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政治と検察とマスコミ・・日本の政治の危機

1 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/17(Sun) 09:21
民主党政権に政権交代したが、官僚など守旧派と小沢・鳩山政権との
確執が激しくなったようです。

新たな日本にしていくには、この視点で見ていくことが必要です。

現状とその奥にあるもの等についてかたりましょう。

2 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/17(Sun) 09:23
西松建設事件の元大久保秘書裁判はもう進んでいる。

マスコミは、この西松建設事件の報道をしていない。

実はこの裁判では、一番論点になっている「西松が作った政治団体がダミーかどうか」で、検察証人である、西松の元総務部長が、ダミーとは思っていなかった。実態も活動実態もあったと証言した。検察証人さえ検察の
主張を否定。裁判長の質問にもそうこたえたという。このままでは無罪は確定的。

次には被告の弁護側質問が行われる予定のところ、大久保被告を取ってしまったもので弁護側は怒っている。

これは無罪確定を遅らせるための裁判妨害。これをmマスコミは報道しなければならない。この報道をしたら、今の報道は完全に変わってしまうだろう。


1
小沢幹事長はこの際、その権限・人事権とその力のすべてを全部行使して検察を改革しなければならない。

東京地検特捜部は解体すべき。

小沢幹事長が「全面的に対決」とはそういうことだろう。

検察のみなさん、首を洗って楽しみに待っていてください!。



3 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/17(Sun) 10:11
よく、「説明責任」ということが言われ、何かそういうもの・義務があるかのように思ってしまう者が大多数だと思う。
よく考えてみると、この「説明責任」というのは経済・財務分野でいわれたこと。宅建とか訪問販売等で「重要事項の説明責任」が定められている他、一般にはその根拠はない。

もちろん法的根拠がなく、「義務」というものが存在するわけではない。

どうしても言うなら「説明責任」ではなく、「説明の権利」=反論の権利=だろう。

この小沢秘書逮捕の真実は、無罪確定がほぼ確定してきた、検察による大久保秘書裁判にたいする裁判妨害という驚くべきことでしょう。

マスコミは「説明責任」という前に、裁判の事を報道しなければならない。

小沢幹事長も、このこと・・裁判妨害・・について一言でいいから説明権を行使すればいい。そうすればシーンとしてしまうでしょう。

そして「検察改革」が是非必要であって、それが私に与えられた責務であると
堂々といえばいい。

そうすれば必ず国民は支持することになるでしょう。

検察のバカどもも震え上がってしまうでしょう。

小沢幹事長は多くを言う必要はない。


4 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/17(Sun) 10:37
いま検察・・東京地検は自らが起訴した裁判に対して自ら裁判妨害するという・・異常事態になっている。
基本的にこの事件(と言えるか?)は、「無理筋」と言われていたもの。

政治資金規正法に反しないことで逮捕という憲法違反(罪刑法定主義違反)という重大なことです。少なくとも、検察への人事介入ははもう避けて通れないでしょう。

5 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/17(Sun) 11:26
NHKのニュースで偶然見かけたが、小沢幹事長も鳩山代表も、毅然たる態度で検察と闘う姿勢を表明していた。小沢の怒りは本物だ
ttp://www.asyura2.com/10/senkyo77/msg/700.html
投稿者 南青山 日時 2010 年 1 月 16 日 21:30:31: ahR4ulk6JJ6HU

(回答先: 【ノーカット配信中!】小沢幹事長「全面的に闘う」(鳩山総理・鈴木新党大地代表も)THE JOURNAL 投稿者 クマのプーさん 日時 2010 年 1 月 16 日 17:51:46)


たまたま見たNHKのニュースで、党大会の二人の発言を紹介していた。
小沢幹事長も鳩山代表も、毅然たる態度で、暴走する検察と闘う姿勢を表明していた。
両者とも、不退転の決意であることが画面からも伝わってきた。
小沢も鳩山もやる気満々であることが見て取れる。
未見の人はぜひどこかで見てほしい。
小沢の怒りは本物だ。
戦後政治の暗黒面も残らず見てきただろう、戦後政治が生み出した怪物の一人による、自らの政治生命を賭けた戦いがどのようなものなのか、刮目して見守りたい。
ある意味で、日本の戦後民主主義の総決算を賭けた戦いと言えるかもしれない。  

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コメント
01. 2010年1月16日 22:24:59
俺も偶然見たよ。貴兄と同感! 嬉しくてさっそく民主党に激励メールを送った。
がんばれ、国民が選んだ民主党!

02. 2010年1月17日 00:54:26
南青山さんのフォローをすると、
民主党ホームページから閲覧出来ます。
ttp://www.dpj.or.jp/news/?num=17530


03. 2010年1月17日 01:46:20
ニュースは信用できないので、直接、民主党のページから党大会の模様を通して見ました。
確かに、小沢一郎がついに咆えた、という感じです。
あと、鈴木宗男氏の、検察・特捜へのケンカの売りっぷりがいいですね。





6 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/18(Mon) 20:13
検察をはじめ、首相、官房長官、谷垣、マスコミ全部そうだが、特に検察が勘違いしているのは、自分たちを「司法」だと思っていることだ。
検察は「司法」ではなく「内閣」に属する行政機関です。

検察の持つ「公訴権」は「行政権」のうちのひとつにすぎない。

中学生でも知ってることだが、「国権」には、立法権と行政権と司法権とがあって
国会と内閣と裁判所に分立している。(三権分立)

     「すべて司法権は裁判所に属する。」(憲法76条1項)

「司法権」を持つところが「司法」です。

「司法」とは「裁判所」(最高裁判所及び法律の定めるところにより設置する下級裁判所)(同)です。

検察は、政府に属する「行政機関」のひとつで「司法権」を持たない。

そして独立とはいえ、人事権他は内閣に属すのです。







7 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/18(Mon) 21:04
本日の夕刊ゲンダイを読むといい。やはり検察は立場が悪くなって
いるようだ。この件、4億円のうち3億は間違いなく小沢の
蓄財。で、残り1億がどうかだ。構造改革利権などこれの十倍
くらいはあるだろう。むしろ、徹底的にやったほうがいいな。
国会議員の逮捕は自殺防止が本音とテレビで言っていた。ということ
は騒いでいるほどのものでもないわけだ。さー
リークさせているのは誰?おもしろいな。もう自民はこういうことは
出来なくなるわけ。公明もどうぞ。宗教税優遇制を見直させて
頂きます。

8 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/18(Mon) 21:23
小沢氏というのは、あまり知られていないが、それはすごい大金持ちどそうです。

それを「深沢銀行」というらしい。

彼は「いつも10億を超えるタンス預金」(自己資金)を持っているそうだ。

目的は、もしもの時の政治投入可能な予備で、個人資金でも個人的使用が目的ではなものではないようです。

別に、ゼネコンからわずかのカネを集める必要もなく、ロンダリングの必要もないようだ。だから、自己資金からというのは本当だろう。

またカネというのは、色が付いていないが、金とは数字だから、たとえ色がついていたとしても、意味がない。大事なのは数字だから、本人の意思のみ。

どこからでたかなどという議論はナンセンスだろう!。

とにかく、小沢氏ほどカネに綺麗でオープンな政治家はいないということのようだ。


9 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/18(Mon) 23:37
ところで、誰がリークさせているんだ?それを知りたい。
この大不況下に全国くまなく会館を造る金があるんだね。派手だね。


10 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/19(Tue) 15:24
なぜ日本人は韓国が嫌いか?

1  政治運営もメディアも反日が基本の国だから。
2  悪いことは何でも日本のせいにするから。
3  歴史を捏造歪曲し、日本からもたらされたプラスの側面は無視し、全面悪のように日本を捉えているから。
4  日本文化の起源を捏造し、日本文化の独自性を否定し、日本文化を過小評価するから。
5  竹島を侵略している国であり、対馬までも侵略しようとしているから。
6  日本海の名称を東海に改めさせようとしているから。
7  日本で犯罪するために入国してくる犯罪者民族だから。
8  在日の様々な悪行、素行の悪さ、犯罪で迷惑しているから。
9  顔が醜い民族だから。
10 頭の悪い民族だから。
11 北朝鮮と一卵性双生児だから。

11 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/19(Tue) 20:30
「特捜部にも説明責任」「何を考え執行したかよく分からない」 中井国家公安委員長が異例の言及
2010.1.19 12:37

 中井洽国家公安委員長は19日の閣議後会見で、東京地検特捜部が民主党衆院議員の石川知裕容疑者(36)ら小沢一郎幹事長の側近3人を逮捕したことに絡み「(逮捕は)特捜部の権限としてあるが、特捜部も説明責任がある」と述べた。

 地検が強制捜査の理由を十分示していないと指摘した形で、現職の国家公安委員長の発言としては異例だ。

 一方で中井氏は、小沢氏側も国民への説明が不足しているとの考えを示した。

 中井氏は、15日の石川容疑者らの逮捕が、18日の通常国会召集と16日の党大会の直前だった点を挙げ「何を考えて(逮捕状を)執行したのかよく分からない」と話した。


12 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/19(Tue) 20:36
Re: 【国家公務員法違反容疑:検察リークは立派な犯罪w】「検察リーク」で調査チーム=捜査や報道けん制の狙いも−民主
ttp://www.asyura2.com/10/senkyo77/msg/917.html
投稿者 官からアメリカ人へ 日時 2010 年 1 月 19 日 08:29:27: Dx5sTVjBq/alo

(回答先: 【国家公務員法違反容疑:検察もしょせんは官僚組織w】徹底対決! 民主が“検察リーク”対策チーム 小沢氏関連事件で 投稿者 官からアメリカ人へ 日時 2010 年 1 月 19 日 08:25:35)


「検察リーク」で調査チーム=捜査や報道けん制の狙いも−民主


民主党は18日、小沢一郎幹事長の資金管理団体の土地購入をめぐる政治資金規正法違反容疑事件に絡み、「捜査情報漏えい問題対策チーム」を設置した。同党は東京地検が報道機関に捜査情報をリークした疑いがあるとみており、元検事の小川敏夫広報委員長を中心に、報道の在り方を検証する。報道の情報源についても調査するとしており、検察の捜査や同党に批判的なマスコミをけん制する狙いがあるものとみられる。 
 同党はまた、企業・団体献金の禁止など政治資金改革を検討する「政治資金対策チーム」、政府と連携して夏の参院選に向けた政権公約を策定する「参院選マニフェスト検討チーム」を設置することを決めた。(2010/01/18-18:48)

ttp://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010011800733


13 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/19(Tue) 22:19
千葉法相、指揮権発動否定せず 小沢氏土地疑惑事件  【産経新聞】
ttp://www.asyura2.com/10/senkyo78/msg/106.html
投稿者 愚民党 日時 2010 年 1 月 19 日 17:50:43: ogcGl0q1DMbpk


