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レス数が 1000 を超えています。残念ながら全部は表示しません。

【名無し参加型】うち、女勇者。【オリジナル】

1 名前:マッチ ◆jlUtTwCg 投稿日:2015/12/14(Mon) 20:44

ちゃっす、うち女勇者。
なんかさ、ある日いきなり王様に呼び出されて
「お前の先祖は勇者だから、世界制服を企む魔王を倒してこい」
とか言われちゃったワケ。
ていうか、魔王ってのが何処にいるのかも知らないし、姿形も知らないし、なーんにも知らないんだけど。
いきなり魔王討伐とかありえなくない?
王様は大したお金もくれないしさ、情報も自分で探せ!ってことらしいよ。
まぁ、このスレが1000に到達するまでに倒せればいいんじゃない?
それじゃ、テキトーに冒険の旅に出てみましょ。

【名前】マッチ
【性別】女
【年齢】16
【職業】勇者(仮)
【レベル】1
【装備】ひのきのぼう、布の服
【呪文】まだ使えない
【その他】黒髪ロング、低身長、生意気、浪費癖あり

ルール
・名無しの提供してくれた情報を元に冒険するRPG(世界観、アイテム、呪文、モンスター等)
・もちろん、普通の質問、書き込みもOK
・一緒に冒険してくれる仲間も募集(上の自己紹介テンプレ使ってください)
・下げ推奨

867 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/21(Tue) 05:45
1、一連鎖ボイス
2、二連鎖ボイス
3、三連鎖ボイス
4、四連鎖ボイス
5、五連鎖ボイス
6、六連鎖ボイス
7、七連鎖以降
8、ダメージ
9、大ダメージ
10、勝利ボイス
11、敗北ボイス
12、フィーバー成功
13、フィーバー失敗

868 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/21(Tue) 18:51
固定ハンドルでの書き込み、もとい仕事の依頼はありですか?
(※立ち位置は名無しと一緒)

869 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/23(Thu) 16:27
おまえ、タイムリープしてねぇか?

870 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/05/24(Fri) 00:36
>>865話 男女ン飯

ゼノ「具が……?」
ルキ「ない……?」
ザナージュ「……それで買い出しのために俺たちを呼んだってのか?」
ゼノ「オレたち完全にパシリ扱いされてるな……」
ザナージュ「一大事だっつうから、急いで来てやったってのに……わなわな……!」
ゼノ「ザナージュ、気持ちは分かるけどさ……落ちつけって」
ルキ「怒りのあまり、『わなわな』って声に出てる……」
ザナージュ「おつかいなんざ誰が行くか!こちとらガキの使いじゃねえんだよ!
   俺たちゃ金持ちの道楽に付き合ってるほどヒマじゃねえんだ!具の代わりにこいつをくれてやるぜ!ランチャー発射!」
(ぼがーん)
ザナージュ「アヒャヒャヒャヒャ!!汚え花火だぜえええ!!」


ザナージュ「(───って、やりたい)」
ルキ「どしたの、ザナージュ。黙りこんじゃって」
ゼノ「また、でんじゃらすなこと考えてんだろ」
ザナージュ「……分かりました。我々の手で最上級の具材を取り揃えてみせましょう。あなたサマはそこで指をしゃぶりながらお待ちくださいませ」


ゼノ「……なーんて大口叩いちまって大丈夫かよ?」
ルキ「すぐムキになるんだから」
ザナージュ「だってぇ〜あの依頼人ムカついたんだもぉ〜ん」
ゼノ「今のアンタも相当胃にムカムカくるけどな」
ルキ「……で、どうすんの?あそこまで言ったからには、それなりの食材が必要になるわけだけど」
ザナージュ「必要ねえよ、>>814に生えてるキノコでも拾っとけ」
ゼノ「……これだもんな」
ザナージュ「分かってねえな、要は依頼人が喜べばいいのさ」
ルキ「あんなもん貰って喜ぶヤツなんてあんたくらいでしょ」
ザナージュ「そいつは聞き捨てならねえな。人を変態みたいに言いやがって」
ゼノ「その変態専用アイテムを依頼人に提供しようとしてんのは誰だよ」
ザナージュ「それはそれ、これはこれだ。金持ちってのは庶民には理解できない趣味をお持ちなのさ。
   >>814がダメなら>>817にしとくか」
ルキ「……なんで人体にこだわるの?」
ザナージュ「人体?ヘイ嬢ちゃん、お前なにを言ってるんだ?>>814に生えてたのはキノコだぜ?」
ルキ「……」
ゼノ「今のはお前の負けだよ、ルキ」
ルキ「くっ……」
ザナージュ「っと、こんなことしてる場合じゃねえ。とにかく何でもいいから食えそうなものをかき集めろ。いいな?」
ゼノ「しょうがねーなー……」
ルキ「はぁ……今回はただのおつかいイベントだと思ってたのに……」


ザナージュ「さて、収穫の方はどうかねキミたち?」
ゼノ「シチュー(>>747)とラーメン(>>748)、ゲットだぜ」
ザナージュ「ラーメンだあ?すっかり伸びてんじゃねえか」
ゼノ「急ごしらえじゃこれが限界だって。この時間までやってる店探すだけでも一苦労だったんだからさ」
ルキ「……私はこれ。ビーンズ(>>756)と干しイカ(>>805)」
ザナ&ゼノ「……」
ルキ「……何か言ってよ」
ゼノ「よくできました」
ルキ「ありがとうございます」
ザナージュ「ウケ狙いですか?」
ルキ「違います」
ザナージュ「ま、お前らじゃこんなもんか……」
ゼノ「なんだよ、エラソーによー……」
ルキ「そういうあんたはどんなもんなわけ?」
ザナージュ「フッ、豊作だったぜ。
   ゼリー(>>715)にエナジードリンク(>>720)、さらにコンソメスープ(>>733)、そしてカレー(>>832)だ!
   ま、俺の手にかかればこんなもんさ」
ゼノ「クソクソアンドクソ」

871 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/05/24(Fri) 00:37
>>866話 見えルキちゃん

ゼノ「『チャラい』って言葉のせいで急に軽い話に思えてくるな……」
ザナージュ「チャラ男だけに、ってな」
ルキ「はいはい。……それより二人とも気をつけてよ?」
ゼノ「オレは大丈夫だよ、ザナージュと一緒にすんなって」
ルキ「美人に弱いところは一緒でしょ」
ザナージュ「ハッ、そもそも幽霊なんているわけねえだろ。アニメや映画じゃあるまいし」
ルキ「……魔族の前でそういうこと言う?」
ザナージュ「俺は目に見えるものしか信じねえ主義でね。そんなもんが本当にいるなら、ぜひともお目にかかりたいぜ」
ルキ「……後ろ」
ザナ&ゼノ「……は?」
ルキ「いる」
ザナージュ「ヒュウ!聞いたか、ゼノ坊?さっそく俺たちの後ろに現れたってよ!」
ゼノ「ハハッ、そりゃいいや。記念撮影でもしとくか?」
ザナージュ「オーウ、そいつはナイスなアイデアだ!撮ろう撮ろう!」
ゼノ「って、しまった!カメラがなかったぜ!」
ザナ&ゼノ「HAHAHA!」

ルキ「……」
ゼノ「……」
ザナージュ「……ゼノ坊、お前ちょっと振り返ってみろ」
ゼノ「なんでだよ」
ザナージュ「美女の気配がするからだ」
ゼノ「じゃあアンタが振り返ればいいじゃんか」
ザナージュ「やだね」
ゼノ「なんでだよ」
ザナージュ「振り返ればヤツがいる……そんな気がしてならない」
ゼノ「……ヤツ?美女だろ?」
ザナージュ「いや、美女なんだがなんかこう……冷たい感じがする」
ゼノ「ザナージュさー、見た目で人を判断するモンじゃねーぞ?」
ザナージュ「いや、見た目というか……体温的な?」
ゼノ「なに言ってんだよ、そんなの触ってみなきゃわかんねーだろ」
ザナージュ「じゃあお前触ってみろ。たぶん冷てえから」
ゼノ「いやー、そうしたいのは山々なんだけどさ……触ろうにも触れねー気がするんだよな」
ザナージュ「ほう、それはなぜかね?」
ゼノ「なんつーのかな……すり抜ける?みたいな?」
ザナージュ「すり抜ける?手が?」
ゼノ「手が」
ザナージュ「そうかい、なら仕方ねえな。すり抜けるんじゃ触るのはムリだからな」
ゼノ「だよなー」

ルキ「わ っ ! ! ! 」
ザナ&ゼノ「わあああああっっっ!!!」

ルキ「ふっ……あははっ……!何ビビってんの、あんた達……!おかし……っ!」
ザナージュ「おかしいのはてめえの頭だクソガキ!!ブチ殺すぞ!!」
ゼノ「いきなり大声出されたら誰だって驚くに決まってんだろ!!」
ルキ「ごめんごめん。……でもあんた達が幽霊を怖がるなんてね。ちょっと意外」
ゼノ「べ、別に怖いワケじゃねーよ……」
ルキ「ふーん、じゃあ今夜はここに泊まってく?」
ゼノ「オオオレはいいけど?ザナージュは?どうだ?」
ザナージュ「泊まるんじゃねえぞ……」
ゼノ「そっかー、リーダーがそう言うんじゃなー、残念だなー」
ザナージュ「いや、お前は泊まっていいぞ。一人で」
ゼノ「急に裏切んな!」
ザナージュ「ったく、情けねえ……このザナージュ様がとんだ醜態を晒しちまったぜ……」
ルキ「まぁいいじゃない。私とゼノ以外、誰も見てないんだし」
ゼノ「?なに言ってんだよ、ルキ」
ルキ「なにって?」
ザナージュ「あそこに立ってるレディが何も言わずにこっちを見てたじゃねえか、ずっと」
ルキ「え……ちょっと……!」

872 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/05/24(Fri) 00:37
>>867話 ぱふぱふフィーバー

ザナージュ「ばっよえ〜ん!なんとあのハンターズが今度はパズルゲームに!」
ゼノ「パズルってオレ苦手なんだよなー……ボイスって言われても、RPGや格ゲーと比べてイメージしにくいぜ」
ルキ「でも数が少ないから前回ほど時間はかからないんじゃない?」
ザナージュ「ハンター界のゲスくませんぱいと呼ばれた俺の実力を見せてやろう」

ゼノ
1、一連鎖ボイス「よし!」
2、二連鎖ボイス「まだまだ!」
3、三連鎖ボイス「行くぜ!」
4、四連鎖ボイス「闇の!」
5、五連鎖ボイス「雷光に!」
6、六連鎖ボイス「抱かれて!」
7、七連鎖以降「消えろ!」
8、ダメージ「なにすんだ……!」
9、大ダメージ「ちょっ、タンマ!」
10、勝利ボイス「へへっ、どうにかなるモンだな」
11、敗北ボイス「つ、次はこうはいかねーかんな……」
12、フィーバー成功「もらったぁ!」
13、フィーバー失敗「マジかよ!?」

