☆★☆★☆ 10ちゃっと♪設立21周年記念祭☆★☆★☆　第2会場

214 名前：煉獄杏寿郎 ◆Gv0oNgqY 投稿日：2023/09/22(Fri) 16:28

>>10 >>12 （涅マユリ）
やあこんにちは！俺は見ての通りの焼き芋売りだ！
この辺りで芋泥棒と饅頭泥棒を見ていませんか！！

ふむ、君はまた随分と面妖な格好をしているな！
サーカスの道化師殿か何かだろうか！祭りの盛り上げの為、わざわざ足を運んでくれたとは！
実にありがたいッ！公演はいつからだろうか！
大玉に乗りながらお手玉をしたり、獅子が火の輪を潜ったりするのだろう！

－－ん？俺の焼き芋を買ってくれるのか！それは嬉しいな！
好きなだけ持って行くが良いッ！とは言え、思ったより売れ行きが良くてあまり残っていないが

つ【丸焦げの焼き芋】【真っ黒焦げの焼き芋】【消し炭】

うーん、比較的まともに焼けた芋から出てしまうから仕方ないとはいえ
流石にこれで金を取るのは忍びないな！うむ、代金は要らん！お近付きの印だ！

《あの貧乏学生、ああ見えて火加減の達人かもしれませんね。》
《ウム、芋の甘みとふっくらとした柔らかさ、香り、どれも絶妙だネ。》

……よもや。君たちが見ている芋は本当に俺の芋か？

はっはっはっは！
俺は貧乏でも学生でもないが、丹精込めて作った料理を褒められるのは純粋に嬉しい！ありがとう！
白状すれば君たちの事を少々訝しんでいたのだが、どうやら杞憂のようだ！
芋好きに悪い人間はいないからな！うむ、持論だ！わははっ！！

改めて挨拶させていただく！俺は鬼殺隊炎柱、煉獄杏寿郎だ！
その名の通り、普段は人喰い鬼を滅する為この刀を振るっている！
今は会場の警備担当の一人として、祭りに紛れ込んだ泥棒を追っていてな！
君たちは饅頭を売り歩いているようだが、何か気づいた事はないだろうか！
どれ、ちょっと品物を見せてみるが良い！

－－ほう、饅頭なのにハイカラな見た目だな！どれも可愛らしい！
マ、マリ、マトリッツォとやらも気になるが、俺はこの犬印の饅頭をいただこう！
要！君にはこっちの苺饅頭だ！ほら、少し羽を休めると良い！

要「カァッ、デハオ言葉ニ甘エマシテ」

もぐっ

うまい！うまい！！うまい！！う

－－ボンッ

まいにゃー！！

・　・　・　・　・　・

よもにゃ。

一体どういう事だ、にゃー
口が勝手に！これ、前に屋敷でもかかった事があるにゃ！にゃんなる不覚ッ！！
血鬼術…いや、饅頭に何か毒でも入っていたにゃ！かにゃめ！君は無事かにゃー！！

要子「杏寿郎様…」

おお良かった！君の口調は変わっていないようだにゃ！

要子「ソレドコロデハアリマセン！見テクダサレ！緊急事態デスゾ！」

ふむ、何も変わっているようには見えにゃいが

要子「モットシッカリ見ルノデス！」

んーー……はっ！まさか君…

要子「アア！コレハ一大事！穴ガアッタラ入リタイ」

ははは！まあ落ち着けかにゃ子！

要子「ソノ呼ビ方ハヤメテクダサレ」

君の性別が何であろうと、俺の相棒であることに変わりはないにゃ！
この程度で済んで良かったじゃないか、俺も君も見た目はそう変わっていまい！にゃん！

要子「…杏寿郎様、頭上ニ違和感ハゴザイマセンカ？」

ん？にゃんだ、何か付いて

－－モフッ

こっ、これはッ！よもにゃ、猫耳ッ！！

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