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こういう特撮ヒーローが存在していたら Part2
- 1 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/10/17(Fri) 22:28
- http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=anim&key=685621765&ls=50
からの続きです。
皆さんは、もし、昭和と平成と令和にこういう特撮ヒーローが存在していたら、教えて下さい。
タイトルとストーリーだけではなくキャラや各話の解説もお願いします。
- 2 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/10/18(Sat) 08:51
- 昭和の1970年代内頃にこういう等身大ヒーローをやって欲しかったです。
タイトル「地底戦士ランドマスク」
円谷プロダクション。話数は全96話。
地底から甦った侵略勢力「アングラ帝国」に対し、地底民族の若き英雄が「地底戦士ランドマスク」となって立ち向かう??友情・正義・郷愁に満ちた、毎回怪人と対決する昭和テイストの全96話スペクタクル。
現代(1970年代風の街並み)+地底世界。地上の街角や工場地帯、炭鉱跡、古神社など昭和的ロケーション多め。地底は暗く湿った大空洞、蒼い鉱脈や古代文明の遺跡あり。
「アングラ帝国」──地底から浮上した軍事国家。指導者は冷徹な皇帝と、手下の将軍・怪人司令・地底獣群。兵隊は「アングラ兵(仮称)」の人型歩兵。毎話、帝国は新兵器や地底獣で世界征服作戦を展開する。
- 3 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/10/19(Sun) 10:22
- ランドマスク
本名(変身者):田村 大和(たむら やまと)、23歳、元炭鉱作業員/地下探査の経験あり。
スーツ身長:約185cm(昭和ヒーローらしい等身大)。
引き締まったアスリート体型。肩幅は広めで胸板厚く、胴はやや長め。アクションで見映えする「溜め」と「回転」を意識したプロポーション。
深赤(ボディメイン)+深緑(胸・腰・肩パーツ)+金のライン(縁取り)。胸の「ランドジェム」はエメラルドグリーンに発光。
ヘルメット(マスク):古代の面(仮面)をモチーフにしたメット。額中央に小さなドリル風の金属突起(ランドコア)と、縦長に光るクリアアイ。口元はメッシュ状のグリルで表情の演出を抑えつつ劇画的。
アーマー素材感:金属板風の硬質パーツと、関節部は柔軟なリブ入り合成繊維(昭和の縫い目が見える感じ)。胴と背中は古代文様のレリーフ。
アクセサリ:腰のランドベルト(小型ドリル格納)、肩と前腕に掘削用の機構(格闘にも使える)。背中は小型排熱フィン。
印象的な立ちポーズ:`:右手を胸のランドジェムに当てる「受け継ぎの構え」。着地時に小さな砂煙を巻き上げる演出。
「地底より甦る正義の剣??地底戦士ランドマスク。祖(いにしえ)より受け継がれしランドジェムが、弱き者を守るため、今日も大地を震わす!」
技
ランドパーンチ
低速で力を溜めて放つストレート。殴った跡にひび割れ風エフェクト。昭和的な決めの一撃。
ランドキック
回転蹴り→地面に当てて跳ね上げる連携キック。ミニチュア破壊に使える。
アースグラウンド
敵を抱えて地面に叩きつけ、地面の衝撃で二次ダメージを与える投げ技。
ドリルアーム
前腕パーツが回転してドリル状に変形。突進・切断に使う。
ランドシールド
胸のジェムから地層エネルギーで薄いシールドを展開。防御と押し戻しに便利。
サブテラニアンブースト
地面を蹴って瞬間的に前方へ高速ダッシュ。追撃や回避に。
グラウンドスラム
両手で地面を叩き、衝撃波を飛ばす。広範囲の敵怯ませ。ミニチュア飛散で見栄えする。
ランドフック
腰のランディングワイヤーを投げて敵を引き寄せる(合体技の起点にも)。
アースグリップ
地面の岩を瞬時に隆起させて拘束する技。人質救出の見せ場向け。
サンドスモーク
爆音とともに砂煙を巻き、姿を消して奇襲を仕掛ける小技。昭和回避演出に最適。
ランドスピン
回転しながらの連打技。相手を回転させてバランスを崩す。
マスクスタン
近接で一撃のノックアウトを狙う短いコンボ技。劇的なクローズアップ映え。
ジェムビート
胸のランドジェムが光り、チャージした拳を放つ。小〜中ボス戦で効果的。
ランドコンバイン
仲間との連携技。ランドが引き寄せた相手に仲間が追撃する演出用。
必殺技
ランドビーム
胸のランドジェムから一直線のエネルギービームを放つ。中距離の決め技。
「ランドジェム、照準!ランドビーム!」
胸から緑の光線→背景のミニチュアに直撃→爆発+砂煙。
連続使用でジェムが過熱するためクールダウン必要。
ランドバースト
ジェムに大気エネルギーを蓄積し、広範囲に放射状の衝撃波を飛ばす。多数の小型地底獣や雑兵を一掃。
「大地よ、我が牙となれ!ランドバースト!」
地面全体が光に包まれ、地割れ→衝撃波。セットの破壊描写が映える。
地形に影響を与えるため市街地での使用に制約あり(人命を優先するドラマ性へ)。
大地断裂
地面そのものをドリル化して敵ごと引きずり込む大技。敵の巨大兵器やボス怪獣を沈めるときに使う大技。
「地の心、断て!大地断裂!」
ランドが両手を地に突き刺す→地面が螺旋状に回転→大穴が開き敵吸込。派手なミニチュアギミック必須。
地下に眠る未知の力を引き出す危険があり、使用は最後の手段に。
ランドルネサンス
ランドの“継承”と“地底文明の力”を一体化させる真の奥義。全身が古代の光に包まれ、短時間だけ強化・再生・破壊を同時に行う究極フィニッシュ。通常は最終決戦用。
「祖の声、今ここに??ランドルネサンス!」
胸のジェムが爆裂的に輝く→全身のアーマー文様が発光→大地の力が集まり巨大な地形効果で敵を押し潰す。カット割りで「回想」「仲間の表情」も挟む。
発動後は完全にエネルギーゼロ状態になり、数分?数十分戦闘不能になる(劇中はドラマで表現)。
- 4 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/10/20(Mon) 21:09
- 能力
超人的筋力
等身大としてはトップクラス。怪獣の打撃やミニチュアの持ち上げに使う。
地震感知
地面を伝う微細な振動を感知。潜む敵や地中の危機を察知できる。
掘削機構
前腕・腰に埋め込まれたドリルで地中侵入や切断が可能。
地形操作
小規模の地割れ・隆起を起こせる。戦術的にトラップを作る用途。
耐久装甲
火炎や衝撃、電撃に耐えるアーマー。
エネルギー蓄積
必殺技の源。周囲の地底エネルギーを取り込みチャージする。
短期再生
小さな損傷を自己修復する機構。ただし大量のダメージは不可。
地底潜行
短距離の地下移動が可能。長時間は体力消耗。
磁気操作
埋設された金属を引き寄せたり、機械を妨害する小技。万能の電磁力ではない。
リーダーオーラ
近くの味方の士気を高める効果。チームプレイ回の演出に便利。
弱点と制約
必殺技は強力だが連続使用や過チャージは装甲と変身者に負担がかかる。
海底編では克服法がエピソードの課題になるが、水に弱い設定は昭和の味。
地底の掟により、使えない状況が生じることでドラマ性を作れる。
変身者が迷うと必殺技の威力が落ちる(心の強さが物理と連動する昭和的ドラマ)。
- 5 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/10/20(Mon) 21:21
- 坂井 博明(さかい ひろあき)
年齢:57歳
職業:元鉱山技師→現在はランド研究所所長/発明家
厳格だが情に厚い。理論と経験を重んじる。口数は少ないが時折ユーモアが出る。
白髪交じりの短髪、眼鏡、作業着+白衣をよく羽織る。手は煤(すす)で汚れていることが多い。
ランドマスクの装備(ランドベルト、ランドジェムの解析・整備)を作り、戦術的助言を行う。地底文明の言い伝えに詳しい。
若い頃に炭鉱事故で友を失い、地底の力を二度と人の命を奪わない形で使わせようと研究を続けた。大和を選んだ理由には「責任」と「償い」の想いがある。
宮本 良子(みやもと りょうこ)
年齢:29歳
職業:坂井研究所の主任技術者(電子・機械担当)
明るく機転が利く、好奇心旺盛で負けず嫌い。言葉は元気だが敬意を忘れない。
作業服の袖をまくるスタイル。工具箱を常に所持。短めの髪で活動的な印象。
ランドのメンテ・改良、ランドバイクやドリルアームの実装、現場での小改造を担当。現代技術で昭和らしいギミックを実現する人。
故郷がアングラの被害を受けたことで坂井に師事。ランドと大和を技術面で支えることで恩返しを誓う。
相沢 恵(あいざわ めぐみ)
年齢:22?歳(大和と同年代)
職業:地域の保育士/ボランティア(もしくは地元の新聞記者) ? どちらでもドラマ性あり
優しく芯が強い。人の痛みがわかるタイプで、現場で大和を鼓舞する。ときに大胆に行動する勇気も。
ロングまたはセミロングの黒髪、普段は作業着風の服やワンピース。昭和の清楚なヒロイン像。
情報提供・現場サポート・市民の心をつなぐ存在。大和の相談相手であり、秘めた想いがある(恋愛フラグ)。
大和とは幼少期からの友人。炭鉱事故で両親を失った過去を共有しており、共に地元を守る決意をしている。
山下 翼(やました つばさ)
年齢:8?歳
性格:好奇心旺盛でやんちゃ。ランドマスクの大ファン。純真で勇敢だが危なっかしい行動をしがち。
ボサボサ頭に帽子、小さなランドのペンダントを常に身につけている。泥だらけになることもしばしば。
視聴者の共感枠。町の事情や小さなヒントを提供することがある。時にピンチを招き、それを通じてランドの人間らしさ・優しさが描かれる。
背景親は地元の小さな商店を営む。ランドに憧れており、彼の存在が街の希望になっている。
木村 巌(きむら いわお)
年齢:48歳
性格:堅実で保守的。初めはランドを信用しないが、次第に協力者となる。
役割:法的・治安面での障壁を作るが、街を守るため大和たちと協力。昭和らしい「正義の公僕」像。
西園寺 真琴(さいおんじ まこと)
年齢:27歳
性格:好奇心が強く正義感もあるが、スキャンダラスな記事で騒動を起こすことも。
情報発信の担い手。ランドの噂を記事にすることで世論を動かしたり、アングラの秘密を暴く鍵を握る。
中村 蓮(なかむら れん)
元炭鉱作業員で地底の影響を受けた青年。序盤は敵側の実験により一時的に強化され、ランドと激突するが、後に和解して共闘する展開も可。心に傷を抱えた人物像は物語を深めます。
- 6 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/10/21(Tue) 05:35
- アングラ帝国(主要人物)
帝王アングロス(アングロス皇帝)
長身で痩身、黒いローブ状のアーマーを纏う。頭部は王冠状の金属クラウンを被り、顔は白塗りに近い淡い肌色(あるいは薄い仮面)で表情を読み取りにくい。手指は長く爪のように細い。座る姿が映える玉座(暗い石と青い光の演出)。
冷徹・威圧的。低く落ち着いた声で命令する。カメラは上からの煽りや暗転で登場させると昭和らしい威厳。
地底の古代王朝の復興を掲げる“帝王”。地底エネルギー(ランドエナジー)を独占し、地上をその支配下に置くことを最終目的とする。老獪で策略家、部下を道具のように扱う冷血さを持つ。
直接前線には出ないが、地底文明の秘術(地割れの召喚/エネルギー制御)を扱える。精神干渉(幻覚や恐怖を植えつける)や、地底の巨大兵器を起動するキーを握る。
自ら現場に出ないため、情報操作に頼るところがあり、現場での即応力に欠ける。人間関係に冷淡なため、部下の反逆や感情に付け込まれることがある。
大将カンバー
がっしりとした巨体(中年?壮年)。重厚な鋼鉄製の片腕義手や胸部ダクトなど、兵器改造の痕が目立つ。軍服風のコートに多数のポーチ、肩パッドが特徴。ヘルメットは工業的な形状で目元がゴーグル風。
荒っぽく豪放だが戦略眼もある。部下には厳しいが兵器の完成を見ると子供のように喜ぶ一面も。
アングラの工学・兵站を統括する大将。地底兵器・怪人改造・巨大機械獣の設計・運用を担う。実戦経験豊富で前線指揮も可能。
重火器の扱いが得意。自ら改造した“大型兵器”を操ることがある(移動砲台、ドリル戦車など)。肉弾戦も強く、腕の義手は破壊力が高い武器になる。
合理性重視で芸術や人心の機微を理解しにくく、策略家に出し抜かれると脆い。機械依存が高く装備を破壊されると戦力が大きく落ちる。
怪人司令シルヴァン
細身で俊敏、黒いマントや暗色のボディスーツ。顔は覆面または半仮面で、目だけが光る。武装は細身の長剣や投擲武器、毒や麻痺ガスの小道具を多用。
影の刺客。冷静沈着で無駄話はしないが、任務に対する狂気じみた執着を見せることがある。
特殊工作・暗殺・破壊工作の責任者。地上に潜入して都市インフラを破壊したり、ランドの情報を盗むのが仕事。かつては表の世界でも暗殺部隊に所属していた過去があるという噂。
ステルス技術に長け、罠設定や潜入からの奇襲でランドを苦しめる。格闘は素早く、特殊毒や麻痺ガス、ワイヤー技を使って動きを封じる。
正面からの力比べは不得手。自分の作戦が破綻した場合、極端に動揺することがある(感情を見せると弱い)。
- 7 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/10/21(Tue) 05:36
- ライバル ? 影刃/本名:滝川 蓮
ランドマスクに近い等身大スーツだが配色は黒と紫を基調に、マスクは片側が裂けたような模様で“影”を意識したデザイン。やや細身でスピード重視のプロポーション。片腕に刃状の武器(影刃)を装備。
冷静でクール、言葉少なだが戦闘中にだけ感情を見せる。孤高の戦士タイプ。
炭鉱出身または元特殊部隊で、地底での事故やアングラの“強化計画”に巻き込まれた結果、帝国の技術で改造され一時的に帝国側につく。だが内心は自分の正義を持ち、ランドと幾度も相対するうちに曖昧な友情(競争心)を育む。
接近戦での超高速斬撃、影のように消える短時間のステルス、反射神経に優れる。ランドと似た力を持つが、技の名前や演出は短く鋭く端的。
影斬(えいざん)、影走(えいそう)、刃影連(はえいれん)など。
真壁 良/通称:真壁博士(マッドサイエンティスト)
やや痩せ型、額に汗の筋、眼鏡やゴーグル、ラボコートは煤で黒ずんでいる。片目にサイバーグラスや義眼を埋め込み、左腕に試験管や器具が固定されていることも。髪は逆立ち気味で少し乱れた印象。
狂気と天才が紙一重。理想を追い求めるが、人命を軽んじる危険性がある。語尾に尖った言い回しをすることが多い。
アングラの生体・兵器開発部門のトップ。地底エネルギーを人体や機械に融合させる研究を行っている。過去に地上で差別や迫害を受けたため、地底の理想国家建設に傾倒している。
自らは前線に出ないが、改造人間・改造怪獣・無人機を次々と送り込む。戦況に応じて即席強化や改造を施す“現場改造”が得意。たまに自作の小型機械獣と交戦することがある。
当人は理論偏重で、現場の人間ドラマや倫理に無頓着。その傲慢さが失敗を招く場面があり、計画の盲点を突かれやすい。
アングラ兵士
統一された暗褐色?黒の戦闘服+軽装甲。ヘルメットはガスマスク風で目の部分が赤く光るタイプ(顔を隠して匿名性を演出)。装備は地底採掘の工具と軍事装備をミックスしたレトロフューチャー調。
突撃隊:歩兵・囲い込み・雑魚戦担当。
機甲隊:小型の装甲車やドリル戦車を操る。
暗襲班:シルヴァンと連携する特殊部隊。
戦闘的特徴:数で押す戦法、罠や爆薬を使ったゲリラ戦が得意。個々の兵士はそれほど強くないが組織運用が巧み。
多数で画面に出すと昭和らしい群像感が出る。倒されても次の回で補充される“量産感”が帝国の脅威を強調する。
- 8 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/10/21(Tue) 17:09
- アングラ怪人
アングラ帝国が数年前に保存していた人間の遺体を蘇生し、機械・地底エネルギー・化学処理で肉体改造した「主力戦力」。基本名称は「〈モチーフ〉アンダラ」。
かつて人だったものが兵器へと変わる――悲劇と恐怖、そして“人の匂い”が残る怪人群。昭和的な"哀愁の怪人"演出が映える。
真壁博士らがランドエナジーと人工臓器、機械義肢を組み合わせ蘇生。身体に残る服の断片やIDプレートで過去が示唆されることが多い。
倒すだけでなく、その怪人が“誰だったか”を物語の中で露出させる回を入れると感情が揺れる(子どもの知り合い、町の職人、元炭鉱夫など)。
- 9 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/10/22(Wed) 07:01
- ランドバイク
サイドカー付きのレトロ風オートバイ。普段は炭鉱町の一台に偽装されているが、必要時に変形して小型ドリルモード(乗車型ドリルアタック)になり、地中突入や障害物突破を行う。大和の主力移動手段であり救出シーンの定番。
全長:約2.7m(等身大プロップ基準)
色:深赤+金ライン、サイドカーは深緑にランド文様のステンシル。
ビンテージ風の大きめのフェンダー、クロームのマフラー、前面に小さなヘッドライトガード。サイドカーに小さな収納コンパートメント。
ドリルモード変形:サイドカー前部とフロントフェンダーが展開してドリル形状に。前方突進で地中に短距離潜り込める。
加速ブースト(サブテラニアンブースト直結):後部から短時間噴射するロケットブーストで急加速。
格納武器:小型ライフル(折畳式)をサイドケースに装備。
折畳式担架と小型カッター。サイドカーに応急救護キット。
荒地/坑道でも走破可能な太めのタイヤ。
ランドがドリルモードで地割れを伴って出現→一瞬で敵の罠を破る見せ場。
ランドベース
地上の炭鉱跡を改装した地下隠し拠点。表は廃坑だが内部は指令室・研究室・格納庫・治療室・秘密の「ランドジェム保管庫」を備える。ドラマの拠点として人物ドラマや整備シーンが生まれる重要ロケーション。
コマンドルーム(司令室):大型モニタ(地底マップ表示)、通信コンソール、作戦図(手書き感のある昭和風)
ガレージ/格納庫:ランドバイク・補給パーツ・工具、ミニチュアの整備シーンに最適。
研究室(坂井&宮本の作業場):電子機器・図面・試験管棚、ランドの装備改良シーン。
治療室/リカバリールーム:変身後の回復や負傷を描く場所。
ランドジェム保管庫:石造の祭壇風に設計された箱(警報・封印ギミックあり)。
非常口/隠し坑道:緊急脱出ルート。地底へ通じる古いシャフトが秘密入口。
廃坑の崩れや瓦礫で入口を隠す。
外部からの追跡に備える装置。
地盤シミュレーションや発射台的な演出に使える可動床。
簡易シールド発生器(短時間):ランドベース周辺の小規模バリア。連続使用不可という制約を入れるとドラマになる。
通信機・ランドスコープ
ランドチームの連絡と地底探査を司る多機能端末群。携帯型のランドコミュ(リストバンド型)と据え置きの**ランドスコープ(指令用解析機)**に分かれる。地底の振動やランドエナジーの変化を可視化することで作戦行動の起点となる。
ランドコミュ(腕時計/リスト型)
ワンプッシュで変身確認、チーム間通信、位置共有。
緊急信号でランドバイクの自動誘導(簡易ナビ)を起動。
小型のサーチライト、接近アラート(地底振動センサー)。
ランドスコープ(指令室端末)
地底レーダー(地層反射波で潜む敵・空洞を検出)
ランドエナジー解析(ジェムの蓄積率・周辺エネルギー分布を表示)
プローブの遠隔操作(ランドスカウト送信)
電話・無線周波数のスクランブル解除・傍受。
特殊機能
プローブ投下:小型探査機(ランドスカウト)を坑道に投入して内部映像を取得。
地底翻訳:古代文字やランド文明の痕跡を自動翻訳(断片的)する「解析モード」。
妨害耐性:シルヴァンの妨害に弱く、特定の周波数で無力化される演出が可能(ドラマの緊迫感)。
- 10 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/10/22(Wed) 21:38
- アングラ帝国側のメカ
アングラバイク
アングラ兵士の主力移動手段。地底採掘機材と軍事装備を混ぜたレトロフューチャーな外観で、多数運用による圧力を演出する。
細身?中型のロードバイク形態。ボディはダークグレー?錆色。所々に配管や露出した歯車がある。
ヘッドライトは赤や橙に発光。側面にアングラ紋章のステンシル。
サイドカーや小型ドリル、運搬用の小型コンテナを付けられるモジュラー設計。
耐地形サスペンション:坑道や瓦礫地でも走破可能。
小型ドリルアタッチメント:地中突破や障害物破壊に使用。
短距離ブースト:追跡、追撃に便利な噴射。
無線妨害発生器(オプション):ランドの通信を一時攪乱する小装置を搭載。
装甲強化型:防弾板を付けた重装甲バージョンも存在。
量産型アングラバイク
一般兵が乗る標準仕様。数で圧倒。
突撃型(ドリル装備)
前面ドリルを持ち、特攻任務向け。
指揮型(指令バイク)
機上に通信器や灯台のようなアンテナを搭載。現場指揮や妨害担当。
輸送型
サイドカーが大型コンテナで人員輸送・物資搬送用。
集団での包囲、希望箇所への奇襲、都市部での騒乱工作。
シルヴァンの潜入作戦に連携して夜間襲撃を行う。
ランドバイクとのチェイス回は昭和的に映える定番シーン。
アングラロボット
アングラの主力・大型兵器群。名称は「?型」で統一。昭和の大型ロボ登場回の豪快さを演出します。
操縦方式:遠隔操縦(真壁博士の指令)/自律動作(簡易AI)混合。前線では遠隔操作が主。
古びた鋼板と地底鉱石の装飾。ギア音や蒸気・排気エフェクトを多用して“重厚感”を出す。
アングラ兵の支援、都市攻撃、ランドとの対決に投入。各回ごとに新型を登場させ、視聴者の期待を煽る。
量産差別化:同じ「型」でも塗装・武装の差で多数感を演出。中盤以降は改良型・「?型改」として強化版を出す。
連携運用:遠距離砲撃、突破、拘束、制空等を担当するコンビネーションを見せると臨場感UP。
真壁博士の即席改造:戦闘中にロボを改造して“急成長”させるエピソードは昭和らしさ満点(そして後でそれが仇になる…)。
冷却系破壊:ドリルや砲の駆動系を冷却しているフィンやピンポイントを攻撃。
合体解除:合体型は分離させて小型機を個別撃破。
磁気/電磁逆利用:ランドの磁気操作で対処(ドラマに繋がる)
空間トラップで足止め:ランドが地形操作で足止め→必殺技でトドメ。
- 11 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/10/23(Thu) 06:59
- OP主題歌
タイトル:「地底(ランド)の誓い」
1番
暗い坑道(どうくつ)で こだまする古(いにしえ)の声よ
眠れる光(ひかり)を その胸にしっかり抱け
灰(はい)まみれの街 泣く子の瞳を見て
正義を選んだ 若き手は拳(こぶし)をかざす
プリコーラス
ほら聞け 地の鼓動(こどう)が
呼んでいる 名を呼んでいる
サビ
ランド!ランド! 地底(ランド)の心ひとつに
走れ!走れ! 大地(だいち)を裂くその勇気(ちから)で
ランド!ランド! 叫べば響く光(ひかり)が
暗(やみ)を越えて 明日(あした)をつかめ!