ルキ
1、一連鎖ボイス「消えて」
2、二連鎖ボイス「失くなれ」
3、三連鎖ボイス「サイン」
4、四連鎖ボイス「コサイン」
5、五連鎖ボイス「タンジェント」
6、六連鎖ボイス「……なんてね」
7、七連鎖以降「もう十分でしょ?」
8、ダメージ「この……」
9、大ダメージ「邪魔……!」
10、勝利ボイス「ま、上出来じゃない?」
11、敗北ボイス「こんなはずじゃ……」
12、フィーバー成功「ふふん……♪」
13、フィーバー失敗「あ、あれ……?」

ザナージュ
1、一連鎖ボイス「撃ち込む!」
2、二連鎖ボイス「もっと!」
3、三連鎖ボイス「激しく!」
4、四連鎖ボイス「ヒット!」
5、五連鎖ボイス「気持ちいいだろ?」
6、六連鎖ボイス「俺はキミにささやく」
7、七連鎖以降「終わったら帰りな」
8、ダメージ「ハンデさ」
9、大ダメージ「シビレるうー!」
10、勝利ボイス「パーフェクト。ホレるなよ?」
11、敗北ボイス「クソッ、Aボタンさえ利けばこんなことには……」
12、フィーバー成功「ヒャッホウ!大当たりだ!」
13、フィーバー失敗「止まるんじゃねえぞ……」

>>868話 依頼人から一言

ザナージュ「コテハンってやつか。ここの主さん(>>9)によると禁止らしい……
   が、今は俺たちしかいねえし他の依頼人から苦情がなけりゃ別に構わんぜ。
   ついでに言っとくと、ステハンで一発ネタをかます程度なら俺はむしろ歓迎ってスタンスさ。
   これからもご贔屓にしてくれると嬉しいね」


ルキ「……今日はここまでね」
ザナージュ「そうだな、>>869は次に回させてもらうぜ」
ゼノ「た、大変ゼノ〜!」
ルキ「……あんたが一番大変なことになってるみたいだけど……どうしたの?」
ゼノ「オレたちタイムリープしちまったみたいゼノ〜!」
ルキ「タイムリープ……?」
ザナージュ「なんてこったい!果たして俺たちの運命は!?
   次回『うち、女勇者。』第869話“あっ……あ”を見なくちゃよ!」
ゼノ「絶対見るゼノ〜!」

873 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/26(Sun) 12:41
クエスト開始
ミッション発生
ミッション成功
ミッション失敗
小型の敵
大型の敵
対人戦
アイテム使用
回復してもらう
バフをかけてもらう
デバフをかけられる
通常アイテム取得
レアアイテム取得
軽傷
中傷
重傷
状態異常
戦闘不能
戦闘復帰
敵前逃亡
必殺技発動
回避成功
防御成功
アピール(挑発)
レベルアップ
クエスト終了

874 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/26(Sun) 14:40
BOUNTY HUNTERSが
BUNNY HUNTERSに見えた
疲れが取れてないな・・・

875 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/05/31(Fri) 14:06
ザナージュ「狙った獲物は逃がさねえ、錆び付いたももいろマシンガンをぶっ放せ!行くぜっ!戦う週末ハンター!」
ルキ「なんか色々混ざってない?」
ゼノ「つーかそろそろ一つに絞ろうぜ、冒頭の挨拶」
ザナージュ「爆走、暴走、迷走が俺たちのウリなのさ」

>>869話 あっ……あ

ゼノ「なんだよ、いきなり。タイムリープだって?」
ザナージュ「いや、してないぜ?夢でも見たのかい?」
ルキ「……あんた達、前回の予告はガン無視?あれだけ大騒ぎしてたのに」
ザナージュ「あれはオマケコーナー特有のノリさ」
ゼノ「そうそう。じゃなきゃあんなヘンな語尾でオレが喋るワケねーだろ?」
ルキ「なに言ってんの、あんたは本編(>>769)でも喋っ……」
ゼノ「そんなことより妹の話しようぜ!ウチの妹がバカでさぁ〜!」
ルキ「……ごまかし方が雑。あんたに妹なんていないでしょ」
ザナージュ「いたとしても画面から出てこないバーチャルシスターだろ?」
ゼノ「アンタの妹と一緒にすんな。それよりタイプリープの話だけどさ」
ルキ「あ、またごまかした」
ゼノ「うっせー!こうでもしなきゃ話が進まねーだろーが」
ザナージュ「ま、そりゃそうだな。だがタイムリープと言われても身に覚えがない以上、話を膨らませようがないぜ?
   マジでタイムリープしちまうなんて超展開にでもならねえ限りはな」
ゼノ「あ、ザナージュ……このパターンは……」
ルキ「まさか……」
ザナージュ「あっ……あ?」
ゼノ「うわぁぁぁぁぁ───……」

(シーン……)

ゼノ「……って、なにも起きねーじゃん」
ルキ「もう……しっかりフラグ立ててよ、ザナージュ」
ザナージュ「ムチャ言うな!俺はドク博士じゃねえんだぞ!」
ゼノ「まぁ、そう簡単に時間を飛び越えられるワケねーか。そんなの映画の世界だけだよな」
ルキ「……異世界転移は簡単にしちゃったけどね」
ザナージュ「だがそりゃ俺たちの意思じゃねえだろ?自分の意思で好きなように転移できなきゃ意味がねえ」
ルキ「ザナージュがそんな技術を持ったら間違いなく悪用しそうね」
ザナージュ「しねえよ。ちょいとギャンブルで勝たせてもらうだけだ。そうすりゃ借金も返せる。
   借りたものを返すためさ。悪用なんかじゃないだろ?みんなハッピーになれるんだからな」
ルキ「へぇ……どうせ銀行強盗でも企んでるんだろうと思ったけど。……ザナージュ、少し変わったよね」
ゼノ「追われる相手も借金取りから時空警察に変わったけどな」

876 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/05/31(Fri) 14:09
>>873話 激録・ハンター密着24時!

ザナージュ「おっと、毎度おなじみ時間泥棒のお出ましだ」
ゼノ「楽しいけど結構難しいんだよな、これ」
ルキ「もうセリフのストックが尽きかけてるんだけど……」
ザナージュ「依頼は依頼だ、とにかくやるぞ。依頼主は俺たちの仕事ぶりが見たくてここに来てるんだからよ」

【ゼノ】
クエスト開始「限界までブッ飛ばすぜ」
ミッション発生「やってやろーじゃんか」
ミッション成功「ヘッ、いただき!」
ミッション失敗「わり、しくじった……」
小型の敵「三枚にオロしてやるよ」
大型の敵「そうやって見下ろしてられんのも今の内さ」
対人戦「お互い手加減ナシだぜ」
アイテム使用「ケチってる場合じゃねーか」
回復してもらう「サンキュー……助かったぜ」
バフをかけてもらう「ナイス!」
デバフをかけられる「ちょ、待てよ!」
通常アイテム取得「お、いいモン見ーっけ」
レアアイテム取得「マジかよ、めちゃくちゃツイてんじゃん」
軽傷「こんくらいどうってことねーって」
中傷「ヘヘッ、ギブアップするには早すぎるよな……!」
重傷「こんなとこで終わるワケにはいかねーんだよ……!」
状態異常「ちょ、タンマ……!」
戦闘不能「悪い、みんな……」
戦闘復帰「悪魔はしつけーのさ」
敵前逃亡「ダセーけど、死ぬよりはマシか……」
必殺技発動「大人しく寝てろ!」
回避成功「おせーよ!」
防御成功「あめーよ!」
アピール(挑発)「やる気ねーなら帰れよ」
レベルアップ「少しはトレーニングの成果が出たな」
クエスト終了「っし!いい運動になったぜ。また呼んでくれよ」

【ルキ】
クエスト開始「時間ね、始めましょ」
ミッション発生「……行けたら行くけど」
ミッション成功「これでいい?」
ミッション失敗「現実はこんなもんよね……」
小型の敵「小さな相手ほど侮れない。これ常識」
大型の敵「……大きければいいってもんじゃないでしょ」
対人戦「負けても恨まないでよ?」
アイテム使用「使わなきゃ意味ないしね」
回復してもらう「あ、ありがと……」
バフをかけてもらう「……どうも」
デバフをかけられる「生意気……」
通常アイテム取得「何かの役に立つかもね」
レアアイテム取得「何かの罠……じゃないよね」
軽傷「この服気に入ってたのに」
中傷「同じ目に遭わせてやるから……」
重傷「何やってんだろ……私……」
状態異常「ウザいんだけど……」
戦闘不能「やっぱり私……ダメね……」
戦闘復帰「借りは返さないと、ね」
敵前逃亡「これ以上付き合ってらんない……」
必殺技発動「楽にしてあげる」
回避成功「それ本気?」
防御成功「この程度……」
アピール(挑発)「もう帰っていい?」
レベルアップ「調子いいかも」
クエスト終了「お疲れ。じゃ、またね」

877 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/05/31(Fri) 14:13
ザナージュ「俺のターン!」

【ザナージュ】
クエスト開始「Are you ready?Let's party!」
ミッション発生「おや、金の匂いがするな」
ミッション成功「オーケー、これで報酬上乗せだ!」
ミッション失敗「やれやれ、依頼主への言い訳を考えないとな……」
小型の敵「動くなよ?弾が外れるからな!」
大型の敵「ハッ、これだけデカい的だと目を瞑ってても当たりそうだな!」
対人戦「よう、今日も元気にチート使ってんのかい?」
アイテム使用「こいつの使い道はまだあるぜー!」
回復してもらう「サンキューベイビー!」
バフをかけてもらう「み・な・ぎ・っ・て・き・た……!」
デバフをかけられる「汚えもんかけやがって……」
通常アイテム取得「こいつが後々役に立つのさ」
レアアイテム取得「ヒュウ!こいつはレアモノだ!」
軽傷「借りは返すぜ、倍返しだ!」
中傷「ちっ……イイ男が台無しだ」
重傷「ケガ人にあまりムリさせるもんじゃねえぜ……」
状態異常「小細工がお好きらしいな」
戦闘不能「お前ら……止まるんじゃねえぞ……」
戦闘復帰「感動の再会ってやつだ、嬉しいだろ?」
敵前逃亡「じょ、冗談じゃねえ!俺は降りるぜ!」
必殺技発動「グッナイベイビー!」
回避成功「空振りだ、交代しな」
防御成功「顔はやめな!」
アピール(挑発)「来いよベネット」
レベルアップ「フッ、俺の進化は止まらんぜ」
クエスト終了「今日のパーティーはお開きだ。次回もお楽しみにな」


ザナージュ「ま、こんなもんだ。多少の使い回しは大目に見てくれよ?
   ところで今回のお題、調べても出てこなかったんだが873が自分で考えて来たのかい?
   だとしたらわざわざすまねえな、礼を言うぜ」

878 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/05/31(Fri) 14:14
>>874話 TRIGGER & BOUNTY

