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あの世で俺に……詫び続けろーーッ!

1 名前:ストレイボウ ◆EOYixvi2 投稿日:2022/07/07(Thu) 20:42
ヒャーッヒャッヒャヒャァ!
面白ぇ程簡単に引っかかってくれたなぁ!?
ここはライブ・ア・ライブのネタスレだってのにお前はよぉ。
お前の引き立て役だった過去に別れを告げる為に、
俺はやってやるッ!

469 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/18(Tue) 08:20
明鏡止水・・・一切の疚しさや邪念のない、澄み切った水のような境地。
人は本来、人種や国籍等を問わずこの可能性を秘めるらしい・・・だが現実にそこまで「自分を極めた者」など人の歴史を紐解いても恐らく片手で数える程度だろう。
ただ英雄や勇者と呼ばれる、それだけでは足りないのだから。

470 名前:魔王オディオ ◆hrN9.uIQ 投稿日:2023/07/19(Wed) 20:17
>468
ほう……自ら魔王像を造りたいとはな。
貴様が造りたい石像とは……如何なる形の"魔王"なのだ。
脳内に強く印象に残る程の、禍々しき姿の者か………或いは、もしや貴様自身か?
まあ、いずれにせよ……わざわざ造りたいという以上は、貴様も何かしらの"憎しみ"を抱きし者か。

―――ただし、たとえ完成させられたとて……中途半端な想念で造ったのでは、ただの石像でしかないぞ?
貴様たちの世界の"コトワザ"の一つ……確か、「仏作って魂入れず」か。まさにその言葉の通りの結果にしかならぬ。
単なる石像ではなく、"魔王"の石像なのだ。造るからには、心身骨髄に至るまでの憎しみを最大級に込め……

―――――それこそ寝食の暇をも惜しみ………全身全霊を込めて、創り上げてみせよ。
もしも、貴様の想念が実り…見事なる"憎しみの形"を創り上げられたならば………その執念を認め、「新たな魔王の像」としてオディオ達に加えよう。
中途半端など許さぬ………やる以上は本気で臨め。

>469
"明鏡止水"……確か、中国のある思想書に由来があるらしいな。
その言葉の類義語には
「虚心坦懐:わだかまりを持たない素直でさっぱりとした心」
「光風霽月:雨が上がった後の爽やかな風や雨上がりの曇りのない月の如き、わだかまり無きさっぱりとした様子」
「無念無想:すべての邪念を捨て、無心になること・無我の境地に達すること」
等もあり、私達の国の言語で表現するならば、さしずめ「calm and clear」か「clear and serene」と言った処か。

471 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/07/19(Wed) 20:40
>469への返答中に途中送信してしまった……続きからだ。
ただ、貴様も言うように……現実にそこまで「自分を極めた者」や「境地に至りし者」など、ほんの一握りほどの数しかいないだろう。
如何に心身強き者は無論……たとえ英雄や勇者と称される者ですら、本当の意味での明鏡止水にまで達した者は、やはり稀だろうな。

即ち、至ろうと志しても簡単に至れるものではなく……且つ、何かしらの必要あって……
東方圏の国の"ブッディスト"などが生涯を賭して目指す、所謂「悟りの境地」とやらに至った者こそが……
本当の意味で、"明鏡止水"を語ることが許されるのやもしれぬ。

兎も角…嫉妬と劣等感に狂ったあいつにも…目の曇ったルクレチアの人間共にも……
そして、魔王に堕ちたこの私にも………およそ程遠い境地だな。

最後に…470でのトリップは違うが、正真正銘の私だ。 ふっ、私としたことが………では、失礼する。

472 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/19(Wed) 21:43
ブリキ大王に踏まれたらオルステッドもぺちゃんこだよ

473 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/07/21(Fri) 20:14
>472
ほう……私をブリキ大王で踏み潰すというか。
よかろう……やれるものならばやってみせるがいい。ただし、今の私は人間(オルステッド)などではない。
人間(オルステッド)の頃ならば兎も角……今の私は魔王オディオだぞ?
たとえ、サイズと重量に絶望的なまでの差があろうとも………今更臆するとでも思っているのか。

―――巨大サイズである反面、小回りが利かぬのが巨大ロボットの難点だ……こうして踏み潰されぬよう素早く立ち回りつつ、隙を伺う。
………そして、大振りの動作での攻撃を外した直後に………今だッ!

――――――――「ムーンダウン」――――――――

ブリキ大王の最大の弱点……それは、動力源を操縦者の膨大な精神力に依存する事。
ムホウマツとアキラが二人掛かりでようやく動かせた代物を…まして貴様独りの精神で動かすなど、さぞや過酷であろう?
ならば……その集中力を削いでしまえばいい。精神に作用し、眠らせるこの技でな……。
もっと精神を攻撃する「セントアリシア」でも良かったのだが……英雄でもない貴様如きに、わざわざ使うまでもない。

―――さて、私を倒した"良い夢"は見れているか?
そのまま文字通りの夢幻に浸りながら………ゲヘナ(地獄)に堕ちるがいい。

474 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/21(Fri) 21:32
魔王おでお


なんて邪悪な子!

475 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/07/23(Sun) 11:10
>474
………そのような、聞き分けの無い悪童を詰るが如き言われ方をされてもな。
まあ、ピュアオディオ形態時は赤子姿故……強ち間違いでもないのだろうが……。
最初はオディオモール形態で繭に籠っていたのが、この世界に渦巻く邪悪な思念を吸い取りきった事で成長し……
"純粋な憎しみ"という名の、邪悪な赤子姿での誕生を遂げるのだからな………。

―――尤も、私とて最初から好き好んで邪悪な赤子になった訳でもないがな。
この世界の人間共の……身勝手さ……悪意……裏切り等に追い詰められた末に"真実"を悟り……
人間たち自身の、その度し難き愚かしさを死を以って思い知らせるべく……こうして"生まれ変わった"のだ。
「真の邪悪な悪童」と呼べる存在がいるならば………それは、人間をおいて他にない。
果ての無き欲望を抱き……身勝手極まる理屈のままに傷つけ…奪い…殺すなどの行為を正当化し、恬として恥じ入らぬ………。

―――――何処までも愚劣で醜悪な在り方を全うする人間こそが……真に邪悪な存在なのだ。
それは、貴様自身とて例外ではない……果たして貴様自身は、今までの自身の軌跡を振り返っても尚……そのような事が言えるのか?