2番
鉄(がね)のような夜 アングラの影が伸びる
でも忘れるな 誰かの笑顔(えがお)が道標(みちしるべ)だ
師の知恵(ちえ)と友の手 小さな火を守りながら
ひとりじゃないと ランドは叫び返す
プリコーラス
さぁ行け 胸のジェムよ
燃え上がれ 真実(ほんとう)を照らせ
サビ(繰り返し)
ランド!ランド! 地底の誓い胸に
飛べ!飛べ! 孤独を切り裂くライトよ
ランド!ランド! 君の名を呼ぶ大地(だいち)が
導(みちび)く方へ 明日へ向かえ!
ブリッジ(間奏 ? ブラスソロ+ギターリフ)
(児童コーラス)「ランド!ランド!ランドマスク!」
ラスサビ(キー上げ)
ランド!ランド! 希望(のぞみ)の旗を掲げて
行け!行け! 涙(なみだ)を力に変えて
ランド!ランド! 届くまで叫べばいい
地の声(こえ)が 君を抱きしめる!
エンディングタグ
(短く)ランド!ランド!ランドマスク!
ED主題歌
タイトル:「帰る場所(ところ)の歌」
Aメロ
夕暮れの灰色(はいいろ)に 小さな灯りが揺れる
今日も誰かが 手を伸ばし助け合ったね
傷ついた靴底(くつぞこ) 泥の匂い残しても
それが僕らの 帰る場所になっていく
Bメロ
風が運ぶ 遠い記憶(おもい)をたどり
君の声(こえ)が 胸を温(あたた)める
サビ
帰ろう この街(まち)へ 仲間(とも)が待つベンチに
笑って 明日(あした)を描こう 小さな手と手で
夜空に浮かぶ月(つき)も 見守る灯り(あかり)だよ
だからもう一度 僕らは立ち上がれる
間奏(ピアノ+ストリングス)
Cメロ(語り風)
きっと忘れない 誰かのために流した汗(あせ)
それがいつか 誰かの勇気(ちから)になる
ラストサビ(フェードイン)
帰ろう この胸に 希望(のぞみ)を抱きしめて
歌おう 小さな未来(みらい)を 灯す歌を今
闇が深くても 光は消えはしないから
君と僕の合図(あいず) 明日(あした)へ続く
アウトロ(コーラスと子どもの声)
(児童コーラス)「ねぇ、また会おうね」
(優しい男声)「うん、またね」
(短く)帰る場所(ところ)が ここにある
- 12 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/10/24(Fri) 21:50
- 第1話「地底(ランド)からの呼び声」
坑道で働く作業員の賑わい。田村大和(主人公)は年若いが誠実で師・坂井博士に憧れる。
古い坑道で地鳴り、古代の石面(ランドジェム)に反応。それを封じようとするが、アングラ帝国先遣隊が出現。ミニチュアで坑道一部が崩壊する演出。民間人が巻き込まれる。
大和が選ばれ、ランドベルトにジェムをはめる。「地の声よ、我に…」と変身。昭和らしいワンカットのスローモーション。
初の対面だが怪人「サンドアンダラ」は砂化能力を使い遠距離を有利にしてくる。ランドは格闘で追い詰めるが苦戦。
サンドアンダラが市街を砂化しようとする大技(噴砂嵐)→ランドは地下へ潜って別角度から接近。砂の中での格闘シーン(防塵エフェクトを多用)。
サンドは体に含まれる水分や金属に弱い(→坑夫の水タンクや鉄製シャベルを使う)。ランドがシャベル+太刀でコアを露出させる。
大地裂ソードで決め、怪人消滅。市民が歓声。師の古文書が一枚出てきて、「選ばれし者よ、地を守れ」と次回の伏線。最後に恵(幼馴染)が無事でほっとするシーンで締め。
サンドアンダラ
砂粒で構成された体。スーツは砂布地+透明ビニール片で砂流動感を表現。顔はマスクで常に砂埃が立つ。肩から砂柱を垂らすケープ風パーツ。
接触したモノを砂に変える(人や土台を短時間で砂化)、砂嵐を起こす、砂で自分の体を分散して回避。
水分・金属性に弱い(砂同化が崩れる)、冷却で粉体が固まり動けなくなる。
技:砂吐き、砂嵐、砂ばらし。
第2話「炭鉱町に響く悲鳴」
町の坑道で異音→住民が地割れに閉じ込められる。ランドが救出活動→その最中にドリルアンダラの罠。
ドリルアンダラは坑道を掘り進み、床を裂いて襲ってくる(スチールワイヤーを使った特殊効果で「ドリル突進」)。
ランドは頭上からの強引なドリル攻撃を回避するが、地震エフェクトで仲間が落盤の危機に。大和が人を引き上げるシーンで人間ドラマを挿入。
博士の古文書に「熱を与えよ」という一文があり、大和が鉄のハンマーを使ってダクトを破壊→ドリルが過熱して停止。
ドリル停止後、ランドのランドスマッシュで突破→救助完了。人々が励ます。恵の心配そうな表情で締め。
ドリルアンダラ
胸と腕に回転ドリル、腰に大きなドリル円盤。作業服の断片がひらひら残る(かつての炭夫の怨念が宿る演出)。マスクは半分が鉄板で保護されている。
地中掘削/突進ドリルアタック/小規模地震誘発。
冷却ダクト/オイルライン。過熱でドリルが固着し、マグマ・高熱系に弱い。
技:ドリル、ドリルミサイル、地震起こし。
第3話「師と宝石(ジェム)の秘密」
坂井博士の研究室で古文書を発見。ランドジェムの由来(古代文明が地の力を封印した宝石)を示す。博士が過去にランドジェムの一部を研究していたことが明かされる。
クモアンダラ出現。クモは坑道の縦孔に巣を張り、捕縛→ランドが苦戦。博士の教えを思い出し、ジェムの力は「心」次第で変わると気づく。
ランドがジェムの光を集中してクモの巣を溶かす。博士が大和に「真の守り手」としての言葉を残す。
クモアンダラ
多関節の細腕+糸を吐く口器。スーツに蜘蛛の網状モールド、目は複数レンズで光る。上半身は人型で下半身が複数の細脚。
糸で拘束・感覚麻痺(麻痺性の糸)、網で地形を操る(通路を閉鎖)。
糸は高温で燃える、雷撃で糸が切れる。熱や導電で対処可能。
技:糸、感覚麻痺(麻痺性の糸)、網で地形を操る(通路を閉鎖)。
第4話「幼馴染(おさななじみ)の声」
恵(幼馴染)が学校帰りにトラブルに巻き込まれる。ランドは力不足の不安を抱えつつも変身する決意を固める。
霧の怪人キリアンダラ出現。霧で視界を奪い、住民を誘導ミスで危険に晒す。恵が友人を助けようとして怪人の罠にかかる。
ランドは恵を守るため勇気を振り絞り、霧を晴らすために(古文書の秘策=「風の導石(サブジェム)」を使うか、または現場で扇風機と火花で霧を局所的に消すなど昭和的アイディア)小細工をして、キリアンダラのコアを露出→決着。
キリアンダラ
霧状コートをまとったように見えるスーツ、顔は細長い仮面で口元から常に蒸気が滲む。手は細長い指で霧を操る。
霧化・視界妨害・幻惑音を流して人を惑わせる。霧は有毒ガスに変化することがある(短時間)。
扇風・高熱・吸引で霧を散らせる。透明カプセルでコアを密封できる。
技:霧攻撃。
- 13 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/10/25(Sat) 09:03
- 第5話「暗闇のバイク隊」
深夜、炭鉱町から外れた工業地帯で、アングラバイクの大部隊が街の電力施設を襲撃。
市民が逃げ惑う中、ランドバイクで駆けつけたランドマスク。バイク隊とのチェイスが始まる。
街路・ガードレール・坑道入口などを駆使した高速追走。ランドバイクが罠にはまり、窮地に。
バイクアンダラ登場。スピード勝負に持ち込まれるも、ランドが機転でバックミラーとサイドカーを活用して追撃。最後はドリルアームでバイク怪人を地中に叩き込み勝利。街は再び静けさを取り戻す。
バイクアンダラ
モーターサイクル+改造人間
バイク風義肢を装備した改造兵。胴体はライダースジャケット風のメタル鎧。両脚はバイクタイヤ状の回転ホイール装備。ヘルメット状頭部に前照灯2灯。
超高速走行/タイヤ噴射砂塵/側転回避/サイドカー型ミサイルを使う。
タイヤ部分の空気注入口(または回転ベルト)が露出。停止状態で側転攻撃を受けるとバランスを崩す。
技:超高速走行、噴射砂塵、側転回避、ミサイル。
第6話「小さな勇気、大きな希望」
町の公園で子どもたちが遊ぶなか、夜間に坑道からの振動が発生。山下翼(子どもキャラ)が不意に穴に落ち、そこに信号機が傾く。
ランドが救出へ出動。だが、現れた怪人コウモリアンダラが翼を吸血モードにして街の灯りを落とす作戦を遂行。街中が停電状態に。
翼が怪人に連れ去られそうになり、ランドマスクがタイムリミットの中、街灯を灯しながら進む。恩師・坂井博士やヒロイン・恵も現場で協力。
翼の「僕もランド兄ちゃんみたいに戦う!」という一言が大きな力となり、ランドは必殺技ランドビームでコウモリアンダラを浄化。街に再び灯りがともる。
コウモリアンダラ
コウモリ+吸血鬼+改造人間
肩から背中に広がる大きなコウモリ翼(メタルフレーム入り布)、顔は仮面状で鋭い牙。胸には血袋風の透明タンク。脚部は反跳用の強化バネ付き。
超音波飛翔/夜視能力/吸血影響(接触した者を虚弱化)/闇を生み出す霧を発射。
強い光線やLEDフラッシュに弱い。血袋を破壊されると機能停止。
技:超音波、夜視能力、吸血影響、霧。
第7話「ドリルアンダラ出現」
廃炭鉱跡の坑道で、大和・恵・坂井が地底エネルギー調査中。突然地盤が崩れ、巨大なドリルビークルが出現。
その正体は改造怪人ラプトルアンダラ(今話の怪人)ではなく、まずドリルアンダラが登場。ランドはドリルアームを展開して応戦するが、地中から複数の亀裂と地震波を受け苦戦。
ドリルアンダラが坑道を掘り進み、地上街区への壊滅的な地下爆破作戦を始める。ランドはサブテラニアンブーストで飛び込み、冷却ダクトへの狙いを定める。
冷却ダクトを破壊、ドリルアンダラは過熱爆発。町を守ったランドだが、背後に影刃の影がちらつく。次話への布石。
ラプトルアンダラ
ラプトル(恐竜)+改造人間
細身だが筋肉質。背部に小さな翼状フィン。脚部は二足歩行だが爪が鋭い。頭部は恐竜型ヘルメット。
高速跳躍・鋭爪斬撃・地面を駆けてのひねりジャンプ。
翼状フィンが電磁波で制御不能になる。
技:高速跳躍、鋭爪斬撃、地面を駆けてのひねりジャンプ。
第8話「地底(ランド)の誓い」
地下坑道からの異常エネルギー反応により、地上の広範囲に地割れ・瓦礫が発生。市民は恐怖に包まれる。
ランドと連合チームが出動。今話の怪人ジライアンダラが登場し、地雷設置と爆破で街の交通を寸断。
街の子どもたち・翼や恵らがボランティアで避難誘導を始め、ランドはその姿を見て使命を再認識。恵が大和に「街のため」を直接問いかける。
ランドマスクとしての旗を掲げて仲間たちと立つ。その場面をバックにエンディングテーマが流れ、オープニングの完成とシリーズの本格始動を宣言する。
ジライアンダラ
地雷+改造人間
幅広の腰部に地雷パーツ(発光ライト付き)を装備。脚部は爆発衝撃用バネ内蔵。頭部は軍用ヘルメットと爆破バルーン状の装飾。
地中に地雷を埋設・遠隔起爆/跳躍爆破アタック/強化ミニ爆撃。
起爆信号を妨害されると自爆装置が暴走。背部のワイヤー制御ケーブルが露出。
技:地雷を埋設、遠隔起爆、跳躍爆破アタック、強化ミニ爆撃。
- 14 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/10/25(Sat) 14:27
- 第9話「影の刺客シルヴァン」
夜、工場地区で不可解な盗難・破壊工作が相次ぐ。目撃証言は“影”のような存在のみ。坂井はスパイ活動の可能性を示唆する。
シルヴァンが地上潜入し、アングラの情報網を張り巡らせる。街の変電所で偽装爆発を起こし、ランドたちの動揺を誘う。
調査中にランドは罠に嵌められ、仲間の一人が誘拐されかける。シルヴァンの背後に控えるのは「ゴキブリアンダラ」。
シルヴァンは退却するが、ゴキブリアンダラが残ってランドと対峙。市民を盾にされる緊迫で、ランドは知恵でゴキブリ群の群れを誘導し、必殺で一掃。シルヴァンの目的の断片(ランドジェムの位置情報)が明かされ、次回へつながる。
ゴキブリアンダラ
ゴキブリ+潜入工作員。
光沢のある褐色装甲(甲殻風)に、細かな関節を多用した四肢。背面に小型格納部があり、そこから小型偵察虫を放つ。顔面は複眼状のレンズが並ぶ。服の断片や工員のIDプレートが縫い付けられている。
狭い隙間からの侵入、群れを呼ぶ合図音、耐久性の高い外殻で小火器をはじく。暗所でのステルスが得意。
高温・乾熱に弱い(火炎や熱線で弱体化)。同種の群れ誘導装置を破壊されると単体で脆い。
技:小型虫、爆弾、顎。
第10話「ラジオ局の叫び」
夜のラジオ局で深夜放送が突然乱れる。番組のジングルが不気味に歪み、リスナーが体調不良を訴える。
現場へ向かった恵とランドは、放送塔をハッキングする形で侵入した「ソニックアンダラ」を発見。音波で設備を破壊し、群衆を混乱させる。
ランドの味方も耳鳴りで動けなくなるピンチ。坂井と宮本が逆位相発生装置を急造し、ランドがそれを利用した反響攻撃で反撃する。
ソニックアンダラは自らの装置と同調して暴走。逆位相で装置を暴走させ、機能停止。ラジオ局は一時復旧、放送で市民が励まされるシーンで締め。
ソニックアンダラ
音響兵器+旧式放送機材の寄せ集め。
首回りや肩にスピーカー、背中に大型アンプボックス。口元はマイクグリル状で、鼓膜を模した胸部パネルが光る。黒いステージ衣装の切れ端がスーツに残る。
可聴・超音波を自在に操る。共鳴でガラスを粉砕、装置を誤動作させる。音の干渉で人間の平衡感覚を狂わせる。
逆位相(干渉)により自らの出力を相殺されると短時間失調する。遮音(巨大ウール)や金属板で遮断できる。
技:高速体当たり、超音波、遮音。
- 15 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/10/25(Sat) 14:27
- 第11話「ガスの夜明け」
深夜、工場地帯でガスタンクの圧力が異常上昇。避難指示が出るが、そこへ「ガスアンダラ」が出現し、麻痺ガスと煙幕で市民を混乱させる。
ランドは市民避難を最優先に活動するが、ガスの視界妨害で隊列が分断される。恵が負傷者を庇い、坂井と宮本が応急処置を行う。
ガスアンダラは背中のボンベを増幅装置に使い、都市ガスの供給ラインを乗っ取ろうとする。ランドは市のガス管図を頼りに地下配管へ潜入、真壁博士の妨害工作が絡み複雑化。
宮本の工夫で水を大量に散布しガスを拡散、ランドはボンベを破壊してガス供給を止める。市は一歩救われるが、ガスアンダラの残骸から新たな改造パーツの痕跡が発見される。
ガスアンダラ
ガス作業員+毒ガス兵器。
ガスマスク風の面、胸部に小型圧縮ボンベ、背中に複数の配管とバルブ。作業服の断片やガス検知器が付着。胴は薄い耐圧鋼で覆われている。
麻痺ガス・催涙ガスの散布、炎との混合で火炎爆発を起こす・視界妨害。ガスを吸収して一時エネルギーを蓄えることも可能。
水による希釈・拡散で効果が落ちる。ボンベ破壊で供給停止。電気ショックで内部バルブを破壊できる。
技:麻痺ガス、催眠ガス、火炎爆発。
第12話「シルヴァンの影」
アングラの潜入工作が続き、ランドは追い詰められたと感じる。シルヴァンが暗躍し、恵の過去に触れる情報を流布して彼女を窮地に追い込む。
ランドは逆にシルヴァンの罠を踏んで孤立、真壁博士とカンバーの目論見が交差し、帝国の目的が見え隠れする。水辺の研究所で「ピラニアンダラ」が潜んでいることを突き止める。
ピラニアンダラがダムの放流機構を狙い、街の下流を浸水させようとする。ランドは水中戦に不慣れながら、宮本のアドリブ改修で水中装備を一時的に与えられる。
シルヴァンは撤退するが、ピラニアンダラは水中へと消える。ランドは水中での脆さを痛感し、次の強化を誓う――影刃(滝川蓮)と帝国の繋がりも示唆して終幕。
ピラニアンダラ
ピラニア+水中獣。
流線形の体躯に鋭い装甲鱗、口部は多数の小刃に似た歯列が外側に露出。背ビレが小型レーダーのように光る。水中適応のために胸部に推進ノズルを持つ。
水中高速移動、群れを呼ぶ鳴き声で他の水生アンダラを集める、鋭い噛み付きと噴流で攻撃。水面を裂く勢いで飛び出す突進も得意。
陸上では動きが鈍く、電磁網や高圧水流で無力化されやすい。酸素供給系を破壊すると弱る(人間だった痕跡の酸素マスク残りあり)。
技:牙、水中高速攻撃、鋭い鰭。
- 16 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/10/26(Sun) 09:49
- 第13話「鋼(はがね)の守り」
港湾地区の倉庫群で、荷物搬入が突然停止。原因を探ると、巨大甲殻を纏った怪人が倉庫を“守り”として陣取っていた。
怪人=カメアンダラが現れ、貨物船の荷揚げを妨害。市民の物流がストップし、街に緊張が走る。
ランドがサブテラニアンブーストで岸壁を駆け抜け、倉庫侵入。だが甲羅防御に阻まれ、攻撃が通らない。
宮本の支援で牽引ケーブルを倉庫クレーンに設置、カメアンダラを転倒させて甲羅下面の接合部を破壊。最終的にランドビームで勝利。街の物流が再開し、仲間たちの安堵の姿で終幕。
カメアンダラ
カメ+重装甲兵器
胴体は巨大な亀甲模様の装甲。肩から背にかけて甲羅板が重ねられ、腰部には牽引用クランプが装着されている。頭部は甲羅の後部に張り付いたような造形で、目つきは冷たい金属レンズ。
超高耐久防御:銃弾やバイク突進でもまずダメージを受けない。
甲羅飛び跳ね攻撃:甲羅を後方に跳ね上げて回転突進。
飛び道具放出:甲羅から鋼鉄ディスクや小型ミサイルを射出。
甲羅下面の接合部(クランプ箇所)が構造上の弱点。そこを破壊されると防御が一気に崩れる。
港の夜景+ミニチュア倉庫+クレーン群を使った迫力ある構図。甲羅跳ね時に振動カメラ+スローモーションで“重さ”を見せる。
技:飛び跳ね攻撃、回転体当たり、鋼鉄ディスク、小型ミサイル。
第14話「謎の改造獣」
最近アングラ帝国の活動が活発化。真壁博士の研究施設近くで改造獣が出現という通報が入る。
現場に向かったランドとチームは、真壁博士から「アングラが人間と機械を融合させた新型兵器を作っている」との報告を受け、捜索を開始。怪人・カルノアンダラが投入される。
カルノアンダラとの戦闘中に、大和が改造獣の「嘆きの叫び」を耳にする。かつて人だった存在への同情と怒りが交錯。仲間の恵もその弱点を探す。
