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明らかになる小沢裁判の行方

1 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/02/07(Mon) 20:56
2011年2月7日より陸山会事件裁判が始まりました。いよいよ異常な小沢裁判の欺瞞と嘘が次次にあきらかにされます。

323 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/08/04(Thu) 18:11
起訴権を独占し、捜査権という生殺与奪の力を握ってるのは「検察官」だけで、しかも独立として周囲が何も言えない。

その「検察官」は、「政治家」を挙げれば一生左うちわといわれます。

どんどん検察の中で出世し、三菱とか大手企業に天下りしたり、テレビコメンテータとして引っ張りだこになります。

とくに小沢一郎となれば誰でも目ざす最高の憧れの的でしょう。

「検察の現場レベルは言うまでもなく、上層部も、多少“無理スジ”でも小沢に肉薄したい、できれば議員辞職まで持っていきたいという意向です」(情報誌「インサイドライン」歳川隆雄編集長)

でもこうした、民主的な基盤を持たない検察というものが、独善で暴走したとき、 どういう深刻な事態が生じ、民主主義に打撃を与えてしまうか。

しかし、

小沢捜査に於ける検察の「決定的敗北」がほぼ確定し村木事件の様相を呈してきたことは検察にとって衝撃でしょう。

独立とはいえ、小沢氏が復権し力を発揮しだしたら・・、政治的な基盤を持たない検察組織は戦々恐々でしょう。

何しろ相手は[最高実力者]。

予想される「小沢無罪」を前に、早めに逃げ道を確保して、お許しを請う体制を作り始めたいのはよくわかります。


検察官のしたことに対し、政治家もマスコミも[司法の判断は重い」などと容認してきたのが、こうした事を許してきた。

決定的間違いは、「検察」は、「法務省」に属する(「行政作用」)、「行政機関」であって、「司法機関」(裁判所)ではない。


こうした「小沢事件」は、検察官が政治家の首を取るなどということが、大それた事でいかに「責任」が伴うものであるか・・が、検察行政の中で浸今後浸透していくだろうきっかけになればいい期待します。

でもそのためには、降格・粛清人事だけでは済まず、「刑事責任」を含む「責任」が厳しく追及されなければなりません。

たとえば、石川氏逮捕に関連し、石川氏秘書宅に書面なく押し入り、女性を監禁し精神に障害を負わせるという重大な犯罪を犯しています。(「特別公務員職権濫用」)

いずれ「刑事告発」されることになるでしょうが、「刑事責任」が追及されるのでなければなりません。

また、「検察審査会」に関わる数々の「疑惑」が指摘されています。

特に、「検察審査会」というのは「裁判所」〈司法〉にも、法務省等の「行政府」にも、勿論「立法府」(国会)にも属さない。

「三権」のいずれにも属さない「憲法違反」の組織というのがこの事件でわかってきたのです。

この事件は、大きなインパクトを及ぼすのは間違いないと思います。

でもこうしたことはすでに1年も前に予想されていたことなのです。

324 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/08/06(Sat) 13:57
地裁決定によると、元秘書3人を取り調べた検事は、「他の秘書がすでに罪を認めている」と虚偽の事実を伝えたり、小沢氏の逮捕を匂わせて威迫するなどして、供述を誘導し署名させたとしている。

こうした虚偽の事実を伝えて(偽計という》供述を引き出す取り調べは「切り違え尋問」と呼ばれ、作成された調書には判例で任意性がないとされる。

虚偽の事を言うなど偽計に依る供述は、任意でされたものでない供述の証拠能力を否定した「刑事訴訟法319条1項」に違反し、証拠能力を否定した「判例」(最判昭和45.11.25)に違反するのです。


(参考)
《判例》偽計による自白の証拠能力(最判昭和45.11.25)
最高裁判決昭和45年11月25日
偽計によつて被疑者が心理的強制を受け、その結果虚偽の自白が誘発されるおそれのある場合には、偽計によつて獲得された自白はその任意性に疑いがあるものとして証拠能力を否定すべきであり、このような自白を証拠に採用することは、刑訴法三一九条一項、憲法三八条二項に違反する。



、小沢一郎民主党元代表(69)の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐり、政治資金規正法違反(虚偽記載)罪に問われた衆院議員、石川知裕被告(38)ら元秘書3人の公判で、東京地裁(登石郁朗裁判長)は20日、判決公判期日を9月26日に決定。

一方、陸山会裁判の判決直後の、10月6日にも強制起訴された小沢氏の初公判が開かれる予定。

この強制起訴の唯一の根拠とされた石川被告の「供述調書」が9月29日に判決が出される「陸山会事件」で東京地裁から証拠不採用の決定がだされたのだが、その理由は、「切り違え尋問」=偽計による自白=の証拠能力という判例違反です。


判例違反だから裁判が違って変わるようなものではない。






325 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/08/06(Sat) 14:11
>>324
>一方、陸山会裁判の判決直後の、10月6日にも強制起訴された小沢氏の初公判が開かれる予定。

この強制起訴の唯一の根拠とされた石川被告の「供述調書」が9月29日に判決が出される「陸山会事件」で東京地裁から証拠不採用の決定がだされたのだが、その理由は、「切り違え尋問」=偽計による自白=の証拠能力という判例違反です。



したがって、10月6日にも始まる小沢氏の裁判でも、証拠能力が否定されることに変わりはない。ることに変わりない。 判例違反だから。

最高裁判決昭和45年11月25日(最判昭和45.11.25)

偽計によつて被疑者が心理的強制を受け、その結果虚偽の自白が誘発されるおそれのある場合には、偽計によつて獲得された自白はその任意性に疑いがあるものとして証拠能力を否定すべきであり、このような自白を証拠に採用することは、刑訴法三一九条一項、憲法三八条二項に違反する。




判例違反だから裁判が違って変わるようなものではない。








326 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/08/06(Sat) 16:39
村木裁判のときとソックリです。村木裁判のときも検面調書の大部分が証拠不採用だった。更に似ているのが、論告求刑の調子もそっくりです。
どうして日本の官僚は、小沢裁判の検察役は官僚ではありませんが、官僚のレールに乗っての事だから同じようなものです。その官僚たちは立ち止まり、バックすることが出来ないのでしょうか。
なにがなんでも一旦決めたら突っ込むしかない。それは特攻隊となんら変わらないではないですか

327 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/08/07(Sun) 18:09
今まで小沢裁判のことは有罪前提だったのか、いつごろには裁判があるなどと意気がっていたのたが、今検察初め戦々恐々になっているのか、口をつぐんで小沢裁判の事は触れたくないみたいです。