ザナージュ「↑これは何に見えた?」
ゼノ「トリガーアンドバウンティだろ。略してトリバウ」
ルキ「……略す必要あった?」
ゼノ「ねーけど、なんとなくだ」
ザナージュ「我ながらイカしたタイトルだぜ。次スレはこのタイトルにしちまうか?」
ゼノ「それはやめといた方がいいんじゃねーか?スポンサーに怒られちまうぞ」
ルキ「あんた達が何の話をしてるのかさっぱり分からないんだけど……」
ザナージュ「たまにはヒーローごっこでもしてみるかって話さ。さあ、今日も元気に人助けだ」
ゼノ「ザナージュ、あそこに疲れきった顔の村人発見!」
ザナージュ「なんだって?よーし、俺たちの出番だ!スマートにカッコよく癒してやろうぜ!」
ルキ「ホント元気ね、あんた達……。癒すって言ってもどうするの?」
ザナージュ「マイナスイオンを売ってやるのさ。格安でな」
ルキ「詐欺ね。癒しじゃなくて卑しいの間違いじゃない?」
ザナージュ「え?今なんて?なんか面白いこと言ったか?」
ルキ「べ、別に何も言ってないけど……」
ゼノ「ウソつけ、今ダジャレ言っ……」
ルキ「さ、早いとこ874さんを癒してあげましょ」
ゼノ「お前も結構強引じゃねーか」
ザナージュ「まあいいさ。とりあえず嬢ちゃんにはバニーの格好をしてもらうか」
ルキ「あっ……あ?」
ゼノ「おーいいね。賛成賛成」
ルキ「……意味が分からないんだけど?」
ザナージュ「874はバウンティーがバニーに見えたって言っただろ?つまり疲れた脳がバニーを求めてるってことさ」
ゼノ「そういうことだな」
ルキ「ならあんた達が……」
ザナージュ「野郎がバニーになって誰が喜ぶってんだよクソが!!目が腐るっつうの!!」
ゼノ「そんなんで癒されるヤツがいると思ってんのかよ!!少しは考えて発言しろよな!!」
ルキ「な、なに本気でキレてんの、こいつら……?」
ザナージュ「よーし、ならばこの前の画像メーカーでバニー風嬢ちゃんのイラストを作成してやるぜ」
ルキ「それを私がさせるとでも?」
ザナージュ「胸はデカめにしといてやるから」
ルキ「……………………だから何?ダメに決まってるでしょ」
ゼノ「今めっちゃ悩んでたよな?」
ルキ「うっさい。お客さんを本気で癒してあげたいなら、バカなこと言ってないでマッサージでもしてあげればいいじゃない」
ザナージュ「やれやれ、仕方ねえな。じゃあマッサージ作戦に変更だ。嬢ちゃん、お前揉んでやれ」
ルキ「あのね……なんで私にばっかり言うわけ?」
ゼノ「そりゃ男にマッサージしてもらうよりそっちの方が嬉しいだろうしな」
ルキ「……あんた達やる気あんの?」
ザナージュ「あるからこそ、より効率のいい方法を提案してるんじゃねえか」
ルキ「ふーん……それは殊勝な心がけね。でもあんた達、874が男の人だって決めつけてない?もしかしたら女の子……」
ザナージュ「オーケーオーライ。このザナージュめにお任せを。ただちにあなたに相応しい立派なニンジンをご用意……」
ゼノ「言わせねーよ。マッサージならオレがするからアンタは休んでていいぜ、ザナージュ」
ルキ「いやらしいヤツら……」

879 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/05/31(Fri) 14:18
*今週の伝言板*

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ムドオンカレー 6月1〜10日まで一皿100Gです ←誰も食わねーよバーカ

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
探さないで下さい 狂犬のジョニー

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
羽根つき帽子を被った銃士の賞金稼ぎへ 半年前貸したライフルかえして

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
XYZ

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

880 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/06/01(Sat) 00:40
巨大スライムと合体したスライム人間現る

881 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/06/01(Sat) 03:50
>今回のお題、調べても出てこなかったんだが873が自分で考えて来たのかい?
ちゃんと見てくれてるとか、神対応かよ

882 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/06/03(Mon) 19:57
<くらえ奥義!百八式波動剣!
                                 ぐわあああーッ!!!>

                                 ・・・と思ったかバカめ!>
<!?
             この大魔王は不死身!決して死なんのだ〜〜〜ッ!!>



・・・ちぇっ、不死身設定なんてありなのかよ!敵役だからってずりーよチクショー
あっ賞金稼ぎの兄ちゃん
なー、もしもだけどさあ
不死身でぜったい殺せない敵なんか出てきたらどうすりゃいいと思う?

883 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/06/05(Wed) 18:48
>>879話 不粋なハンター XYZは危険なカクテル

ゼノ「お、伝言板が更新されてるぜ」
ルキ「……私たちが来た直後にね。これって偶然?」
ザナージュ「出待ちしてるお客さんがいたのかもな。それより何か面白い書き込みはあるか?」
ルキ「……これなんてどう?ねぇ、ゼノ」
ゼノ「……確かに面白いな。ザナージュ、アンタも見てみなよ」
ザナージュ「どれどれ……ん!?こいつは……!」

ルキ「驚いた?」
ザナージュ「ああ。まさかあのジョニーが……」
ゼノ「そこじゃねーだろ!」
ザナージュ「あん?じゃあムドオンカレーか?あんなもん割引したからって誰も食わねえよ、バーカ」
ルキ「あんた意図的に目を背けてない?」
ゼノ「これ!ここに書いてある賞金稼ぎってアンタのことだろ」
ルキ「ライフルなんて誰から借りたのか知らないけど、返してあげなさいよね」
ザナージュ「なんで俺だと思うんだ?俺じゃねえぜ?」
ルキ「逆にあんたじゃなかったら驚きなんだけど……」
ゼノ「特徴がアンタと完全一致してんじゃねーか」
ザナージュ「帽子を被って銃を愛用する賞金稼ぎなんていくらでもいるだろ」
ゼノ「西部劇の世界にはな。この辺りじゃアンタくらいしか見たことねーよ。借りパクしてんのも怪しいしさ」
ザナージュ「ひでえ……お前らそれだけで俺を疑うのか?」
ルキ「それだけって言うか……これだけ一致してたら疑われて当然じゃない?」
ゼノ「日頃の行いがワリーからな、ザナージュは」
ザナージュ「お前ら、好き勝手言いやがって。俺だって人から借りたものくらいちゃんと返すぜ」
ルキ「借金は?」
ザナージュ「10000年後くらいには返済できるかな」
ゼノ「ライフルは?」
ザナージュ「永久に借りてるだけさ」
ゼノ&ルキ「……」

ザナージュ「なんだよ、その目は。分かったよ、返すよ。返せばいいんだろ?
   ケッ、ライフルなんていらねえよ。俺はナイフだけで生き延びてみせるぜ。
   お前らがゾンビになっても助けてやんねえからな」
ルキ「なに言ってんのこいつ?」
ゼノ「しかも返すのはライフルだけかよ」
ザナージュ「借金を返す余裕なんて今の俺たちにあると思ってんのか?こっちはギリギリの生活なんだぜ?
   もう後がねえんだよ。まさにXYZなんだよ!」
ゼノ「それはアンタが金を計画的に使わねーからだよ」
ザナージュ「そりゃそうさ、計画通りの人生なんてつまらねえだろ?」
ゼノ「キメてるつもりかよ、全然カッコよくねーぞ」
ルキ「……ううん、今のはちょっとカッコいいかも」
ゼノ「へ?」
ザナージュ「お?」

ルキ「なんて言うと思った?あんたバカぁ?」
ザナージュ「こ、このガキャ……俺はしばらく旅に出ます。探さないでください」
ルキ「体に気をつけてね」
ゼノ「ジョニーに会ったらよろしくな」
ザナージュ「いや、止めろよ。ここは普通引き留めるとこだろうがよ」
ルキ「計画通りの人生なんてつまんないんでしょ?」
ザナージュ「……てめえら、本当にいいんだな?俺は止まらねえからよ、お前らが止めねえ限り、俺は旅に出るぞ?
   だからよ、止めるんじゃねえぞ……」
ゼノ「止めてねーよ」
ザナージュ「止めろよ」
ルキ「止めてほしいの?」
ザナージュ「止めてほしいの」
ルキ「すごい素直」
ゼノ「……わかったよ。行かないでくれよ、ザナージュ」
ザナージュ「まったく世話の焼けるヤツらだぜ。しょうがねえな、もうしばらくお前らの保護者でいてやるよ。だから金貸してくんねえか?」
ゼノ「こんな情緒不安定な狂犬野郎を放し飼いにするワケにはいかねーな」
ルキ「ちゃんと目の届く範囲に置いておかなきゃね」

884 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/06/05(Wed) 18:48
>>880話 合体したらスライムだった件

ザナージュ「ハッ、これだけデカい的だと目を瞑ってても当たりそうだな!」
ルキ「……大きければいいってもんじゃないでしょ」
ゼノ「さっそく活用してんな。けどアイツ、襲ってくる様子はねーぜ?」
ザナージュ「俺たちを見て襲うわけでも逃げるわけでもなく、何も言わずにこっちを見ているだけか。イナゴみてえな野郎だな」
ゼノ「(イナゴにそんな特性あったっけな……)」
ルキ「本当にただ現れただけ……って感じね。それとも何か狙ってる……?」
ゼノ「何かって?」
ルキ「数ターン後に凄い攻撃を撃ってくる気かも……」
ザナージュ「つまり今はチャージ中ってことか。よし、なら今の内に射殺しとこう」
ゼノ「ちょ、待てよ!」

ザナージュ「止めるんじゃねえぞ……」
ゼノ「いきなり撃とうとすんな!アイツが悪い魔物じゃなかったらどーすんだよ」
ザナージュ「何言ってやがる。あいつは数ターン後に俺たちを教会行きにするつもりなんだぞ」
ルキ「いや、あくまで可能性の話だからね?……あの魔物の魔力に変化はなし。特に何かを狙ってるってわけじゃないみたい」
ゼノ「そういうこった。ホラ、早く銃引っ込めろよ、ザナージュ」
ザナージュ「ちっ、久しぶりに撃ちまくりザナちゃんになれると思ったのによ」
ゼノ「撃ちたきゃ空き缶相手にBB弾でも撃ってろよ」
ルキ「……とにかく、あの魔物の討伐依頼は出てないし、何かイベントが起きる様子もなし。
   今ここでできることはなさそうだし、先に進みましょ」

ザナージュ「……いや、待て。あのスライムだか人間だかよく分からん生き物の顔をよく見てみろ」
ルキ「……悲しんでる……?」
ザナージュ「そうだ。あいつは俺たちに助けを求めてるのかもしれねえ」
ゼノ「……アンタがいきなり銃なんて突きつけるから、悲しんでるんじゃねーの?」
ザナージュ「違うな。俺は読めたぜ。あいつは魔物じゃない、人間だ」
ルキ「確かに純血の魔物ではなさそうだけど……私と同じ半魔じゃないの?」
ザナージュ「いや、人間だ。正確には元・人間だがな」
ゼノ「魔物化したってことか?」
ザナージュ「そういうことさ。恐らく何らかのトラブルでスライムと融合しちまったんだろう」

