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あの世で俺に……詫び続けろーーッ!

1 名前:ストレイボウ ◆EOYixvi2 投稿日:2022/07/07(Thu) 20:42
ヒャーッヒャッヒャヒャァ!
面白ぇ程簡単に引っかかってくれたなぁ!?
ここはライブ・ア・ライブのネタスレだってのにお前はよぉ。
お前の引き立て役だった過去に別れを告げる為に、
俺はやってやるッ!

187 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/14(Sat) 10:43
>186
拳で語り合う―――所謂「肉体言語」というヤツか。
言葉だけでは伝わらない事を、互いの拳を通じることで分かり合うという訳か。
私が誘う一人の"タカハラ"のみにしか通じなさそうだな。
……ただ生憎だが、「肉体言語」が可能なのは両者ともほぼ同等の強さであることが前提で、一方が強ければ(或いは弱ければ)成立し得ないだろう。
仮に剣が無くとも、少なくとも拳の喧嘩でも負ける気はしないのでな。頭が良くても腕っ節はからっきしのあいつとでは、「肉体言語」は到底無理であろう。

ただ……「拳でなくとも二人が腹を割って語り合っていれば〜」か。………それについては反論の余地も無いな。
私は別段あいつを苦しめる心算も、引き立て役などにする心算も無かったが………今思えば当時のルクレチアの環境は、あまりに偏りが過ぎていた。
"武の強さ"という特定のカテゴリーのみが尊ばれ、"魔術"の方は冷遇されていた。
せめてルクレチアに、それぞれ違うものの良さ、利点、価値等を多角的且つ率直に容認する風潮があれば…あいつも確実に評価されていただろう。
別々の違う道で互いに切磋琢磨し……親友であり、良きライバルにもなれていたやもしれぬ。

―――だが、そうはならなかった。 歪な環境下で私ばかりが評価されていく中………嫉妬と劣等感で、あいつは屈折してしまった。
そんな時に腹を割って語り合っていれば……そんな機会を無理に作ってでも、本心を打ち明け合っていれば………或いは……………
………私たちには、それが出来なかった。つまり…本当の意味での……親友ではなかったのだ………。
魔王に堕ちた後になって、漸くその事に気付くこと自体がその証しだ………全てが、遅すぎたのだ……………。

………………そうであろう? ………………ストレイボウよ………………。

188 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/01/14(Sat) 10:50
>186への返答も私のものだ。
またも名前の入力を失念してしまったか……相済まぬ。

189 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/14(Sat) 12:37
魔王ともあろう者が謝るんじゃない
威厳もへったくれもないなぁ

190 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/01/14(Sat) 14:41
>189
メタな返答になる故恐縮だが、あいつの招待と許可の下、今はキャラハンとして参加している。
長めに書く節があることは認めるが、返答する立場になった以上は他の参加者を極力不快にさせず、不定期とは云え出来る限り早めに応じ、
また、独り善がりの自己満足に終始し、イメージを損ねてしまわないような内容の返答を心掛けている心算だ。
それ故、返答時はキャラハンとして名乗ることは礼儀だと考えている。
そうでなければ、形としては名無しが勝手に返答している事になってしまうからな。
それに、名乗りを欠いた非礼を犯したまま放置していては、自身の非を頬かむりする事にもなる為、その非礼を詫びるという訳でもある。
それ故…キャラハンとして見過ごしてはならない何かしらの失敗を犯した時の謝りについては、
"魔王の言葉として"というよりは、"一キャラハンの言葉として"受け取って貰えるようご容赦願いたい。
この返答で、納得して貰えるだろうか。

―――ふむ……こうした事になるのも、初歩的な誤りを繰り返すからだろう。
元々はあいつの築いた場所だ……参加者が離れてしまわないよう、精進せねばな……。

191 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/14(Sat) 22:57
問題は姫さんがストレイボウと国を捨てた場合、オルステッド倒したとしても国から追手が掛かってまともに暮らせないのでは?
魔王倒したぞ→国の復権だ→じゃあ魔術師より貴族の方が・・・。

こうなったらストレイボウ的にはむしろオルステッド帰ってこいまであるな、一個人に執着するあのメンタルで国王が出来ると思えん・・・。

192 名前:ストレイボウ ◆EOYixvi2 投稿日:2023/01/15(Sun) 00:35
>>169
おっと勇者サマのお出ましのようだ。
かつてのハッシュも、オルステッドさえも言わなかった
根絶やしにしてくれるとの台詞を聞いてお前は実は勇者じゃないだろッ!
との突っ込みを入れそうになったぜ。
魔王共を根絶やしにしてその後はどうするつもりなんだ?
魔王すらも屠ったその力が、一般の民に恐れられ敬遠される未来しか
ねえと思うんだがよ。生きた英雄よりも死んだ英雄、か。
あいつに賛同するのは不本意だが、魔王オディオの言葉には真実も含まれているだろうよ。

>>171
魔王の匂いってそんなにするのか?あぁ、死臭とか血の匂いって
事か。全く犬並みの嗅覚だぜ。
原始編と呼ばれる世界では、人間の言葉は発達していないが
匂いやジェスチャーで話が進んでいたな。
長老に狩りをして肉を取って来い、と指示された時に鼻で
獲物の匂いを嗅ぎ取ろうとすると長老の匂いまでも鼻に入ってくるのが
面白かったな。あの世界の住人だと嗅覚だけでは無く視力も
かなり良さそうだからこの場所(スレッド)も目敏く見つけて来る、
と思っていたんだが今の所来る気配はねえよな。
もっとも人語を話さないので名無しへの返答は出来ないだろうが。

>>176
あぁ、何処の世界にも居るもんだ。
お前の居る『現実の世界』にも魔王は既に干渉している。
つまり、このスレッドで返答してお前と関わっているって事だッ!
俺がオルステッドと比べられ劣等感を持ち
己の境遇に不満を持っていた事よりも
多くの憎しみがあいつを変えちまったんだ。
なぁ、>>176にもあるんじゃないか?理不尽な事をされても
耐えねばいけない時や親友ばっかり良い目にあって自分は
蔑ろにされている境遇等……二番目のはまんま俺の事だな。
そう言う場合、憎しみの感情に身を任せるのは容易いが
良い結果は産まないだろうな。オディオ(憎しみ)に取り込まれる
まで憎しみを滾らせるんじゃあ無いぞッ!これは経験者の言葉だからな、
ありがたーく聞いておけよ。

>>180魔王オディオ

>何処からか聴いた処によれば、魔術含め、人には"技術"というものは
全て伝授できても、"心"までは全て伝授できないと云う。

ふん、その話の大元になった人物はなかなか良い事を
言うじゃあねえか。そうだな、この坊主のような真っすぐな心根を持ったヤツなら
少なくとも俺みたいな捻くれた考えを持つ魔術師になる確率は低い、とだけ
答えておくぜ。見ろよ。あんなに魔術の本を目を輝かせて読んでいるんだ。
立派に育ててやりたくもなるじゃねえかよ。
今度、魔術を覚えるのは何が目的だ?と聞いてみてやろうか。
大方背中がムズ痒くなるような真っすぐな理由だと思うぜ。
どれ、今日も稽古をつけてやるか。

>負の感情に屈し、闇に堕ちたが故に…彼奴等同様の
真に滅すべき相手足らぬという事。

なるほどッ、俺は勘違いしてたようだぜ。
つまりは光り輝く英雄では無く、闇に落ちたが故のこの邂逅と言う事か。
一つ質問だが、この場所(スレッド)に英雄の一人がキャラハンとして来ちまったら
お前はどうするんだ?
俺の予想ではハルマゲドンになっちまうと思うんだが。

>―――己独りだけのお山の大将などに、何の価値があるというのだ?