千葉法相、指揮権発動否定せず 小沢氏土地疑惑事件

2010.1.19 12:53

このニュースのトピックス:政治資金・政治献金
 千葉景子法相は19日の閣議後の記者会見で、民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体の土地購入をめぐる政治資金規正法違反事件について「一般的に指揮権が私のもとにあることは承知している。個別に行使する、しないはコメントすべきではない」と述べ、検察当局に指揮権を発動する可能性を否定しなかった。

 東京地検特捜部の捜査が適正かどうかに関しても「指揮権の行使にかかわるわけで、答えるべきものとは思っていない」と明言を避けた。


ttp://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100119/stt1001191255005-n1.htm

 



14 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/19(Tue) 22:23
東京地検特捜部の判断は常に正しい、のか(江川昭子ジャーナル)
ttp://www.asyura2.com/10/senkyo78/msg/125.html
投稿者 クマのプーさん 日時 2010 年 1 月 19 日 21:12:52: twUjz/PjYItws


ttp://www.egawashoko.com/c006/000315.html

東京地検特捜部の判断は常に正しい、のか
2010年01月19日

 民主党幹事長の現・元秘書3人を逮捕し、それに対して小沢氏は断固戦う旨を宣言した。事態は、検察と小沢氏の面子をかけた戦い、戦力を奪い合う闘争といった様相を呈している。
 このままでは、自民党に愛想をつかした国民の民主党への期待がしぼむだけでなく、結局どこも一緒じゃないかという政治不信に陥りかねない。国会も、景気対策を含めて、国民の生活や国の経済に関わる論議はそっちのけになりそう。「政治と金」の問題での疑惑を積み残し、政治資金団体をそのまま受け継ぎ親の遺産をごっそり無税で相続する、という裏技で”節税”してきた世襲議員をたくさん抱え、そのうえ情報の公開には消極的だった自民党が倫理や透明性を訴えても、「あなたが言う?」となんだか空しく響く。
 そのような事態は、国民の利益を大きく損なう。そのことを考えれば、小沢氏は早くに事情聴取に応じてもらいたかったし、捜査中の事件とはいえ、与党幹事長という公の立場であることを考えて、できる限り国民の疑問にも答え、早期に事態を収束する努力を見せて欲しかった。
 刑事事件の捜査の渦中に置かれている時に、洗いざらい何でもかんでも明らかにするわけにはいかない、という事情も分からないではないが、たとえば金融機関に関する情報を小沢氏サイドから検察側に提供したことなどは、民主党の党大会で明らかにするくらいなら、その前に行った記者会見で述べてもよさそうなものなのに…と思う。

 しかし、それにしても今回の東京地検特捜部の”やる気”は、尋常ではない。ターゲットを定めたら、徹底的にあらを探し、強制捜査の権限を存分に行使し、メディアを抱き込む世論捜査を行う…。その異様なまでの執念には、恐ろしささえ感じる。
 検察当局は、小沢一郎を権力から排除することが正義と信じてやまないようだ。その検察からすれば、昨今の小沢氏の言動は、憤慨に堪えなかっただろう。
 昨年5月、このまま民主党が選挙に勝てば、代表だった小沢氏が首相になる、という時に、大久保秘書が起訴された事件の責任をとって、彼は代表の座から降りた。ところが、この事件が思いの外発展しなかったうえ、総選挙に大勝したことで小沢氏は政権に多大な影響を与える実力者となり、実質的には民主党政権の最大権力者となった。しかも、その民主党政権は、検察など官僚の権限を押さえ込み、捜査過程の全面可視化も行うと公言している。小沢氏が検察の出頭要請を無視し、囲碁なんぞに興じている姿も、検察としては大いにプライドを刺激されただろう。今度こそ、小沢氏を権力の座から放逐してやるという検察当局の意気込みが、メディアを通じて伝わってくる。

 

15 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/19(Tue) 22:24
だが、「検察の正義」が常に「社会の正義」とは限らず、検察の判断が常に正しいとも限らない。
 私たちはこのところ、いくつもの冤罪事件を通して、検察の判断の誤りを見て来た。かつては冤罪と言えば、警察の無理な取り調べが最大の原因とされてきたし、最近明らかになた冤罪の数々でも、警察の捜査の問題は大きい。だからこそ、取り調べ課程の全面可視化の必要性が叫ばれているのだが、問題なのは警察ばかりではない。
 たとえば、昨年12月に最高裁で再審開始決定が確定した布川事件では、別件逮捕された2人が警察の強引な取り調べでやむなく「自白」したが、拘置所に移送された後、検察官に対して否認した。すると、なんと検察は2人を警察の留置場に送り返し、再び「自白」に追い込んだのだ。そのうえ、裁判や再審請求の課程でも、検察側は2人に有利な証拠を隠し、真実の発見を遅らせた。

 とはいえ、こんな声もあるだろう。「今回の小沢氏を巡る事件を捜査しているのは、東京地検特捜部だ。東京地検特捜部といえば、エリート検事の集団。ロッキード事件を初めとする数々の難事件を解決してきた東京地検特捜部が自信を持って捜査を行っているのだから、まず間違いはない」
 果たしてそうか。
 もしかして、それは”東京地検特捜部幻想”なのかもしれない。

 経営破綻した旧・日本長期信用銀行の旧経営陣3人が、証券取引法違反と商法違反の罪に問われていた事件で、最高裁は1、2審の有罪判決を覆し、無罪判決を言い渡した。(当然のことながら)その無罪判決はそのまま確定した。3人は、東京地検特捜部の捜査によって粉飾決算を行なっていたと判断され、起訴されていた。
 この判決について、「刑事も民事も経営者が責任を問われなかったのは、ツケを負担した国民としてなんとも釈然としない」(08年7月19日付朝日新聞社説)という不満がある一方で、経済アナリストの森永卓郎氏は、「見識のある素晴らしい判決であり、最高裁が正義を貫いた結果」と絶賛し、次のように書いている。 
<長銀のやったことは、大部分の大手銀行がやったことと同じだったのだ。だが、大手銀行にはおとがめがなかった。これは明らかに法の下の平等に反するのではないか。
 では、なぜ長銀の旧経営陣だけが罪を問われたのか。そこには、世間に対するアピールがあったのだ。なにしろ、長銀には累計で約8兆円の公的資金が注入され、そのうち4兆8000億円がいまだに戻ってきていない。国民一人当たり約4万円、一つの銀行の破たん処理としては空前絶後の税金がドブに捨てられたのだ。だから、どうしても誰かに責任を負わせなければならない空気になっていたのである> 
 ttp://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/o/144/index.html



16 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/19(Tue) 22:26
読売新聞も社説の中で、こう指摘している。

<東京地検特捜部が摘発した大型経済事件での無罪確定は、過去にほとんど例がない。
 不良債権処理に公的資金が投入された旧住宅金融専門会社(住専)の事件以降、住専の母体だった銀行への批判が強まり、「国策捜査」と言われる摘発が続いた。
 銀行批判という時代の“空気”に流された面はなかったか。検証が必要だろう>(08年7月19日>
 ”空気”に流された検察も検証が必要だが、その”空気”を作ったのは、読売新聞を含めたメディアではなかったか、という観点での「検証」も、必要だったのではないか。
 ちなみに、やはり東京地検特捜部が捜査を行った旧日本債券信用銀行の経営陣が粉飾決算を行ったとして旧証券取引法違反に問われた事件も、最高裁が1、2審の有罪判決を破棄し、高裁に差し戻した。
 それ以外にも、最近の事例では、東京地検特捜部が捜査・起訴したコンサルタント会社「パシフィックコンサルタンツインターナショナル」(PCI)の元社長が、昨年10月に東京地裁で無罪判決を受けている。

 では、政治家を巡る事件はどうか。
 ダム建設を巡る談合を背景にした汚職事件で知事が賄賂を受け取ったとして、東京地検特捜部が元福島県知事・佐藤栄佐久氏を逮捕したのは2006年10月。ダム工事を準大手ゼネコンに受注させた見返りに、弟が経営し、佐藤氏も役員に名前を連ねていた会社の土地を、下請けの建設会社に実勢価格を上回る高額で買わせとされ、その差額が賄賂と判断された。
 クリーンさを強調してきた県知事が汚職に手を染めていたということで、メディアはこぞって大々的に報道。弟を隠れ蓑に、清廉の仮面をかぶってきたと、佐藤氏の人格も含めて激しく非難した。
 ところが、1審、2審と判決を受けるたびに事件は小さくなっていった。
 検察側は、土地の売却代金約8億7000万円とその後に追加で1億円、計9億7000万円が佐藤氏の弟に支払われたとし、土地の実勢価格は約8億円と判断。その差額1億7372万円を兄弟が共謀して賄賂として受け取った、として佐藤氏を起訴した。
 1審判決では、追加で支払われた1億円に関しては佐藤氏の関与を否定。賄賂性なしとした。そして、残り7372万円について賄賂と認め、有罪とした。
 ところが2審は、土地の売却代金と時価に差があるという検察側の主張を退けた。となると差額の利益はなく、佐藤氏側が受けたのは「換金の利益にとどまる」とした。しかも、土地を金に換えた主たる動機は、弟が経営難に陥っていた会社の再建資金調達とされた。そうなると、何がいったい賄賂なのか分からなくなってくる。限りなく無罪判決に近く、弁護人の宗像紀夫弁護士(元東京地検特捜部長)は有罪判決に不満を示しながらも、「検察側の主張の中核が飛び、中身のない収賄事件ということが示された」と語った。
 この事件は現在、最高裁で審理が行われている。
 佐藤氏が有罪とされたのは、本人などの自白調書があることが、裁判所に大きな影響を与えていると思われる。部下が検察の厳しい取り調べを受ける中で自殺を図ったまま意識を回復せず、逮捕後の取り調べで自身の言い分は聞き入れてもらえず、やはり逮捕された弟が精神的に不安定になっていると知らされ、次第に精神的に追い込まれた末に、不本意な「自白」に追い込まれていく経緯については、佐藤氏自身が著書『知事抹殺』(平凡社)の中で生々しく書いている。
 この事件でも、佐藤氏が「天の声」を発したと強調され、弟の会社の土地を買い取った(つまり賄賂を提供したとされる)のが水谷建設であり、小沢氏を巡る事件でも頻繁に見聞きする用語や固有名詞が出てくる。それだけではなく、佐藤氏の事件の捜査を東京地検特捜部副部長として指揮した佐久間達哉氏は、現在、小沢氏を巡る事件の捜査を行っている特捜部長だ。
 ちなみに、被告人全員が無罪となった長銀事件も、佐久間氏が担当していた。
 こうした大きな事件は1人の判断だけで動くものではないし、佐久間氏の能力にケチをつけるつもりはサラサラないが、このように東京地検特捜部が鳴り物入りで捜査を行い、それをメディアが大々的に報じたからといって、その時点での検察の判断が正しいとは限らないのだ。

