の風ですね。(微笑)

なんと美しい形容でしょう。
豊穣と美味を乗せて舞い来たる心地良い風…、まさにグリッタちゃんのイメージでございます。
かの偉大なる歌姫・中島みゆき嬢が歌われる「麦の唄」の如く、馥郁とした命の香りをこの場に漲らせて
くださるようですわ。

三姉妹ちゃんたちにとって憧れ仰ぎ見るお姉様は柚葉さんですが、グリッタちゃんことも大好きな先輩と
して大いに心酔している様子が窺えますわ。

>瀬織津姫様、はるばる遠方の地までご足労頂き、恐縮です。
>昨年に続き、こうして私達の街の皆様とも良き交流の機会が持てる事を
>心から嬉しく思います。

「いや、こちらこそ先年は臣下の者たちが侍女殿に大変世話になった。
 『贄の血』の血族の麗しの侍女殿より受けた歓待、月下の仮装の夜行では、人間の子ども衆にも懐か
れて、大変楽しかったと聞かされた…。
そんな話を聞かされて神魔の国の奥座敷で大人しくしておれるものでもない。
お礼かたがた、こうしてあいさつに出向いて実に正解であったのう。
今はまだ宵の口、これから貴殿と大いに親交を深めたいものじゃ。
あ、忘れぬうち連絡先を交換してもらえぬかの?」

そういえば、瀬織津姫様がスマホをお持ちでいらっしゃいましたね。

>そろそろ、屋敷神様もお出でになりますわ。

「うむ、我等鬼族を快く受け入れてもらえたことは、この屋敷の敷地に入ってすぐ分かった。
 この軽やかな空気の流れがそれを雄弁に物語っている。
 というか、『はやくはやく』とお声が聞こえる。
おそらくグリッタ殿のお土産を首を長くしてお待ちであろう。」

>…ちなみに節分豆のチーズ煎餅は、土地神様へのお土産でもあるんです。
>きっとお酒に合うと思いましたので。

それはまことによろしゅうございますわ。
土地神様は本日の節分自ら可憐な巫女装束に身を包んで顕現され、本殿より豆を撒いてくださいます。
そしてこの町は、鬼の方々との親睦も深まりましたゆえ、土地神様の掛け声も
「福は内、鬼も内」
と申すのでしたね。
これは栃木県鬼怒川温泉や群馬県藤岡市とも共通するそうでございますが、この町のように実際に鬼族と
親交があってそうなっている、というのが嬉しいところですわね。
土地神様の涼やかな音声での「福は内、鬼も内」に応えるのに、節分豆のチーズ煎餅はとても良いもの
ですわ。

>グリッタちゃんの明るさとあの笑顔…。
>瀬織津姫様も大層お気に召したようですね。
>良いものを見せて頂きました。(微笑)

はい、まことに「尊い」とはこういうシーンを申すのでございましょう。
そしていつの間にかいらしていた画家のお嬢様、熱心にスケッチされているのは同人誌の題材とされる
おつもりではないかしら?
あの奈良旅行で柚葉さんのリクエスト(>>83)があって以来、ご自身も乗っていらっしゃるようで、
最近はそちらの方面でもご活躍とのこと。
宵闇の中、賑やかな街の灯の中を連れ立って歩かれるグリッタちゃんと勢織津姫様のお姿はきっと素晴ら
しい絵姿として留められることでしょう。


87 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/02/26(Sat) 13:39
>>83(柚葉さん)

>まあ、有難うございます。(微笑)
>このような由緒ある寺院での作法となりますと未だ心得が無いのですが…。
>お住いの方々にそう言って頂けると、自信に繋がります。

「いえいえ、そんな〜。あなたのような素敵な方と〜。」
「ご縁ができたら嬉しいですわ〜。」
「因縁和合と申します〜。因という名の種をまき〜。」
「縁という名の環境が新たな花を芽吹かせます〜。」
「袖触れ合うも他生の縁〜。」
「きっと新たな花が咲く〜。」

…柚葉さんのことを歓迎してくださっているのなら、わたくしも嬉しいですわ。
わたくしもご一緒させていただければ、良きご縁がいただけそうです。

>この尼僧のお二方、思っていたよりも緩い方々でいらっしゃいますね。(汗)
>お嬢様に対する評価は若干納得しかねる部分もございますが。(溜息)

柚葉さん…、柚葉さんにそう言っていただけると救われますわ。
ただ、ちょっと危険な薫りを感じられたならわたくしも反省すべきですわね。
お二人が見守っている風蘭様の仇(あだ)になりはしないか、と警戒されたのかしら?
わたくしもちょっと気を張っていましたので、普段とは違うオーラが出ていたのかも知れませんわ。

>お嬢様の「闇堕ち」…。
>きっと凛々しくていらっしゃいますが、やはりそれはお互いに辛いものになってしまいますから
>実際にそうならない事を願いますね。

も、もう、柚葉さんったら!
吸血鬼の魔の気を本当に出したわたくしなど、恥ずかしくてお見せできませんわ…。
そこに立ち現れるのは、自分には全然その気が無くても妙な艶美を漂わせ、幻夢の中に微笑む妖しくも
凄愴なる紅き氷のような女…、
であると、メイドさんからも言われておりまして。

>(ボソッ…)画家のお嬢様の、同人誌等におけるあくまでも創作の中でしたら
>見てみたいですけれど。きゃっ♪
>(怖くとも凛々しいお姿を想像してます)

いえいえいえいえ!
想像とか!想像とかもどうかおやめくださいませ!
って、画家のお嬢様、スケッチブックを取り出して、期待に満ちた眼差しでご覧にならないでください
まし!

>ええ…。全てを賭けて愛する者を護ろうとした母の姿を美しいとは思いつつも、
>やはりその果てに流される『涙』は『血』が流れるよりも痛く、辛いものですから…。

ご母堂様の為されようが如何に気高かろうとも、ご本人が消滅してしまう結末などと考えたくもござい
ません。
そしてその結末を迎えてしまえば、わたくしも柚葉さんと出会うことができなかった…。
様々な因と縁が絡まり合って、今のわたくしたちの世界があることがどれだけ嬉しいことか。

ご母堂様や叔母上様の歩まれる様々な結末には哀しい結末が本当に多くて、聞くたびに胸が苦しくなり
ます。
皆様が数々の悲劇的結末に行きつくことなく幸福を − 「白花の咲く頃に」が今の現実でしょう −
手にされたことに、皆様の形作られた絆の強さを感じずにはいられません。

>今この時が、最大のチャンスなのです。
>勇気をもって、踏み出して…。
>己自身を縛っていたものを解き放ち、新たに結ぶための…。

はい、この寺院におきましても、きっと白夜様や風蘭様、そして尼僧のお二方の縁が良き結果をもたら
されることを願いたいです…。


88 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/02/26(Sat) 20:51
>>84(柚葉さん)

>それではつまり、白夜様が預かっていた御命は既にご本人の許に還っていたのですね。

「うん、それが分かったことが何より嬉しかったよ〜。
 わたしが風蘭くんを守っていたつもりだったけれど、もう彼は自分で生きていく心が甦っていたん
 だね〜。
 ね〜、風蘭くん。」

「…だが、今自分の胸に聞いてみて納得できるのは君が戻ってきてくれて、今傍にいてくれるからだ。」

>答えとは、そして幸せとは、案外近くにあるものなのだなと思います。
>問題は、それにいつ気が付くかという事なのですね。

「本当に今しがたようやく気付けた。
 白夜がいてくれて、そしてまた、あなた達白夜の友人たちがわたしを叱ってくれたから。
 恥ずかしい話だが、今はじめてわたしは自分の気持ちと向き合うことができている。
 あなたたちに感謝せねばならない…。」

>重い過去と、そこから来る悔恨と自責の念から逃れたい一心で走り続けていた故に見えていなかったものが
>白夜様の声に耳を傾け、手を取る事で初めて見えたのですね。

「もう、風蘭くんったら〜。
 それなら、今こうして手を取ったその意味、分かってくれるよね?
 もう目をそらさずに言ってくれるかな?」

>男心も、女心も、いえ、心そのものはなかなか理解し難いものですね。
>時としてそれは、本人でさえ分からぬものですから。

「風蘭くんの『男心』を聞かせてほしいな〜?
 わたしも女だし〜、『女心』に響く言葉がほしいな〜?」

「……。」

あらあら、耳まで真っ赤になって絶句してしまわれました。
さすがにこの衆人環視の中では、キメの一言は出てきませんか。
ちょっと残念ですわ。

>だからこそ、「縁」によって結ばれた者の声に耳を傾けて心を落ち着かせるのが大切ですね。

「ぷく〜、言ってくれないかな〜?」

白夜様、もうはぐらかしはお許しにならないようですわね。
白夜様の拗ねたようなお声に耳を傾けて、ようやく彼女を見つめる瞳に力がこもったような?

「愛しい白夜よ。
 わたしと、…か、偕老同穴の契りを結んでほしい。」

「…うん。」

なんともはや、古典的・東洋的な言い回しをなされましたね。
そして白夜様もコクリと頷かれて…。
二人の繋がれた手と手はもう離されることは無いでしょう。

>お気持ちは分かりますが、お嬢様、ここはお二人を信じて待ちましょう。
>お二人が共に歩む事を決め、そして今後を占うための運命が与えた最初の切っ掛けかも知れません。

なるほど、これは手を取り合われたお二人の最初の共同作業ですわね。
わたくしが付いてまいるのは野暮というものでした。
お恥ずかしい…。
柚葉さん、気付かせてくださってありがとうございます。

>事を終えた後、気持ちよくお二人が戻られるよう尼僧さん達と支度をしておきましょう。

はい、お二人が一緒ならクマさんに後れを取ることなどございますまいが、土ぼこりになって帰って
来られるかも知れませんわ。
お体を清められるよう、そして疲れを癒せるよう、わたくしたちで準備いたしましょう。

>あ、すっかり忘れてました。
>レンタカーの期限、本日の日付が変わるまででした。
>念のため、延長の許可と手続きは済ませましたが如何致しましょう?

「それでしたら、よかったら泊っていってくださいませ〜。」
「お世話になった皆様に、ゆっくりおくつろぎいただきたいです〜。」
「白夜様の旅もここが終着点〜。」
「どうか旅の最後の夜をご一緒に〜。」

まあまあ、どうもお気遣いありがとうございます。
いかがでしょうか、柚葉さんも三日間の旅のご案内、お疲れでございましょう。
わたくしとしては、こちら様のご厚意に甘えたいのですけれど…。

89 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2022/03/01(Tue) 21:03
>>75 >>79(アーチェロさん)

>…柚葉さんは、厳しい時にはとても厳しいですよ。

うん…。そういうところ、やっぱり私の幼馴染の「お姉ちゃん」に似てるかな。
私もそれなりに体力や運動神経には自信があって、たまに無茶なことしちゃって…。
それで、優しくも厳しく諭されたりしました。

優しいからこそ、時には厳しくなれるんですよね。
アーチェロさんを支えてくれる、素敵なメイドさんです。

>それは奈良ロイヤルホテルの浴場で聞いた白夜様の受難の数々のフラッシュバックでした。

…異種族、それも力のある方でしたら長生きしてるだけじゃなくて
世の中の残酷で辛い現実をいっぱい知ってて重い過去を背負ってるんですよね。

私は力は全然ですけど、戦争の時代にはいっぱいそういうのを見てきましたよ。
権力とか、欲望とか、時には人間の皆さんには知られてない異種族と人間の対立とか
利害が絡んだ結託とか…。

私だって、どんなに助けたくても見捨てるしかないことだって何度もありましたし、
悪いとは分かっててもどうしても必要だったら盗んだり、
死んだ人のものを掠め取っていったりとか…。

言いたくない過去とかがあったり、罪を背負ったりしてても
生きられる限りは生きて自分や自分以外の人の幸せのために頑張らないと
自分が惨めなだけです。

白夜様が、過去の自分自身を曝け出してでもあなたと一緒にいたいって言ってくれてる。
決して中途半端な気持ちじゃないですよ。

>風蘭様の胸の顔をうずめる白夜様…。
>どうやらこれにて終幕のようでございます…。

良かった…。
これで、一件落着ですね。
繋いだ手、そう簡単に放しちゃダメですよ。
…でないと、また朱乃さんからお仕置きされちゃうかもです。

※アーチェロさんと柚葉さんが>>73で語ってる「一片の残花」について

柚葉さんのお母さん、綺麗な人ですね。
声とか髪型とか、有名なアニメの女の子が成長したら柚葉さんのお母さんみたいな
素敵な人になるんだろうなあ。

…でも、ああいう終わり方はいや〜!(涙)
桂ちゃん(だったかな?)、形見の蝶々の髪飾りを見る度にきっと泣いちゃう…。
私の幼馴染のお姉ちゃんが、ああいう結末になっちゃったら耐えられないよ…。(うるうる)
私の場合、桂ちゃんを慰めようとしても結局一緒に泣いちゃう…。

風蘭さん、白夜さん、お互いを大切に思うなら天寿を全うするまで
ちゃんと一緒にいてあげて下さいね。

90 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2022/03/01(Tue) 21:20
>>84(柚葉さん)
>>88(アーチェロさん)

>はい、お二人が一緒ならクマさんに後れを取ることなどございますまいが、土ぼこりになって帰って
>来られるかも知れませんわ。

…昔、人を襲ってしまった熊を狩ったことがあります。
人の血の味を知っちゃうともうどうにもなりませんから。
…それで、あんまり無茶しちゃダメってお姉ちゃんに怒られました…。(溜息)

風蘭さんなら、悲劇が起きる前に熊さんがその匂いを知って強さを悟って
当分は人里に出てこないと思いますね。

>あ、すっかり忘れてました。
>レンタカーの期限、本日の日付が変わるまででした。

私は大丈夫です。
有休貯まってて、そろそろ使っておいてって本部とかお世話になってるパン屋さんに
言われてましたから。
ですから、念のために6日間取っておきましたので予定が変わっても平気です。
備えあれば患いなし、ですね。

じゃあホッキョクギツネさん達と夕飯の支度してきまーす。
何だか楽しそうだし♪
…というわけで、今回はお寺に合わせて割烹着借りました。
ところでお寺独特の精進料理とかってあるんですか?
良かったら教えて下さい。(尻尾がパタパタ)

あ、それから個人的にお友達になってもらえます?
後でよろしければ連絡先とか教えて下さい。

91 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/03/04(Fri) 21:21
>>86(アーチェロお嬢様)

>そういえば、瀬織津姫様がスマホをお持ちでいらっしゃいましたね。

はい、喜んで連絡先の交換をさせて下さいませ。
前回、今回と瀬織津姫様と皆様とはこのお屋敷のお嬢様と私達、
そして街の方々とは行事を通じて良き交流の機会が得られました。

いずれまた、別の形でお越し頂く事になるやも知れません。
商店街にいらしていた、お嬢様の学校の「社交部」の皆様や
演劇部の皆様も興味津々でしたし、また新たな交流の幅が広がる事に期待しております。

季節ごとの行事、そして私的な事などでも気軽にご連絡を頂ければ幸いです。

>土地神様は本日の節分自ら可憐な巫女装束に身を包んで顕現され、本殿より豆を撒いてくださいます。
>そしてこの町は、鬼の方々との親睦も深まりましたゆえ、

ええ、元より街の皆様の信仰を集めておられる土地神様の顕現は勿論、
いらして下さった鬼の皆様に関する話題がポスターや口コミで広がり
遠くからも多くの方がいらして下さいました。

商店街も大いに賑わい、お颯さんも「「鬼は外」とは今後言えそうにないよ」と
苦笑しておられました。

(全ての行事を終えて、土地神様の労いの一時となりました)

土地神様、お疲れさまでした。
鬼の皆様の持参された東北の地酒と共に、こちらの節分豆の煎餅を…。

>>87‐88(アーチェロお嬢様)

>も、もう、柚葉さんったら!
>想像とか!想像とかもどうかおやめくださいませ!

お戯れが過ぎました♪(ペロッ)
では、そろそろこの話題はお開きに…。

(小声)画家のお嬢様、出版せずとも個人的にお描きになりましたら
一度送って下さいね。勿論、お礼は弾みますので。

(この後、お嬢様にジト目で睨まれてしまいました。(汗))

>いかがでしょうか、柚葉さんも三日間の旅のご案内、お疲れでございましょう。
>わたくしとしては、こちら様のご厚意に甘えたいのですけれど…。

はい、私も元々先輩と相談してこの後2日程のインターバルを頂いております。
予定外の際の対処はしておりますので、問題はありません。
それでは、ご厚意に甘えさせて頂きます。

92 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/03/04(Fri) 21:41
>>89-90(グリッタちゃん)

>うん…。そういうところ、やっぱり私の幼馴染の「お姉ちゃん」に似てるかな。

初めて会った時を、思い出しますね。
グリッタちゃんにとって大切な人と私を重ね合わせてもらえる事、本当に嬉しいです。

お嬢様にお仕えする者として、お嬢様の意志を尊重するのがメイドの役割ですから
差し出がましい事は申せませんが時には私の意志を伝えさせて頂くかと思います。

>※アーチェロさんと柚葉さんが>>73で語ってる「一片の残花」について

グリッタちゃんも、私の家族の過去の物語を見て下さったのですか?
…だとしたら、とても嬉しいです。
ですが、やはりあの結末は一番悲しいわね…。
時として、大切な人を守る為に身を挺する事はあるかも知れない。
でも、やはり逝ってしまう者、遺された者の悲しみは背負わせたくない…。

ですから、白夜様と風蘭さんが互いに最後の最期まで一緒にいてあげてほしいと思うのは
私も同じです…。

>私は大丈夫です。

ええ、唐突に予定が変わってしまってごめんなさいね。
でも、流石はグリッタちゃん、しっかりしておられますね。

グリッタちゃんもこちらで素敵なお友達が出来て、まだまだ一緒に居たりないといったところかしら。(微笑)

>じゃあホッキョクギツネさん達と夕飯の支度してきまーす。
>何だか楽しそうだし♪

私もお手伝いさせて頂きたかったのですが…。
ちょっとお台所が狭くなってしまうとの事で今回はご厚意に甘えさせて頂きます。

それはそれで、尻尾をパタパタさせながらお仕事をなさっている三人娘さんの姿を
見守る事が出来て好都合ですけどね。(微笑)

せめて、食器を運ぶくらいはさせて頂きたいですが。
それでは、お茶のお代わりが欲しい方はおられますか?

(その夜は、寺院という事もあり厳かながらもゆったりとした時間を過ごさせて頂きました。
そして翌日、朝餉の後お別れの時間を迎えました。)


93 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/03/05(Sat) 17:38
>>89(グリッタちゃん)

>うん…。そういうところ、やっぱり私の幼馴染の「お姉ちゃん」に似てるかな。
>私もそれなりに体力や運動神経には自信があって、たまに無茶なことしちゃって…。
>それで、優しくも厳しく諭されたりしました。

ふふふ…、明朗快活なグリッタちゃんの幼少期、お姉様をハラハラさせてしまうこともあったのでしょうか?
『優しく厳しく』ですか…。
お姉様にとってもグリッタちゃんと触れ合える大切な時間だったことでしょう。
血がつながらなくとも心が通じ合って家族になれる。
わたくしにも心温まるお諭しをいただいた心持ちですわ。

そうしてふれ合い心通わせたという大切な思い出が今わたくしの前にいらっしゃるグリッタちゃんの
笑顔につながっているのかと思うと、わたくしもお姉さまに感謝したくなります。

わたくしもきっと能天気であるゆえに柚葉さんに心配をかけてしまうことも多いと思うのですよ。
姉の心、妹知らず…。
この旅の間も、わたくしの軽挙を優しく止めて諭してくださることがございましたからね。
グリッタちゃんを見習って、この想いでも大切にしてまいりましょう。

>…異種族、それも力のある方でしたら長生きしてるだけじゃなくて
>世の中の残酷で辛い現実をいっぱい知ってて重い過去を背負ってるんですよね。
>私は力は全然ですけど、戦争の時代にはいっぱいそういうのを見てきましたよ。

お優しいグリッタちゃん、お姉様はじめ多くの方の愛を受けてこられたグリッタちゃん。
グリッタちゃんのことですから、お受けになった以上の優しさを他人に向けようと努められてきたの
ではないか、と僭越ながら想像します。
ですがこの世には個人の想いを蹂躙する醜いものがどれほど多いか…。
グリッタちゃんのお優しく曇りのないお心が、助け得なかったもののためにどれほど傷ついたか、想う
だけで胸が痛みます。
そして今笑顔を絶やされない、そしてなお人のために時に気遣い、憂い、怒ることのできる心を保って
来られたことが嬉しゅうございます。
そのお心を見ることができたことが、風蘭様との再会に恐れを抱いていた白夜様を励ましたのでしょう。
お姉様からグリッタちゃんへ、グリッタちゃんから白夜様へ、そして今また白夜様から風蘭様へと。
心はきっと確かにつながっていくのでしょうね…。

>良かった…。
>これで、一件落着ですね。
>繋いだ手、そう簡単に放しちゃダメですよ。
>…でないと、また朱乃さんからお仕置きされちゃうかもです。

「お母さーん、いつまでも髪をわちゃわちゃさせていないのー。
 せっかくの良いシーンなんだから、もっと笑って笑ってー。」

「ふ、ふん、こういう優柔不断男はまたつないだ手を放したりしないと良いけどね。
 わたしとしちゃあ、まだまだ喜べない気分だよ。」

「ふーん?
 でも、頭のお口の方はニコニコしてるっぽいけどー?」

「あ、朱瑠!
 よけいなこと言わないの!」

>柚葉さんのお母さん、綺麗な人ですね。

はい、とてもお美しくてお優しくて威厳があって…。
わたくしもあのような終わり方を間近に見たら、泣き崩れてしまったことでしょう。
心惹かれ合うその形はいろいろですが、決してその手が離れぬようにと願わずにはいられません。

>風蘭さん、白夜さん、お互いを大切に思うなら天寿を全うするまで
>ちゃんと一緒にいてあげて下さいね。

(その後、白夜様と会うたびに懐かしそうにおっしゃいました。
 『わたしたちにああ言ったグリッタちゃんを思い出すたびに、彼女がわたしたちの手と手を優しく
  取って、そっと重ね合わさせてくれてるような気がするよ〜。』
 と。)

94 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/03/05(Sat) 21:22
>>90(グリッタちゃん)

>…昔、人を襲ってしまった熊を狩ったことがあります。
>人の血の味を知っちゃうともうどうにもなりませんから。
>…それで、あんまり無茶しちゃダメってお姉ちゃんに怒られました…。

それはわたくしがお姉様の立場でも、本当に心配いたしますわ。
想像すると、胸の鼓動が高くなっていけません。
止むを得ぬこととはいえクマさんを狩らねばならなかったグリッタちゃん、本当にお疲れ様でござい
ました…。
わたくしがお傍に居ましたら、きっとグリッタちゃんとご一緒させていただいたところですわ。

人の血を知ってしまったなんて、それは熊さんにとっても不幸な出来事でしたね。
美味いと思ってしまったが最後、彼らはそれを拒絶する術など無いのですから。
わたくしも他人様から血を奪ってきた者として、他人事とは思えません。
その熊さんの安息を心から願います…。

>風蘭さんなら、悲劇が起きる前に熊さんがその匂いを知って強さを悟って
>当分は人里に出てこないと思いますね。

はい、あの方からにじみ出る気迫は野生の勘を喚起して戦慄せしめるのに十分でしょうから、きっと
平和裏に山に帰らしてくださるでしょうね。

>私は大丈夫です。
>有休貯まってて、そろそろ使っておいてって本部とかお世話になってるパン屋さんに
>言われてましたから。

まあ、それは良かったですわ。
グリッタちゃんのご都合に反してこの地に留まるわけにはまいりません。
本部の方も雇用主の方も、グリッタちゃんのお働きぶりを認めていらっしゃるのですね。
まだ日にちに余裕がございますから、グリッタちゃんさえよろしければ、この地への逗留を延ばしたり、
あるいは帰宅後もご一緒させていただいたりすることもできますわね♪

>じゃあホッキョクギツネさん達と夕飯の支度してきまーす。
>何だか楽しそうだし♪

「え〜、よろしいのですか〜?
「人狼の方と仲良くお料理なんて夢みたい〜♪」
「精進料理、ぜひご一緒に作りましょう〜。」
「熊を相手にしてこられたお二人のために〜。」
「スタミナの付くお料理を〜。」
「大和芋入りお蕎麦とか〜、お豆腐の蒲焼き風だとか〜。」

お三人、同時にしっぽをパタパタさせて、可愛いモフモフの三姉妹のよう。
もう、ため息が出るほどお可愛いですわ…。

>あ、それから個人的にお友達になってもらえます?
>後でよろしければ連絡先とか教えて下さい。

「えええ〜!?わたしたちとお友達に〜?」
「狼のお姉さんとお友達だなんて、気分がすごくあがります〜。」
「ずっと狼さんが恐かったわたしたち〜。」
「目の前がぱあっと開けた想いです〜。」
「ぜひぜひお願いいたします〜♪」
「連絡先交換、大歓迎〜♪」

あらあら、踊るような足取りで厨房へ向かわれました。
ここでもまた新たな縁ができたのですね。
このお寺もまた素敵な出会いの場として、素晴らしい思い出となりました…。


95 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/03/06(Sun) 13:44
>>91(柚葉さん)

>はい、喜んで連絡先の交換をさせて下さいませ。

「そうかそうか、ありがたいぞ。
 文明の利器はやはり良きものじゃ。
 神鬼の王国は隠れし国ゆえ全面的にWi-Fiを繋ぐのは時期尚早と考えるが、国民(くにたみ)の意向も
 踏まえつつ、より開かれていくのも一案。
 柚葉殿との情報交換も検討の一助となろう。」

>商店街にいらしていた、お嬢様の学校の「社交部」の皆様や
>演劇部の皆様も興味津々でしたし、また新たな交流の幅が広がる事に期待しております。

はい、社交部の部員からも瀬織津姫様のことは色々聞かれていましたから、交流は大いに進めたく思って
おりましたが。
演劇部の部長様の積極性には少しばかりタジタジでしたわ…。
瀬織津姫様の物語を市の演劇コンクールで上演したいとは熱心に口説かれておりまして、姫様にご相談
いたしたいと思っておりました。

「ふむ、それは興味深いな。
 聞くところによると、阿弖流為殿の物語も歌舞伎になり一流の役者が演じたそうな。
 わたしの物語など観客の興味を引くかは知らぬが、その部長殿と面談して如何な構想を持っているか
 聞いてみたいものよ。」

>ええ、元より街の皆様の信仰を集めておられる土地神様の顕現は勿論、
>いらして下さった鬼の皆様に関する話題がポスターや口コミで広がり
>遠くからも多くの方がいらして下さいました。

「うむ、土地神殿が率先して鬼を受け容れる範を示してくれるのは本当にありがたい。
 そして、民がそれに進んで賛同している…。
 鬼と人との関係が、この地より少しずつ変わっていくのだとしたら嬉しき限りじゃ。
 そのお颯なる女人のことは良き食材を届けてくれたことも家臣から聞いておる。
 この機会に礼を申しておこうか。」

>土地神様、お疲れさまでした。
>鬼の皆様の持参された東北の地酒と共に、こちらの節分豆の煎餅を…。

「おおおっ、よくぞまいった、いとも優れたる愛しの侍女よ。
 待ちかねたではないか!
 ほほお…、これはまた賑やかな顔ぶれ。
 東北より参られし鬼姫殿、今宵は祭りを賑わわせてくれて、本当に感謝する。」

「こちらこそ土地神殿の心遣いの数々痛み入る。
 ほんに良い時間を我等に与えてくれたこと感謝に堪えぬ。」

「まあ、堅苦しい話は良い。
 この節分豆の煎餅は人狼の美姫の手製とな?善哉、善哉。
 今宵は皆々ご苦労であった、ここは大いに無礼講を楽しもうではないか。」

(そうしてその日の祭りの最後に賑わいが始まりました。)


>(小声)画家のお嬢様、出版せずとも個人的にお描きになりましたら
>一度送って下さいね。勿論、お礼は弾みますので。

…柚葉さん、画家のお嬢様は嘘を吐けない方だと思いますの?
何やらお話になっているようですが、眼に熱意の灯がともっている様子から何をお考えか考えるまでも
ございませんでしょう?
…もう。
細かいことはもう言いませんが、あまり大ごとにはなさらないでくださいね?
「コミックとらのあな」とかに本が並んだりしたら、わたくし泣きますわよ?

>はい、私も元々先輩と相談してこの後2日程のインターバルを頂いております。
>予定外の際の対処はしておりますので、問題はありません。

良かったですわ。
柚葉さんもグリッタちゃんも問題ないということなのですね。
では、一日予定を延長してまた楽しい夜を過ごせそうです。
お狐のお二方、どうかよろしくお願いいたします。

(お二方も快く歓待してくださり、旅行の最後の賑やかな夜を迎えることとなりました。)


96 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/03/06(Sun) 14:07
えーと、訂正…でございます。

>>95

土地神様
>「この節分豆の煎餅は人狼の美姫の手製とな?善哉、善哉。」

グリッタちゃんがお持ちくださったのは、
>あ、これお土産の黒豆パン、鬼さんマフィン、カボチャと鰯のパイです。
でした。

「節分豆の煎餅」は、柚葉さんからでしたね。
本当に申し訳ございません。(平伏)

もちろん、どちらも土地神様に美味しくいただいて頂きました。

97 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/03/06(Sun) 19:06
>>92(柚葉さん)

(横から少し失礼いたします。)

>時として、大切な人を守る為に身を挺する事はあるかも知れない。
>でも、やはり逝ってしまう者、遺された者の悲しみは背負わせたくない…。
>ですから、白夜様と風蘭さんが互いに最後の最期まで一緒にいてあげてほしいと思うのは

「柚葉さんの言葉がすごく響いたのは、そのお母様への強い強い気持ちがあったからなんだね〜、きっと。
 ね、そう思わないかな〜、緊縛されながら聞いていた風蘭くん〜?」

「柚葉殿の厳しい言葉、しかと今も胸に残っている。
 わたしのために厳しく諭してくれたこと、忘れはしない。
 最後の最期まで我が罪の贖いと白夜への誠実を貫く支えとしていこう。」

>グリッタちゃんもこちらで素敵なお友達が出来て、まだまだ一緒に居たりないといったところかしら。(微笑)

「あの子たちの友達になってくれてありがとう〜。
 人狼族と仲良くなれるのって、あの子たちにはすごく嬉しいからね〜。
 北極に居た時は狼といろいろあったから〜。
 グリッタちゃんが笑ってくれて、あんなにしっぽをパタパタして、わたしもあの子たちに恩返しできた
 気分だよ〜。」

>私もお手伝いさせて頂きたかったのですが…。
>ちょっとお台所が狭くなってしまうとの事で今回はご厚意に甘えさせて頂きます。

「柚葉さん、この旅の計画のときからずっと頑張って来たんだよね〜?
今夜はゆっくり休んでいてよ〜。
もちろんグリッタちゃんにもいっぱい助けてもらったから、お食事の後は休んでほしいけど〜。
二人ともわたしのしっぽ、枕代わりにしてほしいな〜。」

>(その夜は、寺院という事もあり厳かながらもゆったりとした時間を過ごさせて頂きました。
>そして翌日、朝餉の後お別れの時間を迎えました。)

柚葉さんもグリッタちゃんも、昨晩はゆっくりお休みになれたでしょうか?
荷物の確認も済みましたし、いよいよ出立の時間が迫ってまいりました。
誠に名残り惜しゅうございますが、わたくしたちが無事に帰宅するまで柚葉さんも気を抜くことができ
ますまい。
しっかり我が身を省みて柚葉さんに心配をかけないように心がけましょう。

そして…、今は飛縁魔様が表に出ておいでですが、何か特段の御用かしら?

「あ〜、結局風蘭殿が天寿を全うする誓いを立てたんで、眷族にするはずだったわたしの出番が無く
 なっちゃったのよね〜。
 でもずうっと奥に引っ込んでいるのもいい加減退屈だから、白夜と相談してね。
 すこし『お仕事』をさせてもらうことになったの。」

『お仕事』ですか?

「うん、それで相談なんだけれど。
 伊太利亜の姫は、佐保姫から求められてるんでしょ?
 彼女が神在月に出雲に行っている間の留守居役を知ろ、って。」

はい、わたくしには土地神様からも代理をするよう言われているので悩んでいるところです。

「だからさあ、佐保姫のところのお役目、わたしが代わりにやろうかな、と。」

まあ…?
そうしていただけると、わたくしも大変助かりますけれど、でも…。

「そう、貴女なら分かるよね?
 外に出て働くなら精力は必要。
 かと言って今は勝手に人の血は吸えない。
 だから、わたしも『本部』ってところに登録して『種族別補償』をもらえないかなあ、って…。」

(というわけで、この話はグリッタちゃんにも相談させていただき、土地神様にもご報告することと
 いたしました。)


98 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2022/03/06(Sun) 22:28
>>97(アーチェロさん)

>(というわけで、この話はグリッタちゃんにも相談させていただき、土地神様にもご報告することと
>いたしました。)

お仕事の斡旋ですか?
それじゃ、『本部』の方に連絡して、紹介させて頂きますね。
まずは面接、登録をして、そこから適性診断や研修を経てからになりますけど…。

あ、それからちょっと注意しておかなきゃいけないことがあるんです。
基本的に、お仕事の際に妖術とか魔力とかを使うのは禁止なんですよ。
私が普段やっているようなメイドさんとか、お菓子作りとかですね。
頑張ってる人間の皆さんの、お仕事を奪っちゃうことになりますから。

アーチェロさんが仰ってる、「神社の留守居役」とか、
他にも神社の巫女さんがやるような「神降ろし」や「神託」、
または風水師さんのような、どうしても「霊力」「妖力」「魔力」を
必要とするようなお仕事であれば別ですけど…。

「飛縁魔」さんのようなハイスペックな方だと引く手数多かも知れませんけど、
半面色々と制限が掛かっちゃうかも知れません。

ですが、本部の方々でしたらきちんと相談に乗ってくれると思います。
何かありましたら、私にも気軽に相談して下さい。
私に出来ることでしたら、力になりたいです。

99 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/03/09(Wed) 14:21
>>98(グリッタちゃん)

>お仕事の斡旋ですか?
>それじゃ、『本部』の方に連絡して、紹介させて頂きますね。
>まずは面接、登録をして、そこから適性診断や研修を経てからになりますけど…。

「おお、ありがとう、さっそく応じてもらえて有難いよ。
 グリッタ…先輩と呼ぶのはまだ気が早いかな?
 先ずは面接かぁ、どんな面接官にどんなことを聞かれるのかな?
 履歴書も必要かな?数百年分書くのって大変そうだけど。
 それに吸血鬼だから、素行が悪くないかどうかもいろいろ聞かれそうだな。
 『夜なゝゝ出て男の精血を吸 つゐにはとり殺す』なんて書いてた江戸時代の姿絵もあるせいで、
 サキュバスと誤解されることもあるし。
 けっこう根掘り葉掘り聞かれそうだよねぇ…。」

わたくしも同族として『本部』というところが吸血鬼をどう見ているか気になりますけれど。
グリッタちゃんの同僚であられた千夜先輩のように、すっかり人間社会に溶け込んで『本部』に認め
られた方もいらっしゃいます。
きっと大丈夫ですわ。

>あ、それからちょっと注意しておかなきゃいけないことがあるんです。
>基本的に、お仕事の際に妖術とか魔力とかを使うのは禁止なんですよ。

「え、そうなの?
 わたしは主に佐保姫様の代理役だから、基本的に神社の神座に収まっていればいいんだけど。
 ただ、空が曇っているときは去年の七夕にアーチェロ殿がやったように魔力で晴天にしてほしい、って
 言われているんだけれど。」
 http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=593906122&st=669&to=669&nofirst=true

>アーチェロさんが仰ってる、「神社の留守居役」とか、
>他にも神社の巫女さんがやるような「神降ろし」や「神託」、
>または風水師さんのような、どうしても「霊力」「妖力」「魔力」を
>必要とするようなお仕事であれば別ですけど…。

「ああ、そうなんだ?良かった。
 それなら佐保姫様にも喜んでもらえるよ。」

>「飛縁魔」さんのようなハイスペックな方だと引く手数多かも知れませんけど、
>半面色々と制限が掛かっちゃうかも知れません。

「わたしとしちゃあ、佐保姫様のリクエストに応えられたら、あとはそんなにしゃにむに働かなくても
 いいかなあ…。
 でも、本部』から仕事のオファーがあれば、頑張るべきなんだろうね。
 どんな仕事が来るかちょっと楽しみだ。
 それに…仕事でしとかないと夜ちゃんと眠れないかもだし。
 体は白夜と共有だから、夜は…、彼女と風蘭殿の閨での睦言の間は、眠っておかないと…ね?」

そ、それはたしかに…。
(頬が火照るのを自覚してしまいます。)

 これからいろいろ分からないことがあると思うから、相談させてもらえると心強いよ。
 どうぞ、よろしくね。
 グリッタ先輩。」


100 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/03/10(Thu) 22:31
>>95
>>97(アーチェロお嬢様)

(翌朝)
風蘭寺の皆様、昨日は本当にありがとうございました。
何の連絡もなく訪れた私達を歓迎して頂いたのみならず、一宿一飯のお世話まで…。
いずれまた、お嬢様と共にお礼に参ります。
その際は、何卒よろしくお願い申し上げます。

>柚葉殿の厳しい言葉、しかと今も胸に残っている。
>わたしのために厳しく諭してくれたこと、忘れはしない。

いえ、本来は私などが口にするのも烏滸がましい台詞でしたが…。
そのように受け止めて頂けたのであれば、誠に幸いです。
どうか、白夜様と末永くお幸せに…。

>二人ともわたしのしっぽ、枕代わりにしてほしいな〜。

ふふっ…。今回の旅行の最後の夜、白夜様の尻尾枕に抱かれて
素敵な夢の時間を有難うございました。
思わず、寝坊してしまいそうになるのを堪えるのが大変でした。(微笑)

ところで白夜様は、やはり風蘭寺に残られるのでしょうか?
だとしたら、こちらでお別れになりますね。
此度は素敵な思い出と旅を、有難うございました。
お屋敷に戻りましたら、また素敵な思い出のアルバムが増える事でしょう。
お写真が出来ましたら、お送りしますね。

>>98(グリッタちゃん)
>>99(アーチェロお嬢様)

>お仕事の斡旋ですか?
>それじゃ、『本部』の方に連絡して、紹介させて頂きますね。

まあ、それは有難いお話です。
白夜様に宿る「飛縁魔」様も、やはり「糧」を得られぬままでは大変でしょう。
サライさんの事といい、グリッタちゃんの存在は本当に頼りになりますね。

>基本的に、お仕事の際に妖術とか魔力とかを使うのは禁止なんですよ。
>どうしても「霊力」「妖力」「魔力」を
>必要とするようなお仕事であれば別ですけど…。

成程…。
人と「妖」の間を取り持つというのも大変なのですね。
様々な制約を設けながらも共存を図る、「本部」の方々の苦労が偲ばれます。
「飛縁魔」様が、良きお仕事の機会を得られる事を心から願っております。
もし何かありましたら、私達にもご連絡下さいませ…。

それではお嬢様、お車を回しますね。
京都市内でレンタカーを返却し、そして新幹線でお屋敷まで…。
最後まで、気を付けて参りましょう。

101 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/03/11(Fri) 21:52
>>100(柚葉さん)

天気晴朗、風涼し。わたくしたちの心を映すかのように良き秋晴れの下、別れの時がやってまいりま
した。
白夜様、風蘭様、飛縁魔様、ホッキョクギツネのお二方、温かいおもてなしをたまわりましたこと、
心よりお礼申し上げます。

>何の連絡もなく訪れた私達を歓迎して頂いたのみならず、一宿一飯のお世話まで…。

「柚葉さんはじめ皆々様と楽しい旅ができて、昨日はたくさんお世話になったから当たり前だよ〜。」
「おかげでこの寺の雰囲気も取っても明るくなりました〜。」
「ぜひまた来てください〜。」

>いずれまた、お嬢様と共にお礼に参ります。
>その際は、何卒よろしくお願い申し上げます。

はい、また京都に参るときは必ずご挨拶にまいります。
できましたら、お二人のご祝言のお手伝いをさせていただきたいと存じますわ。

「うん、その時はお願いだよ〜。
 仏教ではね〜、『結婚したふたりは生まれて変わっても結ばれる』と教えられているんだって〜。
 それって嬉しいよね〜。
 二人の門出、ここに来てくれたみんなに見てもらいたいよ〜。
 グリッタちゃんの白鹿さんにも来てほしいし〜。」

>いえ、本来は私などが口にするのも烏滸がましい台詞でしたが…。
>そのように受け止めて頂けたのであれば、誠に幸いです。
>どうか、白夜様と末永くお幸せに…。

「どこまでも優しい人だ。
 わたしもその言葉に応えられるように白夜と支え合って生きていこう。」

「あ、そうだ、今度来るときは柚葉さんの神父様にも来てもらえたら嬉しいかな〜?
 ね、風蘭くん?」

「…わたしに懺悔の機会を与えてくれる、というのか?
 確かに今ならわたしも罪の告解をする畏れに負けないと思う…。
 が、わざわざ柚葉殿の大切な人を煩わせる必要は無い。
 いずれは、私自身で一度欧州に戻り、わたしが命を奪った人たちの墓の前で懺悔がしたい。
 我が創造主の墓を含めて、な。」

「そうか〜、そのときはわたしも一緒に行くよ〜。
 夫唱婦随だからね〜。
 …って、今はさよならのご挨拶だったね〜。」

>ふふっ…。今回の旅行の最後の夜、白夜様の尻尾枕に抱かれて
>素敵な夢の時間を有難うございました。
>思わず、寝坊してしまいそうになるのを堪えるのが大変でした。(微笑)

「こっちも尻尾枕から温かみが伝わってきて良い気持ちだったよ〜。
 寝坊してくれて、もう一泊してくれてもよかったんだけど〜。
 ほんと、名残惜しいよ〜。」

>ところで白夜様は、やはり風蘭寺に残られるのでしょうか?
>だとしたら、こちらでお別れになりますね。

「うん、わたしはここで風蘭くんと一緒だからね〜。
 柚葉さんたちとはここでひとまずお別れだね〜。
 でも、またみんな会いに行くかもしれないよ〜。
 初めて会った時みたいに大きな狐の姿になって〜、風蘭くんも背中に乗せてくるからね〜。」

>此度は素敵な思い出と旅を、有難うございました。
>お屋敷に戻りましたら、また素敵な思い出のアルバムが増える事でしょう。
>お写真が出来ましたら、お送りしますね。

「みんなと旅ができて、本当に楽しい3日間だったよ〜。
 写真、楽しみにしてるね〜。
 あ、たしか風蘭くんが朱乃さんに締め上げられている写真、朱瑠ちゃんが撮ってたよね〜。
 あれも送ってほしいな〜。」

「あれー、朱瑠が撮ってるの気づいちゃってましたかー?あはははー。
 白夜様が良いんなら送りますけどー、風蘭さんがちょっと渋い顔してらっしゃいますよー?」

「…白夜が欲しいなら、わたしからは何も言うことは無い。
 わたしにとっても反省の材料になるだろうしな。」

「じゃあ…、そろそろお別れかな〜。
 みんな、どうもありがとう〜。
 どうか、元気でね…。」

102 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/03/11(Fri) 21:53
>>100(柚葉さん)(すみません、続きでございます。)

>サライさんの事といい、グリッタちゃんの存在は本当に頼りになりますね。

「ああ、今の日本で臆せず血を飲めるって嬉しいよねぇ。
 でも、たくさん血をもらうには仕事もたくさんしなく茶だよねぇ。
 わたしにできる仕事ってどれくらいあるのかなあ?」

>「飛縁魔」様が、良きお仕事の機会を得られる事を心から願っております。
>もし何かありましたら、私達にもご連絡下さいませ…。

「メイドとか今の時代けっこう人気があるっていうし、住み込みでも需要があるのかなあ?
 自分じゃやったことが無いし、仕事の仕方もグリッタ先輩に教えてもらいたいよねぇ。
 柚葉さんにも教えてもらえると有難いかな。
 教えを乞いに行くことがあるかも知れないけれど、そのときはよろしく頼むね。」

>それではお嬢様、お車を回しますね。
>京都市内でレンタカーを返却し、そして新幹線でお屋敷まで…。

柚葉さん、最後まで本当にありがとうございます。
帰りましたらわたくしがお風呂を沸かしますから、どうぞゆっくり骨休めをなさって下さいな。
本当に、思い出深い素晴らしい旅になったこと感謝するばかりですわ。
それでは帰り着くまでの、残りの旅を楽しんで参りましょう…。


103 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2022/03/13(Sun) 14:23
>>99(柚葉さん)
>>100(アーチェロさん)

>けっこう根掘り葉掘り聞かれそうだよねぇ…。

あはは…。(汗)
その辺はきちんと配慮してもらえますから、心配ないですよ。
本人に不利益になりそうな個人的な事情を聞き出すのは、働く方の権利の侵害ですから。
これからどのようなお仕事に就くかが大事ですから。

>でも、本部』から仕事のオファーがあれば、頑張るべきなんだろうね。

はいっ!どんな種族であっても、違う種族であっても信頼が大事なんです。
お仕事をするっていうのは、共存と信頼関係の構築のために欠かせないものですから。
無理の無いように、頑張って下さいね。

>ふふっ…。今回の旅行の最後の夜、白夜様の尻尾枕に抱かれて
>素敵な夢の時間を有難うございました。

実は私も、白夜さんの尻尾を抱き枕にしちゃってました♪
キツネさんたちもご一緒させて下さって、ありがとうございました。
あ〜、普段もふもふされちゃうことが多いですけど、
こうしてもふもふさせてもらうのって幸せです〜♪

>それではお嬢様、お車を回しますね。
>京都市内でレンタカーを返却し、そして新幹線でお屋敷まで…。

よしっ!白夜さんの尻尾枕で一晩癒してもらったおかげで
元気満タンですっ!
それじゃ、最後のお仕事頑張りますっ!
私もお車を回しますから、待ってて下さいね。

104 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2022/03/13(Sun) 14:49
>>101-102(アーチェロさん)

>はい、また京都に参るときは必ずご挨拶にまいります。
>できましたら、お二人のご祝言のお手伝いをさせていただきたいと存じますわ。

その…。まだ決まったわけじゃないんですけど、私、異動願いで奈良を希望しようと思ってるんです。
もし叶ったら、ちょくちょくお邪魔させて下さい。
お寺に遊びに来る…っていうのはちょっと失礼かもしれませんけど、
キツネの尼さんたちともお友達になれたので…。

>いずれは、私自身で一度欧州に戻り、わたしが命を奪った人たちの墓の前で懺悔がしたい。
>我が創造主の墓を含めて、な。

お墓参り、かあ…。
その…もし機会があれば私も同行させてもらってもいいですか?
私の故郷の家族や、命を助けてくれた方の眠る教会など、
報告したいところがあるんです。

勿論、色々と調整が必要になりますけど…ね。

>あ、たしか風蘭くんが朱乃さんに締め上げられている写真、朱瑠ちゃんが撮ってたよね〜。
>あれも送ってほしいな〜。

何だかんだでちょっとイジワルというか、悪戯っぽいですよね、白夜さん…。(汗)
でも、いろいろ含めていい思い出で残るならそれも有りなのかな。
それじゃ白夜さん、風蘭寺の皆さん、お元気でっ!

(新幹線から降りました)

あはは…。帰りはほとんど朱瑠ちゃんに寄りかかって添い寝しちゃってました。
途中で目が開いて、気付いた時には朱瑠ちゃんも寝ちゃってたけど…。
尻尾のぬくぬくで許してね。(笑)

それではアーチェロさん、柚葉さんとお屋敷の皆さん、
そしてオルキデア様、画家のお姉さんとサライさん、朱瑠ちゃんと朱乃さん、
本当にありがとうございました。

私にとっても楽しいだけじゃなくて、色々な意味で新しい人生の一歩を踏み出せる
素敵な旅になりました。

お互いにまた忙しい日々になりますけど、元気で頑張って下さい。
そしてまた、次のGWでお会い出来たら良いですね。
それじゃ、失礼しますっ!

105 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/03/13(Sun) 19:32
>>101-103(アーチェロお嬢様)

>あ、そうだ、今度来るときは柚葉さんの神父様にも来てもらえたら嬉しいかな〜?

ええ、種族を問わずきちんと理解のある御方です。
確か教会の図書室にも、メアリー・シェリー女史の著書が置かれておりましたし、
御本の内容について、子どもたちにお話されておりました。

時を経て、救いを得られた事にきっと安堵なさるでしょう。
いらして頂けたなら勿論、お話を聞いて下さる筈です。
お屋敷に帰りましたら、次回のミサの際にお土産と共にご相談してみますね。

>教えを乞いに行くことがあるかも知れないけれど、そのときはよろしく頼むね。

はい、グリッタちゃんも私もお力になれる事があれば是非。
また、オルキデア様と同居なさっているサライさんも、グリッタちゃんを通じて
お仕事を得られました。
オルキデア様でしたら、より幅広い知識と伝手をお持ちかと思います。
オルキデア様、もし私やグリッタちゃんでは手に余るようでしたら
何卒よろしくお願い致します。(ぺこり)

>柚葉さん、最後まで本当にありがとうございます。
>帰りましたらわたくしがお風呂を沸かしますから、どうぞゆっくり骨休めをなさって下さいな。

有難うございます。
それでは喜んで、お嬢様のご厚意に甘えさせて頂きます。
その間はお荷物の整理やお布団の準備などを…。

入浴を終えて落ち着きましたら、きっと思い出話に花が咲くのでしょうね。
その際はお茶を飲みながら、ごゆるりと…。

106 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/03/13(Sun) 19:39
>>103-104(グリッタちゃん)

流石はグリッタちゃん。明るくお仕事をするだけでなく、高い職業意識をお持ちなのね。
だからこそ、こうして出会った方々にとっても指針になられるのでしょう。

>実は私も、白夜さんの尻尾を抱き枕にしちゃってました♪

三姉妹さん達も、甘えさせてもらってましたね。(微笑)
流石に白夜様も、「尻尾足りるかな〜?」とお困りでしたが。
それでも和やかな雰囲気で、何よりでした。

>私もお車を回しますから、待ってて下さいね。

ええ、奈良から京都へは交通量が多いと聞きます。
「好事魔多し」と申しますし、お互いに気を付けて…。

>あはは…。帰りはほとんど朱瑠ちゃんに寄りかかって添い寝しちゃってました。

そういう私も、帰りはお隣のお嬢様に寄り添っていつの間にかうとうとと…。
先輩がきちんと起こして下さって、助かりました。(苦笑)

>私にとっても楽しいだけじゃなくて、色々な意味で新しい人生の一歩を踏み出せる
>素敵な旅になりました。

ええ、グリッタちゃん、そして白夜様…。
良き伴侶となる方々を得られた姿は、私にとっても励みとなりました。
お互いが進まれる道に、幸多からん事を…。

>そしてまた、次のGWでお会い出来たら良いですね。

ええ、グリッタちゃんさえ宜しければ是非ともいらして下さいませ。
私もお嬢様も、大歓迎ですわ。
私達の街でも、またグリッタちゃんの愛らしい姿にお目に掛かりたいという方は
多くいらっしゃいます。

それではまた、その弾けるような笑顔と焼き立てのパンのような温かさと共に、
金色の温かな風となっていらして下さいませ。
では、お気を付けて…。

107 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/03/16(Wed) 10:55
>>103(グリッタちゃん)

>本人に不利益になりそうな個人的な事情を聞き出すのは、働く方の権利の侵害ですから。
>これからどのようなお仕事に就くかが大事ですから。

「ありがとう。
 そう言ってもらえると、だいぶ安心できるよ。
 わたし・飛縁魔はね、九尾の狐の白夜の履歴って混ざっちゃってるし、オルキデア殿も言っていた
 けれどけっこう悪い風評があるもんだから。
 二人ともにいろいろ話に尾鰭が付いていて、それが二人分だから、稀代の悪女みたいにい言われて
 いて、は〜、しんどいったらないわ。」

>これからどのようなお仕事に就くかが大事ですから。

「つまり、これからのわたしの頑張り次第ってことだね。
 わたしが頑張らなきゃあ、仕事も回ってこないだろうし。
 自分から働くのって久しぶりだけれど、今もどこかで頑張っている同族の千夜っていう人にも顔向け
 できるように、気ぃ入れていくよ、うん。」

>はいっ!どんな種族であっても、違う種族であっても信頼が大事なんです。
>お仕事をするっていうのは、共存と信頼関係の構築のために欠かせないものですから。
>無理の無いように、頑張って下さいね。

「あ〜、『本部』もそういうこと考えて仕事振ってくるんだね。
 じゃあ仕事で違う種族と出会うんだろう、きっと。
 吸血鬼の千夜殿のところにグリッタ先輩を派遣したのも、そういう考えがあったのかな。
 貴方ら二人が本当に信頼し合っていたのは、アーチェロ殿から聞いていたから、わたしもそれに続け
 たら良いな…。」

今だって古今最強と言われる妖狐様と仲良くなさっているのですもの。
他の種族の方ともまた良い関係を築かれますわ、きっと。

>実は私も、白夜さんの尻尾を抱き枕にしちゃってました♪
>キツネさんたちもご一緒させて下さって、ありがとうございました。

「こっちもありがとうだよ〜。
 お友達と寄り添い合って寝るのって、とっても嬉しいから〜。
 わたしは独りで旅をしていて人恋しいと思ったことがたくさんあったけど〜。
 こうして一緒に寝られるお友達ができて、とっても幸せだよ〜。
 
 三姉妹ちゃんや画家娘ちゃん、朱瑠ちゃんにサライちゃん、それにうちの姉妹まで一緒したがった
 から「尻尾足りるかな〜?」ってちょっと思ったけど、九尾全部使ってみんなでお休みしてとっても
 嬉しかった〜。
 
 …グリッタちゃん、わたしが言うまでも無いことだと思うけど〜。
 白鹿さんの手はぜったいぜったい放さないでね〜。
 どうか二人でいついつまでもお幸せにね〜。」

「あららぁ、サライ〜、わたしの従者なのにぃ〜。
 白夜ちゃんと添い寝した方が良かったのぉ〜?」

「わ、わたしだって、たまにはもふもふを味わってみたかったんだよ。
 いいじゃないか、一夜限りのことなんだから…。」


108 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/03/16(Wed) 11:03
>>104(グリッタちゃん)

>その…。まだ決まったわけじゃないんですけど、私、異動願いで奈良を希望しようと思ってるんです。
>もし叶ったら、ちょくちょくお邪魔させて下さい。

「ええ、そうなの〜!?
 じゃあいずれお隣さんになるんだね〜。
 よかった〜、グリッタちゃんともっともっとお話ししたり、ご飯食べたり、一緒にもふもふして寝ら
 れるね〜。
 すごく嬉しいよ〜。」

>お寺に遊びに来る…っていうのはちょっと失礼かもしれませんけど、
>キツネの尼さんたちともお友達になれたので…。

「失礼なんてとんでもないですよ〜。」
「どんどん遊びに来てほしいのですよ〜。」
「狼さんと仲良くなれる日が来るなんて〜。」
「とっても感無量なのですよ〜。」

まあ…、グリッタちゃん奈良へお引越しなさるのですね。
新幹線で訪れる距離…、我が家とは離れてしまうのは寂しゅうございますが。
白鹿さんとご一緒に居られるおめでたい門出なのですね…。
これはご結婚の吉報をいただけるのも、そう遠いことではないかも知れませんね。

>お墓参り、かあ…。
>その…もし機会があれば私も同行させてもらってもいいですか?

「そうか〜、グリッタちゃんも里帰りできる良い機会なんだね〜。
 うん、もちろん良いよ〜。
 ねえ、風蘭くん。」

「そうか、グリッタ殿にはあちらに愛する家族が眠っておられるのだな。
 今の幸せそうな貴女のことをお伝えするのは良いことだ。
 ご家族もさぞ安心されることだろう。」

>何だかんだでちょっとイジワルというか、悪戯っぽいですよね、白夜さん…。(汗)

「え〜、だって〜、好きな人ってイジワルしたくなるって本当みたいで〜。
 今はそれを思いっきり楽しみたいんだよ〜。
 だから朱瑠ちゃん、写真お願いね〜。」

「はーい、お任せくださいー。
 あ、データ加工して映画ポスターみたいにしたのも送りましょうかー?
 『恐怖!人造人間対二口女』とかー?」

「朱瑠、二口女の風評被害になるようなことはするんじゃないよ。」

>それじゃ白夜さん、風蘭寺の皆さん、お元気でっ!

「うん、ここまでの旅、本当に本当に楽しかったよ〜。
 また会えるのを楽しみにしているよ〜。」
「お名残り惜しいです〜。」
「どうかお元気で〜。」
「世話になった、本当にありがとう。」

>あはは…。帰りはほとんど朱瑠ちゃんに寄りかかって添い寝しちゃってました。
>途中で目が開いて、気付いた時には朱瑠ちゃんも寝ちゃってたけど…。
>尻尾のぬくぬくで許してね。(笑)

「グリッタさんのぬくぬく、とっても気持ち良くてぐっすり眠れちゃいましたー。
 これでももう当分もふもふが味わえないのかと思うと寂しいですよー。
 ぐす…、また会えますよね?本当に名残惜しいですー。」

>それではアーチェロさん、柚葉さんとお屋敷の皆さん、
>そしてオルキデア様、画家のお姉さんとサライさん、朱瑠ちゃんと朱乃さん、
>本当にありがとうございました。

はい、今回の旅では本当にお世話になりました。
楽しくて、そして新たな縁に出会い絆を結ぶ素晴らしい旅を共にできたこと心から幸せに思います。

「またいつでも遊びに来て良いのよぉ?」
「旅行の絵、たくさん描いた。グリッタさんもたくさん描いた。
 後で送るから見てほしい。」
「(こそっ)我が主に捕まらない程度にまた遊びに来てくれ。」
「聞こえてるわよぉ?」
「ほんとに、また遊んでくださいねー?朱瑠のこと忘れちゃイヤですよー?」
「あなたのパンが気軽に食べられなくなると、頭の口が寂しくなるね。引っ越し前にはきっと知らせ
 てよ?」

>お互いにまた忙しい日々になりますけど、元気で頑張って下さい。
>そしてまた、次のGWでお会い出来たら良いですね。
>それじゃ、失礼しますっ!

はい、グリッタちゃんとまたお会いできるとき笑顔でいられるように頑張ってまいります。
グリッタちゃんもどうかお元気でお過ごしください。
白鹿さんとどうぞお幸せに。
またお会いできる日を心待ちにしております。
それでは今はしばしのさよならを…。

(すみません、いったん切らせていただきます。)


109 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/03/19(Sat) 17:39
>>105(柚葉さん)

>ええ、種族を問わずきちんと理解のある御方です。
>確か教会の図書室にも、メアリー・シェリー女史の著書が置かれておりましたし、
>御本の内容について、子どもたちにお話されておりました。

「わ〜、やっぱり柚葉さんの恋人さんだね〜。
 きっと教養豊かでわたしたちとも仲良くしてくれる懐深い人なんだよ〜。
 風蘭くんの本も読んでいてくれたのなら、ぜひぜひ今の彼を紹介したいよ〜。」

「いや、しかし。
 それならわたしの罪深さもよくご存じなのだろう?
 そんな方がわざわざ出向いてくださるだろうか…?」

>時を経て、救いを得られた事にきっと安堵なさるでしょう。
>いらして頂けたなら勿論、お話を聞いて下さる筈です。

「ほらほら〜、やっぱりとっても良い人だよ〜。
 風蘭くん、わたしも一緒にいるんだから、ここは神父様にお願いしようよ〜。」

「…分かった。
 こんなわたしに懺悔の機会を与えてくださるのなら、背を向けるような真似は恥じるべきだろう。
 柚葉殿、どうか神父様へわたしが懺悔させてもらいたいと願っていること伝えていただけるよう
 お願いする。」

>時を経て、救いを得られた事にきっと安堵なさるでしょう。
>いらして頂けたなら勿論、お話を聞いて下さる筈です。
>お屋敷に帰りましたら、次回のミサの際にお土産と共にご相談してみますね。

良かった、本当に良かったですわ…。
今度こそ本当に風蘭様が過去への悔恨を贖罪へと昇華し、前を向いて歩んでいけることになるのでしょう。
どうか神父様とのご対面が実現しますように…。

>はい、グリッタちゃんも私もお力になれる事があれば是非。

「ありがとう。
 正直メイドのお仕事とか全然分からないからね。
 やるからにはしっかり仕事覚えないと『種族別補償』ももらえないし。
 だいいち、多分人間がご主人様だからこの際仲良くなれるように頑張りたいからね。」

>オルキデア様、もし私やグリッタちゃんでは手に余るようでしたら
>何卒よろしくお願い致します。(ぺこり)

「あらぁ?あらあらあら〜。
 もう、柚ちゃんったらよく分かっているじゃない〜。
 そうよぉ、わたしはカルミーニオ家の当主夫人として 数多くのメイドを育成してきた超ベテラン
なんだからぁ。
 わたくしに任せておおきなさいなぁ。」

「…え?
 い、いや、わたしは柚葉殿に頼んだのであってだな。
 別に西洋妖怪の大親玉の奥方を煩わせようなんて気は全然…。」

「素直に教えを受けた方が良いと思いますよ?
 貴女が上位の実力者なのは知っていますけれど。
 わたしもかつては蛇神に仕えていた身だから分かる。
 世の中には上には上がいて、自分が今まで知っていた邪悪や災厄が如何に規格内に収まっていたもの
 かを知らねばならない秋(とき)があるんだって。」

「ちょっとぉ、ひどくなぁい?
 わたくしの慈愛の心をなんで分かってくれないのぉ?」

「う、うむ、承知した。
 他ならぬ家政婦の鑑である柚葉殿の推薦だ。
 甘んじて教えを受けよう。」

なんだか、飛縁魔様も覚悟を決められたご様子…。
わたくしも柚葉さんのお言葉ですから、きっと良い結果をもたらしてくれると信じておりますわ。

>有難うございます。
>それでは喜んで、お嬢様のご厚意に甘えさせて頂きます。
>その間はお荷物の整理やお布団の準備などを…。

もう、柚葉さんったら一刻もお休みになるおつもりが無いのですから…。
それではわたくしもお言葉に甘えますわ。
いろいろなお土産、思い出の品々の整理、よろしくお願いいたしますね。


110 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/03/19(Sat) 17:51
「風蘭くん、>>109で訂正、訂正〜だよ。
 柚葉さんは、

 >いらして頂けたなら勿論、お話を聞いて下さる筈です。

 って言っているんだから、

 >そんな方がわざわざ出向いてくださるだろうか…?

 は、違うでしょ?
 こちらから神父様のところにお会いしに行く、っていう話だよ〜。」

「おお、そうだな。
 これは失礼してしまった。
 では、許しが得られたならわたしから伺おう。
 よろしくお願いする。」

111 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/03/21(Mon) 20:20
>>109(アーチェロお嬢様)

(只今帰宅しました)

屋敷神様、只今帰りました…。
予定より一日遅くなり、申し訳ございませんでした。
それではお片付けが終わり次第、お土産とお茶のご用意を致します。
暫しの間、お待ち下さいませ…。

>もう、柚葉さんったら一刻もお休みになるおつもりが無いのですから…。
>それではわたくしもお言葉に甘えますわ。

ええ、このお屋敷に戻れば私はお嬢様のメイドですので。
でも、そう在りたいと思うのはこうして私達一同を気遣って下さる
お嬢様がいてくださるこそ、ですね。(微笑)

お夕食は、駅で購入した駅弁を頂きましょう。
勿論、屋敷神様の分も用意しております。

それではお嬢様がお風呂のご用意をして下さっている間に、
お荷物やお土産の整理をしてしまいましょう。

土地神様への分、商店街のお颯さんの分、神父様の分、
そして社交部の皆様への分とありますので。

(入浴とお食事を終えて、一息つきました)

あらあら、土地神様、早速甘いものは別腹と言った様子でいらっしゃいますね。
そんなに慌てて召し上がらずとも、まだまだありますよ。
ほら、お茶のお代わりを…。

お嬢様、今回も本当に実りある旅となりました。
縁が深まりも、新たな縁も…。
また新たに、再会できる季節が待ち遠しいですね。

明日はゆっくりと、土地神様の神社へご報告に参りましょう。
そしてお颯さんのお店を含めて、お買い物も…。

そして次回の社交部の皆様との会合には、「蘇」を用いたデザートを
写真とお土産話と共にお出ししたいですね。(微笑)

(就寝時)
それではお嬢様、旅の疲れを癒してゆっくりとお休みくださいませ…。
恐らくは夢の中で、また皆様とお会いする事になると思いますが。
それでは、良き夢を…。

>>110

ええ、もし私達の街にお出でくださるのであれば、是非お嬢様のお屋敷を訪ねてきて下さいませ。
心から、歓迎致しますわ。

そして土地神様の所に参られたら、また良き縁が生まれる事でしょう。
いずれ訪れるその日を、楽しみにしております。

112 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/03/26(Sat) 12:12
>>111(柚葉さん)

>屋敷神様、只今帰りました…。
>予定より一日遅くなり、申し訳ございませんでした。

まあ、玄関を開けたらすぐにご顕現なされましたね。
(…そんなプイと目を逸らされて、拗ねてしまわれたのでしょうか?)
申し訳ございません、わたくしの判断により一日逗留を延ばしてしまいました。
本当に非礼をしてしまいまして、申し訳ございません…。

柚葉さん、わたくしはお風呂の用意をしております。
屋敷神様へのお土産の奉納、どうかよろしくお願いいたします。

>ええ、このお屋敷に戻れば私はお嬢様のメイドですので。
>でも、そう在りたいと思うのはこうして私達一同を気遣って下さる
>お嬢様がいてくださるこそ、ですね。(微笑)

そのような…。
楽しい旅を過ごし我が家に無事帰れましたのも柚葉さんのお蔭ではございませんか。
三姉妹ちゃんたちも、こうして柚葉さんのお手伝いをすべく控えてくれています。
お仕事は分担して、お茶のご用意をなさいましたら、土地神様にお土産話をされながらゆっくりしていて
くださいね。

>お夕食は、駅で購入した駅弁を頂きましょう。

日本の駅弁は本当に多種多様で目移りがしてしまい、ちょっといろいろ買い込んでしまいましたが。
今宵は旅情を思い出しつつ、美味しくいただきましょうね。

>土地神様への分、商店街のお颯さんの分、神父様の分、
>そして社交部の皆様への分とありますので。

土地神様は奈良の地酒の奉納を今か今かとお待ちのことでしょう。
奈良は酒どころ、「春鹿」という優雅なブランド名のお酒はきっとお気に召すと思います。
お颯様には
「もし手に入るならでいいんだけど。」
と言われていた、奈良の旬の果実や野菜から作った「コンフィチュール(フランス語でジャムのこと)」
が幸い手に入りましたので、早くお届けしたいですわ。

ふふっ、柚葉さん、神父様には何をお贈りなさるのかしら…。

>あらあら、土地神様、早速甘いものは別腹と言った様子でいらっしゃいますね。

本当に美味し食されて、ふっくらしたほっぺたがとても可愛いですわ。
わたくし達が撮った写真や魔石の映像も楽しんでくださいましたし。
こうして屋敷神様とご一緒に我が家で寛いでいますと、ようやく旅が終わった実感がいたします。

>お嬢様、今回も本当に実りある旅となりました。
>縁が深まりも、新たな縁も…。
>また新たに、再会できる季節が待ち遠しいですね。

はい、「会うは別れの始め」と申しますが、今回の旅では分かれてまた次の再会を確信できる、素晴ら
しいご縁をたくさんいただけました。
風蘭寺の皆様方とまたきっとお会いいたしましょうね。

>明日はゆっくりと、土地神様の神社へご報告に参りましょう。
>そしてお颯さんのお店を含めて、お買い物も…。

はい、色々なお土産と共に、今回の旅がどれほど多くの想い出を作ることができたのか、聞いていた
だけると嬉しいですわ。
土地神様、わたくしが佐保姫様に引き抜かれて神様代行ができなくなるのを気に掛けていらっしゃい
ましたから、いきさつをお話ししてご安心していただかなくては。

>そして次回の社交部の皆様との会合には、「蘇」を用いたデザートを
>写真とお土産話と共にお出ししたいですね。(微笑)

「蘇」のスイーツがどんなものになるのか、柚葉さんの頭の中にはもうお考えがあるのでしょうね。
いったいどんな素敵なスイーツになるのか、今からワクワクいたします。
わたくしもイタリアでずい分とチーズのスイーツに馴染みましたので、及ばずながら自分でもいろいろ
工夫してみたいですわ。

>それではお嬢様、旅の疲れを癒してゆっくりとお休みくださいませ…。
>恐らくは夢の中で、また皆様とお会いする事になると思いますが。
>それでは、良き夢を…。

柚葉さんもどうぞ心安らかに良き夢を。
本当にこの旅を楽しいものにして下さってありがとうございます。
夢の中でもまた旅の思い出をご一緒に楽しめそうな気がいたします。
おやすみなさい…。


113 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/03/26(Sat) 12:13
>>111(柚葉さん)(続きです。)

>ええ、もし私達の街にお出でくださるのであれば、是非お嬢様のお屋敷を訪ねてきて下さいませ。
>心から、歓迎致しますわ。

「『歓迎』とまで言われると申し訳ない気がするが。
 欧州に戻り懺悔をした後にお邪魔させてもらいたい。
 よろしくお願いする。」

>そして土地神様の所に参られたら、また良き縁が生まれる事でしょう。
>いずれ訪れるその日を、楽しみにしております。

「この土地から出発した旅で何もかもが始まったんだよね〜。
 今更だけど、土地神様からも加護があった気がするよ〜。
 風蘭くんと一緒に、きっとお礼に行くからね〜。」

114 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/04/01(Fri) 21:10
いくら本日4月1日がエイプリルフール(4月馬鹿)だからと言って他人を傷つける嘘は駄目だね。

115 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/04/01(Fri) 22:30
>>114

いらっしゃいませ、お客様。
わたくしもお客様のお考えに大賛成ですわ。
本日はエイプリルフール…、せっかく嘘をついても良い機会でございます。
人を傷つけたり不愉快にしたりする嘘など願い下げでございます。
特にわたくしは過去に大失敗をしておりますので、
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=519003578&st=105&to=105&nofirst=true
今回はあれこれ考えました。

…というわけで、わたくし本日の社交部のティータイムにわたくしなりに考えた嘘をついてみましたわ。
本日部員のみんなに振る舞いましたのは、「お寿司」でございましたの。
そう「お寿司」、世界に知られたあの日本料理ですわ。
…と申しましても、もちろん本物ではございません。
見た目をお寿司そっくりに作ったショートケーキですわ。
ネットでとある和菓子の老舗のHPに「たこ焼きにしか見えないシュークリーム」とか「ざるそば
そっくりなモンブラン」、あるいは「お好み焼きそっくりなマロンケーキ」などが掲載されていました
ので、それをヒントに工夫してみました。
カートに乗せて出しましたときの皆さんの唖然とした顔といったらありませんでした。
そして小皿に入れたお醤油(本当はチョコレートソース)をつけて召し上がれ、と申したので、皆様
恐る恐るそうやってお口に入れたら、怪訝そうな表情がだんだん驚きからご機嫌な表情へと変化して
いきました。
まさに、してやったり、の気持ちでしたわ。

さあ、お客様もどうかお召し上がりくださいませ、お寿司そっくりのショートケーキを。
お茶は甘さ控えめの抹茶オーレをお淹れいたしますね。


116 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/04/02(Sat) 18:14
>>114
>>115(アーチェロお嬢様)

…ええ、毎年この日になると自分の面白味の無い性格に溜息が出がちになってしまいます。
周囲の方にぬか喜びをさせたり、傷つけるような嘘は言いたくはありませんし、
だからといって自分には冗談で人を楽しませるセンスもありません…。

でもそんな私に、お嬢様が素敵なヒントを下さいました。

食後に早速、「たこ焼きにしか見えないシュークリーム」と
「お好み焼きそっくりなマロンケーキ」を作ってみたんです。

顕現した屋敷神様にお出しした際に、

「食後に更にこのような重たいものを?まあ、食べられぬ事もなかろうが…。」

とお口に運んだところ、目を見開いて驚かれた後、満面の笑顔を浮かべて下さったんです。
お嬢様も、そして三姉妹さんも頑張って下さった甲斐がありました。(微笑)

これで、毎年4月1日を楽しむ事が出来そうです。
お嬢様には、誠に感謝ですね。

宜しければお客様も、召し上がっていかれますか?
もしお腹一杯であれば、お土産として包ませて頂きますね。

117 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/04/03(Sun) 08:55
>>116(柚葉さん)

>…ええ、毎年この日になると自分の面白味の無い性格に溜息が出がちになってしまいます。

もうっ、柚葉さんはまたそんなことをおっしゃって!
毎日柚葉さんが見せてくださる笑顔、お料理の時ふと口ずさむ鼻歌、お出ししてくださる紅茶の優しい
味…。
優しみの溢れた性格ゆえにわたくしが安らいだ毎日を送れていますことを忘れては嫌ですよ?

そしてこの度は茶目っ気を発揮してくださって素敵なスイーツをたくさん作ってくださって、とても
楽しいエイプリルフールになりましたわ。
わたくしも少しお手伝いさせていただきましたけれど、屋敷神様も気がつかない本物そっくりの出来
栄えは柚葉さんあってのものですわ。

実はお母様と画家のお嬢様のところにも持って行きましたのよ?
ちょうど久地崎様母娘もご一緒でした。
皆さん、すっかり本物のたこ焼きとお好み焼きだと思って頬張って、とても驚いていらっしゃいました。
特にお母様があんなに驚いている顔なんて、わたくしも初めて目にしました。

「このわたしがたばかられるなんて…柚ちゃんったら、恐ろしい子。」
と言っていました。
私も何だか誇らしくなって
「これがわたくしの柚葉さんの実力というものですわ!」
と胸を反らしてしまいました。

本当にとても楽しい体験をさせていただきました。
柚葉さん、ありがとうございます♪

118 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/04/03(Sun) 12:35
桜の名所には行かれましたか?
昨日自分は友人と石清水八幡宮に行ってきました。

119 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/04/04(Mon) 00:05
>>118

いらっしゃいませ、お客様。

そうですか、石清水八幡宮とはまた素晴らしいところに参詣なさいましたね。
はい、そのお宮様の桜の素晴らしいこと、かねてより伺っております。
今の自分は染井吉野や山桜、今月の中旬頃からは枝垂桜や八重桜が見ごろとのこと。
櫻花の一大絵巻が繰り広げられる素晴らしい景色とのこと、わたくしもつとに憧れている場所でござい
ます。
いずれは家族や友人と訪れたいですわ。

わたくしもこの休日を利用してこの町の津々浦々に咲き誇る桜花を見て回りました。
土地神様のお社の境内、大通り公園、街路樹や川べりにも…、どこも綺麗に咲き誇り見飽きることが
ございません。
その下で家族といただくお弁当の美味しさもひとしおです。
石清水八幡宮と同様、まだしばらく様々な桜花の咲き誇る様を堪能し、家族や友とその喜びを分かち
合いたいですわ。

中でも土地神様のお社では、毎年桜花の下で我が校の筝曲部の方々が日頃の修練の成果を披露される、
古式ゆかしい演奏会が催され多くの参拝者を楽しませてくださいます。
そして今年はコラボ企画と相成りまして、学校の音楽室で夜な夜なピアノを弾かれる幽霊のお嬢様も
協演なさることとなっているのですよ。
東西二つの弦の音色が融合して春の訪れを祝う…、なんて素敵なことでしょう。
わたくしも、人の耳に届かない、幽霊のお嬢様の言葉を筝曲部の皆様に伝えるというお役目を担わせて
いただきました。
筝とピアノの奏でる「さくらさくら」はまことに花の舞に相応しい美しい仕上がりになりました。
よろしければお客様もお出でくださいませ。


120 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/04/04(Mon) 08:57
>>117(アーチェロお嬢様)

>もうっ、柚葉さんはまたそんなことをおっしゃって!

…有難うございます、お嬢様…。
曇り空の私の心に、ほんの一時だけ雷と雨が降って…。
そして爽やかな青空をもたらして下さいました。

折角お客様をお迎えするのに、このような心持ちではいけませんでした。
気を取り直して、お仕事に戻らせて頂きます。

>実はお母様と画家のお嬢様のところにも持って行きましたのよ?

お疲れ様でした、お嬢様…。
奥方様をはじめ、皆様にもご満足頂けたようで、何よりです。

お好み焼きとたこ焼きを模しているだけに、短時間でしたら
レンジで温めても美味しいのですよ。
本物と思っていらっしゃったのなら、上手く騙されて頂けたかしら。(笑)

兎にも角にも、お嬢様から素敵なエイプリルフールの過ごし方を教えて頂きました。
来年も、楽しみですね。(微笑)

>>118

まあ、石清水八幡宮に参拝されたという事は京都にお住まいなのですか?
京都旅行の前に色々と下調べをした事があるのですけれど、最寄りは京阪電鉄の
石清水八幡宮駅なのですね。
電車を降りて、参拝にすぐに向かう事が出来るのは便利ですね。

他にも京阪電車の沿線と言えば、出発点の出町柳から石清水八幡宮駅までの間に
八坂神社、伏見稲荷大社もございますね。

いずれの場所も、今は桜が咲き誇っている事でしょう。
お嬢様は寺社仏閣への参拝が御趣味ですので、いずれまた京都に訪れる機会があれば
京阪電車の沿線を巡りたいものです。

お嬢様が仰られているように、私達もお屋敷のあるこの街の桜の名所を
堪能させて頂きました。

写真をアルバムに収めたら、お客様と共に今年の桜の思い出話を語り合いたいものですね。(微笑)

(すみません、今回はここまでとさせて頂きます。)

121 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/04/04(Mon) 21:18
>>120(柚葉さん)

>…有難うございます、お嬢様…。
>曇り空の私の心に、ほんの一時だけ雷と雨が降って…。

え…?
あの、もしかしてわたくしが柚葉さんに怒ったように聞こえましたの?
そ、そんなの滅相もありませんわ。
誤解させたなら申し訳ないけれど、これはその…、姉を慕う妹が拗ねて、大人げなく文句を言っている
ようなものですから、どうかご容赦くださいな。
大好きな姉がお顔を曇らせているのは忍びないのですよ。

こうしてご一緒にお客様と歓談できるのはとても楽しいことです。
これからも美味しいお茶を淹れて和みの場を作ってくださいませ。

>奥方様をはじめ、皆様にもご満足頂けたようで、何よりです。

はい、朱乃様はたくさん食べられた後、
「これは旦那にも食べさせてあげたかったねえ。」
とおっしゃって、携帯仏壇を取り出してお供えしていらっしゃいました。
そうそう、仏壇の写真立てには画家のお嬢様が描かれたという旦那様の肖像画が入っていましたわ。
微笑んだ旦那様の遺影の前にスイーツが置かれて、朱乃様が
「おあがりなさいな、お前様。」
とおっしゃる姿を見ると、叶うことの無かったお二人の仲睦まじい食事風景がやっと実現したかのよう
でした…。

>本物と思っていらっしゃったのなら、上手く騙されて頂けたかしら。(笑)

悪戯好きなお母様が今回はすっかり騙されてしまって、でもとても愉快そうに微笑んでいらっしゃい
ましたわ。

>来年も、楽しみですね。(微笑)

ええ、柚葉さんのお蔭で、嘘をつかれた誰もが楽しめるエイプリルフールになりました。
来年もぜひ実行いたしましょう。


>京都旅行の前に色々と下調べをした事があるのですけれど、最寄りは京阪電鉄の
>石清水八幡宮駅なのですね。

そうでしたか、京都旅行の際にいろいろ調べてくださっていたのですね。
今度京都に行く機会がありましたら、ぜひその下調べを生かしたいですわ。
八幡大神がまします大社にして、皇室はじめ清和源氏や桓武平氏の崇敬を集めたお社なれば、まさに日ノ本
の守護神と申せましょう。
異国より参った魔族のわたくしが言うのもなんですが、おそらく海外よりの魔の者の手より国を護られた
貴き方でございましょう。
わたくしも日ノ本の安寧を願う者として、柚葉さんとご一緒にぜひお礼にまいりたいですわ。
お客様が京都にお住まいなのでしたら、ご一緒に詣でたいと存じます。
そしてご一緒の写真に収まれたら、きっととても嬉しい思い出となることでしょう…。


122 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/04/06(Wed) 14:10
>>119(アーチェロお嬢様)

>わたくしもこの休日を利用してこの町の津々浦々に咲き誇る桜花を見て回りました。

はい、先日は陽気に包まれながら、桜の舞う麗らかなこの街の景色を
家族で楽しませて頂きました。
そして…。

(写真に目を通しながら)

お嬢様の桜柄の御着物と、私のこの日の服装…。
そう、私とお嬢様が初めて出会った、あの日と同じですね。
桜舞う中、あの日と同じ装いでお出かけするのが私達の恒例となっております。

桜舞うこの季節は、あの日の事が昨日の事のように思い出されて
胸の中が温かくなって参ります。(微笑)

>中でも土地神様のお社では、毎年桜花の下で我が校の筝曲部の方々が日頃の修練の成果を披露される、
>古式ゆかしい演奏会が催され多くの参拝者を楽しませてくださいます。

はい、先日は演劇部の部長さんに校門までお出で頂き、演劇部と筝曲部の皆様に
ご挨拶とお礼の気持ちを込めて桜餅を贈らせて頂きました。
それから部長さんには、ピアノの幽霊のお嬢様にもお供えして頂くよう、お願いしておきました。

もう暫くだけ私の大学はお休みの日が続いておりますので、
重箱に入れて沢山作ることが出来ました。

勿論、お嬢様の社交部の皆様の分もございます。
新学期の会合でお屋敷にいらして下さる際に、お出し致します。

>そして今年はコラボ企画と相成りまして、学校の音楽室で夜な夜なピアノを弾かれる幽霊のお嬢様も
>協演なさることとなっているのですよ。

まあ、あのピアノのお嬢様が…。
という事は、学校から暫し離れられるという事ですか?
無論、土地神様でしたら決して邪険になどはなさらずむしろ歓迎して下さると思いますが…。
もしかしたら生前土地神様とは所縁があり、お招きになられたのかも知れませんね。

先日お嬢様の学校に伺った際には、校門まで筝曲の美しい調べが聞こえて参りました。
次の休日の本番に向けて頑張っておられる様子が、大いに伝わって参りました。
当日が待ち遠しいですね、お嬢様…。

それでは社交部の皆様より一足早く、桜餅をどうぞ…。
桜の葉もお颯さん目利きの一品で、満足のいく仕上がりとなりました。

そして『桜茶』も、すぐに用意して参りますね。

>>121(アーチェロお嬢様)

>今度京都に行く機会がありましたら、ぜひその下調べを生かしたいですわ。

はい、京阪電鉄とその沿線は寺社仏閣巡りに実に便利な立地条件となっております。
お嬢様と隣り合って…。
そして家族と、親しい皆様と共にまたいずれ…。

ちなみに京阪電鉄の出発点である「出町柳駅」と隣接している「叡山電鉄」は
アニメとのコラボ企画が多いそうですよ。
季節によって、アニメの絵柄が電車に描かれているそうです。

そして今年の4月からは、第2期が放送される「まちカドまぞく2丁目」
のコラボが始まるとか…。
京都もまた、アニメーションの聖地としての一面が伺える素敵な企画ですね。(微笑)


123 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/04/08(Fri) 22:15
うぐいすの鳴き声聞いた?

124 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/04/09(Sat) 18:45
>>122(柚葉さん)

>お嬢様の桜柄の御着物と、私のこの日の服装…。
>そう、私とお嬢様が初めて出会った、あの日と同じですね。
>桜舞う中、あの日と同じ装いでお出かけするのが私達の恒例となっております。

はい、この季節最大の胸高鳴る特別な日と言えば、柚葉さんと出会った記念日ですもの!
柚葉さんのお召し物もこの日はひと際煌びやかに輝いて見えるのです。
わたくしも念を入れて着飾りたいというものですわ。
そう、闇の眷族たるわたくしが「光」がこんなにも美しいものかと心に刻んだ忘れ得ぬ日。
あの日こそがわたくしが本当にこの日ノ本に足跡を残した最初の日でした…。
ああ…、桜舞う中で二人連れ立って歩く刻(とき)のなんと幸福に満ちていることでしょう。

>はい、先日は演劇部の部長さんに校門までお出で頂き、演劇部と筝曲部の皆様に
ご挨拶とお礼の気持ちを込めて桜餅を贈らせて頂きました。

部長様の演劇部は、いわば我が校における文科系クラブの総本山。
文化は互いの交流を通じてさらなる高みに昇るというのが彼女の信念です。
筝曲部との合同演舞を企画していた彼女にとって、柚葉さんからの桜餅の差し入れは正に天啓であった、
とは彼女自身がおっしゃったことですわ。
柚葉さんの丹精込めた桜餅の美味しさがこの度のお社の桜祭りを更なる魅惑の宴へと高めてください
ましたわ。
そう、土地神様の下、筝曲部と幽霊のお嬢様の協演に加えての演目として、部長様と演劇部の皆様の
桜の舞いが加わって、本当の桜の精の幻想の舞いの如き素晴らしいページェントが催されることと
なりました。

>次の休日の本番に向けて頑張っておられる様子が、大いに伝わって参りました。
>当日が待ち遠しいですね、お嬢様…。

はい、演劇部も筝曲部も大変な盛り上がり様です。
演劇部員の中には、その企画がとある中学校…先日テレビでも放映された「私立?梅学園」文化祭での
ピアノとダンスの協演を彷彿とさせる、と言って大いに張り切っておられます。
演劇部の高橋部長様だけではなく、筝曲部部長様も、わたくしを介して幽霊のお嬢様とさらに密に相談を
重ねて、最高の演目にしようと大変な熱の入り様ですわ。
お二方とも、幽霊のお嬢様に対してはとても礼儀正しく接していらっしゃるのが清々しいですわね。
さすが部長様方だけあって、
「同じ学校の大先輩に対して礼を尽くすのは当然です」
とおっしゃっていますし、お嬢様も後輩たちと久しぶりに交流ができてたいへんお喜びです。
一時はすっかり「学校の怪談」扱いされていましたが、そんな孤独も過去になったこと、わたくしも
嬉しゅうございます。

桜の葉を提供してくださったお颯様を通じて商店街でもお嬢様のことはすっかり知れ渡って。
年配の方々の中にはお嬢様の同輩の方々もいらっしゃって、お嬢様との「再会」に涙する方もいらっ
しゃいます。
本当に感慨深い春の良き毎日でございます。

>はい、京阪電鉄とその沿線は寺社仏閣巡りに実に便利な立地条件となっております。
お嬢様と隣り合って…。
>そして家族と、親しい皆様と共にまたいずれ…。

石清水八幡宮はじめ前回の京都旅行では参れなかった場所を今からたくさん調べておきましょう。
伏見稲荷大社、鹿苑寺金閣、三十三間堂、清水寺、慈照寺銀閣…、まさに全国から人々が集まる御座
(みくら)の数々、多くの神仏にご挨拶ができることでしょう。

>ちなみに京阪電鉄の出発点である「出町柳駅」と隣接している「叡山電鉄」は
>アニメとのコラボ企画が多いそうですよ。
釣りアニメ「スローループ」とのコラボ企画が実施されているとは伺っていましたが、「まちカド
まぞく2丁目」とも企画があるのですか。
先日第1話を見たばかりですが、シャミ子さまと桃様の中もますますご親密になっていらっしゃいました。
コラボ企画もますます盛り上がりそうで楽しみですわ。

そうそう、春アニメと言えば「ヒーラー・ガール」に注目しておりますわ、わたくし。
ヒーリングの能力を持った女性らが主役なのですもの。
先日の第1話でも早くもその能力で他人様を救っておいでで、心温まりました。
柚葉さんと同じ能力を持った方々のご活躍、これからも堪能させていただく所存でございます。


125 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/04/09(Sat) 21:22
>演劇部員の中には、その企画がとある中学校…先日テレビでも放映された「私立?梅学園」文化祭での
>ピアノとダンスの協演を彷彿とさせる、と言って大いに張り切っておられます。

申し訳ございません。
学校名がちゃんと表示されないようですね。
読み方は、私立「ろうばい」学園でございます。


>>123

いらっしゃいませ、お客様。

はい、今も聞こえてまいりましょう?
庭の梅の梢に止まるうぐいすさんの可愛い音色が。
梅の樹々を慕うかのようにうぐいすさんたちも入れ代わり立ち代わり訪れては優雅な鳴き声でわたくし
たちを楽しませてくれますわ。
ここだけではございません。
土地神様の神社の境内にも桜や桃と並んで梅の木も植えられておりますゆえ、1〜3月頃は白や紅の
梅の花がたいそう美しく咲いて参拝客を迎えてくれるのですが。
その頃に集まって鶯さんがさえずる情景は誠に日本の早春そのものの雅の粋、その鳴き声は凛として
心に清々しさをもたらしてくれますわね。

そして、私の魔の気を受けた鳥や獣は人の姿を得ることができます。
強く気を注げば我が家のコウモリ三姉妹たちのように恒常的に。
そうでなくてもしばしの間は人の姿をして会話をすることができるのです。
そして鶯さんたちとも、そうして歓談の機会を得ることもできましたわ。

そのお姿ですが。
日本酒擬人化プロジェクト「神酒ノ尊-ミキノミコト」という催しがございますけれど、ちょうどその
お一人「庭のうぐいす」様のようなお美しいお姿でした。
「庭のうぐいす」様につきましては、「神酒ノ尊-ミキノミコト」の公式サイトに行けば拝顔することが
できますわ。

126 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/04/10(Sun) 11:48
>>123

おはようございます、お客様…。
(門前を箒で掃いております)

ええ、この季節は鶯の声を聞きながら目を覚ますのがお仕事の始まりであり、
私のささやかな楽しみでもあるんです。

あら、門前から見える白梅の枝から、楽しそうな唄声が…。

お客様のお家にも、鶯さんはきっと来られているのでしょうね。
桜と並んで、春の訪れを知らせて下さる大事なお客様ですわ。(微笑)

本日は休日ですから、一段落したら縁側でお茶と桜餅を頂きながら
あの子達の唄声に耳を傾け、ゆっくりとしたいものですね。

よろしければ、寄っていかれますか?

>>125(アーチェロお嬢様)

>そして、私の魔の気を受けた鳥や獣は人の姿を得ることができます。

ええ、先日は意外なお客様の来訪に少し驚きましたが、楽しいひと時を過ごさせて頂きました。
玄関のチャイムが鳴った様子も、お客様の履物も無かったのでもしやとは思いましたが…。

親鳥さんもこのお屋敷と庭を気に入っておられたそうで、
親子2代で訪れる形になられたそうですね。(微笑)

いずれ良き伴侶を得られたら、是非一緒にお越し願いたいものですね。

>日本酒擬人化プロジェクト「神酒ノ尊-ミキノミコト」という催しがございますけれど

ええ、そちらに関しましては土地神様も興味津々であられるとか…。
私も公式サイトで拝顔させて頂きました。

「神酒ノ尊〜絆の物語〜」からまずは13話まで読ませて頂きました。
今の深夜アニメのように程よい長さで簡潔に纏められており、
最後は無事事態も解決して何よりでした。

これなら、5分ほどのショートアニメにしても十分通用するのではないかしら。
他にもまだまだ楽しめる作品がHPには掲載されていて、お楽しみはこれから、ですね。(微笑)

お仕事の立場上早起きなのと、私自身がすぐに酔ってしまう体質なのが問題なのですけれど
2週間に1度くらいなら日本酒を嗜むのもよろしいかもしれませんね。

「酒は呑んでも?まれるな」とは申しますが、清酒皇子の皆様には
プロジェクトの振興のためにも大いに頑張って頂きたいですね。

魅力的な殿方が数多くいらっしゃいますが…。
「越乃景虎」様はかの上杉謙信公を彷彿させる凛々しい方でいらっしゃいますね。
そして優しく気遣いも出来る方とくれば…。
松宵庵にはあの方を目当てに足を運ばれる方も多い事でしょう。









127 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/04/12(Tue) 07:57
>>126(柚葉さん)

>ええ、先日は意外なお客様の来訪に少し驚きましたが、楽しいひと時を過ごさせて頂きました。

前触れもなくお客様をお連れしてごめんなさい、柚葉さん。
妙なる鳴き声で知られ、「春告鳥(ハルツゲドリ)」の二つ名をお持ちの方らしい朗らかな方でした
けれど、まるで親しいお友達のように気軽に玄関で「やあ、こんにちは」とお声をかけられて。
柚葉さんも驚かれたことでしょう。
でも柚葉さんが歓待してくださったお蔭で、いろいろお話を聞けて楽しかったですわ。

>親鳥さんもこのお屋敷と庭を気に入っておられたそうで、
>親子2代で訪れる形になられたそうですね。(微笑)

はい、うぐいすさんは母親が一羽で子育てをするのが習わしだそうで。
お客様のお母様も子育てに良い環境を求めて、それでわたくしたちの屋敷の庭を選んでくださったそう
ですね。
「樹々が青々と茂り四季の花々が咲く、とても素敵な場所」
とおっしゃっていましたね。

ただ…、托卵を狙うホトトギスさんの鳥影もチラホラと見えたそうで、警戒は怠らなかったそうですわ。
『わたしたちも卵の見分け方を学んだから、もし托卵されても、そのときは卵に容赦はしなかったわ』
とお母様がおっしゃっていたそうですね。
こんな身近な場所にも厳しい生存競争、子育てにかける母親の懸命さがあることを知らされました。

>「神酒ノ尊〜絆の物語〜」からまずは13話まで読ませて頂きました。
>今の深夜アニメのように程よい長さで簡潔に纏められており、
>最後は無事事態も解決して何よりでした。

はい、清酒皇子の皆様が経営するお店に射す妖しい影…、どんな陰謀と戦いが待ち受けているのかと
ハラハラしましたけれど、和解が成って本当に良かったです。

>お仕事の立場上早起きなのと、私自身がすぐに酔ってしまう体質なのが問題なのですけれど
>2週間に1度くらいなら日本酒を嗜むのもよろしいかもしれませんね。

はい、ぜひともご一緒に晩酌を楽しみたいですわ。
柚葉さんとわたくしとの二人だけの時をゆっくりと…。

>「越乃景虎」様はかの上杉謙信公を彷彿させる凛々しい方でいらっしゃいますね。
>そして優しく気遣いも出来る方とくれば…。
>松宵庵にはあの方を目当てに足を運ばれる方も多い事でしょう。

お一人お一人個性的な殿方でいらっしゃいます。
きっとお客様の中にも推しの皇子様がいらっしゃる方が多いのでしょうね。
今はどこにあるかも分かりませんが、いつかは八宵町に行き、松宵庵でそれぞれの神酒を嗜んでみとう
ございます。

「様々な神様やあやかしが集い夜毎賑わう大繁華街 − 八宵町」。
商店街のお颯様にもお話してみたところ、
「なんだい、それじゃあこの街も似たようなもんじゃないか。
 主に姫さんと柚葉さんのお蔭でさあ。」
と笑っておっしゃってくださり、とても嬉しかったですわ。

ただ一つ残念なのは、佐保姫様のおひざ元であり古くより酒造りが行われてきた奈良のお酒が無かった
こと。
奈良市の正暦寺の境内には「日本清酒発祥の地」の石碑までありますのに。
それで「神酒ノ尊〜絆の物語〜」とよく似た企画の「日本酒ものがたり」の方を調べてみました。
こちらには奈良市ご出身の「春香 鹿音((はるか かのん)」様という方がいらっしゃいましたわ。
今度奈良へ参ったときにはお会いしたいですわね。

そうそう、話は飛びますけれど。
三女ちゃんからとても興味深い話を教えてもらいました。
「ルリドラゴン」という漫画になっているお話で、Youtubeでボイスコミックもアップされているの
ですけれど。
異種族と人間の女性の間に生まれた女の子の物語、それも今の時代のことだそうで。
自分の出生の秘密を知った女の子がやがて半人半妖たることに戸惑いつつも、やがてその事実と向き
合っていく…、とても良き物語でしたわ。
「まちカドまぞく」のシャミ子さんのようでもあり、久地崎朱瑠さんのようでもあり。

人間と異種族との縁というものは、確かに良き形になり得るものなのだと、わたくしも励まされる思い
がいたしました。

128 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/04/13(Wed) 19:40
4月にしては暑い気が。
下手すりゃ熱中症にもなりかねない

129 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/04/13(Wed) 22:00
>>128

どうぞお客様…。
蜂蜜レモンドリンクをご用意致しました。
レモンを使ったお飲み物は夏に多く作るのですが、
熱中症対策も兼ねて早めの時期にご用意致しました。

お茶請けは、桜のパウンドケーキです。

今年初めての台風の影響もあり、熱気が列島に運ばれてきたらしいですね。
大学に通う際、この時期でしたらまだ長袖を羽織っていくのが通例でしたが
本日は半袖で私も通学致しました。

そしてあちらこちらでも、熱中症に対する注意喚起が出ておりました。
メイドとしては、より一層お嬢様の体調には注意させて頂くと共に
私達も気を付けねばならないですね。

蜂蜜はお出しする際に入れるとして…。
お嬢様が帰宅された際や屋敷の皆様の休憩のためのレモンドリンクは
多めに作っておきましょう。

この暑さも含めて、今後とも寒暖の差が激しい日々が続くと思われます。
お互いに、体調には十分に気を付けて参りましょう。

130 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/04/14(Thu) 03:45
>>124(アーチェロお嬢様)

>そう、土地神様の下、筝曲部と幽霊のお嬢様の協演に加えての演目として、部長様と演劇部の皆様の
>桜の舞いが加わって、本当の桜の精の幻想の舞いの如き素晴らしいページェントが催されることと
>なりました。

(神社の境内が温かい拍手に包まれる中で…)

最高の演目でした…。
皆様、本当に素晴らしかったです。
そしてお嬢様も、巫女服に身を包んでの学園の大先輩のサポート、お疲れ様でした。

共に手を取り合い、幽霊のお嬢様が神秘的な現身を形成し、
素晴らしい演奏を披露して下さいました。
桜吹雪の舞う中、あの御姿を「怪談」などと形容する方などおられないでしょう…。
「春の奇蹟」と呼ぶのが相応しいですわ。(微笑)

>年配の方々の中にはお嬢様の同輩の方々もいらっしゃって、お嬢様との「再会」に涙する方もいらっ
しゃいます。

はい、中にはお孫さんと一緒の方もおられましたね。
その方は部活動における後輩だったそうで…。

「ああ…。このピアノの音色、優雅に演奏される御姿…。あの頃の先輩だわ。
もう二度とお目に掛かれないと放課後の音楽室で泣いたあの日から何十年…。
まさかもう一度お目に掛かれるなんて…。」

あの方の言葉には、胸に込み上げてくるものがありました…。

>そうそう、春アニメと言えば「ヒーラー・ガール」に注目しておりますわ、わたくし。

はい、私も早速一話を拝見させて頂きました。
藤井さんに対する師匠からの、見習いと言う立場上勝手に治療を施してはいけないという言葉には
私も母に力の使用を厳しく戒められた時のことを思い出しました。

それでもこれまで学んだ事を思い出し、今の自分に出来る最善の事をされた姿には
お嬢様と同じく心温まるものがあり、先行きが楽しみになってきました。
藤井さんを含む見習いの皆さんの今後の活躍、期待しております。

お嬢様、それでは早速私からもヒーリングを…。
幽霊のお嬢様が現身を得るために、御力を使われたと思います。

お片付けが終わりましたら、土地神様が社殿においてお嬢様を含め学校の皆様に
労いのお言葉を掛けて下さるそうですわ。
それでは、参りましょうか。

131 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/04/15(Fri) 02:38
>>128

いらっしゃいませ、お客様。
お体の具合はいかがですか?
急に夏の趣きが濃くなってまいりましたので、お体が慣れないうちはお辛いのではありませんか?
何をなすにも健康が第一でございます。
蜂蜜レモンドリンクで人心地つかれたかと存じますが、わたくしからも「元素支配」の魔法を以て
涼風を吹き渡らせていただきます。
どうかゆっくりとお涼みになってお体を休ませてくださいませ。

我が家の柚葉さんが申すとおりこれは台風の影響とのこと。
この台風そのものはこの季節日本を襲うことは無いでしょうが、天気と気温が不安定になりましょう
から、時ならぬ冷え込みで風邪を召されたりしないよう、どうぞお気をつけを。


>>129(柚葉さん)

>蜂蜜はお出しする際に入れるとして…。
>お嬢様が帰宅された際や屋敷の皆様の休憩のためのレモンドリンクは
>多めに作っておきましょう。

ありがとうございます、柚葉さん。
暑い中を帰宅してすぐにひんやり冷たく爽やかなレモンドリンクをいただける嬉しさ…。
蜂蜜も注いでいただいて、元気が戻ってまいりますわ。

蜂蜜をいただくと心が穏やかになります。
以前お教会所属の「狩人」のお嬢様を保護し、後に彼女が修道院に入られたことをお話ししたことが
ありましたけれど。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=478946904&st=594&to=594&nofirst=true

その方は、修道院の生計のために孤児たちと一緒に養蜂を行っていましたわ。
わたくしも養蜂に興味が湧いてその方にやり方を教えていただきました。
そして花咲き誇る領地の一角で実際にやってみた。
使用人たちは最初、教会の人間から教えられたことをわたくしが行うことに良い顔をしませんでした
けれど。
わたくしが苦労の末集めた蜂蜜を塗ったパンを食べると顔をほころばせてくれました。
「お嬢様がくださった蜂蜜だから美味しくいただいたのです。その修道女に礼を申す気など金輪際
 ございません。」
と言いつつ、蜂蜜入りのクッキーを作って渡してくれました。
そして
「蜂蜜は生後1年未満の乳児には『毒』でございますゆえ、決して乳児に与えないように。その修道
 女にも注意しておかれませ。
 人間などどうなってもかまいませんが、罠にかけて赤子を殺した、などと言われるのも癪ですから
 ね。」
とわたくしが修道院に行くことを黙認し、助言もしてくれましたわ。

柚葉さんがくださる蜂蜜の味に、自然とあの日々が懐かしく思い出されますわ。

今日も誠に良き日でございます…。

132 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/04/15(Fri) 20:34
>>130(柚葉さん)

>(神社の境内が温かい拍手に包まれる中で…)

>最高の演目でした…。
>皆様、本当に素晴らしかったです。
>そしてお嬢様も、巫女服に身を包んでの学園の大先輩のサポート、お疲れ様でした。

はい、燦々たる春の陽気の中、響き渡る弦楽の妙なる響き、本当に顕現したかのような桜の精の舞い、
人々の心からの鳴り響く拍手…、まさに歓喜が世界を包んだかのような至福の時空でした…。
わたくしも土地神様の神聖なる庭を調えるため、こうして巫女服を着ましたが。
我が魔の気を以て幽霊のお嬢様の現身を顕現させる役目を無事果たすことができました…。

>共に手を取り合い、幽霊のお嬢様が神秘的な現身を形成し、
>素晴らしい演奏を披露して下さいました。

幽霊のお嬢様がほのかに温かな光を発してその嫋やかな姿をお見せ下さったときの、皆様の感に堪え
ないと言わんばかりの溜め息。
一瞬にして人々を魅了したお姿と流れるような美しい調べ…。
直前まで僅かながらそこここに漂っていました怖れの気持ちは既に雲散霧消して。
後はピアノとお箏の音色、それに合わせて舞う演劇部の皆様は、本当に柚葉さんのおっしゃるとおり
「春の奇蹟」でございました。

>はい、中にはお孫さんと一緒の方もおられましたね。
>その方は部活動における後輩だったそうで…。

はい、感激のお言葉と滂沱の涙と。
長きにわたる別離の後に訪れた再会の感激が、先輩と後輩との間の隔たりを軽く超えてしまいましたね。
お嬢様とその後輩の方とが即興で連弾されたクラシック曲も、本当に息が合っていて、お二人がどれ
ほど深く心通わせておられたか、肌身で感じられました。

>はい、私も早速一話を拝見させて頂きました。
>藤井さんに対する師匠からの、見習いと言う立場上勝手に治療を施してはいけないという言葉には
>私も母に力の使用を厳しく戒められた時のことを思い出しました。

柚葉さんもご覧になったのですね。
同じヒーラーとして深く学び修練された柚葉さんこそ、彼女らの医療者としての心を深くご理解された
のでしょう。
わたくしは人の血を奪う魔の者の身。
これからもあのアニメを通じて、人の命とそれを救うことの尊さをあらためてつぶさに見て、柚葉さんの
ように理解を深めてまいりたいです。

>お嬢様、それでは早速私からもヒーリングを…。
>幽霊のお嬢様が現身を得るために、御力を使われたと思います。

柚葉さん、ありがとうございます。
やはり柚葉さんには見抜かれてしまいましたね。
お嬢様と後輩の皆様との交歓をできるだけ長くもたせたくて頑張りましたが、まだまだ力不足のようです。
それでは、お力を使わせて申し訳ありませんがよろしくお願いいたします…。

(柚葉さんのヒーリングで元気を取り戻した後、柚葉さんや学校の皆さんと共に社殿へとまいりまし
た。)

「霊体となりたるいとも嫋やかな娘よ、彼女と共に春の宴を為してくれた後輩の者らよ、そして「贄の
 血」で結ばれた娘らよ。
 皆々まことに良き絆の糸を紡いでくれた。
 催しを為したそなたたちだけではなく、それを目の当たりにした者たちすべてが良き思いを共にし
 て、綾なす糸で縁を結び得た。
 この社がこれほど人々の心を繋いだことをほんに嬉しく思う。
 わらわより神威を以てそなたらに幸あらんことをこいねがう…。」

土地神様から加護の力がわたくしたちに注がれているのが分かります…。
わたくしたちがこの日の良縁を忘れないでいれば、きっとわたくしたちの力になってくれるであろう
加護の尊き力…。
わたくしはこの力を以てさらに柚葉さんと、そして町の皆様との絆の糸を紡いでまいりましょう…。

(すみません、続きます。)

133 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/04/15(Fri) 20:36
>>130(柚葉さん)(続きでございます。)

(神社からの帰り道です。)

柚葉さん、本日は本当にわたくしを支えて下さり、どうもありがとうございました。
柚葉さんの支えがあったおかげで、心置きなく幽霊の嬢様の顕現に力を使うことができました。
こんな良き日を迎えられて、柚葉さんには感謝しかございません。

ところで話は変わるのですが、またアニメの新作のお話をさせてくださいませ。
わたくしたちが共に楽しみました「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」
は2023年の劇場版も予定されていて、今後の楽しみの一つかと存じます。
そしてもうひとつまた新たに乙女ゲームの悪役令嬢を題材としたライトノベルにして漫画作品のアニメ
化が決定したとのことでございます。
その名は「ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん」。
ちょっと変わったタイトルのとおり、乙女ゲームの悪役令嬢と、「遠藤くん」と「小林さん」とが織り
なす不思議な物語です。
ニコニコ静画やComicWalkerで一部を読んで、今では購読しております。
アニメ化にも期待をかけている次第でございます。
ごめんなさい、わたくしの趣味嗜好の話を長々としてしまいまして…。

(本日の催しの高揚感に楽しみなアニメの話が加わって、自然足取りが軽くなるわたくしでございま
した。)

134 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/04/16(Sat) 08:40
>>131(アーチェロお嬢様)

お嬢様、朝食の準備が整いました…。

ホームベーカリーの焼き立てのパンの香りは、食欲をそそりますね。
(ベーコンエッグ、野菜サラダ、苺豆乳プリン等を食卓に並べています。)

それにしても、寒暖の差が激しい今日この頃ですね。
でも暑さ寒さに関わらず、レモンと蜂蜜は体調を整えるのに活躍してくれます。

それでは朝食の前に、本日は蜂蜜レモンのホットドリンクを…。

>その方は、修道院の生計のために孤児たちと一緒に養蜂を行っていましたわ。
>わたくしも養蜂に興味が湧いてその方にやり方を教えていただきました。

まあ!お嬢様は養蜂の経験がお有りなのですか?
そしてそれを教えて下さったのが、以前語られていた元狩人の修道女様…。
教会の方々とは様々な因縁や確執があるのは存じておりますが、
そのような素敵な思い出が残っているのであれば、ホッとしますね。
そう、この蜂蜜を入れた温かい飲み物を口にした時のように…。(微笑)

>わたくしが修道院に行くことを黙認し、助言もしてくれましたわ。

これらのエピソードから、お嬢様を故郷で支えて下さっていた方々の優しさが
窺い知れますね。
これまでの経緯から、納得せざるものも素直に認められないものも多い事でしょう。
それでも、決して心から人間との対立を望んでいるわけではない…。
だからこそ、立場上出来ない事や本当に秘めている想いをお嬢様に託していたのですね…。

元々好きな蜂蜜が、もっと好きになれた気がします。(微笑)

ニコニコ…。(何故か更に嬉しそうな笑顔)
(お嬢様と「はめふら」のカタリナさんが、一緒に養蜂を楽しむエピソードを
画家のお嬢様に同人誌用のネタとして提案しておきましょう。(笑))

そういえば、>>130で仰っていた「ルリドラゴン」、読ませて頂きました。
あ、その前にホットドリンクのお代わりをどうぞ…。

ある日突然角が生えて、己の出自を知るというのは確かにあのシャミ子さんと似ていますね。
あまりに唐突過ぎて、お母さんに反発してしまうのは無理からぬ事だと思いますが、

「実際私がどうこう言うより実感沸いたでしょ?」

という返しには、凄く納得してしまいました。(汗)
それと、お母さんと共にお父さんに会いに行けたのは見ていてとても嬉しかったです。
それにしても、最初の質問でそれを聞きますか。(苦笑)

もし叶うのであれば、お嬢様の「人化」の御力でルリさんのお父さんに人の姿をとって頂き
家族水入らずで温泉を…と思ってしまいました。
ただ、あれ程の御方となるとお嬢様と雖も魔の力を相当お使いになると思いますが…。

(その場合は、奥方様が笑顔で馳せ参じて下さる気がします。(笑))

素敵な家族エピソードの紹介、有難うございました。
雨も上がり、晴れ間と陽気が庭に広がり良き日となりそうですね。(微笑)

それでは、そろそろ朝食のお片付けを…。

135 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/04/17(Sun) 09:55
>>134(柚葉さん)

>お嬢様、朝食の準備が整いました…。

ありがとうございます、柚葉さん。
本日も、あけぼのの少し前よりお散歩に行っておりましたが。
千年前の「枕草子」の頃からこの季節の明け方の美しさは変わりませんね。
ただ本日は少し肌寒さが優っておりましたけれど。

>ホームベーカリーの焼き立てのパンの香りは、食欲をそそりますね。

焼きたてのパンのふわりと柔らかく立ち昇る薫りは、朝から食欲をくすぐりますね。
我が家で丹精込めて焼いていただいたパンをすぐに美味しくいただける…、とても素敵なことですわ。

欧州では中世に「バナリテ」といいう領主権がありました。
パン焼き窯や製粉所は領主の専有物だったんです。
そして領民はこれらを、使用料を支払って使うよう強制されていたのですよ。
自分で好きな時に気軽にパンを焼けないなんて、不便だったことでしょう。
もっとも我が領地では、お母様が
「領民の好きに焼かせてやればいいじゃないのぉ。」
とおっしゃったので、領民が各戸好きにパン焼き窯を持っておりましたわ。
こうして自家製の温かいパンを前にすると、お母様に全面的に賛成するしかありませんわね。

>それでは朝食の前に、本日は蜂蜜レモンのホットドリンクを…。

ああ…、美味しいです。
蜂蜜の滋味豊かな甘さ、レモンの爽快な酸味が、身を温めながらしっかりと堪能できます。
体に元気がみなぎる豊潤な味わいですね。

>まあ!お嬢様は養蜂の経験がお有りなのですか?

はい、修道女様とわたくしとの絆の証しであり、わたくしを昼の世界へといざなってくれた貴重な
体験ですわ。
わたくしが人と交わるために昼日中に出歩きたい、と思っても、持って生まれた夜型の習性はなかなか
変えることが難しかったですが。
養蜂という、美味しい蜜を集める目標ができたので、日中に起きていることが苦痛でなくなりましたわ。

>教会の方々とは様々な因縁や確執があるのは存じておりますが、
>そのような素敵な思い出が残っているのであれば、ホッとしますね。

はい、カルミーニオ家の使用人の中にも教会に対する不信や反感を持つものが少なくありませんでした
が、養蜂を通じた修道女様との交流により
「彼女だけは認めてあげなくもない」
と多少の好意を持ってくれる者もおりましたわ。

>これまでの経緯から、納得せざるものも素直に認められないものも多い事でしょう。
>それでも、決して心から人間との対立を望んでいるわけではない…。
>だからこそ、立場上出来ない事や本当に秘めている想いをお嬢様に託していたのですね…。

はい、使用人たちも過去に教会の人間に傷つけられ、彼らと和合することなどあり得ないと背を向ける
ことも多かったですが、それでも憎しみだけで心を塗り固めていたとは思いません。
中には
「姫様だけを危険な場所へ行かせるわけにはまいりません。」
と言いつつ修道院へ同道して、孤児の世話の手伝いをしてくれる者もおりましたわ。
わたくしもこうして蜂蜜をいただくとき、心に温かいものが宿る想いなのですよ。

>ニコニコ…。(何故か更に嬉しそうな笑顔)

…なんだか、ずい分とご機嫌そうですが。
何か楽しいことがあったのでしょうか?

(わたくしがその答えを知るのは、とある真夏の祭典が間近に迫った頃でした。
 そして、誌上でカタリナ様と共演できたことで胸を躍らせたのはもちろんのことでございます。)

>そういえば、>>130で仰っていた「ルリドラゴン」、読ませて頂きました。

そうですか、柚葉さんもご覧になっていただいたのですね。
美味しいホットドリンクをいただきながら、ご一緒に楽しいマンガの話に興じることができる、まことに
魅惑のひと時ですわ。

>「実際私がどうこう言うより実感沸いたでしょ?」
>という返しには、凄く納得してしまいました。(汗)

ルリさんのお母様、最初は角が生えたルリさんに対してずい分と大雑把な態度に思えたのですけれど、
あの一言からは、いざ娘が本当に角なり牙なりの龍の印が生じたときの心がまえをしていらっしゃった
のかも知れませんわね。
それまでは何を言っても本気にされないだろうから、生じた後に娘が不安に陥らないように落ち着いて
対応してあげようと。
もっとも、火を吹く可能性については早めに知らせてあげて欲しかったですが…。

(すみません、続きます。)

136 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/04/17(Sun) 10:00
>>134(柚葉さん)(続きでございます。)

>それと、お母さんと共にお父さんに会いに行けたのは見ていてとても嬉しかったです。
>それにしても、最初の質問でそれを聞きますか。(苦笑)

実はわたくしもとても気になっていたのですが。
お二人がどのように…その…なさったのか。(赤面)
それにしましても娘さんから聞かれてうろたえるお父様は本当にごく普通のお父様で微笑ましかった
ですね。

>もし叶うのであれば、お嬢様の「人化」の御力でルリさんのお父さんに人の姿をとって頂き
>家族水入らずで温泉を…と思ってしまいました。

まあ、それはぜひにお役に立ちたいですわ。
わたくしとしましても、龍…お社に住んでいらっしゃいますから龍神様ですね、その方と人間の女性
とが結ばれたこと、とても嬉しく思いましたもの。
また家族ご一緒の時を過ごされるお手伝いができるのは願っても無いことでございます。

>ただ、あれ程の御方となるとお嬢様と雖も魔の力を相当お使いになると思いますが…。

柚葉さんも想像されているのではないかと思いますが、そのときにはきっと「あの方」が喜んでしゃ
しゃり出て…もとい協力してくださるでしょうね、はあ…。(溜め息)

>素敵な家族エピソードの紹介、有難うございました。

こちらこそわたくしの持ち出した話題に共感していただけてとても嬉しゅうございます。
有難うござい
ました。
柚葉さんも、何かお奨めの漫画などございましたらどうか教えてくださいませ。

137 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/04/18(Mon) 10:53
はめふらと言えば、アーチェロ嬢とソフィア・アスカルト嬢が並ぶと
姉妹に見えそうな気がしますね。

138 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/04/18(Mon) 16:38
>>137

いらっしゃいませ、お客様。
また花冷えの天候が続きますね。
お体、お大切になさってくださいませ。

あらあらあら…、嬉しいことをおっしゃってくださいますのね。
あの愛らしいアスカルト伯爵令嬢ソフィア様とわたくしが姉妹のよう、だなんて。
可憐で見るからに繊細で、心の清らかさをそのまま形にしたような清楚なお嬢様。
確かに髪や瞳の色は似ていますが、わたくしがあのようなお人形の如き愛らしい方の姉の様に見えまし
たなら、心から嬉しゅうございます。

ソフィア様はアニメを見ていても、不当な中傷にじっと耐える姿があまりに痛々しく思えて、我が腕の
中にギュッと抱きしめてお守りしてさし上げたくなります。
他人から忌み嫌われる辛さはわたくしも分かりますもの。
そして彼女に言うでしょう。
「あなたはきっと心を許せる素敵な友達と出会えるわ。
 それまではわたくしがあなたを守ってあげますから安心なさい。」
と。
幸いカタリナ様とお友達になれて孤独から救われ、やがて少しずつ心も強くなっていかれたようで安堵
いたしましたわ。

「はめふら」の世界でソフィア様と姉妹になって、魔法学園で彼女やカタリナ様やお友達のみんなと
過ごしたなら。
女子寮で深けゆく夜にお喋りすることができたな…ら。
想像しただけでワクワクいたしますね。

139 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/04/18(Mon) 21:28
>>137

お客様、ようこそお出で下さいました…。
本日は特に朝晩の冷え込みが激しいですね。

蜂蜜レモン紅茶を用意致しました…。
お嬢様と共に、召し上がって下さいませ。

実は私も、幼少期のソフィアさんにはお嬢様と重なるものを感じており
もしお嬢様が側にいて下さったら…と考えた事もありました。
そして、美しい銀髪とルビーのような瞳も…。

ですから、他の方にもそう仰って頂けると私も嬉しくなって参ります。(微笑)

それと最近、少し奮発して個人的にゲーム機を購入し「はめふら」の新たな世界を楽しんでおります。
そこでもまた、カタリナさんとの出会いがソフィアさんの孤独を癒し、
同時に心無い言葉に負けない強さを与えてくれた大切な思い出として語られています。

もしカタリナさんが我が家のお嬢様とソフィアさんが並ぶのを見たら、
お客様と同じように「姉妹みたい」と感じて目を輝かせる姿が容易に想像がつきますね。

はめふらのヒロイン4人の「パジャマパーティー」「女子会」にお嬢様が加わったとしたら…。
私も想像しただけでワクワクします。
その際には、きっとカタリナさんがお嬢様のように和服をお召しになりたいと
提案するのではないでしょうか?

そしてそれぞれに似合う和服をチョイスし、正に「百花繚乱」となられるのは間違いないですね。(微笑)
更に殿方4人が和服を身に纏った令嬢達のお姿にどのような反応を示されるかが、楽しみです。

>>133(アーチェロお嬢様)

お嬢様、紅茶のお代わりを…。
それでは私も、一息つかせて頂きます。

>ニコニコ静画やComicWalkerで一部を読んで、今では購読しております。

はい、お嬢様から紹介して頂いて私も一部読ませて頂きました。

この手のシリーズも「はめふら」がヒットして以来(それ以前からあったとも聞いておりますが)、
多くの作品が生まれて脚光を浴びておりますが、
「読者」や「プレイヤー」の「視点」に着目した発想が世界観を広げ、
そして十人十色の世界を作り上げているというのを実感しております。

読み比べてみると、同じようでどこか違う…。
そしてそれぞれの作者さんが生み出した新たな発想を発見し、
また新たな楽しみ方が読者の間で生まれていくのですね。

こちらもまた、今後の展開に期待しております。
そして勿論、来年の「はめふら」の映画化に関しても…。

140 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/04/21(Thu) 00:36
>>139(柚葉さん)

(横から失礼します。)

>それと最近、少し奮発して個人的にゲーム機を購入し「はめふら」の新たな世界を楽しんでおります。

まあ…、こちらのゲームのことは存じませんでした。
柚葉さんの「はめふら」愛に比べて自分の作品のフォローの至らなさに恥ずかしくなってしまいます。
ゲームの公式サイトを見てみましたが、アクティブでお日様のように明るいカタリナ様に相応しい
舞台ですね。
カタリナ様のことです、たとえ海賊の襲撃に遭おうとも、きっとそれは破滅フラグも何のその、新しい
出会いをもたらす素敵な冒険の場に変えてしまわれることと思います。
何ともワクワクする舞台設定ですわ。
そしてソフィア様がどんな思い出を語られるか、とっても気になります。
ただこれを買い求めるには、確かに少々お財布と相談しないといけないようですけれど…。

そして本年公演の舞台もございます。
こちらは何とかチケットを入手したいですね。
来年の劇場版公開も控えて、「はめふら」の世界がまだまだ広がっていきましょう。

>もしカタリナさんが我が家のお嬢様とソフィアさんが並ぶのを見たら、
>お客様と同じように「姉妹みたい」と感じて目を輝かせる姿が容易に想像がつきますね。

柚葉さんからもそうおっしゃっていただけますと、ますます「はめふら」の世界へ、ソフィア様の
ところへ、行きたくて仕方なくなりますわ。
ソフィア様から「お姉様」なんて言われたら…、二人で一緒にロマンス小説を読んだりできれば…。
あああ、いけません、思わずウットリして茫然自失してしまいそうです。

>はめふらのヒロイン4人の「パジャマパーティー」「女子会」にお嬢様が加わったとしたら…。
>私も想像しただけでワクワクします。

まあ、それでしたらカタリナ様の傍にアンさんがいらっしゃるように、わたくしの傍にはやはり柚葉
さんがいてくださらないと寂しゅうございます。
そうなりましたら、ソフィア様もむしろ柚葉さんのことをお姉様と慕ってしまわれそうですが、わたくし
と二人柚葉さんから妹のように慈しんでいただく、そんな関係も素敵です…。

あ、でも、柚葉さん、アンさんお二人で
「うちの『カタリナ』『アーチェロ』お嬢様ときたら…。」
などと、お二人で溜め息をついたりなさらないでくださいましね?(汗汗)

>その際には、きっとカタリナさんがお嬢様のように和服をお召しになりたいと
>提案するのではないでしょうか?

カタリナ様はじめ皆さまの和服姿!
それはぜひぜひ見てみたいです!
本当に柚葉さんは素敵なアイディアを次々と紡ぎ出してくださいますね。

!もしかすると…。(急いで端末のキーをたたきます。)
やはり…、「はめふら 和服」で検索しましたら、カタリナ様はじめ皆さまの和服姿がヒットいたし
ました!
カタリナ様やマリア様の着物姿のアクリルスタンド、女性4人の花火見物、キース様やニコル様の和服
姿もあって皆様とってもお似合いです…。
正に「百花繚乱」、ますます「はめふら」の世界へ行って、皆様の和装のお手伝いがしたくなります
ね…。

(すみません、続きます。)

141 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/04/21(Thu) 00:38
>>139(柚葉さん)(続きでございます。)

(神社から帰ってまいりました。)

>お嬢様、紅茶のお代わりを…。
>それでは私も、一息つかせて頂きます。

ありがとうございます、柚葉さんのヒーリングのお陰で疲れもすっかり癒されました。
今日の神社の催しも、画家のお嬢様が絵にして下さるとのことで、完成が楽しみでございます。

>はい、お嬢様から紹介して頂いて私も一部読ませて頂きました。

ありがとうございます。
次々とわたくしの好みの作品の話を持ち出して恐縮ですが、読んでいただけて嬉しいですわ。

悪役令嬢ものは「はめふら」以前にも無かったわけではありませんが、やはりあの作品で一躍耳目を
集めるジャンルとなったのでしょうね。
それぞれの令嬢が危険なフラグと戦いながら自分の運命を切り開いていく様が、彼女らを輝かせていく、
その展開に惹きつけられます。
わたくしの本棚も気がついたら悪役令嬢ものが、けっこうな数が並んでおりました…。
「青薔薇姫のやりなおし革命記」、「悪役令嬢後宮物語」、「悪役令嬢転生おじさん」、「悪役令嬢は
夜告鳥(ナイチンゲール)をめざす」、「大相撲令嬢 〜聖女に平手打ちを食らった瞬間相撲部だった
前世を思い出した悪役令嬢の私は捨て猫王子にちゃんこを振る舞いたい はぁどすこいどすこい」…、
まだ他にもございますが、これくらいに留めておきましょう。
本当に、作者の方々の創造力、想像力には感服の他ございません。

「はめふら」の映画も本当に楽しみですね。
そして、カタリナ様はじめ皆さまのご活躍がさらなる悪役令嬢ムーブメントを呼び起こすものと期待
せずにはおれませんわ。

142 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/04/21(Thu) 21:29
GWのご予定は?

143 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/04/23(Sat) 01:05
>>142

いらっしゃいませ、お客様。
花冷えから今度は日中汗ばむような陽気となりましたね。
日差しでお体が参らぬようどうおお気をつけください。

GWは子どもの日に公民館のイベントでお手伝いさせていただく、これは恒例となっております。
鯉のぼり作りや柏餅作りを子どもたちと一緒にするのはとても楽しいですが、年長の子どもたちも、
より小さい子どもたちに教えてあげたりして、小さいながらその誇らしげな姿が見ていてとても微笑ま
しいです。
昔話の読み聞かせも恒例となっていますので、町内会からどんなお話のリクエストがくるか、今から
楽しみにしております。

そのほかには、我が家のメイド見習いの三女ちゃんから、冬アニメで採り上げられた東京のコスプレ
イベントに参加しようという提案が出ていますので、こちらは家族で相談して決めたいと思っています。

また、その時期はGMW(ゴールデンメイドウィーク)として例年メイドとしての活動を重ねてもおり
ますので、その期間はメイドとしておもてなしさせていただけたら、とも思います。
不束者ではございますが、気が向かれたらどうぞおいで下さいませ。

144 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/04/23(Sat) 12:16
物産展みたいなイベントは好きですか?

145 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/04/23(Sat) 22:06
>>142

はい、GWにおきましては凡そお嬢様が仰った通りの予定となっております。
特に、公民館における「子どもの日」のイベントは、お嬢様と街の皆様の
絆を確かめ合う重要な機会となっております。

昨年は、GMW(ゴールデンメイドウィーク)において、グリッタちゃんも参加して下さいました。
決してご無理は申しませんが、またいらして下さればお嬢様は勿論
街の皆様や子どもたちもきっと喜んで下さるでしょう。

コスプレイベントに関しましてはまだ未定ですが、秋の町内のハロウィンイベントとは
また違った楽しさもあると思います。
前向きに、検討しているところなのですよ。

ご都合が宜しければ、是非いらして下さいませ。

>>144

はい、勿論好きですよ。
物産展は、季節における商店街のイベントの一つでもあります。

というわけで、今回は「九州・沖縄の物産展」にやって参りました。
先輩のメイドさん、そして三姉妹さんも、家族総出で来ております。

というわけで先輩には主に九州のお酒を、
長女さんには肉、魚などの生鮮品を、
次女さんにはご当地のグルメを、
三女さんはご当地のスイーツをお願いします。

この物産展は私達だけでなく、この街の神社の土地神様や私達のお屋敷の屋敷神様も
楽しみにしているんです。

土地神様はご当地のお酒に、屋敷神様は甘い物好きでご当地のスイーツに目が無いのですよ。
御屋敷を出る前に、チラシを見た屋敷神様から
「鹿児島の薩摩シュークリーム」「長崎銘菓クルス」「別府地熱プリン」は
是非買ってきてほしいとリクエストを頂きました。

宜しければ、お客様もお気に召した商品があれば是非お買い求め下さいませ。
それと2000円以上で一回、福引に参加も出来ますよ。

私とお嬢様はこれから、御贔屓の青果店のお姉さんのコーナーに参ります。
どのようなご当地のお野菜や関連した商品を揃えて下さっているか、今から楽しみです。

146 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/04/25(Mon) 15:07
>>144

いらっしゃいませ、お客様。
物産展、良いですよね。
催事場のフロア一面に各地の特産品、名産品が広がり、思い思いに足を運んでそれらの品々を見て
回れるのですもの。
日本各地の地方色を堪能できる、とても充実した旅行といった趣き、楽しくないわけがございません。

そういった地方別の物産展も楽しいですし、「駅弁大会」のような日本全国津々浦々の物産を一度に
楽しめる物産展も大好きでございます。
昨年奈良へ旅行に出かけた際に、それぞれの土地に様々な趣向の駅弁があるにもかかわらず、買って
食することができたのはほんの一部で残念な思いがしましたから、地元で居ながらにしていろいろな
駅弁を買い求められるのはたいへん嬉しいことでございます。

わたくしが日本の物産展を初めて聞いたのは、18世紀の半ば頃でした。
オランダの商船に乗って日本に行っていた母が帰ってきて語ってくれた土産話でしたわ。
「ゲンナイ・ヒラガという男がプロデュースした薬の物産展は随分と盛況だったわねぇ。
 本人も意気軒昂で、『いずれオランダにも輸出するくらいに振興させたい』と言っていたわよぉ。」
と、彼から進呈されたという煙管をくわえながら聞かせてくれました。
わがカルミーニオ侯爵家も薬品研究を行っておりましたから、わたくしも日本にパートナーになりそう
な方がいらっしゃることを知って嬉しく思いましたわ。

147 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/04/25(Mon) 19:01
>>145(柚葉さん)

(横から失礼します。)

>昨年は、GMW(ゴールデンメイドウィーク)において、グリッタちゃんも参加して下さいました。
>決してご無理は申しませんが、またいらして下さればお嬢様は勿論
>街の皆様や子どもたちもきっと喜んで下さるでしょう。

奈良へお引越しされて、今も元気にお仕事に励んでいらっしゃることと思います。
そして白鹿さんともさらに仲を深められていることでしょう。
もちろんご近況を伺いたいですし、またGMWをご一緒させていただければ嬉しいですけれど、この期で
なくてともまたいつでも来ていただければ大歓迎ですわ。
どうかご都合のよろしい時においでくださいませ、と同じ空の下にいらっしゃるグリッタちゃんに
声をお届けしたいですね。

>コスプレイベントに関しましてはまだ未定ですが、秋の町内のハロウィンイベントとは
>また違った楽しさもあると思います。
>前向きに、検討しているところなのですよ。

毎年のハロウィンや京都旅行での「変身処 舞香」「妖怪電車」で普段の自分で無い姿に姿を変える
楽しさを知りました。
それは吸血鬼が生得している変化(へんげ)の能力よりもより個性的で、胸躍るものだと感じたので
すよ。
そして冬アニメの「その着せ替え人形は恋をする」を見たのが決定打でしたわ。
三女ちゃんに提案されたのもありますが、わたくし自身喜多川海夢さまのように自分の推しのキャラの
姿になってみたいと思う気持ちが湧き上がってきて。
アニメに出てきたあの池袋の会場で自分も参加してみたくなりました。
もしかしたら、喜多川さまや五条新菜さまにお会いできるかも知れませんし。
柚葉さんと一緒に、同じ作品で「コス合わせ」できましたら、なおのこと嬉しいですわ。


(「九州・沖縄の物産展」に来ております。)

まあ…、見るからに南国の温暖な地で育てられ収穫されたであろう食品の数々…。
実りの豊穣のただ中にいることが自然に全身で感じられ、心が浮き立ちますわ。
日本はイタリアと同じく南北に長く自然と風土の多彩な国、九州・沖縄の物産を見るだけでそのこと
が分かりますね。

こちらが鹿児島の産物ですか、黒豚、和牛、郷土菓子…。
鹿児島は「東洋のナポリ」と言われ、雄大な火山を望む風景は特に親近感を覚えておりましたの。
あら、試食させていただけますの?「あくまき」とはなんなのでしょう?
これは…、黄な粉と黒糖のかかった餅菓子ですのね。
さすが南国鹿児島らしい濃厚なお味です。
屋敷神様ご所望の「鹿児島の薩摩シュークリーム」と一緒に買っておきましょうか。

>私とお嬢様はこれから、御贔屓の青果店のお姉さんのコーナーに参ります。

ふう…、さすがは目利きのお颯様、いろいろな品を取り揃えていらっしゃって良い買い物をさせてい
ただきましたけれど。
まさかその場で突然
「日本とイタリアは姉妹都市がたくさんあるから、両方の都市の名品を集めたコラボ企画をやらないか?」
と言われてちょっとビックリでした。
恥ずかしながらわたくしも存じませんでしたが、本当に姉妹都市がたくさんありますのね。
鹿児島市と
ナポリ市、京都市と岐阜市とフィレンツェ市、熱海市とサンレモ市、大阪市とミラノ市、東京都と
ローマ市、白川村とアルベロベッロ市…。
まだまだございますが、コラボ企画をするにしても名産品を厳選する必要もありますわね。
それにつけても、
「開催初日の開会の挨拶は、日伊コンビということでアンタと柚葉さんがやってもらったり。」
とか、おっしゃってさらに慌てさせられました…。
いくらなんでもわたくし如きが僭越とその場ではご遠慮申しましたが、遠からずお母様の耳に入って
わたくしをそっちのけで勝手に話を進めはしないかと、ちょっと心配ですわ…。

帰りましたらまずは精神安定のために「別府地熱プリン」をいただきましょう。
もちろん、屋敷神様のご奉納してからのことですけれど。

148 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/05/03(Tue) 21:55
ゴールデンウイークをどう過ごしてる?

149 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/05/04(Wed) 21:55
>>148

いらっしゃいませ、ご主人様。
ただ今恒例のGMW(ゴールデンメイドウィーク)ですので、わたくしもこうしてメイド衣装に身を包み
ご主人様をお迎えしているところでございます。
ただ今紅茶をお淹れいたしますね。
目にも鮮やかな紅いルビーティーとルビーチョコレートでございます。

GWは、>>143で申しました予定などを楽しんでおります。
昨日は東京豊島区で催されましたコスプレイベントに参加してまいりました。
我が家の三女ちゃんのたっての希望ということもあり、なるべく大勢で参加したいと考え、家族や友人
有志でコス合わせを相談した結果、「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった
…」を選んだのですよ。
わたくし、ご一緒に参加したお友達に推されてソフィア・アスカルト様のコスをいたしたのですが。
髪と目の色はそのままで良くても、顔立ちを近づけるのが中々大変でした。
わたくしあの方のように見るからに守って上げたくなるような愛らしさはありませんから…。
特にわたくしの切れ長の釣り目は、ソフィア様と全く違いますから。
「その着せ替え人号は恋をする」で有名なコスプレイヤーの方がおっしゃっていたテーピングで目の
形を変えるテクニックが大いに役立ちました。
他のメンバーが誰のコスをしたかについては…、コスプレそのものを秘密にしている方もいらっしゃい
ますからわたくしからは控えさせていただきます。
当日は嬉しいことに、会いたい会いたいと思っていた甚平を着た男性と彼の作られた衣装を着た女性と
もご挨拶ができて、とても充実した一日になりました。

明日は昨年に続いて公民館での子どもの日イベント、本日は明日のための昔ばなしの読み聞かせの練習
に費やしました。
今回のお話は「きつね女房」でございます。
「漫画日本昔ばなし」でも採り上げられた哀しいけれど心温まるお話で、わたくしも子どもたちに
楽しんでもらいたくて、家族やお友達に聞いてもらってアドバイスをもらっているところでございます。
人間と異種族との出会いと別れ…、わたくしにとりましては永遠のテーマです。
でも、気負いなく子どもたちが楽しんでくれることを旨として語ってまいりたいと存じます。
よろしければ、ご主人様もお出で下さいませ。

150 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/05/04(Wed) 22:20
訂正でございます。

>「その着せ替え人号は恋をする」で有名なコスプレイヤーの方がおっしゃっていたテーピングで目の
形を変えるテクニックが大いに役立ちました。
(誤)着せ替え人号
(正)着せ替え人形

失礼いたしました。

それから、「きつね女房」にご興味がおありで、でも明日のイベントにお出でになれないご主人様は
「まんが日本昔ばなし」の「きつね女房」がyoutubeやニコニコ動画にアップされておりますので、
よろしければご覧くださいませ。

151 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2022/05/07(Sat) 15:55
(お手紙です)

ご無沙汰しております、アーチェロさん、柚葉さん。
風薫る5月を迎え、ますますご壮健のこととお喜び申し上げます。

まずは一言、お詫びさせて下さい。
4月下旬から5月にかけて、異動、引っ越し、新生活の準備で
今年のGWは顔を出すことが出来ずに申し訳ありませんでした。

何とかGWまでには終わらせたかったのですが、新しい職場に慣れるための研修や
色々と手続きもあり、つい最近まで時間がかかってしまいました。

本当はまたアーチェロさんや街の皆さんと楽しいGMWを過ごしたかったですが、
がっかりさせてしまい本当にごめんなさい。

あれから私は奈良に引っ越して、今は老舗の和菓子屋さんで働いています。
大旦那さんが奈良の鹿さんの長老的な方で、私の所属する『本部』とは
古くからの親交があり、この地域のお仕事の斡旋を引き受けて下さっていて
私のことも快く受け入れて下さいました。

そして白鹿さんも、『本部』に無事登録を済ませて観光ガイドとして
お仕事をされています。
やっぱり可愛らしくて女性には人気で、より多くの観光客の皆さんが来て下さって
私も誇らしいです。
GW中は、やはり観光シーズンなので大変そうでしたが充実されていたみたいです。

私としてはすぐに同棲したかったんですけど、白鹿さんにはまだ時間が欲しいって言われちゃいました。
お仕事が一人前になり、きちんと家族を養えるくらい経済的にも自立して
佐保姫様にも認められるようになるまで頑張りたいそうです。
白鹿さんの気持ちはとても分かるので、今は落ち着いてその時を待つことにします。

せめてものお詫びとご挨拶に、今お世話になっているお店のお菓子を送ります。
お屋敷の皆さん、ご近所の皆さんで召し上がって下さい。

(私のお店でお仕事をしている時の和服姿と白鹿さんの観光ガイドのお写真、
それから鹿の絵が描かれたお煎餅、かりんとう饅頭、大和茶のクッキー等の沢山の詰め合わせを
BOXで送らせて頂きました)

初夏に入り、奈良も緑が青々としています。
アーチェロさんの街の桜も、若葉がきっと綺麗だと思います。
観光シーズンが落ち着いたら、佐保姫様、白鹿さんと一緒にお会いしたいです。

少しずつ暑さも増していますので、アーチェロさんも柚葉さんも
お体に気を付けてお過ごしください。
それでは、お元気で。

人狼メイド グリッタ

152 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/05/08(Sun) 15:29
>>148

いらっしゃいませ、ご主人様…。
私からは、ほうじ茶と柏餅を用意させて頂きました。
どうぞ、ごゆっくり…。

GWの過ごし方に関しましては、お嬢様が仰られた通りです。
コスプレイベントにおきましては、「はめふら」の登場人物を選ばせて頂く事にしたのですが、
私が演じられそうな方がなかなか見つからず、苦労しました。

メイドのアン・シェリーさんはもう少し髪型が短いですし…。

困っていたところ、お嬢様の同級生の方から
「アニメの7話の、性別が逆転してしまった世界のニコル・アスカルトさんはどう?」
と勧められまして…。

性別が逆転しているとはいえ、流石に私ではあの方のような魔性の魅力は備わっていませんので
遠慮しようとしたのですが、お嬢様がソフィアさんの格好をされるから丁度良いと
あれやこれやで話が進んでしまい…。
…彼の方には失礼ながら、お嬢様と並んでイベントに参加させて頂きました。(苦笑)

そして「こどもの日」におきましては、昨年下級生だった子達が上級生となり、
今年参加する子達をしっかり導きながら柏餅作り、鯉のぼりのお披露目をされる姿を
微笑ましく見守らせて頂きました。

そして今年の読み聞かせは、少しハラハラドキドキなものも良いと思いましたので
「日本の怖い話」から、「しょうやのばばあ」「きのこのおばけ」を選定させて頂きました。

ちなみにこの本には、あの「めしくわぬ女房(食わず女房)」も収録されております。
お嬢様の「きつね女房」の切ない雰囲気の次は、
会場を少し暗くしてのハラハラドキドキな展開を楽しんで頂けたようで、何よりでした。

何はともあれ、今年も地域の皆様と充実したGWを過ごさせて頂きました。
ご主人様も、素敵な思い出は出来ましたでしょうか?
それらを胸に、気持ちを切り替えて頑張りましょう。

153 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/05/08(Sun) 15:43
>>149(アーチェロお嬢様)

(土地神様の神社からの帰りです)
お嬢様、今年も公民館でのイベント、お疲れ様でした…。
子ども達の丹精込めて作られた柏餅、土地神様も大いに満足して頂けたようで…。
そして屋敷神様も、今頃お待ちかねでしょう。
少し、家路を急ぎましょうか。

>「きつね女房」

私が使わせて頂いた本のシリーズでは「きつねの田植え」という内容で収録されておりました。
こちらのシリーズも新たにデザインが新しくなって刊行されているのですが、
そちらではこの狐の奥さんが更に綺麗になられていて…。
それが尚更、お別れの切なさを強くしているのですよ。

別れの際に、愛する夫と我が子のために何かを残していく優しさには
本当に胸を打たれますね。

切ない気持ちを少し和らげたいのであれば、同じ狐さんの異類婚姻譚として
「狐のお嫁ちゃん」という作品をお勧めします。
何冊かは読み放題になっている筈です。
仲睦まじい夫婦愛を描くだけでなく、色々と博識な内容でそれもまた面白いのですよ。

あ、それから写真屋さんで頼んでおいたコスプレイベントの写真が出来ている筈ですので
そちらも取りに参りましょうか。
…屋敷神様、そして奥方様が目にしたら、思いっきりからかいのネタにされそうですね。(苦笑)



154 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/05/08(Sun) 16:02
(すみません、幾つか前後しております)

>>147(アーチェロお嬢様)

>「日本とイタリアは姉妹都市がたくさんあるから、両方の都市の名品を集めたコラボ企画をやらないか?」
>と言われてちょっとビックリでした。

は、はい…。流石にお颯さんからそのお話が出てきた際には私もビックリでした。
ですが、お料理するだけなら兎も角、商売となりますと私も全く知識も心得もありませんので、
商店街の皆様がされた企画に関してお手伝いなどをさせて頂くことくらいしか出来ないかと思いますが…。

ですが、「姉妹都市」に関しましては私も純粋に興味がありますね。
夕食後のお茶の時間に、それらに関してゆっくりお話してみたいですね。
実際にされるかどうかはさておき、身近なイベント等で良きアイディアに結び付くかも知れません。

>遠からずお母様の耳に入ってわたくしをそっちのけで
>勝手に話を進めはしないかと、ちょっと心配ですわ…。

…匿名のスポンサーとして話が進んで、当日は
「さあ、何の事かしらね?」
と蠱惑的な笑みを浮かべている奥方様の姿が頭に浮かびます…。(汗)
スポンサーというより、さながら「フィクサー」かも…。(汗汗)

>>151

(玄関の呼び鈴が鳴りました)

あら?お客様でしょうか?
…どうやら、お届け物のようですね。

(玄関にて)

こんにちは、いつも有難うございます。
はい、それではこちらにサインでよろしいですね?

確かに受け取りました。
それでは、お気を付けて…。

少し、大きいお荷物ですね。
差出人は…まあ!

(書斎におられるお嬢様へ)

お嬢様、失礼します。
お嬢様宛に、お荷物が届いております。
発送先は奈良、そして差出人は…。
ここからは、お嬢様がお確かめ下さいませ。

155 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/05/08(Sun) 18:42
(すみません、お返事の順番を少し変えます。)

>>154(柚葉さん)

>お嬢様、失礼します。
>お嬢様宛に、お荷物が届いております。
>発送先は奈良、そして差出人は…。
>ここからは、お嬢様がお確かめ下さいませ。

あら、奈良からのお荷物ですか?
ということはもしかして……ですよね?

まあまあまあ…、やはりグリッタちゃんからですわ!
グリッタちゃんからのお手紙と、そしてこちらはグリッタちゃんと白鹿様のお写真…。
お二人はあちらでのお仕事が決まったのですね。
グリッタちゃんは和菓子屋さん、白鹿様は観光ガイド、お二人とも奈良のすばらしさを伝える、とても
ステキなお仕事に就かれたのですね。
素晴らしいですわ…。

そしてステキなお菓子の数々…、またグリッタちゃんのスイーツがいただけるなんて、とっても嬉しい
です。
では、今日の午後のお茶は送っていただいたお菓子をいただきましょうか。
レイナさんや三姉妹にも早くお手紙の内容を知らせてあげなくては。

そして一刻も早くお返事を書いてグリッタちゃんにお送りいたしたいですわ。


>>151(グリッタちゃん)

拝復
五月晴れの空さわやかに澄み渡り、晩刻また星月美しき今日この頃、グリッタちゃんもますますご清祥
のこととお喜び申し上げます。

先日はご丁寧なお手紙をたまわりまして、まことに欣快の至り、心よりお礼申し上げます。
そしてお引越しされ新生活へ向けて元気にご活動とのこと、誠に嬉しく感じております。
桜咲く季節から緑萌えるGW、今はまさに新しい生活とお仕事の中きっとお忙しくも希望に満ちている
ことと拝察いたします。
GWにお会いできなかったことのお気遣い、ありがたく感謝いたしますと共に、どうかお気になさらぬ
ようお願い申し上げます。
わたくしの大切なお友達が充実した毎日を送っていらっしゃることを伺えて、心躍らせているのです
から。
GMWはまたいつの日かの再会の日の楽しみとさせていただきたいと存じます。

新しいお仕事の場は老舗の和菓子屋様とのこと、とても素晴らしい場を得られたのですね。
古都奈良で和の心を古より受け継いでこられた伝統のお店でのお勤めは、長きにわたりスイーツの味
わいを探求してこられたグリッタちゃんにとりまして、まことに天職ではございませんか。
そして大旦那様は、あの懐かしき奈良の鹿さんたちの宗主様でいらっしゃるとのこと、また異種族の
良き方と縁を結ばれて宜しゅうございました。
お釈迦様の前世とされる九色鹿(くしきか)、女神アルテミスと共に在りし神獣ケリュネイアの鹿、
そしてもちろん貴方様の良人でいらっしゃる白鹿様。
神鹿、妖鹿の偉大なる系譜は脈々と伝えられているところ。
その大旦那様もきっとそうした宏大なる血脈に連なる方なのでしょう。
そのような方と縁を結ばれたこと、本当に良かったですね。
これからはその職場でまたグリッタちゃんが伝統と共にご自身の味を創っていかれることでしょう。
いずれそのお味を自身で味わいたい、と切に願います。

そして白鹿様も観光ガイドのお仕事に就かれたとのこと、日ノ本の精華を人々に伝える、尊いお仕事で、
きっと多くの人々の夢を育まれるのでしょうね。
どうかお二人の御力で、奈良の魅力をさらに数多の皆様へお伝えくださいませ。
心から応援申し上げます。

白鹿様は独立自尊のお気持ちを以て最愛のグリッタちゃんとの新婚家庭を作られるご所存なのですね。
その清新気鋭のお志、誠に素晴らしいと感じ入ります。
一つ屋根の下グリッタちゃんとご一緒になりたいとのお気持ちを胸に、いっそうの精進を重ねられる、
なんと素晴らしいお心映えでしょう。
いずれ訪れるであろう同棲のときがどれほど幸せに満ちたものになるのでしょうね。
そのときがまいりましたら、ぜひお知らせいただきたく存じます。
心からの祝福を贈らせていただきます。

(すみません、続きます。)

156 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/05/08(Sun) 18:46
>>151(グリッタちゃん)(続きでございます)

お礼を申し述べるのが後回しになってしまい申し訳ございません。
ステキなお菓子の数々をお送りいただき、どうもありがとうございました。
今、机の上のスタンドに入れたお写真を見、美味しいお煎餅をいただきながら、この手紙をしたためて
おります。
家族もみんなとても美味しく味わっております。
でも、煎餅に描かれた鹿さんが可愛すぎます!一口一口齧ってゆくのがとても勇気が要るのですよ…。
そしてこうして鹿さんを見ていると、また佐保姫様や白鹿様ともお会いしたくなってまいります。
わたくしも調べてみましたが、奈良の観光は6月から9月にかけてオフシーズンとなるようですね。
もし機会が得られましたら、またグリッタちゃんにお会いできましたら嬉しゅうございます。

こちらのことも少し報告させてくださいませ。
今年の子どもの日も昨年と同じく公民館でのイベントを催しましたが、子どもたちから「狼のお姉
ちゃんは来ないの?」とずい分聞かれました。
昨年の「鯉のぼりの始まり」の読み聞かせでファンになったお子さんが多かったのですね。
今年はいらっしゃらないことに残念がっていましたが…。

実はグリッタちゃんに断りもなしに申し訳ございませんが、恋人ができて奈良へお引越しされた、と
申しましたら、いっぺんにワアッと盛り上がってしまいまして…。
「どんな人?ねえ、恋人はどんな人?」
と聞かれ、
「おめでとう、って言いたい!」
という子が次々出てきて…。

予定にはありませんでしたが、急遽「グリッタお姉さんにおめでとうのメッセージを送ろう」という
ことになったのですよ。
予定の無いことでしたのに、わたくしの母が
「こんなこともあろうかと、サライに用意させておいたわよぉ。メッセージカードと画用紙とクレヨン
 と」
と申しまして。
それらのメッセージカードと子どもたちが描いたグリッタちゃんの似顔絵も同封させていただきます。

私たちの体のこと、お気遣いいただきましてありがとうございます。
奈良も盆地ゆえこれから暑さが厳しくなるのではないか、と存じます。
どうか、グリッタちゃんも白鹿さんもご自愛くださいませ。
お手紙と数々の品々、本当にありがとうございました。
それでは、どうぞお元気でお過ごしください。
                                         敬具

                      アーチェロ・ディ・カルミーニオ=ミズリーナ
グリッタ様


(ここでいったん休止させていただきます。)

157 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/05/09(Mon) 19:55
これから天気の悪い日が続くと思うと

158 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/05/09(Mon) 23:49
>>152(柚葉さん)

(横から失礼いたします。)

>私が演じられそうな方がなかなか見つからず、苦労しました。
>メイドのアン・シェリーさんはもう少し髪型が短いですし…。

あのときはごめんなさい、でした、柚葉さん。(汗々)
わたくしは柚葉さんのコスとしては真っ先にアン様、それからスザンナ・ランドール・ラーナ・スミス
様を思い浮かべていたのです。
いずれも、凛として立つ大人の女性の印象が柚葉さんととても相性が良い、と思っておりましたので。
もちろん髪型も合わせていただけるように、カツラも厳選するつもりでおりましたし、そのためにアニ
メの「その着せ替え人形は恋をする」で紹介されていた「スワローテイル」へご一緒にまいりたい、と
思っておりました。

ですが、子どもの日の公民館のイベントの準備に存外時間がかかってしまい、池袋まで行く時間が取れ
なかったのは痛恨事でした…。

>困っていたところ、お嬢様の同級生の方から
>「アニメの7話の、性別が逆転してしまった世界のニコル・アスカルトさんはどう?」
>と勧められまして…。

「はめふらX」の第7話!
ドールハウスのお話はとても面白かったですね。
さすが魔性の美貌を持つニコル様、女性になってもとても可憐でお美しくて。
お友達の方がとても良いことに気がついてくださいました。
柚葉さんのコスプレはまさにニコル嬢に生き写しでウットリしてしまいました…。
そしてコスプレイベント会場では、柚葉さんを撮りたくてカメラマンの方が列をなしていましたが、
わたくしもお相伴に与って、柚葉さんとご一緒に被写体にしていただいて、面映ゆくも嬉しゅうござい
ました。

衣装の製作につきましては本当に柚葉さんにお世話になりっぱなしでごめんなさいね。
やはりわたくしではまだまだ衣装製作の技術の習得が必要でございました。
そして、作務衣を着た長身の男性から
「すみません、その綺麗なお衣装の縫製について…いろいろお伺いしても良いでしょうか?」
と聞かれた時には心臓がドクンと跳ね上がりました。
彼のお傍には明るい髪色で赤いカラーコンタクトを入れた女性がいらっしゃって。
一目見て深夜アニメでお見かけしたあの高校生カップルだと分かりました。
一緒に写真も撮らせていただけるなんて、ほんとうに感激でした!
また新たな御縁ができましたのも柚葉さんのお蔭ですわ。ありがとうございました。

嬉しい気持ちもそのままに、臨みました子どもの日のイベントはとても盛況で子どもたちのはじける笑顔
にわたくしも幸せな気分を味わうことができました。

>そして今年の読み聞かせは、少しハラハラドキドキなものも良いと思いましたので
>「日本の怖い話」から、「しょうやのばばあ」「きのこのおばけ」を選定させて頂きました。
公民館の図書室にも置かれている…書名は「さいごまで読めない日本のこわい話」でしたわね?
書名からして子どもの「恐いもの見たさ」をそそるタイトルですわ。
著者の小池タミ子先生は、学校劇、児童劇、人形劇の脚本を多数物された方だそうですが、今回のご著書
からも、子どもの心に不思議で豊かな異世界を作り出される名手であると思わされました。
ただ闇雲に子どもを怖がらせるだけではない、どこかいつまでも心に留めておきたい不思議な世界へと
子どもたちを誘う夢先案内人…。
できれば、先生ご自身とお話しさせていただけたら、とそう思いました。

>お嬢様の「きつね女房」の切ない雰囲気の次は、
>会場を少し暗くしてのハラハラドキドキな展開を楽しんで頂けたようで、何よりでした。

昨年よりももっと子どもたちに喜んでもらいたい、と練習を重ねましたが、なんとか子どもたちの心に
届く読み聞かせができたようで、ホッといたしました…。

今年もGWも充実した日々を送れました。
来年のGWもまた、柚葉さんとご一緒にステキな時間を過ごせますように…。

159 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/05/10(Tue) 23:42
>>153(柚葉さん)

>お嬢様、今年も公民館でのイベント、お疲れ様でした…。

いえいえ、柚葉さんこそお疲れになりましたでしょう。
イベントの司会進行は常に微笑まれ子どもたちの期待を高める語り口がお見事でございましたが、それ
は気配り、心遣いがあってのこと。
その分気疲れもなさったことと思います。
それに二つの怪談の読み聞かせは緩急自在、子どもたちを惹き込む話の運び方で堂に入ったエンターテ
イナーぶりで、子どもたちの表情もドキドキハラハラで彩られていました。
名演にはそれに比例するエネルギーが必要でありましょう。
土地神様からもねぎらいのお言葉をたまわりました。
どうか今宵はゆっくりとお休みくださいませ。

>私が使わせて頂いた本のシリーズでは「きつねの田植え」という内容で収録されておりました。
>こちらのシリーズも新たにデザインが新しくなって刊行されているのですが、
>そちらではこの狐の奥さんが更に綺麗になられていて…。

そうなのですね。
それはわたくしもぜひ読んでみたいです。
今度街の図書館で探してみますわ。
「きつねの田植え」のタイトルでも、山口、信州、奈良と日本各地の民話集に載せられているお話の
ようですね。
人と狐との深い愛情と哀しい別れの物語は多くの人々に愛されたことがわかります…。

>別れの際に、愛する夫と我が子のために何かを残していく優しさには
>本当に胸を打たれますね。

はい、夫婦の愛情、子どもへの愛情の深さがよく分かるから、切ない結末であっても心温まる想いが
確かに感じられるのですよね。
聞いてくれた子どもたちそれぞれの心の中で、人と人ならざる者との間の心の溝が狭まったのではない
か、とじっと聞き入ってくれたあの子たちを見ていてそう信じたくなりました。

そうそう、今日会場の後ろの方で「きつね女房」の読み聞かせをじっと聞いてくださっていた久地崎
朱乃さまも後でしんみりとして話しておられましたね。

「聞いていて自分のことのように身につまされる思いだったわ。
 去年わたしの話をしてくれた時は柚葉さんが、
 『人も妖怪もありません!お別れしちゃ駄目ですよ!』
 って言ってくれていたけれど、今回はわたしが同じ感想を持ったわよ…。」
と。
それからさらに、
「あんまり切ないからさあ。
 去年の奈良旅行の話をしたくて仕方なかったわ。
 『とある人間と狐とが出会って結ばれた話もあるんだよ』
 ってね。
 勝手に言うわけにはいかないから我慢したけれど。」
と少し残念そうにおっしゃっていました。

わたくしもそれを聞いて、いつか白夜様にお許しをもらって、差し支えない形で風蘭様とのお話を子ど
もたちに語り聞かせたいですわ。

>切ない気持ちを少し和らげたいのであれば、同じ狐さんの異類婚姻譚として
>「狐のお嫁ちゃん」という作品をお勧めします。

ご紹介どうもありがとうございます。
第3話まで読んでみましたわ。
狐の正体を知られた上での仲睦まじいご夫婦に終始和まされました。
犬さんを恐れる奥様をしっかり守ろうとなさる旦那様の頼り甲斐、地域に溶け込んで子どもたちとも
楽しく戯れる奥様。
良いです、とても良い異種婚姻譚の世界ではありませんか。
この後も楽しく読ませていただきますね。

そして、わたくしも異種婚姻譚を見つけましたわ。
Pixivに掲載されております「美女と猟師」というお話でございます。
この作品も人間と狐の恋物語で、やはり早くに狐の正体を明かした上で愛情を育んでいかれるのですよ。
お嫁ちゃん様もそうですが、愛しい想いを募らせるお狐様はどうしてこうも可愛くていらっしゃるので
しょうね。

>あ、それから写真屋さんで頼んでおいたコスプレイベントの写真が出来ている筈ですので
>そちらも取りに参りましょうか。

ああ、そうでしたわね、嬉しいですわ。
早くわたくしたちの「はめふら」を見たいです!
柚葉さんの魔性のニコル嬢の写真…、ワクワクが止まりません。
そしてわたくしたちが会場で撮らせていただいた「まりん」様の写真もぜひとも!

屋敷神様やお母様のからかいも覚悟の上、お美しい柚葉さんとコス合わせができたからには、なんの、
恐れるに足りません。
バッチこーい、ですわ。

(足取りも軽く写真館へと急ぐわたくしです。)

160 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/05/12(Thu) 11:19
>>157

これから、梅雨入りの季節ですね。
確かに、通勤通学において多少の不便は感じますね。
でも、ある程度きちんと雨が降って下さらないと秋のお野菜の育ち方や
真夏の水不足にも繋がります。

ゲリラ豪雨は困りますけど…。
梅雨はやはり私達の暮らしに欠かせない恵みをもたらして下さいます。
それに、梅雨の時期はそれはそれで楽しみがあるのですよ。

お嬢様の通う高校、そして私の通う大学の途中にある紫陽花の咲くスポットは
行き交う私達の目を色鮮やかに魅了してくれます。

また、この街の寺院の「紫陽花祭り」はお嬢様と私のこの季節の恒例の
お楽しみとなっております。
蛇の目傘とお嬢様のお召し物は本当にお綺麗で…。(うっとり)

昨年は穏やかな雨の中屋敷の皆で出かけたのですけれど、
一通り見て回った後、雨が止んで会場が「天使の梯子」に照らされて…。
その光景の中で光り輝くお嬢様の銀髪と背景の紫陽花に、
会場の皆様も見惚れていらっしゃいました。(微笑)

お客様の街にも、梅雨の時期のイベントはありますか?
そういったものにお出かけになれば、梅雨の季節も楽しめると思いますよ。

161 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/05/12(Thu) 11:43
>>151(グリッタちゃん)

拝復

新緑が目にあざやかな季節となりました。
グリッタちゃんのおられる奈良の郷も、綺麗な新緑に包まれていると思います。

先日はご丁寧なお手紙とお元気そうな写真、そして素敵な贈り物を有難うございました。
今もこうしてお嬢様とお茶と共にグリッタちゃんからの贈り物を頂きながら、
昨年の思い出話に花を咲かせる今日この頃です。

以前仰っていたように、グリッタちゃんも異動願いが無事受理されて
新たな職場で元気に頑張っている御姿をお写真を通じて拝見し、
大変嬉しく思います。

そして白鹿さんも、グリッタちゃんと共に『本部』に登録を終えて
お仕事を頑張っておられるのですね。
お写真の中で朗らかに笑っていても、その胸の内にはいずれグリッタちゃんとご一緒になり
一家を支えていく強い決意が伝わってきます。

特にGW中は観光シーズンですから、グリッタちゃんも白鹿さんも観光客の皆さんをお迎えする立場として
忙しい日々を過ごした事でしょう。
ピークは過ぎたと思いますが、お身体をいたわりつつ頑張って下さいね。

オフシーズンを迎え、もしお時間に余裕がお有りでしたら是非ともまたお屋敷にいらして下さいませ。
今年の子どもの日のイベントでも、多くのお子さん達がグリッタちゃんに会いたがっておりました。
その気持ちが込められたメッセージカードと似顔絵、受け取って下さいませ。

最近は寒暖の差が激しく、体調を崩しやすい季節でもあります。
新たな環境への適応の中で、大変とは思いますがどうかお二人ともご自愛下さい。

再びグリッタちゃんの輝く笑顔に再会できる日を、心待ちにしております。

                               敬具

                               羽藤 柚葉
グリッタ様

162 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/05/12(Thu) 12:40
>>158-159(アーチェロお嬢様)

(写真館でお写真を受け取り、グリッタちゃんからのお菓子をお茶請けとしながら
居間で寛いでおります)

>わたくしは柚葉さんのコスとしては真っ先にアン様、それからスザンナ・ランドール・ラーナ・スミス
様を思い浮かべていたのです。

ええ、実は考えない事もありませんでしたが…。
あの方の才媛振りを思いますと、私ではとても荷が重くて…。(汗)
それから、コスプレをするのでしたらやはりお嬢様と合わせたいと思っていたのです。
良きアイディアを下さった、演劇部の方には感謝ですね。
(写真を手に取りながら)

>また新たな御縁ができましたのも柚葉さんのお蔭ですわ。ありがとうございました。

ええ、あの時のお嬢様、本当に目を輝かせておりましたね。
さながら、ゲームの中でニコルさんのEDを迎えた時のソフィアさんさながらに…。(微笑)
またこういったイベントがありましたら、喜んで参加させて下さいませ。

>公民館の図書室にも置かれている…書名は「さいごまで読めない日本のこわい話」でしたわね?

はい、小池タミ子先生の作品は小学校の頃に色々と愛読しておりました。
デザインを変えて新たに刊行されたものも、旧刊も楽しませて頂きました。
特に「世界のこわい話」は、本当に怖かったですよ…。(震)

>そうそう、今日会場の後ろの方で「きつね女房」の読み聞かせをじっと聞いてくださっていた久地崎
>朱乃さまも後でしんみりとして話しておられましたね。

はい…朱乃さんはきっとご自身の過去と重ねられるのではないかと思いましたが、
案の定でしたね…。
返る事の叶わぬ、過ぎ去りし日々…。
少し寂しげに、夕陽を見つめる朱乃さんの姿が印象的でした。
それでも朱瑠ちゃんに声を掛けられ、そして奥方様に導かれてお帰りになる際には

「新たな絆を育んだ方々と共に、私はこれからも生きていく」

という決意が感じられました。
その姿を見て、私も安心しました。

>Pixivに掲載されております「美女と猟師」というお話でございます。

古きは悲しいお別れに至る事が多い異類婚姻譚ですが、
現在は、「頑張って幸せになる事」が描かれていて、本当に嬉しく思います。
照れ屋さんな雪藻さん、見ていて本当にいじらしくて可愛らしくて…。(うっとり)
夫婦として、末永くお幸せに…。

そして旦那様は、きちんと漁師としての掟を守っておられる質実剛健な方ですね。
生きるために狩るのは、同じ山においても狐も人も同じ。
しかし人は、獣とは異なる立場故に山の恵みに対する感謝と山への畏敬を忘れてはならない。
そういう方だからこそ、お二人が知らぬ所で山の神が再び二人を引き合わせたのかも知れませんね。

…逆に命を頂く事への感謝と山への畏敬を忘れた者には、漁師の資格は無い…。
スイスの民話「約束を破った弓の名人」のように…。

雪藻さんも、「狐のお嫁ちゃん」こと和葉さんも、人の姿だけでなく
本来の姿でも愛でられる事が多いですね。
もしお二人が出会ったら、存分に惚気話に花を咲かせてほしいものです。(微笑)
その際には、稲荷寿司をお出し致しましょう。

いずれこの作品も、単行本化されるといいですね。
以前紹介して頂いた「吸血鬼ちゃんとメイドさん」や「猫耳メイドさんとお嬢様」
「幼馴染の吸血鬼」も、元はPixivだったそうです。
そちらで見ると、単行本に収録されていないエピソードも見られました。

163 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/05/13(Fri) 10:41
>>154(柚葉さん)

>は、はい…。流石にお颯さんからそのお話が出てきた際には私もビックリでした。
>ですが、お料理するだけなら兎も角、商売となりますと私も全く知識も心得もありませんので、
>商店街の皆様がされた企画に関してお手伝いなどをさせて頂くことくらいしか出来ないかと思いますが…。

商売の心得が無いということでしたら、わたくしの方こそお恥ずかしい限りです。
お客様を相手に商売するなんて、アルバイトの売り子の経験すらありませんもの。
まして商店街の企画ともなれば、お手伝いするにしてもわたくしが迂闊な真似をしてお客様の信頼を
損ねたり、お店に損害を出したりだなんてこと、絶対に出来ませんから。
どうしても慎重にならざるを得ませんわ。

>ですが、「姉妹都市」に関しましては私も純粋に興味がありますね。
>夕食後のお茶の時間に、それらに関してゆっくりお話してみたいですね。

はい、わたくしも日本と伊太利亜との交流がどれくらいあるものなのか、とても興味が湧いてまいりま
した。
姉妹都市がどれくらいあるか、どんな都市同士が手を取り合われたのか、どんな理由で提携を決めら
れているか、少し調べてみたいと存じます。

(夕餉のあとでございます。)

駐イタリア日本大使館のHPに日伊間で提携された姉妹都市の一覧が出ていましたわ。
その数43に上っておりました。
こんなに多くの自治体同士が手を取り合っているなんて、嬉しゅうございます。

ただ、データが少し古いのでしょうか、合併によって自治体の名前が変わってしまったところも旧名の
ままになっているケースもありましたので、そこは更新していただきたいですわ。
ちなみに、一般財団法人・自治体国際化協会(CLAIR/クレア)様のHPの「姉妹都市提携先検索システ
ム」で日本と他国との姉妹都市を検索することもできますので、詳しいデータを知りたいときはこちら
を併用するとよろしいかも知れませんね。

そして、お颯様がおっしゃる日伊コラボの物産展のようなものができそうな姉妹都市も、確かに色々と
あるようでございます。
たとえば鹿児島市とナポリ市。
鹿児島市自体が「東洋のナポリ」と称される風光明媚な地。そして名産品として、鹿児島市にはキン
カンマーマレード、屋久杉製品、かるかんなどなど、ナポリ市はレモンのお酒・リモンチェッロ、幸運
のアイテム「コルネ」、名物お菓子「ババ」の瓶詰などなど、枚挙にいとまがございません。
また、天童市とマロスティカ市。
天童市は家具、サクランボ、ラ・フランス(梨)等々、マロスティカ市も家具、サクランボ、梨等々と
共通の品が多うございます。
ですが、なんと申しましても両者を結びつけたのは、将棋とチェス。
天童市の「人間将棋」とマロスティカ市の「人間チェス」は、いずれも人間を駒にして行う楽しいゲーム
イベントでございます。
物産展の会場でこれらのゲームを実際に行う、というのも楽しそうですわ。
他の姉妹都市にも色々な名産品や提携の理由があるようですから、それらが一堂に会するのは楽しそう
ですわ。
そう、楽しそうではあるのですが…。

(すみません、続きます。)

164 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/05/13(Fri) 10:42
>>154(柚葉さん)(続きでございます。)

ですが…、どうにも何か物足りないものを感じてしまうのですよ。
なんと申しますか、この町自体にも何か伊太利亜との縁を示すものが無いものか、と思えてしまって…。

「あらぁ、それなら居るじゃないのぉ?アンタ自身がそうでしょうが?」

いえいえ、わたくしの如き一介の吸血姫が住んでいるからと言ってそんなものは他人様にアピールでき
るようなものでは…、
ってお母様、いつの間に上がり込んでお茶を飲んでいらっしゃいますの?

「う〜ん、さすが柚ちゃんの一番茶のチョイスは素晴らしいわねぇ。」

あの〜。
ですから、わたくしなど物産展に居ても賑やかしの余興にもならないと思うのですが。

「ふ〜ん、そおぉ?
 それじゃあ、いっそこの町も結んじゃえば良いんじゃないのぉ?
『姉妹都市提携』をさあ。」

はあ?この町が、ですか?

「さて、問題よぉ?
 この町の名産、見どころと言ったら何かしらぁ?」

それは…、土地神様にも奉納される極上の純米酒、お颯様が特約されていらっしゃる各種の新鮮なお野
菜や果物、老ご夫婦の菓匠がお作りになっている甘美な和菓子、それに…街の人々によって町の至る所
で大切に育てられている四季の花々、中でも春の桜花…、でしょうか?

「そうよねぇ、でもまだあるわよねぇ。
 普段から生きとし生ける人間と人ならざる者 − 神々、妖怪、幽霊、妖精 − とが、共存している
 空間…。
この点は、この日ノ本のどこにも引けを取らないでしょうねぇ。

 では、第二問。
 イタリアで、美味しいワインや各種の野菜や果物にスイーツを産してて、薔薇をはじめ多くの花々が
咲き乱れ、そして人間の世界に在りながらかつて魔族が領有し、今も人と魔族とが同居している場所
といえば、どこぉ?」

…何処を答えさせたいか想像がつきますが、そんな提携があり得るでしょうか?
たくしが申すのもなんですが、吸血鬼一般を受け容れていただくのはとても難しいことだと思わざるを
得ないのですが?

「その点はまあ、遠い将来のことで良いんじゃないのぉ?
 ま、今回は物産展だし、別に正式の姉妹都市協定にこぎつけなくても、会場の一部でちょっと、
 『こんなのもやってますよ〜』ってコンパニオンさんがアピールすればぁ?
 主にアンタのことだけど。」

いやいやいやいや!!

「そんな焦らなくても良いじゃないのぉ。
 言ってみただけ、言ってみただけだからぁ。
 姉妹都市提携だなんて、そんなことを本気でやる『フィクサー』なんて、そうそういないんじゃない
のぉ?」

…お母様の目に何だかものすごく面白がっているような色が浮かんで見えるのですが。
わたくしとしては、錯覚であることを心から願っておりますわ。

…はあ、なんだか疲れました。
気を取り直すために、わたくしも柚葉さんが淹れてくださる至福の一番茶をいただきましょう…。

165 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/05/13(Fri) 10:53
訂正でございます。

>>164

>たくしが申すのもなんですが、吸血鬼一般を受け容れていただくのはとても難しいことだと思わざるを
得ないのですが?
「たくしが申すのもなんですが、」

「わたくしが申すのもなんですが、」

失礼いたしました。

166 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/05/14(Sat) 08:54
>>157

いらっしゃいませ、お客様。
しとしとと雨が降る中、ようこそお出で下さいました。
あら、溜め息など吐かれてどうなさったのでしょう?

なるほど、これから天気の悪い日が続くと、それで憂鬱な思いでいらっしゃるのですね。
「雨の降る日は天気が悪い」
との言い回しが日本にはあると伺いましたが、お客様も雨が降りしきるのはお好みではございませんか?
たしかに人間の皆様にとりまして五月晴れの燦々と明るい日と比べ雨の日は心晴れぬ日であることは、
わたくしも存じております。

ですが我が家のメイドさんが申しますとおり梅雨の季節ならではの心楽しむ場所はいろいろとございま
す。
特にこの町は住民の皆様が沿道や公園でそれぞれの季節に割く花々を大切にしていますから。
特に貴方様のように梅雨の季節を厭う人間の方は多いですから、その季節に咲く花はたくさん植えられ
ているのですよ。
この季節の主役とも申したい紫陽花はもちろんのこと、薔薇、木槿(ムクゲ)、花菖蒲、梔子(クチナシ)…。
時には沿道で立ち止まって、少し視線を落としてみてくださいな。
貴方に微笑んでいる花を見つけることができることでしょう。
ちょうどわたくし、これから雨の中のそぞろ歩きに参るところでございます。
よろしければご同行くださいませ。

そしてまた、伊太利亜からまいりましたわたくしは夏に雨の多い日本の気候が恵まれているとも思いま
すよ?
伊太利亜は大部分が地中海性気候。
植物の生育する夏に降水が少ないため、総じて農業に適しておりません。
オリーブやかんきつ類は栽培されていますが、米や小麦に比べれば単位面積当たりの収穫量は低いので
すよ。
葡萄も栽培されていますが、「王のワイン」と言われるシャトー・ラフィット・ロートシルトをはじめ
とする高級ワインはフランスのもの。
わがカルミーニオ家でも葡萄の品種改良によりより良きワインを作り領民を富ませようと苦心を重ねて
まいりましたが、まだまだ開発途上ですわ。

雨に恵まれている…、それだけでこの日ノ本は天に愛されていると感じてしまいますわ。

167 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/05/15(Sun) 23:07
>>160(柚葉さん)

(横から失礼いたします。)

>お嬢様の通う高校、そして私の通う大学の途中にある紫陽花の咲くスポットは
行き交う私達の目を色鮮やかに魅了してくれます。
わたくしの高校の通学路の花を友達と眺めながら帰るのは、放課後の楽しみの一つですね。
特にお向かいの軽部様と一緒の帰り道、通り雨にあったときなどわたくしの拡げた翼の傘替わりにして
ゆっくり歩いて帰るのはとても楽しゅうございます。
前はわたくしを怖がっていらした軽部様もごく自然にわたくしの横に並んでくださるようになりました
ので、なおのこと嬉しいのです。

>また、この街の寺院の「紫陽花祭り」はお嬢様と私のこの季節の恒例の
>お楽しみとなっております。
>蛇の目傘とお嬢様のお召し物は本当にお綺麗で…。(うっとり)

ああ…、もうもうもう!(思わず柚葉さんのお背中を拳でポカポカたたいてしまいます。)
お客様相手にそんなことをおっしゃって、恥ずかしいではありませんか!
そう言っていただけるのは本当に本当に嬉しいです、嬉しいですが。
わたくしばかり会場の方々の矢面に立たせるなんて、ずるいですわ!
せっかくわたくしたち、色違いの和服を召しましたのに。

「天子の梯子」は本当に美しゅうございましたけれど、わたくしは貴女の背にかかる美しい黒髪の煌き
に見惚れておりましたわ。
ほんとうにいつもご自身の美しさを自覚されないのですから困ってしまいます…。

今年もぜひ「紫陽花祭り」に屋敷の皆ででかけましょうね。
そのために今年は商店街の和傘屋様に特注の傘を、家族全員分お願いするつもりでございます。
この分野では日本各地に伝統の技を伝える工房がいくつもございます。
たとえば日本最古の和傘屋である京都の「辻倉」様の品ぞろえは本当に素晴らしくて。
中でも書画家の方がデザインされた「縁」の文字が書かれた傘は正に芸術品。
ですがこの町の和傘屋様も、素晴らしいのですわ。
なにせ、画家のお嬢様が特約されて幾つもの絵柄を描いてくださっているのですから。
紫陽花の花の上で戯れる妖精、葉桜の下でピアノを弾く幽霊、かがり火に照らされ剣を手に舞う神鬼、
月光に照らされながらアヤメの花束を手に佇む狐耳の美女など…。
いずれも思わず溜め息を漏らしてしまう幻想的な光景の数々でございます。
「紫陽花祭り」に行く前にぜひ和傘屋様に行って、それぞれ好きな絵柄の傘を買いましょうね。
そして家族で紫陽花の花を楽しむのはもちろんですが、柚葉さんと二人きりのそぞろ歩きの時間を持ち
たいですわ。

168 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/05/18(Wed) 17:16
>>162(柚葉さん)

写真をこうやって見ていますと、柚葉さんの魔性のニコル嬢コスはお美しくて怖いくらいです。
イベント会場でも皆様の注目の視線を集めていらして、ニコル嬢の向けるまなざしにウットリと恍惚に
浸っている方がいっぱいでしたね。
わたくしも本当に柚葉さんにニコル様が憑依されたように錯覚したほどです。

>ええ、実は考えない事もありませんでしたが…。
>あの方の才媛振りを思いますと、私ではとても荷が重くて…。(汗)

ニコル様が素晴らしかったので、それ以上あれこれ望むのは贅沢なのは分かっていますが。
ニコル様をあれほど見事に演じられるのですもの、スザンナ様も立派になり切られたことと思いますよ?
「はめふら」二期の第1話で登場された時の、カタリナ様に流し目を送られた、あの艶美な表情も見て
見たかったです。

>それから、コスプレをするのでしたらやはりお嬢様と合わせたいと思っていたのです。

嬉しいです…。
わたくしもそれが望みでしたから、スザンナ様を拝見するのはまたの機会と胸の内に封印したのですわ。
ニコル様とソフィア様、仮初であっても兄妹の関係になれるのですもの。
写真を撮っていただいた時もアニメのニコル様がそうであるように、わたくしを慈しみの目で見ていた
だいて、貴女の瞳の中にわたくしが、ソフィア様が、映って…。(溜め息)

>良きアイディアを下さった、演劇部の方には感謝ですね。

あの場でわたくしをご覧になっていた演劇部の部長様に深く感謝いたしました。
あの時は本当に部長様が演じていらっしゃったカタリナ様そのままの「勢女様」もとい「聖女様」に
見えましたわ…。

>またこういったイベントがありましたら、喜んで参加させて下さいませ。

はい、わたくしもぜひまた参加したいです…。
五条様や喜多川様とも連絡先を交換できましたし、この次はあの方たちともコス合わせできたら楽しそ
うでございます。

>はい、小池タミ子先生の作品は小学校の頃に色々と愛読しておりました。
>特に「世界のこわい話」は、本当に怖かったですよ…。(震)

そうなのですか?わたくしも読んでみようかしら。
でも、そのご本の中には吸血鬼がでてきたりしませんか…?
わたくしは560年余、人間に恐がられてまいった身でございます。
同族が他人様を害するお話は怖いというより哀しくなりそうなのですよ。
ちょっとネットで調べてみましょう…、国立国会図書館の蔵書検索は流石に詳しいですわ。
「水女」「リーゼとフリーデル」「わらうゆうれい」「死人のミサ」「こわいもの知らずのジョバンニ」「七
人先のおやじさま」「青ひげ」…。
吸血鬼の話があるかどうかは、直接ご本を見てみないと分かりませんわね。

(すみません、続きます。)

169 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/05/18(Wed) 17:19
>>162(柚葉さん)(続きです。)

>はい…朱乃さんはきっとご自身の過去と重ねられるのではないかと思いましたが、
>案の定でしたね…。

普段は飄々として憂い顔などお見せにならない方なのですが、あの時は少し悲しげでどこかうら若い少
女のような繊細な雰囲気を漂わせていらっしゃいました…。
そして柚葉さんがおっしゃるように、きっと最愛の方との間に成された愛の証しだからでしょう、朱瑠
さんをご覧になると打って変わって力強い色を瞳に湛えられておられました…。
読み聞かせをしたわたくしも、「悲しませてしまったのではないか?」と思っておりましたのでホッと
いたしましたわ。

>古きは悲しいお別れに至る事が多い異類婚姻譚ですが、
>現在は、「頑張って幸せになる事」が描かれていて、本当に嬉しく思います。

ええ、本当におっしゃるとおりです。
愛し合う者同士の意志の力で運命を切り開くことの尊さ、それを主張することを受け容れる時代の変化。
朴訥としながらお優しい猟師様と、楚々として大人しくいらっしゃっても恋心をしっかりと伝えていか
れる雪藻様。
そして、そんなお二人を優しく見守る狐の姉弟妹様やちょっとチャラ男な友人猟師様。
しなやかに自然に種族の壁を越えていかれる皆様は、見ていてとても嬉しくなります。

>しかし人は、獣とは異なる立場故に山の恵みに対する感謝と山への畏敬を忘れてはならない。
>そういう方だからこそ、お二人が知らぬ所で山の神が再び二人を引き合わせたのかも知れませんね。

考えてみましたら、猟師というお仕事は動物を殺めなければ成り立たないのですが。
同時に山の掟を守り、動物への優しさと敬意を忘れないからこそ、狐のご家族も彼のことを信頼できて
いるのでしょうし、そんな彼ら全員を山の神様はご加護くださっているのでしょうね。
愛情、信頼、畏敬…、それらの心を忘れてはならないとつくづく思わされますわ。

>もしお二人が出会ったら、存分に惚気話に花を咲かせてほしいものです。(微笑)
>その際には、稲荷寿司をお出し致しましょう。

あら、それは良いですね。
ぜひ我が家にお招きして、思う存分語らっていただきたいですわ。
でもお二人を直接ご招待する手立てがありますかどうか。
お二人と同族で大妖怪であられる白夜様にご相談すれば何とかなるかも知れませんので、そのうちご連
絡させていただきましょうか。

>いずれこの作品も、単行本化されるといいですね。

それがなんと、「きつね美女とぶこつ猟師」のタイトルでもう単行本化されているようでございますわ。
pixivの第8回で告知、第10回で皆様がカウントダウンをなさっていて、とても嬉しそう。
「狐のお嫁ちゃん」ともども多くの方がお読みになって、ほんわかラブラブなカップルに癒されたこと
でしょうね…。

>そちらで見ると、単行本に収録されていないエピソードも見られました。

「きつね美女とぶこつ猟師」も描きおろしが30p.超もあるとのこと。
読み応えも素晴らしそうですわね。

170 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/05/18(Wed) 20:06
訂正でございます。

>>そちらで見ると、単行本に収録されていないエピソードも見られました。

貴重な情報をありがとうございます。
なのにわたくしときたら、お応えの仕方が鳴っておりませんでして。

>「きつね美女とぶこつ猟師」も描きおろしが30p.超もあるとのこと。

正反対に、単行本での新たな描きおろしの話をしてしまいました。
失礼いたしました。

以下は余談でございます。
和葉様や雪藻様以外の狐の方が活躍する漫画は無いか、と調べてみましたら。
遥か昔、海の向こうの大陸の狐様のお話がございました。
「千年狐」という作品で、ニコニコ静画で読むことが叶います。
架空の歴史絵巻といった趣きがあって、かつて白夜様が居られたのもこんな世界だったのか、と
感じております。
ヒロインの方は狐の時は愛らしいのに人に化けると幻妖な趣きを湛えておられていて、惹きつけ
られるものがございます。
まだ読み始めたところですので引き続き楽しませていただこうと存じます。

171 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/05/20(Fri) 16:39
>>162(柚葉さん)(もう一言申し添えます。)

>…逆に命を頂く事への感謝と山への畏敬を忘れた者には、漁師の資格は無い…。
>スイスの民話「約束を破った弓の名人」のように…。

はい、その民話は存じております。
動物を狩ることそのものに快感を覚え、それ不心得な行いを防ごうとした山の精霊様からチーズを増え
させるお皿をもらったにもかかわらず、約束を破ったばかりに今度は自分が狩られる側に回ってしま
った…。
命をいただくことへの感謝、命を育む大地への畏敬、忘れてはならないことですね。

そして古今東西人は同じ戒めを胸に抱いてきたのでしょうか、似た話は日ノ本でも伝わっておりますね。
日ノ本の場合は、動物から農作物に置き換わっていますが。
「餅的」と題される昔話のことです。
肥沃な土地でお米がたくさん穫れるため次第に有難みを感じなくなった農村のお百姓が、遊びでお餅を
弓矢の的にしたところ、矢の命中したお餅は白い鳥に姿を変えて飛び去ってしまう。
そして、それ以降そのお百姓の土地ではお米が全く穫れなくなってすっかり落ちぶれてしまう、という
お話です。
学校で古典文学研究部の方に聞いたところでは、豊後国風土記や山城国風土記にも載っているお話との
ことでございます。
もしかすると、各地で「餅的」のような不思議なことが起こったのかも知れませんわ。
そして人々はあらためて自然の偉大な恵みを知り、語り伝えたのではないでしょうか。

実はわたくし、その部員の方からとても興味を引かれる後日譚を教えていただきました。
今申しました山城国風土記に記されたところによれば、白い鳥が飛んで行って降り立ったところに稲が
成り、これが「稲成り」そして「稲荷」と呼ばれるようになったのだそうです。
弓で餅を射た人の子孫は、先祖の行いを恥じてお祀りしたのが伏見稲荷様なのだそうでございます。
そして伏見稲荷様のご祭神・稲荷大神様の神使はお狐様、そして伏見稲荷様は全国の稲荷神社の総本宮
で、それに連なる別宮の中には、栃木県の玉藻稲荷神社のように玉藻前様をご祭神とするお社もある…。

玉藻前様…白夜様が稲荷大神様とお親しいなら、大神様が司る五穀豊穣の願いに触れることも多かった
でしょうし、「餅的」のような人間の過ちも直にご覧になって来たのではないか、と思えるのですよ。
にもかかわらず、また奈良の地に戻っていらして、人間と交わる暮らしを選ばれたことがとても嬉しく
思えてまいりますわ。
あの方はきっとこれからも長きにわたって、人間の営みを見守っていかれるのでしょうね。

172 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/05/20(Fri) 23:25
>>167(アーチェロお嬢様)

>ああ…、もうもうもう!(思わず柚葉さんのお背中を拳でポカポカたたいてしまいます。)

きゃ〜っ♪
レイナさん、三姉妹さん、お助けを〜♪
(笑顔で逃げながら)

…と、お戯れはここまでにして…。
(身を返してお嬢様を後ろから抱き締めてしまいます)

主を立てるのは、メイドの勤めですもの。
でも何より、お嬢様に「美しい」というお言葉を頂けるのは至上の喜びです。(微笑)

>今年もぜひ「紫陽花祭り」に屋敷の皆ででかけましょうね。

ええ、それでは次の休日、和傘選びに参りましょうか。
画家のお嬢様の今年の新作が、どのようなものか気になります。
作品によっては、注文せねば間に合わないかも…。

そして当日は、お嬢様と共に二人きりのそぞろ歩きの時間を楽しみたいものですね。
また「天使の梯子」が見られるのを望むのは、少々贅沢かも知れませんが。

>>169-170(アーチェロお嬢様)

此度も、素敵な作品の紹介を有難うございます。

>千年狐

既に、かなりの話数になっている作品ですね。
廣天さん、雰囲気から男性にも見えましたが実は女性なのですね。
いえ、どちらの性別であろうとも見目麗しい御方に変わりはありませんが。

…ですが、博識ではあられても決して万能とはゆかないのがどこかお茶目な方です。(笑)

それでは、こちらの作品も「きつね美女とぶこつ猟師」と並べて
リストに追加しておきましょう。
次のお給料日を、楽しみにしておきます。

児童書、歴史物、漫画に至るまで、「狐」に惹かれてしまうのは
お嬢様も私も同じですね。

>>171(アーチェロお嬢様)

>日ノ本の場合は、動物から農作物に置き換わっていますが。
>「餅的」と題される昔話のことです。

自然の恵みに対する感謝を忘れた者には、相応の報いが待っている…。
狩猟であろうと、農耕であろうと同じですね。

(一旦お台所に戻り、準備をして参りました)

本日の食後のデザートは、冷やしぜんざいになります。
網で焼いたお餅を入れると、温かさと冷たさの調和が味を引き立ててくれますよ。
それでは、頂きましょう。

(お餅を頂きながら)

お嬢様も存じておりましたか。有名なお話ですね。
実は子どもの頃、お正月に焼いたお餅を食べながら父が話してくれたんです。
そして、伏見稲荷様との繋がりも…。

こうしてお餅を頂きながらお嬢様からそのお話を聞かせて頂けた事に、
やはり私達は巡り合う運命(さだめ)にあった、
既に縁が結ばれていた、と思えて、嬉しさが込み上げて参ります。

次にまた、京都、奈良に足を運ぶ際にはあの白夜様もご一緒に伏見稲荷大社に
参拝したいものですね。

ご馳走様でした…。
それでは、後片付けをして参ります。

(返信は、これ以上はもうよろしいですよ。
お嬢様とはお話が本当に合いますので、本当に楽しくて仕方が無いのですけどね。(微笑))

173 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/05/20(Fri) 23:44
キツネはイケメンか美女に化けてくれるけど、
タヌキが化けると腹の出た悪賢いオヤジのイメージしかない。

174 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/05/21(Sat) 09:42
>>173

ようこそいらっしゃいませ、お客様。
本日も蒸し暑うございますね。
お体、お気をつけくださいませ。

たしかに漫画やアニメでもキツネさんに比べてタヌキさんが人間の女の子に化けるケースは少ないよう
に思えますね。
タヌキさん、とても可愛いのになぜなのでしょうね?

それでも幾匹か、可愛く変化(した)タヌキのヒロインを存じておりますわ…と申しましても、我が家
の三女ちゃんに教えてもらったのですけれど。

まずは「山の月と子だぬきと」という作品のミミさん。
この作品は演劇大河ドラマ「ガラスの仮面」で知られる美内すずえ先生のデビュー作でございます。
1967年(昭和42年)の作品で、マーガレットコミックス「13月の悲劇」に収録されていました。
そして現在は、ebookの「美内すずえ短編集(30)冬のひまわり」の巻頭に収録されております。
試し読みでかなりのページを読むことができますよ。
人間と友達になるために、山の中から独り飛び出していく主人公のミミさん…、とても可憐、そして快
活な女の子なのですよ。

それから水瀬マユ先生の「姫さま狸の恋算用」のミヨさんも、愛らしいそして情熱的に恋をなさってい
るステキなお嬢さんです。
こちらはBookLiveやコミックシーモア、といったいろいろな電子書籍サイトで試し読みできますわ。

化けタヌキさんを腹黒オヤジのイメージだけに留めておくのはもったいないと思いますよ?
お客様も試しの読んでみてはいかがですか?