たった一人だけのお山の大将か、それはそれで想像出来ない程
悲壮だな。魔王となり復讐を遂げたのを実感して間もなく
残された空虚を抱えて生きて行かねばならないのは、辛い事だと
俺でも分かるぜ。だけど……俺はッ!
俺はお前に同情出来る立場じゃねえって事は分かっているんだ。
こちらから罠を仕掛けたんだからなッ!

193 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/15(Sun) 19:47
メガロマニアを聴くと俺の闘争本能に火が点くぜ

194 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/01/15(Sun) 22:26
>191
「アリシアがストレイボウと国を捨てる」に至る経緯というのが、今一つ解せぬのだが…。
ふむ…正直気分の良い仮定ではないが……もしストレイボウが、"真の魔王であるオルステッド"を倒し、見事アリシアを救い出した真の英雄として凱旋した後、何かしらの難事に見舞われたとすれば………
アリシアを娶り、後継者にはなったものの…元々人望が無かった事と、ルクレチアの誰しもが心から納得していないが故に、表面上は英雄と称えつつも本心から尊敬も慕ってもいない様子が煤けて見え、
そうした、本当の意味で未だ評価されていない現実に次第に苛立ち、癇癪を起こすようになったストレイボウの言動や態度にやがて愛想を尽かし、遂に捨ててしまった……というならば、多少強引だが納得できよう。
ルクレチアについては……父君の意志を反故にしてでも捨てる程の相応の理由や動機が必要だな。国と民を見限り、他国に亡命するに至る理由や動機が…。
それについて納得の行く経緯というのが、私にはどうにも想像が付かぬな…。

―――ただ、あいつに国王が到底務まるとは思えぬ点は同意だ。
確かにあいつは頭は切れる…若しかすれば、ルクレチア一やもしれぬ。
だが……それが国王としての器や資質と相関するかとは別だ。統治力、統率力、決断力、その他内政面・外政面で国をより良く発展させていく
総合的な政治力無くして、国王は務まらぬだろう。後継者止まりで実際に玉座に就けてはいないが……私にもそれ位は分かる。
何より……長年周囲から冷や飯ばかり喰わされてきたあいつが、国や民の為に本気で身命を捧げるとは、到底思えぬな………。

―――――今はもう、あらゆるものに愛想を尽かした私が云えた義理ではないが、な………。

>193
闘いの最中……主に、かの英雄共が各"オディオ"と戦いし時、何処より脳に聴こえしあの曲か。
確かに………あの激しい曲調は闘争本能が刺激される。
"魔王オディオ(曲名)"が流れた後、戦いに突入する直前に流れるタイミングの良さとも相まって屈指の人気度を誇る。
アメリカなる国の"トビー・フォックス"なる者も、作曲者たる"ヨウコ・シモムラ"と対談中、「MEGALOMANIA」にインスパイアされ、
新しい曲「MEGALOVANIA」が生まれたと語ったほどだ。
それ程、多くの者の心に残る名曲である事も肯ける。

………私の場合は、まだ人間だった頃…ハッシュ達と共に偽魔王と戦いし時。
そして………ストレイボウからの衝撃の裏切りの告白後の戦いの時に流れた。
あの曲が流れる戦いに勝利した際…各世界の英雄たちは目的を遂げ、凱旋を果たした。
だが……私はそうではなかった。勝ったというのに、勝利への喜びも……余韻も……達成感も、得られなかった。

―――何故なのであろうな?
生き様や考え方、形こそ違えど………元々は護るべきもの、確固たる信念などを抱いていたという点において、大して変わりはなかった筈。
私と彼奴等とでは………何が一体、違うと云うのであろうか―――――。

………素晴らしくはあるが……私にとっては、そういう事を考えてしてしまうという意味での、トラウマの曲でもあるな………。

195 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/01/15(Sun) 22:28
>191(ストレイボウ)
>見ろよ。あんなに魔術の本を目を輝かせて読んでいるんだ。立派に育ててやりたくもなるじゃねえかよ。
―――そうか………その言葉を、忘れぬことだ。
そして……いつしか師の貴様をも超え、名声や称賛を得る程の魔術師になる日が訪れたならば………
その暁には…今後は弟子にまで、精々嫉妬の炎に狂い滾らぬことだな。
貴様を引き金としてルクレチアで起きたような悲劇は、最早間に合っている……。
尤も……魔王の私としては、たとえ起きた処で「やはり、所詮これが人間の真実だ」と溜飲が下がるのみだがな………。

>一つ質問だが、この場所(スレッド)に英雄の一人がキャラハンとして来ちまったらお前はどうするんだ?
―――知れたことを。
繰り返すように、彼奴等が知らねばならぬ"大事なこと"を伝え……己の生き様を心底後悔させながら……
悩みと苦しみに満ちた罪深き生に、別れをつげさせてくれるッ!!!

………と云いたいが、それはここ(本スレッド)である必要はない。
彼奴等との存亡を賭けた闘いをすべき場は、ここではない。ここはあくまで貴様が築いた特殊な空間。
来るならば来るで見に徹し、彼奴等が普段何を思い、考えているのかを返答の姿勢より視る為の場として利用させてもらうまで。
私に何かしらの言葉を送った時には都度返事も行なうが……滅すべき敵である以上、貴様同様に馴れ合いはせぬ。
闘いならばいつでも魔王山山頂で存分に行える。強いて云うならば……この場から去る時が、彼奴等との闘いの始まりという事。
「束の間の休息を、精々噛み締めるがいい」と、彼奴等が訪れた際には云わせてもらうこととしよう…。

>俺はお前に同情出来る立場じゃねえって事は分かっているんだ。こちらから罠を仕掛けたんだからなッ!
当然よ。 元凶たる貴様からの同情なぞ不要。
日々不当な扱いを受けていたとはいえ……あのような形で、取り返しのつかぬ、見下げられる道を選んだ以上…覚悟はしていよう。
多少の同情はあれど……決して肯定はされぬ。まして、赦されもせぬ………。
くく………それは、私も同様か。 今や、貴様以上にあらゆる者から恨まれ、憎まれる存在になったのだから……。

―――ただし、これだけは云える。
「貴様らが私を憎む以上に、私は貴様ら"人間"という存在を憎み切っているッ!!」とな………。

196 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/16(Mon) 19:23
心山拳奥義!

旋牙連山拳(センガレンザンケン)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!

197 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/01/17(Tue) 20:40
195で返答時の「>191(ストレイボウ)」は、正しくは「>192(ストレイボウ)」だったな…。
細かい処だが、失礼した。

>196
―――――おっとッ!!