476 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/24(Mon) 21:45
オルステッド超カッコイイ
まさに伝説の勇者様!!!!

こいつを最終章の主人公にするしかないな!
これからが楽しみだぜ!!

477 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/07/25(Tue) 21:48
>476
―――ふざけるな。
何が、「伝説の勇者」だ………今の私の何処をどう見て、そう呼ぶのだ。
身勝手で他力本願な連中が望むがままの、"都合の良い生贄"としての「勇者」を演じさせられ………
そして私自身も、受け身的に成り行きのままに「勇者」の役割を全うしようとした結果……あの為体だ。
そんな経緯があった以上……貴様の言い草は、"魔王に堕ちたという意味での"「伝説の(元)勇者」という煽りのように思えてならぬ。

………それとも、私を「最終章の主人公にする」など言っている処を見るに、もしや私達の物語(中世編)を開始したばかりの段階か?
まだ私達の世界で起きた"悲劇"を知らず……単に剣士然とした私の見た目に加え……

―――「囚われの姫を救わんとし、悪しき魔王を討ちに行く勇ましき者」というフィルターを通し、そう決めたとでもいうのか。

……いずれにせよ……貴様の言葉は、かつての無責任なルクレチアの人間の言い草を彷彿とさせる。
もはや「勇者」という立場も肩書も願い下げだが……貴様は私を最終章(編)の主人公にすると言ったな?
ならば一応……まだ、中世編を開始したばかりの者と見做すとしよう。
いずれ中世編を終えた後も……そして、言葉通りに私を主人公にして最終編を終えても尚……そんな無神経な事を軽々しく言えるのか?
私も、これからの貴様の反応がどうなるかが見物だな………くくく。

478 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/27(Thu) 17:07
ストレイボウの暴走とかが全部魔王山のせい、あるいは本人の気質より、魔王山の影響の方が大きかった場合、
ルクレチアの悲劇が起きたう上での戦犯って誰が一番だと思いますか? あくまでも個人的な見解だと、
ストレイボウとオルステッドではストレイボウの方が上、あくまでも魔王山に狂わされたという過程の場合だから、
道義的な意味じゃなくてオルステッドは剣士であって、学者じゃないから知識がないのは仕方がない。
ストレイボウも1位とかではない気がする。研鑽を怠らない努力家だから、一応魔王山に対する下調べくらいはしていた可能性が高いと思う。
ただ、魔王山について書かれた書物とかを読んでも載ってなかったならともかく、善人も憎しみに駆られたように悪事を働き始めたりしたとか残っていたのに、
調べてなかったなら戦犯度がめちゃくちゃ上がる気がする。

調査不足で後世に知恵を残せなかった的な意味で、前の世代の地位の高い人たちが高めかな?

479 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/27(Thu) 22:08
オルステッドの剣技が後世に伝わることはなかった……

480 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/07/28(Fri) 20:46
>478
魔王山の影響が主であるという前提としての、あの悲劇における"戦犯"、か………。
直接的な原因を理由に挙げるならば……やはり、魔王山に付け込まれる程に鬱屈した負の感情を抱いていた結果、
それを爆発させることで長年の友情と信用を捨て、卑劣漢に堕ちたストレイボウだな………。
あと、魔王山に対する下調べ云々については……魔王山と魔王についての詳細を記した書物は出回らなかったばかりか、王城内でさえ残されてはいなかった。
本来ならば学者なりが考察を巡らせ、知見を蓄積させ…後世に伝えるよう残していても可笑しくはないものだが……

「"魔王"なる存在は良く判らないが、たとえ何度現れようと、その度に"勇者"を向かわせて討伐させれば良い」
―――そんな他力本願な発想から、調査不足どころか、わざわざ残す意味はない・寧ろ面倒だとばかりに誰も記さなかったのであろう。

それ故、ストレイボウは魔王山については書物等では知る由はなかったように思える。
尤も……頭が切れるという以上に"魔道士"でもあったが故に……魔王山に対し、何かしら思う処はあったのやもしれぬがな。

………ただ……そうした、嫉妬と劣等感を抱き続けてきたあいつではあったが……
その元となる、間接的な原因を作ったのは……やはりルクレチアの、偏った考え方と不公平なものの見方が蔓延していた、あの歪な環境と言わざるを得ぬ。
闇堕ちするにも相応の理由や経緯がある……あいつはルクレチアの空気の中……不当な酷評と、謂れなき冷遇を受け続けていた。
「武に優れた者のみを重宝し、やがて勇者になって貰い、それで国を支えていく」………そんな歪んだ考え方を正し、少しずつでも改めていっていれば………

あいつがあそこまで……魔王山の影響を受けるほどに、闇堕ちすることも無かったろう………。

ある意味で……ルクレチアの者全てが戦犯の、"自業自得"ともいうべきだったのだ。
あの、悲劇はな………。

>479
そう、だ………もう、この剣技が後世に伝わることは無い。
正確には私の剣技というよりは……ルクレチアで伝えられていた剣技というべきか。
ハッシュと私の剣技が、似ている処か殆ど同じであるのも……それが所以だ。
また、最終編にて出てくる「クロノレギオン」も、私が殺めた王国兵達の憎しみを基に創り上げた人型魔物ではあるが……
私の剣技をインプットさせたが故に、全てではないが私と同じ技を使ってくるという訳だ。
いずれにせよ……且つて歴代の"勇者"達が繰り出してきた技を、たゆまぬ精神と本物の実力を持つ剣士が戦いの中で修得し、受け継ぐ剣技として伝えられてきた。
まさしく、強い心…強い力を持ち…勇ましき姿となり…魔王を打ち砕く"勇者"を目指すべくして、編み出された技という訳だ。

―――――尤も、その歴史的伝統も……私の代で終わりだ。
もはやルクレチアは滅んだ……魔王を倒す為の数々の技を知るのも、今や私一人。

そして何より………私は、"勇者"ではなくなった。

ルクレチアのみならず……いずれ人類の滅亡を以て、この剣技の継承なぞ、完全に途絶えることであろうよ―――。

481 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/28(Fri) 21:18
力こそが正義であってるの?