カルノアンダラの射撃武装を破壊し、弱体化させた後、チームの連携でKO。真壁博士の資料から改造獣の原型者情報が出て、アングラ帝国の本格的な人体改造計画が示唆される。
カルノアンダラ
カルノダウルス(肉食恐竜)+改造兵器
大型で筋骨隆々。頭部に恐竜型ヘルメット、口元には金属製の歯列カバー。背中には大型キャノンが装備され、肩部にミニミサイルポッド。脚部は恐竜の足跡を思わせる鋭い爪付き。服装の断片として研究所の白衣破片が垂れている。
射撃武装:キャノン、ミサイル、両肩の装備からの砲撃。
高速機動:恐竜の跳躍力を活かし地上走行・飛び込み。
咆哮による震動波:地面を揺らし、ランドをバランス崩させる。
キャノン起動時の冷却バルブ。連射しすぎるとオーバーヒートで停止。脚部爪を潰されると跳躍力減。
荒れた研究施設セット+破壊されたコンソールで“研究の代償”を暗示。キャノン発射時の発光+スパーク使用。
技:キャノン、ミサイル、咆哮による震動波。
- 17 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/10/26(Sun) 09:50
- 第15話「夜の追跡」
夜の都市。街路灯の下で怪しいバイク影が市民を追う。アングラバイク群が市電車両を襲撃。
ランドバイクで追跡を開始。高速チェイスが始まり、夜道・地下道・高架橋を縦横無尽に駆ける。怪人・ヒクイトリアンダラが障害物を次々生成しランドを妨害。
恵が路地裏でバイク群に追われる。ランドが急停車・バイクアームで守るシーン。子ども・翼が見守る中、危機一髪。
ランドがバイク群を誘い込み、夜の観覧車(遊園地)に突入。ヒクイトリアンダラが高架から落ちそうになるが、ランドがドリルアームで助け出しながら勝利。観覧車の夜景をバックに勝利ポーズ。
ヒクイトリアンダラ
ヒクイドリ(ヒクイドリ属:飛べない大型鳥)+改造戦闘員
脚が非常に長く羽は短め。脚部は油圧装置付きで長ストロークのランニング走行が可能。頭部は鳥型マスク、胸部には羽を模した装甲プレート。黒と赤のカラーリング。
超高速走行/跳躍:油圧脚で一気に飛び出す。
障害物生成:地面を裂くトラクター状機構を脚に装備。
夜間補助ライトを背負い、追跡モードになると光が激しく点滅。
長脚ゆえ脚部油圧管が露出。転倒時は起き上がりが遅い。夜間走行故に明るいライトを浴びると視界反応が狂う。
夜景のヘッドライト反射、バイク群+走行音+低角度カメラで“脚の長さ”を誇示。観覧車内でのカット割りを使って高所感を出す。
技:高速攻撃。
第16話「ジェムが囁くとき」
夜中、ランドベースのジェム保管庫が微かに光を放つ。大和がその光に導かれて坑道へ。
夢(幻覚)で地底民族の古代儀式を見せられ、「ジェムには記憶が宿る」とメッセージを受ける。そこで怪人・ゲンカクアンダラが襲来。幻覚攻撃で大和自身が自分の中の恐怖と戦う羽目に。
地上では恵や翼が支援。ランドが変身不能になり、仲間が時間稼ぎ。ランドベース内で大和が自分のルーツと向き合うシーン。
大和が「恐れず前に進む」と覚悟を決め、ランドスラッシャー(新構え)でゲンカクアンダラを撃破。ジェムが明るく輝き、仲間たちが大和を迎え、シリーズ中盤へのブリッジとなる。
ゲンカクアンダラ
幻覚/化け物/精神攻撃型怪人
半透明マントを羽織ったヒューマノイド。顔はマスクだが左右非対称。胸部に光る水晶球、腕には鏡面パネルが埋め込まれ、そこから幻覚の映像を放つ。色彩は銀と紫。
幻覚投影:相手の記憶や恐怖を映像化・具現化。
鏡面パネルからの幻影分身。
物理攻撃時には“影”となって瞬間移動。
水晶球を破壊されると幻覚能力停止。透明マントが風圧に弱く一部装甲が外れる。
暗転+ライティングで「現実/幻」の境界を揺さぶる。カメラが鏡面パネルに映るランドを捉え、視聴者にも“自己対峙”の印象を与える。最後に大和が手を伸ばし“ジェム”を抱きしめるカットで締め。
技:幻覚投影、幻影分身。
- 18 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/10/26(Sun) 21:38
- 第17話「炭坑町の夕焼け」
地域の小さな夕市(夕焼け祭り)を控え、町は準備ムード。子どもや老若男女が集う温かな場面で幕開け。
だがアングラが妨害工作を開始。会場の電力や音響が断たれ、恐怖が広がる。
ランドは市民の安全を最優先に誘導しつつ、妨害の出処を突き止める。そこで地中から出現したモノクロアンダラと遭遇。
町の人々が連帯してライトを持ち寄り、ランドの攻撃チャンスを作る。ランドの一撃でモノクロアンダラを倒し、夕焼けの下で町が再会の拍手を送る??市民の絆がテーマ。
モノクロアンダラ
角竜(重厚な短首)を連想させる四足+胸躯の怪人。甲冑風の鱗板が段々に並ぶ。頭部に大きな角(装甲)と、胴体の側面に地層模様のライン。
地中を得意とし、坑道や地下施設を守る「地底の番人」的怪人。かつて炭鉱で働いていた者の痕跡(ポケットの写真など)が残る。
地下震動を起こすスタンプ攻撃、地中潜行での奇襲、甲殻から放つ小さな岩片砲。
重厚ゆえに旋回や方向転換が遅い。前肢付近の節部分が構造的弱点。
技:ドリルの角、地中攻撃、突進。
第18話「祭りの夜の襲撃」
町の夏祭り。屋台、太鼓、浴衣の群れ。大和と恵の距離感をほのめかす微笑ましい冒頭。
突然、花火を狙った奇襲や屋台の電源断。人混みの中で「姿が見えない敵」への不安が募る。
透明化能力を持つカメレアンダラが潜み、要所要所で透明化→奇襲を繰り返す。ランドは被害を最小限に留めながら、透明の検知法を探す。
宮本が製作した“散乱する粉末と光ビーム”でカメレアンダラの輪郭を浮かび上がらせ、ランドが必殺で捕縛。祭りは再開、恵と大和が一歩進んだ会話を交わす温かい締め。
カメレアンダラ
しなやかな人型ボディに、皮膚が変色する特殊塗装。背中には擬態用のフィンと小型カメレオン風の尾状パーツ。顔は細長く、瞳が独立回転するギミック。
潜入・攪乱に卓越したスパイ型怪人。偽装・潜伏で群衆の中に紛れやすい。
完全透明化、色彩適応によるカムフラージュ、舌状メカ(伸縮)で遠隔拘束。
光の反射や液体の飛沫で輪郭が判明する。温度差検知で透明化が乱れる。
技:透明攻撃、棘攻撃、舌攻撃。
第19話「恋する炭坑町」
幼馴染・恵と大和の時間的接近(共同作業のシーン)。町の若者たちのサブプロットで青春感を演出。
アングラはその“若さ”や“情熱”を利用して挑発作戦を敢行。ランドは市民の平静を保つために奔走。恵は大和の真剣な表情を見て複雑な気持ちに。
磁力を操るジリョクアンダラが出現。祭りで吊り下げられた鉄製装飾物を操り、群衆を分断しようとする。大和は恵を守りながら立ち向かう。
ランドの勇気が恵の不安を打ち消し、二人の間に小さな和解と理解が生まれる。ラストは夕方のホーム(駅)でのささやかなシーンで終わる??恋と戦いの両立がテーマ。
ジリョクアンダラ
黒光りするボディに磁石板・コイル状パーツが露出。両腕に磁力リング、背中に大型発電コア。顔は無表情で金属プレートが貼られている。
工業地帯で作られた電磁操作型アンダラ。都市インフラの混乱を狙う。
金属物を遠隔操作、磁力バリア形成、近接格闘の補助として金属片を飛ばす。
絶縁物(木、ゴム)や強力な逆磁場で中和される。コアの接続端子が露出すると制御不能になる。
技:磁力攻撃。
第20話「ピンチ!子どもを救え」
遊び場での賑わい。子ども・山下翼が友人らと遊んでいる。ふとした隙に姿を消す翼。
誘拐の手がかりは砂だまり。アングラの策略でアリジゴクアンダラが砂穴を生成し、子どもたちを次々飲み込む。ランドは自らの限界を超えて救出に向かう。
砂穴のトラップでランド自身も危機に陥る。内部は迷路状で、幻覚や恐怖を誘う演出が加わる。恵と坂井が外部で時間稼ぎ。
ランドはドリルアームとランドシールドを駆使し、砂穴を掘り返して子どもたちを救出。最後に翼の無邪気な一言で大和がほっとする締め。
アリジゴクアンダラ
下半身が渦巻く砂柱状で固定、上半身は人型。口元が砂を吸い込む漏斗状に変形。胸部から砂を操る紋章が発光。
地底からの埋没型作戦を専業とする怪人。罠で市民を捕らえ、恐怖を撒き散らす。かつては坑夫であった痕跡が服に残る。
瞬時の砂穴生成、地中からの拘束、砂の流動で視界・呼吸を妨げる。砂で形成した多数の擬似アンダラを繰り出すことも可能。
水や強制噴流で砂を固め・分散させると無力化。上半身の“砂紋章”を破壊されると動力を失う。
技:砂穴、地中攻撃、大顎。
- 19 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/10/27(Mon) 16:26
- 第21話「連携の証(あかし)」
夜間、倉庫街で不審物が次々見つかる。警察署長・木村は独自に捜査を開始するが、アングラの罠に嵌りそうになる。
ランドと木村の初の共同作戦が組まれる。木村の持つ地元知識とランドの戦力が噛み合い、互いの役割を確認する過程が描かれる。
現場に出現したのは「ゴミアンダラ」??街のゴミや廃材を自在に操る怪人。罠で市民を閉じ込め、混乱を演出する。
ランドは木村と連携して救出ラインを確保。市民の協力を得てゴミの流れを逆手に取り、ゴミアンダラのコアを露出させて撃破。木村とランドの信頼が成立する回。
ゴミアンダラ
ボロ布や缶、布団の切れ端、ビニールなど“ゴミ”を貼り合わせた雑多な外装。顔は古いマスクとゴーグルの寄せ集めで不気味。
やや胴長で関節が不規則、あちこちに突起やフックが付く。背中に大きなコンテナ状の“貯蔵部”を持つ。
街のあらゆるゴミを遠隔操作、投擲・渦巻き形成・擬態(ゴミの山に溶け込む)。廃材で即席の拘束具や罠をつくる。
水で濡れるとゴミの繋がりが崩れやすく、油や接着剤で固められると動きが鈍る。コア(貯蔵部)の蓋を破壊するとエネルギー低下。
技:ゴミ攻撃、廃棄ガス、ゴミ爆弾。
第22話「アングラ改造獣、再来」
新たに発見されたアングラの改造工房。真壁博士の手法に似た痕跡が見つかり、仲間内に動揺が広がる。
真壁の過去の試作品が改良され、強化型の改造獣「ケラトアンダラ」が出現。今回は射撃と近接を組み合わせた攻撃でランドを追い込む。
真壁博士と坂井の技術論争が激化。宮本が即席の対策を施し、ランドは新たな連携攻撃を覚えて応戦する。
ケラトアンダラの射撃システムを破壊し、接近戦で勝負を付ける。真壁博士は己の研究の倫理を問い直すきっかけを得る。
ケラトアンダラ
ケラトサウルス風のヘルメットと短い角、筋骨隆々のボディに砲塔や弾倉が嵌め込まれた“恐竜兵”。白衣の破片や工具が服に絡む。
がっしりとした胴体、短い強靭な前肢に刃状の装甲。背部に中小キャノンを複数搭載。
肩・背部のキャノンによる連射、近接の角突き・斬撃、咆哮で地割れを誘発する震動波。
射撃過多で過熱する冷却バルブと弾薬供給ライン。胴体側面の装甲接合部が分離すると出力低下。
技:角、震動波、キャノン。
- 20 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/10/27(Mon) 16:26
- 第23話「碧(みどり)のランデブー」
緑豊かな河川敷で開催されるチャリティーイベント。ランドバイクの実演デモが予定され、町が期待に胸を膨らませている。
だが突如ホイールアンダラ率いる高速部隊が現れ、橋梁封鎖や車列襲撃を開始。ランドはバイクでの救出とチェイスに出る。
ランドバイクはサイドカーの変形ドリルで地中潜行→奇襲の連携を見せる。宮本がバイクの特性を活かした即席ギミックを投入して応戦。
変形ドリルモードを活かした大胆なトリックでホイールアンダラを転倒・拘束。イベントは無事継続、ランドバイクの活躍に町は喝采。
ホイールアンダラ
全身にタイヤやホイールを埋め込んだ流線型の外観。頭部は前面に大きなロータリーヘッドライト。
細身で空力的プロポーション。四肢の関節がホイール状に回転し、移動時はタイヤ走行になるギミック。
超高速走行、ワイヤーでのロープアクション、ホイール離脱での飛び道具化(回転刃)。
多数の回転部の潤滑系に弱点があり、砂や水で滑りやすくなる。ホイールの一部をロックするとバランスを崩す。
技:回転刃、体当たり、超高速走行。
第24話「街角の英雄」
ここ数回の救出劇を受け、街角で大和への感謝イベントが企画される。子どもたちや商店街が手作りの横断幕を作る温かい場面。
一方でアングラはその機会を利用して大規模なゲリラ作戦を計画。サソリアンダラが暗躍し、商店街の地下配管で猛毒ガスを拡散しようとする。
ランドは市民の笑顔を守るために奮戦。木村署長や坂井、宮本、恵たちが各所で連携して市民を避難誘導。ランドは毒性攻撃に耐えつつサソリアンダラに向かう。
仲間の連携で拡散源を封鎖、ランドが毒針を封じ込めて必殺で殲滅。エピソードラストは街角で子どもが描いた「ランド兄ちゃんありがとう!」の看板を映して締める、完全に“街がヒーローを受け入れた”回。
サソリアンダラ
サソリを模した尾部が特徴。背中に毒槽、尾の先は注射針状。外殻は甲殻系の鋭角デザインで黒褐色。
中背でしなやか、尾は長く節が多い(可動ギミック想定)。胸部に化学容器の形状をしたタンクが付属。
毒液の噴射・尾の刺突(毒性)、地面を這う毒性ガスの拡散、小型刺客(毒針)を発射する。
毒タンクに刺激を与えると逆噴射を起こすため、外部からの衝撃や冷却で暴走させると自身が弱る。尾の基部が機械接続点で破壊対象。
技:ハサミ、毒針、毒ガス、尾の刺突。
- 21 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/10/28(Tue) 17:12
- 第25話「研究室の夜明け」
深夜、坂井博士の研究所に不気味な侵入者。研究室のドアがこじ開けられ、試験管棚が倒れかける。
大和とヒロイン・恵、そして研究所スタッフが出動。だが侵入先には既に怪人の影。アングラ帝国の目的は「地底エネルギー変換実験資料」。
怪人「カニアンダラ」が水/陸両用で襲撃。研究所の地下水路から侵入し、設備を破壊しながら脱走を図る。
ランドマスクと研究チームの連携で、水路を封鎖してカニアンダラを捕捉。研究所は一時的な安全を取り戻し、坂井博士が「夜明けだ…」と呟いて終幕。
カニアンダラ
カニ+改造兵士
甲殻のような胸部装甲、巨大なハサミ型義手、背面には水車状の推進フィン。脚部は水陸両用ハイブリッド構造。頭部にはカニの眼状センサーが左右に並ぶ。
ハサミによる強力な抓(つか)み攻撃。
水中/水面滑走および陸上走行の変形移動。
背面推進フィンで水流を起こし、研究所の地下水路を暴走誘導。
甲殻の継ぎ目(背部水車基部)が構造上の弱点。ハサミに挟まれた配管を破壊すると機能低下。
技:ハサミ、水流、溶液泡。
第26話「ランドジェムの秘密」
古文書と解析データが出揃い、ヒロイン・恵と坂井が解読作業。大和はその重圧を感じ始める。
だがその最中、怪人「ヘビアンダラ」が出現。毒性を帯びた攻撃で研究室外の街区を襲撃し、ランドが駆け付ける。
ヘビアンダラは古文書を奪取しようとするが、大和が果敢に阻止。地下遺跡に連れ込まれ、ランドはジェムの責任を自覚。
ランドマスクがジェムの意志を受け入れ、必殺技を発動してヘビアンダラを浄化。研究室では「責任とは…」というテーマが語られ、次章への布石となる。
ヘビアンダラ
ヘビ+改造兵士
細長い体、腰から尾状義肢が伸びる。頭部には蛇の頭部を模したヘルメット。胸部には毒タンク、小型ホースが背中から腕に伸びる。スーツは緑と黒の蛇柄。
毒ミスト散布(近距離広域)
尾による拘束攻撃(絡みつき)
地中を潜行し、不意に出現して攻撃。
毒タンクのバブル部が露出。強風や水で毒霧が拡散・効果減。尾の付根を切断されると動きが鈍化。
技:毒ミスト、拘束攻撃、地中攻撃、毒牙。
第27話「真壁博士の陰(かげ)」
真壁博士の過去が明らかに。映像(回想)で、彼がかつて地底民族の資料を持っていたことが示される。
その夜、怪人「スピノアンダラ」が出現。肉食恐竜モチーフの怪人で斬撃を得意とし、研究所付近の鉱山施設を襲撃。
ランドが戦う最中、真壁博士が現れ、改造兵の供給・研究支援役としての姿を見せる。ランドは科学と人間性の狭間で迷う。
スピノアンダラを倒すも、真壁博士の言葉に大和は動揺する。「血と機械の融合、それが次の時代だ」――次章へと繋がる不穏な締め。
スピノアンダラ
スピノサウルス+改造兵士
背中に帆(帆板)状の装甲、筋肉隆々の胴体と長い尾。頭部に恐竜型ヘルメット、腕部に刃状装甲。カラーはダークレッド+グレー。
長剣のような腕刃による斬撃攻撃
尾のスピン攻撃
背部帆板を起てて衝撃波を発生させる走行突進。
背部帆板の支柱が弱点。刃を揺らされると制御不能に。尾付根も構造上脆い。
技:長剣のような腕刃、スピン攻撃、衝撃波、牙。
第28話「機械と血の融合」
街の地下施設で大量の改造兵実験機材が流出しているとの情報。真壁博士と坂井の意見が対立する。
怪人「マシンガンアンダラ」が出現。射撃を主体とした改造兵+機械の象徴。街中のビルを砲撃、ランドは防衛に回る。
マシンガンアンダラの背後には、過去“人”であった改造兵の影。ランドがその顔を見て躊躇。真壁博士もまたその過去と向き合う。
ランドマスクが“人を守る者”として立ち上がり、必殺技でマシンガンアンダラを撃破。街はかろうじて救われ、真壁博士の研究にさらなる問いが残される。
マシンガンアンダラ
マシンガン+改造兵士
胴体左右に銃身を模した装甲パーツ、腕部に弾倉マガジンを装備。頭部はヘルメット+ゴーグルに銃器マウント。脚部は安定走行用に補助キャタピラー付き。カラーはガンメタル+オレンジの警告マーキング。
双銃連射/腕部内蔵ミニガトリング
弾丸ミサイル発射(小型ミサイル)
装甲を砲撃で“誘導破壊”して突進する攻撃スタイル。
弾薬供給ライン(背部弾倉)が集中しており、それを破壊されると武装が停止。腕部銃身の冷却フィンを破損されると過熱で動きが鈍る。
技:双銃連射、腕部内蔵ミニガトリング、弾丸ミサイル発射、誘導破壊。
- 22 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/10/29(Wed) 16:35
