【オリジナル】異国小路の吸血姫　新館ノ六

225 名前：吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日：2023/12/30(Sat) 11:37

>>224（柚葉さん）

（横から失礼します）

＞…そうでしたか。お正月の宴の準備をせよとの事なのですね。
＞流石に一度や二度の宴で全てが消費できるとは思えませんが、
＞今後の宴やおもてなしの際に大いに役立たせて頂きましょう。

申し訳ございません、柚葉さん。またお母様が勝手なことを…。（平伏）
サライさんが来てくださるとはいえ、大勢のおもてなしの準備は結局柚葉さんの陣頭
指揮がなければ成り立ちませんのに。他のみんなにとっても大変だわ…。
もちろんわたくしも、自分にできることは何でもいたしますけれど。

扇屋先生（江戸時代の手回し扇風機の付喪神）：
ttps://imgbb.com/V3KQV9Y
「我々付喪神のことを忘れていないだろうか？」

…あら？扇屋先生ではありませんか。どうされましたか？

扇屋先生：
「正月の大きな宴なら、かつての我が主ご夫妻もよくしていらっしゃった。武家に仕えし者、
　非常の際には皆立ち上がって主君のために働くは当然の務めと心得ておる。蔵にある
　食器たちも、よく心得て居ることだ。彼らに求めれば喜んで立ち上がるであろう。
　食器たちは自分から、料理を盛り付けられるべく厨房へ参ろうし、家具たちも宴席に
　ふさわしい場を用意するべく動くであろう。
　この度のことは、侍女頭殿が我等の総大将ということになる。一同、その采配を待って
　おるぞ」

まあ、付喪神の皆さまが柚葉さんの号令一下、総勢で動いてくださるのですね？これは
心強い味方となりそうです。なんと申しましても、柚葉さんをはじめとするメイドの
みんなの負担が軽減されるのは嬉しいことですわ。


（お酒のお店から帰ってまいりました）

＞お嬢様、お帰りなさいませ…。
＞あら？珍しいですね。お外でお酒を嗜んでこられたのですか？

申し訳ございません。連絡も無しに遅くなってしまいまして。お散歩中にふと立ち寄った
お店のお酒がとても美味しくて。

＞では、翌日がお休みの日に是非一度参りましょう。
＞奥方様もご一緒出来れば尚よろしいですね。

ええ、柚葉さんと行ければお酒ももっと美味しくなりますわ。ええ、お母様とご一緒しても
わたくし多分悪酔いしないかと…。（汗）

そうですか、柚葉さんにとってもバーテンダーは未知の領域なのですね。わたくしも、
詳しいことは知らないので、お気楽に考えてはいけないことでしたわ。
もしレイナさんにその腕前があれば…、我が家でも柚葉さんとご一緒にカクテルを楽しめ
そうですね。
ttps://ibb.co/MR5ZKC5


（自分のお部屋で読書中でございます）

＞早速、パルスィ様の贈り物をお使いになられているのですね。

はい、芳しい香りに包まれて心落ち着かせて書を紐解く、とても穏やかで楽しい時間を
過ごせています。パルスィ様、本当にとても良いものをくださいましたわ。
ttps://ibb.co/cy9mXtg

柚葉さんとお茶をいただく際にも、使わせていただこうかと存じます。素敵な香りに
包まれてご一緒の時間を過ごしたいです。あ、もちろん、パルスィ様が書いておられた
ような、妖しげな甘い香りで絡め取る、などという剣呑なことは考えておりませんよ！？（汗々）

そ、それはそうと、パルスィ様のお化粧品を使われた柚葉さんはいつも以上に艶めいて
いらっしゃることでしょうね。柚葉さんご自身が鏡をご覧になって照れていらっしゃる
姿を思い浮かべてしまいますわ。
ttps://ibb.co/vv9cSLV


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