482 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/07/30(Sun) 09:22
>481
「力こそが正義」、か………。
確かに真理の一端を衝いてはいるが……それが総てではない。
より正確に言うなれば……「勝った者こそが正義」、だ。
力なき弱者の語る正義などは欺瞞だが……力持つ強者だからとて、必ずしも正義とは限らぬ。
即ち……強者であることは当然であり……そして、勝つことで"正義"となる。
勝利してこそ認められ……肯定され……そして、歴史を築く権利を得る。

そう………勝った者こそが、正義なのだッ!!
歴史とは古今東西……常に勝者が築く歴史なのだッ!!
敗者には………明日すらもないッ!!

この世は勝者が"正義"となり……敗者は"悪"となる。
だからこそ……勝利したことで"英雄"となり、"正義"となった彼奴等に……思い知らせてやらばならぬ。
我々は、敗者ではない………我々こそが、真の勝者だということをッ!

483 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/31(Mon) 20:27
かっこいいオディオとダサイオディオがいるぞ

484 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/08/01(Tue) 22:05
>483
………一つ聞きたいが、それぞれ誰を指して言っているのだ?
いつも乍ら、手掛かりや根拠を提示しない事には、返答に困るのだがな。
ふぅ……ここはまた、客観的な事実を基に、こちらの主観で判断せざるを得ないか。
我らオディオ達の内、こうした形で良し悪しを決めるのは余り気が進まぬが……ここは心を鬼にするか。私は魔王だがな………。

先に"ダサい"オディオを挙げるならば……残念ながらオディ・オブライトか。
ライブアライブのプレイヤーには今更の感はあろうが……タカハラがモリベより受け継ぎし、「浴びせ蹴り」一つで一方的に完封されてしまう。
その所為で、他の猛者をそっちのけで「森部のじーさんの奥義が!×6」等と揶揄されてしまう有様だ。
せめて「向きを変える属性」への耐性があれば、また違っただろうが……これでは"楽に勝てる相手"などと見縊られるのは避けられぬ、か……。

格好いいオディオは……強いて挙げるならば、オディワン・リーだろうか。
ビジュアル面は無論だが…真の強さを得るべく、仁義を棄てて非情に徹し……
何より、常に油断をせぬよう自身への暗殺者の同居を許容する等……信念の追求は徹底している。
報復に有象無象の大群を嗾けさせる、格下の者達に挑ませ、体力の消耗させてから潰しに掛かる等、格好いいと呼ぶには採った手段は卑怯ではあるが……。
まあ、そこは一組織の長である以上……「確実性を取る為の策略」と見做せなくもないか。

さて、私は自身なりに両者を挙げてみた………貴様にはそれぞれ誰が該当するのか、挙げて貰いたいものだな?

485 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/02(Wed) 20:50
リメイクじゃない方のライブアライブに対する感想だけど、オルステッドやストレイボウを救えないのは仕方ないが、
二人の運命を狂わせた偽魔王を放った主人ぶっ殺せるのはいつになるんだと思ってたら、結局触れられずにエンディング行って
偽魔王の主人はどこ行った?となりました。

自分があまりストレイボウを嫌いにならなかったのも偽魔王の襲撃のせいで、
運命がめちゃくちゃになったうちの一人って感じたためです。少なくとも偽魔王の襲撃に関しては彼は関わっていなかったと思うので。

486 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/02(Wed) 21:44
今のお前を見たら
ハッシュやウラヌスは
何と言うだろうか?

487 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/08/03(Thu) 19:41
>485
あの、全ての始まりの切っ掛けを作った"偽魔王"か……。
ハッシュをして、"魔王ですらない雑魚"と言わしめた以上……
偽物を嗾けさせた"真の黒幕"が、背後に控えているだろうと考えるのも当然か……。
私も……王殺しの罪と魔王の汚名を着せられ、絶望に沈みかけた刻……
ハッシュとウラヌス……そしてアリシアの言葉を拠り所に、再度彼女の救出に向かった際は……少なからずこう思っていた。

「偽物を相手にさせ、挙句罠を発動させてストレイボウを殺した、卑劣な"黒幕"がいる筈……今度こそ、必ず討つッ!」

………だが、遂に山頂に辿り着いた時、現れたのは……他ならぬあいつだった。
黒幕たる、"真の魔王"など………どこにもいなかった。
いたのは………嫉妬と劣等感に圧し拉がれた末に、卑に堕した………愚かで弱い、"人間"だった。

後……私含め、あいつも「偽魔王に運命を弄ばれた」というのは、些か疑問だ。
確かに、あの襲撃は始まりだったが……その後、隠し通路の存在に気付いた刻……
私を出し抜くべく私欲を優先し、人倫を外れる"運命"を選んだのは……他ならぬあいつ自身だ。
そんなあいつの事だ……たとえ偽魔王の襲撃もなく、私が新たな国王に就任していたとしても………

私への負の感情を燃え滾らせ………いつしか、私とルクレチアと徹底的に破滅させる奸計に走っていた事だろうな―――。

>486
ふっ………さて、如何であろうな?
二人が命を賭して託したものを……このような最悪の形で反故にしてしまったのだ。
恐らく、ウラヌスならば………「大莫迦者」と面罵するであろう。
ハッシュは………怒るよりは哀しみと共に「私以上に人を信じなくなった上、"魔王"になってしまうとは………」と深く嘆くような気がする。
どちらにせよ……怒りや哀しみが入り混じった失望が共通することは確かであろうな。