ちなみに、この屋敷の敷地内にもタヌキさんが出没しては、わたくしの魔の気にあてられてときどき人
に変化(へんげ)しますけれど、とてもこの娘も愛らしいです。
ハクビシンやアライグマ、イタチの女の子もよく一緒に集まってきて、とても温かなひと時を過ごせる
のですよ。

175 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/05/21(Sat) 10:50
>>173(もう一言申し添えます。)

お客様、一言申し添えさせていただきます。
三女ちゃんにさらに教えてもらいました。
タヌキさんの変化した女性たちを。

「有頂天家族」の下鴨桃仙さん、夷川海星さん、南禅寺玉瀾さん。
「うちの師匠はしっぽがない」の大黒亭まめださん。
「BNA ビー・エヌ・エー」の影森みちるさん。
「ぶんぶくたぬきのティーパーティ」の屋島ふみさん。

たくさんいらっしゃいますね。
探せばまだいろいろな方と出会えるのかも知れません。
…生半可な聞きかじりだけで「人間の女の子に化けるケースは少ないように思えますね。」などと申して
しまい、申し訳ございませんでした。
視聴や試し読みができるものでしたら、自分の目で確かめてみたくなりましたわ。


176 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/05/22(Sun) 10:49
>>173

古くからは、あの徳川家康公が「狸親父」などと言われていましたね。(汗)
それからよくお店の前に飾られている信楽焼の狸の置物は、
商売繁盛の縁起物として知られています。

でも商売と結びつけると、何となく「守銭奴」「腹黒い」「悪賢い」という
イメージにも繋がって、お客様がそう感じてしまうのも何となく分かる気が…。(苦笑)
中には、「文武句茶釜」のように愛嬌あるイメージで親しまれている方もおりますが。

余談ですけど、「狐と狸の化かし合い」という言葉がありますが、
民話や妖怪のお話で狐と狸が争うと実はいつも狸が勝つのだとか…。

「狐七化け、狸八化け、貂(てん)の九化け」の諺が、それを物語っていますね。


177 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/05/22(Sun) 13:12
>>173(ごめんなさい、もう一言申させてくださいませ(汗々))
>>176(柚葉さん)

>余談ですけど、「狐と狸の化かし合い」という言葉がありますが、
>民話や妖怪のお話で狐と狸が争うと実はいつも狸が勝つのだとか…。

変化の術にたけたキツネさんとタヌキさん。
いわば宿命のライバルと言ったところだったのでしょうか。
でもそんな間柄だからこそ、仲良くなることだってあると思うのですよ。
そんな漫画は無いかな?と思って三女ちゃんに聞きましたら、教えてもらったのがこちらでございます。

「たぬきときつねと里暮らし」。
人に変化したタヌキさんとキツネさん、仲良しの二人が人間の女性と知り合ったことから新しい体験を
重ねていく、牧歌的で温かい物語です。
アニメの「のんのんびより」とも通じる和みを感じますわ。
心身が疲れたときに読んでみると優しく癒してくれそうなお話でございます。
コミックスが発刊されていますが、ニコニコ静画でも少し読めますわ。

それから人間に変化するわけではありませんが。
「タヌキとキツネ」。
こちらは漫画と申しますか絵本と申しますか、それはもう見るからに愛らしいタヌキさんとキツネさん
のほのぼのスケッチの連作です。
小さなお子さんを持つ親御さんには親子で一緒に読んで楽しめるのではないかしら。
わたくしも買い求めて、近所の子どもが遊びに来てくれた時に読んであげたい、そう思っておりますわ。


178 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/05/24(Tue) 20:43
>>177(アーチェロお嬢様)

>たぬきときつねと里暮らし

ああ…。またリストに新たな作品が加わってしまいました。
天真爛漫なタヌキさんと、クールに見えてちょっと抜けていそうなキツネさん…。
(本来食べているものを考えると仕方ありませんけど…。(苦笑))

でもでも主人公の女性が穏やかな方で良かったですが、
盗み食いをして捕まったらどんな目に遭わされても文句は言えませんから程々に…。

>タヌキとキツネ

まあ、カワイイです!
…何と言いましょうか、あの有名な「リラックマ」のシリーズにどこか似た雰囲気がありますね。
そのうち、ガチャガチャ等で商品が出そうな気がしますね。
…って、調べてみたら既にありました。(笑)

特に、フロッキーマスコットが欲しいです。
お買い物ついでに、探してみようかしら。(わくわく)

ふむふむ…。登場人物はタヌキさんとキツネさんだけではないのですね。
お嬢様の読み聞かせ、私も楽しみにしておりますわ。(微笑)





179 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/05/25(Wed) 14:10
>>178(柚葉さん)

>ああ…。またリストに新たな作品が加わってしまいました。

柚葉さんにも気に入っていただけたようで嬉しいです。
タヌキさんとキツネさん、とても良いコンビですよね。
でも、女性が穏やかな人で良かったです。
盗み食いを許してくれて、二人の正体を知っても黙っていてくれて…。
お昼寝から起きたタヌキさん、自分が元の姿に戻ってしまっているのに耳と尻尾を出したキツネさんに
注意しているのが可笑しくて仕方がありませんでした。

わたくし、こういう穏やかでほのぼのとしたお話が大好きで本屋さんですぐ買ってしまうので、お財布
の紐はしっかり絞めておいてリストに入れておくようにしているのですが、今回は我慢ができず買い求
めてしまいました…。

>まあ、カワイイです!
>…何と言いましょうか、あの有名な「リラックマ」のシリーズにどこか似た雰囲気がありますね。

はい、たしかに似た雰囲気があって胸がホンワカとしてまいります。
見ているだけで、自分のほおが緩んでいくのが分かりますわ。

>そのうち、ガチャガチャ等で商品が出そうな気がしますね。
>…って、調べてみたら既にありました。(笑)

いろんな商品が出ているんですね。
フロッキーマスコット、わたくしもほしいです!
タヌキさん、キツネさん、オオカミさん…かわいくてどれか一つ選べませんわ。

>ふむふむ…。登場人物はタヌキさんとキツネさんだけではないのですね。

オオカミさんもいるのが嬉しいです。
グリッタちゃんはご存知かしら?
ご存じでないなら、ぜひお教えしたいです。
作者の方の「アタモトの漫画」というサイトがありますけれど、「泥んこで遊ぶタヌキとキツネ」とい
うお話のオオカミさんが良いですね。
仏頂面をしていらっしゃいますが、どろんこまみれのタヌキさんとキツネさんを温泉に放り込んであげ
て、優しい方だと感じられます。

>お嬢様の読み聞かせ、私も楽しみにしておりますわ。(微笑)

はい、コミックスが7巻まで、他に絵本も出ていますが、どれも子どもさんがよろこんでくれそうです。
柚葉さんも楽しみにして下さるなら、わたくしも買いそろえて子どもたちにたくさん読み聞かせたいで
すわ。

180 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/05/25(Wed) 15:19
>作者の方の「アタモトの漫画」というサイトがありますけれど、「泥んこで遊ぶタヌキとキツネ」とい
うお話のオオカミさんが良いですね。

ごめんなさい。
サイトの名は「ツイマンガ」というのですね。
色々な作家さんの漫画が読めるみたいです。

181 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/06/04(Sat) 21:25
自分はこの時期に風邪をひきがちなのです

182 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/06/05(Sun) 08:41
>>181

(お客様をお屋敷のお布団に寝かせております)

…気が付かれましたか?
日中が暑くなったとはいえ、朝晩との寒暖差は相変わらず…。
そしてこの天気の急変による大雨でお身体が濡れて、急激に体が冷えて
体調を崩されたのですね。

御屋敷の壁にもたれかかって意識が朦朧としていたようですので、
取り急ぎ運び込ませて頂きました。

緊急事態でしたので、濡れた衣類は一度脱がせて頂いた上で
温かいタオルでお身体を拭き、バスローブに着替えて頂きました。
濡れた衣類は、洗濯した上で今乾燥機にかけております。
乾くまで、もう暫くはそちらの服装で我慢して下さいませ。

そろそろ、濡れタオルは交換しますね。
無理はなさらず、ゆっくりと…。

(額をこつんとくっつけながら)

…熱は、下がったようですね。
あとはじっくりと休んで、滋養のあるものを摂って頂ければ大丈夫だと思います。

お粥か雑炊か、何か消化に良いものを準備して参ります。
それまで、お休み下さいませ。

…よろしければ、子守歌でも唄って差し上げましょうか?
…ごめんなさい、悪戯が過ぎました。(微笑)

183 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/06/05(Sun) 10:49
>>181

お客様、いらっしゃいませ。
この雨の中、わざわざのお運びどうもありがとうございます。

…あら、お顔の色が優れませんよ、大丈夫でいらっしゃいますか?
まあまあまあ、壁にもたれかかられてとても苦しそうに息を切らされて、これは横になっていただいた
方が良いでしょう。
…と申している間に柚葉さんが肩を貸して奥へ運んでしまわれました。

お客様、気温の上下の激しいこの季節に雨に打たれてしまわれて体を冷やされた結果の風邪でございま
したか。
今の看病は柚葉さんにお任せして大丈夫そうですので、わたくしはわたくしで出来ることをいたしましょう。
まずはこの冷えて湿気の高い空気を変えませんと。
「元素支配」の魔法で部屋の温度を自然に少し上昇させて…。
食べ物の用意もいたしませんと。
お食事は柚葉さんが用意してくださっていますので、あくまで念のためですが。


お客様、お気が付かれましたか。
柚葉さんがご用意のお食事も食が進みましたでしょうか?
我が家の柚葉さんの子守歌、よろしければごゆっくりお聞きになってくださいませ。
その優しい歌声に載せたヒーリングの霊力がきっとご快癒の力になってくれると存じます。

もし胃の腑が落ち着かれましたら、軽く果物などもいかがでございますか?
梅雨時は臓器の頑張りが利きにくくなりますゆえ、食べたものから血を作る力も衰えると申します。
血が足りなくなる…、何と恐ろしいことでしょう。

それと体内の悪い水を除くには、スイカや良いかと存じますのでご用意いたしました。
ただ今青果店まで一っ飛びして買ってまいりましたもので、鮮度も味も保証付きでございます。
塩を振って召し上がっていただければ、消化不良や夏バテにも効能があるかと思いますよ。

よろしければ、どうぞそのままお休みになってくださいね。
そうそう、もう一つ風邪に聞く療法をご用意いたしています。
こちらも青果店で買いましたネギでございます。
ネギの辛み成分が鼻やのどのウィルスを成敗してくれるそうでございます。
青果店の看板娘さんが「攻撃は最大の防御だぜ」とお奨めしてくださいました。
のどに巻くと良いそうですよ。

それではどうぞご安心してゆっくりお休みくださいませ…。


>>182(柚葉さん)

(横から失礼いたします。)

柚葉さん、お客様のご不調に素早いご対応をして下さりどうもありがとうございました。
その落ち着いたご対処、お客様を安心させるお優しいお声がけ、お見事でございました。
お客様も急のご不例で不安だったことと思います。
柚葉さんのおかげで本当に助けられたのではないでしょうか。

ですが、親身のご看病で柚葉さんご自身が風邪をお召しになる、などということがあってはなりません
わ。
よくお顔を拝見させてくださいませ。

(柚葉さんの額に自分の額をくっつけ、それからお顔を間近で拝見いたします)

…熱はありませんわね。
お顔のほてりは…、お目の色は…、口内は…(こういう時は暗い所も見えるこの目が役に立ちますわ)、
全身のオーラは…。

よかった、どれもお変わりございませんね。
柚葉さん、愚かなるこの身が柚葉さんにあれこれ申すのは不遜というものですが、それでも。
「紺屋の白袴」…他人のことに忙しくて自分自身のことに手が回らない、ということもございます。
この天候不順の折でございます、どうか御身を大事になさって下さいませ。
柚葉さんが病で寝付いてしまわれるようなこと、想像するだけでも心が痛みます。
少しでも具合が悪いと思われたなら、すぐにわたくしに教えてくださいませ。
そして絶対に絶対に無理をせず、お体を労わってくださいませ…。
どうかよろしくお願いいたします。

184 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/06/05(Sun) 16:25
>>183(アーチェロお嬢様)

>それと体内の悪い水を除くには、スイカや良いかと存じますのでご用意いたしました。
>ただ今青果店まで一っ飛びして買ってまいりましたもので、鮮度も味も保証付きでございます。

お疲れ様です、お嬢様…。
お客様は落ち着かれたようで、再度お休みになっております。
それではお客様がお目覚めになりましたら、お粥と一緒にスイカも切ってお出ししましょう。

ゲリラ豪雨で一時は激しかったですが、お嬢様がお出かけになる際は
晴れ間も見えてきており、安心致しました。
でも、突然の豪雨に商店街の皆様も少々難儀されたかも知れませんね。

>こちらも青果店で買いましたネギでございます。

お嬢様、大変申し訳ないのですが…。
その有名な民間療法、残念ながらお医者様によればNGなのですよ。(汗)

風邪をひいている時に喉を圧迫するのはやはり血行を悪くしてしまいますし、
ネギに含まれるアリシンやβカロチンは皮膚を通して摂取する事は出来ないそうです…。

というわけで、このネギは今夜の雑炊の具に使わせて頂きます。
今夜は皆で、雑炊鍋を囲む事に致しましょう。

>(柚葉さんの額に自分の額をくっつけ、それからお顔を間近で拝見いたします)

きゃっ♪お、お嬢様…。(ドキドキ)
(もう少しで、唇が重なりそうな距離に…。)

は、はい…。今の所、私は体調面は問題はありません。
お客様のお世話の際には、きちんとマスクもしておりましたし…。

それからお仕事前には、きちんと血圧測定、体温測定が義務付けられておりますので…。
(毎日必ず記入するように定められています)

それでも季節の変わり目や急激な気温の変化で時には体調を崩す事はあり得ますので、
レイナさんからも決して無理はしないように言われております。

もし具合が悪いと感じたならば、すぐに報告致します。
そして、お嬢様のお心遣いに感謝致します。(微笑)

では一度お台所に戻って、お食事の支度をして参ります。
長女さん、お客様のお世話をお願いしますね。

185 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/06/05(Sun) 21:29
ジューンブライドで素敵な月だよな!

186 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/06/06(Mon) 19:22
家具は北欧スタイルにするのが趣味なんですよ

187 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/06/06(Mon) 19:47
>>184(柚葉さん)

>お疲れ様です、お嬢様…。
>お客様は落ち着かれたようで、再度お休みになっております。

さようですか、よろしゅうございました。
今回はわたくし反省せねばなりません。
お客様は万全の体調でおいでになるとは限らない、ご気分が優れないときは落ち着いて最善の対処が
出来る心構えを常に持っておかなければならない、と思い知らされましたわ。
「治に居て乱を忘れず」、貴族の家に生まれて当然心しておかねばならない心の準備がなっていなくて
恥ずかしいばかりです。
柚葉さんの適切な処置でお客様の安静が成りましたこと、しっかり心に留めておきましょう。
お客様へのスイカのお振舞い、よろしくお願いしますね。

>ゲリラ豪雨で一時は激しかったですが、お嬢様がお出かけになる際は
>晴れ間も見えてきており、安心致しました。
>でも、突然の豪雨に商店街の皆様も少々難儀されたかも知れませんね。

はい、町中で流水が溢れるようなことがあれば吸血鬼の身には辛いところでしたので、助かりました。
お颯様のお店のスイカは絶品でお客様にお出しするのに至当ではございますが、これからはいざという
ときのために温室でもスイカを栽培しておきましょう。
梅雨明けの暑い夏にいつでもスイカが食べられれば助かりますもの。

商店街ではゲリラ豪雨に遭って服を濡らして難儀されている方々が大勢居られましたので、わたくしが
「元素支配」の温風を吹かせて服を乾かすお手伝いをさせていただきました。
でも、お颯様は
「いつもアーちゃんに頼るわけにもいかないし、やっぱりアーケードがあるといいよなあ。」
とおっしゃっていましたわ。
アーケードの設置は前々から商店街全体の課題になっていましたが、資金の問題でまだ実現のめどは立っ
ていないそうですわ。
わたくしも、奈良旅行で歩いたひがしむき商店街のアーケードの清潔なたたずまいが好きでしたので、
こちらの商店街もそうなってくれると嬉しいですわ。

>お嬢様、大変申し訳ないのですが…。
>その有名な民間療法、残念ながらお医者様によればNGなのですよ。(汗)

なるほど、喉に巻くのは血行を悪くしてよろしくないのですね。
これは迂闊でした。
血行が悪くなるのはいけません、ええ、とてもいけませんね。
教えてくださってありがとうございます。

ただ、ネギの成分は皮膚を通して摂取していただくつもりではないのですよ。
アリシンは揮発性の高い成分ですから、空気中を鼻や喉から入ってウィルスをやっつけてもらうのだ、と
お颯様から教えていただきました。
説明不足でしたね、ごめんなさい。

ただ、喉を圧迫するのはいけませんね…、というわけで改善案を考えました。
マフラーです。
揮発した成分をわたくしの「元素支配」が作る気流でマフラーにまとわせてこれを喉に巻いていただき
ましょう。
これでしたら喉を圧迫せず、また首周りを温めて快適に安眠していただけるかと存じます。
わたくしの力で以て行える民間療法ver.2ですわ。
お颯様にも教えてさし上げましょう。
ネギはたくさん買ってありますから、雑炊鍋にもどうぞお使いくださいませ。

(すみません、続きます。)

188 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/06/06(Mon) 19:49
>>184(柚葉さん)(続きです。)

>きゃっ♪お、お嬢様…。(ドキドキ)
>(もう少しで、唇が重なりそうな距離に…。)

あ、あら…、自分から近づいておきながら柚葉さんに見つめられると、わたくしの胸も鼓動が激しく、
顔が熱くなってまいります。

「アーチェロさんははかれない」…。

な、なんですか、三女ちゃん、わたくしは他所の阿波連さんとは違いますよ?
…いえ、たしかに今ははかれてなかったけれど、柚葉さんの具合を見るのに躊躇などしていられません。
(赤面)

でも、そういえば先日アニメで見た阿波連さんの妹さんもお風を召して喉にネギを巻いていらしたわね。
あれは良くありませんよ、と教えてさし上げたいわ。

え?三女ちゃん、阿波連さんの連絡先は知っているの?
…貴女の情報網も侮れないわね、では今のこと連絡しておいて。お願いね。

>それからお仕事前には、きちんと血圧測定、体温測定が義務付けられておりますので…。
>それでも季節の変わり目や急激な気温の変化で時には体調を崩す事はあり得ますので、
>レイナさんからも決して無理はしないように言われております。

そうなのですか、良かった…。
柚葉さんが日々健やかでいらっしゃるのはとても嬉しいことです。
わたくしは魔族の身で人間より弱い部分よりも強い部分が多いから、注意が行き届かないのではないか、
と思っていたのです。

>もし具合が悪いと感じたならば、すぐに報告致します。
>そして、お嬢様のお心遣いに感謝致します。(微笑)

いえ、柚葉さんの健康はわたくし自身の喜びですわ。
どうかこれからもずっとお健やかでいてくださいね。

レイナさんもちゃんと気を配っていてくれてさすがと申したいです。
いつも本当にありがとう。

189 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/06/06(Mon) 19:50
>>185

いらっしゃいませ、お客様。
本日もしとしとと雨が降り続きますね。
お体を冷やされませんよう、お気をつけくださいませ。

あら、お客様。
「ジューンブライド」をそんなに弾んだ声で語られるなんて、もしかして…ご自身のロマンスが成就する、
そんな嬉しさを誰かに伝えたくてお出でになりましたの?
ふふふっ、「ジューンブライド」、人間を憂鬱にさせがちなこの厚い雲を割って「天子の梯子」を降らせ
るような祝福があなた様にもたらされたのかしら?
英語の「June」の語源である女神「Juno」(ユノ)は女性・子ども・家庭の守護神。
あなた様の目には幸せな家族との未来が映っているのだとしたら、それはとてもステキです。
わたくしからも、おめでとうございます、と申し上げますわ。

もちろん結婚以外にも6月にはいろいろな行事がございますから、ご自分に合った日を選んで楽しむの
も良いかと存じます。
たとえば第三日曜日の父の日は、お父様に薔薇を贈って感謝を表す日。
わたくしも故郷の父に、薔薇の花束を贈るつもりです。

食べ物の日もたくさんありますね。
11日は梅酒の日、16日は和菓子の日、27日はちらし寿司の日、などなど。
東京の明治神宮では和菓子の無料配布イベントというのもあるそうです。
首都圏に足を延ばされるご予定があれば行ってみられてはいかがですか?

190 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/06/06(Mon) 21:24
>>186

いらっしゃいませ、お客様。
家具に造詣がおありといのこと、きっとご自身の居住空間に対する繊細な感覚をお持ちなのですね。
そして北欧スタイルに統一されたお部屋作りをなさっているのですか?
恥ずかしながらわたくしにはどのようなスタイルか明確なイメージも知識もありませんので、どんなお
部屋にお住まいなのか、想像の外なのですよ。
いつか直接拝見させていただけたら嬉しいですわ。

以前お客様のお尋ねに答えて説明させていただきましたが、我が家のインテリアは古式にのっとった
家屋に合わせて純和風のものや和モダンで揃えております。

ですが、最近は「japandi」というインテリアスタイルもあるのだそうですね。
これは「Japanese」と「Scandinavian」を合わせた言葉で、和と北欧を融合したスタイルのことだと伺っ
ております。

シンプル、ミニマル、天然素材、スッキリしているけれど温もりがある、そんな快適で心地良い家具の
コーディネート。
そう伺うととても魅力的に感じますが、わたくしにはまだ具体的につかめておりません。
日本育ちで北欧趣味のあなた様でしたら、きっとそんな家具の揃ったお部屋作りもお出来になるのでしょ
うね。

191 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/06/09(Thu) 14:58
そろそろ水浴びをしたいんですけど!

192 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/06/09(Thu) 19:56
>>191

いらっしゃいませ、お客様。
本日もまた小雨がぱらついて、空気は湿り気を帯び少し肌寒いですね。
温かいお茶をお淹れいたしましょう。

…あらあら、梅雨明けにはまだ先だというのに、夏を待ちかねていらっしゃるようですね。
中々お日様もお顔を出さない今日この頃ですのに、水浴びが待ち遠しくてたまらない、と。
それでしたら、屋敷の裏手の丘へご案内いたしましょう。
その一帯も我が家の土地ですが、丘のふもとに空いた横穴より入りますと長い鍾乳洞になっております。
そこから壁面のヒカリゴケを灯りに1kmほど進みますと地底湖がございますわ。
地底湖と申しますと、岩手県岩泉町にある「龍泉洞」の地底湖の美しさが有名かと存じますが、我が家
の地底湖「瑠璃の湖(うみ)」もそれに劣るものではございません。
迷宮の中は年間を通じて14,5度とひんやりしておりますので、水に入られるときは良く準備運動をな
さってくださいね。
もし万が一道に迷ってしまったら、洞内にたくさん棲んでいるコウモリさんにわたくしを呼んでくるよ
うに仰って下さいませ。
わたくしがすぐに駆けつけますから、無闇に動かず落ち着いて行動なさって下さいね。

193 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/06/09(Thu) 20:04
>>185

はい、ヨーロッパにおいて6月に結婚式を迎える花嫁は幸せになれる、
言い伝えの事ですね。
ヨーロッパにおいて6月は1年で最も雨の少ない時期だそうですが…。
この日本においては6月は梅雨の時期…。
残念ながら、正反対の気候ですね。

でも、ものは考えようです。
日本にも「狐の嫁入り」とあるように、もし晴と雨が同時に起こる中結婚式を迎えられたら、
それもまたロマンチックな素敵な思い出となられるでしょう。

お客様は、意中の方と今月結婚式を挙げられるのですか?
だとしたら、とても素敵ですね。
いずれは私も…。(うっとり)

はっ!?申し訳ありません、自分だけの世界に浸ってしまって…。
お客さまが愛する方と素敵な未来に向けて共に歩き出す事を、心から願っております。

>>186

ようこそお客様…。
紅茶のお代わりをどうぞ…。

お客様は、素敵なご趣味をお持ちなのですね。
北欧のインテリア…。
失礼ながら私自身知識不足ですので、少し調べさせて頂きました。

素材は天然木を主に使用し、ダイニング、リビング、様々なスタイルがあるのですね。

私などが一概に語る事などは出来ませんが、
本来のお部屋の広さやお客様の好みに合わせて
きっと拘りのある素敵なお部屋を作られている事でしょう。

実に様々なブランドがあるそうですが、代表的な6大メーカーとして、
CARL HANSEN & SON(カール・ハンセン&サン)
louis poulsen(ルイスポールセン)
LE KLINT(レ・クリント)
PP M?le(PPモブラー)
artek(アルテック)
muuto(ムート) 

があるのが分かりました。
もしかしたら、お客様が選ばれているメーカーがこの中にあるのかも知れませんね。
                                                       
機会があれば、参考にさせて頂きたいです。
その際には、助言などを頂けると有難いですね。

194 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/06/09(Thu) 20:35
>>191
>>192(アーチェロお嬢様)

(次女さんと水撒きをしております)
日中はお暑い中、お越し頂き有難うございます、お客様…。

あら、額の汗を拭っておられて…。
雨が止み、再び晴れ間も出て参りましたがこの気温差は如何ともし難いですね。

水浴び、ですか…。
こうして水撒きをしながら故郷のお屋敷では友人と一緒にお庭で遊んだ経験もありますが、
流石にお客様にそのようなわけには…きゃっ!?
(思い切り水がかかってしまいました。)

もうっ、次女さんったら…。
三女さんも加わって楽しそうなのは分かりますが、水撒きの際には周囲に気を付けて下さいね。
私だから良かったものの、お客様のお身体を濡らしてしまったら一大事ですわ。

ああ…下着まで透け透けになっちゃったじゃないですか。(ドキドキ)
一度着替えて参りますね。

>それでしたら、屋敷の裏手の丘へご案内いたしましょう。
>その一帯も我が家の土地ですが、丘のふもとに空いた横穴より入りますと長い鍾乳洞になっております。 

というわけで、お嬢様の案内で鍾乳洞にやって参りました。
次女さん、三女さん、それではお客様の事をよろしくお願いしますね。
身体を拭くタオル、温かい飲み物を入れた水筒、お戻りになる際のバスローブ等をここに置いておきます。

それでは私は、お客様が水浴びを終えた後のためのお風呂の準備をしておきます。
日が傾き始めたら、やはりお身体の冷えは身体に良くありませんもの。
身体を温め、ゆっくりと疲れを癒す必要がありますわ。

ではお客様、ごゆっくり…。

(それにしても、美しい場所でした…。
今年の水着を購入したら、夏本番の前にお嬢様とご一緒したいものですね…。)                       
                             
                    
                                      
                                        
                                                         

                                                                                                                                    
                                                         

                                                                                                         


195 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/06/09(Thu) 22:56
>>194(柚葉さん)

晴れ間が出てきて午後の戸外は思いのほか温かくなってきたのですね。
和傘を持って出てまいりましたが、ささずに済みそうです。

柚葉さんが水を撒いてくださって小さな虹がお庭を美しく染めてくれています。
紫陽花や百合や花菖蒲も水玉を跳ねさせて、未だ乾かぬキャンバスの絵の如く瑞々しくお庭を彩ってく
れて心洗われる思いです。
次女ちゃんも三女ちゃんも柚葉さんと一緒に戯れて、この絵の中に三人綺麗に収まって、羨ましいで
すわ。
あらあら、次女ちゃんったら。
あの美しい夏鳥オオルリのように楽し気に舞うように如雨露で水を撒いているけれど、そんなにクルク
ル動いていては…。

>きゃっ!?
>(思い切り水がかかってしまいました。)

ああっ、やってしまいました…。
って、柚葉さんのお肌が…。

>ああ…下着まで透け透けになっちゃったじゃないですか。(ドキドキ)

いけません、お客様、どうかお目を逸らせてくださいませ!
(とっさに、翼を広げて柚葉さんのお体を隠します。)
…ゆ、柚葉さんの美しいお肌がこんなに間近に…。

も、もう…、次女ちゃんったら!!
お転婆が過ぎますよ!

「姫様、なんで顔が赤いんだ?」

あ、暑いから、お日様が出てきて暑いからですよ。
それより、柚葉さんのお着替えを手伝っていらっしゃい。


>というわけで、お嬢様の案内で鍾乳洞にやって参りました。

せっかくですから、少し中に入ってみましょうか。
ああ…、ひんやりして気持ちいいです。
かの龍泉洞もそうですが、ドラゴンブルーと呼ばれる深い青の湖水は吸い込まれそうに美しくて、その
水面の光に照らされる柚葉さんのお顔が神秘的でお美しい…。
龍泉洞は近年プロポーズの場所に選ばれることもあるほどロマンティックなデートスポットだそうです
が、恋人同士のロマンスに相応しい空間、というのも分かる気がいたします。(溜め息)

>次女さん、三女さん、それではお客様の事をよろしくお願いしますね。

龍泉洞は五種類ものコウモリさんが棲んでいて「蝙蝠穴」と呼ばれる場所があるそうですが、この鍾乳
洞もあなたたちの仲間がたくさんいるらしいですから、お客様をご案内したらみんなと遊んでいて良い
ですよ。
お客様がお戻りになるときはまたご案内お願いね。

>それでは私は、お客様が水浴びを終えた後のためのお風呂の準備をしておきます。

これは気がつきませんでした。
たしかに、ここの地底湖で水浴した後はしっかり温まっていただいた方が良いですね。
さすが柚葉さん、おもてなしのお心遣いはどこまでも細やかでいらっしゃいます。

ねえ、柚葉さん…。
よろしければですが、梅雨が明け本格的な夏がきましたら、「瑠璃の湖」で少し水浴いたしませんか?
もちろん、温かいお飲み物を用意して。
あるいは湖に小舟を浮かべて景色を楽しみながらお茶をいただくのも良いかもしれませんわ。
イタリアでも、鍾乳洞ではなく海食洞ですが「青の洞窟」という美しい場所で小舟で舟遊びをいたすの
ですよ。
真夏に身近で楽しめる避暑の旅にご一緒していただけると嬉しいですわ。

196 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/06/10(Fri) 18:57
金曜の夜は酒と共に過ごすんですよ

197 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/06/10(Fri) 22:55
>>195(アーチェロお嬢様)

>いけません、お客様、どうかお目を逸らせてくださいませ!
>(とっさに、翼を広げて柚葉さんのお体を隠します。)

はしたない姿をお見せしてしまい、申し訳ありません、お客様…。
いつものメイド服とエプロン姿なら問題なかったのですが…。
たまたま今は、先日購入した夏用のワンピースのままでした。
(実は大学から戻ったばかり)

お客様のお手前、すぐにメイド服に着替えて参ります。(ぺこり)
そしてお嬢様、温かいお気遣いを有難うございます。

(小声で耳元で囁く)
…でもお嬢様、お風呂でお背中を何度も流し合ったお嬢様と私の仲ですもの。
そんなに赤くならなくてもよろしいですよ。(妖笑)
…すみません、それとこれとは話が別ですね。
更に、お客様の手前でした。全く状況が異なりますね。(微笑)

ふふっ、このお嬢様の翼で包まれている状況…。
『幼馴染の吸血鬼』の月城さんと青木君を思い出しますね。

>かの龍泉洞もそうですが、ドラゴンブルーと呼ばれる深い青の湖水は吸い込まれそうに美しくて、その
>水面の光に照らされる柚葉さんのお顔が神秘的でお美しい…。

まあ、お嬢様ったら、お上手なのですから…。(微笑)
そしてお嬢様も、絹のような銀髪と御顔が水面に照らされて輝く姿に
私も見惚れてしまいます。(微笑)
お嬢様も私も、涼し気な夏服を身に纏って再度足を運びたいものですね。

>ねえ、柚葉さん…。
>よろしければですが、梅雨が明け本格的な夏がきましたら、「瑠璃の湖」で少し水浴いたしませんか?

はい!それは是非ともご一緒させて頂きたいです。
海水浴のように楽しく賑やかな状況もよろしいですが、静寂と清廉なこの湖で
暫し時を忘れて過ごすというのも、本当に素敵です。
その時に相応しい温かい紅茶も、選んでおきますね。
(そして水浴びを終え、入浴を終えたお客様を見送らせて頂きました。)

198 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/06/10(Fri) 22:56
                                                  >>196

ええ、土日祝日がお休みの方にとっては正に「花金」のお時間ですものね。
お休みの当日もよろしいのですが、今が一番時間に余裕があり楽しめる状況だと思います。
ゆっくりお酒を嗜むには、最適のお時間ですね。

実は先日、行きつけの青果店さんで購入した青梅と夏蜜柑で
「梅酒」と「夏蜜柑酒」を作っておいたんです。

私自身、お酒にはそんなに強くはなくてすぐに眠ってしまうので…。
ある程度加減の利く、自家製のお酒を作らせて頂きました。

「梅酒」は自家製のものを愛用しているご家庭も多いと思いますが、
「夏蜜柑酒」は意外と珍しく、しかも美味しいので試してはどうかと
行きつけの青果店のお姉さんに勧められたのですよ。

そろそろ、飲み頃になっている筈です。
折角の花金の夜ですものね。
よろしければ、一杯召し上がっていかれますか?                                                
                                                                                   
…もしここまでお車や自転車で来られておりましたら、私が自家用車で
送らせて頂きますね。                                    

199 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/06/11(Sat) 19:06
メイドさんがもし催眠術にかかっちゃったら、解いてあげることは出来ますか?
(腹パン、首筋に手刀で気絶は無し)

200 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/06/12(Sun) 21:58
>>196

いらっしゃいませ、お客様。
あら、もう既に柚葉さんが作ったお酒をご堪能でしたか。
お休みを明日に控えて心安らぐひと時を美酒と共に過ごす、まことに優雅な大人の嗜み、お楽しみいた
だいているようでよかったですわ。

「梅酒」と「夏蜜柑酒」とはまた季節の良き味わい、すっきりとした酸味が梅雨のこの季節に爽やかな
涼気を運んできてくれますわね。
それではわたくしからも今日のこの日にちょうど良いお酒をご用意させていただきます。

こちらは、あじさい花酵母の日本酒になります。
日本酒には様々な季節の花の蜜に集まる「花酵母」で作られるお酒があるそうですね。
花酵母を使ったお酒は、香り高く優しく、上品な味わいがするというので、わたくしもしばしば買い求
めてまいるのですよ。
紫陽花のお酒の銘柄はその名も「月の歌」「零号∞(ムゲン)」などと、とても幻想的なのです。
今の季節と言えばやはり紫陽花のお酒をいただきたく買ってまいっております。

既に梅酒と夏蜜柑酒を召されたところでございます。
よろしければ少しお腹を落ち着かせてからご試飲くださいませ。


>>197(柚葉さん)

>いつものメイド服とエプロン姿なら問題なかったのですが…。
>たまたま今は、先日購入した夏用のワンピースのままでした。

梅雨の晴れ間のお庭でさわやかな笑顔を浮かべ、散水のしずくのキラキラを纏ったワンピース姿の柚葉
さん…。
控えめに言って最高ではありませんか。
お召し物が濡れなかったらもっとずっと見惚れていられたのにお着替えとは残念ですわ。
もちろん、いつものメイド服のお姿も素晴らしいのですけれど。
この季節ならではの涼やかで清楚なお姿をもっと拝見していたかったです。

>…でもお嬢様、お風呂でお背中を何度も流し合ったお嬢様と私の仲ですもの。
>そんなに赤くならなくてもよろしいですよ。(妖笑)

…はっ、いま一瞬柚葉さんに天使と悪魔が同時に舞い下りたような?
思わず胸を打ちぬかれてしまいました…。
あああ、今の笑みでわたくしは一瞬で虜に。
この翼の内に閉じ込めて放したくなくなりました。(ドキドキ)
人によってはわたくしの笑みを魔性の笑みなどと申したりなさいますが、今の妖艶な笑顔は到底同日の
談と思われません。
確かにお風呂で裸身を晒し合った仲ですが、今ほど蠱惑の気持ちに搦め取られたことがはたしてあった
かしら?
お客様の目が無ければ、このまま芝生の上に押し倒したくなりますわ。

>ふふっ、このお嬢様の翼で包まれている状況…。
>『幼馴染の吸血鬼』の月城さんと青木君を思い出しますね。

第3話で、翼で青木君のこと隠しているのに、それを見ている森山さんは何故かとても興奮していらっ
しゃいましたね。
(ご興味がある方は、ニコニコ静画でご覧くださいな。)
人間の方は想像が豊かですね。
わたくしたちもこのままですと、お客様の好奇心を掻き立ててしまいそうですから、名残惜しくはあり
ますが、着替えに行っていただくしかありませんね。


(鍾乳洞の中です。)

>まあ、お嬢様ったら、お上手なのですから…。(微笑)
>そしてお嬢様も、絹のような銀髪と御顔が水面に照らされて輝く姿に
>私も見惚れてしまいます。(微笑)

も、もう、柚葉さん、それこそお上手というものですわ!
先ほどの妖艶な笑みといい、今日は柚葉さんに胸を打ちぬかれっぱなしです。

「おいおい姫様、灰にならないでくれよ。
 掃除機で灰を集めるの、面倒だからさ。」

もう、次女ちゃんは。
わたくしでしたら灰になろうと根性で再結集して元に戻りますよ。
わたくしは柚葉さんを残していくほど無欲ではありませんからね。
それより先ほど柚葉さんをびしょ濡れにしたこと、ちゃんと反省なさいよ?

>お嬢様も私も、涼し気な夏服を身に纏って再度足を運びたいものですね。

はい、今度はもっと落ち着いてゆっくりと中を巡りたいですわ。
本格的な夏になりましたら、この青の世界の美しさが最高の納涼となることでしょう。

>海水浴のように楽しく賑やかな状況もよろしいですが、静寂と清廉なこの湖で
>暫し時を忘れて過ごすというのも、本当に素敵です。
>その時に相応しい温かい紅茶も、選んでおきますね。

ティーセット一式を用意しての舟遊び、とても贅沢なひと時となりましょう。
柚葉さんと差し向かいでそんな時間を過ごせると思ったら、厳しい夏の訪れも俄然待ち遠しくなって
まいりました…。


201 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/06/12(Sun) 22:01
>>199

いらっしゃいませ、お客様。
これはまた、ずい分と剣呑な話題ですこと…。
たしかにわたくしのメイドさん、この場合人間である柚葉さんのことをまず申しますれば、主(あるじ)と
して日頃より重々注意しておかなければならない、と心得ております。
彼女は吸血鬼であるわたくしに側仕えしてくれているのです。
わたくしに敵意を持つ者の害意が彼女に向くことは考えたくありませんが目を逸らせてはならぬこと。
そして彼女はまた多くの魔物が求めてやまない「贄の血」の持ち主でもあります。
わたくしはわが命に代えて彼女を護らねばなりません、いえ、それが為すことがわたくしの本懐と申す
ものでございます。

わたくしは真祖直系吸血鬼なれば、相応の魔法の心得がございます。
普通の人間の熟達者程度の催眠術でしたら、無詠唱で瞬時に解くことが可能です。
もちろん、彼女の体に物理悌な力を加えるような真似はいたしませんわ。

ですが、今申したようなわけで彼女を狙う者は恐らく強い魔力を有して彼女の心に深く侵入しようとす
る可能性も無しとは出来ますまい。
ならば、万万が一にも彼女の心の中に魔の力が伸びるなら。
わたくし自身が彼女の心の深層に我が心をお邪魔させていただき、我が力の限りを尽くして敵の力と存
在とを完全に殲滅し尽くすまで戦い続けましょう。
もちろん、その者らに一片の慈悲とてかけることはいたしません。
彼女を脅かす者にはただ破滅あるのみ、とこの場で明言せせていただきますわ。

なお、他のメイドさんたちはいずれもカルミーニオ家の魔力を纏いし者たちです。
そうやすやすとしてやられることはございませんし、手を出すなら大やけどを負うことをあらかじめ覚
悟しておいていただきたいと存じます。


202 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/06/13(Mon) 10:04
>>199

催眠術に操られた私がどうなるか…を想像すると、いずれにせよ憂うべき状況ですね。
いえ、緊急事態でしたら気絶させられるのも止む無しかと…。
それはボディガードである先輩のメイドさんの役割でしょうけれど…。

「流石に後で姫様に大目玉を食らうのは嫌なので、その際にはこの花の香料を用いた
催眠スプレーを使わせて頂きます。」

お気遣い、ありがとうございます。
ですが、私の一族は度々「邪視」を用いる妖に脅かされてきました。
ですから最も単純で、効果的な対策として胸ポケットには常に手鏡を忍ばせています。
そして、妖とおぼしき者に突如遭遇した場合は迂闊に目を見ない事ように、名前を聞かれても答えないように
教えられてきました。

もしもの事態になれば、お嬢様が仰られているように
「破滅あるのみ」の結末が待っている事でしょう。
そのような事態を引き起こした方を相手に、お嬢さまを制止するような情けをかけられるほど
私も聖人君子ではありませんので。

己の身に降りかかる災厄は事前に防ぐよう、常に注意を払ってはおりますが
そのようなご無体をする輩が現れぬ事を願うばかりですね。
(“朱珠”の入ったお守り袋をそっと握りました。)

>>(アーチェロお嬢様)

…お嬢様、実は先程、卵の無人販売所に朝食用の新鮮な卵を買い求めに行った際なのですけれど…。
通りかかった本屋さんの店頭に積まれている、毎週月曜日発売の漫画雑誌の表紙に、
以前お嬢様に紹介して頂いた何処かで見た事のある女の子の姿が…。

ふふっ、お嬢さまにとっては放課後のお楽しみになりそうですね。

203 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/06/13(Mon) 19:06
>>202(柚葉さん)

(お客様に対する柚葉さんのお答えを聞いていましたが、胸の内にこみ上げてくるものを堪え切れずに
 言葉にしてしまいます。
 申し訳ございません。)

>いえ、緊急事態でしたら気絶させられるのも止む無しかと…。

真祖直系の吸血姫として、我が身のうちの魔力の大きさにこれは人間を恐れさせる大きすぎる力、と胸
掻きむしりたくなる思いをしたこともありましたが。
今このときは、この力があって本当に良かったと心から思えます。
柚葉さんを助けるのにこの魔力が存分に役に立つ、お腹や首筋を打擲するような真似をせずに済む、そ
う思うとこの力が真祖様の恩寵であり、この身の幸運なのだという歓びに胸が満たされてまいります…。

そして、既に我が家の守護メイドさんも対策をしてくれていて、柚葉さん自身も自衛の準備怠りなし、
と知ることができてホッといたしました。

だからと申して、わたくしに油断などあってはならないことに変わりはございません。
わたくしもまたお守り袋の中の“朱珠”にあらためて誓いましょう。
いついかなる時も、柚葉さんの御身とお心を護ってみせる、と。


(後日でございます。)

柚葉さん、ただ今戻りました!
わたくしのスマホに素晴らしい情報を送ってくださりどうもありがとうございます!
放課後、矢も楯もたまらず本屋さんに直行しましたわ。
はい、このとおり漫画雑誌の最新号を買ってまいりました。

「ルリドラゴン」…、本当に連載化されたのですね。
表紙を見、巻頭カラーで読んで、その事実に胸が熱くなりましたわ。
読み切り版をネットで読んで以来ずっと切望していたことが実現して、これから毎週読めると思うと嬉
しくてたまりません。
表紙のルリさんはとても可愛いですし、本編の優しい日常風景もとてもステキです。
主人公のルリさんとご両親やお友達との関係も、これからゆっくりじっくり追ってまいりますわ。
もう今からコミックスの発行が待ち遠しいですし、もしかしたらのアニメ化も祈ってまいります。
柚葉さん、本当にありがとうございました!

204 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/06/13(Mon) 20:56
自分は雑誌を買わないで、発売まで我慢する単行本派です。
元々その手の雑誌で読む連載は1つか2つだし、
何より部屋を狭くする原因になるので。

205 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/06/13(Mon) 21:46
>>204

いらっしゃいませ、お客様。
わたくしもふだん漫画雑誌に手を伸ばすことはほとんどございません。
おっしゃるとおり惹かれる作品ばかりではございませんので、これはと思う作品を単行本でまとめて読
む、その楽しさを大事にしたいですね。
今回はネットで読み切り版を読んで以来ずっと望んでいた連載化ですので、とても辛抱できず購入して
しまったのですよ。
人ならざる種族の血を引いた女の子が、普通の日常をどう生きていくのか、わたくしにとってとても興
味を引かれる物語でございます。

お部屋が狭くなってしまう、ということでしたら掲載誌のネット版を購入する、ということも可能です
が、単行本で読みたいということですから、その気にはなれないですよね?
もしこの作品を面白いと思われて、単行本化されたとき購入なさいましたら、ぜひこの作品について語
り合いたいですわ。
お茶とお菓子を用意いたしますから、ゆっくり漫画談義をいたしたいと存じます。


206 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/06/17(Fri) 17:55
(クロユリ団地の公園で一人遊ぶ子供)

僕はミノル。
お姉ちゃん、いっしょにあそぼうよ…。

207 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/06/17(Fri) 19:30
6月は祝日が無い唯一の月なんですよね〜。
今までは8月も祝日が無かった(8月11日が山の日になった)。

208 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/06/17(Fri) 20:57
>>204

はい、私もお嬢様やお客様同様に、昔から漫画雑誌は殆ど買いません。
単純に1ヶ月で4冊、それなりに厚さもありますから確かに場所を取りますね。
処分する際にも重さなどを考えるとかなりの手間になりそうです。

それに私も、それ程読む作品は多くありませんから基本的には単行本を楽しみにしています。
今回のお嬢様のように、読みたいと思っていた作品の連載が実現したとなれば
記念として買うくらいが丁度良いのでしょうね。

あら、そういえば今週の日曜日が廃品回収でしたね。
新聞紙、段ボールをまとめておかなければ…。

>>206

…次女さん、何処に行ってしまったのかしら?
本来の姿に戻っての、夏の夕暮れの空中散歩を楽しんでいた筈ですが…。

では、この蝙蝠笛を吹いてみましょう。
長女さん、居場所が分かりますか?

…団地!?この街に、こんな古びた団地があったかしら…。
何なのでしょう、背筋が凍るような不気味な気配がします…。

(男の子に話しかけられて)

そ、そう…。ミノル君というのですね?
でも、ごめんなさいね…。お姉ちゃんは忙しいから、貴方とは遊べないわ。

「姉様、来てくれたんだ!怖かったよぉ!」

良かった…。無事だったのね、次女さん。
お嬢様も心配しているわ、さあ、帰りましょう。

(次女さんがこんなに震えてるなんて…この団地、とても邪悪な気配がするわ…)

私は、迷子になったこの子を探しに来たの。
それではさようなら、ミノル君…。

(危機を知らせる蝙蝠笛を吹いたから、お嬢さまにも聞こえている筈…。
無事に御屋敷に辿り着くまで、油断は出来ないわ…。)

209 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/06/17(Fri) 21:08
>>207

ええ、6月は祭日が無いから楽しみが無い、という嘆きは
小中高を通して同級生でも嘆いている子がいました。

GWやSW(シルバーウィーク)とまではいかなくても、1日お休みがあったり
連休があるだけでもどこかワンクッション置く事ができて、楽しみがありますよね。

でも連休は無くても、今月は紫陽花祭りというイベントがありますし
それから今週は父の日でもあります。
ミシンで手作り甚平を作りましたので、父に先日贈らせて頂きました。

そして8月はまだ学生の私にとっては夏休みですが、
社会人の方はお盆休みまでは暑さに耐えて頑張る日々が続くのですね。
お身体には気を付けて、頑張って下さいませ。

210 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/06/17(Fri) 21:14
>>206

はじめまして、坊や。
一人で遊んでいたのね…、いいわ、お姉さんと遊びましょうね。
何して遊ぶ?

(しばらく坊やとかくれんぼをして遊びます。)

どう、お姉さん、ミノルくんを見つけるの、上手でしょう?
ごめんなさいね、わたくしは『見える』から。
どこに隠れてもわたくしの目は無明の闇の中からでもあなたを見つけるわ。
あなたはどう?
『実在のレベル』をゼロ近くまで下げて逢魔が時の黄昏の中に溶け込んだわたくしが見える?

こうやってね、昔はよく『狩人』をやり過ごしていたのだけれど。
でもそうすると、彼らはさらに私を恐れと憎悪を籠めて言うのよ。
『この化け物め、人を害するおぞましい悪霊めが!』
とね…。
わたくし、悲しくてね…。
そんなとき、わたしの中に暗い、昏い、人に対して向けてはいけない感情が湧き起こってしまうことも
あったわ…。

(自然とわたくしの口角がつり上がり、口中の牙がのぞきます。)

ねえ、ミノルくん。
あなたのことは聞いています。
かくれんぼしているときに、暗い所に閉じ込められて誰にも気づいてもらえなくて焼かれてしまったこ
とを。
そうして今は幽冥の境に揺蕩って、そうして生ける人の呪い、害してしまったことを。

ごめんなさい。
見えていながら今まであなたの悲しみに気づけなかったわ。
でも、あなたの瞳のその奥に見える悲しみのために祈らせてほしい。

(そうしてわたくしはかつて柚葉さんと共に『鬼』となってしまった御霊のために祈ったことを思い出す。)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=593906122&st=132&to=132&nofirst=true

わたくしは真祖直系吸血鬼。
もし今なお、あなたの心の傷が炎の如く逆巻くなら。
人間には無理でもわたくしなら、あなたの『力』も受け止められるわ。

だけど、どうか分かってほしいの。
あなたを迎えてくれる空の寝屋がたしかに在ることを…。

(そうしてわたくしはただ一心に彼の魂の安らぎを祈り続けます。)

211 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/06/17(Fri) 21:55
>>210(アーチェロお嬢様)

(横から失礼します。)

お嬢様、お茶の準備が出来ました…。
(お屋敷に無事戻りました)

今回は、遭遇したあの子についてお嬢様お一人にお任せしてしまい、申し訳ございません。(ぺこり)
怯えた次女さんの事もあり、そしてあの場所は非力な私では到底太刀打ちできない
救われぬ者の怨念に満ちた領域でした…。
オハシラサマの使いである“月光蝶”を呼び寄せる事も出来ない程に…。

ですからいたずらにあの子を刺激するのを避けて、“逃げ”を選びました…。
お恥ずかしい限りです…。
(ティーカップを持つ手が震えています)

あの子が血を欲する存在ではなかったのは、救いでしたが…。

「姉様、多分その子、この事件の当事者だよ。」

(三女さんが、その子に関する事件の記事を調べてくれました)

痛ましい事故だったのですね…。
ですが、あの団地は本来私達の街にはあり得ない場所…。
“逢魔が時”の気紛れによって、たまたま次女さんが引き寄せられ
そして私達も遭遇したのでしょう…。

二度と訪れることの出来ないあの場所に、あの子はまだ居るのでしょうか…。
お嬢様の祈りが、あの子の心に伝わる事を願うばかりです…。

212 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/06/17(Fri) 22:30
>>207
>>209(柚葉さん)

いらっしゃいませ、お客様。
あらあら、お客様溜め息を吐かれて…。
クラスのお友達にも同じ感想も漏らされる方がいて、梅雨空のように心晴れぬ方が多いようですね。
たしかに祝日が一日あると心ワクワクいたしますものね。
わたくしもこの季節は雨の中ゆっくりお散歩ができる日が増えたなら嬉しいですわ。
いえ、記念日なのですからそのことに思いをいたすのが退治なのですけれど。

日本の六月には何か国を挙げて記念したい日は無いものなのでしょうか?
と思って調べてみましたら民間で制定した記念日は色々あるようですね。
たとえば6月17日でしたら、「いなりの日」「減塩の日」。
2日の「オムレツの日」、9日の「クレープの日」、23日は「天ぷらの日」…、他にも食べ物関係の日が
たくさん在りますね…。

あ、これなどは良いのではないかしら?
6月13日「はやぶさの日」。
2010年(平成22年)のこの日、小惑星探査機「はやぶさ」が宇宙空間60億キロ、7年間の歳月をかけた
ミッションを成し遂げ、地球に帰還を果たした日ですわ。
わたくしはまだイタリアに居りましたが、長き旅路の果てに母なる地球に戻ってきた宇宙の小舟の快挙
に感動した一人でした。
日ノ本の科学探究の心の象徴とも言うべきこの出来事は、国を挙げて長く記念すべき日と申すに相応し
いのではないでしょうか。

>それから今週は父の日でもあります。

そうでした、柚葉さんのおっしゃるとおり6月と言えば「父の日」を忘れてはいけませんね。
お母様からも
「何か贈っておかないと彼、年甲斐もなく泣いちゃうわよぉ。」
と言っていましたから、これを外すわけにはまいりません。
この町の名産である地ワインをお贈りいたしますわ。

213 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/06/17(Fri) 23:35
>>211(柚葉さん)

柚葉さん、ご無事で本当に、本当に良かった…。
蝙蝠笛の音を聞いて駆けつけてましたら、次女ちゃんをしっかり手を繋いで戻って来られて。

>今回は、遭遇したあの子についてお嬢様お一人にお任せしてしまい、申し訳ございません。(ぺこり)

まあ、何をおっしゃるのですか。
あの場では柚葉さんと次女ちゃんの安全が何よりも大事ですもの、わたくしを信じて任せて下さって、
むしろお礼を申したいです。
ありがとうございました…。

あの子は以前の『鬼』となった女の子以上に怨念に支配されていました。
次女ちゃんを護りながら“月光蝶”を呼び寄せるのは至難だったでしょう。
万が一にも柚葉さんを害していたなら、彼はその害意をさらに糧としてより強大な災厄と成り果ててい
たことでしょう。
もっとも、その前にわたくしが一も二もなく我が魔の力をもって滅し尽くさざるをえなかったでしょう
けれど…。
柚葉さんの無事を確認できたことで、わたくし自身落ち着いてあの子に向かい合えて良かったです。

>痛ましい事故だったのですね…。
>ですが、あの団地は本来私達の街にはあり得ない場所…。
>“逢魔が時”の気紛れによって、たまたま次女さんが引き寄せられ
>そして私達も遭遇したのでしょう…。

はい、少年は事故の犠牲者でしたが、その怨念は見境なく他者に向けられ新たな犠牲者を出すところで
した。
まこと、怨念というものの度し難いのはそのことでしょうね。
以前話に出ました「故郷は地球」のジャミラ氏、また同じシリーズの「恐怖のルート87」のアキラ少年。
犠牲者が加害者に転ずる、そんな悲劇を今回目の当たりにした思いです。

“逢魔が時”の気紛れ…、たとえそうであろうとも、わたくしがあの子と遭遇したのも一つの縁であっ
たものと思っております。
ならばそれがあの子にとっての救い、怨念からの解放となる良縁であったことを願わずにはいられませ
んわ…。

214 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/06/17(Fri) 23:35
訂正でございます。

>>212

>いえ、記念日なのですからそのことに思いをいたすのが退治なのですけれど。
(誤)退治
(正)大事

失礼いたしました。

215 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/06/19(Sun) 22:10
間違いは誰にでもありますよ

216 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/06/20(Mon) 11:27
>>215

いらっしゃいませ、お客様。
寛容なお言葉、まことにありがとうございます。(平伏)
どうも言葉の間違いが多くて恥ずかしい限りですが、お客様のお言葉で元気づけられました。

お言葉を有難くいただきつつ、なおいっそう丁寧なおもてなしができるよう努めてまいります。
自分の言わんとすることを吟味し、言葉遣いを正すこと、初心に帰って気をつけますので、どうかこれか
らも末永くおつき合いたまわりますようお願い申し上げます。

217 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/06/22(Wed) 20:09
あ、虹が見えますね!

218 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/06/22(Wed) 20:57
>>217

いらっしゃいませ、お客様。
今宵は梅雨の雲も退いて、晴れた空に照るお月様が誠に麗しゅうございますわ。

お客様も、月影に誘われて散歩がてらにこちらまでおいでくださったのですか?
え、そうではなくて虹が見えるのですか?

まあ!本当に、お月様と反対側の空に大きな虹がかかっていたのですね。
「月虹(げっこう)」、「白虹(はっこう)」とも呼ばれるだけあって淡い色の幻想的な虹…。
それがあんなに美しく空を彩っていただなんて気がつきませんでした。

月虹が見られるのはとても稀なことで、見ることができた人には幸せが訪れる、と言われております。
きっと貴方様にステキなことが起こるのでしょうね。
そしてわたくしにもそんな良き機会をくださったなんて、本当にありがとうございます。

わたくし、お庭に置いた縁台でお月様を見ておりました。
いかがですか、お客様もご一緒に縁台にお座りになってゆっくり月虹をご覧になっては?
お茶とお菓子をご用意させていただきますわ。

219 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/06/26(Sun) 21:45
>>217

いらっしゃいませ、お客様…。
梅雨の雲が退き、晴れ渡る綺麗な月空と爽やかな夜風を満喫しようと
御屋敷の外に出て参りました…。

え?虹ですか?
(お客様の指さす方向に目をやります)

まあ…。何て素敵な光景でしょう。
『月虹(げっこう)』、『白虹(はっこう)』と呼ばれているのですね。
お客様に来て頂かなければ、気が付かずに夜を過ごしていたかも知れません。

このような素敵な機会を頂けた事を、お嬢様と共に感謝致します。

それでは感謝の印に、お茶とお菓子をご用意させて頂きます。
冷たいレモンティーと、昼に準備しておいた夏蜜柑のゼリーです。
レモンと夏蜜柑を、月に見立ててそれぞれ飾らせて頂きました。

こちらのゼリー作りはお嬢様にも手伝って頂き、今宵皆で頂くのを楽しみにしていたんです。
こうしてお客様にお出しする機会にも恵まれたのは、『月虹』がもたらしてくれた幸せですね。(微笑)

それでは、召し上がって下さいませ…。

ご希望であれば、温かい紅茶もご用意させて頂きますわ。
それではお嬢様と共に、ごゆっくりどうぞ…。

220 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/06/27(Mon) 10:23
>>219(柚葉さん)

(横から失礼いたします。)

まあ、柚葉さん、お茶とお菓子をどうもありがとうございます。
蒸し暑さの冷めやらぬ今宵、甘い潤いをくれるレモンティーと夏蜜柑ゼリー、嬉しいですわ。
わたくしもお手伝いさせていただいたとはいえ、月虹に冴えるこの紅茶とゼリーの黄金色の輝きはやはり
柚葉さんならではの逸品と申せましょう。
ああ…、この心地良いひんやり感、口中に広がる爽やかな酸味と甘味、そして得も言われぬ喉越しの
快感よ…。

あら、柚葉さん、「ごゆっくり」だなんて。
せっかくの美味しいデザートがあるのですから、ご一緒に縁台に座って味わってくださいませんの?
僭越ながら、わたくしにも紅茶を振る舞わせていただきとうございます。
今宵の月はひときわ美しいのですから…。

ねえ、柚葉さん。
先日は「逢魔が時」に恐ろしい思いをなさいましたけれど。
今あなたの目の前に入るわたくしこそ、本物の魔の者なのですよ?
あなたはわたくしに添ってくださることでいつも「逢魔が時」にいらっしゃいますわ。
ならばわたくしは、これからもずっとあなたにとっての良き「逢魔が時」を作ってまいりたいです。
あなたを脅かすあらゆる者からあなたを守りながら。

そうそう、このお月様と月虹とで思い出したことがございます。
先日申していた「瑠璃の湖」のある鍾乳洞のことです。
あの中でわたくし見つけたのです。
虹色に輝く美しい「レインボームーンストーン」を。

普通のムーンストーンは、「月の光を宿したよう」といわれるアデュラレッセンス(青色閃光)を放つ
清楚な石ですが、レインボームーンストーンはまるで虹が地上に落ちたかのような七色の輝きを放つ
華麗な石。
ムーンストーン自体、日本で産出するのは長野県の木崎湖や富山県の人喰谷(ひとくいだに)くらいだ
そうですのに、レインボームーンストーンとなれば、まさに貴石の中の貴石…。
それが、地底湖を覆う壁のあちらこちらから覗いてキラキラと輝き、美しい虹色を青の水面(みなも)に
映しておりましたわ。

わたくし、宝石は「朱珠」は別格としましても、既に手元にいろいろございますからわざわざ採取しよう
とは思いませんが、あの景色はぜひ柚葉さんにも間近でご覧いただきたいと思っております。
もちろん、柚葉さんがお望みでしたら採取して贈らせていただきますわ。
ああ、あの青の湖にまた参る日が待ち遠しゅうございます…。


221 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/06/27(Mon) 19:31
>>220(アーチェロお嬢様)

>あら、柚葉さん、「ごゆっくり」だなんて。
>せっかくの美味しいデザートがあるのですから、ご一緒に縁台に座って味わってくださいませんの?

それではお言葉に甘えて、私もご一緒させて頂きます。
お嬢様のお淹れになった紅茶も、是非…。
柑橘系の果実にお嬢様の優しさが加わり、より確かな潤いを心と身体にもたらして下さいます。

>あなたはわたくしに添ってくださることでいつも「逢魔が時」にいらっしゃいますわ。

はい…。あの時お嬢様が私と次女さんを迎えに来て下さった時…。
蝙蝠笛の加護も勿論ですが、それ以上に私が不安な時、必ず側にいて下さるお嬢様の姿に
安堵と安らぎを覚えました…。
同じ「魔」であろうとも、それはこの夜闇の静寂のように安らぎをもたらしてくれるものなのですから…。
お嬢様が私に寄り添って下さるのと同じくらい、私も側に居たいと思う気持ちは同じですわ。(微笑)

>あの中でわたくし見つけたのです。
>虹色に輝く美しい「レインボームーンストーン」を。

まあ、それは素敵な発見ですね。
お嬢様の心遣いは有難く頂戴致しますが、やはりそれはお嬢様がお確かめになった光景のままにあるのが
相応しいと思いますわ。

…いずれお嬢様と共に見る光景と、この胸の内に宿る思い出こそが
最高の宝石として永遠に残るんですもの。(微笑)
(お嬢様の御手を取り、そっと私の心臓の位置に当てます)

そして…。その光景は奥方様をはじめ、絆を結んだ方々とも共有したいものですね。
これから始まる、夏の思い出として…。

222 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/06/27(Mon) 19:49
(すみません、失礼します)

お嬢様、夕餉の支度をしている最中にニュースで聞いたのですが、少し不安が…。
関東甲信越が、梅雨明けを迎えてしまったそうです。
本来は7月半ばまで続く筈なのに…。

雨が少なすぎては夏の水不足が懸念されますし、お野菜の生育にも大きく影響しますから
今から心配です…。
先程お買い物に出向いた際、お颯さんも心配そうでした…。

梅雨の時期は出歩くには多少の不自由はありますが、
梅雨がもたらす雨はこの国の四季には欠かせないものですので…。

これから先2週間のうち、後半は戻り梅雨になるらしいとのことですので
少しでも多く雨が降ってくれることを願います…。

223 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/06/28(Tue) 19:43
>>221(柚葉さん)

>柑橘系の果実にお嬢様の優しさが加わり、より確かな潤いを心と身体にもたらして下さいます。

もう、柚葉さんったら。
その道のプロに褒めていただいたら、わたくし嬉しすぎて地に足がつかない気分ですよ。
(気がつくとケトルを手に翼をパタパタと羽ばたかせて30cmばかり宙に浮いておりました。)
でも、柚葉さんやお客様とご一緒させていただいている嬉しさを胸に、紅茶を淹れたのがよかったの
かしら。
この気持ちを忘れずに胸にしまっておきますわ。

>同じ「魔」であろうとも、それはこの夜闇の静寂のように安らぎをもたらしてくれるものなのですから…。
ありがとうございます。
わたくしの変わることの無い本質をそのようなお優しい言葉で包んでくださる、それこそがわたくしに
とっての最高の安らぎでございます。
わたくしもまたこの「魔」で以てあなたの安らぎを守らせていただきます。
あなたにとってわたくしの傍にいることが幸せであれるよう、そのためにこの魔の力のすべてを捧げて
まいりましょう。

>…いずれお嬢様と共に見る光景と、この胸の内に宿る思い出こそが
>最高の宝石として永遠に残るんですもの。(微笑)

分かりましたわ。
でしたら、あの場所はわたくしたち二人の大切な宝石箱です。
虹色の貴石とドラゴンブルーの湖水とを永遠にわたくしたちの心の中で共有いたしましょう。
(柚葉さんの左胸に触れたわたくしの手がほのかに温まります。)
感じます…。
あなたがわたくしへの親愛を胸に抱いてくださっていることを。
そして、それがわたくしの驕慢ではない真実なのだ、と訴えてくれているのが分かります。

(わたくしもまた柚葉さんの御手をわたくしの胸に導きます。)

わたくしは魔の者。
この胸の鼓動も、人の姿に寄せたがゆえに生まれたものなのかも知れません。
ですが、それでも、この高鳴りは決してまやかしではない、わたくしの誠の心であることを誓って申し
ましょう…。

未だ梅雨は明けぬ日々ですが、夏はもう間もなくですね。
今年もまた柚葉さんとご一緒に、大勢の知己の方々と思い出を重ねてまいりましょうね。


>>222(柚葉さん)

まあ、もう梅雨は明けるのですか?
今年の夏は随分とせっかちさんですのね。

そして既に各地の猛暑が報じられているようです。
柚葉さんもどうか重々お気をつけてくださいまし。
直ぐ近くに鍾乳洞という絶好の避暑地があるのです。
涼みたくなったら皆でまいり、ゆっくり体を休ませましょう。

登下校中の子どもたちも汗をかいて辛そうでしたわね。
学校で熱中症に備えるようご指導されていると思いますが、子どもたちには本当に体を労わってもらい
たいです。

そしてお野菜の生育に影響が出ては困りますわ。
新鮮な夏野菜は酷暑を乗り切るための強い味方なのですから。
お颯様に愁眉を開いていただくカギはやはり農業用水の確保ですわね。

それでは、本当に水不足が本格化するようでしたら、わたくしが川の上流へまいりますわ。
そこにダムがございますから、わたくしが元素支配の魔法で雨を降らし貯水量を回復するお手伝いを
させていただきますわ。
地産地消、お颯様のお店の野菜や果物は地元で穫れたものが多うございます。
わたくしがお颯様を喜ばせることができれば、望外の喜びと申すものですわ。

夏は川べりで花火大会もございます。
渇水した川では屋形船も出せず、情緒を欠いてしまうかも知れません。
今年も楽しい納涼をなすために、わたくしも張り切らせていただきますわ。

224 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/07/01(Fri) 20:34
>>223(アーチェロお嬢様)

>そして既に各地の猛暑が報じられているようです。
>柚葉さんもどうか重々お気をつけてくださいまし。

お帰りなさいませ、お嬢様…。
ニュースでは災害級の猛暑との事です。
お身体は大丈夫ですか?
すぐに、塩レモンドリンクをご用意致します。

本日は屋外でのお仕事は適度に留め、休憩も適度に取っております。
レイナさんも三姉妹さんも、今は休憩中です。

>直ぐ近くに鍾乳洞という絶好の避暑地があるのです。

はい、そちらには早速足を運びたいものですね。
それでは、夕餉の後に…。

>新鮮な夏野菜は酷暑を乗り切るための強い味方なのですから

はい…。夕方のニュースで別の地域では早速ナスや西瓜に悪影響が出ているようでして…。
お颯さんも
「今年はちょいと、厳しい夏になりそうだよ。」
と不安そうでした…。

(早速鍾乳洞にて)

ふう…。この天然の涼しさが身も心も癒して下さいます。
そして、これがあのレインボームーンストーン…。
この鍾乳洞そのものが、正に天然の宝石箱ですね。
そして…私の霊力は微力なものですが、それもまた癒され、回復してくるのを確かに感じます。
本当に、神秘的な場所でいらっしゃいますわ。

この光景、あの画家のお嬢様にも見せて差し上げたいです。
きっと、素晴らしい作品を描かれる事でしょう。
そして、お世話をなさっているサライさんにも癒しのひと時を…。
…多分、この暑さでご苦労なさっていると思いますので…。

画家のお嬢様が「お腹空いた…」と呟いているのに対し、サライさんは
「動けない…。今日は素麺だけで勘弁…。」となっているやも…。(汗)

>それでは、本当に水不足が本格化するようでしたら、わたくしが川の上流へまいりますわ。

それでは一度、皆で川の上流のダムへお車でドライブに参りませんか?
奥方様も、画家のお嬢様のリフレッシュに丁度良いと言って下さると思います。

そして実は…。お嬢様が貯水量を増やすお手伝いの際に一度そちらの川の主様にも
ご挨拶なさるのがよろしいかと思いまして、土地神様に相談して参りました。
すると、上流の神社の水神様は旧知の方だそうで…。
有難いことに、このように紹介状を賜りました。

多分この暑さで弱っているそうなので、お嬢様が御力になって下されば
きっと喜んで下さると仰っていました。

まだ蝉の声も聞こえぬ内に、本格的な暑さの到来となりましたが
共に乗り越えて参りましょう。


225 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/07/02(Sat) 22:49
>>224(柚葉さん)

>ニュースでは災害級の猛暑との事です。

学校でも皆さん相当まいっていらっしゃいました。
購買部や自販機では経口補水液の争奪戦が始まって、買えなかった方の絶望感たるや見ていて気の毒に
なるほどでした。
軽部様もたいそうお辛そうでしたので、休み時間に元素支配の魔法で少し涼ませてさしあげましたわ。

>すぐに、塩レモンドリンクをご用意致します。

ああ、『干天の慈雨』とはまさにこのことでしょうか。
爽やかな酸味を効かせた潤いが喉から優しく体を満たしてくれます。
さすが柚葉さんお手製のドリンク、市販のものとはひと味もふた味も違いますわ。

柚葉さんも、レイナさんや三姉妹たちもお休みをちゃんととっていると知れて安心いたしました。
手作りの経口補水液は、蜂蜜やブドウ糖、梅シロップを入れても美味しくいただける、と軽部様から
教えていただきました。
いろいろな味を楽しみながら、厳しい夏をみんなで乗り切りましょうね。

>お颯さんも
>「今年はちょいと、厳しい夏になりそうだよ。」
>と不安そうでした…。

まあ、そうなのですか…?
お颯様には元気でいていただかないと困ります。
扱っておられる野菜や果物に負けず劣らずフレッシュで瑞々しい彼女は、青果店のみならず商店街の
看板娘でいらっしゃるのですから。
「巧遅は拙速に如かず」と申します。
早めにダム湖へ行って雨を降らせましょう。

(すみません、続きます。)

226 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/07/02(Sat) 22:50
>>224(柚葉さん)(続きです。)

(夕餉の後に鍾乳洞にまいりました)

>ふう…。この天然の涼しさが身も心も癒して下さいます。

はい、ここは本当に別世界のようですね。
外界のうだるような暑さが嘘のように涼しくて。
また、あちこちの鍾乳石から滴り落ちる水の音やせせらぎの音を聞いていると、心が落ち着いてまいり
ます。

>そして、これがあのレインボームーンストーン…。
>この鍾乳洞そのものが、正に天然の宝石箱ですね。

手にしたランタン − 空気を汚さないように石油ではなく魔石を使っております − の光を反射
して、あんなにも煌々と輝くなんて、本当に不思議なほどですわ。
いったいどのような自然の摂理が働いてこうなったものか、見ていて吸い込まれそうです。

>そして…私の霊力は微力なものですが、それもまた癒され、回復してくるのを確かに感じます。

それは良かったですわ。
わたくしも先ほどから何かの力を浴びて体が力が充ちてきております。
ここはいわゆるパワースポットのようですね。
それが何に由来するものなのか、わたくしにもしかとは分かりませんが。

…ドラゴンブルー。
もしかすると、本当に文字どおりその名前の由来の「高位の存在」がここにいらしたのかも知れません。
この七色の貴石もその力を受けて形成されたものなのかも。

>この光景、あの画家のお嬢様にも見せて差し上げたいです。

はい、この夏のうちにぜひご招待いたしましょうね。
サライ様にも良い骨休めとなりましょう。
ここで英気を養われれば、素麺だけでなくもっと精が付いて腹持ちの良いものも召し上がれますわ、
きっと。
お母様は…今以上にパワーアップされると、また何をしでかされるやら不安ですが。
先ほど申した「高位の存在」とも気楽につき合ってしまう方なのですから、はあ…。(溜め息が漏れて
しまいます)

>そして実は…。お嬢様が貯水量を増やすお手伝いの際に一度そちらの川の主様にも
>ご挨拶なさるのがよろしいかと思いまして、土地神様に相談して参りました。

まあ、さすが柚葉さん!
もう準備を調えてくださっていたのですね。
そうですね、ダムを建設したときも起工式でそこの河川を守護されている神様に工事の開始を奉告し、
安全を祈願したはずですものね。
わたくしが雨を降らせ水を湛えさせていただくのにご挨拶は必須でした。
気付かせてくださってありがとうございます。

こちらが紹介状ですか。
そして、わたくしたち宛ての添え文(ぶみ)もあるのですね。
では、拝読させていただきます…。

なるほど、水神様…『善女龍王(ぜんにょりゅうおう)』とおっしゃる方なのですね。
『あの者を助けてやってくれ』
と勿体ないお言葉をいただきました。
ダム湖を護り、この町を潤し、美味しいお野菜や果物をもたらしてくださるご恩義、ぜひ報いさせて
いただきましょう。
そのお野菜や果物で美味しいお料理や飲み物を作って、奉納させていただきましょう。
緑に包まれた山間(やまあい)のダム湖の傍に建つお社は、私達が参る頃にはきっと蝉しぐれに包まれ
ていることでしょう。
そこはきっとこの夏の思い出の場所に…。

その拝謁の日を家中みんな元気で迎えましょうね。


227 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/07/07(Thu) 11:25
今夜は七夕ですね。
奥方様と画家のお嬢様のアトリエの妖の皆様、
そして社交部の皆様をお招きしての七夕パーティ…。
うふふ、心が弾んで参ります。

本日は講義も休講とのお知らせが入りましたし、これで心置きなく
パーティの準備に専念できます。
そしてサライさん、早朝よりお手伝いのためにお越し頂き有難うございます。

(奥方様からのメール)
いつもお世話になってばかりで悪いから、うちからもメイドを一人派遣するわ。
遠慮なく、こき使ってあげてね♪

…それでは、パーティの前に一度お嬢様の発見された当屋敷の敷地内における
パワースポットに案内させて頂きますわ。
まずは、体力の回復をなさって下さいませ。
そして、私からは肩もみとマッサージを兼ねてヒーリングを…。

うふふ、遠慮なさる事はありませんよ♪
こういう時は、存分に甘えて下さいな。(微笑)                                                                                                          
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                            
(休憩後)
これが本日の、七夕のメニューになります。

・トマトカップのサラダ素麺
・二層のカップ入り七夕散らし寿司
・餃子の皮の、織姫彦星ニコニコミニピザ
・キラキラ星のミートローフ

デザート
・ブルーハワイの七夕ゼリー
・天の川クリーム杏仁豆腐
・二層の七夕レアチーズケーキ
・レモンと甘酒の水饅頭

星見台にテーブルをこのように配置し、気軽にお食事を楽しみながら
星空の下で楽しいひと時を過ごして頂きましょう。
立食形式ですから、特定のメニューをお取りするために席を移動して頂く必要もございません。
オードブルのメニューは、多人数の方をおもてなしに便利ですね。

私達も時折参加させて頂きながら、おもてなしのメニューが途切れないよう
注意しましょう。

228 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/07/09(Sat) 14:12
夏の夜空というのも綺麗なものです

229 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/07/09(Sat) 15:58
>>228

いらっしゃいませ、お客様。
当屋敷の七夕パーティに足を運んで下さり、誠に有難うございます。
よろしければ、お飲み物のお代わりをお注ぎ致しますか?

この星見台は、お屋敷を建て替えた際に新たに設けられた
お嬢様も自慢の場所です。
夏の七夕の季節は、こうしてお嬢様の学校の皆様や
それ以外にも親交を深めた方々をお招きしてパーティを楽しむのが恒例なんです。

今年は丁度よく晴天となり、こうして綺麗な天の川を眺められるのは
本当に幸運でした。
どうか、心ゆくまで楽しんで下さいませ。

230 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/07/09(Sat) 16:30
>>226(アーチェロお嬢様)

>なるほど、水神様…『善女龍王(ぜんにょりゅうおう)』とおっしゃる方なのですね。
>『あの者を助けてやってくれ』
>と勿体ないお言葉をいただきました。

成程、お嬢様宛の添え文に水神様に関する詳細が…。
それは是非とも、御力にならなければ…。

ところでお嬢様、この鍾乳洞のレインボームーンストーン…。
少しばかり、善女龍王様に奉納させて頂くのはどうでしょうか?
無論、この場所の主様と通じてお許しを頂いた上でのお話になりますが…。

私とお嬢様が手を取り合い、鍾乳洞の主様と通じ合い…。
そしてレインボームーンストーンは、お嬢様が『朱珠』を生み出したのと同じように、
一つの宝玉として…。
その際には、私の『贄の血』が必要となりましょう。

…後日の七夕パーティの終了後、身を清め、身支度を整えた上で
この場所でお待ちしておりますわ。(微笑)

>お母様は…今以上にパワーアップされると、また何をしでかされるやら不安ですが。

…もし私達が、『高位』の存在の方々に今後拝謁する際にも根回しをして下さったり、
先んじて御力添えをして下さるのでしょうね。
奥方様ご本人は、「さあ、何の事かしらね?」と、煙に巻いてしまいそうですが。(苦笑)

あ、忘れておりました。
画家のお嬢様が、この場所の光景を作品とする際のお許しも頂かねばなりませんね。

(翌日)

お嬢様、ダム湖へのドライブの際、朱瑠ちゃんからお力添えを頂く事になりました。
当日レンタカーをもう一台お借りしましたので、奥方様達の運転手を勤めて下さるそうです。

そして先程の商店街でのお買い物の際、お神酒に相応しいお酒が届いたと
酒屋さんから連絡がありましたので、そちらも購入して参りました。

そしてお弁当は…。
温度センサー付き大型保冷ボックスをご用意しましたので、
そちらに人数分お作りしてお持ちしましょう。

無論、奉納させて頂くものはお重で…。
土地神様からの添え文で、どのようなメニューがお好きかも把握しておりますので
抜かりはございません。(えっへん)

本当に、当日が楽しみです…。

231 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/07/09(Sat) 20:42
>>227(柚葉さん)

>うふふ、心が弾んで参ります。

柚葉さん、今宵の七夕の宴にまた忙しく立ち働いてくださりありがとうございます。
せっかく大学もお休みだというのに申し訳なく思ったりもするのですが。
そうして温かい笑顔で、おっしゃっていただくと、こんな風に思うことはかえって失礼かも知れません。
今日はわたくしもメイドとして頑張らせていただきますので、どうか存分にこき使ってやってください
ませ。

>(奥方様からのメール)

あらあら…、サライ様もお母様に言いつけられていたのですね…。
あのノゾミ様やミカゲ様の妹御でいらっしゃるのに、ご苦労が絶えないかと思うとお気の毒ですわ…。

「別に同情してもらわんでも大丈夫だよ。
 今じゃこれはこれで、けっこう板に付いてきたと思ってるからな。」

まあ、いらっしゃいませ、サライ様。
本日は何とぞよろしくお願いいたします…。

(一とおりの準備の後、一息ついてちょっとモニターを見ております。)

やはりpixivisionは壮麗、可憐、様々な絵がアップされていてステキですね。
この「願いが叶う夜。七夕のイラスト特集」は今宵の我が家の宴を予感させるようなイラストがいっぱい。
あら、この「七夕永遠亭」というイラスト、銀髪と黒髪の二人のお嬢様がお話ししている様子が、なん
だか我が家を思わせますね…。
どのイラストにも短冊が吊るされた七夕飾りが描かれていますが、今夜我が家の星見台に設えた七夕
飾りも引けを取るものではありません。
短冊もたくさん用意しましたから、ご出席の方々には何枚でも願い事を書いていただけますわ。

(わたしも書けたら良いのにな…。
 自分では筆を持てないけれど、人に願い事を教えて書いてもらうのはちょっと恥ずかしいし…。)

あら、幽霊先輩、大丈夫ですわ。
先輩も、わたくしの魔素を媒介にしてくだされば、ご自身で念動力を発動させてで筆を動かしていた
だけますよ。

(まあ、そうなの?
 それは嬉しいわ。そうさせてもらうからよろしくね。
 それとね、私の名前は『結城玲子』よ。
 できれば名前で呼んでもらえると嬉しいのだけれど。)

分かりましたわ、玲子先輩。
そして今宵はピアノ演奏を聴かせていただけるのですよね?
既に星見台にピアノを移動させております。
今宵はどうぞよろしくお願いいたします。(ぺこり)

(みんなで鍾乳洞にまいりました)

>まずは、体力の回復をなさって下さいませ。

皆様、ランタンを手に鍾乳洞をご覧になって、神秘的な雰囲気に溜め息をついていらっしゃいます。
そして先ほどまで外の熱気でふうふう言っていらしたのに、今は元気を回復されたようで、
大変活き活きと楽しそう。
柚葉さんのご発案で鍾乳洞巡りを予定に組み込んで正解でしたわね。

>そして、私からは肩もみとマッサージを兼ねてヒーリングを…。

あらあら…、社交部の皆様方遠慮しつつも目が爛々と輝いていませんか?
それはもう、柚葉さんの肩揉みとマッサージだなんて思ってもみない特典ですものね。
これは、お一人当たりの時間に上限を設けませんと、柚葉さんが疲れておしまいになりますわ。

(すみません、続きます。)

232 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/07/09(Sat) 20:46
>>227(柚葉さん)(続きです。)

>これが本日の、七夕のメニューになります。

お料理は、トマトと素麺の紅白の涼し気な取り合わせ、オクラとカットしたスライスチーズの可愛い
お星さま、星形生地のピザと丸い生地の中に海苔でお顔を描いた織姫さま様と彦星さま、ミートローフ
の中に散りばめられた星形の人参と粒々コーン。
デザートは、青いゼリーに浮かぶ桜桃の星、青のゼリーと白の杏仁豆腐でできた吸い込まれそうな天の
川、白桃と桜桃の星を浮かべた星空ケーキ、そしてお月様のように清楚でレモンの風味の香る水饅頭。
まさに地上に星月の空がそのま降りてきたかのようで、皆さまも見惚れていらっしゃいます。
皆さま、スマホを取り出して写真を撮り始めましたけれど。

「お腹…、お腹空いた…。」

「ちょっとぉ、この子もう我慢できないわよぉ。」

お母様が画家のお嬢様の口元を拭ってくださっていますが、もう限界ですわね。
では、今より宴の開幕でございます。

皆さま和やかに歓談されつつ、時折七夕飾りの傍の机で短冊に願い事を書いていらっしゃいますね。
わたくしも書いて吊るしましょう。
家族とこの町がいついつまでも安寧でありますように…、と。

そして流れてまいりました、玲子先輩の美しいピアノの音(ね)が。
この曲は、ご本人が長女ちゃんによるネット検索の中から選ばれた大塚愛様の「プラネタリウム」の
ピアノ演奏版。
この歌は歌詞も七夕に相応しい星空の下の切ないラブソングですが、ピアノ独奏も素晴らしい…。
玲子先輩のしなやかな指使いから生まれる音色の何と心地良いことでしょう。
本当に今宵これほど心に響く曲もそうはございますまい。

いけないいけない、今日のわたくしは後輩メイドなのです。
柚葉さんに倣って、おもてなしのメニューをしっかり行き渡らせなければ。


233 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/07/10(Sun) 21:53
>>228

いらっしゃいませ、お客様。
七夕の夜空は本当に煌きがステキですよね。
宇宙を「星の大海」と表現した小説もありますけれど、この晴れ渡った空を見ているとそこに散りばめ
られた星々の輝きを船に乗って渡ってまいりたい、そう思わせられますわ。

ご覧くださいませ。
西の空には春の大三角、東の空には夏の大三角、そしてそこに輝く今宵の主賓たる牽牛星アルタイル、
織女星ベガ…。
貴方さまの目にも彦星さまと織姫さまの逢瀬が目に浮かんではきませんか?
そして、その大なる三角と交差する星々には「こぎつね座」との、なんとも可愛い名前が付いていて。
そして南の空には美しき紅の星を宿した「さそり座」が在り、その近くには「おおかみ座」もございます。
(わが大切な友、グリッタちゃんの笑顔が重なります…。)

今宵はこの七夕の宴に集まってくださった皆様のために、かつてガリレオ様から贈られたお手製の望遠
鏡をご用意しております。
よろしければ覗いてみてくださいな。

そしてまた。
八月にはペルセウス流星群の観望会も行う予定で、ご近所の皆様方からも参加のご希望をたくさんいた
だいておりますわ。
よろしければお客さまもおいでくださいませ。

234 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/07/11(Mon) 12:10
本日7月11日は拉麺の日。

235 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/07/13(Wed) 11:50
>>230(柚葉さん)

>成程、お嬢様宛の添え文に水神様に関する詳細が…。

宛名はわたくし宛てになっていますけれど、その中に
「侍女娘にも必ず目を通してもらうように。
 彼女はお主よりも思慮深いゆえ、委細を詳らかにして、彼女の助言にはよく耳を傾けるように。
 『善女龍王』は中々に聞かぬ気であるゆえ、ヘソを曲げさせぬように侍女娘の気配りに期待する。」
とのことですわ。

>ところでお嬢様、この鍾乳洞のレインボームーンストーン…。
>少しばかり、善女龍王様に奉納させて頂くのはどうでしょうか?
>無論、この場所の主様と通じてお許しを頂いた上でのお話になりますが…。

まあ、それは良いですね。
善女龍王様の領域に魔族が参って魔術を使うのですから、何か良い奉納の品はないものか、と頭を
悩ませていたところだったのです。

>その際には、私の『贄の血』が必要となりましょう。

そしてまた、柚葉さんの『贄の血』に頼ってもよろしいのですか?
ありがとう…、ありがとうございます。
まったく未知の神様、それもおそらくは龍の血脈の方にお願いをするのには不安があったのです
が、あなたの尊い想いと血とをいただけるなら、もう恐いものは何もございません。
どうか、わたくしとともに神域へおいでくださいませ…。

>…もし私達が、『高位』の存在の方々に今後拝謁する際にも根回しをして下さったり、
>先んじて御力添えをして下さるのでしょうね。

…どうなのでしょうね。(少し苦笑が零れてまいります)
力添えしてくれるか否か、それがあの方にはほんの手慰みに思えてしまうことがあって。
母のご友人という「千の仔孕む森の黒山羊」様がそうであるように、娘のわたくしにもうかがい
知れない、名状しがたい何かを宿しているように思えることがあるのですよ。

わたくしはあの人に近すぎるゆえか、あの方をフラットに見られないきらいがあるのかも知れま
せん。
そんなところも、土地神様がわたくしに柚葉さんを頼るように助言なさる所以なのでしょうけれど。

>画家のお嬢様が、この場所の光景を作品とする際のお許しも頂かねばなりませんね。

はい、お母様の助力 − やはりなんだかんだで助力してくださりそうですね − に報いるため
にも、お嬢様と湖の主様との取り持ちはきちんとせねばなりませんね。

(すみません、続きます。)


236 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/07/13(Wed) 11:54
>>230(柚葉さん)(続きです。)

(屋敷裏の泉で身を清めてから鍾乳洞にまいりました。)

…いけないわね。
いくら我が心を鎮めようとしても、柚葉のうなじがわたくしに委ねられると思うと、胸の高鳴りが
抑えられないわ。

さあ、今のこのときは、あなたはわたくしのもの。
『贄の血』を我が内に納め、我が全霊を以て無二の魔珠と為し、湖の主へ代償として捧げるは今
なれば。
(わたくしは柚葉のうなじを牙で穿つ。)

…ありがとうございました、柚葉さん、至福の刻(とき)をまたくださって…。
今こうして両手のひらの上に浮かぶ光の紅玉、これが二人で作った魔の珠でございます。
これを湖の主様へと捧げましょう。
(珠はゆっくりと手のひらから離れて水面へと吸い込まれていきました。)

あ…、湖面が光って人影が現れてまいりました!
とてもお美しい女性の、服飾の歴史本で見た飛鳥時代の女官の朝服のようなお召し物を着たお姿
ですが…。
お腰から下にはなんともお美しい金色(こんじき)の鱗で包まれた長い尾を持つ…「ラミア」の方
かしら?

「この珠をくれたのはあなたたち?
 驚いたわ、こんな高い霊力の珠は見たことが無いわ。
 おかげでこうして顕現できるほど、高い『存在の階梯』を取り戻せたわ。

 ああ、そうそう、挨拶よね。
 はじめまして。
 わたしは娑伽羅龍女(しゃがらりゅうじょ)。
 八大龍王が一尊、沙掲羅龍王(しゃかつらりゅうおう)の三女よ。
 そして、この鍾乳洞の主(あるじ)…、といっても封印されている身だから、これこのとおり
 影が薄いのだけれど。」

ご顕現、感謝申し上げます、娑伽羅龍女様。
わたくし伊太利亜よりまかりこしました吸血姫アーチェロ・ディ・カルミーニオ=ミズリーナと
申します。
ご尊顔を拝しまして光栄でございます。

「さっき思念を送ってくれていたみたいだけれど、この鍾乳洞の石を『ぜんちゃん』へのお土産
 に持って行っていきたい、という話だったわね?
 うん、全然かまわないから持って行って。」

『ぜんちゃん』…とは?

「善女龍王だから、ぜんちゃん。
 あの子とは双子の姉妹なの。
 では、紅玉の半分を使うわね。」

(龍女様の手にされた魔珠が二つに分かれます。
 そして湖を覆う岩壁から次々とレインボームーンストーンが離れ、その魔珠と一体になりいっそ
 う鮮やかな虹色に変化しました。)

「はい、どうぞ。ぜんちゃんによろしくね。」

寛大なる思し召し、ありがとうございます。
…それであの、失礼ですが、今おっしゃった「封印されている身」とは一体どういうことでござ
いますか?
なにかお困りのことがありましたら、及ばずながら我が魔力を以て助勢させていただきますけれど?

「ああ…、その辺の事情は知らないのね?
 ええっと、わたしとぜんちゃんとは双子の姉妹なのだけれど、あの子がね、わたしのこと封印し
 たの。
 いえね、昔竜宮に居たわたしに牛頭様…牛頭天王という方との縁談が舞い込んだんだけど。
 当時は彼すごく周囲から恐れられていたのね。
 顔がいかつくて恐い、背丈が7尺5寸(約227cm)もあって恐い、さらに大きな角があってこれ
 また恐い、と言われて。
 お会いしたらとても良い方で、わたしは喜んで嫁いだのだけれど。
 でも、快く思わない人たちもけっこういたの。」

風蘭様…いえ、わたくしの知り合いの男性でさらに背の高い偉丈夫(240cm)の方がいらっしゃい
ますが。
いるのですね、洋の東西を問わず、そうして色眼鏡で見る人が。

「で、ぜんちゃんも、わたしが父に言われて泣く泣くお嫁に行ったと誤解しちゃって。
 牛頭様の隙をついて、わたしをこの鍾乳洞に封印して隠した、というわけ。」

それは、またなんとも…。
わたくしが口を挟むのも不遜ですが、妹君の誤解を解く手立てはないものでしょうか…。

「うーん、あの子は頑固で聞かん気な質だから、口で伝えても素直になれるかどうか。」

(ご姉妹でご気性が分かる分、悩みも深いようですね…。)

「それならこの子に一口かませてもらえないかしらねぇ?」

「お腹空いた…。」

(さらに続きます。)

237 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/07/13(Wed) 11:56
>>230(柚葉さん)(続きです。)

…お母様、画家のお嬢様、いつの間にこちらに?

「あんたが『胸の高鳴りが抑えられないわ。』って言ったあたりからだけどぉ?」

ほとんど初めっからじゃないですか!
わたくしがこんなに長く気が付かなかったなんて、さては認識阻害の魔法を使っていらっしゃい
ましたね?

「申し遅れました。
 わたくし、この娘の母オルキデア・ディ・カルミーニオ=ミズリーナと申します。
 卒爾なる参上、どうかお許しくださいませ。
 恐れ入りますが、少々お耳を拝借してもよろしいですか?」

無視しないでくださいよ、あんな場面を盗み見られたのに…。

(母はわたくしをスルーして、娑伽羅龍女様に何か耳打ちをなさいます。)

「あんたと柚ちゃんは準備が色々あるでしょう?
 あたしらは龍女様と少しお話ししてるから、もうお行きなさいよぉ。」

…お母様と押し問答しても仕方なさそうですね。
では柚葉さん、少し不安が残りますが、わたくしたちは失礼させていただきましょう。

(翌日でございます)

>お嬢様、ダム湖へのドライブの際、朱瑠ちゃんからお力添えを頂く事になりました。

まあ、朱瑠様がですか?
それはありがたいですね。
そして久しぶりにお会いできるのが楽しみですわ。
最近はあちこちで朱乃様とおふたりでパフォーマーとして活躍されているとのこと、お忙しいよう
でご無沙汰していましたので。

>そして先程の商店街でのお買い物の際、お神酒に相応しいお酒が届いたと
>酒屋さんから連絡がありましたので、そちらも購入して参りました。

そうですか、それはありがたいですが、期待されていると思うと緊張してしまいますね。
ダム湖に雨を降らせる計画、お颯様にお話ししましたら商店街の話題になってしまいました。
お颯様も
「ほんの世間話のつもりで話したら、あっという間に広まっちまって申し訳ない。
 もちろんダメならダメで誰も責めたりしないから、気楽に行ってきてくれればいいからな。」
とおっしゃってくださいましたが、何とか成功裏に終わらせたいですわ。

>そしてお弁当は…。
>温度センサー付き大型保冷ボックスをご用意しましたので、
>そちらに人数分お作りしてお持ちしましょう。

はい、せっかくの家族総出、くわえてお母様方や久地崎様らも一緒なのです。
ピクニックとしてみんなで楽しんで参りたいですもの。
わたくしもお弁当作り、ご一緒に頑張らせてくださいませ。
善女龍王様のお好みも把握していただいたのですもの、きっと龍王様も喜んでくださることでしょ
う。

わたくしも、とても楽しみです…。

238 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/07/13(Wed) 18:40
>>234

いらっしゃいませ、お客様。
あら、拉麺の日というのは初耳です。
よくご存じですね、きっと拉麺が大好きでいらっしゃるのね。
それとも、もしかして商店街のラーメン店の方ですか?
この町の商店街は古くからあり、たくさんの小さな路地があって、未だ通ったことの無い場所も
ございます。
ふと見上げると細道の入り口に年季の入った看板、たとえば『仲見世』などといった看板がかかって
いて、狭い路の両側に小さなお店が並んでいる、そんな場所ですね。
拉麺はわたくしも好きですけれど、まだまだ未開拓の分野。
「拉麺の日」と伺って、俄然食したくなりました。
今度また商店街で隠れた名店を探してみるのも楽しそう。

ですが、今日はお家にある買い置きの袋麺を使って久しぶりに拉麺をいただきますわ。
よろしければお上がりになって、ご一緒に召し上がっていかれませんか?
夏野菜たっぷりの拉麺は、夏バテ対策にも大いに効果がございますわ。


239 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/07/16(Sat) 19:00
>>231(アーチェロお嬢様)

>今日はわたくしもメイドとして頑張らせていただきますので、どうか存分にこき使ってやってください
ませ。

うふふ、謙虚なお嬢様ならではの御言葉ですね。
ですが、私がおもてなしのお仕事が心から楽しいように、
お嬢様もお屋敷の皆とのお仕事を楽しんで下さる…。

本当に有難いし、よりお仕事が楽しくなって参ります。
それでは…今日は和風のメイド服にお着換えしましょう。
サライさんも、三女さんと同じサイズで間に合うと思います。

>あら、この「七夕永遠亭」というイラスト、銀髪と黒髪の二人のお嬢様がお話ししている様子が、なん
>だか我が家を思わせますね…。

はい、正面を向いている女の子で分かりました。
有名な作品の方ですね。
銀髪の方は何度か見た事がありますが、黒髪の方は初見です。
ふふっ、お嬢様、お仕事がし易いようにイラストの方と同じ三つ編みになさっては如何ですか?
私が直ぐに、整えて差し上げますわ。(微笑)

それでは私も、願い事を…。

『今年も一年、お嬢さまやお屋敷の皆様、絆を結んだ方々と健やかに過ごせますように』

『今後も素敵な方々と、良き絆を結べますように』

>それとね、私の名前は『結城玲子』よ。

それでは、改めて…。
玲子様、今宵はわざわざお出で下さり、有難うございます。
学校から離れられた事で、お身体は大事無いですか?
よろしければ、ヒーリングを…。

>先輩も、わたくしの魔素を媒介にしてくだされば、ご自身で念動力を発動させてで筆を動かしていた
>だけますよ。

(学校からお離れになる際に、きっとお嬢様が御力になって下さったのですね…。
ならば尚更、私本来のお役目を果たさねば…。)

>柚葉さんのご発案で鍾乳洞巡りを予定に組み込んで正解でしたわね。

はい、星見台からの光景と共に、ここもまた『社交部』の皆様の
素敵な思い出として心に刻まれる事でしょう。
普通の人間である私もこうして身体に力が満ちてくるように、
皆様も暑さによる疲れが癒されていくようですね。

>これは、お一人当たりの時間に上限を設けませんと、柚葉さんが疲れておしまいになりますわ。

はい、それでは三姉妹さんにも御力を借りますね。
少し、お手を出して頂けますか。
(三姉妹さんの手に、少しヒーリングの力を移しました)

この場所であるからこそ可能となりました、ヒーリングの応用です。
それでは皆様、休憩用の椅子へ…。
どうぞ、肩の力を抜いて…。
(この後、お出で下さった方々に癒しの時間を過ごして頂きました。)

240 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/07/16(Sat) 19:30
>>232

>お母様が画家のお嬢様の口元を拭ってくださっていますが、もう限界ですわね。
>では、今より宴の開幕でございます。

うふふ、そこまで期待して下さっているかと思うと、頑張った甲斐がありますわ。
鍾乳洞のご加護とヒーリング、そして織姫と彦星の逢瀬を祝うメニューで英気を養い、
また素晴らしい作品を描いて下さいませ。

>そして流れてまいりました、玲子先輩の美しいピアノの音(ね)が。

お嬢様、三女さん、素晴らしい選曲を有難うございます。
事前にオリジナルを視聴し、歌詞を把握させて頂きましたが
その上でこの演奏を聴いてみると、玲子様のピアノ演奏が加わる事で切なさと幻想的な雰囲気に
この一帯が包まれていくようですね。

天の織姫様と彦星様の、互いを待ち続ける心情に相応しい…。
このメロディーが、天のお二人に届きますように…。

>柚葉さんに倣って、おもてなしのメニューをしっかり行き渡らせなければ。

お嬢様、お疲れ様です。
お陰様でおもてなしのメニューも十分に行き渡り、暫くは大丈夫でしょう。
私達も、一息つきませんか?

…お嬢様、お隣、よろしいですか?
ふふっ、素晴らしい演奏とこの幻想的な星空にセンチメンタルな気持ちが込み上げてきてしまいます。
そのような時は、やはりこうして大切な方の隣にいることが何よりの喜びです。
(そっと、お嬢様の手を握ります)

思い返すと、この星見台に二人の素晴らしい芸術家をお招きする事が出来たのですね。
片方は絵画…もう片方は音楽…。
以前は画家のお嬢様にこの場所で素晴らしい作品を仕上げて頂いたのと同様に、
今回は玲子様の演奏…。

今年もまたこの星見台における、素敵な思い出が刻まれました…。

241 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/07/16(Sat) 21:38
>>234

少し調べてみたところ、2017年に日本ラーメン協会によって制定されたのですね。
ラーメンというと、チェーン店以外のお店一つ一つに独自の味や調理方法があります。
「拉麺」、いえ、「ラーメン」は最早独自の文化として発展してきたと言っても
過言ではありませんね。

では、今夜はお嬢様が仰るように買い置きの袋?を使用しましょう。
そのまま出すよりも、やはりお野菜等のアレンジを加えると
インスタントと雖もより見た目も味も美味しくなりますね。

実は実家にいた頃、父が夜遅く帰ってきた時に
余りのお野菜などを加えたラーメンを出したらとても喜ばれた事があるんです。
冬の時期は、本当に美味しそうに食べてくれました。

今は夏ですので、夏野菜を加えたラーメンをお出ししましょう。
更に、これに半熟卵が加わると更に美味しくなりますよ。

242 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/07/16(Sat) 22:14
>>235‐236(アーチェロお嬢様)

>彼女はお主よりも思慮深いゆえ、委細を詳らかにして、彼女の助言にはよく耳を傾けるように。

いえ、私も時折思慮が足りない事がありますので…。(苦笑)
でも、お嬢様の御力になれればとは常に考えております。
私に出来る事であれば、何なりと…。

>善女龍王様の領域に魔族が参って魔術を使うのですから、何か良い奉納の品はないものか、と頭を
悩ませていたところだったのです。

お嬢様がこの鍾乳洞において、輝石を見つけて下さった事は誠に幸いでした。
ならば、お嬢様の御力と我が身をもって奉納致しましょう。

>そしてまた、柚葉さんの『贄の血』に頼ってもよろしいのですか?

はい…喜んで。(微笑)
今年は絆を確かめ合うだけでなく、それがお嬢様のお役に立てて、
やがては他の方々にとって細やかですが御力になれるかも知れない…。
それがまた、私にとってお嬢様と出会えた事に対する必然と廻り合いへの感謝となるのです。

>どうか、わたくしとともに神域へおいでくださいませ…。

(お嬢様の後、屋敷裏の泉で身を清めます。)

では、母と同じ「オハシラサマ」の蒼い装束に身を包んで…。
蒼い蝶の髪飾り、そして私達の絆の証『朱珠』のお守り袋を首にかけ…。
支度は、整いました。
では、私を待つ愛おしいアーチェロの許へ…。

>さあ、今のこのときは、あなたはわたくしのもの。
>(わたくしは柚葉のうなじを牙で穿つ。)

はい、そして今このときは、私は貴女のもの…。
私のうなじを穿つ牙からも…。
肌に触れる唇からも…。
私を決して放すまいとそっと力の篭る腕の中で、私達は唯一無二の絆を感じられる…。
私は貴女に全てを委ねることが出来る…。

(やがて、アーチェロの牙が私のうなじから離れると、私達は微笑みながら見つめ合う…。
今は、言葉は要らない…。
互いを映す瞳が、全てを物語っているのだから…。)

−一旦切ります−


243 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/07/17(Sun) 13:59
>>236-237(アーチェロお嬢様)

>…ありがとうございました、柚葉さん、至福の刻(とき)をまたくださって…。
>今こうして両手のひらの上に浮かぶ光の紅玉、これが二人で作った魔の珠でございます。

綺麗…。お嬢様の魔力と私の血…。そして、絆を確かめ合った証なのですね。
思わず見惚れてしまいますが、これを早速、この鍾乳洞の主に捧げましょう。

>あ…、湖面が光って人影が現れてまいりました!

…かつて、お嬢様とお出かけの際に訪れた鍾乳洞の主様を彷彿するものを感じますわ。
あの時は気配とテレパシーを感じるのが精一杯でしたが…。
こうして顕現されてお目にかかるのは初めてです。
この空間が、より一層澄み渡るのを感じます…。

>ご顕現、感謝申し上げます、娑伽羅龍女様。

お初にお目にかかります。
この国におきまして、アーチェロ・ディ・カルミーニオ=ミズリーナお嬢様にお仕えする、
羽藤柚葉と申します。 

>善女龍王だから、ぜんちゃん。
>あの子とは双子の姉妹なの。 

この聖域の、貴重な輝石を頂戴するお許しを頂き、誠に有難うございます。
それにしても、本当に驚きです。
この鍾乳洞の主様が、私達の街に恵みをもたらして下さっている善女龍王様と
姉妹であられたとは…。

今年の七夕の短冊に『今後も素敵な方々と、良き絆を結べますように』
と祈りを込めて書きましたが、それを早速叶えて下さるとは…。
そして、これから訪れる場所と御屋敷の敷地に居られる水神様が姉妹…。

『縁』『絆』とは、時として計り知れぬものなのだと改めて実感致します…。

>それは、またなんとも…。
>わたくしが口を挟むのも不遜ですが、妹君の誤解を解く手立てはないものでしょうか…。

まあ、そのような経緯が…。
姉妹の愛情が深いからこその誤解を生み、この場所に…。
お嬢様にこの場所の輝石を奉納する提案をしたのは、私です。
ならば尚更、御力になりたく存じます。

>>237(アーチェロお嬢様)

>「あんたが『胸の高鳴りが抑えられないわ。』って言ったあたりからだけどぉ?」

お、奥方様!?そして、画家のお嬢様…。
うう…一部始終をご覧になっていたのですね…。(赤面)

い、いえ、決して嫌とは申しませんが…。
娑伽羅龍女様が顕現されるまでの間は、私達二人だけの世界だと思っていたのに…。

(『贄の血』をもって絆を結ぶ一時は、アーチェロ(この時だけは、お互いを名前だけで呼び合います)と私にとって特別なものであるだけに
少々残念に感じてしまいました…。)

>「あんたと柚ちゃんは準備が色々あるでしょう?
> あたしらは龍女様と少しお話ししてるから、もうお行きなさいよぉ。」 

は、はい…。
それでは私達はこれにて失礼致します…。
娑伽羅龍女様、それではこちらの輝石、改めて善女龍王様の許へ奉納させて頂きます。
貴女様の、本当の想いと共に…。

(お屋敷へ戻りました)

お嬢様、お疲れ様でした…。
少々複雑な思いもありましたが、流石は奥方様、私達の御力になって下さるのですね。
その…。今宵はお布団を隣り合わせて床に就きませんか?
今宵だけは、お嬢さまから離れたくないんです…。

(この後、お嬢様と優しく見つめ合いながら眠りにつきました。)                                         

244 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/07/17(Sun) 16:54
>>237

>まあ、朱瑠様がですか?

(翌日)
お嬢様、奥方様達の乗るレンタカーを借りて参りました。
本日は朱瑠さんに、こちらの運転手を勤めて頂きます。
先程連絡がありまして、そろそろ奥方様や画家のお嬢様と共に
参られるとの事です。

>そうですか、それはありがたいですが、期待されていると思うと緊張してしまいますね。

はい、そのためにも私やお屋敷の皆様、そして奥方様も御力になって下さいます。
そして善女龍王様の姉妹である、娑伽羅龍女様の想いもこの『虹珠』に込めて…。
こちらは御贔屓の着物店で購入した織物で、袋を作りました。
こちらに入れて、奉納致しましょう…。

(この後、奥方様と画家のお嬢様、サライさん、久地崎さん母娘と合流しました)

朱瑠さん、それでは本日は運転手のお役目、よろしくお願いします。
お互いに、くれぐれもお気をつけて…。
そして画家のお嬢様、早朝に朝餉の時間も惜しんでお越し頂き有難うございます。
こちらのボックスに、朝食用のサンドイッチを詰めております。
皆で、召し上がって下さいませ。

>わたくしもお弁当作り、ご一緒に頑張らせてくださいませ。

それでは次女さん、少し手伝って頂けますか?
こちらのボックスには、お嬢様も共に丹精込めてお作りになられた
お弁当を詰めてあります。
私一人では力不足ですので、手伝って下さいね。

…これで、準備は万端です。
それでは善女龍王様の神社への参拝、そしてダム湖へのドライブに参りましょう。

(朝の涼しさと夏の日差しの中、目的地に参りました。)

245 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/07/19(Tue) 21:53
>>239(柚葉さん)

>うふふ、謙虚なお嬢様ならではの御言葉ですね。
>ですが、私がおもてなしのお仕事が心から楽しいように、
>お嬢様もお屋敷の皆とのお仕事を楽しんで下さる…。

GMW(ゴールデンメイドウィーク)には、柚葉さんやグリッタちゃんとお仕事をさせていただいて
とても楽しかったものの、当然ながら後塵を拝することおびただしかったですから。
メイドとして参加させていただく以上、皆様に楽しんでいただけて自分も楽しくなれるお仕事を
したい、そんな思いが沸々と湧いてまいるのですわ…。

>本当に有難いし、よりお仕事が楽しくなって参ります。
>それでは…今日は和風のメイド服にお着換えしましょう。

まあ、それは素敵ですね!
クラシカルでありながら、それがかえって現代日本に映える、とても美しい衣装ですわ。
大正浪漫、また楽しからずや。
素敵なお衣装に負けぬように、しっかり働かせていただきます。

>サライさんも、三女さんと同じサイズで間に合うと思います。

「へえ、わたしにもあるなんて嬉しいね。
 やっぱりわたしは和装が落ち着くや。
 ああ、愉快なり愉快なり。」

>はい、正面を向いている女の子で分かりました。
>有名な作品の方ですね。

まあ、そうだったのですか。気が付きませんでした。
なるほど、あの有名な「ゆっくりしていってね」のお二人のホームグラウンドなのですね。
そしてネット上で拝見する永遠亭のこの古式ゆかしい優美な造りは、我が家の母屋ととても似て
いて親しみを感じますわ。

>ふふっ、お嬢様、お仕事がし易いようにイラストの方と同じ三つ編みになさっては如何ですか?
>私が直ぐに、整えて差し上げますわ。(微笑)

わあ、それはぜひお願いいたします!
嬉しいです、柚葉さんにこうして髪を整えていただけるなんて、とても心がくすぐったい、なんとも
言えない嬉しい気持ちでいっぱいになります。

三つ編みの自分ってこんなになるのですね。
なんだかとても新鮮な気分で、お仕事が捗りそうですわ。
ありがとうございます。
自分の仕事が柚葉さんの願い事のお役に立てるように頑張ってまいりますわ!

>学校から離れられた事で、お身体は大事無いですか?
>よろしければ、ヒーリングを…。

「そうね、お願いしようかしら?
 こうしてまた生きている人と言葉を交わすことができて、その上お世話をしてもらえるなんて、
 思ってもみなかった。
 …ああ、本当に不思議と楽になれたわ、ありがとう。」

>(学校からお離れになる際に、きっとお嬢様が御力になって下さったのですね…。
>ならば尚更、私本来のお役目を果たさねば…。)

「わたし、自分が執心していた学校のピアノだけには不思議と触れることができていたのだけれど。
 そのピアノが故障してしまって悲しんでいたとき、アーチェロさんが魔の力でわたしの「存在の
 レベル」を高めてくれて、このお屋敷のピアノにも触れられるようにしてくれたわ。
 ( >>35-36
 そして今夜はあなたの力ももらうことができて、今夜は大いにピアノを奏でられそうよ。
 二人へのお礼の気持ちを込めて弾かせてもらうわ。」(にっこり)

>はい、それでは三姉妹さんにも御力を借りますね。
>少し、お手を出して頂けますか。
>(三姉妹さんの手に、少しヒーリングの力を移しました)

「お姉様の力をわたしも…。
 ありがとうございます。誠心誠意皆さまのお役に立たせていただきます。」
「お姉様に恥をかかせられないな。
 お客様みんな、わたしの手で身も心もほぐしてやろうじゃん。」
「お姉様の力、とっても尊い。がんばってみんなをおもてなし、する。」

柚葉さんと三姉妹ちゃんたち、並んで皆さまをヒーリング…。
本当に四姉妹になったみたいに息の合った和みの空間を作っているわ。
皆様の心から安らいだお顔を見ていると、こちらも温かい気持ちになってまいります…。


246 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/07/19(Tue) 21:58
>>240(柚葉さん)

>鍾乳洞のご加護とヒーリング、そして織姫と彦星の逢瀬を祝うメニューで英気を養い、
>また素晴らしい作品を描いて下さいませ。

「鍾乳洞…とてもきれいだった。
 湖の中も、とてもきれいなものが…きっと隠れているから、とってもドキドキした…。
 柚葉さんにも元気をもらって、手が絵筆をとりたがっている。
 でもその前に今は − お腹空いた…。」

(皆様を星見台にご案内して、宴もたけなわでございます。)

>事前にオリジナルを視聴し、歌詞を把握させて頂きましたが
>その上でこの演奏を聴いてみると、玲子様のピアノ演奏が加わる事で切なさと幻想的な雰囲気に
>この一帯が包まれていくようですね。

はい、玲子先輩のご生前はまだネットを利用できる環境が無かったのですが、それゆえ
「今は誰もがネットを通じて多くの楽曲を聴いたり創って発表できるなんて、本当に素晴らしい。
 七夕に相応しい曲も多くの曲の中から探せるわね。」
とおっしゃいますので、ネット上の「〜七夕と星〜夜空を見上げて聴きたい曲」というところに
挙がっていた歌曲の数々を試聴していただきました。
そして選んでいただいた「プラネタリウム」ですが、先輩のご演奏でこんなにまで心に響く曲に
なるのですね…。

(この後、お客様方からのアンコールが相次ぎましたので、玲子先輩がそれに応えてMACO様の
 「7月7日の今夜」、夏川りみ様の「満天の星」も奏でてくださいました。)

>お嬢様、お疲れ様です。

柚葉さんこそ、どうもお疲れ様です。
それでは少し休ませていただきましょう。

>…お嬢様、お隣、よろしいですか?
>ふふっ、素晴らしい演奏とこの幻想的な星空にセンチメンタルな気持ちが込み上げてきてしまいます。

わたくしにとって夜こそが日常、闇こそが平常であるはずですが、こうして柚葉さんとご一緒
させていただくと、斯様にロマンティシズムに溢れた世界であったのか、と驚きを覚えます。
星々の中の上弦のお月様がこんなにもルナティックに感じられるなんて。
(柚葉さんの手の指に自分のそれを絡ませると自然と溜め息が漏れてまいります。)
ああ…、このまま柚葉さんを連れて星空で踊り明かしてしまいそう…。

>思い返すと、この星見台に二人の素晴らしい芸術家をお招きする事が出来たのですね。

今宵の演奏はひと際心に響いてまいります。
それはきっと皆さまと触れ合う喜びが玲子先輩の心を満たしているため、そう思えてなりません。
その場を作ってくださったのは他でもない柚葉さん、あなたです。
わたくしも及ばずながらそのお手伝いができたことを思うと、今宵結ばれた皆様の縁がとても
感慨深く、そして誇らしいですわ。
素晴らしい想い出の時をご一緒できて、幸せでございます…。

(今宵はここまでとさせていただきます。)

247 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/07/20(Wed) 22:42
>>242(柚葉さん)

>いえ、私も時折思慮が足りない事がありますので…。(苦笑)
>でも、お嬢様の御力になれればとは常に考えております。
>私に出来る事であれば、何なりと…。

この点に関しましてはわたくし、土地神様のおっしゃり様にぐうの音も出ないのですけれど。
柚葉さんがそのように思って下さるなら、わたくしたち二人、相補いながら共に歩んでまいる、
そのような絆があるのだ、とあらためてこの胸に刻んで参ります。
柚葉さんをお助けする、そんなときがあるかも知れない、そのことを心していつもあなたの傍に
居続けましょう…。

>今年は絆を確かめ合うだけでなく、それがお嬢様のお役に立てて、
>やがては他の方々にとって細やかですが御力になれるかも知れない…。
>それがまた、私にとってお嬢様と出会えた事に対する必然と廻り合いへの感謝となるのです。

はい、柚葉さんのおかげでまたここにいることの大きな喜びをいただけました。
私たちがここに一緒にいることで、更なる縁が結ばれることの喜びを。
想いを新たにして、このたびの働きを務めあげましょう。
柚葉さん、どうかよろしくお願いいたします。

(「瑠璃の湖」で柚葉が来るのを待っていたわたくしの目に、蒼い装束の柚葉が映ります。)

ああ、なんて美しい。
わたくしの『朱珠』が熱を帯びるのと同期するように、わたくしの胸の高鳴りと疼きが激しく
なって抑えられない。
牙よ、わたしの牙よ。
どうかもう少しだけ耐えなさい、彼女のうなじを穿つとき愛欲に溺れてはならないのだから。

(間近に見る白いうなじに、わたくしの胸のときめきはただ曇りの無い愛おしい想いに満たされる。)


>>243(柚葉さん)

>綺麗…。お嬢様の魔力と私の血…。そして、絆を確かめ合った証なのですね。

はい、こうして二人で創った絆の珠、柚葉さんとわたくしの魂が結ばれた証しの珠を湖の主様へ。
どうかわたくしたち二人で結んだ至誠の想いが彼の方に届きますように…。
人と心結びし魔の存在が尊き方の信頼に応えるものでありますように…。

>こうして顕現されてお目にかかるのは初めてです。
>この空間が、より一層澄み渡るのを感じます…。

私たち二人の想いに応えてくださる、わたくしたち二人で新たな縁を結ばせていただける、その
ことが嬉しゅうございます。
(柚葉さんの両手を自分のそれらで包みながら、二人で主様のお姿を見つめます。)

>この鍾乳洞の主様が、私達の街に恵みをもたらして下さっている善女龍王様と
>姉妹であられたとは…。

「ええ、わたしたちは竜宮で生まれた龍の裔(えい)。
 一つの神霊が分かれた二つの魂。
 こうしてあなたたちから妹のことで頼みごとをされるのも何かの縁かしら。
 この虹色の珠はわたしからあの子へのお便りよ。
 雨が少ない今、あの子はとても疲れているだろうけれど、この珠は力を取り戻す糧になるはず。
 あの子と会ったら渡してあげて。
 そして、どうかあの子と仲良くしてあげてね。」

>『縁』『絆』とは、時として計り知れぬものなのだと改めて実感致します…。

はい、姉君様からのご厚意をわたくしたちで妹君様にお伝えできる、とても嬉しいお務めに
なりましたわ。

>お嬢様にこの場所の輝石を奉納する提案をしたのは、私です。
>ならば尚更、御力になりたく存じます。

ええ、わたくしたち二人でこの珠をお届けすれば、きっとわだかまりを説く良き機会となりま
しょう。
二人で姉君様のお心をお伝えしましょうね。

(続きます。)


248 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/07/20(Wed) 22:55
>>243(柚葉さん)(続きです。)

>お、奥方様!?そして、画家のお嬢様…。
>うう…一部始終をご覧になっていたのですね…。(赤面)

お母様!
いくらなんでも不躾ではございませんか!?
如何に吸血が我等の常道とは申せ、わたくしたちの血の授受は特別なことはお分かりのはず…。

>(『贄の血』をもって絆を結ぶ一時は、アーチェロ(この時だけは、お互いを名前だけで呼び合います)と私にとって特別なものであるだけに
>少々残念に感じてしまいました…。)

柚葉さん、そんな気落ちしたお顔をなさって…。
申し訳ございません、母の軽挙、わたくしからも幾重にもお詫びいたします…。

「あんたが詫びることじゃないでしょぉ?
 やらかしたのはわたくしなのだからぁ。
 謝るのもわたくし以外にいないわよねぇ。」

(母は、ドレスの裾を持ち上げカーテシーをし、そして − )


 
(こちらに頭を下げました。
 カーテシーだけなら貴族としての挨拶ですが、頭を下げるのは謝罪の意。
 それはわたくしが初めて見る母の姿です。)

>は、はい…。
>それでは私達はこれにて失礼致します…。

(わたくしはそれ以上言葉を継ぐことができず、柚葉さんと共にその場を後にしました。
 そしてその後、お母様たちがこんな会話を交わしていたことを、そのときは知る由もあり
 ませんでした。)

「…ということを考えているのですけれど。」

「そんなことができるのですか…。
 西洋魔族の女王様は凄いのですね。」

「女王様だなんて、とんでもない。
 ただ面白いことが大好きなだけの暇な女ですよ。」

「そうですか?
 それにしては、あなたの目の奥からは真剣な想いが伝わってきたのですけれど…。
 どなたのものなのでしょうね、それは?」

「あら、お気づきでいらっしゃいましたの?
 ご慧眼恐れ入ります。
 では目の奥の者たち − 故国から今までの様子を覗いていた者たち − にもご挨拶させ
 ますわ。」

『はじめまして。オルキデアが息子にしてアーチェロが弟のシーザリオと申します。』

『は、はじめまして…。オルキデアが娘にしてアーチェロが妹のヴィオラでございましゅ。』

「はじめまして。
 アーチェロさんの故郷からご覧になっていたのね。
 …お姉様と侍女の方にはご挨拶しなくて良かったのかしら?」

『それは、挨拶したいですけれど。』

『お姉様の彼女さんにもご挨拶、とってもしたかったでしゅけれど。』

『挨拶してしまったら。会ってしまったら。』

『……。』(じわぁ)

「あらあら、ごめんなさい、妹さんを涙目にしてしまったわ。
 そうなのね、会ってしまったらまた『さよなら』を言うのが辛くなってしまうのね?
 だから、オルキデアさんの目を通じてそっと見ていたかったのね。」

『でも、そのせいでお母様が悪者になっちゃった。ごめんなさい…。』

『お母様がお姉様に怒られちゃって、ごめんなさいでしゅ…。』

「かまわないわよぉ。わたしだって二人の仲睦まじいところ見たかったんだから。
 まあ、『秘め事』の最中だったのはもっけの幸いだったけどぉ。」

(そう言うよなあ。わたしの主(あるじ)はそういう人だ。
 覗いていたのだって隠そうと思えば隠し通せたのに自分からバラしたのは、いつか弟妹達の口
 から事が露見して二人がアーチェロ殿に怒られたりしないように、今からぶっちゃけた方が
 良い、って判断だろうね。)

『でも、いつか僕たちから話します。』

『お姉様にもユズハさんにお会いしたときに言うのでしゅ。』

(慕われてるわねぇ…。
 なんだかわたしも久しぶりに会いたくなったよ。
 ノゾミ姉さん、ミカゲ姉さん…。)

「悪者になって良い気持ちでいるはずがない、あの子たちはそう考えているのね。
 ぜんちゃんも、私を封印して悪者になってしまった気でいるのなら、双子の姉としてわたし
 から声をかけてあげないとね…。」

(さらに続きます。)


249 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/07/20(Wed) 22:59
>>243(柚葉さん)(続きです。)

>お嬢様、お疲れ様でした…。
>少々複雑な思いもありましたが、流石は奥方様、私達の御力になって下さるのですね。

お疲れさまでした、柚葉さん。
そして、お母様がご迷惑をかけてしまって本当にごめんなさい。
はあ…、あの方の助力もどんなものなのか、不安がぬぐい切れませんわ。

>その…。今宵はお布団を隣り合わせて床に就きませんか?

まあ!柚葉さんからそう言っていただけるなんて。
それならわたくしに否やなどあろうはずもございません。
隣り合わせどころか一つ布団だって…、あ、いえいえ…。(汗々)

明日はどうぞよろしくお願いしますね…。

(そうしてわたくしたちは布団を並べ、手を繋いで眠りました。)

(今宵はここまでとさせていただきます。)


250 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/07/22(Fri) 14:48
>>244(柚葉さん)

>お嬢様、奥方様達の乗るレンタカーを借りて参りました。
>本日は朱瑠さんに、こちらの運転手を勤めて頂きます。

それは心強いですね。
久しぶりにあの天真爛漫な笑顔を見られるのは楽しみです。

>先程連絡がありまして、そろそろ奥方様や画家のお嬢様と共に
参られるとの事です。

う〜ん、先日のご様子だとわたくしたちに内密で何か事を起こさないか気懸りなのですが。
画家のお嬢様もいらっしゃることですし、あまりおかしなことをなさらないように願いたいです。

>そして善女龍王様の姉妹である、娑伽羅龍女様の想いもこの『虹珠』に込めて…。
>こちらは御贔屓の着物店で購入した織物で、袋を作りました。

はい、この宝珠を奉納することも降雨の儀と共にとても大事なことです。
大切にいたさねば。
そして奉納するのはこれだけではございません。
このたびのこと、すっかり商店街で話題になってしまったものですからこれこのとおり、
「うちからも神様に捧げものを出すよ」
と言われていろいろ預かってまいりました。
お米、お茶、お野菜、肉類、お酒、スイーツ…。
皆様からの期待に応えてしっかり雨を降らさせていただかなくてはなりませんね。

>朱瑠さん、それでは本日は運転手のお役目、よろしくお願いします。

「どーもー、お久しぶりですー。
 今日はご招待ありがとですー♪」

ようこそお出で下さいました、朱瑠様。
本日は何とぞよろしくお願いいたします。

「運転手ですよねー、任されましたー。
 では、車にこちらのステッカー、貼らさせてもらいますねー。」

わあ、かわいい…、これはキャラクター化した朱乃様と朱瑠様?
『あなたの前にも即参上!ごきげんワクワク大道芸!』…。

「せっかく自動車で遠出ですから―。
ちょっと宣伝もさせてくださいー♪」

「って、この子はノリノリなんだけど、いいかねぇ?
 わたしとしては商売のためとはいえちょっと恥ずかしいんだけど。」

いえいえ、貼っていただいてよいのですけれど、用意がおよろしいですね。
こんなに大きなマグネットステッカーだなんて。
そしてこのかわいいイラスト、プロのお仕事にひけをとらないのではないでしょうか。

「いえ、それはわたしが描いたんじゃなくてー。
 あちらの方がー。」

「お腹空いた…。」

>そして画家のお嬢様、早朝に朝餉の時間も惜しんでお越し頂き有難うございます。

「柚ちゃん、どうもねぇ〜。
 さっそくで悪いんだけど、この娘、今も頑張っているところだからサンドイッチ、さっそく
 いただくわねぇ。」

頑張っている?今も、ですの?
確かにタブレットに向かっていらっしゃいますわね。
(お母様の手でお口にサンドイッチが運ばれて、ほっぺがリスさんみたいに膨らんでいま
す。)

>それでは次女さん、少し手伝って頂けますか?
>こちらのボックスには、お嬢様も共に丹精込めてお作りになられた
>お弁当を詰めてあります。
>私一人では力不足ですので、手伝って下さいね。

「あ、わたしもやりますよー♪」

「朱瑠、あんた、髪の毛動かしてボックスを持つのはいいけれど、頭の口は閉じときなさい。
 今にも食べたそうにモゴモゴ動かしてるんじゃないよ。」

>それでは善女龍王様の神社への参拝、そしてダム湖へのドライブに参りましょう。

はい、ようやく戻り梅雨も終わったのか、晴れ晴れとしたお天気になりました。
気温が上がらないうちに、山のダム湖を目指しましょう。

(そして夏の日差し燦々と降り注ぐ中、車に乗って湖面が煌くダム湖にまいりました。)

(続きます。)

251 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/07/22(Fri) 14:49
>>244(柚葉さん)(続きです。)

これはまた…。
もうかなり日も高くなりましたのに、なぜかこのダム湖はまだ薄明の中で眠っているような森閑
としたたたずまいでございます。
そもそも、ここは本当に人造湖なのでしょうか?
深い森に囲まれ、霧がかかり、湖面は鏡のように凪いでいて。
そしてこの湖畔に立つお社が、湖中に沈んだお社から遷宮された善女龍王様のお住まいですね。
ただ、水位はかなり下がっておりますわ。
ではさっそく参拝して奉納の品をお届けてから、降雨の儀をいたしましょう。

(神社の社務所の呼び鈴を鳴らしますと巫女の方が出て来てくださいました。)

「ようこそおいでくださいました。」

(まあ、清楚で愛らしい巫女様ですね。
 白い髪、白い肌、そして…白い尾のこの方々は。)

「お気づきかもしれませんが、わたくしは白蛇の化身。
 善女龍王様の神使の職を忝(かたじけな)くしております。」

(巫女様にご挨拶してから神社の拝殿へご案内いただき、卓上に奉納品の数々を並べました。)

(そして、巫女様のご案内で再び湖畔に立ちますと − )

湖面に今なお揺蕩う霧の中から現れたのは、前日お会いした娑伽羅龍女様とよく似たお顔立ちの −

「善女龍王よ。
 今しがたそこの神使から来客の報せを思念で受けたわ。
 よくいらしたわね。」

はい、ありがとうございます。
わたくしアーチェロ・ディ・カルミーニオ=ミズリーナと申します。
本日は土地神様の使いとして、この地にて降雨の儀をさせていただきたくまかりこしまして
ございます。
こちらが土地神様からの紹介状でございます。
どうかご確認のほどお願い申します。

「………。
委細承知したわ。
 雨を降らしてくれるそうで、ありがたく思うわ。
 よろしくお願いするわね。」

ご承諾ありがとうございます。
それから、姉君より贈り物の宝珠をお預かりしております。
どうぞご受納くださいませ。

「必要ないわ。」

え?

「必要ないから。
 それは持って帰って姉に返して。
 そして伝えて。
 『わたしに気遣いは不要だ』と。」

え、ですが…。

(なんだか、とても頑ななご様子。
 これはどうしたものかしら…。)

252 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/07/22(Fri) 21:49
>>250(アーチェロお嬢様)

>「うちからも神様に捧げものを出すよ」
>と言われていろいろ預かってまいりました。

ええ…。大きめのお車を選んで正解でした。(汗)
(どっちゃりと積まれた商店街の皆様からの『お供え物』に驚いています。)

でも、それだけ切実な問題であり、お嬢さまにも信頼を寄せられているのも伝わってきます。
皆様の願いが、伝わりますように…。

>「いえ、それはわたしが描いたんじゃなくてー。
>あちらの方がー。」

まあ、こちらのステッカーを画家のお嬢様が?
絵画のみならず、最近は手広くお仕事を展開されているのですね。
私達とは違った形で、皆様が絆を広げられていることはまた嬉しいものです。

>「朱瑠、あんた、髪の毛動かしてボックスを持つのはいいけれど、頭の口は閉じときなさい。
>今にも食べたそうにモゴモゴ動かしてるんじゃないよ。」

朱瑠ちゃんも、有難うございました。
というわけで、これはお礼です。はい♪
(頭の口に、サンドイッチを差し出しました)

>>251

>(神社の社務所の呼び鈴を鳴らしますと巫女の方が出て来てくださいました。)

初めまして…。
お忙しい中恐縮ですが、本日は何卒よろしくお願い致します。

(綺麗な方…。この方が善女龍王様の“神使”であられるのですね。
あの白鹿さんのように、清廉な白い気に満ちております。
“白”の気は、“神使”足り得る証なのかも知れませんね。)

>湖面に今なお揺蕩う霧の中から現れたのは、前日お会いした娑伽羅龍女様とよく似たお顔立ちの −

初めまして。
私達はアーチェロ・ディ・カルミーニオ=ミズリーナを主として仕える者、
そしてこちらはアーチェロお嬢様の母上様と、その所縁の方々です。
善女龍王様の領域にて、私達のお願い、聞き届けて頂きたく存じます。
                      
>(なんだか、とても頑ななご様子。
 これはどうしたものかしら…。)

雨を降らせるお願いこそ聞き届けて頂けましたが、“虹珠”を奉納しようとしたところ、
只ならぬ雰囲気に…。
少しでもお嬢様の御力にならなければと思いながらも、不安が募ります…。                                                                
                      
                              
                 




                                          
           


253 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/07/24(Sun) 21:56
>>252(柚葉さん)

>でも、それだけ切実な問題であり、お嬢さまにも信頼を寄せられているのも伝わってきます。
>皆様の願いが、伝わりますように…。

日常の飲料水、お颯様の店の野菜栽培、地酒造りなど、良い水は欠かせませんね。
これからの夏、体を休ませるお風呂にも楽しいプールにも、皆様の庭を彩るお花の水やりにも。
そして土地神様のお社でご神水をいただき心身に英気をいただく「お水取り」のためにも。
皆様からの願いをぜひ叶えたいですね。

>まあ、こちらのステッカーを画家のお嬢様が?
>絵画のみならず、最近は手広くお仕事を展開されているのですね。

「大道芸、とっても楽しい。
 朱乃さんと朱瑠さんが楽しくお仕事をするお手伝いがしたいの…。」

>私達とは違った形で、皆様が絆を広げられていることはまた嬉しいものです。

はい、芸術の力で皆様が縁を結んでいかれるなんてとてもステキですわ。

>朱瑠ちゃんも、有難うございました。
>というわけで、これはお礼です。はい♪

「ありがとうございますー♪
 んー、美味しいー。
 やっぱり気兼ねなく頭の口を出してお食事できるのって嬉しいなー。」


>初めまして…。
>お忙しい中恐縮ですが、本日は何卒よろしくお願い致します。
>(綺麗な方…。この方が善女龍王様の“神使”であられるのですね。)

「お初にお目にかかります、こちらこそどうぞよろしくお願いいたします。
 ……。(ジーッ)
 失礼。人間の方がわたしの正体を知ってなお、そのような友好的な視線で見てこられるのは
 珍しいものですから、ついジロジロ見てしまいました。
 人外の者であってもたとえば『神鹿』や『人狼』ならばまだしも、『妖蛇』はそうはまいら
 ないのが人の世の常なれば。」

まあ、我が家の柚葉さんはそんな方ではございませんわ。
人の世に災いをもたらす方には『丘の上の蛇(くちなわ)大龍を知らず』と手厳しくとも、偏見
からあなた方を遠ざけたりしない、わたくしからもそう断言させていただきます。
そういう方だからこそ吸血鬼のわたくしの傍にいてくださるのですよ。

「そーそー。
 わたしなんか、こんなですけどとっても優しくしてくれますよー、柚葉さんは。」

「だから朱瑠、頭の口をそんなに大きくあけるんじゃないと、あれほど。」

「…なんだかとてもよく分かった気がいたします。
 それでは拝殿へご案内いたします、こちらへどうぞ。」

(続きます。)


254 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/07/24(Sun) 22:01
>>252(柚葉さん)(続きです。)

>初めまして。
>私達はアーチェロ・ディ・カルミーニオ=ミズリーナを主として仕える者、
>そしてこちらはアーチェロお嬢様の母上様と、その所縁の方々です。

「あなたは…そうか、あの特別な血脈に連なる人のようね。
 それなら、あなたの母上にお伝え願えるかしら?
 わたしの従者の『眷族』の者が愚行を重ねるのを防圧してくれたことに礼を言う、と。
 うちの娘とアレとは別に直接の関わりはないけれど、とかく世間の眼鏡には色が付くものだ
 から。」

>雨を降らせるお願いこそ聞き届けて頂けましたが、“虹珠”を奉納しようとしたところ、
只ならぬ雰囲気に…。
>少しでもお嬢様の御力にならなければと思いながらも、不安が募ります…。

「…あなたが心配することではないわ。
 わたしは姉の封印を解かない。
 たとえ父に逆らい牛頭天王が何と言おうと、そして姉に嫌われようと、わたしは姉を護るの
 だから。」

あの…、怖れながら申し上げますが。

(柚葉さんの心配そうなお顔を見ていたら、いつの間にかわたくしの口から自然と言葉が 出て
 まいりました。)

姉君様のご意向はどうなるのですか?
そもそも姉君がどうお考えか、直接お話しして確かめられたのでしょうか?
わたくしには姉君があなた様をお恨みしているとは思えませんでしたが。

「わたしたちのことに口を挟む必要があなたにあって?
 姉妹の、それも神々の話に口出しは無用よ。」

ですが − 

「その話はいったん置いておいてぇ、ちょっぉとぉ、よろしいかしら?」

…お母様、なんですの?

「いえね、わたくしからの奉納の品をご覧いただきたいのですけれど。」

?それは、車中でずっと画家のお嬢様が何か描いていらっしゃったタブレットでしょうか?
いったい何を…。
― !!

(母がタブレットを善女龍王様に見せようと掲げながら僅かに口角を上げるのを見たとき、 悪い
 予感がしたわたくしは、とっさに母と善女龍王様の間に割って入り − 
 画面から放たれた強い光を受けて視界が真っ白になりました。)

(さらに続きます。)

255 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/07/24(Sun) 22:02
>>252(柚葉さん)(続きです。)

(徐々に視界に再び像が結ばれてきました。)

……ここは、どこですの??
先ほど見ていたのとは違う景色、開けた空間とそれを囲う圧倒的に深く濃い緑の樹々。
そして水平線まで見える広く静かな水面は、海、それとも湖でしょうか?

(あらら〜、いきなり割って入るからぁ、あんたまで入っちゃったのねぇ。)

頭上からお母様の声?
あの、これは一体全体なんなのですか?

(あんた、前に聞いたんじゃなかったっけぇ?
 わたしが画家の娘の家族に
 「そんなに絵が『好き』なら、『メトロポリタン美術館』にご招待した方がよろしいかしら…。」)
 って言った話ぃ。
 http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=593906122&st=795&to=795&nofirst=true
 今日はそれをやってみたんだけどぉ。)

…え、ということは、ここはまさか、画家のお嬢様が描かれた絵の中…?
って何をなさるのですか―!?

(言ったでしょうがぁ。あんたが割って入るからこんなことになったのよぉ。
 わたしは、今あなたの隣にいらっしゃる方を善女龍王様とお引き合わせするつもりだったんだけどぉ。)

わたくしの隣…?

「うーん、昨日オルキデアさんと相談して、ぜんちゃんもこちらに呼んで二人でお話ししよう
 と思ってたんだけど…。」

娑伽羅龍女様!?なぜ?
封印されていて洞窟から出られないはずでは?

「あの画家のお嬢ちゃんの絵とオルキデアさんの魔力を合わせると、本当に絵の中に閉じ込めて
 封印と関係なくお持ち帰りできちゃうんだって。
 すごいわねえ。」

善女龍王様もこちらにお呼びする、とおっしゃっていましたが、もういらしているのですか?

「ええっと、さっきはいたんだけれどね…。」

(娑伽羅龍女様が茫然自失状態のあんたを横たえて看て下さっている間に、脱兎のごとく逃げて
 いってしまわれたわよぉ。)

も、申し訳ございません!(娑伽羅龍女様に対して平伏いたします。)
あ、あの…、他にも誰かこちらへ送られてきてしまった方はいらっしゃるのですか?

(いないわよぉ。まあ今からまた送ろうと思えば送れるけどぉ?)

いえ、いらっしゃらないのでしたらそれで良いのです。(ホッ)
では娑伽羅龍女様、ご迷惑をおかけしたお詫びにわたくしにも妹君を探すのを手伝わせてくだ
さいませ…。

(今宵はここまでとさせていただきます。)


256 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/07/25(Mon) 07:24
>>252(柚葉さん)(すみません、もう少しだけ。)

(突然、目の前で何か光るものが現れ、徐々に姿がはっきりしていきます。)

「あなた方は吸血鬼と伺っていましたが。
 あなたの母君は…本当に吸血鬼なのですか?
 我が主(あるじ)をいきなり異界に飛ばすなどと、とてつもない魔力をお持ちのようですが。」

も、申し訳ございません!
突然母があのようなことをして、誠に申し訳なく…。(再び平伏)

「神使ちゃん、これはわたしが頼んだことなの。
 責めはわたしが負うことだわ。」

「はい、娑伽羅龍女様には何としても我が主の無事を確かめ、かつどういう結果になろうと遺恨
 を残さぬようお願いします。
 そしてわたしも主の傍から離れるわけにはまいりませんゆえ、一緒に探索させていただきます。
 して、わたしには見覚えのない世界ですが、ここは一体?」

「わたしが画家のお嬢ちゃんに想い出を思念として送り、それに基づいて描いてもらった絵よ。
 全く同じというわけにはいかないけれど、でも、とても美しくて懐かしい風景だわ。
 では、わたしとぜんちゃんが昔一緒に遊んだ場所から探してみましょう。」


257 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/07/29(Fri) 07:53
>>253-254(アーチェロお嬢様)

>失礼。人間の方がわたしの正体を知ってなお、そのような友好的な視線で見てこられるのは
>珍しいものですから、ついジロジロ見てしまいました。

あら、白蛇様と言えば有名な神使として知られ、そして蛇は狼、狐と並び
古来より農耕の神様として多くの神社で崇め奉られていらっしゃいますわ。
稲穂を食い千切る鼠を退治し、この国の農耕に恩恵を齎して下さる方々です。
…無論、古来より私の血族を毒牙にかけようとする方は論外として。

それなら、>あなたの母上にお伝え願えるかしら?
 わたしの>従者の『眷族』の者が愚行を重ねるのを防圧してくれたことに礼を言う、と。

承知致しました。
古来よりその御霊を還すお役目をかつては母が、そして今は私の叔父にあたる方が
担っております。
故郷の御神木に参りました際には、必ずや…。

>「わたしたちのことに口を挟む必要があなたにあって?
> 姉妹の、それも神々の話に口出しは無用よ。」

うう…。こちらのお話になると“取り付く島もない”とはこの事です…。
とはいえ、お屋敷の敷地内に封印されていたあの方に想いを託されたのは私達…。
少しでもわだかまりを氷解せぬままでは、あの方に何と申し上げれば良いのでしょうか…。

>「その話はいったん置いておいてぇ、ちょっぉとぉ、よろしいかしら?」
>?それは、車中でずっと画家のお嬢様が何か描いていらっしゃったタブレットでしょうか?
>いったい何を…。

奥方様?まあ、奥方様からも奉納の御品を?
という事は、やはり、画家のお嬢様絡みの芸術品でしょうか?
あら?タブレット?
…少々意外ですが、どのような趣向なのでしょうか?

>悪い予感がしたわたくしは、とっさに母と善女龍王様の間に割って入り

あっ!お嬢様、少々お待ちを…きゃっ!?
(眩しさに、思わず目を覆ってしまいました。)

はっ!?お嬢様!?お嬢様!?
お嬢様の姿がありません!

(慌てて周囲を見渡すと、奥方様が、微笑みながらタブレットを指差しています)

ま、まさか、この中に…?
これは一体、何が起こったというのでしょうか…。

258 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/07/29(Fri) 10:50
>>255-256(アーチェロお嬢様)

>(あらら〜、いきなり割って入るからぁ、あんたまで入っちゃったのねぇ。)
>…え、ということは、ここはまさか、画家のお嬢様が描かれた絵の中…?
って何をなさるのですか―!?

…普段は思慮深いお嬢様ですけれど、時折考えるよりも即行動に移してしまわれるのも
お嬢様の個性ですね。(汗)
とはいうものの奥方様、如何致しましょう?
私もよろしければ、お嬢様の許へ…。

え?やはりそれは普通の人間には予測不能な世界故、危険であると?
そうですね…。私が危険な目に遭ってお嬢様を困らせてしまうわけには参りません。

「そんなに絵が『好き』なら、『メトロポリタン美術館』にご招待した方がよろしいかしら…。」 
と仰っていたように…。

それでは私達は、今の状況を見守るしかありませんね。
よしっ!では気を取り直して、メイドとしての本領発揮です。
お嬢様と善女龍王様が戻られた時のための、宴の準備と参りましょう。
と、その前に、このお暑い中このまま皆様をお待たせしておくわけにもいきませんね。

神使様、お茶の準備などをさせて頂いてもよろしいですか?
…そうですか。この近くに霊験あらたかな湧水が…。
ではそちらを用いて、美味しいお茶の準備をさせて頂きます。

(お茶の準備をして戻ってきましたところ…。)

皆さま、お茶が入りました。あら…?これは一体…。

「それじゃ皆さん、『吸血姫さん、龍姫姉妹さんの仲直りのために頑張る』が始まるよ〜♪」                                                                                                                                                                                                                                                                                                        

あ、朱瑠ちゃん…。(汗)
成程、タブレットを台座に置いて皆様に見易いように…。
何だか、昔の紙芝居屋さんみたいですね。(笑)
でも奥方様の御力、画家のお嬢様の作品、そして朱瑠ちゃんの演出と相まって面白い趣向となりましたね。

では私はお茶とお茶請けの準備をしながら、見守るとしましょう。

>娑伽羅龍女様!?なぜ?
封印されていて洞窟から出られないはずでは?

そうだったのですか。
私達が戻った後、奥方様があのような形で娑伽羅龍女様をお連れするように話し合われていたのですね。
でも単に封印を破るのではなく、画家のお嬢様の才能も生かした上での素敵なサプライズです。

>(娑伽羅龍女様が茫然自失状態のあんたを横たえて看て下さっている間に、脱兎のごとく逃げて
>いってしまわれたわよぉ。)  

ああ…。画面を通して見ている私達は兎も角、当事者であるお嬢様は気付かれてなかったのですね。
あの時の困惑したような、照れているような善女龍王様の表情、凄く可愛らしかったのですけれど…。

舞台劇のようでもあり、アニメを見ているかのようでもあり、見ていて楽しくなって参りました。(微笑)
はっ!?でもお嬢様には色々この後思わぬ展開が待ち受けているかも?

すみませんお嬢様、もしご協力が必要でしたら奥方様を通じて何なりと申し付け下さいませ。
それでは姉妹の思い出巡りの旅、頑張って下さいね。                                                                                                                                               

259 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/08/01(Mon) 07:15
50以下の場合は上げるんですよね?
僕が上げちゃ駄目だけど

260 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/08/01(Mon) 22:23
>>257-258(柚葉さん)

>あら、白蛇様と言えば有名な神使として知られ、そして蛇は狼、狐と並び
>古来より農耕の神様として多くの神社で崇め奉られていらっしゃいますわ。

「…驚きました。
 今どきの若い女性がそのような教養をごく自然に披露されるとは。
 たしかにわたしの眷族にも五穀豊穣のために力を使い神として祀られる者もおりますが、時代が
 下り信仰心も廃れる一方でしたから。
 ましてあなたが言うように災厄をなす者もいれば否応なく禍々しい存在として忌避の思いが募る
 のが人の世の常。
 久しぶりに畏怖も嫌悪も無い自然体でわたしを見てもらえるのは悪くないものですね。

>少しでもわだかまりを氷解せぬままでは、あの方に何と申し上げれば良いのでしょうか…。

「わたしの主(あるじ)は頑固ですからね。
 正直、ご本人同士で話し合わなければ埒があかないかと思います。
 主は埒をあけたくないから、封印をしっかりかけて対面を拒んでいるわけで、この状況をどう
 打破すればよいのか、わたしも困っています。」

>あっ!お嬢様、少々お待ちを…きゃっ!?
>(眩しさに、思わず目を覆ってしまいました。)

「これは…、今まで何ら感じられなかった膨大な魔力が一気に、わたしの主とあなたの主とを飲み
 込んでいきました…。
 まるで以前主が話していた昔語りのあの御仁のような…、いえ、そんな、まさか。」

>…普段は思慮深いお嬢様ですけれど、時折考えるよりも即行動に移してしまわれるのも
>お嬢様の個性ですね。(汗)


(光に包まれた後まだ頭が朦朧としています。)
ううう…、天から聞き覚えのある声が降ってきますわ。
とても耳に痛い言葉が。
「個性」とはかなりマイルドな言葉を使ってくれていますが、副音声で
『お嬢様、なにやってるんですかーっ!』
との声が聞こえてくるような気がします。

>とはいうものの奥方様、如何致しましょう?
>私もよろしければ、お嬢様の許へ…。

え…?あれは柚葉さんの声?
いえいえいえ、いけませんわっ!(汗々)
どうやらここは異世界、以前遭遇した逢魔が時のクロユリ団地以上の未知の異界に思われます。
柚葉さんを危険な目に遭わせるわけにはまいりませんわ。
…って、声はずいぶん遠く天から聞こえているようですが、わたくしからの声は届いているの
かしら?

(大丈夫よぉ、ちゃんと届いているからぁ。
 柚ちゃんには私からもここに留まるように言っておくから安心なさいよぉ。)

今ばかりは、お母様の声がとても頼もしく聞こえますわ…。

>それでは私達は、今の状況を見守るしかありませんね。
>よしっ!では気を取り直して、メイドとしての本領発揮です。
>お嬢様と善女龍王様が戻られた時のための、宴の準備と参りましょう。

「ん〜、柚葉さんがそういうのならアーチェロさんたちのことは心配いらないのかねぇ?
 って、朱瑠、あんたはちょっとウキウキし過ぎじゃないかい?
 タブレットをそんなにワクワクした顔で見ちゃって。」

>神使様、お茶の準備などをさせて頂いてもよろしいですか?

「はい、そちらの方はお願いします。湧水を汲める霊泉の場所をお教えします。
 わたしは、主(あるじ)の後を追いますので、こちらのことはよろしく。
 これでも神使ですので、それなりの力を持っておりますから主のサポートをしに行かなければ。
 それに放っておけません。あの意地っ張りな方はわたしが傍で仕えてさし上げなければ。」

>「それじゃ皆さん、『吸血姫さん、龍姫姉妹さんの仲直りのために頑張る』が始まるよ〜♪」

上から降ってくる声が随分と楽しそうですね。
わたくし期待されているのかしら?
でしたら、それに応えなければ。

>ああ…。画面を通して見ている私達は兎も角、当事者であるお嬢様は気付かれてなかったのですね。
>あの時の困惑したような、照れているような善女龍王様の表情、凄く可愛らしかったのですけれど…。

そうなのですか。
でしたら、やはり姉君様のお越しを内心でお喜びだったのでしょうか。
娑伽羅龍女様…、わたくしも及ばずながらご助力させていただきたいと存じます。
なにとぞ妹君様とのご再開の旅、お供させてくださいませ。

「ありがとう。
 何だか巻き添えにしてしまって悪いけれど、お願いするわね。
 おそらく、あなたの力を必要とするときがあると思うから。」

はい、わたくしでよろしければ喜んで。

(つづきます。)

261 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/08/01(Mon) 22:25
>>258(柚葉さん)(つづきです。)

>舞台劇のようでもあり、アニメを見ているかのようでもあり、見ていて楽しくなって参りました。(微笑)

モニター越しにこの世界が見られている、そして見ている声が天空から聞こえてくる。
これは…、わたくしの好きな「ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林
さん」とよく似たシチュエーションですわ。
この間アニメ化が告知され、PVがyoutubeで公開されて期待が高まっておりましたが、よもや
わたくし自身がリーゼロッテ様と同じ立場になるなんて、いっそう親近感を覚えますわ。
2023年の冬アニメですが、今から待ち遠しくてなりませんわ。

>すみませんお嬢様、もしご協力が必要でしたら奥方様を通じて何なりと申し付け下さいませ。
>それでは姉妹の思い出巡りの旅、頑張って下さいね。

はい、それでは行ってまいります。
皆様のご接待、よろしくお願いしますね。

(こうしてわたくしたちの旅が始まりました。)

(いったん切らせていただきます。)


>>259

いらっしゃいませ、お客様。
はい、だいぶ下がっておりましたが、こうして上げさせていただきました。

上げると申せば、お天道様が気温を上げ過ぎている昨今ですが、お体はお変わりございません
か?
我が家自慢のひんやり塩レモネードと水饅頭をご用意いたしました。
猛暑を乗り切る一助としていただければ幸いに存じます。
屋敷林に囲まれ涼風の流れる縁側にテーブルを用意しましたので、しばしおくつろぎください
ませ。

(今宵はここまでとさせていただきます。)

262 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/08/02(Tue) 09:53
>>258(柚葉さん)(つづきです。)

(仙境とでも申しましょうか、森閑とした樹々の間を進んでいたわたくしたちはしばしの休憩を
取っております。)

「麦茶と紅茶をそれぞれ魔法瓶に入れて持ってきました。
 お好きなほうをどうぞ。」

ありがとうございます、では紅茶をいただきますね。
ふう…、長く歩いた後で潤いが全身に染みわたりますわ、ありがとうございます。

しかし、ずい分歩いた気がいたしますが、この世界は本当に絵の中か、と思うほど広いようです
ね。このようなペースで大丈夫なのでしょうか?
(モニター越しにわたくしたちを見ている方々にあまり長く待っていただくのも…。)

「オルキデアさんが言っていたけれど、モニターの向こうでは私たちの様子は断続的に見られて
 いて、そんなに時間は経たないから大丈夫だそうよ。」

「ふむ、さっきアーチェロさんが言っていた『ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くん
 と解説の小林さん』略して『ツンリゼ』で、遠藤くんと小林さんがゲーム内の長い時間の経過
 をモニター越しに断続的に見ているようなものなのですね。」

あら、神使様も「ツンリゼ」をご存じなのですか?

「はい、コミック版を電子書籍で読んでおります。わたしのお気に入りの漫画の一つです。
 ただ、電子版ですと8月1日に発売される第5巻に特典ドラマCD付いておりませんので、
 こちらは書籍版を通販で買うつもりです。」

山奥にいらしても現代のエンタメを楽しんでおられるのですね。

「かつて草双紙を手に入れるのに行商の手で貸本が届けられるのを今か今かと待っていた頃とは
 文字どおり隔世の感です。」

(取り留めも無くお話をしてから再び立って歩き始めました。)


263 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/08/02(Tue) 14:13
>>258(柚葉さん)(つづきです。)

(森を抜けて人里にまいりました。)

農村のようですね。
子どもたちが道端で遊んでいますが、装束からして室町時代あたりでしょうか?
いかに娑伽羅龍女様からお話を伺ったとは言え、こんなにもリアルに過去の世界を描出する
なんて、画家のお嬢様はやはり天才ですのね。

「いたわ、ぜんちゃん。」

え、子どもたちの中にですか?
…ああ、たしかに…、というかずい分お若い姿になって子どもたちに交じってはしゃいでおい
でですが…。

「絵の中の世界ですからね、わが主も童心に帰って、それに見た目も引っ張られるとあのよう
 なことも起こるのでしょう。」

しかし、子どもに戻っただけではなくて、半ば本性が…お腰から下が龍のお姿のままですけれど、
子どもたち不審に思わないのかしら?

「子どもたちが『今度は鬼ごっこしようよ、水神様』と言っていますよ。
 神様と分かった上で遊び戯れているのですね。」

…なんとまあ。
いにしえの時には、このように神と人とか交友していたこともあるのですね。
人間たちから恐れられ敵視されてきた身としては羨ましいですわ…。

「ちょっと、わたし交ぜてもらってくるね〜。」

あ、娑伽羅龍女様、子どもたちのところに行ってしまわれましたね。
あらあら、善女龍王様、姉君の登場にギョッとしていらっしゃいますが、子どもたちは神様が
増えた、と大喜び。
妹君もちょっと何かおっしゃりたそうですが諦めて鬼ごっこを始められましたね。
ようやくお二人ご一緒になれましたが、この後上手くお話することができるのでしょうか…。

「子どもたちと一緒にけっこう楽しそうですよ。
 急がば回れ、と申します。
 しばらくは無心に遊んでいただいた方が気持ちがほぐるかも知れませんよ。
 どうでしょう、せっかくですからわたしたちも交ざりませんか?」

え…?でもわたくしこのとおり銀髪で青い目の外国人の姿ですから…。

「子どもたちにはわたしから神様の一人だと紹介しますから、きっと大丈夫ですよ。」

(神使様に誘われ、しばらく子どもたちと鬼ごっこに興じました。)

(つづきます。)

264 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/08/02(Tue) 18:09
>>258(柚葉さん)(つづきです。)

日が暮れて子どもたちとの戯れが終わったら、善女龍王様はまた逃げ出してしまわれて。
モニターの向こうではさして時間が経っていないにしろ、こちらは日にちを費やして本格的に
長旅になってきましたね。

「でも、ぜんちゃんの『気』はずい分濃く残っているわ。後を辿るのはとても容易よ。
 わたしたちがかつて遊び歩いた村や町を渡り歩いているみたい。
 わたしにとっても懐かしいわ。」

もしかして、わざとそうしていらっしゃるのでしょうか?
姉君がご自分を追って来られることを期待しておられるのでは。

「だとしたら、この町で行くところは心当たりがあるわ。
 わたしたちが一緒に遊んだ…というか悪戯をした場所ね。
 それは夜のことになるから、昼間のうちに少し町を歩いてみない?」

(娑伽羅龍女のお誘いで、三人で町を見て回りました。)

昨日見た農村よりも時代が下っている気がしますね。
町の人々の風俗を見ていると。

「我が主の記憶の反映ではないでしょうか?
 ランダムに思い出すままに過去の世界がここに反映されて、そうなっているのではないかと。」

では、次はまたずっと過去に遡ることもあると?

「ええ、よく昔の話を時代を問わず色々聞かせてくれますから。」

(日が落ちてから、娑伽羅龍女様のご案内で町はずれの池に参りました。)

「ここは鴨の肥育池でね、お魚を獲ることは禁止されているの。
 なのに夜中にこっそり魚を釣りに来る不届き者が後を絶たないの。
 ほら、いまもあそこに釣って帰ろうとして男がいるでしょう?
 だから、ちょっと脅かしてやるのね。
 あ、いたいた、あそこにいるぜんちゃんと一緒に、こうしてね。」

娑伽羅龍女様、妹君のところに行かれましたけれど、もしかして。

「主と一緒にちょっと悪い笑顔をなさっていますから、あれでしょうね、多分。」

(お二人の、普段とは違った恐ろしげな低音ボイスが一体に響き渡りました。)

「おいてけ〜。」

「たちされ〜。」

釣り人達が青くなって逃げていきますわ。
やっぱり、ポピュラーな怪談でしたわね。
お二人が会心の笑顔を浮かべていらっしゃいます。
本当に身も心も童心に帰っていらっしゃるようですね。

「でも、主の脅し文句は最近視たアニメの幼女幽霊を思い出しますね…。」

(つづきます。)


265 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/08/03(Wed) 16:59
>>258(柚葉さん)(つづきです。)

「麦茶です、どうぞ。」

ありがとうございます、旅の道中にのどを潤すのはとても心地良いです。
水筒だけでなく、茶葉や麦茶の素の大麦も用意してくださって、湧水を見つけてはお茶を淹れ
てくださる。見事なお手際ですわ。」

「これでも侍女の端くれですから。」

ですが…、あなたの主様がああして妖怪と戦っているのに、わたくしのんびり見物させていた
だいていてよいのでしょうか?

(漆黒の空の下、水田の上の中空で龍神のお二方が3対の腕を生やした巨大な妖怪と稲光を迸ら
 せながら戦っておられます。)

「人に災いをなす者を退治するのは主の喜びとするところですからお気になさらなくても大丈
 夫ですよ。
 特にあの?乱鬼(そらんき)なる輩は日ノ本の農村にしばしば現れて害をなしますから、主に
 とっては手慣れた相手です。
 羽黒修験の書『拾塊集』では慶雲年間(704〜708年)、既に庄内の地で疫病により多くの命を
 奪い、12人の修験者によって退散させられた、と記されています。
 今龍神の御姉妹が戦っている姿は、その書にあるとおりの背丈8丈(約24メートル)あり
 ましょう。」

あの姿、見た目だけでなく妖気もまた強大なものを感じさせますね。
出撃していかれるときのお二人からの
「安心して。あれはわたしたちが調伏する。」
との頼もしいお言葉が無ければ、わたくしも矢も楯もたまらずあの中へ飛び込んでまいるところ
でした…。

(やがて、空気を切り裂く雷(いかずち)と断末魔の咆哮とが轟き、赤黒い消し炭となったもの
 が地上に落ちました。
 虚空にはなお二柱の姉妹神が佇んでおられます。)

…お二人の神々しいお姿…やはり神様でいらっしゃいますね。

(つづきます。)


266 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/08/03(Wed) 17:06
訂正です。

>>265
>特にあの?乱鬼(そらんき)なる輩は日ノ本の農村にしばしば現れて害をなしますから、主に
 とっては手慣れた相手です。

「?」のところは「鹿」を三つ書く字なのですが、環境依存文字でここでは形を成せないようです。
失礼いたしました。

267 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/08/03(Wed) 19:57
>>258(柚葉さん)(つづきです。)

今日も姉妹龍神様が「禍々しき妖怪」と見定めた者との戦いを繰り広げていらっしゃいます。
幾度目かの悪妖怪調伏、これまでどおり神の力を以て簡単に片が付くものと思っていました。
ですが…。

「むう、今日は何か今までと違ってただならぬ様相…。
 お二人が連携して激しく攻撃を繰り出しているのに、それをかわす敵の動きは余裕綽々です。」

本来わたくしも先日思ったように助力すべきなのでしょう。
ですが…。

(わたくしは両手で顔を覆って他所を向いてしまいます。
 あの難敵の正体を直感し、「まさか」との思いから正視できません。)

「ああっ!?敵の放った闇の魔力がお二人を弾き飛ばした!?
 我が主も驚きの眼差しで敵を見据えています。」

「我等の攻撃をたやすく凌ぎ切るとは、お前は…何者だ?
 若い娘を襲おうとした不届き者の分際で、神の力に逆らうとは一体。」

「ふん、なんじゃ、物惜しみするのう。
 別にあの娘を殺めようというわけではないわ。
 少しばかりわたしの空腹を満たしたくて、ほんのちょっとだけ血を分けてもらおうと思うた
 だけなのに。」

あああ…、やっぱり。
体から発散する魔の気と背中の翼とあの牙とで予想は出来たけれど。

「つまりは…外国(とつくに)より来たりし彼の世界の大妖、人の血を以て精を得る者か?」

「そう、わたしは異郷の闇にて顕現せし者にして、未来永劫『真祖』と呼ばれるであろう者よ。」

!!

「安心せよ。この地の神々を敵に回して戦をするのは本意ではない。
 いずれそのうち我が血脈の者がこの地で世話になるかも知れぬからな。
 我は退散させてもらう。
 …そう睨むな。
 我よりもっと面倒な敵がこの国にはおるだろうに。」

「なんのこと?」

「気がつかないか?
 いまだ若き神よ。
 なら、いずれそれらと出会い、己のこともより深く知ることになろうよ。」

大きな翼を広げて去っていくその姿を、わたしはただ棒立ちのまま見送ることしかできません
でした。

「飛んでいってしまいましたね…。
 あの、アーチェロさん、今のはもしや…。」

…はい、おそらく。わたくしも初めて、本当に初めてお目にかかりましたが。
わたくしの直系の祖先、「真祖」と呼ばれる方。
お二方、もしや知っていながら今まで、わたくしに黙っていてくださったのですか…?

「あ〜、色々懐かしいことを追体験していて、ふと思い出してしまったみたい。
 ね、ぜんちゃん?」

「ああ…、嫌な思いをさせてしまったかな?
 うかつだった、申し訳ない。」

そんな…、あの、わたくしの先祖こそお二人にご迷惑をおかけしてしまって、申し訳ございま
せん。

「ううん、あの方との出会いは今の一度だけだったのよ。
 そして、彼女の言ったことは本当だった。わたしたちはこの後『もっと面倒な敵』に遭った
 のだったわ。
 ねえ、ぜんちゃん。…この後どうする?」

「わたしは追体験を続けたいと思う。
 そうすれば、もっと自分の心に向き合えそうだから。」

「そうね、わたしもそう思うわ。
 アーチェロさん、神使ちゃん、申し訳ないけれど、もうしばらくつき合ってもらえるかしら?」

はい、わたくしでよろしければ喜んで。

「もとより。わたしは侍女なのですから。」

(その夜、神使様がわたくしに淹れてくれた紅茶は、ことのほか心に温かく感じられました。)

(つづきます。)

268 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/08/03(Wed) 22:19
>>258(柚葉さん)(つづきです。)

強き者の怒号。弱き者の哀訴。
強き者の打擲。弱き者の悲鳴。

こんな酷い光景を見ているしかないだなんて…。
不作でわずかに収穫を見たお米が役人の手によって奪われていく。
僅かな雑穀しか手元に残らず何とか目こぼしをとひれ伏して願う農民に無情の鞭の雨が降り
かかる。
これが「徴税」ですって?ただの略奪ではありませんか。

「これは画家のお嬢様が描いた、過去の世界の再現です…。」

お嬢様はこんな酷薄な場面を描いてはいらっしゃらないはずです!
それに神使様も、辛そうな顔をしていらっしゃるではありませんか。

「姉神様の情念と記憶がお嬢様の筆を通してここまで再現したのでしょう。
 甦る記憶のままに克明に。
 任せるしかありません、我が主と姉君様に。
 それを見届けるためにわたしたちはここにいるのですから。」

(今お二方はこの地の社の巫女さんとして農民のために、役人に無体なことをするな、と申し
 立てていますが。)

これは…、かえって火に油の様相では?

(傲岸な表情を浮かべた役人が姉君様の襟首をつかみ、姉君様は − 。)

龍神の本体を顕現されましたね。
これで役人も畏れ入って平伏するのでは?

「…どうやら、そうはいかないみたいですね。」

(周章狼狽した役人が刀を抜いて姉神様に切りかかります。)

お馬鹿さんね、あんなものではかすり傷一つ付けられるわけも無いのに。

(そう思っていたわたくしは次の瞬間愕然としました。)

「やめろー、かみさまになにするんだー!」

(彼女を慕っていたのであろう小さな子どもが姉君様の前に立ち、白刃がその首へ!)

「ぐわっ!」

「間一髪ですね!さすが我が主、役人をひっぱたいて刀の軌道を逸らしました…が。」

逸らし切れず、子どもの腕に切りつけられて!
も、もう、わたくし我慢できません!

(飛び出したわたくしは、子どもを抱きしめてそのまま飛び上がります。)

「よかった…、お二方、この子の傷は浅いです、すぐに治療を…。
 あの…、姉君様?
 その立ち昇るオーラは、怒り…?」

「許さぬ…、許さぬぞお、貴様らあーーーっ!!」

こ、これは、一天にわかに掻き曇り、稲光が。これは不穏すぎます。
嵐が、嵐が呼ばれています!
姉君様、どうかお静まりを。
って聞こえていないのですかーっ!?

(嵐はたちまち大水を招き、そしてあたり一面濁流と化しました。)

信じられません…。
これが、あの、お優しい姉君様の為していることなのですか?

(数刻の後、嵐は治まりました。)

「アーチェロさんに感謝します。
 昔と同じ場面の繰り返しと思って激高してしまったけれど、子どもは切り殺されなくて済んだ
 のね。
 それでかつてのそのときよりも早くに正気に戻れて誰も死なせずに済んだわ。
 あなたたちが村人と、ついでに役人も避難誘導してくれたからだけど。
 記憶の中の世界だけれど、やはり人を殺めるのは嫌…。」

お役に立てたのなら幸いです…。

「ごめんなさい。
 もう気が付いたかしら?
 『真祖』の方が言っていた『もっと面倒な敵』が何かを。
 そう、わたし自身よ。
 ふだんは大人しいふりをしていても、わたしの本質は荒魂(あらみたま)。
 こうして人に簡単に災いを為してしまうのよ。」

でも、お怒りになられたのは農民のため、なかんずくあの子どものためだったではありませんか。
やはりお優しいのがあなた様の本質だとわたくしは思いますわ。

「ありがとう…。
 でも、このままではいられない。
 そろそろ終わりに近づいてきたわ。
 わたしとぜんちゃんの追体験の旅の。」

(今宵はここまでとさせていただきます。)


269 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/08/03(Wed) 22:49
補足です。

>>268
>アーチェロさんに感謝します。
>昔と同じ場面の繰り返しと思って激高してしまったけれど、子どもは切り殺されなくて済んだ
>のね。

姉君様がわたくしに感謝を述べてくださったのは、わたくしが傷ついた子どもにヒーリングを
施したからです。
わたくしのヒーリングはあまり上手くはありません(うっかり誤ると相手を眷族にしてしまい
かねません)が、幸い子どもは無事回復いたしました。


270 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/08/04(Thu) 11:20
>>258(柚葉さん)(つづきです。)

(夜風に吹かれたさざ波が浜辺に打ち寄せる音は心落ち着かせるものがありますが、今わたくし
 は緊張のただ中にあります。)

「アーチェロさんが殊更に畏まる必要ないのではないかと。
 今あの方が竜宮よりいらしたのは、あくまで我が主と姉君様に御用があってのことなのです
 よ?」

そうはおっしゃいますが、神使様。
あの方が竜宮の主、姉妹龍神様の父君であられる沙掲羅龍王(しゃかつらりゅうおう)様だと
思うと、緊張が解けないのですよ。
喉も渇いてまいりました。後で紅茶をいただきとうございます。

(わたくしたちがヒソヒソ話している間も、龍神の父娘の会話が進んでいます。)

「娑伽羅。このたび村に水を溢れさせたこと、まことに不行き届きだ。
 民を怯えさせ作物を損なったことばかりではない。
 颱風や洪水などの災害は疫病を流行らす。
 そなたの一時の激情がもたらした結果として、な。
 そなたは己が荒魂(あらみたま)と未だ向き合えておらぬと見える。」

「父様、此度のことは姉様のせいばかりではありません。
 一緒に居てこの事態を防げなかったわたしの罪でもあります。」

「善女、そなたは姉の荒魂と対をなす和魂(にぎみたま)の持ち主であるが。
 そなたに任せきりにしたのはわしの落ち度であった。
 娑伽羅、そなたには疫病調伏の神に嫁してもらう。
 既に今回の件でも彼の神が動いてくれている。
 彼と共に在らば、此度のような落ち度があっても、疫病を流行らすこともあるまい。」

「疫病調伏の神様、と申しますと?」

「『牛頭天王』殿だ。
 そなたも名前くらいは聞いたことがあるだろう?」

「そんな!姉様が、け、結婚?お嫁に行く!?
 いきなりそんなの横暴、横暴です!」

…縁談の当のご本人である姉君より妹君の方が、即行で反応しましたね。
なんだか、もう必死のご様子で。

「我が主は姉スキーを拗らせていますから。」

必死に言い募ってだんだん顔つきが険しくなってきましたけれど、大丈夫でしょうか?

「だいいち、彼の方は容貌魁偉で暴戻矯激ゆえ誰も傍に寄りたがらないと…。
 そんな方が姉様と夫婦(めおと)になるなんて。」

「ぜんちゃん、見かけや風評で人を貶めてはいけないわ。」

「だって、姉さん…。」

「さすがに我が主も分が悪いと感じているようですが、すごく口惜しそう。
 …おや、これは不思議ですね。」

どうかされましたか?

「いえ、わたしが主から聞いていたところでは、実際の見合いの席が設けられたのはきちと日取
 りを決めてからのことだったと聞いていますが。
 それなのにほら、父君の横に立たれて紹介されているあの方、あれは牛頭天王ご本人ではない
 かと。」

まあ、あの方が?
確かに偉丈夫でそして大きな角を生やしていらっしゃいますね。
そして疫病調伏の神様らしい戦装束がとても似合っていていらっしゃいます。

「娑伽羅龍女殿、ならびに善女龍王殿、お初にお目にかかる。
 今ご紹介に預かった牛頭天王だ。
 急な話で戸惑っておられるだろう。
 わたしとしては娑伽羅殿の無理強いをするつもりはない。
 ただ、わたしのことを知ってもらう機会を与えてもらえないだろうか?」

(つづきます。)


271 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/08/04(Thu) 15:34
>>258(柚葉さん)(つづきです。)

「悪疫退散!」

まあっ、悪疫の妖怪をいともたやすく消滅させてしまわれました。
今の世は牛頭天王様や彼の妖怪アマビエ様に疫病退散や健康を祈願する民間信仰が盛んだと聞き
ますが、そのご活躍を目の当たりにできるなんて。
誠に凛々しいお姿ですね。

「水清月宿!」

そして悪疫が去った土地に、今度は姉君様が水脈より水をお呼びになり土地を潤していかれます。

「これが『琴瑟相和(きんしつそうわ)』と申しましょうか、まことに良き夫婦の共同作業です
 ね。
 ねえ、我が主?」

「なんでこのタイミングで私に声をかけるの?
 それに二人はまだ夫婦ではない!」

「ですが、姉君様は悪妖怪退治に力を使わずに済み、その結果荒魂(あらみたま)を発現しな
 いでいられるのですから良いではありませんか。」

「う〜う〜。」

「反論できないからって、膝を抱えて背中向けないでくださいよ。」

あの、善女龍王様。
わたくし如きが口幅ったいとは思いますが、牛頭天王様は決して姉君様のことを粗略にされる
ような方ではないと思うのですが。
先日の出会いからこの方、ご一緒に旅をしてまいってお二人の互いを尊ぶお姿は決して形だけの
ものではないと愚考いたします。
もちろん長きにわたり夫婦でいれば感情のもつれや衝突も無いとは申せますまいが、それも含め
て信頼を育んでいくのが夫婦というものなのでは?

「分かってるわよ。
 あの二人はお似合いだわ。」

はい?

「見ていれば分かる。
 わたしの姉さんが見染めた男だもの、ひとかどの神であることも分かるわ。
 どれだけ長い間、姉さんのことを見てきたと思っているのよ?
 だけど − 」

だけど…?

「ケチのつけようが無いから、わたしから姉さんをさらっていく男に反対する理由が無いから、
 余計に腹が立つんじゃないの!」

「でしたら、もうこの際スッパリ思い切られてはいかがですか?
 わたし、侍女として旅をご一緒させていただいて、あらためて思いました。
 一つの魂が分かたれた和魂と荒魂は離れていても断たれるものではないのだと。
 この旅での追体験の数々は、それを確かめるためのものではなかったのですか?」

「…ああっ、もう!わかったわよ!」

(妹君様はすっくと立ちあがったかと思うと、姉君様と牛頭天王様のところへ歩いて行かれます。)

「姉さん、わたしたちそろそろ元の世界へ帰ってもいいと思う。
 …もう、封印を解いても良い頃だと思うし。」

「ぜんちゃん、いいの?」

「よくないわけがないでしょう?
 でも、その前に一度だけ。」

「一度だけ、なに?」

「思い切り喧嘩がしたい。
 妹の最後の我儘だと思って、受けてくれない?
 そして、花婿にも見てもらおうじゃないの。
 龍神の力がどれほどのもので、娶るならどれだけ覚悟してもらわないといけないかを。」

(つづきます。)


272 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/08/04(Thu) 16:44
>>258(柚葉さん)(つづきです。)

(いつの間にかこの世界で最初に降り立った、樹々に囲まれた開けた空間に戻っていました。
 ただし、あのときとは打って変わって暴風逆巻き稲光奔る大嵐となっていますが。)

これが…神々の御力。
二柱の龍神様のぶつかり合いはこれほどの猛威を周囲にもたらすのですね。
神使様、わたくしの魔力が作った防護結界はちゃんと効いておりますか?

「はい、お陰様でこうして無事にお二方の戦いを見ていられます。」

以前(>>260)姉君様から
『おそらく、あなたの力を必要とするときがあると思う』
と言われていましたが、もしかするとこのことを予想されていたのでしょうか…?

「そうかも知れませんね。
 我が主が未練を断ち切るには何らかの大きな狂瀾を避けては通れないと見当をつけていらっ
 しゃったのでしょう。」

ところで牛頭天王様はどこに?

「あの暴風雨の中で毅然としてお二人を見守っていらっしゃいます。
 『我妻と義妹となる二人を傍で見守らねばならない』とおっしゃって。」

さすが音に聞こえた剛の方。
そうであればこそ龍神様と添うこともできるのでしょうね…。

(数刻の時が過ぎて台風一過のような周囲の様子に、あらためてお二人のお力を実感いたしま
 した。)

お二人とも地面に仰向けになって体を横たえられ充足した表情をなさっています。

「姉さん、長いこと、ごめん…。」

「ううん、全然。昔の甘えん坊のあなたに抱きつかれているようで悪い気はしなかったわ。
 …わたしからの贈り物、受け取ってくれるわね?」

「うん、もちろんだよ、ありがとう…。」

「主様、姉君様、お二人ともお疲れ様でございました。
 お茶が入りましたのでどうぞ。」

(わたくしも神使様から紅茶をいただき、魔力を使った後の疲れを癒します。
 しばらく皆でほっと息を吐いて過ごしました。)

「では、そろそろ帰りましょうか?
 アーチェロさん、お母君にお声をかけてくださる?」

「はい、承知しました。
 お母様、聞こえていらっしゃいますか?
 戻らせていただきたいので、お願いできますか?」

(分かったわよぉ。
 それじゃあ、モニターに召喚魔法をかけるわねぇ。)

(わたくしたちの体が光に包まれます。)

………。
はあ、戻って来られました。
皆さん、揃っていらっしゃいますか?
姉君様、妹君様、神使様、…あ、あれ、牛頭天王様!?
え、でも、あなた様は絵の中の回想の世界の方では…?

「ああ、誤解されてしまったかな?
 わたしは吸血姫殿の母君に呼ばれてきた、こちらの世界の本物だよ。
 母君のお陰で、ようやく善女龍王殿と和解することができた。」

「わ、わたしはまだ認めたわけじゃないんですからね!
 ちゃんと、姉さんを幸せにしてくれないと承知しないんだから!」

「肝に銘じるよ。」

「ふ、ふんだ、ぜひそう願いたいわね。
 さあ、そろそろ降雨の儀を始めましょう!
 アーチェロさん、お願いね。
 わたしたち龍神の力ではなく、町の住民であるあなたの力で降らせる雨は、人と魔と神との
 絆の証しとなるのだから。」

承知いたしました。
わたくしの全力を以てこの湖を雨水で満たしてご覧に入れましょう。

(わたくしは、天に向けてかざした手より魔の力を放出しそして祈ります。
 どうか、この地が人と神とそしてわたくしたち魔にとって潤いに満ちた場所でありますよう
 に…。)

(やがて静かに雨が降り、湖の青い水面が広がっていきました…。)


273 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/08/06(Sat) 11:41
>>260

>副音声で『お嬢様、なにやってるんですかーっ!』
>との声が聞こえてくるような気がします。

では、私の心の声を…。
『もう、お嬢様ったら…。時折考え無しに飛び出してしまわれるんですから…。
いえ、それを申せば私もお嬢様の事は言えないような覚えが…。』
(刑部姫様と宮本武蔵様の件を思い出しています…。)

「だからこそ、姫様とお姉様はずっと一緒にいなきゃ駄目なんですよね。」

はい、長女さんの言われる通りです…。(苦笑)

>>261-262(アーチェロお嬢様)

>山奥にいらしても現代のエンタメを楽しんでおられるのですね。

神使様と申されましても、やはり現代の娯楽の魅力には抗えないようですね。
いえ、そもそも抗う必要などありませんか。
それもまた、移り変わる世の中を知る一つの切っ掛けとなるのですから。

>2023年の冬アニメですが、今から待ち遠しくてなりませんわ。

貴重な情報を、有難うございます♪
それにしても、もしお好きなのでしたら今年購入した最新のゲーム機とソフトを
神使様にお貸ししてみようかしら…。
私は既にクリアしましたので、他の方にもこちらの作品の魅力を知っていただければと。

>>263(アーチェロお嬢様)

>…ああ、たしかに…、というかずい分お若い姿になって子どもたちに交じってはしゃいでおい
でですが…。

ではここを、『童心の章』と命名しましょう。
ふふっ…、子ども達と一緒に遊んでおられる善女龍王様の可愛らしいこと…。(微笑)
きっとこの地は、水神様への信心と恵みに対する尊崇に満ちていたのですね。
だからこそ、顕現されることを自然と受け止めていたのでしょう。

>(神使様に誘われ、しばらく子どもたちと鬼ごっこに興じました。)

…すみません、画家のお嬢様…。
この光景、ちびキャラ風にして後で描いてもらえませんか?
勿論、相応のお礼はさせて頂きますわ。

次女さん:「…極端じゃないけど、お姉様もちょっとアブない一面があるよね。」

長女さん:「まあ、可愛いものを愛でたい気持ちはわかるけどね。」

三女さん:「でもさ…姫様がもし目の前で幼女化とかしたらお姉様が暴走しないって言いきれる?」

長女さん:「…………。(汗)」

274 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/08/06(Sat) 14:21
>>264(アーチェロお嬢様)

さてさて、またまた逃げ出してしまわれた善女龍王様…。
姉君様とお嬢様、そして神使様の旅路はまだまだ続きますね。

>ここは鴨の肥育池でね、お魚を獲ることは禁止されているの。
>なのに夜中にこっそり魚を釣りに来る不届き者が後を絶たないの。

近年、釣りを楽しむ女の子達のアニメを幾つか楽しませて頂きましたけれど、
迷惑な釣り人がいるのは今も昔も同じですね…。(溜息)
自治体や近隣住民が迷惑しているというニュースを見る度、
流石に腹立たしく思ってしまいます。

>釣り人達が青くなって逃げていきますわ。
>お二人が会心の笑顔を浮かべていらっしゃいます。

この程度で済んで、本当に良かったですね。(呆れた表情)
この場所が仮に、神獣の聖域だったらどうなっていたでしょうね。
似たようなお話が有名な霊能力者の先生の活躍する漫画でありましたけど、
先に来ていた盗人の釣り人は胴体を食い千切られ、同じ事をした生徒さんは
本気で神獣に殺されそうになり、神獣相手では先生にもどうする事も出来なかったそうで…。

今回に懲りずに盗みを働くなら、いずれは痛い目を見るでしょう…。

>でも、主の脅し文句は最近視たアニメの幼女幽霊を思い出しますね…。

…録画したまま、まだ全部見ていないんですよね。
そろそろ、見ておきましょう。

三女さん:「ここまでは、日常ものっぽい雰囲気ですね。」

ええ、私も同じように考えておりました。
ですが、起承転結でいうなら、まだまだここは「起」の部分。
お二人が決別(?)に至った過程が、これから描かれるのでしょう。

皆様、そろそろお飲み物が足りなくなってきたと思います。
すぐに、準備して参ります。

それにしても、この神聖な湧水で淹れたお茶は本当に美味しいです…。
後でお願いして、屋敷神様にお土産として持参したいですね。

275 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/08/06(Sat) 15:46
>>273(柚葉さん)

>では、私の心の声を…。
>『もう、お嬢様ったら…。時折考え無しに飛び出してしまわれるんですから…。

ああ、やはり…。
天から声が降ってくると、よけいに胸に痛いですね。
ごめんなさい、心配をおかけして。
おまけとして、傍にいる三姉妹の呆れ顔も目に浮かびますわ。

>いえ、それを申せば私もお嬢様の事は言えないような覚えが…。』
>(刑部姫様と宮本武蔵様の件を思い出しています…。)

はい、あのときは本当に胸がつぶれそうでしたわ。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=519003578&st=203&to=206&nofirst=true

でもあのとき柚葉さんはみたらし団子で鮮やかに宮本武蔵様を打ち倒されました。
誠に見事な手際であった、と思い出すたびに惚れ惚れいたします。
それに比べて今のわたくしは不甲斐ないばかりです。

>「だからこそ、姫様とお姉様はずっと一緒にいなきゃ駄目なんですよね。」
>はい、長女さんの言われる通りです…。(苦笑)

不甲斐なくはありますが、そのお言葉を聴けたことを僥倖と思い、己を励ましましょう。

>神使様と申されましても、やはり現代の娯楽の魅力には抗えないようですね。
>いえ、そもそも抗う必要などありませんか。

はい、現世の民情に親しんでくださる神様というのは、わたくしたちにとりましてもまことに
親しみを感じますわ。
京都は伊奈里神社の「宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)」様も神殿の奥で乙女ゲームを楽しん
でいらっしゃいました。
神様と民との接点が増えることはまことにけっこうなことではないでしょうか。

>貴重な情報を、有難うございます♪

「ツンリゼ」に興味を持っていただけたなら嬉しいですわ。
プレイヤーの世界とゲーム世界とが繋がり絆を育む、その世界観を楽しんでいただけたなら、
また新たな楽しみを共有できるのですもの。

ちなみにですが、似た設定の作品として「悪役令嬢転生おじさん」という作品が在ることも申し
添えたく存じます。
この作品は作者様自らこの「ツンリゼ」と「はめふら(乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役
令嬢に転生してしまった…)」との影響を受けた、とおっしゃっている作品。
ニコニコ静画でのアップ数は少ないですが、pixivでは連載化以前から多数の話をアップして
いらっしゃっいます。

>それにしても、もしお好きなのでしたら今年購入した最新のゲーム機とソフトを
>神使様にお貸ししてみようかしら…。

「それはとても興味深いですね。
 そちらの世界に戻ったらぜひお貸し願えればと思います。
 また、来年公開される劇場版『はめふら』もご一緒に鑑賞できればなお嬉しいです。」

>ではここを、『童心の章』と命名しましょう。

あら、それは素敵な命名ですね。
もしこの旅がハッピーエンドになるならば、そちらに戻った後で子どもたちのためのおはなし
会で話して聞かせる際の場面転換で用いさせていただきたいですわ。

>きっとこの地は、水神様への信心と恵みに対する尊崇に満ちていたのですね。

はい、神様の慈愛と民の尊崇とがちゃんと交わっている世界、こんな世界がずっと続いてほしい
です。
この後の旅も、ずっとそうなら良いのですが。

>…すみません、画家のお嬢様…。
>この光景、ちびキャラ風にして後で描いてもらえませんか?
>勿論、相応のお礼はさせて頂きますわ。

「うん、わたしも描きたい。がんばって描く…。
 そしたらまたご飯食べさせて…。」

>三女さん:「でもさ…姫様がもし目の前で幼女化とかしたらお姉様が暴走しないって言いきれる?」

(ヒソッ)いっそ、暴走してくれてもよろしいのですけれど…。

(ふと神使さんのジト目に気づきます。)
いえ、神使さん、わたくし何も言っておりませんよ?ええ…。


276 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/08/06(Sat) 17:33
>>274(柚葉さん)

>近年、釣りを楽しむ女の子達のアニメを幾つか楽しませて頂きましたけれど、
>迷惑な釣り人がいるのは今も昔も同じですね…。(溜息)

「放課後ていぼう日誌」や「スローループ」、どの作品でも主人公の女の子たちはちゃんとマナー
を守って釣りを楽しんでいるのに。
こうした作品を見て釣りに興味を持った方は、彼女らのマナーもぜひ見習っていただきたいですね。
往年の釣り漫画の名作「釣りキチ三平」でマナーを守らない釣り人はしっかりお仕置きされて
いましたが、未だ心無い釣り人が絶えないのは嘆かわしいことでございます。

>似たようなお話が有名な霊能力者の先生の活躍する漫画でありましたけど、
>先に来ていた盗人の釣り人は胴体を食い千切られ、同じ事をした生徒さんは
>本気で神獣に殺されそうになり、神獣相手では先生にもどうする事も出来なかったそうで…。

まあ、そのようなエピソードがあるのですか。
教えていただきありがとうございます。
わたくし、その作品はよく存じないのですが、元の世界に戻りましたらぜひ鑑賞したいと存じ
ます。
(お家に戻ってから三女ちゃんが加入しているアニメ配信サイトで見せてもらいました。
 「地獄先生ぬ〜べ〜」第21話「神との激突!裁きを受けるのは俺だ!!」。
 出てきた神獣は、姉妹龍神様を彷彿とさせる方でしたが、その裁きはとても厳正なものでした。
 姉妹龍神さんが「悪戯」で済ませて下さったこと、あらためてホッといたしました。)

>…録画したまま、まだ全部見ていないんですよね。
>そろそろ、見ておきましょう。

我が家のお仕事がお忙しいためにご覧になりにくいのでしたら、どうかお仕事に根を詰め過ぎ
ないようになさってくださいませ。

>ですが、起承転結でいうなら、まだまだここは「起」の部分。
>お二人が決別(?)に至った過程が、これから描かれるのでしょう。

それはわたくしも気懸りですね。
妹君様のあの取り付く島もない態度を思うと、よほどお二人の間に感情を拗れさせる何かが
あったのではないか、と心配で。


277 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/08/06(Sat) 17:47
>>265(アーチェロお嬢様)
>>267

>(漆黒の空の下、水田の上の中空で龍神のお二方が3対の腕を生やした巨大な妖怪と稲光を迸ら
せながら戦っておられます。)

姉妹龍神様が若く美しく成長され、時に人々の安寧を妨げる者を成敗する…。
さながら、『飛龍の章』と申しましょうか。
この光景、恐らくは無辜の民の目には容易に見えぬものでしょう。
それもまた、人々に要らぬ恐れを抱かせぬため…。

ただ悪鬼を調伏するのみならず、結界を張り、周囲を雲と霧で覆い、
その血に住まう人々に禍が降りかからぬよう懸命になっておられます。
お二人だけに留まらず、八百万の神々の苦労が偲ばれます…。

>(わたくしは両手で顔を覆って他所を向いてしまいます。
> あの難敵の正体を直感し、「まさか」との思いから正視できません。)

肌の色といい、身に纏う妖気といい、明らかにこの国の妖(あやかし)とは違うような…?
生き血を啜る『鬼』は決して珍しくはないとしても、相手は『鬼』を容易に伏する『神』…、
この国に住まう者なら、その威光に恐れをなす筈…。
そして何より、お嬢様の目を背けての悲しげな表情…。まさか…。

>「つまりは…外国(とつくに)より来たりし彼の世界の大妖、人の血を以て精を得る者か?」
>「そう、わたしは異郷の闇にて顕現せし者にして、未来永劫『真祖』と呼ばれるであろう者よ。」

ああ…やはり…。
いえ、天竺、唐国を脅かした大妖怪の例もありますから、海を越えて来られる妖(あやかし)も
決して珍しくはないのかも知れませんが…。

それでも同族の方がこの国におわす神々と矛を交えていたとなれば、
お嬢様の心中は決して穏やかではないでしょう。

それにしても、こちらの『真祖』様は力こそ強大なれど
何処か掴みどころのない雰囲気を纏っておられます。
龍神の姉妹様の攻撃を避ける時は戯れと言わんばかりに口許に笑みを浮かべておりましたが、

「いまだ若き神よ。
なら、いずれそれらと出会い、己のこともより深く知ることになろうよ。」

とお二人を諭される時には、真理をつき全てを見通す御方の顔をなさっておりました…。
そう、今もここで画面の中の旅路を見守っておられるこの御方のように…。

(私が奥方様の方に目を向けると、奥方様は私の心中をいとも容易く見通しておられるかのように
柔らかく微笑んで下さいました。)

それにしても、双方が矛を収められて安心いたしました。
ですが、『真祖』様の仰るように波乱はこれからなのですね…。
あくまでも見守る立場とはいえ、不安が込み上げて参ります。
お嬢さまは、大丈夫かしら…。

奥方様:「柚ちゃん、お茶のお代わりをもらえるかしら?」

はい、少々お待ち下さいませ…。

278 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/08/06(Sat) 18:44
>>277(柚葉さん)

>姉妹龍神様が若く美しく成長され、時に人々の安寧を妨げる者を成敗する…。

はい、幼く無邪気だったお姿から様変わりされて、己が立場を自覚し民草を護ろうとする気概
に溢れ、それに相応するように美しく凛々しいお姿になられました。
本当にご自身の魂の遍歴をあらためて体験していらっしゃるのでしょうね。

>さながら、『飛龍の章』と申しましょうか。

おおっ、なんだかとてもかっこいいですね。
この場に相応しいとてもドラマチックな響きです。

>ただ悪鬼を調伏するのみならず、結界を張り、周囲を雲と霧で覆い、
>その血に住まう人々に禍が降りかからぬよう懸命になっておられます。

なるほど、一大ページェントにも見える目の前の戦いに目を奪われ、それは思い至りませんで
した。
文字どおり「俯瞰」していらっしゃる柚葉さんには、こちらにいるよりよく見えることがある
のですね。
民への心遣いを絶やさない日ノ本の神々のお優しさに感じ入りますわ…。

>それでも同族の方がこの国におわす神々と矛を交えていたとなれば、
>お嬢様の心中は決して穏やかではないでしょう。

(目の前のいらっしゃるあの方から目を背けてしまう自分が情けないですが。
 柚葉さんがそう言ってくださるお声が耳に届いて救われる思いでおります。)

>龍神の姉妹様の攻撃を避ける時は戯れと言わんばかりに口許に笑みを浮かべておりましたが、
(中略)
>お二人を諭される時には、真理をつき全てを見通す御方の顔をなさっておりました…。

柚葉さんの声に励まされ、あらためて見上げるあの方の表情…。
決して驕慢でも嘲弄でもない澄んだ表情を見て、ようやく心が落ち着いてまいりました。
…姉妹龍神様への申し訳ない気持ちは未だ消えませんけれど。

>あくまでも見守る立場とはいえ、不安が込み上げて参ります。
>お嬢さまは、大丈夫かしら…。

ありがとうございます、柚葉さん。
あなたのお声のお陰でずい分と救われました。

そしてもしかすると、真祖様がはるか後世のわたくしたち子孫のことをも思って神々へ呼びかけ
ておられたのでは、と思わされました。
そして、子孫として恥ずかしくないように身を処してまいりたい、と思わされましたわ。


279 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/08/07(Sun) 17:00
暑い日は扇風機が重宝する。

280 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/08/07(Sun) 18:41
>>279

扇風機 障子の先に 星仰ぎ

いらっしゃいませ、お客様。
すみません、部屋のうちで涼みながら夕空の一番星を眺めていたのですよ。
不意に口をついて出た句を聞かれてしまって恥ずかしいです。
「扇風機」が夏の季語でございます。

今どきはどうしてもエアコンに頼りたくなりますが、出来れば自然の風で涼みたくなりますね。
この屋敷は森に囲まれ流水を引き込んで敷地全体を熱くなり過ぎないように工夫されています
が、このところは暑さも厳しく、やはり扇風機の恩恵に与りたくなりますね。

ところで、我が家には江戸時代の扇風機もあるのですよ。
この屋敷は元はお武家様のお住まい。
蔵の中のものを調べていたら出てまいりました。
団扇を複数枚軸に据え付けて作った手回し扇風機です。
二代目歌川国貞の浮世絵「あづまげんじ みたて五節句 さつき」に描かれているのと同じ
六枚羽です。
当時、団扇作りは武家の手内職だったそうで、妻女の方々がお作りになった団扇を使って
自宅用に作られた、と残された日記に書かれております。
お内儀様も娘様もたいそう絵心があったと見えて、団扇の一枚一枚の絵がたいそう美しゅう
ございます。
金魚、花火、朝顔…、止まっているときも絵を鑑賞できて飽きることがございません。
お客様も良かったら試しにお使いくださいませ。

ただし。
元はお武家様のもの。
そしてことわざに曰く「武士の三忘」。
すなわち、「武士が戦へ赴くときは自分にとって家、家族、我が身の3つのことを忘れよ」
との教えがございます。
いかに扇風機が心地よいとはいえ、それは己が務めを果たすため英気を養うための道具で
ある、との思いが宿っているのですよ。
夏休みなのを良いことに幾日もただ扇風機の前で長いことのんべんだらりとしていると、
この扇風機が怒って六枚羽を振ってビシバシとビンタをしてきますので、重々注意なさって
くださいね。


281 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/08/08(Mon) 10:08
>>279
>>280(アーチェロお嬢様)

お客様、ようこそお越し下さいました。
丁度今、甘酒のかき氷をお持ちしたところです。
頭痛対策に、暖かいお茶もご用意しております。
お嬢様と共に、召し上がって下さいませ。

はい、やはり昨今の猛暑は扇風機やエアコンに頼らざるを得ませんね。
御屋敷を囲む自然の涼しさの恩恵は誠に有難いものですが、
年若い見習いメイドさん達もおりますので、その子達には無理をしないように言っております。

それでも、出来るだけ扇風機と風通しで過ごして下さっているのは有難い事です。

>ところで、我が家には江戸時代の扇風機もあるのですよ。

それでは、ここは使用人である私がこの手回し式扇風機を回しましょう。
それにしても、この扇風機の付喪神様は少々手厳しい方でいらっしゃいますね。(汗)
流石は武家屋敷の所縁の方ですね。
では、ヒーリングで癒して差し上げた後にご活躍して頂きましょうか。

おや…?こうして私が手を離した後でも動いておりますね。
ではこのお屋敷の新たな風物詩として、学校の皆様との勉強会でも頑張って頂きましょう。
もちろん、念入りにお手入れをするのは使用人の務めですわ。(微笑)

282 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/08/08(Mon) 10:45
>>268(アーチェロお嬢様)

…そろそろ、波乱の訪れる予感がしますね。
さながら、『暗雲の章』と申しましょうか…。

>強き者の怒号。弱き者の哀訴。
>強き者の打擲。弱き者の悲鳴。

歴史に関する作品を見ていくと、何度も目にしている光景…。
水戸の御老公様をはじめとする、時代劇のヒーローの活躍する御伽噺が
何故あれ程多く作られ、人々に愛されてきたかを実感しますね。(溜息)

>これで役人も畏れ入って平伏するのでは?
>「…どうやら、そうはいかないみたいですね。」

お上の威光を振りかざす者に、真摯な信心の心などある筈もありませんか。
あのような無体な真似をする輩だからこそ容易に武士の魂である刀を抜く機会を履き違える…。
本当に良き役人であれば、不作となる前に常に民草の暮らしを気に掛け、何らかの対策を講じて然るべきもの。
ふんぞり返って威張り散らし、普段のお役目を疎かにしているのを棚にあげて民に責を押し付けるとは言語道断です!

それだけに、かつて学校の道徳の授業で聞いたお役目はおろか命を投げ出してでも民を救った役人や代官もいたという
エピソードが偲ばれます…。

>信じられません…。
>これが、あの、お優しい姉君様の為していることなのですか?