 

17 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/19(Tue) 22:28
日本歯科医師連盟が自民党の橋本派にヤミ献金を行っていた問題も、東京地検特捜部が捜査を行った。ところが、1億円の小切手を受け取った者橋本龍太郎、野中広務元自民党幹事長、青木幹雄自民党参院幹事長の3人はいずれもおとがめなしで、その場にいなかった、村岡兼造橋本派会長代理が起訴された。収支報告書に記載しないことを決めたとされる派閥の幹部会には、村岡氏の他に、野中氏や青木氏も出席していたのだが…。
 政治的判断が働いて核心に踏み込むことはせず、かといって、大々的に報じられ国民の関心も高いこの事件を立件しないわけにもいかず、村岡氏一人をいわば人身御供にする形になったのではないか、という疑念はぬぐいきれない。なお、青木氏はその後も参院の「ドン」として権勢をふるい、次の参院選挙にも出馬するとのことだ。青木氏は、十分に「説明責任」を果たされたのだろうか……

 このように、東京地検特捜部といえども、その判断に疑問を抱かざるをえない事例はいくつもある。なのに、今回もマスコミ、とりわけ新聞などの活字メディアでは、「東京地検は正しい」という前提の報道ばかりがセンセーショナルに行われている。マスコミの中でも、まだテレビは検察側の主張を鵜呑みにすることには慎重なコメンテーターが出る番組もあるし、多様な見方を伝えたいと考えているプロデュサーもいる。ところが、新聞は朝日、毎日から読売、産経に至るまで、まるで検察の広報紙になったような記事ばかり。逮捕した石川議員の供述の一部が、小出しにされて報じられている。各紙とも小沢氏の幹事長辞職を求め、説明責任を果たしていないと糾弾。小沢氏があたかも暴君であるような人格批判やら、事実上の収賄に関与しているかのような報道まである。
 私は、小沢氏の人となりを直接知らないし、格別支持・支援する立場でもないので、彼を擁護したいとは思わない。彼の権限のふるい方にも、違和感を感じてきた。彼に、単に形式的なミスではすまされない問題があるならば、彼の権限の大きさからして、厳しく処断されて当然だと思う。しかし、刑事責任を問う一連の報道の仕方には、「メディアの過去の教訓や反省はどこにいったのだろうか」と嘆かわしく思わざるをえない。
 報道機関の役割の一つは権力を監視することなので、政権与党の最大実力者の小沢氏の言動を厳しくチェックすることは当然といえる。だが、検察も権力機関だ。なのにその検察のやることについては無批判に受け入れるだけでいいのだろうか。
 私も、小沢氏は国民に対してできるだけ詳細な説明をした方がいいと思う。しかし、捜査の対象となっている小沢氏にだけ「説明責任」を求める、というのは、フェアではない。一方の東京地検特捜部は、顔と名前を伏せて、自分たちに都合のいい情報ばかりをメディア(とりわけ新聞)に流している。しかも、こうした情報が間違っていても、これでは誰も責任をとることはない。
 流していい情報ならば、発言者が隠れていないで、佐久間部長自らが堂々と顔と名前を出して国民に「説明責任」を果たしてもらいたい。一連の捜査にかかっている経費も、国民の税金からまかなわれているのだ。万が一、流してはいけない捜査情報を、検察庁の誰かが流しているのであれば、そういう輩は特定し、守秘義務違反できっちり処分するべきだろう。 その辺のもしっかり説明してもらいたい。
 捜査対象となっている小沢氏の「説明責任」を求めるなら、捜査中にも関わらず情報をリークして世論操作を行っている検察当局の「説明責任」も追求していかなければならない。小沢氏の記者会見はフリーランスのジャーナリストにも開かれているのに対し、検察の記者会見がフリーランスの記者にもオープンになったとは聞かない。なので、検察の「説明責任」を追求していくのは、もっぱら新聞社を初めとする記者クラブの役割のはずだ。その役割を、新聞社はきちんと果たしているだろうか。

 

18 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/19(Tue) 22:29
マスコミが検察の監視役ではなく、露払いや煽り役を果たしてしまった前例は少なくない。先に挙げた長銀事件もそうだろう。多額の税金を投入しなければならなくなった責任を誰もとらないというのは釈然としないという国民感情を背景に、誰かを「犯人」にしなければ気が済まない雰囲気が醸成された。それにメディアは大きな役割を果たしている。
 リクルート事件にも、そういう面があった、と思う。未公開株の政治家への譲渡が明らかになった1988〜9年のメディアの報道は、競って”新事実”を報じ合い、世論を巻き込んで検察を煽るような熱気を帯びていた。そうした時代の雰囲気は、今になって思えば、異様ですらあった。与野党問わず汚れきった政界の浄化を検察に託そうという世論の風潮に押されるように、東京地検特捜部が捜査を進め、江副浩正・リクルート会長や藤波孝生元官房長官らを逮捕、起訴した。
 その当事者である江副氏が、昨年になって著書『リクルート事件・江副浩正の真実』(中央公論新社)を出版。自分の意図や記憶とまったく異なる報道が嵐のように激しく飛び交い、逮捕後は何を言っても検察側には受け入れられない無力感、リクルート社の今後を託した後任者まで逮捕されるのではないかという不安に加え、硬軟交えた取り調べに心を揺さぶられ、不本意な自白調書が作られていく課程が、詳しく書かれている。保釈後も孤独感にさいなまれ、精神状態が不安定な状態が続いた、という。この本を読むと、私たちがそれまで「真実」だと思っていたのは、「検察の真実」にすぎなかったのではないか、と考えさせられる。

 国の最高権力者であっても、罪を犯しているのであれば、捜査機関は粛々と捜査を進めてもらいたい。小沢氏だけが、除外されるべきとは思わないし、それどころか、権力を持つ者は、それ以外の人たち以上に、厳しい監視の目にさらされると覚悟しておくべきだろう。検察側の狙い通り、小沢氏に問題があると分かれば、当然責任を取るべきだ。その時に「なんで僕ばっかり」とグチられても、同情はされないだろう。
 しかし、捜査機関の判断は必ずしも「常に正しい」とは限らないことは、報道機関はもちろん、その報道に接する一人ひとりが忘れてはなるまい。だから、なるべく冷静に、極力慎重に、そして複眼的に捜査の進展を見守りたい。
 ……そういうことを述べると、「小沢を擁護するのか」「検察批判をするな」と頭に血が上って、じっとしていられなくなる方々がいる。私もそうした方々からのメールを受け取ったし、中には意見というより、罵詈雑言と呼びたくなるものもあった。そうした”東京地検特捜部幻想”にとらわれている方々には、佐藤栄佐久氏と江副浩正氏の前掲書、それに元検事で名城大学教授の郷原信郎氏の『検察の正義』(ちくま新書)をお読みになるよう、お勧めしたい。


 過去の事例から学べば、取り調べの課程をすべて可視化する必要があるのは、警察に限らない。今回の事件も、石川議員らの捜査段階での「自白」が裁判になってから問題になってくることもありうる。供述の任意性や信用性が問題になれば、裁判に長い時間を要することになり、真相の解明にも悪影響を及ぼすことを考えれば、これを機に、検察の捜査も含め、任意段階からの全面可視化を急いでもらいたい。



19 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/19(Tue) 22:32
小沢一郎が攻撃される背景(反戦な家づくり)
ttp://www.asyura2.com/10/senkyo77/msg/941.html
投稿者 クマのプーさん 日時 2010 年 1 月 19 日 11:35:38: twUjz/PjYItws


ttp://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-812.html

2010-01-18(Mon)
小沢一郎が攻撃される背景


2010年1月15日という日が、どんな背景をもった日であったのか。

 1.週明けから国会の始まる前の金曜日

 2.翌々日に名護市長選挙が告示される

 3.前の日に総務大臣が「新聞社のテレビ局への出資を禁止する法案を国会に提出する」と表明

 4.前々日、大久保秘書の第2回公判で“検察側”の証人が「政治団体はダミーじゃない」と証言

 5.インド洋でのアフガン侵略軍への給油活動が終了する日

 6.直前の世論調査で内閣支持率が50%を超えていた

 7.朝日、読売、産経などの世論調査の直前だった

 8.前々日、経団連が献金額の見直しと発表

1と2については、説明の必要もないだろう。
国会を空転させて、国民の懐をより一層寒くさせるための、自民党の作戦に沿ったものであることは、普段は政治面を見ない人でもぴんと来る。
名護市長選挙が、まったく予断を許さない状況であることから、巨大な防衛利権、安保利権を死守したい連中の意向に従ったものでもある。

3については、原口総務大臣が発言したもので、画期的なことだ。
現在は主要なテレビ局はすべて新聞社の傘下になっているが、これを切り離して、すこしでもまともな、と言うか、少なくとも多様な意見を流すようにしようという話。
マスゴミにしてみれば、何が何でも絶対に阻止しなければならない話だ。
マスゴミばかりでなく、まさに今の小沢攻撃のように、マスゴミを最大の武器にしている連中にとっても死活問題だ。



20 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/19(Tue) 22:33
4は、ちょっと複雑だ。
昨年3月に逮捕された大久保秘書の公判が、1月13日に開かれ、検察側の証人として西松建設の幹部が出てきた。
大久保氏の事件の核心は、西松側の政治団体がダミーであって、なおかつそれを大久保氏が知っていたかどうか。
そこが証明されないと、大久保氏の虚偽記載ということにならない。

それを証言させるために、西松建設側の当時の担当者を証人にしたのに、なんと

西松の岡崎彰文元総務部長が検察側の再主尋問に「(献金していた)当時は、政治団体がダミーとは全く思っていなかった」と証言した。
検察側は、政治団体の会員だった社員の賞与に上乗せ支給する手法で、実際には西松が会費を負担していたのではないかと質問したが、元総務部長は「知らない」と答えた。
弁護側の反対尋問では、政治団体について「OBがやっていて、届け出もしている、と被告に説明したと思う」と述べ、続いて裁判官に西松と政治団体の関係を質問されると「事務所も会社とは別に借りて、資金も別だった」と説明した。
(共同 2010.1.13 )