信じてくれる人間が一人もいなくなり……信じていた者達からは裏切られ……
居場所も…愛する者も…信じるものも…守るべきものも、全て失った。
そんな私は………"勇者"という役目を、碌に全うできなかった。
追い詰められた末に残された道など……"魔王"になる以外に他は無かった。

もし……私と同じ立場になったとしても………ハッシュとウラヌスならば、如何しただろう。
もはや分かりようも無いが…… 一つ言えるのは、少なくともこの私と違い………
あの二人が……魔王に堕ちる事は無いであろう、な―――。

488 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/07(Mon) 20:26
ルクレチアは代々魔王と戦ってたみたいなのに、本物の魔王がいなかったオルステッドの時代は、
かなり異端だった気がする

489 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/08(Tue) 08:04
魔王オディオ=規模の小さい麻倉葉王って感じかなぁ。
いや、そもそも死ぬ事すらない相手と比較するのもあれだが・・・。

490 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/08/08(Tue) 20:39
>488
そう……"魔王"などどこにもいはしなかった。
いたのは……魔王を騙る「偽魔王」だった。
ただ、ハッシュが出会い頭に「魔王!」と呼んでいた処からも…かつての先代魔王は、私たちが見たあの時の姿と遜色なかったのだろう。
それが、弱体化しながらも復活を遂げた先代魔王であったのか……或いは先代魔王に肖り、その姿を模した元配下辺りであったのか……今となっては知りようも無いがな。
本物ではない、偽の魔王が現れたという意味でも……異端だったと言えるだろう。

………そして、当初は"勇者"と称されていた私が一転して"魔王"となり……
長い歴史が続いていたルクレチアを、遂に滅ぼしたという意味でも……

ルクレチアにとって、単なる"異端"では生温い、前代未聞の……そして、最大級にして最悪極まる時代だったと言っても良いだろう。

尤も……それが歴史に記され、後世に語り継がれることは最早無い。
私の代を以って、ルクレチアのみならず……全ての世界に終焉を迎えさせるのだからな―――。

>489
その「麻倉葉王」なる者については与り知らぬ故、一通り調べてみたが……
人の心を読むことができる霊視能力を持つが故に人間に恐れられ…「最初から裏切られた」という感情を基に、
人類への怒りと悲しみを精神の強さに置く、"シャーマン"なる者か………。
人の心を読めるが故に忌避されたという辺りは……あのアキラが辿り得た、"もう一つの姿"と見受けられるな。
かつては人類を滅ぼし、優れたシャーマンだけの世界「シャーマンキングダム」なる世界を築こうとし……
陰陽道を究め、自身の輪廻転生をも自在に操れるようになった"シャーマンキング"、か。
その者もまた……中々に規格外な存在のようだな。

―――それで、私はその者の"ミニマム版"……だと?
シャーマンとして優れた能力を持つが故に、その圧倒的な力から他者を見下す傲慢極まる者などと比較されること自体、不快だ。
そもそも、「優れたシャーマンだけの世界」を築こうという目的からして異なる。
私は人類への憎しみを基に…あらゆる世界・あらゆる時代に干渉し、いずれ滅ぼすことを最終目的とする。
優れたシャーマンだから、人類に替わり、優れた統治を出来る保証なぞない。所詮は、平凡な人間と違い特異能力を持っているという"だけ"の人間だ。
人間が愚かであることには同意すれど……その者自身は"神"にでもなった心算なのか?
その世界の、自身よりも能力的に劣っている者達に敗れている時点で……底が知れるというものよ。

私に言わせれば………この世には人間も……シャーマンとやらも……全て不要だ。
その者などに手出しされるまでもなく、人間は私が滅ぼす………無論、その者もな。
転生など、する意味も価値も否定し尽くしてくれる―――。

491 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/08(Tue) 21:32
中世編の戦闘BGMも好きだよ

492 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/08/10(Thu) 19:47
>491
「凛然たる闘い」という名の戦闘曲か……。
使命を果たすべく、どんな難敵にも怯まず立ち向かい……
そして、勝利と栄光を掴まんと戦いに臨む、中世編のイメージに相応しい。
戦闘自体は私達の世界含め、どの世界も"チェッカーバトルシステム"なるもので共通していながらも……
BGMが明確に差別化されていることで、各編の世界観の形成にも寄与している点は素晴らしいものだ。
改めて、"ヨウコ・シモムラ"は見事な仕事ぶりをしてくれたものよ。

………これだけ素晴らしい戦闘曲に恵まれていながら………
肝心の本懐は……遂げることは出来なかった。
英雄たちは見事凱旋を果たした事で、ラストはそれぞれの編のメインテーマ曲(または戦闘曲)で締められていながら……
私はあの最後を迎えた後、「魔王オディオ(or 魔王オディオに捧げる絶望のフーガ)」でラストを締めることになる。

―――"凛然たる闘い"を貫いた結果、あのザマだ………ふふっ、実に滑稽で……惨めなものよな―――。

493 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/10(Thu) 22:32
勇者の面汚しになってもいいんだよ、君は
勇者を皆殺しにすればいいんだからさ

494 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/11(Fri) 15:39
まあ、それ以前に勇者自体が人間の面汚しな気が…
そもそもそれ自称する奴の代表例がコレだし

・民間人の住居に白昼同道無断で押し入り物品を根こそぎ強奪する上に
謎の権力で守られているせいか絶対に罪に問われない
(特に漏斗と天空の血族は凶悪で、最近は壷や樽に至っては中を漁るどころか投げて破壊する暴挙がデフォルト化)
・ホップ!ステップ!!ジャンプ!!!かーるいす!!!!が合言葉な
常に自殺衝動に囚われていて隙あらば発作的に自滅行為に走るので
担当になってしまった死神が過労死寸前に陥るのが確約される奇行だらけな真の男

…むしろ変な汚名に塗れる前にさっさと勇者なんぞ脱却出来て良かったかもな

495 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/08/12(Sat) 15:51
>493
私が勇者の面汚し……か。
かつて……魔王となってルクレチアを滅ぼしに掛かっている最中……
有象無象の中に……もはや逃げられないと悟り、自暴自棄になって私をそのように罵倒した者がいた気もする。