どうやら普段は心優しい姉君様も、刀を抜く機会を間違えた役人のように感情の遣り場と力の使いどころを
誤ってしまったようですね…。

>『真祖』の方が言っていた『もっと面倒な敵』が何かを。
>そう、わたし自身よ。

思い返せば『真祖』様の時も、無闇にあの方を悪鬼羅刹の類と捉えずにその所業を問い質していれば
力のぶつかり合いとはならなかったかも…。
『真祖』様も、姉妹様の真っ直ぐな気性を良きものと捉えながらも何処か危うさを孕んでいるのを
見通していましたね…。

その地に住まう民を思う気持ちは素晴らしいものであっても、あの結果では誰も救われず
より深刻な事態を招いてしまったのは事実です…。

どうやらこれが、姉妹様の別離となる要因となってしまったのですね。

283 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/08/08(Mon) 19:19
>>281(柚葉さん)

まあ、甘酒のかき氷ですか。
これは暑熱の候にこの上ない甘露でございますわ。
ありがとうございます。
ああ…ひんやりと爽やかな涼しさと共に身を解きほぐす優しく濃厚な甘味。
夏の夕暮れのこの落ち着いた一刻…、まことに心地良うございます。

>それでは、ここは使用人である私がこの手回し式扇風機を回しましょう。

まあまあ、柚葉さんのお手で扇いでいただけるなんて。
なんだかもったいないほどの至福のひとときでございます。
手回し式扇風機は電動式のものほど回転が速くありませぬゆえ、巡る扇の絵の美しさも鑑賞
しながらくつろげるのが嬉しいですね。

>それにしても、この扇風機の付喪神様は少々手厳しい方でいらっしゃいますね。(汗)
>流石は武家屋敷の所縁の方ですね。

はい、書き残された日記によれば、この家のお武家様は城の勘定方をなさっていて、藩の
財政を憂い、自らも質素倹約に努めていらっしゃったそうでございます。
それでご内儀様、お嬢様が家計の助けにと扇作りの内職に精を出されていたとか。
そしてこの扇風機も、一家のご主人に少しでも楽をしていただきたい、との想いを込めて
特注されたそうでございます。
そんな一家の絆を知る扇風機の付喪神様なれば、
「ただの怠け者に送る風など我にはござらぬ。」
との一徹な想いをお持ちなのでしょう。
まことに一本筋の通った立派な扇風機ですわ。

>では、ヒーリングで癒して差し上げた後にご活躍して頂きましょうか。

おや…、年代物で古びていた扇風機が艶を帯びてまいりました。
軸の回転も円滑の体を帯び、送られてくる風もいっそう爽やかになってまいりましたわ。
柚葉さんの癒しの力でご本人も大いに力を回復されたと見えます。
これはわたくしも考えが至りませんでした。
道具を大事にするということの大切さを実感いたしましたわ。

>おや…?こうして私が手を離した後でも動いておりますね。

おお…、柚葉さんのお優しさが扇風機に奇跡をもたらしたのですね。
何と不思議な縁(えにし)があるものなのでしょうか。

>ではこのお屋敷の新たな風物詩として、学校の皆様との勉強会でも頑張って頂きましょう。

まあ、それはまさに適材適所、頑張る皆様のためなら扇風機も良き風を送り続けてくれる
ことでしょう。
ですが −

>もちろん、念入りにお手入れをするのは使用人の務めですわ。(微笑)

こうして扇風機を優しく労わり、そしていつも甲斐甲斐しく働いてくださっている柚葉さん
を扇ぐことこそ付喪神様が最も望まれていることと思いますわ。
柚葉さんもご休憩の際はこの扇風機を使ってあげれば、これからも長らく良き風を送り続け
てくれることでしょう…。


284 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/08/08(Mon) 20:15
学校の宿題は終わりそうですか?

285 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/08/08(Mon) 23:06
>>282(柚葉さん)

>さながら、『暗雲の章』と申しましょうか…。

(天から降ってくるその声に、わたくしの身も心も引き締まります。
 眼前で起こっていることを唇を噛みしめて凝視しながら。
 これが画家のお嬢様の描かれた絵の中だとしても、そこには確かに生きた人間の理不尽
な苦難が確かにあるのですから。)

>歴史に関する作品を見ていくと、何度も目にしている光景…。

この光景を見ながら、ヒーローの登場を期待してしまうわたくしはやはり甘いのでしょう
か。
ですが、ヒーローを渇望した多くの人々の気持ちを今までになくリアルに感じてしまう、
それほどこの光景は口惜しい。

>お上の威光を振りかざす者に、真摯な信心の心などある筈もありませんか。

柚葉さんの声から本気の怒りが伝わってきます。
同じ思いを持っていていただいて心強いです。
もし柚葉さんが
『お嬢様、やっておしまいなさい!』
とおっしゃるならば、わたくし弓から放たれた矢となってあの役人たちに爪の一撃を加え
ていたかも知れません。

>本当に良き役人であれば、不作となる前に常に民草の暮らしを気に掛け、何らかの対策を講じて然るべきもの。

…ありがとうございます、少し頭が冷えました。
今のお言葉に、領主の娘としての我が身を思わざるを得ませんでした。
我が家は領民の生活に配慮してきたと思っておりますが、わたくし自身が本当に民のため
に対策を講じてきたか、深窓の奥で守られて彼らの苦労から遠ざかったりしていなかった
と言えるのか、と。
もどかしいですが今は見守りましょう。
姉妹龍神様が民を助けてくれることを信じて。

>それだけに、かつて学校の道徳の授業で聞いたお役目はおろか命を投げ出してでも民を救った役人や代官もいたという
>エピソードが偲ばれます…。

柚葉さんの尊敬されている二宮尊徳公もそのお一人ですね。
わたくしはあまり例を知らないのですが、元領主の娘としてそうした方たちのことをもっ
と知りたくなりました。
(後日、銚子の庄川杢左衛門や島根の井戸平左衛門といった農民のために尽くされた尊貴
なる役人がいらっしゃったことを知り、深く胸を打たれました。)

>どうやら普段は心優しい姉君様も、刀を抜く機会を間違えた役人のように感情の遣り場と力の使いどころを
>誤ってしまったようですね…。

胸が苦しいです…。
尊崇される神も、その感情や力をいかに御し人のために使うかでご自分と戦わねばならな
いのですね。
その過ちがこのような結果をもたらすのですから。
誰にも肩代わりできない重責を負って苦悩されているあの方。
わたくしに出来ることは何も無くても、この旅の終わりまでずっと傍に在り続けましょう。

>『真祖』様も、姉妹様の真っ直ぐな気性を良きものと捉えながらも何処か危うさを孕んでいるのを
>見通していましたね…。

直系のご先祖とは申せ遠いところにいらっしゃる方だと思っていましたが、本日そのお姿
を目の当たりにして、そして柚葉さんのお言葉を聞いて、自分が到底及ばない方だと思い
知りました…。

柚葉さん、実はわたくしこの旅であなたがお傍にいらっしゃらないことに寂しさを感じて
おりました
ですが、今は良かったと思っております。
柚葉さんの優しさに寄りかかることなく、遠い場所からご覧になっているその真摯なご視
点からのお考えを伺って、自分であらためてこの旅の意味を問い続けることを学んだ気が
いたします。
どうかこの旅の終着点まで、わたくしたちを見守っていてください。

>どうやらこれが、姉妹様の別離となる要因となってしまったのですね。

姉君様は普通に振る舞っていらっしゃっても、ふと苦衷が覗きます。
そしてそんな姉君様を妹君は切なげに見てながら、どうお声をかけて良いか決めかねてい
らっしゃるように見えます。

どうかお二人の関係に希望の在らんことを…。


286 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/08/09(Tue) 07:20
>>284

いらっしゃいませ、お客様。
本日も大変暑うございますね。
どうぞ中へ、庭の見える涼しい客間にお出でくださいませ。
別に、一部の子どもたちが噂しているような、
『お化け屋敷だから暗く湿ってやたらヒンヤリしている』
などということはまったくございませんからご安心ください。

夏休み最初のうち、川の上流のダムへ出かけてピクニックをしておりまして。
宿題がちょっと遅れ気味ですが、ここから挽回したいと思い、お友達を誘って勉強会をい
たすことになりました。
お客様ももしかして、宿題の山を前にどうしようか頭を悩ませていらっしゃるのですか?
でしたら、ご参加なさってはいかがですか?

大勢で勉強会と言いますと、中にはみんなで遊ぶ口実と思っていて
「勉強会なのに、なんで勉強するの!?」
などと不満を述べられる方もございますが、そうは問屋が、いえ我が家の扇風機の付喪神
様が卸さないのですよ。
江戸時代にこの武家屋敷で使われた手回し式扇風機ゆえ、
「風に当たって涼みたいなら勉励せよ!」
とのお考えをお持ちなのです。
勉強会で怠けていようものなら
「成敗じゃ、成敗!」
と言って六枚羽でビンタなさるのですよ。

さて、お友達の皆様がそろそろ参られます。
お客様も宿題を早めに終えて残りの夏休みを満喫したいのであれば、疾く覚悟をお決めな
さいませ。


287 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/08/10(Wed) 11:17
>>284
>>286(アーチェロお嬢様)

ようこそ、お客様。
夏休みの宿題ですか?
私は大学生ですので、それはありませんが…。
その代わり、卒業論文とそれに関する課題を進めております。

休み中にも何度か教授の所に通い、テーマと中間発表の準備に関してはOKを頂きましたので、
後は完成に向けて進めていく段階です。
無論、その中で色々と指摘を受けると思いますのでそれは今後の課題ですね。

思い返せば、夏休みの宿題は「限られた時間で効率よく課題に取り組み、完成させる」という意味で
大学の研究や卒業論文の基礎と言えるかもしれません。

さて、お盆休みに向けてラストスパートです。
お友達の皆様を集めての勉強会は、お盆休みまでに宿題を終える事を目標としております。
お盆休みを終えたら、休み明けのテストに向けての宿題の復習がありますので頑張って下さいませ。

>勉強会で怠けていようものなら
>「成敗じゃ、成敗!」
>と言って六枚羽でビンタなさるのですよ。

あららら…。
まずは喉の渇きをと思い、麦茶を飲んでリフレッシュというところで
何人かがだらけてしまわれて…。

では、怠けている方の分の水羊羹は半分付喪神様に…。
お嬢様、付喪神様に現身(現身)をお願い致します。

…そうそう、頑張りましょうね。(微笑)
それにしても付喪神様、想像の通り精悍なお武家様のいでたちでいらっしゃいますね。
顕現された後、居間の雰囲気がピリッと締まりました。

あら、流石は勘定方の所縁の方。
直ちに数学を理解して、問題が分からないという方に効率よく教えて差し上げておりますわ。
まあ、かつての主様はあの関孝和様とも親交があられたと…。
ここは、「扇屋(おうぎや)先生」とお呼びしましょう。

それでは私も、課題に取り組ませて頂きます。
もしお嬢様、学友の皆様、そして先生、ご用意の必要なものがありましたら、何なりと…。

(この後昼餉を終え、扇屋先生の手助けもあり夕方まで皆様実に宿題が進みました。
終わりまで、もう少しです。)

288 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/08/10(Wed) 11:55
>>270(アーチェロお嬢様)

>(わたくしたちがヒソヒソ話している間も、龍神の父娘の会話が進んでいます。)

事の顛末を見届けた後、父君である沙掲羅龍王(しゃかつらりゅうおう)様が参られました…。
娘を想う父としての側面と、同じ「神」の立場として審判を下さねばならない立場故の
感情が入り混じった複雑な表情をしております…。

>娑伽羅、そなたには疫病調伏の神に嫁してもらう。

まずは何より、姉君様の過ちから民を救わねばという処置…。
この地に住まう者を思う気持ちが見て取れます。
見事な采配ですわ。
加えて、姉様と民の間に亀裂を生じさせてはならないという優しさも…。

ですが、合わせ鏡の如き連携と絆でこの地を護ってこられた姉妹様が
別れざるを得ない…。
姉様の責任感や立場を頭では理解していても、感情で納得できないのですね。

>いえ、わたしが主から聞いていたところでは、実際の見合いの席が設けられたのはきちと日取
>りを決めてからのことだったと聞いていますが。

記憶を辿りながらも、画家のお嬢様の描かれた絵が舞台故に
実際とは少し違った形で再現されている部分もあるようですね。
これがこの後、どのような影響をもたらすのか気になるところです。

姉様の降嫁が決まり、これがお二人のすれ違いとなるのですね。
ここは『齟齬の章』とお呼びしましょう…。

牛頭天王と申しますと、あの京都の八坂神社の祭神尼…。
京都を再度訪れる時、念入りにご挨拶を…。
そういえば后となる方が居られない間、随分と酒豪であられたそうですね。
持参するのは、やはりお酒が良いかしら…。


289 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/08/10(Wed) 18:43
>>287(柚葉さん)

>私は大学生ですので、それはありませんが…。
>その代わり、卒業論文とそれに関する課題を進めております。

まあ、わたくしうっかりしておりました。
そうでした、柚葉さんは将来を見据えてわたくしなんかよりずっと大変な課題をクリ
アしなければならない大切な時期でした。
なのにわたくしったら、夏休みになってからもお世話になりっぱなし。

柚葉さんさえ良ければ、この夏は長期休暇を取ってくださってかまいませんよ?
もちろん有給となるようお父様にしっかり釘を刺しますわ。
そういえば、お父様からはちゃんと年二回のボーナスは出されているのかしら?
無いのでしたらわたくしから支給させていただきますわ。

>思い返せば、夏休みの宿題は「限られた時間で効率よく課題に取り組み、完成させる」という意味で
>大学の研究や卒業論文の基礎と言えるかもしれません。

わたくしも柚葉さんの大学のオープンキャンパスにお邪魔させていただきました。
まだはっきりと進路を決めたわけではありませんが、進学したときのことを見据えて
今から宿題に万全を期するようがんばらなければ。

>あららら…。
>まずは喉の渇きをと思い、麦茶を飲んでリフレッシュというところで
>何人かがだらけてしまわれて…。

扇風機から怒りのオーラが立ち昇っているのが見えますわ。
あの〜、横になっている方、スマホをいじっている方、真面目に机に向かわれません
と本当にビンタが飛んできますよ?

>では、怠けている方の分の水羊羹は半分付喪神様に…。

さすが、わが社交部の講師、締めるところはきちんと締められて。
みんなの背筋もピンと伸びました。

>お嬢様、付喪神様に現身(現身)をお願い致します。

承知いたしました。
この暑い中皆様を涼ませてくださっているのに、私たちの不甲斐ない様を黙って見て
いるのもご不満でしょうから。
では…。

>それにしても付喪神様、想像の通り精悍なお武家様のいでたちでいらっしゃいますね。

はい、見るからにもののふの凛とした威厳を湛えて、拝顔するこちらの身が引き締ま
ります。
おや、扇風機らしく背中に何枚ものお美しい羽根を生やしたお姿なのですね。

「アニメの『戦国コレクション』に出てくる上杉謙信公みたい。」

三女ちゃんの言うとおり、お武家様らしい精悍さに富む一方端麗な趣きのある方です
ね。

「…水羊羹、美味しくいただいた。
 拙者、当主を涼ませるのももちろん務めであったが、一日の務めを終えられた奥方
 様や娘御に風を送ることもあったゆえ、風呂上がりの女性を扇ぐにあたり、あまり
 に益荒男(ますらお)然としているのも憚られたゆえ、自然と中性的な容貌を備え
 るようになった。」

なるほど、ご家族皆の健やかな生活を支えるようお務めでしたのね。

(つづきます。)

290 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/08/10(Wed) 18:44
>>287(柚葉さん)(つづきです。)

「では、今よりは各々方がしかと宿題に励めるよう、風をお送りいたそう。」

まあ、背中の羽根で風を送ってくださいますのね。ですが…。

>顕現された後、居間の雰囲気がピリッと締まりました。

はい、この空気の中で怠けられる人はここに一人もおりません…。

「ふむ、貴君ら今は西洋数学に取り組んでおるのだな。
 少々拝見させてもらえるか?
 …うむ、これならば拙者でも解けそうであるな。
 何と申しても、我が主は − 」

>まあ、かつての主様はあの関孝和様とも親交があられたと…。

まあ!?関孝和様と言えば、たしか『算聖』とも呼ばれた和算、日本数学の大家と聞
いております。
さすが勘定方を務められた方、職務のために道を極めようとなさったのですね、きっ
と。

>ここは、「扇屋(おうぎや)先生」とお呼びしましょう。

「拙者を『先生』とは面映ゆいが。
 侍女殿の期待に応えることこそ今の我が務めと拳々服膺いたそう。
 貴君ら、今が天王山と心得、奮励努力されよ。
 拙者、皆に風を送りつつ適宜助言させていただこう。
 数学や古典で不明なところがあれば、遠慮なく申されよ。」

>それでは私も、課題に取り組ませて頂きます。
>もしお嬢様、学友の皆様、そして先生、ご用意の必要なものがありましたら、何なりと…。

「今は皆奮闘の最中ゆえ、侍女殿もどうかご自身の課題に注力していただきたい。
 そして彼らが事を成就したその時は、どうか茶を淹れてねぎらってやってくださ
 れ。」

(こうして、扇屋先生の涼風と叱咤激励に支えられ、柚葉さんのお茶を楽しみにしな
 がら頑張った結果、わたくしたち全員宿題を終えることができました。)


291 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/08/10(Wed) 22:46
>>288(柚葉さん)

>娘を想う父としての側面と、同じ「神」の立場として審判を下さねばならない立場故の
>感情が入り混じった複雑な表情をしております…。

つとめて平静、いっそ厳格な態度をとっておられるゆえ、どれほどの怒りを内包して
いらっしゃるかと、こちらもハラハラしておりましたが。
そうですか、柚葉さんは、かの龍王様の心の襞をちゃんと汲み取っておいでなのです
ね。

「神のお言葉というと、大概の人間は畏れが先立ってなかなかその考えに至らないも
 のですが。
 あなたの侍女殿はそうした壁を越えてごらんになっている。中々できることではあ
 りません。」

>まずは何より、姉君様の過ちから民を救わねばという処置…。
>この地に住まう者を思う気持ちが見て取れます。

多くの命を育む海を守護する竜宮の主にして、天空をも我が領域とする龍神…。
どれほど多くの生きとし生ける者に慈悲をかけておられることでしょう。
それだけに、ご自分の娘が犯してしまった過ちを更正せんとする断固たる意思が伝わ
ってきます。
そして姉君様と民の関係の修復を成そうという仁慈も。

…目の当たりにしていても中々感得できないことも、柚葉さんのお言葉を聞いている
と一つ一つを得心いたしますわ。

>ですが、合わせ鏡の如き連携と絆でこの地を護ってこられた姉妹様が
>別れざるを得ない…。

はい、一緒に旅をしてきて、わたくしも思いました。あのお二人は本当に一心同体で
あるのだ、と。
ああして必死に抗弁しようとする妹君様を見ていると辛いですわ。
ですが、これは「追体験」なのですよね?
姉君を拉致、封印するきっかけがこれであるならば、ずっとそのことを気に病んでい
たに違いない妹君が、再びの体験をどう受け止められるのか。
やはり今までの想いをさらに強固にしてしまわれるのでしょうか…。

>記憶を辿りながらも、画家のお嬢様の描かれた絵が舞台故に
>実際とは少し違った形で再現されている部分もあるようですね。

一番会い辛かったお相手と実際よりも早く会ってしまわれるなんて。
妹君様、なんとしても彼の方を拒絶したくて敢えて呼び出してしまったのかしら?

>ここは『齟齬の章』とお呼びしましょう…。

ああ…、姉妹龍神様はここからまた分かり合えない関係になってしまうのでしょう
か?
せっかくお二人で旅を続けて心を通わせていらっしゃったのに、何も変えることはで
きないのかしら…。

>牛頭天王と申しますと、あの京都の八坂神社の祭神尼…。
>京都を再度訪れる時、念入りにご挨拶を…。

今回の旅で、かの神様が人々を疫病から救ってくださっていることを学ばせていただ
きました。
わたくしも、ぜひ柚葉さんとご一緒にご挨拶にまいりたいです。

>そういえば后となる方が居られない間、随分と酒豪であられたそうですね。

「わたしも詳しくはないのですが、伝え聞いたところでは恐ろし気な見た目ゆえに女
 性と縁遠く、それで酒に溺れるような飲み方をされていた、と聞きます。
 ですが、悪疫調伏を重ねるうちに多くの人々の尊崇を集めるようになり、その縁を
 喜び立ち直られたとか。
 侍女殿のご提案のとおりお酒を持って訪ねられれば、きっと喜んでくださるのでは
 ないでしょうか。」

我が町の土地神様とも気が合いそうなお酒好きの方なのですね。
この旅が終わり余裕ができたなら、京都旅行の計画を練りたいですね。
あ、でも、夏休みの宿題が遅れがちですから、そちらを優先しないといけないのです
けれど…。


292 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/08/14(Sun) 12:17
>>271(アーチェロお嬢様)

>まあっ、悪疫の妖怪をいともたやすく消滅させてしまわれました。
>そして悪疫が去った土地に、今度は姉君様が水脈より水をお呼びになり土地を潤していかれます。
>「これが『琴瑟相和(きんしつそうわ)』と申しましょうか、まことに良き夫婦の共同作業ですね。

はい、一時の感情の昂りでその地に禍を齎してしまった時はどうなる事かと思いましたが、
それを伴侶となられる方と共にきちんと元に戻す務めを果たしておられます。


でも…それに対して浮かぬ顔の妹君様…。
大事な姉君を取られてしまうと、感情で納得出来ないのですね。

ようやく分かりましたわ…。
私達の屋敷の敷地内の鍾乳洞に、姉君様が黙って封印されていた訳が。

事の発端となった洪水は、その地を預かる身でありながら己の感情を制御できずに起こしてしまったもの。
それにより、その地に住まう民に多大な被害を齎しただけではなく
父君様にもご迷惑をかけてしまった…。

そしてその責を負って降嫁する形となり、共にその地を司ってきた妹君様に
寂しい思いをさせる事になってしまった…。

伴侶となられる牛頭天王様とは夫婦としてこれからであり、妹君様がそれを阻む形になったとしても
それを決して責めなかったのは全ては己の責任だという気持ちの現れだったのですね。

>思い切り喧嘩がしたい。
>妹の最後の我儘だと思って、受けてくれない?

ふう…。流れる川の水は多くの恩恵を齎して下さいますが、
時として激しく荒れ狂い、全てを無に帰す事さえあり得る…。
水を司る龍神の姫君様の気性ですね。

一度は荒れ狂わなければ、長い年月と共に溜まってしまった澱みを洗い流せないのでしょう。
それは致し方なし、ですね。

293 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/08/14(Sun) 12:46
>>272(アーチェロお嬢様)

>神使様、わたくしの魔力が作った防護結界はちゃんと効いておりますか?
>「はい、お陰様でこうして無事にお二方の戦いを見ていられます。」

お嬢様、神使様の事をよろしくお願い致します。
ですが、これ程の大嵐です。
風雨で濡れてしまわれるのを完全に防ぐことは無理でしょう。
私、一度席を外しますね。

>さすが音に聞こえた剛の方。
>そうであればこそ龍神様と添うこともできるのでしょうね…。

ええ、風雨に打たれながらも腕を組み、静かにお二人を見守られる御姿はとても凛々しくて…。
それでいて何処か父のようでもあり、兄のようでもあり…。
そしてこれからは「夫」として、義理の兄としてお二人を守っていかれる事でしょう。
私も思わず、胸にときめくものを感じてしまいました。(微笑)

(この後、神社のスタッフの方に事情を説明してお風呂のご用意をとお願いしたところ、
善女龍王様と神使い様の使われる神泉の露天風呂を紹介して頂きました。)

承知致しました。使われる前に、ここは湧水で一度清める必要があるのですね。
では水汲みは、私にさせて下さいませ。

(準備を終えて戻ったところ、姉妹様の気持ちに決着がついたのを見届けました。)

>姉君様、妹君様、神使様、…あ、あれ、牛頭天王様!?
>え、でも、あなた様は絵の中の回想の世界の方では…?

はい、先程奥方様が「少し待っていてね」とこの場を離れられて…。
そして直ぐに、画面の中の方を眼前に連れて来られたのですから
私も思わず目を見開いてしまいました。
流石は奥方様です…。

そして少しばかりお話を聞かせて頂いたのですが、

「改めて妻を出迎える時に、夫としてだらしのない姿は見せられぬ。
あれから酒を断って、この日が来るのを待っていた。
そうでなくては、義理の妹にも認めてもらえぬだろうからな。」

と仰っていました。
本当に、素敵な殿方でいらっしゃいますわ。(微笑)

(すみません、一旦切ります)



294 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/08/14(Sun) 13:45
>>272(続きです)

>「…わたしからの贈り物、受け取ってくれるわね?」

>「うん、もちろんだよ、ありがとう…。」

ああ…良かった…。
あの姉君様の封印されていた洞窟でお嬢様と私が生み出した『虹珠』が、
妹君様の手に…。

先程の頑なな御姿を見て、こうなる事は叶わないのではと本当に心配でしたから…。
あら、『虹珠』から出ずる光が新たな虹となり、先程の嵐で荒れ狂っていたに架け橋のように…。
まるで、和解されたお二人を祝福するかのように…。

お二人の絆の氷解、そしてお嬢様と私が奉納した宝玉からの虹の祝福…。
これ以上無い程の、素敵な締め括りですね。
では、この『虹天の章』をもって旅路の終わりと致しましょう。

神使様、お風呂の準備が出来ております。
その、牛頭天王様が如何に剛の方とは申しましても風雨に曝されて
お召し物が濡れたまま放置とあってはわざわざお越し頂いた上で失礼というもの。

是非とも、案内をお願い致します。

>承知いたしました。
>わたくしの全力を以てこの湖を雨水で満たしてご覧に入れましょう。

あ、お嬢様、善女龍王様、少々お待ち下さいませ。
少しばかり、お時間を頂けますか?

(お嬢様と二人で、湖面の風景が美しい場所に移動しました。)

お嬢様、姉妹神様の旅の同行、お疲れさまでした…。
加えて最後の嵐の中、結界を張る上でかなりの御力を使われたと思います。
そして人と魔と神との絆の証しとなる「降雨の儀」において、更に御力を消耗するのは明白…。

今、ここに最も相応しい絆の証として私の『贄の血』を…。

(そっと、アーチェロを抱擁します)

風雨に曝された事により、アーチェロの体温もいつも以上に下がっているわ。
結界で守っていたとはいえ、神々の嵐に晒されたのですもの。
さあ、私達の『アカイイト』をもって、その身体に温もりを宿し、私を安心させて…。

295 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/08/15(Mon) 19:14
>>292(柚葉さん)

>ようやく分かりましたわ…。
>私達の屋敷の敷地内の鍾乳洞に、姉君様が黙って封印されていた訳が。

目の前で起こっていることにばかり気を取られていると気づくべきことに気づけない
ことがございます。
童心に帰られた姉妹龍神様ですが、わたくし心配が拭えませんでした。
現実のときに近づくにつれてお二人のわだかまりがまた頭をもたげはしないかと。

ですが、柚葉さんのお言葉を聞いて安心いたしました。
姉君様が己が過ちにどれだけ深く痛恨の思いを抱かれ、それゆえに独り決意された縁
結びも、妹君様にどれほど辛い想いをさせていたか、よく分かっていらしたのですね。
だから「封印」という妹君様の専断をも敢えて受け入れておられた…。

その一方で妹君様も姉君様の想いにあらためて触れてそのお優しさを心から感じられ
た…。
だからきっと、きっともう大丈夫なのでしょう。

ありがとう、柚葉さん。気付かせてくださって。

>ふう…。流れる川の水は多くの恩恵を齎して下さいますが、
>時として激しく荒れ狂い、全てを無に帰す事さえあり得る…。
>水を司る龍神の姫君様の気性ですね。

内に秘められた激情の嵐は龍神のご姉妹が共に持たれたもの。
まして今はお二方ともが別離の時を迎えたと感じられたなら、その激しき想いは人の
世で解放してはならないほどに激烈なものでしょう。
その思いのたけを思い切りぶつけ合われるのは、龍神として本当に自ら立たれるため
の決意表明でもあるのだと存じます。

旅を共にさせていただいたこの身でございます。
そのお二人の姿、この目にしかと焼き付けましょう…。


296 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/08/16(Tue) 11:16
>>293(柚葉さん)

>お嬢様、神使様の事をよろしくお願い致します。

ええ、ここまでわたくしを案内してくださった神使様、美味しいお茶を淹れてくださ
っていた神使様。
もう大切なわたくしのお友達です。
しっかりお守りしなくては。

目の前で姉妹龍神様お二人の体が輝いてまいりました。
荒魂(あらみたま)の姉君様の赤い光、和魂(にぎみたま)の妹君様の青い光。
そして二人の周囲では稲妻が走って雷雨が降り始めています。
わたくし全魔力を以て防護結界を張ってから、お二人の喧嘩をつぶさに見届けますわ。

>ですが、これ程の大嵐です。
>風雨で濡れてしまわれるのを完全に防ぐことは無理でしょう。

…はい、全神力の解放、さすがにすごいです。
神の力の衝撃波はかろうじて防御できても物理的な風雨までは防ぎきれません…。

>私、一度席を外しますね。

あら、柚葉さんの「気」が遠ざかっていきます。
何だか心細いです。
ですが、きっとお考えのあることなのでしょう、わたくしはただ期待に背かないよう
にがんばるだけですわ。

>ええ、風雨に打たれながらも腕を組み、静かにお二人を見守られる御姿はとても凛々しくて…。
>それでいて何処か父のようでもあり、兄のようでもあり…。

はい、こんな凄まじい喧嘩をご覧になっているのに、表情のなんと落ち着いておられ
ることでしょう。
新たに縁を結びし「妻」と「義妹」を見守られるお姿、見入ってしまいます。

>そしてこれからは「夫」として、義理の兄としてお二人を守っていかれる事でしょう。

ええ、荒事ここに極まる光景なのに、かの方々の前途を思うと胸が温かくなってまい
ります。

「ん〜、いい男だねぇ。
 これよ、これ。
 女房を温かく見守る、夫たるものこうでなくっちゃねえ。
 うちの旦那を思い出すよ…。」

「お母さん、目が輝いてるねー。」

>私も思わず、胸にときめくものを感じてしまいました。(微笑)

あら、柚葉さんをときめかせるなんて。
なんだかちょっと牛頭天王様が憎たらしく思えてまいります。
(頬が自然と膨らみます。)

(そして喧嘩が終わって後、わたくしたちは戻ってまいりました。)

>はい、先程奥方様が「少し待っていてね」とこの場を離れられて…。
>そして直ぐに、画面の中の方を眼前に連れて来られたのですから
>私も思わず目を見開いてしまいました。
>流石は奥方様です…。

はあ〜、まさかお母様がご本人をお連れしたとは。
以前、朱乃様をお連れしたときにグリッタちゃんが
「オルキデア様って、どれだけ交友関係が広いの〜?」
とおっしゃっていましたが、本当にお母様の交友関係は謎過ぎますわ…。

「いやぁ、わたしはただたまたまなりゆきで知り合ってたまたま意気投合しただけだ
 しぃ、驚くようなことぉ?」

はい、もういいです、詳しく聞いていると頭が痛くなりそうなので。
真祖様は神々と喧嘩なさるし、本当にわたくし、この方たちの血を引いているのかし
ら…?

>そして少しばかりお話を聞かせて頂いたのですが、

そうなのですか。
お話を伺って、ますます姉君様に相応しい方だと感じ入らざるを得ませんね。
本当に姉妹龍神様のことを思って誠実に向かい合おうとご決意されたのですね。

お三方ともそれぞれの壁を乗り越えたからこそ、素晴らしい縁を結ばれたこと。
それを目の当たりにできて、わたくし心から嬉しゅうございます。


297 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/08/16(Tue) 17:24
>>294(柚葉さん)

>ああ…良かった…。
>あの姉君様の封印されていた洞窟でお嬢様と私が生み出した『虹珠』が、
>妹君様の手に…。

姉君様の手から妹君様の手へしっかり渡されて、見つめ合うお二人の瞳の色も愛おし
さが確かに満ちている…。
本当に良かったです。

>あら、『虹珠』から出ずる光が新たな虹となり、先程の嵐で荒れ狂っていたに架け橋のように…。
>まるで、和解されたお二人を祝福するかのように…。

『虹珠』は、わたくしの魔の気と柚葉さんの『贄の血』がその基(もとい)。
わたしたちの町の皆の願いを託して生まれたもの。
お二人の和解はこの地の皆の喜びであることを、『虹珠』自らが教えてくれているの
でしょう。

とても嬉しい情景です。
これでわたくしたちの務めも達成されたのですね…。

長いような短いような、そして忘れられない旅となりました。
そして柚葉さんが語られた言葉の数々のお陰で、お二人の魂の遍歴の物語としてはっ
きりと感じ取ることができました。

『童心の章』、『飛龍の章』、『暗雲の章』、『齟齬の章』、『虹天の章』。
この絶妙の命名、この場限りにしておくのは惜しいですわ。
…ぜひ叙述し、形にして残したいです。
そして土地神様に献納したり、子どもたちに読み聞かせたり…。
と申しましても、わたくしの書く文章だけでは…。

そうですわ、ここは画家のお嬢様のお力をお借りするのはどうかしら?
絵本にしていただけたなら、きっと素晴らしいものになることでしょう。
もちろん、ちゃんと文章を書いてしっかり推敲してからお考えいただくべきかと思い
ますけれど。

>神使様、お風呂の準備が出来ております。

「ありがとうございます。
 それでは牛頭天王様をご案内させていただきます。
 はい、なんでしょうか、天王様?
 『姉妹龍神はわたしよりも疲れているから二人を優先で』と?」
 …ああ、はいはい、天王様も姉妹龍神のお二方も、ここで入浴の順番で揉めないで
 ください。
 後がつかえてしまいますから。
 天王様が入られるなり、姉妹様が入られるなり、天王様と沙掲羅龍王様がお二人で
 入られるなり、浴場へ行かれて、早々に順番を決めてください。」

「ま、まだ夫婦(めおと)になっていないうちから一緒に入るなんて!
 妹として許さないわよ!」

>あ、お嬢様、善女龍王様、少々お待ち下さいませ。
>少しばかり、お時間を頂けますか?

なんでしょう、柚葉さん?
…あ、承知しました。
善女龍王様、しばしご猶予をお願いし奉ります。
いつでも「降雨の儀」ができますよう、準備してまいります。

(言葉にせずともわたくしには分かりました。)

…お母様、ついてこないでくださいね?

「おお、こわ…。分かってるわよぉ。」

(つづきます。)

298 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/08/16(Tue) 17:27
>>294(柚葉さん)(つづきです。)

(深い森の中、しんと静まり返った美しい湖畔に柚葉さんと共にまいりました。)

>お嬢様、姉妹神様の旅の同行、お疲れさまでした…。
>加えて最後の嵐の中、結界を張る上でかなりの御力を使われたと思います。

柚葉さんが見ていてくれる、そのことでいつも力をいただいていました。
ですけれど…、神々の力に抗するのはやはり疲れますね。
こうして深い緑の中、柚葉さんといるだけで癒されますけれど、でも…。

>そして人と魔と神との絆の証しとなる「降雨の儀」において、更に御力を消耗するのは明白…。

はい、今回の旅行は何と申しましても、降雨を達成できなければ終わることはできま
せん。
土地神様と町の皆さまの期待がわたくしの肩にかかっているのですから。
万全の体調で臨みたいと思います。

>今、ここに最も相応しい絆の証として私の『贄の血』を…。

(柚葉の体がわたくしに触れ、わたくしの身も心も侵していく、至福のとき…。)

ありがとう、柚葉、ようやく二人きりになれたのね。
とても有意義で、心満たされる旅ではあったけれど、あなたが居ないことの寂しさは
何物を以てしても埋めることはできない。
当たり前のことだけれど、あらためて思い知ったわ。

>風雨に曝された事により、アーチェロの体温もいつも以上に下がっているわ。
>結界で守っていたとはいえ、神々の嵐に晒されたのですもの。

風雨だけではないわ。
あなたが居ないときの心の穴、どうか満たして…。

>さあ、私達の『アカイイト』をもって、その身体に温もりを宿し、私を安心させて…。

ああ…、待ちわびたわ。
この瞳の温かさ、紡がれる言葉の優しさ、そしてこのうなじの芳しさ…。
さあ、わたくしにその身を任せなさい…。

(牙がゆっくりと柚葉のうなじに沈んでゆく。
 そうして感じるのだ、彼女の温もりを、魂を。
 そしてわたしは注ぐ、この身の内の切なさを、情愛を。
 ただただ一心に…。)


299 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/08/17(Wed) 19:35
(龍神の姉妹様の、事の結末を無事見届けました。)

>>296-297(アーチェロお嬢様)

>あら、柚葉さんをときめかせるなんて。

奥方様:「そういえば柚ちゃん、この娘ったら、貴女が牛頭君に熱い視線を送ってる時にね…」

(この後奥方様とお嬢様がお約束のやり取りをされて、
私もお嬢様に後で埋め合わせをせねばと思いました。(苦笑))

でも、伴侶となられる方と歩む筈だった時を阻まれようとも
決して妹君を責めようとはせず、只管時を待ち続けた…。

あの風雨の中、黙って見守る姿こそがそれを象徴しております。
それも、今度はお酒を断ち、只管己を律して…。

だからこそ、冷えたお身体を温めて下さいませ。
今度こそ、共に歩む姉君様と共に…。

>「ま、まだ夫婦(めおと)になっていないうちから一緒に入るなんて!
> 妹として許さないわよ!」

…まだまだ、前途多難かしら。(苦笑)
でも、今度は暫くの間はお三方の楽しい時が続きそうですね。
千切れた糸を、結び直して…。
そして失われた時を取り戻していかれる事でしょう。

>『童心の章』、『飛龍の章』、『暗雲の章』、『齟齬の章』、『虹天の章』。
>この絶妙の命名、この場限りにしておくのは惜しいですわ。

勿体ないお言葉、有難うございます。
そうですね。それでは是非とも画家のお嬢様の御力をお借りしたいものです。

では文章については、私達できちんと完成させましょう。
その上で思い描かれる光景を、描いて頂ければと思います。

個展や他のお仕事も抱えて多忙な中、私的なお願いではありますが
何卒宜しくお願い致します。(ぺこり)
その際は、「秋の味覚」をもってお礼をさせて頂きます。

>(言葉にせずともわたくしには分かりました。)

以心伝心…。
お嬢様と私の瞳が互いを映すだけで、その時をお互いが望んでいるのが伝わって参ります。
それこそが、見えない糸で結ばれている私達なのですから…。
それを実感するだけで、自然と胸が高鳴るのは私も同じです…。(微笑)


300 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/08/17(Wed) 20:03
>>272(アーチェロお嬢様)
>>298

>この瞳の温かさ、紡がれる言葉の優しさ、そしてこのうなじの芳しさ…。
>さあ、わたくしにその身を任せなさい…。

(やがて私のうなじから牙が離れ、少し身体を離すとアーチェロと私は互いの微笑を
その瞳に映す…。そして自然と優しく手を取り合い、再び私達を待つ皆の許へ…)

>(やがて静かに雨が降り、湖の青い水面が広がっていきました…。)

それでは妹君様、私達の街へこの夏に恵みの水を何卒お願い致します。
そして秋の収穫の時期にまた、ご挨拶に参ります。

あ…。お嬢様の齎した雨が止むと共に、再び『虹珠』から光が…。
何て綺麗な虹…。
これもまた、お嬢様と私達がお役目を終えた事に対する祝福なのですね。

あの鍾乳洞と内部を彩るレインボームーンストーン…。
そして再び巡り合えた龍神の姉妹様…。
全ては一つに、繋がっていたのですね。

あら?何やらここまでいい香りが…。
神使様が、私達が街の皆様よりお届けした品々を用いて宴の準備をされているようですね。

旅を終えたばかりだというのに、直ぐにまた主のために尽くす姿勢、
私も見習わなくては。
それではお嬢様、私、お手伝いに参ります。

お嬢さまは姉妹様の後に、露天風呂で疲れを癒して下さいませ。
龍神様とその神使様が利用される場所ですので、広くて立派な場所でしたよ。
では、ごゆっくり…。

(その後、賑やかで和やかな宴を終えた後に私達は家路に着きました。)

301 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/08/19(Fri) 08:26
>>299(柚葉さん)

>「そういえば柚ちゃん、この娘ったら、貴女が牛頭君に熱い視線を送ってる時にね…」

お母様、わたくしの悋気などというどうでもよろしいですわ。
ことわざに曰く「焼き餅焼くならきつね色」、自分のものならなおのこと自分で適度
に焼きますので、煽っていただかなくてけっこうでございます。

「餅は餅でも桜餅みたいにきれいに赤く仕上がっているわねぇ。
 いいじゃないのぉ、焼いたなら焼いたで柚子ちゃんにその分甘えちゃえばぁ。」

洞窟で覗き見した方に言われたくありません。
それに、牛頭天王様が凛々しい美丈夫でいらっしゃることは否定しませんわ。
柚葉さんとて異性のアイドルに惹かれることもございましょう。
それをいちいち拘ったりするのは心が狭いと申すものでしょう?

「姫様、頬が普段の二割増しくらい膨らんでいますよ。」

…長女ちゃん、とっても冷静な指摘ありがとう。

>でも、伴侶となられる方と歩む筈だった時を阻まれようとも
>決して妹君を責めようとはせず、只管時を待ち続けた…。

ご自身が他者からの信頼を得るのに長い時間を必要とされた方です。
姉妹同士が行き違いながら心を通わせていく大事さをよくご存じでいらっしゃったの
でしょう。
これからはご自身が、伴侶たる娑伽羅龍女様とも、義妹である善女龍王様とも、長い
時をかけて信頼を築いていかれることでしょうね。

>それも、今度はお酒を断ち、只管己を律して…。

孤独の中にあって、お酒は牛頭天王様の大切な友達だったことでしょう。
悪疫調伏の神として立ち直られてからも、酒量は減らされても手放されることはあり
ませんでした。
けれど縁談があった時点できっぱりと酒を断たれた…。縁の重みを考えられたがゆえ
に、逃げ場を自ら捨てられたのだと思います。
牛頭天王様の本気が姉妹龍神様にも伝わったこと、それもまたお二方がそれぞれの新
たな道へと踏み出される力になったのでしょうね…。

>…まだまだ、前途多難かしら。(苦笑)
>でも、今度は暫くの間はお三方の楽しい時が続きそうですね。

ご自身らで選ばれた素敵な関係です。
どんな形で絆を強めていかれるか、できたらまた拝させていただきたいですわ。

>勿体ないお言葉、有難うございます。
>そうですね。それでは是非とも画家のお嬢様の御力をお借りしたいものです。

ええ、この旅が素晴らしい形で幕を閉じられたのも、お嬢様の描いてくださった絵が
あったればこそですわ。
この旅をこれから多くの人にも追体験していただくには、ぜひともお嬢様のご助力を
いただきたいですね。

>個展や他のお仕事も抱えて多忙な中、私的なお願いではありますが
>何卒宜しくお願い致します。(ぺこり)

「わたし…すごく嬉しい…。
 わたしの絵が、龍神様たちが幸せになるお手伝いをできたこと…。」

>その際は、「秋の味覚」をもってお礼をさせて頂きます。

「栗ご飯、さんまの塩焼き、芋煮…。(じゅるり)
 絵本描くの、最優先事項…。」

「あー、わたしもたくさんの人に見せたくなったなー。
 『吸血姫さん、龍姫姉妹さんの仲直りのために頑張る』。
 うん、人形劇でやろうよー、ねえ、お母さん。」

「朱瑠?なに、人形劇って?」

「だからー、わたしたちの髪の毛で人形を動かすのー。
 自由自在に動かせるこの髪ならたくさんの人形を操るのもお手の物だし―。」

「あちゃー、まぁたこの子のパフォーマー魂に火がついちゃったか…。
 でもまあ、旦那さんの牛頭天王様の良い男っぷりを見せるのは、わたしもやってみ
 たいねえ。」

あらあら…、朱乃さんも乗り気でいらっしゃいますね。
これはさらに姉妹龍神様の伝説が世の中に広められていきそうですね。

…ん?
『吸血姫さん、龍姫姉妹さんの仲直りのために頑張る』?
ってよく考えたら、それって、わたくしも登場するんですか!?
それは要らないのでは…?

「えー?
 だって、最後の龍姫姉妹さんの喧嘩のシーン、アーチェロさんが出てこないと、じゃ
 ないですかー。」

そんな…。
ああ〜、わたくしが目立ったって誰得なんですか〜。

(わたくしは頭を抱えてしまいます。)


302 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/08/19(Fri) 11:50
>>300(柚葉さん)

>(やがて私のうなじから牙が離れ、少し身体を離すとアーチェロと私は互いの微笑を
>その瞳に映す…。そして自然と優しく手を取り合い、再び私達を待つ皆の許へ…)

柚葉、わたくしの瞳があなたしか映らない。
あなたの瞳も、そうよ、わたくしだけ映していなさい。
牛頭天王がどんなに凛々しくお美しくあろうとも、あなたにはわたくしだけいれば良
いのよ?そうではなくて?

そうよ、わたくしは愚か。
わたくしの心は姉龍を独り占めしようとした妹龍の独占欲へと傾いてしまう。

そんなわたくしを許せるのなら、どうかもう少し、このままでいさせて。
わたくしたちが、あなたを愛する多くの人たちの許に戻るまで。
あなたがまた彼らに微笑みかけるのを静かに見ていられる、そんな自分に戻れるまで。

(そしてわたくしたちは皆さまのところに戻り「降雨の儀」に取り掛かります。)

>それでは妹君様、私達の街へこの夏に恵みの水を何卒お願い致します。
>そして秋の収穫の時期にまた、ご挨拶に参ります。

「ええ、ありがとう。
 人と魔と神とが集いしこの場で降らせてもらったこの雨を護り、さらに澄ませて皆
 に送り届けるわ。
 そうして得られた収穫がまたわたしのところにもたらされる。嬉しいことだわ。
 その日を楽しみにしているわね。
 今のこの喜び…、どうやら『虹珠』も感じているようだわ。」

>あ…。お嬢様の齎した雨が止むと共に、再び『虹珠』から光が…。
>何て綺麗な虹…。
>これもまた、お嬢様と私達がお役目を終えた事に対する祝福なのですね。

はい、本当にきれい…。
わたくしたち皆の祈りが一つになって世界がそれに応えてくれた、そう思えて胸が震
えます。
帰りましたら町の皆様にもお知らせしたいですわ。

>あら?何やらここまでいい香りが…。
>神使様が、私達が街の皆様よりお届けした品々を用いて宴の準備をされているようですね。

まあ、香りに気づいたら急にお腹がすいてまいりました。
町の皆様からいただいて神様に捧げられた供物をいただく、「直会(なおらい)」と呼
ばれる大切な催しですね。
神人共食(しんじんきょうしょく)」といわれ、神様の力が宿った食事をいただくこ
とでわたくしたちは神様の恩恵を授かる、という大変ありがたい宴。
今回の旅の総仕上げ、皆で祝わせていただきましょう。

>お嬢さまは姉妹様の後に、露天風呂で疲れを癒して下さいませ。

「あの、そのことですが、我が主(あるじ)が皆様全員を歓待したくご入浴の準備を
 これから整えます。」

まあ、それはありがたいですが、ではわたくしもお手伝いしても?

「いえ、これは主にしかできないことなのです。
 その様子、ご興味がある方は、これからご覧になりますか?」

善女龍王様にしかできない?
それは拝見したいですね。

(つづきます。)

303 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/08/19(Fri) 11:52
>>300(柚葉さん)(つづきです。)

(わたくし他希望者が神使様に案内されて露天風呂にまいりますと、既に妹君様が来
 ておられました。)

まあ、これは我が家のお風呂以上に広々として眺望絶佳、素敵な露天風呂ですね。

「『広々』ですって?
 あのね、わたしは龍なの。この程度の広さでは本性を出したとき体を伸ばしてくつ
 ろぐにはとても足りないわ。」

妹君様、露天風呂に、いえ、目の前の眺望に向けて手を伸ばされて、何か詠唱されて
いますが…。

!!
こ、これは、そこここの岩場から湯気の立ち昇る水流が湧いて出て、どんどん増えて、
お湯が一面を覆っていきます。
あの絵の中(>>268)で、姉君様が濁流を起こして一面を水で沈めたときのような勢
い、されど湧いてくるのは澄んだお湯。

…湧き出るお湯は治まってきましたが。
はああ…、これはまたなんともすごいです。
ネットで見た、草津温泉最大級といわれる露天温泉「西の河原露天風呂」をも凌ぐ広
大な温泉、それもまるで日本庭園の池泉のように自然色豊かで、木々に囲まれ、岩が
あちこちに配されて、まさに絶景…。

「お見事です、我が主。
 ああ、ちょうどあの向こうの大岩が良い仕切りになりますね。
 あの岩から向こうで、姉君様と牛頭天王様が二人きりで入浴を楽しめますよ。」

「くっ…。
 あんたのその気の利くところ、ときどきとても憎たらしいわ…。

 あ〜、そういうことだから、みんな好きに温泉に入ってくれていいわよ。
 わたしも入るから。」

(そうしてわたくしたちは露天風呂で思い切りくつろがせていただき、宴を大いに楽
 しんだ後で家路に着いたのでした。)


304 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/08/26(Fri) 13:05
なんか天気が不安定だなぁ。

305 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/08/26(Fri) 16:29
>>304

いらっしゃいませ、お客様。
ハッキリしない蒸し暑い天気ですね。8月も間もなく終わりですが暑さはまだ続きま
すからお体を大切になさってください。塩レモン甘酒を作ってみました。どうぞお体
を潤してくださいませ。
本日これから地元の皆様のご希望により裏庭の鍾乳洞巡りを行いますので、ご一緒に
涼みに来られませんか?中はヒンヤリして、納涼これに勝るもの無しかと存じます。
そして鍾乳洞を守護される龍神様のお友だちが今夜来られる予定です。その方がごあ
いさつ代わりに雨を降らせて熱気を払ってくださるそうなのですよ。お客様が鍾乳洞
を一巡りして外に出る頃には天然の打ち水により程良く涼しくなっていることでしょ
う。
きっと夜空も冴え冴えと晴れわたり、夏の大三角や秋の四辺形も美しく輝いているの
が見えるかと思いますわ。


306 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/08/27(Sat) 20:54
>>304

ええ、特にこの時期は夕立が家事に携わる者にとって不安要素なんです。
折角の洗濯物が濡れてしまったら大変ですので、
今の時期は特に天気予報には気を付けています。

それから夕方のお買い物の際も、夕立には注意ですね。
雨だけならまだいいのですけれど、雷となると危険ですからね。

つい先日は、商店街のお買い物の際に突然の雷雨に見舞われてしまったんです。
たまたま近くに、御贔屓の銭湯がありましたのでその際は助かりました。
もしお客様も遭遇された際には、近くに建物があれば速やかに避難を…。

その後少し帰りが遅くなるとお嬢様に連絡したところ、
雨が止んだタイミングを見計らってお嬢様と屋敷の皆が迎えに来て下さいました。

そして皆で温まって外に出る頃には、外は一面の星空となっていました。
夏の大三角や秋の四辺形を見ながら、楽しい家路となりました。

お客様も急な天気の変化、そしてそれらに伴う気温の変化には気を付けて下さいませ。
もしよろしければ、塩レモン甘酒のお代わりをお持ち致します。

307 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/08/28(Sun) 09:19
>>306(柚葉さん)

(横から失礼いたします。)

柚葉さんがお買い物で出かけているときに雷雨があって心配でしたが連絡をいただけ
てホッといたしました。
そして雨が止んだときにお迎えにまいりました銭湯では、みなでほっこりと命の洗濯
をさせていただけました。柚葉さんの体も温まったようで安心いたしましたわ。
番台のお姉さんのおっしゃるところでは、先日の雨でダムが満水になってからこちら
の給水される水で沸かしたお湯はお客様からも「心地良くて元気が出る」と好評だそ
うです。それを伺っていっそう身も心も休まりましたわ。
安らいで銭湯を出て見上げた風呂上がりの夜空は、とても美しくて輝いて見えました。


308 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/08/30(Tue) 22:26
>>305
>>307(アーチェロお嬢様)

敷地内の鍾乳洞巡りも、季節の恒例の行事となりそうですね。
そして今年の夏、新たに絆を結んだ龍神の姉妹様には町の皆様と共に
今後ともお世話になる事でしょう。

そういえば町内会長さんからの回覧板によると、
この鍾乳洞の主様を通じて恵みの雨を頂いた事に感謝し、
街の皆で鍾乳洞に小さな祠を立てるための有志を募りたいとの事です。

微力ながら、私も協力させて頂く所存です。

>そして雨が止んだときにお迎えにまいりました銭湯では

雷雨は突然の事でしたので如何ともし難いのですが、
やはりあのような状況はどこか心細かったのですよ。
…お嬢様が迎えに来て下さった時、本当に安心感を覚えました。
そして一緒に身も心も温まった事で、全ての不安が雲散霧消しました。

>番台のお姉さんのおっしゃるところでは

はい、私も身体の癒しだけでなく微力ながらも内に秘めた霊力までも
高まっていく心地でした。
お嬢様も、そして街の皆様も癒しの効果を感じておられたのですね。

今年の夏の思い出のひと時が、龍神様と街の皆様の絆を深める切っ掛けとなった事は
本当に嬉しく思います。
この夏を終えて、収穫の時期がまた楽しみですね。

309 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/08/31(Wed) 07:13
>>308(柚葉さん)

>敷地内の鍾乳洞巡りも、季節の恒例の行事となりそうですね。

はい、この季節の納涼の場として地域の皆様方から大変好評でしたものね。
それにただ涼むだけではなくて、日ごろ心に溜められた澱(おり)が洗い流されるか
のように感じる方が多いようです。
鍾乳洞に入って最初のうちは涼しさにはしゃいでいる方もいらっしゃいますが、中を
巡って、ヒカリゴケに照らされた美しい光景に見入り、瑠璃の湖(うみ)の神々しさ
に言葉もなく嘆息され、洞を出る頃には皆一様に安らいだお顔をなさっています。
これも龍神様が浄めてくださる洞の霊験なのでしょう。姉妹龍神様と町の皆様との絆
を目の当たりにする思いですわ。なんとなれば、あの湖は水脈を通じて妹君様のダム
湖より流れる川ともつながっておりますから。

>そういえば町内会長さんからの回覧板によると、

まあ!町の皆様からそのようなお声が上がるなんて本当になんて素晴らしい。主様へ
の感謝の想いが形になれば更なる深い絆が結ばれることでしょう。ぜひ実現を、立派
な祠を建てたいですわ。
え、三女ちゃん、タブレットを見ろ、とは何でしょう?
…まあ、ショッピングサイトに祠がこんなにいろいろ?こんなに数多くあるなんて、
やはり神様との縁を求める方がたくさんいらっしゃるのですね。数千円のものから数
百万円のものまで多種多彩。ですがどれも職人の方が丹精を込めて造られたものなの
でしょう。
ですが、せっかくですから鍾乳洞に建てる祠は材もしっかりしたものを選んで風雪に
も耐える立派なものにしたいです。商店街には神具を作って二百年余を数える老舗の
指物師のお店もございます。その方に思う存分腕を振るっていただければ、きっと素
晴らしいものが出来上がることでしょう。
わたくしもぜひ協力させていただきたいです。

>…お嬢様が迎えに来て下さった時、本当に安心感を覚えました。

遅くなってしまってごめんなさいね。雷雨になったとき焦ってすぐに飛び出そうとし
ましたが、次女ちゃんに引き戻されましたわ。
「ちょっと落ち着けって。お姉様は銭湯で雨宿りしているんだから。流水に弱い姫様
 がこんな土砂降りの中に出て行ったら、銭湯に着くころにはヘロヘロになって、か
 えってお姉さまを心配させるだろうが。」
と叱られてしまいました。
おかげで体力を消耗することなく、柚葉さんの安堵された顔を見られました。銭湯で
はみんなと一緒に気持ちよく温まることができましたわ。

そういえば、脱衣所で偶然お会いしたお颯様からは
「契約している農家にも、水が潤沢に使えるようになった、って喜ばれているよ。」
とおっしゃっていただいて嬉しかったですわ。

>はい、私も身体の癒しだけでなく微力ながらも内に秘めた霊力までも
>高まっていく心地でした。

まあ、柚葉さんにもそう感じていただけたなら、それこそあの姉妹龍神様の遍歴の旅
の結実でございましょう。こんなにうれしい結果が出たのですね…。

>今年の夏の思い出のひと時が、龍神様と街の皆様の絆を深める切っ掛けとなった事

>本当に嬉しく思います。

町の皆様方にとっても霊験あらたかであったこと、この夏の素晴らしい素敵な思い出
になりますわ。きっと収穫の時期にはまた皆様の感謝の気持ちに触れることができる
でしょう。その想いを姉妹龍神様に伝えるためにも立派な祠をお建て申し上げたいで
す。

…そうですわ、祠と言えばそこに安置するご神体も必要になりますわね。それを通じ
て人々の感謝の心がより確かに龍神様に届くでしょうから。お二人をかたどったご神
像、あるいは洞の中にあるレインボームーンストーンのうちの一つを使わせていただ
くとか。
ご神像でしたら…なんとなく
『それなら、この子に作ってもらえばいいじゃないのよぉ。』
『おなか、すいた…。』
という声をそのうちに聞くことになりそうな予感がいたします…。


310 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/09/01(Thu) 06:00
本日9月1日は防災の日。

311 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/09/01(Thu) 07:12
>>310

いらっしゃいませ、お客様。
朝晩は暑さも和らいでまいりましたね。このまま涼しくなってくれるとありがたいの
ですが。

はい、本日は防災の日。かつて関東大震災が起こった日にちなんで制定されたと伺っ
ております。またこの頃は二百十日にあたり台風への注意を喚起する意味もあるとか。
本日より二学期が始まりますので、わたくしの学校でも防災訓練が行われます。避難
訓練と初期消火訓練ですね。
夏休み中の登校日に本日のことを先生から通知されております。その際お友達が
「学校で火事があったらアーチェロが雨降らせてくれたら一発で消火できるじゃん」
と言ったので、わたくしも
「はい、そのときには全力で雨を降らせて皆さんのお守りしたいです」
と申したのですが、先生から
「災害というのはひとりひとりの普段の心構えができてないと適切な対処は出来ない
もんだぞ」
とたしなめられてしまいました。お恥ずかしい限りです。ですので、今日は率先して
消火訓練に取り組みたいと思っております。
また、この地域でも住民の皆様により防災訓練が行われる予定ですね。
それと心しておきたいのは毎年各戸に配布される「重要支援者マップ」ですわ。災害
時には何があってもこの人たちを守る、という高齢者、障がい者などの住所を載せた
名簿です。
そういうときこそ、翼を持ち膂力もあるわたくしのお役に立てるところですもの起こ
ってほしくないことですが万一の場合には全力で各家を飛び回る所存でございます。


312 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/09/01(Thu) 22:02
>>310

お客様、お茶のお代わりをどうぞ…。

この御屋敷でも、「防災の日」において恒例となっている行事は幾つかあります。
お屋敷は広いので、まずは避難ルートの確認。
防災バッグの中身の確認。

そして消火器、消火栓の場所の確認と使い方の講習。
生活空間においてはどうしても生活が優先となってしまいがちですので、
消火器や消火栓の周りに余計なものを置いていないかは常日頃チェックしています。

先輩のメイドさんがお嬢様の「安全」を守る立場にあられる事から、
生活空間における安全の確保にも余念がありません。

最後に、地震が起きたことを想定しての防災バッグを確保しての
お屋敷の外への避難で締め括りとなります。

そして地域の防災に関しても忘れてはいけませんね。
回覧板によると、次の町内会の会合で新たに「重要支援者マップ」が配布されるとの事です。
町内会の各班においては、町内会費の徴収やマップなどの配布は
重要支援者の日頃の様子を見守る上でも重要なお仕事の一つです。

やはり災害は起きてほしくはありませんが、そのような時こそ地域の皆様との繋がりは
大事な欠かせないものになります。

そのような時はきっとお嬢様ももてる御力の全てで頑張って下さるかと思いますが、
お嬢様に極力心配をお掛けせず、冷静に努めて支えるのが私達メイドの役割です。

313 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/09/02(Fri) 12:27
>>312(柚葉さん)

(横から失礼いたします。)

>この御屋敷でも、「防災の日」において恒例となっている行事は幾つかあります。

ごめんなさい、柚葉さん。わたくしって家のことは柚葉さんに任せきりね。
この家の主として家族の安全に責任を持たなければならない立場なのに。
でも柚葉さんが諸々全部取り仕切ってくれると安心してしまうの。
でも甘えてばかりではダメね。チェックしてくださっている避難ルート、防災バッグ、
消火器や消火栓、わたくしも自分で確認しておかないと。
レイナさんも柚葉さんがいてくださるから防災については柚葉さんに主導してもらっ
た上で情報を確実に共有するように心がけているようですね。
我が家の防災の要を務めてくださっている柚葉さんに、わたくしもレイナさんも本当
に感謝しています。

以前はわたくしこういったことに思いが至らなくて恥じ入ることもございました。
消防署の方がいらっしゃったことがありました。新任の若い女性の署員の方でとても
張り切っていらっしゃるのは見ていてわかりましたけれど。今柚葉さんが確認してく
ださっていること、ちゃんとできているか細々と質問してこられたのですけれどわた
くし明瞭に答えられなくて。あの時のことは思い出すたびに反省しきりです…。
ただ、その署員の方が
「今から全部わたしが直接確認させてもらいます。」
とおっしゃるので、普通そこまでしないのでは?と不審に思って伺ったところ、
「劇場などには、有資格者による消防設備の定期点検が義務付けられています。こち
 らのようなおばけ屋敷も同様です。」
とおっしゃられて。どうも近所のお子さんが「おばけ屋敷」と言っていたのを鵜呑み
にされたようで…。誤解だと知って真っ赤になって謝ってこられました。

我が家で気をつけておかなければならないことをもう一つだけ付け加えさせていただ
くなら神棚は確実にお守りせねば、ということかしら。
あそこは屋敷神様の御座所で、あの場所があってこそ屋敷神様が神力を蓄え、屋敷を
守護していただけるのですから。

>そのような時はきっとお嬢様ももてる御力の全てで頑張って下さるかと思いますが、
>お嬢様に極力心配をお掛けせず、冷静に努めて支えるのが私達メイドの役割です。

はい、それはもちろん万が一のときは地域の皆様のために全力で力を尽くさせてもらいます。
柚葉さんにこうして常日頃から準備をしていただいているのですもの、それに応える
のことこそわたくしの望みそのものですわ。


314 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/09/03(Sat) 12:08
>>313

>ごめんなさい、柚葉さん。わたくしって家のことは柚葉さんに任せきりね。

どうぞお気になさらず。私もお屋敷に関してはレイナさんを通じて教わった後、
家事に携わる者として話し合いを進めながら今に至っています。
こうして情報の共有が出来ていれば、いざという時に対処が出来ますので。

>消防署の方がいらっしゃったことが

いくら何でも、公共のアトラクションとしての施設には見えないのでは…。(汗)
ま、まあ、お仕事熱心なのは何よりです。
いずれにせよ広い家屋と木材が多く使われているだけに、
消火器や消火設備は必須ですね。

私も設備そのものに関しては素人ですので、この機会に消防署の方に
お話を伺うのがよろしいかと。
いざという時、設備に不良があれば大変ですので。

>我が家で気をつけておかなければならないことをもう一つだけ付け加えさせていただくなら
神棚は確実にお守りせねば、ということかしら。

(この後、防火、防災について一通りのことが終わった後、屋敷神様にご挨拶しました)

「うむ、良い心掛けじゃ。これからもよろしく頼むぞ。
じゃが、儂にも気がかりな事がある。それは羽藤、そなたの事じゃ。」

え…?私、ですか…?

「そなたの献身の心は立派なものとして認めておるが、天災、人災の渦中となれば
それが己が身に災いとなりかねん。
いざとなればそなたの主と下僕は飛んで逃げる事も可能じゃが、そなたにはそれが出来ぬからの。
万が一の事あらば、己が身を最優先に真っ先に逃げよ。
神棚や屋敷が多少壊れたとて、儂は滅びはせぬ。
後でいくらでも直せる。
じゃが、お主の命は失われたら二度と取り戻せぬからの。」

(黙って屋敷神様の言葉に聞き入っています)

「良いか?例えばお主を慕う蝙蝠の姉妹の姿が見当たらぬからと
助けに入るなどの無茶は絶対に許さぬ。
儂とそなたの主の力をもってすれば、どうとでもなる。
無事に外へ送り出してやるわい。
お主はお主の心配だけをしていればよい。
互いに後で無事に再会出来る事を信じて、脇目も振らず外へ逃げるのじゃ。」

その通りですね…。
どうあれこの屋敷の中で一番脆いのは他でもない私…。
私が命の危機に晒されて、お嬢様やレイナさん、三姉妹さんを巻き込んでしまえば
それこそ本末転倒です。
くれぐれも、肝に銘じておきます…。

それでも、万が一の時に皆と御屋敷を守って頂くためにも屋敷神様の神棚は
大切にさせて頂きます。
神棚の周辺の耐火、耐震についてお嬢様ともまた話し合いを…。

315 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/09/04(Sun) 20:52
>>314(柚葉さん)

>どうぞお気になさらず。私もお屋敷に関してはレイナさんを通じて教わった後、
>家事に携わる者として話し合いを進めながら今に至っています。

やはり柚葉さんはお優しい、だからついつい甘えてしまうわたくしです。
けれど屋敷の主として家人の安全を護るのも務めと申すもの。
わたくしも情報を共有させてくださいませ。

>いくら何でも、公共のアトラクションとしての施設には見えないのでは…。(汗)

消防学校を卒業してこの町の消防署に配属されて間もない方でとても気負っていらっ
しゃったようですわ。まだ18歳、見るからに若々しく使命感に燃えていらっしゃい
ましたが、それだけに恥じ入る姿が気の毒なほどで。
「わたくしたちの安全のために日夜ありがとうございます。」
とお礼を申したら、少し元気が戻っていらしたようです。
今回のことでめげることなくこれからも民間との交流を大切にしていただきたいです
ね。

>私も設備そのものに関しては素人ですので、この機会に消防署の方に
>お話を伺うのがよろしいかと。

あの署員様を頼りにさせていただきましょう。柚葉さんにもお名前をお教えしておき
ますね。火浦鎮紅(しずく)とおっしゃるそうです。

(屋敷神様のお話を柚葉さん、レイナさん、三姉妹と共に拝聴いたしています。)

>そなたの献身の心は立派なものとして認めておるが、天災、人災の渦中となれば
それが己が身に災いとなりかねん。
>いざとなればそなたの主と下僕は飛んで逃げる事も可能じゃが、そなたにはそれが出来ぬからの。
>万が一の事あらば、己が身を最優先に真っ先に逃げよ。

ええ、まったくおっしゃるとおりですわ。
何より人命が優先でございます。
柚葉さんにはぜひ屋敷神様のおっしゃるとおりにしていただかなければ。
…あら、どうしたのかしら、長女ちゃん、わたくしのこと…睨んでいるの?

(つづきます。)

316 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/09/04(Sun) 20:56
>>314(柚葉さん)(つづきです。)

「姫様、本当に分かっていらっしゃらないのですか?
 屋敷神様がああおっしゃっているのは、姫様が『神棚は確実にお守りせねば』なん
 ておっしゃるから、お姉さまがそれに縛られていざというときに神棚のために無茶
 をすることを心配されているからとは思いませんか?」

…え?そ、そんな、まさか!?
わたくしが柚葉さんご自身の身を蔑ろにして神棚を守れと命じたと、そういうの?そ
んなバカなことを言うわけが無いでしょう!?
柚葉さんの命を軽んじたりするようなわたくしだと思って!?

「姫様にそう言うつもりが無いことは分かっています。ですけれど、不用意な言葉で
 あったことは否定できませんよ?
 自分がお姉さまを大切にしている、とその感情に胡坐をかいてはいらっしゃいませ
 んか?」

「姉さんの言い方もちょっときついと思うけど、まあわたしもちょっとなあ、って思
 うよ、姫様?」

…。
…そうね、そのとおりだわ。わたくし、いつの間にか傲慢になっていたようだわ。
わたくし、神棚はわたくし自身が守るものと思っていた、いえ、思っているつもりだ
ったけれど、その責務への気持ちをちゃんとわきまえていなかったのね。だから柚葉
さんにあんなことを話してしまった…。
わたくし、本当に恥ずかしいことを言ってしまったのね。

「…。」

…三女ちゃん、あなたも何か言いたげだけれど、何かあるなら言ってくれるかしら?

「姫様、『ランプトンは語る』を覚えてる?」

「ランプトンは語る」?…それはたしか以前読んだ英国の吸血鬼・ポーツネルの一族
 について日本の萩尾望都先生が記された「ポーの一族」のうちの一話だったかしら?
 「ランプトンは語る」…、あ!

「そう、あの話の中で登場人物の一人が火事の中で一枚の絵を持ち出そうとしたばか
 りに逃げ遅れて命を落とした…。
 姫様は放火した同族の方のことをひどく憤慨していたけれど。」

そうだったわ。わたくしの同族がなんて無情なことをするのだ、と怒って、犠牲にな
った方のことが本当にお気の毒で…。避難を優先していてくれれば、と悲しくて。
なのに、今まで忘れていたわ。命を最優先にと思うなら、すぐに思い出すべきだった
のに。
三女ちゃん、教えてくれてどうもありがとう…。

(わたくしの不用意な一言で柚葉さんが窮地に、だなんて、そんなことになったら、
 わたくしの命一つで償えるものでは無い。いいえ、何を以てしても償えるわけがな
 い。わたくしは本当に愚かだわ。)

>どうあれこの屋敷の中で一番脆いのは他でもない私…。
>私が命の危機に晒されて、お嬢様やレイナさん、三姉妹さんを巻き込んでしまえば
>それこそ本末転倒です。

柚葉さん、本当にごめんなさい。わたくしの想いはただただあなたが無事でいてくだ
さることです。どうかそのことを忘れないで。わたくしに全力であなたを護らせて。

>それでも、万が一の時に皆と御屋敷を守って頂くためにも屋敷神様の神棚は
>大切にさせて頂きます。
>神棚の周辺の耐火、耐震についてお嬢様ともまた話し合いを…。

屋敷神様、わたくしの不心得を教えて下さり、本当にありがとうございます。
愚かなわたくしですがこれからも精進を重ねてまいります。あなた様の御座所も、日
常におきましては柚葉さんと共に護ってまいりますが、万一の場合はこの身を以てわ
たくしが。この屋敷もわたくしが護ります。
そしてこれからの日々も、なにとぞわたくしをお導きくださいませ…。


317 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/09/04(Sun) 21:05
補足させていただきます。
上の会話の中で話された「ランプトンは語る」につきましては、ウィキペディアでも
一項が設けられております。
「ポーの一族」を未読でこの話にご興味がある方のご参考になるかと存じます。

318 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/09/05(Mon) 22:30
>>316-317(アーチェロお嬢様)

>あの署員様を頼りにさせていただきましょう。

はい、近々連絡を取らせて頂くか、または大学やお出かけの帰りに消防署に赴き
防火設備、消火設備について相談させて頂きます。

どうあれ、このお屋敷はやはり普通の住宅とは扱いが異なる部分も多いかと存じます。
安全を考える上で、知識を仕入れる良い機会となりそうですね。

>…そうね、そのとおりだわ。わたくし、いつの間にか傲慢になっていたようだわ。

ああっ、お嬢様、そのようにご自身を責めないで下さいませ。
お嬢様の気持ちは、私が誰よりも理解しているつもりですから。

ですが、屋敷神様の御言葉は私だけでなくお嬢様にも向けられたものである事は
間違いありません。
屋敷の主として責任感が強すぎる程に強いお嬢様と、
緊急の事態となるとどうしても感情の赴くままに動きがちな私…。

災害が訪れた時、自身の立場を理解した上で
命を守るためにどのように行動するべきか今一度考えた上で
肝に銘じておかねばなりませんね。

・一番弱い私(柚葉)は、避難ルートを通じて真っ先に脱出すること。
(ヒーリングが使えるので、安全な場所なら応急処置が出来るから)

・三姉妹さんも我が身を最優先で脱出すること。
いざとなれば蝙蝠に戻って飛んで逃げること。
(脱出の際、超音波による連絡を忘れないこと)

・お嬢様の安全はボディーガードであるレイナさんに任せること。
私(柚葉)は非力なので、怪我をして足手纏いになる可能性があるから
絶対に下手なことはしない。

・大切なものがあるからと、絶対に取りに戻らないこと。
(持ち出しは防災バッグのみ)

これらの取り決めを、簡潔にまとめて貼り付けておきましょう…。

>万一の場合はこの身を以てわたくしが。この屋敷もわたくしが護ります。

お嬢様、お気持ちは痛いほど分かりますが、また屋敷神様から
「災害の時には、我が身の安全と脱出が最優先と言っとるじゃろうが。」
と怒られますよ。(汗)

御座所や神棚を守るための備えは普段の生活の中から怠らぬようにして、
万が一の時は脱出あるのみです。(懇願)
無事であればこそ、災害に見舞われてもまたやり直しがきくのですから。

>「ランプトンは語る」

1975年の作品なのですか…。
フラワーコミックスは本当に由緒ある漫画なのですね。

漫画以外にもCDドラマになっている他、
電子書籍も数種類あるようですね。

それにしても、2000年代になってから新たにCDドラマとして作られるとは
名作として語り継がれてきた作品だと実感します。

319 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/09/06(Tue) 11:09
>>318(柚葉さん)

>はい、近々連絡を取らせて頂くか、または大学やお出かけの帰りに消防署に赴き
>防火設備、消火設備について相談させて頂きます。

なんだかまた柚葉さんのお仕事が増えてしまうこととなって申し訳ありません。
でも専門家の方のお話を聞くのはとても大事だわ。わたくしもご一緒させていただき
たいので、その際はぜひよろしくお願いしますね。

>どうあれ、このお屋敷はやはり普通の住宅とは扱いが異なる部分も多いかと存じます。
>安全を考える上で、知識を仕入れる良い機会となりそうですね。

そうですね、ここは古い武家屋敷。家屋はとても大きいし蔵の中にはまだたくさん確
認していない品々が眠っています。中には扇風機様のように付喪神と化した品も多く
在りましょう。それらが灰燼に帰してしまうことが無いように対策が必要でしょうね。
貴重な品もあるかもしれません。少しずつ所蔵品を確認して場合によっては博物館に
寄贈か貸与することも考えたいですわ。

>ああっ、お嬢様、そのようにご自身を責めないで下さいませ。
>お嬢様の気持ちは、私が誰よりも理解しているつもりですから。

ありがとうございます、柚葉さん。
頭を下げるだけでは柚葉さんを困らせるだけですね。もう一度防災対策で自分がなす
べきことをきちんと考えてまいります。

>屋敷の主として責任感が強すぎる程に強いお嬢様と、
>緊急の事態となるとどうしても感情の赴くままに動きがちな私…。

ごめんなさい、わたくしは能天気の昼行燈ですから、変に思い詰めるとまた極端から
極端に振れてしまいそう。一歩立ち止まって落ち着いてどこで責任を負うか考えない
といけませんね。
そしてどこまでも家族みんなを想ってくださる柚葉さんの感情に負担をかけないよう、
わたくしこそ自分を律してまいらないと。先だってのダム湖でも後先考えなかったば
かりに心配をかけてしまいましたからね( >>258 )。(汗)

>災害が訪れた時、自身の立場を理解した上で
>命を守るためにどのように行動するべきか今一度考えた上で
>肝に銘じておかねばなりませんね。

具体的に役割分担をはっきりさせていただくと、いざというときの対処も迅速にでき
そうです。心強いですわ。
この取り決め、毎日見て復唱させてもらいますね。

>お嬢様、お気持ちは痛いほど分かりますが、また屋敷神様から
>「災害の時には、我が身の安全と脱出が最優先と言っとるじゃろうが。」
>と怒られますよ。(汗)

ご、ごめんなさい。わたくしったら言ってるそばから…。(汗々)
でもそうですわね、わたくしにできることといったら…。
脱出しましたら真っ先に「元素支配」の魔法で、ダム湖でそうしたように雨を降らせ
ましょうか…、以前オーストラリアで山火事が大雨で収束した、とニュースで報じて
いましたし。いっそ京都旅行でやった如く雪を降らせれば良いかしらね?
いずれにしても素人が考えているだけではダメよね。柚葉さんと一緒に消防署に行っ
たときに伺ってみますわ。

>>「ランプトンは語る」
>漫画以外にもCDドラマになっている他、
>電子書籍も数種類あるようですね。

CDドラマのことは存じませんでしたわ。「ポーの一族」の中には昔放送されたラジオ
ドラマがyoutubeで聞けるエピソードもありますけれど、残念ながら「ランプトンは
語る」は入っておりません。CDドラマは聞いてみたいですが、あの落命された方の
声を聞くのはつらいので、手を出すのはためらってしまいます…。
原作漫画は今世紀に入ってからも新作が新たに発表されています。多くの方が今なお
エドガー・ポーツネル様をはじめとする英国の吸血鬼の物語に魅了されているのです
ね。
わたくしはあの一族とは親交がありませんので、描き続けてくださる萩尾先生には感
謝しておりますわ。
そういえば、今期のアニメでも七草ナズナ様をはじめ現代の日本でご健在の同族の方
たちが活写されていて人間との交流が見られるのがとても嬉しいです。


320 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/09/06(Tue) 11:45
食欲の秋とは言うけど食べ過ぎには気を付けないと。

321 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/09/06(Tue) 15:46
>>320

いらっしゃいませ、お客様。
少し早いですが、月見団子を作りましたの。どうぞ召し上がれ。

気を付ける、とおっしゃいますとやはり肥満に気を付けよ、ということでしょうか?
その点につきましては考えておりますわ。
たくさん食べるならカロリーもたくさん消費すればよいのではないでしょうか。
この秋はこの地の農家はいずれも豊作が見込まれますゆえ、青果店のお嬢様のご紹介
で収穫体験をさせてもらうことにしているのですよ。
薩摩芋、林檎に葡萄、椎茸、それぞれ収穫のお手伝いをさせていただいた後、大いに
味わえるのです。働いた後の新鮮なお料理やフルーツの味、楽しみですわ。それに屋
敷の裏山では松茸狩りも予定しております。今年の出来はいかがかしら。
中でも期待しているのは、里芋です。町内会のみんなで芋掘りをして、その後は芋煮
会をするのですよ。ほくほくでとろりとした里芋はきっと絶品ですわ。
お客様もいずれかの収穫体験に参加されてはいかがですか?きっとこの上ない食欲の
秋を体験できることでしょう。


322 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/09/06(Tue) 23:10
キノコ狩りはやめた方が良い。毒茸とそうでない茸の区別をつけるのは専門家をもってしても困難だし新たに【カエンタケ】という得体の知れないものも出てきている。
このカエンタケは危険だ、見つけても無視しよう。

323 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/09/07(Wed) 06:43
>>322

お客様のご助言、しかと承りました。
わたくしイタリアの領地に生えているキノコを食べてお腹を壊して難儀した − メ
イド長に「人間なら死んでいました」と言われました − から、この際あらためて
気を付けますわ。
椎茸につきましては専門の業者の方が用意してくださった体験場で「ほだ木」に生え
たものを採取しますので安心でございますが。問題はうちの裏山に生える松茸ですね。
裏山にはいろいろなキノコが生えていますから、
実はわたくし、町内会での子ども自然観察会に引率として参加することになっており
ますの。裏山はうちの地所で自然林が広がっていますのでそこを利用していただくも
のですから「よかったら」と。
指導には市立博物館の学芸員の方が当たってくださいます。南方熊美(みなかた ゆ
うみ)という小さくて愛らしい方で…いえ、それはともかく。
その方から毒キノコの見分け方を聞かされました。「昔から毒キノコの見分け方が伝
えられているがどれもあてにはならない」と。
『縦に裂けるものは食べられる』『色の地味なものは毒キノコではない』『虫が食って
いるキノコは食べられる』等々いろいろあるけれど、全部間違いなのだそうですね。
そして「毒キノコは様々だから、一つ一つ特徴を覚えるしかない」と言われましたわ。
いかがですか、お客様も引率として自然観察会に参加なさいませんか。そして子ども
が不用意にキノコを採らないように − もちろん会の最初に南方様も子どもたちに
注意なさいますが − 見ていてくださるとありがたいです。

松茸につきましては他日南方様にご同道いただいて、アカマツの根元に生えているこ
れは絶対間違いなし、というものを確認してもらって採ることにしております。代わ
りに松茸尽くし料理を一緒に食していただきますわ。
よろしければお客様にもお裾分けさせていただきますよ?


324 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/09/08(Thu) 20:11
>>320

食べ過ぎによる、体重の増加を心配されているのですか?
『秋の味覚』とされているものは、基本的には身体に良いものが多いのですけどね。

ですが、暑い夏が終わって徐々に気温が下がり、次第に身体がカロリーを欲するのは必然。
体重の増加を防ぎたいのであれば適度な運動を、有酸素運動と無酸素運動の両方を
生活の中に取り入れると良いと思いますよ。

激しい運動でなくても構いません。
軽い運動でも、毎日続ける事が大事です。
「今日は疲れたから」「明日は忙しいから」と、やらないための言い訳を作ってしまうと
それはいつの間にか途絶えてしまいます。
『継続は力なり』ですね。

または、身体に良いものを摂り続ける事です。
ミニトマトやオリーブオイルは、体内の悪玉コレステロールを減らし
身体の調子を整えてくれます。
これらは朝食の時間には、和食か洋食かを問わず必ず出したり使うようにしております。

健康もダイエットも、一日にして成らずです。
良い習慣を、生活の中に取り入れてみては如何ですか?

>>322

そういえば地域のニュースで、『カエンタケ』に関する注意喚起が出ていたような…。(汗)
毒キノコといいますと御三家として『ドクツルタケ』「シロタマゴテングタケ』『タマゴテングタケ』
があるのを知っていますが、『カエンタケ』はこれらに匹敵するほど怖い毒キノコですね。

何しろ、触っただけで皮膚が炎症を起こしたりするのですから…。

お嬢様が引率をなさる『自然観察会』に関しては、あくまでも『観察』に留め、
子ども達が不用意にキノコを含めて植物を折ったり採ったりしないよう、
学芸員の南方さんと共に注意しながら行動するつもりです。

植物は手を出さなければ基本的には安全ですが、もう一つは動物、特に蛇(マムシ)には要注意ですね。
秋のアウトドアは楽しいものですが、危険は常に潜んでいます。
まだ暑いからと、当日は肌を露出する服装は避けるように伝えなければ。

お客様の助言も含めて、秋のアウトドアは十分注意した上で楽しみたいものですね。

325 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/09/08(Thu) 20:27
私たち、白いキノコ(ドクツルタケ)の妖精なの♪

アナタたちを天国へ、連れてってア・ゲ・ル♪

326 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/09/08(Thu) 20:48
>>325

…残念でしたね。
お嬢様と私の絆の証、『朱珠』は私に悪意をもって近づくあらゆる魔を寄せ付けないのです。
そればかりか、時としてそのように手痛い火傷を負う事になります。

元は植物だけあって、火にはとても弱いようですね。

自然界に存在する貴女方を、否定するつもりはありません。
ですが、そのように悪意をもって近づいてくるのであれば話は別です。

ふう…貴女方は、怒らせてはいけない御方の逆鱗に触れてしまったようですね…。
どうしてこのような愚行に及んだのかは分かりませんが、
最早悪戯でした、ごめんなさいでは済みそうも無いですね。

…さようなら。

327 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/09/08(Thu) 22:40
>>325

生きとし生けるものは本来善とも悪とも決めつけるべきではないと考える。
それぞれ何らかの意味を持ってその形を成しそれが他の生き物にとって害があったと
してもそれゆえに非難されるものでは無い。
たとえそれが命を奪う猛毒であっても。

だが、戯れに他の命を害するというのなら相応の報いを覚悟してもらわねばならぬ。
相手の命を尊ぶことを知らぬ者なら自分が尊ばれぬとしてもそれを甘受してもらわね
ばな。
ましてや、害しようとした相手がわたくしが愛する者であるならば、一片の情けをか
けることすらわたくしの誇りに懸けて峻拒させてもらおう。
そなたらのようなおぞましい者どもをわたくしの庭に跋扈させていたことのはわたく
しの不覚のいたすところだ。過ちはそなたらの存在の消滅を以て糺さねばならぬ。
妖精というか?その名を騙るな。この森にはわたくしやそなたらが襲った彼女が友誼
を結んだ妖精たちがいるのだ。
そなたらは堕ちた悪霊にすぎぬ。そして毒キノコとてすべてがそなたらの様に害意に
染まるわけではないことを知れ。そなたらは同族の毒キノコをすら貶めているのだ。
消えるがよい。

(わたくしは柚葉さんの朱珠が熱と光を放ち『妖精』を消し炭にするのをただ見てい
た。)


>>326(柚葉さん)

柚葉さん、柚葉さん!
(柚葉さんを思い切り抱きしめます。)

ああ、ご無事でしたのね!『朱珠』が、わたくしたちの珠があなたを護ってくれたの
ですね…、よかった、本当によかったです。
ごめんなさい、裏山にあんな悪霊の化身が生じていたなんて。それを見逃していただ
なんて本当に申し訳ありません。
毒キノコが生えていないか気になってはいたのですが、まさかあのようなものまで現
れるなんて、自然を甘く見ておりました。
恐い思いをさせてしまって…、自分が情けないです。
子どもたちの自然観察会もありますから、今度こそ森をしっかり巡回して子どもたち
を脅かす者がいないか、しっかり確かめなければ。

さあ、屋敷に戻りましょう。
今日は僭越ながらわたくしがお茶を淹れさせていただきます。どうか心をお安めにな
ってください…。


328 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/09/09(Fri) 00:06
>>327(アーチェロお嬢様)

今回も、お嬢様が与えて下さった『朱珠』が私を守ってくれました…。
本当に、有難うございます。

(お嬢様の背中に回した手に、力が篭ります)

清浄な気に覆われている筈のこの場所に、何故あのような悪霊がいたのかは
私には分かりませんが…。
でも、お嬢様と私の絆の証たる『朱珠』は、あのようなモノに負けはしないと
信じておりました。

それにしても此度の一件で、やはり自然の中には何が潜んでいるか分からないという
一つの教訓となりました。
『自然観察会』の日までに、あのようなモノがいないかしっかりと確かめておきましょう。

(この後は、お嬢様の淹れて下さったローズティーで心休まる一時を過ごしました。)

329 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/09/09(Fri) 07:38
>>328(柚葉さん)

(柚葉さんがわたくしの背中に回してくださった手の温かさが広がっていきます。)

ああ…、こうしてあなたの体温を感じられてようやく心が安堵してまいります。この
温かみを護れたこと、それがわたくしたちの朱珠の絆の力。あなたもわたくしを思っ
ていてくださればこそ。ありがとうございます…。

>清浄な気に覆われている筈のこの場所に、何故あのような悪霊がいたのかは
>私には分かりませんが…。

はい、無事に済んだこととは申せ、そのことが気になります。何か理由があるのなら
対策を立てたいものでございます。
とにかく今は柚葉さんに休んでいただくのが先決ですわ。

(屋敷に入りますと、玄関の奥の意外な人影が目に入りました。)

まあ、結城玲子先輩、お久しぶりでございます。
珍しいですね、こんな表の方にお出でになるのは。

『何かおどろおどろしい気を感じて、気になって出てきたのだけれど。
 恐いことになっていたのね。
 ごめんなさい、わたしの力では何もできなかったわ。』

そんな。お気になさらないでください。玲子先輩の御身に何かありましたら、わたく
しの方こそ申し訳ございませんわ。
本当に何があのような者たちを生じさせたのでしょう…。(溜め息)

『…それについては思い当たることが無いでもないの。確実というわけでは無いのだ
 けれど。』

え、そうなのですか?それはいったいどういうことなのでしょう?

『この一帯は自然豊かな土地だけれど、それでも最近土地の造成が盛んだわ。住宅や
 店舗の建設のためにかなりの土地が開発され、そこにあった自然が失われていくわ。
 人間にとっては必要なことでも、そこに棲む者たちはなすすべもなく棲みかを追わ
 れ、あるいは命を奪われる。
 そうして、中には人を恨む者も出てくるのではないかしら?わたしも幽霊だから、
 ふとそうした者たちの嘆きが悲しみ、ときには怨みを感じることがあるのよ…。』

今回の毒キノコの『妖精』もつまりは怨霊である、と?

『それは分からないわ。私は所詮ただの人間の幽霊だもの。知り得ることなんて限ら
 れているわ。
 でもね、そういう嘆いている魂があることは知っているから、その者たちをせめて
 少しでも慰めたいの。そうすれば、迷える魂はアーチェロさんの土地の変わること
 のない自然の中で穏やかでいられるのではないかしら。悪霊となってしまう前に。
 そこであなたたち二人の『朱珠』の力をほんの少しだけ貸してもらいたいのだけれ
 ど。』

『朱珠』の力をでございますか?それはどのような?

『わたしの『霊勘』が、これは霊たちのヒーリングに効くと訴えてくる、そんなピア
 ノ曲を奏でようと思うのだけれど、わたしの霊力だけでは大した力を発揮できない
 わ。
 でも『朱珠』の持つ力でなら増幅して森中に響かせることができるのではないかと
 思うの。
 どうかしら?もしかすると子どもたちの自然観察会のお役にも立てるかもしれない
 と思うのだけれど。』

そうですか…。玲子先輩のお心遣いに感謝いたします。
わたくしと柚葉さんの親愛の絆がある限り『朱珠』の力は強まりこそすれ弱まること
はございません。
わたくしとしては先輩のお力を借りたいと存じます。

『そう言ってもらえるとありがたいわ。
 一休みしたら、ピアノのあるお部屋に来てくれるかしら?
 そこであらためて相談させてもらうわ。』

わかりました、それでは後ほど…。

(その後お茶の後で、玲子先輩の選んだ曲 − 「凜若冰霜」 − の演奏を拝聴し
 て、わたくしと柚葉さんはあらためて先輩にお任せするかどうか相談したのでし
 た。)

(「凜若冰霜」に興味がおありの方はyoutubeにアップされていますので、よろしけれ
 ばご試聴くださいませ。)


330 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/09/09(Fri) 07:53
>>328(柚葉さん)

補足でございます。

>(その後お茶の後で、玲子先輩の選んだ曲 − 「凜若冰霜」 − の演奏を拝聴し
> て、わたくしと柚葉さんはあらためて先輩にお任せするかどうか相談したのでした。)

なんだか柚葉さんのレスを期待するようなニュアンスになってしまったかも知れませ
んが、もちろんそういうつもりではございません。
一言申し添えさせていただきます。


331 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/09/09(Fri) 09:07
>>328(柚葉さん)

さらに補足でございます。

>なんだか柚葉さんのレスを期待するようなニュアンスになってしまったかも知れませ
>んが、もちろんそういうつもりではございません。

これは、柚葉さんのレスを強いて促すかのようなニュアンスであることを懸念して、
それでは申し訳ない、そういうつもりでは決してないのです、とお伝えしたかったの
です。
どうも、自分の言わんとすることをお伝えするのが下手であれこれ後で考えてしまい
ます。
なんだか煩わしい申し様になってしまったかも知れませんね。
いろいろ失礼いたしました。

332 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/09/09(Fri) 21:46
>>330-331(アーチェロお嬢様)

お嬢様らしい、お気遣いですね。
どうぞ、何もお気になさらず。

お嬢様あっての、私ですもの。
お嬢様が広げて下さる世界に、何処までもついていきたい…。
それは、嘘偽りない私の本心ですわ。(微笑)

そして…今宵は新たなお客様がいらしているようですね。
早速、おもてなしの準備をしなければ。

>>329(アーチェロお嬢様)

>(屋敷に入りますと、玄関の奥の意外な人影が目に入りました。)

結城様、ようこそお越し下さいました…。
学校からお離れになり、お疲れになったでしょう?
よろしければ、私のヒーリングを…。

(そっと結城様の肩に、手をかざします)

お嬢様と触れ合う中で、私の霊力も少しずつ高まっているようです。
今の私でしたら、貴女様の現身(うつしみ)を形作る事も可能です。
…肌の温もりが確かなものとなり、無事顕現されましたね。

これならば、お茶を味わって頂く事も可能でしょう。
奥方様から頂いた、「ダマスクローズ」を準備させて頂きますわ。

>わたしも幽霊だから、ふとそうした者たちの嘆きが悲しみ、
>ときには怨みを感じることがあるのよ…。

まあ…それをわざわざ伝えるために、学校を離れてお屋敷まで…。
結城様のお心遣いに、感謝致します。

あの怨霊…あまりに弄ぶような態度で来られたものですから、
私も敵意を向けましたが、貴女様には背景が感じられたのですね。

そして嘆きの魂を慰めるために、結城様の演奏を…。
こちらこそ是非、お力をお借りしたく存じます…。

(一旦切ります)

333 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/09/09(Fri) 22:15
>>329(続きです)

>わたしの『霊勘』が、これは霊たちのヒーリングに効くと訴えてくる、そんなピア
>ノ曲を奏でようと思うのだけれど、

弄ぶかのような態度に、あの時は怒りと敵意を露わにしてしまいましたが…。
やはり気持ちの良いものではありませんね。
私も結城様の演奏に耳を傾けて、嘆きの魂の安寧を願いたく思います…。

では、こちらが私の『朱珠』となります。
そしてお嬢様の『朱珠』を…。

>その後お茶の後で、玲子先輩の選んだ曲 − 「凜若冰霜」 − の演奏を拝聴して、

綺麗なメロディだけでなく、少しずつ暖かな陽射しが差し込み、凍り付いたものが氷解していく…。
優しさと、温かさが伝わってくる演奏ですね。
嘆きの魂の安らぎを願うのに、相応しい曲だと思います…。

もう少しだけ、聴かせて頂けますか…?

334 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/09/10(Sat) 10:35
>>332-333(柚葉さん)

>お嬢様らしい、お気遣いですね。
>どうぞ、何もお気になさらず。

ありがとうございます。こちらこそ柚葉さんのお気遣いに感謝です。
達意の言葉遣いって難しいですが、これからも気を付けてまいります。

>お嬢様あっての、私ですもの。
>お嬢様が広げて下さる世界に、何処までもついていきたい…。
>それは、嘘偽りない私の本心ですわ。(微笑)

柚葉さんにそう言っていただいて、あらためてこの世界が輝いて見えてまいりますわ。
わたくしが体験し多くの想い出を作ってまいれたのは本当に柚葉さんのお陰です。も
ちろん大勢のお客様にもたくさんの嬉しい想い出をいただきましたけれど。
グリッタちゃんに出会えたのも柚葉さんの導きがあったからこそ。そして多くの方た
ちと触れ合い、母と言葉を交わし、ご母堂様とも巡り合えた、それらの多くもまた柚
葉さん無しではあり得ないことでした。
わたくしはここで柚葉さんに生かされてきた、と申しても過言ではございません。
どうかこれからもよろしくお願いいたしますね。

>結城様、ようこそお越し下さいました…。
>学校からお離れになり、お疲れになったでしょう?

『そうね、少し疲れたかしら。
 学校はわたしにとって一番思い入れの強い場所だから、わたしはあそこに居れば自
 分を保つことができるけれど、離れるごとに存在が薄まってしまうわ。
 だけど今日は何者かの邪な強い霊力を感じたから、居ても立っても居られなかった
 の。土地神様がいらっしゃるから外から来る悪意からは守られているけれど、中で
 生じた悪霊までは対処しきれないこともあるのでしょう。』

>よろしければ、私のヒーリングを…。

『あら、いいの?それならお願いするわ。
 …ああ、なんだか疲れが取れてきて気持ちいいわ。』

まあ、玲子先輩のお姿がだんだんとハッキリして…。

「あら、体に重みが加わっていくわ、実体を持てるだなんて久しぶりね、ありがと
 う。」

>これならば、お茶を味わって頂く事も可能でしょう。
>奥方様から頂いた、「ダマスクローズ」を準備させて頂きますわ。

「まあ、それは素敵だわ!お茶をいただけるだなんて。思い切って出てきてよかった
 わ。
 それも薔薇のお茶だなんて、なんて優雅なんでしょう。
 …これは生前一度も感じたことのない不思議な香りね。甘い、まるで蜜のように甘
 い香りだわ。」

>あの怨霊…あまりに弄ぶような態度で来られたものですから、
>私も敵意を向けましたが、貴女様には背景が感じられたのですね。

「わたしも幽霊になって初めて知ったわね。人間以外の生き物にも様々な深い感情が
 あり、それゆえに時に人との溝を産み人を傷つけることもあることに。
 それだけにそれを感じられるようになった今は、魂を慰める調べを奏でることが自
 分にできる精一杯のことだと思うの。」

>そして嘆きの魂を慰めるために、結城様の演奏を…。
>こちらこそ是非、お力をお借りしたく存じます…。

「二人とも賛成してくれて嬉しいわ。
 それでは試しに私の選んだ曲を聴いてもらえるかしら?ピアノをお借りするわね。」

(つづきます。)

335 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/09/10(Sat) 10:36
>>332-333(柚葉さん)(つづきです。)

>では、こちらが私の『朱珠』となります。
>そしてお嬢様の『朱珠』を…。

「どうもありがとう。大切な珠を少しの間お借りします。
 とても綺麗で優しい光を放つ珠なのね。手にするとほのかに温かくて心が安らかに
 なるわ。」

(柚葉さんと一緒に玲子先輩の奏でられる調べに耳を傾けます。)

>綺麗なメロディだけでなく、少しずつ暖かな陽射しが差し込み、凍り付いたものが氷解していく…。
>優しさと、温かさが伝わってくる演奏ですね。

はい、本当にそのとおりですわ。
悲しみに満ちた魂にも届いて優しく慰めてくれる、そう思います…。

>もう少しだけ、聴かせて頂けますか…?

「ええ、もちろんよ。
 わたしも良い曲に巡り合えて良かったと思っているわ。
 Youtubeにアップされたこの曲は『冬日暖陽』というアルバムに収録されていて、
 他の収録曲もたくさんアップされているようね。
 貴女たちが『これは』と思う曲があればそれも合わせて演奏させてもらうわ。」

(そうして玲子先輩が奏でられる美しい音色はわたくしたちの『朱珠』の力により、
 さらに広がっていきました。
 そしてあたり一帯が不思議と優しい色に包まれていくように見えました。
 美しい調べに耳を傾けながら祈ります。
 どうか多くの魂がこの曲で慰められますように…。)


336 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/09/10(Sat) 19:10
今日は十五夜。

337 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/09/10(Sat) 19:47
>>336

いらっしゃいませ、お客様。
はい、いよいよ秋の訪れを感じさせる催しが今宵幕を開けますね。
ああ、お空にかかる月のなんと心躍らせることでしょう。
わたくし夜のお月様を待つことができず、昼間のうちからお月見を、と申しましても
市立博物館のプラネタリウムも見てまいりました。本日のプログラムは十五夜の解説
をすると共に月にまつわる世界の伝説も色々聞けて楽しゅうございました。
ですがやはりメインイベントはこれからですね!
よろしければ今からわたくしと手に手を取ってお空の散歩と参りませんか?家々の屋
根を下にして見る月も乙なものですよ?

そして「食欲の秋」の最初のイベントも今宵から。日の沈む前に作っておきましたお
団子をいただくのですよ。それも我が家の星見台で。我が家の周囲は広く森におおわ
れ街の灯りに遮られずお月様を仰ぎ見ることができますゆえ、ごらんになっていかれ
てはいかがですか?既に町の方々も三々五々お集まりです。
また音楽の夜も用意しておりますわ。わが校の筝曲部の皆様に「筝曲 月の精霊」を、
そしてわが校のOGであり現在も管弦楽部の名誉部員でいらっしゃる幽霊の結城玲子
先輩にドビュッシー作曲のピアノ曲「月の光」を演奏していただくのです。
お時間が無いのでしたら、お家に帰られてからこれらの音楽をyoutubeでもお聴きに
なれば今宵十五夜をいっそう楽しめるかと思いますよ?


338 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/09/10(Sat) 20:20
満月を見ました。

339 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/09/10(Sat) 21:00
>>338

いらっしゃいませ、お客様。
星見台ではもう皆様が月を眺めておられます。天文部の方がいらしてくださって部活
用の天体望遠鏡の見方を教えてくださり子どもたちは興味津々です。我が家のガリレ
オ様お手製望遠鏡をご覧になる方にはわたくしから教えてさし上げているところなの
ですよ。順番待ちになりますが、よかったらいずれかの望遠鏡ものぞいてみてくださ
いませ。
そしてあちらの一角では画家のお嬢様がお月様の美しさに触発されて絵を描いておら
れます。アンリ・ルソーの「眠るジプシー女」をベースにした絵ですね。元の絵は砂
漠の上にぽっかり浮かんだ満月、砂漠には放浪のアフリカ系女性がマンドリンを傍ら
において眠りその傍にライオンが立つ、幻想的な絵ですけれど。
お嬢様はその後の光景、目覚めてマンドリンをつま弾く女性と聴き惚れるように寄り
添うライオンを描いていらっしゃいます。絵の中から音楽が聴こえてくるようで思わ
ず間近で見たくなりますわ。
ですがお気を付けを。今宵は森中の精霊が躍る満月の夜。絵にも強い霊力が備わりま
す。迂闊に近づきますと絵の中に閉じ込められて、音楽鑑賞を妨げられたライオンの
怒りを買って追い回されることもになりかねませんわ。


340 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/09/15(Thu) 12:46
>>336
>>338

いらっしゃいませ、お客様。
今宵は日頃からお世話になっている街の方々をお招きしての、
お月見の催し物の真っ最中です。

お屋敷自慢の星見台で、どうか思い思いの時間を過ごして下さいませ。

筝曲部の皆様の演奏…。
結城玲子様のピアノの調べ…。
あちらでは、幻想的な音楽と月夜の光景に皆が浸っております。

そして天文部の皆様の周りでは、ガリレオ様お手製望遠鏡の順番待ちをしながら
月と星空に興味津々の子どもたちが…。

更にあちらではお嬢様と次女さんと共に、十五夜のお空の散歩を待っております。
空中散歩は私の先輩のメイドさんがサポートをして下さいますから、
安全面にも抜かりはありません。

そして私は長女さんと三女さんと共に、お茶とお菓子とお月見団子で
皆様をおもてなし致します。

それにしても、随分涼しくはなったと思いますがまだまだ夜でも暑いものですね。
こういう時のために、お嬢様にも手伝って頂いて沢山のお月見団子を作っておいて正解でした。

皆様、お月見団子のパフェをご用意致しました。
すぐに各テーブルにお運びしますね。

それではお客様も、乗せたアイスが溶けない内に召し上がって下さいませ。

341 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/09/15(Thu) 22:01
>>340(柚葉さん)

(横から失礼いたします。)

>更にあちらではお嬢様と次女さんと共に、十五夜のお空の散歩を待っております。
>空中散歩は私の先輩のメイドさんがサポートをして下さいますから、
>安全面にも抜かりはありません。

彼女から「安全第一です」と強く言われていましたけれど、『風魔法陣』などという
術を使えるとは初耳でした。
風魔法で空間を円形に区切り、上から落下する物体があれば受け止め地上に転移させ
るという、文字通りのセーフティーネット。
渦巻く風が空間に幾何学模様の円を描く…、わたくしも知らない魔術ですけれど、常
日頃からわたくしたちを護衛してくれている彼女にはこのような秘技もあるのですね。
お蔭でわたくしも次女ちゃんも安心して皆様をお空にご案内できます。

>そして私は長女さんと三女さんと共に、お茶とお菓子とお月見団子で
>皆様をおもてなし致します。

ずらりと並んだ三方、その一つ一つの上に山と積まれたお団子が愛らしいですね。
たくさん作っていただいてお客様にもいきわたり皆さん美味しくいただていらっしゃ
います。
お颯様からいただいた旬の果物も三方に載せられて華を添えてくれているのも嬉しい
ですわ。和菓子屋のご主人が持ってきてくださった練りきりのウサギさんも傍でちょ
こんと佇んでいて、三方の上に秋が凝縮されているのがとてもステキ…。

>皆様、お月見団子のパフェをご用意致しました。
>すぐに各テーブルにお運びしますね。

涼しげなグラスに盛られたお団子は季節の変わり目を感じさせますね。
とろりとした糖蜜が少しだけお月様を隠すおぼろな雲のよう。そして白いお月様の中
に交じった黄色のお月様…これはカボチャを混ぜたお団子ね。
お月様も昇る高さによって淡く色づいたり白くなったり変化する、その様子を写した
ようで、とても風情がございます。
子どもたちも、地上のお月様をお口に運んで満足の笑み…そのぱあっと輝く顔もまた
満月のようで。
今宵はたくさんのお月様を堪能できる、まさに月見の夜ですわ。


342 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/09/16(Fri) 21:04
(緑色の怪人登場!)

ヘーイ!俺に会いたかったー!?
さあ、パーティーターイム!!!!!

343 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/09/16(Fri) 22:16
>>342

いらっしゃいませ、お客様。
お月見へのご参加歓迎いたしますわ。
ですが、大勢のお客様が既にお出でです、あまり大きな声を出されましては皆様を驚
かせてしまいますよ?
人間の姿を纏っていらっしゃいますが妖怪、幻獣の方でしょうね。屋敷を囲む森には
たくさんの方が棲み、あるいは旅の途中の休息の場とされています。あなた様にとっ
ても心地良い住まいとなるとよろしいのですけれど。
あなた様の正体は、緑のお肌、大きなお声から推察するに、マンドレイクの眷族でい
らっしゃるアルラウネの方とお見受けしましたが?ネット上ではしばしば可愛らしい
女の子として描かれていますが、あなたのような殿方もおいでなのですね。

あら…、幽霊の結城玲子先輩がピアノで「緑のワルツ」を奏でてくださっています。
あなた様を歓迎しての選曲ですわ。いかがでしょう、この出会いの記念にわたくしを
リードして踊ってくださいませんか?


344 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/09/17(Sat) 21:59
>>342

お疲れ様でした…。
お嬢様とのダンスに始まり、子どもたちを喜ばせるバルーンアート、
そして摩訶不思議な身体を生かしての様々なオーバーリアクションと
多彩なパフォーマンス…。

素敵なサプライズを、有難うございました。

でも、貴方様の意中の女性は素顔の素直で真面目な銀行員の貴方に
心惹かれたのですね。
人生に時には刺激も必要ですけれど、それは程々にして
素顔のままの誠実な人生を歩んで下さいませ。

それにしても、随分と可愛くてお利口なワンちゃんを飼っていらっしゃるんですね。
『ジャック・ラッセル・テリア』は実は飼育が難しいとお聞きしましたが、
ここまでの忠犬に育て上げるとは、貴方様の愛情の深さが窺えますね。

このワンちゃんがアクシデントで仮面を被ってしまい、半分ワニのようになってしまったのには
思わず笑ってしまいましたけど。(苦笑)

…もうちょっとだけ、一緒に遊ばせて頂いてもよろしいですか?(もふもふ♪)

345 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/09/19(Mon) 11:55
今日は敬老の日。

346 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/09/19(Mon) 16:09
>>345

申し訳ありません、お客様。
そろそろこのような日時の一言書きはやめて頂けませんか?

今までに何度も注意しておりますが、忘れた頃になると同じ事の繰り返しで、
正直困惑しております。

そもそも、今日が敬老の日とだけ申されましても
それだけではお客様が何を仰りたいのか分かりません。

加えて、この短期間に何度も繰り返されますと
従者である私の立場としては

「この方は、主をからかっているのでしょうか?」

という気分になり、心地よいものではありません。

主を差し置いてこのような事をお客様に申し上げるのは甚だ失礼ではありますが、
何卒宜しくお願い致します。

347 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/09/19(Mon) 17:20
>>345

いらっしゃいませ、お客様。
恐れ入りますが、我が家のメイドさんが申しておりますように話題を振ってくださる
のでしたらご自身がそれについてどう考え、わたくしたちに何を問いたいかを明らか
にしていただきたく存じます。
この新館ノ五よりお客様へのお願いは簡略にさせていただきましたが、かと申してご
近所同士礼儀を心得つつ言葉を交わしてまいりたい思いに変わりはございません。そ
のことあらためてお気を付けくださいますようお願い申し上げます。


>>346(柚葉さん)

柚葉さん、今回またお客様へのご注意をしていただく仕儀となり申し訳ございません。
このようなご注意、苦言を幾度も呈していただくことは快からぬことでしょうにまた
ご負担をかけてしまいました。わたくしのことを心配してのお言葉に、主人として、
家主としての自覚が足りぬこと思わざるを得ません。
何度目かのことで反省し気を付けてまいるとしか申せませんが、どうか許してくださ
い。

348 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/09/23(Fri) 13:38
>>347(アーチェロお嬢様)

こちらこそ、主を差し置いて勝手な事をして申し訳ありませんでした。
もし私にも至らぬ点や改めるべき点がありましたら、
どうぞご遠慮なく指摘を頂ければと思います。

(この後は、私的な会話となります)

昼食の洗い物も終わり、一段落ですね。
本日は雨ですので、お庭のお手入れは明日にしましょう。

それではレイナさん、暫し休憩を頂きます。

(お嬢様の居られるリビングへ)

お嬢様、電子書籍での読書を楽しもうとスマートフォンを開いたところ、
嬉しいお知らせが…。

「月とライカと吸血姫」の原作の文庫が格安のお値段で購入出来るそうです。
それで、早速購入致しました。
実は原作は未読でしたので、アニメに続き改めてこちらの世界を楽しませて頂こうかと思います。



349 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/09/24(Sat) 15:10
>>348(柚葉さん)

>こちらこそ、主を差し置いて勝手な事をして申し訳ありませんでした。

いえいえ、わたくしが良きご近所づきあいのために決めたルールに自分で背いてしま
っては元も子もございません。たとえわたくしが叱られてしまっても仕方の無いこと
ですわ。
これからも柚葉さんとご一緒にここを良き場所にしていけたらとあらためて思います。
どうかよろしくお願いしますね。

>本日は雨ですので、お庭のお手入れは明日にしましょう。

わたくしもぜひ、強風で荒れたお庭のお手入れをいたします。
このところ雨が続いておりますが、これも夏の終わりと秋の訪れを告げるものと思え
ば、これから庭に咲く花々がまた楽しみでございます。
秋の薔薇もことのほか色鮮やか。コーラルピンクの「くるる」、ふわりと広がる花び
らが可憐な「アシュラム」、丸くてかわいい「ベビーロマンティカ」。社交部のガーデ
ンパーティーでも華を添えてくれることでしょう。
その傍に立つ講師の柚葉さんのお姿はさぞ絵になることでしょうね。

>「月とライカと吸血姫」の原作の文庫が格安のお値段で購入出来るそうです。

教えてくださりありがとうございます。わたくしもさっそく電子書籍を購入しました。
イリナさんとレフさんの二人の物語をアニメ以上に詳しく知ることができるのが楽し
みですわ。


350 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/03(Mon) 22:00
アーチェロ様、そろそろスレをageた方が良いのでは?

351 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/03(Mon) 23:35
>>350

いらっしゃいませ、お客様。
お彼岸を過ぎてようやく秋の気配を感じる今日この頃でございます。
栗とお芋さんのスイートポテトモンブランを用意いたしました。秋の味覚をどうぞ。

お客様がいらしてくださったのでこうして上げることができました。ありがとうござ
います。お客様とお話させていただくことでageたい、と思いましたゆえこうして機
会をいただいてたいへんありがたいのです。でもお目に留まるように自分で適宜age
る…、そんなやり方もあるのかも知れませんね。


352 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/07(Fri) 19:39
苦しい時や悲しい時はどうやって自分を励ましていますか?

353 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/10/07(Fri) 22:02
>>352

ようこそお越しくださいました、お客様…。

先日、秋限定の珍しい紅茶が手に入りました。
こちらはマロンのフレーバーティーになります。
スイートポテトと共に、召し上がって下さいませ。

そうですね…。
故郷にいた時は、一番の理解者でもある母に話すことでした。
やはり苦しさや悲しさは、溜めておかずに誰かに話すのがよろしいかと思います。
その後で、気持ちを落ち着ける紅茶を飲むことですね。

そのような時には、母は紅茶に限らず色々な温かい飲み物を用意してくれました。
改めて母が私を気遣ってくれている事、優しく見守ってくれている事…。
母が、私を愛してくれている事を実感しました…。

そして私は、私自身に言い聞かせる事が出来るんです。
「私は一人じゃない、何があっても私を信じ、愛してくれる人がいる」
という事を…。

ですから私も、母のような女性になりたいと常々思っております。
誰かが辛い時、苦しい時、悲しい時には、紅茶の温かさと共に
冷えた心に温もりを齎せるような女性に…。

354 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/07(Fri) 22:05
>>352

いらっしゃいませ、お客様。
秋の長雨が降り、急に寒くなってまいりました。
お体の調子を崩されぬよう、どうぞお気を付けになって下さいね。
ローズウォーターを加えた甘酒をご用意いたしました。お体が温まりますよ。

苦しい時や悲しい時…、いろいろな時にそれらの想いに襲われますが一番強く感じる
のはやはり親しい知己との永遠の別れに臨んだときですね。そしてその中でも一の兄
様を亡くしたときは本当に胸が潰れ息もできない苦しみを味わいました。人間との戦
で果てられた兄様…。わたくしを慈しんでくださった大切な兄様を失った、あのとき
ほど悲しかったことはございません。
ですが、わたくしを励ましてくれたのもまた兄様でした。
戦跡を訪れたときわたくしの目に飛び込んできた、鮮やかな紫の花を咲かせた小さな
薔薇の木。戦乱のすぐ後で生えて鮮やかに花咲くその木を人間は
「斃れた吸血鬼の魔の気を受けて生えた。」
と噂し怖れ切ろうとしましたが、木は決して刃を受け付けなかったといいます。
ですが、何故かそうしなければならないという想いに駆られたわたくしが静かに枝に
刃を入れますと、枝はいともたやすく我が手に納まったのでございます。そしてわた
くしはその枝を持って帰り庭に植えますと、挿し木が育っていつも一輪の薔薇を咲か
せ続けるのです。
わたくしは多くの別れを経験してまいりました。親しくなった人間を何度となく見送
り涙にくれました。そのたびにあの薔薇の木の前で誓うのです。あのお優しかったお
兄様が美しい薔薇の姿でわたくしを励ましてくださっていることを心に銘じ、わたく
しもまた一つ一つの出会いと別れを決して忘れまい、と。
あるいはまた。信じた人間から背かれたことも一再ならず、そのたびに悲しみの底に
沈みそうになりました。そのときも薔薇の木の前で心を励ますのです。だってお兄様
が戦場に立ったのは人間との争いを押しとどめ和解の小さな芽を残そうとしたからな
のですから。そのお心を裏切らぬようわたくしもまた人間と心を繋いでいこうと己が
気持ちを励ましてきたのです。

故郷の庭で花咲かす薔薇の木からさらに選定した一枝を、この屋敷にも植えておりま
すわ。よろしければ庭で今も咲いている紫の薔薇をご覧になっていってくださいませ。


355 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/07(Fri) 22:18
コメダ珈琲店の「シロノワール抹茶キャラメル」と
「クロネージュ抹茶キャラメル」の新作スイーツを
ぜひともご堪能してください、お嬢様方

つシロノワール抹茶キャラメル&クロネージュ抹茶キャラメル

356 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/07(Fri) 22:20
>>353(柚葉さん)

(横から失礼いたします。)

秋限定のマロンのフレーバーティー、季節の味わいが嬉しい逸品ですね。甘酒の後に
いただくといっそう爽やかですっきりとした風味を味わえ、秋の空のような澄んだ心
地にさせていただけますわ。

柚葉さんの苦しみや悲しみとのお話を聞くとわたくしの胸も憂いを感じてしまいます
が、ご母堂様のお優しさに癒されたと伺うとホッといたします。ご母堂様の優しい笑
顔が心に浮かんできて…。
誰かの冷えた心に温もりを齎す…、魔族の身ではありますけれどわたくしもそんな女
性でありたい、と己を励ます力をいただいた思いですわ。


357 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/07(Fri) 22:49
>>355

いらっしゃいませ、お客様。
まあまあ、これはまた素敵なスイーツのお土産ありがとうございます。
有名なコメダ珈琲店の新作ですのね。
「シロノワール抹茶キャラメル」は温かいデニッシュパンに、キャラメルソースとソ
フトクリーム、さらに抹茶ソースを。デニッシュパンのふくよかな甘味、キャラメル
ソースの穏やかな甘味、そしてひんやりとしたソフトクリームの甘味と三つの甘味を
抹茶のほろ苦さがしっかりまとめてくれて。
「クロネージュ抹茶キャラメル」はココアバウムクーヘンにキャラメルソースとソフ
トクリームがしみ込んで混然一体の甘さ、その上に抹茶ソースが心地良いアクセント
に。
似ているようでいてそれぞれの個性が際立っていて、両方いただきくとなおいっそう
それぞれの味が楽しめますわ。
寒さ増す今日この頃、心を温めてくれるステキな贈り物です…。

では、お客様の分のマロンのフレーバーティーもご用意してお茶会といたしますね。
三姉妹ちゃんたちやレイナさんも呼んでまいりましょう。お客様のお心遣いに感謝し
ながら皆でこの秋の美味を味わわせていただきます。


358 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/08(Sat) 00:02
>>柚葉さん

>では、お客様の分のマロンのフレーバーティーもご用意してお茶会といたしますね。

ごめんなさい。
柚葉さんがご用意してくださったお茶でわたくしが勝手にお茶会とか決めるのは僭越
でした(汗々)
わたくしからはお客様にローズウォーター入り甘酒をお出しいたします。


359 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/08(Sat) 11:38
秋と言えば芸術の秋、何か新しい劇場や映画を見ましたか?

360 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/08(Sat) 18:41
>>359

いらっしゃいませ、お客様。
芸術の秋…、そちらも楽しみたいところですが、ここしばらくは「実りの秋」を堪能
していたところでした。今年はご近所の農家がどこも豊作で収穫のお手伝いをしてい
たのです。今お客様にお出しいたしましたフィナンシェは薔薇の蜂蜜をたっぷり使っ
ておりますが、それも養蜂家のお宅で収穫体験をさせていただいて自分で採取したも
のなのですよ。

観劇と申しますと直近では夏休みの前に東京の劇場で「乙女ゲームの破滅フラグしか
ない悪役令嬢に転生してしまった…」を観たくらいでございます。こればかりは待望
の舞台で絶対に外すわけにはまいりませんでした。カタリナ様をはじめ三次元に出て
こられた魅惑のキャラクターにお会いすることができて感激でしたわ。アニメで聴い
た「乙女のルートはひとつじゃない!」や「BAD END」の音楽に乗って皆が舞い踊ら
れる姿の躍動美からは目が離せませんでした…。
それは良いのですが、わたくしが銀髪だからでしょうか、ロビーにいるときそこここ
からこちらを見ながらささやき交わすヒソヒソ声が聞こえてまいりまして。「あれっ
てソフィアのコスプレ?」「ちょっとイメージと違うよね〜」とかなんとか。わたく
しがソフィア様を装うだなんてそんな大胆なこと思いもよりませんのに、なんだか彼
女に申し訳なく思いましたわ。


361 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/08(Sat) 20:03
近年は春や秋は一瞬で終わって、暑い夏や寒い冬の二極化していると思いませんか?

362 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/08(Sat) 20:43
>>361

いらっしゃいませ、お客様。
最近急に涼しくなり、ローズウォーターを加えた甘酒が大変美味しくいただけますわ。
どうぞお召し上がりください。

確かに最近はそのような指摘が巷間よく聞かれるようですね。地球温暖化の影響で夏
が長くなり春や秋にまで暑さが及んでしまうからだとか。芽吹きの季節の穏やかな温
かさ、生き物が冬支度をする季節の心地良い涼しさを楽しむ時間が少なくならないよ
うに祈りたいと思います。
ですが地球全体でいえば寒い時期、暑い時期が長いスパンで繰り返されてまいりまし
た。何十年か周期で訪れる寒い時期には飢饉も起こりやすく我が家の領地でも領民の
救済は領主一族であるわたくしたちが特に心べきことでしたわ。2030年代にはまた
小氷河期が訪れるとの説も唱えられておりますから心しておかれた方がよろしいか
と思いますよ?


363 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/09(Sun) 17:47
味噌汁はどんな物がお好みですか?

364 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/09(Sun) 20:01
>>363

いらっしゃいませ、お客様。
ちょうど良いところへ来てくださいました。わたくし今まさにお味噌汁を作っている
ところだったのです。

お味噌汁…日本の食卓に欠かせない味わい豊かなスープでございます。赤味噌、白味
噌どちらも好きですし、色々な出汁と様々な具材を入れた味噌汁を楽しんでおります
わ。
その中でも特に気に入っているのは出汁なら煮干し出汁、具材はシジミやアサリでご
ざいます。いずれもしっかり舌になじむ旨味が好きなのですが、それだけではなく食
すると体に栄養がしっかり取り込まれる気がいたすのです。
お気に入りになった後で知ったことですが、煮干しもシジミもアサリも鉄分が豊富で
貧血に効くのだそうですね。吸血鬼の身にもありがたい食品だったというわけでござ
います。
ですが今作っているお味噌汁はいつもとは少し違っております。本日は沖縄の伝統的
なお味噌汁「チムシンジ」に挑戦してみました。このお味噌汁、具材として豚レバー
とニンニク葉を使っているのですよ。豚レバーもまた鉄分の多い食品ゆえわたくしを
誘惑してまいります。そしてニンニク葉ですが、既にわたくし商店街の中華料理屋さ
んでニンニクラーメンを克服した身、もう恐くはございませんわ。
本日が初挑戦の「チムシンジ」、今日の夕餉に家族のみんなに食べてもらおうとひそ
かに作っていたところ、ちょうどお客様が来てくださいました。わたくしが味見した
限りではとても美味しくできたと思っている自信作なのですが、よろしければお客様
もご試食なさってご感想を伺わせてくださいませ。


365 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/10/09(Sun) 22:15
>>355
>>357(アーチェロお嬢様)

お客様、わざわざ素敵なスイーツを持参して頂き、誠に有難うございます。
コメダ珈琲店の新作スイーツ、見事な出来栄えですね。
「シロノワール」も「クロネージュ」も、どちらも本当に美味しそうで
お店に入ったらどちらを選ぶか、悩んでしまいますね。

>柚葉さんがご用意してくださったお茶でわたくしが勝手にお茶会とか決めるのは僭越
>でした(汗々)

いえいえ、むしろ大歓迎なのです。(笑)
このような美味しそうなスイーツ、折角ですからお屋敷の皆に味わって頂きたいですね。
すぐにレイナさんと三姉妹さんの分のお茶とお皿も用意致します。

ところでお客様は、コメダ珈琲店でお仕事をされているのですか?
あのお店はお出かけの際、朝のモーニングでお世話になっています。
また新作スイーツなどがありましたら、紹介して下さいませ。

そして私個人としてもお作りして、是非皆様にお出ししたいです。
このデニッシュパンのふくよかさ…。
是非とも再現したいものですね。

>>359
>>360(アーチェロお嬢様)

私は「読書の秋」として、優れたSF作品に贈られる第53回星雲賞を受賞した
「月とライカと吸血姫」を楽しんでおります。
先日電子書籍で全巻購入し、読み進めているところです。

それで肝心の映画や劇場に関してですが…。
「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」の公演日が、
ゼミの重要な予定や発表と重なってしまい、お嬢様とご一緒出来なかったのは
誠に残念でした。(溜息)

配信サービス等ではアニメだけでなくあのような舞台も見られますので、
配信で見られる日を待つ事に致します。

>「あれってソフィアのコスプレ?」「ちょっとイメージと違うよね〜」とかなんとか。

…流石にデリカシーに欠ける、失礼な話ですね。
もし私が当日ご一緒でしたら、

「失礼な物言いは、どうぞ人に聞かれない場所でお願いします」

と言っていたでしょうね。
主を侮辱されて、折角の気分が台無しかと思うと誠に残念です。

(そういえばレイナさんは、当日ご一緒でしたが…。
耳の良いレイナさんには、筒抜けだったでしょうね。)

366 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/10/09(Sun) 22:33
>>361

確かに近年は、暑くなるのも寒くなるのもその間の期間が短く感じられますね。
秋は過ごし易いというのが定番のイメージだったと思いますが、

つい先週までは日中はまだ汗ばむような陽気が続いていて気温も30℃近くまでありましたが、
今週はいきなり最高が20℃未満…。

10℃以上の差となりますと、涼しさを通り越して肌寒く感じられるかと思います。
朝昼は防寒対策をして、くれぐれも体調を崩さぬよう気を付けて下さいませ。

家事に携わる者としましては、部屋の換気や乾湿、温度などの管理、
気候に合わせてお食事やお飲み物をお出しする際に気を付けること等が精一杯ですが…。

それでもお嬢様やお客様に快適に過ごして頂けるように尽くすのが
変化の激しい季節を乗り切る上での責務です。

お客様、甘酒を使った小豆のケーキをご用意致しました…。
お嬢様のローズウォーターの甘酒と共に、召し上がって下さいませ。

(すみません、今宵はこれで失礼致します)

367 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/10/10(Mon) 08:45
>>364

お味噌汁ですか?
う〜ん、迷いますね…。

母からお料理を教わり始めた頃に、基礎として教えてもらったのが味噌汁なので
色々と思い入れが強いものが多くて…。

敢えて挙げるなら、沢山の具を用いた「けんちん汁」でしょうか。
特にこの秋のお野菜の収穫の時期において、身体と食卓を温めてくれますので。

勿論、お嬢様の仰っているシジミやアサリを用いたものも大好きです。
お店で買うもよし、夏の潮干狩りで得たものを用いた時は
労働の喜びが加わり一層美味しかったです。

それでは、お味噌汁は今回はお嬢様にお任せして…。
おかずは私に任せて下さいませ。

お嬢様がお作りになるのが沖縄の伝統のお味噌汁なら、
おかずも沖縄のものにしましょう。

定番のゴーヤチャンプルーは、チーズ入りのオムレツ風にして…。
あとはもずくの天ぷら、人参のしりしり、豚角煮のラフテー…。
食後のお茶には、ホットケーキミックスでサーターアンダギーですね。

(小一時間後)

お客様、準備が整いました…。
それでは、召し上がって下さいませ。


368 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/10(Mon) 19:39
ごちそうさまです!いやあ、美味しかったですよ!
賓客でもないのにこんなおもてなしを受けてなんだか申し訳ないです…

369 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/10(Mon) 20:29
>>365(柚葉さん)

>いえいえ、むしろ大歓迎なのです。(笑)
>このような美味しそうなスイーツ、折角ですからお屋敷の皆に味わって頂きたいですね。

よかった…。(ホッ)では、みんなでティータイムですね。
レイナさんも、しばし緊張を解いて…と言っても静かに首を振るのがあなたらしいで
すが、どうか今はわたくしたちにお付き合いくださいな。

お客様がコメダ珈琲店にお務めでしたらわたくしも新作スイーツのことをぜひお伺い
したいですね。「ほおばるカフェオーレ」というケーキを一度食べたいと思っており
ますの。
わたくし、牙を人に見せると恐がられてしまうのではないかと思ってしまい人前で大
きく口を開けてほおばるのがどうしてもはばかられるのですけれど。
でもくだんのケーキは「ほおばっていいんだよ」と誘ってくれているようでソワソワ
してしまいます。なんて優しくてしかも罪作りなケーキなのでしょう。またそんなケ
ーキを開発していらっしゃるのではないかと思うとドキドキいたしますわ。

>「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」の公演日が、
>ゼミの重要な予定や発表と重なってしまい、お嬢様とご一緒出来なかったのは
>誠に残念でした。(溜息)

はい、わたくしも柚葉さんとご一緒にあのステキな物語を鑑賞できたらよりいっそう
嬉しかったのでとても残念でした。また機会があることを気長に待ち続けたいと思い
ます。

>配信サービス等ではアニメだけでなくあのような舞台も見られますので、
>配信で見られる日を待つ事に致します。

はい、わたくしも配信があればぜひご一緒に鑑賞したいです。以前「はたらく細胞」
の舞台を見逃してしまいましたが、その後配信サービスで見ることができ細胞の皆さ
ん特に赤血球さんを見ることができて嬉しゅうございました。
「はめふら」もそんな日がきっとまいると信じておりますわ。

>主を侮辱されて、折角の気分が台無しかと思うと誠に残念です。

ご、ごめんなさい、柚葉さんを不快にさせるようなお話をしてしまって。
どうかご安心なさって。観劇はとても楽しかったのでヒソヒソ話など些細なことでご
ざいます。
でもそう言ってわたくしのために怒ってくださること、とても嬉しいですわ。

そうそう、そういえばレイナさんのこともささやかれていましたね。
「あの人、ラーナ・スミスみたいにかっこいい」
とかなんとか嬉しそうな声が。もっともレイナさんがわたくしへのささやきに対して
眼光を飛ばしていましたのでたちまち場が凍ってしまいましたけれど…。(汗)


370 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/10(Mon) 21:42
>>367(柚葉さん)

(横から失礼いたします。)

>敢えて挙げるなら、沢山の具を用いた「けんちん汁」でしょうか。
>特にこの秋のお野菜の収穫の時期において、身体と食卓を温めてくれますので。

良いですね、「けんちん汁」!
たくさんのお野菜で実りの秋を実感でき、また寒くなっていくこの季節に身も心も温
まる美味しさ。お颯様のお勧めのお野菜をたくさん入れて柚葉さんが絶妙の味付けに
してくださるのです。楽しみですわ。

>夏の潮干狩りで得たものを用いた時は
>労働の喜びが加わり一層美味しかったです。

今年の夏の想い出の一つですね。わたくしも大きなUVカットのサファリハットをか
ぶって頑張って獲りました…。家族総出の収獲で作ったお味噌汁はことのほか美味し
ゅうございましたね…。

>お嬢様がお作りになるのが沖縄の伝統のお味噌汁なら、
>おかずも沖縄のものにしましょう。

わたくしのチムシンジ、どうやら柚葉さんから合格点をもらえたようですね。よかっ
た…、本当はお口に合うかどうかドキドキしていたのですよ。
まあまあまあ…、これはなんとも食欲をそそるごちそうの数々。チムシンジに合わせ
て沖縄の美味の数々がテーブルに所狭しと並べられてもうウットリです…。卓上が南
国のまぶしい太陽に照らされているかのようですわ。吸血鬼のわたくしは強い陽射し
は苦手なはずなのに今はただただそのきらめきが美しい…。

お客様がいらしてくださったお陰でこうして素晴らしい夕餉をいただけます。ご近所
づきあいと家族団らん。とても嬉しい時間でございます。


>>368

ふふふ…、お客様のほころんだお顔を見ているとこちらも嬉しくなってまいります。
「賓客でもない」?いえいえ、こうして我が家をお訪ねくださって楽しい歓談のきっ
かけを作ってくださった方は賓客でなくてなんでしょう?
お料理は美味しく召し上がってくださる方がいてこそ作った甲斐があると申すもの。
柚葉さんのお料理だけでなくわたくしの作ったものも喜んでいただけるなら誠にあり
がたいことでございます。
これからも末永くご近所づきあいしていただければ嬉しゅうございますわ。

あら、窓から月光が射し込んでいますね。そういえば今宵は満月でございます。この
満ち足りた和みのときに相応しい景色…。
お客様がいらしてくださるおかげでなおいっそう月がステキに輝いて見えますわ。

371 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/11(Tue) 19:54
タンパク質はちゃんと摂っていますか?
女性なら植物性のソイプロテインがお勧めですよ

372 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/11(Tue) 21:51
>>371

いらっしゃいませ、お客様。
あら、わたくしたちの食生活が気懸りですの?もしかして栄養士の方かしら?
植物性タンパク質を摂っているかとお尋ねとはまた。それはこの日本で日本食を愛好
していれば摂らない方が難しゅうございましょう。
お豆腐、納豆、おから、それにこれからの季節おでんの種になるがんもどき、あるい
は京料理を楽しむときには湯葉もいただきますわ。毎日植物性タンパク質をいただか
ない日はございません。
思えば、故郷の城館で初めていただいた「ふわふわとうふ」がお豆腐との初めての出
会いでした。日本の豆腐料理の名著「豆腐百珍」を料理長が取り寄せて作ってくれた
ものですわ。
当時わたくしなんとしても「禁血」を貫徹しようとしておりましたが、吸血鬼の身に
は血を断つことはなかなか苦しくて。そのとき料理長が
「少しでも血液に近い成分をお嬢様に摂取していただきたい」
と考えて、たんぱく質が豊富な料理を出してくれたのです。血液の固形成分の主なも
のは血液凝固因子、グロブリン、アルブミンなどのタンパク質ですからね。人間の血
液から我々が得る「精気」は摂れずとも、そうした料理のお陰でずい分と体が癒され
ました。そしてそれをきっかけとして、わたくしはどんどん日本料理にはまっていっ
たのですよ。
本日の夕餉も高野豆腐をいただきますわ。よろしかったら召し上がっていかれます
か?


373 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/10/11(Tue) 22:32
>>368

はい、お粗末様でした。(微笑)
お客様にそのように満足して頂ける事が、メイドとしての喜びを感じられる
大切なひと時です。
よろしければ、お茶のお代わりも如何ですか?

お嬢様が沖縄のお味噌汁に挑戦された事が、私にとっても良き機会となりました。
単品でゴーヤチャンプルをお出しした事はありますが、このように沖縄のお料理で
食卓を囲むのは初めてだと思います。
また一つ、献立のバリエーションが増えました。

…お嬢様のお味噌汁、大変美味しかったです。
エプロン姿も、可愛らしくて眼福でした。(微笑)
お客様も、見惚れておられましたね。

お嬢様の仰るように、今宵は月が綺麗ですね。
日が落ちるのが早くなりましたが、この月光はきっと夜道を優しく照らして下さいます。
また是非とも、いらして下さいませ。
こちらは、お土産のサーターアンダギーです。
ご家族と一緒に、召し上がって下さいませ。
それでは、お気を付けて…。(ぺこり)

>>371
はい、植物性たんぱく質は常に食卓や日常生活で摂るように心掛けております。
納豆、煮豆、豆腐、おから、湯葉…。
飲み物としては豆乳も常日頃愛飲しております。

ソイプロテインでしたら、運動好きなメイド見習の次女さんが
スポーツの合間に愛飲しており、私もたまに頂いております。

でもやはり、皆で食卓で頂く時が一番美味しく感じられますね。
この商店街の豆腐屋さんの豆腐やおからは絶品で、多くの方に親しまれております。
先程のお買い物では、おからがいつもより沢山買えました。
お料理としては勿論、お菓子にも応用できるんですよ。

今宵は高野豆腐、おからのハンバーグ、小松菜と人参のおからの和え物です。
お味噌汁には、湯葉を加えてみました。

食後のデザートは、おからとベリーのチーズケーキです。
お茶の時間までには、程よく冷蔵庫で冷えている事でしょう。
ふふっ…。今宵のデザートは屋敷神様もお待ちかねなのですよ。

それではお客様、食卓の準備が整いました…。
どうぞ、召し上がって下さいませ。

374 名前:吸血姫メイド・アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/12(Wed) 09:27
>>373(柚葉さん)

(横から失礼いたします。)

>お嬢様が沖縄のお味噌汁に挑戦された事が、私にとっても良き機会となりました。

そんな…。わたくしの一品に対してこうしてたくさんの沖縄料理で応えていただけた
のですから本当に嬉しくて感謝いたしますわ。

>…お嬢様のお味噌汁、大変美味しかったです。
>エプロン姿も、可愛らしくて眼福でした。(微笑)

もう、柚葉さんったら。お味噌汁を褒めていただいただけでも嬉しいのに眼福とまで
言っていただいては胸がいっぱいでお腹の方に料理が入っていかないではないですか。
(赤面)

>お嬢様の仰るように、今宵は月が綺麗ですね。

はい、秋の長雨も一休みしてくれて煌々とした秋の月はなんとも美しゅうございます。
そして丸いサーターアンダギーはまるで小さなお月様のよう。口の中に広がる甘さも
今宵はいっそうまろやかに感じますわ。
来年のお月見には月見団子はもちろんですが、こちらも供えてみたいです。

    ■     ■     ■

>ソイプロテインでしたら、運動好きなメイド見習の次女さんが
>スポーツの合間に愛飲しており、私もたまに頂いております。

次女ちゃんって本当に燦々と輝くお日様の元でのアウトドアスポーツが似合う子に育
ちましたね。もともと夜行性のコウモリさんなのに、あんなにキラキラと汗の玉を輝
かせてソイプロテインを飲む姿がとても映えていますわ。

>今宵は高野豆腐、おからのハンバーグ、小松菜と人参のおからの和え物です。
>お味噌汁には、湯葉を加えてみました。

まあ、またこうして大豆由来のタンパク質豊富な美味しい料理の数々…。ふわふわの
高野豆腐、優しい旨味溢れるハンバーグ、豊富な具の味が引き立て合う和え物、優雅
な京風の味が舌を蕩けさせるお味噌汁、素晴らしいですわ。
そしてスイーツにもおからが入っているのですね。ベリーとの相性がこんなに良いな
んて本当に目からうろこですわ。
おからは日本の伝統の食材で栄養豊富、そして「卯の花」という優雅な別名があるか
と思うとなおいっそう味わい深いですね…。


375 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/12(Wed) 19:56
自分、UMAや心霊や宇宙人とかが好きなんですけど
お嬢様方はそういう未知のオカルトとかはお嫌いですか?

376 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/12(Wed) 21:00
>>375

いらっしゃいませ、お客様。
UMA (ユーマ, Unidentified Mysterious Animal)、目撃例や伝聞による情報はあるけ
れど実在が確認されていない生物ですわね。はい、わたくしも興味がございます。そ
れは未知の世界への興味と憧憬の発露と申してよいでしょう。
わたくし故郷の城館でそういったことについて書かれた書物を読んでまだ見ぬ世界へ
の憧れを募らせたものでございます…。もっとも人間の手になるそれらの書物には吸
血鬼や人狼のことも載っておりまして、頭に疑問符を浮かべて首をひねったものでご
ざいます。「どうしてわたくしたちや人狼族が未確認といわれるのだろう?」と。そ
ういう意味では今もわたくしをUMAと考える人もいるかも知れません。わたくしがも
っと人間と交流したいと思う所以ですわ。
今現在も有名なUMAというと雪男、ネッシー、ツチノコといったところでしょうか。
これらはわたくしも見たことはございません。そしてもし会うことがあれば友好的な
出会いでありたいですね。せっかく生まれる新たな縁ですもの。

心霊は…、これまでに何度も会っておりますわ。ほら、今も隣の部屋からピアノの美
しい音色が聴こえてまいりますでしょう?あれはわが校の幽霊でわたくしの先輩でい
らっしゃる結城玲子様が遊びにいらして弾いてくださっているのですよ。ドビュッシ
ーの「月の光」…穏やかで優しい調べは秋の夜長のふさわしいではございませんか。

宇宙人となりますと全く未知の領域、あのお月様の向こうの星々に住む人々。そこか
ら訪れる人々と友誼が結べたらどんなに素敵でしょうね。
18世紀の後半イタリアの天文学者ジョヴァンニ・スキアパレッリが書き記した火星
の線状の模様が運河とされたことから火星人が存在する、と言われました。わたくし
もう胸がどきどきして彼の方に手紙を書きましたわ。
「いつか火星人と出会うことを夢見ています」
と。ですがいただいたお返事には
「『運河』というのは英訳されたときの誤訳です。残念ながらあなたの期待される火
星人の存在は未知の存在なのです。」
と書かれていましたわ。残念ではありましたがわたくしにはガリレオ様からいただい
た望遠鏡もございますから、その後も天体を観測し宇宙人へと想いを馳せたものでご
ざいます。


377 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/12(Wed) 21:07
訂正でございます。

>>376

「18世紀の後半イタリアの天文学者ジョヴァンニ・スキアパレッリ」と申しましたが、
「19世紀の後半」でした。
失礼いたしました。

378 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/12(Wed) 21:16
お勧めのオカルトで「アミ 小さな宇宙人」っていう本があります
絵はあの有名なさくらももこ先生が描いていてほのぼのとしてます
人気ユーチューバーのナオキマンさんの紹介動画が一番面白いです
もし良かったらお手すきの際にご覧になってください

379 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/13(Thu) 09:34
>>378

いらっしゃいませ、お客様。
今しがた幽霊の結城玲子先輩のピアノ曲を聴きながらご推奨の映像を拝見いたしまし
ましたわ。
この物語の作者の方はUFOをご覧になったとのことでそこから発想された物語なので
しょうか。その体験、わたくしがいたしたとしても世界中に知られるような物語は紡
げないでしょうから作者の方にとってもUFOの乗員にとっても良いめぐり逢いでした
ね。
愛の無い科学は破滅を招来する、という考えは大変示唆的でした。心したいです。宇
宙人が地球の住人を見守りながら干渉してこないならばわたくしたちもこれからまだ
長い道を自分たちで手探りで進んでいくことになるのでしょう。わたくしの好きな物
語「まおゆう魔王勇者」に書かれているとおり「最初から大人として生を受けること
が出来ない」のですから。それがより良き道でありたいと思います。
でもアミくんのお話だとわたくしたちのような人間にとっての異形の存在は文明の仲
間と見做されないのではないか、と少し不安を覚えますけれど…。


380 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/13(Thu) 17:14
ここの方々は愛の指数値が高そうだからお嬢様もモーマンタイ!

381 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/13(Thu) 21:20
>>380

「愛の指数値」…、「アミ 小さな宇宙人」の「精神における愛の強さ」ですね。それ
は計測可能で、700以上だと高い精神性ゆえにUFOとコミュニケーションが取れ「救
済」されるのでしたか。そしてペドロくんがアミくんに連れられて行った「愛の指数
値」が高い星では個人所有という概念も無く「すべてのものはみんなが所有している」
のだとか。
アミくんに会えたら伺ってみたいです。
「同じ人と一対一の契りが欲しくなったらその星ではどうするのですか?何物にも代
えがたく独占して誰かを愛することは罪になるのですか?」
と。それはわたくしの中に確かにある感情であり欲望、そしてそれを捨てることなど
到底考えられないなのですから。わたくしの傍にいてくれるあの彼女に抱くこの想い
を…。
アミさんの案内していた星からふとわたくしが100年ほど昔鑑賞した映画を思い出し
ました。その映画でも誰もが仲良くしていて異性をすら独占することをしておりませ
んでしたね。…ああ、ネットにございました。本当に便利ですね、ネットって。
「Dreamland (The Kid_1921)」、これですわ、ああ懐かしい。
でもこの映画のユートピアは文字どおり夢幻のごとく消えてしまいましたけれど…。
アミさんが案内していた星の平和は長く続くと良いですね。


382 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/14(Fri) 20:10
ああ、ハロウィンが待ち遠しいですね…
お嬢様達のコスプレはいつも通りですか?

383 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/14(Fri) 22:50
そういえば柚葉さんは何時ぐらいから、お嬢様にお仕えしているのでしょうか?

384 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/15(Sat) 09:34
>>382

いらっしゃいませ、お客様。
今年もまたご近所の皆様と交流する楽しいイベントがまいりますね。皆様がどんな衣
装で街中をお出かけになるか拝見するのが楽しみです。お客様は何か衣裳を召される
ご予定はありますか?
わたくしたちは主に我が家を訪ねてくれる子どもたちにお菓子を上げるのがメインで
ございますが。ありがたいというか照れてしまうというかわたくしたちの仮装を楽し
みにしてくれている子どもたちもいますので期待に応えたいですね。
過去にはわたくしはゴスロリ風ドレス、男性吸血鬼、妖怪「青行灯」様。柚葉さんは
フリル付きのメイド服、メイド服ゾンビ、「からす天狗うじゅ」様等々、そしてグリ
ッタちゃんは「送り狼」様…。
わたくしは今年も和風の仮装かしら…。とあれこれ悩んで「花」の擬人化和装を考え
ました。ネットに「村カルキ」という画伯の方の花の擬人化衣裳がたくさんアップさ
れていたので拝借しようかと考えております。月下美人、藤、竜胆、桜、椿などいろ
いろありまして、わたくしは藤にしようかなと。ご興味がおありでしたら「オリジナ
ル 花の擬人化 - 村カルキのイラスト - pixiv」でご覧くださいな。
ただ、仮装は家族とモチーフを合わせて行いたいと思いますので、他に家族からアイ
ディアがあればそちらに合わせるのも考えられますわね。


>>383

いらっしゃいませ、お客様。
柚葉さんがいらっしゃったのは、2016年の4月屋敷の桜が満開の頃でございました。
まったく予期しない訪れ。けれど桜舞い散る中歩いてこられたその姿に一瞬で惹きつ
けられました。父の引き合わせと聞いたときはなぜに人間の方を吸血鬼の許へなど寄
越すのか、と困惑しないでもありませんでしたが。
その強く揺るがぬ瞳にわたくしの姿が映っているのを見たときもはや彼女と在ること
が自分の絶対の運命であり望みだと感じずにはいられませんでした。彼女にそばにい
てもらえる自分であり続けたい、との想いは今日までわたくしの魂に刻まれておりま
す。


385 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/15(Sat) 09:47
>>柚葉さん

申し遅れておりましたが、現在わたくしからお客様へのご返事をage進行にさせてい
ただいております。
以前はローカルルールで
「壱.sage進行でお願いいたします。
50以下に下がりましたら、適宜ageさせていただきます。」
としており、ルールを簡略化してからもこれを不文律として踏襲していたのですが、
あまり下に下がるとお客様の目に留まりにくく足が遠のきすぎるのではないかと懸念
しましたもので変更してみた次第です。
柚葉さんと日々の営みをご一緒していますのにご連絡が遅くなって申し訳ございませ
ん。もし何か不都合を感じられましたらどうかおっしゃってくださいませ。


386 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/15(Sat) 14:48
吸血鬼さんでも病気になる事はあるの??

387 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/15(Sat) 18:01
>>386

いらっしゃいませ、お客様。
今年も寒さの到来と長雨で体調を崩される方がご近所にもいらっしゃいます。お客様
もどうかご自愛くださいませ。
病気ですか?はい、わたくしも不養生をすれば風邪を引いたり流行り病にかかること
はございます。ただ吸血鬼であるわたくしは「存在のレベル」 − それを低くすれ
ばたとえば鏡に映らなくなります − を調整することである程度病原体をやり過ご
すこともできますから、人間よりはかかりにくくすることは可能ですわ。
ですがわたくしは人間の町に住み皆様の好意によって受け入れられている以上レベル
調整により病気をやり過ごすことは良しといたしません。人間と同じレベルを保った
上で皆様と同じように健康に気を付けて過ごすのがわたくしのポリシーですわ。それ
でこそ人の世界で生きるというものと考えております。
ですから常備薬の点検も欠かしませんわ。補充したり古くなったものを捨てたりと、
家族の皆が健康でいられるように心がけております。

お庭をご覧いただけますか?秋の七草が咲きそろっておりますでしょう?秋の七草は
観賞用とされていて確かに美しいのですが、実はあれらの多くには薬効があるのだそ
うですよ。ススキだけはそうしたものが認められないそうですが。あれらの草もわた
くしたちの健康を支えてくれるかと思うとより一層親しみを感じますわ。
あ、でもススキでこうしてみみずくのおもちゃを作りましたのよ。可愛いでしょう?
昔、貧しさゆえに病気の母親の薬を買えなかった娘が鬼子母神様に祈ったところ、夢
の中に鬼子母神様が現れて、「ススキの穂でみみずくを作り、それを売って薬代にし
なさい」と告げ、娘はその通りにして薬代を稼ぐことができたそうですわ。そう思う
とこのみみずくのおもちゃも「家族の健康に気を配りなさい」と教えてくれているよ
うに思えますわ。


388 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/15(Sat) 19:25
お嬢様が初めて此処(10ch)へ、いらっしゃった時代はもう少し賑やかでしたよね?
今を大切にして生きなきゃとは思っていますが、古き良き過去へ戻りたいとつい考えてしまいます…

389 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/10/15(Sat) 23:06
>>375

決して嫌いとは申しません。
未知の存在に興味をもつこと…。
人の歴史と文明の発展は、まずは「興味」を抱く事に始まり、
そこから「探求」となり、「実現」に至るのですから…。

お客様が挙げている例の中で、私もお嬢様と同様「心霊」と呼べる存在とは
幼い頃から身近に接してきました。
私がスマートフォンに付けているストラップの、蝶の紋様が描かれた『青珠』のお守り…。
叔母がこれと同じものを持っているんです。
これに纏わる形で…。
残念ながら、それ以上の詳細は申し上げられませんが…。

未知の存在をどのように捉え、解釈するかはお客様を含め個人の問題であるかと思います。
ですが、それらに対する「敬意」は忘れないで下さいませ。
もし探求するのであれば、それを忘れると思わぬしっぺ返しを受ける事にもなりかねませんので…。

>>378

原作は、チリの作家エンリケ・バリオス氏の作品なのですね。
あらすじについて触れてみたところ、主人公のペドロ君と
UFOに同乗して共に学ぶ事になったビンカちゃんは「双子の魂」なのですか。

…実は叔母も双子で、過去に双子の兄と生き別れておりました。
紆余曲折を経て、共に暮らせるようになったというのは嬉しい形ですね。

ですが、例えばこれら(スマートフォン、ネット等)を通じて繋がる事は簡単でも、
価値観の違いを共有すること、認め合う事は逆に難しくなっていると実感する今日この頃です。
星の違いとなれば、尚更でしょう…。
例え交流出来たとしても、果たして先があるか、実を結ぶかは別なのでしょうね。

考察と結論を出すのは、まだまだ早そうです。

>>380

愛の指数値…。
しかし、それはペドロ君がUFOとコミュニケーションを取れるようになれたようなそれと
私達が抱いているものとはやはり違うような気がするんです。

私自身、失恋を経験しながらもいずれは恋を成就させ、愛を育み、
いずれは夫婦となり、子を産む事を願っております。
…でもそれは、今側にいる最愛の方との別れとなるのではないかという
不安も同時に抱いております。

…お嬢様は時折ご自身のお気持ちを我儘だと謙遜なさいますが、
それは私もお嬢様に負けないくらい我儘で、矛盾したものを孕んでいるのですよ。
そして私の「感情」が加われば、それは狂おしく、抑えきれないかも知れない程に…。

「愛」とは低いとか高いとか、「指数」というもので簡単に表せるような
簡単なものではないと思っております。
私の「指数」は恐らく0(ゼロ)に限りなく近いと思いますが、それで一向に構いません。
悩んで苦しんで、それでも「愛して」、己自身で答えを導き出す事が私には大事なのですから…。

390 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/16(Sun) 09:11
>>388

いらっしゃいませ、お客様。
此処(10ch)の過去の賑わいについては申し訳ありませんが良く存じません。あの頃は
前にいた場所が荒れに荒れてとても普通に暮らしていけなくて、野営を重ねながら辿
り着いたこの町に屋敷を見つけてようやく人心地がつきました。魔族ですが。それ以
来ここを安住の地とさせていただきましたが他所様のことまではちょっと…。毎年の
秋祭りにも参加したことはございませんし、交流を持てたのはグリッタちゃんと千夜
先輩がいらしたお家くらいなのです。
お客様は賑わいを見てこられ楽しい毎日を送って来られたのでしょうね。でも今は寂
しくなったとしてもこれからも新し町が生まれそこで多くの出会いも生まれることで
しょう。それらの町をつぶさにご覧になればまた新たな出会いを経験されることでし
ょう。どうか気を落とされませぬように。

あるいは「賑やかだった」とおっしゃるのは、わたくしが今いるこの屋敷と町のこと
でしょうか?それでしたら確かに名乗りを上げておいでくださる方々が多かったので
今はずい分静かになりましたが。わたくしの応対次第では賑わいが続いたかもしれま
せんので反省すべきところはあるかと存じます。今はただずっとわたくしに寄り添っ
てくださっている柚葉さんと今も訪れてくださるあなた様のようなお客様方への感謝
を忘れず日々この場所を守ってまいりたいと存じます。


391 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/16(Sun) 09:23
ハロウィンになったら全身に包帯を巻くんだ…!

392 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/10/16(Sun) 10:25
今回、返信の順番が多少異なりますがご了承下さいませ。

>>382
>>384(アーチェロお嬢様)

はい、私も今から心待ちにしております。
衣装は勿論、当日お配りするお菓子やパーティのメニューを考えるのも
本当に楽しくて…。

商店街に準備の買い出しに参りますと、あちらこちらでセールや
イベントの準備が進められています。
今年もまた、あの賑わいが訪れると思うとわくわくしますね。

それで肝心の衣装ですが…。
お嬢様から紹介して頂いた、「村カルキ」さんの擬人化衣装を
私も参考にさせて頂く事にしました。

候補として、「紫陽花」「月下美人」「竜胆」を挙げて
お嬢様の学校の演劇部の部長さんに相談していたのですが…。

「悪くないけれど、いつも青や紺とかじゃワンパターンになっちゃうわよ?
今回はもっと明るい色の衣装を選んだらいいんじゃない?
ほら、この「金木犀」はどうかな?」

とアドバイスを頂きました。
金木犀は秋を象徴する花ですし、母も大好きな花ですので…。
それで今回は「金木犀」の衣装を纏う事に致しました。

お嬢様の「藤」と一緒に政策に取り掛かっており、もうすぐ完成です。
本番前の試着とお披露目ももうすぐですので、ご都合がよろしければ
是非ともお出で下さいませ。

よしっ!午前中のお仕事も一段落しました。
昼食を終えたら、ラストスパートです。
昼食には演劇部の部長さんもお招きしておりますので、
お客様さえよろしければゆっくりしていって下さいませ。

>>391

ふむふむ、包帯ですか…。
それは、こ〜んな姿をした方の事ですか〜?(くる〜りと振り向く)

(以前のハロウィンで使用した、メイド服マミーの格好をしています。
包帯のあちらこちらに、血糊が付着しています。)

あははははっ!ビックリされましたか?
お客様の一言で、数年前の楽しかった思い出が蘇りまして…。
年甲斐も無く、どうしてもイタズラをしてみたくなってしまいました。

どうか、ご無礼をお許し下さいませ。(微笑)

あら?三女さん?

「ぎゃ〜〜〜〜!?お姉様が大ケガだ〜〜〜〜〜!
早く救急車呼ばなきゃ〜〜〜〜!
その前に、姫様に知らせなきゃ〜〜〜〜〜!」

あああ〜〜〜!三女さん、待ってください!
これは仮装です!コスプレです!
私は大丈夫ですから、どうか落ち着いて〜〜〜!!!

(更に屋敷神様が降臨されました)

「…随分と騒々しいの。いったい何事じゃ?
な、何者じゃお主は〜?まだ夜も更けぬというのに、墓場から迷い出たか〜?」

(小一時間後)

…すみません、お戯れというか、悪ふざけが過ぎました。
すぐにお茶とお菓子を用意致しますので、仕切り直しですね。(汗)

お客様はハロウィン当日、マミー(ミイラ)の仮装をされるのですね。
もしよろしければ、私にお手伝いさせて頂けませんか?
メイクや包帯の巻き方など、他の方がビックリするのに十分なものに
仕上げる自信がありますわ。(笑)



393 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/10/16(Sun) 11:09
>>383
>>384(アーチェロお嬢様)

はい、お嬢様が仰っているように、私たちの出会いは2016年の4月…。
このお屋敷へと至る小路も…。
そしてこのお屋敷も満開の桜吹雪に包まれた、あの日でした…。

優しい春風になびく美しい銀髪…。
優雅に身に纏うその風景と同じ桜のお召し物…。
そして憂いと戸惑いを見せながらも、どこまでも春風のような優しさと温かさを秘めた
美しい瞳…。

互いの姿をその瞳に映した時、私は感じました。
私達は出会うべくして出会ったのだと…。
そして、共に歩んでいく事を私自身が何より望んでいることを…。

後は、今までの経過が全てです。
あの日は桜のお召し物…。そして今は私も愛する金木犀のお召し物…。
季節と共に移り変わるお嬢様のお召し物に時の流れを感じながら、
私達はこのお屋敷で共に、数多くの思い出と絆を紡いで参りました。

そしてそれは、ここを訪れるお客様も共に…。
どうかこれからも、よろしくお願い致します。(ぺこり)

>>386
>>387(アーチェロお嬢様)

お嬢様が仰っているように、お嬢様ご自身は自らの在り方を
私達と同じ形に保っておられます。

だからこそ、お身体を気遣い日々を健康に過ごして頂けるように
この御屋敷での日々のお仕事に取り組むのが私達メイドの務めです。

お嬢様も私達も、日々の努力の甲斐があって私の記憶が正しければ
体調を崩したり風邪をひいたりという記憶は殆どございません。

それでも今日この頃の寒暖の差、季節の移り変わりの時期は
体調にどのような異変が生じるか分かりません。
気を引き締めて、お仕事に取り組んで参ります。

>お庭をご覧いただけますか?秋の七草が咲きそろっておりますでしょう?

はい、今年も綺麗に咲き誇り、お庭と御屋敷を彩り、訪れるお客様の目を楽しませてくれる事に
私も嬉しさを感じております。
先日、商店街のお茶屋さんで「秋の七草茶」を購入しました。
すぐに準備致しますので、今暫くお待ち下さいませ…。

>あ、でもススキでこうしてみみずくのおもちゃを作りましたのよ。

まあ、可愛らしいですね。(微笑)
私個人としても、みみずくや梟(ふくろう)は大好きなのですよ。
以前お嬢様と「花鳥園」を訪れた時は、時を忘れて魅入ってしまいました。

そんな私を見て、時折お嬢様の母上である奥方様が
手懐けたみみずくさんをメッセンジャーとして遣わして下さるんです。
大好きなみみずくさんと触れ合える、良き機会ですね。

実は先日、使いのみみずくさんがいらした時にお嬢様のお作りになった
おもちゃのみみずくさんと暫くの間見つめ合っておりましたね。
あの時は、家族全員が実に和やかな雰囲気に包まれていました。(微笑)

394 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/10/16(Sun) 11:28
>>388

どうぞお客様…。秋の七草茶です。
お茶請けは、御贔屓の和菓子屋さんに教わった藤袴の練り切りになります。

私はこの基本的にこのお屋敷以外は存じませんし、交流の機会となりますと
あのグリッタちゃんと千夜さんと過ごしたGMWが唯一のものとなりますね…。

此処全体が賑わっているかどうかに関しましては、
それぞれの場所で頑張っておられる皆様に対する失礼にならないよう
言及する事は避けさせて頂きます。

私自身は、この場所でお嬢様と出会えた事が運命であり
共に歩んでいく事が何よりの望みです。

そして訪れるお客様をお嬢様と共に歓待し、共に過ごす和やかな時間と
その思い出の一つ一つを積み重ねる日々が何よりも尊い、宝物です。

お客様にとってこのお屋敷を訪れる事が、他の場所と同じく
少しでも賑わいを感じ、良き「今」となるのでしたら、
何時でもいらして下さいませ。(ぺこり)

395 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/16(Sun) 13:59
マヨネーズとケッチャプ、どちらがお好き?

396 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/16(Sun) 15:18
>>389(柚葉さん)

(横から失礼いたします。)

>私自身、失恋を経験しながらもいずれは恋を成就させ、愛を育み、
>いずれは夫婦となり、子を産む事を願っております。
>…でもそれは、今側にいる最愛の方との別れとなるのではないかという
>不安も同時に抱いております。

(聞こえてくる柚葉さんの声を陰で聴きながら私は思う。)
柚葉さんには柚葉さんの恋があり愛があり、そしていつかはご自身の家族を得られる
…。当然のことでありわたくしはそれらが成就するとき心から祝福するだろう。
だけどそれでも、お別れのときのわたくしはそれとは別の「感情」に苛まれる、そう
いう確信から逃れることができない。
だからこそそのときに恥じることも悔いることも無く、ただ純粋に別離を悲しむ自分
で在れるよう生きてまいりたい。
「指数」など0(ゼロ)どころかマイナスに振り切れたってかまわないけれど。ただ、
柚葉さんが不甲斐ないわたくしを心配しないでいられる、一人で立っていられるよう
にその日までの時間を大切に生きていかなければ…。


397 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/16(Sun) 15:44
愛が0(ゼロ)やマイナスになるなんて事はありえないんだよ
全ての生命が愛なくして生きるのは不可能だからだよ、お嬢さん

398 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/16(Sun) 17:44
昔話の、のっぺらぼうみたいなパターンですね、メイドさん。

399 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/16(Sun) 18:08
>>391

(お散歩の帰り道、ご近所様にお会いしました。)

あらあら、ずい分とウキウキしていていらっしゃいますのね。
そうですか、もうハロウィンの仮装を楽しみにしていらっしゃるのね。良いですね、
そのお気持ち分かりますわ。わたくしもうっかりすると翼をパタパタと羽ばたかせて
舞い上がってしまいたくなる心地ですもの。
包帯ですと、ミイラでしょうか、それともゾンビでしょうか?それとも藤子不二雄A
先生の漫画に出てくる情報機関「M・B・I」のかっこいいエージェントの透明人間か
しら?
ちょっとネットで「コスプレ 包帯」で検索してみましょうか…。
はああ〜、皆様、可愛かったりセクシーだったりいろいろ意匠を凝らしていらっしゃ
いますね。
あなた様がどんな仮装を纏わられるか楽しみでございます。

あら、変える方角がわたくしと同じでいらっしゃるのね。今日は少し日差しが強くて
暑くなってまいりました。よろしければお立ち寄りになって冷たいお茶でのどを潤し
ていかれてはいかがですか?

(そのときは我が家に帰ってからあんな騒動が起こるとは思いもしないわたくしでし
た。)


400 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/16(Sun) 19:11
私、音楽でアリプロが好きなんですけど…皆さんはどんなものがお好みですか?

401 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/10/16(Sun) 19:12
>>385(アーチェロお嬢様)

返信が遅くなり、申し訳ありません。
お嬢様からお客様へのご返事をage進行への変更の事、承知致しました。

お客様の目にも止まりやすいのであれば、その方がよろしいかと思います。
私からは異論はございません。
もし今後も変更などございましたら、遠慮なく仰って下さいませ。

>>397

有難うございます、お客様…。
ですが、『愛』と申しましてもそれは千差万別、十人十色…。
それは時として美しくもあり、醜いものにもなり得ます。

少なくとも、私自身のそれは他の誰かを不幸にしたり、
悲しませたりする形にはならないように在りたいものです。

私自身も、『愛』を見つけるのはこれからです。
決して独り善がりのものにはならぬよう、己自身を戒めておきます…。

>>398

仰る通りです、お客様…。(苦笑)

「お前さんが見たのは、こんな顔だったかい?」

昔話の典型的なパターンを使わせて頂きました。(汗)

あ、のっぺらぼうさんといいますとそのパターンが多いのですけれど、
中には広いお屋敷にお住まいで、訪れる方を歓待して下さる
心優しい女性ののっぺらぼうさんのお話もあるのですよ。

そのお話も、のっぺらぼうさんだったり時には目だけが無い幽霊さんだったりもするのですが…。
そして訪れる男性も町人さんだったりお侍さんだったりもします。

家事もお料理も上手で甲斐甲斐しくお世話をして下さり、和やかな雰囲気でお話が進んでいくのですが…。
男性の方がふとした悪戯心で、寝ているのっぺらぼうさんや幽霊さんの顔に
顔や目を描いてしまうのですよ。

そして起きてから鏡に向かうと…。

「きゃーーーー!お化けがいるーーーー!怖いーーーー!」

と、驚いて消えてしまうというオチに…。
個人的には、このまま夫婦(めおと)になってしまえばいいのに…と考えていただけに
ああ、勿体無い…と思いました。(汗汗)

お嬢様とは親交を温めている妖怪さんがいるのですけれど、
知り合いにそのようなのっぺらぼうさんがいないか、
今度のハロウィンパーティで聞いてみようかしら。(笑)

402 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/16(Sun) 20:50
>>392(柚葉さん)

(お返事の順番を少し変えます。)

お客様(>>391)、麦茶をお入れしました。どうぞしばしおくつろぎくださいませ。
わたくし着替えてまいりますので少し失礼いたしますね。
柚葉さん、ただいま帰りました。帰りがけに一緒になったお客様に応接室でお休みい
ただいております。

(部屋着に着替えました。)
>「ぎゃ〜〜〜〜!?お姉様が大ケガだ〜〜〜〜〜!
>早く救急車呼ばなきゃ〜〜〜〜!
>その前に、姫様に知らせなきゃ〜〜〜〜〜!」

なっ!?柚葉さんが!?
(瞬時に全身の血が凍る思いが我が身を支配しました。)
柚葉っ!いったい何が起こったの!?まさか何か邪悪なものが侵入していたの!?そ
れに気づかなかっただなんて、そんな…。

柚葉、その、そのケガはどうしたの!?敵は、敵は何処か!?おのれ、許さぬ、逃が
しはせぬぞ、疾く出てまいれ!

>あああ〜〜〜!三女さん、待ってください!
>これは仮装です!コスプレです!
>私は大丈夫ですから、どうか落ち着いて〜〜〜!!!

…よ、よかったああああ〜。
はああ、腰が抜けるというのはこういうことなのですね…。
本当にもう…心配させないでくださいませ。
あらら…屋敷神様も硬直されていらっしゃいますわ。

「いや、姫様さあ、昨日からハロウィンの仮装の話をしていたじゃん。少しは脈絡を
考えて落ち着いて判断しようよ。ほれ、お客さんの前なんだから、さっさと立っ
て。」

うう…、そうは言いますけど次女ちゃん、三女ちゃんがあんなに大きな声出すから…。
はい、ごめんなさい、冷静さを欠いていました、反省します…。

(小一時間後)

>…すみません、お戯れというか、悪ふざけが過ぎました。

わたくしとしては柚葉さんが無事でいてくだされば何も申すことはございません。
今はただ安堵の中にいるわたくしです。
ああ、お茶菓子が美味しいです…。
ではでは、今からは仮装のご相談ですね。お客様の仮装のお手伝いを柚葉さんがなさ
るとのこと、わたくしもそのお手並みに興味津々ですわ。

(つづきます。)


403 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/16(Sun) 20:52
>>392(柚葉さん)(つづきです。)

    ■     ■     ■

>商店街に準備の買い出しに参りますと、あちらこちらでセールや
>イベントの準備が進められています。
>今年もまた、あの賑わいが訪れると思うとわくわくしますね。

一昨年のハロウィンのときに瀬織津姫様と鬼族の方々と交流して以来いっそう賑わう
ようになりましたね。あの時の盛り上がりは本当に大変なものでしたが、人と人なら
ざるものとが一緒に心置きなく楽しめる場として認識された、というのが大きいので
しょう。
わたくしにとりましてもとても嬉しいことですわ。

>お嬢様から紹介して頂いた、「村カルキ」さんの擬人化衣装を
>私も参考にさせて頂く事にしました。

わたくしの案に賛同してくださって嬉しいです。花の姿に仮装した柚葉さん、どんな
にか美しいことでしょう…。

>候補として、「紫陽花」「月下美人」「竜胆」を挙げて
>お嬢様の学校の演劇部の部長さんに相談していたのですが…。

はあ…、柚葉さん、だんだんあの方と懇意になられていますよね…。
今年もまた文化祭の時期になってあの方から
「今年も貴女のクラスの出し物は演劇になさい。わたしたち演劇部と同じ『月とライ
カと吸血姫』で勝負しましょう!」
と持ち掛けられて何とかやり過ごしていましたのに。
こういう形でご協力いただくのではわたくしも期待に応えないといけないかしら…
(クラスのみんなはノリノリだし)。

>金木犀は秋を象徴する花ですし、母も大好きな花ですので…。
>それで今回は「金木犀」の衣装を纏う事に致しました。

部長様。まことに良いアドバイスをくださったと感心せざるを得ません。
「金木犀」はご母堂様と叔母上様のトゥルーエンドに出てきた美しく芳しいお花です
もの。まさに柚葉さんにピッタリです。
そしてわたくしの「藤」との対比も鮮やかなものとなりましょう。部長様のことです
からそこまでお気を配ってのことではないかしら?
本当にこういうところは敵わないですわ…。
仮装が具体的に決まり、柚葉さんと二人で試着するのが待ち遠しくてなりません。

>昼食には演劇部の部長さんもお招きしておりますので、
>お客様さえよろしければゆっくりしていって下さいませ。

部長様のことです。きっと着こなし方に留まらず花の華麗さを彷彿とさせる立ち居振
る舞いまで指導なさってくることでしょう。
ちょっと緊張いたしますが、柚葉さんのお美しい仮装を見られると思えば胸の高鳴り
が止まりません…。


404 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/17(Mon) 01:40
>>393(柚葉さん)

>優しい春風になびく美しい銀髪…。
>優雅に身に纏うその風景と同じ桜のお召し物…。

あのときの着物の柄も覚えていてもらえているなんて、嬉しゅうございます。
ですがそうですね、あれ以来桜の季節にはあの着物に必ず袖を通すようになりました。
そのたびにあの日のことが思い出されて、あのときの胸のときめきと今の幸せとをあ
らためて感じずにはおれません…。

>そして憂いと戸惑いを見せながらも、どこまでも春風のような優しさと温かさを秘めた
>美しい瞳…。

最初はお父様がご迷惑をおかけしたのではないか、と心配になりましたが、柚葉さん
の表情と瞳を見てすぐに己の心得違いを知りました。この人は本当にご自分の意志で
吸血鬼のわたくしのところに来てくださったのだ、と。

>互いの姿をその瞳に映した時、私は感じました。
>私達は出会うべくして出会ったのだと…。
>そして、共に歩んでいく事を私自身が何より望んでいることを…。

わたくしたちが同じ想いを抱いていたことの喜びはたとえようもありません。幾百年
のときの中でついに巡り会えたわたくしの唯一無二の方、それが貴女でした。
お客様の前ですのに申し訳ございません。至福の想いが甦ってきて泣き笑いしそうな
わたくしのこの表情…自覚していてもどうにもなりませんわ。
どうかこの二人の歩みがいつまでも続きますように…。

    ■     ■     ■

>お嬢様が仰っているように、お嬢様ご自身は自らの在り方を
>私達と同じ形に保っておられます。
>だからこそ、お身体を気遣い日々を健康に過ごして頂けるように
>この御屋敷での日々のお仕事に取り組むのが私達メイドの務めです。

そのお心遣いに応えるためにも、わたくしは病に侵されぬよう健康に注意してまいり
ますわ。
人と交わって生きようとするなら何よりも誰よりも柚葉さんにご負担をかけないよう
努めるのがわたくしのなすべきことですもの。
寒暖の差、季節の移り変わりに体を馴染ませるために、無理のない範囲で外で出るこ
とにいたしましょう。この広い屋敷林や裏山を散策すれば森林浴もできて健康に良い
ですし、ガーデニングで四季の薬草を栽培すれば体に優しい生薬も手に入りますもの。

>先日、商店街のお茶屋さんで「秋の七草茶」を購入しました。
>すぐに準備致しますので、今暫くお待ち下さいませ…。

まあ、そのようなお茶があるのですか?
それはとても興味深いです。医食同源…、美味しいお飲み物が健康をも助けてくれる、
とても素晴らしいことですわ。カルミーニオ家の製薬事業にも大いに取り入れてほし
い発想ですね。

>そんな私を見て、時折お嬢様の母上である奥方様が
>手懐けたみみずくさんをメッセンジャーとして遣わして下さるんです。
>大好きなみみずくさんと触れ合える、良き機会ですね。

ええ、お母様のみみずくさん、とっても可愛らしいですよね。大きな眼と頭を傾ける
様子などなんとも愛くるしいですわ。
いずれはお母様の魔の気を受けて三姉妹ちゃんたちと同様、人の姿にもなれるように
なるのではないかしら?そのときはどんな姿になるか楽しみです。

>実は先日、使いのみみずくさんがいらした時にお嬢様のお作りになった
>おもちゃのみみずくさんと暫くの間見つめ合っておりましたね。

はい、なんとも和やかなひとときでした。今度みみずくさんがお使いに来たときには
あのおもちゃを進呈しても良いかもしれませんね。


405 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/17(Mon) 10:07
>>395

あの、お客様?調味料は料理とセットで考えるべきものですから単体で、どちら?と
言われても困ります。
「この料理に使う場合はどちらが好み?わたしは〇〇の方が好き。」とか、もう少し
具体的に話を広げていただければ、と存じます。


>>397

いらっしゃいませ、お客様。
わたくしが申しますのは「指数値」として計って700以上に達するような愛し方はで
きないだろう、ということでございます。
アミくんが案内した星の様にすべてをみんなが所有し自分が「必要」とするときだけ
手元に置き、「必要」でなくなったらまたどなたかに譲る。そういう愛し方ができて
初めて高い「指数値」を得られるというなら、わたくしは到底その境地には達するこ
とはできませんから。
わたくしが、今愛している方に向ける想いは決して替えは利きません。他の誰に譲る
こともできません。そしてわたくしからその方を奪おうとする者を…わたくしは許す
ことはできないのです。
今の地球では形は様々であれ、そうした譲れない愛がたくさんあるのだと思います。
それで良いと思っております。あなたがおっしゃるような愛なくして生きられない、
そんな生命で満ち溢れていることこそ世界が生きている証しだと、そう思うのでござ
います。


>>400

う〜ん、あまりジャンルを気にしないで聴きたいものを聴いているというか、そのと
きどきで耳と心に心地よい曲を徒然なるままに聴いておりますね。
先ほどより幽霊の結城玲子先輩が奏でていらっしゃるようなクラシックのピアノ曲を
何曲も続けて聞くこともございます。ほんと良いですわ…、この秋の夜長にピッタリ
の、フォーレの「夜想曲第3番変イ長調」。
それとは全く別の曲、たとえばスーパーで聞こえてくる明るいポップ調のCMソング
がすごく気に入ったときは歌手がどなたか調べてその方の歌を追ったりとかもしまし
たわ。
故郷の城館のホームシアターで鑑賞した日本アニメのテーマ曲の場合は、映像やドラ
マと分かちがたく結びついて、その作品にさらに夢中になりましたけれど。
それからまた文化祭のステージで筝曲部の方が奏でていた曲に聴き惚れて筝曲に夢中
になったことも。「天泣」…、あの曲と出会えて幸いでしたわ。
そのようなわけで、とりとめもなくあれこれ聴くのがわたくしの音楽鑑賞ですわね。


406 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/17(Mon) 11:18
小さな宇宙人アミが言いたかったのは、皆での所有はあくまでも資源の事で
個人的な愛…つまりセクシュアルな事とは別物だと思いますよ、お嬢様

もしお嬢様が想うその意中の彼女に対する恋慕が無制限で
永遠で自由な愛につながるなら、それは究極的な愛の宣言だと私は考えております

407 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/17(Mon) 18:09
以前、アンビリバボーで下仁田納豆という高級納豆を取り上げていました
お嬢様達はそんな高級納豆を食した事がありますか?

408 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/17(Mon) 19:38
占いとは人類史が始まった時から大いに流行し
こんにちに至るまで、それはそれはとても長い歴史があります
怪しいですが、霊視できる超能力者に占ってもらった経験はございますか?

409 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/17(Mon) 20:47
>>401(柚葉さん)

>お嬢様からお客様へのご返事をage進行への変更の事、承知致しました。

事後報告になってしまいましたが、承知してくださってありがとうございます。
恐らくお客様も引きも切らず千客万来…とはならないかと思いますが、もし万一お忙
しい柚葉さんがご対応に困る、などということになりましたらまた再考いたしたいと
存じます。
此処に集ってくださる皆々様にとって末永く憩える場所になるよう心掛けてまいりま
すので、どうぞよろしくお願いいたしますね。

    ■     ■     ■

(横から失礼いたします。)

>中には広いお屋敷にお住まいで、訪れる方を歓待して下さる
>心優しい女性ののっぺらぼうさんのお話もあるのですよ。

あらあら、そのようなのっぺらぼうさんもいらっしゃるのですね。
わたくしまだのっぺらぼうさんのことは良く存じませんが興味深いですわ。ご近所に
お住まいでしたら一度ご挨拶したいですね。

>家事もお料理も上手で甲斐甲斐しくお世話をして下さり、和やかな雰囲気でお話が進んでいくのですが…。
>男性の方がふとした悪戯心で、寝ているのっぺらぼうさんや幽霊さんの顔に
>顔や目を描いてしまうのですよ。

ええ…、それはまたずい分失礼というかデリカシーが無いといいますか…。

「あ〜、もうなんだいなんだい、尽くしてくれる女にそんな仕打ちをするとはいただ
 けないねえ。そうやって目の前の幸せを取り逃がしちまう男の話を聞くと、やるせ
 なくなっちゃうよ…。」

あらあら、久地崎朱乃様ではありませんか、お久しぶりでございます。
いつのまにいらしていたのですか?

「あー、ごめんなさい、お母さんと今度のハロウィンの仮装の相談に乗ってもらいた
 いなー、って思ってお邪魔したんですよー。長女さんには挨拶したんですけどー。」

そうだったのですか。わたくしたち衣裳がもうすぐ完成するところです。よかったら
それと合わせられませんか?これがその衣裳なのですが…。

「あー、いい!すっごくいいですねー。わたしたちも花の擬人化にしようよー、ねえ、
 お母さん…って、あっちの話に聞き入っているねー。」

>個人的には、このまま夫婦(めおと)になってしまえばいいのに…と考えていただけに
>ああ、勿体無い…と思いました。

「まったくだよ。鶴女房といい雪女といい、相手の男はどうして惚れた女が困るよう
 な軽はずみなことをしちゃうのかなあ…。
 …あれ?そののっぺらぼうの話ってどこかで…。」

一度逃がした幸せ、失った信頼は戻ってこない…、そんな例が後を絶たないのは洋の
東西を問いませんね、わたくしも恋人からではございませんが、信頼した方から背か
れたときの悲しさは…といけませんね、また湿っぽくなってしまいました。

>お嬢様とは親交を温めている妖怪さんがいるのですけれど、
>知り合いにそのようなのっぺらぼうさんがいないか、
>今度のハロウィンパーティで聞いてみようかしら。(笑)

「んん?今柚葉さんがあちらのお客さんに話している妖怪さんってあたしのことか
 な?
 …あ〜、そういえば昔あったあった、忘れてたよ。良い人だと思っていたら悪戯さ
 れたってシクシク泣いていたのっぺらぼうのこと。」

まあ、朱乃様のお知合いなのですか?それは幸いでした。その方は今どこにいらっし
ゃるのでしょう?

「ん〜、最近会ってないから…、探し出すのに時間がかかるかもしれないよ?
 …ねえ、こういう時はもっと顔の広い『あの人』の手を借りた方がいいんじゃない
 かな?」

…「あの人」って、それもしかして「人」ではないのではないですか?あまり確認し
たくはないのですけれど。

「うん、まあ、そうだね。あなたのお母様だから。」

あああ…、またあの方と話が繋がってしまうのですか。(溜め息)

(その後、お母様の伝手でのっぺらぼう様と会うことが叶ったわたくしたちでした
 …。)


410 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/18(Tue) 08:13
>>406

個人的な愛は別物なのですね、なるほど。
ですがそうしますと、一人の人を他の二人が愛してしまった場合どうするのか、とい
う問いは依然残りそうですわね。わたくしは一部しか聞きかじっておりませんので、
あるいはその答えも提示されているのかも知れませんが。
本当のことはいつか遠い未来に宇宙人さんと出会ってから聞いてみることにいたしま
す。わたくしがその方のことを認識できれば、ですけれど。
わたくしの「彼女」への愛がどのような道を辿り何処へつながるのかそれはまだ分か
りません。ただ「彼女」の幸せを損なうような過ちだけは決して決して犯さない。そ
の誓いを胸に誠を尽くしてまいるだけでございます…。


>>407

納豆は朝、昼、夕を問わずよくいただいております。
わたくしがいただいているのはほとんど地元のお豆腐屋さんが作って直売していらっ
しゃるものですわ。もしかすると過去に他所の有名な品をいただいたこともあるかも
知れませんが、意識したことはありませんね。
タンパク質と鉄分はこの体の吸血鬼のこの身の慈雨と申すもの。最初は匂いに慣れる
のに時間がかかりましたが今ではすっかり定番のお食事です。
その最初に食したのは18世紀のはじめごろでしたかしら?母が海外旅行のお土産に
持って帰ってきた日本の料理本「料理物語」に載っていた「納豆汁」を料理長が作っ
てくれたのです。美味しかったですね。「禁血」をしていたわたくしへの料理長の気
遣いと受け取ったので余計に美味しかったのかも知れません。


>>408

はい、ございます。200年ほど前でしたかしら、カルミーニオ家の領地に住んでいた
「ロマ」の占い師の方に占っていただきました。未来視ができると市井で大変評判に
なっていた方で、わたくしも興味津々で占いの館にでかけていったのです。
確かに不思議な霊気を纏った方でわたくしドキドキいたしました。わたくし自分の恋
愛運を占ってほしい、とお願いしたのですが、その方水晶玉を覗き込んで怪訝な顔を
なさって、
「これはどうしたことか…。なぜ貴女には数百年先までの未来が続いているのか??
 そしてはるか先の時の中であなたは素晴らしい恋…いや恋とは少し違うけれど素晴
 らしい良縁を得るだろう。
 ここではない、遥か東方の地で。」
とおっしゃいましたわ。
わたくしがその占いの如何に正しかったかを実感したのは、もちろんこの町に来てか
らのことでございます。


411 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/18(Tue) 21:28
物乞い「どうか塩味が効いた温かい豆のスープをわたしに恵んでください…』

412 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/18(Tue) 23:46
>>411

いらっしゃいませ、お客様。
あらあら、ちょうど良かったですわ。
暖かい豆のスープをご所望だなんて!それなら具だくさん納豆汁をたくさんたくさん
召し上がっていただきましょう。
ごらんくださいませ、この紙芝居を。これはグリム童話でございます。
ご存じですか?お母さんと二人暮らしの貧しい女の子が魔女さんから不思議なお鍋を
もらいます。この鍋に「おナベよ、煮えろ」と、言うと、温かくておいしいおかゆが
出て来て、「おナベよ、止まれ」と言うまで出続けるのです。
これで母娘はお腹いっぱい食べられたのですが、娘のいないときにおかゆを出したお
母さん、止める言葉を思い出せなくてどんどんおかゆが出てきて町中に溢れてしまう、
というお話なのですよ。
これはわたくしが懇意にさせていただいている画家のお嬢様が描かれたものなのです。
ネットの「1月8日の世界の昔話」というのをご覧になって「わたしも描く」と奮起
されて。でも我が家の納豆汁を気に入っておられるお嬢様、おかゆの代わりに具だく
さん納豆汁が出るお話を描いてしまわれたのです…。
そしてとても真に迫った絵には「メトロポリタン美術館効果」(命名者はわたくし)
という不思議な作用があって、うちの母がちょっと魔力をかけると見入ったその人を
絵の中に閉じ込めてしまうのです。
さあ、どうぞこの、町に具だくさん納豆汁が溢れた絵をご覧になって。そして絵の中
で存分にお召し上がりくださいませ。え?「絵の中の納豆汁をいくら食べてもお腹は
ふくれないだろう」とおっしゃいますか?いいえ、あなた様も絵の中の世界の存在に
なれば、納豆汁も絵の中の現実でございます。ちゃんとお腹いっぱいになりますわ。

明日あなた様が絵の中に入ったまま、わたくしがこの紙芝居を納める公民館に持って
いきます。これはそこで子どもたちに読み聞かせるためのためのものですから。
そして、ただ今公民館ではアルバイトを募集中なのですよ。一般事務、施設の掃除や
整理、そしてこの紙芝居の読み聞かせ。
紙芝居から出たら面接をお受けになってくださいませ。現実世界でご飯をいただくに
は先立つものが無ければなりません。無事採用されることをお祈りいたします。


413 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/18(Tue) 23:58
補足でございます。

>>412

>ネットの「1月8日の世界の昔話」
ご興味のおありでしたら「福娘童話集 おいしいおかゆ」で検索すれば見つかるかと
存じます。
優しい雰囲気のお母さんと娘さんにほっこりして、町中におかゆが溢れて大騒ぎの光
景に思わず笑ってしまいました。


414 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/10/19(Wed) 17:46
>>395

マヨネーズにせよケチャップにせよ、調味料はメニューや用途によって
使い分けるもの、「適材適所」ですから、
単純に「どちらが好き」と決める事は出来ないですね。

そういえば、戸棚の中のストックはまだあったかしら…。
そろそろ、少なくなってきたような…。

>>400

アリプロと聞いて、「何の事でしょう?」と思いましたが、
思い出しました。
ゴスロリ(ゴシック・アンド・ロリータ)風の服装や世界観のアーティストの方でしたね。
私もそんなに詳しいわけではありませんが、アニメの主題歌をよく歌っているのは知っています。

お嬢様の雰囲気から、あの方々を連想されましたか?
お嬢様も一応あのような衣装はお持ちですけれど、どちらかと言えば
普段着は和装を好まれるのですよ。

確か件のアーティストの方々も近年は、広義のゴシック全体、和モノ、エキゾティシズム、サイバー、デカダンスなどの
意匠を取り込んだものへと変化しているそうですね。

私も音楽に関しては、気に入ったものを聴くというスタンスで
特定のジャンルやアーティストに偏っているわけではないですね。

父の影響で、個人的に聴くものとして欧州のメタルで好きなアーティストの方々のグループが
3つほどありますが。

>>407

お嬢様も仰られているように、納豆はほとんどが商店街のお豆腐屋さんが
作って直売しているものが殆どです。
時折、スーパーなどでパックのものを買うこともありますが。
ですから「高級」を意識して納豆を購入した事はそれほど無いと思います。

「下仁田納豆」ですか…。成程…。
この番組はそれなりに見ていますが、この時は見逃してしまっていますね。
倒産寸前の実家の稼業を継ぎ、再建させた方々のドラマですか。

ここにもまた、日本人の「ものづくり」に見られる飽くなき挑戦と創意工夫、
そして知られざるドラマが秘められているのですね。

今度お買い物に行く際に、お話を聞いてみようかしら。
同じ職人として、きっと色々と知っていらっしゃると思います。

>>408
>>410(アーチェロお嬢様)

流石に、そういう方に直接占ってもらったことは無いですね…。
せいぜい、朝の番組で星座占いを気にする程度です。

無論興味が無かったわけではないですけど、高校生の頃までのお財布事情では
容易に手を出せるものではなかったですね…。(汗)

>わたくしがその占いの如何に正しかったかを実感したのは、もちろんこの町に来てか
>らのことでございます。

その占い師の方がお嬢様に伝えられた「良縁」が、私であったのなら
それに勝る嬉しさはそうそうあるものではないですね。(微笑)

決して自惚れるわけではありませんが、ならばそれが「私」であると証明できるように
これからも誠心誠意、お嬢様に尽くして参ります。


415 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/10/19(Wed) 18:31
>>411
>>412(アーチェロお嬢様)

お嬢様、只今帰りました…。
あら?鞄は置かれているから既に学校からはお帰りになったようですが、
その後に出掛けられたようですね。

個人のお買い物か、ご近所の方に用事でしょうか?

(お嬢様がお帰りになりました)

お帰りなさいませ、アーチェロお嬢様…。
成程、私が留守中にそのような事が…。
それで、公民館に行っておられたのですね。

>おいしいおかゆ

まあ、懐かしい童話ですね。
それにしても、頑張って食べ切らないと大変だなとか、
お掃除が大変そうだな〜と思ったりもしましたね。(苦笑)

私たち現代人にとっては、「きちんと説明書には目を通しましょう」
という教訓になりそうです。(汗)

件のお客様、無事に採用されるといいですね。
場合によっては、この街の福祉に関しても色々と貢献されている
神父様に相談してみるのもよろしいかと思います。
事と次第によっては、私が相談に参ります。

>>409(アーチェロお嬢様)

>あらあら、久地崎朱乃様ではありませんか、お久しぶりでございます。

朱乃さん、朱瑠ちゃん、お久しぶりです。
すぐにお茶の準備を致します。
今暫くの間、お待ち下さいませ…。

>わたしたちも花の擬人化にしようよー、ねえ

でしたら母娘で、「椿」の赤と白は如何でしょう?
または朱乃さんの場合、「彼岸花」は大人の色香漂う素敵な雰囲気になると思います。

>…あ〜、そういえば昔あったあった、忘れてたよ。良い人だと思っていたら悪戯さ
>れたってシクシク泣いていたのっぺらぼうのこと。

流石は朱乃さん、日本全国を旅してきただけあって顔がお広いのですね。
やっぱりのっぺらぼうさん、それも女性にはそれは禁止事項ですよね…。(汗)

向こうが悪戯で驚かしたのであればまだしも、甲斐甲斐しくお世話をなさっていたのですから
流石にデリカシーに欠ける行為かなと…。(汗汗)

兎も角今年もまた、楽しいハロウィンになりそうです。
あ、それから町内会長さんと土地神様の神社の宮司さんから連絡がありました。
瀬織津姫様の鬼族の方々が、今年もハロウィンイベントの参加と
神社の奉納の舞をして下さるそうです。

町内会でも商店会でも、あの方々の参加はイベントを盛り上げる上で
欠かせないものになりつつあり、多くの方が参加を期待しているそうですよ。
男女揃って見目麗しくて礼儀正しく、凛々しい方々ですからね。

イベントと行事の後は、是非とも私たちのお屋敷で
お礼も兼ねてお疲れを癒して頂きたいですね。

>>403

>「今年も貴女のクラスの出し物は演劇になさい。わたしたち演劇部と同じ『月とライ
>カと吸血姫』で勝負しましょう!」
>と持ち掛けられて何とかやり過ごしていましたのに。

ええと…今更ながらですが…。
もし同じ演劇をするのでしたら、お嬢様ならこちらの方がよろしいのでは…。

(ダッシュエックス文庫『吸血鬼は僕のために姉になる』)

お嬢様にイリナさんの役が勤まらないとは決して思いませんが…。
役柄とはいえ剣呑な態度にならざるを得ないのは、
私としても少々辛いものがありまして…。

こちらの霧雨セナさんでしたら、お嬢様も自然体で演じられるのではないかと…。
私も既に暗記するほど読んでおりますので、アドバイスも出来るかと思います。
日向君役の方は、ある意味役得ですね。(微笑)

416 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/19(Wed) 18:41
恩返しも「恩送り」も出来る方が本当に羨ましい…
私は周りにずっと迷惑ばかりかけている愚人です
ああ、こんな自分にいったい何ができるのだろうか?
常々、己の存在意義に疑問を懐いている日々です…

417 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2022/10/19(Wed) 19:42
(柿と和菓子の詰め合わせと一緒に、お手紙を送りました)

ご無沙汰しています、アーチェロさん、柚葉さん。
今年は暑さが長かった気がしますが、それもいよいよ終わり、
本格的な秋の到来となりましたね。

アーチェロさんも、お身体は大丈夫でしたか?
柚葉さんがついてくれれば心強いですけど、
それでも最近の寒暖の差は体調を崩しやすいので、気を付けて下さい。

アーチェロさんの住む街も、段々と葉っぱが色づき始め、
街もハロウィンイベントの準備が進められていると思います。

私の住む奈良も、暑い季節が終わり秋の落ち着きを求めて
また観光客の皆さんが来てくれて、活気が出てきています。

私を新たな道へ旅立たせてくれるきっかけをアーチェロさんが作ってくれた
あの奈良旅行から、もう一年が経つんですね。

今はすっかりお馴染みの光景となった奈良公園で白鹿さんと一緒に
鹿せんべいをあげて鹿さんたちと遊びながら、
あの時のアーチェロさんたちとの楽しかった思い出の数々が頭に浮かびます。

私も白鹿さんも新しいお仕事と生活に慣れて、週末にはデートを楽しんでいます。
またアーチェロさんたちとこの場所で、鹿さんたちと遊んでみたいです。

突然ですが、ハロウィンの行われる月末にアーチェロさんの所にお邪魔してもよろしいですか?
有休の消化もあり、私も白鹿さんもお休みを頂けることになりましたので
私もまたアーチェロさんと御屋敷の皆さん、そしてアーチェロさんのお母様や
親交を結んだ皆さんとお会いしたいです。

当日は私も白鹿さんも仮装をして、一緒にハロウィンイベントを思いっきり楽しみたいです。

ほんのご挨拶ですが、奈良の名産の柿と私のお店の和菓子の詰め合わせを
送らせて頂きます。
皆さんで、召し上がって下さい。

あの街でアーチェロさんと再会できるのを、心待ちにしています。
その日まで、どうかお元気で。

人狼メイド グリッタ

418 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/20(Thu) 17:41
>>414(柚葉さん)

>その占い師の方がお嬢様に伝えられた「良縁」が、私であったのなら
>それに勝る嬉しさはそうそうあるものではないですね。(微笑)

もう、柚葉さん…。占い師さんのおっしゃった「良縁」が柚葉さんとのものでない、
などということがあり得るでしょうか、あり得ませんわ、決して。
たしかにこの町にまいってから多くの方とご縁をいただきました。その一つ一つが大
切であることは言うまでもございません。
ですが恋にも等しい熱情を以てわたくしを捉えたのはあなたとのご縁だけですわ。

>決して自惚れるわけではありませんが、ならばそれが「私」であると証明できるよ
うに
>これからも誠心誠意、お嬢様に尽くして参ります。

そのお言葉でどれだけわたくしが幸せに身を包まれることでしょう。
わたくしとて同じこと。これからもあなたに相応しいわたくしで在れるよう、この身
を以て証しを立ててまいる所存です。
どうかこれからもあなたと共に居させてくださいませ…。


419 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/20(Thu) 17:59
>>415(柚葉さん)

(公民館から戻りました)

>まあ、懐かしい童話ですね。
>それにしても、頑張って食べ切らないと大変だなとか、
>お掃除が大変そうだな〜と思ったりもしましたね。(苦笑)

はい、わたくしもグリム兄弟の童話集のこと、故郷の城館で評判だと聞いて取り寄せ
て読んだのですが、このお話は特に好きになりました。町中に溢れるおかゆを想像す
ると、もう可笑しくて可笑しくて…。

でもそれで「母親も娘も、さらにその町の人たちも、一生食べ物に困る事はなくなっ
た。」とのことでしたので、飢饉から逃れたいという人々の思いが籠められているの
ではないか、と思ってちょっと切なくなりました。
…そういえばネットのフリマサイトで「おいしいおかゆ」と「くわずにょうぼう」の
2冊の絵本がセットで売られていましたわ。
ttps://paypayfleamarket.yahoo.co.jp/item/z35534744

久地崎様のお家でもあの不思議なお鍋があったら、旦那様にも遠慮なくご飯が食べら
れてずっとご一緒に居られたかも知れませんね…。

>私たち現代人にとっては、「きちんと説明書には目を通しましょう」
>という教訓になりそうです。(汗)

なるほど、確かにそうですね。
グリム兄弟様が蒐集したのは長く伝えられてきた民話ですから、そうしたいろいろな
教訓が籠められているのでしょうね。きっと子どもの枕辺でそうした教えと共に語り
聞かせてきたのでしょう…。

>件のお客様、無事に採用されるといいですね。

はい、お母様についてきていただいてその方を絵から呼び戻してもらいました。今頃
は職員の方から面接を受けていることと思います。うまくいってほしいですね。

>場合によっては、この街の福祉に関しても色々と貢献されている
>神父様に相談してみるのもよろしいかと思います。
>事と次第によっては、私が相談に参ります。

まあ、それはよろしいですね!
面接が不首尾に終わることもあり得ますから、神父様にご助力いただければ安心です
わ。そのときはどうかよろしくお願いいたします。

あ、ちなみに紙芝居のことですが、職員の方から
「納豆汁はとても美味しく描けていますが、ここは原典どおりにお願いできません
 か?」
と言われまして、お嬢様が新たにおかゆが溢れる絵に描き直されることになりました。
お嬢様は、
「納豆汁、美味しいのに…。」
と残念そうでしたけれど。

(つづきます。)

420 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/20(Thu) 18:01
>>415(柚葉さん)(つづきです。)

    ■     ■     ■

>でしたら母娘で、「椿」の赤と白は如何でしょう?
>または朱乃さんの場合、「彼岸花」は大人の色香漂う素敵な雰囲気になると思いま
す。

それは素敵なご提案です!お二人が「合わせ」に参加していただけたら嬉しいですわ。
…pixivで村カルキ様は藤、金木犀、椿、彼岸花、これら全部描いていらっしゃいま
す。あまりに美しいのでわたくしだけではとても着る勇気がございませんでしたが、
皆様との「合わせ」ならもう恐くはございませんわ。
(月下美人、金木犀、紫陽花、彼岸花)
ttps://www.pixiv.net/artworks/62759888
(桜、彼岸花(赤)、椿(白)、銀木犀)
ttps://www.pixiv.net/artworks/80481878
(月下美人、藤、竜胆、桜、椿(赤))
ttps://www.pixiv.net/artworks/72698648

「おー、いいね、いいねー。ねえ、お母さん、どうかな?二人で椿の花をやらない?
 お母さんは、お父さん大好きだから情熱的ってことで赤かなー。」

「ええ…、彼岸花もそうだけど、わたしには赤はちょっと派手かなあ?」

「そんなことないない、ねえ、やってみようよー。」

お二人の話はまだしばらく続きそうですね。

>向こうが悪戯で驚かしたのであればまだしも、甲斐甲斐しくお世話をなさっていた
のですから
>流石にデリカシーに欠ける行為かなと…。(汗汗)

「ね、柚葉さんもそう思うでしょ?自分で言うのもなんだけど、わたしも尽くすタイ
 プだと思うんだよね。だから分かるんだけど、その気持ちを受け取ってもらえない
 のって悲しいじゃないのさ…。
 のっぺらぼうには『そんな男、あんたには釣り合わないよ。さっさと忘れちゃえ』
 って言ったけれど、そう割り切れるものじゃないよねえ。その男のことを語るとき
 も頬を染めたりなんかして、ほんと可愛らしい乙女の顔しちゃっててさあ〜。」

のっぺらぼうさんでもいろんな顔があるものなのですか…?
あら、なんですか、三女ちゃん?溜め息なんかついて。

「姫様、認識不足…。目鼻が無くても女の子はいろいな表情をするもの。
 この漫画を読んで勉強するといい…。」

「「顔がない女の子」座坊町1丁目」ですか?
ttps://seiga.nicovideo.jp/watch/mg382629?track=ct_first

まあ、これは。のっぺらぼうの女の子の恋物語なのですか?確かにとても愛らしくて
感情の豊かさが伝わってきますね。
これは確かにわたくしの認識が足りていませんでした。もしこのような女の子の好意
を軽んじられたら…、それは許せませんね!