………ふぅ……出会い頭早々に奥義を繰り出すとは、とんだ"志を受け継ぎし拳師"だな。―――まあ、問答無用でこちらの世界へ誘った私が云える立場ではないが。
かの"シンザン・フィスト"なるファイティング・スタイルを極めし「Master・Shifu(師父)」より受け継ぎし技か……それだけのキレを持ち、且つ完成度高き技を編み出すに至るまで、
さぞや並々ならぬ労苦と長年の修練の積み重ねがあったことだろう。
何より、強靭なる心身の基……ついに編み出し、そして受け継ぐに足る志………それがあるからこその奥義という訳だ。

―――――だからこそ、悲しきかな。
それだけの志も………時の流れと共に、いつしか必ず忘れ去られ、歴史の彼方に消え果てる。
そうでなくとも、その時々の時代や情勢等により…やがて本来の伝承者の本意とは大いにかけ離れた形に変質しゆく等、
決していつまでも変わらぬ形のまま存在し得ぬ。
結局の処………"強くなりし己に酔う"という自己満足に存在意義を見出したのみに過ぎぬ。
ならず者共の撃退や義破門団の打倒という、弱きを助け強きを挫く活劇も……そうした己を正当化する為の欺瞞でしかない。

―――ほう、違うと云いたいか? 大切な志や想いは、決して色褪せることは無いと?
………ならば特別にお見せしよう。 先ほどの奥義への細やかなる返礼だ。
―――――これはかつて、私が心から愛した者の成れの果てだ。
所詮、貴様らの抱く志も……信念も……守るべき大切なものも………
………何かを切っ掛けに、かのように成り得るのだ。
さあ、刮目せよ………この醜く変わり果てた姿を。
これを見ても尚……貴様らは自身の抱くものの価値を………説くことが、出来るのかッ!!!

―――――――――――『セントアリシア』ッ!!!

198 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/17(Tue) 21:52
果たしてキューブに存在感はあるのだろうか?

199 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/18(Wed) 01:01
ワタナベ(息子)「びえええー!父ちゃ〜〜ん!
僕たちってなんでどの世界でも酷い目にあうんだよ〜!」

200 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/01/18(Wed) 21:34
>198
主人公としての存在感があるのか否か……という意味であろうか。
ふむ……私たちの時代よりも遥かに文化・技術レベルが進んだ未来の時代、"カトゥ"なる絡繰り技能士の手によって造られし、
彼の"人の心を得し、人ならざる者"は、そもそも他の英雄たちと違って戦闘用に造られた訳ではないようだからな。
実質最強のオボロ丸…遠距離特化のサンダウン…力押しのタカハラ…師父より受け継ぎし技以外にも、各々差別化された独自技も持つ心山拳師範…
コミカルな雰囲気を持つポゴ…弱いと云われるが最も主人公感が強いとの定評ありしアキラ…
こうした彼の者達と比べれば……戦闘面ではハイスピードオペやアップデート始め、如何してもサポート要員の感は否めないだろう。
何より………喋れない事に加え、あの独特の一頭身の面相では、主人公としては些か存在感に欠けると謂わざるを得ぬやもしれぬ。

―――ただ……繰り返すが彼奴は、人の手で造られし"人の心を得し、人ならざる者"。
彼奴が使う技名全ての頭文字のアルファベッドを取って?げれば「H・U・M・A・N・I・S・M(ヒューマニズム)」と読める事は、ここへの来訪者にとっては既知の事。
また、あくまで敗北すればの話だが………私が敗れし時には、"人を辞め、魔に堕ちた者が、人ならざる者を通じ、人の事を教わる"という、
実に対比的なアイロニーを引き立たせるという意味でも、彼奴の存在感は決して無ではない。

―――――くく。
だからこそ、魔王として………否定し尽くすに足る相手の一人(彼奴の場合は"一機"か?)なのだ……。

>199
フン………いい加減泣き止め。 耳障りだ。
「どの世界線においても酷い目に遭う」か。最早そこまで行くと、悪質な神の悪戯という他ないな。
なんともまあ………憐れ極まる様だな。

―――――それで? そうして泣き喚き続け、いつしか誰かが救いの手を差し伸べてくれるのを待つか?
お前の姿は…且つて無条件に救いのみばかり求め続けた、愚かな人間共の姿そのものにしか映らぬ。
たとえ理不尽極まる不運が降り掛かろうと………或いは自業自得の災難に遭おうと………真に己を救えるのは、己のみだ。
以前の私ならば差し伸べたのだろうが……今の私は、死しか振り撒かぬぞ?

―――さあ、如何する?
恐怖と理不尽に屈し、敗者のままであり続けるか?
それとも………惨めな己を認めつつも歯を食いしばり、なけなしの勇気を振り絞ってでも立ち上がるか?
決めるは貴様の意志のみ―――――どちらか、選べッ!!!


――――――ふん、逃げたか。
私が手を下すまでもない。 遅かれ早かれ、デスプロフェットにより石化の裁きが下される。
勇無き臆病者に未来や希望はない………抗いもせぬ者は、誰にも救えぬ。

ふっ………私としたことが、気でも迷ったか?
そもそも人間そのものが、救えぬというのに、な……………。

201 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/18(Wed) 21:51
と言うか魔王山でオルステッド倒しても意味なくね?だってストレイボウの裏切り+魔王山の怨念で既に闇に染まってたんだし。
ストレイボウが倒す→周囲の怨念によりオディオ化、最悪アリシアの胎を利用して蘇生
アリシアが諭す→返り討ちに遭うだけ。

202 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/19(Thu) 18:05
英雄たちにあった強力な武器を用意したり、
エリアルという名のついた質のいい防具を用意するオディオは優しい。
…各ダンジョンを攻略したり、強力な敵を倒す必要があるが…

203 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/19(Thu) 20:46
高原編のラスボスがザコ認定されてるのなんで?

204 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/01/19(Thu) 23:05
>201
「死して尚怨念で憎悪の化身と化し、アリシアを媒介として蘇り、仇を討つ」、か………貴様も中々に悍ましい想像をするものだな。
ただ……今でこそ魔王の身ではあるが、魔王が誕生する詳細の全てまでは、私でさえ把握しきれていない。
そもそも…"魔王"という存在自体が、ルクレチア最大の謎となっている。
昔から長らく語り継がれていながら、その実態そのものは闇に包まれたままであった。"魔王山"という名の山から、"魔王"と呼ばれる悪しき者が出現するというだけで、
それ以上の詳しい伝承等が記された文献が何故か出回らなかった故……ほぼ口伝による言い伝えだった。
当然、誕生する実際の経緯も謎のままだ。 或いは貴様の云う通りに生まれ変わる形で誕生していたやもしれぬが…私が見た限りでも、
あの時私への嫉妬と憎悪で魔王になりかけていたストレイボウを返り討ちにした後、あいつが蘇ることは無かった故…やはり、貴様の云う流れには至らなかったやもしれぬ。

………ただ、考察する者の中には「魔王山そのものが"魔王"」と説く者もいる。
原初の魔王が如何なる経緯で誕生したかまでは不明だが、私はこの説に一枚?ませてもらう上で………
元々は何の変哲もない山に、何らかの切っ掛けで強大な負の感情が凝り、増幅し、陰の力が籠るようになり―――
そして、山に入った者が、特定の負の感情に支配し尽くされたその時に、それを原動力・媒体として"魔王"が誕生するのではないか―――現魔王の私としては、この説を推したい。
偽魔王の謎も残されてはいるが……以前ハッシュに倒された魔王が弱体化状態ながらも執念で蘇ったとも、先代魔王の元配下とも、その気になれば幾らでも解釈できる故、ここでは割愛させてもらいたい。

―――結局の処……明確な根拠が存在せぬ以上は、どのような考えも、全ては推測の域を出ないのだが、な………。

>202
ふむ……私が"優しい"、か。 貴様にはそう視えるのか。
………まあ、見方によっては……ある種のお膳立てであり、「セントアリシア」による石化対策への救済措置、とも取れるのだろう。
英雄たちに真実を教え、絶望と共に死を味合わせる心算でいながら…一方でそのような矛盾したこともしているという訳だ。

―――ふふっ、我ながら可笑しな事だとは承知している。
滅すべき筈の敵に塩を送るような、己のこうした行為についてはな。
ただ……せっかく召喚した以上は、私に辿り着く前に簡単に死なれても面白くない。
絶望の世界でも諦めず……希望を捨てず……生き抜く為に苦心の末にダンジョンを攻略し、強大な敵をも打倒せしめた英雄たちへの、
敢えての一種の褒賞品、といった処か。 強いて云うならば、そんなところだ。

―――――そして、その上で滅す。
全ての希望を絶望へと転換させるのだ―――――かつて私が味わったように、彼奴等にもまた味合わせてくれるッ!