「お前は勇者じゃない! 魔王だッ!」
「よくも……よくも期待を裏切ってくれたなッ!」
「ルクレチアの恥晒しめッ! 勇者の面汚しめッ! 地獄に堕ちろッ!!!」

自身の都合だけでしか物事を考えぬ……身勝手で生かす価値もない屑共だった故……
奴らの思い描く"魔王"のイメージ通りに……ご期待に添えて差し上げた。もはや、あんな奴らの望むままの"勇者"など……放棄してやった。
だが、ルクレチアを滅ぼしても……別の世界には、"勇者"に相応しき、英雄の称号を得た者達がまだまだいる。
ならば、その者達が守ってきたもの…築いてきたもの…これまで辿った軌跡の価値を……命と共に全て否定し尽くしてくれる。
貴様に言われずとも………"魔王"としての役割を全うするまでだ。

>494
―――勇者自体が人間の面汚し、だと?
いや、待て……貴様の言う、勇者を自称する者達の代表例については心当たりがある。

一つ目は確か……某"竜の探求"において、民家に押し入り無断で物品を持ち去るという強奪行為を堂々と働く一行か。
もはや勇者というよりは……その称号と王家の権力を笠にきた傍若無人なる強盗の方が相応しいな。
二つ目は……某"影の門"において、「わたしこそ しんの ゆうしゃだ!!」と自ら豪語しておきながら……
凡そ真の勇者らしからぬ……自害含め、多種多様な無様極まる死に様を晒し、その度に死神の世話になる脆弱者だったか。
一つ目の者達は、まだ勇者に相応しき実力を持っているが……この者は碌に実力もなき分際で、自身を勇者だと思い込んだ狂人としか思えぬ。

………このような"勇者"達と同列に見做されるなぞ、不名誉極まるが………。
ルクレチアの求めていた勇者とは、実質"生贄"である以上……もっと不名誉且つ、不愉快だ。
もはや願い下げになった以上……寧ろ清々した。 尤も、勇者を辞める代償に……人間をも辞めることにはなったがな………。

496 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/12(Sat) 21:00
ルクレチアは魔王に脅かされてはいたけど、ある意味魔王の存在に魔王以外からは守られていた気がする。
他国からしたら、魔王退治のノウハウがないから占領した後、解決できない問題がある土地だから侵略しようとも思わないだろうし、
ルクレチア自身も魔王を警戒して他の国ともあまり戦争しない感じだから、外交もそこまで難しくなかっただろし、
もしも自分がいま書いた予想通りだったのなら、国民たちが自分で考える力を失っていったのもやむなしかも

497 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/12(Sat) 22:18
どんな不良でも心山拳を学べば改心できるのじゃ
心を鍛えるのじゃ

498 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/08/14(Mon) 20:29
>496
他国にとって、ルクレチアは占領するメリットよりも、魔王の脅威というデメリットの方が大きいが故に攻められなかった上……
ルクレチア側も、魔王という存在を警戒する余り、他国へ侵攻する余裕や利点が無かったが故の外交上の均衡が保たれていたという説か……。
確かに、ルクレチアは他国との外交においては、これといった軋轢や衝突等無く…所謂"可もなく不可もなく"無難に熟してきたという印象だ。
「"魔王"という人類の脅威に長く専念し、最も武に秀でた"勇者"を打ち立てて対抗する」という国柄を築いていた。
それに、魔王が人類の敵である以上…魔王と同盟を結んで共闘し、ルクレチアを侵攻しようなどという国は無かった。
そんな事をすれば……その国も人類の敵と見做されるだけだったからな。
であったが為に……少なくとも表面上は、他国からのルクレチアへの国単位としての"感情"は、一定の同情と尊崇に加え……
「何かあった際には、お隣同士助け合うべく、必要な援助は惜しまない」というスタンスであった。
無論、魔王関係で足元を見られぬよう……ルクレチア王の辣腕による功績もあったがな。
そういう経緯があった故……ある意味、魔王のお蔭で均衡が保たれていたとも言えた。

………尤も、危うい均衡であった事も間違いない。
それに惰性的に慣れ……当たり前の事と疑わなくなっていった風潮は……決して健全だったとは言えなかった。
もし、いつの日か……何らかの形で魔王という脅威が無くなり………即ち、「悪しき魔王を勇者が倒す」という王道が終わったとしたら………
―――それからのルクレチアは……今度は他国を新たなる脅威と見做しつつも旨く立ち回る国として、やっていけたのだろうか。

………ふっ、馬鹿馬鹿しい。 そんな"もしも"は、もう決して訪れぬ。
私の手で既に滅ぼしていながら……取り留めも無きことを考えてしまったな………。

>497
……随分と自信満々に言うものだな?
まあ、今代の心山拳師範を有り体に言えば……それぞれ事情はどうであれ、スリ・野盗・食い逃げ犯であるからな。
結果的に犯罪の道から更生させているという意味では……強ちの間違いという訳でも無いのだろう。
それに、SFC版は兎も角…リメイク版のEDでは、孫子王とその子分達は心山拳に入門したようだ。
本来心山拳師範にとって、孫子王達は義破門団による襲撃の切っ掛けを作った、謂わば許し難い存在である筈だが……
あの様子からは……彼らを許し、弟子入りを許可したようにも見受けられる。
私との戦いを経たこともあり……"憎しみ"という因縁を克服したというのだろうか。
だとすれば……これもまた、"心の強さ"という事か。 相手がこれまでの行いを悔い改めると信じるからこその……あの光景、か………。

―――ふっ、生憎ながら、私には遅すぎた言葉だ。
もはや一線を越え切ってしまった以上……"心を鍛える"など、何ら意味を成さぬ。
今や私は………"不良"など生ぬるい、赦されざる"魔王"に堕ち果てたのだからな―――。

499 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/14(Mon) 22:15
いろんな世界でオディオが生まれて
これからも増え続けるのか?