>あ、それから町内会長さんと土地神様の神社の宮司さんから連絡がありました。
>瀬織津姫様の鬼族の方々が、今年もハロウィンイベントの参加と
>神社の奉納の舞をして下さるそうです。

まあ!鬼族の方々が今年も来てくださるのですか!?
それも奉納の舞だなんて、土地神様とさらに友誼を深められるのは素晴らしいことで
すね。
またこうしてご縁が続いていくこと、本当に嬉しいですわ。
我が家にもぜひお訪ねいただきたいですね。そのときは心からおもてなしさせていた
だきましょう。

(つづきます。)

421 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/20(Thu) 18:05
>>415(柚葉さん)(つづきです。)

    ■     ■     ■

>もし同じ演劇をするのでしたら、お嬢様ならこちらの方がよろしいのでは…。
>(ダッシュエックス文庫『吸血鬼は僕のために姉になる』)

わあ…、部長様の圧にほとほと困っていたところですが、なんだか光明を見た思いで
すわ。よくおっしゃってくださいました。
わたくしもイリナ様のツンな態度を演じるのはどうも自信が無くて。
もちろんセナ様のような気品や優雅さも持ち合わせているとは申せませんが、あのし
なやかで穏やかなお姿はとても魅力的で、「演じてみたい」と思わされます。
彼女を演じるのであれば、部長様もクラスのみんなも納得してくれるでしょう。次の
ホームルームのときに提案させていただきましょう。

>日向君役の方は、ある意味役得ですね。(微笑)

う〜ん、わたくしが相手で喜んでいただけるかどうか分かりませんが…、がっかりさ
せないように頑張りますわ!(ふんす!)


>>416

いらっしゃいませ、お客様
ええっと、もしかしてわたくし羨ましがられているのでしょうか?
わたくしはただ性分として人恋しくて、でも吸血鬼ですから長いこと大概嫌われてき
ましたから、数少ないご縁はありたがくて大切にしたいと心掛けてきただけのことな
のですけれど。
まあ、自分の思うままに行動してきたのです。自分に正直で欲深いのですよ。
迷惑だっていっぱいかけてまいりましたわ。たとえばわたくしと関わったばかりに
「背徳者」として教会から糾弾された母娘とか…。
ttp://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&st=720&to=720&nofirst=true
あ、思い出したらまた落ち込んで参りました…。
それでもなお人間と関わることをやめなかったわたくしは相当図太いのかも知れませ
んけれど。吸血鬼であるわたくしに寛容でいてくださったこの町の皆様には感謝しか
ありませんし、同時にこれまで迷惑をかけた方には本当に申し訳ないと思うばかりで
す。
そのようなわけですので、いかがでしょうか?あなた様もご自分の欲望に正直になっ
てみては?そしてその道を極める覚悟をお持ちになり諦めずに我が道を行かれれば道
が拓けるかも知れないのでは?
もちろん分かっていて他人様に迷惑を及ぼすのは慎まれるべきかと思いますが。
あなた様のことを知りもせず色々申して申し訳ありませんが、わたくしに今言えるこ
とはこの程度のことでございます。
わたくしの存在意義は、…ただ欲望の後に何時か見出せるかも知れません。それが誰
かの喜びと共に在るのであれば最高なのですけれど。


422 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/20(Thu) 18:20
>>417(グリッタちゃん)

(グリッタちゃんからのお手紙!さっそく家族の皆に知らせて読ませていただき、そ
 してお返事を書いております。)

拝啓
清秋の候、ますますご清栄のこととお慶び申しげます。
ご無沙汰しております。グリッタちゃんにおかれましてはお変わりございませんか?
このたびはグリッタちゃんからのお手紙大変嬉しく拝読いたしました。そして大変素敵な
柿とお菓子の詰め合わせ、まことにありがとうございます。家族一同美味しくいただいて
おります。
ご一緒に奈良を巡った想い出は今も折に触れ思い出し、あるいはアルバムをめくっては
懐かしく思い返しております。
わたくしは柚葉さんのおかげで日々息災に過ごさせていただいています。

奈良の秋はさぞ美しく色づいていることでしょうね。
白鹿さんとお二人充実した日々をお過ごしとのこと、仲睦まじいお二人の姿が思い浮か
び心温まる思いがいたします。わたくしもまたお二人とご一緒に鹿さんたちと戯れたくな
ります…。
こちらにお出でくださるとのお話、とても嬉しいです!ああ、またグリッタちゃんにお会い
できるのですね。
そしてハロウィンイベントへのご参加のご希望、わたくしもぜひにお願いしたです。わたく
したち家族一同、そして久地崎朱乃さん・朱瑠さん母娘もご一緒に衣裳の合わせを行う予
定なのです。
モチーフは「花の擬人化」です。ネットで見つけました村カルキという方の素晴らしい絵に
魅了されまして、そのデザインを拝借して衣裳を作りました。
グリッタちゃんは何か衣装をお召しになるご予定はございますか?もしよろしければご一
緒に合わせを、そうでなくてもグリッタちゃんの仮装を拝見したいです。

今年は東北の方から鬼族の方々もいらっしゃる予定です。とても賑やかなハロウィンにな
りそうで嬉しい限りです。

それでは再会の日を楽しみにしつつ筆を置かせていただきます。
末筆ではございますが、白鹿さんにもよろしくお伝えください。
どうかお元気で。
                                      敬具
アーチェロ・カルミーニオ

(その後、柚葉さんと返礼の品を相談して − わたくしは我が家の森で取れた松茸を提
 案しました − お返事と同封してグリッタちゃんにお送りしました。)


423 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/20(Thu) 19:48
はぁ近年はサンマの漁獲量が減って来て、それどころか
普通に物価が上昇して、一般人には手の届かない存在になってしまった
大根おろし醤油で一度に3〜4匹を美味しく食べていたが
最近はまったくのご無沙汰で到底食卓には上がらない…
お嬢さんの家は金持ちだから、秋刀魚が普通に食べられると思うと実に羨ましい

424 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/20(Thu) 21:31
>>423

いらっしゃいませ、お客様。
あら、どうされましたの、ちょっと元気が無いようですけれど?

…なるほど今年はサンマが高騰してなかなか食べられない、とおっしゃるのですね。
たしかにサンマは秋の味覚。「秋刀魚」と書くのはなんとも風流で、苦みを伴う独特
の旨味を大根おろし醤油でいただくのは夕餉の幸せと申すもの。それを食せないのは
残念至極ですね。
ではちょうど良かったです。今夜のおかずを作りすぎてしまったのでお裾分けいたし
ましょう。

さあさあ、どうぞ。「イワシの卯の花漬け」と「カツオのたたき」でございます。ど
うぞご遠慮なさらずに。
…え、「さんまじゃないのか」とそんなお顔をなさっておいでですね?ですがサンマ
は不漁で高騰しているのに対して、イワシやカツオは豊漁でお安くなっているのです。
これをいただかない手は無いのではないでしょうか。
お魚は大自然の恵み。人間が畑で管理して栽培するというわけには参らず、海という
大きな命の揺りかごは様々な生き物が関わり合い、その増減は意のままになりません。
「待てば海路の日和あり」と申します。いずれまたサンマの豊漁を日もまいりましょ
うから、その日を楽しみにするのもよろしいのではないでしょうか?
逆にいずれイワシやカツオが不漁のとき「あの時食べておけばよかった」と悔いるの
は癪というもの。
無理にとは申しませんが、本日のお裾分け、ものは試しと召し上がってみてはいかが
でしょうか?


425 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/21(Fri) 18:15
皆さんはどんな時計を愛用してますか?

426 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/22(Sat) 08:31
>>425

いらっしゃいませ、お客様。
時計ですか?ダイニングにはわたくしの趣味で「みみずく時計」をかけてありますわ。
鳩時計の鳩さんをみみずくさんに換えたものですね。どうぞご覧になってくださいま
せ。時報を知らせるとき「ほーほー」と可愛い鳴き声で鳴くのですよ。
商店街の時計屋さんで壁掛け時計を探していたとき見つけたのです。
実はそこに「丸い壁掛け時計悪魔の吸血鬼」なる時計がありまして…。
真っ赤な唇から牙が覗いている盤面になっていて、なんだかことさら吸血鬼は危険だ
と強調しているようでちょっと嫌な気分になっていたのです。
そうしましたら隣にこのかわいい「みみずく時計」があって、とても気持ちが明るく
なったのです。それで即決で購入しましたわ。
吸血鬼の時計はご覧になりたければネットでも売っております。あまり見ていただき
たくないですけど…。

他には懐中時計を持っていてお出かけのときの友としておりますわ。
のんびり屋なもので散歩をしているとついつい買えるのが遅くなって家族を心配させ
てしまうものですから。
真鍮の蓋に薔薇の文様が彫られたものでこちらもとても気に入っております。


427 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/10/22(Sat) 13:54
>>416

お客様のように、自らを省みる事が出来るというのは大事な事ですし、
謙虚なお人柄は美点だと思います。

ですが、「謙虚」である事と自らを「卑下」する事はやはり違うと思うのですよ。
それではあなた様の他の良い所までも奥に引っ込めてしまい、出てこれないのではないかと。

それに、本当に周囲に迷惑をかけている方はそれを自覚して行動していないものです。
お客様は、何かがきっかけで自分に自信がもてなくなってしまっているのですね。

私自身、特に人より優れた点も無ければ何か抜きん出た技能があるわけでもありません。
日々のお仕事も、先輩や慕ってくれる娘達がいてくれてこそ何とかこなせております。

まずは温かいお茶を飲んで、気分を落ち着けて下さいませ。
そして悩むだけ悩み、今の自分がどのようにしたいのか、何かするべき事があるのか、
そのために何をしたら良いのか、じっくり考えてみて下さいませ。

そして周囲の信頼できる方に、悩みを打ち明けてみては如何ですか?
一人で抱え込んでしまっていては、やはり苦しいでしょう。
決してあなたは一人ではない筈です。
多くの方に支えられて、そして時にはあなたが支えて、そうして皆生きているのですから。

>>417 (グリッタちゃん)

お嬢様、只今大学から帰りました…。
あら?お嬢様、何時になく嬉しそうな嬉しそうでいらっしゃいますね。
はい、先程奈良からお荷物が…。
という事は、もしや…!

(お嬢様と一緒に荷物を開けると、中からは季節を彩る美味しそうな柿と和菓子の詰め合わせ、
そしてグリッタちゃんからの心の篭ったお手紙が出てきました。)

ああ…思い返せばあの旅行からもう一年が経つのですね…。
皆でお茶を飲みながらアルバムをめくる度に、グリッタちゃんをはじめとする
奈良で共に過ごした方々との素敵な思い出が、昨日の事のように思い出されます…。

それでは、お茶の準備をして参ります。
グリッタちゃんからの素敵な贈り物を頂きながら、お手紙に目を通しましょう。

拝啓

心地よい秋晴れの日が続くこのごろ、お健やかにお過ごしのことと存じます。
5月に続き、今回もこのような素敵な贈り物と共にグリッタちゃんからの
心の篭ったお手紙を頂いた事、大変嬉しく思います。

あの旅行を機に奈良へ旅立つ決意をされ、佐保姫様の住まう地で
大切な殿方と共に生きる道を歩み始めたグリッタちゃん、
あれから更に仲を深められ、他の鹿さん達からもきっと祝福されている事と存じます。

あの日のアルバムに目を通しながら、私もお嬢様や奥方様、屋敷の皆や所縁ある方々と一緒に
再び奈良公園で鹿さん達からの歓迎を受けたいと思っております。

此度グリッタちゃんが、愛しい殿方と一緒にお嬢様の住まうこのお屋敷と
この街を訪れて下さる事、感激の一言です。

お嬢様や私達だけでなく、街の皆様や特に子どもたちはグリッタちゃんの再びの来訪を
心待ちにしております。
ハロウィン当日は、お元気な姿を是非とも子どもたちに見せてあげて下さいませ。

当日はグリッタちゃんからも仮装をされるとの事なので、どのような素敵な衣装を見せて下さるか
とても楽しみです。
そして今回私達は、「花」を擬人化した衣装を纏う事に致しました。
こちらでもお二人に似合いそうな衣装を用意しておきますので、
グリッタちゃんさえ宜しければ袖を通して下さいませ。

今年は再び、お嬢様や土地神様、街の皆様と良縁を結ばれた
瀬織津姫様所縁の鬼族の方々も来て下さいます。
きっと賑やかで、素敵な行事になられるでしょう。

それでは再びお会いできる日まで、どうかお元気で。
白鹿さんにも、よろしくお伝えくださいませ。

                        敬具
羽藤 柚葉

>(その後、柚葉さんと返礼の品を相談して − わたくしは我が家の森で取れた松茸を提
>案しました − お返事と同封してグリッタちゃんにお送りしました。)

お嬢様、きっとグリッタちゃんでしたら松茸ご飯をはじめとする
素敵なお料理の数々に仕上げて下さる事でしょう。

グリッタちゃん、トレードマークとも言えるメイド服姿は勿論可愛らしいですけれど…。
確か今は和菓子屋さんで作務衣姿でしたよね?

ああ…きっと週末には佐保姫様と白鹿さんの住まいで
作務衣にほっかむり姿でお二人のためにご飯の支度をするグリッタちゃん…。
想像しただけで、あまりの可愛らしさに胸がきゅんきゅんしてしまいます…♪

428 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/22(Sat) 19:41
>>427(柚葉さん)

>お嬢様、きっとグリッタちゃんでしたら松茸ご飯をはじめとする
>素敵なお料理の数々に仕上げて下さる事でしょう。

ありがとうございます。柚葉さんに賛成していただいたので、週末は松茸狩りをいた
しますわ。グリッタちゃんと白鹿様にも喜んでいただけると良いのですが。

>グリッタちゃん、トレードマークとも言えるメイド服姿は勿論可愛らしいですけれど…。
>確か今は和菓子屋さんで作務衣姿でしたよね?

はい、以前いただいたお手紙(>>151)にお写真が入っていましたね。
…ふわふわの金髪ロングヘアのグリッタちゃんがシックな作務衣に身を包んだお姿は、
とても華やかでありながら凛然として思わず見惚れてしまいますわ。
またこうして和菓子を送ってくださったのもお元気で仕事に取り組んでいるという、
嬉しい便りでございます。
この次お会いするときは奈良で白鹿様の観光ガイドのお世話になるのかも、と思って
いましたが、また間もなくお会いできるのはお二人の仲睦まじいことも伺えて、胸が
ポカポカしてまいりますわ。

>ああ…きっと週末には佐保姫様と白鹿さんの住まいで
>作務衣にほっかむり姿でお二人のためにご飯の支度をするグリッタちゃん…。

ふふふ…、奈良旅行のときのお二人の交わす熱愛の情が思い出されます。こちらにお
出でになったらお二人の熱々ぶりにあてられてしまいそうですわ。
お二人にお会いする日が待ち遠しいです…。


429 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/10/23(Sun) 14:19
>>423
>>424(アーチェロお嬢様)

確かに御屋敷の皆様のお陰で、経済的に裕福とは言えますが…。
だからといって、お金にあかせて大量に買うなどという事は致しません。

それでもサンマの高騰は、近年著しいものですね…。
生活に関するニュースでも、商店街のお魚屋さんも
色々と大変だとお聞きしております。
再び気軽に食卓にサンマを並べられる日を、辛抱強く待ちましょう。

>さあさあ、どうぞ。「イワシの卯の花漬け」と「カツオのたたき」でございます。ど
>うぞご遠慮なさらずに。

前もってお知らせはしておいたものの、本日はゼミの発表と教授からの指導があり
お料理をお嬢様にお任せしてしまいました。
誠に申し訳ありません。

それでも御給仕は、私の役目です。
すぐに着替えて、お仕事に取り掛かります。

まあ、美味しそう!
そしてお嬢様の、和装メイド服もよく似合っております。
では私も、今日はお嬢様と学校の皆様から贈られた和装メイド服に着替えさせて頂きます。

(食後)
ご馳走様でした…。
それではお客様、空いている食器を下げさせて頂きます。
すぐにお茶をお淹れしますので、今暫くお待ち下さいませ。

如何でしたか?
商店街の豆腐屋さんのおからと、魚屋さんの鰯の卯の花漬け…。
そして鰹のタタキ…。
商店街の皆様の良き食材と和食をこよなく愛するお嬢様の愛情が相まって
実にご飯が進みました…。

無いものを嘆くより、有るものの有難さと美味しさを知る方が
身も心も豊かになると思いますわ。(微笑)

>>426

腕時計は、プライベートや大学では高校時代の誕生日に父が贈ってくれたものを
未だに使用しております。
質も仕組みもしっかりしたもので、電池を変えればしっかりと動いてくれます。
個人の物としては、一番愛着があるのですよ。

このお屋敷の時計に関しましては、ダイニングの「みみずく時計」は
私もお気に入りなんです。
お嬢様が鳩さんをみみずくさんに変えて下さったのは、私への素敵な心遣いですわ。(微笑)

そして時折訪れる、奥方様のメッセンジャーのみみずくさんも
あのみみずく時計がお気に入りなんですよ。

ここにいらした時に、みみずく時計の上で長い針が0を指す時に
一緒に合唱してくれるんです。
このお屋敷における、心和む光景の一つですね。(微笑)

430 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/23(Sun) 16:19
ここのスローガンらしきものがあれば、それを教えてください

431 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/23(Sun) 18:56
白鹿さんはグリッタさんの恋人なんですか?
いや〜あまり目を通さなかったから知らなかった

432 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/10/23(Sun) 20:56
>>430

正式に決まっているわけではありませんが…。
では、私自身のスローガンを一つ。

「御屋敷のために、お屋敷に住まう皆様のために、お屋敷を訪れるお客様の為に。
そしてそれら全ては、お嬢様のために」

これが、アーチェロお嬢様にお仕えする私自身のスローガンです。
今後とも、何卒宜しくお願い致します。

先日、御贔屓の青果店さんに良い栗が入荷したんです。
それで早速、栗ご飯を作ってみました。
よろしければ、夕餉を召し上がっていかれますか?
他にも鰯のつみれ汁、和風のキノコマリネ等を用意してございます。

食後のお茶の時間のお茶請けは、栗きんとんになります。
もうすぐお嬢様もお帰りになられますので、お時間が許されるのであれば
暫しごゆるりと…。

>>431

はい、白鹿さんは奈良の佐保姫様にお仕えする、「神使」であられます。
グリッタちゃんとの馴れ初めは、昨年のGMWにおきまして
グリッタちゃんも共にこの街の土地神様の神社に参拝した事がきっかけでした。

大人しくて礼儀正しく、見目麗しい少年の姿であられますわ。
年上(?)の女性から見れば、思わず見守ってお世話をしてあげたくなるような
可愛らしい方です。(微笑)

それからグリッタちゃんとは文通でやり取りをしておられましたが、
昨年の奈良旅行で再会を果たし、そして身も心も結ばれました…。

そしてグリッタちゃんは奈良へと旅立ち、その土地の鹿族の長老様の和菓子屋さんで
新たに働き始め、白鹿さんはグリッタちゃんと所帯を持つために
グリッタちゃんの所属する『本部』へ登録し、観光ガイドとして働いております。

グリッタちゃんが仰るには、グリッタちゃんご自身はすぐに白鹿さんと同棲されたかったそうですが
白鹿さんはきちんとご自身が経済的にも社会的な立場的にも自立するまで待ってほしいと告げられ、
一生懸命今のお仕事に励んでおられるそうです。

グリッタちゃんも白鹿さんの想いを理解し、週末は恋人としての逢瀬を
楽しんでおられると先日お手紙で伝えて下さいました。

控え目ながらも芯は強く、しっかりとした考え方をお持ちで
グリッタちゃんとは本当にお似合いでいらっしゃいます。(微笑)

ああ…晴れて恋人となられたお二人に月末に再会するのが楽しみです…。
そして彼女を慕ってくれたこの街の子どもたちも、ハロウィンイベントを通じて
お二人を祝福して下さるでしょうね。

433 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/23(Sun) 22:53
>>429(柚葉さん)

>お料理をお嬢様にお任せしてしまいました。
>誠に申し訳ありません。

なんの!
これでもメイドとしては柚葉さんとグリッタちゃんと千夜先輩の不肖の後輩でござい
ます。せっかくいただいた機会と思って頑張ってみました!
幸いイワシとカツオがお安かったのでお魚屋さんのアドバイスをいただいて作ってみ
ましたわ。豆腐屋さんのおからも自家製の美味しいものが手ごろなお値段で手に入り
ましたし、お財布にも優しいメニューの出来上がりでございます。
ですがお客様にも召し上がっていただくことになって、ちょっとドキドキですわ。

>そしてお嬢様の、和装メイド服もよく似合っております。

ありがとうございます。やはり形も整えますと気分も引き締まりますね。
そして柚葉さんのステキな和装メイドも拝見することができたので、とてもステキな
GMD(ゴールデン・メイド・デイ)になりましたわ。

>それではお客様、空いている食器を下げさせて頂きます。

お客様にも平らげていただけたようですね。よかった…。
ああ、お茶がとても美味しいですわ。勝利の美酒ならぬ美茶が喉に染みわたります…。
これからも街でお安い食材を見つけて料理を考えるのが楽しみになりそうです。

    ■     ■     ■

>お嬢様が鳩さんをみみずくさんに変えて下さったのは、私への素敵な心遣いですわ。

はい、時計屋さんに向かうときは鳩時計にしようか、それとも盤面がコウモリさんの
時計にしようか、と考えていましたが、あの時計を見てビビビッときましたわ。
後で柚葉さんがすすきみみずくを喜んでくださったのを見て、わたくしの直感も捨て
たものでは無い、と思いました。
お母様のメッセンジャーのみみずくさんまで気に入ってくれたのも嬉しい副産物でし
たね。
嬉しそうに時計のみみずくさんと唱和する姿はとてもかわいいですよね♪

ただちょっと困ることもありまして。
ネットで見つけたとてもかわいい練りきりの和菓子の『幸せを呼ぶミミズク』を取り
寄せたいと思ったのですが、食べているときにみみずくさんが来るとショックを受け
てしまいそうだったので買うのをあきらめた、なんてこともありましたわ。


434 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/23(Sun) 22:56
>>430
>>432(柚葉さん)

ただ今帰りました、柚葉さん。
あら、いらっしゃいませ、お客様。
はて、スローガンですか?
う〜ん、わたくしはただの平凡な一介の吸血鬼。この町で家族と穏やかに過ごして、
ご近所様と交流を持つ、それ以上の何か特別なことを目指しているわけでもないので
すが…。
あえて申すなら
「柚葉さんと変わることなく手を携えて、この場所を、出会えたすべての人と魔と神
 との縁(えにし)を繋ぐ場所として守っていく」
ということになると思います。
柚葉さんがいらっしゃったことでわたくしの生活が何もかも変わりました。本当に人
の世界にこの身を置いて新たな縁を結ぶ勇気を得ることができました。
人との交わりが本当にわたくしにとって掛け替えのないわたくしの拠って立つ生き甲
斐となり、この町がわたくしの心からの居場所となりました。
「スローガン」と申しましても、それはあらためて繰り返して自分を鼓舞したりする
ようなものでは無いのです。ただわたくしがそうすることがごく当たり前のわたくし
のあり方なのですよ。
ところで柚葉さんはどんなスローガンをお答えになったのでしょうか?

>「御屋敷のために、お屋敷に住まう皆様のために、お屋敷を訪れるお客様の為に。
>そしてそれら全ては、お嬢様のために」

柚葉さんのその言葉をしかと胸に刻んで、いつもそう思っていただくに相応しいわた
くしであろう…。
柚葉さんへの感謝と共に、あらためてお客様の前で誓わせていただきます。

>先日、御贔屓の青果店さんに良い栗が入荷したんです。
>それで早速、栗ご飯を作ってみました。

あら、また新たな秋の味覚が届いたのですね。
深まりゆく秋に相応しい、豊かな味わいの便りがまた一通…。
お客様をお迎えして、楽しい夕餉になりましょう。
柚葉さんの采配、あらためて感服いたしました。
イワシでまた新たなお料理を作られたのですね、たくさん買っておいて正解でしたわ。
キノコもしいたけ、舞茸、しめじ…「秋は松茸ばかりじゃない」とばかりにみんな美
味しさを競い合うかのようですね。
お茶請けに栗きんとん。ほっこりした甘味がまろやかにお口に広がる予感にワクワク
いたします。


>>431
>>432(柚葉さん)

いらっしゃいませ、お客様。
あら、お客様もグリッタちゃんの恋の行方に興味津々ですか?
ふふっ、そのとおり白鹿さんはグリッタちゃんの大切な方。まさかお客様もグリッタ
ちゃんのことを…?いえ、それはわたくしが詮索することではありませんわね。

お二人のなれそめは柚葉さんの説明のとおりでございます。
昨年の5月のお二人の出会い、今も鮮やかに思い出されますわ。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=593906122&st=557&to=557&nofirst=true
あのときからお二人の様子はとても仲睦まじかったですが、奈良旅行のときに心から
想い合うお姿からはお二人とも大人の香気を纏われていくのが感じられました。今も
思い出すと、熱い吐息が漏れてしまいます…。

奈良の旅行先でグリッタちゃんとお別れすることになって寂しかったけれですが、そ
の後いただいたお手紙に添えられた写真で、彼女が旦那様と共に本当に良き場所に落
ち着かれたのを感じ取れて…。
白鹿さんも最初のグリッタちゃんに頭を撫でられていたときの華奢な少年の面影を残
しつつ精悍な若鹿の風格も湛えられていらっしゃいます。

>そして彼女を慕ってくれたこの街の子どもたちも、ハロウィンイベントを通じて
>お二人を祝福して下さるでしょうね。

こちらに戻ったとき、子どもたちはグリッタちゃんが奈良に残られたと聞いてとても
寂しがりつつも恋人さんが出来たことを祝福していましたものね。お二人がそろって
こちらにお出でになれば、みんなどれほど喜ぶことでしょう。
今年のハロウィンはきっと子どもたちの笑顔が溢れることでしょうね…。


435 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/24(Mon) 20:38
提案です、今回のハロウィンでお嬢様には闇堕ちした
魔族の王のコスプレするとかどうでしょうか…?
魔王アーチェロ様!というとそれっぽく感じないですか??

436 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/10/24(Mon) 21:31
>>435

申し訳ありません、お客様…。
折角提案して頂いたのに、恐縮ですが…。

今年はお嬢様に紹介して頂いた、「花の擬人化」のイラストの仮装をする事が
既に決まっているのですよ。
他にも色々と準備がございますので、これ以上衣装を作成するには
時間的に余裕がありませんので…。

魔王アーチェロ様…。(汗)
確かに年に一度の行事ですから、普段とのギャップを楽しみたいというお客様のお気持ちも
決して分からないわけではないのですが…。

お嬢様は過去の体験から、人に畏怖を与える雰囲気の服装を好まれないのですよ。
特に赤や黒を基調としたドレスは、「吸血姫」という印象をより強く他者に与えてしまう事から
苦手だと仰っておりました。
「魔王」の衣装…。尚更無理でしょうね…。

それに対し和装は、自らの在り方や雰囲気、心の在り様を和らげて
心を落ち着かせてくれるとの事で、私生活で愛用されております。
ですから今回の「花の擬人化」の仮装も、和装をアレンジしたものになっております。

そのようなわけで、お客様のご期待には添えかねる形となり
誠に申し訳ありません…。

437 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/24(Mon) 22:56
>>435
>>436(柚葉さん)

いらっしゃいませ、お客様。
え、わたくしに仮装のご提案ですか?まあまあ、ご近所様からこうして親しくアイデ
ィアをいただけるなんて。わたくしの仮装に期待されているかと思うととてもありが
たいですわ。
…ですが、申し訳ございません。ご提案はとても嬉しゅうございますが残念ながら…。
ただ今柚葉さんから説明したように、今年は既に我が家の家族、そしてお友達の二口
女の母娘様、みんな花の仮装で「合わせ」を行うことに決めておりまして。
ネットのpixivで見た村カルキという方の「花の擬人化」は創作オリジナルイラスト
としてとても魅力的だったものですから。
せっかくのご提案ですが、ご遠慮申し上げるしかございません。
なにとぞお許しくださいませ。

魔王様ですか。たしかにハロウィンの夜に相応しい仮装かと存じます。
ですが、わたくしの場合は…。

>お嬢様は過去の体験から、人に畏怖を与える雰囲気の服装を好まれないのですよ。
>特に赤や黒を基調としたドレスは、「吸血姫」という印象をより強く他者に与えてしまう事から
>苦手だと仰っておりました。
>「魔王」の衣装…。尚更無理でしょうね…。

はい…、そうなのですよ、お客様。
もちろん魔王様と言っても恐ろしい方ばかりではないことも存じております。わたく
しが知っているアニメでも「勇者、辞めます」のエキドナ様とか「まおゆう魔王勇者」
の魔王様は赤や黒を基調としたドレスでも親しみやすい方々ですし。
…ただ、わたくし能天気の昼行燈娘なのに、なぜか今でも恐ろしいという印象を受け
る方が少なくなくて。
ですから今は嫋やかな和装でこの身を包んで、落ち着いた雰囲気で子どもたちをお迎
えしたいと存じます。

いずれ他人様に恐ろしいという印象を与えないようになれた、そのときは魔王様の衣
装も纏えたら良いなと思います。
お客様のご提案、しっかりと心に留めておきますね。

柚葉さん、お客様へのご説明どうもありがとうございます。
人に畏怖を与えたくない…とのわたくしの想いを汲み取ってくださって嬉しゅうござ
います。
ホラーな衣裳を纏えないわたくしですが、いつか子どもたちがそのような衣裳を受け
入れてくれるようならそのときはちょと頑張ってみようかと思います…。


438 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/25(Tue) 09:37
補足申し上げます。

>わたくしが知っているアニメでも「勇者、辞めます」のエキドナ様とか「まおゆう魔王勇者」
>の魔王様は赤や黒を基調としたドレスでも親しみやすい方々ですし。
お名前を出しましたので、どのような見目の方かもご紹介させていただきましょう。

(「勇者、辞めます」のエキドナ様)
ttps://yuuyame.com/chara02.html

(「まおゆう魔王勇者」の魔王様)
ttps://maoyu.jp/character/

あー、もし仮装するとすると、角も必要ですよね。
youtubeに角の作り方がいろいろ紹介されています、勉強になりますね。
そしてお客様のご提案は「闇落ち」なのですよね。でも子どもたちを怖がらせたくありません
から、匙加減が難しそう…。

439 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/25(Tue) 14:48
そういえば巷では花を擬人化させたゲームが出ていますよね?
お嬢様達はそんなゲームをどういう風に思いますか?

440 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/25(Tue) 17:42
>>439

いらっしゃいませ、お客様。
まあ、花を擬人化させたゲームが?それは楽しそうですね。
…なるほど「フラワーナイトガール」や「温室少女」というゲームがございますね。
これらのことでしょうか?
ttps://enji-job.com/post-14578/
ttps://moedroid.jp/93943.html

「フラワーナイトガール」は花さんたちによる害虫駆除のバトルが繰り広げられるの
ですか。そして花の種類は400以上…すごいですね。
わたくしが真っ先に気になるのは薔薇の花ですが…。
ttps://dic.pixiv.net/a/%E3%83%90%E3%83%A9%28%E8%8A%B1%E9%A8%8E%E5%A3%AB%29
なるほど、なるほど。貴族の令嬢で泣き言を言わない努力家なのですか。キャラクタ
ー付けもしっかりしていますね。
これだけの種類のキャラクターがいれば、物語も様々に展開しそう。
一方の「温室少女」は花を育てる温室学園で擬人化された少女たちを育てるという、
とても穏やかなゲームのようで、疲れた心を癒してくれそう。

花の擬人化というモチーフでもいろいろなアプローチがあって面白いですね。
二次元の世界に広がる別世界に遊ぶ、とても魅力的だと思いますわ。
教えてくださって、どうもありがとうございます。
ただ、わたくしうっかりネットゲームにはまると夢中になって他のことが疎かになっ
てしまいそうですわ。
プレイするなら慎重に、よく考えてからにしたいと存じます。


441 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/26(Wed) 16:57
美容室とかには行ってますか?あれ結構なお金が掛かりますよね

442 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/26(Wed) 21:22
>>441

いらっしゃいませ、お客様。
そうですね、美容室へ行けばお金がかかってしまいますけれどわたくしには頼れる味
方がいるのですよ。
まず、わたくしの家族の中にも美容の技に長けた者がいるのでお世話してもらってい
ます。最近はコウモリのメイド見習い三姉妹の次女が熱意を示すようになりましたの
で、いずれお世話になることもあるかと存じます。
活発でアウトドア派の彼女ですがわたくしの髪を梳いてくれるときの繊細な手さばき
は将来性を感じます。
それから最近、美容専門学校の外来美容室のお世話になることがございます。
まだ美容師免許を取得していない学生さんたちのためのカットモデルですね。
学生さんの授業の一環なので時間はかかりますが、これが存外良い腕を振るってくだ
さるのです。なぜだかわたくしの髪の担当を希望する方の競争率がものすごいのだそ
うです。理由ですか?さあ、わたくしにも分かりません…。ただ長い銀髪というだけ
ですのに不思議なことです。
毎回、お手入れをしてくださる学生さんの目が爛々と輝いてちょっと怖いのですが。
でも1回500円でやっていただけるので助かります。
家人の腕もとても良いので本当はお願いしたいのですけれど、それぞれメイドのお仕
事がありますので無理をしてもらっては申し訳ないですからね。


443 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/27(Thu) 21:37
お嬢様は太陽と流水やニンニクとか、どの程度ぐらいだったら平気ですか?

444 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/10/27(Thu) 22:12
>>439

私も調べた結果、お嬢様と同じゲームを見つけることが出来ました。
「擬人化」というのは、2010年代から始まった気がしますね。
様々なものを魅力的な姿に変えて、それぞれに個性を持たせるのは
面白いアイディアだと思いますよ。

それまで興味が無かったものも、「擬人化」によって興味を持ち始め、
新たにそれらに関する知識が得られる事にも繋がるし、良いと思います。

ですが、私個人としてはネットゲームはプレイしておりません。
「課金」は金銭感覚を麻痺させる意味で危惧する要素ですし、
配信され続ける限り、「終わり」がありませんからね。

今年、「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」のゲームを
プレイするためにゲーム機を購入しましたが、それをやり終えてからは
他のゲームソフトは購入しておりませんし…。

ゲーム自体の面白さは私も分かりますが、個人的にはゲームよりも好きな楽しみは
他にも色々とありますので。

ほら、こうして今もお嬢様やお客様とゆっくりと楽しむ時間の方が私としては好きなのですよ。
そのような時に、楽しんだゲームについて語り合うというのはまた違った楽しみではありますね。

>>441

美容室ですか?
1ヶ月半〜2ヶ月に一度くらいの割合で、私は足を運んでおります。

お客様をお迎えする手前、それなりに身だしなみには気を使っておりますが、
個人的にするお手入れには限界もありますので。

お仕事をしてお給料を頂いている立場ではありますので、
給料日から数日後くらいのタイミングで馴染みの美容室に足を運んでおります。

学生として身の丈に合った価格でお手入れをお願いしておりますが、
その美容室は他の女性客の皆様からもお値段以上に価値のある腕前だと評判なのですよ。

(横から失礼します)

つい先日、また外来美容室の学生さんがいらしておりましたね。
その方は、お屋敷に着くなりとても嬉しそうでいらっしゃいました。
さながら、「となりの吸血鬼さん」の灯さんのような…。(汗)

ソフィーちゃんと灯さんの時のように、学生さんがうつらうつらしているお嬢様を
こっそりツインテール(サイドテール)にして、
「勝手に結ぶな」とツインテールビンタするというオチにはなりませんでしたが。(笑)
(ちょっと期待してました♪)

その方は確かな腕前で、仕上がり後のお嬢様の髪は本当に見事な出来栄えでしたが。
私の御贔屓の美容室に、将来来て下さったら有難いですね。(微笑)

お仕事の後のほんのお気持ちですが、お出ししたお茶とケーキには満足頂けたようで
また来て頂けたらと思います。

445 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/28(Fri) 10:00
>>443

いらっしゃいませ、お客様。
どの程度だったら平気か、ですか?う〜ん、正直なところ分かりかねますね。
別に我慢大会のように自分の限界を確認しよう、などという気もございませんので。
気分が悪くなったりして家族に心配をかけたくもありませんし。

ですが今の街で通学するようになりましてからは、お日様や雨の日の流水も多少我慢が
必要になりますので、多少たくましくなれたかと存じます。
お日様のあたるところでは、おおむね日傘をさしたり帽子をかぶったりすれば、今日
この頃の秋晴れの日は気持ちよくお散歩できますわ。
流水にしても、川にかかった橋の上を歩くこともできますし、少しの雨なら水の流れる
道も歩けるようになりました。
お蔭でお友だちと一緒の下校もできるようになって嬉しいです。お向かいの軽部様とは
日直を一緒にしておりますのでそういう日に帰り路をご一緒させていただけるのは、
とても楽しみです。

ニンニクはですね…、ふふふっ、最近かなりいけるようになったのですよ。商店街の
中華料理屋さんのニンニクたっぷり餃子、美味しいと評判だったので一つ試しにと行って
みたら本当に美味しくて。
何度か通って今では一皿全部いただけるようになりました!
店主様のお嬢さんが学校の作文で
「おとうさんとおかあさんのつくるうちのぎょうざは、きゅうけつきさんもおおよろ
 こびでした。
 わたしもしょうらいおみせをついでおいしいぎょうざをつくりたいです」
とみんなの前で朗読なさったそうで、店主様ご夫妻からお礼を言われましたわ。


446 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/28(Fri) 10:13
>>444(柚葉さん)

(横から失礼いたします。)

>「擬人化」というのは、2010年代から始まった気がしますね。
>様々なものを魅力的な姿に変えて、それぞれに個性を持たせるのは
>面白いアイディアだと思いますよ。

わたくしも、日本にまいって「擬人化」が大変さかんで、その範囲の広いことに驚き
ました。そしてそうした擬人化キャラクターを通じていろいろな分野に興味を持つこと
ができましたわ。
機械も擬人化してしまう、その発想の妙に驚きましたし、それがとても魅力的に描かれ
ているのに感心いたしました。
なかでも、小惑星探査機の「はやぶさ」のことです。
地球帰還までの快挙は故郷の城館で聞いておりましたが、その道程の長く険しくそして
感動的なドラマを知らせてくれたのは「探査機はやぶささん」という擬人化漫画でござい
ました。わたくしが読んだのは冊子版ですが、今は電子版も出ておりますのね。
ttps://www.cmoa.jp/title/237283/
それで興味が高じて、足を延ばして彼女の生みの親であるJAXA、宇宙航空研究開発
機構の施設見学にも行ってまいりましたわ。
この日ノ本の宇宙開発のたゆまぬ歴史…、とても素晴らしいロマンあふれる場所でした。
擬人化…、これからも興味を持って見てまいりたいと存じます!

>ですが、私個人としてはネットゲームはプレイしておりません。
>「課金」は金銭感覚を麻痺させる意味で危惧する要素ですし、
>配信され続ける限り、「終わり」がありませんからね。

柚葉さんでさえ、そのように警戒されるのですもの、わたくしはとても手が出せません
わね。
わたくしも不用意に手を出していつの間にか課金していた、などということのないよう
に気を付けますわ。

柚葉さんのおっしゃるとおり、こうしてご一緒にお茶を楽しむ、その時間の方がずっと
大切ですもの…。

    ■     ■     ■

>ソフィーちゃんと灯さんの時のように、学生さんがうつらうつらしているお嬢様を
>こっそりツインテール(サイドテール)にして、
>「勝手に結ぶな」とツインテールビンタするというオチにはなりませんでしたが。(笑)

もう…。柚葉さんったら、そのようなことを考えていらっしゃったの?
たしかに髪のお手入れをされているときは気持ちが良くて思わず舟をこいでしまいそうに
なりますけれど。
髪をいじられたそんな姿をお見せするのは恥ずかしいですよ!
むむう、この次に学生さんに手入れされるときはうっかり寝てしまったりしないように
気を付けましょう…。
でももし、わたくしの髪型が変わるところをご覧になりたいのでしたら、柚葉さんご
自身のお手であれば…、わたくし喜んで受け入れますけれど?

>私の御贔屓の美容室に、将来来て下さったら有難いですね。(微笑)

それでしたら、柚葉さんもカットモデルになってさしあげてはいかがですか?
そのお美しい黒髪、きっと学生さんも心を込めてお手入れなさるでしょうから。


447 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/28(Fri) 17:30
音楽はナチュラルにオープンなまま聴きますか?
それともイヤホンやヘッドホンで密閉して聴いていますか?

448 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/28(Fri) 20:17
>>447

いらっしゃいませ、お客様。
音楽はオープンに聴いております。
わたくしは基本的にお世話されている身ですからね。それで勉学にいそしんだりお庭
でお花の世話をしたりといった時間をいただいているのですから、声をかけられたと
きにはすぐにそれが耳に届くようにしておきたいのですよ。
ヘッドホンで音楽を聴いているがために声をかけられているのに気づかないでいる、
ということはイヤなのです。
もちろん、それで音楽鑑賞に傾注できないとは考えておりませんわ。
そして幽霊の結城玲子先輩のピアノ演奏を拝聴することも多いですからね。その音楽
を聴くのはオープンであることが必然ですし、広がる音色に包まれて聴くことでとて
も楽しめるのですよ。


449 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/29(Sat) 15:24
最近のマイトレンドで、結城ノエルさんが歌う「少女ヴァンパイア」が好きです

450 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/29(Sat) 16:44
>>449

いらっしゃいませ、お客様。
お客様の今のお気に入りの楽曲なのですか?なんだか気になる、心惹かれるタイトル
ですのね?
幸いyoutubeにアップされておりますわ。
ttps://www.youtube.com/watch?v=6wOquPnrXHc

まあ、なんて可愛いお嬢様でしょう。お人形さんのように愛らしくて思わず抱きしめ
たくなるような可憐な方。
では、拝聴いたしましょう。

…ああ、お客様、心に染み入るような歌を聴かせていただきました。少女ヴァンパイ
ア…、一人の吸血鬼の少女の確かに在ることをこの耳に語りかけてこられます。
孤独の中に沈潜し、己の存在の在処を求めて彷徨っている、傷ついた心の呟きが聞こ
えてまいるようでございます。この方の満たされぬ心の行方にどちらなのでしょう?
吸血鬼、形はあっても鏡に映らぬその身の曖昧さに身を震わして、薔薇の棘が心を苛
む、それでも闇を纏って時間は永遠に続いていくのでしょうか…。
彼女に…会いたいです。「誰か殺して」という彼女にどうか今もこれからも独りでな
いと知ってもらえるように。いつか、どこかで。
…ごめんなさい、美しくて悲しい言の葉の連なりに、少し心が乱れてしまいました。

お客様、とても良い曲を教えていただいたこと感謝申し上げます。彼女の魂に何とぞ
喜びの在らんことを。
これからも繰り返しこの曲を聴かせていただきますわ。


451 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2022/10/30(Sun) 13:54
(駅に着きました)

わあ!一年振り〜♪やっと戻ってこれたんだ!
アーチェロさんとその家族や柚葉さん、そして神様や色々な妖怪さんが共存するこの街に…。
うんうん!駅前もすっかりハロウィンイベントの準備が整ってるね!
早く、アーチェロさんたちに会いたいなあ〜♪

白鹿:「ごめん、はしゃいでいるところ悪いんだけど…。
僕はこれでも「神使い」だからね。
佐保姫様の使いとして、最初にこの街の神社の土地神様にご挨拶しなきゃ。
佐保姫様にもご挨拶の品をお納めするように言われてるんだ。」

うん、そうだったね。
私もそれで、大旦那様にお土産を持たせてもらったんだったっけ。
じゃあ早速、ご挨拶に行かなきゃ。

(神社に着きました)

わあ、ハロウィンとは別に、何か行事が行われるみたいだね!
立派な舞台が整えられてる!
(柚葉さんの>>415より)

白鹿:「掲示板のポスターによると、東北の瀬織津姫様の使いの鬼族の方々が
奉納舞をするみたいだよ。この街の土地神様との交流行事らしいね。
僕の出身地の大和は、その鬼族たちを攻めた朝廷があったから複雑だけど…。」

わわっ!だからって白鹿さんが気に病むことは無いよ!
そもそも白鹿さんはこの国の人たちの争いとは無関係なんだから!

白鹿:「うん、そうだよね。それに気落ちした顔でご挨拶したら佐保姫様にも
土地神様にも失礼だし、しっかりしなきゃ。」

(土地神様と神社の人たちにご挨拶を済ませ、お土産を受け取って頂きました。)

商店街も、ハロウィンムード一色だね。
私も白鹿さんも、今は帽子で気配を普通の人に変えてるから気付かれてないけど
仮装して仕事してる人もちらほら見るし、いっそのこと耳と尻尾出しちゃおうかな?

白鹿:「それは、アーチェロさんに挨拶を澄ませてからね。
一年振りだし、アーチェロさんの知り合いだと改めて街の人たちに挨拶した方がいいよ。」

いよいよ、アーチェロさんや柚葉さんと再会出来るんだ…。(わくわく♪)

(アーチェロさんのお屋敷の門前に着いたので、呼び鈴を鳴らしました。)

お久しぶりです、アーチェロさん、柚葉さん…。
先日はご丁寧なお返事と素敵な贈り物を、ありがとうございました。
おかげさまで、日頃お世話になっている佐保姫様や職場の方々に
松茸ご飯や素敵なメニューを振る舞うことができました。

去年の奈良旅行から一年、またこの街で再会出来て感激です。
白鹿さんと共に、よろしくお願いします。
こちらは、私の勤めるお店の大旦那様からの贈り物(高級和菓子の詰め合わせ)です。
皆さんで、召し上がって下さい。

白鹿:「すみません、こちらは佐保姫様からの贈り物です。
お世話になったアーチェロさん、柚葉さん、アーチェロさんの母上様に
お渡しするように仰せつかってきました。
どうぞ、受け取って下さい。」

アーチェロさんへ:神鹿の帯挿し

柚葉さんへ:神鹿の菓子切

オルキデア様へ:神鹿のネックレス

452 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/30(Sun) 14:40
やあ、グリッタ、久しぶりだね……
前の場所で最後に映画を見てどのくらい経ったかな?
それはともかく相変わらず元気いっぱいで安心したよ
どうやら素敵な恋人も出来て幸せそうで私も嬉しいよ(ニコッ

453 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/30(Sun) 21:43
>>451(グリッタちゃん)

(お茶をいただきながらお庭の花に見入っております。)

秋バラ…、トルコギキョウ…。色とりどりですが今はどちらも明るい黄色の花に惹き
つけられる…。理由は明らかね。
あの美しい金の髪の友がもうすぐこちらにまいられるはずだから。ああ…、待ち遠し
いわ。
…あら、呼び鈴がなっている、お客様のようね。

>お久しぶりです、アーチェロさん、柚葉さん…。

まあ!いらっしゃいませ、グリッタちゃん。
まあまあまあ…、お久しぶりでございます。白鹿様とご一緒に遠路はるばる、ようこそ
お出でくださいました!

(グリッタちゃんの両手を取って握りしめます。)

ああ、お元気そうでよかったわ。久しぶりに見る「にぱ♪」と笑顔がまばゆくて、金の
髪も艶々と輝いて…。
白鹿様、お久しゅうございます。お元気そうで何よりですわ。少し背が伸びられたよ
うですね。
先日はお手紙とけっこうな品をいただきまして、お二人が元気なことが知れて嬉しか
ったです。

「ほう、友遠方より来たるかや。
 善哉善哉。早う上がってもらうがよい。」

まあ屋敷神様、顕現いただいたのですか。さようですね、嬉しくてついつい話し込み
そうになりました。
ささ、お二人ともどうぞおあがりくださいませ。

(お二人を居間にご案内いたしました。)

>去年の奈良旅行から一年、またこの街で再会出来て感激です。
>白鹿さんと共に、よろしくお願いします。

こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします。

>こちらは、私の勤めるお店の大旦那様からの贈り物(高級和菓子の詰め合わせ)です。

まあ、今いらっしゃるお店の大旦那様から?
これはまたどうもお気遣い恐縮でございます。とてもお元気でお仕事にいそしまれて
いるのですね。
このようなけっこうなお品をわざわざ大旦那様からいただけるのは、きっとその方が
グリッタちゃんのご精励をことのほか褒賞されているからこそでしょうね。

>すみません、こちらは佐保姫様からの贈り物です。

まあ、佐保姫様からも!?そのようなお気遣いまでいただけるなんて。なんだか申し
訳ないですわ。

>アーチェロさんへ:神鹿の帯挿し

これはまたなんと優美な品でしょう…。あの奈良の公園で戯れた鹿さんたちからの贈
り物でもあるのですね。
奈良でお二人に教えていただいた「鹿の角切り」のこと(>>47)が思い出されますわ。
白鹿さんが
「君たちの角は、きちんと無駄にせず君たちのために使われるよ。
 ちょっと大変だけど我慢してね。」
と雄鹿さんたちに言い聞かせてあげてくださって、そしてわたくしたちにこのような
品をいただけるのですね…。
本当にどうもありがとうございます。
そして母にも素晴らしい贈り物をいただきまして − 

「どうもありがとう♪
 佐保姫様にオルキデアが感謝していたって、よろしくお伝えしてちょうだいねぇ。」

…間髪を入れず割って入りましたわね。ずっと傍に隠れていらしたんですか?

「なあに言ってるのよぉ?たまたまに決まっているでしょお?た・ま・た・ま。
 こうしてすぐにわたしの手の中に入るなんて、この素晴らしいネックレスがわたし
 と縁がある証拠よねぇ。」

…ということで、お母様にお渡しできたところで、もう少しご近況について伺ってよ
ろしいでしょうか?

(お二人からこちらにいらしてからのことを伺いました。)

そうですか、もう土地神様にはご挨拶に行かれたのですね。
土地神様もさぞや喜ばれたことでしょう。今はお社も瀬織津姫様をお迎えする準備の
最中ですが、こうしてまたお客様を迎えられたことでいっそう友との交わりを楽しま
れるでしょうから。

そしてハロウィンのことでございます。
お二人の仮装、我が家の皆が楽しみにしておりますわ。子どもたちもお二人がいらっ
しゃっていっそう喜びに包まれることでしょう。
ぜひぜひご一緒に楽しみましょう!


454 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/30(Sun) 21:49
>>452

(横から失礼いたします。)

いらっしゃいませ、お客様…、まあ、もしかしてGMWでお世話になったご主人様でし
ょうか?
よかったわ、こうしてまたグリッタちゃんとかつてのご主人さまとが旧交を温められ
るなんて。
わたくしにとっても懐かしい方ですけれど、今はグリッタちゃんとのご歓談を傍から
拝見するさせていただきましょう。


455 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/10/30(Sun) 21:59
>>447

音楽の種類や、状況によりますね。

個人の部屋で聴く場合は、ロック、メタル等の激しいものは周囲の迷惑にならないように
ウォークマンで聴いておりますし、
クラシックやヒーリング系のものはオープンに聴いております。

お客様をお迎えしての際は、リビングではクラシック、ヒーリング、和風の
音楽をかけている事が多いです。
もしリクエストがありましたら、それに合わせたものをご用意致します。

>>449

切なくも、美しい音楽ですね…。
私もYou tubeで拝聴致しました…。

こちらで映っている銀髪の美しいメイドさん…。
生き別れた、お嬢様の妹君ではないかしら。(微笑)

孤独の中、居場所を求めて彷徨うヴァンパイアの少女…。
もし縁があって、お嬢様の許に辿り着く事が出来たのなら
優しく抱き締めてあげてほしいです…。

例え血の繋がりは無くとも、実の妹のようにきっと慈しんで下さるでしょう。
切ないメロディに耳を傾けて、お嬢様と向かい合う情景を思い浮かべながら

「貴女が居場所を求めるなら、私達がそれを作ってみせる。
貴女はずっと一人じゃない、ずっと一人で苦しみと哀しみを抱え込む事は無いのよ。」

と言ってあげたいですね…。

456 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/10/30(Sun) 22:26
(すみません、事前の準備をしております)

お嬢様、お待たせ致しました…。
こちらが、今年のハロウィンのお菓子になります。

まずイタリア北部の、
「パン・デイ・モルティ(死者のパン)」
こちらは毎年、お嬢様が故郷を偲ばれる意味で欠かせないものとなりました。

そして以下のお菓子は、今年初めての試みとなります。

「ププラーティ(イタリア北部)」
アーモンドとモストコット(葡萄の濃縮液)を使用した、イタリア北部のクッキー。

「コルヌレッテ(ルーマニア)」
トルコの『ロクム』(英語では『ターキッシュディライト』)という砂糖にデンプンとナッツを加えて作るトルコのお菓子
(日本の『ゆべし』に似ているそうです)をクッキー生地に包んで焼き上げるお菓子。

「レープクーヘン(ドイツ)」
蜂蜜・香辛料、またはオレンジ・レモンの皮(オレンジピール・レモンピール)やナッツ類を用いて作ったケーキの一種。

まずは試食と同時に、ハロウィン本番前のささやかなお茶会を催したいと思います。
ふふっ…。お仕事を終えて、お腹を空かせたあの方を伴い、奥方様が来訪されるそうですし…。
いえ、予知能力などでは決してありませんよ?
ほら、メッセンジャーのこの子が…。

(壁掛け時計の上で、メッセンジャーのみみずくさんが休んでおります)

はい、お疲れ様です。
お肉を召し上がって下さいね。
(みみずく、梟は完全な肉食です)

え?他にもお客さまか?
やはりそうでしたか…。
収穫の季節、大和の秋風に甘いお菓子の香りを乗せて、
いよいよあの娘が再びこの街を、このお屋敷を訪れるのですね…。

>>446(アーチェロお嬢様)

うふふ…。申し訳ございませんお嬢様。
妄想ではありますが、お戯れが過ぎました。(微笑)

でもあのソフィーちゃんと灯さんのツインテールのエピソード、
初めて「となりの吸血鬼さん」を読んだ時、あまりに可愛らしくて
キュンと来てしまったんです。
あの日お嬢様の髪のお手入れをして下さった学生さんの嬉しそうな様子を見て、
それを思い出してしまって…。

>でももし、わたくしの髪型が変わるところをご覧になりたいのでしたら、柚葉さんご
>自身のお手であれば…、わたくし喜んで受け入れますけれど?

それで、今年の仮装に似合う髪型を検討したところ、「三つ編み」がよろしいかと…。
最近は機会が少ないですけど、高校の頃は時折していた髪型なんです。

今回の仮装以外にも、お嬢様の和装のお召し物にもきっとお似合いだと思いますよ。
宜しければ是非。

457 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/10/31(Mon) 10:17
>>451(グリッタちゃん)
>>453(アーチェロお嬢様)

>秋バラ…、トルコギキョウ…。色とりどりですが今はどちらも明るい黄色の花に惹き
>つけられる…。理由は明らかね。

お嬢様、お茶のお代わりをどうぞ…。
今年も見事に咲いておりますね。
いえ、昨年以上に何処か喜んでいるように感じられます。
そう、あの金色の温かな風を纏ったあの娘の来訪を…。

>お久しぶりです、アーチェロさん、柚葉さん…。
>先日はご丁寧なお返事と素敵な贈り物を、ありがとうございました。

ようこそお越し下さいました、グリッタちゃん、白鹿さん…。
お嬢様も私も、そして屋敷の皆もこの日を心待ちにしておりました。
そしてこの街で縁を結んだ方々も、きっとお待ちかねだった事でしょう。

ふふっ…。こうしてお二人が並び立つお姿が本当に自然になりましたね。
白鹿さんもより大人びた雰囲気になられて…。
いずれ素敵な旦那様となられる日がまた、待ち遠しいですね。(微笑)

まあ、流石はグリッタちゃん。
このお屋敷の敷地内の松茸を、見事なお料理にして振る舞われたのですね。
佐保姫様も「良き嫁を貰った」と、ご満悦だった事でしょう。

>「ほう、友遠方より来たるかや。
> 善哉善哉。早う上がってもらうがよい。」

屋敷神様、ご機嫌麗しく…。
すぐに、お茶の準備をして参ります。

(お茶と今年のハロウィンのお菓子を準備して、お茶会の支度が整いました)

そうでしたか。既に土地神様の神社にはご挨拶に参られたのですね。
流石は西の佐保姫様の神使い…。
礼儀正しくしっかりした殿方であると、土地神様も感心された事でしょう。

はい、既にご存知の通り今年は東の瀬織津姫様とその神使いの鬼族の皆様が
土地神様への奉納舞、そして商店街のハロウィンイベントに参加して下さる事になっております。
西の佐保姫様…東の瀬織津姫様…。
素敵な交流になられる事でしょう。

>こちらは、私の勤めるお店の大旦那様からの贈り物(高級和菓子の詰め合わせ)です。
>皆さんで、召し上がって下さい。

まあ、これはご丁寧にわざわざ有難うございます。
前回お手紙を頂いた際にも素敵なお菓子の詰め合わせを頂いたというのに、
今回は更に素敵な品の数々を…。
遠路はるばるお越し頂いて恐縮ですが、皆様をもてなすために有難く頂戴致します。

>白鹿:「すみません、こちらは佐保姫様からの贈り物です。

まあ、佐保姫様からもですか?
遠方の私達にまで、わざわざこのような心遣いを…。
時を改めて、必ずやお礼とご挨拶をさせて頂きます…。

和服をこよなく愛するお嬢様には、素敵な帯び挿しを…。
そしてグリッタちゃんには及びませんが、お菓子作りに携わる私には
この菓子切を…。
勿体無くて使えない、とあっては折角の贈り物に対して失礼ですね。(苦笑)
和菓子でお客様をおもてなしする際には、是非とも使わせて頂きます。

その度に、グリッタちゃんや白鹿さんと共に奈良で過ごした楽しい思い出を…。
そしてこの品の素材を提供してくれたあの奈良公園の鹿さん達を思い出すのでしょうね。(微笑)

>「どうもありがとう♪
>佐保姫様にオルキデアが感謝していたって、よろしくお伝えしてちょうだいねぇ。」

奥方様、ご機嫌麗しく…。(ぺこり)
あの子(メッセンジャーのみみずくさん)からもお話は伺っております。
佐保姫様からの贈り物、よくお似合いになると思います。
よろしければ今、お召しになられては如何ですか?
私も早速、こちらの贈り物をおもてなしに使わせて頂きたく思います。

それでは午後の奉納舞まで、ゆっくりなさって下さいませ…。
あらいけない、もうお茶が少なくなってしまいました。
すぐに新しく、淹れ直して参ります…。

458 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/31(Mon) 11:15
>>455(柚葉さん)

(横から失礼します)

>こちらで映っている銀髪の美しいメイドさん…。
>生き別れた、お嬢様の妹君ではないかしら。(微笑)

わたくしの妹たちは故郷の城館で今でも元気にしておりますけれど、でもお父様も
少々気の多いところがありますから、これから新たな妹が現れないとも限りませんね…。
(汗)
この少女ヴァンパイアさんが妹であればとても嬉しいです。
だって、姉であることを格好の口実にできますもの、彼女を手放さず抱きしめるため
の。妹であろうがなかろうが、この子のことをとうてい放ってはおけないと思います
よ?
そして柚葉さんにもこの子を抱きしめてあげてほしいです。

>「貴女が居場所を求めるなら、私達がそれを作ってみせる。
>貴女はずっと一人じゃない、ずっと一人で苦しみと哀しみを抱え込む事は無いのよ。」

わたくしも柚葉さんのその想いに救われたのです。この子のこともどうかそうしてあ
げてくださいな。


459 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2022/10/31(Mon) 12:13
>>454

わあ!お久しぶりです!
かつてのご主人様に、また会えるなんて!(尻尾がパタパタ)
あの頃は、本当にお世話になりました…。

千夜さんと一緒にお仕事したこと、アーチェロさんたちと初めて出会ったこと、
そして私を本当の娘のように可愛がってくれていた日々を思い出します…。

白鹿:「初めまして、以前は彼女がお世話になっていたそうでありがとうございます。
奈良の佐保姫様の神使いで、「白鹿 春秋(はくか はるあき)」といいます。
今は観光ガイドとして働いています。
彼女に比べて人間の世界での経験も浅く、一人前には程遠いですが
いずれ彼女に相応しい一人の男性となれるように、頑張ります。
どうか今後とも、彼女を見守ってあげて下さい。
こちらは奈良の名産のお酒で「春鹿」といいます。
お近づきの印に、どうぞ…。」

それじゃ私からは、お土産のこちらのお菓子をどうぞ…。
今私が働いてるお店で作っているお饅頭です。
この街も、ハロウィンや様々な行事で盛り上がってますね。
是非、楽しんでいってくださいね♪(にぱ♪)

460 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/31(Mon) 15:36
>>456(柚葉さん)

お疲れ様です、柚葉さん。
まあ、所狭しと並んだお菓子の数々。ハロウィンの楽しみをいやが上にも盛り上げて
くれますね。

>「パン・デイ・モルティ(死者のパン)」

このお菓子があると懐かしさがこみあげてまいります。サクッとしたビスケットの生
地と中のドライフルーツやナッツの香ばしさがたまらないのです。
日本では名前を聞くとちょっと不安そうなお顔をされる方も多いですが。伊太利亜で
は「死者の日」とされる11月2日にちなんで、帰ってくる死者の魂のために作られ
る、日本で言えばお盆にお供えするおはぎやお団子のようなお菓子。
そう説明しますと安心して食していただけて嬉しいのですよ。

今年は今まで以上にゴージャスですね。

>「ププラーティ(イタリア北部)」

葡萄の濃密な味と香りが口いっぱいに広がります。
こちらも「死者の日」のおなじみさん。わたくしもパン・デイ・モルティと一緒に亡
きお兄様を偲んでいただいた懐かしの味でございます…。

>「コルヌレッテ(ルーマニア)」

あらあら、これはまた。アジアとヨーロッパのはざまで生まれたお菓子ですね。日本
の柚餅子(ゆべし)とも似ているだなんて、東西の文化の香り豊かで味わいが引き立
ちますわ。

>「レープクーヘン(ドイツ)」

こちらは蜂蜜の滋味豊かなケーキですね。ほのかな香辛料の香りが味わいを引き立て
てくれています。

とても国際色豊かなラインナップ。世界中で祝われるお祭りに相応しい賑やかさ、お
見事でございます。

>まずは試食と同時に、ハロウィン本番前のささやかなお茶会を催したいと思います。
>ふふっ…。お仕事を終えて、お腹を空かせたあの方を伴い、奥方様が来訪されるそうですし…。

ええ、先日わたくしたちが「花の擬人化」をモチーフに衣裳を作ると申しましたとき
に目をキラキラさせていらっしゃいました。恐らくご自身でも衣裳をお作りになるの
でしょう。
寝食を忘れて創作活動にのめり込む方ですから、お茶会でしっかりおもてなししたい
ですね。

>ほら、メッセンジャーのこの子が…。

あら、いらっしゃいませ、みみずくさん。先触れでいらしたのですね。どうもご苦労
様です。
あら、時計の扉をじっと見ていますね。きっと時報が鳴るのが待ち遠しいのでしょう
ね。

さて、柚葉さんのおかげをもちましてお茶会の準備が整いました。
お客様をお迎えしたらいよいよハロウィンの開幕、ワクワクいたしますわ。

    ■     ■     ■

>でもあのソフィーちゃんと灯さんのツインテールのエピソード、
>初めて「となりの吸血鬼さん」を読んだ時、あまりに可愛らしくて
>キュンと来てしまったんです。

はい、灯様ったら本当にソフィー様のことが大好きで。ついつい手を出してしまわれ
て。お仕置きされても何だかちょっと嬉しそう。
ttps://livedoor.blogimg.jp/anico_bin/imgs/7/c/7c53c9c9.jpg
ttp://anicobin.ldblog.jp/archives/54284886.html

でも、そんな灯様だからご自分の身の安全に無頓着で髪を焦がして短くしてしまった
りするソフィー様にとって、とても心強い同居人なのではないかと思いますわ。
ttps://livedoor.blogimg.jp/anico_bin/imgs/5/a/5a92ddc0.jpg
ttp://anicobin.ldblog.jp/archives/54633809.html

>それで、今年の仮装に似合う髪型を検討したところ、「三つ編み」がよろしいかと…。
>最近は機会が少ないですけど、高校の頃は時折していた髪型なんです。

まあ、柚葉さんがなさっていた髪型だなんて嬉しいではありませんか。
わたしが仮装する「藤の花の擬人化」は髪が短いキャラですから、三つ編みにしてま
とめるのも良いですわね。
ttps://www.pixiv.net/artworks/72698648

では、柚葉さんにお任せいたしますからどうぞよろしくお願いします。


461 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/31(Mon) 16:58
>>459グリッタと白鹿くん
こちらのほうこそ、初めまして白鹿くん(ニッコリ
初対面なのに名前も名乗れなくて申し訳ないね…私はただの名無しだから勘弁して欲しいなぁ(苦笑い)
それにしてもこちらはこちらでグリッタには大いにお世話になったものだよ

(お酒の「春鹿」を受け取ると…)

いや〜悪いね、私とグリッタはもうただの旧知の仲なのに気を使わせちゃって……
じゃあこのお酒を早速、味見してみようか…グビッ、う〜ん・・・
このお酒はピリッとした味わいで飽きが来ない…実に美味しい!
グリッタはどうやら良縁に恵まれたようで本当に良かったよ
こんなに誠実な好青年と結ばれるとは、まさしく幸運だと言わざるを得ないよ
これでグリッタの未来もバラ色も同然だね。末永くグリッタの事をよろしく頼むよ?白鹿くん

グリッタ達やお嬢さん達に貰ってばかりじゃ悪いから、私からも贈らせてもらうよ
お嬢さん達にはお馴染みの食べ物なのかもしれないけど、どうぞ召し上がれ
つキャビア(一人に付き一缶)

462 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2022/10/31(Mon) 17:52
>>456(柚葉さん)
>>460(アーチェロさん)

大旦那様と佐保姫様からの贈り物、喜んで頂けて何よりです♪
あ…キッチンの方からとってもいい香りが…。

(柚葉さんが、ハロウィンのお菓子をご用意して下さいました)

わぁ♪美味しそう!

「パン・デイ・モルティ」と「ププラーテイ」…。
アーチェロさんの故郷の、伝統的なお菓子ですね!

それから「コルヌレッテ」に…わあ!「レープクーヘン」もあるんだ!
このオレンジと香辛料の香り、大好きなんです!
私の故郷って、ドイツ寄りの地域だったかも知れないので何だか懐かしいです…。

アーチェロさんにも、私にも思い出に優しく触れてくれるお菓子を用意してくれて
本当にありがとうございます♪

あ、この後他にもお客さんが来るんですよね?
だったら私、お手伝いしちゃいますっ!
あ、白鹿さんはゆっくりしていてね?

白鹿:「…やっぱりこうなっちゃうんだね。
でも柚葉さんをはじめとするこのお屋敷のメイドさんたちとはすっかり顔馴染みだし、
君のメイドさんとしての本能が刺激されたら止められないのは分かってるから、いいのかな。」

(お茶会の中盤)


それじゃ、今回私達が用意してきた仮装をお披露目させてもらってもいいですか?
白鹿さん、早速一緒に着替えましょう?(白鹿さんの袖を引っ張ります)

白鹿「え…?べ、別に着替えるのは一緒じゃなくても…(赤面)」

うふふ♪恋人同士で今更恥ずかしがることないじゃない♪

(お着換えを済ませてきました)

じゃ〜ん♪今日の日のために頑張って作ってみた、「狼と香辛料」の主役の2人、
ホロさんとロレンスさんの衣装ですっ♪

白鹿:「…僕はロレンスさんみたいな、“大人の男性”のイメージには程遠いですけど…。」

ほらほら、そんなこと言わないのっ。
私もホロさんみたいに頭が良いわけじゃないし、髪の毛の色も違うけど。
今年はこれで、この街の皆さんとハロウィンを楽しませて頂きます。

次は、アーチェロさんたちの衣装のお披露目ですね。
「花の擬人化」かあ…楽しみ〜♪

>>461

ありがとうございます、かつてのご主人様♪
良かった…。お土産のお酒、気に入ってもらえたみたいだね、白鹿さん。

あ、でも一杯だけにしておいて下さいね?
それとお帰りの際は、きちんとタクシーや公共の交通機関を使うように、ですよっ?

>つキャビア

ありがとうございます。
それじゃこれは、お世話になっているアーチェロさんたちに贈らせて頂きます。
お酒には強いみたいですけど、くれぐれも事故やトラブルには気を付けて
ハロウィンを楽しんで下さいね?

それじゃ、お元気で。
今後とも、優しく私たちを見守っていて下さい。

463 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/10/31(Mon) 19:31
ここで一つ、訂正を…。

すみません、「ププラーティ」は、イタリア南部のお菓子です。
北部の「パン・デイ・モルティ」と対比する形で用意させて頂きました。

>>460(アーチェロお嬢様)
>>462(グリッタちゃん)

>まあ、所狭しと並んだお菓子の数々。ハロウィンの楽しみをいやが上にも盛り上げて
くれますね。

毎年ハロウィンのお菓子に関しましては、知識の豊富な先輩のメイドさんが
欧羅巴のお菓子に関する事や作り方を教えて下さいます。

モストコット(葡萄の濃縮液)に関しましても、御贔屓の青果店さんの品を
使わせて頂きました。
こうして準備に至るまでも、お屋敷の内外の皆様の協力があってこそです。
では皆様、召し上がって下さいませ…。

>あ、この後他にもお客さんが来るんですよね?
>だったら私、お手伝いしちゃいますっ!

あらあら…グリッタちゃんったら、遠路はるばるお越し頂いたばかりですのに…。
でも、三姉妹さんがまたグリッタちゃんとお仕事が出来るとあって俄然やる気ですのね。(笑)
三姉妹さんが四姉妹さんになったかのような見事なお仕事の連携…。
今更大人しくして頂くのも、野暮というものかしら。

>白鹿:「…やっぱりこうなっちゃうんだね。

流石は白鹿さん、彼女のメイドさんとしての“本能”を的確に掴んでいらっしゃるのですね。
あのように、積極的に誰かの為に尽くすのが好きなあの娘が選んだ方です。
今後とも支え合い、良き恋人から生涯の伴侶となられる事でしょう。

では、お茶のお代わりをどうぞ…。

>じゃ〜ん♪今日の日のために頑張って作ってみた、「狼と香辛料」の主役の2人、
>ホロさんとロレンスさんの衣装ですっ♪

まあ、これは恋人同士、お似合いの衣装ですね。(微笑)
私も原作アニメ共に、大好きな作品です。
確か、新たに新作アニメーションとしての製作も決定したそうですね。
それを記念する意味でも、相応しい仮装です。

>わたしが仮装する「藤の花の擬人化」は髪が短いキャラですから、三つ編みにしてま
>とめるのも良いですわね。

お嬢様、それでは私達も、衣装のお披露目を…。
「村カルキ」様の「花の擬人化」の衣装、あちらに用意してございます。

お嬢様は「藤」、私は「金木犀」…。
ではお嬢様、その艶やかな銀髪を三つ編みに整えさせて頂きます…。

ふふっ…。お嬢様、またうつらうつらしていらっしゃいますね。
でもそれだけ、私のお手入れにリラックスしていらっしゃる様子で嬉しいです。
先日の、学生さんの時のように…。

お嬢様、お目覚めですか?お支度が整いました…。
ではご用意したあちらの衣装に、袖を通しましょう…。

お嬢様は流麗な太刀(模造刀)を携えて…。
私はヴェールを身に纏って…。

(支度を整えた後、皆の前でお披露目の時間となりました)

464 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/10/31(Mon) 20:06
>>457(柚葉さん)

>今年も見事に咲いておりますね。
>いえ、昨年以上に何処か喜んでいるように感じられます。
>そう、あの金色の温かな風を纏ったあの娘の来訪を…。

ええ、きっと花たちも感じてくれていることでしょうね。あの爛漫と生気を発して周
囲を明るくしてくださる彼女のことを。

>白鹿さんもより大人びた雰囲気になられて…。
>いずれ素敵な旦那様となられる日がまた、待ち遠しいですね。(微笑)

ええ、本当ですね。グリッタちゃんとの運命の巡り会いのときの可愛くてなでなでさ
れていたお姿と比べるまでもなく、とても頼もしくなられましたわ。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=593906122&st=557&to=557&nofirst=true
それとも、お二人きりは今も変わらずなでなでされていたりするのかしら?ふふふ…。

>はい、既にご存知の通り今年は東の瀬織津姫様とその神使いの鬼族の皆様が
>土地神様への奉納舞、そして商店街のハロウィンイベントに参加して下さる事になっております。
町の方々も東西の交流を大変楽しみにしていらっしゃる様子です。そしてそれがこの
町であることにいっそうの愛郷の想いを募らせている様子。お社は参詣の人波が誠に
賑やかでしたでしょう?
人ならざる方々がこんなに自然に溶け込める町になるなんて、わたくしもあなた方お
二人を含めて皆様への感謝の想いでいっぱいですわ。

>和服をこよなく愛するお嬢様には、素敵な帯び挿しを…。

はい、今回の仮装にさっそく使わせていただきましょう。
これも奈良旅行で得た縁の証し、大切にいたします。

>奥方様、ご機嫌麗しく…。(ぺこり)
>あの子(メッセンジャーのみみずくさん)からもお話は伺っております。
>佐保姫様からの贈り物、よくお似合いになると思います。
>よろしければ今、お召しになられては如何ですか?

「ええ、そうさせてもらうわぁ。サライ、ほらこれは良いものよぉ。早く着けてよね
ぇ。」

>それでは午後の奉納舞まで、ゆっくりなさって下さいませ…。
>あらいけない、もうお茶が少なくなってしまいました。
>すぐに新しく、淹れ直して参ります…。

…そして、どうやらグリッタちゃんからいただいた大旦那様からの逸品を開封したい
と存じますが?
目の前に一足早く現れた可愛い妖精さんががとても切なそうにしていらっしゃいます
わ。

「お腹すいた…。『とりーと』はまだ?」

はい、お嬢様。すぐにご用意いたしますね。

(そうして、しばらく皆さまがくつろいだ後神社にお出かけいたしました。)


465 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/01(Tue) 19:22
>>462(グリッタちゃん)

>このオレンジと香辛料の香り、大好きなんです!
>私の故郷って、ドイツ寄りの地域だったかも知れないので何だか懐かしいです…。

お菓子をご覧になっているグリッタちゃんのキラキラした目…。わたくし、それが見
たかったのです。
そうですか、グリッタちゃんの生まれ故郷がそちらだったなら、グリッタちゃん、お
母様とこのお菓子の味を楽しまれたのかしら。あるいはグリッタちゃんを託されたと
いう製菓店でお食べになったのかも。
柚葉さんのチョイス、とてもよかったですね!
わたくしも味わうのがいっそう楽しみになりました。

>あ、この後他にもお客さんが来るんですよね?
>だったら私、お手伝いしちゃいますっ!

あら、ちょうどわたくしも和装メイド姿で柚葉さんのお手伝いをするところでしたか
ら、ご一緒できますね。
久しぶりに後輩メイドとしての血が騒いでまいりますわ。
優しく見守っていらっしゃる白鹿さんとお二人でどんな仮装をされるか楽しみですか
ら、お茶会の準備をてきぱき済ませてしまいましょう。

>うふふ♪恋人同士で今更恥ずかしがることないじゃない♪

あら〜、熱々じゃありませんか。もうもう、眼福でございます。
こういうときのグリッタちゃんって、本当にドキリとするほど艶めいていてちょっと
ドキドキしてしまいます。

>じゃ〜ん♪今日の日のために頑張って作ってみた、「狼と香辛料」の主役の2人、
>ホロさんとロレンスさんの衣装ですっ♪

おお〜、これは本物のホロさんとの奇跡の合体を見るような。艶めきと快活と理智と
を一心に纏った雰囲気は、グリッタちゃんでもありホロさんでもあり。
まるで一場の劇を見るかのようでございます。
そして白鹿さんはロレンスさんと風貌には違いがあっても内から醸す大人の風趣は確
かに共通のものでしょう。
お二人の心が渾然と溶け合っているからこそできることと感じずにはおれません。
そして麦の畑を背景に、あのアニメの主題歌「旅の途中」が流れる、そんな幻覚すら
覚えます…。
ttps://www.youtube.com/watch?v=rv_HhdL7acE

>次は、アーチェロさんたちの衣装のお披露目ですね。
>「花の擬人化」かあ…楽しみ〜♪

はああ…。こんな見事な仮装を目の当たりにして、少し気後れするところでした。
ですが柚葉さんにもグリッタちゃんにもガッカリされないよう、己を鼓舞してきてご
覧に入れますわ。
とてもドキドキしていますけれど。


466 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/01(Tue) 22:24
>>463(柚葉さん)

>毎年ハロウィンのお菓子に関しましては、知識の豊富な先輩のメイドさんが
>欧羅巴のお菓子に関する事や作り方を教えて下さいます。

う〜ん、彼女もいろいろ謎の多いのですよね。眷族としては「外様」の彼女ですが我
が一族と血と盟約で結ばれているとかで、長らく警備面ではメイド長の懐刀として重
きをなし、その一方で厨房にも出入りしていて料理の腕も確かなのですから。

>モストコット(葡萄の濃縮液)に関しましても、御贔屓の青果店さんの品を
>使わせて頂きました。

この町には郊外にワイナリーの方の経営する広大な葡萄畑がございますが、青果店の
お颯とは肝胆相照らす仲、今の若旦那様はまだお颯様からお尻をたたかれて鑑定眼を
養わされたとか。
「お颯姉さんにはかなわないよ」
とぼやきながら。
この「ププラーティ」の馥郁とした香りもその成果ですね。
お屋敷の内外の皆様の協力…本当にそのとおりだと思います。

>「狼と香辛料」
>確か、新たに新作アニメーションとしての製作も決定したそうですね。

まあ、それは存じませんでした。
まるでグリッタちゃんとの再会に合わせたかのようなステキなめぐりあわせですわ。
放映はいつになるのかしら、これからはニュースに着目していかなければいけません
ね。

>お嬢様、それでは私達も、衣装のお披露目を…。
>「村カルキ」様の「花の擬人化」の衣装、あちらに用意してございます。

ええ、なんだかちょっとドキドキ…。あくまで子どもたちへのおもてなしがメインの
催しだと心に銘じてはおりますけれど。
それでも柚葉さんとの「合わせ」だと思うと胸の高鳴りが止まらないのです。

こうして髪まで整えていただくと、柚葉さんの指使いが体に伝わって…心地良くて眠
気が…。

>お嬢様、お目覚めですか?お支度が整いました…。

ん…、ああっ!眠っていましたか、わたくし?失礼いたしました。(汗々)
寝顔を見られていたかと思うと恥ずかしいです。
どんな風に仕上がったのかしら?って、気もそぞろで鏡に映りません。
ああっ、もう、落ち着きなさい、わたくし!…やっと映ってまいりました。
まあ…、素敵な仕上がりです。初めての髪型でなんだか不思議な気分…。

>お嬢様は流麗な太刀(模造刀)を携えて…。
>私はヴェールを身に纏って…。

柚葉さんの金木犀、お美しい…。眩しいほどの輝きです。
秋晴れの下で可憐に咲く花が今眼前に見えております。そして妙なる香りが鼻腔をく
すぐるかのようですわ。
ベールを纏うお姿がなんだかとても幻想的。ずっとこのまま見続けていたいです。

そして鏡に映ったわたくしは…。
良かった…。柚葉さんに整えていただいたお蔭で柚葉さんのお隣に並び立てる着付け
になれた、とそう思えます。嬉しい…。


467 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/11/02(Wed) 00:11
>>464(アーチェロお嬢様)

>(そうして、しばらく皆さまがくつろいだ後神社にお出かけいたしました。)

やはり、人が多く集まっていますね。
この街の人々だけでなく、観光客の方も集まっているようです。
初めて瀬織津姫様の「神使い」の鬼族の方々が訪れた時、
その美男美女の錚々たる顔触れにこの街の方々は色めきだっていましたものね。

(ポスターを見ながら)
日ノ本の古(いにしえ)より「神」と「人」を繋ぐ橋渡し役であると同時に
伝統文化の継承者として日々研鑽を重ねる姿には尊敬の念を抱かずにはいられません。

ですが、一度日常に戻ればその気さくで優しさに溢れたお人柄は
多くの子どもたちに親しまれていましたね。
此度の大役を終えた後、またこの街の子どもたちと触れ合う姿が見られると思うと
思わず表情が綻んでしまいます。

あ…そろそろ始まるようですよ。

第一演目:巫女装束を纏った鬼族の女性が、土地神様に舞と祈りを捧げます

第二演目:太刀、薙刀等の武具を手にした鬼族の男性方が、勇壮な舞を披露します

第三演目:男性、女性共に豊穣を祝う舞を披露します

第四演目:瀬織津姫様が降臨され、土地神様との友誼を確かめ合い終演となります

見事な奉納舞でしたね、お嬢様…。
そして瀬織津姫様と土地神様がお手を取り合う姿は、誠に神々しいものでございました。
その尊い友誼は、離れた地であろうとも互いに祝福を齎す事でしょう…。

それでは私達もお屋敷に戻って、子どもたちをお迎えする準備を整えましょう。
鬼族の皆様は、子どもたちのために見廻りをして下さる他にも
コースを回り終えた子どもたちにゴールとなる公民館でお菓子を配布されるそうですよ。

ふふっ…今年も格好いいお兄さんお姉さん達に見守って頂けて、
子どもたちにはより良い思い出となりそうですね。
この街の者として、私達も頑張りましょう。

468 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/02(Wed) 16:50
>>467(柚葉さん)

>やはり、人が多く集まっていますね。
>この街の人々だけでなく、観光客の方も集まっているようです。

柚葉さん、人波に紛れぬようどうかもっと傍へ。三姉妹たちもわたくしたちから離れ
ないでね。あなたたちのエコロケーションも、ここでは役に立たないでしょうから。
土地神様はこの地域一帯の崇敬を集めてこられた方。邪気を祓い、豊穣をもたらした
記憶は代々語り継がれてまいりました。
今年は姉妹龍神様とも手を携えられ実り豊かな秋をもたらしてくださったことは、誰
もがご存じですからね。
ハロウィンと一体になってのこの賑々しさ。
雑踏はどちらかというと苦手なわたくしも、この人波は心地良くて心躍りますわ。

>初めて瀬織津姫様の「神使い」の鬼族の方々が訪れた時、
>その美男美女の錚々たる顔触れにこの街の方々は色めきだっていましたものね。

あのときの皆様のウットリとしたお顔には、鬼族の方の方がやや戸惑っておられまし
たね。
『人がなぜ斯くも我ら鬼に見蕩れているのだ?』
と。見目麗しいからと言ってそれだけで誰もが警戒を解くわけではありますまい。や
はり土地神様と距離が近い人々だからこそ異界よりいらした方々のことも偏った見方
をしないのでしょうね。
…まあ、わたくしのような吸血鬼すら受け容れてくださるのですもの。雅な角を生や
した日ノ本の鬼族を隣人することに不思議はないのでしょう。
実のところ既に2年前の初のお越し以来ファン倶楽部もあるそうです。この熱気もむ
べなるかな、ですわ。

>ですが、一度日常に戻ればその気さくで優しさに溢れたお人柄は
>多くの子どもたちに親しまれていましたね。

舞台の上に立つ鬼族の方々を見る子どもたちの嬉しそうな顔、最初の出会いの楽しい
想い出をちゃんと胸に温めていてくれたのですね。
舞台に送る熱い視線、わたくしにもその純粋な想いが伝わってまいります。

「お腹すいた。だけど今は胸がドキドキ…。」

あら、あちらに画家のお嬢様とサライさん、お母様、そして朱乃様と朱瑠様も。
お嬢様は舞台を一瞬でも見逃すまいとしてか目が輝いています。恐らく目に焼き付い
た光景を後でステキな絵に仕上げるご所存なのでしょう。

>第一演目

嫋やかで流れるような巫女の舞…、鬼族の住む異界から土地神様への敬意をこめて。
秋の静かなる山に流れるせせらぎの調べのようにどこまでも軽やかでとても優美です
ね。

>第二演目

なんて勇壮な。見る者の心に深く染み入る清爽な美しさに満ちていて、誰もが心気の
躍動を感じずにはいられないでしょう…。

>第三演目

華やかな舞に豊穣の喜びが宿り、背景に金にきらめく実りの大地が広がって見えます
…。見ている誰もが恵みを得た喜びを覚えていることを、肌に触れる歓喜の空気が教
えてくれますわ。

>第四演目

瀬織津姫様、相貌は前と変わらず少女でありながらその威厳が自然と心に迫ります。
まあ…、奉納の舞でありますのに、ここに至って土地神様が進み出られ長年の朋友の
ように同じ舞台に立たれましたね。
お二人だけで舞われる姿のなんと神々しいことでしょう。お二人の心が固く友誼で結
ばれている…。
このような喜ばしい光景を見られるなんて。
神祀りし人の世と鬼の世との間に絆の確かに在ることが本当に嬉しゅうございます。
(自然と柚葉さんの手を強く握りしめるわたくしでした。)

>それでは私達もお屋敷に戻って、子どもたちをお迎えする準備を整えましょう。

はい、今宵の次の楽しみのためにしっかり仕上げをいたしましょう。鬼族の方々も後
でお迎えしてお疲れをいたしていただかなければ、ですね。

「もう限界…、わたしも早く『とりーと』がほしい…。」

「もう少し頑張ってくれ、お嬢。わたしと一緒に仮装もするんだろう?わたしは巻き
込まれた口だけど、最後までつき合うよ。」

まあ、サライ様もお嬢様と仮装を?
それではどうぞ我が家でお着替えをなさってくださいませ。

「わーい、お母さんと『椿の花の擬人化』の仮装、楽しみー♪」

「あんまり派手なのは勘弁してほしいのだけどね…。」

>この街の者として、私達も頑張りましょう。

はい、お客様である鬼族の方々が頑張ってくださっているのです。おもてなしはわた
くしたちがしっかりさせていただきましょう。


469 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2022/11/03(Thu) 13:37
(アーチェロさんと柚葉さんの『花の擬人化』の衣装のお披露目です)

わあ〜!アーチェロさんも柚葉さんも、すっごく綺麗です〜♪
アーチェロさんはよく季節の花の和服を身に纏ってますけど、
今度はアーチェロさん自身がお花になったみたい!
柚葉さんは普段は物静かな雰囲気ですけど、「金木犀」の明るい色が
優しい秋晴れをイメージしていて素敵です!

うんうん!これが元になったイラストなんですね!

(蝙蝠のメイドさんに、タブレットで「村カルキ」さんの『花の擬人化』の
衣装を見せてもらいました)

いつも物腰が柔らかくて、優しい雰囲気のアーチェロさんですけど
今日は何だかとっても凛々しいですね!
柚葉さんもヴェールを纏った姿が、何だか花嫁さんみたい…。
あ、そうだ!アーチェロさん、ちょっと格好良く刀を構えてみてくれますか?

うんうん!「大切な花嫁は私が守る!」って雰囲気で、並んでるのがすっごく絵になりますっ!

白鹿:「もう…。お二人がとても綺麗で感激してるのは分かるけど、
あまり困らせちゃダメだよ。(苦笑)

>>467(柚葉さん)
>>468(アーチェロさん)

>柚葉さん、人波に紛れぬようどうかもっと傍へ。三姉妹たちもわたくしたちから離れ
>ないでね。

白鹿:「グリッタも、僕から離れないでね。しっかりと手を繋いでいよう。
それから奉納舞は神聖な儀式だから、くれぐれも騒がないようにね。」

はい…。舞が始まる前になって、舞台やお客さんの雰囲気がさっきまでと全然違いますね。
私は佐保姫様の「神使い」のパートナーなんだし、佐保姫様の代理として
くれぐれも失礼な振る舞いの無いようにしないといけませんね。

(『許可なき者の撮影を禁ず』と神社のスタッフさんたちが巡回しています)

白鹿:「隠し撮りしようとしても、それは不可能だね。
アーチェロさんたちなら分かってると思うけど、きちんと結界が張られているんだ。」

神聖な儀式だもんね。
それに遠い東からから来てくれた「神使い」さんたちに、失礼があっちゃいけないよね。

奈良に移り住んで、白鹿さんの案内でこういう行事にお目にかかる機会がありましたけれど
何だか圧倒されちゃう雰囲気です…。

あの鬼さんたちも、ある意味私たちと同じ異種族…。
神様に仕える立場として、人間の皆さんに自分たちの受け継いできた伝統と誇りを
理解してもらうために必死なんですね…。

それに、白鹿さんが鬼さんたちに向ける目は真剣そのもの…。
そうか…。佐保姫様が仰っていたっけ…。

「“鹿の角切り”に参加しない鹿を鎮めるのには十分慣れたから、
来年は本格的に“鹿の角切り”の儀礼に参加してもらうよ。」

って…。
形は違っても、“神事”に携わるのは白鹿さんも鬼さんたちも同じだよね…。
ただ物見遊山で楽しむだけじゃなくて、私はしっかり支えていかなきゃいけない立場なんだ。

>お二人だけで舞われる姿のなんと神々しいことでしょう。お二人の心が固く友誼で結
>ばれている…。

はい…瀬織津姫様が降臨されたとき、あまりにも可愛らしくて美しくて、
胸のドキドキが凄かったです…。

でも、いざ舞が始まると真剣になられた佐保姫様と同じくらい威厳に満ち溢れていました…。
それでいて、土地神様と手を取り合うお姿は優しくて…。
私、本当にこの街に来れて良かったです♪

>はい、お客様である鬼族の方々が頑張ってくださっているのです。おもてなしはわた
>くしたちがしっかりさせていただきましょう。

はいっ!お菓子と笑顔が必要な場面でしたらいつでも私に任せて下さいっ!
この街の子どもたちのために、精一杯ご奉仕しちゃますっ!

470 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/03(Thu) 21:10
>>469(グリッタちゃん)

藤の仮装をいたしました…。いかがでしょうか…?
うう、柚葉さんの金木犀があまりに眩しくて一歩後ろを歩きたくなるのですが。

>わあ〜!アーチェロさんも柚葉さんも、すっごく綺麗です〜♪

…はああ〜、そう言っていただけてホッといたしました。
わたくしがお花みたいだなんて、嬉しいです〜。柚葉さんの綺羅の如き金木犀に寄り
添う勇気が持てそうです。

>うんうん!これが元になったイラストなんですね!

はい、ネットで見たときは一も二も無く今年の仮装はこれだ!と思いました。
わたくしには華やか過ぎないか、と不安を覚えたりもしましたが、柚葉さんとの「合
わせ」がしたい、との想いが優って完成させました。

>柚葉さんもヴェールを纏った姿が、何だか花嫁さんみたい…。

まあ、確かにおっしゃるとおりですわ!なんということでしょう。
柚葉さんの花嫁衣装を間近に見られるなんてうっとり…。

>あ、そうだ!アーチェロさん、ちょっと格好良く刀を構えてみてくれますか?

え?刀をですか?ええっと、西洋の剣術は一応の心得がございますが、日本のそれは
初めてですわね。では、時代劇を思い出してかまえてみますね。

>うんうん!「大切な花嫁は私が守る!」って雰囲気で、並んでるのがすっごく絵に
なりますっ!

…身が引き締まります。心が落ち着いてまいります。明鏡止水…はばかりながら、そ
んな心地が我が身を包みます。
柚葉さんを守る、そうです、わたくしは何を気後れしていたのでしょう。柚葉さんを
守ることこそ、わたくしの本懐です。
柚葉さんの幸せのためにいざとなればこの刀を振るってこそわたくし、アーチェロ・
カルミーニオと申すものでした。
わたくしに気付かせてくださってありがとうございます、グリッタちゃん。
やはりあなたは「賢狼」でいらっしゃいます。ホロさんがそうであるようにあなた自
身もまたそうなのですわ。

>あまり困らせちゃダメだよ。

いいえ、白鹿さん。わたくしグリッタちゃんにまた助けられました。
あなた様がそうであるように、わたくしもまた愛する人のために立てる自分でいなけ
れば。それを思い出させてくださいましたわ。

(つづきます。)


471 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/03(Thu) 21:11
>>469(グリッタちゃん)(つづきです。)

    ■     ■     ■

>グリッタも、僕から離れないでね。しっかりと手を繋いでいよう。

グリッタちゃんと並んで歩かれる白鹿さん、神鹿でいらっしゃるからこそこの場の厳
粛さを誰よりもご存じなのでしょうね。そしてグリッタちゃんもまた。
お二人とも神の領域でこれから始まる祭事の重きをよくご存じなのでしょう。
東西二柱の神が今日この場で手を繋ぐ…、そういえば、瀬織津姫様はかの東北の英雄、
阿弖流為(アテルイ)公とは盟友の間柄でいらっしゃいましたね。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=593906122&st=158&to=158&nofirst=true

一方、佐保姫様は大和の神様でいらっしゃいます。東西別々の道を歩まれた方々が今
日この場に会することに何か思われることがあるのでしょうか…。
それが心に影を落とすような想いでなければ良いのですが。
でも、グリッタちゃんとお二人この場にいらっしゃることを思えば、憂うべきことは
何も無いに違いありません。

>あの鬼さんたちも、ある意味私たちと同じ異種族…。
>神様に仕える立場として、人間の皆さんに自分たちの受け継いできた伝統と誇りを
>理解してもらうために必死なんですね…。

グリッタちゃんも鬼族の皆様のお心に添おうとしていらっしゃいますね。鬼族の方々
がこの場にいらっしゃること自体が、人々との和合を願っている証しであることもご
存じなのでしょう。
グリッタちゃんもまた長い旅を歩いて人々との和合を重ねてこられたのですから。

>「“鹿の角切り”に参加しない鹿を鎮めるのには十分慣れたから、
>来年は本格的に“鹿の角切り”の儀礼に参加してもらうよ。」

まあ、白鹿さんに佐保姫様から重大なご下命をなされたのですね…。
角切りは鹿さんたちにとって負担がかかる行事です。白鹿さんが直接携わってくださ
ればずい分と安心出来ることでしょう。
佐保姫様に信頼されていらっしゃるのですね。
そしてグリッタちゃんも彼のことをしっかり支えていらっしゃって。お二人が恋人同
士であると共に二人そろって大和の神の御心を守るベストパートナーでいらっしゃる
のが分かりますわ。

>でも、いざ舞が始まると真剣になられた佐保姫様と同じくらい威厳に満ち溢れていました…。
>それでいて、土地神様と手を取り合うお姿は優しくて…。
>私、本当にこの街に来れて良かったです♪

良かった…。
東西に別れても神々の和合はちゃんとあって、グリッタちゃんや白鹿さんもそれを認
めていらっしゃること、今日この日のとても嬉しい一事ですわ。

>はいっ!お菓子と笑顔が必要な場面でしたらいつでも私に任せて下さいっ!
>この街の子どもたちのために、精一杯ご奉仕しちゃますっ!

ええ、一緒に頑張りましょうね!
これからがハロウィンの本番でございます。
嬉しいことに、わたくしの屋敷を訪ねてくれる子どもたちも年を追うごとに増えてま
いりました。今宵はグリッタちゃんもいて下されば、どれほど賑やかになることでし
ょう。
本当に楽しみですわ。


472 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/11/04(Fri) 19:41
>>469(グリッタちゃん)
>>470-471(アーチェロお嬢様)

>いつも物腰が柔らかくて、優しい雰囲気のアーチェロさんですけど
>今日は何だかとっても凛々しいですね!

ええ、本当に…。
お嬢様は争いがお嫌いですから、心得があろうと仮装であっても
刀剣類を手にする機会は殆ど無かった気がします。
でも、今回は特別ですもの。
『藤』の凛々しいお嬢様が見られて、私も…。(うっとり)

>柚葉さんもヴェールを纏った姿が、何だか花嫁さんみたい…。

>まあ、確かにおっしゃるとおりですわ!なんということでしょう。
>柚葉さんの花嫁衣装を間近に見られるなんてうっとり…。

は、花嫁?母の好きな『金木犀』の衣装を纏った私が…。(更にうっとり)

長女:「どうする?そろそろ奉納舞の時間も近いんだけど…。
このままだと姫様もお姉様も、戻ってこれなくなるよ?」

次女:「とはいえ、この雰囲気に水を差すのもねえ…。
姫様とお姉様がこうなっちゃうとなかなか戻ってこなくなるのはいつもの事だけど…。」

三女:「ここにグリッタ先輩というスイーツが加わって、更に甘くしちゃいましたね。」

>あなた様がそうであるように、わたくしもまた愛する人のために立てる自分でいなけ
>れば。それを思い出させてくださいましたわ。

(私も戻ってきました)
ありがとう、グリッタちゃん、白鹿さん…。
そしてお嬢様…。
ついつい舞い上がってしまいましたけど、お嬢様の本懐が『羽藤柚葉を守る』ならば、
私は『アーチェロお嬢様の居場所を守る』事ですね。
この仮装、お嬢様と並び立つ事で大切なものを再認識しました。
…愛する者と共に並び立つあなた達が目の前にいるからこそ、ですね。

ふふっ…。そういえばグリッタちゃんと白鹿さんの仮装なさっているホロさんとロレンスさん、
結婚されて美しい娘さんも居られるのでしたね。
いずれ、お二人も…。

>柚葉さん、人波に紛れぬようどうかもっと傍へ。

ええ…多くの方が訪れるのは予想しておりましたが、思った以上でした。
こういう時、お嬢様が側に居て下さるのはとても安心出来ます。
(優しくお嬢様の手を握り返します。僅かにヒーリングを込めて)
そして、先輩メイドさん(レイナさん)は私達の後ろに立って下さっています。

>グリッタちゃんも鬼族の皆様のお心に添おうとしていらっしゃいますね。

普段は天真爛漫なグリッタちゃんですけど、300年以上という年月の中で
件のお二人(狼と香辛料)に決して劣らぬ旅路を重ねてこられているのですよね。
あの思慮深く、澄んだ瞳…。
白鹿さんだけでなく、鬼族の皆様の御心も理解しようと努めている…。
『森の賢者』と呼ばれた天国のお母様の心と教えは、しっかりと受け継がれているのですね。
だからこそ、『神使』様に相応しい伴侶として認められているのでしょう。

>はいっ!お菓子と笑顔が必要な場面でしたらいつでも私に任せて下さいっ!
>この街の子どもたちのために、精一杯ご奉仕しちゃますっ!
>今宵はグリッタちゃんもいて下されば、どれほど賑やかになることでし
>ょう。

(お屋敷に戻り、子どもたちの来訪のお時間となりました)

トリックオアトリート!(子どもたちの声)

皆様、よくぞお出で下さいました。
それでは、私達からの「トリート」を…。

(袋に詰めた手作りお菓子を、配っていきます)

あらあら…。お菓子はちゃんとあげたのに、グリッタちゃんはイタズラされちゃってるのね。(苦笑)
「もふもふさせて〜♪」となってしまうのはお約束かしら。(汗)

でも「グリッタお姉ちゃんが来てるよ!」という子ども達の声…。
後に続く子達にも驚きと喜びが伝わっていて何よりですわ。(微笑)

そして白鹿さんは、女の子達にやっぱり人気なのね。
優しさと可愛らしさに加え、最近は凛々しさも加わっておりますもの。
漫画やアニメに出てくる素敵な男の子を前にしたように、色めきだっていますね。

>「わーい、お母さんと『椿の花の擬人化』の仮装、楽しみー♪」
>「あんまり派手なのは勘弁してほしいのだけどね…。」

そして久地崎さん母娘も、『椿』の衣装、本当に素敵でいらっしゃいます。
ただお菓子をお配りするだけでなく、髪の毛を生かしたパフォーマンスで楽しませたり
一度にお菓子をお配りしたり…。
思った以上に訪れるお子さんたちが多いので、本当に助かります。

(すみません、一旦切ります)

473 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/11/04(Fri) 20:12
(続きです)

グリッタちゃん、白鹿さん、よろしければ見廻りも兼ねて、
子どもたちと一緒に回ってくるのは如何でしょう?

今年のGWの時に、グリッタちゃんに素敵な恋人が出来て奈良にお引越しされたのを
子どもたちにお話ししたら、皆とても嬉しそうに祝福してくれたんですよ。
あの時子ども達は、寄せ書きやメッセージカード、似顔絵も描いてくれたのでしたね。
>>156)

公民館には鬼族の皆様も来られているし、白鹿さんを皆に紹介する良い機会になると思います。
子ども達の来訪もピークを越えたようですし、後は私達に任せて下さい。
はい、これがハロウィンのコースと公民館の場所を示した配布用の地図です。

(子ども達の来訪が終わった後)

お疲れ様です、お嬢様…。
朱乃さんも、朱瑠ちゃんも子ども達の出迎え、お疲れ様でした…。
奥方様も画家のお嬢様もわざわざお出迎えのお手伝い、有難うございます。

そしてお屋敷の中では、お菓子が足りなくならないようにと三姉妹さんとサライさんが
お菓子の準備と袋詰めを…。
先輩はこの後お迎えする、鬼族の皆様を労うためのお食事の準備を…。

普段のこのお屋敷の私達だけでは、とても無理だったと思います。
これも訪れて下さった皆様の、お力添えがあればこそです。
重ねてお礼申し上げます…。

それではお嬢様、ここからは本格的にこのお屋敷のメイドに復帰致します。
先輩と共に、瀬織津姫様と鬼族の皆様をお迎えする準備をさせて頂きます。

お嬢様は公民館へ、瀬織津姫様一行とグリッタちゃんのお迎えを…。
幸い、準備したお菓子がまだこれだけあります。
鬼族の皆様への労いの分も残した上で…。
よろしければ公民館の町内会の皆様への、ご挨拶に…。

先輩(レイナさん)、お疲れのところ申し訳ないのですけれど、
お嬢様の付き添いをお願い致します。
後の準備は、私に任せて下さいませ。


474 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/05(Sat) 11:04
>>472(柚葉さん)

>お嬢様は争いがお嫌いですから、心得があろうと仮装であっても
>刀剣類を手にする機会は殆ど無かった気がします。

故郷の城館で一応仕込まれはしました。戦い方は学んでおけ、とお父様から言われて。
「お前は人間に恐れられるのを望まぬし傷つけたくもないようだから、なおさらだ。
 戦い方を知らないままでは、いつかどこかで人間の襲撃に遭ったとき闇雲に力をふ
 るって相手を殺してしまうことにもなりかねん。
 相手に致命傷にならないように、そして魔力を使わず人間の作法で相手を無力化す
 る技を身に付けておけば、相手の恐れを惹起することも減らせるかも知れぬ。」
と。

そのようなわけで剣術も試合のレベルならある程度場数を踏んでいますし、所作も身
についております。ですがそれがために以前
「騎士の礼装で、サーベルを携えた姫騎士アーチェロ…。
 女子校なら黄色い歓声に包まれる。
 演劇なら主役間違いなし。」
などと言われてしまって。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&st=245&to=245&nofirst=true
まったくもって滅相も無い、他人様に見せるようなものでは無い、と冷や汗を流しま
した。

>でも、今回は特別ですもの。
>『藤』の凛々しいお嬢様が見られて、私も…。(うっとり)

…柚葉さんにそんなに見つめていただけたのですもの。やはり剣術を身に付けていて
良かったです。
柚葉さんの金木犀の衣装は花嫁衣装のようでもあり、深窓の姫君のようでもあれば、
傍に仕える騎士の役を得られて嬉しいですわ。

>長女:「どうする?そろそろ奉納舞の時間も近いんだけど…。
>    このままだと姫様もお姉様も、戻ってこれなくなるよ?」

…三人ともどうもありがとう。ちゃんと戻って来られたから、そんな冷めた目で見な
いでくれるかしら?(汗)

>お嬢様の本懐が『羽藤柚葉を守る』ならば、
>私は『アーチェロお嬢様の居場所を守る』事ですね。

そうね、柚葉さんがずっとそうしてわたくしの居場所を守ってくれていたからこその
今日のこの日があるのですよね。
人間の町のお祭りで人間と喜びを共にできるこの日が。
並び立てるこの感謝と喜びを胸に、今少し芝居がかった所作を許してもらえますか?
(わたくしは刀を提げ、柚葉さんの前で片膝をつき、彼女の手をとってその甲に接吻
 をしました。)

ではあらためて、グリッタちゃんたちお二人の仮装を拝見いたしましょう。

>ふふっ…。そういえばグリッタちゃんと白鹿さんの仮装なさっているホロさんとロレンスさん、
>結婚されて美しい娘さんも居られるのでしたね。
>いずれ、お二人も…。

ええ、幸せなご家族の姿を拝見するのが楽しみです。
奈良にたくさんいらっしゃる子宝の神様仏様が、きっとお二人を祝福してくださるこ
とでしょう。

(奉納の舞が終わりました。)

「吸血姫殿、侍女殿、そして大神殿、久しいの。
 再会できて嬉しく思う。
 初めての出会いから二年になるな。息災で何よりじゃ。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=641250780&st=70&to=70&nofirst=true

 そして此度は大神殿の夫君とも会うことができて、まっこと幸いじゃ。
 我は瀬織津姫。鬼たちを束ねる者じゃ。何とぞ良しなにな。」

お久しぶりでございます、瀬織津姫様。
またお会いできて本当に嬉しゅうございます。
見事な舞いを堪能させていただきました。大変お疲れ様でございます。

「うむ、土地神殿とこうしてまた交歓の機会を得られてすこぶる満足しておるよ。
 さて、積もる話は色々あるが、まだしばらく『はろうぃん』の仕事があるゆえ、ま
 た後刻にの。」

はい、後程お迎えに上がりますので、どうぞ我が家へお出でくださいまし。

(つづきます。)

475 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/05(Sat) 11:15
>>472(柚葉さん)(つづきです。)

(屋敷に戻り子どもたちへのトリートの準備になりました。)

「はあ…、お嬢と一緒に子どもの相手をするとは。姉さんたちが見たら呆れるだろう
 な。
 お嬢、ちゃんとお腹に入れるもん入れたか?」

「大丈夫…、お菓子もらったから、ちゃんとこどもたちに『とりーと』できる。」

まあ!サライさんとお嬢様、なんてかわいい仮装でしょう。
それはもしや「けものフレンズ」のアフリカオオコノハズクさんとワシミミズクさん
かしら?
ttps://livedoor.blogimg.jp/anico_bin/imgs/5/7/57d30bb6.jpg
ttps://livedoor.blogimg.jp/anico_bin/imgs/e/3/e39a91a4.jpg
とてもかわいい色違いのペアルック。

…ですが、なぜでしょう?どこか若干違うというか、なんだか美味しそうというか…。
ああ、そうです。頭の飾り羽の形がちょっと違っていますね?
丸くて大きいし、中からいちごが覗いている…??

「ああ、これな。わたしの方の白い飾り羽は『いちご大福』で、
 お嬢の茶色の方は『いちごチョコ大福』な。」

「『とりーと』のお菓子のことが楽しみで、気がついたらこうなってた…。」

なるほど、これはハロウィンに相応しいアレンジですね。
ではでは、子どもたちへのトリート、どうぞよろしくお願いします。

>あらあら…。お菓子はちゃんとあげたのに、グリッタちゃんはイタズラされちゃってるのね。(苦笑)

まあまあ…、グリッタちゃんにまた会えてみんなおお喜びね。
溢れる子どもたちの笑顔、笑顔、笑顔…。
これこそハロウィン、というステキな光景だわ。

>そして白鹿さんは、女の子達にやっぱり人気なのね。
>漫画やアニメに出てくる素敵な男の子を前にしたように、色めきだっていますね。

う〜ん、お菓子をもらっても立ちどまってしまう子が多いですね。
はいはい、他に待っている子がいますからね、場所を譲ってあげてね〜。

>そして久地崎さん母娘も、『椿』の衣装、本当に素敵でいらっしゃいます。
>ただお菓子をお配りするだけでなく、髪の毛を生かしたパフォーマンスで楽しませたり
>一度にお菓子をお配りしたり…。

ふふふっ、もうお二人とも正体を隠さないですし、子どもたちも当たり前のこととし
て受け容れていますね。
去年の子どもの日の読み聞かせで、二口女さんに対する考えがすっかり変わったのが
良く分かりますわ。とても嬉しいことです…。

思えば、二口女さんとの触れ合いはもう6年以上前の柚葉さんの読み聞かせから始ま
ったのでした。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&st=201&to=201&nofirst=true
あのときは全くの伝承の中の方でしたが、それが今ではこうしてわたくしたちと一緒
にいて、子どもたちとも仲良くしてくださる。
ほんのささいなきっかけの芽吹きから始まった出会いが大輪の花へと。あらためて嬉
しさがこみあげてまいります。


476 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/05(Sat) 14:27
>>473(柚葉さん)

>今年のGWの時に、グリッタちゃんに素敵な恋人が出来て奈良にお引越しされたのを
>子どもたちにお話ししたら、皆とても嬉しそうに祝福してくれたんですよ。
>あの時子ども達は、寄せ書きやメッセージカード、似顔絵も描いてくれたのでしたね。

ええ、そうなのですよ。
「狼のお姉ちゃん」のことがみんなに気になってて仕方がない様子でしたので
「恋人ができて奈良へお引越しされた」
とそう言ったときのみんなの嬉しそうな顔と言ったらありませんでした。それはもう
心からグリッタちゃんの幸せを祝福しているのが伝わってきましたわ。
もっとも、男の子の中には唇を噛んでぐっと涙をこらえている子もいましたけれど。
それでも涙をぬぐってメッセージカードにGWのときのお礼とお元気を祈る言葉を描
いている姿は凛々しかったですわ。

(グリッタちゃんと白鹿さんが公民館に出かけられ、子どもたちの人波もようやく引
きました。)

>お疲れ様です、お嬢様…。

柚葉さんどうもお疲れさまでした。
子どもたちは金木犀の仮装の美しさに見蕩れていましたね。

>普段のこのお屋敷の私達だけでは、とても無理だったと思います。
>これも訪れて下さった皆様の、お力添えがあればこそです。
>重ねてお礼申し上げます…。

「あ〜、まいったわ。子どもたちの元気なことといったら。
 グリッタちゃんのモフモフはまだしも、わたしたちの髪まで触りたがって、二口女
の怪談話なんか知ったこっちゃないんだから…・。
 だいたい朱瑠がパフォーマンスまで見せたりするから…。」

「えー、いいじゃん、大うけだったんだから―。わたしは楽しかったよー。」

「またお腹すいた…。」

「ああ、玄関で横にならないの、お嬢。奥へ行ってお菓子の補給しような?」

あらあら…、みんなかなりお疲れですけれど、心地良さげでいらっしゃいます。
子どもたちがそれぞれウェアウルフや魔法少女、特撮ヒーロー、吸血鬼と可愛い衣装
に身を包んでわらわらと寄り集まってきましたからね。
大変でしたけれど、皆さんにも楽しい時間だったようで良かったです。

…お母様だけはまったく疲れた素振りも無く平然としていらっしゃいますけれど。
子どもたちもお母様の前では、まるで何と言いますか…崇拝する女王様を仰ぎ見るよ
うにポワ〜ンとしてしまって。
…まさか何か術を使ったりしていませんよね?

「するわけないじゃないのぉ、そんなこと。」

…まだお母様の膝の上に頭を乗せて放心状態の男の子がいますけれど。

「ん?ああ、ほんとねぇ。はいはい、もう今日はお終いよぉ。
 気をつけて帰りなさいねぇ。
 なんだか足取りがおぼつかないみたいだからぁ、ノッテ、あの子を送っておいで。」

「承知いたしました、奥方様。」

あら…、ノッテさんって?この子はどなたですか?

「何言ってんのよぉ。いつもあんたのところに使いに出しているミミズクでしょう
が。」

ああ…、そういえば。きれいな瞳の色が同じですね。
いつもありがとう、戻ったら一緒に宴に参加してくださいね。

>それではお嬢様、ここからは本格的にこのお屋敷のメイドに復帰致します。

はい、また大変でしょうけれどよろしくお願いしますね。

(レイナさんと一緒に公民館にまいりました。)

瀬織津姫様、鬼族の皆々様方、本日は昼夜にわたりご尽力を賜りまして本当にありが
とうございました。
お蔭をもちまして町の皆様にとって本当に楽しく掛け替えのない時間であったことと
存じます。
これから我が家にて感謝と慰労の席を設けさせていただきますので、どうぞお越しく
ださいませ。

グリッタちゃん、白鹿さん、どうもお疲れ様でございました。
帰っていく子どもたちの笑顔の眩しかったこと。
あの子たちに良くしてくださってありがとうございます。きっとまたお二人のファン
が増えたでしょね。
今宵は我が家でゆっくりと御身を休ませてくださいね。


477 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/05(Sat) 21:09
訂正でございます。

「瀬織津姫である。
>>474
 >「吸血姫殿、侍女殿、そして大神殿、久しいの。
 >再会できて嬉しく思う。
 >初めての出会いから二年になるな。息災で何よりじゃ。
 と申したが。
 直近の出会いは今年の節分のときであったな。
 語弊のある言い方であった。
 失礼いたした。」

478 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2022/11/07(Mon) 12:37
>>472-473(柚葉さん)
>>475-476(アーチェロさん)

>そして此度は大神殿の夫君とも会うことができて、まっこと幸いじゃ。
>我は瀬織津姫。鬼たちを束ねる者じゃ。何とぞ良しなにな。

白鹿:「初めまして…。大和の佐保姫様にお仕えする白鹿春秋と申します。
此度は素晴らしき舞をご披露して頂き、誠にありがとうございました。
佐保姫様に代わり、お礼申し上げます…。
では、今後ともよろしくお願いします…。」

>あらあら…。お菓子はちゃんとあげたのに、グリッタちゃんはイタズラされちゃってるのね。(苦笑)
>「もふもふさせて〜♪」となってしまうのはお約束かしら。(汗)

きゃ〜ん♪お菓子ちゃんとあげたのに〜♪
やっぱりもふもふされちゃうんだよね〜!?
わ〜♪逃げないから順番にならんで〜!

白鹿:「ちょっとちょっと!皆が狼のお姉さんのことが大好きなのは嬉しいけど、
そんなにいっぺんに来られちゃったらお姉さんも困っちゃうから…。」
(子どもたちを宥めてます)

白鹿:「初めまして。僕の名前は、白鹿春秋(はくか はるあき)といいます。
グリッタお姉さんとは、去年から本格的にお付き合いを始めました。
え?僕も狼さんかって?ううん、違うよ。僕は鹿なんだ。
(短めの角を出してみました)
え?本物かどうか触ってみたいって?
あはは…しょうがないな…。(汗)」

(一段落した後)

白鹿:「僕は普段は、奈良に住んでます。奈良公園にいる鹿さんたちは、皆僕の友達なんだ。
もし旅行で奈良に来ることがあったら、鹿さんたちと仲良く遊んであげてね。」

白鹿さんは、奈良で観光ガイドをしているんだよ。
皆が奈良公園に来てくれたら、会えるかも知れないね!
その時はよろしくね!

>まあまあ…、グリッタちゃんにまた会えてみんなおお喜びね。

はい…。まだ2回くらいですけど、私のことをみんなちゃんと覚えててくれてて、こんなに嬉しそうに笑ってくれて…。
感激で、胸がいっぱいになっちゃいそうです。

>もっとも、男の子の中には唇を噛んでぐっと涙をこらえている子もいましたけれど。

…え。そ、そうだったんですか…?
そっか…。中にはほろ苦い思いをさせちゃった子もいるんだ…。
あの寄せ書きやメッセージ、本当に色々な思いが込められていたんだなあ…。
私にはかけてあげる言葉が見つからないけれど、「誰かを好きになる」って、本当に素晴らしいことなんです。
それだけは、忘れないでほしいです…。

(少し切なそうな顔で、順番が回ってきた男の子がいました)

ちょっと今日は寒かったよね?いいよ…私のお耳も尻尾も、好きなだけもふもふしてね?
(この後、ぎゅっと抱き締めてあげました)
素敵なメッセージをありがとう…。きっとまた、この街に来るからね…。

>グリッタちゃん、白鹿さん、よろしければ見廻りも兼ねて、
>子どもたちと一緒に回ってくるのは如何でしょう?

はい!ありがとうございます。
出来れば去年みたいに、子どもたちと一緒にまたこの街を回ってみたいって思ってたんです。
それに、瀬織津姫様の使いの鬼さんたちにもご挨拶したいと思ってたんです。

白鹿さんは、土地神様の神社には参拝に何度か来てるけど
ハロウィンでこの街を回るのは初めてだよね?
えへへ…こうして去年から、一緒に回ってみたかったんだ…。
それじゃ、行きましょう。

(すみません、一度切りますね。)

479 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2022/11/08(Tue) 12:02
(ここからは続きです)

鬼族の皆さん、お疲れ様です。
人狼族のグリッタです。
今は、奈良に住んでいます。
こちらはお世話になっている奈良の和菓子屋さんからのお土産です。

白鹿:「初めまして…。大和の佐保姫様の神使いを勤める「白鹿 春秋」といいます。
今後とも、よろしくお願いします。」

(この後、町内会の皆さんにもご挨拶を済ませました。)

この街の人たちにも喜んで受け入れてもらえて、良かったね♪
また行事が行われる季節に、来れたらいいね!

白鹿:「季節の行事の時は、地元が忙しくなっちゃうけどね…。
神事に関しては佐保姫様からも、色々仰せつかってるから…。」

そっか…。でも、その時は上手く予定を調整しようね。
それにしても、鬼族の皆さんが気になるの?
あ、分かった!何だかヒーローみたいで格好いいもんね!
奉納舞の時も、鬼の皆さんが刀や薙刀をつかった舞の時は表情が夢中になってたよね!

白鹿:「………うん。」

>(レイナさんと一緒に公民館にまいりました。)

あ、アーチェロさん!それから柚葉さんの先輩メイドさん、お疲れ様です。
お片付けもそろそろ終わりそうです。
この街の子たちも、ちゃんとお手伝いしてくれてるんですよ。
…相変わらずもふもふされちゃってますけど…。(笑)

それでは町内会の皆さん、ありがとうございました。
私、またこの街が好きになっちゃいました。
いつになるかはわかりませんが、また来れる機会がありましたらよろしくお願いします。

>グリッタちゃん、白鹿さん、どうもお疲れ様でございました。
>帰っていく子どもたちの笑顔の眩しかったこと。

はい!私もとっても楽しかったです。
それから子どもたちも、奈良に行きたいって言ってくれました。
あちらでも、会えたらいいな…。

>今宵は我が家でゆっくりと御身を休ませてくださいね。

はいっ!それじゃ私も瀬織津姫様たちのためにメイドにモードチェンジですっ!
お屋敷では柚葉さんたちが準備してくれてるんですよね?
久しぶりに、柚葉さんたちとお仕事出来ますっ!
目いっぱいご奉仕しちゃいますよ〜!(ふんすふんす)

白鹿:「すみませんアーチェロさん…。
もうよく分かってるかも知れませんけど、彼女はああなっちゃうと止められませんから…。(汗)」

(お屋敷に戻りました)

>あら…、ノッテさんって?この子はどなたですか?
あれ?君ってさっきはいなかったよね?
でも、知ってる匂いがする…。

あ〜!分かった!時計の上にいたみみずくさんだ!
へぇ〜、男の子の姿にもなれるんだね!
コウモリメイドさんたちと同じように、またお友達がふえちゃった♪

私はグリッタ。人狼族だよ!よろしくね♪(にぱ♪)

480 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/08(Tue) 12:38
>>478(グリッタちゃん)

>白鹿:「初めまして…。大和の佐保姫様にお仕えする白鹿春秋と申します。

「ほう…、さすが大神殿が選んだ殿御であるな。
 若いに似ず堂々たるものよの。佐保姫殿もさぞ目をかけたことであろうな。
 鹿の身にして大神と契りを結びしは相互の信頼もさりながら、貴殿の心胆の真に曇
 り無きゆえであろうな。
 大神殿もまこと良き伴侶を得たものよのう。」

あらあら、瀬織津姫様も一目にして白鹿さんのことをお認めになったようですね。
またこうしてあらたな縁が生まれたこと、嬉しゅうございます。

「ふむ…、してその仮装はもしや『狼と香辛料』のロレンスであるかや?
 あれはな、我も先日よりあいめえしょんを鑑賞しておるところでな。
 うむ、よう似合うておるな。いやむしろ、かの者よりもよほど美丈夫であろうか。
 
 そして、大神殿もつややかでもふもふの毛並みが今日はひときわ美しい。
 契りを結びし殿御と共にいて心身とも充実しているようだのう。
 まるであのあにめの小麦畑のように照り輝いておる。

 今宵のハロウィン。
 人と大神とがかくも親和する光景がまた見られようとはな…。
 大神も鬼と同じく人の世と分かたれて消えつつあると思ったが、未だ望みは絶えぬ
 と見えるな。
 まこと嬉しい限りじゃ。」

    ■     ■     ■

>きゃ〜ん♪お菓子ちゃんとあげたのに〜♪
>やっぱりもふもふされちゃうんだよね〜!?
>わ〜♪逃げないから順番にならんで〜!

グリッタちゃん無邪気なのにとてもお姉さんとして子どもたちに接していらっしゃい
ます。子どもたちもこのときとばかりに思いっきり甘えて。
見ているだけで幸せな気分です…。

>白鹿:
>「グリッタお姉さんとは、去年から本格的にお付き合いを始めました。」

あら〜、女の子たちから凄い歓声が。
「キスは?キスはもうしたの!?」
とか、やっぱりそこに興味が行きますか。
そして角を見てまた歓声…。
恋人がいると聞いてさらに白鹿さんに興味津々になるとか、小さくてもしっかり女の
子ですね。

>白鹿さんは、奈良で観光ガイドをしているんだよ。
>皆が奈良公園に来てくれたら、会えるかも知れないね!
>その時はよろしくね!

「いくいく、ぜったいいく!」
ってもう、口々に。そしてさっそく親御さんにねだっている子も。
お二人と子どもたちの交流はまだまだ続きそうですわね。

>そっか…。中にはほろ苦い思いをさせちゃった子もいるんだ…。
>(この後、ぎゅっと抱き締めてあげました)
>素敵なメッセージをありがとう…。きっとまた、この街に来るからね…。

男の子の切なそうな顔にも何か決然とした表情が浮かんできます…。
良かった…、グリッタちゃんの優しさがちゃんと男の子にも伝わったのでしょう。
叶わなかった想いもちゃんと自分で受け止められた男の子、それを彼の心に芽生えさ
せたグリッタちゃん。
こんな形の触れ合いもあるのですね…。


481 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/08(Tue) 16:38
>>479(グリッタちゃん)

>鬼族の皆さん、お疲れ様です。
>人狼族のグリッタです。

(ここからしばらくは、後で鬼族の方から聞いたお話です。)

紫苑:「お初にお目にかかります。
 わたくしは『紫苑』。瀬織津姫様の随身の長を仰せつかっている者です。
 本日は尊き人狼のグリッタ様、ならびに神鹿の白鹿様とご一緒する機会を得ました
 こと光栄に存じます。
 先ほどよりのお二方のわらべらへの厚情のお振舞い、本当に感嘆に堪えず我が身の
 至らなさを痛感いたしました。」
瀬織津姫:「言い方は固いが、つまりは子どもたちに好かれて羨ましいと申しておる
 のじゃよ、こやつは。」

>(この後、町内会の皆さんにもご挨拶を済ませました。)

お颯:「どうも、今日は本当にありがとうね。
 わたしは蒔苗 颯花(まきなえ りゅうか)、今日の役員として心から礼を言う。
 あんなに子どもたちに良くしてくれて、感謝している。
 実は私もずっとあなたたちが来るのを楽しみにしていたんだ。
 去年の子どもの日の行事のときは、わたしもグリッタさんの読み聞かせ、楽
 しませてもらったからね。
 あ、後日お礼にうちの新鮮な野菜をお届けするよ。」

>それにしても、鬼族の皆さんが気になるの?
>あ、分かった!何だかヒーローみたいで格好いいもんね!
>白鹿:「………うん。」

瀬織津姫:「ほほう…、どうじゃ紫苑よ。そなたら随身、グリッタ殿に気に入られた
 ようじゃぞ?」
紫苑:「…お戯れを。わたくしとてグリッタ様が白鹿様に向けられる瞳の熱に気づか
 ないほど迂闊ではございません。」

(ここからわたくしはレイナさんと共に公民館にまいりました。)

>それでは町内会の皆さん、ありがとうございました。
>私、またこの街が好きになっちゃいました。
>いつになるかはわかりませんが、また来れる機会がありましたらよろしくお願いします。

お颯「お二人とも忙しいからそうそうは来られないよねえ…。
 またの機会が来るのが待ち遠しいよ。
 …いや、何もその日を待つばかりが能じゃないんじゃないか?
 わたしたち町内会のみんなが家族ぐるみの慰安旅行で奈良まで行くっていうのもあ
 りだよね…。
 子どもたちもさっきから『奈良に行きたい』って言ってるし、そのうち町内会の議
 題に上げようかな。
 奈良へ行ったそのときはまたよろしくね!」

>はいっ!それじゃ私も瀬織津姫様たちのためにメイドにモードチェンジですっ!

やはり、グリッタちゃんのメイド魂に火がついてしまいましたか。

>白鹿:「すみませんアーチェロさん…。」

いえいえそんな。謝っていただくようなことではございませんわ。
いつだって誰かのために頑張られるのがグリッタちゃんなのですから。初めてお会い
したときから、そんなグリッタちゃんのことを尊敬しております。
グリッタちゃんがこうおっしゃっているのですから、わたくしも後に続きますわ。

(屋敷に戻ってまいりました。)

>あ〜!分かった!時計の上にいたみみずくさんだ!
>またお友達がふえちゃった♪

ノッテ:「はじめまして、グリッタ様。
 おっしゃるとおり、わたくしはみみずく。
 カルミーニオの奥方に仕えています。
 最近になって人間の姿になれるようになりました。」

>私はグリッタ。人狼族だよ!よろしくね♪(にぱ♪)

「よ、よろしくお願いいたします…。」

あら〜、端正な物腰の子だと思いましたが。
グリッタちゃんの「にぱ♪」にちょっと気圧されているみたい。
老若男女問わず、グリッタちゃんのあの笑顔にまいってしまうのですよね…。


482 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/11/08(Tue) 19:02
>>475-476(アーチェロお嬢様)
>>478-479(グリッタちゃん)

>まあ!サライさんとお嬢様、なんてかわいい仮装でしょう。

(少し調べてみました)
成程…。アフリカオオコノハズクさんとワシミミズクさんは、「博士と助手」
という間柄なのですね。
サライさんは奥方様のメイドとしてだけでなく、画家のお嬢様の身の回りのお世話も
色々とされているとお聞きします。
奥方様も「サライは飲み込みが早くて助かるわぁ♪」と仰っていましたが、
きっと本業の面でもサポートされているのでしょう。
正に、うってつけの仮装ですね。

ふふっ…。みみずくさん達のイメージ通り羽毛のもふもふ感の再現がしっかりしていますね。
そして独特のアレンジも…。
私が子どもだったら、思わず抱きつきたくなってしまいます。(微笑)

>きゃ〜ん♪お菓子ちゃんとあげたのに〜♪
>やっぱりもふもふされちゃうんだよね〜!?

昨年の公民館といい、節分といい、すっかりお馴染みの光景となりましたね。
でもこの笑顔に溢れた光景を見ていると、「グリッタちゃんが来てくれた」事を実感します。
いつまでも、見ていたい光景ですね…。

あら、見惚れている場合ではありません。
私もきちんと、「トリート」しなくては…。

>思えば、二口女さんとの触れ合いはもう6年以上前の柚葉さんの読み聞かせから始ま
>ったのでした。

ええ…。私もあの日の読み聞かせが本当に伝承の方と出会える切っ掛けになるとは思っていませんでしたので
本当に驚きです。
そこから巡り巡って、奥方様がこの国に滞在されて…そしてグリッタちゃんも一緒のGMWが
本格的な出会いとなり…。
誠に縁とは、不思議でもあり素晴らしいものでもあります。

>もっとも、男の子の中には唇を噛んでぐっと涙をこらえている子もいましたけれど。
>私にはかけてあげる言葉が見つからないけれど、「誰かを好きになる」って、本当に素晴らしいことなんです。

ええ…。その男の子の気持ちも、グリッタちゃんの気持ちもよく分かります…。
よく似た経験を、私も高校生の頃に経験していますから…。
私の友人と、家庭科部の副部長だった男の子との間で…。

そこからまた、新しい「恋」と「愛」を見つけるために努力するのが
また人間としての成長に繋がるのですから…。

>「あ〜、まいったわ。子どもたちの元気なことといったら。」
>「またお腹すいた…。」
>「ああ、玄関で横にならないの、お嬢。奥へ行ってお菓子の補給しような?」

皆様、お疲れ様です…。
奥でお茶や甘酒の準備が出来ております。
次の宴まで、暫しお寛ぎ下さいませ…。

>…お母様だけはまったく疲れた素振りも無く平然としていらっしゃいますけれど。
>あら…、ノッテさんって?この子はどなたですか?

流石は奥方様…。ですが、それ以上に奥方様も心から楽しんでおられたご様子…。
大勢の子どもたちを見守る“母”としての佇まいであられましたね。
あら?もう子どもたちは殆どお帰りになった筈なのに、仮装していない子がいらっしゃいますが…。

まあ!あのメッセンジャーのみみずくさん!
“初めまして”ではありませんね。いつもお仕事お疲れ様です。
そうでしたか。最近“人化”を習得されたのですね。

お食事などでご希望がございましたら、何なりと…。
みみずくさんは完全な肉食でしたね。
人化して変化はあるかも知れませんが、きちんとお身体に合わせたものをご用意致しますので
くれぐれもご無理はなさらないで下さいませ。

(一旦切ります)

483 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/11/08(Tue) 20:02
今宵は月食…。
月食の日に生まれた吸血姫と人狼の娘はやがて、
闇の女王の座を争い宿命の対決を迎えるのだ…。

484 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/11/08(Tue) 20:20
(続きです)

>これから我が家にて感謝と慰労の席を設けさせていただきますので、どうぞお越しく
>ださいませ。

お嬢様、公民館へのご挨拶とグリッタちゃん達のお迎え、お疲れ様です。
そして瀬織津姫様と御一行様、ようこそお越しくださいました。
本日はこの街の皆様のため、遅くまで誠に有難うございました。
ささやかではありますが、慰労の宴の席を設けさせて頂きました…。
どうぞ、中へお入りくださいませ…。

>はいっ!それじゃ私も瀬織津姫様たちのためにメイドにモードチェンジですっ!
>やはり、グリッタちゃんのメイド魂に火がついてしまいましたか。

やはりそうでしたか…。(汗)
ですが、白鹿さんも仰っている通りそれがグリッタちゃんですものね。
一時期ではありますが、「お姉ちゃん」を務めさせて頂いた私ですから、
彼女の事は理解しているつもりです。

では、三姉妹さん、サライさん、そしてグリッタちゃん、全員集合です!
ここからはこの街のために尽くして下さった瀬織津姫様と御一行様のために
全身全霊をもってご奉仕致しましょう!

一同(お〜〜〜!!!)

こういう場合、遠慮するよりもノリノリの方がグリッタちゃんも喜んでくれますからね。

>私はグリッタ。人狼族だよ!よろしくね♪(にぱ♪)

あらあら…。早速ノッテさんもグリッタちゃんの笑顔に圧倒されていますね。(汗)
でもそこから、彼女の明るさと内に秘めた陽だまりのような温かさに
心から魅せられていくのですわ。
ああして新たなお友達が出来て、そこからまた輪が広がっていくのでしょう。

それでは私は、お料理をお運びします。
お嬢様は席にて、瀬織津姫様と御一行様をよろしくお願い致します…。


485 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/11/08(Tue) 20:30
>>483

はいはいお客様!
「日食」に対する「月食」が見られた事で有名なヒーローのエピソードを
ネタにされているようですけど、ご冗談は程々に!(呆れ)

大体、お嬢様もグリッタちゃんも「月食」の日にお生まれになったかどうか
私も存じておりませんので!

全く…。「闇の女王」、そのような称号めいたものこそ
お嬢様やグリッタちゃんが一番いらないと言いそうなものですね。

これで本当に、お嬢様やグリッタちゃんが「月食の日」に生まれていたとしたら
正に「瓢箪から駒」で背筋が寒くなってしまうじゃないですか…。

486 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/09(Wed) 02:09
>>482(柚葉さん)

>成程…。アフリカオオコノハズクさんとワシミミズクさんは、「博士と助手」
>という間柄なのですね。

ああ、なるほど…、そういう含意があったのですか。気が付きませんでした。

サライ:「わたしも知らなかった。そうなのかい、お嬢?」

画家嬢:「うん、柚葉さんが言うとおり、オルキデアさんがサライさんのこと褒めて
 たから思いついた…。」

サライ:「そうかあ。うちの『新人』を見てたら急にデザイン画を描きだしたから、
 モチーフに関しては納得だったけど、いろいろ考えてるもんだな。
 まあ、わたしの場合は飲み込みが早いって言うより、主(あるじ)が − 前の主
 もそうだったが − 人使いが荒いから飲み込まざるを得なかっただけなんだが。」

オルキデア:「なによお、褒めてあげてるんだから素直に喜びなさいよぉ。」

>ふふっ…。みみずくさん達のイメージ通り羽毛のもふもふ感の再現がしっかりしていますね。
>そして独特のアレンジも…。

このいちご大福型の飾り羽、画家のお嬢様が創作に食欲を反映されるのは珍しいと思
いましたが、これもハロウィンのための衣装だから自然とそうなったのでしょうね。
どこまでも創作に一途なお嬢様です。
公民館からの帰りにいちご大福を買ってまいりますね。きっとお嬢様が今いちばん召
し上がりたい「トリート」だと思いますから。

>私が子どもだったら、思わず抱きつきたくなってしまいます。(微笑)

あら、よろしいではありませんか?
柚葉さんにだって「トリート」があるべきでございます。「抱きしめ」という「トリ
ート」。
ねえ、画家のお嬢様はいかがですか?

画家嬢:「うん。わたしで柚葉さんが良ければ『とりーと』する。」

サライ:「え?わたしもお嬢と一緒にギュっとされるのか?いや、それはどうなん
 だ?」(汗)

(子どもたちへのトリートがまだまだ続きましたので、柚葉さんがお二人をギュッと
 なさるかどうかはいったん保留となったようです。)

>ええ…。私もあの日の読み聞かせが本当に伝承の方と出会える切っ掛けになるとは思っていませんでしたので
>本当に驚きです。
>そこから巡り巡って、奥方様がこの国に滞在されて…そしてグリッタちゃんも一緒のGMWが
>本格的な出会いとなり…。

あの読み聞かせが久地崎様母娘との出会いのきっかけ、GMWも柚葉さんの「越境」の
ご提案がきっかけ、でした。
柚葉さんがいてくださらなければ、わたくしの世界はこんなに広がることも無かった
でしょう。
柚葉さんがくださった奇跡、これからもずっとずっと大事に守ってまいりたいです。

>そこからまた、新しい「恋」と「愛」を見つけるために努力するのが
>また人間としての成長に繋がるのですから…。

グリッタちゃんの抱擁はきっと男の子にとってのエールだったことでしょう。
ささやかでもとても大切な縁を得て、きっとあの子はそれを糧に成長していくのでし
ょうね…。
柚葉さんも、その副部長の方との縁を心の糧になさったことでしょうね。それが柚葉
さんの今を形作る一つならば、わたくしもその縁に感謝いたします…。

>皆様、お疲れ様です…。
>奥でお茶や甘酒の準備が出来ております。
>次の宴まで、暫しお寛ぎ下さいませ…。

朱乃:「あ〜、体が潤う〜。甘露って言うのはこういうのを言うんだろうね。
 …ちょっと朱瑠。使う口はどちらか一つにしなさいよね。せっかくの甘酒がどんどん
 減っちゃうじゃないの。」

朱瑠:「だってー、喉渇いたんだもの。
 お母さんこそ。この後の宴会であんまりパクパク食べないでよ?みんなの前でそれ
 やったら、でっかい桶渡されちゃうかもよ?」

朱乃:「なんだって?」

サライ:「ちょっとお二方〜。火花散らさないでくれます?」

画家嬢:「お腹すいた…。」

(つづきます。)

487 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/09(Wed) 02:10
>>482(柚葉さん)(つづきです。)

>流石は奥方様…。ですが、それ以上に奥方様も心から楽しんでおられたご様子…。
>大勢の子どもたちを見守る“母”としての佇まいであられましたね。

オルキデア:「…柚子ちゃん、そんなに褒められると困るのだけれどねぇ。
 わたしは小さな命の芽を摘むのに飽いただけ…、摘むより愛でるのが楽しいと分か
 っただけ  −  か・も、知れないんだからぁ。
 わたしみたいな、どこからきてどこに行くかも分からない者より、血を継いでいな
 がらどうしてこうなったか不思議な昼行燈の能天気娘を見捨てないでやってくれれ
 ば良いのよぉ。」

…お母様、みんなが楽しんでいる今日の日に、思わせぶりな言い方をなさらないでく
ださいません?

オルキデア:「あんたのことを『よろしくね』って言ってあげてるんだからぁ、そん
 なムスッとしないの、この娘はぁ。」

>まあ!あのメッセンジャーのみみずくさん!
>“初めまして”ではありませんね。いつもお仕事お疲れ様です。

ノッテ:「いいえ、こちらに来るたびにねぎらいのお言葉をくださり、どうもありが
 とうございます。
 オルキデア様からも『執事として柚子ちゃんからよく学びなさい』と言われていま
 す。どうぞよろしくお願いします。」

>お食事などでご希望がございましたら、何なりと…。

ノッテ:「(ごくり)…、わ、わたしは執事でメッセンジャー。使用人にすぎません。
 で、ですが…今日はお言葉に甘えて肉をいただければ…。」(赤面)

あらあら、柚葉さんのお優しい言葉に心と胃袋がキュンキュンしているようですよ?
三姉妹に次いでまた柚葉さんに心酔する子が生まれたのかも知れませんね…。


488 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/09(Wed) 11:23
>>483
>>485(柚葉さん)

(お返事の順番を変えます。)

いらっしゃいませ、お客様。
我が家の星見台へようこそいらっしゃいました。今宵は稀有なるお空の劇場が楽しみ
ですね。

はあ、吸血姫と人狼の娘との宿命の対決ですか?闇の女王の座を巡って?
まあ…、世間にはそんな覇権争いをされている方もおいでなのですか?それは何と申
しましょうか…心配でございます。
「宿命」という言葉がそれが在ることを当然と考えて心を縛る呪詛ともなりはしない
かと。その方々が抗えぬことであると考えて、他の選択が無いと信じてしまっていな
いでしょうか。
それゆえに闘いに身を投じるなんて、それは悲しいことではありませんか。

そういえば、銀河をまたにかける未来の世界の提督がおっしゃっていましたわ。

「運命というならまだしも、宿命というのは、じつに嫌なことばだね。二重の意味で
 人間を侮辱している。
 ひとつには、状況を分析する思考を停止させ、もうひとつには、人間の自由意志を
 価値の低いものとみなしてしまう」
 宿命の対決なんてないんだよ、ユリアン、どんな状況のなかにあっても結局は当人
 が選択したことだ」

…これは人間についておっしゃった言葉ですが、わたくしは魔族のわたくしたちにと
ってもそうであると信じたいですわ。
だって、幼い日のわたくしの周囲の大人の中には
「人間と分かり合えることなどありえない」
とわたくしに断言する者が幾人もおりましたもの。その言葉を信じていたら、わたく
しは今ここにいなかったでしょうし、お客様とこうしてお話することもできなかった
のですから。
もちろん今おっしゃったご本人らが、真にその闇の女王の地位とやらを望んでいらっ
しゃるのであれば余計なお世話でしょうけれど…。

>「日食」に対する「月食」が見られた事で有名なヒーローのエピソードを
>ネタにされているようですけど、ご冗談は程々に!(呆れ)

…え?あの、今のお話はもしかしてわたくしとグリッタちゃんのことだったのです
か?
もう、お客さまったらご冗談がお上手です!
わたくし本当のことと思ってしまったではありませんか。ああ、ホッとしました。
柚葉さん、的確なツッコミをどうもありがとうございます。

>全く…。「闇の女王」、そのような称号めいたものこそ
>お嬢様やグリッタちゃんが一番いらないと言いそうなものですね。

はい、わたくし「闇の女王」とやらになる気などございませんわ。
グリッタちゃんだってそうではないでしょうか?

>これで本当に、お嬢様やグリッタちゃんが「月食の日」に生まれていたとしたら
>正に「瓢箪から駒」で背筋が寒くなってしまうじゃないですか…。

わたくしの誕生した日のお月様ですか?
さあ、月食だったと聞いたことがございませんね。そうであったかも知れませんし、
そうでなかったかも知れません。
仮に月食だったとしましても、かの提督がおっしゃるように要はわたくしの選択でご
ざいます。わたくしにその気がない以上、ご心配になるには及びませんわ。
もっとも、そもそもの話わたくしにそんな実力が無いことは明白ですけれど。

そういえば、先だっても(>>435)お客様がわたくしに魔族の王のコスプレをするよ
うに勧めてこられましたわね。
う〜ん、わたくし他人様から見てそんなに偉そうに見えるのでしょうか…?困ってし
まいます。
ですが、そうですね、魔王の中にもちょっと気弱で魔力も強くない、でも責任感はし
っかりと持っていらっしゃる方を拝見したことはございます。ああした方でしたらわ
たくしにとりましても指針とさせていただけるかと思いますわ。
(「異世界食堂2」第10話でございます。)
ttp://anicobin.ldblog.jp/archives/58776041.html

あらあら、長話しているうちにそろそろ月食が始まります。
お客様、柚葉さん、望遠鏡の準備は出来ております。温かい甘酒も用意しましたので
ゆっくりと観望を楽しもうではありませんか。


489 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/11/09(Wed) 14:52
以前、お嬢様達に「小さな宇宙人アミ」というお話をご紹介しましたが
今回はそれが全話無料で読めるサイトを発見したのでここにリンクを置いときます
興味があればぜひご覧ください。興味が無いなら大人の余裕でスルーしてください

「アミ小さな宇宙人」 第1章 墜落UFO
ttps://uchulog.com/ami_chiisanauchujin_part1/

490 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/09(Wed) 17:44
>>484(柚葉さん)

柚葉さん、ただいま戻りました〜。

>お嬢様、公民館へのご挨拶とグリッタちゃん達のお迎え、お疲れ様です。
>そして瀬織津姫様と御一行様、ようこそお越しくださいました。
>本日はこの街の皆様のため、遅くまで誠に有難うございました。

瀬織津姫:「街にはまだ仮装した者たちが多士済々闊歩しておる。
 この家もたいそう人が押し寄せたと吸血姫殿から聞いた。
 なのにすまぬな、随身たちと大勢で押しかけてしもうて。
 申し訳ないが、我は厨房に立つ自信がない。随身の者の中にはその道に通じた者も
 おるゆえ、人手が必要なら声をかけてくれ。」

瀬織津姫様、随身の皆様。神社での奉納の舞いでお疲れでしょう。
湯殿の用意は既に整っておりますので、よろしければ先にご入浴くださいませ。
わたくしがお世話させていただきます。
男性女性と分かれていますので、ご案内いたしますわ。

瀬織津姫:「おお、それはかたじけないの。
 ではありがたくそうさせていただこう。」

>では、三姉妹さん、サライさん、そしてグリッタちゃん、全員集合です!

それでは柚葉さんお疲れのところ申し訳ありませんが、皆様の陣頭指揮の方、よろし
くお願いいたしますね。

…あら、もしかして白鹿様は手が空いてしまいましたわね。
ご入浴をお勧めした方が良いかしら?
…いえ、後でグリッタちゃんとご一緒に…。
お、お声をかけ内容が良いかもしれませんね。(赤面)

お母様、画家のお嬢様も本日はありがとうございました。
よろしければ皆様とご一緒に。

オルキデア:「この子はエネルギーを補給してからでないと入浴は無理だから、今は
 わたしの膝枕で寝かしとくわ。
 あんたはきりきり働いていらっしゃいな。
 ノッテは男湯の方でお世話しておいで。厨房にお肉差し入れしとくから、後でた
 っぷりいただきなさい。」

(こうしてそれぞれ持ち場へ別れて宴の準備に入りました。)


491 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2022/11/09(Wed) 21:31
>>483

わ〜ん!吸血鬼と人狼は仲が悪いって聞いたことあるけど、
私には関係ないよ〜!
闇の女王?そんなのなりたくもないよ〜!私はメイドさんがいいの〜!
そもそも私、誕生日がどうだったかも知らないし…。

それに私、戦う力とか魔力なんてないよ〜!
せいぜい家事とお料理しか出来ないよ〜!

白鹿:「グリッタ落ち着いて。お客さんの冗談だから…。
それより今夜の月食、しっかり見ておこう。」

え?そ、そうなんですか?ほっ、良かった〜。
それじゃ、私も望遠鏡をお借りします。
わあ〜。満月が赤胴色に…。…え?満月?

ああ〜!忘れてました!私、満月は見ないように気を付けてたのに…。
ああ…。やっぱりもう駄目です…。身体が火照って…。

(白鹿さんにしなだれかかります)

うふふ…白鹿さん…。今夜は寝かせませんからね…。

白鹿:「人前で、そういうはしたないこと言っちゃ駄目だって言ってるだろ〜!」

492 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2022/11/09(Wed) 21:58
>>484(柚葉さん)
>>490(アーチェロさん)

>では、三姉妹さん、サライさん、そしてグリッタちゃん、全員集合です!
>こういう場合、遠慮するよりもノリノリの方がグリッタちゃんも喜んでくれますからね。

さすが柚葉さん!皆のことをしっかり分かってくれる素敵なお姉ちゃんメイドさんです!
それに私、体力には自信がありますから!
メイド服を着たら、ご奉仕の気持ちは誰にも負けませんよ〜!

それじゃサライさん、今夜は私とペアでお仕事しない?
久地崎さんのお母さんも朱瑠ちゃんも、画家のお姉さんもお腹空いてるもんね。
それから、オルキデア様の好きそうなものとか色々教えてね!

>…あら、もしかして白鹿様は手が空いてしまいましたわね。
>ご入浴をお勧めした方が良いかしら?

白鹿さんは、鬼族の皆さんと仲良くしてあげてね。
同じ「神使い」だから、色々お話ししたいことがあると思うの。
それに、佐保姫様と瀬織津姫様の交流が生まれるかもしれない、大事な機会だよ。

だから、おもてなしは遠慮なく私に任せて!
何より私は、メイドさんのお仕事が大好きなんだから!
ほら、そろそろ男性の皆さんがお風呂に向かうみたいだよ!
遠慮しないで早く早く!

白鹿:「わわ…分かったから別に押さなくても…。」

>この子はエネルギーを補給してからでないと入浴は無理だから、今は
>わたしの膝枕で寝かしとくわ。

画家のお姉さん、お疲れ様です。
今、柚葉さんにお願いしてかぼちゃのスープを用意してもらってきました。
身体が温まりますよ〜♪
(サライさんと一緒に、スープを運んできました)

目が覚めたら、ゆっくり召し上がって下さいね♪(にぱ♪)

スープでエネルギーが補給できたら、自然と他のお料理も食べられると思います。
まずは、軽いメニューからですね。
はい、久地崎さんと朱瑠ちゃんも良かったらどうぞ〜♪


493 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/10(Thu) 13:46
>>489

いらっしゃいませ、お客様。
宇宙人のアミさんの新しい情報なのですね。
人間の方の創造する宇宙の広がりへの知見の軌跡の一つでございましょうか。

キリスト教の教義に染まらないわたくしたちは古くより色々な知見に触れる機会を得
てまいりました。古代ギリシアの天文学、コペルニクスが復興した地動説、ガリレ
オ・ガリレイ様からいただいた望遠鏡とそこから覗いた星々の世界。さらに時代が下
っては火星人を巡る侃々諤々の論争に至るまで、大変スリリングなものでございまし
た。
想像力と探求心。それ自体が星々の海にも似た人の知の営みの大海原だったと思いま
す。

わたくし日本に来てからとても楽しい絵本を読む機会を得ました。
「もっとはやいものは ― スピードのはなし」あるいは別題名「このよでいちばん
はやいのは」。英語の絵本の翻訳です。
スピードの速いものを次々に紹介していって最後は光にまで到達いたします。けれど、
その光すらも遠くの星まで到達するには長い長い年月をかけなければなりません。
けれど人はそのはるか遠いところのことすらも自分で思索し想像することができるこ
とが述べられます。そして結びの言葉は、
「一番速いのは君たちの想像力だ」。
この本を読んだ子どもたちに自分たちの可能性を気付かせてくれる、とても素晴らし
い言葉だと思いますわ。わたくしが子どもたちに読み聞かせたい本の一つです。

お客様が紹介してくださった物語も多くの子どもたちの心をとらえ、遥かなる未知の
世界へその想いを馳せる助けとなることと思います。
わたくしもこの物語を心の本棚に置いておこうかと存じます。


494 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/10(Thu) 15:54
>>491(グリッタちゃん)

(横から失礼いたします。)

>わ〜ん!吸血鬼と人狼は仲が悪いって聞いたことあるけど、
>私には関係ないよ〜!

ええ、おっしゃるとおりです。
グリッタちゃんのお母様は「森の賢者」と呼ばれとても聡明で人々のために尽くされ
てきた方。グリッタちゃんはその方に慈しまれて育てられ人の輪の中で種族を越えた
親愛の絆を結んできた方。
覇を望んで乱を起こすようなこととからはもっとも遠くにいらっしゃるのです。
わたくしにしても故郷にいたときから人狼の方と喧嘩したことはありませんし。
お客様もにもご冗談は選んでお話しいただきたいですよね…。

>それに私、戦う力とか魔力なんてないよ〜!

う〜ん、もしかしたらお客様はグリッタちゃんを「狼と香辛料」のホロさんのような
力持ちと思っていらっしゃるのでしょうかね?
ホロさんは普段はごく普通のもふもふのお嬢様ですが、ロレンスさんの血をいただく
と俄然本来のパワーを取り戻されて、寄せ来る敵を当たるを幸いバッタバッタとなぎ
倒し…。
けれどやはりご自分から進んで暴力をふるったりはなさいませんわ。

白鹿さんが宥めてくださって、ようやくグリッタちゃんもご安心されたようで良かっ
た…。お二人のお陰でこの場の空気が和んで、ようやく天体観望に相応しい雰囲気に
なりました。
ああ、月がほの暗く赤く染まってとてもきれい…。
では、どうぞ望遠鏡をご覧くださいな。

>ああ〜!忘れてました!私、満月は見ないように気を付けてたのに…。
>ああ…。やっぱりもう駄目です…。身体が火照って…。

(ドキッ)な、なんでしょうか、急に辺りの空気が艶めかしく染まったような…。

>うふふ…白鹿さん…。今夜は寝かせませんからね…。

あわわわ…、地球の影が落ちても満月は満月。人狼の方には効力があるのですか。
グリッタちゃん、今は咲き乱れる黄冠の牡丹のように艶やかでいらっしゃいます。
これには白鹿さもすっかり手玉に取られて…。

>白鹿:「人前で、そういうはしたないこと言っちゃ駄目だって言ってるだろ〜!」

…とはなりませんでした。
白鹿さんも毅然として誘惑を拒まれましたね。きりりとした表情が何ともステキです。
やはりお似合いのお二人でいらっしゃいますわ。
これは、お二人のご寝所を早めに整えてお休みいただいた方がよろしいかしら…。


495 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/10(Thu) 21:56
>>492(グリッタちゃん)

>さすが柚葉さん!皆のことをしっかり分かってくれる素敵なお姉ちゃんメイドさんです!

互いにメイドとして実力を認め合い、ともに精進し、切磋琢磨して高みへと昇る…。
そんな関係を見る思いがいたします。
こればかりはわたくしには入り込めない高い境地ですわね。
ちょっと寂しいですが、そういう方たちにわたしも支えられていることに感謝しなけ
れば。
ではわたくしはお客様方のご入浴のお世話をいたしましょう。

>それじゃサライさん、今夜は私とペアでお仕事しない?

サライ:「わたしでいいのかな?まあわたしもこの間『本部』に登録したからね。種
 族別補償の分は働かなくてはね…。「飛縁魔」みたいな大物も真面目に働いている
 しな。それじゃ、よろしく頼みます。」

>それから、オルキデア様の好きそうなものとか色々教えてね!

サライ:「オルキデア様の好物?ええと、ウズラのワインソテーとか、イノシシの赤
 ワイン煮込み…って、今から狩るのは手間だよな。天ぷらも寿司も普通に好きだよ。
 どっちも基本、ワインと一緒に。
 逆にパスタのときは清酒を飲みたがるんだよな…。」

>ほら、そろそろ男性の皆さんがお風呂に向かうみたいだよ!
>遠慮しないで早く早く!

ノッテ:「白鹿様、どうぞこちらへ。
 …すみませんが、鹿の方のお好きなお湯加減を教えていただけませんか?
 奈良公園の鹿さんは水浴びをなさると聞いていますが、お猿さんやカピバラさんの
 ように入浴するという事例が見つからなかったのです。」

>画家のお姉さん、お疲れ様です。
>今、柚葉さんにお願いしてかぼちゃのスープを用意してもらってきました。

オルキデア:「あら〜、さすがはグリッタちゃんねぇ。
 ほらあ、バンビ、起きなさい。スープの差し入れよぉ、栄養補給なさい。
 あ、バンビって言ったのはイタリア語の『バンビーナ(女の子)』のことだから。
 本名じゃないのよぉ?」

画家嬢:「スープ!ほしい!飲む!」

サライ:「ああ、落ち着きなって。皿渡したら一気飲みしちゃいそうだな。
 ほら、飲ませてあげるから、はい、あーんしな。」

>はい、久地崎さんと朱瑠ちゃんも良かったらどうぞ〜♪

朱瑠:「わーい♪いただきますー。もう、お腹ペコペコ。」

朱乃:「こら、朱瑠。お皿を二つ取るんじゃない。一つはこっちに渡して。」

朱瑠:「じゃあお母さんもスプーン、一本はこちらにちょーだいよねー。」

サライ:「お二人とも、今食べるのに使うお口も一つに限定しておいた方が良いです
 よ?
 今台所でたっくさん材料使ってお料理作っていますから…。」


496 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/11/11(Fri) 00:55
今日はポッキー&プリッツの日。
ポッキーとプリッツを4本並べると【1111】に見えることから

497 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/11(Fri) 06:59
>>496

恐れ入りますがお客様、そういったただ日にちや事象を申されても困るのです。それ
でお客様は何をおっしゃりたいのか、こちらには分かりかねます。
こういったことはおやめいただきたく存じます。
お話をなさりたいのでしたら、あなた様がその記念日からどんな会話をお望みかご自
身のご意志を明らかになさっていただけませんか?
このこと、>>345-346でも申しているところですのですが、ここであらためてお願い
しておきます。


498 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/11/11(Fri) 14:04
>>490 >>495(アーチェロお嬢様)
>>492(グリッタちゃん)

>湯殿の用意は既に整っておりますので、よろしければ先にご入浴くださいませ。
>わたくしがお世話させていただきます。

それではお嬢様、瀬織津姫様と鬼族の皆様の入浴のお世話はお願いします。
私は先輩から引き継いだお料理の続きを…。
一段落しましたら、お嬢様も汗を流して下さいませ。
メイド一同はお食事と御給仕、お片付けの後に皆で入浴を…。

>ノッテは男湯の方でお世話しておいで。厨房にお肉差し入れしとくから

お心遣い有難うございます、奥方様…。
それではノッテさんには鶏のから揚げ、ソテー、各種焼肉を…。
瀬織津姫様御一行は、鍋料理がお好きでしたね。
ハロウィンという事もあり、和風の「鶏南瓜鍋」と洋風の「カボチャのクリーミー鍋」
の2種類を用意しております。
また唐揚げと一緒に、南瓜やキノコ類の天ぷらも準備しております。

>今から狩るのは手間だよな。

…え、サライさん、普段から現地調達なさってるんですか?
ま、まあ、それはそれとして…。
奥方様にお出しするパスタでしたら、「カボチャのクリームパスタ」は如何でしょう?
先程のスープの時のように、クリーミーにした南瓜を沢山準備してあります。
南瓜を使用するお料理に色々と応用が利きますので、あらかじめ先輩が準備しておいてくれたのですよ。

それからもうすぐ、「カボチャのピザ」も焼き上がります。
そちらは先輩が取り掛かっておられるのですよ。

お鍋は準備が整いましたので、すぐに運ばせて頂きます。
場所が空きますので、グリッタちゃんとサライさんは「南瓜のクリームパスタ」の準備をお願いします。
ええとそれから、奥方様にお出しする清酒はこちらに…。
こちらは鍋料理にも合いますね。
ご希望に応じて、ワイン等もお出ししましょう…。

(メイド以外の皆様の入浴が終わり、お食事の支度が整いました)

・鶏南瓜鍋(和風)
・カボチャのクリーミー鍋(洋風)
・鶏の唐揚げ
・南瓜、各種キノコの天ぷら
・焼肉類、各種お肉のソテー
・カボチャのクリーミーパスタ
・カボチャのピザ

それではお食事の前に…。
瀬織津姫様と御一行様、遠路はるばるお越し頂き、有難うございました。
土地神様への奉納舞、そしてハロウィンイベントへの参加と子どもたちとの交流…。
アーチェロお嬢様と奥方様、そしてこの街の多くの方々と再び素晴らしい友誼を結ばれた事、
心からお礼申し上げます。

そしてグリッタちゃん、サライさん、朱乃さん、朱瑠さん、ノッテさん…。
本日はお客様として来て頂いたのに、イベントやお料理の準備など様々な場面で御力になって下さった事
本当に有難うございます。
不躾ではありますが、この屋敷のメイドを代表してお礼申し上げます。

それでは本日の、ハロウィンと各種行事の成功を祝して、乾杯…。

499 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/12(Sat) 13:15
>>498(柚葉さん)

>それではお嬢様、瀬織津姫様と鬼族の皆様の入浴のお世話はお願いします。
>私は先輩から引き継いだお料理の続きを…。
>一段落しましたら、お嬢様も汗を流して下さいませ。

柚葉さんやお料理担当のみんなにもご一緒してほしいところですが…、さすがに無理
ですね。
ではこちらはお任せください。

瀬織津姫:「世話をかけるが共にくつろごうぞ。
 友誼の印に吸血姫殿の背中は我が流して進ぜるゆえ。」

いえ、姫君様にそのような −
「わたくしにお任せを!」
あら?

瀬織津姫:「おお、食い気味に申し出てきおったの。薫衣(くぬえ)。」

薫衣:「吸血姫様のお背中、わたくしが責任をもって浄めさせていただきますので、
 どうぞご心配なく。」

あら、貴女、お社で見事な舞いを奉納されていた方ですね。

薫衣:「…はい、薫衣です。どうぞよろしく。」

あ、あの…(わたくしなぜか睨まれていませんか?あ、もしかしてこの方、瀬織津姫
様のことを…。)
(ひそっ)ええっと、薫衣さん?もし気が進まないのであれば、わたくしは自分で洗
いますから貴女は別に…。

薫衣:「浄めさせて・い・た・だ・き・ま・す。」

ひえっ…、あの、では、お願いいたしますね?(この方、なぜ目力がこんなに強いの
でしょう…?)

(つづきます。)

500 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/12(Sat) 13:18
>>498(柚葉さん)(つづきです。)

(一方、わたくしがいない厨房では)

>お心遣い有難うございます、奥方様…。

オルキデア:「ふふっ、ノッテが大喜びしそうな料理を作ってくれたわねぇ。
 さすが柚子ちゃんだわぁ。
 それと、ここの商店街の肉屋も食材が良い感じになるように「処理」してくれたよ
 うで感心だわぁ。
 ふうん?あちらのご一行向けの鍋料理、季節感があって良いじゃないのぉ。
 あら、キノコの天ぷらもバラエティ豊かだこと。これって、ここの屋敷森で採れた
 ものよねぇ?良く育っていること。
 キノコは森の妖精の贈り物。それがちゃあんと出来てるってことは…、柚子ちゃん
 とうちの娘がちゃんと礼を尽くしてるってことかしらぁ?
 まあ、どうせ9割方は柚子ちゃんのお陰だろうけどねぇ。」

>…え、サライさん、普段から現地調達なさってるんですか?

サライ:「ん?ああ、新鮮な方が美味いなら、けっこう狩ってくるぞ?
 主(あるじ)もお嬢も美味しそうに食べるから狩り甲斐がある。
 あ、でも、商店街の肉屋で処理してもらってるから。さっきここに差し入れしたの
 も安心して使ってくれ。」

>お鍋は準備が整いましたので、すぐに運ばせて頂きます。

画家嬢:「わたしも運ぶ…。」

サライ:「おおっ、お嬢が自分から…。これはもう空腹が辛抱たまらんみたいだな。
 だけど無理はするなよ?」

画家嬢:「がんばる…、負けない…。」

(つづきます。)

501 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/12(Sat) 13:25
>>498(柚葉さん)(つづきです。)

(一方、湯殿でございます。)

朱瑠:「あはははははー。お背中、お背中、流します―♪」

瀬織津姫:「久地崎殿の娘御はすごいのう…。
 髪にいくつもタオルを持って一度に鬼娘たちの背中を洗っておる。」

朱乃:「大勢で入浴できてはしゃいでいるんですよ、あの娘。
 半分人間の血を引いているのに、わたしより髪を動かして他人を喜ばすのに積極的
 なんです。」

瀬織津姫:「であるならば。きっとあなたの背の君も他人に対して優しい方だったの
 であったのであろうな。
 人と妖怪との和合の証しよの。我にとっても嬉しいことじゃ。」

朱乃:「姫様、嬉しいことを言ってくれますね。アーチェロ姫さん、瀬織津姫様の背
 中流すの、わたしにやらせてよ。」

朱乃様がよろしいのでしたら。
それからあの…、薫衣さん、もうずい分洗っていただきましたから、そろそろけっこ
うですよ?

薫衣:「いいえ、まだもっと念入りに…。」

ええっと…、もうわたくし、瀬織津姫様にお背中を流していただくことはありません
から、用心なさらずとも。

薫衣:「用心?なんのことでしょうか?
 わたくしはただアーチョロ姫様に感謝の気持ちからこうさせていただいているだけ
 です。」

感謝?わたくし、貴女に何かしてさし上げたことなど一つもありませんけれど。

薫衣:「いいえ、ございます。
 アーチェロ姫様。わたくしの名前は『薫衣草(くぬえそう)』からきております。
 この草の異国での名前をご存じですか?」

いいえ…?

薫衣:「『ラベンダー』です。これはわたくしの祖先…古代ローマにいた一族が愛でて
 いた花の名。わたくしはあちらより追われてまいった、かの地の『鬼』の末裔、い
 わば『渡来鬼』と申すべき者の血を引いております。」

まあ!瀬織津姫様の許にあちらから渡来した方がいるとは思いませんでしたわ。
では瀬織津姫様は、貴女のご先祖を保護された、と?

薫衣:「ローマから東の国まで『絹の道』を通じて西洋の教えの及ぶところは広く、
 祖先は結局、海を越えてこの大八洲にまいることになりました。そして噂に聞く鬼
 神の姫様を頼ろうとしたものの、強い結界が張ってあるらしくその場所が知れなか
 ったところが、旅の親切な方がその場所へ連れていってくださいました。」

(つづきます。)


502 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/12(Sat) 13:26
>>498(柚葉さん)(つづきです。)

旅の方が?

薫衣:「はい、その方が結界へ向けてこうおっしゃったそうです。
 『永遠に結界を閉じて誰一人入れなければ安穏としていられると思うかや?
  結界の外のこの国は、鬼を無くさば、闇を排さば、いずれ傾くであろうがな。
  だからと言って、そのとき主(ぬし)らだけが栄え得ると思うかや?
  滅んだ国の空いた地を、己が占められると思うかや?
  空いた場所にはより強い禍事(まがごと)が押し寄せるやも知れぬぞ?
  たとえば、このわたし、未来永劫『真祖』と呼ばれるであろう者が、な。
  わたしは別にそれでもかまわぬがな?』
 瀬織津姫様はその言をお聞き入れくださって、わたくしの祖先を招き入れてくださ
 った、と伺っています。」

(…頭にこの夏の記憶(>>267)が甦って、お風呂なのに冷や汗が流れます。)

…それは別にわたくしに感謝を表されることではないと思いますよ?

薫衣:「遠い昔から語り伝えられてきたことですが、わたしはそれほど心に留めてい
 ませんでした。
 ですが、アーチェロ姫様が従者の三姉妹殿らを連れてこの国を放浪されていると聞
 いたとき、言い伝えはわたしにとってとても身近な、切実なものになったのです。
 わたしの祖先がこの国に受け入れられるよう努めたように、現に『あの方』の血脈
 の方が頑張っていらっしゃることが分かって。」

わたくしたちが、この町にまいる前のことですか…。それは成り行きでそうなっただ
けで、別にそんな熱を入れて語っていただくことではないのですけれど。

薫衣:「お体、浄めさせて、い・た・だ・き・ま・す。」

問答無用ですか。
はい、それではお願いします…。
(柚葉さんも以前、鬼族の方たちについて
 『国は違えども、一族の安住の地を追われながらも誇り高く一族の系譜を守ってき
 たという意味で、きっとお嬢様とは分かり合えるものも多い事でしょう。』
 と言っていましたからね。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=593906122&st=156&to=156&nofirst=true
 この人の気持ちを尊重しましょう…。)

(つづきます。)

503 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/12(Sat) 13:28
>>498(柚葉さん)(つづきです。)

(皆様のご入浴が終わり、宴の席に着きました。)

柚葉さん、グリッタちゃん、レイナさん、三姉妹ちゃんたち、どうもありがとうございました。
え?お嬢様も配膳にご参加?
それは恐縮でございます、本当にありがとうございました…。

>それではお食事の前に…。
>瀬織津姫様と御一行様、遠路はるばるお越し頂き、有難うございました。

柚葉さんのお礼の言葉で、今日一日の忘れ難い事々が心に甦ってまいります。
本当に皆様とこんなに素晴らしいご縁をいただけるなんて、なんと嬉しいことでしょ
う。

(柚葉さんの音頭で乾杯いたします。)

瀬織津姫:「うむ、鶏南瓜鍋、まことに美味。鶏肉の味がじんわり、南瓜がホクホク
 じゃ…。」

薫衣:「わたし如きが陪席させていただくのは本当にもったいないのですが、カボチ
 ャのクリーミー鍋、甘味が程良くて、体があたたまります。」

朱瑠:「あー、鶏の唐揚げ、美味しすぎ―。二つの口両方使って食べたいなー。」

朱乃:「朱瑠、がまんがまん…。ああ、ほんとに、柔らかくて旨味があって、いいお
 肉ねえ。」

オルキデア:「うん、この白ワイン、天ぷらとの相性が抜群ねぇ。さすが柚子ちゃん
 のチョイスだわぁ。」

ノッテ:「焼肉、ソテー…、なんて美味なのでしょう。生肉しか知らなかったあの頃
 からは想像もできない絶品です。」

画家嬢:「カボチャのクリーミーパスタ、甘くて優しい味…。心もぽかぽか…。」

屋敷神:「うむ、『カボチャのピザ』と申すもの、実に良い。西洋お好み焼きと南瓜と
 の相性は本当に良いのじゃな。口の中がとろけそうじゃ…。」

屋敷神様も顕現してくださって、宴は和気あいあいですね。
采配を取られた柚葉さんのお心遣いが、すべてのお料理の隅々にまで行き渡っている
からですわね。
グリッタちゃんの絶妙の腕前も加味されているのでしょう。
白鹿さんも愛のこもったお料理に舌鼓を打っていらっしゃるのでしょうね。

多くの縁が結ばれた素晴らしい宴をくださって、本当にありがとうございます…。


504 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2022/11/12(Sat) 16:59
>>498(柚葉さん)
>>503(アーチェロさん)

>それではノッテさんには鶏のから揚げ、ソテー、各種焼肉を…。

あ、そうか、ノッテさんはみみずくさんだからお肉しか食べられないんだよね。
でもお料理したお肉は大丈夫なのかな。
“人化”したことで、お肉の美味しさがもっと色々と分かってくると思うよ、きっと。

>…え、サライさん、普段から現地調達なさってるんですか?
>ま、まあ、それはそれとして…。

そうなんだ…。サライさんも狩りをして獲物を…。
私も、昔はよくやってたんだ。
今は免許がいるから勝手に出来ないんだけどね。

(小声)
…サライさん、狩猟免許持ってる?
『本部』は基本的に人間社会の法律に則って活動してるから、
能力があっても勝手にやると罰則を受けちゃうから気を付けてね?

異種族によっては能力や適性に関するテストを受けて、
農作物を荒らす害獣に限り狩猟が許される特別な免許があるみたいだけど…。
もしそっちを持ってるなら大丈夫かな?

>奥方様にお出しするパスタでしたら、「カボチャのクリームパスタ」は如何でしょう?
>先程のスープの時のように、クリーミーにした南瓜を沢山準備してあります。

はい!ハロウィンらしいお料理でいいですね!
カボチャのペーストって、お料理にもお菓子にも使えますから
本当に便利ですよね!

それじゃサライさん、早速作りましょう。
他の方もきっと食べたいと思うから、二人でそれぞれやってみようかな。
あ、サライさんはオルキデア様の分をお願いね。
サライさんの方が、きっとあの方の味付けの好みとか詳しいから…。

>それからもうすぐ、「カボチャのピザ」も焼き上がります。
>そちらは先輩が取り掛かっておられるのですよ。

いい匂い〜♪
パスタもピザも揃って、イタリアンって感じで良いですね。
お鍋や天ぷらもあるし…。
どれ一つとっても、十分メインになれる素敵なご馳走ばかりですね。

>グリッタちゃんの絶妙の腕前も加味されているのでしょう。
>白鹿さんも愛のこもったお料理に舌鼓を打っていらっしゃるのでしょうね。

白鹿さん、足りないものあるかな?
はい、キノコとカボチャの天ぷらの追加だね。

>あー、鶏の唐揚げ、美味しすぎ―。二つの口両方使って食べたいなー。

やっぱり、鶏の唐揚げは人気ですね〜。
揚げ物系とお肉も…。
あはは…。朱瑠ちゃんがもう一つのお口を使ってもいいように
もっと沢山準備した方が良いかな?

サライさんは、オルキデア様とお連れの方々の御給仕をお願いします。
私、足りないものの追加にかかりますね。

(この後、メイドさん同士でお仕事を交代しながら
私もお食事を美味しく頂くことができました。)

ん〜♪お鍋もピザも美味しかった〜♪
大部分は柚葉さんたちこのお屋敷のメイドさんたちのおかげだけど、
お客さんで来てくれた方たちにも、そしてアーチェロさんたちにも
ちゃんとご奉仕出来たみたいで良かった…。

それにしてもカボチャのピザって、おやつにもなりそうだよね。
今度、私も作ってみようかな〜。
よしっ!気持ちを切り替えてお片付けしなきゃ!

>メイド一同はお食事と御給仕、お片付けの後に皆で入浴を…。

わ〜♪前以上に立派になってて広々〜♪
アーチェロさんのお屋敷のお風呂って、スーパー銭湯や温泉旅館にも負けない
立派な広さですよね!

サライさん、お仕事お疲れ様でした〜♪
私がお背中流してあげるね。
コウモリさんたちも、一緒に背中流してあげる♪

(この後、柚葉さんのところへ行きました)

あの〜…。柚葉さん、お願いがあるんです…。
私の耳と尻尾、洗ってもらえますか?
柚葉さんに前に洗ってもらったとき、優しくて温かくて本当に気持ち良くて…。
大好きだったお姉ちゃんにしてもらったときを思い出しちゃうんです…。
(ちょっとドキドキ…)

505 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/11/12(Sat) 20:15
>>499-502(アーチェロお嬢様)

(皆が寝静まった後のリビングにて…)

お嬢様、お客様は皆お休みになられました…。
レイナさんも三姉妹さんも、それぞれのお部屋で…。

…眠れないのですか?
では、安眠効果のあるハーブティーをお淹れ致します。

そういえば瀬織津姫様御一行の、鬼族の女性の方と親しげにお話をされておりましたね。
ふふっ…ご心配なく。
お嬢様が誰かと絆を結ばれる事に嫉妬するほど狭量ではございません。

ただ…新たな何かを見つけ、それについて深くお考えになっている事には気付いております。
お嬢様さえよろしければ、何に思いを馳せておられるのか聞かせて頂けますか?
無論、無理にとは申しません。
誰しも己の心に留めておきたい事はあるものなのですから…。

>(…頭にこの夏の記憶(>>267)が甦って、お風呂なのに冷や汗が流れます。)

そうだったのですか…。
御一行の一人、薫衣さんの先祖の方が「真祖」様の計らいによって
瀬織津姫様の里に根を下ろす事が出来たのですね。

かの龍神姉妹様と関わられた方と、薫衣さんのご先祖様のために道を開かれた方が
果たして同一であられたかまでは知る由もありませんが…。
それでも時を経て尚新たな形で絆が結ばれる事、それは素晴らしい事ですね。

確か第一演目で巫女装束を纏い、舞われていたのが薫衣さんでしたね。
美しい舞の中に、唯ならぬ畏敬と感謝の念が込められているのがひしひしと伝わって参りました。
何故あれ程の想いを込めて舞う事が出来るのかも、お嬢様のお話を聞けば納得です。
そしてご入浴の際には、それがお嬢様への感謝の形として現れておられたのですね。

機会があれば、瀬織津姫様の使いとしても薫衣さん個人としてもこのお屋敷に、
そしてこの街に足を運ばれるかも知れません。
その時には、是非とも歓迎させて頂きたいですね。(微笑)

(この後、奥方様が微笑みながら入ってこられました)

奥方様も眠れないのですか?
よろしければ、こちらのハーブティーをお淹れ致します…。

え?不思議な縁ではあっても良い事に変わりはないのだから、
深く考えすぎる必要は無いと?

はい…。確かにこの日ノ本に古来から住まう神族、種族と
本来は海を隔てた場所に住まう『真祖』様が関わりを持たれていたというのは
巡り廻る絆と縁を考える上で、良き事だと私も思います。

それでもこの夏、秋と立て続けにそれらが明らかになるというのは
お嬢様にとって驚きを隠せないかと…。(汗)
お嬢様程ではありませんが、私も流石に驚いております。

ならば私も、お嬢様が絆を強めていくお手伝いをさせて頂くまで。
どうか、末永く見守って下さいませ。

506 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/11/12(Sat) 20:52
>>503(アーチェロお嬢様)
>>504(グリッタちゃん)

>屋敷神様も顕現してくださって、宴は和気あいあいですね。

ええ、瀬織津姫様とも再会されて、誠に嬉しそうです。
あら、瀬織津姫様が公民館で頂いたお菓子を屋敷神様にお裾分けされて…。
ふふっ…。何だか仲の良い幼馴染であられるような微笑ましい光景です。

>多くの縁が結ばれた素晴らしい宴をくださって、本当にありがとうございます…。

いえいえ、それもこれも普段から共にお仕事をこなしている先輩と三姉妹さん、
グリッタちゃんをはじめとする来客の方々のお力添えがあればこそです。

子どもたちのためのハロウィンイベントに続き、再会を祝し感謝の意を示すための
今回の宴もこうして素晴らしい雰囲気となりました。

>いい匂い〜♪
>パスタもピザも揃って、イタリアンって感じで良いですね。

ええ、既にGMWで存じておられるかと思いますが、お嬢様も自慢のこのお屋敷のピザ窯…。
宴会の時に、これを生かさない手はありません。
そしてお嬢様の故国イタリアを象徴する意味でパスタも欠かせません。

それでは私も、グリッタちゃんのパスタを…。
この黄金色のクリームと優しい甘さ…。
お菓子の匂いに包まれた金髪のグリッタちゃんのイメージにピッタリですね。(微笑)

>サライさんは、オルキデア様とお連れの方々の御給仕をお願いします。
>私、足りないものの追加にかかりますね。

お食事を楽しみながらも余裕をもって周囲に気を配っている…。
流石はグリッタちゃんです。
ではグリッタちゃん、グリッタちゃんは揚げ物類の追加が終われば私と交代して下さい。
私はそれ以外の追加にかかりますね。

(お食事を終えて、入浴中です)

>あの〜…。柚葉さん、お願いがあるんです…。
>私の耳と尻尾、洗ってもらえますか?

あら?グリッタちゃん、どうしたのかしら?
ええ…勿論いいですよ。
うふふ…初めてお会いした時を思い出しますね。
私のことを、グリッタちゃんの思い出のお姉さんと似てるって言ってくれて…。
こうしてまた甘えてくれると、私もお姉ちゃん魂に火がついてしまいます。
おいで…グリッタちゃん…。(微笑)

(お風呂から出た後、グリッタちゃんの金髪と尻尾の毛並みを優しくケアしてあげた後に
お姫様抱っこしてお布団に寝かせてあげました)

ふふっ…。頑張りすぎて疲れちゃったのね。
本当に一日、お疲れ様でした…。
白鹿さん…後はお願いします。
言われるまでも無いと思いますが、優しく見守ってあげて下さいね…。
それではおやすみなさい…グリッタちゃん…。

(そして瀬織津姫様御一行の寝所を整えた後、リビングのお嬢様の許へ向かいました)

507 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/13(Sun) 10:39
>>504(グリッタちゃん)

>そうなんだ…。サライさんも狩りをして獲物を…。
>私も、昔はよくやってたんだ。

サライ:「うん、なんだか分かる気がするよ。
 グリッタ先輩って食材の隅々まで無駄なく完全に生かし切ってるよね。
 それって獲物を捕らえて解体する段階から全部周知していたんじゃないかってさ、
 思うわけよ。
 『馳走』って元々山野を駆け巡って食材を集めたってところから来てるっていうし
 ね。
 今日ご馳走を料理するところ見せてもらってずい分勉強になった。」

>…サライさん、狩猟免許持ってる?
>『本部』は基本的に人間社会の法律に則って活動してるから、
>能力があっても勝手にやると罰則を受けちゃうから気を付けてね?

サライ:「うん、『本部』で講習も受けているからそこも教えられたよ。狩猟免許も取
 った。
 だから今は法律で認められた鳥獣しか狩っていない。まあ、正直窮屈だと思うけど
 ね。
 でもお蔭で、猟師と協力してイノシシとか堂々と獲れるようになったし助かっても
 いるかな。」

>それじゃサライさん、早速作りましょう。
>あ、サライさんはオルキデア様の分をお願いね。

サライ:「承知。
 う〜ん、これだと主(あるじ)には辛口の白ワインを合わせるといいか。いや清酒
 もほしい、とか言われそうだから用意しとこ。
 お嬢にはベーコン多め、烏龍茶を用意しといた方がいいな。」

>いい匂い〜♪
>パスタもピザも揃って、イタリアンって感じで良いですね。
>お鍋や天ぷらもあるし…。

サライ:「グリッタ先輩も柚葉先輩も楽しそうに次々並べていくよなあ…。
 やっぱり年季が違うのか、おもてなしの気持ちが半端ないのか。
 『本部』の講習でも『あの二人に学んでいれば間違いなし』と言われていたもんな。
 メイドかあ…、蛇神の使いだったときはこうなるとは想像できなかったな。」

>あはは…。朱瑠ちゃんがもう一つのお口を使ってもいいように
>もっと沢山準備した方が良いかな?

朱瑠:「わーい、ありがとうございますー♪
 あははー、お客の皆さんの背中流してたらけっこうお腹すいたかも―。
 やっぱり二つの口で全開いきたくなっちゃいましたー♪」

朱乃:「こら、調子に乗らないの…。
 ごめんなさいね、グリッタちゃん、あんまりこの子に合わせなくて良いからね?」

ノッテ:「これあるを予想して、一っ飛びして鶏肉の追加分を買ってまいりました。
 …いや、わたしの分も増やしてもらえるとありがたいのですが」(赤面)

>ん〜♪お鍋もピザも美味しかった〜♪

画家嬢:「美味しかった。お鍋もピザも優しい味だった。
 ありがとう、グリッタさん、柚葉さん。とても良い夢が見られそう。おやすみなさ
 い…。」

サライ:「お嬢、お茶淹れるからもう少し起きてな。それからお風呂な。」

>わ〜♪前以上に立派になってて広々〜♪

サライ:「(画家嬢をおんぶしながら)…また増築したのか。
 広くなったし、露天風呂もできてる。星空が見られるのか。
 ほら、お嬢。かけ湯するから椅子に座って。」

>サライさん、お仕事お疲れ様でした〜♪
>私がお背中流してあげるね。

サライ:「ええっ?先輩に流してもらうって、それはちょっと…。」

オルキデア:「あらぁ、グリッタちゃん優しいわねぇ。サライ、バンビはわたしが世
 話しとくからあんたは流してもらいなさい。」

サライ:「(背中を流してもらっている)…グリッタ先輩って本当に世話好きだよね。
 今日一番疲れたのはグリッタ先輩と柚葉先輩だと思うんだけど。
 ああ、気持ちいい…、ありがとうな、先輩。こんなに気持ち良いのって久しぶり
 だ。
 白鹿様も幸せだよなあ、人狼と神鹿の組み合わせって最初どうなるんだろうって思
 ったけど。ほんと、運命の出会いってあるもんだなあ…。それもこれもグリッタ先
 輩が積み重ねてきた過去があったからなんだろうけど。」

>あの〜…。柚葉さん、お願いがあるんです…。
>私の耳と尻尾、洗ってもらえますか?

オルキデア:「あらあら〜、これは良いものを見られたものねぇ。
 …後で娘に知らせてやろうかしらぁ。」

サライ:「趣味がわりいぞ、主…。」


508 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/13(Sun) 19:27
>>505(柚葉さん)

>お嬢様、お客様は皆お休みになられました…。
>レイナさんも三姉妹さんも、それぞれのお部屋で…。

そうですか、皆様宴もご入浴も満足そうなご様子でしたから、今宵は気持ち良く寝ら
れたかしらね。
これまでになく大勢のお客様でしたが、柚葉さんの采配のお陰でレイナさんも三姉妹
ちゃんたちも無事お務めを果たしてくれました。
柚葉さんに対しては言わずもがな、彼女たちにはいずれまたねぎらいの場を設けたい
です。

>…眠れないのですか?
>では、安眠効果のあるハーブティーをお淹れ致します。

そういう柚葉さんも眠れていないようですが…、何か気になることでも?
もしかして、わたくしのことかしら?

>そういえば瀬織津姫様御一行の、鬼族の女性の方と親しげにお話をされておりましたね。
>ふふっ…ご心配なく。
>お嬢様が誰かと絆を結ばれる事に嫉妬するほど狭量ではございません。

もう…、からかわないでくださいな。
彼女は別にわたくしに懸想しているわけではありませんよ?それともなにかしら、わ
ざわざそうおっしゃるのも
「べ、別に貴女のことなんか、全然気にしていないんだからね!」
とおっしゃりたい?
…冗談ですよ。彼女はわたくしに感謝しているだけ、そしてその感謝もわたくしの実
態にそぐわないものであることくらい分かっていますわ。

>ただ…新たな何かを見つけ、それについて深くお考えになっている事には気付いております。

もうわたくしの内心に気づいているのかしら?柚葉さんにはかないませんね…。
ではお言葉に甘えさせていただきますね。

(「真祖」様に関する一件をお話しします。)

>そうだったのですか…。
>御一行の一人、薫衣さんの先祖の方が「真祖」様の計らいによって
>瀬織津姫様の里に根を下ろす事が出来たのですね。

彼の御方は、はるか以前からこの国の内部に深くかかわっていらっしゃったようです。
わたくしがこの国に憧れたのが血のなせる業だとは思いたくはありませんが、この国
は確かにわたくしたちを惹きつけてやまない「何か」があるのでしょう。
もっとも、彼の御方がどのように関わる気であられるのか未だ分かりませんけれど。

>かの龍神姉妹様と関わられた方と、薫衣さんのご先祖様のために道を開かれた方が
>果たして同一であられたかまでは知る由もありませんが…。

いいえ…、それにつきましてはわたくしが「目撃」したあの方と同一だと信じて疑い
ませんわ。なぜ、とは明瞭に言葉にできませんが、同じ方の為された言動だとわたく
しの内心が訴えています。
それに。「真祖」の名を騙ることは誰にも許されません。偽りでそれをなした者は業
火の咢(あぎと)からは決して逃れられない…これは人間の方には証しを立てられな
い我が種族の共有する信仰にも近い確信でございます。

>それでも時を経て尚新たな形で絆が結ばれる事、それは素晴らしい事ですね。

はい、真祖様が結んでくださった縁が最良の形で絆として結実したこと、嬉しいです
わ。
…正直、薫衣さんのおっしゃることに一瞬背筋が凍る思いでした。
真祖様のお言葉、

『空いた場所にはより強い禍事(まがごと)が押し寄せるやも知れぬぞ?
 たとえば、このわたし、未来永劫『真祖』と呼ばれるであろう者が、な。』

あれは本気の言葉に思えましたから。以前、龍神姉妹様と対面されたときのあの方か
ら感じた漠とした凄みを思い出すと、

>確か第一演目で巫女装束を纏い、舞われていたのが薫衣さんでしたね。
>美しい舞の中に、唯ならぬ畏敬と感謝の念が込められているのがひしひしと伝わっ
て参りました。

真祖様にそうしたお気持ちを抱いてくださったこと、ありがたく思います。
その血を引くものの一人として、彼の御方との友誼のお気持ちをいただけたこと、心
から感謝しております。

>機会があれば、瀬織津姫様の使いとしても薫衣さん個人としてもこのお屋敷に、
>そしてこの街に足を運ばれるかも知れません。

あまり感謝されるのも困りますけれど、新しくお友達ができたと思えば嬉しいですよ
ね。ぜひまたこちらで一緒に過ごしたいですわ。

(つづきます。)

509 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/13(Sun) 19:28
>>505(柚葉さん)(つづきです。)

オルキデア:「あらあ、二人して深夜の睦言かしらねぇ?それにしては真祖様の話と
 か、ちょっと色気が無いようだけれどぉ?」

>奥方様も眠れないのですか?
>よろしければ、こちらのハーブティーをお淹れ致します…。

お母様、わたくしわりと真面目なお話しをしていたのですけれど…。

オルキデア:「あの方は永劫の闇、始原の力と共に在るお方。
 少なくともこの国の総攬を良しとするなら、何一つ躊躇われないし、留まることは
 無いのではないかしらぁ?
 だけど、『縁は異なもの味なもの』っていうでしょお?そのときがもし訪れたら多
 分それは良縁になるんだからぁ。楽しみに待っていれば良いんじゃないのぉ?」

>え?不思議な縁ではあっても良い事に変わりはないのだから、
>深く考えすぎる必要は無いと?

…柚葉さんのその解釈はなんだかお母様に対してとてもお優しいと思いますけれど…。
でもそうですね、わたくしも少し恐れが過ぎるのかも知れません、わがご先祖の御心
を信じたいと存じます。

>それでもこの夏、秋と立て続けにそれらが明らかになるというのは
>お嬢様にとって驚きを隠せないかと…。(汗)
>お嬢様程ではありませんが、私も流石に驚いております。

はい、薫衣さんのお話しで少し驚きましたが…、こうして柚葉さんやお母様とお話し
していると、これが在るべき良い巡り合わせだったのだ、と信じられます。
龍神姉妹様もあの邂逅を良きものと感じてくださっていましたし、きっとお二人のお
導きでもあったのでしょう。
そしてこうして瀬織津姫様との新たな絆を得て、また真祖様へと導かれたのは幸いだ
ったのですね。

>ならば私も、お嬢様が絆を強めていくお手伝いをさせて頂くまで。
>どうか、末永く見守って下さいませ。

オルキデア:「やっぱり、柚子ちゃんは分かってくれてるわぁ。安心してぇ、わたし
 はいつでもどこでも末永ぁく見守ってあげるからねぇ。
 アーチェロも柚子ちゃんの気持ちに応えないとダメよぉ?」

お母様から言われるとどうも素直に首肯できませんが…。
柚葉さんのお気持ちはわたくしの宝です。決して背いたりいたしません。
そしてわたくしも、柚葉さんが絆を紡いでいかれるのをお手伝いしてまいりたいです
わ…。


510 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2022/11/14(Mon) 10:22
>>506(柚葉さん)
>>507(アーチェロさん)

>ではグリッタちゃん、グリッタちゃんは揚げ物類の追加が終われば私と交代して下さい。
>私はそれ以外の追加にかかりますね。

は〜い♪そろそろ揚げ物が終わりそうです。
それじゃ、交代をお願いします。

急げ急げ〜♪朱瑠ちゃんのもう一つのお口が私を呼んでます〜♪
そして画家のお姉さんも、次は揚げ物が欲しいって心の声が聞こえてきます〜♪

>うん、『本部』で講習も受けているからそこも教えられたよ。狩猟免許も取
>った。

うわ…何気に凄〜くハイスペックだよね、サライさん…。
あとさり気なくワインとの合わせ方とか、普通に格式あるレストランでもお仕事出来そう…。
短期間で、これだけ出来るなんて…。

>これあるを予想して、一っ飛びして鶏肉の追加分を買ってまいりました。

(ここまでの間)
う〜ん、鶏肉はこれで最後みたい…。
やっぱり鶏の唐揚げは人気あるよね…。
足りない分は、他のもので我慢してもらおうかな…?

わわっ?夜更けに鳥さんがお家の中に?
あ、みみずくさんってことは、ノッテさんだね!
でもさっきまでお食事してたのに、何で元の姿に戻ってるんだろ?
あっ!その包みは鶏肉だね!お使いに行ってくれたんだ!
本当に助かりました!