と証言してしまったのだ。
これは、検察側は泡を食って、目が点になったにちがいない。

しかも、公判は次の2月26日で結審なのである。
このままいけば、ちょっとでも良心のかけらの残っている裁判官ならば無実になってしまうかもしれない。
(もっとも登石郁朗裁判長に良心のかけらがあるのかどうかは不明だが)



21 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/19(Tue) 22:33
また、この公判ではこんなやりとりもあったらしい。

 弁護人「証人は平成12年3月に本社総務部長になっていますね。その後、小沢事務所だけでなく、ほかの政治家への献金の窓口になっていましたか」
 証人「部長として、いろいろやっていたので。小沢事務所だけでなく、いろいろやっていました」
 弁護人「担当した政治家とは誰ですか」
 検察官「異議があります! 主尋問の範囲外です」
 《(略)登石郁朗裁判長が「質問を変えてください」と静かに言い渡し、検察側の異議が認められた》
 (2010.1.13 産経IZA )

案の定、大久保秘書を再逮捕した検察は、2月26日の公判を延期した。

5は、直接関係していないようだが、普天間と同じく、防衛利権の集団にはガマンならない事態であるだろう。
それが、淡々と、むしろ好意的に進行していくことを見ていられない、という連中の心情は透けて見える。
期限切れに追い込んだ小沢一郎への意趣返しという意味もあるだろう。

6と7は、数字を見れば一目瞭然の話だ

15日以前の調査

 時事通信 
 NHK 
 TBS 

15日以降の世論調査

 産経FNN 
 日本テレビ 
 テレビ朝日 
 読売新聞 

これで全部ではないが、だいたいの傾向は分かる。

正月返上で小沢叩きに余念がなかったにもかかわらず、逮捕前は内閣支持率が50%を割り込むことはなかった。
民主VS自民も、圧倒的な差をたもったまま。
もう、国会前にできることは、無理矢理にでも逮捕劇をセンセーショナルに流すしかなかった。

しかし、注目すべきは、それでもなお、ほとんどの調査では支持が不支持を上回っている。
民主VS自民では、自民も下げて差は縮まっていない。



22 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/19(Tue) 22:34
 今週の週刊朝日はおもしろい

    検察の狂気
これは犯罪捜査ではなく権力闘争である
ジャーナリスト 上杉 隆  検察がたどる「いつか来た道」
ひと目でわかる  小沢「疑惑」の全構図

  仕分け作業に検察官僚を含んでいるんだろう。これを
 恐れ検察、警察官僚の逮捕権で逆らう者へ見せしめを
 行っている。もうどこかの将軍様と同じ。そもそも小沢は資産
 家。5000万円も見返りがあるか無いかはっきりしない当時の野
 党の政治家小沢にに渡すか?
 しかも10億は下らない不動産をもっている小沢が、たかが5000万
 円で政治生命を危うくする危険を冒すか????
 

23 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/19(Tue) 22:34
今後、大久保秘書の西松事件が結審し、すこし国民が冷静になった時点で小沢一郎が客観的な説明をするならば、じわじわと形勢は逆転する可能性はある。
ちなみに、今の時点で説明会なんぞをするのは下の下だ。
どんなに具体的に詳しく客観的に説明しても、マスゴミなどの声のデカイ連中は「ヤミ献金をもらいました」と言わないかぎりは、何の脈絡もなく「セツメイセキニン」「セツメイセキニン」と言い続けるからだ。
まるで、カルト信者のように。

国民が、少し冷静になるまで待って、論点を理解しやすい土俵を設定して、そこで粛々と説明会見をするべきだ。

8は、経団連はこれまで民主党1億に対し自民党に27億も献金してきたが、その評価を見直すという話。
まだ明言していないが、参院選でも自民が惨敗した場合、経団連も自民を見限る可能性が出てきた。
この流れを見ると、今の時点で企業献金の全面禁止を決めてしまうのは、実は得策ではない。

経済界を揺さぶりながら、自民から引きはがし、少なくとも自民との信頼関係をガタガタにしてから、献金禁止を成立させた方がいい。

ところが、こういう事態になってくると、そんな悠長なことは言ってられない。
否が応でも、今国会で企業献金は禁止にせざるを得ない。
そうなったら、経済界は何が何でも自民党にしがみついて、ゾンビのように生き返らせようとするだろう。

そうした意味も、今回の不当逮捕にはあるようだ。


で、問題はこれからだ。

内閣支持率は、まだまだ戦える基盤を失っていないけれども、民主党内部のフラフラ分子が「小沢おろし」に動く可能性は、まだまだ大きい。
そして、そうした民主党内の動揺こそが、敵の最大の狙いであるとも言える。

渡部恒三や前原誠司などはどうしようもないとして、あとは彼らに近い連中がどう動くかだ。
政権をとる前の昨年とは、さすがに少し違うようなところも見受けられる。

石川議員の同期、「逮捕を考える会」結成
(2010.1.18 読売)

小沢グループのみでなく、前原グループや岡田グループやら横断的に参加している。
右翼的な松下政経塾出身が多いのが気になるが、昨年にはまったく見られなかった動きだ。

徹底対決! 民主が“検察リーク”対策チーム 小沢氏関連事件で
(2010.1.18 産経)

鳩山首相の「戦って下さい」は あたりまえの発言だ。
官僚にたいして戦うことを、国民は期待して鳩山政権を生み出したのではないのか?
官僚の横暴を許さないことは、正しい政治の姿ではないのか?

「戦ってください」という発言を問題視するマスゴミその他は、すべて横暴官僚のお先棒を担ぐ、提灯持ちにすぎない。
それを、堂々と宣言できない鳩山も情けないと言えば情けないが、何につけても、首根っこを捕まれないようにしながら時間を稼ぐのが鳩山戦略だから、仕方がないのかもしれない。
それにしても、もどかしいが。

マスゴミの大声にかき消されそうだけれども、結構国民は冷めた目で見ている。
この冷めた目が、再び政治不信、無関心になってしまうことが一番恐ろしい。
今の時代に、無関心はマゾヒズムに等しい。

声をあげ続けよう

 



24 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/20(Wed) 00:39
官僚野郎、まだ自民政治を期待しているようだ。
今回の世論調査でも、民主支持を減らしても自民が支持率を
上げたわけではない。このメチャクチャな日本にしたテメらの
出番はもう無い。カルト集団と一緒に最後の足?きをやるんだ。

日本の国債暴落を覚悟せい。前政権の蓄積した結果がこれから
起きる。「郵政!小泉!」で踊った国民にも責任はある。
甘受せよ。


25 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/20(Wed) 20:14
民主、検察批判に拍車 メディアに矛先向ける動きも(1/2ページ)2010年1月20日5時0分 朝日


 民主党の小沢一郎幹事長の元秘書らの政治資金規正法違反事件をめぐり、同党が検察や報道への反発を強めている。小沢氏にきちんとした説明を求める声はほとんど上がらないなか、逆に捜査当局やメディアに矛先を向ける動きがあちこちで起きている。

 東京地検特捜部に逮捕された小沢氏の元秘書、石川知裕衆院議員をめぐり、18日には「石川代議士の逮捕を考える会」が発足。石川氏と当選同期の衆院議員らが国会内に集まり、東京地検特捜部出身の郷原信郎弁護士を招いて検察の捜査手法などについて議論した。この会合には逢坂誠二首相補佐官や小川淳也、階猛の両総務政務官ら政府側の議員も参加していた。

 平野博文官房長官は19日の記者会見で、この会合に関する政府の姿勢を問われ、「同期会ということで集まったと(聞いた)。あたかも政府も一体になって、ということにもしなるのなら不適当だ」と指摘。その後、平野氏は小川政務官に「これ以上活動するな」と伝えた。

 党役員会で機関決定された組織もある。18日、検事出身の小川敏夫広報委員長(参院議員)をトップに据えた「捜査情報の漏えい問題対策チーム」の設置を決定。捜査情報が報道されているとして「国家公務員による守秘義務違反」を追及する構えだ。

 この動きに合わせて、党内では捜査当局の取り調べを透明化する刑事訴訟法改正案(取り調べ可視化法案)を今国会に提出することも検討され始めた。法案は取り調べのすべての過程を録音、録画する内容で捜査当局には抵抗感が強い。ある党幹部は「これで検察は下手に動けなくなった」と述べており、検察側を揺さぶる狙いは明らかだ。

 19日には森ゆうこ、広中和歌子両参院議員ら約20人の議員が会合を開き、検察捜査の問題点を追及していくと確認した。








26 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/20(Wed) 20:16
「天の声」否定判決を黙殺する検察とメディア(永田町異聞)
ttp://www.asyura2.com/10/senkyo78/msg/186.html
投稿者 クマのプーさん 日時 2010 年 1 月 20 日 15:55:58: twUjz/PjYItws


ttp://ameblo.jp/aratakyo/entry-10438462434.html

2010年01月20日(水)
「天の声」否定判決を黙殺する検察とメディア

小沢一郎をつけ狙い、新政権を脅かす東京地検特捜部はいったい何をめざす組織なのだろう。

総選挙が近づいた昨年3月3日、大久保秘書を逮捕し、参院選を半年後に控える今年1月15日にも、元秘書の石川衆院議員ら二人に有無を言わせず逮捕状を突きつける。
いずれも司法記者クラブメンバーたちへのリークにより、茫漠たる小沢金権政治のイメージを世間に広めたうえでの、強制捜査だった。


東京地検特捜部は、純粋に「犯罪事実の解明」を第一義として動いてきたといえるのだろうか。むしろ、官僚支配に挑戦する小沢一郎の政治力を削ぐための「世論操作」に血眼になってきたのではないか。少なくとも筆者の目にはそう映る。

西松建設側や大久保秘書の公判経過を仔細にながめると、検察がいかに「無理スジ」の捜査をやってきたかが分かる。

日本のメディアは、捜査当局に食らいついて早耳競争に明け暮れる。裁判が始まっても検察側の冒頭陳述を大々的に報じることに力点を置き、その後の経過については、ほとんど目立った報道がない。

悪党と決めつけた者に対しては、徹底的に捜査側の視点に立ち、のちに市民が立ち上がり冤罪の疑いが出てきてはじめて、被告側の心に思いを寄せる。メディアの悪弊というか、ほとんど病弊である。


本来、法廷こそ、検察と被告側の主張が対立し、真実に迫れる場所のはずだ。捜査機関の発表やリークに依存せず、ジャーナリストとして、当事者の語る生の情報に接することができるのが法廷である。