500 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/08/16(Wed) 16:56
>500
そうだ……人間がいる限り……どんな時代……どんな世界だろうと………
経緯こそ様々であれ、"憎しみ(オディオ)"という争いの火種が……絶えることは無い。
個人レベルは勿論……社会…国単位でも、"憎しみ"は必ず生まれる。
ただし……"憎しみ"には一定のサイクルがある。
生まれた"憎しみ"は、その対象が存在し、現在進行形で害を為す間は増え続けるも……何らかの決着を以て収束が起きれば、やがて減少もする。
それが、"憎しみ"を抱く側・抱かれる側のどちらかの終焉……或いは、双方の和解や講和等によるものかは……当事者次第であろう。

―――中には、後者の例を「憎しみを乗り越えて前に進む」だの、「克服して互いに手を取り合う」だのと称賛し、美化しようとする愚か者もいるがな。
一定のサイクルがあると言った通り……あくまで"減少"であり、消滅ではない。
たとえ一時期には終息したとて……いつか必ず、何処かで新たなる"憎しみ"は芽生える。
これまで繰り返し述べたように……同じ人間同士でも……考え方・思想・価値観・立場・利害等が違う以上、相争う"本能"を持っているからだ。
挙句……「自身の利益拡大」という目的の為だけに……裏工作等で"憎しみ"を陰で煽り、肥大化させることで相争わせ………
その裏で恩恵に与れるならば、幾らでも他者の命を犠牲にすることを何ら厭わず……寧ろ続くことを望む狡猾で醜悪な人間も、確実にいる。

即ち………人間が存在する世界とは、"憎しみ"が絶えず存在する世界と同義だ。
争いが一切ない、完全無欠の真の平和なる世界を創る唯一の方法………それは、「人間を総て滅ぼす」以外に、有り得ないのだ―――。

501 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/17(Thu) 21:01
>>450の返信で思い出しましたけど、自分は半熟英雄対3Dで初めてオディオを知ったくちだったけど、絶対にあれは何かのパロディだと、
思ってライブアライブに行き着いたけど、あの完全なギャグ世界すらあそこまでシリアスに変えるオディオは、
かなりすごい気が。でも見ようによってはあのゲームの主人公の父である先代の時代はシリアスだったから、
オディオがいたのかもって言えるかも

502 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/17(Thu) 22:11
オルステッドがストレイボウに負けていれば魔王は生まれなかったのか?

ストレイボウの弱さが原因なのか、これは

503 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/08/18(Fri) 21:03
>501
あの世界での「オディオ」の登場は、プロローグに当たる初回エピソードきりのようだな……。
どうやらルクレチア国の王のようだが、イリス姫を巡ってアルマムーン国の王子と争い、そしてアルマムーン国を劣勢へと追い詰めるも……
最後まで希望を捨てなかった王子は、前線を落とした事で戦力を消耗していたルクレチア軍に、残存兵力の一点突破で反撃に転じ……逆にルクレチア城に攻め込んだ。
そして、王子との直接対決に敗れた「オディオ」は、悪魔に魂を売り渡してでも王子を地獄に送らんとし、「漆黒の憎悪:ブラックドラゴン」へと変貌を遂げた。
それにも怯まず、2度目の戦いも勝って生き残らんと対峙する王子………と、そこまでの構図はシリアスそのものといっていいだろう。

―――だが、問題はその後だ。
そこで王子は、あらかじめ姫から託されていた、先祖代々伝えられてきた"たまご"の力を使い、「オディオ」に対抗した。
どうやら召喚アイテムのようだが……その呼び出す際の儀式は噴飯レベルの脱力モノだ。
挙句、"たまご"から生まれたエッグモンスター「レッドドラゴン」は、貴様たちの世界では有名なる某「ポ○ットモンスター」と見紛うような外見だ。
憎しみに染まり切った、禍々しき姿の「ブラックドラゴン」とは、あまりにも外見に差があり過ぎる。
しかも「レッドドラゴン」の方が強い故、「ブラックドラゴン」は最期……自らの闇に深く沈み、消えていった。

………幾ら世界観がギャグ路線とはいえ………
曲がりなりにも、同じ「オディオ」の名を冠していながら……あんな連中に敗れてしまっては……死んでも死に切れなかっただろう、な………。

>502
>347への返答のように、もし仮にお互い手加減なしの全力で戦った結果、あいつが勝っていたならば……
予てからの"勇者の再来"という期待に基づいた、周囲の私への好感情は一転し、失望や軽蔑といった悪感情になっただろう。
ストレイボウに対しても……「魔法などという姑息な方法で勝った者如きに栄誉は相応しくない」とばかりに、納得も見直しもしなかった事だろう。
そうした、謂わば針の筵の中で……それぞれ何かしらの負の感情を募らせていったやもしれぬ。
そんな精神状況の中、何かの経緯で魔王山に赴く事となり、そして徹底的に魅入られたならば……
本来とは違った形で魔王化する可能性も、無きにしも非ずといった処か………。

………ただし、これは「もしストレイボウが勝っていたら」云々で収まる問題ではない。
魔王山とは、他者の「負の感情」を源にして魔王を生む。そして、基となる負の感情が芽生えるにも……根の深き、相応の理由と経緯というものがある。
魔王の脅威に長く晒されていながら、魔王とそれを産み出す魔王山の謎を、本格的に調べ上げようともせず………
「何度魔王が現れようとも、兎に角武に優れた勇者を打ち立て、その勇者に退治して貰えばいい」という、他力本願を地で往く方針を、ルクレチアはいつまでも改めようとしなかった。
私も……それに異議を唱えるでもなく……ただ周囲から求められるがままに、"受け身"のまま勇者の役割を果たそうとしただけに過ぎなかった。

結果的に"私"という魔王が生まれたのは……何も、魔王山に魅入られたストレイボウと……あいつに心移りしたアリシアの、精神的な弱さだけが総てではない。
私と……ルクレチアの民の……それぞれの"弱さ"もまた、原因であったのだ………。

504 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/18(Fri) 21:50
魔王山で修行して強靭な肉体と精神を身に付けようと思う

505 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/19(Sat) 08:31
ルクレチアの民とロマサガ2の古代人って気質が似ているな。
それだけにオディオも七英雄と出会っていたら意気投合したかも知れん。