>『本部』の講習でも『あの二人に学んでいれば間違いなし』と言われていたもんな。

私は置いといて、柚葉さんのことはアーチェロさんのメイドさんとして有名だもんね。
お世話になった様々な種族の方から多くの感謝の気持ちを寄せられてるそうだよ。
今回のおもてなしも、それを物語ってるよね…。

>こうしてまた甘えてくれると、私もお姉ちゃん魂に火がついてしまいます。
>おいで…グリッタちゃん…。(微笑)

はああ…。気持ちいいよぉ…。
やっぱり大好きだった、お姉ちゃんにそっくり…。
優しい手触りも、細やかな指使いも…。

>あらあら〜、これは良いものを見られたものねぇ。
>…後で娘に知らせてやろうかしらぁ。

もう〜、Hなんですから〜♪
でも気持ち良くて、もうこのままずっと身を任せてしまいたいです…。

>(お風呂から出た後、グリッタちゃんの金髪と尻尾の毛並みを優しくケアしてあげた後に
>お姫様抱っこしてお布団に寝かせてあげました)

あはは…。メイドさんなのに最後は結局柚葉さんに甘えちゃった…。
お風呂から出た後の優しいケアの時に、気持ち良すぎてつい、うとうとしちゃって…。

でも今日一日、本当に楽しかったなあ…。
白鹿さんと恋人になれた後、またこの街に来ることが出来て…。

アーチェロさんたちと仮装して、子どもたちといっぱい遊んで…。
瀬織津姫様と鬼族の皆さんの素敵な舞を見ることができて…。
最後はみんなで、ハロウィンのご馳走やお菓子をいっぱい食べて…。

アーチェロさんたちとの、素敵な思い出がまた一つ出来ました…。

511 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2022/11/14(Mon) 10:41
(翌朝、こちらが今回の最後のご挨拶になります)

アーチェロさん、柚葉さん、そしてお屋敷のメイドの皆さん、
今年のハロウィンも本当にお世話になりました。
この街の人たちも、子どもたちも私と白鹿さんを温かく迎え入れてくれて
今回の行事も本当に楽しかったです。
本当に、ありがとうございました。

そして瀬織津姫様と鬼族の皆さん、今回こうして交流できたことは
この国を知る意味でも本当に大事な機会となりました。

白鹿:「この次は是非とも、僕たちの方からご挨拶に参りたいと思っています。
「神使」としても、社会人としてもまだまだ未熟な僕ですが、
今回立派にお勤めを果たされた皆様の姿を励みにして精進して参ります。
そして機会があれば、大和にも是非お越しください。
佐保姫様と共に、お待ちしております。」

そしてオルキデア様、朱乃さんや朱瑠さん、画家のお姉さんと会える機会をまた作って下さって
ありがとうございました。
サライさん、ノッテさん、一緒にお仕事が出来て、本当に楽しかったです。
もしかしたらノッテさんも、「人化」に慣れたら「本部」に登録するのかな?
その時はサライさんも一緒に、講習などで会えたらいいですね!

それでは私たちは再び奈良で、それぞれのお仕事やお役目に励んでいきます。
これから寒い時期を迎えますが、身体に気を付けて元気でお過ごし下さい。

では、失礼します。(二人でお辞儀)

512 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/14(Mon) 12:05
>>506(柚葉さん)

>ええ、瀬織津姫様とも再会されて、誠に嬉しそうです。
>あら、瀬織津姫様が公民館で頂いたお菓子を屋敷神様にお裾分けされて…。

元は静かに神棚に鎮座されてお供え物を受け取っていらっしゃった屋敷神様。
こちらの家主だったお武家様が藩財政を預かる身として倹約に努めていらしたため、
屋敷神様もお供えがまた家人に下げ渡されるのを良しとするのを習慣にされていたの
ですね。
それがこうしてわたくしたちと食を共にしてくださっている。今の世の豊かさを守護
の神として実感していただけるのは嬉しいことです。

>ふふっ…。何だか仲の良い幼馴染であられるような微笑ましい光景です。

ええ、本当に。なんて和やかなんでしょう。
屋敷神様、お菓子をあんなに嬉しそうに頬張られて…。

>いえいえ、それもこれも普段から共にお仕事をこなしている先輩と三姉妹さん、
>グリッタちゃんをはじめとする来客の方々のお力添えがあればこそです。

はい、皆様のお力添えに感謝です。柚葉さん、グリッタちゃん、ここに集まってくだ
さった皆様へ…。
そして思えば、土地神様と御参詣の方々、ハロウィンイベントに集まってくれた子ど
もたち、ひいては街の明るい賑わいを盛り上げてくださった商店街の方々、そのみん
なに恵みをもたらしてくださった龍神姉妹様…。
多くの皆様が縁を結び、絆を深めてくださったからこその我が家の宴が在るのですよ
ね。

そんな嬉しい今日のこの日、日ノ本での宴に花と実を添えてくれたピザ窯やパスタな
ど故郷由来のものたち。わたくしたちの周囲に広がる世界がこの宴席に凝集している
ことが嬉しいです。

(その後の柚葉さんやグリッタちゃんのご入浴については、お母様がやたら楽し気に
 詳細を聞かせてくださいました。
 わたくし、少しだけその場におれなかったことが残念ですが、それはあくまで「尊
 い」という想いの溢れ出したがゆえ、だったことは特に強調しておきたいところで
 す。)


513 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/14(Mon) 15:23
>>510(グリッタちゃん)

>急げ急げ〜♪朱瑠ちゃんのもう一つのお口が私を呼んでます〜♪
>そして画家のお姉さんも、次は揚げ物が欲しいって心の声が聞こえてきます〜♪

朱瑠:「(朱瑠の髪につかまれて宙に浮いてジタバタ)ちょっとー、お母さん―。人の
 こと、猫の子みたいに襟首つかんで摘み上げないでよー。」

朱乃:「あんたがバクバクと爆速で食べるから、グリッタちゃんがてんやわんやにな
 ってるんだろ!あんたも手伝いなさい。わたしも手伝うから。」

画家嬢:「わ、わたしもがんばる…。これじゃグリッタさんが食べる暇ない…。」

サライ:「おお、すごいな。『描く』『食う』『寝る』の人生三分割のお嬢が、人が食べ
 られるようにするために動くなんて。
 やっぱ、グリッタ先輩の甲斐甲斐しい働きっぷりに心が動くんだな…。」

>うわ…何気に凄〜くハイスペックだよね、サライさん…。
>あとさり気なくワインとの合わせ方とか、普通に格式あるレストランでもお仕事出来そう…。

サライ:「グリッタ先輩に感心されるとか落ち着かんな。
 まあ、今の主(あるじ)のお陰で蛇神様に仕えていたときより楽しいし、お嬢って
 なんだかほっとけなくてなあ…。
 自分でも意外と料理に向いてたかもしれないと思う。
 だけど、グリッタ先輩のこと知らなかったら『本部』のことも知らんかったし、料
 理もこんなにできなかったよ。
 ほんとのところ、『先輩』でもあるし『師匠』とも呼びたくなるんだよね。」

>あっ!その包みは鶏肉だね!お使いに行ってくれたんだ!
>本当に助かりました!

ノッテ:「やっぱり足りなくなるところでしたよね。
 グリッタさんがあんなに一生懸命料理してくださっていたから、わたしも何かしな
 きゃって思って…。
 今も他のもので間に合わせようか、と迷っていらっしゃったけれど。なんだろう…、
 グリッタさんにはいつも笑顔でキラキラ輝いていてほしくて、そのお手伝いがした
 かったんです…。」

サライ:「おい、ノッテ。そういうの、あんまり熱込めて言うといろいろ誤解されっ
 ぞ?」

ノッテ:「べ、別に他意はないですよ…。」(赤面)

>私は置いといて、柚葉さんのことはアーチェロさんのメイドさんとして有名だもんね。
>お世話になった様々な種族の方から多くの感謝の気持ちを寄せられてるそうだよ。

朱瑠:「はい、わたしたち親子がここにこうして来れているのは、きっと柚葉さんが
 『食わず女房』の読み聞かせを提案してくれたのが始まりなんですよね。
 妖怪と人間と一緒にいることを不思議ともおかしいとも思わない人なんですから 
 − ただ、人を傷つけることには人間でも妖怪でもとても厳しいけれど − わた
 したちも安心してここに居られますー。
 でもグリッタさんもいてくれるから、異種族でもだれとでもこんなに仲良くなれる、
 ってみんなに教えてくれているから。
 お二人のおもてなしのお陰でわたしたちとても助けられていますよー。」

皆様方の楽しい歓談をこうして見られて、私にとって最高の夜になりました。
でも、もうすぐグリッタちゃんや白鹿さんともまたしばらくお別れでしょうか?
寂しいですけれど、この楽しい時間をずっと心に留めてまいりましょう…。


514 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/14(Mon) 19:39
>>511(グリッタちゃん)

>アーチェロさん、柚葉さん、そしてお屋敷のメイドの皆さん、
>今年のハロウィンも本当にお世話になりました。

今年も来てくださるとお手紙をいただいたのはつい先日でしたのに。
楽しい時間が過ぎるのは本当に速いですね…。
グリッタちゃんと白鹿様のお陰であまりに楽しい時間をいただいたからですわ。
お出でくださったこと心から感謝いたします。どうもありがとうございました。

>そして瀬織津姫様と鬼族の皆さん、今回こうして交流できたことは
>この国を知る意味でも本当に大事な機会となりました。

瀬織津姫:「我にとってもほんに楽しいひと時であった。
 我が鬼族の国が西の大和、さらには広く外つ国へとまた開かれたこと、そなたら二
 人と交われたことを嬉しく思うぞ。
 吸血姫殿より聞いたが、九尾の狐が既にそなたらと旅を共にしたと申すではないか。
 我も今度はぜひ倣いたいと思うゆえ、西に参りしときはよろしくの。」

>白鹿:「この次は是非とも、僕たちの方からご挨拶に参りたいと思っています。
>「神使」としても、社会人としてもまだまだ未熟な僕ですが、
>今回立派にお勤めを果たされた皆様の姿を励みにして精進して参ります。」

紫苑:「わたしも瀬織津姫様の随身としてまだ若輩の身。あなたがグリッタ様を支え
 るお姿、学ぶことがたくさんございました。
 いずれまた友誼の機会をいただければありがたいと存じます。
 いずれぜひ奈良での再会を期したいゆえ、その折はどうぞよろしく。」

薫衣:「わたしもぜひ!お二人を見習って広く旅をして見聞を深めたいです。
 ああ、もっと長くお話ししたかった…。
 どうか、お元気で。」

>そしてオルキデア様、朱乃さんや朱瑠さん、画家のお姉さんと会える機会をまた作って下さって
>ありがとうございました。

オルキデア:「あ〜、もう行っちゃうだなんてさびしいわねぇ。まあ、いずれうちの
 娘の尻ひっぱたいてでもそっちに遊びに行っちゃうからぁ、そんな畏まらなくても
 いいのよぉ。」

お母様、礼を尽くしてくださっているグリッタちゃんに対してくだけ過ぎですよ…。
でも、わたくしもまた機会を作ってきっとお二人のところへまいりますわ。

朱乃:「なんだかお世話になりっぱなしで申し訳なかったわね。
 こんなに賑やかで楽しいハロウィン忘れられないわ。
 どうかお元気でね。」

朱瑠:「あー、もう寂しいよー。グリッタさん、白鹿さんー。
 今度は奈良に行って一緒にハロウィンやりたいですー。
 今度は佐保姫様にも仮装していただいて、みんなで楽しみましょうよー。
 お元気で―。」

画家嬢:「お料理美味しかった…。ハロウィン楽しかった…。
 グリッタさんと白鹿さん、みんなと一緒の絵、また描いて送る…。
 元気でいてね…。」

>サライさん、ノッテさん、一緒にお仕事が出来て、本当に楽しかったです。
>もしかしたらノッテさんも、「人化」に慣れたら「本部」に登録するのかな?
>その時はサライさんも一緒に、講習などで会えたらいいですね!

サライ:「うん、講習で会えたらそのときはよろしく。
 先輩の料理の技、もっと見せてもらえたら嬉しい。
 先輩も白鹿様も体、気ぃ付けてな―。」

ノッテ:「わたしも…『本部』に登録したいです。
 そうしたらまたご指導、ご鞭撻お願いします。美味しい料理を伝授してください。
 どうかお元気で。」

>それでは私たちは再び奈良で、それぞれのお仕事やお役目に励んでいきます。
>これから寒い時期を迎えますが、身体に気を付けて元気でお過ごし下さい。

またきっとお会いできる…、そう思っていてもお名残り惜しいです。
でも、奈良でお二人が支え合ってそれぞれのお仕事の場でご活躍されるのですもの、
わたくしもまたの再会に恥じることの無いよう頑張ってまいります。
どうかお元気でいらしてください。

こちら、わたくしから、イタリアの銘ワインのセットでございます。お二人お仕事の
後のおくつろぎの際のお供にしていただければ幸いです。

それでは、本当に今回はこれでお別れですね。
ありがとうございました。
どうか、お元気で…。(お辞儀)


515 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/15(Tue) 01:20
訂正でございます。

>>513

朱瑠:「ごめんなさい、まちがえましたー。」

>朱瑠:「(朱瑠の髪につかまれて宙に浮いてジタバタ)ちょっとー、お母さん―。人の
  こと、猫の子みたいに襟首つかんで摘み上げないでよー。」

×(朱瑠の髪につかまれて宙に浮いてジタバタ)
〇(朱乃の髪につかまれて宙に浮いてジタバタ)

朱瑠:「お母さんの髪につかまれていたんです。
 失礼しましたー。」

516 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/11/15(Tue) 19:01
>>511(グリッタちゃん)

ああ…。楽しい時間というものはあっという間に過ぎてしまうものですね。
昨年の奈良旅行から早くも1年が経過し、
グリッタちゃんは想い人の待つ大和へと旅立たれ…。

そしてグリッタちゃんはより美しく、白鹿さんはより逞しく成長されてお嬢様と私達の住む街へと
戻ってこられました…。

先日素敵な贈り物と共にお手紙を頂いた時は、お嬢様も私達お屋敷の一同もお二人の来訪を
一日一日首を長くしてお待ちしておりました。
そしてこの街で新たな思い出を皆の心に刻むと共に、瀬織津姫様をはじめとする
より多くの方々と絆を結ばれた…。

白鹿さんが「僕たちの方からご挨拶に参りたい」と仰っていたり、
子どもたちがお二人に「奈良でまた会いたい」と目を輝かせていたように、
きっと皆様々な形で廻り合っていく事でしょう。

次は私達が再び大和の地を踏むか、グリッタちゃんと白鹿さんがこの街にお出でくださるか、
どのような形であれまたお会いできる日を楽しみにしております。

お二人が奈良に戻られるまでには、お昼を過ぎるかと思います。
お弁当を作らせて頂きましたので、よろしければ新幹線の中等で召し上がって下さいませ。

グリッタちゃんが和菓子職人やメイドさんとしても、白鹿さんが社会人として、「神使い」としても
日々精進されているように、私も学生として、お嬢様のメイドとして精進して参ります。

これから寒い時期を迎えますが、お身体には気を付けてどうか元気でお過ごし下さい。
そして再び会える日には、とびきりの笑顔でいらして下さいね。(微笑)

それでは、お元気で…。(お辞儀)

>>514(アーチェロお嬢様)

行ってしまわれましたね、グリッタちゃんと白鹿さん…。
でも、ああして並んで歩いていかれる姿には
互いを伴侶として歩んでいく未来が目に浮かぶようです…。

私もいずれ、お二人のようになりたい…。
そう思わずにはいられません。

(この後、お嬢様と私は瀬織津姫様御一行と共に土地神様の神社を訪れ、
瀬織津姫様と土地神様が再会を約束された後にお別れのご挨拶となりました)

こうして皆がまた、それぞれの日常に戻っていくのですね。
お別れの後の寂しさというものは拭い切れるものではありませんが、
再び会える事が分かっているからこそ明日を頑張れるというものです。

それではお嬢様、お屋敷に戻ってお茶の時間に致しましょう。
きっと奥方様も、久地崎さんや画家のお嬢様達もお待ちかねです。
今回のハロウィンの思い出話に花を咲かせながら、締め括りとしましょう…。












517 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/16(Wed) 12:29
>>516(柚葉さん)

>行ってしまわれましたね、グリッタちゃんと白鹿さん…。
>でも、ああして並んで歩いていかれる姿には
>互いを伴侶として歩んでいく未来が目に浮かぶようです…。

いらっしゃっている間、本当に熱々のカップルであてられてドキドキして…。
朝方お起きになった後、お布団の交換に行った次女ちゃんが顔を赤らめておりました
ね。
あの子にはまだ早いお仕事だったかしら?
もういつご結婚されても良さそうに思いますが、まだお仕事に精進するのが先とお考
えなのかしらね。
佐保姫様の御前での祝言には、ぜひ参列させていただきたいです。

>私もいずれ、お二人のようになりたい…。
>そう思わずにはいられません。

はい、わたくしもぜひ見届けさせていただきたいです。
そして柚葉さんとお相手の方との愛し子にご挨拶して…。
それは、どんなにステキな未来であることでしょう。

(土地神様のお社です。)

土地神:「もう出立されるのか。氏子たちより良い酒が献上されたゆえまた一緒に一
 献傾けたかったがのう。」

瀬織津姫:「それは願っても無いことじゃが、鬼の国をいつまでも留守にするわけに
 も参らぬでな。またの機会を楽しみにさせていただく。
 このたびは貴殿の氏子らとの交流の儀、快く受け入れてくだされたこと深く感謝い
 たす。
 また、大和の神使らとの友誼の機会を取り持っていただいたこと厚く礼を申す。」

はああ…、いとも尊き方々の対面はなんとも絵になりますね。周囲の気の流れもとて
も清々しく、樹々の梢で鳥たちのさえずりも心なしか喜びを帯びているようにを感じ
ますわ。

瀬織津姫:「カルミーニオの姫、羽藤の娘御、そして賢狼の娘御にも世話になった。
 感謝する。いずれまた会う機会もあろう。そのときはまたよろしくな。
 …では、皆の者まいろうか。」

紫苑:「はい、姫様。皆様、お世話になりました。どうかご息災でいてください。」

(鬼の皆様が一斉にお辞儀をされます。)

お名残り惜しゅうございます。どうか、お元気で。
またお会いできる日を楽しみにしております。(お辞儀)

薫衣:「瀬織津姫様、紫苑衛士長、道中どうぞお気をつけて。」

…はい?
あの、なぜ、薫衣さんがこちらに残っているのですか??

瀬織津姫:「ああ…、言っておらなんだか?
 薫衣はこちらに『留学生』として残すことにした。
 我等も少しずつこちらの世界との門戸を開きたい、と思うておるのでな、まずはそ
 の先遣の役を薫衣に与えたのじゃ。土地神殿にも承諾をいただいておる。」

ええ…。
あの、ですが、薫衣さんはどちらにお住まいに?…わたくしのところにいらっしゃる
とか?
(私の知らないうちに、そんな話になっていたりするのでしょうか?)(汗々)

薫衣:「いいえ、それではあまりに姫様方に甘えることになってしまいます。
 しばらくは土地神様の社務所にお邪魔しながら、巫女としてお勤めさせていただく
 ことになっております。」

瀬織津姫:「すまぬが、何かの折に相談に乗ってやってもらえるとありがたい。」

承りました。瀬織津姫様と鬼族の皆様がご安心できるように、わたくしもお手伝いし
てまいりたいと思います。

(瀬織津姫様ご一行をお見送りいたしました。)

>こうして皆がまた、それぞれの日常に戻っていくのですね。

そうですね、少しだけ新たな形になりましたけれど。また、思い出を胸に新たな日常
を過ごしてまいりましょう。
またの再会を励みとして、良き日々を送ってまいりたいですわ。

>それではお嬢様、お屋敷に戻ってお茶の時間に致しましょう。

ええ、また柚葉さんの淹れて下さるお茶を楽しんで、再びの日常の幕開けといたしま
しょう。
どうか、またこれからの日々もよろしくお願いしますね。


518 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/11/19(Sat) 16:32
あなたが今まで学んだ来たことで「これは面白い!」っと思ったものはありますか?

519 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/19(Sat) 23:01
>>518

いらっしゃいませ、お客様。
昔ボローニャ大学にいたことがございます。正体がばれてしまったので自主退学せざ
るを得ず短い期間の在学でしたけれど。
ですが、そこで少し触れることができた天文学が面白くて、また幸いガリレオ・ガリ
レイ様から望遠鏡をいただきましたので、星の運行については後々まで興味を繋げて
まいれました。
地動説を聞いたときは、地球が動いているだなんてずい分なカルチャー・ショックで
したわ。

また、お兄様が学究肌でいらっしゃったので、お兄様に教えていただいて顕微鏡を覗
く楽しさも知りました。お兄様はレーウェンフックの発明された顕微鏡の情報をいち
早くキャッチされたのです。レンズの向こうの小さな生物を見てドキドキしたのを覚
えています。
そして顕微鏡は何よりも、わたくしに、「血球」というものの存在を教えてくれまし
た。
驚きでした。小さな赤い粒が体内を巡って酸素を運び、白い粒が外敵と戦うのだと知
って。生命の営みというものはなんて精妙なものなのだろうと感嘆いたしました。今
でもアニメの「はたらく細胞」を見るとあのときの驚きが甦ります。

この屋敷の建て増しした棟には星見台がございます。来月半ばにはふたご座流星群が
空を彩るのを見ることができるでしょう。
ガリレオ様の望遠鏡を用意して観望会を行いますから、お客様もよろしかったらお出
でくださいな。


520 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/11/20(Sun) 07:17
南国とかに行ったことありますか??

521 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/11/20(Sun) 10:38
>>518

やはり、お料理でしょうか。
普段母が作ってくれるご飯も外で食べるお食事も、
そして買ってきたお菓子なども、何気なく口にしてきたものが
自分で作れるようになった時は面白いですし、何より「嬉しい」ですね。

勿論、本格的な方々にはまだまだ及びませんし
作れるようになるまで失敗は数えきれずでしたけどね。

そして中学、高校と料理や家事について学ぶ部活動に参加していた時は
お互いに様々なアイディアや発想を持ち寄って、

「こういう作り方や、こういう工夫や発想もある」

という事を色々学ぶ事ができれ、それが「面白い」と感じましたね。
母から学んだ事、学校や部活動の仲間同士で学んだ事、その中で「面白い」「嬉しい」と
感じられた事は今のお仕事に役立っていると思うと感慨深いですね。
そう、お嬢様のメイドとして…。

先日、グリッタちゃんから頂いた奈良の柿を用いて「柿羊羹」を作ってみました。
こちらには緑茶が合いますね。
すぐに準備をして参りますので、今暫くお待ち下さいませ。

そしてこちらの羊羹を切る際には、『神鹿の菓子切』の出番ですね。

>>520

…実はまだ、海外旅行そのものが未経験なのですよ。(汗)
無論行きたくないわけではないのですけれど、やはり南国の地の陽射しは
お嬢様は勿論、このお屋敷で働く先輩のメイドさんや三姉妹さんの体調面について
考慮すべき要素ですね。

無論、所用等でどうしても足を運ばなければならないのでしたら
同行させて頂いた上で十分な配慮をさせて頂きますが…。
旅行など物見遊山でしたら、別な場所を選ばせて頂きたいと思います。

522 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/20(Sun) 11:48
>>520
>>521(柚葉さん)

いらっしゃいませ、お客様。
南国ですか…、柚葉さんも言ってくれているとおりわたくしは南国の強い陽射しは苦
手なので積極的に言ってみたいとは思いません。
もちろんもっと南へ南へと行けば、オーロラの輝く白い大地でペンギンさんと遊んだ
りできるかも知れませんけれど。そこまでまいるようなアウトドア派ではないのです
よ。

南国の燦々とお日様の照り付ける場所と申しますとイタリアの南、地中海に浮かぶマ
ルタ島にまいったことはございます。
緯度でいえば東京都心とほぼ同じなのですが、南国と呼ぶにふさわしい明るく風光明
媚な島なのです。温暖で抜けるような青空、碧く透明な海、美しい白亜の建築物。本
当に美しいところです。
中でもこの島を特徴づけるのは、たくさんの猫さんたち!その数70万匹ともいわれ
る猫の島なのですよ、この島は。
わたくしも猫に変化(へんげ)して路地を走ったり日向ぼっこをしたり、たいへん楽
しゅうございました。
常夏の島と違って涼しい季節がありますから、いつか家族と一緒に出かけられたら嬉
しいですね。
お客様もお時間に余裕があれば、いちど出かけられてはいかがでしょう?

ですが、今はこうして美味しい「柿羊羹」をいただきながら晩秋の景色を楽しむのが
最高ですわ。


523 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/11/24(Thu) 18:58
アーチェロ様のご両親は何時になったら、お嬢様に家督を譲るんですかね?

524 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/11/24(Thu) 19:04
最近の一押しな話題とかありますか?

525 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/25(Fri) 09:16
>>523

いらっしゃいませ、お客様。
う〜ん、家督のお話ですか、そこを突いてこられますか?
わたくしとしては両親に対して
「何時になったらわたくしに家督を譲ることを諦めてくれるのですか?」
と言いたいところなのですけれど。
一のお兄様は人間との戦いで儚くなられ、二のお兄様は行方知れず。ですが三のお兄
様が健在だというのに。
お兄様、いつまで古城に引き籠っているおつもりなのでしょう…。いえ、「お前が言
うな」とおっしゃりたいかもしれませんが。
お父様ったら、どうしてわたくしにカルミーニオ家の当主が務まるなどと思っていらっ
しゃるのでしょうか?当主というだけでも荷が重いのに、一帯の魔族の取りまとめ役
でもあるのですよ、我が家の当主は。
お母様がこの件では傍観を決め込んでおられます。何を考えていらっしゃるのか。
それに何より、家督を譲られたら実家に戻らなければなりません。それはこの館を閉
じる、ということになりますわ。今のわたくしには到底考えられません。
わたくしは…ここにいたいのです。この国で人や神や妖(あやかし)と絆を結ぶ、そ
れがわたくしの切なる願いなのですから。


>>524

いらっしゃいませ、お客様。
一押しですか?そうですわね、身近なことでしたらまず先日(>>517)こちらに引っ
越してこられた鬼族の薫衣さんがわたくしの学校に編入されたことですね。
土地神様のところにお世話になっていたのですが、土地神様から
「人間の世界を学ぶなら学校に行くのが良かろう。」
と勧められたのです。
そしてその端然とした立ち居振る舞いは周囲を魅了したようで、それを見た演劇部の
部長様の熱心な勧誘により、演劇部に入られました。今は熱心に稽古に励んでおられ
るようで、今度の市民ホールでの発表会の際にはわたくしも見学にまいるつもりでご
ざいます。

ほかに、報道されるようなことで申しますと、女子野球の話題でしょうか…。先日関
東地区の女子硬式野球リーグ決勝が行われ、高校1年生以下によるトーナメントの決
勝で熱戦が繰り広げられた…、というニュースです。
どちらか一方を応援する、ということはありませんでしたが、その全力を尽くした闘
いにモニターの前で思わず拍手を送りました。
わたくし特段野球に興味があったわけでは無いのですが、先日クラスメイトに誘われ
て初めて行ったバッティングセンターで、最速の球速240km/hの球を普通に打ってい
たら、その場にいた女子野球部の方から勧誘をいただいたりして、それで少し女子野
球に興味が湧いたのです。入部についてはご遠慮させていただきましたけれど。
そうそう、うちのメイド見習い三姉妹の三女が、これから「八月のシンデレラナイン」
という女子野球を描いたアニメを見るそうですが、よろしかったら一緒にご覧になり
ませんか?


526 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/11/25(Fri) 09:28
お金払うからレバニラ定食を一つお願いしまーす

527 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/11/25(Fri) 19:29
一番新しくあなたが無邪気に笑ったのはいつ頃でしょうか?

528 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/25(Fri) 22:07
>>526

いらっしゃいませ、お客様…はい?
あの〜、うちは料理屋さんではございませんよ?代金をいただいてお料理を振る舞う
ことはいたしておりません。商店街の中華料理屋さんへ行かれてはいかがですか?
…はあ、しょうがないですね。お目が曇るほどお腹を空かしていらっしゃるようなの
で、本日に限り特別にお出しいたします。レバニラ炒めでよろしいのね?
ではどうぞ、特大の肝臓を使った特製レバニラ定食です。ちなみに肝臓の出どころは、
麁乱鬼(そらんき)でございます。先日(>>265)の話にも出てまいりました、疫病
を蔓延らせる凶妖でございます。長らく姿を見せませんでしたが、このたび土地神様
が一頭退治なさったのですよ。
「臥薪嘗胆」という言葉がありますとおり胆=肝臓は大変苦いもの。そしてこの麁乱
鬼の肝は煮ても焼いてもなおとても苦いのです。
「いかに民に仇なす輩とはいえ屠った上は有効活用してやりたい。何か良い活用法は
 無いものかのう?」
と土地神様から相談を受けておりましたので、ちょうど良うございました。
どうぞできあがりましたので、ぜひこの者の供養として全部平らげてくださいませ。
せっかくわたくしが腕を振るったのですから今さら「要らない」とはおっしゃいませんよね?


>>527

いらっしゃいませ、お客様。
はて、『無邪気に』と申されましても…、他人様が見てどうお感じになったかはわた
くしには分かりかねますけれど。
わたくし自身が心置きなく笑った、という意味でよろしければ、ゆうべ我が家の柚葉
さんとお茶をいただきながら談笑したとき、ということになりますわ。
いつもと変わらぬ日常のひとときの楽しい語らい、それこそがごく平凡な、けれど掛
け替えのない時間。わたくしはただ幸せに浸って柚葉さんと向き合い安らいで笑みを
浮かべていられました。
一日の終わりはずっとこうしたものでありたい、と心から思っておりますわ。


529 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/11/25(Fri) 22:14
人形のフィギュアとかに興味はありませんか?

530 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/11/25(Fri) 22:38
愛用してる歯磨き粉とかありますか?

531 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/11/25(Fri) 22:56
>>523

お嬢様が家督を継がれる…。
それは同時に、お嬢様の帰国を意味するものですね。

決して日ノ本とは永遠の別れとはならないとしても、
お嬢様とこの街の皆様と過ごす日々は遠いものになってしまうかも知れない…。
そう思うと、切ないですね…。

でもいつかはお嬢様も、家督を継がれるか否かは別として
ご自身の立場にきちんとけじめをつける為にも
再び故国イタリアの土を踏む日が来ると私は考えております。

その時には、お嬢様のお傍に仕え、支えるのに相応しい従者でありたい…。
そのためにも身の回りのお世話は勿論ですし、作法、語学等についても
空いた時間を使い先輩に教えを頂いております。

お嬢様が日ノ本で学び得たものを、故国の皆様に分かって頂く為にも…。

>>524

お嬢様も仰られているように、東北の瀬織津姫様に仕えていた鬼族の薫衣さんが
私達の街で新しい生活を始められた事ですね。
薫衣さんを通じて、鬼の世とこの街の新たな絆が育まれていく…。
素敵な予感がするのですよ。
近々、お屋敷を訪れる社交部の皆様と共に薫衣さんの歓迎会を催したいと考えております。

他には「柿」を使ったスイーツ作りですね。
グリッタちゃんの送って下さった柿を使った、新しいスイーツも作ってみました。

・柿のティラミスムース
・柿プリン
・柿のシフォンケーキ

それから熟した柿は、こちらのスイーツになります。

・柿のゼリー

歓迎会の際、皆様に気に入って頂けるとよろしいのですけれど。
早速ですが、お客様も試食されては如何ですか?
お茶の時間になりましたので、お嬢様や他の屋敷の皆も呼んで参りますわ。







532 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/11/25(Fri) 23:21
>>526

お客様から、お金を頂く気はございませんが…。(汗)
折角のリクエストにお応えして、行きつけの青果店で
ニラをはじめ各種お野菜も買って参りました。

お嬢様の「麁乱鬼(そらんき)のレバニラ炒め」には
青果店のお姉さんの目利きのお野菜が生かされております。
どうぞ、召し上がって下さいませ。

…折角ですから、私も頂きましょう。
「苦味」のある食材というのは、私も嫌いではないのですよ。

>>527

それはやはり、昨晩お嬢様と共にお茶の時間を過ごした時ですね。
師走までもう一週間を切り…。
そしてクリスマスまでもう一ヶ月を切りました…。
一年が経つのはこうも早いものかと共に実感し、そしてそれらについて
今年はどのような過ごし方をしようかとお話ししていたのですよ。

それでサンタ衣装について、少し変わった衣装がないかを調べていて
「和風」のサンタ衣装が無いかと調べていたところ…。
着物をアレンジした「花魁風サンタ衣装」なるものを見つけてしまいました。(汗)

お嬢様に「柚葉さんならお似合いなのでは?」と勧められまして、
私個人としては着るのはやぶさかではないのですけれど…。
流石に子どもたちの前では着られませんね、という結論になり、
思わず顔を見合わせて笑ってしまいました。(微笑)

でも「和風」にアレンジされた衣装は何か良いアイディアに繋がりそうです。
演劇部の部長さんや画家のお嬢様にも相談してみようかと思います。

ふふっ…。お嬢様とさり気なく笑って過ごせる時間…。
それが私にとってかけがえのない宝物です…。

533 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/26(Sat) 00:32
>>529

いらっしゃいませ、お客様。
そのようなご質問をされるのは、もしかしてお客様もご興味がおありなのでしょう
か?
ええ、わたくしも興味はございます。漫画やアニメの専門店でお気に入りのキャラク
ターのフィギュアを見つけると嬉しくなりますわ。
「となりの吸血鬼さん」のソフィー様、「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢
に転生してしまった…」のカタリナ様、「はたらく細胞」の赤血球様や白血球様、そ
れに血小板ちゃん、そういったフィギュアは、お会いしたいと思っている方々と会う
ことができたような気持ちになれますから、モニター越しに見るのとは違った嬉しさ
がございますわ。
既にいずれも買い求めましてわたくしのお部屋に飾っております。
お客様もフィギュアをお持ちであれば、ぜひ拝見したいですわ。


534 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/11/26(Sat) 12:14
キャンディだと何味が好みですか?

535 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/11/26(Sat) 12:45
戒めや教訓としているものが有ったらぜひ教えてください

536 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/26(Sat) 13:24
>>530

いらっしゃいませ、お客様。
わたくしは薔薇の香りのする歯磨き粉を使っております。「薔薇の女王」と呼ばれる
ダマスクローズの成分を配合していて、磨くたびに口内に広がる香りがとても心落ち
着くのですよ。
ダマスクローズは、かのクレオパトラ7世もお風呂に浮かべたりベッドの周りに敷き
詰めたりして愛用していたそうです。わたくしは後始末が大変で家人に迷惑をかけて
しまいますので、そういうことは控えておりますけれど。

それはそれとしまして、先日学校でお客様と同じことを聞かれたので答えましたところ、
「アーチェロの場合は『牙磨き粉』だね(笑)」
と言われてしまいました。
たしかに牙も念入りに磨いておりますけれど、他の歯も全部ちゃんと磨いているので
す。でもやはり牙が目立ってしまうのでしょうね…。
なんでも、お母様が持っていらっしゃる漫画の「おそ松くん」に「ドラキュラの息子」
というエピソードがあって、そこに出てきたそうなのです、吸血鬼用の「牙磨き」が。
その漫画では、おそ松くんの住む町がドラキュラ伯爵親子によって住民ことごとくが
吸血鬼にされてしまい、そんな歯磨きが売られていたのだとか。
あくまでギャグなのでしょうけれど、吸血鬼が町を征服する、だなんてそういう漫画
はあまり楽しめそうにありませんわ。


537 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/11/26(Sat) 13:30
もしもお嬢様が家の都合で政略結婚させられそうになったらどうしますか?

538 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/11/26(Sat) 14:58
クッキングパパみたいな男性がいたら、頼もしいとは思いませんか?

539 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/26(Sat) 16:11
>>531(柚葉さん)

(横から失礼します。)

>でもいつかはお嬢様も、家督を継がれるか否かは別として
>ご自身の立場にきちんとけじめをつける為にも
>再び故国イタリアの土を踏む日が来ると私は考えております。

はい、いずれはこの問題について自分の想いを貫くためにけじめをつけなければなり
ません。そのためにはお父様とお母様に対峙して決して退かないと覚悟を決めなけれ
ばならないことも知っております。
そして今という時間は、そのときのために今自分がすべきこと、本気でこの地に根を
下ろすことを事実を以て証明する、そのための大切な時間ですわ。

>その時には、お嬢様のお傍に仕え、支えるのに相応しい従者でありたい…。

柚葉さん、ありがとうございます。今の毎日が、わたくしがあなたに傍にいてくださ
るに相応しいわたしであることを証明するための日々であること、それを肝に銘じま
すわ。

    ■     ■     ■

>近々、お屋敷を訪れる社交部の皆様と共に薫衣さんの歓迎会を催したいと考えております。

はい、柚葉さんが勧めてくださったことでわたくしも大いに奮起いたしました。
この度の歓迎会がこの国の人と鬼とを繋ぐ大切な催しであることを思うと、社交部の
部長として身が引き締まる思いです。
人界のただ中にいらして日も浅い薫衣さんはまだご苦労も多いかと思います。学業に
いそしみ演劇部の部活に精力的に取り組んでいらっしゃること、まことに頭が下がり
ます。
歓迎会はこちらの世界に来てくださったことへの感謝、そして彼女のこれからへの励
みとなるよう楽しいものにしたいですね。

>他には「柿」を使ったスイーツ作りですね。

グリッタちゃんの送ってくださった贈り物がまたこうして柚葉さんのお手を経て新し
い縁の懸け橋となってくれるのですね。
とてもステキなことですわ。
その数々の名前を聞いただけで楽しみは幾層倍にも膨らんでまいります…。(うっと
り)
薫衣さんにもきっと歓んでいただけることでしょう。


540 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/26(Sat) 18:57
>>532(柚葉さん)

(横から失礼します。)

>お嬢様の「麁乱鬼(そらんき)のレバニラ炒め」には
>青果店のお姉さんの目利きのお野菜が生かされております。

青果店の店頭でニラを受け取ったときお颯様から言われました。

颯花(お颯):「あたしの選りすぐったニラが妖怪の肝の苦みを受け止められるかどう
 か、と思うと胸が熱くなるぜ。
 食べた感想をぜひ聞かせてくれよ!」

と。お野菜にかけるあの方の情熱がヒシヒシと伝わってまいりました。

>…折角ですから、私も頂きましょう。
>「苦味」のある食材というのは、私も嫌いではないのですよ。

お颯さまの目利きのニラを盾として迎え撃った凶妖の肝の味や如何に?わたくしも自
ら確かめるべきですわね。
ではいただくといたしましょう…。

…うん、これなら、お颯様へ吉報をお届けできるのではないかしら?

    ■     ■     ■

>師走までもう一週間を切り…。
>そしてクリスマスまでもう一ヶ月を切りました…。

はい、時の経つのがこんなに早かろうとは。またクリスマスで子どもたちと交流でき
るのが楽しみです。
サンタクロース様の衣装を考えるのもまた楽しからずや。

>着物をアレンジした「花魁風サンタ衣装」なるものを見つけてしまいました。(汗)

はい、わたくしの推薦でしたけれど、子どもたちにはちょっと刺激が強いようですね、
これは。それにわたくしとしましても、拝見するなら二人きりのときにさせていただ
きたいですわ…。

>でも「和風」にアレンジされた衣装は何か良いアイディアに繋がりそうです。

こまったときのpixivision。これまでもたびたび助けられてまいりましたけれど、今
回も見てみましたわ。
【クリスマスの夜に】サンタの衣装特集【サンタコス】
ttps://www.pixivision.net/ja/a/228
ここでも露出の多いサンタさんが目立ちますけれど、一人だけいらっしゃいましたわ。
「和サンタちゃん」が。これはとても良い趣向に思われます。

>演劇部の部長さんや画家のお嬢様にも相談してみようかと思います。
たしかに。わたくしの感覚だけではまだ見ぬ良きデザインが想像できません。他の方
のアドバイスを受けるのがよろしいですね。

画家嬢:「お腹すいた…、でも、わたしも頑張って考える…。」

演劇部長:「そうね、スポットライトを浴びて観客の注目を集めるような舞台映えす
 る衣裳を考えるべきだわ。」

薫衣:「クリスマス会の公民館でのお芝居で着るのですか?では、縫製はわたしが担
 当しましょう。」

…画家のお嬢様、高橋部長様、薫衣さん、いきなりですね。
いえいえ、別に舞台衣装というわけでは…。
なんだか逃れられない流れになっているようですけれど。

>ふふっ…。お嬢様とさり気なく笑って過ごせる時間…。
>それが私にとってかけがえのない宝物です…。

はい、こうした思わぬ波風も柚葉さんと二人でなら楽しくて大切な時間です。
今年の聖夜がどうかまた二人にとっての幸せのときでありますように…。


541 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/28(Mon) 14:49
>>534

いらっしゃいませ、お客様。
キャンディーですか。わたくしが一番好きなのは「蜂蜜キャンディー」ですね。
昔(>>131)、元教会所属の「狩人」の方が修道院の生計のため養蜂を行っていらっし
ゃって、それを原料に作られたものなのです。
その方はもうずっと昔に天に召されましたけれど、その後もその遺志を継いだ修道院
の方々が蜂蜜キャンディーを送ってくださるのです。教会の関係者でありながらわた
くしのことを目の敵にされない…、誠に稀有な方々です。
口に入れるととても優しい甘さが広がるこのキャンディーが大好きです。お客様もよ
ろしければお召し上がりくださいな。


>>535

いらっしゃいませ、お客様。
戒め、と申しますと「禁血」ということになりますね。人間との間の溝を埋めたくて
始めたことで最初は苦しかったですが、お陰様で今では慣れることができました。
聞くところによりますと最近では「人工血液」なるものの研究も進められているそう
ですが、もしそうしたものが開発されてもわたくしはいただかないと思います。
血を求めずにここまで来られた自分の歩みを留めたくはないのです。
今は我が家の柚葉さんが作ってくださるお料理をいただければ、これに過ぎるお食事
はございませんわ。
教訓、といいますと「ローマは一日にして成らず」でしょうか。禁血は人と交わるた
めの一つの誓いですが、それがすべてではございません。
自分の行いでもって人からの信頼を得ることはとても遠い道のりですし、これまでに
も後退を余儀なくされたことも多々あります。ですが、そこはこの教訓を胸に進んで
まいりました。そしてこれからもこの教訓はわたくしの力となってくれることでしょ
う。


542 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/28(Mon) 18:20
>>537

かつてはカルミーニオ家は領主貴族として多くの領民の生活を守る責務がございまし
た。わたくしもその娘で領民のお陰で豊かな暮らしをさせてもらっていた以上、領民
を守るために必要なら政略結婚も受け入れていたでしょう。
もっとも、我が家が吸血鬼の一族であることは表ざたにならずとも貴族社会の暗黙の
了解でしたので実際に縁談があったわけではありません。
まあ怪奇趣味の貴族のご令息から熱心に結婚を申し込まれたことはありますが、当方
にはそこまでする理由もありませんでしたからお断りしておりました。
魔族からですと別の吸血鬼の一門からの縁談もありましたけれど、あちらは人間を敵
視していて
「共に人間界を蹂躙して我等の王国を築こうではないか」
というスタンスでしたから、わが一族にも乗り気の者がおりましたが、断固拒否しま
したね。領民を守るのはもちろん人間社会と決定的な断絶を産むのはわたくしの気持
ちの上で到底受け入れられませんでした。
逆に例えば、わたくしたち吸血鬼と人間との和解を促進し得る縁談であれば、もしか
したら受け容れていたかも知れません。
ですが、一のお兄様が戦場で散華された後、お母様が陰で動いたらしく先方との間で
停戦が成立しました。以来、わたくしが縁を結ばねばならないほどの状態は起こって
いないようです。
今も大地主とはいえ領主ではなくなって、我が家の下一帯の魔族との対立も先鋭化し
ておりませんので、政略結婚の芽も生えてまいらないのは両親に感謝しております。


>>538

いらっしゃいませ、お客様
クッキングパパさんって人気者でいらっしゃるのですね。
以前にもその方について知っているかどうかご質問をいただきましたわ。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=593906122&st=99&to=99&nofirst=true
そのときにも申しましたが、
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=593906122&st=101&to=101&nofirst=true
その方のことはお噂くらいしか存じません。
周囲の方たちに美味しい料理を振る舞われるのはご立派だと思います。
ですが前に申したとおり、我が家にはクッキングパパさんにも劣らない素敵なお料理
名人がいますから、その方についてこれ以上特に思うところはございませんわ。


543 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/11/28(Mon) 18:42
お嬢様達は飛行機にファーストクラスで乗ったことありますか?
色々なサービスが有って機内食も豪華絢爛でウキウキしますよ

544 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/11/28(Mon) 18:56
最近、映画は見ましたか?『君の名は。』で有名な
新海誠監督の新作映画『すずめの戸締まり』とか
賛否両論なので見ようか見まいか迷ってます

545 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/11/28(Mon) 19:15
>>529
>>533(アーチェロお嬢様)

はい、私も好きなアニメや漫画のキャラクターのフィギュアを見るのは好きですよ。
市販されているものを買った事はありませんが、アミューズメント等で運よく少額で取れた物を
いくつか所有しています。

それと、運試しで購入した「一番くじ」で運よく一回で取れたA賞の作品が2つ、
そして半額になって手に入れた「ラストワン賞」のものが1つあります。
これらは箱に入れた状態でも飾っておけるので、助かりますね。

>「はたらく細胞」の赤血球様や白血球様、それに血小板ちゃん

はい、これらに関しましてはお嬢様のお部屋をお訪ねする時に
ついつい目が行ってしまうのですよ。(微笑)
普段はクールな白血球さんが、血小板ちゃんに笑顔を見せて手を振っている光景が
本当に微笑ましくて…。

それとカタリナさんにも、製作者の方々にはお友達を増やしてあげてほしいですね。
メアリさん、ソフィアさん、マリアさんのお人形が仲良く並ぶ姿が見てみたいです。

>>530

私は基本的には、市販のものを使用しております。
ホワイトのものが殆どで、色付きのものはあまり使いません。

どちらかといえば、歯磨き粉よりも歯ブラシに拘りますね。
磨きにくいところまで届き易いものを選んで、使用しています。

>>534

個人的には、こちらが好きなのですよ。
(氷砂糖を出してみました)

果実酒やシロップの材料として使うだけでなく、普通に食しても美味しいのですよ。
それと災害の際の当分補給のために、防災バッグには乾パンと共に常備しております。
溶けにくく、保存食にも最適ですね。

(横から失礼します)
>>541(アーチェロお嬢様)

すみませんお嬢様、私にもお一つ、「蜂蜜キャンディー」を頂けますか?
(ぱくっ)

ふふっ…。蜂蜜は本当に優しい味ですね…。
この時期は寒い朝、身体を温めるための生姜湯の材料として欠かせませんし、
身体や喉に優しく身体を癒してくれますから。

お菓子作りには欠かせませんし、お料理にも隠し味として活躍してくれます。
そして…。お嬢様の語って下さった思い出が優しさとなって身体に染み渡ります。

随分と冷えて参りましたね。
お嬢様、お客様、蜂蜜入りの生姜湯を用意致しましたので、よろしければどうぞ…。

>>535

そうですね…。
尊敬する偉人のお言葉で、「小を積んで大を為す」でしょうか。

これは誰にとっても当たり前の事であり、誰もが実践している事だと思います。
だからこそ、私自身やると決めた事は日々の暮らしの中で一日たりとも欠かさない、
そのように心に決めて実践しております。
それは自分自身のためでもあり、それが他の誰かのためであるのなら尚更ですね。

(自室に戻って)
さてと…それではレイナさんからのイタリア語の日本語訳の課題を…。
そして二人で録音した、イタリア語の会話を聴きながら…。


546 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/11/28(Mon) 19:47
>>542

政略結婚…。
お嬢様のような立場であれば、時代が時代なら避けられないかも知れません。
お受けするか否かは、お嬢様がお決めになる事だと思います。

無論、お嬢様も一人の女性であり感情がありますから納得いかざるものがあれば
頑としてお断りになるかと思いますが。

仮にそのようなお話が持ち込まれたとしたら、やはりお相手の方がどのような方であるかは
私も知りたいですね。
実際にお会いして、思いやりや誠実さに欠けていたり人間を敵視するような方でしたら
既にお嬢様が申し上げておられるようにお断りになられるでしょうし、
私も断固として反対の意思を伝えます。

それでもお嬢様がお断り出来ないような事態に追い込まれたとしたら…。
一緒に逃亡するのも止む無しですね。

…最も、お嬢様の幸せを誰よりも願う奥方様がそのような事態にはさせないかと思いますが。
いえ、試練として敢えて放置して私達に乗り越えさせようとするかも…。

…すみません、お戯れが過ぎました。(苦笑)

>>538

以前、お話しにもありましたね。
私としては実家にいた頃に母が読んでいたものを数冊程度読んだくらいですから
詳しい事は分かりませんが…。

それでもお料理の好きな旦那様と結婚できるというのは、幸せだと思います。
お料理、お食事は家族の幸せそのものでもありますからね。
それを作る喜びを共有出来るというのは家族、家庭を営む上で理想の一つだと思います。

あのような方は実際に頼もしいと思うし、結婚したいと思わせてくれる方ですね。(微笑)
アニメでは担当はあのアクションスターの吹き替えの方だそうですし、
「頼もしい」というイメージは猶更ですね。

547 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/29(Tue) 23:16
>>543

いらっしゃいませ、お客様。
もしかして海外旅行からお戻りですか?なんだかとても楽しそう。お客様のおっしゃ
り様から推察しますと、もしやファーストクラスをご利用になったのですか?
ファーストクラスは…残念ながら乗ったことはございません。
大型旅客機に乗ったこと自体、この日本に来るときのただ一度だけで、それも先行き
を考えて節約を旨としてエコノミークラスでしたから。わたくしとレイナさん、メイ
ド見習い三姉妹たちの計5人分でございました。
…今三女ちゃんが見せてくれたホームページのクラス別のお食事、たしかにファース
トとエコノミーではずい分と違いますね。ファーストですとお食事も豪華、ワインも
楽しめるのですか。
今は家計にも余裕ができてまいりましたから、家族で外国へ遠出するときに奮発して
ファーストを利用するのも良いかもしれません。心に留めておきますわ。


>>544

いらっしゃいませ、お客様。
申し訳ありませんが、映画につきましては最近観に出かけておりません。新海監督の
新作は気にはなっているのですが。わたくしも『君の名は。』ほか何作か見ておりま
すから。
まだ見ていないわたくしが申すのも何なのですが、迷っていらっしゃるのでしたらご
覧になるのもよろしいのではありませんか?迷う、ということは新海監督の過去の作
品に魅了されるところがあったのではないか、と推察しますので。

とある映画に造詣の深い作家の方がおっしゃっていたことですが − 記憶をたぐっ
て申すのですが −
「映画は時代の中で見ているので、面白いと思った作品も何年かすると案外心から消
えていることがある」
とのことでした。逆に申せば、今鑑賞してあまり心を動かされなかった作品が時が経
つにつれてイメージを変えより豊かな想いをもたらすこともある、ということなのか
と存じます。
もしかするとお客様にとって『すずめの戸締まり』が、まさにそういう作品というこ
ともあるのではないでしょうか?


548 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/11/30(Wed) 18:48
PayPayとかの電子マネーは使っていますか?

549 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/11/30(Wed) 22:16
>>545(柚葉さん)

>市販されているものを買った事はありませんが、アミューズメント等で運よく少額で取れた物を
>いくつか所有しています。

そちらのフィギュアのことはよく存じ上げないのですが、西遊記由来の少年が活躍す
るあの漫画を思い出しますね。それが並んでいる様はさぞや躍動感に溢れていること
でしょう…。

>はい、これらに関しましてはお嬢様のお部屋をお訪ねする時に
>ついつい目が行ってしまうのですよ。(微笑)

「はたらく細胞」のキャラクターのフィギュアを最初にご覧に入れたときも、そうし
て微笑んでくださって嬉しかったですわ。
血液中のキャラクターを愛でていることが人の目から見てどう映るか、ちょっと不安
がありましたけれど、柚葉さんが優しい目であの三人を見てくださったことで、お客
様方に対しても自信をもって、自分の推しキャラであることと表明できるようになり
ました。

>普段はクールな白血球さんが、血小板ちゃんに笑顔を見せて手を振っている光景が
>本当に微笑ましくて…。

白血球さんってちょっと朴念仁っぽいけれど、実はとてもお優しい好男子。
血小板ちゃんに見せる笑顔はそのことを如実に語っておりますから、わたくしも見て
いてとても和やかな気分にさせられます。

>それとカタリナさんにも、製作者の方々にはお友達を増やしてあげてほしいですね。

ええ、本当におっしゃるとおりですわ。
「はめふら」は、なぜか他のキャラクターのフィギュアは少ないですよね。残念で仕
方がありません。
メアリ様、ソフィア様、マリア様はもちろんのこと、殿方のお歴々やアンナ様や前世
のカタリナ様、あっちゃん様のフィギュアも一緒に並べておきたいです。
劇場版を控えている今の時期、多くのキャラクターのフィギュアが登場することを期
待したいです。

    ■     ■     ■
>個人的には、こちらが好きなのですよ。
>(氷砂糖を出してみました)

確かにいざと言うときための備蓄には入れておきたい食料ですね。甘いものは体のエ
ネルギーであるとともに心を支える心強い味方ですもの。
こうして柚葉さんが常備してくださっていることに甘えず、わたくしも日々気を付け
てまいりましょう。

>すみませんお嬢様、私にもお一つ、「蜂蜜キャンディー」を頂けますか?

ええ、もちろん。どうぞお召し上がりくださいな。

>ふふっ…。蜂蜜は本当に優しい味ですね…。

はい、本当ですね。修道女の方たちが心を込めて作られた品。かつて彼女らが孤児た
ちと一緒に養蜂を行っていた、あの風景を思い出させる優しい甘さでございます。

>お嬢様、お客様、蜂蜜入りの生姜湯を用意致しましたので、よろしければどうぞ…。

ありがとうございます。ああ、美味しい…。
冷え込みが厳しくなってくると、ポカポカと体を温めてくれる生姜湯は本当にありが
たいです。

    ■     ■     ■

(横から失礼いたします。)

>尊敬する偉人のお言葉で、「小を積んで大を為す」でしょうか。

柚葉さんの尊敬する二宮尊徳翁のお言葉なのですね。
長い道のりもコツコツと積み上げる実践が大事という意味が籠められていて、人の意
志の大切さを感じさせてくれます。
わたくしも「ローマは一日にして成らず」と合わせて心しておきたい言葉ですわ。

あら、柚葉さん、もう自室にお戻りになるのですか?
え、何ですか、長女ちゃん?
…まあ、柚葉さんはイタリア語の勉強を毎日されているの?そうなのね…。
もしやそれは前に(>>531)柚葉さんが言っていたように、わたくしがいつか国許へ
戻ったときのことを考えてのこと?
わたくしもそのときのことを考えてきたけれど、柚葉さんがそこまでしてくださって
いることを思うと、わたくしもいつかお父様と向き合う、その日がもしあるなら躊躇
うわけにはいきませんね。


550 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/12/01(Thu) 13:53
>>546(柚葉さん)

(横から失礼いたします。)

>お嬢様のような立場であれば、時代が時代なら避けられないかも知れません。
>お受けするか否かは、お嬢様がお決めになる事だと思います。

そういっていただけると、心からありがたく思います。
過去にも親族からしつこく縁談を持ちかけられたことがあって、しかもそれらしい理
由がついてくることもありましたから、拒絶するときはけっこう心に応えるものがあ
りましたから。
「決めるのは自分なのだ」ということはこれからもしっかり心に留めてまいりますわ。

>仮にそのようなお話が持ち込まれたとしたら、やはりお相手の方がどのような方であるかは
>私も知りたいですね。

ありがとうございます…。なんでしょう、涙腺がとても緩くなって行けませんわ。
わたくしも、柚葉さんを悲しませるような縁談は決して受けることは無いでしょう。
というか、甘えて申し訳ないのですが、もしわたくしが少しでもぐらつくようでした
ら、
『何を弱気になっているのですか!そんな情けない結婚をさせるために今までお世話
 してきたのではありませんよ!』
と叱っていただければありがたいです。もちろん、自分でもそんな不甲斐ないことに
ならないように頑張りますけれど。

>それでもお嬢様がお断り出来ないような事態に追い込まれたとしたら…。
>一緒に逃亡するのも止む無しですね。

ゆ、柚葉さん〜!
(もう気持ちが抑えられなくて思わず柚葉さんに抱きついてしまいます。)
そんな嬉しいことを言ってくださると〜、ううう、もう、たまりません〜。
ああ、もういっそそんな断れない縁談が来てくれたらと〜。そうしたらもう心置きな
く、貴女と手と手を取って…。(うっとり)

「おい、姫様。趣旨が変わってるぞ。」

ご、ごめんなさい、次女ちゃん。思わず自分の世界に入ってしまったわ。
長女ちゃんも三女ちゃんもそんなジト目で見ないでくれないかしら?

(居住まいを正します。)
…失礼しました、柚葉さん。
そうね、きっとお母様はわたくしのことをしっかり見ていることでしょう。そして柚
葉さんを巻き込むようなことになったら、あなたのことだけは必ず助けることでしょ
う。情けない娘などの道連れになど決してさせないことでしょう。
でしたらわたくしは、道を間違えることのない様に自分の最善は何かを自分に問い、
選び、どんなに困難でもそれを選ばねばなりませんね…。


551 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/12/01(Thu) 17:25
>>548

いらっしゃいませ、お客様。買い物帰りでいらっしゃいますか?
電子マネーは今や皆様買い物に便利と誰もがお使いですね。
PayPayを例に挙げられたということは、お客様のおっしゃる電子マネーとは、スマ
ートフォンを使ったQRコード決済のことでしょうか?それでしたらわたくしは使っ
ておりませんわ。どうも手にしたお金で支払いをしないと落ち着かないのです。
交通系のカードでしたら持っておりますけれど、これもあまり買い物には使いません
ね。
お財布から現金を出して支払う、これがいちばんお買い物をしている実感が湧くので
すよ。ややもすると、お財布の中から金貨や銀貨を取り出したくなるのです。昔から
の習慣ですね。
自分で最初にお買い物をしたときの楽しい思い出と共にあの感触が甦るのですわ。市
場で銀貨を払ってたくさん買ったイチゴを歩きながら食べて、お付きのメイドから
「はしたないですよ」と叱られたのも懐かしい思い出です。


552 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/12/02(Fri) 20:23
>>543

すみません、実は私、まだ飛行機そのものに乗った事が無いのですよ。
エコノミークラスとファーストクラス…。
お値段の違いで待遇が違うというのはテレビや人から聞いた話で知っている程度で、
実際に体験した事が無いので何とも…。

勿論、ファーストクラスであればより快適な空の旅が楽しめるのは
間違いないと思いますが。

どちらのクラスにせよ、もしお嬢様やお屋敷の皆と空の旅が出来るのであれば
平静を装っていてもきっと心の中はドキドキとワクワクで一杯だと思います。

贅沢は申しませんが、いつか屋敷の皆で飛行機を利用しての旅行には
行ってみたいという希望はありますね。

>>544

観に行こうと思っている映画が賛否両論なのですね?
ええ…私も詳しくはありませんが、ネットのニュースなどでちらほらと
意見を目にすることはあります。

時間を置けば、配信サービスやレンタルでもいずれは観られるでしょう。
それでも、劇場で観る映画は家庭や個人の媒体で見るのとでは違った味わいがあると思います。

「百聞は一見に如かず」と申しますし、作品の評価もご自身がされるものだと思いますので
迷っているのであればそれは本心では観に行きたいのだと思います。
お時間の都合がつくのであれば、劇場に足を運ぶのをお勧め致します。

>>548

PayPayとは違いますが、個人ではスマートフォンによる決済サービスは利用しております。
個人情報なので詳細は申せませんが、人並みに使いこなしているのではないかと。

それと、「ポイント」は学生の立場からすると色々と便利ですからね。
同じお金の取引をするのであれば、それらを効率よく稼ぐようにしております。

…近年は、商店街でも決済サービスを利用する店舗も増えて参りました。
やはり、時代の流れでしょうね。
お屋敷のお買い物でも、最近はカードやその他の決済をする事が増えております。

レシートや領収書は無くさないようにきちんと管理して提出しておりますが、
このお屋敷の経済活動を担っている長女さんが、

「カードや電子決済は後々記録に残るから、お金の管理において
間違いが少なくて助かります。」

と仰っていました。
昨今は年末調整などもスマートフォン等に切り替わり、最初は多少戸惑っても
使い方を覚えると便利なものだと感じております。

お金の扱い方、経済に関する事は私が子どもの頃に比べると随分と変わったと思います。
年齢に合わせて、私自身としてはそれらを使いこなすようにしていこうと考えていますよ。

553 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/03(Sat) 17:49
普通のミカンを食べるより、缶詰のミカンの方がずっと美味しいと感じてしまう自分は異端ですか?

554 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/12/03(Sat) 22:10
>>553

いらっしゃいませ、お客様。
缶詰のミカンでしたら一般に広く賞味されているものですわ。けっこうなのではない
でしょうか?わたくしも美味しいと思いますよ。
そもそも、それを特に好むのは「少数派」かどうかはともかく「異端」などでは断じ
てございません。恐ろしい言葉を聞いた思いです。
「異端」とのレッテルの下にどれだけ過酷なことが行われてまいったかを考えますと、
肺腑が塞がる思いがいたしますわ。もっとも、至極軽々と「異端」という言葉が使え
る今の世は平和なのだ、と思えば多少慰められもしますけれど。



555 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/03(Sat) 22:39
お嬢様はバレリーナとかやったことありますか?

556 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/04(Sun) 13:56
最近は「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん」がマイブームです

557 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/12/04(Sun) 15:18
>>555

いらっしゃいませ、お客様。
あら、バレエだなんて、懐かしいことを思い出させてくださいますね。
はい、一応経験はございます。イタリアはバレエ発祥の地。もともと宮廷内の余興の
一つの「バロ(Ballo)」が原型で、音楽に合わせてステップを踏む社交ダンスだった
のですから。
わたくしも貴族の子女の嗜みとして習得いたしましたし、トスカーナ大公国の大公殿
下の御前で披露する栄に浴したこともございます。
その後も見た目が変わらないのを良いことに時を置いて何度か舞台に立ったことはあ
りました…といいましても、もちろんわたくし如きプリマからは程遠かったですけれ
ど。
そしてやがて人間界が革命だなんだと騒々しい時代になる頃にはわたくしも舞台から
遠ざかりました。

わたくしのバレエ体験は以上のようなものですが、その後またバレエに注目したのは
20世紀も半ばになってからですね。
エリアナ・パヴロヴァ…日本で霧島エリ子と名乗られたバレリーナのことを耳にした
時でした。
ロシア革命で亡命され、日本に本格的なバレエを伝えられた方ですが、異国に溶け込
もうと努力されバレエ芸術に懸けたその足跡を聞くにつけ惹かれておりましたわ。
最近知ったのですが、今も彼女を顕彰する団体があるのだそうです。そこを見て彼女
の波乱に富んだ生涯をあらためて知り胸が熱くなりました。いつか映画やテレビドラ
マになって多くの人に知ってもらえたら、と願っております。
ttp://elena-pavlova.jp/summary/


558 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/12/04(Sun) 15:41
>>556

マイブームですか。それでわたくしに何かコメントをお求めでいらっしゃるのでしょ
うか?
わたくしと何かその作品との接点をお示しいただければ、わたくしもそれに対して思
うところを申し上げられるのですが。特にお話が無いので、わたくしとしては返事に
困ります。


559 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/05(Mon) 21:31
おー寒い…12月の師走ですね
お嬢様の故郷では、この時期は何をお召し上がりになっていましたか?

560 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/12/05(Mon) 23:01
>>559

いらっしゃいませ、お客様。
お寒いところをよくお出で下さいました。本当に寒くなりましたね、お体大切になさ
って下さいね。
我が家でもこたつを出しましたので、どうぞお入りください。

「師走」…、仏事を行う家が多かった時代にお坊様が東奔西走した、ということから
付いた呼び名だそうですね。わたくしは故郷で季節を問わず「退魔師」に追いかけら
れていましたが…、それはさておき。
故郷ではイタリアの冬の定番料理をよくいただいていました。
お肉とお野菜を茹でた「ボリート・ミスト」やガーリックやショウガなどを利かせて
野菜を煮込んだ鍋料理の「バーニャ・カウダ」、日本でもおなじみになりました「ミ
ネストローネ」とか、ですね。
でも、料理長が日本料理を食べたがるわたくしのために作ってくれた「豚汁」がいち
ばんポカポカと体が温まりましたね。料理の美味しさと料理長の優しさが体に染みわ
たりました…。

思い出しましたらなんだかとても豚汁を食したくなりました。久しぶりに和装メイド
になって作ってみようかと思いますので、よろしければお客様も召し上がっていって
くださいな。


561 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/06(Tue) 20:12
お嬢様達は「フラワーエッセンス」というなるものをご存知ですか?
詳しくないとまるで不思議なスピリチュアルなものに感じますよね
実は一種のアロマセラピーみたいなものです

お嬢様ならバラのエッセンスとの相性が良さそうですね
羽藤さんだと……いったい何が似合うでしょうか?
気分などの状況に応じて使うエッセンスも違いますから
この際、色々と試してみるのもいいかもしれませんね

562 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/12/06(Tue) 22:38
>>553

皮を?いて食するミカンより、缶詰のミカンがお好きなのですね?
それはお客様個人の好みなのですから、他者が「異端」などと後ろ指を指すかのような
謂れは無いかと思います。

元々ミカンは好きなのですが、こうして炬燵で頂くミカンと緑茶は
日本の風物詩ですね…。

おっと、こうしてはいられません。
私はお客様をおもてなしする立場なのですから。

ミカンの缶詰は、非常食としてだけでなく
スイーツの材料としても買い置きが多いのですよ。
それでは、こちらを生かしたスイーツを…。

(小一時間後)
どうぞお客様…。
「蕩けるお餅の和風パフェ」です…。

一度焼いたお餅をお湯で柔らかく煮て、
アイスと餡子、そしてお客様の好きな缶詰のミカンをトッピングしてみました。
お嬢様と共に、召し上がって下さいませ。

最初は「フルーチェ」にトッピングしようかと思いましたが、
お嬢様が炬燵を出して下さったので和風のスイーツを思い立ったのですよ。

>>555
>>557(アーチェロお嬢様)

社交ダンスに関しては一応経験がありますが、
バレエに関しましては私は残念ながら経験がありません。
ですので、返答はお嬢様にお任せしたいと思います。

>わたくしも貴族の子女の嗜みとして習得いたしましたし、トスカーナ大公国の大公殿
>下の御前で披露する栄に浴したこともございます。

まあ!それは素敵です。
それも大公殿の御前で…。
お嬢様がバレエの舞台に立たれた経験がお有りとは、初耳です。
さぞや、麗しい衣装に身を包んで優雅に舞われた事でしょう。
…ふふっ、ちょっと想像するとドキドキしてしまいますね。(微笑)

>エリアナ・パヴロヴァ…日本で霧島エリ子と名乗られたバレリーナのことを耳にした
時でした。

この方が、日本に本格的にバレエを伝えた方なのですね…。
バレエと我が国の歴史に関しては全く知識がございませんでしたので
色々と興味が湧いて参りました。

例えば、ドキュメンタリー番組等でも取り上げられた事が無いか、
後で調べてみる事にしましょう。

>>559
>>560(アーチェロお嬢様)

ああ…。この時期は課題や発表、レポートのまとめ等で帰りが遅くなってしまいます。
早く帰って、夕餉の支度に取り掛からなければ…。

(帰宅して、玄関へ着きました)

お嬢様、只今帰りました…。
お客さんがいらしているのに、遅くなって申し訳ありません…。

あら?この匂いは…。
という事は、既に夕餉の準備が…。

>久しぶりに和装メイドになって作ってみようかと思いますので、よろしければお客様も召し上がっていって
>くださいな。

ああ…。久しぶりに目にするお嬢様の和装メイド姿…。
手に持ったお玉が、その可愛らしさを更に引き立てて…。

…って、見惚れてる場合じゃありません!
私もすぐに、夕餉のおかずの準備をしなくては!

(小一時間後)
私は「塩鯖とじゃがいものイタリアンソテー」をご用意致しました。
他にも「根菜ときのこのうま煮」
「白菜の湯豆腐」等を用意してございます。
どうぞお客様、召し上がって下さいませ…。

>お肉とお野菜を茹でた「ボリート・ミスト」やガーリックやショウガなどを利かせて
野菜を煮込んだ鍋料理の「バーニャ・カウダ」、日本でもおなじみになりました「ミ
ネストローネ」とか、ですね。

ミネストローネはそれなりに経験がございますが、「ボリート・ミスト」や
「バーニャ・カウダ」はレイナさんにお任せしておりました。
お嬢様の故郷のお味が出せるかどうか、自信がありませんでしたので…。

では、私もレイナさんにテストして頂いて、お嬢様やお客様に
お出しできるものを作れるように次回までに準備しておきます。

563 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/12/07(Wed) 20:22
>>561

いらっしゃいませ、お客様。
はい、「フラワーエッセンス」、耳にしたことがございますよ。
「フラワーエッセンス」、植物が持っている精気のエッセンスを体に摂り込むことで
心のバランスを回復させ、それによって自然治癒力をもたらし、心身を健康に導く、
ということでよろしいかしら?
最近話題になっていると聞いておりますわ。と申しますか、学校の友達同士の会話で
わたくしが引き合いに出されて知ったのですけれど。
「フラワーエッセンス」は本当に効果があるかのどうか、という話になりまして、商
店街の花屋の看板娘さんが
「だって、アーチェロたち吸血鬼は昔から薔薇の精気を吸ってきたんでしょう?
 薔薇を手にするとたちまち枯れてしまう、っていうことはそういうことなんじゃな
 いの。だから『フラワーエッセンス』は本当にあるのよね?」
と話を振られてしまって…。
たしかにわたくしたちの種族は薔薇に限らず花から精気を吸うことができますけれど、
人間が同じことができるかどうかは別問題ですわ。
はたして本当に効果があるものなのかどうか、わたくしには分かりかねますね。それ
はいずれ人間の手で解明されていくことと思います。

ですが、美しいお花が咲いているのを見れば心も楽しさで彩られますし、それは心身
に良い影響を与えることもあるのでしょうね。
寒くなりましたが、今も我が家の庭には季節の花が咲いております。クリスマスロー
ズ、ガーデンシクラメン、ローズマリー…、どれも先ほどの看板娘さんのお勧めで買
った鉢植えです。
お客様もご覧になっていると心が和んでまいりませんか?


564 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/07(Wed) 20:39
すみません、お嬢様……
561ですが「フラワーエッセンス」と言うよりは
「フラワーレメディ」と呼ぶのが一般的だそうで大変失礼しました
ちなみに1936年に英国のエドワード・バッチ博士によって創られたのが初めだそうです

手ぶらもなんですから、このフラワーエッセンスでも置き土産しますね
つ「藤のフラワーエッセンス」

565 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/07(Wed) 20:54
今年も寒く、おでんが美味しい季節になりましたね
皆さんはおでんの中で一番好きな具材はなんでしょうか…?

566 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/12/07(Wed) 21:47
>>562(柚葉さん)

(横から失礼します。)

>「蕩けるお餅の和風パフェ」です…。
>お嬢様が炬燵を出して下さったので和風のスイーツを思い立ったのですよ。

あらあら、こたつを出したおかげで思ってもみなかったステキなパフェを出していた
だけました、嬉しいですね。
アイスとお餅は共に雪ウサギのように可愛い純白、餡子の綺麗なあずき色と引き立て
合い、その間でミカンの橙色がまた美しく際立っています。
それぞれ別種の甘さが口の中で溶け合って、これぞまさにこたつでいただくに相応し
い和の甘味ですね。

    ■     ■     ■

>お嬢様がバレエの舞台に立たれた経験がお有りとは、初耳です。
>さぞや、麗しい衣装に身を包んで優雅に舞われた事でしょう。

いえいえ…、かのルイ14世陛下も若かりし頃自らステージに立って踊られたほどで
すから、バレエは貴族の間で珍しくない技芸だった時代のことでございます。
わたくしは、なんとか様になるように頑張るのが精いっぱいでしたわ。うっかりする
と、跳躍しようと心が逸るあまり翼を出して羽ばたいてしまいそうでした。

あ、このことはどうか演劇部長さんにはご内密にお願いしますね?知られてしまった
ら、また何をさせられるか分かったものではありませんから。(汗)

>この方が、日本に本格的にバレエを伝えた方なのですね…。

ええ、ロシアから出国なさってフィンランドから中国へ、そして日本に定住なさって。
欧米ではない、全く文化の違った国へ来られてしかもその後の日本バレエを支える多
くの人材を輩出されたことに、感嘆するばかりでした。
わたくしが日本に来るときも彼女のことを思い出して、勇気づけられたものでござい
ます。

>例えば、ドキュメンタリー番組等でも取り上げられた事が無いか、
>後で調べてみる事にしましょう。

これほど日本と深いゆかりのある方です、どこかの番組で採り上げていても不思議は
ありませんよね。わたくしも調べてみようかと存じます。
ドラマでなら、公共放送のテレビ小説の主人公になっても不思議ではない方だと思っ
ております。テレビ局にドラマ化要望のお手紙を送れば目を通していただけるかしら
…。

    ■     ■     ■

お帰りなさい、柚葉さん。
大学の方はお忙しそうですが、お疲れではありませんか?
ただ今僭越ながら夕餉の支度をさせていただいています。豚汁でございます。滋養に
富んだお料理ですから、心身の疲れにきっと効果てきめんですわ。
と申しましても、お口に合わなければ何にもなりませんのでお味見をお願いできます
か?(ドキドキ)
…あの、そんなに見惚れられると恥ずかしいのですけれど。

(小一時間後)

まあ、さすが柚葉さんですね。
イタリアンと和食と、どちらも冬の寒天の下で冷えた体を芯から温めてくれるお料理。
鯖の旨味がジャガイモに染み入り、ジャガイモの甘味が鯖の味をまろやかに。
根菜ときのこの複数の旨味のハーモニー。それらの濃厚な味の後の白菜の湯豆腐は、
舌をさっぱりさせる軽妙な味わいがまた絶品です。

>お嬢様の故郷のお味が出せるかどうか、自信がありませんでしたので…。

あら、柚葉さんの味付けがどんなであるか、ぜひ味わわせていただきたいのですが。
では、こちらは楽しみにとっておきますね。

さあ、こたつの上は冬の寒さを忘れさせる温かさ満載になりました。
みんなで囲むぽかぽかのお料理の数々、きっとお客様にもご満足いただけることでしょ
う…。


567 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/12/08(Thu) 07:19
>>564

わたくしは看板娘さんから聞きかじったことくらいしか知らないのですが、彼女によ
りますとバッチ博士が提唱された思想や療法、およびそれに基づく製品が「バッチフ
ラワーレメディー」、略して「フラワーレメディー」、日本国内で展開される商品を
「フラワーエッセンス」と呼んでいる、そんな感じでしょうか。
花を愛でるのは生活の潤いにつながるかと存じます。健康法は流行り廃れがございま
すが、良いものであれば自然にゆっくりとでも受け入れられてまいりましょう。
あら、わたくしにくださるのですか?どうもありがとうございます。
藤の花は好きですわ。ですが手にして枯らせてしまうのは忍びないことです。吸血鬼
には確かに摂取する能力がありますから、ありがたく使わせていただきますね。


>>565

いらっしゃいませ、お客様。この季節の食卓の定番と言えばやはりおでんですね。日
本に来る前から名前は知っていましたが、実際に来てみるとコンビニでも多くの方が
買い求められていて人気を実感いたしました。
今では冬に無くてはならないおなじみさんになっております。
わたくし一押しは「がんもどき」ですね。様々な野菜を包み込んだ複雑な味わいの揚
げ豆腐、それを噛むと出汁の利いたつゆがじゅわっと染み出してくる美味しさがたま
りませんね。
別名の「飛竜頭(ひりょうず)」もなんだか壮大な響きがあって気に入っています。
いったいどんないわれがあるのだろうと思って調べましたら、ポルトガル語の
「filhos(フィリョース)」由来と聞いて驚きました。「フィリョース」でしたら故郷
の城館で食したことがございましたから。小麦粉に卵を混ぜ合わせ、油で揚げたドー
ナツの一種です。ポルトガル出身の吸血鬼、ブルーハ様がくださったのですよ。まさ
か、おでんの具材で故郷の想い出に触れるとは思いませんでした。
またブルーハ様にお会いしたくなりました。「飛竜頭」のことをお聞かせしたら、き
っと驚かれることでしょう。

他にも甘みとわずかの刺激があって色も美しい「紅ショウガ天」や、噛み応えと旨味
に秀でた「牛筋」などど、好きな具材がいっぱいです。お行儀が悪いですけれど「迷
い箸」をしてしまいそうになって困りますね。


568 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/08(Thu) 19:06
私は今、SF的量子力学にハマっています
「おいおい、普通は絶対にありえないだろう?」
という常識を根底から覆すものが多くて大変興味深く面白いです
お嬢様達もSFの世界を一冊、お手に取って見てはいかがでしょうか?

569 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/12/09(Fri) 18:57
>>568

いらっしゃいませ、お客様。
人間は本当に次々と新たな世界に視野を広げて目まぐるしいほどです…。
「量子力学」は、物理担当の量子(りょうこ)先生が授業中に熱心に講義してくださ
いましたが、なかなか頭に入ってまいりませんわ。
量子力学の初歩が分かるというサイトも見てみましたが、何やら余計にこんがらがっ
てしまいました。
ttps://persol-tech-s.co.jp/i-engineer/interesting/ryoshirikigaku

そしてこのサイトによりますと、すでに量子コンピューターは実用されているのです
ね。
そしてそれを使えば宅配便業者さんがずいぶん助かるそうですわ。家のクラスにも親
御さんが業者でいらっしゃる人がいますから、これは吉報ですわね。

う〜ん、お客様が知的な会話を期待されていたのでしたら申し訳ないですが、わたく
しは不適任ですね…。
わたくしにとりましてSFといえば、「すこし・ふしぎ」の作品が楽しくて好きです
ね。藤子・F・不二雄先生や星新一先生といった名匠が編み出す、掌編の中にもキラ
リと不思議の輝きが光るワンダーランド。
今度本屋さんに言ったとき、また一冊手に取ってみることにいたしましょう。


570 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/09(Fri) 19:30
すみません、この近所で人気のラーメン屋は知りませんか?
あとお嬢様達が今食べたいラーメンとかはありますか?
サイドメニューもこれが美味しいだとか、色々と教えてください

最近、ボーナスが出て懐がホクホク温かいから奮発して奢っちゃいますよ!


571 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/12/10(Sat) 06:04
>>570

いらっしゃいませ、お客様。
あらあら、なんだかとても福々しいお顔をなさっておいでですね?
なるほど、ボーナスが出たのですか。それはよろしゅうございました。あなた様の日
ごろの頑張りの結果ですのね。晴れやかな表情を拝見していると、わたくしも嬉しく
なってまいります。
ですが、お客様におごっていただくのは悪うございますわ。せっかくのボーナスもっ
と他のことにお使いになっては…。

う〜ん、そうまで熱意を込めておっしゃって下さるなら、こちらからも提案がござい
ます。
ラーメン屋さんでしたら商店街にございます。熟成させた腰のある自家製麺と濃厚で
味わい深い和風スープが評判のお店ですわ。
中でも今年は新作の「松茸ラーメン」が大評判です。スープに松茸のエキスがしっか
り溶け込んでいて、今年の秋の豊かな実りをしみじみと感じさせてくれますわ。そし
てサイドメニューには「松茸ご飯」もございます。
松茸を使っているだけあってお値段はかなりのものとなっております。
ですが、わたくしとご一緒でしたら値段は半額サービスとなるのですよ。実はここで
今年使われている松茸は全部我が家の松林で採れたものなのです。今年は松茸が品薄
だったのですが、うちの林では幸いたいへん豊作でそのお店に卸させていただいたの
です。お店のご主人にたいそう喜ばれましたわ。
ですので、このお店のメニューでしたら松茸を使ったものに限らず、今年のいっぱい
は我が家の者とその連れの方1名まででしたら半額サービスが受けられます。
いかがでしょう?こちらのお店でしたらご一緒させていただきますわ。


572 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/10(Sat) 22:20
蝶々で好きなチョウは何ですか?

573 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/12/11(Sun) 07:55
>>572

いらっしゃいませ、お客様。
わたくしが好きな蝶々ですか?そうですね、先ほど庭で見かけた「ムラサキシジミ」
など好きですね。小さいながらとてもきれいで、冬の陽光の中たくましく生きている
姿が健気でしたわ。
(昆虫図鑑を持ってまいりました。)
ttps://www.insects.jp/murasakisi1409188707.jpg

他には漆黒のドレスのような羽に綺羅を美々しく散らした「カラスアゲハ」。
ttps://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/O/OTTOmustache/20210416/20210416185117.jpg

そして「春の女神」の異名を持つ可愛らしい「ギフチョウ」。
ttps://syukun.com/wp-content/uploads/%E3%82%AE%E3%83%95%E3%83%81%E3%83%A7%E3%82%A6-768x576.jpg

これらが特に気に入っております。
ですが、これら3種に限らずお散歩の際にひらひらと舞う蝶々を見かけると心が和み
ますわ。

お客様は、もしかして蝶々のコレクターでいらっしゃいますか?あるいは野外で蝶々
を観察したり卵や幼虫を持ち帰って育てたりなさるのでしょうか?蝶々はお好きな方
は本当に熱心に愛でなさるのですよね。
古典の時間に習いました「虫めづる姫」には主人公の虫愛ずる姫君のご近所に「蝶め
づずる姫君」が住んでいらっしゃいますから、昔から蝶々が愛されていたのが分かり
ますわ。
ttps://www.chokochan.com/1529.html
この二人の姫君がどんな関係でいらっしゃったか書かれていないのがとても残念でし
たけれど…。


574 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/11(Sun) 16:19
お嬢様達は木内鶴彦さんという方をご存知ですか?
彼は臨死体験をして過去や未来へ自由に行き来したそうです
その情報の正確さや知り得ないはずの事をよく知っていて
科学者の人達からも彼の話には信憑性があるというほどです

お嬢様達はこういう突拍子のない話にはどう思われますか?

575 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/12/12(Mon) 16:19
>>574

いらっしゃいませ、お客様。
木内鶴彦様?はて、知らないお名前ですね。
はあ…、臨死体験ですか。それはまあ、我が家にも結城玲子先輩とおっしゃる幽霊の
方がしばしばいらっしゃってピアノを弾いて聞かせてくださいますから。一時的に霊
魂が肉体を離れて遠方に行く、などということもあって不思議ではないでしょうね。
そして今の世の中異世界へ転生するという話も多々耳にしますから、その木内という
方もそのような例の一つかも知れませんわ。
あるいはまた、少し前(>>568)にいらっしゃったお客様のお話に出てきました量子
力学によりますと、
ttps://persol-tech-s.co.jp/i-engineer/interesting/ryoshirikigaku
「(量子の)双子のペアは距離に左右されることがない、つまりはどれだけ遠い場所
にあってもお互い素性がバレたことには気付く」
のだそうですから、互いに離れた肉体と霊魂もそうした量子の作用の結果、肉体の移
動無くして様々な体験が居ながらにしてできたのかも知れませんよ?いえ、まったく
思いつきで申しているだけですから、本気で聞いてくださらなくてもけっこうなので
すけれど。
わたくし自身、過去繰り返し「神の摂理に反する存在」と言われてまいりました。世
の中常識では理解しがたい不思議なことも一概に否定できませんね。


576 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/12/13(Tue) 14:55
>>561
>>564

お客様、素敵なお土産を有難うございます。
「藤」のフラワーレメディ…。

藤は薔薇と同じように、お嬢様がこよなく愛する花の一つです。
先日のハロウィンでは、「藤」をイメージした衣装を纏われたのは
屋敷の者にとって記憶に新しいです。

私に似合う花、ですか?
さあ…。自分で「どの花が似合う」などと申し上げるのは流石に自惚れているかのようで
口にするのは流石に憚られますね。(苦笑)

ふむふむ、成程…。
「フラワーレメディ」はお茶やミネラルウォーターに数滴加えても効果があるのですね。
新たなお茶の召し上がり方に開眼するかも知れません。
是非とも、今後の参考にさせて頂きます。

それではせめてものお礼に、「藤茶」をお淹れ致しました。
御贔屓の和菓子屋さんで購入した冬の和菓子「椿道明寺」と共に
召し上がって下さいませ…。

>>565

ぐつぐつぐつ…。
(和風メイド姿でおでんを煮ています)

おでんの好きな具ですか?そうですね…。
個人的には、「卵」ですね。
多くの美味しい具の出汁が染み込んだ卵の味が、昔から好きなのですよ。
熱い卵を?むと、口の中で熱くなった黄身がほろほろと崩れるのが
堪らなく好きなんです。
ですが、カロリーが高いので一度の食事では2つまでと決めております。

さてと…そろそろお嬢様の好きな「がんもどき」を入れる時間ですね。
おでん作りは具を入れる順番が大事ですので、沢山の具を使う場合は
入れ忘れの無いようにしなくては。

このがんもどきは、御贔屓のお豆腐屋さんのこの時期の名物商品です。
他にも餅巾着、胡麻入り、ひじき入りの一口がんもも入れて…。
大学の帰りに、急いでお店に寄った甲斐がありました。

他にも御贔屓の青果店で大根を買い求めた時、店主のお姉さんに
一目で今夜はおでんだと見抜かれました。

「おっ!今日はあそこの名物がんもが買えたのかい?ツイてるね!
今夜はおでんだね!この時期には堪らないよ!」

という具合に…。
それでは、「魚河岸揚げ」と、はんぺんを加えてそろそろ仕上がりですね。

577 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/12/13(Tue) 15:59
>>568

「量子力学」ですか…。
高校までの授業でその片鱗に触れた事はありますが、文系寄りの私には
かなり難しい分野でした…。
お客様と知的な会話を交わすには至らず、申し訳ありません…。

確か昨年、「量子力学」を扱ったアニメ作品がありましたね。
映画を除きテレビアニメでは初となる、あの「ゴジラ」を扱った作品、
「ゴジラ SP(シンギュラポイント)」において…。

女性の主人公の方が、そちらについて色々と意見を述べたり考察されていたと思います。
アニメを見るだけではどうにも分からなくて、そこでファンブックを購入して読んでみましたが
まだまだ理解には遠いのですよ。

ですが、色々な意味で可能性が無限に広がっていく分野であり
お客様がそれらの世界に心惹かれるのは理解できます。
今後とも、更なる可能性を追い求めて下さいませ。

さてと…。頭を使うとなると休憩に当分補給は必須です。
「藤茶」と「椿道明寺」をどうぞ…。

>>570

いえいえお客様、お気持ちは大変有り難いのですが…。
折角いらして下さったお客様にそのようにして頂くのは、大変申し訳無く…。

>>571における、お嬢様のご提案を受けて)

それでは此度は、お嬢様と共にお客様のご厚意に甘えさせて頂きます。
もし食後にお時間が許すのであれば、お屋敷までいらして下さいませ。
せめてものお礼に、食後のお茶の時間を過ごして頂ければと思います。

>中でも今年は新作の「松茸ラーメン」が大評判です。

ん〜〜〜!!!
カウンター席を通して、私たちのテーブル席にまで「松茸ラーメン」の
素敵なスープの香りが漂ってきます。

家族連れで来ていらっしゃる方もおりますが、お子さんはもう待ちきれないと
いった雰囲気ですね。
楽しみではしゃぎたくなるのを、親御さんが宥めている光景が何とも微笑ましいです。
私も今は、あの子の気持ちが十分に分かります。

>今年は松茸が品薄だったのですが、うちの林では幸いたいへん豊作で
>そのお店に卸させていただいたのです。

きっとお屋敷の敷地内の鍾乳洞にお住いの姉女神様こと
「娑伽羅龍女(しゃがらりゅうじょ)」様のご加護ですね…。

この町の皆様の有志で立派な祠も鍾乳洞に安置され、大いに喜んで下さいました。
その恵みがこうしてまた街の皆様の喜びに繋がっているかと思うと、感慨深いです。

>>572

私は昔から、「ベニシジミ」が好きでした。
色鮮やかな紅い羽とそこにあしらわれた斑点模様、
そして春から秋にかけて赤みを増す羽の鮮やかさは
深まる秋を思わせてくれて、大好きなんです。

既に師走も半分近くを終えて、流石にその姿を見る事は叶いませんが
こうして今は先程お嬢様が仰られていた「ムラサキシジミ」が
庭の光景を彩ってくれています。

あの健気な姿を見ると、「私ももうひと頑張りしなければ」という
気持ちにさせてくれるのですよ。

他にも「アオスジアゲハ」が好きでした。
黒と青の、どこか凛とした美しさに惹かれるものがありましたね。

ムラサキシジミのように成虫で越冬する蝶もいますが、
殆どは卵や蛹でひっそりと冬ごもりをされているとの事…。
厳しい冬を乗り越えて、また来年色鮮やかな美しい姿で
この庭を舞ってくれるのを楽しみにしております。

578 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/13(Tue) 20:43
思い出の品ってかさばると厄介ですが、断捨離しようにもなかなか捨て辛い…
お嬢様達は記念写真のアルバムや図工や美術の作品とかどうしてますか?
お嬢様の御屋敷くらいの大きさなら余裕でコレクションできそうですが…

579 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/12/14(Wed) 06:41
>>576(柚葉さん)

(横から失礼いたします。)

>個人的には、「卵」ですね。

声に出された名前を聞くと、喉がごくりと鳴ってしまいます。
そもそもおでんの具はどれも美味しいのですから。
おでんの卵は普通の煮卵よりお味が濃厚…、色々な出汁がしみ込んでえも言われぬ旨
味を醸しておりますね。

>さてと…そろそろお嬢様の好きな「がんもどき」を入れる時間ですね。

ああ…、やはりわたくしにとってはこれが主賓の登場ですわ。
先触れの具材たちによって温められた鍋の中のパーティー会場にしずしずと入場する
「飛竜頭」…高貴なる竜種の姫君といったところでしょうか。

>おでん作りは具を入れる順番が大事ですので、沢山の具を使う場合は
>入れ忘れの無いようにしなくては。

ふふふ…、他の招待客たちも続々とご入来。柚葉さんが一つ一つの具材を大事にして
くださっているのがより一層の美味しさを演出してくださっていますね。

>このがんもどきは、御贔屓のお豆腐屋さんのこの時期の名物商品です。

ん〜、あのお豆腐屋さんの商品は、他所と一味も二味も違っていますね。厳選された
素材を手塩にかけて紳士淑女へと磨き上げた一品の数々。一流の職人技が生み出す一
級品ばかりです。
ああ、一つ一つそうやって来場が高らかに告げられるたびに胸がソワソワ、ドキドキ
してまいります。
そして大根はお颯様のお店よりいらっしゃった、清楚な純白のドレスの貴婦人。静々
と鍋の中に入る姿もまことにご機嫌麗しくていらっしゃる。さすがおでんの具材の中
でもトップクラスの人気と言われるだけありますわ。

>それでは、「魚河岸揚げ」と、はんぺんを加えてそろそろ仕上がりですね。

「魚河岸揚げ」って名前はなんだかとてもいなせですけれど、はんぺんと並んでふわ
りと柔らかくで、お口の中でもふわふわと可愛らしい食べ心地なのですよね。守って
あげたくなる幼子のような。でも確かに海の香りを伝えてくれる、さながらいとけな
い人魚の姫君のようでございます…。

…と申しているうちにおでんが仕上がりましたね。柚葉さん、ありがとうございます。
では、この賑々しいお鍋の中から一つ一つ美味しくいただいてまいりましょう…。


580 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/12/14(Wed) 09:09
>>577(柚葉さん)

(横から失礼いたします。)

>ん〜〜〜!!!
>カウンター席を通して、私たちのテーブル席にまで「松茸ラーメン」の
>素敵なスープの香りが漂ってきます。

ええ…、わたくしも秋の味覚のトリとして、ここ一番というタイミングで食べにまい
りたいと思いタイミングをうかがっていましたが、その甲斐がございました。
なんて濃厚で食欲をそそる香りでしょう。

>家族連れで来ていらっしゃる方もおりますが、お子さんはもう待ちきれないと
>いった雰囲気ですね。

子どもたちが笑顔になれるのは、お料理が美味しいだけでなく店にもお客様をおも
てなしする良い雰囲気のお店だからですね。こういうお店に松茸を卸せて良かったで
すわ。

>きっとお屋敷の敷地内の鍾乳洞にお住いの姉女神様こと
>「娑伽羅龍女(しゃがらりゅうじょ)」様のご加護ですね…。

はい、おっしゃるとおりですね。
あの方が一帯の水脈を司って清い水を行き渡らせてくださるから、赤松林は土に力に
満ち、松茸たちも元気に育ちました。
そして今「娑伽羅龍女(しゃがらりゅうじょ)」様がお元気でいらっしゃるのは町の
皆様が祠を安置してくださったお陰。龍神様と人々との交わりがあってこそ、こうし
てまた街に笑顔が溢れていること、本当に嬉しいです。
今日はサイドメニューの松茸ご飯をテイクアウトして、「瑠璃の湖(うみ)」にいらっ
しゃる彼の御方にお届けいたしましょう。

    ■     ■     ■

>私は昔から、「ベニシジミ」が好きでした。

ああ、そうでした。「ベニシジミ」も大変愛らしい蝶々ですね。庭のヒメジョオンの
周囲を飛ぶ姿は妖精のようで。ですが、秋の深まりと共に紅葉のごとく色を濃くする
ことは柚葉さんに言われて初めて気が付きました。
やはり柚葉さんはいつも庭を丁寧に清めてくださっているから、生き物とのステキな
出会いもたくさんあるのですね。

>他にも「アオスジアゲハ」が好きでした。

あの一文字の青い模様には、わたくしも目を奪われます。こちらは日本に来て初めて
見ましたが、なんて凛々しい蝶々だろう、と驚いた覚えがございますわ。

それぞれの蝶々が草木の陰で冬を越し、春の訪れとともにまた目覚め庭を舞ってくれ
て、そして卵を産んで命を繋いでいくのですね。草木から命を分けてもらいながら。
その豊かに生い茂る草木があるのも水脈を守る龍神様がいらっしゃるおかげ。龍神姉
妹様には本当に感謝に堪えませんわ。


581 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/12/14(Wed) 17:46
>>578

いらっしゃいませ、お客様。
「断捨離」でございますか。
「物を捨てることにより執着心をなくし、身軽で快適な生活や人生を手に入れようと
する思想」
そういうものである、と伺っております。お客様は何か心気を一転させたいとお望み
なのでしょうか。
わたくしもなまじ屋敷がこのように広いと、無自覚にだんだんものを溜め込んでしま
う恐れ無しといたしません。自分のこととして考えてまいりたいですね。本当に自分
に大切なものを見つめ直すためにも。
ですが物を片付けるだけでなく、心の平穏を得るためのものでもありますから「捨て
づらい」と考えるものを心に蓋をして無理に捨ててしまっては、後で悔やむこともご
ざいましょう。実行に移すには慎重さも必要かと思いますわ。
手順としては「必要・不要・保留」で分類する、その最初の一歩を間違えたくないで
すね。「保留」としたものはまた時間を置いて熟慮するのもよろしいかと。
その辺りのことはお客様の方が詳しいかと存じますので、お釈迦様に説法かも知れま
せんけれど。どうか悔いの残らないようになさってくださいね。

わたくしはあまり荷物を持たずに出奔して日本に居を構えました。その際に持ってき
たものは本当に大切なもの、たとえばわたくしを受け入れてくれた人間からもらった
贈り物であるとか記念写真であるとかですね。そしてこの日本ではまた大切な想い出
を写した写真のアルバムが増えてきております。これらは決して手放すことは無いで
しょう。
図工や美術の作品ですか?高校の美術の時間に描いた絵の類はあまり褒められた出来
ではありませんが、ただお友達の顔を書いたものだけは「必要」に入れておきたいで
すね。

お悩みのときはいったん頭を休ませてくつろぎにお時間を持たれるのも良いかと存じ
ますわ。
お茶とお茶菓子をご用意いたしました。今はどうぞゆるりとお過ごしくださいませ。


582 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/12/14(Wed) 22:06
>>574

こちらの方に関しては、私も初耳です。
かつては自衛官であられたのですね。
その頃の臨死体験が、今の活動に繋がっているのですね。

臨死体験というとオカルト的なイメージもありますが、
それを天文学や環境問題に生かしているのですか。

例えば天体と申しますと、月の満ち欠けは地球の生態系にも
多大な影響を及ぼしていますから、彗星が地球の環境に影響を及ぼすのも頷けます。
そこから環境問題に取り組んでいらっしゃるのですから、立派な活動をなさっているのですね。

10年ほど前に、健康を害して命に関わる事態になられたのですか。
一命を取り留めたという事は、きっとまだまだ為すべき事があるという事…。
正に、「天命」ですね。

お嬢様が何度か語られていたガリレオ・ガリレイ様のように
その説の信憑性を疑われて糾弾された事があったかも知れません。
それでも命のある限り、この世界の為になる研究や事業の継続を頑張って頂きたいですね。

>>578

実家では、基本的に図工や美術の作品は基本的に親が管理していたと思います。
ですが、やはり時期を見計らって「断捨離」となりましたね。
物は消えても、それらに取り組んだ経験と思い出は自分の中に生き続けます。
そう思って、お別れとなりました。

写真は基本的に、アルバムにきちんと保存しております。
それは故郷でも、そしてこのお屋敷でも同じです。
そうして積み上げられた思い出は、このお屋敷における最高の宝物の一つなのですから…。

先日、ハロウィンにおける記念写真の整理が終わりました。
グリッタちゃん、白鹿さん、そして奥方様や瀬織津姫様御一行の皆様との
思い出が綺麗に収まりました。

こうしてお茶を頂きながら写真を見返すのは、このお屋敷の素敵な日常の一つです…。
出来る事なら写真だけは、いつまでも取っておきたいものですね。

583 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/12/14(Wed) 22:28
>>579(アーチェロお嬢様)

お嬢様、おでんの準備が整いました…。
そして社交部の皆様、演劇部の部長さん、薫衣さん、
今年の活動の総括、お疲れ様です…。

今年も学校やこの街の皆様の為に頑張って下さった事への労いとして、
おでんパーティと参りましょう…。

あら、薫衣さん、近い内に故郷より贈り物が届くので、今度は皆様に東北のお鍋を召し上がって頂きたいと?
ああ、瀬織津姫様御一行が初めてお屋敷にいらして下さった時のあのお味ですね…。
あの時の写真でしたら、こちらのアルバムに収めております。
どうぞ皆様、後でご覧になって下さいませ。

ええ、あの時の東北のお鍋、お嬢様の学校の皆様にも是非味わって頂きたいものです。
その際には、鍋奉行を是非お願いします。

>おでんの卵は普通の煮卵よりお味が濃厚…、色々な出汁がしみ込んでえも言われぬ旨
>味を醸しておりますね。

はい、卵は先にゆで卵を準備しておかねばなりませんからね。
昼間のうちに、沢山準備しておきました。
(ゆで卵の山があります)

それにゆで卵は、おでんに使わずともサラダ等にも使用できますので
沢山あっても困る事にはなりませんから。

>ん〜、あのお豆腐屋さんの商品は、他所と一味も二味も違っていますね。

あらあら、部員の方から「あのお豆腐屋さんのがんもどきがあるの!?」
と声が上がりましたね。
やはり、学校の皆様の家庭でも親しまれている一品…。
ふふっ…。この後「争奪戦」になってしまうのかしら。(苦笑)

というわけで、皆様お好きな具を挙げてみて下さい。
足りなくなったらそれらを優先的に追加させて頂きますね。

>清楚な純白のドレスの貴婦人
>さながらいとけない人魚の姫君のよう

ふふっ…。お嬢様らしい表現です…。
あら、お嬢様のこの表現によって、皆様の内に秘めた争奪戦の闘志が
若干和らいだような…。

いずれにせよ、楽しい宴の始まりです。
どうぞ、召し上がって下さいませ…。

584 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/12/16(Fri) 12:38
>>583(柚葉さん)

柚葉さん、お疲れさまでした。三姉妹たちもご苦労様。社交部の皆様をお呼びしたい、
とは思っていましたが、薫衣様にお話ししたらそこから部長さんにもお話が行った
のはちょっとハプニングでした。いえ、嬉しいのですけれど。
そしてもちろん予想の範囲内のお母様、画家のお嬢様、サライ様、久地崎朱乃様と朱
瑠様…。さらには屋敷森で松茸を大切に育ててくださっていた妖精の皆様も。
なんとも賑やかな宴席になりました。

>あら、薫衣さん、近い内に故郷より贈り物が届くので、今度は皆様に東北のお鍋を召し上がって頂きたいと?

まあ、薫衣様どうもありがとうございます。
最初に鬼族の皆様がいらしたときにも、東北地方の郷土色豊かな食材の数々に目を見
張りましたね…。どれもたいへん美味しゅうございました。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=593906122&st=157&to=157&nofirst=true

>ええ、あの時の東北のお鍋、お嬢様の学校の皆様にも是非味わって頂きたいものです。
>その際には、鍋奉行を是非お願いします。

それは楽しみでございます。瀬織津姫様のお心遣いとてもありがたいです。なにとぞ
よしなにお伝えくださいませ。

>昼間のうちに、沢山準備しておきました。
>(ゆで卵の山があります)

あらあら〜、これが全部味の染みた卵さんたちになるかと思うとワクワクしますね。
気取ったハンプティ・ダンプティさんの集団が「我こそは至高の味なり」と誇らしげ
に土鍋の中にダイブするシーンが思い浮かびます。

>あらあら、部員の方から「あのお豆腐屋さんのがんもどきがあるの!?」
>と声が上がりましたね。

むむう?今日は無礼講です。このがんもどきばかりは、わたくしも皆様に遅れは取り
ませんよ。「争奪戦」、わたくしも参戦させていただきます!

「わたしだって負けてませんよー!」

ちょ、ちょっと、朱瑠さん!髪でお箸を二膳も三膳もお持ちになるのは控えてくださ
いませ…。

>ふふっ…。お嬢様らしい表現です…。
>あら、お嬢様のこの表現によって、皆様の内に秘めた争奪戦の闘志が
>若干和らいだような…。

それはよかったです…。わたくしも少し熱くなりすぎていました。もっと落ち着いて
一つ一つの具材のお味を楽しむことにいたしましょう。
あら、今度は画家のお嬢様の瞳がキラキラとしてまいりましたわ。

「後でわたしがそのパーティーを絵にする。がんもどきさんも美人に描く。そしてお
 豆腐屋さんにも見てもらう…。」

あらあら…、また思い出の絵が増えそうで楽しみです。
「表現」といえば、おでんの具材さんたちのなろう小説を思い出しましたわ。一つ一
つの具材さんの個性が感じられて、いただくのがよりいっそう楽しくなってまいりま
した。
ttps://ncode.syosetu.com/n8618gu/

>いずれにせよ、楽しい宴の始まりです。
>どうぞ、召し上がって下さいませ…。

では、わたくしも。おでんと共に皆様と鍋を囲む幸せを噛みしめましょう…。

(なお、後日瀬織津姫様から様々な品をお送りいただきました。中でもわたくしが惹
 かれたのは「どんこ」でした。「エゾイソアイナメ」というお魚の地方名です。「ど
 んこ鍋」は岩手県の郷土料理とのこと。そしてなんと、かの阿弖流為(アテルイ)
 公も好物であった、と姫様からの書状にしたためられておりました。
 その「どんこ」の切り身、そして「どんこ揚げ蒲鉾」もお送りいただいたのです。
 「どんこ揚げ蒲鉾」は令和になってからの新商品だそうで、それも、次の千円札に
 描かれる、かの大医学者が創立された大学で開発されたものとのこと。
 なんだかいろいろ興味深い話題の尽きない食材に、いっそう箸が進みました。
 そして、わたくしが薫衣さんの鮮やかな鍋奉行ぶりに感心したのは申すまでもござ
 いません。)


585 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/16(Fri) 17:27
寒い季節になると温泉旅行に行きたくなりますね…
お嬢様達はどのくらいの頻度で温泉に入ってますか?

586 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/16(Fri) 20:42
お嬢様達が愛用してる財布ってどのような物ですか?


587 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/12/17(Sat) 12:10
>>585

いらっしゃいませ、お客様。
ええ、おっしゃるとおりこの季節、温泉に浸かって命の洗濯をしたい、窓辺に星灯り
や雪の舞い散るのを見ながらゆっくりと身も心も休めたい…、そう思いますね。
わたくしたちもそれなりの頻度で温泉にまいりましたわ。もっとも、寒い季節ばかり
ではありませんけれど。
2017年夏に柚葉さんの故郷である経観塚で、2018年夏にとある海辺の温泉旅館で、
2021年の冬の奈良旅行でホテルの「天平の湯温泉」に、そして今年の夏はこの町に
水をもたらしてくださる龍神様の御座所の温泉に。
いずれもとても身も心も温まるひと時でした。また機会がありましたら家族やお友達
と出かけたいですね。
もっとも、我が家のお風呂も広いですし、そこでのお客様との入浴も楽しいものでご
ざいます。2018年の秋には柚葉さんのご母堂様をお迎えしてお背中をお流しできた
ことが忘れられない大切な思い出です。


>>586

いらっしゃいませ、お客様。
わたくしは西陣織の長財布を愛用しております。紅葉模様が趣きがあって気に入って
いるのですよ。
最近は皆さん、どこでもカードやスマホでお支払いされるのが普通になっていますが、
わたくしはお札と硬貨をレジでお渡しするのが「お金を遣っている」という実感で湧
いて心が引き締まるので好きなのです。


588 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/17(Sat) 14:13
586ですが、前にも同じような質問してましたね…失礼しました^^;
忘れん坊ですみません…これだけじゃあれなんで、違う話題に移りましょう

お嬢様達はケバブを食べたことがありますか?
好みの味付けのソースやトッピングがあったら教えてください

589 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/17(Sat) 14:56
有名なブランドで「シャネル」というものがありますが
その創立者の女傑であるココ・シャネルが好きです

お嬢様達が好きなブランドの話とかありましたら教えてください

590 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/12/17(Sat) 19:19
>>588

いらっしゃいませ、お客様。
いえいえ、「失礼しました」だなんて、そんな。
前の質問とは>>548のPayPayのことですよね?それはまた違ったご質問ですから、ど
うかお気になさらないでくださいまし。
ケバブとは中東で広く食されているローストのお料理ですね。いただいたことがござ
いますわ。昨年の3月に中東の方がこちらに来られまして、その方を迎えて祝宴を開
いたのです。元々我が家ではバーべーキューも時々行っておりましたので、そのとき
もお庭で盛大に焼かせていただきました。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=593906122&st=408&to=408&nofirst=true
我が家の屋敷森にいる拝火教の精霊「アータル」様が協力してくださって、とても美
味しく焼き上がりましたわ。
バーベキューは暑い季節に行っておりましたが、寒い時にも熱々のローストは体に英
気をいただけそうですね。久しぶりにケバブをやってみようかしら?
お客様も召し上がってくださいね。


>>589

いらっしゃいませ、お客様。
わたくしはあまり洋装にこだわらない方なのですが、「シャネル」というお名前には
大変好意を覚えますね。
お客様はすでにご存じでしょうが、彼女がファッションブティックショップ「ガブリ
エル・シャネル」を創立し、そこでデザイン、販売をしたドレスは当時とても斬新な
ものでした。
当時、ドレスにはコルセットが付いておりきつく絞めて窒息してしまう…、そのよう
な状況にわたくしウンザリしていたのですけれど、彼女はコルセットを無くしたドレ
スをデザインし、これを販売してくださったのですから。
その後も、特に「シャネル」のみにこだわるということはありませんでしたけれど。
ヴィトンの品を買い求めることもございましたね。こちらはそのデザインにはるか遠
くにありて想うことひとかたならぬ正倉院の御物、「紫檀木画槽琵琶(したんもくが
そうのびわ)」のデザインとよく似ている、と聞いたものですから。今度奈良に行く
ことがありましたら、ヴィトンの品を正倉院展に持って行って見比べてみたいと思っ
ています。
他にブランドといいますと、薔薇のブランド(ナーサリー = 花や苗木の生産、販売
をする場所)については、この地に贔屓がございます。そちらの薔薇は見るからに、
単に美しいだけではない、わたくしに微笑みかけてくれるような生気を感じさせるの
です。フラワーショップに行って四季の薔薇たちを見るのが楽しみなのですよ。


591 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/12/17(Sat) 19:40
>>588

お客様、申し訳ございません。
ソースやトッピングのことをお答えしておりませんでした。
ソースは基本甘口が好きですが、一度チャレンジしたガーリックヨーグルトも中々癖
になる味わいでしたわ。
トッピングはチェダーチーズが好きですね。


592 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/18(Sun) 18:57
この町は地理的に海から近いの?それとも遠いの?

593 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/18(Sun) 20:40
お嬢様達は、靴はどこのメーカーの物を使用してますか?
自分はもっぱらアシックスのランニングシューズを愛用してますよ

594 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/12/19(Mon) 14:33
>>592

あら、お客様、どうなさいました?
この町の地理をお聞きになるとは、気ままな旅の途中でふらりと立ち寄られて「さて、
ここはどのあたりだろう?」と確かめに来られたのでしょうか?
この町は海からはかなり距離がございますわ。たとえば海水浴場…海の家が立ち並ん
でいてしらす丼などが楽しめるような場所に行こうとすれば、電車を乗り継いで3時
間以上かかりますわね。
一方山並みは近くに見え、ダム湖が同じ市域にございます。とても風光明媚で行楽に
適していますけれど、龍神様が近くの神社で祀られていますのでお騒がせしてはなら
ないのです。もし、そちらに行かれるとしてもどうか羽目を外し過ぎないようになさ
ってくださいね。
もしここまでの旅でお疲れのようでしたら、我が家で休んでいかれますか?今日はと
ても寒うございます。お茶と和菓子でお体を温められるとよろしいですわ。


>>593

いらっしゃいませ、お客様。
こう寒さが厳しいと家の中でこたつに入って猫さんのように丸まってしまいたくなり
ますけれど、こういうときだからこそ外を歩いて足腰をなまらせないように気を付け
ないといけませんね。
靴のメーカーですか?
わたくしは学校以外ではたいてい和装ですので、履物も草履が多いのですよ。特にメ
ーカーにこだわらずお店で見て気に入った品を選んでおりますが、今履いているのは
「まちぎやの時雨履き」と申す品ですね。
これから雪の降る日もまいるでしょうから、この草履で新雪に足跡を付けて歩きたい
ですわ。ですが雪が積もってくれば和装でもブーツが必要になるでしょう。今度また
新しいブーツを買うときに、どんなメーカーの品があるか確かめるといたします。


595 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/19(Mon) 21:24
うろ覚えですみませんが…昔、聞いた話だと過去の下駄・草履・雪駄はあまり売れなかったらしいです
とある職人さんがサンダルはあんなに売れるのにどうしたらいいか、試行錯誤を重ねた結果
あるシンプルな特徴に気が付き改良した所、今まで売れなかった靴が爆売れしたそうです

それは鼻緒の位置を少しずらしたら劇的に履きやすくなり、
また足を痛めることも少なくなり、大好評の人気商品に変身したというエピソードが有ったんです

現在の代表的なものだと「SUI-粋-」シリーズが有名です
お嬢様も今度、別の草履を購入するならこちらの方もご検討してみてはいかがでしょうか?

596 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/12/20(Tue) 06:56
>>595

いらっしゃいませ、お客様。
そうですか、昔からある履物にもまた改良が加えられて、わたくしたちの足元をより
快適にしてくれているのですね。
大変良い情報をくださって、ありがとうございます。

ttps://www.makuake.com/project/uncocon2/
なるほど、「SUI-粋-」シリーズには本当に細やかな発想が施されているのですね。
利用する人に寄り添って作る…、そんな気持ちが籠められていると思うと、使うこと
がいっそう楽しみになりそうです。わたくしもこれから草履を買うときはこちらの購
入を検討させていただきますね。そぞろ歩きがさらに楽しくなりそうです…。

本日も冷え込みますね、温かい甘酒をご用意いたしました。よろしければどうぞお召
し上がりくださいませ。


597 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/20(Tue) 18:13
もうじきいよいよ楽しい聖誕祭がやってきますね!
今年はどんなクリスマスを送るご予定でしょうか?

598 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/12/21(Wed) 17:48
>>597

いらっしゃいませ、お客様。
クリスマス…既に街中はクリスマス一色ですね。表通りは街灯も立ち並ぶ店もみんな
イルミネーションでキラキラと輝いて、寒さの中にも道行く人々から立ち昇る空気も
温まっているのを感じますわ。
我が家では毎年、町内会の主催する公民館でのクリスマス会に参加させていただいて
おります。みんなで工夫を凝らした催しを行い、子どもたちに楽しんでもらっており
ますわ。ゲームを楽しんだり、お菓子を作ったり、とかですね。後は…わたくしの学
校の演劇部の部長さんの演出でお芝居を上演したりもいたします。子供たちも大人も、
有志の方が出演して、とても盛り上がりますわ。
その後は我が家に帰って家族でパーティーを開きます。いただくお料理の美味しさは
もちろんのこと、一年を皆が無事に過ごせたことを喜び合う、心からポカポカと温ま
れる宴ですわ。


599 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/12/22(Thu) 15:49
お嬢様、お客様、遅くなりまして大変申し訳ありませんでした。
これより、メイドとしてのお仕事に復帰致します。

>>585

はい、お嬢様が仰られているようにこれまでの旅行先では
様々な温泉に入って英気を養い、素敵な思い出を作って参りました。
それらを思い返すと、アルバムをもう一度振り返ってみたくなりますね…。

(幾つか出して参りました)

最も記憶に新しいものとなりますと、この町に神聖な水を齎して下さる
龍神様の御座所にお参りした時のものになりますね。

神域であるが故に気軽に参るわけにはいきませんが、
水を司る女神様の神泉だけに、身も心も本当に癒されました…。
お客様が仰っているように、この寒い時期に浸かる事が出来たら
どれほど癒される事でしょう…。

どの思い出も素敵なものですけれど、個人的に一番の思い出は
故郷の経観塚温泉にお嬢様と訪れた事ですね。
幼い頃から慣れ親しんだ場所に、大好きなお嬢様と一緒の思い出を作ることが出来たと思うと
誠に感慨深いです…。

>>586

私の愛用しているお財布は、父から誕生日に贈られたものです。
長財布で、カラーはベージュのものになります。
大きさもそれなりにあり、硬貨やお札以外にも買い物の時にお出しするものを
収納しておくのにも非常に助かっています。

それと防犯や落とすのを防ぐために、鞄の中ではちゃんと繋いでおります。

父が小物類には拘りが強い方で、昔から母や私に似合うものを色々と選んでくれていたのですよ。。
今のお財布も多分5代目くらいになると思います。
それ以前のお財布は、思い出と共に実家の机の中に大切に仕舞ってあります。

>>588

ケバブですか?
故郷ではなかなか馴染みがありませんでしたが、このお屋敷でお仕事をさせて頂くようになってからは
何度か食した事があります。

焼き加減には常に最新の注意を配っておりましたが、お嬢様が仰られている
炎の精霊さんが見事に焼いて下さいました。
今は寒い時期ですけど、炎の精霊さんは大丈夫かしら?

丁度メッセンジャーとして、みみずくのノッテさんがいらしているんです。
みみずくさんは「森の賢者」ですから、森の精霊さんと交信して頂く事にしましょう…。

(交信後)

ケバブが食べられると知ったら、大張り切りだそうです。
それでは、すぐに準備をさせて頂きますね。

さてと…この時期の屋外の仕事はお身体を温める飲み物が必須です。
甘酒を沢山用意した上で、お仕事に取り掛からせて頂きます…。

600 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/12/22(Thu) 16:33
>>589

私自身、ブランドに関してはそれ程知識がございませんので…。
まだ学生だけに、あくまで身の丈に合ったものでお洒落を楽しんでおります。

ですが、「シャネル」に関しましては思い出のブランドとして私も強く意識しております。
大学の入学祝として贈られたものの一つが、シャネルの化粧品なんです。

ですので、現在使用しているものを使い終えて新たに化粧品を購入する際には
シャネルのものを選んでおります。

多くの女性の心を掴んで離さないブランドとして、そして思い出と感謝の気持ちを込めて
シャネルの化粧品は今後も愛用させて頂きます…。

>>592

お嬢様が既にお答えになっているように、この町は海からはそれなりに距離があります。
故郷でも私の実家は山間部にありましたので、海に行くとなりますと
それなりに時間を要しました。
ですから海水浴に出向くのは、かなり特別な思い出になるのですよ。

流石に泳げる時期からは遠くなってしまいましたが、
冬の海というのもきっと趣のある光景なのでしょうね…。

温かいお飲み物を準備した上で、ドライブで出向くというのも
なかなかよろしいかと思います。

それではお客様、お飲み物のお代わりは如何ですか?
お茶以外にも、この時期は多くの温かい飲み物を用意してございます。
特に、甘酒がお勧めです。

>>593

大学に通う時は、ウォーキングやランニング、プライベートにも使用できる
それなりに丈夫なシューズを使用しております。
特定のメーカーに拘るのではなく、あくまでもお店で選んだものを使用しているのですが
今はPUMAのものを履いていますね、

メイド服で外に出向く際には、主にブーツを使用しています。
これは商店街の靴屋さんで注文したものなのですが、
丈夫で長持ち、しかも軽量で実に重宝しております。

そろそろ新しいものを注文しようかと考えているのですが、
お嬢様が和装に合ったブーツをお探しであるとお聞きしましたので
良い機会になりそうです。

お嬢様と例の靴屋さんに出向いて、今の時期とお嬢様の和装に合った
素敵なブーツを選ぶことに致しましょう…。

601 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/12/22(Thu) 17:08
>>595

お客様、素敵な履物に関する情報を頂き、有難うございます。
確かに下駄や草履といいますと、昔から鼻緒が切れたりして
道を歩いている女性が困っていらっしゃるという光景が昔からありますね。

「SUI-粋-」について少し調べてみたのですけれど、
様々な箇所において足にかかる負担の軽減や鼻緒を抜けにくくするための
多くの工夫がみられて実に感心致しました。

「ものづくり」の心がよく込められた、実に素敵なブランドですね。
では私も、次に和装を纏う際にはこちらのブランドの草履を選ばせて頂きましょう。
商店街の靴屋さんは博識ですから、こちらのブランドに関する知識もあられるかと。

次にお嬢様が新しい草履を購入される際には、こちらの商品についても
色々とお聞きしてみる事に致しましょう…。

履物も、着る物も、選ぶ楽しみというのはお買い物の醍醐味ですね。
お嬢様と共にお店に出向いて色々と選んだり検討したりするのを想像すると、
何だか楽しくなって参りました。(微笑)

>>597
>>598(アーチェロお嬢様)

はい、既にお嬢様がお答えになっているように、
私達は地域の公民館におけるクリスマス会に参加するのが
毎年の恒例となっております。

それで毎年サンタの衣装を着て子どもたちにプレゼントやお菓子を配るのを
今年もお願いしておりました。
女性用のサンタさんの衣装は可愛いのですけれど、今年は少し趣の変わったものが無いかと探しておりましたら
参考となる素敵なイラストが見つかったんです。

ttps://rakkami.com/illust/detail/13854

お嬢様の学校の演劇部の部長さん、そして新たな同級生となった鬼族の薫衣さんにも
参考に見て頂いたのですけれど、

「可愛いだけじゃなくて、落ち着きがあって“雅”って言葉がピッタリじゃない!
うんうん!きっとカルミーニオさんに良く似合うわ!
私もこれを着たカルミーニオさん、見てみたい!」

と、実に興味津々でした。(微笑)

和装をこよなく愛するお嬢様ですから、これならきっとお似合いになるかと思い
御贔屓の画家のお嬢様にデザインにアレンジを加えて頂いて
特注でお願いしておきました。
それが本日、こうして届いたのですよ。

私とお嬢様の分も含めて、5着ほど注文させて頂きました。
この衣装、薫衣さんにも来て頂こうかと思いまして。(笑)

いよいよ、明後日に迫って参りましたね。
お客様も、素敵なクリスマスを楽しんで下さいませ。

602 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/22(Thu) 19:10
(マヌケな泥棒二人組)

ヘッヘッヘ!良いことを聞いたぜ!
クリスマス当日は夜まで留守か!
じゃあ帰ってくるまでに、この屋敷の金目の物を頂いていこうぜ!

603 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/12/22(Thu) 20:21
>>602

あら?屋敷神様、どうなさったのですか?
既に飾り付けを含めたクリスマスの準備は終わっておりますが…。

…屋敷神様?いったい何の準備を?

「ああ、クリスマス当日、儂はお主らがが戻ってくる夜まで暇じゃからのう。
その間、“家に一人”は退屈じゃ。
それでその間に2人ほど客が来るという話を耳にしてのう。
面白そうだから、歓迎してやろうとこうして準備をしている所じゃ。」

…今までに録画しておいた、コメディ映画を集めたディスクを見て思いつきましたね、
屋敷神様…。

「なに、心配は要らぬ。お主らが帰ってくる頃には全て片付けておく。
パーティの準備で忙しいお主らに、余計な手間は取らせぬよ。」

承知致しました…。私たちの留守の間をよろしくお願い致します。
ですが、くれぐれも手加減してあげて下さいませ。

(その後、コントの如くボロボロになった泥棒二人組が帰宅した後に発見され、
お嬢様とは馴染みの婦人警官さんによってめでたく御用となりました。)

604 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/12/22(Thu) 22:49
>>599(柚葉さん)

柚葉さん、年の瀬を迎え何かとお忙しい時期かと存じます。何とぞ御無理なさらない
よう、そしてお体をどうぞ労わってくださいませ。

(横から失礼いたします。)

>神域であるが故に気軽に参るわけにはいきませんが、
>水を司る女神様の神泉だけに、身も心も本当に癒されました…。
>お客様が仰っているように、この寒い時期に浸かる事が出来たら
>どれほど癒される事でしょう…

柚葉さん、善女龍王様より白蛇の巫女様が使いで参られ、龍王様よりのお言伝をくだ
さいましたわ。

「『アーチェロ殿とその一家が年末年始に我が神泉に入浴しに来たいなら、受け入れ
 るにやぶさかではない。
 先日出雲で土地神殿に会ったとき、アーチェロ殿が神社の留守番役として仮免許の
 神を務めていると聞いた。ゆえにこれはあくまでただの近所の神同士のちょっとし
 たつき合いとしての申し出に過ぎない。
 別にそなたたちに来てほしいわけでは全然無いのだからな!』
 …と、我が主(あるじ)が申しております。」

とのことでございます。
姉君の娑伽羅龍女様とご夫君の牛頭天王様もお出でになるそうです。
柚葉さんのご都合がつくようであれば、家族みんなでお言葉に甘えるのもよろしいか
と存じますわ。

>どの思い出も素敵なものですけれど、個人的に一番の思い出は
>故郷の経観塚温泉にお嬢様と訪れた事ですね。

わたくしにとりましてもご母堂様はじめ多くの方との縁(えにし)をいただいた、本
当に思い出深い旅でございました。
またいつかあの温泉でご一緒させていただきたいですわ…。

    ■     ■     ■

>丁度メッセンジャーとして、みみずくのノッテさんがいらしているんです。
>みみずくさんは「森の賢者」ですから、森の精霊さんと交信して頂く事にしましょう…。
>ケバブが食べられると知ったら、大張り切りだそうです。

まあ、さすが「森の賢者」かつお母様の傍仕えをこなしているだけありますね。拝火
教の精霊様との交渉も立派に果たしてくださるなんて。
…ですが、ノッテさんはつまりは先触れ、この後皆様がお出でになるのは確定ですわ
ね。

「お腹すいた…。」

「まったくこのお嬢は…。クリスマス会の舞台劇の書き割り、独りで根詰めて描くか
 ら…。」

「あ〜、さっむいわねぇ。柚子ちゃん、わたしにも甘酒もらえるかしらぁ?」

これはケバブ・パーティーもたいそう賑やかになりそうですね…。


605 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/12/22(Thu) 23:00
>>600-601(柚葉さん)

(横から失礼します)

>流石に泳げる時期からは遠くなってしまいましたが、
>冬の海というのもきっと趣のある光景なのでしょうね…。
>温かいお飲み物を準備した上で、ドライブで出向くというのも
>なかなかよろしいかと思います。

ええ、澄み切った空と繋がる水平線を遥かに望みながら見る海は、さぞ美しいことで
しょうね。
この冬は一度家族で出かけてみたくなりました。ドライブといいますと、柚葉さんに
ご負担をかけてしまいますけれど…。公共交通機関を使うことも考えながら計画を練
ってみましょうか。
照り映える海を見ながらいただく甘酒もさぞ美味しいことでしょうね…。

    ■     ■     ■

>お嬢様と例の靴屋さんに出向いて、今の時期とお嬢様の和装に合った
>素敵なブーツを選ぶことに致しましょう…。

まあ、それはわたくしからもぜひお願いしたいですわ!
柚葉さんの新しいブーツは、和装メイドの服に似合うお品も、どんなお品のがあるか
見られると思うとワクワクいたします。
和装とブーツの取り合わせ…、故郷で日本の雑誌を読んで以来たいへん魅了されてま
いりました。わたくしも、あの大正の御代の日本に行っていたなら、あの女学生の服
装をまとっていたことでしょう。
ttps://www.pixivision.net/ja/a/1082

    ■     ■     ■

>次にお嬢様が新しい草履を購入される際には、こちらの商品についても
>色々とお聞きしてみる事に致しましょう…。

まあ、また嬉しいことをおっしゃってくださいます!柚葉さんの晴れ着姿に似合う草
履も「SUI-粋-」の中から選んで…、そうして土地神様の神社の参道を並んで歩ける
のかと思うと、「もういくつ寝るとお正月」と指折り数えたくなりますわ。

    ■     ■     ■

>それで毎年サンタの衣装を着て子どもたちにプレゼントやお菓子を配るのを
>今年もお願いしておりました。

う〜、やはり今年もわたくしがサンタさん役なのでしょうか…。わたくしは柚葉さん
のサンタさんの乗ったそりを引くトナカイさんもやりたいのですけれど…。

>参考となる素敵なイラストが見つかったんです。

まあ、なんて雅かつ愛らしいデザインでしょう。今までにないユニークな意匠、民族
衣装も取り入れたような、斬新かつ伝統とも両立していてとても素敵です。
そして柚葉さんにも着てもらえて、しかも画家のお嬢様のアレンジまで加わるだなん
て。サンタコスとして最高のものが出来上がることでしょう…。薫衣さんにもきっと
お似合いになりますわ。ああ、楽しみです…。
全部で5着ですからあとの2着は、部長様と…あとはどなたにお願いするか早めに決
めておきたいですね。
子どもたちとの交流が、とても楽しいものになりそうですわ…。


606 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/12/22(Thu) 23:08
>>602
>>603(柚葉さん)(横から失礼いたします。)

あら、わたくしの聴覚に届くこの声は?なんとも穏やかでないことをおっしゃってい
ますわね。それにしてもなんだかずい分と緊張感に欠けるお二方のようですが…。
往年の漫画「おそ松くん」の記念すべき第1話もコンビの泥棒さんが出てくる、と漫
研の方が言っていましたが、こんな泥棒さんだったのかしら?
とはいえこれは犯罪の謀議、放っておけませんけれど、侵入しないうちは罪に問えま
せんわね。どうしたものかしら…。

>…屋敷神様?いったい何の準備を?

まあまあ…、屋敷神様が自ら御出座くださるのですか?それは申し訳ないと思うので
すが…。
でもなんだか屋敷神様、とっても楽しそうですのね?
…なるほど、コメディ映画をヒントになさったのですか。映画といい漫画といい、泥
棒とお笑いとは切っても切れない関係のようですね。

(クリスマス会から戻ると泥棒さんが成敗されていました。)

屋敷神様、お手を煩わせて申し訳ありませんでした。泥棒さんたちの「ひえ〜、お許
しを〜」との悲鳴をキャッチしましたので、婦人警官様をお連れいたしました。
あの、婦警様、もう泥棒さんたちはあのとおりですから、拳銃はしまってくださいな。…なぜ残念そうなのですか?

屋敷神様、それではクリスマスの宴の準備を早急にいたしますので、しばしお待ちく
ださいませ…。


607 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/24(Sat) 22:40
めでたいクリスマスの締め括りはこれで↓いいですよね?

『お嬢様と柚葉さんの二人は幸せなキスをして終了。』

608 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/12/25(Sun) 00:01
>>607

いらっしゃいませ、お客様。
クリスマスイブの夜も更けてまいりましてまいりましたが、お客様は楽しく過ごされ
ていますか?本来のクリスマスは12月24日の日没から25日の日没まで、とされて
おりますから、今宵は大切な方と仲良く過ごされたことと存じます。
わたくしたちは公民館でのクリスマス会を子どもたちと楽しみ、今は我が家にて宴た
けなわでございます。家族や親しい友人、そして近隣の森の妖精さんや動物たちも集
まって、楽しく過ごしておりますわ。
よろしければ、お客様もお寄りになりますか?ケーキもたくさん用意して、不意のお
客様にも対応できるようにしておりますよ。

はい?クリスマスの締め括りですか?それは明日のことになりますが、明日も家族と
過ごすことになるかと。
はい?キ、キスって!?お、お客様そういったことはプライベート、恐れ入りますが、
他人様にお応えするべきことではないと思いますよ?
そして柚葉さんには大切な方がいらっしゃるのですよ?そしてその方はまさに明日教
会にて多くの方をお迎えして信仰篤き方々をお導きになることでしょう。そして柚葉
さんもその方のところを訪ねられるかと思います。
お二人のためにもどうか憶測はお控え願いたく、よろしくお願いいたします。
さあ、これより皆様方と共に、クリスマスのダンスパーティーを行いますから、よろ
しければご参加なさって下さいな。もしお相手がいらっしゃればその方と、そして今
お独りでしたら、あなた様ご自身のロマンスのお相手と出会えるかもしれませんよ?


609 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/25(Sun) 14:36
お嬢様は聖誕祭を500回以上も経験しているのに飽きたりはしないんですか?

610 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/12/25(Sun) 21:35
>>609

いらっしゃいませ、お客様。
飽きる?「500回以上も経験」とおっしゃいますが、わたくしが「聖誕祭」という言
葉にも緊張することなく「クリスマス」を楽しめるようになったのは、ここ数年来の
こと、すなわち日本にまいってからですわ。
故郷では祝うことはもちろん楽しむこともございませんでした…。我らが一族にとっ
てそれは長らく不信と警戒の川の対岸にあるものだったのですよ。「主」の聖名(み
な)の下に信者に「断罪」された者は数多おり、わたくしも「メリークリスマス」の
ご挨拶から遠いところにおりました…。
この日ノ本に来て、宗教と関係なく親しい人々と祝い楽しむ、そういう光景を見たれ
ばこそわたくしはそこに溶け込めました。また、柚葉さんの彼氏様のように「主」に
お仕えしながら、わたくしを色眼鏡でご覧にならない方がいらっしゃったことも、わ
たくしの心を解きほぐすことにつながりましたね。ゆえに、わたくしにとって毎年の
この日は新鮮な想いで過ごすことができております。
もっとも、宗教的信念から今もわたくしに敵意を持つ方はご近所にいらっしゃいます
けれど。この町に来て早々わたくしを襲撃なさったシスター・カリーナ…、あの方と
仲良くなれたなら、なおいっそう嬉しいのですけれど。
それでも彼女は
「もうこの国で貴女に危害を加えるつもりはない」
とおっしゃっていましたので、今はそれを信じて今日のこの日を楽しもうと思います
わ。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&st=314&to=314&nofirst=true


611 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/26(Mon) 19:34
皆さま、ゆうべはお楽しみでしたね♪

612 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/26(Mon) 20:09
なぜ、お嬢様はそう甘酒が好きなんですか?
何か特別な思い入れでもあるんですか?

613 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/12/26(Mon) 22:11
>>607
>>608(アーチェロお嬢様)

クリスマスの締め括りが、わ、私がお嬢様と!?
い、いえ、それはとても幸せなものであるのは間違いないのですけれど…。
さ、流石にそれはお嬢様と私だけの間柄によるものであり、
他所様に申し上げるわけには参りません…。(赤面)

…妄想されるのはご自由ですが、どうかそれは面と向かって口にされる事は
控えて頂けると有難いのですが…。

と、兎に角、今はこうして準備も整い、宴もたけなわといった雰囲気です。
この後は更にお客様も増えるかと思います。
どうぞお時間の許す限り、楽しんでいって下さいませ…。

※本日のお料理

・野菜たっぷりのクリームシチュー
・レモンとローズマリーのイタリア風ローストチキン
・窯焼きのマルゲリータピザ
・ホットビスケット
・オードブル各種
(一口パイのヴォロヴェン、茹で卵入りのガランティーニなど)

※ケーキやお菓子類

・苺のクリスマスケーキ
・パネットーネ
・バンドーロ
・バッロッツォ
・カルテッラーテ
・ストゥルッフォリ

苺のクリスマスケーキ以外は、イタリアの伝統的なケーキやお菓子なんです。
先輩のメイドさん、そして三姉妹さんが教えて下さったお陰です。
どうぞ、お嬢様の故国イタリアのお味を召し上がれ♪

>そして柚葉さんには大切な方がいらっしゃるのですよ?

はい、翌日は教会でお手伝いをさせて頂く予定です。
お菓子のお裾分けや、神父様への私の想いを込めて…。(微笑)

>さあ、これより皆様方と共に、クリスマスのダンスパーティーを行いますから、

はい、お食事の時間も落ち着きまして、ここからは「社交部」における
日頃の成果を発揮する機会でもあります。
そして…お嬢様のパートナーの一番手だけは誰にも譲れません。
お嬢様、参りましょう…。

614 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/12/26(Mon) 23:27
>>611

はい、クリスマスパーティは今年も大いに盛り上がりました。
初参加となったお嬢様の学友の鬼族の薫衣さんは、
イタリアのお料理の数々に大いに感激しておりましたし…。

そして今年親交を結んだ屋敷の敷地内の鍾乳洞に住まわれている
龍神様にもご挨拶に参ったところ、奥方様と共に鍾乳洞内における
神秘の世界を見せて下さいました…。

そして宴を終えた後は、お嬢様のために用意しておいたシャンパンを開け、
プレゼントとして用意しておいた手編みの手袋(手の甲に椿の花の柄を編み込んだものです)を…。

その後、皆が寝静まった頃にお嬢様と共に再度サンタクロースの衣装を纏い、
そっと枕元にプレゼントを置くのは毎年の楽しみです♪
早い内に、準備しておいた甲斐がありました。うふふ…。

レイナさんへ 手編みのミトン(お料理の時に使って下さい)
長女さんへ 手編みの帽子(お使いの時に使って下さい)
次女さんへ 手編みのネックウォーマー(運動の時に使って下さい)
三女さんへ 手編みの室内履き(室内仕事が多いので、足を冷やさないよう使って下さい)

お客様も、随分と嬉しそうでいらっしゃいますね。
きっと素敵な聖夜を過ごされた事かと思います。
その素敵な思い出を胸に、今年も最後まで頑張って下さいませ。

>>612

甘酒といえば、どこか優しい感じがしませんか?
冬の寒い時期、私の故郷でも母がよく小鍋で温めた物を
学校から帰った後によく出してくれた思い出があるのですよ。

それに日本に昔からある、伝統的な甘味ですからね。
友人によると、祖母がよく出してくれたという思い出があると聞いた事があります。

家族の思い出…懐かしさ…そして優しさの感じられる甘さ…。
甘酒と言えば、どこか古き良き記憶を呼び覚ましてくれるように私は感じております。

そしてお嬢様はこの国に故国イタリアに居られた頃から憧れを抱いていたそうですので、
この国の伝統的な甘味である甘酒の、優しい甘さと温かさに「癒し」を感じられたからではないでしょうか。
そしてそれは、お嬢様のもつ心の温かさに触れられたのでしょう…。

詳細は後程お嬢様が語って下さるかと思いますが、
お嬢様の心の温かさを何かに例えるなら、「甘酒」のようであると私は感じておりますわ。(微笑)

615 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/27(Tue) 21:32
お嬢様のような大きな屋敷の所だと、大晦日の大掃除は大変そうですね

616 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/12/28(Wed) 11:59
(恐れ入りますが、時系列に従ってお返事の順番を変えさせていただきます。)

>>613(柚葉さん)

(横から失礼いたします。)

>クリスマスの締め括りが、わ、私がお嬢様と!?
>い、いえ、それはとても幸せなものであるのは間違いないのですけれど…。

柚葉さんが狼狽えていらっしゃいますけれど、それはきっとわたくしと同じ想いだか
ら…そうですよね?
そう思いますと、ちょっと立ち入られた質問をなさるお客様に感謝したいです。
柚葉さんのそのお気持ちが知ることができただけで、わたくしはとても幸せでござい
ます…。

>と、兎に角、今はこうして準備も整い、宴もたけなわといった雰囲気です。
>この後は更にお客様も増えるかと思います。

ええ、わたくしたちはホストで、この屋敷での宴もずい分と回を重ねてまいりました。
心して全てのお客様にお楽しみいただけるよう頑張ってまいりましょうね。

>※本日のお料理

御馳走の陣容の何て絢爛豪華なこと。そしてそこに彩られたイタリアの味わいの数々、
お客様と共に故郷の味を楽しむことができる、なんという嬉しさでしょう。

体がほっこり温まるクリームシチューに、寒い中いらした皆様もホッとした表情です
ね。

濃厚な旨味たっぷりのチキンの中から顔を出す、丸ごとのレモンとローズマリーの味
わいは、演劇部部長様が
「見事な味の変奏曲だこと。」
とおっしゃるのもごもっともです。

トマトソースとモッツァレラチーズの味が濃縮したピザに、薫衣様は頬をパンパンに
して感に堪えないご様子。分かります、ピザはそうやってお口いっぱい頬張りたくな
りますよね。

ホットビスケットと聞いたとき、初耳のお客様の中から「こういうのもあるんだ〜♪」
と驚きと嬉しさの声が。
ヴォロヴァンは、その名のとおり“vol-au-vent(風で舞う)”ごとく軽くて甘〜い口
当たり。
朱瑠様が「これならいくらでも食べられるー♪」と髪で取っては頭の口へとひょいぱ
く、ひょいぱくと…。

ホカホカと体が温まったところでいただくガランティーニは…

「これはまことに美味。そして葡萄酒はあまりなじみが無かったが、この『がらんてぃ
 ーに』と実に相性が良いのう〜、御内室。」

「うふふふ…、屋敷神様もいける口ですわねぇ♪」

ではわたくしからも一品。和牛の薄切り肉を薔薇状に巻いた「肉ケーキ」でございま
す。

(つづきます。)

617 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/12/28(Wed) 12:00
>>613(柚葉さん)(つづきです。)

>※ケーキやお菓子類

画家のお嬢様、お口の周りにケーキのクリームが…。
苺を一心に食べていらっしゃるのでお耳に入っていないご様子。そっと拭いてさし上
げましょう。

パネットーネは甘さの中のドライフルーツのアクセントが絶妙です。
ドライフルーツの入らないバンドーロとの味の対比も互いの個性を引き立て合って仲
の良い姉妹のよう。
二つ揃えてぜひ龍神姉妹様に召し上がっていただきましょう。

パロッツォは、チョコレートコーティングしたアーモンドケーキ。ペスカーラの伝統
あるお菓子ですね。濃厚だけれども舌を優しく包むまろやかな甘味に、森の妖精さん
たちもケーキの周囲を巡り踊って大喜びですわ。

カルテッラーテはプーリア州の名物揚げ菓子ですが、こんな寒い日にはぴったりです
ね。本日お使い役として頑張ってくださったミミズクのノッテさんもほころんだ顔に
なれて良かったですわ。

そしてストゥルッフォリは、丸めたドーナツ生地にたっぷりの蜂蜜でコーティングさ
れて本当に愛らしいです。一口でつまめるので、お出でくださったお客様が皆様お気
軽に口へ運べるのがよろしいですよね。

>そして…お嬢様のパートナーの一番手だけは誰にも譲れません。
>お嬢様、参りましょう…。

事前に社交部の皆さんから
「社交部の活動の一環としてダンスパーティーも組みましょう。」
という意見がありましたので、こうして催しましたけれど、わたくしたちが「ファー
ストダンス」を踊ることになろうとは。
部員の皆さん、狙っていましたかね…。ですがホストの責任として口火を切らせてい
ただきましょう。

「姫様、『ファーストダンス』には違いありませんが、それはたいてい結婚式で新郎
 新婦が最初に踊るときに使う言葉ですよ?」
「ああ、あれだな、内心の本音が出たんだな。」
「二人の尊い世界?」

三姉妹ちゃんたち、その辺にしてくれるかしら?
周囲の皆さんから何かヒソヒソ声が聞こえてきているから。あらぬ噂が立っては困る
わ。そう、あくまであらぬ噂ですからね?

(と言いつつ、柚葉さんの手を取ると幸せに包まれるわたくしでした。)


618 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/12/28(Wed) 12:06
>>611
>>614(柚葉さん)

いらっしゃいませ、お客様。
はい、昨晩はクリスマスイブ。家族や友人、ご近所の皆様方と諸人こぞりて楽しみま
したわ。今も昂揚がわたくしの胸に息づいております。お客様のお言葉からもどこか
楽しげな様子が伝わってまいります。同じ町で歓びを共にできたと思えば、わたくし
も嬉しゅうございますわ、お客様。
(お客様の手を両手でしっかりと握ります。)

>初参加となったお嬢様の学友の鬼族の薫衣さんは、
>イタリアのお料理の数々に大いに感激しておりましたし…。

ええ、そうなのですよ、お客様。
同じ御馳走に舌鼓を打つことで、他の皆様ともいっそう打ち解けられて。
毎年ハロウィンに東北の鬼族の方がこちらにいらして町の皆様と親交を深めていらっ
しゃいますけれど、留学のためにこちらで一人残るのはまだまだ別のこと。それがゆ
うべの宴でさらにこちらに溶け込まれたのが分かりました。
お客様も薫衣様が打ち解けられるお手伝いをしてくださったことと存じます。わたく
しからもお礼を言わせていただきますわ。

>そして今年親交を結んだ屋敷の敷地内の鍾乳洞に住まわれている
>龍神様にもご挨拶に参ったところ、奥方様と共に鍾乳洞内における
>神秘の世界を見せて下さいました…。

ええ、柚葉さんのお手製のパネットーネとバンドーロを持って行ってとても喜んでい
ただけましたね。
「きっと妹も喜ぶわ」
とニッコリ笑ってくださいました。さし上げた甲斐がありましたね。

鍾乳洞には町の皆様が作られた祠があって、参詣の方が絶えません。
お客様はもうお出でになられましたか?今年の夏の豊作も姉妹龍神様が地下の水脈を
絶やさないでいてくださるからなのです。今日も地産地消で地元の食材がたくさん使
われました。美味しさを味わっていただけたなら、龍神様のこともお心に留めていた
だけると嬉しゅうございます。

>そして宴を終えた後は、お嬢様のために用意しておいたシャンパンを開け、
>プレゼントとして用意しておいた手編みの手袋(手の甲に椿の花の柄を編み込んだものです)を…。

柚葉さんと一緒にサンタクロース役をやるのですもの、ただプレゼントを置くだけで
は申し訳ないと、手袋の編み方を柚葉さんに教えていただいて、ようやく分担して作
らせていただくまでになれました。ありがとうございます。
と申しましても一組だけですけれど…。
レイナさんと三姉妹、どれがわたくしからのものが渡ったか、分かってしまうかし
ら?ガッカリされないだけのものを作れた、と自負してはおりますが、ちょっとドキ
ドキです。


619 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/12/28(Wed) 12:15
>>612
>>614(柚葉さん)

いらっしゃいませ、お客様。
柚葉さんも言ってくださっていますけれど、甘酒はとても優しい味がする…、甘酒な
らではの心安らげる温かさがある、そう感じるからですわね。
そして柚葉さんの感じる優しさがご母堂様との想い出に結びついているように、わた
くしにも想い出がございます。

わたくしが故郷にいた頃「禁血」をしていて、どうしてもこれはやり遂げたいと思い
つつ、どこかしら口や喉が寂しさを覚えたとき、メイドさんが出してくれたのが甘酒
だったのです。
彼女はわたくしの気持ちを察して、心の渇きを癒せないかといろいろ調べてくれたよ
うです。
「姫様、これは姫様が大好きな極東の島国・日本の伝統的な飲み物だそうです。
 たいへん滋養に富み、かの国のサムライの政府は庶民の健康を守るため、老若男女
 問わず購入できるよう甘酒の価格に上限を設けているそうです。」
そう教えてくれて、俄然興味が湧いて飲んだ甘酒のなんと美味しかったことでしょう
…。そして確かに体中に滋養が沁みわたる思いがいたしましたわ。後に甘酒のことを
「飲む点滴」に例えられるようになったとき、まさに我が意を得た思いでした。

そのようなわけで今もわたくしにとっては欠かせない飲み物なのですよ。
日本には酒どころが多く、同じく米と麹から作られる甘酒も盛んに作られていると知
ってからは、旅先で美味しい甘酒を探すのが恒例となっております。
ああ、このような話をしていましたら、また甘酒をいただきたくなってまいりました。
先日信州から届いたばかりの薔薇エキス入り麹甘酒「薔薇浪漫」をいただきましょう。
よろしければお二人もお付き合いくださいますか?


>>615

いらっしゃいませ、お客様。
いよいよ年末も押し詰まってまいりましたね。お客様のお家も大掃除の最中でいらっ
しゃいましょうか?
おっしゃるとおり、我が家は屋敷が広くて一日で全部を済ませるのは難しゅうござい
ます。
ですが嬉しいことに、今年は頼もしい援軍が来てくださったのですよ。
我が家の蔵には江戸時代の品々がたくさん仕舞われております。そのままにしておい
ては埃が溜まりカビも生えてくると思い、この秋に表に出して虫干しを行い、蔵の中
を掃除ましたところ、虫干しした品々の中に付喪神となったものがたくさんございま
して。
いずれも元の持ち主であったお武家様に大切にされていたものだそうで、このたび
「お屋敷の掃除が行き届かないのはしのびない。」
と言ってくださり、目鼻口を生じさせ、手足を生やして、掃除をお手伝いしてくださ
っているところなのですよ。
ごらんくださいませ、家財道具の数々が雑巾や箒を持って分担して手伝ってくれてい
ます。
もちろんわたくしも人任せにしてはばちが当たろうというもの、こうして姉さんかぶ
りで襷がけをして掃除をしているところですわ。
お互い年末のうちに家をきれいにして、気持ちよく新年を迎えたいですね。


620 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/28(Wed) 23:09
今年を振り返って、お嬢様達にとって2022年とはどんな年でしたか?

621 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/12/29(Thu) 07:39
>>620

いらっしゃいませ、お客様。
新たな年を迎える前に、来し方この一年を振り返っておくことも大事ですね。
2022年…今年もまた多くの方との縁をいただいた充実した年だった、そう言える一
年でした。喜ばしくて多くの方にお礼を申し上げたいです。
家族、友人、日々こちらを訪ねてくださる方々との触れ合いを思い出すと、心がとて
も満たされて温かくなってまいります。
訪ねてきてくださるお客様といろいろな話題で交流ができました。様々な質問をされ
て、そのたびに自分の想いを深めることも多うございました。

いろいろなことがありましたね。
冬には節分に鬼族の皆様のご来訪があり(>>49)、商店街のイベントに参加していた
だきました。
春には桜花の下での我が校の筝曲部の演奏会が催されました(>>119から)。
夏には龍神姉妹様との出会いがあり(>>236)、
 殊にわたくしにとりましては、「絵の中の世界の旅」という貴重な経験をすること
ができました(>>255-272)。
 龍神姉妹様と町の皆様との絆が結ばれたことも大変嬉しかったです。
秋にはハロウィンがあり、また鬼族の皆様と町の皆様との交流が深まりました
>>467から)。またグリッタちゃんと白鹿さんがいらしてくださったことも本当に
嬉しかったです(>>451から)。
おでんパーティーもありましたわね…(>>583から)。
再び訪れた冬、クリスマスパーティーをまた盛大に催すことができました(>>613)。

多くの催し事で楽しい時間を過ごすこともできてまことに楽しゅうございましたけれ
ども、お客様が話題にしてくださったお陰で、それらに対して思いを新たにいたすこ
とも多うございました。そのことに感謝しております。

そして。いつもわたくしの傍にいてくださる柚葉さんとの日々。それが今年も無事続
けられたこと、改めてその幸せを噛みしめる年の瀬でございます。


622 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/31(Sat) 13:52
今年も最後で長いようで短かったですね…お嬢様達もどうか良いお年を迎えてくださいね

623 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/12/31(Sat) 17:33
>>622

いらっしゃいませ、お客様。
楽しかったから、あるいは充実していたからこそ、短かったと感じられたのではない
でしょうか?
わたくしもまたいろいろ良き想い出の多い一年となりましたわ。それも皆様がいてく
ださるからこそでございます。どうもありがとうございました。
これから除夜の鐘を聴くこととなりましょう。その音に耳を傾けながら、あらためて
皆様にお世話になったことを思い出してまいりますわ。
一年間どうもお世話になりました。新年もまたお互い良き日々を重ねていけましたら
嬉しゅうございますわ。どうかこれからもよろしくお願いいたします。

そして、こちらにお出でくださった皆様にも来る年のご多幸をお祈りいたします。
どうかこれからも良き日々が続きますように…。


624 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2022/12/31(Sat) 21:59
>>615
>>619(アーチェロお嬢様)

(大晦日の前々日)

確かにそうですね。
メイド一同で日常的に清掃する場所と、定期的に清掃する場所が決まっているのですけれど
大晦日の大掃除となると、やはり1日では終わらないのですよ。

ですから、クリスマスの終了と共に兼ねてより作っておいた清掃の計画表通りに
毎年事を進めております。

ですが、お嬢様が仰られているように今年は蔵の中の付喪神様達が
年末の大掃除を手伝って下さり、大助かりです。

まるで「百鬼夜行」のようでしたが、家人にとっては大歓迎ですね。(微笑)

あの光景は常日頃屋敷神様をはじめとするお屋敷におわす方々、
そして蔵の中に大切に保存されていた品々への
感謝と敬意を忘れないお嬢様の徳が成せるものと言えましょう。

そのお嬢様のお心に従い、私達も出来得る限り屋敷におわす方々に尽くして参りましたが
このような形で感謝の意を示して下さるとは…。
だからこそ、より来年もお嬢様と御屋敷のために頑張らねばという気持ちになれますね。

結果的に、1日〜1日半の計画が短縮される事となりました。
全てを終えた後、付喪神様一同は蔵の中に戻られましたが
その前にお一人ずつお身体を浄めさせて頂きました。

おかげさまで、今はこうして明日の大晦日を待つだけとなりました。
お客様も、大掃除は済ませられましたか?
もし時間が宜しければ、今の時間を炬燵でゆっくりと過ごしていって下さいませ。
すぐにお茶の準備をさせて頂きます…。

>>620

お嬢様が仰られているように、新たな出会い、そして再会の喜びがあった一年でした。

夏にお会いしました龍神姉妹様とは街の方々が絆を結ばれ、立派な祠を
鍾乳洞に立てて下さいましたし、
ハロウィンの際に東北よりお越し下さった鬼族の薫衣さんはお嬢様の御学友となり、
短い期間でありながらこのお屋敷における常連のお客様となりました。
そして一年を経て奈良よりお越し下さったグリッタちゃんと白鹿さんとの再会も…。

今年の思い出の数々を、こうしてアルバムを見て振り返ってみると
まるで昨日の事のように思い出されて、感慨深いものがあります。

来年もまた、どのような切欠で新たな絆が結ばれるか…。
それがお嬢様にとってきっと実りあるものとなると信じたいですね。

掛け替えのない日常を大切にしながら、同時にそれらを見つけられるよう
来年も励んで参ります…。

>>622
>>623(アーチェロお嬢様)

お嬢様、年越し蕎麦の準備が出来ました…。
各種の天ぷらも揚げ終わりましたので、お好みでお蕎麦に乗せて下さいませ…。

お客様、今年も誠に有難うございました。
時には長く思える時期もありましたが、やはり私個人としては
あっという間に過ぎていった一年だと感じております。

お嬢様のお召し物の柄と共に、移り変わっていくこのお屋敷とお庭の風景…。
そして訪れるお客様との会話は私達に充実した日々を齎して下さいました。

もしお時間が許すのであれば、お客様も年越し蕎麦を召し上がって下さいませ…。
今年最後の、お客様へのご奉仕となります。

来年もまた、お嬢様とお客様がこのお屋敷で過ごす風景を守り
皆様が良き思い出を心に刻めるようにメイドとしてご奉仕して参ります。

お嬢様と同じく、皆様に来る年のご多幸をお祈り致します。
この掛け替えのない日々が、いつまでも続きますように…。


625 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2022/12/31(Sat) 22:55
>>624(柚葉さん)

柚葉さん、お疲れさまでした。
大掃除は幸い付喪神の皆様のご助力をいただいて例年よりスムーズに進捗しましたが、
それでも柚葉さんが作ってくださった計画表があったればこそ、付喪神の皆様の配置
も遅滞なく適所に決めることができて、皆がスムーズに作業を進められました。
お蔭で大掃除の後は付喪神様たちも安心して休んでいただけたようですわ。まことに
一年の締めくくりに相応しい気持ちの良いお掃除ができました。
わたくしの徳?いえいえ、柚葉さん初め皆がお屋敷を守って気持ちよく過ごせるよう
に力を合わせたからこそ、だとわたくしは考えます。そして屋敷神様のお祀りも細大
漏らさず気持ち良くお過ごしいただけるように心遣いしてくださり屋敷神様の信を得
られたからこそ、付喪神様もわたくしたちを信頼してくださったのでしょう。
来年も屋敷神様や付喪神様にも気持ちの良い屋敷にしてまいりましょう。それがわた
くしたちの暮らしを気持ち良きものにすることにもつながるはずですから。

    ■     ■     ■

>夏にお会いしました龍神姉妹様とは街の方々が絆を結ばれ、立派な祠を
>鍾乳洞に立てて下さいましたし、

龍神姉妹様の存在を町の皆様がはっきりと認識されたからでしょう、祠を掃除に来ら
れる方が入れ代わり立ち代わりいらっしゃいます。
子どもたちが進んでお清めに来てくれるのが特に嬉しいですね。
「神様をお祀りする場所だから」
とわざわざ巫女装束を着てくる子もいて、本当に清らかな雰囲気が漂っております。
「瑠璃の湖」の姉神様も喜んでいらっしゃって洞窟に入った子どもと仲良くお話され
ることもあるようですよ。ときどき通って来られるご夫君の牛頭天王様もその様子を
ご覧になって目を細めていらっしゃるそうです。
薫衣さんのことといい異種族との交流がこんなに自然に行われて。今年も本当に嬉し
いことつづきでした。
アルバムの写真もこんなに増えたこと、見るたびに嬉しくなりますね。来年もまた写
真を増やしてまいりたいものですわ。わたくしにとっても柚葉さんにとっても実りあ
る年であることの証しとして。

    ■     ■     ■

>お嬢様、年越し蕎麦の準備が出来ました…。
>各種の天ぷらも揚げ終わりましたので、お好みでお蕎麦に乗せて下さいませ…。

ありがとうございます、柚葉さん。
正月の準備もすっかり整って、あとはこうしてお蕎麦をいただいて除夜の鐘の音を聞
く…。これこそわたくしが求める大晦日でございます。
お蕎麦そのものも美味しゅうございますが、天ぷらのお味と一体化してなんともふく
よかな「こく」を醸し出していますね。

来年もまたどうかこうした穏やかな大晦日が迎えられますように…、と少し早いです
が、それがまた来年の目標の一つ。一年の計は元旦にありですから、今から心してお
くのも良いと思いますわ。
柚葉さん、この一年どうもありがとうございました。
また柚葉さんと、家族のみんなと、そして友人や町の人々との変わらぬ多幸の年を願
って、明日からの新年を一緒に迎えましょう…。


626 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/01(Sun) 10:24
明けましておめでとうございます、お嬢様と柚葉さん
今年はどんな一年にしたいですか?抱負を教えてください

627 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/01(Sun) 18:22
お嬢様は親御さんにいくら位のお年玉を貰ってるんですか?
やっぱりここは貴族らしくドンと100万円とかしたりしますか?

628 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/01/01(Sun) 19:14
>>626

あけましておめでとうございます、お客様。
お年始のお客様をお迎えできて嬉しゅうございます。本年も何とぞよろしくお願いい
たします。
今年の抱負ですか…、今まで繋いだ縁を大事にして、同時に新たな縁をまた繋いでい
くことでございます。人によっては、平凡で変わり映えがしない、とお考えになるか
も知れませんが、少なくともわたくしにとってはそうではございません。
縁を繋ぎたいなら、わたくし自身がまた相手の方にとってそれに値する自分でなけれ
ばならないのですから。穏やかな毎日を送ると忘れそうになりますが、わたくしは魔
族の娘。ともすれば彼我の差異を忘れて相手を恐怖させることもあれば、繋げなかっ
た縁をこの出自のせいにしたりと、そういう落とし穴が足元にあることを忘れないよ
うにしなければなりません。
その上でなお一歩踏み出して新たな出会いを求めてまいりたいです。

もっとも、以上のことは今年に限らず今後変わらぬわたくしの長きにわたる望み。今
年のことについてもう一つ申せば、またいずこか遠くへの旅をしてみたい、というこ
とかしら?今はまだ具体的な予定はありませんが、新たな出会いを得るためにも進ん
で外へ足を向け、翼を広げてまいりたいですね。


629 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/01/01(Sun) 19:42
>>627

あけましておめでとうございます、お客様。
イタリアにもお年玉に似た風習がございます。1月6日、主顕節の日に子供に贈り物
をする、というものですけれど、ただこれはローマ・カトリックの祝祭日のイベント
ですので、我が家は縁がありませんでした。
そして日本に来てからも、母からは特に何かをもらうということはありませんでした
わ。わたくしもお年玉をねだるような年齢ではありませんので気にしておりません。
そしてわたくしは家出娘ですから、父からも直接プレゼントや金銭をもらう、という
ことはございません。そして父からは柚葉さんをわたくしの侍女として雇っていただ
く、という最高の贈り物をいただいていますから、何も申すことはございません。
ですが、先日「侍女の皆へ」との宛名で美しいパッケージに入ったミルクソープの詰
め合わせを送っていただきました。フィレンツェにある世界最古の薬局のお品です。
ガーデニア、カーネーション、ジャスミン、アイリス、バーベナ、ビオレッタ、ロー
ズの7種類のフレグランスと無香料タイプの8種類。たくさん送ってくださったので、
わたくしも「お裾分け」で使わせてもらっていますわ。


630 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/02(Mon) 06:35
皆さんはもう初詣に行って来たんですか?

631 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/02(Mon) 20:29
お嬢様達は、過去に良い初夢を見た思い出はございませんか?

632 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/01/02(Mon) 23:34
>>630

あけましておめでとうございます、お客様。
はい、初詣は土地神様への新年のご挨拶ですから。何を措いてもお参りしたいのです
よ。
毎年お正月には大勢の方々が詣でておられるその人並みの中、拝殿でお願い事をした
り、おみくじを引いたり、そして大好きな振る舞い甘酒をいただいたり…、毎年家族
と過ごす楽しいひとときです。
それに…、わたくしここ数年神無月、出雲では神在月ですね、そのときに神社を留守
にされる土地神様の臨時代理を仰せつかっているのですが、今年は土地神様から
「正月は参拝客の願いが多くて疲れるわ。お主、少しでよいから代わってくれんか?」
と頼まれて拝殿の奥でこっそり交代したりして…。(汗)
わたくしなんかが正月からこんな大役を務めるのはどうかと思うのですが。まあ参拝
者の願掛けのお祈りにつきましは、神社に伝わる神器である「神聴の袋」にしっかり
溜め込みますので、後で土地神様にも聴いていただきますけれど。
貴方様も土地神様の神社に詣でられるのでしたら、しっかりお願い事をなさるとよろ
しいかと存じます。強く念じられればその想いは土地神様に届きますから、ご加護を
いただけるかも知れませんよ?


>>631

あけましておめでとうございます、お客様。
はい、良い初夢でしたら思い出がございますわ。そしてそれは友との逢瀬の場でもあ
るのですよ。
日本に来て間もないころ見た初夢…それは最初むしろ悪夢の様相でございました。わ
たくしに敵意を向けてくる悪鬼が「西洋妖怪めが、何しにまいった」といきなり襲っ
てきたのですが、そこへ現れた見目麗しい獣耳の女性が抜いた刀を一閃させると悪鬼
は雲散霧消…。
その方は妖獏(バク)でいらっしゃいました。人の夢から夢へと渡り歩いて悪夢を祓
ってくださるありがたい方なのです。もっとも、わたくしがお礼を言いますと
「勘違いするな。わたしにとって悪夢を食らうのはただの食事に過ぎない。感謝され
 るいわれはない。」
と言って去っていかれました。
ですが、毎年初夢を見るたびにその方に出会って、わたくしもしばしその方に同行し、
他の方の夢の中で悪鬼をお祓いするお手伝いをさせていただいております。
今年も夢の中で彼女に会って旧交を温めることができました。
わたくしにとりまして、とても良い初夢でしたわ。


633 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/01/03(Tue) 21:06
遅ればせながら…改めて新年のご挨拶をさせて頂きます。

お嬢様、そしてここを訪れて下さる皆様、
新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

>>626

今年の抱負ですか?そうですね…。
お嬢様と御屋敷の皆様の生活をお守りし、尽力していくメイドとしては
やはり無病息災、健康第一です。

昨年亡くなられた昭和の偉人が仰るように
「元気があれば何でも出来る」
ですからね。

当たり前かも知れませんが、やはりこれが一番大事なのですよ。
幸い、このお屋敷でお嬢様にお仕えするようになって
未だに風邪や体調を崩した経験が無く、去年も締め括る事が出来ました。

無論私一人ではなく、先輩のメイドさんや三姉妹さん、
そしてお嬢様が御力になって下さるお陰で決して無理をすることなく
ここまで来れたわけですが。

今年もまた、元気にお嬢様とお客様にご奉仕致します。
そしてお嬢様と共に過ごす中で、昨年のように素敵な縁や絆が結べる機会を
決して見逃さぬよう、心して参ります…。

>>627
>>629(アーチェロお嬢様)

「お年玉」は、日本の風習ですからね…。(汗)
イタリアにはおける風習と、お嬢様ご自身の事に関しましては
お嬢様がお答えになられた通りです。

余談ですが、私も高校生までは両親からお年玉を頂きました。
他にも親戚縁者から頂いた事はありますが、基本的に両親から頂くもの以外は
きちんと両親が私の将来のために積み立ててくれていました。

そしてそれらは、今は大学の学費として立派に役立ってくれております。
親戚縁者の皆様からの心遣い、そして私の将来を子どもの頃から考えて
積み重ねてくれた両親に感謝ですね。

>ですが、先日「侍女の皆へ」との宛名で美しいパッケージに入ったミルクソープの詰
>め合わせを送っていただきました。

はい、先日贈り物の品が届いた時には包装に包まれたままでも
素敵な香りに思わずうっとりしてしまいました。
そしてこれらは、初詣を終えて皆でお屋敷の初風呂の際に有難く使わせて頂く事になりました。
ふふっ…。楽しみです…。

>そして父からは柚葉さんをわたくしの侍女として雇っていただ
>く、という最高の贈り物をいただいていますから、

実は、旦那様に関する事なのですが…。
先輩からお話がございまして、本来の給与、賞与とは別の形で
「皆勤賞」を頂いたのです。
昨年まで体調不良等による欠勤無しでお嬢様に仕えてくれた事に感謝していると、
勿体ないお言葉を頂きました。

ですが、先程申し上げたようにそれはお嬢様や先輩、そして三姉妹さんが御力になって下さったお陰です。
ですので、ささやかながらお嬢様と先輩には商店街の商品券で…。
三姉妹さんには「お年玉」という形で感謝の形とさせて頂きます。

そしてこれらは、商店街の新春の初売りの際に使って頂ければ幸いです。
同時に、商店街の皆様への貢献にもなりますので。

昔から両親からお年玉を頂いた時には、初売りで記念の品を選ぶのが
お正月の楽しみでもありましたので。
昨年話題にしていた、「SUI-粋-」の草履やブーツをお買い求めになっては如何でしょう?

無論、私も商店街の商品券を購入しておりますので
皆で初売りに出向くのが、今から楽しみです…。

634 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/01/03(Tue) 21:50
>>630
>>632(アーチェロお嬢様)

はい、今年もまた土地神様の神社へ初詣に参りました。
お嬢様が仰られているように、拝殿でお願い事をしたり、
おみくじを引いたり、そしてお嬢様が大好きな振る舞い甘酒をいただいたり…。

この街でお嬢様と共に暮らすようになり、そしてお正月が訪れて
共に参りますと

「ああ、今年もこうしてお嬢様と共に新年を迎えることが出来ました…。」

と実感するのですよ。
そして参拝を終え、おみくじや御守を購入したり三姉妹さんが出店を楽しむ段になると、
奥方様と従者の方々、画家のお嬢様や久地崎さん親娘と合流となりました…。

>「正月は参拝客の願いが多くて疲れるわ。お主、少しでよいから代わってくれんか?」
>と頼まれて拝殿の奥でこっそり交代したりして…。(汗)

奥方様は、
「うちの昼行燈娘に、お正月の大役が務まるかしらぁ?ちょっと心配ねぇ。」

と謙遜されながらも、お嬢様が土地神様の代役という大役を任された事に
実に嬉しそうでいらっしゃいました。
私も微力ながら、神社のスタッフの皆様の指示の下お手伝いをさせて頂きましたが…。

そしてあれよあれよと、私も巫女装束に…。(汗)
ま、まあ、それもまた楽しい体験でしたが。

私とお嬢様は少しお帰りが遅くなりましたが、
お屋敷に戻りました際には先輩と三姉妹さんが初風呂の準備をして待っていて下さいました。

そしてお嬢様の故国より贈って頂いたミルクソープで身体を浄め、
温かく和やかな初風呂を堪能致しました…。

>>631

初夢ですか?そうですね…。
実は残念な事に、殆ど覚えていない事が多いのですよ。

寝る前は「今年は良い初夢が見られますように」と思いながら床に就くのですけれど、
翌日の初詣や初売り、お出かけ等楽しみな事が思い浮かんでなかなか寝付けずに…。

遠足や旅行の前日の夜、楽しみでなかなか寝付けないのと同じパターンですね。(汗)
それで今年もそうこうしているうちに、気が付いたら朝という具合に…。

同時にメイドという職業柄、起床時は気持ちの切り替えが大事ですから
それを自然と体が意識して、記憶に残り辛いのかも知れません。
いえ、決してぐっすりと眠れていないわけではありませんが。

というわけでして、お客様の質問に十分にお答えする事が出来ず
申し訳ございません…。

635 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/03(Tue) 22:16
この商店街にある料理屋で、お勧めの定食メニューとかありますか?

636 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/04(Wed) 12:22
とうとうお正月も終わり、今日から皆さんは通常モードに入りますね
とうの自分はまだ正月ボケが抜けきれません……^^;

637 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/01/04(Wed) 15:51
>>633(柚葉さん)

あけましておめでとうございます、柚葉さん。
今年もまた無事にご一緒にお正月を迎えられて嬉しゅうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたしますね。

    ■     ■     ■

(横から失礼いたします。)

>幸い、このお屋敷でお嬢様にお仕えするようになって
>未だに風邪や体調を崩した経験が無く、去年も締め括る事が出来ました。

柚葉さんが健康でいてくださること、変わらぬ笑顔を見せてくださること、それはわ
たくしにとっても心からの喜びです。
どうかこれからも変わらずお元気でいてくださいませ。
そして一緒に新しい縁や絆を作っていけたら、これほどの幸せはございません。この
一年も除夜の鐘を聴くときにはその幸せを噛みしめられるように、わたくしも心して
過ごしてまいります。

    ■     ■     ■

>はい、先日贈り物の品が届いた時には包装に包まれたままでも
>素敵な香りに思わずうっとりしてしまいました。

柚葉さんに喜んでいただけて良かったですわ。わたくしもお父様には感謝いたさなけ
ればなりませんわね。
屋敷の初風呂ではぜひご一緒させてくださいね!
そして善女龍王様も「温泉に入って良し」と仰せられていますから、そのときには彼
の方もご一緒に香りを堪能していただきたいですわ。

>先輩からお話がございまして、本来の給与、賞与とは別の形で
>「皆勤賞」を頂いたのです。

まあ、そうだったのですか!?
お父様がちゃんと柚葉さんのことを考えていてくださることが分かって安心いたしま
した。見も知らぬ吸血鬼の娘に傍仕えするように頼んでおきながら、とおり一遍の対
応でしたらわたくし申し訳なく思うのですが。お父様のこと見直しましたわ。

>ですので、ささやかながらお嬢様と先輩には商店街の商品券で…。
>三姉妹さんには「お年玉」という形で感謝の形とさせて頂きます。

あああ…、もうもう、柚葉さんったら。
皆勤でいらっしゃるのは柚葉さん自身の頑張りの結果ですのに、本当に謙虚な方ね。
ですが、そのこまやかなお心遣いがわたくしにとってはもちろん、レイナさんや三姉
妹ちゃんにとっても毎日の心の支え。
せっかくくださる「お年玉」ですもの、ありがたく使わせていただきましょう。

>昨年話題にしていた、「SUI-粋-」の草履やブーツをお買い求めになっては如何でしょう?
まあ、それは嬉しいお考え。ぜひ柚葉さんとご一緒に新春の賑わう商店街に出かけた
いです。ああ、またとても嬉しい初春となりましたわ…。


638 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/01/04(Wed) 18:01
>>634(柚葉さん)

初詣はやはり家族みんなで出かけられるのが嬉しいですよね。
拝殿でまず去年一年のご加護を土地神様に感謝して、これからの一年の息災をお願い
するととても安心できましたけれど、家族の顔を見ているとその大事さをひしひしと
感じられますもの。
おみくじの結果も家族と一緒なら、良い結果なら素直に嬉しいのはもちろん、悪い結
果でもちゃんと読み込んでその意味するところを考え、これから家族のために何をす
るべきかの指針として役立てる気持ちになれますわ。
そして振る舞い甘酒の美味しさもひと際引き立つのでございます♪

>そして参拝を終え、おみくじや御守を購入したり三姉妹さんが出店を楽しむ段になると、
>奥方様と従者の方々、画家のお嬢様や久地崎さん親娘と合流となりました…。
今年は従者のノッテさんがお空からわたくしたちを見つけてくださって、直ぐにお母
様と合流できましたし、久地崎様親娘も朱瑠さんがとても目ざとくわたくしたちを見
つけてくださって「ここだよー♪」とばかりに髪を振ってくださいましたものね。
そして土地神様のもとに寄寓なさっている薫衣さんは、巫女装束でお客様の人垣を頑
張って整理されていたお姿が印象的でしたわ。

>奥方様は、
>「うちの昼行燈娘に、お正月の大役が務まるかしらぁ?ちょっと心配ねぇ。」
>と謙遜されながらも、お嬢様が土地神様の代役という大役を任された事に
>実に嬉しそうでいらっしゃいました。

…本当に?お母様が、ですか?いえ、柚葉さんの言葉を疑うつもりなど毛頭無いので
すけれど。
あの方、わたくしが拝殿の御座に座して内心ドキドキしながらなんとか神妙にしてお
りますのを遠めからご覧になって、クスクス笑っていらっしゃいましたけれど。
わたくしの眼の方が曇っていたのなら良いのですが…。
まあ、柚葉さんが巫女装束でお手伝いしている姿をとても慈しむ眼でご覧になってい
たのは確かでしたから、不満はありませんけれど。
柚葉さん、どうもお疲れさまでした。

そして帰ってからはミルクソープで体を洗い初風呂を一緒に楽しめて、まことに心地
の良い元日でしたわ…。


639 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/01/04(Wed) 19:19
>>635

あけましておめでとうございます、お客様。
早くもお餅やおせち料理以外のお料理が恋しくなったのですか?
そして「定食」は日本の街中での安心コースと申せましょう。気取らずたくさん美味
しく食するのにとても重宝するお料理ですね。
商店街の定食屋さんでしたら、新作も含めて各種の定食が用意されておりますわ。秋
に我が家の屋敷森で採れたホンシメジの「シメジ皿定食」ですとか、この町の川上で
獲れたワカサギの「天ぷら定食」ですとか、あるいは「新機軸はイタリアンで」との
店主様のお考えでわたくしからの助言も加味してお作りになった「タリアータ定食」
ですとか。
タリアータはステーキを薄切りにしたものですが、それをバルサミコ酢と少しのお醤
油を使ってイタリアン+和風に仕立て上げられました。
どれも人気の定食でございます。品切れにならないうちに行ってみられてはいかがで
しょう?

(お正月三が日のお年始のお客様へのお返事は以上となります。)


>>636

いらっしゃいませ、お客様。
お仕事どうもお疲れ様でございます。町を行く人々も既にお屠蘇気分も抜けて仕事へ
と向かう人々が大勢見られますね。わたくしは学生の身ですがお客様を見習って、気
分を入れ替えて新学期への心の準備をいたしてまいります。
わたくしなぞがいうのも口幅ったくて恐縮ですが、どうぞお体をおいといくださいま
せ。

お正月気分を入り替え仕事に向かわれるその意気込みを応援させていただきたければ、
と思いますが…。
やる気が出る食べ物、飲み物、というものがあるそうですね。神経細胞の集中する腸
を新鮮な水分で潤すことが大事で、新鮮な野菜、果物、海藻や魚がよろしいそうです
わ。
というわけで、この町でも有名な気風の良い青果店のお嬢様がお勧めの野菜を使った
「甘酒野菜ジュース」をどうぞ♪甘酒も日本で昔から夏バテ防止に愛飲されたお飲み
物。
わたくし流のブレンドですけれど、よろしかったらどうぞお試しくださいませ。


640 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/04(Wed) 20:16
お嬢様の甘酒推しっぷりにはワロタw
甘酒以外で2番目に好きな飲み物とか無いんですか?

641 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/01/04(Wed) 21:12
>>640

いらっしゃいませ、お客様。
え?可笑しいですか?
(ぷくー)もう、人の好みをそんなにお笑いになるものでは無いと思いますよ?

ですが、そうですね、わたくしが他に好きな飲み物と申しますと、2番目というより
甘酒と同じくらい美味しくてちょっと方向性が違うものを申したいです。
そうしますと蜂蜜入りの柑橘類の飲料ですね。夏はレモンで少しお塩も加味して。冬
は柚子が最高ですわ。蜂蜜は体に優しい甘さと滋養を加えてくれて夏バテにも冬の寒
さにも強い味方。それと柑橘類の爽やかな酸味が加わるととても体を癒してくれます
わ。
それに柑橘類にはクエン酸が豊富で血流改善や美肌作用にも効果があると申しますし、
美容健康の強い味方でもありますからね。

では、お客様には柚子蜂蜜のホットドリンクをお作りいたしますわ。そして今夜は家
族の分もたくさん作っておきましょうか…。


642 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/05(Thu) 19:14
冬に咲く花の中で好きな華はありますか?

643 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/05(Thu) 21:42
女性で好きな英雄(ヒロイン)はいますか?

644 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/01/06(Fri) 16:35
>>642

いらっしゃいませ、お客様。
お客様もお花に興味がおありですか?それは嬉しいですね。
それでは、お庭をご案内いたしましょう。わたくしの好きなお花をご紹介いたします
わ。

まずは冬薔薇の「ナエマ」でございます。
ttps://roseandsecretroom.com/wp-content/uploads/2019/03/img_0471-1024x1024.jpg
いかがですか?冬の陽だまりに咲くこのふっくらとした花の姿は。わたくし見ている
だけで心がほっこりしてきて寒さを忘れてしまいそうになりますわ。

それから縁側の鉢植えで日向ぼっこをしているシンビジウム。
ttps://www.hyponex.co.jp/plantia/wp/wp-content/uploads/2020/11/9-3re.jpg
お日様の色を写したような明るい黄色い花が固まって咲いている様が可愛くて好きな
のですよ。

そして庭の一角を紅白に彩る梅。
ttps://livedoor.blogimg.jp/soro2rider/imgs/8/f/8fc276e8.jpg
「源平咲き」というそうですが、源氏と平氏のように相争うことなくああして仲良く
寄り添って咲いている、その情景がとても素敵ですわ。

では、縁側にお座りになってお庭の花たちをゆっくりとご覧くださいませ。柚子蜂蜜
のホットドリンクをお持ちいたしますわ。


>>643

いらっしゃいませ、お客様。
「女性で好きな英雄(ヒロイン)」といいますと真っ先に思い浮かぶのは「イザベッラ
(イザベラ)・デステ」様ですわ。
わたくしがいまだ年齢が二けたの頃、イタリアのフェラーラ公国の公女としてお生ま
れになり、ルネッサンス期のイタリアで政治と文芸に活躍された方でございます。
マントヴァ侯国に嫁がれた後、戦乱の中旦那様の侯爵が敵方の捕虜になるや全軍を掌
握し、侯爵が釈放されるまでの3年間国を守られたこと、我が家の領地でもその名は
轟きわたくしも感嘆しておりましたわ。旦那様が亡くなられてからも後を継いだご子
息の摂政として引き続き国を治められました。
なによりもわたくしが感服しましたのは、彼女が臣民をとても慈しまれたことです。
建築、農業など様々が学問を修め国政を取り仕切られたことで臣民からも敬愛された
のですよ。
神聖ローマ皇帝軍がローマで非道な略奪を行っていたときは自らローマに赴き、自身
のローマの邸宅を避難民収容所に転用して約2,000名の難民を迎え入れ保護されたの
です。そのことにこそわたくしひたすら敬服しておりました。
また文芸におきましても、美術作品の収集や、哲学者、詩人、画家たちの庇護を積極
的になされて、かのレオナルド・ダ・ヴィンチを後援したりもなさいました。彼女が
「モナ・リザ」のモデル、という説もあるほどで、実際お美しい方でしたわ。
ttps://amazing-trip.xyz/t-blog/mona-lisa/

実はわたくしも一度だけ彼女にご挨拶させていただいたことがありましたが…その優
雅なたたずまいの中から湧き上がる意志の輝きと見識にただただ圧倒される思いで…。
どのようなことを話したのかはほとんど思い出すことができません。
そのようなわけで今もわたくしの憧れのヒロインなのですよ。


645 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/01/07(Sat) 12:15
>>635

昨年の秋にかけて、お屋敷の敷地内で取れたマツタケ、ホンシメジ等の
茸類を用いた定食は、お嬢様が仰せの通り誠に好評でした。

お屋敷の敷地内の鍾乳洞に、有志で立派な祠を立てて頂いた商店街の皆様へのお礼として
卸させて頂いたのですが、店主さんにもお客さんにも喜んで頂けて何よりです。

それで私からは、「山菜うどん・そば定食」を推させて頂きます。
茸をはじめ山菜を用いたうどん、そばと、山菜の炊き込みご飯のセットなのですが、
この寒い時期は昼、夜共に温かい?を啜りに来るお客様が多いのですよ。

先日のお出かけ帰りにお嬢様と屋敷の皆で立ち寄ったのですが、
身体も心も温まる実に美味しい定食でした。

実はそちらの定食屋さんで頂いた、お昼に使える100円割引チケットがあるのですよ。
もしよろしければ、お使いになって下さいませ。

>>636

クリスマス、年末、そしてお正月…。
楽しい時間は、あっという間に過ぎてしまうものですね。

ですが、そういう楽しい時間があるからこそ、それを楽しみや励みにして
勉学やお仕事にも頑張れるというものです。

今は気持ちの切り替えが出来るようになりましたけど、
私も故郷にいた頃はやはり、「冬休みが始まる前に戻りたい」と毎年思いましたけどね。(苦笑)

それでは心機一転するために、ちょっと辛いメニューを召し上がりますか?
お屋敷の皆でお正月についたお餅が沢山ありますので、このようなものを作ってみました。

(「餅キムチーズ」をお出ししました)

切り餅、キムチ、とろけるチーズ、小ネギ、胡麻油で作れる簡単で美味しいメニューですよ。
少しキムチを多めにしましたから、辛さで目も醒めるかと思います。

>>640

…むっ、その仰り方、主に使えるメイドとしてはちょっと快く受け止められないのですけれど。
中には甘酒がそれ程好きではないお客様もおられるかも知れませんが、
笑われるような事ではないと思いますわ。

私は甘酒も、緑茶も、紅茶も、コーヒーもどれも好きなのでなかなか一番は決め辛いのですけれど、
敢えて挙げるなら「甘酒」を選びますね。
…それは大切な方がこよなく愛するものであり、一緒に居られる時の温かい気持ちを思い出すから…。

そして二番目となりますと、紅茶と緑茶、甲乙つけ難いのですよ。
美味しい淹れ方については母から習いましたし、メイドとして作法を学んだ経験や
普段の生活の中でどちらもよく嗜んでおりますので。

今の季節でしたら、炬燵のお世話になっておりますので「緑茶」ですね。
炬燵とみかん、緑茶は冬の畳部屋において欠かせないものですので。



646 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/01/07(Sat) 12:53
>>642

お嬢様が仰られているように、この庭の一角を彩り
「源平咲き」で見事な花を咲かせ、このお屋敷のお庭の風物詩となっている「梅」、
それから寒空の中でも霜や寒さに負けず道を彩る「椿」が好きですね。

故郷で学校に通っていた頃、やはり冬の寒さは辛いものがありましたけれど
多少霜が付いていても美しく健気に咲く椿の姿には、「私も頑張らなきゃ」という気持ちを貰いました。

そして…この街で暮らすようになり、椿に霜が降りているのを見ると
健気に咲く姿と朝日を浴びて輝く霜に、お嬢様とその美しい銀髪を思い出してしまいます…。

この町にも椿が綺麗にみられる場所があり、街の皆のお散歩のコースにもなっているのですよ。
休日には早朝に、お嬢様とそちらをお散歩するのがこの時期の楽しみでもあるんです。
そしてお散歩から帰った後は…温かい飲み物を…。

そちらは夕方も、良い景色なのですよ。
もしお時間が宜しければ、お付き合い下さいませ…。

>>643

そうですね…。
実はお嬢様ほど詳しくはありませんので、歴史上の具体的な方を挙げるとなると
少々難しいのですが…。
家族に近い方でも、よろしいですか?

私の叔母や母を含む、羽藤家と共に生きてきた「観月の民」の「浅間サクヤ」さん、
そして、叔母と絡めた小指と共に決して斬れない絆を結んだ「鬼斬り役」の「千羽烏月」さんのお二人ですね。

私の血族と様々な縁や因縁が絡み合い、一言では言い表せないのですけれど
私の母や叔母、そして家族を大切に思い、守ってきて下さった方々です。

あの人達の姿を幼い頃から見て、私の家族との縁について知らされてきた私としては
守られてきた事に感謝をしながらも、

「守られてばかりでは駄目、例え自ら戦う事はせずとも己の身は己で守り、
戦うあの人達にとって少しでも心の拠り所となれる自分にならなくては」

と己に言い聞かせて参りました。

そして私自身が見つけた大切な方とその居場所を守る為にも
あの人達の背中を忘れない私で在りたいです…。



647 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/01/08(Sun) 15:40
>>645(柚葉さん)

(横から失礼いたします。)

>それで私からは、「山菜うどん・そば定食」を推させて頂きます。

ああ、わたくしも聞いていて思わず喉を鳴らしてしまいました。(赤面)
この町にまいる前にしばらく各地を転々と放浪していましたが、山中で山菜を採って
食していたことがありました。けれどそのときは、調理に不慣れでアクの強さに難儀
いたしたことがございます。
ですがこの屋敷では柚葉さんに山菜のおかずを出していただいて、未知の美味しさを
教えていただきました。この国の風土に培われた食材の味を存分に引き出した素朴だ
けれど奥深い美味。
そして先日立ち寄ったお店でいただいたくだんの「山菜うどん・そば定食」であらた
めてその温かさを堪能させていただきました。お客様にも是非お勧めしたいですね。

    ■     ■     ■

>(「餅キムチーズ」をお出ししました)
>それでは心機一転するために、ちょっと辛いメニューを召し上がりますか?

まあ、それはわたくしにもぜひお相伴させてくださいな。新学期を迎えて、「甘酒野
菜ジュース」だけではなく、柚葉さんのお手製で自分に活を入れたいですわ。
…ん〜、良いですね、キムチのピリリとした辛味とチーズのマイルドな酸味が合わさ
ってとても美味しくて、同時に心身がシャキンとする思いです。

    ■     ■     ■

>私は甘酒も、緑茶も、紅茶も、コーヒーもどれも好きなのでなかなか一番は決め辛いのですけれど、
>敢えて挙げるなら「甘酒」を選びますね。

わたくし「甘酒推し」でよかったです…。柚葉さんにも選んでいただけて。厳寒の候
はまだまだ続きましょう。ご一緒に甘酒で温まれる日々が続くかと思うと胸の中も温
まってまいりますわ。

わたくしが柑橘類の飲料が大好きなのも、柚葉さんが作ってくださる塩レモンで身も
心も癒されてまいったからでございます。こうしてお飲み物からも柚葉さんとの思い
出が生まれるのは嬉しいですわ。

>そして二番目となりますと、紅茶と緑茶、甲乙つけ難いのですよ。

そのことにつきましては、今しがたのわたくしからお客様へのお答えが足りなかった
と悔いております。そう、柚葉さんが毎日欠かさず淹れてくださるお茶の美味しさこ
そわたくしの至高の飲み物でした。
この芳しい香りと心を満たしてくれる味は何物にも代えがたいです。
そしてその淹れ方はご母堂様から習われたものとのこと、ご母堂様の愛情と柚葉さん
の真心と、二つがそろったそのお茶を毎日いただける幸せをこれからも噛みしめてま
いりますわ。


648 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/01/08(Sun) 21:51
>>647(アーチェロお嬢様)

>この町にまいる前にしばらく各地を転々と放浪していましたが、山中で山菜を採って
>食していたことがありました。

まあ、それは何とお労しい…。
それでも尚、きっとお嬢様は山の幸に対する感謝を欠かす事なく
苦難を乗り越えてこられたのでしょうね。

他者に対する感謝と優しさ無くして、このお屋敷の敷地内の花々や
山の幸がこれ程立派に育つ筈がありませんもの。
昨年親交を結ばれた、鍾乳洞の姉女神様の事を思うと尚更ですね。

そして…此度も山野の恵みに感謝を捧げながらお食事を頂きましょう。
三姉妹さんもお疲れ様でした…。
(お屋敷の敷地内で、七草採りをしていました。)

昨年よりも立派な、七草(ホトケノザ、スズシロ、セリ、ゴギョウ、ハコベラ、スズナ、ナズナ)が
こんなに採れるとは…。
無論、採り過ぎては今後の生育に影響しますので七草粥作りに必要な分に留めておりますが。

(そっとお嬢様の手を取ると)
お疲れ様でした、お嬢様…。
随分と、手が冷たくなっていますよ。
お屋敷では、レイナさんがお風呂の準備を終えております。
どうかごゆるりと、お身体を温めて下さいませ。
私も七草を水洗いし、あく抜きを始めたら入浴させて頂きます。

七草粥が出来上がりましたら、まずは屋敷神様と鍾乳洞の姉女神様に
感謝の気持ちを込めてお供えしなくては。
そして、今年一年の健康を祈りながら皆で七草粥を頂きましょう…。

>ん〜、良いですね、キムチのピリリとした辛味とチーズのマイルドな酸味が合わさ
>ってとても美味しくて、同時に心身がシャキンとする思いです。

お嬢様にもご満足頂けて、何よりです。
餡子を用いたスイーツに使うのも良いのですが、時には辛いものもよろしいかと思いまして。
お餅はまだ沢山ありますので、三姉妹さんからの希望も聞きながら
新しいメニューを模索してみますね。

>この芳しい香りと心を満たしてくれる味は何物にも代えがたいです。

はい…。お嬢様にこのように言って頂ける事が日々の励みとなります。
同時に、母への感謝も…。
そろそろ、七草のあくも抜けた頃かと思います。
お風呂とお茶で身体も温まりましたし、七草粥の準備に取り掛かりますね。

(そして今年もまた、皆で美味しく七草粥を頂く事が出来ました。)

649 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/01/08(Sun) 23:16
>>646(柚葉さん)

(横から失礼いたします。)

>それから寒空の中でも霜や寒さに負けず道を彩る「椿」が好きですね。

はい、霜や雪をものともせず鮮やかな紅や淡桃の面(おもて)を凛と現わす姿はまこ
とに美しい佇まいですね。雪が降った翌朝のお散歩のときなど、わたくしも見蕩れる
ことしばしばでございます。
日本の八重咲の椿は、わたくしの城館の庭園にももたらされてひと際鮮烈な美しさを
放っておりましたわ。異国にあっても堂々として立つ東洋の誇り高い姫君の姿をそこ
に見たものでございます。
ttps://www2.u-gakugei.ac.jp/~planttgu/dokodemo/img-2/tubaki_hanayae.jpg

>お嬢様とその美しい銀髪を思い出してしまいます…。

ええっ?わたくしの…でございますか?そんなわたくしなどあの美しさにはとても…、
などと尻込みはいけませんわね。柚葉さんがそうおっしゃって下さるのでしたら、わ
たくしもそれに相応しい自分で在りたいです。
でもでも、やはりあの端正な美しさは何処か柚葉さんのお姿と重なるのですけれど。

>休日には早朝に、お嬢様とそちらをお散歩するのがこの時期の楽しみでもあるんです。

はい、わたくしも柚葉さんと一緒に道々椿と出会いながらのお散歩が大好きでござい
ます。
こうしてお客様もいらしてくださっているのですから、ご一緒にお出かけしたいです
ね。

    ■     ■     ■

>私の叔母や母を含む、羽藤家と共に生きてきた「観月の民」の「浅間サクヤ」さん、
>そして、叔母と絡めた小指と共に決して斬れない絆を結んだ「鬼斬り役」の「千羽烏月」さんのお二人ですね。

懐かしいお名前ですね。経観塚でサクヤ様にお目にかかったとき
『柚葉の事を大事にしてくれてるみたいで、あんた達には感謝してるよ。
 何だかんだでその娘も無茶する血筋だからねえ、これからもその娘の事、よろしく
 頼むよ。』
とおっしゃってくださって、わたくしもとても奮起したのが昨日のことのように思い
出されます。もっとも、よろしくされているのは全くわたくしの方ですけれど…。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=478946904&st=440&to=440&nofirst=true

それに
『人と妖の新たな道を拓いていける者がいるとしたら、あんたみたいな者が適任かも
 知れないね。』
とも言っていただいたことは、今日までのわたくしの大きな励みとなっております。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=478946904&st=444&to=444&nofirst=true

またいつかお会いしたいものでございます。
こちらでお会いできれば、この町にいる妖怪や鬼族の方ともきっと仲良くなっていた
だけるのではないでしょうか…。

>そして私自身が見つけた大切な方とその居場所を守る為にも
>あの人達の背中を忘れない私で在りたいです…。

わたくしの居場所を守ってくださったのは柚葉さんです。そして妖怪や鬼族の皆様と
の縁を繋いでくださったのも柚葉さんです。ご母堂様はもちろん叔母上様、サクヤ様
や烏月様も今のこの町をご覧になれば喜んでいただけることでしょう。
新たなめぐり逢いのときのために、これからも柚葉さんと一日一日を大事に過ごして
まいりたいですわ。


650 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/08(Sun) 23:42
俺の知り合いの吸血鬼が素肌にシルバーアクセ付けまくってジャラジャラさせてる
案の定その部分火傷だらけだけど必死に涼しい顔してる
やめさせようとしてもやめてくれないし今度は「日光浴する」とか言ってるんだが誰かこいつを止めてくれ

651 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/01/09(Mon) 22:19
>>648(柚葉さん)

>まあ、それは何とお労しい…。
>それでも尚、きっとお嬢様は山の幸に対する感謝を欠かす事なく
>苦難を乗り越えてこられたのでしょうね。

あわわわ、ごめんなさい柚葉さん。ご心配をおかけするような言い方になってしまい
ましたね。(汗)
たしかに苦労もありましたけれど、元々山野の闇に潜んで生きてきたのが吸血鬼と申
すもの。身体的には耐えられないものではございませんでした。
ただ、元の住居を悪意ある人に焼き討ちされたことが心に応えて凹んだりしておりま
した。でも三姉妹ちゃんたちがついていてくれましたから、彼女らに励まされました
わ。それに各地で妖怪の方々と知り合い、その苦労話 − 人間に住処を追われたと
いったお話ですね − を伺い、自分の体験など些細な事、まだまだ立ち止まってな
どいられない、との想いを新たにいたしました。

>他者に対する感謝と優しさ無くして、このお屋敷の敷地内の花々や
>山の幸がこれ程立派に育つ筈がありませんもの。

妖怪の皆様に…そして時にはわたくしの正体を知らないとはいえ人間の方たちにも親
切にされてこの町までたどり着けました。土地神様のご加護があり妖怪にも寛容な町
に。
その優しさをわたくしも誰かに少しでも返していきたい…。その想いを認めてくださ
るなら嬉しゅうございますわ。

>そして…此度も山野の恵みに感謝を捧げながらお食事を頂きましょう。

人日(じんじつ)の節句…、もう七草が採れる季節となったのですね。七草がたくさ
ん生育しているのも龍神姉妹様の水脈のお陰ですね。瑞々しさがいっぱいの七草は新
春の良き幸先を感じさせてくれますわ。

>お疲れ様でした、お嬢様…。
>随分と、手が冷たくなっていますよ。

もう、柚葉さんはまたそうしてわたくしのことを優先してくださいますけれど。
貴女の手だって冷たくなっているではないですか。早く入浴してくださらないとイヤ
ですよ?