西松建設の国沢幹雄らに対する公判と判決はどうだったのか。そこから話を始めたい。




27 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/20(Wed) 20:17
この裁判の特異さは、昨年6月19日の第1回公判で西松側が事実を全面的に認め、即日結審してしまったということだ。6月26日の株主総会を前に、早期決着を最優先したのだろう。検察のシナリオ通りの調書にサインする代わりに、国沢元社長は禁固1年4月の有罪判決とはいえ、、3年の執行猶予を得た。


検察の冒頭陳述は次のような筋書きを提示した。岩手県内の工事受注を希望するゼネコンは小沢事務所に「天の声」を出してもらうよう陳情し、その対価として寄付金を小沢事務所に提供していたというのだ。

メディアはこの「天の声」にだけは飛びつき、いかにも談合でゼネコンが工事を受注するのに、小沢事務所が大きな影響力を持っていたかのごとく、世間に吹聴した。

しかし、7月17日の判決では、「岩手県選出の衆院議員との良好な関係を築こうとして平成9年頃から行ってきた寄付の一環」であって、「工事受注の見返りではない」と、明確に「天の声」が否定されている。

「天の声」を大げさに流布したマスコミが、これを否定する判決を明確に報道しなかったのは、ジャーナリズムの公正さを疑わせる自損行為というほかない。

さて、次に大久保秘書の裁判だが、昨年12月18日に第1回公判、今年1月13日に第2回公判が行われた。驚くべきなのは、この冒頭陳述でも、検察は再び「天の声」を持ち出し、公共工事の受注への見返りに政治献金を受けたかのごとき主張を繰り返したことだ。すでに西松側の判決で「天の声」が否定されているにもかかわらず、である。

そして、第2回目の公判では、さらに重要な証言が飛び出した。

西松建設の岡崎彰文・元総務部長が、同社OBを代表とする政治団体「新政治問題研究会」と「未来産業研究会」について、「西松建設のダミーだとは思っていなかった」と証言したのである。

「陸山会」はこの二団体から計2100万円の寄付を受け、会計責任者である公設秘書、大久保隆規が、その通り寄付者として二団体の名称を03〜06年の政治資金収支報告書に記載した。

検察の見解は、大久保が実際には西松からの迂回献金と知りながら受け取っていたもので、西松建設を寄付者としなかった報告書は虚偽記載にあたるというわけである。

そこで、大久保被告が両団体をダミーと認識していたかどうかが争点のひとつになっていたのだが、西松の実務責任者だった岡崎氏が「ダミー」を否定したのだ。

岡崎元部長は、裁判官の尋問にこう答えた。

「二つの団体については、対外的に西松建設の友好団体と言っていた。事務所も会社とは別で、家賃や職員への給料も団体側が支払っていた」

冒頭陳述で検察側は、西松建設が信用できる社員を二団体の会員に選び、会員から集めた会費を献金の原資にしていたと指摘していたが、これについても岡崎部長は以下のように否定した。

「入会は自分の意志だと思う。私自身は、社員に入会を強要したことはない」




28 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/20(Wed) 20:17
大久保氏の裁判の経過が、検察の思い通りに運んでいないことは明らかである。


検察の控訴を嫌う裁判官の習性により、99.5%が有罪となるこの国の裁判で、虚偽記載という形式犯によって大久保を有罪に持ち込むことができたとしても、それだけでは政権交代のかかる総選挙前に踏み切った強制捜査の正当性が問われるのは必定だ。


そこで、起死回生の手段として、目をつけたのが小沢一郎の土地購入資金4億円だ。


ここにゼネコンからの裏金が紛れ込んでいるのでなないかという都合のよい推論は、小沢抹殺を狙う東京地検特捜部の佐久間チームにとって、欣喜雀躍させるものだったに違いない。

しかし、検察の問い合わせに応じ、1月のはじめに弁護士を通じて伝えられた小沢氏の口座からこのうち3億円が引き出されていることが確認された。

4億円全てが裏金ではないことはすぐにわかったはずだが、メディアに知らせたのはごく最近のことだ。

「いや、残る1億が問題なのだ」と説明するのに使われているのが、別件で服役中の中堅ゼネコン「水谷建設」元会長、水谷功の供述だ。

水谷は「平成16年10月と17年春に5千万円ずつ計1億円を小沢氏側に渡した」という供述調書にサインしている。

平成16年当時、胆沢ダム(岩手県)を水谷建設が下請けで受注したことの見返りとして小沢側に裏金を渡した。そういう筋書きを組み立て、そこにすべてをかけ、虚偽記載での石川議員逮捕という異例の荒っぽさで強制捜査に突き進んだ。

しかし、心身を極限状態に追い込んで供述調書にサインを迫る不条理は、経験者の多く語るところであり、別件で取調べを受けていた水谷元会長の供述の信憑性には疑問がつきまとう。

しかも、石川議員はもちろん、小沢の秘書全員が「絶対に水谷からカネは受け取っていない」と断言しているにもかかわらず、そうした反論についてはほとんどのメディアが黙殺している。

東京地検特捜部は残念なことに、昨年の小沢周辺への「無理スジ」捜査で、官僚国家維持をはかる守旧勢力との結託が浮き彫りになり、国民の反発を受けた。
国民からの信頼を回復するためには、取り調べが功名心や組織の論理で行われないよう、検察自らが可視化などの改革を進める必要がある。

しかし結局、昨年来の捜査を正当化するという心理的呪縛から解き放たれることはなく、大物を釣り上げ得る証拠との遭遇という希望的観測にもとづいて、さらなる無謀な捜査に突入してしまった感が強い。

政治資金収支報告書の虚偽記載者の数は自民党議員のほうがはるかに多いにもかかわらず、小沢一郎にターゲットを絞っているのはきわめて異常だ。

小沢は検事総長ポストを国会同意人事とし、国民の検察権力への監視を強めようと考えているようだが、それも、政治家を見下しているといわれるエリート検察官にとってしゃくに障ることの一つだろう。

国の改革を進めようとする動きに反発し、気に入らない輩をぶった切るというのでは、「新撰組化する検察」と揶揄されても仕方あるまい。

 





29 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/20(Wed) 22:56
高野孟氏「サンプロオンエア中は検察擁護の宗像元特捜部長が、番組終了後『今回の検察のやり方は全く目茶苦茶』と言った」
ttp://www.asyura2.com/10/senkyo78/msg/143.html
投稿者 shimbi 日時 2010 年 1 月 20 日 04:08:21: ibnpLFktmKXy6


2010年1月19日に「THE JOURNAL」に掲載された高野論説に対して、高野孟氏自身が付けた追加コメントを引用します。1月17日に放送されたテレビ朝日「サンデープロジェクト」についての裏話です。

(引用ここから)
追加情報としてちょっとした裏話。先日のサンプロで、郷原弁護士が徹底した反検察の立場をとっているのに対し、宗像元特捜部長は親検察というか「特捜の仕事の仕方はこういうことなんだから甘く見てはいけない」という趣旨の発言に終始した。それで番組の議論は結構盛り上がってよかったと思うのだが、終了後、宗像は大谷昭宏に向かって「私も実はあなたと意見は同じなんですよ。今回の検察のやり方は全く目茶苦茶です」と言っていた。ま、ここで郷原と一緒になって検察批判をしたんでは番組として成り立たないという判断だったのだろう。弁護士というのは、例えば個人的には絶対にクロだと思っている凶悪犯のために正々堂々の弁護を繰り広げて無罪を勝ち取ったりすることが出来る仕事柄であって、この程度の演じ分けは苦でもないのだろう。テレビ番組の裏にはこんな虚実もあるのであって、私はこの日、「お、宗像さんは今日はそっちで振る舞うのか」という感じで見ていた。
投稿者: 高野孟 | 2010年1月19日 21:57
(引用ここまで) [ 引用元URL ttp://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2010/01/post_467.html ]

同番組の感想をジャーナリストの岩上安身氏がtwitterに投稿しています。以下引用します。

(引用ここから)
サンプロ、元特捜の宗像氏、ひどいな。見込み捜査、別件捜査もかまわない、先に拘束ありきでうたわせればどうにでもなる、居直り、これは不当逮捕、違法捜査、権力犯罪だろう。重大な疑惑があるなら、被疑事実を示すべき、という大谷昭宏、郷原両氏の主張はまったく正しい。特捜は何様のつもりなのか。
(引用ここまで) [ 引用元URL ttp://twitter.com/iwakamiyasumi/status/7856131103 ]

同番組で宗像紀夫元特捜部長の隣に座っていた郷原信郎氏は、水谷建設の供述に関するオンエア中の宗像氏の発言を聞いて「眩暈がしそうで困った」そうです。1/18に行われたシンポジウム「『新撰組』化する警察・検察・官僚がニッポンを滅ぼす。」における郷原氏の発言から引用します。(このシンポジウムの録画映像は「THE JOURNAL」のサイト近々公開される予定)

(発言の引用ここから)
郷原:それともう1つ、今回の新聞記事の内容からすると、絶対に新聞として分析・論評を加えないといけないことが全く書かれていないんですね。例の水谷建設からの5千万の問題ですね。朝日新聞は「1億円裏付け 鍵は新証拠」という記事で、この認定は結構厳しいということは書いているんですが、非常に重要な事が欠けているんです。この水谷建設の社長というのは、今まで特捜部との間でどういうような経過を辿って来たのか、ということです。12億の脱税事件で起訴されたわけです。そしてもうすでに実刑判決を受けている、刑務所の中にいる人間です。

例の福島県・佐藤知事の逮捕に至るまでの1年半ぐらい特捜は、この水谷建設からなんとか政界に伸ばそうと思ってずっと捜査を続けた結果、ほとんどろくなものは出てこなかった。最後に無理無理、佐藤知事の事件を収賄でやったけど、実質ほとんど無罪に近いような判決になっているんですね。ほとんどこの水谷建設の供述は相当程度問題があったということは、現時点でもほとんど裁判でも相当程度認定されているわけです。土地の価格の問題とか。そしてその水谷建設の供述を徹底的に弾劾した弁護士が、昨日私の隣にいた宗像弁護士なんです。

私は昨日、「あの5千万の話は相当固いんだ。間違いないんだ」と宗像さんに言われて、ちょっと眩暈がしそうで、困ってしまったんですが…。
(ここまで)

佐藤栄佐久知事の事件については、ビデオニュース・ドットコムが「マル激トーク・オン・ディマンド 第445回(2009年10月17日)」 で詳しく紹介しています。

「物言う知事」はなぜ抹殺されたのか
ゲスト:佐藤栄佐久氏(前福島県知事)
ttp://www.videonews.com/on-demand/441450/001257.php