>203
平穏なる時代でありながら修羅の道を選び、タカハラの宿敵でもある"オディ・オブライト"か。
オブライトもまた他のオディオに負けぬ者でありながら、よもや雑魚認定されるとは……。

―――いや、原因は分かっている。
かの骨法の達人たる老拳士、"セイシ・モリベ"より受け継ぎしあの2つの技だ。
生半可な真似ではなく、ほぼ完璧に再現されたあれらの技の所為で……一方的な完封をされている。
そして…あまりの強さゆえに……彼奴が他の猛者より学びし技の全てが、霞んでしまっている。

―――ふむ……"最強の座を得し闘士"よ。 貴様、口上でも述べていたな?
モリベ含め、貴様が勝った各々の相手の名と持ち味を。そして、それを以ってオブライトを倒す、と。
ならば最低でも1つ、各々の技を使って勝つ位の美学を貫こうとは思わなんだか?
モリベの技だけで倒しておき……他の猛者への顔向けが出来るのか?

―――――命のやり取りに美学も何もないとはいえ………流石に私も、彼奴には斯様に突っ込みたくなったな………。

205 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/21(Sat) 20:04
サブキャラたちが使い捨てなのが可哀想
せっかく各編では仲間だったのに

206 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/01/22(Sun) 13:30
>205
"使い捨て"……か。あたかも、神の如き立場の何者かにより、この物語(LIVE・A・LIVE)に登場する者達の運命が操られたと云わんばかりの口振りだな。
まあ…各世界の英雄達にも決して引けを取らぬ、個性豊かな者ばかりではある。
各世界限りの"使い捨ての仲間"とやらで終わるには勿体ない程の、魅力があるということなのだろう。
但し……別段庇い立てする心算も、肩を持つ心算もないが……各世界の英雄の仲間となりし者達も皆、英雄たち同様にそれぞれが己が信念を貫いたまで。
誰に命令されたでもなく、まして頼まれたでもない………他者の言いなりではなく己の本心に従って行動し、そして行動を以って己の意志を全うした。
たとえその果てに命を落とすこととなろうとも……全ては己が信念に殉じた結果。後悔無きまま、逝けたことだろう。
少なくとも、何者かにとっての"使い捨て"としての生などを、全うした訳ではない。

―――――尤も、己の信念を貫いたとて……それで望む通りに報われるかどうか………想いが果たされるかどうかとは別だ。
生きている間に果たすのは無論、たとえ志半ばで死した後もその遺志を継ぐ者がおり、そして遺志が果たされることで漸く報われ、意義を成す。
即ち、逆を云えば……如何に確固たる信念を持ち、身命を賭して生きたとしても……何一つ果たせず、報われることが叶わなければ………
―――――"単なる自己満足、欺瞞に終始した無駄死に"となる。
それはある意味……"使い捨て"よりも遥かに惨き、救いなき有り様とは思えぬか………?

貴様の云うサブキャラに当るであろう、ハッシュも、ウラヌスも……決して長い期間とは云えなかったが、あの頃の私にとっては仲間であり…人生の先達であった。
死に瀕しても先輩としての言葉を遺し…その想いを込めた「ブライオン」を私に託してハッシュは逝った。
どれだけ理不尽な目に遭おうとも人を信じることを諦めず…「その意志を護り続ける」という遺志を私に託してウラヌスは逝った。
こうした大きなモノを託され、私も信じた。そして、彼らから受け継いだものを、絶対に無駄にはしない―――そう誓った。
その結果は………今更云うまでもあるまい………。

ハッシュよ………己を信じる者が一人もいなくなってしまった時は……一体誰を、信じればいいのだろう。
ウラヌスよ………たとえ信ずるに値せぬ者ばかりであっても決して諦めず……いつか己を受け入れ、信じてくれることを"信じる"しか、ないというのだろうか。
私は……信じる者全てに裏切られた。そして私は………貴方たちを、裏切ってしまった。

―――――――魔王になる以外に………あの時………私は一体、どうすれば良かったというのだろうか……………。
教えてください……………ハッシュ……………ウラヌス…………………………。

207 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/23(Mon) 21:41
高原編のシステムは格闘ゲームみたいでRPGにしては斬新だった

208 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/01/24(Tue) 21:56
>207
オムニパス形式で各世界それぞれの物語を進行させる中、戦闘のみで構成されたタカハラ主人公の"現代編"か。
確か…私たちの物語(LIVE・A・LIVE)をRPGなる創作遊戯で構成する中、色々な形での挑戦が込められていたと聞く。
その内の"現代編"は、且つてお前達の世界で一世を風靡した某疑似格闘遊戯を、明確に意識しているだろう……斬新というのも尤もだ。
多くの猛者との戦いを交えて己の道を往くという処や、その最中に自身と似て非なる道を往きし宿敵とも云える相手と戦うという処も、それを彷彿とさせるな。
―――その某疑似格闘遊戯の象徴的主人公と謂うべき男は、"真の格闘家"を目指していると聴く。
"最強"を目指すタカハラとは違う目的だが、己が信念に永遠に挑み続け、ストイックに求道を貫くという点では相通じるものがあるな…。
それだけ心身共に真に強き者だ。紛れもなく、両者が邂逅を果たせば……拳を交えて意気投合すること請け合いだろう。

………ただ、彼の者は確か……自身の内から芽生える"殺意の波動"なるものに、一時期飲まれたことがあったらしいな。
完全に飲まれ闇に堕するか…膨大な苦悩・葛藤を経て制御し克己できるか……その者が求道の果てに如何なる末路を迎えるかはさておき………
それほどの強き者ですら、道を誤りかける事があったのだ……タカハラも決して他人事とは言い切れまい。
確かに彼奴は多くの猛者との戦いを交えて勝利し、最強の座を得た。だが……オブライトの言を借りる形だが、彼奴にはこの言葉を贈るに相応しい。

『最強になったとてそれで終わりではなく、それから後も道は続く。
 これから先…"最強"の称号に目が眩みし多くの者が、中には手段を選ばず"最強"の座を求め、絶えず挑み続けることとなるだろう。
 それでも貴様は………道を踏み外さずに…お前の望む在り方のままに……最後まで、信念を貫き通せるかな?』―――――とな。

209 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/26(Thu) 21:53
アリシアが自害した時点でもし自分がオルステッドの立場だったら何も感じないだろうな。
事実として他人の力におんぶにだっこと言うならアリシアが無事に帰ったとしても滅んだだろう、そうなれば遅かれ早かれでしかない。
強い「英雄」がいる間だけ国が僅かに延命するだけ、後は魔王がいようがいまいが同じ事だ。