ルキ「……それで?」
ザナージュ「それで、とは?」
ルキ「仮にあんたの言う通りだったとして、それからどうすんの?」
ザナージュ「どうもしねえぜ?」
ゼノ「……アイツを元に戻してやるとかそういう展開にはならねーのか?」
ザナージュ「なるわけないだろ。どうやって元に戻すってんだ?」
ゼノ「いや、それを考えるのがオレらの役目なんじゃ……」
ザナージュ「冗談よせよ、そういうのは魔道学者の役目だ。そもそもさっきの話だって全部俺の妄想だしな」
ルキ「……この一連の流れに何の意味があったの?」
ザナージュ「それを考えるのは視聴者の役目さ」
ゼノ「さては何も考えてねーな、コイツ……」

885 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/06/05(Wed) 18:48
>>881話 神様にうそをつく。

ザナージュ「神対応?ちゃう、優しいの」
ゼノ「まぁ実際は見本が欲しくて色々調べてただけ……」
ザナージュ「あああああ!!」
ゼノ「るせーな……急にどうしたんだよ」
ルキ「ザナージュってばとうとう……最近暑くなってきたもんね……」
ザナージュ「違えよ!ゼノ坊、余計なことを言うな」
ゼノ「あ?オレなにかマズいこと言ったか?」
ザナージュ「(バカ、881がせっかく俺たちの行動に感動してんだぜ?これは客どもに好印象を与えるチャンスだろうが)」
ルキ「(好印象を与えたいなら『ども』とか言わない方がいいと思うけど)」
ゼノ「(はぁ……情けねーぞ、ザナージュ。いくらお客とはいえウソまでついて媚びるなんてさ)」
ザナージュ「(お子サマには分からんだろうが、大人は大変なんだよ!
   大人ってのはな、トトロも訪れねえし、しゃかりきコロンブスも見えねえんだよ!)」
ゼノ「(意味わかんねー)」
ルキ「(そんなの子供にも見えないから)」
ザナージュ「(夢も見れないのかね、キミたちは?いいからここは俺に任せとけ)」

ザナージュ「あ〜、コホン。881様、ハンターズ一同、あなたのために誠心誠意尽くしました。ご満足いただけたようで何よりです。今後ともどうぞご贔屓に……」
ゼノ「(よくもまぁあんだけ調子のいい言葉がポンポン出てくるモンだぜ)」
ルキ「(口から先に生まれてきた男だからね)」
ゼノ「(……ところでルキ)」
ルキ「(なに?)」
ゼノ「(さっきからオレたち小声で喋ってるけどさ、これ全部881に聴こえてたら意味ねーよな)」
ルキ「(そうね。まぁそんなことは あ り え な い けど。
   ミュートって言ってもいいくらいの声量で会話してるのに聴こえるわけないでしょ?)」
ゼノ「(そっか、そうだよな。心の中を読まれでもしねー限り あ り え ね ー よな)」

ザナージュ「当スレではお客様のご来訪を、心よりお待ちしております!お客様は神様です!(^▽^)
   (クックック、こんだけ媚び売っとけば大繁盛間違いなしだぜ!ほら、お前らも笑顔でアピールしろ)」
ゼノ&ルキ「よろしくお願いしまーす(^-^)(営業スマイル営業スマイル……)」

886 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/06/05(Wed) 18:49
>>882話 GOD SIDER BURST

ザナージュ「ヘッ、こんな道端でテニスとはね。子供は気楽でいいな」
ルキ「……あれテニスなの?そうは見えないんだけど……なんか照明が倒れてるし……」
ゼノ「勇者ごっこだろ。魔王役の子が不死身設定だから倒せなくて困ってるってさ」
ザナージュ「つまり『ぼくのかんがえたさいきょうのだいまおう』を討伐するのが今回の依頼か?
   おもしれえ、大人の権力と腕力であの大魔王サマを涙目にしてやるぜ」
ゼノ「やめろよバカ」
ルキ「大人げないヤツ……」

882「不死身でぜったい殺せない敵なんか出てきたらどうすりゃいいと思う?」

ザナージュ「という質問を882くんから頂きました。さて、お前らならどうする?」
ルキ「どうするって言われても……倒せないんじゃ逃げるしかなくない?」
ゼノ「トドメはさせなくても封印とかはできるんじゃねーか?」
ザナージュ「封印て(笑)それができりゃ苦労しねえっつうの(笑)」
ゼノ「ムカつくなーコイツ」
ルキ「……じゃあザナージュならこういう時、どうする?」
ザナージュ「そりゃ逃げるさ。死にそうになったら逃げる。そんで隠れる。運がよければ不意を突いて……」
ゼノ「ブッ殺せねー敵をどうするかって話をしてんだよ!」
ザナージュ「そんなもんは実際に遭遇してから考えりゃいいのさ」
ゼノ「それじゃ遅いし質問への答えにもなってねーだろ……」
ルキ「……生きたまま蝋人形のごとく、身動きできないようにするのがいいんじゃない?四肢を潰したあと、縛って海底に沈めるとか」
ザナ&ゼノ「……」
ルキ「な、なによ、その目は……」
ゼノ「子供になんてこと教えるんだ、お前」
ザナージュ「ドン引きです。ヘイ坊や、こういうことを言う大人になっちゃダメだぜ」
ルキ「……私はこのお兄さん(ザナージュ)から教わったことをそのまま口にしただけだからね、ぼく」
ザナージュ「待てコラ、んなこと教えた覚えはねえぞ!?」
ルキ「でもザナージュならそうするでしょ?」
ザナージュ「フッ、まあな」
ゼノ「不死身の敵よりコイツらを敵に回す方がイヤだ、オレ」

887 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/06/06(Thu) 18:09
いつ来るかもわからないのに出待ちなんてできるかぁ!
こんな時間に来るわけねーべってちまちま伝言板いじってたらもう来ててビビった
・・・さて、次は橋の補修の仕事だ
君らが一旦街から出てもう一度入る頃には直ってるだろ(?)

888 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/06/06(Thu) 22:06
チュッパチャップスを3つ置いておく

889 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/06/07(Fri) 05:41
しりとりして

890 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/06/07(Fri) 09:42
君達は仲間意識が低いので仲良くなれるようにいいものを持ってきた。
一番仲間意識の低そうなやつに飲ませよう。安心安全のオレンジ味だ。
この薬は何かって?惚れ薬だよ。1日しかもたないが効果は絶大なはずだ。

891 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/06/08(Sat) 23:34
>>887話 はしのうえからみわたせば

ザナージュ「HAHA、あれはほんのジョークだ。少しスターを気取ってみたかったのさ。
   ま、俺たちが出現する時間帯はわりと不定期だからな。かち合うこともあるだろうぜ。そん時はお互いラッキーとでも思えばいいさ」

887「・・・さて、次は橋の補修の仕事だ」
ザナージュ「おっと、そりゃ精が出るな。ご苦労さん」
ルキ「ザナージュも見習った方がいいんじゃない?」
ゼノ「そうだぜ、ザナージュ」
ザナージュ「なんで?」
ゼノ&ルキ「なんで??え?」
ザナージュ「確かに887は働き者だ。だが、だからって俺が見習う必要があるか?」
ゼノ「あるだろ」
ザナージュ「じゃあお前ら887を手伝って橋を補修して来い」
ゼノ「え!?わ、わかったよ。やってやろーじゃんかよ。肉体労働なんのそのだ」
ザナージュ「俺はパスだ」
ルキ「……私も」
ゼノ「オイ」
ザナージュ「そう言うと思ったぜ。やっぱ嬢ちゃんは俺と同じでキリギリスタイプだよな」
ゼノ「お前らな……」
ルキ「違うってば。私みたいな非力な素人じゃ却って足手まといになっちゃうでしょ」
ザナ&ゼノ「非力?」
ルキ「……そこ、疑問に思うところ?」
ザナージュ「ま、嬢ちゃんの言う通りではあるがな。
   しかしだ、男たちが汗水流して働いてる最中、お前は何をして過ごすんだい?」
ルキ「……飲み物でも買いに行こっかな」
ゼノ「あ、じゃあオレコーラで!」
ザナージュ「なら俺は……」
ルキ「え?」
ザナージュ「え?」
ルキ「ザナージュの分まで買って来なきゃいけないの?」
ザナージュ「逆になんで買わなくていいと思った?」
ルキ「働かざる者食うべからずって言葉知ってる?」
ザナージュ「知ってるさ、メシが食いたきゃマジメに働けってこったろ?」
ルキ「よく分かってるじゃない。つまりそういうこと」
ザナージュ「チッチッチ。俺は飲み物を買って来てくれと言ったのさ。食い物を頼んだ覚えはないぜ。
   さ、分かったらひとっ走り行ってこい。走れ〜走れ〜ルキバオ〜」



ルキ「──887さんはお茶でいい?じゃ、私は買い出しに行ってくるから皆さんお仕事頑張って」
ザナージュ「『頑張って』じゃねえだろ、あのガキ……どの口が非力とか言ってたんだ?人の頭に思いきり氷塊ぶつけやがって……。
   鈍器で殴られたのと変わらねえよ。殺人未遂だぜ、これは」
ゼノ「あれは殴られても文句言えねーんじゃね」
ザナージュ「しゃあねえ、こうなった以上はとっとと仕事を済ませちまうぞ。ヘイ棟梁(887)!指示をくれ!」
ゼノ「棟梁かー、なんかアンタが言うと頭領って感じだよな。山賊とかのさ」
ザナージュ「てめえのドタマもカチ割ってやろうか、ええ?せめて海賊にしな!」
ゼノ「(海賊ならいいのかよ)」



ゼノ「よーっし、だいたい終わったな」
ザナージュ「ったく、こういう仕事はガラじゃねえぜ……」
ルキ「……ただいま」
ゼノ「あ、おかえりルキ」
ザナージュ「嬢ちゃんよ、やけに遅いお帰りだな?どこでサボってたんだ?」
ルキ「……お茶とコーラはすぐ買えたけど、ゲロルシュタイナーがなかなか見つからなかったの」
ザナージュ「そうかい、そりゃ悪かったな」
ゼノ「なに頼んでんだ、アンタ」
ルキ「ところで作業の方はどう?順調?」
ゼノ「ああ、もうあらかた終わったぜ」
887「君らが一旦街から出てもう一度入る頃には直ってるだろ(?)」
ザナージュ「ヘイ棟梁、その言葉信じるぜ?」