- 第29話「エリート、出撃」
アングラ帝国の新戦力“エリート部隊”が動き出しているとの報。大和とチームは警戒を強める。
「レクイエムアンダラ」が現れ、他アンダラたちを指揮して市街地に巨大な編隊を編成。ランドは単身で乱戦に飛び込む。
レクイエムアンダラの指揮によってアンダラたちが強化され、ランドは窮地に。だが、恵と坂井が暗号通信で指揮機能を乱し、ランドが逆転の一撃を準備する。
指揮系統を破壊されたレクイエムアンダラは、かつて音楽家だった記憶の断片を見せて動揺。そこをランドの必殺技が捉え、撃破。町は歓声で迎える。
レクイエムアンダラ
音楽家+エリート兵士
高貴な鎧風装甲(赤×金)、肩に指揮棒状スパイク、背中に指揮盤のようなパネル。顔は仮面で半分が銀色。
指揮(スティック)で他怪人を強化・統率
音波指揮による群体強化
高度な戦闘技術(剣、槍、射撃を複合)
指揮棒が砕かれると統率能力を失う。人間性の断片(音楽家時代の譜面)を見せられるとモーションが乱れる。
技:指揮、剣、槍、射撃。
第30話「試作兵器の罠」
アングラの大将・カンバーが最新兵器を実戦投入。研究所にその情報が流入。宮本が警戒を呼びかける。
怪人「イタチアンダラ」が出現し、斬撃で研究所の防衛システムを突破。ランドが飛び出すも、兵器の罠にハメられてしまう。
イタチアンダラの機動性と斬撃能力がランドを圧倒。宮本が遠隔支援しながら、研究所の防衛網を再起動させる。
ランドが新装備“ランドシールド+反斬撃モード”を発動し、斬撃を防いで逆転。イタチアンダラを封じ、研究所は一命を取り留める。
イタチアンダラ
イタチ+改造兵士
細身だが能動的な関節構造。手足が鋭い爪状、頭部にイタチ風マスク。背部に軽量ブースター付き。カラーは銀・黒・緑。
超高速移動/跳躍斬撃
爪で切る・引っ掻き攻撃
ブーストで突進斬撃
ブースター起動時の燃料パイプ露出。斬撃後の隙が大きく、反撃に弱い。
技:両鎌、跳躍斬撃、引っ掻き攻撃、突進斬撃。
第31話「父の古びた写真」
倒した怪人の残骸から、古びた写真が発見される。そこには昔の炭鉱夫の姿が写っていた。大和はその写真に心を揺さぶられる。
怪人「ソウコウアンダラ」が出現。装甲車型の怪人で火力特化。地下炭鉱地区を襲い、かつての炭鉱町を再び戦場に。
大和は写真の人物=その怪人の元肉体であったかもしれないという疑問に直面。恵と坂井がサポートしながら、ソウコウアンダラとの激闘へ。
大和が「人を守るために戦う」という覚悟を再確認し、ソウコウアンダラを撃破。写真は彼の遺志として町に寄贈され、仲間との絆が深まる。
ソウコウアンダラ
装甲車+改造兵士
車輪状の脚部(変形可能)、重砲塔を模した肩装甲、金属プレート多数。頭部はヘルメット+防弾ゴーグル。カラーは砂塵色+オリーブドラブ。
重装甲+火力砲撃(肩・背部)
装甲形態変形で防御モード/突破モード切替
地盤破壊突進(車輪脚で突っ込む)
脚部変形時に露出する車軸部分。砲撃時の装填パイプが破壊されると砲撃停止。
技:火力砲撃、破壊突進、ミサイル。
第32話「夜明けの決意」
研究所近辺で再びアングラの動き。大和・仲間は次なる“決戦”への準備を進める。
怪人「ワニアンダラ」が水陸両用作戦で出現。港と河川を舞台に、水と陸の両方での戦いが展開。
ランドが水中装備(プロテクトフィンモード)を初使用。仲間の支援もあり、ワニアンダラの水上跳躍・陸上突進に対応。だが強敵ゆえに苦戦。
大和が「守るべきものがあるなら、僕は立つ」と決意を新たに。ランドマスクが必殺技“ランドインパクト”を発動し、ワニアンダラを撃破。朝日を浴びてチームが肩を組むラスト。
ワニアンダラ
ワニ+改造兵士
鱗状装甲を持つ厚躯。尻尾が強力な打撃武器。頭部はワニ顔マスク+強化顎。脚部は水陸両用仕様。カラーは深緑+黄帯。
水中高速泳動/陸上突進
尻尾打ちで地盤破壊
強化顎で拘束・噛み付き攻撃
背部の甲殻が薄い継ぎ目。水中から水圧爆破を仕掛けると動揺。陸上では脚部反動が大きく、急旋回に弱い。
技:陸上突進、尻尾、噛み付き、水流攻撃。
- 23 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/10/30(Thu) 06:12
- 第33話「海は黒く笑う」
港で漁網が切られる、夜中に船員が不審な引き波を目撃。町では“海の異音”が噂になる。坂井が海底の振動を解析し、潜航作戦の兆候を感知する。
大和はランドバイクで沿岸パトロール。暗闇の海面に不自然な黒い影――水中から何かがこちらを窺う。海の安全を守る灯台守からのSOS。
水中から現れたのはアノマロアンダラ。水中での奇襲をかけ、漁具や桟橋を破壊して漁民を脅かす。ランドは水中戦に不慣れだが、救助と封鎖を最優先に行動。
宮本が即席の水上検知器をつくり(小型ソナー代替)、アノマロアンダラの位置を特定。サブテラニアンブーストで海面ダイブ→水上突進からのランドスラッシャーで撃破。港に平穏が戻り、漁師たちとランドの信頼が深まる。
アノマロアンダラ
流線的で節の入った外皮。頭部前面に大型の顎状プロテクター(顎アームの雰囲気)、側面に触手状の感覚索を持つ。色は暗藍(あい)に金属的な光沢。
完全水中行動型だが水面から触手を伸ばして陸にも干渉できる。背中に小さな発光器(誘導光)を持ち、暗所で不気味に光る。
水中高速滑走/急旋回(魚雷のように突進)
大顎で網や桟橋を粉砕、触手で船底に噛み付き引き波を作る
小規模の電気パルスで船舶機器を攪乱。
浅瀬での機動性低下。触手基部の関節が水圧変化に弱く、爆音や強光で動揺する。
技:急旋回、触手、電気パルス。
第34話「深海の牙(きば)」
港湾の沖合で連続的に小型船が沈む事故。連絡網が使えずラジオが途絶える。真壁のサンプルから“潜航型ロボ”の痕跡が見つかる。
潜航型アングラロボットが港湾を襲撃。水中ドリルや魚雷で埠頭を破壊し、港の機能を麻痺させる。
現場でウツボアンダラが潜行に加わり、狭い水路での包囲戦に。ランドは宮本の改修した潜水補助ギア(短時間)で水中へ入り、閉塞した船室での救助劇も発生する。
潜航型アングラロボットを海底ケーブルの罠に誘導し、ウツボアンダラは網で拘束。潜航ロボは浅瀬の電磁妨害で操縦不能にされて打ち上げられ、港は救われる。
潜航型アングラロボット
流線形の艦体、胴体下部に回転式ドリルと推進ノズル、側面に魚雷チューブを複数装備。色は海色のマット塗装で潮の付着を表現。
水中ドリルで港湾構造を内側から破壊、魚雷発射、泡による視界遮断。遠隔操作+簡易AIで連携攻撃。
浅瀬での電磁干渉・強い潮流で推進が不安定。ドリル駆動部の冷却フィンが露出している。
技:ドリル、魚雷、ミサイル。
ウツボアンダラ
細長くしなやかな体、鋭い牙を模した金属歯列。背に小型ソナー板を持ち、暗所で目が光る。カラーは緑黒。
水路での奇襲と急噛みつき、狭い通路での潜伏。尾で水流を作り、潜航ロボの誘導に連動する。
閉所での火炎や高圧水で動きを封じられる。陸上では身体が硬直して動作が遅い。
水中トンネルでのスリル重視。被救助者とランドの接触カットで人情ドラマを濃く。
火炎、高圧水、水流。
- 24 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/10/30(Thu) 06:13
- 第35話「灯台(とうだい)の誓い」
離島の灯台が突然不規則な光を放ち、航路が危険に。灯台守が「光が笑っている」と語る。島民の暮らしが脅かされる。
アングラが灯台を狙ってトウダイアンダラを送り込む。光線で航路を狂わせ、船を座礁させようとする。
大和は島に渡り、灯台守と島民の助けを借りて防衛線を築く。トウダイアンダラは自らの光線でランドを幻惑する。
坂井と宮本が光反射装置(簡易ミラーアレイ)を組み、トウダイアンダラの光を跳ね返しコアを照射して弱体化。ランドが灯台の光を守り抜き、島の子どもたちと誓いを交わす。
トウダイアンダラ
筒状の胸部に回転灯を模した発光ドーム。腕が伸縮して反射板のように振る舞う。頭部は円筒形で上部が発光。色は白黒+警告オレンジ。
強烈な光線ビーム(直線性)で視界と航法を狂わせる。発光で幻覚的なモアレを生じさせ、レーダー類を誤動作させる。
発光ドームの冷却スリットが脆弱。強い反射光・逆光・遮光幕で発光制御を乱せる。灯台の古いレンズを活用して跳ね返す演出が映える。
技:光線ビーム。
第36話「沈黙の扉」
海底洞窟の新たな入口が見つかる。そこは地底と海底の“接点”で、古い地図に「開くな」と記された場所。大和は調査隊に同行する。
洞窟の内部は時間の歪んだような空間。ドウクツアンダラが、洞窟自体を“拡張”するように地形を作り替え、隊の退路を断つ。
洞窟の迷路で仲間がはぐれ、古代の機構が作動して地下から兵隊型アングラロボットが降下。ランドは内部での格闘+外部でのロボ対応を同時に強いられる。
坂井の“古文書の鍵”が洞窟機構を停止させるカギであることが判明。隊は脱出し、ドウクツアンダラは閉じ込められて消滅。地底と海底の境界の謎が深まる終幕。
ドウクツアンダラ
岩肌のようなゴツゴツした装甲、腕先は掘削ドリルや岩砕爪。目は鉱石のように鈍く光る。中背で重量感あり。
地形操作(小規模な洞窟成形)、落石誘発、地壁からの突起物射出で道を塞ぐ。内部では迷路化して誘導する。
内部での酸素供給系や共振帯(古代機構)に依存しており、機構を止められると自力での地形改変ができなくなる。
狭い洞窟セット+回転地台で迷路感。落石は小型の発泡材+スモークで安全に表現。恐怖感を持たせるため足音や水滴音を強調。
技:落石誘発、スモーク、怪力。
兵隊型アングラロボット
人型に近いが装甲が角張った“歩兵”デザイン。胸に小型ライト、肩に投光器、脚部にドリルやクロー。単純な遠隔操縦で大量投入される。
近接戦闘、坑道破壊、複数での包囲行動。数で押す作戦を得意とするが個体性能は低め。
制御信号の遮断や指揮塔の破壊で一斉停止。地形罠に弱い。
技:ドリル、クロー、砲撃。
- 25 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/10/30(Thu) 15:22
- 第37話「サブマリン・パニック」
深夜、港湾施設に連続爆発。桟橋や倉庫が壊れ、物流が麻痺。働く人々の不安と疲労を捉える静かなカットから始まる。
承:調査の結果、海中から“何か”が施設を壊している形跡。漁師たちと連携して夜間警戒を行うが、アングラの潜水襲撃が続く。
「センスイアンダラ」が姿を現し、潜航で桟橋下に穴を開ける。港はパニックに陥る。ランドは救助優先で動きつつ、潜行部隊を食い止める作戦を選ぶ。
宮本の機転で設置した誘導音響罠にセンスイアンダラが引き寄せられ、ランドの一撃で浮上拘束。港の復旧作業の夜明けカットで終幕。
センスイアンダラ
流線型の胴体に補助フィンとプロペラ類、胸部に舷窓風のライト。胴にはロープフックや掘削ノズルを備える。色は深海灰。
アングラの潜航攻撃専門ユニットの一体。港湾を破壊して流通を混乱させ、地上の注意をそらすのが任務。
水中ドリフト潜行/海底ドリルで桟橋やパイプを破壊/船底縛りと牽引で船を沈める。短時間の電磁パルスで通信を妨害。
浅瀬で舵・プロペラが絡まりやすい。誘導音や強烈な爆音で動揺する。凸部(甲板接続点)が構造上の脆点。
技:海底ドリル、魚雷、ミサイル、電磁パルス。
第38話「水中改造」
港の被害を受け、宮本がランドのための“暫定水中装備”を急造。人情尺(工場労働者の家族の心配)でドラマを厚くする。
改修を終えたランドは海中での立ち回りを開始。だが相手は水と地中を自在に行き来するマキガイアンダラ。深部の洞窟へ誘導される。
宮本と仲間が地上から援護を続け、ランドは装備の不完全さを補って人命救助を優先。マキガイアンダラは水中から地中へ潜り込む特殊戦法で翻弄する。
仲間の連携でマキガイアンダラの移動経路を封じ、ランドが近接でコアを破壊。技術(改造)と人情(仲間の絆)が融合する回。
マキガイアンダラ
巻貝のハルを模した背部装甲、腹部は柔軟なトンネル状で地中へ潜行可能。前腕はドリル兼?み具。色は潮色の縞模様。
水底の地形を巧みに使うハイブリッド怪人。水中→地中のシームレスな移行で救助妨害を行う。
水中の泡渦で視界遮断/地中へ穿孔して地下道を作る/巻貝殻を投擲して貫通攻撃。
殻部の接合リングが弱点。高圧水流や強烈な衝撃音で殻の密閉が乱れる。水と砂の境界でスタックする性質あり。
技:ドリル、水流、魚雷。
- 26 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/10/30(Thu) 15:23
- 第39話「潜航型反撃」
連続する港の被害を受け、ランド側が逆襲作戦を立案。偽の補給信号を流して潜航部隊を誘き寄せる罠を仕掛ける。
アングラの潜航部隊が罠に反応。ランドと連合チームは海中・水上で包囲網を形成する。戦術の妙が見どころ。
主力としてプレシオアンダラが出現。大型の水中怪人で包囲を掻い潜ろうとするが、罠の網と地上からの牽引で動きを封じられる。
プレシオアンダラは捕縛された状態でランドの必殺で撃破。港湾の安全は一時回復、反撃成功の一夜として町が歓喜する。
プレシオアンダラ
長い首と流線形の胴体、四肢はヒレ状。頭部はゴーグル状の大眼で鋭い牙を見せる。背に小型誘導灯。色は深緑?藍のグラデ。
アングラの水中戦力の大型個体。潜航部隊の先導・開削・破壊を担当する“中核怪”?。
水中の高速旋回突進/首振りの衝撃波/長距離の噛みつき/水流を操ることで小舟を転覆させる。
拘束網や強力な牽引力で首根本を固定されると急速に力を失う。浅瀬でのバランスを崩しやすい。
技:高速旋回突進、衝撃波、噛みつき、水流。
第40話「潮騒(しおさい)の記憶」
港近くの老人が戦時中の出来事を語りはじめる。波打ち際の古い遺物が地底文明と繋がる手がかりになる予感。老人の回想を挿入。
調査を進めるうちに、海辺の岩礁でフジツボアンダラが機雷を作成している痕跡が見つかる。機雷による被害寸前のシーンが緊迫感を高める。
フジツボアンダラは岩礁に付着して機雷群を形成、潮流と連動して港の浅瀬を危険に晒す。ランドは老人の記憶にある“古い合図”を頼りに罠を解除する。
老人の記憶とランドの行動がシンクロして機雷網を解除。フジツボアンダラは岩に固着されたまま無力化される。ラスト、老人が海を見つめて呟く「やっと報われた……」で締め、物語はさらに深層へ。
フジツボアンダラ
岩肌に張り付くような半球状の突起が全身に多数。下腹部に小型爆弾収納庫を持つ。表面には真珠光沢の殻片が貼り付けられている。色は灰褐?珊瑚の混色。
機雷・付着型兵器の製造担当。潮の流れと岩礁を使って多連鎖爆破を目論む。
付着しているだけで近隣の構造物に微振動を与え、複数の小型機雷を同期起爆させることで連鎖爆発を狙う。自己複製的小さな付着ユニットを放出して増殖する。
殻の接合部に柔らかい基材があり、そこを破壊すればユニットが剥がれる。強い逆潮流で小型ユニットを剥がせる。火や強酸で付着性を失わせる。
潮の満ち引きカットを挿入して緊迫感を作る。老人のモノローグとフラッシュバックで地底文明のヒントを提示。機雷解除の操作シーンをサスペンスフルに撮る。
水中表現は泡/青フィルター/ライトの揺らぎが基本。スーツは濡れ重視で実在感を出す。
技:機雷、噴火、爆弾。
- 27 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/10/31(Fri) 17:47
- 第41話「裏切りの影」
連続作戦の失敗でチーム内に不安が広がる。街の情報に「ランドがアングラと接触した」というデマが流れ、大和は疑惑の対象に。
木村署長や坂井は内部で真相を探るが、密かに暗躍する影??隠密のプロ、クロヒョウアンダラの痕跡が現れる。仲間同士の信頼が揺らぎ、現場はピリピリ。
クロヒョウアンダラが夜の倉庫街で偽装工作を続け、巧妙にランドの行動を利用して“証拠”を残す。大和は仲間の疑いに耐えつつ、自らの潔白を証明する方法を模索する。
恵と宮本の機転でクロヒョウアンダラの隠れ場所を暴き、真犯人であることを証明。仲間の信頼が回復する。ラストは街灯の下で大和が静かに決意を新たにするカット。
クロヒョウアンダラ
引き締まった黒光りのボディスーツ。背中に小型フォールディングクロー(掴み爪)やサイレンサー発射装置。ヘルメットは猫耳状のレーダー付きで、目元だけ光る。
静音移動、暗闇への溶け込み(迷彩)、瞬間的な煙幕生成、盗聴&映像索取の放出。
赤外線・熱探知に弱く、狭所での動きに制約がある。防音を破られると行動が露呈する。
技:フォールディングクロー、サイレンサー発射装置、連続斬り。
第42話「影刃、初陣」
噂の強者・影刃(滝川蓮)がついに行動開始。冷徹な剣技でアングラの刺客を一刀両断していく。大和は影刃の存在を知り、複雑な感情を抱く。
アングラはディロフォアンダラを差し向け、毒液噴射で市街を混乱させる。影刃は“影の剣法”で怪人を斬り伏せようとするが、狙いはランドへ向けられている。
ランドと影刃が直接対決。影刃の冷たい剣さばきにランドは押される。剣戟の中で互いの信念がぶつかり、観客を引き込む白熱の一騎打ち。
戦いの末、影刃は大和をただの敵としてではなく「強敵」と認めるが完全な和解には至らない。ディロフォアンダラは影刃の一瞬の介入で動きを封じられ、ランドがとどめを刺す。影刃の正体と背景は少しだけ匂わせて終わる。
ディロフォアンダラ
頭部に帆状の頬膜、口元に毒腺の突起。背中や腕に毒液噴射ノズルが散在。身体は濡れた鱗のようなテクスチャ。
毒液の遠距離噴射、毒霧展開で視界・呼吸を妨害、噛みつきによる猛毒注入。毒は一時的に動きを鈍らせるが、時間経過で解毒可能。
噴射ノズルを塞がれると毒攻撃ができなくなる。高温で毒性が分解されやすい。
技:毒液、毒霧、牙。
第43話「誤解の鎖(くさり)」
影刃の登場でさらに緊張が高まる。噂や誤情報が錯綜し、チーム内の溝が深まる。大和は孤立感を深める。
その最中、クサリアンダラが都市中心部で出現。鎖を操る怪人で、仲間同士を物理的に分断し、誤解を増幅させようとする。