210 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/01/27(Fri) 21:28
>209
……………そう、か。アリシアが目の前で自害しても、何ら感懐を抱かぬか。
私たちの物語(中世編)を知った者達にとって……彼女は、それ程までに忌み嫌われる存在なのか。
確かに、私(オルステッド)の視点から観るならば…テラスでの愛の誓いを心の支えに魔王山山頂まで辿り着いたのに、
当の彼女がそれを翻してストレイボウに心移りした挙句、友人と信じていたあいつの裏切りでただでさえ傷ついていた私の心に、
あいつに寄り添うように自害するという形で駄目押しの止めを刺した故……不名誉な"スクエア三大悪女"入りにもなった次第か。
―――だが、私には………あの時、何の感慨も沸かずにアリシアの死を唾棄するには………彼女の言葉に信と想いを抱き過ぎた。
今はもう………裏切ったが故に憎んでいるのかも、いまだ未練がましく愛しているのかも……私自身にも、よく分からぬ………。
それ以上のことは………「セントアリシア」から推して察してもらいたい。

ルクレチアは……たとえアリシアが無事に戻ったところで、自主的な自衛の意志すら持たず、強き"英雄"にただ救いばかり求める他力本願な国民ばかりでは………
魔王であろうと…内紛であろうと…他国からの侵略であろうと……いずれ滅びるは、時間の問題だったという訳か。
例え王殺しの罪と魔王の汚名を着たまま石もて追われる身に堕ちようとも………或いは魔王に成り果てるよりは……逃亡人生に身を窶した方が、まだ良かったのであろうか。
―――尤も、たとえそうであったとしても……その選択肢があの時あったとしても……私は選ばなかっただろう。
親友…愛する人…護るべき国の民と信じた者達に裏切られ……"人間"に愛想を尽かし、幻滅しきった以上………愚かしさのツケを命を以って贖ってもらうと決めた。
弱きままに甘んじず少しでも強くあらんとして……己の意志と覚悟を持って物事を決め…考え…行動して自主的に"生きる"という権利と責務を自ら放棄し……
弱きを理由に言い訳をして楽な方向に逃げ……厭なこと、やりたくないこと、見たくない・聞きたくない・考えたくないことを強き他者に仮託して何ら恥じ入らぬ愚か者には………

―――――いずれ、"滅び"という罰が下る。 私はあくまで、その切っ掛けでしかなかっただけの事…。
確かに貴様の云う通りだな。何時ぞやにあいつも云っていたが……なるべくして辿った末路なのだ。
ルクレチアの滅亡は………。

211 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/29(Sun) 19:51
全ての世界を自由に行き来したかった

212 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/01/29(Sun) 21:34
>211
全ての世界を自由に行き来、か…。誰もが一度は望みそうな事だな。
その理由が、自分たちの世界とは違うあらゆる世界を行き来することで未知の経験を得て見識を深めたいが故か……
自分たちの世界に嫌気が差して、いざという時には別の世界に逃避することで理想の新天地を求めたいが故か……
いずれにせよ…どんな世界、どんな時代の人間にせよ、そうした願望を持つ者は後を絶たないことだろう。

―――私が思うに、良くも悪くも……世界情勢…文明・技術の規模…生息する種族…各国の伝統・文化・民族的性格や価値観等………
その世界を構成する内実の詳細こそ、世界の数だけ数多く存在すれど………
―――――"人間の本質"そのものは……たとえ何処の世界であろうと、大差はないであろう。
以前にも述べたが……国境、人種、見た目、思想、概念、価値観等の違いを理由に同族同士で相争い、自国の自衛を名目に奪い合い、
殺し合いを大義名分の下に正当化するという愚かで血腥き歴史を築く生き物が人間だ………如何に別世界であろうと、それは決して変わり得ぬ。
………何故そこまで断言できるのか、か? 簡単な答えよ。

―――――私たちの世界以外のあらゆる別世界にも、"魔王(或いはそれに準じる者)"は確実に存在するからだ。
人間の欲望に果てはない……愚かしさに限りはない……救いの無さに、底はない………。
人間が存在する限り、"魔王"は必ず出現する。人の世が続く限り……終わりは訪れぬ。
真に平穏で平和な世界なるものが本当に存在するとするならば………それは、人間が存在しない世界に他ならぬ。

―――貴様は…仮に全ての世界を自由に行き来できるようになれるとするならば………どのような世界を望む?

213 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/30(Mon) 20:56
魔王と戦ったら殺される?

214 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/31(Tue) 09:09
心の強さとは何でしょうか?


215 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/01/31(Tue) 23:00
>213
………寧ろ逆に聞きたいのだが、戦って殺されずに済む魔王がいると思うか?
……まあ、以前にも答えていたが…魔王と言っても様々だ。戦うのは無論、たとえ戦わずしても問答無用で殺す程の容赦なき者もいれば、
戦った相手でも何かしらの生かす価値ありと見做した者だけは殺さずに留める程の器や度量を持つ者もいよう。
……とは言え、"魔王"である以上、戦うからには相応の実力と強靭な精神力・覚悟を問われよう。
戦っても殺されずに済むには……それこそ、名実共に"勇者"や"英雄"と呼ばれるに相応しき者でしか出来得ぬだろうな。

ちなみに……私の場合は、先の例の中で強いて言うならば前者に当るだろうな。
人間の存在そのものに絶望しきった以上…生かしておく理由もないのでな。
但し、有無を云わさぬ問答無用ではなく……自身の存在理由、価値等、その者の抱くもの全てを否定し尽くし、絶望に叩き落とした上で滅す。
己の無力さ、愚かしさをしかと噛み締めさせ、醜き人の世に別れを告げさせるのだ………それこそが、総ての人間が背負うべき償いよ。

―――尤も、ここでは例外中の例外だがな。
訪問する者を一々滅していくのもキリがない。人間は数だけは膨大だからな。
その気になれば取るに足らぬ有象無象はいつでも滅ぼせる故、敢えて矛を収めるまで。あいつの作ったこの空間のありがたみを実感することだ。

―――――それでも、攻撃を仕掛けてくる者に対してはその限りではないがな………。

>214
……その手の問いは、心の強さに重きを置く心山拳の師範に聴く方が早いと思うのだが……。
ふむ……かつて、人間だった頃の記憶を頼りに述べさせてもらうならば……
どのような経緯や切っ掛けにせよ、何かしらの揺るがぬ信念…如何なる事態になろうとも在るがままを率直に認め、受け入れ、その上で自己の責に於いて克己せんとする覚悟…
また…それらを基に、自ら強くなる・強くあらんとする心の在り様、と言った処か。
誰しも生を受けた時から強き者はいない。 故にそこから弱きままに甘んじるか、それを良しとせずに強くあろうとするか……
心の弱さ・強さとは…その時点でも明確に分かれるだろう。

―――それにしても……"心の強さ"、か。
他力本願なルクレチアの民も……あいつも……そして、私も持ち合わせておらぬものだった。
せめて、一人でも多く……勇者や英雄頼りのままを良しとせぬ心強き者がいれば……あのような事には………

―――――ふっ、何を今更。
悔やんだ処で……もはや何も変わりはせぬというのに、な………。

216 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/02/01(Wed) 20:54
もりべのじーさんをなめんなよ!