小沢裁判は当初から「無理筋」といわれ、起訴事実自体が非常に”曖昧”で”いい加減”なものだった。

すでに1年前に検察の大敗北は予言されていたこと。

既に「村木事件」(郵便不正事件)の様相を呈してきている。

ここにきて大鶴などが、裁判を前に「「敵前逃亡」するのは象徴的です。

すでに検察は2年間、50億円の税金を使って捜査を行い、どうやっても立証できなかったのです。

10月6日から始まる小沢裁判では、検察官役の「指定弁護士」は、裁判所に信用性を否定された「検事調書」で戦うしかない。

公判をまともに維持することなどとてもできっこない。

もう「与太話」の領域に入っている。


そもそもこの事件は、大久保氏が逮捕された事件で、大久保無罪で終わるはずだったもの。

例の西松事件がもともと違法献金の不記載容疑だったのが、2010年1月13日の公判により検察側証人が検察の主張を否定する証言をして、検察敗訴が確実になる証言をしてしまったため、2010年2月中に検察敗訴と事件捏造の実態が明らかになる予定だった。

それに焦った大鶴に指揮された検察は、1月中に秘書3名を逮捕し、小沢氏の尋問を行い、2010年2月4日の元秘書3名の起訴と同時に「訴因変更」を申請し、別の04年と05年の虚偽記載の共謀と一緒にされ、西松事件は闇に葬り去られてしまった。


検察が小沢事務所へ突然強制捜査をしかけたのは2009年3月3日。

それも、マスコミを待機させて突入の様子をテレビで丸写しをさせる用意周到さだ。

贈収賄罪、斡旋利得罪、談合罪、などと、マスコミはこぞって「小沢逮捕近し」とはやし立てた。

テレビで何度も写され、キャメル色の高そうなコートを着た長身の検察官が“かっこいい”と噂になった。

これが、特捜部長の佐久間達哉で、それが2年5か月後、小沢裁判を前にして検察から追放される形で身を引くことになろうとは・・。

この裁判の行方を象徴するものです。・・正義は勝つ。


論点は石川議員に関わる「検事調書」の信用性(任意性)のみだが、最高裁は「憲法違反」とし「信用性」を否定しているものです。

もう結果は誰の目にも明らか、決着がつくのはそう長くはかからないと思われます。


今後小沢氏が力を発揮し、「強制起訴」に関わる「第五検察審査会」の疑惑など、数々の巨大な「疑惑」や「闇」を関係者の「国会招致」等で解明してもらいたい。

今こそ国民の前に関係者や関係機関のよって来る『責任』を明らかにしてもらわねばなりません。

今、菅が辞めない背景にこうしたこともあるのではないでしょうが。

本当の戦後処理には、国家公務員法(守秘義務等)その他の刑事責任(名誉棄損、強要、虚偽告訴等、公務員職権濫用、特別公務員職権濫用等・・)がたくさんあります。

マスコミ等を含め「国会招致」、「刑事告発等」や「民事責任」の追及などが適正になされなければならないと思います。



328 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/08/08(Mon) 03:49



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329 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/08/08(Mon) 23:12


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330 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/09/13(Tue) 09:14
小沢「無罪」 最大の難関は超カタブツ裁判長
ttp://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-3776.html
2011/9/10 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ

 来年4月判決

◆人生初の判断を下せるのか

検察審査会に強制起訴された民主党の小沢一郎元代表に対する判決が、来年4月下旬に言い渡されることになった。
司法関係者の間でも「無罪は確実」といわれ、政界をメチャクチャにした不毛な争いにはサッサとケリをつけて欲しいが、心配のタネがある。
小沢裁判を担当する東京地裁の大善文男裁判長(51)の存在だ。

大善裁判長は1986年任官。東京地裁を皮切りに名古屋地裁、高松地裁、広島高裁の判事を経て、昨年4月に東京地裁刑事11部の総括判事となったベテランだが、司法界では「堅物判事」として有名だ。刑事事件が専門のある弁護士は「無罪判決を一度も出したことがないのでは」と言うほど、極めて保守的で予定調和的な判決ばかり出してきた。

被告人が「無罪」を主張しようが、お構いなし。淡々と実刑判決を言い渡す。全面無罪を主張する小沢にとっては、ちょっと厄介な裁判長なのだ。

大善裁判長のクールさが如実に表れたのは、昨年6月の裁判員裁判。都内で起きた2件の強盗事件を巡り、強盗致傷罪に問われた被告の事件への関与が争われたケースである。
「被告は、実行犯で知人の男に『強盗を指示した』として逮捕されたが、捜査段階から一貫して容疑を否認。唯一の証拠は『指示された』という実行犯の供述だけでしたが、その実行犯が公判の過程で『実は自分ひとりでやった』と供述を翻したのです。実行犯の捜査段階での供述と公判での証言のどちらが信用できるのか。判断の難しいケースですが、大善裁判長はアッサリと『捜査段階の供述の方が具体的かつ詳細に状況を述べている』と検察側の主張を支持。被告を『否認を続け、反省の態度が全く見られない』と断罪し、懲役9年の実刑判決を言い渡したのです」(司法記者)

小沢の元秘書3人の裁判では、検察調書の大半が「任意性」を否定され、証拠として採用されなかったが、大善裁判長の手にかかると、どう転ぶか分からない。

来月スタートの裁判で、カタブツ判事は小沢に“人生初”の無罪判決を言い渡すのか。常識的な司法判断を期待したい。




331 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/09/14(Wed) 22:04
取り調べの録音、法廷で再生へ 小沢元代表の公判
 資金管理団体「陸山会」の収支報告書虚偽記入事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表小沢一郎被告(69)の公判前整理手続き第16回協議が14日、東京地裁(大善文男裁判長)であり、元私設秘書の衆院議員石川知裕被告(38)の保釈後の取り調べ状況を録音した音声が法廷で再生されることが決まった。

 石川議員がICレコーダーでひそかに録音。検事から以前の取り調べで「特捜部は恐ろしい組織」と言われたことを示すやりとりが含まれる。石川議員らの公判では録音内容を根拠に相当数の供述調書が任意性を否定され証拠採用されなかった。

2011/09/14 12:38 【共同通信】

332 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/09/16(Fri) 14:12
9月26日には、西松事件と陸山会事件の判決が出る。
大久保、池田両氏は無罪確実だ。石川議員も、裁判官の心証を余程悪くしない限り、罪に問われることはなさそうだ。
また、陸山会裁判の過程で「小沢氏が収支報告書の期ズレ記載に関与していない」こともはっきりした。検察審査会で起訴議決の容疑事由が否定されたということだ。
従って、小沢氏は真っ白だったということだ。

マスメディアは、このような状況になっても、裁判状況等についての真実報道をしないし、間違った報道をしたことの謝罪もしない。全く卑怯だ。





333 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/09/16(Fri) 14:22
来る9月26日の陸山会裁判の判決、来年4月の小沢裁判の判決によって、小沢の「政治とカネ」が全くの虚構であることが明かになる。

マスメディアと民主党無能悪党集団はどう言い訳をするのだろう。

334 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/09/16(Fri) 14:33
>>327

今まで小沢裁判のことは有罪前提だったのか、いつごろには裁判があるなどと意気がっていたのたが、今検察初め戦々恐々になっているのか、口をつぐんで小沢裁判の事は触れたくないみたいです。