仲間同士の連携が上手くいかず、クサリアンダラに次々と捕縛される悲壮感のシーンが続く。大和は自責の念に駆られ、単身で反撃に出る。
大和が小さな勇気(子どもの一言や恵の行動)で他メンバーの鎖を解く合図を見せ、皆が再び心を合わせてクサリアンダラを解除→撃破。誤解は解け、チームはより強く結びつく。
クサリアンダラ
体の各部から伸びる鎖状の触手を持つ。鎖にはフックやカルテゴ(拘束器)がついており、遠隔操作で巻きつける。体自体は鉄製プレートで覆われ頑丈。
長距離鎖投擲、鎖での地形形成(橋・檻等)、鎖を介したエネルギー波の送出(鎖が触れている対象を同時に拘束)。
鎖の結束点(リール部)が弱く、強力な衝撃や切断で機能停止。鎖を絡められ逆に動きを封じられることもある。
技:長距離鎖投擲、鎖鎌、鎖鉄球。
第44話「再起(ふっき)の火花」
誤解が解け、だが疲労と挫折が募る仲間たち。大和は仲間を鼓舞する策を練る。
アングラは空の脅威、ハゲワシアンダラを差し向け、上空からの制圧を図る。空中優勢を奪われれば陣形が崩れる危機。
影刃が一時的にランドと協力して、空中からの脅威をどう封じるかの共同作戦が始まる。二人の呼吸合わせと仲間の地上支援で緊迫の反撃へ。
ハゲワシアンダラは落下攻撃で追い込まれ、ランドと影刃の合体技(連携斬り+ランドの必殺一撃)で撃破。仲間の再起が火花のように散り、次章への希望の灯がともる。
ハゲワシアンダラ
広い翼を持つ大型の空中怪人。羽はメタルフレームに布地を張ったような質感で、翼端には切断器やグラップルを装備。頭部は鋭いフック状のくちばしを模す。色は灰白+茶色。
滑空からの急降下刺突、空中からの爆弾・鋭利器投下、風圧での視界妨害。高所からの索降で捕獲も行う。
近接での機動に弱く、低空での回避が不得手。翼の継手部(可動ヒンジ)が脆弱。強風や電磁パルスで翼操作を乱せる。
技:急降下刺突、爆弾、鋭利器投下、風圧。
- 28 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/10/31(Fri) 22:24
- 第45話「裏切りのマスク」
町で起きたアングラの襲撃に、影刃(影刃)が現れ現状を動かす。だがその行動が「帝国側に加担しているのでは?」とチーム内に疑念を生む。
大和(田村 大和)は自らの信念を試される。「ヒーローとは裏切られても守る者か?」というテーマが前面に出る。
アングラ怪人「テッキュウアンダラ」が出現。鉄球を武器に打撃で街を破壊。影刃は彼との対峙中に「なぜお前を守る?」という言葉を突きつける。
大和の信念が揺るがず行動し、テッキュウアンダラを撃破。影刃の行動の真意が少しだけ明かされ、裏切りではなく“別の道”を模索していることを匂わせて終幕。
テッキュウアンダラ
肩や背中に大型の鉄球を装着し、腕部にはチェーンで球を振り回す装備。体色は鉛色+黒。頭部はヘルメット風で目のみ赤く光る。
鉄球を振り回しての強力打撃・衝突、鉄球の転がし攻撃、チェーンによる拘束機能。
球のチェーン基部の回転軸が露出しており、そこを壊されると武器の制御を失う。打撃の後の反動が大きく、隙が生まれる。
技:強力打撃、衝突、転がし攻撃、拘束。
第46話「真実の選択」
影刃の過去が映像で少し明かされる。彼の行動の理由を知った大和や恵(幼馴染)らは、複雑な気持ちになる。
アングラ怪人「ミサイルアンダラ」が出現。ミサイル攻撃で基地や街を襲い、影刃もそれを阻止しようとするが、護るべきものと敵対すべきものの狭間で揺れる。
大和は「何を守るか」を自問し、影刃と協力してミサイルアンダラのミサイル発射基地を潰す作戦へ。人間ドラマとアクションが交差。
影刃が選択を下し、ミサイルアンダラを撃破。大和と影刃は短い会話を交わし、「君の道を信じる」と握手を交わして再出発―次へ向けての橋渡し。
ミサイルアンダラ
腕部や背部にミサイルランチャー・発射管多数、胴体には警告三角マーク。カラーは軍用灰緑+警告オレンジ。頭部はゴーグル状の視察レンズ。
多連装ミサイル発射、腕部の小型ミサイル投射、ミサイル誘導レーダーでランドの動きを追尾。
発射管冷却装置が露出しており、連射時にはオーバーヒート。誘導レーダーを破壊されるとミサイルが偏航する。
技:多連装ミサイル発射、腕部の小型ミサイル投射、ミサイル誘導レーダー。
第47話「師の嘆き」
坂井博士(坂井博士)が過去の失敗?地底探査中に隊員を失った事故?を語り始める。研究者としての挫折とプライドが見える回。
アングラ怪人「タツマキアンダラ」が出現。竜巻を起こし、研究所周囲・市街地を巻き込む。坂井の技術も試される。
恵・宮本・大和が坂井を支えながら巻き込み被害を最小限に封じる。坂井は研究所の装備を使って竜巻を逆回転させる装置を考案。
タツマキアンダラをランドマスクが決め技で撃破。坂井が「もう一度立つ」と誓い、チームに笑顔が戻る。人情と再生のテーマ回。
タツマキアンダラ
腰から下が竜巻状に渦を巻く装甲。上半身は人型だが肩からは風刃状の装甲が突き出る。頭部には風を切る羽飾り。色はグレー+白の渦模様。
周囲の風を巻き込み竜巻を形成、自身が竜巻形態に変化して移動、風刃を投擲・斬撃。地上の物体を巻き込み砲火のように投げ飛ばす。
竜巻モード中は体幹が露出しやすく、強力な固定砲台や地面に固定した装置で耐えられる。風を遮られると竜巻が消滅。
技:竜巻、竜巻形態に、風刃、砲火。
第48話「夜明けの盟約」
誤解・葛藤・挫折を経て、ついにチームは“次なる大波(地底戦争の激化)”に備える段階へ。連合チーム・市民・地底民族が盟約を交わす。
アングラ怪人「ゴーストアンダラ」が出現。幽霊のように現れ、逃走・攪乱を続ける。街の住民が怯え、ランドは守るべき者が多すぎる現実に向き合う。
ゴーストアンダラは“恐怖”を操る怪人で、仲間の不安を増幅させる。チームは恐怖に立ち向かうため、互いの信頼を再確認しながら戦う。
ランドマスクが必殺技でゴーストアンダラを浄化し、朝日が昇る中で盟約の腕章を掲げるカット。次章へ向けた新たな決意が描かれ、シリーズ中盤の区切り回としてふさわしい。
ゴーストアンダラ
半透明マント風の装甲が体を覆い、内部には機械構造が透けて見える。顔はマスク越しに虚ろな瞳。カラーは淡灰白+淡紫。
姿を消す・浮遊する・触れた者の恐怖を増幅する精神攻撃・壁や天井を抜ける移動。
強光や高周波音で姿が揺らぎ、機械構造が露出する。物理攻撃が通常より効果を持つ時間帯がある。
技:精神攻撃。
- 29 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/11/01(Sat) 08:32
- 第49話「黒い太陽作戦」
アングラ帝国がついに大規模進攻を宣言。空を覆う黒い索敵機や地上への大部隊展開の報が入る。街は非常警戒態勢に。
連続的に局地攻撃が行われ、ランドたちは救助と防衛で手一杯に。アングラの先遣隊指揮役としてグンタイアンダラが現れる。
グンタイアンダラの指揮下で小隊化したアングラが効率的に都市を制圧し始め、ランドは撤退指示を出すか抵抗を続けるかで迷う。
市民避難を最優先に指揮するランドの決断で被害が最小限に。だが「黒い太陽作戦」は序章にすぎず、より大きな戦いが始まることを示す予告で終わる。
グンタイアンダラ
蟻の甲殻を模した連結パーツを持ち、胸部に小型指揮塔風のアンテナ。複数の小型ドローンを背負う装備。色は暗褐色に迷彩パターン。
小隊の統率(指揮棒で他怪人をバフ)、小型展開、戦術的布陣を短時間で編成。狙撃や孤立殲滅を得意とする。
指揮アンテナ(通信コア)を破壊されると編隊指揮が乱れ、個別戦力は脆弱。爆風や強磁場でドローンを無力化可。
技:小隊の統率、小型展開、狙撃。
第50話「ミニチュア都市の叫び」
アングラの大型兵器(戦車ロボットなど)が市街を蹂躙。多重被害で市民が恐怖に包まれる。
ランドはまず市民避難を最優先。ミニチュア都市を用いた大破壊ショットで“被害感”を強調。アングラの前線怪人としてセンシャアンダラが登場。
ランドは避難動線を作りながら、破壊を止めるために戦車ロボットと対峙。単純な力押しだけでは勝てず、隙を突く機転が求められる。
市民を救い出した上でランドが戦車型怪人を誘導し、砲塔の旋回軸を狙って弱体化させる。街の人々の感謝と、戦争の悲しさを噛み締めるラスト。
センシャアンダラ
低重心で幅広、肩や背に砲塔モチーフ装甲。車輪状の脚パーツを持つ人型変形ベース。色は迷彩グレー。
突進・砲撃・地雷展開。装甲は厚く、直接攻撃が効きにくい。
砲塔基部(旋回軸)および履帯(脚部駆動部)が露出箇所。ここを狙えば一気に動きが止まる。
技:突進、砲撃、地雷。
戦車ロボット
同型の無人重装甲機群。長距離砲・散弾・地雷投下を行う。ミニチュアで一斉砲撃 → 大規模破壊を撮ると昭和らしさ全開。
技:長距離砲、散弾、地雷。
第51話「砲火(ほうか)を越えて」
前話から続く大破壊。今回は遠距離砲台型が主役。ランドは遮蔽物と機転で長距離砲撃をかわしつつ接近を試みる。
現れたのはタイホウアンダラと大型の砲台型アングラロボット。遠距離の射撃戦で市街は退路を失いがち。
ランドはミニチュア街の特徴(狭い路地、ガスタンクの位置)を利用して誘導射撃させ、砲のリロードウィンドウを作らせる作戦に出る。宮本の小型 EMP(即席)で砲塔制御を一瞬乱す。
隙を作って砲塔下部の旋回軸を破壊し、砲台を無力化。市民の避難が成功し、ランドは再び勝利を掴む。
タイホウアンダラ
重厚な胸部に大口径砲を組み込んだ外観。砲身は肩部に装備され、左右に小砲を備える。カラーは黒鉄色。
長距離エネルギー砲、散弾ミサイル、地雷投下。砲塔は旋回して広範囲を制圧する。
砲塔下部の旋回軸・弾薬供給ライン・リロードウィンドウ(砲身露出時)が大きな隙。砲撃時は一瞬動作ウィンドウが生まれる。
技:長距離エネルギー砲、散弾ミサイル、地雷投下、砲塔。
砲台型アングラロボット
重装甲で陣地を構築する兵器。ミニチュアでの砲撃 → 爆発 → 反撃シーンが見せ場。
技:砲撃。
第52話「地下(もぐら)の反乱」
大規模侵攻の裏で、地底側(アングラ支配下の被支配勢力や地底民族の小反乱勢力)がじわりと動いているとの報が入る。ランド側はこれを見逃さず、連携を模索。
地底の反乱勢力(地下で暮らす小規模レジスタンス)がアングラに対してゲリラ作戦を開始。ランドは彼らと接触し、利害の一致を確認する。
アングラの前線として出現したのがモグラアンダラ。高速地中移動で路面を穿ち、市街地の下から破壊工作を仕掛ける。地下戦が主体の回となる。
ランドと地底反乱勢力が共同でモグラアンダラの通路を塞ぎ、地中からの奇襲を無力化。アングラ内部の亀裂を突く作戦が成功し、作戦は一歩前進する。
モグラアンダラ
短胴で掘削ドリル状の前肢、頭部は盾状プロテクター。体表は土や岩の質感を模した塗装。色は土褐色。
地中高速移動・トンネル生成・地中からの突起物射出。地上のインフラ(配管・電脳線)を切断して混乱を誘発。
地中での振動や強磁場に弱く、地上からの高圧水噴射や電磁バリアで通路を封鎖できる。掘削部のギア部が狙いどころ。
技:地中攻撃、爪、ドリル。
- 30 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/11/01(Sat) 14:29
- 第53話「友情(ゆうじょう)の盾」
連日の戦いで疲弊するチーム。小規模救援任務で出動した隊が逆襲に遭い、仲間の一人(サブキャラ)が囮となって逃がすために危険を引き受ける。
大和は自分の無力さと仲間の犠牲に直面。仲間たちの絆が試される中、狩りを得意とするジャッカルアンダラが執拗に追撃してくる。
仲間の機転で一時的に敵を足止めするも、囮役の負傷が重い。大和は「仲間を守る」決意を新たにし、全力で反撃を開始する。
ジャッカルアンダラを倒すが、仲間の犠牲は深く心に残る。町の人々が感謝と共に看護をするシーンで締め ? ランドの成長と「守る者の重み」がテーマ。
ジャッカルアンダラ
細身で俊敏、夜行性のイメージを強めた黒茶系スーツ。鋭い耳と長い顎、前腕に鋭いフック爪。背中に小型索敵ドローンを複数装着。
待ち伏せ・追跡・狩りを得意とする部隊の先鋒。群れを呼ぶ笛のような合図音で仲間を誘導。
高速ダッシュ→跳躍、鋭爪で拘束・切断、夜間視覚と臭覚で標的を外さない。逃亡者を執拗に追うスティンガー行動。
筋力に偏るため防御に弱い。高温・強光で視覚を狂わされると機能低下。多数を相手にすると連携破綻を起こす。
技:鋭爪、スティンガー、跳躍。
第54話「逆襲のドリル」
数で押される戦局を打破するため、ランドはドリルアームに新運用を試すことを決意。仲間は補助標的と連携する。
アングラの前線にランスアンダラが投入され、強力な貫通攻撃で防衛線を切り裂こうとする。多数の小兵器が前進してくる。
ランドはドリルアームを軸にした突貫戦術(回転貫通→地中からの返し)で数的不利を打破。宮本の支援でランドバイクの変形ドリルモードと連動した連携技を披露する。
ランスアンダラを貫通させる強襲で突破。仲間の犠牲を無駄にしないために前進し続ける姿が描かれる。終盤はドリルを振りかざす決めポーズで締め。
ランスアンダラ
長身で前傾姿勢、両腕や肩に長大なランス(貫通槍)を装備。胸部は矢じり状に尖る装甲。カラーは鉄青と槍の先の銀。
突破・貫通役。重装甲をも貫く突進を得意とし、陣形の楔(くさび)になる使い手。
直線突進貫通、槍先のエネルギー加速で穿孔ダメージを増幅、突進後の広範拡散衝撃波。
直線的な攻撃が主体なため横の動きに弱い。槍基部のジャイロ制御軸が故障すると槍制御を失う。
技:貫通。
- 31 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/11/01(Sat) 14:30
- 第55話「真壁の研究室(再)」
真壁博士の過去論文に、アングラ兵器の設計思想を逆手に取るヒントがあると判明。チームはそれを手がかりに反攻プランを練る。
だがアングラは改良型を送り込み、アルバートアンダラが市街で大火力を振るう。研究戦・科学戦の重要性が問われる展開に。
坂井と真壁の過去の論争(研究倫理と実践)が表面化。宮本が論文の解析を元に対抗装置(弾道偏向装置)を即席で作り上げ、ランドが実践で試す。
アルバートアンダラの射撃システムを偏向させて味方の被害を抑え、接近戦でとどめ。科学の使い方と責任を題材にした回で、真壁博士に微かな改心の兆しが見える。
アルバートアンダラ
中型?大型の筋骨隆々ボディ。肩部や背部に射撃装備(砲・カノン)が多数装着。白衣の破片や工具の欠片が装飾として残るデザイン。
遠中距離射撃と砲撃支援を担当する“砲兵”役。精度の高い射撃が持ち味。
肩部キャノン・胸部ガトリング・短距離ショック弾の多重射撃。サプレッション(抑止)能力が高く、陣形崩しが得意。
射撃時の発射配管(背部)が露出しており、偏向・過熱・EMPで機能阻害される。近接戦での機動性は低め。
技:肩部キャノン、胸部ガトリング、短距離ショック弾、サプレッション。
第56話「大地(だいち)を裂く夜」
アングラ帝国の大型作戦“地割作戦”が夜間に決行され、都市と地盤を裂く大規模攻勢が始まる。非常事態宣言下の緊張で幕開け。
モジュール化したアングラ部隊が同時多発的に地中から襲来。ランドは大地断裂に対処するため、仲間と連携して分断された市民を救出する。
中心戦場にワームアンダラが出現。巨大でねじれるような地中生物的怪人が地割れを引き起こし、地中の動力ネットワークを破壊する。ランドはドリル・バイク・ベースの総力で対抗する。
大地の裂け目に懸命に張られた人間の命綱(住民の連携)が勝利を導く。ワームアンダラは地底の罠に誘い込み封印される。夜明けの空に街の灯が戻るラスト。
ワームアンダラ
長大な体節を持ち、表面は泥と鱗の混合質感。頭部は盾状で牙列を持つ。体節毎に伸縮ギミックがある。色は濃褐?泥色。
地盤破壊と大地干渉を専門とする“地割の根源”。地中の配管や通信ケーブルを引きちぎり、都市機能を麻痺させる。
地中走行・地割り生成(広域亀裂)、体節の先端から噴出する泥流・震動波、地中からの拘束突起物生成。
体節の結合点(縫合部)が狙い目。古い鉱山時代の柵や爆薬で誘導して封じることが可能。長さ故に折返しで自壊する性質がある。
技:広域亀裂、泥流、震動波、突起物生成。
- 32 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/11/02(Sun) 09:03
- 第57話「遺跡(いせき)の扉」
古い坑道の更なる掘削で、地底に眠る古代遺跡の入口が露出。町は期待と不安でざわつく。
調査隊が遺跡の石門を開けようとした瞬間、警告シグナルとともに遺跡を守る機構が起動。地表にひびが入り、小規模の地割れが発生。ランドが出動する。
守護機構の外郭から現れたのはゴビアンダラ。鎧竜を思わせる重装甲で、鉄球砲を操り遺跡を守る。遺跡の破壊を許さない強敵だ。
坂井・真壁らが遺跡の仕組みを解析して一時停止させる間、ランドがゴビアンダラの鉄球攻撃をかわして核心へ進む。遺跡の扉は開き、内部へと続く階段が照らされる──次回へ続くクリフハンガー。
ゴビアンダラ
塊感のある重装甲ボディ。背中は段状の甲板(角竜のような鱗板)で覆われ、肩・腰に鋲のような飾り。胸部に回転式の鉄球砲格納スロットを持つ。色は錆びた鉄+赤茶。
遺跡防衛用に最適化された“重守護”。古代の紋章が胸に刻まれており、遺跡の力を感知して自動起動する。
回転式鉄球投射(連続砲)、防御甲殻の展開(衝撃吸収)、地割り衝撃波(鉄球の落下で小規模地割れを誘発)。
甲殻板の接合部(腹側のヒンジ)と、鉄球格納部のハッチが構造上弱点。格納ハッチが閉じている間に内部冷却通路を断たれると鉄球が詰まる。
技:回転式鉄球投射、防御甲殻、地割り衝撃波。
第58話「石板(せきばん)の預言」
遺跡内部で見つかった石板に刻まれた象形が解析され、「地下と海が再びつながる時、…」という断片的な予言が出る。町に不安が広がる。