506 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/19(Sat) 22:44
剣士と魔法使いのパーティなんて王道じゃないか

507 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/08/20(Sun) 18:30
>504
魔王山で修行とは………余程の豪胆か、または先を見据えぬ愚か者か?
知ってるだろうが……魔王山は昔から禁断の地として認定されている。
そんな山に自ら入る者は、魔王を倒すという使命を負った"勇者"か……或いは、自殺志願者が関の山だ。
常に魔物が跋扈している上に、魔王山特有の瘴気に溢れている。
態々そんな処で修行しようするからには……当然、易々と魔物に殺されない程の実力に加え、瘴気に中てられぬ程の精神力は持ち合わせていよう。
碌な実力もなき者が挑んだ処で、待っているのは……無情な"死"だけだ。

―――それで、貴様は何の為にこの魔王山で心身を鍛えるのかね?
強くなり、何かを為したいが為か? 或いは……いずれ、魔王を倒せる程に強くなりたい為か?
兎も角、貴様を手伝う気などは毛頭ないが……本気で修行したいならば、精々足掻いてみせろ。
命懸けの実戦に勝る修行はない……私の支配下の魔物達相手に、何処までやれるものかな?
………だが、もしも生き延び…私と戦える程に強くなったならば……その刻は直々に相手をして、貴様の全てを否定してやろう―――。

>505
その世界の話は……多かれ少なかれ聞いた覚えがある。
確か……古代人という、人間よりも遥か昔から生きていた種族がいたが、強大な魔物の脅威に晒されていたらしいな。
そんな危機から同族を救うべく七人の古代人が立ち上がり、「吸収の法」という秘法を用いて魔物を吸収する事で、魔物の力を得て自身を強化し……
やがて、魔物を打倒し世を平定したことで……「七英雄」と称えられた。
だが……平穏な時代になってからは、余りに強くなり過ぎた七英雄が逆に脅威と見做され、次元移動装置なるもので異次元に追放されてしまった。
そして、報復を恐れた古代人達は……七英雄とは別の異次元へと逃げおおせた。
七英雄は古代人達への復讐の念で、数千年もの労苦を経てようやく元の世界に戻ったが、既に古代人はいなかった為、魔物を率いて元の世界を荒らしてでも逃亡先を探すようになった。
そんな七英雄はもはや人間にとっての脅威でしかなかった故……七英雄を打倒すべく、唯一自ら残っていた古代人から授かった「伝承法」を基に……
バレンヌなる帝国の歴代皇帝達が、何世代も継承した技を駆使して七英雄に挑み、数百〜数千年の長きに渡る戦いの歴史を築く、か………。

………それにしても、"他力本願"という点では共通しているが……
厄介事は七英雄や後世の人間達に押し付けておいて、自分達だけは平穏と安息を得るべく、高度の知能を駆使している辺り……
ルクレチアの民は無責任で愚かだが…古代人は姑息で狡猾であり、そして"傲慢"だな。
七英雄が憎しみを抱くのも止む無しよ(クジンシー、ダンターグ、ボクオーンなる者達は別だが)。
仮に、私と七英雄が邂逅を果たしたならば……或いは、貴様の言う通り意気投合も出来たやもしれぬ。

ただ……私は本懐を遂げた後……喩えようの無き空虚さに、囚われる事になる。
もし、七英雄が本懐を遂げることが出来たならば……‥その後、彼の者達は如何する心算であったのだろうな―――。

>506
そうか……それが王道か。
確かに、どちらか一方に偏った編成では……取れる手段が狭まってアンバランスだ。
それよりは……長所と短所を相互に補い合うチームの方が、旨く事を進められる。
実際、初めての旅だったが……あの頃のストレイボウとの連携による魔物退治は、スムーズに進められていたという印象だ。
それに、後に加わったウラヌスには……"回復役"という意味でも、大変助かった。
ハッシュには……私の立場は完全に食われもしたがな。

そう……幾ら「勇者」と称される程に、剣士として強くとも……たった独りだけで出来る事など知れている。
"勇者"だけで何でも出来、成し遂げられる訳ではない……"勇者"もまた、一人の人間でしかないからな。
「独りでは不可能な難事も……不屈の精神に加え、多くの様々な者の協力を得ることで、遂に果たすことが出来る」
それこそが……大抵の人間が好む、「真の王道」と称すべきものではないのか。

だが、ルクレチアの連中は……単に肩書でしか他者を見ず……
剣士は「強く勇敢で凛々しい」、魔法使いは「姑息で陰険で卑劣」、魔王は「強大且つ邪悪で残忍」といった風にしか見なかった。
そして、「多くの者達が力を貸し合い協力するという"王道"」ではなく……「勇者が魔王を打倒するという単純な"王道"」しか望まなかったのだ。
尤も、今やそんな歪んだ"王道"は崩れ去った……奴らが散々冷遇した事で負の感情を募らせ、それを爆発させた「一人の魔法使い」を引き金にして、な………。

508 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/20(Sun) 21:45
隠しボスを皆殺しにしてきたぜぇ

509 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/08/22(Tue) 20:15
>508
ほう……隠しボスを"皆殺し"、か。
その内、我らオディオよりも遥かに強い、「キングマンモー」……「魔神竜之介」……「岩間さま」……
まともに戦っても勝ち目は薄い、凄まじい実力を持つ恐るべき癖者揃いだ。
そんな彼奴等を倒した上に、その証しとなるアイテムを手に入れられたのだ………さぞや、ご満悦だろうな。

………そして、その口振りだと、私が生み出した者達をも倒したのだろう?
英雄達の為に特別に用意しておいた者達を、「皆殺し」などという言葉で容易く片付けられて、このまま黙っているとでも思うか?
貴様がどれだけ強かろうと関係ない………つまらぬ意地と言われようが、ここで引き下がる道理はない。

さあ………今回は特別に、私が直々に相手をしてやろう。
たとえ隠しボスを倒せる者だろうと………この私を、そう簡単に倒せるなどとは思わぬ事だ。

510 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/23(Wed) 22:26
オルステッドのスピンオフ作品を作ろう