>七草粥が出来上がりましたら、まずは屋敷神様と鍾乳洞の姉女神様に
>感謝の気持ちを込めてお供えしなくては。

はい、初物はまず加護と恵みをもたらしてくださる神々に捧げなければいけませんね。
お二人の喜ばれるお顔をわたくしも早く見たいです。そして後日ダム湖のほとりのお
社にもお届けして、妹女神様と白蛇の巫女さんにも感謝を申し述べましょう。

>お嬢様にもご満足頂けて、何よりです。
>餡子を用いたスイーツに使うのも良いのですが、時には辛いものもよろしいかと思いまして。

ええ、
「一年の計は春にあり、一月の計は朔(ついたち)にあり、一日の計は鶏鳴(一番鶏
 が鳴く早朝)にあり。」
と歴女の先生も授業でおっしゃっていました。毛利元就公のお言葉だそうですが、新
春に心を引き締め直すのにまことに良い芳味でございます。
それに、土地神様にもさし上げたいですわ。供物のお酒をたくさん呑んでいらっしゃ
るでしょうが、そろそろご気分を切り替えられてもよろしい頃でしょう。
そうそう、神社にいらっしゃる薫衣さんにも、ですね。たしか今月さっそく演劇部の
新春公演をなさるそうですから、これで精を付けていただくと良いかと思いますわ。

>はい…。お嬢様にこのように言って頂ける事が日々の励みとなります。
>同時に、母への感謝も…。

ええ、七草粥には災いを除き長寿富貴をもたらす力があると申します。柚葉さんがお
元気でいらっしゃることこそが、ご母堂様への感謝の表れとなりましょう。もちろん
それはわたくしの願いでもあります…。
皆で美味しくいただいて、今年も変わらぬ息災を繋いでまいりましょうね。


652 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/01/10(Tue) 14:28
>>650

いらっしゃいませ、お客様。
…心配ですわね、お客様のお知り合いのこと。あなた様のように吸血鬼の身を案じて
くださる方がいらっしゃっるのは心強いことですが、何とかその方の力になってさし
上げてほしいです。
その吸血鬼の方はなぜそのようなことをするのか、考えられるのは人間にもよく見ら
れる「自傷行為」でしょうか。色々な心理に依るケースがあると伺っていますわ。
「自傷行為を他者に見せて、止めて欲しい、助けて欲しいと伝えている」「痛みを感
じることで生きている実感を得ようとしている」「自分を愛して欲しいという思いか
ら注意をひこうとしている」「緊張や怒りの感情を解放、自責感を解消しようとして
いる」「他者から干渉されたくないという思いから、人を遠ざけようとしている」な
どなど。
原因が様々なら他者がアプローチする方法も変わってまいりましょう。そちらのこと
につきましては専門家と相談することも必要になるかも知れませんし、慎重になさっ
てくださいませ。
そしてあなた様がその吸血鬼の方にとって数少ない人間の友人であるのなら、貴方へ
の特別な気持ちから発している、ということもあるかも知れませんわ。わたくしだっ
て、もし人間との関係が上手くいかず自分から人間と関わることを恐れていたら、心
の内をを素直な形で表す自信が無かったかも知れませんもの。
どうか、焦ることなくその方との意思疎通を図り、あなた様がその方のことを真剣に
考えていることを伝えてさし上げてくださいませ。

具体的なアドバイスができず申し訳ございませんが、あなた方お二方のこれからが幸
いであることを願っております。もしもその方が吸血鬼の能力を発揮されてあなた様
の手に及ばない、ということになりましたらそのときはわたくしも助力させていただ
きます。


653 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/13(Fri) 21:19
うむむ…中々、話題が思い浮かぬな……
そうだ、そなた達はちゃんと親孝行は出来ているか?
あの時、もっと大事にしてあげれば良かった…とか後悔の無いようにな

654 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/13(Fri) 21:35
最近の女性ボーカルで、この人の声が好みだ!だと思う人はいませんか?

655 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/14(Sat) 17:20
AIの進歩ってもの凄いですよね?
なにせ下手な絵師よりもはるかに上手く描けるんだから
未来予測だと絵と音楽などは主にAIが圧巻して
ごく一部のプロの芸術家以外は淘汰されるらしいですよ

656 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/01/14(Sat) 20:16
>>653

いらっしゃいませ、お客様。
…申し訳ございません、わたくし平々凡々毎日縁側でお茶を飲んだりお散歩したり月
夜にお空を飛んだりとのんびり過ごしているものですから、これといった話題があり
ませんよね…。
以前いらしたお客様に勧めていただいたように人々の平和を守るため戦う正義のヒロ
インとかやっていれば何か面白い話題もあったかもしれませんけれど。
そしてお客様、わたくしの胸をチクリと刺すご質問をなさるのね。家出娘は親不孝と
自分でも分からぬわけではありませんけれど。
お父様に対しては、わたくしに添わせてくださった柚葉さんを失望させないように毎
日を過ごし己を磨く、そのことが今できるわたくしの精一杯でございます。
そして、今もお母様が奥の間で聞き耳を立てているのを感じておりますわ…。お母様
クスクスと笑っていらっしゃるようですが、目はお笑いになっていないような…。わ
たくしは見据えられているのかも知れません。
お客様のおっしゃるように悔いを残さないように生きてまいりとうございます。


>>654

いらっしゃいませ、お客様。
女性ボーカルですか…、そうですね、一人挙げるとしたら「石原夏織」さまですね。
この方の『夢想的クロニクル』は何度も繰り返し聴いております。世界の様々な悲し
みを抱えた人を救いたい、癒したい、その想いをいっぱい籠めたステキな歌でござい
ます。
恐らくネット上でその歌とお姿を見ることができると思いますよ?『異世界薬局』と
いうアニメの主題歌にもなっていて作品のテーマにもよく合っているのです。
『はたらく細胞』もそうですが、命の素晴らしさを謳いあげるこれらの作品がわたく
しは大好きなんです。人の命のかけらを奪う、そんな吸血鬼のわたくしだからこそ、
なおのことその大切さを感じずにはいられない…。石原さまの歌もそんな作品のピー
スとして欠かせないのですわ。
それから『Plastic Smile』も大好きです。わたくしが柚葉さんと出会った歓びをその
まま歌にしてくれたような、そんな本当にステキなステキな歌なのですよ。
そして『マジックマーチ』もリズミカルで軽快なメロディーにのせて、繋いだ絆の生
む楽しさを溢れさせて心はもう躍り出してしまいます。
石原夏織さま…、彼女の歌を聴くたびにたくさんの嬉しい気持ちがわたくしの心を満
たします。


>>655

いらっしゃいませ、お客様。
淘汰…?はたしてそうでしょうか?
ずっと前に故郷の城館でわたくしの肖像画を描いてくださっていた画家の方があると
きおっしゃいました。
「もう絵画というものは滅ぶしかないかも知れません。」
と。どうしてそんなことを?と思ったら、その方は「写真」という新たに発明された
技術の産物をご覧になってショックを受けたのです。あんな精巧な写し絵ができるよ
うでは、絵画は淘汰されてしまうだろう、と。
ですが、その方は絵筆を捨てることはありませんでした。絵画には写真に表し得ない
表現が無限にあると信じたから。いえ、それ以前に
「描かずにはいられないのです、生きている限り、わたくしは。」
とそうおっしゃいました。
プロだけではございません。小さな子どもが一生懸命描いた絵にわたくしは感性の豊
かさと描くことの喜びの息づきを感じ惹かれます。
いいえ、絵に限った話ではなく。
自転車や自動車に速度では勝てなくても、人は走ることをやめません。
チェスはどうでしょう?AIは世界チャンピオンを凌駕するまでになりましたけれど、
チェスは今なお多くの人々が嗜み競い合っています。
人は様々な営為を生きている限り止めはしないでしょう。生きていることの証しを人
は求め続ける、AIが有ろうが無かろうが。そのことにわたくしはたまらない魅力を
感じるのですわ。


657 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/14(Sat) 21:17
AIもあと数年したらもっとクオリティが高くなるから、
お嬢様も柚葉さんもAIに立ち絵を書いて貰えばいいんじゃない?

658 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/14(Sat) 22:57
どうぶつの森っていうゲームありますけど、
お嬢様と柚葉さんはこれでよく通信プレイしてそうなイメージがある
あっ、でも柚葉さんが忙しくてプレイする余裕が無いかな?

659 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/01/14(Sat) 23:56
>>657

いらっしゃいませ、お客様。
今もネット上で多くのAI絵師さんが活躍しているようですね。
顔イラストメーカーAIの『彩ちゃん』さんとか、ご自分も可愛いですね。皆さんも
日々研鑽を積んで絵師として成長していらっしゃるのでしょう。これからの活躍が楽
しみですね。
柚葉さんの絵をご本人の特徴を写して描いてくれるなら、本当に大歓迎ですよ。
ですが、できましたら立ち絵だけでなく、その背景まで描いてもらえるとなお嬉しい
ですね。わたくしたちの出会いから始まるいろいろな想い出が反映された情景を描い
ていただきたいですね。音声認識機能を持って、わたくしたちのお話を絵にしてくれ
るとかですね。さすがにそこまで行くのはまだまだ難しいのかもしれませんが、最先
端技術の進歩は想像を超えていますからいずれはきっと。


>>658

いらっしゃいませ、お客様。
はあ、『どうぶつの森』ですか。すみません、どんなゲームなのか全く知らないので
すが。何だかかわいいゲームなのかな?ちょっと調べてみましょう。
第1作が、
「プレイヤーがとある村に移り住み、そこで暮らすどうぶつたちとのコミュニケーショ
 ンを楽しむゲーム。遊ぶ上での目的は特に決まっておらず、住人たちとの会話、買
 い物、釣り、昆虫採集、自分の部屋の模様替えなど、プレイヤーが好きなように行
 動できる。」
ですか。そして体験の実況中継も見られますのね。
ttps://www.youtube.com/watch?v=8J1wlzD9Fs4

楽しそうではありますが、少なくとも第1作に限って言えばわたくしが日ごろ過ごし
ている日常とあまり変わらないような気がしますわ。いろいろな動物さんとも日ごろ
からおつき合いがありますし。犬さん猫さんは自分で化けますし、コウモリの変化し
たメイドさんたち、ミミズクの執事さん、森の中にはハクビシン、タヌキ、アライグ
マ、イタチと言った動物たちともお話ししたりしています。
でもきっとどうぶつの森でもここならではの楽しい体験ができることでしょう。今度
近所の子どもたちにも知っているなら感想とか聞いてみますね。


660 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/15(Sun) 12:17
グリムノーツの主題歌・『忘れじの言の葉』を知っていますか?
ファンタジックな旋律でとても落ち着く民族調の曲です
お嬢様達もぜひ音楽鑑賞してみてくださいな♪

661 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/01/15(Sun) 12:54
>>660

いらっしゃいませ、お客様。
はて、『グリムノーツ』とは何なのでしょう?…そうですか、スマホ用ゲームなので
すね。そういったゲームは全くプレイしませんので、その主題歌も初耳でございます。
ではさっそく試聴させていただきますね。

まあ…、これは静かに心を打つような歌ですのね。この旋律…まるで昔故郷の城館で
吟遊詩人がリュートを奏でて聴かせてくれた歌のようでございます。歌からこぼれ出
るのは長い旅路を行く我が身の姿の幻想…。
生と申すものこそが旅路そのもの。誰もがこの歌のような彷徨いながら道を往く旅人
なのでしょう。
わたくしもこれから長い長い生を生きていく。たとえ泡沫のようなわたくしでも、誰
かの夢に触れて刻まれた想いと共に忘れられない物語を紡ぎながら…。そんな長い未
来を予感させてくれる歌ですね。
良い歌を教えていただきました。どうもありがとうございます。


662 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/01/15(Sun) 16:13
>>650

…随分と無茶をなさる方ですね。(溜息)
単に本人の嗜好なのか、
それともご自身の生まれ持った特性に対する反発心がそうさせるのか…。

私には分かりかねますが、そういう方はやめさせようとするほど
逆に反発してしまうのですよ。
ですが、放っておけとは申しません。
お友達であるのなら、目を離さず見守ってあげて下さいませ。

仮に命に関わる事態になったとして、その時にあなたに助けられたら
友人というものの有難さと、迷惑と心配をおかけした事を悔いる結果となるでしょう。

ですからあなた自身はいざという時、友人を助けるという心積もりをなさっていて下さい。
それがきっと、お二人にとって良い結果を齎すと私は信じたいです。

>>653

そうですね…。
今は故郷を離れて暮らしている以上、元気で過ごしている事を知らせるためにも
電話による連絡だけでなく、季節毎にお手紙を欠かさないようにしております。

そして両親のおかげで大学に通う事が出来ているのですから、
学生という立場上、決して本分である勉学を疎かにせぬ事、
きちんと単位の取得と大学における資格の取得に励む事…。

更に大学の勉強だけでなく、将来役立つと思われる技能や資格の取得、
語学の習得等も欠かしておりません。

「親孝行」出来る日は、私の立場上まだまだ遠いですね。
ですが、今は学生である以上は学生の本分である勉学に励む事、
そのためにも日々を健康で過ごす事が今出来る精一杯の「親孝行」であると考えております。

他には…。
お仕事上のお話となりますが、私を雇用して下さったお嬢様のお父上である旦那様、
そしてお嬢様には本当に感謝しております。

学生である私には勿体無い程の待遇で雇用して頂き、
このお屋敷でお世話になってからは両親からの仕送りは必要ではなくなりました。

自惚れるわけではありませんが、両親の経済上の負担を減らせた事は
私の心にゆとりをもたらしてくれています。
だからこそお嬢様と旦那様、そして両親のためにも勉学とお仕事の両立に励み、
日々精進して参ります…。

>>654

「最近」ではありませんが…。
私が特に好きな女性アーティストの方は「霜月はるか」さんですね。
その方のCDを、個人的に5つか6つ程所有しております。

最近、その方のCDに関する情報を個人的に入手していなかったのですが、
改めて探してみたところメジャーデビュー10周年を記念するCDが
ジャンル毎に出ていて早速リストに加えてみたところです。
お客様が話題を振って下さった事が、良き切っ掛けとなりました。
お財布と相談しながら、購入する機会を伺いたいと思います。

>>655

確かに、「AI」の進歩は凄いものがあるとは聞いております。
ですが、技術の進歩によって描く事そのものが「便利」ではあっても、
人が描くそれとはやはり違う気がするのですよ。

人が描く絵画には、その人にしか無い背景や思い、それまでの生き方があるからこそ
独自の作品が生まれてくるものです。

技術によって精巧な絵が生まれるのは良い事だとは思いますが、
だからといってそれが人の作る芸術分野を「淘汰」するには至らないと思います。
正確に写すのであれば、既に写真や映像がそれを為しているのですから。

絵画に携わっていない私が申し上げた所で説得力は無いのは承知ですが、
如何なる技術をもってしても「芸術」には踏み込めない領域があり、
それが廃れる事は無いと信じたいですね。

>>657

まあ、素敵な提案ですね。
ならばお嬢様が仰られているように、お嬢様と私の出会いの場面を描いて頂けたら
とても嬉しいですね。(微笑)

そして…。
このお屋敷において日々欠かせない、お嬢様が私達と共にお茶を嗜む風景も…。
考えれば考える程、絵にして頂きたい光景が幾つも頭に浮かんで参ります。
余りに多く希望の風景を出し過ぎては、AIも困ってショートしてしまうかも知れませんが。(苦笑)

663 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/01/15(Sun) 16:47
>>658

名前だけは、聞いた事がありますが…。
残念ながら、スマートフォンや個人的なパソコンは所有していても
ネットゲームそのものが私自身は未プレイなのですよ。

以前、有名な「ウマ娘」のショートアニメである「うまよん」で
カブト虫捕りに行ったウマ娘さん達が
アクシデントでスズメバチに追いかけられるシーンがありましたが、
それが「どうぶつの森」が元ネタと聞いた事があり、
それがきっかけで「どうぶつの森」という作品自体を知りました。

ですが、お嬢様のお陰でこのように動物たちと触れ合える機会に恵まれておりますので
わざわざゲームに手を出す必要はございません。
ほら、本日はみみずくのノッテさんがいらして下さっています。

いつも、お仕事お疲れ様です。
用件を伝えるために人の姿になられる前に、ちょっとだけぎゅっと抱き締めさせて下さいね♪(ぎゅっ♪)

>>661

「グリムノーツ」と言えば、有名なゲームですね。
確かアニメ化もされていたそうですが、残念ながら既にサービスは終了しているとか。
未視聴ですが、実はアニメの主題歌である「Innocent Notes」は好きな曲なので
入手しております。

こちらは、アニメとは別のゲーム上の主題歌でしょうか?
動画で視聴させて頂きましたが、切なさと美しさが調和した素敵な曲ですね。
一度聴いたら、何度も聞きたくなるタイプの曲です。

こちらの収録されているCDは…。
うっ…。既にサービス終了している作品であるためかなり高額になるのですね。
少し、別の手段で入手する機会を伺ってみます。

素敵な作品の紹介を、有難うございました。


664 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/15(Sun) 19:18
お嬢様が幼い頃によく食べていた好きなお菓子はなんですか?

665 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/15(Sun) 20:14
(すみません、664の追記です)
それと柚葉さんが小さかった頃はどんなお菓子が好物でした?

666 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/16(Mon) 15:23
もしホグワーツ魔法魔術学校に入学したら、どこの組に入りたいですか?

667 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/01/16(Mon) 19:16
>>662(柚葉さん)

(横から失礼します。)

>他には…。
>お仕事上のお話となりますが、私を雇用して下さったお嬢様のお父上である旦那様、
>そしてお嬢様には本当に感謝しております。

とても有難いお言葉ですわ。本当にわたくしの方こそ感謝しか…、いいえ、感謝と歓
喜と…じょ、情愛で満たされているのですけれど。

>自惚れるわけではありませんが、両親の経済上の負担を減らせた事は
>私の心にゆとりをもたらしてくれています。
>だからこそお嬢様と旦那様、そして両親のためにも勉学とお仕事の両立に励み、
>日々精進して参ります…。

わたくしのところに居てくださることがご両親への孝行につながるのでしたら、それ
こそこんな嬉しいことはありません。
お二方に喜んでいただけるように、わたくしもこの屋敷が柚葉さんにとって居る甲斐
のある場所になるように、そしてそれに相応しい家主になれるよう頑張りますわ。
そしてそうしたお心に触れると、わたくしももっとお父様に感謝しないといけない、
と思います。
家出娘としてはお父様に音信を送ることを控えていたのですが、お手紙をしたためま
しょう。


>>664

いらっしゃいませ、お客様。
そうですわね、わたくしは目にも鮮やかな『苺のレアチーズケーキ』が大好きでよく
いただいていましたわ…。

「『禁血』する以前は、文字どおり血の滴るチーズケーキを食していらしたと聞きま
 したけれど…。」

うっ、長女ちゃんったら、このタイミングでそれを言う?
…はい、誠に恐縮ですがさようでございました。そして苺に切り替えたのも紅のその
色で心の渇きを宥めようとしたのでしたけれど。
でも、本当に飢餓感から救ってくれたのは、後にメイドさんが出してくれるようにな
った『糀甘酒抹茶パンケーキ』でしたわね。

「というわけで、思い出の『糀甘酒抹茶パンケーキ』を焼いたところです。お客様と
 お召し上がりください。」

…もう、人のこと焦らせた後で喜ばせるのね、この子ったら。
ということですので、どうぞお召し上がりくださいませ、お客様。


>>666

いらっしゃいませ、お客様。
…ホグワーツ魔法魔術学校につきましては全く存じ上げないのですが。組とはどのよ
うな区別があるのですか?

(自分で調べてみました。)
『ホグワーツの一年生が知っておくべきこと』に簡単な説明が載っていますね。
ttps://warnerbros.co.jp/c/features/feature-57.html

うーん、この『ホグワーツには4つの寮がある』とありますが、この組のことです
か?

「組分け帽子によると、グリフィンドールは勇敢な者が、ハッフルパフには心優しく
 勤勉な者が、レイブンクローには機知に優れた者が、スリザリンには狡猾な者が集
 まるそうです。」

…実際に入学して見ないとどこが自分に合っているか分かりませんわね。しいて言え
ば、ハッフルパフに入れたらいいかな、という程度です。
それより選択科目がいろいろあって興味深いですね。
ttps://hpsfan.com/class/
「魔法薬学」「薬草学」「魔法生物飼育学」はとても興味を覚えます。

恐れ入りますが、これ以上は分かりかねます。
恐れ入りますができましたら、ご質問にお答えしやすいように入学案内の類を持って
きていただけるとありがたかったですわ。


668 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/16(Mon) 19:43
お嬢達様は魔女って聞くと、どんなイメージが思い浮かびますか?
自分はジブリの『魔女の宅急便』とかでほのぼのとした印象を受けますね

669 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/16(Mon) 19:54
吸血鬼伝説のモデルともなった。「血の伯爵夫人」こと
バートリ・エルジェーベトという女性にはどう思われますか?


670 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/16(Mon) 20:35
お嬢様はあの超有名な「ハリー・ポッター」をご存知ないのですか!?(驚愕)

671 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/01/17(Tue) 22:38
>>668

いらっしゃいませ、お客様。
わたくしが最初に思い浮かべる魔女様は「ベファーナ」という方ですね。
イタリアの1月6日の「エピファニア(公現祭)」に現れて子どもたちにプレゼント
をくださる魔女様なのです。キリスト教と関係の深い方ですので、我が家とは疎遠で
したけれど、いつの間にかお母さまがよしみを通じられたそうでカルミーニオ家の領
地でもお空からお菓子を降らしてくれたりして、わたくしも美味しくいただいた想い
出があります。
ふわりとした笑顔が印象的なお優しい方ですが、強大な魔力をお持ちと伺っています。

あなた様がおっしゃるキキ様のような日本のメディアで知られている魔女の方と申し
ますと…、まず思い浮かんだのは「高原の魔女」アズサ・アイザワ様ですね。300年
にわたりスローライフを満喫してこられたというそのライフスタイルにとても親近感
を覚えますわ。それから、彼女を思い出すと弟子でいらっしゃるイレイナ様のことも
連想しますね。
え、三女ちゃん、「二人は関係ない」って?そうかしら?たしかにアズサ様が弟子に
していらっしゃいましたよ?おかしいですね…。
ttps://www.nicovideo.jp/watch/sm38785444


>>669

いらっしゃいませ、お客様。
…正直申して、彼女に対しては初めて耳して以来悲しみと怒りと…その思いしか湧い
てまいりません。
彼女は己の美しさを保つために多くの女性の血を奪いました。命をも奪って。
美を追い求める気持ちはわたくしも同性として分からぬではありません。血に焦がれ
る気持ちを非難することは、吸血鬼の我が身を思うと偽善とそしられるかも知れませ
ん。ですが、己が欲望のために無辜の女性を大量に殺害したその行いに共感すること
は到底できません。
彼女の告白に依れば犠牲者の数は600人を超えると聞きます。命を奪われた女性らの
無念や彼女らを奪われた家族や友の悲しみは、いかばかりであったかとても想像する
ことができません。悲しくて心が千々に乱れる思いです。
そして彼女はトランシルヴァニア公国の貴族の出身で、彼女の悪評が近隣にお住まい
のドラキュラ伯爵様に悪評を付与した、とも聞いております。伯爵様は吸血鬼の中で
も有名な方。その方が悪評を負うことで、我ら吸血鬼全体がいっそう人間から畏怖と
嫌悪を向けられることになったかと思うと、今度は沸々と怒りが湧いてまいりますわ。
もう彼女に関してはかれこれと申す気にはなりません。


>>670

あらあら…、ずい分とあきれられてしまったかしら?これまでも繰り返し見てまいり
ましたわ。そのような『信じられない』というように唖然となさった表情を。
『聖書を読んだこと無いとは神を恐れないのか?』『人間不平等起源論も知らぬとは、
これだから貴族は』『資本論を読んでいないとは。頑迷な保守派め』『カラマーゾフの
兄弟を読まずして人間を語ることはできない』…といった風にですね。
『ハリー・ポッター』は本屋に行けばいつでも平積みになっていますから、タイトル
くらいは存じていますけれど。
わたくしの正体を知らず聖書を熱心に講義しようとされたカソリックの神父様の布教
活動が思い出されて、愛読者の方の熱量には圧倒される思いがいたしますわ。


672 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/17(Tue) 23:01
吸血鬼とゾンビ、この二つの存在の伝承の結び付きについてどう考察なされますか?

673 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/17(Tue) 23:24
自分の中では吸血鬼と言えば小説「ダレン・シャン」が馴染み深いです
お嬢様もタイトル自体は知っていますよね?ただダークファンタジーなので
お嬢様の世界観からするとあまり相容れないかもしれませんね

674 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/01/18(Wed) 21:01
>>672

いらっしゃいませ、お客様。
はあ、吸血姫とゾンビについて…ですか?考察とはまた、難しいお話のようですね。
わたくしは生まれながらの吸血鬼ではありますが、別段吸血鬼や他の種族について研
究しているわけでは無いのですけれど…。
人間が誰もが霊長類学者で、人間とお猿さんの関係を考究しているわけではありませ
んでしょう?
ですが、人間の死者が何らかの原因で吸血鬼として甦った、という方は何人か存じて
おりますわ。「ゾンビ」と申すものが、死者が別の者に生まれ変わる中間形態だと解
釈すれば、これらの方々もゾンビを経て新たな生を得た方々。ですがその結末はいず
れも悲しいものでした。

カラパチア山脈のアツォ・フォン・クラトカ様は、人間の騎士であったとき多くの人
間を害したがため村人の恨みを買って殺され、やがて吸血鬼として復活しましたが、
少女の血を吸ったことで封印されました。

ドイツのブルンヒルダ様は、若くして亡くなり魔法使いの力で復活しましたが、子ど
もを誘い込んでは吸血して命を奪い、やがて夫君によって胸を刺されて果てました。
本当は彼女の「生命の炎」は、吸血せずとも愛情やスキンシップによっても得られた
にもかかわらず…。

フランスのクラリモンド様は、人間としての死後、吸血鬼として復活の後も人間の心
そのままだったために、悩みつつも少しの血を摂取しながら恋人との愛に生き、でも
最後は神父から聖水を浴びせられて果てました。「わたしが何か悪いことをしました
か?」と言い残して…。

ゾンビが一度目の死の後の復活のチャンスだとしたら、どうかそのチャンスを得た方
はそれぞれに意味のある二度目の生を生きてもらいたいですね。ある方には贖罪、あ
る方には愛の温もりを得る、それぞれ大切な機会のはずなのですから…。


>>673

いらっしゃいませ、お客様。
あの…、わたくし先ほどのお客様にも申しましたけれど、吸血鬼の研究者ではありま
せんので有名な方であるからといって、存じているというわけでは無いのですけれど。
たしかに「ダレン・シャン」という方のことは聞いた覚えがありますけれど。彼の方
は英国の吸血鬼でいらっしゃいましたかしら?
人間の方にしても日本人が英国の有名人 − たとえば現在の宰相閣下 − につい
て詳しく知らなくても別に不思議ではないと思うのですが。わたくし、英国に行った
ことは無いですし、日本の萩尾望都先生がルポを書かれたエドガー・ポーツネル様の
近況も存じておりません。
申し訳ございませんが、よく存じ上げない方についてコメントはいたしかねますわ。
もしこちらにお出でになれば歓待いたしたいですが、もう消滅されたと伺っています
のでそれも叶いませんわね…。


675 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/18(Wed) 21:29
お嬢様は弱点である太陽を克服した究極生命体に成ってみたいと思いませんか?

676 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/18(Wed) 21:36
もうすぐ大寒が来ますが、お嬢様の家は暖炉で温まるんですか?
あと温州ミカンも食べていますか?そこのところはどうなんでしょう?柚葉さん

677 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/18(Wed) 21:55
君達、ボクと契約して魔法少女になってよ!

678 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/01/19(Thu) 17:33
>>675

いらっしゃいませ、お客様…って、あのどちら様ですか?「究極生命体」に成るとか
ずい分途方もないお話ではありませんか。
はあ…、たしかにお日様の光にあたっても平気でしたら、夏のお庭の草むしりとか土
地神様のお社の清掃奉仕とかもとても楽になりますね、それに夏の海辺も満喫できま
すし、有難いとは思いますよ?
…ですが、わたくしは吸血鬼。闇から生まれた者の末裔にして人間の血と精を奪う者、
そして実在のレベルすら変化させてしまう不可思議な存在なのですよ。そのような者
が究極を望めば、どこかに歪みが出ると思うのです。何かを得れば何かを失う、そう
思えてなりません。結局究極の生命体など夢の内に入るでしょう…。
ですので、確かにちょっと魅力的なお話ではございますが、そのような存在になる気
は無い、とお答えさせていただきますわね。


>>676

いらっしゃいませ、お客様。
道行く人も厚いコートやダウンジャケットに身を包み、首をすくめている方が多いで
すね。そして皆様、家にたどり着いてその温かさにホッとなさることでしょう。
はい、わたくしも家に帰りますと家族が屋内を温めてくれていて本当にありがたいと
思いますわ。
旧い館は元武家屋敷、こたつを重宝しております。暖炉は新築した館の居間にしつら
えておりますわ。そしてどちらの館の居間でも温州ミカンは欠かせませんよね。温州
ミカンは剥きやすくてナイフ要らず、家族とおしゃべりしながら食べられて本当に冬
の友ですわ。米国などの英語圏ではテレビを観ながら食べられるということで「テレ
ビオレンジ」の愛称がついているそうですが、それも納得ですね。
お客様もどうぞお召し上がりくださいませ。


>>677

いらっしゃいませ、お客様
…あら、可愛らしいモンスターさんね。いったいどのようなご用かしら?
魔法少女?いいえ、わたくしは既にそれなりの魔法を使える魔族なのですよ。今から
新しい魔法を付与してもらわなくてもけっこうよ。それに、魔法少女というと可愛ら
しい衣装を身に付けるのよね?わたくし、そういう姿はちょっと…。
さらに申せば、何でしょう、あなた可愛いのにどうも禍々しい雰囲気を感じるのは何
故なのでしょうね?人を何かに勧誘するときは魅力的な甘言が先に立つもの。くわば
らくわばら、遠慮しますわ。
他の方に声をかけるときも魔法少女になるということはどういうことなのか、きちん
と説明してあげてね?後出しでマズい話を持ち出すと、結局信用を失うのはアナタな
のですからね。


679 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/19(Thu) 20:25
お嬢様の本文はなんですか?柚葉さんは侍女や学生などで分りますが…

680 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/19(Thu) 20:34
お嬢様達は世界名作劇場を見た事はありますか?
自分は「ロミオの青い空」や「小公女セーラ」などが好きでした

681 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/01/19(Thu) 22:49
>>679

いらっしゃいませ、お客様。
わたくしも学生、高校生ですよ。ですから本分は学生、勉学とクラブ活動を実践する
ことが本務ということになりますね。好きな科目は古文と日本史です。ええ、どちら
も下手の横好きですが何か?古文の解読は難しいですが、読むことができれば興味の
惹かれる作品が多いですね。日本史は飛鳥時代や天平時代が好きで、奈良旅行でその
遺産をつぶさに見られて嬉しかったです。
クラブ活動は社交部に所属していてこれでも部長でございます。もっともこちらでも
顧問の柚葉さんの方が部員の皆さんが憧れの的でわたくしは影が薄いですけれど。
紅茶の淹れ方は貴族の嗜みなのでそれなりですから、今お淹れいたしますわ。
それから演劇部からたびたび客演のお誘いをいただいておりますけれど、ゴシックホ
ラーの吸血鬼役とか、とても任に堪えられませんとお断りしております。わたくし演
技で人を怖がらせる自信がございませんもの。


>>680

いらっしゃいませ、お客様。
…申し訳ございません、せっかく楽しい話題を振っていただいたのに恐縮ですが、わ
たくしはそのシリーズは見たことがございません。「小公女」のように原作を読んで
いるものもありますので、時間があれば三女ちゃんの加入している動画配信サイトで
見せてもらいたいですが。あの子もオフのときはけっこうモニターの前に座りっぱな
しなので果たして視聴させてもらえるかどうか…。


682 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/20(Fri) 17:55
寒ブリはもう食べましたか?今が句なのでとても美味しいですよ

683 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/20(Fri) 19:49
ジャガイモで作った料理の中では何が好きですか?

684 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/01/20(Fri) 20:26
>>682

いらっしゃいませ、お客様。
寒ブリは日本の冬の定番ですよね。脂ののった旨味豊かな味わいということで商店街
の鮮魚店でも看板娘さんが威勢の良い声で売っていらっしゃいます。わたくしも早く
いただきたいですけれど、寒ブリのお料理はたくさんありますからね。まずどんなお
料理でいただくか迷ってしまうのです。まあこの点はわたくしより柚葉さんの判断の
方が頼りになりますから、相談しながらゆっくり決めたいと存じます。
和風ならブリ大根、しゃぶしゃぶ、西京漬け等々、イタリアンならガーリックソテー
が筆頭ですわね。餃子で鍛えたニンニク耐性を生かす絶好の機会ですわ。
そしてわたくしとしては外せないのが、甘酒焼きですわ!糀甘酒とお醤油を煮詰めた
後、保存容器に入れたブリにかけて冷蔵庫で一晩おいてから温めて食すのです。柔ら
かくて自然な甘みとこくとを楽しみたいですわ…。
できましたらお客様にもお裾分けいたしますね。


685 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/01/21(Sat) 10:36
>>665

母が料理、お菓子作りがとても上手でしたので、
おやつはよく母の手作りのお菓子を頂いておりました。

豆腐屋さんのおからを用いたクッキーや、お裾分けで頂いたお野菜を使ったケーキ…。
出来立てのお菓子の温かさには、それ以上に母の愛が込められていて
それを頂く度に、優しくて温かい気持ちになれました。(微笑)

母の愛情の込められたお菓子やお料理は父も大好きで、

「今度は私がお母さんやお父さんを喜ばせてあげられたら。」

という思いから、母にお料理やお菓子作りを習い始めたのですよ。

他にも、地元名物としては経観塚温泉の「温泉饅頭」や
経観塚銀座商店街のクレープは子どもの頃から大好きでした。

お嬢様と故郷を訪れた時に、昔から好きだったお菓子をお嬢様にも召し上がって頂けたのは
本当に素敵な思い出となりました。(微笑)

>>666
>>670

申し訳ありません、お客様…。
あまりに有名な作品なのに、私も実はこちらについて殆ど存じません。
脚光を浴び始めた時期に、すぐに読めばよかったのですけれど…。

そうしないままにあれよあれよと月日が過ぎてシリーズが幾つも刊行されて
その度に世間では大いに注目と話題を集めたものの…。
気が付いたら、既にあまりにも取り残されてしまったというのが現状です…。


お客様の質問に敢えてお答えするなら、
お嬢様が仰られているように「ハッフルパフ」に入学したいですね。
それでも「魔法」そのものが持つ力と数奇な運命からは逃れられようもありませんが…。

持たざるが故に、「魔法」そのものに憧れる気持ちは私にもありますが、
それはやはり、個人の心次第。
手に入れた代償と課せられた運命から、持たざるが故の「平穏」に思いを馳せる事に
私はなってしまうでしょうね…。

>>668

キキさんは、私も子どもの頃に見て大好きだったヒロインですね。
あのお姉ちゃんの箒(デッキブラシかしら?)に乗せてもらって
一緒に空を飛べたなら…。
そのように空想しておりました。

そしてそれが、今はお嬢様の翼によって実現しているのですから
本当に嬉しくて素敵な事ですね。(微笑)

(『となりの吸血鬼さん』の灯さんとソフィーちゃんのように、お嬢様に抱きかかえてもらっています)

あら、申し訳ありません。話が脱線しました。

魔女さんですか?
やはり帽子を被り、眼鏡をかけて、箒で空を飛び、豊富な知識と魔法の力をもっているという
お伽噺に登場する印象が強いですね。

魔女さんの所に赴くと、あの人魚姫のように『対価』を要求するという印象がありますが
「XXXHOLiC」に登場する「極東の魔女」壱原侑子さんの影響で
魔女が要求する『対価』について深く考えさせられるようになりました。

ただ、多くのお伽噺や妖怪などを扱った作品では「狡猾な老婆」で悪役のイメージが多かったですが
近年は見目麗しい方が多いですね。
お客様が話題にされていたキキさんのように、「魔女」が成長していくという物語は私も新鮮に感じられて
色々と悩み、苦しみ、乗り越えていくのは人間も魔女も同じなんだなあと実感しました。

686 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/01/21(Sat) 11:06
>>669

うう…。以前お嬢様もその方に関しましては大変辛く、苦しく、哀しい思いを
されていたのをお聞きしております。

平穏な日々とこの街で共に生きる皆様との『和』と、まだ見ぬこれから出会う方々との『絆』を
何よりも重んじるお嬢様が、あの方の所業について述べるのがどれ程辛いかは
想像するに難くありません。

申し訳ありませんが、あの方に関しましてはお嬢様のためにも
極力口にするのは避けて頂ければ幸いです…。

>>672

映画や物語、漫画やアニメ作品でも様々な形がありますが、
やはりゾンビといいますと既に意志を失い、本能のままに襲うという印象が強いですね。

モンスター娘さん達が活躍する作品の中の、人間と異種族の問題に関わる事件を扱うメンバーの一人のように
きちんと意思を持って社会のために働くことが出来て、そのためのケアも充実している世界であれば
本当に有難いのですけどね…。(汗)

『吸血鬼』そのものに関しましてはそれは主であるお嬢様自身に関わる事ゆえに
従者である私が軽々にご無礼を口にする事は出来ません。
悪しからず、ご了承下さいませ。

>>673

確かこちらも、有名な作品ですね。
親戚の男の子が確か愛読しておりました。

ですが、私自身は「ハリー・ポッター」のシリーズと同じく未読なのです。
ご期待に沿えず申し訳ございません…。

やはりお嬢様が望むのは、平穏で健やかな日常です。
無論、その作品の方々のように時として訪れる過酷な運命に抗う強い意志はお持ちですが
出来れば遭遇したくはないものですね。

>>675

…確かにお嬢様が、太陽光を克服出来たとすれば今まで不便を感じていたものに対して
楽になったと感じることは出来るでしょう。

ですが、気候にせよ、自然環境にせよ、ご自身の体調に関する事にせよ
何かしら不都合を抱えているというのは誰しも同じです。
無論、ご自身が望んでそれらを克服するための努力をするのは良い事だと思いますが。

お嬢様が日光が苦手であられるのなら、それを優しく遮る傘をお持ちするのが
私達従者の役目です。
互いに不完全なものを持ち合わせているからこそ、それを理解し、思いやり、
互いを尊ぶ…。
そこに喜びや嬉しさ、優しさ、相互理解が生まれるのです。

1人で「究極の生命体」を目指すよりも、その方が素敵だと私は思いますわ。(微笑)

687 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/01/21(Sat) 21:35
>>683

いらっしゃいませ、お客様。ジャガイモのお料理はバラエティーが豊富過ぎてちょっ
とチョイスに迷うところです。
イタリアはジャガイモと縁が深いのですよ。16世紀中ごろにはジャガイモの栽培が
盛んに行われていまして、カルミーニオ領でも救荒作物として厨房でいろいろな料理
を考案していましたわ。当時領民に広めようとしていたのはジャガイモを肉と一緒に
水と塩で煮る簡単なシチュー、それからじゃがバターですね。今でも美味しくいただ
いています。
日本に来てからは肉じゃがが大好きになりました。冬の家庭料理として体を温めてく
れる優しい味は外せませんわ。
そしてこの冬お気に入りに加わったのが、ジャガイモの甘酒煮っころがし。砂糖の代
わりに甘酒を使った煮っころがしは素朴で心落ち着く味でございます。ちょうど作り
置きがございますからお裾分けいたしますね。


>>685(柚葉さん)

(横から失礼いたします。)

>お嬢様と故郷を訪れた時に、昔から好きだったお菓子をお嬢様にも召し上がって頂けたのは
>本当に素敵な思い出となりました。

はい、懐かしい思い出ですね。
あのとき皆で福引を引きましたけれど、確か千羽(旧姓:羽藤)桂様のお子様の桂奈
様が引き当てたのが温泉饅頭でしたわね。わたくしも帰りのお土産に買い求めました
わ。柚葉さんがお好きなお饅頭と思うといっそう美味しさを感じましたので、今度経
観塚を訪れたらまた買いたいですね。

    ■     ■     ■

>お客様の質問に敢えてお答えするなら、
>お嬢様が仰られているように「ハッフルパフ」に入学したいですね。

よかった…。もし入寮するにしても柚葉さんとご一緒でしたら不安などかけらもあり
ませんわ。共に深遠なる魔法を研究出来たらどんなに嬉しいことでしょう。ただしそ
れがわたくしたちの「平穏」と天秤にかけなければならないものだとしたなら、わた
くしは躊躇いなく「平穏」を選びますけれど。
ところで、今しがた学園の資料を見ていて知ったのですが、意外なことに日本にもこ
の魔法学校の分校があるのだそうですね。なるほ、ど絶海の孤島の秘境なら静かに一
意専心魔法を学ぶのに適当なのかも知れませんね。
ttps://tabippo.net/harry-potter/


688 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/01/22(Sun) 12:12
>>676

既にお嬢様がお答えになられた通りです。
お屋敷は和洋折衷となっておりますが、普段皆で集まる今は畳部屋であり
そこでは炬燵を愛用しております。

暖炉は新築した居間にございます。
または、社交部の皆様と一緒に社交ダンスの練習をする離れにも設置されております。

どちらの部屋で頂くミカンも美味しいのですけれど、
やはり日本の冬の畳部屋と言えば、炬燵、緑茶、そしてミカンは正に『三種の神器』ですね。

そして本日、買い置きのミカンが少なくなって参りましたので
御贔屓の青果店で購入して参りました。
少し多めに購入しましたので、幾つかはティータイムのスイーツに活用したいと考えております。
少々お待ち下さいませ…。

(小一時間後)

どうぞお客様…。
ホットケーキミックスを使用した、「ミカンのマフィン」です。
お茶は緑茶以外にも、各種紅茶を取り揃えております。
お好きなものを、申し付け下さいませ…。

>>677

…生憎ですけれど、既に「少女」と呼べる年齢ではないのですよ。(苦笑)
あなたと契約された魔法少女の皆様も多くは既に結婚されて、
お子様もおられるそうですね。

確か娘さんを勧誘して、かつての魔法少女のお母さんに怖い顔で凄まれていませんでしたか?
やはり、甘い言葉で契約させた挙句に詳細についてはきちんと説明していなかったようですね。

あなたが契約を勧めるのもあなた自身の背景やお考えがあっての事でしょうが、
私に「魔法少女」のようにどうしても力を欲する理由がありませんもの。
力を欲するなら、自分自身の日々の積み重ねでどうにか致します。

容易く手に入れた力とは、それが強ければ強い程その代償と運命に対する反動が大きいものです。
その覚悟も無しに、容易く力を手にする気にはなれません。

…それに、アラサーとなったかつての魔法少女さんが変身したら、かつての友人達にドン引きされていましたね。
私も年齢的に、あの服装はかなりキツイです…。
…余談ですが、殿方の変身するヒーローはその点を気にする必要がありませんので少々羨ましいですね。
かつての雄姿を知る皆様に、喜ばれますから。(苦笑)

>>679
>>681(アーチェロお嬢様)

お嬢様はこの地域の高校に通っておられますので、同じく本分は勉学ですね。
そして、お嬢様はかつて欧州で暮らしていた頃に不本意ながらかつて在籍していた大学を
自主退学された経歴がございます…。

ですから、今の高校を卒業された後はご自身の望む大学に進学されて
思い切りキャンパスライフを楽しみ、かつて手にする事の出来なかった卒業証書を
是非とも手にして頂きたいと思っております。

以前、私の通う大学のオープンキャンパスに学友の方々と来て頂いたのですが
日本の大学のキャンパスライフに触れられた事で
より希望をもって心置きなくご自身の進路を選んで頂きたいです…。

>顧問の柚葉さんの方が部員の皆さんが憧れの的でわたくしは影が薄いですけれど。

まあ、お嬢様ったら…。
そんな事はありませんよ。貴族の立ち居振る舞い、本物の社交界…。
日本の普通の学生ではアニメや漫画でしかお目にかかれないような世界を
実際にお嬢様は経験してきたのですもの。

部長として色々と説明をされる中で、皆いつも興味津々で聞き入っているのを
傍らで何度も見てきているのですから。
それに、昨今は題材となる作品にも困りませんしそれらを用いる事で堅苦しくなる事なく
皆講義を楽しんでいますものね。(微笑)

今年もより一層、皆様が充実した活動が出来ますよう私も尽力してい参ります…。

>>680

すみません、こちらの作品に関しましては再放送されていたものを
断片的に視聴していた程度に留まります…。

再放送されていた作品で、「七つの海のティコ」という作品がありましたが、
「名作劇場」と呼ぶには随分とハードな描写が多いと感じました…。
さながら、アクション映画のようで…。(汗)
それ以外は、昔のアニメ作品を紹介する番組で知った程度ですね…。

有名な作品だけに知っていれば色々と盛り上がる事が出来たかも知れませんが、
ご期待に沿えず申し訳ございません。

689 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/22(Sun) 19:35
お嬢様は何年、学生しているんですか?
悠久の時を過ごしているからもう教授クラスでも可笑しくないのでは?
一言で言うとこう「学生ってレベルじゃねぇぞ!」ですね(笑)

690 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/01/22(Sun) 19:58
>>682
>>684(アーチェロお嬢様)

お嬢様、お客様、只今帰りました…。
噂をすれば何とやら、商店街のお魚屋さんでブリを購入して参りました…。
そして御贔屓の青果店さんで、大根やその他のお野菜も…。
今夜は、ブリ大根にしましょう。

それでは、今夜は以下のメニューで…。

・ブリ大根
・豚汁
・春菊の胡麻和え
・天ぷら(椎茸、人参、薩摩芋、玉葱)

>そしてわたくしとしては外せないのが、甘酒焼きですわ!

そして、その前に…。
明日の楽しみとして、『ブリの甘酒焼き』の準備をしておきましょう。
今宵のブリ大根も楽しみですけれど、明日も楽しみが待っていると思うと
益々嬉しくなって参ります。(微笑)

まあ…お嬢様、さっそく和風メイド服に…。
お嬢様も、やる気満々といった雰囲気ですね。
はい、それでは楽しくお夕食の準備と参りましょう。

強い寒波が訪れていますからね。
ブリ大根は身体を温めてくれるでしょう。
お客様、商店街のお魚屋さんの自慢のブリを用いたお料理を
存分に味わって下さいませ。

よろしければ後日、『ブリの甘酒焼き』もお裾分けさせて頂きますわ。

>>683

お嬢様も仰られているように、ジャガイモは非常にレパートリーが豊富で
「一番」となるとやはり悩んでしまいますね。
和食でも洋食でも、様々な形で生かされておりますから。

それでも特に思い入れが強いのは、やはり「肉じゃが」ですね。
カレーやシチューと並んで、母からお料理を習い始めた時に
和食で初めて挑戦したのが肉じゃがだったのですよ。

母の味であり、思い出の味…。
そしてそこから「お料理」そのものへの興味や様々なメニューへの挑戦、
中学や高校におけるクラブ活動における様々な創意工夫…。
色々な意味で「原点」とも言えるメニュですね。

そして…私自身の思い出と共にこのお屋敷におけるメニューに
新たな1ページが加わりました。
『ジャガイモの甘酒煮っころがし』…。
ほんのりと漂ってくる甘い香りは、お嬢様の優しさが伝わってくるようですね。

ブリ大根に加えて、お嬢様特製の甘酒の煮っころがしもお客様の心身を温めて下さる事でしょう。
さあ、準備が出来ました…。
どうぞ召し上がって下さいませ…。

691 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/01/22(Sun) 21:09
>>686(柚葉さん)

(横から失礼いたします。)

>申し訳ありませんが、あの方に関しましてはお嬢様のためにも
>極力口にするのは避けて頂ければ幸いです…。

ああ、もう、柚葉さん。そんなに哀しそうなお顔をさせてしまってごめんなさい。わ
たくしが憂い顔をするものだから心配させてしまいましたね。
わたくしは大丈夫でございます。哀しい出来事ではありましたが、今のわたくしは柚
葉さんに支えられてもう彼女のことは静かに胸に収めることができていますわ。
ただ、過去の歴史は歴史としてしっかりとこの胸に留め、もし身近で同じような過ち
があれば断固としてその悪行を断ち切る所存ですわ。そのような事態が無いことを願
いたいですけれど。
わたくしたち二人の『朱珠』が変わることなく輝き続けられるように、悲劇の連鎖は
永遠に過去のものとしたいのです。

    ■     ■     ■

>モンスター娘さん達が活躍する作品の中の、人間と異種族の問題に関わる事件を扱うメンバーの一人のように
>きちんと意思を持って社会のために働くことが出来て、そのためのケアも充実している世界であれば
>本当に有難いのですけどね…。(汗)

はい、あちらのリビングデッドの方の活躍は惚れ惚れいたしますね。
ttp://elbowroom.web.fc2.com/2015/7/revue/monmusu07.html
人間と他種族との交流を助ける尊いお仕事をこなされていて、斯様な世界が実現した
らどんなに良いだろうと、見ていてそう感じましたわ。
でもこちらの町も多種族間の交流も、土地神様の庇護のもとで日々歩みを進めており
ます。あの『MON』のメンバーの中には、こちらの薫衣さんと近縁の鬼人(オーガ)
の方もいらっしゃいますわ。でしたら、リビングデッドの方もいずれこの町でもが所
を得て共存できることも夢では無いのかも知れませんわ。

    ■     ■     ■

>お嬢様が日光が苦手であられるのなら、それを優しく遮る傘をお持ちするのが
私達従者の役目です。

ありがとうございます、柚葉さん。そのお言葉を支えに自分を律し、自分の弱点と向
かい合うことの方が、「究極の生命体」となることよりもずっとずっと大事なのだ、
とそう思わずにはいられません。
そしてわたくしには弱点がある一方で、確かに人間には無い力に恵まれてもいるので
す。その力を人間のために使うことこそ、わたくしが差し掛けるべき傘と申すもの。
そうして皆様と喜びを分かち合い絆を深める道を求め続けてまいりますわ。


692 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/01/23(Mon) 09:14
>>688(柚葉さん)

(横から失礼いたします。)

>やはり日本の冬の畳部屋と言えば、炬燵、緑茶、そしてミカンは正に『三種の神器』ですね。

はい、炬燵という至福の空間で緑茶を飲みミカンをいただく…、至福のひとときです
ね。
…昔、お母様が海外旅行のお土産に日本の絵画などを下さって、わたくしそこに描か
れた炬燵に惹きつけらました。
ttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%82%AC%E7%87%B5#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:MET_DP118791.jpg
幸いドワーフ族のメイドさんがいて炬燵を試作してくれましたので、わたくしお部屋
で暖炉の火を消して炬燵でぬくぬくと丸まっていましたが、メイド長が
「お嬢様が自堕落になって困ります」
と片付けてしまったのですよ。
ああ…、『三種の神器』を思い切り堪能できる、なんて幸せなのでしょう…。

>ホットケーキミックスを使用した、「ミカンのマフィン」です。

まあまあ、なんということかしら。ふんわりと焼けたマフィンから覗くミカン、そこ
から立ち昇る爽やかな酸味がマフィンの甘い匂いと相まって香ばしさがたまりません
わ。
これに紅茶が合わされば、冬の団欒の最強の取り合わせ。また新たな炬燵ライフの1
ページを開きましたのね。

    ■     ■     ■

>…それに、アラサーとなったかつての魔法少女さんが変身したら、かつての友人達にドン引きされていましたね。

あららら…、マミ様も30代にして旧友との集まりで結婚の圧を感じられて…。
魔法少女といえど人間、時の流れの速さに諸行無常を感じますわね。
ttps://www.cmoa.jp/title/103626/

で、ですがですよ?少なくとも、27歳で魔法少女をしていらっしゃる既婚の方もい
らっしゃるのです。
ttp://www.neowing.co.jp/anime/essentials/okumaho/index.html

マミ様だってどうして悲観などすることがありましょう。頭をパクリとやられること
に比べれば、前途には希望がひろがっているではありませんか。

    ■     ■     ■

>ですから、今の高校を卒業された後はご自身の望む大学に進学されて
>思い切りキャンパスライフを楽しみ、かつて手にする事の出来なかった卒業証書を
>是非とも手にして頂きたいと思っております。

ありがとうございます、柚葉さん。卒業証書を手にする…、言葉にしていただくと目
標としてあらためて目の前が開けた思いがいたします。
そう、ボローニャ大学を去らなければならなかった無念の思いに希望を与えてくれた
のは、柚葉さんに誘われて行ったオープンキャンパスでした。
今度こそ自分の進路を見つけて高校の卒業証書を手にし、志望大学へ入る。数百年来
の希望を実現しなければ…。

>まあ、お嬢様ったら…。
>そんな事はありませんよ。貴族の立ち居振る舞い、本物の社交界…。
日本の普通の学生ではアニメや漫画でしかお目にかかれないような世界を
実際にお嬢様は経験してきたのですもの。

ごめんなさい、柚葉さん。わたくしまたちょっと気弱になっていました。
貴族の端くれとして、培った素養を他人様に伝えるならもっと自信を持たなくてはい
けませんね。
ですが、柚葉さんに憧れる部員さんが多いのも事実です。
本気で侍女を自分の進路として、進むべき大学・学部を調べている人もいらっしゃる
のですもの。彼女らはきっと柚葉さんの教えを胸におもてなしの世界を広げていくこ
とでしょう。

>昨今は題材となる作品にも困りませんしそれらを用いる事で堅苦しくなる事なく
>皆講義を楽しんでいますものね。(微笑)

ラノベやアニメでも貴族令嬢や侍女・メイドに印象的なキャラクターが多いですよね。
「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」もそうですが、
主人と侍女の信頼関係は、社交界を支える大切な要素であることを教えてくれてあり
がたいですわ。

>今年もより一層、皆様が充実した活動が出来ますよう私も尽力してい参ります…。

今年も部長として頑張ってまいります。
どうかこれからもご指導よろしくお願いしますね。


693 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/01/23(Mon) 21:40
>>689

ここでの活動と年の経過に関しましては、>>1でお嬢様が触れられておりますので
こちらを参考にして下さいませ。

それと、女性の年齢的なものに対してそのような物言いは
あまり感心しないのですけれど。(ぷんすか)

>>692(アーチェロお嬢様)

>メイド長が
>「お嬢様が自堕落になって困ります」
>と片付けてしまったのですよ。

…何となく、頭に光景が浮かんで参りますね…。
画家のお嬢様、どうぞよろしくお願い致します。

(『寒ブリパーティ』に招待した、奥方様御一行の
御贔屓の画家のお嬢様に漫画形式で描いて頂きました。)

メイド長:これは没収致します。
(両手持ちで炬燵を取り上げています)

お嬢様:そんな〜!ご無体な〜!ああ〜返してぇ〜!(涙)
(泣きながらメイド長の足に縋りつくお嬢様…)

メイド長:暖を取るなら、暖炉があるではありませんか。

お嬢様:ああ〜!それとこれとは全然別なのよ〜!(涙)

ドワーフの皆さん:やれやれ…。

天国のような心地から、一気に心も身体も冷えて…。
お嬢様の無念の思いが、伝わってきますね…。

でも、日本ではこれが一番自然な冬の光景ですからどうぞ遠慮なく。
とはいえ私も、きちんと仕事のメリハリをつけないと
「こたつむり」になってしまいそうなので、気を付けているのですよ。

昨日の、『寒ブリの甘酒焼き』が焼き上がりました…。
こちらは、お嬢様が昨日腕を振るわれた一品ですよ。

そして『寒ブリのしゃぶしゃぶ』の準備が出来ました。
どうぞ、召し上がって下さいませ…。
出汁は締めに、雑炊にさせて頂きますね。

694 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/23(Mon) 23:13
お嬢様の世界には「真祖」とも言うべき吸血鬼は存在しますか?

695 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/24(Tue) 21:29
「モン娘」の話題が出てましたが、確かデュラハンのララが空港のアクシデントで
頭だけお嬢様の故郷のイタリアに行っちゃいましたね。

これぞまさしく「トーブ(頭部)・アローン」…。
なんちゃって。

696 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/01/25(Wed) 17:09
>>689
>>693(柚葉さん)

いらっしゃいませ、お客様。
たしかにわたくし年齢を明らかにしておりますけれど、我が家の柚葉さんが申しまし
たように、女性に対して年数に関することをお尋ねになるのはいかがなものかと思い
ますよ?
それはまあ、人間から見れば若いとは言えないでしょうけれど。ご近所のお年寄りの
方々 − わたしより年少ですが − からも、ときどき「長寿のご利益がありそう」
とか言われて拝まれたりしますけれど。
いちおうお答えいたしますが、わたくしボローニャ大学を早々に自主退学した後はこ
の町で高校に編入するまで学生になったことはございませんわ。従いまして恐らくト
ータルの就学年数はお客様よりも短いのではないかと存じます。
あとは城館で家庭教師について勉強しておりました。教授クラス?いいえ、まさか。
書物も全部城館の書庫に置いてきてしまいましたし、読書百遍からほど遠い昼行燈娘
ですから今新たに日々お勉強ですわ。


>>690(柚葉さん)

お帰りなさい、柚葉さん。寒い中をどうもご苦労様でした。
まあ、ブリも大根も鮮度が高くて艶々していますわね。今宵のブリ大根はひときわ美
味しそう。
あらあらあら…、ブリ大根だけでなく和食の数々が並ぶだなんて、もう今からすっか
り寒さが吹っ飛びましたわ♪ステキすぎます。旨味たっぷりの豚汁をいただいたその
後ほろ苦い春菊の胡麻和えで舌をスッキリさせて、それからサクサクした天ぷらの噛
み心地を楽しむ。そう思うとワクワクいたしますね。

>そして、その前に…。
>明日の楽しみとして、『ブリの甘酒焼き』の準備をしておきましょう。

甘酒焼き!ああ、甘酒焼き…。ちゃんと考えてくださっているなんて感激です。では、
わたくしのリクエストにはわたくしも手を尽くしましょう。和風メイド服の出番です
わ。お客様にもお出しするのですから、腕によりをかけて。

    ■     ■     ■

>それでも特に思い入れが強いのは、やはり「肉じゃが」ですね。
>母の味であり、思い出の味…。
>そして…私自身の思い出と共にこのお屋敷におけるメニューに
>新たな1ページが加わりました。
>『ジャガイモの甘酒煮っころがし』…。

ご母堂様直伝の『母の味』と思うと、わたくしもいっそう食欲がわいてまいります。
そして柚葉さんの想い出の味とわたくしの大好きな味が並ぶだなんて、なんというご
縁でしょう。
地球の裏側のアンデス山脈生まれのジャガイモが長い旅路の果てに、こうして日本で
合縁奇縁、いいえまさに愛縁輝縁が結ばれる。わたくしにとっては奇跡に思えますわ。
どうかこの歓びの味わいがお客様にも伝わりますように…。


697 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/01/25(Wed) 18:46
>>693(柚葉さん)

>…何となく、頭に光景が浮かんで参りますね…。
>画家のお嬢様、どうぞよろしくお願い致します。

…はあ、漫画ですか?この娘はどこの誰でしょう?二次元なのに思わず手を伸ばして
抱きしめてあげたくなる可哀想な少女は?え、わたくしですの?
あの、画家のお嬢様?一つ一つの細かい描写まで神懸りすぎではありませんか?
メイド長の瞳、縋りつくわたくしを見つめるメイド長の瞳が、どこか辛抱たまらなさ
そうな…、例えていえばオモチャの猫じゃらしを目の前で振られて子猫が飛びつこう
としているのを見るときのような、ゾクゾクした気分に囚われている、そんな色を浮
かべているように見えますわ。
…お母様?

「わたしは何も言っていないわよぉ?この子には、アンタが説明したとおりのことを
 遠慮なく描いて良いのよ、としか言っていないんだからねぇ。」

はああ…、あの浮世絵を見て炬燵を作ってもらってからおおよそ250年…今にしてメ
イド長の微妙な表情から心の内が読み取れますわ。
あのときは、楽園追放の憂き目に遭い、メイド長の厳格さに打ちひしがれていたわた
くしでしたけれど。
メイド長はそんなわたくしを見て、少なからず『可愛い』と思っていたのではないか
しら?

「しかし、姫様。これはあくまで画家のお嬢様が想像で描かれた絵なのですよ?」

いいえ、ノッテさん。わたくしだって他の画家が描いたものならそう思うところだけ
れど。このお嬢様の想像力と創造力はちょっと次元が違うのよ?昨年の夏、彼女の絵
の中に閉じ込められたわたくしだからそれは疑い得ないわね。
そしてこれはちょっと愉快なことだわ。今度メイド長へ手紙を書きましょう。

「今は日本で炬燵を思い切り堪能しているわ。炬燵でぬくぬく丸くなり、こちらのわ
 たくしの大切なメイドさんは、
 『でも、日本ではこれが一番自然な冬の光景ですからどうぞ遠慮なく。』
 と言ってくれているのよ。
 でも、きっと春を迎える頃には彼女は、やっぱりわたくしが泣いても炬燵をお片付
 けして、わたくしはかつてのようにポロポロと涙を流すでしょう。あなたの見られ
 ないところで、ね。」

そう書いてあげたら、彼女はどんな顔をして読むかしらね?(クスクス)

>昨日の、『寒ブリの甘酒焼き』が焼き上がりました…。
>こちらは、お嬢様が昨日腕を振るわれた一品ですよ。

さあ、いよいよですわね。
レシピはちゃんと柚葉さんとご相談して調理しましたから、自信をもってお勧めいた
しますわ(実は内心ドキドキです)。

「美味しい…、甘々でホロホロ…。これでまた力が湧いて絵が描けそう…。」

「あらあ、じゃあ、またうちの娘の子どもの頃の面白話、聞かせてあげようかしらぁ?」

お母様、それはご勘弁を…。

>そして『寒ブリのしゃぶしゃぶ』の準備が出来ました。
>どうぞ、召し上がって下さいませ…。

「うん、これは良いな。腹身から溶け出す脂のとろりとした甘さが最高だ。経観塚の
 姉さんたちにも勧めてみよう。」

>出汁は締めに、雑炊にさせて頂きますね。

はああ…、寒ブリからは本当に良い出汁が出るのですね。溶け出した脂も、しつこい
どころか雑炊にとろけるような旨味を加えてくれて素晴らしいです。

冬の夜にみんなでいただく寒ブリの美味しさ…、寒い冬こそだんらんの温かさがひと
際楽しめますわ…。


698 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/01/25(Wed) 21:35
>>694

いらっしゃいませ、お客様。
真祖様でしたら存在しないわけが無いのですよ。だって、他でもないわたくしが直系
の子孫なのですから。もっとも、そのお姿を見たのはごく最近( >>267 )、それもわ
たくしの知己である画家のお嬢様が描いた絵の中に再現された世界でですけれど。
この町の水脈を守ってくださっている姉妹龍神様と、過去のある時に干戈を交えてい
るところを目撃したのですわ。
真祖様の発せられる圧倒的に強力な魔力を目の当たりにして、空恐ろしい思いがいた
しました。
ですが一方、土地神様のところにいらっしゃる鬼族の薫衣(くぬえ)様のお話
>>501-502 )では、彼女のご先祖とも関わりがあって良き仲介者になってくださ
ったとのこと。わたくし大変嬉しく思いましたわ。
今どこで何をなさっておいでなのかは存じません。いつかお会い出来たら嬉しいので
すけれど。


>>695

なるほど、先日ネットで画像が出回っていたのを見ましたけれど、そのような経緯が
あったのですね。
ttps://twitter.com/FJaY1nBHVwK07pR/status/1139151636956213248/photo/3

観光旅行を満喫していらっしゃるようで、何よりでございます。わたくしもイタリア
におりましたらご一緒に名所巡りがしたくなったことでしょう。ですが、やはり体と
分かれてしまっては何かとご不便があったのではないか、少し気になります。
デュラハンの方にはときどきこういうことがあるので、それを聞くたびに『大変だな』
と思わずにはいられませんね。下のケースは東京と岡山に離れてしまったそうですが、
ご家族の方もさぞご心配だったことでしょう。
ttps://anicobin.ldblog.jp/archives/50445736.html

この方がなさっているように頭と胴体とをなるべく固定することを習慣づけられると
よろしいのではないかしら。


699 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/26(Thu) 19:27
プリキュアに成りたい願望はありますか?

700 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/01/26(Thu) 21:57
>>699

いらっしゃいませ、お客様。
う〜ん、先日もモンスターが訪ねてきてわたくしたちを魔法少女に勧誘してまいりま
したがお断りしたのですよ。深夜の魔法少女さんもそうですが、プリキュアさんとな
りますとわたくしいささか年長に過ぎるのではありませんか?いえ、実年齢とかでは
なく見た目がですね。
別に魔法少女の衣装をまとわなくても、もしこの町で何か災厄をもたらすようなもの
が現れるようでしたら、わたくしもそれこそ魔法を駆使してでも戦うことも辞さない
所存です。そんな事態になってほしくはありませんけれど。
ですが、魔法少女が戦う悪は何かと人の心の弱さに付け込んでくる者が多いと聞いて
おります。いざと言うとき戦うことも大事ですが、それ以前につけ込まれるようなこ
との無きよう、心に苦しみを抱えた人を受け止めてあげられるような人同士の絆があ
ること、一人一人の心に優しさや寛容が育まれることがより以上に大事かと存じます。
それはわたくしを受け入れてくれたものと同じですから、わたくしも大事にしてまい
りたいですね。


701 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/01/27(Fri) 18:29
>>694

『真祖』様に関しましては、お嬢様の仰る通りです。
まだ日本から出た事もなく、故国でお嬢様にお仕えしていた皆様に比べれば
遥かに日の浅い私には本来口にするのも恐れ多い御方でしょう。

ただ、昨年の体験を通じて僅かながらその御心に触れられた気がします。
この国でお嬢様と共に暮らす私にとっても、全く縁が無い御方ではないかも知れません。

万が一にもお目にかかる機会が訪れたのなら…。
その時にはお嬢様に相応しいと認められる従者でありたいですね。

>>695

三女さん、座布団一枚お願いします。

ああ、成程…。クリスマスシーズンに欠かせないコメディ映画の男の子の状況と
確かに似ていますね。
あの男の子は背格好がお父さんに似た人を追いかけて、フロリダではなくニューヨークへ行ってしまったのですね。

そしてララさんは、頭だけがイタリアへ…。
各話のラストでイタリア旅行を満喫している様子が描かれていたのは面白かったですね。
パスポートや飲食代など、頭しかない状況でどうしていたのか気になりますが、
この際細かい事は置いておきましょう。(苦笑)

お嬢様の紹介されていたデュラハンの女の子もですが、やはり色々と大変ですね。
頭部を紛失し、一定の距離以上離れてしまった際にブザーが鳴ったりランプが点灯したりするような
デュラハンの方専用のネックレスのようなものがあればいいですね。

他種族が共存する世界でしたら、そういったトラブルに対応出来る商品などの開発も
徐々に進んでいきそうな気がします。

取り敢えずララさんは、最後までイタリア旅行を満喫できたようで何よりですが。(笑)

>>699

昔は見て憧れるだけでしたが、年齢を重ねるにつれて見方も変わっていくのが
私を含めた女性の常でしょうね。

ただ、先日の契約が必要な「魔法少女」と違い、彼女たちは基本的には
なりたくてなるものではなく「選ばれる」方が大半だったと思います。
それに相応しい清らかな心と勇気を持ち合わせていなければ、選ばれませんから。

流石にもうあの娘達のように活躍するには年齢を重ねてしまいましたが、
同じ位の年齢だったとして私では例えなりたくても「選ばれない」と思います。

最終的には世界の命運を背負って戦えるような、強いメンタルを私は持ち合わせておりませんから。
私は私に出来る事を、地道に日々重ねるのが精一杯だと思います。

702 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/27(Fri) 18:44
お嬢様は魔族ですから、魔法少女になるよりも
「これで勝ったと思うなよ?!」の娘みたいに
魔法少女と日常を過ごしていくのが理想かも。

703 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/28(Sat) 20:25
もしもアラジンの魔法のランプが手に入ったら、お嬢様達は何を願いますか?

704 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/01/29(Sun) 10:26
>>702

それはシャミ子さんと桃さんですね。(笑)
宿敵といいながら、シャミ子さんは甲斐甲斐しく桃さんの暮らしのお世話をし、
桃さんはシャミ子さんが強くなるためのお世話をしている…。

そして時折互いの立場に関する展開が訪れて胸がチクッとする事もありますけれど、
それを互いを思いやる気持ちで乗り越えていく…。
この街に魔法少女さんがいるのなら、ある意味理想の日常とも言えるでしょうね。

何となく思うのですけれど、お嬢様の場合は魔法少女さんの相談役、
あるいはスポンサー的な立場に収まってしまうかも知れませんね。
そしてお座敷の奥では、奥方様が全てを見通しているかのように

「また面白い事が起きそうね。」

と意味深な笑みを浮かべながらもお嬢様や魔法少女さんを見守っている…。
そんな気がします。(笑)

>>703

仮に手に入ったとしたら、そうですね…。
あまり規模が大きすぎる願いは憚られますし、後の皺寄せが怖いですからその辺りも考慮して
一つだけお願いしようかと思います。

「この街に災厄が訪れることなく、皆がずっと平穏に暮らせますように」

ですね。

勿論、私にも人並みに欲はありますよ?
お金はあればあるに越した事はありませんし、綺麗な服も着てみたいし、
美味しいものも食べたいし、皆といっぱい遊んで楽しい時間を過ごしたいです。

でも、個人のそれはあくまでも個人がそれに見合った「代償」または「対価」を
支払って得るものですから。

『何かの成就、何かを得るにはそれに見合った何らかの代償、
もしくは対価を必要とする』
当たり前の事ですけれど、『極東の魔女』と呼ばれる方の教訓です。

幼い頃からお伽噺の全集などを母に読み聞かせてもらってきた中で、
個人が何でも願いが叶うようになると結局は際限が無くなり、
全てを失うという結果が待っているのが常でしたので。

そして「願いが叶う」というテーマにおいて良き結末を迎えられる人は、
決まって個人のためではなく他者の事を考えらえる人でした。
それを教訓に、個人の願いを叶えるのに「魔法のランプ」を使うのは避けたいですね。

そしてその魔法のランプは、人の手に余る「神器」として
土地神様に奉納したいと思います。
その存在を、秘匿した上で…。

705 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/01/29(Sun) 13:44
>>701(柚葉さん)

(横から失礼いたします。)

>万が一にもお目にかかる機会が訪れたのなら…。
>その時にはお嬢様に相応しいと認められる従者でありたいですね。

わたくしこそ、もし真祖様にお会いすることがあれば柚葉さんが傍にいてくださると
とても心強いですわ。
あの絵の中の世界でご尊顔を拝したとき、真祖様はおっしゃいました。

『安心せよ。この地の神々を敵に回して戦をするのは本意ではない。
 いずれそのうち我が血脈の者がこの地で世話になるかも知れぬからな。』

あのようにおっしゃられたからには、子孫であるわたくしがこの国の神々、そして
神々に庇護された人間とちゃんと仲良くできているか見極めようとなさると思うので
すよ。そのことを証明しようとするなら、柚葉さんが隣にいらっしゃること、これ以
上の証しはございませんわ。

何より気がかりなのは。もし人間との交流に疑いを持たれたとき真祖様がどうお考え
になるか、なのです。実際わたくし、以前かつて居た街で焼き討ちに遭って放浪して
おりましたし。
真祖様がわたくしのことを『不甲斐無い』と思われて見限られるだけならまだしも。
もしそのことで真祖様の牙が人間の方に向いたりしたら − もちろん焼き討ちのこ
とをわたくしから申したりしませんが、仮にあの方がご存じなら −。わたくしは真
祖様の人となりを存じませんのでその懸念を捨て切れないのです。
薫衣様のお話では、真祖様は瀬織津姫様に対してもこうおっしゃったとか。

『空いた場所にはより強い禍事(まがごと)が押し寄せるやも知れぬぞ?
 たとえば、このわたし、未来永劫『真祖』と呼ばれるであろう者が、な。』

もし本当に牙をむかれるなら、わたくしは命を懸けてでも制止しようとするつもりで
す。ですが、あの絵の中で龍神姉妹様を軽くいなしておられたあの方を見ていると、
とてもわたくしの力の及ぶところではない、と思わざるを得ません。いえ、わたくし
どころかお母様でさえも。

ですから、わたくしは真祖様にお会いしたら何としてでも柚葉さんとの関係を信じて
いただかなければならないのです。大切な柚葉さんを失わないためにも、そしてこの
日ノ本の平穏のためにも。
そのときがもし訪れたならばどうかわたくしの傍にいらしてくださいませ。もちろん、
その後がどんなことになろうとも柚葉さんのお一身は守り通しますから。

    ■     ■     ■

>頭部を紛失し、一定の距離以上離れてしまった際にブザーが鳴ったりランプが点灯したりするような
>デュラハンの方専用のネックレスのようなものがあればいいですね。

まあ、それは良いアイディアですね。
それは他種族に理解のある方にご連絡してお伝えしたいですわ。あのデュラハンの女
の子が慕っている学校の先生であるとか、あるいは黒須様であるとか。
あの方たちは、わたくしたちとは別の世界線にいらっしゃるようですから、容易に連
絡は取れないかも知れませんけれど、いつか、何かの拍子にあちらの世界と接点がで
きることがあるやも知れません。
ララさんがイタリアを安心して再訪する、その一助になりましたら嬉しいですわ。


706 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/01/29(Sun) 15:37
>>702
>>704(柚葉さん)

シャミ子さんと桃さん、柚葉さんもおっしゃるようにあの二人の関係は素敵ですわね。
シャミ子さん、ご先祖様の命を受けかつ家庭にかかった貧乏の呪いを解くべく、果敢
に桃さんに挑んでいかれて。桃さんは非力なシャミ子さんを嗤うようなことも無暗に
傷つけることも無く、むしろ積極的に強くなれるよう助力して。やがて二人は種族を
越えて信頼関係を築いていかれました。
あのような関係こそ他種族同士が繋がる理想の在り方ではないでしょうか。
わたくしも魔法少女さんと出会うこととがありましたら、あのお二人を範として良き
友になれたら良いのですけれど。

>何となく思うのですけれど、お嬢様の場合は魔法少女さんの相談役、
>あるいはスポンサー的な立場に収まってしまうかも知れませんね。

ん〜、魔法少女もいろいろな方がいらっしゃいますが、なべて皆様何らかの悩みを抱
えていらっしゃる方が多いですからね。
桃さんは食生活がジャンク系で栄養が偏りがちですし、マミさんは三十路を過ぎて婚
姻を焦っていらっしゃるし…、次代を少し遡りますと国分果林さんは変身したご自身
の姿に不満をお持ちですし、加えて強引なやり方で魔法少女にさせられましたし。
ttps://www.nicovideo.jp/watch/sm12353708

わたくしの力では何ほどのこともできませんけれど、お近づきになれればカタリナ・
クラエス様のおっしゃるように『傍にいることはできる』かと存じますわ。わたくし

多くの方からそうしてもらったように。そして栄養のあるお食事を用意したり、お話
し相手になったり、その方に適った接し方をさせていただければ、と思います。

お母様は…そうね、きっと楽し気にわたくしたちを見ていることでしょう。でも、故
郷の城館でもあの方がふらりと戻ってくると、不思議と使用人の誰もが安堵したので
すよね。何をなさるわけでもないのに。
魔法少女の誰かがお客様として我が家にお出でになるならば、お母様もいていただい
た方が案外雰囲気が良くなるかもしれませんわ。ちょっと癪ですけれど。


>>703

柚葉さんも言っているように、自分のために大きな望みを求めればきっと代償が求め
られることになるでしょう。小説の『猿の手』で既にそのことは世に広く警告されて
おりますところ。わたくしもその罠にはまらないように気を付けたいと思います。
わたくしも願うとしたら、柚葉さんと同じことを願いますわ。

あとはそうですね…、もう少し範囲を狭めれば家族の無事息災ですね。特に、年度末
が近づいていて柚葉さんも学業の方が何かとお忙しいかと思います。柚葉さんのお体
に無理がかからないようお願いしたいです。
それからランプの精に余暇のお相手をお願いしたいです。一緒におこたに入って、お
茶やミカンをいただいたり、ボードゲームで対戦したり…、そんなゆったりとした時
間をおつき合いしてもらえたら嬉しいですわ。

でも、やはり柚葉さんのおっしゃるように、土地神様に奉納して神慮にお任せするの
がよろしいでしょうね。


707 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/30(Mon) 17:03
何かを蒐集してコレクションにしているものとかありますか?

708 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/30(Mon) 21:30
重宝しているお気に入りの品物はありますか?

709 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/01/30(Mon) 23:33
>>707

いらっしゃいませ、お客様。
蒐集ですか、そうですね、「御朱印」ということになりましょう。わたくしときどき
遠出するたびにその土地の神社や寺院へご挨拶に伺うので常としておりますもので、
そのときには必ずいただきますわ。様々な意匠の御朱印をいただくと、楽しくもあり、
また神仏のご加護をいただけて嬉しくなりますね。
三つ巴印で厄除け開運、梅は天神様の社紋ですから学業のアップ、皇室ゆかりの菊紋
は平和・和合といった風に。去年の奈良旅行では、かの有名な九尾の狐の大妖怪・白
夜様のお寺のお世話になりましたが、そこでいただいた御朱印は稲の束を抱えた可愛
い狐様の社紋でしたわ。そしてこの町の水脈を守ってくださる龍神様のお社では二柱
の龍神姉妹様の仲睦まじいお姿が。皆様がこの日ノ本の平安を守ってくださっている
のです。わたくし、御朱印をいただくたびに感謝の気持ちを心の中でお伝えしており
ますわ。


>>708

いらっしゃいませ、お客様。
先ほどまでお外を散歩していたところです。そしてわたくしが重宝しているものは、
ただ今足元にございますわ。はい、この「小判もふもふファー草履」でございます。
履きやすい幅広の小判型で、足を優しく覆うボリューム感のあるファー鼻緒がとても
温かい、冬のお散歩のステキなお供なのですよ。鼻緒のすげ替えも可能なので、色々
なデザインを楽しんでおりますわ。
さてさて、温かい屋敷に戻ってきましたらまず甘酒をいただくのがわたくしの定番な
のですよ。お客様もよろしければお付き合いいただけますか?本日は温州ミカンとの
ブレンドで冬ならではの甘味を楽しめますわ。


710 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/31(Tue) 22:46
少女漫画で好きな本はありますか?

711 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/02/01(Wed) 09:14
>>710

いらっしゃいませ、お客様。
そうですね、漫画は自分で雑誌を買って読んではおりませんけれど、お友達から勧め
られたり、うちの三女ちゃんから教えてもらったり、本屋さんで目に留まったりして
買い求めたものがいくつかございます。特に印象的な作品と申しますと −

演劇部の部長様から強く推奨されました『ガラスの仮面』、美内すずえ先生の描かれ
る、演劇大河ロマンと申しましょうか、波乱万丈のストーリーや演劇の面白さ、人間
模様の多彩さで読ませる作品ですね。

萩尾望都先生の『ポーの一族』は、面識の無い英国の吸血鬼の御一族のことを繊細な
タッチで描いていて魅力的ですし、いつかお会いしたときのための予備知識として勉
強になりましたわ。

お食事の魅力が描かれた作品も挙げたいですね。川原泉先生の『食欲魔人シリーズ』
のほのぼのとした雰囲気のお食事の描写は、心和むこと一方ならぬものでございます。
佐保里先生の『座敷娘と料理人』は、田舎の一軒家が舞台で可愛い神様がいらっしゃ
るお食事の風景が、我が家と似ていて親しみを覚えます。

そして、近来まさに汗牛充棟の感を成す『異世界』ものから。いずれもヒロインが
『悪役令嬢』でいらっしゃる作品ですね。
このジャンルのパイオニアと申すべき『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に
転生してしまった…』(原作・山口悟先生、漫画・ひだかなみ先生)、
医療の道を進むヒロインから目が離せない『悪役令嬢は夜告鳥(ナイチンゲール)を
めざす』(原作・さと先生、漫画・小田すずか先生)、
そして、アクティブにしてコミカル、ゲームプレイヤーとの交信と言うアイディアが
斬新な『ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん』(原
作・恵ノ島すず先生、漫画・逆木ルミヲ先生)。
『異世界』ものは本当にいろいろとバラエティーに富んでおりますが、ここは以上3
作に絞って挙げておきますね。

こうして紹介させていただいていますと、また読書欲を掻き立てられますね。後でま
た読むことといたしましょう。


712 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/02/01(Wed) 17:29
>>707

以前もお話しした事がありますが、父が仕事柄色々と歴史ある場所に出向く事が多くて
私も旅行の中でそのような場所をよく訪れていたんです。

個人的なお土産として、以前はテレホンカード、そして今はクオカード等を…。
それらはファイルに収納してあります。
同時に寺社仏閣の場合は、御守もですね。

それと同時に、やはり写真ですね。
思い出話をしながら、家族や友人と語り合う事が多くて…。
アルバムに収めた後、それを見返すと素敵な思い出が蘇ってきますから。

それはこのお屋敷でも同じでして、お嬢様も丁寧に思い出の数々をアルバムに収める方でしたから
一連の作業は本当に楽しいひと時なのですよ。

さてと…。これで1月の分は終わりました。
本日から2月が始まりましたが、どのような写真が収まるかが今から楽しみです。

>>708

(和風メイド服姿でお仕事をしております)

いつもお仕事で着用しているメイド服は、季節によって布地等に違いがありますが…。
一番思い入れがあるのは、やはりこの和風メイド服です。

これはお嬢様と、お嬢様が部長を務める社交部の皆様が私のために贈って下さったものです。
布地はしっかりしていますが、季節を問わず着られる特注のものなんです。
ですから、この寒い時期であっても屋外のお仕事であっても着られます。

では、お嬢様が仰るように寒い外からお帰りになった後ですから
甘酒を頂きましょう。

これは米?とみかんの皮を使った、自家製のみかん甘酒です。
作るまでにそれなりにお時間はかかりますが、お嬢様の優しさが込められた一品ですよ。
とはいうものの、そろそろ少なくなって参りましたね…。

すっかり屋敷の皆もお気に入りとなって、あっという間に無くなってしまうのですよ。
では、次のストックは私が準備させて頂きましょう。

713 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/02/01(Wed) 18:33
お嬢様達は「天の配剤」というものを信じられますか?


714 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/02/01(Wed) 19:34
卵料理ではどんな種類のものを好んでいますか?

715 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/02/01(Wed) 20:29
>>710

印象に残っている作者さんを挙げますと、「宮川 匡代」さんの作品ですね。
知り合いの方が引っ越す際にくれた書籍の中で、
そちらの作者さんの作品が多くあったのが切っ掛けでした。

ホラー系の作品となりますと、「地獄少女」ですね…。
アニメが切っ掛けで知ったのですが、例え救われない結末が待っていても
最後まで見ずにはいられない作品でした。

そして「少女漫画」を語る上で欠かせないのは「吸血姫美夕」「吸血姫夕維」のシリーズです。
作品ごとに異なる世界観があり、漫画、アニメ、ゲームなどで様々な世界を見せて頂きました。
お嬢様と出会う前から知っているだけに、同じ「吸血姫」として、
彼女達に思いを馳せる部分は多いと思っていましたね…。

人間の美しさも、醜さも、強さも、弱さも…。
多くの部分をお嬢様も美夕さんも夕維さんも見てきた筈ですから…。

>>713

出来る事なら、それを信じたいですね。
ただ、それだけで割り切れる程世の中は単純でないのも分かっているつもりですが。

私個人としては、それを信じた上で日々の生活を送っていきたいと思っています。
少なくとも生きていく上で、後ろめたさや後ろ暗い部分を抱えていくのは辛いものです。

時として「硬軟織り交ぜる」「清濁併せ?む」事は必要になるでしょう。
それでも、自分に嘘はつきたくないものですね。

>>714

じゃがいも以上に、難しい質問ですね…。
卵はお料理は勿論、お菓子作りにも欠かせませんから…。

でも、敢えてあげるなら「目玉焼き」ですね。
朝食で目玉焼きをお出しする時、お嬢様や先輩メイドさん、三姉妹さんに必ず焼き加減を聞くのですよ。
それを満足して頂けるように焼く事で、自然と1日のモチベーションも高まるんです。

朝の卵は、健康の素ですから。
私の焼く目玉焼きが、日の出のようにお嬢様やお屋敷の皆の顔を明るくするものであってほしい…。
そう願いを込めて、焼いております。(微笑)

716 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/02/02(Thu) 10:27
>>712(柚葉さん)

(横から失礼いたします。)

>それと同時に、やはり写真ですね。
>思い出話をしながら、家族や友人と語り合う事が多くて…。

あらあらあら、これはうっかりしていましたわ。わたくしも写真はよく撮ってアルバ
ムに収めております。すっかり習慣になっていてコレクションという意識がありませ
んでした。
1月もたくさん蒐集できましたね。屋敷神様へのご挨拶、初詣、みんなでおせちをい
ただいているところ、善女龍王様のお屋敷での初温泉、しぶんぎ座流星群の観望会、
それから市民ホールでの演劇部新年初公演で、なぜかわたくしもフレームに収まって
(汗)。
2月はどんな写真が増えるのかしらね。楽しみですわ。

    ■     ■     ■

>作るまでにそれなりにお時間はかかりますが、お嬢様の優しさが込められた一品ですよ。
>とはいうものの、そろそろ少なくなって参りましたね…。

家族のみんなにも好評で良かったです。作るときに和装メイドの衣装を着て『美味し
くな〜れ♪』を繰り返しつぶやいたのが良かったのかしら?
ではまたストックを補充しましょうか。
あら、柚葉さんが作ってくださるの?それは楽しみですね。今度は柚葉さんのお優し
さを堪能させていただきましょう。


>>713

いらっしゃいませ、お客様。
はい、信じたくなりますわね。この屋敷で家族のみんなとこたつで温まっていますと。
こんな素晴らしい縁を結べたことにそれを感じずにはおれません。
けれどその「天」は漠然としたものではなくて、この屋敷や町のお社を初め各地でご
挨拶させていただいた神仏のご加護こそがその「配剤」ではないか、と思うのですよ。
そしてその「配剤」を成していただくためにはわたくしもまた神仏にお慕いしている
ことを常日頃よりお伝えすることが大事であろうかと思います。
明日は節分ですので、これから土地神様のところへ清掃奉仕に行ってまいります。そ
れがまたあらたな「配剤」へと繋がっていくのだと思いますわ。

節分と言えば、ご存じですか?神社での豆まきは宮司様と巫女長様がなさるのですけ
れど、この町では「福は内、鬼は内」と言うのですよ。鬼族の方々がハロウィンのと
きにお出でになって、イベントの参加や神社の奉納の舞をして下さるので。
吸血鬼のわたくしとしても鬼と人とが仲良くなさっているのはとても嬉しいことです。
これも「天の配剤」なのでしょう、きっと。


>>714
>>715(柚葉さん)

いらっしゃいませ、お客様。
わたくしも柚葉さんの作ってくれる「目玉焼き」を第一に挙げますわ。朝食のときに
お皿の上でお日様のようにキラキラと輝く目玉焼きを見ると、その日一日を元気で過
ごす力が湧いてまいりますわ。
そしてときには夕餉にも目玉焼きをおねだりしてしまうのですよ。こちらはお月様の
ように見えて、心が安堵に包まれるのです。

他には「茶碗蒸し」を挙げたいですね。トロリと仕上げられ出汁を利かせた卵を、中
から覗く四季の具材、今なら百合根、蓮根、蕪などと共にいただく…、真に美味でご
ざいますわ。


717 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/02/02(Thu) 19:40
お嬢様たちは「サラメシ」という番組を知っていますか?
見てると腹がよく減る、いわゆる「飯テロ」って奴ですね

718 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/02/02(Thu) 20:33
>>717

いらっしゃいませ、お客様。
「サラメシ」、公共放送の番組なのですね。
ttps://www.nhk.jp/p/salameshi/ts/PVPP6PZNLG/

放映は夜の7時台と、だいたい我が家の夕餉の時間のようですけれど、わたくしはひ
たすら柚葉さんのお料理を堪能しておりますので、そのようなテレビ番組があるとは
存じませんでしたわ。

番組の主役は「働く人のランチ」とのことですから、学生の身のわたくしには社会勉
強になりそうですね。毎回主役となる人の様々なドラマに接することのできる構成で、
そんな方々が愛するお料理ということでさらに興味をそそる、良いコンセプトではあ
りませんか。

そして視聴者の投稿を紹介する「みんなのサラメシ」というコーナーは、柚葉さんの
お料理をご紹介したくなりますわ。ですが、これは秘密にした方がよろしいかしら?
我が家の大切な夕餉の時間が全国津々浦々の視聴者の注目の的になっては困りますか
らね。柚葉さんのお料理ですもの、そうなってしまうのは必然でございましょう。ま
して柚葉さんの愛らしいメイド姿を他所様の目にそうそうお見せするわけにはまいり
ませんわ。


719 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/02/03(Fri) 00:40
本日2月3日は節分だけど恵方巻を食べるの?

720 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/02/03(Fri) 13:13
>>719

いらっしゃいませ、お客様。
はい、節分の恵方巻は我が家でも恒例になっておりますわ。我が家のみんなが総出で
恵方巻を作って美味しくいただくのですよ。中心となって采配を振るってくださるの
はもちろん柚葉さんです。それだけでもう開運招福の行事となること確定でありまし
ょう。我が家の家族だけではありません、わたくしの母の家の方々もいらっしゃる予
定なのですよ。

う〜ん、どのようなメンバーになるかをわたくしももう一度整理しておきたいと存じ
ます。我が家も訪れる知己が多くなりましたので、ちゃんと心づもりしておきたいで
すわ。
我が家 ? わたくし、柚葉さん、屋敷神様、メイド見習い三姉妹ちゃん、警護メイド
さん
母の家 - 母、画家のお嬢様、メイドのサライ様、執事のノッテ様
お友達 ? 二口女の久地崎朱乃様(母)・朱瑠様(娘)、鬼族の薫衣(くぬえ)様
このようなところですね。また楽しい宴になりそうで楽しみですわ。

お客様もお家で恵方巻を召し上がられるのですか?商店街のお寿司屋さんでも販売中
でございます。今年も町の皆様が幸運に恵まれると良いですね。


721 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/02/03(Fri) 13:18
>>720について補足いたします。
「我が家」と「お友達」のそれぞれの後に?マークがついていますところは、半角
横棒のはずが、ちゃんと表示されない部分です。


722 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/02/03(Fri) 13:20
豆まきはするの?

723 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/02/03(Fri) 14:55
>>722

いらっしゃいませ、お客様。
ただ今恵方巻を作っております最中なのでこのとおり割烹着姿ですが、お許し願わし
ゅうございます。
はい、豆まきもいたしますよ。もちろん『鬼は外』とは申しませんけれど、災厄を祓
う、という意味合いの行いは節分には必須でございますゆえ。そして吸血鬼族や鬼族
に豆を撒かないとはいえ、何か災厄を現わすキャラクターを標的に設定しておきたい
ところです。そしてわたくしがこの家の主でありホストでありますゆえ、わたくしが
仮装してその役を担うことにしておりますわ。

特定の種族の姿をしますと差し障りがありますゆえ、いかにもそれらしくて、けれど
実在しない魔物の姿でございます。デザインは母の屋敷にいらして、わたくしも懇意
にさせていただいている画家のお嬢様にお願いいたしました。

何だかずい分と妖艶な衣装になってしまいましたけれど…。まあ、今宵ひと時のこと
ゆえ、多少恥ずかしくても甘受いたす覚悟ですわ。

724 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/02/03(Fri) 19:01
>>717
>>718(アーチェロお嬢様)

成程、サラリーマンの皆さんの昼食、略して「サラメシ」というわけですね。
サラリーマンの方に限らず、他にも様々な職業の方や
有名な役者さんまで様々な方が登場しているようですね。

御贔屓のお店から自家製のランチまで…。
確かに、見ていてお腹が空いてくる番組なのは間違いないですね。

機会があれば、視聴してみるのもいいですね。
新たなメニューを開拓するヒントになりそうです。

>そして視聴者の投稿を紹介する「みんなのサラメシ」というコーナーは、柚葉さんの
>お料理をご紹介したくなりますわ。ですが、これは秘密にした方がよろしいかしら?

ええ…光栄ではありますが、私個人としては秘密にして頂ければと…。
無論、いらして下さるお客様に喜んで頂くためにもお料理には心を込めて取り組んでおりますが、
このお屋敷の皆の暮らしについては出来ればプライバシーを守る上でも
世間様には知られない方が無難かと…。

失礼ながら、社交部の皆様にはお願いしておりますが
個人の記念写真までは良しとしていても此処での出来事を
ネット上に挙げる事は厳しく禁じておりますので。
もし勝手にネット上に掲載した場合は、然るべき対処をさせて頂くと伝えております。

私も思い出を写真に収め、アルバムに入れてコレクションするのは好きですが、
それはあくまでも家庭内の範囲まで。
ソーシャルメディア上に、個人情報の掲載はしておりません。

賑わいは必要ですが、お嬢様の平穏を守る事も私のお役目ですので。

725 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/02/03(Fri) 19:15
>>719
>>722
>>720 >>723(アーチェロお嬢様)

はい、恵方巻作りは毎年、節分におけるお屋敷の定番の行事です。
そしてお嬢様が仰られているように『鬼は外』とは申しませんが、
災厄を祓う意味で豆まきもさせて頂きます。

必要な材料も既に買い揃え、こうして今は和風メイド服で
お嬢様と共に恵方巻の準備に取り掛かっております。
そして恵方巻以外にも鰯、大豆を用いたメニューは欠かせません。

・鰯の蒲焼き
・鰯のつみれ汁
・節分豆と野菜のうま煮

スイーツ

・福豆のキャラメリゼ
・鬼ロールケーキ(トラ柄)

ちなみに今年の恵方は、南南東だそうです。
準備が出来るまで、今暫くお待ち下さいませ。


>我が家も訪れる知己が多くなりましたので、ちゃんと心づもりしておきたいで
すわ。

はい、ですがおかげ様で、土地神様の神社の豆まきでは戦利品の福豆が
こんなにも沢山…。
(福豆の小袋がどっさり)
これらは本日のお食事に、大いに役立つ事でしょう。

そして今年の節分行事は…。
東北から私たちの街に来て下さった鬼族の女性で、お嬢様とは学友でもある
鬼族の薫衣(くぬえ)さんが大活躍でした。

夕方より土地神様の神社で節分の行事が行われ、
薫衣さんが勇壮で華麗な衣装に実を包み、見事な『鬼舞』を披露されました。

第一演目は薙刀を振りかざし、大和の者達に住処を追われた鬼の怒りと哀しみが込められた
荒ぶる魂の舞を…。

第二演目は、土地神様の巫女の方々が進み出て荒ぶる魂を鎮めんとする
鎮魂の舞を…。

そして第三演目で土地神様が顕現されて、荒ぶる鬼の手を取り和の道を共に歩まんとする
和合の舞を…。

昨年のハロウィンにおける巫女舞に続き、伝統と誇りの継承者として
街の皆様の心を虜にされました。
あの重い薙刀を最初から最後まで手にし、一切の乱れの無い勇壮で優雅な舞…。
演劇部の部長さん、瞬き一つせず魅入っておりましたね。

薫衣さんは神社の舞がメインで不参加でしたが、商店街の節分の行事は
演劇部や社交部の皆様が頑張って下さいました。
鬼の衣装や面を被って、子どもたちと楽しそうに…。
お嬢様も般若の面と巫女装束、お似合いでしたね。(微笑)

最後にお嬢様が般若の面を外した瞬間、銀髪がたなびいて皆様からため息が漏れていましたよ。
ふふっ…。私も見惚れていた一人ですが。

あ、実は校長先生がいらしていたそうですよ。
「わが校の生徒が、こうして地域のために進んで貢献している事は
誠に誇らしい」
と仰っていたそうです。

(一旦切ります)

726 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/02/03(Fri) 19:41
>何だかずい分と妖艶な衣装になってしまいましたけれど…。まあ、今宵ひと時のこと
>ゆえ、多少恥ずかしくても甘受いたす覚悟ですわ。

え〜とですね、実は演劇部の部長さんから預かってるものが…。

「本当はね、薫衣さんにこの特製のラムちゃんの衣装を着て
商店街の豆まきの行事に出てほしかったんだけどな〜。」

確かに薫衣さんでしたらこの上ないくらいお似合いだと思いますけど、
神社の行事が忙しい事もあって体よく断られたそうです。(汗)
それ以前に、公共の場所で高校生が着れるわけありませんけど。(汗汗)

ですが、薫衣さん曰く

「吸血姫殿にはこの街でお世話になっておりますので、お屋敷の中であれば
喜んで鬼役を務めさせて頂きます。」

だそうで…。(汗)

ふふっ…。お嬢様のそちらの衣装と薫衣さんのラムちゃんの衣装…。
正に、眼福ですね。(微笑)
…申し訳ありません。同性でもドキドキとときめきを隠し切れそうにありません。

いけないいけない、お話が長引いてしまいました。
画家のお嬢様も随分とお腹を空かせているようですし、
恵方巻とお食事の準備を早くしなくては。

727 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/02/05(Sun) 09:52
>>724(柚葉さん)

>失礼ながら、社交部の皆様にはお願いしておりますが
>個人の記念写真までは良しとしていても此処での出来事を
>ネット上に挙げる事は厳しく禁じておりますので。

ああ、それでなのですか。こちらの宴に参加する部員さんがときどきお料理をスマホ
で撮った後、なぜかまたタップしようとして苦渋のお顔でその指を収めたりしている
のを見て、「?」と思っていたのです。
ちゃんと柚葉さんのご指導が行き届いていたのですね。それはもう柚葉さんに「破門」
でもされたりしたら、と思うと誰だってそのような過ちは犯せませんわ。
柚葉さんはそうやっていつも私たちの生活の平穏を守ってくださっているのですね。
ありがとうございます。
ですが、写真自体は大いに残しておきたいですよね。わたくしも情報漏れには重々気
を付けながら、これからもたくさん思い出の写真を撮ってまいりますわ。


728 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/02/05(Sun) 09:54
>>725(柚葉さん)

>そして恵方巻以外にも鰯、大豆を用いたメニューは欠かせません。

悪魔除けの力のある鰯と大豆、今宵の心強い祓魔師(ふつまし)さんたちですね。あ
りがたく美味しくいただいて、その力をこの身の内に納めさせていただきましょう。

鰯の蒲焼きは濃厚なたれに魚の旨味が混ざった香ばしい匂いが漂ってまいります。
(小皿に取ったつみれ汁を味見します)逆につみれ汁はほっこりした優しい味ですね。

「節分豆と野菜のうま煮」は、先ほど香ばしい匂いに釣られてちょっとつまんでしま
いました。野菜の旨味が存分に引き出されていますね。少しマスタードを付けても美
味しくいただけそうです。

わたくしからも一品、ベッカフィーコ (鰯の香草焼き)を添えさせていただきましょ
う。シチリアの郷土料理で、鰯にパン粉、レーズン、チーズなどをミックスした詰め
物を焼いたお料理です。

「福豆のキャラメリゼ」もカリカリッとした触感が、歯ごたえが愉快でいくらでもい
ただいてしまいそう。
「鬼ロールケーキ(トラ柄)」…、これはすごくかわいいです。なんだか虎の赤ちゃ
んさんが寝そべっているみたい。切ってしまうのがちょっと躊躇われるくらいです。
これはつまみ食いすると美味しすぎて我慢するのがつらくなりそう。お食事の後まで
楽しみに待ちましょう。

>はい、ですがおかげ様で、土地神様の神社の豆まきでは戦利品の福豆が
>こんなにも沢山…。
>(福豆の小袋がどっさり)

たくさんの福が詰まっていそうですね。
豆まきの賑わいが楽しくてわたくしもついつい頑張ってしまいましたけれど、柚葉さ
んのお手並みは誠にお見事でした。人波の中、周囲と押し合いすることも無く鮮やか
に身をかわし、お手を伸ばしてキャッチする姿はさながら舞踊のようでしたわ。(小
さく拍手)
三姉妹ちゃんたちも頑張って取ってくれたわね、ご苦労様。

「そりゃあね、たくさん取らないと困るだろう?主に姫様がさあ。
 だって、節分の豆ってのは年の数だけ食う…。」

あー、はいはい、分かったから、その先は…ね?(汗)

(つづきます。)

729 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/02/05(Sun) 09:55
>>725(柚葉さん)(つづきです。)

>そして今年の節分行事は…。
>東北から私たちの街に来て下さった鬼族の女性で、お嬢様とは学友でもある
>鬼族の薫衣(くぬえ)さんが大活躍でした。

はい、この日ノ本の人と鬼の歴史をたどる悠久のドラマをあんなに見事に演じられる
なんて、ただただ目を奪われてしまいました。たった一人の姿の先に鬼族の苦難と希
望とが無限に広がって見えた気がいたします。
言葉だけでは伝えきれないその世界にわたくしたちを案内し、人と鬼との織り成す物
語がこの国の作っているのだと教えてもらいました。今も瞼を閉じると和合にまで至
るその光景が目の前に広がってまいりますわ…。

観衆の皆様も、その想いの深さを感じ取って惹き込まれ、ときに緊張、ときに畏れ、
ときに哀しみ…、誰もが長い時を体験したのではないかと思います。
演劇部の部長様が、舞台から降りられた薫衣さんの手を感に堪えぬといったご表情で
握っておられましたのも分かりますわ。

薫衣さん、苦難多き歴史を精魂込めて一心不乱に舞い踊りで見せてくださって、さぞ
お疲れでございましょう。今宵は我が家でしっかり精を付けていただきましょう。

>薫衣さんは神社の舞がメインで不参加でしたが、商店街の節分の行事は
>演劇部や社交部の皆様が頑張って下さいました。
>鬼の衣装や面を被って、子どもたちと楽しそうに…。

はい、演劇部の部長様がこの日のために艶やかな衣装を用意されていたのですね。誠
に綺羅の麗しさはお見事なものでした。ですが、演劇部の部員の皆さん、さすがはあ
の部長様の薫陶を受けている方たちです。その衣裳をしっかり着こなして、鬼を演ず
ることときに勇壮、時に艶麗、すっかり子どもたちをアイドルとなっていましたわ。
そして社交部の皆さんも、柚葉さんの日ごろの教えを体現されて優雅な所作で子ども
たちの相手をしてくださいました。部長として心から感謝しておりますわ。

>お嬢様も般若の面と巫女装束、お似合いでしたね。(微笑)

…皆様があんなに頑張ってくださっているのですもの、わたくしが躊躇っているわけ
にも参りませんものね。子どもたちに怖がられないか、はたまた笑われてしまわない
か、ちょっと不安でしたが。どうやら大過なくやり切れたようで、ホッといたしまし
た。
緊張したときは、過去の宮廷での社交を思い出し、あのときの優雅典麗ではあっても
アウェイ感いっぱいの場と今の温かい場とでは全く違うのだ、と感じることができま
した。

>ふふっ…。私も見惚れていた一人ですが。

はい、わたくしも柚葉さんの優しいまなざしにすぐ気づきましたわ。あの瞳を見てよ
うやく自分を少しだけ誇ることができました…。

>あ、実は校長先生がいらしていたそうですよ。

まあ、そうなのですか?わたくしや薫衣さんの編入を認めてくださった校長先生には
感謝しておりましたが、今日もまたわたくしたちのことを見ていていただいたなんて、
嬉しいです。
たしか、校長先生は最近、幽霊の結城玲子先輩とも親しくしていらっしゃる、と伺っ
ております。多くの人が『怪異』と感じるものに寛容でいらっしゃるそのお気持ちに、
わたくしも応えてまいりたいです…。


730 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/02/05(Sun) 20:55
>>726(柚葉さん)

(お客様が集まっていらっしゃいました。)

薫衣さん、本日は本当にお疲れさまでした。
宴席を用意しておりますので、ゆるりとおくつろぎになってくださいませ。

「お招きに与りありがとうございます。
 皆さんも本日はお疲れさまでした。一緒に節分を盛り上げていただいて嬉しいです。
 宴の後は本日最後のお務めですね。アーチェロさんのお家の節分で鬼役ができるな
 んて光栄です。」

いえ、そんな。有難がっていただくようなことでは…。というか、本日豆を投げられ
る役はわたくしがやらせていただきます。この町の節分では鬼役ではなく災厄をもた
らす悪魔役ですから、薫衣さんにやっていただくのは申し訳ないです。

「いいえ。はばかりながらわたくしも鬼族の端くれ。伝統あるこの役は他人様に任せ
 るわけには。」

…もう。あいかわらずキリリとしてブレない方ですね。

「じゃあ、間を取ってわたしがやっちゃいますー。お豆さん、全部キャッチしちゃい
 ますよー。」

「朱瑠、それは間を取ったことにならないから。お二人の間に割り込むんじゃない
 よ。」

「ぶー。お母さんも一緒にやろうよー、鬼役。」

>え〜とですね、実は演劇部の部長さんから預かってるものが…。

まあ、部長様から何をお預かりしたのでしょう?…って、これは季節外れのビキニで
すね。いや、最近よく見かけるような…。

「はい、ただ今羽藤さんがおっしゃったとおり、もうこの衣装で鬼役を務めることに
 決まっているんです。」

そうだったのですね…。ではわたくしも宴のためにいったん着替えますけれど、後で
もう一度この衣装を着て、ご一緒させていただきますね。

>ふふっ…。お嬢様のそちらの衣装と薫衣さんのラムちゃんの衣装…。
>正に、眼福ですね。(微笑)

柚葉さんにそう言っていただけるなら、わたくしもやり甲斐がありますわ。

「では、メイクはわたしに任せてちょうだい。もっと凄みがあってセクシーな顔にし
 てあげるわ。」

ぶ、部長様もお出でだったのですか…?

「さっきの薫衣さんの舞いを見ていたらね、この後の鬼役だってこの目で確かめない
 とだわ。次の公演に取り入れられるかもしれないし。あなたのお母様のお誘いはあ
 りがたかったわ。先月の公演にも花輪を届けていただいたし、さらに期待に応えら
 れる舞台にしたいわ。ねえ、アーチェロさん?」

いえ、なんでわたくしに同意を求められるのですか?というかお母様、ニマニマしな
がら見ていないでください。

「お腹すいた…。」

>いけないいけない、お話が長引いてしまいました。
>画家のお嬢様も随分とお腹を空かせているようですし、
>恵方巻とお食事の準備を早くしなくては。

ええ、そういたしましょう。
このままお母様や部長様のペースに乗せられてはたまりませんから…。


731 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/02/07(Tue) 20:05
2月のイベントにはバレンタインデーもあるね。
来週(2月14日)だけど

732 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/02/07(Tue) 20:54
>>731

いらっしゃいませ、お客様。
はい、我が家のカレンダーでもその日に花丸を付けておりますわ。楽しみにしており
ます。
それで…何かご質問がおありなのでしょうか?
>>346でも我が家のメイドさんが申しておりますが、記念日の日付だけをお伺いして
も、わたくし何をお話ししてよいのか、お答えに迷ってしまいます。
あなた様が何かその日について期待することがおありなのかどうかも承っておりませ
んし…。


733 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/02/07(Tue) 21:54
お嬢様のバレンタインデーのチョコには隠し味として甘酒が混じってそうw

734 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/02/07(Tue) 23:48
>>733

いらっしゃいませ、お客様。
なるほど、甘酒ですか。毎年家族やお友達に贈ったり土地神様に奉献したりするチョ
コに何か一工夫を、と思うのですが不敏なる身の哀しさ、頭を悩ますことが多いので
す。良いご示唆をくださりありがとうございます。せっかく日ノ本で催す年に一度の
大祭ですもの、和の風味を込めるというのはとても良い趣向だと思いますわ。
…ですが、わたくし自身が甘酒が大好物だけに心を逸らすままにチョコに混ぜ込んで
人様の嗜好に合うかどうか。ここは慎重に考えたいですね。
ネットで調べますと、甘酒入りチョコと申しても実に様々な種類があるものですね。
いろいろ試作してみんなに喜んでもらえるように工夫してまいりたいと存じます。ヒ
ントをくださったお礼に、お客様にも贈らせていただきますね。


735 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/02/08(Wed) 19:40
私室の広さはどのくらいあるんですか?

736 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/02/08(Wed) 23:28
『はいからさんが通る』って知ってますか?お嬢様方も一度は見た事があるのでは?

737 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/02/12(Sun) 10:40
>>733

はい、今までの経緯からお分かりになるように、甘酒はお菓子は勿論、
お料理にも大いに役立ってくれます。
…ですがそれ以上に、お嬢様が「隠し味」として使われたお料理を頂く時に感じられる
ほんのりとした甘さに、お嬢様の優しさと温かさを感じられるのですよ。(微笑)

お嬢様と共に、バレンタインのチョコの素敵なヒントを有難うございます。(ぺこり)
では、甘酒推しとして甘酒をバレンタインのチョコに使わせて頂きますね。

(数日後)

あれから試作してみたのですが、納得のいく出来栄えのものが作れました。
本番までは、残念ながら内緒にさせて頂きますが。

ふふっ…今年も大切な方に想いを込めて…。

>>735

そちらに関しましては今は、それなりの広さ、とだけ申し上げておきます。
ここはお嬢様の所有されているお屋敷ですので、間取りや面積など
具体的な情報までは残念ながら使用人の立場では申し上げられないのですよ。

お客様には失礼かも知れませんが、お嬢様の立場上ここはお嬢様をお守りする場所でもあるため
安易な情報漏洩は避けたいもので。
お嬢様が申されるのであれば、その限りではありませんが…。

返答に関しましては、今暫くお待ち下さいませ。

>>736

有名な作品ですが、実は私はあまり知らないのですよ。
少し調べてみたところ、近年劇場版も作られたようですね。
アニメはかなり昔の作品のようですが、話数を考えると少々お時間の問題が…。

ならば、休憩の時間に「劇場版」で楽しませて頂きましょう。
多少原作との違いはあると思いますが、おおよその粗筋はそれで掴めるかと思います。

以前何度か、この作品にみられるような大正風の服装をお嬢様がお召しになられたのですけれど
それが本当にお似合いなのですよ。(微笑)
写真で見返すと、思わず表情が綻んでしまうんです。

…その場面を長女さんに見られてしまい、

「…何してるの?柚葉お姉様…。」

とジト目で見られた時は、とても気まずかったですが。(汗)


738 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/02/12(Sun) 11:12
>>729-730(アーチェロお嬢様)

>たしか、校長先生は最近、幽霊の結城玲子先輩とも親しくしていらっしゃる、と伺っ
ております。

もしかしたら、生前の結城さんを存じておられるのかも知れませんね。
先輩後輩、同級生ではなかったとしても、幼い頃からの憧れの方であられたのかも…。
近所に響き渡る、あの方のピアノの音色に魅了されながら育ったのかも…。

詳しい事は存じませんが、少なくとも校長先生はこの街の出身であられるとか。
ですからこの地域と学校にはとても愛着をもっておられるそうですね。
だからこそ、お嬢様や部活動を共に頑張る学友の皆様の地域への貢献が
尚更嬉しかった事でしょう…。

>そうだったのですね…。ではわたくしも宴のためにいったん着替えますけれど、後で
>もう一度この衣装を着て、ご一緒させていただきますね。

はい、それでは無礼講とは申しましてもご無理のないように…。

>「ぶー。お母さんも一緒にやろうよー、鬼役。」

はい、それではお嬢様と薫衣さんさんの負担を軽くする意味でも
どうぞよろしくお願いします。
…お座敷に落ちて食べられなくなる福豆が減る意味でも、助かります。(ボソッ)

>ええ、そういたしましょう。
>このままお母様や部長様のペースに乗せられてはたまりませんから…。

奥方様と部長さん、すっかり仲良くなられて…。
いえ、私も部長さんには日頃から色々とお世話になっておりますが。(汗)

それではお食事の後は、無礼講で大いに楽しんで下さいませ…。

(終了後)

お疲れ様でした…。
薫衣さん、神社の舞とは打って変わってとても楽しそうでいらっしゃいましたね。
ラムちゃんの真似も、日頃の演劇部のお稽古の賜物という以上に
ご本人がとても楽しんでおられるようでした。

そしてお嬢様も、扇と枡を手にまるで舞うように豆を受け止められて…。
朱瑠ちゃんは、自分に向かってきた福豆は全弾キャッチされてしまったのではないかしら。(汗)

朱瑠:良かったら、みみずくさんも福豆食べる?鳥さんはお豆好きでしょ?
(お嬢様が枡で受け止めた福豆を食べてます)

ノッテ:あの…私は鳩ではありませんので…。(汗)
みみずくや梟は肉食なんですよ。(汗汗)

無事記念撮影も終えましたし、今年の節分イベントの写真も
しっかりとアルバムに収められそうです。
お嬢様、有難うございました…。

739 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/02/12(Sun) 12:06
>>735

いらっしゃいませ、お客様。
…あら、わたくしの私室についてご興味がおありなのかしら?
申し訳ありませんが、お答えは控えさせていただきましょう。
だって、私室のことですもの、これまで他人様から聞かれた経験からしますと、家の
間取りや室内の状況を聞かれて答えた後は、たいがい銀の弾丸の入った銃やら十字架
型の杭などを携帯して侵入を試みる人がありましたから。もちろんそのようなことは
許しませんでしたけれど。
あなた様もそうだとは申しませんが、自分の家を守るのはまず自分自身の責務である
と心得ます。ましてわたくしには守らねばならない家族がおりますから。
他所様に内情を軽々にお話しするのは控えるべきと考える次第でございます。

もちろん客間においでくださるのでしたら歓迎いたしますわ。お茶とお菓子を用意さ
せていただきます。


>>736
>>737(柚葉さん)


いらっしゃいませ、お客様。
はい、そのタイトルは聞いたことがございます。たしか大正時代を舞台にしたロマン
スものでしたか?学校の漫研の部室に古いビデオやレコード、CDが保存されていまし
てこの作品のレコードもございました。たしかジャケットに「テレビ漫画『はいから
さんが通る』」と書かれていましたわ。ずいぶん昔の作品だと実感されましたね。
部員の方のお話では、その方のお祖母様がファンでいらしたそうで、とある大手出版
社の漫画賞も受賞された名作であるとか。

わたくしもうちのメイドさんと同じく「劇場版」を見てみたく存じます。大正時代の
女性やその時代の風俗、大変興味を惹かれますわ。また革命ロシアに対する干渉戦争
にも触れられているそうで、わたくしにとりましても当時を思い出す作品になりそう
ですね。

>以前何度か、この作品にみられるような大正風の服装をお嬢様がお召しになられたのですけれど
それが本当にお似合いなのですよ。(微笑)
>写真で見返すと、思わず表情が綻んでしまうんです。

もう、柚葉さんったら…。
わたくしも柚葉さんの大正風の衣装は大好きなのです。また機会がありましたら是非
お揃いの衣装でお客様をおもてなししたいですわ。

「だったら『はいからさんが通る』みたいに主人公カップルのコスプレをしたらいい。
 姫様、前にお客様から『男装したら女の人に受ける』って言われてたから軍服を着
 るの。」

…三女ちゃん、よく覚えていたわね。たしかに、だいぶ前にそのようなことを言われ
た気がしますけれど。

「こんな感じで写真撮ると良いの。」
ttps://kageki.hankyu.co.jp/revue/2020/haikarasangatooru/index.html

…このヒロインを柚葉さんがやるのね?これはやってみたいですわ…。もちろんわた
くし、この男役の方には到底及びませんけれど、柚葉さんを抱きしめられるなら…。


740 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/02/12(Sun) 12:52
>>738(柚葉さん)


>もしかしたら、生前の結城さんを存じておられるのかも知れませんね。

そういえば校長先生も、卒業式のときご自身でピアノを演奏されて旅立つ卒業生を送
られているのでした。きっと、ピアニストとして将来を嘱望されていた玲子先輩に憧
れていらしたのではないかしら?
その美しい音色に応えるように卒業生の皆さんの合唱も心のこもったものでしたわ。

>詳しい事は存じませんが、少なくとも校長先生はこの街の出身であられるとか。

土地神様も
「あの小娘が後進を立派に指導する立場になろうとは、月日の流れを感じるの。」
と仰っていました。校長先生も土地神様を慕い、この街がより良いものになるために
力を尽くされてきたのでしょうね。


(宴の後でございます)


>はい、それでは無礼講とは申しましてもご無理のないように…。

はい、このとおり衣装を整えてまいりました。な、なんだかあちこちスースーして心
もとないですが。

「恥ずかしがることないっちゃ。とっても似合っているっちゃよ。」

薫衣さん、なりきっていらっしゃいますね。
わたくしも頑張らなくては。

お、おーほっほっほっ〜。我に刃を向けようとは片腹痛いわ。そんな豆を恐れる悪魔
様ではないわ〜。

演劇部部長:
「うん、まあ…、演技に努力の跡がうかがえるわね。」

(終了後)

>お疲れ様でした…。
>薫衣さん、神社の舞とは打って変わってとても楽しそうでいらっしゃいましたね。

ええ、漫画第1話で諸星あたるさんと追いかけっこをしている時のように、楽し気に
飛んだり跳ねたりなさって。
わたくしもつられてしまって…ふう、ずい分動いて枡にたくさん豆をいただきました。

ノッテさん、なんだかんだ言いながら、朱瑠さんからもらった豆を少量ながら神妙な
お顔でつまんでいらっしゃいます。とても和やかでよろしいですね。

また記念撮影でたくさん思い出の写真ができました。
柚葉さんが宴の采配を振るってくださったおかげで皆さんの気分もとっても上がって、
本当に楽しい一夜になりましたわ。有難うございます…。

741 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/02/13(Mon) 17:26
明日はバレンタイン、プレゼントを贈るお相手の人数はいくつですか?

742 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/02/14(Tue) 10:26
>>741

いらっしゃいませ、お客様。
ただ今チョコのラッピングをしているところです。
人数ですか。そうですね。
我が家のみんな(柚葉さん、屋敷神様、見習いメイド三姉妹、警護担当メイドさん)
6名
お母様のお家(お母様、画家のお嬢様、メイドのサライさん、執事のノッテさん)の
4名
久地崎朱乃様、朱瑠様の2名
神社の皆様(土地神様、薫衣さん、そのほか神職の方、巫女の方)合わせて10名
龍神姉妹様2名
社交部と演劇部の部長様他40名
お向かいのお友達の軽部さん1名
青果店のお颯様1名

そして奈良にいらっしゃるグリッタちゃんと白鹿様、風蘭寺の方々(白夜様、風蘭様、
北極狐の姉妹さん)6名
東北の鬼の国の方々(瀬織津姫様、随身の皆様)30名

これで合計102名様でしょうか、その他クラスメイトとも交換したりして、110名前後
といったところですね。
これだけの人数の方に贈れるようになるくらい、皆様と親しくさせていただいて、本
当に嬉しゅうございます。
親愛と、日ごろの感謝を込めて一つ一つきれいに包んでまいりますわ。


743 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/02/14(Tue) 12:32
>>741

訂正でございます。

わたくし、先ほど大変うかつにも挙げていない方がございました。
いえ、もちろんちゃんとその方の分もチョコを用意していたのですけれど。
柚葉さんの御母堂様でございます。
わたくしにとって柚葉さんがこちらに来るのを認めてくださった大恩あるお方ですの
に、お名前を挙げずにいただなんて、まことに汗顔の至りでございます。

それから、わたくし自身のお母様に贈るのに、お父様に贈らないと拗ねてしまわれそ
うなので、こちらも用意いたしております。故郷の城館に送るので少し遅れてしまい
ますけれど。
お父様とメイド長、それからわたくし付きのメイドだったフィドゥーチャ他数名。
ですので、人数も少しプラスして120名前後ということになりますわ。

744 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/02/14(Tue) 14:36
そんなにチョコ作るの?大変じゃない?
一ヵ月前から用意しないと間に合わなそう

745 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/02/15(Wed) 11:59
>>744

いらっしゃいませ、お客様。
はい、たしかにこの年初にチョコをさし上げたい方を数えてみまして、初めて十指に
余ることに気が付きました。それで少しずつ準備を進めておりましたの。
お名前をリストアップして、必要なチョコレートや甘酒やワインなど材料、それとラ
ッピングの包装やリボンを早めに用意して。試作もずい分しましたし、キッチンを占
拠するのでタイムスケジュールも考えましたわ。
ちょっと大変に思うときもありましたが、ことわざに曰く『我が物と思えば軽し笠の
雪』でございます。贈ることの喜びを思えば、一つ一つの工程が楽しゅうございまし
た。
もうすぐラッピングも終わります。それで万事整いましょう。後はただ一つ、たくさ
んできた失敗作をどうやっていただこうかという課題が残っておりますけれど。


746 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/02/15(Wed) 14:27
ちなみにですがバレンタインチョコについて一つ申しておきますと、今年はシュガー
レスチョコレートを使いました。お砂糖の代わりにでん粉から作る麦芽糖を原料とし
た『マルチトール』を使用しているチョコレートで、虫歯になりにくいのが特徴です。
先ほど(>>742-743)はお客様に申していませんでしたが、近所の子どもから
『アーちゃんにバレンタインチョコあげるね!』
と言われておりまして
『ではわたくしからも』
と思い準備することにいたしました。そして、それなら今年からは虫歯になりにくい
チョコにしよう、とシュガーレスに変更したのです。
その子どもは数年前まだ赤ちゃんだったときに、その子のお母様がわたくしに
『長寿のアーチェロさんにあやかりたいから、この子をだっこしてくれる?』
とおっしゃって、大切なお子さんを吸血鬼にわたくしに抱かせてくださったのです…。
あのときの感激は忘れもしません。
その子は元気にすくすくと成長して、今もわたくしと仲良くしてくれています。その
子とチョコの交換ができるのもとても楽しみです。


747 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/02/16(Thu) 20:28
もう日にちが過ぎちゃいましたけど、バレンタインデーの行事は上手く行きましたか?

748 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/02/17(Fri) 17:00
>>747

いらっしゃいませ、お客様。
充実したバレンタインデーをお過ごしになられましたか?わたくしは出来上がったチ
ョコを皆様に受け取っていただき、とても充実した気持ちでございます。
家族のみんなにも喜んでもらえました。お母様のご一家も訪ねてきてくださったとこ
ろで差し上げました。いつもクリエイターとして頑張っておられる画家のお嬢様はと
てもエネルギーを消耗されるので、パクパクとたくさん召し上がってくださいました。
お母様はワイン入りのチョコを気に入ってくださったようです。
二口女の久地崎朱乃様、朱瑠様母娘はその日商店街の大道芸で大いに見物客を沸かし
て、『今日のお代はチョコでもOK』ということでたくさんのチョコを収穫されたので、
それをわたくしからのチョコのお返しにくださいましたわ。
土地神様や洞窟の姉龍神様、それにダム湖神社の妹龍神様と白蛇巫女さん(この方の
こともお名前を挙げておりませんでしたね(汗))は、日本酒入りチョコでほんのり
赤くなっておられました。
そして>>746で申した子どもともチョコの交換ができました。その子の嬉しそうな笑
顔を見て胸が温かくなりました。
他の皆様方にも喜んでいただけたようです。わたくしもたくさんチョコをいただき
ましたので、これからゆっくり味わわせていただきますわ。


749 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/02/17(Fri) 19:05
お嬢様、お客様、お待たせして申し訳ありませんでした。
折角のバレンタイン、通信環境の問題でこちらに来られませんでした。

やっと回復しましたので、今暫くお待ち下さいませ。

750 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/02/17(Fri) 19:14
>>749(柚葉さん)

大変でしたね、柚葉さん。
実はわたくしのところも最近通信に問題が起こりまして、ようやく回復したところだ
ったのです。ですから柚葉さんのお気持ちも分かるつもりでございます。こういうと
きって、気もそぞろになってしまいがちですよね。
どうか焦ることなくご自身のペースでゆっくりお出で下さいませ。わたくしはいつだ
ってあなたのお傍にいるのですから。


751 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/02/19(Sun) 01:54
雪が降らない季節になるのも寂しい

752 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/02/19(Sun) 20:14
>>751

(お買い物に行く途中です。)

う〜ん、今日はわたくしが献立を考える、と大見得を切って出てきましたが、いざ何
にしようかとなると迷ってしまいますね。近づきつつある春を食卓で感じさせる食材
が良いかしら?

おや、あの方は雪の降る季節が去るのを惜しんでいらっしゃるようですね。

…そうですね、季節の変わり目ならむしろ過ぎ行く冬を惜しむのもまた良いものです
ね。
では、一月から二月にかけてが旬の食材を買ってまいりましょうか。
寒ブリと水菜で漬け丼、真牡蠣を使って定番の牡蠣フライ、デザートに温州みかんの
牛乳寒天…。ふふっ、良いメニューが思い浮かびました。メニューが決まったら足取
りが軽くなりました。早く商店街へ参りましょう。
我が家のみんなが喜ぶ顔を思い浮かべると楽しくなりますね。

良いヒントを聞かせてくださったあの方に感謝ですね…。


753 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/02/20(Mon) 21:16
>>741

お嬢様が挙げられた以外の方を挙げますと、
土地神様と並んでこの街を陰ながら守って下さっている神父様…。
そして私の大学の友人達ですね。

お嬢様が、私の家族にも贈りたいと言って下さった時は本当に嬉しかったです…。
そして私を雇用して下さった旦那様に贈るためのチョコレートは、
特に保存や発送について工夫や注意をさせて頂きました。

…今頃は、遠い異国の地で暮らしているお嬢様からの気持ちが
きっと伝わっている事でしょう…。

>>744
>>745(アーチェロお嬢様)

うふふ、心配ご無用です。
お嬢様の想いを汲んで、お嬢様のために尽くすのが私の役割なのですから。
そのために、お嬢様とも相談しながら念入りに準備をして参りました。

これまでに多くの方と親交を結び、絆を深め、それらの方に分け隔てなく
感謝の思いを伝えたい…。
今年は特に、その気持ちが溢れておりましたから。

>後はただ一つ、たくさんできた失敗作をどうやっていただこうかという
課題が残っておりますけれど。

お嬢様、ホットチョコレートをどうぞ…。
そしてパウンドケーキに練りこむ形で、それらのチョコレートを使わせて頂きました。

お客様にお出しするのは、失礼に当たりますので流石に使うわけには参りませんが
我が家のお茶の時間やおやつの材料には当分困りませんね。

三姉妹さん達も、工夫しておやつ作りの材料に生かしております。
お嬢様や私にも腕を上げたのを見てほしいと張り切っておりますわ。
無くなるのも、そう先の事ではなさそうです…。

>>747
>>748(アーチェロお嬢様)

はい、お嬢様の仰る通り、今年も賑やかで楽しいひと時を過ごす事が出来ました。

他に私個人としては、お屋敷で過ごす前に神父様と教会の皆様に
チョコレートとチョコケーキを届けに行ったのですが、
丁度協会でもバレンタインの行事の最中でして
皆様とても喜んで下さいました。

…子ども達から歓声や多少の冷やかしもありましたが、
逆に嬉しかったです。

そして私からお嬢様には…。
「雪兎の甘酒ボンボン」を贈らせて頂きました。

兎は今年の干支でもありますし、雪の季節でもありましたので
甘酒を入れるチョコとしては相応しい形のものになったと思います…。

>いつもクリエイターとして頑張っておられる画家のお嬢様はと
>てもエネルギーを消耗されるので、パクパクとたくさん召し上がってくださいました。

本日は、先日のバレンタインのイベントを絵に描いて届けて下さった
画家のお嬢様と奥方様の一行がいらしているのですが、
早速三姉妹さんのお菓子作りの成果を見て下さっている所です…。

最初は私もあくまで家族のみで頂く事にして、お出しするのは遠慮したのですが
画家のお嬢様が

「そんなの関係ない…。お腹空いてお菓子の甘い香りにもう我慢できない…。」

との事でしたので…。(汗)
そして奥方様は満面の笑み、画家のお嬢様はお代わりをご所望のようですね。

本日は私は、紅茶やコーヒー、ホットチョコレート等の
飲み物に専念致しましょう…。

754 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/02/20(Mon) 22:09
>>751

生活に難儀されている方もいらっしゃるかと思いますが、
私個人としても冬と雪は好きですね。

そう、このお庭も雪の積もった風景は実に趣のある風景を見せてくれるのですよ。
雪の日にいらして下さったお客様の多くは、寒くとも縁側で
この風景を見たいという方は多いです。

寒いからこそ、家族や友人の温かさに触れることも出来る…。
今年、雪かきをしている時にお嬢様がそっとマフラーをかけて下さり、
甘酒の入ったコップを差し出して労って下さった時のように…。

そしてお嬢様は本日、今が旬の食材を用いて皆のために
キッチンに立って下さっております。
今回は私は、補助に回らせて頂きます。

もしお客様がお時間がよろしければ、今宵の献立を召し上がって行かれますか?

>寒ブリと水菜で漬け丼、真牡蠣を使って定番の牡蠣フライ、デザートに温州みかんの
牛乳寒天…。

寒ブリとみかんは、今冬にいらして下さったお客様からの話題でもありますね。
そして牡蠣フライといえば…。やはりタルタルソースがお勧めですね。

牡蠣フライはこの数日の間で是非とも献立に加えたいと思っておりましたので、
そのために自家製のタルタルソースを作っておきました。

ああ…。いい香りですね。
揚げたての牡蠣フライ、さっぱりとした水菜と寒ブリの漬け丼…。
そして冷蔵庫には、デザートの寒天が待っております。

お嬢様、お疲れさまでした…。
本日はお嬢様からの私達への労いの気持ちの込められた献立、
有難く頂きます…。

お客様も、是非召し上がって下さいませ…。
すぐに、お茶もお淹れ致します。


755 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/02/21(Tue) 15:48
>>753(柚葉さん)

>お嬢様が、私の家族にも贈りたいと言って下さった時は本当に嬉しかったです…。

そういっていただけると嬉しいですけれど、私にとっても年に一度のとても楽しみな
イベントですから。
そしてサライさんはお姉様方にお贈りしたそうですよ。わたくしのお母様に皿洗いと
して強引にスカウトされてしまったから、お姉様方に親愛と共にご自分が元気なこと
を伝えたかったみたいです。
ノゾミ様と…お会いしたことはありませんがミカゲ様ですか、お二人もきっと安心な
さったことでしょう。

そしてお父様への発送に気を配ってくださってありがとうございました。ホワイトデ
ーにはきっとお父様から柚葉さんに何かお返しがあると思いますわ。

    ■     ■     ■

>お嬢様の想いを汲んで、お嬢様のために尽くすのが私の役割なのですから。
>そのために、お嬢様とも相談しながら念入りに準備をして参りました。

はい、柚葉さんのお陰で滞りなく皆様へのチョコレートを用意することができました。
100人を超える方々に感謝と親愛の意を伝えられたのは柚葉さんのお陰です。皆様に
も柚葉さんのお気持ちが伝わったことでしょう。奈良のグリッタちゃんもきっと喜ん
でくださったと思いますわ。遠い離れたところにいらっしゃるお友達にこうしてまた
便りが出来たこと嬉しゅうございます。

>お嬢様、ホットチョコレートをどうぞ…。
>そしてパウンドケーキに練りこむ形で、それらのチョコレートを使わせて頂きました。

ありがとうございます。冬のホットチョコレートの優しい甘さは本当にホッといたし
ますね。パウンドケーキの方はほろ苦さもかすかに加わって、ホットチョコレートと
の味のコントラストが楽しめますわ。
わたくしが作ってしまったたくさんの失敗作が美味しく生まれ変わって、これから当
分この味を楽しめますわね。
三姉妹ちゃんたちがどんなおやつを作るか楽しみです。

    ■     ■     ■

>他に私個人としては、お屋敷で過ごす前に神父様と教会の皆様に
>チョコレートとチョコケーキを届けに行ったのですが、
>丁度協会でもバレンタインの行事の最中でして
>皆様とても喜んで下さいました。

柚葉さんから神父様に贈られたチョコはひときわ甘々だったことでしょうね…、ふふっ。
そして、教会でもバレンタインの行事があったのですか。考えてみましたら聖バレン
タインを偲ぶ行事ですから当然でしたね。古代ローマで時の皇帝が兵士の士気が下が
らないよう結婚を禁じるお触れを出しましたが、司祭のバレンタインはそれに屈せず
愛する者同士をひそかに結婚させたが故に処刑されたとか。
この勇気ある高潔な人柄は柚葉さんの神父様を思わせますわ。

>…子ども達から歓声や多少の冷やかしもありましたが、
>逆に嬉しかったです。

あらあら…、もうお二人はすっかり公認の仲のようですね。わたくしもその様子を見
たかったです。場所が場所だけにお邪魔するのを遠慮しましたけれど、拝見できなく
て残念ですわ。

>そして私からお嬢様には…。
>「雪兎の甘酒ボンボン」を贈らせて頂きました。

あ〜、もうウサギさんが可愛いです!白くてちっちゃなウサギさんがいっぱい…。
とても繊細に細工されていて、さすが柚葉さんですわ。食べるのがもったいないくら
いです。でもいざお口に入れるとホワイトチョコの甘い味がとろけてたまりません。
甘酒も入っているから一粒で二倍美味しいです。

>本日は、先日のバレンタインのイベントを絵に描いて届けて下さった
>画家のお嬢様と奥方様の一行がいらしているのですが、
>早速三姉妹さんのお菓子作りの成果を見て下さっている所です…。

お嬢様が最初に食べられてどんな感想をお持ちかと思いましたが、美味しくいただい
てくださったようで三姉妹ちゃんたちも喜んでいましたね。
でもお嬢様にさし上げるチョコは来年からもっと量を増やした方が良いかしら。冬山
のエネルギー補給にはチョコレートが良いと言いますが、絵を描いている間夢中にな
りすぎてエネルギー補給を忘れてしまうお嬢様には力強い味方になりましょう。
補給係のサライさんやノッテさんの分も考えておかないといけませんね。

素晴らしい絵を描いてくださるお嬢様のエネルギーを絶やさぬためにも、来年も柚葉
さんと力を合わせてまいりたいですわ。


756 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/02/21(Tue) 22:24
>>754(柚葉さん)

>今年、雪かきをしている時にお嬢様がそっとマフラーをかけて下さり、
>甘酒の入ったコップを差し出して労って下さった時のように…。

だって…、わたくしが朝起きて寝ぼけ眼で庭を見たら、柚葉さんがもう白い息を吐き
ながら雪かきをしてくださっているのですもの。
わたくしに声をかけて下されば、ご一緒させていただきましたし、ラッセル車のごと
く雪をかいてご覧に入れましたのに、申し訳なくて…。

でも代わりにわたくしにキッチンを任せてくださって、柚葉さんにお手伝いいただい
たので、雪かきのお礼にといっそう頑張れました。われながら、ちょっと自信作にな
りましたわ。
お客様にも食べていっていただきましょうね。

>お嬢様、お疲れさまでした…。
>本日はお嬢様からの私達への労いの気持ちの込められた献立、
>有難く頂きます…。

わたくしも家族のために腕が振るえて嬉しかったです。
先ほどからまた粉雪が舞っております。「海のミルク」と言われる牡蠣には血行を良
くする効能がございます。柚葉さんお勧めのタルタルソースもたくさん用意いたしま
したわ。たくさんいただいて寒さに備えましょう。
もし明日も雪が積もっていましたら、今度こそ雪かきを頑張らせていただきますわ。


757 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/02/26(Sun) 20:07
3月、雪は降りますかね?春先の雪というのも風情があります

758 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/02/26(Sun) 21:11
>>757

いらっしゃいませ、お客様。
寒い日が続きますが、日脚が伸びて春の訪れも間近に思われますね。ですが、こうい
う時こそ雪への備えは忘れたくないものでございます。
春先の雪を楽しむためにも防寒や履物にお気を付け下さいな。せっかくお外で雪中の
お散歩を楽しもうとしても、寒さに震えたり足を滑らせたりしては台無しでございま
す。

そういえば最近すずめさんのさえずりが盛んでございます。ことわざに曰く
『冬すずめが群がり鳴くときは雪』。
それゆえわたくしもすずめさんたちのおしゃべりに耳を傾けましたわ。
「また、近々雪が降ってきそうだね。」
「食べ物がまた雪の下に埋まってしまいそうで困るわ。」
「あ、ちょっとそこの吸血鬼さん。お庭のエサ台にご飯の用意、よろしくね。」
とそんな感じで鳴き交わしていました。ですので、今こうしてエサを持ってきたとこ
ろなのですよ。すずめさんたちが嬉しそうに集まってまいりましたわ。

すずめさんのお天気予報では、3月に雪の日があるようですね。よろしければ、雪が
積もったそのときまたお出でくださいな。
雪の積もったお庭にいろいろな小鳥さんたちが来てさえずる様は、ステキな光景です
よ。


759 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/02/27(Mon) 18:45
2月(如月)は28日までと他の月よりも短いんですよね〜。
明後日は3月(弥生)じゃないですか

760 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/02/28(Tue) 08:14
>>757

いらっしゃいませ、お客様…。
日中はそれなりに温かい日も増えて参りましたが、
早朝は気温がマイナスになる日もまだまだ多く、
この寒暖の差は体調を崩す切っ掛けにもなりますので、十分ご注意下さいませ。
現に、友人にも何人か風邪を引いた方もおりますので。

「暑さ寒さも彼岸まで」と申しますが、恐らくはまだ雪が降る日はあるかと思います。
積もる性質のものではありませんでしたが、先日は早朝まで雪が降っていました。
お庭や街の草木も、春に向けての準備が出来ていく中の雪というのも確かに風情がありますね。

今朝は雪の代わりに多少霜が降りていますが、朝日に照らされた霜の煌めきにも
確かな風情がございます。

とはいえ、お身体が冷えたままでは体に毒。
温かいお茶をどうぞ…。

余談ですが、私は何年か前に4月に雪を見たことがあるのですよ。
それも、桜が咲いている中で…。
異常気象と言えるかもしれませんが、それは幻想的な光景でした…。

>>759

お客様、以前から何度も申し上げておりますが…。
お嬢様が>>732で仰っているように、
日時に関して呟くだけでしたらご遠慮下さいませ。

それだけではこちらとしても返答に詰まってしまう上に、
同じように日時を呟くだけの行為が繰り返し行われてきたために
お嬢様も私も困っているのです。

よろしければ、それについてお客様自身に何か思う事がお有りなのか、
または質問を添えて頂ければ助かります。

>>758(アーチェロお嬢様)

(庭掃除を一時中断して)

お嬢様、雀さん達への餌やりお疲れ様です。
ふふっ…。お嬢様の雀さんを愛でる光景…。
朝の癒しの一時ですね。(微笑)

こうして親しむだけでなく、お嬢様がこの子達を通じて季節の変化や気候に関する
重要なメッセージを頂いておりますもの。

お陰様でこのお屋敷は、台風や大雨、突風等による被害を想定して
事前に備えをすることが出来て被害を免れております。
小さなメッセンジャーの皆さんには、日頃から感謝しなければいけませんね。

お嬢様、少し手が冷たくなっております。
お嬢様の好きな甘酒を召し上がって下さいませ…。
本日は少し、生姜も加えております。
よりお身体が温まりますよ。

761 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/02/28(Tue) 18:41
>>759

…はあ、たしかにそうですが。カレンダーを見ればわかり事実をただおっしゃられて
も返答に困るのですが。
我が家のメイドさんが申していますとおり、以前よりただ日時を口にする、というの
はお控えいただくようにお願いしております。
季節の移ろいに対して何かご自身に湧く感興を伝えたいとの想い、あるいはわたくし
たちの思うところを聞きたいとの願い、そういったことが生まれましたらそのときは
またお出で下さいませ。


>>760(柚葉さん)

>お客様、以前から何度も申し上げておりますが…。

お客様に対して、直言してくださりありがとうございます。
柚葉さんのことも困らせてしまうのです。家主であるわたくしももっと迅速にお客様
に対応するよう心掛けてまいりますね。

    ■     ■     ■

>お嬢様、雀さん達への餌やりお疲れ様です。
>ふふっ…。お嬢様の雀さんを愛でる光景…。
>朝の癒しの一時ですね。(微笑)

冬はすずめさんもエサを探すのが大変ですからね。庭にエサ台を設けたらたくさん来
てくれるのではないかな、と思いまして。それがいまではいろいろな小鳥さんの社交
場となって、その様子を見るのがまことに楽しゅうございます。
柚葉さんにも喜んでいただけて、わたくしも嬉しいですわ。

いろいろなエサを用意しましたら、すずめさんのほかにも、シジュウカラさんやカワ
ラヒワさん、メジロさんやウグイスさん、ヒヨドリさんと。まあ色とりどりで賑やか
で心を和ませてくれます。

>こうして親しむだけでなく、お嬢様がこの子達を通じて季節の変化や気候に関する
>重要なメッセージを頂いておりますもの。

はい、あの子たちは自然の変化にとても敏感で、わたくしにいろいろなことを教えて
くれて助かります。
『今は晴れているけど、これから曇って寒くなる。散歩に行くなら気を付けてね。』
『はあ、大変だよ。嵐が近づいているよ。小さなメイドさんたちは買い物に行ってい
 たね。早く迎えに行ってやりなよ。』
とか教えてくれますので、わたくしも感謝しています。

>お嬢様、少し手が冷たくなっております。

小鳥さんと遊んでいたら少し体が冷えてしまったようですね。
ああ、甘酒の入った湯飲みを手にすると、手に温かさが広がって心地良い…。ありが
とうございます、柚葉さん。
では、縁側のガラス戸を閉めて、ここから庭の小鳥さんを見ながら美味しくいただき
ますね。柚葉さんもどうぞお付き合いくださいませ。


762 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/03(Fri) 18:33
三色団子と白酒をお持ちしました
ではでは、優雅なひとときをお過ごしくださいませ

763 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/03/03(Fri) 22:14
>>762

いらっしゃいませ、お客様…。
まあ、わざわざ有難うございます。

優雅なひと時…というよりは、「賑やかで和やかなひと時」の真っ最中なんです。
本日は、雛祭りパーティをお屋敷で開催しておりますので。

手巻きずし、ちらし寿司、はまぐりのお吸い物…。
そしてスイーツは三色ケーキや苺のミニタルト、桃のミニタルトと
色々と焼き上がっております。

ではお客様から頂いた白酒とお団子は、食後の落ち着いた時間に
皆で有難く頂きます。

お客様の都合がよろしければ、是非ともご一緒に…。
もしお時間の都合がつかないのであれば、スイーツのお土産を
ご用意させて頂きます。

ちなみに今年の雛祭りの主役は、我が家のメイド見習の三姉妹さんと
奥方様とは旧知の中でいらっしゃる久地崎朱乃さんの愛娘、朱瑠さん…。
そして日頃から奥方様の身の回りのお世話をなさっているメイドのサライさんです。

764 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/03/03(Fri) 22:19
>>762

いらっしゃいませ、お客様。
あらあらあら…、素敵な差し入れをありがとうございます。
本日の雛祭り、ただお友達を迎えて宴たけなわ。どうぞお客様もおあがりくださいな。
広間にはこの通り雛飾りも設けております。宴の席はこちらですわ。お客様のお土産
もありがたく並べさせていただきます。
我が家の屋敷神様があなた様の三食団子に目をキラキラさせていらっしゃいます。上
目遣いで甘えるように
「食べて良いかの?」
との仰せですわ。さし上げても…よろしゅうございますよね?
わたくしもありがたく頂戴いたしますけれど、まずはお客様に一献さし上げたく存じ
ます。
お客様には…こちらの桃のワインなどいかがでしょうか?イタリアから取り寄せた白
桃を使ってこちらの地元のワイナリーで造られた逸品です。ささ、どうぞ。

ではわたくしも白酒をありがたくいただきます。
はあ…、優しいのど越し、口中に広がる甘くトロリとした飲み口、弥生の暖かな日差
しにも似た体を優しく温める心地良い味ですわ。

三色団子もいただきますね。モチモチとした噛み心地がほのかな快楽を誘います。こ
の甘い口当たり、大変美味しゅうございます。屋敷神様もご満悦のお顔ですね。
庭の桃の花を見ながらいただくこの味わい、大変良い品をどうもありがとうございま
す…。


765 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/04(Sat) 19:32
長く使っていると物には愛着がわきますよねぇ
自分のゲームボーイアドバンスSPは幼少期からもう20年の付き合いであることに気づきました

766 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/03/04(Sat) 23:06
>>765

いらっしゃいませ、お客様。
おっしゃるとおり、長く使っていると親しみが湧くことがしばしばございますね。愛
着がさらに長いおつき合いにつながり、すっかりお友達のような想いがするのは、心
の理(ことわり)と申すものでしょう。
わたくしは携帯用ゲームというものは持ってはおりませんけれど、お友だちから借り
た恋愛アドベンチャーゲームをプレイしております。たいへん作り込まれた世界観と
練り込まれたシナリオ、生き生きとしたキャラクター達の織り成すモニターの向こう
のリアルな別世界にすっかり入り込んだ気持ちになりますね。
お友だちも、
『そんなに気に入ったのならずっと持っていてもいいよ』
と言ってくれたので、すっかり我がもののごとく楽しませてもらっています。
最近のアニメで、現実の世界とゲームの世界との間で交信が行われ、プレイヤーがキ
ャラクターから神々として敬われていますけれど、そんな奇跡が自分にも起こらない
ものか、とふと願ってしまいますわ。

長い付き合いと申しますと、年に何度か我が家で催す天体観望会のときに使っている
望遠鏡もそうですね。ガリレオ・ガリレイ様がくださったもので、わたくしずっと愛
用しております。かれこれ400年以上にわたって、わたくしを星の世界へいざなって
くれた大切なお友だちですわ。

そして、この屋敷は元お武家様のお屋敷で、蔵には様々な品が今も保管されておりま
す。代々の持ち主の方に大切に扱われてきたのでしょう。多くの品がすっかり付喪神
と化して、ときどき夜中にお散歩に出かけたりするのですよ。わたくしもご一緒させ
てもらうことがよくありますわ。
以前にも申したことがありますが、江戸時代の手回し式扇風機は夏休みの宿題をする
ときにとても役立ってくれるのです。さすがお武家様のお品物、わたくしたちがつい
怠けたりしていると、たくさんの羽根で頬を叩かれてしまうので、気持ちが引き締ま
って宿題が捗るのですよ。

これからも物を大切にして、新たな縁を結んでまいりたいですね。


767 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/03/07(Tue) 19:14
>>765

ゲームボーイアドバンスですか。
懐かしいですね…。

私個人は所有していませんでしたが、友人に貸してもらって遊んだ事があります。
有名なパズルゲームを幾つか遊んだのですが、かなり夢中になっていました。
2泊3日で返却し、個人で購入しなくて正解だったかなと…。(汗)
スマートフォン然り、携帯して遊べるものはついつい夢中になりがちですからね。

でも、長く使ってもらえるものはそれだけ幸せですね。
私もこのお財布は家族からプレゼントされた愛用品ですし、
この腕時計も高校の頃に父から選んでもらったものなんです。
電池が切れても、交換してもらって使っています。
愛着が湧くとなかなか、他の物に変えるのが心苦しいですね。

(お嬢様の>>766より)
>そして、この屋敷は元お武家様のお屋敷で、蔵には様々な品が今も保管されておりま
す。

最近は日中も温かくなり、こうして蔵の中の品々をお日様の下に出して虫干ししたり
綺麗に拭いたりする日が増えて参りました。
季節の終わりと共に蔵から出されたり、仕舞われる方々が多くおられますが
その節目節目に感謝の気持ちと共にお手入れをさせて頂いております。

お客様もご愛用の品をこれからも大切にして、末永く良き縁を…。
ところで、今から休憩なのですがお客様のゲームボーイアドバンス、
少しだけ貸して頂けませんか?

三女さんの所有しているレトロゲームソフトの中に、私の好きなパズルゲームがありましたので…。(汗)

768 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/03/08(Wed) 08:49
>>767(柚葉さん)

ぽかぽか陽気でとても心地良い今日この頃…、先日柚葉さんがひな祭りで心づくしの
お料理、スイーツの数々を作ってくださった、あのパーティの温かさが春を呼んでく
れた、そんな風に思えます。
ちらし寿司は、様々な食材がちりばめられている様が春を迎えて花が咲くかのようで
したわ。そしてスイーツはいずれも桃の節句らしい可愛くて淡い紅ではんなりと食卓
を飾り舌を楽しませてくれて…。まことに早春を感じさせてくれる食卓でした。

そして、春ならではの我が家の欠かせぬ行事にあたり柚葉さんの丁寧なお仕事ぶりで
とても助けられています。

>最近は日中も温かくなり、こうして蔵の中の品々をお日様の下に出して虫干ししたり
>綺麗に拭いたりする日が増えて参りました。

蔵の中の皆さんも温かい季節の到来を満喫していますわ。
書物、手紙、調度品、刀剣、美術品…、いずれも元の持ち主に大切にされていたので
しょう、とても保存が行き届いていましたから、わたくしたちもそれを受け継いで気
持ち良く過ごしてもらえるようにしたいですね。
皆さん、柚葉さんのお手入れにとても感謝していて、さすがお武家様の持ち物であっ
た付喪神だけに
『百年以上眠っておったが、柚葉殿のため今後も己が職務に励みたいと存ずる』
と大変張り切っていますわ。ただ刀剣さんが護衛のため、と言って買い物について行
こうとするのは、通報されると困りますので遠慮してもらっていますが…。
皆年を経ていますから我が身を労わってほしいので普段使いするのは難しいですが、
『まだまだ若い者には負けませんわい』
とのはりきりは止められそうにありません。これからも折に触れ我が家で活躍してく
ださることでしょう。


769 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/11(Sat) 10:10
桜の季節まであと少しですが、その前に満開の梅や椿は見に行かれましたか?

770 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/03/11(Sat) 16:42
>>769

お客様、ようこそお越し下さいました…。
お屋敷の縁側から見える紅白梅も満開となり、誠に良い日和です。

梅茶と抹茶入り羊羹をお持ち致しました…。
どうぞ召し上がって下さいませ。
もし梅が苦手であれば、普通の緑茶もご用意させて頂きます。

はい、この2月から3月の間に屋敷の皆でこの街の椿園、梅園に参りました。
椿園に参りました時は細雪でしたが、その雪の舞う光景が椿の赤い色を
より美しく輝かせておりました。

そして、その日のお嬢様のお召し物も椿の柄…。
蛇の目傘に少し積もる雪…。
お嬢様の銀髪と御召し物の椿はその日の光景をそのまま表しているかのようで…。(うっとり)

梅園に関しましては、土地神様の神社の敷地内にあるのですよ。
この街の、梅の名所の一つです。
先日、土地神様へのご挨拶と共に参りました。
その際は、本日のように温かく実に良い日和で…。
実に和やかなひと時を過ごす事が出来ました。

日中が温かくなり、お出かけには丁度良い気候となり
本日もきっと多くの方が訪れている事でしょう…。
よろしければ、お客様も一度足を運んでみて下さいませ。

確かに、桜の季節まであと少しですね…。
お嬢様のお召し物が、今の白梅の柄から桜の柄に代わる日が…。
そして、この屋敷の門へ至る小路に桜が舞う時も…。



771 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/03/11(Sat) 22:38
>>769
>>770(柚葉さん)

いらっしゃいませ、お客様。
ご挨拶が遅れて申し訳ありません。あら、もう縁側でおくつろぎでしたのね。
お庭の紅白梅はお気に召されましたか?ウグイスさんのさえずりはお耳に届いている
でしょうか?
あれは新婚ほやほやのウグイスの旦那さんですね。あの高らかなさえずりは、奥さん
に「縄張りに天敵はいないから安心していいよ」と知らせているのです。子どもたち
へエサを運ぶ奥さんにとって心強いことでしょう。
わたくしたちも餌をあげているので、子どもたちの無事の巣立ちを心待ちにしていま
す。
あの梅の木は愛の巣…、そう思うと見ていて心が温かくなりませんか?

柚葉さんの言うとおり、街のいろいろなところを巡って椿や梅を鑑賞しました。
実は、最近蔵の収蔵物を虫干しにしたことが一つのきっかけだったのです。
『木心坊』という妖怪さんをご存じですか?椿の木を材料にしてすりこぎを作ると、
それが変化(へんげ)して生まれるのですが、蔵にあったすりこぎがまさにその彼女
だったのです。
このお屋敷のお台所で使われて大変重宝されていたのですが、もう長いこと蔵に納め
られたままで、ずっと伐り出された場所の他の椿の樹々のことを恋しがっていたので
すよ。
ですから、椿園を見に行くときに同行してもらいました。旧交を温めてとても懐かし
そうでした…。今は椿園の管理所に引っ越されて園の整備に携わっておられますわ。
『自分にはもう叶わないことだけれど、仲間が美しく咲いて皆に愛されるお手伝いを
 します。』
とそうおっしゃっていました。
よろしければあなた様も椿園で美しく咲く椿を見てきてくださいな。その傍に立つ木
心坊さんの姿もご覧になることができるでしょう。

>そして、その日のお嬢様のお召し物も椿の柄…。
>蛇の目傘に少し積もる雪…。
>お嬢様の銀髪と御召し物の椿はその日の光景をそのまま表しているかのようで…。

もう、柚葉さん、わたくしのことをずっとご覧になっていたのですか?恥ずかしいで
はありませんか。
もっともわたくしも、白い息を吐きながら椿に見蕩れる柚葉さんの姿から目が離せま
せんでしたけれど。
木心坊さんがわたくしたちを見てニマニマとされていたのは、それでだったのですね
…。

>梅園に関しましては、土地神様の神社の敷地内にあるのですよ。
>この街の、梅の名所の一つです。

紅白の梅花が今を盛りと咲いておりますね。梅の開花前線、すなわち梅の精霊様がた
だ今この地にお出でになっているということですわ。
今は土地神様の神社に逗留され、境内で歌い舞う姿は大変お美しくて。
わたくしたちも土地神様に手招きされて、みんなが互いに手を取り踊ることに…。時
ならぬ宴となったのも春の気配にあてられたからでしょうね。精霊様の気を受けた梅
花が次々とほころぶ様に酔いしれながら。

お客様も、参詣なさればきっとその身を春の調べに任せることになるでしょう。精霊
様が北へと旅立たれないうちに行ってごらんになることをお勧めいたしますわ。

>確かに、桜の季節まであと少しですね…。
>お嬢様のお召し物が、今の白梅の柄から桜の柄に代わる日が…。
>そして、この屋敷の門へ至る小路に桜が舞う時も…。

はい、これからがわたくしたちの心を最も揺さぶる季節。あの小路に桜が舞い散るた
びに、また柚葉さんとの思い出がよみがえることでしょう。
あの桜の柄の着物に袖を通すのが待ち遠しいです…。


772 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/12(Sun) 09:05
僕の地方では喫茶店のモーニングセットがあまりに豪華なのですよ

773 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/03/12(Sun) 10:46
>>772

我が家は民宿でも喫茶店でもございません。
旅行者の方のそのような近況報告を語られても困ります。地元の方でも同じことです
が、ご自身の日常をただお話になられても返す言葉がありませんので、ご遠慮くださ
いますようお願いします。


774 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/12(Sun) 12:37
WBCは見てますか?
本命は侍Jですが、アーチェロさんのイタリアもガンバレ!
エスプレッソを飲んで応援しましょう!

775 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/03/12(Sun) 16:40
>>774

いらっしゃいませ、お客様。
イタリアのことも応援してくださりありがとうございます。わたくしも日本チームの
活躍を祈っておりますわ。準々決勝進出、我が家でも歓声が上がりましたわ。長女ち
ゃんのタロット占いでも対豪州戦で良いカードが出ております。結果を楽しみに待ち
たいですね。栄冠も指呼の間ではないでしょうか。
一昨日はイタリアの対キューバ戦の勝利に次女ちゃんが飛び上がって喜びました。え
え、「よっしゃあああっ!」と部屋中をパタパタと飛び回って大騒ぎでした。わたく
しは紅茶をいただいながら静かに観戦しましたが、内心はドキドキでした。対オラン
ダ戦の行方が気になります。タロット占いでも長女ちゃんが難しい顔をして結果を教
えてくれませんでしたが、行方をしっかり見守りたいと思います。
エスプレッソ、ありがたくいただきます。わたくしはハーブ入りバタークッキーもご
用意いたしますわ。どうぞ召し上がれ。
芳醇なエスプレッソの香り…、心が落ち着きますわ。


776 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/03/14(Tue) 13:05
>>774

はい、私も見ています。
普段あまり野球には詳しくないのですけれど、
国際試合となるとやはり熱の入り様が違うのですよ。
4試合、侍ジャパンの皆様の活躍を大いに見せて頂きました。

そしてイタリア代表の皆様、準々決勝進出おめでとうございます。
全てのチームが2勝2敗という大混戦の中、最後はオランダ代表チームに
見事に勝利された喜びをお嬢様と共に分かち合う事が出来ました。

試合中のエピソードですが、ベンチにもエスプレッソメーカーを
イタリア代表の皆様はご用意されていたとか…。
五輪の時といい、粋な事をなさる方々ですね。(笑)

更に明後日は、何と侍ジャパンとイタリア代表チームが夢の対決!
今から気持ちがわくわくしています。
どちらが勝利されても、再び屋敷の皆で喜びを分かち合う事になると思います。
願わくば、どちらかのチームが世界一の栄冠を…。

お客様、薫り高いエスプレッソ、お嬢様と共に有難く頂きます。
それでは私からは、自家製のティラミスを…。
ティラミスもエスプレッソと並ぶ、イタリアの名物ですので。

そして明後日は、お屋敷自慢のピザ窯でピザを焼いた上で
侍ジャパンとイタリア代表の試合に声援を送りたいと思います。
もしよろしければ、お客様もお越し下さいませ。

777 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/03/17(Fri) 09:04
>>776(柚葉さん)

>見事に勝利された喜びをお嬢様と共に分かち合う事が出来ました。

はい、柚葉さんと喜びを分かち合えたことが本当に嬉しかったですね。わたくし柚葉
さんと手を繋いでピョンピョン飛び跳ねてしまい、ちょっと驚かせてしまったかも知
れませんね。

>更に明後日は、何と侍ジャパンとイタリア代表チームが夢の対決!

昨日は家族みんな揃って両チームの激しい攻防に沸き上がりました…。柚葉さんが美
味しく焼いてくださった出来立てのピザをいただいて、さらに心が熱くなりましたわ。

スリーランホームランを鮮やかに決められたときは高揚と共に、イタリアチームが大
きく引き離されたことに一抹の胸中の哀切も感じたのが正直な気持ちですけれど…。
ですが侍ジャパンが見事に勝利を制されことには、心から拍手を送ります。どうか栄
冠を手にされてほしいです。

はあ…、今もまだ興奮で体の内で冷めやらずにおります。


778 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/17(Fri) 19:10
お花見をしましたか?

779 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/03/17(Fri) 21:06
>>778

いらっしゃいませ、お客様。
ご覧のとおり、我が家の庭の桜もようやく花がほころび始めたところです。先日桜の
精がこの町のお出でになったばかり。桜前線がこの町に到達したお徴(しるし)です
ね。
今しばらくはこうして庭の桜花を縁側から観賞いたす予定ですわ。そして春休みにな
りましたら、お弁当をもって市内各地の桜を観て回ろうかと計画しています。
中でも、土地神様のお社の境内は恒例の観桜の祭りがございますから楽しみです。昨
年(>>119)も大変盛り上がりましたわ。
我が校の筝曲部の皆様が日ごろの修練の成果を披露される、その音色の美しさ。学校
の幽霊として知られる結城玲子様のピアノとの協奏、そして今年は神社に逗留されて
いる鬼族のお嬢様の薫衣さんの舞いが披露されるのですよ。
この町の誰もが心待ちにする桜の大祭、お客様もぜひご覧になるようにお勧めいたし
ます。


780 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/03/18(Sat) 22:10
>>778

はい、お嬢様が既に仰られたようにこのお屋敷の庭の桜も、
そしてこの街の桜も少しずつ花がほころび始めたばかり。
本格的なお花見はもう少し先になるかと思います。

そして本日は昨晩からの雨が終わり、午後は晴れ間も見えて参りましたが
若干肌寒い一日となりました。

この庭のほころび始めた桜を鑑賞しながら、温かいお茶をどうぞ…。
すぐにお茶菓子もご用意致します。

先日は市内の小中学校も卒業式を迎えたようです。
卒業の季節はほころびはじめた桜花…。
そして新入生を迎える季節は満開の桜花…。
まだ先と思いつつも、その時期は目の前まで来ているのでしょうね。

私もお屋敷へ至る小路を歩きながら、少しずつ花開く様子に心を弾ませています。
いずれ満開となる、桜の大祭の時期には是非ともお越し下さいませ。

>>777(アーチェロお嬢様)

>わたくし柚葉さんと手を繋いでピョンピョン飛び跳ねてしまい、

は、はい…。どちらかと言えば静かに喜びを表現するお嬢様が
次女さんも呆気にとられるご様子でしたから…。(汗)

ですが、あの混戦ぶりは他チームの勝利や失点を踏まえて僅かな差が大きく結果を左右するのですから
屋敷の皆が毎日気を揉んでいらっしゃいましたもの。
それだけに、喜びも一入だったのが良く伝わって参りました。

>イタリアチームが大きく引き離されたことに一抹の胸中の哀切も感じたのが正直な気持ちですけれど…。

はい…。今大会において勝敗を大きく左右する一打を放てる決定力が侍ジャパンにはありました。
それを準々決勝でも発揮出来る事に喜びを感じる一方、お嬢様の故国のチームが相手だけに
私も多少複雑ではありました。

試合開始前、次女さんが
「これは真剣勝負なんだから、両チームにリスペクトを忘れないこと!
どんな結果になったとしてもお姉様に八つ当たりなんてもっての外だからね!」

と言ってくれたのは、救いでしたが。

今回も、イタリアチームのお守りとも言えるベンチのコーヒーメーカーは健在でしたね。
もう一度、エスプレッソを淹れ直して参ります。

次回は21日、いよいよ東京ドームから本格的に米国での準決勝ですね。
イタリアチームの分まで、侍ジャパンの皆様には頑張って頂きたいです。
そして再び栄冠を手にした時には、エスプレッソで乾杯致しましょう。
勿論、ピザとティラミスも用意して…。


781 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/03/21(Tue) 19:16
>>780(柚葉さん)

>は、はい…。どちらかと言えば静かに喜びを表現するお嬢様が
>次女さんも呆気にとられるご様子でしたから…。(汗)

あの日の自分を思い出すと赤面の至りと思いましたから、本日の準決勝は静かに見て
いるつもりだったのに…。

こうして柚葉さんを抱きかかえて飛び跳ねてしまうのをどうして抑えられましょう?
春季皇霊祭の本日、ああ、日ノ本の神々もご照覧あれ!侍ジャパンのこの快挙を!
7回に3ラン、けれど直後の8回に2失点の息の詰まるような攻防でしたが、なんと
いうことでしょう。
9回に逆転サヨナラ二塁打だなんて!正に神懸り、神々のご加護があったとしか思え
ませんでしたが、これも選手の皆様の尽力の賜物ですね。

>それを準々決勝でも発揮出来る事に喜びを感じる一方、お嬢様の故国のチームが相手だけに
>私も多少複雑ではありました。

準々決勝で柚葉さんにそうおっしゃっていただいて、小さな胸の痛みが癒されました。
けれど今日の試合を観れば、この素晴らしいチームと戦い抜いたイタリアチームにも
改めて拍手を送りたい気分です。
次女ちゃんが言うとおり双方が持てる力を出し切った闘いには、どこまでもリスペク
トしかない、改めてそう思わされる今日の試合でした…。
次女ちゃん、良いことを言ってくれたわね。
(私が頭を撫でると、次女ちゃんがくすぐったそうな顔をちょっと赤らめます。)

さあ、エスプレッソで乾杯ですわね。
ああ、この一杯のなんと香り豊かなことでしょう…。ピザとティラミスも最高の美味
ですわ…。


782 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/03/22(Wed) 22:10
>>781

お嬢様、二日連続となりましたが、今宵は奥方様や他の皆様もお呼びして、
侍ジャパンの王座奪還、三度目の優勝をお祝いしましょう。

昨日の内に、今日の優勝を信じて改めて準備をしておいた甲斐がありました。
ピザの材料も揃っていますし、通常のティラミスやティラミスケーキも
冷蔵庫の中で冷えております。
それでは早速、準備に取り掛かります…。

(昨日の観戦時)
>9回に逆転サヨナラ二塁打だなんて!正に神懸り、神々のご加護があったとしか思え
>ませんでしたが、これも選手の皆様の尽力の賜物ですね。

「村神様」こと、村上宗隆選手…。
一次は不調に悩まされておりましたが、あそこで逆転サヨナラ勝ち…。
あれこそ正に、「神懸かり」でしたね。

メキシコ戦は、今大会において侍ジャパンのベストバウトでした。
見ていて「もう駄目かもしれない」という不安を吹き飛ばす、
見事な底力を発揮して下さったと思います。

はああ…緊張の糸が切れて…。
レイナさんのサポートのお陰で失敗こそしませんでしたが、
これ程落ち着きのない状態で家事をしていたのは何年振りでしょう…。

お嬢様のお姫様抱っこのまま、眠ってしまいたいです…。(ZZZ)
(この後5分ほど眠ってしまいました)

(本日)

こうして皆、朝食とお片付けを終えて…。
本日が春休みで本当に助かりました。
後は、見届けるだけですね。
信じて待つ、歓喜の瞬間を…。

(数時間後)

はああ…。昨日に続き、こんなにも胃がキリキリと痛むような緊張感のあるスポーツ観戦は久しぶりです…。
今は紅茶や緑茶をお出ししながら気持ちを落ち着けようとしておりますが、
それでも動悸が収まりません…。

互いに決定打を許さないとはいえ、均衡が崩れればあっという間に流れを持っていく決定力を
アメリカのチームも昨日のメキシコのチームも持っていますから…。

(試合終了後)

お嬢様、イタリアチームの分まで背負って侍ジャパンの皆様が遂に…。
スポーツ観戦で、これ程感動したのは本当に久しぶりです…。
恐らくは奥方様と画家のお嬢様のお屋敷も今頃は…。
私、一度連絡を取ってみようかと思います。
侍ジャパンの皆様が悲願を達成した暁には、是非皆でお祝いしたいと思っておりましたので…。
日本のスポーツの歴史に、新たな伝説の1ページが加わったこの日を是非…。

(この後、パーティの準備に取り掛かりました)

783 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/03/24(Fri) 18:45
>>782(柚葉さん)

>お嬢様、二日連続となりましたが、今宵は奥方様や他の皆様もお呼びして、
>侍ジャパンの王座奪還、三度目の優勝をお祝いしましょう。

3大会ぶりとなる世界の頂点…。快挙であることはもちろんですが、そこに至るまで
の攻防に見るオールジャパンの不撓不屈の奮戦に心揺さぶられましたね。同点に追い
ついた後の連打、投手陣の見せた水も漏らさぬ継投。一つ一つのプレーがチームメイ
トと一体となっての闘志をみなぎらせ、点を重ねてつかみ取った栄光の輝き、見る者
の心を焦がすような素晴らしい光芒でした。

あら、三姉妹ちゃん、お母様や皆様方へのメッセンジャーをしてくれると?分かりま
すよ、あまりの興奮にじっとしていられないのね。では、よろしくお願いするわね。

>はああ…緊張の糸が切れて…。
>レイナさんのサポートのお陰で失敗こそしませんでしたが、
>これ程落ち着きのない状態で家事をしていたのは何年振りでしょう…。

…と、準決勝のときも柚葉さんは熱気に包まれていましたが、今は大丈夫ですか?体
の火照りを冷ましたいようでしたら、しばらくわたくしの膝でお休みなさいませ。
胃がキリキリするのでしたら、ヨーグルトがよろしいかと思いますわ。
ささ、「白い鹿のプリン」をどうぞ。以前奈良で買い求めてすっかり気に入りました
品ですが、また買い求めておいて良かったわ。

(試合終了後)

柚葉さん、パーティーの準備お疲れさまでした。
やはり皆さん、侍ジャパンの奮戦を大いに嘉賞されていたようで、快くお出で下さい
ましたね。まさか、龍神姉妹様にもお出でいただけるなんて。

娑伽羅龍女:
「『日ノ本の神々もご照覧あれ!』ってアーチェロさんが言っていたのでしょう?
 それなら一緒にお祝いしないとね。」
善女龍王:
「わたしは姉さんに誘われただけだからね。」
白蛇巫女:
「神社のテレビを夢中でご覧になって…むぐぐぐ。」
善女龍王:
「余計なことは言わなくていいから。」

土地神:
「というわけで、わらわも来ておるわけじゃ。最近は境内で野球をする子どもたちが
 増えて、元気な声が聞こえて重畳じゃ。」
薫衣:
「休日は巫女のバイトもしているのですが…、人数合わせに遊びに誘われて、ちょう
 ど良い体力づくりになっています。」

久地崎朱瑠:
「あ〜、わたしもマウンドに立ちたかったなー。わたしなら、ボールをいっぺんに
 10個くらい余裕で投げれるのに―。」
久地崎朱乃:
「それもう野球じゃないから。だいたい、それ誰がキャッチできるのよ。」
久地崎朱瑠:
「えー、お母さんなら取れるじゃない。今度、路上パフォーマンスでやってみよう
 よ?」
久地崎朱乃:
「は〜、この子ったら興奮しちゃって。侍ジャパンの熱気にあてられ過ぎたみたいね
 …。」

画家嬢:
「お腹すいた…。」
サライ:
「あ〜、お嬢、試合に刺激されて、プレイしているところの絵をいっぱい描いたから
 …。」
ノッテ:
「とりあえず『プロ野球チップス』で食いつないでもらっていましたが、そろそろ限
 界のようです。」
オルキデア:
「というわけだからぁ、柚子ちゃんの御馳走に期待してるわよぉ。」
屋敷神:
「神棚へのお供えではとても足りぬ。早う、早う頼むぞ…。」

では、配膳が完了しましたところで宴を始めるとしましょうか。今宵の宴は盛り上が
ること疑いなしですわね…。


784 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/04/10(Mon) 21:23
お客様がいらっしゃらないので、今はただ閑静な我が家で絵を描いたりして見ます。
AIという絵筆は魔法のようですね。
わたくしと柚葉さんとグリッタちゃんを描いてみました。
(慣れていないので、もしもちゃんと表示できなかったらごめんなさい。)

(わたくし)
ttps://ai-novel.com/art/view_work.php?data=eyJ0ZXh0IjogIlx1NTQ4Y1x1ODhjNVx1MzA2ZVx1OTI4MFx1OWFlYVx1NTQzOFx1ODg0MFx1NTllYiIsICJzZWVkIjogNTgwODM2NTcsICJ3aWR0aCI6IDUxMiwgImhlaWdodCI6IDcwNCwgImd1aWRhbmNlIjogNywgInN0ZXBzIjogNDAsICJzdHJlbmd0aCI6IDAuNTUsICJzb2Z0ZW5lciI6ICIwIiwgInNhZmV0eV9maWx0ZXIiOiAwLCAicHJvbXB0X3R5cGUiOiAic3VwZXJmbGF0IiwgImNvbXBsZXhpdHkiOiAwLCAiaW1nX2l0ZXJzIjogMSwgImltZ19yb3dzIjogMSwgImluaXRfaW1hZ2VfdXJsIjogIiIsICJzYW1wbGVyX3R5cGUiOiAiZXVsZXJfYW5jZXN0cmFsIiwgImx1bWluYSI6IDAuMywgInVzZXJpZCI6ICJ5djhuZDhAYm1hLmJpZ2xvYmUubmUuanAiLCAidHJpbSI6IHRydWUsICJmb3JjZV91cHNjYWxlIjogdHJ1ZSwgInRyYW5zbGF0ZSI6IHRydWUsICJrZXlfbWFnaWMiOiAxNjgxMTI4ODYyLCAibmVnX2VuaGFuY2VyIjogIm5vX2ZsYXRzIiwgInNhZmUiOiB0cnVlLCAiaGFzaF93b3JrZmlsZSI6ICI4NTIxMDljOWRhNWMzNTZmYTRjNzExOWVhY2ZjMDA4MiJ9

(柚葉さん)
ttps://ai-novel.com/art/view_work.php?data=eyJ0ZXh0IjogIlx1OWVkMlx1OWFlYVx1MzBlZFx1MzBmM1x1MzBiMFx1MzBkOFx1MzBhMlx1MzA2ZVx1NTQ4Y1x1OThhOFx1N2Y4ZVx1NGViYVx1MzBlMVx1MzBhNFx1MzBjOSIsICJzZWVkIjogMjAwMTQ1NTM4NCwgIndpZHRoIjogNTEyLCAiaGVpZ2h0IjogNzA0LCAiZ3VpZGFuY2UiOiA3LCAic3RlcHMiOiA0MCwgInN0cmVuZ3RoIjogMC41NSwgInNvZnRlbmVyIjogIjAiLCAic2FmZXR5X2ZpbHRlciI6IDAsICJwcm9tcHRfdHlwZSI6ICJzdXBlcmZsYXQiLCAiY29tcGxleGl0eSI6IDAsICJpbWdfaXRlcnMiOiAxLCAiaW1nX3Jvd3MiOiAxLCAiaW5pdF9pbWFnZV91cmwiOiAiIiwgInNhbXBsZXJfdHlwZSI6ICJldWxlcl9hbmNlc3RyYWwiLCAibHVtaW5hIjogMC4zLCAidXNlcmlkIjogInl2OG5kOEBibWEuYmlnbG9iZS5uZS5qcCIsICJ0cmltIjogdHJ1ZSwgImZvcmNlX3Vwc2NhbGUiOiB0cnVlLCAidHJhbnNsYXRlIjogdHJ1ZSwgImtleV9tYWdpYyI6IDE2ODExMjg1NzEsICJuZWdfZW5oYW5jZXIiOiAibm9fZmxhdHMiLCAic2FmZSI6IHRydWUsICJoYXNoX3dvcmtmaWxlIjogImY3MGUzNGRkNThjOGFlMDI2MDcxMDljNzBiYjE3ZWVhIn0=

(グリッタちゃん)
ttps://ai-novel.com/art/view_work.php?data=eyJ0ZXh0IjogIlx1MzA0YVx1ODNkM1x1NWI1MFx1ODA3N1x1NGViYVx1MzA2N1x1NTkyN1x1MzA0ZFx1MzA2YVx1NzJhY1x1ODAzM1x1MzA2ZVx1OTFkMVx1OWFlYVx1NWMxMVx1NTk3MyIsICJzZWVkIjogNDUwODU5NDg5LCAid2lkdGgiOiA1MTIsICJoZWlnaHQiOiA3MDQsICJndWlkYW5jZSI6IDcsICJzdGVwcyI6IDQwLCAic3RyZW5ndGgiOiAwLjU1LCAic29mdGVuZXIiOiAiMCIsICJzYWZldHlfZmlsdGVyIjogMCwgInByb21wdF90eXBlIjogInN1cGVyZmxhdCIsICJjb21wbGV4aXR5IjogMCwgImltZ19pdGVycyI6IDEsICJpbWdfcm93cyI6IDEsICJpbml0X2ltYWdlX3VybCI6ICIiLCAic2FtcGxlcl90eXBlIjogImV1bGVyX2FuY2VzdHJhbCIsICJsdW1pbmEiOiAwLjMsICJ1c2VyaWQiOiAieXY4bmQ4QGJtYS5iaWdsb2JlLm5lLmpwIiwgInRyaW0iOiB0cnVlLCAiZm9yY2VfdXBzY2FsZSI6IHRydWUsICJ0cmFuc2xhdGUiOiB0cnVlLCAia2V5X21hZ2ljIjogMTY4MTEyODgwMSwgIm5lZ19lbmhhbmNlciI6ICJub19mbGF0cyIsICJzYWZlIjogdHJ1ZSwgImhhc2hfd29ya2ZpbGUiOiAiNjVkMjFiMDEzODUwZDkwYzNhMmU2YTI2NDVhZTQ1ZTMifQ==

785 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/04/12(Wed) 15:16
一昨日、アップいたしましたURLはあまりに長すぎましたので、手直ししてアップし直してみました。
また別の絵も描きましたので、併せてアップさせていただきます。
だいぶ前にお客様から、「自画像を描いてほしい」と言われていて、絵心が無いためご遠慮させて
いただいたことがありましたが、ようやくアップできてホッとしております。
柚葉さんとグリッタちゃんの絵も僭越ながら描かせていただきましたこと、事後報告になってしまいまし
たが、お二人には何とぞご寛恕くださいますよう、伏してお願い申し上げます。

(わたくし)
ttps://trinart-ch.tringpt.com/getimage?full=true&filehash=852109c9da5c356fa4c7119eacfc0082
ttps://trinart-ch.tringpt.com/getimage?full=true&filehash=7d34bba4a9a7ed3db3182026ee46715f
ttps://trinart-ch.tringpt.com/getimage?full=true&filehash=b6999b62e365addb6ee313ef28190d6e

(柚葉さん)
ttps://trinart-ch.tringpt.com/getimage?full=true&filehash=f70e34dd58c8ae02607109c70bb17eea
ttps://trinart-ch.tringpt.com/getimage?full=true&filehash=6e12129464b1ea7565920dd24f281299
ttps://trinart-ch.tringpt.com/getimage?full=true&filehash=201a87868e21bb31db4a38a213761ad8

(グリッタちゃん)
ttps://trinart-ch.tringpt.com/getimage?full=true&filehash=65d21b013850d90c3a2e6a2645ae45e3
ttps://trinart-ch.tringpt.com/getimage?full=true&filehash=6d69fafc55e3f8cfa2898b2d9ec769d9
ttps://trinart-ch.tringpt.com/getimage?full=true&filehash=06c78538dc04017277c4838e2f2c7cdd


786 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/12(Wed) 16:41
invalid credentials

787 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/04/12(Wed) 18:43
>>786

お客様、それはわたしが記したURLではご覧になれない、ということでしょうか?
でしたら誠に申し訳ございません。
慣れぬことをしてガッカリさせてしまいましたら、お詫び申し上げます。

788 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/04/13(Thu) 07:00
>>786

元の長大なURLならご覧になっていただけるかもと思い、ここに後で描いた2作について記させていただきます。
ご面倒をおかけしてまことに申し訳ございません。
他にもご覧いただいていた方がいらっしゃいましたら、併せてお詫び申し上げます。
(いっぺんには書き記せないようですので、分割いたします。)

(わたくし)
ttps://ai-novel.com/art/view_work.php?data=eyJ0ZXh0IjogIlx1NTQ4Y1x1ODhjNVx1MzA2ZVx1OTI4MFx1OWFlYVx1NTQzOFx1ODg0MFx1NTllYiIsICJzZWVkIjogMTY0NjIyMjc5MCwgIndpZHRoIjogNTEyLCAiaGVpZ2h0IjogNzA0LCAiZ3VpZGFuY2UiOiA3LCAic3RlcHMiOiA0MCwgInN0cmVuZ3RoIjogMC41NSwgInNvZnRlbmVyIjogIjAiLCAic2FmZXR5X2ZpbHRlciI6IDAsICJwcm9tcHRfdHlwZSI6ICJzdXBlcmZsYXQiLCAiY29tcGxleGl0eSI6IDAsICJpbWdfaXRlcnMiOiAxLCAiaW1nX3Jvd3MiOiAxLCAiaW5pdF9pbWFnZV91cmwiOiAiIiwgInNhbXBsZXJfdHlwZSI6ICJldWxlcl9hbmNlc3RyYWwiLCAibHVtaW5hIjogMC4yNywgInVzZXJpZCI6ICJ5djhuZDhAYm1hLmJpZ2xvYmUubmUuanAiLCAidHJpbSI6IHRydWUsICJmb3JjZV91cHNjYWxlIjogdHJ1ZSwgInRyYW5zbGF0ZSI6IHRydWUsICJrZXlfbWFnaWMiOiAxNjgxMjc4NDk0LCAibmVnX2VuaGFuY2VyIjogIm5vX2ZsYXRzIiwgInNhZmUiOiB0cnVlLCAiaGFzaF93b3JrZmlsZSI6ICI3ZDM0YmJhNGE5YTdlZDNkYjMxODIwMjZlZTQ2NzE1ZiJ9
ttps://ai-novel.com/art/view_work.php?data=eyJ0ZXh0IjogIlx1NTQ4Y1x1ODhjNVx1MzA2ZVx1OTI4MFx1OWFlYVx1NTQzOFx1ODg0MFx1NTllYiIsICJzZWVkIjogODAzNjQ0MjY2LCAid2lkdGgiOiA1MTIsICJoZWlnaHQiOiA3MDQsICJndWlkYW5jZSI6IDcsICJzdGVwcyI6IDQwLCAic3RyZW5ndGgiOiAwLjU1LCAic29mdGVuZXIiOiAiMCIsICJzYWZldHlfZmlsdGVyIjogMCwgInByb21wdF90eXBlIjogInN1cGVyZmxhdCIsICJjb21wbGV4aXR5IjogMCwgImltZ19pdGVycyI6IDEsICJpbWdfcm93cyI6IDEsICJpbml0X2ltYWdlX3VybCI6ICIiLCAic2FtcGxlcl90eXBlIjogImV1bGVyX2FuY2VzdHJhbCIsICJsdW1pbmEiOiAwLjI3LCAidXNlcmlkIjogInl2OG5kOEBibWEuYmlnbG9iZS5uZS5qcCIsICJ0cmltIjogdHJ1ZSwgImZvcmNlX3Vwc2NhbGUiOiB0cnVlLCAidHJhbnNsYXRlIjogdHJ1ZSwgImtleV9tYWdpYyI6IDE2ODEyNzkwODIsICJuZWdfZW5oYW5jZXIiOiAibm9fZmxhdHMiLCAic2FmZSI6IHRydWUsICJoYXNoX3dvcmtmaWxlIjogImI2OTk5YjYyZTM2NWFkZGI2ZWUzMTNlZjI4MTkwZDZlIn0=


789 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/04/13(Thu) 07:02
>>786(つづきでございます)

(柚葉さん)
ttps://ai-novel.com/art/view_work.php?data=eyJ0ZXh0IjogIlx1OWVkMlx1OWFlYVx1MzBlZFx1MzBmM1x1MzBiMFx1MzBkOFx1MzBhMlx1MzA2ZVx1NTQ4Y1x1OThhOFx1N2Y4ZVx1NGViYVx1MzBlMVx1MzBhNFx1MzBjOSIsICJzZWVkIjogMjgwNTY0NjM3LCAid2lkdGgiOiA1MTIsICJoZWlnaHQiOiA3MDQsICJndWlkYW5jZSI6IDcsICJzdGVwcyI6IDQwLCAic3RyZW5ndGgiOiAwLjU1LCAic29mdGVuZXIiOiAiMCIsICJzYWZldHlfZmlsdGVyIjogMCwgInByb21wdF90eXBlIjogInN1cGVyZmxhdCIsICJjb21wbGV4aXR5IjogMCwgImltZ19pdGVycyI6IDEsICJpbWdfcm93cyI6IDEsICJpbml0X2ltYWdlX3VybCI6ICIiLCAic2FtcGxlcl90eXBlIjogImV1bGVyX2FuY2VzdHJhbCIsICJsdW1pbmEiOiAwLjI3LCAidXNlcmlkIjogInl2OG5kOEBibWEuYmlnbG9iZS5uZS5qcCIsICJ0cmltIjogdHJ1ZSwgImZvcmNlX3Vwc2NhbGUiOiB0cnVlLCAidHJhbnNsYXRlIjogdHJ1ZSwgImtleV9tYWdpYyI6IDE2ODEyNzg1OTAsICJuZWdfZW5oYW5jZXIiOiAibm9fZmxhdHMiLCAic2FmZSI6IHRydWUsICJoYXNoX3dvcmtmaWxlIjogIjZlMTIxMjk0NjRiMWVhNzU2NTkyMGRkMjRmMjgxMjk5In0=
ttps://ai-novel.com/art/view_work.php?data=eyJ0ZXh0IjogIlx1OWVkMlx1OWFlYVx1MzBlZFx1MzBmM1x1MzBiMFx1MzBkOFx1MzBhMlx1MzA2ZVx1NTQ4Y1x1OThhOFx1N2Y4ZVx1NGViYVx1MzBlMVx1MzBhNFx1MzBjOSIsICJzZWVkIjogODgzODE2NTAyLCAid2lkdGgiOiA1MTIsICJoZWlnaHQiOiA3MDQsICJndWlkYW5jZSI6IDcsICJzdGVwcyI6IDQwLCAic3RyZW5ndGgiOiAwLjU1LCAic29mdGVuZXIiOiAiMCIsICJzYWZldHlfZmlsdGVyIjogMCwgInByb21wdF90eXBlIjogInN1cGVyZmxhdCIsICJjb21wbGV4aXR5IjogMCwgImltZ19pdGVycyI6IDEsICJpbWdfcm93cyI6IDEsICJpbml0X2ltYWdlX3VybCI6ICIiLCAic2FtcGxlcl90eXBlIjogImV1bGVyX2FuY2VzdHJhbCIsICJsdW1pbmEiOiAwLjI3LCAidXNlcmlkIjogInl2OG5kOEBibWEuYmlnbG9iZS5uZS5qcCIsICJ0cmltIjogdHJ1ZSwgImZvcmNlX3Vwc2NhbGUiOiB0cnVlLCAidHJhbnNsYXRlIjogdHJ1ZSwgImtleV9tYWdpYyI6IDE2ODEyNzkxOTIsICJuZWdfZW5oYW5jZXIiOiAibm9fZmxhdHMiLCAic2FmZSI6IHRydWUsICJoYXNoX3dvcmtmaWxlIjogIjIwMWE4Nzg2OGUyMWJiMzFkYjRhMzhhMjEzNzYxYWQ4In0=


790 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/04/13(Thu) 07:05
>>786(さらにつづきでございます)

(グリッタちゃん)
ttps://ai-novel.com/art/view_work.php?data=eyJ0ZXh0IjogIlx1MzA0YVx1ODNkM1x1NWI1MFx1ODA3N1x1NGViYVx1MzA2N1x1NTkyN1x1MzA0ZFx1MzA2YVx1NzJhY1x1ODAzM1x1MzA2ZVx1OTFkMVx1OWFlYVx1NWMxMVx1NTk3MyIsICJzZWVkIjogNDA4ODM2NDkxLCAid2lkdGgiOiA1MTIsICJoZWlnaHQiOiA3MDQsICJndWlkYW5jZSI6IDcsICJzdGVwcyI6IDQwLCAic3RyZW5ndGgiOiAwLjU1LCAic29mdGVuZXIiOiAiMCIsICJzYWZldHlfZmlsdGVyIjogMCwgInByb21wdF90eXBlIjogInN1cGVyZmxhdCIsICJjb21wbGV4aXR5IjogMCwgImltZ19pdGVycyI6IDEsICJpbWdfcm93cyI6IDEsICJpbml0X2ltYWdlX3VybCI6ICIiLCAic2FtcGxlcl90eXBlIjogImV1bGVyX2FuY2VzdHJhbCIsICJsdW1pbmEiOiAwLjI3LCAidXNlcmlkIjogInl2OG5kOEBibWEuYmlnbG9iZS5uZS5qcCIsICJ0cmltIjogdHJ1ZSwgImZvcmNlX3Vwc2NhbGUiOiB0cnVlLCAidHJhbnNsYXRlIjogdHJ1ZSwgImtleV9tYWdpYyI6IDE2ODEyNzg2NzQsICJuZWdfZW5oYW5jZXIiOiAibm9fZmxhdHMiLCAic2FmZSI6IHRydWUsICJoYXNoX3dvcmtmaWxlIjogIjZkNjlmYWZjNTVlM2Y4Y2ZhMjg5OGIyZDllYzc2OWQ5In0=
ttps://ai-novel.com/art/view_work.php?data=eyJ0ZXh0IjogIlx1MzA0YVx1ODNkM1x1NWI1MFx1ODA3N1x1NGViYVx1MzA2N1x1NTkyN1x1MzA0ZFx1MzA2YVx1NzJhY1x1ODAzM1x1MzA2ZVx1OTFkMVx1OWFlYVx1NWMxMVx1NTk3MyIsICJzZWVkIjogMjAzNTA3MDUxOSwgIndpZHRoIjogNTEyLCAiaGVpZ2h0IjogNzA0LCAiZ3VpZGFuY2UiOiA3LCAic3RlcHMiOiA0MCwgInN0cmVuZ3RoIjogMC41NSwgInNvZnRlbmVyIjogIjAiLCAic2FmZXR5X2ZpbHRlciI6IDAsICJwcm9tcHRfdHlwZSI6ICJzdXBlcmZsYXQiLCAiY29tcGxleGl0eSI6IDAsICJpbWdfaXRlcnMiOiAxLCAiaW1nX3Jvd3MiOiAxLCAiaW5pdF9pbWFnZV91cmwiOiAiIiwgInNhbXBsZXJfdHlwZSI6ICJldWxlcl9hbmNlc3RyYWwiLCAibHVtaW5hIjogMC4yNywgInVzZXJpZCI6ICJ5djhuZDhAYm1hLmJpZ2xvYmUubmUuanAiLCAidHJpbSI6IHRydWUsICJmb3JjZV91cHNjYWxlIjogdHJ1ZSwgInRyYW5zbGF0ZSI6IHRydWUsICJrZXlfbWFnaWMiOiAxNjgxMjc5MzQzLCAibmVnX2VuaGFuY2VyIjogIm5vX2ZsYXRzIiwgInNhZmUiOiB0cnVlLCAiaGFzaF93b3JrZmlsZSI6ICIwNmM3ODUzOGRjMDQwMTcyNzdjNDgzOGUyZjJjN2NkZCJ9

ご覧になれないとお教えいただき、まことにありがとうございました。
粗忽者のわたくしに、やり直しの機会を与えてくださったことに、深く感謝申し上げます。

791 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/04/13(Thu) 12:54
>>789
>>790(アーチェロお嬢様)

お疲れ様です、お嬢様…。
緑茶と…御贔屓の和菓子屋さんの今年の桜餅になります。
一息つきましたら、召し上がって下さいませ…。

私も色々と手を尽くしたのですが、誠に残念ながらご覧になることは叶いませんでした。
ですが、お嬢様のお気持ちは有難く頂戴致します。
本当に、有難うございます…。(ぺこり)
グリッタちゃんも、きっと喜んで下さっている事でしょう。

お嬢様の新たな分野への挑戦は、素晴らしい事ですね。
今後とも、精進なさって下さいませ。

792 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/04/13(Thu) 13:33
>>791(柚葉さん)

柚葉さん、ごめんなさい!本当にごめんなさい!
柚葉さんにまでご迷惑をかけてしまって、本当に申し訳ございません。
imgbbというサイトにアップしてみました。これでご覧いただけると良いのですが。
ttps://ibb.co/album/YTRQF6




793 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/04/13(Thu) 13:44
>>791(柚葉さん)

こちらも同じところにリンクできるかと思います。良かったらお試しください。
ttps://archero.imgbb.com/



794 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/04/13(Thu) 14:01
>>791(柚葉さん)

さらに申し上げます。上記でダメでしたら、下のリンクもお試しいただけたら幸いです。

ttps://ibb.co/n0fGd01
ttps://ibb.co/S6tfF7W
ttps://ibb.co/Vp6b880
ttps://ibb.co/p2CBLDD
ttps://ibb.co/FHDwdyt
ttps://ibb.co/F587bLy
ttps://ibb.co/vkd9n0n
ttps://ibb.co/ZBg8DBB
ttps://ibb.co/HVCSDBB

これでダメでしたらもうお知らせいただくのも申し訳ないので、この件は無視しちゃってください)、
そのときは、また別の方法を考えてみます。(汗)


795 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/04/14(Fri) 08:10
>>793
>>794(アーチェロお嬢様)

やっとご覧になれました!
お嬢様、有難うございます!