解析の最中、遺跡付近の地中が騒ぎ出す。地中専門のカニグモアンダラが出現し、坑道を縦横無尽に掘り進みつつ石板を奪おうとする。
カニグモアンダラの地中トンネル攻撃で基地設備が裂け、チームは遺跡を守る体勢へ。大和はジェムの反応と石板の位置関係を直感で結びつける。
恵の機転で石板の複数ブロックをパズルのように嵌め込み、遺跡の一部が安定化。カニグモアンダラは逆流した土砂に閉じ込められて消滅。石板の最後の一行が光り、次の手掛かりが示される。
カニグモアンダラ
前肢は大型のカニ爪、後肢は多関節のクモ脚で素早く地中で折り畳まれる。甲羅に砂岩模様のテクスチャ。目は複数の緑のセンサー。
遺跡や地下遺構を掠め取るための特殊工作型アンダラ。地中索敵と採掘に長け、石材や遺物を運び出す。
地中穿孔(高速トンネル作成)、多腕を使った同時作業(掘削+攫取)、地中からの飛び出し突襲。
狭隘構造では関節が噛み合わず動きが鈍る。水や高圧吹き戻しでトンネルを塞がれると窒息的に機能停止。
技:地中穿孔、掘削+攫取、地中突襲。
- 33 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/11/02(Sun) 09:03
- 第59話「祖(おや)の声」
ジェムが大和に断片的なヴィジョンを見せる。過去の地底民族の風景、成人の儀式、そして“選ばれし者”の伝承が映る。大和は自分のルーツに揺れる。
遺跡の深部から水脈が流れ込む箇所が見つかり、水中・地中両方に適応するオルトアンダラが防衛に現れる。遺跡の心臓器官を守ろうとする。
ヴィジョンの断片を頼りに、大和は自分が“地底民族の末裔”であること、ジェムが一族の守り手であることを自覚する。しかしそれは同時に大きな責任を意味する。
オルトアンダラを倒しながら大和は決意を固める。ジェムの声(演出でコーラス)に導かれ、古代の歌が遺跡に響き渡る。仲間たちの表情をバックに、新章への布石が立つ。
オルトアンダラ
流線と鱗の混じった体躯。胸部に水流調整器、腹部に土噛みパーツを持つハイブリッド。顔は鋭く水切りする口先。色は深緑と土褐色のグラデ。
地底文明の水脈・地下湖を守る守護個体。遺跡の「水的回路」を守護するために設置された自動防衛機構。
水中高速泳動、地下短距離潜行、噛み付き/噴流攻撃、地中での拘束突起生成。
乾燥環境・過熱に弱く、水場を断たれると動きが鈍る。頭部の水流整流板が破壊されると推進力を失う。
技:水中高速泳動、地下短距離潜行、噛み付き、噴流攻撃。
第60話「遺跡の心臓(ハート)」
遺跡の最深部「心臓室」がついに目覚める。古代機構が噴き上がり、莫大なエネルギーの脈動が地上にも影響を与える。影刃も現場に到着する。
遺跡の心臓を守る“最終防衛”としてコブラアンダラが出現。呪文のような音波(古代言語のリフレイン)で遺跡の機能を増幅しようとする。遺跡のエネルギー暴走が迫る。
遺跡機構は“浄化”か“奪取”かで二つの選択肢を出す。影刃とランドは一時的な協力を結び、コブラアンダラの呪文を止めるために連携攻撃を開始。恵・坂井らが石板の解除式を唱えるサポートを行う。
影刃の剣がコブラの咽喉を断ち、ランドがジェムを使って心臓機構を穏やかに停止させる。遺跡は眠りにつき、地底の記憶の一部が解放される。大和は“選ばれし者”としての役割を一歩踏み出す──深層編の区切り回。
コブラアンダラ
立ち上がるとフード状の首周りが広がる。鱗状の装甲・長い首を持ち、胸部に古代文字のルーンが光る。色は黒紫に金の模様。
遺跡の終局防衛を司る“儀礼的戦士”。古代言語で機構を覚醒・制御する力を持つ。表面には古代の呪文が刻まれている。
音波呪文(精神攪乱+機構同調)、毒的な噴気(近接)、俊敏な首振り斬撃。ルーンを媒介にして一時的に小型守護兵を召喚する。
ルーン刻印の一部を破壊されると呪文が崩れる。首基部の電機接続点が露出すると動作不能になる。光に晒されるとルーンが消える。
古代言語のコーラス(低音合唱)+風鈴的音色で呪文の雰囲気を出す。影刃との協力斬撃は長回しで劇的に。ラストは静寂とともに朝日が差し込み、一区切りの余韻を残す。
技:音波呪文、毒的な噴気、首振り斬撃。小型守護兵。
- 34 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/11/03(Mon) 16:37
- 第61話「掘り起こされた真実」
遺跡の解析が進み、石版とジェムの関係が明瞭に。古代文明がアングラ帝国の技術源の一部だったことが示唆され、世界各地で異常が増加。
国際的関心が高まり、アングラは遺跡の独占を加速。だが内部事情の亀裂も表面化し始める。現場でランドは遺跡の“コピー技術”の断片を回収する。
遺跡付近を守るために送り込まれたのはウデムアンダラ。巨大な多関節腕で地面や構造物を力技でぶち壊す。ランドは仲間と共に防戦を強いられる。
力任せの攻撃を仲間の連携と思い切った誘導でしのぎ、ウデムアンダラの腕の関節部を破壊して無力化。だが解析で「世界に散らばる同種の遺物」の存在が示され、物語のスケールが一気に拡大する。
ウデムアンダラ
胴体に露出する多数の関節腕を持つ。腕は昆虫の節つきで、先端にハンマーやフック等の工具ギミック。色は油黒+金属グレー。
重量破壊特化の工兵型アンダラ。遺跡や建造物の破壊・再構築を担当する“筋肉役”。
多腕による同時打撃・掴み、地下杭打ち(振動で地盤弱化)、高速アーム回転で防御を削る。
各腕の関節軸(油圧配管)が露出しており、局所攻撃でアーム数が急減する。過負荷で油圧弁が破裂すると一時停止。
技:打撃、掴み、地下杭打ち、高速アーム回転。
第62話「守りし者たち」
遺跡に眠る古の守護兵群(自律機構)が活性化。遺跡保全プログラムが発動し、ランド達は“守りし者”と対峙する準備をする。
出現したのはバイソンアンダラの群れ。大地を踏みしめる巨躯で前線を押し戻し、仲間の士気が試される。
守護兵は単に敵と見なされる存在ではなく、遺跡の“法”を守る存在として振る舞う。坂井たちが古文書の一節を読み解き、守護兵の“条件”を満たすことで争いを最小化する方向が見える。
戦闘は続くが、仲間の知恵で守護兵の行動を限定化。バイソンアンダラ群の一体を倒しつつ、全体の暴走を抑え込む。「守る意味」を問うエピソードに。
バイソンアンダラ
頭部に大きな角状装甲、前躯が筋骨隆々。四肢に重装甲プレート。色は土色で角は黒光り。体表に古代紋章の刻印あり。
遺跡の守護列兵。力で威圧し、侵入者を排する役割。意図的に“威嚇”的な行動を取るが、制御次第で行動を変える。
突進・地面踏圧での範囲ダメージ、角による衝角攻撃、集団での突進波を作る。
重装甲ゆえ回避が遅く、角の付け根や腹側の接合部が脆弱。群れの統制信号を遮断されると混乱する。
技:突進、範囲ダメージ、衝角攻撃、突進波。
- 35 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/11/03(Mon) 16:38
- 第63話「ジェムの試練」
遺跡の中心部で、ランドジェムが“試練”を発動。大和は幻視と試練を受け、自身の限界と覚悟を問われる。仲間は外部で守りを固める。
試練の最中、遺跡の外からクリスタルアンダラが襲来。鏡面反射と結晶刃でランドの視覚と動きを翻弄する。試練は実戦にも直結。
大和はジェムに導かれ、自己犠牲の意味(他者を守るための代価)を理解する。試練の中で一時的に負傷するが、心の強さで立ち上がる。
クリスタルアンダラを破砕して退け、ジェムの一部が新たに覚醒する。大和は“真の力”の端緒を掴むが、それには代償の影があることが示唆される(短い疲労/光の減衰など)。
クリスタルアンダラ
結晶体の突起が全身から伸びる角張った姿。表面は光を反射するファセット面でキラキラと光る。色は透明感ある薄紫?白。
遺跡の“視覚・反射”防衛。光と鏡面を操ることで内部の探索者を迷わせる。美しいが危険な守り手。
結晶刃の射出、光反射で幻影を生む、受けた攻撃を一部反射(反撃)、結晶化による自己防御。
結晶の結合点(母岩)を破壊されると崩落する。高温で結晶が曇り反射が弱まる。集中打で“割れ”を作れば制御不能になる。
技:結晶刃、幻影、反射。
第64話「古(いにしえ)からの導(みちび)き」
ジェムの力で遺跡が一時的にランドを強化するビジョン。パワーアップの演出はだが、遺跡側からの“返礼”として代償(疲弊・後遺症)の可能性が示される。
しかしその瞬間を狙うアングラの強襲が入り、ブルドーアンダラが地上突破を試みる。ほかにも戦力が集結し、強化状態での試練的連戦となる。
ランドは強化された力でブルドーアンダラや配下を押し返すが、使うほどにジェムの光は少しずつ暗くなっていく。仲間はその代償に気づき、力の使い方を考えるよう促す。
ブルドーアンダラを撃破し遺跡は一度安定。しかしラストショットで大和の額に微かな光の痕(代償の兆候)が現れ、次章での更なる葛藤の伏線となる。
ブルドーアンダラ
重厚な前部装甲に鋤(すき)状の前面パーツ、キャタピラー風の脚部と油圧アーム。カラーは工場の黄土色+鉄色。
地上突破・陣形押し崩し専門の重戦車的怪人。街路や障壁を押し潰し前進する。
鋤での押し潰し・地割り、キャタピラーでの牽引、前面装甲からの衝撃波放出。
油圧ラインやキャタピラの歯車接合部が弱点。動力源の露出部を狙えば停止する。
技:地上突破、押し崩し、押し潰し前進。
- 36 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/11/03(Mon) 21:26
- 第65話「連合(れんごう)の誓い」
地上の自治体・町内会・ボランティア組織などが協力し、ヒーロー側(ランド/仲間)との“連合軍”結成の準備が始まる。市民参加型という昭和らしい描写あり。
しかし、アングラは強敵を送り込む。剣竜モチーフの ケントロアンダラ が登場し、剣術を駆使して連合軍の指揮系統を崩しに来る。
ランドと仲間たちは市民との合同演習を行いつつケントロアンダラに立ち向かう。市民が防衛線を敷き、ランドが先鋒を務め、“連合の力”を実証する。
ケントロアンダラを撃破し、町の代表がランドに「誓いの腕章(シンボル)を渡す」。連合軍の誓いが形となり、次なる大戦への布石となる。
ケントロアンダラ
中〜大型。背部に剣状の装甲が列続。腕部に剣格納ホルダー、脚部は剣竜らしい太い肉付き。色は濃緑+銀の剣装飾。
アングラ帝国の精鋭剣士部隊から改造された怪人。剣術と陣形破壊を得意とする。
格闘剣撃(高速斬り)、剣装甲を展開して防御/反撃、剣先にエネルギーを集中させた貫通斬り。
剣装甲の背部ヒンジが露出。無防備な格闘状態に持ち込まれると機動力が低下。
技:格闘剣撃、剣装甲、貫通斬り。
第66話「機甲(きこう)の影」
アングラが新型兵器“機甲型アングラロボット”を実戦投入。連合軍、ランド側にとって大きな試練の幕開け。
装甲怪人 ソウコウアンダラ が登場。重武装で連合軍の防衛線を破壊しに来る。連合軍+ランドの連携プレイが試される。
ランドは仲間・市民・連合軍部隊と協力し、機甲ロボを引き込み罠を仕掛ける。バイク・装備・市民支援の三位一体作戦。
機甲型アングラロボットおよびソウコウアンダラを撃破。連合軍の機甲脅威対応能力が証明され、“影”から“影を返す”段階へ移行する。
ソウコウアンダラ
装甲強化型。肩部に大型ミサイルポッド、胸に装甲板、脚部にキャタピラー風ブーツ。色は鋼鉄グレー+戦闘マーキング。
機甲部隊の先導役であり“破壊の盾”役。陣頭指揮をこなす改造怪人。
重装甲による高耐久、防御を突破するための圧力攻撃、ミサイル二連装、キャタピラー脚で踏み潰し。
装甲板の接合部が厚いため熱が溜まりやすく、オーバーヒートによる一時停止が起こる。キャタピラー脚に障害物を挟まれると動けなくなる。
圧力攻撃、ミサイル二連装、踏み潰し。
機甲型アングラロボット
中型ロボット。腕部に砲、背部に発射管、大型キャタピラー脚。色は迷彩グリーン+黒。
機甲部隊向け重武装(ミサイル・重砲)、防御型バリア、地上破壊機動。
巨大故に旋回性能が低く、狙われやすい。バリアが一定時間で解除されるタイミングがある。
技:ミサイル、重砲。
- 37 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/11/03(Mon) 21:26
- 第67話「夜襲(やしゅう)を撃て」
夜間、アングラが補給線を断つために奇襲作戦を展開。連合軍の裏側への侵入。ランドたちは夜襲を受ける直前に動く。
そこでステルス能力を持つ怪人 ステルスアンダラ が潜入し、連合軍の指令部を撹乱。ランドはシルヴァン(アングラ怪人司令)による妨害も受ける。
ランド・影刃・連合軍が連携し、夜闇の中で補給基地への突入&奪還作戦を敢行。ステルスアンダラの影を突き止めるための明かり・音・罠がキーワード。
補給線を断つとともに、ステルスアンダラを撃破。夜明けの中、町が再び動き出す。市民・連合兵・ランドの連携が描かれる。
ステルスアンダラ
黒光りスーツにカモフラージュギミック付き。ヘルメットに低光域センサー。脚部に静音ブーツ。色は夜景に溶け込むダークグレー。
潜入・暗殺・情報戦を得意とするアングラ精鋭。夜間活動専門。
ステルス迷彩(短時間透明化)、音波消去ブーツ、夜視センサー、短距離テレポート(瞬間移動風)による撹乱攻撃。
明るいライト・反射板・赤外線露出で迷彩解除。夜間以外では機能低下。機動力を削ぐと捕捉が容易。
技:ステルス迷彩、音波消去ブーツ、夜視センサー、撹乱攻撃。
第68話「市民(まち)の砦(とりで)」
市街地がアングラの集中攻撃対象となり、町全体が“砦”になる。市民が防衛線を敷き、自主的に動き出す回。ランドはそれを支援。
カミキリアンダラが出現、斬撃を得意とし民家や避難所を狙う。市民・子どもたちが勇気を出して橋頭堡を作る。
ランドと市民が連携し、避難所を守りつつカミキリアンダラを迎え撃つ。市民が手製盾・防火バリケードを作るシーンあり。
カミキリアンダラを市民の「守る心」の力+ランドの必殺技で撃破。市民の歓声とともに町の灯りが戻る。次回へ繋がる“市民参加の大戦”の予感を残して終幕。
カミキリアンダラ
長い触角+カミキリムシの顎装甲。腕部には切断刃状パーツ。背部に飛行補助翼(短距離)。色は深緑+黒線模様。
インフラ破壊・斬撃破壊を専門とするアンダラ兵。木造建築・都市構造の脆弱部分を狙う。
高速飛行斬撃、触角からの雷撃(電気衝撃)、顎での捕獲・破壊。
触角の付け根が脆弱。飛行モード時の翼展開時に一瞬防御が薄くなる。音響攻撃で触角機能を麻痺させやすい。
技:高速飛行斬撃、雷撃、顎。
- 38 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/11/04(Tue) 16:57
- 第69話「影刃の選択」
影刃(滝川蓮)がアングラ側からの“取引”を受けるという情報が流れる。大和と仲間は影刃の動向に心を砕く。
影刃は単独で任務に赴き、その過程で“救うべき者”と“守るための手段”という2択に直面する。大和は影刃の真意を問うため接触を試みるが、互いの信念は交差する。
その最中、ニンジャアンダラが暗躍。忍術風のステルス攻撃で連合の重要人物を狙い、混乱を拡大する。影刃は自らの判断で決定的な行動を取り、ランドとの関係に変化が生じる。
影刃は“大きな決断”(ここでは敵の一角を切り崩す行動)を選び、ランドはその選択を受け入れる。信頼は一気に回復するわけではないが、新たな局面へ進む橋渡しが成る。
ニンジャアンダラ
細身でしなやかな装甲、背中に折畳式投擲具。顔は布面マスク風で目元だけが光る。脚部に静音クロー(爪)を装備。
暗殺・攪乱・撹乱工作のスペシャリスト。影刃の影となって動く刺客タイプ。
短距離瞬間移動(ワイヤー&ワイヤーアクションで表現)、手裏剣状飛翔武器、煙幕や分身(トリック)で幻惑。
明るい光や爆音で動きが露呈、短距離テレポートは消耗が激しく連続使用は不可。赤外線で位置を特定できる。
技:短距離瞬間移動、手裏剣状飛翔武器、忍術。
第70話「科学と祈り」
町の古い祭礼が近づく。坂井と宮本は祭りの科学的装置(古い灯台の修復や祭礼灯の制御)で参加を頼まれる。科学と民俗の融合がテーマに。
そこへ時空的かのような奇襲を仕掛けるトケイアンダラが出現。時間操作で現場のテンポを狂わせ、救助や連携に支障を出す。
科学で時間を“計測”し対抗する坂井・宮本の工夫と、地元の祭祀(祈り・民謡)が生む心の同調が合わさり、トケイの時間歪を解くヒントが生まれる。
ランドは祭りの光(提灯)と坂井の同期装置を使いトケイアンダラの時流を固定、影響範囲を無力化して撃破。町は科学と祈りが共に働いたことを祝う。
トケイアンダラ
胸部に大きな歯車と時計盤、腕部に竜頭(ワインド)風ノブ。動きは規則的で機械的なカチカチ音が伴う。
時間操作の実験体。局所的に時間を遅延・加速させ、敵を戸惑わせる。アングラの戦術的攪乱兵器。
短時間の加速(自分や仲間の動きを速める)、遅延フィールド(相手の動きを鈍らせる)、時間歪で過去映像を映し出す(幻惑)。
過負荷に弱く、逆回転やショックで歯車が破損すると機能停止。時間を均一化する強制同期に弱い。
第72話「反攻(はんこう)の鼓動」
連合軍は最終的な総反撃(局地反攻)準備を整え、ランドを中心に士気が最高潮へ。指令会議、作戦地図、各部隊のモンタージュで緊張感を高める。
アングラもまた総反撃に備え、突撃特化のカゼルアンダラを先鋒に据える。短期決戦を挑む“突撃主義”だ。
夜明け前、ランド率いる部隊は一斉に動き出す。市民・連合軍・ランドが呼吸を合わせ、各地で連動攻撃が始まる。カゼルアンダラの突撃を如何に割るかが初動の鍵。
初期の突撃は苦戦するが、連携と機転で突破口を開く。反攻の鼓動は街に広がり、シリーズ中盤の大きな山場へ向かう布石を残す終幕。
カゼルアンダラ
前傾姿勢で鋭角的なライン、四肢に強化スプリングや油圧ブースターを装備。色は戦闘赤+黒で突撃感を強調。
短期決戦・突撃部隊のエース。突進で陣形を崩し、後続を引き込むことが得意。
ブースト突進、突進後の跳躍攻撃、前面の衝撃波発生(短距離)。