217 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/02/02(Thu) 20:41
>216
…その口振りはもしや、"最強の座を得し闘士"ことタカハラか?
戦うというならば是非に及ばぬが……「モリベを舐めるな」とはいかなる了見なのだ。
技だと云うならば、舐めるなどは以ての外と甘く見ておらぬぞ。特に「通打」はどれ程厄介な事か。
溜め無しであらゆるステータスを大幅に下げる使い勝手の良さの上、"力"依存である故に"力"を主とする貴様との相性も群を抜くという、正しく奥技。
これだけの技を伝授できた貴様は実に幸せだ……かの老拳士への感謝を決して忘れるな。

………それはさておき……他の猛者は如何した?
貴様に"最強"の称号を賜らせたのは、何もモリベの技だけではあるまい。その他の猛者との闘いの中で学びし技もあったからこそ、ではないのか?
前の返答でも貴様向けに言ったが……モリベの技だけを誇っておいて……貴様は他の猛者達に顔向けが出来るのか?
まるで"勇者"だけを持て囃し、他の者を蔑ろにする見る目の無きルクレチアの連中のようにも見えるぞ……私とストレイボウ程の扱いの差ではないにしても、だ。
依怙贔屓も度が過ぎれば、不当な逆差別よ………モリベ以外の猛者達が草葉の陰で泣いているとは思わぬのか?

…………何故に私が、会って話してもいない者達を庇わねばならぬのだ、全く………。

218 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/02/02(Thu) 21:12
心山拳老師の本名が分からない

219 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/02/02(Thu) 22:44
>218
自身の心山拳を次世代の者に託し…そして弟子を殺めし仇敵たる義破門団打倒後に病で逝きし、かの師父か。
云われてみれば……彼奴の本名が明かされることは無かったな。
長年山に籠って暮らしていた上…弟子を持つ前は、断絶寸前の心山拳の唯一の継承者ということもあり、
いつしか本名よりは「心山拳老師」の方が通りが良かった事もあった故なのだろう。
……然りとて、流石に弟子達には名を明かしているとは思うぞ。
どうしても知りたく、且つ会う機会が仮に今後あるならば…今の心山拳師範にでも聞いてみるがいい。

―――――ふむ……そういう事ではない、か。
ならば、最後の手段として………想像に努めてみることだ。
確か、心山拳老師の物語開始時に名前を設定できる筈……その時に思うままの名を刻むと良い。

―――但し、名前設定は「拳法の名前」となっている故、"与えた本名がそのまま拳法名になる"という罠に嵌るのだがな。
老師の本名を冠する拳法を受け継ぎし弟子達は……果たして、如何なる心境なのか―――。

220 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/02/03(Fri) 18:59
超能力で人の心を読める人が羨ましい

221 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/02/03(Fri) 20:37
218への返答で「病で逝きし、かの師父か」と言ったが……
思い返してみれば、高齢による衰えと寿命が迫ってはいたが、特に病に蝕まれているような姿では無かったな…。
正しくは、「オディワンが背後に控えさせていた暗殺者二人と相打ちになって果てた」だな。
とんだ記憶違いであったな……相済まぬ。

>220
ほう……羨ましいか。 人間の心を読めるのが、羨ましく思うか。
確かに、心は目には見えぬ…。只の者には見えぬものを知ることが出来るというのは、便利ではあるだろう。
相手が真に信用できる者か、信用ならない者か……それを確かめる上では、非常に役立つであろうな。

―――尤も……それが果たして、真に素晴らしき幸福であるかどうかは大いに疑問だがな。
人が好さげで表層上は綺麗に取り繕っていても、内面は醜悪である真実に気付いた時に芽生える不信感は如何ばかりか。
信じていた者が、実は己の事を内心で蔑ろにしている事に気付いた時の絶望感と厭悪の念は、如何ほどのものであろうか。
それに、人の心が読める事を知られた時……忽ちに忌まわしき異端者と見做され、疎外される憂き目に遭う。
自分たちとは違う異質な者は受け入れず、敬遠するのが人間というものよ。かの"怒りにより勇気を得し術士"も嘗ては荒んでいたようだが、
無法松という頼りになる後見人や、理解者が周囲にいたという幸運に恵まれていたからこそ捻じ曲がらずに己が道を貫き、英雄となれた。
即ち……超能力で人の心を読める者が皆、誰もが羨む生を送れるという保証はない………と言うより、極めて稀であろう。
それでも貴様は、心を読めるように成れるものなら成りたいと……本心から思えるのか?

引き合いにするのは些か癪だが……仮に貴様の言葉を彼の者が聞けば……何と言うのであろうな?

222 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/02/03(Fri) 22:09
もし、自分がストレイボウの立場なら・・・多分オルステッドに何もしないな。
言う事を聞くだけの姫なら2人に限らず誰が娶っても意味がないし、大体の地位は保証されている。
国や民の事まで仔細に思うなら武力面でオルステッドを立て、自身は外交で動く事とするだろう。

結局、長期で見る事なくその場の勝ち負けを感情で断じる事こそ真に愚かと言う事だ。
まして王やそれに近しい場に立つなら尚の事だ。

223 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/02/04(Sat) 16:57
>222
………成程。貴様があいつの立場だったとするならば…。
即ち、武才に優れる剣士という点においてのみ私ばかりが周囲から評価され、持て囃される一方で、
頭脳の面で優れる魔術師でありながら不当に蔑ろにされ、冷遇される立場であろうとも、嫉妬や劣等感といった個人的な私情を抑制し、逆恨みもせず……
アリシアはあくまで"国の姫"という立場で見るだけに留め、武力面では私のサポートに回る一方で、頭脳面での戦略性を求められる外交等で真価を発揮させる……
たとえ表立って目立ち、評価されることが無くとも……そうした形で民を護り、国を支えるという、所謂長期的な視野に立ち大局を見据えた在り方を貫くという訳か。
確かに……その時々の感情に引きずられ…後先の事を念頭に入れず…一時の感情に任せ、短絡的暴挙に出るというのは……視野の狭き愚かな在り方に映ることだろう。
あのような歪な環境の下……逆境に屈せずに克己出来るか否かでも、王に仕える者としての真価が問われよう。
斯様に言うことの出来る貴様は、真に心強き者なのだろう。貴様がストレイボウの立場だったならば……あのような悲劇も、起きなかったのやもしれぬな。
少なくとも、如何に同情すべき不遇な扱いであったとしても……あいつの卑劣な裏切りを甘んじて受け入れる謂れも、道理もない。

―――ただし、理屈では理解は出来たとて………それで渋々ながらも納得し、受容出来るかどうかとは別であろう。
理解し、納得し、受容した上で乗り越えるには……あいつはあまりにも未熟で、若過ぎた。
そして……先達二人の薫陶を受けていながら……最悪の形で反故にしてしまった私は、猶更だ。
「オルステッド、お前はまだ若い」というウラヌスの言葉は………何一つ違えず正鵠を射ていた。
あいつは愚かだったが………もっと愚かだったのは、私だったのだ………。

―――だが、今更後戻りなど出来ぬ。
もはや、往くも地獄……退くも地獄……。
恐れられようとも…憎まれようとも…魔王としての在り方を、最期まで貫くまでッ!