30 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/20(Wed) 22:56
[関連]
検察対小沢 元地検郷原さんに聞く2・特捜抹殺の福島県知事・水谷建設社長刑務所証言は信用できない(パックインジャーナル)
ttp://www.asyura2.com/10/senkyo77/msg/779.html
<動画>検察対小沢、元地検郷原さんに聞く(3) (パックインジャーナル) 
ttp://www.youtube.com/watch?v=zpce5n-vBI4
1月17日放送 サンデープロジェクト 緊急激論!小沢幹事長VS東京地検特捜部 
ttp://www.tv-asahi.co.jp/sunpro/contents/toppage/cur/
良書紹介 佐藤栄佐久 『知事抹殺』 国策捜査には国内型もある 2009年10月15日 ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報
ttp://amesei.exblog.jp/10326333/
The JOURNAL - あなたの"知らないニュース"がココにある!
ttp://www.the-journal.jp/  



31 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/20(Wed) 23:02
2010年1月19日 11時00分
小沢氏は「信長以上」と亀井金融担当相
 亀井静香金融担当大臣はさきの記者会見で記者団から「小沢一郎民主党幹事長の政治家としての評価」について聞かれ、「彼は(織田)信長以上のあれではないですか。ああいう人間は滅多に出てこないですよ。思い定めたら、ずーとまっしぐらに突き進んでいく。そういう政治家はほかにいないのではないですか」と事にあたっての能力と政治家としてのカリスマ性を語った。

 亀井大臣は「わたしは政治家を30年以上やっているけれどもね。あなた、(ああいう政治家)見たことありますか」と傍らにいる大塚耕平副大臣に質問を振ると、大塚副大臣も「いや、ないです」と一言。亀井大臣は「ものすごい突破力がありますね」と改めて、小沢氏を評した。

 政治資金規正法に絡む今回の検察からのメス、野党の追求に「小沢氏の突破力」がどこまで通用するのか、国会での論戦が注目される。
(編集担当:福角忠夫)


32 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/21(Thu) 10:22
大丈夫、民主が支持率下げても、再び自民とカルト政権にはなら
ない。もう国民は地獄を見ているからだ。この2つの政党の国民
虐めで、すっかり冷え込んだ消費。それがデフレを招き、利益
を減らす。会社は更に価格勝負に出る。勝負をするには勢いリス
トラと報酬引き下げであることが条件となる。
かつてソ連で「赤い貴族」(官僚)が存在していた。これが
ソ連崩壊を早めたとも言われている。日本はこのパターンに
大変似ている。検察、公安官僚は既得権、利権の守護神。旧ソ連
のKGBと思えば納得。+カルトではゲロの出る国だ。

次の参議院選挙で再び小泉の息子進次郎(お前を信じろと言われても
困る)を担ぐ。国民はもうこの手には乗らないことだ。
結局不幸を重ねるだけ。

33 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/21(Thu) 20:05
【小沢疑惑報道】「今回はリーク情報で私たちの世論は相当操作されている」鳥越俊太郎氏 (テレビ朝日)
ttp://www.asyura2.com/10/senkyo78/msg/195.html
投稿者 shimbi 日時 2010 年 1 月 20 日 18:43:15: ibnpLFktmKXy6




ジャーナリストの鳥越俊太郎氏が2010年1月18日放送のテレビ朝日「スーパーモーニング」の中で、東京新聞に掲載された長谷川幸洋氏(論説委員)の記事「『小沢疑惑報道』の読み方」を引用しながら、「今回は相当ね、リーク情報で私たちの世論は操作されている」とかなり強い調子で発言していました。以下、鳥越氏の発言の書き起こしです。(本投稿の添付画像はこの場面の動画から切り出したものです)

--------
鳥越:ただね、支持率が下がってきているというのがありましたよね。これは当然マスコミの論調に連動しているわけね。マスコミは全部、小沢疑惑報道をずっとやっていますから、それは当然民主党の支持率は下がってくるんですよね。内閣の支持率も下がってくる。ところが、ここに東京新聞の論説の人が書いた「論説室から」というのを読んでみたいんですが、これは非常に示唆に富んでいる。

「読者として多くの記事を読む限り、正直言って「これはいったい、なんだ」という感じも抱いてきた。なぜなら、当事者本人か捜査当局しか知り得ないような情報がしばしば盛り込まれているからだ。ときには当事者が捜査当局に供述したとされる内容が報じられたりしている。ということは、当事者が取材記者に話したか、あるいは当局が記者にリークしたのではないか。疑惑があるなら解明されねばならないのは当然である。現場で取材する記者の苦労は理解できるし、多としたい。だが、結果的に当局の情報操作に手を貸す結果になっているとしたら、それもまた見逃せない」というふうに東京新聞の論説委員が書いているんですね。

僕もやっぱりそのような同じような疑問を持っているわけ。やっぱり今回は相当ね、リーク情報で私たちの世論は操作されている
--------

鳥越氏が引用した記事を下記URLで読む事ができます。


34 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/21(Thu) 20:07
国会初日からバラバラの野党共闘 公明党は補正に賛成、共産党もソッポ (ゲンダイ的考察日記)
ttp://www.asyura2.com/10/senkyo78/msg/266.html
投稿者 新世紀人 日時 2010 年 1 月 21 日 12:58:11: uj2zhYZWUUp16
ttp://octhan.blog62.fc2.com/blog-entry-1184.html
(前略)
国会初日からバラバラの野党共闘
公明党は補正に賛成、共産党もソッポ
ドロ舟に同乗するのはごめんということだろう。きのう(19日)の衆院本会議の代表質問。公明党が早くも自民党と距離をおき始めた。
質問にたった公明党の斉藤鉄夫政調会長は、鳩山疑惑、小沢疑惑追及では自民党と足並みをそろえたものの、「補正予算の早期成立を図るべきではないか」と鳩山内閣に助け舟。首相が「感謝申し上げる」と喜ぶ一幕があった。
「本会議の公明党代議士会で、斉藤政調会長が“私見として補正の早期成立を言いたい”とあいさつして、ちょっとモメましたが、モメてみせたのは表向きのポーズで、公明党は自民党と一線を画し、民主党にスリ寄ることを決めたということですよ」(政界関係者)
自民党の仲間は大新聞と特捜部の旧勢力だけ
同じ野党の共産党も、「金権問題がある自民党と一緒にやるわけにはいかない」と補正予算、本予算の審議を人質に鳩山政権を追い詰めようという自民党の思惑は初日から空中分解である。
「鳩山内閣や民主党の支持率が落ちても、自民党の支持率はまったく上がらない。下がっている調査もある。だいたいスネに傷の大島幹事長がテレビで民主党攻撃しても説得力はない。一般有権者は毛嫌いしているのに、代表質問させているんだから神経がわからない。他の野党が逃げたくなるのも当然ですよ」(自民党事情通)
なんだか自民党の仲間は、大新聞とNHK、検察特捜部だけになっている。旧勢力の意図がハッキリしてきた。
(日刊ゲンダイ 2010/01/20掲載)



35 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/22(Fri) 01:24
カルト次は民主党と連立か。もう呆れるばかりだ。一度国会に
自民、民主、共産3党でこの団体の最高責任者を喚問し何を考え
ているのか質したらどうか。気持ち悪い。でも民主は公明を受付
ないのでは。一度は民主に付かせて自民に怒らせる。そこでポイ
と民主は公明を捨てる。自民も同じだろ。金も失ったし。ただ学
会とその将軍様のみを守るだけの集団。そこには国民の福祉など
欠けらもない。
とにかくイラク戦争も小泉竹中の雇用破壊にも手を貸していた政党
だからな。戦争なんて宗教政党が身を挺して反対すべきことだろ。


36 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/22(Fri) 21:02
★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK78 > 288.html  

小沢疑惑は終焉する!「BSNHKニュースを見て確信」公務員と言う立場があるもな〜笑
ttp://www.asyura2.com/10/senkyo78/msg/288.html
投稿者 明日のジョー 日時 2010 年 1 月 21 日 20:25:42: 2mRCBALq2vKFs


何を持ってして手打ちしたか分からないが、、、土曜日で特攻検察官僚が仕掛けた小沢疑惑報道は終焉する!
小沢が4億円の出を検察に説明し事は終了だ!特攻検察官僚+霞ヶ関官僚機構の崩壊が始まる!!!間違いない!!!
小沢は角栄に追いつき角栄を超える!二度と現れないかもしれない大政治家だね!
私は彼が自民党を飛び出してからズ〜ト見てきたが間違いなかった!!!

梯子を外されたデマゴミの軌道修正は如何する?
ミノモンタを豚箱へ入れたいし、岸&岩見&星&田原&ジンボウ&テリー&検察OB(郷原除く)等も同罪である!もっと居るが出てこない!


NHKはこの程度の扱いだ!水谷建設&ゼネコンが抜けてる!笑
ttp://www3.nhk.or.jp/news/t10015137861000.html
民主党の小沢幹事長の資金管理団体による土地購入をめぐる事件で、焦点になっている小沢氏の参考人としての事情聴取について、小沢氏側の関係者は、23日に行われる見通しになったことを明らかにしました。

この事件で、東京地検特捜部は、小沢氏本人に参考人としての事情聴取に応じるよう要請し、小沢氏側は「前向きに検討している」と回答していました。これを受けて日程の調整が行われていましたが、小沢氏側の関係者は、23日に行われる見通しになったことを明らかにしました。特捜部は土地の購入資金に充てられた4億円をどのように工面したのかなど、土地購入のいきさつなどについて説明を求めるものとみられます。  


37 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/22(Fri) 21:03
上記
 ttp://asyura.com/10/senkyo78/msg/288.html

38 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/22(Fri) 23:43
「マスコミは検察の犬」 自民・河野議員が「検察報道」批判
1月22日19時52分配信 J-CASTニュース


河野太郎議員はブログで「最近の報道は明らかにおかしい」と批判した
 民主党・小沢一郎幹事長の検察捜査に関するマスコミ報道に対して、政界では、原口一博総務相など民主党議員から報道のあり方を疑問視する声が上がっているが、野党の有力議員からも異論が飛び出した。自民党の河野太郎衆院議員が「最近の報道は明らかにおかしい」とブログで非難したのだ。