小沢裁判は当初から「無理筋」といわれ、起訴事実自体が非常に”曖昧”で”いい加減”なものだった。

すでに1年前に検察の大敗北は予言されていたこと。

既に「村木事件」(郵便不正事件)の様相を呈してきている。

ここにきて大鶴などが、裁判を前に「敵前逃亡」し、裁判で明らかにするなどと大見えを切っていた佐久間特捜部長が裁判を前に検察を離れ閑職に左遷されるなど、この裁判の行方を象徴するものです。

すでに検察は2年間、50億円の税金を使って捜査を行い、どうやっても立証できなかったのです。

10月6日から始まる小沢裁判では、検察官役の「指定弁護士」は、裁判所に信用性を否定された「検事調書」で戦うしかない。

公判をまともに維持することなどとてもできっこない。

もう「与太話」の領域に入っている。


なお、この裁判の主な筋道は>>327のとおり。



335 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/09/19(Mon) 07:34
検事調書不採用で小沢一郎元秘書ら3名は「陸山会」裁判で「無罪確実」!?
tp://news.livedoor.com/article/detail/5872376/
2011年09月16日22時44分 上脇博之 ある憲法研究者の情報発信の場


はじめに

以下で書く主要な内容は、当初7月上旬に投稿するつもりで、すでに書いていました。

しかし、東日本大震災の復旧・復興が進まず、東京電力福島原発事故が収束しそうにないので、それを投稿する意欲がわきませんでした。

私が連載執筆している雑誌『ねっとわーく京都』273号(2011年10月号)でも、なかなか書いてこなかったのですが、先月脱稿した「政治とカネ連載24 「陸山会」裁判(1) 検事調書一部不採用で元秘書3名は「無罪確実」!?」(67−70頁)でやっと書いたのですが、このブログでは、相変わらず投稿してきませんでした。

今月(2011年9月)26日午後には、「陸山会」裁判で東京地裁が判決を下します。

判決まで10日に迫っています。

そこで、思い切ってブログでも投稿することにしました。

(1)小沢一郎民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐり、小沢氏の元秘書3人(元公設第1秘書の大久保隆規、衆議院議員の石川知裕、元私設秘書の池田光智の各氏)は、政治資金規正法違反(虚偽記載)罪に問われ、昨年(2010年)2月4日に起訴
ttp://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51332745.html?blog_id=2778940されました。

そのうち、大久保氏については、その前の2009年3月24日に「西松建設」違法献金事件で起訴
ttp://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51118764.html?blog_id=2778940されています(冒頭陳述は2009年12月18日)から追起訴でした。

なお、2007年分については追起訴ですが、西松建設事件と重複する2004、2005年分については訴因変更されています。
東京地裁は、昨年5月に訴因変更を認めています。




336 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/09/19(Mon) 07:36
毎日新聞 2010年5月7日 東京夕刊
陸山会事件:大久保元秘書公判「訴因変更」で立ち往生 弁護側「公判前整理」盾に異議

 小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」を巡る事件で政治資金規正法違反(虚偽記載)に問われた元公設第1秘書、大久保隆規被告(48)の公判が4カ月近く再開されず「立ち往生」している。大久保被告は先に西松建設の違法献金事件で起訴され公判中で、検察側はその起訴内容に陸山会事件を加えるよう「訴因変更」を求めたが、弁護側の異議申し立てを受けた東京地裁が許可を見合わせているためだ。異議申し立ての根拠は、皮肉にも迅速な裁判のため導入された「公判前整理手続き」。法律のプロ同士による水面下の攻防が続く。【伊藤直孝】

 大久保被告は、陸山会事件に先立つ昨年3月、西松建設を巡る違法献金事件で逮捕・起訴された。起訴内容は03〜06年、同社からの献金をダミーの政治団体からと偽って陸山会の政治資金収支報告書に記載した政治資金規正法違反。この事件では、検察側と弁護側が事前に争点や証拠を絞り込む公判前整理手続きを9回重ねて昨年12月18日に初公判、今年1月13日に第2回公判が開かれ、当時は今春にも判決が言い渡されると見込まれていた。
 ところが特捜部は1月16日、陸山会の07年分の収支報告書の支出を4億円過少記載したとして大久保被告を再逮捕。04、05年分の別の虚偽記載も含めて立件し、2月4日に東京地裁に両年分の訴因変更(07年分のみ追起訴)を請求した。訴因変更請求があった場合、裁判所はすぐに許可するケースが多い。だが、東京地裁は今も訴因変更を認めていない。

 ネックとみられるのが公判前整理手続き。ある業務上過失致死事件の判決で東京高裁は08年11月、「公判前整理手続き後は、争点整理と審理計画が策定された趣旨を無視した訴因変更は許されない」との判断を示した。この高裁判例を念頭に、大久保被告の弁護側は「公判前整理手続きで争点を絞り込んだのに、検察はだまし討ちのように訴因変更請求をした」と主張しているとみられる。

 これに対し、検察側は「やむを得ない措置」と反論。検察側、弁護側双方とも一歩も引く構えを見せていないという。

 「公判が長引き迷惑をかける」。大久保被告は3月30日付で公設秘書と小沢氏の事務所を辞職した際、周囲にそう説明したという。

==============
 ■ことば

 ◇訴因変更

 起訴状に記載された犯罪の具体的内容(訴因)を変更する手続き。事実関係が大きく変わらない範囲で、適用罪名や記載内容を修正する場合に検察官が請求する。裁判所が検察官に変更を命じることもある。起訴内容と全く別の内容を追加する場合は同じ罪名でも訴因変更はできず、追起訴が必要になる。政治資金収支報告書の虚偽記載罪は、虚偽の内容が含まれる報告書を提出することで成立するため、検察側は同一の報告書の別の虚偽記載を立件した場合には追起訴することができず、訴因変更することにした。




337 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/09/19(Mon) 07:38
時事通信社(2010/05/21-18:21)
大久保元秘書の訴因変更を決定=陸山会事件を追加−東京地裁

 小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で起訴された元公設第1秘書大久保隆規被告(48)について、東京地裁は21日、既に公判中だった西松建設の違法献金事件の起訴内容に、陸山会事件を加える「訴因変更」を認める決定をした。検察側の請求に対し、弁護側が異議申し立てをしていた。
 大久保被告は昨年3月、西松建設事件で、2003〜06年に同社から受けた計3500万円の献金を、ダミー団体からと偽って陸山会の政治資金収支報告書に記入したとして起訴された。

 昨年12月に初公判が開かれ公判中だったが、特捜部は今年1月16日、陸山会の土地購入をめぐって同報告書に虚偽記載した容疑で大久保被告を逮捕。西松建設事件と重複する04、05年分について、東京地裁に訴因変更を請求した。
 これに対し弁護側は、既に公判前整理手続きで争点整理を終えており、起訴内容の変更は許されないと主張していた。
要するに、被告人の石川氏と池田氏は、土地取引をめぐる虚偽記載事件でそれぞれ起訴されているのですが、被告人の大久保氏は西松建設違法献金事件と土地取引をめぐる虚偽記載事件で起訴されているのです。