長期戦に弱く、エネルギー切れで動きが止まる。側面攻撃や拘束系に弱い。
技:突進、跳躍攻撃、衝撃波発生。
- 39 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/11/04(Tue) 16:58
- 技:短時間の加速、遅延フィールド、幻惑。
第71話「砲声の消えた朝」
一時的な停戦協定が各地で成り、朝の街は静寂に包まれる。だが「静けさ」は嵐の前触れであり、各陣営が次の作戦を練る。
停戦の脆さを狙うアングラ側の刺客としてソウコウレッシャアンダラ(装甲列車モチーフ)が線路沿いに出現し、電力・交通インフラを叩く。
停戦の信用を守るため、ランド側は極力被害を抑えつつ列車型怪人の制圧を図る。列車の砲撃は強力で、連合軍は動きが取れない。
ランドは住民の避難誘導とミニチュア列車の誘導誘爆トリックで砲塔を封じ、ソウコウレッシャアンダラを無力化。静かな朝は一瞬の安堵を与えるが、戦いは続く。
ソウコウレッシャアンダラ
長い車体ラインをイメージした胴体、前面に大口径砲、側面に車輪状の装甲パーツ。煙突や排気口のようなディテールがある。色は黒鉄+赤ライン。
移動砲台・インフラ破壊特化型。線路・橋梁・電柱を破壊して都市機能を混乱させる。
走行砲撃(前方広範囲)、煙幕・蒸気で視界妨害、車輪回転で地表の振動を誘発。
曲線や障害物に弱く、軌道を外れると自走が困難。砲塔の固定軸が露出するタイミングが狙い目。
技:走行砲撃、煙幕、蒸気、車輪回転。
- 40 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/11/04(Tue) 20:59
- 第73話「別れのバイクロード」
総反攻出撃の前夜。チームは最終装備確認を行い、各自に渡される小さな護符や家族の手紙。大和と恵、仲間たちの静かな会話で別れと決意が描かれる。
出撃直前、港近くの幹線道路で爆走する大型の怪音。アングラの先遣兵が街道封鎖を狙う。ランドは仲間を励ましつつ単身先陣を切る。
出現したのはトラックアンダラ。巨大な荷台アームと前面バンパーを振り回して突進・押し潰しを行う。この脅威を排して出撃路を確保するのがランドのミッション。
ランドがドリルでタイヤを止め、仲間の連携で荷台の動力を破壊。街道の封鎖は解除され、仲間たちは互いに固い握手を交わして別れを惜しむ。大和の目には決意の光。
トラックアンダラ
大型の前面バンパー状胴体、荷台にアームや投擲器具を搭載。車輪の意匠が脚部に残る。色は工業グレー+黄色のストライプ。
物資破壊・道路封鎖の前線型。高速突進で陣形を崩す役割。
爆走突進、荷台アームで掴み投擲、荷台からミニ地雷投下。荷台の側面が展開して防御壁にもなる。
操縦コアが荷台下部に露出しており、脚部車軸を狙えば転倒。回転部の潤滑軸に砂を噛ませると動作不良を起こす。
技:爆走突進、掴み投擲、ミニ地雷投下。
第74話「潜入(せんにゅう)作戦発動」
連合軍はアングラ後方の補給・情報拠点に潜入する極秘作戦を決行。影刃は偵察隊を率い、ランドは陽動を担当して夜の市街を封鎖する。
潜入班は基地の警戒を掻い潜るが、内部にシニカミアンダラ──“死神”の名を冠した奇怪な刺客が待ち構えている。静寂と冷気の演出で緊迫を高める。
シニカミアンダラは、装備や意識に「死の印」を刻む特殊攻撃で潜入者の動揺を誘う。影刃は冷静に対処するが、仲間の一人が危機に陥る。ランドはリスクを承知で援護に入る。
潜入は成功。シニカミアンダラは影刃とランドの連携で撃破されるが、潜入で得た情報は帝国の秘密を暴く重大な手掛かりとなる。ラストは暗がりで交わされる短い会話と、仲間の安堵の表情。
シニカミアンダラ
黒いローブ状装甲(布質のプロップで揺らす)、長い鎌状の武器、顔は仮面で白く無表情。動きは静かで滑るよう。
暗殺・精神攪乱の専門。敵の士気や意志を削ぐ“恐怖工作”を行う。
触れた者に幻覚的「死の幻影」を見せて行動不能にする(映像+音響で表現)、鎌を使った斬撃、煙状の“死気”で視界妨害。
強い意志や古典的な儀礼音(鐘や祈り)で幻影が弱まる。光線に弱く、露光で仮面の機構が暴かれる。
技:死の幻影、大鎌、死気。
- 41 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/11/04(Tue) 20:59
- 第75話「真壁博士の反抗」
真壁博士の研究ノートに、アングラの技術と同じ匂いがあることが露見。真壁は自分の研究が帝国の兵器化に使われていることを知り葛藤する。
内部からの“反抗”として真壁が一時的に連合に接触。これにより帝国内部に亀裂が走り、アングラ側は動揺。だが同時にカバアンダラが街で暴れて混乱を誘う。
カバアンダラは大音量の咆哮で通信を妨害し、住民を恐慌にする。真壁は自分の過去を償うため決断し、宮本と協力して兵器の一部を無力化する装置を作る。
カバアンダラを撃破し、真壁は公式には行方不明を装って活動を続けることに。仲間は彼の決断を胸に刻む。ラストは夜の研究室で坂井が残された図面に目を落とすカット。
カバアンダラ
がっしりとした胴体、大口の顎、厚い皮膚のような装甲表現。背に拡声器やサイレン風ユニットを装着。色は泥色+赤のアクセント。
騒擾・心理撹乱用の怪人。大声での咆哮によって通信妨害や市民の恐怖誘発を行う。
轟音咆哮(通信機器・ラジオを誤作動)、踏み潰しと衝撃波、口からの音波弾。
鼓膜感知式のセンサーが付いた胸部が弱点。耳を塞ぐ・高周波で逆に混乱させると自滅的行動を起こす。
技:轟音咆哮、踏み潰し、衝撃波、音波弾。
第76話「黒い翼(つばさ)の襲来」
アングラが制空戦力を本格投入。飛行型機動部隊が上空を制圧し、連合軍の空援が困難に。町は空襲の危機にさらされる。
先鋒としてヤンマアンダラが出現。水中?空中の二面性を持ち、沿岸の港と上空の両方で脅威を振るう。飛行型アングラロボも続々出撃し、制空権回復が急務となる。
ランドと影刃は地上からの対空支援と連携して、飛行型アングラロボを誘導。宮本の改修でランドバイクに短時間対空ロケットを装着して応戦するスリリングな空中戦が展開。
ヤンマアンダラと飛行ロボ数機を連携で撃墜。空域は一時的に安定するが、戦線はさらに深まることを示す空のシルエットで終幕。
ヤンマアンダラ
細長い流線形の体、複数羽のメタルウイング、腹部に水中推進ノズルを持つ。頭部は複眼風マスク。カラーは青緑+メタルシルバー。
海上・沿岸の制圧と制空を兼ねる特殊個体。滑空刺突と水上発進を得意とする。
滑空刺突・高速旋回・水面からの急上昇、腹部の噴射で泡や水流を操る。短距離ミサイル投下も可能。
ジェット噴射の吸入口を塞がれると推進が落ち、狭い空域での旋回が苦手。着水・着陸時に一瞬露呈するコアが弱点。
技:滑空刺突、高速旋回、、急上昇、噴射、短距離。
- 42 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/11/05(Wed) 17:10
- 第77話「最後の調整」
決戦を前に宮本がランド装備(ランドスーツ、ドリルアーム、ランドバイク等)に最終改良を施す。夜通しの作業で技師チームの結束が描かれる。
調整テスト中、街外れで暴れるリキシアンダラが出現。力士モチーフの怪人で握力・押し込みが強烈。テスト中の未完成装備での実戦が迫られる。
ランドは不完全な新ギミック(強化チャージ未完)を工夫して使い、宮本の指示を無線で受けながら戦う。仲間たちの即応支援が光る。
リキシアンダラを倒し、宮本は修正点を確認。「これで行ける」と呟いて夜明けを迎える。決戦装備の完成と技術チームの信頼が示される回。
リキシアンダラ
巨躯でがっしりした上半身、回し(帯)を模した腰部装甲。腕部が巨大で握力用のギミックがつく。色は土灰+紅の差し色。
正面突破・押し潰し特化の重量級アンダラ。陣形崩しと扉突破を任務とする近接専用兵。
握力拘束(相手を掴んで投げ飛ばす)、肩当て衝撃波、地面押し込みで地盤を変形させる。
スタミナ型で連続行動が苦手。関節に露出した油圧部と回し(腰部)の継ぎ目が狙い所。
技:握力拘束、衝撃波、地面押し込み。
第78話「夜の誓約」
出撃の前夜、大和と恵は静かな海辺で言葉を交わす(幼馴染の情、未来への不安と希望)。個人的な想いが次の行動原理になる感動回。
その夜、上空からの偵察でコンドルアンダラが出現。高空からの威圧で連合軍の士気を揺さぶる。
ランドは夜間の索敵と妨害を排しつつ、恵の励ましを胸に単独で空襲対応に向かう。恵は仲間たちを鼓舞して支援体制を固める。
コンドルアンダラを撃退して夜の誓いが深まる。大和は恵との約束を胸に、決戦へ向かう決意を固める。
コンドルアンダラ
大きな翼を持つ空中型。翼の先端に刃状の装甲、胸部に強いブレス噴射口。色は煤黒+白縁。
制空・偵察を兼ねる高機動個体。上空からの索敵と急降下刺突で脅威を与える。
滑空刺突、高所からの尾撃、強風生成で地上の射撃を撹乱。視界遮断の羽粉散布。
一度着地すると両翼の継ぎ目が露出。高所での小型局所攻撃やワイヤートラップで足止め可能。
技:滑空刺突、尾撃、強風、羽粉散布。
第79話「全軍集合」
連合軍・市民隊・ランド部隊が一堂に会し、決戦陣形と作戦確認が行われる。各部隊の代表が決意表明をする大規模モンタージュ。
集合エリアで水中からフナムアンダラが襲来。小型だが群れをなすタイプで沿岸部を主戦場にする。連合の結束が試される。
海峡防衛と陣形維持のため、ランドは水陸両面の指揮を兼ね、連携砲火と避難誘導を指示。全軍の協力で徐々に優位を取り戻す。
フナムアンダラ群の根絶に成功し、全軍が結束して「これで行く」という士気の高まりを示す。カメラは上空から集結する群像を捉え締める。
フナムアンダラ
小型で扁平な体、群体行動が特徴。殻状装甲が多数連結する。色は潮色の灰。
沿岸破壊・隙間攻撃の群体兵。数で圧倒して隙を作るのが得意。
群体突進、小口破壊(配管や桟橋の破損)、吸着で機材を無力化。多数での連携で大きな障害を作る。
個体は脆弱で、電磁パルスや高圧噴流で一掃可能。群れの統率中枢が狙い目。
技:群体突進、小口破壊、吸着。
第80話「決戦前夜」
全ての準備が整い、夜は静かに更ける。各人物の回想(故郷、師匠、幼馴染、失った者たち)を挿入して心情を積み上げる。静謐で緊張感の高い序章。
夜更け、アングラの偵察が最後の探りを入れる。マンドリアンダラが前哨として出現し、地下要塞の入口にドリル攻撃を加える。
小競り合いが起きるが、決戦の火蓋はまだ。ランドと仲間は各配置へ就き、最終確認を交わす。マンドリアンダラは一旦退けられるが、ドリルの痕跡は大きく残る。
夜明け前、カットごとに各人の決意を見せるクローズアップ。次回(決戦)への期待と不安を残す、シリーズ最大の山場直前の締め。
マンドリアンダラ
顔面の派手な色彩を模したヘルメット状の前部、巨大ドリル腕を装備。体色は暗褐+鮮色の差し模様。
前線突破型のドリル兵。要塞・地下基地の破壊を専門にする先鋒役。
腕ドリル回転貫通、地盤穿孔で急襲洞を作る、振動波で地中設備をショートさせる。
ドリル基部の軸受けが高摩耗部で、衝撃や冷却攻撃で故障しやすい。ドリル突入後は反動で一瞬無防備になる。
技:腕ドリル回転貫通、地盤穿孔、振動波。
- 43 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/11/06(Thu) 17:15
- 第81話「地底へ進め」
連合軍の大規模侵攻命令。ランドを先頭に、地上部隊と掘削隊・潜行隊が連動して地底へ突入。坑道から深層へ向かう緊張の出発シーン。
地下の迷路で索敵・斥候を続けると、露光表示板やモニター装置が不気味に光る――自律監視機能を持つモニターアンダラの出現。連合の通信・情報網が攪乱される。
ランドは仲間の誘導でモニターの逆手(映像の投影と欺瞞)を破る。だが迷宮は深く、罠と思考戦が同時に続く。モニターの幻像に惑わされる隊員が続出。
坂井と宮本の電子解析でモニターの信号源を特定。ランドが一撃で制御盤を破壊してモニターアンダラを無力化。深部侵攻の序章に成功する。
モニターアンダラ
胸部に大型のモニター(可動)、肩や腹に小型スクリーン、ケーブル状触手が背に垂れる。顔は冷たい映像面。色は暗銀+黒。
遺跡・坑道の監視・心理撹乱を司る自律型アンダラ。情報攻防の最前線を担う。
光線投影(幻像の生成)、視覚/音響フェイクで敵を攪乱、簡易(小型カメラ)を飛ばす。砲撃ではなく“情報兵器”型。
発信コア(胸のモニター裏)が露出しており、強光・EMP・物理的破壊で一発で停止。ケーブルを切られると分断される。
技:光線投影、視覚、音響フェイク。
第82話「アングロスの逆襲」
帝王アングロス、自ら秘策を発令。地下迷宮の地形そのものを罠に変える“迷宮再構成作戦”が始まる。連合は包囲網を崩される。
前線で突如現れたのはバッファローアンダラ。闘牛モチーフの重量級で、要塞の要所を突き崩しにかかる。大和たちは防戦を強いられる。
アングロスはさらに迷路内で通路を閉鎖・落盤を起こし、連合を分断。ランドは小部隊を率いて孤立した仲間を救出する個別行動へ。
連合の協同作戦(牽引・爆破誘導)でバッファローアンダラを転倒・封鎖。だがアングロスの罠はまだ残り、迷宮はさらに深く閉ざされる予感で幕。
バッファローアンダラ
牛の強靭な肩回りと角状装甲を持つ巨躯。前脚はハンマー状、胸部に衝撃吸収プレート。色は土黒+黄金。
突破・陣形崩しを専門とする“ぶち破り”型。地底での押し込み作戦を担う。
突進突撃(角突き)、地割りを誘発する胸部ブレイク、衝撃波で小区画の天井を崩す。
重心の偏りで横転に弱い。角の基部と腹側の継手が弱点。回転拘束や油圧停止で機能停止。
技:突進突撃、地割り、衝撃波。
第83話「胸の炎(ほのお)燃やして」
ランドは個人的決意?帝国の要塞中枢に単身で切り込むと宣言。仲間は止めようとするが、大和は仲間を信じて赴く。
要塞内部は暗殺部隊や潜入トラップで満ちる。暗殺に長けたヒヨケアンダラが潜行し、ランドの行動を阻む。
ランドは仲間の援護(無線で指示)と自身の“胸の炎”=意思の強さでヒヨケの幻惑をはねのける。肉体的にも精神的にも苦戦を強いられるが前進。
ヒヨケアンダラを撃破し、ランドは要塞の外殻を突破。仲間の信頼の声が彼を支え、単騎で要塞に迫るラストショット。個人回の熱い見せ場。
ヒヨケアンダラ
細身で匿蔽色のボディ、前腕に細長いナイフ状スパイク。マントや薄布で動きを隠す。色は煤灰+薄緑。
暗殺・接近撹乱が専門。影に潜み、斬撃や毒針で標的を一撃で仕留める。
毒刃・短剣の連続斬撃、煙幕・消音移動、短時間自動分身トリック(映像合成で表現)。
近接戦での正面衝突に弱く、強光や大音量で動作が乱れる。防御が薄く持久戦には耐えられない。
技:毒刃、短剣、連続斬り、分身トリック。
第84話「影刃の道」
影刃は自らの過去(被験者・宿命・裏切り)と対峙する回。彼は最終的に“どの道を行くか”の決断を迫られる。
そのころ要塞の防衛ラインにカマリラアンダラが配置され、斬撃で要塞の要石を守る。影刃は独自に接近して戦況を左右する立ち回りを見せる。
影刃は一時的にランドに協力するサイン(背中の援護や奇襲封じ)を送り、しかしその選択は“表立った協力”ではなく、陰で敵の動きを潰す形を取る。二人の連携は“信頼の距離感”を描く。
カマリラアンダラは影刃の影撃ちとランドの正面突破で撃破。影刃の道は未だ完全な味方とは言えないが、彼の選択が物語の重要な転機になることを示して終幕。
カマリラアンダラ
二足歩行の屈強な体、腕に大きな刃状装甲、鋭い牙列。背に鱗板が並ぶ。色は暗赤+泥色。
防衛・斬撃特化の中型精鋭。要石や要害の近接防御を任される。
高速斬撃、噛み付き拘束、鱗板による近接防御。地面に爪を突き刺し回転斬りを繰り出すトリッキーな技を持つ。
側面装甲継ぎ目と首基部の関節。長い斬撃を外すと隙ができる。連携で翻弄されると弱い。
技:高速斬撃、噛み付き、回転斬り。
- 44 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/11/06(Thu) 21:20
- 第85話「ランド、地底へ」
ランドは仲間の援護を受けつつ、ついに地底奥深くの古代神殿へ到達。石造りの回廊と巨大な扉??胸が高鳴る到達シーン。
神殿の心臓部を守る“巨獣守護兵”として、ブラギオアンダラが出現。背部に砲塔を持つ竜脚類モチーフの大型アンダラだ。
ブラギオの長距離砲撃で回廊が崩れ、ランドは遮蔽物とミニチュア破壊の中を駆け抜ける。宮本らの遠隔支援で砲塔を一時封印し、接近戦へ持ち込む。
ランドのドリルアームと地底の古機構(遺跡の仕掛け)を利用した連携攻撃でブラギオアンダラ撃破。光る石板が一つ解放され、次の脅威を予告する。
ブラギオアンダラ
長い首と太い胴、背中に旋回砲塔のような装備を持つ。脚は柱状で重量感あり。色は石灰色+錆色のアクセント。
古代遺構の守護砲兵。長距離砲撃で接近を防ぐ役目。遺跡と共鳴して砲火が強化される。
背部砲塔からの連続砲撃(高圧エネルギー弾)、長い首の振りで叩きつける近接、地面に震動波を与えるスタンプ攻撃。
砲塔回転軸の冷却フィンが損傷するとオーバーヒートし停止。首基部の関節(古い鎖式継手)が狙い目。
技:連続砲撃、高圧エネルギー弾、叩きつける近接、震動波。
第86話「大将カンバーの逆鱗(げきりん)」
大将カンバーが最終兵器を起動。地底要塞の奥で超大型の騎士型兵器を起動し、事態は一気に緊迫。連合軍は押し戻される。
騎士型ロボの前に、カンバーの自らの意思を具現化するような近接戦闘特化のライオンアンダラが突入。肉弾戦でランドを圧倒する。
ランドは宮本の“最後の改良”を使い、装備と肉体を極限まで駆使して騎士ロボと一騎打ち。大将カンバーはコクピットから直接ランドに挑発を浴びせる。
騎士型ロボの心臓部(エネルギーコア)を暴き、仲間の協力でコアを露出→ランドの必殺技で破壊。カンバーは退却、要塞の中心部へと撤収していく??敵の“逆鱗”は割られたが戦いは続く。
ライオンアンダラ
たてがみ風の装甲、四肢に格闘用ブースト、胸に盾紋。色は黄金と焦げ茶。