まずは、お嬢様の絵からですね。

着物を纏ったお嬢様の落ち着いた佇まいと、そしてそれぞれの背景…。
洋風の室内は、ダンスホールにも使用される離れでしょうか?
社交部の皆様の来訪を前に、

「本日も素敵な一日になりそうですわ」

と語りかけて下さっているようです…。

紅いお召し物を身に纏い、笑顔を向けて下さるこの背景は…。
緑豊かな山々と、湖でしょうか?
という事は、昨年絆を結んだ龍神姉妹様の…。
もしそうだとすれば、このお嬢様の笑顔は絆を結び直す事が出来た喜びを
現しておられるのかも知れませんね。

そして、日没と共に輝き始める星空とその輝きに照らされた街の背景…。
ここは、「星見台」ですね。
黒い着物と白い羽織を纏って微笑むお嬢様と愛する街の夜景が本当に綺麗で…。

春を迎え、星見台で過ごす機会も増えて参りました。
共に過ごす度に、こちらの絵を思い出すのでしょうね。(微笑)

お次はグリッタちゃん…。
グリッタちゃんの絵をみていると、またすぐにでもスイーツを作りたくなってしまいますね。(微笑)
こちらの絵は、最近のグリッタちゃんをよく現わしておられますね。
伴侶を得て、初めて出会った頃より大人びた雰囲気になられましたもの。
特に、スイーツを運んでこられた絵からはそれが顕著ですね。

そして正面を向かれているお姿からは、彼女と初めて出会った時を思い出します。
お嬢様も私も、あの娘のあまりの可愛らしさに心臓を撃ち抜かれたしまったような、あの時の…。
ああ…またあのもふもふを堪能したいです。

一旦切りますね。

796 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/04/14(Fri) 13:37
>>793
>>794(続きです)

私の事も描いて下さり、誠に有難うございます。
今月の23日には7周年を迎えますが、それに相応しい素敵な贈り物です…。(感涙)

通常のメイド服、和風メイド服、そして涼し気な春〜夏用のメイド服…。
というわけで、本日からは日中は描かれている春〜夏用の物に衣替え致しました。
衣替えは恒例の事ではありますが、これ程嬉しく感じるのは初めてかも知れません…。

そして私だけでなく、今日もお屋敷で頑張って下さっている見習いメイドの三姉妹さんの絵の追加、
本当に有難うございます。
あの絵を見た直後から、嬉しそうに鼻歌を歌いながらもそれはきびきびとお仕事をなさっているんですよ。

…今年の春の幕開けは、例年以上に素敵なものとなりました…。
それではお嬢様が描かれた作品に恥じる事の無いように、メイドとしての役目に励んで参ります…。

797 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/04/14(Fri) 17:26
>>795-796(柚葉さん)

ああ、よかった…。AI画伯に描いていただいた絵を、ようやく柚葉さんにもご覧い
ただけましたか。
ご覧くださって、どうもありがとうございます。
わたくしの不始末でご心配をおかけして申し訳ありませんでした。

そして、絵を一点一点つぶさにご覧になってくださったこと嬉しゅうございます。わ
たくし以上に絵の良さとそこに籠められた意味を読み取ってくださいましたね。確か
におっしゃるとおりで、
「そうです、そのとおりですわ」
と何度も頷きました。

柚葉さんの絵のお召し物には、柚葉さんらしい季節の移ろいを可憐なお姿に映された、
そのこまやかなお心遣いを感じますわ。あらためて絵で見ていると、静止したお姿で
ようやく落ち着いて、その一つ一つの色柄とデザインが御身と渾然一体となって醸し
出される美しさを見ることができました。
だって、普段はお姿を見るだけで密かにときめきが止まらないのですから。
和室の背景に飾られている桜の花を見るたびに、あなたとの出会いのときが思い出さ
れてその気持ちがさらに高まりますわ。
そして、また衣替えの季節を迎えて涼し気な柚葉さんのお姿を見られるのが楽しみで
す。

グリッタちゃんも絵の中に成長の軌跡が読み取れますよね。越境した先のお屋敷での
初々しいご様子 − はい、心臓を撃ち抜かれたとは、真に言い得て妙ですわ − 
から、だんだん大人びていかれて。
そして奈良旅行で白鹿様と結ばれてからは、まさに気品ある大人の女性になられた…、
ご一緒に過ごしていながら今あらためてそのご成長のほどに感じ入らざるを得ません。

そして、わたくしの絵の中の想い出の数々も、本当によく感じていただいて…。
離れの部屋でわたくしが感じたこと、龍神姉妹様との縁を得たときの想い出、星見台
で皆様と過ごした楽しいひと時…。柚葉さんの言葉で今またその一つ一つが鮮烈にこ
の胸に甦り、わたくしの胸を熱くいたします。
やはり、想い出はお慕いする人と共有することで、幾倍にも輝きを増すのですね…。

三姉妹ちゃんたちも喜んでくれましたか。それはようございました。あの子たちにも
日頃の頑張りに感謝を込めてAI画伯に描いてもらったのですが、その気持ちを受け
止めてくれたようで、嬉しいですわ。

そしてまだお見せしておりませんでしたが、先ほどAI画伯様より届きましたわ。レ
イナさんと屋敷神様の絵が。
お二人の絵もぜひ飾りたいと存じます。

(レイナさん)
ttps://ibb.co/gJ50YXQ

(屋敷神様)
ttps://ibb.co/f09JvLF

家族全員の絵が揃って、ようやく落ち着いて和菓子屋さんの桜餅をいただくことがで
きます。
ああ、安心していただく桜餅はひときわ美味しゅうございます…。

そして、柚葉さんのおっしゃるとおり、こちらに参って早7年が経つのですね。柚葉
さんと出会い共に過ごした素晴らしき日々…。これからもこの幸せが末永く続くこと
を心から願います。
どうか、これからもよろしくお願いいたしますね。


798 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/29(Sat) 21:40
ゴールデンウィークをどうお過ごしですか?

799 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/30(Sun) 00:09
姫様は神社に参拝するのがお好きなようですが、
この機会に今話題の月島の高耳神社に参拝されては如何ですか?

800 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/04/30(Sun) 06:55
>>798

いらっしゃいませ、お客様。
いよいよ、大型連休が始まって今はすっかりワクワクしております。家族そろって
思い切り休日を満喫する所存です。ですがまた、地元の土地神様の氏子としての
お務めもありますゆえ、こちらも奮起してまいります。
(三女ちゃんに教えてもらった「ぞい」のポーズをいたします)

地元の土地神様の神社の例大祭では、神社に寄寓なさっている鬼族の薫衣さんとご一緒に
奉納の舞いを舞う予定です。あと、正殿で鎮座されている土地神様がお休みになられる間、
代理で座っていたりとか…。我が家の家族は希望者は女神輿を担いだりとかもするので、
わたくしもそちらが良いのですが…(溜め息)。

他には、商店街で路上パフォーマンスのイベントがありますのでそちらを見に行ったり。
そこでは二口女の久地崎朱乃様・朱瑠様のお二方も参加されるのだそうです。最近
アクロバットの腕をメキメキと上げられた朱瑠様の妙技を拝見するのが楽しみです。

それから、五月五日のこどもの日は公民館で恒例の子どもイベントを行います。
わたくしは今年もお話の読み聞かせをさせていただきますわ。わたくしは山口県の民話の
「まだわからん」というお話を語るつもりですわ。食べ物の有難さを感じたり、お腹が
空いたり、ドキドキしたり、ほんわかした気分になれる、そんなお話なのですよ。
ttp://hukumusume.com/douwa/pc/jap/05/12a.htm

お客様もゴールデンウィーク中はいろいろなご予定があることでしょうね。何か面白い
イベントに行かれるのでしたら、教えていただけると嬉しいですわ。


>>799

いらっしゃいませ、お客様。
まあ、あの高耳神社にですか?まあまあまあ…、素晴らしいご提案をしてくださいますのね。
はい、わたくしも彼の高耳毘売命(たかみみひめのみこと)様のことはかねがね気に
なっておりました。いずこかより召喚されたエルフでいらっしゃるということも興味深い
ですが、地元の氏子の方々より深く崇敬され、それゆえ神社を中心とする月島の一帯は
いまなお古き良き風情と人情が溢れている土地柄であるとか。
わたくしもぜひ一度参詣したい、と願っていたのですが、彼の神様はたいへん人見知りで
在られるとのこと、人に対してさえそうなら吸血鬼のわたくしが参ってはご気分を害され
たりはしないか、と心配になりましたゆえ足を運ぶのを躊躇っていたのです。
ですがお客様から勧めていただいて、俄然勇気が湧いてまいりました。心を込めて参拝
すればきっと彼の御方も分かってくださる、そう信じてこのゴールデンウィークの間に
行ってみることにいたします。
何か奉納の品を持ってまいりたいですね。こちらの名物のスイーツがよろしいかしら?
それともゲームソフトも良いかもしれませんね。

わたくしに勇気を与えてくださってどうもありがとうございました。もしよろしければ、
ご一緒に参詣に行かれませんか?もしかすると高耳毘売命様とお会いできるかもしれませんわ。


801 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/04/30(Sun) 11:40
>>798

お客様、ようこそお越し下さいました。
本番には少し早いかと思いますが、柏餅作りをしていたところです。
出来立ての内に、お召し上がりください。
すぐに、お茶を淹れて参ります。

凡その予定は、お嬢様がお話しされた通りになります。
私はお嬢様の傍で、土地神様の神社の例大祭のお務めや
商店街のイベントのサポートをさせて頂きます。

恒例の公民館の子どもイベントでは、少し怖い民話として「さよ いるか」
それから大阪の民話、「鬼の腕」の朗読をさせて頂きます。

毎年土地神様にはお世話になっており、敬虔な氏子のお一人であられるお嬢様には
目を掛けて頂いておりますが、此度は奉納の舞の大役を仰せつかり、光栄の至り。
私も裏方として、全力でお支え致します。

>>799

ようこそお客様…。
お茶と柏餅をご用意致しました。どうぞ召し上がって下さいませ…。

まあ、お嬢様に今話題の高耳神社の高耳毘売命様への参拝を?
ぷっ、くすくすくす…。(笑)
(必死に笑いを堪えております)

失礼致しました、お客様…。
いえ、お嬢様が参拝された際のあまりに楽しそうな展開を想像してしまい、
妄想が止まらなくなって、つい…。(笑)

あの方の巫女を務めておられる小糸さんに、

「揃いも揃って、うちの神様を甘やかしすぎ!」

と言われてしまいそうですが、基本的に他者に甘いお嬢様ですもの。
打ち解ければすぐに高耳毘売命様に対するダダ甘っぷりを発揮してしまいそうな…。

奉納の品…。
ゲームソフトですか…。
ならば、「アカイイト & アオイシロ HD REMASTER 特別版」を…。
と思いきや、こちらはGWが終了後の発売予定ですね…。
ならば、商店街の和菓子屋さんで見繕って参りましょう。

それから小糸さんの妹さんの小柚子ちゃんともお会いしたいですね。
名前の「柚」繋がりで。
あの年齢でプロ顔負けのお料理の腕前…。
私も色々とアイディアを頂きたいものです。

もし機会があればあのグリッタちゃんともとても仲良くなれそうですし、
グリッタちゃんと小柚子ちゃんがキャッキャウフフしながらお料理を嗜む様子を想像すると
あまりに可愛らしくて胸がキュンキュンしてしまいます。(微笑)

お客様、素敵な提案を有難うございました。
では、予定をもう一度整理してみますね。

802 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/05/01(Mon) 07:46
>>801(柚葉さん)

今年のゴールデンウィークも柚葉さんと一緒に過ごさせていただけるのが嬉しいです。
お手伝いいただくことも多いですが、どうかよろしくお願いしますね。

公民館で柚葉さんがお話になる日本の民話、とても面白いお話ですね。ドキドキしたり
考えさせられたり。
「さよ いるか」
ttps://www.nicovideo.jp/watch/sm37100546
人を愛することが、知らず知らず人を束縛することになる…、そのことの恐ろしさを
教えてくれているようです。
「鬼の腕」
ttp://hukumusume.com/douwa/pc/kaidan/01/04.htm
こちらはまた何ともはや…、強欲がいかに罪深いことかを伝えてくれていますのね。
宮沢賢治の「オツベルと象」にも通じるものを感じます。
でもこの旦那様、霊魂となった後の気持ちを聞いてみたいですわ。素直に反省するか、
それともここまで徹底した吝嗇家でしたらいっそ『へっへっへっ。これでもう金を使わ
なくて済むわい』くらい言って、聞いている人をズッコケさせたりしないでしょうか。

どちらも子どもたちを楽しませ心に残るお話かと存じます。
わたくしも当日お聴きするのが楽しみですわ。

柚葉さんが二作品を読み聞かせなさるのでしたら、わたくしももう一作品に挑戦して
みようかしら?「頭に柿の木」という話を読んでみたくなりました。
ttp://paradox07.blog68.fc2.com/?m&no=297

今年は今のところグリッタちゃんがいらっしゃる予定はございませんから、二人で
がんばって子どもたちに楽しいひと時を作りましょうね!

    ■     ■     ■

>いえ、お嬢様が参拝された際のあまりに楽しそうな展開を想像してしまい、
>妄想が止まらなくなって、つい…。(笑)

ふふっ、高耳毘売命様にお会いできたら妄想ではなくなりそうな気がいたします。
たくさんお話ししたり、ゲームをしたり、楽しい時を過ごしたくなりますわ。

「アカイイト & アオイシロ」のゲームの新作も出るのですか?
ttps://akaao.success-corp.co.jp/
なるほど、ご母堂様のご活躍がまた多くの方々を魅了することになるのですね。
高耳毘売命様はきっと、氏子の方が経営していらっしゃる「島田電気」で発売される
のを待ち焦がれていらっしゃることでしょう。

>「揃いも揃って、うちの神様を甘やかしすぎ!」
小糸様対策として、この町の和菓子屋様の銘菓を持ってまいりましょうか。あの方も
スイーツがあると結構ノリノリで宴に参加してくださる気がいたしますよ?
ああでも、あまり食べ過ぎると妹君の小柚子様に叱られてしまいそうですけれど。
いえ、柚葉さんからもお叱りをいただいてしまうかもしれませんね。気を付けなければ。
(汗々)

>それから小糸さんの妹さんの小柚子ちゃんともお会いしたいですね。
>名前の「柚」繋がりで。
>あの年齢でプロ顔負けのお料理の腕前…。
>私も色々とアイディアを頂きたいものです。
きっと柚葉さんが小柚子様とご一緒に料理をお作りになる、そんな気がいたしますわ。
スイーツでお腹を膨らませるより、そちらの方を楽しみにいたしますね。
もしグリッタちゃんもご一緒なら、楽しさはなおいっそうのものでしょうね。

お客様のお陰で、また新たな予定が入れられましたね。では、ご一緒にスケジュールを
再検討いたしましょうか。


803 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/05/02(Tue) 22:10
>>800
>>802

お嬢様、只今帰りました…。
はい、子どもの日には公民館のイベントの後は賑やかな宴となる事でしょう。
その準備のため、買い出しに行って参りました。
商店街も、GWと子どもの日のイベントに向けて盛り上がっております。

メニューの主役は、手まり寿司とちらし寿司にしようと考えております。
他にも鯉のぼりのミートグラタンパイ、鰹のたたき洋風サラダ、鯉のぼり風春巻き…。
そして毎回好評だった、鶏の唐揚げを沢山…。

スイーツは柏餅は勿論、カラフルな鯉のぼりクッキー、
鯉のぼりのチーズペリーパイを…。

>わたくしは山口県の民話の「まだわからん」というお話を語るつもりですわ。

はい、気になりまして私もお話しを読ませて頂きました。
あらあら…。昔はお蕎麦も山村では気軽に食べられるものではありませんでしたものね。
現代風に置き換えるなら、ソフトクリームを買ってもらって満面の笑顔から、
それを落としてしまい一気に泣き顔になってしまう子どもの心境でしょうか…。(汗)

>「頭に柿の木」

あ、懐かしいです!昔、「まんが日本昔話」で同じパターンのお話を見たことがあります!
ふむふむ、成程…。
流れとしてはほぼ同じですね…。
ですが、私の見たお話しでは所謂「夢オチ」で終っているのですよ。(笑)
次から次へと、新しいパターンが生まれて本当に面白かったです。

>人を愛することが、知らず知らず人を束縛することになる…、そのことの恐ろしさを
教えてくれているようです。

さよさん、本当に出来た奥様だったんですね。
ですが、旦那様の気持ちは分かりますけれどもやはり行き過ぎてはご自身の「エゴ」とも取られかねない…。
ご自身亡き後のさよさんの幸せのためにも、もう少し思いやりをもって頂きたいですね。

>こちらはまた何ともはや…、

正に、何というブラック企業でブラック社長、いや、ブラック旦那…。
二宮尊徳翁も申しておりますが、「倹約家」と単なる「ケチ」は違うものです。(溜息)
ですが多分、このケチ旦那さんに付ける薬は無いでしょう。
お嬢様の仰る通り読者のズッコケそうな考え方に至っているのでしょうね。(汗)

>あの方もスイーツがあると結構ノリノリで宴に参加してくださる気がいたしますよ?

小糸さん、しっかり者かと思いきや案外流されやすいかな〜と。(笑)
最後に小柚子さんに怒られてしまう展開には、思わず吹き出してしまいました。

いえいえ、お嬢様はお茶の時間と夕餉の時間を常に気を付けておられますからね。
「そんなに召し上がると、夕餉に差し支えませんか?」
とさり気なくお止めになるのではないかと。

というわけで、幾つか和菓子屋さんで贈答用の選別も兼ねて季節のスイーツを購入して参りました。
端午の節句を祝う、兜どら焼き、雅ごい(鯉)…。
贈答用の柏餅は、粒餡、こし餡、草餅粒餡、ずんだの御種類があります。

こちら以外にもお嬢様のお勧めのものがあれば、是非伺いたいですね。

804 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/05/03(Wed) 11:35
>>803(柚葉さん)

お帰りなさい、柚葉さん。買い出しお疲れさまでした。
もう、言ってくださればわたくしだって荷物持ちくらいのお役には立てましたのに。
公民館のイベントの準備は本日の午後からなのですから。
「鯉のぼりバルーン工作教室」だなんて、この日ならではのお楽しみですね。
バルーンに水性マジックで鯉の絵を描いてお空で泳いでもらう、という子どもたちの
絵心をくすぐる楽しいひと時になりそうです。
画家のお嬢様も参加してくださるそうですので、子どもたちを魅了してくださること
でしょう。

柚葉さんの作ってくださるメニューにもうワクワクしっぱなしです…。
手まり寿司って本当に可愛いんですもの!きっと今夜あたり夢の中でたくさんの手まり
寿司さんがポンポンと跳ね回る夢を見てしまいそうです。
鯉のぼりのミートグラタンパイは、こんがり焼けたパイの上に切ったゆで卵のクリクリ
目玉とケチャップで「 3 3 3 」といった具合に描かれたうろことが可愛く乗っている
のを想像いたします。見るからに美味しそうですね…。
旬の初鰹のサラダ、そして数々の鯉のぼりさんのオンパレード、皐月の空のごとく
テーブルの上に泳ぐ姿はさぞや華々しくて爽快なものでしょうね。

保存を考えますと、お料理作りは前日の4日頃かしら?一家総出で頑張って作りましょう
ね。ご采配よろしくお願いします。
柏は神聖な樹ゆえ、柏餅の土地神様への奉納も予定していますが、他のお料理も神饌と
してお供えすることを期待されていることでしょう。たくさん作っておかないといけ
ませんね。

>現代風に置き換えるなら、ソフトクリームを買ってもらって満面の笑顔から、
>それを落としてしまい一気に泣き顔になってしまう子どもの心境でしょうか…。(汗)
あら、それはとても分かりやすい例えですね。わたしもそんなことになったらとっても
ガッカリしてしまいます。この気持ちを覚えておいて、お話をするときに思い出すことに
いたします。きっとより迫真の語りが出来ますわ。

>あ、懐かしいです!昔、「まんが日本昔話」で同じパターンのお話を見たことがあります!
>ふむふむ、成程…。
>流れとしてはほぼ同じですね…。
>ですが、私の見たお話しでは所謂「夢オチ」で終っているのですよ。(笑)

なるほど、あのアニメでも採り上げられている、有名な作品ですのね。
え、三女ちゃん、なんですって?…まあ、ネットに上がっているの?では拝見しま
しょうか。あらあら、二本もあるのですか?

ttps://www.youtube.com/watch?v=AaeK-ShCkUg
ああ、こちらが柚葉さんが視聴なさった方ですね?
ttps://www.youtube.com/watch?v=PHdH0ov7Krw
そして、こちらはまた別のバージョンですか。いろいろなのがあるのですね。

それにしても、ぷっ、ふふふ…、この柿の木を頭から生やした人のなんてのんびりして
いること…、ああ、可笑しい…。
でも夢オチの方のお百姓さん、これを機にまた汗水たらして働かれることでしょう。
がんばってください、と声援を送りたくなりますわ。
この楽しい雰囲気を、ぜひとも子どもたちにも伝えたいですね。

>さよさん、本当に出来た奥様だったんですね。
ええ、本当ですね。旦那様をお墓に入れた後お墓参りを絶やさず本当に旦那様を愛して
いることをお示しになりましたし。旦那様もこれからは静かに奥様の幸せを願っていて
ほしいです。

>二宮尊徳翁も申しておりますが、「倹約家」と単なる「ケチ」は違うものです。(溜息)
なるほど、このお話は柚葉さんが尊敬なさっている二宮尊徳さまの教えを自然に子ども
たちにも伝えるものでもあるのですね。
お金の使いどころを知る、ということは古今東西大事なことは変わりありません。ケチ
旦那さんもこの際しっかり子どもたちのお役に立っていただきたいですね。

(つづきます)

805 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/05/03(Wed) 11:36
>>803(柚葉さん)(つづきです)

>小糸さん、しっかり者かと思いきや案外流されやすいかな〜と。(笑)
>最後に小柚子さんに怒られてしまう展開には、思わず吹き出してしまいました。

はい、わたくしもです。
ほんと、小柚子さんがしっかり者でいらしてよかったですわ。
ttps://livedoor.blogimg.jp/anico_bin/imgs/4/6/4632fdde.jpg
ttps://livedoor.blogimg.jp/anico_bin/imgs/d/b/db817fd7.jpg

>いえいえ、お嬢様はお茶の時間と夕餉の時間を常に気を付けておられますからね。

それはもう、柚葉さんの夕餉の料理はしっかり堪能したいですから、お三時をいただいた
後はお腹を空かせておくことは必須ですからね。
もし高耳毘売命様にお会いできたなら、申し上げたいですね。
「小柚子様の美味しいお料理を味わうためには、なんとしてもご節制くださいませ」
と。

>というわけで、幾つか和菓子屋さんで贈答用の選別も兼ねて季節のスイーツを購入して参りました。

ああ、言った傍からスイーツの甘い誘惑を囁くだなんて、柚葉さんは意地悪でございます!
ですがもちろんお食事に差し支えるような食し方はいたしませんわ。
わたくしのお勧めと申しますと、そうですね、「包み餅 鯉のぼり」でしょうか。
「包み餅」は、もち米粉で作ったもちもちの生地に餡を挟んだもの。それに焼印で鯉
のぼりを描いたものです。お餅の食感、そしてお餅と餡の二種類のふくよかな甘味の
協演が大好きなのですよ。
ああ、一つ一つのスイーツをはむはむするのを想像すると、舌が蕩けてしまいそうです…。


806 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/05/05(Fri) 19:10
>>800の続き(アーチェロお嬢様)

>地元の土地神様の神社の例大祭では、神社に寄寓なさっている鬼族の薫衣さんとご一緒に
奉納の舞いを舞う予定です。

お嬢様、薫衣さん、お疲れ様でした…。
温めのお茶を淹れて参りましたので、喉を潤して下さいませ。

今年は桜が散った頃より放課後は奉納舞のお稽古に熱心に勤しみ
大層お忙しい日々となりましたが、苦労の甲斐あって本日の奉納舞は大盛況となりました。

薫衣さんがまず最初に、この地に根を下ろす鬼の大地を踏みしめる如き「動」の舞を…。
次にお嬢様が海を渡りてこの地に降り立った鬼の海神(わだつみ)の如き「静」の舞を…。
そして「動」と「静」の呼吸をピタリと合わせての舞、誠に見事でございました。

演目を締め括られた土地神様も、
「吸血姫殿には今後も薫衣殿のお相手を務めてもらいたいものよのう。」
と、ご満悦であられました。

>他には、商店街で路上パフォーマンスのイベントがありますので

例大祭の翌日は、朝から私達も商店街で存分にイベントを楽しませて頂きました。
久地崎さん母娘、ステージイベントから路上のパフォーマンスを大忙しでしたが
この街でもすっかり馴染みの存在となられまして…。
お仕事を終えられた後は子どもたちと一緒に出店ではしゃぐ姿は、実に微笑ましかったですね。(微笑)

出店の様々な食べ物から射的、福引…。
今日は朝から本当に楽しかったです。

久地崎さん、頑張ったご褒美でしょうか…。
福引で三等の焼肉食べ放題が当たって良かったですね。

焼肉屋さんも、
「こりゃ当日は、気合入れて準備しておかないとな」
と仰っておられたとか…。(汗)

そして薫衣さんが何と、一等の原付バイク…。
免許は持っておられるそうなので、良かったですね。
この街で、行動の幅がまた広がる事でしょう。
(お嬢様は商品券3万円分でした)

今回の幸運、頑張られたお嬢様と薫衣さんへのご褒美ですねきっと。

機会を見つけてお嬢様のベスパと一緒に、少し遠出をされては如何でしょう?
私もレンタルでお借りして、ご一緒したいですね。
私の場合その前に少し、勘を取り戻す必要がありそうですが。

さてと…締め括りは銭湯で汗を流してから帰りましょう。
明日は公民館のイベントもございますので、今の内に身体を癒して明日に備えましょう。

807 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/05/05(Fri) 21:05
柏餅売ってた?

808 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/05/05(Fri) 22:35
>>807

はい、柏餅でしたら先日御贔屓の商店街の和菓子屋さんで購入しております。
粒餡、こし餡、味噌餡、草餅粒餡、ずんだの5種類がございます。
よろしければ、お好きなものを召し上がって下さいませ。
すぐに、お茶を用意して参ります。

(お茶を淹れました)

御贔屓の和菓子屋さんの柏餅は本当に人気で、毎年すぐに売り切れてしまうのですよ。
今年はきちんとそれなりの数を購入出来て、一安心です。

ちなみに明日は、公民館の地域の行事の一つとして柏餅作りをする予定です。
ここで使われる柏の葉は、土地神様の神社の境内にある柏の樹のものなのです。
ですから氏子である私達は、土地神様への感謝も込めて柏餅を作り奉納するのが習わしとなっております。

柏餅を作り終えて、神社の方にそれを受け取って頂き感謝の祈りを捧げた後に
皆で頂きます。
きちんと皆で協力して作り終えた後の達成感と、和気藹々とした雰囲気が
パーティの時間を盛り上げてくれるんですよ。

それなりに沢山作る予定ですので、お持ち帰りの分もあるかと思います。
近所の方にもお裾分けする予定ですので、よろしければ後日またお越し下さいませ。

809 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/05/06(Sat) 00:10
>>806(柚葉さん)

ああ、柚葉さんの淹れてくださるお茶で本当に心から温まります。
柚葉さんも、会場のご準備、お集まりくださった皆様のご案内お疲れさまでした。
薫衣さんもお茶を召し上がって安堵の息を漏らしておられます。
お忙しい中わたくしたちへの気遣いを下さる柚葉さんのお茶に
「故郷にいるときのようにホッとします」
とのことですわ。
わたくしも薫衣さんに後れを取ってご迷惑をかけてはならじと精を出しましたが、柚葉
さんのねぎらいのお言葉が今は本当に心に染みます。

今回の舞いは、柚葉さんが
「お嬢様と薫衣さんが協演なさるなら」と提案してくださった主題を基に、瀬織津姫様が
わざわざ振付をご一緒に考えてくださったもの。わたくしはお二人の御心に背かぬよう、
そして薫衣さんをがっかりさせないよう、ついていくのがやっとでしたけれど…。
でも、幸い柚葉さんに褒めていただき、お客様の拍手もいただけましたし、何とか大任を
果たせたでしょうか。
皆様のご厚意の数々で得たこの達成感は例えようもありません。
そして鬼族の歴史をあらためて感じさせられ、そこに海を越えて縁をいただいた西洋
魔族としての合縁奇縁に身の引き締まる思いでした。

音楽も素晴らしかったですわ。
筝曲部の箏と弦楽合奏部のバイオリンとの協奏、その音色の融合は本当に海を越えて
結ばれた奇跡の音色では無かったかと。
ネットでの協奏に魅せられたこともありますけれど、
ttps://www.youtube.com/watch?v=WkEUanqVNYU
自分も参加する舞いにあのような伴奏をいただけるなんて。わたくしの舞いもあの音色に
導かれて成し得たことでしたわ。
無我夢中でありましたが、土地神様のお言葉を聞いてようやくやり遂げたという実感を
いただきました。
その思いがあるからこそ、このお茶で以て心から安堵してのどを潤すことができます。

>例大祭の翌日は、朝から私達も商店街で存分にイベントを楽しませて頂きました。

はい、商店街は大賑わいでしたが、その中心にはやはり久地崎様母娘がいらっしゃい
ましたね。
朱瑠様のパフォーマンスはさら磨きがかかっていましたが、朱乃様との連係プレイも
素晴らしかったです。
ジャグリング、パントマイム、マジックとあまりに盛りだくさんで大丈夫か?とちょっと
心配しましたが、実に危なげなくやり遂げられました。あの輝くようなキラキラとした
表情、まさにプロの風格でしたわ。
「二口女の力だけに頼らない芸を磨く」
とおっしゃっていた言葉が本物であったと実感しました。
福引の焼き肉が当たったのは、皆さんを楽しませたそのお手柄を土地神様が嘉されての
ご利益でしょうか。

>今回の幸運、頑張られたお嬢様と薫衣さんへのご褒美ですねきっと。
はい、薫衣さんはともかくわたくしは過分な褒賞をいただいてしまったようですね。
家族みんなで楽しみを分かち合いたいですから、柚葉さんのおっしゃるとおりお出かけ
して、旅先で有効に使いましょう。
三姉妹ちゃんたちはコウモリの姿でペット用のキャリーバッグに入ってもらって。
レイナさんは…彼女こそバイクは練達の腕前でしょう。そして屋敷神様にはお神札に
一時的にご遷座いただいて、それをわたくしが携帯させていただく、それがよろしい
でしょう。

では、これから銭湯ですわね。
昔ながらの銭湯にのんびり浸かって命の洗濯は疲れた時には最高の醍醐味です。風呂
上がりの牛乳の味もまた格別です。
明日に備えて英気を養いましょう。


810 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/05/06(Sat) 00:13
>>807
>>808(柚葉さん)

いらっしゃいませ、お客様。
お客様も、端午の節句の味めぐりを楽しみにしていらっしゃいますか?
柚葉さんが申しますとおり、我が家では和菓子屋様の多種多様な柏餅を買い求めており
ますので、お客様もよろしければお召し上がりくださいませ。
そしてまたよろしければ柏餅以外のこの日の美味もお試しくださいな。
ちまきと草餅もこの日の定番、そして古来邪気払いに効果あり、とされております。
お客様の厄除けの心強い味方ですわ。
ちまきは東日本型のおこわタイプと西日本型の甘いお団子タイプと両方買っております。
どれでもお好きなものをどうぞ。

柚葉さん、明日は公民館での柏餅づくり楽しみですね。
なんと申しましても子どもたちにとっても自分で美味しいものを作る楽しさ、そして
それを奉納することで土地神様と繋がる嬉しさを感じることのできる大切な行事です
からね。
素晴らしいご縁を作るお手伝いとしてわたくしたちも頑張らないといけませんわね。
作業工程の中でも蒸し器から取り出した上新粉のお団子を熱いうちにこねる、その手際が
肝心。
子どもたちの頑張りが目に浮かびますわ。そしてそのあとこねたものを楕円形に伸ばして
粒あんを包む、これも中々テクニックが必要であり綺麗に作り上げる楽しさがあるの
ですよね。自分で練習してみて実感しましたわ。
子どもたちにもあの楽しさを味わってもらいたいですね。
柚葉さんのように子どもたちにじょうずに教えられるようにわたくしも頑張ります。


811 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/05/07(Sun) 02:00
AI画伯に新たに描いてもらった、わたくしがご縁をいただいた方々の肖像画のギャ
ラリーでございます。
お気が向かれたらお立ち寄りいただければ幸いでございます。

白鹿様
ttps://ibb.co/NxNz4bP

瀬織津姫様
ttps://ibb.co/vHKsr28

瀬織津姫様の随身の紫苑様
ttps://ibb.co/V3SgKXW

薫衣さん
ttps://ibb.co/p0JgnXG

お母様
ttps://ibb.co/BC6NVT8

サライさん
ttps://ibb.co/RH0CYDb

ノッテさん
ttps://ibb.co/g3HGync

江戸時代の朱乃様と朱瑠様
ttps://ibb.co/ftmNLdd

現在の朱乃様
ttps://ibb.co/qrXMkbm

現在の朱瑠様
ttps://ibb.co/QrzynnG

青果店のお颯様
ttps://ibb.co/KmCGw5G

演劇部の高橋部長様
ttps://ibb.co/SPX27Hn

幽霊の結城玲子様
ttps://ibb.co/BTytF5b

娑伽羅龍女(姉龍神)様
ttps://ibb.co/YBWQhxk

善女龍王(妹龍神)様
ttps://ibb.co/6sr8Ygv

白蛇巫女様
ttps://ibb.co/wdNtKQQ

お父様
ttps://ibb.co/CJpFmKJ

そして、誠に僭越ゆえ飾らせていただくのに心の準備が必要だった本日最後の一枚です。
わたくしの絶対にして永遠の聖域…、柚葉さんのご母堂様でございます。わたくしが
拝顔したときの印象を絵にさせていただきました。誰よりも彼の御方と深く結ばれた
柚葉さんがご存じの面影と違っていましたら、何とぞお許しください。
ttps://ibb.co/YNh9kMq


812 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/05/07(Sun) 09:56
ギャラリーにAI画伯の新たな絵を掲げさせていただきます。

画家のお嬢様
ttps://ibb.co/w75RGTs

奈良の佐保姫様
ttps://ibb.co/dWYCsct

お向かいの軽部美琴様
ttps://ibb.co/V3Gfp3T


813 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/05/07(Sun) 15:39
姫様の周りは美男美女ばかりですなぁ
勿論、姫様が一番ですが

814 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/05/07(Sun) 17:23
姫様の美しさに敬意を表し、永遠の命をもつ世界一大きな薔薇の絵をどうぞ。
芦ノ湖で描かせて頂きました。

815 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/05/07(Sun) 17:30
>>813

いらっしゃいませ、お客様。
ギャラリーにおいでくださり、どうもありがとうございます。
ええ、絵に描かれた皆様はとても美しいお顔をしていらっしゃいますよね。AI画伯の
描写力が秀でているとは申せ、モデルとなった方々には萌えいづる内面の魅力があり
それが活写されてこそのお美しさですわ。
わたくし、こんなに魅力的な方々と出会うことが出来て、本当に幸運だったと改めて
幸せを噛みしめているところです。これからもこのご縁を大切にしてまいりたいです。

…え?わたくしが一番美しい、と?え、あ、あの、その、どうもありがとうございます…?
ああ、疑問形でお礼を言ってどうするの、わたくしったら。
まことに勿体ないお言葉をくださりありがとうございます。わたくし如きがとてもとても、
とは思いますが、お客様がそうおっしゃってくださるなら、わたくしもありがたくその
お言葉を受け止めて、自分を磨いてまいろうと存じます。

でもやはり、ここに飾られた皆様は本当にお美しいと思いますわ。どうぞごゆっくり
ご鑑賞になっていってくださいませ。


816 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/05/07(Sun) 17:56
>>814

いらっしゃいませ、お客様。
ああ、またわたくしの相貌を褒めてくださるのですか?連続しての波状攻撃だなんて!
もう、ギャラリーの受付嬢をやっているからといって、次々と面と向かって言われる
なんて恥ずかしいです…。

まあ、なんて美しい薔薇の絵でしょう。瑞々しく生気と香気とが画面から立ち昇って
くるようで、本当に素敵ですわね。
こんな素晴らしい絵を下さるだなんて。ありがとうございます。

芦ノ湖に行っていらっしゃったのですか?この連休に風光明媚な場所で心洗われる時を
過ごされたのでしょうね。あちらには美しいローズガーデンもあると伺っております。
そのステキな場所で心の翼を羽ばたかせて絵筆を運ばれたのでしょうね。本当に心惹か
れる見事な絵ではありませんか…。
わたくし、芦ノ湖で絵画と申せば黒田清輝画伯の「湖畔」という名画を思い出します。
ttps://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/16904

いつか同じ場所に行ってあの絵と同じように浴衣を着て同じように夕涼みをしたい、
と考えておりました。けれど、これからはこの素晴らしい薔薇の絵の場所としても心
に留めていくことになりますわ。
あらためて、本当にどうもありがとうございます。大切にしてまいりますね。


817 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/05/07(Sun) 20:19
五月雨式で申し訳ございません。ギャラリーにAI画伯の新たな絵を掲げさせていただき
ます。

土地神様
ttps://ibb.co/x7m4p0d

九尾の狐の白夜様
ttps://ibb.co/nLVj1jk

風蘭(フランケンシュタインの人造人間)様
ttps://ibb.co/891pz4z


818 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/05/07(Sun) 21:31
>>815

お客様、ようこそお越し下さいました…。
どうぞ時間の許す限り、ご鑑賞を…。

>勿論、姫様が一番ですが

主あっての私達です。
主と私達従者、そしてそれを取り巻く皆を描かれたならばこれ以上の賛辞はございません。
誠に、有難うございます…。

私もこうしてお客様をお迎えするまでの間に、このギャラリーの絵の数々に心奪われておりましたが
お客様の賛辞を頂ける事でより一層の喜びが込み上げて参ります。

鑑賞後は、隣接されたカフェテラスにお越し下さいませ。
ささやかながら、お茶とお菓子でおもてなしさせて頂きます…。

>>814

まあ、お客様から絵を頂けるなんて!
しかもお嬢様がこよなく愛する薔薇と、初夏の美しい風景を…。
誠に有難うございます。

…ですが、はて…何となく最近何処かで聞いたような…。
芦ノ湖…薔薇…。

はっ!?ま、まさか、危険を冒してこちらの場所へスケッチに行かれたのではないですか!?
スケッチの最中、怪獣王に遭遇する事態になられませんでしたか!?
お怪我はございませんか!?

次女さん:「…お姉様、それ何十年前の怪獣映画?」
(GWの怪獣映画の特集を見ている次女さん)

…失礼致しました、お戯れが過ぎました。(汗)
成程、確かに初夏の芦ノ湖の風景とその場所に咲く薔薇を描かれた事は間違いないようですね。
ですがこの絵には見事にお客様の、「遊び心」が込められています。
次女さんが触れておりますが、恐らくは映画を見てからこの場所をスケッチする事を思い立ったのでは?

過去に映画の舞台となった芦ノ湖と、映画の中の湖面に大きな薔薇が佇むシーン…。
この絵の中の風景と薔薇の配置は、見事に重なるものがあります。
そして映画の霧に囲まれた暗いシーンとは対照的に、初夏の爽やかな風景を描いている…。

かつて映画の舞台となった事を知る人に分かるこの配置には映画と舞台となる風景に対するリスペクト、
初夏の明るい風景の中生き生きと咲く薔薇にはお嬢様へのリスペクトが込められています。
以上が私の考察ですが、如何でしょう?

もしかしたらお客様の意図するものとは異なる解釈であるかも知れませんが、
そこは素人考えと笑って頂ければ幸いです。

美しいだけでなく、外連味溢れる作品を誠に有難うございました。
よろしければ、カフェテラスにお越し下さいませ。
すぐに、お茶をご用意させて頂きます…。

819 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/05/07(Sun) 22:05
>>811
>>812(アーチェロお嬢様)

>そして、誠に僭越ゆえ飾らせていただくのに心の準備が必要だった本日最後の一枚です。
>わたくしの絶対にして永遠の聖域…、柚葉さんのご母堂様でございます。

お嬢様、本当に、本当に有難うございます!
「母の日」を間近に控えている時に、敬愛する母の絵を飾って頂けるなんて…。
故郷の母に最高の贈り物を頂けたようで、感無量です…。

この背景の花は…。初夏を彩る菜の花でしょうか?
そして「オハシラサマ」の使いであり、守護の象徴でもある蝶が優しく舞う風景…。
嬉しさと同時に、母恋しさが込み上げて参ります…。

おもてなしする立場にありながら、このギャラリーに描かれた私達を取り巻く皆様の姿に
私も先程からずっと目移りしてしまいますが…。
本日は旦那様と奥方様の絵に言及させて頂きます。

こちらに描かれた旦那様と奥方様の絵を見ていると、私は未だ夫婦で並び立たれたお姿にお目にかかっていない事が
何とも惜しまれます…。
旦那様と奥方様の絵が並ばれているのを見て感じたのですが…。

旦那様の少々困惑気味と申しましょうか、照れておられるかのような表情に対し
優しくも何処か悪戯っぽく微笑を浮かべられた奥方様…。

旦那様の立場ゆえに威厳を保とうと努められながらも愛する奥方様へのお気持ちを隠し切れない
照れたような表情の旦那様と、旦那様の心の中を何処までも見透かしておられる奥方様の表情が何とも魅力的です。
旦那様の気持ちが伝わっているからこその、あの微笑なのではないでしょうか。

勝手な推察ゆえに失礼ではございますが、何卒お許し下さいませ。(ぺこり)


820 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/05/08(Mon) 11:27
>>802
>>804(アーチェロお嬢様)

(公民館の当日)

お疲れ様です、お嬢様…。
まずは、読み聞かせも無事終わりましたね。

「まだわからん」ですが、最初は子どもたち、「何が?」「どういうこと?」という表情でしたね。
ですが、最後のオチの後は皆納得の表情でした。
そしてお嬢様の、

「皆さんにも、同じような経験はありますか?」

という質問に、積極的に手を挙げて答えていましたね。
私が例えたように、
「幼稚園の頃、アイスキャンディーを地面に落としちゃったとき!」

だったり、

「給食をお盆に乗せて運んでて、ガッチャンと落としちゃったとき!」

「ピクニックでおにぎりを落としちゃったとき!」

等々、誰もが失敗の経験のあるものとしてこのお話には親近感を覚えたようですね。(笑)

朱乃:「そうそう、うちの朱瑠もねぇ…。峠で団子が大層美味いと評判の茶店に立ち寄った時、
並んでやっとこさ買えたとおもったら、それをうっかり落としてしまって、そりゃあもうわんわん泣き出して…。」

朱瑠:「わあああ!それは言っちゃいや〜〜〜!!!」

…朱瑠さんもでしたか。(汗)
私ですか?う〜ん…。実は少し大きくなってからなんですけど…。
故郷の経観塚の商店街でクレープを買った時に、早速食べようとしたら突風に吹かれて…。
そして地面に落として悲惨な結末に…。(汗)
500円は、学生には決して安くはありません…。(涙目)

それで泣く泣く2回目を購入した際には、お店の方が

「常連さんだから、今回だけ半額にしてあげる。内緒だよ。」

と、温かなお気遣いを頂きました。(微笑)

「頭に柿の木」も、次から次への展開が笑いに包まれていました。

「僕はリンゴがいい!」
「私は梨!」
「どうせ生えてくるなら椎茸より松茸が良い!」
「でも何となく痛そうじゃない?」

と子どもたちから上がる声も、尚更ユニークでしたね。
「夢オチ」というパターンもあるという結末に関しては、

「そりゃそうだよね。」
「人間楽は出来ないよね。」
「要するに普段忙しくて大変だから、そういう夢を見たんじゃないの?」

という声には、お話しの世界から現実に戻ってきた、というのを実感していたようですね。
それだけお嬢様の語り口が、子どもたちをお話の世界に引き込めたという事でしょう。

−その頃、柏餅の材料となる上新粉を入れた蒸し器からは湯気がほこほこ出ています…−

(すみません、一度切ります)

821 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/05/08(Mon) 15:52
>>818(柚葉さん)

>主あっての私達です。
>主と私達従者、そしてそれを取り巻く皆を描かれたならばこれ以上の賛辞はございません。
>誠に、有難うございます…。

ああ、もう、柚葉さんったら、もう、もう、もう!
柚葉さんまでそんなにわたくしのことを立ててくださって。面映ゆくて恥ずかしくて、
身の置き所が無いではありませんか…。
本日ギャラリーの受付嬢で無かったら、このまま自分の部屋にダッシュで帰って、枕に
顔をうずめてしまいたいです。

「主あっての私達」?いえいえいえ、柚葉さんや他の家族やお客様がいてくださって
こそのわたくしです。
皆さんがいらっしゃるからこそ、わたくしなりに地に足を着けてこの場所に立っていら
れるのですわ。分けても、柚葉さんがいらっしゃればこそわたくしは日ノ本に自分の
居場所を見つけることができたのです。
ここに掲げられた肖像の数々、その多くが柚葉さんがいてくださって初めてわたくしが
知り合えた方々です。柚葉さんがいらっしゃらなければ、このギャラリーそのものが
存在しなかったことでしょう。特にグリッタちゃんの肖像画がここにあるのは、柚葉
さんが越境を提案してくださったからこそです。
それを思うと、ここはわたくしが柚葉さんとの絆をいただき、この国に在り続けられた
ことの証しそのものですわ。

>鑑賞後は、隣接されたカフェテラスにお越し下さいませ。

お客様が鑑賞された心地良さをそのままにお茶とお菓子をいただける、素敵な場所を
作ってくださってありがとうございます。
こういう気配りをいつもしてくださって、わたくしと皆様を繋いでくださることに感謝
いたしますわ。

    ■     ■     ■

>はっ!?ま、まさか、危険を冒してこちらの場所へスケッチに行かれたのではないですか!?

えええっ!?この絵にはそんな特別な意味が込められていたのですか?
それは気がつきませんでした。お客様(>>814)、失礼いたしました。「永遠の命をもつ
世界一大きな薔薇」とおっしゃるので何か意味があるとは予想したのですが。柚葉さんの
お陰でようやく解明のカギを手にいたしました。
そうですか、有名な日本の怪獣王の物語が関わっていたのですか。そしてあらためて
歴史書を紐解くと、薔薇をモチーフにした怪獣だなんて、これに気がつけないとは
わたくしもまだまだですわ。
この怪獣をデザインされた方は、他にも植物と動物の合成怪獣その他いろいろな怪獣を
デザインされているのですね。なおかつ怪獣デザインの研究の書をものしていらしゃる
だなんて、まことに興味深いことでございます。
わたくしはこの映画は未見ですが、柚葉さんの解説のお陰でその一端を知ることができ
ました。
芦ノ湖という場所は本当に薔薇が似合う場所のようで、ますます興味が湧いてまいり
ましたわ。わたくしもいつか訪れたい場所として記憶しておきますね。


>>819(柚葉さん)

>お嬢様、本当に、本当に有難うございます!

良かったです…。柚葉さんのお墨付きをいただいて、お礼までいただくなんて。
精いっぱいの勇気を出して掲げて良かったですわ。AI画伯とも綿密に相談して、これで
どうかと出してまいった一枚ですが、柚葉さんに見ていただくまで本当にドキドキして
いたのですよ。
柚葉さんに喜んでいただけて、わたくし心から安堵し嬉しく思います。

お父様とお母様の絵にも言及してくださってありがとうございます。さすが柚葉さんは
目利きでいらっしゃいますね。絵に籠められた二人の人となり、二人の関係をとても
よく読み解いていただいたかと思います。
両親の間柄については私も伺い知れぬ深いものがあるように感じておりますが、柚葉
さんのご感想であらためて二人の間にあるものを感じ取れた気がいたします。
なんと申しましょうか、あの二人はまだ本当に「恋仲」なのではないか、と。以前柚葉
さんがおっしゃいましたね。
お母様は自由奔放、天馬行空、不羈奔放。そんな方だからこそお父様は惹かれたのだろう、と。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=478946904&st=230&to=230&nofirst=true

お母様の出自については、お父様はじめカルミーニオ家の誰もが知らない、と聞いて
おります。わたくしも存じません。でもお父様は、きっとお母様のそんないつも自由で
我が道を行かれる姿に惹きつけられずにはいられないのでしょうね。

柚葉さんのご推察は本当に的を射ているのだと思います。聞かせていただけて良かった
ですわ。


822 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/05/08(Mon) 18:58
>>820(柚葉さん)

>お疲れ様です、お嬢様…。
>まずは、読み聞かせも無事終わりましたね。

はい、何とか子どもたちが倦むことなく聞いてくれたようで、ホッとしています。
子どもたちにとって食べ物のお話は興味を引くもののようですね。わたしも蕎麦を食べ
たい子どもの気持ちを我が身に置き換えて話したのが功を奏したのかと思います。
さすがに「禁血」していた当初の、お腹が空いてたまらなかった気持ちだとは、子ども
たちに言えませんけれど。(汗)

子どもたちへの質問は、柚葉さんに
「子どもに自分の経験と照らし合わせて想像してもらうと良いと思いますよ」
とおっしゃっていただいたのをそのまま実践したのですが、本当に効果がありましたね。
さすがは家政の道を修められた柚葉さんですわ。
でも子どもたちの体験談はほのぼのとしていながら切実な感じで、わたくしも思わず
うなずいてしまいました。

>朱瑠:「わあああ!それは言っちゃいや〜〜〜!!!」

あららら…、それは思い出すと切なくなってしまいそう。わたくしでもがっかりする
と思いますわ。
この後柏餅づくりがあります。材料はたくさん仕込んでありますから、朱瑠様もたく
さん作って召し上がってくださいな。

>故郷の経観塚の商店街でクレープを買った時に、早速食べようとしたら突風に吹かれて…。
>そして地面に落として悲惨な結末に…。(汗)

あ〜、それは辛いです、きついです…。目の前の食べ物が口に入らない切なさ、わたくし
も分かりますわ。
「禁血」を始めたときは、献血係の人間が目の前を素通りするのを見ているのが切なくて…。

次女:
「おい、姫様。話が物騒になってきてるから、その辺にしておこうな?」

>「頭に柿の木」も、次から次への展開が笑いに包まれていました。

ええ、あちらの反響はさらに大きくて、語っていても心地良かったです。やはり反応が
大きいと嬉しくなってしまいますね。
オチの付け方についてはけっこう考えさせられました。自分の頭の池に入水して終わる、
というブラックな結末も面白いですけれど、小さな子どもさんには受け入れにくいと
思いましたし。でも単に楽をしてお金を儲けました、というのもひねりが無いですし、
かといってただ「夢オチ」にしてしまうと、「なあんだ」となってしまいそう。
ということで、色々なリアクションを考慮して、考えたのが「鏡の国のアリス」のごとく、
「真実はいずこに?」と考えてもらう余韻を残す、という語りでした。

頭に生えた柿の木で大儲けするぐうたら男に対して不満たらたらのお百姓、自分も柿の
種を食べてみたら、頭から柿の木が生えどんどんどんどん大きくなって、やがてたくさんの
柿の実が熟すと落ちてきて、お百姓はそれに埋もれてしまい − 
そこでふと気がつくと、切り株に座ったまま寝落ちしていたことに気付いて。でも、
口からポロリとこぼれて落ちて手の上に転がったものを見ると、それは柿の種でした。
「わしは…戻ってこれたのかのう?」
そう言うとお百姓は再び畑仕事に精を出し、
「やっぱり、わしにはこれが合っているわい」
と、そうつぶやいたのでした…。

そしておっしゃるとおりの反響をいただいたので、会心の想いでしたわ。
「さよ いるか」を著された寺村輝夫先生には及びもつきませんが、自身の脚色が
子どもたちに受け容れてもらえたのは嬉しかったですわ。

(つづきます)

823 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/05/08(Mon) 19:00
>>820(柚葉さん)(つづきです)

柚葉さんの「さよ いるか」と「鬼の腕」も好評でしたね。わたしも大いに楽しませて
いただきました。
「さよ いるか」については、男の子はどちらかというとギャグものとしてとらえて
いたようで、何度も奥さんを呼ぶしゃれこうべの旦那さんに「しつこいな」とか言って
笑っていましたが、女の子からは奥さんに同情して「もっと彼女の幸せを考えてあげて
ほしい」と、ちょっと旦那さんに不満げな様子が見て取れましたね。
最後は男の子も女の子も、旦那さんの墓参りを欠かさない奥さんの様子に、二人の関係の
温かさを感じていたようで良かったです。

そして「鬼の腕」は、柚葉さんのユーモラスな語り口を楽しみながらもジワリと恐怖の
迫る感覚を強くしたようで、旦那さんの哀れな末路を予感するように耳をそばだてて
じっと聞き入っていましたね。わたくしも演出の妙に感じ入りましたわ。
そして最後のシーンは、恐怖する子、納得の結末と頷く子、旦那さんの愚かさにやれ
やれと溜め息を吐く子など、反応も様々で。ですが、どの子にも強欲がどんな悲劇を
呼ぶかはしっかり伝わったのではないでしょうか。

朱乃:
「まったく、欲深いってのはロクなもんじゃないよね。
 そういうやつはきっと昔話とか読まないか、読んでも忘れちまったヤツなんだろうさ。
 でなけりゃ、昔話の有名な言葉を思い出しただろからね。
 『飯を食わん女房が、この世にいると思うか!』
 ってね。
 まあ、うちの旦那はそんな人じゃなかったけどさ」

…朱乃様がおっしゃると説得力がありますね。

お二人もお手伝いくださり、ありがとうございます。
蒸し器から上新粉の湯気が上がっておりますわ。柏餅をたくさん作りますから、どうか
たくさん召し上がってくださいませ。


824 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2023/05/09(Tue) 12:37
>>790
>>811
>>811の、アーチェロさんのギャラリーを白鹿さんと共に訪れました。)

ご無沙汰してます。アーチェロさん、柚葉さん…。
GWの間はごあいさつに伺うことができず、すみません。
奈良は観光地なのでGWの間は色々と忙しかったですが、
私も白鹿さんも充実した日々を送ることが出来ました。

GWが終わって奈良の街も少し落ち着いたので、私も白鹿さんも少しお休みを頂いて
ご挨拶に伺いました。

それから、>>480のときのこの街の子どもたちが今年の初詣や春の時期、それから4月末に家族で来てくれたこともありました!
嬉しそうに私や白鹿さんに声を掛けてくれて、私も白鹿さんもすっごく嬉しかったです!

こちらは、お世話になっている大旦那様のお店のお菓子の詰め合わせです。
どうぞ、皆さんで召し上がって下さい。

実は、奈良からは一時間ほど前に出発したばかりなんです。
GWの間頑張ったということで、「鳥居くぐり」を佐保姫様に使わせて頂きました。

白鹿:「鳥居くぐり」は便利ではありますが、いわゆる「どこでもドア」ではありません。
行き先の鳥居のある神様にあらかじめ許しを得ておくこと、
鳥居をくぐるには清浄な気を身に纏っていること、
そしてきちんと、双方の鳥居の神様に玉串料を納めることが必要になるんです。」

(先程佐保姫様と)

佐保姫様:「片道一人15000円、と言いたいところだけど、10000円にまけてあげるわ。
勿論、あちらの土地神様にも玉串料を10000円ずつ、合計20000円納めるのよ。
ご挨拶の奈良の地酒と菓子折も忘れずにね。
それと、スマホを忘れたとか言ってくれぐれも忘れ物を取りに戻らないようにね。
そうなったら私が余計な神通力を使うことになるし、勿論その分も納めてもらうことになるわよ。」

移動に時間がかからない分、忘れ物はとても高くつくので事前にしっかりチェックしました。(汗)

白鹿:「急に現実的な話になっちゃいましたけど、これも一つの儀式、儀礼ですから。」

そして鳥居をくぐり終えた後は、二人で土地神様にご挨拶を済ませてきました。
アーチェロさんたちに早く元気な顔を見せてほしいとお言葉を頂いた後、

「今吸血姫殿の屋敷では、二人を良いものが待っておるぞ。早く行くがよい。」

と仰っていましたが、それはこのギャラリーのことだったんですね。

わあ!素敵な絵!
私や白鹿さんをこんなに綺麗に描いてもらえて、すっごく嬉しいですっ!
本当にありがとうございます!

白鹿:「あ、ありがとうございます…。自分で言うのもなんですけど、
実物より断然綺麗に描かれてる…。いいのかな…。」

もう〜。そんなに照れて謙遜しなくてもいいってば!
私は、目の前の白鹿さんも絵の中の白鹿さんも、負けないくらい素敵だって言い切れるよ♪(にぱ♪)

それからアーチェロさんと柚葉さんをはじめとするお屋敷の皆さん…。
そしてこの街の神様や友人の皆さん、アーチェロさんと柚葉さんのお母さんも…。
本当に素敵な絵ばかりで、ずっと見ていたくなっちゃいます…。

>>795(柚葉さん)
>>797(アーチェロさん)

そんな…大人の女性だなんて…。(照)
年齢だけは300歳超えてますけど、私自身はまだまだ子どもだなあと自覚してます。
でも白鹿さんは、お仕事だけじゃなくて大切な行事などにも参加したり任されたりして
奈良の人たちから日に日に信頼を集めているんですよ。
私も尻尾振ってはしゃいでばっかりじゃなくて、もう少し落ち着いた振る舞いを身に付けなきゃって思う今日この頃です。

その…この後私たちもカフェテラスにお邪魔していいですか?
久しぶりにお姉ちゃん…柚葉さんの淹れて下さる紅茶を飲みたいです…。
それと、もし良かったらいくらでも私のこともふもふして下さい…。

825 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/05/09(Tue) 16:37
>>824(グリッタちゃん)

いらっしゃいませ、お客様。
ギャラリーへようこそ…、!まあ、グリッタちゃんではありませんか!?それに白鹿様も!
まあまあまあ…、お久しゅうございます。またお会いできるなんて嬉しゅうございます!

(思わず駆け寄って、いちどきにお二人を抱きしめてしまいます。)

あ…、失礼いたしました、あまりに嬉しくてつい…。
いつこちらにおいでになったのですか?まあ、こんなに嬉しいサプライズをくださるだ
なんて。
そうですか、奈良のお仕事が落ち着かれたのですおいでくださったのですか。
本当にありがとうございます。観光のシーズンはさぞお忙しかったことでしょう。お
疲れではございませんか?

こちらにいらしたときにグリッタちゃんと知り合ったご家族が大勢訪ねていかれたの
ですか。
ええ、あのときのことはよく覚えておりますとも。子どもたちはグリッタちゃんとの
別れを惜しんで「絶対に会いに行く!」と口々に申していましたものね。
その気持ちのままにちゃんと会いに行ったという、その思慕の想いの強さをヒシヒシと
感じますわ。
訪ねていった子どもたちは、また甘えてモフモフをしてきたのではございませんか?
わたくしもできれば奈良まで訪ねてまいりたかったですが、いろいろあってそれも叶わずに
いたところをこうして訪ねてきていただいて…、なんでしょう、胸がジンとするのを
抑えられません。

白鹿様、遠いところをよくおいでくださいました。この黄金週間は観光ガイドとして
多くのお客様をご案内になったことでしょう。
前にこちらにいらしたとき、子どもたちに角を触らせてあげたこと、あの優しいお姿を
思い出すと胸が温かくなりますわ。連休中、訪ねていった子どもたちもさぞや喜んだ
ことでしょうね。

まあ、お菓子の詰め合わせを?これはご丁寧にありがとうございます。(ぺこり)
大旦那様のお店のお品でございますか。嬉しいですわ、皆で有難く頂戴いたします。
今も菓匠としてご精進なのですね。お元気でご精励のこと、わたくしも友として嬉しい
ですわ。

>実は、奈良からは一時間ほど前に出発したばかりなんです。
>GWの間頑張ったということで、「鳥居くぐり」を佐保姫様に使わせて頂きました。

一時間ほど前とはまた、そんな最前に?と思いましたら、佐保姫様と土地神様のご恩寵
でしたか。
さすがは神々でいらっしゃいますね。ですが、さすがと言えばグリッタちゃんと白鹿様も
でございますわ。
神々と深く交流され、奈良で頑張られ、そして清浄の気を纏われているそのお心映え、
そこにお二人が夫婦相和して日々助け合っていらっしゃる仲睦まじさもあってのこと
でしょうね。お二人が今も熱々であることが窺えて嬉しいですわ。

なるほど、神々のお二方とも対価に関してはしっかりしておいでなのですね。ええ、
わたくしもときどき土地神様のお社で代理役を務めさせていただきますが、土地神様は
「本日の賽銭のあがりは如何ほどであったか?」
とけっこう気にされますね。(苦笑)
ですがその対価が佐保姫様のお社のご振起に繋がるのでしたら、しっかり報われるべき
ですわね。

そしてこちらにお出でいただけたのは、土地神様からのお勧めがあったのですね.有り
難いことでございます。後でお礼に伺いますわ。

>わあ!素敵な絵!
>私や白鹿さんをこんなに綺麗に描いてもらえて、すっごく嬉しいですっ!
>本当にありがとうございます!

>白鹿:「あ、ありがとうございます…。自分で言うのもなんですけど、
>実物より断然綺麗に描かれてる…。いいのかな…。」

喜んでいただけて嬉しいです。こちらこそありがとうございます。
絵は鑑賞して喜んでいただいてこそ生きるものでございます。お二人にそう言っていた
だけて、絵も何だか輝いていますもの。AI画伯も喜ぶことでしょう。

>もう〜。そんなに照れて謙遜しなくてもいいってば!

あらあら、うふふ…、こうしてグリッタちゃんが白鹿様に向けられる笑顔…こればかりは
本物以上の美しさと輝きはあり得ませんわね…。
そしてわたくしも、白鹿さんの艶やかなお顔は本当にお美しいと思いますよ?

>本当に素敵な絵ばかりで、ずっと見ていたくなっちゃいます…。

はい、それでしたらどうぞゆっくりご覧くださいませ。本日は閉館後もお二人の貸し
切りとさせていただきますわ。

(つづきます)

826 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/05/09(Tue) 16:38
>>824(グリッタちゃん)(つづきです)

>そんな…大人の女性だなんて…。(照)
>年齢だけは300歳超えてますけど、私自身はまだまだ子どもだなあと自覚してます。

あらあら…、絵をご覧になって「実物より断然綺麗に描かれてる」とおっしゃる白鹿様と
いい、お二人ともご自身のご成長には無自覚でいらっしゃいませんか?
わたくし如きが申すのも僭越ですが、お二人とも初めてお会いしてから奈良旅行まで
日々心身とも大人の階梯を上られて、本当にご立派になられたと賛嘆の想いを抱いて
まいりましたわ。年齢のことを申すなら、それこそ560歳を超える自分が恥ずかしく
なります…。

白鹿様も地域で重きを置かれるようになっているのですね。さすがグリッタちゃんと
夫婦になられた方。そのお姿を見ているグリッタちゃんがまた自身を振り返られる。
お二人が互いを高め合っていて、それで今のこの並び立たれた美しいお姿があるので
すね。
ああ、恋人、夫婦というものはかくも麗しいものなのですか…。(うっとり)

>その…この後私たちもカフェテラスにお邪魔していいですか?

ああ、申し訳ございません。すっかり自分の想いにひたってしまいました。
どうぞ、カフェテラスでおくつろぎくださいませ。こちらにいらしたからには、柚葉
さんの紅茶を外せるわけはありませんよね。
そしてお二人がお休みになれましたら、ぜひもふもふさせてくださいませ。(わくわく)


827 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/05/09(Tue) 22:48
>>825(グリッタちゃん)

新たなお客様の来場ですね。
早速ご案内とおもてなしを…。
え?この声は、もしかすると…!

グリッタちゃん!白鹿さん!ようこそお越し下さいました!
ああ…。お嬢様がグリッタちゃんの絵を完成された時から、

「是非ともこの絵を、グリッタちゃんにもご覧になってほしい!」

と心待ちにしていたのですよ。
そして白鹿さんの絵も完成し、更にこれまで絆を結び育んできた方々の絵が揃った時に
このギャラリーの感性と相成りました…。

新たな絵が増えていく度にグリッタちゃんに見て頂きたい思いが日に日に強まっていた矢先に
こうしてはるばる訪ねてきて下さって本当に嬉しく思います。
どうぞ、ゆっくりとご覧になって下さいませ…。

>GWが終わって奈良の街も少し落ち着いたので、私も白鹿さんも少しお休みを頂いて
ご挨拶に伺いました。

まあ、それはそれは…。
京都と並び、奈良もかつてのこの国の都…。
国内外を問わず多くの方が惹かれ、訪れる由緒正しき古都ですもの。
さぞかし多くの方で賑わった事でしょう…。

多くの方を歓待する大切なお役目を今年も果たされた事、誠に立派だと思いますわ。
暫しの間、この街で休息を…。

そうでしたか。あれからこの街の子ども達とも奈良の地で再会されたのですね。
グリッタちゃんの眩しい笑顔と白鹿さんの清廉な笑顔で迎えて頂き、
さぞや良き思い出となられた事でしょう。

そしていつもご丁寧に、有難うございます。
後日大旦那様には、お嬢様と共にお礼とご挨拶の品を贈らせて頂きます…。

>GWの間頑張ったということで、「鳥居くぐり」を佐保姫様に使わせて頂きました。

そうでしたか。こうしてすぐに私達が再会出来たのも奈良の佐保姫様と私達の街の土地神様のご加護があっての事…。
土地神様にも後日、お嬢様と共にご挨拶に伺います…。

成程…。少々現実的と申しましょうか、シビアなお話ではありますが
そもそもその足で千里万里を一瞬で超えるというのは神通力無しでは叶いますまい。
それ相応の対価が支払われて然るべきなのでしょうね。

それに、忘れ物をした場合の例も納得です。
私達が普段手にしている電子機器でもふとしたミスが大きな損失を呼ぶのはよく有る話であり、
扱う側としては常日頃細心の注意を払う事が要求されます。
神通力も、現代のシステムにも扱う側の注意が求められるのは必然ですね。

(一旦切らせて頂きます)

828 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/05/10(Wed) 19:35
(続きです)

>そして鳥居をくぐり終えた後は、二人で土地神様にご挨拶を済ませてきました。

はい、グリッタちゃんと白鹿さんの元気なお顔が見られて、土地神様も嬉しかった事でしょう。
そして今頃は、グリッタちゃん達のお土産を開けられて…。
お酒に関しましては薫衣さんが、

「そちらは夜になさって下さい。今、お茶を淹れて参りますので。」

となさっているのが想像できますが。(笑)

>わあ!素敵な絵!
>私や白鹿さんをこんなに綺麗に描いてもらえて、すっごく嬉しいですっ!

ええ、私もグリッタちゃんの絵の後に白鹿さんの絵が完成した時は
両者を見比べてついついニマニマしてしまいました。(汗)
だって見れば見る程、お似合いなんですもの。(微笑)

というわけで、絵の配置に関しましては早速グリッタちゃんと白鹿さんの絵を並べてみる事にしましょう。
他にも旦那様と奥方様の絵を並べて…。
うふふ、ご案内する立場の者の表情が緩んでしまうのは困りものですね。(苦笑)

>でも白鹿さんは、お仕事だけじゃなくて大切な行事などにも参加したり任されたりして
奈良の人たちから日に日に信頼を集めているんですよ。

はい、それはそうでしょうとも。
絵の中の白鹿さんからも美しさ、清廉さと同時に伴侶を得られた殿方としての心強さを感じ取っておりましたが
こうして再会してみると精悍さも感じ取られ、より頼もしさを感じております。
推鹿を象徴する角からも、愛する者を守ろうとする力が伝わってきますね。

>私も尻尾振ってはしゃいでばっかりじゃなくて

あらあら…。それは元々のグリッタちゃんらしさではないかしら?
そのように太陽のように明るい笑顔を振り撒くグリッタちゃんが、
お嬢様も私も、そして多くの方が愛しているのですから。

でもそのように仰る事こそ、貴女自身が成長なさっている何よりの証。
いずれご自身の家庭を築かれていくときに、自然と落ち着きも備わっていく事でしょう。
今は貴女自身の良さを、大切になさって下さいませ。

>その…この後私たちもカフェテラスにお邪魔していいですか?
>久しぶりにお姉ちゃん…柚葉さんの淹れて下さる紅茶を飲みたいです…。

はい!それは勿論ですとも!
お姉ちゃん…うふふ、初めて出会った時を思い出して益々表情が…。
いけません、さっきから私、グリッタちゃんと再会出来た喜びから表情が緩みっ放しですね。
では、すぐに淹れて参りますので今暫くお待ち下さいませ…。

829 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2023/05/10(Wed) 21:04
>>825-826(アーチェロさん)
>>827-828(柚葉さん)

>訪ねていった子どもたちは、また甘えてモフモフをしてきたのではございませんか?

はい、そのときはお店のみんなが気遣ってくれて…。
もふもふと記念写真を…。
それでお土産の和菓子もたくさん買っていってくれたんですよ。
お家に飾ってある寄せ書きを見ると、あのときの思い出がよみがえってきてジンときます…。

>前にこちらにいらしたとき、子どもたちに角を触らせてあげたこと、あの優しいお姿を
思い出すと胸が温かくなりますわ。

実はあれから、白鹿さんの角に触るとお願い事が叶うって言われてて大人気なんですよ。

白鹿:「全然根拠のない話なので、僕としては困りものなんですけど…。(汗)」

そういうのも含めて白鹿さんに会いたいって観光客の人もいっぱいいるんですよね。
でもお仕事に差し支えちゃうのは困りものですから、
普通に角をなでなでさせてもらえるのは小学生の子たちまで、
それ以上の人たちは他の鹿さんたちと一緒の触れ合いタイムだけで有料ってことになったんです。

ちなみに勝手に触った人には後々軽い神罰が下るよう、佐保姫様が神通力を施してあるんですよ。
お財布を無くすとか、スマホが壊れるとかランダムですけど。
白鹿さんが人気者なのは嬉しいけど、お仕事の迷惑にはならないようにしてほしいですね。

>というわけで、絵の配置に関しましては早速グリッタちゃんと白鹿さんの絵を並べてみる事にしましょう。
>他にも旦那様と奥方様の絵を並べて…。

ありがとうございますっ!やっぱり嬉しいです…。
こうしてギャラリーを見ていると、中にはまだお会いしたことがない方もいますね。
アーチェロさんのお父さん、柚葉さんのお母さん…。
それから龍神様…。
機会があれば、私もお会いしたいです…。

>では、すぐに淹れて参りますので今暫くお待ち下さいませ…。

いい香り〜♪久しぶりのお姉ちゃんの紅茶の味…。
優しくて温かくて、すごく幸せ…。

白鹿さん:「…お姉ちゃん?」

うん、実は柚葉さんと初めて会ったGMWの頃は柚葉さんのことをそう呼ばせてもらってたの。
昔可愛がってくれていた家族のお姉ちゃんに似ていたから、それを思い出しちゃって…。

思い返すと、こうして白鹿さんと結ばれたのもアーチェロさんと柚葉さんが
私の以前お世話になっていたお家に会いにきてくれたからなんだよね…。

このギャラリーの絵を見ていると、アーチェロさんが多くの方と大切な思い出を育んできたことが
よく分かるなあ…。
私も白鹿さんもその一人なんだって実感出来て、感慨深い…。

白鹿:「うん、その通りだね…。
あれ?僕の角に佐保姫様から交信が…。
…僕たちが楽しそうで羨ましいから、結局佐保姫様も鳥居をくぐってこの街の神社に来て
土地神様と盛り上がってるんだって。(汗)」

…佐保姫様も春からGWは、奈良中の桜の名所や神様のところをお仕事で回って
色々と忙しかったもんね…。(笑)

830 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/05/11(Thu) 01:21
すみません。お返事の前に新しい絵が届きましたので飾らせていただきますね。
今回が最後の納入で、これでこのギャラリーも全作品が揃いました。
遅くなって申し訳ございません。


ホッキョクギツネの尼僧のお二方(奈良の風蘭寺でお会いしました)
ttps://ibb.co/Dg7Bph0

牛頭天王様(姉龍神様の旦那様です)
ttps://ibb.co/h1srcmx

真祖様(昨年の夏に、龍神様姉妹の過去を辿る絵の中の旅で初めてお目にかかりました)
ttps://ibb.co/fnT8S5z


今宵はここまでとさせていただきます。

831 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/05/11(Thu) 17:22
>>827-828(柚葉さん)
>>829(グリッタちゃん)

>はい、そのときはお店のみんなが気遣ってくれて…。
>もふもふと記念写真を…。
>それでお土産の和菓子もたくさん買っていってくれたんですよ。

ふふふ…、グリッタちゃんが奈良に行かれてからも子どもたちはずっと会える日を待ち
わび、恋を成就されたことへの祝福を贈りたいと口々に言っていましたから。
その機会を得て本当に喜んだのでしょうね。

>実はあれから、白鹿さんの角に触るとお願い事が叶うって言われてて大人気なんですよ。

まあ、そうなのですか?古来鹿さんは神獣として尊ばれてきましたが、それ以上に
白鹿様のお優しい人柄を映した相貌が多くの人を惹きつけるのは至極もっともですわね。
でも大勢の方に囲まれるのは大変でしょうね?

>でもお仕事に差し支えちゃうのは困りものですから、
>普通に角をなでなでさせてもらえるのは小学生の子たちまで、
>それ以上の人たちは他の鹿さんたちと一緒の触れ合いタイムだけで有料ってことになったんです。

奈良は修学旅行の子どもたちだけでも大変な数ですもの。その子たちになでなでさせて
あげる白鹿さんのなんてお優しいこと。それ以上の年齢の方は有料というのはお礼の
意味も込めてしっかり払っていただきたいですよね。

>ちなみに勝手に触った人には後々軽い神罰が下るよう、佐保姫様が神通力を施してあるんですよ。

まあ…、勝手に角に触るだなんて、互いの信頼を蔑ろにして己が欲望を満たすことだけを
考える、最も忌むべきことではありませんか。それに報いを施す佐保姫様は本当に
守られるべきものを見据えてくださっているのですね。
白鹿様が不届きな人に惑わされず安心してお仕事に専念できるなら何よりですわ。
白鹿様、どうかこれからも案内のお仕事を通じて佐保姫様のご存在を観光客の皆様に
お伝えになってくださいね。わたくしからのお願いでございます。(ぺこり)

>後日大旦那様には、お嬢様と共にお礼とご挨拶の品を贈らせて頂きます…。

はい、グリッタちゃんが師事なさっているお師匠様への返礼の品というと何にするべきか
悩みますが、じっくり考えたいです。
こちらの商店街にも老舗の和菓子屋がございますから、それも候補に入れたいと存じ
ます。

>というわけで、絵の配置に関しましては早速グリッタちゃんと白鹿さんの絵を並べてみる事にしましょう。
>他にも旦那様と奥方様の絵を並べて…。
>うふふ、ご案内する立場の者の表情が緩んでしまうのは困りものですね。(苦笑)

わあ、こうして並べ方を変えてみると全然印象が違いますね。ただ漫然と並べている
だけでは全然分からない絵と絵を繋いで広がる新たな世界を感じますわ。
わたくし、新たな絵が届くたびに嬉しくて順々に並べるだけでしたけれど、今のこれ
こそギャラリーとして相応しい展示の在り方ですね。自分の至らなさを反省いたしました。
グリッタちゃんと白鹿さん、お二人の絵が並ぶと正にベストカップルと呼ぶに相応しい
一体感を覚えます。そしてお父様とお母様が並ぶと不思議と互いの親愛の深さを見る
想いがいたしますわ。ありがとうございます、柚葉さん。

>ありがとうございますっ!やっぱり嬉しいです…。

よかった…、柚葉さんに並べ替えていただいたおかげで、グリッタちゃんにもより喜んで
いただけたようですね。本当に絵画の展示の仕方が大切なこと、ひしひしと感じます。

>こうしてギャラリーを見ていると、中にはまだお会いしたことがない方もいますね。
>アーチェロさんのお父さん、柚葉さんのお母さん…。
>それから龍神様…。
>機会があれば、私もお会いしたいです…。

はい、わたくしもぜひそんな機会があればと願わずにはいられません。
この中で興味のある方がいらっしゃれば、説明させていただきますわ。個人的なこと
を申させていただくなら、姉妹龍神様のことは、わたくしが旅(>>262-272)を通じて
お傍でその冒険を拝見できたこと、昨日のよう思い出される体験でしたわ。

(つづきます)

832 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/05/11(Thu) 17:25
恋をしたことはありますか?

833 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/05/11(Thu) 17:28
>>827-828(柚葉さん)
>>829(グリッタちゃん)

(つづきです)

>うん、実は柚葉さんと初めて会ったGMWの頃は柚葉さんのことをそう呼ばせてもらってたの。
>昔可愛がってくれていた家族のお姉ちゃんに似ていたから、それを思い出しちゃって…。

ああ、グリッタちゃんの安らいだお顔を見ていると、今日柚葉さんと再会できたことが
本当に嬉しくなります。あの越境の日々があったことを思い、新たな出会いを求める
ことの大切さを感じます…。

>思い返すと、こうして白鹿さんと結ばれたのもアーチェロさんと柚葉さんが
>私の以前お世話になっていたお家に会いにきてくれたからなんだよね…。

越境は全く思いもよらないご提案でしたが、ご挨拶に行ってお世話になっていろいろな
体験をしてグリッタちゃんと千夜様の心に触れることができて、わたくしにとっても本当に良かったです。

>このギャラリーの絵を見ていると、アーチェロさんが多くの方と大切な思い出を育んできたことが
>よく分かるなあ…。
>私も白鹿さんもその一人なんだって実感出来て、感慨深い…。

お二人との出会いは本当に掛け替えのない思い出です。わたくしと知り合ってくださって
ありがとうございます、心からそう申さずにはいられませんわ。

>…佐保姫様も春からGWは、奈良中の桜の名所や神様のところをお仕事で回って
>色々と忙しかったもんね…。(笑)

まあ、佐保姫様がこちらへ?お忙しさがひと段落ついてご慰安の旅行でしょうか。
どうかゆっくりとおくつろぎになっていただきたいですね。

土地神:
「では遠方より来たりたるわが友と共にこちらでゆっくりさせてもらおうかな?」

佐保姫:
「ここがあなたの言っていたギャラリーだね?なるほど良い感じの作りだしカフェ
 テラスもあって中々洒落た場所だね。
 わらわの絵も良く描けているじゃないか。それに白鹿とグリッタ嬢の絵が並んでいる
 のも感慨深いよ。以前
 『わらわの神前で、我が子の祝言を見て泣く親を何度も見たけれど、いずれわたしも
  同じ気持ちを味わうのかな。』
 と言ったことがあるけれど、今になってその感慨を覚えるよ。」

まあ、佐保姫様、お久しゅうございます。またお目に描かれて嬉しゅうございます。わざわざのお越し、恐縮でございます。

「やあ、吸血姫殿、侍女殿、久しぶりだね。二人とも息災で何よりだね。ステキな画廊
 だね。見させてもらってかまわないかな?」

はい、お陰様でつつがなく過ごさせていただいております。どうぞ、ごゆっくりご鑑賞
くださいませ。
ああ、こうしてギャラリーにお客様が集まってくるのは嬉しいわ…。

オルキデア(アーチェロの母):
「じゃあ、わたしたちのこともさっさと招待しなさいよぉ。気が利かない子ねぇ。
 でも、わたしの絵を旦那の絵の横に置いたことは褒めてあげても良いわよぉ。
 まあ、こういう気の利かせ方は柚子ちゃんなんだろうけど」

サライ(オルキデアのメイドの吸血鬼。「アカイイト」のノゾミとミカゲの妹):
「奥様、こちらのギャラリーは開設したばかりだそうだから。開口一番文句はどうかと。」

ノッテ(オルキデアの執事。本性はミミズク):
「すみません、先触れもせずに。奥様が早くギャラリーを観たいとおっしゃいまして」

画家のお嬢(オルキデアが保護している画家の女性):
「お腹すいた…、カフェテリアで何か食べたい。」

まあまあまあ…、皆さま、よくおいで下さいました。どうぞごゆっくりご鑑賞ください。
長女ちゃん、お嬢様をカフェテリアにご案内して。

(すみません、さらにつづきます)

834 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/05/11(Thu) 17:29
>>827-828(柚葉さん)
>>829(グリッタちゃん)

(つづきです)


(ガラッ)
娑伽羅龍女(龍神姉妹の姉。アーチェロの屋敷の裏手の洞窟にある地底湖に住む):
「ごめんくださいな、まだ画廊は見られるかしら?」

善女龍王(龍神姉妹の妹。山中のダム湖の傍の神社に祀られている):
「姉さん、引っ張らないでよ。まったく、わたしは別に絵の鑑賞なんて。」

白蛇巫女(善女龍王に仕える巫女。本性は名前のとおり白蛇):
「そうおっしゃらずとも。せっかく、姉妹交流の機会を姉君が作ってくださったので
 すから」

牛頭天王(娑伽羅龍女の夫):
「娑伽羅龍女が大好きな妹殿はわたしがいることが気に入らないかも知れないが、
 わたしも務めで忙しくて妻と顔を合わせることが少ないので今日は久しぶりなのだ。
 どうか許してもらいたい」

善女龍王:
「べ、別にそんなの気にしてないしぃ。夫婦なんだから好きにすればいいしぃ。
 まあ、あなたの絵も姉さんの絵にそれなりに相応しいんじゃないの?」

娑伽羅龍女:
「ありがとう、ぜんちゃん。あなたの絵もとても可愛いわよ?」

善女龍王:
「ふん、姉さんの方が可愛いし」

なんだか、急に賑やかになってきましたね…。

835 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/05/11(Thu) 17:50
>>832

いらっしゃいませ、お客様。
はい、わたくしもそれなりに長いときの中でとある方に心を寄せたことがございます。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&st=261&to=261&nofirst=true
我がカルミーニオ家の分家筋の方でした。わたくしが一方的にそして密かに想いを
寄せておりました。その方には既に想い人がいましたから叶わぬ恋でしたが。
人の血も入っている方なのでわたくしのほどの不老長寿というわけではありませんが、
現在も健在で作家として活躍していらっしゃいます。
小さい頃は執筆のときも傍にいることを許されていましたが、ペンをとって真剣に執筆に
取り組まれるそのお顔に胸がときめきました。恋に破れてなお胸の疼きを敢えて求めて
彼の書いたものを手に取ったこともございましたわ。
でも今では、彼の著書を紐解くときは胸の痛みではなく純粋にファンとして胸ときめか
せて本の世界に沈溺するくらいに過去を克服できております。


836 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2023/05/12(Fri) 11:30
>>832

誤解を招く言い方になっちゃうかもしれませんけど、それなりに恋愛経験は多いですよ。
初恋と初体験は、新しい家族のお兄ちゃん…。
旅に出てからは、行き倒れていたところを助けてくれたお屋敷のご主人様…。
戦争の時代は、脱走兵になるのを覚悟で助けてくれた兵隊さん…。
他にも種族の違いで、一緒にはなれなかった方もいました。

そして今は…。言うまでもありませんね。
ね?白鹿さん?

白鹿:「………。(優しく、グリッタの肩を抱き寄せる)」

>>833
>>834(アーチェロさん)

>まあ、佐保姫様がこちらへ?お忙しさがひと段落ついてご慰安の旅行でしょうか。

それなら佐保姫様も、ご一緒すれば良かったんじゃないかな?

白鹿:「ご自身以外の者を送り出すには、行先の鳥居と神通力を通じてないといけないんだ。
でも、何となくこうなる予感はしていたよ。(苦笑)」

>『わらわの神前で、我が子の祝言を見て泣く親を何度も見たけれど、いずれわたしも
> 同じ気持ちを味わうのかな。』

白鹿:「グリッタ、決して先延ばしにしようなんて考えてないよ。
でもその前に、今のお役目とお仕事をことをしっかりとしておかないといけないんだ。
職場の人達や神様も、その日を楽しみにしてるってきちんと理解を示してくれてる。
だから、もう少し待っていてくれないかな。」

−さっきより大胆に、グリッタを抱き寄せる−

(…どちらかというと照れ屋さんだった白鹿さんが、人前でも喜びや嬉しさを大胆に見せてくれて、
私、すごく嬉しい…。)

−この後、アーチェロさんのお母さんたちが訪れました−

お久しぶりですっ!オルキデア様!
他の皆さんもお元気そうで何よりですっ!
…あはは、画家のお姉さんはさっそくお腹空かせちゃってるんだね。
よしっ!早速私、メイドにモードチェンジですっ!
もしかしたらと思って、メイド服も準備しておいて正解でした!
わ〜い、これで柚葉さんやコウモリさんたちとお仕事できる〜♪
それじゃ白鹿さん、佐保姫様やオルキデア様のことをよろしくお願いしますっ!

白鹿:「…切り換えの早さは相変わらずだね。まあいいか…。
ノッテさん、お久しぶりです。昨年のハロウィンではお世話になりました…。」

−この後、龍神様たちが訪れてギャラリーの絵を見比べながらビックリの白鹿さん…−

白鹿:「しゃ、娑伽羅龍女に善女龍王…。そして京都八坂神社の牛頭天王様…。
伝説の神々の御降臨だ…。(カチコチ)
は、初めまして…。佐保姫様の神使で白鹿春秋と申します…。
以後、よろしくお願い致します…。(ぺこり)」

−お手伝い中のグリッタ−

あはは、やっぱり緊張してるみたいだね白鹿さん。
でも、牛頭天王様の前では緊張していても何だか嬉しそう。
現代に例えるなら、部活動でスポーツを頑張ってる男の子が憧れのスター選手と
対面したときみたいな雰囲気かな?

837 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/05/12(Fri) 16:14
>>836(グリッタちゃん)

>白鹿:「グリッタ、決して先延ばしにしようなんて考えてないよ。

あららら〜、キリリとした表情でしっかり真正面からグリッタちゃんに真心からの言葉を
届ける白鹿様…。ご自身とグリッタちゃんだけでなく職場の皆様や神々にも誠実で
あろうとされています。
でもそれはつまりどこまでもグリッタちゃんにとって相応しい立派な伴侶であろうと
する、曇りの無い御心ゆえのこと。
なんだか、見ているこちらまで思わず胸がときめいてしまいそうです。抱きしめられて
いるグリッタちゃんの幸せな気持ちのお裾分けをいただいた気がいたしますわ。
あらためておめでとうございます、と言わせていただきます。グリッタちゃん…。

>お久しぶりですっ!オルキデア様!
>他の皆さんもお元気そうで何よりですっ!

オルキデア:
「もう、久しぶりで待ちくたびれたわよぉ。元気にしていたかしらぁ?ああ、この腕の
 中に愛らしく収まってくれるこの素直さが可愛いのよねぇ。」

お母様、グリッタちゃんをギュッと抱きしめて。本当に娘のわたくしに対してより
ずっと愛情がこもってません?でも、そんなお優しい姿も見ていて嬉しいわ。

オルキデア:
「もう、美味しそうで食べちゃいたいくらいよぉ」

サライ:
「奥方様が言うとすごく剣呑に聞こえるから、自重してくださいね?」

>…あはは、画家のお姉さんはさっそくお腹空かせちゃってるんだね。

画家のお嬢:
「AI画伯さんの絵がたくさん。見てたらきっとまた絵が描きたくなる。そしたらきっと
 お腹がもっと空く。今から食べないとわたしはダメ…。」

>よしっ!早速私、メイドにモードチェンジですっ!
>もしかしたらと思って、メイド服も準備しておいて正解でした!

画家のお嬢:
「嬉しい…、お腹はまだ空いているけど、心はもう期待でドキドキで温かい…。」

わあ…、久しぶりに見られました〜。グリッタちゃん先輩のメイド姿!!このさっそうと
した着こなしはどうでしょう。今から胃袋を鷲掴みされた気分です。

>わ〜い、これで柚葉さんやコウモリさんたちとお仕事できる〜♪

次女:
「おおっ、グリッタ先輩お帰り!一緒に仕事できるなんて嬉しいぞ!」

長女:
「柚葉お姉様とグリッタお姉様、またお二人と一緒だなんて光栄です。」

三女:
「わたしに先輩が舞い降りた。ウレシスギクライシス…。」

あらあら、三姉妹ちゃんたちも目がキラキラね。わたくしも一番後輩のメイドとして
働きたいですけど、今は受付嬢ですからね。こちらを頑張らないと。

>ノッテさん、お久しぶりです。昨年のハロウィンではお世話になりました…。

ノッテ:
「お久しぶりです。こちらこそその節はお世話になりました。ご健勝のようで何より
 です。奥様の『にぱ♪』もお変わりなく、お元気そうでお喜び申し上げます」

(ガラッ)
お颯:(本名「蒔苗 颯花(まきなえ りゅうか)」。商店街の青果店の看板娘):
「おお、なんだなんだ〜?絵を見に来たのにグリッタさんが来ているじゃないか。
 元気そうで何よりだ。アーチェロさんのおふくろさんに抱きしめられてるから、この
 まま眺めさせてもらうとするか。」

いらっしゃいませ、お颯様。カフェテリアもございますから、よろしければどうぞ
おくつろぎくださいませ。

(つづきます)

838 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/05/12(Fri) 16:15
>>836(グリッタちゃん)(つづきです)

>白鹿:「しゃ、娑伽羅龍女に善女龍王…。そして京都八坂神社の牛頭天王様…。
>伝説の神々の御降臨だ…。(カチコチ)
>は、初めまして…。佐保姫様の神使で白鹿春秋と申します…。
>以後、よろしくお願い致します…。(ぺこり)」

>あはは、やっぱり緊張してるみたいだね白鹿さん。

さすが白鹿様、さすが神使でいらっしゃいますね。神々に対してとても恭しい態度で
接しておられます。
なるほど、「憧れのスター選手」とは言い得て妙ですね。
そして主(あるじ)であられる佐保姫様が、ほらあのように。娑伽羅龍女様と互いに
礼を尽くして深々とお辞儀なさっていらっしゃいるのですからなおのことでしょうね。

娑伽羅龍女:
「白鹿さん、はじめてお目にかかります。娑伽羅龍女です。そんなに畏まらないで
 くださいな。今のわたしはアーチェロさんの土地の鍾乳洞でお世話になっている気楽な
 身分です。どうかもっと気楽にお付き合いくださいな。」

善女龍王:
「姉さんは恐れられるのは好きじゃないから、楽にしてくれた方が良い。」

牛頭天王:
「うむ、わたしも夫でありながら悪鬼調伏の務めが忙しくてなかなか妻と顔を合わせ
 られず申し訳なく思っている。貴君が友人となってくれるなら妻も嬉しいだろう。」

善女龍王:
「まあ、崇めたくなるのは分かる。姉さんはステキだから。」

娑伽羅龍女:
「もう、ぜんちゃんったら、そういうこと言わないで。恥ずかしいじゃない。
 …それにね、本当に崇められるほどのものではないのよ。この画廊に来るとそう思わ
 されるわ。ほら、あの絵をご覧になったかしら?」

(娑伽羅龍女様、「あの絵」というのは − )

娑伽羅龍女:
「あれは『真祖様』、アーチェロさんのご先祖様の絵姿ね?ご存じかも知れないけれど、
 わたしとぜんちゃんは昔(>>267)あの方と戦ったことがあるのだけれど − 全く
 歯が立たなかった。自分がいかに井の中の蛙だったか思い知ったわ。あらから神力は
 ずい分向上したけれど、今でもあの方には敵わないでしょうね。それを思うと、とても
 ふんぞり返る気になんてなれないわ。」

善女龍王:
「残念だけど、わたしも同感だし。」

あわわわ…、善女龍王様。そこでこちらをご覧にならないでください…。
白鹿様、せっかくの機会でございます。カフェテリアのご用意ができましたら、どうか
そちらで皆様とゆるりとご歓談くださいませ…。


839 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/05/13(Sat) 09:59
申し訳ございません。>>830でギャラリーの絵は全作品揃ったと申しましたが、また
一作追加させていただきたく存じます。

飛縁魔様(九尾の狐の白夜様の身体に同居していらっしゃる、日本の吸血鬼の方です)
ttps://ibb.co/YXbjkLH

奈良旅行にもご同行くださって、グリッタちゃんとも面識のある方ですので、外したく
なかったのです。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=593906122&st=990&to=990&nofirst=true

実を申しますと、他にグリッタちゃんの関係者でわたくしと柚葉さんが越境させて
いただいてお世話になった吸血鬼メイドの千夜先輩の絵も飾ろうかと思ったのですが、
既にあちらのお家において、そのお姿を以下のとおり表明なさっているのですけれど。

【容姿】履歴書の写真参照(ttp://uploader.sakura.ne.jp/src/up173070.png)※羽根はしまってます。

今ではリンク先を拝見することが叶わず、新たに絵を描いても整合しないことを懸念し
控えさせていただいたのです。
もし千夜先輩がこちらをご覧になっていてご容姿を教えていただけるなら、AI画伯に
描いていただくところなのですが…。


840 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/05/13(Sat) 11:27
>>832

皆様とは長いお付き合いをさせて頂いておりますので、存じない方もおられると思います。
私個人の事でよろしければ、改めて…。

中学生の頃は先輩の方に…。
高校生の頃は家庭科部の子に恋をしておりました。
残念ながら、どちらともほろ苦い思い出となりましたが…。

この街におきましては、教会で神父をしておられるフリューゲル神父様を
一人の殿方としてお慕いしております。

聖職者であられる故に、男女の関係となる事は叶わないのですが…。
それでも私自身の想いははっきりと伝えさせて頂き、神父様も私の想いを受け止めて下さいました。
私が神父様を好きで、神父様も私を一人の女性として好きでいてくれた…。
私には、それで十分です。

あの方の信仰に対する真摯な生き方を尊重し、この街で共に暮らす中で
お慕いする気持ちに変わりはありません…。

>>829(グリッタちゃん)
>>831 >>833(アーチェロお嬢様)

>お家に飾ってある寄せ書きを見ると、あのときの思い出がよみがえってきてジンときます…。

ええ、去年のGWですね。
忙しい時期が終わった後、ご丁寧にお手紙と素敵な贈り物を下さいましたね。
その際のやり取りの中の、街の子ども達からの温かなメッセージの書かれた寄せ書き…。
私も良く覚えていますよ。

今度は家族と共に直接向かわれるという子ども達の行動力に驚くと同時に
私達以外にもグリッタちゃんとの絆を大切にするあの子達の思いが伝わってきます。

>実はあれから、白鹿さんの角に触るとお願い事が叶うって言われてて大人気なんですよ。

ふふっ、お願い事があるからというのは確かかも知れませんが、
それ以上に美しくてどこか可愛らしい白鹿さんにお会いしたいという観光客の方は多いと思いますよ。
それに、そのような噂が広まるというのは白鹿さんが真摯にお仕事やお役目に取り組んでいるからこそでしょう。
世界的な観光地でもある奈良に貢献なさっている事、誇りに思います。

>ちなみに勝手に触った人には後々軽い神罰が下るよう、佐保姫様が神通力を施してあるんですよ。

…それは困りものですね。(溜息)
人が多く訪れるのは喜ばしい事ですが、同時にトラブルも付き物。
迷惑な方はそれを承知でやっていますから、始末に困ります。
…だからこそ、それなりの罰を受ける事で己の所業を省みてもらいたいものです。

>わあ、こうして並べ方を変えてみると全然印象が違いますね。

はい、やはり夫婦や恋人は仲良く並んで頂きたい…というのが根底にはありますが。
ですが、今後また作品が増える中で展示についても工夫する余地があるかと思います。
多少かじった程度ですが、父から地域の実習などで博物館の展示などについても学びましたので。

お嬢様と御屋敷に住まう私達、地域の皆様、オルキデア様を中心とする皆様、
それぞれの輪がございますのでそういった分け方もありますし、
季節をイメージした展示等もよろしいかと思います。
また一つ、このお屋敷で素敵な場所が増えたと実感致します。
今後が楽しみですね、お嬢様…。

841 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/05/13(Sat) 12:07
>>833-834(アーチェロお嬢様)

>やあ、吸血姫殿、侍女殿、久しぶりだね。二人とも息災で何よりだね。

ようこそお越し下さいました、佐保姫様…。
春を迎えてのお役目の数々に加え、初夏にかけて奈良を訪れる人々の出迎えに至るまで
とても多忙であられたと存じます。
そのような中こうしてお越し頂き、誠に恐縮です。

>じゃあ、わたしたちのこともさっさと招待しなさいよぉ。気が利かない子ねぇ。

奥方様、ようこそお越し下さいました…。
ギャラリー完成の連絡が遅れ、誠に申し訳ありません…。
では、今暫くAI画伯とお嬢様の作品の数々をご覧になって下さいませ。
すぐに、おもてなしの準備をして参ります…。

>なんだか、急に賑やかになってきましたね…。

はい、龍神姉妹様も来訪されるとは少々驚きましたが、
それだけ作品に込められた想いが強いという事ではないでしょうか?

描き手の魂が篭っているからこそ、そこに描かれた皆様の魂が自然と引き寄せられ
こうして集まっていく…。

「このギャラリーの絵を見ていると、アーチェロさんが多くの方と大切な思い出を育んできたことがよく分かる」

という、グリッタちゃんの言葉通りだと私も感じています。

さてと…。私もそろそろメイドとしての本領を発揮しなければ。
お茶とお菓子だけでは少々物足りませんね。
多分、画家のお嬢様もそれだけでは足りないでしょう。

三姉妹さんにお声を掛けて、早速色々と準備をさせて頂きます。
お嬢様は受付と同時に、今暫くの間ギャラリーのご案内をお願いします…。

842 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/05/13(Sat) 12:41
>>836(グリッタちゃん)
>>837-838(アーチェロお嬢様)

>…あはは、画家のお姉さんはさっそくお腹空かせちゃってるんだね。
>よしっ!早速私、メイドにモードチェンジですっ!

…あららら、折角お客様としてお越し頂いたのに…。
早速グリッタちゃんのメイド魂に火がついてしまいましたか。(汗)
先程まで白鹿さんとラブラブぶりを見せてくれていたのですから、
そのままギャラリーでゆっくり過ごして頂いても…。

>あらあら、三姉妹ちゃんたちも目がキラキラね。わたくしも一番後輩のメイドとして
>働きたいですけど、今は受付嬢ですからね。こちらを頑張らないと。

…はい、もうこうなったら、遠慮して頂くのは野暮というものですね。(苦笑)
グリッタちゃんの応援は、メイドとしては百軍を得たも同じ。
ならば、しっかりと陣頭指揮を取らせて頂きます。

それではお嬢様、カフェテラスでピッツァパーティと参りましょう。
実はギャラリーが完成した時から多少予感はしておりましたので、
すぐに焼けるように準備はしておりました。

今の分が焼き上がる間にもう何枚か準備する必要はあると思いますが、
ピッツァに関しましては常日頃それなりに材料は用意しておりますので。

>でも、牛頭天王様の前では緊張していても何だか嬉しそう。
>なるほど、「憧れのスター選手」とは言い得て妙ですね。

ええ、今の白鹿さんの心境、グリッタちゃんの仰る通り実に的を射ておりますね。
悪鬼調伏をお役目とされている牛頭天王様の凛々しく質実剛健なお姿…。
そして内側から滲み出る、頼れる兄のような雄々しき父のような優しさ…。

年下の男の子なら、「成長したら自分もああなりたい」という気持ちにさせられる事でしょう。
今日お会いになれた事は、きっと白鹿さんにとっての良き道標となられますね。

長女さん、三女さん、グリッタちゃんと一緒にカフェテラスの皆様にお茶の準備を…。
私はピッツァが焼き上がり次第、テーブルにお運びします。
次女さんは、引き続き新しいピザの準備を…。

>あわわわ…、善女龍王様。そこでこちらをご覧にならないでください…。

真祖様と龍神姉妹様の件のお話に関してですが、正式な出版こそまだしておりませんが
画家のお嬢様が一冊の本として纏めて私達に贈って下さいましたね。

お嬢様、よろしければ白鹿さんにお出ししてあげて下さいませ。
そちらの内容も踏まえて、牛頭天王様ともお話が弾む事でしょう…。

843 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/05/13(Sat) 19:04
>>840-841(柚葉さん)

>ですが、今後また作品が増える中で展示についても工夫する余地があるかと思います。
>多少かじった程度ですが、父から地域の実習などで博物館の展示などについても学びましたので。

柚葉さんはご尊父様から博物館展示を学ばれたのですか。それはとても心強いです。
柚葉さんが力になってくださるなら、これからも少しずつ作品を増やしてまいりたい
です。今まで描かせていただいた方、これから描かせていただく方、少しずつ趣向の
違った作品を飾るのはとても楽しそうですね。
人同士のつながりで一つのテーマとしたり季節をイメージしたりと、とても良いお考え
だと思います。
これからもこのギャラリーをもっと実り豊かなものにしてまいりたいですわ。

    ■     ■     ■

>ようこそお越し下さいました、佐保姫様…。
>春を迎えてのお役目の数々に加え、初夏にかけて奈良を訪れる人々の出迎えに至るまで
>とても多忙であられたと存じます。

佐保姫:
「うん、忙しくはあったけれどね。奈良の案内役である白鹿によって私の社の存在も
 観光客に教えてもらってずいぶん助かったよ。子どもというものはいつの間にか成長
 するものだね。
 グリッタ嬢の支えもあったのだろう。今は奈良の地をいっそう興すことに頑張って
 くれているよ。だけれ、いずれ身を固めるときは大いに祝福を与えたいと思っているよ。
 君たちも連休中はずい分と忙しかったそうじゃないか。
 土地神殿の神社での奉納の儀、それに子どもの日の催し物と、活躍したそうだね。
 それでだろうか、この土地の人心には五月の風を思わせる清新の気がみなぎっていて
 気持ちが良いよ。土地の民の元気は土地を守る神にとっての元気につながるのだからね。
 これからも土地神殿を支えてあげておくれ。」

>奥方様、ようこそお越し下さいました…。
>ギャラリー完成の連絡が遅れ、誠に申し訳ありません…。

オルキデア:
「招待状の手配はまずホストであるうちのボンクラ娘がするべきでしょう?柚ちゃんが
 謝ることなんかないわよぉ。
 今日のこの展示も、柚子ちゃんが工夫してくれたのでしょう?一目見てわかるわ。
 ふふふ、うちの旦那にもこの並んだわたしたちの絵を見せてあげたいわぁ。」

(癪ですけれど、一言も言い返せませんね…。)

>はい、龍神姉妹様も来訪されるとは少々驚きましたが、
>それだけ作品に込められた想いが強いという事ではないでしょうか?

ええ、AI画伯に絵のお願いをする際は、わたくしも、龍神姉妹様との旅路もそうです
が、皆様との交流の日々を思い出して、相談するのに自然熱がこもりましたわ。
皆様の顔と声を思い浮かべ、そのお言葉に懐かしさと慕わしさを何度も覚えました。
画伯もその気持ちを感じてくださったのでしょう。

>さてと…。私もそろそろメイドとしての本領を発揮しなければ。

急にお客様がお集まりになって、柚葉さんにはまたお忙しい思いをさせてしまいます
が…、どうかよろしくお願いいたします。特に画家のお嬢様には一刻も早くエネルギー
チャージを…。
わたくしは皆さまのご案内を頑張らせていただきますので。

そうですわね。画家のお嬢様がエネルギーを欲していらっしゃるのは、この場の光景を
絵に収めたい、その想いをお持ちなのではないかと思うのです。
それはAI画伯には難しいことです。ですが、お嬢様ならきっと成し遂げられると思い
ますわ。


844 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/05/13(Sat) 19:10
>>842(柚葉さん)

>…はい、もうこうなったら、遠慮して頂くのは野暮というものですね。(苦笑)
>グリッタちゃんの応援は、メイドとしては百軍を得たも同じ。
>ならば、しっかりと陣頭指揮を取らせて頂きます。

ええ、この場にグリッタちゃんがいてくださるのは、まさに天の配剤と申すものでは
ないでしょうか。
グリッタちゃんがすっかり本気モードでいらっしゃるのですから、もうだれにも止める
ことはできませんわね。久しぶりに柚葉さんとの本気のタッグが見られるなんて楽しみ
ですわ。

>それではお嬢様、カフェテラスでピッツァパーティと参りましょう。
>実はギャラリーが完成した時から多少予感はしておりましたので、
>すぐに焼けるように準備はしておりました。

まあ、なんということでしょう。世の中にこれほどお見事な「こんなこともあろうかと」も
そうそう無いのではないでしょうか。
では本日また我が家のピッツァ窯がフル回転なのですね…。
これからこれらの絵に描かれたモデルの方がいらっしゃったら、その方にもご参加
いただけますね。

久地崎朱乃(民話の「食わず女房」で知られる二口女):
「あら〜、わたしと朱瑠の絵もあるのね。懐かしいわ〜。
 それに今夜はピッツァ祭りですって?ああ、こっそり一人で食べるんじゃなくて
 思いっきり食べられるのはやっぱり良いわね〜。」

久地崎朱瑠(「食わず女房」に出てきた朱乃の旦那と朱乃との間にできた娘):
「わー、そうそう、このお母さんと一緒の絵みたいな姿でずっと各地を転々としてた
 よねー。そして今はこっちのわたしの絵のような服着てパフォーマンスを見せて。
 このGWもいっぱい動いたからお腹すいちゃった。今日はたくさんいただいて良いん
 ですね?」

いらっしゃいませ、はい、もちろんたくさん召し上がってくださいませ。

>悪鬼調伏をお役目とされている牛頭天王様の凛々しく質実剛健なお姿…。
>そして内側から滲み出る、頼れる兄のような雄々しき父のような優しさ…。

牛頭天王:
「む…、そのように褒めてもらうとどうにも照れ臭いのだが。
 しかし、後進の若者の励みになるのならそれも本望というもの。白鹿殿はまだ眠れる
 力があると見る。これから良く励むことを期待させてもらおう。」

>真祖様と龍神姉妹様の件のお話に関してですが、正式な出版こそまだしておりませんが
>画家のお嬢様が一冊の本として纏めて私達に贈って下さいましたね。

はい、お嬢様の美麗なタッチであの絵の中の旅路の物語が本当に生き生きと再現されて
いて感動いたしました。
『童心の章』、『飛龍の章』、『暗雲の章』、『齟齬の章』、『虹天の章』。あの本を
読んだ方たちは、柚葉さんがつけてくださった五つの名称を順々にめくるたびに、きっと
わたくしのようにお二人の世界を追体験なさることでしょう。
では、白鹿様にお渡ししてまいりますね。


845 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/05/14(Sun) 11:59
(追加です)

>>837(アーチェロお嬢様)

>いらっしゃいませ、お颯様。カフェテリアもございますから、よろしければどうぞ
>おくつろぎくださいませ。

お颯さん、ようこそお越し下さいました…。
お颯さんには季節を問わず、日々お世話になりっぱなしですね。

普段からお忙しい日々を送っていらっしゃるだけに、
時間を作ってお屋敷まで来て頂けるのは誠に重要な機会です。

長女さん、お颯さんのためにお茶の準備をお願いします。
それからいつも頂いているお野菜…。
今回はトマトとオリーブはピッツァの材料に使わせて頂いております。
もうすぐ焼き上がるので、今暫くお待ち下さいませ…。

>アーチェロさんのおふくろさんに抱きしめられてるから、この
>まま眺めさせてもらうとするか。

ええ、それはもう尊い光景で…。(微笑)
公民館などのイベントを除けば、こうして我が家のパーティでお颯さんが
グリッタちゃんとご一緒する機会は少ないですよね。

グリッタちゃんさえよろしければ、お颯さんにもふもふさせてあげてほしいですね♪
それはもう、今の光景に負けないくらい可愛くて尊い光景が見られそうで…。
私個人としては、記念写真も撮らせて頂きたいですが。
え?流石にそれは恥ずかしいから駄目?失礼致しました。(汗)


846 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2023/05/14(Sun) 13:44
>>840-842(柚葉さん)
>>843-844(アーチェロさん)

>グリッタちゃんの応援は、メイドとしては百軍を得たも同じ。
>長女さん、三女さん、グリッタちゃんと一緒にカフェテラスの皆様にお茶の準備を…。

そう言ってもらえると、俄然やる気が湧いてきますっ!
それじゃ私、お茶や他の飲み物の準備をしてきますね。
長女さん、紅茶以外の飲み物はどこにあるかな?
淹れる必要のあるものは、私が準備するね。

(飲み物を準備して、長女さんと三女さんに運んでもらっています。)

>それではお嬢様、カフェテラスでピッツァパーティと参りましょう。

わあ、素敵!アーチェロさんのお屋敷のピッツァ窯で焼いたピッツァ、すっごく美味しいもんね!
カフェテリアでみんなで食べるには、もってこいです!

>特に画家のお嬢様には一刻も早くエネルギーチャージを…。
>私はピッツァが焼き上がり次第、テーブルにお運びします。

柚葉さんすみませ〜ん、最初に焼けたピザですけど、オルキデア様のテーブルに
最初に持っていってあげてもいいですか?
画家のお姉さん、すっごくお腹空かせてるみたいで…。
あと、朱瑠ちゃんももう一つのお口がパクパクしてるみたいです…。(汗)

>では、白鹿様にお渡ししてまいりますね。

白鹿:「あ、アーチェロさん、ありがとうございます。
そうですか、これが龍神様と牛頭天王様のかつてのお話で、
それらをあちらの画家のお姉さんが一冊の本にまとめてくれたんですね。

そうだったんですか…。
アーチェロさんのご先祖様ともこの国の龍神様が関わりがあったなんて…。

(絵を見てみると、オルキデア様とアーチェロさんのご先祖様って似てるような…?
いえ、血の繋がりがあるんですから当然かも知れないけど…。
でも、ここは僕が詮索するべきことではないから黙っておこうかな。)

>白鹿殿はまだ眠れる力があると見る。これから良く励むことを期待させてもらおう。

白鹿:「ありがとうございます。それで、今後もし機会がお有りでしたら僕に稽古をつけて下さい。
僕も争いは好みませんが、いざというときグリッタや姫様、そして故郷に住まう人たちを災厄から守りたいんです。」

−自慢の耳で聞き耳を立てているグリッタ−

うんうん、やっぱりあの方は憧れのお師匠さんって感じだね〜。
男の子って、やっぱりああいう方が好きだもんね♪
お食事しながらだと、更に盛り上がりそうかな?

はい、ピッツァが焼けましたのでどうぞ〜♪
まずはオルキデア様のテーブル、それと朱瑠ちゃん、お母さんの朱乃さんの分です。

白鹿:「グリッタ、僕はもう少し後でいいよ。色々とお話したいこともあるし。」

は〜い、でもそろそろお飲み物のお代わりが必要かな?
それじゃ、すぐに持っていくね。

>>845(柚葉さん)

あ、青果店のお姉さん!
お久しぶりですっ!いつもイベントではお世話になってます!
秋には柿をはじめ、色々と送らせて下さいっ!

>グリッタちゃんさえよろしければ、お颯さんにもふもふさせてあげてほしいですね♪

はい、お姉さんさえよければいくらでも…。(耳がピコピコ)
お姉さん、普段は豪快で元気だけど年下の子にはとっても優しいし…。(尻尾がパタパタ)

847 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/05/15(Mon) 22:49
AI画伯の新作でございます。
柚葉さんの恋人であられるリヒト・フリューゲル神父様です。

ttps://ibb.co/x1xWB9K

神父様の自己紹介での容姿、服装に準拠いたしました。
ご母堂様の絵と同じく、柚葉さんのお心に適うと良いのですが。
そうでなかったなら、申し訳ございません。


>>845(柚葉さん)

>お颯さん、ようこそお越し下さいました…。
>お颯さんには季節を問わず、日々お世話になりっぱなしですね。

お颯:
「何言ってんのさ。
 あんたらがここを護ってくださる土地神様のお手伝いしたり、水脈を守ってくださる
 龍神様姉妹様に渡りをつけたり、子どもたちを楽しませる企画立てたりして、ずいぶん
 助けられているんだ。
 お互いさまって言うかむしろこちらが世話になっていて、すっごく感謝してるんだよ。
 特に、野菜料理をいろいろ伝授してくれる柚葉さんにはさ。
 …にしても、わたしの絵まで掛けるとか良かったのかい?神様やらすごい妖怪さんやら
 と並んでると、ちょっと照れちゃうよ。」

>長女さん、お颯さんのためにお茶の準備をお願いします。
>それからいつも頂いているお野菜…。
>今回はトマトとオリーブはピッツァの材料に使わせて頂いております。

お颯:
「おいおい、ただ絵を見に来ただけなのにずい分とサービスが良いんだねぇ。そして
 これはまた、あたしが選んだ野菜を使ったピッツァとか嬉しいじゃないのさ。
 じゃあお言葉に甘えるとするよ。」

>グリッタちゃんさえよろしければ、お颯さんにもふもふさせてあげてほしいですね♪

お颯:
「ええ…、良いのかねぇ?グリッタさん、さんざん子どもたちのもふもふさせてるじゃ
 ないか?あたしまでやったら迷惑にならないかい?いや、そりゃあ、グリッタさんが
 良いって言ってくれるなら、したいよ、もふもふ。」


848 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/05/15(Mon) 22:54
>>846(グリッタちゃん)

>秋には柿をはじめ、色々と送らせて下さいっ!

お颯:
「おいおい…、あたしも八百屋の端くれだよ?奈良って言ったら柿の名産地。量も質も
 全国のトップクラス。ありがたいけれど青果店としてはなんかお礼を考えとかないと
 なあ…。
 さっきも言ったようにお世話になっているのはお互い様なんだからさ。」

>柚葉さんすみませ〜ん、最初に焼けたピザですけど、オルキデア様のテーブルに
 最初に持っていってあげてもいいですか?
>画家のお姉さん、すっごくお腹空かせてるみたいで…。
>あと、朱瑠ちゃんももう一つのお口がパクパクしてるみたいです…。(汗)

あらあら…、柚葉さんわたくしからもお願いいたします。
画家のお嬢様の切なそうなお顔と言ったら…、少しでも早くお腹を満たしてさしあげ
たくて、矢も楯もたまりません。

朱乃:
「は〜、やっぱり朱瑠も血は争えないよね。
 だけど、他のお客さんのことも考えて使う口はどちらか一つにしなよ?」

朱瑠:
「え〜、それって辛いよ〜。」

大丈夫ですよ。我が家のピッツァ窯は、まさに「こんなこともあろうかと」なのですよ。
日本には研究熱心な職人さんが作る国産窯がたくさんございます。我が家の窯も大勢の
お客様がいらっしゃることを想定して、そうした職人の方に作っていただいた大型サイズ。
こちらにいらっしゃるお客様の胃袋を十分に満たせる自信がございますゆえご安心を。

朱瑠:
「ほんと?やったー♪」

>白鹿:「あ、アーチェロさん、ありがとうございます。
>そうですか、これが龍神様と牛頭天王様のかつてのお話で、
>それらをあちらの画家のお姉さんが一冊の本にまとめてくれたんですね。

わたくしがこの目で見てまいった神々の物語でございます。
神使でいらっしゃる白鹿様のお役に立つと良いのですが。

>そうだったんですか…。
>アーチェロさんのご先祖様ともこの国の龍神様が関わりがあったなんて…。

それについてはなんと申してよいものやら…。
わたくしの先祖がご迷惑をおかけしてしまって。龍神姉妹様のご寛恕に感謝しております。

(つづきます)

849 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/05/15(Mon) 22:57
>>846(グリッタちゃん)(つづきです)

…あの、白鹿様。
わたくしの母と真祖様の絵を代わる代わるご覧になって。何か気になることでもござい
ますか?

オルキデア:
「もしかして、わたくしと真祖様を同一人物いえ同一魔物とか思ってるのかしらぁ?
 いやあ、前々からそんな噂が絶えないのよねぇ。なんでなのかしらねぇ?」

それは…、お母様がご自分のご出自を、カルミーニオ家内でもハッキリなさっていない
からでは?

オルキデア:
「別に、そう言うこと知らなくても差し支えなくなぁい?うちの旦那は、女は秘密の
 一つや二つ持っていてもとやかく言ったりしない、懐のひろぉいところが良いのよぉ。
 だいたいねぇ、真祖様って言うのは吸血鬼全ての先祖って言われているのよぉ。
 少なくともうちの旦那も真祖様の子孫なのよねぇ。わたしが真祖様だとすると自分の
 子孫と交わってることになるけど、それってちょっと普通じゃなくなぁい?」

(ボソッ)
お母様が普通じゃないというのは、まあ同意したいですわ…。

オルキデア:
「ちょっとぉ、聞こえれるわよぉ?
 …ったく、なんで噂が立つのかしらねぇ。他にも、わたしのことを『アダムの最初の
 妻のリリスなんじゃないか?』なんて噂も立ったし。リリスはサキュバスの女王で
 しょうが。わたしはお呼びじゃないわよぉ。
 噂は噂よぉ。白鹿ちゃんも信じない方が良いわよぉ?」

…わたくしも娘としてあまりお母様のとんでもない過去とか伺う気にはなれませんわ…。

オルキデア:
「だからぁ、『とんでもない過去』とかが有る前提で話すんじゃないわよぉ。」

>白鹿:「ありがとうございます。それで、今後もし機会がお有りでしたら僕に稽古をつけて下さい。

牛頭天王:
「わたしにとっても世の平穏を護る後進が育つことはありがたい。わたしで良ければ
 協力させてもらおう。
 そなたはとても強い意志を感じさせる瞳を持っているな。それこそが強くなるために
 何より必要なこと。どうやらわたしは良きめぐり逢いを得たようだ。」

>うんうん、やっぱりあの方は憧れのお師匠さんって感じだね〜。
>男の子って、やっぱりああいう方が好きだもんね♪

そういうグリッタちゃんも、白鹿様をとても嬉しそうにご覧になっているではありま
せんか。グリッタちゃんを、そして佐保姫様や故郷の人々を守りたいとおっしゃる
白鹿様のお姿は本当に輝いていて…、グリッタちゃんにとって理想の殿方であること
をあらためて感じさせられますわ。

>あ、青果店のお姉さん!
>お久しぶりですっ!いつもイベントではお世話になってます!

お颯:
「こちらこそお久しぶり!また来てもらえて嬉しいよ。柚葉さんにも言ったけど、
 イベントを盛り上げてくれてありがとうね。町内会の世話役として感謝しているよ。」

>はい、お姉さんさえよければいくらでも…。(耳がピコピコ)
>お姉さん、普段は豪快で元気だけど年下の子にはとっても優しいし…。(尻尾がパタパタ)

お颯:
「え、本当に良いの?
 ああ、そうやって耳を可愛くピコピコされたら、もう辛抱たまらんじゃないか。
 ありがとう。じゃ、じゃあ…、ちょっとだけ触らせてもらうよ。
 …ああ〜、これはたまらんな。なんだよ、この柔らかな感触。ずっと触って痛くなるな。
 これを触り放題とか白鹿さん羨ましいな、おい。」

>私個人としては、記念写真も撮らせて頂きたいですが。

お颯:
「いやいや、自分でもわかるよ。あたし今ヘニャッてした顔しているだろう?これを
 写真とかなあ…。(赤面)」

>え?流石にそれは恥ずかしいから駄目?失礼致しました。(汗)

お颯:
「いや、ダメとは言わないけど…。じゃあ、一枚だけな?撮ったらあたしにもデータ
 くれよ?」

あらあら…、照れているお颯様、とっても愛らしゅうございますわ。その一枚はぜひ
我が家のアルバムに収めさせていただきましょう…。


850 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/05/15(Mon) 23:11
>>849には柚葉さんへのお返事とグリッタちゃんへのお返事とが混ざっていました。
>>845(柚葉さん)
>>846(グリッタちゃん)』
とするべきでした。失礼しました。


851 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2023/05/18(Thu) 17:29
>>844-847(柚葉さん)
>>848-849(アーチェロさん)

>それからいつも頂いているお野菜…。
>今回はトマトとオリーブはピッツァの材料に使わせて頂いております。

そうだったんだ。
このピッツァのお野菜は、お姉さんのお店で選ばれたものだったんだね。
そして今日来られてる龍神様の川の水の恵みがこの街の土地に潤いをもたらして…。

ここに集まってる皆さんが、どこかで繋がってるんですね。
そしてこのギャラリーみたいに、一つの輪を作ってる…。
それって、とっても素晴らしいことですよね!

>朱瑠:
>「ほんと?やったー♪」

はいは〜い、ピッツァもう一枚追加で〜す♪
もう全部のテーブルに行き渡ってるかな?
それじゃ一段落したら、私も頂きますね。

>え、本当に良いの?
>ああ、そうやって耳を可愛くピコピコされたら、もう辛抱たまらんじゃないか。

きゃ〜ん、くすぐった〜い♪
でも、何だかマッサージされてるみたいで気持ちいい…♪
あ、尻尾は先端の方も…。それから付け根の方も…はぁん♪

白鹿:「…グリッタ、あんまり思わせぶりなこと言うとはしたないってば。(汗)」

優しいお姉さんのもふもふは、いつでも大歓迎ですっ♪

>噂は噂よぉ。白鹿ちゃんも信じない方が良いわよぉ?

白鹿:「は、はい…。どうも失礼しました。」
(変な詮索みたいなことは女性に失礼だし、あまり深く考えない方がいいよね。(汗)」

>そういうグリッタちゃんも、白鹿様をとても嬉しそうにご覧になっているではありま
せんか。

はい…。白鹿さんの今年の色々な行事やお仕事がある程度落ち着いたら、
同棲を始める予定です…。
そして、結婚も…。
それから佐保姫様も、

「君との出会いが、彼を大きく成長させてくれた。
僅かな機関で、本当に頼もしくなったよ。
そして巡り巡って、出会いの切っ掛けを作ってくれた吸血姫殿には本当に感謝しているよ。」

と、言って下さいました…。

>柚葉さんの恋人であられるリヒト・フリューゲル神父様です。

わあ、素敵な人だね!うんうん!柚葉さんとお似合いだよ!
優しそうだけど、きっと強い信念を持った人なんだろうね。
土地神様と同じように、この街の人たちの幸せを守ってくれている人じゃないかな。

柚葉さんが好きになる人だから、吸血鬼とか人狼とか種族の違いとか関係なく
誰にでも優しい人なんだろうなあ…。

>聖職者であられる故に、男女の関係となる事は叶わないのですが…。

そうなんだ…。神父様は確か結婚出来ないんだよね…。
柚葉さんが好きになった人だから、信仰心も本当にしっかりした方なんだと思う。
だからこそ、「心で通じ合ってる」というのがすごく伝わってきます。

「心で通じ合う」って、口で言うのは簡単でもすごく難しいんです。
私も半分は人である以上、感情というのはなかなか抑えきれるものではないのを分かってますから。
でも柚葉さんのように清廉な人だからこそ、神父様を思いやる心でそれが出来るんですね。
だって、アーチェロさんが心から慕ってる素敵な「お姉ちゃん」ですから…。

あ、ごめんなさい、ちょっとしんみりさせちゃいました。
すぐに、ピッツァのお代わり持ってきますね。

あ、白鹿さん、あれからちょっと席を変わってノッテさんともお話してる。
うんうん、こっちは可愛い男の子同士で絵になるなあ〜♪

それじゃ、私もそろそろご相伴に預かりますね。
う〜ん、美味しい〜♪さすがは本場仕込みですよね!
この街に来るときの、私の楽しみの一つですっ!

852 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2023/05/18(Thu) 18:00
アーチェロさん、柚葉さん、今回は連絡の一つもしないまま押しかけたにも関わらず、
こうして私たちを温かく歓迎して下さいまして、本当にありがとうございました。

おまけに私たちのことをこんなに素敵に描いてくれて…。
また一つ、この街において訪れたい素敵な場所が増えました。
こちらのギャラリーにも、きっとまた素敵な絵が増えていくと思います。
次はどんな素敵な絵が飾られているか、楽しみにしています。

白鹿さんもまた一つ素敵な出会いを得られましたし、ますますアーチェロさんたちとの繋がりが
強くて素晴らしいものになったと思います。

初夏も過ぎて、これから段々と暑くなっていきますのでくれぐれもお体には気を付けて下さい。
時期が来ましたら、またお手紙を送らせていただきます。
そのときには、いい報告が出来るといいな…。

白鹿:「本日は、本当にお世話になりました…。
日々お忙しいかと思いますが、もし機会があればまた奈良にもお越し下さい…。
そして牛頭天王様…。よろしければ次は京都でお目にかかれたらと思います…。」

あ、そうか、牛頭天王様は八坂神社の祭神様だもんね。
八坂神社にお戻りになられてるときにご挨拶に行きたいですね。

それでは土地神様とご一緒に、まずはこの街の神社に戻ります。
そしてまた、鳥居をくぐって奈良に帰ります。

白鹿:「(小声)今日中に帰れるかな…?佐保姫様、土地神様とまだまだ話し足りないみたい…。
え?佐保姫様、ご挨拶にまた商店街でお酒を買ってきなさいって?
はあ…。分かりました…。」

あはは…。帰りは多分明日の朝になりそうです…。(汗)

それではアーチェロさん、柚葉さん、そして皆さん、お元気で!
またお会いできる日を、楽しみにしています!(にぱ♪)

853 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/05/18(Thu) 22:11
>>851(グリッタちゃん)

>このピッツァのお野菜は、お姉さんのお店で選ばれたものだったんだね。

お颯:
「そこを知ってもらえるのは八百屋として嬉しいね。選ぶたびに思うよ。良い土、良い
 水が野菜や果物を育ててくれている。それならそれをちゃんと選んで食べる人に届ける
 仕事をするのは、すごくやり甲斐があるって。
 そして、今日はその水の恵みを土に与えて潤してくださる龍神様姉妹とお会いできて、
 あたしが選んだ野菜の載ったピッツァを食べてもらえる…、ああ、今日はなんて良い
 日なんだろう。
 グリッタさんが柿を送ってくれるって言ったけど、そしたら今度は奈良の神様の恵みを
 味わえるんだ。できることならいずれうちの店でも仕入れてみんなに届けられたらって
 思う。ああ、そう思うとまた嬉しくなるな。こんな気持ちをもらえて感謝するよ。
 グリッタさん。」

>ここに集まってる皆さんが、どこかで繋がってるんですね。
>そしてこのギャラリーみたいに、一つの輪を作ってる…。
>それって、とっても素晴らしいことですよね!

はい、わたくしもこうしてたくさんの絵を見ていて、こんなに多くの方と出会えていた
ことにあらためて心が温められました。
柚葉さんと出会ったことで、この土地を自分の居場所と確信できました。そして多くの
方と知り合えて…、そしてグリッタちゃんとも会わせていただけた。グリッタちゃん
との出会いでさらに人と縁を得ることの喜びを知り、さらに多くの方に近づく勇気を
もらえた…。
あらためてお二人との繋がりがわたくしの宝物であることを感じております。

>はいは〜い、ピッツァもう一枚追加で〜す♪
>もう全部のテーブルに行き渡ってるかな?
>それじゃ一段落したら、私も頂きますね。

朱瑠:
「わー、ありがとうー、グリッタお姉さん!
 お姉さんに給仕されてばっかりじゃ申し訳ないですー。わたしもピザを配るのやらせて
 ください!髪を使ってどんどん配っちゃいますよー♪」

>きゃ〜ん、くすぐった〜い♪
>でも、何だかマッサージされてるみたいで気持ちいい…♪
>あ、尻尾は先端の方も…。それから付け根の方も…はぁん♪

お颯:
「おおおっ、なんだ、微妙な振動でもふもふの毛が揺れるのがなんか気持ちいい…。
 ってか、声が色っぽいんだけど?
 なんかやばい、癖になりそうだ。」

>優しいお姉さんのもふもふは、いつでも大歓迎ですっ♪

お颯:
「そんなこと言って、奈良に帰っちゃったらもう当分もふもふできないんだ。
 くうっ、明日から禁断症状が出るんじゃないかってくらい、この感触が名残惜しいよ。」

>白鹿:「は、はい…。どうも失礼しました。」

オルキデア:
「あらあ、恐がらせてしまったかしらぁ?ごめんねぇ。
 でも…紅顔の美青年の憂い顔って素敵よねえ。」

白鹿様、例によってお母様のおふざけが過ぎて申し訳ありません。
わたくしの思い返すところ真祖様はこういう、人を弄って楽しむようなお人の悪い方
ではない…ような気がしますので、あまり気になさらない方がよろしいかと。

オルキデア:
「あんたも隙あらばシレっと母親をディスるあたり、その母親似で人が悪いかも知れない
 から気を付けることね。」

ええ、真祖様直系でお母様の娘であることは肝に銘じておりますわ。カルミーニオ家の
娘として生きてまいったことを大事にする気持ちは持っております。
柚葉さんやグリッタちゃんがご家族の想いを引き継いで生きてこられたことを知って
おりますゆえ。

(つづきます)

854 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/05/18(Thu) 22:12
>>851(グリッタちゃん)(つづきです)

>はい…。白鹿さんの今年の色々な行事やお仕事がある程度落ち着いたら、
>同棲を始める予定です…。
>そして、結婚も…。

まあ!そのような嬉しいニュースを聞けるなんて。本日最高に心が躍っております!
ああ、そのときはもう間近なのでしょうか。
そのときは心から祝福させていただきますわ。
え…?佐保姫様がわたくしに感謝だなんて。
…いえ、せっかくそうおっしゃっていただいたなら、そのお言葉有難く頂戴いたします。
わたくしにとっては万感胸に迫るお褒めの言葉。これからの自分の支えとして、これ
からの出会いを大切にしてまいります。

>わあ、素敵な人だね!うんうん!柚葉さんとお似合いだよ!

フリューゲル神父様のお話は、わたくしが口をはさむのは僭越ですが。でも、高貴なる
お心をお持ちであることはわたくしも感じております。
魔物狩りを生業としていらっしゃいますが、人間と共存しようとする者や無害な者には
攻撃せず、人に害をなす者のみを討伐対象としている方です。
わたくしが過去の過ちを告解したときも、

『間違いは誰にでもあること。人であれ魔であれ、間違いを犯さぬ者などおりません。
 ですが人は……否。人に限らず、全ての生きとし生ける者は、その間違いを正し、
 やり直す事が出来る。』

とおっしゃってくださいました。わたしも未だ心弱きものであるゆえ、彼のお言葉も
またわたくしの支えになっておりますわ。

>土地神様と同じように、この街の人たちの幸せを守ってくれている人じゃないかな。

たしかにそうですね。わたくしも感謝を忘れてはいけませんわ。神社と違って教会の
催しにはわたくしは参加できませんが − あちらにいらっしゃる『シスター・カリーナ』は
私を敵視していらっしゃいますから − 、気持ちは忘れないようにいたします。

>だって、アーチェロさんが心から慕ってる素敵な「お姉ちゃん」ですから…。

はい、普段口にしませんが、柚葉さんはわたくしの「お姉様」というより「お姉ちゃん」
なのですね。本当にわたくしを包み込んでくれるような優しい方。そして、わたくしに
とっては『柚葉さんの恋人』でいらっしゃることが何より彼の方を信頼する所以ですわ。

>あ、白鹿さん、あれからちょっと席を変わってノッテさんともお話してる。
>うんうん、こっちは可愛い男の子同士で絵になるなあ〜♪

あらあら本当に…、これは目の保養ですね。
こちらは白鹿様がステキな「お兄様」でいらっしゃいますわ。

では、ピッツァも行き渡りましたのね?どうもありがとうございました。
では、皆様お集まりいただいた感謝を込めて、ピッツァ・パーティーを始めさせていただき
ましょう…。

(いったん切ります。)


855 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/05/20(Sat) 16:55
>>852(グリッタちゃん)

>アーチェロさん、柚葉さん、今回は連絡の一つもしないまま押しかけたにも関わらず、
>こうして私たちを温かく歓迎して下さいまして、本当にありがとうございました。

そんな。こんな嬉しいサプライズでしたら、いつだって歓迎いたしますわ。こちらこそ
本当にありがとうございました。

>おまけに私たちのことをこんなに素敵に描いてくれて…。

わたくしがAI画伯にお願いした絵がこうしてまたグリッタちゃんと親交を深める
きっかけになったことで、また勇気をいただきました。ともすれば他人様に拒絶された
過去を思い出してしまう臆病なわたくしですが、こうして来訪をいただいたことで、
また歩を進める力が出てまいりましたわ。
これからもギャラリーの絵を増やしてまいりたいです。そのときにはまご覧になって
くださいね。

>白鹿さんもまた一つ素敵な出会いを得られましたし、ますますアーチェロさんたちとの繋がりが
>強くて素晴らしいものになったと思います。

わたくしにとっても白鹿様は大切なお友だちです。絵を喜んでいただけて良かったですが、
牛頭天王様との縁が出来るのを目の当たりにしていっそう嬉しいですわ。本当にこの
度は嬉しいことばかりです。

>白鹿:「本日は、本当にお世話になりました…。
>日々お忙しいかと思いますが、もし機会があればまた奈良にもお越し下さい…。
>そして牛頭天王様…。よろしければ次は京都でお目にかかれたらと思います…。」

牛頭天王:
「わたしも見た目がいかつくて恐ろしげだと言われて、神々や人から敬遠されること
 が多く、我が妻や義妹の方が少数派だったのだがな。人の町でそのわたしに師事し
 ようとする者と巡り合うとは思わなかった。この縁は大事にしたいと思う。
 いつでも京洛の我が社に訪ねて来てくれ。ときにはわたしが所用で奈良を訪ねることも
 あろう。そのときはよろしく頼む。」

>それでは土地神様とご一緒に、まずはこの街の神社に戻ります。
>そしてまた、鳥居をくぐって奈良に帰ります。

どんな出会いにも別れはあるとはいえ、名残惜しいです…。
またいずれ、わたくしたちの方から奈良へお邪魔させていただきたいです。
それは、もしかすると…お二人の祝言のときになるかも知れませんね。その日が待ち
遠しいですわ。

朱瑠:
「グリッタお姉さーん、どうか元気でいてくださいねー!わたしもぜったいまた奈良に
 行きますよー!」

お颯:
「今日は話ができて楽しかったよ。わたしもこちらの名産品送らせてもらうからね。
 元気でいてくれなー。」

>あはは…。帰りは多分明日の朝になりそうです…。(汗)

あらあら…、土地神様のことですから今宵はとことんおつき合いさせられるかも知れ
ませんよ?どうかお酒は飲んでも飲まれないようにお気を付け下さいませ…。

グリッタちゃん、白鹿様、佐保姫様、どうかお元気で。
いずれまたお会いできる日を楽しみにしています…。


856 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/05/21(Sun) 13:24
(多少、順番が前後します)

>>847(アーチェロお嬢様)
>>851(グリッタちゃん)

>柚葉さんの恋人であられるリヒト・フリューゲル神父様です。
>ttps://ibb.co/x1xWB9K

ああ…ついに、このギャラリーに…。
フリューゲル神父様の絵を飾って頂けるなんて!
お嬢様、本当に有難うございます!
私がお屋敷にいる限り、きっとこのギャラリーに足を運ばない日は無いでしょう…。

神父様の清廉なお姿と優しい微笑み…。
今も近くに居られて、私や皆様を守って下さっているかのような気がします…。

メイドとして当然ではありますが、描かれている皆様の笑顔に相応しい場所でいられるように
この場所を毎日大切にして参ります…。

>柚葉さんが好きになった人だから、信仰心も本当にしっかりした方なんだと思う。
>だからこそ、「心で通じ合ってる」というのがすごく伝わってきます。

そういえば、まだグリッタちゃんはフリューゲル神父様とは面識がありませんでしたね。
ですが、こうして絵をご覧になるだけで十分にあの方の事を分かって下さっている…。
お母様譲りの曇りなき瞳があればこそ、ですね。

>私も半分は人である以上、感情というのはなかなか抑えきれるものではないのを分かってますから。

ふふっ…。お嬢様に負けず劣らず、グリッタちゃんも何もかもお見通しなのですね。
そう…。私も頭では分かっていても、感情には抗えませんでした。
あの方は、信仰に生涯を捧げると誓った身…。
私がどんなに望んでも、伴侶となる事は叶わない…。

あの方を一人の男性として想っている事を伝えれば、困らせてしまうのは分かっていたのに
それでも伝えずにはいられなかったのです。

神父様はそんな私の我儘を受け入れて下さった上で、
「私も一人の女性として貴女が好きです」と仰って下さいました…。
その一言だけで、私の恋は成就しました…。
これがグリッタちゃんの言う「心で通じ合う」というものなのかも知れません…。

>>849(アーチェロお嬢様)
>>853
>あらあら…、照れているお颯様、とっても愛らしゅうございますわ。その一枚はぜひ
>我が家のアルバムに収めさせていただきましょう…。

はい、お颯さん、グリッタちゃん、ご馳走様でした。(意味深)
私達が好きな作品の一つで、「猫耳メイドさんとお嬢様」を彷彿させる、
甘さと癒しと尊さが見事に合わさった素敵な写真が取れました。(微笑)

データはお颯さんのスマホに送らせて頂き、アルバムへの写真の収納が済みましたらきちんと消去致します。
とっても残念ですが。(汗)
肖像権は個人的なものではありますので、そこはきちんとしなければいけませんので。

>お姉さんに給仕されてばっかりじゃ申し訳ないですー。わたしもピザを配るのやらせて
>ください!髪を使ってどんどん配っちゃいますよー♪

まあ、朱瑠ちゃん、どうも有難う。

(小一時間後)
パフォーマンスに続いて髪の使い方も神懸ってきていますね朱瑠ちゃん…。
切り分け、皿乗せ、配膳と三手間が一手間なんですもの…。
お陰様で、ピザも十分に行き渡ったと思います。
では私もそろそろ、ご相伴に預からせて頂きますね。

>はい、わたくしもこうしてたくさんの絵を見ていて、こんなに多くの方と出会えていた
ことにあらためて心が温められました。

ええ、お嬢様やグリッタちゃん、そしてここにお集り頂いた皆様との思い出を振り返るのは
先程お話の中で出ていたアルバム…。
そして思い出を振り返り、出会いの大切さを噛み締める上でもう一つの大切なものが
こちらのギャラリーと収められた絵画となりました…。

どちらが大切と比べる事は出来ませんが、お嬢様がAI画伯と共に想いを込めて描いて下さったものだからこそ
一目見るだけでアルバムの中の何十枚という記憶が鮮明に蘇ってきます。

その想いに引き寄せられるが如く、グリッタちゃんをはじめ皆様にお集り頂いた事は
このギャラリーの始まりとして実に相応しいものとなりました…。

(一旦切ります)

857 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/05/21(Sun) 14:07
>>851(グリッタちゃん)
>>854(アーチェロお嬢様)

>はい…。白鹿さんの今年の色々な行事やお仕事がある程度落ち着いたら、
>同棲を始める予定です…。

>まあ!そのような嬉しいニュースを聞けるなんて。本日最高に心が躍っております!

それは本当ですか!?いよいよグリッタちゃんと白鹿さんが!?
それで、式はいつお挙げになるのですか?
神前式なら、花嫁衣装はやはり白無垢かしら?
でも、ウェディングドレス姿のグリッタちゃんも…。

−お嬢様以上に興奮してずずいと前に出てしまい、この後お嬢様にやんわりと窘められました。(すみませんお嬢様)−

そういえばお二人は、まだ同棲はされておりませんでしたね。
白鹿さんが「僕が色々と一人前になるまで待ってほしい」とグリッタちゃんに伝えていたのを思い出しました。
先程グリッタちゃんからお聞きしましたが、白鹿さんはあれからお仕事や行事を頑張っておられて
多くの方から信頼を寄せられるようになられたそうですね。

それもこれも、グリッタちゃんとの幸せを願っての事…。
昨年以上に益々頼もしく、素敵な殿方となられました。

>>836で「決して先延ばしにしようなんて考えてないよ」と優しくグリッタちゃんの肩を抱き寄せた言葉の意味は
この事だったのですね。

>はい、普段口にしませんが、柚葉さんはわたくしの「お姉様」というより「お姉ちゃん」
なのですね。

…………。
(あのシスター様の事を考えてしまうと多少なりとも後ろ暗い気持ちが頭をもたげてしまう私ですが、
そんな時は私はお嬢様やグリッタちゃんの『お姉ちゃん』に相応しくありたいという想い、
グリッタちゃんのお母様が愛娘に伝えた言葉の重さ、
そしてフリューゲル神父様の笑顔を思い浮かべてそれを忘れる事が出来るのです…。)

>こちらは白鹿様がステキな「お兄様」でいらっしゃいますわ。

はい、ご覧の通りここにお集まり頂いた男女の比率は私達も含めて女性が圧倒的に多いですものね。
あれから打ち解けられたようですが、白鹿さんにとって牛頭天王様は目上の方。
ああして明るく笑ってお話になれるノッテさんのような方の存在は貴重ではないかしら。

ふふっ…。それにしても爽やかで絵になる光景ですね。
一緒に奈良の地やこの街でサイクリングなどをされてみるのは如何かしら?

それからノッテさんも、人の姿ではお肉以外の食べ物にも慣れてきたようですね。
ああしてピザを前にして、嬉しそうな顔をなさっておりますし…。

>では、皆様お集まりいただいた感謝を込めて、ピッツァ・パーティーを始めさせていただき
ましょう…。

はい、こうして大人数でお集り頂いた時のお昼のパーティーには、ピッツァは最適です。
既に焼いて取り出すローテーションは先輩も三姉妹さんも把握しておりますし、
暫くは焼き上がるまでお時間にも余裕がありますので。

それではお嬢様、お茶のお代わりをどうぞ…。

858 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/05/22(Mon) 12:12
>>852(グリッタちゃん)
>>855(アーチェロお嬢様)

>アーチェロさん、柚葉さん、今回は連絡の一つもしないまま押しかけたにも関わらず、
>こうして私たちを温かく歓迎して下さいまして、本当にありがとうございました。

いえいえ、私達はお嬢様と共にグリッタちゃんがこの街を、お屋敷を訪れるのを
いつでもお待ちしております。
そしてこの街の子ども達が奈良まではるばるグリッタちゃんに会いに行かれたように、
私達は強い縁で結ばれているのですから。

グリッタちゃんが感じられているように、このギャラリーはその象徴…。
完成と同時に来て頂けた事、心から嬉しく思いますよ。

>白鹿さんもまた一つ素敵な出会いを得られましたし、

ええ、雄鹿を象徴し家族を守る為の証である白鹿さんの角から、
優しさだけでなく何処か強さ、逞しさが先程より伝わってきます。
良き師となる方に出会えた事が、そのきっかけになられたのでしょう。

>初夏も過ぎて、これから段々と暑くなっていきますのでくれぐれもお体には気を付けて下さい。

はい、そのために日々励み、精進するのがお嬢様にお仕えする私達メイドの義務。
お嬢様が次もまた元気でグリッタちゃんにお会いできるよう、精一杯努めさせて頂きます。

>どんな出会いにも別れはあるとはいえ、名残惜しいです…。
>またいずれ、わたくしたちの方から奈良へお邪魔させていただきたいです。

はい、お嬢様とも相談しながらまた計画を練らせて頂きます。
今度もまた、新たな出会いや縁が得られる事を願って…。

>あらあら…、土地神様のことですから今宵はとことんおつき合いさせられるかも知れ
ませんよ?

そう思って、お持ち帰り用のピッツァをご用意致しました。
(平箱に入れられたピッツァが5,6段積まれています)
ふふふ、テイクアウトにも抜かりはありませんよ?
今度は、土地神様の神社の皆様もご一緒に召し上がって下さいませ。

>それではアーチェロさん、柚葉さん、そして皆さん、お元気で!

はい、グリッタちゃん、白鹿さん、お元気で…。
佐保姫様、お二人のために良き機会を有難うございました。
いずれまた、鹿の鳴く大和でお会いしましょう。

(見送りの後)
行ってしまわれましたね、グリッタちゃん…。
あの笑顔が眩しいだけに、尚更「お姉ちゃん」としては名残惜しさが募ります…。

朱瑠ちゃんも、お颯さんも本当に楽しそうでしたものね。
あれから集合写真も撮りましたし、出来次第送らせて頂きますね。

こちらのカフェテラスのパーティも一段落ですが、やはりグリッタちゃんがお帰りになると
皆様多少なりとも名残惜しさは隠せないようですね。
それは彼女が本当に皆から愛されているという証明ですから、良い意味も有りますが。

それではお嬢様、余韻は私の淹れる紅茶で…。
ギャラリーの今後、次にグリッタちゃんとお会いする機会、
牛頭天王様と白鹿さんの師弟関係、そして待ち遠しいグリッタちゃんの祝言…。

お話の話題は、まだまだ尽きそうにありませんね。(微笑)

−数日後、ギャラリー完成と素敵なサプライズによるパーティの素敵な光景の数々は
きちんとアルバムに収まりました−


859 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/05/22(Mon) 21:29
(公民館にて)

>>822-823(アーチェロお嬢様)

>「禁血」を始めたときは、献血係の人間が目の前を素通りするのを見ているのが切なくて…。
>次女:「おい、姫様。話が物騒になってきてるから、その辺にしておこうな?」

ええと、お嬢様…。今更お聞きするのも失礼とは思いますが…。
「禁血」において、喉の渇きは大丈夫でしたか…?
空腹は何とか堪えられても、渇きだけはどうにもなりませんから…。(汗)

>自身の脚色が子どもたちに受け容れてもらえたのは嬉しかったですわ。

はい、きちんと現実に引き戻して何処かしら教訓やあるべき姿を示すのが
昔話やお伽噺の有り方ですので。
「鬼の腕」はブラックな結末が必然でも、そちらのお話はその結末でよろしいかと思います。
終わった後の子ども達の反応が、それを示していたと思います。

>まったく、欲深いってのはロクなもんじゃないよね。

ええ、朱乃さんが仰ると尚更…。
実際に江戸時代から生きて来られた中で、強欲による身の破滅を迎えた方を何人も見て来られたのでは?
「事実は小説より奇なり」と言いますし…。
思い返すと「欲目」に振り回されやすい要素が満ち溢れている昨今ですので、
形や解釈は違えども「欲」に対する教訓は忘れてはいけませんね。

>蒸し器から上新粉の湯気が上がっておりますわ。柏餅をたくさん作りますから、どうか
>たくさん召し上がってくださいませ。

−この後、柏餅作りを終えてパーティを終えた後、家路に着きました−

屋敷神様、只今戻りました…。
今年もまた、子ども達や地域の皆様と共に作った柏餅を沢山お土産に頂きました。
すぐにお茶を淹れて参りますので、今暫くお待ち下さいませ…。

あ、でもよろしければ一つだけになさって下さいませ。
今夜はパーティの予定ですから、今から多く召し上がると夕餉に差し支えますよ?
(メニューは>>803参照)

−夕食を終えて、完成したギャラリーのカフェテラスに屋敷神様をご案内します−

どうぞ屋敷神様、食後のお茶を…。
そして先程の柏餅の続きを存分に…。

はい、ギャラリーで絵を鑑賞されたお客様にはこのカフェテラスにおいて
お茶とお菓子でおもてなしをさせて頂くつもりです。
それなりに多くテーブルと椅子をご用意させて頂きましたので、
奥方様や画家のお嬢様を含む所縁の方々をお呼びしてのホームパーティーも可能です。

え?すぐにここが所縁のある方々の来訪で賑やかになるであろう、と?
はい、絵画とくれば奥方様が大好きですもの。
何時来て頂いても良いように、準備は抜かりなくしておきますので。

(この時、屋敷神様が意味深な笑顔でグリッタちゃんの絵の方を見ておられたのが気になりました)

−その頃、土地神様の神社では−

土地神様:「ふむ、黄金週間はさぞや奈良の地は観光客でさぞや賑わったであろうな。
喜ばしい事じゃが、出迎える立場の者達は大変な日々でもあったのではないか?
お主の眷属達には、少し遅めの休みをやるようにの。
妾の神社の者達も、今は骨休めをしておる。
何?お主の神使と大神殿をこちらに?
それは構わぬが…、成程、『鳥居くぐり』をさせてやってほしいと?
ふむ、忙しい日々を送っている神使と大神殿の事じゃ。時間は何よりも惜しいからのう。
但し、定めの通り玉串料は納めてもらう事になるがな。
そして久々に、大和の地酒も味わいたいのう…。
…佐保姫殿、よろしく頼むぞ。」

−こうしてGWが終わった後、お嬢様と私達に素敵な再会が待っていたのでした…−

860 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/05/23(Tue) 11:00
>>856(柚葉さん)

(時間を少し遡ってピッツァ・パーティーが始まる前です。)

>ああ…ついに、このギャラリーに…。
>フリューゲル神父様の絵を飾って頂けるなんて!
>お嬢様、本当に有難うございます!

こちらこそ遅くなってごめんなさい。もっと早くAI画伯に依頼すべきでしたわ。
喜んでもらえたようで良かったです。ご母堂様のときもそうですが、柚葉さんの大切な
方を描いてもらうのは緊張しますね。ちゃんと柚葉さんのお目に適う仕上がりになったか
どうか見ていただくまで分かりませんもの。

>神父様の清廉なお姿と優しい微笑み…。
>今も近くに居られて、私や皆様を守って下さっているかのような気がします…。

絵をご覧になっている柚葉さんの瞳の輝き…、純粋な熱情が神父様に向けられている
ことが伝わってまいりますわ。
そして神父様の瞳もきっと静かな情熱を帯びて…。わたくしもその方が見守っていて
くださることをこの絵を見ては思い出し、感謝を捧げてまいりましょう。
吸血鬼の館にお出で願うことを願うのは僭越かもしれませんが、いつかまたグリッタ
ちゃんがいらしたときには、神父様をお招きしたいです。

>はい、お颯さん、グリッタちゃん、ご馳走様でした。(意味深)
>私達が好きな作品の一つで、「猫耳メイドさんとお嬢様」を彷彿させる、
>甘さと癒しと尊さが見事に合わさった素敵な写真が取れました。(微笑)

お颯:
「ん、なんだって?『猫耳メイドさんとお嬢様』って何だ?」

はい、こちらに掲載されている日本の漫画ですわ。

ttps://www.cmoa.jp/title/219734/

一部はネットでもご覧になれます。

ttps://www.pixiv.net/artworks/81557429
ttps://www.pixiv.net/artworks/82772163
ttps://www.pixiv.net/artworks/81607467
ttps://www.pixiv.net/artworks/88764680
ttps://www.pixiv.net/artworks/81739803

お颯:
「ほお…、猫耳少女か、可愛いな…って!あたしは別にグリッタさんとこういう関係に
 なりたいわけじゃないぞ!?
 アーチェロ姫こそ、このコミックスの表題作みたいな関係を望んでるんじゃないよな?」

ttps://www.pixiv.net/artworks/86066790
ttps://www.pixiv.net/artworks/86906375

!わ、わたくしだって、そんなことはございません。柚葉さんとキスすることなんて
めったに…。

お颯:
「…ほほお?」

ああ、この話はお終い、お終いでございます!(汗々)

>データはお颯さんのスマホに送らせて頂き、アルバムへの写真の収納が済みましたらきちんと消去致します。
>とっても残念ですが。(汗)

お颯:
「ああ、そこんとこはよろしくな。
 もらったデータは大切に保存しとくよ。グリッタさんとの記念の一枚だからな。」

>パフォーマンスに続いて髪の使い方も神懸ってきていますね朱瑠ちゃん…。
>切り分け、皿乗せ、配膳と三手間が一手間なんですもの…。

朱瑠:
「えへへへー、ありがとうございますー。
 これってけっこう、楽しいかもですー。
 これからはストリートパフォーマンスでやってみようかな?」

お颯:
「おっ、それなら、うちの店の前で商品使って実演販売とかやってみてもらえないかな?
 きっとお客さんたちが注目してくれるよ。金物屋の包丁使ってやれば、あっちにも
 喜ばれそうだ。あなたたちもうちらも商売繁盛でウィンウィンじゃないかな?」

朱瑠:
「あ、いいですねー。やりたいですー。ね、お母さん、どうかな?」

朱乃:
「やれやれ、あんたらはもうノリノリみたいだから、わたしもつき合うしかないわね…。」

あらあら…、柚葉さんのお褒めの一言から、また新たなおつき合いが始まったみたい。
さすが柚葉さんですわ。

>ええ、お嬢様やグリッタちゃん、そしてここにお集り頂いた皆様との思い出を振り返るのは
>先程お話の中で出ていたアルバム…。
>そして思い出を振り返り、出会いの大切さを噛み締める上でもう一つの大切なものが
>こちらのギャラリーと収められた絵画となりました…。

また多くの出会いが生まれ、絆が形作られていく…。それを想い出として留めるよすがと
なる写真と絵画が増えていくのを実感すると、胸に温かいものが宿ります。
そう、アルバムもギャラリーもあくまで出会いと絆があってこそのもの。これからも
アルバムを開き、ギャラリーを巡って、大切な絆のあることを噛みしめてまいりましょう。


861 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/05/23(Tue) 11:04
>>857(柚葉さん)

>それは本当ですか!?いよいよグリッタちゃんと白鹿さんが!?

まあ、柚葉さんも目を輝かせて…。やはりわたくしと同じでとても嬉しくて気分も上がり
ますものね。
わたくしも知りたいことをどんどん聞いていかれて。あらあら、柚葉さんにしては珍しく
すごく前のめり…。
(わたくしもすごく興奮しておりますが、この際自分のこの気持ちを静めるために、
 柚葉さんにもお付き合いいただきましょう。)

え、えーと、柚葉さん。嬉しいのは分かりますけれど、そんなに前のめりに立て板に
水で話されてはグリッタちゃんがビックリなさいますよ?

(あ、なんですか、長女ちゃん、そのジト目は?
 『お姉様をダシにして自分が落ち着こうという魂胆が見え見えですよ?』
 と目で語っていますね。
 うう…、ごめんなさいでした、柚葉さん。)

式が神前式なら白無垢…、グリッタちゃんのそのお姿はぜひ拝見したいですね。佐保姫様の
前で夫婦の契りを誓われるなら、拝見することが出来そうですわ。でも、ウェディング
ドレスも見てみたいですよね。

そうだわ、こうしてはどうかしら?
最初に奈良で神前結婚をされて、それから「鳥居くぐり」をお使いいただいて、しかる
後こちらの町でお色直しということでウェディングドレスにお着替えになるのです。
そして、教会の神父様の前で、また誓いを…。

長女:
「(溜め息)あのですねえ、姫様。お色直しと言うのはファッションショーではない
 のですよ?
 花嫁衣装を着替えるというのは、『相手の家の色に染まる』ことを意味し、嫁入りが
 認められたことを象徴する行為なのです。思い付きでそんなことをおっしゃっては
 ダメですよ?」

う、ごめんなさい…。グリッタちゃんのウェディングドレス姿が見たくてつい。
考えたら、わたくしが教会の式に参列するのは宜しくないですわね。あちらにはシスター・
カリーナ様がいらっしゃるかもしれませんし、あちらもわたくしに来られては迷惑で
しょうから。

>…………。

ああ、柚葉さんのお顔が曇っています。もしかして、柚葉さんもシスター様のことを
思い出してしまわれたのかしら?
柚葉さんはわたくしの大切な『お姉ちゃん』でいらっしゃるのです。わたくしも『妹』と
して、『お姉ちゃん』に心配をかけるような言動は厳に慎まなければなりません。深く
反省です…。

(つづきます)

862 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/05/23(Tue) 11:05
>>857(柚葉さん)(つづきです)

>ああして明るく笑ってお話になれるノッテさんのような方の存在は貴重ではないかしら。

オルキデア:
「ノッテもまだまだこれからの子どもだからねぇ。ああして友達ができてわたしも嬉しい
 わよぉ。白鹿君は間もなく奈良に帰ってしまうんだろうけど、末永くお付き合いいただき
 たいわぁ。
 …そうだわ、わたしも『鳥居くぐり』に倣って試しにやってみようかしらぁ?あちら
 には白夜ちゃんがいるから、わたしと二人で魔力・妖力を使えば同じことができるん
 じゃないかしらぁ?」

お、お母様!それは神域を乱すことになりはしませんか?お気持ちは分かりますけれど、
お控えいただいた方が良いのではないかと…。(汗々)

オルキデア:
「冗談、冗談よぉ。あんたはともかく柚子ちゃんに心配かけるようなことはしないわよぉ。」

もう、『あんたはともかく』のところはスルーしますから、ぜひそうなさってください
ませ…。(溜め息)

>ふふっ…。それにしても爽やかで絵になる光景ですね。
>一緒に奈良の地やこの街でサイクリングなどをされてみるのは如何かしら?

それは良いですね。また奈良の地へまいるときはぜひそうやって楽しまれるのが良い
のではないかしら?
…あら、カフェテラスのピアノが鳴り始めましたわ?
あら、幽霊の結城玲子先輩が弾いてくださっているのですね。

まあ、『サイクリングリンリン』という曲なのですか?
ttps://www.youtube.com/watch?v=bMCQZaQlvTQ

なんだか、とても軽快で心がはずむ曲です。奈良で並んで走る白鹿さんとノッテさんが
目に浮かびますわ。
わたくしも柚葉さんとそうしてみたいですね。奈良の涼風を受けて走るのはさぞ心地
良いことでしょう。

>それからノッテさんも、人の姿ではお肉以外の食べ物にも慣れてきたようですね。
>ああしてピザを前にして、嬉しそうな顔をなさっておりますし…。

サライ:
「あの子、巣から落ちて放置状態だったところを奥方様が助けたんだけど。最初はかなり
 心閉ざしてたんだけどね。けっこう義理堅くて執事やらせたら頑張って仕事覚えるし、
 今ではああして良い顔するようになったし。同僚としてわたしも嬉しいですよ。
 美味しいピザは心も癒してくれるんですね。そういうわたしも血以外の食べ物にも
 すっかり慣れたから、今日はしっかりいただきたいな。」


863 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/05/23(Tue) 16:02
>>858(柚葉さん)

>そう思って、お持ち帰り用のピッツァをご用意致しました。
>(平箱に入れられたピッツァが5,6段積まれています)

まあ、さすがは柚葉さん、空いたお腹にお酒は応えますからね。こちらで大いにお腹を
満足させてくださいませ。
そしてお酒も、ピッツァに合うものが必要ではございませんか?
この「blossomさくら梅酒」はいかがでしょう?桜花から抽出したシロップと梅酒の
バランスが絶妙で、アルコール度数も低めで飲みやすいかと存じます。それから、スパーク
リングの白ワイン「レ・ヴァカンツェ・シャルドネ・フリッツァンテ・デル・ヴェネト」も
どうぞ。チーズととても相性が良いのですよ。

…少し荷物が多くなってしまいますか?では、神社まではわたくしがご一緒して運ばせて
いただきましょうか?遠慮はご無用ですわ。

オルキデア:
「ちょっとぉ、未練がましいわよぉ?あなたはホストなんだからぁ、ここにいて皆さんの
 お相手をしなきゃダメでしょお?」

朱瑠:
「じゃあ、わたしが代わりに荷物運びしますから、お任せくださいー。」

はあ…、では、本当にお名残り惜しいですが、ここでお別れですね。
どうかお元気で…。
朱瑠様、よろしくお願いいたします。

>(見送りの後)
>行ってしまわれましたね、グリッタちゃん…。
>あの笑顔が眩しいだけに、尚更「お姉ちゃん」としては名残惜しさが募ります…。

はい、わたくしも同じ気持ちでございます。今宵は友達ロスをひしひしと感じることに
なりそうですわ。

>朱瑠ちゃんも、お颯さんも本当に楽しそうでしたものね。
>あれから集合写真も撮りましたし、出来次第送らせて頂きますね。

…そうですね。名残惜しいのは皆さまも同じなのです。ホストのわたくしがしょんぼり
していてはいけません。グリッタちゃんと過ごしたその余韻をご一緒に味わうことに
いたしましょう。

>それではお嬢様、余韻は私の淹れる紅茶で…。
>ギャラリーの今後、次にグリッタちゃんとお会いする機会、
>牛頭天王様と白鹿さんの師弟関係、そして待ち遠しいグリッタちゃんの祝言…。
>お話の話題は、まだまだ尽きそうにありませんね。(微笑)

ええ、先ほど同棲の話が出たときは皆さま、目を輝かせていらっしゃいました。
グリッタちゃんの幸せを皆さま均しく喜んでいらっしゃいます。まだしばらく去り難くて
いらっしゃるようですし、お話に花が咲きそうですわ。
わたくしたちもその輪の中に入れていただきましょう。

そしてその後もまた、柚葉さんとご一緒にゆっくりお話がしたいですわ。

ギャラリーの今後と言えば、いずれは新たにグリッタちゃんと白鹿様のお子様の絵を
飾らせていただくこともあるかも知れませんね。そう思うとこれからのことがまた
楽しみになってまいります。

どうか、グリッタちゃんとの交友がこれからもずっと続きますように…。


864 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/05/23(Tue) 18:25
知らない人に道を聞かれたことはある?

865 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/05/23(Tue) 18:40
グリッタの交通費について。
仮に奈良ー東京とすると、新幹線含めて片道1万5千円弱。
今回片道2万円だから、往復で約1万円高い。

それでも移動時間がゼロなら十分安い。
自分も使いたい。

866 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/05/23(Tue) 22:24
>>864

はい、それなりに多いですね。この街に来てからは…。
見ず知らずの人からは、声を掛けやすい雰囲気と思ってもらえているのかしら。
主に、バス停と目的地について聞かれる事が多いですね。
そのような時、私もこの街に慣れたという事を実感して嬉しくなります。

…但し、時には知らない振りをしてすぐに立ち去る事もありますが。

>>865

佐保姫様と土地神様の神社を繋ぐ、「鳥居くぐり」の事ですね?
ええ、調べてみたところ本来の交通費より25%程割高ではありますね。

それでもあまり時間に余裕がない、現地で楽しむ時間を優先したい方には
多少割高であっても有難い方法だと思います。
私個人としては、鉄道などの旅情を楽しむ方が好きなのですけどね。

…ですが、本来はやはりこの世の理を越えた手段ではありますので
おいそれとは使わせてはもらえないでしょうね。
「清浄な気を身に纏っている」という条件も、双方が神域であるが故に求められるのではないでしょうか。

あ、いえいえ、決して誤解なさらないで下さいませ。
お客様が清浄ではないという事では決してありませんので。
第三者から見たらとても便利な方法ですので、利用されたいお客様の気持ちは分かりますとも。

他にも白鹿さんは佐保姫様の神使いであり、グリッタちゃんは白鹿さんの伴侶となられる方ですから
それ故に許された部分も大きいと思います。
それ以外の理由としては、きっとGWの間頑張ったお二人のためのご褒美だったのではないでしょうか。

867 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/05/23(Tue) 22:43
>>859(柚葉さん)

>ええと、お嬢様…。今更お聞きするのも失礼とは思いますが…。
>「禁血」において、喉の渇きは大丈夫でしたか…?
>空腹は何とか堪えられても、渇きだけはどうにもなりませんから…。(汗)

申し訳ありません、柚葉さん。今となっては昔話なのですよ。だから思いついてふと
口にしてしまいましたが、心配をおかけしてしまいました。(汗々)
血液は吸血鬼にとって食べ物でもあり飲み物でもありますので、これを堪えて苦しい
思いをしましたが、同時にその苦しみゆえに何としても乗り越えたい、との覚悟も決め
られたのですよ。
今になってみると、懐かしい…とまでは申せませんが、それを乗り越えて人間に近づく
ことができた、との自信にもつながっていますわ。もちろん、これは私が選んだわたくし
だけのやり方ゆえ、他の吸血鬼の方に同調を求めるつもりはございませんけれど。

それに渇きに関しましても、城館のシェフがわたくしのために、それを癒すべくいろ
いろな飲料を教えてくれました。
「お嬢様が好きでいらっしゃる日本の飲み物でございます」
と言ってグラスに入れて出してくれた甘酒は、正に干天の慈雨にして甘露でしたわ。
あの心遣いが嬉しくて、今もわたくしが甘酒を愛する所以の一つでございます。

>はい、きちんと現実に引き戻して何処かしら教訓やあるべき姿を示すのが
>昔話やお伽噺の有り方ですので。

子どもたちへのエンターテインメントとして楽しんでもらいたいのはもちろんですが、
子どもの心に何か良きものを残せるといいな、と思って少しアレンジいたしました。
楽しんでもらえたようで嬉しゅうございました。
自分の生活を支えることは自分でやろう、という教えを嫌味なく伝えられたかと存じ
ます。同時に、「物語の世界には不思議が広がっている」と分かってもらえたかと。
わたくし自身が今回ラストの部分をヒントにした「鏡の国のアリス」を読んだときの
ような、そんな気持で。

いつか子どもたちにも「鏡の国のアリス」も読んでもらいたいですね。幸いネット上
にも「不思議の国のアリス」と共にアップされていますし。
ttps://tb.antiscroll.com/author/%E3%83%AB%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AD%E3%83%AB

>ええ、朱乃さんが仰ると尚更…。
>実際に江戸時代から生きて来られた中で、強欲による身の破滅を迎えた方を何人も見て来られたのでは?

朱乃:
「ああ、そりゃあもう、うんざりするようなことがいっぱいあったよ。
 一揆とか打ちこわしとかで懲らしめられた者も多く見てきたさ。だけどわたしとしちゃあ、
 自分の身を滅ぼすならまだしも、そう言ったやつらのせいで辛い思いをする人を見る
 方がつらかったけどね。
 特にお上は庶民より圧倒的に力が優っているから始末が悪い。なもんだから、わたしと
 しては旦那がひどい目に遭うのが嫌でさ。正体がバレて傍にはいられなくなったけど、
 陰でちょくちょく旦那のために動いたこともあったね。代官の屋敷に侵入して枕辺で
 『年貢の取り立てもほどほどにしないとただじゃ済まないよ?』とか言ってね。
 それでも言うことを聞かないやつはどうしたかって?そりゃあ、柚葉さんの話した
 お話の結末と大同小異…といっても、命を取るまではしなかったよ?だって旦那に
 わたしが人を殺めたなんて思われたくないからさ。」

>思い返すと「欲目」に振り回されやすい要素が満ち溢れている昨今ですので、
>形や解釈は違えども「欲」に対する教訓は忘れてはいけませんね。

朱乃:
「ああ、これからも子どもたちに楽しめて、そして「欲張りはいけないよ」と話して
 聞かせてやっておくれな。
 さて、今日は良い話をしてくれたことだし、今度はお腹も満足させてやりたいね。
 柏餅づくりが楽しみだよ。」

(つづきます)

868 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/05/23(Tue) 22:45
>>859(柚葉さん)(つづきでございます)

−家路でございます−

>屋敷神様、只今戻りました…。

屋敷神:
「うむ、おかえりじゃ。
 子どもたちは喜んでおったかや?そうか、それはなによりじゃ。そなたらも大儀で
 あったの。
 それで柏餅は残しておろうな?はよう、はよう出すのじゃ!待ちかねておったのだぞ?
 なに?一つだけにせよ、と?むむう、いかに宴があるとは申せ、酷なことを言いよる。
 じゃが、柚葉は代々のこの家の家宰の中でも特に優れておるゆえ、わらわも聞き入れ
 ざるを得ぬな。良いか、宴はなるべく早く用意するのじゃぞ?」

−夕餉の後でございます−

>どうぞ屋敷神様、食後のお茶を…。
>そして先程の柏餅の続きを存分に…。

屋敷神:
「おお、これは美味そうじゃ。…うむむう、正に甘味は別腹よのう。夕餉の後でもちゃんと
 腹に収まる。お茶もまことに心地よく喉を通り心地良いの。」

>はい、ギャラリーで絵を鑑賞されたお客様にはこのカフェテラスにおいて
>お茶とお菓子でおもてなしをさせて頂くつもりです。

屋敷神:
「ほお、画廊の開所記念の宴を催すのか?それは至極けっこうなことじゃ。そなたらが
 参ってからこの屋敷もほんに賑やかになった。
 この度の宴は特に親しい客人らが集まりそうで楽しみじゃのう。
 そなたらが良き運気を招いてくれておるゆえ、わらわも霊験の示し甲斐があるという
 もの。きっと思わぬ遠来の客人もあろうから、心してたんと馳走を用意しておくこと
 じゃ。
 ふふふ…、運気は土地神殿の社からも薫ってきおる。さてさて、どのような顔ぶれが
 集まるか、まことに楽しみじゃのう。」

土地神様がこのように顔をほころばされて…。一体どのような方々がお集まりになるのか、
胸が高鳴ってまいりますわ。

−わたくしと柚葉さんが懐かしい親友とその恋人の方と再会したのは、それから間もなくの
ことでした…−


(今宵はここまでとさせていただきます)

869 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/05/24(Wed) 13:45
>>864

いらっしゃいませ、お客様。
そうですね、お散歩の途中で道を聞かれることがたまにありますね。
多分、柚葉さんより少ないのではないかと思いますが。自分では気が付かなくても、
どこかで魔族の「気」が漏れることがあるのかも知れません。今でもクラスメイトから
「どこが、というわけではないけれど、何となく恐いときがある」
と言われることがありますから。(溜め息)
もしかすると過去の経験から、知らない人から声を掛けられると無意識に警戒をして
しまうことがあるのかも知れませんわ。以前道を聞かれたのではないのですが、声を
かけてこられた方とトラブルがあったものですから。「血染めの聖女」から胸を刃で
貫かれる、という事件が…。
ttp://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&st=72&to=72&nofirst=true

今も警戒心がふと働くのは、あのとき不覚を取ったばかりに柚葉さんに血をいただく
ことになってしまったからでしょう。思い出すたびにご心配をかけてしまったこの身が
情けなく、ああした失態は二度とするまい、との想いがこみあげてまいりますわ。


>>865

いらっしゃいませ、お客様。
大きな利便は代償もまた高いのですね。でも我が家の柚葉さんが申しましたとおり、
グリッタちゃんと白鹿様が「鳥居くぐり」の恩恵に与れたのは、常日頃佐保姫様にお仕え
してその心映えを姫様が嘉賞なさったから、そしてまた佐保姫様と土地神様が懇意で
あらせられたからだと思いますわ。
二柱の神々から愛でられるのは中々に稀なことではないかと思いますよ?

わたくし個人としましては、旅はその旅程を楽しみたいですね。実際奈良に参ったときは
新幹線の中で同行の皆様とおしゃべりしたり、車窓から見える景色を楽しんだりしたもの
です。景色に合わせて日本の名曲「鉄道唱歌」を口ずさんだりいたしましたわ。かの歌を
歌ってみて、あらためて日ノ本には多種多様な見どころがあることを感じました。


870 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/06/09(Fri) 13:05
スレが下がり過ぎてますよ

871 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/06/09(Fri) 13:48
>>870

まあまあ、いらっしゃいませ、お客様。
久方ぶりのお出でをいただいて嬉しゅうございます。
ささ、お上がりになってくださいな。
お茶とお菓子をご用意いたしますわ。
お庭の紫陽花が色づいて、とても見応えがあるのです。ご一緒に鑑賞してくださいま
せんか?また紫陽花の名所を巡ってみたいと考えているところです。
日ノ本の四季の移り変わりは、本当にわたくしを楽しませてくれますわ。

はい、おっしゃるとおりの仕儀となりお恥ずかしい限りでございます。
ですが、何しろお客様もいらっしゃいませんので…。下がり続けるのをいかんともし
がたいのですよ。
皆さまに喜んでいただける応対が難しいものであることを、ヒシヒシと感じている毎日
です。

ただ今AI画伯さんと相談して、またどなたかの絵を描こうかと思っていたところなの
です。
過去にお出でいただいた方はまだまだいらっしゃいますので。

ですが、やはりこうしてお客様がいらしてくださることが何より嬉しいですわ。
また今後もお出でいただければありがたく存じます。


872 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/06/11(Sun) 21:15
>>870

いらっしゃいませ、お客様…。
ご指摘頂き有難うございます。

こうしてお客様にお越し頂ければ下がり続けるのを防ぐのに繋がりますが、
そもそもお客様がいらっしゃらないのはこの場所を預かる一人として私が至らぬ故。
お恥ずかしい限りです…。

私個人の短所として面白味の無い部分は自覚しておりますが、
それでもお越し頂けるお客様のために努力して参りますので、
今後ともよろしくお願い致します。

お嬢様が触れておられるように、今御屋敷のお庭では紫陽花が見事に色づいております。
この光景もまた、このお屋敷を彩る季節の名物の一つなのですよ。

そこで、こちらの紫陽花たちの満開を祝ってメイド一同で紫陽花を模したデザートをご用意致しました。
雨天で多少出歩くには不都合もございますが、そのような日は使用人同士でアイディアを持ち寄って
新作スイーツの製作をするのが嗜みの一つです。

どうぞ…紫陽花の寒天ゼリーでございます。
紫陽花の寒天ゼリーはそのまま召し上がってもよろしいのですが、
それ以外にもトッピングとしても使用できるのですよ。

こちらは紫陽花のレアチーズ、紫陽花カップケーキ、紫陽花タルトです。
どうぞ、お好きなものを召し上がって下さいませ。
沢山ございますので、お口に会えばお土産としても如何でしょうか?

873 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/06/12(Mon) 17:37
>>872(柚葉さん)

(横から失礼いたします)

>こうしてお客様にお越し頂ければ下がり続けるのを防ぐのに繋がりますが、
>そもそもお客様がいらっしゃらないのはこの場所を預かる一人として私が至らぬ故。
>お恥ずかしい限りです…。

うっ…、また柚葉さんにご心配をおかけしてしまいましたね。ごめんなさい。
この家の主人として、もっと精進せねば。

>そこで、こちらの紫陽花たちの満開を祝ってメイド一同で紫陽花を模したデザートをご用意致しました。

あらあらあら〜、季節感を溢れさせたこの風流、和の雅を感じさせるスイーツの数々、
さすが柚葉さんですね。
小雨の中、彩り鮮やかなお庭の紫陽花を見ながらいただくのに、こんなに素敵な甘味は
他に在りませんね。ゼリーのスッキリした清涼感、レアチーズの爽やかな酸味で、お口の
中を涼やかになり、その後いただくカップケーキは本当に甘味の豊かですね。
そして柔らかな歯応えの後で最後にいただくタルトは、しっかりとしたパイ生地がより
楽しめますわ。
紅茶と共に紫陽花をかたどったスイーツをいただいた後ですと、紫陽花の鮮やかさが
いっそう豊かに胸に感じられますね。


874 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/06/15(Thu) 20:47
>>873(アーチェロお嬢様)

>うっ…、また柚葉さんにご心配をおかけしてしまいましたね。ごめんなさい。

いえいえ、一つの場所を運営する主としてのお嬢様の誠実さやお客様に対するお気持ちは
誰よりも私が理解しておりますから。
若干寂しい日も続いておりますが、互いに支え合い、頑張りましょう。

>紅茶と共に紫陽花をかたどったスイーツをいただいた後ですと、紫陽花の鮮やかさが
いっそう豊かに胸に感じられますね。

お嬢様、紅茶のお代わりを…。
はい、お嬢様にこうして喜んで頂けるとメイド一同頑張った喜びを噛み締められます。
明日は社交部の皆様もいらっしゃいますし、お嬢様にも好評を頂けましたので
こちらのスイーツを是非お出しさせて頂ければと。

それから、今週の土日の「紫陽花(あじさい)祭り」、楽しみですね。
お嬢様と同じ柄で色違いの着物、そして蛇の目傘も準備しております。
お嬢様とお揃いの着物で紫陽花の咲き乱れる中を歩くのも、
すっかり梅雨の風物詩となりましたね。(微笑)

当日は奥方様も来られるそうですし、画家のお嬢様にとっても次の作品の為の
素敵な光景が見られる事でしょう。

ふふっ…。それぞれどのようなお召し物でご来場されるか楽しみですね。
久地崎さん母娘も、こちらのギャラリーの絵を彷彿させる着物姿で来場されるかも…。
そして奥方様は…。ひと際注目をお集めになる事でしょうね。(微笑)

875 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/06/16(Fri) 09:45
お互い熱中症には気を付けないとね。

876 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/06/16(Fri) 17:18
>>874(柚葉さん)

>いえいえ、一つの場所を運営する主としてのお嬢様の誠実さやお客様に対するお気持ちは
>誰よりも私が理解しておりますから。
>若干寂しい日も続いておりますが、互いに支え合い、頑張りましょう。

ありがとうございます、柚葉さん。
そう、ちょっと寂しい日が続いて少しばかり弱気になってしまいました。
でも、柚葉さんが一緒にいてくださるのです。凹んでいるなんて今日のこの日のお天道様に
対して申し訳ありませんわ。
ふふっ、我ながら可笑しいですわ。闇に住まう吸血鬼のわたくしがこんなことを考えて
しまうなんて。
梅雨の合間にちょっとお日様が顔を出していらっしゃいます。元気を出してまいりますわ。
どうか今日これからもよろしくお願いしますね。

そうそう、最近こんな言葉を聞いたのですよ。

Today is the first day of the rest of your life.
今日という日は、残りの人生の最初の日である。

チャールズ・ディードリッヒという、アメリカの薬物中毒者救済機関を設立した人の
言葉だそうです。
わたくしは不老不死の身ではありますが、それでも一の兄様のごとくいつ冥府の門を
くぐらないとも限りません。現に以前柚葉さんにこの命を救っていただきましたから。
これからも柚葉さんとご一緒に、毎日を大切に過ごしてまいりたいです。

>お嬢様、紅茶のお代わりを…。
>はい、お嬢様にこうして喜んで頂けるとメイド一同頑張った喜びを噛み締められます。

わたくしこそ、こうして美味しい紅茶とスイーツをいただいて今まさに幸せを噛みしめて
おりますわ。
また社交部の皆さんがこの美味にウットリされることでしょう。ですが、明日はダンス
レッスンの予定です。わたくしも皆さんの実力向上のために気を引き締めてまいりますわ。


「紫陽花祭り」は、みんなで一緒に出かけましょうね。蛇の目傘まで用意してくださった
のですか?ふふっ、明日は小雨が降ってほしくなってきますね。みんなの綺麗な蛇の
目傘が花と開いてさぞや美しいことでしょう…。
メイン会場の中央公園のみならず、市内各所で紫陽花が色とりどりです。見どころマップを
持ってたくさん見て回りたいですわ。

>当日は奥方様も来られるそうですし、画家のお嬢様にとっても次の作品の為の
>素敵な光景が見られる事でしょう。

う…、わたくしには知らされていない情報ですわ、それは。
お母様ったら…、ぜったいわざと隠していたのでしょう。いいですわ、心の準備はでき
ました。
画家のお嬢様もいらっしゃるなら、そう無茶なことはなさいますまい。故郷の薔薇園で
薔薇の精を相手になさったように、花の精と踊ったりなどということは。

久地崎様母娘は、わたくしもお着物の姿を拝見したいですわ。
不思議ですわね。柚葉さんがそうおっしゃると、本当に素敵なお召し物でいらっしゃる
気がいたします。


877 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/06/16(Fri) 18:19
>>875

いらっしゃいませ、お客様。
梅雨時はまだひやりと寒いときもありますが、だんだんと蒸し暑さがまさってまいり
ましたね。
はい、今からもう熱中症に気を付けてまいりましょうね。
熱中症や夏バテの対策としまして、わたくしとしましては甘酒をお勧めしたいですわ。
熱中症にはナトリウムが適度に含まれたお飲み物が良いのだそうです。そして甘酒は
それにピッタリなのですよ。
…あら、もしかして、『また甘酒かよ』とか思っていらっしゃいます。わたくしが何かと
いうと甘酒をお勧めするものですから。他には経口補水液や冷たいお味噌汁もお勧めですわね。

あとは、ひやりと涼しい場所で過ごすのはいかがですか?とは申せ、クーラーの掛け
過ぎは良くありません。
我が家の鍾乳洞をお散歩なさるのがよろしいですわ。今からでもお入りになってはいかが
ですか?
中は暗いので、魔石を仕込んだ提灯をお貸しいたしますわ。青白い光を放って幻想的
ですのよ。
あ、鍾乳洞の入り口に小さな祠がございます。中にいらっしゃる龍神様をお祀りして
おりますので、どうかお入りになるときにご挨拶の一礼をされていかれるようお願い
いたします。


878 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/06/16(Fri) 22:58
>>875

はい、梅雨入りと同時に日中の暑さも増してきた今日この頃です。
天気予報によると地域によっては30℃近い気温にもなるそうですので、
お客様も十分ご注意を…。

私達メイド一同も、6月に入り夏用のメイド服に衣替えしました。
布地が薄くて風通しが良く、尚且つ動き易いのですよ。

そしてお仕事中は、適度に水分補給と休憩を心掛けております。
先程箱で届いたのですが、お仕事中はこちらの経口補水液を適度に摂取するように
奨励しております。

…とはいうものの、お仕事中は兎も角学校から帰られたお嬢様には
ただ市販の経口補水液をお出しするというのは何とも味気ないですからね。

お嬢様のお好きな甘酒も含めて、今年も何か工夫を凝らした
熱中症対策の飲み物をお出ししたいものですね。
近い内にお出し出来るよう、考えておきましょう。

>>877(アーチェロお嬢様)

(横から失礼します)

>あ、鍾乳洞の入り口に小さな祠がございます。

お嬢様、お客様のご案内、お疲れ様です…。
祠も先程拭き掃除を終えて、お供えも済みましてございます。
龍神様もそろそろ暑さを感じておられる今日この頃という事でしたので、
先程作りました「糀甘酒と梨のシャーベットスカッシュ」をお供えさせて頂きました。

先程商店街でお買い物をした際にお颯さんから、

「梨は味も雰囲気も涼を感じられるから、デザートや飲み物にお勧めだよ。」

と勧められたのを切っ掛けにお作りしてみました。
冷蔵庫の中には、勿論お嬢様の分とお客様の分も冷えております。
鍾乳洞散策を終えた後に、召し上がって下さいませ…。

そしていよいよ、今年も手回し式扇風機の付喪神様であられる『扇屋先生』のお出ましです。
>>286-287参照)
先日封印を解き、ヒーリングとお手入れを終えた後にお座敷で屋敷神様と談笑なさっておりますわ。
お屋敷の皆様に今年も涼を届けて頂くためにも、まずは先生に涼をお届けしなくては。
「糀甘酒と梨のシャーベットスカッシュ」、先生にも気に入って頂ければよろしいのですが。

879 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/06/17(Sat) 18:23
>>878(柚葉さん)

(鍾乳洞より戻ってまいりました)

>お嬢様、お客様のご案内、お疲れ様です…。
>祠も先程拭き掃除を終えて、お供えも済みましてございます。

ありがとうございます。
夏になりますと、また参拝に訪れる人が多くなることと存じます。祠は龍神様へ住民の
皆様の感謝の思いを届ける大切な場所。今年もきっと良き交わりの場となり、姉龍神様も
お歓びになることでしょうね。

>先程作りました「糀甘酒と梨のシャーベットスカッシュ」をお供えさせて頂きました。

まあ、柚葉さんの今年の新作ですか。それは嬉しいですわ。
後でまた鍾乳洞に参ってお客様にお声を掛けてお連れいたしますね。みんなで今年の
夏の味を楽しみましょう。
お颯様からのお奨めでしたらなおのこと、その涼を感じることは折り紙付きでしょう。
甘酒とのカクテルだなんて、もうワクワクいたしますわ。
そういえば今年も星見台で真夏の天体ショー、ペルセウス流星群がまた参ります。
流れる星々を眺めながらいただくと、カクテルはまたきっと格別の味わいでしょう。
楽しみでございます。

そうそう、幽霊の結城玲子先輩からは
「涼を感じられる音色を聴いていただきたいわ」
とピアノ曲をお奨めされております。
ラヴェルの「水の戯れ」という曲でございます。
ttps://www.youtube.com/watch?v=jgmPwsQy7eI
シャーベットスカッシュをいただくときに聴かせていただきたい、とお願いいたしました。

いろいろな納涼の楽しみができて嬉しいですわ。

>そしていよいよ、今年も手回し式扇風機の付喪神様であられる『扇屋先生』のお出ましです。

あらあら…、『扇屋先生』とずい分仲良しになられたのですね。
去年の勉強会のときには、精悍なお武家様の姿に、お集まりの皆さんも見蕩れていらっ
しゃいましたね。でも先生は怠け心にはとても厳しくて、
『学びて時に之を習う亦説ばしからずや(まなびてときにこれをならうまたよろこばし
 からずや)』
と滾々とお説教されました。
わたくしも今年の夏またお世話になるかと思います。また叱られることの無いように
頑張らないといけませんね。


880 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/06/18(Sun) 22:33
>>876(アーチェロお嬢様)

>「紫陽花祭り」は、みんなで一緒に出かけましょうね。

(当日、中央公園にて)

朝方は普通の雨でしたが、今は少しずつ晴れ間が見え始めておりますね。
それでも流れていく雲が紫陽花に向けて穏やかに雨を降らせていく…。
もう少し晴れ間が広がれば、「狐の嫁入り」ですね。
こうして蛇の目傘をさして出歩くには、丁度良い天気となりました。

お嬢様はやはり、この時期は藤色(ふじいろ)のお召し物が実にお似合いであられます。
本日は私も、お嬢様に選んで頂いた菫色(すみれいろ)の着物に袖を通させて頂きました。

あら、うふふ…。
お爺様お婆様に連れられてこの紫陽花祭りに来られている女の子が、
お嬢様に手を振っていらっしゃいますよ。

(付き添いの老夫婦とご挨拶を交わしながら)

まあ、今年もお嬢様と御屋敷の一同がこうして着物姿で紫陽花祭りに出向く姿は
この街の一つの風物詩であると?
それはまた、光栄の至り。有難うございます…。

はい、今年の夏もまた各種の行事でお世話になるかと思います。
公民館でも、商店街でも…。
その際はよろしくお願いします。

(この後、お嬢様の学友の方々や私の大学の友人とも言葉を交わしました)

皆この日を、楽しみにしておられたのですね。
確かに出歩くには多少の不便もあるこの時期ではありますが、
この紫陽花に降り注ぐ雨粒こそこれから始まる夏に備えての恵みの雨。

そして、私達のお屋敷の鍾乳洞とこの街を流れる川の上流に住まわれる龍神姉妹様が
その役割の一端を担っておられるのですね。
こうして咲き乱れる紫陽花と共に、感謝致しましょう…。

(暫く中央公園を散策した後、奥方様の御一行と合流致しました)

奥方様、ご機嫌麗しく…。
お足元の悪い中、ご足労頂き誠に有難うございます。

それにしても、奥方様…。
色彩は「京紫(きょうむらさき)」でありながら、同時に「ロイヤルパープル」のオーラが滲み出る本日のお召し物…。
お嬢様も私も含め、周囲の皆様が圧倒されるばかりですね。

>画家のお嬢様もいらっしゃるなら、そう無茶なことはなさいますまい。故郷の薔薇園で
>薔薇の精を相手になさったように、花の精と踊ったりなどということは。

…お嬢様が奥方様のハプニングを多少気にしておられましたが、ヒーリングの要領で多少の霊力を発動すると
奥方様を前にして何処か花々が喜んでおられる気配が…。
いえ、それはそれで良い事だとは思うのですが…。(汗)

そして朱乃さんは、旦那様との思い出を表現しておられるかのような菖蒲色(しょうぶいろ)のお召し物…。
朱瑠ちゃんは、生来の明るさを表した菖蒲色(あやめいろ)…。

紫陽花と並び、菖蒲もまたこの季節の花ですものね。
紫陽花園以外に、あちらにも菖蒲園がございます。
皆で一度、参りましょう…。

881 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/06/19(Mon) 00:19
(補足です)

お嬢様、ギャラリーに新たな絵画の展示が終わりました…。
>>877において、お嬢様が鍾乳洞においてお客様をご案内されているお姿…。
そして、今咲き乱れているお庭の紫陽花の前に立つ私の姿ですね。

魔石を使用した提灯の灯の下、紫紺の着物に身を包んだお嬢様…。
優しくも何処か魅惑的な微笑を前に、

「もう暫く、二人だけでこの場に留まりませんか?」

と口に出てしまうかも…。(照)

そして、今のお庭とスイーツをお持ちした私の姿も…。
今の季節を語る上で欠かせないお屋敷の風景の中に、私の姿を描いて下さり誠に有難うございます。
こうして描いて下さった絵の中の私に恥じぬよう、精進して参ります。

え?精進する事も大事ですが、それよりもこの絵の中のように微笑んでいてくれる事が
一番の幸せであると?
お嬢様………。(微笑)

882 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/06/19(Mon) 21:30
>>880(柚葉さん)

>朝方は普通の雨でしたが、今は少しずつ晴れ間が見え始めておりますね。

吸血鬼の身としましては、出来れば小雨になってほしいと願いましたが、どうやら天に
願いが通じたようです。土地神様と龍神姉妹様の思し召しでしょうか。

>もう少し晴れ間が広がれば、「狐の嫁入り」ですね。

「狐の嫁入り」…、なんだかとても親しみを覚える形容ですね。日本では昔から妖狐
さんの祝言に雨が降ったのかしら?今もどこかでそんなことがあるのなら、おめでとう
ございます、と申したいですわ。
そういえば、白夜様と風蘭様はどうしていらっしゃるかしら…。

>お嬢様はやはり、この時期は藤色(ふじいろ)のお召し物が実にお似合いであられます。

ttps://ibb.co/cTDMYDg

ありがとうございます、柚葉さん。
柚葉さんと並んでも遜色が無いように、精いっぱい頑張りました!褒めていただけて
嬉しいです。

>本日は私も、お嬢様に選んで頂いた菫色(すみれいろ)の着物に袖を通させて頂きました。

ttps://ibb.co/ySnPQWS

んふふふ〜、わたくしも選りに選った甲斐がありましたわ。やはり柚葉さんにとても
お似合いで、ああ、麗しゅうございます…。わたくしの審美眼もまんざら捨てたもの
ではありませんね。
…すみません、ちょっと調子に乗ってしまいました。
でも、柚葉さんのお美しさを引き立たせられて、着物も喜びで輝いているかのようですわ。

>お爺様お婆様に連れられてこの紫陽花祭りに来られている女の子が、
>お嬢様に手を振っていらっしゃいますよ。

あらあら…、子どもの日の催しでわたくしたちの読み聞かせに目を輝かせていた娘さん
ですわね。
こんにちは、あなたも来ていたのね。たくさんの紫陽花に囲まれてワクワクしている
ようね。わたくしもですよ。
あら、お祖父さまのスマホをお借りして写真を撮ったの?まあ、とてもきれいに撮れて
いるわね。え、写真を送ってくれるの?まあまあ、ありがとう。わたくしからも送信
させてもらうわね。

>まあ、今年もお嬢様と御屋敷の一同がこうして着物姿で紫陽花祭りに出向く姿は
>この街の一つの風物詩であると?
>それはまた、光栄の至り。有難うございます…。

ええ…?いえいえいえ!どうしてわたくしが「風物詩」と言われるほど他人様の目に
留まるのですか?
やはり、吸血鬼ということで悪目立ちしてしまうのかしら?
いえいえ、柚葉さん、「光栄の至り」だなんて、そんな楽観的なお話なの?これって。

>はい、今年の夏もまた各種の行事でお世話になるかと思います。
>公民館でも、商店街でも…。
>その際はよろしくお願いします。

…ああ、なるほど。公民館や商店街の行事で、わたくしも多少前に出ていることはあり
ますものね。それでしたら、照れ臭くはありますが、不快な思いをさせたのではない
ようで良かったです。行事を楽しんでいただけたのでしたら何よりですわ。ありがとう
ございます。
今後ともどうかよろしくお願いいたします。(ぺこり)

軽部美琴(お向かいに住んでおられるお嬢様):
ttps://ibb.co/V3Gfp3T
「アーチェロさんも、もう少し自信を持って良いと思うよ?」

まあ、美琴さま、見ていらしたのですか?

軽部美琴:
「最初あなたのことを怖がっていたわたしも、こういう雨の日に仲良くなれたんだよね。

ttp://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&st=481&to=481&nofirst=true

 あれからもうずいぶん経つんだから、もっとみんなのことを信じようよ」

はい、卑屈になってはいけませんわね。心いたしますわ。

(つづきます)


883 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/06/19(Mon) 21:37
>>880(柚葉さん)(つづきです)

>確かに出歩くには多少の不便もあるこの時期ではありますが、
>この紫陽花に降り注ぐ雨粒こそこれから始まる夏に備えての恵みの雨。

はい、これからの夏にまたこの町の命に斉しく恵みを与えてくれることに感謝いたします。
龍神姉妹様のご加護をしみじみと感じますわ。

蒔苗颯花(まきなえ りゅうか)(青果店の看板娘様):
ttps://ibb.co/KmCGw5G
「よお、こんちは」

あら、お颯様、どうもこんにちは。(ぺこり)

蒔苗颯花:
「ちょうど良かった。今アンタらが話していた龍神姉妹様のことなんだけどさ」

はい、なんでしょうか?