224 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/02/05(Sun) 20:33
主人公たちの裏の顔を暴露して

225 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/02/05(Sun) 22:28
そう言えばオルステッドの元になったのが魔法騎士レイアースの「神官ザガード」って聞いた事あるな。
あっちは世界を繋ぎとめる為だけに生贄にされてる姫を護る為に、それまでの地位や民を自分から捨てた。
信じたものに裏切られ、結果世界を変える魔王へと進んだオルステッド。
愛する者1人の為に全てを裏切り、結果魔王と化したザガード。

どちらも周りの民が、もう少し強くあろうとしたなら避けられた悲劇だったと言うのが・・・。


226 名前:ストレイボウ ◆EOYixvi2 投稿日:2023/02/06(Mon) 22:59
久しぶりだなッ!
よし!答えて行くぜ。質問が溜まって来たから一つ一つの返答が
少し短くなってしまうが勘弁してくれ。
後は明らかに魔王オディオへの質問だと判断したレスは容赦なく飛ばすからな。

>>181
綺麗ごとを言いやがって!戸惑う愛も振り向く愛もこの世には
五万とある話だ。人間ってのはそこまで愛に誠実では無いんだぜ。
残念な話だがな。
とか真面目に答えちまったが、元ネタは何かの歌の歌詞らしいな。
少なくとも俺達の世界の歌では無さそうだ。
異世界の歌、か。その世界での愛がその形と言うならそうなんだろうな。

>>182
俺の名前が何だって?ストレイ『ボウ』の部分で弓の名前と勘違いしただと?
ストレイは迷う、とかはぐれる。ボウは弓矢って意味だったな。
真っすぐに飛ばず迷いながら飛ぶ弓矢か。
これまでにも色々葛藤があったからな!
弓で思い出したが、ライブアライブに出て来る英雄達は一人も弓を武器としている
者が居なくないか?大体は、素手か剣か銃か刀か石斧だしな。だから実際にストレイボウと
言う弓アイテムがあったとしても誰も使えねえんじゃないのか。

>>184
それがオルステッドじゃなかったら一体何処の誰だと言うんだよ?
ま、その口ぶりからすると別の作品の勇者って事か?
勇者の物語と言えば、王様に初期武器と防具を授けられ、幾ばくかの支度金を
渡され、竜に捕らわれた姫を助け出す旅に出る……ってのが一般的な話だよな。
だがそこで思わぬ出来事があって堕ちてしまった勇者は世界を憎むようになる──
或いは悲劇の真っただ中に放り込まれ、悲しみの内に彼の冒険の物語が終わるってのも
何処かの世界にはありそうだ。
当然、俺はその世界線の事は知らないから悲劇の勇者は彼、と言われてもさっぱり誰か
分からないんだがな。説明をしろよ、説明をッ!

>>186
やーれ、やれ。男は拳で語り合うなんて誰が最初にやった事なんだよ。
迷惑極まりないぜッ!
俺の細腕では到底オルステッドの腕力には敵わないのは分かっているからな。
そもそも対等な力関係で無い辺りが悔しいんだよな。
二人が腹を割って話していたら、だと……?
出来るかよ!小っ恥ずかしいッ。大体、和解するのが目的なんじゃなくてあいつを
貶める方に全力を使っちまったからな!
本当の意味での友人じゃなかった、と魔王オディオは言っているようだが
確かに……そうだよな?
本当の友人なら腹の内を曝け出して居た筈なんだからな。

>>189
まぁまぁ、そう目くじらを立てる事も無いぜ。
魔王と言っても元オルステッドだからな。律儀に謝るぐらいは予想済みってもんだぜ。
魔王がミスを訂正して謝る事でお前に何かデメリットがあったか?
謝って訂正しこそすれ、何も害がねえじゃないかよ。
……って思わず庇っちまったが、俺もミスには気を付けるとしよう。

227 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/02/06(Mon) 23:13
>224
……彼奴等の裏の顔だと? 何故にそんなものを知ろうとする?
確か…貴様たちの世界には「パパラッチ」なる、名の知れた者達の下世話・スキャンダラスなネタを掴み、
醜聞として世に知れ渡らせる事で地位や名誉を墜とす事を商売とする、下劣極まる喧伝屋がいるらしいが……私にその類の事をせよと?
ならば断わる……その気になれば力を通じて垣間見る事も出来ようが、そんな義理はない。
態々裏など見るまでも無く……人間そのものが醜悪で悍ましい存在だからな。

真実を追求せんとする一環として……不正を暴くと云うならばまだしも、真の姿を白日の下に晒し、単に悪罵・嘲笑の的に墜とす事で溜飲を下げ、ちっぽけな自尊心を満たす………。
普段、自身では何もせぬ分際で文句や不平ばかりを垂れ…妬み嫉みに駆られ、他者が堕ち往く様を観て悦ぶ………。
何とも……"愚か"だの"下らぬ"だのと、一々言っていてもキリがない程の浅ましさよ。
貶めた処で……貶めた者も、それを知って満足した者も、自身の強さや成長などといったものに繋がる訳でも無いというのに。
それが商売として成立している時点で………人間の底が知れるというものよ。

どうしても知りたくば自分で調べるがいい……。
そして………醜い己の姿を自覚せぬままに、つまらぬ愉悦に浸っているがいい。

>225
貴様の言う物語について与り知らぬ故、概要について一通り確かめてみたが………。
―――成程。特定の者の"世界を支える"という強き意志の祈りなくしては存在し得ぬ、実に歪な世界のようだな。
神官ザガードなる者は、そうした世界の歪さに疑問を抱き……その祈りを担う姫を真に慮り、護ろうと決めたことで地位や民、世界よりも姫を選んだ。
祈り姫もまた、その者を想うが故に"世界を支える"祈りを保てなくなり、自身が役に立てなくなったが為に自害すべく、処分役の者を他世界から引き寄せて行わせようとするも……
ザガードを世界荒廃の元凶と勘違いした他世界の者(魔法騎士になりし者)達がザガードを討った時、祈り姫はザガードを失った悲しみと憎しみから復讐鬼と化して襲い掛かるも…返り討ちという形で自害が叶う、か………。

………いやはや、何とも救いなき話よ。
その後の世界は滅亡の危機に瀕するも、紆余曲折を経て魔法騎士達の奮闘によって事なきを得たようだが……
元より世界の歪さを知っていながら…それを少しでもまともな方向に変えようと自分達では行動せず、体のいい人身御供の立場を押し付けて安穏としていたツケが、そうした形で現れたのだろう。
筋も道理も通らぬ理不尽や歪みを疑わずに良しとしていれば……いつしか何らかの形で必ず破綻するという訳だ。

―――ただ、私は………そのザガードが元だと謂うらしいが……仮にそうであっても、私はその者とは決定的に異なる。
それは………その者には、たった一人でも……心から互いに信じ合い、愛し合える者がいたという事。
私には……もはや、何も残されてはいないという事。
魔王は魔王でも……その者は私よりも、遥かに恵まれていることだろう。

ふふ………私がその者を知り、今こうして語っているように……もしもその者が私を知ったならば、どう語るのであろうな………。

228 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/02/08(Wed) 04:50
真の勇者とはどういう者ですか?