ザナージュ『はなす▼』
大工『この前の地震で橋が崩れてしまいましてね。今、復旧作業中なんです』
棟梁『君らが一旦街から出てもう一度入る頃には直ってるだろ』
(街を出て戻る)
ザナージュ『はなす▼』
大工『この前の地震で橋が崩れてしまいましてね。今、復旧作業中なんです』
棟梁『君らが一旦街から出てもう一度入る頃には直ってるだろ』

ザナージュ「……みたいな展開は勘弁してくれよ?」
ゼノ「そんなゲームみたいな展開ねーって」

892 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/06/08(Sat) 23:34
>>888話 ドン引きなチュパチャプス

ザナージュ「差し入れを頂いたぜ。ほら、お前らの分だ」
ゼノ「え、これってチュッパチャプスじゃん。この世界にもあるのかよ」
ルキ「異世界から転移してきたのは私たちだけじゃないみたいだし、不思議ではないけどね」
ザナージュ「ま、なんだっていいさ。貰えるもんはありがたく貰っとけ」
ゼノ「じゃあお言葉に甘えていただきま……」

ザナージュ「待った!」
ゼノ「……なんだよ?」
ザナージュ「普通に食うだけじゃダメだぜ?少々大袈裟でもいいからなるべく美味そうに食えよ」
ゼノ「なんでだよ?」
ザナージュ「宣伝のためだ」
ゼノ&ルキ「宣伝?」
ザナージュ「そうだ。チュッパチャプスの宣伝、それが今回受けた依頼ってわけさ」
ゼノ「要するにCMのオファーみたいなモンか?ウソくせー話だな……」
ザナージュ「ま、とにかくそういうわけだからしっかり頼むぜお前ら。チュッパチャプスの美味さを視聴者に猛アピールしてやれ。
   まずはゼノ坊、お前からだ!3・2・1、アクション!」

ゼノ「え、いきなりかよ!?えーと……
   (ペロッ)う、うまー、チュッパチャプス最強やわー」

ルキ「へたくそ……」
ザナージュ「はい、カーット!!てめえこの仕事ナメてんのか!キャンディだけに!」
ゼノ「ス、スミマセン、監督……」

ザナージュ「ったく。じゃあ次は嬢ちゃん、お前が行け。お前は普通に食うだけでいいぜ。あとは音声で上手いこと編集してやるからよ」
ルキ「音声……?編集……?」
ゼノ「ルキだけズリーよ!オレにもそうしてくれればよかったじゃんかよ!」
ザナージュ「お前じゃダメなんだよ!黙って見てな!3・2・1、アクション!」

ルキ「……(ペロッ)」
ザナージュ「あっ……」
ルキ「……(ペロッ)」
ザナージュ「あっ……ふっ……」
ルキ「……(チュパッ)」
ザナージュ「んっ……あっ……!はふっ……ふぉっ……!」

ルキ「……」
ザナージュ「おや、どうしたのかね?続けたまえ」
ルキ「本気で気持ち悪いんだけど」
ゼノ「こ、これはたしかにオレじゃダメだな……」
ルキ「私でもダメだから」
ザナージュ「CMで大切なことはインパクトを残すことさ。これならお茶の間の皆さんの印象にも残りやすいだろ?」
ルキ「こんなのお茶の間で流したら放送事故でしょ。……こんなものこうしてやる」
ザナージュ「あっ、てめっ、撮影編集用魔法具をいじんな!」
ゼノ「この世界って何でもあるんだな。いや、何でもアリなんだな」
ルキ「……できた」


ゼノ「(ペロッ)」
ザナージュ「あっ……ふっ……!はふっ……ふぉっ……!」
ゼノ「う、うまー、チュッパチャプス最強やわー」


ルキ「最強ですね」
ゼノ「オレまで事故に巻き込まれてんじゃねーか!!」
ザナージュ「……嬢ちゃん、ちょっとそこに寝転んでみろ」
ルキ「はぁ……?なんで?」
ザナージュ「いいから寝転べ」
ルキ「……なんなのいったい……。はい、これでいいんでしょ。で、これが何?」
ザナージュ「腐った死体」
ルキ「……(ムカッ)」
ザナージュ「気色悪いCM作りやがって。お前は頭ん中が腐ってんのか?ええ?」
ルキ「あんたにだけは言われたくないんだけど……!」

ゼノ「ま、まぁまぁ二人とも。ホラ、チュッパチャプスもう一本あるからさ、これ食って落ち着けって」
ルキ「わぁ……私チュッパチャプス大好き♪」
ザナージュ「オーウ!チュッパチャプス!?Yeahhhh!!」
ゼノ「ケンカの仲裁もお任せキャンディー!チュッパチャプス新発売!」

893 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/06/08(Sat) 23:35
>>889話 しりとりしましょ!

ザナージュ「『しりとりして』!『しりとりしよう』じゃなくて『しりとりして』!……と来たか」
ゼノ「別にしりとりくらい構わねーけど、オレらがしりとりしてるトコなんて見ておもしれーのか?」
ザナージュ「それを面白おかしくするのが俺たちのお仕事さ」
ルキ「無茶振りね」
ザナージュ「オイオイ、この程度で無茶とか言うなよ。ここに来たばかりの頃、嬢ちゃんがチョコ味の×××を食わされてた頃に比べればどうってことねえだろ?」
ルキ「食ってねぇから」

ゼノ「とりあえず!しりとり始めようぜ」
ザナージュ「その前に特別ルールの説明だ。最初の脱落者にはペナルティを設けることにする」
ルキ「何のために?」
ザナージュ「お前のためさ」
ルキ「私の……?」
ザナージュ「お前は開幕早々テキトーなこと言ってわざと脱落しそうだからな」
ゼノ「あーわかる。ルキならぜってーやるよ」
ルキ「……上等じゃない。そこまで言うなら本気で相手してあげる」

ザナージュ「よーし、上手い具合に乗ってきたな。それじゃイカれたしりとりを始めようぜ!
   まずは俺からだ。『りんご』!」
ゼノ「(全然イカれてねーじゃん!)次はオレだな。『ゴリラ』」
ルキ「『雷鳴のゆでたまご』」
ゼノ「それオレじゃねーか!いやオレでもねーけど!」
ルキ「ゆでたまごは嫌い?『雷鳴のレクイエム』の方がよかった?」
ゼノ「わぁ……オレゆでたまご大好き♪」
ザナージュ「(なるほど、まずは坊っちゃんを潰しにかかったか……したたかな小娘だぜ。だが目論見通りにはさせねえ!)
   おっと、今度は俺が『ご』か。じゃあ『ゴーレム』」
ゼノ「『む』?……あ、『胸』」
ルキ「……『猫』」
ザナージュ「『氷』」
ゼノ「『リトル』」
ルキ「……『ルール』」
ザナージュ「『ルキ』」
ゼノ「『胸囲』」
ルキ「……『イルカ』」
ザナージュ「『かき氷』」
ゼノ「『離乳』」
ルキ「……あんたがすれば?っていうかあんた達、さっきから何のつもり?」
ザナージュ「俺たちゃ普通にしりとりしてるだけだぜ?なあ?」
ゼノ「そーだよ、なんかおかしいか?」

ルキ「(こいつら……“同盟”を結んだのね。手を組めば私に勝てると思ってんの?弱小国が生意気なぁ……!)」
ゼノ「(悪く思うなよ、ルキ。この“戦争”はお前から仕掛けてきたんだぜ)」
ザナージュ「(ブハハハハ!せいぜい潰し合えガキども!最後に勝鬨を上げるのはザナージュ軍なのだよ!)」

ルキ「……ま、いいけど。あんた達、私を本気にさせたからね。『ういろう』」
ザナージュ「(ケッ、くだらねえ。『う』に『う』で返そうってか?そんなチャチな戦術で俺を落とせると思ってんのか!)
   『うなぎパイ』」
ルキ「……!」
ザナージュ「ヘッ」
ゼノ「(ルキのヤツ、自滅しやがった!よし、追い討ちだ!)
   食らえ!『陰キャラ』!(ルキ軍、討ち取ったりー!)」
ザナージュ「(ヒュウ!やりやがった!こりゃ嬢ちゃんの精神的ダメージは計り知れねえぜ!)」
ルキ「……(ニヤッ)」
ゼノ「(なに……!?)」
ザナージュ「(こいつこの状況で笑ってやがる……!まさか……)」

ルキ「『雷鳴のレクイエム』……!」

ゼノ「う わ あ あ あ あ あ ! !」
ザナージュ「(バカな……“カウンター”だとお!?まさか『うなぎパイ』と『陰キャラ』を誘ってやがったのか!?
   このガキ……なんて高度なテクをブッこんできやがる!一歩間違えばてめえが死んでたぜ!
   まずい、何とか態勢を立て直さねえと……!)『無乳!』」
ゼノ「う、『うまい棒』……」
ザナージュ「(ダメだ、この坊やはもう使い物にならねえ!作戦変更だ!)」
ルキ「『裏道』」

ザナージュ「『厨二病』……!」

ゼノ「う わ あ あ あ あ あ ! !ザ、ザナージュ……テメー、裏切りやがったな……」
ルキ「ふん、そんなの最初から分かりきってたことでしょ」
ザナージュ「そういうこった。ゼノ坊、お前以外はな(ニヤッ)」
ルキ「さて……ゼノはもう終わったも同然だし、実質あんたと私の一騎討ちね、ザナージュ」
ゼノ「おもしれえよ。吠え面かかせてやるぜ。そこの坊っちゃんみてえにな」

894 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/06/08(Sat) 23:36
ゼノ「待てよ……」
ルキ「なっ……あんた、まだ……!?」
ザナージュ「ちっ、しぶてえ野郎だぜ……。だがそんなくたばりぞこないの精神で何ができるってんだ?」
ゼノ「なにができるって……?決まってんだろ……お前らに地獄を見せてやるよ!!(ゴワッ)」
ルキ「これはまさか……魔人化!?」
ザナージュ「こ、この野郎……!どこにそんな力が……!」
ゼノ「『うしちち』!!」
ルキ「くっ……ああっ……!ち、『チョコレート』……!」
ザナージュ「と、『止まるんじゃねえぞ』おおお!!」

【バカ3人による仁義なき戦いはその後も夜通し続いたという】


>>890話 まものフレンズ

ザナージュ「仲間意識が低いだと?まったく、嬢ちゃんのせいで酷い言われようだぜ」
ルキ「主にあんたのせいでしょ」
ゼノ「そうやってくだらねー言い争いしてるせいだよ」
ザナージュ「嬢ちゃんがすぐに突っかかってくるんだから仕方ないだろ?俺は売られたケンカを買ってやってるだけさ」
ルキ「信じらんない……あんたまだそんなこと言うわけ?あんたってばいつもそう!都合が悪くなるとすぐそうやって……」
ザナージュ「オーケー分かった、俺が悪かった。じゃあこの話は終わりだ」
ルキ「終わってない!」
ザナージュ「終わった!」
ルキ「終わってない!」
ザナージュ「終わった!」
ルキ「終わった!」
ザナージュ「終わってな……あ?」
ゼノ「もう終わっていいか?」
ザナ&ルキ「どうぞ」