■「検察のリークで紙面や番組を作っている新聞やテレビに検察批判ができるのか」

 河野議員は2010年1月21日、ブログに「副大臣がやり残したこと」という記事を掲載。2005年から06年まで法務副大臣を務めたときのエピソードも紹介しながら、

  「最近の石川某がこういう供述をしているという報道は明らかにおかしい」

と、小沢氏の元秘書逮捕の前後からヒートアップした報道を批判した。河野議員は

  「日本の司法制度では、有罪が確定するまでは無罪である。被疑者の段階で、あたかも被疑者が悪人であるというような世論を作らんが為のリークを検察がするのは間違っている」

と検察批判をしたうえで、次のようにマスコミの姿勢を強く責め立てた。

  「検察のリークがほしいマスコミは、まるで飼い主からえさをもらう犬のように、飼い主には吠えず、ただ気に入られようとするあまりにしっぽをちぎれんばかりに振ることになる。検察のリークで紙面や番組を作っている新聞やテレビに検察批判ができるのか」

 河野議員は、マスコミが「記者クラブなる既得権益にしがみつき、取材対象となあなあになっている」ため、検察を批判できなくなっていると指摘。法務省の組織に問題があっても「記者クラブは追及してこなかった」と書いた。

■「この人が自民党総裁だったら面白かったのに」

 河野議員の「検察報道批判」はさまざまなブログやツイッターで紹介され、はてなブックマークでも約300件のブックマークがつくなど、ネットで大きな反響があった。はてなブックマークのコメント欄には、

  「時の風潮に流されず筋の通ったことをいうのは立派」
  「この人が自民党総裁だったら面白かったのに」
  「小沢が良い悪いは別で、検察とそのポチに成り下がったマスコミはひどい」

といった賛成意見が多数、投稿された。

 河野議員のブログが掲載されたのと同じころ、元検事の落合洋司弁護士も「検察とリーク」と題した記事をブログに投稿。検事時代の経験をもとに、さまざまなルートで検察の捜査情報が流れている実態をつづった。

 落合弁護士は、あるマスコミ関係者が「検察庁内部の関係者しか持っていないはずの資料」を分厚いファイルで持っていたというエピソードを紹介し、

  「検察庁内の誰かが流さないとそういうものがそういう形で存在するはずがありませんから、『リークなどあり得ない』という公式見解、建前論が、いかに空しいものかがわかるでしょう」

と検察の情報管理の甘さを指摘した。


■関連記事


39 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/22(Fri) 23:44
国家公安委員長「リーク記事しか書かない」
1月22日20時15分配信 読売新聞

 中井国家公安委員長は22日の閣議後記者会見で、再審公判が行われている栃木県足利市で1990年に4歳女児が殺害された足利事件に関連して、「今の自白中心の捜査と捜査当局から一方的にリークされる記事しか書かないマスコミという中では、冤罪被害はこれからも出ると思う」と述べた。リークがあるとする具体的な根拠は示さなかった。

 警察庁を管理する立場である国家公安委員会の委員長が、捜査機関によるマスコミへのリークがあると言及するのは極めて異例。

 中井委員長は会見で発言を問いただされると、「リークされたことばかり書くマスコミと言ったんだ」と繰り返した。「今もリークがあると思っているのか」との質問に対しては、途中で「ずっとそうだ」と遮り、「お互い気をつけてほしいものだと申し上げている」と声を荒らげた。 最終更新:1月22日20時15分



40 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/23(Sat) 10:44
NYタイムズ 検察捜査と報道のおかしさ指摘【現代ネット】・・日本の検察の特殊性
ttp://www.asyura2.com/10/senkyo78/msg/379.html
投稿者 tk 日時 2010 年 1 月 23 日 03:40:33: fNs.vR2niMp1.


ttp://gendai.net/news.php?m=view&g=syakai&c=020&no=44369

NYタイムズ 検察捜査と報道のおかしさ指摘
2010年01月21日 掲載

 20日付の米紙ニューヨーク・タイムズが小沢疑惑を報じ、日本の検察の異様さと大マスコミとの癒着ぶりを指摘している。

 マーティン・ファクラー氏の「指導者たちが守旧派の攻勢を受け、停滞する日本」との記事で、小沢疑惑の実相が、官僚組織を改革しようとする小沢と、組織防衛に血眼になっている検察の権力抗争であると指摘した上で、日本の検察の特殊性を次のよう説明している。

「2600人の検察官からなる日本の検察は米国など西欧の民主主義国家の司法組織と全く異なっている。検察は、捜査対象・時期を決める権利ばかりでなく、起訴前に捜査対象者を逮捕し数週間拘置する権利まで持っている。このことにより検察には警察・司法長官、そして裁判官を総合したような権力が与えられているのだ」

 そして、検察と大マスコミが密接な関係にあり、小沢報道は「ほとんど検察寄りのものばかり」であると指摘し、「事件の報道は検察のリークに基づき、容易に予想がつく物語パターンで展開されてきた」と、大マスコミの報道をバッサリ切り捨てた。

−−−

「三宅坂三郎VS八王子之吉宗−検察捜査権を巡って」・・検察の捜査権は二次的捜査権に限るべし=特捜部は廃止すべし。
ttp://www.asyura2.com/10/senkyo77/msg/260.html
投稿者 tk 日時 2010 年 1 月 10 日 03:02:51: fNs.vR2niMp1.

「日本検察の特質」(短評子)・・「多分に日本特有のもの」。特捜は廃止してもよいのでは? 
ttp://www.asyura2.com/10/senkyo77/msg/259.html
投稿者 tk 日時 2010 年 1 月 10 日 02:50:17: fNs.vR2niMp1.
 



41 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/23(Sat) 20:56
小沢氏が記者会見「裏献金一切もらっていない」

とうとう自民の大島幹事長、どうやら検察が不利になったの
 ではないかと察したのか今度は「検察庁に言えばいいという
 ものではない。国民に説明せよ」である。これは本末転倒だ。
 小沢氏の言うとおりゼネコンから授受がなければ不正はなかった
 わけだから国民に何を言うのか?????
 お騒がせしたことは何回か謝罪しているが。

 それにしての6年間小泉竹中の破壊的政治にはマスコミは
 沈黙。でも、民主には容赦なく鉄拳を浴びせているのは
 どいうことなのか?記者クラブという特権を奪われたからか。
 次は検察官僚、警察、公安の実態と利権にメスを入れるべきだ。


42 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/24(Sun) 11:47
【"鼠一匹"も出ない? 小沢事情聴取】追い詰められているのは検察である【高野孟氏/The Journal】
ttp://www.asyura2.com/10/senkyo78/msg/497.html
投稿者 傍観者A 日時 2010 年 1 月 24 日 01:12:50: 9eOOEDmWHxEqI



takanoron.png 東京地検特捜部が目指しているのは、政治家=小沢一郎の抹殺すなわち議員辞職であり、それは無理だった場合でも、せめて幹事長辞職に追い詰めてその影響力を決定的に削ぐことである。

 すでに逮捕されている3人の元秘書に対する容疑は、政治資金報告書の「不記載」(規正法第25条1項2号)や「虚偽記入」(同3号)など、平たく言えば「帳簿のつけ間違い」で、本来は、問題があれば修正すれば済む程度の経理係レベルの形式犯にすぎない。こんなことで3人を起訴すること自体、「言いがかり」に近い不当起訴であり、ましてや帳簿記載方法のいちいちを知るはずもない小沢本人に累が及ぶことではない。

 もちろん、問題の土地を購入すること自体は小沢の指示・了解に基づくものであり、またそのための資金調達にも彼が携わっているのだから、仮に帳簿に何をどう記載したり記載しなかったりすることには直接関わっていなかったとしても、「不記載」や「虚偽記入」の「共犯」として小沢を起訴することは可能である。しかしこれもまだ形式犯の範疇であり、それで与党の大幹事長を失脚させようというのはいかにも無理な話である。

 そこで検察としては、これが単なる「帳簿のつけ間違い」でなく、ゼネコンの裏献金を用いて土地を購入し、またそのような資金の出所を偽装するためにわざと銀行融資を立てるなど、小沢自身が指揮して行った極めて悪質な意図に基づく「帳簿操作」だったというお伽噺を作り上げる必要に迫られた。そのために、無理は承知で3人の元秘書を逮捕し、また小沢本人にも任意聴取を求めて、何とかしてこのデッチ上げの材料を掻き集めようと計ったのである。

 これは無茶苦茶で、この大騒動の結果"鼠一匹"も出て来ずに検察が大恥をかくことになる公算が大きい。



43 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/24(Sun) 11:48
●水谷からの5000万円?

 検察がデッチ上げたいお伽噺の中核は、この購入資金に「水谷建設からの5000万円の裏献金が混じっている」ということだが、これがまず実証不能だろう。

 第1に、水谷側の供述の信用性に大いに疑問がある。郷原信郎が指摘しているように、水谷側が検察の言いなりになって注文通りの供述をしている可能性がある。

 第2に、一般論として、この手の公共事業で政商的な地方の中堅ゼネコンが大手スーパーゼネコン(この場合鹿島建設)の下に入って下請け仕事を請け負おうとする場合に、「ウチは前々から○○先生(この場合小沢)とは昵懇で、しかるべき手は打っておきましたから」とか「この地元はヤクザ(この場合岩手県の田舎ヤクザ)がうるさくて私のほうで始末しておきましたから」とか言って、その"実績"を手土産に下請けに入り込み、しかもそのための闇経費分を下請け工事代金に上乗せしてスーパーゼネコンから支給して貰っていたりする。ところが、てなことを言って中堅ゼネコンがスーパーゼネコンから裏工作資金の支給を受けても、実際には政治家やヤクザに金を払っていなかったり、もっと少ない金額を払っただけだったりして、全部または一部をネコババしているケースもある。

 水谷あたりだとせいぜい年商100億円程度で、それで表献金として自民党政治家を中心に10億円も配っていては利益など吹っ飛んでしまう。そこで裏献金分のネコババが実質的な利益になったりするのである。そこを突かれると、裏支給を受けているスーパーゼネコンへの申し開きとしても、税務当局への言い逃れとしても、「いや、確かにあの政治家の秘書に金を渡しました」と言い張ることにならざるを得ない。従って、本当に水谷が石川にその5000万円を渡したかどうかは分かず、「受け取っていない」と言っている石川が正しいのかもしれない。

 第3に、これも一般論として、政治家秘書の側でも、しょせんはそういう闇の金であるから、帳簿に記入しないで済ませたり、自分でポケットに入れてしまったりする場合がある。石川が水谷から受け取ったにもかかわらず、自分でネコババしてしまったから「受け取っていない」と言い張っている可能性も絶無ではない。

 とすると、検察が思い描くお伽噺が成り立つには、(1)水谷から石川に本当に5000万円が渡っていた、(2)その金を石川はどこにも流し込まずにそのまま封も切らずに取っておいた、(3)土地購入資金を調達することになった時に、石川が「ここに水谷からの5000万円があるので、残りを小沢先生のほうで何とかお願いします」と言い、小沢が「おおそうか。では後は私のほうで何とかしよう」と答えたとかいうやりとりがあったことを、石川・小沢双方が認めた――という事実が確定できない限り難しい。仮に事実がそうであったとしても、それを裏付ける供述が2人から出揃う可能性はゼロである。



44 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/24(Sun) 11:49
●マネー・ロンダリング?