(2)検察は、先々月(今年7月)20日、被告人・大久保氏に禁錮3年6月を、被告人・石川氏に禁錮2年を、被告人・池田氏に禁錮1年を、それぞれ求刑しました。




338 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/09/19(Mon) 07:39
2011/07/20 15:03 【共同通信】
陸山会事件で元秘書3人に求刑 禁錮3年6月〜1年

 小沢一郎民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の収支報告書虚偽記入事件で政治資金規正法違反罪に問われた元秘書3人の第16回公判が20日、東京地裁(登石郁朗裁判長)であった。検察側は「虚偽記入をしたのは明らか。法の趣旨を踏みにじった国民に対する背信行為だ」として、元私設秘書の衆院議員石川知裕被告(38)に禁錮2年、元公設第1秘書大久保隆規被告(50)に禁錮3年6月、元私設秘書池田光智被告(33)に禁錮1年を求刑した。


 判決は9月26日午後1時半から言い渡される。
(3)先月(8月)22日に最終弁論が行われました。

判決は今月(9月)26日に下される予定です。




339 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/09/19(Mon) 07:44
東京新聞 2011年8月23日 朝刊
陸山会事件 3元秘書無罪主張、結審

 小沢一郎民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐり、政治資金規正法違反(虚偽記入)罪に問われた衆院議員石川知裕被告(38)ら元秘書三人の公判が二十二日、東京地裁(登石郁朗裁判長)で開かれ、弁護側は最終弁論で「虚偽記入の事実はない」と無罪を主張し、結審した。判決は九月二十六日に言い渡される。
 
 検察側が虚偽記入の動機とした中堅ゼネコン「水谷建設」(三重県桑名市)から小沢元代表側への計一億円の裏金提供について、弁護側は「提供したとする元社長らの証言は変遷しており信用できない」と指摘。「検察側の思い込みと想像にすぎず、不明朗な資金授受があったかのごとく社会に印象付けようとした」と批判した。
 
 土地購入の原資となった小沢元代表からの借入金四億円が収支報告書に記載されていないとされる起訴内容について、石川被告側は二〇〇四年分の収支報告書の借入金欄に「四億円」と記載したと主張。検察側はこの記載は同時期に受けた四億円の銀行融資分と指摘したが、石川被告側は「同額の定期預金を担保に融資を受けているため収支総額に変化はなく、記載の必要はないと考えた」とし「小沢元代表からの借入金を隠す意思も動機もなかった」と述べた。
 
 池田光智被告(33)側は〇七年分の収支報告書に小沢元代表への四億円の返済を記載しなかったことについて、「借入金ではなく預かり金なので記載する必要はない」と主張した。

 陸山会の会計責任者だった大久保隆規被告(50)側は「収支報告書の作成に一切関与していない」と主張。西松建設からの巨額献金を同社のダミー政治団体からの献金と装って収支報告書に記載したとする起訴内容については、「西松建設からの献金という認識はなかった」と述べた。


(4)「陸山会」事件では、小沢一郎氏本人についても、土地購入事件のうちの一部だけに関し、検察審査会の2度の「起訴相当」議決(2010年4月27日、同年10月4日)ttp://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51385979.html?blog_id=2778940がなされたため、裁判所が指定した弁護士は、今年1月31日、小沢氏を政治資金規制法違反容疑で東京地裁に公判請求しています(初公判は10月の見通し)。

(5)私は、政治的・道義的責任と法的な刑事責任を分け、前者は政治家本人が主権者国民に疑惑を払拭するために説明責任を果たさなければならないが、後者は起訴する側が有罪を立証しなければならないと指摘ttp://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51312692.html?blog_id=2778940したうえで、東京第5検察審査会の2度の「起訴相当」議決要旨の内容については、小沢氏を十分に有罪にできるのかという視点からと、もし刑事裁判で無罪になった場合主権者参加の検察審査会制度が後退するのではないかという危惧などから、厳しい評価をしてきました。

(6)もっとも、その後、元秘書ら3名の刑事裁判の公判で、事実全体の概要が大分明らかになり、検察側はゼネコンからの裏ガネ計1億円の事実も虚偽記載の動機として主張するとの報道もありました(ただし、それが真実でも4億円の主たる原資は不明のままでしょう)。


陸山会事件、水谷建設からの1億円立証へ



340 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/09/19(Mon) 07:45
読売新聞 9月16日(木)6時30分配信

 小沢一郎・民主党前幹事長(68)の資金管理団体「陸山会」の政治資金規正法違反事件で起訴された元秘書3人の公判で、東京地検が、中堅ゼネコン「水谷建設」(三重県)から陸山会への1億円の資金提供について立証する方針を固めたことが分かった。
 同地検は、陸山会がゼネコンから多額の資金提供を受けていたことが、政治資金収支報告書の虚偽記入につながったと主張する。一方、弁護側は「資金提供は事実無根」などとして、24日から始まる公判前整理手続きで異議を唱えるという。

 陸山会の元事務担当者・石川知裕衆院議員(37)らは、同会が2004年に小沢氏からの借入金4億円で東京都世田谷区の土地を購入した事実を04年分の収支報告書に記載しなかったなどとして起訴された。


したがって、元秘書ら3名は言うまでもなく、小沢氏本人についても有罪の可能性は予想していたよりも高いと思ってきました。

(7)ところが、検察側は、いわゆる郵便不正事件(大阪地裁は昨年9月10日に厚生労働省の元局長に対し無罪判決を下した)
ttp://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51438210.htmlで証拠改ざんを行っていた検事・前田恒彦受刑者の調書の証拠申請を取り下げました。




341 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/09/19(Mon) 07:46
時事通信社(2011/01/21-00:46)
大久保元秘書調書の請求取り下げ=前田元検事が取り調べ−公判前整理で東京地検

 小沢一郎民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、政治資金規正法違反罪に問われた元秘書3人の公判前整理手続きで、検察側が、元大阪地検特捜部検事の前田恒彦被告(43)=証拠隠滅罪で起訴=が取り調べを担当した元公設第1秘書大久保隆規被告(49)の供述調書について、証拠請求を取り下げたことが20日、関係者の話で分かった。

 大久保被告は捜査段階で当初、収支報告書の虚偽記載への関与を否認していたが、東京地検特捜部に応援派遣されていた前田被告の取り調べに対し、大筋で容疑を認めた。

 大久保被告は公判前整理手続きで全面否認に転じ、供述調書の任意性などを争う意向を示している。任意性が争点となった場合、検察側は担当検事を証人申請することが一般的だが、東京地検は前田被告の証人出廷は困難と判断したとみられる。