ザナージュ「……で、この薬は誰が飲む?俺たちの中で一番仲間意識の低いヤツと言えば……」
ゼノ「……」
ルキ「……」
ザナージュ「ヘイヘイヘイ、いくら俺がカッコいいからってそんなに見つめんなよ。よし、ここはゼノ坊に飲ませよう!」
ゼノ「なんでだよ」
ザナージュ「お前は、俺や嬢ちゃんよりは仲間意識が強いからだ」
ゼノ「意味わかんねーよ、じゃあオレが飲む必要ねーじゃん」
ザナージュ「いや、お前の仲間意識をさらに高めて、これから一生俺たちの盾として働いてもらうのさ」
ゼノ「アンタ、クソかよ」
ザナージュ「ならここは多数決で決めよう。いいな?」
ルキ「ま、いいけど」
ゼノ「オレも構わねーぜ」
ザナージュ「オーケー、じゃあ行くぜ!俺が飲むべきだと思う人!」
ゼノ&ルキ「はい」
ザナージュ「……」
ゼノ「速攻で決まったな」
ルキ「じゃ、ザナージュどうぞ」

ザナージュ「見損なったぜ、お前ら……二人でグルになって俺をハメるとはよ」
ゼノ「うるせー、さっさと飲め!!(ガシッ)」
ザナージュ「あっ、てめっ!離せ!離しやがれ!」
ゼノ「ルキ、今だ!ザナージュの口の中に薬をブチこめ!」
ルキ「了解」
ザナージュ「て、てめえら分かってんのか!?お前らがやってることは黒の組織と同じ……あっ(グビッ)」
ゼノ「やったか?」
ルキ「どう、ザナージュ?美味しいでしょ?安心安全のオレンジ味だもんね」
ザナージュ「ブッ!!(噴射)」
ルキ「うっ、しまっ……!」
ゼノ「ルキ!!」
ザナージュ「ハッハー!油断したな、小娘!てめえも道連れだあ!」
ルキ「あんたってば……いつもそう……」
ゼノ「なんか前にもこんなことあったような……」

【惚れ薬を飲まされたザナージュとルキの運命は?次回のレスに続く!予定】

895 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/06/10(Mon) 14:38
若返る毒薬で10歳若返るよ 飲む?


896 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/06/11(Tue) 13:36
ゼノ「お前ら、本調子じゃないんだろ?今回はオレ一人でやるから下がってていいぞ」
ザナージュ「お前ら二人に下がってろと言ったんだ。お子サマは大人しくネンネしてな」
ルキ「今度私に命令したら思いきりあんたの肩揉んでやるからね、ザナージュ」
ザナージュ「……なら皆でやるか」
ルキ「そうね、私たち仲間だもんね」
ザナージュ「よし、俺たちの友情パワーを見せてやろうぜ!」
ルキ「ザナージュってば……恥ずかしいこと言わないでよ、もぉ(バンバン)」
ザナージュ「HAHA、そんなに叩くと痛いぜ嬢ちゃん」
ゼノ「(やり辛ーよぉ……)」

>>895話 若くなりたければ毒素をとりなさい!

ザナージュ「毒は厄介だが……毒消し草を使えば実質デメリットなしで若返ることができるわけか」
ルキ「今すぐ飲む必要はないけど……いつかこの薬に頼る時が来るかもね」
ゼノ「お前ら、毒薬にまで頼るなよ……そこまでして若さを保ってどーすんだよ?」
ザナージュ「そうすりゃお前らとずっと一緒にいられるだろ」
ルキ「ザナージュ……そこまで私たちのことを……」
ゼノ「(やり辛ーよぉ……)」
ザナージュ「俺はお前らと違ってただの人間だからな。普通に生きてりゃお前らより先に……」
ルキ「ザナージュ……それ以上言わないで」
ザナージュ「おっと……こりゃ失礼。だが本当のことさ」
ルキ「けど、必ずしもそうなるとは限らないでしょ?もしかしたら私たちが先に……」
ザナージュ「やめとけ、それ以上は怒るぜ」
ルキ「……ごめん」
ザナージュ「……」
ルキ「……」

ゼノ「(気まじーよぉ……)ま、まぁ人生長いんだからさ。ザナージュもオレらもまだまだ若いんだし気楽に行こうぜ!
   それにオレらって結構つえーじゃん?そう簡単にくたばるかってーの!」
ルキ「ゼノ……」
ザナージュ「ヘッ……お前に励まされるとはな」
ルキ「……ありがとね」
ザナージュ「お前なら俺よりいいハンターになれるぜ」
ゼノ「……じゃあそれまでは高い壁でいてくれよ?」
ザナージュ「フッ、努力はするさ」
ルキ「ゼノ、一緒に頑張ろうね」
ゼノ「おう!(あ、なんかこういうのいいかも……)」

ザナージュ「よし、今日の食事は俺と嬢ちゃんが用意してやるよ。お前は休んでな」
ゼノ「え、でもそんな……ワリーよ」
ルキ「なに言ってんの、ゼノはいつもやってくれてるでしょ?たまには私たちに恩返しさせてよ」
ゼノ「あ、ああ……じゃあ任せちまおーかな……?」
ザナージュ「決まりだな、じゃあ楽しみにしてな!」
ゼノ「おう!(そうか……これが仲間ってヤツか……神様ありがとう……)」



ザナージュ「オーケー、完璧だ!」
ルキ「うん、上出来♪」
ゼノ「へぇ、シチューか。美味そうじゃん」
ザナージュ「お前のために腕によりをかけて作ったからな」
ルキ「食べてみて?」
ゼノ「二人ともサンキューな。じゃあいっただっきまーす!」
ルキ「どう?」
ザナージュ「美味いか?」

ゼノ「(ク ソ マ ッ ズ ! !てか冷てー!!なんかシュワシュワしてるしなんだこれ!?)」

ザナージュ「……どうした、ゼノ坊。お気に召さなかったか?」
ルキ「ごめんゼノ……私たちゼノを喜ばせたかったのに……逆に迷惑かけちゃって……」
ゼノ「い、いや美味いよ!ほどよく冷えてて冷やしそうめんみたいなモンだぜ!」
ルキ「ほんと?よかった……暑くなってきたから冷たくしておいたの」
ゼノ「わーい!ありがとな!食い過ぎて腹壊しそうだけどな!」
ザナージュ「夏バテ防止とは気が利くな、嬢ちゃん」
ルキ「ザナージュだって隠し味にゼノの好きなあれを入れてあげてたじゃない?」
ゼノ「え、あれって……?」
ザナージュ「コーラだ」
ゼノ「コ、コラー!!なんて斬新なんだ!もう天才!むしろ天災!みたいな!?
   けど、これ味見とかしたのか?」
ルキ「ううん、してない。一番最初にゼノに食べてほしかったから」
ザナージュ「今日の主役はお前だからな」
ゼノ「(惚れ薬が効きすぎて仲間想いって言うよりバカになってんじゃねーか!)
   あ、ありがとな……お前らは最高の仲間だぜ……」
ザナージュ「HAHA……そんなにホメんなよ」
ルキ「でも……ゼノが喜んでくれてよかった」
ザナージュ「ああ、頑張った甲斐があったな」
ゼノ「お前ら……(ハハ……ま、いっか)」

ザナージュ「ディナーも俺たちが用意してやるか?」
ルキ「それはいい考えね。そうしましょ」
ゼノ「いえ、気持ちだけで十分です……」

897 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/06/11(Tue) 16:43
ザナージュ様推しでしたが、最近ゼノ君に萌えてしまいます。
ルキさん、私はどちらを推すべきなのでしょうか?

898 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/06/11(Tue) 23:57
聖剣と聞くとワクワクする

899 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/06/12(Wed) 01:08
政権

900 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/06/12(Wed) 14:37
誰かに似ていると言われたことはありますか?

901 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/06/14(Fri) 16:29
いやー、癒されるなあ。
狭くて安い酒場でも歌って踊れる女の子達がショーやってると飯もおいしくなるってものさ。
なあニーサン達、あの五人の踊り娘の中でどの子が一番いいと思うよ?
僕はあの茶髪でピンク色のヘアバンドが似合う子だな。アホ毛生えてるのがポイント高いね。
男子たるものフェチシズムがないとな!

902 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/06/14(Fri) 16:53
女装した男の子がいいな!

903 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/06/14(Fri) 21:24
じゃあ、俺は女装したゼノくんで!

904 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/06/17(Mon) 13:38
次は恋愛ゲームの音声を頂きにきました。

@出会いイベント
[会話]

[選択肢](好感度変動)




A好感度10%
[会話]

[選択肢](好感度変動)




B好感度30%
[会話]

[選択肢](好感度変動)




C好感度50%
[会話]

[選択肢](好感度変動)




D好感度80%
[会話]

[選択肢](好感度変動)




E告白
[セリフ]


F好感度マイナス
[セリフ]


G特殊イベント


H修羅場イベント


I隠しイベント


905 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/06/17(Mon) 18:08
世界一の曲芸師がやって来たよ!!!



906 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/06/17(Mon) 18:08
ザナージュ「おっと?上の方に黄色信号が点灯してるぜ」
ルキ「ここも終わりが近づいてきたってことね」
ザナージュ「この調子なら、あと2ヶ月もありゃ終わりそうだな」
ゼノ「この世界ともお別れか。……少し寂しいな」
ザナージュ「どんなファイナルファンタジーだって終わりの時は来るってことさ」
ゼノ「そりゃファイナルだからな」
ザナージュ「ん?オイ、ゼノ坊!お前、体が消えかかってるぞ!」
ゼノ「かかってねーよ、まだ早いっての」
ルキ「……そんなこんなで今日のハンター劇場、はじまりはじまり」

>>897話 おしえて!ルキ先生

ゼノ「も、萌えるって……オレに?なんでだ……」
ザナージュ「おや、ガッカリしてメソメソしてどうしたんだい?嬉しくねえのか?」
ゼノ「ガッカリもメソメソもしてねーよ。……けど、オレって悪魔で男だぜ?萌えられて喜んでるようじゃダメだろ」
ルキ「嫌われるよりはいいんじゃない?」
ゼノ「まぁそれはそーだけどさ」
ザナージュ「(悪魔じゃねえのか、お前)ま、いいじゃねえか。お前にもファンができたんだ、ここは喜んどけよ」
ゼノ「あ、ああ……まぁとりあえずサンキューな、897……」
ザナージュ「で……俺からファンを奪い取った気分はどうだ、小僧?」
ゼノ「(うわ、めっちゃ根に持たれてる)別に奪ってねーって。ホラ、今も悩んでるみてーだぜ?」