 もう1つのポイントは、小沢がゼネコンからの汚い金で土地購入をしようとして、それを誤魔化すために、しなくてもいい銀行融資をしたのかどうかということである。

 検察が根本的に分かっていないのは、ごく普通の中小企業の月末の資金繰りというのはこんなものであるという世間常識である。

 まず第1に、良いか悪いかは別として、小沢は1つの「党内党」を作り上げている。彼個人が所有する私兵集団として20名ほどの秘書を丸抱えして、彼らを合宿状態で住まわせて、いつでもどこへでも派遣可能な選挙プロフェッショナルとして鍛え上げてきた。本来から言えば、そのようなオルグ機能は民主党本部が党として持つべきであるが、そうはなっていない現実では、小沢が私的に代位してきた。それこそが選挙上手=小沢のいわゆる"実力"の源泉である。

 第2に、その小沢私兵集団の経営形態は、「小沢商会」とも言うべき個人商店である。事業主としての小沢個人が君臨して、中心的な企業としての「陸山会」があって、他にもいくつか休眠状態のものも含め子会社があり、それらの間で資金を融通し合ったりするのは当たり前だし、会社本体が資金が苦しい時に事業主が自分や夫人名義の預金を崩して一時立て替えしたり会社に貸し付けをしたりしてその場を凌いだりするのも大いにあり得ることである。立て替えや、短期に相殺される個人の貸し付けを、帳簿にどう付けるかは微妙なところで、税務当局との間で「見解の相違」が生ずる場合もあったりする。

 第3に、定期預金を積んでそれを担保として銀行融資を受けるというのはごく普通にあることで、それがマネーロンダリングを目的とした不正操作ではないかと疑うのは世間常識とかけ離れている。不動産購入のためにまとまった代金を支払わなければならない時に、それを手持ち資金で賄ってしまうと手元現金が枯渇して月末の支払いに窮するという場合に銀行借り入れを起こすのは不自然ではない。本件の場合は恐らく、銀行借り入れで土地を購入しようとしたが、その手続きより以前に不動産屋に支払わなければならない事情が生じたため、至急に別途資金を掻き集めて支払いを済ませた上、後に銀行融資分と差し替えることにしたが、それと月末の支払いが重なって余計にバタバタした、というようなことではないのだろうか。

 こうして、私の見るところ、水谷建設の5000万円を絡めることで単なる形式犯でない悪質性を立証しようとする検察の思惑は、成り立たない可能性の方が大きい。追い詰められているのは検察のほうである。


45 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/24(Sun) 12:23
本日のサンデープロジェクトではこの問題で重要な議論があった。

郷原氏もでていた。そもそも水谷建設の証言というのは信用できないもの

ということだった。

46 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/24(Sun) 18:06
検察の「頼みの綱」水谷建設元会長に「偽証」の過去・検察から言われたままを証言した[ゲンダイ]
ttp://www.asyura2.com/10/senkyo78/msg/374.html
投稿者 feel 日時 2010 年 1 月 23 日 01:05:14: /berAdga6DXu.


ゲンダイ 2010年1月23日(22日発行)
「検察から言われたままを証言した」小沢に1億円
水谷建設元会長に「偽証」の過去

自らの実刑回避のため、公判でウソ

「胆沢ダム工事の下請け受注の見返りに、04年と05年に5000万円ずつ、計1億円を小沢の秘書に渡した」――。小沢幹事長を狙い撃ちにしている検察の”頼みの綱”は、この証言だけだ。証言の主は、中堅ゼネコン「水谷建設」の元会長・水谷功(64=写真)。法人税法違反(脱税)の罪で実刑判決が確定し、今は獄中の身である。
 
特捜部は水谷証言を武器に、強引な捜査を続けているが、ホントに水谷証言は信用できるのか。水谷には特捜部の□車に乗って、”偽証”をはたらいた前科があるのだ。
 
佐久間達哉特捜部長が、副部長時代に手がけた06年の佐藤栄佐久前福島県知事の収賄事件。2審公判中に水谷は服役中の津刑務所で、佐藤の主任弁護士と面会し、次のように語ったという。

 「1審での供述は、当時自分の裁判(脱税事件)が進行中で、実刑を回避しようと、検察から言われたままを証言した」

 アキれたことに水谷は、もはや自分の裁判での実刑は免れないとみて、本当のことを話そうと思ったのか、「戦術を間違えた。話がしたい」と佐藤の弁護士に直接、コンタクトを取ってきたのだ。

 佐藤前知事の汚職事件で特捜部が描いたシナリオは、@県発注のダム工事の入札をめぐり、00年1月に前知事が”天の声”を出したAその見返りに、落札企業の意向を受けた水谷建設が、前知事の親族会社の所有地を時価よりも高く買い取った――。時価と買い取り額の差額が賄賂にあたるという筋書きだ。

「水谷は1審で『受注の礼に土地を高く買うのだと思った』と証言したが、面会した弁護士の前で『土地取引は自分が儲けようとしてやった。賄賂行為はない』と翻したのです。さらに『ダムの受注は99年5月に、仙台の有カゼネコンOBらとの会合で決まった』と新たに証言。これでは、翌年に佐藤前知事が”天の声”を出すまでもなかったことになる」(司法関係者) 水谷は「出廷して正直に話してもいい」との意向を示し、佐藤の弁護側は2審で水谷を証人申請。東京高裁は証人申請を却下したが、弁護側は昨年7月の最終弁論で水谷の新証言を暴露した。

 「福島汚職では贈賄側の時効が成立しており、特捜部は水谷建設などゼネコン関係者から都合のいい調書を多数取ったようです。小沢事件も同じ構図で、昨年夏から何度も水谷氏を取り調べて、冒頭の証言を引き出したのです」(検察事情通) いいかげんなオッサンの証言に頼らざるを得ないとは、検察も相当、苦しそうだ。
 



47 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/24(Sun) 18:12
小沢氏「自らの信念を貫く」 幹事長続投に意欲
 党所属議員の会合であいさつする民主党の小沢幹事長=24日午後、広島市内のホテル [ 写真拡大 ]
 民主党の小沢一郎幹事長は24日午後、広島市で開かれた会合であいさつし、収支報告書虚偽記入事件で東京地検の聴取を受けたことを念頭に、「不徳の致すところだ」と陳謝した。その上で「自らの信念を貫いて仲間と一緒に頑張っていきたい」と幹事長続投に意欲を表明し、今夏の参院選での支持を呼び掛けた。進退や疑惑をめぐり党内外で憶測が消えない中、早速参院選などの陣頭指揮に戻った格好だ。



48 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/26(Tue) 21:00
政治資金規正法は「原資」の記載を求めていない。(重要)
したがって、政治資金規正法では「原資」を問うことはできない。
                   (憲法・罪刑法定主義)


このことは同法第二条2項にも「この法律によって」と明確に規定している。

したがって上記本文に書いてあるようなことで、責任を問うことは憲法違反になる。


また、「財産権」は政治家を含め憲法ですべての人に保障されていることで、財産をどう扱おうと自由である。

検察は法務省という行政府に属する行政機関で、立法府でもなければ、司法機関でもない。

検察が立法府を超えて勝手に法律(解釈)を作ってしまうのは違法。(憲法違反)


49 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/26(Tue) 21:03
刑事事件では、原則として公判期日の公判廷における供述以外を証拠として採用できません(刑事訴訟法320条1項・憲法37条2項)

これらは、刑事訴訟法320条1項が規定する「伝聞証言」にあたる。
「伝聞証言」とは、「伝え聞き」よりも広く、反対尋問を経ない供述の証拠能力を否定している。

公判邸における供述に代えて書面を証拠とし、又は公判期日外における他の者の供述を内容とする供述を証拠とすることはできない。(刑事訴訟法320条1項) ...


色々「供述」とやらを垂れ流すが、之の信憑性そのものが疑われることに加え、「証言」がなんでも、即刑事事件の証拠になるわけではない。〈証拠能力〉

法的にも「信用性・証拠能力」が伴わないものをあれこれ言っても意味がないことを知るべきです。

政治資金規正法は、「原資」の記載を求めていない。原資は「政治資金規正法」上はどうでもいいこと。
検察は「法と証拠」によってやっていると良く聞くが、国民はそうではないことを強く知るべきだ。「政治資金規正法」第2条〈基本理念〉は、「この法律によって」行わねばならない〈2項〉ことを定めたもの。(第2条は、一般論で6章23条以下の罰則該当でない。)
少なくとも、現在検察の大久保氏かっさらいで、停止中の「大久保元秘書」裁判の判決後にすべきだ。

第2条(基本理念)
 この法律は、政治資金が民主政治の健全な発達を希求して拠出される国民の浄財であることにかんがみ、その収支の状況を明らかにすることを旨とし、これに対する判断は国民にゆだね、いやしくも政治資金の拠出に関する国民の自発的意思を抑制することのないように、適切に運用されなければならない。
2 政治団体は、その責任を自覚し、その政治資金の収受に当たつては、いやしくも国民の疑惑を招くことのないように、“この法律に基づいて”公明正大に行わなければならない。



50 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/01/27(Wed) 20:59
みなさん、今国会が開催されているさ中、国会開催前日に与党幹事長の秘書たる国会議員等を逮捕し、虚偽情報をリークしているという、深刻な状況に日本国民は晒されています。民主主義の危機にあります。

この検察の民主政権つぶしと見られる、今起こっていることは、「特別公務員職権濫用罪」という、民主主義にとって極めて重大な犯罪です。

このことに国民は早く気ずくべきです。

国権の最高機関たる国会はその「国政調査権」を今こそ行使して、まず検事総長以下証人喚問すべきです。

・刑法第百九十四条(特別公務員職権濫用罪)

 裁判、検察若しくは警察の職務を行う者又はこれらの職務を補助する者がその職 権を濫用して、人を逮捕し、又は監禁したときは、六月以上十年以下の懲役又は 禁錮に処する。


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