また、東京地裁は、6月30日、東京地検特捜部の取り調べを「威迫と利益誘導を織り交ぜていた」、他の被告が自白したとの虚偽情報を告げて供述を得ようとする「切り違え尋問」もあったと批判し、検察側が証拠申請した元秘書3人の調書(検察官面前調書)計38通のうち、石川氏の分10通と池田氏の分2通を却下(他にも多数の調書を部分的に却下)し、証拠として採用しないとの決定をした、というマスコミ報道がありました。

却下された調書には、石川氏が逮捕後、「小沢元代表に虚偽記載を報告して、了承を受けた」と認めた調書も含まれており、東京地裁は、検察官から「これぐらいなら書いても小沢さんは起訴にならないから」と説得を受けた上で作成されたと指摘していると報じられたのです(検察は異議を申立てましたが、東京地裁は7月12日、異議を却下しました)。




342 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/09/19(Mon) 07:51
毎日新聞 2011年7月21日 東京朝刊

陸山会事件:元3秘書に求刑 弁護側「苦しい論告内容」 検察側「物証あり影響ない」

 小沢一郎・民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡って政治資金規正法違反(虚偽記載)に問われた元秘書3人に対する20日の東京地裁公判で、検察側は衆院議員、石川知裕被告(38)に禁錮2年▽後任の事務担当者の池田光智被告(33)に同1年▽元公設第1秘書の大久保隆規被告(50)に同3年6月を求刑した。閉廷後、弁護側は「検察の苦しさがみえる論告だった」と皮肉ったが、検察側は強気を貫いた。全面対決の公判は最終弁論を経て、9月26日に判決が言い渡される。【野口由紀、山本将克】

 論告は、同会が04年に土地を購入する際、元代表から借り入れた4億円を「公にできない性質(の金)だった」と指摘。背景には、中堅ゼネコン「水谷建設」が04、05年に石川、大久保両被告に各5000万円の裏献金を提供した経緯があったとして、「土地購入の原資が取りざたされれば、現金受領が露見しかねないと懸念した」と主張した。

 地裁は6月末に、石川、池田両被告が会計責任者だった大久保被告への報告を認める供述など捜査段階の検事調書の多くを却下。それを受けた論告に対し、被告側弁護人の一人は「特に(ほかの2被告と)大久保被告との共謀は推測の域を出ない」とコメント。

 別の裁判で公判前整理手続きが進む小沢元代表の弁護人も「残った調書をつなぎ合わせ、あとは想像で補ったような強引な印象を受ける」と述べた。

 地検幹部は「供述以外の物証があるので(却下の)影響は感じない。3人はどうあっても無罪にはならない」と強調した。
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 ■解説
 ◇検事調書否定に当惑

 6月30日の公判期日外の手続きで捜査段階の多くの調書を地裁に却下された検察側は、この日の論告求刑にあたり、約3週間で修正して臨むことを迫られた。「供述に頼らずとも有罪立証できる事件」(幹部)と自信をのぞかせるが、間接的証拠を並べて推認を求めたり、裁判官を前にした勾留質問で被告らが容疑をいったん認めた内容の調書を支えにした記述も目立つ。これまでの「検事調書依存」でなく、法廷供述を重視しようという今回の地裁の姿勢に当惑している様子がうかがえる内容だ。

 地裁の却下決定は、捜査段階で検事の「特捜部は恐ろしいところだ。何でもできる」「小沢さんは起訴にならないから」などの発言を「心理的圧迫」や「利益誘導」に当たると判断。他の被告が自白したとの虚偽情報を告げて供述を得ようとする「切り違え尋問」もあったとして特捜部の手法を批判した。その上で、石川被告と池田被告が、会計責任者だった大久保被告や小沢元代表に陸山会の収支報告書の虚偽記載を報告したとの調書を大量却下した。

 検察側が「修正」で力を注いだのが、直接証拠がほぼ消えた「事務担当者と大久保被告の共謀」部分の補強だった。大久保被告が土地購入にあたって契約や登記時期の繰り延べに深く関与していた状況を詳述することで「会計責任者が不正を知らなかったはずはない」との推認を裁判官に求める形をとった。

 もう一つの争点である虚偽記載に関する「石川被告の認識」については、土地購入前に小沢元代表からの4億円を分散入金したり、同時に同額の銀行融資を受けるなどした客観的経緯から証明を図った。そのうえで「元代表の4億円や、水谷建設からの裏献金を隠すための偽装工作」と読むのが自然とした。

 公判では石川被告自身が、報告書の記載の仕方を「合理的に説明できない」と窮する場面もあった。却下決定で「検察のストーリー」を排した地裁が法廷でのやりとりを基に「小沢事務所の経理」をどう推認し、説得力ある判決を出すのか。その内容は秋にも始まる小沢元代表の公判にも影響を与えるのは必至だ。【鈴木一生】
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343 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/09/19(Mon) 07:51
■地裁が却下や信用性に疑問符を付けた主な供述(検察官調書)部分

 ◇石川被告

 ◆小沢元代表から(陸山会が)借りた4億円は、元代表が政治活動の中で何らかの形で蓄えた簿外の資金で、表に出せない資金だと思った=却下

 ◆土地の取得やその原資が小沢元代表からの借り入れであることが(陸山会の)04年分収支報告書に記載されると、資金管理団体での土地所得やその原資の不透明さが報道され、民主党代表選で元代表に不利に働きかねないと思った。それを回避するために土地の登記を05年に先延ばしして、銀行から4億円の定期預金を設定した。04年10月中・下旬ごろに、元代表と大久保被告にその旨説明をして2人の了解を得た=却下

 ◆土地を購入するのに銀行から4億円の定期預金を設定することを元代表に説明して了解を得た。04年分収支報告書が完成した時点で提出前に元代表に概要を説明して決裁を受けた=却下

 ◇池田被告
 ◆05年分以降の収支報告書は原案作成後、大久保被告に報告して決裁を受けた。石川被告から「必ず先生にも報告しなければならない」と引き継ぎを受けたので、小沢元代表と毎年会って原案や関係5団体の一覧表をもとに寄付金を中心とした全体の収入金や支出金の総額などを報告して、元代表の決裁を得ていた=却下

 ◇大久保被告
 ◆提出前の04年分の収支報告書案をチェックした段階で、小沢元代表からの4億円の借り入れや土地代金の支払いの不記載を見落としてしまったとしか説明しようがない=採用しつつ、信用性の問題を示唆


詳細は不明ですが、この報道の通りであるなら、被告人・小沢一郎氏本人の刑事裁判の行方は再び予断を許さないことになりました。

9月26日に下される元秘書ら3名の判決で東京地裁はどのような事実認定をするのか、また、小沢氏本人の刑事裁判で検事役の指定弁護士がどのように立証し、証人はどのような証言をするのか、注目する必要がありそうです。