897『ルキさん、私はどちらを推すべきなのでしょうか?』

ルキ「えぇ……私に聞かれても……」
ザナージュ「いいから答えてやりな」
ルキ「……じゃあ代わりに私を推」
ザナージュ「ダメだろ」
ゼノ「ダメだな」
ザナージュ「ったく、勝手に選択肢を増やすとは図太いヤツだぜ」
ゼノ「897はオレかザナージュかで悩んでるって言ってんのにな」
ザナージュ「『両方推せ』ならまだしも『代わりに自分を推せ』はねえよな」
ゼノ「なー」
ザナージュ「誰かの推しメンになりたきゃ少しは萌える仕草を見せてみろってんだ」
ルキ「はいはい、私が悪うございました……」
ザナージュ「分かればいいのさ。じゃあ嬢ちゃんに改めて質問するぜ。897は俺とゼノ坊、どちらを推すべきだと思う?」
ルキ「(……そんなのどっちでもいいっつぅの)私に聞かなくても897さんが好きな方を推せばいいんじゃない?自分の気持ちに正直になってみて」
ザナージュ「投げたな」
ゼノ「投げだな」
ザナージュ「そういう無難な回答は燃えもしなけりゃ萌えもしねえ。萎えるだけだ。カーッ、ペッ!」
ゼノ「男のオレですら萌えられてんのに悔しくねーのか、ルキ」
ルキ「私は関係ないのに、なんでここまで言われなきゃなんないわけ……?」

ザナージュ「オーケー、歯切れの悪い嬢ちゃんに代わって俺が答えてやるぜ。
   897がレディならザナージュ様を、野郎ならゼノ坊を推せばいいのさ」
ゼノ「あっ、それはズリーぞ、ザナージュ!」
ルキ「……『どちらも推さない』っていう選択肢も追加しとく?」

907 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/06/17(Mon) 18:10
ザナージュ「オーウ!?ぴったり被っちまったか、こりゃ珍しいこともあるもんだ」

>>898話 聖剣は銃口から生まれる

ザナージュ「ワクワクが止まらねえ!ってやつか。若いな、俺のような大人だとワクワクよりもムラムラが……」
ゼノ「中学生かよ」
ザナージュ「中学生はお前だろ。学年は二年生だったか?」
ゼノ「卒業したって言ってんだろーが!しつけーんだよ!」
ルキ「ホントに?今も聖剣デュランダルを振り回してるのに?」
ゼノ「武器なんだから振り回すのは当たり前だろーが!あと、武器名フルネームで呼ぶな!
   聖剣もデュランダルも単体だと気になんねーけど、くっつけるとなんか恥ずかしい!」
ザナージュ「いやいや、聖剣デュランダルはカッコいいと思うぜ(笑)」
ゼノ「ならそのニヤケ顔やめろ」
ルキ「でも聖剣ってことは今回はゼノ向けの話題ね」
ザナージュ「そうだな、898を存分にワクワクさせてやりな」
ゼノ「……って言われてもな。この剣、特別な力とかねーし、普通の剣と大して変わんねーぜ?」
ルキ「そんなことないでしょ。その剣からは強い力を感じるし」
ザナージュ「ああ、俺の嫌いなタイプの力だ。イメージ的には光属性ってとこか」
ゼノ「光を嫌う人間ってのもどーかと思うけどな。まぁ確かに極稀に光るんだよな、この剣。
   だから普通の剣じゃねーのは確かなんだけど……今のオレじゃこいつが持つ真の力を引き出せてねー感じがする」
ザナージュ「なるほどな、どういう時に光るんだ?」
ゼノ「んー、気分が高ぶった時とか?……ちょっと違う気もするな、怒ったくらいじゃ光らねーし」
ルキ「……いつだったか、私やザナージュを魔物の攻撃から庇ってくれた時に光ったよね」
ザナージュ「オーウ、そういやそんなこともあったな。あれはいい働きだったぜ、ゼノ坊」
ゼノ「あー、あれか……あの時は無我夢中だったからあんま覚えてねーんだけどな」
ザナージュ「その感覚だ。その感覚を思い出すんだ」
ルキ「何か覚えてることはない?」
ゼノ「そうだな……あの時はいつもより剣が馴染んだっつーか、シンクロしたっつーか……」
ザナ&ルキ「……」

ゼノ「仲間を守りたいっていうオレの想いとデュランダルの魂が共鳴した……気がする」

ザナ&ルキ「……」
ゼノ「……」
ザナ&ルキ「ブハッ」
ゼノ「!?なに笑ってんだコラ!!」
ザナージュ「いや、だってよ……なあ?」
ルキ「ゼノがあまりに真面目な顔で言うから……つい、ね?」
ザナージュ「俺の想いとデュランダルの魂が共鳴したッ(キリッ」
ルキ「……ッ!」
ザナージュ「どうした、嬢ちゃん!腹でも痛いのか!それともデュランダルと共鳴してんのか!」
ルキ「ちょ、ザナージュ……やめっ……!」
ゼノ「笑いすぎだろ!お前らなぁ……!」
ザナージュ「悪い悪い。ま、なんだ。その剣はお前にこそふさわしいってことだな」
ルキ「そうね、たぶん私たちには応えてくれないと思う」
ゼノ「ケッ、今さらおだてたって遅ーっての」
ザナージュ「おだててるわけじゃないぜ?なあ、嬢ちゃん」
ルキ「うん、あの時のゼノ……カッコよかったよ」
ゼノ「え?そ、そーかな?」
ザナージュ「(チョロ坊だな、こいつ)」

908 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/06/17(Mon) 18:11
>>899話 政権伝説

ゼノ「これか?(スチャッ」
ルキ「それは聖剣」
ザナージュ「チェストオオオ!!(ブンッ」
ルキ「それは正拳」
ゼノ「放浪のヘルハウンド?」
ルキ「かれは成犬」
ザナージュ「はい、じゃあ今から診察しますからねー」
ルキ「それは精検」
ザナージュ「はい、じゃあ服脱いでくださいねー」
ルキ「イヤです」

ザナージュ「よし、これでかなり文字数を稼げただろ」
ゼノ「……まだ10行しか行ってねーぞ」
ザナージュ「なんだと?たったそれだけだってのか?ヘイ、しっかり稼いでくれなきゃ困るぜお前ら」
ルキ「十分付き合ってあげたでしょ」
ザナージュ「まだだ!まだ足りねえ!」
ゼノ「そんなこと言ったって、これ以上オレらにどーしろってんだよ?」
ルキ「政権について語り合う気?」
ザナージュ「そいつはムリな相談だ。ザナージュには政治が分からぬ」
ルキ「じゃあ終了ね。次行きましょ」
ザナージュ「ちょ、待てよ!」
ゼノ「あー、それオレのセリフ!」
ルキ「……あんたのセリフでもないでしょ。で、どうしたのザナージュ?」
ザナージュ「私にいい考えがある」
ルキ「そ、じゃあ次行きましょ」
ザナージュ「待てと言ってるだろうが!俺の考えを聞け、2分だけでもいいからよ」
ゼノ「まぁ聞くだけ聞いてみよーぜ、ルキ」
ルキ「ふぅ……じゃあどうぞ」

ザナージュ「こ
   う
   す
   れ
   ば
   文
   字
   数
   が
   多
   く
   見
   え
   る
   だ
   ろ
   ?」

ゼノ「せこっ!ザナージュさー、それは卑怯じゃねーか?」
ザナージュ「卑怯もラッキョウもあるものか!よーし、これでかなりの行数を稼ぐことに成功したぜ」
ルキ「……ぶっちゃけ私たちの会話って行数は多くても文字数はそこまで多く……」
ザナージュ「おーっと、そこまでだ嬢ちゃん。それ以上余計なことは言わねえ方がいいぜ?」
ルキ「はいはい……じゃあ今度こそ終了ね。次行きましょ」
ザナージュ「いや、まだだ。まだ足りねえ」
ゼノ「もういいだろ、これが限界だよ」
ザナージュ「なに言ってやがる、大事な告知がまだ残ってるだろ?」
ルキ「告知?」
ゼノ「なんだよ?」
ザナージュ「ファイナルファンタジーZの発売日が来年に決まったぜ!」
ゼノ「せめて聖剣伝説の告知しろよ」

909 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/06/17(Mon) 18:11
>>900話 ハピ☆ラキ ソックリサン

ザナージュ「ガブリエル・オーブリー」
ゼノ「誰だよ」
ザナージュ「異国のファッションモデルさ」
ルキ「ガブリアス?」
ザナージュ「げきりん食らわすぞ、てめえ」
ルキ「面白いじゃない、ふぶきで返り討ちにしてあげる」
ゼノ「これがバケモンバトルか」



ザナージュ「で、お前らはどうなんだ?誰かに似てるって言われたことはあるか?」
ルキ「私は特にないけど……」
ゼノ「オレは近所に住んでるショーンに似てるって言われたくらいかな」
ザナージュ「わからねえよ、有名人で言え」
ゼノ「有名人って言われても、この世界の有名人なんて狂犬のジョニーしか知らねーぞ」
ルキ「……そのジョニーも顔を見たことはないけどね」
ザナージュ「やれやれ、これじゃ盛り上がらねえな」
ゼノ「しょうがねーよ、似てる相手がいねーならさ」
ルキ「……でもゼノはどこかで見たことあるような気がする」
ゼノ「え?」
ザナージュ「ああ、俺もそんな気がしてたとこだ」
ゼノ「え?え?」
ルキ「具体的に誰って言われると難しいけど……漫画やゲームによくいそうな感じ」
ザナージュ「ああ、ありふれた量産型デザインだな。わざわざその姿に化けてるってことは、自分じゃカッコいいと思ってんのか?」
ゼノ「オレは王道系なんだよ!ザナージュみてーにムリに個性出そうとして浮いてるヤツよりいいだろ!そんなカッコ今どきモテねーよ。
   だいたいなんだよ、そのデカい帽子。年中そんなの被ってるとハゲるぞ?それともそれを隠すために被ってんのかよ?」
ザナージュ「カッチーン」
ルキ「あ、ザナージュキレた。声に出てる」
ザナージュ「群雄割拠のこの業界を生き抜くには何よりも個性が大事だってハンターアカデミアで学ばなかったのか、てめえ」
ゼノ「学んでないね。ハンターアカデミアは勘違いファッションを学ぶ学校じゃねーからな」
ザナージュ「か、勘違いファッションだとお……!?このザナージュ様を愚弄しやがったな!?許るさーん!」
ゼノ「やんのか?上等だぜ!」
ルキ「これがバケモンバトルか。……ていうかハンターアカデミアって何?」


ザナージュ「っと、今回はここまでにしとくぜ。これでようやく半分ってとこか」
ゼノ「大入りじゃん、これも嬉しい悲鳴ってやつ?」
ルキ「ま、退屈しなくて済むのはいいけどね」
ザナージュ「ヘイ、お前ら。余裕ブッこいてるところ悪いが、このあとに大仕事が待ってるぜ。お前らには少々キツいかもしれねえな」
ゼノ「大仕事?」
ルキ「どんな内容なの?」
ザナージュ「恋愛ゲームの音声収録さ」
ゼノ&ルキ「え!?」
ザナージュ「今の内に台本練っとけよ。バイビーベイビー!」