蒔苗颯花:
「この町の水脈を護ってくださるお二方に感謝するお祭りを催してはどうか、って話が
 町内会で出たんだよ。
 ほら、鍾乳洞の入り口に祠を作ってもらって、住民でお参りする人が増えてきただろう?
 そしたらだんだん感謝祭をできないか、って機運が出てきてさあ。
 そのうち一度、鍾乳洞の姉神様にお伺いしたいんで、悪いんだけどアーチェロさんの方から
 事前に伝えてもらえないかな?」

まあ、そのような計画が?それは嬉しいお話ですね。ですが、姉妹様のご意向は大切。
本日帰りましたらさっそくお目通りして伺ってみますわ。

町の皆様の間で姉妹龍神様への感謝の気持ちが生まれるのは、まことに良いことですわ。
人々の神々への感謝は土地に新たな息吹を吹き込むもの。この地に新たな元気が育まれる、
その一助となれれば嬉しゅうございます。

(お母様方と合流しました)

>奥方様、ご機嫌麗しく…。
>お足元の悪い中、ご足労頂き誠に有難うございます。

オルキデア(アーチェロの母):
ttps://ibb.co/m00mD9S
「柚ちゃん〜、なんか久しぶりよねえ。
 いつもうちのスットコ娘のお世話をさせてごめんねぇ、ちゃんと休めてるぅ?」

>お嬢様も私も含め、周囲の皆様が圧倒されるばかりですね。

オルキデア:
「そお?そういや、なんか視線感じるかしらぁ?」

…お母様、少しは魔力を抑える努力をなさっていただけませんか?
ほら、お母様の魔力に惹かれて…。そこ、お母様のすぐ横ですよ。花の妖精さんがハッキリと
顕現していますよ。

ttps://ibb.co/sVYS8Fw

>…お嬢様が奥方様のハプニングを多少気にしておられましたが、ヒーリングの要領で多少の霊力を発動すると
>奥方様を前にして何処か花々が喜んでおられる気配が…。
>いえ、それはそれで良い事だとは思うのですが…。(汗)

ほら、柚葉さんも驚かれているではありませんか。

オルキデア:
「あらホントねえ。でも、別にわたしが無理矢理引っ張り出したわけじゃないわよぉ。
 本人も人と交わりたかったところに、わたしたちみたいな人外が居たものだから、
 ちょっと勇気を出して出てきただけよぉ。
 別にこの場で一緒に踊るつもりは無いから、まあ安心なさい」

はあ…、本当にこの方ときたらマイペースなんですから。

(さらにつづきます)

884 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/06/19(Mon) 21:41
>>880(柚葉さん)(つづきです)

久地崎朱乃(妖怪二口女の母):
ttps://ibb.co/T2HJtFg
「は〜、オルキデアさんってグイグイ来るんだから…。進められてこんな格好できたけれど、
 着物を着るのも久しぶりだよ。え?旦那との思い出?…ああ、確かにね。旦那と別れ
 たのはちょうど菖蒲が見ごろだったね。一緒に花が咲いているのを見たのが懐かしいよ」

久地崎朱瑠:(妖怪二口女の娘)
ttps://ibb.co/9NcttDr
「えへへへー、着ちゃいましたー。飛んだり跳ねたりのパフォーマンスは出来ないけれど、
 昔を思い出したら何だか懐かしくなっちゃいました。こういうのも良いかなー」

>紫陽花と並び、菖蒲もまたこの季節の花ですものね。
>紫陽花園以外に、あちらにも菖蒲園がございます。
>皆で一度、参りましょう…。

ええ、あちらも今が盛りでしょう、久地崎様のお召し物のごとく可憐に咲いていること
でしょうね。
…ですが、一つ気を付けたいことがございます。
あちらの菖蒲園で育てられているのは目に鮮やかな「花菖蒲」だけではございません。
朱乃様の種族が苦手とされる、魔除けの力を持つ「葉菖蒲」も植えられていますから、
どの辺りに植えられているかマップで確認しておきましょう。

久地崎朱乃:
「旦那をわたしの仲間から護ってくれた草だから、あれも懐かしいんだよね。わたしも
 ちょっと離れて鑑賞させてもらうよ」

(菖蒲園です)

なるほど、こちらがショウブ…いわゆる「葉菖蒲」なのですね。花も控えめに咲いて
おりますわ。
ttp://peaceandjoy2525.com/wp-content/uploads/2019/04/%E8%91%89%E8%8F%96%E8%92%B2%E3%81%A8%E8%8A%B1%E8%8F%96%E8%92%B2-1.jpg

…朱乃様も、少し距離を置いて感慨深げにご覧になっていますね。旦那様をお護りする
ために敢えてご自身が苦手とされる草のことを教えられた、その想いの深さが伝わって
くるかのようです。
朱瑠様も、人間とのハーフで葉菖蒲に耐性のあるけれど、お母様に寄り剃っていらっ
しゃいます。
今も旦那様を含めたご家族が、強いきずなで結ばれていることを感じますわ…。


885 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/06/20(Tue) 17:09
>>881(柚葉さん)

>お嬢様、ギャラリーに新たな絵画の展示が終わりました…。
>>877において、お嬢様が鍾乳洞においてお客様をご案内されているお姿…。

ttps://ibb.co/sRmBt7N

>そして、今咲き乱れているお庭の紫陽花の前に立つ私の姿ですね。

ttps://ibb.co/fYgtp4K

柚葉さん、どうもお疲れさまでした。
お客様のお出でが嬉しくて、そして柚葉さんがステキなスイーツを作ってくださった
ことが嬉しくて、AI画伯にお願いして筆を振るっていただきました。

>優しくも何処か魅惑的な微笑を前に、
>「もう暫く、二人だけでこの場に留まりませんか?」
>と口に出てしまうかも…。(照)

ふふっ、お客様からはそうは言っていただけませんでしたが…。
もし柚葉さんにそう言っていただけたなら、一晩でもご一緒したくなりますわ。

>そして、今のお庭とスイーツをお持ちした私の姿も…。
>今の季節を語る上で欠かせないお屋敷の風景の中に、私の姿を描いて下さり誠に有難うございます。

いえいえ、そのような。柚葉さんのお姿を見てこれはキャンバスに届けておきたいと
思ったのです。
わたくしこそ、美しい微笑みを見せていただいてお礼を申しますわ。

これからもまた、AI画伯にお願いしていろいろなシーンを描いてもらってギャラリーに
飾りたいです。
そして絵を描いてもらうためには、まず何よりも柚葉さんの微笑みがあることが大前提
ですわ。
どうかこれからも笑顔でいて、わたくしを幸せにしてくださいませ…。わたくしもその
ために自分が出来ることをしてまいりたいと存じます。


886 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/06/21(Wed) 23:03
AI画伯にお願いしていた絵がまた新たに完成しました。新館ノ壱でお会いした方々の
うちの、最初の方の方々を描いたものです。
さっそくギャラリーに飾りましょう。
…懐かしい皆様方、またお会いしたいです。

ヴァルド・クリムゾン様。
ttps://ibb.co/7YNNCrr
わたくしのクラスメイトでダンピールでいらっしゃいます。クラスでもあまりお話する
機会がありませんが、またたまに一緒に紅茶をいただきながらお話ししたいです。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&st=41&to=41&nofirst=true

帯刀文悟様。
ttps://ibb.co/J2fgVQ4
人体改造されたヒーローでいらっしゃるとか。今もどこかで戦っていらっしゃるのかしら。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&st=56&to=56&nofirst=true

十六夜月華様。
ttps://ibb.co/9cwwSP6
グリッタちゃんと同じ人狼の方。昂然として貫禄を感じさせる方で神々しい雰囲気が
印象的でした。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&st=278&to=278&nofirst=true

これからも少しずつ絵を増やしていけたら、と思います。


887 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/06/23(Fri) 21:23
AI画伯が引き続き、新館の壱でお会いした方の絵を描いてくださいました。

ヴェンデッタ・フューリー様。
ttps://ibb.co/2ddZJHc
自己紹介で『闇の眷属に虐げられ、その命を弄ばれた人間達の怨念の集合体。』と告げ
られたときは、わたくしのことを討伐に来られたか、と緊張しました。でも、わたくしの
ことを理解し『友』とまで呼んでくださった方。今も感謝しています。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&st=491&to=491&nofirst=true

カリーナ・ベルタ・レスティオーニ(洗礼名:ステラ)様。
ttps://ibb.co/yVn1dhk
わたくしを討ち果たしに来られた方です。今もその執念の炎を胸の内に燃やしていらっ
しゃるらしいです。彼女に襲撃されたことが柚葉さんとの絆をさらに強くするきっかけに
なったのは感謝したいのですが。…いつかはお茶会にお招きできたらいいな。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&st=526&to=526&nofirst=true

天城 紅蓮様。
ttps://ibb.co/dD2RkvZ
弘法大師空海様ゆかりの高野山で修業を積まれた退魔師の方。実力も才覚も抜きん出て
いらっしゃいます。わたくしのことを直ちに人に害を為す者ではないと認めてください
ました。お仕事は大変なことと思います。ときには我が家で羽を休ませていかれることを
お勧めしたいですわ。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&st=537&to=537&nofirst=true


888 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/06/24(Sat) 22:53
>>882-883

>「狐の嫁入り」…、なんだかとても親しみを覚える形容ですね。

はい、由来は様々であり、天候としての有り方も多少地域によっては異なるそうですが
狐同士のみならず、雌の狐さんが嫁ぐ異類婚姻としての有り方もその伝承として含まれるそうです。
…私達が出会った方々も、優しい雨の中祝言を迎えられたらロマンチックですね。

>「アーチェロさんも、もう少し自信を持って良いと思うよ?」

…軽部さん、ご無沙汰しております。(ぺこり)
謙虚であられるのはお嬢様の美点なのですけれど、
少々行き過ぎると折角の美しさも色褪せてしまいがち。(苦笑)

去年の「あじさい寺」の紫陽花祭りの際には、お子様から年配の方に至るまで
お嬢様の着物と蛇の目傘のお姿を「綺麗」「美しい」「可愛らしい」と褒めて下さいましたもの。

だからこそ、今年は屋敷の皆だけでなく奥方様や久地崎さん達もお誘いして
より華やかなお出かけになるように頑張ってみました。

先程のご夫婦とお孫さんを含め、皆様が笑顔を向けて下さっている事が
お嬢様が街の皆様に愛されている証。
素直に喜ぶのが一番ですよ。(微笑)

>あら、お颯様、どうもこんにちは。(ぺこり)

先日は有難うございました。
美味しい梨の購入と同時に、新たなスイーツのヒントを頂きました。
機会があれば、お颯さんにも召し上がって頂きたいです。

…ふふっ、こういう場所でお目にかかると、機会があればお颯さんにも着物を着て頂きたいですね。
きっと、素敵だと思います。
(奥方様がノリノリになるかも♪)

>この町の水脈を護ってくださるお二方に感謝するお祭りを催してはどうか、って話が
町内会で出たんだよ。

まあ、それはそれは…。誠に嬉しいお話ですね。
有志で立派な祠を立てて頂いた上に、お祭りまで…。
土地神様に対する信仰でも明らかなように、この街の皆様の真摯な信心の御心を
龍神姉妹様にも伝えさせて頂きます。

今回は、お嬢様と屋敷の皆が中心となりそうですね。
色々と話し合って、頑張らなくては。

>オルキデア:
>「そお?そういや、なんか視線感じるかしらぁ?」

はい、蝶に例えるならシジミチョウの群れの中にオオムラサキが舞い降りたようですね。
それに私も思わず目を見張ってしまいましたもの。
…普段から着物を見事に着こなしておられるお嬢様の母上様なのですから、
その圧倒的な美貌は言わずもがな、ですね…。

>はあ…、本当にこの方ときたらマイペースなんですから。

ふふっ…。でも「花」と「蝶」が惹かれ合う見事な光景とも言えますね。
流石にこれ以上皆様を驚かせるわけにはいかないとは思いますが。
…でも、きっと「花」と「蝶」が惹かれ合う光景は後々画家のお嬢様が
見事な作品として仕上げて下さる事でしょうね。

889 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/06/24(Sat) 23:19
>>884(アーチェロお嬢様)

朱乃さん、朱瑠さん、本日はお忙しい中お出で頂き誠に有難うございます。(ぺこり)

>進められてこんな格好できたけれど、着物を着るのも久しぶりだよ。
>昔を思い出したら何だか懐かしくなっちゃいました。こういうのも良いかなー

はい、最近はやはり洋服が主かと思いますが、ギャラリーに飾られた朱乃さん、朱瑠さんの
かつての着物姿をご覧になればどれ程お似合いかは一目瞭然ですもの。

紫陽花祭りの会場において、お二人の見目麗しい着物姿にお目にかかれて
本当に良かったです。
それにしても…ふふっ、朱瑠ちゃんったら…。
普段は快活なイメージが強いのに、こうして着物姿になるとどこかしっとり感が出ていて…。
仮に私が男の子の立場なら、ドキドキしてしまうでしょうね。(微笑)

>…朱乃様も、少し距離を置いて感慨深げにご覧になっていますね。

ええ…。戻る事は叶わない、過ぎ去りし日々に思いを寄せているのが伝わって参ります。
でもあの横顔からは、切なさも哀しみも胸に秘めてしっかりと受け止めた上で愛娘と、
そして絆を結んだ方々と共にこれからも生きていくという強い思いも伝わってきます。

今の朱乃さんの姿もまた同じ女性としてあのように在りたい、
そして母となるならばあのようになりたいと思わせられる気高い姿であられますね…。

(こうして紫陽花祭りを皆で楽しんだ後、ギャラリーにはこの日の皆の姿を描いた
数々の絵が飾られる事となりました。
毎年梅雨の時期の恒例の紫陽花祭りには素敵な思い出がございますが、
今までの中でも今年が一番忘れられないものとなるでしょう。
お嬢様がAI画伯と描いて下さった、これらの絵画と共に…。)

890 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/06/26(Mon) 23:34
>>888(柚葉さん)

>…私達が出会った方々も、優しい雨の中祝言を迎えられたらロマンチックですね。

ええ、本当に…。
風蘭寺のお二人が祝言を上げられたら、ぜひ画家のお嬢様に絵を描いて永久保存したい
ですわ。

>…軽部さん、ご無沙汰しております。(ぺこり)
>謙虚であられるのはお嬢様の美点なのですけれど、
>少々行き過ぎると折角の美しさも色褪せてしまいがち。(苦笑)

軽部美琴:
「こんにちは、羽藤さん。
 この間のギャラリーの鑑賞会では美味しい紅茶をありがとうございました。
 今でもギャラリーにわたしの絵が飾ってあるんですか?あ〜、たまたまアーチェロさんと
友達に慣れただけのわたしなのに恥ずかしいな。
 でも、アーチェロさんの謙虚が過ぎる原因の一つはわたしなのかもだから、あんな風に
飾ってもらえるのはやっぱり有難いことなのかもです。
 …最初のうちずい分怖がっちゃったからなあ…。そんなわたしでも羽藤さんは道で
会ったときは、今みたいににこやかに挨拶してくれたから、わたしもずい分気持ちが
楽になれてまたアーチェロさんと話せるようになったんです。」

はい、謙虚…と柚葉さんは言ってくれましたけれど要はわたしは臆病で。軽部様とも
間に柚葉さんがいてくれたから、こうして今もお友達でいられるんですよ。

>去年の「あじさい寺」の紫陽花祭りの際には、お子様から年配の方に至るまで
>お嬢様の着物と蛇の目傘のお姿を「綺麗」「美しい」「可愛らしい」と褒めて下さいましたもの。

ああ、もう。またそうやって褒めて下さるたびにドキドキが止まらないじゃありませんか。
わたくし、もっと早くAI画伯のことを知りたかったです。そうしたら、あのときの
柚葉さんのお美しい姿も描いておいてもらえたのに。
そして、わたくしは皆さまに自慢ができたはずなのですよ。
『これがわたしの柚葉さんです』って。

>だからこそ、今年は屋敷の皆だけでなく奥方様や久地崎さん達もお誘いして
>より華やかなお出かけになるように頑張ってみました。

皆様のお姿、梅雨の晴れ間の『天使の梯子』を反射してとてもお美しいですね。着飾った
お姿のことだけでは無くて、先ほどのご夫婦とお孫さんの笑顔に応えるような明るい
笑顔を浮かべておられるのが、また皆様の笑顔を誘う、その笑顔のやり取りがとても
映え映えとしておりましたわ。
子どもの日も催しを含め、柚葉さんが頑張ってくださった今日この日までのいろいろな
イベントが相互理解へと導いてくれた、その成果の笑顔です。
わたくしも柚葉さんのお心に応えて頑張れた、そのことは確かなわたくしの誇りです。

>美味しい梨の購入と同時に、新たなスイーツのヒントを頂きました。
>機会があれば、お颯さんにも召し上がって頂きたいです。

蒔苗颯花:
「おお、うちの商品で新しいスイーツかい?それは嬉しいね。ぜひいただこうじゃないか。
商店街のパティスリーのヤツにも教えてやってもらえないか?もちろんアイディア料は
しっかり払わせてな。きししし♪」

お颯様はパティスリーの甘楽(つづら)様とは幼なじみでいらっしゃるのですよね。
なんだか楽しそう…。

>…ふふっ、こういう場所でお目にかかると、機会があればお颯さんにも着物を着て頂きたいですね。
>きっと、素敵だと思います。
>(奥方様がノリノリになるかも♪)

蒔苗颯花:
「おいおい、なんだあ?わたしが着物とか、いやあ、それはどうなんだ?」

う〜ん。母が聞いたら喜びそうですけれど。この後母と合流する予定ですから、相談
してみましょうか?

蒔苗颯花:
「いや、いーから。相談とか勘弁しておくれな。それよりちょうど良かった。今アンタら
が話していた龍神姉妹様のことなんだけどさ…」

>まあ、それはそれは…。誠に嬉しいお話ですね。
>有志で立派な祠を立てて頂いた上に、お祭りまで…。

蒔苗颯花:
「その祠を毎日清めていてくれるのは、柚葉さんだろ?それを見習って清掃奉仕に来る
人も増えてるみたいだけど。やっぱり龍神様の信用が違うからね、口添えしてもらえると
助かるよ。よろしくね。」

(つづきます)

891 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/06/26(Mon) 23:37
>>888(柚葉さん)(つづきです)

>はい、蝶に例えるならシジミチョウの群れの中にオオムラサキが舞い降りたようですね。

オルキデア:
「あらあら〜、さすが柚ちゃん、よく分かっているわね〜。そうよお、本物の美は種族も
 国境も関係ないのよねぇ。でも日本の国蝶に例えるところがセンスが光っているわよ
 ねえ。神聖ローマ帝国のフランツ2世くんも『蝶の家』って温室を作っていろんな蝶を
 放し飼いにしていたけれど、オオムラサキほどの蝶は飼ってなかったわよ。それで
 わたしのことを蝶よ花よと褒めたって、ちょっとねえ?」

蝶よ花よですか?…それは皇帝陛下の黒歴史だと思いますので、口にしないでさし上げた
方が良いのでは…。

>…でも、きっと「花」と「蝶」が惹かれ合う光景は後々画家のお嬢様が
>見事な作品として仕上げて下さる事でしょうね。

オルキデア:
「ありがとう〜、柚ちゃん。
 うちの娘ったら冷たいんだからぁ。わたしのことを分かってくれるのはあなただけよぉ。」

何ですか、その泣き真似は。もう…、神聖ローマ皇帝陛下もお母様のことをあまりおだて
ないでいただきたかったです…。

892 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/06/27(Tue) 22:23
>>889(柚葉さん)

>はい、最近はやはり洋服が主かと思いますが、ギャラリーに飾られた朱乃さん、朱瑠さんの
>かつての着物姿をご覧になればどれ程お似合いかは一目瞭然ですもの。

朱乃:
「そうかね?自分じゃ懐かしいとは思っても、似合うかどうかはあまり意識したことは
 無いんだけどね。旦那と別れてからは、妖怪だってバレないようになるべく目立たない
 よう心掛けていたし、ね。
 でも、柚葉さんにそう言ってもらえて思い出したよ。あの出費を惜しんだ旦那が一度
 だけ『行商の商人が安く売ってたから』って言って着物買ってくれてさ。それ着た
 わたしに『似合うぞ』って言ってくれたっけ。まあ、後にも先にもあれ一回きりだった
 けど…。
 でも、アーチェロさんのおふくろさんからも貰ったこともあったわね。『大道芸の
 見物料よ』って言ってさ。わたしと朱瑠に着物を」

オルキデア:
「ふふふ、それは二人とも素材が良いからぁ着飾ってもらいたくなるわよぉ。日本の
 呉服店に出入りしても贈る相手がいないままじゃつまらないしぃ。『現金掛け値なし』が
 売り物のあの大店は中々品ぞろえが良かったのに」

それって…、日本史の教科書にも出てくる有名なお店ですね。よく銀髪の外国人女性が
来店して騒ぎにならなかったものですね…。

オルキデア:
「オランダ商館の者だってことにして出向いたら、むしろ丁寧に応対してくれたわよぉ」

>紫陽花祭りの会場において、お二人の見目麗しい着物姿にお目にかかれて
>本当に良かったです。

オルキデア:
「あらあ、柚ちゃんがそう言うのならぁ。
 せっかくだから、当時の朱乃さんたちの絵をもう一枚ギャラリーに飾ってくれない
 かしらぁ?朱瑠ちゃんが、今飾ってある絵よりももう少し成長したときの絵なんだ
 けどぉ。
 うちの画家のお嬢は、今ちょっと大きな仕事が入っているから、こっちはAI画伯に
 頼んでおくからぁ」

朱瑠:
「わあ、良いんですか?お母さんとの絵がまた見れるなら、お言葉に甘えて良いですか?」

朱乃:
「これ、朱瑠…。そんなにオルキデアさんに甘えちゃ」

オルキデア:
「いいのよぉ。柚ちゃんが『見目麗しい』って言うんだもの、あのときの姿も再現して
 ほしいしぃ」

>仮に私が男の子の立場なら、ドキドキしてしまうでしょうね。(微笑)

朱瑠:
「そうですか?えへへへ。
 わたしも、男の子だったら柚葉さんのこと、口説いちゃったかもですよー♪」

…もう。
なんだか、お二人が随分と仲睦まじそうですね。(思わず柚葉さんの腕に自分の腕を
搦めてしまいます)

>ええ…。戻る事は叶わない、過ぎ去りし日々に思いを寄せているのが伝わって参ります。
>でもあの横顔からは、切なさも哀しみも胸に秘めてしっかりと受け止めた上で愛娘と、
>そして絆を結んだ方々と共にこれからも生きていくという強い思いも伝わってきます。

ええ、柚葉さんのおっしゃるとおりですわ。
もう会うことが叶わない最愛の伴侶との絆が確かなものであるからこその、あの凛と
した強い瞳の輝きなのでしょうね。

>今の朱乃さんの姿もまた同じ女性としてあのように在りたい、
>そして母となるならばあのようになりたいと思わせられる気高い姿であられますね…。

柚葉さんにそこまで思わせる女性なのですね、朱乃様は。わたくしも心しなければ。
今のあの方のお姿をしっかりと心に留めておきたく思います。
強さと優しさとを長い時の中で変わらず胸に宿してこられたお心は、わたくしにとっても
尊いものですから。

(後日、お母様から久地崎様母娘の新たな絵が届けられました。)
ttps://ibb.co/sFCvxPv


893 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/07/06(Thu) 21:59
ふう…。明日の七夕パーティのオードブルの試食会も無事終わりました。
先輩や三姉妹さんにも好評でしたし、後はお嬢様にも今宵の夕食のメニューとして
召し上がって頂きましょう。

お颯さんのお店を含め、新鮮な食材を色々と購入して参りました。
お嬢様の学校の皆様にも、喜んで頂けるといいですね。

・きゅうりとソーセージの彦星さま
・サーモンとモッツアレラチーズの織姫さま
・そうめん衣のポテトボール
・夏野菜の天ぷら
・トマトの器の夏サラダ
・餃子の皮の織姫と彦星のミニピザ
・甘酒の七夕ちらし寿司

スイーツ
・二層の七夕ゼリー(小カップ)
・フロート風七夕ゼリー(デザート用の大きな器)
(サイダーとかき氷シロップのゼリーにバニラアイスをトッピング)
・粒餡入り和風天の川ゼリー
・甘酒杏仁ゼリー

甘酒をちらし寿司に使うというのは珍しいアイディアでしたので、参考にさせて頂きました。
お嬢様のお口に合えばよろしいのですが…。

>>892(アーチェロお嬢様)

>後日、お母様から久地崎様母娘の新たな絵が届けられました。

お嬢様、奥方様より届けられた久地崎さん母娘の絵を無事ギャラリーに飾り終えました…。
実はあれから、久地崎さん母娘の絵に関しましては一つの場所に纏めるように
配置を変えてみました。如何でしょうか?

江戸時代の朱乃さん、朱瑠ちゃん…。
そして現在の朱乃さん、朱瑠ちゃん…。
朱瑠ちゃんの成長と同時に、雰囲気も現代に合わせてお洒落になっていますね。
長き時を生きてきたお二人ですから、きっと時代に合わせたお洒落をなさっていたのではないでしょうか。
…奥方様なら、存じておられるかも知れませんね。(微笑)

そしてこちらの新たな絵…。
お嬢様、私、そしてグリッタちゃんの浴衣姿…。
もうすぐ始まる夏祭りを前に、心が弾んで参ります。(微笑)
特に一枚目の、夏祭りらしき場所を背景にしたお嬢様の笑顔…。
見ている私が嬉しくなってしまいますね。

そしてサライさんの新たな浴衣姿も…。
こうして少し丈の短い和装を身に纏うと、ノゾミさんを思い出しますね。
同性の私でも、ちょっとドキドキしてしまいます。(微笑)

そして私の、メイドキャップと浴衣の組み合わせ、有難うございます。
明日は、こちらの浴衣姿でおもてなししようかしら。(微笑)

グリッタちゃんも、以前にも増して大人っぽくなられてますね。
無論あの天真爛漫さは健在ですけど、伴侶を得られるとやはりこうも変わるものかしら。
奈良の隣の京都は、もうすぐ祇園祭ですね。
白鹿さんと、こちらの浴衣姿でお出かけになるのでしょうね。
これらの絵は、「夏祭り」のコーナーとして展示致しましょう。

七夕が終わりましたら、>>890でお颯さんが仰っていた龍神姉妹様を奉る
お祭りの準備ですね。
先日の町内会の会合では、梅雨明け頃の開催を予定されているとの事です。
鍾乳洞の姉女神様にお話を通してみたところ、妹女神様も恐らくは問題は無いと仰っておりました。

いよいよ暑さが厳しくなって参りますが、その前にこの街の皆様の信仰を集めて
是非とも龍神姉妹様には元気になって頂きたいものですね。

894 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/06(Thu) 22:20
ageるのはアーチェロさんに任せます。

895 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/07/07(Fri) 21:41
>>893(柚葉さん)

ただ今帰りました…。ごめんなさい、遅くなりました。
ちょっと商店街に寄っていたものですから。
あら。あらあらあら〜。試食会ですの?嬉しいです〜。とてもお腹が空いていたのですよ。
商店街では「冷やしたこ焼き」の試食を進められたのですが、敢えてお断りして正解
でしたわ。
七夕に相応しい色とりどりのお料理と、銀河を映したような涼し気なスイーツと、こんなに
試食出来るだなんて嬉しいです。
では、着替えてきてからいただきますね。

「きゅうりとソーセージの彦星さま」と「サーモンとモッツアレラチーズの織姫さま」
薄切りキュウリに巻かれたソーセージの彦星さま、サーモンに巻かれたチーズの織姫様。
両方とも黒ゴマの目が可愛い、素敵なオードブルですね。

「そうめん衣のポテトボール」
薄衣のポテトさんの軽い口当たりがとっても夏向きですね。コロコロしていて可愛いわ。

「夏野菜の天ぷら」
アスパラガスやなす、かぼちゃ、どれも新鮮なのはお颯様が原潜なさったのですね。
どの夏野菜もお日様に当たってできるシミやそばかすの予防に最適、このほろ苦いお味で
心もスッキリですわ。

「トマトの器の夏サラダ」
トマトの紅い容器の中のつぶつぶのお野菜に栄養がギュッと詰まっている感じ。多種
多彩な味が口に広がって心地良いですね。

「餃子の皮の織姫と彦星のミニピザ」
とっても可愛いです!小さなピザの中にお二人のまん丸いお顔がニコニコ微笑んでいて。
食べるのがちょっと惜しいくらいね。その周りには餃子の皮を星形に切って、これまた
具をたっぷりトッピング。こちらはいくらでも食べてしまえそう。

「甘酒の七夕ちらし寿司」
!わたくしの甘酒好きを考えていてくださってありがとうございます!色鮮やかなちらし
寿司、星形に切られた玉子やニンジンやソーセージ、立ち昇る甘酒の香り。ああ、見ても
食しても絶品ですわ。

「二層の七夕ゼリー(小カップ)」
ヨーグルトゼリーの上に青い炭酸ゼリー、そしてその上に載った星形に切ったマンゴー。
甘くてスッキリ、そしてトロピカル。まさに真夏の夜空のようですね。

「フロート風七夕ゼリー(デザート用の大きな器)」
大きなグラスに入ったゼリーはかき氷のシロップで思い思いの色に染め上げられ、青い
ソーダの中で揺蕩っています。そして上にはバニラアイスと真っ赤なチェリー。
真夏のビーチにも映えそうなゴージャス感がステキです。

「粒餡入り和風天の川ゼリー」
まさに天の川…。青い寒天と白いアガー、その下には紅い粒餡の三層のグラデーション。
地上の闇から天空の冴え冴えとした深い蒼まで見事に表現しています。
お味の方も、三種の味と食感の違いを楽しめますわ。このヒンヤリ感も夏の夜のステキな
清涼剤ですね。

「甘酒杏仁ゼリー」
スイーツにも甘酒があるのは嬉しいですわ。薬膳食材の杏仁と夏の滋養の甘酒は相性
抜群で、美容効果も期待できそうですね。

…本当になんて見事な取り揃え方。夏の夜を心行くまで味わえる最高のご馳走をありがとう
ございます。
これだけのものを揃えていただいて今さらですが。わたくしからも一品を。商店街で
買ってまいったそうめんでございます。7月7日は「乾麺デー」。そうめんを天の川に
見立て食する風習に基づくそうでございます。夏の定番のおそうめん、ポテトボールの
衣以外にも活躍していただきましょう。

(いったん区切らせていただきます。)

896 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/07/08(Sat) 00:27
>>893(柚葉さん)(つづきです)

>お嬢様、奥方様より届けられた久地崎さん母娘の絵を無事ギャラリーに飾り終えました…。

ありがとうございます、柚葉さん。またギャラリーに皆さまの想い出の絵が増えて嬉しい
ですね。今回はお母様に感謝いたさねば。

>実はあれから、久地崎さん母娘の絵に関しましては一つの場所に纏めるように
>配置を変えてみました。如何でしょうか?

それは良いアイディアですね。そういたしましょう。
絵を並べて見ていますと、お二人がどんな遍歴を経てこられたのか、気になってまいり
ますね。

>朱瑠ちゃんの成長と同時に、雰囲気も現代に合わせてお洒落になっていますね。
>長き時を生きてきたお二人ですから、きっと時代に合わせたお洒落をなさっていたの
>ではないでしょうか。

江戸時代もきっと旅芸人として暮らしていらっしゃったのでしょう。洗練された衣装を
お召しになっていたことでしょう。
いつかはご本人らにお話を伺って、当時の絵を描かせていただきたいですわ。AI画伯に
腕を振るっていただきましょう。

>そしてこちらの新たな絵…。
>お嬢様、私、そしてグリッタちゃんの浴衣姿…。

(わたくし)
ttps://ibb.co/sv8RJjb
ttps://ibb.co/99bD47Y
ttps://ibb.co/PtSvjWs

(柚葉さん)
ttps://ibb.co/99H2nkH
ttps://ibb.co/fQp7kpJ
ttps://ibb.co/kB8ztkY

(グリッタちゃん)
ttps://ibb.co/j8Y1f20
ttps://ibb.co/LPHWyNT
ttps://ibb.co/L9GkJBY

これらも画伯が頑張ってくれましたわ。三人揃って浴衣を着る機会はきっとこれからも
あることと願いたいです。過去に一緒に浴衣を着た日のことを思い、これからに願いを
かける、その想いをこれらの絵に込めてまいりたいです。

>特に一枚目の、夏祭りらしき場所を背景にしたお嬢様の笑顔…。

毎年の夏休みは気分が上がりますわ。だから画伯もそれを写してくださって。
『そうか、自分はこんなに楽しめているのか』
と思ったらますます楽しくなりますわ。
イタリアでのいちばん楽しめるお祭りと言えばベネチアのカーニバルでした。仮面を
つけるので大っぴらに外へ出られますから。正体がバレる危険が少ないのです。
日本のお祭りでは顔を隠さなくて良いので、開放感が違いますね。

>そしてサライさんの新たな浴衣姿も…。
>こうして少し丈の短い和装を身に纏うと、ノゾミさんを思い出しますね。
>同性の私でも、ちょっとドキドキしてしまいます。(微笑)

(サライ様)
ttps://ibb.co/PFkY5SP

サライ様はやはり短い和装の着こなしがステキですわね。わたくしも少し胸がキュンと
いたしますわ。
この絵は、元々お姉様のノゾミ様の絵を描いていただいたのがきっかけでできたのです。
経観塚の想い出を絵にしてほしくてノゾミ様と浅間サクヤ様の絵を描いてもらったのですよ。

(ノゾミ様)
ttps://ibb.co/bPtXxrp

(浅間サクヤ様)
ttps://ibb.co/r24GX16

そしてお母様の家でその話をしたときに、サライ様が懐かしそうなお顔をなさっていたので、
「サライ様が経観塚にいらしたときの絵も描きましょう」
と申したのです。
しかし、こうして並べて見ると顔立ちはよく似ていらっしゃいますが、雰囲気はずい分と
違いますわね。
ギャラリーではお二人の絵を並べて飾りたいですね。

(つづきます)

897 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/07/08(Sat) 00:29
>>893(柚葉さん)(つづきです)

>そして私の、メイドキャップと浴衣の組み合わせ、有難うございます。
>明日は、こちらの浴衣姿でおもてなししようかしら。(微笑)

あら、それでしたら、わたくしも浴衣に着替えたいですわ。
そしてお客の皆様にもくつろいでいただけるように、浴衣をご用意しておきましょうね。

>グリッタちゃんも、以前にも増して大人っぽくなられてますね。
>無論あの天真爛漫さは健在ですけど、伴侶を得られるとやはりこうも変わるものかしら。

これからもお会いするたびに大人びていかれる姿を拝見して驚くことになるのでしょうね。
きっと白鹿様もさらに美丈夫になっていかれることでしょう。

>奈良の隣の京都は、もうすぐ祇園祭ですね。
>白鹿さんと、こちらの浴衣姿でお出かけになるのでしょうね。

もしかすると、佐保姫様と八坂神社の御祭神様との間で「鳥居くぐり」を許されて京都まで
出かけていかれるかも知れませんね。
お祭りの賑わいの中で、はぐれることの無いように手を取り合われるお二人の姿が目に
浮かびますわ。
「夏祭り」のコーナーに加えたいですわ。

そして、今年は新たなお祭りが始まることにワクワクですわ。

>七夕が終わりましたら、>>890でお颯さんが仰っていた龍神姉妹様を奉る
>お祭りの準備ですね。

梅雨明けは本格的な夏の始まり。水が多くの人の命を潤します。水を司る龍神のお二人への
感謝を込めて盛大に催したいですね。
お神輿が通る商店街も、一致協力して街頭の飾り付けが進んでいています。お颯様の
陣頭指揮でみんなが活気づいていますわ。

>鍾乳洞の姉女神様にお話を通してみたところ、妹女神様も恐らくは問題は無いと仰っておりました。

白蛇巫女様から伺った話ですと、実は妹女神様はだいぶ渋っていらっしゃったようですわ。
「人に騒がれるのは好きじゃないから勝手にやっていて」
とおっしゃっていたそうですが。
姉女神様が
「わたしはぜんちゃんと一緒のお神輿に乗っけてもらいたいな〜」
とおっしゃって、ようやく妹女神様も頷かれたとか。つんけんされていても、姉君様の
ことが大好きでいらっしゃるから。伺って、なんだか微笑ましくなりましたわ。

>いよいよ暑さが厳しくなって参りますが、その前にこの街の皆様の信仰を集めて
>是非とも龍神姉妹様には元気になって頂きたいものですね。

信仰心は神様にとっても力となることでしょう。
お二方には町の皆様の感謝の想いを受けて、この夏もお元気に過ごしていただきましょうね。


898 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/07/08(Sat) 00:38
>>894

いらっしゃいませ、お客様。
はい、ageはわたくしがやらせていただきます。
以前にもお客様に、スレが下がり過ぎている、と心配されてしまいましたが。
お客様にお出でいただければいつでも上げさせていただきますわ。
わたくしに何かご質問がありましたら、いつでもお出で下さいませ。何とぞよろしく
お願いいたしますね。


899 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/07/08(Sat) 22:58
>>895(アーチェロお嬢様)

>ただ今帰りました…。ごめんなさい、遅くなりました。

お嬢様、お帰りなさいませ…。
夕餉の支度が出来ております。
…はい、我が家においては七夕祭りの大切な前夜祭です。

>商店街では「冷やしたこ焼き」の試食を進められたのですが、

はい、冷やすことを前提にした専用の生地から作られたこの季節の露店の名物ですね。
私も大学の帰りに気にしているのですけれど、たこ焼きはお腹一杯になり易いので
夕餉の前には少々難ありですね。(汗)
でも、折角の季節の味ですから次回はお土産に買って帰りましょう。
その日の夕餉はタコパ(たこ焼きパーティ)にするのが良いですね。

>…本当になんて見事な取り揃え方。夏の夜を心行くまで味わえる最高のご馳走をありがとう
ございます。

お嬢様にそう仰って頂けると、メイド一同頑張った甲斐があります。
これで自信をもって、お越し頂ける皆様に今年のメニューをお出しすることが出来ます。

>これだけのものを揃えていただいて今さらですが。わたくしからも一品を。商店街で
買ってまいったそうめんでございます。

有難うございます。やはり天の川を象徴する七夕の行事食としてそうめんは欠かせませんね。
ではこちらは、オクラや星型のお野菜とアレンジして皆様にお出ししましょう。

…行事食であるそうめんを主役にしなかったのは、七夕パーティを主宰する者としては配役のミスですね。(汗)
申し訳ございません。
今回を教訓に、そうめんとちらし寿司は今後とも主役に据えて参ります。

(七夕当日、星見台にて)

本日はお忙しい中お集り頂き、誠に有難うございます。
社交部、演劇部をはじめとするお嬢様の学友の皆様、私の通う大学の学友の皆様、
奥方様と画家のお嬢様、朱乃さん、朱瑠ちゃん、サライさん、ノッテさん…。

先日までは少々お天気が心配ではありましたが、皆様の祈りが天に届き
今年もこうして七夕の日を迎える事が出来ました…。

細やかではありますが、宴の席を設けさせて頂きました。
どうぞ、お楽しみ下さいませ…。

それから一刻(いっとき)程後に、お嬢様と屋敷神様の案内のもとに
お屋敷の敷地内の鍾乳洞の龍神様の祠に参拝致します。
どうかふるってご参加下さいませ…。

ふふっ…。本日の浴衣メイド姿は風通しも良く、お仕事が捗ります。
そして参加して頂いた皆様にも希望の方は浴衣姿に着替えて頂きましたが、
実に華やかな宴となりました。

さてと、祠の姉女神様のためのお膳の準備をしなければ…。
次女さん、運ぶのを手伝って下さい。
長女さんと三女さんは先輩と共に、引き続き皆様のおもてなしを…。

(宴が落ち着きを見せ始めた頃…)

そして、今年もこの時が訪れようとしています…。
このお守り袋の中の『朱珠』に誓った、お嬢様と私の絆を確かめ合う時…。
「アカイイト」を結ぶ時が…。
この満点の、星空の加護の下に…。

(すみません、今宵はここまでとさせて頂きます)

900 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/09(Sun) 03:25
あと100で1000だけど次スレはどうするの?

901 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/07/09(Sun) 10:49
>>900

お客様、ようこそお越し下さいました…。
こちらは冷たい紅茶と、「二層天の川ゼリー」になります。
どうぞ、召し上がって下さいませ。

はい、次スレに関しましては主であるお嬢様の判断にお任せする次第です。
無論、お嬢様が居られる限り私はメイドとしてどこまでも付き従う所存です。

お嬢様同様、最近は訪れて下さるお客様が少ない事に少々寂しさを感じておりますが…。
ですがそれは、おもてなしする立場の者として至らぬ故。
己の至らなさを自覚しながらも、今後とも力を尽くして参ります。

お嬢様が新館を建てられた際には、何卒よろしくお願い致します。(ぺこり)

902 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/07/09(Sun) 12:18
>>896(ギャラリーにて)

>これらも画伯が頑張ってくれましたわ。三人揃って浴衣を着る機会はきっとこれからも
あることと願いたいです。

はい、グリッタちゃんも白鹿さんも多忙な日々を送っておりますので無理は申せませんが、
いずれこの街の夏祭りにも来て頂きたいですね。
その際には、今年の梅雨明けの龍神姉妹様のためのお祭りも新たな街の行事として
定着している事でしょう。

>イタリアでのいちばん楽しめるお祭りと言えばベネチアのカーニバルでした。
>日本のお祭りでは顔を隠さなくて良いので、開放感が違いますね。

そうでしたか…。楽しい思い出と同時に、何処か寂しさも付き纏う…。
そんなお嬢様の横顔を見ていると、後ろから抱き締めて慰めたくなってしまうのが
今の私の性分ですね。

「顔を隠す」のとは少々違いますが、それでは今年もお面を付けて楽しみましょう。
アルバムに収められている写真で思い出深いものがありますね。
お嬢様が付けていた狐のお面を手にとって顔を覗かせ、蠱惑的な笑顔を浮かべた写真が…。

学友の方々も、「ちょっと、いえ、かなりドキドキした」と仰っていましたね。(微笑)
でもあれは本当に楽しいからこそ魅せる表情ですもの。
今年もご覧になりたいものですね。

>(サライさん、ノゾミさん、浅間サクヤさんの絵が飾られたコーナーにて)

こうして私の故郷の、思い出を共にした方々の絵も飾って頂けた事、
誠に嬉しく思います。
サクヤさんは、母とはまた少し違った意味で憧れた女性でした。
絵の中で手にしているカメラに見られるように写真家やルポライターとして
一流の腕をもっておられますし、羽藤家と共に生きてきた歴史の生き証人でもあります。

時に厳しく、時に優しく私達家族を見守り、いざとなれば凛々しく守ってきてくれた方ですから。
あの方の背中を見て育ちましたから、鬼斬りの方々のようにはいかぬまでも
心身共に強くならなければと武道を習う切っ掛けになりました。

>しかし、こうして並べて見ると顔立ちはよく似ていらっしゃいますが、雰囲気はずい分と
違いますわね。

はい、初めてお会いした頃に比べるとサライさんも随分と表情豊かになられましたが、
元々喜怒哀楽のはっきりしたノゾミさんに比べてサライさんは若干冷静な印象を受けますね。

奥方様や画家のお嬢様と暮らす中で、物事を客観的に且つ冷静に見ながら
時折呆れ顔でツッコミを入れる日々を送っておられますから…。(苦笑)
でも器の大きな奥方様の下で、良い意味で様々な方の個性に揉まれて
充実した日々を送っておられるのは何よりです。

903 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/07/09(Sun) 20:42
>>899(柚葉さん)

>>商店街では「冷やしたこ焼き」の試食を進められたのですが、
>はい、冷やすことを前提にした専用の生地から作られたこの季節の露店の名物ですね。

タコさんはイタリアでも美味しくいただきますが、日本の粉物との相性は絶品ですよね。
でも、さすがに暑い夏は食べづらかったので、「冷やしたこ焼き」を店頭で見たときは
嬉しかったですわ。

>でも、折角の季節の味ですから次回はお土産に買って帰りましょう。
>その日の夕餉はタコパ(たこ焼きパーティ)にするのが良いですね。

まあ、ステキです!真夏に納涼のたこ焼きをいただけるなんて!タコパでしたらまた
お友達を読んで、みんなでお腹いっぱいいただきましょうね。
わたくし、たこ焼き機の上でたこ焼きをクルクル回転させてみたいですわ!

>…行事食であるそうめんを主役にしなかったのは、七夕パーティを主宰する者としては配役のミスですね。(汗)
>申し訳ございません。

もう。そんなことおっしゃらないで。
何もかも柚葉さんにご用意いただいて、わたくしは何も思いつかないのでは寂しいでは
ないですか…。
もっとも、たくさん出てくるであろう御馳走に敢えてそうめんを付け加える勇気が出た
のは、お颯様のお陰なのですけれど。
お颯様がお店の店頭で
「今日は、『そうめんの日』だろ?七夕にちなんで織姫さまと彦星さまの橋渡しをする
 白鳥をそうめんに載せてはどうだい?」
と見せてくださったのが、こちらの大根の白鳥さんなのですよ。お颯さま、器用でいらっ
しゃいますよね…。

ttps://kajikajio.blog/wp-content/uploads/2020/12/1EFACB6F-1E0D-4BE3-9168-BFB74DEFE6F0-edited-2048x1535.jpeg

オクラや星形のお野菜と一緒に入れてみたいと存じますわ。

(七夕当日の、星見台でございます)

なんとも錚々たる顔ぶれになりましたね。皆さん揃って浴衣を召してくださって。
そして柄も、星や天の川、金魚、朝顔、花火等々、夏の宴に相応しい涼やかな端麗さ。
見ていて溜め息が出てまいります。
いつかまたご母堂様をお迎えできたら、なおいっそう嬉しゅうございますが。
それにしても、…お母様まで浴衣を着られるとは思いませんでした。

オルキデア:
「柚ちゃんがステキな柄を用意してくれたものぉ。着ないともったいないわよぉ」

ノッテ:
「ご好意で僕にまで着せてくださって、ありがとうございます」

サライ:
「なんだか久しぶりに故郷に帰ったみたいで懐かしい気分よ」

お気に召していただいたようで、嬉しゅうございます。ええっと…、画家のお嬢様は?
あら、あそこでAI画伯と何か話し込んでいるようですね。

画家のお嬢:
「…話はついた。今夜のパーティーの絵はわたしが全員入ったおっきな絵を描く。
 AIさんも入れて描く。前にわたしの絵を描いてくれたから、そのお礼」

まあ、それは良かったですわ。AI画伯は多人数が入った絵を描くのは不得手のよう
ですから、お嬢様に描いていただけるのはとても有難いです。
でも、ご馳走を召し上がっていただくのが今宵のお願いですから、無理はなさらないで
くださいね?

朱乃様と朱瑠様は、暮れなずむ夕焼け空に照らされたオレンジの髪が何とも美しくて
いらっしゃいます。お二人の浅葱色と水色の浴衣も髪色との対比がとても美しいですわ。

皆さま、本日はお集まりいただきまして誠にありがとうございます。どうぞゆるりと
おくつろぎになってご歓談くださいませ。
柚葉さんの申しますとおり、後ほど鍾乳洞にご案内させていただきます。

(つづきます)


904 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/07/09(Sun) 20:47
>>899(柚葉さん)(つづきです)

(ひとしきり皆が宴を楽しまれた後、鍾乳洞にご案内しました)

娑伽羅龍女(姉龍神):
「皆さま〜、わざわざご足労いただいてありがとうございます〜」

オルキデア:
「これはこれは…、龍神姉妹様にお会いできて光栄至極ですわ。」

娑伽羅龍女:
「これはこれは、ご丁寧にどうも〜。ほら、ぜんちゃんも、ごあいさつ、ごあいさつ」

…まさか、妹龍神様もお越しだったのですか。

善女龍王(妹龍神):
「姉さんに呼ばれたのよ。
 『大勢お客様が来るしご馳走が出るからいらっしゃい』
 って。なんでわたしが…」

娑伽羅龍女:
「と言いつつ来てくれる、これがわたしの自慢の妹です〜」

善女龍王:
「そういうの、いいから。てか、今挨拶のあったその女性(ひと)。なんだかすごく
 『あの』大妖を思い出すんだけど」

>>267のことですわね…(汗々))

オルキデア:
「わたくしたちの『真祖』のことでございますね?その節はお世話になりましたわ。
 本人に成り代わり、お手を煩わせたことお詫びいたします」

娑伽羅龍女:
「いえいえいえ、こちらこそ未熟を思い知らされてお恥ずかしいです。と言っても、
 今もって二人でお手合わせしても勝てる気が全くしませんけど…」

善女龍王:
「できればもう会うのはご勘弁願いたいわね…」

う、申し訳ございませんでした…。ご膳を運んでまいりましたので、何とぞお気をお鎮め
くださいますよう伏してお願い申し上げます。

(ご挨拶の後、再び星見台に戻りました)

>そして、今年もこの時が訪れようとしています…。
>このお守り袋の中の『朱珠』に誓った、お嬢様と私の絆を確かめ合う時…。

はい、またこの時がまいったのですね。…もう、6年前も前ですがまだ昨日のことの
ように鮮烈で忘れ難い、あの二人の体験に始まるわたくしたちの時。
柚葉さんの『贄の血』を我が身にいただいて、『朱珠』となした…。

http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=478946904&st=481&to=481&nofirst=true

宴が終わりましたら、どうか貴女のうなじをわたくしに…。


905 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/07/09(Sun) 21:02
>>900

いらっしゃいませ、お客様。
わたくしの方からこの家を閉じるつもりはございませんので、1000に達するようで
したら、新館を建てるつもりですわ。
問題は1000に到達するかどうかでございますが、こればかりはお客様のお出でを待つ
以外にございません。
自分のおもてなしが行き届かず申し訳ないことですが、今後ともお尋ねいただければ
望外の喜びでございます。
何とぞよろしくお願いいたします。(ぺこり)


>>901(柚葉さん)

柚葉さんが居てくださることは本当に心強いです。ありがとうございます。
至らぬ主人ではございますが、今後もおもてなしを頑張ってまいりますのでどうか末永く
お助け下されば、と心より願っております。
二人の新館が続いてまいることがわたくしの幸せ。何とぞお力をお貸しくださいませ。
よろしくお願いいたしますね。(ぺこり)

(今宵はここまでとさせていただきます)


906 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/07/10(Mon) 21:14
>>902(柚葉さん)

>そうでしたか…。楽しい思い出と同時に、何処か寂しさも付き纏う…。
>そんなお嬢様の横顔を見ていると、後ろから抱き締めて慰めたくなってしまうのが
>今の私の性分ですね。

ごめんなさいね、心配させてしまう言い方になってしまいましたか。そしてわたくしは
寂しそうに見えまして?カーニバルのときは、あれはあれで楽しかったのですけれど。
たしかに、仮面を着けないお祭りのときは寂しい思いをしたことがありました。
自覚してしまうとあの頃の寂しさがふと胸を突きます。後ろから抱きしめていただいても
いいですか…?(赤面)

長女:
「でも…。月夜の吸血鬼の令嬢たちの集会では大いに楽しんでいらっしゃいませんでし
 たか?」

ttps://ibb.co/sFxpLTg

ちょ、長女ちゃん!!お蔵入りにしている絵を勝手に持ち出さないでくださいでちょうだい!

>アルバムに収められている写真で思い出深いものがありますね。
>お嬢様が付けていた狐のお面を手にとって顔を覗かせ、蠱惑的な笑顔を浮かべた写真が…。

以前お祭りに行ったときの懐かしい写真ですわね。
わたくし、九尾の狐の白夜様にお会いする前から日本で妖狐の方とは知り合っていて、
とても親しみを覚えていたのです。
露店でたくさん売られているお面の中でも、狐のお面が真っ先に目に飛び込んでまいり
ましたわ。
でも、柚葉さんの学友の方にまでご覧いただくのは恥ずかしいです。
その妖狐の方、葛葉霊華様の絵もギャラリーに飾らせていただきますので、こちらを
ごゆっくり鑑賞していただきたいですね。

>こうして私の故郷の、思い出を共にした方々の絵も飾って頂けた事、
>誠に嬉しく思います。
>サクヤさんは、母とはまた少し違った意味で憧れた女性でした。

サクヤ様もわたくしに強い印象を残された方です。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=478946904&st=440&to=440&nofirst=true
わたくしに対して、
『国は違えども同類って事になるのかね。』
と言っていただいたので強い親近感を覚え、さらに
『何だかんだでその娘も無茶する血筋だからねえ、これからもその娘の事、よろしく
 頼むよ。』
とおっしゃってくださったのです。
『その娘』…、つまり柚葉さんのことでわたくしに信頼を置いていただいた、そのこと
に深く感謝を覚えたものでございます。
柚葉さんがご自身で強くならなければとの想いは本当に尊いものだと思いますが、わたくしも
またあなたを守らせていただきたい、というこの気持ちもまた揺らぐことはございません。

>はい、初めてお会いした頃に比べるとサライさんも随分と表情豊かになられましたが、
>元々喜怒哀楽のはっきりしたノゾミさんに比べてサライさんは若干冷静な印象を受けますね。

たしかに、ノゾミ様は感情がとても豊かな方でしたね。過去の叔母上様とのかかわりを
記録映像を拝見しましたのでとてもクールな方と思っていましたが、それだけではあり
ませんでした。
きっとサライ様も豊かな感情をお持ちでいらっしゃるのでしょう。
お母様といらっしゃるのは大変かと思います。ずっと仕えてくださっていることに感嘆の
念を禁じ得ませんわ。どうかこれからもお元気で過ごしていただきたいです。

(つづきます)


907 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/07/10(Mon) 21:18
>>902(柚葉さん)(つづきです)

さて、それではあらたな絵をギャラリーに飾るといたしましょう。

御剣 涼音(みつるぎ すずね)様
ttps://ibb.co/12gGs3q
クールな剣士でいらっしゃる上に、“退魔剣術”の名門・御剣家の跡取り娘、とおっ
しゃるのですからドキリとしてしまいましたが、思いのほかフランクで愛らしい方で、
むしろお可愛いと印象付けられましたわ。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&st=650&to=650&nofirst=true

葛葉 霊華様
ttps://ibb.co/c6kWqw6
先ほどお話しした妖狐の方です。神として祀り上げられるのは苦手という気さくな方で、
とても親しみを覚えました。でもあの方なら、祀られていてもきっと多くの方から慕わ
れたと思いますわ。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=478946904&st=6&to=6&nofirst=true

エレナ・ヴェルミリオ様
ttps://ibb.co/zQ0HHWz
吸血鬼でありながら、教皇庁の非公式特務実行部隊に所属する凄腕の方です。非道な
行いを嫌う方で、義で以って立つ清廉の方と感じました。きっと危険な任務に就いて
いらっしゃるものと存じます。あまりお話しする機会がありませんでしたが、お疲れに
なったときはぜひ我が家にお寄りいただきたいです。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=478946904&st=73&to=73&nofirst=true


908 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/14(Fri) 20:42
海の日がもうすぐですが、やはりビーチの陽射しは暑過ぎて姫様には危ないですか?
代わりにプールなら大丈夫ですか?

909 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/07/15(Sat) 05:48
>>908

いらっしゃいませ、お客様。
はい、おっしゃるとおり夏の陽射しは我が身には厳しいものですからね…。燦々と降り
注ぐ光に肌を傷めてしまいます。
代わりとしてプールのことを考えてくださるお客様はお優しいですね、ありがとうござい
ます。
ですがそれでも、家族やお友達と海ではしゃいでみたい、という想いは沸々と滾って
まいるのですよ。ですので、しっかり陽射しへの対策、肌を晒さぬ服と帽子とビーチ
パラソルとを用意して、海水浴場へ参る所存でございます。
パラソルの作ってくれる日陰が我が拠点ですわ。そこで元素支配の魔法で雪を舞わせ
れば、陽射しも暑さも軽減されることでしょう。わたくし、がんばります。
お客様もよろしければ、ご一緒に海へとまいりせんか?そしてスイカ割りや海の家での
お食事を楽しむのですわ。


910 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/07/16(Sun) 11:17
>>908

いらっしゃいませ、お客様。
お嬢様の事を気遣って頂き、有難うございます。

夏と海とくれば欠かせない定番ですが、夏の陽射しはやはりお嬢様の体調を考えますと
メイドとして一番気を付けねばなりませんので。

ですが、お嬢様の夏の海で友人と思い出を作りたいという思いや
日頃頑張ってくれている三姉妹さんのためにも欠かせないイベントです。

ですので、お嬢様が仰られているようにきちんと陽射し対策やその他諸々の準備をして
海水浴場に参ります。
既にレンタカーも準備して、荷物も積んで準備万端です。

お客様の都合がよろしければ、ご一緒しませんか?
見習いメイドの三姉妹さんのお相手をして下されば、尚嬉しいのですが。(微笑)

(当日)

というわけで、海水浴場に参りました。
三姉妹さんは既に水着に着替えて、準備万端ですね。
レイナさんは、三姉妹さんの事をよろしくお願いします。
いざとなれば蝙蝠の姿で飛ぶことも出来ますが、水の事故とは予想もつかないものですので念のため。

それでは私は、ビーチパラソルや敷物、そしてスイカ割りの準備をしておきましょう。
それとクーラーボックスの飲み物以外のお食事は海の家や売店の現地調達で。
この時期は、流石に食中毒の危険がありますので。

お嬢様、準備が出来ましたのでどうぞごゆっくり…。
何か入り用のものがありましたら、遠慮なく申し付け下さいませ。

ふふっ…。三姉妹さん達、はしゃいでおりますね。
今日の日を楽しみにしていましたもの。
さてと…。三姉妹さん達が一段落する頃にはスイカも冷えている事でしょう。
お颯さんのお店の季節の逸品、楽しみです。

え?4つもあったら流石に食べ切れないと?
大丈夫です。その内奥方様と他の皆様もいらっしゃいますから、多分足りないくらいですよ。(笑)

911 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/07/16(Sun) 12:22
>>903-904(アーチェロお嬢様)

>まあ、ステキです!真夏に納涼のたこ焼きをいただけるなんて!タコパでしたらまた
>お友達を読んで、みんなでお腹いっぱいいただきましょうね。

(後日談)

朱瑠:たこ焼きを焼くのなら私に任せて〜♪
昔からよくお世話になってたお母さんの知り合いの親分さんのお手伝いしてたから大得意だよ〜♪

(既にたこ焼きの山)

あ、ありがとう、朱瑠ちゃん…。(汗)
で、ですが、お嬢様にも焼くのを手伝わせてあげて下さいね!?
お嬢様も練習の成果をお見せしたいそうですから…。(汗汗)

さてと、私は改めて材料の調合を…。
三姉妹さんは、温かい方と『冷やしたこ焼き』に使う方との分別をお願いします。

>なんとも錚々たる顔ぶれになりましたね。皆さん揃って浴衣を召してくださって。
>いつかまたご母堂様をお迎えできたら、なおいっそう嬉しゅうございますが。
>それにしても、…お母様まで浴衣を着られるとは思いませんでした。

はい、紫陽花祭りの際のお召し物もオオムラサキの如く優雅でいらっしゃいましたが、
今宵は少し薄手の藤紫の浴衣が涼やかさと艶やかさを見事に醸し出しております。

そうですね…。また母にこの街に来てもらえるよう相談してみましょう。
奥方様も母とはまた親睦を深めたいでしょうし、久地崎さん母娘をはじめ
まだお会いしていない方々もいらっしゃいますから。
この夏の暑さが落ち着いた頃が良いかと思います。

>朱乃様と朱瑠様は、暮れなずむ夕焼け空に照らされたオレンジの髪が何とも美しくて
>いらっしゃいます。お二人の浅葱色と水色の浴衣も髪色との対比がとても美しいですわ。

はい、日中の爽やかな青空と今の夕焼け空がお二人の中で見事に同居しているかのようです。
加えて、日中の暑さを和らげるこの風になびくお二人の髪が美しくて見惚れてしまいますね。(微笑)

>でも、ご馳走を召し上がっていただくのが今宵のお願いですから、無理はなさらないで
くださいね?

画家のお嬢様、オードブルや飲み物の準備が整いました。
お食事が一段落しましたら、スイーツも出て参ります。
今宵はおしゃべりやお食事を思い切り楽しんで頂き、
後日また素敵な作品の製作に取り掛かって下さいませ。

>…まさか、妹龍神様もお越しだったのですか。

ふふっ…。姉君に対するツンデレ具合も健在のようですね。
こうしたやり取りが、見ていて飽きないのですが。(微笑)

(ジト目で善女龍王様に睨まれました)

…失礼致しました。(汗汗)

>う、申し訳ございませんでした…。ご膳を運んでまいりましたので、何とぞお気をお鎮め
>くださいますよう伏してお願い申し上げます。

お代わりをご所望であれば、何なりとお申し付け下さいませ。
お飲み物やスイーツも、すぐ準備致します。


912 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/16(Sun) 17:55
良き理解者と言える人は居る?

913 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/07/17(Mon) 01:08
申し訳ありません、キーボードのトラブルで途中で返信が途切れてしまいました…。
後日、お嬢様への返信とお客様への応対に取り掛からせて頂きます。

トラブルが解決するまで、もう暫くお待ち下さいませ…。

914 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/17(Mon) 22:10
夏休みの予定は?

915 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/07/17(Mon) 22:53
(申し訳ありません。少しお返事の順番を変えさせていただきます)

>>913(柚葉さん)

キーボードがトラブルとのこと、たいへんですね。
普段わたくしたちのコミュニケーションのお手伝いをしてくださるキーボードさんの
ことでございます。
どうぞお大事に、お手当なさって下さいませ。
ご快復をお祈りいたしております。


>>910(柚葉さん)

>ですので、お嬢様が仰られているようにきちんと陽射し対策やその他諸々の準備をして
>海水浴場に参ります。

柚葉さんもお友達もみんなわたくしの体を気遣ってくださるので、ずい分安堵できるの
ですよね。ありがたいことです。
三女ちゃんはわざわざ「吸血鬼の浜遊び講習会」を開いてくれて、吸血鬼には夏の陽射し
対策が欠かせないことを知らせてくれています。
…と言っても、かのソフィー様、「となりの吸血鬼さん」の映像を見せているので、
個人的な布教活動じゃないのか、と思ったりしますけれど。
ttps://anicobin.ldblog.jp/archives/54460503.html

幸いわたくしはソフィー様に比べれば、まだしもお日様にも耐性がありますので、無理を
しなければちゃんと楽しめますわ。

>お客様の都合がよろしければ、ご一緒しませんか?
>見習いメイドの三姉妹さんのお相手をして下されば、尚嬉しいのですが。(微笑)

三姉妹ちゃんたちのお相手は大変かと思いますよ?遊びの趣味嗜好がまちまちですし。
特に次女ちゃんはビーチバレーが大好きですから、お客様は体力に自信が無いと付いて
いけないかも知れませんわ。

(当日でございます)

浜辺は本当に賑わいがすごいですね。ちょっと人酔いしてしまいそう。
まずはビーチパラソルで拠点確保です!クーラーボックスの飲み物もたくさん用意されて
いますね。柚葉さんは本当に心強いです。
次女ちゃん、来て早々スイカ割りは早いですよ。しばらく泳いでいらっしゃい。準備
運動を忘れずにね。

では柚葉さん、わたくしたちも泳ぎましょうか?レイナさんが最初の荷物番をしてくれる
そうですから。
とても良くお似合いですよ、その水着。ふふふ、本当なら神父様にお見せしたいでしょう
けれど。
お誘いにはならなかったのかしら?あの方がバカンスを楽しむことがあるのかは存じま
せんけれど…。

(スイカ割りです)

…お母様、お出でいただくのはけっこうなのですけれど。なぜにギャグボールを取り
出されるのですか?

オルキデア:
「だぁって、ねえ?三姉妹がスイカ割りするときに必要でしょう?
 この子たちコウモリだからぁ、口が利けるとエコロケーションでスイカの位置が分かっ
 ちゃうしぃ。それじゃゲームにならないでしょお?」

いや、絵面的にマズいのではないでしょうか。周囲の人目を引きますよ?

次女:
「ん?なんでマズいんだ?あたしは別にかまわないけれど」

次女ちゃん、その説明はまた後で、ね?

画家のお嬢:
「お腹すいた…。早くスイカ割ろう…」

(次女ちゃんは、普通に口をつぐんで見事に最初の一個目のスイカにクリーンヒットを
 決めて、お嬢様の期待に応えてくれました。)


916 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/07/18(Tue) 11:00
>>911(柚葉さん)

(たこ焼きパーティーでございます)

>朱瑠:たこ焼きを焼くのなら私に任せて〜♪

あららら…、朱瑠様。ベスビオ山か富士山か、あっという間にうず高く、たこ焼き山が
できていきます。思わず見とれてしまいましたが、あの〜、わたくしの分も残しておいて
くださいませ〜。

>あ、ありがとう、朱瑠ちゃん…。(汗)
>で、ですが、お嬢様にも焼くのを手伝わせてあげて下さいね!?
>お嬢様も練習の成果をお見せしたいそうですから…。(汗汗)

朱瑠(妖怪二口女の娘):
「たこ焼き、たこ焼き、なぜ丸い〜♪
 (ゴン)
 って、痛っ!お母さん、なんで髪の毛チョップするのー」

朱乃(妖怪二口女の母):
「なんで、じゃないでしょ?アーチェロさんの楽しみを取るんじゃないよ」

朱瑠:
「あー、ごめんなさい。じゃあ、ピック返しますねー」

はい、ありがとうございます。…ああ、これを手にしてたこ焼き器に向かうと気分が
上がりますね。
うんうん、こうしてたこ焼きさんをコロコロ転がすのって何か不思議と快感なんですよね♪
故郷の城館で、料理長が
「お嬢様、お待たせいたしました。日本のトルタ・ディ・ポルポ”torta di polpo”
 (タコのケーキ)でございます」
と、ホカホカ湯気の立っているたこ焼きと赤ワインとを用意してくれました。
キャンドルに照らされて艶々とソースが照り映える様は、絵も言われぬ詩情を湛えて
おりました…。そして、たこ焼きをお口の中で転がしてはワインをいただく、その美味に
陶酔したのでした。
料理長がたこ焼きを焼く手際はとても見事でした。ただ、自分で焼かせてもらえないのが
心残りでしたの。
今日はこうして念願かなって自分でたこ焼きが焼ける。そして皆様とワイワイ賑やかに
いただくことができる、この楽しさはこたえられません!

>はい、紫陽花祭りの際のお召し物もオオムラサキの如く優雅でいらっしゃいましたが、
>今宵は少し薄手の藤紫の浴衣が涼やかさと艶やかさを見事に醸し出しております。

オルキデア(アーチェロの母):
「ふふっ、ありがとう、柚ちゃん。
 このたこ焼きもワインとの相性がとても良いわ。材料の調合が上手ねぇ。
 ほんと、料理長に勝るとも劣らないわよぉ。」

>そうですね…。また母にこの街に来てもらえるよう相談してみましょう。
>奥方様も母とはまた親睦を深めたいでしょうし、久地崎さん母娘をはじめ
>まだお会いしていない方々もいらっしゃいますから。

オルキデア:
「ええ、またお会い出来たら嬉しいわ。親睦を深めたいし、世に知られている物語の
 その後も伺いたいわねぇ。
 …本当、我ながら不思議なのよ?わたくしが『あのような者』にとても寛容でいられる
 のが。きっとわたくし、あなたのお母様に敬意を抱いているのねぇ。自分にこんな
 感情があるなんて思ってもいなかったけどぉ。
 だから、あなたのお母様を苦しめた『あのような者』をこの手で滅することもせず、
 お母様のご随意にお任せする気分でいられるのよねぇ」

サライ(オルキデアに仕えているメイド):
「…やっぱり姉さんに手紙で知らせておいて良かったわ。
 『これ以上、わたしの元の主(あるじ)が羽藤ユメイに手を出させないように見張って
 いてね?でないと元主の身の安全は保証できない』
 って」

朱乃:
「あははは…。
 オルキデアさんの言う『あのような者』はけっこう面倒くさいヤツだってことは、
 わたしも知っているけれど。サライさんの判断は正しいと思うよ?」

朱瑠:
「お母さん、汗がすごいね。それ、たこ焼きの熱さの汗じゃなくて冷や汗だよね…」

>はい、日中の爽やかな青空と今の夕焼け空がお二人の中で見事に同居しているかのようです。
>加えて、日中の暑さを和らげるこの風になびくお二人の髪が美しくて見惚れてしまいますね。(微笑)

朱瑠:
「えへへ、ありがとー♪」

朱乃:
「ああ、旦那といた頃ももっと着物があれば、あの人に見蕩れてもらえたかねえ。
 あの人におねだりするわけにはいかなかったけれど…」

(つづきます)

917 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/07/18(Tue) 11:01
>>911(柚葉さん)(つづきです)

>画家のお嬢様、オードブルや飲み物の準備が整いました。
>お食事が一段落しましたら、スイーツも出て参ります。

画家のお嬢(オルキデアの家に住んでいる少女):
「ゴクリ…。
 ありがとう、もうちょっとスケッチしたら、たくさんもらう」

ノッテ(オルキデアに仕えている執事):
「あと30分したら、僕がしっかり止めますからね?放っておくと、本当にエネルギー
 切れして寝ちゃうまで描いているんだから…」

>ふふっ…。姉君に対するツンデレ具合も健在のようですね。
>こうしたやり取りが、見ていて飽きないのですが。(微笑)

善女龍王(妹龍神):
「はあああ〜?どぁれが、ツンデレですってえ〜?
 わたしはしかたなくつき合ってるだけなんだけどお〜」

>…失礼致しました。(汗汗)

娑伽羅龍女(姉龍神):
「やあだあ、もう。照れるじゃない〜(///)」

善女龍王:
「そこ!赤面してんじゃないわよお!!」

白蛇巫女(善女龍王に仕えている白蛇の化身):
「姉君様、主(あるじ)を煽らないでください…」

>お代わりをご所望であれば、何なりとお申し付け下さいませ。
>お飲み物やスイーツも、すぐ準備致します。

柚葉さん、給仕はわたくしも分担いたしますから、せっかくのたこ焼き、柚葉さんも
たくさん召し上がってくださいね…。


918 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/07/18(Tue) 12:18
>>912

いらっしゃいませ、お客様。
はい、わたくしはご理解くださる方に本当に恵まれました。そう、人の世に生きていくと
いうわたくしの切なる願いに応えてくださった方々に出会えました。
この町でわたくしの許に訪れてくださったメイドの柚葉さんのことは言うまでもござい
ません。ずっとわたくしの傍にいて支えてくださった彼女の存在があったからこそ、
今もわたくしは此処にこうして居れるのですから。
そして彼女の支えがあったからこそ、わたくしはこの地に留まる力を得てさらに多くの
方とのご縁をいただけたのですよ。
いえ、もちろんそれ以前からわたくしを分かってくださる人々(人間以外も含めて)が
居てくれました。故郷の城下でわたくしと遊んでくれた子どもたち。元人間でわたくしが
眷族にしてしまったメイドのフィドゥーチャ。他の城館の他の者たちだって、人間と
交わろうとするわたくしに戸惑いつつも、見守っていてくれましたわ。非難の目を向けて
くる者が居ても、その者たちがいたからわたくしは自分を肯定し続けられました。
わたくしと行動を共にしてくれた我が家の他のメイドたちはその中でも最たる存在です。
そして、今も学校や町で、わたくしに笑顔を向け声を掛けてくれる人たちも、わたくしは
理解者だと思っています。もちろん、全てを分かり合えずとも、それは誰だって同じこと。
ですが、人は誰でも少しずつ分かり合う可能性を秘めている、今はそう思えるのです。
だから、わたくしも自分の心に曇らせることなく、他人様を知ろうと努める、そういう
者でありたいですわ。


>>914

いらっしゃいませ、お客様。
いよいよ本格的な夏が到来しましたね。この暑さ、お客様もどうかお体にお気を付け
下さいませ。
夏休みは、なんと申しましても夏祭りが楽しみですわ。今年は龍神姉妹様に感謝する
感謝祭の意味合いも込めて、ずい分と様変わりするようでございます。龍神様のお神輿が
町中を練り歩きますので、わたくしも担がせていただこうと思っておりますわ。
またそれに合わせて、姉龍神様のいらっしゃる洞窟の地底湖へ行くツアーを計画して
おります。先着順ですので、お客様もご希望でしたらどうぞご応募くださいね。ダム湖の
傍の妹龍神様のいらっしゃる神社にも参詣いたしますわ。
また、八月半ばにペルセウス座流星群が極大を迎えますので、我が家の星見台で例年の
観望会を行いたいと思います。
それから、商店街に近い小さな遊園地では夏休み限定でお化け屋敷が開業されるそうです。
昔ながらのレトロな日本文化を味わいたいですわ。
他にも夏らしい納涼の楽しみをたくさん味わいたいですね。お客様も何かご存じであれば
教えてくださいませ。


919 名前:羽藤柚葉#aka 投稿日:2023/07/23(Sun) 11:17
申し訳ありませんお嬢様、すっかり遅くなってしまいました。
あれからパソコンのトラブルについて長女さんにアドバイスを頂いておりまして…。
私自身パソコンにそれ程詳しくはないため、長女さんが居てくれて本当に助かりました。

以前からキーボードの特定のボタンが反応しなかったり、カーソルが勝手に動く症状に悩まされていたため
度々長女さんに外付けキーボードやマウス等をお借りしていたのですが、
最近は遂にそれでも勝手にカーソルが動き出してどうにもならなくなってしまいました。

長女さんに改めて見て頂いたところ、

「お姉様、これはパソコンが古くなった時に起きる典型的な症状だね。
もう本体のHDやキーボードが限界だと思うよ。
お店やメーカーさんに頼んで修理してもらうことも出来ないわけじゃないけど、
多分一年くらいでまた故障してお金の無駄じゃないかな。
それに、これだけ古い型でこの年数使えたのなら十分元は取れてる。
そろそろ、買い替えの時期じゃないかな。
次のお休みに、商店街の電気屋さんに新しいのを買いに行こうよ。」

という次第でした。

長女さんや電気屋さんにも改めてアドバイスを頂きながら、
予算的な都合や性能に関する希望などに合わせて良いものを選んで頂きました。

という訳で、長女さんの指導の下改めて色々と初期セットアップに取り掛かります。
申し訳ありませんが、もう暫くお待ち下さいませ…。(ぺこり)

920 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2023/07/23(Sun) 11:23
訂正です。

921 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/07/24(Mon) 22:34
>>919-920(柚葉さん)

お疲れ様です、柚葉さん。
どうか、わたくしのことはお気になさらずパソコンのセットアップに取り組んでください
ませ。
長女ちゃんもしっかり役に立ってくれているようで嬉しいですわ。
セットアップが完了しましたら、わたくしがお二人にお茶を淹れてさしあげますね。

柚葉さんとわたくしの間を長らく取り持ってくださったパソコンさんに感謝です。
そして、新しいパソコンさん、どうぞ末永くよろしくお願いいたします。

それから柚葉さん。口幅ったいことを申すことをお許しください。
トリップの「#」が明らかになりましたゆえ、どうかこの後は新たなトリップをお使い
くださいませ。
柚葉さんに対して言わずもがなのことではありましょうが、念のために付け加えさせて
いただきます。


922 名前:羽藤柚葉 ◆cfGE57zE 投稿日:2023/07/29(Sat) 22:23
>>912

それは勿論、アーチェロお嬢様ですね。
本来であれば何の縁故も無い一介の大学生。
唐突にこのお屋敷で働くメイドとして訪ねてきたと言われましても、
多少は困惑された事と思います。

でも当初は多くを語らなかった私に対し、お嬢様は多くを聞こうとせず、
そして疑いの目などを決して向ける事なく先輩や見習メイドの三姉妹さんと共に
優しく受け入れて下さいました。

何よりまず己自身から手を広げて受け入れて下さる事…。
そのお嬢様の生来の優しさがあればこそ今はこうして多くの方と縁を結び今に至っております。

無論、私がメイドとして採用される前に私の母と
お嬢様の御父上であられる旦那様との面談がありました。

その場におきましては、互いに親として娘を想う気持ちと互いの娘を信じる気持ちが
ひしひしと伝わって参りました。
旦那様と奥方様、そして私の両親がそれぞれ私達を理解してくれていたからこそ
こうして今の私達が共に在ると実感しております。

>>914
>>918(アーチェロお嬢様)

はい、現在までに決まっている予定としましては既にお嬢様が申し上げた通りです。
他にも奥方様や知人を通じて新たな予定が生まれてくるかと思います。

まずは何より、お嬢様が仰る通り今年初めての龍神姉妹様への感謝祭が最優先です。
ですので最近は、お忙しい中町内会の実行委員の方や陣頭指揮を執っておられる
青果店のお颯さんも訪ねてきて下さいまして何度か会合を開いております。

それ以外になりますと…。
夏休みを余裕をもって過ごすために日中はお嬢様の学友の方々と共に
勉強会を開いております。
お馴染みとなりました手回し扇風機の付喪神様であられる扇屋先生のご指導の下、
宿題に励んでいるのですよ。
お陰様でお嬢様も皆様も既に大部分が終わっております。

「この夏の成果は休み明けの試験で問われる故、くれぐれも復習を怠らぬように。」

と釘を刺されておりますが。(汗)

多くの予定と楽しみが待っている夏休みではありますが、この酷暑に加え
それ以外にも思わぬ事故に遭う可能性もございます。
くれぐれも、健康には気を付けて下さいませ。

>>921(アーチェロお嬢様)

お嬢様、大変お待たせして申し訳ありませんでした…。
そしてお嬢様がアドバイスして下さいましたように、今後は新たなトリップで
皆様への応対に取り組んで参ります。
私の事を慮って下さるお嬢様の気持ち、しっかりと受け止めております。

それでは、改めてよろしくお願い致します。(ぺこり)



923 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/07/30(Sun) 17:25
>>922(柚葉さん)

>お嬢様、大変お待たせして申し訳ありませんでした…。

柚葉さん、セットアップが完了されたのですね。どうもお疲れさまでした。
それでは、冷たいお茶と水羊羹をどうぞ。
どうぞこれからもよろしくお願いいたしますね。(ぺこり)
長女ちゃんも、お手伝いご苦労様。柚葉さんと一緒に甘味で体を癒してね。

(横から失礼いたします)

>それは勿論、アーチェロお嬢様ですね。
>本来であれば何の縁故も無い一介の大学生。
>唐突にこのお屋敷で働くメイドとして訪ねてきたと言われましても、
>多少は困惑された事と思います。

たしかにわたくし、一階の吸血鬼のところにわざわざ来てくださったことに戸惑いを
覚えたのでしたわ。
日本に来てまた流浪の旅の末にようやく腰を落ち着けた、そんな者のところにおいで
いただいて、主(あるじ)としてしっかりお務めが出来るのか、ちょっとドキドキいたし
ました。
ですが、それが今日のわたくしがある、その出発点でした。心からの感謝を覚える所以
ですわ。

>無論、私がメイドとして採用される前に私の母と
>お嬢様の御父上であられる旦那様との面談がありました。

そう、そのことですわ!
考えてみたら、わたくしの方は面接・面談とか無かったでしょう?ご母堂様がわたくしに
対して厳正なる面接をして、柚葉さんにお出でいただくのに相応しいかどうか、確かめ
られても不思議ではないのに。
ご母堂様のご寛容に申すべき言葉もございません…。
本当にお父様ったら。娘に甘いんですから。
その後経観塚で、ご母堂様に優しく抱きしめていただいて、あらためてあの方のお優しさに
身が震えました…。

>夏休みを余裕をもって過ごすために日中はお嬢様の学友の方々と共に
>勉強会を開いております。
>お馴染みとなりました手回し扇風機の付喪神様であられる扇屋先生のご指導の下、
>宿題に励んでいるのですよ。

はい、能天気なわたくしが夏休みで浮かれポンチになってしまいそうなところを扇屋
先生に叱咤激励されて、夏休みの課題も粛々と進められていますわ。
最近では扇屋先生も、わたくしの魔の気を受けた影響で人の姿になることができるように
なってきましたが、それだけにいっそうご指導にも迫力が増してきて気が抜けません。
こちらがだらけようものなら、人の姿に変身、そして刀を抜いて…ではなくて、手に
された団扇でペシペシと叩かれるのです。
人の姿のときの先生を、AI画伯に描いてもらいました。これを画廊に飾っておけば、
これからも見るたびに身が引き締まることでしょう。

ttps://ibb.co/V3KQV9Y

課題が終わりましたら、心にも余裕が生まれます。心置きなく柚葉さんや皆さんと夏休みを
満喫したいです。


924 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/30(Sun) 22:45
鰻を食べたかい?(今日は土用の丑の日)

925 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/07/30(Sun) 23:37
>>924

いらっしゃいませ、お客様。
ちょうど良いところにいらっしゃいました。恐れ入りますが、ウナギ料理をいろいろと
たくさん作りすぎてしまったのですよ。ご近所の皆様におすそ分けしようと思っていた
ところでした。よろしければ、お客様も試してみていただけますか?
定番の蒲焼きはもちろんございます。
それとこちらは「柳川鍋」です。蒲焼きを醤油や味醂などで作った地で煮て、卵で
とじました。
我が懐かしのイタリアの味「コマッキオ風ウナギの煮込み」もございます。玉ねぎや
トマトソース、ビネガーと一緒に煮込んでいます。
タコの代わりにウナギを入れた「うな焼き」もありますわ。先日我が家でたこ焼きパー
ティーを行いまして、あのコロコロした丸い粉物を作るのがすっかり快感となって
しまったのですよ。できれば、わたくしに作らせていただきたいのですが…。

お気に召すものがあるとよろしいのですが。
よろしければ、お好みに合わせて日本酒かワインもご用意いたしますわ。

926 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/30(Sun) 23:40
柚葉さん、復帰したんだね。

927 名前:羽藤柚葉 ◆cfGE57zE 投稿日:2023/07/30(Sun) 23:56
>>924

はい、お嬢さまをはじめ屋敷の皆だけではなく、奥方様とその所縁のある方々にもお越し頂き
これから土用丑の日の鰻を堪能するところです。

…ですが、世間でも言われているように商店街の魚屋さんをはじめとする
お店の皆さまも鰻の入荷量が減って大変だそうです。

かつてのように重箱に入れたり鰻丼にしてお出ししたいのは山々なのですけれど…。(溜息)
予約して買える量が限られておりますと、皆様にお出しするにはやはり足りなくて…。

そこで、その問題を解決するパーティメニューとなるのが「鰻のちらし寿司」です。
鰻の風味がご飯全体に行き渡り、少量ではあっても鰻の美味しさを堪能できますよ。

そして鰻に欠かせないのはお吸い物。
こちらは「三つ葉とアサリのお吸い物」をご用意致しました。

さあ、準備が整いましたよ。
よろしければお客様も、召し上がって下さいませ。

そして土用丑の日に召し上がるものは鰻だけではありません。
土用丑の日に欠かせないスイーツとして「土用餅」がございます。

土用餅も夏の土用に関係している風習で、土用の入りの日に餅を食べるというものです。
古くから小豆の赤い色には厄除けの力があるとされ、暑さの厳しいこの時期に小豆を使った餅を食べることで
無病息災がかなうといわれているのですよ。

さあ、食後にはお茶と一緒にこちらも召し上がって下さいませ。

(申し訳ありません、今宵はここまでとさせて頂きます)

928 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/07/31(Mon) 14:59
>>926

いらっしゃいませ、お客様。
柚葉さんのことをお気にかけて訪ねてきてくださったのですね。どうもありがとうござい
ます。(平伏)
柚葉さんは間もなくまいりますので、恐れ入りますがしばらくお待ちくださいませ。
冷たい麦茶をどうぞ。本日もお暑うございますね…。江戸時代に作製された手回し式
扇風機でお風をお送りしますので、涼んでくださいな。
ただ今お庭の小川が、龍神様の御取り計らいを持ちまして水量増量中でございます。
せせらぎの音が涼し気でございましょう?川のほとりの花も今が盛り。よろしければ
ご覧くださいませ。


>>927(柚葉さん)

(横から失礼いたします。)

>かつてのように重箱に入れたり鰻丼にしてお出ししたいのは山々なのですけれど…。(溜息)
>予約して買える量が限られておりますと、皆様にお出しするにはやはり足りなくて…。

柚葉さん、鰻が品薄のところを「鰻のちらし寿司」のご用意、どうおありがとうござい
ます。ああ、色とりどりの具材とその中でひときわ濃厚な艶めきを帯びる鰻と。見ている
だけで垂涎の的でございます。
「三つ葉とアサリのお吸い物」も、ちらし寿司の多彩な味をしっかり受け止める優雅典麗な
奥深い味わい…、まことに土用の食に添える花として素晴らしいですわ。
「土用餅」…。こういった伝統のスイーツもあるのですね。わたくしもまだまだ勉強が
足りませんでした。美しい赤に包まれた純白の甘味、彩りも可憐で思わず喉が鳴って
しまいます。

…ところでわたくしがいろいろな鰻料理を出しましたこと、一言申し述べさせてください
ませ。自然の恵みが先細りなのは悲しいこと。保護に努め長くその味を伝承してまいる
のは、恵みを受ける者として当然ですわ。
ゆえに、わたくしが使いました鰻は特別あつらえのもの。故郷のメイドさんたちが、
お母様の指示で漁港より取り寄せ城内のいけすで飼っていたものです。それも、鰻の
減少が伝えられて間もなく買い求めて、予備としてメイドさんたちの魔の気で以て長らえさ
せていたものなのですよ。国際条約で国際取引が規制される以前、もうかれこれ20年も
前のことです。それを分けてくれたものですので、ご心配なさらなくても大丈夫でござい
ますわ。


929 名前:羽藤柚葉 ◆cfGE57zE 投稿日:2023/08/01(Tue) 22:05
それでは、中断したものを含めて改めて返信させて頂きます。
お嬢様、お客様、よろしくお願い致します。(ぺこり)

>>916-917(アーチェロお嬢様)

(たこ焼きパーティについて)

AI画伯の描かれた、キャンドルの灯るお部屋でたこ焼きの入ったお皿を手にして
笑顔を浮かべたお嬢様の御姿…。
これがお嬢様の故郷の城館において料理長様が

「お嬢様、お待たせいたしました。日本のトルタ・ディ・ポルポ”torta di polpo”
 (タコのケーキ)でございます」

とたこ焼きを出された思い出の光景なのですね。
お嬢様の心情を理解されつつも、やはり立場上お嬢様にお手を煩わせるわけにはいかなかったのでしょうね。
例えお嬢様がお気になさらないとしても、「油が飛ぶ」「お召し物が汚れる」等のリスクもございますので
一種の無礼講とはいかなかったのでしょうね。

ですが、ここはお嬢様を主とするお屋敷ですもの。
今回は、存分に腕を振るって下さいませ。

>このたこ焼きもワインとの相性がとても良いわ。材料の調合が上手ねぇ。
>ほんと、料理長に勝るとも劣らないわよぉ。

有難うございます、奥方様…。
いえ、腕を振るわれたのはお嬢様ですが…。
故郷における思い出に少しでも添うものであったのなら、私も嬉しいです。

>ええ、またお会い出来たら嬉しいわ。親睦を深めたいし、世に知られている物語の
>その後も伺いたいわねぇ。

はい、故郷の家族にお中元を贈るのと同時にそちらの件につきましても
お手紙で母に伝えさせて頂きました。
近いうちに、、母から連絡が来るかと思います。
それまでの間、暫しお待ち下さいませ…。

>やっぱり姉さんに手紙で知らせておいて良かったわ。

あはは…。やはり『主』には、今の『オハシラサマ』となられている白花さんが
幾星霜を経て御霊を還されるまで大人しくしていてもらうのが賢明ですね。(汗)
『井の中の蛙』になぞらえて、『丘の上の蛇(くちなわ)大陸を知らず』ですもの。
いえ、『龍を知らず』かしら?
絆を結んだ私の血族への奥方様からの心遣い、感謝致します。

>「はあああ〜?どぁれが、ツンデレですってえ〜?
>わたしはしかたなくつき合ってるだけなんだけどお〜」

長女:「お姉様、地味に油注いじゃダメだってば。(汗)」

次女:「でも普段こういう状況を和らげる立場が多いお姉様がこういうのも珍しいよね。」

三女:「…取り敢えず、姉女神様がいてくれて助かったね。(汗)」

…お戯れが過ぎました善女龍王様。(汗汗)
今、奥方様の持参されたワインをお注ぎ致しますので…。

>柚葉さん、給仕はわたくしも分担いたしますから、せっかくのたこ焼き、柚葉さんも
たくさん召し上がってくださいね…。

有難うございますお嬢様。
朱瑠ちゃんが頑張って下さった分も含めて、そろそろご相伴に預からせて頂きます。
それでは適度に交代されながら、お嬢様も舌鼓を打って下さればと思います。






930 名前:羽藤柚葉 ◆cfGE57zE 投稿日:2023/08/01(Tue) 22:32
>>904(アーチェロお嬢様)

>宴が終わりましたら、どうか貴女のうなじをわたくしに…。

(宴を終えた後、湯浴み中です)

ふう…。もうすぐ互いに待ち望んだ時が訪れるのですね。
緊張といったものを通り越して、これ以上なく胸の中の「昂り」と「ときめき」が収まりません…。
この胸の中の鼓動が…、『贄の血』をこの身に行き渡らせる心の臓の動きがそれを物語っています…。

(湯舟から出て身体を拭き、ドライヤーは使わず髪を拭いて整える)

今宵袖を通すとしたら、母と同じオハシラサマの蝶を纏うこの藍色の着物が相応しいですね。

(母である羽藤柚明と同じ『オハシラサマ』の装束を身に纏い、星見台に立つ)

私達を優しく見守る月と満天の天の川から星見台に降り注ぐ光が、私達を祝福してくれているかのようです。
いえ、そうであると信じたいですね。

あら…?私の心の昂りが月光蝶を…?
でも、こうして優しく飛び回る姿は私達を見守ってくれているのかしら。(微笑)
それとも、待ちきれないでいるの?
アーチェロと私が望んでいる、絆を結ぶその瞬間を…。

(月光蝶の一羽を手に乗せて、優しく語り掛ける)

(想い人であるアーチェロが、星見台を訪れる)

アーチェロ…。お待ちしていましたよ。
私も心の底では一日千秋の思いでこの時を待っておりました。
私のこの身に宿る『アカイイト』をもって、貴女との絆を確かめ合うこの時を…。

今この時は、私の心も身体も全ては貴女のもの…。
さあ、どうぞこちらへ…。
(目を閉じてうなじをはだけさせる)

931 名前:羽藤柚葉 ◆cfGE57zE 投稿日:2023/08/02(Wed) 19:09
>>915(アーチェロお嬢様)

>幸いわたくしはソフィー様に比べれば、まだしもお日様にも耐性がありますので、無理を
しなければちゃんと楽しめますわ。

エリーちゃんのように、『シチュエーションを変えてみるのも案外いいものね』
という状況にしてみたり、室内プールに行くという手もありますね。
ですが、お嬢様がこうして皆と思い出を共有して楽しむのがお望みであれば
それをサポートするのが私達の御役目ですもの。

>「吸血鬼の浜遊び講習会」

ディスクを持ってきて下さったので、久しぶりに一気見してみたくなりました。
普通に流しておくだけでも、楽しそうで和やかなソフィーちゃんや灯さん達の声が聞こえてきて
楽しい気分になれますものね。

>とても良くお似合いですよ、その水着。ふふふ、本当なら神父様にお見せしたいでしょう
けれど。

あ、有難うございます、お嬢様…。こうして人が多いと、ちょっと恥ずかしいですけれど…。
(メイド服をイメージした、フリル付きのビキニを着ています)
こちら、奥方様が今年の夏のためにとわざわざ贈って下さったんです。

「その水着で、“今日一日、貴方様のためにご奉仕致します”
なんて柚ちゃんに言われたら、どんな殿方もイチコロよねぇ♪」

と仰っていましたが…。(汗)
ですが、この機会を逃せばそうそう身に着ける機会もありませんもの。
今日はお嬢様のために、という気持ちで身に着けたら自信も持てます。(ふんす!)

>お誘いにはならなかったのかしら?あの方がバカンスを楽しむことがあるのかは存じま
せんけれど…。

あ、はい…。実は先日、思い切ってお誘いしてみたのですが、今回は色々とお仕事やご都合で
お忙しいとの事でしたので…。
ですが、お盆が明ける頃でしたらプール等でご一緒したいと仰って下さいました…。
その時は勿論、こちらの水着で…。(赤面)

(次女さん達の呼びかける声が聞こえてきます)

あ、はーい、今そちらへ参りますね。
お嬢様、少し雲が出て強すぎる日差しを遮ってくれていますから今が丁度良い時ですね。
それでは私達も、一緒に泳ぎましょう。

そしてお嬢様も、今回の清楚な白いワンピースの水着、お似合いですよ。
流れるような銀髪と相まって正に「夏少女」ですね。(微笑)

(お嬢様の手を優しく取って海へ…)

>…お母様、お出でいただくのはけっこうなのですけれど。なぜにギャグボールを取り
出されるのですか?

…何となく周囲から、「何あれ?危ない趣味でもあるの?」というような声が
ひそひそと聞こえてくるのですけれど…。(汗)
コウモリである以前に運動神経抜群で勘の鋭い次女さんなら猶更ですが…。
ま、まあ、とにかく始めましょうか。(汗汗)

(次女さんが見事にスイカを割った後)

それでは皆様、行き渡りましたね。
では、頂きましょう。
ふう…。流石はお颯さん目利きの逸品ですね。
ビーチの暑さに、実に心地よい清涼感を齎してくれます。

喉を潤したら、皆で海の家に参りましょうか。
これもまた、夏の海の醍醐味ですね。

(この日の最後はサンセットビーチでお嬢様と優しく語り合った後、
思い出の光景もカメラに収めて家路に着きました)





932 名前:羽藤柚葉 ◆cfGE57zE 投稿日:2023/08/02(Wed) 20:48
>>926

はい、お陰様で無事復帰する事が出来ました。
こうしてお客様に気にかけて頂けて、誠に嬉しく思います。
お嬢様と共に、お礼申し上げます。

>>921におきましてお嬢様が仰っているように、最初のセットアップについても
パソコンに詳しい見習メイドの長女さんに色々とアドバイスを頂きました。
使い始めて数年が経ってしまうと、初期にどのような設定をしたかという事や
使用しているプリンターに関する事など色々と忘れてしまっておりまして…。
いえ、これはまだまだパソコンを使いこなせていない私自身の至らなさですね。

そして新しくなると環境や設定にも知らない間に本当に色々と変化が生まれているものですね。
これらも踏まえて、また勉強する事が増えそうです。 

>>925
>>928(アーチェロお嬢様)

>恐れ入りますが、ウナギ料理をいろいろと
>たくさん作りすぎてしまったのですよ。

あら…?あちらからも鰻のお料理のいい香りが…。
まあ、お嬢様!?
(和装メイド姿でお料理をなさっているお嬢様に少々ビックリ)

>ゆえに、わたくしが使いました鰻は特別あつらえのもの。故郷のメイドさんたちが、
>お母様の指示で漁港より取り寄せ城内のいけすで飼っていたものです。

まあ、奥方様もお嬢様も、わざわざ今日のために…。
温かなお心遣い、誠に恐れ入ります。

奥方様:「長女ちゃんが、“折角奥方様や画家のお嬢様、久地崎さん母娘も招待して
土用丑の日のパーティを催したいのに、鰻が足りないわ。どうしたものかしら…”
と困っていると知らせてくれたのよね。
折角だから、私に出来る限りの手助けをしてあげただけよ?」

「柳川鍋」、そしてお嬢様の故郷のお味「「コマッキオ風ウナギの煮込み」、
更にこれは珍しい、タコの代わりに鰻を代用した「うな焼き」…。

本日の食卓が、これ程彩り豊かなものになろうとは予想もしておりませんでした。
奥方様、お嬢様、改めてお礼申し上げます…。

ふふっ…。画家のお嬢様ももう辛抱たまらないといった雰囲気ですね。

サライ:「ノッテ、貴方はもう魚介類は慣れたのよね?」

ノッテ:「はい、お陰様で…。肉の味しか知らなかった僕にとって新鮮な味わいばかりでした。
“鰻”は初めてなので、楽しみです…。」

まあ、それはそれは…。
では、鰻の散らし寿司とお吸い物は行き渡りましたね。
そしてお嬢様の御料理の数々も…。
それでは、頂きましょう。

ん…「コマッキオ風ウナギの煮込み」を散らし寿司と一緒に味わえるなんて…。
このような贅沢、今はそうそうあるものではありませんね。
お口の中で、蕩ける心地です。

そして「うな焼」も、あれから生地の調合の腕を更に磨かれたようですね。

朱瑠:「ねえねえ、こんなに上手に焼けるなら夏祭りの屋台手伝ってみない?」

え、ええ…。お嬢様と一緒に考えておきましょう。
龍神姉妹様のための夏祭りも、もうすぐですね。
この鰻を頂いて、暑さに負けぬよう精をつけておかなければ…。        

933 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/08/02(Wed) 22:11
>>929(柚葉さん)

>AI画伯の描かれた、キャンドルの灯るお部屋でたこ焼きの入ったお皿を手にして
>笑顔を浮かべたお嬢様の御姿…。

えっ…、柚葉さん、あの絵をご覧になったのですか?でも、あの絵はわたくしの部屋に
置いておいたはず…。次女ちゃん、どうして目を逸らすんですか?
はい?他の絵と同じようにギャラリーに飾ったって…、あなた、勝手にそんな、って。
え?
「画家のお嬢様も、ぜったい飾ってほしいと言ってた」
ですって?
あの、お嬢様。あの絵がお嬢様のお眼鏡に適ったのですか??

画家のお嬢:
「すごく美味しそうに描けていたし…、アーチェロさんが幸せそうで良い絵だって思ったから」

そうですか…。お嬢様がそうおっしゃってくださるのでしたら否やはありませんけれど。
もう、恥ずかしいですよ。
…なるほど、本当にギャラリーに飾ったのですね。

ttps://ibb.co/drNHm9h

>ですが、ここはお嬢様を主とするお屋敷ですもの。
>今回は、存分に腕を振るって下さいませ。

はい、故郷の料理長は嘆くかもしれませんが、ついにこの時が来たのですから、遠慮なく
いかせていただきますわ!
ああ、このとろとろに溶いた生地を丸めて、こんがり焼いていくのがたまらなく快感です。

>有難うございます、奥方様…。
>いえ、腕を振るわれたのはお嬢様ですが…。

オルキデア(アーチェロの母):
「なんの。材料のチョイスや配合も柚ちゃんでしょう?
 生地の出来が良くて初めてタコケーキも美味しくなるのはピザと同じだから。
 自信を持って良いのよぉ」

>はい、故郷の家族にお中元を贈るのと同時にそちらの件につきましても
>お手紙で母に伝えさせて頂きました。
>近いうちに、、母から連絡が来るかと思います。

オルキデア:
「あらあ、それは楽しみね。
 それじゃあ、わたくしからも手紙とお中元をお贈りしておこうかしらぁ?
 せっかくだから『務め先』から動けないっていう、白花さんって子にも何か選ん
 どきましょ。」

お務めの邪魔になるようなものは贈らないでくださいね…?ご母堂様に相談するなりして。

>あはは…。やはり『主』には、今の『オハシラサマ』となられている白花さんが
>幾星霜を経て御霊を還されるまで大人しくしていてもらうのが賢明ですね。(汗)

幾星霜ですか…。わたくしも白花さまが早くお務めから解放されて、できましたら柚葉さんとも
お会い出来たら、と願いたいですが。それも難しいのでしょうね。

(端末で検索してみます)
ttps://foxtail.okitsune.com/kitchen/game/success/hakuka.jpg

この方が今の経観塚の平穏を護ってくださっているのですね。
わたくしからも感謝の気持ちをお伝えしたいですわ…。

(つづきます)

934 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/08/02(Wed) 22:12
>>929(柚葉さん)(つづきです)

>『井の中の蛙』になぞらえて、『丘の上の蛇(くちなわ)大陸を知らず』ですもの。
>いえ、『龍を知らず』かしら?

娑伽羅龍女(姉龍神):
「あら、わたしたちのことかしら?
 たしかに、会ったことが無いものねえ。」

お顔をご覧になりますか?
(端末の画面をお見せします)
ttps://foxtail.okitsune.com/kitchen/game/success/nushi.jpg

善女龍王(妹龍神):
「ふうん、いかにも血気盛んな感じね。
 いいの?封じとくだけで?ちょっとお仕置きしとかしとかなくても?」

娑伽羅龍女:
「時間をかけて霊へ還すというなら私たちの出番じゃないわよ。
 わたしも今さら『荒魂(あらみたま)』を発現させたくないし。旦那様(牛頭天王)に
 面倒をかけるのも嫌だしね」

(『荒魂』の発現…。去年の絵の中の旅の暴風雨はすごかったですわ…)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=641250780&st=268&to=268&nofirst=true

善女龍王:
「そうね。わたしもアーチェロさんのご真祖に一蹴されたことを思うと、何でも力ずくで
 解決するのって短絡的でいかんなー、って思うわ」
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=641250780&st=267&to=267&nofirst=true

う…、その節は申し訳ありませんでした。(汗汗)

>…お戯れが過ぎました善女龍王様。(汗汗)
>今、奥方様の持参されたワインをお注ぎ致しますので…。

善女龍王:
「んー、別に怒ってなんかいないんだからね。分かってくれればいいんだから。
 ああ、美味しい。これは良い葡萄酒だね。
 別にどうでも良いんだけど、姉さんにも飲ませてあげてくれる?別にわたしだけもらっても
 良いんだけど、まあ、ついでだし。

娑伽羅龍女:
「あらあらあら…。ありがとう、ぜんちゃん、柚葉さん。うふふふ…」

善女龍王:
「笑ってんじゃないわよ(ぷくー)」

>有難うございますお嬢様。
>朱瑠ちゃんが頑張って下さった分も含めて、そろそろご相伴に預からせて頂きます。

ええ、柚葉さんに歓んでいただいてこそたこ焼き奉行をする甲斐があるというもの。
お望みでしたらまだまだ焼きますから、遠慮なくおっしゃってくださいね。わたくしも
朱瑠様と交替しながらいただきますから。


935 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/08/03(Thu) 16:14
>>930(柚葉さん)

柚葉が出た後の入った湯で体を清め、着替えたわたしはこうして星見台へと向かう。
体の血が、心が、頭が、彼女を求めている。心は高ぶるけれど、それ以上に愛しい想いが
こみ上げる。
そして階段を上がる一段毎に、わたくしのいけない身体が強い快楽を待ち望んでいるけれど。
でも駄目よ。わたしは彼女の『贄の血』を介して彼女の心を手に入れたいのだから。
これは普段は望んではいけないひと時の恋の時間。わたくしの胸の高鳴りと切なさの行方を
間違えてはならないわ。

今一度耳と心を澄ませておこう。またお母様や三姉妹たちがこっそり耳をそばだてていたり
しないか。今宵ばかりは絶対に二人の逢瀬を邪魔させはしない…。

おや…?星見台の方から青い明りが漏れている。あれは…月光蝶?どうしてあの蝶たちが
今ここに?ご母堂様の使いであるかのように、彼女の周囲を待っている。そうなの?
あの方がわたくしたちを寿いでくださっているの?
ああ、今あらためて感謝の心がわたくしを満たす。

そうして、月光蝶の舞いの中に彼女の姿を認めて。
もはやわたくしには彼女しか見えなくなる。

お待たせしたわね、柚葉。
ええ、わたくしたちのアカイイトが常になく赤い光を帯びてわたくしたちを繋いでいるのが
分かるわ。その光に導かれて、こうして今あなたはわたくしの腕の中に戻って来た。
さあ、そのうなじをわたくしに差し出して。わたくしの牙を受け容れるのよ。愛しい
柚葉の血を今わたくしは取り込み、二人は一つになるの…。

彼女の熱い血は一滴たりとも零れることなくわたくしの口中より体へと広がっていき、
二つの心の至福もまた一つに溶け合ってゆく…。


936 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/08/03(Thu) 21:26
>>931(柚葉さん)

>エリーちゃんのように、『シチュエーションを変えてみるのも案外いいものね』
>という状況にしてみたり、室内プールに行くという手もありますね。

あのような楽しみ方がある、ということが分かって興味が湧きました。バカンス気分を
手軽に味わうにはお手頃ですから、そのうち試してみますわ。
もっとも、あの真紅の血のプールばかりは遠慮しますけれど…。(汗)
ttps://livedoor.blogimg.jp/anico_bin/imgs/1/6/1684f221.jpg

>ディスクを持ってきて下さったので、久しぶりに一気見してみたくなりました。

はい、みんなでビデオを鑑賞するのは楽しかったですわ。
ですが、見終わった後皆様がわたくしをジーッと見てこられるのには困りましたわ。
わたくしがソフィー様みたいに海で難儀すると思われたようで。
朱瑠様など、
「アーチェロさんもトランクで移動するなら、わたしが運んであげるよ!」
とウッキウキでおっしゃるものですから、ご遠慮するのがなんだか心苦しかったです。
ttps://livedoor.blogimg.jp/anico_bin/imgs/8/a/8a417495.jpg

>あ、有難うございます、お嬢様…。こうして人が多いと、ちょっと恥ずかしいですけれど…。

もう、柚葉さんったら。そんなにお美しいのに自信をお持ちなさいませ。
ttps://ibb.co/q91pdJ0

神父様は主に仕える禁欲を旨とされる方なのですから。そこは柚葉さんの方から攻めて
いかれるのも戦術というもののですよ?
その可愛らしい水着でアピールなさるのは、ありよりのありですとも!今年の夏はまだ
まだ長うございます。がんばってくださいませ。
ちょっと癪ですが、今回ばかりはお母様に全面的に賛同いたしましてよ?

>ですが、お盆が明ける頃でしたらプール等でご一緒したいと仰って下さいました…。
>その時は勿論、こちらの水着で…。(赤面)

まあまあ、それはようございました。その可愛い水着で神父様のハートをガッチリと
掴んでくださいませ。ご武運をお祈りいたします。
ふふふ…、神父様もまた見目麗しい御方ですからね。
ttps://ibb.co/x1xWB9K
並んで立たれたらさぞ絵になるカップルとなられることでしょう…。

>お嬢様、少し雲が出て強すぎる日差しを遮ってくれていますから今が丁度良い時ですね。
>それでは私達も、一緒に泳ぎましょう。

はい、この陰り方ならわたくしも思い切って海に飛び込めそうです!

>そしてお嬢様も、今回の清楚な白いワンピースの水着、お似合いですよ。
>流れるような銀髪と相まって正に「夏少女」ですね。(微笑)

うう、ちょっと恥ずかしいのですが、柚葉さんに「自信を持て」と申しました以上、
わたくしも勇気を持ちますわ。でも「夏少女」とか、グラビアのタイトルのようでやっぱり
恥ずかしいのですよ…。(赤面)
ttps://ibb.co/PmqDc0m

(しばらく柚葉さんに手を取ってもらって海へ入り、泳いだり水をパシャパシャと掛け
 合ったりとはしゃいでいました)

(つづきます)

937 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/08/03(Thu) 21:27
>>931(柚葉さん)(つづきです)

>…何となく周囲から、「何あれ?危ない趣味でもあるの?」というような声が
>ひそひそと聞こえてくるのですけれど…。(汗)

やはりギャグボールはやめた方がよろしいですね。(汗)
海水浴客だけではありません。監視員の方から注意をいただいてしまわないか心配ですわ。
他所の海水浴場のことですが、以前小林某様と親しいドラゴンの方が過激な水着を着ていた
せいで、監視員様に退場を命じられたことがありましたもの。
ttps://livedoor.blogimg.jp/anico_bin/imgs/5/c/5c40bf12.jpg

>ふう…。流石はお颯さん目利きの逸品ですね。
>ビーチの暑さに、実に心地よい清涼感を齎してくれます。

ふう…、良く冷えていて甘味も豊かで瑞々しくて、のどを潤してくれます。
吸血鬼が夏の浜辺でスイカを堪能する…、何度経験しても新鮮な気持ちに浸れるもの
ですね。お颯様の選んだ品に間違いはありませんね。
この後の海の家では何をいただきましょうか。麺類、カレー、各種お魚の丼物にお刺身、
唐揚げ、かき氷…。
長女ちゃんがHPでメニューを調べてくれましたが、とても決めることが出来ません
でした。行ってから悩むのもまた夏の海の醍醐味ですわね。

(そしてやがて日が傾いて。
 夏の海に沈む太陽が染める空のグラデーションは、なんと美しかったことでしょう。
 柚葉さんと並んでその美しさに見蕩れた後の家路は、本当に心地良いものでした。
 そして、海でのわたくしたちの水着姿もまた、後日AI画伯の絵となってギャラリーに
 飾られたのでした。)


938 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/04(Fri) 08:15
久しぶりに近所でお祭りがある(今まではコロナの都合により中止だった)

939 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/04(Fri) 10:03
お二人なら主従ユニットという形でグラビアアイドルにもなれそうですね。
それとメイドさんがその水着で海の家でバイトしたら行列出来そう。

940 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/08/04(Fri) 10:17
>>932(柚葉さん)

(和風メイド姿を柚葉さんにじっと見られてちょっと照れています。)

ttps://ibb.co/6msV0hs

本格的にお料理するときは、やはりこの姿になると気持ちが切り替わって体が自然に
動きますね。これも柚葉さんやグリッタちゃんと一緒にメイドさんをさせていただいた
からですわ。

>本日の食卓が、これ程彩り豊かなものになろうとは予想もしておりませんでした。
>奥方様、お嬢様、改めてお礼申し上げます…。

いえ、今回は本当にお母様が20年前にご用意してくださったものなので、わたくしは
何も。それと、ずっと鰻をいけすで飼っていてくれたメイドさんたちのお陰なのですよ。
その…、お母様、ありがとうございます…。

オルキデア:
「んふふふ、柚ちゃんは本当に素直で可愛いわね。
 それに比べて、なあに、アーチェロはものすごく言いにくそうだけどぉ?」

むー、だって、故郷の城館でもけっこういけすの鰻を使った料理は出ていたじゃないですか。
お母様も食べていらしたでしょう?

オルキデア:
「だからぁ。
 『作りすぎちゃったからお裾分けします』というのが、日本の恋愛ものの定番のセリフ
 だって三女から聞いたわよぉ?
 これも愛情表現なんだからぁ、もっと素直になりなさいよねぇ」(くすくす)

頭を撫でないでください。結局、わたくしがからかわれるんですよね…。

>サライ:「ノッテ、貴方はもう魚介類は慣れたのよね?」

あらあら、サライさんがノッテさんを気遣って、優しい先輩あるいはお姉さんといった
感じで、見ていてほのぼのとしますね…。
ノッテさんも食の範囲が広がっているようね。これから我が家にお出でいただくのが
ますます楽しみになりますわ。
初めての鰻、気に入っていただけるかしら…?

>ん…「コマッキオ風ウナギの煮込み」を散らし寿司と一緒に味わえるなんて…。

ふふふ…。美味しそうに味わっていらっしゃる柚葉さんを見ていると、こちらも幸せに
なりますわ。

次女:
「良かったな、姫様!
 ずっとお姉様を見て緊張した顔してたもんな。」

次女ちゃん!そ、そんな大きな声で言わないで!(赤面)
でも、良かったわ…。鰻と一緒に詳細なレシピを送ってくれたメイドさんたちに感謝です…。

>朱瑠:「ねえねえ、こんなに上手に焼けるなら夏祭りの屋台手伝ってみない?」
>え、ええ…。お嬢様と一緒に考えておきましょう。

あらあらあら、また夏の新たな楽しい課題が出てまいりましたね。自分で屋台をやって
みるなんて、考えただけでワクワクいたします。
「たこ焼き」と「うな焼き」の二本立てとまいりたいですわ。
でも、新たな出店となりますと、商店会への申請が必要でしょうね。なんと申しましても
食べ物を扱うのですから、実行するなら慎重の上にも慎重を期さなければなりますまい。
まずお颯様に相談させていただきましょうか。

娑伽羅龍女(姉龍神):
「うふふふ、わたしたちのお祭りがとっても盛り上がりそう。わたしたちも一緒に見て
 回りましょうね、ぜんちゃん。」

善女龍王(妹龍神):
「べ、別にどうでもいいけどお。姉さんがそうしたいならつき合うしい。」

ふふふ…、本当に楽しい感謝祭になりそうですわ…。


941 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/08/04(Fri) 12:09
>>938

いらっしゃいませ、お客様。
ご旅行中でいらっしゃいますか?この町の祭り前の盛り上がりに、お住まいの町のお祭りを
思い出されたようですね。
やはりお祭りはワクワクしますよね。土地神様や他の日頃お世話になっている神様への
感謝から始まり、屋台、見世物小屋、盆踊り、花火…。あなた様の町のお祭りでもいろいろ
あるのでしょうね。
わたくしも都合がつくものでしたら、まいってみたいものでございます。
でも、わたくしもすっかりウキウキしてしまい、気がそぞろになって宿題を忘れた…、
などということの無いように気を付けなければ、です。
もし、ご近所のお祭りと日にちが被らないようでしたら、ぜひこちらのお祭りにもおいで
くださいませ。わたくし、屋台でたこ焼きとうな焼きを焼こうかと家族と共に計画を
練っているところです。
またこちらにいらっしゃるようでしたら、どうかお立ち寄りを。


>>939

あらあら…、そのようなことをおっしゃって!本当は柚葉さんの水着の艶姿が本命なの
ではありませんか…?ええ、柚葉さんと海にまいりましたときにも、海の家のご主人から
「そちらのメイドさんに、ぜひうちの看板娘になってもらいたい」
などとスカウトされていましたのよ?

…などと、お美しい柚葉さんと比べてしまって、ちょっと自信の無いわたくしですが、
そうおっしゃっていただけるのは、とても嬉しいですわ。ありがとうございます。
(ぺこり)

実は市立図書館様から「広報誌の表紙の被写体に」とのオファーがきておりますわ。
毎年子どもの日に子どもたちの集まりで読み聞かせを行っているものですから。
どうお返事しようか悩んでおりましたが、お客様にお褒めの言葉をいただけたのですから、
ちょっとがんばってみようかと思います。
(両こぶしを胸の前でグッと握って決意のポーズです)


942 名前:羽藤柚葉 ◆cfGE57zE 投稿日:2023/08/05(Sat) 11:46
>>938

お客様、ようこそいらっしゃいました。
冷たい麦茶と、水羊羹をどうぞ…。

そうでしたか。そちらの世界では多くの祭礼や行事がコロナ禍によって
何年もの間自粛せざるを得なかったとお聞きしております。
無形文化財に指定されているものから、地域のものまで…。

それだけに、再開されるとなれば直接携わる方々も観光として身に来られる方々も
気の入りようが一段と凄いものになるでしょう。
ですが、この酷暑だけに羽目の外しすぎには十分に注意なさって下さいませ。
好事魔多し、と申しましょうか、こういう時にうっかり怪我をされることも十分あり得ますので。

いえ、これは私自身にも言い聞かせている言葉なのですよ。
何しろ、この街に水の恵みを齎してくださっている龍神様に感謝を捧げるお祭りが
差し迫っておりますので…。

>>939

わわわ、私がグラビアアイドルですか?
わ、私にはとても務まりそうもありませんので…。

え?お嬢様と、主従ユニット?
お、お嬢様も一緒でしたら…。(赤面)
…こほん、気を取り直して…。

私もグラビアアイドルと呼ばれる方々に憧れが無いと言えば、?になりますね。
磨かれた肢体、多くの男性を魅了する笑顔や仕草…。
でも、単に水着を着て撮られるだけではない魅力やオーラみたいなものが
あの人達からは感じられますから。

それに競争率も激しいそうですし、自分にしかない魅力というものを自分で見つけて
それを死に物狂いで磨いていく覚悟が必要かと思います。
そうでなければ、多くの男性を魅了する事は出来ませんから。
私には本業もありますし、そこまでしていけるような覚悟は無いですね…。

あくまで仮の話になりますけど、仮にやりたいと私が言ったとしたら両親は止めはしないと思いますが
相当な覚悟がいると言い聞かせると思いますね。

お嬢様の場合は…。
奥方様は案外ノリノリで応援して下さるけど、旦那様は「それだけは絶対に許さん!」
となりそうな気が…。(汗)

>その水着で海の家でバイトしたら行列出来そう。

ええと、実はですね…。
>>941でお嬢様が仰っている内容には、少々理由がありまして…。(汗)

実はそちらの海の家の女性が、私達が日頃お世話になっている青果店のお姉さんの旧友だったのですよ。
当日私達もそちらで昼食をとるために参りましたところ…。
この夏の暑さと盛況ぶりにスタッフの方も疲労が溜まっていたらしく
体調不良で倒れてしまったのですよ。

それで日頃お世話になっているお颯さんへのお礼も兼ねて、私と三姉妹さんで
ピークが過ぎるまで急遽お手伝いさせて頂きました。
思いの外盛況でして、その日のピークは何とか乗り切る手助けになりました。
私がお手伝いを申し出たら、遊びに来ていたのに率先して協力してくださった三姉妹さんに感謝ですね。
予定外の事ではありましたが、お客さん達にも喜んで頂けて良かったです。

看板娘になれるかどうかまでは自信がありませんけど…。(汗)
何事も助け合いは大事ですね。(微笑)

943 名前:羽藤柚葉 ◆cfGE57zE 投稿日:2023/08/05(Sat) 20:30
>>941(アーチェロお嬢様)

>わたくし、屋台でたこ焼きとうな焼きを焼こうかと家族と共に計画を
練っているところです。

…というわけで、いよいよ龍神様への感謝祭の当日となりました。
お祭りとなりますといつもは涼やかで麗しい浴衣姿のお嬢様ですが、
出店に参加となりますと今回は法被姿です!

無論先輩メイドのレイナさん、三姉妹さん、そして私も法被姿で気合十分ですよー!
(全員揃って腕組みしてます)

そして今日のために、久地崎さん母娘の伝手で本物のたこ焼き職人さんに来て頂いて
たこ焼き及びうな焼のテストをして頂いた結果無事合格点を頂きました!

そして私、お嬢様、次女さんとレイナさん、長女さん、三女さんの3人ずつで
それぞれ屋台を担当する時間と出店を楽しんだり神輿を担ぐ時間とを分けて
しっかりとスケジュールを組んであります。

特に龍神姉妹様の御神輿を担ぐのはお嬢様も楽しみにしていましたからね。
私も是非ご一緒させて頂きます。

朱瑠:「私もお手伝いするよ〜♪私は髪芸とたこ焼きを焼くのを同時に出来るから一石二鳥!」

朱瑠ちゃん、毎度ながらいつも有難うございます。

(お祭り開始となりました)

たこ焼きは屋台の定番ですが、うな焼は珍しい事もあって売れ行きは上場ですね。
ソースの代わりに使う特別なウナギの蒲焼用のタレをしっかり作っておいた甲斐がありました。
鰹節と青海苔の風味にしっかりと合っていると職人さんにもお墨付きを頂きましたし…。

あら、お颯さん、お疲れ様です。
まあ、法被姿、実にお似合いですよ。
正に頼れる姐さんといった雰囲気ですね。
このお祭りの準備のために、素晴らしいリーダーシップを発揮してくれていましたもの。
こうして来て頂けると、心強いです。

はい、そろそろ此方に龍神姉妹様の御神輿が来られるのですね。
ではお嬢様、もうすぐ戻ってくるレイナさん達と交代して私達も参加しましょう。

ところで、奥方様達は来ておられるかしら…。
多分皆で出店や出し物を楽しんでいらっしゃる筈。
合流できたら、ご挨拶しましょう。

>実は市立図書館様から「広報誌の表紙の被写体に」とのオファーがきておりますわ。

はい、GWだけでなく様々な機会を通じて公民館や市立図書館における
本の読み聞かせの行事に参加されていましたものね。

お陰様で子どもたちだけでなく、保護者の方や年配の方々に至るまで
「綺麗な本の読み聞かせのお姉さん」という形ですっかり認知して頂きました。(微笑)

他にも地域の小中高のボランティアや福祉活動に参加している学生の皆さんも
自分達の活動の参考にと集まって頂くなど、実に良い交流の機会となっております。

加えて土地神様の神社の祭礼を含む様々な地域の行事への参加も好評を頂き、
広報誌の表紙の被写体としてのオファーを頂けました。

お嬢様にお仕えするメイドとして、誇らしいの一言です。
ではインタビューなども交えてどのような受け答えや内容とするかに関しましても
私達が協力させて頂きますね。

944 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/08/06(Sun) 21:31
>>943

>…というわけで、いよいよ龍神様への感謝祭の当日となりました。

いよいよ始まりましたね。商店会を中心に街の皆様が腰を据えて話を進め、周到に準備
いたしました。全く新たなお祭りでございますが、長年の土地神様のお祭りで培われた
皆様のご経験が生かされたのがよく分かりますわ。
街を彩る提灯のイルミネーションが輝き、龍の紋が鮮やかに染められた幟旗(のぼりばた)が
はためき、大通りにはたくさんの露店が並んで、道行く人々には笑顔が浮かんで…。

>お祭りとなりますといつもは涼やかで麗しい浴衣姿のお嬢様ですが、
>出店に参加となりますと今回は法被姿です!

はい、このような衣装は初めてですが、気分はすっかり高揚してまいりました。柚葉さんの
お姿もとてもいなせでかっこ良いですよ。
我が家のみんなも準備万端頼もしい限りです。次女ちゃんの元気オーラはいつも以上
ですし、長女ちゃんも衣装のゆえかいつになくキリリとした表情、そして三女ちゃんの
瞳もキラキラとして可愛いこと。

>そして今日のために、久地崎さん母娘の伝手で本物のたこ焼き職人さんに来て頂いて
>たこ焼き及びうな焼のテストをして頂いた結果無事合格点を頂きました!

さすが長年旅を続けてこられた久地崎様。大道芸と言えば祭り、縁日が書き入れ時。
この町のその道の方々とも懇意でいらっしゃるのね。
そしてお二人の仲介をいただいて、わたくしたちも露店を出すことを許していただけて
嬉しいですわ。あ、もちろん、お颯様の口利きにも感謝しなくといけませんね。
それと、看板に可愛いタコさんとウナギさんを描いてくださった画家のお嬢様にも。
お蔭で、両隣のりんご飴屋さんとクレープ屋さんに負けないよう注目を集められていますわ。

>特に龍神姉妹様の御神輿を担ぐのはお嬢様も楽しみにしていましたからね。
>私も是非ご一緒させて頂きます。

はい、わたくしお神輿を担ぐのは初めてでドキドキワクワクです。柚葉さんがいてくださって
心強いです。

>朱瑠:「私もお手伝いするよ〜♪私は髪芸とたこ焼きを焼くのを同時に出来るから一石二鳥!」

はい、たこ焼き&うな焼きは前評判も上々、もう屋台の周りに人が集まり始めています。
これはきっと、たくさん焼かないと追いつきませんね。朱瑠様が居て下されば百人力ですわ。

>たこ焼きは屋台の定番ですが、うな焼は珍しい事もあって売れ行きは上場ですね。

…柚葉さんお疲れ様です。朱瑠様もいてくださったお陰で順調に回転できていますね。
香ばしい鰻とソースの香りに誰もが引き寄せられて、最初は慌ててしまいましたが、
お二人の手際の良さ、手並みの鮮やかさもお客様の目を楽しませてくださいました。
目で職人芸を楽しめるのも、屋台料理ならではの楽しみですね。
わたくしも、故郷の産物を町の皆様に歓んでいただけて嬉しいですわ。

(つづきます)

945 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/08/06(Sun) 21:33
>>943(柚葉さん)(つづきです)

>あら、お颯さん、お疲れ様です。
>まあ、法被姿、実にお似合いですよ。

お颯(蒔苗颯花。青果店の看板娘):
「あはっ、ありがとう。こちら繁盛してるみたいで良かったよ。
 こうして無事祭りにこぎつけられて嬉しいよ。あんたらが龍神姉妹様をおもてなしして
 くれていたから、こうして感謝祭が出来たんだからね。八百屋の娘としては、神様
 お二方に気持ちが届けられて本当に嬉しいんだ。ありがとうな!」

恐れ入ります…。ひとえに柚葉さんと家族の頑張りがあったればこそですわ。まずは
こちら、取りあえずのお礼の印でございます。

(お颯様にうな焼きをさし上げました。)

>はい、そろそろ此方に龍神姉妹様の御神輿が来られるのですね。
>ではお嬢様、もうすぐ戻ってくるレイナさん達と交代して私達も参加しましょう。

はい、いよいよでございますね。
あ、見えてまいりましたわ。美しい神輿が…。この度の祭りのために、職人の方々が
丹精込めて作ってくださいました。
龍神姉妹様に直接お乗りいただくものゆえ、通常のお神輿のようにわっしょいわっしょいと
派手に揺するわけには参りません。ゆえに、かの江戸三大祭りの一つ神田祭の鳳輦のように
静々と進んでまいりますわ。鳳輦と違っててっぺんには寄り添い合う二柱の龍の飾りが
載っております。
(神田祭の鳳輦にご興味のある方はこちらをご覧ください)
ttps://www.youtube.com/watch?v=W4fbA0VcfIo

鳳輦の上には龍神姉妹様が載っておいでですね。姉龍神様は微笑んで皆さまに手を振って
いらっしゃいますが、妹龍神様は少し照れたように神妙なお顔でお可愛いですわ。
このままお二人は商店街の広場に設けられた祭壇へといざなわれて、街の有志の方々からの
奉納をお受けになるのですね。
そのお供が出来るのは、本当に嬉しいですわ。

>ところで、奥方様達は来ておられるかしら…。
>多分皆で出店や出し物を楽しんでいらっしゃる筈。
>合流できたら、ご挨拶しましょう。

確か土地神様と誘い合って祭り見物をしていらっしゃるかと。土地神様が
「どうせ今日は我が社もヒマであろうしな」
とおっしゃって、羽を伸ばされるようですから。
恐らく、商店街の祭壇でお会いできるかと思いますわ。

(その後、わたくしたちもお神輿に供奉して、商店街までまいりました。)

(つづきます)

946 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/08/06(Sun) 21:36
>>943(柚葉さん)(つづきです)

>お陰様で子どもたちだけでなく、保護者の方や年配の方々に至るまで
>「綺麗な本の読み聞かせのお姉さん」という形ですっかり認知して頂きました。(微笑)

ふふふっ…、「綺麗な本の読み聞かせのお姉さん」って、なんだかとてもくすぐったくて、
嬉しくなる呼ばれ方ですね。そう言っていただけると、気の小さいわたくしですが、
また子どもたちの前でお話をさせてもらう勇気が出てまいります。
本の世界に引き込まれて目を輝かせる子どもたちを見ていると、自分が本の世界に案内して
いるという実感がわいて、子どもたちと別世界での時間を共にしているという喜びに
包まれます…。

>他にも地域の小中高のボランティアや福祉活動に参加している学生の皆さんも
>自分達の活動の参考にと集まって頂くなど、実に良い交流の機会となっております。

そういうときは、家政の学びを修められた柚葉さんこそが素晴らしい道案内をしてください
ましたね。「子ども学」が拠って立つ
「健常児も支援を要する子も、文化の違いも国の違いも、すべてを乗り越え、それぞれの
 子どもたちがもって生まれた可能性を実現できるような支援に関わる」
そんな知識と技量を学んだ方々と引き合わせていただき、子どもの心に触れ共に学び育つ、
その子との尊さの一端に触れられたことで、読み聞かせにも一層の大切さを感じることが
出来たのですよ。

>お嬢様にお仕えするメイドとして、誇らしいの一言です。
>ではインタビューなども交えてどのような受け答えや内容とするかに関しましても
>私達が協力させて頂きますね。

ありがとうございます。インタビューを受けたときは、今申した読み聞かせの楽しさを
ちゃんと申し述べて、読書することの喜びを、広報誌を読む皆さまにお伝えしたいですわ。
掲載されるのは「読書の秋特集号」となります。どんな形に仕上がるのか、緊張と楽しみが
半々でございます。

(柚葉さんのお気持ちはありがたいのですが…。柚葉さんはお分かりでいらっしゃるの
 かしら?
 被写体としてのオファーをいただいたのはわたくしだけではなく柚葉さんも、なのだ
 ということを。わたくし一人で表紙を飾るだなんてそんな、とてもとても…。
 AI画伯などは、さっそく「こんな構図はどうだろう?」とスケッチを描いている
 始末なのですよ。全く気が早いのですから…。

 ttps://ibb.co/ypDvL5V

 こんなに喜んでいただくとなんだか、一緒に取材を受けてください、とお願いしにくい
 ですね。さてどうやって切り出しましょう…。
 …と悩むわたくしでした。)


947 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/08/06(Sun) 21:45
>>943(柚葉さん)

補足でございます。

>>945でわたくし、
「鳳輦と違っててっぺんには寄り添い合う二柱の龍の飾りが載っております。」
と申しておりますが、「鳳輦(ほうれん)」の場合は、名前のとおり鳳凰の飾りが
載っております。
説明が足りず失礼いたしました。
今回は龍が飾ってありますので、「龍輦(りゅうれん)」と称しております。

948 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/08/06(Sun) 21:55
>>943(柚葉さん)

補足、その2でございます。度々申し訳ございません。(汗汗)

悩んでいてもらちがあきませんね。お伝えさせていただきましょう。
市立図書館様の「読書の秋特集号」のオファーは、わたくしと柚葉さんの二人に対して
なのですよ。
もちろん柚葉さんが受けられるかどうかは柚葉さんの御心のままにお決めくださいませ。
今はまず何よりもお祭りを楽しみましょうね。

949 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/09(Wed) 11:05
このスレの完走に協力しよう

950 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/08/09(Wed) 18:58
>>949

いらっしゃいませ、お客様。
このスレがもし完走を迎えられるとしたら、もう秋も深まりゆく頃ではないかと思います。
あるいはさらに先になるかも知れません。
それまでの刻がこの町でのあなた様にとりまして良きものであれば、と願います。
まず今は龍神様のお祭りがたけなわですので、お楽しみいただければ嬉しいですわ。
そしてこの町にはまだまだわたくしの知らない場所もあれば、まだ見ぬ妖(あやかし)も
潜んでいることと存じます。もしあなた様にも他に何か新たな発見がありましたら教えて
くださいましね。


951 名前:羽藤柚葉 ◆cfGE57zE 投稿日:2023/08/10(Thu) 20:16
>>944-945(アーチェロお嬢様)

>はい、このような衣装は初めてですが、気分はすっかり高揚してまいりました。柚葉さんの
お姿もとてもいなせでかっこ良いですよ。

有難うございます!
では早速、皆の法被姿も写真に収めておきましょう。
私も法被を着るのは小学生以来でして…。

それと、屋台をさせて頂くにあたって他のお店の皆さんの熱気に当てられたのかも知れません。
今夜お客さんを呼び込むためには元気な方が相応しいと思いましたから。
それじゃお嬢様、行きますよ!(ふんすふんす!)

>さすが長年旅を続けてこられた久地崎様。大道芸と言えば祭り、縁日が書き入れ時。
この町のその道の方々とも懇意でいらっしゃるのね。

人脈というものには本当に感謝ですね。
画家のお嬢様も作品を手掛けるのにお忙しいというのに、
わざわざこうして看板を描いて下さったんですもの。

きっと今宵の多くの屋台のご馳走に目移りしていらっしゃるかと思いますが、
私達のたこ焼き、うな焼きも召し上がって頂きたいですね。

>お蔭で、両隣のりんご飴屋さんとクレープ屋さんに負けないよう注目を集められていますわ。

…こうして屋台のお仕事に今は精を出していますけれど、実は私にとってはりんご飴もクレープも
お祭りの定番なんです。
甘くて美味しそうな匂いが気になりますね。
後で、私達も頂きましょう。

>あんたらが龍神姉妹様をおもてなしして
>くれていたから、こうして感謝祭が出来たんだからね。

はい、そしてこの感謝祭のために見事な陣頭指揮を執って下さっていたのが
お颯さんを初めとする商店街の皆さまです。
私達からも、改めてお礼申し上げます。

>あ、見えてまいりましたわ。美しい神輿が…。この度の祭りのために、職人の方々が
>丹精込めて作ってくださいました。

はい、いよいよ今宵の主役であられる龍神姉妹様と神輿のお披露目ですね。
レイナさんと長女さん、三女さんも戻ってきて下さいました。
それではすみませんが、屋台の方をよろしくお願い致します。

朱瑠ちゃん、お手伝い本当に有難うございました。
朱瑠ちゃんの助けが無ければ、こんなに余裕をもってお客さんへの対応は出来なかったでしょう。
どうぞ、こちらのスポーツドリンクでしっかり水分補給なさって下さい。
それと休憩も兼ねて、朱瑠ちゃんも屋台を楽しんできて下さいね。

>鳳輦の上には龍神姉妹様が載っておいでですね。姉龍神様は微笑んで皆さまに手を振って
>いらっしゃいますが、妹龍神様は少し照れたように神妙なお顔でお可愛いですわ。

ふふっ…。お二人の性格上少々対照的ではあられますが、このお祭りを通して寄せられる
この街の人々の信仰と感謝を心から喜んでおられる様子ですね。

思い返せば、昨年の龍神姉妹様と私達の出会いがきっかけとなりこれ程大きな形になろうとは…。
驚きと同時に、縁と絆の齎すものの素晴らしさを改めて実感致します。
それではお嬢様、私達もお供致しましょう。

(お嬢様の手を取り、私達も加わりました)

>確か土地神様と誘い合って祭り見物をしていらっしゃるかと。
>恐らく、商店街の祭壇でお会いできるかと思いますわ。

奥方様、土地神様、ご機嫌麗しく…。
そして薫衣様と神社の皆さまも…。

土地神様が龍神姉妹様がこの街に齎す水の恵みに感謝の意を伝えられ、
龍神姉妹様とこの街の絆がより深まった事を実感致します。

はい、龍神姉妹様も是非また土地神様の神社のお祭りや行事にて親交を深めて下さいませ。
それがまた、今宵の祭りのようにこの街の皆さまの活力となりましょう。

それではお嬢様、私達も屋台に戻りましょうか。
まだまだ冷めやらぬ祭りの熱気、私達ももうひと踏ん張りですね!

952 名前:羽藤柚葉 ◆cfGE57zE 投稿日:2023/08/10(Thu) 22:06
>>946
>>948(アーチェロお嬢様)

>ふふふっ…、「綺麗な本の読み聞かせのお姉さん」って、なんだかとてもくすぐったくて、
嬉しくなる呼ばれ方ですね。

子ども達からは本の内容によって「面白かった」「ちょっと怖かったけど迫力があった」
「悲しいけど感動した」という感想と同時に、「今日もお姉さん、優しそうで綺麗だった」と言ってもらえたり、
年配の方々は、「実に綺麗で透き通るような声でいらっしゃったわ」
「誠に上品でお優しい方であられますこと」「イタリアの方なのに、日本人より余程“大和撫子”だわ」
と口にされておりました。

お嬢様にお仕えする者として、実に嬉しかったです。(微笑)

>そういうときは、家政の学びを修められた柚葉さんこそが素晴らしい道案内をしてください
>ましたね。

はい、私が大学で学んでいる事がお嬢様の御役に立てることもメイドとして冥利に尽きます。
そして私も年下の方々の瑞々しい感性や視点から参考となる貴重な意見や方法論を学ばせて頂きました。

>市立図書館様の「読書の秋特集号」のオファーは、わたくしと柚葉さんの二人に対して
なのですよ。

まあ、そうだったのですか?
いえ、遠慮する事も辞退する理由も私にはございません。
お嬢様とご一緒出来る事に喜びを感じずにおられましょうか。
是非とも、ご一緒させて下さいませ。

>AI画伯などは、さっそく「こんな構図はどうだろう?」とスケッチを描いている
>始末なのですよ。全く気が早いのですから…。

三枚とも、素敵な構図でいらっしゃいますね。
AI画伯に感謝ですわ。
ん………。どれも甲乙つけ難いです…。
それでも敢えて選ぶとすれば、3枚目「2‐23」でしょうか…。
お嬢様を中心にした構図で尚且つカメラ目線の方が、ポスターを見て下さる方に
訴えかける意味で良いのではないかと思います。

>>949

はい、新館ノ五も残り50を切りました。
私自身最近はお客様への対応が遅れがちであり、お嬢様にも何かとご迷惑をお掛けして
面目次第もございません。

それでもお嬢様をお支えして完走を目指して参りますので、何卒お付き合い下さいませ。

台風の影響で、この数日多少は暑さも和らいだ気が致しますが
それでも当分の間は暑さが続くとの事ですので、お身体には気を付けて下さいませ。

そしてもうすぐ、お盆休みの期間ですね。
親族の方々との再会や旅行等と同時にご先祖様のおもてなし、お見送りもお忘れなく…。
当屋敷やご近所の方々も、着々と準備を進めている今日この頃です。

953 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/08/11(Fri) 16:26
>>951

>有難うございます!
>では早速、皆の法被姿も写真に収めておきましょう。
>私も法被を着るのは小学生以来でして…。

はい、こんなに賑やかでワクワクする写真もそうはありませんね。みんなの表情もお祭りの
熱気を写してハツラツとしていますわ。
…できればAI画伯に描いてもらいたいのですけれど、どうも画伯は「法被」を描くのが
苦手らしいのですよ。「法被」に代えて「印半纏」や「祭り装束」という言葉でもお願い
したのですが、どれも何だか違う絵になってしまうのです。
でも、この写真があれば思い出をちゃんと残しておけますね。

>それじゃお嬢様、行きますよ!(ふんすふんす!)

はい、共にまいりましょう!(むふー!)

>画家のお嬢様も作品を手掛けるのにお忙しいというのに、
>わざわざこうして看板を描いて下さったんですもの。

はい、キャンバスに向かわれるときと同じように真剣な面持ちでわき目も降らずに描いて
くださって。
こんなに可愛いたこさんとうなぎさんは見たことがございません。通りすがりの子ども
たちが目を輝かせて、親御さんを引っ張ってきてくれます。
…はい、いらっしゃいませ。たこ焼きさんとうな焼きさん、どちらもソースマヨがけを
ひと箱ずつですね。毎度ありがとうございます…。

>きっと今宵の多くの屋台のご馳走に目移りしていらっしゃるかと思いますが、
>私達のたこ焼き、うな焼きも召し上がって頂きたいですね。

画家のお嬢:
「お腹すいた…」

おや、噂をすれば…。
お嬢様、素敵な看板のお陰で早くも大繁盛ですよ!どうもありがとうございます。
あらあら、もういろんなお店をはしごしてこられたのですね?イカ焼きに焼きそば、
わたあめ、たくさんお持ちになって。
よかったらうちの屋台の裏で休んでいかれては?たこ焼きとうな焼きをご用意いたしますわ。

>朱瑠ちゃん、お手伝い本当に有難うございました。
>朱瑠ちゃんの助けが無ければ、こんなに余裕をもってお客さんへの対応は出来なかったでしょう。

朱瑠:
「ふー、ちょっと疲れたけど楽しかったですー。
 今日は髪の毛もフル稼働だったよー。お客様は多いし、トッピングの注文もいろいろ
 あるし。でも、パフォーマンスとしても受けたみたいで私的には満足ですー。
 あ、スポドリありがとうございます。んー、喉にしみるー。
 じゃあ、わたしも屋台を見て回ってきますね。あ、最初はお隣のクレープ屋さんから。
 後はりんご飴舐めながらゆっくり回ってこようっと♪」

>ふふっ…。お二人の性格上少々対照的ではあられますが、このお祭りを通して寄せられる
>この街の人々の信仰と感謝を心から喜んでおられる様子ですね。

姉龍神様が恥ずかし気な妹龍神様を励ましていらっしゃるご様子。ああしていると本当に
温厚でお優しいお姉様といった感じなのですが。

>思い返せば、昨年の龍神姉妹様と私達の出会いがきっかけとなりこれ程大きな形になろうとは…。

妹君は「和魂(にぎみたま)」なのに対して姉君は「荒魂(あらみたま)」で、昨年の
絵の中の旅ではお怒りになったときの迫力はすさまじいものでした。
人が神を忘れ暴戻に振る舞えばまたあのときの二の舞でしょうね。ですが、わたくしと
柚葉さんと画家のお嬢様とで五章の物語に仕立てて(>>299)、それを児童館や図書館に
おいていただきました。
おかげで龍神姉妹様のことを町の皆様にもよく知っていただけたようです。お二方を
見る皆様から親しみと感謝とが感じられますわ。

(つづきます)

954 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/08/11(Fri) 16:27
>>951(柚葉さん)(つづきです)

(商店街でお母様や土地神様とお会いすることができました)

>奥方様、土地神様、ご機嫌麗しく…。
>そして薫衣様と神社の皆さまも…。

オルキデア:
「ふふっ、さっきまで土地神様と一緒に空から地上の賑わいを見ていたわよぉ。
 中々乙な景色だったわ。
 二人とも神輿担ぎお疲れ様。柚ちゃん、汗がきらめいていて艶めいていて可愛いわよぉ」

土地神:
「二人とも大儀であったのう。
 そなたらから始まった龍神姉妹との交誼も、大きな花を咲かせたものよな。我が護りし
 土地とは申せ、地中に潤いをもたらすには姉妹の働きに大いに助けられた。今宵は
 感謝の意を込めて大いに盛り上がろうぞ。
 うむ、今宵の酒はひときわ美味いわ」

薫衣:
「土地神様は盛り上がりすぎです。ちょっと一升瓶をこちらにお渡しください」

薫衣様、お疲れ様でございます。よろしければ後でわたくしたちの屋台へお出で下さいませ。
たこ焼きとうな焼きを振る舞わせていただきますわ。

>それではお嬢様、私達も屋台に戻りましょうか。

はい、また屋台が賑わっていては留守番組が大変でしょう。美味しいたこ焼きとうな焼きを
皆様に味わってもらえるように、わたくしたちも頑張りましょう。


955 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/08/11(Fri) 17:23
>>952(柚葉さん)

>「今日もお姉さん、優しそうで綺麗だった」と言ってもらえたり、
>年配の方々は、「実に綺麗で透き通るような声でいらっしゃったわ」
>「誠に上品でお優しい方であられますこと」「イタリアの方なのに、日本人より余程“大和撫子”だわ」
>と口にされておりました。

あわわわ…、そのような評判をいただいていましたか。大変恥ずかしいですが、朗読の
仕方や姿勢、立ち居振る舞いに気を付けたのが功を奏したようですね。
読み聞かせが、聴いてくださる皆様にとって楽しい時間でなったようで嬉しゅうございます。
頑張った甲斐がありました…。

ですが、柚葉さんの読み聞かせも「玉を転がすような声とはこういう声ね」「物語に
自然に引き込まれるように不思議に心を打つ」「聞いていて物語の世界が目の前に広がる
ようだ」ととても好評だったのですよ?

>はい、私が大学で学んでいる事がお嬢様の御役に立てることもメイドとして冥利に尽きます。

柚葉さんの大学のオープンキャンパスはとても有意義でした。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=519003578&st=901&to=901&nofirst=true
家政という学問がどれだけ人が生活を豊かにするものなのか、その一端を学ばせていただき
ました。
一緒に聞いていた参加者の皆様も目を輝かせていらっしゃいましたね。

>まあ、そうだったのですか?
>いえ、遠慮する事も辞退する理由も私にはございません。

よかった…。柚葉さんと一緒に出られるのですね。緊張もありますがとても楽しみに
なってまいりました。グラビアアイドルではありませんが、広報誌を手に取る皆様を
読書の楽しみにいざなうお役に立てるなんて、ステキなお仕事です。

(柚葉さんに表紙のアイディアスケッチをご覧いただいています)

ttps://ibb.co/8MmbBGt
ttps://ibb.co/MsV23tQ
ttps://ibb.co/ypDvL5V

>それでも敢えて選ぶとすれば、3枚目「2‐23」でしょうか…。
>お嬢様を中心にした構図で尚且つカメラ目線の方が、ポスターを見て下さる方に
>訴えかける意味で良いのではないかと思います。

なるほど、ポスターや表紙をご覧になる方に訴えかける、そのことを重視すべきですね。
では、図書館の方にはこちらを提案させていただきましょう。いちおう他の2枚もお見せ
いたしますけれど。
わたくしが中心というのは恥ずかしいですが、柚葉さんがそばにいてくださるのですから、
その嬉しさをこそ噛みしめるといたしましょう。

(そして採用された3枚目の図案は、広報誌の「読書の秋特集号」とポスター、…そして
さらには図書館のホームページの期間限定壁紙となったのでした…(赤面))



(横から失礼いたします。)

>私自身最近はお客様への対応が遅れがちであり、お嬢様にも何かとご迷惑をお掛けして
>面目次第もございません。
>それでもお嬢様をお支えして完走を目指して参りますので、何卒お付き合い下さいませ。

いえいえ、とんでもございません。
柚葉さんが暑い中、大学の就学もありますのにいつもお世話くださって本当にありがたく
思っております。
この館の残りもご一緒に完走を目指せることがわたくしの何よりの励みです。どうぞ
よろしくお願いいたしますね。


956 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/14(Mon) 15:30
アーチェロさん、このスレはどれくらい下がってたら上げるの?

957 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/08/14(Mon) 21:55
>>956

いらっしゃいませ、お客様。
スレを上げるタイミングですか。現在は毎回お返事させていただく都度上げております。
だいぶ以前は50まで下がったら上げていましたが、お客様の目に留まりにくいと思い
あらためたのです。
ご近所の皆様、お盆休みでいらっしゃる方も多いと思います。よろしければお立ち寄り
いただければ嬉しゅうございます。龍神様の御加護をもちまして我が家の井戸も水は
清らかで豊かに潤い、ここで冷やしたスイカとはとても美味しゅうございます。きっと
お客様にもご満足いただけると思いますわ。また、我が家のメイドさんが作ってくれた
ジェラートは絶品でございますよ?


958 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/16(Wed) 21:10
暑い日は扇風機が重宝する

959 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/08/16(Wed) 22:18
>>958

恐れ入りますが、あなた様がお独りで呟きを漏らされてもお返事する事がございません。
こちらとの会話をお望みでない独り言は、ご遠慮願いたく存じます。


960 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/20(Sun) 06:40
夏バテ予防の食べ物何かある?
自分は夏バテしたことがない!だからといって油断は出来ないんで

961 名前:羽藤柚葉 ◆cfGE57zE 投稿日:2023/08/20(Sun) 07:32
>>960

いらっしゃいませ、お客様。
夏バテ予防の食べ物ですか?
それは、粘り気のある食べ物です!

(山芋、オクラ、なめこ、納豆をテーブルの上に並べました)

山芋、オクラ、なめこは御贔屓の青果店さんのオススメの逸品ですよ。

では、我が家の夏バテ防止朝食メニューをお出ししましょう。
ーゴリゴリゴリ…−
(おろし金で山芋を摩り下ろしています)

どうぞ、山芋納豆ご飯、なめこの味噌汁、山芋の短冊切りとオクラの和え物です。
山芋納豆は、納豆と山芋に刻み葱を加えるとより風味が増しますよ。
味付けは、出汁つゆがよく合います。

あらいけない、メインを忘れていました。
メインは、刻み葱入りだし巻き卵です。

そして昼食は、とろろとオクラとなめこの冷やし蕎麦です。
とろろの上には卵を乗せて、端にはオクラの和え物となめこを添えます。
こちらも作るのが非常に簡単なメニューですし、
冷やし麺の類は暑い夏には食べ易いのでオススメですね。

そしてデザートは、>>957でお嬢様が紹介して下さいましたスイカのジェラートです。
スイカは夏の王様であると同時に、夏バテ防止にも欠かせない最高の果実ですね。

スイカの果肉には疲労回復や利尿作用があるカリウムが豊富で、
他にも抗酸化作用のあるリコピンやβ-カロテンがたくさん含まれていて
免疫力を高めてくれます。
こちらもまた、御贔屓の青果店さん自慢の逸品ですよ。

それでは、召し上がって下さいませ。


962 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/20(Sun) 07:44
この屋敷に、メルマック星人のアルフ(CV:所ジョージ)が来たら面白そうですね。

963 名前:羽藤柚葉 ◆cfGE57zE 投稿日:2023/08/20(Sun) 10:39
>>962

随分と懐かしいホームドラマですね。
私も子どもの頃に家族で見て笑ってましたよ。(笑)
基本的にお家の中を中心とするシチュエーションコメディですから
状況としては合っていると思います。

見習メイドの三姉妹さん、特に次女さんとは意気投合しそうですね。
屋敷神様は好奇心旺盛なので、色々な事をアルフさんに聞きたがるかも。

そして私は…。

「アーーールーーーフーーーっ!!!またやりましたねーーーーっ!!!」

という具合に、毎週怒声がお屋敷内に響き渡りそうです。(汗)
そしてお嬢様は私の宥め役かしら。(汗汗)

三姉妹さんも、

「アルフが来てから、お姉様も怒りキャラに転身したね。」

と言われそうな予感…。(汗汗汗)

でもアルフさん、和食はお口に合うでしょうか?
…あの食いしん坊ぶりから杞憂でしょうね。(苦笑)

あ、確か以前クリスマスのエピソードを録画しておきました。
久しぶりに見てみましょう。
…それにしても、所ジョージ氏の吹き替えは秀逸といいますか、最高ですね。

964 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/08/20(Sun) 18:28
>>960

いらっしゃいませ、お客様。
この炎天下にようこそおいでくださいました。
どうぞ庭を望む座敷へどうぞ。風が吹きとおり涼気を運んできてくれますわ。

既に柚葉さんの出してくれたお料理に舌鼓を打たれているようですね。
では、わたくしからはイタリアンの一品添えさせていただきます。
「カプうなレーゼ」でございます。イタリアの城館より取り寄せましたうなぎの蒲焼きの
そぎ切りを、スライスしたトマトおよびモッツァレラチーズと共に盛り付けて、ウナギの
たれとレモン汁、オリーブオイルを混ぜたソースをかけております。
濃厚なウナギの味が食欲をそそり、トマトとチーズの酸味が涼感を加えて、体の疲れを
癒してくれると、鮮魚店の女将様から太鼓判をいただいております。

日が暮れてまいりましたね。
庭の池が夜風にさざ波を立て、水辺に生えた草の陰から蛍が舞い出てまいりましたわ。
この季節ならではの宵闇の風景をご覧になっておくつろぎくださいな。


>>962

いらっしゃいませ、お客様。
とある星より訪れた宇宙人と人間の家族との日常物語…、懐かしいですね。
かなり前に放映されたものでしたね。ちょっと再見いたしましょう。

第1話
ttps://www.youtube.com/watch?v=Zakw6x1RvHs

ちょっと大変なファーストコンタクトでしたが、ここからいろんな騒動を経て互いに
理解を深めていくのでしたね。
もしこの屋敷に彼が来たら?
いろいろな文化のギャップで苦労も多そうですが、きっと楽しくてワクワクすることも
多いことでしょう。柚葉さんが想像しているように。
わたくし自身が人間界においては、英語で言うところのエイリアン(異邦人)。そして
柚葉さんやこの町の方々に受け入れていただきました。わたくしもまた、アルフさんに
対してそうありたいですわ。
もしアルフさんが騒動を起こしても…。わたくしの超感覚と膂力でしたら、アルフさんが
無茶をするのも止められるのではないかしら。
そういえば、アルフさんは猫さんとも仲良しなのでしたね。猫が好物だとか言っていましたが、
決して本当に食べたりはしなかったかと。わたくしも猫に変化(へんげ)することが
できますから、彼とは好敵手として丁々発止とやり合えるかと思いますよ。


965 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/21(Mon) 07:15
熱中症は怖いよね?
室内でも発生するし、夏だけとは限らないから。
自分はちゃんと水分補給してます

966 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/08/21(Mon) 15:52
>>965

いらっしゃいませ、お客様。
本日も暑いですね。お客様の体から熱が立ち昇って陽炎ができていますよ?さあさあ、
奥の涼しいお部屋へどうぞ。冷たいお絞りをお持ちしますね。
熱中症は色々な状態で起こりますから油断がなりませんね。気温がさほど高くなくとも
湿度が高ければかかりやすいですし、睡眠不足も誘因となると申します。
お客様のおっしゃるとおり、こまめに水分を、それと塩分もとることが大事ですね。
冷えた塩レモンでございます、どうぞお召し上がりください。
お体は疲れていらっしゃいませんか?よろしければ、少し横になってお昼寝なさって
もよろしいのですよ?
まずはゆるりとおくつろぎください。庭は樹々で木陰が出来ていていますし、こちらに
吹き込む風も涼しいですよ。
ですが、ここで涼んでいても急に暑い表に出ると熱中症になることもございます。日傘が
あった方が安心かと存じます。よろしければお貸しいたしますわ。

先日、道を歩いておりましたら、目の前を歩いていた女性が不意に倒れそうになられて
慌てて支えてさし上げたことがございます。あいにく周囲に陰になる場所が無かったので、
わたくしとっさに翼を広げて日傘代わりに差し掛けて、お姫様抱っこをしてお家まで
お運びいたしました。
ご自分でも自覚しないうちに急に意識が遠くなったそうで、まことにこの時期は用心が
必要ですね。

そういえば…。
ニュースによりますと、奈良公園でたくさんの鹿さんが猛暑を避けて木陰で休んでいる
そうですが、過去には熱中症になった鹿さんもいたとか。
わたくし、奈良に人狼のお友だちがいるのですが、その方に涼んでいただこうと、水羊羹の
詰め合わせをお送りしたのですよ。
お客様も、塩レモンで渇きを癒されたら、水羊羹もどうぞ…。


967 名前:人狼メイドグリッタ ◆1hgZO.RI 投稿日:2023/08/22(Tue) 22:39
>>966(アーチェロさん)

ふう…暑いね〜、白鹿さん。
鹿さんたちも、暑さで大変そう…。
ほとんどの鹿さんが、木陰で休んでるよ…。

白鹿:「うん…。だから弱ってる鹿には僕も少し霊力を与えてあげてるんだ。
佐保姫様から、このお守り袋に力を授かってきたよ。
あ、すみません、観光ガイドの者です。
お気持ちはありがたいのですが、鹿に水を与えないで下さい。
人が水をくれると認識してしまうと、不用意に近づいてきてトラブルになりますので。」

中にはお店の人が水飲み場を用意してくれている場所もあるけど、大変だね。
基本的に野生動物だから、保護との境界があって簡単にはいかないんだよね。

(自宅に帰った後、宅配便が届きました)

ありがとうございます。それじゃ、サインでいいですか?
誰からの御届け物かな?あ、アーチェロさんからだ!
わあ!美味しそうな水羊羹!白鹿さんと一緒に食べようっと♪
それじゃ、私もお返しに何を贈ろうかな〜?

よしっ!まずは奈良県を代表するイチゴ「古都華」を使った、「古都華サイダー」かな。
これ、暑い時期に冷やして飲むと美味しいんだよね♪
それから奈良の「喜多酒造」の御代菊・ききくらべセット。
これは、お酒の好きな土地神様に…。

それからスイーツは、時期が時期だから慎重に選ばなきゃね。
涼しげで、出来るだけ長持ちするのがいいなあ…。

よしっ!この「朱雀セット」にしようっと!
葛もなか、葛餅、そして春夏限定の葛水羊羹が入ってるんだよね。
特にこの葛水羊羹は美味しいんだよね。

それと、残暑お見舞いも書いておかなきゃ。

残暑お見舞い申し上げます。
連日の厳しい暑さ、アーチェロさんや柚葉さん、町の皆さんは如何お過ごしでしょうか。
奈良ではニュースで知られているように、鹿さんたちには大変な時期です。
白鹿さんも鹿さんたちのために頑張っていますが、無理の無いように
私も彼を支えていこうと思います。

先日は美味しい水羊羹をありがとうございました。
おかげさまで、より素敵なお茶の時間を過ごすと共に
アーチェロさんとお屋敷の皆さん、そして町の皆さんとの素敵な思い出が甦ります。

ささやかではありますが、私からもお礼の品を贈らせて頂きます。
サイダーとスイーツはアーチェロさんとお屋敷の皆さんに…。
お酒は土地神様にどうかよろしくお願いします。

この暑さもまだ続く気配、くれぐれもご自愛ください。
暑さが和らぎ、奈良の里が紅く色づく頃にまた元気でお会いしたいですね。
それでは、お元気で。

人狼メイド グリッタ
白鹿 春秋

白鹿:「どうしたの?そんなに嬉しそうな顔して。」

えへへ〜♪アーチェロさんが、私の浴衣姿をこんなに可愛く描いてくれたんだ〜♪

白鹿:「あ、また素敵な絵が増えてるね。うんうん、こんなにグリッタを可愛く描いてくれて僕も嬉しいよ。」

968 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/08/23(Wed) 01:24
>>967(グリッタちゃん)

(門前で打ち水をしております)

おや、郵便屋さん、我が家にお届け物ですか?暑い中をどうもありがとうございます。
どなたからかしら?
あら、まあまあまあ!

(急いで家の中に戻りました)

みんな、奈良からお届け物ですよ!ええ、グリッタちゃんと白鹿様からです!
…まあ、ご丁寧なお手紙が入っていますよ。
お二人ともお元気とのこと、良かったですわ。
そしてまあ、なんと素晴らしい品々でしょう。さすがはお二人でございます、なんとも
洗練されたご逸品ばかりではありませんか。
イチゴ「古都華」とは、またいかにも古都の風雅を感じさせるではありませんか。それを
サイダーにしているだなんて、なんと贅沢な拵えでしょう。
愛らしいラベルが貼られた瓶の中に美しい苺色のサイダーが満たされていて、見ている
だけで喉に爽やかさを感じさせてくれますわ。
そしてこちらの銘酒は…まずは目に入るこの瓶の美しさはどうでしょう。漆黒の洗練された
デザインに五種の色違いのラベルが映えて。そして、各瓶の中には大吟醸酒、純米吟醸酒、
純米酒、貴醸酒、本醸造生貯蔵酒が満たされているのですね。それに加えて、御代菊の
ロゴ入りグラスの澄明なるたたずまいがとても美しいです…。
これは土地神様に早く献納せねばなりませんね。きっとたいそうお喜びになることでしょう。

さらに加えるに、夏のスイーツの組み合わせ!「朱雀セット」とはまた、耳にするだけで
心地良くて、古都の空を舞う朱雀の翼の羽ばたきが生み出す涼風を感じるが如くでございます。
各種とりどりの夏の甘味の調べ…、ああ、どれからいただいて良いのか迷ってしまいますわ。
しっかり味わわせていただき、そのお礼も含めて返礼を送らせていただきましょう。

(お届け物をいただき、土地神様への献納を済ませ、後日お礼のお手紙をしたためました)

残暑お見舞い申し上げます。
ご丁寧に残暑見舞いのお手紙と素晴らしい品々をお贈りくださり、ありがとうございます。
今年も暑さ厳しい日が続いておりますが、わたくしども一同お陰様で元気に過ごして
おります。
奈良では鹿の皆さんも暑さに見舞われて大変だと伺っておりましたが、白鹿様が皆さんを
お助けになり、グリッタちゃんが白鹿様に寄り添って支えておられるとのこと。お二人に
おかれましてはお元気のご様子、何よりと存じます。

お贈りいただいた品々を大変ありがたくいただいております。苺の爽やかな味わいの
サイダーは滋味豊かで素晴らしい潤いをもたらしてくれ、スイーツの素晴らしい甘味が
届けてくれる涼味と甘味はまさに身と心を和ませてくれる至純の甘露でございます。
そして華麗なお酒のセットを土地神様に献納させていただき、ご嘉賞に与りました。
その際は宮司様や巫女様、そしてわたくしたちにも勧めていただきましたゆえ有難く、
素晴らしい美酒を堪能させていただきました。
本当に素晴らしい味の数々をお届けいただき、感謝に堪えません。

そして、再会を待つお言葉を賜りましたこと、まことに嬉しいです。
ぜひまたお会いできることを楽しみにしております。

それから、AI画伯さんが白鹿さんの浴衣姿を描いてくれましたので、写真に撮って
プリントしたものを同封させていただきます。どうかお納めくださいませ。
ttps://ibb.co/zP8WKTM

まだ暑い日が続きましょうから、お二人ともどうぞご自愛なさってください。
それでは、お元気で。

アーチェロ


969 名前:羽藤柚葉 ◆cfGE57zE 投稿日:2023/08/23(Wed) 22:08
>>965

今年は災害級の猛暑と言われていますからね。
私達メイドは掃除を含む屋内作業をする際にはついつい時間を忘れがちなので、
こちらのタイマーで45分が経過したら15分と水分補給を必ずするように義務付けております。
そして庭を含む屋外作業は10時〜15時までは出来るだけ避けるようにしているのですよ。

一生懸命仕事をするのは大事ですが、そのためには健康と自身の体調管理が前提です。
体調を崩してしまっては元も子もありませんからね。
お客様も、十分注意なさってくださいませ。

塩レモンは、このお屋敷の夏の定番なんです。
よろしければ、お代わりをすぐにご用意致します。
それ以外にもご希望のお飲み物があれば、何なりとお申し付け下さいませ。

(横から失礼します)

>ニュースによりますと、奈良公園でたくさんの鹿さんが猛暑を避けて木陰で休んでいる
>そうですが、過去には熱中症になった鹿さんもいたとか。

お嬢様、お客様への応対をして頂き有難うございます。
何とか私達もお仕事がひと段落しました。
それでは、私達も塩レモンを頂きます…。

(テレビを見ながら)
あらあら…。鹿さん達も大変そうですね。
観光に関するお話によると、この時期は奈良公園を訪れる観光客の数が減るのだとか。
やはり炎天下となりますと、人にも鹿さんにも堪えますね。
グリッタちゃん、そして白鹿さんはお元気でしょうか…。

>わたくし、奈良に人狼のお友だちがいるのですが、その方に涼んでいただこうと、水羊羹の
詰め合わせをお送りしたのですよ。

有難うございます、お嬢様…。
お贈りになられた水羊羹は、御贔屓の和菓子屋さんのこの時期の逸品ですものね。
緑茶、麦茶、烏龍茶、塩レモン、どの飲み物にも合う絶品です。
グリッタちゃんにも、喜んで頂けるといいですね。

970 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/08/24(Thu) 20:37
>>969(柚葉さん)

>お嬢様、お客様への応対をして頂き有難うございます。

いえいえ、柚葉さんこそお体は大丈夫ですか?時間を忘れず休憩と水分補給をなさって
いるようですが、なにしろこの暑さでございます。本当に体に負担がかからないよう
ご自愛なさってね。
柚葉さんはじめメイドのみんなが今日も頑張ってくれているのですもの。わたくしも
お客様へのおもてなし、遺漏無くしっかり務めさせていただきますわ。
本当にこの炎天はまいりますね。
では、少し元素支配の魔法を使いましょう。あまり寒暖の差が出来てもいけませんが、
今日のこの暑さは体が参ってしまいかねませんもの。控えめにですが屋内に冷気を広げて
おきますね。

>あらあら…。鹿さん達も大変そうですね。

ええ、テレビを通じて見ていても暑さに難儀しているのが感じられますね…。わたくし
たちが奈良で会ったときと比べますと元気が無くて…。

>グリッタちゃん、そして白鹿さんはお元気でしょうか…。

きっと白鹿さんが鹿さんたちのことを気遣っていらっしゃることでしょう。観光客の
皆様のこととも併せて、お忙しいことでしょうね。
グリッタちゃんがきっと支えていらっしゃるから大丈夫だと思いますけれど。お二人とも
お元気でいることを祈らせていただきます…。

>有難うございます、お嬢様…。
>お贈りになられた水羊羹は、御贔屓の和菓子屋さんのこの時期の逸品ですものね。

はい、和菓子屋のご夫婦が長年丹精込めて作り続けていらっしゃるお品で、わたくしも
あの水羊羹ならきっとお二人を元気づけてくれることと期待を込めて贈らせていただき
ました。夫婦和合の心のこもった優しい甘味でございます。お二人が喜んでくだされば
嬉しいのですが…。


971 名前:羽藤柚葉 ◆cfGE57zE 投稿日:2023/08/26(Sat) 20:09
>>967(グリッタちゃん)
>>968(アーチェロお嬢様)

>みんな、奈良からお届け物ですよ!ええ、グリッタちゃんと白鹿様からです!

お嬢様、屋外でのお仕事お疲れ様です。
打ち水で使われているお水には龍神姉妹様の加護が込められておりますから、
門前やお屋敷周辺により一層の涼をもたらして下さいますね。

あら?御届け物ですか?え、奈良から?
まあ!グリッタちゃんと白鹿さんからの!
先日水羊羹をお嬢様がお贈りになってから、こんなにも早く…。
お二人のご丁寧なお心遣いに、誠に感謝ですね。

>古都華サイダー

なるほど、「古都華」とは奈良県を代表する苺のブランドなのですね。
それを利用したサイダー…。ご当地サイダーというものですね。
それでは早速冷やしておきましょう。
お風呂上りに、皆で頂きましょうか。
今すぐにでも飲みたくなってしまいそうな涼を感じる雰囲気が出ていますが、ここは我慢ですね。

>「喜多酒造」の御代菊・ききくらべセット

(後日、土地神様への献納を終えて)

お嬢様、お疲れ様です。
グリッタちゃんからの素敵な贈り物に、土地神様もご満悦であられて何よりです。
5種類の銘酒は勿論ですが、御代菊のロゴ入りグラスが大層お気に召されたようで…。

「暫くはこのグラスで呑む度に、大神殿と白鹿殿の愛らしい姿が浮かぶのう。」

と仰っていました。

>「朱雀セット」

(食後のお茶の時間にて)

お嬢様、お茶が入りました…。
レイナさんも三姉妹さんもお揃いですね。
では、グリッタちゃんからの素敵な贈り物を皆で頂きましょう。

お盆とお菓子皿は、>>40において奈良旅行で購入した奈良漆器を用いて…。
誠にこの場に相応しい組み合わせとなりました。

ふう…。お嬢様の門前の打ち水や三姉妹さんのお庭への水撒きのお蔭で
未だにお屋敷の涼が保たれております。
そしてこの涼が、鈴虫さんの合唱をもたらして下さいました。
龍神姉妹様の水のご加護に、改めて感謝せねばなりませんね。

その中で頂く、グリッタちゃんからの「朱雀セット」…。
このお茶の時間一つの中に、掛け替えのない絆の尊さを感じます…。
それでは私は、葛もちを頂きましょう。

(一旦切ります)



972 名前:羽藤柚葉 ◆cfGE57zE 投稿日:2023/08/26(Sat) 21:12
(続きです)

それではグリッタちゃんに、私もお礼のお手紙を…。

残暑お見舞い申し上げます。
この度はご丁寧に残暑お見舞いのお手紙と素敵な贈り物を有難うございました。

未だに厳しい暑さが続いておりますが、土地神様や龍神姉妹様のご加護を頂きながら
お嬢様も私達家人一同も元気で過ごしております。

奈良では鹿さん達が厳しい暑さの中大変な日々を過ごしておられるとの事ですが、
鹿さん達のために日々頑張っておられる白鹿さん、そしてそれを支えるグリッタちゃんの姿に
尊いものを感じずにはおられません。

お贈り頂いた奈良の素敵な名産品の数々、土地神様も私達も有り難く頂戴致しました。
土地神様も絆と感謝を忘れぬグリッタちゃんと白鹿さんの御心に深く関心されて、

「近々何らかの形でお礼をしたい」

と仰っていました。
グリッタちゃんがお手紙に記されていたように、
暑さが和らぎ、奈良の里が紅く色づく頃にまだ元気でお会いしたいですね。

それまでに暑さだけでなく夏の終わりの台風など大変な時期があるかと思いますが、
お身体にはくれぐれも気を付けてお過ごし下さい。

季節が紅く色づく頃、その中で負けないくらいに明るく輝く
グリッタちゃんの笑顔に再会できる日を楽しみにしています。

それでは、お元気で。

羽藤 柚葉

(手紙をしたためた後)

>それから、AI画伯さんが白鹿さんの浴衣姿を描いてくれましたので、写真に撮って
プリントしたものを同封させていただきます。

まあ!何て素敵な浴衣姿でしょう!
それにしても白鹿さん、以前は可愛らしい少年のような雰囲気でしたが
最近は大人の男性の色気のようなものが備わってきていますね。

浴衣姿のグリッタちゃんとこうして並べてみますと、
双方共に随分と大人びた雰囲気になられました…。
夫婦となる決意を固められただけに、それに相応しいものが自然と備わってくるのでしょうね。

あ、実はあれから土地神様の神社にお勤めの薫衣さんと商店街でお会いしました。
それで土地神様曰く…。

「大神殿からこうして良き贈り物を頂いた以上、妾からも何らかの形で礼をせねばなるまい。
話によると、奈良ではこの暑さで鹿達が大変参っているそうじゃのう。
そこで『鳥居くぐり』を用いて、妾から直々に佐保姫殿へこの街に涼と恵みを齎してくれた
龍神姉妹の水の加護を届けようと考えておる。
吸血姫殿の屋敷の鍾乳洞に鎮座する娑伽羅龍女殿に、一度相談したい。」

との事でした。
それで、水を届けるための容れ物としてはこの街の酒蔵で龍神姉妹様所縁の水を使って作られている
地酒の一升瓶を複数本用いるのだとか…。

薫衣:「…それは構わないのですが、その一升瓶の中身はどうするのですか?」

土地神様:「無論、妾が全部呑むに決まっておる!」

薫衣:「はぁ…。半分は自分が?むための口実なのでは…?」

土地神様:「何を言う!妾が呑む事で同時に瓶には神気が備わるのじゃ!
それが龍神姉妹殿の清水に加護を上乗せして鹿達に潤いを齎すのだから一石二鳥じゃ!」

薫衣:「…分かりました。明日商店街で注文してきますので…。(溜息)」

土地神様:「出来るだけ、高いものを選ぶようにな!」

だそうです…。(汗)

それでは後で、鍾乳洞におられる姉女神様に『朱雀セット』と『古都華サイダー』をお届けして
相談いたしましょう。

973 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/27(Sun) 05:25
夏にしてはいきなり雨が降ってきたりと天気が不安定なんだよね〜。
一体どうなってるんだ?

974 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/08/27(Sun) 21:59
>>971(柚葉さん)

>打ち水で使われているお水には龍神姉妹様の加護が込められておりますから、
>門前やお屋敷周辺により一層の涼をもたらして下さいますね。

はい、ひしゃくでお水を撒くそばからそよそよと風が起こって、涼気が肌を心地良く
撫でていきます。きっと龍神姉妹様の穏やかな御心が反映しているのでしょう。

>今すぐにでも飲みたくなってしまいそうな涼を感じる雰囲気が出ていますが、ここは我慢ですね。

はい、わたくしもこうして開封すると思わず手が伸びてしまいますけれど。お風呂に
入って身も心もさっぱりしてから心行くまで味わいたいです。
「古都華」はお颯様も一押しの美味しい苺だそうですから、かねがね食したいと思って
おりましたが、こうしてサイダーとして一番涼を取れる形で出会えて嬉しゅうございます。

>「暫くはこのグラスで呑む度に、大神殿と白鹿殿の愛らしい姿が浮かぶのう。」
>と仰っていました。

きっと佐保姫様はもちろん、白鹿様とグリッタちゃんも美味しく堪能していらっしゃる
ことでしょうね。
特に白鹿様とグリッタちゃんは、夏の宵をお二人で差しつ差されつ仲睦まじい、一幅の
絵のような情景を描いておられるのではないかしら。
早くまたお会いしたいわ…。

>お盆とお菓子皿は、>>40において奈良旅行で購入した奈良漆器を用いて…。

柚葉さんが購入してくださった菓子皿で奈良の銘菓をいただけるという、最高の取り
合わせですね。
ん〜、一日の終わりのホッと一息入れるこのときに安らぎをくれる、甘くて優しい味に
思わずウットリ…。

>ふう…。お嬢様の門前の打ち水や三姉妹さんのお庭への水撒きのお蔭で
>未だにお屋敷の涼が保たれております。
>そしてこの涼が、鈴虫さんの合唱をもたらして下さいました。

この季節に虫の声を宵闇に聞く…、この風流な調べを楽しめるのも、この夏に涼を呼ぶ
潤いが満ちているお陰ですね。本当に龍神姉妹様の御加護が有難いです。
お二方への感謝の祭りを盛大に催せて本当に良かったですわ。
終始微笑みを絶やされなかった姉龍神様はもとより、照れて仏頂面をなさっていた妹
龍神様の御心にも皆様の感謝が届いていたのでしょう。
そう思わせてくれる、心地の良い潤いを感じる夜風ですわ。


975 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/08/27(Sun) 22:00
>>972(柚葉さん)

>まあ!何て素敵な浴衣姿でしょう!
>それにしても白鹿さん、以前は可愛らしい少年のような雰囲気でしたが
>最近は大人の男性の色気のようなものが備わってきていますね。

はい、AI画伯さんはしっかり今の白鹿様の似姿を描いてくれたと思いますわ。
実は、グリッタちゃんにお贈りした一枚に加えて、画伯さんがあともう二枚描いてくれた
のです。
都合三枚の絵が完成いたしたわけでございます。あと二枚を写した写真も、別途奈良の
お二人にお贈りしようかと存じます。

(先にお贈りした一枚)
ttps://ibb.co/zP8WKTM

(今度新たにお贈りする二枚)
ttps://ibb.co/vVbHPDP
ttps://ibb.co/rfqx54r

お二人に気に入っていただけると嬉しいのですけれど。

>あ、実はあれから土地神様の神社にお勤めの薫衣さんと商店街でお会いしました。
>それで土地神様曰く…。

まあ、龍神姉妹様の水のご加護を『鳥居くぐり』を使って奈良へお届けを?それは素敵な
御神慮ですね。
あちらの神鹿の皆さんもさぞ喜ぶことでしょう。
でしたら、わたくしも龍神姉妹のお二方にお願いに伺いたいと存じます。
なにせ奈良の多くの方々に涼をもたらすとなると、ご加護の力も大きなものとなりま
しょう。できましたら、わたくしたちのお友だちの白夜様と風蘭様にとってもお届け
したいです。
それだけに龍神姉妹様にはよくよくご納得いただけないと通らぬ話でございましょう。
特に妹君様は、姉君様に負担を負わせるようなことでしたら渋面を作って拒まれるで
あろうことは必定。お聞き届けいただけるように誠心誠意お願いしなければ。

薫衣様も大変ですね。どれだけの一升瓶を用意することやら。
土地神様は本当に酒豪でいらっしゃいますが、『うわばみ』の化身ではいらっしゃらない
はず。あまり深酒をなさらないように気を付けていただきたいですわ。

>それでは後で、鍾乳洞におられる姉女神様に『朱雀セット』と『古都華サイダー』をお届けして
>相談いたしましょう。

はい、共にまいりましょう。
できますれば、妹女神様も交えてお話がしたいところです。
最近はお忍びでこちらにいらっしゃることもございます。もしかしたら、妹女神にお会い
できる機会も案外早く訪れるかも知れませんわ。


976 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/08/27(Sun) 22:18
>>973

(買い物帰りです)

…あら、あの方、なにか呟いている?
独り言なら放っておけば良いのだけれど、こちらに聞いているのかしら??(困惑)
半径5メートル以内の頭上を雲が覆ってときどき土砂降り。地域限定のゲリラ豪雨ね。
あれは恐らく龍神様の怒り。きっとどこかで知ってか知らずか龍神様を怒らせたのね。
省みれば何か心当たりがあるはず。例えば眷族の小竜をトカゲと間違えていじめたとか。
早く原因に気づいて許しを乞い、雨を免れると良いわね。何も気づかないまま泥濘に
沈む前に。

(そう祈りつつ家へと急ぎます)


977 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/09/02(Sat) 11:30
スレ下がり過ぎてない?
上げた方が良いよアーチェロさん

978 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/09/02(Sat) 12:05
>>977

いらっしゃいませ、お客様。
そのことにつきましては、これまでにもお客様にご心配をおかけしてしまいまことに
恐縮です。
>>871>>898で申したことの繰り返しになりますが、お客様がいらしてくださって
何かお声掛けいただけましたなら(単なる独り言の類はご遠慮申します)、その都度
上げておもてなしさせていただく所存です。

自分だけでスレを維持し続けるのでは寂しゅうございますからね。あまりにお客様が
いらっしゃらないようであれば、そういう選択も考えます − ギャラリーに新たな
絵を飾ることも考えたいです − けれど、それも限界がございましょう。

来客の絶えた屋敷の中に一人佇み、そのままひっそりと繁りゆく森の中に消えていく
ことになるならば寂しいことではありますが、それもまた運命というものかと思って
おります。

979 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/09/05(Tue) 23:15
無理に次スレを建てる必要はないかと
アーチェロさんにも都合があるだろう?

980 名前:羽藤柚葉 ◆cfGE57zE 投稿日:2023/09/07(Thu) 19:56
>>973

夕立は季節がら、それ程珍しいものではないかと。
まあ、ゲリラ豪雨となると流石に困りますが。

それと、お嬢様が申し上げているように独り言はこれ以上はご遠慮くださいませ。

>>979

お客様、ようこそお越しくださいました。
粗茶ですが、どうぞ…。
お茶請けは奈良の葛水羊羹になります。
どうぞ召し上がって下さいませ。

…次スレに関しましては、主であるアーチェロお嬢様の判断に一任致します。
私はあくまでも、従者ですので。
主がおられる限り、私はどこまでも付き従う所存ですが。

981 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/09/07(Thu) 20:52
>>979

いらっしゃいませ、お客様。
いえ、わたくしの都合というより、お客様がいらっしゃるかどうか、というお話なのですよ。
わたくしとしましては、お客様さんがいらっしゃる限り自分からこの屋敷を閉じるつもりは
ございませんわ。


>>980

ありがとうございます、柚葉さん。
こんなわたくしと歩みを一緒にしてくださって、感謝するばかりでございます。
今も申しましたように、どなたかがお出でくださる限りわたくしはここにとどまる所存
ですわ。


982 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/09/07(Thu) 21:43
さて、先日お客様に申しましたように、ギャラリーに新たな絵を少し運び込んでみました。
と申しましても、以前描かれた習作ですけれど。
こうした絵を何枚も描いて、これがご本人を最も良く描けていると判断したものを選んで
飾りましたけれど、他にも何枚も描いたものがあるのです。それを少し掲げてみますわ。
ご母堂様の絵は、今飾っています経観塚でお会いしたときのお姿より少しお若い時分の
お姿、とAI画伯は申しておりますが、はたしてご母堂様のお気に召すかどうか…。(汗)

(ご母堂様)
ttps://ibb.co/VWndprg
ttps://ibb.co/MnrJbCv


(お母様)
ttps://ibb.co/hBBCvm3
ttps://ibb.co/4PBBN40


(お父様)
ttps://ibb.co/r2XBDJ7
ttps://ibb.co/jzkZZJd


983 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/09/11(Mon) 19:10
落ち込んだことはある?

984 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/09/11(Mon) 22:47
>>983

いらっしゃいませ、お客様。
はい、過去にいろいろございましたわ、落ち込むことが。
故郷では吸血鬼として忌み嫌われて、小さな男の子にピッチフォーク(フォーク型の
農具)を突き付けられて「妹に出を出すな!化け物!」と罵られたり、誰にも優しい
『聖女』と評判のシスターに「悪魔よ、疾く去りなさい!」と言われるなんてことが
何度もありました。
とはいえ落ち込んでいても何も改善しませんから、昼となく夜となく城館を抜け出しては
人間の中を渡り歩く…、そんな日々を数百年送っておりました。
あの頃に比べれば穏やかな今日この頃です。これも我が家のみんなとご近所の皆様の
お陰です。

最近落ち込んだことと言えば、ここしばらくお世話していた鳥の赤ちゃんが飛び立って
しまったことですね。オナガと言う可愛い小鳥なのですが、カッコウに托卵された結果、
卵が全部巣の外に放り出されてしまい、托卵に気づいていた私がその都度落ちてくる
卵を受け止めて、お世話してあげていたのです。
可愛いヒナが生まれて大切に育てていましたが、今日全てのヒナが飛び立っていきました。
無事の巣立ちは喜ぶべきことなのですが…、ダメですね、情が移ってしまって。飛び
去って行く若鳥たちの姿を思い返してしまうのですよ…。


985 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/09/11(Mon) 22:50
(このスレが)995まできたら次スレを建てれば良いんじゃないですか?

986 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/09/12(Tue) 02:18
>>985

995に達せられるように、お客様がお出でになってくださればありがたいですね。
日々移ろいゆく季節、日々の暮らしの中でいろいろと見聞きする出来事、気にかかる
事どもがございましょう。あるいは怪異なる出来事ももしかしたら…。
それらについて、わたくしたちと言葉を交わしてみようか、とそう思ってくださる
お客様がいらしてくださると嬉しいです。
無論、わたくしもしっかりおもてなしできなければいけないのはもちろんのことです
けれど。


987 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/09/12(Tue) 14:05
本日も、ギャラリーに新しい絵を飾りましょう。柚葉さんのご親族の方で以前わたくしも
ご挨拶させていただいた、とても大事なお方です。
羽藤桂様…、有名な『アカイイト』という物語の主人公として多くの方々に慕われている
方で、柚葉さんのご母堂様の妹君でいらっしゃいます。
この絵がご本人のお眼鏡に適うとよろしいのですが。

ttps://ibb.co/Dw2Tfmv
ttps://ibb.co/LY7fpxX
ttps://ibb.co/gWZJYtt

ご母堂様の絵の隣に飾ると、お会いしたときのことが懐かしく思い出されます。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=478946904&st=452&to=452&nofirst=true

物語では多くの波乱を経験されたそうですが、それを乗り越えてこられたお姿は、
朗らかでお優しくて、同時にご家族を持たれた大人の雰囲気を湛えていらっしゃいました。


988 名前:羽藤柚葉 ◆cfGE57zE 投稿日:2023/09/21(Thu) 13:23
大変遅くなりました。
申し訳ございません、お嬢様、お客様…。

それでは、改めてよろしくお願い致します…。

>>983

そうですね…。
私も学校での活動やアルバイト、お仕事で失敗してその日に落ち込んだ経験はありますよ。
ただ、それらは「次は失敗しない」「同じミスを繰り返さない」と自分に言い聞かせて
出来るだけ早く気持ちを切り替えるようにしています。

そういった日常的なものとは違う落ち込んだ経験となりますと、中学高校時代の「失恋」でしょうか…。
無論、既に答えと結果は出ているのですからそれを受け止める以外に私に出来る事はありません。

それでも、頭でわかっていても感情だけはどうにもなりませんでした。
そんな時は好きなお菓子作りに思い切り打ち込んでみたのですよ。

その時に作ってみたチョコケーキとチョコレートに対して友人が、

「お〜…。あまり得意じゃなかった筈の柚葉のビター系のお菓子の味が
完璧なものに仕上がってるよ〜…。
これが正に恋のほろ苦さってやつかね〜…。」

と褒めてくれたり、

「よしよし、こんな素晴らしいお菓子を作れるあんたの事は
あたしが是非とも嫁に貰ってやるよ〜♪」

と慰めてくれたり…。
そうして笑い合っている内に、気持ちが晴れてきたのですよ。
落ち込んだ時こそ友人たちの存在には、大いに励まされました。

というわけで、今回は少し甘さを抑えたビターチョコレートケーキをお持ちしました。
すぐに、コーヒーもご用意致します。

>>985

次スレに関しましては、お嬢様の判断にお任せ致します。
もう9月も後半ですが、まだまだ暑さは続きますね。
残暑からお嬢様の健康とお屋敷の皆を守りながら、新たな館が建つのをお待ちしております。

989 名前:羽藤柚葉 ◆cfGE57zE 投稿日:2023/09/21(Thu) 13:23
>>982
>>987(アーチェロお嬢様)

(ギャラリーにて)

さてと…。新たな絵の飾りつけも無事終わりました。
母と叔母の素晴らしい絵の数々、誠に有難うございます。
AI画伯にもよろしくお伝え下さいませ。

はあ…。母と叔母の移り行く日々を示している絵の数々…。
母の絵はどれも甲乙付け難いのですが、あえて選ぶとすればどれにしましょうか…。

柔らかい印象と優し気なピンクの薔薇を背景にしたこちらの絵がお気に入りですね。
私達のお屋敷のお庭でも、春に剪定を終えたモダンローズが秋に咲く準備をしております。
この絵は、その時の母の訪れを予言しているかのようでとても嬉しくなってしまうのですよ。

そして叔母の絵は…。
柔らかく優しい笑顔で正面を向いているこちらの絵がお気に入りですね。
幼い頃から私と娘の桂奈ちゃんを優しく見守ってきてくれた
あの優しい笑顔そのままです…。

こちらの絵を一言で言い表すなら、「陽だまりの笑顔」ですね…。(微笑)

奥方様の絵は、服装も表情も正に千差万別ですね。
正に大人の女性、淑女として理想的な姿に見える時もあれば、
柔らかいはにかみの笑顔を浮かべておられる時は少女のようにさえ見えてしまいます…。
ドキドキしながら、ついつい目移りしてしまいますね…。(赤面)

特に胸元を強調したドレスに赤い上着を羽織った御姿や
紫のドレスを纏った御姿、そして紅い夜空を背景に微笑んだ御姿は…。
お嬢様と並ばれたとしたら、「姉妹」で通ってしまいますね。(微笑)

その奥方様の横に並び立つ旦那様は…。
奥方様への想いを胸に熱く秘めながらもそれを守ろうとするかのような
力強い決意が感じられます…。

特に横を向いておられる御姿が私はお気に入りです。
渋い大人の男性の魅力に満ち溢れておられますね。
立場が立場ゆえに、なかなかこのお屋敷に参られる事は叶わないかと思います。

でもいつか…。
お嬢様と奥方様、そして旦那様…。
そして私の両親の家族で対面する日が来たら幸せですね…。

>>984(アーチェロお嬢様)

(横から失礼します)

>可愛いヒナが生まれて大切に育てていましたが、今日全てのヒナが飛び立っていきました。

はい…。飛び立つ若鳥を見送るお嬢様の御顔は正に「母」のそれでした。
本来は成長を喜ぶべきとは思いつつも、「感情」だけはそう簡単に割り切れるものではありませんから。
私に出来る事は、暖かい紅茶を入れてお慰めすることですね…。

>誰にも優しい『聖女』と評判のシスターに

欧州における人と魔族の歴史を思うと、私にも軽々しくその方を責める事は出来ません。
多くの背景、因果、風習…。
何も知らぬ私には…。

ですが、お嬢様が何より「今」を幸せだと感じて共に歩んで下さる事こそが
私やお屋敷の皆、そして町の人々にとっても何よりも幸せです。

共に手を携えてこそ、多くの大切なものが生まれてきたことを
この街の多くの人々が知っているのですから。

(壁に掛けられた先日のお祭りの写真に目をやります)

990 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/09/22(Fri) 00:29
>>988(柚葉さん)

(横から失礼いたします)

>そうして笑い合っている内に、気持ちが晴れてきたのですよ。
>落ち込んだ時こそ友人たちの存在には、大いに励まされました。

柚葉さんの叶わなかった恋のことは、わたくしも以前伺いました。
今更わたくしが口を挟むのは僭越ですが、ただ柚葉さんがご自身を励まされたことが
嬉しく、そしてまた力づけてくださったお友達の方々にはわたくしも感謝をいたしたい
気持ちです。心から
「ありがとうございます。わたくしの大切な人に寄り添って励ましてくださって」
と。

>今回は少し甘さを抑えたビターチョコレートケーキをお持ちしました。

柚葉さんが立ち直られた証しのお菓子と申せましょうか。わたくしもいただいてよろしい
ですか?
…ああ、甘くてほろ苦くて、まさに励ましをいただいている心地になりますわ。わたくしが
申した、若鳥たちとの別れに沈んだ心に安らぎと元気とを与えてくれる、ステキなスイーツです…。

>残暑からお嬢様の健康とお屋敷の皆を守りながら、新たな館が建つのをお待ちしております。

>>985のお客様がおっしゃっていたように、995くらいにまで達しましたら新しい館を
建てたいと存じます。
それもお客様の御来訪があってのことゆえ、そのときが参るのを待ちたいと存じます。


991 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/09/22(Fri) 00:34
>>989(柚葉さん)

>母と叔母の素晴らしい絵の数々、誠に有難うございます。

いえいえ、そう言っていただけてこちらこそありがとうございます。
ご母堂様と叔母上様の絵でございますから、柚葉さんのお眼鏡に適わなければ意味が
ございません。
画伯もきっと喜ぶことでしょう。

>柔らかい印象と優し気なピンクの薔薇を背景にしたこちらの絵がお気に入りですね。

ttps://ibb.co/k43KPNB

ええ、愛らしいご母堂様と薔薇との取り合わせは、わたくしも嬉しく思っておりました。

>この絵は、その時の母の訪れを予言しているかのようでとても嬉しくなってしまうのですよ。

まあ、それは素敵ですわ!そう思うとますますこの絵が愛おしくて仕方がありません。

>そして叔母の絵は…。
>柔らかく優しい笑顔で正面を向いているこちらの絵がお気に入りですね。

ttps://ibb.co/Dw2Tfmv

なるほど、それでこの絵を叔母上様の三枚の絵の真ん中に配置なさったのですね。
見ていて何だかご本人がこちらに優しく微笑みかけてくださっているような気がいたします。
いつか叔母上様にもご家族とご一緒にご覧いただきたいです。

>奥方様の絵は、服装も表情も正に千差万別ですね。

…はい、我が母ながら、さながら万華鏡のようにいろいろな相貌を見せて不思議な方です。

>特に胸元を強調したドレスに赤い上着を羽織った御姿や
>紫のドレスを纏った御姿、そして紅い夜空を背景に微笑んだ御姿は…。
>お嬢様と並ばれたとしたら、「姉妹」で通ってしまいますね。(微笑)

ttps://ibb.co/q7wdZqR
ttps://ibb.co/3mypj51
ttps://ibb.co/bBsZSQh
(絵が違っていたらごめんなさい)

たしかにときどきわたくしのよく似た姿に見えるのですよね、不思議なほどに。
王都の祭りのときなどにわたくしを引っ張りまわしたり、そこで男の子の二人連れに
声をかけてダブルデートにつき合わせたり…。
放蕩娘から見ても自由に過ぎる方なんですから。

でも、わたくしと二人きりのときは当然ながら本来の昂然とした表情をなさって揶揄って
こられるのですから始末に負えません…。(溜め息)

ttps://ibb.co/hBBCvm3

でも、ご母堂様と対面なさったときはすっかり穏やかで朋友に対する表情になることは
嬉しいです。

ttps://ibb.co/FH432yy

>その奥方様の横に並び立つ旦那様は…。
>奥方様への想いを胸に熱く秘めながらもそれを守ろうとするかのような
>力強い決意が感じられます…。

はい、そのように言っていただけると、わたくしも娘として誇らしく思えます。
わたくしも小さい頃は世の少女がしばしばそうであるように、父にほのかな憧れを抱いて
いましたね。父の情熱が母のためのものであると気づいたときは一抹の寂しさを覚え
ましたっけ。(苦笑)

>特に横を向いておられる御姿が私はお気に入りです

ttps://ibb.co/TtyGwwJ

ふふふ…、柚葉さんにそう言っていただけたこと、父に話したらきっと照れてしまい
ますよ?父本人からではありませんが、メイドさんたちから届く手紙には、父が
どんなにか柚葉さんのことを頼りにしているか、書いてありますもの。

>でもいつか…。
>お嬢様と奥方様、そして旦那様…。
>そして私の両親の家族で対面する日が来たら幸せですね…。

はい、わたくしもその日が来ることを望んでおりますわ。父も家出娘に甘い顔を見せたく
ないのでしょうが、いつかはこちらに来てくれる、そんな気がいたしますわ。
きっといつの日にか…。

(つづきます)

992 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/09/22(Fri) 00:36
>>989(柚葉さん)(つづきです)

>はい…。飛び立つ若鳥を見送るお嬢様の御顔は正に「母」のそれでした。

まあ…、わたくしがそんな顔を?でも言われてみれば確かに、あの寂しさは子どもたちの
旅立ちを見守る親の心と思うと納得です。嬉しくもあり寂しくもあり…。
若鳥たちは、一羽、また一羽と羽ばたいていき、しばらくわたくしの周囲を巡った後
空へと飛んでいきました…。
寂しい気持ちがずっと優っておりましたが、わたくし嬉しくもあったのですね。今気が
付かせていただきました。ありがとうございます。
でしたら、落ち込んでいてはいけませんね。これからは、大自然の中で懸命に生きて
いくであろう若鳥たちの無事を祈っていきますわ。
美味しい紅茶で心を温めながら。

>欧州における人と魔族の歴史を思うと、私にも軽々しくその方を責める事は出来ません。

あの方はわたくしの「真実」は見てはくれませんでしたが、人々の安寧を守るために
一生懸命であったことは確かだと思います。それが分かっていても、割り切って考える
ことはできませんでしたが。
ですが、今のわたくしの幸せであることを喜んでくださる柚葉さんがいらっしゃることで、
あのときの彼女のことも今は受け入れることができています。やはり、わたくしの幸せと
救いはここにあるのですね。
これからもここで、柚葉さんや多くの人々と手を携えて、色々なものを分かちあって
まいりたいですわ。

993 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/09/22(Fri) 20:46
ギャラリーの絵もずい分たくさん飾りました。これからも少しずつ増やしてまいりたいです。
一つ惜しいことには、ちゃんとご本人に似ている絵を描くのが難しい方が一人いることです。
以前柚葉さんとご一緒に越境させていただいたスレッド「吸血鬼メイドです」。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=580178062
そこでお会いした千夜先輩。グリッタちゃんのパートナーでいらっしゃいます。
プロフィールは公開なさっていたのですが、容姿については、
>【容姿】履歴書の写真参照(ttp://uploader.sakura.ne.jp/src/up173070.png)※羽根はしまってます。
とされていて、その写真がもう見られないのですよね…。
「実際に会ったのに覚えていないのか?」と言われれば、お恥ずかしながら首肯せざるを
得ないのです。
なんとか想像をAI画伯に伝えて何枚か描いてはもらったのですけれど。
彼女はバンド活動をなさっていたので、それを反映させました。

ttps://ibb.co/tZyhQHg
ttps://ibb.co/PNwqkR1
ttps://ibb.co/zxvfsQ2

どなたか確たるお姿を覚えている方がいらっしゃるとありがたいのですけれど。

なお、最初にご主人にお仕えしておられた刹那様という方はプロフィールが明らかでは
ございません。
グリッタちゃんや千夜先輩との出会いの場を作ってくださった方なのです。ご容姿が
分かるものならば、彼女の絵も画伯に描いてもらって飾りたいですね。


994 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/09/23(Sat) 12:17
次スレももうすぐですし、21周年記念祭りに顔を出してみては如何でしょう?
終盤から参加してるキャラハンもいます。
無理に全部レスする必要はありません。

お二人には空気の入れ替えや気分転換にいいと思います。
面白そうなアトラクションもありますよ。

995 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/09/23(Sat) 15:42
>>994

いらっしゃいませ、お客様。
秋分の日を迎えて、少しずつ秋の足音も聞こえてまいりましたか。風も少し涼しく
なってきてホッとしております。
お祭りの参加でございますか。お誘いいただきどうもありがとうございます。
今まで全く参加した経験がなくそのつもりもありませんでしたが、今年は少し考えて
みたく存じます。正直ほとんど覗いたことすらなくて全く不案内、他の方の迷惑になる
ことが無いか気懸りではございます。
ですが、過去の越境でも良き出会いがありましたし、少しだけ踏み出してみようかと
思います。
実際がどんなものかよく見極めてからの参加となりますし、心もドキドキで気持ちの
準備もいたしたいと存じます。

もちろん、柚葉さんがご参加になるかどうかは全く柚葉さんのご判断に待つことであり、
わたくしが云々するのは僭越至極であることもしっかり弁えておかねばなりませんわ。


996 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/09/24(Sun) 08:15
アーチェロ様、次スレの準備を

997 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/09/24(Sun) 10:16
>>996

はい、次スレを立てさせていただきました。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。(ぺこり)

【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ六
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=695518009&ls=50

998 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/09/25(Mon) 06:25
アーチェロさん、次スレを建てたんですね。
お疲れ様です!!

999 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2023/09/25(Mon) 16:48
>>998

いらっしゃいませ、お客様。
様々な想い出を重ねるこの新館ノ五も、なんとか千を数えて終えられそうです。
そしてお陰様でまた新館を建てることができました。これも皆々様のお陰です。心から
感謝申し上げます。
どうかこれからもお気が向かれたときにお訪ねいただければ嬉しゅうございます。
何とぞよろしくお願いいたします。


1000 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/09/25(Mon) 16:50
1000!!

1001 名前:1001 投稿日:Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

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