(8)ところが、ブログやツイッターのなかには、詳細な検討をせずに、「検事調書の一部不採用により被告人・小沢氏や元秘書ら3人の無罪が確実になった」旨、あるいは「この事件は政治資金収支報告書に購入不動産を記載する時期が一年遅れただけのこと(いわゆる期ズレ)で刑事責任を問うほどの事件ではない」「そもそもこの事件は検察のでっち上げで、事件そのものがなかった」「検察の陰謀だ」「冤罪だ」などと主張する意見が現れました。

初めの意見以外は、検事調書不採用前でも散見されましたが、その後も実しやかに主張されています。

(9)検察の取調べのあり方の問題については、きちんとした検証を行い、その上で厳しく批判されるべきでしょう(私は検察改革だけではなく裁判所改革も主張ttp://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51475342.html?blog_id=2778940してきました)。

しかし、そのような意見はきちんとした論証に基づくものなのか疑問です。

というのは、東京地裁が採用した検事調書はありますし、元秘書ら3名の冒頭陳述書(今年2月7日付)や公判についてのマスコミ報道を読むと(詳細は別の機会に説明します)、そもそも事件それ自体が存在しなかったとはいえません。



344 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/09/19(Mon) 07:52
起訴事実は「期ズレ」だけではありません。

小沢氏から「2つの4億円」(8億円)の借入れと小沢氏への返済のうち、一つの4億円の借入れと返済について「陸山会」は記載していませんし、政治団体間の政治資金の移動についても記載をしていない、あるいは移動がないのに記載があるなど、起訴事実は他にもあるのです。

「期ズレ」について石川氏は作為的に行ったことを認めているため、これらの諸事実のなかで法的に判断されれば、違法性と故意が認定される可能性がないわけではありません。公判では、石川氏自身が報告書の記載の仕方を「合理的に説明できない」と窮する場面もあったようです。
元秘書らは、検察が主張する「裏ガネの受領」や他の元秘書との共謀については否認しているものの、それ以外の事実については、ほとんど否認してはおらず(ただし、石川氏は起訴された「4億円」については記載していると主張)、その法的評価を争っているのです。

ですから、元秘書ら3名につき、裁判所が、政治資金収支報告書への各不記載・虚偽記載を、例えば「共謀がなく無罪」「過失にとどまり無罪」と判断しない限り、不採用になった検察調書なしでも「異方性の認識、故意を認めて有罪」と判断する可能性は十分あるのです。

したがって、詳細な検討をしないまま、「東京地裁が検事調書の一部を採用しない決定をしたから元秘書ら3名は当然に無罪になる」というのは、乱暴な結論です。

刑事裁判は有罪か無罪かの二者択一なので、結論だけなら誰でもいえます。

(10)元秘書3名のうち1人でも無罪判決が下されれば東京地検特捜部は厳しく批判されることになるでしょう。

他方、1人でも有罪判決が下されれば、それが確定しなくても、かつ小沢一郎氏の刑事責任の有無とは別に、小沢氏は、政治家としての政治責任(元秘書に対する監督責任)が問われることになるでしょう。

(11)裁判所がどのような事実認定をし、それを法的にどう評価するのか、私たち主権者国民は、裁判所の判断を冷静に受けとめ、個々の起訴事実毎に裁判所の法的評価(無罪であれ有罪であれ)を客観的に論評しなければなりません。

(12)以下は「日刊ゲンダイ」の論告求刑前の記事です。
皆さんは、ジャーナリストや元検察官の以下の予想をどう思われますか?
日刊ゲンダイ【政治・経済】 2011年7月12日 掲載
【裁判所も認めた!世紀の謀略「小沢事件」全内幕】
「調書」大量却下で小沢元秘書3人の量刑はどうなるのか
●大久保、池田「無罪」、石川「罰金刑」なら猛烈な検察批判が起きるゾ


 

345 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/09/19(Mon) 07:53
東京地裁が供述調書を大量却下した「決定書」は、元秘書3人の量刑にどう影響するのか。小沢元代表本人の無罪が確実視される中、元秘書たちの無罪もあるのか。
 
「大久保隆規元秘書の無罪は確実」と言うのは、元東京地検特捜部検事で名城大教授の郷原信郎氏だ。大久保氏は陸山会の会計責任者だったが、報告書の作成は当時の秘書だった石川知裕議員と、その後任の池田光智元秘書に任せ切りだった。

「地裁は今回の決定書で、石川氏と池田氏が大久保氏に報告書の虚偽記載を『報告、了承された』と認めた調書を全て却下しました。検察側は大久保氏を聴取した改ざん検事の前田恒彦受刑者の調書の証拠申請をすでに見送っています。他の秘書と虚偽記載を共謀したとして、有罪に問える材料がもはやひとつもないのです」(郷原氏)

 検察に詳しいジャーナリストの魚住昭氏も、決定書を熟読した上で「大久保氏の無罪は間違いない」と言い切った。
 現職議員である石川氏はどうか。「唯一の不安材料は、04年分の報告書で問題となった『10月29日、金4億円、小澤一郎』という借入金の記載についての認識です」と魚住氏がこう言う。
 
「決定書で石川議員の逮捕後の調書はほとんど却下されましたが、逮捕前の任意調書は証拠採用されています。検察は問題の記載を『りそな銀行から小澤一郎名義で借りた金。小沢本人からの借入金は記載していない』として起訴。石川議員は公判で『文字通り小沢本人からの借り入れ』とし、『不記載にはあたらない』と主張しました。しかし、採用調書で石川議員は『小沢本人からの借り入れを記載』と主張せず、『当時は忙しかったので書き忘れた』との記載が出てくる。この調書をもって、裁判所が不記載を認定するかは微妙なところです」

 とはいえ、検察側に有利な材料はこの一点のみ。「水谷建設からの裏金を隠すため、秘書3人が共謀して収支報告書をごまかした」というストーリーは完全に骨抜きとなり、残ったのは石川議員の記載ミスだけ。池田氏にいたっては、逮捕した理由すら見当たらない。
 
 郷原氏は「仮に記載ミスで石川議員が有罪になっても罰金刑が関の山」と語り、魚住氏は「罰金刑でも、公民権停止の付かない軽い処分の可能性もある」と言う。
 今月20日の論告求刑。検察側がどうするのか見ものだ。


(13)小沢一郎元民主党代表の元秘書3名の「陸山会」裁判の冒頭陳述と最終弁論の各要旨を読み、裁判を傍聴した記者で、3名が全員無罪の判決が出ると思っている者がいるのでしょうか!?