511 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/08/24(Thu) 20:13
>510
私を扱ったスピンオフ作品だと?
それならば、これまでに幾つも創られているな……私も、全てを把握している訳では無いがな。
人間だった頃(オルステッド)を描く者がいれば、魔王オディオになった直後は無論……
中には……IF展開で Live a LIVE 本編終了後の私の物語を想像する者もいる。
あまりにも救いのない私を憐れんでか……魔王の頃とは打って変わって平穏な世界に転生する、といった風にな。
ふん………要らぬ世話よ………。

………それで、貴様もそんな酔狂な者の一人か?
創るのは勝手だが……私を扱うと言った以上、中途半端は許さんぞ?
何より、あらゆる作品には……多かれ少なかれ、創作者の何かしらの"メッセージ"や"テーマ性"といったものを秘める。
どのような作品を作るにしても……精々、この私の心に留まる程のものを創り上げてみせることだな。

512 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/24(Thu) 22:54
綺麗な心になったストレイボウと
今の根暗インキャのストレイボウ

あなたが手に入れたいのはどっち?

513 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/08/27(Sun) 19:16
>512
………何処かで聞いたことのあるような問いだな?
―――ああ、そうだ。とある寓話で、二人の木こりが泉に鉄の斧を落とした時……
泉に棲む女神に、「貴方が落としたのはこの金の斧ですか? それともこの銀の斧ですか?」を問われた際……
正直な方は「どちらも違います。落としたのは鉄の斧です。」と答えたお蔭で、自身の斧を返された上、「正直な貴方には金・銀の斧を差し上げます。」と両方も褒美に貰えたが、
欲深い嘘吐きの方は「はい、そうです。お返しください。」と答えた所為で「貴方は嘘吐きです。罰として何もあげません。」と言われ、結局自身の斧を失う羽目になるという………
謂わば……"正直"であることが最善の道であるという、教訓譚に似通っているのだったな………。
………それで、本題に戻るが……この寓話に倣い、正直に答えよう。

―――――返答は、「どちらも不要」だ。

今のあいつは言わずもがなだが……「綺麗な心のあいつ」など、もっと要らぬ。
そもそも「綺麗な心の人間」なぞ存在せぬ。そんなものは、人間が作った都合の良い妄想だ。
「清濁併せ?む」などとも云われるが……人間の"綺麗さ"に当たるであろう"善良"だの"誠実"だの"高潔"だの、全ては虚構……。
心など……時の流れやその時々の状況次第で幾らでも変わる。
寧ろ人間の本質は"汚らしさ"の方こそが主で、そしてそれ程大して変わることは無い……。
そんな浅薄な綺麗さを持つあいつを私が求め、かつての罪を赦すなど………想像するだけで吐き気がする。

たとえ仮に、真に"綺麗に"心変わりしようとも……もはや、あいつの罪を私が赦すことはない。
これまでも………そして、これからもな―――。

514 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/28(Mon) 20:42
オルステッドって主人公の中では強い方だったのl?

515 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/08/29(Tue) 22:06
>514
私が人間(オルステッド)だった頃の強さか………。
近接技は勿論、遠距離や広範囲にも攻撃できる豊富な剣技を揃えている故、決して弱いとは言わせぬ。
ただ、タカハラ、アキラ、キューブ、心山拳師範のような自己回復(&自己強化技)を持っていない以上……完全な攻撃特化型だな。
また、純粋な攻撃力のみで見ても、若干時間は掛かるも最大攻撃力を誇る「ハリケンショット」を使うサンダウンには流石に及ばぬ。

有り得ぬ事だが……もし私も、彼奴等同様に"何者か"に誘われる立場となり、成り行き上彼奴等と共闘する事になったならば………
決して弱くはないが、回復技を持たぬ事と攻撃力の面でどうしても他の者には一歩及ばぬ有り様だ。
ただ、HPと力の成長率は高い故、中世編同様にタカハラ、ポゴに並ぶ前衛ポジションに収まるだろう。

―――共闘、か………私も彼奴等と同じ立場になっていたならば、国と民を護るべく編み出した数々の技を披露し……
彼奴等を助け……また私も、彼奴等の技に助けられもしていただろうな………。
………生憎、そんな"もしも"にはならなかった。 私は彼奴等と敵対する……"魔王"になったのだからな―――。

516 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/30(Wed) 22:19
安心しろ、お前が魔王になってもファンはいる

517 名前:魔王オディオ ◆540jaHfI 投稿日:2023/08/31(Thu) 22:30
>516
ほう……魔王になっても尚、この私にファンがいるというのか。
それは、かつては「勇者」と呼ばれる程の"正統派"とでもいうべき主人公だった筈の私が……
あのような裏切りに遭い、一転して「魔王」に堕ちた事を憐れんでの事か。
或いは……寧ろありきたりな主人公のままで終わらず、何処までも救いなき末路を辿ったが為に……
逆に、キャラクターとしての魅力が増した故、とでもいう訳か。
ふん………どちらにせよ、「プレイヤー」という所謂「神の視点」だから真相を知れた者達は、実にいい気なものよ。

仮に、貴様の言う"ファン"達がルクレチアの民と同じ立場だったとしても……それでも果たして、好意など抱けるのか。
誰しも、自身の眼や耳に届く範囲内でしか物事を考えられず………そして、世界を推し測る事は出来ぬ。
「善の勇者」と「悪の魔王」という存在しか頭に無かった連中の認識が、ルクレチアでは常識を占めていたのだ。
その歪さに気付いた者は………いたとしてもごく稀で、まともに主張を聞き入れて貰えなかった事だろう……。

―――まあ、そんなルクレチアなぞ、最早滅んだ。
そして、私に"ファン"などがいようが、そ奴等の考えや好意など知る処ではない。
あくまで私は、ルクレチア史上最悪の「魔王」として振舞うまでだ………。

518 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/09/03(Sun) 20:59
オルステッド時代の良かった思い出を語ろう

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