爪・咆哮による衝撃、突進の突撃技、近接コンボで相手を圧倒。
防御は強いが遠距離に弱く、側面の関節部が柔らかい。
技:爪、衝撃波、突撃技、近接コンボ。
騎士型ロボット
巨大な人型鎧、巨剣・ランスを装備。コックピットは胸部にあり、カンバーが搭乗する。色は鉄黒+赤。
重装甲・格闘一斉攻撃、胸部からのエネルギービーム、腕部ランスの急襲。
胸のコア露出時に大振動が生じ、コアに狙いをつけると短時間で動作停止。関節冷却が弱点。
技:一斉攻撃、エネルギービーム、腕部ランス、剣。
- 45 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/11/06(Thu) 21:20
- 第87話「真壁の贖罪(しょくざい)」
真壁博士が自らの研究が帝国の兵器へ利用された事実を知り、贖罪の決意をする。彼は重要な機密データと共に裏切りの証拠を持ち出す準備を始める。
だがその混乱の隙を突き、火山モチーフのカザンアンダラが神殿下部で噴火的な攻撃を開始。溶岩流(特殊効果)で進路を封鎖しようとする。
真壁は自ら前線へ赴き、宮本と協働して噴火制御装置をハッキング・逆転稼働させる。ランドと仲間は溶岩を避けつつ人命救助と制御装置の保護を行う。
カザンアンダラは火山制御装置の反転で一時的に活動停止。真壁は贖罪としてアングラの兵器図面を破棄し、仲間へ深い謝罪をする。物語は「科学の責任」というテーマに一つの区切りをつける。
カザンアンダラ
岩肌のような外殻、背部に噴口状のパイプが複数。胸部にはマグマ流動のような光るラインが入る。色は黒赤の溶岩色。
環境兵器として地底の熱エネルギーを動員する。地割れや噴出で戦況を一変させる。
溶岩噴出(ミニチュア+赤フィルタで表現)、火炎弾、周囲温度上昇で機械の過熱を誘発。
冷却(海水注入や過冷却ショック)や導電ショートで内部流路が止まる。機体表面の冷却フィンが狙い目。
技:溶岩噴出、火炎弾、誘発。
第88話「地底で交わす誓い」
要塞深部で連合の各部隊が最終行動を開始。仲間たちはそれぞれの役割を全うする決意を述べ合う。別れと連帯、緊迫のラッシュ。
海上からの支援を妨げる“戦艦型”アンダラ、センカンアンダラが地底の水路を使い水上戦を仕掛ける。水面・洞窟の狭域で連合は苦戦を強いられる。
各人がそれぞれ自己犠牲的な行動を取り、ランドは最前線で仲間を守る。真壁の情報は決戦に決定的な影響を与え、カンバーの計画に大きなほころびが生じる。
センカンアンダラを撃破し、仲間たちは互いに誓いを交わす。ランドはジェムの光を額に受け、遺跡の力と地上の未来を繋ぐ決意を固める。
センカンアンダラ
船体を模した胴体、艦首に大砲を備え、側面には魚雷管のような開口部。表面に海藻や貝の装飾(地底に馴染む演出)。色は深海藍+鉄黒。
水上戦・海路封鎖の専門家。地底水路を制し、外部支援を断つ役割。
砲撃・魚雷投射・泡で視界封鎖、艦体を盾にした防御陣形形成。海底からの突進で地盤へ打撃。
艦体底部の推進口・操舵機構が露出すると逆噴射でスタンしやすい。狭い洞窟では機動性を失う。
技:砲撃、魚雷、突進。
- 46 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/11/07(Fri) 16:47
- 第89話「帝王(こくおう)の眼(め)」
ついに帝王アングロスが姿を現す。地底神殿の深部から、精神を揺さぶる声が響き渡る。
アングロスは幻惑と精神攻撃で連合軍の士気を乱し、隊員たちが次々に錯乱する。ランドも幻影の中で自分を試される。
幻惑の核心にはバラアンダラの働きがあり、個々のトラウマを具現化する幻影が襲う。大和は仲間の声を頼りに現実を取り戻す。
坂井の解析で幻覚の発生源を突き止め、ランドがバラアンダラのコアを破壊。帝王は直接制圧せずに去り、次なる大きな手を匂わせる――精神戦の幕開け。
バラアンダラ
上半身が花びらのような薄膜を幾重にもまとい、胸部に光る棘(ルーン)が並ぶ。色は暗赤?黒紫のグラデ。顔は仮面的で口元が花弁状。
精神撹乱・幻覚生成の専門個体。被験者の心象風景を映し出して混乱させる。美しく危険な守護兵。
視覚・聴覚に作用する幻覚弾(光線)、触れた者の過去映像を引き出す呪紋、周囲を薔薇の棘で囲む防御陣。
光の直撃で薄膜が反射し崩れやすい。物理的に棘の根本を断つと幻覚発生が停止する。強い意志(仲間の呼びかけ)で幻が薄れる。
技:幻覚弾(光線)、呪紋、棘、茨。
第90話「崩壊(ほうかい)の前触れ」
遺跡の封印がほころび、地底のエネルギーが不安定化。地殻に亀裂が走り始める。
エネルギー暴走に合わせ、空中戦力を兼ねるカブトアンダラが突如出現。力と空の支配で一帯をかき乱す。
カブトの突撃で遺跡の一部が崩落、連合は救援と封鎖で手一杯に。ランドは暴走域での人的救出を優先しつつ、カブトと対峙する。
宮本の仕掛けた冷却装置(地下噴流を利用)でカブトの空中推進を一時停止。ランドが接近して頭部コアを破壊。だが遺跡のエネルギー暴走は止まらない──更なる危機の予感。
カブトアンダラ
厚い甲羅状の装甲に小型ジェットノズルを多数搭載。前胸は鉤状の角、脚部は強靭で跳躍力あり。色は金属黒+緑光。
空中機動と突撃を併せ持つアングラの空地ハイブリッド。封印の破壊・突破に使われる突進兵。
短距離ジェット急上昇・急降下刺突、甲羅からの鉄片飛散、地面突撃での震動。
噴射吸入口が塞がれると推進力を喪失。甲羅下の冷却ラインを狙えばオーバーヒートする。
技:突撃、急降下刺突、鉄片飛散、震動。
第91話「決裂(けつれつ)の時」
帝国内部で対立が深まり、カンバーと真壁の理念衝突が表面化。内部の亀裂が作戦に影響を与える。
混乱の中、海中からサメアンダラが襲来。戦力の分散を狙うかのように連合の要を狙う。カンバーの命令系統に揺らぎが出て、帝国内の部隊が足並みを乱す。真壁の露見が決定的な引き金となり、戦局が複雑化する。
サメアンダラは連合の連携で海中罠に嵌められて撃破。帝国内の決裂は戦力低下を招き、ランド側にとっては一筋の好機となるが、内情は更に混沌へ。
サメアンダラ
流線形の胴、上下に鋭いヒレ状装甲、顎は鋭いプロテクター。背にレーダー状の器官。色は鋼青+白刃。
海中高速戦士。索敵→急襲→撤退をテンポよくこなす斬り込み部隊。帝国は海路制圧の要として投入。
水中高速突進・咬合攻撃、水流操作で視界を奪う、側面の鋭ヒレで切断攻撃。
浅瀬や網で動きを制限されると脆い。電磁バーストや高周波音で方向感覚を狂わされる。
技:水中高速突進、咬合攻撃、水流操作、切断攻撃。
第92話「ランドバーストの代償」
遺跡の暴走が激化し、多数のアングラ兵が一斉に襲来。ランドは決定打として新必殺「ランドバースト」を使用する決断をする。
ランドバーストは圧倒的な破壊力で敵を薙ぎ払い、クワガタアンダラを含む多数の敵を一掃するが、ジェムと肉体に大きな負荷を与える。
技の成功と同時にランドは深い疲弊と幻覚、不整脈のような症状を示す。仲間は彼の消耗を目の当たりにし、勝利の喜びと不安が交錯する。
「勝利の代償」がクローズアップされ、ランドは戦いの後遺症としてしばらく戦列を離れる可能性を残すラスト。連合はだが前進を続ける──最終盤への深い伏線。
クワガタアンダラ
前胸に大きな顎装甲、頑強な胸板と短めの脚。顎が開閉して威圧するデザイン。色は黒光り+銅の縁取り。
斬撃と掴みで相手を潰す格闘特化個体。数は少なめだが精鋭。
巨大顎での掴み・粉砕、装甲打ち破りの角突き、顎から放つショック波。
顎基部の油圧ラインが狙い目。顎を振るう時の反動で一瞬隙が生まれる。
技:巨大顎、角突き、ショック波。
- 47 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/11/07(Fri) 20:49
- 第93話「希望(のぞみ)の灯(ともしび)」
遺跡暴走で連合は苦戦。前線で消耗する仲間たち。
一時撤退の最中、被災した街の子どもたちや市民が小さな灯り(ランタンや提灯)を掲げ合唱する光景が描かれ、疲れた兵士たちを鼓舞する。ランドはその声に奮起する。
その瞬間を突くように、群れで襲い来る獰猛なムカデアンダラが坑道を這い回り市民避難路を脅かす。数に物を言わせた圧迫戦が始まる。
ランドは市民の灯りを合図にチームを礼節的に動かし、ムカデ群を分断→各個撃破。合唱のフレーズがBGMに重なり、希望の灯が次章の力となる伏線に。
ムカデアンダラ
細長い多節の胴体に多数の小足。各節に小型の刺針や鋏状パーツ。色は薄墨+赤のラインで不気味さ。頭部は複数眼風のセンサー。
群体で突破・包囲を行うアングラの高速掃討兵。坑道や小路を利用し奇襲を仕掛ける。
多数での同時襲撃、節ごとの噛み付き毒(短時間麻痺)、地表に張り付いての網状拘束。素早さと数が武器。
個体は脆弱。電撃・高周波や火炎で一掃されやすく、中央の“母節”(胴の太い節)を破壊すると残滓群が崩れる。
技:カギ爪、網状拘束。毒ガス。
第94話「皇帝(アングロス)との対面」
ついにアングロスがランドの前に姿を現す。巨大な威圧感、低音の台詞で世界観を締める序章。
アングロスは精神支配と力の圧力を同時にかけ、ランドを内面から追い詰める。対決の前夜、二人は理念をぶつけ合う。
アングラの切り札として最凶最強のティラノアンダラが投入される。全戦力を以てランドに襲いかかる、文字通り“王の牙”の如き存在。
ランドは一度押し込まれるも、仲間の援護と市民の祈りを背に意を決して反撃。対アングロス決戦の“火蓋”は切られ、次話は最終決戦へ。
ティラノアンダラ
巨大・二足歩行の筋骨隆々の姿。頭部は巨大な咬合口、背に装甲プレート。色は濃朱+黒い牙の強調。
アングラの“切り札”。圧倒的火力と耐久で要塞前線を破壊する最強級個体。皇帝の威光を示す存在。
咬合・踏み潰しの破壊力、胸部のエネルギービーム、尾振りの衝撃波。非常に高い防御力を持つ。
機械的な冷却口や胸部パネルの継ぎ目が少数の露出部。背部の大型装甲が一旦剥がれると内臓に弱点が現れる。
技:踏み潰し、胸部のエネルギービーム、衝撃波、牙。
第95話「ランドルネサンスの刻(とき)」
遺跡の心臓とジェム群の力学を坂井・真壁・宮本が解析。ランドは仲間と世界を守る最後の一手を決断する。
アングラの総力戦が噴出。多数の精鋭・ロボが襲来する中、ランドは遺跡の力を“統合”する方法を悟る。ジェムと遺跡が共鳴する瞬間の荘厳な演出。
ランドは全ての光を胸に集め、究極の奥義「ランドルネサンス」を発動。劇的大エフェクトと共に古代の守護機構を“浄化”または“再構築”する力を行使する。圧倒的スペクタクルシーンでアングラ勢力に大打撃。
技は成功するが強大な反動が発生。遺跡のエネルギーは新たな形で安定化するが、ランドに甚大な負荷がかかり、決着は第96話へと持ち越される。
ランドルネサンス
ランドが両手を掲げ、ジェムと遺跡の光が糸状に結ばれ、体中を走る光の回路が完成する。光の柱・波動・古代ルーンが空間に浮かぶ。
広域浄化(敵兵器の電子機能停止/改造怪人の“暴走停止”)、遺跡の再調律(封印の再配置)、一時的な地形修復。
巨大なエネルギー消費でランドは反動で気絶・深刻な消耗を負う。ジェムは一部光を失う。
第96話(最終回)「地底(ランド)の明日」
ランドは最後の力を振り絞り、仲間は総力で敵の残党と最終防衛線で対峙。アングロスは最終策を準備するが、勢いは変わりつつある。
ランドはランドルネサンスの反動で苦しむ中、最終的にアングロスと対峙。精神・肉体・意志の総力戦が始まる。仲間の支えと市民の祈りが彼を支える描写を重視。
決戦は一瞬の連携と必殺の一撃の応酬。ランドはジェムに残された最後の光を解放し、アングロスを封印するor退却させる最終技を放つ(ここは演出次第で“封印”か“説得+力の断絶”のどちらでも)。劇的な爆発・光の洪水。
戦いの後、地上と地底に静かな朝が戻る。多くが失われたが、橋渡し(地上と地底の和解や協定)が成立。ランドはヒーローとしての役割を果たし、仲間と共に再建へ歩み出すラスト。昭和特撮らしい余韻ある終幕(ナレーションと合唱で締め)。
- 48 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/11/08(Sat) 15:21
- 昭和の1989年代内頃にこういう等身体の特撮ヒーローをやって欲しかったです。
タイトル
「超人ブルーマン」
制作:東映(昭和テイスト) 全話数:96話
ストーリー
別次元から出現した悪の帝国「デスメイション」は、時空の裂け目を通じて侵攻を始める。
時空警察はそれを阻止するため、エリート隊員を地球に派遣。青年隊員・高城大輔は「ブルーマン」の戦士として地球に降り立ち、デスメイションが放つ怪人たちと戦いながら、地球の人々を守り、失われた時空の秘密を解き明かしていく。
- 49 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/11/09(Sun) 08:42
- ブルーマン
デザイン・プロフィール・技一覧(昭和80年代特撮風)
身長 体型:約185cm
ほどよく筋肉の付いたスポーツマン体型(ガッチリしすぎず、動きやすさを感じる等身大ヒーロー)。
メタリックブルーを基調にしたワンピースのスーツ(表面は少し光沢のあるナイロン+合皮の質感)。肩?胸にかけて銀の装甲風ライン。脇と内腿は濃紺で可動域を確保した切替。
胸エンブレム:銀の楕円に青いB(ブルーマンのB)。変身・エネルギー発生のハブになっている。
ヘルメット/マスク:タイトなヘルメット型。横長ゴーグル風の金属光沢バイザー(レトロ未来感)。頭頂に小さなアンテナ(時空警察の信号アンテナ風)。
マフラー/スカーフ:短めの赤いマフラー(昭和テイスト。風になびく映像が映える)。戦闘時はヒラヒラしすぎずワイヤーでコントロールされる演出可。
ベルト:大きめの変身ベルト(シルバー台座に青いコアランプ)。「タイムコア」を内蔵し、必殺技や機能起動のスイッチになる。
ブーツ/グローブ:白いライン入りの中長ブーツとグローブ。肘・膝には小さなショルダーガード風プロテクター。
背中に小型のスラスター(短時間の浮遊・ジャンプ補助用)。胸のライトが点滅して状態を表現。
斎藤 大輔(さいとう だいすけ) ※地球でのカバーネーム
年齢:24歳前後
時空警察「タイムディビジョン」→地球派遣隊の若き捜査官
大学の助手(電子工学)/自動車整備工場のバイト(回す描写が昭和らしい)
誠実で責任感が強い。やや直情径行だが仲間想い。笑顔と鋭い眼差しのギャップが映える。
次元の裂け目から現れた悪の帝国「デスメイション」が地球に攻勢をかける。時空警察が地球を守るため特派した捜査官が「ブルーマン」として変身、デスメイションと対決する。地球の人々に溶け込みながら戦う等身大ヒーロー。
ベルトと胸のコアは「時空警察」の携帯端末を戦闘用に改良したもの。スーツは次元合成素材で耐久性が高いが、昭和らしく「いざという時は拳と心で闘う」のが信条。
能力
超人的敏捷(リフレックス):人間の常識を超える回避・反応速度。
強化筋力:素手のパンチやキックで怪人を吹き飛ばせるレベル。
短時間浮遊(ホバリング):背面スラスターで高く飛ばずに空中でホバリング・急接近回避。
耐久強化:スーツの次元素材で通常の攻撃を受け止めやすい。
時空感知:次元の歪みやデスメイションの痕跡を感知できる(探査能力)。
エネルギー放出制御:ベルト/胸コアからエネルギーを放ち、武器化できる。
短時間時間減速:一瞬だけ周囲の時間を遅らせ、攻撃を回避あるいは逆襲する(制限あり)。
解析スキャン:ゴーグルの分析モードで怪人の弱点や構造をスキャン。
格闘適応(コンバットシンク):相手の動きを学習し、第二の攻撃に対応する。
次元バリア(小範囲):短時間の防御バリアを展開できる(耐久は高くないが即時展開可能)。
戦技・コンバットテクニック
ブルーパンチ:基本の右ストレート。胸エンブレムが青く点滅し威力増加。
ブルーキック:低空からの回し蹴り。怪人の脚部を狙う。
ブルースラッシュ:グローブから発せられるエネルギー刃で斬撃。短距離限定。
ブルージャベリン:ベルトから小型エネルギー槍を発射、突進衝撃で貫く。
タイムステップ:一瞬だけ時間感覚をずらして回避→カウンター。映像ではスローモーション演出。
シールドクラッシュ:前方に小型バリアを作り、体当たりで敵を弾く。
ソニックラッシュ:連続パンチの連射技。現場効果音とスピード線で見せる。
スペースフック:フック状のエネルギーを飛ばし、敵を捕縛または引き寄せる。
ブルーグラップル:空中での掴み技→投げ技。ワイヤー演出で派手に。
リバースブロー:敵の攻撃を受け流して返す一撃(カウンタームーブ)。
タイムドリフト:短い時間減速を使って複数の攻撃をかわすコンボムーブ。
フォースプレス:手掌でエネルギーを溜めて押し出す衝撃技(地面に波紋が出る)。
ブルーショット(遠距離):胸エンブレムから放つ中距離ビーム。威力は中程度。
カラーライン:仲間キャラと一緒に繰り出す連携技(昭和時代の合体感)。
バックドロップ・スペース:で敵をひねって投げる決め技。観客の「おぉ!」が映える。
- 50 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2025/11/09(Sun) 08:42
- 必殺技
必殺・時空斬
胸エンブレムがフル点灯→ベルトが回転→ブルーブレードが両腕に展開。時間の粒子が光となって渦を作り、斬りつける。
必殺:ブルーコスモ・ストーム
地面に掌を付けてエネルギーを溜め、一気に周囲へ放出。空に渦ができ、竜巻のような光の帯が敵を包む。
必殺:タイムショックブラスター
ベルトのコアが発光→胸のBが開いてビームを一点集中で発射。背景は放送事故風の閃光と共にカット編集。
秘奥義・ブルー・レゾナンス
全身のエネルギーが青白く震え、時間の波長が一致して「歌う」ようなサウンドが鳴る。複数の光の刃が敵を同時に斬る大技。
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