一般論としての現時点での私見は、「連戦連敗「王様は裸かもしれない」小沢はこれで終わったのか」週刊現代(2011年9月17日号)で紹介されました。





346 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/09/19(Mon) 21:22

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347 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/09/24(Sat) 09:31
「陸山会」元3秘書公判 衝撃の検察 重要調書不採用、客観証拠で勝負
産経新聞 9月24日(土)7時55分配信

 立証の柱だった供述調書が証拠採用されなかった陸山会事件。検察庁内部では「ここまでの不採用は特捜部初」と衝撃が走り、論告も修正を余儀なくされた。「無罪」の可能性も指摘されるが、それでも検察幹部は「客観的証拠で有罪は立証されている」などと強気の姿勢を崩していない。

 「威圧的な取り調べや利益誘導があった」

 東京地裁は6月30日、検察側が証拠申請した調書計38通のうち、石川知裕、池田光智両被告分の計11通について、取り調べの任意性を否定して不採用を決定。政治資金収支報告書の虚偽記載について大久保隆規被告や小沢一郎氏に報告し、了承を得たとする調書も含まれていた。

 特に大久保被告と石川被告らとの共謀関係を示すのは供述だけで、検察側は窮地に立たされた。7月20日の論告は「推認される」などの遠回しな表現を多用せざるを得ない内容となり、弁護側からは「少なくとも大久保被告は無罪」との声も上がった。

 ただ、検察幹部は「調書の採否は関係ない。客観事実だけで立証ができる」と自信をのぞかせる。大久保被告についても西松事件の調べの中で、収支報告書作成について「報告を受けた」などと話したことから、検察幹部は「『知らなかった』は通じない」とする。

 大阪地検特捜部の押収資料改竄(かいざん)事件以降、逆風にさらされる検察庁。

 別の検察幹部は「重要な調書が不採用となったことは、裁判所の検察調書への姿勢が一変したことを意味する。今回の判決は今後の検察捜査を占うものにもなるだろう」と分析している。

最終更新:9月24日(土)8時37分



348 名前:info@kaitoricollector.com 投稿日:2011/09/24(Sat) 12:54
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349 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/09/26(Mon) 12:40
大久保さん無罪

350 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/09/26(Mon) 15:08
石川議員ら元秘書3人に有罪判決が出ました。執行猶予つきですが。
小沢氏を含め、今後どうなっていくのでしょうか?

351 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/09/26(Mon) 19:45
これ、証拠調べをしてないのです。

唯一の供述証拠も無視して状況証拠〈恣意〉でやってる重大な法令違反・憲法違反だと思います。

関係ない「小沢氏が説明できていないから」という


刑事裁判は立証はひたすら検察官で、検察官が立証できない場合、裁判官は無罪を下さねばならない(刑事訴訟法336条)
被告は立証の責任を負わない。


刑事裁判においては刑事訴訟法336条等により、

「検察官が被告人の有罪を証明しない限り、被告人に無罪判決が下される(=被告人は自らの無実を証明する責任を負担しない)」刑事裁判の立証責任は原告である検察官です
(刑事訴訟法336条 被告事件が罪とならないとき、又は被告事件について犯罪の証明がないときは、判決で無罪の言渡をしなければならない)、検察官の立証が違うということを何らかの形で主張し、そのために何らかの証拠を出す、ということを言っているのではないかと思います。そして次の条文にあるとおり、裁判所に採用されれば、その証拠が取り調べられ、事実の認定、すなわちそういうことがあったのかなかったのかなどの裁判所の自由な判断に使われ、検察官の立証ができていないと判断されることができれば無罪となります。



352 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/09/26(Mon) 19:49
刑事訴訟法336条 

被告事件が罪とならないとき、又は被告事件について《犯罪の証明がないときは、判決で無罪の言渡をしなければならない》。



これで。検察官は有罪を立証できていない。《重大!!》

従って無罪を下さねばならない。(憲法)

353 名前:男くべ近いせんすいかんはっしん 投稿日:2011/09/26(Mon) 20:01
他人に迷惑小沢ささんに眼淡くであたあらしうさかいみない根若

354 名前:勝間田小沢会執行開発担当取締役真鴨宏です 投稿日:2011/09/26(Mon) 20:07
もう次の選挙当選で現在議員活動しまくり大臣就任わだあきこハゲ暴動で狂います

355 名前:PVA2 投稿日:2011/09/26(Mon) 20:13
銀座ヤバ万

356 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/09/26(Mon) 20:16
何故か銀座メシ、解雇で弟子刻み

357 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/09/26(Mon) 20:35
検察官の挙証責任


「疑わしきは被告人の利益に」の原則から,刑事訴訟における被告人には原則として無罪の推定が働くと考えられています。つまり何の証拠もなければ,原則として被告人は無罪となるという意味です。



そして,無罪の推定(憲法31条)が働く以上,被告人が自ら無罪を立証する必要はありませんから,その被告人を有罪とするためには,検察官が犯罪事実を立証しなければならないということになります。



そこで,刑事訴訟においては,犯罪事実のすべてについて,その立証責任(挙証責任)は検察官にあるという原則が生まれました。



どの程度まで検察官が事実を証明しなければならないのかというと,「合理的な疑いを入れない程度」にまで事実を証明しなければならないとされます。簡単にいうと,どう考えてもその事実があるとしか考えられないというほどに立証いなければいけないということです。





358 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/09/26(Mon) 21:00
自民の石原は「小沢氏は議員辞職に値する。」といったが、

これは、事実認定《証拠調べ=〉したのではなく、検察官の挙証責任の放棄に乗った

ことによって出た憲法違反・法令違反の判決ということができるでしょう。

この判決のは、憲法に関わる以上の重要なことが抜けている。


なお、憲法は財産権の保証、良心の自由、表現の自由(含む;政治活動の自由。説明の自由)、契約自由の原則〈民法〉を含む広範な自由が憲法に依って保証されている。

テレビでやってるようなことは、特に財産権の自由。表現の自由、契約の自由によって、

総て何も問われることなないのです。

特に、法令の違反するというなら、それを立証しなければならないのです。

359 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/09/26(Mon) 21:31
石川被告は会見で、「水谷建設からの5,000万円認定に関しては、大変驚きましたし、憤りを持っております。司法の危機だと思います」と述べ、判決内容を批判したうえで、「判決は、検察において主張を立証していない事実についてまで、独断的憶測を行って認定したものであり、不当性は明らかです」として、27日にも控訴する方針を明らかにしている。最終更新:9月26日(月)19時18分



360 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/09/26(Mon) 21:35
>>350

>、「判決は、検察において主張を立証していない事実についてまで、独断的憶測を行って認定したものであり、不当性は明らかです」として、27日にも控訴する方針を明らかにしている。

まさにこれが判決の問題天、不当な点です。

361 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/09/26(Mon) 21:39
>>360

検察において主張を立証していない事実についてまで・・これは刑事訴訟法336条>>352で判決で無罪をくださねばならないことです。

それをせず法律に反して独断的憶測を行って有罪としたちうもの。


362 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/09/26(Mon) 22:05
石川氏は、ICレコーダ記録をYou−Tubeに投稿すえばいい。

363 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/09/26(Mon) 22:16
これは検察の主張通りの判決ということだ。