910 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/06/22(Sat) 00:16
凍った剣をあげる

911 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/06/22(Sat) 12:53
この村は怪奇が起きやすい

912 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/06/25(Tue) 14:22
法律で裁けない悪人を何らかの方法で
私刑にするのはアリだと思う?
【必殺仕事人的な】

913 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/06/26(Wed) 00:28
>>901話 踊りゃマルモリ

901「狭くて安い酒場でも歌って踊れる女の子達がショーやってると飯もおいしくなるってものさ。」
ザナージュ「まったくもってその通りだぜ、ブラザー。おたくとは美味い酒が飲めそうだ。
   彼女たちのグラインドが生み出す熱気によって俺たちのボルテージは最高潮。
   こんな場末の酒場も一瞬で華やかなステージに早変わりさ」
901「なあニーサン達、あの五人の踊り娘の中でどの子が一番いいと思うよ?」
ザナージュ「どの娘も甲乙付けがたいが、あえて一人挙げるならあの赤髪の娘だな。
   あの強気な表情がたまらん!タマランチ会長!」
901「僕はあの茶髪でピンク色のヘアバンドが似合う子だな。アホ毛生えてるのがポイント高いね。」
ザナージュ「わかりみ〜!あのユルい感じがたまらん!タマランチ会長!あのゆるふわっ娘に俺のタマランチ会長を」
ゼノ「言わせねーよ!つかスゲー早さで意気投合したな」
ルキ「ちょくちょく失礼なことを言いながらね。……マスターがこっち睨んでる」
ゼノ「ゲッ、ホントだ……。オイ、ザナージュ、その辺に……」

ザナージュ「ゼノ坊、お前はどの娘がタイプだ?」
ゼノ「え?んー……あのブロンドの姉ちゃんかな」
ルキ「ちょっと、ゼノ?」
ザナージュ「だと思ったぜ。お前はああいうお姉様系に弱いからな」
ゼノ「や、別にそんなことはねーけど……」
ザナージュ「正直になれよ。誰もお前を笑ったりなんかしねえさ」
ゼノ「……オレ、あの姉ちゃんの顔見たらさ……」
ザナージュ「ん?」
ゼノ「……わりぃ、やっぱ弱ぇわ……」
ザナージュ「言えたじゃねえか。聞けてよかった」
ゼノ「どうもな……。オレ、年上好きだわ」

ルキ「……茶番ね」
ゼノ「んなことねーよ、名シーンだよ!」
ザナージュ「ご機嫌ナナメだな、嬢ちゃん。ここは酒場なんだ、陽気に行こうぜ?ほら、好きなもの奢ってやるからよ」
ルキ「いいの?」
ザナージュ「ああ、遠慮はいらねえ。何でも頼みな」
ルキ「じゃあ……」
ザナージュ「オーケー、水だな。ヘイ、マスター!水持って来てくれ、水道水でいいから」
ルキ「……」
ゼノ「(ヤバい、ルキの怒りゲージが上昇してる……!)ま、まぁまぁルキ。ダンスでも見て気を紛らわせようぜ」
ザナージュ「貧相な嬢ちゃんにあんなもん見せたら逆効果だろ」
ゼノ「あっ……そ、それもそうか……」
ルキ「ふーん……あんた達、そんなにここでダンスしたいわけ?私は構わないけど?(ガタッ」
ゼノ「い、いや待て!そんなつもりはねーんだ」
ザナージュ「ほほう、面白え。やってやろうじゃねえか(ガタッ」
ルキ「後悔しないでよ?」
ザナージュ「お前がな」
ゼノ「オイ、二人とも落ち着けって!」

ザナ&ルキ「いざ、踊りで勝負!!」

ゼノ「ダンスってそっち!?」
ザナージュ「あん?」
ゼノ「てっきりケンカでもすんのかと……」
ルキ「そんなわけないでしょ?私たちそんな野蛮じゃないし」
ザナージュ「まったくだ。だいたい酒場でそんなことしたら出禁食らっちまうぜ?」
ゼノ「あ、ああ、そーかい……ならまぁ頑張れ……」
ザナージュ「何言ってんだ、お前も頑張るんだよ」
ゼノ「オレも頑張んの!?」
ザナージュ「そりゃそうさ、今回の曲目はマルマルモリモリだ。マルモリと言えばデュエット曲だからな」
ルキ「ゼノには男の子役をやってもらわないと」
ゼノ「オレ福くん!?」
ザナージュ「ユニット名は『ザナージュとゼノ、たまにルキ。』だ」
ゼノ「ザナージュが愛菜ちゃんやんの!?キャ、キャスティングがイカれてやがる……!
   (いや、おかしいのはそれだけじゃねー。ルキのヤツ、なんであんなに乗り気なんだ……?
   普段のアイツならダンス対決なんて絶対にやらねーハズ……これは何か裏があるな……)」

914 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/06/26(Wed) 00:29
(数分後)

ルキ「パプリーカ 花が咲いたらー♪」

ザナージュ「HAHAHA!上手いじゃねえか、嬢ちゃん!今のお前は最高に輝いてるぜ!」
ゼノ「……」
ザナージュ「ん?どうした、ゼノ坊」
ゼノ「さっきのマルモリの時も思ったんだけどさ……ルキのヤツ、酔ってねーか?」
ザナージュ「酔ってるぜ?」
ゼノ「なんでだよ!?」
ザナージュ「マスターに頼んで嬢ちゃんの飲み物に酒を混ぜてもらったのさ」
ゼノ「マスター!?なんでマスターが!?」
ザナージュ「『若い娘の乱れた姿を見せてやる』って言ったら快く協力してくれたぜ」
ゼノ「ダメだ、コイツら……早く通報しねーと……」
ザナージュ「いやあ、しかしこいつはケッサクだぜ。この様子を動画に収めて、あとで嬢ちゃんに見せたらどんな反応するだろうな?」
ゼノ「たぶんアンタを殺したあと自分も死ぬんじゃねーかな」

>>902話 三下の男の娘

ザナージュ「ゼノ坊、ご指名だぜ。さっさとお色直ししてこい」
ゼノ「やらねーよ」
ルキ「私の服貸そっか?サイズが合うか分かんないけど」
ゼノ「いらねーよ」
ザナージュ「お前の意思は聞いてねえ。黙って依頼に応じろと言ってんだ」
ゼノ「んなムチャクチャな話があってたまるかよ!つーか別にオレが指名されてるワケじゃねーだろ」
ルキ「でも私たちの中で男の子って言えるのはゼノだけでしょ?あとは美少女と変なおじさんだし」
ザナ&ゼノ「オイ」

ゼノ「とにかくオレは女装なんてやんねーかんな」
ザナージュ「いいじゃねえか、少しくらいよ。巷じゃ男の娘ってのが人気なんだぜ?」
ゼノ「知るかよ、オレにはカンケーないね」
ルキ「ゼノ子……(ボソッ」
ゼノ「あれ(>>770)は事故だっつーの!女装でもねーし!」
ザナージュ「ゼノ子ちゃんか、彼女はなんていうか……そう、とてもキュートだった。突然消えちまったが、一体どこへ行っちまったんだ……」
ゼノ「(コイツ、まだ気づいてねーのか!?)」
ルキ「(ゼノを口説いてたっていう現実を受け入れたくないだけじゃない?)」

915 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/06/26(Wed) 00:29
>>903話 ゼノのスカート、どこ行った?

ザナージュ「知らねえか?」
ゼノ「知らねーよ、持ってねーし!」
ルキ「私の貸そっか?」
ゼノ「だからいらねーって!お前らオレで遊んでねーか!?」
ルキ「遊んでないってば。けど、そういう依頼なんだから仕方ないでしょ?」
ゼノ「じゃあお前は依頼人が死ねって言ったら死ぬのかよ!」
ルキ「ザナージュみたいなこと言わないの」
ザナージュ「ゼノ坊、これは仕事なんだぜ?仕事ってのはイヤなことだってやらなきゃいけねえもんなのさ。金を稼ぐってのはそういうことだ。だからやれ」
ゼノ「やだね」
ザナージュ「もうこの子ったら!わがままばっかり言って!」
ゼノ「その調子でアンタが女装しろよ、ザナ子デラックス」
ザナージュ「どんだけ〜!」
ルキ「それ違う人。……ゼノはどうしても女装したくないの?」
ゼノ「したくないね」
ルキ「そう……せっかく903さんがゼノを頼ってここまで来てくれたって言うのに」
ゼノ「え……」
ルキ「でもゼノがイヤなら仕方ないよね」
ザナージュ「そうだな、俺のやり方は間違ってたのかもしれねえ。悪かったな、ゼノ坊。依頼だからって無理強いしちまってよ」
ゼノ「いや、別にそんな……」
ルキ「ザナージュ、この依頼は断りましょ」
ザナージュ「ああ、そうしよう。すまねえなミスター。これは俺たちの力不足だ。この通りだ、許してくれ(土下座)」
ゼノ「ちょ、オイ……!」
ルキ「ザナージュ、何もそこまでしなくたって……。頭上げてよ、私そんなザナージュ見たくない……」
ザナージュ「いや、ウチのスタッフの不始末はオーナーである俺の責任だ。あと20秒間は頭を上げねえぞ!」
ゼノ「20秒間って言うのは何だよ……」
ザナージュ「あと20……19……18……17……ヒャア 我慢できねえ0だ!!」
ルキ「記録4秒。……うん、ザナージュにしては頑張った方じゃない?」
ゼノ「お前ら何がしてーんだよ!……くっ、わかったよ!」
ザナ&ルキ「え……?」
ゼノ「すりゃーいいんだろ!してやるよ!」
ルキ「ホント……!?」
ザナージュ「よく言ったぜ、ゼノ坊!さすが俺が見込んだだけの……」

ゼノ「ウソッキー∴・▽・∴」

ザナ&ルキ「あっ……あ?」
ゼノ「ウソに決まってんだろ。そんな三文芝居に誰が引っかかるかよ。やらねーよ。や・り・ま・せ〜ん」
ルキ「……作戦失敗ね、ザナージュ」
ザナージュ「てめえ、ふざけんじゃねえ!俺に土下座までさせやがって!泣かすぞコラ!」
ゼノ「アンタが勝手にやったんだろーが!泣かせられるモンなら泣かせてみやがれ!」
ルキ「さ、避難避難……」

916 名前:ザナージュ ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/06/26(Wed) 00:30
さて、今日はここまでにしとくぜ。
次はいよいよ>>904の収録なわけだが、これは俺たちが攻略される側って認識でいいんだよな?たとえば……


(例)
ザナージュ編
@出会いイベント
[会話]
→「お初に。俺の名はザナージュ。麗しいレディと汚い金をこよなく愛する賞金稼ぎさ。以後お見知りおきを」

[選択肢](好感度変動)
→「ザナージュさん、素敵!」♪♪
→「こちらこそよろしく」♪
→「借金返せ」××


こんな感じで答えていけばいいのかい?

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