229 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/02/08(Wed) 22:56
>228
………私を故意に煽っているのか?
態々そのような問い掛けをするとは良い度胸だな―――――ふん………まあ、良い。
………"真の勇者"、か。 古今東西……或いは様々な経緯の末に、その称号を得た者もいるのだろうが………。
もし……名実共に、斯様な称号に相応しき者がいるというのあれば―――――

最初から特段優れてもなく、恵まれてもいない弱き立場であったのが……
何かしらの出来事を契機とし、強くならんとする動機を得て研鑽を積み、切磋琢磨を怠らず……
やがて心身共に逞しくなり、会得した力を…単なる私欲や自己満足の為ではなく、自身が"真に正しい"と信ずる事の為に、
または揺るがぬ信念を貫く為の手段として用いるのみに留め置き……
そして、いざ戦うと決めた時には……己の責と覚悟を負って行動で示し、そして"勇気を以て恐怖を克服し、成し遂げんとする者"、なのだろう…。
また、強き故に時には頼られも、指図されることもあれど………決して丸呑みの言いなりにはならず、熟慮の末に本心に従って行動することで己の意志を全うせんとし……
他者の身勝手な要求を何でもかでも請け負うのではなく…どれだけ力を尽くしても本当にどうしようもない時には手を差し伸べつつも、「直ぐに助ける、助けられるを当然」とせぬよう自他共に諫め……
己だけでなく、己以外の他者や何かの為に………"あらゆる苦難を踏破し、自主的に生きることの出来る権利を手にせし、真に強き者"という、精神的象徴でもあるのだろうな。

―――――果たして………こうした者が、実際には何処にいるものやら。
自分で答えていながらとはいえ……まさしく"幻想"であろう。
尤も……たとえ本当にいた処で、我が世界に召喚し………そして、私の手で滅することで"幻想"へと墜とすまでよ。

230 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/02/09(Thu) 21:58
私のいる現代の世界で魔王なんて名乗ってたら厨二病扱いですよ

231 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/02/10(Fri) 10:46
ハルマゲドン、某宗教において最後の審判とされるが
LIVEALIVEではピュアオディオが英雄達を倒すと全ての世界を滅ぼすものである
もしかしてオディオ自身も断罪の対象なのでしょうか?

232 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/02/10(Fri) 23:29
>230
……聞かぬ病名だな? 魔王を名乗れば病気扱いされるとは。
"厨二病"とは、如何なる病気なのであろうか……ふむ………んん? ―――――これは………。
………ふぅ…成程。どういう物なのか大体分かった。
つまり……貴様たちの世界の、主に十代前半頃の夢見がちな学徒(或いは大人でも精神年齢が不相応な者)が陥りやすい"心の病"という訳か。
芝居や仕事等でやる分にはまだしも……子供の"ごっこ遊び"の延長線上のように…羨望・憧れの対象に感化される余り、言動まで似せてなりきる事で自己陶酔してしまい……
自身は格好良く振舞っている心算でも、周囲からは見ていてただ痛々しいだけにしか映らず、生き恥を晒しているだけという、
別段それ自体は害は無くとも、後に我に返った時には恥辱に埋もれたくなるような思いをする病、という処か。
貴様たちの世界の有名どころでは……騎士道物語の読み過ぎで現実と物語の区別がつかなくなり、遍歴の騎士に成り切って痩馬のロシナンテと共に
世の中の不正を正す旅に出るという、"ドン・キホーテ"なる架空の者が典型だろうな。
確かに……憧れの存在に少しでも近づきたいという動機で自身を磨こうとする分には兎も角…実力も中身も伴わないまま、単に見栄えの良さや格好の良さ等だけを見て、
それにあやかろうと同じように気取るというのは、普通の者だけでなく、日々努力を重ね、実績や功績を積んできた事で拍を付けた本物の実力者からすれば、
猶更滑稽でしかないだろう。子供の内ならまだしも、いい年をした者がやるのは、現実の等身大の己を鑑みぬ莫迦者であろうな。

………そういう意味では、そちらの世界は何ともおめでたいものよ。
私たちの世界には本物の魔物が跋扈する。当然"魔王"も、恐ろしく忌まわしき存在として認知されている。
もし実力も持たぬ者が軽々しく魔王を名乗ろうものなら……忽ちに捕らわれ、火炙りか斬首に遭うだけだ。

―――私か?
私が貴様の云う"厨二病"に当るかどうかは………敢えて判断は委ねるとしよう。
"厨二病"程度で済む存在であれば、実に可愛らしいものよな………くく。

>231
ふふふ………そう、その通りだ……。
英雄達が私に敵わず、積み上げてきた全てを否定され尽くされた際に下す"罰"であり……また、全ての世界の人間たちへの"裁き"であると言ってもいい。
より補足すると、私の力を通じて各世界のオディオ達に復讐のチャンスを与えながらも……それでも英雄共に追い詰められた時の、最終手段の道連れの技でもある。
どちらにせよ、私自身も彼奴等諸共消えゆくことに変わりはないが……私には最早、大切なものも護るべきものもない……今更命を失うことを恐れ、惜しむ気もせぬ。
そうした形で……人間という罪深き存在全てを消し尽くし、否定し尽くすまで。

そして………消えるべき人間とは何も、あらゆる世界の者だけではない。
どれだけ認めたくなくとも……否定したくとも………
―――人間に絶望し、魔王になった当の私自身でさえも……忌むべき醜悪な人間の一人なのだ。
全てを滅ぼすことで………奴らの……そして私の………存在することそのものの罪を贖う。
それこそが………魔王としての、私からの"答え"だ。

―――――無論、私以外の誰一人として決して容認しないのは百も承知よ。
だからこそ……英雄たちには戦いを通じ、こう問い掛けるのだ。

「滅ぼされる運命を受け入れたくなくば……貴様たちが今まで積み上げてきたもの以上に………
 ―――――人間が真に、生きるに値する、存在するに値するものを示してみせよッ!」と。

233 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/02/11(Sat) 20:48
おぼろ丸で0人斬りを達成したい!!!!!!!!!!!!

234 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/02/12(Sun) 09:46
>233
ふむ……"人の道に目覚めし忍"の物語において、不殺の道を貫きたいか。
それ程まで絶叫する様を見るに、達成が出来ずに嘆いている…といった処か。
まあ、ある意味では……敵は殺す方が、何も熟慮する必要も無ければ後顧の憂いを断つ上で簡単ではある。
それ故に、逆に殺さずに留めるままに目的を果たすというのは……"殺す"以上に困難であろう。
私たちの国の価値観(中世ヨーロッパ)からすれば見敵必殺が常識故、不殺というのは理解が得難いものがあるだろうな。
……それでも、人間は考えて工夫し知恵を見出す頭と、物事を果たそうとする執念も備わっている。
簡単なものではない事を当然と覚悟した上で……まずは自身の力で根気よく取り組んでみよ。
それでも叶わず挫折してしまったならば…先の数多の挑戦者による、不殺を果たす為の方法の解析が既にそちらの世界には残されている。
……但し、その閲覧はあくまで最終手段としておくことだ。最初から当てにするようでは……ルクレチアの民同様の他力本願と大差ないぞ?

………不殺、か。
敵を屠る力では世は変わらず……真に世を変えるは人であり……そして人を信じる力、と彼の忍は云いたいようだが………
幾ら当初は相手を信じ、話し合いや信頼構築等で困難の解決を図ろうとも……それが叶わぬからこそ………
そして、人の世とはそれで成り立たぬからこそ………紛争や戦争等を最終手段として捨てておらず、まして捨てるなぞ出来得ぬ。
何故ならば―――――人間とは、そういう生き物だからだ。

今更"不殺"を志したとて―――浅薄な偽善であり……空虚な欺瞞でしかない。
同じ"人間"でありながら……誰しもが、貴様と同じ志を持つ者ばかりではないのだ。
"人の道に目覚めし忍"よ―――――。

235 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/02/13(Mon) 08:53
曲の魔王オディオが流れるシーンは多数ありますが、
一番印象的だったのは中世編の最後で流れた時ですね。
リメイク版ではアレンジされた「魔王オディオに捧げる絶望のフーガ」が流れていましたね。

236 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/02/13(Mon) 19:55
オルステッドがかわいそすぎだなあ(´・ω・`)

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