証拠判断をしていないのだが、何といっても「法と証拠」なので、いずれ上級審で「証拠」(がないこと)がものをいうことになる。

小沢氏の裁判は、「共謀」が論点。三番菅は違うが

それについては唯一の供述証拠が却下されている。

したがって、こちらも証拠無視とならないかぎり、無罪というのはかわらないだろおうと
云われている。

364 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/09/27(Tue) 08:27
これは小沢氏の復権阻止というか、そのための検察支援でしょう。

判決はどうでもいい。検察満額回答。検察の主張をそのまま通したもの。

証拠不採用なのにという点は各テレビもいっています。

執行猶予付きとしたのは控訴させないためです。

でも、刑事訴訟法336条違反=憲法違反=はどうしようもないでしょう。

テレビで見ても、そういうことを指摘しています。

事実認定=証拠認定をしてない欠陥判決なのです。

小沢氏公判は別で、裁判官が問題裁判官だと言う点が分からないが
関係無いでしょう。

365 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/09/27(Tue) 08:56
今朝9月27日のテレビ報道の開設番組をみてもを見ても、今回の判決については「不可解。ふに落ちない。これでいいのか・。」というのが
たいていある、

今回は完全に世論の支持を受けてるわけではなく、問題の指摘が多い。


366 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/09/27(Tue) 14:22
この裁判は小沢復帰阻止を意図して検察の主張に100%沿った判決といえる。

起訴されていないことまで、証拠もなく「認定」したということ、

これは証拠裁判主義(刑事訴訟法第317条)・・事実の認定は証拠に依る。



犯罪の証明がされなければ無罪判決をくださねばならない(刑事訴訟法336条)

その両方に違反した《違法判決》といかいえないものでしょう。


だから議員辞職がどうこうのの話ではなく、「法治国家」の危機にあるということ。

石川議院はじめ、3名の元秘書は控訴するという。

石川議員はYou−Tubeを活用し、あらゆる手段をうかって闘うべき時にある。




367 名前:末期デラックス 投稿日:2011/09/27(Tue) 19:07
裁判に要する費用も結局は国民の税負担です。このようなどーでもいい案件は簡易裁判所での少額訴訟でやってほしい。家庭裁判所ならもっと有りがたいです。皆遠まわしに言いしぶっていますが、本質は不良秘書の親権問題なんでしょ。

368 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/12/16(Fri) 10:17
元特捜検事が虚偽の捜査報告書…小沢氏側が指摘
読売新聞 12月15日(木)22時22分配信

 資金管理団体「陸山会」の土地取引を巡り、政治資金規正法違反(虚偽記入)に問われた小沢一郎民主党元代表(69)の公判が15日、東京地裁で開かれ、元東京地検特捜部所属の田代政弘検事(44)が昨年5月、同会元事務担当者・石川知裕衆院議員(38)(1審有罪、控訴)を保釈後に再聴取した際、石川被告が述べていない内容を捜査報告書に記載していたことが明らかになった。

 報告書は東京第5検察審査会が小沢被告に対する起訴議決を出す際、審査の対象としていた。今後の公判の行方に影響を及ぼす可能性もある。

 石川被告は昨年1月の逮捕後、田代検事の取り調べを受け、小沢被告の了承を得て政治資金収支報告書に虚偽記入をしたとの供述調書に署名。同年5月17日の任意の再聴取でも同様の内容の調書が作成された。

 この日の証人尋問で、小沢被告の弁護側は、田代検事が作成した同日付の捜査報告書には、石川被告の発言として「検事から、有権者から選ばれた国会議員なのに、ヤクザの手下が親分をかばうようだと言われたことが効いた」などと記載されていると指摘。一方、石川被告が再聴取を隠しどりした録音記録にはそのやり取りがないとして、田代検事を追及した。

 これに対し、田代検事は「数日をかけて、思い出しながら報告書をまとめる際、勾留中のやり取りなどと記憶が混同した。虚偽ではない」と釈明した。 最終更新:12月16日(金)3時8分



369 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/12/16(Fri) 19:36
虚偽記入の裁判で「虚偽の捜査報告書」とは呆れるわ。被告人は検事の方だろ。

370 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/12/16(Fri) 19:41
小沢はすでに過去の人物

371 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/12/16(Fri) 19:46
大久保氏を取り調べをした前田受刑者《元検事》は、今日の証言でついに言っちゃった・決定的なことを。

・「『これは小沢と特捜部の戦争だ小沢を挙げれなければ負けだ。』と上司の主任検事に
  言われた。」

・「4億円の出所は裏金というのは検察の妄想だ。」

と証言した。

自分だけ悪者にして、一人だけいい子のなってる検察は許せないい・・ういうことだろう。
前田前検事が証人になるって、何を言うのかと思ってたら、結局このことだった。

372 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/12/16(Fri) 20:10
2011.12.16 夕刊フジ


 民主党の小沢一郎元代表(69)が「無罪」となる可能性が出てきた。15日の「陸山会」裁判で、元私設秘書の石川知裕衆院議員(38)の再聴取を行った東京地検特捜部の検事が、事実と異なる捜査報告書を作成していたことが発覚したのだ。調書の信用性や任意性にも疑問符がつきかねない事態。野田佳彦首相(54)の「大増税路線」をめぐり民主党内が混乱するなか、来年春の判決次第では、政治的な“剛腕復活”もありそうだ。

 「録音を聞いたら、そういうやり取りはなかった。記憶が混同していた」

 15日午後、東京地裁104号法廷。証人として出廷した田代政弘検事(44)がこう語ると、静かな法廷がざわめいた。前代未聞、捜査報告書の一部が虚偽だったと担当検事が認めたのだ。

 石川議員は昨年5月の再聴取をひそかにICレコーダーで録音。その一部は、すでに法廷で再生されている。

 田代検事の捜査報告書には、石川議員が供述調書の署名に応じた理由について、田代検事から「あなたは国会議員。ヤクザの手下が親分を守るようなウソをついてはいけないのでは」などと言われたことが契機だった、と述べたと記載されていたが、ICレコーダーには、そういう会話は記録されていなかった。

 このため、この日の証人尋問で、小沢氏の弁護団が「実際にやり取りがあったのか?」と問うと、田代検事は冒頭のように語った。ただ、調書の内容については「もっと生々しい話をしていたが、石川議員が承諾した範囲で調書に記載した」と、取り調べは適切だったと強調した。

 元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士は「裁判官が、検事証言の全体像をどのように判断したかが重要だ。事実と異なる報告書を『でっち上げ』と見るのか、『双方の認識の違い』と見るのか…。小沢氏が有罪か無罪かを分けるポイントは、元秘書3人が有罪となった全体の状況証拠と、小沢氏の関与を認めた石川議員の供述調書。裁判官が今回、報告書をでっち上げと見た場合、石川氏の調書の信用性も損なわれる。小沢氏が無罪となる可能性も出てくる」と語る。

 野田内閣は、支持率が急落し、年明けの通常国会は混乱必至。政権運営に行き詰まる可能性もある。小沢氏が来春に無罪を勝ち取った場合、永田町激動のキーマンとなりそうだ。

 



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